葉鍵板キャラ名鑑 キャラクターNo.086
折原 みさお(ONE)
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'´ M. ヽ 主人公・折原浩平の夭折した妹。重い病床に就きながらも、兄の浩平を
! リ从 从!〉 常に思いやり、苦しみを漏らすまいと耐え続けた。
ly(l.゚ ヮ゚ノ、 彼女が最期にたった一度だけ兄に縋り、そして喪われた時。残された
rv'y! f(つつトrァ 浩平が求めたものは……それが、この物語の発端となる。
フl> く/_|l〉 レiヽ
し'ノ CGの一枚も無いキャラだが、最萌トーナメントでは「もしみさおが生きて
いたら……」などさまざまなテーマで大規模補完が為され、優勝候補クラス
と見られたキャラ相手に互角の勝負を見せた。
【とくいわざ】
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'´ M. ヽ + '∴・
! リ从 从!〉 + エイッ ∴:';'
ly(l.゚ ヮ゚ノ、 :;::;.,.::;.:;.:
rv'y! f(つつトrァ+ (>>XXX)
フl> く/_|l〉 レiヽ | | |
し'ノ + (_(__)
【とくいわざ その2】
_./\⌒ヽペッタン
'´ M. ヽ/ ⌒)ノ ペッタン
! リ从 从!〉、\(( ∧_∧
ly(l.゚ ヮ゚ノ、//' ))(・∀・ )
rv'y! f(つつトrァ+( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
フl> く/_|l〉 レi. ) ̄ ̄ ̄()__ )
し'ノ .(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(
>950
姉妹スレの
・【衝撃!】折原みさおは80Bだった(html待ち)
を書き忘れたので追記よろしく。
1は、前スレの937から選んでみました。
こんな物でどうかな?
美乳より微乳のほうがいい。
みさおの誕生日は30日だよね…一応は。
>957
美乳であり微乳だ。
即死に気を付けねば。
>959=950氏
了解しました。80Bスレの方、修正しておきます。
>958 申し訳ないです。 >スレ住民all
この過ちは次スレを建てる事で許して下さい。
>960 意図を分かってくれて嬉しいです。
それでは、立ててきます。
やっべ、マジでそのスレタイっすか…。
(1/
「……はぁ」
「みさお、茜たちに電話してきたぞ、今日中止って」
「……うん、わかった」
雨が降りしきる窓の外を眺めながら、振り返らずにみさおはそう答える。
「なぁ、そんなに落ちこむなよ。 また来週行こう、な?」
「でも……雨降ったら散っちゃうよ。 お花見できないよ……」
「う……それはそうかもしれんが……そうだ!」
何かに気付いたように、浩平はどこかへ行ってしまう。
しばらくして戻ってきた浩平は、持っていたものをテーブルの真中に置いた。
「お兄ちゃん?」
「さ、みさお、作ってた弁当持ってこいよ」
「え?」
「ちゃちだけど花は花だ。 花見しようぜ」
テーブルの上には玄関に置いてあった花が一本、花瓶に差さって置いてある。
「それは流石に無理が……」
「なにぃっ!? 兄のエレガントにしてナイスなアイデアにけちをつけるのか!? 」
「ぜんぜんエレガントじゃ……」
「ほらほら、じゃお兄ちゃんが取ってきてやるからみさおは座ってろ」
「お、お兄ちゃん!?」
浩平はみさおを背後から抱え上げてテーブルまで運んで座らせると、キッチンの方へ素早く消えた。
「お、お兄ちゃんいつも強引なんだから……」
抱き上げられた所為か、熱く成っている頬を押さえて呟いた。
(2/
「うん、美味いなこの卵焼き」
「そう? えへへ、それ茜さんに教わったんだよ」
