葉鍵シナリオライター募集

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1名無しさんだよもん
最近、この板もめっきり人が少なくなってきた。
新作ルーツからもほのかな地雷臭が漂い、信用できない。
こうなったら、せめてクラナドがでるまは自分らで盛り上げるしかないんじゃない?

つーことで、誰か葉鍵っぽいシナリオ・または二次創作でもいい、
この板を盛り上げるシナリオ書いてくれや。
2名無しさんだよもん:03/01/17 09:02 ID:FW3f5/6W
2げっと!
3名無しさんだよもん:03/01/17 09:07 ID:FW3f5/6W
この放置っぷりがたまりません。

まあこの時間に立てるのも計画性がない罠
43:03/01/17 09:07 ID:xZoJvl3h
3
53:03/01/17 09:08 ID:xZoJvl3h
>3 >4
あうぅ
6名無しさんだよもん:03/01/17 09:10 ID:FW3f5/6W
【もしこのまま誰も来なかったとした場合】

 自分で作る
 盗作
→マリ見て二巻買いに行かなきゃ
7名無しさんだよもん:03/01/17 09:10 ID:FW3f5/6W
よしわかった。



3がメインな。
8名無しさんだよもん:03/01/17 09:14 ID:FW3f5/6W
もうこの際、板住人全員に一人一作を義務付けたらどうか。
9名無しさんだよもん:03/01/17 09:17 ID:3QyJ/6hd
むしろ一日の書き込みが500くらいまで減ったあたりで
またーり茶でも啜りながら語りあいたいものだ。
人が多いとどうもせわしなくていかん。
そんな俺はエロゲ歴5年の爺なわけだが。
10名無しさんだよもん:03/01/17 09:18 ID:FW3f5/6W
茶が冷めちまうよ爺さん。
11名無しさんだよもん:03/01/17 09:22 ID:FW3f5/6W
3000でも少ないのに、1000切った日にゃあ…
ただでさえ人気のない、俺のお気に入りスレの閑古鳥が死んじまうよ。
12名無しさんだよもん:03/01/17 09:22 ID:UyBRv0m5
ヒキーですか?
自慰スレ立てないでください
13名無しさんだよもん:03/01/17 09:26 ID:FW3f5/6W
週末ヒキーですが、
自慰の邪魔をしないで頂きたい
14名無しさんだよもん:03/01/17 10:39 ID:A612UW1r

-----------------自慰が終わるまで、しばらくおまちくださいね-------------------
15名無しさんだよもん:03/01/17 13:28 ID:FW3f5/6W
あーすっきりした…ってもうこんな時間かよ
お酒って怖いね
16名無しさんだよもん:03/01/17 13:33 ID:FW3f5/6W
酒が抜けてしみじみと思う…。
俺は今朝、とんでもない事をしでかしてしまったと。
このスレタイと主旨なら、地道な地下活動を経て良スレになりうるというのに、
そのチャンスとアイデアをみすみす棒に振ってしまったのだ。
ああ…何度後悔しても悔やみ足りぬ。
17名無しさんだよもん:03/01/17 13:36 ID:nIxr7DR8
1さん お酒は(>_<)イクナイ
18名無しさんだよもん:03/01/17 13:46 ID:FW3f5/6W
21歳以上だから大丈夫だよ( ・∀・)つ)´Д)

俺は薄い頭を抱えて考えていた。
今から十二時間で良スレに立て直すにはどうすばいいのか。
今更地道に宣伝したところで、先の態度のマイナスが尾を引くだろう。
第一、スレ的に何のアクションも起きてない。ネタ系なら豊富なネタ、創作系であるこのスレならSS等が投下されてこそ、初めて成功といえよう。
ということは、今からシナが投下されれば一発逆転という事…か。
19名無しさんだよもん:03/01/17 13:49 ID:9DzAaozl
とりあえず葉鍵でサークル作れよ
20名無しさんだよもん:03/01/17 14:00 ID:XRN+o32x
>>19
それじゃ目的が変わってる・・・
21名無しさんだよもん:03/01/17 14:00 ID:nIxr7DR8
1さん それでも昼間っからお酒は(>_<)イクナイ
22名無しさんだよもん:03/01/17 14:08 ID:PVvDLktZ
(>_<)イクナイ ←なんかむかつく(w
23名無しさんだよもん:03/01/17 14:13 ID:FW3f5/6W
俺に指図じゃねぇ〜( ・∀・)つ)´Д)

簡単な事じゃないか。
俺には微力ながらも、SSを書く能力が備わっている。自分で書けばいい。
もう答えは出ている。あとはノートパッドを開くだけだ。
だが…。
肯定的意見を並べて道を絞ってしまったせいで、ついに押さえ込んでいた不安が蓋を開けた。
俺は、稚拙だ。まだ人を唸らせる程のシナリオを書く技術がない。
なら何故立てた? 力をつけてから、ネタを用意してから立てれば全ては上手くいったはずだ。
そうやって数時間前の自分を攻める事で、俺は心の安定を図る事しかできなかった。
24名無しさんだよもん:03/01/17 14:19 ID:FW3f5/6W
今は(>_<)をいたぶる事しかできないけれど。
いつかは強さを身につけて知る。
決まらない発売日がまだ遠くにある。
願いだけ秘めて 見つめてる…。 第一部完(ジャンプ十週打ち切りエンド)
                 
25名無しさんだよもん:03/01/17 14:30 ID:FW3f5/6W
まあ気長に逝こうか。

ここは打倒葉鍵を目指すシナリオ創作スレッドです。
葉鍵板を盛り上げるものなら、どんな形態でも構いません。
オリジナルシナリオ・SS・DNML・企画など。
企画に関するネタで雑談も大いに結構です。
葉鍵を自分たちで大いに盛り上げ(る努力を)ましょう。
26名無しさんだよもん:03/01/17 14:34 ID:r8dZxPid
葉鍵板内で打倒葉鍵か…
番場蛮みたいだな、何か…
27名無しさんだよもん:03/01/17 14:38 ID:2Q8SQ2yH
ここで書くくらいならキャラスレに落とすよな……
なんかこのスレでやるといいことあるの?
28おおさか@つちへん ◆Fok/OOSAKA :03/01/17 14:40 ID:oUCSE/bf
この広い板の中には、逝き場のないネタという物もありますし。
色々あってキャラスレに顔を出せない者も居るわけでして……(笑
29名無しさんだよもん:03/01/17 14:51 ID:sazzSK3X
   ノ 百   |    _|_   
 イ ┌─┐ ̄|フノ|    |    
  |  心`  ノ|  |   |  ̄   
  |  夂   |  し   |  ̄

ーー十ー  ー十ー  __     
  ノ |     ノ          ____
 ノ  |    ノ                 
ノ   |   ノ     ____  

  | ー十              
 |   |    
 |   |        
 |  ○ヽ 
         ,  、           | __  ー亠  |  ー十一 _|     ̄ ̄フ   | 
 、___  ノ─十一    | ヽ   |       く,  | |  ー十一   |フノ|  −<   |
          ─十一    |   ヽ |        ノ ノ | |    |_  ノ|  |     ) 
        __|__ ノ ヽ__  | (__    ノヽ 亅  ○  ヽ  |  し  ○ノ   ・
30名無しさんだよもん:03/01/17 15:01 ID:3E0AOjIn
【葉鍵に続け】、とか【葉鍵を救え】、の方がよかったかな。
まあいいさ。どうせ長くは続かないだろうし。

このスレは葉鍵に関連しないオリジナルを投下できる、と。
オリジナルなら創作文芸に行けって話だけど、あそこはエロゲーっぽい話は皆無だからな。
自己顕示欲バリバリの人でもいい、オリジナルのエロゲシナリオを見たいと思ったわけさ。
ゲー制も進行遅いし、企画倒れてシナリオも抹消される可能性が高い。
31名無しさんだよもん:03/01/17 15:04 ID:3E0AOjIn
一番行き場の無いものはオリジナル。
この板でポスト月姫を出していこうじゃないか。
32白痴ん ◆GN8o74u/Yc :03/01/17 15:10 ID:5EERcRe5
壁|∀・彡
33(>_<):03/01/17 17:50 ID:wNa+9aFn
そんなに僕のこといじめちゃ(>_<)イクナイ
34名無しさんだよもん:03/01/17 21:37 ID:PxxV7fO7
罪悪感と言うものはどこから生まれてくるのだろうか。気が付くと申し訳ない
気分になっている。自分が如何に駄目な人間であるかは、今更のように心の奥底で肥大化し、
自分自身を潰してしまうような気がした。
気が付くと、俺は道路につったっていた。
右足を前にだして歩くように体に命ずる。
一歩、二歩、……
俺は学校に行く事にした。

校門を潜ると、いつもの学校である。だが、俺の中の何かが世界にフィルターを掛けて、
黒く見せている。視界がぼやけてどんどん暗い気持ちになる。
そのときに俺は悟ってしまった。自分ほど情けない人間はいないと言う事に。
嘘ではない。目を大きく開いて正面を凝視せよ。耳を済まして辺りの囁きを聴きとれ。
――聞こえてくる話し声。いつもと変わらぬ生徒立ちの談笑。いや、違う。
これは全て俺を見てアザ笑っている声なのだ。生徒たちはみんな知っている。
俺がどんなに情けなくて、馬鹿で、無力で、いくじ無しで、そして駄目な人間だと言う事を。
人々はそんな俺を見て哀れみ、同情し、あざ笑う。間違いない。
人は俺をみて笑っている。どうしようもなく馬鹿な俺を見て……。
いてもたってもいられなくなった。恐怖のあまり横を向く事すら出来ない。
耳を塞ぎたくても、それすら出来ない。いっその事、俺は今にでもこの世界から
消えてしまいたい!
そう思っていたときである。俺の肩に誰かが手を乗せた。
「……おはよう」
生気ない声で俺に挨拶したのは、幼馴染みの「長森 瑞佳」だった。声を掛けられても
お互い話す事などなかった。終始無言で学校にはいる。
35名無しさんだよもん:03/01/17 21:39 ID:PxxV7fO7
というのを、むかし書いたなあなんて、思ってみたり。
36名無しさんだよもん:03/01/18 00:25 ID:6sRDdq7s
>>33
うざいよ( ・∀・)つ)´Д)
37じゃあ俺も:03/01/18 02:27 ID:EsA73wgF
>>33
( ・∀・)つ)´Д)
38(>_<):03/01/18 10:00 ID:w1qb4zp4
>>36-37(゚Д・) ……!

そんなに殴っちゃ(>_<)イクナイ
39名無しさんだよもん:03/01/19 00:55 ID:bfOPNkQZ
>>38
そのイクナイむかつくんだよ( ・∀・)つ)´Д)
40名無しさんだよもん:03/01/21 15:49 ID:OFoQZjus
>>38
安らかに逝って下さい( ・∀・)つ)´Д)
41名無しさんだよもん:03/01/22 23:24 ID:2LJLpSrZ
>>1氏ね 放置すんな
42名無しさんだよもん:03/01/22 23:29 ID:941IDzC+
かかってこいや(`_ゝ´)
43名無しさんだよもん:03/01/22 23:49 ID:941IDzC+
ったくこのまま放置しとけばdat落ちしたものを…。
ひとの暗い過去をいつまでもひっぱるんじゃないよ坊や。

>>38
げんこつと肉棒、どっちか選びな

44名無しさんだよもん:03/01/23 00:24 ID:pVPafx5M
なんつーか、もっと野心に溢れた輩がこの板にはおらんのか?
SSもいいけど、たまにはオリジナルで皆を一泡吹かせてやりたいとかさ。








おれがいえる事じゃねえが
45名無しさんだよもん:03/01/23 00:26 ID:MQb+P+My
>>44
考えられる人間は居ても、行動できる人間は居ないのさ。
葉鍵板にはな。
46超先生 ◆RunoAOMURA :03/01/23 00:28 ID:vCpO+Pt0
         ∧_∧
         < `ш´>   私みずから応募してもいいだろうか。
       _φ___⊂)
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    | 誰彼百円 |/
47名無しさんだよもん:03/01/23 00:40 ID:pVPafx5M
絶対書けよ。
ただAA使いたかっただけとか抜かすなよ?
48名無しさんだよもん:03/01/23 00:41 ID:MQb+P+My
>>46

  ∧_∧__フムフム・・
 ( ´ー`/  /
 (   ,/_〇                   ♪
 |   |旦                ♪   ∧∧ オレニマカセロ
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|            ヽ<`ш´ >ノ   オレニマカセロ
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |             (  へ)
  |              |             く


   ∧_∧  デストローイ!!  
 |\ΦДΦ)   /|
 ○ <  ζ) <  ○                      人人
 | >  旦  > |                    ∧∧  カンカンオレオレ!!!
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|              ヽ<`ш´ >ノ
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |                (  へ)
  |              |                 く
    

49名無しさんだよもん:03/01/23 00:42 ID:pVPafx5M
とまあ、殺伐するのはこれくらいにして。
シチュSSを書きたい素人さんは山ほど居るんだよな。
そういう子達にちょっと知恵つけてみるのはどうだろう。
ストーリーの初歩なら教えてあげようぞ。
50名無しさんだよもん:03/01/23 00:55 ID:pVPafx5M
釣り失敗。
ああもう…すれた子達しか居ないのね。
51おおさか@つちへん ◆Fok/OOSAKA :03/01/23 01:16 ID:POs2tcmC
教えて、えらいひとーヽ(´ー`)ノ
52名無しさんだよもん:03/01/23 01:44 ID:pVPafx5M
おまえSS書かへんやろ。
半端もんは帰れ!
53名無しさんだよもん:03/01/23 01:51 ID:pVPafx5M
(´−`).。oOまあいいや…とりあえず暇つぶしにはなるだろ

ちゃんとしたストーリーの書き方というと、起承転結やら設定などの概念から教えていくのが普通だ。
だが俺は違うぞ。そんな面倒臭い事いちいち言いたくないし、聞きたくもないだろう。
教える事はただひとつ。登場人物の枷を作れ、と。
54名無しさんだよもん:03/01/23 02:00 ID:pVPafx5M
例をあげると、
・目的(犯人を捕まえる、使徒を迎撃、魔物を狩る)
・弱み(母親に忘れ去られた事、死んだ弟にしてしまった過ち)
他にも色々あるが、話が進むにつれて登場人物を苦しめるという部分が共通項。

それさえ考えてしまえば、あとは状況を悪化→好転→さらに悪化→ひと悶着あって→解決と話を転がしていけばいい。
55名無しさんだよもん:03/01/23 02:19 ID:pVPafx5M
なんか飽きてきた…
おおさか、きつい事いって御免ね。
別に戻ってこなくてもいいけど。
56名無しさんだよもん:03/01/23 02:28 ID:pVPafx5M
判りやすく葉鍵で例えてみようか。
誰がいいかな…じゃあナギ―で。

・ナギーの枷…流産がきっかけで、母親に自分の存在を忘れられてしまう
       
という状況が彼女を追い詰めているのですな。
で、これが話の軸となる。
57名無しさんだよもん:03/01/23 02:49 ID:pVPafx5M
状況説明)美凪の母は病気を患っている(体は健康そう
事件)美凪のことを「みちる」と呼ぶ母。
 枷)流産がきっかけで、母親に自分の存在を忘れられてしまった。
テコ入れ)最高による助言&後押し。
解決)自ら母の元へ戻り、母は美凪のことを思い出す。

となるわけだが…すげえ見づらい上に判りづらいな。
まあいいや。とにかく最初はプロット(話を見せる順番)は気にせず、枷の流れを作ることから始めよう。
58名無しさんだよもん:03/01/23 02:54 ID:pVPafx5M
このまま続けてたら日報に晒されちまう!

dat落ちまで放置の方向で
59パッヘルベル:03/01/23 05:08 ID:XQDN1EoW
なんだよ。葉鍵シナリオライター募集の報告スレかと思って来てみれば
これかよ。

どっか本当にスタッフ募集してるとこないなな・
60名無しさんだよもん:03/01/23 17:16 ID:bDyv3ILP
>>53-
ここまで極端に厨向けなSS執筆法ってのも珍しいな。逆の意味で参考になる。
61名無しさんだよもん:03/01/23 17:23 ID:iMJ/3rfC
60様が上級者向けの執筆法を伝授されるそうです。
62名無しさんだよもん:03/01/23 17:28 ID:bDyv3ILP
          i            ∧       \ヽ!
.         |        , /| /:::::l ト、  .  ヽ
       |        /|イ、l_;;:::::::|ノ_,.ゝ. ト、 ト、l   ククク・・・・・・・・・・
       |      ,イ/`''‐、_,リ:::::::;リ,. -ヘト | ヽ! `
       |  , ‐、 r■■■■■■■■ヽ!      いいのかよ>>61・・・・!
        |   { f、|.|■■■■■■■■
       ,'   ! ト||::::::u   u  r __::::::\'l|     オレが教えるとなったら・・・・・・
.      /   `ー'ト、::::. ー----------;ヲ│      遊びじゃなくなる・・・・・・!
      /  /|   | :\:::.` ー-----‐'´ / !
   ,∠-‐/   |.  |  :::\:::. ー--‐  /!ヽ.ヽ    書かせてもらうぜっ・・・・・・!
  二 -‐''7   |  |    ::::\::.    , ' |  ト、\     ネタレスの域を
.     /    |.  |     ::::`‐、/ レ   ト、`''‐      超えてっ・・・・・・!
.    ,'      ト. |      :::|  イリ   :!  `''‐
63名無しさんだよもん:03/01/23 17:43 ID:iMJ/3rfC
           ∧__∧
         < `ш´> …
       _φ___⊂)_   
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    | 誰彼百円 |/
64名無しさんだよもん:03/01/23 19:24 ID:wwlehGvv
シナリオ作法なんて90パーセントは自分で見につけるものだろ。
厨向けじゃない作法なんて、そもそも初心者には理解できない。
と思うのだがどうだろう、60よ。
65名無しさんだよもん:03/01/24 02:00 ID:KtzNsYEt
作るから、あと1年待って
66名無しさんだよもん:03/01/24 08:55 ID:pq79AVzP
了承(一年)

一年間保守してやるからな。おまえのために
67名無しさんだよもん:03/01/25 08:01 ID:o9oc9g0i
とりあえず、53-54,56-57の言ってたことは、一種の劇作法として正しい。
そしてまた、ド素人劇作にありがちな罠を回避するために充分に有効な手段だ。
スレの趣旨、流れ、需要などを考えてみても、充分に意味のあるレスだろう。
確かにまぁ、劇作の前に日本語の書き方に気を配ったほうがいいSS書きも多いが、漏れ個人としては「文法が正しいけど話になってない」ものより「文章はおかしいが話として成立している」もののほうが良いと判断する。

まぁただ単に、>60の言いたいことがさっぱりわからん、ということなんだが。
68名無しさんだよもん:03/01/25 11:49 ID:7zbA4eWC
皆がこのスレを中途半端に保守するので、また俺のキーボードオナーニの場となりました。
恨むなら全て  パ  ッ  ヘ  ル  ベ  ル  をうらんでくださいね。
69名無しさんだよもん:03/01/25 11:52 ID:UAGkPjCV
村上春樹にシナリオ書いてもらおう。
香具師なら葉鍵ヲタが満足できるようなシナリオを書けるはず
70名無しさんだよもん:03/01/25 11:53 ID:LPm8p+xq
>>67
それは高学歴、高感性向きの作法だろ。
(一応、褒め言葉)
71名無しさんだよもん:03/01/25 11:58 ID:7zbA4eWC
でもな、俺は思うわけよ。
素人には執筆法を教えるより勉強法を教えてやった方が効率いいと。
ほとんどのマニュアル本にも書いてないけどさ、読むほうとしては一番それが知りたかったりするんだよね。
まあ、それは要するに上手なパクリ方を教えろってのと一緒だから見も蓋もない言い方なんだけどさ。

72名無しさんだよもん:03/01/25 12:06 ID:7zbA4eWC
70は
「文章はおかしいが話として成立している」
について、「高学歴、高感性向きの作法」といったのか?
もしそうなら、それは誤解だと言っておこう。
シナリオを転がすなら誰だってできる。
「おもしろい」場面を作る能力も、案外簡単に習得できる。

…って、何かぱちもんのシナリオ作法本みたいな煽り方だな。
73名無しさんだよもん:03/01/25 12:12 ID:LPm8p+xq
>>71
シナリオ書きたい奴がどういう現実を見てるかで教育は変えるだろ。
物語から、物語より上位の構造を読み取る批評家もどきと
物語を楽しい、つまんないの間で判断する馬鹿では同じ方法論を共有出来るとは思えない。

>>72
むしろ、53、54の方法論を転がすと、一般人的な作家はトラウマを弄くることしか出来ネーから
既存のトラウマを止揚、新規のトラウマを提示出来る奴しか俗に言う文学的な事が出来ないって事。
誰でも、「おもしろい」場面を作ることは出来ると思います。
74名無しさんだよもん:03/01/25 12:13 ID:7zbA4eWC
最初は「面白い場面」とか萌え等のアタッチメントは考えない事にする。
あくまでストーリーを完結させるという主旨な。

まず前にもいった様に テーマ決め から始まる。
次にやる事は、そのテーマをどう転がすかだ。
転がし方というのも数はそう多くない。
一見複雑な長編シナリオも、ここを基盤として…………ああもう説明飽きた。いきなり実践いくぞ。
75名無しさんだよもん:03/01/25 12:36 ID:7zbA4eWC
の前にレスだ。

ライター志望の性格(個)によって教育の仕方は変えなければならないってことか?
それなら71の意見に同意してくれよ。
パクリ方を教われば、シナリオのどの部位からでも自分で抜き出していけるんだからさ。
もちろん、同じパクリ論から抜き出したシナリオの作法論は、両者の個によってことなるわな。

53,4であげた方法論だと、皆似通った枷を作るだろう、と。
そりゃあそうさ。同ジャンルで新規のトラウマなんてありゃしない。
本当におもしろい奴は、ありふれた枷をうまく料理できるからおもしろいんだ。
新規のアイデアが無きゃすぐ煮詰まるという考え方は、長期連載作家にしか掛からない悩みだ。
……といいたい放題言ったはいいが、73の「文学的事」の意味を理解してなかったな。
そもそも文学はよくわからんし………
まあ、こんな読解力のない俺でも、シナリオを転がす事くらいはできるってことさ。
わかったら俺より素人のかた達カモーン。
76名無しさんだよもん:03/01/25 12:43 ID:7zbA4eWC
例は何がいいか…皆が知ってるものがいいな。しかも短編。
あ、話づくりを勉強する時は、いうまでもないが短編からだぞ。

じゃあ…エヴァの第9話 「瞬間、こころ重ねて」 でいこう。
シンジとアスカが同居する話やね。
77名無しさんだよもん:03/01/25 12:45 ID:LPm8p+xq
>本当におもしろい奴は、ありふれた枷をうまく料理できるからおもしろいんだ。
やっぱ、この辺があんたと俺との考えの差だよな。
つぅーか、もっとデリケートな部分の差が集約される。
俺は「料理の巧い奴が巧い料理を作り、巧い料理を作る奴が巧い料理人」ではなく
「お前の作ったこの料理を俺は巧いと思う」。
78名無しさんだよもん:03/01/25 13:03 ID:7zbA4eWC
・シンジとアスカの枷…使徒を倒す事。

テーマが決まったら、次は転がし方な。とりあえず、この回で理解すればいいのは
「成功」「失敗」「前進」の三つの転がし方。

「成功」はテーマが完成した時のみ。つまり、一番最後で使う訳ね。
登場人物はこれを目指して行動する。

「失敗」はテーマが文字通り失敗した時。これは作中に何度も使われる時が多い。
いわゆるピンチってやつやね。
「失敗」というのはあくまで俺定義であって正式名称はしらんぞ。
だから広い意味でいうと、主人公を苦しませる・追い詰める自称全般かな。
探偵であれば手がかりが費える・格闘なら敗北・人情なら鬱展開。
シナリオ作法では、枷とこの失敗がでかい程おもしろいと言われている。

最後に「前進」。これも俺定義で決めた言葉なんで意味だけ理解して。
要するにヒントって事。主人公が失敗・行き詰まった時にこれを出す事で、話の流れがスムーズになると。
79名無しさんだよもん:03/01/25 13:09 ID:7zbA4eWC
>>77
読解力無いっていってるのに、どうしてそう難しいことばかり…。
まあおもろそうだからいいけど。次は判り易い解説希望。

80名無しさんだよもん:03/01/25 13:16 ID:73k2/fsm
ID:LPm8p+xq
抽象的すぎて実地のシナリオライティングに適用できない概念を
振り回している。
ID:7zbA4eWC
実践的すぎて既存の枠組みを突破できそうもない。

どっちもどっち。
いっそのことおまいらコンビ組んでシナリオ書け。
81名無しさんだよもん:03/01/25 13:34 ID:7zbA4eWC
>>実践的すぎて既存の枠組みを突破できそうもない
このくだりがよく判らんな。
俺が完全な素人用の講義を行っているのは判るよな?
なのにちみは、その素人にいきなり「既存の枠組みを突破できる(斬新・秀逸な)シナリオ作法」を教えろという。
さすがにそれは…なあ。
あとLPは俺の論に対して話を膨らませてるだけで、最初から人に教えようとかは思ってない、と思うぞ。
82名無しさんだよもん:03/01/25 13:36 ID:7zbA4eWC
ああ、80は俺の能力について言ったのね。うん、多分それであってるさ。
83名無しさんだよもん:03/01/25 13:39 ID:7zbA4eWC
エヴァ弟9話のおおまかな  す  じ  。

・序盤でいきなり使徒襲来。
・シンジとアスカ、チームワーク皆無。倒したと思いきや、使徒の奥の手(分裂)により反撃を受けて敗北してしまう。
・これからの作戦指揮の事で悩むミサトに、加持が立案した解決策を送る。
・その作戦内容とは、シンジとアスカを完璧にユニゾンさせること。そのために同居して特訓。
・練習がうまくいかず、イラつくアスカ。そこに追い討ちをかけるように、レイがシンジとのユニゾンを完璧にこなしてみせる。たまらず逃げ出すアスカ。
・シンジに励まされる前に、自分で立ち直るアスカ。再び練習再開。
・完璧なユニゾンにより、使徒を撃破。 

なお、アスカ・シンジの枷とは別ルートでミサト・加持のドラマも展開しているが、枷とは関係ないので省略。
84名無しさんだよもん:03/01/25 14:00 ID:7zbA4eWC
「シナリオを一から勉強して〜、話として完成したSS書きたいんだけど〜、誰か教えて〜みたいな〜」
↑のような人こないかな…。
まあいいさ、「優れたオナニーは一生心に刻まれる」と誰かが言っていた。がんばろ

じゃあ、上の  す  じ  に、三つの定義を当てはめてみよう。
枷 ・序盤でいきなり使徒襲来。
失敗@・シンジとアスカ、チームワーク皆無。倒したと思いきや、使徒の奥の手(分裂)により反撃を受けて敗北してしまう。
前進・これからの作戦指揮の事で悩むミサトに、加持が立案した解決策を送る。
前進・その作戦内容とは、シンジとアスカを完璧にユニゾンさせること。そのために同居して特訓。
失敗A・練習がうまくいかず、イラつくアスカ。そこに追い討ちをかけるように、レイがシンジとのユニゾンを完璧にこなしてみせる。たまらず逃げ出すアスカ。
前進・シンジに励まされる前に、自分で立ち直るアスカ。再び練習再開。
成功・完璧なユニゾンにより、使徒を撃破。 

こんな感じ。ひとつのテーマを後退させては前進させ…の繰り返しが、話の流れの基本形。
ただあくまでこれは基本形だ。自分なりに発展させなければこの段階では面白くも何ともない。
こんなにシンプルな手法を使ってるのは、それだけシンプルな話ということ。
まあなんだ、さっさとこれを覚えて次のステップを自分で踏め、と。

ちなみに、この す じ とかなり酷似した作品が「フルメタル・パニック!」短編集に使われてた。
パクリとか言う訳じゃなく、よく使われる基本的な  す  じ  だという事を判って欲しかった。
85名無しさんだよもん:03/01/25 14:09 ID:7zbA4eWC
もーこうなったらな、素人でも玄人でもいい。
誰か来い。そして加わるか荒らすかしろ。
シナリオ・SS作法討論でもいいさ。
86名無しさんだよもん:03/01/25 14:17 ID:Y/agCGRK
シナリオ構成の作法とか教えてくれる良いサイト教えてYO!
87名無しさんだよもん:03/01/25 14:22 ID:7zbA4eWC
↓見てないのでよく判らんが数ぅ茶あたる、とりあえず列挙しておくか
http://www2.ocn.ne.jp/~river/sousaku/top/top.html
88名無しさんだよもん:03/01/25 14:22 ID:7zbA4eWC
89名無しさんだよもん:03/01/25 14:24 ID:0B69g7BO
ためになるなぁ…
90名無しさんだよもん:03/01/25 14:25 ID:7zbA4eWC
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1027785801/-100

ただな86よ。ちみのレベルや知りたい事を細かく書かないできぼんぬしてる以上、教える側としてはなんとも言えんのじゃよ。
91名無しさんだよもん:03/01/25 14:28 ID:Y/agCGRK
>>90
( ^∀^) その辺のサイト見てから自分のやりたいこと見直してくるよ
92名無しさんだよもん:03/01/25 15:20 ID:+ETLIiIg
http://profiles.yahoo.co.jp/tengaiten2002
      ★私のお部屋★
93名無しさんだよもん:03/01/25 15:57 ID:7zbA4eWC
焼きたてジャパンが面白すぎます。
久しぶりに二次元キャラで萌えたわ…
あの作者の話って毎回展開が読めるけど、それでもおもろいんだよなぁ。
 
94名無しさんだよもん:03/01/25 16:01 ID:7zbA4eWC
月乃(`_ゝ´)フオ―――! 

まあこのスレとは何の関係もないんだが。
無理やりこじつけるとしたら、パターンが毎回同じでも面白い作品はできるという所か。
スレイヤーズ短編などは悪い例だが、初心者が定義を覚えるには適しているのかもね。
95名無しさんだよもん:03/01/25 16:11 ID:7zbA4eWC
ラブひななんかも、まさにおんなじことの繰り返しだ。
中身は薄かっても、途中から読んでなんとなく判るつくりだった。
読みやすさも売れに貢献したんだろうなあと語ってみる。

そんな俺は、赤松の次回作への不安>期待でいっぱいなのであった。
ただのラブコメでは無いらしいという部分がまた危なっかしい。
…しかし、奴が別の要素を今まで隠していた or ちゃんと勉強してきたとすればあるいは…。
内容よりも赤松漫画の新たな歴史展開が注目です。
9667:03/01/25 16:57 ID:o9oc9g0i
うわ、なんか一気に盛況。

とりあえず、ここで論じてるのは「(使える)ライターになる方法」なのか?
それとも「とりあえずSSを書く方法」なのか?

