1 :
名無しさんだよもん :
01/10/23 03:02 ID:ZN+H+pG/
2 :
名無しさんだよもん :01/10/23 03:05 ID:UAtIiJMS
そうですね。のんびりといきましょっか。
あ、ほんとに立った…
はるかは良い、はるかは…萌える…
MOON.ファンは全力で襲いかかるぞ! と言ってみる
洞察力が鋭いところが好き。 でもきっとその魔法は冬弥たちしか知らないんだろうな、とも思う。 あー、由綺・冬弥・彰・美咲とのマターリ話とか読みたいねえ…
>あー、由綺・冬弥・彰・美咲とのマターリ話とか読みたいねえ… 個人的に彼女ってみんなといるよりも誰かと二人でいるのが凄く似合うキャラだと思う。 けどやっぱ分からん、ゲーム中でそういう描写が多かったからかな? それに、もしかしたら逆にそういうのに新鮮味を感じてしまうかもしれないな。
>>7 彼女はひとりでいるところをつかまえるパターンがデフォだしね。
オープニングイベントくらいか? 皆揃ったのって。
時々由綺や美咲の描写にある「はるかと遊びに行った」話とかが気になるんだよ。
いつでもはるかははるか、なんだろうけども。
>>8 >時々由綺や美咲の描写にある「はるかと遊びに行った」話とかが気になるんだよ。
これは分かるよ。俺も気になる。
でもこれも二人でしょ?はるかと誰かで。
みんなでパーティーとかやってる中に
はるかが混じってるのというような状況に違和感を感じる、みたいな事をいいたかったの。
しかし、ホワイトアルバムのssってどうも原作と雰囲気が違っているような感じであんまり読む気がしない。
やっぱり、あのホワイトアルバム独特の雰囲気を出すのってむつかしんだろうね。
東鳩なんかは割と真似やすいと思うんだけど。
はるかが好きでも、はるかと付き合いたくはないな。
見た目はWAの中で一番好き でもストーリー忘れちゃったな
>>9 あー、なるほどなあ…言われてみればそうかもしれない。察しが悪くて申し訳ない。
もし皆集まったとしても、ひとりもふもふマイペースにチョコとか囓ってそうだな。
WASSか…けど探せばいいのありそうだなあ。やっぱ来年のオンリーに期待か。
>9 実際、WASSは書くほうとしてもなかなか難しい。 原作の雰囲気って複雑なんだよね。マターリと駄目になっていく感じというか、 そういう基本ラインと濃いテキストの組み合わせがもたらすイメージって。 再現するのがかなり困難で、 単に暗い話になってしまったり、完全なコメディに化けたり。 とくにはるかは俺には難しいや。それだけにめっちゃ好きなんだけどね。
葉子さんってどんなのか知らないんですが、 とりあえず自分はがんばって画像UP援護射撃したいです。 はるかもえー
ここの存在に今気づいた………
>>9 >もし皆集まったとしても、ひとりもふもふマイペースにチョコとか囓ってそうだな。
あ〜、しかしそう言われてみれば全然想像に難くないな。
思い浮かべて少しにやりとしてしまったよ。
こういうんだったら見てみたいかもしれない。
>>13 >原作の雰囲気って複雑なんだよね。マターリと駄目になっていく感じというか
>そういう基本ラインと濃いテキストの組み合わせがもたらすイメージって
>再現するのがかなり困難で、単に暗い話になってしまったり、完全なコメディに化けたり。
実はまだ三回くらいしかプレイしていないんで、
全然分かってないのかもしれないけど感覚としてわかるような気もするよ。
いろんな意味で貯めておいて一気に放出するような感じの場面はあんまりないような気がするね。
全体的に平坦な印象を受けるんだけど、そのなかに13の表現を借りるなら、マターリとした揺さぶりをかけられると言うか。
それは感動でもないし、泣けるものでもないし、個人的には罪悪感でもなく、感慨、という感じがした。
笑いにしても馬鹿笑い的なものじゃなくて、にやりとさせられるような感じのものが(個人的に)多かったと思う。
>とくにはるかは俺には難しいや。
これも個人的な見解になるけど、はるかの場合、雰囲気的なものが多くを占めていて
音楽とか表情とかでテキストの多くの部分を修飾していると思うんだよね。
ラ〜ユ〜の絵はそんなに良いって思った事はなかったけど、
はるかの場合は萌えとかそういうのとは別の意味でずば抜けてる感じがしたよ。
音楽にしても「はるかがそこに居る雰囲気」を連想させるし
あとづけとしてそう思うのかもしれないけど。
そういうわけで文章だけでそれを表現するのは難しいんだと思います。
長くなった、すまない。
17 :
名無しさんだよもん :01/10/27 13:41 ID:ovXveeIr
来るべき日に備え、援護射撃用の実弾を探してみたが成果はイマイチ… ここは「猪名川〜」の河田マンガでも投入するべきだろうか? しかしこれを貼るとチョコを食べてるょぅι゛ょに萌えられてしまうという危険も伴う、諸刃の剣。 炉な方々にはお薦め出来ない。 あの独特な雰囲気が出てるんだけどなぁ…
がいしゅつだろうが、原田氏の白本に載ってる はるか漫画を超える作品なんて無いよ…
>18 はるかのモノローグなんて制作者しかできねぇよな…。 ところであの短編のP6とP7ってシークエンス的にずれてない? うちだけかな…?
20 :
名無しさんだよもん :01/10/30 00:08 ID:IOd1NFwJ
忙しく文字が飛び交う2chの中でゆっくりと沈み逝く このスレッドはいかにも彼女らしいかもしれないけど、 それじゃ寂しいでage
21 :
名無しさんだよもん :01/10/30 02:53 ID:LLeyR6rh
俺は、トーナメントでははるかを応援するぞ。 ――とはいうものの、弾丸は少ないなぁ。 その中でも効果的なのは二枚程だけだし。 SSでも良いが、はるかで萌えるSSなんぞ書けるかヨ。
>がいしゅつだろうが、原田氏の白本に載ってるはるか漫画を超える作品なんて無いよ… 俺持ってないんだけど、それってどんな内容なの?
23 :
名無しさんだよもん :01/10/30 22:58 ID:ly5RMzad
そろそろage
24 :
ななしさんだよもん :01/10/30 23:01 ID:AFJU8tq3
今回の作戦はいったいどういった感じで・・・?
一番人が集まる明日の20〜23時の浮動票をかき集めるってのがセオリーだが… そんなことを言ってる余裕は無いかもね。 最終目的は「はるかワールド」をより多くの人に広めることだ!精一杯援護させてもらうッ!
はるかのss援護はむずいな〜
はるかは絶対に媚びないから、なかなか萌えと言うモノが……
>27 うむ。要するにオットコ前なんだな。ダラダラしながらも凛としている。
誰か、トーナメント用のリングコールは考えてるのか? ちなみに、己は酩酊してるので無理。 誰も考えてないのなら、このスレのトップ辺りを改造して貼り付けるとか。 ちょっとした提案〜。
30 :
名無しさんだよもん :01/10/31 00:24 ID:AWayAu+p
煤i゜Д゜) 決戦中だというのにレスが全然ついてないね。 まあこのマターリ具合がはるからしいと言えばらしいけど(w
31 :
名無しさんだよもん :01/10/31 00:25 ID:tADizGBO
もう試合は始まってるんだが…(w
しかも>29の提案も現地ではぜんぜん別に行われてたりするし(w やる気ないのか、どうでもいいのか、 今週末用の字ネタ書きつつ悩んでみたり。 あぁ、何もなければ応援SSとか書きたいトコだが・・・・・・
これこそがはるかワールドなのです。
34 :
ななしさんだよもん :01/10/31 00:49 ID:QH5y0XnO
マターリしすぎ? ダガソレガ(・∀・)イイ!
35 :
名無しさんだよもん :01/10/31 01:01 ID:4GR2X3e5
今回は 萌えVSマターリか・・・ なんかジリ貧になりそうな予感大
ぼ〜っと海を眺めているとふいに隣で誰かが立ちあがった。 はるかだ…そういえば、こいつが一緒だったっけ… 「冬弥」 「ん?」 「歩こ?」 「うん…」 さっさと歩き出すはるかに従って俺も立ちあがって歩き出す。 波打ち際を歩いているとまだ冷たい波が足にかかって さっきまでのぼんやりとした気分が振り払われるような気がするな…。 そんな事を考えながらなんとなく足元を見てしまう。 足跡… 振り返ってみると、もう俺達がいた場所からは随分と離れてしまっていた。 なのに、足跡は殆どが波に洗い流されてしまっているんだな…。 今さっきつけたばかりの、俺達の足跡も直ぐに波にかき消されてしまう。 そんな足跡の様子を見ていると、なんだか俺達みたいに思えてきて… 無性に悲しくなってまた歩き出す。 「…って、はるか?」 ちょっと目を離した隙にはるかは姿を消してしまっていた。 どこ行ったんだ、あいつは… 俺は焦って辺りを見まわす。
「冬弥」 「どわぁっ!」 不意に背後から聞こえるはるかの声。 「お前は俺を驚かす事に生き甲斐か何かを感じているのか?」 わざわざ海に入ってジーンズを膝まで濡らして… 「あ…」 ザザー… 「サンダル…流されちゃった」 「…流されちゃった、じゃないだろ〜!何やってるんだよ…」 「うん、それより、これ、ほら」 「もうサンダルはどうでも良いのか…」 サンダルの事をもう忘れてしまったかのようなはるかの手には綺麗な貝殻が納まっていた。 「あ…」 「ね?綺麗でしょ」 はるかに手渡されたそれをしげしげ眺めていて、その貝殻に見覚えがあることに気がついた。 「なぁ、はるか」 「ん?」 「これって…猛毒を持ってる貝じゃないのか…?」 「え?そうなの?」 「どわああっ!!」 俺はこの日、何度目かになる悲鳴を上げてその貝を手放した。 「お、お前なぁ…」 「でも、その貝殻からっぽだよ」 「………」 「冬弥、はやとちりだね」 「はるかもスキューバやりたいんだったらそのくらい勉強しとけよ…」 なんて言いながら貝殻を拾い上げようと屈むと、また大きめの波が俺達の足を撫でた。 「あ…」 そしてその波は優しい感触と共に見覚えのあるサンダルを運んできたのだった。 「はるか、サンダル……ってまたいないし…」
そしてはるかが再び俺を驚かして現れた時、彼女の手には同じ種類だと思われる貝殻が握られていた。 「これでおそろいだね」 夕焼けをバックに笑顔でそんな事を言うはるかをみて、なんというか俺は、安心していた… 「そろそろ、帰るか」 「ん…そうだね」 「ほら、サンダル」 「ありがと…あ」 ザザー… 「今度はもう方っぽが、さらわれちゃったね」 「………」
自転車をひっぱって道路に出ると、海が一望できた。 「綺麗だね」 「うん…」 夕焼けのオレンジというのはその時の状態によってこうも違うものだろうか? 今日のオレンジは俺達が同じ夕焼けを見ていた頃のような、そんな輝きを放っていた。 「貝殻…みせてくれる?」 「はるかも持ってるだろ」 「ん…置いてきたから」 「おそろいだとか言ってたくせに…」 「中身、入ってたし」 …全く、こいつは。 「それに、二人でこれを持ってれば良いと思うよ」 「…多分直になくしちゃうと思うけどな」 「そうだね、あはは」 そう言って笑うはるかは何時もと何も変わらない。 …そうなんだよな、結局俺達がつけてきた足跡ってそういうものなんだろうな。 足跡が消えてしまう事に後悔する事に、悲しむ事に意味があるのか? ・ 気がつくと、はるかは俺を置いて先に行ってしまっていた。 …なんか振り返って探してるし。 だから俺も歩き出した、はるかの方へ。 こうして俺達の一日は幕を閉じようとしている。 また直でもにかき消されてしまうだろう足跡を、今日も刻んで…。
投票したよ〜
阿呆な仮定だけどもし鍵で登場してたら、 まず間違いなくED付近で主客逆転のモノローグが入ってたと思う(w 「兄さんは憧れだったけど、ものごころついたときには隣に彼がいた…」 みたいな。
43 :
名無しさんだよもん :01/10/31 19:37 ID:11jqez2d
せっかくのトーナメントなんだからageていこうぜ。
44 :
名無しさんだよもん :01/10/31 20:02 ID:9e8yiKA/
>>22 原田氏の同人誌でタイトルは無し(雪のマークがついてる)通称「白本」。
ホワルバのキャラ解説とかイラストとか色々収録。詳細はハラダ氏のHP参照。
これ読むと正直、OHPで考察とかやってた奴らが馬鹿に見える。
あぼーん
46 :
ななしさんだよもん :01/10/31 22:24 ID:QH5y0XnO
正直、マタ〜リし過ぎてて、でもはるからしい戦いになってて(・∀・)イイ!