「……それで甘口なのか、美味いけど」
「えっと、こっちのコロッケも教わったんだけど、茜さんも上手いって褒めてくれたんだよ」
「クリームコロッケか? んむ……、……おまえに教える事はもう無い様だな」
「教わって無いよ! ねぇ……美味しい?」
「たとえ不味くてもみさおの弁当は全部食ってやるよ」
「美味しく……ないの?」
みさおの表情が急速に曇って行くのに、浩平が慌てたように答える。
「そっ、そんな事無いから! ほら、無茶苦茶美味くて箸が止まらないぞ! ……んっぐっ! むぐぐぐぅ……」
「お兄ちゃん。 はい、お茶っ」
「んぐっ、ぷはぁっ……ふぅ、すまんな。 でも、本当に美味しいぞ、この弁当」
「くすっ、ありがとうお兄ちゃん」
みさおも微笑みながら弁当に箸を伸ばした。
「あ、みさお。 付いてるぞ」
言いながら浩平は手を伸ばし、みさおの頬からごはんつぶを取って口に運ぶ。 数瞬後、一気にみさおの顔が朱に染まると、浩平も自分のした事が恥かしくなったのか少し赤くなった。
「……えっと、お兄ちゃんもついてるよ、取ってあげるね」
「え? どこだ……いやいいから、自分で取るからっ、ほら、もう付いて無いだろ!?」
浩平は頬を両手で擦りながらそう言うが、みさおの動きは止まらない。
「ううん。 まだ付いてるよ、お兄ちゃん……」
言いながらみさおは体を伸ばして顔を素早く近付け、慌てる浩平の唇の、ほんのすぐ側に付いていたケチャップをその小さな舌で舐め取った。
「えへ……美味し♪」
少し俯いたその顔は真っ赤に染まっている。 間けず劣らず赤く成った顔で浩平が舐められた頬……というか唇の辺りを手で押さえながら返した。
「み、みさお……お前、えっとその、なんつー事を……」
「お兄ちゃんといっしょの事しただけだもん。 汚れてたの、とっ、取っただけだよ」
「だからって、その……」
と、なにやら変な雰囲気に成りかけた所に玄関のチャイムが鳴った。
「あっ、お茶! お茶いれてくるねっ!」
それが引き金に成ったのか、何故かいきなりそう言い、椅子を跳ね飛ばすように立ち上がってみさおは台所へと走って行った。
(3/
「やっほー、折原君こんにちはー」
「柚木か……今日に限ってはお前の神出鬼没さが何だか有難いぞ。 ま、そこだと濡れるし入れよ」
「うん、お邪魔しまーす」
「……浩平、こんにちは。 お邪魔します」
「茜もか、ま、上がってくれ。 でもどうしたんだ?」
「折角お弁当作ったんだしみんなで食べようと思ってね。 あれ? 二人でもう食べてたんだ、ずるいー」
「こんにちは。 詩子さん、茜さん」
「あ、みさおちゃんこんにちは。 あれ? なんだか機嫌良さそうだね。 なにかあったの?」
「え? えっと、べつになんにも」
言いながらもさっきの状況を思い出したのか、みさおの頬は薄紅に染まっている。
「それじゃ、折原君に辱められたりしてない? すぐに言うんだよ、助けてあげるからね」
「……浩平、ひどいです」
「誰も辱めてない! 勝手な憶測を言うな!」
そんな賑やかな会話を聞きながら、みさおは自分の唇にそっと触れる。
(ちゃんとしたのは、やっぱりお兄ちゃんのほうから……)
「……ね、お兄ちゃん」
「あ? なにがだ?」
「ううん、なんにもっ」
楽しそうにそう返事して、みさおは話の輪に入って行った。
>964-966
ナイスッ! ナイスセクシーッ!! ←スレが違います
…むふぅ…みさおかわええなあ…抱きしめたいなあ…イタズラしたいなあ…
ていうか
新スレに投下してくれればいいのに。いいのにっ!
…もっと大勢の人に見てもらうのが公益だよ。ちょっち勿体無い。
>>964-966 甘めぇ〜! こいつは甘すぎだぜブラザー……トム・ハンクスも裸足で逃げ出すだだ甘だ!
だが、俺はこう言うのが好きだ。中学生の時に公園のベンチ下で拾っだ『Don't』なみに大好きさ!
…茶でも飲むべ。
甘すぎて漏れまで真っ赤ですが何か?…すばらすぃ!