これによって随分と必要な資質に差が出てくるんだが。
97名無しさんだよもん:03/01/25 17:20 ID:Z6Si7w5V
思いつきで「とりあえずSSを書く」方法では長いものが書けない。
というわけで、ある程度の定義をシチュ書き・SS書きに知恵つけることで
このスレで新しい企画を生む若者を量産しようという…試みだ。

だがしかし!
練習生が皆無じゃ! これもひとへに、スレ立て序盤の大切さを物語っているというもの。
したがって、「(使える)ライターになる方法」を論じるのもアリ!
98名無しさんだよもん:03/01/25 17:26 ID:Z6Si7w5V
知ってるもの同士がシナリオについて熱く語る姿…。
若いSS書きは、そんな男達の背中を見て育つのだ。

今後の展開として
・俺の教え方にケチをつける
・売れるシナリオとは? KEYはなぜ売れる!?と無駄に熱く語る
・俺に代わって講義してくれる猛者を待つ
・評論家と毒舌を交し合い、殴り合いにまで発展してしまう(えんたていめんと)
・俺のオナーニを皆で観賞する
99名無しさんだよもん:03/01/25 17:27 ID:Z6Si7w5V
まああれだ、簡単に略すと96のどちらでも良いと。
100名無しさんだよもん:03/01/25 17:44 ID:gaejDc0N
まああれだ、お前ら大塚英志の本でも読んでろと。
101名無しさんだよもん:03/01/25 17:52 ID:Z6Si7w5V
あのタロットみたいなやつ?
…って、詳しくは知らんが。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Christie/5336/
102名無しさんだよもん:03/01/25 18:09 ID:rzXNPXkQ
103名無しさんだよもん:03/01/25 18:12 ID:gaejDc0N
しかし、物語の構造的には

WA≒痕>MOON.>雫&ONE>TH&Kanon&こみパ
(この↑周辺にAIR)

くらいだと思うが、この板的重要度には間違いなくTHやKanonが
上位に来る。結局葉鍵板がコミュニケーションツールで
あることを考えれば、二次創作やシチュに展開しやすいことが
第一であって、物語の構造は二の次なんじゃないのか?
(痕は両面が優れているから未だに名作として数えられるのでは
ないかと思うが)

こみパも二次創作やシチュのネタは豊富だが、「最初からギャグを
目指している」という点でやや劣る。シリアスな原作のギャグシチュは
面白いが、ギャグな原作のシリアスシチュはなんか居心地悪いしな…
104名無しさんだよもん:03/01/25 18:21 ID:LPm8p+xq
山場のある起承転結と、分かりやすく偏差値五十テーマと
客を不快にさせないキャラがあれば食いっぱぐれないは売れるだろ。

>>103
>結局葉鍵板がコミュニケーションツールで
>あることを考えれば、二次創作やシチュに展開しやすいことが
>第一であって、物語の構造は二の次なんじゃないのか?
この考え、俺は物凄く好き。非日常の儀式だって、派生的な日常で、
彼女がいない俺には彼女との楽しい思い出はないけど
彼女の居ない同志達と彼女連れを罵倒するっていう思い出は出来る。
105名無しさんだよもん:03/01/25 18:24 ID:gaejDc0N
ID:LPm8p+xq
・抽象的すぎて実地のシナリオライティングに適用できない概念を
振り回している。
・実は真性だった。
106名無しさんだよもん:03/01/25 18:27 ID:LPm8p+xq
実地ってやつを具体的に教えてくれ。
コミュニケーションツールとして売れるエロゲはどんな形式だとかか? 
107名無しさんだよもん:03/01/25 18:40 ID:Z6Si7w5V
実地のしなりおらいてんぐ 
論ではなくシナリオを書くという作業。
108名無しさんだよもん:03/01/25 18:46 ID:gaejDc0N
修正

ID:LPm8p+xq
・抽象的すぎて実地のシナリオライティングに適用できない概念を
振り回している。
・ダメオタヒッキーすぎて実際のシナリオライター志望者が引く思い出を
振り回している。
109名無しさんだよもん:03/01/25 18:50 ID:Z6Si7w5V
こみぱという作品はよくできてるな。
何がいいって、あの作品背景でよくあそこまで頑張ってくれた。
60点満天で55点をあげよう<声優っ子シナリオ
110名無しさんだよもん:03/01/25 19:10 ID:Z6Si7w5V
ようは、名シナリオで信者を呼び込み、キャラゲーで話題を作る。
この二つが成り立ってこそ板で長く親しまれるブランドとなる訳か。
まあ当事者たちは決してそんな策略めいたもんではなく、予算や期間・スタッフの好きなもんで作ってるみたいに見えるけど。
111名無しさんだよもん:03/01/25 19:15 ID:Z6Si7w5V
他の住人とのコミュニケーション摩擦を感じたため、急遽第二講を始めます。
112名無しさんだよもん:03/01/25 19:16 ID:TvfhMY5u
210本の作品が見放題! 完全無料オナニーサイト!
http://www.gonbay2002.com
113名無しさんだよもん:03/01/25 19:19 ID:Z6Si7w5V
ありません。次のかたどうぞ。
114名無しさんだよもん:03/01/25 19:33 ID:Z6Si7w5V
次は何やろうかな…っつっても、俺の腕じゃやれる事は限られてるか。
じゃああれやろう、あれ。
さっきは一つのテーマを転がしたけど、今度は複数のテーマを転がしてみよう。
テーマを増やした場合、短編以上の長さがないと情報を伝えきれない欠点があるが、その分趣向の幅が広がり面白くなるという甘味がある。
さっきのエバアで飛ばしたテーマ ミサト×加持。大人の恋愛事情みたいなの。
シンジとアスカの中学生同士の係わり合いが展開される裏で、舌を入れたり出したりしてます。
115名無しさんだよもん:03/01/25 19:34 ID:A5soWBWy
不慣れなうちは解りにくいものを書くな、ってことかな。
単純なシチュの繰り返しにイベントを織り込んでいくとかだと簡潔。
一個の長ったるい話を延々と難しい言葉で見せられても面白くない。

まあ、例えば一日区切りの短編連作を「最後まで」予定して、一本にまとめあげるって作業。一回づつ書き上げては次の話を考える週刊連載漫画家みたいなことやってると、普通に矛盾だらけになるから。結末だけはおぼろげでも考えておくべきだね。
で、流れのなかに、緩急を付けたり、明暗をクッキリと分けることで、印象深いシーンを造っていく。
ラストは、初めからの流れの大筋に決着を着けるものであることが重要。どんでん返しでもかまわない。中途半端な終わらせ方が一番つまらない。

こんな感じかな。一番初めはゆっくりと考えてから始めるのがいいと思う。
116名無しさんだよもん:03/01/25 20:02 ID:Z6Si7w5V
抽象的すぎるぜおやっさん。
俺ほど具体的にして安い言葉で攻めろとは言わないが。
なんか長編とかを沢山書いているような口ぶりで達者そうではあるが、
習いたくとも「緩急を付けろ」「明暗をくっきり」とかじゃ、少なくとも素人や俺には理解できないし実践も無理。
もっと噛み砕いて教えて、えらいひと!
117名無しさんだよもん:03/01/25 20:11 ID:Z6Si7w5V
続き。
やり方は簡単だ。…というより、簡単な方を取り上げる。
まず一方のテーマを完成させる。(シンジ×アスカ)
次にもう一つのテーマを完成させ、(ミサト加持)二つをバランスよく混ぜる。
混ぜ方については…自分で工夫してみて。

テーマを二つ置いた場合、どちらかがメインをはる事となる。
このうち、メインでは無い方のテーマには伏線やサイドストーリー等が展開される。
うーむ、なんか良い例はないか…
118名無しさんだよもん:03/01/25 20:18 ID:gaejDc0N
「葉鍵板」と関係ないのになぜ「EVA」?
http://nara.cool.ne.jp/mituto   
119名無しさんだよもん:03/01/25 20:21 ID:Z6Si7w5V
おまえはもう一回ログ読んで来い。
120名無しさんだよもん:03/01/25 20:24 ID:Z6Si7w5V
76 :名無しさんだよもん :03/01/25 12:43 ID:7zbA4eWC
例は何がいいか…皆が知ってるものがいいな。しかも短編。
あ、話づくりを勉強する時は、いうまでもないが短編からだぞ。
じゃあ…エヴァの第9話 「瞬間、こころ重ねて」 でいこう。
シンジとアスカが同居する話やね。

ってちゃんと言ったはずだ。
第一、葉鍵なんて長編しかないのにどうやって例にしろと?
…なーんて嘘ウソ。怒ってないから戻ってきて!
121名無しさんだよもん:03/01/25 20:29 ID:Z6Si7w5V
67タソ戻ってこないかな…。
ライターの成り方でもSS書きの成り方でもいい、
俺とは別のラインで何か講義して下さい。僕一人じゃ恥ずかしっ
122名無しさんだよもん:03/01/25 20:29 ID:uh36LVke
123名無しさんだよもん:03/01/25 20:29 ID:uh36LVke
124名無しさんだよもん:03/01/25 20:30 ID:A5soWBWy
んじゃ、Kanonっぽくしつつ、例を極端に取ってみよう。緩急。
・祐一が歩いていると、名雪が来て、隣りを歩こうとしてくる。
 天候も晴れていたりして、なにごともない平和な一日。
 穏やかに流れる時間にしてみる。
・祐一がぼけっとしていると、あゆがたい焼きを食い逃げしてくる。
 え、え、え! とか驚いていると巻き込まれて連れ去られる。
 予告無しの、分かりやすいトラブルで驚いている主人公。
 キャラのイメージを強調する場合は、こういったイベントだとやりやすい。
・食い逃げ二度目。
 同じような展開をやったあとに、再会だったことが明かされる。
 その後の会話がいつもとあまり変わらないようにして、自然な流れで日常に。

↑、普通のときと、トラブル(=イベント)の繰り返しで成り立つ場合。
この場合、初めに「何事もない一日」という流れに、トラブルがあるのが緩急。
明暗。
・普段、明るい名雪を日常に描いて、好きだの告白だのといった話になる。
 明るくなってくる状態。
・晴れて恋人に。
 単純に、幸せそのもの。
・秋子さん事故に逢う。
 絶望にまっさかさま。幸せからいきなり最悪の事態に陥れること。
・ラストでの祐一の恥ずかしい言葉での告白。
 名雪が立ち直る。
といった具合に、盛り上げて盛り上げて、どん底に落として……
最後にそのどん底から引っ張り上げる、というのがKanonの基本形やね。
このあたりは失敗と前進と成功のパターンの流れと同じだから説明する必要は無いと思ったんだけど。

この場合、幸せであればあるほど、突き落としたときの落差で、読んでいる人間を錯覚させる。そこからまた幸せな状態に昇らせることで、落とした分まで加わった落差で、錯覚を強める、と。
125流水塔:03/01/25 20:33 ID:Z1L1k9xj
なんかよく理解らんが
大切なのは中身じゃないのか。
書き方なんざどうだっていい。





と読者は思っているはず。
126名無しさんだよもん:03/01/25 20:39 ID:A5soWBWy
どんなに素材が良くても料理人の腕がへぼければもったいない、だから多少は頑張ろうよ、っていう主旨なんじゃないの?

それが、投げたり飲んだりするような曲芸じみた包丁さばきなのか、
手をまるめて添えて切ることから教えるのかの違いなだけで。

包丁を振り回すか、まともに千切りくらいは出来るようになるか。
けっこう違いは大きいと思うけど。
127名無しさんだよもん:03/01/25 20:41 ID:Z6Si7w5V
スレの流れを読むことで、今の状況・俺たちのしている事がわかります。
「書き方なんざどうだっていい」とかのたまう時点で、ああ流水がまた…


と読者は思っているはず。
…と冷たくあしらうのも飽きた。
ここまでの形跡を総括してみよう。だいぶ1の時と主旨への心構えがかわっとるからな。
128名無しさんだよもん:03/01/25 20:42 ID:Yy7wPP8f
ところでさ、よくある感想で”キャラを借りてるだけ”ってのがあるじゃん?
あれの一般的なボーダーはどこらへんにあるのか、ひとくさり唸ってくれ。
129名無しさんだよもん:03/01/25 20:49 ID:gaejDc0N
そもそも、

49 名前:名無しさんだよもん 投稿日:03/01/23 00:42 ID:pVPafx5M
とまあ、殺伐するのはこれくらいにして。
シチュSSを書きたい素人さんは山ほど居るんだよな。
そういう子達にちょっと知恵つけてみるのはどうだろう。
ストーリーの初歩なら教えてあげようぞ。


教えられてまで書きたいとは思わない人間がほとんどだと思われ
130名無しさんだよもん:03/01/25 20:50 ID:Z6Si7w5V
ん? 俺また恥ずかしい間違いやらかした?
まあいいさ。とにかくまとめ。

1は葉鍵の企画もの・長編・オリジナルシナリオを作って板を盛り上げようとお題を提示。
しかし酔っていた1はあろうことか、ネタを保有していなかった。
しかたないので他人任せにする1.
しかし、待てども待てども気概のある若者は来ない。
こうなったら自分が直接、まともなシナリオを書きたいと思っている子を育て、このスレで働かせようと画策したのだ。

葉鍵板で、野心のある獣の咆哮を聞いてみたい…。
そんな願いを込めて、せっせと稚拙な技術指導に当っている訳さ。
131名無しさんだよもん:03/01/25 20:51 ID:Z6Si7w5V
>>129
あきらめたら、そこで試合終了だよ。
132名無しさんだよもん:03/01/25 20:52 ID:gaejDc0N
あきらめていいから駄スレはdat落ちさせるように。
133名無しさんだよもん:03/01/25 20:55 ID:A5soWBWy
言われたことないから解らないな……とかいう与太は置いておこう。
感想なんて一作に一個来たら嬉し泣きしたくなる量しか来たこと無いし。

うーん。どこだか忘れたけど…こんな言葉があって頷いたのがあるんだが。
「物語で許されるのは一番最初に置かれた嘘だけ」

この場合、突然に異世界に飛ばされるとか、悲劇が起こるとかでも、
あるいは誰と誰が結婚する話でも構わないけど。

なにか初めに設定して、
その状況に放り込んで、そっからはキャラの考えに沿った動きをさせる。
これが基本になるべきっていう話。

で、やりたい話のために、キャラを動かしていくわけだが……
このとき絶対にあり得ない行動や発言をするのが、「名前を借りてる」場合。作者自身がキャラのイメージを適当に考えてるっぽいときに多い。
他のキャラでも代用可能なストーリーで、台詞とかを言わせるために……
まあ、いってみれば作者の都合で性格にそぐわない動き方をさせるのが「キャラを借りてる」状態。本編に準拠しないくらいに、自分の脳内でイメージつくっちゃったのが、あまりに悲惨だとこうなることが多いみたい。

どっちも読んだ人間が違和感を覚えるからいわれる以上、そこに境界線はつくれないと思う。あんまり極端なのは……ってことだし。
134名無しさんだよもん:03/01/25 20:57 ID:Z6Si7w5V
その駄スレで、熱心に葉鍵語ってた人はだれでしょうね。
君もさ、もう何時間もこのスレ更新し続けてるんだから、俺がここで引き下がる訳ないってこと察しろ。
135名無しさんだよもん:03/01/25 21:01 ID:gaejDc0N
>>1がネタスレ立てる

しばしネタ&雑談

シナリオネタになる

しばし論議

1人でスレ占拠して勘違いし始めるDQN発生

スレ終了

言っておくが、漏れが議論に参加したのは105のカキコだけだぞ。
136名無しさんだよもん:03/01/25 21:01 ID:gaejDc0N
103か。
137名無しさんだよもん:03/01/25 21:13 ID:Z6Si7w5V
本当は君のこと好きさgae。

よし、次の煽りは決まった。
「借りてきたキャラ」と言われないためのSSキャラ作法
で、境界線うんぬんだけど。

それは書き手がシナリオの組み立てで手一杯の時だと。
余裕のある人は「○○らしい行動」をプロットの上から後づけできる。
シナリオの説明をし、なおかつキャラの個性に気を配れる。
逆に余裕のない人は、シナリオの説明をするために行を使ってしまい、キャラを立たせる描写を書けなくなってしまう…と。

どうしても失敗してしまう人は、キャラ度数チェックをする。
名雪「寝坊」「体力女」「イチゴサンデー」で3点
あゆ「たいやき」1点
138名無しさんだよもん:03/01/25 21:19 ID:Z6Si7w5V
1イコール俺。
こんなナイスガイ、二人もいるわけないだろ?
139名無しさんだよもん:03/01/25 21:22 ID:rNysgxVr
ただSSを書きたいだけなら、創作文芸板に教えてもらえ。
ここにある理屈じゃ、まず書けないぞ。

それとキャラクターを立たせるというのは、
個性的にするということではない。
いかにリアリティを持たせるか、だ。

もうひとつ言うと、Keyはその点ではてんで駄目だぞ。
CGとゲームだから、という先入観が殺してくれてるけどな。
140名無しさんだよもん:03/01/25 21:24 ID:Z6Si7w5V
キャラ度数と同じように、萌えが足りないと思ったら(以下ry
本当はこんな面倒臭い事は勘弁だけど、どうしてもそっちで悩んでいる時はそうやって自分の足りない部分を見つめなおしてみよう。

ただし、思いつきの即興で書いてる人には使えないな。
シチュならともかく、ある程度長いもの書きたいと思うならプロットを作れるようになりましょう。
141名無しさんだよもん:03/01/25 21:26 ID:A5soWBWy
別に、「たいやき」も「うぐぅ」もなくたって、月宮あゆは存在出来るわけで。
正直なところ、口癖や設定に頼り切ったSSの大半は文章・内容共に……

丁寧にキャラが起こしうる行動や発言を積み重ねていくだけで、
名前を出さなくてもそこそこ分かるし。

つーか、SSって原作がある以上それなりにイメージの共有化ができてるから。
そこからSS書きによって……方向は違っても、一歩先進めた部分が描かれ得る。

シナリオ組み立てるときに、どうやっても原作キャラには望めない行動があるなら、オリキャラを使ってくる方法もあるし。

あと、シナリオの説明は、キャラの動きそのものでも出来る気がする。

個人的には、キャラがストーリーに沿って動かされていくものよりは、
キャラの行動でストーリーになっていく、の方が良いかと思う。
142名無しさんだよもん:03/01/25 21:27 ID:Z6Si7w5V
>それとキャラクターを立たせるというのは、
>個性的にするということではない。
>いかにリアリティを持たせるか、だ。

この下賎な爺にも、その「りありてい」が何たるかをご教授してくれんかのお
143名無しさんだよもん:03/01/25 21:35 ID:Z6Si7w5V
読み返すと、確かに役に立たない理論だな俺の。
嗜好の調整用ってことで。

難しいな。キャラ立てに苦労なんてした事無いし。
できない人に言える事は
・設定見直せ
・プロットを始めに作れ。思いつきで書き始めるな
の二点しかないなあ。
144名無しさんだよもん:03/01/25 21:37 ID:A5soWBWy
リアリティ=超先生の胸の奥に燃えさかる原因不明のミミズみたいな炎。

ではなく。
こういうときどうするかという行動理由の明確さ。
普段の生活といった常態。
怒ったとき、嬉しいとき、悲しいときの感情表現法。

そういった人間として積み上げてきた部分を描けるかどうかで、説得力のある……つまりはリアリティのあるキャラに成り得る。
但し、まぁ……Keyのは無いだろうね。

強烈な方向性のあるキャラだと、案外、気にならないけどね。
145名無しさんだよもん:03/01/25 21:38 ID:rNysgxVr
>>141が言ってるじゃん。
口癖なんてなくても月宮あゆは存在する、ってこと。
ほとんど、これがすべてだね。
キャラ度数のチェックなんて無意味。
そういう考え方ではいつまでたってもあゆちゃんは書けないぞ。

あとプロットが何かもわかっていないみたいだね。
簡単に言うと因果関係を簡潔に示したものね。

ある状況に出くわした場合、
あゆちゃんならどう行動するだろうか、とまず考える。
当たり前の話。

一次創作なら、自分が書きたいことがあって、
それにあわせてプロット、それに必要なキャラを考えるが、
二次創作はさきにキャラクターがあるので、
キャラクターの性格に沿ってプロットを立てる必要がある。
決して後付けではないってこと。
146名無しさんだよもん:03/01/25 21:50 ID:o9oc9g0i
んー…つまりこのスレは、「オレが気に入るSSの書き方はこれだ」でファイナルアンサー?
147名無しさんだよもん:03/01/25 21:57 ID:Z6Si7w5V
微妙に論点がずれてるよ。
俺は「解決策」について語ってるのに(こうしたらどうだろう?)
皆「概念」(○○とはこういう物だ)を語ってる。
そりゃつじつま合わないって。
…あ、128は論じろといっただけで解決策とかはどうでもいい?
それなら俺が引っ込めばいいが、もし違うなら新たな理論を考えねば。

それと誤解されれるから言っておくが
俺はキャラたてにいちいち度数チェックや「うぐぅ」などと言わせたりはしてないよ。
口癖嫌いだし。
それに144が言った「キャラの行動様式」もちゃんと原作を模しているつもりだ。
まあ、俺の教え下手のせいだから誤解されても文句は言わんけどね。

最後に145よ。創作板にいたなら知ってるかもしれんが、プロットについてのスレは今までいくつも立った。
住人のプロット概念は様々で、ある人はあらすじ、ある人は行動の箇条書きと、
一つにまとまった事はなくいつも荒れるだけ。
だからね、「プロットのことなにも…」とかいう台詞はあまり人前で吐かない方がいいよ。
148名無しさんだよもん:03/01/25 22:02 ID:Z6Si7w5V
>>146
人に教える以上、自分の書き方を提示するしかあるまい。
俺のはただの意見だし、他の書きなれたSS書きから見たらしょぼくても、完璧な素人さんが基礎を知ってもらえればそれでいい。

「俺が自分なりの理論で基礎教えるから、誰か書いて!」が本題ね。
149名無しさんだよもん:03/01/25 22:10 ID:Z6Si7w5V
他のスレ指針があるなら今のうちに述べな。
無いならまた俺のオナーニが始まっちまうぞ。

大体さ…なんで145は俺をこき下ろしておいて、そのまま帰っちゃうわけ?
ただの名無しが俺の書き込みに対して批判するならわかる。
だがな、明らかに145みたいに「実力ありまっせ」ってお兄さんぶってる奴が、批判だけして帰るのは卑怯。
せめて俺を批判した後、俺の議題だった「解決策」についてご教授してから去れよ。
もうどっちがあってるとかいいからさ。
150名無しさんだよもん:03/01/25 22:10 ID:rNysgxVr
プロットの書き方はどうでもよかろ。
箇条書きでもあらすじみたいに書いても。
俺は箱書きにすることが多い。

基礎って言ってもなぁ、作文がまずかけること、としかいえない。
151128:03/01/25 22:12 ID:Yy7wPP8f
すまん。
ネタとしてふくらむかなと思っただけで別に解決策を望んだわけではないんだ。
でも、なにかおもろい解決策があるのなら一発かましてやってくれ。
152名無しさんだよもん:03/01/25 22:14 ID:Z6Si7w5V
うんうん。やっと兄さんが建設的なことを言ってくれた。

>基礎って言ってもなぁ、作文がまずかけること、としかいえない。
初心者としては、この続きが気になるわけよ。
俺もハコ書きはまだ試した事なかったしさ、ハコ書き教えて!ってな人がいるかもしれん。
153名無しさんだよもん:03/01/25 22:15 ID:Z6Si7w5V
で、キャラ作りの作法に話は戻ると
154名無しさんだよもん:03/01/25 22:18 ID:rNysgxVr
いや、そのまえに作文から。
155名無しさんだよもん:03/01/25 22:19 ID:Z6Si7w5V
じゃあ、兄さんから。
156名無しさんだよもん:03/01/25 22:30 ID:rNysgxVr
誰が兄さんだ、あんたのほうがおそらく年上だ。

作文っつっても、漠然としすぎているが、
ここでは読書感想文のような、エッセイについて言うか。
例を挙げたほうがわかりやすいかな。

一般的に作文は、Kanonの感想文についての場合なら、
1 Kanonについての感想文であることの明示。
2 簡単なKanonについての説明
3 特に興味を引いた点の明示
4 自分が感じたこと
というように書くわけだ。これならそんなに難しくない。
多くの人はこんな風に書くはず。

でも、これじゃあ、つまらない、よな?
157名無しさんだよもん:03/01/25 22:31 ID:o9oc9g0i
まぁ148のラス一行でこのスレの現状趣旨は概ね理解した。

多少段階が「完全初心者向け」というには進みすぎておらんか?
あれを理解できる人間は、既に自分の書き方を模索あるいは発見してる人間だと思うが。
そうでなければ、見当違いの解釈をするか、自説防衛のための過剰攻撃に走るかだ。
158名無しさんだよもん:03/01/25 22:34 ID:o9oc9g0i
ええい、書き込む前にリロードするんだった。
159名無しさんだよもん:03/01/25 22:35 ID:rNysgxVr
俺も、段階が進みすぎていると思うので、作文から。
んーと、とりあえず、156を面白くする方法を考えるべし。
160名無しさんだよもん:03/01/25 22:35 ID:Z6Si7w5V
>>157
>あれを理解できる人間は、既に自分の書き方を模索あるいは発見してる人間だと思うが。
あれってどこら辺? まさか、「前進」「成功」だのの部分でつか?
161名無しさんだよもん:03/01/25 22:46 ID:o9oc9g0i
>>あれってどこら辺? まさか、「前進」「成功」だのの部分でつか?

たとえば……キャラ性を確保するためのプロット上の後付や点数付けなどなど、具体的な「方法」の類だな。
あれは、その行為が何を意味し、どのような目的でどのような過程で行われるのか、それを知る人間でなければ理解できない。

たとえば「記号」という言葉は劇作上ではごく普通に使われるが、たいていの素人はこれに対して嫌悪の顔をする。
そして「そんなものはなくてもキャラクターは作れる」と言い出す。これは「記号」というものを、ひいて「キャラクター」というものを理解していない者の一般的な反応。誰とは言わんが心当たりあるだろ?
まぁそういうこと。
162名無しさんだよもん:03/01/25 22:49 ID:o9oc9g0i
とりあえず156を面白くする方法なら「ドラマ」「キャラクター」の二つの言葉について自分の定義を作ること、なんだが…
それはライター業で食っていくための基礎技術に絡む。
ひいては漏れのリアル飯種の行く末にも絡んでくるので、詳しい話には参加しない方向で。
163名無しさんだよもん:03/01/25 22:52 ID:Z6Si7w5V
( ゚Å゚)ホゥ…わかりやすぃ〜。
164名無しさんだよもん:03/01/25 22:53 ID:rNysgxVr
>>162それは個人の資質に絡むことじゃないか。
もっと簡単に面白くする方法がある。個人の資質なんて関係なしに。
165名無しさんだよもん:03/01/25 22:58 ID:o9oc9g0i
>>それは個人の資質に絡むことじゃないか。
然り。だからこその「ライター業で食ってく」方法なんだな。自分の資質を自覚的に拓いていかないと、どんなライターも結局1〜2作で凡退せざるをえなくなるから。
そんな生々しい利害の絡む話をしてもしゃーないとは思うんだが、まぁ162のは思わずこぼれたということで。
166名無しさんだよもん:03/01/25 23:02 ID:LPm8p+xq
才能、つぅーか、自分(の作品)をぶちかます欲望がないなら
良質なパクリ(主にキャラとかの小道具だな)、精巧なパッチワークに徹するしかないと思うが。
パクリ元は売れてる物から抽出すれば良いけど(ヲタならそれ程難しくないはず)
パッチワークは読者に構造上の違和感を覚えさせない形式を経験的に慣れたり
良質なパッチワークの方法をどこかから持ってこないといけないからな。
まぁ、方法はオペラだとかの歴史のある昼ドラから持ってくればいいけど。
167名無しさんだよもん:03/01/25 23:07 ID:rNysgxVr
いきなり難しい話するのね。
その構造がどうなっているかちゃんと分析できているのかしらん。
168名無しさんだよもん:03/01/25 23:11 ID:oW6DoUXm
こんなオタ板よりも創文板向けの話題だな。

んで、本題。
概念的な議論よりも具体的な事例を持って来た方が話が早い。
156みたいなのも、まだ抽象的だ。
それこそ、どこかからイタイSS見つけて、そいつのをリテイクしてみるとかしたら判りやすいのでは(創文板のスレのパクリだが)
169名無しさんだよもん:03/01/25 23:12 ID:Z6Si7w5V
駄目よ、真面目な人を煽ったら。煽るなら俺を煽れ。
170名無しさんだよもん:03/01/25 23:15 ID:rNysgxVr
作文の例を出したのは単純に構成の話だったんだけどさ。
一応面白くする簡単な方法として、あの順序を入れ替える、
というのが考えられる。

おなじ文章・内容でも、出てくる順番によっては面白いものが出来る。
それを示したかったんだが……。
171名無しさんだよもん:03/01/25 23:19 ID:o9oc9g0i
とりあえず169の議事進行役としての責任感に1よかったポイント。

>>166
大筋は同意だが、これまたSS向きというか初心者向きの方法じゃないだろ。知識と技術による物語「構築」術なんだから。
それに、そのパッチワークスキル、かなり修練積まないと実用レベルにならない。

そして何より、「SSの書き方」が議題であるうちは、「ぶちかます欲望」くらいは最低限あるものと信じたいな漏れは(w
172名無しさんだよもん:03/01/25 23:19 ID:LPm8p+xq
>>167
構造なんて言ってるけど、そんなたいしたことじゃない。
友情一番だとか、愛が一番だとかの当たり障りのないけど
都合の良いテーマをどう演奏するかと
家族愛と怪獣ものは相性が良いなどを先人の作品から学ぶぐらい。
起承転結というには冗長過ぎても
劇中の間に作家である僕もヲタです的な生ぬるさを出してたら、そう叩かれることもあるまい。
173名無しさんだよもん:03/01/25 23:19 ID:dkVVF7+e
板内にあるSSで、イタそうな奴を題材にするのはどうか?
174名無しさんだよもん:03/01/25 23:22 ID:rNysgxVr
どんどんリライトしていくの?
それって創作文芸板の某スレそのままじゃないか。

いや、リライトしていくのは良いけれど、初心者向きじゃないだろ……。
ある程度読めるやつならともかくね。
175名無しさんだよもん:03/01/25 23:34 ID:dkVVF7+e
ただの叩きになってもつまらないので、
個別の目的に沿ったものにリライトするのもおもしろいかも。
キャラスレ向け、SSコンペ向け、本気シナリオみたいにさ。
それは、初心者向けの傾向と対策にならない?
176名無しさんだよもん:03/01/25 23:38 ID:o9oc9g0i
むぅ、なかなか建設的で面白そうだな、それは。
177名無しさんだよもん:03/01/25 23:39 ID:Z6Si7w5V
>>171
幸せでした〜〜〜〜〜っ!

とりあえずやってみよう。駄目になって廃れたら俺が仕切りなおす。
dat落ちはしない。
178名無しさんだよもん:03/01/25 23:40 ID:rNysgxVr
もはや葉鍵とはなんの関係もなくなる罠。

まあ、そっちのほうが良いか、いろいろリライトしていくほうが。
では誰かその手のSSをみつけておいてくだちい。
明日やってみまふ。
179名無しさんだよもん:03/01/25 23:40 ID:6VVs+Oj2
葉鍵2次創作作家募集スレはここですか。
180名無しさんだよもん:03/01/25 23:41 ID:Z6Si7w5V
>>179
オリジナルもOKですよ。ってか歓迎。
181名無しさんだよもん:03/01/25 23:45 ID:o9oc9g0i
なんか人が増えてきたな。よきかなよきかな。
ところで実は漏れ仕事中なのだが、こんなとこでこんなことしてて良いのやら。

とりあえず俎上に上げるのは葉鍵系SSのほうがいいかとは思うけどな。
板が板なのと、あと評者の全員がそのSSのバックボーンを知っているという前提が使えるから。
182名無しさんだよもん:03/01/25 23:59 ID:Z6Si7w5V
くそう、難しい漢字使って…これだから○○はっ!

私物化せずとも進行できそうなので、もう葉鍵系でもいいよ。
183名無しさんだよもん:03/01/26 03:53 ID:zngtNpMd



     ── そして誰もいなくなった ──

184ノーマット゛ ◆yGAhoNiShI :03/01/26 07:56 ID:Qr6CcaIf
      l、、_     _,/'}
      |ヽ''~ ̄ ̄ ̄~`ヾ
     /_,,,..   ..,,,_.`v_'`、   
    /:  ━     ━  | ニ_}  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |::    ∈∋    ヽ  | < まったく糞の役にも立たない人たちですね(怒)
  //::    -=,=.ヮ.     |ヽ、|  \________
  /'../::    /∠.._     |、.ノ  この素晴らしき番組を見て
 /':::|:::      ̄ ̄      |./  少しは社会に貢献しなさい(怒)
 !-'L|::.             v' ===放送日程===
.   ヾ:::..           / 東京 テレビ東京 (日)9:30〜10:00
.    , ゞ、、;;;,,_,,,..._;;;;;__,,..ノ、 名古屋 テレビ愛知 (日)9:30〜10:00
    'ー┐,,..、_ ノ  l_,,,...、 _,,一`大阪 テレビ大阪 (日)9:30〜10:00
      ~  ~     ~   福岡 TVQ九州放送 (日)9:30〜10:00
実況:http://cha2.net/cgi-bin/test/read.cgi/choanitoku/1042918215/l50
185名無しさんだよもん:03/01/26 08:29 ID:rvd7B5DN
俺の恥ずかしいSSの手直しをしてくれるスレはここですか?

http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1036797231/359-365n
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1036797231/484-495n

とりあえず生贄になってみるテスト
186名無しさんだよもん:03/01/26 09:37 ID:E43M2POx
>>185
(・∀・)イイ!

……これに手を加えるのはかなり難しい。
もっと興奮するものに、という意味での手直しなら、俺には無理です。
SSとしてはこれで十分だし、面白いと思う。
強いてあげるなら、
>「あ、ちっちゃくなった」
>みちるの声が、遠くで聞こえた。
二箇所あるこれはどちらも要らないと思う。
とってつけたような感じ。

SSの枠を超えたいと思うなら、以下の3点に留意する必要がある。
・主人公の美凪からみちるへの心情変化
・みちるの主人公に対する心情変化
・環太平洋戦争中期から末期という時代設定
(明記されていないけど、そういう時代背景だよな?)
いずれも、葉鍵楼に投稿する上では重要ではない点です。
たとえば以前あったSSこんぺとかなら別なんだけど。
あと細かい表現に文句をつけたいが、
スレッドに投下することを考えると実際的ではないと判断。

というわけで、リライトの必要性はそもそもないと思われ。
187名無しさんだよもん:03/01/26 13:56 ID:EVCaUKLB
>>186
違う。趣旨が違う。
ここは、個人の為にリライトをして、そいつ自身の上達を促すスレではない。
上げられたSSを肴に不特定多数がリライトをして、結果、全体のSS書きの力向上に努めるスレだと思うのだがどうか。
つまり、リライトの必要性云々がどうあろうとリライトをしなくてはいけないのだ。たぶん。
ま、185は葉鍵楼スレ向けとしては完璧に近い出来なのでこんぺ用なり、本気シナリオ用なりにリライトをするのかな。
188185:03/01/26 19:02 ID:rvd7B5DN
微妙に趣旨を勘違いしてたっぽいですね
ま、生贄なんで 煮るなり焼くなり好きなように料理してやってください

>>185
時代背景は第一次世界大戦を想定してました
189名無しさんだよもん:03/01/26 21:10 ID:cLnqhPNV
でも、さすがに2ちゃん外部のSSをリライトってのはちとやばげだと思うがどうか。

例えば上に出た葉鍵楼等のSS系スレのとか、トレーニングルームとかのSSを
リライト→事後でもちゃんと本人に連絡ってのなら、まだありかもしれないけど。
一応「2ちゃんもしくは葉鍵板」ってのを理解している人達だろうし。
190186:03/01/26 21:59 ID:vJxaaDyG
>>188
ありゃ、第一次大戦でしたか。
南方進軍、ってことで、仏領インドシナ侵攻かと思ってたら、
ドイツ植民地に進軍したのね。

各人が自分のSSを持ち寄れば良いんじゃないか?
んー、とりあえず、186に沿って、軽く185をリライトしてみるか。
実験的にしてみるだけなので、レス番号359のみね。
191186@359のリライト 1/2:03/01/26 22:16 ID:vJxaaDyG
 時代背景は、第二次大戦にさせていただきます。
 そのほうが書きやすいからね。


 久しぶりに店を訪れた彼を見つけて、みちるはかすかな胸の高まりを感じた。
 親友の美凪の常連客だが、大抵の場合みちるも一緒にいたので、顔はよく覚えている。
 学徒動員で戦地に行くことになったんだ、と弱弱しく笑った表情が印象に残っている。
「恋人はいらっしゃらないんですか?」
 という美凪の問いに、
「別れたよ」
 と素気無く答えた彼は、たとえば陽炎の置くに時折姿を現す跳ね水のように見えた。
 幼心にみちるは、彼をなんとか励ましてやりたい、と思っていた。
 美凪はたまたま巧く時間が空いておらず、
「あとから行くから、お酒飲んでてもらいなさい」
 といわれたので、みちるはひとりで彼を出迎えることになった。
192186@359のリライト 2/2:03/01/26 22:22 ID:vJxaaDyG
 冷たい廊下を歩き、彼の通された部屋の真前まで来た。
 襖を通して、ひとり猪口に口をつけている彼の姿が見えた。
 みちるは一度つばを飲み下した。
 仕事なのだから、気張る必要はない。それでも緊張せずにはいられなかった。
 着物の裾をそろえ、帯を確認する。
 襖の前に座ってしばらく、彼にどう接すれば良いか考えて、
「おじゃましまーすっ!」
 と自分でも呆れるくらいの明るくてはしゃいだ声を上げて、襖を開けた。
193186:03/01/26 22:23 ID:vJxaaDyG
中途半端でスマソ。
とりあえず、みちるの主人公に対する心情を中心に書いてみますた。
194名無しさんだよもん:03/01/26 23:04 ID:zngtNpMd
24時前になると人の集まる不思議スレ。

とりあえず、185に対して
「テーマ」
「リライト方針or実際にリライトしたブツ」
をアップするというやり方なのかな。

とりあえずテーマは
「葉鍵楼スレ向け」 (186オリジナル)
「みちる主観の心情描写」(191-192)
で挙がっていることになるわけだが。
195名無しさんだよもん :03/01/27 00:49 ID:Z199bi1X
「いったいこの話のヒロインは誰だろ、ワクワク」ってのが、
葉鍵楼SSを読む人間の最初の感想だろう。
185のオリジナルが面白い部分の一つに、書き出しでヒロインを美凪と思わせつつ
実はみちるでした、ってところがあると思う。
そこをもっと強調するような書き方はどうだろうか。

以下、ちょっとだけ書いてみる。

 自分が娼館に通いつめるようなことになるなんて、以前は想像したことすらなかった。
それがどうだ、今の俺は休みの度に葉鍵楼に訪れてしまっている。
理由は―――わかりきっていた。
美凪さんだ。
あの日、酔った勢いで葉鍵楼に迷い込んで、わけもわからず部屋に通された俺の前に現れた美凪さん。
俺の酔いと緊張を、包み込むような雰囲気で解きほぐしていってくれた美凪さん。
そうして俺は極楽のような時間を味わうこととなった。
以来、俺はこうして休みが取れる度に、安月給を握り締めて彼女に会いに来ているのだ。

ところが……。
「おじゃましまーす」
その日俺が通された座敷に、最初に現れたのは美凪さんではなく、ちんまい女童だった。
(以下略)

……どんなもんだろ。クドくなってしまうだろうか。
196187:03/01/27 01:18 ID:C0lFD0qV
人様にケチを付けといて何もしないのもあれなので、俺もリライト。
多少情景描写に気を使ってみた。レス番359。

