リリカルなのはで百合萌え(燃え) 10年来の恋人

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1(・∀・)*\
3rdシリーズも終焉を迎えた熱血魔法バトルアクションアニメ
魔法少女リリカルなのはの百合スレです。
さあ気合入れて妄想していこう!

◆前スレ
リリカルなのはで百合萌え(燃え) 結婚生活9年目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1196281848/

◆過去ログ
リリカルなのはで百合萌え(燃え?)
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1128305270/
魔法少女リリリカルなのはで百合萌え(燃え?)II
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1178375881/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?) 3rd Form
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1185552969/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?) 4期希望
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1188473317/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)5夫婦目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1190583469/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)娘は6歳
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1191855769/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)7カプ目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1193195172/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え) 嫁8人目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1194621084/

◆公式サイト
ttp://www.nanoha.com/
◆NanohaWiki
ttp://nanoha.julynet.jp/
◆魔法少女リリカルなのは百合スレまとめwiki
ttp://wiki.livedoor.jp/nanohayuri/
2名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:12:01 ID:3bzssZwh
なのは×フェイト
なのは×ヴィヴィオ
なのは×ヴィータ
なのは×はやて
なのは×アリサ
なのは×リインフォースII
なのは×ティアナ
なのは×スバル
なのは×キャロ
なのは×レイジングハート
シグナム×なのは
シャマル×なのは
フェイト×ヴィヴィオ
フェイト×シグナム
フェイト×はやて
フェイト×ギンガ
フェイト×アルフ
フェイト×ティアナ
アリサ×すずか
はやて×ヴィータ
はやて×シグナム
はやて×シャマル
はやて×リィンフォース
はやて×リィンフォースU
はやて×すずか
はやて×シャーリー
はやて×カリム
ヴィータ×リィンフォースII
シグナム×アギト
シグナム×シャッハ
シャマル×シグナム
スバル×ティアナ
3名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:12:33 ID:3bzssZwh
スバル×ギンガ
キャロ×ルーテシア
アギト×ルーテシア
リンディ×フェイト
リニス×フェイト
◆ナンバーズでカップリング
トーレ×セッテ
クアットロ×ディエチ
チンク×ノーヴェ
セイン×ウェンディ
オットー×ディード

>>2-3は本編より考えられるカップリング
4名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:13:12 ID:HIHXdmdI
おつですー
5名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:14:28 ID:3bzssZwh
         .,ヘ
       ' ´ ̄´ヘヘ  
      | ノノソヽソハ  以上テンプレでした♪
      ヾl ゚ ヮ゚ノ!.,|  
        リ/つ○0 ノ
     //\ ̄ ̄ ̄\
    // ※ \___\
   \\※ ※ ※ ※ ※ヽ   
     \`ー──────ヽ
6名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:18:51 ID:qgYpomSj
乙。

なのはと愉快な嫁達の物語はまだまだ終わらない!
7名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:19:03 ID:ohMUSF3m
新スレ乙

ところでふと気になって、誰がなのはさんの嫁なのかgoogle先生に訊いてみたんだ。


はやてはなのはの嫁 の検索結果 約 957 件
アリサはなのはの嫁 の検索結果 約 952 件
スバルはなのはの嫁 の検索結果 約 945 件
フェイトはなのはの嫁 の検索結果 約 936 件
ヴィヴィオはなのはの嫁 の検索結果 約 929 件
リインUはなのはの嫁 の検索結果 約 815 件

ヴィータはなのはの嫁 の検索結果 約 481 件


ヴィータ……
8名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:37:21 ID:3bzssZwh
おれは全力でヴィータを応援してる
なのヴィ大好きだ
9名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:37:48 ID:IStpojzG
フェイトはなのはの嫁 の検索結果 約 936 件

((・∀・)x)) フェイトちゃんに勝った!
10名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:47:41 ID:U84B4Enp
キャロはフェイトの嫁 に一致する日本語のページ 約 1,840 件
キャロはフェイトの娘 に一致する日本語のページ 約 1,770 件
試してみたが嫁のほうが多いのか
11名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:50:34 ID:yhCvCYJy
おまえらグーグルの検索システムを理解しているのか?

>>8なのヴィーがなのスバより人気ないはずがない
12名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 21:59:51 ID:5mc1p49+
>>11
理解もなにもただのネタだろ
なのフェイがダントツなのはこのスレにいたら嫌でもわかる

それでも俺ははやフェイが好きなんです
なのフェイも好きだけどさ

あとフェイトは嫁じゃなくて夫だなw
13名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 22:00:19 ID:P5yUWTC3
乙なの!
14名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 23:21:13 ID:omeA5J5l
「認めねえ!一対一なら絶対勝ってた!」
「あっそう。勝手に言ってれば?」
オレンジ頭のあいつはいつもあたしに冷たくて……

「ティア〜!そろそろ帰ろ〜」
「はいはい、あんた声デカイんだから叫ばないの」
ハチマキしたアイツにだけ笑って……

「じゃ、またそのうち来るから」
なんて言って去ってしまう

「じゃあね、ノーヴェ」
バイバイ、とあたしに手を振り、先を行くオレンジ頭の後を追うハチマキ

悔しい
なんでハチマキにだけ笑うんだ
あたしにも笑えよ
あの時は悪かったよ。
だから今度はちゃんと一対一で戦うよ
そうだ。今度謝ればいいのかな?
ギンガさんに訊いてみようかな?



「ねぇティア…」
「なによ?」
「大好き」
「うっさい……バカスバル……」


っていう妄想
チンク×ノーヴェも好きだけどたまには……
15名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 23:24:42 ID:DMg/66IX
乙です。

>>12
フェイなの、フェイはやが好きです。
夫であることは激しく同意。ヴィヴィオがいつになったらフェイトパパと呼ぶのかwktkしてます。
16名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 23:25:16 ID:AxblWH5K
4期が新婚旅行編になってしまったw
17名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 23:36:03 ID:K6884vJz
なのヴィヴィの親子丼が好きです。
少ないから、自己補給が多いけどねw
18名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 23:41:26 ID:WdCLO8WF
>>14
ノーヴェ→ティアナか・・・
数の子も使い方がなかなか難しいんだよね
GJです
19名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 23:50:21 ID:Hu/hBU1a
>>14うおぉ・・GJですッ!王道CPに萌えつつ、マイナーCPに悶える・・至福の一時。
20名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 23:58:39 ID:srrntOTE
>>16
まさに嵐を呼ぶハネムーン

>>14
うわーいいなぁ、こういう心理描写がなんとも言えない
ぐっじょぶだと思います
21名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 00:28:51 ID:AKm7GJVo
ノーヴェに「やり直せる。ちゃんと普通に生きていける」って教えたのはティアナなんだよな
本人は気づいてないかも知れないけど好きになってもおかしくない
なのフェイとはだいぶ違うけど、ノーヴェに終わりと始まりをあげたのはティアナかも
22名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 00:33:21 ID:qc0/z3qu
そうやって師匠のように無差別に落とす気かこの凡人がぁー―――っ!
23名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 00:38:12 ID:S2K6+3RI
>>22
だが当の本人はなのはさん一筋という
24名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 01:06:00 ID:YuPK3S+U
はやてとフェイトがキスしてるところをなのはさんが見たときの反応が見たい
25名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 01:18:07 ID:MSxV+Kmv
今、はやて→フェイト←なのはで、なのはとはやてがお互いのフェイトへの想いを知って色々気まずくなって任務に支障が出てフェイトが怪我して、二人がアッーとなってしまう話が脳内を駆けめぐった。
26名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 01:23:17 ID:2EDOevdq
>>23
いや、ティアはスバルだね
もう1度23話を見ればティアがフェイトさんにとってのなのはさん以上にスバルスバルなのが
27名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 01:30:01 ID:/jgjmI/I
はやてとフェイトがキスしてるところを偶然目撃してしまって
今まで友達だと思ってたフェイトのことを実は恋していたと気づいて葛藤するなのはが見たい
28名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 01:35:08 ID:UHEQ4QUy
相変わらずここの妄想力は素晴らしいなw
29名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 01:47:59 ID:li19GQkY
SSめぐりし過ぎて頭がなのフェイ一色だぜ
てかSS職人はどうしてあそこまでうまく書けるんだろ

妄想しかできない自分からしたら羨ましすぎるわ
30名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 01:50:31 ID:o24eYikA
誰かティアスバ分を補給してくれ…子犬スバルと仔猫ティアを……
31名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 03:00:13 ID:gghzCdmP
>>29
自分の場合だけど、とても苦労する。
何度もPCとベッドの間行ったりきたりして書いてるわ。
ベッドで寝転がってる妙に台詞が思いつくんで、思いついたらPCで書いてって繰り返してる。
ただ油断すると寝てしまうんで困る。
32名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 03:15:28 ID:8me29agv
「ティア〜、ティア〜〜〜」
「………」
「ティア……」
「……………」
「ティア―――ティア!」
「……スバル!何なのよさっきからうるっさいわね!」
「だって〜、最近ティア全然私に構ってくれないんだもん」
「そりゃそうよ、もう執務官補佐試験まで時間無いんだし、もっと勉強しなきゃ」
「え〜、ティアなら100点間違い無しだって」
「そんなの分からないでしょ、お願いだから集中させて」
「………、えいっ!」
「あっちょっ、何すんのよスバル!抱きつかないで!」
「えへへ、ちょっと我慢出来なくなっちゃった」
「……あぁもう!スバル、ちょっと離れて!」
「へ?あ、うん……んんっ!?」
「んむ……ぷはっ、もう後何日かなんだから、それまではこれで我慢しててよね」
「ティア……ありがとう!大好き!」
「…………もう、終わったら覚えてなさいよ」
「?」
「何でもないわよ」



10分で書いてみた
子犬スバルは何と無く分かるけど仔猫ティアどう表現したら良いのか分からん…

>>29
自分は人の真似から始めて何とか見られる文を書けるようになったかな
キャラとカップリング、鍵になる台詞と展開を作ってそこに話を持っていく様に書いてる
33(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/12/20(木) 03:27:44 ID:l+BgsN7+
餡子|・)ピチっとな.

おひさしぶりですコンバンワ.

>>32 ナイススバティア.

エロネタ枯渇中に付きのんびりなのフェイです.
なのはさんはちょっぴり意地悪な小話.
2,3レス汚させて頂きます.


『(小)悪魔』


「う〜ん,フェイトちゃん……かなぁ?」
コーヒーカップを片手に,その艶やかに潤った唇から出た言葉に,彼女達は…絶句する.
ある者は同じく持っていたカップを持つ指先が僅か震え,その中身を膝元に.
ある者は動きを止め,恐る恐ると小刻みに動き,視線を逸らす.
また,ある者達は「えっ!」と驚きをあげながら,互いに見合う.それは,信じられない…といったものだろうか.
そして,その言葉を発した者―――高町なのはの対面にいる―――フェイト・T・テスタロッサもまた,時を止めたかのように,静止していた.
「え…あ,あれ?…」
発言の衝撃から開放され,けれど口に出たのはただただ,戸惑う声.
驚きに見開いた瞳は,その視線は定まる事なく,これが夢である証拠でも探しているかのように,きょろきょろと.
震える指先が,「てぃあ〜あつい〜!!」「スバルうっさい!」とあたふたしている片割れのように…
カップを落す.
がしゃん,と音が聞こえたのはそれからどれだけ経った頃だろうか.
それは一瞬であり,けれど,少なくとも彼女にとっては永遠だった.

だって,そうだろう?
あんなにも仲が良く,夫婦なんじゃないだろうか?なんて噂が立つくらいなのに,
なのに…『高町なのは』のこの世で一番怖いものが『フェイト・T・ハラオウン』だなんて…
34(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/12/20(木) 03:28:21 ID:l+BgsN7+
事の発端は,
一騎当千,管理局のエースオブエース,類稀なる美貌と魔法の才を持つ彼女に怖いものなどあるのだろうか?であった.
そう,思ったのは若手の四人の内の…一人,ティアナ・ランスターだった.
彼女がそう思ったのも,高町なのはに撃墜された思い出…というには苦すぎる記憶の所為だった.
今となってはなのはの行いは優しさだったのだろうとさえ思う程だが,身の内に刻まれた記憶が,どうしても恐怖を喚起させる.
まぢ,もう撃たれたくないです.ほんと…などと親友のスバル・ナカジマに告げ,そういえば…と思ったのがきっかけ.
『なのはさんの怖いものってなんだろう?』
そのふいに出た言葉に,だったら,聞いてみよう!と最初に口にしたのはスバルだった.
とはいえ,スバル自身なのはさんには怖いものはきっとない!などと言っていたのだが,開いてみれば爆弾だった,というわけだ.
爆弾がものの見事に爆発した後は大変だった.
『フェイトちゃんなら分かってると思ったんだけどなぁ…』
などと追加の爆弾をばらまき破裂させ,けれどいつもの如き笑顔でその場を後にしたなのは.
その姿に,彼女達二人は…恐ろしさを感じた.
それとは対象的に新人残り二名のちびっこ達は,フェイトに声を掛けていた.
大の大人を慰める術など二人にあるはずもなく,フェイトもフェイトで茫然自失.
さながら,今まさに壊れたカップのように,二人の声など聞こえぬとばかりに,虚ろな瞳で,その場を後にしたのだった.
ふらふら,としながら斜めに進みながら,じぐざぐ,と.
けれど,だからといって彼女が自室へ戻ったとは思えない.
フェイトとなのはは同じ部屋で暮らしているのだから…このまま戻れば,先程よりも酷い言葉が待っているだろうから…
残った四人は,この先どうなるのか,と暗い面持ちで沈んでいた………
そんな折だった.
一人の女性がこの部屋を訪れたのは…
六課部隊長―――八神はやて.
彼女ならばどうにかしてくれるのでは………
「どないしたん?今なんかフェイトちゃんが―――」


――――――――――――
35(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/12/20(木) 03:29:03 ID:l+BgsN7+
虚ろな表情の彼女―――フェイトが向かったのは通信室だった.
ここに到達するまでに何度壁にぶつかった事だろうか.けれど,フェイトにその記憶はない.
そんなことを気にしている余裕なんて,今の彼女にはなかtったのだ.
一人になりたかった,それも事実.
だが,ここに訪れたのは管理外世界,現地名称地球への通信をするため.
途中すれ違ったはやての事は,これもやはりフェイトの記憶にはない.が,しかしはやてでは駄目なのだ.
隊長としての立場があるのだから,例えフェイトとなのはが仲たがいしたとしても,隊長として動かねばならないのだから.
だから―――地球にいる二人の親友へと,通信を…
「―――私,なのはに嫌われてたんだね…」
「ちょ,ちょっとー!?何事よいきなり!」
「うんうん.フェイトちゃん何があったの?」
どよ〜んと,さながら幽鬼の如く目を真っ赤にしている親友を通信画面越しに見ての即座のその発言にアリサ・バニングスと月村すずかは慌てる.
フェイトの長い金色の髪が表情を隠すようになっているのは,まさに幽霊とでもいうが如く.
時折,軽い乾いた笑みを零す辺りが完璧だった.ハーケンフォームのバルディッシュを持てば,更に.
瞬間,そんな馬鹿な思いを描きながらも,けれど親友がここまでなるなどとは一体どういう事だろう?
とアリサとすずかは顔を見合わせ唸る.
「まぁ,とりあえず何があったのか話してみなさい!」
「そうだよ.なのはちゃんがフェイトちゃんを嫌ってるなんてあるわけないんだし」
「………」

――――――――――――



「あー…なるほどなぁ.あたしやったら,そうやなぁ…おっぱいかな!」

「あー……そういう事なら,私はすずかね!」
「なのはちゃんも意地悪だよね.んー…じゃ,私はアリサちゃんね!」


「「「「「え!?」」」」
36(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/12/20(木) 03:32:09 ID:l+BgsN7+
――――――――――――


その後.

「なのは,私の世界で一番怖いのはね,なのはだよ!」
そんな言葉を告げるフェイトの表情は,とてもとても嬉しそうだった.

めでたしめでたし.




お目汚し失礼致しました.
それでは,またいつか.

>>29
テキストファイルに妄想垂れ流しの日々デス.

まんじゅう|(ω・`ミэ)ピチピチ
37名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 04:23:14 ID:gghzCdmP
>>36
なのフェイキターー。
GJです、こういう小ネタもいいですね。
38名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 08:00:58 ID:kL0nlpiz
>>36
GJ!

でも実際フェイトさんが本気で怒ったら・・・・・・
顔を合わせる度に目に涙をいっぱい溜めたあと全力で疾走
勿論だれも追い付けない
つまり「お話」も出来ない!!!

「ご、ごめんなさいフェイトちゃん。・・・・・流石にネギは少しやりすぎだったよ・・・・今日はちゃんと優しくするからってちょ、ちょっと待ってフェイトちゃーん!!」
39名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 08:26:38 ID:UHEQ4QUy
GJ!ピチピチさん久しぶりです
まんじゅう怖いwww
40名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 08:48:31 ID:li19GQkY
ピチピチさんGJです!!
出勤前にいいもの読ませてもらいました

あとレスくれた人ありがとう!暇ができたらtxtにでも書き潰してみるわ
41名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 09:19:03 ID:ywhNZBRT
388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 22:03:30 ID:uv/XZvZX
>>384
物陰でティアナと抱き合うなのはを目撃してしまうフェイト。
ショックの余りフェイトは街をふらつき、赤提灯で余り飲めない酒を煽りながら店主(オヤジ)に
絡むのだった。
だが、そんなフェイトの肩を叩く、一人の凛々しい女性の姿が。
「どうした、テスタロッサ。お前らしくもない」
「シグナム…」
心の弱っていたフェイトの瞳に、このかつてのライバルの姿が今までになく頼もしく映る。
「シグナム…うわぁぁん!」
いつしか、フェイトは彼女の胸にすがりつき、泣き出していたのだった。
心の通じ合った二人の影は一つとなって、ネオンまぶしい夜の帳へと消えていくのだった…
まで読んだ

...φ´(・ω・´)\



将素適過ぎる…w
42名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 09:46:00 ID:dNL+BduL
飲むと言えば、三人娘が六課立ち上げの記念に飲んで泥酔した上、ヴィータにまとめて説教されるの見たことあるなぁ
途中からピッチがやたら上がっていくフェイトさんが面白かった
43名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 10:55:20 ID:U5vvQjAs
ピチピチさんGJ

ところで前から疑問に思っていたんですが、カプの書き方で、
例えば、なのフェイ って書く場合と フェイなの って書く場合があるじゃないですか
この二つの違いってどう違うのでしょうか?
それとも特に違いはないのかな・・?
44名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 11:01:06 ID:5ibFi69i
なのは×フェイト ←なのは攻め・フェイト受け
フェイト×なのは ←フェイト攻め・なのは受け

でもSS書く時以外はなのフェイ好きもフェイなの好きも「なのフェイ」で統一してるよーな印象
45名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 11:03:19 ID:U5vvQjAs
>>44
説明ありがとう!

疑問が解けてスッキリしました
46名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 12:16:34 ID:VvivM5EC
便乗して良い?
なのフェイヴィヴィ だと
なのフェイ + フェイヴィヴィ? それとも
なのフェイ + なのヴィヴィ?
47名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 12:22:44 ID:MSxV+Kmv
>>46
人によるかも。オレはなの→フェイ←ヴィヴィのつもりで言ったんだが、
友達はなのヴィヴィ+フェイヴィヴィと勘違いしていたorz
48名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 12:23:35 ID:5ibFi69i
俺は単純に
なのは+フェイト+ヴィヴィオ

なのフェイ+ヴィヴィオだと 解釈してたがw
49名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 13:02:39 ID:+2TNjuHo
確かに俺も
>>48
と同じように解釈してた。


>>42
詳しく聞かせておくれ。
50名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 13:18:05 ID:I5WpJhOC
テスタロッサ・ハラオウンの事件簿があるところのじゃないですか?

あそこのフェイトは素敵なんだけどクロフェイ傾向だから注意よ
51名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 13:49:24 ID:VvivM5EC
>>47-49
ありがとう。
ちゃんとした決まりは無いってことか。なのは一家はぁはぁ。
52スピノザ:2007/12/20(木) 14:34:13 ID:s3waj7GE
こんにちわ
ss04でなのヴィ分が足りなくて涙しました
ヴィータはなのはのことが好きなんだと主張してみる

以下、フェイ→なの←ヴィー
53スピノザ:2007/12/20(木) 14:35:05 ID:s3waj7GE

『フェイトVSヴィータ』


その姿を確認するなり、ヴィータは苦い顔をした。


「よぉ。テスタロッサ」

ヴィータはフェイトに声を掛けた。校門で木にもたれかかっていたフェイトも、ヴィータの声に顔を上げて手を振った。

「あれヴィータ?どうしたのこんなところで」
「まぁ、どうってことはねぇけどよ」

恥ずかしそうに顔を背けながら悪戯っぽく笑ったヴィータに、フェイトも笑顔で返す。

「なのは、まだ校舎の中か?」
「うん、今掃除中。・・・なに?なのはのお迎えかな?」

ヴィータはその言葉に赤くなる。そんな小さな騎士に、フェイトは目を細めて笑う。

「ひ、暇だったから、・・・あ、あたしに会えなくて寂しがるあいつに会いに来てやっただけだ!」
「へぇー・・・」
「テ、テスタロッサはこんなところでどうしたんだよ?いつもなら、なのはから離そうとしても離れないのによ」
「うん。今日は外の害虫駆除でもしようかな、と」
「ほぉー・・・」

「・・・・・」
「・・・・・」
54スピノザ:2007/12/20(木) 14:36:32 ID:s3waj7GE
しばし、無言のままの笑顔の応酬。均衡を破ったのは、物凄い勢いで動いたヴィータの右腕だった。

「・・・・・・・ッ!」

突然の前振りない行動にフェイトが声もなく驚き、胸倉を掴まれたのだと理解するのが少し遅れた。

「なぁーにビビってんだよ」

不覚を取って、フェイトの顔が苦渋に歪む。さっきまでのおちゃらけた雰囲気はどこへ行ったのやら。
しかし、手の平を返すような豹変ぶりに驚くことはなかった。彼女がこういう性格だということは、フェイトはとっくに知っていたからだ。

「・・・最初からそういう顔してれば良いんだよ」

迫力のある上目遣いでフェイトを睨みつけるヴィータに、フェイトが溜息とともにボソッと吐き捨てる。ヴィータは気にせず単刀直入に口火を切った。

「率直な言葉で言わせてもらうとだな、・・・なのはにちょっかい出すのやめろ。あいつはアタシのだ」
「聞き捨てならないね。なのはは私の嫁だよ」

低い声で「おい」と、フェイトの胸倉を掴んでいた拳を、ぐいっと力任せに額がぶつかるほど近くまで引き寄せる。

「寝言は寝てから言え、テスタロッサ」
「それはこっちのセリフだよ、ヴィータ」


バサバサバサバサッ!


「「・・・・・!?」」

突然近くで聞こえた何かが落ちる音に、2人は慌てて寄りすぎていた身を離し、そちらに視線をやった。
そして見たものを脳が認識すると同時に、フェイトとヴィータの動きが凍りつく。
55スピノザ:2007/12/20(木) 14:38:36 ID:s3waj7GE
「・・・あ・・・ご、ごめん・・・私、えっと・・・見るつもりじゃなかったの・・・・・!」

ひっくり返した鞄から落ちた教科書やノートを慌てて拾いながら、現れた少女はどもる声で言い訳を始めた。

「・・・・フェイトちゃんとヴィータちゃんが・・・そ、そういう関係だって知らなかったし・・・・」

当然、話題の渦中にあった少女―――なのはだ。なのはがぎこちない手つきで落ちたもの全てを鞄に入れ終わり立ちあがったとき、ようやく2人の脳が再起動を始める。なのはの言葉を処理把握し、状況を判断するなり戦慄が走った。

「ちが・・・っ!誤解だ、誤解!」
「そうだよなのは!いい?落ち着いて聞い・・・・」
「ううん、大丈夫だよ!見てないからっ!ほんと、2人がキスしたのなんて見てないし、誰にも言わないから!」

必死に身振り手振りで弁明を始める2人に、なのはも同じくらいオーバーアクションで2人の声を遮った。予想通り完全なる誤解が生じてることを改めて再認識し、フェイトとヴィータがパニック状態になって喚く。

「キスってなんだよっ!なんでアタシがこんな・・・っ!」
「うん、分かってる、分かってるよ。ヴィータちゃん、フェイトちゃんのこと好きだったんだね。良かったね、両思いになれて!」

妙に演技がかった寂しげな横顔を見せるなのはに、フェイトが絶叫する。

「ち、違うよっ!私の好きな人は、なのはだよー!!」
「どさくさに紛れて告白してんじゃねぇーよ!」
「心配しないでっ!私、本当に誰にも言わないから!はやてちゃんにだって言わない!2人のこと・・・笑って・・・笑って、祝福できるよ・・・っ!」

やはりどこかオーバーな芝居を思わせるような仕種で、なのはが瞳に涙を浮かべながら微笑んだ。

「だーっ!誤解だっつってんだろーが!」
「じゃあ、私帰るから、ごゆっくりどーぞ!」
「お願いなのは!話を聞いてっ!」
「お邪魔しましたーっ!!」
「「だから待てってばー!!」」

2人の絶叫は、脱兎の如く駆け出したなのはの耳にもはや届くことはなかった。
56スピノザ:2007/12/20(木) 14:39:33 ID:s3waj7GE
「どーすんだよ、いったい!!」
「っ!もとはと言えばヴィータが悪いんじゃないか!」
「んだとー!」

互いの肩を押し合い引き合いしながら、口論は果てしもなく続いていた。
既になのはがその場を走り去ってから30分近くは経っている。
その不毛な言い争いが終結したのは、それから更に20分ほど経ってからだった。


「・・・・どーすんだよ、いったい・・・」
「もとはと言えばヴィータが・・・・・ああ、よりにもよって、なんでこんな誤解されちゃうかなぁ・・・・」

疲れてその場にくずおれた2人の、力なき姿が夕暮れの校舎に陰を落とす。情けない声で頭を抱えるフェイトを横目に見ながら、ヴィータは目に掛る前髪を掻きあげた。言い争いながらも休みなく回転させていた脳は、結局ろくな解決策をはじき出せないままで今に至っている。

「はやてに相談、してみようかな・・・」

気の進まなそうな口調で呟く声を聞き、フェイトもふと友人の顔を思い浮かべる。しかしすぐに頭を振った。
ヴィータはこう言ったが、はやてたちも密かになのはに想いを寄せている。そんな3人のことだ。真面目に取り合ってもくれないか、もしくは意地の悪げな笑みで「協力」してくれることだろう。どちらにしても、事態が好転するとはとても思えない。
何度目とも知れない溜息を吐く2人の哀愁を誘うため、カラスが遠くで「アホーアホー」と鳴いていた。
57スピノザ:2007/12/20(木) 14:40:54 ID:s3waj7GE


(そうだよ!今日はうちで遊ぼうって話だったじゃないか!!これを機に誤解を・・・)

家に帰り、玄関にあった多数の靴を見てから思い出す。フェイトは僅かな希望を持って自分の部屋へと早足に向かった。

「あれ、随分遅かったやないか・・・って、なのはちゃんは?」

疲れきった表情で入ってきたフェイトに気づき、先に部屋にあがっていた面々が彼女の方を見る。

「・・・・やっぱり、来てないよね・・・」

あわよくばと思っていた期待をさらりと裏切られ、肩を落とすフェイト。はやてたちは顔を見合せて眉を顰めた。

「なんや、ケンカでもしたんか?」
「・・・・・その方が数倍マシだと思える事態に陥った、とだけ述べておくよ。私、ちょっと死んでるけど気にしないでね」

はやての問い掛けに、明後日の方向を見ながら乾いた笑みを浮かべたフェイトは、言い終わると同時にベッドに潜りこんで背中を向ける。
再度彼女たちは顔を見合わせた。

「私、なのはに告白して徹底的にフラれたに千円」
「むしろ押し倒して思いっきり泣かれたに五百円」
「泣いたくらいで諦めるとは思えないから・・・・そうねぇ・・・・」
「すずかちゃん家お金持ちさかい、どーんとかけてな?」
「自分は五百円しかかけてないくせに」
「それはほら、なのはちゃんとの結婚資金を貯めなあかんから・・・・・って」

騒ぐ3人だったが、いつもならそろそろ聞こえてきても良いはずの声が聞こえてこないことに違和感を覚え、思わずシンとなる。

「・・・・突っ込みが入らんなんて・・・これは重症やな」

変なところで事態の深刻さを確認したはやてが言った。
58スピノザ:2007/12/20(木) 14:43:53 ID:s3waj7GE




「で、何があったの?」

良い案が出る筈もないからと言って事情を説明しなかったフェイトに、すずかが改めて声を掛けたのはもう時計が八時を回ったころだった。相も変わらずベッドの中で思案にふけっていたフェイトは、その言葉に密かに苦渋の表情を浮かべる。

「・・・言いたくない」
「せやけど言わな、私たちはなんもできへんよ?」
「そーよ!あんた、こんだけ長い間悩んでも答えが出なかったんでしょ?」
「フェイトちゃん、話してみたら?私たち、友達なんだから、力になるよ?」

にっこり笑ってすずかが言った。
「友達」という言葉に僅かに感動したフェイトは、思わずこくんと頷いてしまう。

「・・・うん・・・・それが・・・説明すると長く・・・・は、ならないけど・・・」

もそもそ起き上がりながら、フェイトが言いよどむ。

「だったら早く話しなさい」

真っ直ぐなすずかたちの眼差しに、フェイトは思わず視線を逸らす。
正直言って、助けを請いたくはない内容だ。
けれど自分ひとりでは解決の糸口が見当たらない。自他共に認めるほど、フェイトは言葉での弁明が苦手なのだ。きっと、先刻の場面でも、すずかが当事者だったならその場で上手くなのはの誤解を解けただろう。
などとぐだぐだ考えて自分の心に言い訳を立てながら、フェイトはやっと口を開いた。

「・・・・・笑わない?」

問い掛けに力強く頷くはやて達だったが、一部始終を聞いた途端、盛大に、笑った。
はやて達の大笑いを静かに見つめながら、やはり自分の問題は自分で解決すべきなのだ、とフェイトは悟りを開いていた。
59スピノザ:2007/12/20(木) 14:45:55 ID:s3waj7GE
続きます
勢いで作ったんでツッコミどころがあると思いますが華麗にスルーしてください。

それでは、駄文失礼しました
60名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 14:57:54 ID:DdV4wsHc
同じ話をセーラームーンの二次創作で見たことがあるんだが……
なのはがうさぎで、ヴィータとフェイトがレイと星野。
61名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 15:33:28 ID:vhQHAJ+O
締めはなのフェイがいな^^^
62スピノザ:2007/12/20(木) 15:47:43 ID:s3waj7GE
>>60
それもそうだと思います。
この話が思い浮かんだのはその小説を思い出したからですから。
ですがこの先、ヴィータがはやてに相談してツンツンヴィータがなのはに告白
なのはは自分に近づく人たち(同級生とか)に攻撃加えるフェイトやヴィータにいじわるしたんだよ、とか。
とかとか。
やる予定だったんですけど、なんだかここの雰囲気悪くなっちゃいそうな気がするんで自重します。
よくよく考えたら盗作っぽいかもしれませんし。
すみません。
続きは各自脳内補完でお願いします
63名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 15:52:56 ID:OK0gckAV
本編みてイイハナシダナーっと感動しつつ
百合版でもさわやかなSSがあるんだろうと来てみたら
なんなんだこの濃厚エロス・・・
64名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 15:55:08 ID:gghzCdmP
>>60
どういうこと?
文章が同じってこと?
65名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:01:24 ID:LGFKQMjr
>>62
それほど大げさなことでもないよ。
要はインスパイアとも違うけど、読んだことのある
ストーリーをリリカルなのはにおとし込んだってことでしょ。
改まった場所ならともかく匿名の百合板の1スレに書き込むくらい
どうってことはないよ。
そしてなのヴィ!
66名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:04:49 ID:ytmfaidM
>>63
さわやかなのもあるよ
とりあえず纏め人さんに感謝しつつここでチェックだ

ttp://wiki.livedoor.jp/nanohayuri/
67スピノザ:2007/12/20(木) 16:05:41 ID:s3waj7GE
>>64
いいえ。ただシチュエーションは似ています

68名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:12:43 ID:XaEsItga
いーじゃん。こう言ったらあれだけど、よくあるシチュじゃね?
続き書いて欲しいわ
69名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:21:43 ID:YuPK3S+U
>>59
GJ
前から他の作品を参考にして作ったSSとかも投下されてたし
丸写しして名前だけ変えたとかじゃないならいいんじゃね
70名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:24:11 ID:DdV4wsHc
会話や展開までまんまだよ
好きなサイトさんのだから黙ってられなかったんだ
71名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:27:50 ID:LGFKQMjr
たまにはカレーじゃなくハヤシライスもいいと思うんだ。
ところでフェイト×はやてのおすすめ
の外部SSか同人誌ってないだろうか?
72名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:37:10 ID:DdV4wsHc
http://www-2ch.net:8080/up/download/1198135907421174.gDCevR
>>67
これでも文章が同じじゃないっていうのか
これただ名前変えただけだろ。
なのヴィ好きなだけに悲しいぜ…
73名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:40:33 ID:EqhYQ9HD
>>70
俺も読んだことあるけどあれって星野??告ったっけか?
板違いすまん。久しぶりにぐぐろうかと思って
74名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:52:30 ID:qQQ3A9AP
とりあえずID:DdV4wsHcさん落ち着こうか
スピノザさんも盗作っぽいと認めているんだしこれ以上弾劾する必要ないんじゃない?

それから,せっかく好きなサイトさんのSSなんだから
アップローダに挙げないほうがいいかな?と思ったりするんだけどどうでしょうか?
75名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:57:24 ID:DdV4wsHc
>>74
そのサイトさんいまはもうないんだ。
だからそんなこと言えてるのかと考えたら、どうにもな、
でもすまない、これ以上は自粛する
76名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:04:26 ID:ydKQgZLA
ここで空気を読まずにはやてのパンツは何色なんだろうかと真面目に考えてみる。
……白、かな。
77名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:31:29 ID:6i2q6Q7e
ばかやろう、はやてさんともあろう者がパンツなんて履いている訳がなかろう
78名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:34:34 ID:Q0kR4LXb
>>77
ばかやろうはお前だw
79名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:37:28 ID:qQQ3A9AP
縞パン
・・・ごめん,ヴィータと間違えた
80名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:39:48 ID:B4Kk1nKN
「履いてない方がいろいろとええんや!」
と言って六課隊員にノーパンを義務づける部隊長を幻視した
81名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:41:44 ID:D4eAzMko
そこはノーブラだろう・・・部隊長的に考えて
82名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:43:05 ID:LGFKQMjr
きっと>>76は今考えてるSSではやてさんのパンツの色が百合的に重要な
役割を果たすことになるから真面目に悩んでるんだよ!!
83名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:45:27 ID:ydKQgZLA
>>77->>81
ありがとう。俺…俺、間違ってたよ!
そうだよな。はやては履いてないよな。

そうか。変身シーンがないのははやての履いてなryを隠すためか。
新しい自分になれた気がするよ。ほんとありがとう!
84名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:46:09 ID:ydKQgZLA
>>82
…なんていうかその、ごめんな?
85名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:47:33 ID:5ibFi69i
>>81
「クールビズや!」とか苦しい言い分でな
86名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:47:39 ID:6i2q6Q7e
>>83
お前は駄目なやつだなぁ
嫌いじゃないぜ
87名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 17:54:25 ID:D4eAzMko
((・∀・)x))「クールビズや!皆協力してな!」
((・∀・)x))「(ノーブラは感触が段違いやわ・・・)」
88名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 18:45:12 ID:P+sVDpuL
ナンバーズのスーツってノーパンだよな

フェイトさんが洗脳されて着てくれると思ったのに・・・
でもはやてさんならきっとなんとかしてくれる!
89名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 18:53:09 ID:dNL+BduL
六課の制服にすればいいんじゃね?
それよりもアリサやすずかの色も気になるんだぜ
90名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:02:12 ID:kL0nlpiz
アリサ:赤
なのは:白
フェイト:黒
すずか:青


はやて:・・・・・

なんだろ・・・・・
91名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:11:57 ID:7sD/cFgK
フェイトが黄色
はやてが黒
ってのはどうかな?
92名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:12:05 ID:lDzeR6wl
透明でいいんじゃね?
マイナーなティアはやで一つ
ティアナがイタズラで寝てるはやてのパンツ脱がした後(二人は付き合ってるって設定)
幻覚魔法ではやてだけに見えるパンツを作る
起き出したはやてといちゃいちゃするけど、その内はやてにバレて修羅場
はやてはものすごい怒るけどティアナはノーパンはやてを拝めて眼福だった
・・・というのが浮かんだ
誰か書いてくれんか
93名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:18:58 ID:+xdO5Vcg
なのは:白で正面に同色の小さなリボンの付いてるやつ
フェイト:黒で同色のフリル、固定紐は黄昏色
はやて:ブラウン
リィンU:白地にスカイブルーのセブラ
キャロ:黄色に赤系統のワンポイント
ヴィヴィオ:コットンぱんちゅアップリケ付
ヴィータ:すぱっちゅ

…変態だな
94名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:31:01 ID:LGFKQMjr
>>92
ティアはやお気に入りだけど
どう考えても最後至福の表情で
鼻血出したまま倒れてるティアナしか浮かばないんだが。

>>84
(´;ω;`)ウッ…
95アクエリアス:2007/12/20(木) 20:44:33 ID:MSxV+Kmv
ここでいつものように空気を読まず一本置いてよろしいでしょうか?
96名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:46:14 ID:o24eYikA
ヴィータ:かぼぱん
スバル:毛糸のぱんつ

スバルのBJがぽんぽん丸出しでも大丈夫なのは、毛糸のぱんつを履いているからなんだよ!
97名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:51:16 ID:UHEQ4QUy
>>95
いつでも!
98名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:51:31 ID:ydKQgZLA
>>94
な、泣かないでくれ(;´Д`)
いつかはいてない小説投下するから、多分!きっと。

ちなみに俺が真面目に考え抜いた結果だと
なのは:ピンク
フェイト:黒
はやて:白→はいてない
だったんだぜ。普通すぎてすまないね

>>95
おお、アクエリアスさんの小説wktk
このレスがかぶってたらごめんな
99アクエリアス:2007/12/20(木) 20:55:37 ID:MSxV+Kmv
では、逝かせていただきます。フェイト←はやてで切ない話。



「フェイトちゃん?」

「ん、何?」

私が呼びかけると、フェイトは長い金髪を揺らめかせて振り返った。一瞬それに見惚れてしまう。

「…どうしたの?」

不思議そうな顔して近づいてくる。そう言っても、私と彼女の距離はたった一歩。でも、それがすごく長い時間に感じた。

「…え〜と、二人で帰るのって久しぶりやなぁって…」

言ってしまってから、はっと気づく。慌てて彼女を盗み見ると、深い意味には捕らえていないようで、

「そうだね」

そう笑顔で返してきた。

「いつもはなのはと、アリサとすずかと、誰かしらいたから…」

何かが胸をチクリと刺した。でもそれもいつもの事。
100アクエリアス:2007/12/20(木) 20:56:47 ID:MSxV+Kmv
「はやて?」

私は背の高い彼女を仰いだ。

「帰ろう」

「ん……」

横に並んで二人は歩き出した
隣でいるだけで、心が安らいで、こんなにも心かき乱される。でも楽しい時間ほど過ぎてしまうのは早くて。

もう別れ道。

「それじゃ、また明日」

また明日になれば、彼女には会える。でも…

「あの!フェイトちゃん!!」

「ん、何?」

彼女はまた振り返った。黄昏に反射して深みを増したフェイトちゃんの紅い瞳が、私を真っ直ぐ見つめていた。

「え〜とな…え〜と」

言葉に詰まる。特に話したいことなんかない。ただ一緒にいたい。この時間だけで良いから、二人だけの時間が欲しい。
でもそんな事、言えなくて。
私は軽く一度俯いて、顔を上げる。言葉を出すために息を吸う。
101アクエリアス:2007/12/20(木) 20:57:18 ID:MSxV+Kmv
「…はやて、これから暇?」

先に言の葉を紡いだのは彼女の方だった。

「あ、いや、別に…用事とかあらへんけど」

考える前に口が動く。

「そっか」

半分放心している私の手を取った。

「それじゃ、少し寄り道しない?」

「ん…」

こくりと頷く。彼女は照れくさそうに笑って、そのまま別の道へ進み出した。

「ちょっ…そんな引っ張らんといて!」

「ごめん♪」

そういいながらも、私は手を離さなかった。彼女もその手を握っていてくれたと、今は自惚れてもいいだろうか。


日が沈む。明るかった空の端に、小さく光る星が瞬いていた。


Fin
102アクエリアス:2007/12/20(木) 20:57:54 ID:MSxV+Kmv

日本語って楽しいですね。繰り返したり、わざと違う漢字使ったり…。
そして空白を大事にしてみました。無駄にレス使ってごめんなさいorz

最近フェイはやがマイブーム。マイナーカプ結構好きらしいです。勿論フェイなの大好きですけどね!!!
格好いいフェイトが書きたいのに何故か照れたりするんだよなぁ。しかも始めはこんな話じゃなかったはずなのに…。いや、同じように切ないんですが…それはまた今度です。
ちなみに、オレはいつからフェイトのパンツが黒くなったか気になります。

ではノシ
103名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 21:13:59 ID:WnCXrZVs
GJ!GJ!
フェイトがモテモテなのが好きなんでこういう話いいワァ
また電波を受信したら書いておくれ
104名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 21:19:54 ID:ydKQgZLA
GJでした!
空白が、まるで二人の微妙な距離感を表してるみたいで個人的には好きだな
しかし恋するはやて可愛いなあ。はやて可愛いよはやて

…まさかパンツの話題がここまで盛り上がる(?)とは思わなかった
そしてレスしすぎですね俺。自重します
105名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 21:36:48 ID:UHEQ4QUy
はやてかわいいなぁ…
図太く見えるけど、肝心なことは言えなそうだもんね
GJでした!


黒下着のきっかけは……ほら、ねえw
106名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 21:44:59 ID:kL0nlpiz
>>102
GJGJ
はやフェイ良くね!?
え?はやフェイ良くね!?

てかはやて→フェイト→なのは良くね!!?
107名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 21:48:11 ID:6i2q6Q7e
はやて→フェイト→なのは→アリサ→すずか→はやて
108名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 21:59:07 ID:S2K6+3RI
     ヴィータ リインII
        ↓  ↓ 「 ̄はやて
        ↓  ↓ ↓
フェイト→←高町なのは←アリサ
        ↑  ↑ ↑
        ↑  ↑ すずか
     ティアナ スバル       [ 特別枠 ]
                        なのは⇔ヴィヴィオ


え、こうだろ?
109名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:00:27 ID:YuPK3S+U
その中だと誰が一番なのはさんを刺す確立高いんだろうな
110名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:03:30 ID:kL0nlpiz
ガジェット0型
111名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:06:59 ID:+R/4KDAq
>110
よし、擬人化は任せた。
112名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:09:40 ID:S2K6+3RI
>>109
刺しそうなランキング

1.ティアナ。
  たぶん自分を追い込んで心中。
  「貴女だけのあたしです。だからあたしだけのなのはさんでいてください。でないと…」

2.フェイト
 「どうして私のものになってくれないんだろう、ねえ、なのは」

3.すずか
 「酷いよ、なのはちゃん……。私だけっていったじゃない」

ヴィータは絶対になのはを傷つけなさそう。
自己ヤンデレランキングは二位なんだけどな。
スクイズでいう言葉みたいな。
まず自分を傷つけるか、ライバル消すか。
血まみれになりながら振り返って、
「なあ、なのは」
「っ……」
お前を護ってやるよ。すべてのものから……」
とか。

すまん妄想だ。
113名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:12:18 ID:lDzeR6wl
おいおい
11歳のなのはさんを落したガジェットは実はなのはさん激ラブで
勢い余って刺してしまった
そして擬人化した後も虎視眈々となのはさんを刺す機会を窺っている
(ガジェット的には愛情表現)・・・なんでこんな妄想がorz
114名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:31:53 ID:7Dry8EG2
バカ野郎!
113のおかげでレイジングハートさんとガジェットの修羅場を
幻視しちまったじゃねえかよ!
どうしてくれるこの萌えたぎるような気がしないでもないような心をどうしてくr(SLB
115名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:33:18 ID:S2K6+3RI
>>113
つまり21話の真相は
なのは争奪、ヴィータVSガジェット なんだな?

「お前なんかになのはの命は渡さねえっ!!」
「タカマチナノハハ ワタクシノモノ ジャマ シナイデ」

あとはたのんだ。
>>114のレイハさんとの修羅場もいいなあ
116名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:40:13 ID:AKm7GJVo
>>105
「うーん・・・・」
「どうしたの、フェイトちゃん?」
「あ、えっと・・・その・・・最近・・・その・・・」
「フェイトちゃんまた大きくなったの?」
「う、うん・・・///」
「いいなぁ、フェイトちゃんはスタイル良くて」
「な、なのはだって結構スタイルいいよ?」
「そうかな?」
「うん!わたしなのはの胸もお尻もすごく好きだよ」
「ありがとね、フェイトちゃん」
「うん・・・でもどうしようかな・・・新しいの買おうかな・・・?」
「買った方がいいよ。わたしも新しいの買いたいかも」

「うわぁ・・・いっぱいあるね」
「そうだね。あ、これかわいいかも♪」
「・・・・・」
「・・・どうしたの?」
「えっとね・・・わたしのサイズだとあんまりかわいいのないかなって思って・・・」
「たしかにそうかも・・・。あ、これどう?」
「く、黒!?」
「うん。フェイトちゃんにすごく似合うと思うよ?」
「でも、ちょっと早い気が・・・・」
「フェイトちゃんの金色の髪にすごく合うと思うんだけど」
「な、なのはは・・・これ着けたわたしのこと、どう思う?」
「え?・・・・・(黒い下着で恥ずかしがるフェイトちゃん・・・///)
「なのは?」
「うん!すっごくいいと思う!すっごくオススメ!これ着けたフェイトちゃんも大好きだよ!」
「じゃ、じゃあ買おうかな・・・///」
117名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 22:59:28 ID:kL0nlpiz
>>112
いやみんななのはを傷つけたりしないだろ

フェイトやティアナなんて特になのはに対しては
118名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 23:07:54 ID:m24gXoZD
ティアナ「あたしを振り向いてくれない、なのはさんなんて…」




ティアナ「……でも、刺したぐらいじゃ…その前に懐に入ったら、まずあたしが(性的に)やられちゃう…」
119名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 23:15:12 ID:4BR2ZsfU
ティアはなのはスキーよりも
SLB継承者として次から次と撃墜しまくる(百合的な意味で)
が良いなあ。スバルといちゃつきながら
120532:2007/12/20(木) 23:44:10 ID:EK0Ay+Fw
なのフェイ投下します。
いや、フェイなのかな?
フェイトさんが微妙に病んでるので苦手な方はスルーお願いします。
121532:2007/12/20(木) 23:44:44 ID:EK0Ay+Fw
「なのは!なのは!」

ふと、訪れた大きな声になのはは意識を覚醒させられた。

「!?・・・・・・・・・ほぉえ〜・・・・・・ん・・・あれ?」
「いつまでボケ〜っと寝てるわけ?」

アリサのその声に、ハッとなりなのはは重い目蓋を開ける。

「あっあれ!?アリサちゃん、授業は?」
「あんだけ、寝といて良く言うわ。このとおりよ」

首を挙げて、きょろきょろと辺りを見回すと談笑するグループや、部活へ向かう生徒達が目に入る。
起こされるまで全く気がつかなかった。
少し眠り過ぎただろうか。
ふぅ、と大きな溜息をついた時、頭の中を鋭い痛みが走った。
122532:2007/12/20(木) 23:45:13 ID:EK0Ay+Fw
「なのは・・・・・・?」
「その私、これから寄る所があるから!」
「えっ? ちょっと!!…なのは!」

静止するアリサの声に耳も貸さず、1人騒がしい教室を後にした。

「っ!」

シーンと静まりかえっ廊下で一人、重い頭を抱えた。

「うぅ・・・・・・・・・風邪かな〜」

例の事件をきっかけに、体調管理は万全のはずだったのだが、自分の予想以上に疲れが溜まっていたようだ。

「なんで、この時大切な時期に…」
123532:2007/12/20(木) 23:45:44 ID:EK0Ay+Fw
ようやく、けがも完全に回復して全てが順調に進み初めた。
やらなければならない事は山ほどある。
取り戻さなければならない時間も。
この大切な時期に、時間を無駄にしたくない。
こんな所で立ち止まってなんかいられないのに…。
しかし、そんな思いとは裏腹に、身体はどんどん重くなっていく。
視界が歪み、体の感覚が除々に無くなっていく
なんとか壁に手をつき踏みとどまるが、身体中からは嫌な汗が流れていた。
静寂に支配された空間に、自分の呼吸だけがやけに大きく響く。
壁に爪をたて一歩足を踏み出す。
しかし、突然視界がブラックアウトし、平衡感覚を保てなくなった身体は無残に地面に崩れ落ちてゆく。
あぁ〜あの時のようだ。
今の自分の姿があの時の自分と重なった。
そして、ぼんやり考えた。
今は、誰もこの手を掴んではくれない。
そうなくだらないことを考えながらそっと、視線を遮断した。

その時。

背後から伸ばされた腕が、しっかりとなのはの身体を支えた。
温かく、優しいその腕の中でなのはの意識はぷつり、と途切れた。
124532:2007/12/20(木) 23:46:12 ID:EK0Ay+Fw
夢を見た。
視界は、赤く染められていて、まるであの時のようだとぼんやり思った。
目の前で、大切な人が泣いている。
なのはは懸命に手を伸ばす。

「泣かないで」

そう、言葉にしたはずなのに何かが喉の痞えたように言葉が出ない。
そんな、顔させたくないのに。
貴方にはいつも笑っていて欲しいのに。
それなのに。
私はいつも泣かせてばっかりだ。

「大丈夫だから!」

泣いている彼女に、自分に言い聞かせるように意識を覚醒させそうと試みる。
しかし、そんな想いをあざ笑うかのように、意識は闇に飲み込まれていった。
125532:2007/12/20(木) 23:46:38 ID:EK0Ay+Fw
「なのは、起きて! なのは!!」

自分の名前を呼ぶ声になのはは、視界を開いた。。

「はぁ〜良かった・・・・・・・・」

そこには、一番傍にいて欲しかった人がいた。

「…フェイトちゃん」

なのはは恐る恐るフェイトに手を伸ばす。

「どうしたの? なの…」

少し困惑しながらも、フェイトはしっかりとなのはの手を握ってくれた。
しっかりと重なり合った箇所から、熱いほどの熱がどんどん伝わってくる。
たったそれだけのことなのに酷く心は満たされて、自然と笑みがこぼれた。
そんな、なのはの様子にフェイトも安心したのか、優しく微笑み返した。

「…平気?」
「うん、ありがとう……」

擦れた声で弱弱しく返事をして、なのははゆっくり身を起こそうとしたが。

「ダメだよ!さっき廊下で倒れたの忘れたの?」
126532:2007/12/20(木) 23:47:00 ID:EK0Ay+Fw
大げさに、リアクションする彼女に苦笑し、再びベッドに横になる。
結局、彼女には勝てないんだな〜と考えていると辺りが急に暗くなった。
何事かと思い視線だけ上げると、なのはに覆い被さるような形でフェイトがどんどん顔を寄せてきていた。

「!?ふぇ、フェイトちゃ…」
「ほら、じっとしてて」

吐息が顔に届きそうな距離になのはは完全に混乱し、ぎゅっとキツく目を瞑った。

"コツン"

「ふぇ!」

互いのオデコが重なるとあっさり離れていった。

「やっぱりまだ熱があるね。絶対安静だよ?分かった?」
「////えっと?・・・・・うっ、うん!」

きっと今、自分の顔は熟れた林檎みたいになっていると思うけど、熱の所為にする。

「それにしてもびっくりした」
「なのはを見つけたと思ったら急に倒れたから。心臓止まりそうだったよ」
「ごめん・・・・・・・じゃあ、あの時フェイトちゃん…」
「ん?」
「…ううん。何でもないよ」
127532:2007/12/20(木) 23:47:33 ID:EK0Ay+Fw
意識を失う直前、なのはを支えたのはやはり…。

「ごめんね」
「 なのは?」
「ここまで運んで来てくれたのフェイトちゃんでしょ?その、 重かったでしょ・・・・・・」
「全然。なのはは天使みたいに軽いから」
「フェイトちゃん!!それ凄く恥ずかしいよぉ〜・・・・・・・///」

大体、天使って軽いのだろうか?とかくだらない疑問が頭に浮かんだがここは気にしないことにした。
赤くなりもじもじするなのはの様子に満足したのか、フェイト満面の笑みを浮かべる。

「もう…大丈夫?」
「何が?」
「随分うなされていたみたいだったから……」
「………」
「怖い夢でも見た?」
「…そんな、子供じゃないだから・・・・・」

そう、言いながらもその様子はどこか痛みをこられるような、今にも泣いてしまいそうな。
しかし決して弱さを見せまいと必死に耐える、なのはの心そのものだった。

「夢は……ただの夢だよ。目が覚めればそこでおしまい」

現実に戻り、夢は夢として記憶の塵に埋もれていく。
ただそれだけだ。頭では理解している。
それだけで終わりのはずなのに……。
なのはは知らず知らずのうちにフェイトの手をぎゅっ、ときつく握りしめる。
これが夢の続きではない事を確かめるように。
128532:2007/12/20(木) 23:48:02 ID:EK0Ay+Fw
そうでもしないと、またあの闇に飲み込まれてしまいそうで怖かった。
強くなったと思っていた。
信じたかった。
だけど、現実の自分はこんなにも弱い。
強く…強くなければならない。
弱いままでは誰も守れない。
守る事が出来ない。
なのはは気付かれないように、そっと唇を噛んだ。

「そう、夢だよ」

今まで黙って話を聞いていたフェイトが淡々と言葉を紡いだ。

「どんなに怖い夢を見たって夢は夢。全て自分が創りだした幻だよ」

その意外な言葉に、なのはは驚いたように瞳を開ける。

「それに目が覚めたら必ず私がなのはの傍に居る」
「…………」
「だから心配いらないよ」
「…フェイトちゃん」
「ねぇ、なのはの傍に居させて」
129532:2007/12/20(木) 23:48:37 ID:EK0Ay+Fw
蒼と紅の瞳が交差する。
まるで王子様みたいな彼女にありがとうと言葉にするのは何だか悔しくて。
ただ手を強く握りしめた。
フェイトも何も言わず、その手を握り返す。
恥ずかしいというよりも、どこかこそばゆい。
言葉に出して伝えられたらいいのに、こういう時に限って口がうまく動いてくれない。
会話が無いまま、時間だけが過ぎていく。

「あのね、フェイト…ちゃん……」
「ん? なに、なのは?」

顔を近づけたフェイトになのはが小さな声で囁いた。
とても小さくて伝わったか不安だったけど、それ以上は意識が保てず眠りの底へ落ちていった。
目蓋を閉じるほんの一瞬、とても幸せそうに笑みを受かべるフェイトを見たような気がした。
130532:2007/12/20(木) 23:49:02 ID:EK0Ay+Fw
眠るなのはの横顔を、フェイトはじっと見つめていた。
白い肌がいつもよりほんのり赤みが増している。
熱のせいだろうか?
額にはうっすら汗がにじみ、呼吸も乱れている。
シーツをずらし、口元を楽にしてやるといくらか楽になったようだ。
タオルで額の汗をそっと拭い、力の篭っていない繊細な手をもう一度握り直した。

「お願い、もう少しだけこのままでいて。離さないで・・・・・・」

懇願するように、酷く寂しげに彼女が零した言葉が脳裏に浮かんだ。

「…放すものか。放してって言ったって放してあげないのに」

クス。
自嘲気味に笑みを浮かべ、誰に言うでもなく、自分に言い聞かせるかのように囁いた。
再び、彼女と共に歩むことができるのだ。
あの時のようなことはもう考えたくもない。
フェイトはなのはにそっと顔を近づけた。
唇が少し切れて薄ら血が滲んでいる。
131532:2007/12/20(木) 23:49:44 ID:EK0Ay+Fw
「そんなに自分を追い詰めないで」

けして届かない言葉に思いを込める。
なのははいつも自分で全て背負ってしまう。
小さな背中に全部。
もっと頼って欲しい。
フェイトはそっと唇を押し当て、血が滲んでいる傷口を舌でそっとなぞる。
口の中に広がるなのはの血の味。
それは、甘いはずがないのにとても甘く感じた。
フェイトは口元を吊り上げると、もう一度唇を押し当てた。

「ねぇ、なのは……」

君が望むのであれば、私はこの世界の全てを敵に回せるよ。
どんな敵からも君を守ってみせる。
君だけの、楯に剣になる。
その為の力も手に入れた。
だから、ねぇなのは

「どうか、私だけのものになって…」

君が望むもの全て私が叶えてみせる。
だから私を見て。
私だけを。
そして、欲して。
それは狂気にも似た感情。
本当の私はこんなにも醜く、浅ましい。
それでも愛しい君を放すことなんてできない。
喩え君が望んだとしても。
だからね、私は・・・・・・・・・・・・・・・
君の隣で優しい親友のふりをしながら
残酷な笑みを浮かべて、君の全てを支配できる日が来るのをただ待っているから。
132532:2007/12/20(木) 23:50:57 ID:EK0Ay+Fw
以上です。
フェイトvsヴィヴィオが全然進まないため
気晴らしに書いたらこっちが先に形になりましたorz
お目汚し失礼しました。
133名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 00:13:43 ID:ZSfDcnuG
GJ。
微妙に病んでるというがフェイトそんは
このぐらいがデフォだと思ってるので無問題。
134名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 00:52:44 ID:g+sX1YY5
GJです!!

