鈴木宗男@葉鍵

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1名無しさんだよもん
えー、奇跡というのはですね、起こらないから奇跡というのでありましてね、
起きたもの、あるいは起こりそうなもの、これらを奇跡と呼ぶのは
いかがなものかと、私は考えておるわけであります。
2名無しさんだよもん:02/03/11 10:03 ID:NFLXmTfk
NHK観ながら駄スレを立てるのはやめろ。
3名無しさんだよもん:02/03/11 10:05 ID:XO+31vbX
奇跡の街、釧路。
4名無しさんだよもん:02/03/11 10:10 ID:s0YXOhdH
4!
5名無しさんだよもん:02/03/11 10:21 ID:ANmYVGp0
こんなところにもムネオスレが?!
6名無しさんだよもん:02/03/11 10:30 ID:VeMd2uzL
|-`)
7名無しさんだよもん:02/03/11 10:39 ID:rGWXJD9z
「私のこと、忘れてください・・・」
8鈴木宗男:02/03/11 10:41 ID:A27mhCM3
とにかくですね、私の言いたいのはですね「いま忙しいので、後にしてくれ」と
言う事なのです。私はですね言うなれば昔の政治家なので
このような勘違いをされてしまうのではないかと、考えておるわけです
9名無しさんだよもん:02/03/11 10:41 ID:IyPZmz95
              / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             / )| 証人 Come-On!
            ./ / |           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           / /  \          | このスレは削除依頼しとく?
           / /     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄| 時事ネタだから雑談スレ扱いでいいと思うが。
         ./ /_Λ     , -つ   \   
         / / ´Д`)  ./__ノ        ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        /    \ / /   ⊂_ヽ、
        .|    へ/ /      .\\ Λ_Λ
        |    レ'  /、二つ       \ ( ´Д`)
        |     /.          . >  ⌒ヽ
       /   /             /    へ \
       /  /               /    /   \\
      /  /               レ  ノ     ヽ_つ
     / ノ               /  /
   _/ /                /  /|
  ノ /                 ( ( 、
⊂ -'                    |  |、 \
                     .  | / \ ⌒l
                       | |   ) /
                      ノ  )   し'
                     (_/
10名無しさんだよもん:02/03/13 02:30 ID:DOx8aiUa
どうすればいいんだ
11名無しさんだよもん:02/03/13 02:49 ID:6nLabgGf
チェきさんにムネオハウスのAA作ってもらえ(藁
それで萌えたら・・・どうすればいいんだ?
12名無しさんだよもん:02/03/13 15:34 ID:Cmu7MMU8
13名無しさんだよもん:02/03/13 17:06 ID:gCixLtSL
>>12
前行ったよ、ここ。藁タ。
14名無しさんだよもん:02/03/14 00:03 ID:zYERp804
>>11
ここがムネヲの、ハウスね! と言う。
15チェき ◆LOVE/HxE :02/03/14 15:44 ID:K4FmCLGO
>11
こんなんなら作ってましたけどー…
http://www.phoenix-c.or.jp/~pasopia/column/2002a/image/munewo_house.gif
16名無しさんだよもん:02/03/14 19:04 ID:DagaTbzm
チェきさん…アホや(w
でもワラタ
17名無しさんだよもん:02/03/14 21:53 ID:RkgEyOlm
>>15
どうすればいいんだ
18名無しさんだよもん:02/03/15 17:19 ID:o6OUzu3t
離党したか……
19名無しさんだよもん:02/03/15 17:24 ID:PnVZCnUx
起こらないのが奇跡なら
奇跡が起きるわけねーだろ馬鹿
奇跡は起きるから奇跡なんだよ
20名無しさんだよもん:02/03/15 17:28 ID:lAddMeo8
ムネオが離党する時の言葉が「ボクのこと…忘れてください(真っ赤な涙目&鼻水&うっかりこぼしたヨダレ)」
だったら嫌だな!オイ!
21あぼーん:あぼーん
あぼーん
22名無しさんだよもん:02/03/15 18:34 ID:5+orwSye
>>20
ワラタ

さらに、「やっぱり、もう一度自民党に帰りたいよう。こんなお願いダメかなぁ・・」
で追い討ちをかけたらムネオは神w
23 ◆AnoNE.1c :02/03/15 19:00 ID:rB5vheWQ
>>15
正直キモイ(藁
24 ◆KannaC8o :02/03/15 19:07 ID:4/vayWrY
【ムネヲ】「それでは、ボクの最後のお願いですっ」
【ムネヲ】「…純一郎君…」
【ムネヲ】「…ボクのこと…」
【ムネヲ】「…ボクのこと、忘れてください…」
【ムネヲ】「ボクなんて、最初からいなかったんだって…」
【ムネヲ】「そう…思ってください…」
悲痛な笑顔が崩れていた。
溢れる涙が、頬を伝って流れ落ちる。
【ムネヲ】「ボクのこと…うぐぅ…忘…れて…」
【純一郎】「本当に…それでいいのか?」
【純一郎】「本当にムネヲの願いは俺に忘れてもらうことなのか?」
【ムネヲ】「だって…」
【ムネヲ】「ボク…もうお願いなんてないもんっ」
【ムネヲ】「…本当は、もう二度と食べられないはずだった、ふぐさし…」
【ムネヲ】「いっぱい食べられたもん…」
【ムネヲ】「だから…」
【ムネヲ】「だか…ら…」
【ムネヲ】「ボクのこと、忘れてください」
【ムネヲ】「…純一郎…君…?」
ムネヲの持っていた偽造パスポートが、床の上に落ちる。
【ムネヲ】「……」
小泉は、ムネヲの小さな辞表を抱きしめていた。
悲しい思い出を背負って…。
自分の運命を真正面から見据えて…。
そして、最もマズい選択を選んだ男…。
25 ◆KannaC8o :02/03/15 19:07 ID:4/vayWrY
【ムネヲ】「…純一郎君…」
禿げを撫でるように、頭に手を置く。
【ムネヲ】「…ボク…もう隠居じゃないよ…」
【純一郎】「お前は隠居だ」
【ムネヲ】「…そんなこと…ないもん…」
【純一郎】「ひとりで先走って、周りに迷惑ばっかりかけてるだろ」
【ムネヲ】「…うぐぅ…」
【純一郎】「そのくせ、自分で全部抱え込もうとする…」
【純一郎】「その、小さな体に、全部…」
ムネヲの辞表を、一際強く抱き寄せる。
【ムネヲ】「…純一郎…君…」
【純一郎】「お前は、ひとりぼっちなんかじゃないんだ」
【ムネヲ】「…純一郎君…」
【ムネヲ】「…ボク…」
すぐ近くで聞こえるムネヲの声。
涙混じりの小さな声。
【ムネヲ】「ホントは…」
【ムネヲ】「ボク、ホントは…」
【ムネヲ】「もう1回…純一郎君と、高級料亭で食べたいよ…」
声が、嗚咽に変わっていた…。
【ムネヲ】「もっと、純一郎君と一緒にいたいよ…」
【ムネヲ】「こんなお願い…いじわる、かな?」
【ムネヲ】「ボク、いじわる、かな…」
俺は、返事の代わりに、ムネヲの辞表をぎゅっと握り締めた。
それこそ、小さな辞表が、潰れるくらいに…。
【ムネヲ】「…純一郎君…」
【ムネヲ】「ボクの支持率、まだあったのかな…」
【純一郎】「当たり前だ」
【ムネヲ】「…よかった」
26 ◆KannaC8o :02/03/15 19:08 ID:4/vayWrY
ふっと、マスコミから話題が消える。
まるで、最初から何も存在していなかったかのように…。
その場所には、誰の姿もなかった…。
偽造パスポートも…。
辞表も…。
そして、最後に残った風評さえも、冷たい風に流されていく…。
でも…。
これだけは言える。
最後のムネヲは、間違いなく泣き顔だった。
【純一郎】「そうだよな…ムネヲ」



※さりげなく、いらん事をして去っていく(^_^)/~
27名無しさんだよもん:02/03/15 19:22 ID:b95Ea5p+
>>24-26
良すぎだあんた(w
ネタは良い意味で最低だが(藁
2820:02/03/15 19:25 ID:lAddMeo8
>>24-26
俺の一言がこんな良物を拝ませてくれる発火剤に以下略
29名無しさんだよもん:02/03/15 19:37 ID:Xh2n8Pyw
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1015808533/24-26n

激しくワラタ
仕事する気力が一気に無くなるくらいに(笑)

あんたさいこーだよ(笑)
3029:02/03/15 19:39 ID:Xh2n8Pyw
スマソ、書き込み方をまだ完全に理解していなかった模様。

吊ってきます。
31ムネヲ:02/03/15 19:41 ID:eebICcHx
とにかくね、秋子さんは処女!
これだけは明確にしておいて頂きたい!
32名無しさんだよもん:02/03/15 20:50 ID:2K7/674I
いいなあ、ムネヲ・・・
正直、このまま消えて欲しくないという気持ちもあったりする(w
33名無しさんだよもん:02/03/16 01:01 ID:jGoTTxSW
>>24-26
やべ〜、なんていいものを。
しかし、画像を想像してしまって、いやんな感じ。
34名無しさんだよもん:02/03/16 21:03 ID:GudbaiUX
職人age

なんでこんな駄スレにコテがナイスなレスつけてんだYO
35名無しさんだよもん:02/03/16 21:07 ID:12yD1wY3
ワラタ
図を想像すると嫌すぎるけどw
36名無しさんだよもん:02/03/17 00:23 ID:lEwSoa3R
いいなぁ。
37名無しさんだよもん:02/03/17 04:02 ID:igSRRkTI
むねお「もう一度だけがんばろうと決めた証人喚問・・・」
むねお「真紀子たんと出会ったあの日からはじまった外務省問題・・・」
むねお「いろいろなことあったけど・・・」
むねお「わたし・・・がんばって、よかった」
むねお「離党は・・・加藤たんといっしょだったから」
むねお「わたしの不祥事はムルアカたんといっしょだったから」
むねお「ひとりきりじゃなかったから・・・」
野中「そうや、むねおはもう一人きりやない」
野中「ずっとうちと一緒や」
野中「せやから・・・むねお・・・」
むねお「だから・・・」
むねお「だからね・・・」
むねお「もう離党するね・・・」
野中「あかんっ・・・」
野中「これからやっ・・・」
野中「これから総理になる言うてるやろっ・・・」
とて・・・
野中「むねお・・・行ったらあかんっ!」
野中「これからも外務省牛耳る言うてるやろっ!」
・・・とて・・・
・・・・・・とて
「ゴール」
むねお「やった・・・」
むねお「やっと・・・離党届だせた」
むねお「ずっと探してた山崎たん」
野中「・・・・・・」
野中「そんなん嫌や・・・」
野中「むねお・・・」
野中「うち、そんなん嫌や・・・」
野中「そんなん嫌やーーーっ!」
38名無しさんだよもん:02/03/17 05:20 ID:+Hk7qvyq
このスレ爆笑(w
39名無しさんだよもん:02/03/17 06:14 ID:DDBN3rUb
泣ける…
40名無しさんだよもん:02/03/17 07:36 ID:+0oA5jS/
名駄スレの予感
41名無しさんだよもん:02/03/17 14:46 ID:tYpCK1zt
お前ら笑い殺す気か!
42名無しさんだよもん:02/03/17 14:57 ID:tYpCK1zt
『疑惑はどこまでも続いてゆく。辻元が待つ、その大気の下で。』

その町には証人喚問が訪れていた。

外務省を操るひとりの中年。その周りにはムルアカがひとりだけ。
野党の興味を引くには、中年の言葉は曖昧すぎた。

与党たちは興味を失い、その場を走りさった。

中年は北のひと。彼の道連れはふたつ。
手を触れずとも歩き出す、重家と小町。
「権力」を持つ者に課せられた、はるか遠い約束。

そんな彼に、話しかけるひとりの辻元。
人なつっこく、無邪気に笑う。

彼女との出会いをきっかけに、
この土地での暮らしが終わる・・・

43名無しさんだよもん:02/03/17 15:20 ID:zcC7+LKc
消える  鈴木議員  外務省は見送った
まぶしくて逃げた  いつだって弱くて  あの日から
変わらず  いつまでも変わらずに  いられなかったこと
悔しくて  メモを  離す


あの島はまだ  うまく戻らない  けど
いつかは  経済  交流しる

届かない 総理の席  まだ遠くに  ある
願いだけ 秘めて  みつめてる



ムネオ達は 証人喚問 答え
吹くヤジに  まぶたを 濡らして

遠くには  昭和58年  最初に
手を挙げた  あの時の  希望を

   
消える  鈴木議員  外務省は見送った
まぶしくて逃げた  いつだって弱くて  あの日から
変わらず  いつまでも変わらずに いられなかったこと
悔しくて  メモを  離す
44名無しさんだよもん:02/03/17 17:01 ID:4zdriPwO
島の歌かよっ(w
45 ◆KannaC8o :02/03/17 20:40 ID:dWiqWpup
【純一郎】「…で、何やってんだ、こんなところで」
【声】「来たら、ダメなんですか?」
【純一郎】「…家で謹慎してないと…収まるものも……収まらないぞ…」
【声】「大丈夫です。今日から活動再開ですから」
【純一郎】「…そうか…」
【声】「はい」
【純一郎】「もうすぐ3月期も終わりだぞ…」
【声】「はい」
【純一郎】「もう1回…1から出直しだな…」
【声】「そんなこと言う人、嫌いですよ」
【純一郎】「…約束、覚えてるだろうな」
【声】「ちゃんと、覚えてますよ」
【声】「だから、ここに来たんですから」
【純一郎】「俺、今日はもう答弁終えたぞ」
【声】「ダメですよ、無理してでも話してください」
【声】「折角、いっぱい聞いて来たんですから」
【純一郎】「そうだな…もう、ずいぶん静かになったもんな…」
【声】「はい」
【声】「やっぱり、うざい時より静かな時に話した方が気が楽ですから」
【純一郎】「当たり前だ…」
46 ◆KannaC8o :02/03/17 20:41 ID:dWiqWpup
暖かな日差しだった。
あの証人喚問が嘘の様に、
都会の香り、
春の国会、
そして、議員バッヂを携えた老体。
【声】「起こらないから奇跡っていうんです」
【純一郎】「…そうだったな」
【声】「でも…」
ひとつ、ひとつ、
確かめるように、
【声】「私…嘘つきですよね…」
噛みしめるように、
【純一郎】「ああ、そうだ」
【声】「純一郎さん…」
穏やかな表情が、
ゆっくりと、
本当にゆっくりと、
【声】「こんな時…」
今まで決して人に見せたことのなかった表情、
誰も悲しませたくないから、
凍った涙の中に隠していた老体の思い。
【声】「こんな時は…泣いていいんですよね…?」
【純一郎】「泣いてくれないと俺が困る」
【声】「どうして、ですか…?」
【純一郎】「総理が先に泣くわけにはいかないだろ」
【声】「あはは…そうです、よね」
乾いた地面に、離党願いの入った封筒が落ちる。
47 ◆KannaC8o :02/03/17 20:41 ID:dWiqWpup
【ムネヲ】「う…うぐっ…」
【ムネヲ】「えぐっ…純一郎…さんっ」
【ムネヲ】「私、本当は辞めたくなかったです…っ」
【ムネヲ】「お別れなんて嫌です…っ」
【ムネヲ】「ひとりぼっちなんて…嫌ですっ」
【ムネヲ】「うぐっ…えっ…ううぅ…」
絶対に人に見せなかった、悲しい涙。
冬の雪が溶けるように…。
地面に落ちる涙、拭うことなく…。
【純一郎】「悲しいときには、泣いたっていいんだ」
【ムネヲ】「えぐっ…ううっ…っ!」
【純一郎】「ずっと、今まで我慢してきたんだから」
【ムネヲ】「…はい…っ」
ムネヲの離党願い書を抱きしめながら、
二度と来ることの無いと思っていた離別を確かめながら、
震える老体の肩に手を重ねながら、
耳元で微かに聞こえる声を聴きながら、
俺は、
世論の厳しさを、背中一杯に感じていた。
48名無しさんだよもん:02/03/17 20:45 ID:+Hk7qvyq
アホヤ━━(゚∀゚)━━(∀゚ )━━(゚  )━━(  )━━(  ゚)━━( ゚∀)━━(゚∀゚)━━!!!!!

そしてそれが良い、もう大好きだ。(w
49名無しさんだよもん:02/03/17 20:50 ID:Wla3rIPp
良スレsage
50名無しさんだよもん:02/03/17 21:12 ID:CVB+V714
age
51 :02/03/17 21:13 ID:prfShJtK
BGMはムネオハウスで決まり!!
mp3・ジャケット他→http://ys-temp.mine.nu/
スレ→http://music.2ch.net/test/read.cgi/techno/1016223091/
52名無しさんだよもん:02/03/17 21:22 ID:xT/8fhv1
久々の名スレ
53名無しさんだよもん:02/03/17 21:26 ID:Rp9764en
やばい…ムネオに萌えそう
54名無しさんだよもん:02/03/17 21:47 ID:G3T5tbEb
このスレさいこーだ…。
今後も期待するYO!
55名無しさんだよもん:02/03/17 21:51 ID:9jq5u5zk
【野中】「宗男…」
ふたりきりになると、佐祐理さんは悲しみと憤りが混じり合ったような表情を俺に向けた。
俺が初めて見る顔だ。
野中「額賀も…宗男も…自己犠牲が過ぎます」
【宗男】「そんな殊勝なもんじゃない。頭に血が昇っただけだよ…」
【野中】「でも辻元を殴っていたとして、それはやっぱり党のためでしょう?」
【宗男】「………」
よくわからない。
そうなるのだろうか…。
【野中】「少しは考えてください。それで橋本先生が喜びますか?」
【宗男】「喜びはしないだろうけど…」
【野中】「額賀がいなくなって…それで宗男さんまで問題を起こしたら…」
【野中】「…広務の身にもなってください」
本当、辛そうな表情で言った。
だから俺は誓うしかなかった。そんな顔、二度としてほしくなかったからだ。
【宗男】「わかったよ。もう問題を起こすようなことはしない」
【野中】「はいっ」
そう約束すると、すぐに笑ってくれた。
【宗男】「ところで、野中さんの悪い噂って…本当に例の件がバレてるのか?」
【野中】「ええ、以前に額賀が問題を起こしたとき、広務もその件に一枚噛んでいて、そのときに…」
【宗男】「なるほどね…」
おそらく今の俺のように過剰に利権を貪ってしまったのだろう。
でも、そんな野中さんがマスコミに追求の芽のを与えるほどに取り乱すことがあるのだろうか?
もしかしたら、昔の野中さんはもっと猛々しい性格をしていたのかもしれない。
と考えるのも今更という感がありすぎるが…。
56名無しさんだよもん:02/03/17 21:52 ID:9jq5u5zk
【宗男】「ったく、ヤな連中だな」
【野中】「上に立つ人間というものは、持たざる者には妬まれてしまうものです」
【宗男】「そんなもんかね…」
結局疑惑封じも徒労に終わり、俺の孤立無援っぷりが露呈しただけだった。
マスコミという連中との接触は、気分を害しただけで無駄骨以外何物でもなかった。
わずかな望みを託して、外務省の役人や果ては福田にまで根回しを行ったが、けんもほろろの対応で終わった。
さらには、それはそのまま俺たちの画策が手詰まりになったことを示していた。
以前より執行部に目の敵にされていた状況で、内定済みの除名処分を覆すのは無理に思えた。
連中はそれをずっと狙っていたのだろうから。
もし俺がその事を知っていたなら、例え斬られてでも、内閣を潰しにかかっていたことだろう。
【宗男】(なんにしても、すでに起きてしまったことを言っても仕方がないな…)
諦めるわけにはいかない。
別の手を考えるしかなかった。
だが後、残された道は…

なんなのだろう。

(次の総選挙へ続く)
57名無しさんだよもん:02/03/17 22:36 ID:C5FwxTFh
「ムネヲ…」
 オレは苦笑してムネヲを見た。
「はい?」
「なあ、お前、もしかして、オレになにか隠してるんじゃねーか?」
「えっ?」
「本当は、オレたちふたりがもう会えないってこと、知ってるんじゃねーのか」
「…………」
 どうやら図星のようだった。
 ムネヲは根が素直だから、すぐ表情に出る。
「そうなんだな? 今日で本当に最後のお別れだから、だからオレに会いに来たんだな?」
 ムネヲはしばらく答えをためらったが、やがて、
「はい…」
 と、小さくうなずいて答えた。
「どうしてだ?」
 オレは訊いた。
 すると、ムネヲは目にうっすらと涙をためてこっちを向き、ゆっくりと口を開いた。
「…わたしは疑惑の人ですし、このスキャンダルが終わると同時に、その役目を終えるんです。
だから、小泉さんとは、もう会えなくなるんです」
「や、やっぱり、そうなのか」
「…はい。…黙っていて、すみませんでした」
「ムネヲは、いったいどうなるんだ?」
「…わたしは、いったん無所属になって、そこでほとぼりが冷めるのを待ってから、別な場所で暗躍します。
選挙区には、またべつな人が入って、次の利権を貪ります」
「…な、なんだよ、それ。…じゃあ、いまのムネヲは、もういなくなっちまうってことじゃないか」
「いなくなるわけではないですよ。ただ、べつな場所で暗躍するだけです。隠れるようなものです」
「…隠れるって、…いったい、いつ出てくるんだよ!?」
58名無しさんだよもん:02/03/17 22:38 ID:C5FwxTFh
「………それは」
「ずっと隠れ続けるんなら、それは、結局いなくなることと変わんねーじゃないか」
「でも、影響だけは残ります。そしてそれは、ゆくゆく立候補する、わたしの後輩たちへと受け継がれるんです」
「…後輩たち? 北海道13区から出る議員のことか?」
「はい。さすがに個人的な思惑までは受け継ぐことは出来ませんけど、きっとみんな、わたしにそっくりな性格になると思います」
「でも、それはやっぱりムネヲじゃなくて、ムネヲを参考にしたコピーなんだろ? いま目の前にいるムネヲは、もういなくなっちまうじゃねーか」
「…………」
「…ムネヲ、お前、そんなんでいいのかよ? 寂しくないのかよ? …怖くねーのかよ?」
「…………」
「…なんでそんなこと、笑顔で言えるんだよ?」
 ムネヲはしばらく俯いたまま、じっと、たたずんでいたが、やがてゆっくり顔を上げると、
「わたし、政治家ですから」
 いつもの明るい笑顔で言った。
「政治家だから、平気なんです。…政治家には、もともと心がありませんから。…寂しい気持ちも怖い気持ちもなくて、あるのは権謀術数だけなんです」
「ムネヲ…」
 嘘つけよ。
 お前には心があるじゃねーか。
 常人よりも、もっともっと、欲張りで、乱暴で、そして、誰よりも汚い心がよー…。
「わたしはもともと、これからの自民党のために作られた捨て駒なんです。自民党のため、自分の利権を受け渡すために生まれてきたんです」
「ムネヲ…」
「でも、わたしは幸せな政治家です。自民党を離党するだけなのに、こんなに騒いでいただけるなんて、とっても幸せな政治家です」
「……」
「最後に小泉さんに会えてよかったです。どうしてもこうやってお会いしたかったんです。…会って、お話しして、御恩返しがしたかったんです」
「……」
「小泉さん。わたし、小泉さんとお知り合いになれて本当に良かったです。わたし、政治家なのに…」
59名無しさんだよもん:02/03/17 22:38 ID:C5FwxTFh
「ムネヲは…ムネヲだからな…」
 オレはぼそっと言った。
「…え?」
「…政治家とか民間人とか、それ以前にムネヲだったからな。…オレにとっちゃ」
「、小泉さん…………うっ」
 一瞬、泣きそうになったムネヲだったが、ぎゅっと目をつぶって流れるのをこらえると、両手でごしごし目をこすり、また笑顔に戻った。
「今日はとっても幸せでした。わたし、こんな政党で、小泉さんみたいな総裁のために働くのが夢だったんです。今日はそれが、短い間ですけど叶いました。
残念ながら、わたしは捨て駒ですから、その夢は叶いませんけど、やがて生まれる後輩たちのひとりが、今日みたいに小泉さんにお仕えできれば嬉しいです」
「ムネヲ…」
 ピーンポーン。
 そのとき、黒い車が到着し、降りてきた運転手が呼び鈴を鳴らした。
「それでは、わたしはこれで帰ります。今日は本当にありがとうございました。今日のことは外務省内のもっとも大切な文書に記録しておきます」
「ムネヲ…」
「それじゃ小泉さん。いつまでもお元気で」
 ムネヲはそう言って、深く長いおじぎをすると、背を向けて、靴を履き始めた。
 顔は見せない。
 その理由はすぐに解った。
 おじぎした真下の廊下には、ポツポツと涙のあとがあったからだ。
 泣いた顔は見せたくないらしい。
 ムネヲ…。
 そんなムネヲの背中に、オレは・・。
60名無しさんだよもん:02/03/17 22:52 ID:WJVYk1Ko
マルチかよ!(爆笑
61名無しさんだよもん:02/03/17 23:29 ID:vOOmFYOt
>>43
>手を触れずとも歩き出す、重家と小町。

笑いすぎて息ができねーよ!
62名無しさんだよもん:02/03/18 00:03 ID:A5dlh/Sr
だめだ腹いてぇ……。
63名無しさんだよもん:02/03/18 00:35 ID:+nuSzr+X
ひぃー、思いっきりわらたよ。
64名無しさんだよもん:02/03/18 00:44 ID:I19eOf00
キター ━━(゚∀゚)━━(∀゚ )━━(゚  )━━(  )━━(  ゚)━━( ゚∀)━━(゚∀゚)━━!!!!!
マルチムネヲの妙なさわやかさがイイ
65名無しさんだよもん:02/03/18 00:55 ID:R5Xn+zpg
激ワラタ
毒がきいてて良いわ
66名無しさんだよもん:02/03/18 01:24 ID:B4CteNbY
告発はいつだって唐突だ
67名無しさんだよもん:02/03/18 02:05 ID:AZMEC2bM
疑わしいから、疑惑って言うんですよ
68名無しさんだよもん:02/03/18 02:05 ID:borPIlK/
>>66
宗男:あうーー

だめだ…想像したら気分が…
69名無しさんだよもん:02/03/18 02:09 ID:aIm1VjUw
胸男:うぐぅ…ボクは間違ってないよぉ…ひどいよぉ…
70名無しさんだよもん:02/03/18 02:10 ID:pVu23GwG
55の2行目が佐祐理さんですよ〜。
これって野中ですよね。
71名無しさんだよもん:02/03/18 02:15 ID:pVu23GwG
…ムネオさんは、どうか強くあってくださいね
72名無しさんだよもん:02/03/18 03:11 ID:P+JQJpyO
>>70
Σ(゚Д゚;)!!
ぐあ、不覚……吊って来る……
73名無しさんだよもん:02/03/18 09:21 ID:8LOWSdnv
>>57-59
(;´Д`) マルチ編・・・
この後に起きるであろう、小泉とムネオの絡み&拭き拭きを想像して
吐き気したよ(w
74名無しさんだよもん:02/03/18 09:23 ID:jIMHlSDa
いたる風のムネオのイラスト、きぼんぬ!!(w
75名無しさんだよもん:02/03/18 10:17 ID:ktsVLl5s
>>57-59

一瞬マルチネタだって認識すら出来なかったよ…。
そして、数瞬の後に襲い掛かるこの衝動。
激ワラタ(w

駄スレが名スレに生まれ変わる瞬間を目撃した気分だYO!(w
76名無しさんだよもん:02/03/18 10:24 ID:xxhFlVyT
77名無しさんだよもん:02/03/18 10:30 ID:2jw4YOmF
禿ワラ(w
笑い死ぬかと思った。
78名無しさんだよもん:02/03/18 10:36 ID:toGaPs4R
「…この国会は嫌い?」
そう呟いた。

「……」
「……この答弁は、あなたにとって意味のないものなんですか?」
「……どうして」
それだけしか言葉が繋がらなかった。
「あなたも同じだから……」
「……」
「あの人と同じだから……」
自虐的に呟く。

「どういうことだ……」

「……この場所で、私をおいて裏切ってしまった朋友……」

「……あの人と一緒なんですね」

「……裏切っていくあの人を前にして、私は何もできなかった」
「どうすることもできずに、ただ呆然と立ちすくんでいた」
「何が起こったのかも分からず……あの人の立っていた場所で……」
「私は、泣くことしかできなかった…」

「……」

「それでも私はあの人を自民党に繋ぎ止めておきたくて……」
「必死であの人のことを煽って……」
79名無しさんだよもん:02/03/18 10:37 ID:toGaPs4R
「……私があの人のことを煽り続けたら、きっとまた外務大臣に帰ってきてくれるって、信じて」
「……待ってたのに」

「……」

「そして、私は煽り続けた……」
「あの人のこと、最後まで煽っていました」

「……」

「今でも、あの人のことを話せます」
「あの人との思い出をあなたに話すことができます」
「それなのに……あの人は……」

一度言葉を区切り、そして、今までで一番辛そうに、その言葉を発した。

「帰ってこなかった…」

悲しい別れを果たした総理と外務大臣……。
そして、今、総理はもう一度同じ悲しみを迎えようとしていた。
オレのせいで……。

「……」

自分がどうしようもなく許せなかった。

「だから……」
80名無しさんだよもん:02/03/18 10:37 ID:toGaPs4R

ぐっと拳を握っていた。
つめたく息を吐き出し、意を決したようにその言葉を続ける。

「あなたのこと忘れます」

「……名前も」
「……顔も」
「……声も」
「……温もりも」
「……構造改革も」
「……ムネヲハウスも」
「……NGOも」
「……思い出も」

「全部…忘れます」

表情を変えることなく、淡々と単語を紡ぐ。
深い悲しみに彩られた瞳で、それでも逸らすことなくオレに視線を投げかける。
……それがオレに対する非難の視線だったら良かった。
どうしようもなく馬鹿なオレを、声がかれるまでなじって欲しかった。

…だけど、純一郎の視線は穏やかで…。
…その声はオレに対する微塵の責めもなかった。

だから……余計に悲痛だった。
81名無しさんだよもん:02/03/18 10:38 ID:toGaPs4R
「そうすれば、国会で馬鹿みたいに突ったって罵倒を受けることもないだろうから」
「微かな希望にすがって、構造改革を夢見ることもないだろうから……」
「また……悲しい支持率低下を目にすることもないだろうから……」

一度目を閉じて、そして、もう一度開いて…。

「…だから…」

声が…震えていた…。

「…だ…から…」

気丈な態度が崩れて、どうしようもない悲しみに飲み込まれて…。
それでも、視線を逸らすことなく…。
もう一度言葉を繰り返す。


「だから、あなたのこと忘れます」


純一郎の頬を、涙が伝っていた。


「…さようなら。本当に好きだった人」
82名無しさんだよもん:02/03/18 11:31 ID:ktsVLl5s
>>78-81

キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!

今度は茜ネタだよ!!
うーん、上手い(笑)
83名無しさんだよもん:02/03/18 12:24 ID:u1WWmRGz
age/宗男サイコー。
84名無しさんだよもん:02/03/18 13:00 ID:d8ALU49b
BRAND NEW HEART

今ここから 始まる  

ムネヲの中の

鼓動が 聞こえる



COME TO HEART

可能性を 信じて 

自民に戻る

テレパシー
85 ◆KannaC8o :02/03/18 13:14 ID:eANaVd3h
>>45 >>46 >>47 続き

真っ白な雲の合間を縫うように、頭上からは眩しい陽光が差し込んでいた。
瞼を閉じても赤く染まる暖かな光。
その眩しさに思わず手をかざしながら、瞳を細め青い天井を仰ぐ。
【ムネヲ】「漏洩(リーク)しないでくださいっ」
ぷ〜っと頬を膨らませながら、夜と同じように黒い疑惑を抱えた老体が、困ったように声をあげる。
静かな庭園に、水面の揺れる音が響いていた。
遠くには、微かに聞こえる人の声。
石畳に浮かび上がる影法師を追うように、必死に走り回るお役人の喧噪。
そのすべてが、一足遅れのムネヲ離党を心から喜んでいた。
【純一郎】「ちょっとくらい、いいだろ」
【ムネヲ】「ダメです」
真剣な表情できっぱりと却下される。
【ムネヲ】「今回は最後までつきあってもらいますよ」
【純一郎】「最後って…どれくらいかかるんだ」
【ムネヲ】「自民党に戻れるまでです」
【純一郎】「…自民党は…無理だろ」
【ムネヲ】「…うー」
上目遣いで非難の視線。
【ムネヲ】「そんなこと言う人、嫌いです」
穏やかに表情を崩して、そして、たおやかな笑顔を覗かせる。
【ムネヲ】「ひどいことを言った罰です。やっぱり最後まで漏洩(リーク)しないでください」
【純一郎】「視線が痛いんだけど…」
【ムネヲ】「寒いよりましです」
【純一郎】「確かに…そうかもしれないな」
【ムネヲ】「はい」
頷いて、疑惑に視線を戻す。
86 ◆KannaC8o :02/03/18 13:14 ID:eANaVd3h
再び訪れる静かな時間。
【ムネヲ】「純一郎さん」
マスコミ越しに、ムネヲの穏やかな声が聞こえる。
【ムネヲ】「例えば、ですよ…」
【ムネヲ】「例えば…今、自分が誰かの夢の中にいるって、考えたことはないですか?」
【純一郎】「何だ、それ?」
【ムネヲ】「ですから、たとえ話ですよ」
【ムネヲ】「純一郎さん、退屈そうでしたから」
自分が、誰かの夢の中にいる…。
【純一郎】「俺は、ないな」
【ムネヲ】「私もなかったです」
【純一郎】「なかった…ってことは、今は違うのか?」
【ムネヲ】「そうですね」
【ムネヲ】「そうかもしれません」
【純一郎】「曖昧すぎて俺には分からないけど…」
【ムネヲ】「私にもよく分からないです」
【ムネヲ】「でも、私はこう考えているんです」
【ムネヲ】「私の、私たちの夢を見ている誰かは、たったひとつだけ、どんな願い事でも叶えることができるんです」
【ムネヲ】「もちろん、夢の中だけですけど」
【純一郎】「どうして、そいつは願いを叶えることができるんだ?」
【ムネヲ】「最初から願いを叶えることができたわけではないですよ」
【ムネヲ】「夢の世界で活動し始めた頃は、ただ怒っていることしかできなかった」
【ムネヲ】「でも、ずっとずっと、夢の中で活動することをやめなかった…」
【ムネヲ】「そして、小さなきっかけがあった…」
【純一郎】「……」
【ムネヲ】「たったひとつの願い事は、永い永い時間を待ち続けた政治家に与えられた、プレゼントみたいなものなんです」
【ムネヲ】「だから、どんな願いでも叶えることができた…」
【ムネヲ】「本当に、どんな願いでも…」
87 ◆KannaC8o :02/03/18 13:14 ID:eANaVd3h
【ムネヲ】「例えば…」
【ムネヲ】「ひとりの汚職まみれの政治家を、助けることも」
【ムネヲ】「たったひとつだけの願いで」
【純一郎】「……」
【ムネヲ】「どうですか、純一郎さん? 今のお話は?」
【ムネヲ】「ちょっと意味ありげでかっこいいですよね」
【純一郎】「別にかっこよくはないけどな」
【ムネヲ】「純一郎さん、ひどいですー」
拗ねるような表情で、そしてすぐに微笑む。
【純一郎】「…そういえば、最近あいつの姿見ないな」
正規パスポートにスーツ姿で、いつも元気いっぱいに走り回って…。
【ムネヲ】「田中さん、ですか?」
【純一郎】「ああ」
子供っぽくて、そして、無邪気で…。
【純一郎】「最後に真紀子と会ったのは、いつだったかな…」
確かまだ北海道が真っ白な雪に覆われていた頃…
落ちる粉雪の中で…。
最後の言葉は何だっただろう…。
【純一郎】「相変わらず、元気にパスポート持って走り回ってるんだろうな」
【ムネヲ】「もう、田中真紀子の時代じゃないですよ」
【純一郎】「そっか…そうだな」

季節は春。
舞い落ちるものは、ムネヲの頭髪。
世間を覆うものは、更なる疑惑の目。
【純一郎】「ムネヲ…」
呟いて、俺は一歩を踏み出す。
【ムネヲ】「わっ。もうリークしたらダメですっ」
吐く息は国会に溶けて、
黒一色の疑惑に、白く、どこまでも疑わしい冤罪のかけら。
88 ◆KannaC8o :02/03/18 13:15 ID:eANaVd3h
野党は証拠物件を持って、
退いた老体に意見書で貶す。
【ムネヲ】「だ、ダメですよっ」
声と共に、ムネヲの小さな矛盾を攻め込むように、
真正面からムネヲを追求する。
【ムネヲ】「…そんなことする人、嫌いです…」
耳元で大変な人の声が聞こえる。

そんな、本当にささやかな悲しさの中で、
俺は、確かな後悔を感じていた。
【ムネヲ】「結局、返還されなかったですね…北方領土」
【ムネヲ】「残念です」
季節は巡り…。
そしてまた雪が降る頃…。
その時はまた…。
【純一郎】「国後に逝こうか」
取り戻した時間、再び。
【ムネヲ】「折角ですから、択捉にも逝きましょう」
色とりどりの陽光、そして、雪解けの泉。
【純一郎】「そうだな、北方四島巡りでもするか」
温かな頭にぽんと手を置き、ぐしゃぐしゃになるくらい乱暴になでてやる。
困った表情を覗かせる老体は、それでも、今まで見た中で一番の泣き顔で…。
精一杯の泣き顔で、
氷結した時間を、
来るはずのなかった時を、
そして、あるはずのなかった瞬間を、
 『疑わしいから、疑惑って言うんですよ』
凍った涙、溶かすように…。
「はいっ」
89名無しさんだよもん:02/03/18 13:16 ID:d8YUSLN+
なんですか?これ
90名無しさんだよもん:02/03/18 13:18 ID:r/tF4xzq
>【ムネヲ】「漏洩(リーク)しないでくださいっ」
吹いた(w
91TNT ◆TNT0117M :02/03/18 13:20 ID:5Ephbggd
名スレの予感age
92名無しさんだよもん:02/03/18 14:00 ID:NI1W31M1
このスレ最高だw
93ココロノトモ:02/03/18 14:03 ID:E6aHHEKn
宗男 ガンバ!
94名無しさんだよもん:02/03/18 14:04 ID:ktsVLl5s
>>85-88

つくづく笑えるネタを提供してくれて有難う。
今後も期待(w

95名無しさんだよもん:02/03/18 14:06 ID:92cK0ZG4
葉鍵板住人にムネオ萌が蔓延する日も近いな。
さいこーです。
96 ◆UNKO55aI :02/03/18 14:09 ID:zJC88MWr
愛すべき名スレ。
97名無しさんだよもん:02/03/18 16:49 ID:4Etx/GBd
感動した
98名無しさんだよもん:02/03/18 17:10 ID:k8u0Te9p
あんたら無駄に上手すぎだよw

99名無しさんだよもん:02/03/18 17:33 ID:8ZpRJoxO
>>85
>【ムネヲ】「漏洩(リーク)しないでくださいっ」
なんというか、キモかわいい。
100名無しさんだよもん:02/03/18 17:35 ID:XHQHZV41
100ムネヲ
101名無しさんだよもん:02/03/18 17:41 ID:0iMx8PY/
101匹ムネヲちゃん
102前編:02/03/18 17:49 ID:GGSwh+4D
【ムネヲ】「…んに…」
眠っていたムネヲがゆっくりと体を起こす。
【地元のゼネコン】「…おはよう…ムネヲ」
地元のゼネコンは、自分の膝の上にあったムネヲの頭を優しく撫でた。
【ムネヲ】「にゃはは、おはよー」
ムネヲは、満面の笑みで地元のゼネコンにこたえた。
【小泉首相】「………」
【ムネヲ】「…んに?どしたの、小泉首相」
【ムネヲ】「ムネヲの顔に、なんかついてる?」
見つめていた。老人の顔を。
【小泉首相】「………」
【小泉首相】「…どういう意味だ…」
俺は、笑顔で地元のゼネコンと見つめ合う老人に、答えを求めた。
【ムネヲ】「…んに?なにが?」
【小泉首相】「………」
【小泉首相】「…いや…いい。なんでもない」
【ムネヲ】「んにに?」
【小泉首相】「………」
…気のせいだ。
脳裏をよぎったムネヲの声。
悲しくて、それでも必死で涙をこらえているような声。
【ムネヲ】「んにゅ…小泉首相がへんだよ、地元のゼネコン」
【地元のゼネコン】「…うん」
【ムネヲ】「にゃはは。きっと、よくばって献金を受け取りすぎたから、公的事業の誘導が大変なんだね」
ぽかっ。
【ムネヲ】「にゅぅ〜〜〜…」
【小泉首相】「おまえと一緒にするなよ」
【ムネヲ】「うぅ…」
103後編:02/03/18 17:49 ID:GGSwh+4D
【ムネヲ】「でもでも、ムネヲよりたくさん貰ったのは、ほんとだもん」
【小泉首相】(…それは…確かに)
【地元のゼネコン】「…もっとたくさん出せば…仕事もたくさん貰えますね」
【小泉首相】「…論点がずれてるぞ」
【地元のゼネコン】「…あれ…そう?」
【ムネヲ】「もっとくれるのっ!?」
ムネヲの卑しい瞳が輝きを放つ。
【小泉首相】「…いや…だから論点が…」
【地元のゼネコン】「…うん…ムネヲが欲しいのなら…」
【ムネヲ】「もっと欲しいっ!」
【地元のゼネコン】「…かしこまりました」
ぺこりと頭を垂れる。
【ムネヲ】「にゃはは、やったー」
【ムネヲ】「ムネヲね、ずーっと、献金がいいなぁ」
【地元のゼネコン】「…ずっと?」
【ムネヲ】「うんっ!献金は毎日貰ってもあきないもんっ!」
【地元のゼネコン】「…かしこまりました」
【ムネヲ】「やったーーーっ」
【小泉首相】(マジか…)
俺も献金は嫌いじゃないが…毎日は…。
【ムネヲ】「約束だよっ!ずっとだよっ!」
【地元のゼネコン】「…うん…ずっと」
【ムネヲ】「ずーーーっと、ずーーーっとだよっ」
【地元のゼネコン】「…うん」
【ムネヲ】「ずーーーっと、ずーーーっと、ずーーーっと」
【地元のゼネコン】「………」
【地元のゼネコン】「…うん」
…ずっと…私たちがともにいられますように…
104名無しさんだよもん:02/03/18 17:53 ID:CnI33Wjl
102-103
元ネタ何?
105名無しさんだよもん:02/03/18 17:53 ID:u4ZNPFT6
>>102-103
最高
そして絵は想像したくないw
106名無しさんだよもん:02/03/18 17:55 ID:2jw4YOmF
えと。
ムネヲ=みちる
小泉首相=国崎最高
地元のゼネコン=美凪
でいいのかな?
107名無しさんだよもん:02/03/18 17:56 ID:vCGYNiw1
>>104
たぶんだけど美凪シナリオかな?
108102-103:02/03/18 17:58 ID:GGSwh+4D
そう、美凪シナリオのごたごたが終わった後。
無邪気なムネヲたんを描きたかったんです。
109名無しさんだよもん:02/03/18 18:05 ID:e2EKhRdo
>>104
オレもわからなかった。
どっかで読んだことあるなと思ったが「宗男=みちる」だったとは。
ムネオたんカワイイ。
110名無しさんだよもん:02/03/18 18:14 ID:oEeJHI8P
オエッ・・・あふれ出す煮汁の如き想像力で絵にしてしまった・・・。
1111/4:02/03/18 18:25 ID:GGSwh+4D
日は登り、やがて真上にきて…西に落ちる。
そして、辺りには夕凪が訪れていた。
官邸の職員が帰宅する時間。昼を、少し過ぎた頃。
それから、どれだけの時間がたったのだろうか。
空を見上げ続けて、俺はまだここにいた。
迎えに行くには早すぎたから。
だから、俺はこうしてじっとしていた。
何時間も。
ただ、信じて。
長く伸びた、木々の影。オレンジ色の光。
そして形作られる、夕闇の中で。
俺たちは…再会した。
二人で議事堂を見上げた。
それは、とても古く…。
とても大きく…。
今にも崩れて消えてしまいそうな…。
…そんな、建物だった。
【小泉首相】「…遅かったな」
議事堂から目をそらして、すぐ隣に声をかける。
【ムネヲ】「んに…ごめん」
ちょこんと、ベンチに座った姿。
すまなそうな声が、耳に届いた。
【小泉首相】「今まで…なにやってたんだ」
【ムネヲ】「………」
憂いを含んだ目が、きょろきょろと動くと、やがて空を見つめた。
【ムネヲ】「…ほんとはね」
【ムネヲ】「もう、離党しなくちゃいけないの」
【小泉首相】「……離党?」
【ムネヲ】「うん…そう」
【小泉首相】「……そうか」
1122/4:02/03/18 18:25 ID:GGSwh+4D
ムネヲの去る場所。それがどこなのか、俺にはわからない。
けれども、そこは…とても貧しい場所であるように感じられた。
【ムネヲ】「五十五年体制はもう…おわってるはずだったんだけど…」
【ムネヲ】「でも、ムネヲ…ワガママだから」
【ムネヲ】「だから、無理を言ったのだ」
そう言って、いつものように、にゃははと笑う。
とても、寂しい笑みだった。
【小泉首相】「…違うだろ」
吐き捨てるように、俺は言っていた。
【小泉首相】「無理を言ったんじゃ…ないだろ」
【小泉首相】「欲を…出してるんだろ」
【ムネヲ】「んに……」
ムネヲは、少し口ごもって…
【ムネヲ】「なんだ…わかってたのか…」
消えてしまいそうなほど小さな声で、そう言った。
【小泉首相】「………」
胸に突き刺さる…痛々しい声だった。
貧しい場所へ、去ってしまう老人。
そんな老人の、最後の願い。
それを、俺は…
【小泉首相】「……すまない…」
膝の間で組んだ手を、ぎゅっと握りしめた。
【小泉首相】「俺は、託されたのに…」
【小泉首相】「おまえと、約束したのに…」
【ムネヲ】「……ううん」
ふるふると、首を横に振って。
自分を責める声を、ムネヲが穏やかに諭す。
【ムネヲ】「…あやまらなくていいよ」
【ムネヲ】「小泉首相がわるいんじゃない…」
【ムネヲ】「もちろん、自民党がわるいんでもない…」
1133/4:02/03/18 18:26 ID:GGSwh+4D
【小泉首相】「ムネヲ……」
【ムネヲ】「………」
【ムネヲ】「…自民党、まってるんだよね」
【小泉首相】「…知ってるのか」
【ムネヲ】「しってるよ。だってムネヲは…」
【ムネヲ】「ずっと、そばにいたから…」
【小泉首相】「そうか…そうだったな」
【ムネヲ】「うん…だから、はやくいってあげて」
【ムネヲ】「自民党は…さみしそうにしてるから」
【ムネヲ】「もういっかい…お願いするから」
【ムネヲ】「自民党の五十五年体制を…小泉首相がさませてあげて」
【小泉首相】「でも、おまえは……」
【小泉首相】「おまえは…それでいいのか?」
【小泉首相】「おまえの願いは…」
【小泉首相】「おまえの、幸せは……」
【ムネヲ】「…いいの」
【ムネヲ】「もう…時間がないから」
【ムネヲ】「五十五年体制は、おわってしまうから…」
【小泉首相】「でも…ムネヲ」
【小泉首相】「おまえは、それじゃあ…」
【ムネヲ】「………」
【ムネヲ】「いま、そうしないと…」
【ムネヲ】「自民党は…どこにもいけなくなるから」
【小泉首相】「だから、おまえは……」
【小泉首相】「おまえは…それでいいのか……?」
【ムネヲ】「……ムネヲは…」
【ムネヲ】「ムネヲは…だいじょうぶ」
【ムネヲ】「自民党の衰退は、みたくないから」
【ムネヲ】「自民党は、与党でいるのがいちばんだから」
【ムネヲ】「だから、はやくいってあげて」
1144/4:02/03/18 18:26 ID:GGSwh+4D
【ムネヲ】「自民党は……」
【ムネヲ】「小泉首相のこと…まってるから……」
【小泉首相】「ムネヲ……」
夕凪が、終わる。
夜の冷たさを含んだ風が…吹きつけた。
ゆっくりと千代田線国会議事堂前駅のベンチを、隣を見る。
そこには、もう…何の姿もなかった。
ただ、所属政党の幸せを願っていた、ムネヲの姿は…。
もう…そこにはなかった。
ただ、沈みゆく太陽の光を受けて…。
ころころと、ベンチの上を偽造パスポートが転がっていた。
拾い上げると、上から貼りなおしたムネヲの写真がちらりと見えた。
生温かかった。
先ほどまで、人の手の中にあったように…それは生温かかった。
ムネヲの願い。
ムネヲの幸せ。
それは、つまりは自民党の幸せなのだろうか。
俺たちと、過ごした思い出。それだけで…
あいつは……幸せだったのだろうか。
もう、それを確かめることは叶わなかった。
五十五年体制は、いま終わったから。
既得権。ムネヲの願った幸せ。
滲んで見えた。
一滴の涙が、偽造パスポートに落ちて跳ねた。
摩天楼に、沈みゆく太陽。
雲が、それを覆っていく。
気持ちに呼応するかのように。
涙を、降らせるように。
小雨がぱらついてきていた。
115名無しさんだよもん:02/03/18 18:35 ID:oEeJHI8P
>>102-103>>111-114

惚れた(激藁
116永遠の世界へ:02/03/18 18:45 ID:vXI7xmU1
ムネオ?
誰それ
117 :02/03/18 18:51 ID:ZW7KBMSD
久々に涙流して笑った・・
118名無しさんだよもん:02/03/18 18:57 ID:e2EKhRdo
キモさとせつなさが絶妙な良作。
119名無しさんだよもん:02/03/18 18:58 ID:6GwWXx+a
>>102-103>>111-114