正直、2回戦がめんどくさいから負けてほしいとか思ってたり・・・(w
Bブロック決勝ホワルバ対決を狙ってる私としてははるかに負けてもらうわけには(w でも名勝負だね…ちょっと意外な展開だったよポキュポキュ
WAな人たちと月な人たちの間の角・・・じゃなくて温度の違いがここまでの接戦を生んだのではないかと思われます。 ・・・でも、>47に微妙に同意だったりします(w
とりあえず、勝ち上がりおめでとさん
勝訴。
勝っちゃったねえ。 ま、何はともあれ、とりあえずは目出度い。 にしても、あいかわらず人がいるんだかいないんだか分からんな、ここ(w まあ、いかにもって言えばいかにもなんだが。
53 :
名無しさんだよもん :01/11/01 12:41 ID:RJ7mAyik
勝ったなぁ
勝った後もマターリしてるね、ここ
勝ち負けよりもいかにマターリできるか。それがはるか派。 流れ流されどこへ行く〜〜
某トーナメントではるかを知ったクチですが、はるかって水瓶座なんですね…何となく納得。
57 :
名無しさんだよもん :01/11/01 17:32 ID:qjqX5wMz
冬弥「おい、はるか勝ったぞ!」 はるか「ん?」 冬弥「おいおい、『ん』はないだろ、うれしくないのか?」 はるか「冬弥はうれしいの?」 冬弥「あたりまえだろ」 はるか「じゃあ、私もうれしい」 冬弥「・・・あのな」 冬弥「しかしたった7票差か・・・よく勝てたな・・・」 はるか「それは冬弥がいてくれたからだと思うよ」 冬弥「・・・・・・・・・」 はるか「あ・・・冬弥が赤くなった」 冬弥「ま、まあなんにせよ初戦突破だな」 冬弥「ちなみに気づいていないと思うがはるかは今、総得票数三位なんだとよ」 はるか「ふ〜ん・・・」
58 :
名無しさんだよもん :01/11/01 17:33 ID:qjqX5wMz
はるか「冬弥」 冬弥「あん?」 はるか「サイクリング行こ」 冬弥「はあ?」 はるか「サイクリング」 冬弥「おいおい、俺自転車なんて持って来てないぞ」 はるか「あるよ」 はるか「ほら、うしろ」 冬弥「ATBのふたり乗りか?」 はるか「うん」 はるか「肩に手、のせて・・・」 冬弥「こ、こうか?」 はるか「うん」 冬弥「って、はるかがこぐのか?」 はるか「うん」 冬弥「こら、俺にも世間体ってものが・・・」 はるか「いくよ・・・」 ゆっくりとそして滑らかに回りはじめるスポーク。 嘆息をもらしつつ顎を上げると、思わず声が漏れてしまうほどに空は青く澄んでいた。 はるか「冬弥」 冬弥「ん?」 はるか「空、高いね」 冬弥「ああ・・・」 はるかの声に誘われるようにゆっくりと瞳を閉じる。 俺は肩越しにはるかを感じながら、俺達には最萌トーナメントの勝敗なんて意味のないものであることを知った。
59 :
名無しさんだよもん :01/11/01 18:01 ID:qjqX5wMz
このスレ二回戦がはじまるまでに消えそう・・・
あっ、消え(消滅)
とりあえずメンテだけは忘れないようにしておこう…。
>>61 だね。でもsage。
てゆうかめんどくさいし(w
63 :
名無しさんだよもん :01/11/02 13:17 ID:fRh6ImWR
冬弥「おいおい、どんどん沈んでるぞ。本格的にやばいんじゃないか?」 はるか「ん、age」
このスレは消えたりしn
65 :
名無しさんだよもん :01/11/02 22:24 ID:kaTatuow
ネタスレになってるよ… 昨日の事なんてもういいよ… 異常な速度で走る町から転げ落ちるな。
>>44 ありがと。
でも、もう在庫ないみたいね。
ちっと見てみたかったけど、残念。
ここにくるとなごむなぁ・・・マターリマターリ
なんとなくトリップのテスト。 いや、あくまでもテストであって使うつもりは全くないけど。 めんどうだし(w
>>68 (・∀・)イイ!そのトリップ俺に(・∀・)クレ!(w
70 :
68 :01/11/03 18:48 ID:rjMEMGoA
やっとハッケソしたよ・・・
ほんとどうでもいいことには決して手を抜かない輩ばかり…
73 :
セルゲイ@D :01/11/06 03:29 ID:Q+vbrcYz
>>72 伊達や酔狂に本気で入れ込むところに、趣があるというものよ。
はるかも普段はまったりしてるけど、実はそういうところが
ありそうじゃないかい? とか言ってみる。
74 :
TEZ :01/11/06 09:16 ID:4CXDivQ0
>>73 そういえばはるかって料理にこだわりを持ってたなぁ…
特に水筒に柑橘系の飲み物を持ってくるあたり。
あれもやっぱり手作りなのでしょうか?
75 :
は(後略) :01/11/06 12:14 ID:ZkO2EnBx
>>74 確かレモネードでしたか。手作りのはずです。
簡単な事には手を抜かないのもまた、手抜きの天才?(笑)
サンドイッチは結構手間だと思うんですけどね(笑)
77 :
TEZ :01/11/06 16:46 ID:WnBzP+AD
>>75 ども、わざわざありがとう
よく考えてみると自転車もATBだし、チョコレートもハーシーズオンリー。
実ははるかは趣味にはとことんこだわる人であったことにいまさら気づく今日この頃。
どんな表情で調理してるんだろう、どんな顔してローンの手続きをしたのだろう… とか想像してみる。
>>78 なにかの手続きとか事務的なことはたんたんと片付けてそう・・・
80 :
TEZ :01/11/07 10:39 ID:9zKEvq9a
あの、
>>57-58 を書かしていただいた新参者ですけど、
このスレにはいったい何人の居住者がいるのでしょうか…
いや、まあど〜でもいいことなんだけど数えられそうだったから…
81 :
TEZ :01/11/07 12:28 ID:CcYbVHSz
うん、あんまり難しく考えない方がいいよ(w でも、まあ時々のぞいてる人間も含めて4〜5人くらいかな、と推測してみる。 いや、そんなにいないか。
83 :
TEZ :01/11/07 19:03 ID:zdxQ6187
>>82 うぃ、了解しました。
しかしまあ、よくそんな少数の精鋭部隊で葉子さんに勝てたなぁ。
いったい、勝因はなんだったんだろう…とマジレスをしてみる。
ただ見てても書き込むの面倒臭い人が多いだけで、 潜在人数は大量とか?
>>83 間違いなくここの住民の力ではない(w
はるか萌えは無気力萌え。2回戦の日時をみんな覚えてるか心配だ(w
86 :
TEZ :01/11/07 19:26 ID:zdxQ6187
>>85 えっと、はるかがユンナに勝つとすると次は七瀬か佐祐理さんですが
みなさんなにか戦略は…
いや、別に時の流れに身を任すのもはるからしくていいのですが、
私は僅差で負けた葉子さんファンのためにもちょっとがんばってSSを今から書き溜めようかなと思ったりしてます
>>86 画像がなぁ・・・探してるんだけどこれといってないんだよね・・・。
あの独特の冬弥との掛け合いをSSで書きたいなぁと思ってます。
あぼーん
89 :
TEZ :01/11/07 19:50 ID:zdxQ6187
画像はネコのきぐるみを着たバイト中のはるかがヨカタ
しかし、その二日後PCがあぼ〜ん
いったいどこにあるのか誰か教えてください
>>87 では、そのうちここを練習板がわりになにか書いてみます。
今からここの住人ではるか百番勝負なるものを書いて本選用にスットクしてみてはどうでしょうか?
二回戦はまだまだ先ですし一週間に一カキコでも相当な量が溜まるのような気がします。
みなさんどうですか?
>89 www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/2175/HARUKA.JPG これ?
91 :
名無しさんだよもん :01/11/07 21:53 ID:d5h4ZP5u
92 :
名無しさんだよもん :01/11/07 22:04 ID:d5h4ZP5u
96 :
TEZ :01/11/07 22:09 ID:aGSOPbcW
>>90 どうもです。
では私もなるべく今週中にSSをあげるようそこはかとなく努力してみます
97 :
91 :01/11/07 22:15 ID:d5h4ZP5u
ん、収穫は一つだけ…… しかし、限りなくでかい報酬だったけど……
>>92 36頁まで探してみましたが…それ一枚だけでしょうか?
99 :
91 :01/11/07 22:23 ID:d5h4ZP5u
>>99 …おじさんばかりですね。
'haruka'は天王はるかが多かったけど。
101 :
91 :01/11/07 22:33 ID:d5h4ZP5u
102 :
91 :01/11/07 22:45 ID:d5h4ZP5u
104 :
はるか電波を受信したTEZ :01/11/07 23:42 ID:DmqQpHOi
冬弥「ん〜小腹がすいたな、はるかなんでもいいからなんか作って」 はるか「ん」 なれた手つきではるかは冬弥の冷蔵庫から卵を取り出しそれをコンロの脇へと置いた。 冬弥「ふ〜ん、卵料理か…」 冬弥「で、なにを作ってくれるんだ?」 はるか「卵焼き」 冬弥「おい、またずいぶんと投げやりだな…」 はるか「ん」 カシャ… コンロの上に七輪用の網をのせるはるか。 冬弥「?」 そして、その上に卵を置き… チチチチチ…ボッ! 点火 スパーーーン!! はるか「あいて」 冬弥「まんまじゃねえか!」 はるか「あはは、冬弥。ナイスツッコミ」 冬弥「称えるな」 う…一回目からはずれの気たかし…もっとがんばろ
105 :
名無しさんだよもん :01/11/08 00:00 ID:74zQ3AJh
はるかなら「あいて」じゃなくて 「あいた」だと思うな。
106 :
TEZ :01/11/08 00:28 ID:x7FohAfc
6文字でトリップ検索はつらいYO・・・ 70億も検索してるんだけど・・・
>>107 がんばれ。俺は6時間かかった。
ちなみに今7文字のトリップを検索中(w
出ない出ない。
あ、またトリップ探してる人がいる。 がんばれー。 それにしても、はるか絵って少ないんだねえ。 俺が知らないだけかもしれないけど。
110 :
名無しさんだよもん :01/11/08 10:33 ID:NljNf7yx
よしだれか「Haruka.K」で検索だ。 どれくらい掛かるかわかんねぇよっ!