確かにフェイトさんは、少し病んでるぐらいがデフォな気がする。
135アクエリアス:2007/12/21(金) 01:26:15 ID:svcl+Qa/
>>99-102の続きみたいなものが出来たので更に投下。
やっぱりフェイはや。やっぱり切ない。


「…そろそろ帰ろうか?」

すでに辺りは真っ暗。夕食もファーストフードで済ませてしまった。
ちゃんと連絡はしているので家族が心配することはない。
でも、そろそろ門限だろう。

「せやな…」

「送っていくよ」

「でも…フェイトちゃんが…」

「私は大丈夫だよ…ほら、強いし!」

そう言って、笑いながら力こぶを見せるように腕を曲げてそこを逆の手で叩く。

「その割りには全然膨らんでへんよ〜」

私もつられて笑った。
残念ながら、厚着した服の上からでは少しも膨らんではいない。例え脱いでも引き締まって筋肉質なのは変わりな

いが、力こぶが出来るような筋肉の付き方の身体ではないはずだ。

一瞬、服を着ていない彼女の姿が浮かんで、赤面する。

「どうしたの?」

そんなことには目聡く気づいて、のぞき込むようにこちらを見た。
136アクエリアス:2007/12/21(金) 01:27:33 ID:svcl+Qa/
「な、なんでもあらへん!」

そう言って、先に歩き出す。一度考えた想像はいつまでも消えてはくれない。彼女が…そのまま私を抱きしめてくれたら。きっと心地よいだろう。でも、そんなこと…。

「はやて、ちょっと待ってよ!」

フェイトちゃんが小走りでこちらに来るのが分かる。不意に腕を引かれた。

「ちょっ…!?」

急停止させられそのまま向かい合わされる。

「顔赤いよ…?」

そう言って、彼女は私の頬を両手で包んだ。余計に体温が上がるのが自分でもよく分かった。

「寒い…?」

「…せやなあ」

本当は全然寒くなんかなかった。でも、ずっとこの手の温もりを感じていたかった。

「いたっ」

でも、すぐに手は離されてしまった。彼女が顔に手を当て俯く。

「どないしたん!?」

「ん…ちょっと目に髪の毛が…」
137アクエリアス:2007/12/21(金) 01:28:37 ID:svcl+Qa/
大丈夫と笑ってはいたが、涙がうっすらと見えて少し目が赤くなっていた。

「そろそろ前髪切らなきゃだめだね…」

指先で前髪を弄くるフェイトちゃんを見て、私は無意識に自分のピンを外していた。

「フェイトちゃん…ちょっと屈んで?」

彼女は素直に屈んでくれた。私はそのピンを両耳のところでとめて前髪がかからないようにする。

「はい、これで大丈夫や」

「これ…いいの?」

「ええってええって。まだ沢山あるし…そのままもらっといて?」

「うん…分かった。ありがとう」

彼女ははにかむように笑い、徐に自分のしていたマフラーを外し始めた。私がそのまま様子を見ていると、既にしてあったマフラーの上からそのマフラーを捲いていった。
138アクエリアス:2007/12/21(金) 01:29:39 ID:svcl+Qa/
「フェ、フェイトちゃん!?」

「寒いんでしょ?」

「そ、そうやけど…フェイトちゃんが…」

「私は大丈夫だから」

返すべきなのに、変なところで我が侭が出てしまって、返したくなかった。

「それじゃ…行こっか?」

「ありがとう……」

「うん…」


伝わって欲しい。

けど、伝わって欲しくない。

結局臆病なんだ、私は。

でも、今だけは…。

彼女に渡った私のピンが街路灯の光を反射した。


Fin.
139アクエリアス:2007/12/21(金) 01:34:33 ID:svcl+Qa/
本当はピンの話が書きたかっただけなんです(ぉぃ
でも、何かフェイトが勝手にはやて連れ出しちゃって…(笑)

何か頬を両手で包む描写が好きらしいです。
はやてが一歩間違えるとツンデレみたいになってしまいそうで難しい。
今度は何にしようか模索中。フェイトが出てくるのは必須ですが…。

この話、『帰り道』なんて題どうでしょう?(聞くな

あと、532様、フェイなの分補給できました!!GJです!!

ではノシ
140名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 01:42:00 ID:D+uguwgn
>>139
くっそ、はやてが可愛い!!
いいなぁ・・・もどかしい距離感が溜まりません。
若干天然タラシ入ってるフェイトそんもまた良し。GJでした!w


さて、>>94に送るパンツSSを書こうかと思ったんだが、変な電場を受信した。
痛々しい?とまでは行かないかもしれないけれど、
内容的にちょっとアレな、なのヴィを書いたんだけど、
作品投下されたばっかりだから今はまだ自重しておきますね。

一応予告なのですが、死にネタなので苦手な方は今のうちにNGワード設定等して下さいませ。
141名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 03:49:31 ID:t4LCw0ed
>>139
GJです。
>彼女に渡った私のピンが街路灯の光を反射した。
こういうシーンいいですね。情緒を感じます。

出来れば次はなのは→フェイトお願いします。
142名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 13:44:11 ID:HQJ0Aar9
突然だけど、
千歌音→フェイト
姫子→なのは
って想像したら楽しくて仕方ないんだ
143名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 13:54:45 ID:mTceK1NF
なにかの奇跡が起こって
シグナム←フェイト
になったらどうなるだろうと想像してみた
144名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 13:55:45 ID:Tf0m21w7
フェイトとシグナムがいちゃいちゃしてる様子を影から見てるなのはか
145名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 14:22:49 ID:k8n/WiEl
戦技教導隊ー昼メロ先生ー!!

なのは「この泥棒ネコ・・・・」
146名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 14:31:45 ID:q/3uk/Rn
フェイトさんがド天然でなのはさんがフェイトさんにメロメロだったらどうなるんだろ
あまり想像しにくいが
147名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 14:58:20 ID:dgLuP8DS
なのハーレム
148名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:09:02 ID:rIjqRcZs
>>146
なのはの代わりにフェイトがフラグたてまくりで、嫉妬のあまりなのはが白い悪魔から白い冥王になる感じ?
149名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:21:43 ID:OhyX2Zkf
ちょwwwなんの気なしに覗いてみたら何ここwwwなのは観てみようかな・・。
150名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:25:25 ID:ll9dLNuO
それは例えばどう変わるんだ?w
関係ないけどなのはがフェイトに対して微ツンデレだったら物凄く自分のツボにくることが分かった
151名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:31:35 ID:kHxVeLY1
>>146
むしろそっちのほうが好きだ
嫉妬するなのはさんとか可愛いし
152名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:40:59 ID:HQJ0Aar9
なのは「べつにフェイトちゃんなんて好きじゃないんだから!」
アリサ「べつになのはがツンデレで可愛いなんて思ってないわよ」

ツンデレ×ツンデレとかどうなるんだろ
153名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:41:49 ID:nN8AlvWC
>>152
とりあえずアリサ×なのはが最高ということは分かる。
154名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:44:01 ID:k8n/WiEl
>>153
お前の頭が腐仕様だということはわかった。
155名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:47:35 ID:nN8AlvWC
>>154
なんだ、腐仕様って
156名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 15:59:38 ID:z6u/0KTv
>>146
本編や漫画ではいつもなのはさんの方からフェイトさんの胸に飛び込んで泣いてるから
そっちでも違和感ないんだぜ
157名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 16:01:55 ID:oFai3+pe
第三期最終話のせいか、三期フェイトそんはヘタレというイメージが強い。
しかし一期や二期、小説版だけだと間違いなく王子様だから、なのはさん並みにフラグたてまくっても
おかしくはなかったと思うぜ。
158空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:28:33 ID:D+uguwgn
>>140です。
空気を読まずに、ここで予告どおり上記に書いたなのヴィを1本投下させて頂きます。
投下は初なので一気にどのくらいの量を投稿出来るのかはわかりませんが、
10~11レスくらいで終わるのかな?

えー。設定がStS軸から数百年後です。つまり、死んでいる方が多いのです。
なので一応死にネタ注意と、内容も暗め注意です。
そういうのが苦手な方は読み飛ばしてくださいませ。

……あと、先に謝っておきます。
ザフィー、並びにザフィーファンの方々、申し訳ありません。
159空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:30:06 ID:D+uguwgn
「黄色い季節が終わる時」

まるであいつの笑顔みたいな、黄色い花――無数の菜の花が咲き誇る片隅にあいつの墓がある。
あたしはここにくると何時も複雑な気持ちになっちまう。
あいつの笑顔に包まれているようでいて、あいつの笑顔とは全く違う無機質な色。
それに、あいつの墓があるから、あいつが居ないって事に気付いちまう。
それでも、あいつがここに眠ってるってだけで心が落ち着く気がするんだ。でも、同時に針で刺されるような痛みもある。
矛盾し過ぎてて笑っちゃうだろ? 心は一筋縄じゃいかねーんだ。
あたしは自分にそう言い聞かせて、心に溜まっているモヤモヤしたものを一気に吐き出してからあいつの墓の前に立った。

「――よう、なのは」

元気にしてたか? を言って苦笑した。死んでる人間に元気も何も無いか。

「久しぶり……でもないか。つい3日前に来たばっかだ。こんな頻繁に来て、仕事休んでるんじゃねーかって思ってるだろ?」

仕事をサボりがちなのはむしろなのはの方だった。苦手なデスクワークをいつもあたしに押し付けてきて、
あたしはそのたびになのはに説教してやったんだ。そしたらなのはは、「ヴィータちゃんがココに来てくれるなら仕事する」
って笑顔で言いながら自分の膝を指差していて。……別に好きで座ったわけじゃないんだぞ。
いつまでたっても仕事が片付かないのはダメだし。それで頑張るってんだから仕方なくだ。
その時の嬉しそうななのはの顔を思い出して、無意識に右手を握り締めた。

「なのはと違って、あたしはちゃんと自分の仕事片付けてココに居るんだからな。そこ、勘違いすんなよ」

ふん、と鼻を鳴らしてみるが反応するやつは誰も居ない。
そりゃそうだ。ここは墓場だし、なのはのヤツはとうの昔に死んじまった。
不屈のエースオブエースとして、無茶しがちだったなのはは、誰よりも早くリインフォースと同じ空に逝っちまった。
テスタロッサも、はやても、ヴィヴィオ、リイン、シグナム、シャマル、新人4人に管理局の奴ら、なのはの友達だったアリサなんとかってやつと、
なんとかすずかってやつも、悲しんださ。沢山泣いてたし、フェイトのやつなんて暫くもぬけのカラで使い物にならなかったんだ。
あたしか? あたしは泣かなかった。そりゃ悲しかったけどさ、あいつと、なのはと約束したんだ。なのはの死ぬちょっと前に。
160空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:31:40 ID:D+uguwgn
『……ヴィータちゃん』
『なんだよ、なにょは』
『もう! なにょはじゃないよ。な・の・は! なのはだよ』
『う、うっせーな! 仕方ないだろ、呼びにくいんだから! ……なのは』
『えへへ。うん、なのはだよ』
『こ、こら! 頭撫でんじゃねー! で、なんだよ』
『……私、今までたくさん、たくさん無理して皆に心配かけちゃったよね』
『ああ、ヴィヴィオだって怒ってたぞ。もう子供じゃないんだからもっと私に頼ってよってな』
『にゃはは……。でね、まだ墜ちるわけにはいかないけど、それでもいつか空を飛べなくなる日が必ず来ると思うの』
『……』
『でも、きっとヴィータちゃんは私よりもずっと長い間空を飛べると思う。だから、だからね』


――もし、私が空を飛べなくなったら。守ってもらいたいな。この空を。


あの時は不謹慎だと、お前が墜ちるわけないとなのはを叱りつけた。……最終的に約束しちまったけど。
あの言葉からそれほど時間も経たずに、なのはは逝っちまった。
そりゃそうだ。なのははもう、あの時には既に病院のベッドの上から動く事すらままならなかったんだから。
なのははまだ飛べると信じていた。あたし達だって信じてた。――なのに。
親よりも先に逝かなかった事が唯一の救いだよ。なんてなのはの兄貴は言ってたけどな。
161空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:32:57 ID:D+uguwgn
「なのは、なのは、なのは、……なにょは」

呼びすぎて、もう噛まなくなった名前を何度も口に出してみる。
わざと噛んでみたが、やはり記憶の中のそれとは微妙に違う。

「約束は守った」

あたしだけじゃない。なのはを慕ってた全員が、あいつの好きだった空を守った。
はやては、自分の願い通りに管理局を変えた。それは今も変わらず残っている。
テスタロッサは、相変わらず事件に巻き込まれてる子供を保護して、今じゃその子供達がそんな事件を起こらないように日々働いている。
ヴィヴィオは、まるで母親の生き写しのように立派に成長して空を守りきった。
新人4人なんて、もう新人なんて呼べないくらい。なのはに匹敵するくらい強くなりやがった。
けど、もう全員逝っちまった。生きてるのはあたしと、シグナム、シャマル、ザフィーラ、リインくらいなもんだ。
シグナムは最近身体の調子が悪いみたいで、シャマルが面倒を見てる。あたしも最近身体の節々に違和感を感じるようになってきた。
ザフィーラはどっかの世界で気が合ったって言う犬とくっ付きやがった。息子が4人に娘が3人。子沢山だった……全部犬だけど。
リインは今、管理局のトップに立ってる。立派にはやての跡を継いでるよ。
なのはの墓石の横に同じようにして並ぶそれらを見て、顔を伏せる。
あの時のメンバーは全員この場所に眠ってる。

「約束は守った。だから、――だから、もう我慢しなくてもいいか?」
162空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:34:44 ID:D+uguwgn
ずっと、何百年も。我慢してきた。
JS事件の時から起こっていた再生機能の低下も、はやてが逝ってからは更に加速して、今じゃすっかり身体中傷だらけだ。
それに、歳も取った。きっと今のあたしはなのはの身長を超えてる。
皆が逝ってしまった後に背が伸びたから、見せれなかったのが残念だけど。

「へへっ、昔はお前に撫でられてばっかだったけど、今はあたしがお前の頭撫でれるんだぞ」

覚えてろよ、今までの分たっぷり撫でてやるから。嫌がったらお前があたしにしたように抱きしめてやる。

「料理だってうまくなった。はやて仕込みの腕だ、ギガうまだぞ」

食べさせてやるから楽しみにしてろよ。きっとビックリするぞ、あまりのうまさにホッペ落とさないよう気をつけろよ。

「それに、強くなった。怠けてるなのはと違ってあたしはずっと前線に居たからな」

今度模擬戦でもやってみるか? 負けて悔しそうにするなのはの顔が浮かぶ。

「それに、それに……」

ポタリ、ポタリと、雫がなのはの墓石を濡らす。
ああ、濡れちまった。汚れないように何時も綺麗にしてたのに。
座り込んで、墓石の表面を拭っても、次から次へと降ってくる雫のせいで全然綺麗にならない、それどころか雫は勢いを増して、
今じゃ墓石に刻まれてるなのはの名前すらにじんで見える。
それが嫌で、なのはの名前をゴシゴシと擦る。滲む……擦る……また滲む……擦る。
163空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:35:55 ID:D+uguwgn
「……っ……なの、はッ……」

すすり泣く様な嗚咽が聞こえる。その声が自分から出ていると気付いたのは、発した言葉が音になっていなかったから。
なんとか息を整えようとするが、一度堰を切られた雫はまるで決壊した川のように溢れて、とまらない。
こんなトコ、誰かに見られたら笑われるに決まってる。
でも、見るヤツなんて誰もいねーんだ。誰も。

「っく……ひっく……なのは、……にゃのは…」

なんで逝っちまったんだよ。なんで、なんで、なんであたしはまだ生きてるんだよ。
本当は、お前の居ない空なんて守る気なかったんだ。でもさ、それだとなのはは困るだろ?
きっと、悲しむだろ? だから今まで頑張ってきたんだ。
誰を失っても、我慢して、今までこの空を守り抜いてきたんだ。
誰でもない、なのはが好きな空だから。
だから、だからなのは。

「頭、撫でてくれよッ……もう、嫌がったりしないから、仕事だって手伝う、お前が望む事ならなんだってしてやる
 だから、側に居てくれよッ……独りにしないでくれ……ッ!!」

ずっと、言えなかった気持ちを吐き出す。もう耐えられないんだ、なのはの居ない世界で生きていくのは。
私の声が空に響き渡る、けれど。答えるのは風に揺られる黄色い花だけ。
もう、限界だった。いや、限界はとうの昔に過ぎてたんだ。
なのはが逝って、ライバルだったテスタロッサが逝って、大好きなはやてが、
あたしより小さかったのに何時の間にかあたしより大きくなったヴィヴィオ、大切な仲間達が逝った時にもう。
164空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:37:06 ID:D+uguwgn
それでも、今まで耐えてきた。なのはとの約束を守るために。
けれど、壊れてしまった。決壊した気持ちは抑える事が出来ない。溢れる悲しみをとめる事が出来ない。

「なのはっ……会いに来いよ。お前、エースオブエースなんだろ、どんな困難な状況だって打ち破るんだろ!
 だったら……だったら、今すぐあたしに会いに来いよ……ッ!」

シンとした中に、あたしの声だけが響き渡り、再び静寂を取り戻す。
……会いに来るわけねーよな。だって、あいつはもう。
唇を噛み締め、やり切れない想いを右手で握りつぶした。プツリと何かが切れるような音がしたけど気にはならない。
会いに来い。会いに来い。会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、逢いたい。
思考がなのはの笑顔で埋め尽くされた瞬間、ふと、頭のモヤが晴れた。

「……んだ、簡単な事じゃねーか」

ふっと噛み締めたままだった口元が緩む。切れた唇から血が垂れたからそれをペロリと舐めとった。
なのはが会いに来ないなら、あたしがなのはのところに行けばいいだけだ。


――乾いた笑みを浮かべながら、何百年も運命を共にしてきた相棒を、血の滲む右手で、握り締めた。
165空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:38:09 ID:D+uguwgn
気が付くと、一面黄色だった世界が、あいつの好きな。なのはの瞳と同じ色に変わっていた。

「……あ、れ」

今までなのはの墓の前に居たんじゃなかったっけか。
記憶を反芻してみるも、どうも曖昧な場所があって分からない。
……ボケてるのか? あたしも歳取ったのかな。

「ヴィーターちゃーん!!」
「は? ――うわっ!!」

懐かしい、底抜けに明るい声が聞こえてきたと思ったら身体に衝撃、ついで甘い香りが鼻腔をくすぐった。

「もー! いつまでも寝転がってると襲われちゃうよ? こんな風に」
「だー! 離れろなにょは!」

――なにょは。
久しい事言っていなかったような、懐かしい響き。
ついさっきまで感じていた違和感はなく……いや、むしろなんでなのはが居るんだ?
どうやら寝ていたらしい私の上にダイブし、今ではその頬をぷっくりと膨らませているなのはをまじまじと見る。
……夢、か?

「ヴィータちゃん! なにょはじゃないよ。なーのーは!」
「……あ、ああ。ごめん、なのは。じゃなくて、なんでお前が居るんだよ!?」
「もー、何言ってるのヴィータちゃん。まだ寝ぼけてるの?」

仕方ないなぁ。といいながらなのはが私の腕を掴み、そのまま起き上がらせる。
世界の色が蒼から白へと移り変わる。
166空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:40:29 ID:D+uguwgn
「えへへ、ヴィータちゃん寝起きだからあったかーい」

またなのはが抱きついてくるけど思考が追いついていかない。
なのはは死んでるんだよな? でも温かいし。どうなってるんだ?
夢でもいいやと、自然となのはを抱きしめていたらしい腕が、何者かによって引き剥がされる。

「ヴィータ? そろそろ私のなのはからはなれてくれるかな?」
「何いってんだテスタロッサ、なのはが勝手に抱きついて――てすたろっさ?」

目の前で懐かしい、笑顔の裏に黒いオーラを垂れ流しているテスタロッサをポカンとした表情で見上げる。

「ヴィータ? 本当にどうしたの?」
「まぁまぁ。きっと意中のなのはちゃんに抱きつかれて魂飛んでるんやろ。幸せ絶頂ってやつやね」

訝しげに眉を顰めるテスタロッサの影から、懐かしい、かつて自分の主であり、大事な家族のはやてがヒョコと顔を出す。

「けど、たまにはわたしに構ってくれないと寂しいよー」
「は、はやて、くすぐったいって!」
「む、はやてちゃんズルイ!」
「ヴィータ! 私のなのはからはなれてよ!」

はやて、なのは、よりによってテスタロッサまでもが私に抱きつき……いや、若干1名はなのはに抱きついている。

167空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:41:33 ID:D+uguwgn
「だー! 息が出来ないだろうがっ!」

渾身の力を振り絞って3人を引き剥がし、立ち上がった。
全く、3人がかりで抱きしめられたんじゃ埋もれて息ができ、な……。

「……なんで小さいままなんだ? あたし」

今度はまじまじと自分の身体を見つめる。
なのはよりも伸びていた身長は、なんとも懐かしいサイズへと戻ってしまっている。

「ヴィータさん熱でもあるんじゃないですか?」

上から声が降って来たと思ったら、ふいにおでこに冷たさを感じた。
驚いて見上げると、なのは、フェイトに劣らず成長した、金色の髪を母親と同じくサイドテールにしている少女
いや、もう女性といった方がいいのかもしれない。ヴィヴィオが「熱は無いみたいですね」とあたしの頭を撫で回してきた。
全く、こんなところも母親に似やがって。
あたしよりも高い位置にある顔に視線をやってから手を下ろさせる。
ヴィヴィオがコレやるとなんでかなのはのヤツが怒るからさ。ほら、今も。
予想に違わず後ろから抱き着いてきたなのはに溜息を吐きながら、暫くそれを甘受する事にした。
何回言ったって聞きやしないんだ、なのはは。

「ヴィヴィー、ダメだよ。ヴィータちゃんの頭撫でていいのは私だけなんだから」
「あはは、ごめんなさい。なのはさん」
「むう……またなのはさんって言ったー。なのはママって呼んでほしいな?」
「……いや、えっと。その……さすがにこの歳になってママは恥ずかしいかな、って」
「ヴィヴィ?」
「……はい。なのはママ」
168空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:42:48 ID:D+uguwgn
恥ずかしそうに顔を伏せるヴィヴィオと、その頭を撫でてやるなのは。そして、そんな二人に暖かい視線を送りながらも、
念話であたしに『ヴィータ……ちょっと後で模擬戦やろうか? ほら、最近殺って……戦ってないからさ』って送りつけてくるフェイト。
そんな皆を一歩引いた場所で見ながらも、ヴィヴィオの後ろで手をわっきわきと動かしながら近づいているはやて。
良く見れば遠くではティアナとスバルが相変わらず夫婦漫才みたいな事をしているし、エリオとキャロはフリードに乗りながら散歩してる。
そして、何よりも背中に感じるなのはの鼓動。なのはの体温。
起きた時から感じる妙な違和感を、トクトクと鳴る心臓の鼓動が打ち消してくれる。

「なのは、はやて、テスタロッサ、ヴィヴィオ」

「「「「ん?」」」」

名前を呼べば何? と微笑みながら(若干1名は敵意を表しながら)答えてくれる。
その事実に、あたしはなんでか溢れてくる涙を気付かれないように拭って、

「なんでもねー!」

とびっきりの笑顔をお見舞いしてやった。
169空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:43:46 ID:D+uguwgn

――空の良く似合う、太陽のような彼女を思い出させる、黄色い花畑の中にある墓標の横に、新たな墓標が出来ていた。
ふいに現れた白銀の髪を持つ女性は、いくつもある古びた墓標に視線を落とすと、
まだ新しい汚れの付いていない墓標に刻まれた文字に指を這わせた。

「……ちゃんも、先に逝っちゃったのですね」

寂しくなるです、雫と共にポツリと落とされた言葉を最後に、その女性は立ち去っていった。
彼女が見ていたのは、彼女と同じ時間を共にした大切な家族と、友の生きた証。
そして、キラキラと輝く雫のこぼれた先に刻まれていた名前は――。

170空気ブレイカー:2007/12/21(金) 16:45:26 ID:D+uguwgn

以上で終了です。
あれ?なのヴィになってない?とか、ザフィー・・・とか
個人的にも色々ツッコミたいところは沢山あるのですが、一言だけ。

あの、皆殺しちゃってすみませんorz
171名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 16:48:52 ID:ZVSPg/cj
GJ!
ところでギンガさんはど(ry
172名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 16:48:57 ID:MeKDH0tD
>>170
GJ!
モニターの前で泣いちまったよ…。

ヴィータ可愛いよヴィータ!
173名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 16:49:52 ID:G2Tk8QHb
全俺が泣いた(´;ω;`)
なんだこの切なさは・・・
GJ
あ、ここは1レス32行までらしいよ
174名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 17:02:22 ID:nN8AlvWC
>>170
なのヴィに胸が躍る。
また家に着いてからゆっくりと読ませていただきます!
175名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 17:05:58 ID:HQJ0Aar9
GJすぎる
176名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 18:06:18 ID:wE4Z7YPx
>>170
GJ。残される者はいつだって辛いものだよ。
だがしかしザフィーラ自重しろw

あと細かい所つっこむとヴィータは「アリサさん」に「すずかさん」ね。
177名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 18:27:12 ID:Y8lbh2B3
泣いた
178空気ブレイカー:2007/12/21(金) 19:04:04 ID:D+uguwgn
>>171-177
おまいらの温かい言葉にむしろこっちが泣きそうです。
パンツネタを考えていたら急に、「そういえばなのヴィだとヴィータのが長生きなんだよなぁ」
みたいな妄想が降ってきてしまいまして、色々しなければいけない事があるのに気付いたら暴走してました。

1レス32行までなのですね、教えて頂きありがとうございますc⌒っ゚Д゚)〆メモメモ
ザフィーについては、うん。ついクセでギャグ分を入れてしまったといいますか、
なんといいますか。すみませんw
ヴィータがアリサとすずかの事をなんと呼んでいるかもあやふやだったので、
「アリサさん」「すずかさん」と分かってスッキリしました。ありがとうございます。

あまりに人数多すぎるのもあれかなと思ったので、描写を省いているキャラは多数居ます。
例えばアリサやすずか等。
ギンガは……きっとスバルの後ろでドリルギュインギュインしてるに違いありません
なんていうか、すみませんorz
179名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 19:08:21 ID:k8n/WiEl
そう考えると永遠の命とかを求めてヴォルケンず狙ってくるやつとかいそうだよなぁ。
180名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 19:40:00 ID:8ORYZ+Vs
空気ブレイカー様…神職人にも程があるぜ
181名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 19:54:01 ID:1kbeoE7U
なんだろ・・・目からゲボが

>>142
昔なのは→千歌音ちゃんの改変があったな

フェイトが姫子ってのは合ってると思う
うじうじ体質とか
182名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 20:14:04 ID:XTrnDlIu
183名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 20:33:56 ID:UaJyxKn3
>>181
「こんな友達ごっこはもうたくさん」
とか言って無理やりフェイトにキスするなのはさんと申すか

書け!!書くんda!!
184名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 20:37:36 ID:q/3uk/Rn
ザンバーでハァハァ斬りのフェイトさんw
185名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 20:44:34 ID:xKuP9ZbR
明らか狂気に駆られるのはフェイトだと思うが
186名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 20:47:29 ID:cXarxhd4
なのはが一方的に犯されるのはちょっと違和感あるな
むしろ逆に
187名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 20:55:27 ID:E1jz+JXO
むしろなのはを失った時のフェイトが恐い。
188名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 20:58:02 ID:Tf0m21w7
なのはは冷静に襲ってフェイトはついかっとなってやった的な襲い方しそう
189名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 21:18:30 ID:D+uguwgn
同意。なのはさんは冷静に事を進めそうだけど、
フェイトそんは事後、我に返って激しく後悔しそうなイメージ
190名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 21:29:24 ID:VT4zz5L9
すごいわかる
なのはさんは魔力任せのデタラメに見えて、作戦練ってる
フェイトさんは普段冷静だけど戦闘だとたまに暴走する


つまりなのはさんがフェイトさんを暴走させるように誘導するということでよろしいか?
191名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 21:54:35 ID:jhSw1C/g
つまり、なのはさんの誘導によって暴走したフェイトそんがなのはさんを襲っちまって後悔するけど、
「フェイトちゃんなら……いいよ……」(計画通りなの!!)って感じで受け入れてあげるなのはさんと、
ますますなのはさんに依存を深めるフェイトそんということでよろしいか?
192名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 22:08:08 ID:1kbeoE7U
まとめるとなのフェイは神ってことだな
193名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 22:47:57 ID:nN8AlvWC
なのヴィと言わざるをえない
194名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 22:52:51 ID:wE4Z7YPx
なんか猛烈にまた無印見たくなってきた。なのフェイやばすぎる。
やおいにはまる腐女子共の気持ちがすこしだけ分かった気がするぜ
195名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:17:29 ID:zUrjOPGd
196名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:22:18 ID:svcl+Qa/
>>195
でかくないですか?www
197名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:25:17 ID:SH7NdbR8
カートリッジ散らばりすぎだろw物騒すぎるw
198名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:35:49 ID:svcl+Qa/
よく見たらこれも微妙に恋人つなぎなんですね。
夜天の書の手帳のやつも両手で恋人繋ぎですよねwww
フェイなのにしか見えないwww
友達がそれ見て「バルス!!」って言ってましたけどorz
199532:2007/12/21(金) 23:37:05 ID:xKuP9ZbR
殺伐としたものを書いていたら、普通のものが書きたくなったので勢いで投下します。
なのフェイです。ぬるいですが多めにみてやって下さい。
200532:2007/12/21(金) 23:37:52 ID:xKuP9ZbR
「ゃん!フェイトちゃん!」

まだ、後もう少し。
もう少しだから!
後、五分。
五分だけだから。
しかし、フェイトがどんなに強く願ってもそれは叶わなかった。
バサァ〜と勢い良くブランケットをはぎ取られ、フェイトはしぶしぶベッドの上に半身を起こす。
仕方なくぼんやり視界を開くと、フェイトを除き込むなのはと目が合った。
・・・・・・・・・・なのは?

「?・・・・・・・・なのは?」
「おはよう!フェイトちゃん」

・・・・・・・・・なんで、なのはがここに?
しかし、寝起きの悪いフェイトにはそんな事を考えることすら間々ならない。

「もう〜寝ぼけてるの?しょうがないな〜」

苦笑を零し、なのはは勢いよくカーテンを引いた。
瞼の裏にまぶしい光が差し込み、ぼやけていた意識がかすかに覚醒した。
201532:2007/12/21(金) 23:38:15 ID:xKuP9ZbR
「おはよう、フェイトちゃん!」
「・・・・・・・・・・・・おはよう、なのは。相変わらず、朝から元気だね・・・・・・・」

なのははにっこり笑って、バタバタと足音を立てて部屋を出ていく。
しばらくして早足で戻ってくると、手に持っていたマグカップをフェイトに手渡してベッドサイドに腰掛けた。
コーヒーの芳ばしい香りが室内を満たす。

「私の特製ブレンドだよ!お寝坊さんのフェイトちゃんに」
「・・・・・・・・・・・・ありがとう」
「淹れたてだよ。眠気が覚めるように少し苦めにしてあるから」
「・・・・・・・・・・・・うん」
「今日は朝から補習があるんでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・うん」
「じゃあ早く用意しないと。卒業できなくなっちゃうよ?」
「・・・・・・・・・・・・うん」
「フェイトちゃん学校休みすぎだよ?分かってる?」
「・・・・・・・・・・・・それは、なのはだって・・・・・・・」

はぁ〜となのはは軽くため息をついた。

「私はきちんと補習受けてるし。もう、先生が困ってたよ」
「うぅ〜・・・・・私だって、きちんと後で受ける予定で・・・・・・・・・・・・」
「一緒に、卒業するって約束したでしょ?」

フェイトはコーヒーの入ったカップを両手で抱えたまま、こくりと頷いた。
だめだこれは、となのはが天を仰ぐ。
202532:2007/12/21(金) 23:38:36 ID:xKuP9ZbR
「じゃあ私、午前中は管理局仕事があるから先に出るね」

ジャケットを羽織ながら、なのはがベッドサイドからそっと腰を上げた。

「・・・・・・なのは」
「ん?何?」

扉へ向かうなのはの背に、テーブルにコーヒーを置いたフェイトが相変わらず眠たげな声をかける。
ベッドの上で手招きするフェイトに、振り返ったなのはが首を傾げた。

「・・・もっとこっち」
「え?」

不思議そうな顔でベッドサイドに近づくなのはの首元を、手を伸ばしたフェイトが両手で軽く引き寄せる。
端正な顔が近づき、気怠げな吐息が頬にかかるのを感じて、なのはがごくりと息を飲んだ。
白く細い指が曲がった制服のタイを綺麗に整える。
濡れたように輝く瞳が細められ、低く優しい囁きがフェイトの唇から漏れた。
203532:2007/12/21(金) 23:40:47 ID:xKuP9ZbR
「・・・・・・しっかりね、なのは」
「う、うんっ!ありがとう。フェイトちゃん!」

なのははぎゅう、とフェイトに抱きつくと、背筋を正して勢いよく立ち上がった。
そのまま全開の笑顔で、元気よく部屋の戸口へと走る。

「じゃあ、行って来ます!フェイトちゃんも遅れないようにね!」

パタンと扉が閉まり、静寂が再び部屋を支配した。
閉まった扉をしばらくぼんやりと見つめた後、フェイトはサイドテーブルに置いたカップを再び手に取る。
香り立つ真っ黒な液体を見つめ、フェイトはゆっくりを口に流し込んだ。
コーヒーの苦みと爽やかな酸味が体の隅々に染み渡り、除々に思考が動き出す。
一瞬じっと考え込んだ後、フェイトははっと目を見開いてマヌケな声で叫んだ。

「・・・・・・・・・・・・な、な、な、なんでなのはがうちにいるの/////!?あれ?えっ?」

動揺のあまりカップをひっくり返しそうになるフェイトを、いつのまにか戸口に佇んでいたエイミィが笑顔で見つめていた。
204532:2007/12/21(金) 23:41:13 ID:xKuP9ZbR
以上です。
この二人なら部屋に上がり込んでおはようくらい平気でやってそうですけど、
中学生ということで見逃してください(意味不明)友達以上恋人未満(汗)
失礼しました。
205名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:42:47 ID:oFai3+pe
GJ!

>白く細い指が曲がった制服のタイを綺麗に整える。
そこは「タイが曲がっていてよ?」でしょう常考w
206名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:46:51 ID:vVs/uCN+
>>204
GJ
なのはさんが朝からフェイトを起こしにくる…
それなんてエロゲ?
207名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:47:25 ID:J0OgXjZp
>>195
最高!恋人繋ぎだろこれww

>>204
なのフェイGJです!
個人的には、なのはの事故以来恋人同士だと妄想してますぜ
208名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:48:02 ID:0YzAqJv7
フェイトさんの人生にはなのはさんルートしかありません
少なくとも一週目はw
209名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:50:08 ID:Z6SGukgF
祥子様ktkr

(・∀・)イイヨーイイヨー
こういう何気ない日常がすごく好きだ
>>195を見た後だから余計にニヤニヤしたw
210名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 23:53:50 ID:0YzAqJv7
GJ!
きっと朝どうしても起きないフェイトさんに業を煮やしたエイミィが最終兵器でなのはさんを読んだんだと勝手に予想
結果は当然効果抜群
補習出たはいいけど
「なのはが朝からわたしに・・・なのはがわたしに・・・フフフ・・・」
「頼む・・・頼むから先生の授業を聞いてくれ・・・」
なんて状態になってるに違いない
211名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 00:23:07 ID:jnvKjnqa
>>195
なんて物騒な愛の巣なんだwww

>>204
なのフェイGJ!
普通に居るなのはさんとぱにくるフェイトそんの対比が萌え
タイが曲がっていてよ風のシーンで吹いたwww
マリみてでも祥子さま寝ぼけてたしw
まぁ、あっちだと直されるのははやてだけど

>>208
人生に二週目はないから二行目は無意味なんだぜ?
212名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 00:27:06 ID:yQxS34N1
二週目ってつまりは転生、生まれ変わりとか?
切っても切れぬ縁でどんな時代に生まれても
出会う二人を夢想した
213名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 00:30:08 ID:ypzuHGwz
百年の時をループしてもフェイトさんはなのはさん一筋だよ
214名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 00:33:39 ID:hjNrmP3k
命の限り愛の限り、いつでもどんな時でも傍にいるんだよ
215名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 00:42:19 ID:Q9QGrhD4
神無月の巫女かい?
216名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 00:49:21 ID:yMXW3SA8
ヒント:Pray
217名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 00:55:24 ID:5vL8fNP6
月巫女の百合ソンはなのフェイに合うんだぜ…
218名無しさん@秘密の花園 :2007/12/22(土) 04:51:11 ID:8EHS2zCq
なのはを捕まえたフェイトは絶対ここまでやると一瞬で思った俺は
少々なのフェイを控えるべきなのかもしれない
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org17124.jpg.html
219名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 05:00:47 ID:wzP1387U
禁断症状が出ないように気をつけろよ
220名無しさん@秘密の花園 :2007/12/22(土) 05:07:07 ID:8EHS2zCq
>>219
気づいたらなのフェイのイチャイチャしてる場面を妄想してた
・・・重症過ぎで絶対治らないという事実を再確認するハメになった
どうせ治らないならいっそ突き抜けることにする
221名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 05:27:23 ID:L+nnSAug
面白いAAみつけたのでなのはとヴィータで改変しつくってみた。
くだらないけど四レス程度貸して下さい。

                           __
                     ,. -―/-、`)
                   〈V〉†ヘ==べ゙ミ、
                   (咒){ {从从! }ヾ  なぁなのは、重くないのか?
                   ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ
                  〈y)Σう'⌒~´ヘヘ      .,,;;;,,,,;;;;;;
                    // ,ハノノソヽソハ
     .,,;;;,,,,;;;;;;          ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ    ヴィータちゃんは軽いから楽ちんだよ
                     lつ7|..7つ┓    .
   .,,;;;,,,,;;;;;;              ,/ソ、j、iヾ|冊冊        .,,;;;,,,,;;;;;;
              ,' ̄ ⌒ヽ/ ̄ノ ノγヽ⌒ヽ  .
               (--(ニ二_(_)(--〇--)    .,,;;;,,,,;;;;;;
    i!wwl        ゝ/__ヽノ    ̄ゝ/__ヽノ  
''''"~"”~"~"~”~”''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''"''"~"'''"''"
  ;;;;;;;...,;;;,,,;;;;;   ;;...,,;;;,,,,;;;;;;;  wwv;;  ;;;  (~)  ;;;;;;.,,,.,;;,,,.. 
   wvv;;;   ※    ;;;;;;;;;.....''''':::;;;; wwv (ヽ||/)    ;;;;.,.,..,;;
222名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 05:28:30 ID:L+nnSAug
                           __
                     ,. -―/-、`)
                   〈V〉†ヘ==べ゙ミ、
                   (咒){ {从从! }ヾ  でもなんだ、たまにはこういうのもいいな
                   ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ    
                  〈y)Σう'⌒~´ヘヘ      .,,;;;,,,,;;;;;;
                    // ,ハノノソヽソハ
     .,,;;;,,,,;;;;;;          ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ   うん、ヴィータちゃんとなら私も楽しい
                     lつ7|..7つ┓
   .,,;;;,,,,;;;;;;              ,/ソ、j、iヾ|冊冊        .,,;;;,,,,;;;;;;
              ,' ̄ ⌒ヽ/ ̄ノ ノγヽ⌒ヽ  .
               (--(ニ二_(_)(--〇--)    .,,;;;,,,,;;;;;;
    i!wwl        ゝ/__ヽノ    ̄ゝ/__ヽノ  
''''"~"”~"~"~”~”''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''"''"~"'''"''"
  ;;;;;;;...,;;;,,,;;;;;   ;;...,,;;;,,,,;;;;;;;  wwv;;  ;;;  (~)  ;;;;;;.,,,.,;;,,,.. 
   wvv;;;   ※    ;;;;;;;;;.....''''':::;;;; wwv (ヽ||/)    ;;;;.,.,..,;;







         『あ、アイス屋さんだ』
223名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 05:29:45 ID:L+nnSAug

                           __
                     ,. -―/-、`)
                   〈V〉†ヘ==べ゙ミ、
                   (咒){ {从从! }ヾ  ……アイス!
                   ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ    
                  〈y)Σう'⌒~´ヘヘ      .,,;;;,,,,;;;;;;
                    // ,ハノノソヽソハ
     .,,;;;,,,,;;;;;;          ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ    食べる?寄って行こうか
                     lつ7|..7つ┓
   .,,;;;,,,,;;;;;;              ,/ソ、j、iヾ|冊冊        .,,;;;,,,,;;;;;;
                ̄ ⌒ヽ/ ̄ノ ノγヽ⌒ヽ  .
               (--(ニ二_(_)(--〇--)    .,,;;;,,,,;;;;;;
    i!wwl        ゝ/__ヽノ    ̄ゝ/__ヽノ  
''''"~"”~"~"~”~”''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''"''"~"'''"''"
  ;;;;;;;...,;;;,,,;;;;;   ;;...,,;;;,,,,;;;;;;;  wwv;;  ;;;  (~)  ;;;;;;.,,,.,;;,,,.. 
   wvv;;;   ※    ;;;;;;;;;.....''''':::;;;; wwv (ヽ||/)    ;;;;.,.,..,;;
224名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 05:30:20 ID:L+nnSAug
                           __
                     ,. -―/-、`)
                   〈V〉†ヘ==べ゙ミ、
                   (咒){ {从从! }ヾ  え、マジででいいのか?で、でもわりいよ
                   ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ    
                  〈y)Σう'⌒~´ヘヘ      .,,;;;,,,,;;;;;;
                    // ,ハノノソヽソハ
     .,,;;;,,,,;;;;;;          ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ    ふふ、いいよ。食べてるヴィータちゃん可愛いから
                     lつ7|..7つ┓   私にとってのご褒美にもなるんだよ
   .,,;;;,,,,;;;;;;              ,/ソ、j、iヾ|冊冊        .,,;;;,,,,;;;;;;
              ,' ̄ ⌒ヽ/ ̄ノ ノγヽ⌒ヽ  .
               (--(ニ二_(_)(--〇--)    .,,;;;,,,,;;;;;;
    i!wwl        ゝ/__ヽノ    ̄ゝ/__ヽノ  
''''"~"”~"~"~”~”''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''"''"~"'''"''"
  ;;;;;;;...,;;;,,,;;;;;   ;;...,,;;;,,,,;;;;;;;  wwv;;  ;;;  (~)  ;;;;;;.,,,.,;;,,,.. 
   wvv;;;   ※    ;;;;;;;;;.....''''':::;;;; wwv (ヽ||/)    ;;;;.,.,..,;;
225名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 05:32:51 ID:L+nnSAug
『おいしいな……、ってなに見てんだよ』

『えへへ、ヴィータちゃんが可愛くて!』

そんなほのぼの休みを過ごす、スターズ分隊隊長と副隊長。



お目汚しすみませんでしたm(_ _)m
226名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 06:06:25 ID:9A0K87xd
GJ
和んだ。
227名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 07:52:21 ID:hoU0wfiN
>>218
そこのなのフェイサイトさんは基本なのは攻めなんだぜ


授業中とかいっつもなのフェイのこと考えてるけどぜんぜん中毒じゃないな
228名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 08:54:56 ID:tqwTKOGL
>>227
そのなのフェイサイトさん教えてください
検索ヒントだけでも
229名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 10:10:02 ID:hjNrmP3k
>>228
asterisk なのは
でググれば出てくると。

全然関係ないかも知れないけど、しゅごキャラ!の水樹さんのキャラがフェイトに見えるオレは重症?
そして黒ユーノがいるような気もwww
230名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 10:13:05 ID:g004rB/J
うたう、ルックスは同系統だよな
でも性格的には唯世のが似てる気がする
そう思ったら唯世キュン可愛いと思えてきた俺はもうダメかもしれん
黒ユーノ先生は俺も思ったw
231名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 10:31:53 ID:wMuBBAVz
>>195
改めて見るとこの絵不思議だ
通常だとなのはさんが大人っぽく見えるけど
180度回転させて見るとフェイトさんが大人っぽく見える
232名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 12:57:19 ID:vQMU8Oun
http://lily.tank.jp/up/img/lily530.jpg
懐かしいものを見つけた
233名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 13:06:02 ID:hjNrmP3k
もろに神無月www
なのはだからこれでいけるんですよね。
なのはさん冷静に狂うから。
234名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 13:27:15 ID:ubjDD498
>>232
懐かしいけどそれ好きだなw
自分のなのはフォルダに保管してるわ
235 ◆JhF0qDQSSc :2007/12/22(土) 14:49:27 ID:xHWo5kE0
真昼の土曜になのフェイエロ投下
236新コス ◆JhF0qDQSSc :2007/12/22(土) 14:51:38 ID:xHWo5kE0
ピンポーン。
「いらっしゃい、なのは」
「お邪魔します、フェイトちゃん」
フェイトちゃんが執務官の資格をとって少ししたころ、私はフェイトちゃんにお呼ばれしました。
というのは―

「執務官になったのを機にバリアジャケットを変更しようと思って」
今日はその御披露目なんだ。
正直、その話を聞いたとき私はすごくほっとした。
だって、もう私たち中学生も後半なのにフェイトちゃんたらずっとあの格好なの。
私がいくらいっても、
「お気に入りだから」
とか
「機能性重視だから」
とか言っちゃって何年も。
フェイトちゃんは羞恥心が少ないんだよ…
フェイトちゃん知ってるの?
よく管理局の男の人たちの間で噂になってるんだよ?
「ハラオウン局員のBJ、エロすぎじゃね?」
「うんうん、胸のところベルトで締めてるからおっぱいが強調されてるよな!」
「まったくテスタロッサは素晴らしい…」
…最後の人は違った気がするけど、
とにかく!私はこれ以上こ、恋人さんがえっちな視線を集めることが我慢できなかったので、
今回の件は大賛成。
今日は私がフェイトちゃんのBJを見立ててあげるの!
フェイトちゃんがえっちな視線を集めそうなデザインにしてきたらびしーっといわなきゃ、ね。
237新コス ◆JhF0qDQSSc :2007/12/22(土) 14:57:39 ID:xHWo5kE0
「さっそくだけど、考えたの見てくれる?」
「うん、初御披露目だね」
私だけが参加を許されるフェイトちゃんのファッションショー。
けど今日は私は厳正な審査員なのだ。
ビシビシいっちゃうよ。
「じゃ、バルディッシュ。お願い」
『O.K.setup』
さあ、どんなのかな?
だめだよもうレオタードにベルトとか。
お仕事中に変な気分になったことなんて一度や二度じゃないんだからね。
私が身構えていると、

「どうかな?」
「あ、あれ?」
あまりのおとなしさに少し拍子ぬけしちゃった。
制服を思い出させるシックなスーツ状にニーソックス。
派手さを引き立たせていた黒と赤のマントも白と黒に変更されている。
なんていうか、
すごく、大人っぽい―
「え、となんかダメだったかな?」
フェイトちゃんが心配そうにこちらを見ている。
いけないいけない。
見とれちゃった。

「う、ううん。すごくいいと思うよ!なんか執務官!みたいなオーラが出てるよ!」
お世辞はまったくない。
「そ、そうかな。なのはに誉められるとすごく嬉しいよ」
フェイトちゃんは顔を赤くして照れている。
よかった。
フェイトちゃんもちゃんとTPOをわかるようになったんだね。
238新コス ◆JhF0qDQSSc :2007/12/22(土) 15:00:24 ID:xHWo5kE0
あれ、今日の用事もう終わっちゃった。
そうだ、せっかくだからフェイトちゃんをよくできましたっていいこいいこしてあげよう。
「フェイトちゃ…」
私がフェイトちゃんに近づこうと席を立とうとしたとき、
「じゃあ、次はソニックフォームを見てね」
フェイトちゃんは爆弾を投下した。
え…?
そにっくふぉーむ…?
「バルディッシュ」
『sonic form』
光につつまれたフェイトちゃん。
そして光の中から出てきたとき、
そこには、
高速戦闘に特化するため、
「極力装甲を排除した」

フェイトちゃんが立っていた…

「今回はBJの負荷のさらなる軽減も成功したし、ザンバーを二刀にすることで高機動力を実現…」
得意満面に語るフェイトちゃんをさしおいて、私は頭を抱えた。
だから…
なんで…

「そんなえっちな格好になるのー!?」
「え、な、なのはっ?」
以前のフォームよりさらに露出が高くなって、もはや水着…いや、水着は前垂れなんてないよね…ふふ…
「だからえっちな格好はだめー!」
私が食ってかかると、フェイトちゃんは困った顔をして、
「で、でもこれにしたらコストパフォーマンスが前よりぐんとあがったんだよ?
スピードも前の何倍も速くなったし…」
239新コス ◆JhF0qDQSSc :2007/12/22(土) 15:03:44 ID:xHWo5kE0
もー!
性能じゃないんだってば!
どうしたらわかってくれるのかなぁ?
あ、
閃いた。

恥ずかしいってことわからせればいいんだ…

「なのは…なんで怒ってるの…?」
不安げに私に寄ってくるフェイトちゃん。
私はすかさず後ろに回り込むと、フェイトちゃんを背中から抱きしめた。
「な、なのは…?」
「フェイトちゃん…こんな恥ずかしい格好しちゃダメだよ…」
「え、でもこれは機能性重視で…ひゃあうっ!」
私はそこで大きく空いた腋から腕を差し入れフェイトちゃんの胸を揉む。
「ほら、こんなすぐにフェイトちゃんのおっぱいさわれるし…」
「んっ…あっ…ふあ」
「BJの時は下着つけてないんだから…」
そこでもはや硬くなっていた乳首をつまむ。
「ひぃあああっ!」
「ね…恥ずかしいでしょ…?」
「うんっ、はぁ…でもぉ…」
まだ恥ずかしさを認めないフェイトちゃん。
仕方ないなぁ…
私はそこであまりに無防備な下半身に手を伸ばす。
BJの前垂れをつかむとそのままめくりあげる。
そこには予想通り…
「フェイトちゃん…こんな大事なところをチラチラさせて闘うの?」
もはや隠すもののない下半身をなでながら詰問する。
240新コス ◆JhF0qDQSSc :2007/12/22(土) 15:06:17 ID:xHWo5kE0
「ち、ちが…そこは…はぁ…ちゃんとアンダーを…あああはっ」
「こんなおもらしして戦闘するの?」
私の愛撫にフェイトちゃんのそこは大量の水気を帯びている。
「ん、んあっ…なのはあっ…」
「ね…?恥ずかしいでしょ」
私はフェイトちゃんの蜜をおおげさにかきまわす。
ずぷっ、べちょ、ぬるっといった音が室内に響く。
「ん、わかった…よ、恥ずかしいからっ…あああ…
デザインも考え直しますから…ふあああっ」
「から?」
「もっと…してぇ」
「ふふ、よくできました」
私はそういうとフェイトちゃんの唇を奪った…


結局。
この日は盛り上がっちゃって途中から目的を忘れちゃってた…にゃはは。
それから―
JS事件の終わったあと、落ち着いてから私はフェイトちゃんに問い詰めた。
「フェイトちゃん!デザイン変えてなかったの!」
ちょっと怒り顔の私にフェイトちゃんはこういった。

「あのフォームなら、どこでもすぐなのはに愛してもらえると思ったから…」
241 ◆JhF0qDQSSc :2007/12/22(土) 15:07:47 ID:xHWo5kE0
以上。
新ソニックははいてない。
242名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 15:08:46 ID:VBVs3vj0
GJ!