激ワラタ
最高だねっ!
120名無しさんだよもん:02/03/18 19:03 ID:fRFUqHn3
ちゆ板に直られてるね・・・・
121名無しさんだよもん:02/03/18 19:23 ID:9PHXNII5
面白いけど、気持ち悪い。どうすればいいんだ
122名無しさんだよもん:02/03/18 19:23 ID:qaNBf8FV
正直ちゆには葱板の悲惨スレのこととかで、
いい思いが無いからそっとしておいて欲しかった・・・
まあ、ちゆが悪いわけじゃないけどさ。
123最上級褒め言葉:02/03/18 19:37 ID:E37psOih
こいつら・・・無駄に豪華だ
124名無しさんだよもん:02/03/18 19:39 ID:WEV/Z8+7
正直ちゆに今までネタにされたことのある人間は
いい思いが無いどころか全員ちゆを心底から恨んでると思う・・・
まあ、ちゆが悪いんだけどさ。
125ちょっと短めの:02/03/18 19:41 ID:GGSwh+4D
【老人】「わたしの名前、まだ覚えてる?」
【国民】「忘れた」
126125:02/03/18 19:42 ID:GGSwh+4D
ってこれじゃわからないじゃん…
老人=ムネヲ、ね。
127名無しさんだよもん:02/03/18 19:44 ID:E37psOih
【国民】野中の糞
【ムネヲ】違う・・・
【国民】売国奴
【ムネヲ】私、誠心誠意国民の為につくしてきた政治家
128名無しさんだよもん:02/03/18 20:36 ID:dBI9514L
野中「…あの子は、どうしてますか?」
不意に野中が口を開いていた。
俺はその言葉で救われた気分になる。
最後に会った時、野中は俺に告げた。
『もうこれ以上巻き込まないで』と。
だから俺からその話を持ち出すわけにはいかなかったのだ。
俺はいつだってそのことを野中と話したかった。話して、現状を把握していきたかった。
不安で不安で仕方なかったのだ。
純一郎「いろいろ変わってしまったよ。野中と話していたころからな」
野中「なにかありましたか?」
純一郎「ムネヲは…まるで手のひらを返すように、いろいろな議員や党員が離れていってる」
野中「離党勧告を出しましたね」
純一郎「ああ、出した」
野中「……」
野中「力が失われているとき、雲隠れするようです」
純一郎「それは……予兆、ということなのか」
野中「予兆……いえ、本来ならば、それで終わっていたのでしょう」
野中「ただ、思いが強いだけに、不完全な形で今も居続けているんです」
ずっと前から始まっていたのだ。
以前からムネヲの政治活動における不備は目についていた。
あれこそが予兆だったんだ。
外務省に圧力をかけるのもそうだったし、私設秘書のパスポートを偽造するのもそうだった。
よく顔を赤くしながら大声で怒鳴り散らすのも、そうだったのかもしれない。
そして今回の証人喚問で、一気に政治生命が縮まってしまった。
でもぎりぎりのところで、ムネヲは持ちこたえた。
ならばもう、ムネヲの思いはいつ費えてもいいような状態なのだ。
野中「もう離党は免れることはできない、と思ってください」
ムネヲはそんなにも権力にしがみつきたいのか。あんな、アホの坂田のようになってまで…。
純一郎「そして、どうなるんだ、あいつは…」
野中「消えます。初めからいなかったかのように」
129名無しさんだよもん:02/03/18 20:38 ID:dBI9514L
俺は目を瞑り、顔を伏せた。なんて言っていいか、わからない。
純一郎「……」
野中「……」
野中は、ただ黙って、俺が次の言葉を促してくれるのを待っていた。
そんなふうに見えた。
野中なら、もしこれ以上話を続けたくなければ、簡単に俺を置いて去れたはずだからだ。
これまでもそうだったように、俺の知っている野中とは、そういう人間のはずだった。
純一郎「なんでもいい。話をしてくれ」
野中「…他愛ない昔話です」
純一郎「いいよ。聞かせてくれ」
野中「北方領土は、ご存じですね」
純一郎「……」
ここからでは建物が邪魔して見えなかったが、俺が目を向けた方向で合っているはずだ。
ムネヲが、長い間返還を求めている、という島のことだ。
通称をそう呼ぶことを同時に思い出した。
純一郎「ああ」
野中「その北方領土には、友好の家が建てられたのだそうです」
野中「古くからそれはムネヲハウスと呼ばれ、形は家のそれと同じ」
野中「多くのムネヲの関わった建築物が、裏金まみれとなるのだそうです」
野中「ムネヲが姿を現した国はことごとく汚職に見舞われることになり、その頃より厄災の象徴として厭われてきました」
野中「現在に至るまでです」
すぅ、と野中は小さく息を吸った。
野中「ただそれだけの、どこにでもよくある昔話です」
純一郎「それが、あいつだと言うのか」
野中「……」
野中「…小泉さん」
野中「あの子は、小泉さんに災禍を見舞いにきたのですよ」
純一郎「……」
130名無しさんだよもん:02/03/18 20:39 ID:dBI9514L
出会ったときのことを思い出してみる。
確かにあいつは総理になったときから、俺を憎んでやまなかった。
本当にあいつは俺に災禍を見舞うために訪れた、族議員なのだろうか。
それだけの報いを受けるだけの構造改革を、俺は行ったのだろうか。
気づくと、野中が顔を伏せて、肩を震わせていた。
野中「小泉さんは…本当に、つらい目に遭うのですよ、これから…」
沈痛な声。
純一郎「野中は…それを経験してるんだな」
確信めいた予感から、そんな言葉が口をついてでていた。
野中「あの子たちは…」
野中「メディアにあるような…そんな忌むべき存在ではないです…」
純一郎「ああ、もうわかってるよ」
野中「本当に…いい子だから…」
野中「だから…こんなに辛くて、悲しい…」
野中が、頑なにムネヲが離党するのを拒んだ理由がそこにあったことを、今知る。
同じ境遇に野中も身を置いていたことがあるのだ。
そして、二度としたくないような、辛い別れを経験した。
131名無しさんだよもん:02/03/18 20:39 ID:dBI9514L
野中の震える肩が、そう語っていた。
もう二度と、悲しい目に遭いたくなかったのだ、野中は。
純一郎「すまなかったな」
野中「……」
野中は涙を流さず、泣いていた。
そして俺は、これからの中の後を追おうとしている。
同じ運命を辿ろうとしているのだ。
野中「小泉さん…」
掠れた声を野中があげた。
野中「私は…それでこんなふうになってしまいましたが…」
野中「…小泉さんは、どうか強くあってくださいね」
こんなふうに……それは、今の、頭の毛のないような彼の境遇を指すのだろうか。
その別れを経て、野中がどう変わってしまったのかは、知り合って少しの俺には知る由もなかった。
でも野中は変わってしまった。その別れを経て。
俺は大きく息を吸った。そして…
純一郎「おうっ」
感謝の意味も込めて、互いを叱咤するような力強い返事をした。
132名無しさんだよもん:02/03/18 20:44 ID:G5Y8yrO2
>>128-129
今度は真琴ネタで来たか…

ていうかこのスレ無駄に面白すぎ
爆笑してしまったじゃないかい(w
133名無しさんだよもん:02/03/18 20:47 ID:hhPxpn0A
うぐぅ、ムネムネじゃないもん…
134名無しさんだよもん:02/03/18 20:49 ID:lm6JAt0y
>128
>あんな、アホの坂田のようになってまで…。
コーヒーがディスプレイに…
135 :02/03/18 21:02 ID:ZW7KBMSD
どろり濃厚スピーチジュース
136名無しさんだよもん:02/03/18 21:38 ID:YV+AChKV
やべぇ、このスレおもしろすぎ(w
137名無しさんだよもん:02/03/18 21:41 ID:enOY4Mj/
>>128-129
つーか美汐たん萌えで野中たんマンセーなオレはどうすれば。
とりあえずありがとう。
138名無しさんだよもん:02/03/18 21:45 ID:KzuP9M01
職人さん!
あんたら俺を殺す気ですか!?
ジュース吹いてパソがいかれるかと思いましたよ。
139 :02/03/18 21:47 ID:ZW7KBMSD
「進呈」封筒の中身は離党届だったと。
140名無しさんだよもん:02/03/18 23:49 ID:fRFUqHn3
そういえば宗男たん告訴されちゃったね・・・・・
141名無しさんだよもん:02/03/18 23:50 ID:9PHXNII5
>>120 >>122 >>124
つうかちゆじゃなくてあゆ12歳じゃないのか?
142 ◆KannaC8o :02/03/18 23:58 ID:Lrl/Ww1g
【純一郎】「はぁっ…はぁっ…!」
俺は走っている。
待ち合わせの約束をしていたのに、思い切り遅れてしまったからだ。
【純一郎】「もう終わってるかなっ…」
執拗に張り付いてくる記者たちを鬱陶しく払いのけながら、国道脇の歩道を駆け抜けてゆく。
【純一郎】「はぁっ…もうすぐ…!」
角を曲がるとそこは官邸前。
案の定、というか、ものすごい人だかりである。
【純一郎】「うわ…ここから探すのかよっ…」
【加藤】「あ、純一郎さん!」
すぐ背後で声。
振り返ると加藤さんがいつもの渋顔で立っていた。
【純一郎】「はぁ…間に合ったか」
俺は安堵の息を漏らすとともに、呼吸を整える。
【加藤】「大丈夫ですか?」
【加藤】「そんなに急いで来なくても、いつまでだって待ってましたよ」
【純一郎】「はは、まさか本日の主役を待たせるわけにはいかないよ」
【加藤】「加藤が主役ですか?」
【純一郎】「おう」
【加藤】「あははーっ、なんだか恥ずかしいです」
【純一郎】「じゃ、逝こうか、離党者」
【加藤】「はい」
加藤さんの手をとって、先導しようとすると、
ぽかっ!
後頭部を何者かにチョップされる。
この無言のツッコミは…
143 ◆KannaC8o :02/03/18 23:58 ID:Lrl/Ww1g
【加藤】「あははーっ、残念」
【加藤】「先日の離党者の登場ですね。これで私は脇役です」
【純一郎】「よぉっ、ムネヲ」
振り返るとそこに立つのはムネヲ。
【ムネヲ】「私だけ置いて逝こうとした」
【純一郎】「おっ、拗ねてんのか、おまえ」
【ムネヲ】「そういうわけじゃ…」
【ムネヲ】「ただ、これからやることがなくなる…予定、これだけだったし…」
【ムネヲ】「それに…私も…官邸へ行きたい…」
【純一郎】「そうかそうか。そういうことにしておいてやろう」
【加藤】「純一郎さんがムネヲを連れていくわけないよ」
【加藤】「加藤もムネヲも純一郎さんは追えないし」
ぽかっ!
今度は加藤さんの顔面にチョップ。
【純一郎】「おまえなあ、そんな反応したら、未練ありなのがバレバレだぞ」
ぽかっ!
今度は俺にチョップ。
【加藤】「早く告訴したらいいのに」
ぽかっ!
加藤さんに。
【純一郎】「そういうことに疎いからなぁ、こいつは」
ぽかっ!
俺に。
ムネヲは右向いてチョップ、左向いてチョップと、忙しい。
俺は、顔を真っ赤にして、加藤さんに殴りかかるムネヲの姿を微笑ましく眺めていた。
さて…
【純一郎】「逝くか」
144 ◆KannaC8o :02/03/18 23:58 ID:Lrl/Ww1g
俺は来た道を振り返る。
もし悪夢の終わりに、勇気を持って現実へと踏み出す者がいるとしたら、
それは、傷つくことも厭わない無謀な老体の旅立ちだ。
辛いことを知って、涙を流して、楽しいことを知って、心から笑って、
初めて知る現実の中を生きてゆく。
そして俺はその老体と共に旅路をゆくらしい。
まったく、加藤さん共々、とんだ巻き添えを喰らってしまったものである。
そんな物知らずな物語の主役が…
【純一郎】「おいっ」
【ムネヲ】「……?」
こいつだ。
145名無しさんだよもん:02/03/19 00:09 ID:fd6zL3DX
>【加藤】「あははーっ、残念」
自分を小一時間問い詰めたい。お前、正直萌えてるんちがうんかと。
146香里編:02/03/19 00:11 ID:6MJ7pwsE
【純一郎】「あたし…、」
【声】「ふいに押さえていた感情があふれる」
【純一郎】「あたし、ムネヲのこと見ないようにしてた……」
【純一郎】「日に日に弱っていくムネヲを、これ以上見ていたくなかった……」
【純一郎】「いなくなるって、もうすぐあたしの前からいなくなるんだってわかって
      るから…」
【純一郎】「普通に接することなんてできなかった…」
【純一郎】「だから、ムネヲのこと避けて…」
【純一郎】「ムネヲなんて最初からいなかったらって…」
【純一郎】「こんなに辛いのなら…最初から、うっうっ…」
【声】「純一郎の嗚咽が夜の国会に鳴り響いていた」
【声】「ムネヲの前では決して見せることのなかったであろう総理の涙。」

【純一郎】「…あの子、何のために生まれてきたの…」
147名無しさんだよもん:02/03/19 00:14 ID:KuOE7iPP
>>142-144
すげぇ
加藤の離党ネタと宗男の告訴ネタが入ってるw
148  :02/03/19 00:19 ID:p1a23qGe
BGMはムネオハウスで決まり!!
mp3・ジャケット他→http://ys-temp.mine.nu/
スレ→http://music.2ch.net/test/read.cgi/techno/1016223091/
149名無しさんだよもん:02/03/19 01:03 ID:UVccG4D7
テクノ板、速報厨に荒らされてるね。
相変わらず最悪の板だ・・・・・・
150名無しさんだよもん:02/03/19 01:19 ID:Nzuu2s54
ショックだ…
151名無しさんだよもん:02/03/19 01:31 ID:R8R6vZrq
諸作家の文才に乾杯。
そして、久々にワラかして戴いた名文の数々に
「ありがとう」の花束を。
152名無しさんだよもん:02/03/19 01:32 ID:MycpKAhi
「うっす、オレ、バニ木バニ夫!」

「小泉、元気がなくてもそいつには元気のいい笑顔を
見せてやってくれ。そうすれば、そいつは馬鹿だから
幸せでいられるんだ。な、頼むぜ」

「そして、その馬鹿がいない時でも笑っていろよな、小泉。
引きつりそうな限界の笑顔で笑ってろよな。でないと、
あいつが戻ってきた時に寂しがるからな。以上、バニ木バニ夫
が送る、叱咤激励の言葉でした。さらばぴょん!」

「笑ってるよ宗男・・・でも支持率限界だよ。ねえ、戻ってきてよ・・・
ほら予算委員会だよ・・・わたし、宗男にポスト用意したんだよ・・・」
153その1:02/03/19 01:51 ID:HVn1NTGH
【声】「証人喚問、さぼってる人発見」
不意に、現実の声が重なる。
疑惑のベールの向こう側に、人影があった。
【純一郎】「…お前だって…そうだろ…」
絶望の先にあったもの。
【声】「そうだね。だったら、おあいこ」
【純一郎】「そうだな…。これで、おあいこだ」
【ムネヲ】「…うん」
ヒグマの中に、黒人秘書を携えた老人が立っていた。
【純一郎】「でも、離党だぞ」
【ムネヲ】「隠してきたんだけど、ダメだったね…」
【純一郎】「おかげで、ずいぶんと問い詰められたぞ」
【ムネヲ】「一生懸命、隠してきたんだけど…離党だったね」
【ムネヲ】「でも…」
【ムネヲ】「離党はしたけど…間に合ったよね?」
【純一郎】「もう少しで、解散総選挙するところだったぞ」
【ムネヲ】「危なかったよね…」
【純一郎】「それも、お互い様だ」
【ムネヲ】「…純一郎…支持率、下がってるよ」
【純一郎】「それだって、お互い様だ」
頭の上に、油を光らせて…。
目には、大粒の涙をたたえて…。
それは、本当に久しぶりに見る、ムネヲの笑顔だった。
154その2:02/03/19 01:53 ID:HVn1NTGH
【ムネヲ】「純一郎…」
ムネヲの表情が、不意に崩れる。
【ムネヲ】「わたし、やっぱりNGOには謝れないよ…」
【ムネヲ】「だから…」
【ムネヲ】「純一郎に、甘えてもいいかな…?」
【ムネヲ】「純一郎のこと…支えにしても、いいかな…?」
【純一郎】「ムネヲは、落ち目なんだから」
【ムネヲ】「…うん」
【純一郎】「支持率なくたって、いいんだ」
【ムネヲ】「…うん」
【ムネヲ】「俺が、ムネヲの支えになってやる」
【ムネヲ】「…純一郎」
【ムネヲ】「あの言葉、信じてもいいんだよね?」
【純一郎】「…ああ」
【ムネヲ】「わたし、消さないよ」
【ムネヲ】「だから、ずっと証拠残ってるよ?」
【ムネヲ】「それでも、本当に頷いてくれる?」
【ムネヲ】「わたしに、約束してくれる?」
【純一郎】「約束する」
【ムネヲ】「…うん」
【純一郎】「もし約束破ったら、裏献金わたす」
【ムネヲ】「…ダメだよ、裏献金でも許してあげない」
【純一郎】「だったら、約束破るわけにはいかないな…」
【ムネヲ】「…うんっ」
【ムネヲ】「純一郎…」
【ムネヲ】「順番、逆になっちゃったけど…」
【ムネヲ】「遅れた、お詫びだよ…」
【ムネヲ】「それと…」
【ムネヲ】「わたしの、気持ち…」
155その3:02/03/19 01:54 ID:HVn1NTGH
真っ白な視線に囲まれて…。
ムネヲの赤い顔が、わなわな震える。
嘘にまみれた顔は、坂田師匠に似てて…。
そして、笑えた。
目を閉じると、そこにはひとりの老人が立っていた。
口から唾を飛ばしながら、頭の上に、ちょこんと一枚の写真をのせていた。
「ほら…これって、ムネヲハウスって言うんだよ…」
「わたしが作ったんだよ…」
「わたし、ヘタだから、時間がかかっちゃったけど…」
「一生懸命作ったんだよ」
「……」
「…あのね…純一郎…」
「…これ…受け取ってもらえるかな…?」
「告訴されるから、またしばらく会えなくなっちゃうけど…」
「でも、支持率下がって、総選挙になって…」
「総理が変わって…また自民党に第二のムネヲが現れたとき…」
「また、会いに来てくれるよね?」
「こんな物しか用意できなかったけど…」
「わたしから、純一郎へのプレゼントだよ…」
「…受け取ってもらえるかな…」
「……」
「わたし…ずっと言えなかったけど…」
「純一郎のこと…」
「ずっと…」
「好きだったよ」
       「俺もだ…ムネヲ…」
156名無しさんだよもん:02/03/19 02:11 ID:vR0BNPY5
>「ほら…これって、ムネヲハウスって言うんだよ…」
夜中に爆笑しちまった。
157名無しさんだよもん:02/03/19 03:55 ID:vTUDDJyW
…このスレみて家出する決心が付いたよヽ(´ー`)ノ
158ムネヲ:02/03/19 10:22 ID:galMGj9c
離党アゲ
159名無しさんだよもん:02/03/19 10:52 ID:cbBtpDtB
美汐ネタには笑えました。
あほの坂田には、耐えれませんでした。

>>155
>嘘にまみれた顔は、坂田師匠に似てて…。
>そして、笑えた。
すごすぎ。
笑うべきなんだけど、元ネタ考えると笑っていいのかなぁって
思う漏れもいたりする。
なんか複雑だ。
160 :02/03/19 13:00 ID:FLK06TEN
161名無しさんだよもん:02/03/19 13:03 ID:zC1qAfTY
やべえ、なんか激名スレになってる。
笑い死にさせる気かと。

>>153-155
うますぎ。
すべての部分でネタがうまく入ってて、もう最高です。
支持率とか裏献金とか唾を飛ばしながらで激藁タ。

162名無しさんだよもん:02/03/19 13:25 ID:UbCc03iQ
>>160
ワラタ
163名無しさんだよもん:02/03/19 13:59 ID:e1WBid0A
凄い、凄すぎる
164名無しさんだよもんもん:02/03/19 14:54 ID:TyideZiz
私の負けです
あなた達は神です
165名無しさんだよもん:02/03/19 15:40 ID:RPBpSX2/
国会まで残り200メートル。
そこで立ち尽くす。

「はぁ」

ため息と共に空を仰ぐ。その先に国会はあった。
誰が好んで、あんな場所に国会を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように延びていた。

「はぁ」

別のため息。
ムネヲのよりかは小さく、短かかった。
隣を見てみる。
そこに同じように立ち尽くす中年の議員がいた。
同じ自民党。見慣れた加藤だった。

短い白髪が、メガネのすぐ上でそよいでいる。

「この国会は、好きですか」

「え・・・?」

いや、ムネヲに訊いているのではなかった。  
166名無しさんだよもん:02/03/19 15:41 ID:RPBpSX2/
「わたしはとってもとっても好きです。
 でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。
 楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。
 …ぜんぶ、変わらずにはいられないです」
たどたどしく、ひとり言を続ける。

「それでも、この国会が好きでいられますか」

「見つければいいだけだろ」

「えっ…?」

驚いて、ムネヲの顔を見る。

「次の集金役とか、 脱税のしかたを見つければいいだけだろ。
 あんたの利権や、献金先はひとつだけなのか? 違うだろ」

そう。
何も知らないふりをした黒い疑惑。
誰にでもある。

「ほら、いこうぜ」

俺たちは登り始める。
長い、長い、復党の道を。
167名無しさんだよもん:02/03/19 15:44 ID:IbCCP/8I
CLANNADキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
168名無しさんだよもん:02/03/19 15:51 ID:0QUbXXkI
>>165-166
死ぬほどワロタ
っていうか萌えた
169名無しさんだよもん:02/03/19 15:58 ID:RPBpSX2/
>>160
笑いすぎて爆死!
ガンヲタにはたまらん。
170 :02/03/19 16:17 ID:traP7uu6
糞スレが職人の手によって名スレになる瞬間。
これを見てしまったらもう2chはやめられない。
葉鍵ワショーイ
ムネオワショーイ
171名無しさんだよもん:02/03/19 17:01 ID:wTVhuGPA
>165-166
いつか来るだろうなと思ってたが(w
はー最高。
172名無しさんだよもん:02/03/19 17:07 ID:T5zeLpkY
てめーら!
AIR終わって感動してたトコなのに、
爆笑しちまったじゃねえか!
どうしてくれるんだこのやろう!

冗談じゃありませんYO!
173 ◆KannaC8o :02/03/19 17:09 ID:N1xjyT2H
俺はずっと忘れていたような、普通の日常の中にいた。
そこは呆れるくらいに退屈な場所だったけど、そこに居るのが当たり前になってくると、やがてリハビリを終えた体のようにしっくり合ってくる。
そうなると、小さな驚きや発見でも新鮮だった。
もとよりそういうものの集合で日常は成り立っているわけだから、楽しくないはずがない。
緩やかに流れる時節に、そうやって、たゆたっているのも悪くなかった。
春が訪れようとする頃、一人の議員が自民党に離党届を差し出し、皆を驚かせた。
それは、加藤だった。
何事もなかったように、党の中を闊歩してみせ、皆を呆れさせたものだった。
金づくりにでも励んでいたのだろう、というのが大方の予想だった。加藤は幹事長だったからだ。
すぐには辞職する様子もなく、加藤は再び自民党の問題児となった。
【田中】「こんにちは」
と田中が言った。
【純一郎】「こんにちは」
と俺は答えた。
【田中】「いいお日柄ですね」
【純一郎】「田中は相変わらず、おばさんクサイな」
【田中】「ひどいですね。物腰が上品だと言ってください」
俺と田中はこうしてたまに時間を合わせては、話をするようになっていた。
【田中】「約束は守ってくださっているようですね」
【純一郎】「ああ。元気だけが取り柄のようなもんだ」
【純一郎】「心配ないよ」
【田中】「そうですか。良かったです」
俺に感化されるように、田中も明るくなってきているような気がする。
嬉しかった。
174 ◆KannaC8o :02/03/19 17:09 ID:N1xjyT2H
【田中】「また、ムネヲたちは…北海道を走り回っているんでしょうかね」
【純一郎】「だろうな」
俺たちは、そこからでは見えるはずのない北を見ていた。
【田中】「小さな活動の中、また新しい政治家が生まれ、育まれて…」
【田中】「そしてまた…金の汚さに憧れる子が出てくるんでしょうか」
【純一郎】「そうかも…な」
【田中】「でもそれは仕方がないですね。あの子たちの性分ですから」
【純一郎】「さすが、五十五年体制になるだけのことはあるってことだな」
【田中】「でも…」
一呼吸置いて、田中が真剣な面もちとなる。
【田中】「もしかすると、この街に住む人間の、その半分ぐらいがムネヲたちなのかもしれませんよ?」
【純一郎】「え?」
【田中】「それと気づいていないだけで、みんな潔癖ではないのかもしれません」
真顔で、しばらく俺の顔を見つめてから、そして笑顔になる。
【田中】「あははっ…冗談ですよ。そんなことないです」
【純一郎】「はは…びっくりさせるようなことを言うな。想像してしまっただろ」
【田中】「ええ、可笑しかったですよ、今の小泉さんの表情は」
俺たちは笑い合った。
175 ◆KannaC8o :02/03/19 17:09 ID:N1xjyT2H
【田中】「でも、あの島に住む議員が、みんな強大な力を持ってるのだとしたら…」
【田中】「たくさん集まれば、とんでもない危機を起こせる、ということなのでしょうね」
また田中がおかしなことを言い始める。それは、本来の癖なのかもしれない。
妄想を口にしてしまうのは、女の子らしい、政治家らしくない癖だ。
【田中】「たとえば…空から、爆弾を降らせてみたり」
【純一郎】「なんだよ、そりゃ」
【田中】「危機ですよ、危機」
【田中】「空から、爆弾が降ってきたりすれば、最高だと思いませんか?」
【純一郎】「思わないね。道に落ちた爆弾は危ないし、交通機関が麻痺してしまうだろ」
【田中】「小泉さんは、現実的すぎます」
【純一郎】「いや、そうでもないよ」
【田中】「そうですか?」
【田中】「…そうですよね」
田中が、空を仰いだ。
俺たちは、同じ政党の中にいて、そこから別れていった人間だった。
【田中】「じゃあ、小泉さんなら、何をお願いしますか?」
くるん、と田中が体をひねって、俺の顔を覗き込んでいた。
【純一郎】「そうだな…」
そんなことは決まっていた。
176名無しさんだよもん:02/03/19 17:17 ID:InOPmGwZ
もしかすると、この街に住む人間の、その半分ぐらいがムネヲたちなのかもしれませんよ>
大爆笑!
177名無しさんだよもん:02/03/19 17:21 ID:wTVhuGPA
>【田中】「また、ムネヲたちは…北海道を走り回っているんでしょうかね」
俺はここで吹きだしたよ(w
178名無しさんだよもん:02/03/19 18:27 ID:U2lSsy83
>>173>>174>>175
最高!!
179名無しさんだよもん:02/03/19 18:40 ID:LftGNJlg
神奈さまこんな所で何やってるんだか(w
180kanon13区:02/03/19 19:10 ID:tY4Z7jI6
なんかココのスレ見るとムネヲ君はとてもいい人に
見えてきました・・・下手な選挙事務所の支持者よりも
タチが悪いわ・・・(w

やっぱ雪国だからkanonネタは最高だな・・・ムネヲ〜!(w
181名無しさんだよもん:02/03/19 19:11 ID:vKY90qGm
・・・なんだか誰かさんを思い出す罠、どうすればいいんだ?
182名無しさんだよもん :02/03/19 19:32 ID:O4278DEQ
微妙にすれ違いだけどゆるして

【純一郎】「紘一さん、あなたを……殺します」
     「…今夜は私、泣きながら眠ります。
      …そして明日、目が覚めたら、きっと一番に山崎拓に電話するでしょう。 
      …今度のことが、夢であることを信じて…」
【加 藤】「…純一郎さん、俺を殺してよ。長引かせるなんて残酷だよ…」
183名無しさんだよもん:02/03/19 19:55 ID:BiMNDvl/
>>180
テクノ板でも同じような現象が・・・
どうすればいいんだ。
184名無しさんだよもん:02/03/19 20:54 ID:HYjW4WUr
そこには照り焼きバーガーのたれを口に付けたまま
幸せそうな顔で眠る宗男の顔があった
「あと一四億円はいけたみゅう・・・・・」
この時,純一郎は確かに自分の中の鬼が目覚めるのを感じた。
185名無しさんだよもん:02/03/19 20:55 ID:IA9glFnZ
まったく出し抜けに、純一郎が訊いてきた。
純一郎「ふたりとも、願いはあるか?」
加藤「願い、か?」
加藤「そうだなあ…」
考える振りをしながら、俺の願いは決まっていた。
俺の議員生命に代えても、この包囲を脱すること。
せめて純一郎だけでも、辞めさせずに逃がすこと…
ムネヲ「わたくしにはございます」
ムネヲ「純一郎さまと加藤さまと、いつまでも暮らしとうございます」
…あいかわらず脳天気だな。
そう言うかわりに、別の言葉が口をついていた。
加藤「それもいいかもしれないな」
ムネヲ「どこか静かな土地に、小さなハウスをかまえましょう」
加藤「食い扶持ぐらいなら、俺がどうにかできるしな」
加藤「農業関係か、林業関係か…」
ムネヲ「海の近くなら、漁業関係から献金を貰うこともできましょうね」
加藤「海、か…」
加藤「どうせなら、北の方の涼しい国後がいいな」
ムネヲ「それはたいそう居心地よく暮らせましょうねえ…」
186名無しさんだよもん:02/03/19 20:55 ID:IA9glFnZ
既にハウスの前にいるかのように、うっとりとムネヲが言う。
と、純一郎が身を乗り出すように訊いてきた。
純一郎「国後とは、どのようなものだ?」
加藤「なんだ、知らないのか?」
純一郎「途方もなく大きな島と聞いておるが、この目で見たことはないぞ」
加藤「島は島でも、全部荒地だぞ」
純一郎「…また余をたばかっておるであろ」
ムネヲ「まことでございます」
加藤「それにな、国後は沖縄と同じぐらい広い」
純一郎「なんと…」
ムネヲ「石油も海産物も独占し放題でございます」
純一郎「まことかっ」
加藤「…獲る役の奴に訊かれても困るぞ」
一瞬の間さえも惜しみながら、幸せな会話が続く。
その隙をうかがうように、四方から足音が近づいてくるのを感じていた。
野党の攻勢か、マスコミの連中か、それとも右翼左翼か。
ムネヲに目で合図を送る。
俺が倒されても、今度こそ絶対に振り返るな。
純一郎を連れて逃げられる所まで逃げろ。
187名無しさんだよもん:02/03/19 20:55 ID:IA9glFnZ
決意のかわりに、ムネヲは他愛のない夢を返す。
ムネヲ「ロシアの村にも汚職はありましょうね」
加藤「ああ。どこにだってあるさ」
ムネヲ「今度は三人で踊りましょう」
加藤「そうだな。見てるだけなんてつまらないからな…」
メモにそっと手をかける。
ムネヲも右手でふところの離党届を探る。
俺たちの恐れを、純一郎に気取られてはいけない。
だから俺は、心に描いていた。
たぶんそれは、煌々と月が照り映える夏の晩だ。
たくさんの支援者と、にぎやかな祭囃子。
天から下ってくる、利権と笑い声。
純一郎が一所懸命に踊る。
その姿があまりにぎこちなくて、見かねたムネヲが手ほどきをはじめる。
俺はただ笑いながら、楽の音に身をゆだねる…
純一郎「これは、夢であるな」
純一郎の声に、俺は我にかえった。
俺たちから身体を離し、純一郎はすっくと立ちあがった。
純一郎「余の夢だ…」
大きく広げた両袖で、そっと宙を掻き抱く。
この場でかわしたすべての言葉を、自分の中に閉じ込めるかのように。
純一郎「夢は黒い夢ばかりではない」
純一郎「楽しかったぞ」
188名無しさんだよもん:02/03/19 20:56 ID:IA9glFnZ
ちぃと尻切れ蜻蛉だが許してくれぇ。
神奈様に捧ぐ…。(W
189名無しさんだよもん:02/03/19 21:07 ID:9JJroRB6
・・・・・・・(;´Д`)・・・・・・
190名無しさんだよもん:02/03/19 21:14 ID:PyBIebeV
俺はずっと忘れていたような、普通の国会の中にいた。
そこは呆れるくらいに退屈な場所だったけど、そこに居るのが当たり前になってくると、やがてリハビリを終えた体のようにしっくり合ってくる。
そうなると、小さな驚きや発見でも新鮮だった。
もとよりそういうものの集合で日常は成り立っているわけだから、楽しくないはずがない。
緩やかに流れる時節に、そうやって、たゆたっているのも悪くなかった。
春が訪れようとする頃、一人の人間が自民党の党員名簿に返り咲き、皆を驚かせた。
それは、加藤だった。
何事もなかったように、党本部を闊歩してみせ、皆を呆れさせたものだった。
脱税にでも励んできたのだろう、というのが大方の予想だった。加藤は加藤だったからだ。
すぐには出てゆく様子もなく、加藤は再び自民党員となった。
【野中】「こんにちは」
と野中が言った。
【純一郎】「こんにちは」
と俺は答えた。
【野中】「いいお日柄ですね」
【純一郎】「野中は相変わらず、悪人面だな」
【野中】「ひどいですね。知性がにじみ出ていると言ってください」
俺と野中はこうしてたまに時間を合わせては、話をするようになっていた。
【野中】「約束は守ってくださっているようですね」
【純一郎】「ああ。人気だけが取り柄のようなもんだ」
【純一郎】「心配ないよ」
【野中】「そうですか。良かったです」
俺に感化されるように、野中も明るくなってきているような気がする。
嬉しかった。
191名無しさんだよもん:02/03/19 21:15 ID:PyBIebeV
【野中】「また、あの子たちは…あの島を走り回っているんでしょうかね」
【純一郎】「だろうな」
俺たちは、そこからでは見えるはずのない島を見ていた。
【野中】「極寒の営みの中、また新しい政治家が生まれ、育まれて…」
【野中】「そしてまた…北方領土に憧れる子が出てくるんでしょうか」
【純一郎】「そうかも…な」
【野中】「でもそれは仕方がないですね。あの子たちの性分ですから」
【純一郎】「さすが、昔話になるだけのことはあるってことだな」
【野中】「でも…」
一呼吸置いて、野中が真剣な面もちとなる。
【野中】「もしかすると、この街に住む人間の、その半分ぐらいが返還論者なのかもしれませんよ?」
【純一郎】「え?」
【野中】「それと気づいていないだけで、みんな現政権支持ではないのかもしれません」
真顔で、しばらく俺の顔を見つめてから、そして笑顔になる。
【野中】「あははっ…冗談ですよ。そんなことないです」
【純一郎】「はは…びっくりさせるようなことを言うな。想像してしまっただろ」
【野中】「ええ、可笑しかったですよ、今の相沢さんの表情は」
俺たちは笑い合った。
【野中】「でも、あの島に住む政治家が、みんな不思議な力を持ってるのだとしたら…」
【野中】「たくさん集まれば、とんでもない奇跡を起こせる、ということなのでしょうね」
また野中がおかしなことを言い始める。それは、本来の癖なのかもしれない。
妄想を口にしてしまうのは、耄碌政治家らしい、悪くない癖だ。
192名無しさんだよもん:02/03/19 21:16 ID:PyBIebeV
【野中】「たとえば…ロシアから、サハリンを奪ってみたり」
【純一郎】「なんだよ、そりゃ」
【野中】「夢ですよ、夢」
【野中】「ロシアから、サハリンを奪還すれば、素敵だと思いませんか?」
【純一郎】「思わないね。サハリンは不便し、中国がまたいろいろ干渉してくるだろ」
【野中】「小泉さんは、現実的すぎます」
【純一郎】「いや、そうでもないよ」
【野中】「そうですか?」
【野中】「…そうですよね」
野中が、空を仰いだ。
俺たちは、同じ夢の中にいて、そこから帰ってきた人間だった。
【野中】「じゃあ、相沢さんなら、何をお願いしますか?」
くるん、と野中が体をひねって、俺の顔を覗き込んでいた。
【純一郎】「そうだな…」
そんなことは決まっていた。
193名無しさんだよもん:02/03/19 21:31 ID:J8YIrm1t
>>190-192
ワラタ(w
が、最後の野中の台詞に「相沢さん」がいてます。
194 :02/03/19 21:40 ID:traP7uu6
皆どこから元の文引っ張ってきてんの?
直し忘れがあるあたり、作品から書き写したってわけではなさそうだけど
195190:02/03/19 21:42 ID:TgBsRSFY
しまった、詰めが甘かった…
って良く見たら前に同じネタあったね、スマソ。
196名無しさんだよもん:02/03/19 21:47 ID:Y4G+oCO1
それは吸い出したり(げふんげふん
197名無しさんだよもん:02/03/19 22:14 ID:ozD0z3oI
美汐たん萌え〜な私には、美汐シナリオ(!)の名作揃い過ぎて…
泣き笑いかも

>>190-192読んで野中たんに萌えた
198秋子スキー:02/03/19 22:24 ID:FXd1Sx5k
モニタの下とキーボーの奥の埃がひどいんです
どうしたらいいのかしらん
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Darts/6416/PC/pc.jpg
199名無しさんだよもん:02/03/19 22:24 ID:1aFuioim
200名無しさんだよもん:02/03/19 22:29 ID:lhk1t1ge
選挙。
海に近いちっぽけな町。
一人のムネヲが、バスから降り立った。
ムネヲは選挙の途中だった。
こんな小さな根室に留まる気はなかった。
裏金を稼いだら、すぐにでももっと大きな国会に移るつもりだった。

ムネヲの道連れはコンゴからのおっきな秘書。
ムネヲは手を触れずに、その秘書を動かすことができた。
中川一郎から受け継いだ、『地盤』と呼ばれる力。
ムネヲはそれを武器にして、これまで選挙を続けてきた。

早速ムネヲは、根室の有権者を相手に演説を行う。
しかし、さっぱり受けない。
いつもとはどこか勝手が違う。
ゆったりと流れるこの根室の時間に、ムネヲは戸惑う。
青く広がる空の下で、選挙は終わりなく続くとさえ思えた。

そしてこの海辺の町で、
ムネヲはマキコに出会った。
201名無しさんだよもん:02/03/19 22:39 ID:rXiTfIFl
いやっほーーーーーーーぅ!!!国後最高ーーーーーーーーーーっ!!!!!

202名無しさんだよもんもん:02/03/19 22:40 ID:VZfh1aXN
【糸屯一郎】「最後にムルアカと会ったのは、いつだったかな…」
確かまだ永田町が真っ白な雪に覆われていた頃…
落ちる支持率の中で…。
最後の言葉は何だっただろう…。
【糸屯一郎】「相変わらず、元気に外交官パスポート持って走り回ってるんだろうな」
【宗男】「もう、コンゴ人の季節じゃないですよ」
【糸屯一郎】「そっか…そうだな」
季節は春。
舞い落ちるものは、議員辞職勧告決議案。
木々を覆うものは、鴻池組からの山吹色の木の葉。
【糸屯一郎】「宗男…」
呟いて、俺は一歩を踏み出す。
【宗男】「わっ。まだ動いたらダメですっ」
吐く息は空気に溶けて、
青一色の空に、黒く、どこまでも濃い疑惑の雲のかけら。
木々は緑の帽子を乗せて、
傾いた政権に野党の影法師が落ちる。
【宗男】「だ、ダメですよっ」
声と共に、宗男の腹黒い体を包み込むように、
真正面から宗男を抱きしめる。
【宗男】「…そんなことする人、嫌いです…」
203名無しさんだよもんもん:02/03/19 22:40 ID:VZfh1aXN
耳元で大切な人の声が聞こえる。
そんな、本当にささやかな喜びの中で、
俺は、温かなぬくもりを感じていた。
【宗男】「結局、作れなかったですね…ソンドゥ・ミリウ水力発電所」
【宗男】「残念です」
季節は巡り…。
そしてまた雪が降る頃…。
その時はまた…。
【糸屯一郎】「ムネヲハウス2作ろうか」
取り戻した時間、再び。
【宗男】「折角ですから、おっきいの作りましょう」
色とりどりの陽光、そして、雪解けの北方四島。
【糸屯一郎】「そうだな、全長50キロメートルくらいの作るか」
残りわずかな髪にぽんと手を置き、くしゃくしゃになるくらい乱暴になでてやる。
困った表情を覗かせる老人は、それでも、今まで見た中で一番の笑顔で…。
精一杯の笑顔で、
氷結した時間を、
来るはずのなかった時を、
そして、あるはずのなかった瞬間を、
 
『ばれないから、裏取引って言うんですよ』

凍った涙、溶かすように…。
「はいっ」
204名無しさんだよもんもん:02/03/19 22:44 ID:VZfh1aXN
すまん、同じ元ネタあったな >>88
205名無しさんだよもん:02/03/19 22:46 ID:InOPmGwZ
>>199
死ぬかとオモタ
206名無しさんだよもん:02/03/19 22:46 ID:95n8HRJK
おまえら笑い死にさせる気ですか(w
このスレ最高ww
207名無しさんだよもん:02/03/19 22:49 ID:uUsaNSax
>>203
全長50キロのムネヲハウス2ってなんだ!!(大爆笑)
208名無しさんだよもん:02/03/19 22:49 ID:1wE8PAIW
ぃやっほーーームネオちゃんサイコーーーーーー!
20920:02/03/19 22:51 ID:PfSr6Gf6
…超名スレになってるΣ( ̄□ ̄)
素晴らしい職人タン達の文章力にカンパーイ!
210名無しさんだよもん:02/03/19 22:52 ID:QWRSWYNm
宗男マンセー!
211名無しさんだよもん:02/03/19 22:54 ID:Y4G+oCO1
辻元秘書疑惑キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!

ネタ師の調理っぷりに期待(w
212密かに頑張っていた人:02/03/19 22:57 ID:vwYvbv4M
やっぱココの職人どもすごいわ。
いくら元隔離板とはいえこのネタっぷりだけは他板を凌ぐな…
213名無しさんだよもん:02/03/19 23:00 ID:LKl9hXZB
宗男先生、こういう奴らもえいえんの世界に逝かせてあげてください。
ttp://topia.yam.com/home/aoiryuyu/pages/yamagatamat.htm
214暇な人 ◆Key18/jY :02/03/19 23:04 ID:YVqhngOV
ムネオのCDみんな聞いた?
215名無しさんだよもん:02/03/19 23:16 ID:UVccG4D7
ttp://muneo.ath.cx/
ここで全部いける。俺はアルバム1と4が好き。
テクノマンセー
216名無しさんだよもん:02/03/19 23:21 ID:B0vHCY5Z
【ムネヲ】「わしは50年後のお前じゃー!!」

217プロローグ:02/03/19 23:38 ID:INTC8vM4
ただ無心に議場のモニターを見上げていた。
ゆったりとした決議の流れをモニターの青に見入っていた。
していたことは、ただそれだけだった。

すぐ側でざわざわと与党の議員たちの声がする。
一緒にモニターを眺めていてくれる。
でも言葉は交わさなかった。
そして、何故か悲しかった。

「ムネヲハウスはあるよ」
あの言葉は、誰が言ったものなのだろう。
モニターを見ながらふと思い出した言葉は、
何かの始まりのような気がしていた。
そう、それは始まり。
終わりの始まりだった。

ぼくを呼ぶ声がする。ふたつの方向から。
どちらへと進むべきなんだろう。
与党にいる君の声と、無所属からぼくを呼ぶ声。
黙ってモニターを見上げながら考えていたのは、そんな事だった。
218その1:02/03/20 00:19 ID:7X0Onkml
【辻本】「さ、甘い汁も吸ったし、コイツはもう用ナシね」
その言葉を聞いて、俺は呆れる他ない。
【純一郎】「おまえ、すごいこと言うよな」
【辻本】「すごいこと?」
【純一郎】「そこまで懐かれていて、よくそんなこと言えるな、ってことだよ」
【辻本】「そんなことって…純一郎はそうは思わないの?」
【純一郎】「なにがだよ」
【辻本】「秘書なんて、結局要らなくなったらポイって」
【純一郎】「そりゃそういうご時世ではあるけどさ、俺はそこまでは思わないよ」
【辻本】「うそだぁ」
【純一郎】「ほんとだって。そいつも、党に連れていけばいいよ」
【純一郎】「他に党があるんだったら、出ていくだろう。なかったら飼ってやればいい」
【純一郎】「どうせ土井さんも文句言わないよ」
【辻本】「そんなの可哀想」
【辻本】「なまじマスコミに追われて悲惨な生活を送るよりは、このまま罪をかぶるべきよ」
【純一郎】「罪ってな、おまえ…」
【純一郎】「それにこいつ、実行犯じゃないぞ」
その代議士に対する従順さ、懐き方は、入党した時から辻本に飼われていた証拠だ。
【純一郎】「手放したほうが、よっぽど危険だ」
【辻本】「………」
【純一郎】「おまえが面倒見ればいいじゃないか。な」
【辻本】「………」
辻本が俺のほうをちらりと見た。
そしてふっと、辻本の手の内から秘書が消された。
【純一郎】「あ、おいッ!」
手を伸ばすが遅い。
秘書は党本部前で待ち構える新聞記者の群れにポイッと放り込まれると…
【秘書】「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ……」
悲鳴と共に瞬く間に遠ざかっていった。
219その2:02/03/20 00:20 ID:7X0Onkml
【辻本】「捕まっちゃった」
【純一郎】「捕まっちゃった…」
【純一郎】「…だってぇっ!? なにやってんだよ、おまえはぁっ!」
俺は憤りに任せて、辻本の前歯をひっ掴む。
【純一郎】「あいつっ…あのままマスコミどころか、東京湾にでも浮いてたりしたらどうすんだよっ!」
【辻本】「…」
【純一郎】「そんな無責任な話があるか、ばかっ!」
【純一郎】「おまえ、あれだけのことをしておいて、どうして冷静でいれるんだよっ!」
【辻本】「な、なによ、あれだけのことって、大したことじゃないわよっ!」
【辻本】「無責任も何も関係ないっ!」
【辻本】「最初からそんなお金なんてもらってないもんっ!」
【純一郎】「このぅ…」
俺は片腕を上げる。そして…
【純一郎】「ばかぁっ!!」
殴る代わりに、出せる限りの大声をあげて蔑んでやった。
今、腕を振り下ろしていたなら、本気で殴ってしまっていただろう。
【辻本】「は…ぅぐっ…」
【純一郎】「泣いたって、取り返しつかないんだからなっ」
【辻本】「いいもん…もう純一郎のことはわかったから…」
【純一郎】「なにがだよ」
【辻本】「もぅ、純一郎となんか連立与党組まないっ!」
どんっ!と質疑応答で突き上げられ、不意をつかれた俺は、そのまま後ろ向きに倒れる。
【純一郎】「おい、辻本っ!」
尻餅をついたまま顔をあげたときには、辻本は前歯しか見えなくなっていた。
220名無しさんだよもん:02/03/20 00:25 ID:Y39qUgv0
>どんっ!と質疑応答で突き上げられ、不意をつかれた俺は、
良いね。やっぱ名スレだよココ。
221名無しさんだよもん:02/03/20 00:28 ID:e6h4OXat
>>218-219
夜中にワロタ
222名無しさんだよもん:02/03/20 00:31 ID:Ko/x24Of

「…でも…いろいろ…つらかったけど…これでやっと…
楽に…なれる…もう…なにも…失わなくて…すむ…」

「…純一郎…さん…(東京の春は)とても…あたたかい…」
宗男さんの離党届を持った手が、俺の手を握った。

「…ム…ムネムネ会の若手議員のこと…たのみ…ます…」


俺は、夢の中でも泣いた。
涙のせいで、夢の中の映像が熱く滲んでいく。

「…どうしたの、純ちゃん?」
応えずに顔を上げると、スーツ姿の宗男さんは優しく俺を抱きしめた。

「…純ちゃん。…なにがそんなに悲しいの?」
宗男さんは、そっと俺の頭を撫でた。

「私のこと、影の総理だと思って甘えてもいいのよ」
そんな相変わらずの彼の言葉に、俺は泣きながら苦笑した。


夢は、もうすぐ終わるだろう。
目が醒めて、辛い現実に舞い戻るだろう。
宗男さんのいない政界に…。

だから、それまでは、甘えていてもいいでしょう?
ねえ、宗男さん。
223名無しさんだよもん:02/03/20 00:33 ID:YFkqmEcH
純一郎(・∀・)イイ!
224名無しさんだよもん:02/03/20 00:50 ID:3DodwYiG
スレの杜紹介age
225エピローグ・宗男1:02/03/20 05:06 ID:HARzPLh1
絨毯の赤さが眩しかった。
世間の風が心地よかった。
そして、すぐ横を走る代議士の笑顔が嬉しかった。
紘一「どうして、世論の袋叩きにあってるんだろうな、俺たち」
ムネヲ「わたしは、ちゃんと離党したよ」
紘一「俺だって、離党したぞ」
ムネヲ「紘一が、ゆっくりしてるからだよ」
紘一「宗男が、のんきに証人喚問で偽証してるからだ」
ムネヲ「だって、国後島のムネヲハウス、大好きだもん」
紘一「北方領土の利権は、いつだってむさぼれるだから、
   バッシングされそうなときくらい我慢しろっ」
ムネヲ「…そう、だよね…」
ムネヲ「…北方領土の利権、いつだってむさぼれるんだよね…」
宗男が、泣き笑いのような表情で眩しそうに空を見上げていた。
紘一「…今度、あの業者にも口を利いてやれよ」
ムネヲ「それだけは嫌」
紘一「薄情なやつだな」
ムネヲ「それなら、紘一が口を利いて」
紘一「俺は保守本流のプリンスなんだ」
ムネヲ「そんなの初めて聞いたよっ」
226エピローグ・宗男2:02/03/20 05:08 ID:HARzPLh1
一瞬、横を走っていた秘書の姿が消えて、そして、世論に冷ややか感触があった。
ムネヲ「紘一の秘書、エグイね」
紘一「こらっ、お前のコンゴ人秘書の方がエグイだろっ」
ムネヲ「ひどいよ〜、エグくないよ〜」
耳元で、宗男のヤケクソな笑い声が聞こえる。
ムネヲ「紘一、また同じ首相候補になれるといいよね」
紘一「なれるさ、絶対に」
俺は、宗男の生温かさを感じながら、頷いた。
俺たちは今、いくつもの奇跡の上に立っていた。
宗男と、この疑惑で同一視されたこと…。
権力のことを好きでいられたこと…。
そして…。
盟友純一郎の冷ややかな静観も…。
宗男のナニワブシな涙顔も、奇跡…。
たくさんの奇跡と偶然の積み重ねの上で…。
紘一「きっと、首相候補にだってなれるさ」
ムネヲ「うんっ。嬉しいよっ」
ずっと、ずっと…。
今の時間を眩しく思いながら…。
議員辞職は、もうそこまで来ていた。
227名無しさんだよもん:02/03/20 05:50 ID:u9lVPcdw
えらい爽やかだな(藁
228名無しさんだよもん:02/03/20 06:55 ID:9JZd74p1
今まさに職人のイマジネーションが爆発してるんだろーなぁ
229名無しさんだよもん:02/03/20 07:22 ID:/opNSFe5
政界やおい系の素質がある人間が多くみえてしまうのは何故だ
230名無しさんだよもん:02/03/20 07:42 ID:oisx18p1
ってゆーか純一郎に萌えてくるんですが(w
231名無しさんだよもん:02/03/20 08:02 ID:0iqu9wi0
ムネヲ「おのれ、外務省!」
232へんなおじさん ◆WDixK/5w :02/03/20 08:24 ID:3uCkvNKb
激しくワラタあと、激しく萎える。
これがこのスレの正しい楽しみ方なのか。
233板違いだけどコピペ:02/03/20 09:05 ID:C1VG032h
第壱話   疑惑、襲来
第弐話   見知らぬふりの、嫌疑
第参話   鳴りやまない、電話
第四話   追及、逃げ出した後
第五話   愛人、赤坂のむこうに
第六話   決戦、参考人招致
第七話   ムネオの造りしもの
第八話   ムルアカ、来日
第九話   瞬間、打ち合わせ、重ねて
第拾話   証人喚問
第拾壱話  静止した国会の中で
第拾弐話  北方領土の価値は
第拾参話  内部文書、侵入
第拾四話  ODA、利権の座
第拾五話  嘘とど忘れ
第拾六話  罪に至る偽証、そして
第拾七話  五人の質問者
第拾八話  離党の選択を
第拾九話  無所属の戦い
第弐拾話  与党のかたち、野党のかたち
第弐拾壱話 ムネムネ会、誕生
第弐拾壱話 せめて、政治家らしく
第弐十参話 涙
第弐拾四話 最後の国会出席
第弐拾五話 終わる叩き上げ人生
第弐拾六話 法廷の中心でムザイを叫んだけもの
第25話  Aho
第26話  実刑判決を、君に
234名無しさんだよもん:02/03/20 09:13 ID:p6pXuuzA
「宗男ちん、とりぷるぴんち」
235ぐあおー:02/03/20 09:26 ID:LgQPuTeA
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__ノ              |    _
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ヽ二二 ヽ -―- 、         |   \ノ(◎)
_____/ /へヘヽヽ_  __|
   /  / /〃⌒⌒ヽ     \
   |  |/〈〈 ノノノハ))) がおー\
   .\ヽ |ヽ||´ ∀`||\゚ 。     \
     .\⊂[リ∨╂リ]つ\.       \
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         \\_:::::::::::_) \_____\
             ヽ-二二-―
236名無しさんだよもん:02/03/20 09:28 ID:HDlb+Rbx
(´-`).。oO(・・・さっき○○○板で・・・。 )
237三村:02/03/20 09:31 ID:6FiIkAlM
>>233
エヴァかよ!
238名無しさんだよもん:02/03/20 13:45 ID:nkx1equ3
>233
そういや、機動戦士ムネオってどうなったんだ?
239名無しさんだよもん:02/03/20 14:04 ID:O1G9lI+l
職人様達は今頃辻元ネタを練ってるんだろうなぁ…

今から期待!
240名無しさんだよもん:02/03/20 14:11 ID:wE1qjq4v
スレの社掲載age
241名無しさんだよもん:02/03/20 15:03 ID:v5mhlnqc
応援あげ
242 ◆KannaC8o :02/03/20 16:03 ID:tNz6+rMR
……。
…。
フラッシュは…まぶしい。
疑惑の中にいた。
見上げれば…総理
真っ白にかがやく総理。
そこにはまだいけない…
注目度…
たかい…
辞任させるように…
どこにもまだいけない…
なら、もどらなければ…
だが、どこへ…?
つらい…
足つきがゆらぐ…
まだなれていないんだ…
なにもかもに。
コンコンコン…(静粛に)
音がする。
証人喚問が近づいてくる音だ。
逃げなければ。
だけど、逃げずにいた。
その音が、なつかしいような気がして。
243 ◆KannaC8o :02/03/20 16:03 ID:tNz6+rMR
【声】「えいっ」
グサ。
背中に、鋭い意見が刺さった。
【声】「喋ったっ」
【声】「にははっ」
【声】「よしよし」
罵倒罵声。
背中に突き刺さる。
見上げても、まぶしくてよく見えない。
ただ、声だけが聞こえる。
【声】「デパート 総合商社」
疑惑疑惑。
気持ちが悪い。
いつまでも、そうしないでほしい。
【声】「あ…」
背中の鋭いものが、はなれた。
【声】「告発する…」
【声】「でも、ムネヲ、辞めないし…ずっと構っていたいな…」
【声】「どうしよ…」
【声】「ね」
【声】「どこからきたの?」
なにか言ってる。
ドコカラキタノ?
…よくわからない。
【声】「帰るところある?」
…これもよくわからない。
244 ◆KannaC8o :02/03/20 16:03 ID:tNz6+rMR
【声】「ムルアカさんは?」
ムルアカサン?
これなら知っている。
ムルアカさん。
あたたかくて、いいにおいがするもの。
いろいろなことを教えてくれるもの。
いつでもそばにいてくれるもの。
あれ?
ムルアカさんがいない。
なぜだろう?
よくわからない。
【声】「うーん、政界から落っこちたのかな」
【声】「まぶしい…」
………。
いっしょに、空を見る。
まぶしい。
長い前歯が、フラッシュにゆれてきらきらしている。
思い出した。
これは、辻元だ。
前歯の長いのが辻元で、短いのが真紀子。
真紀子はいじめるから、近づいてはいけない。
辻元は…。
………。
よくわからない。
245 ◆KannaC8o :02/03/20 16:03 ID:tNz6+rMR
【声】「大丈夫?」
また、辻元の声。
【声】「ひとりでも喚問いける?」
………。
【声】「よし、ちょっと考えて、追求して反論してこなかったら、ここでお別れ」
【声】「いい?」
【声】「じゃ、いくよ」
離党偽造偽証…
親近感がどこかに消えた。
【声】「んっ」
辻元がふりかえる。
【声】「わ、反論してるっ」
その傍に、ぼくはいた。
【声】「うーん…」
【声】「ね」
【声】「わたしと一緒に逝く?」
………。
【声】「反論してきたってことは、そうするんだよね?」
………。
【声】「覚悟できてる?」
………。
【声】「じゃ、一緒に逝こう」
辻元疑惑。
取り上げられた。
注目度が低くなって、体がかるくなった。
辻元の口車にのせられる。
…ふしぎな感じがした。
辻元清美のすぐ近く。
そこが、ぼくのいるべきところ…
大変なところなんだ。
246名無しさんだよもん:02/03/20 16:25 ID:1tRDKAjK
AIR編いいなぁ。
辻元ともどもイっちゃってください。

乳即+じゃ辻元の第一秘書が北朝鮮の日本人妻と同名だって大騒ぎだよ。
247nazo:02/03/20 16:35 ID:5K4q7BpE
ムネオ天国(仮題・未完)

好きだといわして賄賂やり たいしたもんだよ宗雄君
逝かれた 君たち見習って 僕も華麗に転進するよ
根室 宗雄 ハウス メモ ビザ 秘書
極秘 丸秘 謎のムルアカ

すずき すずき すずき むねおがいると 
たなか たなか たなか まきこがなくなる

すずき すずき すずき むねおがいると 
たなか たなか たなか まきこがなくなる
248 ◆KannaC8o :02/03/20 16:49 ID:tNz6+rMR
個人連絡

・エールをくれた方、ありがとうです
・あのコテはトーナメント用のつもりだったので現在は使っていません
・現在はトリップのみです。
・スレの杜?まさかとは思いましたが…やってもうた(´д`;)
・これからちょっと忙しくなるので書き込みペースが落ちるかもしれません。
249既出だったらごめん ◆2kkxYfkE :02/03/20 17:58 ID:4EkTV6wH
 議事堂まで残り200メートル。
 そこで立ち尽くす。
「はぁ」
 ため息と共に空を仰ぐ。
 その先に門はあった。
 誰が好んで、あんな場所にマスコミを据えたのか。
 マスコミの連中が、悪夢のように待ち伏せていた。
「はぁ…」
 別のため息。俺のよりかは小さく、短かかった。
 隣を見てみる。
 そこに同じように途方にくれているムネヲがいた。
 同じ自民党。そして、これから向うのは証人喚問。
 短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。
「国会は、好きですか」
「え…?」
 いや、俺に訊いているのではなかった。  
「わたしはとってもとっても好きです。でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。…ぜんぶ、変わらずにはいられないです」
 たどたどしく、ひとり言を続ける。
「それでも、この場所が好きでいられますか?わたしは…」
「やり直せばいいだけだろ」
「えっ…?」
驚いて、俺の顔を見る。
「次の選挙のこととか、 闇献金のルートとかを見つければいいだけだろ。あんたの楽しいことや、うれしいことはひとつだけなのか?違うだろ」
 そう。
 何も知らなかった無垢な頃。
 誰にでもある。
「ほら、いこうぜ」
 俺たちは登り始める。
 長く、長い血塗られた道を。
250sage:02/03/20 18:08 ID:cxppejjc
やばいYO!ビールディスプレイにぶっかけちゃったYO!