 空を見上げると、どんよりと重苦しい雲が幾層にも重なって浮かんでいた。もうすぐ雨が
降るのだろう。それを止める手段は、もう残されていない。
 この御時世を反映してか、久しぶりに歩く街並みは、どことなくよそよそしく見えた。随所に
戦意高揚の看板が見受けられ、街角演説会なるものを開いている御仁もいる。
 猫も杓子も口を開けば断固戦争あるのみと、遠い海の彼方にある国への敵意を剥き出しに
している。
 そんな世間の目から逃れるようにして、俺は一本の裏路地へと入った。不思議なことに、
少しばかり足を踏み入れるだけで、急に空の色が軽くなった気がする。
 昼でも薄い闇が辺りを包み、時折吹き込む風に路上の紙切れが舞っている。この時代、
日本中どこにでもあるだろうという裏通りの一つに、葉鍵楼は建っていた。
 入り口のやけに重々しい扉を開けると、そこはもう、世間とは隔絶した明るい光で溢れている
別世界である。多少の後ろめたさに背を向けて、俺は受付に記帳する。
「美凪さんはいるかい?」
 慣れたもので、受付の男はきびきびと働きながら不快にならない程度の愛想笑いを浮かべ、
俺を部屋へと案内した。
197187:03/01/27 01:18 ID:C0lFD0qV
 そこそこの高級感が味わえる広さの座敷に、独り胡座をかいて美凪さんを待つ。
 ここに来たのは何度目だろうか。天井の木目を数えて、ぼんやりと独特の空気に身を
任せていると、襖がするすると音もなく開いた。
「おじゃましまーす」
 入ってきたのは、美凪さんとは似ても似つかない幼い姿形の少女。質素な木綿の着物を
身に纏い、解けば腰の辺りまで届くだろう髪を、これまた簡素な淡色のゴムで二つに
結わえていた。
 よほど露骨に気落ちした表情を俺はあらわにしていたのだろう。少女はぷくっと頬を
膨らませて、運んできた酒肴をいささか乱暴に俺の目の前へと置いた。
「……お前は確か、美凪さんの腰巾着、金魚のフン?」
「みちるのことフンって言うなぁ!」
 そう、そんな名前だった。
 うーうー唸り声をあげているみちるを無視して、俺は開いた襖の向こう側へと視線を走らせる。
 誰もいなかった。出てくる気配すらない。
「美凪は忙しいからね。あんたの相手をしてる時間なんか、これっぽっちもないって」
 俺が僅かに顔をしかめたことに気がついたのか、みちるは俺を見上げて、勝ち誇ったように
言い募る。
「ほらほら、みちるが相手をしてあげるから。おままごと? 積み木遊び? それとも、あやとり
する? いいよ、何でも面倒見てあげ――むにょ!」
 無意識に手が伸びていた。
「な ま い き い う の は こ の く ち か」
 ゆっくりと、声に合わせて上下左右にみちるの頬を引っ張る。
「うにゅ、むひゅ、いひゃ、いひゃい、にゅうっ!」
 涙目でばたばたと暴れるみちるの顔は、正月にやる福笑いのようになっていて、俺は
美凪さんのことを忘れて思わず噴き出した。
198187:03/01/27 01:24 ID:C0lFD0qV
よくよく考えてみれば、情景描写じゃなかったな……。
テーマはこんぺ用の一部という方向で。
199alice:03/01/27 13:37 ID:yQBTrazK
葉鍵板ゲームシナリオスレッド用 No.01
ありきたりな設定――
「木漏れ日の庭で(仮称)」

コンセプト
インスタントに泣けるっぽいチープな話。

主人公
余命幾許(いくばく)もない。
残り半年…。
病気は脳腫瘍の末期。

ヒロインA
幼馴染(王道)
主人公の隣家に住んでいる。
生まれたときからの付き合い。
体育会系。
バスケ部副主将。

ヒロインB
主人公の家に一緒に住んでいる弟夫妻の娘で従姉。
物心つくころには彼女の両親は事故で他界している。
引き取ったのが主人公の両親だった。

ヒロインC
主人公の入院した病院で知り合った女の子。
主人公より一つ年下。
交通事故で目が見えない。
※A・Bクリアー後に攻略対象となる。
200alice:03/01/27 13:39 ID:bccf/n7h
プロローグ(ここではヒロインAをメインで)
春、3年に進級し新学期始まって間もない4月。
体育の時間中に、頭に激痛が走り倒れる。それが切欠。
大丈夫だろうと医者にいかずにいたが、再度痛みが訪れ昏倒。
緊急に病院へ。両親がかけつけ、病気の内容を聞く。この時、余命8ヶ月。
主人公はこの時点では自分の病状を知らない。
この後、二ヶ月という時間が過ぎる。時間経過は早足に…。
そのうち、主人公、看護婦の聞き耳を立てる。若いのに可愛そうetc。
主人公、ふと疑問に思い、病院にて、両親と医師が
彼の病状について語る内容を盗み聴き。

ドアの後ろから物音。主人公は聴いてしまった。もう自分に残された時間はないという事実を。

主人公はその後、一週間ほど家族とギクシャクとした関係に…。
ヒロインらとの会話もここらで発生。両親もバレタことをうすうすと察し、主人公に真実を告げる。
なにか悪い冗談に違いない。
だが、それは真実だった。主人公、あばれ、泣く。余命を先刻されて狂いそうになりながら。
やり場のない怒りと悲しみが心を占めていた。

それから三日。
自分が生まれてきた理由などを考える。
残された時間は半年。
そして、学校に通っていられるのは残り二ヶ月あるかないか。

思い浮かぶ家族の顔。
幼馴染、従姉、親友。
さまざまな思考の海で彼が導き出した答え。
それは、残された時間に日常を見出すこと。
201alice:03/01/27 13:40 ID:XkmlOWCo
オープニングテーマ

――主人公サイド1――
両親意外には知られていない。
幼馴染にも、従姉にも、親友にも。
彼は自分の限界が訪れるまで、黙っているつもりだった。
同情を受けることで、日常を失う気がしたから。
だから、彼は今まで通りに学校に通う。

イベント
5月後半、前期スポーツ大会。
実施委員会にも所属し、張り切る。
思ったように体が動かないことがもどかしい。
それでも、騙し騙し彼は学校行事に参加する。
後悔しないために。
だが、4月以降の体への負担は大きくなっていた。
部活動は不可能に。

6月
病院通い。
教師には真実を告げることになった。
なるべくして迷惑をかけないために。
他の生徒たちにはちょっとした病気ということになっている。
体育には不参加になるのもこの時期。
ヒロインAも決定的ななにかを感じるようになる。
ヒロインAの部活動、終了。
主人公、応援に行く。
202alice:03/01/27 13:41 ID:x/BVa6qs
7月前半、文化祭
彼はこの頃から体の不調を訴えることが頻繁になった。
学校を早退することも。
生徒たちも異変を感じる。
主人公の雰囲気もこの頃に変る。
なにか達観してしまった風な様相。
幼馴染として接していたヒロインにも対応が変化。
もどかしがっていたのがなくなり、素直になってゆく。
そして文化祭。
ヒロインが主人公に…告白。
「なんかさ、最近のあんたってどっかいっちゃいそうだったから」
主人公はその返答に悩む。
改めて、嫌いじゃないと思うが、むしろ死を前にして、彼女の存在の大きさに往路絶える主人公。それゆえに断る決意を固める。

7月後半
主人公がヒロインの告白を断る。
だが、ヒロインAはつめる。何故かと。
主人公は幼馴染に対して、今更そんな気持ちはもてない。嘘を吐く。
ビンタされる。
主人公、屋上に一人取り残される。(ありきたりかもしれんが)
これで良い。そう思って夕日を眺める。
頭痛。
――あ、やばいかも。
手すりに捕まりならが、ゆっくりと倒れる。
(劇的だけどお約束な倒れ方)
203alice:03/01/27 13:42 ID:YroEKW0M
――ヒロインサイド1――
夕方の学校。
主人公が帰らないことを心配した両親。
ヒロインAにもその行方を尋ねる。
彼女は主人公の両親のそのうろたえように不吉なものを感じる。
そう、急に変ってしまった、主人公にもうすうす感じた違和感。
そして、彼が残り4ヶ月でこの世を確実に去るだろうことを知る。

主人公を探すヒロインA。
彼は先ほど別れた場所で息も絶え絶えに倒れていた。
急いで病院へ。

――主人公サイド2――

主人公はこの後学校へ通うことはなかった。
ヒロイン告白の日が最後だった。
夏休み、楽しみだったのに…。
校長の長ったらしい講話を聞かなかったのがラッキーだったかも。
全てを知ってしまったヒロインにふざける。
彼女はなにも彼が自分を振った理由を知った。
自分が死ぬから私を振ったのか?
主人公は「違う」という。
「そんなにやさしくないよ」
「本当に恋愛感情はないと」勿論、それは嘘。
ヒロインAは怒る。

夏休み。
体を騙してヒロインと遊ぶことに決める。

夏休みの終わり。
Hシーン。
204alice:03/01/27 13:44 ID:XkmlOWCo
――ヒロインサイド2――

9月。
新学期を前に主人公、病状悪化。
残りは三ヶ月。

家で大人しくするようになる。
ヒロインAがよく訪れる。
最後の時間の始まり。

9月後半
病状悪化。だが、主人公はすぐさま病院へ。
延命治療の終了。終末医療が始まり彼の痛みをとりわけ無くすための治療がメインに。
薬の影響で頭髪もなくなる。
アデランスって高いんだよな。抗がん剤なんで飲まなけりゃ良かった。そういってフザケル彼。

10月前半
主人公、危険な状態になることが訪れるようになった。
砂時計の流れは僅かしか残っていない。
205alice:03/01/27 13:45 ID:bccf/n7h
10月後半
気まぐれの小康状態。
担当医の了承を得て主人公とヒロインAは散歩へ。
恐らくは最後の外出。病院の正面原価に続く銀杏並木。
車椅子の視界は低い。
「小さい頃にもどったみたいだ」
葉がはらはらと落ちる。
「あの葉が落ちたら私死ぬの…」
作った声で主人公。馬鹿らしくて、どうしようもなくて二人して笑う。
「秋は良い」
呟く主人公。
「暑くもなく、寒くもなく、花粉症もないし。紅葉も綺麗だ。ついでに食べ物も美味しいし」
――死ぬには心地良い季節だ。
「あの葉が落ちたら私死ぬの…」
作った声で主人公。
馬鹿らしくて、どうしようもなくて二人して笑う。
206alice:03/01/27 13:47 ID:XkmlOWCo
「もうちょっ遠出しよう」
「調子が悪くなったらすぐ戻るから」
「はいはい」
木漏れ日の庭
小さい頃の二人の遊び場。
それは病院のそばにあった。
小さいころ、お互いの両親がピクニックに出かける先は常にそこだった。
高台にあるそこは、長い階段を上らなくてはいけなかった。
ヒロインAは主人公を背負って高台の頂きへと。
「随分と力持ちなんだな、おまえ」
「ほっといてよ!」
怒るヒロインA。
それはまだ主人公が幼馴染であった頃の残滓。
涙が毀れそうになるのを必死に堪える。
自分で楽々背負えてしまうほど軽い。
そんな感触を感じるのは辛かった。
彼の生がなくなっていくのをまざまざと感じて。
207alice:03/01/27 13:48 ID:bccf/n7h
「ごめん」
「あやまらないでよ」
「ごめん」
「………」
「忘れろなんていわないよ」
「………」
「我ながら酷いと思うけどね」
「………」
「まだ死にたくないんだ…」
「………」
「せっかくエッチまでしんたんだし…」
「………」
「責任はとらないとね…」
「………」
「どうして?」
「?」
「どうして泣かないの?」
「泣いてどうにかなるなら泣くさ。でも、もうどうにもならないから…」
「だったら、建設的に生きるって、決めたんだ」
「そっちこそ…泣きなよ。今なら愚痴も聞いて上げられるし」
「…馬鹿!」
「…あ、泣いた?」
「……馬鹿!」
「…うん。そーうだね」
「そりゃ泣くわよ!こういうときに泣かないでいつ泣くのよ!」
負ぶさりながら、主人公。
「ごめん」
208alice:03/01/27 13:49 ID:YroEKW0M
長い階段を上り終えて。
拡がる景色。
「もう見れないかと思ってた」
「私は、もうこれそうもないわ」
「そうだね…」
「でも、俺はもうここで死んでも良いかなって思った」
「…残酷ね」
「現実はいつだって残酷だからねぇ〜」
「あんたがいうと説得力があるわね」
涙を拭いてヒロイン。
「あんまりに辛いから、俺はもうここで死んでも良いかなって思える」
「…まだ一ヶ月は持つなら、生きなさい」
「…頑張るよ」
いかにも面倒臭そうに主人公。
「好きになって良かった。そう言っても良いかな?」
「迷惑よ…」
「そう、ありがとう」

ここでCGがセピア色になってEDテーマ風味。
男性向けゲームだが、最後は主人公の笑顔で…(W)

そして、エピローグへ…
209alice:03/01/27 13:51 ID:XkmlOWCo
もうありがちすぎてベタベタすぎる展開。
こんなていどのシナリオじゃ客はもう泣けないよな〜。やっぱり。
お目汚しすまそ!w(没SSプロットNo.06)
210alice:03/01/27 13:57 ID:YroEKW0M
エンディングは浜崎の“M”みたいな曲で…。

なお、ヒロインBでは自宅療養という線で話は進む。事故で両親を失い、また、絆を得てしまった主人公を最後に失う。だが、彼女がその後に選んだ選択は?
また、ヒロインCでは病院で物語は進展。最終的に主人公の網膜移植で目が見えるようになる。そして、そこで初めて主人公の顔を見ることになる。

隠しヒロイン…自殺願望のある女性。なんていうか、微妙な感じのストーリー。キャラ設定考えてストーリ思い浮かばず。
211名無しさんだよもん:03/01/27 14:05 ID:B7YKkUb1
さて、ここに痕を超えるシナリオのプロットが上がったわけだが。
212名無しさんだよもん:03/01/27 14:13 ID:MrO4PaV7
さて、aliceのプロットをリトライしてみる訳だが。
213名無しさんだよもん:03/01/27 14:16 ID:B7YKkUb1
aliceの次々と変わるIDの謎に迫ってみる訳だが。
214名無しさんだよもん:03/01/27 14:22 ID:MrO4PaV7
連投規制を過剰に意識しすぎたと推察してみるt
最近はそこまで厳しくはないよ。
215名無しさんだよもん:03/01/27 14:24 ID:OU0W/KKS
aliceってありすしすてむのalice氏かい?
もしそうなら凄いねえ。2ちゃんに名前晒す根性。
嫌味じゃなくて。
216真祖鮮烈風子赤隼:03/01/27 14:25 ID:zltfRAgD
俺が文壇を取るぅぅ!!!!
未だに講談社からも集英社からも新潮からも小説の依頼がこないのが
悩みの種です。
うほへ。
217名無しさんだよもん:03/01/27 14:27 ID:MrO4PaV7
葉鍵系やエロゲ風味のシナリオなら、電撃がいいと思われ。
218真祖鮮烈風子赤隼:03/01/27 14:41 ID:zltfRAgD
電撃なんか、意地でもかきたくねぇえええよおおおお
だって朕は瑞人ダイスキッコだもの!
朕は乙一をやぶるんだよおおおおおおおおおおお
219名無しさんだよもん:03/01/27 14:48 ID:1+uEuoBV
第二の超先生を目指すスレはここでつか?
220名無しさんだよもん:03/01/27 14:53 ID:E959AhUM
221名無しさんだよもん:03/01/27 15:12 ID:PfabFooF
とりあえず荒れているので活動停止。

222名無しさんだよもん:03/01/27 15:26 ID:B7YKkUb1
>>221
何仕切ってやがる!
223名無しさんだよもん:03/01/27 15:34 ID:MrO4PaV7
職人を煽るな。風故はどうでもいいが。
224名無しさんだよもん:03/01/27 17:29 ID:ccd506by
リライトも何も、いきなり書けってことかい、ありすちゃん?
脳腫瘍で、倒れるって……そこまで進行していたら
治療しなければ48時間以内に確実に死にますがなにか?
それとお前はオー・ヘンリーかと小一時間。
無難に白血病にしておけ。あるいは時代をさかのぼって結核とかね。

それはともかくこのプロットとなら十分泣かせられると思うぞ。
リライトっつーか、このプロットをSSにするわけ?
それは構わないが、これだとまだ準備が足りないぞ。
主人公・その他のキャラクタ、あるいはキーとなる小道具、
その辺を決めないと書くも何もないわけだが。
225名無しさんだよもん:03/01/27 17:48 ID:UgIrg5eV
いや、アリスタソは単にオリシナを投下しただけだろう。
リトライ始める前はそういう主旨も含んでいたからな>オリシナ歓迎
226名無しさんだよもん:03/01/27 18:26 ID:x4CBJgN5
だれか「リトライ」に突っ込んでやれよ……
227alice:03/01/27 19:23 ID:aWcnjOHF
〜alice流SSの愉しみ方〜
SSを書くときは、大概一通りのプロットを作って書く。
最低でも上記程度の内容。
気に入ったプロットができたらSSに着手。
>>224氏の指摘されたような設定は後々加えて行くようにしております。
外観の状態で細かいところを決め過ぎるのは良くないかと…。

とはいえ、決定的なミスとも言える脳腫瘍についての指摘は謝々。
白穴病だったら生き残る可能性が仄かにあるので、徹底てきに不幸で
余命を過ごせるような都合の良い病気ってないでしょうかね〜。
そういった設定をリアルっぽくするだけで面白くなりそうってのもあるけれど…←不謹慎

さて、私的SSの愉しみ方の続きですが…(←強引すぎ)
プロット通りに進まなくて頓挫することが多いです。
勢いが続かないというのもありますが…。
こんなんばっかりでごめんなさい。
痛過ぎてごめんなさい。
生まれてきてごめんなさい。
世界に謝ります。
ついでに既知外ですいません。
なに言いたかったのか自分でもわかりません。
放置よろ。
228名無しさんだよもん:03/01/27 21:05 ID:wAe4WJr4
白穴病?
229名無しさんだよもん:03/01/27 21:22 ID:x4CBJgN5
さて、alice氏も今後の展開に興味津々なようなので
木漏れ日の庭で(仮)をネタに少し語ろうか

主人公の目的は「残り時間を有意義に生きる」で
それに対する障害は「病気の進行」
この構図で対立が最初から最後まで続き
最終的に主人公が目的達成してEnd

序盤で目的を明示し、最後までそれが不変なので
読者は素直に感情移入できる

ただ、主人公が死を受け入れて達観した時点で
対立構造は薄まり、後半の盛り上がりに欠ける

で、中盤からのドラマはヒロインが引っ張る
ヒロインの目的は「遠くに行く主人公を引き留める」
障害は同じく「病気の進行」
残念なことに、プロットでは
こちらのドラマに決着が付いていないため
読者は「その後ヒロインはどうなったんだろう」
という喰い足りなさを感じてしまう

えろげシナリオとしての理想は
主人公とヒロインのドラマのクライマックスが同時に来て
なおかつそれにHが絡む
なんだけど、難しいよね
230名無しさんだよもん:03/01/27 21:22 ID:TYvNCXYD
>>227
老衰。
231名無しさんだよもん:03/01/27 22:17 ID:ccd506by
主人公にずっと死に抗い続けさせれば良い。
というか、そーゆープロットになってる。
ふりはしているけれどね、達観しているわけではないと思う。

プロットを見ると、クライマックスは七月。
9月以降はすでに大団円に入っていると考えるのが妥当だろう。
>229は盛り上がりに欠けるというが、
もうここで(主人公の)物語は終わっている、と考えるべきじゃないか?
当然、そのあとにエピローグなんぞつける必要はない、蛇足になる。
エピローグの後にエピローグは続かないからな。

逆を言えば、ここからがヒロインの個性が出てくるところだな。
なにしろ主人公の意思はもはや介入しないからね。
ここを一番力を入れるべきかな。
ヒロインの物語はここから始まっていると考えたら、突破口がありそう。
232名無しさんだよもん:03/01/27 22:21 ID:x4CBJgN5
ドラマという点から見ると
「跳ね水」はみちるの話だな、と思ったり

主人公が状況に流されてるだけなのに対し
みちるには
目的「主人公ゲット」
障害「主人公は美凪を見ている」
がきっちり存在していて
終始目的のために行動している
で、みちるが目的達成してハッピーエンド

どうしてみちるが「主人公ゲット」を目標にしたか
が描かれていないので
感情移入しづらかったのが反省点か
233名無しさんだよもん:03/01/27 22:23 ID:ccd506by
あ、言い忘れ。
病気に関しては、一切触れなければ大丈夫。
どうして、と思わせるよりも前にただ事実を突きつけてやれば良い。

逃げの常套手段(藁)だが、木を見て森を見ずではどうしようもないからね。
余力があれば、という程度でよかろう。
234名無しさんだよもん:03/01/27 22:33 ID:XHR5vI+T
やっぱ肴のSSは厨SSよりも出来の良いSSの方がいいね。
晒しになんないし、各人の考え方にも色が出て面白い。

厨SSじゃ、指摘レスばかりになっちまうだろうしなあ。
235名無しさんだよもん:03/01/27 22:36 ID:ws9bSKFg
>>233
もしかしなくても某妹のことを言ってる?w
236名無しさんだよもん:03/01/27 22:42 ID:x4CBJgN5
>>231
「死に抗う」じゃなくて
「死を受け入れてどう生きるか」がテーマなのでは?
実際、死なない努力じゃなくて
上手く生きると言う方向で努力している
237名無しさんだよもん:03/01/27 22:49 ID:ccd506by
テーマと障害とを一緒に考えるとおかしいことになるよ。
死を受け入れても、やっぱり死にたくはないだろ。
死への抗いと受け入れは両立したって不思議じゃないんじゃないか?
238名無しさんだよもん:03/01/27 23:40 ID:FR2lZ0oA
ヒロイン三人いるんだから、それぞれテーマ分ければいいじゃん。
それぞれ核となる部分は変えておいたほうがいいし。
幼馴染のヒロインAなら「死に抵抗する」、
従姉のヒロインBなら「死を受け入れる」を前面に出すというのはどうよ。
239名無しさんだよもん:03/01/27 23:47 ID:n9aIVZta
反論しようと思ってプロット読み返してみたが
主人公、けっこう未練あるな
「前半で対立が消えた」と断じたのは早計だったか

でも、序盤で一度結論を出した問題を
何度も引っ張るのは、やはりマズイ気がする
240名無しさんだよもん:03/01/27 23:57 ID:ccd506by
結論は一体どこに出たのかと小一時間。
出されたのはプロットだよ?
不都合なことがあればプロットごと変えてしまえばよろし。

俺はテーマというのをあまり考えたくないかな。
ただ>>231で言ったように、ヒロインの個性による差は出すべきだと思う。
それがひいてはテーマの違いになることもある。
241名無しさんだよもん:03/01/28 00:16 ID:USNg73Rx
>さまざまな思考の海で彼が導き出した答え。
>それは、残された時間に日常を見出すこと。

これが結論だと思ったんだがな……
ま、いいさ
常に真実の数より解釈の数の方が多いのだ

ゲームシナリオとして考えるなら
横のつながりが欲しいかな
このままだと、出だしが同じ小説3本並べるだけになりそうだし
242名無しさんだよもん:03/01/28 00:21 ID:ATtHwJ1t
ああ、そういうことか、スマソ。
基本的に書き手の言いたいことなどクソくらえ、
という立場に立っているので(w

というか、今ふと思ったんだが、
これはゲームシナリオを書けば良いのか?
それともすべて別個の物語として書けば良いのか?
俺は前者だとばかり思ってたから、出だしは一緒で当然だと勘違いしてた。
243名無しさんだよもん:03/01/28 01:06 ID:USNg73Rx
どっちでもいい
ゲームシナリオならゲームシナリオの
小説なら小説の技法を研究ってことで

俺的には投下されたネタで盛り上がれればOK
244名無しさんだよもん:03/01/28 01:19 ID:iR+ybKK4
話題に割り込むようにして登場する漏れ。

ゲームシナリオとしての技法から見てみようか。
既に色々解釈が出てるが、このプロットを漏れが分解するとこうなった。

コンセプト──
泣け。
テーマ──
『アルジャーノン』型の、段階的に全てを喪失していく悲劇。その悲劇の中で、最後まで「大切なもの」を掴み続ける強さ。
(葉鍵板的に言えば、真琴シナリオ型構造)
視点──
主人公一人称。

『主人公』
主人公。全てを喪失する者。最後の最後に大事なものを掴み取れり守り抜くことを選べる者。
『ヒロインA』
主人公が自分の命の全てをかけて傍にいたいと思える相手。またその心に答えてくれる相手。

ここまでを確認することで、全てのイベントが「何のために存在しているか」という目的が設定できる。
つまり「主人公が何かを無くす」か、「主人公が無くしたくない何かを掴む」の二つのどちらかに関与するものを組み上げてできるのがこの話、ということだ。
たとえばそれは、当たり前のように過ぎていくはずの日常だったり (後半に日常を「無くす」ことによる印象を強化する)
日常の中でちまちま感じる頭痛への不安だったり (同上)
病院の中で出会うほかの人間の死だったり (自分の死を見つめさせる)
小さい頃に書いていた日記帳を読み直すことだったり (すぐ判るだろうから以下省略)
そしてヒロインに関わる様々なこと、なわけだ。
245名無しさんだよもん:03/01/28 01:28 ID:iR+ybKK4
んでもってまぁ、この形だと、既出の通り、似たような話がヒロインごとに並立して終わりになってしまう。
なぜならテーマを背負っているのが主人公で、解決するのも主人公だから。ヒロインに依存する要素が驚くほど少ない。

そこで技法としては、テーマの一部をヒロインに委譲するというものがある。
ヒロインAはこのままでよし。
ヒロインBの場合は、今の日常を全く素晴らしいものと思っていないとか。
ヒロインCの場合は、このヒロインも余命いくばくもないとか。
こうすることで、ヒロインBのシナリオは
「主人公が“ごく普通の日常”をかけがえのないものと気づく」→「ヒロインB、生きることの幸せを教えられる」
となるし、ヒロインCのシナリオは
「主人公が最後まで握り締めるべき大切なものを見つける」→「ヒロインCも同じように見つける」
となる。

以上、駆け足ながら、ゲームシナリオプロットの組み立て方の技法の一種。
長文スマソ。


あと>>222もスマソ、仕切るつもりはなかったのだ。
246名無しさんだよもん:03/01/28 11:28 ID:gHcyXFHm
 シナリオ冒頭
 続きはだれかキボンヌ。

 隣のベッドからカーテンごしに消毒液の匂いがツーンと鼻にまとわり

つく。
 なんとかかんとかという病気で入院したらしい、おっさんが昼飯をも

どした。
 かなりアンニュイになる。
 スプレーの音とともに消毒液の匂いがする。
 慌ててやってきた看護婦がベッドを消毒するためにばら撒いたのだ。
 ちなみに俺は昼飯を食っていた。食事に時に嗅ぎたくない匂いだ。
 消毒液の匂いとゲロの匂いがブレンドされた高貴な香り。
 まったくもって食欲を激減させてくれる。
 それにしても、食べ難い。
 点滴のために刺された針が利き腕の自由を容赦なく奪う。
 不味い上に食べづらい。病院食が好まれないのが良くわかった。
 悪臭。不味い。食べ難い。
 ため息をついて箸を置き、ベッドから窓の外を眺める。
 病院の中から見る光景が変らないことに飽きを感じる。
 早く退院したいと切に願う。
 ことの顛末は体育の授業の時だった。
 …
247名無しさんだよもん:03/01/28 12:03 ID:USNg73Rx
20行やそこらでは味見にもならない
せめて1エピソード分くらい終わらせもらわないと
物語的な評価のしようがない

さすがに一度ゲームはじめたら、どんなに地雷の匂いがしても
20行でアンインストールすることはないし

ちなみに、いきなりゲロの話された時点で
地雷指数(俺評価)は80を突破

「ことの顛末」と言う単語を誤用してる点で90を突破
アンインストールまで残り10ポイント
248名無しさんだよもん:03/01/28 12:10 ID:0dGHi4PJ
俺はおにゃの子が五分以内に登場しないと100Pダウン。
249名無しさんだよもん:03/01/28 16:04 ID:7RngwP6b
えっと、自分なりにご意見を租借してみて…。
みなさん凄いですね。自分なりの、確たるものさしを持っているようで。
私が言えた義理でもないのですが、これくらいの目を持っている人が多いのになんでWebには房なSSばっかりなんでしょうかね…。
とここでは話題が違うのでストップ。
(↑そういう自分もクロスオーバーとか書いてマンセーだったりするが、愚痴すみません)
主人公は前半で自分に見切りをつけるのでなく、後半で心情を吐露させるほうが良いということでしょうか?
有体に言えば、前半で無理をし、中盤でボロが出始め、最後の方で感情爆発。
プレイヤーに対して揺さぶりをかけるというか。>>244の意見をうけいれるとして…。
スタンスとしては、前半が主人公サイドで後半がヒロインサイドというのは変らないけれども、
前半を若干抑え気味にし(なくなってゆくことに緩慢になっている)、
後半の感情爆発(日常を演じることで、失ってゆくことを受け入れるつもりであったのに、最後に抗ってしまう)
にぶち込むようなシチュエーションを描ければ…どうでございましょうか?
(日本語下手ですいません)
250名無しさんだよもん:03/01/28 16:05 ID:qCSnGU+v
個人的には主人公がヒロインとえちぃしちゃったことに対して卑下したりするシーンなんか追加したらどうだろうか、とか思った。
局地的な解決にもならないかもしれないけれど、ピアノ系の曲を流して、本当にお涙頂戴。
作為的で媚び売りまくりだけども…。

♂やっぱり、最低だよな
♂これから死ぬのに。無責任だよな
♂でも、一人で死ぬのは嫌だったんだ
♂俺はっ…
♀もういい
♀もう良いよ
♂良くない
♀もっと怒れよ!怒ってくれよ!俺が死んじまうことを無責任だって言えよ!
♀私は許す。
♀私は許すよ…。
♀世界が許さなくても、私は許す。
♀私だけはあんたを許す。

上記のやりとりは、最後のお散歩イベントよりも前の時期に。
お散歩イベントは実質的にラストであって欲しいと希望的観測。
251名無しさんだよもん:03/01/28 16:07 ID:7RngwP6b
>>245さんの意見はいいと思った。凄く嫌いじゃないです。
ヒロインBのが特にすばらしいと思わず思ってしまった。
>>238さんの考え方も良いが、合えて取るなら屈折しているヒロインB(新設定?)
はAとの違いを引き出せそうで面白そうだな〜と思ってみたり。
>>241さんの横つながりの必要性も感じたりしました。
AとBが喧嘩とかしたら面白そうとか思ったりする。
家族計画(だったかな?)のつんけんした黒い女の人あたりのイメージ(ヒロインB)
また時期を置いてBのプロットもどきみたいのをUPなんぞしてみても良いでしょうか?
良くないようであれば顔出さないので…。(名無しで自作自演ってのもちょっと恥ずかしいので。自分が。)
ヒロインAのプロットもなおざりに、ネタを振った癖に無責任すぎる返答ばかりで申し訳ございません。
(上の二つも私です。名前入れ忘れました)
252alice:03/01/28 16:09 ID:7RngwP6b
↑上みっつ、aliceです。すいません。
253名無しさんだよもん:03/01/28 17:35 ID:LwD6r2k3
とんでもない案をここで提示してみるてすと。

三 人 同 時 に や っ て し ま え (w

ところでこのスレは五人しかいないのでは?

せっかくなので>>246をまねして、俺も冒頭を描いてみるか。
俺の勘違いと趣味を存分に入れます。
2541/2:03/01/28 17:54 ID:LwD6r2k3
Kanonを意識して三行区切り。ONEっぽくなるかもね。即興でつ。


 俺は暗闇が好きだ。
 暗闇はすべてを覆い隠してくれる。
 だから最近は目を瞑ってばかりいる。

 ……嘘だ。
 目が見えなくなってしまっただけだ。
 あるいは、世界が俺を残して消えてしまっただけだ。

 最後の一年間、俺はただ夢中に走っていた。
 闇の中を直走っていた。
 目的も、目標も、なにも見なかった、見えなかった。


 あいつのことを考える。

2552/2:03/01/28 17:54 ID:LwD6r2k3
 あいつはあれでよかったのだろうか?
 後悔、していないだろうか?
 俺を好きでいてくれたんだろうか?

 
 俺は、あいつを好きだったんだろうか?