111 :
TEZ :01/11/08 18:31 ID:qttxvP6g
冬弥「ってなことがあったんだよ」 彰「でもなんか、はるからしいね」 冬弥「にしても、生卵焼きはないと思うぞ生卵焼きは…ん?」 カランカラ〜ン 冬弥「あ、いらっしゃいませ」 はるか「冬弥」 冬弥「なんだ、はるかか…」 はるか「うん、遊びにきた」 相変わらずはるかはぬかに釘って感じだ。 はるか「ここ座るね」 冬弥「だめ」 はるあ「あはは」 何事もなかったようにカウンター席につくはるか。 彰「あ、そうだ、シフォンケーキ作ってみたんだけど、どうはるか食べる?」 はるか「ん、じゃあ砂糖」 彰「え…」 冬弥「待て、はるかまた飛んでる」 はるか「………………」 はるか「あ、そうか」 はるか「彰のケーキ食べるから紅茶がほしい。だから、その砂糖をちょうだい」 冬弥「あいよ…彰、ティーパック買って来い」 彰「えー寒いからやだよ」 冬弥「こんなやつに高い葉使う必要ないって」 冬弥「どうせ、味なんてわからないんだから」 はるか「あはは」 そこで、はるかが笑うなよ…
112 :
TEZ :01/11/08 18:33 ID:qttxvP6g
はるか「………………」 もっくらもっくら… 実にはるからしいスローモーな動き咀嚼されていくケーキ。 彰「どう?」 はるか「ん、ふつう」 彰「ふつう、ってまた?」 冬弥「だろ」 冬弥「別に高い金払って食べるものでもないって感じだよな」 はるか「うん、そんな感じ」 そういって、またフォークを口に運び はるか「あはは、ふつうだ」 ほがらかに批評。そして、つられるように俺も食べてみる。 冬弥「うん、ふつうふつう、ここまでふつうなのもそうめったにないよな」 はるか「ん、そうだね」 そうんなことを言いつつ、またケーキにフォークを伸ばそうとすると 彰「もういいよ…」 あ、彰がへこんだ。さすがに悪ノリしすぎたか。 仕方ない少しぐらいフォローしてやるか。 そう思った矢先… はるか「あ、でもこれはこれで芸術なのかも」 冬弥「………………」 彰「………………」 閑散とした喫茶店にはるかの呟きが走った。 はるか「もっくら、もっくら…」 冬弥「………………」 彰「僕、もう帰る…」
113 :
TEZ :01/11/08 18:34 ID:qttxvP6g
カランカラ〜ン… はるか「あれ、彰いっちゃった、せっかく褒めたのに」 冬弥「あのな…」 冬弥「ったくど〜すんだよ店番ひとりになっちまたぞ」 いや、別にひとりでも余裕なんだけどさ… はるか「大丈夫、彰はすぐ帰ってくるよ、ほら」 言われるままにはるかの視線の先を追うとそこには確かに彰のシルエットが写っていた。 カランカラ〜ン… 彰「………………」 冬弥「なるほど、エプロンか」 前掛け姿の彰が仏頂面をした手ぶらのまま店の中へと入ってくる。 なんつーか、マヌケな格好である。 彰「帰る…」 前垂れを手早く解きその場で180度ターンをする彰。 はるか「ん」 しかしその機先をフォークをくわえたはるかの腕が制する。 その先には食べかけの琥珀色の物質。彰のケーキだ。 はるか「ん」 ずいずいっと皿を前に出すはるか。 冬弥「まーいいから食ってみ、自分の作ったのを客観的に見つめるのも大切だぞ」 彰「なんだよ、それ…」 ぶつくさ言いながら、一口サイズに切り取られたかけらをぽいっと口に投げる。 彰「…………」 彰「………………」 彰「…………」 冬弥「どうだ?」 彰「ふつう…」 冬弥「だろ」 そういって俺も手ごろな塊を口に運ぶ。
114 :
TEZ :01/11/08 18:34 ID:qttxvP6g
はるか「おかわり」 と、その時視界の端にいたはるかがするりとカウンターのこちら側に身を乗りだし、 ケーキ本体が乗った大皿を掴んだ。 冬弥「あ、ずるいぞはるか」 冬弥「ケーキは渡さん!」 カウンターを挟んで大皿を引きあう。 冬弥「んがががががが…」 はるか「…………………」 はるかと言えども男の力には敵わないらしく皿が徐々にこちら側へと引き寄せれてゆく。 はるか「ほら冬弥、お皿が苦しんでる。離したほうが真のケーキの母だと思うよ」 冬弥「その手には乗らん」 そんな、熱戦を訝しげに見つめる彰。 彰「なんで?」 はるか「彰のケーキがふつうだから」 視線をあくまでもケーキに向けたまま呟くはるか。 彰「いや、だからなんで?」 冬弥「はるか、もっと言い方があるだろ」 冬弥「いくら食っても彰のケーキは飽きがこないんだよ」 はるか「うん、それ、彰のケーキはおいしくないんだけどおいしい」 彰「なんだよそれ…」 そう、ぼやきつつも破顔する彰。 はるか「彰、手伝って」 彰「あ、うん…」 冬弥「ずりーぞ、はるか」 はるか「早い者勝ち」
115 :
TEZ :01/11/08 18:35 ID:qttxvP6g
カランカラ〜ン… 冬弥「あ、いらっしゃいませ」 由綺「あっ、冬弥く…」 絶句する由綺。そりゃまあいい年した連中が喫茶店で皿を取り合ってたら当然だ。 はるか「由綺、手伝って」 冬弥「そりゃないだろ」 はるか「早い者勝ち」 冬弥「それはさっき聞いた!」 由綺「えっ…えっ…」 いまいち状況が飲み込めずはるかと俺を交互に見返す由綺。 冬弥「なんでもいいからこっちに来い!」 由綺「う、うん」 言われるままに由綺はぱたぱたとカウンターのこちら側へと回りこむ。 由綺「冬弥君、私何をすれば…」 冬弥「まずはこのケーキを食え!」 由綺「わ、わかった」 少しずつはるか側へと引きよされる大皿からケーキを適量小皿に移しそれを口の中へと入れる。 冬弥「ど、どうだ…」 ぷるぷると体を震わせ由綺に視線を投げる。 由綺はしばらくの間、瞳を閉じその小さな口でもってゆっくり味わっていた。 カウンター越しに皿を引きあう若者三人とその傍ら直立不動の姿勢でケーキを咀嚼するアイドル。 何かが間違っている喫茶店だ。 由綺「うん、家庭的な味だね」 冬弥「ナイスな感想だ」 冬弥「つーことで引っ張れ」 由綺「よくわからないけどわかった」
116 :
TEZ :01/11/08 18:36 ID:qttxvP6g
冬弥「どうだ、はるかこれで2対2だぞって、なに片手で食ってんだよ」 はるか「ん」 口元についたクリームを親指ですくうはるかがこちらを向く。 いつのまにか皿のケーキは三分の一に減っていた。 冬弥「てめ、はるか!」 はるか「冬弥…口あけて」 冬弥「あん?」 ぐしゃ! 素っ頓狂な声をあげた口に残りのケーキが捻り込まれる。 もちろん平均的な俺の口には入りきらずその多くが、というよりほとんど全部が俺の顔へとぶちまけられる。 彰「僕のケーキ…」 はるか「あはは、冬弥真っ白」 冬弥「は・る・か…て・め・え…」 大根をおろせるほど体が小刻みに震えているのが自分でもわかる。 はるか「冬弥、脳溢血を起こすから怒らないほうがいいと思うよ」 冬弥「………………」 はるか「ん、彰お願い」 皿から手を離し、そそくさと彰の背へと逃げ込むはるか。 彰「え、え、え…」 べちゃ! 彰「うわ」 戸惑う彰にマロンケーキが直撃した。 彰「冬弥、それ売り物」 冬弥「知るか!!」 ぼこっ 今度はイチゴが彰の頬に刺さる。 由綺「と、冬弥君…」 由綺が俺のエプロンを泣きそうな顔で引っ張っている。
117 :
TEZ :01/11/08 18:37 ID:qttxvP6g
冬弥「ほれ、由綺も投げろ」 そういって、冷蔵庫から誕生日用の5号のイチゴショートケーキをばかっと半分に割って由綺に手渡す。 由綺「わ、わ、わ…」 冬弥「投げろ!」 由綺「は、はい」 ぶおん 宙を舞う白い悪魔。 はるか「彰、右」 彰「う、うん」 ぼふ! 彰「わぷ」 絶妙なコンビネーションでそれをかわすはるか。 冬弥「次!」 由綺「はい」 ぶーん 今度はきりきりと錐揉みしつつ先程より大きな弧を描くバースデーケーキ。 はるか「彰、ジャンプ」 彰「うん」 ぼむ! 冬弥「く、なかなかやるな」 はるか「彰、このまま奥の調理室へ」 誕生日専用の家をちゃっかり頬張りつつ彰を盾に奥へと逃げ込むはるか。
118 :
名無しさんだよもん :01/11/08 18:38 ID:UX2VFs7y
>>TEZ氏 それ、冬弥って言うか浩之…
119 :
TEZ :01/11/08 18:38 ID:qttxvP6g
冬弥「逃がすか!由綺来い」 硬く由綺の手を握り締め、はるかの後を追う。 由綺「はぁ、はぁ…冬弥君」 冬弥「なんだ?」 由綺「なんだか、高校時代に戻ったみたいだね」 頬を紅潮させながら由綺が話しかける。 そこにはフィルターを通したようないつもの遠い笑顔ではなく、俺達の知っている由綺本来の笑顔があった。 冬弥「ああ…そうだな」 俺も由綺と同じように無邪気に微笑む。 ごっ! はるか「あ」 なにかとてつもなく硬いものが口を直撃した。 由綺「と、冬弥君大丈夫?」 冬弥「は、歯がぁぁぁぁーーー!」 彰「はるか、やっぱり砥石はまずいと思うよ」 はるか「ん」 瞳を少し脇にそらし呟く彰。つーか投げたのお前だろ。 冬弥「ひゃ、ひゃるかぁぁぁーーー!」 彰「!」 由綺「!」 はるか「あはは、冬弥おもしろい顔」 俺の顔を見て驚愕する二人と対照的にいつものほんわかとした笑みを浮かべるはるか。 そして、残りの彰と由綺もそれに引っ張られるように笑い出す。
120 :
TEZ :01/11/08 18:39 ID:qttxvP6g
俺は… 前歯を亡くした俺はただ笑うしかなっかった。 そしてアルバムは、常にページがめくり続ける。 純白の生クリームに色どられたその真っ白なアルバムの中にいつも俺達はいる。 情熱も失望も殺意も、嘘も誤算も挫折も、友情も愛情も狂気も、全くそのままに。 それら全くそのままに、俺のアルバムは誰も止められることができないまま、 常にページはめくられ続ける。 きっと、これからも…
121 :
TEZ :01/11/08 18:41 ID:qttxvP6g
ごめんなさいもう二度とこんな長いのは貼りません。 これじゃ、まるで荒しですね。
122 :
91 :01/11/08 23:07 ID:G0g08gaV
>>121 冬弥はともかくはるかは良い味出してますです。
悪意が無いところがまた(笑)
123 :
TEZ :01/11/08 23:16 ID:xxn3aIc0
>>122 うぃ、初感想どうもありがとうございます。
今度はも短くてもっと内容の濃い作品を作れるよう努力します。
趣のあるSSが貼られてる!! TEZさん、お疲れさま〜。
もう突っ込まれてるように、
>>117 から
>>119 の前半の冬弥にはなんか浩之が入ってるけど、
はるかは全編を通してはるかだった。凄く、ディモールトいいッ!!
白いクリームからホワイトアルバムにつなぐのも連想として面白いと思った。
1レスずつでも、それなりの流れがあって、話を追うのが楽しかったです。
ただ、贅沢をもう一つ言うと、
>>119 から
>>120 への流れは、ちと消化不良かと。
まったりはるかワールドから、いきなり本編のシリアスチックな冬弥モノローグに
つなげるのには、クリーム云々だけではやや足りない気がしました。
……などと偉そうなことを書いてすいません。許して〜w
125 :
TEZ :01/11/09 09:18 ID:IlEOaKNE
>>124 やっぱりつっこまれたか…
それは全文プロットなしで徒然なるままに書いたため文章が一人歩きしてしまい
無限に広がるはるかワールドに作者が取り込まれたのが原因だと思われます…と言訳してみる。
やっぱりいかんね、ゾウリムシのような行きあたりばったりの文章は、どう終わらせていいのかわからんかったよ。
次はもっと素材の持ち味を活かしなおかつそこに笑いを盛りこめるようなんとなく頑張ってみます。
今後ともよろしくご鞭撻お願いします。
P.S 冬弥の個性ってなんでしょうか?優柔不断、浮気性、一般人…ろくなことが浮かばないのですが…
もう一度やり直してみます。
126 :
名無しさんだよもん :01/11/09 14:35 ID:VMSAdKON
>>125 冬弥は優しいです。とにかく優しいです。キャラクター的に。
そんでバカだけど常識的で浩之みたいに言葉尻が凶暴じゃないです。
んでかなりの間抜け野郎です。
……うだるちんのキャラだもん
127 :
TEZ :01/11/09 22:05 ID:DeXtuSjL
>>126 な〜る。言われてみればやさしいか…ふむふむ
ところで、はるかって一人暮らしなのだろうか?
クリスマスに朝一で冬弥に会いに行ったりしてるからそんな気がするんだけど。
どなたか情報を求む。
冬弥の個性といったらうやはり鈍感なとこでしょ。
冬弥は、なんつうか……うーむ。 個人的には、美咲さんシナリオではぶん殴りたくなるような人間だったし、 弥生さんシナリオでは、情けなくて涙が出てくるような人間だったけどなあ(w はるかシナリオも含めたその他では、及第点をやれんこともないけど。 ところで、このスレってage推奨なの? いや、どうでもいいけど。
あ、一応上の文章は単に折れ個人の感想以上の何物でもないです、って強調しといた方が良いかな? もし気に触った人がいたらスマソ。
冬弥はちょっとヘタレだと思ったけど、全体的に優しいし、行動が常識的だったので好きだった。 はるかは実家だけど、親が放置してるんじゃないかと思ったり…
133 :
TEZ :01/11/10 12:43 ID:9P9YfB5l
>>133 (・∀・)イイ!
トテモ(・∀・)ハルカ!