>「まったくテスタロッサは素晴らしい…」
ニトナム副隊長マジで自重w

>「あのフォームなら、どこでもすぐなのはに愛してもらえると思ったから…」
フェイトそん策士ww
243名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 15:18:30 ID:wMuBBAVz
GJ!!
なのフェイ最高だぁ・・
244名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 15:36:39 ID:9A0K87xd
フェイト自重しろw
245名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 15:54:57 ID:GZrf/4HR
GJでした!
某副隊長さん自重してくださいww
246名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 17:21:47 ID:v0JGUX76
gj!!
むしろフェイトさん自重するなwww
247名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 17:23:20 ID:7pdIA3LA
だがその一方、自分はエクシードモードで守りを堅めに入るなのはさんであった。
248名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 18:21:45 ID:twfyKRYC
エクシードって、ロングスカートだけど、胸元開いてるから(ry
249名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 18:28:54 ID:hoU0wfiN
GJ!!
ニートワロタw

ヤンデレなのはさんも良いけど、俺は病まない程度にドス黒いなのはさんが一番好きだ

「もしもフェイトちゃんが他の人と仲良しさんしてたら、わたし間違ってこのスイッチ押しちゃうかもしれないよ・・・?」
どっちにしても押しちゃうなのはさん9歳
250名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 00:22:12 ID:IMBge5Lb
守護騎士プログラムの異常で風邪を引いてしまったヴィータ。
シャ○が処方した座薬を使えば治るのだが、うまく力が入らず自分では入れられない。
そこでお見舞いに来ていたやりなのはが半ば無理やり入れてあげることに。
病気のせいで儚げに見えるヴィータに欲情、小さく引き締まったシルクのようなお尻をアップでじっと視姦したり
お尻をほぐすためのマッサージと称し散々お尻を愛撫するなのは。
そしてやっとのことで座薬を入れてもらえて、羞恥と熱で心身ともにヘトヘトのヴィータ。
白き魔王なのははそんなヴィータの耳元に
「ヴィータちゃん、恥ずかしいところ私にいっぱいみられちゃったね…♪」
「これじゃもうお嫁さんにいけないから、もう私のお嫁さんになるしかないよねぇ…♪」
と囁く。
心の底では待ち望んでいた想い人から与えられる快感と凌辱に、ヴィータはあっさりと陥落するのであった…


という電波が来ました。
おや、外から巨大なハンマーg(ry
251名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 00:33:20 ID:QNX/wfml
座薬とかの変態プレイと言えば必然的に相手がフェイトさんになる・・・。
252名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 00:44:44 ID:s5nfXQ1y
いや、ヴィータでもGJだ。
っていうかなのヴィならなんでもいける。
253名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 00:57:25 ID:0wybMRF2
>>251
俺も俺も
254名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 01:06:16 ID:LUUp2nH9
彼女には…

誰も抵抗できない
255名無しさん@秘密の花園 :2007/12/23(日) 01:22:02 ID:j80JyqJ+
256名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 01:29:01 ID:uKv3lBa/
縦長だな
257名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 02:00:12 ID:lps4Ch2O
>>255
kwsk
258名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 02:02:54 ID:fBjpH6yf
遊閑千で検索
259名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 03:08:13 ID:zfFalOf7
260名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 03:21:59 ID:3cGXGQCc
なのシグ・・・?
これ後ろから生えてるんだよな?w
261名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 03:38:44 ID:TXk1Nc2o
>>259
何か生えとるw
262名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 03:43:52 ID:pUEPpVzP
さすがなのはさん・・・触手を生やしてもなんともないぜ
263名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 06:09:41 ID:iBYXAP0p
突然下った節電命令
寒いとしか言い様のない部屋
「一緒に寝ようよ〜。なにもしないからさ♪」
「嫌だって言ってんでしょ!?」
「なのはさんとフェイトさんは一緒に寝てるって言ってたよ?」
「あの二人は特別なの!」
「えー?あたしたちだって付き合ってるじゃん」
「とにかく嫌!絶対嫌!」
「じゃあいいよ…」
「ちょ……っ!なに勝手に人のベッドに入って来てんのよ!?」
「恋人としてじゃなくてコンビとしてならいいでしょ?」
「は?」
「コンビに風邪ひかれたら困るから……ダメ?」
「……か、勝手にすれば?」
「じゃあ失礼します」 背中から抱き締める

「寒くない?」
「……あんたはどうなのよ?」
「あったかいよ」
「じゃああたしも……」
「…好きだよ」
「……あたしも」
「ちゃんと言ってよ」
「めんどくさい……」 言いながら体を反転させ、体を向き合わせる
「ティアは素直じゃないね…」
「うっさい……バカスバル……///」


寒がりな猫とより添う犬っぽく妄想してみた
264名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 08:21:15 ID:PhZDRhdd
>>263
グジョブ!!

やはり俺のなかでは
なのフェイ
スバティア
アリすず
この3カプだけは譲れない
265名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 09:42:50 ID:rQvq2RrQ
>>259
kwsk
266名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 10:28:43 ID:7gm+llgs
>>263
何気にスバルが最初に変態発言してるのが面白かったw
もちろんこのあとは・・・
267名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 13:21:58 ID:srIov8K0
>>263
ぐじょーぶ
やっぱスバティアはいいな
少なくとも俺は一番好き
賛同者が少ないぽいのが悩みの種だが
268名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 13:23:53 ID:xFxIPpQH
>267
スバティアのどちらが前後であろうとこの二人のCPはなのフェイ並みに好きだぜ?
269名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 13:29:39 ID:MeTEClRS
>>264
俺がいる

この3カプは鉄板だよな
270名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 13:43:26 ID:Cpd8plPj
だがしかし
すずかははやてと怪しい気もするんだぜ
271名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 13:43:49 ID:tolX5S45
>>265
Type-G

で検索すると幸せに。
272名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 13:46:34 ID:N+XrojhA
一人蚊帳の外でアリサ涙目、とか思ったけど、結局何にも無かったよな、その二人。
まあ、私の脳内だと、アリサとはやてはすずかのよm(ry
273名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 16:17:42 ID:ZAaBDyNI
残念だが俺の脳内では、みんななのはさんの嫁だ!
274名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 16:19:15 ID:DmBElnOO
残念だが俺の脳内では、みんなフェイトの嫁だ!!
275名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 16:26:45 ID:2C2CMS8k
>>264にはやヴィを加えれば俺のなのはワールドは完成する
276名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 17:20:19 ID:uKv3lBa/
ここまで読んできてわりと驚愕の事実が発覚。
キャロがそこはかとなく忘れられてる!?
さぁ、フェイトさん、ティアナさん、彼女を暖かく迎え入れてあげるんだ。
277名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 17:22:58 ID:ZAaBDyNI
なのはさんがいるよ
278名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 17:37:12 ID:0GACA3dl
>>276
うちのキャロはすっかりフェイトさん食っちゃって_| ̄|○
多分いつかなのはさんにヤられます(いろいろな意味で)
279 ◆JhF0qDQSSc :2007/12/23(日) 17:50:30 ID:pobOulg3
キャロ「はい。ルーちゃん、あーん」
ルー「あーん…」
キャロ「おいしい?」
ルー「おいしい…」
キャロ「よかったあ。あまり作ったことなくって」
ルー「あなたの作ったものだから…」
キャロ「え…」

エリオ「やっぱりガリューは強いね!」
ガリュー「……」
キャロ「あ、エリオくん。
お疲れさま。ごはん、できてるよ」
エリオ「うわあおいしそう。いただきまー…」

すかっ

エリオ「あの…」

すかっ

ルー「…キャロ(の料理)は私の…」
ガリュー(ため息)

こんなんしか思いつかん。
280名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 17:55:37 ID:sys3t6Gd
エリオ、カワイソス・・・。
個人的にはエリキャロも好きだけどね。

そして俺は、同調者がまずいないだろうと思うシグナム×キャロが好きだったりする。
A'sのイメージのせいか、将は子供にモノッスゴ優しい気がする。
281名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 18:35:56 ID:DmBElnOO
ライトニング=過保護
スターズ=不器用な過保護

結局過保護
282名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 18:39:28 ID:b1eazEXp
まとめサイトにスバティアタグがないのはどうして?
283名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 19:17:29 ID:N+XrojhA
>>277
ttp://www.imgup.org/iup525013.jpg.html
こうですか? 分かりません><


シグナム×キャロ見たことあった気がするから、探したけど、見つからなかった。。。
駅でエリオが助ける前に、シグナムが助けに入って、「見つけた、私の王子様」ってなるやつ。
284名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 19:41:47 ID:ZAaBDyNI
>>283
おお、よい!
二人ともかわいいよ!

なのキャロもいいかもしれない。
なんのしがらみもないからこそ燃える恋があるのだと。
285名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:20:45 ID:o8FS2u33
なのフェイが両想いなのにgdgdやってるssかいてたら甘さも何もないgdgdなssになりつつある
286名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:24:46 ID:foE7/NQ2
投下、投下!!
なのフェイが幸せなら俺も幸せなのだ

てか、某なのフェイサイトの一日限定SS破壊力ありすぎ
なのフェイ分の過剰摂取で昇天ww
287名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:27:12 ID:QcETLdLP
>>286
その某なのフェイサイトについてkwsk
288名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:27:51 ID:vipQg7OX
よう俺
幸せ過ぎてどうにかなりそうだ

>>285
なりつつあるだから、まだ完成してないかな?
完成したら投下まってるよ!
289名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:28:50 ID:PlMgiWSj
自分はなのヴィ分が不足だ!
だかなのヴィのSSがあるところしらないか
290名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:34:02 ID:OlzO0ROG
のらとジジ だっけ?新婚なの!っていうなのヴィSSシリーズがあるのって
291名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:36:14 ID:vipQg7OX
>>287
おくびょう者のかくれが

>>290
そこだよ
292名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:38:30 ID:OlzO0ROG
>>291
サンクス

>>289
だそうだ。チェックしてあるかい?
293名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:41:27 ID:bpdYX0Ki
>>289
なのヴィならそ○境界線はさんに良質なのがたくさんあるよ
今ちょうどなのヴィ祭りもしてるからいいんじゃないかな
294名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:45:48 ID:PlMgiWSj
>>290,>>293
サンクスです。
でも実は二つともお気に入りに入っていたりする…。
295名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:50:03 ID:ctza/Xv6
もうクリスマス限定SSの季節か
このSSがあるからクリスマスを憎まずにいられる
296名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 01:57:45 ID:foE7/NQ2
なのフェイ信者にささやかなクリスマスプレゼントだ

It flowsとググり、SS「指輪物語」「遠くない未来」を読んでみな
今日寂しい人も暖かくすごせるぜい
297名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 02:03:02 ID:qUOtK4CN
あんまり個人サイトの名前出さないほうがいいんじゃ・・・・・・・
っか、サイト巡りくらい自分でサーチで見つけろって!
298名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 02:08:24 ID:foE7/NQ2
>>297
寂しい同士達(たぶん)に今日だけ愛をね
今日だけ・・今日だけ・・うぅぅぅ・・・・・・・・・・
299名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 02:18:28 ID:gRWsXrhq
お勧めなのは分かるがサイト晒しとか本当にやめてやれ
それがもとでやめたサイトがいくつあると思ってんだ
300名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 02:19:08 ID:XVIzlmZa
個人サイト名を直接出すのはあんまり推奨できないけど、幸せな気持ちになれたよ
これを機に、自分のお気に入りを増やそうと思った
生きててよかったとさえ思えるね
301名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 02:51:59 ID:NCdZDj46
個人サイト名晒してるやつらってアホなの?バカなの?
302名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 03:14:39 ID:U+ByHxuX
こういった話はスルーしておくに限るね。
過剰に騒ぐのはよくないよ。

さて、機動六課でクリスマスパーティーやったら
お酒に酔ったフェイトちゃんが、なのはさんへの愛を
シグナム姐さんに語り始める電波が届いたんだけど
なんとか形にならないかな〜
303名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 03:26:02 ID:oQg6QKmt
想像しただけで泣けてくる話だなw
304名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 03:28:00 ID:AL5yCayO
泣ける…が、ぐだぐだ酔っ払いなフェイトさんは見てみたいなw
305アクエリアス:2007/12/24(月) 04:47:26 ID:RrGsFk+v
「あのですねぇ〜wwwなのはがぁ〜すっごいかあいいんですよぉ〜♪」
「ああ、そ、そうか(私にはお前の方が可愛いのだが)」
「もおどほがって聞かへますとねっ!好きだよっていうと少しはにかんで頬染めるとこおろかぁ〜、ヴィヴィオを叱ってる時の厳ひい顔も何かかあいらしくみえまふしぃ〜…ってシグナム聞いてまふかぁ〜?」
「ああああ!聞いてるとも!!す、すごい聞いてるさ!(っていうかそんな潤んだ瞳で私を見つめるな!首を傾げるな!!)」
「そうですかぁ〜、んでねっ!いっきょいひどう、全てがかあいくって愛おしくって…もうっ!もうっ!!何であんなにかあいいんでしょう?」
「さ、さあ?何でなんだろうな!?(本当に何でこんなに可愛いんだテスタロッサ!!もしかして呂律回ってないの気づいてないのか!?)」
「いっつもいっつも…!本当この胸をひはいて、なのはへの愛がどんなにか…どんなになのはに悶えてるか見せてあげはいっすよ!!」
「そ、そうだな…(むしろ悶えてるのは私の方だ!!口調が可笑しくなっているぞテスタロッサ!!そんなところもか、可愛すぎる…!!)」
「でもぉ、そのかあいさにじふんで気づいてないんへふよ!!」
「ほ、ほお?(それはお前だテスタロッサ!!そんな机に突っ伏して拗ねたよう顔するんじゃない!!私を萌え殺す気か!?)」
「だからぁみんなにもそにょかあいさをふりまひて……本当に!独り占め出来たらほんなにいいかっ!!」
「うん、そうだな!(むしろこのままお持ち帰りしたい、っていうかしていいか?していいよな?)」
「ん?しぐなむぅ、鼻血出てまふよ!?」
「えっ!?な…っ!?(やばい!興奮しすぎた!?)」
「ほらぁ〜しょうがないんだからぁ〜。ふきふきしましょ〜ねぇ〜」
「う、うおおおおおおおおお!!(余計出るわぁっ!!)」

シグナムの受難は続く(笑)

何か突発的に書いてしまいましたwww
306名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 06:30:12 ID:oFnsB9kS
>>305
GJ!!!将かわいいな

フェイはやの良いSSサイト探してるんだがいまいち…
やっぱまだマイナーなのか
307名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 07:49:02 ID:25O+sQzR
>>306
ないなら書くしかないぜ
フェイはやははやてが可愛すぎるから大好きだ
それにフェイトさんが攻めにまわれる数少ないカプだ

でもイメージとしては
はやて→フェイト→なのは
なんだよな
308名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 07:50:56 ID:AztUMwu0
フェイトさんの攻めといったら

フェイト×キャロを主張したい

フェイト:キャロもいつまでも子供じゃないんだね、いいよ教えてあげる
309名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 07:52:38 ID:oQg6QKmt
寝てる間に姐さんが大変なことにwww
GJ!
310名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 07:55:08 ID:25O+sQzR
>>308
と思いきや
「フェイトさんのココ、すごく可愛いですよ・・・・?」
「ソコはらめぇぇぇ!!!」
311名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 08:02:47 ID:9kL/nkql
フェイはやなら刺身より干物で検索
俺的に久々ガチサイト
なのフェイもいいぞ
312名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 08:27:38 ID:R4lQk0Ta
キャロは攻めだな。そして間違いなくS。
フェイトさんだろうとエリオくんだろうとルーちゃんだろうと
ひいてはメガ姉だろうとみーんな首輪つけて飼い慣らしてしまいそう。
そしてそんなキャロを手玉に取るのがスターズ(ヴィータ除く)。みたいな。
313名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 08:35:54 ID:PlMgiWSj
スターズ大好き人間が通ります。
314名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 09:02:41 ID:BVCSCShD
なのフェイ原理主義者が通ります
315名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 09:12:46 ID:Fdtsu/KM
>>313
スバルの前後を攻めるなのはさんとティアナという電波が飛んできた
316名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 11:20:08 ID:NVTh9ZbN
ティアはダディと同じくツンデレヘタレ受けなんだよ
317名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 11:28:12 ID:PlMgiWSj
>>316
つまりなのはさんにせめられてめろめろなティアナということか
318名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 11:39:54 ID:R4lQk0Ta
>>317
基本だな
319名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 13:34:58 ID:UfH+RDUs
>>311のおかげでフェイはやもいいかなと思えてきた。
フェイトさんかっこよすぎw
320名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 14:57:05 ID:oQg6QKmt
「なのはママはヴィヴィオのだもん!」
「何言ってるの?フェイトママのだよ?」
「違うもん!ヴィヴィオのだもん!」
「あっそうなんだ。じゃあ名前でも書いてあるの?」
「あるよ!ほら!」
「あ……本当だ。名前シールが貼ってある……」
貼られちゃったよと言いながらにゃははと笑うなのは
「だからヴィヴィオのなんだよ!」
「ふっ……剥がしてしまえば……じょ、冗談だよ、なのは!そんな大人げないことしないよ。本当だよ?」
「フェイトママ怒られてる〜」
「ふん……フェイトママだってちゃんと印つけてあるんだからね」
「……どこにあるの?」
「大人にしかわからない所だよ。残念だったね」
「おしえて〜!ねぇ、おしえてよ〜!」
「ヴィヴィオはまだ子どもだからダメだよ。出直してきなさい」
「………いいもん。なのはママにきくから」
「え!?」
「なのはママおしえて〜!」
「ちょっ……ヴィヴィオ……!」
「ねぇねぇ、なのはママ〜」
「いや、な、なのは、ごめんなさい……許して……」
「なのはママ〜」
「お、お仕置き!?き、昨日もあれだけやったのに………ご、ごめんなさい……はい……ちゃんと夜まで起きてます……はい……」


大人げないフェイトさんが書きたくなって……
321名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 15:02:32 ID:eTGcpYjA
にやけたわw
322名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 15:20:45 ID:foE7/NQ2
ニヤニヤ
323名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 17:47:26 ID:nJp2xDo6
ニヤニヤニヤ
324名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 17:51:20 ID:ZKME4m8X
ニヤニヤニヤニヤ
325名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:08:58 ID:Ae6VJZNO
2人とも可愛いな
326名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:30:57 ID:5ZRX9Jbm
お仕置きってどういう意味なんだ?
327名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:42:56 ID:NxuK+HSl
大人げない

大人毛無い

剃毛プレイ
328名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:54:25 ID:5ZRX9Jbm
>>327
なるほど
でなんでフェイトさんが謝るんだ?
329名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 19:02:30 ID:oQg6QKmt
>>328
なのはさんがただの剃毛プレイで済ませると思うのか?
Mのフェイトさんですら、自分がわからなくなるぐらいメチャメチャにされちゃうから怖いんだよ
330名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 19:05:27 ID:74e2rAY3
>>305
なんか、ありがとう
このあと姐さんが我慢できなくなってお持ち帰りする直前に
なのはさんにもっていかれそうだ
331名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 19:19:34 ID:5ZRX9Jbm
>>329
ん〜それは分かるんだが

ヴィヴィオがなのはに聞こうとしただけで、謝るんだ?

理解力なくて済まない。
332名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 19:29:28 ID:foE7/NQ2
>>331
ヒント:夜の営み
333名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 19:57:00 ID:oQg6QKmt
>>331
すまん。分かりづらかったか?
まぁヴィヴィオにはまだ早い秘密ってことかな
334名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 20:10:33 ID:7QXR+SFw
>>331
ヴィヴィオにいけない秘密を教えようとした
フェイトパパに対するなのはママの教育的指導。
335名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 20:12:22 ID:5ZRX9Jbm
なるほど、ありがとう。
336名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 20:41:25 ID:O5zDernX
逆に考えるんだ
>>331 はヴィヴィオ
337名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 20:43:00 ID:BVCSCShD
>>336
俺たち全員頭冷やされちまうってことか……
338名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 21:39:33 ID:14lhmwDS
流れ切ってすまん
>>183-191辺りを見て
黒なのはさんがフェイトさんを襲う話を書いてみたんだが…
出来上がったのは、

ついカッとなってフェイトさんを襲ったなのはさんが、事後後悔する。
でも、フェイトさんがなのはさんに襲われて嫌がるはずがねえ!
…というわけで結局らぶらぶちゅっちゅ、いい夫婦。

みたいな狙い所の分からない話になってしまった。
このスレでどこまでキャラを黒くしていいのか、
どのくらいの襲い具合なら許されるのかが分からんのだが、
試しに冒頭だけ投下してみてもいいかな?
339名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 21:41:49 ID:odaaAJ16
バカヤロウ
どんどんこいよ
340名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 21:47:37 ID:+QHx3ErW
ばっちこい!
341名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 21:51:45 ID:25O+sQzR
期待せざるを得ない

なのフェイなの←結論
342名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 21:52:32 ID:Ae6VJZNO
裸で待機してるから風邪引いちゃう早くおねがい!
343名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:00:37 ID:foE7/NQ2
待ち続けるさ
344黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:02:02 ID:14lhmwDS
ありがとう…それでは投下させてもらいます。
内容が微妙なので、以下の注意書きを読んで大丈夫そうなら読んでみて下さい。

・男キャラが出てきます。ただし完全な噛ませ犬で、直接的な出番は無し。
・フェイトさんが微妙にヘテロっぽい振りしてます。…でも、そんなことある訳ねえ。
・なのはさんが黒いです。

以上、どれか一つでも許せなそうな方は、名前んとこのタイトルかIDでNG指定して下さい。
345黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:03:40 ID:14lhmwDS
それはいつもの学校からの帰り道、二人で並んで歩いている時だった。
突然、フェイトちゃんが爆弾発言をした。

「私、今度、あの人と付き合うことにしたんだ」

え…何?
今、何て言ったのフェイトちゃん?
頭の中が真っ白になる。
フェイトちゃんの言葉の意味が、全然理解できない。
付き合うって、どういうこと?
あの人って、誰?

「ほら、この前の管理局の先輩…なのはも一緒に、3人で食事したの覚えてる?
告白されて、最初は断ったんだけどね。
でも、『いきなり恋人とか身構えなくてもいい、ただ一緒に映画見たりするだけで嬉しいから』って。
好きとかそう言うのは、まだ分からないけど…
凄くいい人だから、もう少し親しくなるのは悪いことじゃないと思うんだ」
そう言って、フェイトちゃんは照れたように笑った。
「…そうなんだ、良かったね。上手く行くといいね」
私も笑顔を返してみた。
346黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:05:14 ID:14lhmwDS
フェイトちゃんが告白されるのは、別に珍しいことじゃない。
もちろん異性にもモテるんだけど、同性のファンも多い。
バレンタインに大量のチョコを貰った時は、酷く困ってたなあ。

「女の子が女の子にチョコを贈るって、どういうことなのかな…普通じゃない、よね?」

あの時、困惑するフェイトちゃんがちょっと可笑しかったと同時に、私の胸に鈍い痛みが走った。
女同士なんて普通じゃない…そっか、それがフェイトちゃんの考えなんだ。
「そうだよね、女の子が女の子を好きになるなんて変だよね」
痛みを押し隠して笑いながら言うと、フェイトちゃんも目を細めて「そうだね」と頷いた。
…私は、まだ告白もしないうちに思い切り失恋した気分になった。

でも、それでも、今までは耐えられたの。
誰からの告白も全部断って、フェイトちゃんは誰とも付き合わなかったから。
恋人さえいなければ、フェイトちゃんにとっての「一番」は親友の私なんだって自信があったから。
それなのに…。

別れ際、明後日の日曜が初デートなんだと笑うフェイトちゃんに手を振りながら、
私は自分の心にドス黒い想いが湧き上がるのを感じていた。
フェイトちゃんが他の誰かのものになるなんて、絶対に嫌だ。
フェイトちゃんの「一番」が私じゃなくなるなんて、そんなの耐えられないよ。
いっそ奪われるくらいなら、「あの人」より先に私が…。

決断は一瞬だった。
これから自分がやることが間違った行為だってことくらい、ちゃんと分かってる。
…大切なフェイトちゃんを傷つけることになるのも、もちろん知ってる。
それでも私は…フェイトちゃんが、欲しかったの。
347黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:12:50 ID:14lhmwDS
すみません、中断。大切な注意書きを忘れてた!

以下、黒なのはさんがフェイトさんを襲います。
強姦っぽい話と、あと百合エロで道具使うのが許せない方は、
お手数ですがNG指定をお願いしたく。
348黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:14:01 ID:14lhmwDS
「なのは…どうして…何で?」
私の下で、フェイトちゃんが信じられないという表情で私を見上げている。
その瞳の奥にハッキリと怯えが見て取れて、思わず苦笑してしまう。
フェイトちゃん、そんなに私が怖い?
私にこういうことされるの、そんなに嫌なのかな?
…でもごめんね、容赦してあげるつもりはないから。

例の爆弾発言があった日の翌日。
私はベッドの上で、バインド魔法で拘束したフェイトちゃんを組み敷いていた。
何せ相手が相手だから、全力全開、100%本気のバインド魔法。
いくらフェイトちゃんだって、これを破るには相当の力を要するはず。
何より目の前のフェイトちゃんは茫然自失状態で、そんな余裕は無さそうだった。

「何でって…さあね、どうしてだろうね?」
こんなことする理由なんて、どう考えても一つだと思うんだけど。
本当にフェイトちゃんってば、鈍感なんだから。
妙に冷めた頭で考えながら、私はフェイトちゃんのブラウスのボタンを外していく。
「やだっ…なのは!」
フェイトちゃんの抗議の声を聞き流し、キャミソールを捲り上げる。
ホックを外さないまま乱暴にブラジャーを押し上げると、形の良い胸が現れた。
「きれいだね…フェイトちゃん」
それに、やっぱり私より成長が速いな…ちょっと悔しい。
フェイトちゃんは真っ赤になって顔を背け、全身を強ばらせる。
私はフェイトちゃんの胸に手を伸ばすと、ゆっくりと揉み始めた。
「や…イヤだよ、なのはっ」
「でも、はやてちゃんにはいつも揉まれてるでしょ? 私に揉まれるのはイヤなんだ?」
「…うっ…」
我ながらとんでもない屁理屈だと思ったけど、フェイトちゃんは黙ってしまい、されるがままになっている。
フェイトちゃんのキツく閉じた目の端から涙が零れ落ちて、それを見た私の心を罪悪感がよぎった。
349黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:15:45 ID:14lhmwDS
でも、もう止められない。
揉まれて固くなってきた乳首に唇を寄せ、そっと甘噛みする。
「あ…ん…はぅっ…や、だ、ダメだよ、むね、舐めないでっ、ああああああああん」
乳首の根元に軽く歯を立て、先端を舌で強めに嬲ってあげると、フェイトちゃんの嬌声が一段と高まった。
だんだんとフェイトちゃんの息が荒くなっていくのが分かる。
私は胸への愛撫を続けながら、右手でフェイトちゃんのスカートを捲り上げ、下着の上からそっと割れ目をなぞった。
「ひゃああああん、や…やだっ、そんなとこ…」
「えへへ、嬉しいな…感じてくれてるんだ?」
下着の上からでもよく分かった。フェイトちゃん、濡れてる。
反応が無かったらどうしようと思ってちょっと不安だったんだけど、良かった。
自信がついた私は、そのまま下着を引きずり下ろして直接フェイトちゃんの奥目掛けて指を差し入れた。
「ひっ…や、やめっ…ふっ…う、掻き回さないでっ」
「凄いね、ぐしょぐしょだよ…ねえフェイトちゃん、やっぱりフェイトちゃんも自分でしたりするの?」
「え…な、何言ってるの、なのは…?くっ…はぁ」
「だって、初めてにしてはこんなにしちゃって…随分、触られ慣れてる感じがするよ?」
ぐちゅっ、くちゅっ…フェイトちゃんの羞恥心を煽るように、私は指を乱暴に動かして水音を立てさせた。
「な、そんな…はうっ、そんなことな…いっ」
「ね、フェイトちゃん…一人でする時、誰のこと考えながらするの…? ひょっとして、明日のデートの相手?」
「ち…違うよっ」
それまでずっと目を閉じてたフェイトちゃんが、そこでいきなり目を開いた。
真正面から視線がぶつかる。
お互いにビックリして、思わず動きを止めてしばらく見つめ合う。
フェイトちゃんの透き通るような紅い瞳…このきれいな瞳を持った子と友達になりたくって、私はあの時頑張ったんだ。
それなのに、私は…
友達でいるだけじゃ、足りなかった。ごめんね、フェイトちゃん。
350黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:16:47 ID:14lhmwDS
視線をそらし、一瞬湧き上がった後悔の念を振り払うと、私はまたフェイトちゃんへの愛撫を再開する。
「や…ふぅ…くっ、なのは、おね…がいだから、もう…あっ、やめて…」
喘ぎながら焦点の定まらない瞳で虚空を見つめるフェイトちゃんを見て、私は決意を固める。
そろそろ、いいかな…。
短くコマンドを呟くと、私の右手にピンクに光り輝く棒状の物体が現れた。
私の魔法光を凝縮させたもの。もちろん、本来はこんな使い方するものじゃないんだけど…。
フェイトちゃんが、怪訝そうに私の方に視線を向ける。
私は唇の端を歪めて微笑みかけた。
ねえ…この棒、どうやって使うつもりか分かる?
「フェイトちゃん、フェイトちゃんの初めて…私が貰っても、いいかな?」
「え…な、まさか、やっ…だめえええええ、なのは、やめてええええええ!!!」
フェイトちゃんの悲鳴が、耳に痛い。
それでも私は、自分の行為を止めることが出来なかった。

私の魔法光の棒は、フェイトちゃんの中へ侵入し、存分に彼女を蹂躙した。
最後、私は魔法光を挿入したままの状態で拡散させ、フェイトちゃんの中で弾けさせた。
フェイトちゃんの身体がガクガクと震えるのを、うっとりと眺めていた。
大好きな人の身体の奥が、私の魔法光で満たされてる…そう思って、私は満足した。

全てが終わった後。
フェイトちゃんは、虚ろな瞳で力無く天井を見上げている。
これでもう私のものだよね、フェイトちゃん?
呆然としたままのフェイトちゃんに、私は愛しさを込めてそっと口づけた。
351黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:23:17 ID:14lhmwDS
とりあえず、ここまで。
百合板で挿入はまずかったかな、とちょっと不安だ…。
一応最後はらぶらぶちゅっちゅになるんで許して頂きたく思いますが、
小心者なので不快に思われた方がいたら、続きの投下は控えます。

…ところで俺、イブの夜に何してんだろな…orz
352名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:25:26 ID:NrIIBMTu
GJな出来だと思うぞ?
俺はこういうのもありだとおもうな!
完結させないとなのはさんが痛々しいままだしな・・・
353名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:27:46 ID:Ae6VJZNO
普通に続きキボンヌ!
354名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:28:58 ID:MudG+OkI
このままだと、二人とも可哀相ですよ・・・

このぐらいならいいんじゃね?続きおねがい
355名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:29:52 ID:+QHx3ErW
続きが気になって寝れない
356名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:37:32 ID:vp9ON3Dk
同じく続き気になる
しかしフェイトさん演技?と思う俺は汚れているなorz

あとこんなこと言ったら気を悪くされるかもしれないけど
個人的に魔法光は変えたほうがいいと思う
魔力光(魔力の色。フェイト:金 なのは:ピンク)と
とごっちゃになりそう
357名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:41:03 ID:oFnsB9kS
>>311
これはいいフェイはや!クリスマスプレゼントになったわ
イヴに切なくて泣いたけどな…

>>351
俺は好きだ
続き待ってるぜ
358黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:42:14 ID:14lhmwDS
心が広い人が多いみたいでありがてえ…
じゃあ、続き投下させて頂きます。

>>356
ご指摘サンクス
すんません、脳内で適当に読み替えてやって下さいorz
359黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:43:22 ID:14lhmwDS
月曜日になり、私はいつも通りフェイトちゃんと一緒に通学すべく、ハラオウン家へ向かっていた。
結局、フェイトちゃんは昨日は外出しなかったみたいだ。
つまり、「あの人」とのデートには出かけなかったってこと。良かった。
昨日は一日中、これからどんな風にフェイトちゃんと接すればいいのかを考えてた。
結論としては、やっぱりまずは謝罪しよう。
そして…きちんと想いを伝えよう。
どうせ断られるだろうし、許してはくれないだろうけど、真正面から向き合うのが本来の私のやり方だから。
フェイトちゃんがデートの約束を破棄してくれたことで、私の頭はだいぶ冷静になり、落ち着きを取り戻していた。
あんなことした以上、どうせもう友達には戻れないし、戻る気もない。
たとえ絶交を言い渡されても、それが当然だよね…。覚悟、しなきゃ。
心を決めると、私はフェイトちゃんちの呼び鈴を鳴らす。
しばらくするとドアが開いて、フェイトちゃんが姿を見せた。
う…やっぱり、緊張しちゃうな…。

フェイトちゃん、一昨日はごめんなさい。
許してくれなんて言わないから、お願い、謝るだけ謝らせて下さい。
フェイトちゃんが…好きです。
ただの友達でいるの、もう耐えられないの。

道すがら心の中で反芻してきた言葉を、いざ口にしようとした時。

「なのは、おはよう。今朝も早いんだね」

フェイトちゃんがこちらを振り向いて、いつもと変わらない優しい笑顔を見せた。
え…?
思わず、言いかけた言葉が喉の奥へ引っ込む。
「なのは、どうしたの?」
フェイトちゃんが不思議そうに私を見つめる。
「う…うん、何でもない、よ…」
何とかそれだけを呟くのが精一杯だった。
「そっか。じゃあ、行こうか?」
そう言ってまた微笑むフェイトちゃんを、私は信じられない気持ちで見ていた。
360黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:45:15 ID:14lhmwDS
学校へと向かう道を歩きながら、フェイトちゃんは完全にいつも通りだった。
優しい微笑み、穏やかな物腰、会話の内容だって普段と変わりがない。
私がフェイトちゃんにした酷いことの影響なんて、全く見受けられなかった。
もうすぐで、はやてちゃん達との合流地点に着く。
私は焦り始めていた。二人きりでいるうちに、ちゃんと謝らないと…。
意を決して、口を開く。
「あ、あのねフェイトちゃん、一昨日のことなんだけど…」
「一昨日?」
フェイトちゃんがきょとんとした表情で尋ねるのを聞いて、私の背筋に冷たいものが走った。
「一昨日、何かあったの?」
ひょっとして、覚えてないの…? ショックによる記憶喪失か、それとも…。
「あ…はやて達、もう来てるね」
そう言ってフェイトちゃんが通りの向こうへ手を振ると、そこで私たちの会話は途切れてしまった。

それから数日経って、だんだん状況が飲み込めてきた。
フェイトちゃんは、別に私に襲われたことを忘れてるわけじゃない。
ただ、忘れてる振りをしてるだけなんだ。
今までと変わらない笑顔を見せながらも、フェイトちゃんが私に決して触れようとしないことに、私はちゃんと気づいていた。
二人きりになるのを、極力避けていることも。
「最近、あんまフェイトちゃんとなのはちゃん、イチャイチャしてないなあ」
「そうかな? そんなこと、ないと思うけど。なのはは私の大切な友達だからね」
勘の良いはやてちゃんの突っ込みをフェイトちゃんが軽く受け流すのを聞きながら、私の心が絶望に染まっていく。
そっか、それがフェイトちゃんの答えなんだ…。
私は「大切な友達」でいることに耐えられなくて、嫌われるのも覚悟して、無理に一線を超えたのに。
でも、フェイトちゃんはあれを「無かったこと」にしてまで、私と友達でいることを選ぶんだね…。
361黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:46:31 ID:14lhmwDS
そんな風な状態だったから、気分が落ち込んで、毎晩うまく眠れないような状態だったから…。
あんなことが起きたのも当然だったんだと思う。
私は管理局の任務中に重傷を負い、病院に運び込まれた。
みんな心配してくれて、お見舞いに来てくれた。もちろんフェイトちゃんも。
私は二人きりになったら今度こそフェイトちゃんと話そう、と機会を窺っていたのだけれど、
フェイトちゃんはいつも誰かと一緒で、絶対に一人では訪ねて来てくれなかった。
ひょっとして、これから先、ずっとこのまま中途半端な友達ごっこ状態を続けなきゃいけないのかな。
だんだん、私の心に諦めが広がっていった。
リハビリにも、熱が入らなかった。


病室のベッドの上で、私は手の中の黒いリボンをじっと見つめる。
初めて互いに名前を呼び合って友達になった日に、フェイトちゃんがくれたリボン。
もう擦り切れちゃって使いものにならなかったけど、二人の大切な友情の証として肌身離さず持っていたものだ。
「友情の証か…私には、もうこれを持ってる資格なんて無いのかな」
一人呟いて深いため息をついた拍子に、私の手からふわり、とリボンが逃げ落ちていった。
慌てて掴まえようと手を伸ばした途端、バランスを崩してしまう。
「きゃっ!」
ドスン、と派手な音を立てて、私はベッドから落下した。
くっ…息が詰まりそうなくらいの痛みを何とか堪えて、私は床に這いつくばったまま、落ちたリボンの方へと手を伸ばす。
あとちょっと、もうちょっと…なのに、どうしても届かない。
元気に歩ける時なら、何でもない距離なのに。
目の前にあるのに私の手には届かない場所にあるリボンを見ていたら、目の奥が熱くなってきて涙が零れ落ちそうになる。
思わず声を上げて泣きそうになった、その時だった。

「なのは!」

病室のドアが勢い良く開いて、フェイトちゃんが入ってきた。
362黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:48:50 ID:14lhmwDS
フェイトちゃんは、怪我が痛まぬよう細心の注意を払いつつ私を抱き上げると、ベッドまで運んでくれた。
フェイトちゃんに触るの久しぶり…王子様抱っこされるのなんて、何年ぶりだろう。
胸のドキドキが、伝わらないといいんだけど。
「大丈夫、なのは? ビックリしたよ、病室の前ではやて達を待ってたら、いきなり中から凄い音がして…。
ノックしても全然反応がないし、思い切ってドアを開けたらこんなことになってて」
「にゃはは…ごめんね、驚かせちゃったみたいで。落とし物を拾おうとしたら、バランスを崩しちゃったの」
「落とし物? それって、ひょっとして…あれのこと?」
フェイトちゃんは床に落ちたリボンを拾い上げ、私に手渡してくれる。
「懐かしいな…まだ持っててくれてたんだね、なのは」
「うん…フェイトちゃん、今日は珍しいね。一人で来てくれるなんて」
ビクッ…と、フェイトちゃんの笑顔が強ばる。
「う、うん。はやて達と待ち合わせてたんだけどね、なかなか来なくって…」
「そんなに警戒しなくてもいいよフェイトちゃん、今の私には何も出来ないから」
自嘲混じりに呟きながら、私はフェイトちゃんの手を握ってみた。
私が触ると、フェイトちゃんの手が一瞬怯えたように震える。
当たり前かもしれないけど、よっぽど嫌われちゃったんだなあ…。
悲しくなって俯いた私の顔に、突然フェイトちゃんの左手がかかった。
「なのは…なのはが悪いんだよ、私をその気にさせたんだから」
フェイトちゃんは低い声でそう囁き…私にキスをした。

え…?

頭がパニくる。
ななななな何だろう、この状況。
だめだ、落ち着いて少し頭冷やさなきゃ…って、わわ、舌まで入れてくるなんて反則だよフェイトちゃん。
うくっ…ふうっ、う…う、悔しいけど上手だなあ…。
363黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:50:28 ID:14lhmwDS
長いキスから解放された私は、うっとりとしたままフェイトちゃんを見つめた。
フェイトちゃんは、ちょっと思い詰めたような、もの凄く真剣な表情をしている。
「なのは…好きだよ。同じ女の子なのに、なのはを好きになっちゃってごめんね…」
…何だかすっごく嬉しいことを言われてるような気がするんだけど、何か誤解されてる気もする。
フェイトちゃん、何を言っているの?
「なのは、前にバレンタインの時に言ってたよね、女の子同士なんておかしいって」
「え…でも、あれ、先にそう言ったのフェイトちゃんだよ?!」
「あ、あれは、なのはがど、同性愛とかどう思ってるのかなって私、知りたかったから…」
「…私の考えを知るために、引っ掛けたんだ?」
「ひ、引っ掛けたっていうか…。なのは、女の子同士でも大丈夫なの?」
「だって私はフェイトちゃんが好きなんだよ!」
「嘘! だって、なのははあの管理局の先輩のことが好きなんじゃないの?
だから、私にその、あんなことして…私をあの人から引き離そうとしたんだよね?」
「だから、どうしてそうなるのー?! フェイトちゃんこそ、あの人と付き合うって言ってたくせに!」
「あれは違うよ、なのはが女の子同士は変だって言うから、私、諦めなきゃって…。
無理矢理にでも男の人と付き合えば、なのはへの想いも忘れられるかなって思ったから」

ああ、もうわけが分からないよ。

「フェイトちゃん。私たち、一度きちんとお話する必要がありそうだね」
「…うん。そうみたいだね」
364黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:51:20 ID:14lhmwDS
誤解が解ければ、話は簡単だった。
私はフェイトちゃんが好き。フェイトちゃんは私が好き。めでたし、めでたし。
何だかバカみたいだったね、と二人で笑い合った。
「最初から私たち、真正面から向き合うべきだったのにね」
「うん、でも、私は臆病だから…告白して振られるの、怖かったんだ。
それくらいなら、たとえ卑怯でも狡くても、親友の振りをしてようって思ってた。
なのはに…抱かれた後も、どうしていいか分からなかったから、とにかく友達の振りを続けようって。
友達の振りさえしていれば、ずっとなのはの側にいられると思ったから…」
「…フェイトちゃん、あの時はごめんね。乱暴だったよね…。
まずは相手とぶつかって、お話はそれからって…私の悪い癖なのかなあ」
「そうだね、今度はもっと優しくしてほしいかな」
フェイトちゃんは笑いながら言った。
「でもね、私だって結構強いんだよ? 本気でやれば、あれくらいのバインド魔法なら破れたと思うけど」
「あれくらいって…あれ、私の全力全開だよ?! …無理だと思うなあ」
「ふふ、言うね。じゃあ今度試してみようか。でも、次は私がなのはをバインドしたいかな」
だから早く元気になってね、と耳元で囁いて、フェイトちゃんは私に優しくキスしてくれた。
365黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:54:12 ID:14lhmwDS
以上です。
ちょっと前半と後半のトーンが違い過ぎたかも…
もともと後半の方が地なんで前半は書いてて疲れました。

あと、どうでもいいおまけがあるので、もう1〜2レスだけ使わせて下さい。
それでは、お目汚し失礼致しました。
366名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:54:16 ID:oFnsB9kS
GJ!!!
いいクリスマスプレゼントだった
367名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 22:54:33 ID:NrIIBMTu
おつかれさん!
おまけまってるぞー!
368黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:55:56 ID:14lhmwDS
〜おまけ〜

フェイトちゃんがキスしてくれた、その瞬間。
病室のドアが、ノックもなしにバタンと開いた。

「なのはちゃん、来たでー。ちょっとは怪我の調子…」

はやてちゃんはそこまで言うと、絶句してしまった。
背後にいるアリサちゃんとすずかちゃんも、思い切り固まっている。

「あ、あのね、違うんだ、これはちょっと事情があって…」
「今さら取り繕っても無駄だと思うな、フェイトちゃん」
「う…」

「あの…お邪魔だった?」
すずかちゃんが心配そうに聞いてくる。
「そんなことないよ。ありがとう、お見舞いに来てくれたんだよね」
隣りでオロオロしてるフェイトちゃんは使いものにならなそうだったので、私が率先して話を進める。
「実は私たち、今日から付き合うことにしたの」
「な…なのは!」
フェイトちゃん、こうなったら隠すよりきちんと言っておいた方がいいよ。
何より、さっき真正面から向き合う方がいいって話をしたばっかりだよ。

「え…あんたたち、まだ付き合ってなかったの?」

アリサちゃんの発言に、今度は私とフェイトちゃんが固まってしまった。
369黒なのはさん、襲います:2007/12/24(月) 22:56:22 ID:14lhmwDS
「まさか、あれだけイチャイチャしといて…全く、天然二人だと進むもんも進まんなあ」
「本当、見ててイライラするわ。私が思うに、フェイトがヘタレすぎるのがマズいと思うのよね。
こういうことに関しては、二人とも超が付くほど鈍感だし」
「この分だと、ひょっとして…」
すずかちゃんが、おそるおそる尋ねてくる。
「あの、ひょっとして、私とアリサちゃんが付き合ってるのも知らない?」

「ええっ?」

私とフェイトちゃんは再び固まる。

「やっぱり…」
「ちょ、ちょっと! すずか、いきなり何言い出すのよ!/////」
「だって…まさか知らないとは思わなかったから」

…本当に、今日はビックリすることばかりある日だ。
何とか驚きによるバインド状態から立ち直ると、私は隣りのフェイトちゃんを見た。
数分前まで完璧な王子様していたフェイトちゃんは、度重なるビックリに耐えかねたらしく、
呆然としたままヘナヘナとその場に崩れ落ちてしまった。
370名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:03:50 ID:foE7/NQ2
素晴らしかった!!
乙!
371名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:11:37 ID:NrIIBMTu
グッジョブ!
372名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:15:13 ID:UfH+RDUs
GJ!
なのはとフェイトがラブラブになってくれて良かった。
373名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:15:59 ID:MudG+OkI
サンタさん、すてきなプレゼントありがとう!
374名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:26:32 ID:vp9ON3Dk
二人ともよかった
やっぱりお似合いだよ
GJ!
375名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:39:51 ID:odaaAJ16
今年はいいクリスマスでした
GJ
376アクエリアス:2007/12/25(火) 00:00:23 ID:RrGsFk+v
うおおおおお!!黒いけど可愛いなのはさん初めて見たwww(ぉぃ
GJです!!!!


えと…クリスマス小説(?)ぽく甘甘なフェイなのとフェイはやを書いたんですが…どっちからがいいですかね?
377名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 00:03:44 ID:NCdZDj46
フェイはやからがいい
378名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 00:38:37 ID:5pF+GHgH
377ごめんな・・・
おれ、なのフェイがいいかな・・・
379名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 00:42:13 ID:y1X/Wmtm
前菜とメインディッシュなのか
メインディッシュとデザートなのか
380名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 00:42:56 ID:pTk9yfaI
なのフェイから…
381名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 00:44:53 ID:MitGQ5Ps
馬鹿やろう、376は両方とも投下してくれるって言ってるんだぞ
俺だってフェイはやも好きだけど、どちらかと言えばなのフェイの方が好きなんだ
楽しみは後にとっておくもんじゃないのか
それともお前らはショートケーキの苺を先に食べるような不埒な人間なのか
まあそれでもいいか。つまりどっちでもいいです
382名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 00:47:11 ID:lRRtYB4N
メインディッシュから。
というわけでなのフェイから
383アクエリアス:2007/12/25(火) 00:54:15 ID:D0A4pyxF
おk、それじゃフェイなの行きます。
とりあえずクリスマス小説ということで。



いつも思うんだ。先を越されてるんじゃないかって。

「…フェイトちゃん?」

ベッドの上で仰向けのまま本を読んでいるフェイトちゃんに小声で呼びかける。

「何?」

案の定、フェイトちゃんは優しい顔でこちらを見る。

聞こえないくらいの声で言っているのに。
本に夢中だったくせに。

私の声にはすぐに反応するんだ。

「別に…なんでもないよ?」

「そう?」

さっきと違って明らかに嬉しそうな顔。そんなに私に呼ばれるのが嬉しいのかな?

「フェイトちゃん…」

「ん?」

私は呼びかけながらベッドまで這いずりながら近づく。
384名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 00:54:23 ID:SgxaJfHn
大好きなものはいつも一番最後にとっておくタイプなんだ…
ってことで、フェイはやからだと嬉しい
385アクエリアス:2007/12/25(火) 00:55:22 ID:D0A4pyxF

「…フェイトちゃん……」

「?」

その様子を不思議そうにフェイトちゃんが見ている。私はそのままベッドの上に上がった。フェイトちゃんが本を横に置いた。

「フェイトちゃん……」

「…何?」

にへらっと締まりのない顔で笑いながら、訪ねてくる。何故か悔しくなってそのまま勢いよくフェイトちゃんに抱きついた。

「ぐえっ」

思い切り乗っかったので、かえるが押し潰されたような間抜けな声を出した。でもそんなことにもかまわずに、私はフェイトちゃんの背に腕を回し、胸に顔を埋めた。フェイトちゃんは当然のように私の右肩に左腕を回して、右手で頭を撫でてくる。

「フェイトちゃん…」

回した腕に更に力を込める。

「どうしたの…?」

「……大好き」

「………私も、大好きだよ」

頭だけ起こしてフェイトちゃんを見ると、照れたように笑っていた。不意に顔が近づく。私は反射的に目を閉じた。チュッと額にキスが降ってきたのが分かった。目を開けると、やっぱり笑っているフェイトちゃん。
386アクエリアス:2007/12/25(火) 00:58:59 ID:D0A4pyxF

悔しい。

私だってフェイトちゃんが大好きだ。

でも、フェイトちゃんの方が私を好きみたいに見えてしまう。自惚れではなく。

私は徐に手をベッドについて、フェイトちゃんの唇に口付けた。

「私の方が…大好きだもん」

そう呟くと、フェイトちゃんは珍しくキョトンとして顔を真っ赤にしていた。


Fin.