 いまさらそんなこと考えたって、なにもかも、もう遅い。
 すべては闇の中だ。
 そしてその闇もそろそろ、消えてしまうだろう。

 でも、思い出すくらいは許されても良いんじゃないか?
 なにしろこの一年間、後ろを振り返ったことなんてないからな。
 ……どっちが前で、後ろなのか、わかんないけどさ。

 
 始まりは、高校三年の、春――
 
256名無しさんだよもん:03/01/28 17:57 ID:LwD6r2k3
……イマイチ。
257名無しさんだよもん:03/01/28 18:54 ID:Wg2BnKql
私もご教授いただこうかな…。

↓某所に投稿した短編SSです。
描写等の指摘を頂いて有意義ではあったんですが、
力を入れた構成・ストーリーのウケがイマイチでした。

朝の通学路。
足元の雪を踏みにじり、俺はいらいらしながら腕時計を見る。
「遅いな…舞のやつ」
「そうですね…」
苛立つこちらをよそに、隣の佐祐理さんはいつもの口調だった。
「もういい!こうなったら舞を置いて、俺たちだけで先に行こう」
「でも…」
「待ち合わせに遅れるあいつが悪い。一人のために全員が遅刻することは…」
「その心配は無いですよ、祐一さん」
笑顔の前で手をぽんっと合わせ、
「もう走っても間に合いませんから」
絶望的なことをさらっと言う。
このおおらかさは、俺にはまねできない。
さらに待つこと数分、ゆっくりとした足取りで、ようやく舞が姿をあらわした。
時間が時間だというのに、やけに足取りが重い。
「遅いぞ…大体お前、」
出会い頭に不満をぶつけてやろうと思った矢先、舞が突然泣きそうな顔になり、
「くちゅっ!」
全身に盛大なくしゃみをふきかけられた。
「……もういい」
顔のほてった舞を見て、佐祐理さんが心配そうな顔になる。
「風邪ですか?」
「頭熱い…ぼーっとする……本物のくまさんに触りたい…」
「症状の中に一個だけ、ただの欲望が混じってるぞ…」
258名無しさんだよもん:03/01/28 18:55 ID:Wg2BnKql
どうやら本格的な風邪らしい。立っているのもつらそうに見える。
「熱のせいで…学校のこととか、朝ごはんとか、いろいろ忘れてた」
「まったく…腹出して寝てるからだ」
「浩平うるさい…」
「おいっ!おもいっきり名前間違えてんぞ!」
舞に聞いたところによると、どうやらそれなりの理由があったらしい。
昨夜、商店街でうろついていた子犬を保護した後、
首輪に住所が記載されていたのでわざわざ送り届けてあげたのだ。
凍えるような寒さの中、徒歩で延々三時間も。
「舞えらいです」
「だからって自分が体壊してたら元も子も無いだろ」
「……」
「今日は休んどけ。家まで送ってやるから」
学校とは逆の方角に歩き出そうとすると、後ろから袖をつかまれた。
「学校は、休まないから…」
熱のせいで息切れしながらも、意志のこもった目で言った。
「…何でだよ」
「まだ、終わってないから…」
舞が無理してでも学校に行かなくてはならない理由…。
思い当たることは、ひとつしかなかった。
舞は今日も戦うつもりだ。
夜の校舎に巣食う、不可視の魔物たちと。
すぐにでも反対してやりたいが、舞の意志はすでに固まっているようだ。
「…どうしてもか?一日でも休んだら駄目なのか?」
舞が小さくうなずく。
こうなっては、休むように説得しても無駄なだけだった。
だが、佐祐理さんは友人の無茶を納得することなどできなかった。
「駄目よ舞っ!」
普段の落ち着いた様子からは想像できないほど、彼女は動揺していた。
「舞は今病気してるんだよ?家でおとなしくしてなきゃ…」
259名無しさんだよもん:03/01/28 18:56 ID:Wg2BnKql
「だめ」
舞が冷たく言い放つ。
「舞が夜に何やってるのか知らないし、聞かないけど、今無理なんかしたら…」
そこまで言ったところで、突然舞が怒鳴った。
「うるさい!」
怒っていた。
「え…」
激しい拒絶に、佐祐理さんの顔から表情が消えていくのが、見ていてつらかった。
「佐祐理には、関係ないから…」
「舞…」
舞はわざと突き放すような言葉を選んでいる。
そして口調が強くなるほど、佐祐理さんから目線をそらした。
「首つっこまないで」
それだけ言うと、舞は俺たちを置いて一人で歩き出してしまった。
俺は、その場に残った。
今の彼女を、一人にしておく訳にはいかないから。
「あいつも悪気は無いと思うぞ」
「はい、知ってます…。舞は優しいですから」
こちらに顔を向けたときには、やっと少し表情を取り戻していた。
「舞が人を拒絶するときは、周りに気を配る余裕が無いときだけです」
「ああ…」
なんて声かけてやればいいのか、わからなかった。
舞と俺は佐祐理さんに、夜の校舎で俺たちが何をしているのかを言っていない。
あの危険な状況に、佐祐理さんを巻き込む訳にはいかないから。
それは佐祐理さんのためであって、仕方の無いことだった。
でも、それが原因で彼女を傷つけてしまうとしたら…。
沈黙の後、佐祐理さんがこちらに向き直り、
「祐一さん、お願いがあります」
260名無しさんだよもん:03/01/28 18:57 ID:Wg2BnKql
意志のこもった口調で言った。
「お二人が夜、何をされているのかは知りませんけど、」
彼女の方からこの話題に触れたのは初めてのことだった。
「それって、危ないことですよね?」
「ん…まあ、な」
「佐祐理は…いつもなら笑って見ているだけですけど、今日は状況が違います」
「……」
「舞を、止めてください…お願いします」
そういって、頭を深く下げる。
「うん……俺も同じこと考えてたとこ」
「じゃあ…」
「いくら舞でも、今の状態で無理はさせられないからな」
その言葉を聞いて、やっと佐祐理さんにいつもの笑顔が戻ってきた。

授業の合間の休み時間、俺は三年の教室まできていた。
「よぉ舞、随分つらそうだな」
机に突っ伏していた舞が、ゆっくりと赤い顔をあげる。
無理して登校したせいで、風邪は朝よりも酷くなっているようだ。
ここは舞のためにも、早めに決着をつけねばなるまい。
「お前が熱にうなされてるだろうと思って、いい物をもってきた」
「いらない…」
興味なさそうにそっぽを向いてしまう。
「物で釣っても無駄……今日は絶対やすまないから…」
「ほう…これを見てもまだ強がりを言えるかな?…佐祐理さん」
俺の合図で、横で待機していた佐祐理さんが前へ出る。
「舞ー、はちみつくまさんですよー!」
「っ!」
聞き覚えのある名前に、舞は露骨に反応した。
もはや俺のことなど目もくれず、ひたすら小太りのくま人形に視線を注ぐ。
たっぷり十秒ほどにらみ合った後、
「…いらない」
「熟考しとったろ今…」
261名無しさんだよもん:03/01/28 18:58 ID:Wg2BnKql
まあ、始めから期待はしていなかったが。
「祐一さん、これなら絶対成功するって…」
ここに本気で期待していた人が一人。
「何度来ても無駄だから…」
「じゃあ、力づくで止めるしかないか…」
「祐一が?」
あきれ果てた声。
だが、こちらだって勝機も無いのに無茶はしたくない。
「俺に負けるくらいなら、無茶して学校に残る意味もないだろ」
「本気で言ってるの?」
「ああ」
俺の意志を確認すると、舞は深いため息をつき、けだるそうに席を立つ。
俺たちを連れ立って歩き、人気の無い廊下で足を止めた。
「祐一さん、やっぱりもしものことがあったら大変ですし…」
「大丈夫だって。相手は舞でも病人だ。手加減はする」
「え?そ、そうじゃなくて…」
佐祐理さんの言葉を待たず、俺から舞に先手を仕掛けた。
舞は一歩も動かない。
よほど体力が落ちてきているのか、剣の柄を杖代わりに立つのがやっとだった。
今の状態のところに木刀の一撃を加えるのは危険だ。
俺は舞の剣を狙って、一歩踏み込む。
そして剣を薙ぎ払おうとした瞬間、
シュッ。
俺の横っ面に、閃光が走った。
間合いに近づいた俺に、舞が居合切りを放ったのだ。
「祐一さん、やっぱり危険です!舞、熱のせいで手加減できないみたい…」
「もしものことって、俺の身の心配だったのかよ!」
こうなると、もはや手詰まりだった。
舞の防御が完璧である以上、こちらから打って出るのは不可能だ。
だからといって、手を出さなければ勝負はつかない。
262名無しさんだよもん:03/01/28 18:59 ID:Wg2BnKql
「ゆういち……覚悟して……」
剣を杖代わりに体をひきづり、徐々に俺のほうへと向かってくる。
「ま、まて舞!それ以上近づくと…」
追い詰められた俺は、佐祐理さんが持っていた人形を奪い取り、
「このくま公の命は無いぞ!」
「くまさん!」
舞の表情が豹変し、剣を握る手に力がこもる。
「…許さない…」
「祐一さん、逆効果です…」
怒り狂った舞を、止められる者などいなかった。
「じょ、冗談だ!こいつはやるから…ごふっ!」
そして…。
次の授業も、その次の授業も、俺の眼が覚めることは無かった…。

結局、俺が目を覚ましたのは昼休みだった。
「いてて…」
屋上の踊り場で、あざになったところをそっとなでる。
いつもは三人で昼食をとるのだが、舞の姿は無い。
食欲が無いらしく、机で突っ伏して寝てるらしい。
「舞の奴、遠慮なく叩きやがって…」
「舞の前で卑怯なことしちゃだめですよ」
その結果が、これか…。
病気で弱っていながらこの切れ味……おそるべし。
俺が弁当をついばむ横で、佐祐理さんはさっきからバックの中をあさっていた。
「えっと……これは、確か手にはめるもので…こっちは遠距離用…」
「何やってんだ」
「お友達から借りてきた物を、整理していたんです」
箸をとめ、少し覗いてみる。
「これって…」
263名無しさんだよもん:03/01/28 18:59 ID:Wg2BnKql
バッグに詰められていたのは、大量の武器だった。
使い勝手のいいメリケンサックから、マニアックなトンファーまである。
貸してくれた友達って…やっぱりあの人たちだろうな…。
「佐祐理決めました。佐祐理も舞を止める為に、戦いますから」
「…冗談だろ?」
「祐一さん一人じゃ駄目でも、二人で力をあわせればできないことはありません!」
真剣な目で言う。
「佐祐理さん素人だろ?俺も人のこと言えないけど、危ないだけなんじゃ…」
「特訓します!」
胸の前でこぶしをぎゅっと握る。
気合を入れたつもりなのだろうが、はた目にはかわいいだけだった。
特訓ってことはもちろん、指導者が必要な訳で…。
「祐一さんお願いします!佐祐理を、立派な格闘家にしてください!」
「はは…は…」
もう笑うしかなかった。

夕焼けが赤かった。
校舎裏で、雪の上に寝転がりながら、じっと空を見つめる。
こうして空を見上げるのは何度目だろうか。
放課後から始まった、二人だけの特訓。
体中が痛む。
できたあざの数は、覚えていない。
「祐一さん…大丈夫ですか?」
あざをつけた張本人が、上から見下ろしてくる。
「佐祐理さん…」
俺はゆっくりと体を起こし、思いのたけをぶちまけた。
「頼むから、素振りの最中に木刀投げないでくれ。頼むから!」
「あははー…なぜかすっぽ抜けちゃうんですよねー」
特訓が始まってから、ずっとこの調子だった。
264名無しさんだよもん:03/01/28 19:00 ID:Wg2BnKql
多彩な才能を持つ佐祐理さんなら、と少しだけ期待していたりもしたのだが…。
俺の傷が増えただけだった。
しかし彼女はめげない。
「もう一回だけチャンスを下さい。次はうまくやれますから!」
「………」
誤算だった。
無理なことを悟れば、すぐに諦めてくれると思ったのだが。
彼女の意志は固く、自分の口からは弱音ひとつはかなかった。
「佐祐理さん…」
こんなことは不毛でしかなかった。本人が一番わかってるはずだ。
舞は自分の戦いに関することに、佐祐理さんが触れるのは許さない。
彼女のできることなど、始めから何も無いのだ。
「俺一人で、もう一度舞を説得してみるよ」
「…え?」
「だから佐祐理さんはここで待ってて」
「そ、そんな!祐一さん一人に任せきりなんてできません!」
激しく反論する。
いつもの彼女とは違い、見苦しいほど狼狽していた。
彼女の気持ちは、俺にとっても共感できるものだった。
でも、それを汲み取ってやることはできない。
「こうゆうのは、俺のほうが向いてるよ」
「佐祐理は、役立たずですか……?」
すがるような眼。
自分の無力に焦る気持ち。
それは、俺が舞のそばでいつも感じていたものと同じだった。
「佐祐理さんが力になれる時は、いつかちゃんと来るよ」
俺の言葉に逆なでされたのか、彼女の声がうわずる。
「それっていつですか!」
「……」
265名無しさんだよもん:03/01/28 19:01 ID:Wg2BnKql
「友達が苦しんでる時に、助けることができないで、いったい何ができるんですか」
取り乱したのは一瞬だけだった。
「すみません…。わがままだっていうのは解ります。でも…」
「見ているだけは、…いちばんつらいです」
今日だけのことではないだろう。
俺が舞のそばで、自分の無力さを感じているとき、
彼女もたった一人で傷ついていたのだ。
「佐祐理さん…」
「あははっ、本当にすみません。急に怒鳴ったりして…子供みたいですよね」
「お願いしていい?」
「え?」
「今から舞を連れてくるからさ、その後の看病とか…こま使いみたいで悪いけど」
「いえ、そんな…」
「あいつの好きなおかず作ってやったり、服かえてやったり、色々…あっ、待った」
「?」
「帰ってきた時、出迎えてくれると嬉しい。それだけで疲れ吹っ飛ぶから…」
「あはは…、祐一さん……お世辞うますぎますよ…」
「きっと舞もそう思ってる」
彼女の笑顔が、少しだけゆがむ。
くるりと後ろを向き、声だけはいつもの調子で、
「でも結局、肝心なところは祐一さんに頼ってばかりですよね」
「頼るどころか、もっとべたべたに甘えてくれてもいいぞ」
「あははー、なんだか尻に敷かれそうです」
俺の言葉なんかでどれだけ励ませたのかはわからないけど、
一つだけ伝わっていればいい。
大切な人が一人いるというだけで、すでに俺の支えになっているということを。

校舎の中はすでに真っ暗だった。
残っている生徒たちは一人も居ない。
266名無しさんだよもん:03/01/28 19:01 ID:Wg2BnKql
いるとすれば…魔物を待ち続ける舞だけだ。
こうして俺があいつを探している間にも、すでに戦いは始まっているのだろうか。
熱にやられた舞の剣が、奴らにまで通じるとは思えない。
そう思うと、自然に足が急いでしまう。
「まだ出るなよ…せめて、俺が見つけるまでは…」
三階までの階段を登り切ったところで、ようやく探し人の姿をとらえることができた。
「舞っ!」
嫌な汗が吹き出た。
視界に映った舞のからだは、廊下にごろりと転がっていたのだ。
急いで駆け寄って体をゆすってみる。すると…、
「…揺らさないで…頭ガンガンする…」
俺の手をはたき、つらそうにしゃべる。
「脅かすな…熱で倒れてただけかよ」
それでも十分危険な状態だが。
「今日は帰って…手伝いも要らない」
「お前…そんな状態で何いってんだよ!」
「今の私じゃ…祐一を守りきれないから…」
こんな時まで、人の心配かよ…。
こみ上げるものをこらえる。
「無理やりでもつれて帰るからな」
舞の体を強引に背中に乗せて、逃げられないようがっちりと足を掴んだ。
「おろして…祐一だけ帰って…」
「だめだ。俺のことより、少しは佐祐理さんの気持ちも考えろ」
俺の背中から逃れようと抵抗していたのが、一瞬ピタリと止まる。
「佐祐理は、何て言ってた」
「泣きそうだった」
肩に回された舞の手に力がこもる。
「…このまま帰る。いいな」
「よくない…けどっ」
すでに抵抗はやんでいた。
267名無しさんだよもん:03/01/28 19:02 ID:aoiJNJm4
意見を求めたい時はあげるべきです。
268名無しさんだよもん:03/01/28 19:02 ID:Wg2BnKql
「佐祐理の顔がちらついて、集中できない…」
「ははは、やっと観念したか」
そうと決まれば、すぐにでもここから立ち去るべきだ。
走りやすいように舞を背負い直し、一歩踏み出す直前、
ぞわっ。
背中越しに冷たい気配が走り、四肢がこわばる。
振り向いた先には何も見えない。
だが、その空間には確実に何かがいた。
「出た…」
「降ろして!」
「駄目だ!おとなしく捕まってろ!」
「どうするつもり」
俺の両手は、舞を支えるため塞がっている。
歩くことすらできない舞に期待はできない。
戦うことのできない俺たちにできるのは、ひとつだけだった。
「このまま逃げ切る!」

「追いつかれてる。ペースあげて」
「やってる!」
魔物に背を向けた後、全力疾走で逃げ出した。
しかし、こちらは舞を背負ってる分、スピードが出ない。
追いつかれるのも時間の問題だった。
しかも、問題はそれだけではなかった。
階段の前まで来たところで、正面から強烈な殺気を感じ取る。
「伏せて!」
舞に頭を押さえられ、一瞬体制を崩してしまった。
次の瞬間、頭上の空気が緊張したのがわかった。
ずんっと背後で鈍い音。
見ると、人力では傷つけることすらできない壁が、ぽっかりとへこんでいた。
269名無しさんだよもん:03/01/28 19:03 ID:Wg2BnKql
直撃を食らったら、じぶんの体がどうなってしまうのか、見当もつかない。
「もう一体か…?」
「挟まれた…」
俺たちが来た方から、ゆっくりともう一体の気配が現れる。
追いつかれてしまった。
すがる思いで辺りを見回し、新たな逃げ道を探したが、
「ここだけ、かよ…」
三回の窓。
そんなところからダイブして、無事でいられる保障はどこにも無い。
「倒すしかない」
追ってきたほうの魔物から、再び強烈な殺気。
舞が背中で、何かを抜いた。
「お前、そんな状態で…」
「うるさい。祐一は黙って…、」
かつんっと鞘の落ちる音。
俺の眼前の空気の質が変わり、迫り来る何かに、俺は反応できず、
「騎馬になって」
きいぃぃんっ!
舞の剣が空に突き刺さるのと、俺の眼の前の殺気が消えうせるのは同時だった。
すぐ後ろから、さらにもう一体。
「祐一、こけて」
「はあ?何で…」
「早く!」
頭を思いっきり押さえ込まれて、前のめりに倒れる。
宙に放り出された舞が、体ごと魔物に突っ込む。
体重を全て乗せた、舞の突き。
再び、鋭い金属音が響き渡った。
どさりっ、と舞が床に落ちる。
再び廊下に静寂が戻った。
270名無しさんだよもん:03/01/28 19:04 ID:Wg2BnKql
「やった…みたいだな」
「…起こして」
舞が床にベちゃりと突っ伏したまま、動かない。
病気ですでに消耗していたのだ。さらに運動したのだから、もう限界だろう。
「ったく、最後まで無茶しやがって…」

「舞!」
門の前で待っていた佐祐理さんが、心配そうに駆け寄ってくる。
舞の額に手をあて、ため息をついた。
「熱、さっきよりも上がってる……もう、無茶するんだから…」
佐祐理さんに小言を言われても、当の本人は平然としている。
「佐祐理の手、冷たい」
「あはは、ずっと外で待ってたから…」
突然、舞が佐祐理に向かっておもむろに抱きついた。
「ま、舞?」
「暖かい?」
「…はい、とっても」
「こっちは、冷たくて気持ちい…」
雪の上でじゃれあう姿は、二人が本当の姉妹のように思わせる。
些細な気持ちのすれ違いも、この二人の前では取るに足らない出来事だった。
「どれどれ、俺も一つ…」
ごつっ。
雪の姉妹の語らいと、ひじとあごのぶつかる音が、冬の夜に響き渡った。
271名無しさんだよもん:03/01/28 19:07 ID:Wg2BnKql
終わりです。長々とすみませんでした。
272名無しさんだよもん:03/01/28 19:13 ID:KH9FKM5n
273名無しさんだよもん:03/01/28 21:53 ID:VFvGy6kR
sage進行でいいんじゃないか?
妙な奴紛れ込ませるくらいなら、少人数でまったりやろうよ
少なくとも投稿の間に割り込んでまでageる必要はないだろ

>>249
謙遜じゃなくて、ほんとに日本語下手だな(笑)
話作りと表現が独立した別の技術だっていう見本かもしれない

>>257
オチはそれまでの物語の結果でなくてはならない

起「舞、風邪を引く」
承「祐一、佐祐理は舞を家に帰すために頑張る」
転「舞は結局危険な目に遭うが、自力で切り抜ける」
結「舞と佐祐理は仲良し」
これでは訳が分からない

結「舞は少しだけ反省しました」
結「祐一は舞を守れるくらい強くなろうと思いました」
とかなら、なんとか収まりがつくと思う
274名無しさんだよもん:03/01/28 22:16 ID:RoV2BkLa
構成に力を入れた、……力の入れ方が間違っていると思われ。
多分、知らないだけだろう。これから知れば良い。
あとオリジナリティ……面白みがない。
リライトのしようがないな。文章の良し悪し以前の問題か。

多分、一番書きたいのは舞と佐祐理と祐一の微笑ましい関係、なんだろうが、
それについてじゃあ書いたお前はどう思うのか。
「嫉妬する」「良いっ!」……まあ、いろいろあると思うが、
そういうことを考えてみる必要がある。
オリジナリティ、っつーのは、こういうところに出てくるもんだ。

もっと、自分の考えをまとめろ。
それが出来てからじゃないと文章の良し悪しを論じても意味がない。
小難しいことを考える必要はない、
「ああいう三角関係って楽しいよね」というものでも充分だ。

いわゆるシチュSSが面白いと思えるのは、
書き手が「名雪かわいいっ! かわいいだろっ!」
っつー思いであふれてるからだな。それが通じる相手には面白く感じる。
そーゆーもんだ。

がんがれ。
275名無しさんだよもん:03/01/29 00:17 ID:fgT2nPn9
AとBは語られつつあるんでヒロインCについて少し考えてみるかな。

まず目が見えないって設定だが、
生まれつき見えないのか事故で見えなくなったかで色付けが少し変わる。
生まれつきなら見えないことを辛く思っているがすでに事実を受け入れているし、
事故なら明るく振舞っていても内心は絶望している形になるかな。
この辺の解釈は人によって様々だが、二面性を持たせる事でキャラに深みを持たせるのは常套手段だな。

暫定的に、生まれつき弱視で成長するにつれて悪化、小学校に上がる頃に失明ってことで進める。
物心つく頃には視力を失っていたから、目が見えないことを普通に受け入れているCに主人公はいらつく。
死に脅える主人公が、視(=死)を失っても平然としているCに嫉妬しているとか、そんな感じ。
このあたりの複雑な心境はCと交流するにつれて少しずつ気付いていく流れにして、Cが大切になるまで引っ張る。

で、物語中盤から終盤に掛かるあたりで主人公が視力を失い、Cの目が見えるようになる。
ここで、他のヒロインたちと主人公を決別させる。
他のシナリオで主人公自身が語ったことを否定させることで、何が正しいのか、という答えをぼかす。
コレもまあ、物語を盛り上げるための常套手段かもな。

目が見えなくなった主人公をCが世話をするわけだが………
こっからはCの性格をもっと肉付けしてからじゃないと先が見えないな。

とりあえず語ってみたが、どうよ?
276名無しさんだよもん:03/01/29 01:40 ID:BWUjwNWH
>>275
ううむ。粗筋はよろしいかと。ただ、
>物心つく頃には視力を失っていたから、目が見えないことを普通に受け入れているCに主人公はいらつく。
そりゃ物心つく頃から視力がなかったら平然と受け入れてるさ。
事故で視力を失って、それにも拘らず(葛藤があったにせよ、最後には)闇の世界を受け入れている、なんてした方が自然じゃないか?
些細なことではあるかもしれんが。
277名無しさんだよもん:03/01/29 01:41 ID:Jrqx03nB
>>275
どうよ?って言われてもな
それは助言でも分析でもなくて
単にあんたがやりたいことだろ

で、中身に関して

ABエンドの結論をCエンドで否定したとしたら
隠しキャラのDエンドで両方の結論を超えた正解を示す必要があるだろう
弁証法だな
プレイヤーを迷わせるだけで正解を与えないのは
娯楽作品として減点ポイントだ

>ここで、他のヒロインたちと主人公を決別させる。
簡単に言うけど、こういう作者の都合で物語を進めると
かなりの確率でキャラが死ぬぞ

>他のシナリオで主人公自身が語ったことを否定させることで、何が正しいのか、という答えをぼかす。
これもよくわからん、何を否定して、どんな結論を出すのか
構造的には確かに燃える物があるので、具体例が欲しい
278名無しさんだよもん:03/01/29 01:42 ID:myhttvQS
>>257-271
では俺からもいくつか。ちょい辛口で。

273で既に指摘されているが、物語の「流れ」が欠如している。
これはどうしてかというと、「何を書きたいのか」の筋が通っていないから。
「風邪をひいてちょっと元気のない舞って萌えだよね」 …なのか。
「佐祐理は本当に舞のことを心配してるんだよ」 …なのか。
「どんなに元気を無くしても舞は強い子だ」 …なのか。
どれかひとつに絞り、それを背骨にした上で他の肉付けをするべき。

たぶん「二人はいつでもお互いのことを思っている」を書きたかったのだろうと勝手に推測し、話を続行。
この場合必要なのは、「舞にとっての佐祐理」「佐祐理にとっての舞」の描写。
で、「佐祐理にとっての〜」に関しては、心配しているところで描写されている。
弱いのは「舞→佐祐理」のほうだ。「顔がちらつく」などの言葉が全く存在感を持ってない。
ここで充分に強化された要素が描写されていれば、自然と全体の構成も落ち着くはず。
勿論それにも限度はあるし、それ以上を望むなら構成のための様々なテクも必要になるわけだけど、最低ラインは保持できるだろう。

具体的にどんな要素を描写すればよいかは……まぁ自分で。
279名無しさんだよもん:03/01/29 01:53 ID:myhttvQS
続いて>>275

276-277で語られているとおり、ここに来て、この企画そのものの穴が浮き彫りになった。
ゲーム全体でどういうテーマを持ち、どういう結論を語るのか。それが完全な空白のままで見えていない。
これでは個々のシナリオに役目を与えることなどできようはずもなく。

テーマリングについてはまぁ、散々既出だし上記の通りなのでおいといて、あと気になるのは、
>>二面性を持たせる事でキャラに深みを持たせるのは常套手段だな。
ここに大きな罠が見える。
これは確かに常套手段だが、不自然でないように構築するのが非常に難しいものでもある。
なぜなら、書き手本人が「二面性を持った人間性」というものをしっかり理解していないと、ただのむかつく自閉症が出来てしまうから。
まぁそれでも文章力と萌えで違和感を塗りこめてしまうという手もあるんだが、それを良しとするかにはやはり個人差があろう。
例え……としてはダイレクトだが、ONEにおけるみさき先輩は、かなり上手いやりかたで「前を向く明るさ」「内に抱えたままの恐怖」を両立させていた。
並みのライターでは、あのレベルには到達できない。
そしてあのレベルでも、「障害者でお涙頂戴している」としか読めないヤシが続出しているのは周知の通り。

見たところ、話の本筋にその二面性が大きく絡むというわけではなさそうだ。
ならば、それはリスクばかり大きくあまり意味を与えられていないギミックということになろう。避けたほうが無難かと。
280名無しさんだよもん:03/01/29 12:48 ID:/an/wzUl



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281名無しさんだよもん:03/01/29 13:06 ID:dc6XUS3n
>299
むしろあんな通り一遍の消費されつくした障害者ファンタジーを
「あのレベル」とまで評価してしまう批評者のレベルに問題がねえか?
ああいう障害者の扱い方の持つ差別性に気づけない鈍感さとか。
ONEの作品的水準の高さを認めるにやぶさかではないが、
障害者の扱いという意味では他の凡百の作品群と何も変わらんぞ。
涙を流して人に共感するのは気持ちいいだろうけど、無関係の
人間に泣かれた「可哀想な」障害者のほうでは気分が悪いだけだろうな。
282名無しさんだよもん:03/01/29 17:09 ID:Jrqx03nB
>>281
話について来れないからって切れんなよ

>>279が問題にしてるのはキャラクターの二面性であって
障害者の扱いではないし、ONEの評価でもない

ま、それぞれ語るに足るテーマだとは思うが
わざわざ混ぜて考えるのは問題を複雑化させるだけだろう
283名無しさんだよもん:03/01/29 17:22 ID:UdkxHUG4
んー、いっぺんにふたつの話題が。
>>281のいいたいことはわかる。
健常者が無意識に感じる身障者に対する優越感・差別を指しているのだろうが、
娯楽として描くものにそれを要求するのは的はずれっしょ。

もちろん、それを芸術的テーマと捉えるなら話は別。
その辺はきっかり分けていかないと、
平行線どころかすんでいる世界が違ってしまうぞ。
284名無しさんだよもん:03/01/29 17:35 ID:Jrqx03nB
えっと、>>283の主張は
健常者が感じる優越性を
娯楽作品に組み込んで利用するのはOKで
芸術作品として障害者を描くのはNGってことか?

よくわからん、詳細希望
285281:03/01/29 18:29 ID:dc6XUS3n
>282
>あのレベルでも、「障害者でお涙頂戴している」としか
>読めないヤシが続出しているのは周知の通り。
が、読解力不足じゃなくて、単に適切な評価だ、と俺は言ってるだけ。
それを踏まえたうえで、障害者萌えや障害者陵辱は娯楽として成り立つと
いうことを否定するものではないがな。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1027873257/l50
こんなスレもあることだし。

ハンディを背負った可哀想な女の子が頑張る姿はウツクシイネ!
それを見て共感する僕達もウツクシイネ! ってな、
お安いお涙頂戴モノの発想から、ONEがいくらかでも
踏み出しているとは、俺には読み取れなかったな。
286名無しさんだよもん:03/01/29 18:43 ID:UdkxHUG4
たとえば、
「これは泣けるお話だよ、面白いから読んでみなよ」
って渡された本が宗教の啓蒙書だったら怒るだろ。
話が違うってな。

それと同じで、ONEにしても結局はゲームなんだから、
相手を啓蒙させる目的でみさき先輩を描いているわけじゃないわけ。
泣かせるための設定のひとつに過ぎなくて、いわばスパイス。
奇妙な味付けだが、スパイスには変わらない。

本当に障害者をテーマにすえるなら、
もっともっと別の描き方をしなくちゃならない。
そしてそれはあまり純粋な娯楽としては向いていない。
少なくとも、流し読んで「ああ、面白かった」というわけにはいかない。

そーゆーこと。
だから娯楽なのか、芸術なのか、それを理解したうえで、
批評なり評価なりしないとね。
287名無しさんだよもん:03/01/29 18:49 ID:UdkxHUG4
む、しまった、>>284への回答になってないぞ。

健常者の優越感をスパイスにするのが娯楽で、中心にするのが芸術。
ピカソのゲルニカは戦争への強烈な批判だが、
最終兵器彼女の戦争という設定は恋愛のためのスパイス。
前者は戦争そのものへの怒りだが、
後者は恋愛の障害のひとつととらえているんだな。
どちらも「戦争イクナイ」というメッセージが入っているが、
ずいぶん使われ方が違う。

これで回答になったかな。
288名無しさんだよもん:03/01/29 19:35 ID:Jrqx03nB
>>285
あんたの主張が正当かどうかなど俺は問題にしていない
それを持ち出す方法やタイミングが間違ってると言ったのだ

なし崩し的に障害者談義になっちまった感はあるがな……

>>287
1.ONEは娯楽作品である
2.障害と差別を正面から捉えると、その作品は娯楽作品から遠のく
3.ONEが障害や差別を真剣に描いていないことは、許容されるべきである
でいいのかな?
289名無しさんだよもん:03/01/29 19:48 ID:UdkxHUG4
……詳細求むといわれたから、書いたのに……。
しかも正当性ではなく、主張とその根拠を述べただけです。
ONEは具体例として挙げただけ、主張ではない。

俺の意見は、
娯楽にするのであれば深入りはしないほうが良い、
というもの。
デザートが主菜になっちゃだめでしょ?
290名無しさんだよもん:03/01/29 19:58 ID:Jrqx03nB
>>289
288の上半分と下半分は
別の対象に宛てたレスなので
分けて読んでもらえると嬉しい
291名無しさんだよもん:03/01/29 20:07 ID:UdkxHUG4
スマソ、つってきまふ……。
292275:03/01/29 20:14 ID:qgu0g1ZK
>277
>ABエンドの結論をCエンドで否定したとしたら
>隠しキャラのDエンドで両方の結論を超えた正解を示す必要があるだろう
>弁証法だな

弁証法ってのはよく解らんが、
この世に正解ってのが人の数だけあることは俺もわかる。
この世に万人を納得させられる正解なんてないってこともな。
ならば、最も多くふれあったヒロインにもっとも影響を受けた正解を出すものだろう。
死ぬことを前提にCの救済=失明してしまう主人公の意志を、AやBは理解できないだろう。
>ここで、他のヒロインたちと主人公を決別させる。
>他のシナリオで主人公自身が語ったことを否定させることで、何が正しいのか、という答えをぼかす。
ってのはそういう意味。

ま、ヒロインAのシナリオでは「死ぬまで足掻き続ける!」とかいってたのが、
Cのシナリオでは「もうすぐ死ぬ自分だけにできることを」というようになる。
その程度のレベルなんだけどね。

ONEの障害者に対する描写があんまりすぎるってのは聞いた話だな。
知識だけじゃ解らんものがあるらしいし、
障害がなくて、障害者の身内もいない香具師にはかけないのかもな。
リアルに書くと逆に引いてしまう世界だったりするわけだから。

まあ、このシナリオだとシナリオ中に主人公が障害者になり、
ヒロインは障害から回復するわけだから、
いっそのこと突然重い病気に掛かった主人公と、
長い療養生活からようやく回復したヒロイン、ぐらいのスタンスで語ったほうがいいのかな。
293名無しさんだよもん:03/01/29 20:18 ID:/Wgwf1rl
やはり障害うんぬんについて触れるのは鬼門だったか。
脇道ではあるが先にそちらについて私見を。

みさき先輩シナリオが「障害者の扱い」という意味で凡百のものであるかについては、自分はそう思っていない。
「盲目というハンデを克服する話」であれば確かに凡百だったが、あのシナリオはその一歩先をテーマにしていた。
この時点で少なくとも一定の評価に足りるだろうと、>>279で「あのレベル」という言葉を使った。
ただし、「盲目というハンデを克服する話」というテンプレートに落とし込んでONEをプレイし、それ以外の要素を脳幹シャットアウトした人間も多かろうと書いたわけだが。

障害者が、障害者であるだけで萌えの基礎を持つことは間違いない。
けなげに頑張る姿を見て萌える。それを慈しむ自分たちの優しさに浸る。
これが「障害者を出してお涙ちょうだい」の基礎で、これは直観的に理解しやすいため人間の脳みその中に既にひとつの主流を作り出している。
そのため、「障害者」が出れば、その時点で、読み手は少なからずこの「主流」を意識して読むことになる。

テーマが「障害者萌え」であればそれでよい。
しかしそうでなく、その上に組み立てる何かがテーマである場合はどうなるか。
はっきり言って、「障害者」という色メガネを装着したプレイヤーは、そのテーマの存在にすら気づかないことが多い。メガネの色が濃ければ、「障害者をバカにしている」という前提から読み始めることだって珍しくない。
そこから脱却した話を書くのに必要な筆力は尋常ではなく、まぁONEがその域に達していなかったことはこのスレの流れの中でも改めて立証された、と。


……って、ここで主流に戻ろうかとも思ったが、そもそも主流の話は全然進んでないのな……
294名無しさんだよもん:03/01/29 20:19 ID:TmJYuhQi
弁証法の一例。

アイスが食べたいです。
でもアイスを食べると太るかも……。
あ、運動をすれば大丈夫!


難しい言い方をすると、
相反する事実をより高次の真理で解決する論法。
アウフヘーベン(止揚)とも言う。
295281:03/01/29 20:24 ID:dc6XUS3n
>293
その「一歩先」って具体的に何よ?
俺はちゃんと遊んだ上で、そんなものはなかったと主張しているのだが。
296名無しさんだよもん:03/01/29 20:27 ID:TmJYuhQi
ONEについて語るのはスレ違いじゃないか?

といってみるテスト。
解釈で熱くなるのは面白いけどね。
297名無しさんだよもん:03/01/29 20:53 ID:/Wgwf1rl
で、無理やり話を引き戻すと、このAliceシナリオに出てくるような
「不治の病」「盲目」
などの障害要素は、何のためにあるのかをしっかり設定しなければ、お涙頂戴のためのムダギミックと化してしまう可能性がある。
不治の病が象徴・意味するものは、
「時間制限」「未来が決して来ない」
であり、転じて「「残り少ない時間を大切に」や「過去や現在というものの価値が判る」といった要素が派生する。
そしてそれをテーマに据えたのが最初に出たヒロインAシナリオ。つまりヒロインAシナリオは、「不治の病」ネタを真正面から書ききろうとしているものだ。

余談だが、五感のどれかを喪失する話に比べ、不治の病は「障害者をネタにするなんて」という声が出にくい。
それがどういう意味を持つのかについては、叩きになるので割愛。推測してくれ。

で、「盲目」についてはどうか。それが象徴・意味するのは突き詰めれば
「五感の中で最も頼りになる感覚の喪失」
だけだ。しかしここから派生するものは数多い。
「手を伸ばさなければ隣に何があるかもわからない恐怖」
「傍に誰の姿も認めることができない孤独」
「かつて見えていた世界と永遠に決別したという喪失感」
「これらによってその場から精神的に一歩も動くことができなくなる無力感」
エトセトラエトセトラ。そしてこれらのどれかを真正面から克服する話を書けば、盲目ヒロインを正面から書く物語が出来上がる。大体は主人公が「俺はここにいるよ」と言って抱きつけば解決するのでかなり使いやすい。
一歩先からテーマを拾う、という手もある。これらのネガティブな要素を克服した上で来る要素をテーマに取り上げるわけだ。
だが前出のとおり、それらのテーマは非常に伝わりにくい。避けるのが無難。


……おかしいな、二面性の話に戻そうと思ってたんだが……
298名無しさんだよもん:03/01/29 21:03 ID:/Wgwf1rl
書き込みに時間をかけると発言が途切れ途切れになる恐ろしさ。
キャップでもつけろというのか。


>>295
んー、君の立脚点はそこのようだから、具体的に挙げても水掛け論になるだろう。
作品からテーマが伝わっていない以上、矛盾するようだがその作品のテーマはそこどまりだ。君はONEをしっかり遊んで、みさき先輩シナリオから自分なりにテーマを受け取った。それでいい。
少なくともここは書き手のスタンスから物語を論じるスレであって、読み取り手からの話を続けるのは良くない。
ので、述べない。
収まらなければ、言い勝てないので敗走したのだとでも思ってくれ。
少なくとも君が293を読んで「そういうものがあるという仮定」から話を読み取ることが出来ない以上、俺は君に何ら有益なものを与えることはできない。
あるいは君にとって俺が「レベルに問題がある批評者」である限りは。
299名無しさんだよもん:03/01/29 21:10 ID:TmJYuhQi
……納得できる具体例を挙げれば良いんだよ。
その努力をしないで開き直るなんてっ!