ほっぺの栄養(赤い部分の呼称)が何かと思った。 可愛いけど弥生さんにつけるのはどうかと思う。
なんか、地味に美咲さんが一番良いと思ってしまった……
あ… いつの間にか復活してた。
138 :
TEZ :01/11/11 16:11 ID:CyMIbuJe
カツーン…カツ、カツーン… ひんやりとした階段に足音が交互に反響し、無機質な二重奏を奏でている。 冬弥「はぁ…はぁ…はるか、ここ立ち入り禁止だぞ。どこ行くんだよ」 はるか「いいとこ」 相当上の方からエコーがかったはるかの声が壁伝いに聞こえてくる。 冬弥「はぁ…はぁ…く…はぁ…はぁ…」 冬弥「はぁ…もうだめ…」 日頃の運動不足がたたり、俺は一歩も動けなくなってしまった。 ちょうど階段の折り返し地点が少し広くなっており、踊り場にへたりこむ。 情けないことにまた膝がかくかくと笑っていた。 はるか「あはは、冬弥だらしない」 階段はちょっとした吹き抜けになっていて、顎を上げると手すりからはるかがひょこっと顔を出しているのが見えた。
139 :
TEZ :01/11/11 16:11 ID:CyMIbuJe
どうやらすでに五階以上の差がついているようだ。 しかもそのその表情から察するに息切れをおこしているようには見えない。 さすがクーインオブ暇人の称号は伊達じゃないな。なんて内心舌を巻いていると はるか「冬弥…いくよ」 冬弥「は?」 突然上から黒い物体が降ってきた。四角く板状の…チョコレートだ。 俺はそれを手すりから身を乗り出すようにして辛くもキャッチする。 はるか「うまいうまい」 まるで空中でいわしを捕らえるイルカショーを目の当たりした子供のようにぱちぱちと拍手をするはるか。 はるか「次は二枚」 冬弥「やめれ!」 はるかはほんわかと微笑むとふいと身を翻し再び階段を登りはじめた。どうやらあと少しで頂上らしい。 俺はチョコレートをかじりながら、最後の力を振り絞り上を目指した。
140 :
TEZ :01/11/11 16:16 ID:yHqG5a0P
どうやらすでに五階以上の差がついているようだ。 しかもそのその表情から察するに息切れをおこしているようには見えない。 さすがクーインオブ暇人の称号は伊達じゃないな。なんて内心舌を巻いていると はるか「冬弥…いくよ」 冬弥「は?」 突然上から黒い物体が降ってきた。四角く板状の…チョコレートだ。 俺はそれを手すりから身を乗り出すようにして辛くもキャッチする。 はるか「うまいうまい」 まるで空中でいわしを捕らえるイルカショーを目の当たりした子供のようにぱちぱちと拍手をするはるか。 はるか「次は二枚」 冬弥「やめれ!」 はるかはほんわかと微笑むとふいと身を翻し再び階段を登りはじめた。どうやらあと少しで頂上らしい。 俺はチョコレートをかじりながら、最後の力を振り絞り上を目指した。
141 :
TEZ :01/11/11 16:17 ID:yHqG5a0P
ギィィィ… 指紋がほとんど付着していない鉄の扉を押し開ける。 するとその僅かな隙間から屋外の冷え切った冬の風が吹き込み髪を容赦なくばさつかせる。 冬弥「へぇ、こんなところに繋がっていたのか」 そこは大学の屋上だった。フェンスがないためかやたら鮮明にキャンパスを一望することができる。 はるかは一段高くなった淵で目を閉じ流れる大気に身を委ねていた。 きっと風にでもなったつもりなのだろう。 冬弥「はるか…」 はるか「ん…」 俺は後ろからはるかをやさしく抱きすくめる。 こうでもしないとはるかがそのまま空に融けてしまいそうだったから… はるかの短い髪と石鹸の香りが俺の鼻をくすぐる。 俺達はしばらくそのままでいた。そしてどちらかともなく離れ、縁に腰を降ろした。
142 :
TEZ :01/11/11 16:17 ID:yHqG5a0P
冬弥「しかし、よくこんなとこ知ってたな」 はるか「うん、びっくりだね」 冬弥「おい、はるか、さっきいいとこって言ってなかったか?」 はるか「言ったけ?」 冬弥「あのな…」 はるか「冬弥、ボケたんじゃない?」 まったく、笑顔でそういうこと言うなよ、怒るに怒れないじゃないか。 しょうがないのでやり場のない怒りを人指し指で眉間の秘孔を軽く突いて晴らす。 はるか「あいた」 冬弥「そこはボケ防止のツボだぞ、はるかよかったな」 はるか「じゃあ冬弥にも」 ずむっ! 冬弥「ぐあ!」 はるかの指が人中に突き刺さる。しかも深々と。 はるか「あはは、冬弥痛そう」 くそ、この歩く確信犯め、いつか仕返ししてやる。
143 :
TEZ :01/11/11 16:18 ID:yHqG5a0P
夕暮れ時、空一面が赤い布で覆われている。 緋色、朱色、赤紫、藍色… 様々な色がパッチワークのようなつぎはぎではなく、溶け合い、見事なグラデーションが織り続けられている。 冬弥「寒くなったし、そろそろ行くか」 はるか「ん…」 生返事をするはるか。その眼は赤銅色に染まる町並みを捉え、動く気配は全く感じられない。 冬弥「ほら、いつまでもここにいると風邪ひくぞ」 はるか「ん…」 冬弥「俺は帰るからな」 はるか「ん…」 冬弥「はぁ…」 短く嘆息をし、階段の入り口の方へと振り返ったときだった 冬弥「!」 俺のすぐ後ろに、一人の女子生徒が立っていた。
144 :
TEZ :01/11/11 16:18 ID:yHqG5a0P
その子は驚いた俺を見ると、目を細めてくすくすと笑う。 女子生徒「いけない、いけない、驚かせちゃったよ」 そして、透き通るような青髪の少女は再びくすくすと笑い続けた。 俺はそのどこか浮世離れした笑顔に奇妙な邂逅を覚えた。 はるか「ん」 そう、はるかだ。体を弓のように反らせ逆さまにこちらを向いている。 女子生徒「はるかちゃん、こんにちは」 はるか「ん」 とても自然に挨拶を交わす二人。 冬弥「おい、はるか。お前の知り合いか?」 はるかのことだ少し変わった知人がいてもおかしくないだろう、なんて軽い気持ちで尋ねると はるか「うん、全然知らない人」 はるかは目を細め微笑みながら俺の胸に寄りかかってくる。 刹那、背筋に冷たいものが走った。俺の細胞が危険信号をあげる。 冬弥「誰だ、どうしてはるかの名前を知っている?」 体を反転させ、少女の目を睨む。 どこか焦点が合っていない、感情が欠落した瞳。 河島先輩を失った直後のぼんやりしたとらえどころのないあのはるかの瞳とフラッシュバックを起こす。
145 :
TEZ :01/11/11 16:19 ID:yHqG5a0P
ごん! はるか「あいた」 後ろで鈍い音が聞こえたが今はそれどころではない。 女子生徒はまたくすくすと笑いながら、 女子生徒「はるかちゃんも…私とおんなじよね?」 冬弥「いったいなんのことだ?」 女子生徒「はるかちゃんもできるんでしょ?」 冬弥「だからなにがだ?」 今度は少し語尾を強める。しかし、少女は何事もなかったようにあの独特な笑い方で答える。 女子生徒「電波の受信」 冬弥「電波?」 その瞬間、俺の鼓動が高まった。 チリチリとしたなにかが全身を駆け巡る。 指先から上腕二頭筋へ、上腕二頭筋から脊髄へ、脊髄から脳へ、そして脳から脊髄へ… 無限のループが体を蝕んでゆく。電気の粒が俺を。ばらばらに…ぐちゃぐちゃに…ペースト状に…薄く平たく…瓶詰め…
146 :
TEZ :01/11/11 16:20 ID:yHqG5a0P
冬弥「はっ!」 突如、反転する意識。 声「大丈夫?」 石鹸の香り… 赤く染められた緑の髪… はるか… はるか…か… 冬弥「ああ…なんとかな…」 気が付くと俺ははるかの膝の上にいた。 頭が鉛を飲み込んだように重い。 あの少女は…もう…いないみたいだな。 冬弥「うしっ!」 腹筋を使い半身をおこす。 冬弥「んじゃ、帰るか」 俺はつとめて平静を保ち、はるかに呼びかけた。まあ、声は震えていたが。 早くこの場所から立ち去りたかった。ここにいるとまたロクでもないことが起こりそうだ。 先程の出来事は夢ということで処理しておこう。 はるか「夢じゃないよ」 冬弥「え?」 夕日に溶けこむように赤く包まれたはるかがいつもの笑顔を返す。 チリチリチリチリチリチリチリ… 冬弥「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙…」 世界が…暗転する…
147 :
TEZ :01/11/11 16:20 ID:yHqG5a0P
誰かが泣いてた… 髪の長い…緑色の…はさみを手にした…あれは…はるか… 闇の中髪を腰まで伸ばしたはるかが直方体の箱に涙の雫を落としていた。 写真を胸に抱え、子供のようにただただ泣き続けている。 やがて泣き疲れたであろうか、はるかは写真を箱の上に乗せ立ち上がる。 そしてにこりと写真に微笑みかけ…鋏を喉へ…
148 :
TEZ :01/11/11 16:21 ID:yHqG5a0P
冬弥「はるかぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!」 はるか「ん」 少し肌寒い夕暮れの風に舞うショートヘアー。 はるかは屋上の縁で両手を鳥のようにひろげ、風を一身に受けていた。 冬弥「おい、危ないぞ」 なるべくやさしく声をかけ、歩み… 冬弥「………!」 歩み…寄れない。体の自由が全く利かなかった。指先すら動かない。 冬弥「はるか!!!」 俺は喉が破れんばかり声を張り上げる。 はるか「あはは、冬弥大きな声」 いつもの調子で振り返るはるか。 冬弥「はるかぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー!!!」 夜の帳が落ちはじめた夕闇に溶ける絶叫。 俺は声を出すことしかできない。 行くな…行かないでくれ… 冬弥「はるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」 叫ぶことしかできない無力なこの体… そしてはるかはあの独特な笑顔を作ると はるか「バイバイ、冬弥」 そのまま…空へ…
149 :
名無しさんだよもん :01/11/11 16:22 ID:Gw9NsjzG
>>TEZ氏 うーん、まだやっぱり口調が冬弥じゃないなぁ…浩之口調だ。 冬弥は一人称は「俺」だけど基本的に「僕」が似合う口調だと思われ。 そのつもりで書いていくとわかると思います。…多分。
150 :
TEZ :01/11/11 16:25 ID:yHqG5a0P
冬弥「………………………………………………………………!!!!!!!!!!」 言葉にならない声を張り上げながら、四角く切り取られたその一辺へと駆ける。 だんだん点へと近づいてゆくジャケット… 冬弥「!」 突如、はるかの背中が割れた。 そこから白っぽい何かかが飛び出し、円を描いた。 あれは… パラシュートだ… はるかの体が突き刺すような冬の風に優雅に舞いながら小さくなってゆく。 そして、着地。 あの野郎、手なんか振ってやがる。
151 :
TEZ :01/11/11 16:26 ID:yHqG5a0P
はるか「あいた」 冬弥「あいた、じゃない!」 はるか「冬弥、痛いよ」 冬弥「当然だ、グーじゃなかっただけでもありがたく思え」 はるか「ん」 懐からチョコレートを二枚取り出すはるか。 冬弥「?」 はるか「さっき、一枚しかあげなかったから怒った?」 ばちこーん! はるか「あいた」 冬弥「いつの話だ!いいかげん鉄拳でつっこみをいれるぞ」 と、拳をふりあげると
152 :
TEZ :01/11/11 16:27 ID:yHqG5a0P
はるか「ん」 冬弥「かぺっ!」 また体が動かなくなった。 はるか「あはは、冬弥おもしろい格好」 はるか「ん」 俺の手が前歯に伸びる。 冬弥「こひゃ、ひゃめろ!」 するりと抜ける二本の歯。 はるか「うん、冬弥って芸人顔だね」 こんな顔を売り物にしてたまるか。 はるか「大丈夫、冬弥だったらスターになれるよ」 ぐあ…心の傍受もできるのか… プライバシー法もへったくれもないじゃないか。 すると、はるかは顔を横に背け、 はるか「安心して、冬弥にしか使わないから」 はるか…そういうのは前を向いて話せ。 こいつ、彰で遊ぶつもりだな。 はるか「ばれた?」 そう言ってはるかスマイルが返ってくる。少しは悪びれろよ。
153 :
TEZ :01/11/11 16:54 ID:yHqG5a0P
はるか「ん」 はるかの瞳が閉じるとようやく電波から体が開放された。さっそく、前歯を差し込む はるか「冬弥、かっこ悪い」 うるさい、誰がやったと思ってるんだ。 冬弥「にしても、これどこで手にいれたんだ?」 パラシュート一体型ジャケットをつんつんと突付く。 はるか「アメリカの通販」 冬弥「…………………」 二の句が告げられない程妙に納得してしまった。 冬弥「これを見せたくて、屋上までいったのか?」 はるか「うん」 冬弥「俺に自慢させようと思って?」 はるか「うん」 冬弥「…はるかの勝ち」 はるか「うん」 冬弥VSはるか 対戦成績0勝2敗 総評…これからも騙され続けるでしょう はるか「うん」 冬弥「うん、じゃないだろ、こら!」
154 :
TEZ :01/11/11 17:00 ID:yHqG5a0P
俺ははるかを抱きしめた。強く…強く… ここには確かな温もりがあった… はるかはここにいる。そんな単純なことがうれしかった。 はるか「冬弥…泣いてる?」 冬弥「泣いてない」 はるか「あはは、冬弥泣き虫」 はるか「大丈夫」 はるかが静かに言った。 はるか「私だったら、ここにいるから…」 冬弥「うん」 それははるかと交わされた二度目の約束だった。 あの日… はるかが鋏を喉にあてたあの日… どんな理由であれはるかは河島先輩の後を追わず生きることを選んだ。 それが真実。俺はそれを信じるしかない。
155 :
TEZ :01/11/11 17:01 ID:yHqG5a0P
はるか「…冬弥」 胸の中のはるかが呟く… 冬弥「ん?」 はるか「キスする?」 冬弥「え…?」 はるか「キス」 腕の中で震えるはるか… これは怯え?はるかが? はるか「今日、兄さんとあったから…」 冬弥「………………」 冬弥「わかった…」 はるか「ごめん」 冬弥「いいよ…」 冬弥「女を慰めるのは男の仕事なんだから」 はるか「うん」 冬弥「今度…先輩の墓参り…行こうな…」 はるか「うん…」
156 :
TEZ :01/11/11 17:03 ID:yHqG5a0P
>>149 うぃ。今度、はるかのSSを探して研究して見ます。
なにかお勧めはありますか?
157 :
91 :01/11/13 02:36 ID:xJVyp7Z9
保全age。 今回はひそ〜りと親友の由綺を応援ですね。
保全sage 由綺たん負けてしまわれた。
159 :
TEZ :01/11/14 07:09 ID:c6WWBcKb
∧||∧ ( ⌒ ヽ スレを止めてしまった責任をとって…。 ∪ ノ ∪∪ ; -━━-
160 :
91 :01/11/14 08:27 ID:qpFMcbd6
>>159 みんな面倒くさくなっただけであなたが原因ではない。
ていうか、ただでさえSSが少ないんだからがんばってください。
それにしても、最萌で書かれた由綺とはるかのSSはかなりよかったよね。
冬弥はSS書くときに口調が難しくて大変だよ 上で言われてるようにやっぱり「僕」が似合うんだよねぇ… でもそんな冬弥くんが大好きです
162 :
名無しさんだよもん :01/11/14 21:51 ID:w8eHRRsv
>>159 そうそう。はるかのSS読みたいんだよ。
がんばれー。
>>160 くけー
とか、かなりよかった。
冬弥って「僕」口調が似合うかなあ? 「僕」も何か違和感あるんだけど。 個人的にはまだ「俺」のほうが合ってるような気が。 作中では「俺」だったよね?
>>163 そう、作中では俺。
だけど、「僕」的なニュアンスの会話というか話言葉なので「僕」的なイメージで書いて、
それで「俺」に書き換えると冬弥っぽくなるんですね。SSの場合。
例えば
>>118 (自分で書けないので。TEZ氏スマソ)だったら、
冬弥「逃がすか!由綺来い」→「由綺、行こう!」
硬く由綺の手を握り締め、はるかの後を追う。
由綺「はぁ、はぁ…冬弥君」
冬弥「なんだ?」→「なに?」
由綺「なんだか、高校時代に戻ったみたいだね」
冬弥「ああ…そうだな」→「うん…確かに」
俺も由綺と同じように無邪気に微笑む。
これだけで随分冬弥っぽくなるかと。
なんつうか、俺ははるか相手の冬弥なら多少乱暴な口調でも特に違和感感じないけどなあ。 よく分からんけど。 でも、なんとなく164は良いこと言ってるような気が。 特に一つ目(つか、こんなような台詞、ゲーム中になかったっけ?)