これがオレのフェイト←なのはです。
そしてこれがオレの最大限の甘甘です。
シリアス系だとすぐに書けるのに…甘いと時間かかるorzギャグはもっと時間かかるorz
387アクエリアス:2007/12/25(火) 01:02:25 ID:D0A4pyxF
間髪入れずに次行きます。っていうかこれじゃ聞いた意味無いようn(o゚Д゚)=◯)`3゜)

…すみません。フェイはやです。こちらも甘甘です。



「ねぇ?フェイトちゃん」

「ん?」

二人で並んでソファに座っている状態で、私は隣にいるフェイトちゃんに声をかけた。

「…ふぇ、フェイトちゃんは、私の事…どのくらい好き?」

言った後になって、自分が言ったことの意味に気づいた。部屋の暖かさと、さっき飲んだワインと…隣の温もりで頭が麻痺していたのかも知れない。

「ん〜と…」

横目でフェイトちゃんを見ると、顎に手を添えて、テレビに出てくる探偵のような格好で考え込んでいた。そんな姿も格好いい。そのまま見とれてしまっていると、フェイトちゃんは何かを思いついたように目を輝かせると、こちらに振り向いた。

「はやて…ちょっといい?」

「え?なんや…!?」

フェイトちゃんは急に私の膝と肩に腕を回すと、ひょいと持ち上げて私を自分の膝の上に乗せた。そしてそのまま抱きしめられる。

「いつもこうしていたいくらい…かな?」

何でこの人は…。

はやてはフェイトの腕の中で笑みをこぼした。
388アクエリアス:2007/12/25(火) 01:03:12 ID:D0A4pyxF

「フェイトちゃん…」

見上げると、いつものように慈しむような微笑みを湛えて、私を見つめていた。

「フェイトちゃんは…ほんま、私を喜ばすのが上手いなぁ」

「そうかな…?」

そう言いながら頬、瞼、額や唇に戯れるようなキスをくれた。

「フェイトちゃん〜聞いとる〜?」

「聞いてるよ〜」

「ちょっ…やめてぇな。くすぐったい〜」

コロコロと笑いながら言う。そうすると、フェイトちゃんは不意に顔を上げた。

「はやては…?」

「へ…?」

「はやては私のこと…どれくらい好き?」

満面の笑顔で聞いてくる。何でこの人は、こういうことを照れずに言えるのだろう?

「えと…」

答えはすぐに出た。でも…
389アクエリアス:2007/12/25(火) 01:07:55 ID:D0A4pyxF

「?」

そう興味津々に見られると凄い言いづらい。

…たまには一泡吹かしてやろうか?

私の中で、そんな悪戯心が出てきた。

そう思うと、行動は早い。私は自分から腕をフェイトちゃんの首に回して、グイッと引っ張る。近づいてきた唇に軽くキス。私はそのまま彼女の肩に顎を乗せて、耳元で囁いた。

「ずっとこうしていて欲しいくらい…やよ」

ああ、顔から火が出そうだ。でも、赤くなってる耳を横目で見て、私はクスリと笑った。


Fin.

この間の切ないままクリスマスを過ごさせるのはさすがに可哀想かなと思ったので。リィン達の誕生日(?)でもあるので。
シチュエーションはあえて似たようにして、後は勝手にキャラが脳内で動くのを待つという方式です。
対比とか好きなんです(聞いてねぇよ

別名フェイトちゃん赤面祭り(ぉぃ

ではお目汚し失礼しました。よいクリスマスをノシ

オレは明日も学校ですがorz
390名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 01:09:55 ID:JyYoZut2
この、この!
GJすぎて言葉が出ねえよ
ありがとう!
391名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 01:10:12 ID:5pF+GHgH
ぐっじょぉぉぉぉぉぶ!
フェイトそん愛されてるなぁw
392名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 01:10:25 ID:XNP8rCxD
ニヤニヤが止まらん。どうしてくれる
393名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 01:11:54 ID:hfSEmPBn
最高!乙
394名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 01:18:20 ID:lLRm5F+b
395名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 02:50:25 ID:O1fQ3wjW
今日はリインフォースの10回目の命日。
少しセンチメンタルになってるはやてを慰めるシャマルさん


というのを妄想しつつ寝る
396名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 02:51:21 ID:buD1CYdh
じゃあ、夢を見て傷心のリインIIを優しくなぐさめるなのはさん
というのを妄想しつつ寝る
397名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 02:56:21 ID:tK55jKJP
じゃあリイン関係ないけどサンタのコスプレして
ヴィヴィオにプレゼント置きに行くなのはさん妄想しつつCX見る
398宵月/Call my name:2007/12/25(火) 03:57:02 ID:O28pkf9X
今、日曜日の夜が明けようとしてる
電気も点けず窓から光が差し込む白い壁をただ君と並んで眺めてた
そして…ふと君の名を呼ぶ
何気ないこんな時を一緒に過ごせる事が私にとって君はなんて…
なんて贅沢な存在なんだろう

君も私も一人になる事が怖いくせに一人で部屋にいると落ち着くのは何故なんだろう?
あぁ…君が私の心のなかにいたんだ
君の心のなかにも私がいるいつのまにかお互いの存在が当たり前のようになってたんだね

『なのは』
『フェイトちゃん』
私は君の名を
君は私の名を
ちゃんと呼んでくれる
ただそんな事が温かく響き何よりも甘く心に広がってゆく
君への不確かな想い信じてしまいそう
399宵月/Call my name:2007/12/25(火) 04:24:38 ID:O28pkf9X
いつも君の事ばかり考えたい…でも私には私の生活があるから…
毎日は楽しいけど
ふいに君がいなくなってしまったら…
なんて私の心に影が差す

そんな自問自答に一つ答えが出るとまた疑問が、そしてまた答えを…
スタート地点にいるようなそんないつまでも動けないような気持ちになってゆく
君と歩いてゆく日々
君との出逢いは偶然だったでも運命だったんじゃないかと心が揺れる
そんな時、
君の変わらない声で名前を呼んで
私も君の名前を呼ぶから
でも再び君への不確かな想い信じてしまいそうになる 
400宵月/Call my name:2007/12/25(火) 04:36:59 ID:O28pkf9X
メリークリスマス(^^)v
宵月でございます。
今回はフェイト視点な文です。

前回ご感想ありがとうございました。
初めて書き込みをしたという事もありノートに小説を書いたにもかかわらず改行&字数で手間取ってしまいかなり投下に時間がかかってしまいました。
すみませんでしたm(__)m


以上、なのフェイスキーな宵月でした。
401名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 08:48:50 ID:5+YplggC
>>311
クリスマスに泣いたぞ責任とれ
402名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 11:08:07 ID:7gkLf679
ふと思った。何時かなのはさんもフェイトそんのことを「フェイトちゃん」ではなく「フェイト」と
呼び捨てる時があるのだろうか。
403名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 11:13:09 ID:D0A4pyxF
無いんでないかなぁと思います。
書いてみると違和感ありますし。
404名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 11:19:41 ID:Qu28s43K
某伽羅箱のうな天みたいになりそうだ
プレイの一環で呼び捨てとかw

もしくは一足飛びにアナry
405名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 11:27:00 ID:PqC1k4HC
406名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 11:41:30 ID:6O606Ay+
なのはって明らかに下の子しか呼び捨ててないしな。
それも意識的にしている様な気もするし。

407名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 11:43:42 ID:Qu28s43K
親しいはやてとフェイトの二人はキャプ翼みたいなもんじゃないか?
岬君とか若林君とか
408名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 12:03:36 ID:6O606Ay+
>>407
あ、確かにそうか。
ちゃん付けで呼んでる描写があるのって後はアリサ、すずかだけだしな。
幼い頃の名残と考えた方が良いのかもね。
結論としては、同い年はちゃん付けになるでFA?
409名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 12:23:11 ID:hfSEmPBn
どこかのSSで見たけど
フェイト
なのはちゃん

で呼び合うってのがあった
新鮮でかなりいいと思うんだが
410名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 12:40:09 ID:Qu28s43K
>>409
それは・・・作者が本編見てないジャンルゴ(SLB

まあ呼び方を変えるってのは新鮮な感じがするってのは同意
なのはさんがフェイトさんを後ろから抱きしめて耳元で

「フェイト・・・」

なんて囁いてみろ、執務官の額でお湯が沸くぞ
411名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 12:43:00 ID:vOs58y2B
なのは「フェイト・・・」
フェイト「なのはさん・・・//」

で一つ
412名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 12:53:18 ID:hliw8wT8
なのは「フェイトは今日は……私といい事しようか」
フェイト「は、はい……おてやわらかに……」


男前すぎて鼻血出てしまうわ。フェイトが。
というかフェイトがティアナとたいしてかわらn(SLB
413名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 13:16:07 ID:y1X/Wmtm
先輩後輩プレイで
「なのはさんって、後輩の制服の臭いかいで気持よくなっちゃう変態さんだったんだ?」
「フェ、フェイト……これは違うの。そ、そう言うんじゃなくて……」
みたいな

な〜んて、うはwwないないw
414名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 13:34:59 ID:urMO9xk3
「フェイト………。わたしのモノになれよ…」
「は、はい……///」


スバル「って感じだったんじゃないかな?」
ティアナ「いくらなんでもなのはさんが男前すぎるでしょ……」


「なのは……。わたしのモノになって欲しいんだ」
「え、えっと……」
「わたしがなのはを幸せにするよ。いつだって……どんなときだって…」
「わ、わたしは最初からフェイトちゃんのモノだよ……?」
「なのは……///」


ティアナ「こんな感じじゃないかしら?」
スバル「うわぁ……すっごい想像できる」



自分はティアナ派です
415名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 13:46:58 ID:zT2ZZny/
>>410
こんなの出ました

ねぇ、なのは〜
なに、フェイトちゃん
私は、なのはのことを「なのは」って呼び捨てじゃない?
うん
で、なのはは私のことを「フェイトちゃん」とちゃん付け
うん、何かおかしいかな
いや、おかしいおかしくないという話じゃなくて
その…私のことも呼び捨てで呼んで欲しいなぁ〜って…
わかったよ、、、フェイト・・・コレでいいのかな
・・・
あれ?
・・・・・・ツツー
フェイトちゃん? 鼻血
・・・・・・・・・ドサッ!
あぁ〜、倒れた! シャマル先生〜
416名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 14:24:54 ID:D0A4pyxF
はやてもちゃん付けですよね?
シグナムにフェイトちゃんって呼んで貰いたい。

一日皆あだ名で呼び合うとか…そういう何か面白い行事(?)を作ってくれないかなぁ、部隊長権限で(ぉ
417名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 14:26:34 ID:urMO9xk3
>>416
部隊長なら……部隊長ならなんとかしてくれる!

418名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 14:28:29 ID:rxLCR7ev
>>416
たぬきなら……たぬきならなんとかしてくれる!
419名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 14:36:44 ID:hliw8wT8
((・∀・)x)
2月9日はニックネームの日や。
みんなは私が決めたニックネームで隊長陣の事を呼ばなあかんで。
ちなみにニックネームは以下の通りや

私→御主人様
なのはちゃん→魔王様
フェイトちゃん→奈々様

ほんならよろしくな〜
420名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 14:55:39 ID:zT2ZZny/
6課が壊滅しそうなルールです
421名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 14:56:31 ID:8VkmE6Hb
隊長陣からクレームという名の脅迫の結果
はやてだけタヌキネンシスと呼ばれる日になる

というのを幻視した
422名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 15:21:29 ID:WuOdJR8n
魔王で……いいよ。
でも、少しお散歩して頭冷やそうか?
423名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 15:38:51 ID:gz/MGspz
424名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 16:04:54 ID:D0A4pyxF
>>423
ありがとう!!
425名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 16:15:45 ID:vOs58y2B
はやて 「聖祥ゲーーム!!」
ティア 「なんですか、このくじは」
スバル 「1から3?」
はやて 「その数字は学年や。数字の大きい方が上級生やね。
    下級生は上級生に絶対服従で甘えること!「先輩」「お姉様」をつけて呼ぶこと。
    上級生は下級生を大切に可愛がること!基本呼び捨て!
    同級生相手には「ちゃん」な。最後まで立ってた者が勝者や!さあゲーム開始!」
ティア 2「?最後まで立ってた者が勝者、ってどういうことですか?」
はやて 狸(審判)「ああ、すぐにわかるよ」

フェイト 1「私は一年、です。なのは先輩…」
なのは 2「うん。大切にするよ、フェイト…(手を握る)」
フェイト 1「!!(バタッ)」
はやて 狸「はい、フェイト気絶によりリタイアー」
ティア 2(なるほど…)
スバル 3「ティアナ、肩をもんでくれないかー」
ティア 2「はぁ?なんで私が…はい、すみません狸様。ええ、喜んで。スバル先輩」
はやて 狸「あかんよー表情が固い。もっとあまえてあまえて」
ティア 2「こ、こうですか?スバル先輩…(うるうる)」
スバル 3「くっ!!!」
はやて 狸「はい、スバル鼻血によりリタイアー」
なのは 2「ティアナちゃん、すっごーい!」
ティア 2「(ああっ、なのはさんがティアナちゃんって!ティアナちゃんって!)」
なのは 2「どうしたの?ティアナちゃーん」
ティア 2「だ、抱きつかないで。なのは…ちゃん」
はやて 狸「おっ、よく言えたでティアナ!」
ティア 2「(はぁはぁ、なんて恐ろしいゲーム…)」
はやて 狸「こんな感じや。さあ、みんなもやってみよう!」

思いつきで書いたらカオスになった。今では反省している。
426名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 16:24:14 ID:Rg3qAKBw
聖祥ゲーム何気にいいなww
ヴォルケンやらナンバーズやらを混ぜると危険性がアップしそうだww


ところでなのフェイまだ〜〜?
427名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 16:33:26 ID:IoZSB8sJ
はやてと言えば、『ささめきこと』って漫画読んだ時に、
可愛い女の子が大好きだけどフラれてばかりのはやて。
そんなはやてをからかいつつ、はやてに密かに片思い中のシグナム。
という構図が浮かんだ。

勿論、シグナムは男前過ぎて可愛くないので、はやてさんの眼中には入ってない。
428名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 16:36:30 ID:dntvjglP
>>413の上がたまらん。
将かわいいよ将。

よければkwsk
429名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 16:37:01 ID:dntvjglP
>>423の間違いだったorz
430名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 16:38:20 ID:FAEGmeRy
>>425
なのはさんに萌えるティアナに萌えた
431 ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:18:09 ID:vLQJNSiU
クリスマス終了前に投下間に合った。
八神家です。
なのフェイ期待してた人スマソ。
百合薄いが勘弁しとくれ。
432聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:20:26 ID:vLQJNSiU
世間ではクリスマス一色のこの時期、海鳴のスーパーに明らかに周囲から浮いている二人組がいた。
一人は長い髪をなびかせる小学生くらいの少女。
もう一人は体格のいい執事風の男。

「ああもう!ブッシュ・ド・ノエルってめんどくさいわね!」
お手製のレシピを振り回しながらアリサはお菓子コーナーで叫ぶ。
「やはり高町様や八神様にご指導を受けられては?」
バニングス家執事、鮫島は令嬢に対策を提案するが、
「だめよ!アタシ一人でやるから意味があるのよ!」
一蹴された。
鮫島もわかっているのか
「失礼いたしました」
とあっさり身を引く。
「みんなでお菓子を持ち寄ってパーティーするんだからなのはやはやてには頼れないわ…ん?」

アリサはそこでクリスマスコーナーを注視する人影を見つけた。
三つ編みにした赤い髪、
かわいいから若干斜め上をいったぬいぐるみを持ったその少女にアリサは見覚えがある。

「なにしてんの?ヴィータ?」
「あ、アリサ…さん」
八神家の末っ子、ヴィータだった。
433聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:22:06 ID:vLQJNSiU
「へえ、おつかいだったんだ」
「おう…いや、はい…」
場所は変わってここはバニングス家私用車内。
ちょうど帰る時間が重なったアリサが、
「せっかくだからのんなさい!」
と、(ほぼ強引に)送迎することになった。

「ありがと、ござーます」
若干緊張しているのか、返事のぎこちないヴィータ。
敬語が変なのはいつものことだけども。

「で、なにがあったの?」
初めて見たとき、
この子はなにか当惑の表情を浮かべていた。
なにが新しいことを知って、当惑していたように見える。
アリサはそれが知りたくてうずうずしていた。
知ってることなら応えてやりたい。
実はひそかに気に入ってる親友の妹分に。
いや…恋人もありかも。
「え…なんで…」
わかるのか、と言いたそうな顔をするヴィータ。
「そりゃ、あんな食い入るようにサンタの人形見てれば何事かと思うわよ」
実際、がぶりよりだった。
「あ…う…」
恥ずかしいのか、赤面してヴィータはうつむく。
そこでアリサはピンときた。
「もしかして…はやてがらみ?」
「……?!」
驚きの表情でこちらを向くヴィータ。
どうやら図星だったようだ。
「アタシでよければ相談に乗るわよ?」
434聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:24:52 ID:vLQJNSiU
普段、なのはやフェイトに接するときよりもとげのない話しかたをするアリサ。
ヴィータは少し逡巡しながらも、
「じ、じゃあ…」
と話す決意をした。


「サンタってじじいは何者ですか?」
「……え?」
一瞬なにを聞かれたのか判断に困る。
あの赤と白の服を着た子どもたちのあこがれ。
いるのかいないのかだけで人間関係がこじれることもあるサンタクロース?
「あんた、サンタ知らないの?」
当然の疑問をアリサは口にする。
対してヴィータは、
「あたしのいた世界にはいたことがなかったんで…」
と当然の答え。
アリサはなのはたちに魔法のことを打ち明けてもらった時にヴィータたちの身の上も聞いていた。
「ごめん。あんたたちなら知らないわね。
で、サンタがどうしたの?」
いるかいないのか聞きたいのだろうか?
残念ながらアリサはすでに現実を知ってしまっているが、
いると信じてる子にいないと教えるほど野暮じゃない。
「さっきの売場に書いてあって、プレゼントくれるじじいなんだよな?…ですよね?」
ヴィータは怪しい敬語で続ける。
なるほど、その点か。
考えてみれば見知らぬ爺さんがプレゼントくれるなら不自然極まりない。
アリサははやてのことを少し考えたが、
(いずれわかることだし、正しい知識を教えたほうがいいわね)
と現実を教育することにした。
「鮫島?」
「承知しております。
八神家には若干遠回りで」
435聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:27:13 ID:vLQJNSiU
アリサはヴィータに自分がわかる限りのクリスマス及びサンタの知識を披露した。

煙突から入ること。
実際にはいないこと。
クリスマス自体がおもちゃ会社やお菓子メーカーの陰謀であることなど。
最初は意気揚々と聞いていたヴィータだったが、
サンタは家族の誰かがやるのが一般的と聞いたあたりから表情が曇り始め、
終わったころには意気消沈していた。
「そっか…実際にはいねーんだな…」
ヴィータはため息をつく。
「なに?プレゼント、欲しかったの?」
ヴィータくらいなら欲しがる年ではないかとアリサは思う。
むろん、自分もその範疇だけれども。
「いや…あたしじゃなくて…はやてにきてくれねーかなって」
「ああ…」

アリサはだいたいの事情を把握した。
詳しくは知らないが、はやてはこの時期に悲しい別れをしたそうだ。
思えば学校でもクリスマスの話がでるとあまり元気がないように見えた。
今回も自分たちが企画したクリスマスパーティーにもあまり乗り気ではなかった。
「はやては…クリスマスが近づくと、いつも元気ないんだよ。
あたしははやてに笑っていて欲しいから…
そんな時、サンタを初めてみて…あのじじいがはやてになんかくれたらはやても少しは楽しくなるんじゃないかって、思ったんだ…」
それは少女が慕う者への純粋な気持ち。
アリサは、それがよくわかった。
だから、なんとかしてやりたい気持ちが強くなる。
「だったら、あんたがあげればいいじゃない、プレゼント」
次いで口を出たのがそれだった。
436聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:30:29 ID:vLQJNSiU
「え、あたしが?」
当然のことながら困惑するヴィータ。
「さっき言ったでしょ、サンタは家族がやるもんだって。
あんた一人が無理でも他のシグナムさんとかシャマルさんとかと協力すればいいじゃない」
「で、でもはやて、なにあげたら喜ぶかな…」
弱気なヴィータにアリサは少し嘆息しながら答える。
「…あのね。必ずしも物でなくてもいいのよ?
贈る人への気持ちが大事なのよ」
「贈る人への気持ち…」
「そうよ。はやてにあんたたちがなにをしてあげたいか考えればいいのよ」
そこでアリサは言葉を切る。
ヴィータの顔に希望が宿ってきたからだ。
「アタシが…してあげたいこと…」
そしてその顔は道を見つけた顔になる。
「なにかいい答えは出たみたいね。
ちょうどよかった」
そこで車は停止する。
見るとヴィータが住み慣れた八神家の前だった。
「ま、がんばんなさい」
車の主がドアを開けてくれた。
「あ、ありがとーございました!」
精一杯頭を下げるヴィータ。
しかしアリサは平然と、
「アタシはなにもしてないわ。
ただ日本のクリスマスを語っただけよ。じゃね」
そういって窓を閉め、走り去っていった。
(はやてになにをしてあげたいか…か)
アリサの車が走り去った方を見つめながらヴィータはしばらくたたずんでいた。
437聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:38:52 ID:vLQJNSiU
12月24日。
ヴォルケンリッターたちはあることを相談していた。
ちなみにはやてはいない。
学校の友人たちとのクリスマスパーティーに出席しているからだ。
はやてが帰宅後、八神家でささやかに晩餐を行う予定である。
「確かにお前の言う通りになれば主はやてもお喜びになるだろうが…そううまく行くものか?」
先ほど出されたヴィータの「提案」にシグナムはわずかに眉をひそめる。
「わたしは賛成よ。聖夜?の奇跡を信じてみてもいいかな」
これはシャマルだ。
「ザフィーラはどうだ?」
残る守護騎士にヴィータは意見を聞く。

「甚だ非科学的ではあるが…主の喜びには変えられまい」
「じゃ、みんな頼むぜ」
ヴィータが思いついたのはささいなこと。
そしてありえないこと。
でも、聖夜に奇跡というものが起こるなら―
「それ」くらいは叶っても罰はあたるまい―

夜。
ほどなくして帰宅したはやてを迎え、八神家の夕食が始まった。
途中、はやてが
「みんなに主からプレゼントや」
と手製のアクセサリーを全員に渡したりする一コマもあったりしたが、
つつがなく晩餐は終了した。
438聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:41:29 ID:vLQJNSiU
「ふあ〜あ」
色々動き回ったせいか、はやてが大きなあくびをした。
「そろそろわたし寝るな?」
居間でくつろいでた家族につげるはやて。
「はい、おやすみなさいませ」
「おやすみ、はやてちゃん」
「(…ぺこ)」
「ほなヴィータいこか?」
はやてがいつも寝ている相手に声をかけると、
「おう」
と返事が返ってきた。
途中、他の騎士たちと視線を交わしながら、ヴィータは寝室へと入っていった。



はやては一人雪原に立っていた。
こんこんとふる雪はなぜか寒さを感じず、それどころか、
(なつかしい…?)
とさえ思っていた。
とりあえず歩くことにする。
眼前の景色が海鳴の街を見下ろしていることから見て、はやてはここがどこか気づいた。
「あの、場所や…」
数年前に別れを経験した場所。
あれから何度目かのクリスマスを迎えたが、「彼女」は夢にすら現れなかった。
それどころかこの景色さえも出てはこなかった。
今までは。
439聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:44:14 ID:vLQJNSiU
「なんで…いまになって…?」
そう疑問に思った時、
「貴女の騎士たちの願いだからですよ」
と、後ろから声がかかった。
はやてはゆっくりと振り返る。
そこには、少ししか一緒ではなかったけれども、忘れがたい「家族」がいた。
「……!」
はやては走る。
彼女の名を呼びながら。
あのときは足が不自由で。
彼女の前で転んでしまった。
けどこれは夢なのになぜか今のままの自分と彼女がいて。
自分のことを待ってくれている。
やがて、その身体にたどり着くと、彼女ははやてを優しく抱きしめた。
「お久しぶりです。主はやて」
彼女は主の頭をそっとなでる。
はやてはその行為だけで涙を抑えられない。
あのときは自分に強き心を教えるために差し出されなかった腕が自分を包んでくれているかと思うだけで嬉しい。
だが、これは…
「これは…夢やな」
「ええ、夢です。ですが、夢だからこそ私は主に会えたのです」
そこで彼女ははやてから腕を離し、踵を返して歩き出す。
「どこにいくん?」
「夢には時間が限られています。
ですから…主はやて、帰りましょう。我らが家へ。
主のお得意な料理を作っていただけますか?」
はやては知らない。
これが彼女が去り際に残した甘い夢だということを…
「う…うん!任せてな!
いっぱい美味しいもの作るよ!」
はやては急いで彼女の手をとると自分たちの家に急いだ。
440聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:47:29 ID:vLQJNSiU
家に帰ってからの八神家はまさにばか騒ぎで。
はやてが料理を作っているとシャマルが手伝うといったり、
それを全員で止めたり、デザートにアイス山盛りのヴィータに呆れたり、と始終笑いが耐えない日になった。

そんな夢も終わり、みんなが寝静まったころ、
はやてと彼女は二人向かい合っていた。

それは別れ。
夢が醒める時。
「もう…いくん?」
「ええ…お目覚めの時ですよ、主はやて」
そう彼女がいうとどちらともなく抱き合う。
夢だとわかっているのに、
どうしてこんなに暖かいのだろうか。
「会いにきてくれて…ほんまに嬉しかったよ」
「私もです。ご立派になられた主を見られてよかった」
やがて彼女から身体を離し、玄関のドアに手をかける。
そこは夢の終わりであることは痛いほどはやてにはわかった。
だから、聞いておきたかった。
「もう会えないん?」
わかってはいてもそう聞かざるを得なかった。
「はい。私にはもう」
彼女は少し苦笑。
「ですが、私の名を、意志を継いだ者がこれからの主を支えてくれるでしょう。
その者の顔を見られないのが残念ですが」
わかってる。
それはうすうす感じていた。
441聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:50:14 ID:vLQJNSiU
「よければ今回の功労者のヴィータの希望を組んで差し上げてください。
私がこうして話せるのもあの者のおかげですから」「うん。わかっとる」

そして彼女はドアを開ける。
同時にまばゆい光が流れ込んできた。
「それではこれで失礼します」
「うん。ありがとうな」
前は涙の別れだったけど。
今回は笑っていられる。
「主はやてとその騎士たちに祝福を―」
その言葉を聞いた直後、はやての意識は現実に戻された。
442聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:52:17 ID:vLQJNSiU
「ん…もぉ朝か…」
窓から漏れてくる光りと鳥の鳴き声が一日の始まりを告げていた。
「いい夢、やったなあ…」
はやてが何度となく空想した「八神家」の夢。
「ありがとな…」
聖夜に駆けつけてくれた祝福の風にもう一度礼を言う。
そこで一緒に寝ているヴィータを見る。
まだ早朝なので夢の中だ。
「新しい子はヴィータの希望どおりにせんとな」
ヴィータの頭を優しくなでる。
「あれ…」
ふとその横を見ると、クリスマスプレゼント用の大きな靴下がおいてあった。
中央には「我らが主へ」
と書いてある。
達筆なところから見てシグナムだろう。
「みんな…ありがとな」
自分はなんて優しい家族を持ったのだろう。
はやてはしみじみと感じたのだった。
「なにくれたんやろ?」
まだ寝ているヴィータを起こさないように封を開ける。
するといくつかの包みと一緒にメッセージカードの束が出てきた。
「みんな別々に買ったんか…」
シャマルはともかくザフィーラやシグナムが真面目な顔してプレゼントを選ぶ姿はちょっと想像しづらかった。
443聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:54:38 ID:vLQJNSiU
「どれどれ…」
まず一つ目の袋を開ける。
小型の最近はやりのこげつかないフライパンが出てきた。
『これでおこげも大丈夫ですよ!また料理教えてくださいね。シャマル』
「一番焦がすのがなにいうてんねん」
ちょっと苦笑しながら次の袋を開ける。
シルバーのごついブレスレットが出てきた。
『不精ゆえ、シグナムに頼みましたが正しかったのか計りかねます。ザフィーラ』
「ちょおこれはわたしには大きいかな…」
とはいえシンプルな細工は悪い気はしない。
次の袋。
明るい色の髪留めが落ちた。
『無骨ですが良きものと思います。シグナム』
「一流ってことかな…」
最後の袋を開ける。
ぬいぐるみだった。
しかものろいうさぎの黒。
「アタシとおそろいの探すの大変だったんだ。
アリサさんにカンシャだぜ。ヴィータ」
「ヴィータったら…」
つんと寝ているヴィータの頬をつついた。

「ん…?」
ふと見るとすべてのカードに名前の後にメッセージのようなものが書いてある。
それはみな同じ文章で、
「聖夜の主に祝福の風が吹くことを願って」
444聖夜に祝福を ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 18:57:43 ID:vLQJNSiU
「みんな…ほんまにありがとう」
果たしてみんなの願いが通ったのかは定かではないが。彼女は来てくれた。それでいい。
はやてはいつの間にか出ていた涙を拭うと、
「さて、できた騎士たちに今日もおいしいごはん作らんとな」
支度のために部屋を退出した。

まだ寝ていたヴィータが寝返りをうったその時、部屋に残した靴下が落ちた。
その中から―




黒い羽が一つ、床に舞い落ちた。
445 ◆JhF0qDQSSc :2007/12/25(火) 19:01:38 ID:vLQJNSiU
いろいろ設定が間違ってるかもしれんが勘弁してくれ。
どうしてもこの時期にリィンネタをやりたかった。
StSサウンドステージ3を聞いたときから考えてたわりには微妙になった…
446名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 19:07:47 ID:WuOdJR8n
>>445
ちくしょう、画面が滲む。
GJ過ぎるじゃないですか、このやろう・・・(;ω;`)ブワッ
447名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 19:29:07 ID:D0A4pyxF
昨日スマップ(?)か何かで千の風歌ってて…しかも羽根が舞ってて(白だったけど)
それ思い出した(ΩДΩ)
感動をありがとう!!!GJ!!!!ヴォルゲンサイコーだぁぁああ!!!!
448名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 19:34:44 ID:xLkIhgwj
GJ!!八神家最高!!

ところでSSの参考に聞きたいのだが、シャマルってフェイトのこと
なんてよんでたっけ?
449名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 19:46:33 ID:b0iYeY9u
最初はテスタロッサちゃんだったけど、sts9話ではフェイトちゃんだったと思うぞ。
450名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 19:48:44 ID:hIfkIGFa
>>448
テスタロッサちゃん→フェイトちゃん→この泥棒ネコ

シャマル→シグナムは王道だと思ってた
思ってた
451名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 21:50:07 ID:h/gX2PWz
>>450
>シャマル→シグナムは王道だと思ってた

      ←この行間に何があったかkwsk

>思ってた
452名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 21:57:30 ID:hliw8wT8
2期収録時の声優陣の間ではシグシャマ夫婦に長女はやてに
反抗期の二女ヴィータ、それにペットのザフィーラが定説だったか。

今のシャマル先生はリハビリと称してなのはさんとあんな事やこんな事や(ry
453名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 22:10:39 ID:gC1jVnQf
早くコミケ終わらないかな
34ちゃんのSSが恋しいぜ
454名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 22:51:36 ID:kiEKRgxs
>>445
良い話だ…。・゚・(ノд`)・゚・。
GJ!!!ありがとう!
455名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 23:01:16 ID:buD1CYdh
>>452
ヴィータにギガントでぶったたかれ、
はやてにひそかな殺意を向けられ。

それでも懲りることなく悪戯をやめないシャマル先生の姿が浮かんだ。
456名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 00:46:17 ID:gpGPEqHH
"((`へ´))"
昨日はなのはの家にサンタになってプレゼントとどけてやった
でもプレゼントもらったのは自分だった
457名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 00:50:27 ID:sS8cqHWw
>>445
めっさいい話だった。マジGJ。話の内容以外に百合スレなのにザッフィーが忘れられていないことに全俺が号泣しかけた。
ぶっちゃけるとザッフィーはスルーされると思ってたから余計に。

ところでブッシュ・ド・ノエルを出して置きながら何故にノエルさんを出さんのじゃぁと少し思ってしまった。
ファリンは鮫島より印象薄いからともかく名前出してスルーとはこれ如何に。
ノエルが名前的な共通で得意料理(菓子だとこれでいいのか?)にしてるとかで出せたかなと。
マイナーなキャラに熱くなってしまってスマン。でも原作やら3やらから入った身としては
スピンアウトキャラは割と贔屓になってしまうんだ。文句みたいになった事は反省している。
語力がないんであまり伝わってないと思うがこの作品自体は凄く好きです。作者がんばれ(^o^)ノシ
458 ◆JhF0qDQSSc :2007/12/26(水) 01:27:37 ID:Qm7SVFu4
>>457
八神家の話しをやるときは極力全員出すのがポリシー。
あとノエルは出そうか最初迷った(鮫島が提案するのがになのはやじゃなくてノエルファリンの予定だった)。
だが俺はとらハ時をよく知らないからシャマル先生みたいな設定があったら困るので今回は除外した。
まあそのとき連想したのが件の菓子ってことで。
あとGJくれた住人に感謝。
459304:2007/12/26(水) 02:14:43 ID:wcO0obNr
八神家、いいですね。リィンはいつだって見守ってるんだな・・・。

ようやく後ろから抱きしめて第三話が出来ました。
クリスマスに間に合わないとはなんたる不覚。
9回に分けて投下します。
460後ろから抱きしめて(1/9) 304:2007/12/26(水) 02:17:26 ID:wcO0obNr
あれから夜は抱きしめられて朝には元通りになるという生活が続いている。
いや、元通りというよりも「何もなかった」ことにされていた。
確かにあったはずなのにまるで雲が流れるように日常を続ける。
それには重さがなかった。
目に見えているのにあるのかどうかさえ怪しく感じてしまう。
それは雲に似ていた。
触れているはずなのに、掴めない。

「ちゃんと寝るんだよ?」
「分かってるよ。そんな心配しないで。」

もはや朝の日課に追加されつつある押し問答。
あーだこーだと言い合うけれど埒が明かない。

「何かあったらすぐ連絡してね?遠慮しちゃだめだよ?」
「分かってるよ。気を付けてね。」
「フェイトママ寝てないとだめだよ?」
「はいはい。いってらっしゃい。」
「フェイトママ。はい、は一回だよ!」
「はい。いってらっしゃい。」
「…何かあったら連絡だよ?」
「分かってるよ。いってらっしゃい。」
「…行ってきます。」
「いってきまーす!」

ひらひらと手を振りつつ送り出される。
途中で少し振り返ると気付いて軽く手を振ってくる。
仕方なくこちらも振り返す。
見送りなんてしなくていいからとにかく休んでほしい。
門に寄りかかる姿は頼りなさげで罪悪感が湧いてくる。
461後ろから抱きしめて 第三話(2/9) 304:2007/12/26(水) 02:18:43 ID:wcO0obNr
ここ数日、彼女はぼーっとしていることが多くなった。
そう感じたのは彼女が帰ってきてから三日ほど経った頃だった。
会話が上の空だったり、反応が遅かったり。
朝には弱い人だがどうもおかしい。
夜にはそんなことはない。多分昼寝でもしたのだろう。
それで原因を考えれば実に簡単に思い至った。
寝不足だ。
あの最初に後ろから抱かれた夜。
朝には元の場所に戻っていた。
一体いつ。
私は泣いた後もしばらくは起きている。つまり寝た後になる。
そうなると睡眠時間は短くなってるはず、大丈夫なわけがない。
あれから休暇で休む時間はたくさんあるのに
寝不足というのが何よりの証拠だ。
つまり元凶は自分なのだ。
そのとき心配したのは任務のことだった。
このままでは任務に支障が出る。
任務明けということで休暇になっているが非常事態になれば嫌でも
駆り出されるのだ。そんなときこのままでは命に関わる。
急に背筋がぞわぞわしてきて気持ち悪かった。
自分の、自分のためにやったことが彼女の命を断つかもしれない。
けじめを着けなければならない、と思った。
自分のために、そして何よりも彼女のために。
全ては自分の責任なのだから。
気付いてから二日。明日は私も休暇に入る。
ゆっくり、じっくりと気兼ねなく話せるだろう。
彼女の腕はあの夜から彼女自身を縛る鎖となった。
その鎖の先を持つのは私だ。
鎖を元の腕に戻さなければならない。
そして全てをなかったことにするのだ。
雲のように流れるこの日常のように。
462後ろから抱きしめて 第三話(3/10) 304:2007/12/26(水) 02:22:28 ID:wcO0obNr
ヴィヴィオを先に寝かしつけて、ココアを手に向かい合う。
インスタントでも私が作ったそれをおいしい、と言って貰えるだけで十分だった。
それだけでこの問題に終止符を打つ勇気が出てくる。
彼女が苦しむ必要は、もうない。

「ねぇ、フェイトちゃん。」
「なに?」
「ちょっとお話、聞いてくれるかな?」
「…いいよ。」

彼女がコトリとカップを下ろす。昼寝のおかげで反応は悪くない。
本当は彼女も早く寝かせてあげたいのだ。
タイムリミットはココアが冷めるまで。

「ここ最近夜はずっと私のこと抱きしめてくれたのよね。」
「そうだね…。」
「私、ちょっとつらいことがあってとても苦しかったの。
 だから泣いちゃって…そのときフェイトちゃんが抱きしめてくれて
 本当に嬉しかった。ありがとう。」
「そんなことないよ。私あんなことしか出来なくて…」
「ううん、本当に感謝してるの。
 でもね、もう大丈夫だから、抱きしめてくれなくていいんだよ…。」

正直、未練は腐るほどある。
しかしそのために彼女が傷付くのはおかしい。
手放した鎖は本来私が持っていいものではないのだ。
苦しむ必要がない人が苦しむなんてない。

「何が大丈夫なの?」

そう思っていた。私は本当にそう思っていた。
でも彼女の顔は傷付いた、苦しんでる人の顔じゃなかった。
463後ろから抱きしめて 第三話(4/10) 304:2007/12/26(水) 02:24:25 ID:wcO0obNr
「何ってだから私は」
「あんなに泣いていたのに、何が大丈夫なの?」
「私は大丈夫だよ。もう元気になったよ?フェイトちゃんが慰めてくれたから
 そのおかげで…」

両手に包んだカップからは場にそぐわない甘い湯気が立っている。
彼女が簡単に頷いてくれるとは思っていなかった。
けれど、どうだろう。いざとなると口も頭も回らない。
私は知らず知らずのうちにまだ彼女を縛る鎖を持っているのだろうか。

「…なのはって私より嘘つくの下手なんだね。
 私は目を見たままでも嘘をつけるよ。」
「嘘なんてついてないよ。」
「なのはの話はこれで終わり?
 それなら今度は私の話を聞いてよ。」

私の答えを無視してすぐ済むから、と前置きすると口を噤む。
ふわりと舞い降りる沈黙。
それはこの日常の何倍の重さなんだろう。
時計の音、冷蔵庫の音、そして自分の心臓の音、
完全な沈黙ではない。
しかし言葉のない重さに耐え切れず私の頭は縦に揺れた。

「…ありがとう。なのはが泣いてるって気付いたとき、すぐに体が動いた。
 抱きしめることしか思い浮かばなかった。」
「うん…」
「抱きしめたとき、どうしようもなく胸が詰まった。
 でもこんなのよりももっとなのははつらい思いをしてるんだって
 思うと自分のことなんてどうでもよくなった。」
「うん…」
464後ろから抱きしめて 第三話(5/10) 304:2007/12/26(水) 02:26:26 ID:wcO0obNr
「私はなんとかしたかった。少しでもなのはのつらいことを減らしたいけど
 そのためには後ろからじゃだめだと思った。
 後ろからじゃ顔は見えない。声も、もしかしたら届かないかもしれない。
 だからちゃんと向き合って、なのはを抱きしめたかった。
 そしてなのはにも抱きしめて欲しかった。私がいるってことを分かって欲しかった。」
「…」

聞いているうちに何かが込み上げてくる。あのとき自分に触れた手は
慈しむものだった。何よりも、誰よりも、ただ自分にだけに差し伸べられた
それを振り払ったことが今になって胸を締め付ける。

「…でも、なのはは振り返らなかった。」
「…」
「一度も振り返らなかった。
 私はそれに何も言えなくてそれが腹立たしいのと同時に悲しかった。
 こんなことしか出来ないのかって。」
「そんなことないよ。私、本当に嬉しかったんだよ。
 フェイトちゃんのおかげで私」
「だから嘘をつかないでよ…!」

ぎゅっとカップを持つ手に力が入る。
湯気は消えていた。

「ねぇ、どうして振り返ってくれなかったの?そんなに顔を見られたくなかった?」
「それは…」

確かに泣き顔を見られたくなかったのは理由の一つだ。
だが答えられるはずもない。

「どうして後ろだけなの?私には後ろしか任せられない?」
「それは、その」
「私じゃだめなの…?」
465後ろから抱きしめて 第三話(6/10) 304:2007/12/26(水) 02:28:32 ID:wcO0obNr
「フェイトちゃん…。」
「前にヴィヴィオが攫われたときがあったよね。あのときもなのはは
 平静を装った。でも私の前では泣いてくれた。私の前だけで…
 あのとき言ったよね、二人でって。」

自分が正面から彼女に抱かれた夜。全てを吐き出して泣いた夜。
けれど今は

「後ろだけなんていやだ。
 あのときのように正面からなのはを抱きしめたい。
 受け止めたい。」
「フェイトちゃん、私…」
「私はなのはが好きだから。」

ひゅっと息を飲む。
彼女の言うものはきっと違う。
自分の欲しいものは決して手に入らないものなのだ。
もうカップの温もりはなくなっていた。
リミットまでもう少し。

「ありがとう、私もフェイトちゃんのこと好きだよ。
 いつも優しくしてくれて、いつも見ていてくれて…」

あの夜言えなかった言葉がすんなりと出た。
嘘にほんの少しだけ混ぜたものだけど。

「でも、もういいんだよ。」

ちゃんと笑えたはずだ。もう終わらせる。
そしてこの夜もなかったことになる。それでいい。
それが自分のために、何よりも彼女のためになる。
カップは冷たくなっていた。
466後ろから抱きしめて 第三話(7/10) 304:2007/12/26(水) 02:29:56 ID:wcO0obNr
がたりと彼女が立ち上がった。
咄嗟に逃げようとするが、そのまま捕まる。
座ったままとはいえ正面から抱かれてしまった。

「いや、離して!」
「声が大きいよ。ヴィヴィオが起きちゃう。」

耳元で囁かれる。はっと寝室のほうを見るが
起きてくる気配はない。

「だめだよ、なのは。無理に終わらせようとしても
 私は納得してない。終わるわけがないよ。」
「でも、でも…。お願い、離して…本当にもう大丈夫なの。」
「嘘ばっかり…。」

ゆっくりと背中を撫でられ、金色の髪が頬を、吐息が耳を掠める。
後ろから抱かれるのとそうは変わらないはずなのにまったく違う。

「やめて、離して…。」
「いいよ、泣いて。ちゃんと受け止めるから。」
「いや、やだ、離して!」

背中に回された腕は彼女が彼女自身を縛るもの。
その腕に身を委ねるのは昨日が最後でなければならない。

「フェイトちゃんに抱きしめられるのがいやなんじゃないの。
 でもだめなの、私、だめなの。フェイトちゃんもだめにするから…。」
「だめじゃないよ。私もだめになんてならない。」
「なるよ。フェイトちゃん優しいから、受け止めてくれるって言ってくれて
 本当に嬉しかったの。こんなに大事にされてるんだ、って…。
 でもね、それを利用してたの。」
「利用?」
467後ろから抱きしめて 第三話(8/10) 304:2007/12/26(水) 02:31:23 ID:wcO0obNr
ああもう全て言ってしまえ。納得しないなら納得させよう。
自分が腕に抱いているのは悲劇のヒロイン気取りだと教えよう。

「泣いたらフェイトちゃんが抱きしめてくれるかもしれないって期待したら
 本当に抱きしめてくれたの。それからはね、わざと泣いてたの。
 わざと泣いて、フェイトちゃんの優しさに縋っただけなの。
 ね、馬鹿みたいでしょ?慰めてもらって泣くんじゃないよ。
 慰めてもらいたいから泣くんだよ。こんなのだめに決まってる…。」

最初からこうすればよかったのだ。
そうすればタイムリミットは守られこんな風に抱かれることもなかっただろう。

「ね、幻滅したでしょ?だからもういいんだよ。
 今までごめんね…。」

彼女の中の自分はきっともっと清らかな人間なのだろう。
常の言葉の端々からそう見て取れた。だがそれも今日で終わりだ。
今度こそそう思ったがなぜか彼女は苦笑いを浮かべた。

「それがだめなら私もだめだ。私のほうがもっとだめだ。」
「なんで?フェイトちゃん本当に優しくて私…」
「優しくなんてない。それに卑怯者だよ。
 なのはが言ったのに私はまだ本音を全部言ってない。」
「本音…?」

軽くため息をつくとぽつぽつと話し始める。

「なのはきっと幻滅するだろうな…。
 私はね、なのはが好きなんだ。」
「さっきも言ってくれたよね…?」
「あれは友達の好きだから違うよ。本当は恋愛の好きなんだ。
 …なのはのことを誰よりも愛してるって言ったら分かってくれる?」
468後ろから抱きしめて 第三話(9/10) 304:2007/12/26(水) 02:33:07 ID:wcO0obNr
「えっ…」
「ずっと前から好きだった。でも告白する勇気なんてなかった。
 だから親友って立場は絶対に守ろうって思って今までやってきた。
 でも、なのはが泣いてるのを見付けちゃった…。」

囁きと共に吐き出される息が耳を掠める。
くすぐったくて身を捩ってもびくともしない。

「チャンスかも知れないって思った。」
「チャンス?」
「弱ってるところに上手く付け込めばもしかしたら…ってことだよ。
 だからね、こうして今抱きしめているのも本当はなのはのためじゃない。
 自分がそうしたいからしてるだけなんだよ。…幻滅したでしょ。」

ごめんね、とするりと腕が解かれる。
見上げれば表情のない端正な顔があった。
ああ、彼女は自棄になっているんだ。自分と同じようにもういいやって、
最初からこうすればよかったって思っているんだ。

「やっぱりだめだね。私みたいのじゃなのはに相応しくない。
 なのはにはきっといい人が見つかるよ。その人が苦しいときでも支えてくれる。」
「フェイトちゃん…。」
「そしてなのはもヴィヴィオも守ってくれる。そんな素敵な人がきっと見つかるよ。」
「フェイトちゃん!」

去ろうとする背に縋りつく。
最初本音とはあの優しさは嘘なのだと思った。本当は嫌われていたのかと。
それならこれ以上の番狂わせはない。
だが彼女はさらに斜め上を行った。
愛という言葉をどれほど望んだか分からない。
なのに彼女は去ろうとしている。
それを引き止める以外に自分に何が出来る。
469後ろから抱きしめて 第三話(10/10) 304:2007/12/26(水) 02:37:33 ID:wcO0obNr
「だめだよ、なのは。無理しなくていいんだよ。離して、ね?」

解こうとする手は優しかった。シャツを掴む指を一本一本解こうとするのを振り払う。

「いや…私もフェイトちゃんが好きなの!」

びくっと一瞬だけ体の動きが止まる。だがすぐに軽く笑ってまた指を一本一本解こうとする。

「ありがとう…なのははやっぱり優しいね。」
「愛してる…。」
「え」
「私もフェイトちゃんのことを誰よりも愛してる。」

ずっと暖めていた言葉だった。だが彼女の答えは意外なものだった。

「…自分で言うのも何だけどね、上手くいってるかなってちょっとだけ思ってたんだ。」
「…フェイトちゃんが私のこと好きになったのいつ?」
「だからなのはが好きって言ってくれたのは私が弱みに付け込んだからで」
「いつ?」

指を解くと体に腕を回しぐぐっと胴体を締め上げる。
ぺしぺしと腕が叩かれるが気にしない。

「しょ、小六…。」
「遅いね。私四年生から好きだったよ。」

腕を下ろして解放する。彼女が去ることはきっともうない。
ごほごほと咳をしながら振り向いた彼女は負けた、と清々しく笑った。



後ろから抱きしめて 第三話 おわり
470名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 02:41:28 ID:SWdYR0jR
なんか色んな思いがこみ上げて文章にならんがとにかくGJとだけは言える!
続きが気になるわ。
471名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 02:42:58 ID:sIyF8wBf
GJ!!
二人のすれ違いがいいなぁ
バイトの休憩中に読めてよかった
帰ってからゆっくり読みます!
472304:2007/12/26(水) 02:43:56 ID:wcO0obNr
すみません、10回でした。
前回から2ヶ月近く経っており完成が難しかったですが何とかなりました。
正直早くイチャイチャさせたいです。
続きはもっと早く投下できるようにしたいと思います。
以上です。深夜にありがとうございました。
473名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 02:46:29 ID:iaPI/D84
何か鼻とか目から液体が…(ΩДΩ)
GJです!!!超待ってましたよ!!!!!
次は二人のイチャイチャですかwww楽しみですwww
いつまでも待ってますよ〜ノシ
474名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 02:49:29 ID:xy0uPoZT
>>469
もうたまらん・・・ありがとうございます・・・
475名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 02:49:51 ID:gnmdEbOJ
>>445,472

この野郎、あまりにGJ過ぎて画面が見えなくなるじゃないか
476名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 02:53:43 ID:D576DnpM
映  画  化  決  定
477名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 02:54:14 ID:+TQNvn0i
>>469
GJ!!
続きお待ちしておりました!今日はいい日だww

すれ違いながらお互いを思いやる二人が切なくて感動だ
次回作も期待。
478名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 02:56:59 ID:zckKi6Zw
>>472
待ってたよ!!!
マジでGJっすわ!

イチャイチャやべえぇww楽しみ!!
479名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 03:11:06 ID:MLSGrA6m
>>445
超GJ!!全俺が泣いた・゚・(ノД`)・゚・。
ちくしょーいい話すぎる・゚・(ノД`)・゚・。
やっぱ八神家がいい!!!
(イチャイチャなのフェイもいいけど)
480名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 03:30:36 ID:CPvCrkpN
>>469
最後4文がすげー好きだわ。GJ
イチャイチャ楽しみにしてるw
481名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 07:41:12 ID:uHA2g56m
起きたら素敵なプレゼントが・・・・・
ずっと楽しみに待ってたんだぜ
四期はこんな感じで頼む
482名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 08:12:22 ID:bpRHDvXu
ぐっじょっーぶ
次も期待!
483名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 09:28:14 ID:bKz8LO22
もう「後ろから」シリーズを4期でDVD化しちゃったほうがいいと思う
GJでした!!!
484名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 09:29:35 ID:eYwp3rX+
後ろから抱き締めて、1、2って何処にあるんだ?
誰か教えて欲しい。
485名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 09:32:31 ID:OyBJhl7S
まとめwikiのほうで検索すればいいんじゃないか
486名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 09:50:08 ID:eYwp3rX+
>>485
探してもないんだ

何スレにあったかどうか教えて欲しい。
487名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 09:56:21 ID:rJtNxH6/
>>486
http://wiki.livedoor.jp/nanohayuri/d/%b8%e5%a4%ed%a4%ab%a4%e9%ca%fa%a4%ad%a4%b7%a4%e1%a4%c6
http://wiki.livedoor.jp/nanohayuri/d/%b8%e5%a4%ed%a4%ab%a4%e9%ca%fa%a4%ad%a4%b7%a4%e1%a4%c6%20%c2%e8%c6%f3%cf%c3

もしかして
「後ろから抱き締めて」で検索したのかな?