>968=514氏への私信
…俺たちって、その、なんていうか、うるさいよねw
クラスに一人は必ず居たタイプの馬鹿っていうか。嗚呼。
>964-966
乙ー 大人しい系のみさおも萌ぇー
これからもよろしく〜
>967-968
次スレでも大暴れを期待してますよ、愛すべき大馬鹿野郎共!!
クッキーのバカ……
漏れもバカか…
>>970 …………シッケイナ! ボク ハ オトナシイ ユウトウセイ デシタ ヨ?
窓際で大人しくサリンジャーを読みながらデリンジャーを磨いてるような、そんな静かな青春でした。
>>971 まああまりみさおを暴れさせるとスカートからぱんつが見えてしまいますから…。
程々に楽しませてもらいます。はい。
あなたの程々は、はっちゃけてるからなぁw
別にぱんつは見えてもかまいませんよ?おおいに見せてくださいおながいします。
むしろ、漏れらのナニが暴れます(W
洗面所のドアを開けると、これから風呂らしく下着姿のみさおがその下着を脱ごうとしていた。
目が合う。
「…」
「…」
「――っ…きゃ―――っ!!!」
「…」
「…」
「…おにいちゃん、きゅうにさけばないでー。みみがいたいよ…」
「…いや、お前に叫ぶ気配がなかったので代わりに。っていうか、変だぞお前」
「んー?しつれいだねぇ…わたしはおにいちゃんほどへんじゃないよぉ…ふふふ」
「いや、絶対変だ。……顔が赤いが…酔ってるのか?」
「また、わけのわからないことゆって…あ、わかったー。
そんなこといっておにいちゃん、わたしのー、きがえをみたいだけでしょお。
…さぁてはノックをわすれたふりして、ぐーぜんのじこをよそおってののぞき?
…もぉう…いってくれれば、おにーちゃんにならいつでもみせてあげるのに。えへへ…
――そして、みてるだけではがまんできなくなったおにいちゃんのみぎてがわたしのこかんに…
あ…そこはだめ…。でも、おにいちゃんになら…」
「間違いなく酔ってるだろ、お前。
酔ったままの風呂は危ないから、今日は止めて明日にしろ。ほれ、服着ろ」
「いーやー」
「いやって言われてもな…。酔っ払いの戯言なんぞに付き合ってられん。無理やりにでも着せるぞ」
「さけぶよ」
「…は?」
「だからぁ、おにいちゃんがむりになにかしたら、さけぶよ。しかもあばれるよ」
「そうか…叫ぶのか。しかも暴れるのか」
服を無理に着せようとする俺→嫌がり、叫び、暴れるみさお
→大きな音に、何事かとやってくる由起子さん→ほとんど全裸のみさおを襲っている俺
→終には泣き始めるみさお→中略→燃えるゴミの回収日、ゴミ捨て場で血まみれで発見される俺
「…それは困る。…しかし、だからといって酔っ払いのみさおを一人で風呂に入れるわけには…」
「むー…だいじょーぶなのに…。
あ、いいことおもいついたー。おにいちゃんがいっしょにはいってくれればいいんだ」
「なんですと?」
「そうだよ、ないすあいであだね。わたしはおふろにはいりたい。
おにいちゃんはわたしをひとりではではいらせたくない。だったらふたりではいればいーんだ。
あいのきょうどうさぎょうってやつだよ。じゃ、さきにはいってるから、すぐにきてね…(ガラッ)」
「って…俺、もう入った後なんだけど………どうする…」
「…おそかったね、からだひえてきたよ」
「…これは監視だ…邪な気持ちはないんだ……」
「なにぶつぶつゆってるの?…むぅ、そのこしにまいてるたおるはなに?」
「いや、ほら、恥ずかしいから…」
「わたしはなにもつけてないのに…おにいちゃんだけそんなのつけてるなんてずるいよ。
ほーら、はずしてはずしてぇ」
「嫌、駄目…やめて…やめてぇぇ!」
「へんなこえださないの……っと…わ…ひさしぶりにおにいちゃんのそれみたけど…なんかかわいいね」
「うう…なんか汚された気がする」
「じゃ、せっかくふたりではいったんだし、せなかながして」
「はぁ…しょうがないか。………(ゴシゴシ)……どうだ、これぐらいの強さでいいか?」
「うん、きもちいい……んー、ついでにまえもあらってよ」
「……いや、それはいかん」
「なんでー?べつにいいじゃない。むかしはからだじゅうあらってくれたのにぃ」
「昔は昔だ。はぁ…いくら酔っているとはいえ、年頃の娘が前も洗ってはないだろ。お兄ちゃん嘆かわしいぞ」
「…なにむきになってるの?……ははあ
…ひょっとして、このつるぺたなむねとか、いまだにけのはえてないこことかによくじょうしちゃった?