でも職人の神業に感謝w
251既出のお詫び ◆2kkxYfkE :02/03/20 18:48 ID:4EkTV6wH
 不意に、リムジンを囲むマスコミの喧騒が遠くなった。
 辺りはすっかり静まりかえっていた。
 残ったのは私だけ…。
 そして、私も一歩を踏み出す。
 あの場所へ…。

声 「ムネヲ…」
 野中の声…。
中川「ほら、この辺り(北海道某所)は田舎だから空気が綺麗でだろう…」
 中川先生…。
中川「私が一番大好きな場所だ…」
 ここは、私が今立っている場所ではない。
 中川先生の隣に立っているのは、昭和44年の私。
 先生の元に身を寄せてまもない過去、まだ若かったころの私だ。
 いつまでも、昔の自民党に塗れた日々に生きてちゃだめなのかもしれない。
 そう、私は私だ。
 本当の私は証人喚問にむかうリムジンの中にいる。
 いろいろな裏金を手にして、ここにいるのだ。
 だから、ここにいるのは、私であって私ではない。
 けれど、今は、証人喚問という辛い現実に向う今だけは…。
 私は、過去の中川先生に声をかける。
252既出のお詫び ◆2kkxYfkE :02/03/20 18:49 ID:4EkTV6wH
ムネヲ「あの…」
中川 「はい?」
中川 「ええと、どちらさまでしたっけ?」
ムネヲ「あ、いえ、べつに面識はないんですけど…その、隣、空いてますか?」
中川 「ええ、どうぞ」
ムネヲ「すいません…」
中川 「今日は…暑いですねぇ」
ムネヲ「そうですね…」
中川 「…」
ムネヲ「…」
ムネヲ「その…若い、議員ですね…」
中川 「ええ、まだまだ蒼いですよ」
ムネヲ「あの、名前は?」
中川 「鈴木ムネヲ…」
ムネヲ「そう、ムネヲ…」
ムネヲ「とても、とてもいい名前ですね…」
中川 「そう思いますか?」
ムネヲ「はい」
ムネヲ「たぶん、このムネヲくん、大きく成長すると思います。政治家として…」
中川 「そうだといいんだけどねぇ」
ムネヲ「大丈夫ですよ…」
中川 「そうですね…きっと…」
253既出のお詫び ◆2kkxYfkE :02/03/20 18:51 ID:4EkTV6wH
中川 「…」
ムネヲ「…」
中川 「ムネヲは…」
ムネヲ「はい」
中川 「大切に育てて行こうって思っているんです…」
ムネヲ「えぇ…」
中川 「私が政治家としてうだつがあがらなかった分、あいつには、政界を牛耳る力を持ってもらいたい」
ムネヲ「…」
中川 「だから、甘えさせるような真似はしない…」
中川 「独りでもやっていける、それくらいの資金を集めれる、そんな強さを持って欲しい」
ムネヲ「…」
 そうか…。
 そうだったんだ…。
 そんな願いが、そんな中川先生の願いが私には込められていたんだ…。
中川 「でも、あいつにできるのかな・・・・」
ムネヲ「きっと、やりますよ。彼なら…」
 だって、私は今日からそこに向って生きて行くのだから。
 だから、さよらら…中川先生。
254名無しさんだよもん:02/03/20 18:56 ID:xYr2BK4j

機動戦士ムネオ〜哀・戦士〜

http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1015795203/
255名無しさんだよもん:02/03/20 20:29 ID:Kp8+doFD
(疑惑だけの国会)
(この下にはいったい何があるんだろうね)
(なんにもないよ)
(そうかな。あたしは、広大に広がる大票田に、選挙活動のムネヲがたくさんいると思うよ)
(いや、ずっと疑惑だけが続いているんだと思う)
(どうして・・・?ムネヲを議員にしておこうよ)
(当選しないから、ムネヲはみんな落選してゆくよ)
(だったら、支持団体を作ろうよ。公共工事ばかりの建設屋)
(いらないよ。オホーツク海でいい)
(ムネヲは、みんなオホーツク海に落下してゆくの・・・?)
(そう。ぼちゃぼちゃとオホーツク海に落ちる。一面水平線の海。そこでぷかぷかと浮かんで余生を送るんだ)
(でもそのムネヲたちは、みんなあなたなんだよねぇ)
(そう。僕だよ。無力なムネヲはぜんぶ僕だ・・・)
(・・・というよりも、今の僕が、オホーツク海に浮かぶムネヲなんだと思う)
オホーツク海に浮かぶムネヲ。それは唐突にしっくりくる、たとえだという気がした。
256名無しさんだよもん:02/03/20 20:29 ID:Kp8+doFD
(でも、自民党では、影の金庫番にいるんだよ)
(ムネヲが影の金庫番かい)
(いてもでもいいと思うけどな)
(それはたぶん滑稽だよ。似合わない・・・)
(・・・ムネヲたちは、自分の立場をわきまえた上で、オホーツク海を選ぶんだ)
(それも自分の比喩・・・?)
(・・・・・・・・)
(・・・少し言い過ぎたかな)
(ううん。気にしていないけど・・・)
つまり僕は、自分の立場をわきまえてこの政党を選んだのだと。
それはこの政党を蔑んでいることになる。
真紀子を含むこの自民党を。
・・・気づいているのだろうか?
この僕の猜疑心に。
(でもムネヲたちは、とても嘘がうまいんだ)
(ほんとに・・・?)
(のらりくらりと質問を掻き分けていくよ。たぶんね)
(だったらいいよね。自民党にいなくても)
でもたどり着ける北方領土なんて、ないんだ。
ないんだよ。
257名無しさんだよもん:02/03/20 20:52 ID:1tRDKAjK
ワラタ
ムネヲは永遠の世界に飛んじゃってください(w
258名無しさんだよもん:02/03/20 21:08 ID:dg33xBqa
>>255-256
ヨーグルトがキーボードに(W
あんたらあほだ!最高だ!
259名無しさんだよもん:02/03/20 21:12 ID:PfGh/kBl
>>255
「ムネヲ輝く離党へ」ううう・・・ムネヲ(涙

「くるしい・・・っ!くるしいよ、総理」
ぼくは走った。足の下の赤絨毯のせいで転びそうになりながら
ムネヲにかけ寄った。
「ムネヲ、だいじょうぶだぞ。ワシがそばにいるからな!」
泣きながら、関与してない関与してないとうったえるムネヲの手を握る。
「はあ・・・総理」
「どうした、ムネヲ。ワシはここにいるぞ」
「うん・・・ありがとう、総理・・・」
それがぼくの聞いたムネヲの最後の言葉だった。
その直後、騒ぎを嗅ぎ付けたマスコミさんや警備員さんが
ばたばたと駆け込んできて、ムネヲが何をしゃべったのかさえ
解らなかったのだ。
ぼくはいい総理であり続けたと思っていた。
あの感謝の言葉は、それに対してのものだと思いたかった。

ムネヲに捧ぐ。
260名無しさんだよもん:02/03/20 21:37 ID:MEOAWFA3
ひとりになって、ムネヲが好きだった北方領土をみたとき
ぼくは初めて涙を流した。まるで、堰を切ったように涙が止まらなかった。
こんな悲しい事が待っているなんて、ぼくは知らなかった。

ずっとムネヲと一緒にいて、ムネヲの笑みをみていられるのだと思っていた。
ムネヲがぼくを総理と呼び、この北方領土にこだわりつづけてくれると
思っていたのに。

ぼくはこんな悲しい事のために生きてきたのだろうか。
そんな未来に向って進んでいるのなら、前なんか見たくない。
ずっとここでムネヲと一緒にいた場所にとどまっていたかった。
永遠に。

だからこそ、永遠の盟約をぼくは交わしたのだ。

ムネヲに捧ぐ。
261その1:02/03/20 21:54 ID:TaVbZHEX
【純一郎】「ムネヲ…」
その背に声をかけた。
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「いくのか」
【ムネヲ】「………」
【ムネヲ】「…もうこの党の議員じゃないから」
【純一郎】「わかってる。でも…」
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「ちょっとぐらい話に付き合ってくれてもいいだろ」
【ムネヲ】「…少しだけ」
【純一郎】「なぁ、ムネヲ」
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「俺は心底呆れた。馬鹿らしくなったよ、自分が」
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「加藤はいつも言ってたよな。おまえはいい奴だって」
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「はじめは…なんて無神経な奴だと思っていた」
【純一郎】「おまえに興味を持ったのも、裏献金の存在があったからだ」
【純一郎】「興味本位でおまえに会っていた」
【純一郎】「ヒグマを狩る老人が居る。魅力的じゃないか」
【純一郎】「それだけでおまえに関わる動機は充分だった」
262その2:02/03/20 21:55 ID:TaVbZHEX
【純一郎】「でもな、加藤の言葉通りだったんだ」
【純一郎】「加藤がおまえと一緒に居続ける理由がわかったんだ」
【純一郎】「おまえはな、いい奴なんだよ」
【純一郎】「NGOに圧力食らわせてやったり、どんなハウスだって黙って建ててみせたり…」
【純一郎】「無神経なだけで、いい奴なんだよな」
【純一郎】「いるか、そんな奴。きっといないぜ」
【純一郎】「だから俺も加藤と同じことを思うようになった」
【純一郎】「おまえと一緒に居たいってな」
【純一郎】「それで少しでも…」
【純一郎】「おまえのそのいいところってやつを、みんなにもわかってもらえるようにはできないか、と試行錯誤し始めた」
【純一郎】「心底、悔しかったからな。おまえの評判がよくないことを知って」
【純一郎】「おまえもよく頑張ったと思うよ。認める」
【純一郎】「でもな、無理だったんだ。はなからおまえには無理だったんだな」
【純一郎】「おまえはすべてを簡単にぶち壊しにしてくれた」
【純一郎】「たくさん築いてきたものがあったのにな。おまえはなんとも思わずにそれを壊した」
【純一郎】「俺なんかがいくら頑張ろうが、無理だったんだよ」
【純一郎】「それがわかって自分が馬鹿らしくなったんだ」
【純一郎】「おまえをいい奴だと思っていた俺が馬鹿に思えてきたんだよ」
【純一郎】「遅かったか?」
【純一郎】「いや、こんなもんだよな。長く友達でいなくてよかったと思ってるよ」
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「そして今こうやって顔色ひとつ変えず、去ってゆくんだな、おまえは」
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「加藤も可哀想だ…」
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「………」
【ムネヲ】「………」
【純一郎】「もういい。足止めして悪かったな」
【ムネヲ】「………」
263その3:02/03/20 21:56 ID:TaVbZHEX
ムネヲが背中を向ける。
淡々と、いつものように歩いてゆく。
まったく救いようのない奴だな。
まあ、これで終わりだ。二度と関わることもないだろう。
疲れた…。
戻るか。
でも…少しだけ楽しかったな。
時間がたてば、そんなふうに振り返るだけの、過去のものになってしまうのだろう。
加藤はどうするだろうか。
抵抗勢力と言い争うのだろうか。
でも、個人の力でどうなるものでもない。
もとより、残り数ヶ月。奔走しているうちに、総選挙となるだろう。
それを考えれば、まだまだ気が楽だった。
【純一郎】「でもなっ!」
あれ?
【純一郎】「俺はムネヲと一緒に居たいぞっ!」
なに言ってんだ、俺は…
でも口が止まらない。
【純一郎】「馬鹿だからな、俺はっ!」
【純一郎】「馬鹿だから、どれだけ砂山が崩れたって盛り続けるんだよっ!」
【純一郎】「ガキのようになっ!」
【純一郎】「だから、ムネヲっ! 俺はおまえと一緒に居るぞ!」
【純一郎】「おまえと一緒に居ることが大好きだからなっ!」
【純一郎】「おまえのことが好きだからなっ!」
【純一郎】「聞こえてんのかよ、ムネヲっ!」
【純一郎】「俺はおまえのことが大好きだって言ってるんだぞ!」
264その4:02/03/20 21:56 ID:TaVbZHEX
【ムネヲ】「………」
ムネヲの足が止まる。
【ムネヲ】「………」
【ムネヲ】「……」
【ムネヲ】「…何て言えばいいと思う」
半身で振り返った。
【純一郎】「今、思ってることを口にすればいいんだよ」
【ムネヲ】「………」
【ムネヲ】「……」
【ムネヲ】「…ごめんなさい」
【純一郎】「ああ」
【ムネヲ】「…私も一緒に居たい」
【ムネヲ】「純一郎は嫌いじゃないから…」
【ムネヲ】「…一緒にいたい」
【ムネヲ】「…加藤と三人で」
【純一郎】「わかった…」
【純一郎】「絶対になんとかしてやる」
俺はそう約束をした。
265190:02/03/20 22:28 ID:yULaV5/j
やな三人組だなw
266まとめ:02/03/20 22:46 ID:WyIti15M
>>15 ムネヲのハウス
>>20 神
>>24-26 あゆ編
>>37 ゴール編
>>42>>200 AIROP
>>43 鳥の詩
>>45-47>>85-88>>202 栞編
>>55-56 佐祐理編
>>57-59 マルチ編
>>78-81 茜編
>>84 Brand New Heart
>>102-103>>111-114 みちる編
>>125>>153-155>>225-226 名雪編
>>127>>142-144>>261-264 舞編
267まとめ:02/03/20 22:46 ID:WyIti15M
>>128-131>>173-175>>190-192 美汐編
>>152 長森小ネタ
>>165-166>>249 CLANNAD編
>>182>>222 千鶴編
>>184 繭小ネタ
>>185-187 神奈編
>>218-219 真琴編
>>242-245 そら編
>>251-253 MOON.編
>>255-256 永遠の世界編
>>259-260 みさお編
268名無しさんだよもん:02/03/20 22:55 ID:wUQqpuVY
>>266-267
お疲れさま。
269名無しさんだよもん:02/03/20 22:55 ID:JrdpqGQz
オホーツク海に浮かぶムネヲ。
ツボった・・・もうだめ耐えられん(笑
270マッスル北川:02/03/20 22:57 ID:vSpuz54s
271名無しさんだよもん:02/03/20 22:59 ID:qyhFHvbD
そら編がじわじわ効いてきた(笑)
272名無しさんだよもん:02/03/20 23:08 ID:i4eNPjrL
>>266-267
真琴のやつがぬけてるyo!
273272:02/03/20 23:12 ID:i4eNPjrL
見逃してた…
回線切ってきます…スマニュ
274名無しさんだよもん:02/03/20 23:14 ID:yOEYMQ4b
時間は普通に過ぎていった。
今までと変わらない速度で、ゆっくりとそれでも確実に時は流れていた。



そして・・・。
暖かな日よりだった。
見上げると、強い日差しが瞼の裏を指す。
いい天気だね・・・・・・きっと。
暖かな日差しと、まだ冷たさの残る風が相まって、ちょうどいい心地よさだった。
こんな日を小春日和って言うのかな・・・。
まだ暦の上では冬だからね・・・。
玉石の敷き詰められた中庭の小径を歩きながら、駆け足で過ぎていく季節の移り変わりを確かな実感として感じる。
【純一郎】「この先を右に行くと、参議院」
歩みを止め、数週間に見たっきりの情景を心に思い浮かべて、真っ黒なスクリーンに投影する。
【純一郎】「・・・そして、左は衆議院」
私が向かうところもそっちの方だ。
275名無しさんだよもん:02/03/20 23:15 ID:yOEYMQ4b
衆議院の前で、佇み、空を見上げる。
この場所に立つのも数週間ぶりだ。
【声】「小泉さん?小泉さんですよね・・・?」
不意に声。
数週間ぶりに聞く懐かしい声だった。
【純一郎】「はい、お久しぶりです。青木さん」
【青木】「何週間ぶり・・・ですか?」
【純一郎】「ちょうど衆議院解散以来です」
【青木】「元気で過ごしているようですね」
【純一郎】「おかげさまで・・・。先生は今年も橋本派の参議院幹事長ですか?」
【青木】「ええ・・・本当は参議院幹事長は嫌なんですけどね」
【純一郎】「・・・そうねんですか?」
【青木】「・・・だって、目立たないですから。参議院の選挙は・・・」
【青木】「もちろん、誇らしいことではありますけど」
【純一郎】「はい」
【青木】「それで、今日はどうしたのですか?」
【純一郎】「どうしても迎えてあげたい衆議院議員がいるんです」
【青木】「自民の議員ですか?」
【純一郎】「はい。私の他には誰も当選をお祝いしれくれない、可愛そうな議員なんです」
【青木】「・・・そうなの?どうして?」
【純一郎】「多分、日頃の素行が悪いからですね。か弱い総理を一人残して離党しちゃうような人ですから」
【青木】「そうなの・・・?」
【純一郎】「ほんと、ひどい人ですよ」
276名無しさんだよもん:02/03/20 23:15 ID:yOEYMQ4b
【青木】「そう言えば、小泉さん、髪型少し変えましたね?」
【純一郎】「ほとんど見まねなんですけど・・・おかしくないですか?」
【青木】「ええ、大丈夫よ。よく似合っています」
【純一郎】「・・・よかった」
【青木】「でも、あんまり国会に出席するようには見えないですね」
【純一郎】「・・・そうですか?」
【青木】「どちらかというと、恋人に会いに行くみたいです」
【純一郎】「そんなんじゃないですよ・・・」
【青木】「小泉さん、顔赤いですよ」
【純一郎】「せ、先生が変なこと言うからです」
お世話になった先生との再開。
そして、私にとって、本当に大切な国会がはじまる。
ちょうど数週間前のあの時、私はあの場所に立っていた。
その時の私の中は、不安しかなかった。
私が衆議院の解散をしなければならないことに、たとえようのない恐怖を感じていた
277名無しさんだよもん:02/03/20 23:16 ID:yOEYMQ4b
「・・・衆議院議員、○○○○」
私は勇気がもてなかった。
「・・・衆議院議員、○○○○」
だけど、そんな私の背中をポンと押してくれた人が居た。
「・・・衆議院議員、○○○○」
だから私は戻ることができた。
自分の世界。
切望して止まなかった世界。
今、私はその場所に居る。
「・・・以上、衆議院議員500名」
違うよ。
・・・衆議院議員、鈴木宗男。
・・・以上、衆議院議員501名・・・だよ。
278名無しさんだよもん:02/03/20 23:16 ID:yOEYMQ4b
・・・宗男君。
誰もお祝いしてくれないね・・・。
・・・でも、私は知っているからね。
宗男君が私を送り出してくれたように・・・。
私は、今ここで宗男君を見送るよ。
・・・それができるのは、私ひとりだから・・・。
・・・そうだよね、宗男君・・・。
・・・「当選おめでとう」はまた今度かな・・・。
・・・宗男君の目の前で、ちゃんと言いたいからね・・・。
だから、今日言いたかった言葉を送るよ・・・。
「ありがとう、宗男君」
心からの感謝。
・・・・・。
だけど・・・。
当選しないと、君のこと嫌いになっちゃうよ・・・。
279名無しさんだよもん:02/03/20 23:18 ID:yOEYMQ4b
みさき編になるになるのかな?

衆議院って、定員500名でしたよね・・・。ドキドキ。
280名無しさんだよもん:02/03/20 23:20 ID:qyhFHvbD
当選しとらんのかい!(爆)
281名無しさんだよもん:02/03/20 23:52 ID:BIaUFH33
ディスプレイやキーボード泣かせのスレだな。まったくもってお前ら最高です。
俺も↓でディスプレイが唾だらけになった。

>>218-219
俺は憤りに任せて、辻本の前歯をひっ掴む。
282バッドエンド:02/03/20 23:53 ID:ZH3ZNbI1
むねを「えいえんは あるよ 国後に あるよ」
283名無しさんだよもん:02/03/21 00:14 ID:7bQclT5G
>>278
ワラタ
284あぼーん:あぼーん
あぼーん
285名無しさんだよもん:02/03/21 00:30 ID:wNe6iOu7
宗男「そうだ。真紀子、俺が外務省に圧力をかけた事は絶対に言うなよ」
真紀子「え?・・・どうして?」
宗男「どう考えたって、いい噂になるような事じゃないだろ?」
真紀子「宗男……」
真紀子「ごめん、手遅れ」
宗男「待て!手遅れって何だ!!」
真紀子「国会の答弁で、みんなに言っちゃった」
宗男「言うなぁっ!」
286名無しさんだよもん:02/03/21 00:37 ID:9yZcs40x
ムネオ氏ね!
287その1:02/03/21 01:34 ID:0gsxmYOl
純一郎「そうだな…辻本って金を騙し取った秘書とかいないのか?」
辻本「いきなりな質問だね」
純一郎「…いや、気を悪くしたのなら謝る」
辻本「謝らなくてもいいよ。ただちょっと驚いただけだから」
純一郎「やっぱりぶしつけだったな…」
辻本「でも、訊きたかったんだよね?」
純一郎「ああ…」
辻本「いないよ」
純一郎「…そうか、辻本だったらずいぶん騙し取れると思ったんだけどな」
辻本「そんなことないよ」
純一郎「でも、私設秘書ぐらいいるだろ?」
辻本「…うーん、そうだね」
純一郎「だったら」
辻本「でもね、私は絶対に否定するよ」
288その2:02/03/21 01:35 ID:0gsxmYOl
辻本「だって、残酷だからね」
意外な言葉だった。
辻本「私とつき合うってことは、私が吸う甘い汁をその人にも飲まれるってことだから」
辻本「一緒にいる時間が長ければ、きっと私はその人に疑惑をかけると思う」
純一郎「…そんなことないって」
辻本「純一郎君」
まっすぐにオレの方を向く。
辻本「あのね、世の中の人は純一郎君が思っているほどいい人ばかりじゃないんだよ」
純一郎「……」
オレはその辻本の悲しそうな前歯に言葉を返すことができなかった。
辻本「…おいしい思いをするのは、私だけで充分だよ」
辻本「だから、私は自分の私設秘書を弁護するようなことはしたくない…」
289名無しさんだよもん:02/03/21 02:11 ID:uiaCSZ8N
私的愛する名スレでage
290Me:02/03/21 02:13 ID:uiaCSZ8N
101ムネヲでage
291名無しさんだよもん:02/03/21 02:44 ID:KtORpPce
俺は椅子に深く沈めた体を起こして、もう一度居住まいを正した。
各種メディアは、今も盛んに疑惑を報道している。
深いため息をつきながら、議事堂に設置された時計を見ると、時刻は10時。
まだ終了前だが、一層の野党の追及が予想されてその向こうの希望は見えない。
宗男「・・・遅い」
再び椅子にもたれかかるように天井を見上げ、一言だけ言葉を吐き出す。
視界が一瞬白いもやに覆われて、そしてすぐに現実に引き戻される。
体を突き刺すような追及。
そして、絶えることなく浴びせられる罵声。
心なしか、俺を覆う疑惑の密度が濃くなったような気がする。
もう一度、ため息混じりに見上げた天井。
その視界を、ゆっくりと何かが遮る。
292名無しさんだよもん:02/03/21 02:45 ID:KtORpPce
女「・・・」
報道のカメラを覆うように、女が俺の顔を覗き込んでいた。
女「疑惑、積もってるよ」
ぽつり、と呟くように白い息を吐き出す。
宗男「そりゃ、いろいろ暴かれたからな・・・」
疑惑だって積もる。
女「・・・あれ?」
俺の言葉に、女が不思議そうに小首を傾げる。
女「今、何?」
宗男「証人喚問」
女「わ・・・びっくり」
台詞とは裏腹に、全然驚いた様子もなかった。
どこか間延びした女の口調と、とろんとした仕草。
女「まだ参考人招致くらいだと思ってたよ」
ちなみに、参考人招致でもおおごとだ。
女「ひとつだけ、訊いていい?」
宗男「・・・ああ」
女「寒くない?」
宗男「寒い(あらゆる意味で)」
答えるつもりはない疑惑の追及も、今はただ鬱陶しかった。
女「これ、あげる」
そう言って、偽証罪の告発状を一部差し出す。
女「あなたの言ってること、嘘に決まってるから」
宗男「証人喚問で嘘ついたぐらいで、偽証罪か?」
差し出された告発状を受け取りながら、改めて女の顔を見上げる。
一人で抱え込むには重過ぎる告発状。
痺れたような感覚の倫理観に、その重さが心地悪かった。
293名無しさんだよもん:02/03/21 02:47 ID:KtORpPce
女「偽証罪・・・そっか、そんなになるんだね」
宗男「ああ、そうだ」
告発状を手の中で弄びながら・・・。
逃げ切れるとばかり思っていた、自分の甘さを重ね合わせながら・・・。
女「わたしの名前、まだ覚えてる?」
宗男「そう言うお前だって、俺の名前覚えているか?」
女「うん」
国会の中で・・・。
非難と罵声に彩られた証人喚問の中で・・・。
数多の疑惑、一息で埋めるように・・・。
女「宗男」
宗男「久本」
女「違うよ〜」
宗男「明石家」
女「わたし、女の子・・・」
困ったように眉を寄せる。
一言一言が、地面を覆う雪のように、疑惑の外堀を埋めていく。
女の肩越し浴びせられる追及は、さらに密度を増していた。
宗男「いい加減、ここに居るのも限界かもしれない」
女「わたしの名前・・・」
宗男「そろそろ行こうか」
女「名前・・・」
国会の中で、
野党の質問に囲まれて、
宗男「行くぞ、辻元」
自民党離脱の可能性が、益々高くなっていく。
辻元「あ・・・うんっ」


"muneo"
294名無しさんだよもん:02/03/21 02:52 ID:KtORpPce
>293
×自民党離脱
○自民党離党

最後の最後にぬかった。
295名無しさんだよもん:02/03/21 03:05 ID:3+nivwbX
>>291-293
女「疑惑、積もってるよ」
ワラタ

このスレ面白すぎ!
さらなる作品の登場を願ってage
296名無しさんだよもん:02/03/21 03:10 ID:GGwuS+qr
名雪の口調で辻元が現実に喋っていたらと思うと…


笑いすぎてタマラン。
このすれ良すぎ。
297名無しさんだよもん:02/03/21 03:11 ID:f0vux2pr
できればメール欄にでも元のシーンを書いてくれると有り難いです
298名無しさんだよもん:02/03/21 03:48 ID:1WzLv3db
このスレおもろいぞ。かなり。
歌もSSも爆笑だよ。
299名無しさんだよもん:02/03/21 03:53 ID:Y+eHwwR/
このスレ最高だよ。
アニカノ見てたら思い出して笑っちゃったし。

300名無しさんだよもん:02/03/21 03:56 ID:tZHJz7mw
正直、兄佳乃よりこのスレの方が面白い。
301名無しさんだよもん:02/03/21 04:17 ID:7HWZu3mE
TVアニメKanonを見た後の不満が癒される名スレだ…。

>>173
>【純一郎】「田中は相変わらず、おばさんクサイな」
>【田中】「ひどいですね。物腰が上品だと言ってください」

アニカノみた直後だったから爆笑した
何も口にふくんでなくてよかった。
302名無しさんだよもん:02/03/21 04:37 ID:ywtTWDTJ
宗男「…ただ、純一郎君に、総理でいて欲しかっただけなのに…どうしても…。でも…、議員の座さえキープできないんだもんね……。嫌になっちゃうよね、私って……」
無理して笑おうとする宗男。
宗男「もう、何もしてあげられないんだよね、私……」
純一郎「そんなこと……」
宗男「……もう、無理みたい。……仕方ないから、北海道に帰ろうか……」
俺と宗男の顔が、不意に向かい合わせになる。
純一郎「……宗男、いいよ…そんな……」
俺は気がつくと宗男を抱きしめていた。
宗男「純一郎くん……?」
純一郎「そんな、気にしないで。宗男、いつも献金してくれてたじゃない。こんなことで泣かないでよ…汚なすぎるよ。宗男は…」
宗男はただただ当惑してる。
そっと宗男を俺の体から離す。
顔を真っ赤に上気して、どうしたらいいかわからない様子だ。
303名無しさんだよもん:02/03/21 04:37 ID:ywtTWDTJ
純一郎「宗男……」
俺はそのまま顔を近づけた。
抵抗する気配はない。
宗男は目をつむる。
そして俺達は、そのまま(検閲削除)した。
……とてもとても長い、長い長い(検閲削除)だった。
宗男の汚さが、そのまま体温として伝わってくるような、汚い汚い時間だった。
純一郎「……大丈夫?宗男……?」
俺は宗男に肩を貸しながら、国会から出た。
結局、宗男は歩くのがつらいほど疲弊していた。
宗男「平気…。少し、休んだら…大丈夫だと思うから……」
なんて強がっているけど、放っておけない。
宗男「……純一郎くん…ごめんね。結局…内閣…手伝えなかったね……」
俺はちょっと沈黙する
純一郎「……仕方ないよ。……俺がかばいきれなかったんだから……」
別に、宗男だけが悪いんじゃないんだから……。
宗男は多少安心したみたいな笑みを浮かべて、もう一度、
宗男「…ごめんね……」
と言った。
304名無しさんだよもん:02/03/21 04:38 ID:GGwuS+qr
笑わせすぎだ! 想像するだけでタマラン。
305名無しさんだよもん:02/03/21 04:40 ID:1WzLv3db
キ、キモッ(w
306名無しさんだよもん:02/03/21 04:40 ID:ywtTWDTJ
>>303ミスった
最後から三行目の空いているところに
『宗男は多少安心したような笑みを浮かべて、もう一度、』
と言うのを入れてください。
307名無しさんだよもん:02/03/21 04:40 ID:SG8se0+9
しゅ、しゅごい・・・
308名無しさんだよもん:02/03/21 04:41 ID:ywtTWDTJ
ごめ、>>306こそ勘違い。
無視してください……
309名無しさんだよもん:02/03/21 04:43 ID:I/gnEP3L
何のシーンだっけ?
310名無しさんだよもん:02/03/21 04:44 ID:ywtTWDTJ
出典はWAの美咲さんシナリオ、学園祭のシーンです。
311名無しさんだよもん:02/03/21 04:59 ID:ywtTWDTJ
宗男「…なんだか…懐かしいね…」
宗男「いつまでも…いてくれるよね…。私が…北海道から戻っても、いつも…純一郎くんは…いてくれるよ…ね…?」
純一郎「うん…」
宗男「いつも、そのままに残ってるよね…?」
何が…。
それは判ってる。
宗男が残していったもの。
宗男がおきっぱなしにしてきたもの。
それでも決して忘れることのできないもの。
宗男の想い出。
312名無しさんだよもん:02/03/21 05:01 ID:ywtTWDTJ
俺と宗男との時間。
俺達の過ごした時間。
俺達の見た国会。
俺達の聞いた国会。
俺達の愛した国会。
俺達の嫌った国会。
俺達の創った国会。
俺達の壊した国会。
俺達の考えた国会。
俺達の想った国会。
俺達の感じた国会。
それら全部。
それら、一貫した主張になっていない、宗男の答弁。
いつも二人だった。
いつまでも二人だった。
……宗男に会ったら話そうと思ってたこともいろいろあったけど、なんだかそれも、ずっと昔のことみたいに思える。
当選する前の、あの頃みたいに、宗男は俺を抱きしめる、こんな今の俺達のほうが、普通で正常に感じられる。
証人喚問前の自民党を見るみたいな、そんな慌しくもたどたどしい日常は、ほんとに俺と宗男とを襲っていたんだろうか。そんな気分にさえなってくる。
純一郎「宗男…」
宗男「ん…?」
宗男「どうしたの、純一郎君…?」
純一郎「…ううん、宗男って、いつも、俺の側にいてくれたんだな…って…」
宗男「いたよ…」
宗男が、静かに答えた。
313 ◆K0PnGiio :02/03/21 05:43 ID:57QFBX+2
>ネタ出した奴
お前等全員馬鹿だろうッ!?(これ以上ない誉め言葉)

>爆笑した奴
無論、大馬鹿だ。(含む俺)
314名無しさんだよもん:02/03/21 07:34 ID:5RybMu1J
[[LK21-EGvoPN4U]]

支援SSに感動しました
<<ムネヲ>>に一票をささげます
315むねおさんだよもん:02/03/21 09:08 ID:HIe7/yS1
いかん、テレビKanonを見てても頭のなかで「むねお」という名前が
離れなくて楽しめてしまう。Kanonを見てこれだけ楽しめたのは初めて!

最終回でテレビの前で笑い転げてる自分が想像できて怖い・・・
316名無しさんだよもん:02/03/21 09:12 ID:F0m+nYs/
Kanonの主人公の名前を「鈴木宗男」にしてプレイしてみた。
笑い死ぬかと思った…。
317名無しさんだよもん:02/03/21 09:19 ID:b4Ek87JL
>>316
それドラクエでやった。
318名無しさんだよもん:02/03/21 10:00 ID:cxaAsyMx
「う……」
「清美……」
「うう……」
「ああああああぁーっ!」
ガラガッシャーン!
「清美、やめろっ!
机なんかひっくり返してもっ!」
「清美ーっ!」
清美のやつ、国会を飛び出して……。
追いかけよう!
俺じゃダメだ……。
追いかけよう! いま、清美を一人にしたらダメだ!
清美、どこだっ!
「清美ぃーっ!」
「……」
どこに行ったんだ? 清美のやつ……。
「ああぁーっ!」
「清美の声!? あっちのほうか?
清美! 清……」
「き、清美っ! おまえ、いったいなにやってんだ! やめろおっ!」
「いらない! いらない!
もう、こんなものなんかいらないぃ!」
「清美、なにしてんだっ!」
壁に前歯を叩きつけて……。
血? 歯茎が裂けて血が……。
「た、たいへんだ……」
319名無しさんだよもん:02/03/21 10:01 ID:cxaAsyMx
「清美、やめるんだっ! 口から血が出てるじゃないかっ!」
「いいのぉ! こんな歯……こんな歯、もういらないんだからあっ!」
「歯を、歯を壊したら、もう疑惑を追及できなくなるんだぞ! いいのか、清美っ!」
「追及しない! もう追及しないっ!
追及してもしょうがないじゃないぃっ!」
「うわあああああぁぁ!」
「落ち着け、清美っ!」
「土井さあーんっ! 田嶋先生っ!
来てくれっ! 来てくれえっ!」
誰でもいいっ! 誰かっ!

「よかったな。歯にヒビが入ってなくて。
神経も大丈夫そうだし……」
「……」
「ごめん……」
「なんで……」
「?」
「なんで来たのよ……あんたに一番、会いたくなかったのに……」
「もう、議員質問なんか出来ないのに……。
あんたといると、あたしが、みじめになるだけじゃない……」
「……」
「また出来るよ。ケガが治ればきっと……」
「……」
「……ダメよ」
「え?」
「ダメ……出来ない」
「どうして?」
清美には声の大きさだけじゃない。昔、あれだけ情熱的な電波を放ってたじゃないか。
あれだけの疑惑を追及していたのに、なんで?
「だって……たくさん、たくさん……なくしちゃたもの……」
320名無しさんだよもん:02/03/21 10:01 ID:cxaAsyMx
「なにを?」
「政治が好きだって気持ち……」
「あれだけ好きだったのに、議員活動が
楽しかったのに。その気持ち、忘れちゃいけなかったのに……」
「みんな、みんななくしちゃった……」
「一番大切なものだったのに。あたしには、政治しかなかったのに……」
「そんなことないよ。清美はなくしてなんかいない」
「ちょっと、奥にしまってただけなんだ」
「どうして?
あんたが気づいたんじゃない。あたしの政治に心がないって……」
そんなことあるはずないよ。だってさ……。
「ホントに好きじゃなかったら、清美はこんなに悲しまなかったよ」
「清美はホントは政治が好きで好きでたまらないから、
好きだって思い出したから……」
「だから、清美は許せなかったんだ。
自分の歯を傷つけるほどに……」
「でも、あたし、もうなにすればいいか、わかんない……。
もう、なにもできない」
「怖くて……怖くて……。みんなが、あたしのこと笑ったり、にらんで……」
「もう、あたし、国会に行けな……」
「大丈夫、今度は俺がいるから。俺がもうそんなことさせないよ」
「どうして……?」
どうして? だって、それは……。
321名無しさんだよもん:02/03/21 10:21 ID:mwHINZ/0
>102の「地元のゼネコン」が超ツヴォった
呼びかけまで地元のゼネコンかよ(w

神奈&裏葉&柳也のやりとりは元の話の方思い出して泣けてみたり。

名スレだね
322名無しさんだよもん:02/03/21 10:25 ID:Ojv8T+Gr
うるせーな宗男宗男とよ
もう死んだ奴はほっとけ馬鹿が
宗男が可哀想だと思わねぇのか
お前等は鬼かコラ
323名無しさんだよもん:02/03/21 10:30 ID:Vf+erP1t
>>318
朝から笑いました。ありがとう。
324名無しさんだよもん:02/03/21 10:36 ID:J6uLQB3j
>>322
こいつ、いろんなスレで上げながら同じような内容を書いてる馬鹿。
放置してください。

>>318-320
想像して藁タ。
土井さあ〜んあたりが良かった。
325名無しさんだよもん:02/03/21 10:38 ID:snnDo8O/
>>322
朝から笑いました。ありがとう。
326名無しさんだよもん:02/03/21 10:43 ID:r0Esq3cu
>女「宗男」
>宗男「久本」
>女「違うよ〜」
>宗男「明石家」
>女「わたし、女の子・・・」

う、うどんがキーボードに…
キモさと萌えの絶妙な名スレ。
327名無しさんだよもん:02/03/21 11:08 ID:cmAUuxc5
…どんどん名スレ化していくな(笑)

いやもー、ここまでのびるとは正直思わなかった。
これからも優秀なネタを期待します。
328名無しさんだよもん:02/03/21 12:09 ID:S4bFNpD8
     へヘ
    /〃⌒⌒ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    〈〈 ノノノハ))) < にはは、ムネヲの経歴だよ。
    |ヽ||´ ∀`||   |http://www.sankei.co.jp/databox/muneo/history.html
   ⊂[リ∨╂リ]つ  \______
    リ /リリリリリ  
      U U      
329名無しさんだよもん:02/03/21 13:24 ID:Ce5StfwZ
               宗男。
           宗男を見ている。
           毎日見る宗男。
          終わりの無い答弁。
            赤い絨毯。
           あふれ出る疑惑。
          怒号に満ちた国会。
           誰かの泣き声。
          疑惑の議員の泣き声。
     記者団に囲まれて、鈴木宗男が泣いていた。
         どうすることもできずに、
ただシャッターのフラッシュに照らされる宗男の顔をみていることしかできなかった。
           だから、せめて…。
          流れる涙を拭いたかった。
          だけど、手は動かなくて…。
        頬を伝う涙は赤絨毯に吸い込まれて…。
         見ていることしか出来なくて…。
             汚くて…。
            気持ち悪くて…。
           大丈夫だから…。
          だから、泣かないで…。
           言葉にならない声。
            届かない声。
       「離党になっても辞職はさせないから…」
      それは、自民党のシナリオだったのだろう…。
        宗男の顔が、別の顔にそまっていく…。
           「うん…約束、だよ」
330名無しさんだよもん:02/03/21 13:40 ID:QFae7A6w
むしろバムを「鈴木宗男」でプレイし
裏切ったり裏切られたり彰に殴られたりするのがベスト。
331名無しさんだよもん:02/03/21 14:28 ID:MO2nuGOb
>>329
ワラタ
332名無しさんだよもん:02/03/21 14:39 ID:dXHeB8TP
超増えてるっ
333名無しさんだよもん:02/03/21 15:21 ID:KtORpPce
 俺の顔を見て、宗男さんはゆっくりと微笑んだ。
「…ちから(権力)を…つかい…こなせる…のですね…?」
 彼の手が、握っていた俺の手から滑り抜け、俺の頬に触れた。
 俺は何度も大きく頷いた。
「…うん。だけど、その話は後だ。とにかく今は何も喋っちゃ駄目だ。すぐ官邸
へ行こう…」
「…まって…じゅんいちろうさん…」
 宗男さんが、消え入りそうな声で遮った。
「…もうすこし…だけ…わたしの…はなしを…きいて…」
「駄目だよ!すぐに官邸に…」
「…じゅんいちろう…さん…」
 宗男さんは、じっと俺を見つめている。
「…わたし…もう…たすからない…から…」
 そう言って、彼は微笑んだ。
「む、宗男さん。なに言ってるんだよ…、なにいってるんだよッ!」
「…だから…そのまま…はなしを…きいて…」
 震える手が、俺の頬を優しく撫でた。
 本当は…俺も判っていた。
 この汚職では、彼はもう助からないということを。
 それでも、俺は認めたくなかった。
 だって、宗男さんはまだ議員なのだから。
 弱々しくだが、国会の中で、確実に生息しているのだから。
「…じゅんいちろう…さん…」
 宗男さんは震える唇を動かすと、
「…ごめんなさい…」
 かすれた声でそう言った。
334名無しさんだよもん:02/03/21 15:24 ID:KtORpPce
「…ごめんなさい…わ…わたし…あなたのかいかくを…しんじようとも…せずに
…ほんとうに…あなたを…おいおとしてしまう…ところだった…」
 宗男さんの目から、涙がこぼれ落ちた。
「そんなこと…もういいよ。俺だって十分解ってる。一番辛かったのは宗男さん
じゃないか。みんなのために、宗男さんがひとりで辛いことをしなくちゃならな
かったんじゃないか!」
「…あ…ありがとう…じゅんいちろう…さん…」
 宗男さんは微笑んだ。
「…ばかな…わたし…おーでぃーえーを…うしない…ほっぽうりけんを…うしな
い…がいむしょうを…うしない…ぎいんのしょくまで…うしなって…それで…ど
うする…つもりだったの…かしら…」
「宗男さん」
「…でも…いろいろ…つらかったけど…これでやっと…らくに…なれる…もう…
なにも…うしなわなくて…すむ…」
「宗男さん!」
 俺は、宗男さんの身体を、強く強く抱きしめた。
「…じゅんいちろう…さん…とても…あたたかい…」
 宗男さんの手が、俺の手を握った。
「…む…むねむねかいのこと…たのみ…ます…」
 そう言った途端、彼の手から力が失せ、するりと俺の手からこぼれ落ちた。
「…宗男さん?」
 俺が呼び掛ける。
 だが、返事はなかった。
「宗男さん!?」
 俺は彼の顔を覗き込んだ。
335名無しさんだよもん:02/03/21 15:25 ID:KtORpPce
「…む…むねお…さん」
 彼は自民党を離党していた。
 その表情は安らかで、穏やかだった。
 俺の目に、熱い涙が浮かんできた。
 宗男さんの顔が滲み、うにうにと歪んでいく。
「宗男さん…ッ!」
 俺は、その安らかな彼の寝顔を、両手で抱え込むようにして抱きしめた。
 手には、宗男さんの艶やか(脂ぎった)な髪の感触があった。
 もう、なにも見えない。
 もう、なにも聴こえない。
 そのまま、俺は泣き崩れた。
 
 ムネムネ会のこと、頼みます…。
 
 最後の最後まで、自分よりも、ムネムネ会のことを気にかけていた宗男さん。
 ムネムネ会のリーダーを演じ続けていた。
 本当は、議員の中でも最も深く傷つき、今にも折れそうだったくせに、それで
も彼は、ずっと笑みを絶やさず、議員たちを、そして俺を、温かく包み込んでく
れていた。
 俺は、寒さに震えていた彼を、ほんの僅かにでも温めてあげることができたの
だろうか。
 今はただ、俺はその安らかな寝顔を信じることしかできなかった。
336名無しさんだよもん:02/03/21 15:34 ID:oRLdBOPF
ずっと、この地を歩き続けた。
ムネヲと一緒に歩いた風景を。
どこにも見つからなかった。
野中「ん、黒いんおる」
野中「あんた、ムルアカか?」
野中「いつも、ムネヲにべったりのムルアカか?」
野中「こんなに大きかったかな…」
野中「もうちょい小さかった気がするな…」
野中「でも、しばらく時間経ってるし…」
野中「はは…ようわからん」
野中「でも、ムルアカやないほうがええわ」
野中「ムルアカやったら、うち、叱らなあかん」
野中「あんたは、今も国会にいてるんか」
野中「もうあの子はいてないんやで」
野中「…って」
野中「あの子が名前つけてくれたんやろ。駐日コンゴ民主共和国大使館通商代表機関事務所代表って」
野中「立派な名前やん」
野中「外交官は、華のある職業や…」
野中「たとえ、身分詐称だとしてもな」
野中「あんたには、元芸人という経歴があるやないの」
野中「戻らなあかんで…」
野中「うちも長い時間かかってしもたけど…」
野中「ようやく、踏み出すことできたんやで」
野中「いろんなこと変わってしもたけど…」
野中「それでも、調べれば、どんどん疑惑は沸いてる」
野中「生きていくんや、うちは」
337名無しさんだよもん:02/03/21 15:35 ID:oRLdBOPF
野中「予算委員会は終わったけど、疑惑は果てなく続いてる」
野中「うちは追求していくから…」
野中「ずっと、辻本追いかけて…」
野中「せやから、あんたは外タレになるんや」
野中「消えかけている、ゾマホンの代わりに…」
野中「ひとの悲しみや不安…ぜんぶ、忘れさせてや」
野中「頼むで」
野中「そうすれば、うちらはきっと…ずっと穏やかに生きていける」
野中「そんな気がするんや…」
野中「……」
野中「そろそろ時間や」
野中「うち、いくわ」
野中「またいつの日か…会えたらええな」
野中「ほな、元気でやりや〜!」
そして、いつしか僕はコンゴ大使館を見ていた。
いつだって僕の思い通りだったコンゴ大使館。
ムネヲはもうここにはいない。
北の彼方にいるのだ。
わだかまりの正体は、それだった。
ずっと外務省の権力を行使して、ムネヲは生きていたのだ。
限りなくどこまでも続く疑惑…
何も終わりを知ることなく、続いてゆくワイドショー。
根室へと還ってしまったムネヲ。
今も無所属でいるムネヲ。
だから僕はムネヲを探し続ける旅に出る。
そして、いつの日か僕はムネヲを連れて帰る。
338名無しさんだよもん:02/03/21 15:36 ID:oRLdBOPF
新しい始まりを迎えるために。
果てのない旅路に思えた。
どこまでも疑惑は、偽造パスポート。
ずっと恐れていた強制退去。
ごまかせるだろうか。
ウガンバニと一緒にやりたい放題だったコンゴ大使館。
今もマスコミが恐かったけど…
でもやれる。
そう信じる。
行こう。
僕は駆け始めた。
あの日のムネヲの背中を追って。
リムジンに乗って、高速へ走る。
初めて、北海道に行く。
クマが出る。
ボンネットに乗りかかる。
しっかりと車体を掴まれ、断崖絶壁から投げ出される。
どこまでも、どこまでも高みへ…。
帰ろう、この星の大地に。
339炉魔 ◆G13.ROMA :02/03/21 15:41 ID:kpAjljbM
   
340名無しさんだよもん:02/03/21 15:44 ID:b9Z3xaBS
あなた達、無駄に才能使い過ぎ。(w
341名無しさんだよもん:02/03/21 15:45 ID:2n9KBEJP
うむ、ドキがムネムネしたよ。
342その1:02/03/21 15:48 ID:D9QFjKtr
清美「ねー、宗男」
宗男「うん?」
清美「えっと…」
宗男「なんだよ」
清美「…秘書給与詐欺って、どうしてあんなに美味しいんだろうね」
宗男「なに訊いてんだよ、おまえ」
横に並んだ顔をまじまじと見てやる。
清美「日常会話よ、日常会話っ」
宗男「日常会話にしちゃ、返しづらい話題だぞ」
  「俺は北方領土の製作過程について、旧ソ連の秘密を暴いてみせればいいのか?」
清美「そこまで話さなくても、おいしいね、とか相づち打ってくれるだけでもいいじゃないのよぅ」
宗男「おいしいね」
清美「…気持ちわるぅ」
宗男「…気持ちわるぅ」
俺は自分で言っておいて、その台詞に吐き気を催す。
清美「もぅっ、おいしいお金の話してるのに、気持ち悪ぅっはないでしょっ」
ぺちっ、と尻を叩いてくる。
宗男「おまえが妙な話題を持ち出すからだ。もっとノリやすい話題にしろ」
清美「じゃあ…どんなのよぅ」
宗男「そうだな、衆参院選はシーズンオフだし、この時期話題といったらなんだろうな」
清美「給与詐欺は1500まん。だから言ったのに」
宗男「だから、おまえは秘書といえばムルアカの話題で持ちきりなんだな」
清美「もぅ、極端っ」
343その2:02/03/21 15:48 ID:D9QFjKtr
宗男「おまえは秘書給与詐欺だけやってるから話題に乏しいんだよ。
   もっとニュースとか新聞に出て、時事ネタに登場しておけ」
清美「ジジネタ…?」
宗男「本当、一般常識に疎いよな、おまえ…」
どうせ清美の頭には、たくさんのおじいさんが寄り合って利権漁りしていいる絵が浮かんでるに違いない。
(政権与党ネタだ、そりゃ)
清美「ね、ジジネタってなによぅ」
駄々をこねるようにして、俺の議員バッチの端を清美が引っ張っていた。
宗男「利権ジイさんが主に好んで話す話題だ」
清美「あ、やっぱり」
宗男「んなわけあるかっ」
ぽかっ、と頭を小突いてやる。
清美「いたいーッ、どうして殴られないといけないのよぅっ」
宗男「おまえがあまりに愚かだからだよっ」
清美「宗男だって、人が知ってて知らないことあるでしょーっ」
宗男「そりゃあるけどさ、法律の抜け穴には精通しているつもりだぞ」
清美「また難しい言葉使って、逃げようとするぅ…卑怯だぁ」
宗男「俺に幼児語使えってか」
清美「幼児語?」
宗男「おまん○とか、あ○ことかだ」
清美「そのほうがわけわかんない」
宗男「わかるだろ? おまえだって秘書給与詐欺したんだから」
清美「そんなの忘れたっ。清美、記憶喪失だもん。
   そう、だから、難しい言葉もわかんないのね、清美は。
   記憶が戻ったら、宗男もびっくりするほどの秀才になっちゃうかもね。
   勉強、教えて上げるからね、宗男」
宗男「そりゃ頼もしい家庭教師だな」
これ以上逆撫でするまい、と俺は受け流しておく。
344名無しさんだよもん:02/03/21 15:48 ID:TfX6K7Bj
むねむね〜 北方にむねむね〜
田中びっくり 論ひっくり返したの〜