166 :
164 :01/11/15 01:37 ID:kqOR9Bk0
167 :
TEZ :01/11/15 10:09 ID:7TRHt+Fr
いつのまにこんなにレスが…みなさんありがとうございます。
>>164 むぅ…奥が深い。
さすがだーはらさんのキャラだ。どれも一筋縄ではいかんよ、ホントに。
鍵とちがって口癖とか少ないから雰囲気だすのがちょいとむずい。
冬弥とか由綺もはるかの「あいた」や彰の「えー…」みたいに決まり文句があれば楽なんだけど…
はぁ…がんばろ…最萌の「ゆれない由綺」の冬弥を目指して…
P.S
現在冬コミの原稿が忙しくSSはしばらく書けないと思います。あしからず。
P.Sの二乗(古いネタでスマソ)
冬弥の口癖ってなにかあるのでしょうか?あれば情報をプリーズ
もしくは、これが冬弥だ、みたいな科白でもいいです。では
>>167 >冬弥の口癖ってなにかあるのでしょうか?
「て言うか…」
いや、なんかやたら多かった印象が…特にはるかとの会話で(w
169 :
名無しさんだよもん :01/11/15 18:45 ID:z98SuPUJ
>>167 語尾に「なんとかだね」とか、「ね」を付けると彰っぽくなるので、
そう言った「ね」とか「さ」とかを排除して彰っぽくって思って書くと書けるかも(w
170 :
TEZ :01/11/15 21:06 ID:bK87WpBT
171 :
名無しさんだよもん :01/11/15 21:15 ID:N5Zq+si8
>>170 んー、冬弥のキャラって今いち書きにくいのかなぁ。なんかやっぱ違うよね。
漏れは冬弥書きやすいんだけど(w
172 :
TEZ :01/11/15 21:34 ID:bK87WpBT
>>171 冬弥SS希望。キャラははるかでなくてもいいですので。
正直頼んます。
173 :
セルゲイ :01/11/16 10:25 ID:LOvOqzE3
TEZさんお疲れ〜。頑張って下さい。
ご希望のSSがなかなか見つからず、己自身もちと忙しくしてるため、
なかなか書き込めないでいました。吊らないで〜w
一作目より二作目の方が、キャラ自体の雰囲気は出ていたように感じますが、
>>164 の指摘は何だか納得ですね。
……ううむ。なるべく近いウチにまた書き込みたいとか思いつつ……。
174 :
TEZ :01/11/16 15:12 ID:rGnCgRuV
>>173 忙しい中わざわざどうもです。
私も原稿書きでひぃ〜こら言っとりますが暇を削り取ってSSを貼ろうと思います。
今度こそ、ショートギャグを…
ココロTEZ(長レスシリアスは 疲れる、欝になる、受けが悪い…よってもう書かない)
175 :
TEZ :01/11/16 19:52 ID:0JX1B4o5
Black Album パアァ……ン………。 スタジオ内に乾いた音が鳴り響いた。 由綺「どおして…」 由綺「どうして、理奈ちゃん! 理奈ちゃん、私と冬弥君のこと知ってたのに、どうして…」 由綺「私が…私が冬弥君のこと好きなの…愛してるの知ってるのにどうして、どうしてそんなこと言うの…!?」 壁に吸い込まれてゆく由綺の慟哭… 唇を噛み、それを受け止める理奈ちゃん。 俺はスタジオの物陰で見ていることしかできなかった。 いや、見届けるのが俺の最後の仕事だった。 パアァ……ン………。 再度、声を上げる無機質な叫び。 理奈「どうしてみんなあなたのものなのよ!? 初めて、ほかに何も要らないって思ったのに、それなのに、兄さんも、冬弥君も…。 どうして私のものじゃいけないのよ!?」 大粒の涙が理奈ちゃんから頬を伝って流れ落ち、ステージ衣装に滲むように消えてゆく。 パアァ……ン………。 由綺「うっ…うう…っ……」 こぼれる由綺の嗚咽。 (由綺…ごめん…) 俺はこの場から逃げ出したかった。でも、逃げてはならない。 理奈ちゃんのため、自分のため、そして由綺のためにも…
176 :
TEZ :01/11/16 19:54 ID:0JX1B4o5
ふっ… 冬弥「?」 石鹸の香りとともに俺の脇に上からなにかが降ってきた。 はるか「ん…」 冬弥「はるか?」 はるか「ん」 かちっ 俺が呆気にとられる間、はるかは神速で俺の親指と両足に手錠のようなものを架ける。 はるか「ん」 そして、俺の背中をぽんっとやさしく突き飛ばした。 ズデ〜ン!デ〜ン…デ〜ン… 冬弥「ぐあ…」 当然の如く俺はエコーをかけながらスタジオに熱い接吻を交わす。 由綺、理奈「と、冬弥君!?」 見事にハモル現役アイドルの呟き。 冬弥「お、おっす…」 しゃくとり虫の如く体をうねらせ、できるだけさわやかな挨拶を送る。
177 :
TEZ :01/11/16 19:54 ID:0JX1B4o5
由綺「冬弥君…」 なにかを訴えかけるような由綺の瞳。正直、痛い…。 でも、こうなったらからには俺は直接、由綺に理奈ちゃんへの思いを伝えようと思った。 はるかはよくわからないけど、たぶんそうしろと俺の背中を押してくれたかもしれない。 冬弥「由綺…」 俺は顎をあげ、由綺の目をまっすぐ見つめた。 と、そこにはるかのジャケットが割り込んだ。 そしてはるかは由綺の耳元でなにかを囁き始めた。 はるか「でね…冬弥が…私にわざと兄さんの話を…、そしてお風呂に連れ込んで…後ろから…」 冬弥「だぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!!」 スタジオ内に鳴り響く人生最大のシャウト。 冬弥「はるか!なに吹き込んでるんだよ!それと由綺も逐一頷くなっ!!」 理奈「え?いったいどうしたの?」 ひとり話から取り残された理奈ちゃんが由綺の元へと歩いてゆく。 すでに先程の緊迫した雰囲気は綺麗さっぱり吹き飛んでいた。 由綺「あのね、冬弥君がはるかをね…その…お願い…」 由綺からバトンタッチされたはるかが今度は理奈ちゃんへリークを開始する。 最初は驚いていた理奈ちゃんだったが、しばらくすると表情がみるみるうちに硬くなっていった。
178 :
TEZ :01/11/16 19:55 ID:0JX1B4o5
まずい…つーかまずすぎる… 逃げようにも手錠が邪魔で体の自由がうまく利かない。 由綺「冬弥君…」 悲しみのオーラを放射線状に展開する由綺。 理奈「冬弥君♪」 かたや、丁寧に音符までつけてにっこりと頬を引きつらせる理奈ちゃん。 冬弥「ま、まて話が…ていうかシナリオが違…」 理奈「由綺…ゲージ3技…いくわよ!」 由綺「はい!」 冬弥「お、おい…」 ふたりは互いに頷き、俺を間に挟み真剣な面立ちで向かい合った。
179 :
TEZ :01/11/16 19:56 ID:0JX1B4o5
『私、冬弥君が好きなの』 『私、冬弥君と寝たの──』 パアァ……ン………。 冬弥「へべっ!」 『………。』 『どうして…!』 『どうして、理奈ちゃん! 理奈ちゃん、私と冬弥君のこと知ってたのに、どうして…』 『私が…私が冬弥君のこと好きなの…愛してるの知ってるのにどうして、どうしてそんなこと言うの…!?』 『どうしていつも…いつも人のものなの…?いつも、いつも…』 『私がんばった! がんばってきた! みんなに天才だって言われて、その期待を裏切らないようにしてきた! それなのに、どうしてみんな人のものなの!?』 パアァ……ン………。 冬弥「ぐふぅ…」 『どうしてみんなあなたのものなのよ!?初めて、ほかに何も要らないって思ったのに、』 『それなのに、兄さんも、冬弥君も…。どうして私のものじゃいけないのよ!?』 パアァ……ン………。 冬弥「へぶし!」
180 :
TEZ :01/11/16 19:57 ID:0JX1B4o5
スタジオのスポットライトに照らされキラキラと舞い散る冬弥の鮮血… そしてそれは純白のアルバム、ホワイトアルバムの最初のページを次々と真紅に染め上げてゆく。 やがて血液は酸素を失い黒ずんでいった。 血によって生を受け、血で塗り固められたブラックアルバム。 そのページは止まることなく、めくられてゆくだろう… 今も…そしてこれからも… はるか「どうしてこんなことになっちゃたんだろうね…」 (おわる)
181 :
TEZ :01/11/16 19:58 ID:0JX1B4o5
俺、知ら〜ないっと♪
ゴルァ(ToT)
>>181 俺、知ら〜ないっと♪ って……w
この唐突なシュールさが笑えたと言えば笑えたかも。
いやしかし、己も原稿ガンバらにゃぁ……。
メンテ
185 :
TEZ :01/11/17 03:19 ID:HS3O12KZ
Black Album 2月27日。 由綺の晴れ舞台になるであろう音楽祭の前夜。 この時計の針が後二回転すると由綺の孤独な戦いが始まる。 ピンポーン… ん、だれだこんな夜遅く… 冬弥「は〜い」 ガチャ… ドアを開けるとそこには はるか「ん」 冬弥「はるか…どうした、なにかあったのか?」 はるか「冬弥、来て」 俺の返答も聞かず、はるかは短く用件を告げるとさっさと外に出ていってしまった。 その表情ははるかにしてはどこか切迫していた気がする。 俺はジャケットを手早く羽織ると鍵もかけずに雪の降る暗闇へと身を繰り出した。
186 :
TEZ :01/11/17 03:20 ID:HS3O12KZ
ATBが雪の町を疾走してゆく。 俺は車軸に足をかけ、振り落とされないよう必死にはるかの肩を掴んでいた。 家に着てから終始無言のままのはるか。 いったい、なにがあったのだろうか。 しばらくしてATBにブレーキがかかった。その終着駅は俺がよく知っていている場所だった。 雪を無意味に生産し続ける黒い雲を目指すように聳え立つ建物。そう、由綺のマンションだ。 冬弥「ここ?」 由綺は今、英二さんのスタジオでレッスンを受けているはずだ。由綺がここにいるわけがない。 はるか「………………」 しかし、はるかの答えはなかった。その眼は吸い込まれるようにマンションの入り口に寄せてある一台の車に向けられている。 グリーンのミニクーパー…あれは英二さんの車… はるか「冬弥…」 俺の瞳をまっすぐみつめるはるか。 冬弥「…………………」 俺は無言で頷き、雪の荒野を駆け出した。
187 :
TEZ :01/11/17 03:21 ID:HS3O12KZ
嘘だろ…英二さん…由綺… エレベータを待てず俺は階段を駆け上がっていた。 胸の動機が早く、四肢が鉛のように重い…体がばらばらになりそうだ… あと、この階段を上がれば由綺の階だ。そうすればきっとこの黒い夢から覚めることができる。 『由綺…愛してる…』 どこかで聞いた声が頭の方から聞こえてきた… …いや…この独特の音域はひとりしかいない… 頼む、たちの悪い冗談であってくれ…
188 :
TEZ :01/11/17 03:22 ID:HS3O12KZ
冬弥「由綺!」 由綺の住む階のコンクリートを踏んだ瞬間、俺の叫びがマンションの壁に激しく響き渡った。 由綺「!」 英二「!」 俺の声に弾かれたように、顔を離す二人。 由綺の唇がしっとりと濡れていた。 俺を待っていたのはどっきりでもなんでもない、ただ辛いだけの現実だった。 由綺「冬弥君…」 英二「青年…」 冬弥「はぁ…はぁ…」 由綺「冬弥君、大丈夫!」 俺の姿を見るなり、心配そうな面立ちで駆け寄ってくる由綺。 冬弥「来るな!」 再度、冷たいコンクリートの壁を走る絶叫。 由綺「………!」 視界の端の方で反射的に両手を胸の辺りにあげ、身をこわばらせる由綺が見えた。 くそ…くそ………。 英二さんはおびえる由綺に微笑みかけ、 英二「さ、由綺ちゃん。明日は大事な音楽祭だ。ほら、今日はもう遅い、ゆっくり休んじゃってくれ」 英二「俺は今からこの青年と大事な話があるからさ、ね」 いつもと変わらない、飄々とした感じで由綺にやさしく話しかける。 由綺「冬弥君…」 冬弥「………………」 俺は…由綺の顔を見ることができなかった。 いったい、どういう顔をして由綺に話せばいいのかわからなかった。 だから… 冬弥「由綺…俺は大丈夫だからもう休んで、明日に備えてくれ…」 うつむいてこれを言うのが俺には精一杯だった。
189 :
TEZ :01/11/17 03:23 ID:HS3O12KZ
英二「青年、いるかい?」 ハンドルを片手で操る英二さんが、タバコを指し出す。 冬弥「いえ、タバコはちょっと…」 英二「そうか、健康第一ってことだな、うん、いい心がけだ」 そう言って、窓の外へと灰を落とす。 灰は雪に溶けて、すぐに後ろへと流れていった。 それきり、俺と英二さんは会話らしい会話もせず、 俺は車内に流れるよくわからない個性的なインストルメンタルミュージックに耳を傾けていた。 しばらくすると、クーパが低いうなりをあげて停止した。この場所は… 英二「懐かしいな、青年」 バタンとドアを閉めつつ、モミの木を見上げる英二さん。 そう、クリスマスの日、俺はここで英二さんと由綺をかけて握手をした場所だった。 その時、聞かされた現日本最高のプロデューサの本心。 『俺、由綺のこと…好きだからさあ…』 そして、先程の由綺への愛の告白… 由綺はそれを受け入れた。 俺は…今でも由綺を愛せるのだろうか… 英二さんはタバコを携帯灰皿に押し付け、ゆっくりとこちらを向いた、 英二「青年、君に仕事がある、頼まれてくれるか?」 いつになく真剣な英二さん。 冬弥「なんでしょうか、内容によりますが…」 英二「その前に簡単な試験がある」 胸から再びタバコを取り出し火をつける。 冬弥「試験というと?」 英二「なに、簡単な面接さ」 冬弥「……………」 英二さんはフィルターを深く吸い込むと、俺の顔を正面に捉え声を紡いだ。 英二「君は由綺のことまだ愛してるかい?」 その瞬間風が吹き、二人の間の雪がつむじを巻いた。