もっとも俺も>>281の立場でふ。
300281:03/01/29 21:28 ID:dc6XUS3n
>297
創作論として納得した上で、障害者表現としては最低だと思うが。
>これらのネガティブな要素を克服した上で来る要素
障害を克服されるべき劣性として扱っているのはまずい。
障害がなくなってよかったねハッピーエンド、というのは最悪だし、
>大体は主人公が「俺はここにいるよ」と言って抱きつけば解決
誰かの庇護に納まることで事が終わるなんてのも同レベルにまずい。

書き手として云々を語りたいなら、そういうとこ敏感になったほうがいいぞ。

>298
何かが「ない」ことを証明することは難しいが、
あるのを証明するのは簡単だ。例を挙げればいい。
301名無しさんだよもん :03/01/29 21:53 ID:5XMUhpZ3
「へぇ、盲目属性を(ハンデキャップヒロインを)
 うまいことONEの大テーマに絡めてストーリーに仕立て上げてるよな。
 うまいやり方だよねえ。でも、ヒロインが障害者ってだけで小テーマ(ヒロインに
 まつわる物語)だけに焦点が当たりがちで、大テーマまでにはなかなか目を向けてもらえないよね」
って話じゃないのか?
視覚障碍者の描写がヒドイ云々は、それこそスレ違いの話だろう。
302名無しさんだよもん:03/01/29 22:00 ID:/Wgwf1rl
はぁ。

言い勝てないので敗走する。ごきげんよう。
303名無しさんだよもん:03/01/29 22:10 ID:Jrqx03nB
ここは具体例についての意見を戦わせる場所じゃなくて
普遍的な法則みたいなのを探る場所だと思うんだが、どうよ?

とりあえず281氏には
>>創作論として納得した上で、障害者表現としては最低だと思うが。
>>これらのネガティブな要素を克服した上で来る要素
>障害を克服されるべき劣性として扱っているのはまずい。
>障害がなくなってよかったねハッピーエンド、というのは最悪だし、
>>大体は主人公が「俺はここにいるよ」と言って抱きつけば解決
>誰かの庇護に納まることで事が終わるなんてのも同レベルにまずい。

ここら編の理由を普遍的な理論として解説してもらいたいところ
304alice:03/01/29 22:16 ID:qldJFuwG
最後のヒロインCである彼女には主人公が残すものをテーマにしてみたい。

真実を知り、入院することとなった主人公。
病院に入って、いつも目につく光景。
外を眺めている女の子。
いつも同じ場所に立っていた。
長い時間、同じ場所からどこかを眺めているような…。
主人公は声をかける。
彼女が眺めている光景が気になった。
声をかけた彼女は光りを失っていた。

知り合いになり、幾日が過ぎたころ、彼女が生きることを辛く感じていることを知る。
哀れに思った。だが、それに引き換え自分はどうなのだろうか。
苦笑。
彼女は死ぬわけではない。直る可能性もある。
だが、彼女は生きることに若干卑屈になっていた。
主人公は彼女を妬む気持ちを感じる。
とっさに、彼女の境遇に対して叱咤する。
生きていれば…なんとかなるかもしれないだろう?
ヒロインCであれ、塞いでしまう理由はある。光りのない世界に落し入れられた人間でなければその真実はわからない。
305alice:03/01/29 22:18 ID:qldJFuwG
主人公は自分の最期の仕事を決めた。
彼女を立ち直らせること。自分が生きた証を、そこに求めて。
主人公は彼女に嘘を吐いた。自分は事故で骨折をして入院した患者であると。
幸いだったのか、わからないが、彼女は目が見えない。
日に日に弱って行く姿を知られることもなく、主人公はヒロインCと接する。

序々に生きることへ前向きになってゆこうとするヒロインC。

退院することになったと主人公。
最期は近い。

退院おめでとう。私も頑張ってみる。
ヒロインCは頑張ってみると主人公に告げる。

主人公、死ぬまえに、彼女へ最期の贈り物。
彼女の瞳に光を取り戻させれることを願って、自分の角膜を譲ることに。

ヒロインC、手術を受けることができると喜ぶ。
頑張ってみようと思って良かった。彼を信じて良かった。
御礼を言わなくてはと思う。
退院したら1番にしたいこと。
彼に会って、御礼を言うこと。

瞳に光が戻り、彼女は真実を知らされる。

もう一度光を感じることができたのは、彼のおかげだったと。

エピローグが流れて終了。
306名無しさんだよもん:03/01/29 22:19 ID:TmJYuhQi
なにを対象にするかによってずいぶん変わる話なんだが。
テーマを「障害者の障害の克服」として考える。

問題となりうる点は、
障害者に対して健常者が無意識に持つ差別意識である。

>>303が解説を求める結末は、
健常者が障害者を保護する、という点においてまずい。
これは健常者が障害者に一方的な隷属を求めている、という結末である。
つまり障害の克服にはなんら関係をもたず、
障害者の被差別意識と健常者の優越意識をより拡大してしまっただけである。
障害者は健常者に依存している点で、不味い。

障害の克服をテーマとすえるのなら、
上記のような健常者による障害者の庇護ではなくて、
健常者と障害者が同じ立場に立った、という結末にすべき。
307281:03/01/29 22:41 ID:dc6XUS3n
>303
だいたい>306と同意見だが、それに加えて、
いくつかの障害は基本的に「克服できない」ものであることに注意。
障害者にとって、障害とは良くも悪くも一生付き合っていくしかない
その人自身の一部、個性・属性に当たるものなんだよ。
それを否定するのは、つまり障害者自身を劣性として否定するに等しい。
「可哀想な人」扱いがまずいのはそういうことなんだ。
「五体不満足」という言葉が持っていた意味を考えよう。
308名無しさんだよもん:03/01/29 23:19 ID:wsWnqpII
>307
障害者に関する認識の甘い香具師(オレ込み)が多いのはよくわかった。

で、どういうシナリオにすればいいんだ?そこんとこ語ってくれよ。
306のいう「健常者と障害者が同じ立場に立った」ってのもよくわからん。
一方がハンデを持っている時点で、そんな事が出来るのか?
具体的にどういう状況が『同じ立場』といえるんだ?
オレの、いわゆる健常者な視点からすると、
ハンデを克服するか、同じハンデを背負うかしか思い浮かばんのだが。
前者はともかく、後者は激しく鬱で嫌だぞ。

ご高説もっともだが、精神論だけではシナリオは書けねーよ。
その精神、あるいはテーマを具体化できなきゃな。
309名無しさんだよもん:03/01/29 23:40 ID:Jrqx03nB
>>306
「貴方だけが頼りなの」「俺が守ってやるぜ」的な恋愛関係は
健常者同士の場合、普通にハッピーエンドとして処理されると思う

306は、単にその話が「障害の克服」をテーマとしていないことを指摘したにすぎず
娯楽作品としての価値に関する説明がなされていない

>>307
作中のキャラがどれだけひどい扱いを受けても
読んでる奴が楽しければそれは娯楽だろう?
どうも書き手のモラルと日常のモラルを混同してるように見えるんだが……

>「五体不満足」という言葉が持っていた意味を考えよう。
書名だけ知ってるが読んだこと無い、意味も知らん
310名無しさんだよもん:03/01/29 23:43 ID:1h1YRXX3
>>307がおっしゃっているように、
「健常者と障害者が同じ立場に立った」
というのは、
どうしても克服できないものが確かに存在するため不可能です。
かといって>>308の提示したものは両方とも、腐るほどあるわけだ。

これをシナリオとしてどう消化するか、を考えるスレのような気もする(ぉ
アウフヘーベンを考えないとどうしようもないね。
つまり肉体的障害よりさらに高次で解決する。
たとえば恋愛とか……あ!

>>303の論拠を見つけましたよ、わたしは。
月並みなシナリオの結末として、愛があれば障害は関係ない、とかね。
ONEはこれに近いっちゃあ、近いな。
それにしては性交のときの葛藤が薄い気もするが。

>>304-305の解決方法なんかも、なかなかシナリオとして良いと思う。
特に秀逸と思う点は、主人公がすでに死んでる点ね。
生きていると愛の継続の問題が生まれるが、死んでれば突っ込みようがない。
311名無しさんだよもん:03/01/29 23:50 ID:1h1YRXX3
五体不満足。
腕と足を生まれたときから持っていない著者の自伝的エッセイ。
著者の信じられないほどの能天気な性格に呆れられます(ぉ
いや、彼が精神的に強い、とかそういうものではないからね。

もっともこのエッセイはバリアフリーがその根底にあるけどね。
機会均等という言葉でも言い換えられる。

娯楽作品に対する価値については、回答できない。
芸術作品に対する価値なら論じることが可能であれば、
娯楽作品は面白ければそれで良い、という面があるのでね。

俺は障害者に対する作中の健常者あるいは読者の優越感に対して
娯楽ならば否定するつもりはない。
面白ければそれでよい、これが娯楽的価値。

ただ、それを正面からすえるとなると、無視してはいけないとは思う。
これが芸術的価値でしょう。
312名無しさんだよもん:03/01/30 00:11 ID:5bLVjDmS
やっぱ、書いておこう。
>>310で言った、愛というのは、
「貴方だけが頼りなの」「俺が守ってやるぜ」的な恋愛関係
このような関係の愛ではないです。
そもそもこういう恋愛は健常者間でも長続きはしないっしょ。
頼られる側も頼る側も、どちらもつらいんだわ。

互いに必要としている、という相互補完的な関係であれば良いと思う。
ONEはそれを永遠の世界を持ち出して現出しているわけだねぇ。
313281:03/01/30 00:12 ID:dV1eeYSG
いや、まあ、>285で紹介したスレの人たちと君達の言ってることは
同レベルで、障害者差別との批判を受けてもしょうがないんだぞ、
ということを覚悟の上で言ってるなら構わんのだが、ちょっとその辺
無自覚に見えたんでな。

>308
「書かない」という選択があるわな。
314名無しさんだよもん:03/01/30 00:28 ID:qfBjgSmM
>>313
覚悟が足りんのは貴様の方だ
読者が楽しめないから書かないんじゃなくて
作者が身障者差別と言われるのが怖いから書かないのか?
315名無しさんだよもん:03/01/30 00:31 ID:5bLVjDmS
あのぉ、>>310-312は無視ですか、そうですか……。

やっぱ土壷にはまるねぇ、この話題。
アリスたんのプロットと>>257-270のSSに話題を戻そうぜ。

以下、何事もなかったかのようにどうぞ。
316名無しさんだよもん:03/01/30 00:59 ID:YdqCGYnx
アリスタソ、ボンバイエ
317名無しさんだよもん:03/01/30 01:05 ID:qfBjgSmM
>>310-312
なんていうか、論旨が不明瞭でレスがつけづらい
特に>>311の後半とか、未知の言語

舞のSSは一通り意見出たみたいだし
作者からの反応待ちってところだろ

>>304-305は、議論に紛れて見事にスルーされたな(笑
なんとなく不満なんだが
何が不満なのか説明できないので、コメントは保留
318名無しさんだよもん:03/01/30 01:12 ID:5bLVjDmS
……超言語……だったか?

結局のところ障害者の話も二元論で突き詰めて、
そのあと止揚で解決すりゃあ良いじゃん、っつー強引な趣旨なんだが(w
で、その止揚のひとつとして愛があるな、と思って、
ああ、これが>>303の論拠となるねぇ、と思ったのでした。

>311の後半、自分でも意味不明だ……。
娯楽的価値=面白ければよい
芸術的価値=上記以外の何か
前者は面白ければ何でも許される面がある。
後者は面白さを犠牲にしてでも表現せねばならない面がある。
319名無しさんだよもん:03/01/30 01:58 ID:p8H3LLDx
いいから障害者の話はやめろ。
お前の偽善じみた公平論に興味はない。
320名無しさんだよもん:03/01/30 05:29 ID:Mcq2TY/d
>313
>「書かない」という選択があるわな。
「書けない」の間違いだろ。どっちにしろ最悪の答えだな。
どうすればよいシナリオが書けるのか議論するスレで書いちゃダメってのが答えとは。

でもまあ、難しすぎるってのがわかっただけでもいいかな。
このあたり、
>知り合いになり、幾日が過ぎたころ、彼女が生きることを辛く感じていることを知る。
>哀れに思った。
>序々に生きることへ前向きになってゆこうとするヒロインC。
書くの難しそうだ。軌道修正したほうがいいかもな>304-305
321281:03/01/30 06:41 ID:dV1eeYSG
>320
語りえないものについては沈黙せよ。
322281:03/01/30 07:05 ID:dV1eeYSG
>319
盲目の女の子は抵抗できないからヤリ放題萌え〜、とか、
ちょっと優しくすれば簡単にヤレそうだから萌え〜、
とかなら、まあ偽善的ではない分自分の言ってることの
危険さに自覚的だろうからマシだがな。
あんたらの言ってるのは所詮これと同レベルなんだ。

>知り合いになり、幾日が過ぎたころ、
>彼女が生きることを辛く感じていることを知る。
書いたものが何万と世に出される物書きだ。
「障害がある人は、生きるのがつらいんだ」なんて
価値観を世に送る事に多少は抵抗を感じてもいいと思うぞ。
「盲目」を例えば「黒人」にでも変えてみれば意味が分かるだろ。

黒人であることは恐怖に満ちた不幸なことである。
だから、黒人でなくなって幸せになってハッピーエンド。
黒人である自分を主人公に受け入れてもらって抱きしめて
もらえばハッピーエンド。

そりゃまずかろ?

<不便だけど不幸ではない>ってのも「五体不満足」だっけ。
彼らのそういうプライドを傷つけてまでその手法で書かなきゃ
いけないものは、とりあえず俺にはないな。
他の方法でいくらでも書けるもの。
323名無しさんだよもん:03/01/30 11:46 ID:p8H3LLDx
302は本当に逃げたのか?
324名無しさんだよもん:03/01/30 12:15 ID:91trRnW+
大の大人が、逃げたとか逃げないとかこだわりなさんな。
325名無しさんだよもん:03/01/30 12:46 ID:Bc0gsWmL
このような談義をしヲタクがシナリオに関する知識をつけて、
萌えや感動の普遍的なパターンを見つけようとする。
すると、「あ、これあのパターン」
とか考え出してもう萌えも感動も半減するときがある。
それが漏れだったりする・・・
326全日空:03/01/30 14:51 ID:CWwdbLJA
>>322
ONEの批判を通じて障害者問題を啓発したいのであればONEのシナリオに準拠した
意見を発しなさい。
>黒人であることは恐怖に満ちた不幸なことである。
>だから、黒人でなくなって幸せになってハッピーエンド。
アホですか?いつみさき先輩の目が治った?いつ澪の唖が治療された?
身体障害と人種を摩り替えたのも馬鹿だけど、君はそれ以前の問題。
もう一度ONEをやり直してね。
327全日空:03/01/30 14:53 ID:CWwdbLJA
そして
>語りえないものについては沈黙せよ。
使い方が大違い。
語りがたい何かを語るために物語は存在する。
口当たりの良いお話だけが欲しいのなら、もう創作を語らないでくれ。
328全日空:03/01/30 14:59 ID:CWwdbLJA
悪魔の証明という言葉がある。
ぐぐればすぐに分かるので詳細は割愛させてもらうが、
要は「存在しない事を証明するのは極めて難しい」ということ。
ただし、「存在するという証明を否定する」のは極めて易しい。
ただ壊れたスピーカーのように「そんなものは無い」と言い続ければいいだけだからね。
329281:03/01/30 15:04 ID:dV1eeYSG
>326
>322は>305のプロットを受けて言ってるんだが。
怒るのは勝手だが、少し冷静になろう。

>327
口当たりが悪いだけのお話を書くくらいなら、
まだ書かないほうがいいだろうよ。
そして、エロゲで萌えゲある以上どう書いたって
ヒロインに対しては差別的だから、差別的でない
障害者萌えシナリオは「原理的に」ありえない。
だから、差別的でありたくなければ諦めて
沈黙しろと言っている。割と正しい用法だろ。

>328
例示もされていないものを否定するのは不可能だ。
壊れたスピーカーにすらなれやしない。
で、ONEのが障害者問題に対するお涙頂戴以上の
何かの表現でありうるという「具体例」は?
330全日空:03/01/30 15:09 ID:CWwdbLJA
>>329
障害が物理的に克服されて目出度し目出度し、では納得できないのだろう、
君は?
ならばONEのシナリオで障害が物理的に克服されなかったことにたいして
君はどう考えているのだ?
例示されていないだって?
例示されている、されていないの議論は無意味だと
言っているだろうが。
いくらこちらが懇切丁寧に提示したところで、君が否定するのは一瞬だ。
フェアじゃない。
331全日空:03/01/30 15:12 ID:CWwdbLJA
例えば昨夜の議論でも、269はかなり具体的に例示を行っている。
コレに対して君はただ「そんなものは見られなかった」と繰り返しただけではないか。
そもそも君は本当に障害者にONEをプレイさせ、感想を聞いてきたのか?
332名無しさんだよもん:03/01/30 15:13 ID:UKbrpTL1
ONE厨うざい。
333全日空:03/01/30 15:14 ID:CWwdbLJA
>そして、エロゲで萌えゲある以上どう書いたって
>ヒロインに対しては差別的だから、差別的でない
>障害者萌えシナリオは「原理的に」ありえない。
>だから、差別的でありたくなければ諦めて
>沈黙しろと言っている。割と正しい用法だろ。
一番気に障るのはここなのだが。
原理的に全てのエロゲーのシナリオが差別的であり、差別的
でありたくなければ沈黙せよと言うのでは、全てのエロゲー
シナリオは原理的に書かれるべきではないということになる。
それはつまりこのスレッドの否定。
334名無しさんだよもん:03/01/30 15:19 ID:HL8TOzno
>>323
狂犬がいなくなるまで出てこないと思われ

>>322
>彼らのそういうプライドを傷つけてまでその手法で書かなきゃ
>いけないものは、とりあえず俺にはないな。
「書きたくないから書かない」は
キミ個人の理由としては充分かも知れないが
それを他人に押しつけるのは傲慢だろう

マズイマズイと言うだけで
何故マズイかという論理的裏付けが全くない
それで反対派を説得or論破できると思ってるなら
相当におめでたいって言うか、キミの「レベルに問題がある」
335281:03/01/30 15:22 ID:dV1eeYSG
>331
具体的? 例えばどのレスの内容のことだ?
本気で分からないから聞いている。頼む、例示してくれ。

>333
障害者ネタはデリケートだから、自覚しろよってことさ。
批判を浴びるのを覚悟の上で障害者ネタをやるんならやればいいんだが、
そうしなきゃいけない理由でもない限り俺なら避けるな。
336名無しさんだよもん:03/01/30 15:26 ID:UKbrpTL1
全日空って、まじめに議論する相手か?
337281:03/01/30 15:28 ID:dV1eeYSG
>334
>305に対しては、>306-307があたるな。<具体的指摘
ONEに対しては、あの話が結局主人公によって
みさきが癒されるという域を出ていない辺り、
ごく普通の障害者ファンタジーに過ぎないということだ。
ポルノとしての部分に目を瞑るとしても、障害者の表現として
ステロタイプなお題目以上にほめるに値するような部分なんて
俺は無いと思ったが、あるというなら例示してくれ。

ついでにいうと、主人公が真っ暗な部屋にこもって盲目の気分を
体感する話なんか、そんなもんで判った気になるなよと
醜悪なものを感じたな。
338全日空:03/01/30 15:30 ID:CWwdbLJA
>>335
ID:/Wgwf1rlのレスをもう少し真剣に読んでやれ。
否定するだけではなく、何故こういう意見が存在しているのか。
その理由もきちんと考えてな。

つーか、デリケートでないトピックだけ扱って満足しているようでは。
339名無しさんだよもん:03/01/30 15:35 ID:UKbrpTL1
ID:/Wgwf1rlの論拠になりそうなのは、
>>310-312に挙げてある。
281の論拠は、
>>306-307に挙げてある。

全日空、いまのところお前が一番何も考えてないぞ。
340全日空:03/01/30 15:35 ID:CWwdbLJA
>結局主人公によって
>みさきが癒されるという域を出ていない辺り、
>ごく普通の障害者ファンタジーに過ぎないということだ。
もしや、癒しそのものを否定しているのか?
それにね、何度も繰り返すけどね、いくら例示しても君は否定を
繰り返すだけでしょ?
それに、君も概念的な障害者像を振り回しているだけで発言が硬直化しているよ。

341名無しさんだよもん:03/01/30 15:37 ID:HL8TOzno
>>306の見解は>>309前半で否定されており
それに対して回答が与えられていない
>>307は事実の再確認で、論議と直接関係はないな

そもそもキャラクター性について語っていたところに
「ONEの障害者表現」なんてテーマを
横やり的に持ってきたのはキミ自身であって
それまで誰一人として「ONEの障害者表現は素晴らしい」
なんて発言はしていない
342281:03/01/30 15:37 ID:dV1eeYSG
>338
読んだが、分からん。貴方は分かるんでしょう? 教えていただけないか。

今回、これ以上ないくらいマジレスしてるんだがな、俺は。
物書きとして非常にまじめな話をしているつもりだぞ。
普段の俺ならもうちっと煽ったりバカにしたりするが……。
もしかして、これだけマジにやってもディベートごっこに
見えているのか?
343名無しさんだよもん:03/01/30 15:38 ID:UKbrpTL1
281が欲しているのは、
>>339で挙げた以外の納得できる事例。

ちなみに、
みさきが癒される、という域を超えたSSはある。
さらしになる可能性があるから、直接は言わないが、
盲導犬から話が始まって、接触障害その他、さまざまな要素を包んだ、
ONESSでも裁量の部類に入るものだ、探してみ。
344名無しさんだよもん:03/01/30 15:40 ID:UKbrpTL1
>>309の回答に>>318があるな。
娯楽的価値について、一定の考察はされているように思われるが?
345281:03/01/30 15:41 ID:dV1eeYSG
>341
>「貴方だけが頼りなの」「俺が守ってやるぜ」的な恋愛関係は
>健常者同士の場合、普通にハッピーエンドとして処理されると思う
ということ自体が差別的ファンタジーなんだがな。
説明するまでも無いと思ったが……対等な恋愛ってなそういうもんじゃねえ。

元々が
>そしてあのレベルでも、「障害者でお涙頂戴している」としか読めないヤシが続出しているのは周知の通り。
へのレスなんだ。あのレベルってどのレベルよ、と聞いている。
346名無しさんだよもん:03/01/30 15:41 ID:HL8TOzno
>>342
お前はディベートを馬鹿にしすぎだ(笑
347名無しさんだよもん:03/01/30 15:42 ID:UKbrpTL1
ディベート:
ある議題に対して肯定・否定にわかれてする議論のこと。

二元論だねぇ。
348全日空:03/01/30 15:44 ID:CWwdbLJA
>>345
ちょっと待て。意味が分からない。
そもそも差別的ファンタジーとは何だ?
人間関係は全て対等でなければならない、というのは虚妄だよ。
ハンディキャップは厳然として存在し、克服も受容もし難い。
それは君の言うとおり。
だから健常者は障害者と恋愛をしてはいけないとでも?
349名無しさんだよもん:03/01/30 15:46 ID:UKbrpTL1
全日空よ、言っちゃあ悪いが、お前相当頭悪いぞ。
281は対等の恋愛がそもそも難しいのに、
特に障害者はそれがはなはだしいから、
そんないかにも簡単に見える恋愛を書いて良いのか?
と問うているんだぞ。
お前はさっきから議論をはぐらかしてるだけで、答えが出てない。
350全日空:03/01/30 15:48 ID:CWwdbLJA
>>349
おお、分かり易い。
281もこれくらい明確に自分の趣旨を伝えてくれれば……
つまり、こういうことだね。
対等な恋愛は難しい。しかし恋愛(つーか人間関係)は対等であるべきだ
と281は考えている。だから安易な人間関係を描いた作品には腹が立つ。
351全日空:03/01/30 15:56 ID:CWwdbLJA
ようやく本題に入れたようだね。
つまり、このスレッドはエロゲーシナリオライターを養成することを
名目にしたスレッドである。
よって、より面白いシナリオを書くための方法論について語られる
べきであり、このスレで最も尊重されるのは最も有用な方法論を
語れる人間である。
281がエロゲーシナリオを差別的ファンタジーだと批判しても、
その差別的ファンタジーの枠内で優れた「差別的」表現を紹介
できれば特に問題は無いと考えられる。
352名無しさんだよもん:03/01/30 16:02 ID:HL8TOzno
>>344
>>318>>303に関して肯定的な意見だから
>>306-307の補強にはならない

>>345
対等な関係なんて概念こそファンタジーな気がするぞ……
>あのレベルってどのレベルよ、と聞いている
それが横やりってヤツだよ
ONEについてはよく覚えてないのでノーコメント

>>349
それは脳内補完のかけすぎだろ(笑
俺が見る281は生理的嫌悪感に従って「まずいだろ」を連呼する道化にすぎん
>そんないかにも簡単に見える恋愛を書いて良いのか?
俺の答えは「条件付Yes」だ、面白ければいいんだよ
「簡単」は必ずしも娯楽性にとってマイナスではない
障害者表現による嫌悪感が娯楽性を損ないそうなら
そこで初めてプロットを練り直すね
353名無しさんだよもん:03/01/30 16:03 ID:HL8TOzno
ってか、広告ウザいからageんなよ……
354名無しさんだよもん:03/01/30 16:10 ID:UKbrpTL1
>>352いやあ、議論にするならやっぱり主張は明確にしないと。
俺はそれが娯楽ならなんでもやれという立場。

>>309の前半の回答に関しては、
なにを答えれば良いんでしょう?(;´Д`)
355全日空:03/01/30 16:17 ID:CWwdbLJA
ID:dV1eeYSG
は逃げたのか?
356名無しさんだよもん:03/01/30 16:18 ID:HL8TOzno
>>354
>>309=俺なわけだが
>障害がなくなってよかったねハッピーエンド
>誰かの庇護に納まることで事が終わる
これらが娯楽として成立しない理由を説明して欲しかった
357名無しさんだよもん:03/01/30 16:18 ID:UKbrpTL1
ってかあげんなってあほが。
だからお前はばかだといっている、全日空。

さげ進行のほうが、あとあと気楽なのよん。
358alice:03/01/30 16:19 ID:hTaTokcA
もう難しい話すぎて私はついていけません。
みなさん頭良さそうに見える。すげぇや。
私なんかとは求めるものが違うのだろうか?

落ち着いて、余裕があればまた呼んでください。
次はKanonで没ったSSで恥をさらしてみようかと…。
必要なければ「アリスタソ逝って良しっ!」ということで。
359全日空:03/01/30 16:21 ID:CWwdbLJA
>>356
障害は現実には克服できるものではない。
誰かの庇護に納まってよしとする価値観は、自立を否定するものである。
娯楽とは読み手に快感を与えることを目的にしたものなのだから、
読み手に反感を抱かせるような内容は娯楽として成立しない。

否定するならこうだろうね。
360281:03/01/30 16:23 ID:dV1eeYSG
>356
>285参照のこと。
娯楽として成立しないなんていった覚えはないが?
差別的だという批判は甘んじて受けるべきものだぞと言っているだけだ。
361310:03/01/30 16:24 ID:UKbrpTL1
ああ、そーゆーことか。
条件付で娯楽として成り立つと思う。

健常者にとってはこの上ない娯楽だが、
障害者にとっては不快だと思われる。

そして芸術としてはまったく成り立たない。
俺が芸術性と娯楽性にこだわったのは、
芸術か、娯楽か、
どちらを求めるかで成り立つときと成り立たないときがあるから。

娯楽としては条件付で成り立つが、
芸術としてはまず成り立たない、というので回答。
362名無しさんだよもん:03/01/30 16:25 ID:UKbrpTL1
aliceたん、心配するな、議論して遊んでいるだけだから。
363名無しさんだよもん:03/01/30 16:28 ID:HL8TOzno
>>358
281と遊ぶのに夢中で、あんまりかまってやれなかったな

ヒロインCのプロットに関してだが
やはりヒロインのドラマに決着がついてないので
食い足りない感じがしたな
「主人公の死にCはどう決着をつけるか」は重要テーマだと思うし
読者に想像させて終わりってのは無責任かと
364全日空:03/01/30 16:30 ID:CWwdbLJA
>>360
まだ前提を共有できていないような。
ここで語られているのはより良い娯楽を書くためのメソッドだよ。
娯楽として書かれた物に不快感しか抱けなかったなら、それはもう
君にとっては娯楽じゃないんだよ。
差別的な内容で許せない、でも面白くて読むのを止められないのであれば
それは娯楽になっちまう。

つまり、反感を買いやすいトピックを扱えば、娯楽として成立しなく
なる恐れさえあるから書き方には気を遣え。
こういうことじゃねーの?
365名無しさんだよもん:03/01/30 16:31 ID:VqY6y2ie
人それを無限ループという
366281:03/01/30 16:31 ID:dV1eeYSG
ふむ。
「障害者でお涙頂戴している」のを自覚の上で
「障害者でお涙頂戴している」のであれば、
俺としては全然文句ありません。
367名無しさんだよもん:03/01/30 16:32 ID:UKbrpTL1
永遠はあるよ……ここにあるよ。


永遠を発見しますた。やったぜ、これで俺もノーベル賞だぜっ!
368名無しさんだよもん:03/01/30 16:33 ID:HL8TOzno
>>360
結局キミは娯楽性について論じていたわけではなく
差別批判をしたかっただけなんだな?

スレ違い逝ってヨシ
369名無しさんだよもん:03/01/30 16:35 ID:UKbrpTL1
ところでまたもや>>361は例によって無視られているわけですが。
え、あ、いや、良いんですけどね、
全日空たんがきちんとした回答してくれてるし。
370281:03/01/30 16:39 ID:dV1eeYSG
>368
スレ違いだったのはすまなかったと思ってるよ。
>279の物言いがひどいなあと思ってちょっと突っ込んだのが
拡大しちゃっただけだからさ。
371全日空:03/01/30 16:39 ID:CWwdbLJA
>>366
もうちょっと意見を搾り出したい気分。
ようやく光めいた物が見えてきたことだし。
デリケートなトピックを描いた物語を書く際、書き手に
自覚があろうがなかろうが、読み手には区別がつかないような。
いくら「俺は現代社会の障害者問題を告発するぜ!」と息巻いていても
出来上がりがショボショボの記号的障害者では、読み手は前述の
「お決まりのお涙頂戴」と判断するでしょう。
問題はどのように描けば反感を買わないか、では?
そしてこのスレッドに即した議論に発展させていきたければ反感を買わない
技法があるのか、もしあるとすればどんな技法なのかについて語るのが良いかと。
372名無しさんだよもん:03/01/30 17:01 ID:HL8TOzno
>>371
そんな都合のいい方法存在しないだろ
理想的な状態書いたら現実味が無くなるし
辛い現実書いたら差別批判くらう
深く突っ込まないくらいなら、障害という要素を取り込む意味がない

って、今思いついたんだけど
ドラゴン紫龍は障害者ですか?
373名無しさんだよもん:03/01/30 18:30 ID:p8H3LLDx
五体不満足あたりを読んで啓蒙された気分になった高校生が嬉しそうに周囲を否定するスレはここですか。
374名無しさんだよもん:03/01/30 18:32 ID:p8H3LLDx
っていうか帰ってきてくれ302、あんたが一番大人だ…
375モナちゃき:03/01/30 19:29 ID:9+px78fj
なんかスレの最初から読んだんだけど
だんだん方向性がずれてきてるのでは?
ディベードするのはいいけどちょっとこだわりすぎてるように思える。
そもそも誰かのSSに対してのディベードではなくなってきてない?
せっかく恥ずかしながらもSSをあげたaliceたんにも失礼かと
もっとSSの技法とかを302とかにカキコしてもらって
それに対して肯定でも否定でもすべきだと思うがいかがか?
376名無しさんだよもん:03/01/30 19:46 ID:CWwdbLJA
さらしあげ
377全日空:03/01/30 19:52 ID:CWwdbLJA
ID:dV1eeYSGは逃げ出したようだね。
当たり前か。意見を否定することしかできない厨房にまとも
な議論ができるわけもない。
いくらこちらが具体的に論拠を示しても、「そんなものは無い」
の一点張りで話にもならない。
お前の脳内であろうがなかろうが知ったこっちゃないっつーの!
理解できず、また理解しようともしない。
めくら相手に絵画の美しさを伝えるようなもんだな。
知的めくらとはコイツのことだ。

おまけに何か対抗できる具体的な論拠があるのかといえば、それも全く無い。
障害者ネタを使わないでも物は書けるって?
ならそのネタを見せてみろよ。
できないか。だったお前は生まれてから一度も物を書いたことは
ないし、これからも一生書けないから。お前にできるのは他人が生み出した
物を批評家ぶってこき下ろすことだけ。お前の自尊心はそれで癒されるのかい?
君の薄っぺらな正義感の出汁に使われた「現実の障害者」が君のレスを
読んでどう思うかね〜
378全日空:03/01/30 19:55 ID:CWwdbLJA
あ、もしかしてID:dV1eeYSGタンにはリアル盲人の知り合いがいますか?
ONEのシナリオを朗読して伝えたら憤慨してたから、それを論拠
にしてますか?
それともID:dV1eeYSGタン自身がめくら盲人デスカ?
なら話はちょっと変わってくるんだけど。
379名無しさんだよもん:03/01/30 20:19 ID:dV1eeYSG
>378
変わらないだろ。
380名無しさんだよもん:03/01/30 20:21 ID:HL8TOzno
>>376
俺語りウザい
お前が荒らしになってどうする
381全日空:03/01/30 20:23 ID:CWwdbLJA
>>380
駄スレには駄スレの処し方というものがある。
君達も創作の女神に愛されなかったルサンチマンを一刻も早く
克服したまえ!
本物の物書きはこんなところで吼えはしないぞ!
382( ´_ゝ`)<そして全日空 :03/01/30 20:23 ID:ealEWMMO
( ´_ゝ`)<そして全日空
383名無しさんだよもん:03/01/30 20:26 ID:+I7LrAR3
……まあ、本当に賢いやつは早々に去ったか、初めから黙ってるだろうな。
384名無しさんだよもん:03/01/30 20:32 ID:XDB3Avgo
障害者や家族を疑うと、破門になるシステムが悪いんだよw
385名無しさんだよもん:03/01/30 20:45 ID:gchKvCAO
>>383
激しく同意。。。
全日空は本当に何がしたかったのやら。
386全日空:03/01/30 20:49 ID:CWwdbLJA
>>385
東風で6連続ラスを引いた憂さ晴らし
387名無しさんだよもん:03/01/30 20:51 ID:XDB3Avgo
憂さ晴らしで、2chで議論ふっかけるなんて、大層な身分だな。
リアルで痛い思いする友人とやれや。
388名無しさんだよもん:03/01/30 20:59 ID:gchKvCAO
別のトコでやれよ……普通にウザいんだが。
389名無しさんだよもん:03/01/30 21:14 ID:p8H3LLDx
281と全日空のカキコを見ていて、誰の頭にも浮かんだ言葉があると思う。

 毒 を も っ て 毒 を 制 す

……まぁ、とりあえず狡兎は死んだっぽいので走狗も煮られてくれ全日空よ。
お前もこのスレにとってプラスになる人間じゃない。
いやしかしそれ以前に、このスレに職人は残ってるのか?
390名無しさんだよもん:03/01/30 21:18 ID:dq6Y5/8f
一応、駆け出しだけど職人志望……仕事ちゃんと取りたいねえ
391名無しさんだよもん:03/01/30 21:22 ID:XDB3Avgo
職人っぽいの作家、シナリオライターを思いだしてみると。
宮部みゆきだとか、浅田次郎だとか
俺が一回も読んだことがない奴が思い浮かぶな。
まぁ、ライターも、自分自身に消費者が
不快にならないくらいの演出してる奴もある意味、職人っぽいが
392名無しさんだよもん:03/01/30 21:58 ID:TIEWVnVR
>>389が激しくおれの知り合いのような気がして鬱だ……。
21歳未満は帰れ、と言ってみるテスト。
393名無しさんだよもん:03/01/30 22:07 ID:TIEWVnVR
いまさら257をリライトしてみる。
祐一って腕時計しない派じゃなかったか?