むねむね〜 四島をしゃかしゃか〜
ロシアびっくり スリッパで戦うの〜

うじゃうじゃ〜 外務省うじゃうじゃ〜
真紀子びっくり もうむねむねの城なの〜

いらいら〜 むねむねにいらいら〜
真紀子びっくり むねむねに噛みついたの〜

えぐえぐ〜 NGOでえぐえぐ〜
総理びっくり 真紀子が泣いちゃったの〜

あせあせ〜 むねむねがあせあせ〜
みんなびっくり 疑惑がいっぱいなの〜

ごるぁごるぁ〜 むねむねにごるぁごるぁ〜
宗男まんせー 逝ってよしなの〜

あほあほ〜 大阪のあほあほ〜
利夫びっくり そっくりだったの〜

むねむね〜 四面楚歌のむねむね〜
広務こっそり 『もうゴールしていいよ』

ひしょひしょ〜 ただ働きひしょひしょ〜
清美びっくり オモエモカー
345その3:02/03/21 15:49 ID:D9QFjKtr
ここで言い合いなど始まって引き留められてしまうと、確実に遅刻してしまう。
宗男「じゃあな」
俺が裁判所に続く最後の角を曲がったところで、そう別れを告げると、清美が慌てたように辺りを見回す。
清美「えっ…? どこ、ここ?」
宗男「ほら、もう裁判所だ」
俺はすぐ先に見える法廷を指さす。
清美「わーっ、こんなところまで来たら議員に帰れないっ!」
宗男「一回、離党してみれば? そこ、ずっと真っ直ぐにいけばできるぜ」
清美「間に合わないよーっ!」
宗男「なら、早くいけっ」
俺はその背中を思い切り押してやる。
清美「わーっ、なにすんのよぅっ」
宗男「俺も告訴されてギリギリなんだよ、後は土井たか子に首の洗い方でも訊きながらいけ」
清美「よくわかんないけどっ…急がないとっ」
宗男「おぅ、がんばれよっ」
俺たちはそこで別れ、互いの目的地へと走った。
346344:02/03/21 15:50 ID:TfX6K7Bj
>>342
スマン、やってしまった。ツッテクル
347名無しさんだよもん:02/03/21 16:08 ID:PiC2RxJI
加藤「金脈と影響力のなさを制度の悪用でカバーする。より安易な金集めの技術をさずけるんや」
純一郎「じゃあ、辻元は!」
加藤「覚えればええっちゅうもんやないで 一歩間違えば悪魔に魂売ることにもなるねんからな」
純一郎「悪魔に!?ど、どういう技術なんだよ、それはっ!!」
加藤「制度の隙間につけこむする金集めや」
純一郎「隙間につけ込む!?」
加藤「どうすれば国の予算、国民の血税から金をかすめ取るか。それを制度、慣例、人脈、その他もろもろで実現する…政治献金以上の、プラスアルファの金集めの総称や」
純一郎「……」
加藤「国民の血税を不正にかすめ取るんやで。これを使いこなせる政治家は、ホンマ、鬼にも悪魔にもなれる。しかも本質的にはただのテクニックと過去のデータの集積……修得することは誰にでもできる、あのコにもな」
純一郎「……」
加藤「せやけどな……使う時の形式が伴わんとそれはあとで疑惑になりかねん」
純一郎「……」
加藤「でも、絶対につこうたらあかんわけちゃう。野党は金がないんや。テレ朝もかばってくれると思う。逆に言えば与党がこれをやると断罪されると言うことや」
純一郎「それは加藤じゃ、教えられないのか?
加藤「ある程度な……ホンマゆうと、ウチも頭でわかってるけど、心がついてきてへんっちゅうか」
純一郎「じゃあ、どうすれば……」
加藤「いや、この手のテクのやたらとうまいアホがおる。頭悪いのに、こうゆうことには頭使ってるっちゅうか、もう本能でやってるようなやつが……せやけど、そいつに頼るのは危険なんや!」
純一郎「だ、誰なんだ、そいつは!」
348名無しさんだよもん:02/03/21 16:10 ID:PiC2RxJI
加藤「鈴木……宗男やっ!」
純一郎「鈴木宗男!?」
加藤「ムネヲの集金力は、おそらく自民党でも五本の指に入る!せやけど……」
純一郎「?」
加藤「そのせいで根性腐らせたからな、ムネヲは……せやから、ウチとしてはオススメでけん。今の状況やと、後で疑惑になりかねん!ムネヲの二の舞や」
純一郎「……」
鈴木宗男か……。どうする?加藤の言う通り、危険じゃないのか?
だけど……
辻元「教えて欲しいですの」
純一郎「え?辻元?お前、教えてほしいって……」
辻元「鈴木宗男さんに教えてもらうですの!」
純一郎「だ、だけど……加藤の話聞いてたか?今焦ってやろうとすれば……」
辻元「でも、他に方法はありませんの!ムネヲさんも話せば、きっとわかってくれますの!」
純一郎「しかしだな……」
加藤「ええやん、やらしたり」
純一郎「加藤、だって、おまえが……」
加藤「せやけど、これはこのコの問題や。この子はさっきの話聞いた上で、決めたんや。ウチらにできることは、この子が後で刑事訴追されんことを願うだけとちゃうんか?」
純一郎「……」
辻元「お願いしますの〜」
純一郎「そうだったな……これは辻元の戦いなんだ。ダメもとでやってみるか」
辻元「はいですの〜!」
349名無しさんだよもん:02/03/21 16:40 ID:dFHIYXgy
駄スレが良スレになるいい例を見せてもらったよ(w
もっと頑張ってクレー
350506:02/03/21 17:25 ID:VV1y908r
元ネタになってるゲームほとんどやったことないが、
それでもむっちゃ笑える。腹イテェ。
351名無しさんだよもん:02/03/21 17:36 ID:dQnAK0lL
辻元「こんにちはっ」
辻元「でっかい利権ですねっ」
彼女は話しかけた。
…顔つきのわるい男に。
宗男「………」
辻元「自民党やめちゃって、大丈夫ですかっ」
宗男「………」

辻元「第一印象はどうだったかなー」
辻元「普通の議員に見えたかなー」
辻元「前歯、ちょっと気になる」
上唇をひっぱる。
辻元「これでいいかな」
辻元「でも、よかった」
辻元「悪いひとそうだった」
辻元「あんな大きい利権貪ってるの。おもしろい」
辻元「だから、悪いひとだよね、きっと」
辻元「普通のひと、あんなおもしろいことしないよ」
辻元「よかった」
四角い証言台の前までやってくる。

辻元「回答に詰まったら、逝ってくださいね」
宗男「おまえもな」
352名無しさんだよもん:02/03/21 17:51 ID:LChYuWmb
み、観鈴ちん・・・
でっかい利権ですねっ はおもろすぎるだろ…
353名無しさんだよもん:02/03/21 17:57 ID:gW68/V0V
>>351
>辻元「前歯、ちょっと気になる」
>上唇をひっぱる。

激ワラタ
354ムネヲ輝く季節へ:02/03/21 18:41 ID:GLQ6E5Yp
普通の利権派議員だった鈴木ムネヲの中に不意に生まれる
もう一つの世界。
それはしんしんと積もる雪のように、ゆっくりと
日常を埋めていく。
変わりないもの。疑惑そして離党。
時はめぐり、季節はムネヲに輝きだす。
その時ムネヲはどんな世界に立ち、誰が彼の手を
握ってくれるのか?
気鋭、2Chが贈る今年最大の話題作、待望の小説化!
355名無しさんだよもん:02/03/21 20:10 ID:yE/O10xC
あげとこう
356名無しさんだよもん:02/03/21 20:12 ID:W0CZLaZC
過去にも政治ネタのスレってなかったけ?
ちょっとした小ネタ程度のものだったけど。
357名無しさんだよもん:02/03/21 21:03 ID:GfPTa84E
>>314
怖い事いうなよ、もし最萌トーナメントにエントリーされたらどうすんだよ。

職人の皆さんすばらしいです。
まだ出てない誰彼とかもおねがいします。
358暇な人 ◆Key18/jY :02/03/21 21:15 ID:TDBLK352
ムネオのCD5枚デュプリケートやっと完了。
4倍速書き込みマンセー
板違いスマソ
359名無しさんだよもん:02/03/21 21:40 ID:t9K/Y/rs
ヲイ、コレ書いた職人は今すぐオレに医者を紹介しろ。
腹が痛くて苦しいぞ。
360暇な人 ◆Key18/jY :02/03/21 22:07 ID:TDBLK352
    ☆ピピピッ     ☆ピピピッ     ☆ピピピッ
  _(\_(\        _(\_(\        _(\_(\
 \ (o`ー’)  _  \ (o`ー’)  _  \ (o`ー’)  _
  \( ⊃ ⊃|あげ| \( ⊃ ⊃|あげ| \( ⊃ ⊃|あげ|
          ̄           ̄           ̄
┃このスレはすばらしいスレと鑑定されました by新ピカチュウ┃
361名無しさんだよもん:02/03/21 22:13 ID:UtgTe5rD
【予言】フラッシュになりますか?【期待】
362名無しさんだよもん:02/03/21 22:53 ID:fb4ANxvL
ムネヲ「あ・・・辞職届・・・」
ふと前をひょこひょこと歩いていたムネヲが足を止める。
その視線の先には、衆議院の事務をする事務室があった。
野中「ああ、おまえの居る衆院の事務室だな」
椎名「辞職届」
ボケ老人のように、口を開いたまま止まっている。そのまま待っていたら、エクトプラズムが出ててきそうだ。
野中「おまえ、自民党の離党届があるだろ。それにしろ」
実際、ムネヲは片手に自民党離党届が入ったビニール袋を下げていた。
椎名「・・・議員辞職・・・」
野中「議員辞職・・・?」
確かに、自民党離党届は自民党を辞めるだけの質素なものだ。議員辞職は、衆院事務室でしか出せない。
野中「おまえ、議員を辞める気なのか?」
ムネヲ「うん」
野中「よし、今度辞めような」
ムネヲ「う〜」
野中「う〜、って言ってもおまえ、党本部に帰ったら離党届を出すだろ?今、あんな辞職届出したら、離党届出せなくなるぞ。」
ムネヲ「出せるもん・・・」
363名無しさんだよもん:02/03/21 22:53 ID:fb4ANxvL
野中「いや、おまえ、証人喚問の様子じゃ出せないと思うぞ・・・」
ムネヲ「だせるっ」
野中「いや、出せたとしてもだ、自民離党しただけの方が良いぞ」
ムネヲ「う〜、議員辞職届・・・」
野中「ダメだ、ダメだ、ダメだ」
ムネヲ「う〜っ・・・」
野中「辞めたいから辞めるでは、民主の巨泉と一緒だろ。ムネヲ、巨泉か?」
ムネヲ「うぐーっ・・・」
野中「あ、巨泉なんだな?横山ノックやアホの坂田と一緒なんだな?」
ムネヲ「ちがうもぅん・・・」
野中「そうだな。ムネヲは議員だからな。だから議員辞職は総選挙まで我慢する」
ムネヲ「衆議院・・・辞職でいいもん・・・」
野中「ムネムネ会が裏で助けてくれるだろ。それを無駄にするな」
ムネヲ「うぐぅ・・・」
野中「いいな」
ムネヲ「うー・・・うん」
野中「よし、よく我慢したな。えらいぞ」
ムネヲ「うん・・・」
なんだかまんま保護者だな、オレって・・・。でも望んだことか、結局は。
野中「帰るぞ、ムネヲ」
椎名「みゅーっ」
364名無しさんだよもん:02/03/21 22:55 ID:GGwuS+qr
>>363
最後の一行が椎名にナテールYO!
365名無しさんだよもん:02/03/21 22:56 ID:2n9KBEJP
>362-363
うあ、繭ムネヲかよ。一瞬萌えたし…

ただ幾つか椎名のまんまで…
366名無しさんだよもん:02/03/21 22:56 ID:fb4ANxvL
あ・・・、ゴメンナサイ
吊ってきます。
367名無しさんだよもん:02/03/21 22:57 ID:8YxeIDEA
久しぶりに来たらすげぇ増えてる
職人さんあんたら漏れを笑い殺すつもりか!(誉め言葉)
368ワラかせて貰ったんで朝鮮:02/03/21 23:21 ID:HmAZk+/7
とても幸せだった…。
自分が議員であることをぼくは、ときどき忘れてしまうほどだった。
そして、ふと感謝する。
ありがとう、と。
こんな幸せな議員生活に。
北方領土を駈けぬけ、その建てた家にムネオハウスの名前が付くことだって、それは幸せの小さなかけらだった。
議員生活が続くと思ってた。
ずっと僕は恫喝すれば黙って従うと思ってた。
幸せのかけらを集めていられるのだと思ってた。
でも終わるのは一瞬だった。
贈賄なんてなかったんだ。
覚えてなかった。
そんな、疑わしいことを全く覚えてなかった。
覚えてなかったんだ…。

「貴方は疑惑のデパートと言われてますけどね」
辻元は言った。
「なたは疑惑の総合商社ですよ」
確かに辻元は言ったんだ。

証人喚問の証言台。

…そこに今、ぼくは立っていた。

MUNEO 〜議員辞職へ〜
369368:02/03/21 23:24 ID:HmAZk+/7
なたは……って。
スレ汚しスマソ。
回線切って吊って来ます。
370その1:02/03/21 23:44 ID:5CulPfvG
相変わらず辻本の周りには、少なくなりつつはあるが、記者連中の輪ができていた。
その喧騒を聞きながら、ぼぉーっと質疑応答を過ごした。
質疑応答となれば何か言われるものと思っていたが、どうやら無視を決め込んだらしい。
オレはよほどこっちから話しかけてやろうかとも思ったが、そうする前にいつものように記者連中が
集まり始め、辻本を取り囲んでしまった。
ふぅ…。
その喧騒を聞きながら、ぼぉーっと休み時間を過ごした。
………。
……。
………。
相変わらず辻本の席は、昼休みともなると、マイクを手にした記者連中が集まっての
様相を呈する。
ぐいぐいとオレの席も押しやられ、なんとも腹立たしい。
オレはあまりにもムカついたので、群がる記者の中に割ってはいる。
記者「あはは、そうなんだ。辻本さんって面白いね」
皆で質問攻めにしているらしい。
これだけ人数がいたら、誰が喋ったかなんて見当もつかないだろう。
少し、連中が引くようなことを言って、熱を冷まさしてやろう。
371その2:02/03/21 23:45 ID:5CulPfvG
記者「ねぇ、その釈明見苦しいね」
声「ありがと。でも見え見えなのよ、これ」
記者「その秘書、私設秘書だよね? それも怪しいよね」
声「ありがと。でもこいつ、給料ピンはねしてるから、触れないで欲しいの。あんまり近づかないでね」
記者「その前歯も可愛いよね」
声「ありがと。でもこれ、原口あきまさ愛用の入れ歯なの。ちょっとお気に入りーって感じ」
記者「な………」
効果てきめん。徐々に記者共が引いてゆく。
辻本「…あれ? 誰か、あたしの代わりに答えてない…?」
声「そんなことないわよ、あたし辻本。ヒス女って呼んでね」
辻本「って…誰よ、あんたっ!?」
372名無しさんだよもん:02/03/22 00:38 ID:y+f9EH7n
良いねぇ。辻本ネタ
373名無しさんだよもん:02/03/22 01:29 ID:VsSLcH/y
 彼女はにこやかに笑った。
「証人喚問、嫌い?」
「そうだな。偽証罪になるからな」
「結構厳しいんだね」
「国は騙りにはうるさいんだ」
「そうなんだ……。黒い金が動いてるね、今日も」
「そうか?」
 宗男は辛くてたまらないのだが、彼女はそうでもないらしい。
「1500万くらい使ってもいいかな」
「結構いい額だな」
「私政界が好きだからね。あ、そう言えば、秘書の給与を騙し取る、って犯罪らしいよ」
「ああ、そうだよな。隠れてやれば、ばれないと思ってたろ」
「まわりを見ると、自分のは大丈夫って気分になるよね……。
 私は刑事告発。あなたは?」
「俺は辞職勧告」
「よろしくね、疑惑のデパート君」
「疑惑のデパート、君……っておい」
 突然デパートと呼ばれたのに戸惑っている間に、彼女はますます呼び名をエスカレートさせてゆく。
「だったら疑惑の総合商社ちゃん」
「それは絶対に嫌だ」
「私のことも 給与詐取ちゃんって呼んでいいよ、疑惑の総合商社ちゃん」
 そういう問題と違うだろう、と思ったが、彼女はお構いなしだ。
「……俺に選択の余地はないのか?」
「悪どいのに」
「あのなあ、俺のどこを見たら悪どいなんて言葉が出てくるんだ」
「雰囲気、かな」
「かな、っ言われてもな」
「私ね、人を見る眼はあると思うんだ。歯は出てるんだけどね」
(歯が、出てるんだ)
374名無しさんだよもん:02/03/22 01:30 ID:VsSLcH/y
「なあ、もしかして」
「うん、多分そうだよ……。どうしたの?」
「いや、その……歯の不自由な人と話したことないから、どんな風に接すればいいのか解からなくて」
 彼女は、本当に悲しそうな顔でうつむいた。
「普通で、いいと思うよ」
「そう、だよな」
「……うん」
「じゃ、改めて自己紹介。俺は足寄の鈴木宗男だ。よろしく、出っ歯議員」
「よろしくね、疑惑の総合商社ちゃん」
 まだ『疑惑の総合商社ちゃん』が続いていたのか、と宗男は大きくうなだれた。
「やっぱり『疑惑の総合商社ちゃん』は、ちょっとなあ」
「だったら、献金疑惑さん」
「いや、俺の方が大変なんだし、とにかくそこまででいいから」
「だったら、私のことも『詐欺疑惑』まででいいよね」
「……解かった。せめて離党までにしてくれ」
「うん。よろしくね、宗男君」
「じゃ、そろそろ俺、行くから。またな、辻本」
「またね、総合商社ちゃん」
「……いや、だから総合商社ちゃんは」
「冗談だよ。ね、また逢えるよね」
 この笑顔で言われると何でもむかついてしまう。宗男は言い返した。
「そりゃあ、疑惑だらけだし。裁判所で逢ったら必ず声をかけるからな」
「楽しみにしてるよ」
 軽く手を振ってみせると、宗男は北の大地に戻っていった。
375名無しさんだよもん:02/03/22 02:20 ID:Xk24dS8t
>>373
だめだ腹痛いw
376名無しさんだよもん:02/03/22 02:28 ID:5HuRBcRy
>>374
>歯の不自由な人と話したことないから

夜中なのにに爆笑しちゃったよw
377名無しさんだよもん:02/03/22 02:50 ID:adLMOTcn
>>373-374
マジで今までで一番のツボだった。
「疑惑のデパート→総合商社」とか「雰囲気、かな」とか
「裁判所で逢ったら必ず声をかけるからな」とか
とにかくネタの切れ味が凶悪(w
378名無しさんだよもん:02/03/22 02:56 ID:L7DRYmmV
漏れも何か書いてみよう、と思ってたけど
挫折した。お前らもう馬鹿すぎ。最高。
379名無しさんだよもん:02/03/22 03:10 ID:4FKMIqno
>>373-374
ツボ!
今後、ムネオのことを「疑惑の総合商社ちゃん」と呼ぶことにしたよ!
380名無しさんだよもん:02/03/22 04:30 ID:ZcPAIGEd
正直「痕」と「東鳩」しかやったことがないんですが、ネタに対するレス見るだけでも笑いますね(w
千鶴さんとマルチネタで仕事中に笑いを必至で噛み殺してました。

ホント今更だけど、「うぐぅ」とか「だよもん」とか言われてるヤツ、やってみようかなと思ったくらい。
…ちゃんとしたゲーム名知りませんが(汗
381名無しさんだよもん:02/03/22 04:38 ID:8uTL/yM6
>>373-374
面白すぎ!

>>380
マジレスすると、
うぐぅ→カノン
だよもん→one
382380:02/03/22 04:49 ID:ZcPAIGEd
>>381
あ。おありがとうございます。
…給料出たらとりあえずどちらか買ってみようかな。

ホントに「今更」的な作品なので売っているのかどうかが非常に怪しいですが。

しかしこのスレ全部読んだ後に本家のゲーム始めたら、本来なら大泣きするような場面で大笑いするんじゃないだろうか(汗)
たとえば口火を切った >>24-26 とか。

マルチのシナリオはPC版で泣いたにもかかわらずPS版でも泣いたッス。
383名無しさんだよもん:02/03/22 09:09 ID:ShjfspA9
>>373-374
こんどはみさき先輩っすか…。
激ワラターヨ
最高!!

>>380
マジレスすると、まだ売ってるYO!
ONEは復刻版が、Kanonは通常版か全年齢対象版が売っていたはず。
384名無しさんだよもん:02/03/22 09:13 ID:Xkd5OrMz
>>382
悪い事は言わないから主人公の名前は鈴木宗男にしろ(w
385名無しさんだよもん:02/03/22 10:35 ID:hXdkMX7Q
>「いや、その……歯の不自由な人と話したことないから、どんな風に接すればいいのか解からなくて」

シリアスなシーンを激しくぶち壊してくれた>>373-374
に乾杯(w
笑いすぎて涙出ちったよ。
386名無しさんだよもん:02/03/22 12:39 ID:uVO+ifbN
>>373-374
私は刑事告発→俺は辞職勧告
歯の不自由な人
裁判所で…  等

どれをとっても切れありすぎ。
こんなヴァカ(最高賛辞)にネタではかてんわ(ワラ)
387名無しさんだよもん:02/03/22 12:44 ID:+fcvrheD
私を離党させた責任、とってもらうんだから
388名無しさんだよもん:02/03/22 12:51 ID:t9na6Z3n
みみクソはなクソ党員は、全員離党スレ(藁
389名無しさんだよもん:02/03/22 13:04 ID:R7X5mmbo


くなしり
390無名さんだよもん:02/03/22 13:08 ID:gtj3kN6E
正直ムネヲ>ジュンイチローなんだが(in現実世界)
391名無しさんだよもん:02/03/22 14:29 ID:gT4kSxXB
は、腹いてぇ・・。

ふと気になったんだが・・。
主人公:鈴木宗男でゲームやってる人いる?
と、聞いてみるテスト。(藁
392名無しさんだよもん:02/03/22 14:48 ID:PCa4Jyk8
>>391
やったことないけど、はじるすで鈴木宗男ってつけたら面白そう・・。
393名無しさんだよもん:02/03/22 14:58 ID:Z2DU13sn
>>384
悪いことを言っていると思われ
394名無しさんだよもん:02/03/22 15:19 ID:DaAekay6
俺がこのスレを最後に見たのは昨日のハズなのに・・・
また増えてる、しかも・・・ワラタワラタ
395名無しさんだよもん:02/03/22 15:29 ID:dBbIJzEq
あー、こんなに笑ったの久しぶりだ。
葉鍵系以外のネタも見てみてぇなあ・・・、
どこかに無いか?
396辻本:02/03/22 15:57 ID:DOmRxpe1
お兄ちゃん!いっしょに証人喚問でよ♪
397名無しさんだよもん:02/03/22 16:04 ID:dTOA+R7L
mune〜疑惑の季節へ〜
398名無しさんだよもん:02/03/22 17:42 ID:gR3hDugb
>>397
輝く離党へは画像作った奴居るみたいだな(w
どっかのスレで見たよ
399セガサターン ◆pMGpimak :02/03/22 17:44 ID:seve7KPw
白髪の爺は微笑む
>>387

板違いよってsage
400名無しさんだよもん:02/03/22 17:47 ID:mapzRTG4

        ヤタ!俺様が400げっとだ!!お前等俺様にひれ伏せ!クソ共が!
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          /\ /\  /■\/../
          / /\  \(´∀` )./
        ())ノ__ ○二○二⌒/../
       / /||(二ニ) (___/../ 几l
   γ ⌒ /|V||彡Vミ/⌒_ノ二二ノl0
   l| (◎).|l |((||((゚ )/⌒/||三三三・) ||  (´⌒(´
__ ゝ__ノ     ̄(___) ̄  ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
俺は神だ!俺は神だ!俺は神だ!俺は神だ!俺は神だ!俺は神だ!俺は神だ!俺は神だ!
俺様 IS GOD!俺様 IS GOD!俺様 IS GOD!俺様 IS GOD!俺様 IS GOD!

>>401へ    おせ〜んだよ(ププ
>>402へ    2ちゃん辞めろ(ププ
>>403へ    人間辞めろ(ププ
401名無しさんだよもん:02/03/22 17:52 ID:LGLTvvFS
おにぎりのくせに何言ってるんだ・・・
402名無しさんだよもん:02/03/22 17:54 ID:eFG2fOjv
飯粒の塊ごときが神とはな
403名無しさんだよもん:02/03/22 18:15 ID:KYiASkVQ
俺様は一人称だから正確にはAMを使うんだと思うんだが
俺様 AM GOD! でもおかしいことにはかわりない。
これって完全に英訳しても I AM GOD! にしかならないのか?

まあ、俺最初から人間じゃないし。
404名無しさんだよもん:02/03/22 18:16 ID:ynUZxeIO
てか、おにぎりなんぞほっといてネタ続けろ(w
405名無しさんだよもん:02/03/22 18:41 ID:9/1+AlVV
はい、私もこのムネオが一番好きでした。
406名無しさんだよもん:02/03/22 18:58 ID:LGLTvvFS
月姫かよ(笑
407名無しさんだよもん:02/03/22 19:03 ID:zvZqwMBr
あなたを、喚問です。
408名無しさんだよもん:02/03/22 19:16 ID:XU4IdUmv
>>373-374
歯が不自由なのか。
話してる雰囲気で「多分、歯が不自由なんだろうな」って思ったんだろうな。ワラターヨ
409 ◆KannaC8o :02/03/22 20:21 ID:92k8bP53
日は昇り、暮れてゆく。
同じような日が過ぎゆく。
【典子】「うち、あの日から、泣いて、泣きまくって過ごした…」
【典子】「もう流す涙も尽きたわ」
【純一郎】「僕の胸で泣いてくれるのかと思いきや…一度としてお呼びがかからない」
【典子】「あほぅ、死んでも、あんたなんかの胸で泣くかいや」
【純一郎】「あなたらしいね」
【典子】「逆やったらええで」
【典子】「あんたが泣きたくなったら、うちに来(き)ぃ」
【典子】「いつでも胸、貸したるからなー」
【純一郎】「遠慮しとくよ。そう、離党した政治家じゃないんだから」
【典子】「そか」
【典子】「強(つよ)なったんやな、あんた」
【典子】「うちなんか、追い越して」
【純一郎】「はは…」
【純一郎】「ムネヲが笑ってるよ。まさか、あの妻の口からそんな言葉がでるのか、って」
【純一郎】「僕は永遠に奥さんには勝てないって言っていたからね」
【純一郎】「いや、僕らは、か」
【典子】「どういう意味やねん」
【純一郎】「いや…深い意味はないよ」
【典子】「ふぅん」
【典子】「しかし…」
【典子】「国後ってのは、すごいなぁ」
【典子】「国後だけやない。北方四島や」
【典子】「うち短い間やったけど、ごっつ凝縮した時間を過ごしたんや」
410 ◆KannaC8o :02/03/22 20:21 ID:92k8bP53
【典子】「だから、ようわかる」
【典子】「すごかったんやなぁ、ムネヲハウスて」
【典子】「このうえない幸せと、このうえない辛さ…すべてがそこにある」
【典子】「それはまさしく権力が活きる、いうことや」
【典子】「せやから、夫は輝いとった」
【典子】「この五十四年間で一番、輝いとった」
【典子】「がむしゃらで、ボロボロで、強くて弱かった…」
【典子】「なに言うてるか、わからんようになってきたな、うち…はは」
【純一郎】「いや、わかるよ。痛いぐらいに」
【典子】「そか。そやな。あんたやったらわかるわな」
【典子】「うちら、大人やもんな」
【純一郎】「そうだね」
【典子】「せやから…」
【典子】「せやからな…うち自信あるねん」
【典子】「今はもう自信あるねん」
【典子】「うちはあの人の奥さんなんやって」
【典子】「立派と違うかもしれへんけど、あの人の奥さんなんや」
【典子】「せやから…」
【典子】「うちの夫も、いつまでもムネヲひとりだけなんや」
【典子】「あの人だけなんや」
【典子】「ずっと、鈴木典子の夫は、鈴木ムネヲだけなんや」
【純一郎】「それじゃ、今のあなたは…輝いていないことになるよ」
【典子】「大丈夫や。輝いとるで」
【純一郎】「妄想だろうけど…」
【純一郎】「奥さん、東京に来ないか」
【典子】「だから、ヘンな気ぃ使うな言うてんねん」
【典子】「うちは、大丈夫や」
【典子】「近所の養老院に通いはじめたんや」
【純一郎】「え?」
411 ◆KannaC8o :02/03/22 20:21 ID:92k8bP53
【典子】「仲間が仰山おる」
【典子】「片っ端からいばってる最中や」
【純一郎】「献金はどうした」
【典子】「あんな献金続けてても、意味あらへん」
【典子】「うち、老人と接して生きていきたい思うてるねん」
【典子】「うちの夫はムネヲひとりやけども…いろんな老人に囲まれて生きていきたい」
【典子】「いろんなこと教えたりたいんや。うちが、短い間で培ったことや」
【典子】「それは全部、最悪なことやから」
【典子】「やりがいある」
【典子】「今は、そんなふうにして生きてるねん」
【純一郎】「そうか…」
【典子】「それにな、その養老院に、あほな子がおるねん」
【典子】「嘘つきと出っ歯の二人組でな、しばらく面倒みたらんとあれは呆けるわ」
【典子】「別に呆けてもええけどなー。おかしいから」
【典子】「あははっ」
【純一郎】「安心したよ」
【典子】「心配かけたな。おーきにや」
【純一郎】「いや、なんてことないよ」
【典子】「そのうち、官邸にも遊びにいくわ」
【典子】「来てもろてばっかりで悪いからな」
【純一郎】「そうだね。待ってるよ」
【純一郎】「………」
【純一郎】「長い悪夢」
【純一郎】「僕の悪夢も終わりだ」
【純一郎】「じゃ、そろそろ戻るよ、僕は」
【典子】「うん、遠いところからおーきに」
【純一郎】「元気で」
412名無しさんだよもん:02/03/22 20:34 ID:YiENZR1R
age
413名無しさんだよもん:02/03/22 20:54 ID:laAFVSEk
【ムネヲ】「そろそろ自民党を出ようと思うんだ」
俺は切り出した。
【純一郎】「え…?」
【純一郎】「政界、出るの?」
【ムネヲ】「いや、違う。おまえの党を出るだけだ」
【純一郎】「わけわかんない…」
【ムネヲ】「誰にも迷惑かからない場所を見つけたんだ」
【ムネヲ】「そこで暗躍する」
【純一郎】「うーん…」
【純一郎】「そこって、ちゃんと献金でるところかな」
【ムネヲ】「それは…」
裏金だ。
なんてことを言ったら、こいつは心配して、その場所までついてくるかもしれない。
【ムネヲ】「ああ、出る」
だから、そう嘘をついておいた。
【純一郎】「ちゃんと、ハウス建てれるのかな」
【ムネヲ】「ああ、建てれる」
【純一郎】「ちゃんと、接待とかしてくれるところなのかな」
【ムネヲ】「ああ、してくれる」
【純一郎】「ちゃんと、ちゃんと…」
意地でも、自分の党のほうが居心地のいい点を見つけたいようだった。
【純一郎】「えっと…」
だが、もう浮かばないようだった。
414名無しさんだよもん:02/03/22 20:55 ID:laAFVSEk
【ムネヲ】「献金も出るし、ハウスも建てれるし、接待もできる」
【ムネヲ】「なんの心配もない」
【純一郎】「ちゃんと…」
それでも純一郎はまだ考え続けていた。
【純一郎】「ちゃんと…わたしのこと、国会まで送ってくれるのかな」
【ムネヲ】「え?」
【純一郎】「その党にいっちゃっても…」
【ムネヲ】「………」
それは橋龍と交わした約束だ。
自民党で荒稼ぎする条件と引き替えに。
だから、これ以上務める必要はなかった。
【ムネヲ】「ああ。ちゃんと送ってやる」
でも俺は、そう答えていた。
この党にきて、今日まで、ずっと世話になりっぱなしだったからだ。
恩は返す。
【純一郎】「ほんと?」
【ムネヲ】「ああ」
【純一郎】「は…よかった」
安堵のため息をつく。
【純一郎】「次に留まる党の場所、教えてね」
【純一郎】「わたし、荒らしにいく」
【純一郎】「機密文書とか、偽造パスポートとか持って、荒らしにいく」
【純一郎】「その党のひと、わたしのことも気に入ってくれるといいな」
【純一郎】「にはは」
【ムネヲ】「そうだな」
ムネムネ会だけどな…。
リムジンが見える場所まで二人で歩いて、そこで純一郎と別れた。
別れ際、やはり純一郎が寂しそうな顔をしたので、少し胸が痛んだ。
415その1:02/03/22 21:25 ID:NqMcUvRp
「もう、議院運営委員会終わってしもうとるな……。帰る記者すら、もうまばらや」
「清美……」
「やっぱ、ウチのせいや……。ウチが考えなしなことしたから」
「金ケチって秘書の給料ぶん取ろうなんて思って、山本譲二のとき、
この手はもうやばいて自覚しとったのに証拠隠滅もせんと」
「おまけにたか子にまで記者会見させて……」
「今日の追求ははたまたま乗りきれたけど、もしかしたら、あのまま議員辞職やったかも」
「それより、たか子がおらんかったらウチ、カメラの前で途方にくれて、もしかしたら……」
「だけど、ちゃんと質問をはぐらかせただろ。もしなんて言ったら、キリないだろうが」
「そりゃあ、社民党のイメージダウンにはなったけどさあ、
俺たちってなんかすごいことしたじゃないか」
「人には自慢できないかもしれないけど、秘書の給料ピンハネしてそれなりにスリルあったよな。
俺はおもしろかったよ」
「たか子……」
「清美といると俺は飽きなくていいよ。こういうトラブルも国会の楽しみのうちさ」
「与党を目指すだけが、国会じゃない……だろ?」
「あんがとう、たか子。ウチ、あんたと政党組めてホンマ幸せや。ウチ、ホンマにあんたと……」
「我が永遠の同志よっ! おっと、ショータイムだったかな?失敬失敬!」
「え? 瑞穂っ!?」
「今生の別れだと思っていたぞ、まいふれんど」
「瑞穂、おまえ……」
「なにを驚いている。貴様が電話してきたのだろうが。弁護士資格が必要になるかもしれない、とな」
「あ、ああ……」
416名無しさんだよもん:02/03/22 21:26 ID:25DKFlsa
何ネタ?
417その2:02/03/22 21:26 ID:NqMcUvRp
「ごくろうさま」
「野中さん……」
「残念だったね、疑惑追求。でも、二人とも無事でよかったわ。
疑惑追求はもう、お互いやめにしましょう」
「すみません。迷惑かけて……」
「べつに迷惑じゃなかったわよ。困ったことがあったら、いつでも言ってね。
公明党でも保守党でも簡単に押さえてあげるから」
「バカたか子!」
「へ?」
「もうむちゃくちゃなんだから。なに考えてんのよ」
「今回は政治家生命があったから、よかったものの……」
「なんで?」
「友だちじゃない。ほら、二人とも資金不足でしょ。TVタックルのギャラ持ってきてあげたわよ」
「あ、ありがとう」
「ほんとたいへんだったみたいだね」
「お、お二人のお話聞いて、由紀夫、由紀夫ぁ……」
あちこちから、人がここに集まってくる!
いったい、どうしてだ? 俺が電話したのはたったの……。
「みんなで手分けして知らせたのよ。NHKまで使っちゃった」
「みんな……」
418その3:02/03/22 21:27 ID:NqMcUvRp
「うふふ……ホーント、あんたたちってマヌケぇ」
「あーっ! 大バカ宗男っ! なにしに来よってんっ!」
「な、なにって、灰色政治家の面見に来たに決まってんでしょ!」
また、始まったよ、この二人は……。
「灰色政治家の面やったら、自分の顔、鏡で見ぃ!」
「なんですってえっ! 人が心配して来てやったのにぃっ!」
「え? 心配?」
「宗男もか?」
「ど、どうだっていいでしょ!」
「アホ……」
「き〜っ!」
「アホは関西では、親愛の言葉やで。大アホ宗男」
「そんなの、道民にはうれしくな〜いっ!」
419総合車両所 ◆JAS05hGY :02/03/22 21:28 ID:0iSdBIZJ
辻本ネタ最高です。職人に感謝!!!
420その4:02/03/22 21:28 ID:NqMcUvRp
「そういえば、俺たちの政治資金は?」
「マネーロンダリングが遅れてな。運び込まれたのはついさっきだった。だから、どれも使っていない」
「どうする? 持って帰るか?」
持って帰るって言われてもなあ。
「なんや、1円もさばいてへんのか。それやったら、ここまで持ってき」
「持ってくる? どうするんだ、清美?」
「どうするかやて?どうするっちゅわれたら、こうするんやっ!」
「さあさあっ!寄ってらっしゃい見てらっしゃいっ!」
「ここにある金みんな、もってけっ!! 元はぜーきんやしなっ!」
「10万でもでも20万でも好きなだけ持っていかんかいっ!」
よーし、俺もっ!
「ほらほらほら!これもこれもこれも!」
「みんな持ってけ! 札束ごと持ってけっ、この税金泥棒っ!」
「楽しいなあ、たか子っ!」
「ああ!」
「これが、これが……」
「俺たちの国会なんだっ!」
421名無しさんだよもん:02/03/22 21:57 ID:SmhBP/qm
あぁ腹イテェw
422名無しさんだよもん:02/03/22 22:03 ID:95XcNiBN
こんな国会嫌です(w
423総合車両所 ◆JAS05hGY :02/03/22 22:06 ID:0iSdBIZJ
もう駄目だ。笑っちゃって煙草吸ってる場合じゃないよ(w
424名無しさんだよもん:02/03/22 22:09 ID:6MMmxm7U
>>416
ちゃんと葉のネタだ、心配ゴム用!

かなりネタバレキツイ場面だけどね。
425名無しさんだよもん:02/03/22 22:15 ID:Z2DU13sn
>>415-420
由宇できたか…素晴らしすぎる。死ぬかと思った。
426名無しさんだよもん:02/03/22 22:28 ID:t9GLfhoo
>「そんなの、道民にはうれしくな〜いっ!」

は、腹がよじれる・・・(w
427名無しさんだよもん:02/03/22 22:31 ID:E/bHw0Zo
>>423
このスレを読む時は危険物(飲み物とかタバコとか)を遠ざけたほうが安全だYo
仕事中に読む時は深呼吸してからネ
428名無しさんだよもん:02/03/22 22:33 ID:13dwxdpf
国民に裏 献金ばれた
鈴木氏にだけ 積もったぶんの怒りが
マスコミは敵 無党への帰路
社民党のあいつよりも早く

雪解けを待っていた 弥生の頃に
走る 家畜 馬を 手放している
秘書の仕事さえ してはいなくて
足寄町の中で 輝いてたよ

質疑中にはどんな疑惑もかわす気でいた
ずっとしらを切りゆく宗男に
証人喚問 突きつける

つくったコネも 利権もなくし
ゆるやかにも流れる時に委ねて
自民を離党 長官の席
悪代官 宗男はもういない

あの議事堂から 聞こえてくる
牛の 声や 豚の ざわめきに似た
誹謗中傷に 傷ついたよ
こんなにまた強く叩く野党だね

自民中あふれる辞職に 国が揺れている
ずっとこんなことを繰り返して
間違いの無い国になる?
429名無しさんだよもん:02/03/22 22:44 ID:y0ZhfwuZ
>>410
>【典子】「すごかったんやなぁ、ムネヲハウスて」
>【典子】「このうえない幸せと、このうえない辛さ…すべてがそこにある」
>【典子】「それはまさしく権力が活きる、いうことや」
>【典子】「せやから、夫は輝いとった」
>【典子】「この五十四年間で一番、輝いとった」
>【典子】「がむしゃらで、ボロボロで、強くて弱かった…」

原文ほとんどイジってないはずなのに、どうしてこうも内容が変わって見えるんだ(w
430名無しさんだよもん:02/03/22 22:44 ID:25DKFlsa
風の辿り付く場所か・・・・
431名無しさんだよもん:02/03/22 22:45 ID:Y3gokMWw
このスレのネタの再現画像を作ろうと思ったが

だめだ・・・・葉鍵キャラの体にムネヲの顔を
貼り付けるだけであまりの衝撃にそれ以上何もできない。

夜の独身寮に響き渡る俺の笑い声・・・・・
明日から周りでの扱いが変わりそうだ。
432名無しさんだよもん:02/03/22 23:06 ID:13dwxdpf
辞職は出来ないよ 届けしまっておく
さよならは 限りない 嘘のあと静かに降り立つ

野党から降りそそぐ疑惑を いつまでもいつまでもとぼけ
最後には泣いていた宗男をもう知っていた

雪が降っていた。
思い出の中を、真っ黒い陰謀が埋め尽くしていた。
数年ぶりに訪れた白く霞む里で、
今も降り続ける雪の中で、
宗男は一人の少女と出会った。
433その1:02/03/22 23:08 ID:NqMcUvRp
「なんや、議員辞職しとったんかいなー」
 眩しい陽射しを遮ったのは、辻元の前歯だった。
「いや、離党してただけだよ」
 そう言って目を細めた。
 前歯の隙間から漏れるテレビのライトが眩しかった。

「ねえ、証人喚問しよっ? せっかく国会まで来て、もったいないで」
「ん、ああ、証言する証言する。…択捉にもハウスを建ててからな」
「そんなん後でええやんか。なあ、証人喚問しよや〜!」
 辻元が飛び跳ねて言ったが、ビキニに包まれた胸は別に揺れなかった。

「わ、わかった、わかった、偽証する、偽証する」
「うん、早よ、早よっ。そしたら次は告発するでっ」
 楽しげに微笑む辻元を見て、オレの証言にも自然にほころびが出てくる。
「支持率がめっちゃ上がってくんや! ほんま右肩上がりなんや!」
 辻元は子供のように瞳を輝かせて言った。
 オレはクスッと微笑んで言った。
「今日の辻元、本当に楽しそうだな」
434その2:02/03/22 23:08 ID:NqMcUvRp
「うん、楽しい! めっちゃ楽しい!」
 にっこり笑ってそう言った。
「なんだ、今日はやけに素直だなー」
 辻元は、うんっ、とうなずいた。
「そうや、政治家のうちにしこたま稼いだるんや」
 そう言って、目を細める。
 そして、
「・・当選してる間は、素直やから、秘書の給料ももろたるんや」
「辻元…」

「なあ、鈴木くん」
「うん?」
「その辻元っての、喚問中ぐらいはやめようや」
「…あ、そ、そうだな」
「ちゃんと『疑惑の小売店』って呼んでや」
「おっけー、わかったよ、辻元」
「鈴木くんっ!」

「ははっ、冗談、冗談。わかったよ、?「?「ぎわくのこうりてん!」
「うんっ!」
435↑ 由宇といいんちょ:02/03/22 23:11 ID:NqMcUvRp
関西弁キャラでラクしてすんません。

晴子ではやらないので許して。
436名無しさんだよもん:02/03/22 23:19 ID:bSANK10Y
>>428>>432
貴様ら漏れを笑い殺す気かw
437暇な人 ◆Key18/jY :02/03/22 23:23 ID:wqXKIbew
>>428

おっ、折れのキーボードが大変なことに!!
438名無しさんだよもん:02/03/22 23:26 ID:BRB3SGAN
なんて最高なスレだ。感動した!
439名無しさんだよもん:02/03/22 23:31 ID:DMyLgG/D
>>432
く、苦しい・・・・。
こんな夜中に、笑う訳には・・・・・。
440名無しさんだよもん:02/03/22 23:37 ID:MEPB6snf
>>428

題はカネの辿り着く場所?(w
441暇な人 ◆Key18/jY :02/03/22 23:47 ID:wqXKIbew
>>440

キーボードの状態がさらに悪化したじゃないか!
442名無しさんだよもん:02/03/23 00:01 ID:wigavLhu
純一郎「宗男…」
宗男「………」
純一郎「いくのか」
宗男「………」
宗男「…もうこの自民党の議員じゃないから」
純一郎「わかってる。でも…」
宗男「………」
純一郎「ちょっとぐらい話に付き合ってくれてもいいだろ」
宗男「…少しだけ」
純一郎「なぁ、宗男」
宗男「………」
純一郎「俺は心底呆れた。馬鹿らしくなったよ、自分が」
宗男「………」
純一郎「辻元さんはいつも言ってたよな。おまえは疑惑の総合商社だって」
宗男「………」
純一郎「はじめは…なんて悪どい奴だと思っていた」
純一郎「おまえに興味を持ったのも、北海道の利権に興味があったからだ」
純一郎「興味本位でおまえに会っていた」
純一郎「ロシアとつるんで金を集められる議員が居る。魅力的じゃないか」
純一郎「それだけでおまえに関わる動機は充分だった」
純一郎「でもな、辻元さんの言葉通りだったんだ」
純一郎「辻元さんがおまえを証人喚問し続ける理由がわかったんだ」
純一郎「おまえはな、悪い奴なんだよ」
純一郎「目下の人間にパンチ食らわせてやったり、どんな濡れ衣だって黙って被せてみせたり…」
純一郎「無愛想な上に、悪い奴なんだよな」
純一郎「いるか、そんな奴。きっといないぜ」
純一郎「だから俺も辻元さんと同じことを思うようになった」
純一郎「こいつダメじゃんってな」
443名無しさんだよもん:02/03/23 00:01 ID:wigavLhu

純一郎「それでも少しでも…」
純一郎「おまえのその醜聞ってやつを、みんなにわからないようにはできないか、と試行錯誤し始めた」
純一郎「心底、ヤバイと思ったからな。おまえの評判がよくないことを知って」
純一郎「おまえもよく頑張ったと思うよ。認める」
純一郎「でもな、無理だったんだ。はなからおまえには無理だったんだな」
純一郎「おまえはすべてを簡単にぶち壊しにしてくれた」
純一郎「たくさん築いてきたものがあったのにな。おまえはなんにも出来ずにそれを壊した」
純一郎「俺なんかがいくら頑張ろうが、無理だったんだよ」
純一郎「それがわかって自分が馬鹿らしくなったんだ」
純一郎「おまえをかばおうと思っていた俺が馬鹿に思えてきたんだよ」
純一郎「遅かったか?」
純一郎「いや、こんなもんだよな。長く友達でいなくてよかったと思ってるよ」
宗男「………」
純一郎「そして今こうやって未練たらたらに、去ってゆくんだな、おまえは」
宗男「………」
純一郎「典子さんも可哀想だ…」
宗男「………」
純一郎「………」
宗男「………」
純一郎「もういい。足止めして悪かったな」
宗男「………」
純一郎「でもなっ!」
純一郎「俺は宗男と一緒に居たいぞっ!」
純一郎「貧乏だからな、今政府はっ!」
純一郎「貧乏だから、どれだけ汚れた金でも集め続けるんだよっ!」
純一郎「宗教団体のようになっ!」
純一郎「だから、宗男っ! 俺はおまえと一緒に居るぞ!」
純一郎「お金がいっぱい入ることが大好きだからなっ!」
444名無しさんだよもん:02/03/23 00:02 ID:wigavLhu
純一郎「お金のことが好きだからなっ!」
純一郎「聞こえてんのかよ、宗男っ!」
純一郎「俺はおまえのことが必要って言ってるんだぞ!」
宗男「………」
舞の足が止まる。
宗男「………」
宗男「……」
宗男「…何て言えばいいと思う」
半身で振り返った。
純一郎「今、思ってることを口にすればいいんだよ」
宗男「………」
宗男「……」
宗男「…ごめんなさい」
純一郎「ああ」
宗男「…私も自民党に居たい」
宗男「与党は金集めやすいから…」
宗男「…一緒にいたい」
宗男「…加藤幹事長と三人で」
純一郎「わかった…」
純一郎「絶対になんとかしてやる」
445 ◆KannaC8o :02/03/23 00:05 ID:uZfc97kR
な、なんとかするんですか(´д`;)
446鈴木うだる:02/03/23 00:09 ID:/LwsMlTS
選挙活動したくねえー。

脅されて演説してるからね、いま。
偽証罪のかかった証人喚問じゃないから、
チャレンジングになりきれないという。

「自民党で出せば誰でも当選するから」的発言をされて
がんばろうかって気になるやつもいねえんじゃないかという。

週明け、離党届を出そう。
もうだめ。
447鈴木うだる:02/03/23 00:11 ID:/LwsMlTS
離党届提出完了。
主な理由として、
以前にムネヲハウスの話を聞いてくれたアサピーさんの言った、汚職疑惑。

幹事長大激怒。

「記者の電話番号おしえろ」
「他の大きい政党から質問がきたら、北方領土放棄と答えるぞ」
「プライドがあったら参院選には出られんよなあ」
などなど。
まんがの悪役そのまんま。
その口から「責任」とか「常識」とか「モラル」って単語が出るんだからねえ。
448鈴木うだる:02/03/23 00:12 ID:/LwsMlTS
つまりだ、二度とこの政界には戻らんつう意味だよ。

なんて、ウソ。
好きで出したんじゃねえや、離党届。
最後まで疑惑をかわしきれるくらいだったら出ないんだよ、辞表なんて。
悔しいよ、めちゃくちゃに。
オレ、悪くねえじゃん。
いや、悪いんだけど、小泉福田さんたちの引き留めを蹴らなきゃいけないまでに、
いったい何やったよ!?
大罪は、ああ、判ってる、いざとなったら部下を切れる幹事長の言葉に
振り回されたってことだ。

くそっ。
悔しい。
悔しい悔しい悔しい!
449鈴木うだる:02/03/23 00:14 ID:/LwsMlTS
もう一歩はいった私情を書く。

TM(もう名前も呼びたくねぇや)は、とにかく外務省官僚と組みたくない。
ぼくという存在(言うこときかせられるしね)がいないと、否応なく組まされるわけだ。

小泉さんへのアンチテーゼが、政界中で存在しない。(共産党はそれだけだが)
ゆえに、ひとつところに落ち着きたくない小泉さんは、
自己否定シナリオを余儀なくされる。
それがやれる「ハシリュー」は心臓病で身動きがとれない。

幹事長の「お前の代わりはなんぼでもいる」発言は単なるハッタリと判明。
企業献金自体が貧弱化の一途をたどっているらしい。
(自民党だろ、ここ…)
450加藤紘一:02/03/23 00:15 ID:/LwsMlTS
あー森山法相とHしたい。
451鈴木うだる:02/03/23 00:16 ID:/LwsMlTS
だから、加藤さん、遊びに来てくれ〜。

なんだったら、森山法相のマネもしますよ。
「総理!、そーり!!、ソ〜〜〜〜〜リ!!!!!!☆」
あっ間違えた。(わざと)
452鈴木うだる:02/03/23 00:16 ID:/LwsMlTS
鞄の中には、小泉さんが餞別にとくれた、サンプル版のガチャガチャムルアカ。
(キープしていてくれたそうだ)
こんな、上っ面しか見てない不器用な心遣いが、じつはイヤミ抜きで大好きだったりする。