190 :
TEZ :01/11/17 03:23 ID:HS3O12KZ
冬弥「はい」 静かに、でもはっきりと俺は答えた。 それは、考えた末の返答だった。 冬弥「俺は…由綺のことまだ好きです」 さっきより語調を強め、英二さんの瞳をしっかりと見つめ俺は二度目の返事を出した。 英二さんは二本目のタバコを潰すとゆっくりと瞼を閉じ、 英二「オーケー、合格だ」 英二「さ、早く車に乗ってくれ、ほら」 わざわざ助手席のドアを開けて、俺を車に促した。
191 :
TEZ :01/11/17 03:25 ID:HS3O12KZ
冬弥「ここは…」 そして、着いた場所は由綺のマンションだった。 いつのまにか降りた英二さんが入り口で手招きをしている。 冬弥「英二さん…」 英二さんはにこりと笑って。 英二「青年、歯を食いしばれよ」 冬弥「え?」 ばきっ! 一瞬なにが起きたのかわからなかった。 急に世界が暗転し、次の瞬間俺は雪の草原の上に倒れていた。 冬弥「英二さん…なにを…」 血の味がする…どうやら、口の中が切れたらしい。 英二「おいおい…君はそんなに甘ちゃんなのかい?」 ごっ 寝そべる俺の顎が跳ね上る。 冬弥「ぐ…」 英二「青年…そんなんで、本当に由綺を守れるのかい?」 英二さんは襟首を掴み、無理やり俺を立たせる。 英二「そんなんじゃ、君に由綺は任せらないな」 そして、再度俺の頬に右ストレートが入る。 目に火花のようなものが弾け、頭がぐらりと揺れた。だが、今度はなんとか踏みとどまることができた。 完璧に足にきてる。俺は、倒れないよう下半身に力を込めつつ、英二さんを睨む。
192 :
TEZ :01/11/17 03:26 ID:HS3O12KZ
英二「おっ、少しは頭に血が昇ってきたみたいだな、やっぱり男の子はそうじゃなきゃいかんよ、うん」 独特な英二節を回しつつ、無防備に近づき、 英二「殴ってみろよ、ほら」 挑発的に頬をちょいちょいつつく。 冬弥「く、くそ…」 俺は弱々しく、その頬めがけ拳を放つ。 がっ! 英二「ははは、カウンターだ。残念だったな青年」 情けないことに俺はその一撃で雪の上に大の字に倒れてしまった。 無傷の英二さんは懐からタバコを取り出すと、 英二「俺はプロデューサーとして音楽祭を成功させないといけなくてね、だから今回は特別サービスだ」 そう言って、眼を細めた。 そして、くるりと俺に背を向け、タバコに火をつけた。 英二「青年、ADなんかでくすぶってないで、はやいとこ上がってこいよ、俺は気が短いからな」 タバコのいい香りが雪と共に風に乗って運ばれてくる。 英二「じゃあな、メリークリスマスだ青年、由綺ちゃんを頼んだよ」 英二さんは背中を向けたまま、右手を何度か振るとクーパに乗り込み、瞬く間に雪の中へと融けていった。
193 :
TEZ :01/11/17 03:27 ID:HS3O12KZ
はるか「冬弥…」 冬弥「はるかか…」 冬弥「悪いけど、手…貸してくれないか…ひとりじゃ立てそうにないみたいなんだ」 はるか「ん」 冬弥「さんきゅ」 まだ、頭がくらくらするがどうやら歩くことはできるらしい。 はるか「冬弥、これ」 はるか「まずうがいをした方がいいと思う」 あらかじめ注いでおいたのであろう、はるかの差し出した水筒のコップには水らしきものが張っていた。 俺は、それを半分ずつ、二回に分けて口を漱ぐ。 はじめはしみたが、二回目を吐き出すと幾分口の中がすっきりとした。 冬弥「はるか…」 はるか「ん?」 冬弥「ありがと」 はるか「うん」 すると、はるかは俺の背中をぽんっと押して、 はるか「冬弥、まだ大事な仕事が終わってないよ」 いつもの笑顔を浮かべた。 冬弥「うん、そうだな…」 冬弥「じゃあ…いってくる」 はるか「うん、冬弥は頑張って由綺を追い続けて、私は草葉の陰で応援してるから」 冬弥「はるか…それ、使い方が違ってると思うんだけど」 はるか「……………………」 はるか「ん〜めんどくさい」 冬弥「ホントにいいかげんだな、はるかは」 はるか「あはは」
194 :
TEZ :01/11/17 03:28 ID:HS3O12KZ
そうだな… 俺は今から走り続けなきゃいけないんだ。 今は英二さんと比べると蟻みたいに無力な自分だけど… 由綺を守れる力をつけるまで俺は走り続けなければならない。 後ろを振り返れば、まっしろな雪に斑点を浮かべる俺の血。 それらはすでに黒く染まりはじめていた。 俺はあとどれくらい血反吐を吐けば英二さんに追いつく…いや、追い抜くことができるのであろうか… そして、俺のアルバムはめくられはじめる。 何も書かれていない純白のページが無限に綴られたホワイトアルバム。 その最初のページには緒方英二の名が記されていた。 これからこの白紙には俺の汗と血でできたインクでその歴史が記されてゆくであろう。 いつか、俺が由綺を本当に支えることのできるその日まで… (おわる)
195 :
TEZ :01/11/17 03:31 ID:HS3O12KZ
前作があまりにひどかったので、今日中に更新。 最近、はるかSSがライトノベルのいい練習になることに気づいた。 これからも暇を見つけては書いていく予定です。
>>195 英二さんはあんまり「喧嘩」自体は強くない方がいい。
ていうかそれが英二さん。
197 :
TEZ :01/11/17 10:12 ID:AlVjqDCE
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
>>196 しかし、英二さんは理奈シナシオとかで冬弥にボディブローを突き刺してるあたり、
私は強そうなイメージがあるんですが………どうなんでしょう?
個人的ににはかれの強さは普通っていうか…。 ただ、カリスマ的なプレッシャーで動けない状況を作ってるから。 特に主人公はそういうプレッシャーに弱そうだし。
でも、良いんじゃない。 この場合、英二さんが完全に主導権握ってたし。 普通の人同士で喧嘩した場合は先手必勝よ。
>>197 ほら、スポーツ全然駄目っていってるし…
いや、冬弥がそれより弱いって言うのは十分以上に納得だけど。
でも1、2発はあたった方がリアルだ。
英二さんってあと二十歳くらい年を取ればヘルシングの アンデルセン神父みたくならないかなぁ……(w
202 :
TEZ :01/11/17 17:32 ID:0owD5kjk
>>200 はじめは殴り合いにしようと思ったのですが、
いざ書くとなったら、なんか英二さんが無敵っぽく思えて、彰シナリオみたいには出来なかったんです。
いまだに英二さんが殴られるシーンが浮かばない。
あったとしても、それはわざとのような気がする。
う〜ん、感覚ずれてるかな?
ちょっとスレ違いっぽくなってきたんで、はるかのネタを。 高校生の頃のはるか(無論、兄が死ぬ前)って どんな感じだと想定してます?
兄貴にはにゃ萌え〜ん、なはるかを想像してみた。 「兄さんっ、目玉焼き冷めちゃうよっ!」 「ば、ばかっ、ほんとデリカシーないんだからっ!」 「兄さん……いっしょに寝ても……いい?」 ……いろんな意味でマズいと思った。
>>203 冬弥も由綺も美咲先輩も受け入れてるし、表現に困っていることから、
今より多少口数が多い程度だったのでは、と思う。
でも、覇気がない、とも言っていたからなあ。 元気少女だったのかもしれない(w
207 :
TEZ :01/11/17 21:22 ID:34seFsRC
冬弥「つ、疲れた…」 借り物の自転車と一緒に、俺はどさっと芝の上に寝転んだ。 はるか「あはは、冬弥貧弱」 隣では、相変わらず息切れひとつしていないはるかが俺と同じように手足を芝に投げ、冬の冷たい風に髪をなびかせていた。 しばらく、俺達はだらしなく空を見上げていると、はるかが突然むくりと起き上がり小さなバックをまさぐりはじめた。 はるか「ん」 弁当だ。 はるかは俺をサイクリングに誘うといつもこうして手作り弁当を作ってくれる。 その味はなかなかいけていて、これまでに舌鼓を五、六回打った記憶がある。 実を言うと結構しんどいサイクリングに付き合うのも、はるかの弁当がお目当てだったりする。 まあ…たまに変な物を食わされることもあるが…
208 :
TEZ :01/11/17 21:23 ID:34seFsRC
はるか「はい、箸」 お、今回は和風か…しかも、わざわざ重箱に詰めてくるあたり、はるからしいこだわりを感じる。 激しい運動の後に、お重はどうかと思ったが、まあ、まずは中身を見て… ぱか… 冬弥「…………………」 ぱたん… 今…なにが入っていたんだ… 重箱の四辺にきっちりと接した赤黒い円があったぞ… 俺は唾をひとつ飲んで、再び禁断の箱を一気に開け放った。 重箱に真円を描く麺状の赤い月… 冬弥「こ、これは…もしや伝説の超人食ミートセンピーか!?」 はるか「冬弥、会社同じだから伏せなくてもいいと思う」 う…はるかがインテリな切り返しを… 冬弥「なあ…なんでまた、ミートせんべいなんだ?」 はるか「ん〜研究所を探検してたらそんなデータがあったから」 それは、不法侵入と言うのではないのだろうか… はるか「焼き加減とか難しかった」 それはそうだ。こんなもの焦がさず作る方が難しいと思う。
209 :
TEZ :01/11/17 21:28 ID:34seFsRC
はるか「あと、飲み物」 赤煎餅を前にあっけに取られていると、はるかがバックから紙パックのジュースを取り出した。 正直、これを飲み物なしで食べきれる自信がなかっただけに、この補給物質はありがたい。 冬弥「ふ〜ん、どろり濃厚…」 はるか「あ…今度は修正いれたほうがいい…」 なんだ、このSSはソフ倫の管轄内なのか? 冬弥「いったいなんだよ、このどろり濃厚ピー…は?」 まず、名前からして怪しすぎる。あと、やたら高い密度も。 はるか「ん、海のある町で『がおがお』してる女の子に『がおがお』したらもらった」 冬弥「味は?」 はるか「騙されたと思って飲んだら、おいしかった」 試しに飲んでみる… 冬弥「…………………」 騙された…
210 :
TEZ :01/11/17 21:28 ID:34seFsRC
昼時、芝生の上でやたらでかいせんべいを頭からバリバリ噛み砕き、紙パックをどくどく吸い上げる若者が二人。 冬弥「はるか…俺達…なんか、ばかみたいじゃないか?」 はるか「ん、デザート」 完全に俺を無視して、ハーシーズを差し出す。 冬弥「………………」 隣を見ると、はるかはどろりミートチョコレートせんべいを無表情にごりごりと頬張っていた。 そして、そこで俺の意識は自主的に深い闇へと沈んでいった… はるか「ん…めでたし、めでたし」 (おわる)
211 :
TEZ :01/11/17 21:29 ID:34seFsRC
以上、原稿逃避SS
212 :
TEZ :01/11/17 21:36 ID:34seFsRC
>>203 テニスに打ち込む明朗快濶な少女…ぐらいしか浮かばない。
放浪癖とかはどうなんだろう、あれは先天的なものなのだろうか?
先天的なものです。
放浪癖って言うと、今夜あたり流星群を見てそうな広島の女の子を思い出すけど、 はるかとふわふわぶりとは重なるような違うような。
× はるかとふわふわぶりとは ○ はるかとふわふわぶりが スマソ…
はるかっ〜
217 :
TEZ :01/11/19 07:14 ID:/aK+A2Tr
>>213 ネタを振っておいてなんですが、はたしてそうでしょうか?
私は、獲得形質のような気がします。
『テキスト抜粋』
ちょうど由綺が美咲さんに憧れたみたいに、俺は河島先輩に憧れた。
そして、彼は同時に、将来を期待されたテニスプレイヤーだった。
はるかがテニスを始めたってのも、彼の存在が大きかったと思う。
彼女が自分の兄を見つめる眼差しには、特別な何かがあったように感じられた。
はるかは何も言わなかったけど。
彼がテニスに打ち込むほどに、はるかもテニスに没頭するようになった。
今、誰かにその時のはるかのことを話をしても、信じてもらえないんじゃないかって思うほどだ。
この俺ですら、近づき難いと思ってしまう時があったくらいに、はるかは真摯で、前向きで、そして美しかった。
で、語られているように高校時代のはるかは先輩とテニスに明け暮れている。
よって、放浪する暇などなかったように思う。
だから、放浪癖は扉を開けリビングデッドと化したはるかが人生の暇つぶしに自然と身につけたもののような気がする。
ギロンスキーっぽい発言ですが、いかがなもんでしょうか?