 舞はばかだ。
 月光が差し込み青白く光る校舎の中で蜻蛉のように立っている彼女を見ても、
俺にはもはやなにもしてやることなどない。彼女の気が済むまで、好きなように
させてやるほかないだろう。
 足枷をはめられた奴隷を解放するのは、一体誰の手によってなされるものなのか。


 朝、名雪を放っておいて通学路の途中の交差点で舞と佐祐理さんに会うのが、日課
になった。一日のうち、一番楽しい時間のひとつでもある。
 もっとも、舞はただ黙りこくって、俺と佐祐理さんが会話しているだけだが、どち
らにしろ楽しいことには変わりない。
 その日もいつものようにふたりの背中に声をかけるつもりだった。
 ところが、いつものその時間に彼女たちはいなかった。
 先に行ってしまったのだろうか? 約束しているわけではないし、そういえば今日
は、少し出るのが遅くなってしまったような気がする。
394名無しさんだよもん:03/01/30 22:13 ID:TIEWVnVR
 俺は校門まで走った。遅れた、といっても十分も二十分も遅れたわけじゃない、
ほんの数分だし、走れば追いつけるだろう。
 ところが校門まで来ても、彼女らしい姿は見受けられなかった。
 代わりに「相沢、こんなことでなにしてるんだ?」と北川に声をかけられ、他の
名も知らぬクラスメートに挨拶をされるくらいで、肝心のふたりがいなかった。
 遅くなったのは、実はふたりのほうなのかもしれない。
 そう思って、俺は校門で二人が来るのを待つことにした。
 登校する生徒の数が減り、学校の時計の針が25分を示そうとしている頃、ようや
くふたりの姿が見えた。でも、様子が変だ。
 舞は普段どおり歩いているようだが、佐祐理さんがしきりに舞に声をかけ、腕をひっ
ぱっている。
「どうしたの?」
 俺は自分からふたりに近づいて声をかけた。
 雲がうっすらと出てきたのか、太陽が影る。
「舞、熱があるみたいなんです」
 佐祐理さんが眉を八の字にまげて、言った。
395名無しさんだよもん:03/01/30 22:18 ID:TIEWVnVR
「それでさっきから帰ろう、と言っているんですけど」
 佐祐理さんは言って、
「ほら、舞、帰ろうよ、じゃないと熱も酷くなるし。祐一さんだってそういってるよ?」
――言ってない。まあ、訊かれれば、帰れ、というつもりではあるけれど。
「大丈夫」
 根拠もなく舞は言い放った。
「まあな、ばかは風邪ひかないって言うからな」
「祐一さんっ!」
「でも、風邪をひいた時点で、お前がばかじゃないのは照明されたわけだ。
 家帰ってさっさと寝ろ」
 と、舞がじっとこちらを見つめていた。
「なんだよ?」
「くまさん」
「はぁ?」
「くまさん、触りたい」
 熱で頭の調子が少々いかれているらしい。佐祐理さんと俺は同時にため息をついた。
「学校に来てしまったものは仕方ない、そろそろ始業のベルもなるし。
 とりあえず、保健室に連れて行こう」
「あははー、そうですねぇ」
396名無しさんだよもん:03/01/30 22:27 ID:TIEWVnVR

 結局、舞はその日、一日中保健室に寝ていた。
 佐祐理さんと俺とでかわりがわり様子を見に行き、お弁当もいつもの場所ではなく、
保健室で食べた。食欲だけは相変らずなのが舞らしいといえば舞らしかった。
 そして今、彼女は校舎でひとり、佇んでいる。魔物と戦うために。
 なにが彼女をそこまで駆り立てるのか、俺は「知らない」。
 非力な俺に出来るのは、こうして近くで見守っていることくらいだ。それが彼女の足
をひっぱることになったとしても、俺はそばにいなくてはならない。
 彼女が倒れたとき、魔物たちから誰が救うというのだ。俺しかいない。
 くだらない、小さな、そして無意味に思える使命感。
 夜、電話があった。佐祐理さんからだった。
「舞、今日も夜、学校に行っているんですかねぇ?」
「多分」
「祐一さんは?」
「俺も、行くよ。あいつが行っているんだから」
 佐祐理さんはしばらく口を閉じていた。
 水瀬の家は夜が早い。まだ9時過ぎだったが、居間の電気は落とされて、暗い。
 時計の時を刻む音が、やけに耳に響いた。
「……それなら、佐祐理も」
「来ちゃ駄目だ」
「ですよね」
「佐祐理さんは、舞にとっても、俺にとっても大切な人だから」
 言って、俺は電話を切り、学校に向かった。
 今夜は、まだ魔物は現れていない。
 月の光は清かに、彼女の黒髪を照らす。
397名無しさんだよもん:03/01/30 22:38 ID:TIEWVnVR
 満月の夜は人を狂わすという。
 今夜は上弦の月だ。あと数時間もあれば、地平線に落ちる。
 なんとなく、なんとなく、そのときが始まりのような気がした。
 俺は舞から一歩はなれて、廊下の窓に向かって教室のドアにもたれて座っていた。
窓ガラス越しに、空が見える。雲が出ている。黒い雲だ。
 コンクリートで出来た校舎は、寒い。校舎を流れる空気は俺の頬を切り裂き、胸を
貫く。その痛みは直接心臓を打ちぬき、動揺させる。
 舞は校舎のあらぬ一点をじっと見つめて、微動だにせず立っている。その姿は、戦い
の女神を俺に思わせた。ただ戦うためだけに生まれた女神。
 それはなんて悲しいんだろう、と思う。
 張り詰めたガラスの静寂の中、彼女はひとり立ち向かっている。
 何に?
 そんなもの、知る由もない。
 と、その静寂を突き破る、ひとつの音がした。
 ――靴音だ! しかも次第にその音は近づいてくる。
 だがその音に恐怖は感じなかった。安らぎを、あるいは温かみを感じた。
 冷たい空気の中、ほのかにやどる蝋燭の炎。そんな靴音。
 舞は動かない。代わりに俺が立ち上がった。それが誰か、予想はついている。
 俺は階段まで歩くと、暗闇にとけてまだ姿の見えない彼女に言った。
「佐祐理さん、ここはあなたの来るべき場所じゃない」
398名無しさんだよもん:03/01/30 22:49 ID:TIEWVnVR
 足音が止まった。
 俺は知らなかった。
 たとえば彼女にとっての友人を。たとえば彼女の腕の刻印を。
 知らなければいわなかった、といえば、嘘になる。だが無知はそれ自体が罪になることもある。
「帰ってくれ、いま、ここで、佐祐理さんは、邪魔になる」
 月が沈んだ。校舎が一挙に暗くなる。
 と、佐祐理さんが駆け出した。同時に舞が叫んだ。
「祐一、下!」
 魔物の姿は目に見えない。だが空間が歪むのでその存在はある程度、把握できる。
 俺は階段を飛び降りた。
 魔物が、いた。佐祐理さんがさっきまでいたその場所に!
 俺は慌てて、佐祐理さんを追いかけた。
 だがすぐに見失った、いや、初めから彼女の位置なんてわかっていなかった。
 聞こえてくる靴音を頼りに彼女の位置を探した。だが彼女の靴音は四方八方から響くのだ。
 どこだ――どこだ!
 二年教室の廊下の角を曲がったところで、横から強い衝撃をくらった。
 俺は廊下の壁に激しく打ち付けられた。背中に響いて、息が詰まる。立っていられそうに
もなかったが、強引に背中を伸ばして、立ち上がった。
 と、またしても衝撃をくらい、俺は宙を舞い、天井に打ち付けられる。
「祐一っ!」
 舞の声がする、だが俺の意識はすでに、薄れ掛けていた。
399名無しさんだよもん:03/01/30 22:56 ID:TIEWVnVR
 
 気が付くと、目の前に佐祐理さんの顔があった。
 さらにその後ろにぼんやりと、点いていない蛍光灯が見えた。
 後頭部にあたたかくて、やわらかな感触があった。
「祐一さん……?」
 俺が目を開けたことに気づくと、みるみる佐祐理さんの瞳に涙が浮かんで、零れ落ちた。
「ごめんなさい、佐祐理のせいで、佐祐理のせいで……!」
 泣いて謝る佐祐理さんに俺はなんて声をかければ良いかわからず、目を白黒させていると、
額をぽかっと叩かれる。
「佐祐理を泣かすな」
 舞だった。いつもの無表情だが、少し眉が翳っているようにも見えた。
「大丈夫だよ、佐祐理さん」
 俺は手を伸ばして、彼女の頬をなで、そっと涙を拭った。
 舞の背中越しの廊下の窓から、星のやわらかな光がのぞけた。







……こんなもんでどうよ?
400名無しさんだよもん:03/01/30 23:40 ID:83ckdp1B
>>393-399 お疲れ

前半をシェイプアップして
夜のアクションシーンに重点を置いた、のかな?

舞の風邪という仕掛けが戦闘シーンに活かされていない
戦闘中、佐祐理さんは結局どう動いてたのかわかりづらい

オチがついてない
これはオリジナルもそうなんだが……
>舞だった。いつもの無表情だが、少し眉が翳っているようにも見えた。
あえて探せばこれがオチか、それにしても読者負担が大きすぎる

とりあえず、一読しての印象は以上
401393-399:03/01/31 00:35 ID:ctHj7T5p
日付変わったからIDも変わったな……。

簡単な隠喩と景情一致による情景描写中心。
作者の意図はどうでも良く、読者がどう思ったか、が重要だと、
そういう立場でいつも書いているからね。
読者負担が大きいのはある意味当然で、
それを作者の怠慢と取るか、作品の解放性と取るかは読み手次第。

っつーか、俺のもどんどん変えて構わないので。
402名無しさんだよもん:03/01/31 01:29 ID:cQAI/x8w
>393-399
率直に言わせてもらうと、非常に中途半端な印象を受けた。
まあ、確かに描画など文の洗練度は上がっているかもしれんけど、
ぶっちゃけそんだけ。何を語りたいのか、伝えたいのかさっぱり解らん。
前の奴はなかよし3人のほのぼのしたもんがあったけど、
その辺すっぱ抜かれて冷たさだけが残ってしまった感じがする。

厳しいこというけど、コレはなんのためのリライトなの?
403400:03/01/31 01:42 ID:6T9nvRsm
読者次第とか言って逃げんな
どんなアホにもわかるように書くのが正しいエンターテイナーだ

作品の解放性?
そんな作者の意図を読みとってくれる親切な読者ばかりではないぞ
それに、全方向に解放されてたら想像力は働かない
あのヒントも何もないエンディングから、次の何を想像しろと言うのか

確かに一般読者にとって作者の意図はどうでもいいことだが
このスレ住人にとって、作者の意図を意識して読むことは無駄ではないだろう

萌え&笑い系のイベント全部カットしてたから
アクション中心を意図したかと思ったのだが
実は全体の中でアクションシーンが一番つまらん
何やってるのかよく判らなくて、疑問符浮かべてる間に終わってしまう
つまり、あんたがどの部分で楽しませようとしているか判らなかった

>簡単な隠喩と景情一致による情景描写中心。
それは手段で目的じゃないだろ
技術を見せびらかすのが目的なのか?
404名無しさんだよもん:03/01/31 06:10 ID:+MnbPMJT
393-399は自分がどういうメッセージを込めてシーンを書いているか自覚していないだけ。
メッセージの固定なくして「情景描写」が出来るはずがない。そしてそこのあいまいさが、結局その肝心の情景描写のパワーを殺している。
「そういう立場でいつも書いている」ということは、いつもこのくらいのパワーで書いているのだろう。
もったいない。402の言は乱暴だが概ね正しい。書き手として自分の文が今何を内包しているのか把握すれば、書き手として化けるだろうに。
405404:03/01/31 06:11 ID:+MnbPMJT
402ではなく、403だ…
いや、402も近いこと言ってるけど…

吊ってこよう。
406名無しさんだよもん :03/01/31 12:22 ID:WquuqK2z
>>257という題材そのものが微妙だからなぁ〜。
リライトするにしても面白く読ませるなにかが必要なのだろうね。
だから>>403の意見には漏れも概ね賛成。
小手先の技術って感じで肝心の内容はペライままだった。
技術うんぬんの前に、もっと見直すべきところがあるだろう!と。
とはいえ本当に>>257が駄作すぎるのが原点だから…。

最近良く顔を出すアリスタソとかリライトしてみたら面白くなる気がしないでもない。
通常の発言はかなり痛いが、プロットはそれなりに読めたし。
リライトやりませんか、アリソタソ?愛想尽かして逃げちゃってなければね。
アリスタソ、ボンバイエ。

ついでに、あんた本当に日本語下手だから余計なことは喋らないようにな!
407名無しさんだよもん:03/01/31 12:31 ID:+QU035lA
さらしあげ
408名無しさんだよもん :03/01/31 13:30 ID:jVckubMM
>>304−305
えんえんと続いた差別表現に関する議論を読んでたら、ずいぶんと黒い導入部を思いついてしまったぞ。

 今朝は病院中が騒然としていた。
病室から休憩室に向かうわずかな距離を歩く間にも、慌しく行き交う医者・看護婦と何回もすれ違う。
……何事だろう。
俺は疑問に思いつつも、つつがなく休憩室へとたどり着いた。
やはり彼女がそこにいた。
彼女だけがいつもと変わらぬ様子で、静かに窓の外を眺めている。

「……おはよう、(ヒロインC)さん」
「あ、おはよう(主人公)くん。今朝も早いね」
「そっちこそ。でも、なんだか今日は病院が騒がしいな。何かあったの?」
「ああ、なんでも屋上で自殺騒ぎがあったそうよ」
「……へ? なんだそりゃ」
「さあ? よく知らないけど、屋上でおじさんが『うぉー、俺は死ぬ! 死んでやる!』って。
 なんかヤなことでもあったんでしょうね」
ざわり、と胸中に暗い感情が巻き起こった。それは憤りに近いものだ。
……いや、嫉妬なのかもしれない。
まだ……まだ生きられるのに『死ぬ』などと喚くその男に対しての。
「……へえ。んで、どうなったんだ?」
俺は胸中の暗い感情を気取られぬよう、努めて軽い声を出す。
「あっさり取り押さえられたって」
「はは。俺なら放っとくな。死にたい奴は勝手に死んでくれって感じだ」
409名無しさんだよもん :03/01/31 13:30 ID:jVckubMM
 ……それは本心だ。
死にたい奴は勝手に死んでくれ。で、あんたの寿命を俺にくれたら……。
―――はは、俺もだいぶ暗いこと考える人間になっちまったな。
密かに自嘲する。
と。
「あたしも。こっちは自殺するのにも一苦労なのにね」
思いも寄らぬ黒い言葉が彼女の口から飛び出た。
同時に、またあの暗いざわめきが胸中に満ちるのを自覚する。
「……ん? そうなの?」
今度も軽い声を出した、つもりだ。成功しているかどうかは不安だが。
「そりゃそーよ。まず、首吊りのような手間のかかる自殺はできないわね。刃物も手の届くところには
 置いてくれてないから、リストカットも出来ない」
彼女は実に明るい様子で、不穏な愚痴を並べ立てた。
俺の中の暗いざわめきも、勢いを増す。
それが、俺をこのタチの悪いジョークに付き合わせた。
「飛び降りとか」
「それも一度やろうかと思ったんだけどね。やっぱり飛び降りるところに何があるか分からない
 ってのは怖いよ。たまたま下を子供が通りがかってて巻き込んじゃう、とかありそうじゃない」

 ―――『一度やろうかと』、か。そこはつっこむところなのか?
誰がつっこむか。
「んじゃあれだ。道路とか線路とかに、飛び込み」
「タイミングがわからないよー。間違ってスクーターとかに飛び込んじゃって中途半端に痛かっただけ、
 なんてヤだ」
「なるほど。不便なもんだな」
410名無しさんだよもん :03/01/31 13:31 ID:jVckubMM
 ―――それに、根性もない。
俺の中のざわめきは、すでに憎しみに近い焔となって胸を焼いていた。
それは、まぎれもない、彼女へ対してのものだ。
俺たちは、ちょっと不謹慎な冗談を交わしているだけなんだ。
彼女の境遇には同情するが、俺の境遇なぞ、彼女が知る由もない。
だから……、だから、彼女を『不謹慎だ』なんてなじることは許されても、憎むことは筋違いだ。
なのに、俺は今、彼女を憎んでいる。
逆恨み……なのか?
「うん。不便なの。誰かが手伝ってくれないかな、ボランティア、とか言ってさ」
奥歯がきちり、となった。気付かれなかっただろうか。
「へえ……じゃあ……」
苛立ちが、不安が、嫉妬が、憎しみが、俺にとどめのジョークを口にさせた。
「そん時になったら呼んでくれよ。俺が手伝ってやるさ」
「あ、本当? それは助かる、わね」
「助け合い精神ってやつだな、うん」


んで、後にヒロインCに「手伝ってくれるって言ったじゃない!」と詰め寄られる主人公。
主人公「俺がこの子を絶望へと背中を押してしまった。償わなければ……」

まあ、主人公にヒロインCに対する負い目を持たせたいだけなんだけどね。
主人公がヒロインCを導き諭すだけ、ってのも物足りないかなー、なんて。
411393-399:03/01/31 15:19 ID:pmRzl9IU
テーマは「三人は仲良し」しかないです。
じゃあ他の描写は何? その場面、場面での心情のみです。
だから簡単なメタファーと言ったのです。

リライトって、純粋に文章表現洗練だと思っていたけど、違うの?
内容まで突っ込むと、別のお話になると思う。
412名無しさんだよもん:03/01/31 15:57 ID:hDtXDXD5
文章表現というのは、表現する内容あってこそのもの。
内容を固定化することもできないのでは、文章の意味がない。

言語というのはそもそも意思伝達のためにあるのだよ?
413名無しさんだよもん:03/01/31 16:05 ID:pmRzl9IU
あ、いやそうじゃなくて、
原作者の意図を無視することになるでしょ、
>>403の言っている意味でリライトしちゃったら。

第三者の身勝手な思想を文章に反映して良いのか? ってことが訊きたい。
414名無しさんだよもん:03/01/31 16:09 ID:2W1wJF3z
257は始めから描写技術を捨てている節がある。
文章表現洗練よりもテーマの転がし方とかを教えてあげれば良かったのかもな。

>>406
皆が真面目に議論してる中で、君のそのセンスの無い毒は非常に浮くんだよ。
少しでも自分に自信があるなら、もっとスマートに相手をやり込めろ。
415名無しさんだよもん:03/01/31 16:42 ID:+N18Nfrz
>>393-399
比較してみたけど>>257の方がまだおもしろいし好感が持てる。
内容に手を加えてリライトはだめって言う割には、カットしまくり。
重要な要素になっていた舞の風邪が、物語の構成上ほとんど役に立っていない。
一応佐祐理を夜の校舎に呼ぶ理由になっているんだけど、その佐祐理が来ている意味がない。
描写だけを洗練させるって言うなら、それこそ構成はまったく変えちゃいけないと思うのに、変にカットしてつまらなさだけが増している。
本当に表現技巧に凝ってるだけで、>>257のリライトである意味もないような気がする。
作品の解放性とは言うが、ゼロをどれだけすくってもゼロ。だって作品テーマ、ないでしょ、これ。汲み取りようがない。
仲良しって言うのも、我々が知っている予備知識の範疇を出てないどころか、不足しているくらい。
かといって、アクションシーンの爽快感というエンターテイメント性もない。

あとふたつ聞きたいんだけど、佐祐理と舞のこと好き? 書いてる最中楽しかった?
俺にとって二次創作でまず大事なのはそこなんだけど。
416名無しさんだよもん:03/01/31 16:56 ID:fkln8iuC
>>414
406は毒というよりただの煽りだろ。
議論に参加できず、かといって自作をここに晒す度胸も無い。
417名無しさんだよもん:03/01/31 17:03 ID:pmRzl9IU
文章書いている間は、それがなんであれ楽しいです。
基本的にKeyキャラはみんな好きです。

ゼロだとは言わせないぞ、この野郎っ(w
あと文章表現と構成は切っても切れない関係なので、
表現方法が変われば自然と構成も変わってしまうものですよ。
でも、時間軸は変わってないよ。

あまり作者の意図を言うのもあれだが、大まかな流れ。
冒頭に舞の足枷=魔物という三人の関係をぶち壊す恐れのあるものの明示。
風邪はその強化。それでも魔物退治しなくちゃいけない。
結末は三人そろって、星の光に囲まれているのだが、
ここはその舞の足枷からの解放の、手段=原作者テーマの暗示。

これが393-399の大まかな流れ。
基本的に>>257とはまったく一緒のはずだけれど、
構成も言葉の使い方もまるで違うので、印象はずいぶん違う。

……つまらない、といわれれば娯楽としてはそれまでだけど。
ゼロではないので、ゼロでは。
意味がない、とか、
それだったら原作にある理由付けのための設定だって意味がない。
もちろん原作笑いとかもテーマと無関係として排除。
418名無しさんだよもん:03/01/31 17:50 ID:fkln8iuC
>>417
そんなムキにならなくっても、いいじゃない。
どうせ他人の文章を書き直しただけで、君が自分の力で産み出した
テキストじゃない。君のその怒りは君自身のオリジナルを貶された時に向けよう。
それに書き換え元の母体がつまらないんだから、どんな文藻で修飾を施しても
面白くはならない。ゼロに何を掛けても、答えはゼロ。
419名無しさんだよもん:03/01/31 18:30 ID:6T9nvRsm
>>417
国語の授業に毒されすぎ
普通の読者はあんな分析的な読み方してくれない
まして相手はパソコンの前でハァハァしながら待ってる性少年だぞ
必要なのは何度も読み返して判る深い味わいじゃなくて
流し読みでも伝わる「わかりやすさ」だ
その点に於いて>>393-399はオリジナルに劣る

直接描写>直喩>暗喩 の順で「わかりやすさ」は減少する
景情一致なんぞ気づかれないで終わりだ
伝えられないのは無いのと同じ
420名無しさんだよもん:03/01/31 18:55 ID:pmRzl9IU
>>418フォローありがとう。
421名無しさんだよもん:03/01/31 18:56 ID:S7kpLF9G
>418
何気に無礼こと言ってやがるな。お前、何様のつもりだ?
シナリオ書くことも、どうすればよくなるかを考えることもしない香具師は帰れ。

>417
なるほど。つまり、あの量に
>冒頭に舞の足枷=魔物という三人の関係をぶち壊す恐れのあるものの明示。
>風邪はその強化。それでも魔物退治しなくちゃいけない。
>結末は三人そろって、星の光に囲まれているのだが、
>ここはその舞の足枷からの解放の、手段=原作者テーマの暗示。
これだけを詰め込んだ、ということか。
そりゃワケ解らなくもなるよ。読んでるのは赤の他人で、誰しもが文学の教養を持ってるわけじゃないんだぜ。
俺自身、あんたの意図を十分の一も読めなかったよ。
まあ、俺が馬鹿だって言えばそれまでかもしれないけどな、シナリオは語りたいことを伝えてナンボだろ。
情景描写や文章表現はそれを補助するためのパーツで、
その精度を高める事でより、より伝えやすくするのがリライトの意味じゃないか?
422名無しさんだよもん:03/01/31 19:05 ID:hDtXDXD5
…281以来、どーにも相手の否定から自説に入る風潮が流行っていかんな。
どーにも、自分のやり方を力押しで押し付けるだけの場になっている気が。
423名無しさんだよもん:03/01/31 19:07 ID:hDtXDXD5
あー、言い方はともかく、421に基本的には賛成。

技法・理論の類をバカにするなら、それらを超越したところでモノを書けるようになるか、あるいは自分の文章は基本的に人には理解されないものであることを受け入れるかしろ。
理屈っていうのは一般的に通用する理念だからこその理屈なんだ。理解できないからってすぐに否定に走るんじゃない。
424名無しさんだよもん:03/01/31 19:10 ID:pmRzl9IU
即興で書くとやっぱり「手段の目的化」という落とし穴にはまるな……。

とりあえず、文章洗練の一例として書いたので、
あれをどんどん発展させてみるのも、また新たに書くのもありだと思う。
どちらにしろ、語っているだけじゃ進展はしないと思われ。

>>419
国語の授業でやっているのは近代文芸の一般教養だよ。
村上春樹でも唯川恵でも、誰でも良いが、
分析して見たら良い。あまりの緻密さに驚くから。

国語の授業内容を身につけることなく高校卒業する人は多いが、
SSをまがりなりにも書こうと思うのなら、勉強していて損はないと思われ。
一般読者が読むわけない、といって否定するんじゃなくて、
「どうやったら一般読者にもわかってもらえるか」
を考えるほうが建設的でしょ。
425名無しさんだよもん:03/01/31 19:12 ID:pmRzl9IU
ああ、ええと、なにも俺だって
>>393-399が完璧だと思っているわけではないので。
426名無しさんだよもん:03/01/31 19:44 ID:lCP+aEHW
>424
みんなが問題にしてるのは文章じゃないぞ。
むしろ誉めてるし、漏れも文章洗練は成功していると思う。
なのにみんなは257より劣るといっている。漏れもそれに同意する。

文学の勉強もいいさ、でも技にこだわりすぎて
一般読者にはわかんないの書いていることを、ちゃんと自覚しているかい?
427名無しさんだよもん:03/01/31 19:50 ID:pmRzl9IU
自覚してますよ。
だから手段が目的化して落とし穴にはまってる……
文章表現それ自体がシナリオを書く目的になってしまっているのでございます。
428名無しさんだよもん:03/01/31 19:53 ID:6T9nvRsm
リライトは必要なら物語部分にも手を加えるべきだ
と主張したい

ここに投下した時点で生贄覚悟なんだろうし
文章表現の練習だけしてもシナリオ技法が向上するとは思えん
原型残って無くても作品として面白ければヨシって方向で
ガンガン修正して行った方がスレとしても盛り上がるだろ

>>424
ちっ、これだから文系は……
とか言ってみるテスト

>>408-410
続きが読みたくなる良い出だしだと思う
ただ、オリジナルでもそう思ったが
このまま進むとエンディングでCは道化だよな
Cの「生きよう」は「主人公と一緒に生きよう」だと思うんだが
退院してみればひとりぼっち
勝手に夢を背負わされて放り出されるわけだ
救えねぇ……

Cに主人公以外の目標を持たせるってのはどうだろう?
429名無しさんだよもん:03/01/31 23:08 ID:MfdBV4K+
くせぇスレだ
430モナちゃき:03/02/01 03:06 ID:uLzjOJeb
ちょっと
>>393-399
をリライトしてみました。
晒します

「朝〜朝だよ〜……」
「ふぁあああ〜」
朝だ。
小鳥のさえずる音が窓の外から聞こえてくる。
いつも通りの朝がやった来た。
寒いのを我慢してベッドから起き上がった。
カーテンを開け、なんとなく外を除いて見ると相変わらずあたり一面雪景色だった。
寒さに体を震わせながら今日も一日が始まった。

相変わらず寝起きが悪い名雪をたたき起こして、数分で朝食を取り終えていつもの通学路を歩く。
そしていつもならこの曲がり角のあたりで二人の姿が見える。
だけど今日はその姿は見えなかった。
「祐一?どうしたの?」
「いやいつもの二人がいないんだ」
「川澄さんと倉田さん?」
「ああ。名雪、悪いが先に学校に行っててくれ。俺はちょっとここで待ってみるから」
なんだか胸騒ぎがした。
いつもこの時間になったら必ずいる二人がいない。
思い過ごしかもしれないがなにか嫌な予感がした。
「うん。いいけど早くしないと遅刻しちゃうよ?」
「ああ。わかってる」
先に学校に向かう名雪の後姿を見送って俺はいつも二人が来る道に向かった。
舞や佐祐理さんの家がどこにあるかは知らないがそこの曲がり角まで行ってみよう。
もしそれで誰もいなかったら、二人は先に学校に行ってしまったんだろう。
曲がり角。
その向こうから佐祐理さんの声が聞こえる……。
431モナちゃき:03/02/01 03:06 ID:uLzjOJeb
「舞〜今日は学校休んだほうがいいよ」
「……休まない」
曲がり角を曲がって見ると舞が民家の塀にもたれかかりながら歩いている。
そのとなりで佐祐理さんが舞に寄り添ってる。
「ど、どうしたんだ、舞?」
「なんでもない……すこし熱があるだけ」
「熱があるだけって……ちょっとみせてみろ」
俺は二人のところに近づいて舞の額に手を当てた。
「……ちょっとどころじゃないんじゃないか?」
触った感じでは明らかに熱がある。
流石に正確にはわからないが高熱が出てるのは間違いないだろう。
やっぱりさっきの胸騒ぎのようなものは当たっていた。
「佐祐理がいくらいっても舞は聞いてくれないんです」
「おい舞!家に戻ったほうがいいんじゃないか?佐祐理さんを困らせるなよ」
「大丈夫。それにここからなら家に戻るより学校に行くほうが近い。
それに二人を遅刻させるわけにはいかない」
「そ、そうか」
ここで舞が家に戻る事になったら、俺と佐祐理さんは確実に舞を送るだろう。
そうしたら確実に遅刻するのは目に見えてる。
そんな遅刻などは舞の今の状態に比べてどうってこと無いものだが、そんなことまで気にしている舞を見直した。
そう舞はいい奴なんだ。
それが少し分かりにくいだけなんだ。
どうしてそんなに学校に行きたがるんだ?と聞こうとして思いとどまった。
その答えを俺は悟ったからだ。
舞は今日もいつものように夜の校舎で魔物と戦うつもりなのだろう。
多分それは俺や佐祐理さんがいくら止めても学校に行くだろう。
「じゃあ舞、学校に着いたら保健室に直行だからね」
佐祐理さんそれに気がついたのか渋々舞に了解したようだ。
432モナちゃき:03/02/01 03:07 ID:uLzjOJeb
それから遅刻すれすれで学校に入った俺達はそのまま舞を保健室に預けてそれぞれの教室に向かった。
休み時間の度に保健室に出向いたが舞はスース―と寝息を立てて眠っていた。
保健室の先生がいうには解熱剤を飲ませたからしばらくは寝ているそうだ。
また昼休みに様子を見に行くと舞は起きていた。
先生の許可をとって三人でいつものお弁当を保健室で食べる事にした。
熱はだいぶ下がったとはいえまだフラフラの状態はずなのに舞の食欲はいつも通りだった。

放課後保健室に行ったが既に舞の姿はそこには無かった。
先生の話によると舞は具合がよくなったので先に帰ると言っていたそうだ。
なんかちょっと心残りだったが俺も家に帰る事にした。
どうせ夜になったらまた舞と会えるだろう。
舞を探そうかと考えたがやめる事にした。
舞が夜になるまでどこで何をしているのかは俺は知らない。
出会ったからそれなりに時間が経ったがまだ知らない事が多い事にあらためて気付かされた。
433モナちゃき:03/02/01 03:09 ID:uLzjOJeb
その夜、いつもの時間。
玄関先にでて最近持っていくようになった木刀を片手にいざ行こうとしたとき名雪に呼び止められた。
「祐一〜電話だよ〜倉田さんから……」
「佐祐理さんが?」

「もしもし?」
「あ、祐一さんですか?」
「ああ、どうしたの?」
「舞のことで……舞は今夜も学校に行ってるんですか?」
佐祐理さんから夜の学校の事に触れてきたのはこれが初めてのことだった。
「多分……いや、いるよ」
舞は学校にいる。
そして今夜も一人で暗い校舎の中で魔物と戦っている。
「祐一さんも行くんですか?」
「ああ。あいつ一人で放っておけないし」
「それなら佐祐理も行きます!!」
「……駄目だ。佐祐理さんを巻き込めない。ごめん」
俺はそれだけ言って受話器を置いた。
佐祐理さんの気持ちはわかる。
俺が転入してくる前から二人は親友だった。
俺はそこに割り込んでいるのではないか?
佐祐理さんがこれ以上行きたいと言ってしまったら、
いや佐祐理さんは言うだろう。
そうしたら断りきれなくなってしまう。
「傷つけちゃったかもな」
そんな独り言が白い空気になって寒空に消えた。
434モナちゃき:03/02/01 03:10 ID:uLzjOJeb
続きます。とりあえず今日はここまででいいですかね。
明日続き書くんで
435名無しさんだよもん:03/02/01 03:20 ID:2i1npZlC
リライトを晒し合うと結果として何が見えてくるの? 
436名無しさんだよもん:03/02/01 03:47 ID:Zaso7BqY
>>435
同じ素材を調理しあうことで、自分の調理法のクセが見えてくる。
それを見極めるのが目的……と言うようなことを当初は言っていたし、今も理念としてはそのはず。

「同じ素材」を保障するテーマ分解が結局障害者問題の煽りで凍結したんで、少し方向性としては歪み気味かも。
437名無しさんだよもん:03/02/01 03:49 ID:6LWwXK2p
ま、いいんでない。実験としては興味深い――ときもある。
438名無しさんだよもん:03/02/01 09:32 ID:wcTtkC7f
さらしあげ
439名無しさんだよもん:03/02/01 13:03 ID:16KKYGu6
>>436
同じ素材の処理法を競って意味があるの?
プロのシナリオでは同じ素材を出す事は許されない。
何らかの形で独自性を出せないと商品にならないんだよ。
SSばっかり書いてるとその辺が無自覚になるんだろうけど、本気で
シナリオを職にしたいんだったら素材の選択から吟味できないとね。
440名無しさんだよもん:03/02/01 17:52 ID:+SRSmFX/
>439
まあ、マターリ結果まとうや。
確かにシナリオ書くのにはお前さんの言う素材の選択がもっとも重要だが、
今やってることに無意味かどうかはまだ未確定だろ。
書きたいんなら書かせてあげればいいじゃん。

二次創作と同じ方法論でシナリオが書けるかどうかの判定にもなるし。
441名無しさんだよもん:03/02/01 17:56 ID:B0a8dssr
いまだにスレの趣旨がわからん……。
葉鍵SSの改良が目的なのか、一次創作したいのか。
後者なら創文板に逝ってよし。

前者だとしても、SSについて論じ合うんだったら重複スレ。
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1043076470/l50
に逝って良し。

SSを出し合って、それを高めあおう、というのが今の流れだが、
それがスレの趣旨じゃないとしたら、このスレいらねー。
442名無しさんだよもん:03/02/01 17:58 ID:Zaso7BqY
>>439
本当にプロの仕事を目にしていたら絶対に出てこない台詞だ、それは…
443名無しさんだよもん:03/02/01 17:58 ID:2i1npZlC
>二次創作と同じ方法論でシナリオが書けるかどうか
シナリオを書く、最終目標が
「みんなの楽しめるお話を書きましょう」並にアレな感じじゃなければ
無理に決まってるじゃん。
444モナちゃき:03/02/01 22:26 ID:uLzjOJeb
433の続きです