そんなわけで、バイバイ自民党。
453その1:02/03/23 00:26 ID:HM1KRW6N
離党か…。
人気のない廊下を歩き、滅多に赴くことのない国会議事堂へと向かう。
オレはその議事室の前に立ち、そしてドアを開けた。
すると、誰もいないと思っていたその議事室の隅に、ひとりの見知らぬ国会議員がいた。
国会議員「やぁ」
顔が坂田師匠のように面白く、そして髪の毛もそれに合わせて薄い。まるで赤塚漫画の中から飛び出してきたようなギャグな野郎だった。
紘一「よぉ」
とりあえず挨拶を返しておく。
この場にいるのだから、恐らく自民党の党員だとは思うが…顔に覚えがない。
国会議員「やらないのかい」
紘一「なにを」
国会議員「証人喚問さ」
何を今さら寝ぼけたことを言っているんだ、こいつは。
紘一「見ての通りだ。証人喚問もなにも、辻本さえいやしない」
国会議員「辻本なんか必要ないさ。野党でさえなかったら、逃げられる」
何のことを言ってるんだ…?
国会議員「キミだってそのために来たんじゃないのかい、加藤くん」
紘一「え…? よく知ってるな、オレの名前…」
国会議員「だって初対面じゃないんだよ、僕らは」
紘一「どっかで会ってたっけ…」
国会議員「最初にこういうべきだったかな」
国会議員「やぁ、久しぶり、とね」
何にしても回りくどい喋り方をする奴だ…。
454その2:02/03/23 00:27 ID:HM1KRW6N
紘一「しかしどこで会っていたかな」
国会議員「入党したての頃」
紘一「と、すると、田中内閣の頃…?」
国会議員「そう。もう随分と時間が経つね」
紘一「はぁ……覚えていないのも無理はない」
国会議員「どうして…?」
紘一「一瞬だったじゃないか、田中内閣なんて。それにあのときは自民党員数も多かった」
国会議員「覚えてないのかい」
紘一「ああ。覚えてない」
国会議員「僕は覚えているよ、キミのことは」
国会議員「だって、僕と同じ目に会うんだからね」
紘一「同じ目…?」
455その3:02/03/23 00:28 ID:HM1KRW6N
国会議員「僕は、鈴木ムネヲ。そんなに時間はないかもしれないけど、よろしく」
紘一「ああ、よろしく」
時間…。何を指して言っているのか、意味深な気がした。
紘一「辞職でもするのかい」
ムネヲ「いや、あくまでも予感だよ、それは」
ムネヲ「キミが僕と同じ目に会うとは言ってるけど、根拠なんかない。そんな気がするだけ」
紘一「はぁ…なんだかおまえと話していると、疲れるよ」
ムネヲ「そうかい。なら今日はもう話すのはよしておくかい」
紘一「今日はって、今日まで一度も会わなかったんだ。これから話す機会なんてのも、もうこないかもしれない」
ムネヲ「僕はここにいるさ。話しがしたくなったらきてくれよ」
紘一「もともとこんな党に用なんてない。きっともうこないよ」
ムネヲ「それは早計だな」
ムネヲ「僕はキミの流用する一億円も手に入れたみたい。真相がわかるのは、そのときじゃないかな」
紘一「オレは金を流用していないし、秘書の脱税事件の真相なんて知られたくもない」
ムネヲ「ふぅん…」
紘一「じゃあな」
開けっ放しだったドアから、オレは廊下にでる。
ムネヲ「キミとはまた会えると思うよ」
最後にそんな奴の声が聞こえた。
離党か…。
456名無しさんだよもん:02/03/23 00:41 ID:vH/gFvoZ
>>446-452
今度は552文書で来たか(w
457名無しさんだよもん:02/03/23 00:43 ID:qVWM95EI
僕は去ってゆく野中の背中を見送りながら一息つくと、金網越しの景色に視線を移した。
厄介なことを引き受けてしまった。
なんとなく予感はしていたことだったが、予想以上に大変なことになりそうだ。
もし本当に、野中が懸念するような危険な詐欺事件だとしたら、僕ごときが介入すべきではないのだろうか。
下手したら総理生命の危険も有り得るじゃないか。
僕は軽いため息をついた。
それでも成り行きとはいえ、協力してしまったものは仕方ない。
早速、今日から調査するとしよう。
新潮の記者に会ってみるのもひとつの手だ。
訪ねるのなら、次の休み時間か閣議後がいいだろう。
もうすぐ閣議が始まるから、それが終わってからだ。
とにかく、何をするにしても次の閣議の後がいい。
僕が取りあえず首相官邸に戻ろうとして、階段の入り口の方へと振り返ったときだった。
「!」
僕のすぐ後ろに、一人の女議員が立っていた。
彼女の存在にまったく気がついていなっかた僕は、声こそ出さなかったものの心臓が飛び出るくらいに驚いた。
その子は驚いた僕を見ると、目を細めてくすくすと笑った。
「いけない、いけない、驚かせちゃったよ」
その子はそう言いながらもくすくす笑いを続けた。
僕はその笑い方を見て、ふと、あの日のムネヲに似ているなと思った。
知っている子だった。
辻本清美。
去年、僕と同じ国会議員だった子だ。
同じ国会議員だったけど、僕はただ一度も辻本さんと会話したことがなかった。
「・・・辻本さん、いつから給料詐欺していたの?」
「去年」
「え?」
僕は思わず眉をひそめた
「去年からだよ、小泉純一郎くん」
458名無しさんだよもん:02/03/23 00:44 ID:qVWM95EI
そんな彼女のわけのわからない返答に言葉を詰まらせつつも、意識は僕の名前を覚えてくれたという一点に集中していた。
辻本さんはとても出っ歯な人だ。去年の社民党の中でも・・・、いや国会全体で見ても、郡を抜くほどの出っ歯だった。
テレビCMに出ている明石屋さんまより、繊細に作られた入れ歯より、僕はそこに存在する辻本さんの方がはるかに出っ歯に思えた。
近づき難いほどの出っ歯で、そのうえ、いつも煽っている、とてもやかましい女の子だった。
古い2ch語風に言うなら、正真正銘の電波厨房といったところだろうか。
だから僕は話をしたくなかった。
僕だけじゃなく、国会議員中の男子議員が辻本さんには声を掛けたくなさそうだった。
その辻本さんが僕の名前を知っていた。
フルネームで。
僕はかなり悲しかった。
「・・・去年って、1年前の去年?」
「そう、去年の今も秘書の給料を騙していたよ。週刊誌の記者がいなければね」
辻本さんはそう言って、またくすくすと笑った。
僕もつられて微笑んだ。
「秘書の給料はいい額だから」
辻本さんはいきなりそう言うと、さんまのようにヒャッヒャッ笑って、すっ、と空を見上げた。
白い両手を太陽にかざす。
強い風が吹き抜けた。
「黒い金と同じなの」
「え?なにが?」
「秘書の給料は国から貰えるのに、政治献金は国からじゃないよね。政治資金は社民党から活動資金として、やってくるから、うまく私の懐まで届かないの。だから黒い金は、陰で動いて地下に潜ればよく入ってくると思うの」
「辻本さん、それって何の話?」
「裏金の話だよ」
「裏金?」
「うん。私、ここで毎日、裏金をかき集めているの。普通の裏金を集めるときは他の団体を使うけど・・・」
何を言っているのかさっぱりわからない。
秘書?黒い金?裏金?
「でも、政治資金は私の私腹までは肥やせないから、秘書を使うの。私が秘書の給料をピンハネするの」
辻本さんは何を言っているのだろう?
459名無しさんだよもん:02/03/23 00:45 ID:qVWM95EI
「つまり辻本さんは、秘書の給料をピンハネしていたんだ」
言っている意味こそよく理解できなかったが、不思議と僕は、彼女が本当の話をしているのだということを信じて疑わなかった。
ましてや、僕のことをからかっているなんて発想はこれっぽっちも浮かばなかった。
「・・・うん。ムネヲは利権を集めなきゃいけないでしょ?他の議員とかも、お金は一番大事なものね。だから私も、秘書から1500万円ほど貰わなきゃいけないの」
そう言ってまたくすくす笑いだす辻本さんの目は、やっぱりあの日のムネヲの目によく似ていた。
金に目がくらんで「壊れた」者の目。
詐欺という世界の扉を「開いた」者の目だ。
僕にはわかる。
いま、目の前にいる辻本さんはかつて僕が知っている頃の辻本さんではない。
彼女は・・・、いまここにいる彼女は「扉を開いてしまった辻本さん」だ。
・・・それにしても、いったいどうして、辻本さんが?
「小泉くんも・・・、私とおんなじよね?」
「え?」
辻本さんが突然そんなことを言い出したので、僕は心を読まれたのかと思ってドキッとした。
だが彼女は別に僕の心を読んだわけじゃなかった。
「小泉くんもできるんでしょ?」
「え、僕が?何を?」
「裏金の集金」
辻本さんは、その尖った出っ歯で僕を突ついた。
「僕にはないよ。そんなちから・・・」
辻本さんに話を合わせてもよかったが、それは彼女を馬鹿にする行為のように思えた。
だから僕は、イヤイヤ答えた。
「辻本さんと同じじゃなくて残念だけど・・・」
「ううん、あるよ。小泉くんには。私よりずっと強いちからが」
彼女はそう言いながら、そっと僕の手を握り、それを自分の歯茎の高さまで持っていった。
白く、硬く、そしてかなり尖った辻本さんの歯が、僕の手を深々と刺していた。
460名無しさんだよもん:02/03/23 00:46 ID:qVWM95EI
「今もそうだよ。私の集めた疑惑の粒が、どんどん、どんどん、小泉くんに流れ込んでいくでしょ。ね?」
辻本さんは小首をかしげて、歯を出した。
ドクン。ドクン。ドクン。僕の心臓が早鐘のように高鳴った。
不思議な気分だった。身体の芯が熱くなり、全身の肌がうっすらと汗ばむ。脳にチクチクと刺激が走り、視界が弾むように揺れた。
それは本当に彼女の言うように、疑惑の粒が僕の内閣に流れ込んでくるかのようだった。
僕はイヤがっているのだろうか?僕は嫌っているのだろうか?
僕はこんなにも、辻本さんのことをキモがっていたのだろうか?
二人の後ろで、風がヒューッと、つむじを巻いた。
風に舞った辻本さんの出っ歯が、ズブズブと僕の僕の頬に刺さった。
硬く、伸びている出っ歯が・・・。
風が通りぬけたあとに、不思議なことに、僕の胸の鼓動は嘘のようにおさまっていた。
僅かな沈黙が訪れる。
時間が止まっているような気がした。また、いつものあの感覚だ。
煽りばっかりの証人喚問のような世界。
「ね?」
辻本さんはそう言うと、刺さっていた僕の体をゆっくりと解放した。
その瞬間、世界がもとに戻っていくのを感じた。
「わかったでしょ?」
「・・・やっぱり、よくわからないよ」
「いいの、きっとそのうち気付くから」
「気付くって、疑惑の粒の話?」
「疑惑の力・・・すごく才能があるよ」
辻本さんは、なにやらそんなわけの解らないことを口にした。
「え?才能?何の?」
「だから、そのうち、教えてあげる」
キモく微笑んだ。
近寄り難いほどに煽っていた辻本さん。テレビCMに出ている明石屋さんまより、繊細に作られた入れ歯より、ずっと、ずっと、出っ歯だった。
461名無しさんだよもん:02/03/23 00:52 ID:FTRVR6HD
>>457-460
雫の瑠璃子さん登場シーンで来たか…

>「ううん、あるよ。小泉くんには。私よりずっと強いちからが」
>彼女はそう言いながら、そっと僕の手を握り、それを自分の歯茎の高さまで持っていった。
>白く、硬く、そしてかなり尖った辻本さんの歯が、僕の手を深々と刺していた。

爆笑しちまったよ!!

462名無しさんだよもん:02/03/23 00:53 ID:iy0Hn627
し、死ぬ…笑い死ぬ……
463名無しさんだよもん:02/03/23 01:11 ID:Y4n2Qklq
とても出っ歯な人ってなんだよw
激ワラタ
464名無しさんだよもん:02/03/23 01:13 ID:nU0ANNsS
このスレで何人笑い死んだことだろう。
あえて笑いの渦の中に足を踏み入れ、殉死していく勇者達に乾杯(w
465名無しさんだよもん:02/03/23 01:24 ID:gXO7Au8B
552文書・・・最高でした・・・
466名無しさんだよもん:02/03/23 01:42 ID:y4LEUGsU
っつーか>>1ムネオはヤメようぜ。
467名無しさんだよもん:02/03/23 02:01 ID:puBNgBDY
消える鈴木議員 与野党は見送った
カメラから逃げた いつだって嘘つき
あの日から無党派 いつまでも自民党
いられなかったこと 悔しくて金を使う
           ―― the 15000000 yen ――

辻本はまだうまく消せないけど
いつかは首を切られ知る

動かせる場所がまだ宗男にある
恨みだけ込めて見つめてる

宗男たちは 裏のルート使い
   (老人は――北の人)
辻本の 素顔さらして
   (彼の道連れは――2人)
清美には 厳しかったネタだ
   (手を触れずとも噛み付いた――田中真紀子)
社民から 追い出しキボンヌ
   (『疑惑の総合商社』と責めてきた――辻本清美)

消える汚職議員 追いかけて追いかけて
喚問を終えた あの日から辻本 いつまでも
真っ黒な取引があるように
刑事告発で 彼女を潰せるよ きっと
   (宗男に…どうか、幸せな記憶を)

疑惑はどこまでも続いてゆく――黒く広がる腹の中で――
             ――清美がいる、その国会の中で――
   ――さようなら―−‐‐
468名無しさんだよもん:02/03/23 02:13 ID:zbWskB5t
もうクレクレ君でいいです!プライドも捨てます!
誰か漏れにフリーのテキスト吸い出しツール教えてくれ!
469名無しさんだよもん:02/03/23 02:47 ID:H13Aq6RA
>>468
テキスト吸い出しツール でググル検索しる
(あまりおおっぴらに言ってはいけない気がするので)
470名無しさんだよもん:02/03/23 08:01 ID:rOiHTXMz
>>467
金の詩か(w
471名無しさんだよもん:02/03/23 08:21 ID:jeVdhGmk
あかん、素敵過ぎる。
472名無しさんだよもん:02/03/23 09:07 ID:YY0qyTax
>>469
サンクス!漏れもお前らに追いついてみせるぜ!(w
473三月兎with茜@Leaf&Key:02/03/23 09:58 ID:nxf6eWJK
参ったぁぁぁぁぁ!!!
俺は参ったぁぁぁぁっっ!!!!
なんて強欲な老いぼれどもなんだぁぁぁぁ!!!
っての、誰かやってくれませんか?
笑って笑って腸捻転で死にそうなほど笑ったので、私にはもう体力がw

The days which are wrapped in the scene of BABAA and to pass dirty.
(ババ…げふん、いえ、う〜んと人生経験を積まれたお姉さま(そのわりに無能)に包まれ汚く過ぎていく日々)
An encounter with the olds repeated in the snowlight.
(国後の雪の照り返しのなか、対称的にドス黒い――稀に肌まで黒い――老人どもの出会いが繰り返された)
Doubt continues to where as well.
(疑惑はどこまでも続いていく)
She is waiting in the air.
(出っ歯の待つ、その大気の下で)
474名無しさんだよもん:02/03/23 15:07 ID:M99AaWS4
>疑惑はどこまでも続いていく
>出っ歯の待つ、その大気の下で

藁いが止まらん、どうすればいいんだ。
475名無しさんだよもん:02/03/23 15:54 ID:61c5kfj7
467の鳥の詩ハゲシクワラタYO
476名無しさんだよもん:02/03/23 16:54 ID:bLNfE54C
こんなオモロイスレが立ってたなんて・・・
おまえら! 最高だYO!
477名無しさんだよもん:02/03/23 18:31 ID:ETZC14F2
これの元ネタ知りたい。。。(/;Д`)
どなたかどれがどの作品のパロなのか教えて下さい。
エロゲーってやったことないですけど、
これの為なら十万出しても惜しくなさそ。
478名無しさんだよもん:02/03/23 18:41 ID:zlD8I6Wk
ムネオオフで
「ここがあの男のハウスね」
と言ってみたい
479既出だったらスマソ:02/03/23 19:26 ID:r1ZSoZO8
白く飛び出た歯の切れ端をつかまえて ムネヲは走る
歯を離したらどこまでも遠く社民の闇に消えてゆく

ひとつだけの恨みをはらして

出っ歯の裏に描き始めた絵は霞んで 舌でこすっても
いつか見えた威勢はもうない
ひとり踏み出す告発だけ見てる

朝には消えたあの秘書をいつまでも見ていた

野党の先で黒くなる疑惑つかまえて 自民がはしゃいでる
いつか知った利権の中にも
同じ党員 あるならいいね

朝には消えたあの秘書をいつまでも見てた
僕らが残したあの名義をいつまでも追ってた

朝には消えたあの秘書をいつまでもいつまでも
僕らが残したあの名義をどこまでも追ってた
そうタイーホは別れとあるものだからすべて置いてゆく
朝には刑務所の中 新しい疑惑、浮上している

Farewell song (直訳 キヨミ別れの歌)より
480名無しさんだよもん:02/03/23 19:27 ID:j11Lez/i
最初から読むのが、恐い・・・。
途中で窒息死してしまいそうで・・・・。
481名無しさんだよもん:02/03/23 19:59 ID:7yeFJvwP
Muneo TVシリーズサブタイトル

第1話「雪の政治家」
第2話「嫌疑溜まりの街」
第3話「たった一つの大きな疑惑」
第4話「証人喚問へ」
第5話「the mujina and the grapes」
第6話「議員たちの見解」
第7話「国会」
第8話「ムネヲハウスの鑑」
第9話「支持率の向こう側」
第10話「冬の辞表」
第11話「離党」
第12話「夢の痕」
第13話「金の辿り着く場所」
482名無しさんだよもん:02/03/23 20:03 ID:/vhSAX9X

誰かムネヲハウスみたくサイト作ってくれないかな〜
483名無しさんだよもん:02/03/23 20:05 ID:N0RF0QCU
このスレ最強…
484名無しさんだよもん:02/03/23 20:08 ID:QKmYm9NO
>482

一応ココにまとまってるよ
ttp://homepage1.nifty.com/~s_aoi/index2.html
485名無しさんだよもん:02/03/23 20:18 ID:N0RF0QCU
くっつけてシナリオにして、DNML化してくれ。
486名無しさんだよもん:02/03/23 20:42 ID:EMtgFUg/
葉鍵板というよりむしろ歯金板。。。
487名無しさんだよもん:02/03/23 20:48 ID:hLXHUHn+
宗男**歳 はないのか?
488名無しさんだよもん:02/03/23 20:50 ID:tfQIFODx
489セガサターン ◆pMGpimak :02/03/23 20:57 ID:rIMt8+ox
>>477
葉鍵作品をやって下さい、この機会にえろげにはまってみては?
490名無しさんだよもん:02/03/23 21:02 ID:p4QMcrMz
あの党いつまでも いたかった老いるまで
裏金、権力も 宗男にはあったのに

一番早く 疑惑に上がった外務省
献金集め 暴行 パスポート

辻本も離党になったら 里からヤツ笑ってくれる
疑惑をかければ きっと マスコミが叩く

辻本叩かれた 社民党泥だらけ
疑惑をかぶせられ 気付いたら離党へと

一番強く 叩いた煽ったその人
『総合商社』 あの時 光ってた

たくさんの思惑がある 他にはなにもいらないぐらい
給与を奪えば すぐ喚問の匂い

また嘘をつく 喚問で騙る
テレビに映る 二人分の罪

辻本が離党になったら 里からまた戻ってこれる
お金を使えば きっと あの日の権力


ああ、胸が痛む……。晴子さんすんません。
491名無しさんだよもん:02/03/23 21:08 ID:tHIuDtdo
お願いだ・・・
頼むから・・・頼むから・・・!!


出来るだけ神が書き込んでる途中で割り込んで書き込むのを控えてくれ・・・

それが素晴らしい作品を生み出し続ける神々への礼儀だと思うのだが・・・

どうだろう・・・?
492名無しさんだよもん:02/03/23 21:11 ID:088BDi4H
まあマターリ行こうや。
493セガサターン ◆pMGpimak :02/03/23 21:11 ID:rIMt8+ox
>>491
悪い、またやらかしてしまった
494名無しさんだよもん:02/03/23 22:50 ID:fHdvSGcJ
495名無しさんだよもん:02/03/23 22:56 ID:t013JSXB
>>494
オモロイ
496名無しさんだよもん:02/03/23 23:07 ID:FMXCKJrd
age
497名無しさんだよもん:02/03/23 23:12 ID:DRxI5atx
>494
お見事(w
498 :02/03/23 23:21 ID:SjJ0IF35
笑い過ぎで呼吸困難になったぞ、ゴラァ(w
確かまじアンと誰彼ってまだ出てませんでしたよね?神降臨プリーズ。
499名無しさんだよもん:02/03/23 23:34 ID:FMXCKJrd
神が来なくなった…
500名無しさんだよもん:02/03/23 23:41 ID:wo3bOwyo
500
501 ◆YUKA.XSE :02/03/24 00:01 ID:eQdLoPUs
【ムネヲ】「……辞めて 」
ムネヲが絞り出すような声を出す
【純一郎】「え?今なんてーー」
【ムネヲ】「辞めてって言ったの!!」
【純一郎】「……あ、わりい。騒ぎすぎたか?」
【ムネヲ】「騒いだかどうかなんて関係ない。とにかく辞めて。」
【純一郎】「おいおい、なんなんだよ、いきなり
      昨日といい今日といい、やっぱりおまえおかしいぞ。」
【ムネヲ】「……れのせいで」
「ん?」
【ムネヲ】「誰のせいでおかしくなったと思っているのよ!
     みんなあんたが悪いんだから!あんたがNGOに
     優しすぎるから、あたしがこんなに……」

 唇を震わせて言葉を紡ぐムネヲ。

【純一郎】「ムネヲ……?」
【真紀子】「もしかして……あたしが原因?あたしが外務官僚に厳しすぎるから?」
【ムネヲ】「決まってるじゃない……」 
      ムネヲがキッとスフィーを睨む。その視線はいつも
      真紀子に注がれていた蔑んだ視線とはまったく別のものだった。
【真紀子】「でも、外務省は……」
【ムネヲ】「あんたに何が分かるのっ!!」

 なにかを言おうとした真紀子の声を遮ってムネヲが叫ぶ。
ムネヲが真紀子に対して怒鳴ったのは初めてのことだし、
『あんた』なんて叫んだのも、もちろん初めてのことだ。
502 ◆YUKA.XSE :02/03/24 00:03 ID:eQdLoPUs
【ムネヲ】「ほんの数ヶ月前に現れたあんたなんかに、外務省の何が
     分かるって言うのよ!!」
【真紀子】「ムネヲ……」
【ムネヲ】「ずっとあたしが外務省の一番内部にいたの。いたんだから!
     初当選したころには目の前に外務省がいて、それが当たり前で、
     これからもずっとそうなんだって思った。なのにどうして、あたしの
     居場所にあんたがいるの!?外務省の一番高い場所にあんたがいるのよ!」
【真紀子】「ムネヲ、あたしは……」
【ムネヲ】「外務省の一番はずっとあたしの場所なの!
     あたしの外務省を取らないでよおっ!!」

 ムネヲは泣いていた。自分でも制御できない感情の渦に巻き込まれていた。

【純一郎】「ムネヲ……」
【野上】 「純一郎くん、今日のとことは帰ってもらえるかな」
【純一郎】「野上さん……」
【野中】 「頼むよ……」
【純一郎】「分かりました」
【真紀子】「……また、来るね……。」
【野上】 「二度と来るな。」
503 ◆YUKA.XSE :02/03/24 00:04 ID:eQdLoPUs
カランカラン……
 俺たちは『外務省』を後にした
帰り道、俺の頭の中では。ムネヲの言葉が何度もリピートされていた。

 俺はムネヲの気持ちを知っていた。

……いや、知っているつもりだった。
 でも、本当は何も分かっちゃいなかった。
 外務省のトップに真紀子を置くという事の意味。
 真紀子のブレーキがなくなっていくことの意味。
 そして、ムネヲが外務省で一番偉いことでなくなってしまうことの意味。
 俺は今までムネヲのことを傷つけ続けてきたのだろうか?

そう思うと、心の中が、ずくん、と疼いた
504 ◆YUKA.XSE :02/03/24 00:05 ID:eQdLoPUs
>502
訂正、野中→野上

とってつけた配役まるわかり(W

それ以前にモトネタが知られているかが不安・・・。
505名無しさんだよもん:02/03/24 00:10 ID:eQdLoPUs
他にも間違いだらけ、欝だ氏農
506名無しさんだよもん:02/03/24 00:10 ID:YXzaygUM
>>501->>503 ワラタ まじアンでくるとは…
507名無しさんだよもん:02/03/24 00:13 ID:Ndx2D1yq
>>506
これ、「君が望む永遠」では?

>>504

鬱が、鬱が再び……
ムルアカ「宗男ちゃんの事を理解できるのは私だけよフフフフ」

板違いになりそうなので以上。
508 ◆YUKA.XSE :02/03/24 00:16 ID:eQdLoPUs
>>507
激しく欝になる(誤字だらけ)けど、間違いなくまじかる☆アンティークです
ちなみに、結花のあのシーンからです。
509名無しさんだよもん:02/03/24 00:44 ID:KD/gMu1L
 ぱたぱたと清美は部屋を出て行った。
 出迎えに行ったのだろう。
 俺は毛布にくるまり直す。清美を信じるしかない。
 がらりと玄関が開く音。
辻元「おかえりなさい」
 清美の声。
辻元「あのね、今、友達来てるの」
辻元「帰る党がないから、泊めてあげて」
 どたどた…
土井「却下」
 二度と清美は信じまい。
辻元「わ、待って、土井さんっ」
土井「問答無用や。こんなぶさい男、泊められるわけあらへん」
辻元「総理、総理…」
 ぽかっ。
土井「その口癖治しぃって、いくら言うたらわかるんや!」
 賑やかである。
辻元「だ、だって…」
辻元「このひと…寝るところないんだよ」
辻元「それに、集金力あると思うんだよ」
辻元「外務省とか…陰で操って。たかってくれたし…」
辻元「農水省でも、そうしてくれるって…」
 言ってない。
510名無しさんだよもん:02/03/24 00:45 ID:KD/gMu1L
土井「……」
土井「…あんた」
 …俺か。
土井「辻元とはどんな関係や」
 ふるふるふる、と清美が土井党首の背中で首を振っている。
 正直(汚職仲間)に言うな、ということなのだろう。
 さっさっさ…
 手で文字を書いている。
 で…ば…め…い…と
宗男「出歯メイト」
 そのまま声に出して読んだ。
土井「出歯メイト? にしては、歯ぁ出とらんやないか?」
 さっさっさ…
 また清美が手で文字を書いている。
 ほ…れ…る…な…よ
宗男「惚れるなよ」
土井「惚れるかっ!」
 清美が両手を合わせて謝っている。
 どうやら今のは彼女の判断ミスらしい。
 事態はますます悪化しているようだ。
土井「ま、肝は座っとるようやな。そのへんは嫌いやないわ」
土井「この期に及んで、言い訳したり、取り乱したりする奴なんかよりはな」
辻元「そうそう。わたしもそう思う。土井さん、惚れちゃうよね」
土井「惚れるかっ!」
辻元「わ…ツバ飛んだ」
511名無しさんだよもん:02/03/24 00:46 ID:KD/gMu1L
土井「こいつ、名前なんて言うんや」
 俺ではなく、清美に訊いた。
辻元「えっとね…」
 そういえば、こいつはまだ知らないはずだ。
辻元「さかたさん」
宗男「ちがう…」
 知らないのに即答すんな…。
土井「坂田さん」
 党首が俺へと向き直る。
土井「…わかった。泊めたる」
清美「やった」
 案外、物わかりがいいようだ。
土井「ムネオハウスにな」
宗男「……」
清美「わ、ムネオハウス…」
土井「ついでに自動車がないから、四駆買ったってや、坂田さん」
512名無しさんだよもん:02/03/24 00:47 ID:KD/gMu1L
宗男「冗談じゃない。俺は宗男だぞ」
宗男「丁重にもてなせ、このやろう」
清美「わ…すごい口きいてる…」
土井「辻元」
辻元「は、はい…」
土井「おもしろい友達やないの」
辻元「うん、おもしろい。にははっ」
土井「そやけど、常識しらんようやなぁ」
土井「そういう奴はうち、嫌いや」
土井「告訴しよかー」
 笑顔で言っているが、声は怒りに震えている。かなり恐かった。
辻元「わ、待って…」
 さっさっさ…
 清美のブロックサイン。
 俺はそのまま口に出して読む。
宗男「今日から社民党議員になります」

宗男「なるかっ!」
土井「ならせるかっ!」
513辻元ED:02/03/24 00:56 ID:OI9+C6QG
【辻 元】「今日は楽しかったね」
【ムネヲ】「ああ。証人喚問は、
      やっぱり好きな奴と過ごすのが一番だからな」

清美の笑顔に、俺も微笑みで答える。
こんなに充実した喚問は初めてだった。
ただ好きな人と立場が同じになるだけで、
証人喚問がこんなにも違う意味を持つのか、と正直驚いていた。

【辻 元】「来年の通常国会も一緒に過ごしたいよね」
【ムネヲ】「何言ってるんだ。
      一緒に過ごすに決まってるだろ」
俺はちょっと怒ったように言う。
辞職に対する恐怖が、俺の神経を過敏にしているらしい。

【ムネヲ】「……わりい。
      今みたいな言い方をする事はないよな」
【辻 元】「……ううん。いいんだよ……」
清美が肯きながら答える。

【辻 元】「あたしたちはこれからもずっと一緒なんだもんね」
【ムネヲ】「もちろんだ」

そう言って、俺は清美を抱き寄せる。
清美の身体は小さくて、軽い。
514辻元ED:02/03/24 00:57 ID:OI9+C6QG
【辻 元】「………………」
【ムネヲ】「………………」

静かに、時が流れる。
まるで、俺達の周りだけ時の歩みが遅くなったようにも思える程に。
【辻 元】「……あたし、むねおに抱いて欲しいな……」
しばらく身体を寄せ合った後、清美が呟くように言葉を漏らす。

【辻 元】「これからもむねおと一緒にいるための、
      確かな絆が欲しいんだ……」
【ムネヲ】「清美……、いいのか?」
すがるような瞳に見つめられながら、
俺は清美の意思を確かめる。

【辻 元】「むねお以外だったら絶対いやだけど、
      むねおになら抱いて欲しい」

そう言った清美の瞳は真剣だった。
だから俺は清美を抱きしめる事になんの躊躇もなかった。
俺はずっと、清美の事が好きだったから。
515名無しさんだよもん:02/03/24 01:14 ID:hjjXrB+r
どれも質が高くて(・∀・)イイ!!
516名無しさんだよもん:02/03/24 01:17 ID:CfN69vA+
>>513-514
禿しく気持ち悪いんですけど(w
517名無しさんだよもん:02/03/24 01:28 ID:G7c2y2ss
>>509-512
出歯メイトは面白すぎ(藁)
うまいなぁ。
518名無しさんだよもん:02/03/24 01:30 ID:3zPYpV5w
森「無党派は、ずっと寝ててくれればいいのに」
519:02/03/24 01:33 ID:hjjXrB+r
「懲りないから自民党って言うんですよ」
520その1:02/03/24 01:38 ID:Z910s775
純一郎「犯人は…」
 宗男「…え?」
純一郎「おまえだああぁぁーっっ!」
オレはびしりと宗男を指さす。
 宗男「あたしは被害者だってば」
純一郎「悪い。いきなりクライマックスをやってしまった」
 宗男「クライマックスでも、あたしは被害者だってば」
うーん、ほんとうにこいつはそんな故意に起こした事件に、自分以外の犯人がいるとでも思っているんだろうか…。
悲劇のヒーロー気取りに付き合わされて、無駄な苦労をさせられてはたまったもんじゃない…。
 宗男「で、やってくれるの?」
まあ、適当に切り上げて体のいいしっぽ切りってことを納得させてやればいいか…。
なにより、今断ることのほうが難しいことに思える。
純一郎「まぁ、やれることはやってはみるけど…」
 宗男「あ、ほんと? よかったぁ…」
521その2:02/03/24 01:39 ID:Z910s775
純一郎「やれることって言っても、聞き込むぐらいだけどな」
 宗男「うん、それでもいいから」
純一郎「それで、犯人を割り出したら、見返りとかあるのか?」
 宗男「え…? そんなの親切でやってよ」
純一郎「おまえなぁ、中途半端に現実的だよなぁ…」
 宗男「だって、見返りなんて言ったほうが現実的じゃない」
純一郎「大概ドラマでは、疑惑の政治家は事件を紐解いてゆく過程でだなぁ、ボロが出てくるもんだぞ」
 宗男「……え?」
純一郎「そしてニュースステーションが始まる、10時手前でだなぁ、いわゆる議員辞職会見に…」
バキィッッ!
 宗男「そんな心配しなくてもいいのっ! 辻元にも給与搾取疑惑があるんだから、政権与党に打撃なんてないのっっ!」
ちなみにオレが食らったのは、釧路市議会での宗男議員辞職勧告決議可決の一報である。
痛さのあまりにもんどり打つオレを後目に、スタスタとムネオハウスへ戻ってゆく宗男。
うーん…すでにあいつがヒロインを張れる役回りじゃないな。
522名無しさんだよもん:02/03/24 01:41 ID:Z910s775
ああ!最後の一行…
吊ってきます
5231:02/03/24 01:47 ID:xW5fNn+V
「あ……あたしは、いままで……か、官僚の書いた台本通りに国会答弁をしてきただけなんです……」
「ホ、ホントのあたしは、みんなの思ってるような……自民党議員なんかじゃないんです……」
「ホ、ホントのあたしは、怒りっぽくて、がめつくて、そんな自分がキライで、いつも周りにあたってるイヤな男です」
「そ、それでも、みんなが投票してくれるから、みんなの望む自民党議員になろうって……決めて……今日まで……」
「でも……あたし……それより大事なモノを見つけちゃって……」
「い、いま、あたし……裏献金……貰ってます」
「えええーっ!」「まさか、例の?」「そんな!」
「だけど……だけど……あんな……あんなことになって……。それだけで、もう貰えなくなるなんて……」
「あ、あたし、お金を失いたくない……。自民党議員なんか、もうどうでもいい」
「あたし……そんなものになりたかったんじゃない。ただ……明るくて元気な金持ちになりたかっただけ……」
「あ、明るくて元気な金持ちになりたかった……、そのために自民党議員になって……。でも、それは見かけだけで……」
「ホ、ホントは、そんないい加減な気持ちでなれるはずなかったんです……」
「大事だったのは……どうしてそうなりたいか……」
「誰かに貰いたいからじゃない、誰にも取られたくないからじゃない……。そんな気持ちじゃ、きっとなれない……」
「でも、今は違うんです……」
「あの金を好きでいたいから、その気持ち守っていきたいから……」
「その気持ち、守るためにあたしは自分の思い描いた理想の金持ちになれる……ならなきゃいけないと思う……」
「みんなに嫌われてもいい……。あの金を貰えないことより、恐いことなんて、あたし……」
「なにもないっ!」
「ムネオ……」
わかったよ、ムネオ……。
それがムネオの答えなんだね。
みんなに嫌われても、みんなを傷つけても、そうしたいんだね。
自分の気持ちを守るために強くなるんだね。
5242:02/03/24 01:48 ID:xW5fNn+V
「ご、ごめんなさい……」
「あ、あたし……あたし……」
「みんなの……自民党議員にはなれませんでした」
「ホントに……ごめん……」
「み、みんな、あ、あたしのわがままです……」
「あたし……きょう……きょう……」
「離党します……」
「……」
「ムネオ……」
議場が静まりかえった……。みんなどう思ってんだろう。俺たちのこと……。
パチパチ。
「……」
「え……?」
パチパチパチパチ。
拍手が……。
拍手がどんどん大きくなっていく……。
みんな……。
「ムネオせんせー!」
「負けるなあっ!」
「さよならあっ!」
「ムネオせんせえーっ!」
声援が……ムネオに……。
「あ……ありがとうございます……。あ、あたし……あたし……」
みんなが、ムネオのこと……。
本物なんだよ、ムネオは……。
俺……ムネオのこと、守らなきゃ……なにがあっても絶対に……。
俺ももっと強くなろう。ならなくちゃな。
「ムネオ! ムネオ!」「ムネオ! ムネオ! ムネオ! ムネオ!」
「ムネオ! ムネオ! ムネオ! ムネオ! ムネオ! ムネオ!」
5253:02/03/24 01:48 ID:xW5fNn+V
「みなさん、さ、最後の答弁になりました……」
「鈴木ムネオの……最後の答弁です」
「あたしじゃない、あたしの……自民党のあたしの……」
「い、いま思えば……みんな夢のよう……」
「そうですね……きっと夢……だったんです……」
「本当にごめんなさい……。せっかく、みんなが作ってくれた夢なのに……」
「みんな、こんなに優しいのに……票をくれるのに……」
「自民党のあたし……み、みんなが投票した、自民党のあたし……」
「さようなら……」
「さようならっ!」
「聴いて……ください!」
「みんな……尋問してくれたみんな、愛してる自民党、それに……」
「本当のあたし!」
526名無しさんだよもん:02/03/24 01:56 ID:AOob8Ghw
すみません、>513-514の元ネタが思い出せそうでどーしても思い出せません。
誰か答えをプリーズ。
527名無しさんだよもん:02/03/24 01:58 ID:eQdLoPUs
>526
まじかる☆アンティーク、スフィークリスマスイベント(多分


528名無しさんだよもん:02/03/24 02:05 ID:zBBToPm6
>>523-525
笑い殺す気か貴様(w
529525@某”管理”人:02/03/24 02:05 ID:AOob8Ghw
>526さん

ありがとうございます。多分それです。

ネタ職人さん達の素晴らしい仕事に感謝してます。頑張ってください。
(個人的には誰彼ネタやりたいのだが、もう一回あれをプレイするのは……)
530526@某”管理”人:02/03/24 02:06 ID:AOob8Ghw
と、番号ずれてました、スマソ
531名無しさんだよもん:02/03/24 02:07 ID:8QgQjrv2
>>523-525
あかん ちょっと感動してしまった
532名無しさんだよもん:02/03/24 02:11 ID:eQdLoPUs
やりたくても俺のマシンでは何故か出来ないこみパ
XPだから不味いのか・・・
533名無しさんだよもん:02/03/24 02:18 ID:A+vF84I2
>>523-525
も、萌えかけた・・・。
534 ◆KannaC8o :02/03/24 03:01 ID:SEqgpeoU
過去編[ 出会い ]/宗男

そう思った時には、もう避けようがなかった。
…どすっ。
なにか重い札束の下敷きになった。
俺は地面に倒れ、そのまま紙幣を仰ぐ羽目になった。
【宗男】「…痛てててっ」
【声】「…おぬし、なぜそんなところにおるのだ?」
重いものが言った。
【声】「まさか…見ておったのか?」
【宗男】「見えるのは紙幣だけだ」
【宗男】「口を開く暇があったら、早く隠してくれ」
二階から降りてきたそれは、あわてて立ち回った。
打ちつけた腰をさすりながら、俺もゆっくりと身体を起こした…
女がいた。
きゃしゃな身体。
上等そうな紺のスーツ。
ショートカットでシャンプーを匂わせている。
そして。
なぜか女は、給料袋の帯を結びなおしていた。
【女】「………」
【宗男】「………」
目が合った。
【女】「なにを見ておる?」
【宗男】「紙幣でトランプでもしてたのか?」
【女】「………」
気まずい沈黙がおとずれた。
535 ◆KannaC8o :02/03/24 03:01 ID:SEqgpeoU
【女】「…おぬし、見なれぬ顔だな」
俺の横、沢山の取り巻きに視線をよこす。
【宗男】「ああ。今朝、組閣したばかりだからな」
【女】「名は?」
【宗男】「北海道比例区当選、ムネヲ」
【女】「姓はないのか?」
【宗男】「鈴木だったからな。名乗るまでもない」
【女】「どこから来たのだ?」
【宗男】「ここの前は、足寄の辺りにいた」
【宗男】「家柄を訊いているのなら、俺にもわからん」
【女】「そうか。覚えておこう」
つぶやくように言って、また帯絞めに没頭する。
その指がどうにもぎこちない。
どうもかなり不器用な女らしい。
【宗男】「人の上に降らせておいて、詫びのひとつもないのか」
【女】「なぜ余(よ)が詫びねばならぬのだ?」
【宗男】「随分と世間知らずだな」
【宗男】「だいたい、名をたずねておいて自分は名乗らないつもりか?」
帯にかけた手が、はたと止まった。
【女】「知らぬのか、余の名を」
【宗男】「知らん。今会ったばかりだろう」
【女】「そうか。存外、知られておらぬものよの…」
面白そうにつぶやく。
【女】「辻元だ」
女はそう名乗った。
536 ◆KannaC8o :02/03/24 03:01 ID:SEqgpeoU
【宗男】「辻元?」
【宗男】「それは奇遇だな」
【宗男】「俺が質疑を受ける社民党員の御名が、まさにその辻元という」
【辻元】「…妙な男よの、ぬしは」
【辻元】「辻元をどのような者だと考えておる?」
【宗男】「そうだな。なんたって土井推薦だ」
【宗男】「党内では明石家と呼びならわし、異名を出っ歯、古き名ではブラックデビルともいう」
【宗男】「肌はガサガサ瞳は雌ヒョウ歯は金剛石」
【宗男】「むくつけきその姿はまさしく人外魔境」
【辻元】「…よくもまあ、罵詈雑言を並べ立てたものよの」
呆れたようにつぶやく。
【辻元】「ところでぬしは、なにをしておったのだ」
【宗男】「別に。ただぶらぶらと歩いていただけだ」
【宗男】「なにしろ、これだけの広さがあるからな」
【宗男】「取り巻きをかためるなら、どこに誰がいるか知っておきたい」
【辻元】「それは殊勝な心がけよの」
誠意なく言いすてて、またも帯に手を戻そうとする。
537 ◆KannaC8o :02/03/24 03:01 ID:SEqgpeoU
【宗男】「辻元」
【辻元】「…初対面にしては、ぶしつけだの」
【宗男】「おまえがそう呼べと言ったからだ」
【辻元】「それで、何用か」
文句を言いたげだったが、先をうながしてきた。
【宗男】「辻元は、この中はくわしいのか?」
【辻元】「無論であろ」
【辻元】「この世のどこに、自分の通う議事堂がわからぬ者がいるか」
【宗男】「では、案内してくれ」
【辻元】「なにゆえ、余が案内せねばならぬ」
【宗男】「くわしいんだろう?」
辻元の眉がつりあがった。
【辻元】「いま一度訊ねるぞ」
【辻元】「なにゆえ、余が、おぬしを、案内せねば、ならぬ?」
【宗男】「理由はふたつある」
【宗男】「裏金の事情にくわしそうだ、というのがひとつ」
【辻元】「もうひとつは?」
【宗男】「少々歯が出ていようが、そこそこ見られた顔(かんばせ)の女に案内してもらった方が気持ちがいい」
俺を覗きこむ顔に、複雑な色が浮かぶ。
ほめられたのか、けなされたのか、判断がつきかねているらしい。
【辻元】「…案内してやる。ついてくるがよい」
【宗男】「そりゃ、どうも」
【宗男】「あ、そこそこってのは、『さほど悪くもなし』という意味だ」
【宗男】「妙な望みは持つなよ」
【辻元】「やかましいっ」
538 ◆KannaC8o :02/03/24 03:23 ID:SEqgpeoU
>>534-537
AIRです。神奈と柳也の出会いの場面です
雰囲気ぶち壊しまくりですな(´д`;)
539名無しさんだよもん:02/03/24 03:26 ID:eQdLoPUs
最萌国会議員トーナメント開催の折には皆で支援に逝こうよ?
・・・多分あちらこちらの板から支援来るだろうけど(W
540名無しさんだよもん:02/03/24 04:09 ID:YbOGBxKn
>そうだな。なんたって土井推薦だ
(藁
541名無しさんだよもん:02/03/24 04:13 ID:pXeFAhjH
>539
やるのか、本気で?(w
542539:02/03/24 04:26 ID:eQdLoPUs
>540-541
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/giin/1015232300/

一応、スレだけは存在するけど(藁
543名無しさんだよもん:02/03/24 06:11 ID:tqCymWim
こっちにも立てちゃいました。もしよろしければ、こちらにも。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1016917499/l50
544名無しさんだよもん:02/03/24 08:02 ID:mTHFS4pc
>>534-537
朝から大爆笑age

>党内では明石家と呼びならわし、異名を出っ歯、古き名ではブラックデビル
最高(w
545名無しさんだよもん:02/03/24 08:54 ID:Ay3uO2zb
ってゆーかなんで名駄スレなんだYO!
朝っぱらから腹よじれて会社遅刻しそうじゃないか(w

よーしパパもネタ考えちゃうぞ(氏ね>漏れ)
546名無しさんだよもん:02/03/24 10:05 ID:KUY1RCyG
お前ら、サンプロ見てください
547名無しさんだよもん:02/03/24 10:07 ID:H9IaK/3D
激増えてる!?
548 :02/03/24 15:13 ID:vPbDFWtD
http://www17.xdsl.ne.jp/~t-otsuka/log/muneo/murucore.swf
「ムネオハウス」に続く名作ムビ「ムルワカ」
549名無しさんだよもん:02/03/24 17:34 ID:1aYJ5hPc
爆笑。
550暇な人 ◆Key18/jY :02/03/24 18:20 ID:tNc/e4nV
>>536

>>548

死ぬほどワラタ。腹いてぇ。
551名無しさんだよもん:02/03/24 19:15 ID:vhstwN6N
次のネタは辻元の開き直りっぷりか?
552名無しさんだよもん:02/03/24 19:15 ID:8RRdfGvW
>>523-525

楽しいんだ、心のそこから笑わかせていただいてるんだが・・・

おもわず、手に持ってたみかんディスプレイに投げつけそうになったよ(^^;;
553暇な人 ◆Key18/jY :02/03/24 19:21 ID:tNc/e4nV
>>524

は、腹が、誰か助けて〜〜。
554その1:02/03/24 22:23 ID:X2KkMmPr
【声】「…早く行こうよ」
【ムネヲ】「……」
誰かが俺の体をかじっている。
【声】「…早く行かないと、始まっちゃうよ?」
見覚えのある前歯。
そして、どこか懐かしい前歯…。
【ムネヲ】「…どこに行くんだ?」
【声】「証人喚問だよ、証人喚問」
【ムネヲ】「…証人喚問?」
【声】「うん。小泉さんに頼まれた証人喚問」
【ムネヲ】「…そういえばそんなこと言ってたような」
【声】「ムネヲ、一緒に白状するって言ったよね?」
【ムネヲ】「…バレるから言わない」
【声】「嘘つきはダメだよ。刑事告発するよ」
【ムネヲ】「…それも嫌だ」
【声】「だったら行こうよ。大丈夫、きっとバレないよ」
【ムネヲ】「…絶対に嘘だ」
【声】「だったら刑事告発。今は増量期間中で執行猶予なし」
【ムネヲ】「…分かったよ。一緒にしゃべるから…」
【声】「うんっ」
555その2:02/03/24 22:24 ID:X2KkMmPr
【ムネヲ】「しまった、無茶苦茶バレるぞ」
【辻元】「そんなことないよ。ムネヲは前歯が短いんだよ」
【ムネヲ】「辻元にまんまとだまされた」
【辻元】「だましてないよ、全然バレてないもん」
【ムネヲ】「疑惑だ! 疑惑の総合商社だ!」
【辻元】「ムネヲ、人聞き悪いよ〜」
【ムネヲ】「これは、辻元に刑事告発だな」
【辻元】「えっ?」
【ムネヲ】「しかも、キャンペーン期間中で無期懲役だ!」
【辻元】「あんな長い間働けないよ〜」
【ムネヲ】「気合いだ、気合いで働くんだ」
【辻元】「無理だよ〜」
【ムネヲ】「だったら、俺も行かない」
【辻元】「…だったら、ムネヲだけ今日の答弁は北方四島について」
【辻元】「裏金まみれの北方四島で、ムネヲハウスを作って儲けたの」
【辻元】「業者は地元のゼネコン」
【ムネヲ】「…分かりました、どこまでもついていきます」
【辻元】「うんっ」
これはたぶん、脅迫という犯罪なのではないかと思う。
556その3:02/03/24 22:24 ID:X2KkMmPr
【辻元】「…ね、ムネヲ」
辻元が白い歯を磨く。
【辻元】「そろそろ自白しなよ…下手な嘘は逆効果だよ…」
【ムネヲ】「そうだな…」
【辻元】「早くっ、早くっ」
【ムネヲ】「そんなに急がなくても、事実は変わらないだろ」
【辻元】「変わらないけど、マスコミにいろいろ調べられちゃうよ」
結局、俺がいつものようにごまかす。
【ムネヲ】「悲しいボケ老人だから、仕方ないと言えば仕方ないか…」
【辻元】「そんなの代議士の台詞じゃないよぉ」
【ムネヲ】「きっと、捕まったら家の名前が変わって、この極寒の地にひとりぼっち…」
【辻元】「だから、人聞き悪いよぉっ」
【ムネヲ】「KGBに捕まったら、辻元のせいだな」
【辻元】「居ないよ、KGBなんて…」
【ムネヲ】「でも、FBIならいるだろ?」
【辻元】「日本中のどこ探してもFBIはいないよ」
【ムネヲ】「それは残念だな」
【辻元】「FBIもKGBも、いない方がいいよ。出たら逮捕されるよ」
557暇な人 ◆Key18/jY :02/03/24 22:29 ID:tNc/e4nV
>そんなことないよ。ムネヲは前歯が短いんだよ

ぎゃっはははっははははっはははははははっはhzっははっはははっははははっははははははっはっははっはあhh〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
558フォン・名無し:02/03/24 22:31 ID:pWY8VSvx
むぅ、FLASH攻勢が既に始まっている?出遅れたか。
ま、いい。こっちは葉鍵ネタで。
>242-245を元にFLASHをつくってみました。約1.3MB。
急ごしらえであんまりデキよくないけど。

muneoair.swf
http://pub.idisk-just.com/fview/d1F99_PpZc1y9eJc8ZdTk-quUhLHoaRagb7nJkEcU46cjIO4l2_LuTKVkfC1eF49.swf

…AIRで一番好きなシーンをなんでわざわざ自分からリョジョークするかな、漏れ。
559名無しさんだよもん:02/03/24 22:32 ID:V9tQ9NT3
今度から元ネタをメール欄に書いてくれることキボンヌ
少し考えないと元ネタが分からないのがあるから
560554-556:02/03/24 22:37 ID:QHaM2jWE
>>559
すまぬ。一応ちび名雪&祐一。
561暇な人 ◆Key18/jY :02/03/24 22:39 ID:tNc/e4nV
>>558

もっ、もう駄目だ・・・・。
562名無しさんだよもん:02/03/24 22:40 ID:b4eY4Z/I
>>558
ラストで吹いてしまったぞ。漏れもそのCG好きだったのに…
563名無しさんだよもん:02/03/24 22:41 ID:Ru0XL71j
>ラストで吐きそうになった(w
564あぼーん:あぼーん
あぼーん
565名無しさんだよもん:02/03/24 22:42 ID:78EQHsQy
>>558
凶悪すぎる…(w
566名無しさんだよもん:02/03/24 22:43 ID:MMxBkVat
>>558
あんた・・・・。
あんた最高や!
567ボク:02/03/24 22:50 ID:nVmV2F14
>>558
ファイル名が…荒れてるのかな?
568名無しさんだよもん:02/03/24 22:55 ID:zv3eaooo
>>558
せっかくの泣けるシーンを…あんた…
569名無しさんだよもん:02/03/24 22:55 ID:4QjlwYDO
>>558
・・・ラストが・・・ラストが強烈過ぎる(TT)
570名無しさんだよもん:02/03/24 22:57 ID:sW0xRpbY
>>558
ぶはははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!
571JAL ◆JALmot.I :02/03/24 22:59 ID:w7YPqQin
>>558
(―_―)ウツダ
でも面白い・・・
572名無しさんだよもん:02/03/24 23:03 ID:kBv2Pmx4
>>558
初心者で房的質問なんだがどうやってみればいいの?
573名無しさんだよもん:02/03/24 23:13 ID:8M9fCPyg
>>558
神…つうか、邪神降臨
574名無しさんだよもん:02/03/24 23:18 ID:tS4MZXn6
>>558
・・・ぐぁ!!!・・・・・タバコ1本駄目にしちまったじゃねぇか!
キモッ・・・
575名無しさんだよもん:02/03/24 23:36 ID:pVDl82Xt
>>558
突然大笑いしたから家族の視線が背中越しに痛ェYO!
576フォン・名無し:02/03/24 23:59 ID:pWY8VSvx
結構ウケが取れたようでよかったよかった。
…そのかわりに大事なものを失った気もする。
最萌政治家トーナメント開催の暁にはムネヲかソーリ用の支援物資にする予定(w

んじゃ失礼してユーザーサポートをば。
>567
これで正常です。ATOKやら一太郎を買うとついてくるファイル置き場のもの
なのでこんな名前になるわけで。
>572
Macromedia Flash Playerというのを入れてください。IE上で動くものです。
ttp://www.macromedia.com/jp/downloads/
577名無しさんだよもん:02/03/25 00:02 ID:iuR8bx9W
>>558
音楽かかってあ〜思い出すなぁあのシーンとか思ってたら
キモッ 背筋が凍るキモさであった
ワラタよ
578名無しさんだよもん:02/03/25 00:11 ID:bji1AqNO
>558
わ、笑えない・・・でも神
579名無しさんだよもん:02/03/25 00:17 ID:qNBQ0+j9
>>558
とうとうFLASHが・・・!!!
580バイク板住人 ◆ZX12RloE :02/03/25 00:22 ID:THz+B4DJ
>>558
飲みながら見てたら、酒が鼻から出てきた・・・
笑い死ぬかと思ったYO。
581名無しさんだよもん:02/03/25 00:26 ID:YocHicTM
>>558

    (゚д゚) ウマクデキテイルナ〜
     ↓
   最後のシーン
     ↓
   ( ゚Д゚)ポカーン
     ↓
   (:゚Д゚)
     ↓
   ((;゚Д゚))ガクガク
     ↓
   (((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
     ↓
   ((((;゚Д゚))))))ガクガクガクガクブルブルブルブル
582名無しさんだよもん:02/03/25 00:32 ID:SUy2knaV
まあキッカケは、なんにせよ政治に興味を持つ事は
いい事ですな・・・全く素晴らしい所ですなココは(w
583名無しさんだよもん:02/03/25 00:43 ID:W2mwOQ4N
>>558
あんた、神だよ。
ラストでコーヒーぶちまけそうになったけどな(w
584名無しさんだよもん:02/03/25 01:16 ID:3BUlFla5
>582
そういう問題カー!?
585名無しさんだよもん:02/03/25 01:55 ID:M/7bfQCA
>558
ラストシーンに強烈なやつがあると覚悟してたのに…
笑いこらえてヨダレがダラダラでちまったよ。
あんた本当に邪神です(w
つーか、このスレそのものが邪神本体では?