検索で出ないと思ったら
より短い言葉で検索しなおすのもコツだよ

私も「後ろから抱きしめて」という完全なタイトルじゃなくて
「後ろ」だけで検索して選んだから
488名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 09:56:46 ID:OyBJhl7S
多分後ろから抱きしめてじゃなくて抱き締めてで検索してね?
ちなみに二つとも7スレ目にあるよ
489名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 09:59:49 ID:1tTx3enT
タグ:なのは:フェイト、で出てきたよ
せっかく作ってくれてるタグなんだから有効に使おう
490名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 10:04:51 ID:eYwp3rX+
みんなありがとう、読めたよ

2:3話の間にフェイトさんに何があっのか気になるが。
491名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 15:09:02 ID:eYwp3rX+
第三波来たぞ!
492名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 15:39:16 ID:7JdDQFA/

今月のメガマガが気になる・・・

どうかなのフェの二人が幸せでありますように・・・
493名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 16:43:39 ID:IVMg5ZZV
>>492
とりあえずポスターの方では相変わらずイチャついてましたよ
フェイトスレに貼ってあって萌え死にそうになったw
494名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 16:47:22 ID:zckKi6Zw
>>492
安心して
今回も やばい からww

かなり幸せそうですよ
495名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 17:07:50 ID:u6BU9T8k
メカマガって今日が発売日なの?
496名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 17:32:06 ID:iaPI/D84
明日じゃないの!?
497名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 18:34:53 ID:k5Fs6lnu
フラゲだろw
498名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 19:45:57 ID:J+QFUd28
そういえば今日はなのフェイ屋上で抱き合う回のDVD発売日じゃないか
499名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 19:48:49 ID:CPjWcgWK
そこが最後の盛り上がりだったな…
500名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 19:51:50 ID:uWowrfU2
最近ヴィヴィオの事ばかりであまり構ってくれないなのはさん
ヴィヴィオ相手に嫉妬してしまい、それが情けなくて恥ずかしくて悩んでいるフェイトさん
がみたい
501名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 19:56:05 ID:D576DnpM
>>498
そのシーンの作画は酷かったからな…
どういう修正が施されているか楽しみだ
502名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 19:58:05 ID:uHA2g56m
>>499
出撃中のはやヴィ置いてきぼり痴話喧嘩を忘れるとは
503名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 20:04:25 ID:SaGkZB1Y
>>499
あそこで18話が終わってくれていればな…
その直後のヴィヴィオで素で凹んだ。
504名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 20:22:18 ID:CPjWcgWK
その辺から終盤はもう脚本から全部作り直してほすぃわ
505名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 20:44:22 ID:J+QFUd28
だが断る
506名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 20:47:47 ID:gpGPEqHH
21話と25話は最高。
507名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 20:48:02 ID:bFOu70rN
今月のメガミ買おうかな
ポスターが良すぎるだろ!!!!マジ興奮した(*´Д`)ハァハァ
公式でもなのフェイで嬉しい
508名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 20:48:45 ID:bFOu70rN
本当に申し訳ない
これからは興奮する前にsageます
509名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 20:50:59 ID:gpGPEqHH
どうもこのスレが百合スレじゃなく
なのフェイスレ化してる件について・・・
510名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:03:18 ID:SaGkZB1Y
おまえはここに投下されてきた
なのフェイ以外のSS等をなんだと思ってるんだ?
511名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:09:42 ID:iaPI/D84
>>507
すでに興奮し始めてるじゃないか…どうしてくれる…?
冬コミ前なのにDVDとで出費が…シーツ買えるかなぁ…?

シグフェイとかスバティアとかアリすずとか…沢山あるぞ!!!
全部大好きだ!!!!!
512名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:10:02 ID:ucxWOFze
>>472
うおお萌え死にました、超GJ!
続き楽しみです

>>509
じゃあ早速なのフェイ以外を書いてみようぜ!
513名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:11:47 ID:ZK/WWSBz
なのフェイが強いのはしょうがない!
本編でも、公式グッズでも優遇されてるしな。
別に、なのフェイ以外のCPでも話題振ればそれなりに返ってくるし
ガンガレ!!
514名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:12:16 ID:uHA2g56m
>>509
ひょっとして今日なのはスレに書き込んでた人?

つか他のカプも結構あると思うぜ?
515名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:19:43 ID:SWdYR0jR
更生と称して、かつての恨みを晴らすかのように次々とナンバーズを
食う(性的に)ギン姉とか幻視した。
516名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:24:03 ID:gpGPEqHH
>>514
いや、違うけど
なのはスレみて、たしかになとおもって書きこんだ。
517名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:40:34 ID:e90hsW7f
まあ、なのフェイが強いし、一部他カプのときになのフェがよかったとか言うちょっと失礼な連中も散見されるけど
それをいったら他カプ好きにも男女カプにでもしやがったならともかく百合なのに本編の描写にケチつけるようなのいるしなあ
互いに気を使いあうべきだねとしか言い様がない
518名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 21:55:33 ID:uHA2g56m
>>516
違うならよけいID変えてから来た方が誤解がないと思うぜ・・・・・

なのはスレの争いの発端がヴィータなりきりだったからな
519名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 22:00:42 ID:gpGPEqHH
>>518
ああ、ここでの最初の書き込みヴィータにしてたか。
すまない、そこまできがまわらずに。
でも誤解されても別に問題はないんじゃないのかな、とおもったり。
520名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 22:10:32 ID:gnmdEbOJ
>>515
ぜひ具現化を
521名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 22:13:04 ID:0V9dIPe2
>>515
股間にドリルでアッー
522名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 22:44:27 ID:rJtNxH6/
早売りメガミマガジンゲッツしたぜ

オレ:メガミマガジンありますか?
店員:あの山の下

出してくれた店員さんありがとう

とりあえずテラスバティアとだけ言っておく
523名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 22:45:39 ID:bFOu70rN
メガマガってなのは月刊誌と思ってよろしいか
毎月毎月ありがとうとゆいたいです
524名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 22:55:04 ID:0V9dIPe2
それも今月までか。にんともかんとも。
525名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 23:41:38 ID:ThnfM9Ld
>>519
まあこのスレだとそんなことぐらいじゃ叩かれないかと。
CP話はどうしてもぎすぎるすることがあるよなあ。
出来ればCPごとにスレがあれば良いだろうけど、
そんなことしたらどのスレも過疎って終わりだろうしw

とりあえず明日はメガマガ買ってくるか。
526名無しさん@秘密の花園 :2007/12/26(水) 23:42:15 ID:4QaHCiUg
>>524
メガマガはなのはで大分部数伸ばしたらしいし
なんだかんだで来月もなのは関連の記事はまだ載せるんじゃね?
・・・記事のネタがあればの話しだが
527名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 23:44:27 ID:bFOu70rN
>>524
why?
528アクエリアス:2007/12/27(木) 00:40:13 ID:awYTUej/
ごきげんよう。いつものように空気を読まないアクエリアスです。
フェイはやでシリアス風味(?)とりあえず最後は甘いと思います。
うん、最近フェイはやはオレのマイブーm(ry
…逝かせていただきます。 あ、コレ管理局での話です。



「…」

はやては無言でフェイトの手を引いた。

「え?ええっ!?まっ…!!」

「待たへん…」

引かれてつんのめりそうになるフェイトに構わず、はやてはその手を引いた。フェイトは今の今まで話していたその人に別れを告げる間もなく引きずられる。
フェイトは抗議しようと口を開いたが、髪の間から見える真っ赤な耳と少し震えていた声に、そのまま口を閉じ、体勢を整えて、小走りの彼女について行けるようにした。

着いたのは、人通りの少ない階段の踊り場だった。

「…はやて?」

肩で息をしている彼女に呼びかける。顔を合わせたくないのか、それでもまだ後ろを向いている。

沈黙に耐えられず、フェイトがもう一度彼女の名を呼ぼうとする。

「はやて…どうし「なんでも…あらへん」」

何でもないわけないじゃないか…。

フェイトは心の中で苦笑した。
529アクエリアス:2007/12/27(木) 00:42:00 ID:awYTUej/

「はやて…」

そう呟くように言って、フェイトははやてそのままを抱きしめた。ビクッと肩が揺れるのが分かる。

「はやて…」

今度は耳元で囁くように。

「…どうしたの?」

「…ふぇ、フェイトちゃんが…」

さっきよりも声は震えていた。

「…私が?」

不意に、はやてが抱きしめていたフェイトの腕を解いた。フェイトはされるがままに腕を緩めると、今度ははやてから抱きついてきた。

「ごめん…ごめんなぁ…」

フェイトは再度抱きしめて背をさすった。

「何で…謝るの…?」

「だって…」

フェイトがはやての顔を見ると、視線が合わないように俯いてしまった。その先の言葉も続かない。

「部屋…行こうか?」

そう言って、フェイトは回した腕を少し下げ、そのまま抱き上げた。いつもなら顔を真っ赤にして騒ぎ出すはやてだが、今はただ、子供のように肩に顔を埋めて頷くだけだった。
530アクエリアス:2007/12/27(木) 00:43:56 ID:awYTUej/

幸い、はやての部屋はそこから近く、誰とも会わずに部屋まで来られた。


「はやて…?」

彼女をベッドに乗せて顔色を伺おうとするが、はやては首に回した手をまだ離さなかった。それどころか逃がさないと言わんばかりに力を強くされた。
仕方がないので、フェイトはベッドに乗って、そのまま自分の膝にはやてを座らせた。

「言ってくれないと…分からないよ?」

「……私、嫌な女や…」

「へ…?」

「フェイトちゃんが…フェイトちゃんが、他の人と楽しそうに話しとるのが…嫌やねん」

はやては泣きぬらした声のまま続けた。

「我が侭やって分かってる…なのに……なのに…なんも考えずにフェイトちゃん引っ張っとって…ほんまはこんな我が侭言いたないのに……フェイトちゃん困らせて…ほんまごめんなぁ…」

しがみついたまま言う自分よりも小さな身体に苦笑する。こんなところも可愛いと思ってしまう自分は重症なのかも知れない。

「大好きだよ…はやて」

ピクッと、はやての身体が反応する。

「愛してる…この世界で…私の中で私が一番愛してるのは…はやてだよ?」

「ふぇ…とちゃ…」
531アクエリアス:2007/12/27(木) 00:45:56 ID:awYTUej/

恐る恐る私を見上げた彼女の顔は、涙でグシャグシャだった。それを舌で拭い取る。

「はやてはいい子過ぎるよ…」

そのまま顔中にキスの雨を降らせた。大丈夫だよ、と伝えたくて。

「どんなはやてでも私は大好きだから…」

フェイトははやての目を見て言う。

「全部見せて…。…ね?それに…」

フェイトはそのままはやてを押し倒した。

「私も結構我が侭だから♪」

「え!?あっ、ちょう…まっ!?」

「待たない〜っていうか待てない〜♪」

「し、仕事は…?」

「ま…たまにはいいじゃない?」
532アクエリアス:2007/12/27(木) 00:49:15 ID:awYTUej/

「えっ…本気か!?」

「超本気だよ〜♪」

フェイトはまたキスをし始めた。…止まりそうもない。
はやては身体の力を抜いた。どうせかなわない…色々と。

「ありがとう…な…」

はやては苦笑して、フェイトに身を委ねた。



Fin.


すみません…続けようと思ったんですけど…エロイの書けないんです。エロイの大好きなんですけどね(ぉ
始めは甘甘にしようとしたんですが、十行で敗退orzシチュはそのままにシリアス風にしたら進むわ進むわ。
シリアス好きです。悲しいお話とか大好きです。でもやっぱり最後はハッピーエンドがいいですが。

>>509
ここがなのフェイだけじゃない証(異端児)がここにいますよ〜(笑)
533名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 00:52:52 ID:vMbKUcqt
はやてがいじらしくていいわ
でもフェイトノリ軽いw
GJ!
534名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 00:55:29 ID:lAgfIxRV
>>532
GJ!!
ちょっと幼い感じのはやてがかなりよかった!

フェイトがへたれない数少ないCPかもしれないな・・・。

なのフェイ派だけども、他のCPも楽しく読ませてもらってますよ。
535名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 01:37:30 ID:AVmIisI+
自分も流れ?に便乗して投下させていただきます。
CPはなのはやなのです。
需要まったくなさそうだけど、好きなので。
536名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 01:37:51 ID:AVmIisI+
「ああぁ〜全くわかんないよ!!」

その言葉は勢いよく、私の右耳から左耳へと突っ切っていった。
そのおかげで英文のどこを追いかけていたのかさっぱり解らなくなってしまった。
はぁ〜仕方ない。

「なに、そんなに喚いてるん?」
「・・・・・・・グスン、はやてちゃん。問題が問題が解けないよ・・・・・・うぅ〜」

だってめくってもめくっても英文ばっかり、単語すら解らないのにぃ〜
辞書の使用不可なんて酷過ぎるよ。前提が解ってないのに・・・・・・・・
なんて、ぶつぶつ言いながらなのはちゃんはシャープペンを転がしてる。

「先生ってば、テストの成績が悪かった子と欠席した子を同じ補習にしなくてもいいのにね〜」
「ほな、テストを欠席したんは?」
「八神はやてちゃん」
「で、テストの成績が悪かったんは?」
「・・・・・・・いちおう出席はしたんだよ?出席したのに欠席した子と同じ扱いってひどいよねぇ」
「答えてないし」

私の突っ込みを見事に無視し彼女は脱力した後、燃え尽きたようにばたりと机にへばりついた。
はぁ〜・・・・・・・・・・・仕方がない、見せてあげよう。
意気消沈する彼女の頭に手のひらをズシっとのせ、声をかける。 
537名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 01:38:10 ID:AVmIisI+
「な〜のはちゃん」
「はい?」
「見せてあげないこともないんよ?」
「えっ?本当!?さすが、はやてちゃん♪」
「いや、やっぱりやめた」
「えぇ!?なんで、なんで!!?」

と不服そうに言いながら、ずしんと重くのしかかっている私の手に逆らうようにグイ、と頭を上げてくる。

「なんででしょう?」
「頑張りが足りないから?」
「う〜ん、なんっか」
「?」
「"お願いします。はやてさん"って言ってみ」
「えっ?うん。お願いします。はやてちゃん!」
「ん〜誠意が篭ってないな〜」
「えぇ〜!!お願いします。はやてちゃん」
「うん〜なにか足りないな〜」
「むぅ〜」
「じゃ、ここはひとつ"お願いします。ご主人様!"で」
「なにそれ〜!!?」
「言わないん?」
「うぅ〜」
「課題提出しないと単位貰えんよ?」
「もう!はやてちゃんの馬鹿!!はやてちゃんなんてアンパン△ンになっちゃえ!!」

なんで、いきなりアンパ■マン!?
そんなひどい台詞と同時に、ギュウっと私は鼻をつままれていた。
538名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 01:38:33 ID:AVmIisI+
「なのはちゃん、痛い痛い!!」
「はやてちゃんが悪いんだもん!!」
「くぅ〜ほな、なのはちゃんも道連れや!!」

私は仕返しとばかりに両手でなのはちゃんのほおを両手で軽くつまんでやった。
10秒ほどこの状態が続いて、とうとうなのはちゃんがギブのようだったのでつまんでいる手をほどいた。

「もう、はやてちゃんひーどい!!本当にアンパンマ×になったらどうするの!?」
「あんま変わらん気するけどな〜w」
「むぅ〜本当にあんぱんになってたらどうしよう」

と焦って鏡を取り出しては自分の顔をまじまじと確認している。
その姿をどこか微笑ましく思って見ているうちについ、本音がぽろっと口から零れ落ちた。

「いや、なのはちゃんはふつうに十分可愛いから」

フェイトちゃんあたりが屈託のない顔で言いそうな甘いせりふ・・・・・・・・・
なのはちゃんはその言葉に一瞬きょとんとし、

「////はやてちゃんの、うそつき!!」

と顔を真っ赤にして、背を向けてしまった。
いや、嘘でこんなセリフが言えたなら誰も苦労はしない。
私はそう言いかけてすぐにそれを飲みこんだ。
539名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 01:41:11 ID:AVmIisI+
おかしい、最初はやて受けだったのに・・・・・・・・・
基本、はやてが少しツンツンしてて、なのはがデレデレなのが好きです。
はやての前では馬鹿ななのは。が理想です。
次、書く機会があったらそんな感じのものを書きたいと思います。
失礼しました。
540名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 02:15:23 ID:HxUxos4O
なのはやもアリだな…
微笑ましくてよい。
実際はやての人間関係って広いな。
ヴォルケン、なのフェイ、アリすず、ロングアーチ、ティアナ、教会か。
さすが強者ぞろいの六課をまとめるだけのことはある。
541名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 02:16:57 ID:lAgfIxRV
>>539
ちょっとお馬鹿ななのはGJ!!

あれ?窓の外からピンク色の光が・・・(SLB
542名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 08:01:42 ID:IxRuY2vJ
>>539
なのはやGJ
なのはや好きなのに書く人あまりいなかったから嬉しい
543名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 08:07:35 ID:mEkkHqG2
>>539
なのはやGJでした!!
ちょっと意地悪なはやてとおばk・・ゲフゲフ。可愛いなのはさん、いいなぁ
自分もそのカプ好きなのに中々投下されなくて、もう少しで書くとこだったw
544名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 08:55:49 ID:9cS8gEjf
これはいい狸。

でもレイハと四六時中いるのに英語がわからんってどうしたなのはw
545名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 09:57:25 ID:jBHJqRiD
小学5,6年になって、友達に両親が二人とも女性なのはおかしいと指摘され
悩むヴィヴィオ

はあり得ないか……
ミッドならそういう偏見ないのかもしれないし、
本当のママじゃないの、でも大好き。で説明ついちゃうし
546名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 10:43:29 ID:8C3Mw8gW
ヴィヴィオをいじめると死亡フラグ全開ですから
547名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 15:22:32 ID:mdLRTdEw
>>545
からインスピレーションで変な文章できた。
区切りがいいとこまでできたので投下しますがよろしいですか。

なのフェイ+ヴィヴィオの三人家族ネタ

注意
なのはさんがちょっとへたれママンです。





548名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 15:25:25 ID:5ckg7mBr
おけおけ
549家族ごっこ:2007/12/27(木) 15:26:48 ID:mdLRTdEw
わたしのかぞく

わたしにはだいすきなままがふたりいます。
ちょっときびしいけれどほんとうはやさしくて、とてもつよくてきれいななのはママ。
いつもふんわりわらいかけてくれる、とてもやさしくてかっこいいフェイトママ。

でも、
わたしたちはほんとうのおやこじゃありません。
ままがふたりもいるなんておかしいよといわれることもあります。

・・・
かぞくっていったいなんだろう・・・。
550家族ごっこ:2007/12/27(木) 15:28:02 ID:mdLRTdEw
いつものように仕事が終わってヴィヴィオを迎えに行った帰り道。
今日はいつもとヴィヴィオの様子が違った。いつもなら迎えに行くと大喜びで飛び
ついてきてくれるに、今日はおずおずと手を伸ばしてくるだけ。
「ヴィヴィオ、どうしたのかな?なんか元気ないよ?」
差しのばされた手を優しく握りながら話しかけても
「そんなことないよ、なのはママ。」
とヴィヴィオは答えるだけでそのまま俯いてしまう。
(困ったなあ、こんなときどうすればいいんだろう。)
基本的にヴィヴィオはすごく聞き分けが良く手間のかからない「良い子」であり、
ましてや私は子育ての経験なんてほとんど無い。フェイトちゃんと違って子供の
相手をしたこともほとんど無かったしするのも苦手だ。
それでも私は何とかヴィヴィオを元気づけようと
「今日はフェイトママも久しぶりに帰ってくるからねー。家族三人で晩ご飯食べようね。」
なんて話しかけたとき、ヴィヴィオがぽつりと漏らした一言が私の心をかき乱した。
「ねえ、なのはまま。ふつうのかぞくってなんだろう?」
551家族ごっこ:2007/12/27(木) 15:30:10 ID:mdLRTdEw
それから私は必死になって、「私たちは血はつながってないけど親子だよ」とか
「なのはママもフェイトママもヴィヴィオの事本当に愛してるから」とか言い続けたけど、
ヴィヴィオの発言にほとんどパニック状態だったため何を言いたいのかほとんど判らない状態で。

そんな私にヴィヴィオは
「わたしもママたちのことだいすきだよ。だからごめんね?」
なんて言って微笑んでいたけど、
明らかに私に気をつかって言ってるだけで納得はしていない様子だった。

ヴィヴィオが聞きたかったのは「私たちとヴィヴィオとの関係」だけじゃないんだと思う。
聞きたかったのは「私とフェイトちゃんとの関係」。

私はフェイトちゃんが大好き。
幼い頃に抱いたフェイトちゃんへのかけがえのない友情は、
いつしか淡い恋情に変わっていて・・・今では溢れんばかりの愛情がこの身を焦がす。
フェイトちゃんもこの気持ちに応えてくれるけれど、やはり同性同士の恋愛は普通ではないから
おおっぴらにするわけにはいかない。ヴィヴィオにも私たちの関係をはっきりと告げたことはない。

いや、告げられないんだ。

私たちの関係が世間に知られてヴィヴィオがどんな好奇な目に曝されるか、
そのときにどんなにヴィヴィオが傷つくかを思うと・・・とても怖くて・・・。

ヴィヴィオ、貴方への愛は嘘じゃない。フェイトちゃん、貴女への愛は隠せない。

ああフェイトちゃん、私は一体どうしたらいいの・・・。
552家族ごっこ:2007/12/27(木) 15:31:51 ID:mdLRTdEw
三週間に渡る任務を終えようやく我が家に帰ってきた私を迎えたのは、
元気のないヴィヴィオとどこか憔悴したなのはと微妙な空気。
一体どうしたというの?
なのはを抱えるように廊下に連れ出し、何があったのとなのはに優しく尋ねる。
するとなのはは俯きながらぽつりぽつりと話し始めた。
帰りからヴィヴィオの様子がおかしかったこと、ヴィヴィオに言われたこと、なのはの不安を。
「そっか、そんなことがあったんだ・・・」

ああ、この日が来てしまったんだ。

私も考えたことがなかった訳じゃない。
ヴィヴィオのことを考えると、私はなのはから離れるべきなのかもしれないと、
友達に戻らなければならないのかもしれないと何度思ったことか。

でも、それでも、なのはへの想いは消せなくて、なのはも私を求めてくれて、こうして、私は、ここにいる。

怖い、とても怖い、だけど、だけど、逃げちゃだめだ。
ヴィヴィオのためにも、なのはのためにも、何より自分自身のために・・・。
553家族ごっこ:2007/12/27(木) 15:33:35 ID:mdLRTdEw
ふるえる自分に叱咤して、なのはを一度ぎゅっと抱きしめると俯いた顔を上げさせて、
額にそっと優しくキスをする。
「フェイト・・・ちゃん?」
驚くなのはに精一杯の優しい微笑みを送ると、私はなのはの体を離してヴィヴィオの元へ向かう。

リビングのソファーにちょこんと俯いて座っているヴィヴィオの隣に座ると
私はぎゅっとヴィヴィオを抱きしめる。
「フェイトママ?」
ヴィヴィオを膝の上に抱え上げると私はゆっくりと話し出す。
「ねえ、ヴィヴィオ。私たちは「普通の」家族じゃないかもしれないけど、それは悪い事じゃないと思うんだ。」
びっくりして顔をあげるヴィヴィオの眼を優しく見つめながら私は言葉をさらに続ける。
「ヴィヴィオはなのはママのことどう思う」
「つよくてきれいでとってもだいすき!」
「うん、なのはママは強くて綺麗で優しくて・・・でもそんな素敵ななのはママって「普通」じゃないよね?」
「あ・・・」
「そんな素敵な人のこと、何て言うのかヴィヴィオは知ってる?そんな人のことを「特別」っていうんだよ。」
554家族ごっこ:2007/12/27(木) 15:35:03 ID:mdLRTdEw
これはなのはが私にくれた言葉。
普通の生まれじゃない、クローンの人形でしかない、ろくな名前を持たない私になのはを愛する資格なんてないんじゃないかと、
そう漏らしたときに涙ながらに叱りながら贈ってくれた言葉。
(フェイトちゃんは普通じゃないかもしれない、
だけど、特別だよ。普通じゃない特別な、
とってもとっても素敵な、なのはの特別だから・・・)

「そんな素敵で「特別」ななのはママがフェイトママは大好きで、なのはママはフェイトママの「特別」なんだ。
そしてとても可愛い可愛い「特別な」ヴィヴィオは、なのはママとフェイトママの大好き、「特別」なんだよ。」

「ヴィヴィオ、「普通」じゃないってことはね、つらくて悲しいこともあるけれど・・・、
とてもとても大変なことだけど・・・、とっても素敵なことでもあるんだよ・・・。」

震える声で精一杯の気持ちを伝えると、なのはがヴィヴィオごと私を抱きしめてきた。そしてなのはが言葉をつなげる。
「ヴィヴィオ、なのはママとフェイトママは「普通」じゃないからヴィヴィオにつらい思いをさせるかもしれないけど・・・、
それでもヴィヴィオを守れるように頑張っていくから、ヴィヴィオが特別だから、だから私達の家族でいてくれる?」

「うん、なのはママとフェイトママはヴィヴィオの「とくべつ」だよ、
なのはママとフェイトママはヴィヴィオが「とくべつ」、なのはままとふぇいとままも「とくべつ」、
さんにんみんなで「とくべつなかぞく」だよ!」

ヴィヴィオはにっこり微笑んでそんなことを言ってくれた。ああ、本当にヴィヴィオには敵わないや。

「うん、頑張って三人で素敵な「特別」な家族になろうね!」
私の愛しい人はそう言いながらぎゅっと私達を抱きしめてくれた。
555名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 15:40:08 ID:mdLRTdEw
ここでいったん終了です。あとちょっと続くんだけど、皆が読みたいなら頑張って書くけど
まあ、ここまででよいかなとか思ったり。

くどい文章だね、ほんと・・・

ここまでつきあって読んでくれた方に感謝を
556名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 15:50:56 ID:lz6YT/uQ
>>555
やばい、よすぎる。
GJです、続きもできたらお願いします。
557名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 16:01:47 ID:vMbKUcqt
GJ!
そんなこと言わずに
是非読みたいんですが
558名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 16:02:32 ID:8C3Mw8gW
>>555
GJ!続き期待!
焦らず自分のペースで頑張ってくれ!
559名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 16:03:29 ID:D2gfBKLf
>>555
GJです
じわっときた
560名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 16:04:01 ID:+Nq5v6zK
>>555
GJ!
ちょっとホロリと来てしまった。
続きを待ってますぜ!
561名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 18:33:37 ID:XF3vQigt
<<555
GJ!
続きをwktkしながら待ってるぜ!
562名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 19:07:01 ID:aZPL3NdC
563名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 19:15:51 ID:6mAnV6Sq
はいはい保存保存
564名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 19:22:09 ID:awYTUej/
今やっとメガマガ読んだ!!
スバティアマジスゲーwwwティア超ツンデレだ!!萌え殺す気か!?
ポスターも見た瞬間本当に転げ回ったのだが…微妙に折ってあるラインに沿って破れていたorz
皆はどうだった?大丈夫だった?
565名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 19:39:57 ID:mEkkHqG2
オイルプレイ…。
なるほど、狙っているとしか思えないなw
566名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 19:43:28 ID:IxRuY2vJ
このあとなのはさんにも塗ってあげるんだろうか
567名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 19:48:15 ID:BdOo8oE6
コレを見て寧ろヴィヴィオ×アルフとか思いついた私は異端なんだろうか……
なんというかなのフェは最早大前提なので今更ポスターの一枚や二枚……
568名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:01:05 ID:mdLRTdEw
やっと続き終わった、ていうかあとちょっとじゃなかったですごめんなさい、orz
脳内の二人が自重してくれません、だめじゃん、俺・・・

というわけで、奇特にも続き読みたい心の広いお方もおられるようなので
家族の続きいこうかとおもったが・・・

な・ん・で・す・か、その素敵ポスターwww オイルプレイってwww

ていうかメガマガ買いに行きたい・・・漫画のみんなどうなったかなあ。
流れぶった切っちゃって良いかな?
569名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:07:24 ID:awYTUej/
どうぞどうぞ
570名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:10:33 ID:mdLRTdEw
お言葉に甘えまして・・・
家族ごっこ後半戦いきます。

注意

テスタロッサさんがへたれです。
571家族ごっこ:2007/12/27(木) 20:12:07 ID:mdLRTdEw
「ヴィヴィオはようやく眠ったの?」
寝室でヴィヴィオを寝かしつけていた私の所に、さっきまで本局に提出する任務報告をまとめていたフェイトちゃんが
そっと足跡を忍ばせて近づいてきた。
あの後三人で食事してお風呂に入っていっぱい話して、
「明後日はなのはの仕事ももヴィヴィオの学校もお休みだし、私もしばらく休暇だから三人で何処か行こうか。」
なんてフェイトちゃんが嬉しいことを言ってくれたものだからヴィヴィオはすごく喜んで興奮してなかなか寝付いてくれなかった。

「ふふっ。可愛い寝顔だね。」
なんて言いながらフェイトちゃんが私の背後から顔をのぞかせ、優しく微笑みながらヴィヴィオの髪をそっと撫でる。
その微笑みはとてもとても優しくて、
その紅い瞳はいつもと変わらずとても深くて澄んでいて、とてもとても綺麗で
そんな貴女を見るたびに私の想いは溢れそうで。

「でもフェイトちゃん、よかったの?」
「なのは?何が?」
「だって待機休暇中といっても任務報告まとめるのだって大変だろうし、なにより長期任務明けで疲れているでしょう?
 今回は大変だったみたいだし・・・」
なんだそんなことか、とフェイトちゃんはくすりと笑って私を後ろから抱きしめる。
「大丈夫だよ、報告はほとんど出来上がっているから明日一日頑張ればまとめ上がるし、何より私が一番楽しみにしているんだから・・・。」
だからなのははそんなに気を回さなくて良いんだよ、とそっと耳元で囁くフェイトちゃんの甘く優しい声に私の胸が締め付けられる。
ああ、なんであなたはそんなにも優しいのだろう。
572家族ごっこ:2007/12/27(木) 20:14:25 ID:mdLRTdEw
「フェイトちゃんはすごいよね・・・。」
「なのは?」
うん本当にフェイトちゃんはすごい。
「私はただ慌てふためくことしかできなかったのにフェイトちゃんはあんなに簡単にヴィヴィオの心をほどいちゃうんだもん・・・。」
私の心をこんなにも優しくほどいてくれる・・・

「それは違うよ・・・。」
フェイトちゃんはぎゅっと苦しいぐらいに私を抱きしめる。
「フェイトちゃん?」
「違うんだ・・・あれはなのはが私にくれた言葉・・・。
 もう覚えてないかもしれないけど、昔私がなのはに弱音を吐いたときに贈ってくれた大切な言葉だから・・・
 私の「本当」の言葉じゃない・・・」
573家族ごっこ:2007/12/27(木) 20:15:39 ID:mdLRTdEw
思い出した。私が大怪我をしてしばらくしてからフェイトちゃんすごく不安定になったときがあって。
リハビリに必死だったときは甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるフェイトちゃんに何の違和感を感じなかったけど。
完治まであと少しというところでフェイトちゃんの様子がおかしくなったんだっけ。

なのは守れなくてごめんね、
私じゃやっぱり駄目なんだね。
なのはの側に居る資格なんて無いんだ。
出来損ないの私なんてやっぱり意味無いんだ。
なのはを助けるって約束したのに。
なのはごめんね。

その場にいなかったから守れなくて当然なのに謝り続けるフェイトちゃんが悲しくって、
自分のことを「普通じゃない、出来損ないだ」なんて言うフェイトちゃんが腹ただしくって、泣きながらフェイトちゃんをひっぱたいたっけ。
そんなことあったなあ。
574家族ごっこ:2007/12/27(木) 20:17:13 ID:mdLRTdEw
感慨に浸っていると、ふと肩に冷たい物を感じた。背中に感じるのはフェイトちゃんの震えている躯
フェイトちゃん、泣いているの?

「ヴィヴィオにはあんな事言ったけどね、本当は、私、すごく怖いんだ。
 私達本当に家族っていえるのかなって・・・
 今はヴィヴィオもはっきり分かってないからこれで良いのかもしれない。だけど将来は?
 あの子がもっと大きくなったときに本当のことが分かった時にどう思うんだろう。
 あの子が傷ついたときに私はきちんと守ってあげられるんだろうか。
 私はあの子を自分のなのはと居たいという欲望のために犠牲にしてるんじゃないかって。
 私は、弱いから、悩んで、迷って、そればかりで・・・」

ああ、フェイトちゃんも怖かったんだね、だけど私達のために頑張ってくれたんだ。
だけどね、フェイトちゃん、あれは自分の言葉じゃないなんて言ったけれど、間違いなくフェイトちゃんの想いが詰まっていたよ。
私もヴィヴィオもすごく嬉しかったんだよ・・・。

「フェイトちゃん・・・」
声を押し殺して泣いているフェイトちゃんに向き合うと、顔を上げさせて指でその涙を拭う。
両手でそっとフェイトちゃんの頬を包み込み、それから私は・・・
575家族ごっこ:2007/12/27(木) 20:21:15 ID:mdLRTdEw

パチン
 
両手でフェイトちゃんの顔を挟むように軽く叩いた。

「ふぇうっ?」
突然のことに情けない声をあげてきょとんとしているフェイトちゃん。
ああ、こんなフェイトちゃんもやっぱり可愛いなあ、なんてて思う私はほんとフェイトちゃんにくびったけなんだと改めて認識する。

「フェイトちゃん、駄目でしょ、またネガティブに考えて。しっかりしなさい。」
「でも、私は、」
抗議をあげようとするフェイトちゃんの唇に、私は左手の人差し指をおいて黙らせる。
「ヴィヴィオと約束したでしょ?頑張るって。」
あーとかうーとかうなりながら口ごもるフェイトちゃんの紅くなった頬に軽くキスを贈ると私は正面から優しくフェイトちゃんを抱きしめた。

「大丈夫。私達は、一人じゃない。二人でヴィヴィオを守ればいいから。
 ヴィヴィオだってきっと分かってくれる。そしたら、三人で支え合えばきっと何とかなる。
 嘘だって、それが本気なら本当に変わる。本気の嘘からうまれるものはきっとあるはず。
 たとえ他人から見たら普通じゃない家族でも、家族ごっこだと思われても、本気で家族であろうと三人で想えば、それできっと家族になれるから。」
576家族ごっこ:2007/12/27(木) 20:22:53 ID:mdLRTdEw
その言葉にしっかりとフェイトちゃんは肯いてくれた。
「うん、今は弱い私だけどいつかきっと強くなるから、
 なのはとヴィヴィオを守れるくらい強くなるから、
 後悔なんてさせないぐらい強くなるから・・・だから・・・」
貴女たちの側にいさせてください。なんてつぶやくフェイトちゃん。

もう、フェイトちゃんたらほんとに分かってないなあ。

俯いてしまったフェイトちゃんの顔を両手でぐっと引き上げる。
また叩かれるのかとびくつくフェイトちゃんにそっと顔を寄せ、その綺麗な唇にそっと私の唇を重ねる。
顔を真っ赤にして目を白黒させるフェイトちゃん。そんな彼女に私はくすくす笑いながら囁いた。

「フェイトちゃんだけじゃないよ。私達三人一緒に強くなるんだよ。だって私達は家族なんだから。」

フェイトちゃんは分かってないよ、私がどれだけ貴女を好きなのか。
フェイトちゃんは分かってないよ、私がどれだけ貴女を守りたいと想っているのか。
フェイトちゃんは分かってないよ、貴女の側にいたいのは私も同じなんだよ。

そんな気持ちを伝えるために、私はフェイトちゃんに情熱的なキスを贈った。
577家族ごっこ:2007/12/27(木) 20:23:57 ID:mdLRTdEw
わたしのかぞく

わたしにはだいすきなままがふたりいます。
ちょっときびしいけれどほんとうはやさしくて、とてもつよくてきれいななのはママ。
いつもふんわりわらいかけてくれる、とてもやさしくてかっこいいフェイトママ。
なのはままとフェイトママはとてもなかよしです。
ふたりともヴィヴィオのことをだいすきだよといってくれます。

でも、
わたしたちはほんとうのおやこじゃありません。
ままがふたりもいるなんておかしいよといわれることもあります。

わたしたちはふつうじゃないのかもしれません。
だけど、さんにんともおたがいがだいすきだから、
おたがいが「とくべつ」すきだから、
わたしたちは「かぞく」なのです
さんにんが、おたがいがだいすきだから、だいじょうぶ。
わたしたちは「かぞく」になれます。
わたしたちは「とくべつ」。
わたしたちはきっとすてきな「かぞく」です。


終わり
578名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:27:59 ID:lmDDyTJ6
>>577
超スペシャルGJをあなたに捧げます
なぜならこのSSもまた、とくべつなSSだからです
579名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:30:40 ID:lAgfIxRV
>>577
GJ!!
とてもなごんだ。特別っていいね!!

>>578
激しく同意
580名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:32:12 ID:8C3Mw8gW
GJ!!
の一言しか言えねぇ!!

感動したぞおおお!!!
581名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:38:49 ID:KHRCeHIn
>>577
全俺が泣いた

GJ
582名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:51:10 ID:mdLRTdEw
皆さん読んでくれてありがとう、みんな心広いなあ。

たまにはなのはさんのほうががフェイトさんをめっちゃ好きでも良いじゃん!との方向で書いたので、なのはさんちょっとあれです。
フェイトさんはやっぱりへたれてなんぼだよね、という方向なので後半からあれです。色々ごめんなさい
分かってもらえたかもしれませんが、最初と最後の文はヴィヴィオです。
作文か日記か何かということで、ヴィヴィオが学校に入ってしばらくしてからという設定でよろしく。

はじめ受信した電波は
ママたち絶対変だよ〜おかしいよ〜とフェイトさんに殴りかかる思春期@ヴィヴィオ。
ごめんね〜ごめんね〜こんな私でごめんね〜と泣き叫ぶへたれパパンことテスタロッサ。
こら〜フェイトちゃんいじめちゃ駄目でしょ〜お仕置きだからね!と二人にSLBぶっ放す肝っ玉ママンなのはさんという
微笑ましいDV劇場だったんだけど、あれ?

最後にエリオキャロに一言、
ごめんね、フェイトさんは君たちのことちゃんと家族と想ってるよ?
だけど君たちもう別なところでフェイトさんハブって分家つくりそうな勢いだからさ・・・
583名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 20:55:55 ID:awYTUej/
全オレも泣いた(つД;)

GJすぎます
584名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 21:01:53 ID:XF3vQigt
>>577
GJと何回も言いたくなるSSをありがとう。

>ごめんね〜ごめんね〜こんな私でごめんね〜と泣き叫ぶへたれパパンことテスタロッサ。
ここで盛大に吹いたw
585名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 21:02:56 ID:EcD/UGcp
微笑ましいDV劇場もみてぇwww
586名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 21:19:50 ID:x49UtFO+
>だけど君たちもう別なところでフェイトさんハブって分家つくりそうな勢いだからさ・・・
いつかはヴィヴィオもと思うと寂しいな
相手はカレラ(で、あってるよね?女の子だったっけ?)かアリすずの子かナンバーズの誰かか
587名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 21:41:33 ID:Th5rMQkE
GJすぎてにやにやしたわw
とくべつで素敵なSSをありがとう
588名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 23:33:13 ID:jBHJqRiD
>>577
GJ!GJ!
589名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 02:12:58 ID:qDkW72cH
>>577
これは良いなのフェイヴィヴィ

しかし読んでたらヴェルタースオリジナルのCMが脳内に再生されたw
590名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 06:31:35 ID:il1h3cwn
589激しくNG推奨!安価つけるのさえ憚られるぜ……
被害者は俺だけでいい。くそう、余計なこと思い出させやがってw
591名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 08:54:58 ID:0Ddg8QhJ
どう考えても578のせいw
592名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 10:36:42 ID:kvdzRuN6
>>577
GJ!!
593名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 15:34:54 ID:en77Z+ut
なのは「顔赤いけど風邪でもひいた?」
フェイト「か、風邪なんてひいてないよ?それよりどこ行こうか?」
なのは「・・・フェイトちゃん、キスして欲しいな」
フェイト「い、いきなり何言い出すの!?」
なのは「して欲しくなちゃったんだもん。早くキスしてよ」
フェイト「あ、あとでね。ほら、行くところ決めようよ」
なのは「フェイトちゃん・・・わたしのこと好きじゃないんだね・・・」
フェイト「なんでそうなるの!?」
なのは「だってキスしてくれないんだもん!そういうことでしょ?」
フェイト「できるよ!」 と、触れるだけのキスをする
なのは「・・・そっちじゃない方のキスがいい」
フェイト「そっちじゃないって・・・?」
なのは「舌を絡ませてわたしの全てを貪るような深いキスが欲しい・・・って言えばいいかな?」
フェイト「えっと・・・それは・・・」
なのは「・・・・・・フェイトちゃん?」
フェイト「・・・ごめんなさい・・・できません・・・」
なのは「どうして?わたしのこと嫌いになっちゃった?」
フェイト「そんなわけないよ!!」
なのは「じゃあなんで?」
フェイト「風邪・・・ひいてるから・・・なのはに移っちゃう・・・」
なのは「嘘つきフェイトちゃんだね」
フェイト「だって・・・久しぶりのデートだったから・・・」
なのは「わたしはフェイトちゃんといられるだけで幸せだよ?」
フェイト「な、なのは・・・///」
なのは「じゃあ今日は一日家でゆっくりしようね?」
フェイト「ごめんね、なのは。ありがとう」
なのは「うん!全然大丈夫だよ!じゃあ服脱ごっか」
フェイト「へ?」
なのは「触診ってやつだよ、フェイトちゃん」 
フェイト「ちょっ・・・な、なのは!風邪とは関係ないでしょ!?だ、ダメだってばぁああああ!!!!」

次の日二人とも風邪をひいたのは当然と言えば当然
594名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 15:55:58 ID:836qg6xf
なのはさんが計算高すぎるwww
595名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 16:58:18 ID:RLeJI2uw
こういうの大好きw
596名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 18:57:37 ID:qHCx84c0
ようやくメガミげとした地方民が来ましたよ
6ページ連続頬染めスバティア!
597名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 19:27:12 ID:kOz6CsDS
DVD買って、18話の例のなのフェイ見たがなのはさんエロ杉だよ
598名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 19:47:13 ID:zfts1R21
見てぇええええええええええ!!
でも金ねぇぇええええええええええ。・゚・(ノД`)・゚・。
599名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 20:27:40 ID:CZYuP5wz
人が少ないのは年末だからか
600名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 20:36:11 ID:pWdM4BwL
コミケの準備に忙しいんじゃないのか?
601名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 20:37:26 ID:CZYuP5wz
コミケかぁ…そういやそんなのもあったな
夏コミからそんなに経ってないような気がするのに早いもんだな
602名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 21:21:57 ID:aogTCnWv
コミケさえ終われば!職人さんが帰ってきてくれるはずさ・・
あぁ・・なのフェイ分が欲しい
603名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 21:29:36 ID:il1h3cwn
ときどき見かけるけど、なんではやて×ヴィヴィオ?
604名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 22:14:11 ID:xaZw3OBd
>>603
分からないけどあるから仕方がない
とりあえずフェイなのがあればそれでいい
605名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 23:50:56 ID:RsZtsE1u
>>603
ヴィヴィオ×なのは派な俺は異論を唱えておくw
606名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 23:55:55 ID:qHCx84c0
ヴィヴィオは四期でご学友orライバルといちゃつく予定なので保留
607名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 00:20:10 ID:j7LoSN4X
四期の主人公はヴィヴィオということか…。

なのはさんはレイジングハートをヴィヴィオに譲り渡し、引退。専業主婦に。
毎朝お弁当を作り、フェイトさんとヴィヴィオに渡してお見送り。
いってらっしゃいのちゅー、なんかしちゃったりする自分の親たちを見て
仲が良いのは結構な事だけど子供の前なんだから少しは遠慮して欲しいです、みたいなヴィヴィオの独白が入る四期か…。
608名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 01:28:47 ID:2mjUH56G
>>605
全力で同意を示しておくw
609名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 01:40:56 ID:ZGxW/BxN
リンディ×フェイトな貴重な人間は私だけでいい…
610名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 02:02:47 ID:pbKhbmI6
空気を読まずに投下します。
611iff (1/6) ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/29(土) 02:04:52 ID:pbKhbmI6
西日で赤く染まった階段に、足音が響く。
自分以外に人の気配はない。
放課後の学校の屋上に用がある人なんて、まず居ない。
私はその例外。
そして、この扉の向こうに居るはずの二人も。
私はドアノブに手を掛け、ゆっくりと扉を開く。

扉の向こうには、こちらと同じ赤い世界が広がっていた。
赤一色に塗りつぶされた視界の中に、辛うじて二人分の輪郭が見える。
二人とも私と同じ聖祥中学の制服で、髪の長さも同じぐらい。背の高さは左側の子の方が少し低い。

「遅かったわね、すずか」

私に気付いた右側の子が、若干不満げな声を上げる。
確かに、約束の時間からは、大分過ぎてしまっている。

「ちゃんと、考えたかったから」

言い訳の様にしか聞こえないけど、自分の中で答えを出してから、ここに来たかった。
相手もそれを承知の上なのか――あるいは、単に挨拶代わりだったのか、それ以上は何も言わない。

「ほなら、答えは決めてきたんやな?」

私は無言で頷く。

「じゃあ、今日こそハッキリさせて貰うわよ」
「私とアリサちゃん、どっち選ぶんか」

「私は……」
612iff (2/6) ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/29(土) 02:06:53 ID:pbKhbmI6
「選ばない。アリサちゃんも、はやてちゃんも」

私の答えに、二人は怪訝そうな表情を浮かべる。

「何? 他に好きな人でも、出来たの?」
「そうじゃないよ。でも……どっちか選ばなきゃいけないなら、私は二人とも諦める」

二人はチラリと目配せし、再び口を開く。

「選ばれんかった方の心配はいらへんよ」
「だから、さっさとハッキリさせてよ」

あくまで、二人は選択を迫る。
当然だと思う。選べないから、諦めると言われても、納得できるわけがない。

「……それじゃ、笑えないよ」

だけど、私の”答え”はまだ終わっていない。

「選ばれない覚悟は二人とも出来てるわよ?」
「覚悟が出来ていても、笑えるとは限らないよ」
「む」
「それに……例えば、私がアリサちゃんを選んだとして、アリサちゃんはそれで幸せなの?」
「へ……?」
「はやてちゃんは、どう? アリサちゃんを犠牲にして、私と結ばれて、それで幸せ?」
「それは……」
「私は、アリサちゃんを捨てて、はやてちゃんを選んでも、はやてちゃんを捨てて、アリサちゃんを選んでも、幸せになんて笑えないよ……」
613iff (3/6) ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/29(土) 02:08:53 ID:pbKhbmI6
結局、答えなんて出なかった。
こんな言い訳じみた言い訳しか用意できなかった。

何も失いたくなくて、誰も傷つけたくなくて。
逃げて逃げて、逃げ続けて。
結局全て失って、二人とも傷つけた。

一人傷つける覚悟があれば、
コインの裏表に身を任せる覚悟があれば、
もう一人は救えたかもしれない。

でも、出来なかった。
選んだ責任。選ばなかった責任。
どちらも、背負いきる自信がなかった。

……本当はそうじゃない。
背負いたく、なかったんだ。
一番傷つけたくなかったのは、他ならぬ自分。
私、最低だね。
そんなので”幸せに笑える”のかしら?
614iff (4/6) ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/29(土) 02:10:53 ID:pbKhbmI6
「はやて、どうする?」
「まあ、いいんとちゃう?」

二人が何か話しているようだけど、もう言うことは全て言ったし、二人の返事なんて決まってる。
だから、もうここに用はない。
そう、踵を返して、立ち去ろうとする私をアリサちゃんが遮る。

「ちょいまち、すずか」
「……もう話す事はないよ、アリサちゃん」
「すずかちゃんには無くても、私たちにはあるんよ」

さらに後ろからはやてちゃんが、私の肩を掴む。

「すずか、あんたの言いたいことは、よーく分かった」
「その気持ちは、わからんでもないんよ」
「だから、ちょっとだけ譲歩してあげるわ」
「譲歩……?」
「そや」
「ひゃぁ」

はやてちゃんはそう言いながら、後ろから私の胸を掴む。
それだけなら、良くあることだけど、妙に手つきがいやらしい。

「ちょ、ちょっと、はやてちゃん! っ! ア、アリサちゃんもっ」

さらに、アリサちゃんの手がスカートの中に入りこみ、ショーツ越しに大事なところを撫でる。
615iff (5/6) ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/29(土) 02:12:53 ID:pbKhbmI6
「あんたの言いたい事って、要するに別れるか3Pって事でしょ?」
「なっ――」

アリサちゃんの口から、思いも寄らぬ単語が飛び出し、思考が一瞬止まる。
顔が真っ赤になっていくのが、自分でも分かる。

「いやぁ、すずかちゃんが、こんなエッチな事考える子とは思わんかったよ」
「ち、ちが――ひゃぅ」
「あんまり大きな声出すと、誰かに聴かれるかもよ?」
「っ――んんっ」

頭が真っ白になっていく。
放課後とは言え、ここは学校の屋上。
絶対に人が来ない保証はない。

「ふ、二人とも、んっ、場所、変えよ?」
「んー、仕方ないわね」
「アリサちゃん……」
「一回イかせたら、私の部屋に移動ね。はやてもそれで良いわね?」
「ええよ、アリサちゃん」
「い、今すぐじゃないの!?」
「それじゃ、お仕置きにならないじゃない」
「えっ……お、お仕置き!?」
「そや。選べないから両方なんて、ワガママ過ぎるやろ?」
「だから、いつ人が来るか分からないここで、一回イきなさい」
「そ、そんな……」
「その後は、アリサちゃんの部屋でたっぷり可愛がってあげるから、覚悟しとき」
「いやああぁぁああぁ」
「ちょっ、すずか! ホントに来たらどうすんのよ!?」
616iff (6/6) ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/29(土) 02:14:53 ID:pbKhbmI6
悲鳴を上げる私の口を、アリサちゃんの唇が塞ぐ。
私のファーストキス……
でも……アリサちゃんなら……

「あー、アリサちゃんずるい」
「……仕方ないでしょ、非常時だったんだから。それに、はやてだって、いつまで胸揉んでる気よ」
「すずかちゃんの胸は、いくら揉んでも飽きへんからなぁ」
「はいはい」
「あ、あの……」
「なんや、すずかちゃん?」
「やっぱり、ここは不味いよ」
「何度も言わせないで。あたしは、あんたをここで一回イかせる。Do you understand?」
「……ということや。世の中諦めが肝心やで」
「そ、そんなぁ」
「でも、声は何とかしないと……そうだ、すずか、これくわえてなさい」

そう言って、アリサちゃんが私の前に差し出したのは、私の制服のスカートの端。
つまり、たくし上げたスカートを、自分の口で固定する訳で。

「は、恥ずかしいよ……」
「こんな声聴かれるのと、どっちが恥ずかしいやろか?」
「あっ、やめ――あんっ」
「さあ、どうする? すずか」

同じぐらい恥ずかしい二つを、天秤に掛ける。
僅かに傾いたのは……

私は、ゆっくりとアリサちゃんの指に口を寄せる。
617名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 02:29:11 ID://jtbwHF
ちょww
途中までシリアスな雰囲気だったのにw
618アクエリアス:2007/12/29(土) 02:59:14 ID:hJ3BHtxF
GJ!!!
ナイスなアリサ→すずか←はやてwww
すずか受け好きです♪っていうか場所かえてなら3Pはいいんだwww

オレも一本投下します。
フェイなの意見が上にいくつかあったのでこれで補給になれば…いいな…と(自信なし
StS終了後かその間のお話か…だと思います(何)とりあえず甘甘にしたつもりです。
619アクエリアス:2007/12/29(土) 03:00:37 ID:hJ3BHtxF
君と一緒にいると心が温かくなる。

どんなものも愛おしく感じる。

何でも出来そうな気分になる。

いつも一緒にいたい。いて欲しい。

隣りで歩くのは私であって欲しい。



フェイトが風呂を終えて部屋に戻ると、ソファに髪を下ろしたなのはの後ろ姿が見えた。

「なのは、上がったよ」

呼びかけるが返事はなかった。不審に思ってそっと近づくと、規則正しい寝息が聞こえた。

「…なのは」

起こさないように口の中で呟く。ソファの前へ回り、ゆっくりと座る。

「…疲れてるんだね」

教導隊の訓練は相当厳しい。その上に家事全般をしてくれているのだ。疲れるのも当然だろう。フェイトは息を殺してさらに近づく。綺麗になった彼女が、昔のようなあどけない顔を晒しているのを見て、フェイトは顔を綻ばせた。

いつまで経っても可愛いなぁ…。

そっと髪を梳く。すると、気持ちよさそうに顔を緩ませた。クスッと笑い声を漏らしてしまった。調子に乗って前髪を軽くどけると、そこにキスをする。
620アクエリアス:2007/12/29(土) 03:01:59 ID:hJ3BHtxF

「ふぇいと…ちゃん…」

名前を呼んでくれた。とても幸せそうな微笑みに私まで嬉しくなる。

「なのはの中に……私はいさせてくれてるのかな?」

半分の自信と、半分の懐疑。

消極的に考えてしまうのは私の昔からの悪いクセだ。

軽く首を振ると、なのはを起こさないように抱き上げ、ベッドまで連れて行く。だが、ベッドの目の前でなのはは起きてしまった。

「あ…れ…?わたし…」

「ん?なのは、起きちゃった?ごめん」

そう言って、ベッドの上に下ろす。

「ごめんね…私寝ちゃってたんだ…」

「…きっと疲れてたんだよ。今日はもう寝よう?」

「でも…」

そう言い返すなのはにタオルケットを掛けて、自分も中に入る。

「ほら…また明日、ね?」

そう諭すと、なのはは頬を膨らまして、私に抱きついてきた。
621アクエリアス:2007/12/29(土) 03:03:02 ID:hJ3BHtxF

「フェイトちゃんともっとお話ししたかったのに…」

「じゃあ、明日は絶対早く帰ってくるから…ね?」

「う…ん…」

既にウトウトし始めているらしい。私はなのはに腕枕をして、そのまま両手で抱き寄せ、背中をさする。すると、すぐに再び寝息を立て始めた。

「…愛してるよ」

そう囁いて、今度は唇にキスを落とした。なのはの気持ちいい温もりに私自身も睡魔に襲われた。そのままそれに身を委ねる。

「おやすみ…」



今日も君の隣りにいれた。

明日も必ず私は隣りにいる。

君を抱きしめ続ける。

だから、君も必ず帰ってきて欲しい。

いつまでも、いつまでも。

一緒にいよう。


Fin.
622アクエリアス:2007/12/29(土) 03:06:43 ID:hJ3BHtxF
そして作者自身も睡魔に襲われています(つД<)ゴシゴシ
やっぱり甘甘は 難 し い orz
だからすこぉしだけシリアス入れてみましたwww
っていうかまたもやヴィヴィオ空気ですよ!!空気どころか何処で寝て…?
きっと何処かにお泊まりに行ったんですね(*´∇`)アハハ
「ふぇいとちゃん」って平仮名で呼ぶのに萌えるのはオレだけですか?