早く舞を探そう。
学校に近づくにつれてだんだん不安が募ってきた。
いつものように職員用の玄関から校舎のなかに入った。
今日はいつもの差し入れを買ってくるのをやめた。
それより舞のことが心配だった。
今夜も一段と冷え込んでいる。
健康である俺でも辛いのだから熱がある舞の体にとってはもっと辛いだろう。
魔物はそんな舞の体の事を考慮してくれるはずはない。
リノリウムの廊下は靴音が響く。
約束をしているわけじゃない。
だけど俺たちはいつも会えた。
いつもの舞がいる場所には誰の姿も無かった。
もしかしたら今日は本当に家にいるのかもしれない。
そんな考えが頭をよぎった。
でも確かめる必要がある。
もしそうだったら佐祐理さんに謝りの電話を入れよう。
これから一回りして家に帰ってからだと時間が遅いけど仕方ないだろう。
とりあえず2階も見ないとな。
階段を上り始めると上から誰かが降りてくる足音がした。
445モナちゃき:03/02/01 22:27 ID:uLzjOJeb
「舞?」
見上げると月明かりに照らされたのは佐祐理さんだった。
階段の踊り場からこっちを見下ろしている。
「佐祐理さん!?来ちゃ駄目だっていったじゃないか」
俺は慌てて階段を駆け上がった。
夜の校舎にいるかぎりいつどこで魔物に襲われるかはわからない。
「なんで来ちゃいけないんですか?舞が辛いときに……そばにいちゃいけないんですか?」
「いや違う……そういう事じゃないんだ。ここは危険だから。だから佐祐理さんには来て欲しくなかった」
「佐祐理!!」
その時背後から声がした。
「舞!大丈夫なの?」
「佐祐理……ここは危ない……早く家に帰って」
舞は佐祐理さんの姿をみて動揺しているようだ。
顔を伏せて佐祐理さんの顔を見ないようにしている。
廊下からこっちに上がってこようともしない。
「どうして?佐祐理は邪魔……なのかな?」
「違う……ここは危険だから、帰って」
「だったらなおさら帰れないよ。ね、みんなで一緒に帰ろう」
446モナちゃき:03/02/01 22:27 ID:uLzjOJeb
その時だった。
ガシャン!
廊下の窓ガラスの割れる音。
ガシャンガシャン!
魔物が近づいて来るにつれてガラスが割れていく。
「魔物だ!」
「祐一!!佐祐理をお願い!!」
舞はそういうと魔物が近づいて来るであろう方向に向き直った。
「わかった!!」
俺は片手に持っていた木刀を握り締めた。
だからいわんこっちゃない。
こんな事になるんだったら佐祐理さんをもっと強く止めておくんだった。
「ゆ、祐一さん?舞は?魔物ってなんです?」
佐祐理さんは突然の出来事になにがなんだかわからないといった様子だ。
「今説明はできない。とりあえず上の階に、っぐはっ!」
頭にすごい衝撃を受けた。
そのまま吹き飛ばされて壁に背中から追突した。
し、しまった……魔物は一匹だけじゃない。
「きゃああああ!!」
薄れ行く意識の中で佐祐理さんの悲鳴が聞こえた。
447モナちゃき:03/02/01 22:27 ID:uLzjOJeb
「くっ!!佐祐理!!」
佐祐理の悲鳴が聞こえた。
祐一は?
駄目だ。
目の前の魔物が手強い。
いつもならこれほどてこずらないはず。
やっぱり私はまだ熱があるのだろうか。
使い慣れたはずの剣が重い。
これでは防戦一方……
「!?」
魔物は急に攻撃を止めて踵を返して去っていった。
「逃げた?……佐祐理!!」
私は階段を駆け上がった。
448モナちゃき:03/02/01 22:28 ID:uLzjOJeb
「―――くっ」
頭が痛む。
どれくらいの間気を失っていたのだろうか?
「佐祐理!?祐一!?」
舞が階段を駆け上がってきた。
「俺は大丈夫だ。佐祐理さんは?」
見渡すと俺の近くに佐祐理さんは倒れていた。
見た感じ外傷は無いようだ。
「佐祐理!!」
「大丈夫だ。気を失っているだけだよ。呼吸もしているみたいだし」
「よかった……」
舞はその場に力なくへたり込んで涙を流し始めた。
「すまなかった。俺がしっかりしていれば」
「私が……佐祐理を傷つけてしまった」
「何いってるんだよ舞!俺にも責任はある。迂闊に魔物に吹き飛ばされてしまったし、それに電話でもこんな事態を回避する方法はあったはずなのに」
「ちがう…みんな私のせいだ。佐祐理も祐一もいつも私のことを考えてくれているのに逆に私は二人を傷つけてばかりいる。私はっ!」
「待て舞!!」
走り去ろうとする舞の手を掴んだ。
「おまえは何でいつもそうなんだ!?いつも一人で解決しようとするなよ!俺たちの友情はそんな薄っぺらなのか?俺たちはこんなことで終わってしまうのか!?」
「……」
「佐祐理さんにちゃんと謝るんだ。佐祐理さんはお前の事が心配で来てくれたんだぞ。ここでお前が逃げ出したら全部。何もかもお終いだぞ!」
「祐一……」
449モナちゃき:03/02/01 22:28 ID:uLzjOJeb
「佐祐理さんが起きたら一言でいいんだ。心配かけてごめん、て謝ればいいんだ」
「ん、うっうんん」
「佐祐理!?」
「大丈夫か佐祐理さん!?」
「……あれ?どうしたんですか?」
「佐祐理さん?なにも覚えていないの?」
「ええ。舞のことが心配で一心不乱に学校に来て、それで祐一さんと舞と会ったところまでしか」
「そうか。佐祐理さん怪我とかしてない?」
「いえ。大丈夫です」
「心配かけてごめんなさい」
「いいんだよ舞。でも風邪引いてるときくらいは休んでね」
「ほらいっただろ?」
「……うん」
「なんの話です?」
「いや気にしないでよ佐祐理さん」
俺はふと気がついた。
何気ない日常が一番幸せなんだって事を。
三人でいつまでも一緒にいられればいいと思った。


終わり
450モナちゃき:03/02/01 22:29 ID:uLzjOJeb
ちょっと即興で書きすぎたせいかなんか微妙ですね。スマソ
451名無しさんだよもん:03/02/01 22:41 ID:QWAnrvPW
なにが即興だ。二日もかけて何を言う。
なんか、Kanonの原文を切って貼り付けただけ、という印象を受ける。

いつも思うんだが、この手の文章を書く人って、
本をあんまり読んでいないのではないだろうか?
だからどうしても、
シナリオに比較的近い文体で書かれるゲームの文体に引っ張られる。
正直、良い傾向だとはおもわん。

で、リライトについてだが、>>393-399のリライトというより、
257の意味不明な構成を整えたただけだな。
文章が目に見えてよくなった、わけでも、面白くなったわけでもなく、
わかりやすくなった分、>>257よりかは良いと思うけどね。

最後の二文はONEっぽい。
書き手の個性はどこに行った?
452モナちゃき:03/02/01 22:51 ID:uLzjOJeb
>>451
下手糞な文章につき合わせて申し訳ないです。
ONEはWIN2Kで動かなかったんでやってないですけど、似てましたか?
的を付いたご意見ありがとうございます
精進します。
453名無しさんだよもん:03/02/01 23:01 ID:2i1npZlC
つぅーか、祐一だとか、舞だとかに舞台のセットを語らせるなら
もっと表現に注意払えよ。
それにキャラが緩急もなしに饒舌なのは癖か? 
かけあい漫才風の会話が好き、じゃ言い訳にならないぐらい不味いと思うが。
そりゃ、キャラが一から十までしゃべれせれば楽かも知れないが、キャラに恥じらいがない。
454ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 03:56 ID:zLmk2ZJw
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 /':::|:::      ̄ ̄      |./  しかしこの番組を見ればきっと神は御救いになられるでしょう(笑)
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実況:http://cha2.net/cgi-bin/test/read.cgi/choanitoku/1043539326/l50
455ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 06:09 ID:f040G5gB
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456ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 06:15 ID:zLmk2ZJw
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457ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 08:02 ID:rNn0QPqi
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458ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 08:24 ID:rNn0QPqi
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459ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 09:13 ID:XPSVVCU0
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460ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 09:51 ID:YfqGKnut
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461名無しさんだよもん:03/02/02 10:32 ID:bijybnUv
いっきに駄スレ化が進んだな。 
…初めからか。
462ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 10:40 ID:anX+Gbzg
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463名無しさんだよもん:03/02/02 12:05 ID:BaYRI3RF
わざわざあげてまで痛いを吐く461が常駐するスレはここですか?
464名無しさんだよもん:03/02/02 13:08 ID:ubJOSTQJ
痛いを吐く……?
誰か解説キボンヌ。
465名無しさんだよもん :03/02/02 14:24 ID:9JK653Ko
>>408-410からの展開を考えてみた。
もともとの話から、だいぶ変わってしまったけれど。


ヒロインC、主人公に(自殺を)手伝ってやる、と言われて密かに自殺の計画を立てる。
だいたい半年後の誕生日に決行、ってことで。

で、死ぬと決めたヒロインC、傍目にもなんだか活動的になる。
それは自殺するまでにやりたいことをアレコレやっておきたい、という後ろ向きな動機に
よるものなのだが、主人公は知る由もない。
彼女の生まれ変わったような明るさに引きずられるようにして、残り少ない日常を楽しく過ごすことになる。

皮肉なことに、そうやって癒されることになる主人公。

ある日ふとした会話の流れから、ヒロインCの自殺計画を本人の口から聞かされる。
主人公は衝撃を受ける。
もはや冗談でも自殺を手伝ってやる、などと言えるほど、彼女は軽い存在ではなくなっていたし。
なにより半年後には間違いなく彼はこの世にはいない。この計画に協力することは、できない。

「その計画には……協力できない」

君は大切な人だ、死んで欲しくないとヒロインCに告げる主人公。
その言葉に安堵するヒロインC。
彼女もまた、主人公との日常で癒されていた。
主人公と過ごすうちに、死ぬ気なんてなくなっていた。
そう言って主人公への感謝と謝罪と、そして恋を告白するヒロインC。
466名無しさんだよもん :03/02/02 14:25 ID:9JK653Ko
それを聞いた主人公は、重々しく口を開き、自分が余命幾ばくもない人間であることを告白する。
いきなり絶望のズンドコに突き落とされるヒロインC。
取り乱して修羅場。

しかし彼女は「己の死」を前提として、穏やかな日常を過ごしたはずだ。
それが「己の半身の死」となっただけのこと。
そのことに気が付いたヒロインCは、残り少ない日々を主人公と共に、出来る限り穏やかに過ごそうと決心する。
主人公もまた、「己の死」を前提としてなお過ごせる日常という希望を、ヒロインCの告白から見出していた。

再び始まる日常、と思われたが、後日すぐにいきなり主人公の病状が悪化、入院。
ヒロインCは見舞いにもなかなかこれず、事実上引き離された形になる。
代筆による(ヒロインCの身内でもいいし、ONEの雪見的キャラでもいい)手紙、という交流が主となる。
主人公の病状、どんどん悪化。
ついにペンも持てなくなり、こちらも代筆で。

そして。
10月後半 、気まぐれの小康状態。
身内に支えられながら、病室に飛び込んでくるヒロインC。
今さらながら、代筆となった主人公の手紙から、彼の病状の悪化を知ったのだ
(まあ具体的なきっかけは、あとから考えよう)。
きっと最後になるであろう二人だけの時間。
467名無しさんだよもん :03/02/02 14:25 ID:9JK653Ko
「今さら俺のピンチに気付いたのかよ……」
「……だって、しょうがないじゃない。あたし字が見えないんだから」
「俺のエレガントな筆致がわからないなんて、不幸なヤツだ……」
「のたくるミミズなんて、見たくない……」
「俺の超絶美形なご尊顔も拝せずじまいだしな……」
「あの世で見たげる。そしてフっちゃうの。あたし、面食いだから」
「はは。そん時のお前はシワだらけの婆さんだ。ショックでもなんでもない」
「……へぇ。じゃ、若い姿でご参上したげよっか?」

……ここらへんの会話は後ほど考えよう。
必要以上にお涙頂戴にならず、説教臭くせず。
でも互いの互いを思いやる気持ちが滲むような。難しいね。

最後は抱擁とキスで締め。抱擁の感触と薬の味がするキスで主人公の遠くない死を実感してしまう
ヒロインC、号泣。
主人公もつられて静かに涙を流す、と。

エピローグ。
主人公の家を訪れるヒロインC。彼女は角膜移植の手術を受けて目が見えるようになっている。
主人公の母と会話を交わし、遺影に手を合わせたあと、一通の手紙を見せられる。
生前、各種臓器のドナー登録をしていた主人公への、レシピエントからの感謝の手紙だった。
それは角膜移植を受けた、とある少女からの感謝の手紙。
見覚えのある便箋。
見覚えのある筆跡。
まぎれもなくそれは、ヒロインCが術後したためた手紙であった。
すさまじい偶然であったが、ヒロインの角膜手術には主人公の角膜が使われたのだ。
青空をバックに主人公の笑顔でFIN。
468名無しさんだよもん :03/02/02 14:26 ID:9JK653Ko
>>465−467
確かドナーとレシピエントは互いの素性を知らされることはないんじゃなかったっけ?
だから、こういう結末にしてみた。
まあテーマもなにもぼやけてしまったわけだが……そうだな、「死を想え」ということにしておこう。
どうだろ?
469名無しさんだよもん:03/02/02 19:30 ID:KKpxK5R/
>468
いいね、結構好みの展開だ。
付け加えるなら、
ヒロインがあっさり自殺計画を破棄するのも勿体無いので一山欲しい。
代筆は他のヒロイン(従姉のBが適役か?)にして、
苦しみながらも心配するなと手紙を書かせる主人公と、
そんな主人公を信じてまだ大丈夫だと思っているヒロインCの態度に段々ストレスをため、
遂には暴露してしまう、というのはどうだろう。
移殖については調べておく必要があるね。
で、最後のシーンだが、ゲームとかだと主人公の顔ってぼかされてるもんだから、
青空を見上げる少女の後姿、という感じになるのかな。
文字媒体なら青空を見上げながらCは主人公を思う、って感じでOKだろうけど。
470名無しさんだよもん:03/02/02 20:11 ID:LuV+vwHP
くっせー
471名無しさんだよもん:03/02/02 20:57 ID:muAxyBud
ひどく混在スレ
472名無しさんだよもん:03/02/02 23:40 ID:t8mA3LPu
だがそれがいい
473名無しさんだよもん:03/02/03 00:01 ID:rzBXTrDB
あ、治った。
474名無しさんだよもん :03/02/03 20:37 ID:u4rttgCe
>>469
自殺計画の破棄を盛り上げるなら、自殺の動機を突き詰めなきゃならんよなあ。
この話、ヒロインCは別に昨日今日盲目となったわけじゃないんだろ?
だから、とりあえず盲目であるから、という理由は除外(潜在的な遠因としては考えられるが)できるとして。

・悲惨な境遇である(家庭内暴力がある・家が貧乏でなんか自分は負担っぽいと思い込んでいる)
・現在進行形の不幸がある(病気・将来への不安)
・観念的な自殺理由(生きててもあんまり楽しくない・自虐の究極としての自殺)

俺が思いつくのはこのぐらいだ。
テーマとして絡めたら面白くなりそうなのは三番目なんだけど、これを突き詰めるのはしんどそうだ。
他になんかないか。
475名無しさんだよもん:03/02/03 22:26 ID:CHtautDd
>474
実は自殺行為常習者…って言うのは結構ありがちだから避けたいな。

408-410みたいなこといってるけど実は口だけで、
考えはするけどきっかけがなかった、ってのはどうだろう。
漠然とした不安から自殺を考えることもあったが、
結局面倒臭くなって考えるのを止めてしまう。その繰り返し。

それが、主人公の言葉を契機に具体的な方法を考えるようになって、
気がついたら実行することを当然のように思っていた。

自殺は『主人公に手伝ってもらう』のが前提になっていた。
一人で死ぬのは嫌だけど、主人公に幕を下ろしてもらうのならいいかもしれない、
という非常に後ろ向きな形で彼に依存していく。
それを否定されたから、逆上してしまった。って感じ。
476名無しさんだよもん :03/02/04 09:09 ID:Fq2dUL+l
>>475
計画の露呈のタイミングによるな。
まだ死ぬ気マンマンなところで否定されたら逆上するかもしれないけれど、
主人公と過ごして死ぬ気がなくなった時点だと否定されてもあっさり認めそう。
具体的な死ぬ動機があるのならば、その動機の解消・解消への道筋が見えた、
といったイベントを絡められるのだろうけれど……。
477名無しさんだよもん:03/02/06 00:38 ID:k2X/y9AY
そして誰もいなくなった…
478名無しさんだよもん:03/02/08 02:06 ID:JgF8eCFt
オリジナルで勝負もできない輩どもがさかしらぶって技法論を
展開して悦に入るスレッドだが、案の定物書きになりたくても
なれないコンプレックス剥き出しの叩きあいになってしまったイクサンポー。
ルサンチマンの克服ほど過酷な所業はないものだね。
克服できなかったからルサンチマンなのだから、原理的に不可能か。
479名無しさんだよもん:03/02/08 03:01 ID:j2lmrMds
もっと解りやすく言えようこのインテリ風( ・∀・)つ)´Д)
480名無しさんだよもん:03/02/08 04:05 ID:p4UF+1lC
478は全日空。

>>479 酷なこと言ってやるなよ。
481名無しさんだよもん:03/02/08 11:48 ID:j2belfkP
じゃあ、478をリライトしてやるか。

(俺様のように)元設定無しじゃ競争もできないへたれが偉そうに自分の技術を
おっぴろげてまわりを見下すスレッドだが、やはり商業作家になりたいってのに
なれない劣等感が出てしまってる連中の醜い争いになってしまったイクサンポー。
(議論してる連中みたいな)醜い争いをしたがることを止めるほど難しいことはない。
とはいえ、止められないからこうなったのだから、元々無理があったんだよ。

イクサンポーの意とは悦に入っている478の造語のため、
あるいは少なくとも一般的に使われる名称ではないことだけは確かなためここでは略する。
また、()内は478の心情を意訳。
さらに、彼のものいいは全て自分へと帰着するように独り言として作られているため、
自己完結しているといえよう。このことから察するに、
友人宅に来た若い酔っぱらいの愚痴を聞かされたような気分になってしまったのは、
訳者としても非常に困った。
せめてまわりに聞こえる周波数で話すべきだよ。
と、我が家のジョセフィーヌ(犬)は仰っておられます。
482名無しさんだよもん:03/02/08 14:25 ID:DhXlkVLC
>>481
きみが「ルサンチマン」という言葉の意味を「醜い争い」と覚えてしまったのは
一体何故なのだ…エロゲばっかやってないで本を読め。
483名無しさんだよもん:03/02/08 15:16 ID:lkWoITyC
ルサンチマンをNGワードに設定しました!
484名無しさんだよもん:03/02/08 15:20 ID:j2belfkP
んにゃ。単純に嫌味。パッと見で意味がさっぱり分からなかったから。
思い出したけど、一応検索してみたらこの意味が多かったので変えずに使った。

ツッコミ入れたいんだったら、そういう人間に分かるような平易な表現使えよ、と。

このように間違ってとらえる人間のほうが多い。
読者を簡単に信じるな。
書き手が読んで欲しい意味ほど、正確に伝えるのが難しいものはない。

だから自分で分かりやすく変えれ、ってことやね。
485名無しさんだよもん :03/02/08 15:24 ID:BfVDBy9U
よし、「ルサンチマン」をメインテーマに据えたギャルゲシナリオみんなで考えようぜ。
486名無しさんだよもん:03/02/08 15:26 ID:L1U1J0cc
んなもんAirで充分だ。
487名無しさんだよもん:03/02/08 15:26 ID:L1U1J0cc
IDが祐一だ……鬱だ死のう。
488名無しさんだよもん :03/02/08 15:31 ID:BfVDBy9U
いやいや、プレイヤーじゃなくてシナリオ内の登場人物が
いろいろとドロドロるさんちまってるの。うはは。
489名無しさんだよもん:03/02/08 15:49 ID:Ox4A9fA2
もう体験しましたか DVD 裏物 4.7Gの実力はMXなど問題外
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490名無しさんだよもん:03/02/08 16:24 ID:J3YbOCGP
http://yahoo.55street.net/
↑どうよ?
491名無しさんだよもん:03/02/08 19:24 ID:swPwl770
やはりかんどうさせるにはおんがくのちからがひつようだとおもいませんか、
492名無しさんだよもん:03/02/08 19:29 ID:VPA3zBCY
つうか音楽さえ良ければへぼシナリオでも目からしょんべん出させることは可能
493名無しさんだよもん:03/02/09 01:05 ID:uPIj+seQ
>484
完璧な反論だと思いました。あなたの勝ちですおめでとう。

まあ勝ったからといって景品が出るわけでもないんですが。
494名無しさんだよもん:03/02/09 10:47 ID:tgnnsIZ7
臭いというのは隠し切れないものだな。
495名無しさんだよもん:03/02/09 11:58 ID:V7BlzVUp
暇だし、皆で何か作ろうか…。
スキルのある人も、煽りたい人も、議論したい人も一つになれる…そんな企画。
496名無しさんだよもん:03/02/09 12:02 ID:V7BlzVUp
まずはさ、短編〜中篇くらいの設定から決めて。
議論や煽りを繰り返しながら、徐々にプロットを埋めていく。

企画会議やろう。
最初はとりあえず案出しまくって。
497名無しさんだよもん:03/02/09 12:10 ID:V7BlzVUp
まず始めにやる事は…ジャンルか。
「葉鍵っぽいシナリオ」とは何か。
煎れたい要素を列挙して、板好みのテーマを決めよう。

・超常現象
・学園
・ヒロインの致死率が高い
498名無しさんだよもん:03/02/09 12:17 ID:V7BlzVUp
眼鏡っ子、これ重要。
あとは…はくちキャラか。

ツインテールは最優先事項。
499名無しさんだよもん:03/02/09 12:43 ID:V7BlzVUp
まあキャラは後で考えるとしよう。

・伝奇
・家族
・リョジョーク
・コメディ
500名無しさんだよもん :03/02/09 12:53 ID:4RShTZUO
ここはひとつ、ズバッとID:V7BlzVUpの好みなシナリオを言うてくれ。
それを元に考えよう。
501名無しさんだよもん:03/02/09 13:13 ID:6zs81dH0
どうでもいいが眼鏡っ子のどこが葉鍵っぽいのかと小一時間(ry
502名無しさんだよもん:03/02/09 13:19 ID:NMIRv8kX
葉では眼鏡を非常に重視しております。棟鳩しかり、こみぱしかり…。

俺の好みか…まあ、それも一つの提案として投げかけてみよう。
俺の入れたい要素は
・超常現象
だね。痕っぽい奴がいい。
503名無しさんだよもん:03/02/09 13:33 ID:NMIRv8kX
もっと具体的な所まで提示していいのだろうか…。

俺的には、「SSこんぺ」ならぬ「企画こんぺ」みたいなのやりたいんだが。
あの方式なら提案・議論がうまくかみ合うと思うし、
スレ目的にも議論好きな住人にも楽しめると考えたんだがね。
504名無しさんだよもん :03/02/09 13:38 ID:4RShTZUO
企画コンペか。
お題は「超常現象」で、ってかんじ?
面白そうだな、ちょっと考えてみる。
505名無しさんだよもん:03/02/09 14:13 ID:NMIRv8kX
とりあえず一回だけ開催してみて、駄目だったら改良すればいいさな…。
よし、詳しい枠組みを決めちゃうぞ。

企画こんぺ:形式例
・完成型企画…お題に沿って、個人の手により完成した企画を持ち寄る。
基本的な枠組みはSSこんぺと同じ。

・企画会議型…スレを一つのエロゲ会社と考え、皆で段階ごとにアイデアを持ち寄る。
テーマ→キャラ→設定…と少しづつ、だが確実に進んでいく…。

こうして並べてみると、改めて後者の企画の脆弱性が浮き彫りになるな。
まずは個人で試して、飽きたら後者を引っ張り出してネタにする…うん、これでいこう。
じゃあ次はこんぺの詳しい日程だが…
506名無しさんだよもん:03/02/09 17:47 ID:inb9mNiW
インテリ(に憧れてる香具師)の書くエロゲが陥りがちなパターン

1 萌えキャラに頼るのは邪道とか考えてる。よってキャラ薄い
2 文学的名作へのオマージュとかぬかしてサケワカメなものを書く
3 うんちく大好きで語るが、話と関係なくっておもしろくない
507名無しさんだよもん :03/02/09 19:30 ID:4RShTZUO
いまから投稿します。お題「超常現象」で。
限りなく君望風味痕添えなシナリオ案だが、気にせんといてや。

タイトル「愛のメモリー(松崎)」

平凡な高校生・主人公は、ある日不穏な夢を見る。
それ以来、彼は言い知れぬ焦燥に満ちた日々を過ごすことになってしまう。
幼馴染の少女は彼のただならぬ様子を心配するが、主人公にもこのいらだちの原因がわからない。
日を追うごとにつのる、この不安。
それはすなわち、災厄の予感―――。

登場人物
主人公:平凡な高校生。
ヒロインA:主人公の幼馴染。友達以上恋人未満っていうかー。そーゆー甘酸っぱい関係。デフォで。
      密かに人気者で憧れる男も多いが、本人に自覚なし。
ヒロインB:主人公のクラスメートにして友人。
      人見知りする性格だが、何故か主人公には無警戒で仲がいい。

〜パートA〜
 主人公とヒロインAは高校生らしいやりとりを交わしながら、次第にその距離を縮め最終的には
 結ばれる。数ヶ月の幸せ生活の後、ヒロインAは凶事で命を落とす。
 主人公大ショック。
 数年後、立ち直った主人公はひょんなことからかつてのクラスメートであったヒロインBと再会。
 旧交を温めた後、婚約→結婚。
 数年後可愛い子供も授かって幸せーって時にまた凶事。
 一家そろっての旅行中、大事故に巻き込まれて―――
508名無しさんだよもん :03/02/09 19:30 ID:4RShTZUO
〜パートB〜
 主人公は意識だけタイムスリップ。
 まだヒロインAと付き合う前の、高校生の頃に戻ってしまう。
 本人にタイムスリップの自覚はない。
 未来の記憶もなくなっているが「薄ぼんやりとした予知夢」めいたもの、として
 凶事(ヒロインAの死)の予感だけを感じている。

〜パートC〜
 ヒロインBは、主人公よりもさらに前年、Bが幼児のころにまでさかのぼっていた。
 Bの幼児時代の不幸(親の不慮の死とか)を、あくまで漠然とした未来の記憶からくる
 予知(めいたもの)によって未然に防ぐことに成功する。
 それに伴って、彼女は未来の記憶とタイムスリップの自覚を取り戻した。
509504:03/02/09 19:31 ID:4RShTZUO
パートBの時点が本編の開始となる。

表シナリオ
 あくまでヒロインAの死を阻止するのが目的となる。
 タイムスリップというパートAの話は明かされなくとも良いし、
 ヒロインBの秘密も明かされなくて良い。
 つまり、予知超能力モノ、として話を進めるのもアリ。サスペンス調にする手もある。
裏シナリオ
 ヒロインBの葛藤が主になる、かな?
 主人公も未来の記憶を取り戻す。
 ドロドロの愛憎劇にするのも面白いかもしれない。未来の子供の命が懸かってるわけだし。

問題点
 改めて見直したが、やはりパクリ臭いな。まあいいや。
510名無しさんだよもん:03/02/09 21:18 ID:wUM8UWDE
>508-509
とりあえず見た感じの感想をば。
主人公とヒロインAの性格はいいとして、ヒロインB。
タイムスリップ=未来の記憶を持っている、にしては人見知りというのはどうか?と。
未来の記憶を持っているならそれなりの性格付けをしないと。

いっそのことBは幼児時代の不幸だけおぼえていて、
Aが亡くなってしまったことも、主人公と未来で結婚したことも覚えていない、というのはどうだろう。
主人公に対しては何となく同類の匂いがしたから無警戒になっていて、
自分と同じように未来の記憶を持っている事を察したBは、
主人公に迫る不幸を回避するための助言をする、といった感じ。

シナリオ分岐でBよりの選択をすると主人公はBに協力してもらう事になるが、
記憶を取り戻すに連れ彼女に違和感をもつようになる。
それもそのはず、すでに『過去』を変えてしまった今のBと、以前のBは違ったものになっていたから。
勿論Bに自覚はないが、今自分が見ているBと100%正確である筈の『未来視』のBが違う事に主人公は悩むようになる。
511504:03/02/09 22:09 ID:4RShTZUO
>>510
>タイムスリップ=未来の記憶を持っている、にしては人見知りというのはどうか?と。
人見知りなのが地の性格で、将来の記憶があるから主人公にだけ無警戒、としたんだけど。
その辺のギャップが伏線たりえるかなあ、と思ってこういう設定にしたんだが、不自然かな?

>いっそのことBは幼児時代の不幸だけおぼえていて……
そうする場合、タイムスリップを持ち出す必要はなくなるな。
「あなたも私のように、未来予知の能力があるのよ」みたいに、サイキック物になる。
表シナリオはそういうノリで勧めたら面白いかも知れない。

>シナリオ分岐でBよりの選択をすると主人公はBに協力してもらう事になるが……
その『違和感を持つ』というのは面白いね。主人公が真相にせまる大きなきっかけになる。
そのあたりをクローズアップすると、いい感じにドロドロしそうだw

512名無しさんだよもん:03/02/09 23:38 ID:02oDw0PM
>511
>人見知りなのが地の性格で、将来の記憶があるから主人公にだけ無警戒、としたんだけど。
>その辺のギャップが伏線たりえるかなあ、と思ってこういう設定にしたんだが、不自然かな?

うーん、曲りなりとも子供がいるのに人見知りってのはどうよ?
と思っただけなんですが。未来の記憶を持っているなら精神はオトナなんだし。
色々面倒だから表向きには人見知りってことにしている、って方がいいんじゃないかな。
周囲の評価と実際の姿でギャップを出してみては?

>そうする場合、タイムスリップを持ち出す必要はなくなるな。
>「あなたも私のように、未来予知の能力があるのよ」みたいに、サイキック物になる。
>表シナリオはそういうノリで勧めたら面白いかも知れない。

タイムスリップってさ、話を作る上では便利だけど、
実際に組み込まれるとそこだけ陳腐というか、ご都合というか、つまんなくなる気がするんだよな。
『過去に戻った』を前面に出すより、『あったかもしれない未来を知っている』を前面に出したほうがいいんじゃないかなーとおもうのさ。
何にしても、主人公が未来予知の能力を持っていると誤解するのが一つのポイントになるな。
513名無しさんだよもん:03/02/09 23:41 ID:clc5XzWg
Never7?
514504:03/02/10 00:22 ID:6VA7/qdU
>>513
ギャオオオ!検索してみたらほとんどいっしょの設定やないか!
どうも向こうは「タイムスリップ」に焦点があたってるみたいだが……
くわー、こんなんあったんかいな!マジで知らんかった。信じてプリーズ。
ショック。このシナリオ案は取り下げます。しくしく。

……とは言いつつ、未練が残るなー。
>>512で言われてる
>『過去に戻った』を前面に出すより、『あったかもしれない未来を知っている』を
>前面に出したほうがいいんじゃないかなーとおもうのさ。
この辺りを念頭において、別の切り口でこのテーマを語れないだろうか……。
う〜ん。ちくしょう。
515名無しさんだよもん:03/02/10 02:26 ID:eL8XT2M4
否定だけなら猿でもできるだろ。
ホント頭悪いな、お前ら。
516名無しさんだよもん:03/02/10 02:54 ID:UAFhtkV2
アマチュアが良く書いてエライ先生方に怒られる3大タブー
 ・終盤で脇役が活躍をかっさらってはいけない
 ・回想シーンを多用してはいけない
 ・宇宙(に代表される異世界)に行ってはいけない(SF以外)
517名無しさんだよもん:03/02/10 03:08 ID:+/kQpYvf
>>『過去に戻った』を前面に出すより、『あったかもしれない未来を知っている』を
>>前面に出したほうがいいんじゃないかなーとおもうのさ。
>この辺りを念頭において、別の切り口でこのテーマを語れないだろうか……。

「リプレイ」「夏への扉」「時をかける少女」
…Never_7どころじゃない有名作が多いなぁ(藁
518名無しさんだよもん:03/02/10 09:01 ID:z+cLZhvg
Never7はゲームですから……
マルチシナリオを利用して、「過去に戻った」ことに焦点を当てるシナリオもあれば、
「未来を知っている」ことに焦点を当てるシナリオもあります。
個人的には「どうしてこんなことが起きたのか」を考えようとするシナリオがすき。

519名無しさんだよもん:03/02/10 13:07 ID:Pwmq6NfA
設定じゃなくて、切り込み方を工夫するべし。
520名無しさんだよもん:03/02/10 23:46 ID:cW5Hhoi4
設定にこだわりだすときりが無いからな。
繰り返したところでそこまで良くなる訳でもないし…。
521名無しさんだよもん:03/02/11 00:21 ID:MZQjORaT
しかし、ちょっとあらすじだけ調べてみたけど、
なんか笑えるぐらいそのまんまだな>Never7
面白そうなんで機会があったら手に入れてみよう。
522名無しさんだよもん:03/02/11 01:18 ID:MuB/BLTM
ついでに同シリーズのEver17もどうぞ。
こちらのシナリオ構築は見事としか言いようがなかった。
一度やってみることをお勧めする。
523名無しさんだよもん:03/02/11 18:44 ID:RUT2PK/A
なんだかんだで、『時間』の超常現象ってのは使い古されているってことかなぁ。
いわゆる『鏡の世界』もおんなじで結構良く見るし、
異世界ものは用語を見てるだけでオナカいっぱいになるから避けたいし、
超能力はこれこそゴマンとあるワナ。

なかなか難しいもんだね、シナリオ考えるのも。
だからまあ、商売になるんだが…
524名無しさんだよもん:03/02/11 20:18 ID:pCqKoTpD
『タイムスリップ』『パラドックス』『ドッペルゲンガー』はNGワード?
525名無しさんだよもん:03/02/12 18:07 ID:uEsXsRvI
これからは、スペオペの時代ですよ!
526名無しさんだよもん:03/02/12 23:18 ID:YyzyqKYA
今エロゲのシナリオ書いてるんだけどさ……
エロシーンをあとになって読み返すと凹むな……
527名無しさんだよもん:03/02/12 23:35 ID:T7OqHP8R
なんかテキトーに考えてみるかなー。
例によって類似作ザクザクありそーだけど、あったらあったで別にいいか。

タイトル『かげろうのひと』

第一章『かげろう』
主人公Aは孤児で、幼い頃今の義父母に引き取られた少年である。
そんな境遇ながら毎日を楽しく過ごしていたAだが、
ある日、自分の左手が微妙に透けていることに気付く。
親しい人に見せてみると、みな揃って『透けていない』というので、
初期は気にしていなかったが、その症状は次第に全身に広がっていく。
そして最初に左腕が消える。左腕を動かせなくなったAの異変に、ようやく周囲は気付く。
自分は消えてしまう、という恐怖。そんな自分に泣いてくれるヒロインたちとの交流。
だが、彼女たちとの絆も虚しく、Aは消えてゆく。
最後のときを共に過ごしたヒロインに「必ず、会いに行く」と、言い残して。