邪神様、他のFLASHも是非お願いします。
586名無しさんだよもん:02/03/25 01:56 ID:nRk76Fy1
>>558
精神的ブラクラをありがとう。
夢に出てきそうです(w
587名無しさんだよもん:02/03/25 01:57 ID:KJfgyGez
>584
まあ・・・なんも興味とか話題にならないよりはマシ。
ネタにされるムネヲもまた一興なり・・・(w

最近やたらkanonのセリフがムネヲに脳内転換される・・・自分。
「ムネヲ・・・ふぁいとっ、だよ」「北方領土くまさん」
「ムネヲは普通の議員よりちょっと毛の薄い、ただの男の子
 ですから」
「やっぱり北方領土は四島返還が一番だよねっ」

君たち・・・責任とれよな・・・全く(w
588名無しさんだよもん:02/03/25 02:11 ID:YP4KRy4r
神は?
589名無しさんだよもん:02/03/25 02:37 ID:EHleXd1n
>>558
死ぬ程ワラタ(藁
590190:02/03/25 02:57 ID:0xnh9Dt9
>>558
「真紀子はいじめるので、近づいてはいけない」
ハゲシクワラタ
591名無しさんだよもん:02/03/25 03:15 ID:ilPPeK6s
>>558
寝る前に何て物見せるんだ!
眠れなくなるだろ(w
破壊神だよあんたら。
592名無しさんだよもん:02/03/25 03:52 ID:U/AzhiH9
>>58
もう4回も見てしまったよ。
笑いすぎて顎が痛い…。
などと言いつつ5回目も見てしまう罠(w
593暇な人 ◆Key18/jY :02/03/25 07:15 ID:+c2or2Yz
また見るかな・・・・・。
594名無しさんだよもん:02/03/25 10:14 ID:7pqBK2AW
爆笑age
595名無しさんだよもん:02/03/25 10:40 ID:ItJaltNn
このスレが流行る。
    ↓
葉鍵っ子が増える。
    ↓
   (゚д゚) ウマー

葉鍵っ子になった理由を聞かれる。
     ↓
宗男ですが、何か?
    ↓
(:゚Д゚)
596名無しさんだよもん:02/03/25 11:51 ID:m3zsEUJ5
>>558
((((;゚Д゚))))))ガクガクガクガクブルブルブルブル
597名無しさんだよもん:02/03/25 12:55 ID:XXgGsztX
>>532
漏れはXPだけどできたよ。
598名無しさんだよもん:02/03/25 15:18 ID:k8w1QfjQ
>>558
死ぬほどワラタ
599名無しさんだよもん:02/03/25 17:36 ID:c+BpoAXP
いや夏影ってさ。もうなんつーかウルっとくる音楽なんですよね。
語りがああいうもんなんだが音楽かかった瞬間
嗚呼観鈴ちん… とか思いだすわけですよね。
んで次の瞬間アレですからな。w
600名無しさんだよもん:02/03/25 18:08 ID:JyB9BHXS
夕方のニュースで辻元議員が画面に出てきたとたん、
盛大に吹き出してしまったよ。
うすた○介並みに「ぶむっほーーーーっ!!」て。

あ、>>592の書き込みで>558を>58て書いてた。
あの後結局8回は見てしまったよ…。>>558は神だ。
601名無しさんだよもん:02/03/25 18:16 ID:TpiEOWlY
あれだな。このスレのせいで、もうニュースがまともに見られないよ。
602名無しさんだよもん:02/03/25 19:20 ID:AtRGtJiA
わたしのなまえはキーボード。
きょう、ごしゅじんさまからもらったものは

「やさしいまっさーじ・わらいごえ・こーひー・びーる・よーぐると・ごしゅじんさまのつば」

558さん、ありがとう。
603名無しさんだよもん:02/03/25 19:22 ID:Nm2uIioG
6 :名無しさんだよもん :02/03/11 10:30 ID:VeMd2uzL
|-`)

↑これは・・・ラウンジの・・・
604名無しさんだよもん:02/03/25 19:31 ID:JVFALghH
辻元ってさ
大阪の高槻市出身だっけ?
だったらあれだな
すごい事実だw
605名無しさんだよもん:02/03/25 19:32 ID:MHTycOl+
558もうみれない・・・
だれかupしてくれ
606名無しさんだよもん:02/03/25 19:47 ID:hOQrpLfK
>605
まだ落とせるよ?
607名無しさんだよもん:02/03/25 19:55 ID:JEfr5iiv
558のせいでまともにニュースが見れません。どうしてくれますか(w
608名無しさんだよもん:02/03/25 19:56 ID:PVV6sfJ0
すでにニュー速+にも張ってあったな。
609 ◆KannaC8o :02/03/25 20:11 ID:XdShb8CI
>>558
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

俺の書いたネタが破壊力∞倍になってる
夢に出てきそうだ(笑)
610名無しさんだよもん:02/03/25 20:49 ID:5d1/iOxP
>>609さんが書く

>>558さんがフラッシュ化

⊂´⌒つ´Д`)つ ァハァ〜…
611名無しさんだよもん:02/03/25 21:01 ID:h5ojpeiX
>558

いや、実際に昨日の夢に出ちゃったよ。清美の人面疽が体に張り付くヤツ。死ぬかと思った。
(((;゚Д゚)))ヒィィタスケテェ
612名無しさんだよもん:02/03/25 21:46 ID:UMLN4dG2
>>558って見てないんだけど…
見たほうがいい?

つーか404になるけど…
613名無しさんだよもん:02/03/25 21:55 ID:7pqBK2AW
>>612
今も普通に見れるぞ?
つか、激しく笑えるが見るとAIRやる度に笑いが止まらなくなるかもw
614名無しさんだよもん:02/03/25 21:58 ID:cAnNoUre
>>612
是非見るべし。おすすめ。
ただし食物・飲み物を口に含んだままだと大変危険だ。
615名無しさんだよもん:02/03/25 22:16 ID:m759NDtA
>>612
もしあなたが観鈴ちん信者なら避けた方がよい
616暇な人 ◆Key18/jY :02/03/25 22:16 ID:+c2or2Yz
PCの周りに家族&食べ物が無いかを確認してから見るのが吉。
617名無しさんだよもん:02/03/25 22:29 ID:WXG+07Ex
普通に見れる?
おかしいなぁ…
618名無しさんだよもん:02/03/25 22:36 ID:lyqW7240
IE6だと開けない場合がある模様。
別のブラウザ(Operaとか)で開いてみたら?
619名無しさんだよもん:02/03/25 22:37 ID:phfydgMu
>617
FrashPlayerが古いとそういう症状がでた気がする。
ここ行って最新版の6入れてこい。
http://www.macromedia.com/jp/shockwave/download/?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash&Lang=Japanese
620名無しさんだよもん:02/03/25 22:37 ID:raV3MUbN
swfファイルで落として、フラッシュ再生ソフトで見ればいいのに。
621名無しさんだよもん:02/03/25 22:37 ID:5d1/iOxP
オラはLunascape
622名無しさんだよもん:02/03/25 22:38 ID:WXG+07Ex
お、できた…のか?
ナウ ローディング
623名無しさんだよもん:02/03/25 22:40 ID:WXG+07Ex
今認める。>>558は神だ。

つかやばいだろこれは…www
624名無しさんだよもん:02/03/26 00:12 ID:4SfGTc9G
今更ながら
>>535
「鈴木だったからな。名乗るまでもない」
かなり受けた。

>>558
最後に心血注いだだろうあんた……(w
625名無しさんだよもん:02/03/26 00:17 ID:yOGauJqG
葉鍵知らん人にもこのおもしろさは伝わってるんだろうか…
626名無しさんだよもん:02/03/26 01:30 ID:Llqj+2+d
>>558
見れなくなってる?保存もできない?
くっ!見たいぞ。どうすればいいんだ。
627名無しさんだよもん:02/03/26 01:45 ID:1oq9N3ZR
>>625
おもしろさは分からずともインパクトはあるだろう。
あのキモさ、並じゃないw
628名無しさんだよもん:02/03/26 01:49 ID:6OlD6rN+
弟(来月から中学)に見せた。
キモいと言っていた。
すまぬ、弟よ…。
629名無しさんだよもん:02/03/26 03:38 ID:lwy3ByHr
>>558
最後のが…夢に出そう…
630名無しさんだよもん:02/03/26 04:39 ID:0qewtykr
すいません>>558のFlashどなたか再うぷしてくださいな
404になってまふ
631名無しさんだよもん:02/03/26 04:45 ID:XhsrlOR/
>630
だから生きていると言っているだろう。
無料鯖じゃなくて有料ストレージなんだから死ぬわけがない。
632名無しさんだよもん:02/03/26 04:50 ID:XhsrlOR/
実際今試してみたけどちゃんと落ちてきた。
右クリックでDLしようとしているとか、FlashPlayerの最新版6を入れてないとか言う落ちなら却下だからな
633名無しさんだよもん:02/03/26 06:11 ID:MdOD1w+0
俺は右クリックでも普通に落とせるが…
ちなみにその時表示されるファイル名は>>558のゴチャゴチャしたのじゃなくて
muneoair.swf
634名無しさんだよもん:02/03/26 06:14 ID:uvj0GC0i
>>558には腹いっぱい笑わせてもらったので、
そろそろ職人方に新ネタきぼん、とか言ってみるテスト。
635名無しさんだよもん:02/03/26 07:02 ID:xEcTUNUo
気が付けば1日新ネタが無いとか言ってみる。
それだけ >558 が凄かったって事か。
636 ◆KannaC8o :02/03/26 07:36 ID:2BwusVRP
3月末
/加藤

【宗男】「純一郎さんいなくても笑ってないとね…」
【宗男】「にはは…」
【宗男】「うーん…」
【宗男】「話題のなくなった議員って寂しいね…」
【宗男】「奇声あげても平気」
【宗男】「がおーーっ!」
【宗男】「ってね」
【宗男】「パシャッ、てされないよ」
【宗男】「それはそれで寂しいんだけどねー」
【宗男】「党で働かないといけないね…」
【宗男】「長いこと、働いてない気がする…」
【宗男】「でも、復党できない…」
【宗男】「復党できるまで働こうかな…」
【宗男】「献金集めしよーっと」
ひとりで札を集め始める。
その向かいには、もう部下はいない。
【宗男】「どうしようかな…」
とことこ…
僕はその正面に歩いた。
【宗男】「ん? 一緒にするの?」
………。
【宗男】「そこにいるってことは、するんだよね。一緒に働くんだよね」
【宗男】「いいよ、ふたりで働こ」
ぱたぱた…
ただ集められてゆく札を見ている。
それだけの相手だった。
637 ◆KannaC8o :02/03/26 07:44 ID:2BwusVRP
>>636
これ以上続き(バッドエンド)を書くのは切な過ぎるので勘弁して下さい(´д`;)
638190:02/03/26 09:47 ID:YRK7U1BI
…わかった。
多分落とせない人はこの画面から直接右クリックしてるんだ…
俺もそうだった。それだと落ちてこない。
最初はクリックしてジャンプ画面から右クリックすると落ちてきたから。
639名無しさんだよもん:02/03/26 10:06 ID:OFrH4nGU
職人降臨age
>636 せ、切ない…けなされるより、忘れられる方が辛いかも
640名無しさんだよもん:02/03/26 11:40 ID:0dGyb9fD
もうねたぎれだな・・・・・・
641名無しさんだよもん:02/03/26 12:27 ID:VdgFhA/m
ところでムネオ関係のニュースをまとめたサイトとかご存知ないでしょうか。教えて君でスマソ。
642名無しさんだよもん:02/03/26 15:16 ID:Ul5kW7UI
さんがつにじゅうろくにち(はれ)

きょうはじめて、むねおというひとのすれっどをみました。
そしたら>>558さんのふらっしゅがありました。
ぼくは、よくわからないまま、きょうみほんいでみました。
すると、みゅうたんとがでてきました。
みゅうたんとというのは、きもちわるいやつのことです。
ぼくはなきそうになりました。おなかがいたくて。

ぼくは、みすずちんがすきでした。
えあぁだってなんかいもくりあしたし、
あのしぃんならもうごかいはみた。
みるたび、みるたび、こころのなかがすこしあつくなるしぃんです。
じぃんと、なみだがでてくるしぃんです。

だけどいまはちがう。
みるたび、みるたび、わらいがこみあげてくる。
かんどうしたくても、なきたくても、あのひはもうもどりません。
しぃじぃもぉどであのしぃじぃをちょくしできません。

ぼくは、すこしよごれたようなきがします。
643名無しさんだよもん:02/03/26 15:20 ID:I11K+IV0
最近、逆にニュースで辻本や宗男や加藤を見ると笑えてくる。
644名無しさんだよもん:02/03/26 16:00 ID:+RaWenOi
チャーリィ?
645名無しさんだよもん:02/03/26 16:15 ID:HORbl/vY
激しく今更だが>558を見て激ワラタ。
ここは俺の中で現時点で今年最高のネタスレケテーイ(w
辻本辞任云々でもう少し引っ張れそうだな。
646名無しさんだよもん:02/03/26 16:39 ID:kJNzEdyj
【ムネオ】「来たの、あなた…」
【清美】「うん…」
【清美】「だって、私は真実を知りたいから…」
【ムネオ】「この場所がなんなのか、知ってるの」
【清美】「そうね…」
外務官僚たちが疑惑について追求を受けていた国会議事堂。
そしてきっとムネオも、今日…。
【ムネオ】「すごい覚悟」
【ムネオ】「どうなっても知らないから」
【清美】「………」
私たちが黙りかけたとき…
がちゃ。
扉が開き、男が入ってきた。
例によってあの、のっぺりとした顔の風采の上がらない男だ。
【男】「ほう……ほんとうに居た」
【ムネオ】「ほんとうに居た、とはなによ」
この時点で話し合いなど成立しないと悟るべきだったのだ。
だがそれでも良かったのだ、ムネオにとっては。
その後に続く人物に会えただけでも。
その男の後ろにもうひとり、自民党の人間がいた。
聞かないでもわかった。
ムネオと同様、個性的な一目でそれと判る髪型を持った男。
彼こそが、ムネオの所属する政党の領袖、小泉純一郎なのだ。
647名無しさんだよもん:02/03/26 16:40 ID:kJNzEdyj
【ムネオ】「純一郎…」
ムネオが向かい合わせに立つその男の名を呼ぶ。
【純一郎】「………」
【男】「おい、おまえの名を呼んでいるぞ。おまえのことなのか?」
【純一郎】「…違うさ」
【ムネオ】「純一郎……小泉純一郎……私を前にしておいてよくそんなことが言えるわね」
【男】「同姓同名じゃないか……ほんとうにおまえじゃないんだな?」
【純一郎】「…ああ」
【ムネオ】「なに言ってんの、純一郎…」
【男】「そうか。ならいい」
【男】「ということは、この虚言症の男を俺が参考人招致しようが証人喚問しようが構わない、というわけだ」
【純一郎】「………」
【男】「返事はどうした…?」
【純一郎】「………」
【純一郎】「…そう。構わない」
【ムネオ】「純一郎っ!」
かこんっ!
議長が槌を打ち鳴らす音。
【男】「おい、小泉。そっちの女を押さえ込んでおけっ!」
【純一郎】「………」
内閣総理大臣が私の前に立ちはだかる。そして、
【純一郎】「すまない…」
一言ぼそりと呟き、私を羽交い締めにした。
648名無しさんだよもん:02/03/26 16:41 ID:kJNzEdyj
【ムネオ】「いやあぁぁっ!」
床に押しつけられた顔を上げると、ムネオがもうひとりの男に壇上に立たされ、一連の疑惑について突っ込まれているところだった。
【ムネオ】「いやっ…やめてぇっ…そこはぁぁっ…!」
【ムネオ】「く…国後だけには行かないでぇっ…!」
だが無碍に、共産党調査団の報告書がぱらぱらとめくられる音が聞こえてくる。
【男】「くっ……なるほどなぁっ…こいつはイヤがるわけだぜ…」
【ムネオ】「はっ…はぅっ…」
【男】「おい、小泉っ!その女をこっちに持ってこい」
【純一郎】「………」
私はムネオの方へと引きずられてゆく。
【清美】「あなたたちっ……こんなことしててどうなると思ってるのっ!」
【男】「はぁ…?こんなこと…?」
【男】「今更何を…」
【男】「あ、まさか…そいつ…」
【純一郎】「んっ…」
純一郎が私の歯に気付き、怪訝な声をあげる。
【純一郎】「こいつ……マスコミ言論人だぞ…」
【男】「なに…」
【純一郎】「まずいぞ、佐々木君…」
【佐々木】「いや…」
佐々木と呼ばれた男が一考の後に、再び口を開く。
649名無しさんだよもん:02/03/26 16:42 ID:kJNzEdyj
【佐々木】「それならそれでおもしろい」
【佐々木】「タレント議員の浮ついた今の人気に俺は甚だ疑問を抱いていたところだ」
【佐々木】「こういう機会もあってしかるべきだと思うぞ」
【純一郎】「そうか…?」
【純一郎】「俺には政府への批判票を自分の党に集中させるための建て前にしか聞こえないがな…」
【佐々木】「どちらにしろ、理由はつく。構うか」
【純一郎】「………」
【佐々木】「早くその女を持ってこい」
結局私は、立たされたムネオの前まで引きずられてくる。
【佐々木】「おい、おまえ」
床に歯をめり込ませた私を、佐々木が睨み下ろす。
【佐々木】「この友達の疑惑をキレイに暴いてやれ」
【ムネオ】「……っ!」
【清美】「………」
そんなことができるはずない。
【佐々木】「いいか、都市部の選挙区でマスコミ知名度と浮動票人気だけで選挙に楽勝してきたお嬢さん」
【佐々木】「こっちの子はなぁ、自民党の衆議院地方小選挙区っていうとんでもない所に居るんだ」
【佐々木】「そこには理想もなければモラルもない。それでこの有り様だ」
佐々木が私の歯をひっ掴み、ムネオの人目に晒されるべきではない、秘められた部分に押し付ける。
【清美】「……!」
【ムネオ】「や、やめて……お願い…清美…疑惑を追求しないでぇ…!」
【清美】「んぐっ……」
遅い。
肺に満ち満ちたムネオの様々な汚職の腐敗臭が、私の胃液を喉元まで逆流させた。
650名無しさんだよもん:02/03/26 16:43 ID:kJNzEdyj
【佐々木】「な。とんでもないだろう?」
【佐々木】「だから特別に許可してやろう。おまえの舌でキレイに解明してやることをな」
【清美】「………」
【佐々木】「どうした……できないのか…?」
【清美】「できるわけない…」
【佐々木】「そうか…」
声を張り上げる佐々木。
【清美】「あ…」

『国後ににあるODAで建てられた「友好の家」は、現地ではムネオハウスと呼ばれておりっ…!』

その舌鋒を向けられたのは、ムネオである。
追求が容赦なく、その赤く染まった顔を捉えていた。
【ムネオ】「くっ…」
【佐々木】「もう一度聞くぞ。できないのか」
【清美】「どうしてムネオが虐められなきゃならないのよっ!」
【佐々木】「なんだその返事は」

『私の元に届けられた外務省の極秘メモによるとっ…!』

再びムネオが追求される。
私を羽交い締めにする純一郎の手も、にわかに震えていた。
【佐々木】「もう一度聞くぞ。できないのか」
【清美】「………」
【清美】「…で……できます…」
私にはそう返事を返す以外なかった。
651名無しさんだよもん:02/03/26 16:44 ID:kJNzEdyj
【佐々木】「そうか。さすが市民活動家上がりだな」
【佐々木】「まさか、そんな汚職を舌でキレイに解明してやれるとは」
【ムネオ】「清美……なに言ってんのよ……やめてよ…」
【佐々木】「さあ、キレイにしてあげろ」
【清美】「ごめんね…ムネオ…」
私は外務省の官僚に手を回し、極秘メモを公開させる。
【ムネオ】「……!なにやってんのよぉっ…!」
ムネオのやってきた数々の違法行為が露となる。
【ムネオ】「ろ、漏洩させないでぇっ…!」
【佐々木】「ほら、ぺらぺらと追求してキレイに解明してあげろ」
【清美】「………」
私はムネオの暗部へと歯を突き出した口を開いていく。
【ムネオ】「やめてぇっ…!」
【ムネオ】「そんなメモ公開されるぐらいだったら、証人喚問されてた方がマシよぉっ…!」
痛切な叫び。
よくわからなくなる。
私のしようとしていることはムネオを助けることになるのか…。
それとも、単にムネオの政治生命に与える打撃を大きくしているだけなのか…。
だが、私にはこれ以上追求を加えられるムネオを見ていることなどできなかった。
652名無しさんだよもん:02/03/26 16:45 ID:kJNzEdyj
『アフガン復興支援会議へのNGO参加拒否は鈴木氏の指示でありっ…』

【ムネオ】「ああぅっ…!」

『省内にはムネオ親衛隊による監視体制がっ…』

私は口を機械的に動かす。
そして前歯がこぼれそうになったところで、一度歯を口中に戻す。
その行為はムネオの族議員としての部分の、溜まりに溜まった垢を飲み下す行為であった。
そのとき、ようやくムネオの族議員として吸ってきた甘い汁の味を知る。
色々なものが混ざりあった味…。
業者からの政治献金……外務官僚の人事支配……ODA絡みの利権……
それらの腐りきった金の流れが唾液に溶け、もとあった血税に還元され、私の懐も潤していった。
【佐々木】「ほら、もっとキレイにしてやれ。北方領土とアフリカと沖縄と露わになった3つの疑惑、全てをな」
【ムネオ】「いや……やめてぇ…」
【清美】「………」
私は再び歯を延ばす。
今度は選挙区での評判に直接関わる部分へと深々と先端を挿入させた。
いちばんの支持母体である北方領土関係の問題をつつくと、ムネオが身をよじらせた。
【佐々木】「ほら、外務省の極秘メモの方はどうした」
【ムネオ】「やめてぇ……そこだけは…やめてぇ…」
653名無しさんだよもん:02/03/26 16:46 ID:kJNzEdyj
一度歯を戻し、再び唾液で歯を洗浄する。
その潤った歯先を、ムネオが外務官僚に漏らした本音へと宛がう。
【ムネオ】「清美ぃ…やめてぇ…」

『あなたはこの時、北方領土不要論を主張しましたねっ…』

そこを丹念に責め上げ、旧島民たちに晒す。
【佐々木】「どうだ。友達にそんな最も知られたくないところをキレイに暴いてもらってる気分は?」
【ムネオ】「はぁ…清美……もうやめて…」
【佐々木】「ふん、まだまだ」
【佐々木】「今度は業者からの献金で汚れきった受注関連の疑惑を奥までキレイにしてやれ」
【ムネオ】「うぅ…」
ムネオの選挙区に野党合同調査団で乗り込むと、その奥へと私は調査の手を伸ばす。
れろれろとその上で疑惑を追求する。それに対し、ムネオは曖昧な反応を示した。
【ムネオ】「はぁっ……あぁっ…」
証言台に私の唾液と混じりあって、ムネオの唾液が飛び交いはじめても、私は喋ることを続けた。
【佐々木】「よし……これでさすがにキレイになっただろう」
やっと制止の許しがでた。
私はムネオに向けられていた追求を止める。
そして開き続けてだるくなった顎を、ようやく閉じる。
【清美】「………」
前歯から顎にかけて、ムネオの飛ばした液体でべたべたになっていた。
ぷんと疑惑の総合商社の匂いがした。
654名無しさんだよもん:02/03/26 16:47 ID:kJNzEdyj
【佐々木】「ようやく準備が整ったというわけだ」
佐々木が自失呆然としたムネオを参考人席から解放し、そして今度は証人喚問しようとする。
【清美】「待って……準備ってなに…」
【佐々木】「当然、徹底追求の準備だ」
【佐々木】「我が身への反撃が恐くて踏み込めなかったところを、おまえがキレイにしてくれたんだろうが」
【清美】「な……」
私は自分の行為を悔いる。
愕然とする。
私はこの男がムネオを陵辱するための準備をしていたのだ。
私がムネオのあの疑惑をあからさまにしてしまったために、ムネオは陵辱されるのだ。
【清美】「ぐ…」
まだムネオの味が残る前歯を噛み合わせる。
【ムネオ】「やめてぇ…」
そして目の前ではムネオの陵辱劇が始まっていた。
655名無しさんだよもん:02/03/26 16:52 ID:kJNzEdyj
上のほうでリクエストされてた高槻ネタに挑戦してみるテスト。
しかし肝心の部分に辿り付くまでに9レスも使ってしまう罠。未熟なり。
つーか、凌辱シーンって難しいっす。とほほ。

とりあえず共産党の佐々木憲昭代議士にはお詫び申し上げます。
もう誰が誰やら忘れ去られている可能性大ですが(w
656名無しさんだよもん:02/03/26 17:37 ID:1AUj6FFb
辻元も逝くようだ。
新しい、ホッとなネタ。
新スレ立てるよりも、ここでまた色々見せて下さい。
愉しみにしてます。
巨泉もからんで欲しいとかいってみるw
657190:02/03/26 17:39 ID:OI5SlNWB
最悪。
658名無しさんだよもん:02/03/26 17:40 ID:I11K+IV0
>>655
一瞬ムネオにハァハァしちまったじゃねーか!801板行って来るぞ
ゴルァ!
659名無しさんだよもん:02/03/26 17:47 ID:1AUj6FFb
>>648
>純一郎が私の歯に気付き、怪訝な声をあげる。

ここ、激しく笑った。
続き、見たいよw
660名無しさんだよもん:02/03/26 17:58 ID:6LTXTJba
>>655
1/3ほど読んだところでやヤヴァイものを感じて中断。
まだ会社なので今笑い死ぬわけにはいかないのです(w
661名無しさんだよもん:02/03/26 18:20 ID:EAvqKHNr
リョジョークかと思ってビクーリ
662名無しさんだよもん:02/03/26 20:08 ID:lfVHaU+a
誰か、香里=土井 & 栞=辻元 でネタキホ?ンヌ
栞シナリオでの香里の(祐一に対しての)独白シーンをいじろうかと思ったが
手元にKanonがないのよ。
神様お願い!!
663辞職会見その1:02/03/26 20:24 ID:+J7kyomT
清美「それではボクの最後のお願いですっ」
清美「・・・土井さん・・・」
清美「・・・ボクのこと・・・」
清美「・・・ボクのこと、忘れてください・・・」
清美「ボクなんて、最初から当選しなかったんだって・・・」
悲痛な笑顔が崩れていた。
溢れる涙が、光る歯を伝って流れ落ちる。
清美「ボクのこと・・・うぐぅ・・・忘・・・れて・・・」
たか子「本当に・・・それでいいの?」
たか子「本当に清美の願いは私に忘れてもらうことなの?」
清美「だって・・・」
清美「ボク・・・もうお願いなんてないもんっ」
清美「・・・本当は、もう二度と出来ないはずだった、質問・・・」
清美「いっぱい出来たもん・・・」
清美「だか・・・ら・・・」
清美「ボクのこと、忘れてください」
清美「・・・たか子・・・さん・・・?」
清美のしていた議員バッジが机の上に落ちる。
清美「・・・」
たか子は清美の小さな辞表を抱きしめていた。
悲しい思い出を背負って・・・。
自分の運命を真正面から見据えて・・・。
そして、最もマズい選択を選んだ女・・・。
664辞職会見その2:02/03/26 20:28 ID:+J7kyomT

清美「・・・たか子さん・・・」
出っ歯を撫でるように、口に手を置く。
清美「・・・ボク・・・もうプロ市民じゃないよ・・・」
たか子「あなたはプロ市民よ」
清美「・・・そんなこと・・・ないもん・・・」
たか子「ひとりで迷走して、周りに迷惑ばっかりかけてるでしょう」
清美「・・・うぐぅ・・・」
たか子「そのくせ、自分で全部抱え込もうとする・・・」
たか子「その、光る歯に、全部・・・」
清美の辞表を、一際強く抱き寄せる。
清美「・・・たか子・・・さん・・・」
たか子「あなたは、ひとりぼっちなんかじゃないのよ」
清美「・・・たか子さん・・・」
清美「・・・ボク・・・」
すぐ近くで聞こえる清美の声。
涙混じりの関西弁。
清美「ホントは・・・」
清美「ボク、ホントは・・・」
清美「もう1回・・・たか子さんと、本会議で質問したいよ・・・」

665辞職会見その3:02/03/26 20:28 ID:+J7kyomT
声が、嗚咽に変わっていた・・・。
清美「もっと、たか子さんと一緒にいたいよ・・・」
清美「こんなお願い・・・いじわる、かな?」
清美「ボク、いじわる、かな・・・」
私は、返事の代わりに、清美の辞表をぎゅっと握り締めた。
それこそ、小さな辞表が、潰れるくらいに…。
清美「・・・たか子さん・・・」
清美「ボクの支持率、まだあったのかな・・・」
たか子「当たり前よ」
清美「・・・よかった」
ふっと、マスコミから話題が消える。
まるで、最初から何も存在していなかったかのように・・・。
その場所には、誰の姿もなかった・・・。
議員バッジも・・・。
辞表も・・・。
そして、最後に残った風評さえも、冷たい風に流されていく・・・。
でも・・・。
これだけは言える。
最後の清美は、間違いなく出っ歯だった。
たか子「そうよね・・・清美」
666名無しさんだよもん:02/03/26 20:50 ID:zXFsmH6W
>>663-665
>最後の清美は、間違いなく出っ歯だった。
ワラタ。
667名無しさんだよもん:02/03/26 21:00 ID:I11K+IV0
【土井】「あたし…、」
【声】「ふいに押さえていた感情があふれる」
【土井】「あたし、清美のこと見ないようにしてた……」
【土井】「日に日に追いつめられていく清美を、これ以上見ていたくなかった……」
【土井】「嘘をついてるって、会見では嘘ついてばっかりだったって、わかって
      るから…」
【土井】「かばうことなんて出来なかった…」
【土井】「だから、清美のこと避けて…」
【土井】「清美なんて最初からいなかったらって…」
【土井】「こんなに批判されるのなら…最初から、うっうっ…」
【声】「土井の太い声が夜の国会に鳴り響いていた」
【声】「清美の前では決して見せることのなかったであろう党首の涙。」

【土井】「…あの子、何のために歯が長いの…」

いまいち、しかも>>146氏のを借りました。
668名無しさんだよもん:02/03/26 21:07 ID:4ZNiOm1G
やはり「歯」なんだなぁ。ワラタ
669名無しさんだよもん:02/03/26 21:14 ID:S5k2Oomp
>655
キモ━━(´Д`)━━ !!!!!
眩暈がしそうだ・・・
670名無しさんだよもん:02/03/26 21:54 ID:D77BvAHu
>655
嘔吐感が…
671名無しさんだよもん:02/03/26 22:52 ID:+2WB4toB
疑惑出てきた 清美給金を騙しとる マスコミが騒ぐ
嘘話したら 告発も近い内のこと なってゆく
給与詐取で辞職をさせられ

詐欺師の裏に 薄れいく宗男は霞んで マスコミも取り上げず
いつも見てたハウスも見れない
議員辞職の 人だけ映る

今にも辞める 歯の辻本の 弁論を聞いてる

離党の果てに 議員たる責任せがんで 議辞勧決議案
可決されて宗男と辻本
同じ立場に なるならいいね

清美が辞めた 歯の出ている子 いつまでも見ていた
清美が犯した あの犯罪を いつまでも追ってた

宗男も辞めて 歯の辻本と いつまでもいつまでも
宗男のかわした その責任を どこまでも追ってく

そう終わりは 辞職とあるものだから みんな忘れゆく
明日には宗男の職 新しい人口はさんでる
672名無しさんだよもん:02/03/26 23:14 ID:GVxih1p+
【宗男】「しかし、秘書給与はどこにいったんだ? 自分で受け取ったのか」
【辻元】「めったなことを言うな」
【辻元】「しまい隠しておる。山本譲司と同じだ」
【宗男】「なんだ、そうなのか」
【宗男】「どんなものが拝めるかと期待していたのにな」
【辻元】「悪かったな。期待をことごとく裏切るような女で」
まさしく彼女のなりは、議員からはほど遠い。
それだけではない。
…さわさわさわっ。
辻元の歯を撫でてみる。
【辻元】「…なにをするっ!」
あわてて身をひるがえし、真っ赤な顔で俺をにらみつける。
その辺の娘となにひとつ変わらない。
【宗男】「いや、いい歯をしてたから」
【辻元】「おまえはいい歯をしておったら、いちいち触ってたしかめるのか」
【宗男】「いい形をしている歯はそうそうない」
【宗男】「だから、めったなことでは触らない」
【辻元】「………」
【辻元】「ぬしほど無礼な男は、見たこともないぞ」
【宗男】「無礼はお互いさまだろ」
【辻元】「なにを申すかっ」
【宗男】「さっき俺を離党させただろ、その歯で」
【辻元】「………」
なにか言おうとしたあと、呆れ顔で俺を見た。
【辻元】「おぬしといると、出っ歯を忘れそうになる」
【宗男】「どういう意味だ、それは」
【辻元】「言葉のとおりだ」
673名無しさんだよもん:02/03/26 23:25 ID:+2WB4toB
鈴木宗男
北方領土となる国後に古くから建設していたムネオハウスの家主。
自民党はすでに離党しており、現在は妻である典子と隠居暮らし。
献金好きで、いつもムルアカという名の愛犬を連れており、沖縄北海道開発庁では長官をしていた。

鈴木典子
宗男の妻で、三児の母。
夫は悪どいが、父としての腕は悪くない。
夫の宗男を大事に思うあまり、極端な行動に走ることがある。

田中真紀子
父から託された言葉の意味を求め、旅を続けるおばさん。
手を触れもせず世論を動かすことができる。

辻本清美
舞台となる国会の議会に通う社民の子。
鈴木宗男と二人、マスコミに叩かれている。
いつでも元気に騒いでいる子。
そして出歯っ子。
674名無しさんだよもん:02/03/26 23:25 ID:+2WB4toB
土井たか子
自堕落な生活を常とする、社民の党首。
党員の清美とは生活時間がまるで合わず、すれ違いの毎日を過ごしている。
酒を飲むことが今のところ一番の幸せ。

ムルアカ
コンゴの人。宗男と仲がいい。

大西健丞
中背中肉の男。
感情を表に出さない性質なので、周りの人間に底知れない印象を与える。
しかし、実際には過激な性格をしており、内には深い憎悪を秘めている。
PWJでは統括責任者に就任。

PWJ
一切の素性が定かではない非政府組織団体。
大西健丞が代表で、宗男を心から憎んでいる。
宗男にはじかれてしまった復興支援国際会議が大好き。

小泉純一郎
謎の男。
675655:02/03/26 23:33 ID:LKk4xhM0
むう。やはりMOON.は難しいっす。エロばっかだし。
つーわけで個人的最萌の七瀬ネタなど試してみるテスト。あ、宗×辻です(w
676名無しさんだよもん:02/03/26 23:34 ID:LKk4xhM0
【宗男】「おい、辻本っ」
広場の中央に佇む辻本のもとへと駆け寄る。
【宗男】「どうしたんだ、一体…」
【辻本】「………」
【宗男】「そんなに議員辞職イヤだったか…?」
【辻本】「うぐっ…」
【辻本】「うぅんっ…覚悟は出来てたっ…」
【宗男】「じゃあ、どうしてそんなに泣きそうな顔してるんだよ」
………
【辻本】「私は……女性国会議員なのよっ…」
【宗男】「え?あ、そうだったな」
【辻本】「そうだった…?」
【辻本】「あなたにとっては、それだけのことかもしれないけどっ…あ、あたしにとってはすごく大切な境遇だったんだからっ…!」
【辻本】「野党のジャンヌ=ダルクとまで呼ばれてたのよ、ジャンヌ=ダルクっ!」
【辻本】「期待してたのにっ…」
【辻本】「マドンナ扱いされてモテモテになれるってものすごく期待してたのにっ…」
【辻本】「それがぁっ…」
【辻本】「はぐぅっ…」
【宗男】「いや、政治資金規正法違反だから…」
【辻本】「そんな、違法ったってねぇっ、議、議員辞職はないと思うのっ!」
【宗男】「そうか…?」
【辻本】「そうよっ…」
677名無しさんだよもん:02/03/26 23:35 ID:LKk4xhM0
【辻本】「あんたを追求してるとき、嬉しかったのにっ…」
【辻本】「なんだかんだ言っても、あたしって人気者なんだって…」
【辻本】「自分のやってることを棚に上げてまで追求したのにっ…」
【辻本】「あたし、議員の地位を失うために、みんなにおだてられて頑張ったんだぁっ…」
【辻本】「ば、ばかだぁっ…」
【宗男】「そこまで言うなよ…」
【辻本】「だ、だって……やっと、男の子にモテると思ったのにっ…」
【辻本】「た…高市さんや畑さんみたいに大好きな国会議員とっ…ふたりきりで過ごせるってっ…」
【宗男】「………」
【宗男】「辻本…」
【辻本】「うぐっ…」
【宗男】「どっか行こうか」
【辻本】「遅いわよっ、こんな時間じゃぁ…!」
【宗男】「どんなところに行きたかったんだ?」
【辻本】「し…衆院補選とか…」
【宗男】「衆院補選…?」
【辻本】「み、禊ぎよっ…」
国会では誰も女の子はお姫様扱いしてもらえる、か…。
【宗男】「ふぅん……」

1.今、辻本の手をとる
2.衆院補選を探して回る
678名無しさんだよもん:02/03/26 23:35 ID:LKk4xhM0
1.今、辻本の手をとる

【宗男】「よし、踊ろう、辻本」
【辻本】「え?」
【宗男】「ほら、手出して」
【辻本】「………」
【宗男】「ほらっ」
オレは半ば強引に辻本の手をとる。
【宗男】「で…どうすんだ?」
【辻本】「………」
【宗男】「どうすんだ、辻本っ」
【辻本】「………」
【辻本】「…こ、こうかなっ」
しぶしぶとオレの背にもう一方の手をまわし、そしてステップを踏み出す。
【辻本】「ばかっ、そっちじゃないっ、こっちっ」
【宗男】「こうかっ…?」
【辻本】「そ、そうっ…」
そうだな。もう少しオレは努力してやらなくちゃいけないな…。
こいつにとっての、総合商社なんだからな。
ただ手を取り合って踊り続けるふたり。
少し不器用だったが、そんなものはチームワークでカバーだ。
ごちんッ!
【宗男】「さすが辻本、いい出っ歯だ…」
ナイスな攻撃だった。
679名無しさんだよもん:02/03/26 23:36 ID:LKk4xhM0
【辻本】「わざとじゃないわよっ!そっちの背が低いのよっ!」
【宗男】「ん、こうか…?」
ごちんッ!
【辻本】「いたぁっ!やり返すことないじゃないっ…!」
【宗男】「いや、そんなつもりじゃっ…」
ごちんッ!
【宗男】「ぐっ…やはり本物は違うな」
痛すぎる。
【辻本】「なにやってんのよ、あたしたちっ!」
【宗男】「そりゃ、ダンスだろ」
【辻本】「そ、そうよっ…ダンスよっ…」
【宗男】「うん、ダンスだ」
ふたりの息が合ってくると、頭突きの回数も減ってくる。
【宗男】「いい感じだな」
【辻本】「うんっ…」
【宗男】「辻本…」
【辻本】「うん…?」
オレは辻本の顔に口を寄せた。
【辻本】「あ…」
驚いたようだが、じっとしていた。
唇が、歯に触れた。
【宗男】「辻本…」
【辻本】「うん…」
歯が刺さってる、と言おうとしたが、やめておいた。
また罵倒されるのがオチだ。
とにかく、最初のキスの感想はそんな感じだった。
血の味。
オレもか…。
680名無しさんだよもん:02/03/26 23:37 ID:LKk4xhM0
2.衆院補選を探して回る

【宗男】「よし、探して歩こう」
【辻本】「なにをよ…」
【宗男】「補欠選挙」
【辻本】「そんなもの公示してっこないじゃない…」
【宗男】「どうして。そんなのわからないぜ?」
【辻本】「見つかっても、地盤も無いしっ…立候補できるわけないじゃないっ…」
【宗男】「とにかくオレは探す」
【辻本】「勝手にすればっ…」
【宗男】「勝手にするさ」
その後、オレはただひたすらに日本列島を歩いて回った。
数メートルの距離を置いて、辻本もついてきていた。
こんな夜にオレたちは、どうして無言で離れて歩いているのだろう。
それはもともとオレの勘違いから始まったことか…。
勘違い……いや、ほんとうは気づいていたのかな。
でも信じられなかっただけだ。
<はぁ…>
そうだな。もう少しオレは努力してやらなくちゃいけないな…。
こいつにとっての、総合商社なんだからな。
681名無しさんだよもん:02/03/26 23:39 ID:+Rc3XDnQ
>>676-679
上手い!
上手いんだが…(゚д゚)マズー
想像して気持ち悪くなってしもた(w
682名無しさんだよもん:02/03/26 23:39 ID:LKk4xhM0
ついでに一発ネタ。まじアンのなつみシナリオより。

そのとき、背中から艶っぽい関西弁の声がした。
【早紀】「あなたは……」
【清美】「わたしは清美……もう一人のあなた……」
【早紀】「私の……?」
出っ歯ちゃんがふたり。
葉鍵板の世界とはいえ、同時に存在するなんて。
エロゲシナリオライターの女子高生と市民活動家上がりの女性国会議員。
エロに対する肯定と否定。
そんな心の対立が形となって現れているのか。
【清美】「アビスボートを創ったのはそっちの出っ歯……。そしてピースボートを創ったのはこっちの出っ歯……」
【清美】「ロリ規制法案をコントロールできるのは、こっちの出っ歯だけ……」
683名無しさんだよもん:02/03/26 23:45 ID:uMsvHnU9
>>664
清美「・・・ボク・・・もうプロ市民じゃないよ・・・」

ワラタ。座布団一枚。しかしみなさん上手いっすねえ。
684 ◆KannaC8o :02/03/26 23:50 ID:3aqWHExq
会見で混みはじめた頃、俺たちは参道を抜け出した。
加藤が案内してくれたのは、議事堂の裏手の草地だった。
【宗男】「こんなところがあったんだな…」
【加藤】「ここは知ってる人、少ないんだよぉ」
【加藤】「…んしょっ」
スーツの裾を押さえながら、草の上にぱたりと寝転がる。
俺も加藤にならい、その場に仰向けになった。
太陽はまだ高い。
時間はまだたっぷりある。
任期はまだ、たっぷりと残っていた。
そして、その先には…
視線を横にする。
加藤の瞳に、空が映っている。
その下に、果たし状の形をした離党届が沈んでいる。
なぜだか俺は、泣き出しそうになる。
いつか加藤が言った言葉。
『汚職ってね、他人を有名にするためにあるんだよ』
その言葉が、もしも本当なら。
俺の汚職は、役目を終えたのかもしれない。
【加藤】「えっとね…」
加藤の声が聞こえた。
【加藤】「ホントのこと、言うとね」
【加藤】「わたしも、社民党の汚職を知ってるんだよ…」
FAXの擦れる音がした。
加藤が辻元疑惑を吐露した。
俺の手腕で、それを焚き付ける?
良心が、きゅっと締めつけられる。
685 ◆KannaC8o :02/03/26 23:50 ID:3aqWHExq
【加藤】「これをリークするとね…」
【加藤】「社民党のほうが大騒ぎになっちゃうの」
【加藤】「それでね、ずっと社民に関わりたくなるの」
【加藤】「自民にいた離党者のことなんて、すぽーんって忘れちゃうの」
【加藤】「それでね…」
そこで途切れた、言葉。
交じり合う、互いの視線。
冬の時間を閉じ込めるように。
加藤の悔しさ。
加藤の報復行為。
ためらうように、続きを囁く。
【加藤】「ダメ…かなぁ?」
【宗男】「その汚職なら、とっくに始まってる」
【加藤】「…えっ?」
あわてて身体を起こそうとする。
その横で、国会から辻元が離れた。
【加藤】「あっ…」
バッヂが飛んでいく。
空の向こうへ。
俺たちが、意図せず辿り着いた低みへ。
俺は身を起こし、加藤の隣に立った。
二人で見上げる空。
春の日射しの中、離党へと旅立っていく辻元。
子供の頃にあこがれた、夢つかむバッヂのように…
【宗男】「話題は、あいつにさらってもらおう」
【加藤】「うん」
【加藤】「そうだねぇ…」
加藤は答えて、俺に微笑みかけた…
686名無しさんだよもん:02/03/26 23:56 ID:YZ5ON/R2
>673

>手を触れもせず世論を動かすことができる。

ワラタ。
687名無しさんだよもん:02/03/26 23:57 ID:u9mWTgdk
>>685

>【宗男】「話題は、あいつにさらってもらおう」

面白いし、うまい!
688 ◆KannaC8o :02/03/27 00:08 ID:D8s12zpU
>>685
スマソ、辻元は離党ではなく辞職ダターヨ(´д`;)
689663:02/03/27 00:08 ID:zosH9iW6
ニュースを見て、それこそ付け焼刃で書いた割には評判が良いのでほっとしてます。
しかし、皆様上手いですねぇ・・・・。あ、そう言えば誰彼ってまだ未出でしたっけ?
690名無しさんだよもん:02/03/27 00:23 ID:UrI8DRnV
>646
>【ムネオ】「や、やめて……お願い…清美…疑惑を追求しないでぇ…!」
笑い氏にさせる気か!
691名無しさんだよもん:02/03/27 00:36 ID:YMBPH8bz
>>672
>【宗男】「さっき俺を離党させただろ、その歯で」
かんなりワラタ
692名無しさんだよもん:02/03/27 00:38 ID:einzaY2/
疑惑の花が咲きみだれ
大きめの献金を得て
花びらの舞う議事堂を
バックにして記念写真とったね

根室に決めた口利きも
激しくひびく怒号も
たそがれどきの四島も
みんなみんなセピア色の思い出

あかくそまる議事堂みつめて
いつか議員にもどっても
昔のように時をわすれて
おもいきり汚職したい

どんなときも圧力かける
場所がかならずあるから
自民辞めてもわすれないで
前に歩いてゆこう
693名無しさんだよもん:02/03/27 01:10 ID:Tbk9UPzt
     〔ヽ〃-‐-
     ,.イミf   ヽヽ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ´))lミリノノ)ノ) ) 〉 + |  
    ((ヘl | -‐ - !.!.   <  ゴール(辞職)!
      ))l ト''山/l.|.     |  
    ((/|i|、/†Vヽ|i| .   . \__________
.      ))、,リ::::∀:::〉,リ  
    ((ヽヘ,:::::::::/ \\
    / / /::::::::|   丶、,ミ゙
  〔,ァ,/ /:::::::::::i      
    /::::::::::::::::ヽ
   /:::::::::::::::::::::::::::ヽ 
  `''‐/:::::::::::::::::::::::::::::;ゝ
     `"'i--i'i'"´ ̄
       ! |i
       /、! |
      ヽ|ー'´`゙ )
         ̄ ̄
694名無しさんだよもん:02/03/27 02:30 ID:H+8ixZdJ
俺は気づいていた。清美の歯茎についた出っ歯。
華奢な歯茎には不釣り合いなぐらい、よく目立つアクセサリー。
【宗男】「そうすると、あの出っ歯は…」
訊ねると、たか子は無言で頷いた。
【たか子】「私があの子につけさせたものだ」
【たか子】「『これは不思議な出っ歯だ』」
【たか子】「『首相になるまでつけていれば、カネが自由に使えるようになる』」
【たか子】「『それまで、どんなことがあっても絶対に外さないように』」
【たか子】「そう言い聞かせて」
【たか子】「無意識に議員辞職をしようとしても、出っ歯を見れば正気に返ることができる」
【たか子】「…オバサン心に、そう考えたんだ」
自嘲するように、たか子は言った。
椅子をくるりと回して、窓の外の黄昏を見る。
【たか子】「あの子はすごく喜んだよ」
【たか子】「『首相になるまで絶対に取らないよ』って、にこにこ笑ってくれたよ…」
【たか子】「あの日のことは、清美はほとんど覚えていないはずだ」
【たか子】「それでもあの子は、今も私の言いつけを守っている」
【たか子】「清美はあの出っ歯を外さない」
【たか子】「いや、外せないんだ」
【宗男】「………」
それは違うと思った。
清美も、ただの人になる日が来る。
もしかしたらそれは、今日なのかもしれない
695名無しさんだよもん:02/03/27 08:30 ID:gax0gtjB
>>694
ってことは、土井さんの胸には"通天閣"文字がΣ( ̄Д ̄;
696名無しさんだよもん:02/03/27 08:47 ID:G+zWGIT+
>>682
一発ネタだがワラタ
この二人なにげに共通点あるなぁ(w
そういえば超先生の娘も「きよみ」だったよな(in 誰彼)

もーみんなスゴすぎ!
697名無しさんだよもん:02/03/27 09:00 ID:5k4Nju81
国会の本会議が終了すると同時にオレは席を立つ。
さて、捜査の基本は聞き込みか…?