とりあえず王子様なフェイトが書けたから満足です♪(ぉ

次はどんなフェイトを書きますかね…?そろそろネタがないんだ(早っ
お目汚し失礼しましたorz
ではまたノシ
623名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 03:12:43 ID:kfPmRg9+
>>616
修羅場とおもいきや、これはすてきな3Pwww
GJ!

>>622
へたれじゃない王子フェイトもいいね!GJ!
だけど俺はへたれママンフェイトも大好きさ!
どんなフェイトさんでも好きなわけだがwww
624名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 04:57:57 ID:A/pH9EqF
おおおおおGJ!!!
フェイなのいいよおおお!

おかげで続きを妄想して寝る楽しみができたぜ
625名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 08:16:37 ID:BgRkJgY2
>>622
GJです、ちょいと質問。
もしかしてサイト作りました?
626アクエリアス:2007/12/29(土) 09:57:17 ID:hJ3BHtxF
>>625
え…と、作ったというか前からあるというか…(苦笑)
なのは好きになったのは最近なので登録したのは最近ですね。
627名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 12:34:15 ID:/CLkg12R
>>622
いつもながらGJです!

>「ふぇいとちゃん」って平仮名で呼ぶのに萌える
ここは全力で同意w
628名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 16:17:21 ID:A/pH9EqF
どなたか3Dでなのは、フェイトモデルを作れる神をご存知ありませんか?
ググっても見つからず、尚且つメタセコイア限定(mqo)っというヘタレっぷりなんですが
どうしても3Dでなのはを飛ばせたいんですよね・・

もし、暇だから作ってやるぜって神がいたらよろしくお願いします!
629名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 16:20:49 ID:HkdBK0tz
3Dといえば
シムピープルでいまだになのはスキンがないのはなっとくいかん
女の子同士でもいちゃつけるし結婚できるゲームだというのに
630名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 16:28:54 ID:0O8Lmqhp
ROの髪型にツインテが無くて涙目な自分も通りますよっと
631名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 16:30:18 ID:0O8Lmqhp
失敗
3Dじゃないけどね、って書こうと思ったのに_| ̄|○
メッセやった後で書き込むとつい改行時にエンターと一緒にシフト押しちゃって……
632名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 17:31:09 ID:GE1wrykf
>>630
ツインテほしいよねwなのはとかフェイトなんて名前は間違いなく使用済みだろうけどさ
633名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 20:43:38 ID:PjUL5xYp
なのはさんは、いつなのは・タカマチ・ハラオウンになりますか
フェイトさんがフェイト・テスタロッサ・ハラオウン・タカマチになるのもいいです
今、書き込む前に何気無くフェイト・テスタロッサ・ハラオウン・タカマチで
ググったらまんま使ってるとこがあってわろた
634名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 20:45:24 ID:qCD6xV7j
ハラオウン姓は無くていい
635名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 20:46:32 ID:2mjUH56G
高町ヴィータ
636名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 20:50:41 ID:gvc4WGSp
高町フェイトで婿養子
637名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 20:53:13 ID:PjUL5xYp
>>636
だよねw よく考えたらおかしいということに気付いた
婿養子なら高町フェイトだ
638名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 20:58:42 ID:GE1wrykf
        
          )          
     ,'`》'´⌒`彡.         
    ノ,ィ∝ノノ)))))    <シグナム・テスタロッサと・・・     
    ( ( ゝ(l!゚ -゚ノ|l / ̄ ̄ ̄ ̄/
 __ノ) <(^!!つつ/ DELL  /. 
         \/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
639名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 21:20:29 ID:F/D6GOWo
なのは、わたしのお嫁さんにならない?
え!?フェ、フェイトちゃんのお嫁さん!?
うん・・・いやかな?
で、でも・・・
幸せにするよ。絶対に。約束する
わ、わたしでよければ・・・///
なのはがいいんだよ


フェイト「なんてね。フフフ・・・。ここで抱きしめて、なのはと熱いキスを交わして・・・」

なのは「おーいフェイトちゃーん。もう寝ようよー」
フェイト「へ?あ、うん!寝ようか」
なのは「あ、あのね・・・フェイトちゃん・・・」
フェイト「ん?」
なのは「フェイトちゃん、わたしのお嫁さんにならない?」
フェイト「え!?」
なのは「うん・・・いやかな?」
フェイト「え?いや、あれ?」
なのは「幸せにするよ。いつだって、どんなときだって」
フェイト「えっと・・・わ、わたしでよければ・・・」
なのは「フェイトちゃんがいいんだもん」
フェイト「なのは・・・///」


フェイト「あれー?」
640名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 21:31:32 ID:kQF2hVSS
これは嬉しい誤算w
ヘタレフェイトさん好きとしては、恐らく自分からは当分言えないだろうと予想
641名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 21:52:16 ID:hakx4pNi
なのは「フェイトちゃんが主導権を握る日?そんな日はこないの」
642名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 21:52:34 ID:wjz6C43B
うめえw
ヘタレフェイトさんは言ってもあまり率先せず、
なのはさんに促されつつ(言ってほしいがために)やっと…みたいな感じかね
643名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 22:16:14 ID:hJ3BHtxF
ヘタレフェイトも大好きです。
悩み症なんですよね。いつまでもグジグジ考えてて誰かに後押しされないと駄目www
でもそんなところも可愛いいいいいいいいい

そしてそんなところがギャグになるとよく使われる…。
……フェイトって妄想族?
644名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 22:28:38 ID:gvc4WGSp
A'sのドラマCDを聴いた時なんかはなのはに対して妄想族、というイメージが色濃く付いたな。
今じゃすっかり忘れ去られてるような気がするけど、フェイトって元々は敵キャラだったんだよなぁ…しかもクールな感じの
645名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 22:38:45 ID:F/D6GOWo
最初はなのはさんがフェイトさんに一目惚れしたんだよな
途中からフェイトさんが骨抜きにされたけど
646名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 22:48:44 ID:rTQpHZGJ
>>644
クールというより無理に感情を殺してた感じかな。
でも、すごく優しい子だったよね。
ちゃんと「ごめんね」と謝ってたし、なのはに手加減ちゃんとしてたし,
アルフに心配かけまいとしてたし。

その優しさがあだとなってなのはに堕ちたわけだがwww
647名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 22:49:10 ID:rlwEWSIO
最初見た時は、なのは×ユーノとフェイト×アルフで行くと思ってた。

ところが気が付くと、なのは×フェイトになって、
しまいには、なのはさんが大奥を形成しそうな勢いに・・・
648名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 22:54:29 ID:hJ3BHtxF
戦いが格好いい分、普段が可愛く見えるんだっていうか可愛いんだ!!!
649名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 22:56:37 ID:jxCtPpo+
>>646
フェイト的には相手は素人だし手を引くように警告なりなんなりしたら
逆に相手にベタ惚れされちゃって、ガチバトルでもフェイトは足払いとか
あくまで牽制・魔力による撃墜メインだったのに向こうは
もろに頭狙って殴りかかってくるわ、しまいにはフェイトの四肢を拘束して
太くて熱いものを全力全開でぶちまけるわ……それでもお互い惹かれあってるからうんたらかんたら
650名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:21:46 ID:skVeLmYt
おまえらなのはさんのこときらいなのか・・・・?
なのは愛の俺涙目
651名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:23:12 ID:aDsqhQzG
急にどうした!
ユーノスレからの誤爆かと思ったじゃないか
652名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:27:15 ID:8W9ZXrQE
なのはさん嫌いなわけないでしょうw
あの男前なところが大好きですよ
653名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:28:19 ID:Zr0fHS0Y
なのはさん好き好き大好き〜!vv
654名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:30:38 ID:JQ60Bp1S
18話を見てからもの凄くなのはさんを虐めたい自分がいる・・・・・・・・
ひどいことして泣かせたいぜw
655名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:31:14 ID:skVeLmYt
>>652,>>653
よ、よかった。いや、なんとなく不安で。

なのはさん大好きだ!


なのアリとなのヴィとなのティアが最近ブーム。
本妻フェイトで。
656名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:32:34 ID:8W9ZXrQE
>>654
お前ごときにそれが出来ると思うのか?
なのはさんの嫁になりたい方々に闇の書の防御プログラム並にフルボッコにされるぞw
657名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:50:46 ID:Zr0fHS0Y
ディエチのこうげき! へヴィバレル!
スバルのこうげき! しんどうけん!
ティアナのこうげき! ファントムブレイザー!

アリサのこうげき! てんちばくさい!
ヴィータのこうげき! ツェアステルーングスハンマ!
リインにせいのこうげき! フリーレンフェッセルン!
はやてのこうげき! デアボリックエミッション!
フェイトのこうげき! プラズマザンバー!
ヴィヴィオのこうげき! カイゼル・ファルベ!



>>654を たおした!
658名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:52:53 ID:skVeLmYt
>>657
ちょ、リインのとこ、にせい吹いた
659名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:56:27 ID:aDsqhQzG
最初リインに性のこうげきって読んだ
660名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 00:59:36 ID:1A11VO+q
つーか>>657を全部受けきった>>654つええw
661名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 01:00:00 ID:skVeLmYt
いやたぶんしんだ
なのはをいじめるやつはゆるさねー
662名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 01:22:30 ID:TAUF2RyZ
>>661
副隊長、もうおねむの時間ですよ
663名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 02:42:12 ID:K4uJIFZi
そうだな、子供はもう寝る時間だ。
そして私はこれからテスタロッサと(*´Д`)ハァハァ
664名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 04:18:44 ID:fMTF1+++
ttp://upload.jpn.ph/img/u06140.jpg

なのはさんとフェイトさんのこと書いてないお・・・
665名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 04:23:22 ID:3rw5MV9r
!!!
ユーノ殺ってくる・・・
666名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 06:10:00 ID:LSqFH6f/
みれないんだけど、なに?
667名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 06:16:40 ID:fMTF1+++
668名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 06:20:02 ID:LSqFH6f/
うわお…
669名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 06:23:04 ID:+RxUPhmj
俺もう寝込んじゃいそう
670名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 08:39:11 ID:fUypWu6Z
なんて書いてあっても俺のなのフェイが崩れることはない


で、なんて書いてあんの?
671名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 08:41:13 ID:pMoBlt01
どっちかってーとヴィヴィオが狙われとるようにしか見えんのだが;
目標かえたのかw?
672名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 08:44:04 ID:bx91+pRa
はっきりと明言されているならともかく、違うなら騒ぎすぎ
俺はそう思うぜ?
673名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 08:48:07 ID:Zr0fHS0Y
どっかのスレで聞いた話によるとヴィヴィオが読者好きになって
ユーノになつきはじめてるとかそんな内容らしいよ。

このスレ的には
「ユーノくん、いつもヴィヴィオの面倒見てくれてありがとねー」
程度で止まれば幸いだけども単身赴任のフェイトには分の悪い展開であるのは確か……
674名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 08:52:05 ID:zOCvtKvO
留置場組イイハナシダナー
スバルとノーヴェが仲良くしてるところが想像できねぇ
675名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 08:54:21 ID:fMTF1+++
これ、なのはさんとフェイトさんとヴィヴィオは一緒に暮らしてるってことでいいのかね?
図が紛らわしくてなのはさんとフェイトさんがそれぞれ実家に戻ってるように見えた
676名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 09:00:14 ID:3rw5MV9r
ていうか、なのはさんのヴィヴィオのお出迎えの待ち合わせの場所に無限書庫
がよく使われているから本好きなヴィヴィオがユーノにとても懐いている
ってさ。ヴィヴィオの学校と無限書庫って近いのか?

しかし、あれだけ結構細かく書きながらなのはとフェイトのことは一言も書いてないってのは
サービス悪いよね。それともこの二人の関係はもう言わずもながということか?
677名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 09:02:39 ID:fUypWu6Z
>>675
SS4聞く限りではな・・・・・
明確に言われたことってあった?
678名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 09:05:09 ID:+hPCOS4V
>>671
真性の(21)と申すか!w
679名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 10:41:50 ID:bx91+pRa
まぁ、真面目に考えると無限書庫は便利なツールだし、シリーズが続くならヴィヴィオはメインキャラになるだろうからな
上手く中の人を使うための伏線だろうなぁ

大体、同居してるから心配無い無い
フェイトとの絆を信じようぜ
680名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 10:51:15 ID:0ij2z+j9
まぁたとえ望む未来と違う方向にいったとしても俺の中のなのフェイは永遠に不滅
681名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 10:53:54 ID:aDsqhQzG
ちゃんとなのはとの関係は相変わらずの友人関係を続行中って書いてあるじゃないか
682名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:01:34 ID:cV/aRmqM
もし何かの間違いでヴィヴィオが淫獣をユーノパパなんて呼んだら
俺は世界中のフェレット的な生き物を全て殺すよ
683名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:13:50 ID:A9XdqcOm
閃いた

ユーノが性転換すればいいじゃないか
684名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:19:13 ID:kaVAzT1p
獣医で強制羞恥性転換プレイと聞いて飛んできました。
685名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:22:49 ID:xITIopcS
>>684
つまり、槇原さん×TSユーノって訳ですね。
686名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:24:23 ID:fUypWu6Z
>>683
一期二期の時代なら許せた
687名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:30:58 ID:7AFZuBvW
既になのはアンチ化してる連中を喜ばすなんてまっぴらだから1カットたりとも出して欲しくないな
なのフェイ関係なく
688名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:34:13 ID:aDsqhQzG
それはユーノに罪はないじゃないか
そんなの気にしないで百合の妄想しようよ
689名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:43:41 ID:7AFZuBvW
そういえばアンチスレで散々なのは死ねとか言ってる連中で
本スレでユーノ(厨)が叩かれると「そんなことより〜の話しようぜ」って火消にくる奴が
いるわけだが(当然〜の話はしない)、あれも腹が立つな。
話続けたくないからスルーするけど
690名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 11:46:51 ID:M32tZm3R
俺はなのフェイに入り込まないのであればユーのは問題なし
しかし、割り込むとなると!!って感じだな

4期初期設定で適当に誰かと結婚しといてくれたらな
691名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 12:01:24 ID:A9XdqcOm
どうでもいい
そんなことより明日の心配をせねば・・・

鯵づくし・・・なぜカリはやを止めてなのフェイにしたんだ・・・
692名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 12:34:45 ID:K4uJIFZi
あっしたはコミケ♪あっしたはコミケ♪(*゚∀゚)o彡゜
なのフェイなのフェイななゆかr(o ̄▽ ̄)=◯)`ν゜)チガウ
フェイはやはないのか…?
でもはやヴィはあったよね〜♪
693名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 13:12:05 ID:M32tZm3R
昼食にパスタを食べたんだが、なのフェイの裸で食べるシーンが頭から離れなかった
俺やべえぇ
694名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 14:37:01 ID:F9RRV3OQ
明日なのフェイ楽しみだ!
でもフェイはやないかなほんと。
SSでもいい。

>>693
こんなところに同士がwww
俺も今日パスタ食ってて思ったwww
695名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 15:00:47 ID:81Ic6BZh
投下良いですか?
696名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 15:01:40 ID:cV/aRmqM
どうぞどうぞ
6971/4 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/30(日) 15:04:10 ID:81Ic6BZh
「よし、出来た」

私の目の前で美味しそうに湯気を立てるのは、第97管理外世界式の朝食。
ご先祖様の世界の料理だけど、ちゃんと覚えたのはごく最近。

「さてと……そろそろ、起こさないといけませんね」

7時半を過ぎた今も、未だに眠りこけて居るであろう、朝に弱い執務官様のためだ。

「フェイトさん、起きてますか?」

寝室のドアを開けて、声を掛けるが、返事はない。
そっと、ベッドに近づくと、案の定幸せそうに無防備な寝顔を晒して、毛布にくるまっている。
ずっと眺めていたくなるけど、フェイトさんを遅刻させるわけにはいかない。
グッとその衝動を堪えて、フェイトさんの肩を揺する。

「遅刻しちゃいますよ」
「……むにゃ」

かなり強く揺すっているのに、全く起きる気配がない。
まあ、この程度で起きてくれれば、毎朝苦労はしていない。

次の手を考えていると、フェイトさんが身じろぎして寝返りを打つ。

「っ!?」

はだけた毛布の下から、フェイトさんの下着同然の部屋着が覗く。
あどけない寝顔に不釣り合いな、その色香に頭がクラクラしてくる。
6982/4 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/30(日) 15:06:08 ID:81Ic6BZh
(だ……め……)

ここで手を出してしまったら、確実に二人とも遅刻。
そう頭では分かっているのに、体は勝手にベッドに乗り出しフェイトさんの方へと向かっていく。

(キス……ぐらいなら……)

そうよ! お目覚めのキスよ!
と、無理矢理な理由を付けて、顔を近づける。
もう一息で唇が触れるという所で、キスだけで済ませられるのか? というもっともな疑問が浮かんでくる。
済ませられる自信は……ちょっと、無い。
そして、二人揃って遅刻して……

(や、やっぱり、普通に起こしましょう)

満面の笑みを浮かべた部隊長を想像して、慌てて打ち消す。
あんな目には、二度と遭いたくありません。
色んなパターンの”あんな目”が思い起こされるのは、気のせいに決まってます。
まさか、今月に入ってから既に……

「んんっ!?」

普通に起こすと決めたにも拘わらず、未練たらしく微妙な距離を保っていた、私とフェイトさんの距離が突如ゼロになる。
いつの間にか、フェイトさんの左腕が私の頭の後ろに、右腕が背中に回されている。
6993/4 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/30(日) 15:08:08 ID:81Ic6BZh
(フェ、フェイトさん!? 遅刻しちゃいますよ!)
(先に迫ってきたのは、ギンガだよ? それに、まだ時間はあるし)

念話フェイトさんを止めようとするけど、フェイトさんは構わず行為をエスカレートさせる。
唇の隙間からフェイトさん舌が入りこみ、背中にあったはずの右手は、いつの間にかお尻をさわさわと撫でている。

(でも、ご飯食べる時間が無くなっちゃいますよ!?)
(今は”ギンガ”が食べたいな)

さらりと、とんでもないことを言われて、思考が一瞬止まる。
そのまま流されそうになるけど、そう言うわけにはいかない。
今日こそは、定時に間に合わせる。
その強い意志の下、フェイトさんに立ち向かう。

(えっと、その、せっかく作ったんですから、美味しいうちに食べて欲しいのです)
(んー、じゃあ、仕方ないね)

ようやくフェイトさんから、解放される。
時計を見ると、長針は8と9の間。
急いで食べれば、まだ間に合う!

「そうだ、ギンガ。今日はギンガの方が帰り早いよね?」
「え? はい、そうですけど」

心の中で密かに勝利を祝っていると、ベッドから起き上がったフェイトさんが、私に確認を取るように尋ねる。

「じゃあ、夕飯用意しておいてくれる?」
「はい、分かりました。何が良いですか?」
「えっとね……」

フェイトさんは何か考える様子を見せながら、私の後ろに回る。
ゾクリと、背筋に悪寒が走る。フェイトさんが、何を言うか分かってしまった。
7004/4 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/30(日) 15:10:11 ID:81Ic6BZh


「”ギンガ”をお願い」








投下中に気付く分割ミス。
三つで収まったよorz

なのフェでも問題なさそうだし、その方が需要もある気がする。
でも、そんなの関係ねぇ!
701名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 15:36:39 ID:fUypWu6Z
>>700
GJ!!
久々のギンフェイご馳走さまでした
702名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 17:22:03 ID:ppW8D9CJ
>>700
GJです。
珍しいCPなんで嬉しい。
703名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 18:01:59 ID:1ATJC7Gq
きゅうきゅう絵日記が素晴らしい
704名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 19:47:52 ID:deDS7H5s
>>703
サイト名を晒すなと何度言えば
705名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 20:52:44 ID:rFmSLG9M
>>700
ギンフェイGJ!
ギンガ相手だとフェイトさんがかっこよくなれそうでいいかんじ。
なのに、なんでなのはさん相手だとヘタレるかな・・・
706名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 20:53:02 ID:9BUho5bP
URL載せるよりはいいんじゃない別に

忙しい人はなのフェのこと書いてるとこなんて探す暇ないんだろうし

ちょっとしたこと書くくらい多目に
707名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 21:13:25 ID:ppW8D9CJ
>>703
あんまり晒すのはよくないけど、感謝してるw
出来ればサイト名出すより、何かヒントだす感じにしてくれたほうがいいかも。
708 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/30(日) 21:25:44 ID:81Ic6BZh
GJありがとうございます。

>>705
でも、もう一つ書いてるギンフェイは、フェイトさんがヘタレてるんだぜ?
709名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:27:40 ID:zOCvtKvO
wktk
710名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:28:00 ID:KAGAUgOQ
コミケにいけないのが悔しくて、初めてSS(というかしょうも無い小ネタ)書いてみたんだけど投下してみてもいいかな?
711名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:29:51 ID:8W9ZXrQE
>>710
やってみなさい、いや、是非どうぞw
712名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:30:51 ID:KAGAUgOQ
ありがとう、がんばってみる!

愉快な機動六課」

PM3:00
スカリエッティ事件の事後処理も落ち着きを見せ、人心地ついた感のある機動六課。
本局に報告を終えたはやて、なのはが休憩室のそばを通りかかると、ソファーで金色の猫が寝ていた。

「・・・・なんで猫なんー?」
「・・・・・・・っっっ!!」

PM2:00
「ティーーーアーーーーーッ!これつけてこれ!絶対似合うよ間違いなく似合うよお願いつけてー!」
「うっさい馬鹿スバル!それ以上ごねると撃つわよ!」

スターズの二名が今日も賑やかにじゃれあっている。
無駄に動きのいいスバルがティアナの周囲を忙しく動き回りながら見せているのは、どうみても「白いネコミミ」だった・・・・

「何でそんなもんつけなきゃいけないのよ!っていうか何でそんなもん持ってるのよっ!?」
「マリエルさんがくれた。」
「・・・・・・あの人か。」

スバルの定期健診のときにお土産として持たせてくれたようだ、何でそんなものがあるのか?というのは聞いてはいけない。
具体的にはマリエルのデスクの上にある「フィギュア」とか「冬の祭典カタログ」などがあるあたりにマリエルの趣味がうかがえる。
ミッドのショップに買い物に行ったときにオマケでもらったものをスバルにプレゼントしたらしい。
713名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:32:08 ID:SRHmk+82
クロニクル……
本編エピローグといい最後に淫獣がでしゃばって後味が悪くなるのは本気でウザイな
714名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:32:51 ID:KAGAUgOQ
「あんたがもらったものなんだから、あんたがつければいいじゃない!」
「あたしに猫は似合わない!」(0.5秒)
「・・・・・あんたは犬系か。」

スバルの性格からいくとネコミミよりは犬耳だろう。
ティアナもそこには納得してしまった。だからといって自分が身に着けたいといえばそれは別問題でー・・・
ウィングロードまで起動させて上空からネコミミを持って降下してくるスバルを、幻影魔法で撹乱しつつ抵抗し続ける。
そして戦場は、二人の部屋から訓練場、さらに休憩室へを移動していった。

(どうする・・・?このまま続けてもあたしにはスバルのような持久力は無い。つまり最後にはスタミナ切れで捕まってしまう。
スバルを諦めさせればいいんだろうけど、この脳筋肉はもうネコミミをつけさせる事しか頭に無いわ。説得が通用するとは思えない。
ならば・・・・・ターゲットを変えればいい!)

「スバル!あたしよりもネコミミの似合う人が六課にいるわ!
 その人を差し置いてあたしが神聖なネコミミを身につけるなんてできない・・・・いえ、許されるはずが無いのよ!」
「・・・・ティア以上に似合う人なんかいないよっ!」
「だからあんたは馬鹿なのよっ!いるじゃない!魔王に双璧をなすあの金色の死神が!」
(注:ティアナもスバルにつられておかしくなってきたみたいです)
「・・・・・っ!」
715名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:33:35 ID:KAGAUgOQ
「確かにあたしの亜麻色の髪にも白いネコミミは映えるでしょうよ、でも考えなさい!
 フェイトさんのような黒い執務官の制服のような暗色のほうが白を輝かせる・・・
 さらに外見だけではダメよ!内面があってこそ人はその外観を輝かせるわ!
 あたしの性格は、どちらかと言うと猫系よ。それは認めるわ。
 でも人が萌えるのはツンな猫じゃない・・・・ツンからデレに移行したときの猫よ!(偏見です)
 あんたもねk(自主規制)鍋をみたでしょう!?あの土鍋にはいってほっこりした顔で寝ている猫・・・
 任務の時の凛としたフェイトさん、平和な時のフェイトさんのほっこりした笑顔・・・
 割と常時ツン状態維持のあたしが身に付けるよりは、フェイトさんの頭にあるときの方が何倍もそのネコミミを輝かせるわ!」

雷に打たれたかのように打ち震えるスバル。
その脳裏にはデスクワークをサボってみていた動画サイトの猫なb(自主規制)がフラッシュバックしていた。
そうだった・・・・自分は大切な事を忘れていた。
ツンなだけではだめだ、デレていればいいってわけでもない、ツンからデレに移行したときこそ輝きを感じるのだ!

「ティア!あたしが間違ってた、ありがとう!」
「スバル!あんたは話せば判るやつだと信じていたわ!」
「となったら早速フェイトさんを探さないとー・・・・・ぉ?」

新たなる標的を定めたスバルが周囲を見回すと、ちょうど休憩室のソファーでうたたねをしているフェイトがいた。
六課の法務関係の仕事を引き受けるフェイトにはここ数日尋常でない量の仕事が入っており、どうやら睡眠不足から力尽きてしまったらしい。

「「ちゃーんす」」(邪悪な笑み)
「いくわよスバル!クロスシフトK!」
「OK、ティア!」
716名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:34:13 ID:KAGAUgOQ
いくら疲れて寝ているといっても、フェイトはライトニングの隊長だ。
普通に近づいただけでは、気づかれて起きてしまう恐れがある。
かといって気配を消して近づくにしても、自分たちでは気づかれてしまう可能性が高い。
ならばどうするか?
見知った警戒されにくいであろう気配を偽造して近づけばいい!
一番フェイトに警戒されない人間といえば、高町なのはなのだろうが彼女の真似をするのは難しい。
というか、過去の恐怖の記憶が邪魔をする。
次にフェイトに身近な人間をリストアップし、検討した結果・・・・
ティアナの幻影魔法で「キャロに偽装したスバル」で近づき、そっと頭にネコミミを乗せるという作戦した。
作戦名、クロスシフトK(キャロ)である。
そ〜〜〜っと寝ているフェイトに近づき・・・・起こさないように頭の上にネコミミを・・・・
そのまま後ろにジリジリと下がっていき・・・・・ミッションコンプリート!

「「・・・・(がしぃっ)」」

拳をぶつけ合う二人に言葉は必要なかった。
長年のコンビで培ったアイコンタクトで互いの役割をこなす

『あたしはシャーリーさんからデジカメ借りてくる!』
『おっけー!あたしはちびっ子達を呼んでくるわ!これは見せなきゃもったいないもの!』

頷きあって散開、二人は己の役割をこなすべくその場を離れたのであった。
そして時はながれ・・・
717名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:36:27 ID:KAGAUgOQ
眼前の光景に固まっているはやてとなのはの前に、スターズ、ライトニングが勢揃いするのが5分後
「二人とも・・・・」と魔王様が呟き『頭冷やされるーーーーっ!?』とスターズ2名が覚えるのが6分後
「よくやった!ぐっじょぶ!貴方たちに会えて良かったーーっ!」と魔王に抱きつかれ眼を白黒させるのが7分後
その騒ぎでフェイトが目覚め、ネコミミを付けられている事に気づかずにそのまま過ごし(なのはを筆頭に機動六課主メンバー全員で隠し通した)
夜にヴィヴィオの無邪気な「ふぇいとママのお耳かわいいねー」の言葉に全てが発覚し、フェイトによって機動六課が一時機能停止に追い込まれた
のは7時間後の事であった。


以上です。
勢いで書いたからなんかgdgdになっちゃった・・・
お眼汚し失礼しました!
718名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:39:12 ID:sVX3kxy4
6課NEKOなb(ry事件の真相か
いいもの見せてもらった、thx
719名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:41:22 ID:81Ic6BZh
>>717
楽しませて貰いました。GJ!
720名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:42:35 ID:3rw5MV9r
GJ!
フェイト鍋想像して和んだwww
721名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:45:02 ID:8W9ZXrQE
いやいやGJ!
なのはさんとネコ耳プレイを想像した自分は変態ですかそうですか。

なのは「ほら、お願いしないと止めちゃうよ?」
フェイト「いや、やめちゃダメぇ・・・」
なのは「ちゃんと言ってくれれば、フェイトちゃんの望む通りにしてあげる」
フェイト「続けてください・・・」
なのは「あれ?フェイトちゃんは今猫さんなんだよ?」
フェイト「つ、続けてにゃぁ・・・///」
なのは「・・・・・フェイトちゃん」
フェイト「・・・?」
なのは「ごめん・・・手加減できなさそう・・・」
フェイト「にゃっ!?ダ、ダメにゃぁあああ!!」
722名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:50:09 ID:KAGAUgOQ
生まれて初めて書いたSSもどきでGJもらえたー!;;
皆さんありがとうございました!
またネタが浮かんだら投下してみたいと思います

ほんとにありがとうございましたー!
723名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 00:05:57 ID:jDizqUBJ
>>713
SSに割り込んでるキミの方がウザイよ
なにはともあれ>>717GJ!
724名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 00:10:49 ID:8mKWuzXu
触るな触るな
725アクエリアス:2007/12/31(月) 00:57:11 ID:sXXQkcMm
>>717
GJです!!!フェイト可愛いなぁ〜〜!!でもフェイトは犬も似合うと思うんですが!!
っていうかアレだ!!フェイトは何でも似合うんです!!(落ち着け

一本投下していきます。受験終わるまでもう書かないと思いますorz
フェイなの+ヴィヴィ家族のほのぼの話です。
726アクエリアス:2007/12/31(月) 00:58:27 ID:sXXQkcMm

ある休日の朝、部屋に大声が響き渡った。

「ふぇいとマ〜マ〜!!お〜き〜て〜〜〜!!」

「ん…ふぁ…」

ヴィヴィオが懸命にフェイトを揺らすが起きる気配は全くない。それを見てヴィヴィオは、拗ねて頬を膨らました。

「なのはママ〜!!フェイトママ起きない〜〜!!」

一度キッチンに戻ると、そう叫ぶ。なのははフライパンを片手に一度クスッと苦笑した。そしてヴィヴィオの方を見て仕事の時のような凛々しい表情で、

「それじゃ、作戦Bに変更致します!!ヴィヴィオ隊員、作戦開始!!」

「らじゃー!!!」

皆の見様見真似か、ビシッと敬礼するとヴィヴィオはもう一度フェイトのいるベッドに向かった。

相手はまだぐっすり夢の中だ。ヴィヴィオは一度ベッドから少し離れる。そしてそのまま目標に向かって駆けだし、飛び込んだ。

「ぐほっっ!!??」

いきなり何かが上に乗ってきて、痛みと苦しさでフェイトは起きた。顔を少し上げて確認すると、ヴィヴィオが不満そうな顔をしている。

「フェイトママ〜〜!!お〜〜〜き〜〜〜てぇ〜〜〜!!!!」

上に乗ったまま足をバタバタさせている。

「わ、分かった!起きた!起きたから…!!」
727アクエリアス:2007/12/31(月) 00:59:32 ID:sXXQkcMm

ヴィヴィオは本当に嬉しそうに笑った。そんな顔を見てしまうと、何でも許したくなってしまう。フェイトはそのまま上体を起こしヴィヴィオを抱き上げた。

「おはようございます!フェイトママ!!」

「おはよう、ヴィヴィオ」

「もう朝ご飯だよ〜!今日お出掛けするんでしょ?」

「うん、そうだね。行こうか」

ヴィヴィオを抱っこしたままリビングに向かう。キッチンにはエプロン姿のなのはがいた。ヴィヴィオを下ろすと、なのはの下に駆けていって、

「さくせんかんりょういたしました!!」

と元気よく言った。なのはは一度フェイトを見ると、

「よくやりました、ヴィヴィオ隊員!ミッションクリアです!」

と答えた。ほほえましい光景にフェイトは頬を緩ました。

「おはよう、フェイトちゃん」

「おはよう、なのは」

フェイトはなのはに近づき、後ろから腰に手を回した。

「危ないよ?」

「ん…ごめん」
728アクエリアス:2007/12/31(月) 01:00:30 ID:sXXQkcMm

「顔洗った?」

「あ…まだ……」

「じゃあ行って来なよ。まだ寝惚けてるんでしょ?」

そう言ってコロコロと笑った。このまま抱きしめていたかったが、料理の邪魔になるし出かけるのが遅くなる。フェイトは渋々腕を放し、はぁい、と子供のように返事をして洗面所に向かった。

久しぶりの三人で出かけられる休日に、晴れた空。申し分ないレジャー日和だった。


Fin?


続くかも知れません。終わらせるはずだったのになぁ。まだ何処にお出掛けするのか考えてないよ(ぇ
誰か考えてwww(自分で考えろよ
DVD版18話見てすごいフェイなの書きたくなったんです。良かったです修正されてて(ΩДΩ)抱きしめてるシーンの最後のカット向きが違かったんですね。気づかなかった(笑)フェイトが男前ですごい嬉しかったwww
っていうかDVD版の方がギュッと抱きしめているような気がするのはオレだけですか?(聞くなって

とりあえず明日はコミケに行ってシーツ買ってきます!!(ぉ
729名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 01:22:34 ID:Q5UOFfnn
GJ。ヴィヴィオになごんだ。
730名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 01:24:49 ID:nKKFd5CT
GJ!
DVDはやくこないかなー、18話楽しみになってきました!
731名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 01:47:10 ID:uM8mrx4w
>>728
GJ和むなー
でも、ぱぱ疲れているんだから手加減してあげて

ところで水を差して悪いんだが明日シーツは売っていないんだ
ttp://www.nanoha.com/goods/c73ex.html
732名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 01:58:51 ID:NcbR8jIi
GJだよ!
なのフェイヴィヴィはマジでいいよなぁ〜
和むわ〜〜〜〜〜
733名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 02:36:00 ID:sXXQkcMm
>>731
ちょ…!?


…泣いて良いですか?。・゚・(ノД`)・゚・。
734名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 02:36:56 ID:pZoz9ZxU
GJ!
やっぱりフェイトさんは朝弱そうだよな



735名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 02:37:41 ID:pZoz9ZxU
GJ!
やっぱりフェイトさんは朝弱そうだよな



>>731
タオルが一般で出るのを心待にしてる
736名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 02:38:44 ID:pZoz9ZxU
連投すまん
737アクエリアス:2007/12/31(月) 03:21:42 ID:sXXQkcMm
どうでも良い補足ですが、作戦BのBはベッドに飛び込め!作戦のBだったり。

っていうかシーツ。・゚・(ノД`)・゚・



……シーツ。・゚・(ノД`)・゚・。



いいよ、タオル買ってやるんだ(タオルも売り切れたらどうしよ?orz)
ま、今後の企業スペース行きの練習としてこれから行くか…。

ところでマジでお出掛け何処が良いと思います?(出かけるの嫌いなので何処が良いか分からないんだorz
738名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 03:47:55 ID:VjUGeumY
>>737
泣くなよw
一般発売されるらしいじゃん、そのとき一緒に買おうぜ!

お出かけか〜
レジャー日和って言ってたから、遊園地とかかね
カメラもってカワイイ嫁と娘をひたすら撮るパパなんか悪くないかなと。
日帰りじゃなければキャンプとかも捨てがたい気もする。
こっちならかっこいいフェイトママがみられそうだし。
739名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 04:00:08 ID:O7d9zSvd
>>737
あのー、夏の騒ぎを思い出すのですが…
740名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 08:20:51 ID:eTThkyll
今更ですんません
クロニクルって何ですか?
741名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 09:21:08 ID:CqjjLkaR
進撃せよ
742名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 11:59:34 ID:2r57CO79
>>717
gjにもほどがあるぞあんたは。猫耳とか俺を殺す気ですかとww

だが個人的には髪色的にもフェイトには狐耳と狐尻尾で最強と主張。
以前妄想したらちょっと半端ないダメージ受けたわww
743名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 12:10:57 ID:8mKWuzXu
744名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 13:20:37 ID:Psmu84Qw
いや、フェイトは犬耳が一番だな
なのはと話す時にしっぽとかぱたぱたさせたり
745名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 13:46:49 ID:kHzjKgJo
戦場では金色の狐だけどなのはさんの前ではただのわんこ。それがフェイトさん
戦場では王者なライオンだけどフェイトさんの前ではただのにゃんこ。それがなのはさん
my 脳内

スバティアはまだわんことにゃんこだけどレベルアップ中
746名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 16:22:13 ID:jfOlDChK
猫はツンデレでいいよね
普段こっちからちょっかいだすと嫌がるくせに
自分が寂しくなったらこっちの都合も考えずに
擦り寄ってくる

スバティアすばらしいよスバティア(;´д`)ハァハァ
747名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 16:29:15 ID:3qKzj3A5
じゃあヴィータはうさぎだな
普段はなのはのこと跳ね退けたりするけど、いてくれないと寂しくて死んじゃうんだ。
748名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 16:54:59 ID:PkaDuChO
俺の中ではこうだな

アリサ:猫
なのは:竜とかケルベロスとか伝説的ななにか
フェイト:うさぎ(目の色的に
すずか:狐(黒幕っぽい
たぬき:たぬき
749名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 16:57:32 ID:OGuzkhoy
>>748
なのはさんの扱いに泣いた

自分的には猫かリスなんだがなあ・・・
750名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:06:18 ID:ZC8iwMsv
>>749
俺きっとコミケ帰りで疲れてるんだ
リスがリニスに見えた。
751名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:15:28 ID:nKKFd5CT
なのはさんはほら、飼い主?
他は全部ペット的な感じでどうだろうか!

フェイトさんが飼い主になると
全ペットによる飼い主の膝枕争奪戦が始まりそうな気がする
752名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:17:32 ID:OGuzkhoy
じゃあなのはさんはおれが飼うよ
あれ、なんか雷がなってるな、ん、窓ガラスを鉄球が突き破っ、って弾丸!?
に、にげよう・・・・あ、あれ、足もとが氷ry
753名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:18:11 ID:mrStqZ1V
たまににゃははって笑うし空大好きっぽいから
なのはさんはウミネコってイメージがある
754名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:33:29 ID:8mKWuzXu
マイナーCPで、ほぼエロのみ、道具有り、NTRって感じのが出来たんだけど、需要あるかな?
755名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:44:51 ID:YF6qaTop
NTRって寝取られだよね?
ちゃんと表記すればおkかと
756名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:47:08 ID:NcbR8jIi
CP内容とスレ消費数記載でOKだと思うよ
757 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 17:52:47 ID:8mKWuzXu
では、
ギンガ×フェイト、ギン姉病み気味、ほぼエロ、道具有り、NTR、15レス消費。
6時ぐらいから落とし始めます。
758名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:54:09 ID:noGI+8r/
>>753
ウミネコって鳥だぞ?
759名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:58:19 ID:mrStqZ1V
>>758
知ってるよ
7601/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 17:59:17 ID:8mKWuzXu
小さな悲鳴と共に少女がベッドの上に押し倒される
押し倒されたのは金髪の少女。
押し倒したのは菫色の髪の少女。

お互い黙ったまま、時間だけが過ぎる。
組み敷かれた少女の顔には、焦りの色が浮かび始め、組み敷いた少女は、それを見て微笑みを浮かべる。

「……えっと、これは、どういう状況、なの……かな?」

沈黙に耐えきれず、組み敷かれた少女が口を開く。
その引きつった表情からは、確定的な最悪の解答が読みとれる。

「フェイトさん、私のこと、キライですか?」
「へ?……そんなことないけど……」

返ってきたのは、答えではなく、新たな質問。
その質問に仕掛けられた見え透いた罠に、虚を突かれたフェイトはあっさりと引っかかる。

「なら……問題ないですよね?」
「えっ――ちょ、ちょっと、待って、ギンガ!?」

何が問題ないの!?、と、問いだたすフェイトを無視して、ギンガが顔を近づけ二人の距離を縮める。
フェイトの表情に絶望の色が浮かび始め、

「心配しなくて良いですよ。私も……ですから」
「そ、そう言う……こと、じゃ……」

フェイトの紅い瞳に映るギンガの姿が大きくなるにつれ、その色は濃くなっていく。
ギンガを撥ね退けようと思えば出来る筈のフェイトは、ただ体を強張らせるだけ。
目の前で自らの意思とは関係なく進行する事態に、成すすべもなく飲み込まれていく。
7612/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:01:07 ID:8mKWuzXu
たっぷりと時間をかけて、ギンガがフェイトの唇を奪う。
フェイトは半ば諦めた様子で、ギンガを受け入れていたが、その表情が驚愕の色で歪む。ギンガの舌がフェイトの口内を犯そうと、唇を割り裂いて侵入する。
その異物感に対する本能的な拒否感から、フェイトは初めて抵抗らしい抵抗を見せるが、それもすぐに弱まり、されるがままに口内を蹂躙される。
歯列を一つ一つなぞり、逃げ回る舌を捕らえ、唾液を流し込む。
その流し込まれた唾液を、フェイトは他にどうすることも出来ず、小さく喉を鳴らして嚥下する。
それに満足げな笑みを浮かべたギンガは、唇を離す。
二人の間に透明な糸が伸びるが、すぐにギンガの舌によって絡め取られる。

「んっ……フェイトさんの、おいしいです。……あれ、フェイトさん?」

恍惚とした表情で、フェイトの唾液を味わっていたギンガが、自分の下でぐったりとしてるフェイトにいぶかしげに声をかける。

「どうしたんですか? まだ、キスしただけですよ?」
「はぁ……そんな、こと……はぁ……言ったって……」
「……もしかして、こういうの初めてですか?」
「っ――」

ギンガのその言葉にフェイトは顔を真っ赤にして目を逸らす。

「ふふっ、可愛いですよ、フェイトさん。……でも、意外です」

明らかな肯定の反応を見せるフェイトの耳元でギンガが囁く。

「てっきり、なのはさんとは、こういう仲なのかと」
「っ! な、なのははっ」
「なのはは、何ですか?」
「っ……なのはは……なのは、は……」

ささやかれた言葉に、フェイトは逸らした視線を戻し、声を荒げるが、続きを促されると、口ごもり再び視線を落とす。
ギンガはフェイトの答えを待つわけでもなく、上体を起こしフェイトの胸に手を伸ばす。
右手で制服の上からこねるように揉みしだきながら、左手でボタンを外し、服をはだけていく。
六課の茶色の制服、ブラウス、そして最後の一枚も剥ぎ取られる。
7623/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:03:09 ID:8mKWuzXu
「隠しちゃダメですよ、フェイトさん」

胸を覆い隠そうと伸びるフェイトの腕をギンガがベッドに押さえつける。
隠す物が無くなったフェイトの胸に、ギンガの視線が容赦なく突き刺さり、フェイトの羞恥心に火を付ける。

「やぁ……恥ずか、しい……よ……」
「……確かに、フェイトさんだけじゃ、不公平ですよね」

なすすべを無くしたフェイトが、消え入りそうな声で懇願すると、ギンガは素直に押さえつけていた両手を離す。
そして、自分の胸元へ持っていく。

「えっ……何を……」

呆気にとられるフェイトの前で、先ほどフェイトにしたように、ボタンを外し、服をはだけていく。
六課の茶色の制服、ブラウス、そして最後の一枚に手を掛け……僅かな逡巡の後、それも取り去る。

「これで、良いですよね? フェイトさん」
「ぁ……」

フェイトは状況に付いていけず、胸を隠すことも忘れて、自分に跨る半裸の少女をただ呆然と見つめる。
その視線にギンガ、ほんのりと頬を染め

「ふふっ、そんなに見つめられると、ちょっと恥ずかしいですよ?」

しかし、それとは裏腹に楽しげな口調で、そう返す。

「あっ……ご、ごめんっ」

ギンガの言葉に、我に返ったフェイトは、慌てて目をそらす。
その横顔に、ギンガゆっくりと顔を寄せ、耳元で囁く。
7634/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:05:08 ID:8mKWuzXu
「良いんですよ……フェイトさんなら……」
「っ!」

一段トーンを落としたギンガの囁き声に、フェイトはぴくりと体を震わせる。
妖艶さ漂う口調で囁かれた言葉に当てられ、頬はたちまち朱色に支配されていく。
ギンガは口の端を歪めて、さらに続ける。

「こんなことや」
「ひぁ……ギ、ギンガっ」

フェイトの胸をやわやわと、揉みしだきながら

「こんなことだって」
「やぁ、そんな……やめ――」

頂点の突起を口に含み、舌の上で転がす。

「シて……良いんです……よ?」
「っ――」

そして、自らの胸をフェイトの前に突き出す。
フェイトは、これ以上ないほど顔を赤くして、顔を背ける。
ギンガの方も、最初の余裕は大分消え、羞恥の色が浮かび始める。
”シてもいい”と口では言っているが、その瞳は”シてほしい”と懇願している。

「だめ、だよ……こんな、の……」

しかし、返ってきたのは、拒絶の返答。
今にも消えてしまいそうな、しかし、明確なその行為への拒絶。
7645/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:07:10 ID:8mKWuzXu
「焦らすんですね、意地悪です、フェイトさん」
「もう、やめよ……えっ……!?」
「でも、あんまり焦らされると……私からシちゃいますよ?」
「ひゃうっ」

それが分からないのか――いや、分かってるからこそ、ギンガは行為を再開する。
フェイトの首筋に口元を寄せ、舌を這わせ

「だから、んんっ、ダメ――」

同時に胸に手を伸ばし、突起を摘む。
それだけで、軽く達したようで、フェイトは力が抜けた体で、荒い息を吐く。

「”ダメ”ですか」

フェイトの言葉を繰り返しながら、指先でフェイトの白い肌を、胸から下へとなぞっていく。
やがてその指先は、未だ残された布地に辿り着き、その奥へと入りこむ。

「そこ、は……や、め、ふあ」

その指は、布地に守られたフェイトの秘裂を軽く撫でた後、フェイトの目の前に差し出される。

「こんなにしている人が言っても、説得力無いと思いません?」
「っ――」

その指は、粘液に濡れて、妖しく光を反射し、フェイトが感じているという、動かぬ事実を突きつける。

「汚さないうちに、んっ……脱いだ方が良いですよ、フェイトさん?」

自分の指に付いた、フェイトの粘液を舐めながら、フェイトの制服のスカートに手を掛ける。
7656/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:09:07 ID:8mKWuzXu
「自分で脱ぎますか? それとも、私が脱がしてあげましょうか?」
「……」
「もちろん、フェイトさんが良ければ、このままでも良いですよ?」
「……っ」

どうしますか? と、フェイトの胸を弄びながら、ギンガが訊ねる。その表情に先ほどまでの羞恥の色はなく、代わりに嗜虐の炎が宿る。
フェイトは、ギンガに顔を背け、ただ口をつぐむだけ。

「……脱がしましょうか?」
「……」
「脱がしますよ」

黙ったままのフェイトに、痺れを切らして、ギンガはフェイトのスカートを脱がし始める。
すると、フェイトはそれに合わせて腰を浮かして、ギンガの手助けをする。
それを見て、ギンガはさらに表情を歪ませる。

「ふふっ、私に脱がして欲しかったんですね、嬉しいですよ、フェイトさん」

嬉々とした表情で、残った衣服を全て奪い取る。
そして、自分も下を脱ぎ始める。

「ね、もう良いでしょ? お願い、もう……」

全裸に剥かれたフェイトが、上目遣いに許しを請う。
しかし、それはギンガの加虐心を煽るだけ。

「何言ってるんですか、フェイトさん」
「きゃっ」

片足にショーツを引っ掛けたまま、フェイトをシーツに押しつける。
7667/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:11:12 ID:8mKWuzXu
「今更遅いですよ」
「そんな……」
「それに……中途半端はフェイトさんも、つらいんじゃありませんか?」
「ひんっ」

無慈悲な宣告と共に、フェイトの秘裂に中指を突き立てる。

「フェイトさんのここ、もうぐちゃぐちゃですよ?」
「そんな、言わな、はぅ」

突き立てられた指を、フェイト膣は抵抗無く飲み込む。
ギンガは一瞬驚いた表情を見せるが、すぐに口の端を歪め淫な笑みを浮かべる。

「キスは初めてなのに、こっちはそうでもないみたいですね?」
「なっ――ちがっ……」
「なら、私の指を美味しそうに、くわえ込んでるのは、どうしてなんでしょうね?」
「んんっ――」

ギンガはさらに指を増やすが、それもやはりフェイトの中に吸い込まれていく。

「……一人でしてるんですよね?」
「っ――」
「誰に犯してもらってるんですか? エリオ君? クロノ提督?」
「こんな……こと……んんっ」
「大事な所をかき回すこの指は誰の指ですか? 胸をまさぐるこの手は誰の手ですか?」
「ちが、あぅ……なのはは、ひあぁっ――」

真っ赤に充血したクリトリスを、ギンガの親指が押しつぶす。
その鋭い刺激に、フェイトは軽い絶頂に達する。
7678/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:13:11 ID:8mKWuzXu
「残念ながら、ここにいるのは、なのはさんじゃなくて、私です。……でも、安心してください」
「はぁ、はぁ……え……?」
「私しか……見えないように、してあげますから」
「ギ、ンガ……!? やめ、ふあぁ」

どこか虚ろな笑みを浮かべながら、フェイトを攻め立てる。
フェイトの口からは、殺しきれない喘ぎ声が溢れだし、ギンガをさらに煽る。

「我慢しなくて良いんですよ。もっと聞かせてください」
「んっ……ひあっ、ああっ」
「ここは好きなんですね」
「はぅっ、ちがっ……あんっ」

大きな反応が返ってきた場所を、重点的に攻め始める。

「ふふっ、可愛いです、フェイトさん」
「やぁ、こんな、ひゃうっ、やめ、ぁん」
「さっきみたいな声、聴かせてくださいよ、んっ」
「そこは……ぁう、らめ……ひゃあぁ」

ギンガが胸の突起に軽く歯を当てると、フェイトの嬌声が室内に響く。
それをうっとりとした表情で聴きながら、フェイトの中から引き抜いた指に舌を這わせる。

「ぁ……れ……」
「どうしました? フェイトさんの言うとおり、”やめ”ましたけど」
「ふぁあ」

ギンガが、胸同士を擦り合わせるように、のしかかる。

「んっ――」
「ひぁ」
7689/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:15:08 ID:8mKWuzXu
身じろぎするたび、二人の体に電流が流れる。