元々備わっていた本質的なものだと思われ。 同種だから何となく判る。
>冬弥がそれより弱いって言うのは十分以上に納得だけど 心は柔和だけど体はむきむきな冬弥ってだめですか? いうまでもないか(w
元々持ってたものが、あるきっかけによって開眼した、とかな(w
冬弥ははるかと喧嘩しても勝てないような気が。 はるかって結構強いかも。
>>221 ま、普段からぼーっと体を動かしてるらしいしw
つうか、むしろはるかシナリオでの冬弥見てると、
地味に冬弥の運動不足ってひどいのか? と個人的には思ったような思わなかったような。
つか、なんか由綺スレ落ちてる…………(泣
>>221 あー、QOHではるか使ってみたかった…。
はるかは強いだろうね… むしろ冬弥が弱いんだと思うけども。 ていうか冬弥は絶対に本気にならない奴のような気がする
つか、WA大学組に「本気になる」って言葉が何か似合わない気がするのは折れだけ? ガンパレ的な言い方するなら「芝村的」な要素がどこにもないような。 まあ、そういう能動的活躍するようなやつがひとりでもいたら あのマターリなダメダメ感がどっかに消えてしまいそうな気がするので仕方ないか。
はるかの耳に芝村的演説……(w でもみんな毎日の日課とかは結構しっかりやっていそう(冬弥以外)。
229 :
TEZ :01/11/21 09:41 ID:ALoF0k3D
俺は足早に構内を歩く。 なぜなら、もうすぐ『映像文化論』が始まるからだ。 前回ははるかの計略『流言』に見事にはまり、講師の忠誠心を下げてしまったので今回はなにがなんでも出なければならない。 よし、このまま行けば五分前にはいけそうだ…と、あれ? あの、ベンチにいるのは… ワンワン! はるか「ん、おすわり」 はるかだ。 どうする? A.さわらぬはるかに祟りなし。 B.虎穴に入らずんばはるかを得ず。
230 :
TEZ :01/11/21 09:42 ID:ALoF0k3D
はるか「あ、冬弥。おはよう」 眩しいくらいのはるかスマイル。 C.はるかの笑顔に勝るものなし。 冬弥「おはよう、はるか」 冬弥「なあ、もたもたしてると『映文論』に遅れるぞ」 一応、ダメ元で言ってみる。 はるか「ん、さぼる」 はるか「今日は冬弥で遊ぶから」 やっぱり、ダメだったか… しかも、『で』ってなんだよ… 冬弥「はぁ…俺が言っても説得力無いけど、落としてもう一回フレッシュマンやることになるぞ」 はるか「いいね、それ。冬弥ともう一年遊べるし」 はるかは屈託ない笑顔で答える。 冬弥「あのな…頼むから俺を巻き込まないでくれ」 はるか「あ、冬弥」 すると、はるかはふいに俺の左手を掴んで、 はるか「ん」 手の甲を向けた。腕時計が朝日にきらりと光る。 冬弥「げ…」 そして、俺は凍りついた。 はるか「あはは、残念賞」 しかたない、今日は一日はるかに遊ばれてやるか。
231 :
TEZ :01/11/21 09:42 ID:ALoF0k3D
前回と同じように、ベンチにはるかと並んでキャンパスをぼけ〜と見つめる。 いや、少し違うか… 冬弥「なあ、その野良柴犬どうしたんだ?」 はるか「ん、友達」 はるかは二人の間でスピスピと寝息をたてる柴犬の頭をいとおしいそうに撫でる。 冬弥「へぇ…慣れてるな。名前は?」 はるか「ん〜冬弥」 俺を犬扱い… はるか「だらしないとことか似てるから」 冬弥「やめてくれ…」
232 :
TEZ :01/11/21 09:44 ID:ALoF0k3D
冬弥「芸とか出来るのか?」 はるか「ん、そこに立って」 冬弥「へ?」 はるか「今から冬弥の芸を見せるからそこに立って」 誰も見たいなんていってないんけど、まいっか。 はるか「冬弥、お手」 はるかの号令で冬弥が俺の手に肉球をのせる。 冬弥「おぉ」 なかなか、賢いじゃないか。さすがは俺だ。 はるか「冬弥、ふせ」 今度もすちゃとすばやく俺の前で茶色の体を伏せる。 冬弥「お、いい子だ。よしよし」 俺は妙な親近感を抱いて冬弥の頭をやさしく撫でる。 はるか「冬弥、噛む」 はむ♪ 冬弥「はむ?」 一瞬なにが、起きたのかわからなかった。 見ると冬弥のアギトが俺の手に『はむ♪』どころではなく深々と突き刺さっている。 冬弥「だばばばばばばばばばばばばばばばば!!!」 はるか「ん、冬弥。ご褒美」 血をぽたぽたと垂らしながらキャンパスを駆ける俺を尻目に、冬弥にチョコレートを与えるはるか。
233 :
TEZ :01/11/21 09:45 ID:ALoF0k3D
ばちこーん! はるか「あいた」 冬弥「餌付けするな」 う〜…っとはるかは頭を抑え、涙目で俺を上目使い見た。 はるか「冬弥、いたい」 俺はもっと痛い… そんな目で見られたら怒る怒れないじゃないか… はるか「冬弥、お手」 ぽふ… いわれた通り冬弥がはるかの手のひらにお手をする。 人が緊急事態なのに呑気なもんだ。 でも、はるかは冬弥の手をやさしくどけ、俺の目をまっすぐ見つめた。 はるか「違う。冬弥、お手」 冬弥「え、俺か?」 はるか「うん、消毒するから」 俺はやっぱり犬なのか? 冬弥「消毒って…あれか?」 はるか「うん」 いつもと同じ顔で同じ空気で頷く。 はるかはいつになく真剣な顔をして、 はるか「冬弥、お手」 先程よりも語調を強めた。
234 :
TEZ :01/11/21 09:45 ID:ALoF0k3D
冬弥「いい…ほら大丈夫だから」 授業中で人の往来は少ないものの、さすがに大学だと恥ずかしい。 知り合いとかに見られたらたまったものじゃないし。 すると、おもむろにはるかは冬弥の方を向いて、 はるか「ん、冬弥、噛…」 冬弥「うわわ…よせ」 俺は神速ではるかの口を塞ぐ。正直言ってこれ以上犬に噛まれるのはごめんだ。 冬弥「わかったよ、ほら」 はるか「ん」 そして、はるかはそっと傷口に口をつけた。 あたたかくて気持ちのよい…はるかの赤い舌先… 俺は、献身的に作業を続けるはるかの短い髪をそっと梳いた… さらさらと溶けるように流れてゆくはるかの髪。 手首にあたる髪がくすぐったかった。 (おわる)
235 :
TEZ :01/11/21 09:54 ID:ALoF0k3D
先日、飼い犬の咥える骨を戯れに噛み奪おうとしたら、見事に口を噛まれました。 今も血がどばどばです。 その記念にageてみました。 ところでふと気になったのだが、はるかは腕時計をしているのでしょうか? はるかは時間に縛られるのが嫌いっぽいから着けてないように思えるのですが、どうでしょう?
某アメリカ忍者なんかを思い出したりする僕は駄目ですか。 二時限開始から20分以上経ってるのですが。 というわけで僕も自主休講決定くさい。 しかし噛ませるとこまでやるかどーかはちと考えた。 やらせないような気もする。 はるかだし。 でもやらせてしまうような気もする。 はるかだし。 とりあえずマターリしてればいいような気も。 はるかだし。 はるかは腕時計はしてるかも知れませんが、 それを見ることはまずないと思われ。 理由はあなたの考えたのとたぶん同じ。 「女の腕には 時計はいらない 夢中になるのに 邪魔になる」
はるかって腕時計してるにしてもしてないにしても、 「絶対する」or「絶対しない」的なポリシーは持ってなさそうな気がする。
止まったままの時計を付けてる。
>>238 ワラタ。
それっていかにもはるからしいw
いや、時計は持ってるはずだぞ。 兄の形見。
241 :
TEZ :01/11/21 20:02 ID:3rHNBXx/
>>240 ぐぁ…マジですか…
もう一度やり直してみます
冬弥「あれ? はるか、今日は時計してる」 しかも、ちょっとおしゃれだ。 はるか「うん。時間を大切にと思って」 冬弥「リアリティ無いなあ…」 この、ぼぉ…っとした態度の、何がどんな風に時間を大切にしてるんだろう? 冬弥「あ、でも、ちょっと見せて。かっこいいな、これ」 はるかなのに、こんなおしゃれグッズを。 はるかなのに。 はるか「ここ押すとストップウォッチで小数点第三位まで精密に…」 冬弥「そんなの計ってどうするつもりだよ…」 はるか「陸上やってる人とか結構持ってたよ」 冬弥「ほんとかあ…?」 要はスポーツウォッチなんじゃないか。 でも、ちょっといいなそれ。 (子供っぽい物欲) 冬弥「それ、はるかが買ったわけ?」 はるか「ん…。兄さんが買ってくれたんだ…」 冬弥「あ…」 はるかの、死んだ兄さんが…。 冬弥「そうなんだ…。じゃ、大事にしなきゃな」 はるか「うん…」
WHITEALBUMのヒロイン、河島はるかのモデルが、 劇作家にして脚本家の三谷幸喜氏であることが判明しました。 ●根拠 1.人付き合いが苦痛 2.ぼおーっとしている 3.枝豆ともやしの関係のようなどうでもいいことについて一家言ある つーか口調とか突拍子もない話題の振り方とかマジで良く似てるんだってば(w 興味が沸いたら対談集『気まずい二人』読んでくれ。
244 :
TEZ :01/11/22 08:24 ID:tXG3f3m2
キュ…キュ… コト…コト…コト… 冬弥「暇だ…」 彰「暇だね…」 フランク長瀬「・・・・・・・・・」 冬弥「店長…お願いですからカウンターで一円玉を並べないでくださいよ」 冬弥「それと、彰…いつまでその皿磨いてるんだ…」 彰「ピカピカのお皿ってなんかいいよね」 冬弥「主婦みたいなこと言うなよ…」 キュ…キュ… コト…コト…コト… 冬弥「・・・・・・・・・」 彰「・・・・・・・・・」 フランク長瀬「・・・・・・・・・」 冬弥「暇だ…」 彰「そんなに暇だったら、冬弥も免許とってみたら?」 冬弥「ん〜めんどい」 彰「冬弥、はるかみたい…」 冬弥「うつったかもな」 彰「なにに?」 冬弥「流行性感冒はるか型…」 彰「あははは、流行り病なんだ」
245 :
TEZ :01/11/22 08:25 ID:tXG3f3m2
キュ…キュ… コト…コト…コト… 冬弥「彰は車買うとしたら、どんなのがいいんだ?」 彰「う〜ん、カーナビは欲しいな」 冬弥「それだったら、お勧めがあるぞ」 彰「なに?」 冬弥「はるかカーナビなんてどうだ?」 彰「・・・・・・・・・」 彰「なんかいいね、それ」 冬弥「そうか? たぶんT字路とかで『ん、直進』なんて言われるぞ」 彰「はるか、たまに飛ぶからね…」 冬弥「でな、ツッコミを入れると『あいた』って言って」 彰「うん」 冬弥「『ん』という台詞とともにカーナビからチョコレートがでてくる、どうだ?」 彰「どうだって言われても…僕、あんまり甘いもの好きじゃないし」
246 :
TEZ :01/11/22 08:26 ID:tXG3f3m2
キュ…キュ… コト…コト…コト… カランカラ〜ン… 冬弥「あ、いらっしゃいませ」 はるか「冬弥」 冬弥「おっ、遊びに来たのか?」 はるか「うん」 はるか「冬弥、タイヤキ食べたい?」 冬弥「また、唐突だな…」 冬弥「まぁ、食べたい…かな?」 はるか「いまならたぶんタダ」 冬弥「?」 はるか「さっき、店のおじさんが羽のはえた女の子を追いかけてたから」 冬弥「はるか…それは食い逃げじゃないのか?」 はるか「ん、漁夫の利…」 冬弥「こら、こっち向いて話せ」 冬弥「まあいいや、暇だし。彰、ちょっと店番頼むわ」 彰「うん。あ、チーズがあったらお願い」 冬弥「おう」 彰「あ…冬弥、ドアは静かに…」 バタン! フランク長瀬「・・・・・・・・・!」 (おわる)
247 :
TEZ :01/11/22 08:35 ID:tXG3f3m2
>>242 わざわざ、ありがとうございます。
>>243 三谷幸喜氏は、はるかというより、英二さんっぽい気がする。
SSについて
激しくスレ違いだけど、私の中では彰はあまいものが嫌いな気がする。好き嫌いが多そう…
逆にはるかは何でも食べるような。特にクレープとか似合いそう、はむって感じが。
って、作中に彰が甘いもの好きって描写があったらすまそ。
ということで、『あなたの考えるはるかに似合う食べ物』を考えてみてください
>>247 やっぱりチョコ、かなぁ……と。
メンズポッキーなんてどうだろう。ずーーっと咥えっぱなし。
…メンズポッキーってなんかマナも好きそうだな。
249 :
TEZ :01/11/22 14:21 ID:b56qpeqV
>>248 普通のポッキーとメンズポッキーの違いは膨張剤の有無です。
このネタが分かった人はご喝采。そして年はたぶん20代前半。
はるかはカップ型アイスとか似合いそう…木のスプーン咥えて『ん』とか
しかし私は120キロ
甘党かもな。 板チョコ持ち歩くし。 しかし夏場にポケットにチョコを入れて持ち歩くのは危険。気を付けよう。
はるかのモデルは水瓶座の本質的な性格そのまんまかと。宇宙人的。 とゆか、自分もそだから判んだけどね。他人から見たら理解不能らしい。他にも誰かいる? はるかの好きそうなものー…お米?あとカロリーメイトとか。まぁ食えりゃ何でも良いやって感じも。
253 :
名無しさんだよもん :01/11/22 18:34 ID:LXisvkez
はるかカワイイ・・・。
かわいいよな…遙
ハーシーズ(゚д゚)ウマー
>>254 正直、やったことない。
そなの?