もー、おにいちゃん、しすこんでろりこんなんだからぁ。このへんたい。
…でもわたし、おにいちゃんがどんなにへんたいでも…みすてないからね」
「…勝手に俺を変態にするな。ていうか自分で言ってて哀しくないか?」
「…うるさいよ。ぜんぜんきにしてないもん。おにいちゃんのあほう…」
「涙ぐむぐらいなら最初から言うな……ほら、前は自分で洗え」
「むぅ、けちんぼ……あ、そうだ。ゆーきーこーさーふが…」
「待て。なんで由起子さんを呼ぶか」
「おにいちゃんがまえあらってくれないから」
「……」
「じゃ、よろしくね」
「…はい」
「…ん……きもちいい……」
「(集中だ。みさおの体を洗うことに集中するんだ)」
「あん……あぁ………ん…」
「(聞こえない。俺には何も聞こえないぞ畜生)」
「……おにいちゃん…そこ…イイ……はぁ…」
「(空耳だ!絶対空耳だ!…………)よし!終わったぞ!」
「……(ぽー)…え、もお…おわり…?」
「そんなもの欲しそうな顔しても駄目だ。もう洗い終わったからな」
「ちぇー…もうちょっとあらってほしかったけど、まーいいかぁ。きもちよかったし。
こんどはわたしがあらってあげるから、すわって」
「……いや、俺はさっき洗ったからもういいぞ」
「わがままいわないの。いいから、すわる」
「俺が悪いのか?ったく、しょうがないな………んじゃよろしく」
「うん、まかせて。…あれ?それ、さっきよりおおきくなってない?」
「そ、そんなことはないと思うぞ」
「…ぜったいおおきくなってるよ…(つんつん)わっ…なんかびくっとしたよ」
「そ、そんなことより早く体洗ってくれ。寒くなってきたし」
「…うん…じゃ、あらうよ…(ゴシゴシ)…おにいちゃんのせなか、ずいぶんひろくなったね…」
「そりゃ、最後に一緒に風呂入ってからずいぶん経つもんな…」
「………さっきのはなしだけど」
「うん?」
「…わたしのたいけえ。ちっちゃくて、けもはえてなくて……ほんとはさ、きにしてるんだ…」
「…」
「おにいちゃんはこんなにおおきくなってるのに、わたしはちーさいままで…
なんかおにいちゃんにおいてかれてるみたいで…
えいようのことべんきょうしたり、がんばって、むりしていっぱいごはんたべても…こんなでさ…」
「俺はみさおのこと好きだぞ」
「え?」
「気休めにもならんかもしれんが…お前がどんな体型でも、俺はお前のこと好きだ」
「……ほんと?」
「ああ」
「…ね、もっかいゆって」
「…何度も言うとありがたみが薄れる」
「ちぇー…でも、そっかぁ…おにいちゃんわたしのことがすきなんだ…えへへ」
「なんか誤解を招く言い方だな」
「…ち、ちがうの?」
「違わん。泣くな」
「そうだよね。へへへへ…」
「…」
「……ふふふふふふふふふふ(赤い顔であらぬ方向を見つめながら)」
「み、みさお?」
「ふふふふふふふふふふふふふ……へへへ…ふふふふ……」
その後、笑いつづけるみさおと頭を洗い合ったり一緒に湯船に浸かったりした。…ちょっと怖かった。
終わり
ついで。
>>558の途中から分岐。由起子さんERROR
「…わたしを食べてもらおうかと思って…」
「…そう、食べてもらおうと……なかなかいいアイディアね」
「え?由起子さんもそう思う?」
「ええ、勿論よ。でもさっきの格好だけじゃ何かが足りないわ」
「うん。わたしも何かが違うと思ってたんだ」
一体何が…。しばらく二人で頭を悩ます。先に動いたのは由起子さんだった。
「…下着…そうね、下着よ!」
「下着?」
「そう。みさお、白のサッパリした下着もいいんだけど、他に持ってない?勝負パンツとか」
「あ、そうか!さすが由起子さん。うん。持ってるよ。