「辛いですか? 苦しいですか?」
「ひゃぅっ――ゆるし、あぅ」

物欲しげに蜜を垂れ流すフェイトの割れ目を、ゆっくりと撫でながら、フェイトに囁く。
達するには足りないが、無視できない熱が、フェイトの中にため込まれる。

「楽にしてあげますよ。フェイトさんが、”イかせて”とお願いしてくださるなら」
「はぁ……ギンガ、おねが、い……もう、ひぁ、んんっ」
「ちゃんと、言ってくれないと、分かりませんよ?」
「はぅ……わかった、から、ひゃぁ、ちょっと……やめ、ひあ」
「さあ、フェイトさん、どうして欲しいんですか?」

撫でる手を休めて、ギンガが答えを迫る。

「ギンガ……お願い……イかせ、て」

さんざん焦らされたフェイトに、それを拒むすべはない。

「他ならぬフェイトさんの頼みとあれば……仕方ありませんね」

ギンガはとびきりの笑顔で、フェイトの秘所に指をつき入れる。
そして、親指でクリトリスを弾き、胸の突起に思いっきり歯を立てる。

「っ――――」

声にならない悲鳴共に、フェイトが果て、すっかり力の抜けた体をシーツの上に横たえる。

「ぁ……らめ……」

チョロチョロと、愛液よりも水に近い液体が溢れ、シーツを汚す。
76910/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:17:08 ID:8mKWuzXu
「っ――みな、ひゃぅっ」

ギンガは素早く、フェイトの股間に口を付け、それを受け止める。

「ギンガ……だ、め……」
「んくっ」
(シーツが汚れちゃいますよ?)
「でも、きたな……」
「んっ」
(フェイトさんが気にする事じゃありませんよ)

最後の一滴まで胃に収めて、尿道口から口を離し。

「私がやりたくて、やってるんですから……れろ」
「ふぁあ」

周りを舌で、綺麗に拭う。

「ね、フェイトさん、これ」
「ギンガ……? っ――」

立ち上がったギンガが、フェイトの視線の先で、割れ目を指で広げる。
とろりと蜜が垂れ、フェイトの秘所に落ちる。

「エッチなフェイトさん見てたら、こんなになっちゃいました。……責任、取ってくださいね」
「んむぅ」

体の向きを入れ替えて、自分の秘所をフェイトの顔に押しつける。

「舐めて、ください」
「……くちゅ……んっ」
「はぁ、……んんっ」
77011/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:19:08 ID:8mKWuzXu
イった直後のぼんやりとした頭は、ギンガの言葉に素直に従い、目の前でひくひくとフェイトを誘う、水浸しのギンガの割れ目に舌を伸ばす。
フェイトの舌が、割れ目をゆっくりと撫でると、押し殺した喘ぎ声が、フェイトの耳に届く。
それに、ある種の快感を抱いたフェイトは、ギンガの秘所を本能のの赴くままに愛撫する。

「ひあぁっ……そう、です、フェイトさん、あぅ……中にも、くださ――ああっ」

ギンガの秘裂を割りさいて、フェイトの舌が侵入する。
粘膜同士が擦れ合う淫らな水音と、抑えきれないギンガの嬌声がフェイトを高ぶらせる。

「ぴちゃ……んくっ」
「あんっ、フェイトさん、上手、です、ふあぁ、もっと……ひんっ」

クリトリスに歯を立てられたギンガが、軽く達する。

今まで良いように自分を犯していたギンガが、舌一つでれもなく乱れる姿に、フェイトは徐々に積極的になっていく。
夢中でギンガの中に舌を差し込み、あふれ出す蜜を胃に収める。

「ふぁ……そろそろ、ひゃぁ、フェイトさんも……くちゅ」
「ひゃうっ、ああっ」

水音と喘ぎ声がもう一組増える。あえて、されるがままにしていたギンガが、フェイトの秘所に舌を這わせる。

「あれ? もう、れろ、シてくれないんですか? フェイトさん」
「あぅ、だって、ふぁあ」

不意打ちで襲った快感が、フェイトの動きを止める。
一瞬にして立場を逆転され、フェイトの顔が羞恥で染まる。

「これくらいなら、んっ、大丈夫ですか? あんっ」

ギンガが舌の動きを緩めると、フェイトがギンガへの愛撫を再開する。
ぴちゃぴちゃと水音が響き、時折押し殺した喘ぎ声がもれる。
77112/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:21:08 ID:8mKWuzXu
「んんっ、ごめん……なさい、私、あぅ、もう……はぅ」
「ひゃぅ……私も……かな、んんっ」
「「ひゃぁああぁ」」

限界に達したのは、二人同時。
悲鳴の様な嬌声が重なったのを最後、辺りは静寂に包まれる。
その静寂に中で、死んだように二人の少女が折り重なる。

「……んっ」

先に意識を取り戻したのはギンガ。
まだ上手く力が入らない体にむち打ち、フェイトに預けていた体重を横に転がす。

「はぁ、はぁ……」

そして、側に脱ぎ捨ててある自分の制服に手を伸ばし、ポケットの中を探る。

「あっ……た……」
「ギンガ……?」

物音とギンガの声で気が付いたフェイトが不審気な声を上げる。
フェイトのぼんやりとした視界の中で、ギンガは見慣れないカードの様な物を握っている。

「そ、れは……?」
「デバイスの、一種ですね」

フェイトにそう答えてから、微かな声で起動コードを呟く。
カードは光の粒子となって飛び散り、別の物体へと再構築されていく。

「ひっ――」
「さすがに……何に使うかは、分かりますよね?」
77213/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:23:09 ID:8mKWuzXu
再構築が終わったとき、カードは両端を男性器に模した棒状の部隊へと姿を変えていた。
フェイトの顔が恐怖で引きつる。

「や……め……」

それを見せつけるように、ゆっくりとフェイトの頬に押し当てる。
その暴力的な姿に、フェイトは体をすくませる。
ギンガは口の端を釣り上げ、妖艶な笑みを浮かべながら、カチカチに固まったフェイトの体の上に、下半身に向けてデバイスを滑らせる。
あっという間に目的地にたどり着いたデバイスは、フェイトの秘裂を数回撫でた後、中へと挿入される。

「それ……だけ、は……えっ!?」

フェイトの中にではなく、ギンガの中へ。
指や舌とは比べ物にならない質量が、ギンガの狭い膣を引き裂いて、奥へと押し込まれる。

「くぅっ……つっ――」

ギンガの表情が苦悶で歪み、膣口からは血がにじみ出る。
最奥までデバイスを押し込んで、大きく息を吐く。

「ギ、ギンガ!?」
「ふふっ……わ、たしの……しんぱ、い、を……している、場合で、す……か?」
「きゃあっ……ひぃっ――」

起き上がろうとしたフェイトの肩を掴み、再びシーツに押しつける。
同時にフェイトの秘所に、デバイスの先端が触れる。

「つぎ、は……フェイトさん、の……ばん、ですよ?」
「ぁ……ぃゃ……」

手でデバイスの位置を調整して、少しずつ力を込めていく。
77314/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:25:10 ID:8mKWuzXu
「フェイトさんの初めて、私に……」
「や、め……くっ……」

ゆっくりと、フェイトの中に、ギンガがくわえ込んだデバイスが、挿入されていく。
ギンガの時と同じように、中を引き裂きながら、奥へと進む。

「いっ――ぬい、て……」
「ちょっと……それは、出来ませんね……ぺろ」
「んっ」

自らの中に強引に入りこむ異物を抜くように懇願するフェイトだが、ギンガは聞く耳を持たない。
その埋め合わせとでも言うのか、フェイトの目尻に溜まった涙を、優しく舐め取る。

「これから……良くして、あげるんです、から」

二人の下に、藍紫色の魔法陣が展開する。

「えっ……うそ……」

その魔法陣が消え去ると、同時にフェイトさん苛んでいた苦痛も消え去る。
残ったのは、僅かな異物感と

「この魔法、痛いのだけ消してくるんです、んっ」
「ひゃぁあ、らめぇ……ああっ」

それをかき消す、フェイトの許容量を超えた快感。
フェイト同様痛みから解放されたギンガが、腰を使い始める。

「さっきみたいに、んんっ、一緒に、イき、ましょう、あぅ」
「ふあぁ、やぁ、深いっ――ひあっ」
「フェイトさんも、ひゃんっ、シて、くれないと、んんっ、いっしょには、あんっ」
「あぅ、そんな、ふあ、むり――」
77415/15 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:27:09 ID:8mKWuzXu
組み敷かれて正常位で犯されているフェイトは、ギンガの下で突かれるままに嬌声を上げることしかできない。
ギンガはそれに不満を抱きつつも、フェイトを犯す手を緩めることが出来ない。
結合部から溢れるぐちゅぐちゅという卑猥な水音と、フェイトのあられもない嬌声が、ギンガの思考を蝕んでいく。

「ふあぁ、もう……らめ、ああっ」
「っ! まだ、んんっ、イっちゃ……」
「ひゃぅ、ひあぁああぁ――」

一方的に攻められていたフェイトが先に達する。
だらりとベッドに体重を預け、肩で息をする。

「一人で、イクなんて、ひどいです、フェイトさん、んっ」
「ひゃんっ、やめ……ふあぁあ」

イったばかりで敏感なフェイトの体に、デバイスが容赦なく突き入れられる。
その衝撃に目を見開いたフェイトの前には、意地悪そうな笑みを浮かべたギンガの姿。
ギンガが再び腰を振り始める。

お預けを食らったギンガと、休む間もなく攻め立てられるフェイト。
二人とも長くは持たず、相次いで果てる。

「……んっ」

ギンガがデバイスを引き抜きながら、起き上がる。
引き抜いたデバイスを待機状態に戻して、側に放り投げると、意識を失いぐったりとしているフェイトの股間に顔を寄せる。
二人の愛液と破瓜の血に塗れたそこに、そっと舌を這わせながら、フェイトに訊ねる

「この舌は誰の舌ですか?」

答えは当然ない。

「まだ……なのはさんが、見えますか?」
775 ◆6Gzt0D6RRc :2007/12/31(月) 18:28:10 ID:8mKWuzXu
長々と失礼いたしました。
それでは、良いお年を。
776名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 18:29:41 ID:8mKWuzXu
あれ、書き込めた。ってことは、投稿時間半分で済んだのかorz
777まとめサイトの中の人かと:2007/12/31(月) 18:32:12 ID:eTucyJbe
現在まとめサイトのトップのリンクが不当に書き換えられています
復旧作業が行われるまでまとめサイトにアクセスしないで下さい

私は現在携帯しか持たないため復旧作業が可能になるのは数時間後の見込みです
livedoor IDをお持ちの方でお手すきの方、私に代わって一つ前の版に巻き戻していただくと非常に助かります

皆様にご不便をかけ誠に申し訳ありません
778名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 18:40:05 ID:FIGDgly6
濃厚エロスGJ!
もしかしてこのあと修羅場とか続くのかな?
修羅場好きな自分としてはそっちもwktk
779名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 18:48:50 ID:WyyJ7K2f
GJ!!
自分も修羅場展開しか予想できないw
なのはvsギンガ

やばい、この小説のギンガならなのはさんと互角にやれそうだ。
780名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 18:58:56 ID:1eH3OEu+
>>745
フェイトさんに狐コスさせたらそれなんて久遠(ry

>>777
乙です
いつもご苦労さまでした、来年も宜しくお願いいたします(__)
781名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 19:12:49 ID:PkaDuChO
ギンフェイやばいな

修羅場みてみてぇw
782名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 19:45:06 ID:V10jhK+T
グッジョブ!

ドドド、ドリ、ドリルを期待してなんか、い、い、いないんだからね!
783名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 19:48:48 ID:2Rs17/Lx
>>777
取敢ず,前の版に戻しておきました。
784名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 20:23:45 ID:fIbZ/3vc
⌒*(* ・x・)*⌒『ふぅー、一緒にお風呂に入るのは久しぶりだね!フェイトちゃん』
/(・ヮ・*)\ 『うん、そうだねなのは♪』

/(・_・)\   (ジー)

/(・ヮ・*)\ 『なのはの体流してあげるよ』
⌒*(・∀・)*⌒ 『じゃぁお願いするね♪』
/(・_・)\  『どうかな?』
⌒*(* ・x・)*⌒『ん、気持ちいいよ………ぁぅ』
ノ (*・ヮ・))  『みwなwぎwっwてwきwたwよwww』
785 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2007/12/31(月) 20:24:51 ID:fIbZ/3vc
   , ィ'    ,                          ヽ
ー '     /                           ヽ
     /                     ヽ     丶
   ,/    r-―                    ヽ      l
 ̄ イ     |         ,、         ヽ    `、   l
/ /     |  r      / ヽ    ,    l   ヽ   |
レ /   ,    l  {     ,  l   ヽ   イ  l、 |   '、   l
. イ   /    《 |/` ,  i  |    } /-l―|-|| |   l   l
.l   /      l /  /  |  l    | ,´  |  l l |   |   |
l    l     l  l.l .r-l― lヽ、丶   |/  __|__/_リl   l    l
.|   ll    l   l.l l l ヽl l___  `     三三三、l   i    l
.`、  l l   |   |l ` 三二三,        ̄ ̄ ̄ |   l    l  ふへへ
 ヽ | l   l  |l  ̄ ̄         ////// |    .|    |  
  `、 l 、  |  | l //////             l   |    |
   \ 丶  |  | {              _   |    |    |
      ヽ、 | l  ヽ      r ー - ― _´ノ /l    |     |
       |ヽ, |   l` 、 _ ` -_ _= -、 <_´_ _l    |    |
       |  `|   |  /l~'=i,,,,r'° |::::::::::::::::l    l― 、 |
.         |  |    l/:::::|  /  ゙ヽ |::::::::::::::::|   i:::::::::::`ヽ
786名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 20:40:32 ID:1eH3OEu+
                          /                    `丶、
                        /                       \
                          /    xz==ニ二ニ ==- 、       \
                      /    〃: : : : : : : : : : : : : : : \       }
                        |     //.:..:.:l:.:.:.:.:.:.:.l:.:\:.ヽ.:.|.:.:.:\     /
                        │   j/:::::: ∧::::::::::::|\::};斗┼::::::: l\   ./     あかんわこの執務官
                       \  /::::斗:ト \:::::::| xァ示ト、|\/|、::!ヽ/     早いことなんとかせんと
    r───────- 、       ヽ|:::l:::::レfラ示.\ ! i辷ソ |/\| j:|、 ヽ
      ̄¨Z ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.\       |:∧ :|ヽ辷ソ,        イ::::::::::|ノ゙| l │
          ̄¨つ ::.::.::.::.::.::. \       レ小;:_\   `        | :::::::::|::::| | │
           ‘ー‐-z::.::.::.::.::.: \     |│l圦    ` `       |:::::::::,':::::! | │  /.::..
                  ー‐、.::.::.:: \   |│  |> .     / | :::::/::: ∧W /::.::..::..
                   `丶、::.:\ |│  | :::: ム≧r <,__|::::厶-)|  ∠ -――
             ___        ̄   W  レ |< _「「丁  , |::/'´ ̄|_
__       ,  -==ニ三三\                |`|-/゚V_/_/゚ j/|   :|  `丁 ̄ ̄ `
三ミヽ、 x彡"  三三  三三ヘ        , -──ォ|. |││     /|_/    |
三三ミ∨彡三ニ≡=¬ ¨¨¨´ ̄ \    /     /^∨ \l   / ∧       !
787名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 20:53:41 ID:Psmu84Qw
やっぱり
フェイトさんは
へんたいだ
788名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 21:30:19 ID:vJ07fNy+
部隊員を庇って敵にとっ捕まったなのはさんが、憑依能力のある敵だかに
意識を乗っ取られた状態でフェイトさんと戦って、
フェイトさんはソニックフォームの小型のザンバーでなのはさんをぶっ刺して、
なのはさんと一緒に死ぬのを恐れた敵の憑依を引き剥がすのだが、
実はぶっ刺す直前に自らの手を切り落とす事で、あたかも刺したかのように見せていた。

戦いが終わった後に、大泣きしながら「ごめんね」と言うなのはさんと、
そんななのはさんの頭を残った片方の手で撫でながら、
微笑みながら、「よかった、無事で」とだけ言うフェイトさん。



という夢を見た。本当はもっと色々ある夢だったんだが要約するとこうなる。
大晦日にどんな夢見てるんだ俺。
あ、もちろん手はその後元通りにくっつきましたよ?
789名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 21:51:20 ID:OifB1Zk7
>>788
よし、お前の脳内の妖精に第4期の脚本を書かせろ。
790名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 22:01:12 ID:NcbR8jIi
フェイトさんはそろそろ年越しなのはをいただく頃かな
791名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 22:32:34 ID:cN2YB8oM
大晦日で年越しなアリすず
若干時間的に早いけど投下します
中学生ぐらいのイメージです
2レス使用
792年越し:2007/12/31(月) 22:33:08 ID:cN2YB8oM
 新年まであと十分。遠く除夜の鐘が鳴り響く。
 紅白を見終えた私とアリサちゃんはベッドに腰掛けていた。
「あ〜今年が終わっちゃう〜」
「うん。もうすぐだね」
「この時期になるといつも思うけど、一年ってほんとあっという間」
「そうだね。だけど、今年は今までとは違う特別な一年だったな。
 だから、振り返ると思い出がいっぱい」
「そうよね……。すずかと恋人になった年、だからね」
 アリサちゃんははにかみながらそう言った。
「デートもいっぱいしたし、キスもいっぱいしたし。それに……」
 アリサちゃんは言葉尻を濁すと赤くなってもじもじしだした。
 そんなアリサちゃんが可愛くて、続く言葉は察しがついたけれど、
 ついつい言わせたくなっちゃった。
「それに、何?」
「それに……その……ってその顔はわかってて聞いてるでしょ!?」
「……どうだろう? アリサちゃん、言って欲しいな」
「そんなの恥ずかしくて言えるわけないでしょ」
「恥ずかしいことってどんなこと?」
 白々しい私の問いかけに、アリサちゃんは目を大きく開き、顔を紅潮させ、
「もう知らない!」
 怒ってベッドに横になると背を向けてしまった。
 ちょっと意地悪しすぎちゃったかな。でも怒ってるアリサちゃんも可愛いな。
 そう思いながらそっとアリサちゃんの肩に手をかける。
「意地悪しちゃってごめんね」
「……」
 アリサちゃんは頬を膨らませて、壁をじっと見てる。
「アリサちゃんが可愛いからつい……」
「可愛かったらつい意地悪しちゃってもいいわけ?」
「えーと、その、何て言うか」
「何?」
「意地悪されて怒るアリサちゃんも好きだったり……」
「はあ!?」
793年越し:2007/12/31(月) 22:33:39 ID:cN2YB8oM
 あ、やっとアリサちゃんがこっち向いてくれた。
 すっとアリサちゃんの頬に手を伸ばし、覆いかぶさる。
「ちょっと、今あたしは怒って――」
 広げられた唇を自分のそれで無理やり塞ぎ、強引に舌を絡ませる。
 最初私の背中を叩いていたアリサちゃんの手は、くたとなって背にそっと置かれた。
 顔をゆっくり離し、コツンと額を額に軽く乗せて見つめ合った。
「すずかはずるい」
「ごめんね」
「キスでごまかそうなんて」
 ごめんね、ともう一度言おうとしたけど、アリサちゃんの唇で止められた。
「ばか……」
 すねながらそう言うアリサちゃんはやっぱり可愛かった。
「あ、もう十二時――」
 時計に目をやると、一瞬にして天地がひっくり返った。
 私の上ではマウントポジションを取ったアリサちゃんがえっちな顔で笑っていた。
「さっきのお返し」
 そう言ってアリサちゃんは首筋にキスしてきた。
「折角除夜の鐘が煩悩をなくそうとしてるのに」
「その気にさせたすずかが悪い」
 アリサちゃんの舌が耳を舐める。くすぐったいようで気持ちいい。
 聞こえてくるのは、水音とアリサちゃんの息遣いだけ……。
「……あれ? もう除夜の鐘、鳴ってないね」
「……みたいね」
 アリサちゃんは密着していた体を少し離して正面から私を見つめてくる。
 しばしの沈黙の後、二人して澄ました顔になる。
「あけましておめでとう、アリサちゃん」
「あけましておめでとう、すずか」
「今年はもっといっぱい楽しいことしようね」
「今までで最高の一年にするわよ、すずか」
 私が頷くとアリサちゃんはゆっくりと近づいてきてやさしいキスをくれた。
794名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 22:34:14 ID:cN2YB8oM
以上です
皆さんよいお年を〜
795 ◆JhF0qDQSSc :2007/12/31(月) 23:42:03 ID:iJKxjM/k
>>794
最後のアリすずGJ
俺も即興で一つ書いて年を閉めよう。
796また来年も ◆JhF0qDQSSc :2007/12/31(月) 23:44:00 ID:iJKxjM/k
八神家
はやて「おそばできたで〜」
シグナム「これがなければ年が越せませぬ」
ヴィータ「おばはんくせーな」
シャマル「まあまあ、ヴィータちゃんも好きでしょ?」
ザフィーラ「主のお料理であればなんでもよかろう」
リィン「わたしとアギトちゃんには細かく切ってほしいですー」
アギト「あたしも食うのかよ!」

ナカジマ家
ゲンヤ「最近は静かな正月だったが…」
ノーヴェ「ハチマキ!この飾りどーすんだ?!」
スバル「それはそこ!
あとハチマキはもうやめてよー」
ウェンディ「新年の準備ってわりとめんどくさいっすね」
ティアナ「そーね。
まあ、アンタたちもいるからだいぶ楽よ」
ディード「オットー、この食材は粉みじんにしてよいのですか」
オットー「みじん切り、じゃないかな…」
チンク「タイプゼロ…ギンガ。
年末とはかくも忙しいのか」
ギンガ「そうね。でもみんなが集まるのは楽しいでしょう?」
セイン「くそーなんであたしだけ年始に教会いかなきゃいけないんだーしくしく」
ディエチ(なのはさん…どうしてるかな…)

高町家
フェイト「今年もおつかれさま。なのは」
ヴィヴィオ「おつかれさま〜」
なのは「ありがとう、二人とも。
来年もいい年だといいね」
来年もなのはたちが元気でありますように。
797名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 00:00:00 ID:NcbR8jIi
GJ!
来年も なのフェイヴィヴィの一家が幸せであるように 
798名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 00:02:02 ID:MG5Ox4Hx
>>797
お前すごいなw
799名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 00:03:23 ID:qKx95wFG
狙ったわけではないんだが・・
ガキ使いみながらだったし・・

しかし、これは縁起がいい!
今年4期始まりなのフェイENDフラグが俺の中で立った!
800名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 00:04:38 ID:hD5JtsBN
まじでgjだなw
801名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 00:22:28 ID:odVWvUVs
新年早々いいもんを見た。

みんな今年もよろしく!
802 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2008/01/01(火) 00:32:48 ID:RxICP12p
 もう、少ししたら年が明けてしまう。今は懐かしい管理外世界で聞いた鐘の音が聞こえることは無かった。
「こんなにゆっくりしちゃっていいのかしら?」
 肩を竦めながら言い、注がれたお酒をを嚥下していく彼女――レティ・ロウラウンに私は苦笑する。
そうだ彼女は昔から仕事熱心だった。
「この年になって思うけど人生ってほんと……なんていうかあっという間ね」
 彼女がよく手入された髪をかきあげる。
「クロノ君もフェイトちゃんも、もう一人前の局員だし。
 私の息子も部隊長補佐……」
 自嘲気味な溜息を吐き更に酒をあをる。
管理外世界のお酒には弱かったけれどレティはこっちのお酒には本当に強い。
同じピッチで飲んだらいい歳をした局員でさえ潰されていたくらいだ。
けれど今日はそれ以上に早い、どこかハイになっているという印象を受けた。
「レティ、今日は飲みすぎじゃない?」
 彼女は微笑むと徐々に私との距離を縮めて来る。
その笑みは妖艶と呼べるものになっていて、私の返事にも答えない。距離を縮めることもやめなかった。
遂にその距離は0になる。
 葡萄酒に濡れた唇は僅かに震えていた。
「ねぇ、リンディ……あの時の約束覚えてる?」
 随分昔、あの人が居なくなって……。
一緒に居なくなってしまいそうな私を繋ぎとめてくれた約束、思い出さないようにしていた約束。
803名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 00:33:47 ID:RxICP12p
彼女の、レティの言葉に封を切られ次第に記憶が鮮明になっていく。
『ふざけないで!
 今!あなたまで居なくなったら一体何人の人間が迷惑すると思う?
 ……一体、何人の人間が悲しむと思っているの?
 私のッ………・・・はどうなるの?』
 そうだおもいっきり引っぱたかれたんだった。大切なところが思い出せない。
自分の頬に触れる、じんと痛んだ気がした。記憶が更に蘇ってくる。
『せめて、あなたのっ……あなたとクライドの子が一人前になるまではココに居なさい!』
 瞳はどこまでも真剣で、真っ直ぐに私を射抜いていた。
バンと胸を叩く。その姿までが記憶に上ってきた。
『今、こんなことを言うのは間違っているわ。けれど言いたい、私はあなたのことを……
 そんなに悲しそうな顔をしないで……何処で間違ったかなんてわからないの。
 ……ねぇ、約束をしましょう。ずっと、ずっと先の約束を』
「……うん、思い出した。
 私のクロノと、レティのグリフィス君が一人前になって。
 親として、局員として、務めを果たした時にそれでも私が……」
 ふと傍らの彼女をみるといつからだろう、すぅすぅと安らかな寝息を立てていた。
私が羽織っていたものを彼女にかける。厚手の素材だから風邪はひかないだろう。
「もう…だから、言ったでしょ飲み過ぎじゃない?って……
 レティ……私も新しい自分を始めてもいいのかも……ね
 クライド新しい年が始まったわ」
804名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 00:43:32 ID:RxICP12p
年末年始なのにネタと駄文で5レス使っちまった\(^o^)/
794さん、796さんGJ!
だが>>797お前って奴は!!
>>794さんと似てる部分があるのは仕様ですサーセン
同じ時間軸としてガキの〜見ながら書いてたら今年始まってた。あ、あけましておめでとうございます。
805名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 00:59:29 ID:4uH6Vs/i
アケオメGJ!
職人さん方のおかげで良い夢を見られそうだ。

今年はシグナムさんが幸せになる作品が沢山あるといいな
806名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 01:00:25 ID:KEWSdRu9
なのなさんはそろそろハーレムつくってもいい時期だ。
807名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 01:04:18 ID:MtLzWd1k
今年ははやなの沢山みたいなぁ

808名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 01:12:13 ID:2Jx56Ius
>>802-803
GJ!
レティとリンディの未亡人同士の百合とはわかってるなw
何気に今月のメガミでも絡みあったし結構好きなカップリングかもしれん
809名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 01:12:26 ID:odVWvUVs
なのフェイ なのスバ なのティア スバティア なのヴィヴィフェイ ヴィヴィスバ
フェイティア キャロフェイ キャロルー ギンチン スバなのヴィヴィフェイティア……

今年は書きたいカプが多くて困るぜ
810名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 06:17:03 ID:bojAqiWj
あけおめ
とりあえずなのフェイ姫始めを妄想したのは俺だけじゃないはず
811名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 07:08:07 ID:KEWSdRu9
なのはさんがヴィータを本妻に置きつつティアナに浮気する夢を見た
なんつう・・・・。
だが自分はなのはさん視点で、修羅場も大好きだったから楽しかった!

初夢がこれとは、ちょっと苦笑するしかないけどなw
812名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 09:49:28 ID:qG2/ViS3
ヴィヴィオが姉妹が欲しいとなのはとフェイトにおねだりする

色々と紆余曲折はあるが産もうかという結論に至る

どちらが産むかで口論となる
な「フェイトちゃんは私の王子様なんだから、私がフェイトちゃんの子供を産むの!!」
フ「そんな・・・・私だってなのはの子を産みたい!!」

は「いっそ人工子宮で産んだらええんちゃうか?」
見かねたはやてが仲裁に行くも二人から
「はやては黙ってて!!これは重要なことなの」
と一蹴される

という電波を受信した・・・新年早々何考えてるんだろうwww
813名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 10:09:04 ID:q/AJdHQl
>>797のおかげで気持ち良く寝れたぜ


で、なのフェイ姫初めSSマダー?
814名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 10:48:09 ID:u2HjsmqJ
>812
もういっそのことなのはさんが全員孕ませればいいんだYO
815名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 10:53:12 ID:jdKy708h
>>814
人事部涙目だなw
816名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 11:07:32 ID:qKx95wFG
寝る直前までなのフェイ一家の妄想をしてたおかげか、
ガチ初夢が

なのは 「フェイトちゃん・・新年だからって初日から寝坊しないの!
      これから新年の挨拶に向かう予定なのを忘れたの!?」

フェイト  「・・・・zzzz・・」
なのは  「もう・・・ヴィヴィオ、お願い」
ヴィヴィオ 「うん♪なのはママ!、じゃ〜んぷ!!」
フェイト  「起きます起きます!だからお腹ダイブはやめて〜!!!」

そしていきなりシーンが変わり、家で俺が歯磨き粉で顔を洗ってしまってぎゃああの所で
目が覚めた・・・
富士も鷹も茄も出てこなかったが、なのフェイ一家が出たので満足している
817名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 11:21:10 ID:u2HjsmqJ
>815
うむ、一気に人員に欠がでまくりだな。
ちなみに人妻子持ちのアイナさんも既に食われているということで。
818名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 12:19:41 ID:57n64dyN
でもなのはさんは産みたい方なんだぜ
819名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 12:59:53 ID:NRDlAQ5Z
プロジェクト高町ww
後にT−Childrenと呼ばれる魔導師による管理局征服が開始され
ミッドチルダは魔王の子供の養殖所と成り果てた・・・

と、冗談はともかく
逆になのはさんがフェイトさんに孕まされる方が・・・

教導官「さぁ、訓練始めるよ〜」
訓練生A「た、高町教導官・・・身重なんだから自重してください」
教導官「大丈夫だよ、砲撃や回避訓練ぐらいなら問題ないって」
訓練生B「で、でもしばらくは高町教導官抜きの予定だし・・・」
教導官「自主訓練のカリキュラムは組んであるでしょ〜?」
訓練生C「い、いえ・・・教導官を止めないと俺たちにも被害が・・・ヒィッ!!」

「な の は ?」

教導官「あ・・・」

「今日ハ一日中家デユックリスルッテ約束シタジャナイ・・・」
教導官「で、でも、わたしだって・・・か、身体を動かさないと体力がその・・・」
「じゃあベッドの上でじっくりと 運 動 し よ う  ね ?」
教導官「そ、外で身体を動かした方が健全」
「青 姦 だ ね 、いいよ・・・少し頭冷ヤシテ ア ゲ ル 」

教導官「な、なのおおおおおおおおぉぉぉぉぉ・・・・・・!!」

執務官(思念通話)「訓練生諸君・・・任務御苦労・・・今の話は他言無用だ」
「「「了解しました!Sir!」」」
820中の人 ◆k1m2.Fa0dM :2008/01/01(火) 13:15:40 ID:pX/z5x/U
>>812
両方がそれぞれ相方を孕ませて相方の子を産めばいいじゃない
家族が一気に二人も増えるよ

>>780
こちらこそ来年もよろしくおねがいします

>>783
不在の管理人に代わって巻き戻しありがとうございます

今回の荒らしはブロック&通報しておきました

必要だと思ったらガシガシ編集しちゃってください
べっ、別にサボりたいとかそんなんじゃないんだからねw
821名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 13:25:18 ID:OBoulBp3
>>819
T-ウィルスときて、ナノハザード…



いや、なんでもない。
822名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 13:45:27 ID:+vznq9Xi
>>821
それってアルフだったらアルハザード…?



…なんでもないです。
823名無しさん@秘密の花園 :2008/01/01(火) 14:20:19 ID:mlDPCk0Q
この流れはこれらを張れと言われている・・・気がした
怒っているフェイトさん
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5826.gif
料理中のなのはさん
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5827.jpg
いろいろギリギリ
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5828.jpg
824名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 14:20:39 ID:pX/z5x/U
825名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 14:35:39 ID:q/AJdHQl
>>823
2枚目たしかフェイトさんの妄想なんだよなww
3枚目のなのはさんに萌えた
826名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 14:43:23 ID:qKx95wFG
>>823
2枚目好きーーー
827名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 14:43:29 ID:U7iZk50M
>>823
2枚目のなのはさん太りすぎじゃね?
828名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 14:48:24 ID:bojAqiWj
お腹にフェイトさんの子がいるからな
829名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 15:12:58 ID:+vznq9Xi
ちゃんと結婚指輪してるwww
830名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 15:48:42 ID:/byqgnrD
>>823の2枚目神すぎ
詳細希望
831名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 15:53:22 ID:jdKy708h
つくね屋だったかな。
832名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 15:57:42 ID:/byqgnrD
おお調べてみる、ありがとう
833アクエリアス:2008/01/01(火) 18:19:50 ID:+vznq9Xi
書かないって言ってたのに書いてしまいました(アホ
フェイなの
甘甘。しかも30%増し(当社比)
でもギャグっぽいです。
シリアスで書くと長編になってしまう事が発覚いたしました。

ではどうぞ
834甘えんぼう:2008/01/01(火) 18:20:49 ID:+vznq9Xi

何だろう?凄く甘えたい…。

隣で真剣な顔をして書類に目を通している愛しい人。今日は二人とも内勤で、久しぶりに仕事中も一緒の場所にいる。

「フェイトちゃん…」

私はいつの間にか彼女を呼んでいた。

「どうしたっ……!?」

振り返った彼女に抱きつく。

「な、なのは…!?」

「大好き…」

グリグリと頬をすり寄せる。二人であったらいつものことだが…

「何してるんですか…!?」

その隣にいたスバルが声をかけてきた。

今日はほぼ皆で書類整理しているのだ。当然フォワード達もシグナムもヴィータもいるわけで…。

「ん…どうし…!?」

大声に気づいてヴィータが自分の場所から顔を覗かせる。

「な、なにやってんだてめえら!!!」
835甘えんぼう:2008/01/01(火) 18:21:46 ID:+vznq9Xi

二人の状況を見て頬を赤くしながら怒鳴った。

「え…え〜と」

フェイトは頬を掻きながら弁明しようとするが、なのはは首に腕を回してフェイトの膝の上に乗っかってくる。

「な、なのはっ!今は駄目だよ!!」

「なんやなんや〜」

部隊長殿も騒ぎに乗じてやって来た。

「いや…」

なのはが耳元で熱い息に言葉をのせる。

「フェイトちゃん…私のこと嫌い?」

そんな潤んだ目で見上げられたら何も言えない。っていうか周りの視線が痛い。シャーリーも面白そうに仕切りの向こうから覗いている。

「き、嫌いな訳ないでしょ?でも今しごt「それじゃいいよね〜」」

またギュッと抱きついてくる。フェイトの顔はもう原色の赤に近い。周りも当てられたのか頬を染めている人達が多い。

「フェイトちゃん…」

急に声が艶っぽくなった。

「なのは…?」
836甘えんぼう:2008/01/01(火) 18:22:39 ID:+vznq9Xi

次は何が来るのかとフェイトは構える。


チュ…


時が止まった…気がした。

「…!なのは…!!」

キャーという声も聞こえる。だが、フェイトの顔の赤みが何故か消えた。両手で頬を包み込む。まさか…と皆が思った。

しかし予想を裏返し次の瞬間、フェイトはなのはを抱き上げていた。

「ちょっとどいてくれる…?」

固まっているヴィータ達に凛とした顔で言い放った。まるで新約聖書みたいに人の海が割れる。
フェイトはなのはをお姫様抱っこしたままそこから立ち去った。

「ど、どうするんだよ仕事…?」

その呟きだけが部屋に残った。
837甘えんぼう:2008/01/01(火) 18:24:17 ID:+vznq9Xi

「ふぇ〜いとちゃ〜ん♪」

ベッドに寝かせてあげるとなのはは首に回した手をそのまま引き寄せようとした。

「なのは…」

その手をやんわり解くと、自分と、なのはの額に手を当てる。

「やっぱり…熱がある…。…無理しちゃ駄目だっていつも言ってるでしょ?」

呆れたように小言を言いながら、服を脱がしていく。

「してないもん…」

なのはは拗ねたように言う。まるで子供だ。フェイトはベッドの脇にあるパジャマを着せてキルトを掛けた。

「今日はちゃんと寝てなさい…私はこれから戻るけど…」

そう言うと、なのははキルトから目だけ出したままフェイトの服の袖を引っ張った。

「行っちゃ…やだ…」

頬がまた熱くなる。フェイトは一つ嘆息をついた。

「……分かった。でもはやてに伝えなきゃいけないから…そしたらすぐ帰ってくる」

「…やだ」
838甘えんぼう:2008/01/01(火) 18:24:59 ID:+vznq9Xi
「ほら、あんまり我が侭行っちゃ駄目だよ?すぐに帰ってくるから、ね?」

まるで子供を諭すようだ。フェイトは苦笑すると同時に、新鮮ななのはの仕草に可愛いと思ってしまった。

「…うん」

渋々袖から手を離す。

「いい子で待ってるんだよ?」

「…うん」

フェイトは頬が緩みそうになるのを懸命に抑えて部屋を出た。

少し恥ずかしかったけど、可愛いなぁ。

フェイトはルンルン気分でさっきいた場所へ戻っていった。



Fin.
839甘えんぼう:2008/01/01(火) 18:27:15 ID:+vznq9Xi
いやあ、風邪ネタって自分が風邪引いてると書きたくなるんですよね☆(ぇ
コミケ夜中から行ったら風邪引きましたorzでも開始十分でバスタオル買えたから ま ん ぞ く な ん だ

新年早々風邪とか…洒落にならないorz

ま、ネタには出来たからいっか(ぉ

きっと戻ったフェイトさんははやてやシャーリーに「何してたんですか!?」みたいなこと言われるんだ。そんな妄想。
朦朧としながら書いたので、何か可笑しいところがあっても許してくださいorz

>>738
キャンプですか!!良いですねぇ…キャンプなんて行ったことないから全然思いつきませんでした。ありがとうございます。

言い忘れましたが、明けましておめでとうございますwww

いつも以上にお目汚し失礼しましたorz
840名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 18:33:03 ID:ZUac2ROv
>>839
GJ!
熱でとろけるなのはさんが可愛いぜ。
あとは、まずはうp主の風邪を治すことから第一にw 気をつけて!

……シーツ、テラウラヤマシス……
841名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 18:50:08 ID:eB9/SPxI
>>839
GJだし、なのフェイのイチャイチャ具合に萌えたんだけどさ



徹夜すんなよ
ここで書くことじゃないかもしれないけど、ふざけんなと言いたい
お前が満足してる裏側で迷惑してる人もいるってことをよく考えろ
ルールぐらい守れ。ここにいるぐらいなんだからわからない歳でもないでしょ?
周りがやってるからってのはガキの言うことだ

まぁ感情的になったけど、上の文は全部素直な気持ち(GJってのも含めてね)
これからも作品にはwktkさせてもらうんで、少し考えてくれると嬉しい

842名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 19:02:26 ID:dkr5VaCH
ツンデレ乙。

GJでした!!

冬コミ終わったけど、なまこの人やみよちゃんが帰ってきてくれるか心配だったり・・・。
843名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 19:03:11 ID:+vznq9Xi
>>841
すみません。語弊がありました。徹夜はしてないんです。始発なだけでorz
徹夜はしてないからルールは守ってるはず(?)
不快にしてしまってすみませんorz
844名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 19:04:51 ID:bojAqiWj
会場で徹夜したとは書いてないしな
GJでした!
845名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 19:05:22 ID:dkr5VaCH
確かに始発に乗るには夜中に出発(自分の家を)するようなもんだよな・・・。
846名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 19:15:24 ID:/byqgnrD
アクエリさんGJ

あとコミケは家が離れてる人は夜行列車、バス、近場のネカフェで待機して始発乗るとかするし
すぐ徹夜と決め付けるのはよくないな
847名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 19:28:55 ID:qKx95wFG
>>839
GJ!!
なのフェイ分補給させていただきました!
848名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 19:49:57 ID:8wSppTO0
>>839
GJ!!
ウハッwなのは可愛いすぐるw
849名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 20:00:48 ID:RIN5a4oh
>>843
携帯からすみません
勘違いしてしまいました
気分を害してしまってすみませんでした
850名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 20:02:28 ID:RIN5a4oh
いや、アクエリ氏だけでなく皆さんもすいませんでした
先日徹夜した友人と軽い口論したばかりだったので敏感になってました
851名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 20:07:05 ID:U7iZk50M
あんまり必死になると抱き枕破けちゃうしね
852名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 20:09:14 ID:bojAqiWj
吹いたw
どういう内容だったっけかあれ
853名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 20:32:28 ID:9yIwn/1C
>>839
GJ!
すねるなのはさんが可愛すぎるw

瑣末な事なんだがモーセなら旧約聖書だと思うんだ
新約聖書にもそういうシーンがあるならすまない
ちょい気になったもんで
854名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 23:08:13 ID:c/Shfis3
ごめん、とあるところでヴィヴィオは
ユートとなのはが育てる〜〜うんたらかんたら見たいな事が書いてあったんだけどマジ??
855名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 23:13:05 ID:y/pwM2uL
アンサイクロペディアなら信じちゃ駄目よ?
856名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 23:14:26 ID:D3qv8387
>>854
多分エピローグに加えてクロニクルの内容がアレだったんで少し曲解したんだと思う。
857名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 23:14:48 ID:EaDH44ia
上のレスではやてがノーブラというのを見てちょっと書いて見ました。
色々と文章が不慣れですがよろしくお願いします。

それとはやて好きの方申し訳ないです。先に謝っておきます。
小刻みに投下しますのでご了承下さい。

タイトルはそうですね「変態部隊長」でw
858名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 23:15:51 ID:MG5Ox4Hx
>>854
なのはとアイナさんが育ててるよ
859変態部隊長:2008/01/01(火) 23:17:35 ID:EaDH44ia
「えー、今日から部隊全員ノーブラで勤務することを義務付けます」
午前に部隊長室に呼ばれた私達は、この言葉に唖然となった。

「・・・・え、えっと八神部隊長・・・今なんて・・?」
不屈のエース・オブ・エースが困惑の笑みを浮かべ問いかける。
「せやから、全員ノーブラでお仕事や!」
機動六課の部隊長は屈託の無い笑みでその問いに答えた。
「・・・それは何かこの機動六課に意義のあることなんですか?」
エースの傍らにいつもいる優秀な執務官から更に質問が飛ぶ。
部隊長はここでもはっきりと
「いいや、私の趣味や」
言い切る。
「し、しかし主はやて、それでは意味がわかりませんが・・・」
いつもは押し黙って命令には素直な烈火の将が珍しく動揺している。
「シグナム副隊長・・・これは・・・”部隊長権限”での命令や・・・」
横暴な部隊長は憮然と言い放つ。
これには流石のエース達も黙ってしまった。
「こ、困りましたね・・・部隊長権限での命令とあっては・・・」
風の癒し手は諦めた声でその命令を受託した。

「さー、みんな持ち場に戻って仕事再開や!あ、その前にブラはちゃんと外してな?
後で確認にいくさかい。ほんなら解散ー!」

部隊長権限を出され、皆苦い顔で部隊長室を後にした。

「ま、アタシには関係の無い話だな、こりゃ」
鉄槌の騎士だけは、何食わぬ顔でそう呟いた。
860変態部隊長:2008/01/01(火) 23:18:44 ID:EaDH44ia
誰もいなくなった部屋で一人笑みを浮かべる部隊長。
「さーて、これからおもしろくなるで〜・・・・えへへ・・・・」
「は、はやてちゃん!いくらなんでも部隊長権限でこんな無茶な命令は・・・!」
二代目祝福の風が焦っている。
だが、機動六課の部隊長は退かない。むしろ前進する。
「ぐひひ、このために機動六課を設立したわけや、苦労が報われつつあるわ」
「う、上に知れたらなんて良いわけすればいいんですか!?」
「リイン、こんな事ぐらいで上は何も言わへんよ。第一、知れたとしても
上のお偉方の堅い頭を解す役目を果たすかもしれへん。これも機動六課存続の手段や」
「し、しかしはやてちゃん、本当になんでこんな事を・・・」
「リイン・・・・この機動六課の部隊長は誰か言ってみい・・・?」
鋭い眼光がその小さな無垢の身体を包み込む。
「え・・は、はやてちゃんです・・・」
「そうや、機動六課の部隊長はこの八神はやて!機動六課が私のモノなら
何したってオッケーや!!!!」
「そんな横暴ですーーー!!!」
祝福の風が泣いた。

「じゃ、リイン後はよろしく!私はエース達の任務に対する情熱を確認せなあかん使命が
あるんや!行ってきます!!」
「あ!・・・・」
最後の夜天の主はそう言って今まで見せたことの無い元気な姿で出て行った。

「あははーーー!!さーって誰からいくかなーー?」
その足が止まる。その先のドアは医務室。
「シャマルからやー!あー胸が高鳴るわーー!!!うひょーーー!!!」
861名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 23:31:16 ID:c/Shfis3
ちょっwwww支援wwwww
862変態部隊長:2008/01/01(火) 23:35:34 ID:EaDH44ia
「シャマル先生おるかー?」
勢い良くドアを開ける。
「あ、は、はやてちゃん・・ど、どうしたの?」
(ムヒヒ、明らかに動揺しとるわ。無理もない、シャマル先生は人気やからなぁ)
「確認にきたんよ」
「か、確認!?なんのです!?」
(ヒョー!胸を手で隠したなぁ、だが!そのおっぱいがいつもより柔らかいことが
服の上からわかるで〜シャマル先生)
「ちゃんと命令を守ってくれてるようやね、うれしいよ」
「え、あ・・・はやてちゃんの言いつけですから・・・その・・」
(顔を赤らめてかわいいなぁ〜。ムヒ、その姿に数人の男性職員が釘付けや
みんなシャマル先生は今ノーブラなんや!)
「じゃ、早速」
「え、ちょ、ちょっとはやて・・・ひゃぁあん!?」
有無を言わさず揉みしだく。ムニフニ。
「おお〜、さすがシャマル先生や!ごっつう柔らかいで〜!」
「は、はやてちゃん!ひゃあぁ!」
「ムホー!!」
「は、はやてちゃんやめてください、こ、こんな場所で。
患者さん達やウチの職員が見てますからーー!!」
(見せるためにしとるんや!!!!!!)
横目でチラっと男性陣を見回すと皆目が釘付けで動けない。
(ムフっ。みんな血液がいろんな場所を巡回しとるしとる・・・ここまでやな)
「じゃ、シャマル先生またなー!」
「はえっ!? は、はやてちゃん?」
もの凄いスピードで去っていった。

「さすがシャマルやー!!!んじゃ次はマグナムオッパイいこかー!」
863名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 23:35:58 ID:KEWSdRu9
副隊長まじじちょうwww
つか、なのはさんの胸をもんだら、六課に亀裂が走らないか?
フェイトとかヴィータとかティアナとかスバルとか・・・
864名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 00:20:47 ID:Z1MUMuH5
文章の癖からして
も・・・もしかしてみよちゃん??
865変態部隊長:2008/01/02(水) 00:26:54 ID:SSBvfUvb
隊舎の外に出るとマグナムオッパイはそこにいた。
「よし今日はここまでだな」
「「はい!ありがとうございます!!」」
(おお〜?ライトニングの二人も一緒や!これはラッキー!!!)
「シグナム副隊長、お疲れさんや」
「あ!あ、主はやて・・・・おお、お、お疲れ様です・・」
(ウヒヒ、もう真っ赤で動揺しとるわ)
「「・・・・・・・・」」
「こ、こらおまえ達!見てないで、もうテスタロッサの元へ戻れ!」
「「は、はい!!」」
「あーいや、ええんよ二人共ここに残ってな。これからシグナム副隊長を
交えて私が特別講師をするさかい。大人のいや、立派な人間になるため
必要なことや」
「え!!!!!!!!!!!」
(シグナムそんな驚かない驚かない、ムフ)
「部隊長自らですか!!」「そんないいんでしょうか・・・」
(いやあ、この子らは従順やなぁ〜、さて始めるで)
ムニュ!!!
「!!!!!!!!!」
「おお!さすがマグナムオッパイや!!エリオ!目背けたらあかんで!!
キャロも数年後にはこんなになっとるかもしれんからよく見とき!」
「あ、主はやて!?なにもここで・・・」
(うひゃー!超顔真っ赤や烈火や、相変わらずシグナムはええ反応やなぁ)
「ん・・・・んんっ・・・・」
(ウヒヒ、声押し殺してる姿がなんとも言えんなぁ〜)
シグナムの後ろからその豊満な胸を堪能する。
やがて目標を一点に集中する。
「エリオ、キャロここからが本番や、目見開いてよく見とるんやで!」
「??」
866名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 00:27:45 ID:SSBvfUvb
うっすら浮き出た乳首をつまみ上げる
「ひゃあああ!ああああああああ、あ主はやて!それは・・・・!」
「ここを刺激するとなぁ〜〜〜」
その乳首をつまんでは弾く。
「あっ・・・ん・・・・んっ!」
「ほら、シグナム・・・乳首たってきたで・・・気持ちええんか?
やっぱり教え子に見られてるのが余計に感じるんか?ん?」
耳元で甘く囁く。より一層顔に赤みが増し、口元を手で押さえるシグナム。
その目にはうっすら涙まで見える。ここで罪悪感が出るものだが、
この部隊長は・・・・・・歓喜していた。
(おおおお!!これや!!この表情や!これがほしかったんや!!!!!
やっとシグナムのこの顔を出せたで!!!!)