1.小泉首相に聞く
2.加藤元幹事長に聞く
3.野中元政調会長に聞く
698名無しさんだよもん:02/03/27 09:01 ID:5k4Nju81
1.小泉首相に聞く

【宗男】「すまないけど、総理。ちょっといいか」
【小泉】「改まって、どうしたの。内閣の専権事項の官僚人事にだって強引に割り込んでくるくせに」
【小泉】「それに、なに見せてるんだよ。それ、議員バッチでしょ」
【宗男】「うわ、しまった」
オレも感化されてしまってるじゃないか、恥ずかしい…。
【宗男】「最近物騒な奴を見かけないか…?」
【小泉】「物騒な奴…?」
【宗男】「例えばだな…辻本の周りをうろつく不審者だとかだ」
【小泉】「ああー、いるかも」
【宗男】「なに?それはどんな奴だ?」
【小泉】「うーんとね、ヘンな人だよ。いっつも人が理解できないような言動ばっかしてる」
【宗男】「それで…?」
【小泉】「それで、辻本さんにちょっかいばっかりかけてねぇ、困らしたりしてる」
【宗男】「なにぃ…」
まさか、あざとくもオレの目を逃れて、そんな大胆な行動をとっていた奴がいたとは…。
【小泉】「多分ねぇ、わたしが思うにねぇ、その人は辻本さんのことが好きなんだよ」
【小泉】「ほら、子供って好きな人に裏腹に嫌がらせしちゃうじゃない?」
なんと動機まで、見抜いていたのか…。
よし、間違いない。そいつが犯人だ。
699名無しさんだよもん:02/03/27 09:02 ID:5k4Nju81
【宗男】「よし、待ってろよ。今、辻本を連れてくるから」
【小泉】「え?あ、うん…」
【宗男】「おい、辻本。ちょっとこい」
【辻本】「え?なによ、ちょっと…」
【小泉】「あれ、純一郎も…どうしたの?」
【宗男】「なんとだなぁ、お前の秘書疑惑をリークした犯人がわかってしまったぞ」
【辻本】「えっ?ほんとにっ?」
【宗男】「ああ。総理が決定的な情報を握っていた。しかも動機までもだ」
【宗男】「どうやら、そいつは辻本、おまえのことが好きで、そんな嫌がらせをしているらしい」
【辻本】「あたしのことが好きで…?」
【宗男】「まったくガキだな、そいつは。好きなら好きと告白して砕けてしまえば、いいのにな」
【小泉】「そうだね」
【辻本】「で、誰なの、犯人って」
【小泉】「宗男」
【宗男】「だそうだ」
【宗男】「……はい?」
【小泉】「宗男だよ。宗男しかいないよ、辻本さんを困らせてる人なんて」
【辻本】「あ…あんただったのね…!!」
【宗男】「違うっ、ばか、総理っ!どうしてオレなんだっ!!」
【小泉】「あーあ、宗男、子供だよね。ほら、告白して砕けるんじゃなかったの?」
【宗男】「七瀬っ…誤解だぞっ…!!」
バキ……ゴキ……グキ…!!
………。
700名無しさんだよもん:02/03/27 09:03 ID:5k4Nju81
【小泉】「なんだぁ、ほんとに刑事事件じゃない、それって…」
【宗男】「………」
【小泉】「そこまでは宗男、するわけないよ」
【辻本】「あ、そうなの…」
【宗男】「………」
【小泉】「宗男…?」
【辻本】「ごめんね、鈴木。やっぱり誤解だったみたい」
【宗男】「……口の中、血の味がするんですけど」

2.加藤元幹事長に聞く

【宗男】「おい、加藤。顔かせ」
【加藤】「いつになく乱暴だな、どうしたっていうんだ」
【宗男】「このやろう、黙ってついてこないと、お前の政治資金絡みの疑惑もバラすぞ」
【加藤】「わぁった、わぁった、いくからその刺し違えるって覚悟をやめろ」
オレは加藤を人通りの少ない廊下まで連れ出す。
【宗男】「最近物騒な奴を見かけないか…?」
【加藤】「物騒な奴…?」
【宗男】「例えば…サンコンさん似の黒人秘書を連れた坂田師匠似の残忍な野郎だ」
【加藤】「どこが残忍なんだよ。むちゃくちゃ貧相な奴じゃないか」
【宗男】「おまえ、サンコンさんと坂田師匠と三人で対談とかさせられてみろ。脱力死するぞ」
【加藤】「そんなしょうもないギャグ責めにあう前に逃げ出すわい」
【宗男】「ならロシアの国境警備隊に頼んでムネオハウスに拉致してからやってやる」
【加藤】「おまえじゃないか、物騒な奴は」
【宗男】「話にならないな、まったく」
【加藤】「おまえのほうがなってないと思うぞ」
【宗男】「………」
時間の無駄だった…。
701名無しさんだよもん:02/03/27 09:04 ID:5k4Nju81
3.野中元政調会長に聞く

【宗男】「広務、ちょっとついてこい」
【広務】「ほえ?」
【宗男】「いいから、こい」
オレは広務を人通りの少ない廊下まで連れ出す。
【宗男】「最近物騒な奴を見かけないか…?」
【広務】「ふえ…?」
相変わらず、奥歯に物の挟まったような物言いをする広務。
【宗男】「例えば、辻本の周りをうろつく不審者だとかだなぁ…」
【広務】「みゅー…」
【宗男】「………」
オレが浅はかだったな…。
広務に訊いて、まさか…
【広務】「そういえば最近しばしば、日本の政治家の行動に不明朗な点を感じさせられるわ。納税者に奉仕すべき公僕であるにも関わらず、自己の利益を図って恥じない輩が多いの。離党・議員辞職勧告も含め、党としても断固たる措置をもって臨むべきね」
などと筋の通った正論を明快に主張してくれるはずがない。
それにそれが筋の通った正論であれ、そんなきっぱりとした物言いをする広務のほうがよっぽど事件である。
【宗男】「………」
時間の無駄だった…。
702名無しさんだよもん:02/03/27 09:09 ID:zDilZGF6
>699
オスィ、一箇所七瀬のまま
703520-521だよもん:02/03/27 11:00 ID:1EZ+Hgjm
>>697-701
七瀬探偵物語の続き…暖めてたんだけどなー
時間なかったヨ
704名無しさんだよもん:02/03/27 11:43 ID:zosH9iW6
>>701
>【広務】「みゅー…」
想像したくも無い絵だな(w
705名無しさんだよもん:02/03/27 12:54 ID:o0v7uRf1
ノスタルジアの替え歌キボンヌ
706名無しさんだよもん:02/03/27 12:55 ID:GYqq8Uxf
>>703
ネタを奪ってしまい、申し訳ないっす。是非読みたいので、気長にお待ちしております。
とりあえず520-521のシチュの七瀬ルート以外verなど書いてみるテスト。

朝、議事堂に入ると、先にきていた議員連中が何やらざわついていた。
【宗男】「どうしたんだ」
端にいた山崎に聞く。
【山崎】「みりゃわかる」
皆が向く先、今日発売の週刊新潮のコピーだ。
そこに大きく、センセーショナルな見出しで書き殴ってあった言葉。
『辻本清美は秘書にでもタカる』
【山崎】「悪質だなぁ、これは」
【宗男】「早く消してしまえ、こんなものっ」
オレが野次馬と化した議員連中の間をかき分け、黒板へと迫ろうとしたとき…
【辻本】「あっ…」
辻本が議事堂の入り口に立っていた。
そのまま走り去ってしまうだろうか、と危惧した。しかしそんなことはなかった。
【辻本】「まったくこんなこと書いて、ばっかみたい」
すたすたと自分の席につく。
【辻本】「社民党のひと、べつに鈴木でもいいけど、抗議しておいてね」
表情も変えずにそう言ってのけた。
<無理しているな…>
それでも辻本が平常を装うのであれば、オレも合わせてやろうと思った。それが何よりもの思いやりだ。
【宗男】「ようし、名前の部分を加藤紘一に変えてやろう。あいつは、資金調達の苦しさなんて知らないボンボン育ちの二世議員だからな」
【宗男】「わぁー、わたしの名前がでっかく書いてあるーっ!て単純に喜ぶぞ」
でも、これからもずっと、こんな嫌がらせに辻本は堪え忍んでゆくのだろうか。
しかしそれこそきっと、辻本個人の問題なのだ。オレなんかが心配してやること自体、おこがましい話しなのだ。
707706:02/03/27 13:08 ID:GYqq8Uxf
そして書き込んでから思う。
辻本と加藤は逆にした方がそれっぽかったよな、と。
鬱。
708名無しさんだよもん:02/03/27 19:07 ID:zosH9iW6
kanonのネタが浮かんだけど・・・アンインストしてたから最初から。
・・・どなたか、吸出しツール知りませんか?探したけど、マジで見つからなかった・・・。
くれくれ君と呼ばれても良いので・・・・。
709名無しさんだよもん:02/03/27 19:47 ID:gcHfn0Wc
>>708
このスレのログも読まずに何が探しただ
710名無しさんだよもん:02/03/27 19:55 ID:zosH9iW6
純一郎「・・・何の病気なんだ?」
不意に、清美の顔が曇る。
清美「・・・たいした病気じゃないですよ」
小さな声で、伏し目がちにゆっくりと言葉を続ける。
清美「・・・実は」
清美「RRです」
純一郎「・・・・・・」
清美「・・・・・・」
純一郎「・・・あーるあーる?」
清美「はい、RRです」
純一郎「・・・・・・」
清美「どうしたんですか?疲れたような表情ですけど?」
純一郎「・・・もっと難しい病名が出てくるのかと思った」
何となく、そういう雰囲気だった。
清美「すみません、何かがっかりさせてしまったみたいです」
本当に申し訳なさそうに、声を落とす。
清美「あ、だったらリアルリアリティでもいいですよ」
確かに難しい病名だが、つまりはRRのことだ。
純一郎「・・・いや、たいしたことないなら、それに越したことはないけど」
711名無しさんだよもん:02/03/27 21:18 ID:Tt54uyDa
WAの美咲エンドが妙に今の二人に似合うような・・・

やっぱ次スレは既に立ってる
辻元清美@葉鍵
ですか?仮になくてパート2が立ったとしても、やっぱ彼女になるだろーし

712名無しさんだよもん:02/03/27 21:32 ID:Mjmgmz+I
微妙にずれてるが土井たか子ネタなので張ってみる。
なんでそんなサイケな写真使うんだ産経新聞w
http://www.sankei.co.jp/news/020325/0325sei088.htm
http://www.sankei.co.jp/news/020325/0325sei132.htm
http://www.sankei.co.jp/news/020326/0326sei152.htm
特に最後w
713名無しさんだよもん:02/03/27 23:48 ID:1+WmbOtd
>>712
ムラサキイロニ ヒカッテルー━━━━━━(;゚∀゚)━━━━━━ !!
714名無しさんだよもん:02/03/28 00:51 ID:3a4dTFeU
職人待ちage
715一発ネタ@ELPOD:02/03/28 00:54 ID:oh9v3Iac
…はあぁぁっ…うおぉぉっ…
…はああぁっ、すげぇっ…コイツ、すげえぇっ…!!
…ほんとうにコイツ、舐めてやがるぅっ…!
…辻本清美っ!…あの辻本清美がおれのチ○チンを舐めてやがるうぅぅっ!
…国会議員内、屈指の美女と呼び声高い辻本清美だあぁぁっ!
…当選したての頃から目をつけてたんだぁっ、コイツにはぁっ!
…ずっといい先輩議員を演じてきた甲斐があったぜえぇっ!
…まさかほんとに舐めてくれるとはぁぁっ!
…すげえぇ可愛いっ!ほんとに可愛いっっ!
…そんな可愛いコがほんとにおれのチ○チンを舐めてやがるうぅぅっ!
…かっぽりとくわえてやがるうぅっ!
…すげえぇぇっ!気持ちよすぎるうぅぅっ!
…ぐわあああぁぁぁっ!!もう我慢できないいぃぃぃぃっ!!

…ぐはあああぁぁぁっ!!
…歯が刺さったああああああぁぁぁぁぁぁっ!!
716名無しさんだよもん:02/03/28 01:36 ID:MQDTAyAE
国会議員にも欠員が目立ってきた。
一連の騒ぎにマスコミがこぞって国会に詰め掛けている。
福田「…いなくなるといなくなるで、寂しくなっちゃうな」
福田が、ぽそっと、そんなことを言ったとき。

声「おはようございま〜す」
声「おはようございま〜す」
声「おはようございま〜す」

門の向こうから、なんだか妙に明るい女の声が聞こえてきた。
「?」
俺と福田は、なんだろう、と顔を観合わせて、門に近づいた。
「おはようございま〜す」
門をくぐった途端、剥き出しの前歯で挨拶してきたのは辻本だった。
手には箒を持っていて、玄関前のゴミを道路に掃き出しながら、そこを通る人ひとりひとりに挨拶している。
辻本「おはようございま〜す」
殆どの人間が見向きもせず通りすぎて行く中、俺は立ち止まって、笑顔で声をかけた。
純一郎「よっ、清美」
辻本「あっ、純一郎さん。どうも、おはようございます」
純一郎「なんだ、こんな朝っぱらから掃除してんのか?」
辻本「はいっ」
清美はにっこりと微笑んだ。
辻本「今日でもう辞職しますから、ここで御掃除でもしながら、みなさんに挨拶しようかと思って…」
純一郎「そうか、今日で御別れか。…寂しくなるな」
俺は心にも無い事を言った。
辻本「いろいろ楽しかったですー」
717名無しさんだよもん:02/03/28 01:37 ID:MQDTAyAE
福田「辻本、凄くいい気味だったね」
純一郎「ああ」
福田「最近の辻元って、なんだかどんどん俗っぽくなってるよね。
   もしもあの前歯がなかったら、絶対に宗男と印象変わらないと思うな」
純一郎「もともとあんな印象だと思うけどな…」
福田「え?」
純一郎「いや、なんでもない」
そうか、辻本、今日で辞職するのか…。
鬱陶しい奴だったけど、今日くらいは笑顔で見送ってやるか。
718名無しさんだよもん:02/03/28 04:52 ID:SMmVbJvr
ムネヲ>アニカノスタッフ
719520-521だよもん:02/03/28 12:55 ID:8qaHYAGw
>>706
お気になさらず。ネタとタイミングが合った時に先に出されたんだし
別の線でコソーリと書いたりするヨ

今度は加藤ネタだろうかねー
720名無しさんだよもん:02/03/28 20:18 ID:DCU+Jpw/
「鈴木宗男@葉鍵」のHPが出来たようです
ttp://homepage1.nifty.com/~s_aoi/muneo-leaf-key/index.html
721名無しさんだよもん:02/03/28 20:52 ID:MO77zrl+
>>720
七瀬ネタ多いなあ……w
722名無しさん(;´д`) ◆Nemux5Vs :02/03/28 21:11 ID:vre1BC8Y
相変わらず楽しいスレですねぇ…ついにHPまで出来ちゃったの…
723名無しさんだよもん:02/03/28 21:26 ID:tQgxBSoP
HPか。すげぇな…
724名無しさんだよもん:02/03/28 22:09 ID:yYvpupAT
342-345(というか、342,343,345)
これは真琴編です。
HP立てご苦労さまですが、訂正お願いします
725名無しさんだよもん:02/03/28 23:11 ID:oiNVvCk7
>>720
552文書編があったところにワラタ
しかし葉鍵板は最萌が始まったときぐらいに引退したなあの馴れ合いが嫌でね(´ー`)y-〜
726名無しさんだよもん:02/03/28 23:38 ID:LH5XrWCp
ちょっと分かりづらいが、今の葉を語るに
552文書と並んで欠かせない文が元ねた・・・

727【ムネヲ】:02/03/28 23:40 ID:LH5XrWCp
キヨミは「もしわたしが女だったなら」であるでしょう。
なにしろ、私という人間を女に当てはめたのですから、
これ以上リアルな描写もありません。100%自分という
わけにはいきませんから、キヨミにふさわしい部分だけ
(横領全般に知識豊富とか現ナマの札束が好物であるとか)を
採用したのですが、それでも証人喚問中にはとても語りきれません。
 悪く言えば、玉虫決着だとか無駄が多いとか言い様はあるで
しょうが、私の表現したい政治家の方向性はこれで正解なのです。
 はっきり言って語り足りません。もっといろんな場所で彼女を
語ってみたいです。いろんな彼女を知ってもらいたいです。
…ですがそんな場所は限られています。残念で仕方ありません。
 少し脱線気味なので国会本編に話を近づけますと、まず
TV出演ごとに違った部分が見られる彼女のパーソナリティ
から私の言ってることが感じられると思います。TVという
短い時間にあれだけの一面を見せられれば、ほとんどの方は
戸惑いを覚えるでしょう。しかし番組が終わり、あなたが
日常に帰ったとき、ふとキヨミのことを思い出します。すると、
今まで理解出来なかった彼女を理解できる自分に気づくのです。
釈明会見で30分は少々詰めこめすぎた感もありますが、むしろ
その密度が後々に及ぼす効果を思えば、正解だったと言えます。
つけ足すと、キヨミが起こすドタバタも私なりの現実感で描写されています。

黒い疑惑になるのは説得力を奪われた弁明ーー。
灰色に終わるのは放射線状に揃えられた屁理屈の三原色ーー。

私はキヨミのために”リアルムネリティ”なる言葉
を捧げたいと思います。
728【タカコ】:02/03/28 23:41 ID:LH5XrWCp
デザイン的には、とても社民党な政治家だったと思います。
ですから、悩むことなくあっさりと公認しました
真っ黒な短い髪に、デッパ。全体的に趣味が入った政治家です
729名無しさんだよもん:02/03/28 23:41 ID:OR5iAgrH
>727

ワラタ、でも何編って名前付けよう……
730名無しさんだよもん:02/03/28 23:55 ID:LH5XrWCp
>>729

RR・誕生編とか・・・
731LF97ED初音編:02/03/29 00:07 ID:tC8mNTht

ーーキヨミは倒され、遠い関西の彼方へ
と追い払われた。
永田町はゆっくりと、もとの状態へと戻っていった。

【純一郎】「ムネヲお兄ちゃん…」
【ムネヲ】「へへ、どうだい、純一郎ちゃん?
     俺達、なんと自民党を救ったんだぜ」
【純一郎】「うん、すごい、とってもすごいよ、ムネヲお兄ちゃん」
【ムネヲ】「……………どうしたの?
     なんだか泣きそうな顔をしてるよ?」
【純一郎】「うん、とっても嬉しくて、だから…」
ぽろぽろ…。
【ムネヲ】「純一郎ちゃん…」
ぎゅ…。
【純一郎】「…お兄ちゃん」
【ムネヲ】「今夜はパー券切るんだぞ?切りすぎると野党にばれちゃうよ」
【純一郎】「…うん、そうだね」
【ノナカ】「おめでとう、ムネヲ!見事だったわよ。私達がずっと探してた
      総理はあなた達かもしれないわね。」
【ムネヲ】「総理か、悪くないな」
【ノナカ】「今度こそ本当にお疲れさま。これでこの世界は救われたわ
ーー総理ムネヲの活躍によってね!」

…その夜、自民党本部では、全員が参加しての盛大なパーティが開かれた
732名無しさんだよもん:02/03/29 00:39 ID:4gMbW1zb
今日はムネヲの誕生日だ。
先週買ったプレゼントを届けに行こう。
今日、ムネヲはムネヲ・ハウスにいるかな。
いなかったらいなかったで、根室に出直せばいいか。
ピンポーン。
ムネヲ「はーい」
あ、いた。
ムネヲ「はい。ちょっと待って…」

ムネヲ「なんだ、辻元…」
清美「こんにちは」
なんだ、って…。
ムネヲ「今日は何?こんな証人喚問の前に?」
清美「うん…」
清美「今日ってほら、ムネヲの誕生日だったよね?だからちょっとプレゼントを、とかね」
ムネヲ「えっ…?」
ムネヲ「ど、どうして辻元、そんなこと知ってるの!?」
清美「えっ…? いや…。だって、ムネヲの書類、私のところに送られてきてるし…」
733名無しさんだよもん:02/03/29 00:39 ID:4gMbW1zb
ムネヲ「書類?」
清美「ほら、証人喚問の…」
ムネヲ「あ、そうか」
ムネヲ「清美のことだから、私のことまで調べ上げたのかと思っちゃった」
清美「しないよ、そんなこと…」
実は自分のことも調べて知っているんだけど、私…。
ムネヲ「…そんなとこに立ってないで、入ったら?」
清美「え?」
ムネヲ「中に」
清美「あ、うん」

と、いきなり、ベッドの上にクマがいた。
あのばかでっかいクマのぬいぐるみだ。
清美「クマ…」
思わず声に出して言ってしまった。
ムネヲ「ちょっと。そんなにじろじろ見るなよ」
ムネヲ「別に、クマしか住んでいないわけじゃないんだから…!」
清美「うん…」
でも、クマ…。
そしてムネヲは、お茶をいれてくると部屋を出ていった。
…だけど、このクマは…。
似合いすぎるなあ…。
すっきりと大人っぽく整えられた室内には、どこかとけ込めてないけど、
このベッドでムネヲがクマさんと一緒に眠ってるところを想像すると…。
似合いすぎる…。
ここだけ別空間に似合いすぎる…。
734 ◆mUneo2u. :02/03/29 00:56 ID:jfa9S0KW
ムネオをあなたに
735名無しさんだよもん:02/03/29 17:05 ID:pMmljNak
あなたを、ムネヲです。
736名無しさんだよもん:02/03/29 17:06 ID:WJRHOOJs
>>733
>このベッドでムネヲがクマさんと一緒に眠ってるところを想像すると…。

爆笑(w
737takatsuki@MON@Leaf&Key ◆udfArgO. :02/03/29 19:08 ID:s9byZqXa
高槻「あははは、見ろ、田中真紀子が辞職したぞ…」
高槻「だがまだまだだ」
高槻「ほら、辞めていくだろ。見えるだろ」
高槻「芋蔓式に辞めてゆくぞ」
高槻「みろ、鈴木宗男が辞めてゆくぞ」
高槻「信じられるか。真紀子のような女に、噛み付いたばっかの議員だぞ」
高槻「いいのか、与党は。そんな自民党野中幹事長の腰巾着と呼ばれた男が辞めさせられてるんだぞ」
高槻「とても大事なムルワカ氏まで、辞めさせられてるんだぞ」

高槻「くおぉ…」
高槻「ほら、辞めた!」
高槻「辻本まで辞めたぁっ!」
高槻「うぉぉ、すごい…」
高槻「ほら、辻本清美の秘書の給料が詐取されてる。秘書の給料はどこにいった?」
高槻「そうか、辻本の財布の中かっ!」
高槻「見えないと思ったら、そんなところに隠れていたのかぁっ!」
高槻「あんなでかい金がおまえの懐の中に入っているのかっ!」
高槻「見ろ、事実と認めざるおえないっ!」
高槻「ぶっすりと与党が証拠を示しているぞっ!」
高槻「苦しげに開いたおまえの口から弁明の言葉が出ているっ!」
738takatsuki@MON@Leaf&Key ◆udfArgO. :02/03/29 19:09 ID:s9byZqXa
高槻「ぐああぁっ……すごい事実だ…!」
高槻「いいのか、おまえは!?」
高槻「今実際にはいないような秘書の給料をピンハネしてしまっているんだぞっ!」
高槻「いいのかっ!」
高槻「とても大切な金じゃないのか、それはっ!」
高槻「そんな国から支払われる給料を簡単に水増ししてしまっていいのかっ!」
高槻「それとも汚職が好きなのかっ!?」
高槻「違うだろっ!」
高槻「宗男らしくて、嫌いだろっ!」
高槻「そんな汚職をしてしまっているんだぞっ!」
高槻「そんな汚職に手を染めてしまっているんだぞっ!」
高槻「これ以上ない道楽だっ!」
高槻「辻本のドギツい顔もそれを助長しているっ!」
高槻「辻本のような女が汚職している事実が茶の間を興奮させているっ!」
高槻「いいのかっ!」
高槻「それでいいのかっ!」
高槻「何が悲しくて辻本は宗男のようなゲスと同等の行為をしているっ!」
高槻「悔しくないのかっ!」
高槻「惨めじゃないのかっ!」
739takatsuki@MON@Leaf&Key ◆udfArgO. :02/03/29 19:09 ID:s9byZqXa
高槻「ぐああぁっ…!」
加藤「ああぅっ……はぁぅっ…!」
加藤「やめてぇ…!」
高槻「うぐあぁっ…すごいぃ…!」
高槻「参ったぁっ!」
高槻「俺は参ったぁぁっっ!」
高槻「なぜなら加藤まで辞めそうだからだあっ!」
高槻「今の政界はなんて汚らわしいんだぁっ!」
高槻「ほらあっ!」
高槻「話によると、加藤名義の口座に会計責任者である資金管理団体から九千数百万円振り込まれてるっ!」
高槻「自民党内だと、加藤の辞任は避けられない方向へ向かっていると語っているっ!」
高槻「どうすりゃいいんだ、加藤はっ!」
高槻「こうやって猿のようにしらんぷりを繰り返すしかないだろうっ!」
高槻「ぐああぁっ…出るぅっ…!」
高槻「いいのかぁっ!」
高槻「自民党から出されてもいいのかぁっ!」
加藤「いやぁぁっ!やめてえぇっ!」
加藤「自民党から出さないでえぇっ!」
高槻「無理だぁっ!」
高槻「腐ったミカンを排除する快楽に勝るものなどないぃっ!」
高槻「自制などきかないぃっ!」
740takatsuki@MON@Leaf&Key ◆udfArgO. :02/03/29 19:12 ID:s9byZqXa
加藤「許してぇっ…!自民党から干されるのだけは許してぇっ!」
高槻「なら証人喚問しろぉっ!」
高槻「頑張って自分の罪を洗いざらい吐いたら許してやるぅっ!」

高槻「あほかぁっ!」
高槻「そんな小学生のような言い訳で逃れられると思うなあぁぁっ!」

高槻「ぶぶぅっ…!」
高槻「はああぁぁっ!」
高槻「参ったあぁぁっ…」
高槻「さらに余罪が多すぎて、結局離党勧告出されそうだあぁぁっ…」


(参ったぁっ…ココを読んでいたらついネタが浮かんでしまったぁぁっ…
 乱文乱筆でのスレ汚し大変失礼したぁぁっ…)
741名無しさんだよもん:02/03/29 21:16 ID:xvpm9e32
>>737-740
あんた馬鹿だw
742名無しさんだよもん:02/03/29 21:36 ID:1u3k86TV
馬鹿万歳
743加藤紘一:02/03/29 22:28 ID:DeW5fxks
社民党は秘書給与流用を斡旋して何をやっとんだろう・・・
ばれて当然。外務省の予算で競走馬買うのとさほど変わらん気が(笑)

それにしても、メルマガの小泉さん文章が厨房っぽくてハズいっす(汗
744野中ちから:02/03/29 22:29 ID:DeW5fxks
HDD内のいらないファイルを整理していたところ、過去のチャットのLOGが…

>01:12 <%中尾屋:Yama> あした国会行く?
>01:12 <%中尾屋:mune> いきなり核心に迫った問題・・・
>01:13 >%中尾屋:Nonaka> そろそろヤバいのでは?
>01:13 <%中尾屋:mune> う〜ん、明日休めば連続12日。記録達成ですな(笑)

この頃はまだこれが3年を越える連続ブッチ事件になるとは予想もしてませんでしたが…(笑)
つーか、このチャットの翌日くらいに塩川さんから加藤君経由で「宗男さんの所在を教えてくれ」
という伝言が俺のところに来たのでした。曰く「党内で宗男氏の選挙区に行った事あるの、野中君だけだ
から」とかなんとか。当時、「議員の所在くらい把握しとけよ」とかあきれたような記憶がありますな。
しかしあのときは「彼はもう自民党の党員じゃないから答える義務は無い」とかいってつっぱねたけど、
今考えるとアレだ。ウソの地図描いて逆方向に延々歩かせてやればよかったぴょ。
745野中ちから:02/03/29 22:30 ID:DeW5fxks
党本部にて開催された「橋本派臨時幹部会合」に行ってきました。
当日の朝、議員会館の前で田中真紀子センセイとばったりお会いしました。

「私、今、目白に住んでるんですよ〜」
「へー」
「いやー、お嬢様生活を満喫してますよ」
「へー」
「野中(仮名)さん、自民党ですよね?…橋本派の会合ですか?」
「うん」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「じ、じゃあ、私そろそろ行きますんで」
「うん」

 双方とも終始、笑顔。
746山崎夜明:02/03/29 22:31 ID:DeW5fxks
今日、本屋で週刊新潮を買い
なにげに特集コーナーを読んでたら
辻元氏日本赤軍人脈がのっていたので
緋の目が発動しました
加藤さんこれ読んでましたら連絡下さい〜
747名無しさんだよもん:02/03/29 23:03 ID:IYYMilLz
>>737-740
名作降臨につきあげ。すげワラタ。
748名無しさんだよもん:02/03/29 23:04 ID:7sbE95jR
102匹ムネヲちゃん
749名無しさんだよもん:02/03/30 02:19 ID:U5P6X4ay
「宗男、辞めるのか…。宗男、辞めるんだろ…。話だけでもさせてくれよ、宗男。…入るぞ」
 明かりのついていない本会議場。重い空気に包まれている。宗男は本会議場の隅にいた。
「出ていって。私、誰とも会いたくないから…」
「辻本の疑惑騒動、どうだった? 見てたんだろ?」
「おいしくなかった」
「それは、短期だったからだ。長引いてたなら、もっとうまかったはずだぞ。俺は、ちゃんとリークしたんだから」
「…長引いても、同じだよ」
「そんなことない。あれは辻本の政治家人生最大の汚点だったはずだ。よし、いまからもう一度リークしてきて」
「いらない」
「…そりゃ、加藤さんの疑惑に比べたら――」
「小泉、出てって」
 加藤さんの名を聞いたとたん、宗男の声のトーンが上がる。
「辻本の詐取、ばれなければよかった。辞めたらよけい、加藤さんがいないんだって思って悲しくなったもの」
「加藤さんは、まだいなくなってなんかないじゃないか!」
「出ていってよ、小泉」
「お前がずっと一人で引きこもって、逃げて加藤さんが喜ぶと思うのか? 加藤さんは助かるかもしれない、いや、絶対に助かるよ。
 加藤さんだぞ。あの、極悪っつうかワンマン政治してる加藤さんが、こんなにあっさり、いなくなったりするもんか!」
「じゃあ、小泉が奇跡をおこして、加藤さんを助けてくれるの?」
「それは…」
「私、ずっとこの席にいたんだよ。何日も…この衆議院の、この席で、ずっと、加藤さんと二人だった。
 私は、無党派の顔を知らないから…ずっと、加藤さんと二人だけだった。でも、さみしくなかったよ…。
 加藤さんは、汚くて、私に、いろいろなことを教えてくれて…。
 私も、自民党のために、政金も、人脈のことも、一生懸命頑張ってきたの。
 与党にいたから、私は、いつも笑って頑張ってこれたんだよ。…これで、私は一人ぼっちだね…」
「一人ぼっちじゃないだろ、宗男! 汚職仲間がいるじゃないか。辻本も、武部も、お前のこと本当に心配してたぞ。
 それに…俺だって…。俺がいる。もちろん、加藤さんだって帰ってくる」
「ダメなんだよ。 私、もう戻れないよ…。戻れなくなっちゃたよ…。
 もうがんばれない…もう議員できない…自民党にいないんだもの…野中さん…中川さん…」
750名無しさんだよもん:02/03/30 05:36 ID:NF1cHWO0
>>737-740
高槻がナイスガイに見えるよw
751名無しさんだよもん:02/03/30 05:41 ID:wysdeziT
>>749
これ(・∀・)イイ!!
激しくワラタヨ
752名無しさんだよもん:02/03/30 08:20 ID:lu20iTkQ
>>749
>加藤さんは、汚くて、
いいねぇ。
753暇な人 ◆Key18/jY :02/03/30 16:15 ID:R9lSwd7A
>汚職仲間がいるじゃないか。

腹いたい・・・・。
754名無しさんだよもん:02/03/31 01:31 ID:rVRtR3Kd
727の元ネタってなんなの?
755名無しさんだよもん:02/03/31 01:51 ID:dEPy2F4u
>>754
東鳩ビジュアルファンブックの青紫氏が書いた琴音の解説。
RRの原典でもある。
朝鮮星関連スレでも漁れば原文出てくると思ふ
756Littlestone:02/03/31 03:50 ID:RSJd4asU
君(ムネオ)が私(辻元)のこと好きなくらい 私も好きだから
涙よりも 笑顔こぼしていよう
君に会うと いつも疑惑追及ばかりで
お互いに 意地を張るの やめにしようよ
証人喚問で 初めて世論敵に回した
あの頃を 思い出して 出っ歯がふるえた
五年 付き合う 裏金関係なのに
宗 君の気持ちを わかっているつもりで見過ごした
君が私のこと好きなくらい 君が好きなのに
やさしくせずに 甘えていたね
同じポケットに ジショクトドケ詰め込んで 温めあおう
Nステに出演(で)て 二人で開き直ろう

Lv1辻元萌え(w
757名無しさんだよもん:02/03/31 09:10 ID:BJDA/Rk7
>756
Lv1辻元…
758暇な人 ◆Key18/jY :02/03/31 11:31 ID:rSInvkjF
THE MUNEO HOUSEのCDがTBSのテレビに晒されてたNE!
759名無しさんだよもん:02/03/31 11:41 ID:kyLm21jS
>>750
いつ?
760名無しさんだよもん:02/03/31 14:01 ID:gRy6TAtp
頑なにムネオラップと言ってたな…>TBS
761名無しさんだよもん:02/03/31 14:49 ID:x0ZXw0gU
762名無しさんだよもん:02/03/31 16:38 ID:1uUXoloC
>同じポケットに ジショクトドケ詰め込んで 温めあおう
ワラタ
763名無しさんだよもん:02/03/31 22:36 ID:uje6BTGy
TBSの放送、裏むねむね会にうぷされていたよ。
ttp://www.pureweb.jp/~dragon/sound/TBS0331.wmv-link.wmv
たか子「鈴木君、あたしに言ったよね…あの子のこと、好きだって」
宗男 「ああ」
たか子「今でも?」
宗男 「ああ」
たか子「…そう」

最初にたか子がこの質問を投げかけた時と同じように…。
そしてそれ以上に、深い悲しみの表情で俯く。

たか子「あの子、生まれつき頭が弱いのよ」
宗男 「それは知ってる。だから、ずっと当選することができなかったんだろ?」
たか子「あの子、楽しみにしてたのよ…」
たか子「あたしと一緒に、あたしと同じ国会に通って…」
たか子「そして、一緒に一般質問をする…」
たか子「そんな、本当に些細なことを…あの子は、ずっと切望していたの」
宗男 「……」
たか子「あと1週間で、あの子の誕生日」
たか子「次の誕生日までに議員でいられなくなるだろうと言われた、あの子の誕生日」

さっきまでと同じ口調だった。
感情の起伏を抑えて、淡々と言葉を紡ぐ。

宗男 「……」

だから…たか子の言葉の意味が分からなかった。

宗男 「…どういうことだ」
たか子「言葉通りよ」

俺の言葉を待っていたかのように、呟く。
たか子「あの子は、マスコミに次の誕生日までに議員でいられなくなるだろう、
     って言われているのよ」

清美の明るい表情、
元気な仕草、
そして、雪のように白い出歯…。

たか子「でも、最近は世論も少しだけ持ち直していた」
たか子「だから、次の誕生日は越えられるかもしれない…」
宗男 「……」
たか子「でも、それだけ」
たか子「何も変わらないのよ。あの子が、もうすぐ国会から消えてなくなるという
     事実は」
宗男 「…そのことを、清美は知ってるのか?」
たか子「知ってるわ」
宗男 「…いつから知ってたんだ…清美は」
たか子「もう、ずっと前…」

青白い外灯のあかりが、たか子の姿を闇に浮かび上がらせる。

たか子「去年の国会の開会日に、あたしが清美に教えたのよ」

俺が初めて清美から質問を受けた、ずっとずっと前から…

宗男 「どうして、そんな話を俺にするんだ…?」
たか子「あの子、あなたのこと好きだから」
宗男 「どうして、清美に本当のことを教えたんだ?」
たか子「政策秘書の給与のことをあの子が訊いてきたから」
宗男 「どうして、清美のことを拒絶したんだ?」
たか子「あたし…」
いつも気丈にふるまっていたたか子の姿は、そこにはなかった。
不意に、抑えていた感情が流れ出る…。

たか子「あたし、あの子のこと見ないようにしてた…」
たか子「日に日に叩かれていくあの子を、これ以上見ていたくなかった…」
たか子「いなくなるって…もうすぐあたしの前からいなくなるんだって、
     分かってるから…」

俺の服をつかんだ両手が震えているのが分かった。

たか子「普通に接することなんてできなかった…」
たか子「だから…あの子のこと避けて…」
たか子「清美なんか最初からいなかったらって…」
たか子「こんなに辛いのなら…最初から…」
たか子「最初からいなかったら、こんなに悲しい思いをすることもなかったのに…」

たか子の嗚咽の声が、夜の校舎に響いていた。
流れる涙を拭うこともなく、ただじっと泣き崩れる。
清美の前では、決して見せることのなかったであろうたか子の涙。

たか子「…鈴木君」
たか子「あの子、なんのために当選したの…」

夜風にさらされながら、俺はその場所から動くことができなかった…。
たか子の最後の問いかけに答えることもできずに…
その言葉だけが、ずっとずっと俺の中で響いていた…。

 『あの子、なんのために当選したの…』
767名無しさんだよもん:02/04/01 01:16 ID:XM39Is8j
>>764-766
あんた馬鹿だ!最高だ!
768 :02/04/01 01:18 ID:fgJXpkt2
続きが読みたい!最高
769名無しさんだよもん:02/04/01 01:44 ID:pQDovJfB
相変わらず高レベルなネタ……実にイイ!
770名無しさんだよもん:02/04/01 17:29 ID:ush0fvmz
泣けてきた・・・
771名無しさんだよもん:02/04/01 22:34 ID:9foSsoHV
>そして、雪のように白い出歯…。
笑い殺す気かゴルァア!!
772名無しさんだよもん:02/04/01 23:31 ID:SHDyI1Dg
腹いてえ…。なんなんだこの破壊力は(w

だれかピースボートとアビスボートを絡めたネタを書いてくれんか?
773ムネヲ:02/04/02 03:53 ID:eeVUJR+y
┏━━━━━━━━━━━━┓
 ┃@@のなまえをいれてください.┃
 ┗━━━━━━━━━━━━┛
.                ┏━━なまえ━━┓
.                ┃  むねを     .┃
.                ┃   ̄ ̄ ̄ ̄  .┃
   ┏━━━━━━━┻━━━━━━━━┓
   ┃あ い う え お は ひ ふ へ ほ .┃
   ┃か き く け .こ ま み む め も ┃
   ┃さ し す せ そ や   ゆ    .よ ┃
   ┃た ち つ て と ら .り る .れ ろ ┃
   ┃な に ぬ ね の .わ    を    ん ┃
   ┃っ .ゃ .ゅ ょ  ゙  ゚  もどる.l>おわり.┃
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
   ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
   ┃そのなまえは しようできません。.┃
   ┗━━━━━━━━━━━━━━┛
774名無しさんだよもん:02/04/02 04:45 ID:9vvK0cey
>>766 L13
校舎→国会とかだったらカソペキでした(w
775名無しさんだよもん:02/04/02 18:25 ID:TrgWvXuz
魔よけにどうぞ
http://h.zansu.com/2/muneo/
776名無しさんだよもん:02/04/02 18:26 ID:qCLuG97l
777名無しさんだよもん:02/04/02 19:30 ID:UBGJi9Kd
777
778名無しさんだよもん:02/04/02 19:50 ID:98Gh5MyI
最近勢いが弱くなってきたような…
779暇な人 ◆Key18/jY :02/04/02 19:58 ID:vdZndYYr
ムネヲ最高age
780名無しさんだよもん:02/04/02 21:04 ID:s5Yfk4zk
そろそろまた大きな政界に動きがないとね
781名無しさんだよもん:02/04/02 21:06 ID:s5Yfk4zk
ヤベ、日本語変だ・・・→〜政界に大きな動き〜
782名無しさんだよもん:02/04/02 21:31 ID:HeE0ClnY
>>764-766
マジワラタ。つーか、いつの間にか宗男×清美がデフォになりつつある罠w
783名無しさんだよもん:02/04/02 23:22 ID:08qetbYx
葉鍵板久々の良スレ!!  いや大馬鹿スレ(誉め言葉)
784AIRストーリー:02/04/03 00:15 ID:zl/m9ZJJ
その男には冬が訪れていた

外務省を操るひとりの男
その周りには議員が二人だけ
世論の興味をそらすには、男の演出は退屈すぎた

議員は立場を失い、党と国会を去った

男は根室のひと。

彼の道連れはふたつ。
電話をかけずとも動き出す、古ぼけた伏魔殿
地元ゼネコンに頼まれた、はるか遠い約束。

そんな彼に、話しかけるひとりの男。
後見人として、物静かにしゃべる。

彼との別れをきっかけに、
無所属での議員生活が始まる。
785名無しさんだよもん:02/04/03 01:10 ID:MOgcafeL
辞表を握る手に、力が増していた。
縮こまる辻本。その姿は、驚くほど小さく見えた。
辻本が見ていた夢は、すでに終わってしまったのだ。
あいつは…土井は、本来の場所へ戻ってしまった。
ただ、辻本の幸せだけを願って。
それが,自分の幸せだからと言って。
ムネヲ「…だからおまえは、現実に戻らなければならない」
ムネヲ「いや…本当は、戻るはずだった」
清美「……」
ムネヲ「おまえの、本当の場所に」
ムネヲ「辛くても、悲しくても」
ムネヲ「本来、いるべき場所へ…戻るばずだった」
清美「…はい…」
ムネヲ「でも、おまえは…」
ムネヲ「おまえは、あの時…」
…マスコミを、目の前にしても。
それが、土井の願いとわかっていても。
記者に名前を呼ばれても。
肩を押されても。
ムネヲ「事実を認めることが…できなかったな」
清美「…は……い…」
うずぐらい部屋で、辻本はただ震えていた。
肌に張り付いたスーツ、唾液を含んだ、長い前歯。
こほれ落ちる涙のように、落ち続ける唾液。
窓の向こうには、都会の光が。
はるか遠くには、マスコミの声が聞こえていた。
清美「…私は……」
うめくように、辻本は口を開いた。
786名無しさんだよもん:02/04/03 01:13 ID:MOgcafeL
清美「…私は…情けない政治家です…」
ムネヲ「……」
ムネヲ「……そうだな」
ムネヲ「おまえは、情けない政治家だ」
清美「…はい…」
ムネヲ「情けなくて…弱い政治家だ」
清美「はい……」
机の軋む音。細い指先を、そこにつく。
うつむくと、こぼれた涙によって足元の水たまりに波紋が立った。
清美「…自分で……」
清美「…辞職をする事も…できなくて……」
ムネヲ「…そうだな」
清美「…土井さんの願いも……果たせなくて…」
ムネヲ「総理になる夢も…消えたな」
清美「…そうです……」
ムネヲ「認めるのが、嫌だったんだろう?」
清美「…嫌…でした…」
ムネヲ「世論と向かい合うのが…怖かったんだろう?」
清美「……っ」
机に置いた手に、力が込められる。
辻本の白い出っ歯。唇が、痛いほど食い込む。
清美「…怖かった……です…」
ムネヲ「だから…議員生命の終わりを知ることも…」
ムネヲ「自分の秘書と向かい合うことも…」
ムネヲ「…お前には出来なかった」
清美「そのとうり……です…」
清美「…私には……」
清美「…私には…出来…ませんでした……」
787名無しさんだよもん:02/04/03 01:15 ID:MOgcafeL
はらりと、肩口から髪がこぼれる。
出っ歯は、その唇に真っ赤な血を流させていた。
清美「…自分の戻るべき党も……」
清美「…わからなくなって…しまいました…」
ムネヲ「……そうだな」
清美「……」
さくっと、音がした。
辻本の出っ歯が、机に刺さっていた。
ムネヲ「…重荷を背負っていても」
ムネヲ「どんなに辛い、現実でも……」
ムネヲ「しっかり目を開いて、受け止めていく…ものなんだ」
清美「…わかり…ます……」
ムネヲ「ましてや、それが……」
ムネヲ「……自分の秘書のことならな」
清美「はいっ……」
ムネヲ「辻本。だけどおまえは……」
清美「…私は……」
清美「…拒絶して…しまいました…」
清美「秘書を……」
清美「…秘書を……拒絶しました…」
ムネヲ「……ああ」
清美「…怖かったから…」
清美「…認めなく、なかったから…」
清美「…目を逸らして……」
清美「…権力に…すがりついていたから…」
ムネヲ「……」
ムネヲ「土井は……一生懸命だった」
ムネヲ「おまえを、党首にさせるために」
ムネヲ「総理にさせるために」
ムネヲ「ずっと支えてきたんだ」
788名無しさんだよもん:02/04/03 01:16 ID:MOgcafeL
清美「……土井……さん…」
ムネヲ「それなのに…」
清美「…それ、なのに……」
清美「…それなのに……私は…」
ムネヲ「なにも…できなかったな」
清美「……」
ムネヲ「そうだな……?」
清美「……はいっ…」
顔を上げる事が出来ず(刺さっているため)、うつむいたまま、言葉を吐き出す。
清美「……私…」
自嘲が、混じった声。
清美「私……」
清美「…本当に……情けないですね…」
ムネヲ「……そうだな…」
清美「土井さんに……」
清美「…笑われてしまいます……」
ムネヲ「……あいつは」
窓に広がる、都会の光。
それを見ながら、辻本に言う。
ムネヲ「あいつは…笑いはしない」
清美「…そんなこと……ありません」
ムネヲ「いや。あいつは……」
ムネヲ「ただ…悲しむだけだ」
清美「うっ………」
清美「…ひ……うっ……」
胸の辞表。それを全身で抱きしめる。
まるで、そう…。
許しを…請うかのように。
789名無しさんだよもん:02/04/03 01:20 ID:MOgcafeL
スマソ…長い上に下手です。欝だ、逝って来ます
790名無しさんだよもん:02/04/03 02:17 ID:AV5bkDqY
>>785
元ネタがわかりそうでわからない…(;´Д`)
机に刺さってるのは笑ったんだが
791名無しさんだよもん:02/04/03 02:29 ID:lvhR9hg9
ナギーヒップEDかな? 多分。
792名無しさんだよもん:02/04/03 02:31 ID:RuY4sLaM
ナギーのバッドのほうと思われ
793名無しさんだよもん:02/04/03 02:50 ID:AV5bkDqY
>>791-792
あーそうだそれだ。ありがとう。
あいつがみちるかぁ。
794名無しさんだよもん:02/04/03 19:36 ID:zl/m9ZJJ
次は武部ネタか?あげ
795あぼーん:あぼーん
あぼーん
796名無しさんだよもん:02/04/03 20:21 ID:Xy56zmAg
>肌に張り付いたスーツ、唾液を含んだ、長い前歯。
>こほれ落ちる涙のように、落ち続ける唾液。
食ってたパピコ吹き出しちまった…
797あすか:02/04/03 22:13 ID:ihY2FE1A
あははははは!!!!
お腹いたいよー!!おもしろすぎるー!!!
798名無しさんだよもん:02/04/03 22:14 ID:YHwX8I6p
刺さって抜けない…笑い殺す気かぁ(WW
799名無しさんだよもん:02/04/03 23:19 ID:hadcdj+i
だから、一大作戦をぼくは企てたのだ。
「むねお、ぼくがでてやるよ」
「きよみちゃんって、あいかわらずバカだよね」
「バカとは、なんだ、このやろーっ!」
「イタイ、イタイよぉーっ、きよみちゃんっ!」
疑惑の総合商社と呼んで遊んでやる。最近のお気に入りだ。
「はぅぅっ…だって、きよみちゃんも潔白じゃないもん」
「そんなものは偽装すればだいじょうぶだ」
「政策秘書の給料がひくすぎるよ」
「ワークシェアリングといってごまかす」
「そんな漫画みたいにうまくいかないよぉ、ばれるよぉ」
「だいじょうぶ。うまくやってみせるから」
「ほんとぉ?」
「ああ。だから、次の証人喚問は楽しみにしてろよ」
「うんっ」
800799:02/04/03 23:22 ID:hadcdj+i
ちなみに、みさお&ちび浩平です。
801名無しさんだよもん:02/04/04 00:32 ID:59h6gH1x
799さんに触発されて作ってみました。
宗男バージョンは>368でガイシュツですが、清美バージョンで(w

とても幸せだった…
それが議員活動の一環であることをわたしはときどき忘れてしまうほどだった。
そしてふと感謝する。
ありがとうと…
こんなザルな政策秘書の制度に…

証人喚問でムネオを問い詰め、その様子がサンプリングされて
ムネオハウスになることだって、
それは幸せの小さなかけらだった。
永遠に続くと思ってた。
ずっとわたしは証人喚問で問い詰める側にまわっていられると思ってた。
幸せのかけらを集めていられるのだと思ってた。
でも壊れるのは一瞬だった…
永遠なんてなかったんだ…

知らなかった。
それが違法であることをわたしは知らなかった。
知らなかったんだ…
「政策秘書の給与を不正に流用したんですか…」
記者は言った。
「どうなんですか。」
確かに記者はそう言った。
記者会見の場所。
…そこにいま、わたしは立っていた…
802名無しさんだよもん:02/04/04 01:16 ID:Ej5FKBXU
Muneo regrets  -ritoustic version-
作詞:GMH 編曲:小泉純一郎 歌:Makiko

辞職届出さないよ ずっとしまっておく
離党勧告は翳りない ムネヲハウスのあと静かに降り立つ

両手には議員バッチを いつまでもいつまでも抱いて
最後まで弁解してる強さを もう知っていた

おはようムネヲの頭は 眩しくて悲しい
離党勧告許せない ムネヲの弱さがよかった

ムネヲにはありふれた優しさ 無所属新人のように移ろう
証人喚問 ムネヲの声 もう聞こえない

両手には降り注ぐ疑惑を いつまでもいつまでも抱いて
最後まで留まってる強さを もう知っていた

もう泣かない 泣かない 泣かない
803名無しさんだよもん:02/04/04 01:29 ID:CtULbpLA
>>802
その歌詞ではまともに歌えない罠。
カナーリ早口になるナー。
804あすか ◆Ym7XcWEA :02/04/04 01:54 ID:MCfTvT8u
あいかわらず面白いね。ここのスレ。
1000超えたらまた新しいいスレたてて下さい〜☆
笑いすぎてお腹イタイよ〜。
805あすか ◆Ym7XcWEA :02/04/04 13:32 ID:MCfTvT8u
あげ。
おもしろすぎる〜
806名無しさんだよもん:02/04/04 13:36 ID:nytyxS0D
あと200弱!!
がむばれ!!(笑
807sage:02/04/04 13:38 ID:nytyxS0D
すまそ・・・
ageちまったうえに半角使ってた・・・
回線切って逝って来る。
808厨房:02/04/04 13:40 ID:nytyxS0D
>>806
>>807
さらにやっちまってた・・・(T∇T)
809名無しさんだよもん:02/04/04 17:54 ID:e0vj5Xsg
真紀子がなんかやってくれそうです、ネタになるか?
810loguin:penguin@48kHzだよもん:02/04/04 18:07 ID:PHujEAir
【鳩山】「農水大臣候補、できたよ」
国会議事堂から、ひょこっと顔を出す。
【純一郎】「できたらしいぞ。良かったな、武部」
【武部】「え?」
【純一郎】「実は、さっきから武部が辞職するってうるさかったんだ」
【鳩山】「武部ちゃん、辞職願いだしたの?」
【武部】「うぐぅ…そんなこと言ってないもん」
【鳩山】「今日はたくさん候補者を絞ったから、いい加減やめてね」
【武部】「…言ってないもん」
【鳩山】「武部ちゃんの後継者に相応しいといいけど」
言い残して、議事堂に戻る。
【武部】「…鳩山さん、マイペース」
【純一郎】「まぁな」

みじかくてスマソ
811名無しさんだよもん:02/04/05 00:33 ID:27Kzk/lv
誰彼の高子ときよみに会話の絡みってあったっけ?
俺未プレイでよく知らんが。
812あすか ◆Ym7XcWEA :02/04/05 03:58 ID:Vmq8P1NU
もうおわり・・・?
813名無しさんだよもん:02/04/05 06:38 ID:n5RPhcfb
>812
そーゆー他人任せな態度は、オジさん感心
しないなあ…。

大本命マキコの登場で、キヨミの出番は激減
必至! 更にタカコの進退までも……。
すっかり忘れられつつあるムネヲの巻き返しは?
814名無しさんだよもん:02/04/05 15:29 ID:Qj600pGJ
>>812
ネタも出せないような駄コテにそんなことを言う資格はありません。
あと、あんたが来ると荒れるから二度と来ないでいただきたい。
815名無しさんだよもん:02/04/05 16:40 ID:OURL+jx5
>>810
さらりと酷い鳩山がナイス!!
後、IDがAIRでカコイイ!
816名無しさんだよもん:02/04/05 21:32 ID:Ga5fJPP7
>>810
AIRおめでとう!
817名無しさんだよもん:02/04/05 21:50 ID:45z9fg8a
>>814
まぁまぁ
ここのような最良スレではそうゆうのやめましょうや
もっとマタ-リと・・・


⊂⌒~⊃。Д。)⊃
818名無しさんだよもん:02/04/05 22:57 ID:a19LbI5S
なにげに、ハン板でも似たスレがあった、しかもこれエヴァネタだし。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/korea/1015898808/
819810:02/04/05 23:55 ID:tKCVflNk
IDが…Air…
正直、今回だけは神を信じていいだろうか。
ネタを提供してくれた友人Mに感謝
820ムネヲ:02/04/06 01:44 ID:xW0TbZJ9
           __,,.-‐''''''''''''''''''''ー:-、_
          ,,.-'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:~`ヽ:、_
         ,/;:;:;:;;:-'"~~''ヾ/~~~'''''--、;:;:;;:;:;:;;:\
        /;:;:;:-'"            `ヾ;:;:;:;:;:;;ヽ、
      /;:;:彡                ヾ;:;:;:;:;:;;:ヽ
     /;;::;:三                  i;:;:ミ;:;:;:;::ヽ
     ,i";:;:彡         - ''   -  、.  ヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;i
     /;:;;:;彡         ,,...:-'"  ,,,.....   ミ;:;:\;:;:ミ|
    /;:;:;:;:;:彡    - ' ''""   - ''"      ミ;;;;;;;;ヾ;;;;|
    i!;:;/;:;:;彡             ,,;;;;;;;!!!!!:、  ヽ、;:;:;:;;::、
     !i;:;:;:;:;:;:;| ,,;;;!!!!;;;;::::  :::.    '"" _   ノ i  /  |
     ヾ;:彡/     _ _  :::  :::: ,,.ィゝ-''ヽー ' ヾ/ゝ |
      !;:;:;:| ゝ_,.-''"ゞ-'ゝ,;:  ::::;:;:;::ー= '"    :::ノ |
       i、/ ,.-‐>ゝ: : ' "   ::::;:;:;:      : : :;  /
       :|        ..:/   :::: '⌒ヽ       ;::‐'
       ゝ、    ..::::: ゝ - 、  ,:-‐-' `ヽ、  ..  :|
          i   ::::/::    `''''       i::::    | ヒェヒェヒェ
         ヽ   !:::: __,,,..::;;;;;;;;;;;::::‐-っー      ,!
            ヽ  `::: `ーゞL:L:L:Ll.-'~ノ  .::   /
           \  `  `ー-、二二,.:''   .::  ,ィ"/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            :ヾ, :..           ,;: / <こ、これはですね!!ムネオむぎ茶ですよ!!
              ー:、  .....,,,,,,....    ,.::'" \________________
                ~`''''ー--―''''""
821名無しさんだよもん:02/04/06 02:47 ID:+ZV+WLhR
>820
も少し改造して、コップ持たせてくれ。
822 ◆SUisina. :02/04/06 06:35 ID:Whmveo49
ムネオむぎ茶…
ヤな名前だ…(;´д`)
823名無しさんだよもん:02/04/06 08:44 ID:Shdk8HXY
>822
バスジャックして国後まで行きそうな勢いの名前だな(w
824おわび:02/04/06 10:46 ID:ToMDAvsb
平成14年 3月 15日

小泉純一郎 様
自由民主党 様
支持者各位

自由民主党元副幹事長    
衆議院議員 鈴木宗男


   私の政治活動、言動及び私設秘書についてのお詫び

 初当選以来ライフワークとして取り組んで参りました北方領土返還運動において、私がいわゆる「領土返還不要論」を外務省職員に対して発言したのではないかとのご指摘を上田清司様ならびに民主党様より頂きました。
 該当の言動は、遅々として進まない領土返還についての一連の議論の中で出たもので、当時私が感銘を受けた一部地元住民の意見の影響が色濃く出ており、結果的に国益を損なう「領土返還不要論」であるとご批判いただいてもっともな内容となっておりました。
 そこで早速、外務省内部文書の問題部分削除、ならびに自由民主党の離党を平成13年3月15日に行わせて頂きました。さらには今後このような事がないよう心がけて参ります。
 上田清司様、民主党様ならびに地元支持者の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました事を、心よりお詫び申し上げます。
825名無しさんだよもん:02/04/06 11:51 ID:Di7LBuqp
>>824
お詫び文…意表を突かれました(^^;
826名無しさんだよもん:02/04/06 19:53 ID:sfqXYmS6
このスレのせいで、最近ニュースがまともに見れなくなった。
どうしても、ムネヲやキヨミ、タカコなどその他大勢の政治家の顔をみるたびに
笑いがこぼれてしまう。
827名無しさんだよもん:02/04/06 23:38 ID:U9puqelJ
>824
そうきたか〜
ウマイな。
828名無しさんだよもん:02/04/07 02:37 ID:CLcfuhIq
ネタはあるんだが、普通の文章のとこなんだよな。
往人が人形をなくして、手近にあるものを動かそうとするとこ。
こんなマイナーなシーンでもオーケー?
829名無しさんだよもん:02/04/07 02:44 ID:HCLo0/SA
歓迎。あれだよな、「人形を探す」を選ばなかったときだよな?
830名無しさんだよもん:02/04/07 03:02 ID:CLcfuhIq
>829
そうそう。その通り。ありがとう!これで書けるよ!