前にお兄ちゃんが『これ、お前に似合いそうだ』って選んでくれた青と白のストライプのやつ」
「よし。浩平が起きてくるとまずいから、とりあえず私の部屋に行きましょう。
それから着替えてもう一度、さっきの格好をしてみて」
「はい!」
「これで…どうかな?」
「うん、完璧ね。これなら絶対に食べてもらえるわ」
「本当?」
「ええ、間違いないわ…でも、そうね、念には念を入れましょう。
私を浩平だと思って『わたしを食べてください』って言ってみて」
「は、はい。『…お、お兄ちゃん、わたしを、食べて、ください』」
「…うーん、セリフはまだまだね。よし、これから毎晩特訓よ」
「はい!よろしくお願いします、由起子さん」
「駄目よ。私のことはコーチと呼びなさい」
「も、申し訳ありません、コーチ!」
こうして、わたしと由起子さんの特訓は毎晩行われることになった。
2月14日午前1時。
かなりいい気分で部屋に戻ってきた俺はそのままベッドに倒れこむ。
体が熱い。自分が酔っているのがわかる。なんでこんなことになったんだっけ…。
…そう、由起子さんがおかしかったんだよな…。
何かいいことでもあったんだろうか。特別なことがない限り、アルコール類を飲ませてくれない
由起子さんが、どういうわけかガンガン酒を勧めてきたのだ。
不気味なものを感じて逃げようと試みてはみたが、無駄だった。別にいいけど。
コンコン
ドアが鳴る。このノックの音はみさおだ。
「おー、いるぞー」
「…お兄ちゃん、入るよ」
ドアが開く。
部屋に入ってきたみさおは…なぜかコート姿だった。いや、いいんだけど。
とりあえず体を起こし、ベッドに座る。
「おう、みさお。どしたー?」
「ほら、今日はもうバレンタインデーでしょ?…プレゼント、あげようと思って」
そういえば2月14日になったんだっけか…
なんか3時間ぐらい前まではみさおの手作りチョコを楽しみにしてたような気がする。
しかし…今チョコなんぞ食ったら、間違いなく吐くだろうなー。
「サンキュー、でも、また後にしてくれー。今チョコなんぞ食っても味がわからんからなー」
「フフ…今年はチョコレートじゃないんだよ…」
笑いながらみさおがゆっくり近付いてくる。なんか、妖艶だ。…こいつってこんなに色気があったっけ?
「んー?チョコじゃないなら何くれるんだ?ていうか、手ぶらのように見えるんだが…」
「フフ…」
手を伸ばせば届く距離まで来たとき、みさおは突然コートを脱ぎ捨てた。
…………こ、これは!?
コートを脱いだみさおは、下着姿で、身体にリボンを巻きつけている。
…これはまさか、伝説の『リボンに包まって、私自身をプレゼント』!
しかもその下着は俺が以前に選んだやつではないか!
俺が驚愕と感激で固まっていると、
みさおはその幼い身体を俺に見せつけるようにその場で一回転し、俺の耳元に顔を寄せてきた。
「プレゼントは、わ・た・し。食べて…くれるよね?」
特訓の成果は出たようだ。
二階からかなりの大音量で二人の声が聞こえてくる。
私はその音を聞きながら、一人静かにグラスにワインを注ぐ。
「ふっ…良かったわね、みさお…」
左手に持ったグラスを、声の聞こえてくる方に少し突き出した。
「あなた達の未来に―――乾杯」
さらについで。
>>307の途中から分岐
「…なにも泣かなくても……じゃ、このお兄ちゃんの食べかけはわたしがもらうね」
「待て」
「え、な、何?」
「いや、せっかくお前が作ってくれた料理だ。
わざわざお前が食べんでも、明日の朝に俺が食べるからラップでもしとこう」
「……へ?」
「いや、だから明日の朝俺が「そそそそれは駄目だよ!