すっとシグナムを解放する。
「じゃ、二人共勉強になったな!忘れるんじゃないで!ほんならな〜」
脱兎のごとく走りさるはやて
「えあ!あ、主はやて!!!」
シグナムの声は届かなかった。
867変態部隊長:2008/01/02(水) 00:33:03 ID:SSBvfUvb
868変態部隊長:2008/01/02(水) 00:33:59 ID:SSBvfUvb
すみません、間違えました。
>>864
みよちゃんという方は知らないです。すみません。
869変態部隊長:2008/01/02(水) 00:39:05 ID:SSBvfUvb
すみません。今日はここまでとさせていただきます。
870名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 00:41:17 ID:3ULgveWs
GJ
俺の中の隊長像とあまり違和感ないのはなんでだぜ?w
871名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 00:41:53 ID:6tF4+FA+
部隊長鬼畜すぎワロタwwwww
ある意味今まで見た中で一番鬼畜ww
誰か騎士カリム呼んでくれw
872名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 00:52:46 ID:Pa5ugNDu
カリム「はやて・・・・恐ろしい子・・・・」
873名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 01:00:34 ID:kqCaN2pd
うひょーっ!でワロタ
874名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 01:28:17 ID:znhWzWUk
同じく、うひょーっ!でフイタwww
さて、続きは修羅場になるのかなw期待してま〜す
875名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 03:25:14 ID:5PvdhXCL
>>854
司書長はアルフとくっついたと脳内補完しようぜ
あとユートだと某椎茸嫌いな仮面ライダーになっちまう罠
まあ、そっちだと下手な女性より女性というかおかんみたいな保護者が憑いてる分、
ヴィヴィオの教育には良さそうだけどな
876名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 05:39:11 ID:A2WkLhia
>>859
GJ!ヴィータの諦めぐあいがなんともw
877名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 06:51:40 ID:rt0/e40z
いやもう、ここまで壊れてると素敵というか清々しいと言うか(笑)
はてしなく、ぐじょーぶですよ

しかしもう美代ちゃん知らない職人さんが現れたんだなぁ、年取るはずだわ(お茶ずずず)
878変態部隊長:2008/01/02(水) 12:46:09 ID:SSBvfUvb
おはようございます。
変態部隊長残り出来ましたので投下させていただきます。
後半だれてるかもしれませんが、暇つぶしにでも。
879変態部隊長:2008/01/02(水) 12:48:27 ID:SSBvfUvb
「さて次はっと・・・・お、あれは」

「うん、ふ、二人共いい感じかな?ほんとはなのはに教えてもらったほうがいいんだけど」
「「ありがとうございます!!」」
(珍しいな・・スターズの二人をフェイトちゃんが見とる
しかし、もう動揺しとるのがミエミエや・・・ノーブラで訓練やからなぁ・・)
「あ、八神部隊長!」
(おお、この突撃オッパイなかなかやスバル)
「お疲れ様〜」
「「お疲れ様です!!!!!」」
「どや?みんなノーブラは?」
「え!?ああ、アハハ、は、恥ずかしいですが問題無いです」
「おお、そかそかスバルは小さい頃から身体動かしてるからなぁ」
「私も問題ありません」
「そかそか、そりゃあよかった」
(この二丁オッパイは真面目な反応でつまらんな・・・・スバルがまぁ普通か。
で、リボルバーオッパイはっと)
「あ・・・あの部隊長。わ、私はやっぱり、ブ、ブラをつけたほうがいいと思うんですが」
(ブヒっ!ごっつう恥ずかしがっとるわ!シグナムに負けず劣らずな反応!)
「まぁまぁ、たまにはええやろ。それよりフェイトちゃん。揉まさせてくれへん?」
「「「ええ!!!」」」
(三人重ならんでも・・・)
「な、なんで?あっ!」
フェイトの後ろに回り込んで力いっぱい揉みしだく。
「おお〜!この弾力!たまらんなぁ〜!シグナムに負けとらんで!」
「ちょ、ちょっとはやてダメ、ダメだって・・・ば・・」
「なんや、そんなケチケチせんと。こんなイイモノ持っとるのに勿体ないやん」
「ケ、ケチって・・二人が見てるって・・・恥ずかしいよぉ」
(指を銜えて耐えてるその表情がソソるわー!)
「ええかティアナ。執務官になるためにはオッパイの大きさも重要なんやで」
「ええ!?そ、そうなんですか?」
880変態部隊長:2008/01/02(水) 12:49:24 ID:SSBvfUvb
「は、はやて!そんなデタラメ・・・んっ!」
「デタラメな事あらへん。フェイトちゃんが執務官試験に合格した時、最後の決め手は
おっぱいの大きさだったんやで?」
「え?う、うそでしょ!?」
「いや、これが嘘なようでホンマの話でな。だからティアナ、これぐらいおっきくなれば
合格みたいなもんやから頑張り!」
(まぁ嘘も方便。より長く揉んでるには話術や。しっかし、いいおっぱいやんかぁ〜)
「それともフェイトちゃん・・・・・」
耳元にそっと口を寄せて
「”なのはちゃん”に揉まれた方がよかったか?」
「!!」
ピクっと乳首が起き上がるのがバリアジャケット越しでわかった。
(おお!そっか!フェイトちゃんは言葉責めやな!わかったでー、ガンガン行くで!)
「そ、そんな!なのはは・・・か、関係ないって・・ば・・・」
「身体は正直やなぁ〜・・・夜とかなのはちゃんとホンマはどうしてるん?ん?」
「!んっ・・・あっ!!!」
(一段と反応良くなって、ホンマかわいいわフェイトちゃんさて、もう一押し・・・・)
「そや!」
「な、なに?はやて?」
「ええこと思いついたわ!!私天才や!フェイトちゃんついてきて!」
「は、はやて!?」

そうしてフェイトははやてに引きずられるように消えていった。

「・・・・ねえ?スバル・・・あれなに?」
「さ、さぁ?アハハ・・・・あ、でもオッパイ大きくなって合格するなら
これから毎晩ティアの胸揉んであげるね!」
「!ばっ、ばか!何言ってるのよ!!」
881変態部隊長:2008/01/02(水) 12:50:49 ID:SSBvfUvb
「ヴィータ?ヴィータはおらへんかな?」
その時、丁度隊舎から出てくるヴィータを見つけた。
「あ、ヴィータ!」
「はやて?なに?どうしたの?」
「ヴィータいいから一緒に来てな」
「え?でもこれから移動しないといけない・・・・」
「そんなこと部隊長権限使ってどうにでもしたるから、はよ一緒にきたってな」
「ってテスタロッサも一緒じゃないか、なんなんだいったい?」
「さ、さぁ?・・・ほんとなんだろ?」

ここで最後の標的の元へ急ぐ。
その標的はコンソールに向かい訓練メニューを組んでいた。
「なのはちゃーん」
「?あれ?はやてちゃん。どうしたの?それにフェイトちゃんにヴィータちゃん・・」
「なのはちゃん、ちゃんと命令守ってくれとるか?」
「え?ああ、ブラ外すってのね。さすがに恥ずかしいけどちゃんと守ってるよ」
「いやぁ関心関心。で、なのはちゃん早速なんだけどおっぱい揉まさせてくれへん?」
「え?何いきなり?ん〜・・別にかまわないけど?」
「「え!?」」
ヴィータとフェイトの声がシンクロする。
「さすがエース・オブ・エース!話が早い!ではいただきます」
「は、はやて!」
「ん?何?ヴィータ?」
「え・・・えっとんっと・・・そ、それはやめて・・・」
「なんでや?ええやん。許可ももろたで?」
「そ、そういう事じゃなくって。そ、その・・・」
「わかったでヴィータ。ヴィータもなのはちゃんのおっぱい触りたいんやろ?」
「え!あ・・そ、そういうんじゃ・・・えっと・・・」
「あはは遠慮しないヴィータ。な?ええやろなのはちゃん?」
「うん、いいよヴィータちゃん」
「あ・・・・・う、うん」
(ヴィータの顔、真っ赤や。かわいいなぁ)
882変態部隊長:2008/01/02(水) 12:51:42 ID:SSBvfUvb
「じゃ、触るでなのはちゃん。ほお〜、張りがあって形のいいおっぱいやぁ〜
ほら、ヴィータも触ってみ?」
「え・・・う、うん。・・・・・わぁ、すごいフカフカ・・・・」
「せやろ?いいおっぱいやなのはちゃん!」
「アハハ。ふ、二人ともくすぐったいよ」
「・・・・・・・・・・」
フェイトは一人蚊帳の外でその光景をただ眺めるしかなかった。
「まぁ私らだけで楽しんでは悪いから。フェイトちゃんも揉んでみたら?」
「え!?」
予想外の問いかけに戸惑いを隠せないフェイト。もじもじとしながらぽつりと
「な、なのは・・・いい・・の?」
「うん、いいよフェイトちゃん。やっぱり少し気恥ずかしいけどね。アハ」
おそるおそるなのはに近づき、その手を胸に近づける・・・・・・が。
「はいーストップ。やっぱり部隊長権限で却下や!」

「!!!!!!!!!・・・・・あ・・・・・あ・・・・・・・」
ピタっと動きが止まり、一瞬前の歓喜の表情から一変。今にも泣きそうな顔に変わる。
(ひょっひょっひょ!これや!この落としどころ!最高や!)
「あ〜、アハハ、フェイトちゃんごめんね」
「残念だったなテスタロッサ」
「はい!じゃあお仕事に戻るで〜」
フェイトを抜かし三人とも笑みを浮かべている。その笑みはそれぞれ違う意味を持つが。

はやてとヴィータが去り、なのはと二人になったフェイトはまだ固まっている。
「フェイトちゃん?大丈夫?本当どうしたの?」
「う、ううん。何でもないよ・・・なのは・・・はぁ・・・・・」
883変態部隊長:2008/01/02(水) 12:52:22 ID:SSBvfUvb
ノーブラ勤務は結局一日でその幕を下ろし、それから数日いつもの通常勤務へと戻り、
ここ部隊長室では八神はやてがその任を全うしている最中。

「だぁ〜、忙しいんだが、ある意味暇やぁ〜」
「はやてちゃん!ダメですよ!お仕事しないと」
「せやけどリイン。なんか、こう・・もっとエンジョイできる気分になる必要が」
「エンジョイ?」
はやては一人外を眺め、考えを走らす。
(あー、ノーブラやってもうたからなぁ、今度は・・・)

「そや!」
バンと机を叩く音が木霊する。
「は、はやてちゃん?」

「ノーパンや!」

「あ、エリオはブリーフでええよ」

おわり。
884変態部隊長:2008/01/02(水) 12:56:47 ID:SSBvfUvb
以上になります。
初めてSS書かせてもらいましたが難しいですw
また勉強してきます。
楽しんでいただけたら幸いです。
では〜。
885名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 13:13:48 ID:sqoeV6yO
言動から行動までただのエロオヤジじゃねーかwwwwwwww
886名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 13:13:58 ID:znhWzWUk
おもしろかったです!
中途半端に終わったまんまのなのはさんが夜狼に変身して
フェイトさんをいただくんですねw
887名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 13:20:34 ID:mmaIMuuf
GJ!
いつも触ってるんだからいいじゃないかフェイトさんw


ぶり返すようで悪いんだけど、冬コミって始発で行って十分で買えるぐらい人少なかったの?
夏行ったときは10時間近く並んだんだが…
888名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 13:32:39 ID:NQDOR0No
いや、俺一番はやて好きなんだけどさ

久しぶりにモニター見て声だしてワロタwwwただのエロ親父だなほんとwwww
889名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 13:35:03 ID:NIZshTis
ブヒッとかwwwwwwwww
何だこの狸wwwけしからんwwwwwもっとやれwwww
890名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 15:16:57 ID:sIluVV8a
>>887
なのはさんに食べられるときはいつもバインドされてるからヤラれっぱなしなんだよ
自分から揉むなんて許されてないんだよ
891名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 15:25:59 ID:A2WkLhia
ど変態部隊長を隠れ蓑にして
何気に胸揉まれてない+なのはさんの胸ちゃっかり揉んでるヴィータちゃんもなかなかどうかと思われw
892名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 15:28:48 ID:6tF4+FA+
スバルは突撃オッパイに進化した!
ティアナは二丁オッパイに進化した!
フェイトはリボルバーオッパイに進化した!
ちび狸は単なるエロ親父に進化した!
893名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 15:36:38 ID:OkIy4WUL
おもしれーww、GJ!
シリーズ化キボンww
894名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 16:03:16 ID:8CknU31s
次はナンバーズが餌食だな
895名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 16:16:06 ID:O/EuMzEU
ヴィータwwよかったな、なのはさんの胸もめてさ!
896名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 19:04:31 ID:vZAqWrVm
落ち込んでるフェイトさんが目に浮かぶwww
まさにorzってなってるだろうなwww
GJ!!!!!
897名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 19:56:20 ID:mmaIMuuf
>>890
常に「待て」状態なわけかw
フェイトさんせっかくのチャンスだったのに…
いや、しかし自分以外がなのはさんの胸を揉んだのがきっかけで攻めに回るかも知れないな

「フェ、フェイトちゃん!?」
「なのはの胸をはやてとヴィータが……」
「んっ……やっ……だめ…だよ……っ!」
「わたしはなのはのモノ……なのははわたしのモノだよね…?」
「う、うん……///」 (なんだか今日のフェイトちゃん素敵かも……)
「今日だけはわたしにさせてね」
「ひゃん!……ふぇ、ふぇいとちゃん……そ、そこは……っ!」


後日なのはさんから部隊長へ感謝の手紙が…
898名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 20:00:47 ID:UPKsrXz7
>>897
そしてまたノーブラを敢行するチビダヌキ
899名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 20:08:36 ID:sIluVV8a
次はナンバーズスーツでお願いしますタヌキさん
900名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 20:17:15 ID:TxTEk1a8
いや、みんなで
「真・はいていない・ソニックフォーム」
も捨てがたい
901酔いどれ宵月:2008/01/02(水) 20:22:08 ID:VYTKYUQp
次はノーパンですか?W
ちび狸部隊長?(´∀`*
寧ろコスプレ月間でお願いします(*σ´∀`)σ
902名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 23:34:41 ID:M1gTADfI
機動六課はどこへいくんだろうw
903名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 00:17:49 ID:tw85d+M1
>>884
うん、俺も素敵変態妄想コメディ書けるようになりたい(ほめてますよ?)

流れを読まず、シリアス?なのフェイ投下します。

なのは→フェイト ちょっとビター風味です。
苦手な方はスルーお願いします。
7スレ使用予定です。
904月の在処:2008/01/03(木) 00:19:18 ID:tw85d+M1
一人きりの夜
暗い夜空を孤独に浮かぶ玲瓏たる月
私の心の陰を照らす静かな冷たい光

幼い頃に一人見上げたその金色の月は
手を伸ばせば届きそうで
月を掴むことが出来たなら
この心は満たされるかもしれないと思った
何度願った事だろう
月をこの手に掴むため
空を翔けることができるならと

そして、少しだけ大人になった私は
たとえ空を飛ぶことが出来たとしても
月を手にすることは叶わないことをいつしか知った
905月の在処:2008/01/03(木) 00:21:05 ID:tw85d+M1
厚い雲に覆われた二月の夜空はいつにもまして寒々しく、
夜の闇を照らすはずの月も星も今は雲に隠され、私の所には届かない。。
市街地から離れた海は鈍色にたゆたい、海上の空は暗く静かで、
フライヤーフィンの魔法光の軌跡だけが辺りをぼんやりと照らし出す。

この風景は、まるで今の私の心の中のよう。
海の上に一人浮かぶ私は、そう独りごちると軽く溜息をついた。

フェイトちゃん。
心の中で名前を呼ぶ。

いつものように夜間の魔法訓練をしていたけれど、今日はどうも集中できない。
理由は分かっている。あの人にもう三日も会っていないから。

気を取り直し高速機動の訓練を再開する。
加速をつけて上昇、そしてバレルロール。

「フェイトちゃん・・・」

声に出して呟くと、私はまた溜息をつく。

別にフェイトちゃんに暫く会えないのは最近では珍しい事じゃない。
フェイトちゃんは執務官の道を選び、私は教導官の道を歩き始めた。
そして春には中学を卒業し、私達はここから歩き出す。
空と海は、重なっていても交わることはなく、私達の道は分かれ始める。

急下降から旋回しながら急上昇。
いつもは心躍る風圧も今は何だか息苦しい。
906月の在処:2008/01/03(木) 00:22:32 ID:tw85d+M1
小さい頃は無邪気だった。
素直に好きだよと言うことが出来た。
世界がまだ狭かった頃は、私達はずっとずっと一緒にいられると思っていた。
二人手をつないで何処までも、例え空の彼方までも飛んでいけると思っていた。

私達が大人になって行くにつれ、一つに重なっていたお互いの心が少し離れ始めた。
それはきっと友情と愛情の境界線。
それはきっと世界の広さを認識したことによって生まれた理性の壁。
重なり合っているはずなのに、その曖昧な境により、いつしかお互いの心が隠され始めていた。

単純な上昇をしながら空を見る
先ほどと変わらない厚い雲の壁が目の前に迫る。

貴方の深く綺麗な紅い瞳が私を見つめる度に心が躍り、
貴方の甘く優しい声が私の名を囁く度に胸が締め付けられる。
そんな私の心を隠すために生まれた二人の間の境界線。
何度壊してしまえと思ったか。
フェイトちゃんはとてもとても優しいからきっと私を拒絶するなんて事はしない。
だけど、告白してどうするの?私はきっとフェイトちゃんを守れるほど強くなんか無い。
きっとフェイトちゃんを傷つけてしまう。
私はフェイトちゃんの泣き顔は見たくないんだ。
907月の在処:2008/01/03(木) 00:24:32 ID:tw85d+M1
上昇を続け私は雲の上まで飛び抜ける。
見上げれば星の海。
だけどそこに月はなかった。

昼の青い空は大好きだけど、暗い夜空は少しだけ苦手。
だって、金色の月はフェイトちゃんを思い出して切なくなるから。
だって、月が出てないと暗い空が私を追いつめるから。

いたたまれなくなって、私は急降下を始め、雲の上を後にする。
逃げるように、全速で、急降下。

空と星の海との境界は曖昧なのに、その見えない境界が私を阻む。
私にははその境界を越えて、星の海を翔けて月に辿り着くことは出来ない。
月を手にすることは今の私には叶わない。

ふと気がつくと、目の前に海が迫る。穏やかだがまるで私を飲み込もうかとしているような暗い海。
ああ、旋回しようにも減速が間にあわないかもしれないなあ。

海につっこむ覚悟を半ばきめていたとき、上方から見慣れた金色の光が降ってきた。
私の目を惹きつけてやまない、優しく綺麗な金の閃光。。
その光は瞬く間に私に追いつき私を横あいから抱きしめると急旋回と上昇を始める。
908月の在処:2008/01/03(木) 00:27:03 ID:tw85d+M1
「フェイトちゃん?」

私のつぶやきに、フェイトちゃんそうだよと優しく笑いかけてくれた。
その優しい声と抱きしめてくれる暖かい腕が嬉しくて、ありがとうと囁くと私はぎゅっとフェイトちゃんの腕にすがりついた。

「な、なのは?」
顔を真っ赤にしておろおろするフェイトちゃん、そんな彼女の様子がとても可愛くて私は思わずくすくすと笑いをもらす。

そんな私の様子に、フェイトちゃんが今度は一転して真面目な顔になる。
うん、フェイトちゃんの真剣な顔は格好良くて素敵。
「なのは、あんな無茶な機動は危ないよ。いくら下が海だからって、落ち方によっては怪我しかねないし、
 今は真冬なんだから。」
なのはが風邪引くのは私嫌だよ、なんて言いながらフェイトちゃんは顔をのぞき込んでくる。
「自分だってあんな過激なスピードと機動してたくせに。」
「私はいいの、それしか取り柄無いんだし。」
理屈になってないフェイトちゃんの反論にまた笑いながら、私はどうしてここにフェイトちゃんが来たのか聞いてみた。
909月の在処:2008/01/03(木) 00:29:15 ID:tw85d+M1
フェイトちゃんはちょっと困った顔になって考えていたが暫くしてぽつりと話し出す。
「仕事帰りにちょっと海が見たくて公園まで来てたんだ。
 そしたら、空を見上げたらなのはの魔力光が見えたから・・・。」
気がついたら、私はその光を追いかけて飛んでいたんだよ、と嬉しいことを言ってくれた。
「でも、うれしいな。フェイトちゃんと二人で空を飛ぶのは久しぶりだから。
 だけど、もうそんな機会もほとんどなくなっちゃうよね・・・」
フェイトちゃんの言葉に、思わず少しだけ隠していた本音が混じった言葉が出てしまった。
「そうだね・・・、すこし、寂しくなるね・・・。
 私達いままで、6年間ずっと一緒にいたからね・・・。」
今まで一番フェイトちゃんの近くにいたのは私だった。
だけど私達の心は少しずつ離れ始める。
温厚で誠実で誰からも好かれるフェイトちゃん。
いつかその隣に私じゃない誰かがいるようになる日は遠くはないかもしれない。

いまにも泣き出しそうな顔を見られたくなくて俯いていると、私はそっと優しく抱きしめられた。
フェイトちゃんの甘い香りと優しい温もりが、そっと私を包み込む。
「だけどね、なのはと離れても私はずっと、なのはの事をみているから。
 なのはの事を想っているから。」
フェイトちゃんはいつだって真っ直ぐで、本当に優しい。
きっとそれはいつまでたっても、何があろうとも変わる事のない、フェイトちゃんの本質。
そう、いつまでたっても、何処にあろうとも、変わらないものだって、きっとある。

落ち込んでいた自分が少しだけ可笑しくなって、くすりと笑いをもらす。
「もう、なのはったら笑ったりして酷いよ。私真剣だったのに・・・」
眉をひそめ困ったような顔をして、抗議してくるフェイトちゃん。
「そうじゃないんだよ、フェイトちゃん。フェイトちゃんの言葉はとても嬉しかったよ。ありがとう。」
フェイトちゃんは、まあ、なのはが元気になってくれたならそれでいいけど、とちょっと納得の行かなそうな顔をして呟いていた。
910月の在処:2008/01/03(木) 00:33:46 ID:tw85d+M1
「ねえ、フェイトちゃん。せっかくだから、ちょっとだけ私の訓練に付き合ってくれないかな。」
「・・・なのはと模擬戦はしないよ?」
「違うよ、ただの鬼ごっこ。」
そう言いながら私はフェイトちゃんから少し距離を取る。
「全力全開の鬼ごっこ、フェイトちゃんが私に捕まるか被弾させられたら私の勝ち、10分間逃げ切ったらフェイトちゃんの勝ちね。」
「なっ、なのは?」
ちなみにフェイトちゃんは反撃もソニックフォームも禁止だからね、とちょっと酷いことを言いながら、
私はアクセルシューターを展開、その場に待機させる。
「ちょ、ちょっと待ってよ、なのは!」
「じゃあいくよ、Ready go!]

なのは酷いよぉ、なんて泣き言を言いながらも、アクセルシューターを華麗に回避しつつバルディッシュで次々と打ち落としていくフェイトちゃん。
暗い夜空にきらめくバルディッシュの魔力刃の金色の輝き。魔法光を浴びてきらきら輝くフェイトちゃんの金色の髪。
その姿は夜空に浮かぶ金色の月のよう

さっさと飛んで逃げてしまえばいいのに、決して私から一定以上の距離は離れようとしないフェイトちゃん。
ほんと、フェイトちゃんたら甘いんだから。
でも、ほんとは逃げて欲しくないと思っている私としてはその優しさが嬉しくて。
私はフェイトちゃんを捕まえるべく飛翔を始めた。



フェイトちゃんの心に触れることが出来なくてもそれでもいい。
私達の心が完全に離れてしまうことはないのだから。
私達のあの日に結んだ絆は、とぎれることはきっとない。

貴方に会いたくなったなら
貴方を想って名前を呼ぼう
例え夜空が曇っていても
夜空に月が出ていなくても
貴方を想って夜空を見れば
きっと金色の光が優しく私を照らしてくれるから
911月の在処:2008/01/03(木) 00:34:43 ID:tw85d+M1
以上です。実は、なのは→←フェイトです。
始めはなのはさんとフェイトさんが夜空でキャッキャウフフいちゃついている話を書こうと思っていたのに、
あ、あれ・・・orz

このなのはさんは最後あんなこといってるけど、いずれ六課で一緒の配置になって同室になったら
フェイトさんのことを襲ってしまうに違いないと妄想中です。
912名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 00:37:20 ID:s4QQxO6R
GGGGGGGGGGGGGGJ!
イイヨーイイヨー。二人の情景が浮かんできた
続きを是非とも書いていただきたい
913名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 00:37:55 ID:IvVVkO63
GJ
914名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 00:39:26 ID:IvVVkO63
途中で書き込みorz・・
とにかくGJでした!!

六課設立までの歳月での二人の関係を思うと悲しいけど
そこからはラブラブできるんだから我慢!でしょうかww
915名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 00:40:43 ID:KxtnwVzk
GJ!!!
なのはさんの切ない気持ちが伝わってきました
フェイトさんも同じようなこと思ってそうだ
916名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 00:52:31 ID:9edVBtW6
これはいいコーヒーカップル。今名付けてみた。

ほんと六課の部屋割を決めた方には賛美と称賛を送りたい。
ダブルベッドに決定した神には限り無い栄誉と叡智を授けたい。
917名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 01:12:38 ID:s4/OLJ/s
>>911
グジョ!!

こういう少し切ないなのフェイ大好きだぜ
お互い好きなのに関係が崩れるのが恐くて踏み出せないでいるってシチェが大好物
まあ周り的にはどうみても両想だけどね

鬼ごっこ中に被弾させてバインドかけて襲ってしまえ
918名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 01:18:29 ID:sL1fRIK9
GJ!
二人とも優しいし、まじめだからなぁ
どっちかが勇気出して踏み出すか、誰かが背中押さないといつまでも親友のままなんだよな
まぁその親友って言うのも二人の中でだけで、周りは「え!?付き合ってないんですか!?」って感じだろうけど・・・

自分的には王子様なフェイトさんにプロポーズに近い告白をして欲しいものだ
919名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 01:45:16 ID:dh0COa4B
>918
そこで部隊長の出番ですよ!
920名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 02:55:55 ID:89Se1Bqk
GJです。
幻想的な雰囲気がいいですね。

しかし、なのはさんの落下を助けていい雰囲気なのに
なぜそこで告白しない?>フェイトさん
だからへたれなんだよw
まぁ、そんなへたれフェイトさんがどうしようもなく好きなんだが

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199174168/116
エロパロ板より era です。
こんな時間まで助手ひたすら作ってレズ調教で遊んでたよ、俺あふぉす
921名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 02:58:28 ID:PhR44AIL
>>911
GJです。
なのフェイSS書いてる途中に気分転換にスレきてみると、すごい好みのSSが。
922名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 11:34:42 ID:9jRZtkNt
空気読まずにティアなのです。
非エロ、微シリアス。
923ティアナとなのは八日目:2008/01/03(木) 11:37:35 ID:9jRZtkNt
「なのはさん、なのはさん……なのはさん、寝ちゃったんですね」

彼女が寝静まったのを確認してから私はベッドを抜ける。

上にジャケットを一枚だけ這おって窓際に立った。
この窓から眺める光が綺麗だと気が付いたはこのホテルに来てから三度目の時だった。

一回目に来たときは頭が真っ白になって何も考えられなかった。
二回目もホテルに着いた途端冷静さは遠くにいってしまった。
三回目は一昨日。人間どんなに信じられないことでも三度も続けば少しは慣れてくるみたいだ。
以前は考えることさえ出来なかった、なのはさんと関係を持つこと、なのはさんと肌を重ねること。
ようやく実感が湧いて、初めてこの窓から外の景色がみれた。

924ティアナとなのは八日目:2008/01/03(木) 11:38:06 ID:9jRZtkNt
ガラスの向こう側は白い光が点在している。
白い、白い光が昔見た雪を思い出させる。
ある仕事で行った世界は常冬の世界だった。

なのはさんの世界ではこの時期になると雪が降り、クリスマスというお祝いをするらしい。
恋人同士が雪の中で愛を確かめあったりなんだりするらしいが、どうも私には分からなかった。

なんで雪の中でわざわざそんなことをするのか。
私にとって雪というのは寒々しいもので、美しいなんて欠片も思えない、塵と水分の結晶体だ。

だからなのはさんが嬉しそうに語っていたホワイトクリスマスというのもよくわからなくて、まして彼女が誰との状況を想定して嬉しそうに語っていたのかなんて考えもしなかった。
925ティアナとなのは八日目:2008/01/03(木) 11:39:46 ID:9jRZtkNt
「……う、く…グス……」

私が少しとんでると後ろからすすり泣きが聞こえた。

「なのはさん、また泣いてるんですね」

このホテルで彼女はうたた寝の後いつも泣いていた。

「フェイトちゃん、フェイトちゃん……グス…フェイトちゃん」

なのはさんはこうやって何度もフェイトさんの名前を連呼するのだ。
私に抱かれた、余韻が残るベッドの上で。

「フェイトちゃん、フェイトちゃん……フェイト、ちゃん」

なのはさんと初めてホテルに入った時もこの人は泣いていた。
泣きじゃくるこの人と一緒にここにきて、私はなのはさんと関係を結んだ。

あの時なのはさんは独りで泣いていた。
この人が涙を流す理由はわかっていた。

自分の愛しい人が自分以外を愛しく思った。
それだけのこと。

「ヒクッ、ヒクッ、フェイトちゃん、フェイトちゃん」

「……本当に寝てるんですか」

私はただ体のいい空蝉に選ばれただけ。
それだけのこと。

「う、ヒクッ、うぅ、フェイトちゃん、フェイトちゃん」
926ティアナとなのは八日目:2008/01/03(木) 11:41:17 ID:9jRZtkNt
私は弱った彼女の妥協を受け入れた。
全て自分のために。

「――でも、少し位は私の思いが伝わったっていいんじゃないんですか?」

なのはさんは手を握ってあげると安らかに眠ってくれた。
だけど、それは私が見えないから。
目をつむって手の感触だけであの人を思い起こすから。

「フェイトちゃん………フェイトちゃん……好き」

「……でも、始末には怒りますよ。
私だって」

今日は手を握らないで寝ることにした。
どんなになのはさんがフェイトさんを愛しく思っていても私は代わりにはなりはしないのだから。

「フェイトちゃん、フェイトちゃん、大好き――――ティアナ」

――――なんで貴方は、いつも。こうやって。
私のこと、なんとも思っていないくせに。
私を利用しているだけのくせに。

どうして。

「……もう、いいです。私も寝ます。
おやすみなさい」

なのはさんの吐韻が止んで、ようやく私は安心して眠りについた。
927ティアナとなのは八日目:2008/01/03(木) 11:42:13 ID:9jRZtkNt
目を覚ますとまた涙が溢れていた。
急いで拭いて起き上がる。
横にはオレンジ色の髪をした少女が寝ている。
彼女の寝顔はいつも他人のことを誰よりも気遣う少女が唯一無防備になる瞬間。
私はそんな彼女の時間を一人じめに出来るんだ。
それはとても嬉しいことで。

立ち上がろうとして、左手を彼女がずっと包みこむ様に握ってくれていた。
とても温かくて、あの日も冷たかった私の手を温めてくれた。

せっかく拭った涙が、また溢れてきてしまう。

「ありがとう、ティアナ」
928名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 11:44:56 ID:9jRZtkNt
終了です。
書きながらこの二人だとラブラブっていうより気遣い合いながら過ごしていくんじゃないかな、と妄想してました。
929名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 14:22:08 ID:MV+WMtDX
>>928
たまにはこういうのもいいですね。

なんか時期が時期なのかスレが停滞気味だ。
930名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 15:03:29 ID:tw85d+M1
>>928
GJです。

スバティアだとティアナがツンデレになるが、相手がなのはさんだと
ティアナの真面目さが前面に出てくるね。性格がちょっとだけ自虐的でシニカルな
ティアナにはこういったシリアスもよいものです。

・・・自虐的といえば、気が向いたので昨夜投下したやつのフェイトverを
書き出してみたが・・・ネガティブさが止まらねーwwww

931名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 15:25:17 ID:AT3pW6oW
GJ!
久々のティアなのいいですね


今日はフェイトさんのライブがあるからなおさらじゃないかな?
932名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 15:26:05 ID:MV+WMtDX
>>930
期待してます。
933名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 15:33:21 ID:IvVVkO63
>>930
期待!尚且つ、両思い結ばれ版SSの乞食もさせて下さいww
てか、フェイトさんライブ行きたいな・・
934名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 15:39:28 ID:d65p8Jpz
>>931
そうか今日はフェイトさんのライブなのかw
人少ないと思ったんだw

いつもの日課でニコニコ回ってたら掘り出しなのフェイMADを発見した。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm542256
935名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 15:43:18 ID:AT3pW6oW
まぁ、そういう自分は今、会場なんですけどねw
生pray聞いて妄想の糧にしますw
936名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 17:14:24 ID:r9Kb0gGu
>>928
GJです!
なのティア大好きなじぶんに何と言うご褒美だ。ありがとうございます。
そして…少し涙ぐんだのは内緒だ。

なのはとティアナはこんな話はすごく似合うのがまた悲しいな。
937名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 17:28:43 ID:onG5mPV7
むしろ中の人で(ry
938名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 17:36:40 ID:AZualCp8
ティアナからませるとダークなシチュエーションがはまるねぇ。
スバティアだとほのぼのも逝けるけど。
939名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 17:40:04 ID:g3QmRJEL
>>928
なのてぃあああああああああああ!!!
おれはなのティアを切望していた!!
GJですよ!
940名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 21:35:23 ID:8RdGiZN4
なのはさんかわいそうで読んでて泣きそうになったけど…
このシチュエーションはたまらん…グサグサくる
941名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:00:08 ID:s4/OLJ/s
しかしフェイトはなのはさんじゃなくて誰を好きになっちまったんだ・・・?



ま、まさかとうとうシグナムの時代が来たのか!?

来たのか!?
942名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:05:05 ID:KxtnwVzk
>>941
いや、ギン姉かもしれんぞ

実はティアナだったりするとさらに泥沼だな
943名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:07:40 ID:g3QmRJEL
某所の影響で、おれはもうティアナはもうなのはさん一筋なイメージしかない…
スバルもなのはすきだし、友情と板挟みになりながらも体を重ねてしまい、
苦悩し、疲弊していくティアナが好きでたまらない・・・

ヤバイな、末期か
944名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:09:01 ID:lTVrEYtR
つまりこういう事か


ティアナは報われない努力をする姿が良い
945名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:15:12 ID:g3QmRJEL
>>944
ああ、つまり、そうなのかもしれないな
946名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:30:19 ID:IvVVkO63
そういえばここって需要が多いCP別にスレ分けるって話はあったんですか?
6くらいからいるんだけどそんな話出たことないから前から聞きたかったんですが
947名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:36:40 ID:sYOhWFFc
そんな事したら過疎るW
948名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:47:45 ID:0FQM9z+l
それしちゃって一気に過疎ったスレを知ってるからやめて欲しいな
949名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:49:39 ID:zxh6VZf/
深く考えず百合スキー同士、みんな仲良くすればいいじゃない。
色んなCPネタが溢れているここは百合スキーのおれにとって天国だぜ。

世間には、なのフェイやヴォルケンズをはべらせてるハーレムネタの本とかもあるんだぜ。
うっかり目に入って、心に傷を負ったおれを癒してくれるのはここだけだ。
950名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:56:57 ID:89Se1Bqk
えーと、あれだ
そろそろ次スレのタイトルを考えようぜ
とりあえず案出し

リリカルなのはで百合萌え(燃え) 11才の転機
951名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:57:03 ID:g3QmRJEL
まあ苦手なCPはとばせばいいし
フェイなのだけ分けるって手もあるが・・・・自分だけの意見ではなんとも
そうすれば過疎るだろうけど、まったりが嫌ならそのままだろうな
952名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:58:17 ID:MV+WMtDX
>>949
STUDIOふ○んって同人誌を思い出しちゃったじゃないか(´・ω・`)

CPならたいていは許せるというか、個人の好き好きだからと思えるけど、
想定の斜め上いかれるとさすがに凹む。
953名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 23:01:03 ID:IvVVkO63
なるほど、やっぱり過疎る恐れがあるんですね
エロパロスレはかなり苦手でここしか住家がない自分にとってもここは天国・・了解しました



954名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 23:05:06 ID:onG5mPV7
CP別に分けるのとかは止めといた方が良いと思う。
苦手なCPは飛ばせばいいだけだし。
個人的には、以前は苦手なCPだったけど投下されたそのCPのSSを
切っ掛けにそれもイケるようになるというのがあるからじゃんじゃん投下して欲しい。
955名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 23:33:19 ID:0aAy3ceU
>>950
それでいいんじゃね?
11歳ってリインの誕生となのはの事故の年だし
956名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 23:33:43 ID:s4/OLJ/s
シグフェイ?は?フェイトにはなのはしか認めんよ


そんなふうに考えていた時期が、俺にも(ry
957名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 23:51:21 ID:lTVrEYtR
>>952
お前はパワースライドなんか見たら発狂しそうだww

しかしリリなのはノーマルな趣向の奴が多いな・・・
自分が某同人STGSSスレにいた頃は百合しかなくてもなんでもやってた・・・
ふたなりなんぞは当然だったし、SM、女同士のNTR、孕ませ、出産、スカトロ、ゲロ、クスリetcetc・・・
中にはキャラが触手の化け物になっちゃったなんてのまであったwww
958名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 23:56:20 ID:dKqrMUKZ
スバル→なのは は憧れじゃないの?

まぁ人それぞれだからなー
俺はスバル→ティアナだと思ってたけどねw
959名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:02:24 ID:W3WFDbDg
自分から見ればスバルとティアナは親友なんだがな、
それぞれってことなんだろうから

ちなみに自分の中で
スバルは最初はなのはさんに対して抱いていたのは憧れだったんだけど、
一度くわれちゃってからはなのはに身も心も落とされてるって設定がある
960名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:08:53 ID:IuB5p3jo
基本はスバティア
961名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:26:58 ID:Q0l0iaVt
つまりだ、スバティアというつがいのペットを飼うなのはさん、ということで(マテ
962名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:27:01 ID:SDapPSkp
俺は王道厨とよく言われるorz

なのフェイ、フェイなの(これだけは譲れないwwww)
アリすず
スバティア
はやヴィ
エリキャロ
シグシャハ

>>950
それでいいと思います・・俺が考えるとどうしてもなのフェイになってしまうのでやばいw
963名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:33:09 ID:W3WFDbDg
自分はなのはさんが絡んでたら大体受け入れられるよ!

フェイなの、なのヴィはとうぜんとして
ヴィヴィなの、なのティア、なのスバ、なのはや、なのリイン、なのアリ、なのすず、シグなの、シャマなの、なのキャロ
とかな!
964名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:36:59 ID:k7vmCYA9
スバ×ノーヴェ派はいらっしゃいませんか!!
965名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:38:03 ID:UJbULz4Y
>>964
スバティア←ノーヴェ派です!
966名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:40:58 ID:k7vmCYA9
惜しいッ!!
ウェンディ×ティア派だッッ!!
967名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:50:46 ID:HEWQHvTC
すまん、空気を読まず、なのフェイ投下です。
月の在処のフェイトverです。
ネガティブばりばりだから、苦手な人はスルーしてください。
8スレですむかな?
968名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 00:51:53 ID:Q0l0iaVt
ヴィー シグ
 ↓  ↓
なのフェイ←キャロ←ルー

スバティア←ウェンディ

ノーヴェ

派です
969君の軌跡:2008/01/04(金) 00:52:18 ID:HEWQHvTC
激しく私を叩く雨は、少しずつ小降りとなり、
重く立ち込めた灰色の雲は、風の動きに流れ始める
生じた雲の切れ間から白い光が降り注ぐ
荒れ狂う海とは対照的な、何処までも高い穏やかな青い空
そのまぶしさに私は空を見上げた

静かな陽光と共に、優しい桜色の光をひいてきらめく
白い天使が舞い降りる

青い空に桜色の軌跡
私はその輝きに心奪われた
だけど逆巻く海面に佇む私には
その軌跡に触れることは叶わない
970君の軌跡:2008/01/04(金) 00:56:31 ID:HEWQHvTC
金色の輝きを放つ魔法陣と共に、私は海鳴市の自宅のマンションの屋上に降り立つ
時刻は夜の9時を過ぎた頃、白々とした街の灯りが屋上から見る夜の景色を飾り上げる。
バリアジャケットを解除してポケットから携帯電話を取り出した。
私は手の中のそれをじっと見つめながら考える。
今日はもう遅いし、メールだけにしておこう。
私は携帯電話を開くと、なのはに任務が長引き明日も学校へ行けない旨をメールにしたためて送信した。
溜息をつきながら携帯電話を折りたたみ、ポケットにしまうと屋上を後にした。

二月の夜はまだ寒く、口から漏れる息は、すぐに冷やされ白く彩られる。
少し、寒いかな。
転送してからすぐに部屋に戻るつもりだった私はあまり厚着はしておらず、
体をぶるっと震えさせると白い息をはきかけながら両手を擦り合わせる。
メールをすませた後すぐに部屋へ戻ろうと思ったけれど、心に暗く淀む何かがそれを止まらせた。
沈んだ気分を晴らすために私は一人夜の街を歩き始めた。
971君の軌跡:2008/01/04(金) 00:57:30 ID:HEWQHvTC
なのは・・・
心の中で名前を呼ぶ。

なのはに暫く会えないだけで気分が落ち込むのは、私としては珍しい事では無いのだけれど、
最近はどうも落ち込み度合いが酷いみたいだ。いままでだってもっと長い期間会えないときも会ったはずなのに。

心にわだかまっているものの正体は分かっている。
それは不安と諦観
この冬が終われば、私達は中学を卒業する。
この土地を離れ、私達は本格的に自分たちの道を歩み出す。
そして、
空と海は、重なっていても交わることはなく、私達の道は分かれ始める。

色とりどりに輝く街中のネオンを避けるように私の足は人気のない方へと向かう。
空を見上げると厚く雲のたれ込めた暗澹たる空
二月の曇りの夜空はどこまでも寒々しい。

「なのは・・・」
無意識に声に出して呟いて、そんな自分に呆れて首を振る。
972君の軌跡:2008/01/04(金) 00:59:46 ID:HEWQHvTC
幼い頃は何も知らなかった。
だだひたすらになのはを慕い続けていた。
ずっとずっとなのはと二人の世界でいたいと願っていた。
君さえ隣にいてくれれば、私は、何も怖くはなかった。

私達が大人になって行くにつれ、一つに重なっていたお互いの心が少し離れ始めた。
私は自分の感情の正体を知ってしまった。
私は世界が二人きりでは立ち行かない事を理解してしまった。
私の途惑いと焦りは、私の心に陰を落とし始めた。

気がつくと私は臨海公園にいた。
なのはと戦い、そして友達になった思い出の場所。
真冬の夜であるためか、人気は全く見られない。
辺りを照らすのは、所々に設置された外灯の光のみであり、
その薄く白い光は辺りを一層寒々しく浮かび立たせる。
海から吹きつける冷たい風が私の長い髪を靡かせ、
首筋をさらうその風の冷たさに私は身を竦める。

君の輝く優しい青灰色の瞳が見えないと胸が締め付けられ
君の明るく澄んだ声が私の名前を呼んでくれないと心は深く沈む
そんな黒い心を君から隠すために、君との心に境界を敷く。
暗く醜く荒れ狂う感情の高波は、空を侵そうと理性の壁に激しく打ちつける。
私はただひたすら心の壁を支えようとする。
この感情が溢れだし、君を侵さないように。
見境のない私の感情の波が、君を浚って飲み込まないように。

なのはは青い空にあるべきだ。
暗い海は似合わない。
黒に沈むのは私一人でいい。
973君の軌跡:2008/01/04(金) 01:01:20 ID:HEWQHvTC
君の大好きな青い空が少しだけ妬ましい。
君は青い空に魅せられる。
青い空は君を奪う。

自然と私の足が向かう場所は、なのはの名前を初めて呼んだ橋の上。
私は手摺りに手をかけて、暗い海を見つめる。
波のさざめきが聞こえるが、辺りは暗く、黒々とした海面がぼんやりと見えるだけ。

まるで私の心のようだ。
一見穏やかそうに見える、黒で隠した私の心。

溜息をついて空を見上げる。雲で厚く覆われた空は海と同じく暗い色

海は空の隣にあり、昼間はどちらも同じ青だけど決して交わることはない。
夜には闇に溶けて同化して見えるけれど、それは黒の見せる偽りの光景。
海にいる私は君のいる空を見上げるだけ。
高い高い空を舞う君に、私は追いつくことは出来ない。

「あれ・・・」
空を見上げていた私の視界の隅に、ちらりと桜色の光が映った様な気がした。
「バルディシュ!」
それが何かと私の理性が認識する前に、私の体は感情に突き動かされるまま、
バリアジャケットを纏い空に舞い上がっていた。
それが私の求める光だとは限らないのに、私は急く心を静めながら光が見えた場所に向かう。
「確かこの辺だったはずだけど・・・」
辺りを見渡してもなのはの姿は何処にもない。やはりなのはのことを求めた私の心が見せた幻だったのだろうか。
「私、何をやっているんだろう。」
溜息をついて、もう戻ろうと陸の方に目を向けたとき。
雲を突き抜けてきた桜色の光が、私の目の前を高速で駆け抜けた。綺麗な桜色の軌跡が夜空を翔る。
なのは?
なんか様子がおかしい、そう思った瞬間、私はソニックムーブを発動させ空を駈け抜けた。
974君の軌跡:2008/01/04(金) 01:03:07 ID:HEWQHvTC
なのはに追いつき横抱きにすると、かかる重力に軋む体を無視して海面すれすれで急旋回。
よかった、何とか間に合った・・・
ほう、と一息つくと、改めてなのはを抱きしめていた事を思いだし、慌てて放そうとしたけれど、
「フェイトちゃん?」
呟くような声で名前を呼ばれ、嬉しくなった私はなのはを放したくなくなった。
駄目だと思いつつも、私の胸は高鳴り始める。今は、その愛しい温もりを放したくはなかった。

ありがとう、フェイトちゃん。
なのはは私の耳元でそっと囁くと、ぎゅっと私の腕にすがりついてきた。
「な、なのは?」
思いがけないなのはの行動に私の鼓動はさらに高まり、その腕に感じる胸の柔らかい感触に、私の顔は否が応でも紅く染まる。

駄目だ。

必死にこみ上げてくる感情を理性で抑えつける。
そんな私の表情の変化を見て、くすくすと笑いを漏らすなのは。
まったく、もう、人の気持ちを知らないで・・・

だけど、なのはの様子はいつもとちょっと違うみたいで、すこし上の空のような感じがした。
「なのは、あんな無茶な機動は危ないよ。いくら下が海だからって、落ち方によっては怪我しかねないし、
 今は真冬なんだから。」
なのはが風邪引くのは私嫌だよ、となのはに無茶をさせないように私は釘を刺した。
それなのになのはは
「自分だってあんな過激なスピードと機動してたくせに。」
なんて口をとがらせ抗議してくる。本当になのは分かっていない。
975君の軌跡:2008/01/04(金) 01:04:51 ID:HEWQHvTC
「フェイトちゃん、どうしてここに来たの?」
まあ、久しぶりにフェイトちゃんに会えて嬉しいんだけど、と少しはにかみながら顔を紅くして尋ねてくるなのはに、
私は少し落ち着かない気分に鳴りながらも考える。

ーなのはのことを想っていたんだよ。ー

本当のことは告げるわけにはいかず、言葉を選んでなのはに答える臆病な私。
そんな私の答えになのはは
「でも、うれしいな。フェイトちゃんと二人で空を飛ぶのは久しぶりだから。
 だけど、もうそんな機会もほとんどなくなっちゃうよね・・・」
ぽつりと言葉をもらした。
そうか、なのはは私と空を飛びたいと思ってくれているんだ。
「そうだね・・・、すこし、寂しくなるね・・・。
 私達いままで、6年間ずっと一緒にいたからね・・・。」
君も、二人離れていくことは寂しいと思ってくれるんだね。

俯きふるえるなのはを見て、私はおもわずなのはを抱きしめる。
力の入りそうな腕を必死に押さえ、その甘い香りと柔らかい体にたまらない愛しさを感じながら、
私はなのはに想いを告げる。
「だけどね、なのはと離れても私はずっと、なのはの事をみているから。
 なのはの事を想っているから。」
私の想いと、なのはの想いは多分違うのだろう。だけどお互いがお互いを大切に想う気持ちには違いはない。
君が望むなら、私は、君の側にいるよ。
君の側にいられなくても、君を見守っている。
離れていても、君を想うよ。
偽りだらけの私だけど、これだけは変わることのない私の真実。
976君の軌跡:2008/01/04(金) 01:06:05 ID:HEWQHvTC
くすりと腕の中のなのはが笑いを漏らした。
「もう、なのはったら笑ったりして酷いよ。私真剣だったのに・・・」
真面目な言葉を笑われて、少しだけ私の心が落ち込んだ。
「そうじゃないんだよ、フェイトちゃん。フェイトちゃんの言葉はとても嬉しかったよ。ありがとう。」
どこか、吹っ切れたような表情を浮かべて、なのはが私に微笑んだ。
まあ、なのはが元気になってくれたなら良いかな。
そんなことを思ってしまう私はやはりなのはには一生敵わないのだろう。
ちょっと困った表情になった私になのははそっと囁いた。
「いつも見守ってくれてありがとうね、フェイトちゃん。」
今の私は、その言葉で十分だ。

「ねえ、フェイトちゃん。せっかくだから、ちょっとだけ私の訓練に付き合ってくれないかな。」
「・・・なのはと模擬戦はしないよ?」
私はなのはが堕ちたあの日以来、なのはが傷つくのがすごく怖かった。
だから、あれ以来模擬戦はしていない。
「違うよ、ただの鬼ごっこ。」
いたずらを思いついた子供のような表情を浮かべながら、なのはは私から離れて距離を取った。
「全力全開の鬼ごっこ、フェイトちゃんが私に捕まるか被弾させられたら私の勝ち、10分間逃げ切ったらフェイトちゃんの勝ちね。」
「なっ、なのは?」
ちなみにフェイトちゃんは反撃もソニックフォームも禁止だからね、とちょっと酷いことを言いながら、
なのははアクセルシューターを展開、その場に待機させる。
まあ、どちらにしても、なのはを攻撃する気は起きないけど。
無数の桜色に輝く軌跡がなのはを取り巻く。
状況を忘れ、私はその輝きに見入っていた。
急にアクセルシューターの軌跡が変わり、私に向かう。そ、それはフライングというのでは・・・
「ちょ、ちょっと待ってよ、なのは!」
「じゃあいくよ、Ready go!]
977君の軌跡:2008/01/04(金) 01:06:51 ID:HEWQHvTC
「なのは酷いよぉ」
迫り来るアクセルシューターをスピードを上げてつき離し、急旋回するとバレルロールをしながら回避、
すれ違いながら次々とバルディッシュの魔力刃で切り裂きながら打ち落とす。

アクセルシューターの操作範囲外まで逃げれば楽なんだけど。
でも、
今はなのはから離れたくないから。
今だけは自分の心に素直でいよう。
なのはは怒るだろうけど。

アクセルシューターを全て打ち落とし、バルディッシュをアサルトモードに戻した私の元になのはが向かってくる。
私は微笑みながら、ながらなのはに捕まるべくその場で待ち続けた。



なのはの心に触れることが出来なくてもそれでもいい。
私達の心が完全に離れてしまうことはないのだから。
私達のあの日に結んだ絆は、とぎれることはきっとない。

君が私を望むなら
私は君の隣を飛ぼう
例え私が力尽き海へ堕ちても
君が私をおいて青空へ飛んでいっても
私はそこから君を見守りつつける
青い空を見上げれば
きっと私には桜色の軌跡が見えるから
978名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:14:13 ID:HEWQHvTC
以上、「気をつけよう、一人歩きと、暗い道」でした。

・・・すまん、改行計算みすった。

このフェイトさんは最後あんなこといってるけど、いずれ六課で一緒の配置になって同室になったら
なのはさんに襲われてしまうに違いないとry

俺、11スレがたったら、なのフェイ+ヴィヴィで素敵変態妄想コメディ書くんだ・・・
意味無く死亡グラフをたててみるテスト。
979名無し娘:2008/01/04(金) 01:20:07 ID:aE0Y6jvl
>>978
やっぱりなのフェイ最高☆GJでした〜♪
980名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:21:26 ID:Q0l0iaVt
>>978
投下乙&割り込みすまんかった。お詫びに新スレ立てようと思ったら無理だったので誰か頼む

フェイトさんも内罰的だからなー。
両思いなんだし、どっちでもいいから襲っちまいなよ、と周りがやきもきしてる様が目に浮かぶw
そしてやっぱりなのはさんに振り回されてうろたえるフェイトさんは可愛い



時に空の軌跡好きだろあんたw
981名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:22:31 ID:UJbULz4Y
もうね、このシリアスなのにじれったい感じがたまらないね
早く一歩を踏み出すんだ
982名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:24:03 ID:SDapPSkp
>>978
なのフェイGJ!!!
そしてなのフェイヴィヴィ激しく期待して待ってます♪

一番の大好物なんですwなのフェイヴィヴィの家族物!
983名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:24:55 ID:HEWQHvTC
だ・い・す・き・だwww

http://www.nicovideo.jp/watch/sm302720
きのうからこれみてたんだwww
984名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:25:54 ID:6bPN5G4u
フェイなのヴィヴィがすき
985名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:26:17 ID:W3x0aHp8
次スレの変態妄想コメディ期待してるぞ!w
こういうくっつきそうでくっつかないっていうジレンマがいい
でも最終的にはイチャイチャしていただきたい
家族物大好物なんで楽しみにしてる
986名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:26:50 ID:6bPN5G4u
そろそろ新スレか・・・・ちょっと立ててみよう。
スレタイは>>950のでいいのかい?
987名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:34:13 ID:zfeaNhZ7
>>986
新スレ&テンプレ乙ん
988名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:37:05 ID:6bPN5G4u
リリカルなのはで百合萌え(燃え) 11才の転機
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1199377911/

たてました。
ミスないといいんだが
989名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:37:43 ID:kxgC9EUK
>>988
乙&うめ
990名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:41:53 ID:SDapPSkp
>>988
乙です

埋め埋め〜
991名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:44:09 ID:6bPN5G4u
梅のお手伝いです/ (‘ -‘)x)
992名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:46:53 ID:sfqGJYlm
      トーレ
    ギンガ| シグナム ヴィータ
       ↓↓ ↓    ↓  
ヴィヴィオ→フェイト→→←なのは
       ↑↑ ↑     ↑
    はやて|ティアナ→←スバル
      キャロ

なオレはフェイティスト。
という梅。
だから少しおかしくても気にしないで。
993名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:49:45 ID:B1srbfrc
>>988
おつです
埋め支援
994名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:52:18 ID:0N1xGxB5
      なのは
    なのは| なのは なのは
       ↓↓ ↓    ↓  
なのは→なのは→→←なのは
       ↑↑ ↑     ↑
    なのは|なのは→←なのは
      なのは

カオス
995名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:54:23 ID:kxgC9EUK
なのはがなのはとなのはを取り合うのか
996名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:54:25 ID:6bPN5G4u
>>994
え、ありだろ?
なのは(小)×なのは(大)とか書いてみたくて構想練ってるんだが、
なかなかな。
997名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:55:31 ID:HEWQHvTC
>>994
何というナルシストwww

998名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:57:24 ID:6bPN5G4u
>>997
ちがうよ、きっと違う次元のなのはだよ!w
999名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:57:27 ID:SDapPSkp
      フェイト
       ↓
    なのは なのは→←フェイト
       ↓↓ ↓    ↓  
なのは→フェイト→←なのは
       ↑   ↑
    なのは  フェイト
       ↑   ↑
    フェイト→←なのは

  わ〜い また埋め
1000名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:58:32 ID:0N1xGxB5
フェイトとなのはは永遠にラブ
10011001
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