第二章『ひと』
主人公Bは幼い頃から難病を抱えている身である。
そんな彼に転機が訪れる。最新の治療方法の確立。危険な賭けに勝ち、Bは見事、難病を克服した。
幼い頃からベッド生活のBはまともに動けず、リハビリ生活が始まったが、それはBにとって励みのある毎日だった。
Bの必死の努力もあり、リハビリは順調だった。そんな頃から、Bは不思議な夢を見る。
幼い頃から夢見ていた『理想の自分』が何かを訴える、という夢だった。
回復に連れ、『理想の自分』の声がはっきりと聞こえてくる。『代われ』と。ひたすらそう訴える夢。
ある日、不思議な少女が現れ、自分の中にもう一人の『別の自分』がいることを告げる。
そして、このままでは『別の自分』に人格を乗っ取られてしまう、と。
脅える主人公、しかし時間がたつにつれ『別の自分』の事を理解してくようになる。
何もない自分が、このまま生きていていいのか。『別の自分』の誓いはどうするのか。
そして、退院する前日の夜。Bは決断した………
528名無しさんだよもん:03/02/12 23:35 ID:T7OqHP8R
第三章『かげろうのひと』
彼が、病院から出てきたところから、物語は始まる。
彼はAか、それともBか。それはこれまできずいた絆で決まる。
そしてどうするのか。Aの約束を果たすのか、それともBの日々をまもるのか。
あなた次第…

と、大枠はこんな感じ。
書いてて思った、なんか本気で似たようなのありそうだ。
529名無しさんだよもん:03/02/13 01:30 ID:6ZlHbLbI
栗本薫「幽霊時代」
テーマとはずばり、必要とされていない自分である。
恋人に必要とされる自分。自分の子供に必要とされる自分。
仕事で必要とされる自分。友人に必要とされる自分。そして、自分に必要とされる自分。
それら必要とされる自分の存在意義を疑ってしまったとき、
その人はどのように生きるべきなのだろう?いや、生きることが出来るのであろう?
この小説の中では、世の中の第一線で文字通り世の中を動かしていく人々が、
次々と幽霊病と呼ばれる奇病におかされていく。
彼らは口々に「生きている気がしない」と訴え、そしてその体は徐々に幽霊のように消え去っていく。
動きつづける世の中そのものの存在意義に疑問を投げつけているといえるのかもしれない。
あなたは胸をはって言えるだろうか?自らが生きている必要性を。
530名無しさんだよもん:03/02/13 03:00 ID:Vtt5oZKE
あらすじだけ読んで似てたって、なんの問題にもならんよ。
そんなのいちいち気にしてたら、いつまで経ってもなにも書けんぞ。

ただ>>527-528のは、ゲームとして考えたときに退屈になりそうだと思った。
マルチシナリオのギャルゲーには向いてない。
531名無しさんだよもん:03/02/14 08:05 ID:mdUKhzYS
誰彼を面白くリライトすれば良いのに…。
532名無しさんだよもん:03/02/14 11:31 ID:jPOcS2/w
531がいいこと言った!!
533名無しさんだよもん:03/02/15 00:04 ID:5orIcOSM
>531
つーかそんなスレあったぞ。
結構前のことだから、もう続いてないだろーけど。
534名無しさんだよもん:03/02/15 01:04 ID:aguo8CN8
>>515
素直にマジレスするけど、確かに他の方の物にちゃちゃを入れるのって、
その指摘が的確かどうかに無関係に、端から見ている人を白けさせてしまうことが多いよね…。

話を変えるけど、プログラミングには「アンチパターン」という概念がある。
これは、その前にある「デザインパターン」という概念のパロディなんだけど、
パロディを越えて本家より優れ物だったりもする。(まるで偽春菜…)
簡単に言うと前者は「悪い例」を分析するもの、後者は「よい例」を分析するもの。

実はこのアンチパターンをやってみたら面白いんじゃないかなぁと思うんだけど。
つまり、他人のではなく、自分の悪い例を見せる。それも、えらぶらずに面白おかしく。
自分が過去にまじめに書いてしまったものが一番面白いんだけど、まあ即興でもよし。

本家のアンチパターンにはかなり多項目の要素があるんだけど、
ここでは簡易に次の要素を示してみる。
のってくれる人がいたら自由に省略・追加してくれていい。
(1)「◯◯アンチパターン」という感じのふざけたパターン名をつける。(別名があれば追加)
(2)(症例)小話・具体例などを示す。
(3)(説明)説明・解説をつける。
(4)(治療法)治療法を示す。
(5)(例外)例外を示す。
535534:03/02/15 01:05 ID:aguo8CN8
まずは、自分から例を示してみる。

最初はもっとも有名な例を…。

【感感俺俺アンチパターン】
(症例)
「あぅ〜肉まーん…」
 俺は、俺の鞄を取り落とし、凍り付いて硬直した。
炎天下のもと、真琴が、真琴の顔をべったりとショーウィンドウにくっつけて、
真琴の服がよだれでべったりと汚れるのも構わずに、
だらだらとよだれをたらしている。
思いがけないハプニングに俺はただ呆然として立ち尽くしていた。
客はみなそこを遠巻きにしてその場所を避けて歩いている。
被害を被った気の毒な店員は店の片隅に小さくなって体を縮めて震えていた。

(なお、ここも参考にさせて頂きました。)
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~jiten/kiken1.html
(説明)
意味や単語の重複。
(1)「表現が違うが意味が同じ」(いわゆる重言)
(2)「間違いではないが同じ単語や音の繰り返し」
の2種類ある。

(治療法)
(1)に関しては見落としやすいので一部を削って文がおかしくならないか調べる。
削ってもおかしくないなら重複である可能性がある。
(2)に関しては見付けやすいが、省略できる場合とそうでない場合がある。
省略するとおかしくなる場合はわざわざ同じ意味の違う語に変えるなどの工夫が必要。
固有名詞が繰り返しでる場合は代名詞が使用可能。
536534:03/02/15 01:05 ID:aguo8CN8
(治療後)
「あぅ〜肉まーん…」
 俺は鞄を取り落として凍り付いた。
炎天下、真琴が、顔をべったりとショーウィンドウにくっつけて、
だらだらとよだれをたらしている。
それが自分の服を黒く染めていくことにさえ気づいていない。
とんだハプニングに俺はただ呆然としていた。
客はみなそこを遠巻きにして歩いている。
被害を受けた気の毒な店員は片隅で小さくなって震えていた。

(例外)
感情のたかぶり等のため、登場人物自身が言葉を重ねることは当然ありうる。
そういう誤りをしうる人物・状況かに注意すればよい。
「こ、こらっ! それ、俺が俺のために買ったにくまんじゃねーかっ!」
そもそも元々の「感感俺俺」も「演出」と思えてきたり…?
537名無しさんだよもん:03/02/17 17:31 ID:CgB5OEk7
すいません難しすぎてよく意味がわかりません(マジレス
538地獄車 ◆Xoa6WeBjxs :03/02/18 06:41 ID:Sv6AXdKs
というか、何が楽しいのかさっぱりわかりません(マジレス
539名無しさんだよもん:03/02/18 07:20 ID:wNlioKnk
これを楽しいと思えない人間は(つまらないオナーニSSを)書くことは難しい。
540名無しさんだよもん:03/02/18 12:41 ID:QMcAhP6n
もっと楽しいオナーニをしよう(マジレす
541名無しさんだよもん:03/02/18 12:52 ID:rRdcOqal
お前の感じている感情は精神疾患の一種だ。
治し方は俺が知っている。俺に任せろ。
542名無しさんだよもん:03/02/19 23:09 ID:dCqGNrTj
このスレには、もはやどんなネタふりも効かぬっ
543最下層住民:03/02/20 02:00 ID:4e9kkERt
最下層
544名無しさんだよもん:03/02/20 03:20 ID:a9wP4qcf
545名無しさんだよもん:03/02/20 15:19 ID:Cc4CIy4W
   ,rn
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  ゝ .f         _
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 ヾー‐' |     ゞ‐=H:=‐fー)r、)      
  |   じ、     ゙iー'・・ー' i.トソ  敬愛する狩猟様は
  \    \.     l、 r==i ,; |'     「漢字間違ってる?」
   \   ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___  とおっしゃいました。
     \  ノ ハヽ  |_/oヽ__/     /\
      \  /    /        /  |.
        y'    /o     O  ,l    | 

546名無しさんだよもん:03/02/22 11:48 ID:WXg0Nh+F
このままゆっくりと落ちる…
最下層の低みへ…
547名無しさんだよもん:03/02/22 20:51 ID:ls4IhhhX
結局は下手な一次創作するより原作付きで遊んでろってことか。
548名無しさんだよもん:03/02/22 22:42 ID:vyG/f4ul
むしろ、2chでまともな論議をしても無駄だということだと思う。
絶対に途中でかき回す香具師が出てくるから。
549名無しさんだよもん:03/02/24 01:13 ID:+DpHrLtS
始めは論議が目的ではなかったがな…。
550alice:03/02/25 09:11 ID:8Fdx5fIA
さみしくなっちゃったねぇ〜
551名無しさんだよもん:03/02/26 00:12 ID:QFdnEAvV
まだいたのかalice…。
ここでのネタ振りは過酷だぞ。
552名無しさんだよもん:03/03/01 00:30 ID:xf+qs79O
よしalice,…なんか作れ
553名無しさんだよもん:03/03/01 00:47 ID:F2ZpzIXd
リライトスレが良かったなぁ……
554名無しさんだよもん:03/03/01 08:16 ID:Vb2zm73Y
メカだの生霊だの鬼だの化け狐だの、様々な人外ヒロインが
エロゲーには存在するわけだが、ゾンビなヒロインというのは使えないだろうか。
もちろんロメロちっくな低能ゾンビではなくて、真っ当な思考能力を有するゾンビ。
山口雅也の「生ける屍の死」に出てくる奴みたいに、肉体だけが段々滅んでいってしまう悲劇のゾンビ。
腐敗が進行してしまうから、食事も抱擁もご法度。
セックスなんてもってのほか。
こういうヒロインとの恋愛シナリオは書けないもんだろうか。

「はじめてのキスは、腐肉の味がした……」ってかんじのノリで。
555名無しさんだよもん:03/03/01 20:56 ID:qGkmZ2Eh
なんか腐り姫を思い出しそうなフレーズですな。
考えは面白いが、まず使えないだろうと思う。いや、本当に考えは面白いのだけど。

漏れもちょっと考えてみようかな。
556ネタを振ってみる555:03/03/01 23:45 ID:qGkmZ2Eh
設定

魔法が科学的に解明されてから数年〜数十年の世界。町並みは現代と同じ。
教育には魔法科学という科目があり、100円ライターは嗜好品として用いられようになった。
といっても、一般人は扇風機程度の風すら起こせない。
よって人々は普通の生活を送っている。

ただ、科学に解明される前から魔法を学んでいた人間も当然いる。
現代科学のトップを走っている人達は、そういう人と物理学者。
魔法を学んでいた人達は、一般人より多少だが力が強く、魔法使いと呼ばれる。
だが、一般人にとってはやはりパソコン等の方が生活に近い。
経済などのバランスも現代風にそんな感じ。

物理学者である人達は、僅かな力で最大限の効果を得られるため
一般人とは比較にならない魔法を使える。(物は使いよう、ということ)
が、例えば瞬間移動などは非常に危険なため絶対にやらない。(WIZ風に言えば、いしのなかにいる。とか)


シナリオのコンセプトは、隣人。いつもとなりにいるひと。
557555:03/03/01 23:45 ID:qGkmZ2Eh
<オープニングテーマ>
学校の期末試験の前日。
主人公が朝起きると、身体が女性になっていた。精神はそのままである。
さらに、女性の声が聞こえる。というか、頭の中で普通に主人公と喋れる。
身体が女になった原因はその声の人物(以後、幻聴)らしいのだが、幻聴は理由を話してくれない。
主人公はとりあえず、男になる方法を探す。

ヒロインA 頭の中の幻聴

実際には幻聴ではないが、主人公は幻聴と呼ぶ。名前を教えてくれなかったから。
しばらくは完全に謎のまま、主人公の性別が女になったまま日常は進む。

  ↓シーン例
「なあ、とりあえずお湯をかけてみるとか」
 無駄です。というか、ネタが古いです。
 確かに古かった。しかも、俺は別に呪われた泉で溺れてはいない。
 この案は却下か……。
 あたりまえです。わたしがここに居る限り、あなたは女のままですから。
「じゃあ、どうしたらお前が出てってくれるんだ?」
 …………。
 幻聴は、黙ってしまった。
558555:03/03/01 23:46 ID:qGkmZ2Eh
ヒロインB 義妹

お約束ながら屈折した愛情を主人公に抱いている。意地っ張り。
魔法使いの子供であったが、両親は事故死。昔主人公の親が引き取った。
主人公のことを「おにい」と呼ぶ。ちゃんをつけるのは恥ずかしい、とのこと。

  ↓シーン例
 ドアがノックされた。
「おにい、ちょっといい?」
 家族ですか?
 ああ、そうだよ。……幻聴、追い払うまで、ちょっと黙っててくれるか?
 仕方ないですね。
 俺は声を低めにして、普段の男の声に近付ける努力をした。
「いや、今はちょっと駄目だな」
 頼むから、入ってくるなよ……。
「……あなた、誰ですか」
 寒々しい声。ばれたのか?
「な、なにが?」
「声が違います。少し似てるけど、おにいの声じゃない」
 いや、間違いなく兄の声なのだけど。
「無理して低くしてるけど、あなたは女性ですよね。おにいはどうしたんですか」
 いや、ここに居るんだけど。
 どうしたらいいんだ。
559555:03/03/01 23:47 ID:qGkmZ2Eh
ヒロインC 友人

どこまで冗談かわからない、どこまでも本気かもしれない人。
物理学マニア。口調が独特。あえて言うなら(霧島聖+芝村舞)÷2
最初から主人公のことが好きだが、本気かどうかわからない。いや、本人はいたって本気のつもりだろうが。
さりげなく幼少時代に主人公と結婚の約束などしている。基本的に、性格を除けばほぼ完璧な人と思われる。

  ↓シーン例
「男子三日会わざれば剋目して見よとはいうが、一日も見ないうちに随分と可愛くなったな」
 うむ、とうなずいている。相変わらずよくわからない。
「素晴らしい。流石は私の恋人だ」
 あなたの恋人ですか?
 違う。多分違う。違うはずだ……よな。
「いつ俺たちが恋人になった」
「私と君が出会ったときからだ」
 恥ずかしげもなく言う。
 ……本当に恋人じゃないんですか?
 違うって。というか、なんで幻聴が不機嫌になるんだよ。
「どうした?」
「うわっ」
 気付くと、目の前に彼女の顔があった。
「な、なんでもない。なんでもないから離れてくれ」
「そうか。残念だが、君の頼みなら仕方がない」
「というか、おまえ、俺が男じゃなくても良いのか?」
 彼女は、心外だとでも言うかのように肩をすくめた。
「別に私は、君の性別で好きになったわけではないからな。男だろうと女だろうと、関係ない」
 ……やっぱり、恋人ではないですか。
 だから、違うってば。
560555:03/03/01 23:49 ID:qGkmZ2Eh
ヒロイン? 転校生

イメージが幻聴に非常に似ている、期末試験の後にイギリスから転校してきた少女。
母親が魔女、父親が物理学者で、魔術、学問の分野に精通している。少々世間知らず。
うかつな一面あり。例えば、方向音痴とか。たまに妙なことを知っている。主にマンガ・アニメ方面だが。
幻聴に関係を聞いてみると、なにやら不自然な反応が返ってくる。

  ↓シーン例
 昼休み。
 転校生が俺の机の前で立っていた。
 幻聴、彼女ってなんかおまえに似てるな。
 …………え、いえ、そんなことは。
 どうしたんだ、知り合いか何かか?
 そ、そんなわけではありません。
「……どうかしましたか?」
「いや、なんでもない。さて、校内の案内だったか」
「いえ、学校の中はもう覚えました。ただ、いくつか質問があるのですが……」
「そりゃすごい。で、質問ってなんだ?」
「この時間は、何をしていればいいんでしょうか」
「はい?」
 その後、昼休み、という時間の意味を教えることになった。

 昼休みと五時間目が終わり、化学の授業の前の休み時間。
「あの、すみません……」
「なんだ? はやく理科室に行かないと間に合わないぞ」
「その……北は、どっちでしょうか」
「はい?」
 その後、結局理科室まで連れて行くことになった。
561555:03/03/01 23:50 ID:qGkmZ2Eh
どのシナリオも、基本的には男に戻ることが目的。

……すまん、大体の骨組みは見えるんだが、細かい部分がうまく思いつかない。
世界設定は、例えば期末試験の中やテスト勉強で入れてみようと思うのだが。
魔法が科学的に解明される以前から魔法を学んでいた人達はなんと呼ばれるか、とか。
これから風呂で煮詰めてこようかと思う。

冒頭の部分だけならかなり書けるのだが……とりあえず、プロローグを簡単な流れにしてみた。
562555:03/03/01 23:50 ID:qGkmZ2Eh

 とある日曜の朝、目覚めると自分が女性になっていることに気がついた。
 胸が膨らみ、かわりに股間のものが消えていた。まず間違いない。
 さらに、自分ではない声が聞こえてくる。
「どういうことだ、これは」
 普段の自分よりも高い声。しかし、これは俺が出している声だ。
 すみません、わたしが原因です。理由は言えませんが。
 ……こんな風に、幻聴は頭に直接聞こえてくる。
 幻聴ではありませんよ。
 幻聴は、自分で自分を否定するような台詞をかました。
「そうか、これは――」
 これは夢ではありません。れっきとした現実です。
 そんな馬鹿な。おおかたまだ寝ているか寝惚けているだけだろう。
 試しに頬をつねってみる。それも、おもいっきり強く。
 いた、いたいいたい、痛いですっ! 
 当然だが、俺も痛かった。頭の中の声がうるさいのと痛さのため手を放す。
 なにをするんです、痛かったじゃありませんか。
 抗議の声はとりあえず無視する。
 まったく、明日から学校は期末試験だってのに。勉強のしすぎだろうか?
「……寝なおすか」
 目覚めたときには元通りに戻っていることを期待して、俺は目を閉じた。
 頭の中の声は、そんなことしたって無駄です、と言っているが。
563555:03/03/01 23:53 ID:qGkmZ2Eh

 そして実際、寝て起きたところで事態は何の進展もなかった。
 俺には相変わらず幻聴が聞こえ、身体は女性のままだった。
 ……どうしたらいいんだ。
 顔を洗ったらどうですか?
 ああ、それは幻聴にしては良い考えだ。顔を洗ってスッキリすればしっかり目も覚めるし、
 まだ寝ぼけて変なことになっている俺の頭も普段通りになるだろう。
「お別れだな、幻聴よ」
 いえ、そういうことではなく一般的な意味で言ったんですが……。
 洗面所へ直行しよう。冷たい水も鏡もある、我が家ではトイレの横に設置されている魅惑の地へ。
 さあ、レッツゴー。レッツ洗顔。レッツお手洗い。
 ……あの、大丈夫ですか?
 大丈夫である自信などないが、幻聴に心配されるほどではない。
 だから、わたしは幻聴ではありません。
 うるさい黙れ、幻聴風情が。
 幻聴とは呼ばないでください。
 ええい、ややこしい。
「……とりあえず、顔を洗うまで黙っていてくれるか?」
 わかりました。
 

とまあ、始まりはこんな感じの流れで。
564名無しさんだよもん:03/03/02 20:02 ID:Z5S0eFE2
>>555
どのシナリオも、主人公が男に戻ることを目的にしているのか。
だったら、ヒロインごとにその解決へのアプローチが変わってくるってこと?
明記されていないが、まあ原因はその「魔法のトラブル」か。

う〜ん、一本道なシナリオになりがちな感じ。
上記の設定はほとんどOP近辺のことしか書かれていないけれど、
何かドラマッチックなどんでん返しとか実は考えてる?
このままでは転校生とやらが限りなく怪しいんだけど。
565名無しさんだよもん:03/03/02 22:51 ID:NYHazTI1
まず事実(裏設定ともいう)があって、
それを各キャラの視点で進めていくことにより違った結果が生まれる、
というのがマルチシナリオだから、
まずあなたが考えている真相を教えれ。

後、『魔法』の設定も微妙だな。
その辺を間違うととても都合のいい代物に成り果てる。
そういうのって萎えさせるから、ある程度きっちりと描写したほうがいいかもな。
ただ、このへんの設定は個人的にポイント高し。
>だが、一般人にとってはやはりパソコン等の方が生活に近い。
>経済などのバランスも現代風にそんな感じ。
566555:03/03/03 03:10 ID:L+DyBir7
実は昨日の時点ではほぼ何も考えていなかった……という事実は置いといて。
いろいろ辻褄を合わせてみました。

魔法とは、とどのつまり世界に働きかける自分の意思である。その意思力を魔力とも言う。
意思力の強さは種族には左右されるが、同じ種族であるならほとんど変わらない。
100を人間という種族の平均と考えるとすれば、人類最大でも120、最低でも80である。
100〜105の部分に、人類の80%は入っている。
また、110を越える人間は割と居るが、90以下で健康な人間は1000人に一人居るか居ないか。
95程でひきこもり厨クラス。要するに、90以下は完全な人間の屑かつ何もできない臆病者。
もしくは、意識不明の重病人、脳死者など。
この数値は生まれつきではなく、どんな人間なのかで決まる。
魔法使いは世界に働きかけるコツを知っているため、魔法の効果は上記の数字を1.5倍ほどにしたもの。
まあ、実際には発生させた風でスカートがめくれるかどうか程度の差でしかない。
つまり、物理的現象に変換するのなら大した差ではない。

世界は、修正機能を持っている。

もし二つ以上の意識が同居するならば、世界は同居者の媒体(つまり、身体)を作りかえる。
外見は基本的に媒体の遺伝子に影響されるが、二人の性別が違う場合、媒体の性別に関係なく、少しでも意思力が高い方の性別になる。
性別が同じなら外見はほとんど変わらない。
だが、そんな例はほとんどなく、そうであると知っている者はよほどの知識人か、専門に学んでいる人くらい。
567555:03/03/03 03:12 ID:L+DyBir7

世界は縦軸、横軸、奥行き、時間軸、空間軸で出来ている。
つまり、Aという空間とBという空間では、時間軸が等しくともあとの3軸が異なる、いわゆる平行世界が存在している。
というのが学会で現在最も有力な説で、事実、ほとんどその通りである。この世界では、中学生でも知っている常識。
きちんとした世界に対する理解と魔法の技術があれば、過去にも行ける。
ただし、そんな事をすれば確実に戻ってこれないし、どんな事故があるかわからない。
そもそも、行った先が人間の生きていける場所かもわからない。物が置いてあったりしただけでも即死なのだし。

つまり、時間移動はほとんど自殺同然である。

時間移動をしたものは、その空間からは消去される。ちょっと違うが、えいえんの世界に旅立つようなもの。
平行世界なのでタイムパラドックスは発生しない(と思われる。少なくとも、表層では)。
もし時間を遡って自分の親を殺しても、その殺した自分は消えない。そういう世界が存在しているだけだ。

生物は、魂が肉体をコントロールしている。物心二元論(デカルト)。
幽霊なども実在するし、それの意思力が相手を十分に上回れば取り憑くことも出来る。
が、普通は魂と肉体は離れることは出来ない。よほど意思が強くない限りは。
葉鍵で例えれば、エルクゥは非常に強い意思を持った種族である、と言える。
568555:03/03/03 03:13 ID:L+DyBir7

ヒロインA(幻聴)は平行世界におけるヒロイン?(転校生)の未来の魂。
ちなみに、その世界にはヒロインB・Cは居なかった。シナリオ中では夢という形で登場。
その世界では、いろいろあった末、やっと主人公と結ばれた後に主人公が事故で死去。
その後、数年を必死で知識と技術を学び、魂だけを過去に飛ばした。
その世界が、自分の居た世界とは違うと知っていながら。
それでも、絶対に主人公には死んで欲しくないから。
例え自分が、その世界では主人公に愛されなくても。

肉体を飛ばすと、前途したように非常に危険。つまり、主人公を助けられないかもしれない。
だから、魂だけを飛ばした。


正直、書いててわけわかんなくなってきた。把握はしているんだけど……
しかし設定とはいえ大半がシナリオにあまり関係ない話な上、結局タイムスリップかよ、な流れ。
結局スチュワーデスかよ、みたいなものですかね。安易ですみません。

幻聴が転校生ではなく主人公に取り憑いた(?)のは、二人が結ばれなかったら主人公を守るのは難しいから。
それと、自分に取り憑いて主人公のことを話しても怪しいだけで、逆効果そうだから。
あと、好きな人と一緒に居たいという乙女心。
……ちょっとこじつけくさいかな。
569555:03/03/03 03:14 ID:L+DyBir7

ヒロインAシナリオ

ある日から、主人公はおかしな夢を見だす。
それは何事もない日常の夢だけど、なぜか登場人物にはヒロインB・Cは出てこない。
夢の中では転校生と主人公中心で進む。というか、夢には必ず転校生が出てくる。
それと、自分の身体は男で、幻聴も聞こえない。
夢なのに、酷く現実感がある。まるで昔に経験したみたいだ。

なにげなく幻聴にその話をすると、幻聴は酷くうろたえる。

現実では、主人公は転校生と親密になっていく。身体はどっちも女なのだが。
この辺りで幻聴のことを転校生に知らせる。
とはいっても幻聴は主人公に自分のことは教えていないので、ただわかっている事実のみを説明するのだが。
転校生は、そんな症状は聞いたことがない、と言う。
主人公は転校生が好きになっているので、自分の身体とのジレンマに苦しみだす。

夢の中では、主人公は転校生に告白し、正式に付き合いはじめる。

現実の主人公。性別のことにうだうだ悩むも、ヒロインCの言葉で告白を決意。
ヒロインCの「私は二号でもかまわないぞ」という提案を丁重に断って転校生に告白。
無言で主人公を抱きしめる転校生。一言、ありがとう、と告げる。

一見するとレズカップル成立。幸せに日々が過ぎる。
夢の中。主人公は、転校生と♂×♀な性交をする夢を見る。
そして、現実でも恥ずかしがりながら性交。とはいえ、こっちは♀×♀のレズな展開。
幻聴は行為の最中は黙っている。恥ずかしがっているのかどうかは、微妙。
570555:03/03/03 03:15 ID:L+DyBir7

夢。自分が交通事故で死ぬ夢。転校生が泣いている、悲しい夢。
何度もくりかえしその夢を見る。
それは、幻聴の見ている夢だと判明する。
ここらへんで、幻聴が平行世界の転校生だったと判明。というか、隠し切れなくなって自白。
主人公に理由を教えなかったわけは幾つかあるが、最終的に自分が邪魔になるので消えようと思っていたから。

主人公、葛藤。うじうじ。
男らしくないほどではないが、いろいろ悩む。いや、身体は女だけど。
まあ、あかりシナリオの浩之や長森シナリオの浩平よりはよほどマシ。

そのまま夢の中で交通事故が起こった日、到来。
当然、厳重注意体制。とくに交差点には近づかない方向で。

しかし、事故は起きてしまう。
子供が事故に会いそうになったところで、転校生が助けに飛び出してしまう。
主人公も同時に飛び出し、二人を助け、轢かれる。ほぼ致命傷。

夢の中……つまり、平行世界の現実では、主人公はそのまま死んだ。
だが、この世界では、奇跡的に回復する。
身体は男に戻っていた。つまり。

目覚めたときには、既に幻聴は聞こえなくなっていた。
彼の身代わりになるかのように、消えてしまっていた。


FIN そしてエピローグ。

学校卒業後、二人は結婚、出産。
二人の子供には――ありがちだが、そういうわけだ。
571555:03/03/03 03:17 ID:L+DyBir7

……欠点だらけですな。

1、主人公の身体が女性になる意味が殆どない。性別反転スレに入り浸っている作者の趣味でしかない。
2、結局タイムスリップもの。幻聴という存在の仕方でオリジナリティ度を誤魔化してはいるが。
3、主人公があまり男に戻ろうとしていない。他の問題点に比べれば軽度の欠点だが。
4、いきあたりばったり風味。とにかく全体的に。
5、他のシナリオが思い浮かばない。

結論。どうすればいいんだ。
572名無しさんだよもん:03/03/03 11:30 ID:0lYcgt3X
6、世界設定・魔法の存在意義などがストーリー上ほとんどない。

まあ他の諸問題については本人が気づいているようなのでよいと思うが。
基本的にやりたいのは性別反転ネタなわけだろ?
なら、登場する連中に性別反転することに対するスタンスを持たせれば問題の半分は解決するはず。
「男の主人公にべた惚れで、元に戻って欲しがっている」
「もともと男嫌いだったため主人公との仲は犬猿だったが、女になった主人公に対しては奇妙な保護欲が。元に戻ってほしくない」
「そもそも女になった後の主人公しか知らない。男になる(戻る)といわれても戸惑う」
「別の世界の修復能力の影響下にある者。主人公の現在を俯瞰して見て助言を与える」
などなどなど。
主人公本人には、「近いうちに、長いこと会ってなかった憧れの人との再会の予定がある」などによって元に戻るための積極的な理由を与える必要があるだろう。
もちろんその再会とやらをゲーム中に織り込む必要は、それほどはない。要は主人公にそのためのモチベーションを強く植えつけられればよいのだから。
573名無しさんだよもん:03/03/03 23:22 ID:tKbX7xQF
では、いろいろ突っ込んでみる。

1.女性化については世界観の一つとして表現できていればOK。
 主人公と幻聴の意識で幻聴の方が強いのなら、体の支配自体もとられそうなものだ。
 そうはならない理由付けとしてこんなものを考えてみた。
 実は既に体の支配自体も奪われているが、幻聴がそのことに気付いていないだけ。
 自分は思うだけしかできないと幻聴は思い込んでいるので、
 主人公が幻聴の嫌なことをしても仕方ないと諦めがちになり、支配を思いつかない状態になっている。
 ただし、それでも幻聴が嫌がると無意識のうちに幻聴が主人公の体を支配する。
 主人公の意思はお構いなし。あるルートでは幻聴がそれに気付いて主人公を奪い、
 主人公は幻聴を追い出そうとするシナリオにする。こうすることで3、5の問題も解決できる。

2.タイムスリップに平行世界かぁ。その辺は避けた方がよいと思われ。
 BとCがいないという世界も都合がよすぎるし。
 単純に、転校生と同一人物でいいんじゃない?それも、別人格じゃなくて本当の意味での本人。
 意外性が無い様で、案外こっちの方が意外な感じだと思う。
 ただし、幻聴自身は気付いていないし考えてもいない。夢の中でこれが夢だと認識できない感じ。
 転校生は自分の存在のコピーを主人公に植え付けたイメージなので、幻聴の意識をリフレクトできない。
 同一人物でありながらお互いリンクしていないので、お互い気付いていない。
 何で主人公に意識を埋め込んだのかは、理由を考える必要があるけど。

4.そんなこといってないで、もう少し設定を埋めようぜ。
 あまり設定を公開しない方がいろいろ想像できて嬉しいって言うのは読む側の理屈であって、
 作る側はそうは行かない。決めておかないとシナリオに一貫したものが取れなくなって適当な感じになってしまう。
 逆に言えば、きっちり詰めてしまえば自ずとシナリオは見えてくるはずだから。

魔法については色々思うことがあるんで、まとまるまであげるのはやめとく。
ともあれスレがこんな状況だから付き合うよ、だから555がんがれ。
574573:03/03/04 23:51 ID:+ngodLX5
かなり長文になって悪いが、魔法について少しまとめ&追加&改変してみた。

魔法:
一固体が世界へ及ぼす干渉の度合いを越える方法のこと。
厳密には行動ではなく、上記の条件を満たす全てのことを総称して魔法と呼ぶ。
実際に世界へ干渉するモノを魔力といい、干渉する手順を式という。
魔力の強さは種族には左右されるが、同じ種族であるならほとんど変わらない。
この数値は生まれつきではなく、どんな人間なのかで決まる。
100を人間という種族の平均と考えるとすれば、人類最大でも120、最低でも80である。
98〜102の部分に、人類の80%は入っている。この魔力に式を組み合わせることで100以上に引き伸ばすのが魔法。
110まで引き伸ばした場合、110-100の差分10が自分以外の物理体に及ぼす影響の度合いである。
では、残りの100は何に使っているかというと、肉体としての存在を保持するために使っている。
つまり、魔力とは世界に存在するための力であるともいえる。
575573:03/03/04 23:52 ID:+ngodLX5
魔法使い、魔法学者:
110を越える魔力を持つ人間を魔法使いと呼ぶ。式なしで物理的な現象を発生させられる存在である。
また、100の力で効率的な式を構成し、120以上の物理的な現象を起こせる人を魔法学者という。
基本的に文系に魔法使いが多く、理系に魔法学者が多い。もちろん例外もある。
90以下で健康な人間はほとんどいない。95程でひきこもり厨クラス。90以下は意識不明の重病人、脳死者など。
今では精神の健康度を図る役割になっている。裁判の証拠にできるよう、国会で審議しているところ。
ちなみに転校生は魔法使いで魔力は118、ヒロインCは魔法学者で魔力は101。
主人公の魔力は83しかない。これは植物人間と大差ないレベル。
彼が平然と生きているのは、無意識のうちに高度で精密な式を組んで魔力を使っているため。

修正機構:
魔力とは世界に存在するための力である。
なので、対象物の魔力を上書きすると物質の存在が変質してしまう。
これが魔法の原理であり、存在を別のものに書き換えるシステムを修正機構という。
原理的には人間を変質させることも可能だが、世界最高の魔法使いでも有機質に干渉を与えることは出来ない。
無機質に比べて有機質は高い魔力を持っているので、上書きするだけの魔力がないからである。
ちなみに主人公の場合は幻聴の魔力で存在を修正されてしまっている。
主人公自身の魔力が少ないこともあるし、幻聴は存在保持の必要量が人間に比べて圧倒的に少ないこともある。
576名無しさんだよもん:03/03/05 01:24 ID:LMoUuAnB
シナリオをハードボイルド風味にするとカッコ良さそう。
ルーツっぽく、主人公はスパイとか。
577名無しさんだよもん:03/03/05 01:57 ID:hxKPktjb
誰彼の予感
578名無しさんだよもん:03/03/05 17:20 ID:C+HwKVFE
高校生スパイとか勘弁な
579名無しさんだよもん:03/03/05 22:46 ID:FrWJ1Xvj
「エロゲにスパイ」という組み合わせの時点でお腹いっぱい
580名無しさんだよもん:03/03/06 02:56 ID:4VrvO3J2
つまりルーツはお腹いっぱい
581名無しさんだよもん:03/03/06 05:06 ID:RW+CVqsp
主人公は祖国から拉致されてスパイとして教育された高校生ってことで。
582名無しさんだよもん:03/03/06 16:20 ID:EGxlrqB7
PHANTOMでもない限りおなかいっぱい
583名無しさんだよもん:03/03/08 16:11 ID:x+N9D15h


      上、      /⌒ヽ, ,/⌒丶、       ,エ
       `,ヾ   /    ,;;iiiiiiiiiii;、   \   _ノソ´
        iキ /    ,;;´  ;lllllllllllllii、    \ iF
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        |  if!  |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi  |
      |  ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi  |
        |  ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi  |
        |   iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi  |
       |  iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi  |
       |  iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、  |
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     ´    ;サ,  |彡彡彡彡川川リゞミミリ  ,キi
         ;サ,  |彡彡彡彡リリリミミミシ   ,キi
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       ;メ      ヾリリリリノ巛ゞシ       `ヘ、
      ;メ        ``十≡=十´         `ヘ、
                 ノ    ゞ
584名無しさんです:03/03/09 01:48 ID:NPlTgvev
hosyu
585名無しさんだよもん:03/03/09 06:07 ID:puZmnZah
http://bbs.1oku.com/bbs/bbs.phtml?id=rantyan
★その目で確認すべし!!★超おすすめ★
586名無しさんだよもん

こんな画像見つけました
http://morodvd.muvc.net/
210.168.242.194 , aa2002110369003.userreverse.dion.ne.jp ,