そ、その、料理だって温かいうちに食べて欲しいに決まってるよ!
ええと、この場合電子レンジで温めればいいとか、そういう問題じゃなく!
ほ、ほら!なんだって出来たてに近いほうが美味しいし…その…見てよそのトンカツの哀しそうな顔を!
『今すぐに食べてくれ』って懇願しているようだよ!
そ、そりゃカレーなんかは一晩寝かせたほうが美味しいのは分かってるけど…い、今はカレーは関係ないよね!
あ、でもトンカツって割とカレーに合ってしまったりするし
…まさかトンカツも一晩寝かせた方が美味しい!?そ、そんな馬鹿な…ていうかあれだよ!
わたし人一倍体が小さいからカレーだろうがトンカツだろうがカツカレーだろうが
精一杯食べないといけないわけでありまして贅沢は言ってられないというかむしろお兄ちゃんの食べかけは
わたしにとって贅沢品なんだし…いや決して間接キスがしたいとか考えているわけじゃなく…
ち、違うのお兄ちゃんとキスするのが嫌だって言ってる訳じゃなくてね…
その、お兄ちゃんとキスはしたいんだけど…
初めてのときは夕日の眩しいお兄ちゃんの部屋か豪華なホテルの一室でこう『愛してるぞ、みさお』
ってシニカルに笑ったお兄ちゃんがわたしの顔を優しく撫でた後に
『もう二度とはなさい』とか言って強く抱きしめてくれて、熱い口付けを交わした二人はそのまま…
ってもう!何言わせるのよ!」
「…」
「…」
「…」
「…とにかく、これはわたしがもらうね」
「…ああ」
985 :
248:03/04/09 17:23 ID:lF27NizR
たまには自己主張。
正直、いろいろスマンかった。…謝ってばかりだな、俺。
>963
な、なんだってー(AA略
>>967-968 このスレに来た当時、あなた方の地の文の区別がつかなかった俺をお許しください。
今ではもう完璧ですよ、ええ。
萌死
なぜ今になって此処に神降臨。
あんた最高!
>>985 コレのために埋めないで待ってたさ、信じて待ってましたとも。
流石、シスターキングの称号は伊達ではないな……この変態さんめっ。
素直に由起子さん呼んできてみさおと入ってもらえば良いじゃねえかシスコン兄貴が!
お陰様でおちんちん握ってるとこ家族に発見されちゃったよ。どうしてくれるデスカ責任取ってよコノヤロウ。
>区別がつかなかった
そんなに似てますかいの? 彼と間違われる事は俺にとっては誉め言葉に等しいわけですが…。
彼の心中察するに堪ったもんじゃないだろうなあ…ゴメソ。
>988
浩平の場合、おちんちん握ってるとこ家族に見つかると
別の意味で大変なことになります(W
みさおor由起子さんまたは二人に見つかる…
浩平が干からびますた。
>985
ウホッ、いいみさお。
くううっ…ええなあコレ。萌えに特化してるというか、なんというか。
「読んでるうちに自然に顔がにやける」というのが萌えシチュ書く際の目標なんだけども。
こうもあっさり体現されると悔しいw
>988
嬉しいこと言ってくれるじゃないの
いや、俺も貴方と間違われることは名誉に思えるわけで。サー。
ちんちん握ってるところをみられたぐらいなにさ! ちんちんは握るためにある!
…やっぱ俺、みさおスレの皆様が大好きだ。要するに、アレだ。
やらないか
何をやるつもりなのかと小一時間
うほっ!いい由起子さん!
ょ
ぅ
ι゛
ょ
ゅ
ぅ
1000
1000!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。