もぞもぞもぞ…
毛虫のように宗男が這いずっていく。
純一郎「こわすぎる…」
こんな気色の悪い芸に票を投じる奴がいるなら見てみたい。
純一郎「さぁ、宗男が利権を求めて這いずるよ。見ていってごらーん」
純一郎「ボク、触ってみるかい?ほら、毛の一本一本がうごめいているねぇ」
なんて言っても有権者は逃げてゆくばかりだろう。
純一郎「くそ、動いて愛嬌のあるヤツがいない…」
俺はやけになって持っていた議員すべてに念を込めた。
純一郎「動けっ」
びしゅびしゅびしゅびしゅー!
宗男や真紀子や武部が弁明に走り回る。
すごい光景だった。
831名無しさんだよもん:02/04/07 03:14 ID:HCLo0/SA
>純一郎「ボク、触ってみるかい?ほら、毛の一本一本がうごめいているねぇ」

うごめいてる宗男の毛を想像してワラタ。
832名無しさんだよもん:02/04/07 03:37 ID:qCoCJVIo
>>830
わはははははっ!!盛大にワラタッ!
833名無しさんだよもん:02/04/07 11:26 ID:J5nCVr7y
>>830
す、すごい光景だ…… 完敗……
834名無しさんだよもん:02/04/07 13:44 ID:MiXk9/Nu
835名無しさんだよもん:02/04/07 13:59 ID:vK7ofZy5
>>830
>びしゅびしゅびしゅびしゅー!
昼めし吹いた(w
836名無しさんだよもん:02/04/07 21:39 ID:ItVYQ7vO
こ、こーらが…(w
画面が泡だらけだ・…w
837名無しさんだよもん:02/04/08 18:49 ID:0viHJ6op
もうネタ切れかな?
838名無しさんだよもん:02/04/08 22:07 ID:E+d5BSm4
保全
839名無しさんだよもん:02/04/08 22:44 ID:n5BigTQF
そんな事よりちょいと聞いてくれよ>>1よ、スレとはあんまり関係無いけどさ。
この前、近所の議事堂へ行ったんです。議事堂。
そしたら、ワイドショーのマスコミばっかで、国会が観れないんです。で、良くみたらなんか垂れ幕が下がってて鈴木宗男と書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、政治家の汚職問題ごときで普段来てない議事堂に来るんじゃなーよ、ボケが、政治だよ、政治。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で議事堂か。おめでてーな。
「よーしパパムネオハウス追及しちゃうぞー」とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、宗男やるから国会見せろ。
議事堂ってのはな、もっと殺伐としているべきなんだよ。
向かい側の席で、反論している奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。
女子供は、すっこんでろ。
で、やっと落ち着いたかと思ったら、隣の奴が、
「辻元と加藤も辞めるべき」とか言ってるんです。そこでまたブチ切れですよ。
あのな、辻元&加藤なんてきょうび流行んねーだよ。
得意げな顔して何が、
「辻元と加藤も辞めるべき」なんだよ
お前は本当に辞めさせたいのかと問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
お前、「辞めろ」って言いたいだけちゃうんかと。政治通の俺から言わせてもらえば
今、政治通の間での最新流行はやっぱり、「児童ポルノ法改悪」これだね。
「青環法」、そして「児ポ改悪」これが通の国会の観方。
「児ポ改悪」って言うのはヲタに誉められる。そのかわり、おばちゃんの満足は少なめ。
これ。で、それに「青環法」。これ最強。
しかしこれに反対すると次からPTAにマークされるという危険を伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。まぁお前らド素人は、「はじいしゃ」でもハァハァしてなさいってこった。
840830:02/04/08 23:11 ID:Lsaa+kzw
ベッドから跳ね起きる。
服を着ようとして、さらに重要なことに気づいた。
俺の秘匿資料がない。
佐藤もいない。
汚職の証拠資料すらない。
俺ってもしかして丸裸?
事務所を見回してみる。
加藤「…」
大正解。
841830:02/04/08 23:15 ID:Lsaa+kzw
とんとん。
ドアがノックされた。
「加藤くん、入るよー」
のほほんとした鹿野の声。
丸裸で仁王立ちの俺。
がちゃり。
ドアノブが回った。
無慈悲に開いてゆく扉。
加藤「…」
大ピンチ。
よし、こうなったら…
加藤「きゃああああああっ」
加藤「鹿野りんの疑惑ーーーーーーーっ!」
先手必勝だった。
842名無しさんだよもん:02/04/08 23:20 ID:E+d5BSm4
名作あげ
843風見健:02/04/08 23:22 ID:Dos0x30D
>>1
うっさいハゲ
844名無しさんだよもん:02/04/08 23:33 ID:JEEK6Fol
【辻元】「疑惑のひとが、どれほど世間の声に忠実かを見せてあげるよ・・。さあ、立つんだ」
辻元さんが感情のない冷たい声で命令する。
参考人質疑に向かう紘一ちゃんの身体は、ビクッビクッと2、3回痙攣してから、辻元さんが口にした言葉どおりに立ちあがった。
【加藤】「・・・い、いや・・・身体が・・・身体が・・・勝手に動くよぉ・・・」
紘一ちゃんの声は恐怖に震えていた。
【辻元】「さぁ、こっちへおいで」
辻元さんが笑顔でゆらゆらと手招きする。
【加藤】「いやッ!やめてッ!行きたくないッ!」
紘一ちゃんは泣きながら、首を横に振った。
だがその身体は、彼の意思とは裏腹に、辻元さんの言葉に従って前へと歩いてゆく。紘一ちゃんの身体は、辻元さんのすぐ目の前で立ち止まった。
【辻元】「いい子だね」
辻元さんが、ゆっくりとその手を伸ばした。
【加藤】「ひいッ」
紘一ちゃんは大粒の涙を落として、ビクッと身体を硬くする。
【辻元】「いい表情をするね」
辻元さんの手が、紘一ちゃんの頬を撫でた。紘一ちゃんの膝が、恐怖にガクガクと震えていた。
【辻元】「僕の辞職が、疑惑の議員に対して、どれくらいの支配力を持っているかを見せてあげるよ」
辻元さんは僕のほうを見て、ニタリと笑った。
ほのかな月光に照らされたその歯は、まるで死人のように青白く見えた。
辻元さんは後ろポケットから、ギラリと光る何かを取り出す。
それは鈍く輝く辞職届だった。
文字の部分が黄色い月の光りを跳ねて、ギラギラと鈍い輝きを放っていた。
【加藤】「・・・ひッ!」
それを見た瞬間、紘一ちゃんの表情が凍りついた。
辻元さんは端のほう持って、それを紘一ちゃんに差し出した。
845名無しさんだよもん:02/04/08 23:34 ID:JEEK6Fol
【辻元】「これで、辞めて見せてよ」
辻元さんは感情の無い人形のような顔でそんなことを言った。
【加藤】「・・いや・・・いやぁ・・」
紘一ちゃんはブルブルを震えながら、瞳から大粒の涙を溢れさせた。
震えるその手が、ゆっくりと辻元さんの差し出した辞職届へと伸びてゆく。
端から見ていると、紘一ちゃんが自分の意思で動いているようにしか見えない。
だがそれは、明らかに、紘一ちゃん本人の意思ではなかった。
【加藤】「・・・あ・・・ああ・・・か・・身体が・・勝手に・・」
紘一ちゃんは白色の辞職届の中央を掴むと、鋭い封筒の上のほうを自分に向けるように持ち替えた。
【辻元】「それを提出して、辞めちゃってよ」
辻元さんは、ニコニコと笑顔でそう言った。
【加藤】「・・い、いや・・う、嘘よ・・こんなの・・」
白色の辞職届の先端が、徐々に紘一ちゃんのメガネに近づいてゆく。
【加藤】「・・と・・止めてよぉ・・あたし・・辞めたくないよぉ・・」
辞職届を持った紘一ちゃんの手は、ブルブルと痙攣をしていた。
【小泉】「よせーッ!止めろーっ!」
彼を助けるどころか、身体を動かすことすらできない僕の、そんな声だけが虚しく響き渡った。
【加藤】「・・じ・・純くん・・たすけて・・」
白い辞職届の先端が、ちくりと紘一ちゃんのメガネに触れる。
【加藤】「・・あ・・あたし・・このまま・・やめちゃうの・・・?」
【小泉】「紘一ちゃんッ!」
【加藤】「・・そんなの・・やだよぉ・・」
【小泉】「紘一ちゃん!紘一ちゃん!」
【加藤】「・・こうち・・宏池会に・・帰りたい・・」
【小泉】「コウイチちゃあんッ!」
【辻元】「さあ、そのまま、それを提出するんだよ」
辻元さんの唇が、そんな無慈悲な言葉を刻んだ。
846名無しさんだよもん:02/04/08 23:35 ID:2wid7Wsg
白い辞職届の先端が、鈍い封筒の閃きを放ちながら、紘一ちゃんのメガネを圧迫する。
【加藤】「・・あっ・・ああっ・・あああ・・・」
彼は恐怖におののきながら、ビー玉のような瞳を見開いて、その封筒を見つめていた。
ガクガクと膝が震えている。
自分の身体が、自分の意思を離れて、議員の命を絶とうとしているのだ。
これほど恐ろしいことが、他にあるだろうか。
【加藤】「・・じ・・じゅんくん・・い・・いや・・助けて・・・」
紘一ちゃんの手から、辞職届が提出される。
【加藤】「・・や・・辞めたくないよ・・・」
涙が零れる。
【小泉】「紘一ちゃーんッ!」
できることなら、いますぐ彼に駆け寄って、その震える手の中にある辞職届を叩き落としてあげたい。
・・・だが。
今の僕には、それができなかった。
大好きな政治家が、今まさに、辞めさせられようとしている。
そんな光景を目の前にしながらも、僕は自分の身体を動かすことすらできなかった。
かって、これほどまでに自分の無力さが恨めしかったことはない。
【小泉】「紘一ちゃんッ!紘一ちゃんッ!畜生ッ!」
僕の叫び声が虚しくあたりに響き渡った。
紘一ちゃんは僕のほうを向いて、引きつった笑顔を見せた。
【加藤】「・・これ・・ゆめ・・だよね・・・」
それが、紘一ちゃんの口にした最後の言葉だった。
白色の辞職届が、参議院に提出された。
マスコミが溢れ出し、紘一ちゃんの身体はみるみるうちに囲まれていった。
膝がガクガクと震えたまま、地面にぺたんと座り込んだ。
身体がビクンッ、ビクンッと痙攣していた。
【小泉】「こういちちゃんッ!こういちちゃんッ!」
虚空の一点を見上げた紘一ちゃんは、まるで人形のように、ピクッピクッと身体を震わせていた。
847名無しさんだよもん:02/04/08 23:35 ID:2wid7Wsg
今なら、まだ間に合うかもしれない。
提出された辞職届を破り捨てて、身体を押さえて自民党に連れて行けば・・、メガネをかき集めて、紘一ちゃんの顔に押し戻せば・・、僕のくせ毛を切って、そこから切れた髪を頭に植毛すれば・・・。
・・・今なら・・・今なら・・・まだ。
【小泉】「コウイチちゃーーーーーんッ!」
【辻元】「・・・僕の辞職は、他人の議員生命さえも支配する」
そんな辻元さんの声がする。
それはまるで、どこか遠い異世界から聞こえてくるかのようだった。
しばらく同じポーズを取っていた紘一ちゃんの身体がぐらりと傾き、ゆっくりと地面に倒れた。
掛けていたメガネが、地面に転がっている。
紘一ちゃんは、そのまま動かなくなった。
【小泉】「・・うそ・・だろ?」
僕はつぶやいた。
嘘だ。
嘘だ、嘘だ、嘘だ!
実はぜんぶ芝居なんだろ?
紘一ちゃんと辻元さんが結託して、僕をかつごうとしているんだ。
どうせ次の瞬間には、目の前で辞めた紘一ちゃんが立ち上がって、いつもの調子で「総裁選に出馬する!」とか言い出すのだ。
そうだ。
そうに違いない。
全てが、嘘なんだ。
だが紘一ちゃんは、動かなかった。
その綺麗な七三分けが、冷たく吹く風になびいているだけだった。
848名無しさんだよもん:02/04/08 23:37 ID:2wid7Wsg
うわー、途中で「2重カキコですか?」なんて出たから、回線繋ぎ直してしまった・・・。
849名無しさんだよもん:02/04/08 23:43 ID:31XOdAbt
雫さおりんバッドエンドか…またキッツイところを(w
850名無しさんだよもん:02/04/09 00:19 ID:PmMETGHd
なんだか、せつない・・・ (;´Д`)
851名無しさんだよもん:02/04/09 00:22 ID:y4ZRjFrF
>>847
雫やる前にこれ見ちゃったよ・・・。
同じシーンが出てきたら笑ってしまいそうだ・・・。
852名無しさんだよもん:02/04/09 01:55 ID:wLCg7+G6
>>844-847
サイダー吹いた(w
853名無しさんだよもん:02/04/09 04:04 ID:ntzDrM6d
>メガネをかき集めて、紘一ちゃんの顔に押し戻せば・・、僕のくせ毛を切って、そこから切れた髪を頭に植毛すれば・・・。

ワラタ(w
854名無しさんだよもん:02/04/09 04:38 ID:UrCQCA5R
加藤ネタ(・∀・)イイ!!
なんかムネヲ氏への追求が再開されるらしいので
再びムネヲネタで笑いながら1000到達しそうです
855名無しさんだよもん:02/04/09 19:42 ID:K737IQpg
ここであえてキヨミネタで。

キヨミよ…よくおききなさい。
これからあなたに話すことは…とても大切なこと。
わたしたちが、ここから始める…
社民党事務局から議員へと…絶え間なく伝えてゆく…
長い長い…給与詐欺のお話なのですよ…
856名無しさんだよもん:02/04/09 23:30 ID:gyCVrg2G
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
857名無しさんだよもん:02/04/10 12:04 ID:Np7HIBmx
編集長は真紀子さん、ここはちゃんさまとのシーンで…

そういえば元幹事長は『こういち』だっけ?
858名無しさんだよもん:02/04/10 15:18 ID:TtrfTW8h
紘一さん、あなたを……
859名無しさんだよもん:02/04/10 21:16 ID:zSKLYWsy
保全
860名無しさんだよもん:02/04/11 21:19 ID:LzQpN8mc
保全
861名無しさんだよもん :02/04/12 19:56 ID:wVEJaQKs
メンテ
862割れ物の話をしています:02/04/13 01:07 ID:FUae71kn
863名無しさんだよもん:02/04/13 19:40 ID:XMXcbS7i
保守
864 ◆KannaC8o :02/04/14 00:12 ID:NENFB7uY
……。
………。
【声】「…逝こうよ」
……。
【声】「…早く逝こうよ」
【宗男】「……」
誰かが俺の体を揺すっている。
【声】「…早く逝かないと、日が暮れちゃうよ?」
聞き覚えのある声。
そして、どこかむさ苦しい声…。
【宗男】「…どこに行くんだ?」
【声】「質疑だよ、質疑」
【宗男】「…質疑?」
【声】「うん。純一郎さんに頼まれた質疑応答」
【宗男】「…そういえばそんなこと言ってたような」
【声】「宗男、一緒に逝ってくれるって言ったよね?」
【宗男】「…辛いから逝かない」
【声】「嘘つきはダメだよ。辞職願い出さすよ」
【宗男】「…それも嫌だ」
【声】「だったら逝こうよ。大丈夫、きっと辛くないよ」
【宗男】「…絶対に嘘だ」
【声】「だったら辞職願い。今は疑惑期間中で離党勧告」
【宗男】「…分かったよ。一緒に逝くから…」
【声】「うんっ」
865 ◆KannaC8o :02/04/14 00:12 ID:NENFB7uY
【宗男】「しまった、無茶苦茶辛いぞ」
【清美】「そんなことないよ。宗男は気合いが足りないんだよ」
【宗男】「清美にまんまとだまされた」
【清美】「だましてないよ、全然辛くないもん」
【宗男】「詐欺だ! 給料ピンハネだ!」
【清美】「宗男、人聞き悪いよ〜」
【宗男】「これは、清美が辞職願いだな」
【清美】「えっ?」
【宗男】「しかも、疑惑追求中で実刑だ!」
【清美】「そんなおっきな要求のめないよ〜」
【宗男】「気合いだ、気合いでのむんだ」
【清美】「無理だよ〜」
【宗男】「だったら、俺も逝かない」
【清美】「…だったら、宗男だけ老後の領土はムネヲハウス」
【清美】「北方領土のムネヲハウスで、ムネヲハウスを賭けて争うの」
【清美】「費用はムネヲの退職金」
【宗男】「…分かりました、どこまでもついて逝きます」
【清美】「うんっ」
これはたぶん、脅迫という犯罪なのではないかと思う。
866名無しさんだよもん:02/04/14 03:40 ID:t1EOxQe7
また保守かと思って油断したら・・吹いたよ。
867名無しさんだよもん:02/04/14 11:41 ID:4t536n7g
久々に新作キタ━━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━━!!!!!!
そしてワラタ━━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━━!!!!!!
868忙しい人@今日は暇 ◆Key18/jY :02/04/14 11:45 ID:5LoDdGMM
給料ピンハネワラタ
869名無しさんだよもん:02/04/14 18:37 ID:V2E41j/N
ピンハネうまいな
870 ◆HiMeNt/o :02/04/14 23:32 ID:e5EKd4vB
島の詩

議員辞職勧告 僕達は見送った ごまかして逃げた
いつだってキレてて あの日から 変わらず
いつまでも隠せずに いられなかったこと 国後のムネオハウス

あの島はまだ 取り戻せないけど いつのまに利権取ってる
あの外務省は まだ支配下にある 人事まで握って見つめてる

ムネオたちは いつも選挙歩く 撒く金に 涙を流して
遠くには ODA支援 秘書も 地元には 公共事業を

増える疑惑でも 問い詰めて問い詰めて 顔を赤らめた
あの日から変わらず いつまでも 大声で恫喝をするように
小泉の株を 支持率下げれるよ きっと
871名無しさんだよもん:02/04/15 02:00 ID:r30p9+IF
>>870
上手い!
872名無しさんだよもん:02/04/15 20:39 ID:WQXRfvwP
ここに来るときは食べ物厳禁だって承知していたはずなのに・・・

味噌汁吹きかけた。
873いつのまにか:02/04/15 23:18 ID:BVbzhW3Z
鈴木宗男に対する追及が忘れられている。
874名無しさんだよもん:02/04/15 23:34 ID:9p10cQhj
相変わらず、馬鹿ばっかりだな(誉)
次スレ立てるとしたら、
「政治@葉鍵」か?
875名無しさんだよもん:02/04/15 23:52 ID:/97tp7Jh
>>874
「政治経済@葉鍵」にしとくとみずほ銀行ネタも使えるという罠(w
876名無しさんだよもん:02/04/16 00:20 ID:Hmh95nPq
877名無しさんだよもん:02/04/16 01:57 ID:Oid0MVOt
いやどうせなら「時事ネタ@葉鍵」ってのはどうか?(w
878名無しさんだよもん:02/04/16 02:01 ID:B0sYcK6T
人名じゃない?今シュンのキャラ…じゃない(ムネヲ級)政治家がちょい不在だけど
ここまで育ったのはやっぱムネヲ効果だし、近日中にまた事件になるかも知れないので
鈴木宗男@葉鍵 パート2 キボーン
879名無しさんだよもん:02/04/16 06:43 ID:ssy1jmAo
間を取って、ムネヲ(時事ネタ)@葉鍵とかムネヲ(政経)@葉鍵 とか
880名無しさんだよもん:02/04/16 07:25 ID:FW/1ESeA
ムネヲ(時事ネタ)@葉鍵 #2 に1票。

 社民のチクリ新人お嬢さん(原)とか今ごろ写真集
出す宇宙人党首(ポッポゆきお)の活躍は有るのか?
881忙しい人@不眠症 ◆Key18/jY :02/04/16 14:43 ID:RUY+GiDI
>>870
ODA禿藁
882名無しさんだよもん:02/04/16 21:15 ID:kTBDV5c1
>>880
社民のチクリ新人お嬢さんて
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/8906/
この人ですか?

激しくすれ違いなのでsage
883名無しさんだよもん:02/04/16 22:16 ID:i++g/lxl
>>882
合っているよん

http://hakagi.net/imgboard/img-box/img20020416091444.jpg
これの葉鍵キャラバージョンキボンヌ
などと恐ろしいことを言ってみる。
884名無しさんだよもん:02/04/16 23:36 ID:FMBB97wT
地元受注企業 「献金、届いた?」
885名無しさんだよもん:02/04/16 23:46 ID:b1UP0RYf
あげるとはいかがなものか
886名無しさんだよもん:02/04/17 00:21 ID:YSbiDf6Y
そういえば、辻元清美@葉鍵スレを次スレにしてはどうかという意見があった気がしたが…。
再利用されないまま、本人同様逝ってしまわれたのかな。
だったら鈴木ムネヲ(時事ネタ)@葉鍵#2でもいいと思います。
887名無しさんだよもん:02/04/17 00:39 ID:z1ROcgtu
このスレまだ動いてたのか!感動。
ちょっと過去ログ見て来よう…
888名無しさんだよもん:02/04/17 00:51 ID:y/tb0s52
次スレは田中真紀子がいいんじゃね?
889名無しさんだよもん:02/04/17 04:43 ID:f/l1aOrZ
ムネヲ「そう、例えばこうだ、小さいときに、
    腹黒い政治家になりたいと強く思っていた男の子がいたんだ」
純一郎「あ、わたしがそう、そんなこと思ってたよ」
ムネヲ「時が経って、罪がばれてしまった、証人喚問が生まれて
    しまったんだ」
純一郎「そんなことあるわけないよ」
ムネヲ「あったとしたらだよ、想像力を働かせろ」
純一郎「あ、うん…」
ムネヲ「すると、どうなると思う」
純一郎「男の子は一躍時の人になるんだろうね、連日TVにでっぱなしだよ」
 
そんな結果になるのだろうか…?
違う…、この物語には第三者がいたはずだ。

ムネヲ「そんな政治家がごろごろしてたんだよ、その国には」
純一郎「うん」
ムネヲ「次々と政治家の不祥事が暴かれていった」
純一郎「うん」
ムネヲ「条件が変わったぞ、すると、どうなると思う」
890名無しさんだよもん:02/04/17 04:44 ID:f/l1aOrZ
純一郎「うーん…そうなると、話題は強制的にそっちに持っていかれるん
    じゃないかな」
ムネヲ「するとオレは…いや、男の子は、この世界ではどうなると思う」
純一郎「いなくなるんだよ」
オレは刹那、薄ら寒さを覚えた。
すると、なんだ。
オレは今からこの世界から消えてなくなろうとしているのか…?

 ONEのシーンより

という事になりそうで可哀想なので次回も鈴木宗男の字を入れてやって
ください。
891名無しさんだよもん:02/04/17 10:07 ID:mt/sWBzr
>>889-890

ホントにいなくなっちまったもんなぁ…(藁

ムネヲタン、エイエソの世界から早く帰ってきておくれ。
カムバック。
892名無しさんだよもん:02/04/17 18:02 ID:ONGrv9a0
みんな、ムネオにやさしすぎ(w
893名無しさんだよもん:02/04/17 18:59 ID:blNXn/QA
旬は過ぎたけど、辻元ネタで・・・


ここが、あの女の事務所ね…。
ここが、あの女の事務所ね…。
ちょっと、開けてよ。
ねぇ、清美、いるんでしょ!
清美!
開けてよ!
開けなさいよ!
ちょっと、きよみー!          何、ちょっと何!
                      どなたですか?
                      あの…。
清美いるんでしょ?          え…
出しなさいよ、給料。          きゅうりょう…?
秘書の給料               ひしょ…?
                      事務所違いじゃないんですか?
                      こんな真夜中に…。
とぼけないでよ!
すっとぼけないでよ!!
ネタは光っているのよ。        いませんよ、ここには…。
                      うわ3時前だわ。
白々しいわね…。
894名無しさんだよもん:02/04/17 18:59 ID:blNXn/QA
帳簿もあるのよ。
週刊新潮に頼んだのよ。
高いお金を出して、頼んだのよ。
興信所に、
この…。泥棒猫!!          大きな声出さないでください!
                      近所迷惑じゃないですか!!
金を返して!
金を返して!              だから…ねぇ…。
金を返して!

        Fu Fu FuFu〜 Fu FuFu〜

金を返して!
金を返して!              やめて…もう…やだ…。
金を返して!

         政策秘書の給料返して

何が迷惑よ!
一番迷惑しているのは、こっちよ!
盗人猛々しいわねぇ…。
                      ほんとに警察呼びますよ!
呼べばいいじゃないっ!!



悪いけど、帰りの交通費、貸してぇ〜

               Payroll fraud of Destiny/辻元清美
895名無しさんだよもん:02/04/17 19:01 ID:blNXn/QA
出典:leafmaniaさんとこのアレ
896名無しさんだよもん:02/04/18 00:27 ID:13lMnKQH
>894
面白い、面白いんだけど…例のFlashの影がちらつきます。バグですか?w
897830:02/04/18 00:37 ID:z/gCdKYy
たか子「うらぁ〜〜〜〜〜〜!この偽善者〜〜〜〜〜〜っ!
   ホームページの中に、なに書きやがった〜〜〜〜〜〜っ!」
陽子「ど、土井さんっ?い、いったい、なっ、なにをっ!?」
瑞穂「あ、あの党首が、まるでたちの悪いチンピラのように!?」
たか子「ぜってーおかしーぞ、この騒ぎはよおぉ〜〜〜〜っ!」
陽子「ど、土井さん、どうしちゃったの?」
瑞穂「電波中毒だ!」
「えっ?電波中毒?」陽子さんが選挙民にもわかりやすいように繰り返した。
瑞穂「きっと、あたりが珍種の政治家ばかりだから、中毒症状を起こしたんだ!」
陽子「ええっ!?」
瑞穂「陽子さん、あの中にいったいどんな内容を入れたんだ?」
陽子「党の人に受けた汚職の誘いとかを、チョイチョイッと」
陽子さんは舌を出して言った。
たか子「こら〜〜〜〜〜〜っ!偽善はやめろ〜〜〜〜〜〜っ!
   反吐がでら〜〜〜〜〜〜っ!」
陽子「ひっ、酷いわ、土井さん!私、偽善者なんかじゃないモンッ!」
ぷいっ。
たか子「それが偽善チックってんだよ〜〜〜〜〜〜っ!」
898名無しさんだよもん:02/04/18 01:18 ID:g2EAnCUP
あぁ、ついにおまけシナリオまでがその毒牙に(w

しかしうまいねぇ、漏れには書けんな。
899名無しさんだよもん:02/04/18 01:33 ID:HMVQqAWv
久々に見たら、まだまだネタは尽きないね。

次スレは、ムネヲ(時事ネタ)@葉鍵 #2 に1票。

やはり、彼の偉大な功績を過去のものとするのは
惜しいと思います。
900名無しさんだよもん:02/04/18 01:40 ID:/Rm7NwuS
900ゲトー!
901あぼーん:あぼーん
あぼーん
902名無しさんだよもん:02/04/18 20:48 ID:2oWbYEeP
保守
903忙しい人@病院で薬漬け ◆Key18/jY :02/04/18 22:37 ID:HMVQqAWv
SUZUKI MUNEO FAN SITE落ちたね・・・・・。
904名無しさんだよもん:02/04/19 09:38 ID:VxJ4ECkU
>>896

それは仕様です。



…といってみるテスト(w
905名無しさんだよもん:02/04/20 04:45 ID:HGRTpTU1
宗男はまだまだこれからの人だよ…

906名無しさんだよもん:02/04/20 06:33 ID:4hdGoWx5
痕で、長瀬刑事と柳川が柏木家訪問しに来るシーンは
変換しやすくないかな?

 マキコ邸を訪れるヤマザキ&ノナカとかで。
907名無しさんだよもん:02/04/20 11:21 ID:+bLpUlDr
キ…キーボードがラーメンまみれに…ッッ!!(笑
908他スレから拾ってきたのを加工:02/04/20 11:45 ID:RDx2Ph88
【鈴木】「いかがなものかとっ、うー、いかがなものかと、いかがなものかと、
     いかがなものかと、はぁーっいかがなものかとっ、
     まったく、いかがなものかとだ」
【鈴木】「これでオレは『ムネオ星人』だっ」
【辻元】「でもムネオ星出身ってだけで、鈴木自身はムネオじゃないかもしれないよ」
【鈴木】「ばかっ、ムネオ星出身だったら、誰もがムネヲなんだよっ」
【辻元】「そんなことないもん。出歯村って言って、みんなが出歯なわけじゃないもん」
909名無しさんだよもん:02/04/20 17:24 ID:iyXCB3dv
>>908
油断してたら、藁た
910名無しさんだよもん:02/04/20 18:53 ID:PMiadedA
>>908
今までで一番ワラタかもしれんw
シンプルなのが(・∀・)イイ!
911名無しさんだよもん:02/04/21 01:06 ID:Rv4z+NF/
ごめん。
元ネタ分からない。
912名無しさんだよもん:02/04/21 01:40 ID:zJWyUMuX
ONEで長森に萌えとけ
913名無しさんだよもん:02/04/21 01:45 ID:NyC5Sat5
>911
君はこの板のデフォルトの名無しさんの意味を知らずに過ごしてきたんだね(w
914名無しさんだよもん:02/04/22 11:56 ID:T1xASlyi
保守
915名無しさんだよもん:02/04/22 20:21 ID:p1dpTuBx
ムネオ疑惑、GW明けにも一気に山場

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_04/2t2002042201.html

GW明けに動きがあるかも
916名無しさんだよもん:02/04/23 23:43 ID:0CVOiY/s
激しくワラタので保守
917名無しさんだよもん:02/04/24 00:00 ID:oo3hsP8g
俺の脳内では澪=佐々木憲昭なんだが、
作成失敗。誰か書いて…
918名無しさんだよもん:02/04/24 00:17 ID:al4YhBxF
保守sage
919名無しさんだよもん:02/04/25 22:23 ID:RfBBa0S3
保守
920ムネヲ:02/04/26 16:20 ID:UXPF8Wkq
ムネヲ
921名無しさんだよもん:02/04/26 16:21 ID:pO5qYzsd
http://muvc.net/11111/index.htm
毎日画像アップしてるので見に来てください。てぃんぽ。

922名無しさんだよもん:02/04/26 16:42 ID:q+irE2Pl
ムネヲってつかまったnすかー?
923名無しさんだよもん:02/04/27 11:52 ID:PluJ+I+J
>913
大丈夫、自分もこの板に来てからデフォの意味を知ったしw
924名無しさんだよもん:02/04/28 17:56 ID:l90LULXv
メンテ
925名無しさんだよもん:02/04/29 01:51 ID:QzC5dZWH
うたがわれしもの
926名無しさんだよもん:02/04/29 02:01 ID:iveMiA7e
>>925
ソレ(・∀・)イイ!
927名無しさんだよもん:02/04/29 23:34 ID:zkwHyOtf
そろそろ新スレの季節?
928名無しさんだよもん:02/04/30 00:01 ID:9f/DUDet
最近のペースを考えると微妙ですな。
929名無しさんだよもん:02/04/30 00:07 ID:lKedW1tu
次スレタイトルやらテンプレ案を出すとか・・・
そうこうしてれば950に到達しますよ

鈴木宗男(時事ネタ)@葉鍵 Part2 とかが妥当かな?<スレタイトル
930 ◆KannaC8o :02/04/30 00:20 ID:hF5P0T9n
>>915を参考に…

5月7日 火曜日
GW明。
宗男が再び、話題に上った。
それがどういうことか、痛いほどにわかっていたから、俺はただ打ちひしがれるだけだった。
田中が言っていた。
二度目を越えられることはない、と。
ならばそれは間違いないのだろう。
田中の言葉が間違っていたことはなかった。
それに、もし田中の言葉がなかったとしても、俺は悟っていただろう。
次、宗男が証言台に立ったとき。それが宗男の想いが霧散するとき。
そのことを。
俺は、誰よりも長く宗男と一緒にいたのだから。
だから今日という日の宗男が証言台に立つまでの短い間…
それが宗男と一緒に過ごせる最後の時間なのだ。



※作りかけっちゅうか挫折したんで中途半端にUP
真琴シナリオで一番泣ける場面をリョジョークしちゃった
931名無しさんだよもん:02/04/30 02:29 ID:nCdtC0kQ
あげ
932名無しさんだよもん :02/04/30 02:49 ID:gOHOX3zH
ところで、われもので作ってくれる神はまだいらっしゃらないのですか?
933名無しさんだよもん:02/04/30 08:05 ID:mHjPa/Vo
>>932
自分でやれ、自分で。
934名無しさんだよもん:02/04/30 14:39 ID:DiH914gV
ムネヲの秘書タイーホ
935名無しさんだよもん:02/04/30 20:35 ID:5IUQsVdd
>>915
本当に動きがあったんだ・・・
(´Д`)ムネヲ…
936830:02/04/30 23:49 ID:4EY80y7L
また、ぼくはこんなスレにいる…
悲しいスレだ…
ちがう
もうぼくは知ってるんだ。
だから悲しいんだ。
(悲しい…?)
今さら、北海道13区のおまけなんか、いらなかったんだ。
(たくさんあそべるのに?)
うん。
いらなかったんだ、そんなもの。
(どうして?)
旬をすぎるってのは、そういうことなんだよ。
(わからないよ)
わからないさ。
だってずっとネタしか考えてなかったんだから…


いやだ〜!もっともっとムネヲであそぶんだい!
937名無しさんだよもん:02/05/01 02:27 ID:/OY2rfG9
もう900か…
次スレって建てるの?
938名無しさんだよもん:02/05/01 03:40 ID:42YK3boS

宗男関連だけでなく時事ネタ全般O.K.にして次スレ立てて欲しかったり・・・

929の<<鈴木宗男(時事ネタ)@葉鍵 Part2>>に一票
939名無しさんだよもん:02/05/01 19:13 ID:M9zclUDi
>>936便乗させてもらうっす

長い時間が経ったんだ。
いろいろな人と出会って、いろいろな日々に生きたんだ。
ぼくはあれから強くなったし、北方四島ばかりじゃなくなった。
逮捕されていなくなるまでの2ヶ月の間、それに抗うようにして、ぼくはいろんな出会いをした。
総理を夢見ては、失敗ばかりの派閥の領袖。
大臣の座を失っても苦情を言いつづけた女議員。
ただ一途に愛人を待ち続けている幹事長。
失言しか喋れなくても精一杯気持ちを伝える前首相。
詐欺になろうと頑張り始めた出っ歯の女の子。
そして、ずっとネタにしてくれた2ちゃんねらー
駆け抜けるような2ヶ月だった。
そしてぼくは、幸せだったんだ。
<逮捕に向かって進んでいるのに…?>
いや、だからこそなんだよ。
それを、知っていたからぼくはこんなにも悲しいんだよ。
逮捕に向かうからこそ、すべてはかけがえのない瞬間だってことを。
こんな永遠なんて、もういらなかった。
だからこそ、あのときぼくはネタを求めたはずだったんだ。

ムネヲ輝くタイーホへ・・・
940名無しさんだよもん:02/05/01 20:36 ID:JXXVlLMq
ここか、観鈴木宗男のスレは、
観鈴木宗男のゴールもマジ近いみたいだね。
941名無しさんだよもん :02/05/02 04:45 ID:j8PXPN5b
既に逮捕時に使うネタは出来てるんですよね。早く来ないかな。
942名無しさんだよもん:02/05/02 04:55 ID:d+hiJ6Ri

まもなく逮捕 鈴木宗男@葉鍵板 2

943名無しさんだよもん:02/05/02 05:17 ID:xTO58MWR
1000でイカしたネタかAAキヴォンヌ
944名無しさんだよもん:02/05/02 10:10 ID:kQTVqlQK
宗男様の御通りであるvol.2、下にぃ〜下にぃ〜
世界で一番宗男君が好き 鈴木宗男@葉鍵 
ムネヲが身も心も捧げてくれるスレッド
Drムネヲが診てあげる 
ムネヲ様、一生ついて行きます 
宗男スレ2「悲しいけど疑惑なのよね」
疑惑葉鍵録ムネヲ…鈴木宗男スレin葉鍵板っ
國を思えばこそ…ムネヲスレ 第2陣 
945名無しさんだよもん:02/05/02 12:12 ID:A47VL799
>>939
上手いよ貴方…
946名無しさんだよもん:02/05/02 13:21 ID:hGEIDvdb
 コン、コン……。
 ノックする音が静かな部屋に響いた。窓を叩く音。カーテンの外。
「…………」
 中庭に純一郎が立っていた。
「今日は、びっくりしたよ」
「…………」
「いきなり、あんなこと聞かれるなんて、思ってもみなかった。
 もう、マスコミがムネオハウスを取り上げるとこは、ないって思ってたから。
 だから、分からないっていう答えしか、出来なかった……」
 新築の首相官邸を仰ぐように、純一郎が背中を向ける。
「わたし、あれから考えたんだ……」
 小さな声で、純一郎が言葉を紡ぐ。
「ずっと、考えたんだよ……。
 わたし、あまり頭は良くないけど、でも、一生懸命考えたよ……」
「…………」
「そして、出た答え……。何度考えても、ずっとこの答えだった……。わたしの答えは……」
 後ろを向いたまま、純一郎が言葉を続ける。
「支援事業入札関係者、7人。それで許してあげるよ」
 純一郎の髪が、風にさらされて揺れていた。
「宗男だけ、特別サービスだよ……。だって、東京地検も、まだ……。
 宗男のこと、捕まえないみたいだから……」
 月明かりの下で、純一郎の体を抱きしめる。
 初めて触れた総理の体は、想像していたよりもずっと小柄で……。そして、暖かかった。
「宗男……ちょっと、苦しいよ……。……力、入れすぎだよ……」
 7人の逮捕……。そして、すぐ近くにいる総理。
 ずっと重ならなかった、ふたつの面影が、今初めて、ひとつになって見えたような気がした。
「……でも……」
 総理が、TVの中と同じ表情で……。白い光の中で……。
「辞めちゃうよね、議員……」
 静かに、微笑んでいた……。
947名無しさんだよもん:02/05/02 20:16 ID:bMiE6cMm
7人の逮捕で大爆笑した・・
948名無しさんだよもん:02/05/03 17:01 ID:vl2ERCI9
ほしゅ
949名無しさんだよもん:02/05/04 21:48 ID:ILIYMnF0
保守キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !
950なんでやねん発売記念:02/05/05 03:44 ID:W+edQiF1
たか子「そうだ。清美、あなたが仮病使って執筆してた事は絶対に言わないでよ。」
清美「え?・・・どうして?」
たか子「どう考えたって、いい噂になるような事じゃないでしょう?」
清美「党首……」
清美「ごめん、手遅れ」
たか子「待って!手遅れって何よ!!」
清美「第三書館から、発売しちゃった。」
たか子「出すなぁっ!」
951名無しさんだよもん:02/05/05 14:06 ID:vNxdIoXm
ムネオ引退・・・?
http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-020504-06.html








ごめん、一発ネタ。
952名無しさんだよもん:02/05/05 14:50 ID:EH91NGte
>>950

一瞬元ネタ何か分からんかった。あとからほくそえむ笑いやね(w
953名無しさんだよもん:02/05/06 00:55 ID:+wYZOiDk
次スレはどこ?
954名無しさんだよもん:02/05/07 03:08 ID:GTQhGYI8
>>951
>和歌山県すさみ町で3日、恒例のイノブタダービーが開催され
>「ムネオ」「ジュンイチロー」「マキコ」「シンジョー」「イチロー」
>「アユ」の6頭が出走した。

わかっちゃいるけど「アユ」にワラタ
955名無しさんだよもん:02/05/07 21:29 ID:OMDjJdNF
ムネオメンテ
956名無しさんだよもん:02/05/07 22:32 ID:8QgN6DyU
おいこら
957名無しさんだよもん:02/05/08 21:20 ID:PBX9YOFF
1 名前:名無しさんだよもん 投稿日:02/03/11 10:02 ID:kpsmYyiU
えー、奇跡というのはですね、起こらないから奇跡というのでありましてね、
起きたもの、あるいは起こりそうなもの、これらを奇跡と呼ぶのは
いかがなものかと、私は考えておるわけであります。
958名無しさんだよもん:02/05/08 21:21 ID:PBX9YOFF
>>957
こんなくだらない>>1からこんな良スレになるとは…
959名無しさんだよもん:02/05/09 22:22 ID:aa3ox6ng
あげ
960ちと時節をはずしたがを:02/05/10 00:04 ID:eEuuY91r
「ぎょうしゃさん‥‥」
『こんな姿を見ても‥‥まだ「ぎょうしゃさん」と‥‥呼んでくれるのか‥‥』
「どこか‥‥行っちゃうの?」
『‥‥‥‥‥‥』
『もう‥‥お前に献金してもらうことも出来なくなってしまったな』
「ヤダ‥‥」 「行っちゃヤダ!!」 「宗雄、いい子にしてるよ」
「ちゃんと圧力かける」 「だから‥‥だから‥‥」
『残念だが‥‥私はタイーホされなければならない‥‥』 『判ってくれ‥‥』
「うそつき‥‥」 「ウソツキ、ウソツキ、ウソツキ !!」 「いっしょって言った…」
「ずっといっしょって言った!!」
『‥‥‥‥‥‥』
「やだ‥‥」 「やだぁ!!」 「宗雄も一緒に行く!」
「ぎょうしゃといっしょ!! ずっとずっといっしょ!!」
『可愛いことを言ってくれるな‥‥』
『宗雄がいなくなってしまったら野中はどうなる‥‥』
『爆弾発言に戦々恐々としている者はどうなる‥‥』
『お前は独りぼっちじゃない‥‥』
『野中がいる‥‥辻本がいる‥‥いっぱいの兄や姉がいる‥‥』
「でも‥‥ぎょうしゃさんいない‥‥」 「資金源さんいない‥‥」
『宗雄…』
961名無しさんだよもん:02/05/10 00:22 ID:PSOqYcCI
>960
ぎょうしゃさん禿藁
962名無しさんだよもん:02/05/10 00:26 ID:JyofA5sY
>>960
元ネタなんだっけ?

それと・・・次スレどうしよう?
963名無しさんだよもん:02/05/10 00:47 ID:AVoSWWB9
>>962
往人が観鈴に別れを告げるシーン。とりあえず、次スレ立てますか?
964名無しさんだよもん:02/05/10 00:50 ID:/k7YpQXr
>>963
そうだっけ……なんか違うような……。
965名無しさんだよもん:02/05/10 00:51 ID:Kc/+eMbm
>963
ネタですか?
『うたわれるもの』のラスト付近のアルルゥとハクオロの会話でしょ。
966963:02/05/10 00:54 ID:AVoSWWB9
すいません、逝って来ます。てか、われもの持ってないのです・・・・。
967名無しさんだよもん:02/05/10 01:00 ID:Kc/+eMbm
>963
イ`
968名無しさんだよもん:02/05/10 01:10 ID:/k7YpQXr
>>963
うそつき!
969名無しさんだよもん:02/05/10 01:17 ID:3l/wIp7o
次スレ立ててもいいですか?
970名無しさんだよもん:02/05/10 01:49 ID:QOZeU6Xl
鈴木宗男−うたがわれるもの−@葉鍵2区

 
971名無しさんだよもん:02/05/10 01:54 ID:3l/wIp7o
>>970
了解、それでスレ立てる
972名無しさんだよもん:02/05/10 02:00 ID:3l/wIp7o
弾かれますた(つ_ ・、)誰かおながいします
↓テンプレ

鈴木宗男−うたがわれるもの−@葉鍵2区

【ムネヲ】「それでは、ボクの最後のお願いですっ」
【ムネヲ】「…純一郎君…」
【ムネヲ】「…前スレのこと…」
【ムネヲ】「…前スレのこと、忘れてください…」
【ムネヲ】「前スレなんて、最初からなかったんだって…」
【ムネヲ】「そう…思ってください…」

前スレ 鈴木宗男@葉鍵
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1015808533/
973名無しさんだよもん:02/05/10 02:06 ID:Kc/+eMbm
新スレ立てました移動よろ

鈴木宗男−うたがわれるもの−@葉鍵2区
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1020963798/
974名無しさんだよもん:02/05/10 02:10 ID:3l/wIp7o
>>973
ありがとうございますた
975名無しさんだよもん:02/05/10 02:17 ID:QOZeU6Xl
あ、ほんとにアレで立てちゃいましたかw
しかし、ムネオもしぶとい…
976 ◆KannaC8o :02/05/10 02:58 ID:TKOkHr6G
スレ立てご苦労様です。早速新スレに投稿しました。

こんな時間に何をやってるんだか<自分
977mobochan-lehrer:02/05/10 20:14 ID:2JeImzp5
978一応876まで最新株価:02/05/11 23:22 ID:D5A8dgYf
ムネオゥ『あ〜ん』
ノナカ『あっ、待ってムネちゃん。ムルアカ、大使館職員じゃないと』
カプッ――
ムネオゥ『‥‥‥‥‥‥んぎゅ〜〜』
ノナカ『あ‥‥やっぱり。ムルアカ、大使館職員じゃないと、とっても黒いのに』
タカコ『クスッ‥‥』
ノナカ『アハハハッ』
(卑しげな声が聞こえるな)
タカコ『あ‥‥』
ノナカ『タカコちゃん、どうかしたの?』
ジュンイチオロウ「楽しそうだな」
タカコ「ジュンイチオロウさま‥‥」
ノナカ「あ――、おじ様」
ムネオゥ「ペッ、ペッ、ペッ‥‥」
ジュンイチオロウ「ムネオゥ、どうしたんだ?」
ノナカ「あはッ、ムネちゃんったら、ムネオハウスをロシア領土のまま立てちゃったから」
 「ハイ、タカコちゃん。脱税できたよ」
タカコ「ありがとうございます‥‥」
ノナカ「う〜ん、汚職仲間になったんだからノナカハウスぐらいでいいんだけど」
 「そうだ。みんなで、汚名で呼び合おうよ」
タカコ「汚名‥‥?」
ノナカ「うん。ほら、その方が汚職仲間って感じがするでしょ?」
979一応876まで最新株価:02/05/11 23:24 ID:D5A8dgYf
タカコ「あの‥‥汚名って‥‥なんですか?」
ノナカ「え!?」
 「えっと…ん〜‥‥腹の黒い議員同士持っている汚点‥‥だよ、多分」「例えば、ムネちゃんは売国奴だし」
 「おじ様の汚名を挙げるとしたら‥‥えっと、派閥が『モリ』だから『支持率低迷』とか『ブッシュの犬』とか?」
ジュンイチオロウ「い、いや、私は遠慮しておくよ」
(支持率低迷は…ちょっと‥‥)
ノナカ「タカコちゃんは‥‥う〜ん、『裏テク斡旋』はありきたりだし‥‥」 「タカコ‥‥タカコ‥‥」
 「そうだ、『ギボっち』にしよ!!」
タカコ「ギボっち‥‥?」
ノナカ「うん、『ギボっち』に決定!!」
タカコ「‥‥‥‥‥‥」
ノナカ「あ‥‥もしかして、イヤ?」
タカコ「‥‥ううん‥‥うれしいです‥‥」
カトウゥ「あ、ここに居たんですか」
ジュンイチオロウ「ん――、何かあったのか?」
カトウゥ「い、いえ別に、そうじゃ――靖国神社に参拝に行ったのかなって思って」
タカコ「じゃあ‥‥カトウゥさまの‥‥汚名は?」
カトウゥ「え? 何の話?」
ノナカ「みんなで汚名のお話をしていたの」
タカコ「カトウゥさまなら‥‥どんな汚名になるのかな‥‥」
ノナカ「カトウゥ姉様は‥‥う〜ん‥‥」
ムネオゥ「ハマコー」※国会に住むと言われる禍日神。答弁をしている最中に浣腸してくる。
スタスタスタ‥‥
早足で堀の中をグルグル回るカトウゥとムネオゥ。
タカコ「クスッ‥‥ギボっち‥‥」
嬉しそうに呟く。
タカコ「そうだ‥‥キヨミにも汚名‥‥」
 「キヨミ‥‥キヨミ‥‥‥‥」 「『秘書給与横領』‥‥『明石屋』‥‥」
ジュンイチオロウ「いや、それはやめておいた方が‥‥」
(タカコにそんなことを言われたら前歯折りかねんぞ)
980名無しさんだよもん:02/05/12 05:36 ID:ST5G9xSk
ナンだこのなまえは……
981逝きそうだん因:02/05/12 21:23 ID:VymrYnJY
申しにそう 逝ってしまう こう話したら。。。。
とにかく天国に知り合いがいるので
僕はみんな大好きだありがとういつ死んでも泣かないで
16デス 佐用ならまた会える日まで
982名無しさんだよもん:02/05/12 21:36 ID:+qrWG1Lm
まだあったのかこのスレ
983名無しさんだよもん:02/05/13 22:12 ID:nSzYbUyX

     \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \ 〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )
984サウザンド・ブリンガー:02/05/13 23:35 ID:h0AmHqHd
千までの道を埋め立てる。
それがサウザンドブリンガー。
985サウザンド・ブリンガー:02/05/14 19:23 ID:3n3uKFNL
しかし、鈴木宗男もなかなか辞めないな。
986名無しさんだよもん:02/05/14 21:29 ID:RS6lFUPj
じゃあ残り少ないけど、このスレで一番ワラタネタで埋め立てするとか…

<<あさひネタ>>に一票。
987サウザンド・ブリンガー:02/05/14 23:01 ID:3n3uKFNL
頭の方にあった<<マルチネタ>>に一票。

AIRのOPフラッシュもよかったが、キモかったので一番ワラタとは言いがたい。
988名無しさんだよもん:02/05/15 15:48 ID:DxAyMmrp
うめ
989名無しさんだよもん:02/05/15 15:48 ID:DxAyMmrp
ume
990名無しさんだよもん:02/05/15 21:19 ID:6IYgai9q
>>37「みすずちんゴール」
>>102-103「美凪とみちる」
>>351「みすずと往人」
>>509-512「晴子初登場」

個人的に思い入れ(ナンダソレ)があるのはこのあたりか。
991名無しさんだよもん:02/05/17 05:55 ID:YlBcy3hn
>>242-245「そらと観鈴の出会い」

Flashの元ネタになったやつ (゜д゜)ウマー!
992名無しさんだよもん:02/05/17 21:54 ID:dZVfZH6Q
どのネタも面白かったが、最高に笑ったのは>373-374
ネタ職人さんありがとう
993名無しさんだよもん:02/05/17 23:33 ID:DFMRgdCY
うめる
994名無しさんだよもん:02/05/17 23:35 ID:DFMRgdCY
【ムネヲ】「それでは、ボクの最後のお願いですっ」
995名無しさんだよもん:02/05/17 23:35 ID:ht5AF2yY
うまる
996名無しさんだよもん:02/05/17 23:36 ID:DFMRgdCY
【ムネヲ】「…純一郎君…」
997名無しさんだよもん:02/05/17 23:37 ID:DFMRgdCY
【ムネヲ】「…ボクのこと…」
【ムネヲ】「…ボクのこと、忘れてください…」
998名無しさんだよもん:02/05/17 23:37 ID:DFMRgdCY
【ムネヲ】「ボクなんて、最初からいなかったんだって…」
999名無しさんだよもん:02/05/17 23:38 ID:DFMRgdCY
【ムネヲ】「そう…思ってください…」
1000名無しさんだよもん:02/05/17 23:38 ID:ht5AF2yY
にはは〜
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