256 :
TEZ :01/11/23 08:18 ID:z0xBfWoq
>>254 を見てふと思った。
美人系…弥生さん、美咲さん、理奈
かわいい系…由綺、マナ、フランク長瀬(ピラミッドを崩されて『店を閉める』といじけるあたり)
はるかは、どちらにも入らないような…
カテゴライズするとしたら何系なんだろう?
あえて言えば、癒し系?顔で癒し系っていったけ?
顔を癒し系に分類するのは男なら聞いた事ある。 ただし場合によっては誉め言葉にならない…
258 :
TEZ :01/11/24 09:10 ID:aieeDYsd
昨日、チャリこいでてふと思った。
はるかED後は
ttp://www.nmt.ne.jp/~oshino/ron/haruka.htm のように別れてしまうのだろうか?
冬弥はやさしいから一生はるかを支え続けるような気がする。月並みだけど結婚という形で。
その後はどうなるか分からないけど、だぶん冬弥ははるかを大事にすると思う。
でも、はるかはある日突然一通の置き手紙(『ん、ばいばい』とか)を残して、冬弥の元を去るような感じもする。
やっぱりBADEDしかないのだろうか…むぅ…
>>254 を見てふと思った。
お前ひょっとしてそれ違うゲムのキャラちゃうんかと。
>>259 を見てふと思った。
何をいまさら言うとるんだとw
>>258 なんかまるで「ないた赤鬼」みたいな話だな(w
>>258 の リンク先
一人称くらい統一しましょう。
4点。
263 :
TEZ :01/11/25 09:13 ID:9F2Ay1I/
なぜだろう、SSの質が初めに比べると落ちているような気がする。 はるかに対する萌えを取り戻すため、しばらくはるかから離れようと思います。 最萌えには戻りますので…。では。 P.S あ゛〜原稿終わんね゛ぇっす。 神降りてこないかな〜 でも太宰は降りてきて欲しくないな〜、執筆中に自殺しそうだな〜 来るならま〜し〜(正岡子規)がいいな〜、んだけんど結核にはなりたくないしな〜 うぅ…だれが降りてきても嫌だ… P.S弐 どなたか、はるかのHAPPY ENDを考えて見てください。私には無理です。 WAはHAPPY ENDが少ないと思います。由綺と理奈ぐらいしかないような気がする…あと、彰…
本編のEDってHAPPY ENDじゃないんですか? 手すりから落ちて死んじゃうのかと一瞬思った自分にとっては、 最後まで生きてたってだけで十分にHAPPY ENDなんですが。
「冬弥は、はるかを救えなかった。」 当然ですよ。救えませんよ。救えたらそれは卑怯でしょう。 はるかの人格に関わるほどの傷を、20年来の友人が、ある日突然に癒すのですか? 癒せないから、冬弥とはるかの関係は可能になるんじゃないかと、僕は考えました。 恋愛ともいえないような、空気だけのふれあいが。 冬弥は、彼女の傷をもっとも癒せない場所にいます。 だけど、傷は、知っています。 だから僕は『PAL』という役名を与えたのです。
はるかが好きってことは、こういう小難しいこと考えなきゃいけないもんなのかね…。 精神科医でもないのに、傷を癒すだの救うだのと…。 はるかのぼんやりぶりと、静かな壊れぶりとかが好きだから一緒にいたい。ただそれだけのこと。 だからはるかはずっとあのままでもいい。立ち直るんだったらそれもいい。 どっちのはるかも好きでいられるから。
はるかが壊れてるんなら、俺も壊れるさ。 ふたりでゾンビしてよう(笑)
>>266 貴方の考え方で全然問題なし。
つか、
>>265 が原田氏のコメントのコピペだって、分かってるかな?
メンテsage
つか、はるかのあの状態ってやっぱり壊れてるのか? よく分からないけど。
壊れるってのとはまた違うかと。ちゃんと外の世界に対し考える事や、認識だって出来ているのだから。 ただ、他人と違う世界に心を泳がせているだけ。あてもなく、彷徨い続けているだけ。ゆらゆらと、ゆらゆらと。
そんな話だったのかー はるかEDをまだ見ていない自分に対し、機会をくれた皆様に感謝。
>>272 えっと……たぶん違います(苦笑
つか、はるかシナリオ知らん人にとっては
>>264-271 って誤解しかねない文章だなあと思うw
知ってればなんてことないんだろうけど。
個人的にこの会話のマターリ感が好き。
冬弥「はるかってさ、今やってみたいスポーツとかないの?」
はるか「うん…」
冬弥「…また変なこと言って、俺を困らせようとかするなよ」
はるか「あ…」
なんだ、今の『あ…』は。まったく。
はるか「マリンスポーツとかいいかな」
冬弥「マリンスポーツ…? 今、冬だぞ」
はるか「冬は地球の半分だけだよ」
う…。はるかがインテリな切り返しを…。…なんか悔しい。
はるか「あったかい海で、スキューバとか、スポーツフィッシングとか」
冬弥「……………」
なんか成金のおっさんっぽくない?
はるか「冬弥は?」
冬弥「えっ?」
はるか「こういうの嫌い?」
冬弥「ま、まあ…」
嫌いかって訊かれたら、
冬弥「面白そうかな、ちょっと…」
俺もこんな感じ。
はるか「行きたいね」
冬弥「そうだな…」
思ってるだけ、言ってるだけ、の時が一番気持ちいい時ってのがたまにある。
たとえば、今みたいな時とか。
SSはココ見てるかなぁ…
ttp://www01.u-page.so-net.ne.jp/pa2/o-tsuyo/
275 :
名無しさんだよもん :01/11/29 10:30 ID:PSxxHPoK
明るいうちに虫干しage
一応保全。
277 :
名無しさんだよもん :01/12/01 13:02 ID:RP5l7hss
保全するよ
読んでてまたはるかにあいたくなった。
はるか萌えとゆーより、はるかシナリオ萌えってーのは不届き者でしょーか?
>>279 いや、別にかまわんのでは?
てか、ここの人ってはるか本人とはるかシナリオのどっちに萌えてるんだろうか、とふと思った。
折れはどっちかっつーとはるか本人萌えなんだけど。
どっちも。 つーかむしろ貧乳萌え。
>>281 お前は本当にはるか萌えなのか小二秒ぐらい(以下略
あえて分けるとしたら、私はやっぱりキャラ萌えかな。
以下の掛け合いとかほんわかと好き。
そうだ。
はるかに断りの連絡入れておかなきゃ。
ぷるるるるーーー、
「はい、河島でございますが」
冬弥「あ、私、はるかさんの友人で…」
はるか「私」
いきなり声が変わった。
はるか「冬弥? どうしたの?」
冬弥「はるかだったのか…。全然判んなかった…」
はるか「接客用」
なんとなくage
うーん、どっちだろう。 ウダルさんの作品はキャラとシナリオの融合具合が素晴らしく、 特にはるかの場合は「貧乳」とか「意地っ張り」とか「ねこみみ」とかいう 単純な記号で魅せてるわけじゃないからなあ…。
なんか、別にはるかスレたってるよ。
…あー、冗談だぞ。まあ、萌えるのは確かなんだが。
キャラもシナリオも…… >263が言いたいことはすべて言ってくれてるからなあ。 それだけにどちらかが趣味に合わないと、 それに引きずられてもう一方の要素の点まで辛くなってしまう俺のWA観。
>>285 ぐぁ・・・こっちも冗談で小二秒と書いたのですが、伝わりませんでしたか・・・
以後、ネタには(wとつけるよう心がけます。
皆さんが選ぶBestはるかシナリオをこのツールで抜粋して貼って下さい。
www.ngy.3web.ne.jp/~myakita
>>282 でも、実際妙なやりとりだよな。
6歳から付き合いがあるはるかの家に電話するのに、そこまで丁寧口調になるかな、冬弥。
>>288 そこが冬弥の魅力では?(w
私は誰に対しても妙に腰の低い、そんな冬弥が密かに好きだったりする。
理奈シナリオの冬弥とか特にそう。ずっと引きずられっ放し。
ってここははるかスレだった。すまん
はるかと冬弥の性別を意識しない関係が好きだタネ。 これはシナリオ萌えなのかはるか萌えなのかタネ・・・。
291 :
名無しさんだよもん :01/12/03 17:15 ID:F1sSPRyH
292 :
名無しさんだよもん :01/12/03 18:23 ID:G5VeRxj5
なぜはるかのチョコのブランドが変わったのか考えてみる。 兄貴が好きで、テニスの試合前にカロリー補給としてハーシーズを食べてたとか・・・
なんとなく、単にはるかがはまっただけって気がしないことも。 ハーシーズの板チョコって結構好き嫌い分かれそうな気がするし。 ちなみに個人的にはハーシーズの板チョコってあんま好きじゃなかったりする。 ああ半端者だよぅ、折れ(涙
シナリオに萌えつつ、はるか萌え〜 ハーシーズは確かに好き嫌いありそうだな〜、クセがあるし ココアまであの味だし、あはは
>>294 何もはるかと同じ趣味になる必要はない!
問題ははるかと語れるだけの「こだわり」があるかどうかだ!
…と、自分も慰めてみる(w ←チョコ全般駄目なんだよね、漏れ
ハーシーズがどこにも売ってません。 だれか情報プリーズ!!!
>297 ドンキホーテとかの大型店をさぐれ! 輸入系の品を扱ってるとこなら可能性はあるぞ。
漏れの近所にははーしーずはたくさん売ってるんだけどなぁ、、、 横浜のじょいなす地下とかダイヤモンド入って左手すぐとか 関内駅の通り入ってすぐとかetc なりきりスレはどうなったよ?!
今日発売の『プラチナ』にははるか並みの傑作キャラはいるかな?
>>300 プラチナ?
すまん坂本真綾の曲なら知っているが、激しくスレ違いだ。
はるか緊急浮上
>>299 どうもなりきりははるかにチシキが足りないとのツッコミによりなりきりの人が逃走した。
でも、たしかにはるかはつかみ所がないからこそ余計知識がいるんだよなあ…
マイナー映画好きだし…
>>301 いや、なんかホワルバみたいなゲームらしいからどうなのかな、と思って。
でも、スレ違いだね。スマソ
>>304 http://www.web-giga.com/g_info_c.htm 実際買ってやってみた(笑)。
ホワルバと同じ浮気ゲームだけどこちらの方が修羅場満載でドロドロしてる。
はるかみたいに兄を失ってそれを主人公に写してどったらこったらみたいなキャラはいたけど
性格は正反対で強気。トラウマの描き方は弱いなあ。
まあ、人物描写は甘いけどシナリオ的には無難なゲームだった。
絵は好み次第。実用性ではこちらかなあ。
シナリオはフォークソングの人だね。
>>305 どうだい、元を取った感じはする?
とうとう、明日 弥生さんVS千鶴さん だね〜
穴あけねぇーかな弥生さん
>>306 まあ、可もなく不可もなく。
ホワルバのような名作でもないけど買って損はないかな。
千鶴じゃなあ。痕勢底力あるし。
308 :
名無しさんだよもん :01/12/08 13:31 ID:OyBNsTq5
やるだけはやるさ。多重以外でね。
何かこう突破口があればそこから何とかならないでもならんとも いやいかんともこう…… 起爆剤があればどうにかなるかもしれんのだけど
始ったねえ。 とりあえず荒れないで欲しいんだけど……ま、無理かなw
投票してきたよ。 WAファンが全員弥生さんに行ってくれれば……。 でも葉ファンは痕にいくんだろうね、シクシク。
312 :
名無しさんだよもん :01/12/09 19:56 ID:mVXRWmde
内からマチカネタンホイザ!
ん。弥生さん負けちゃったね…。
あ、生き残ってる(w まあ一応相手は痕のエースだからねえ。 よく頑張ったのでわ?
なあ、はるかの二回戦っていつやるんだ?
>>315 12月27日。
2001年最後の試合になるね。
ここに力を注いで来年は良い年を迎えよう。
……どうあがいても3回戦は無理っぽい(笑)
何かレス止まっちゃってるので皆さんに質問。 はるかファンってどんなものが好きなのかな? 映画とか漫画とか音楽とか。 やっぱり似たような趣味になったりするのでしょうか? 私は漫画では黒田硫黄、音楽はベルアンドセバスチャン、映画は『まぼろしの市街戦』とか好きです。
最近の漫画では曽田正人さんの『昴』(スピリッツ連載) ちょっと前だと『空手バカ一代』 あと『AKIR』 基本的に一線を超えた漫画が好きです。 映画か・・・最近いいのないなぁ〜
319 :
318 :01/12/11 23:44 ID:afGsTL5r
後、音楽・・・というか歌手(?)は『新井昭乃』って誰も知らないか・・・ 媚びてない曲風が好きだ。 そういう意味ではウタダの『traveling』は好きかも・・・
漫画で言うと『イハーブの生活』『ハトのおよめさん』とか。
漫画だと黒田硫黄、ウエダハジメ、冬目景、志村貴子、漆原友紀、曽田正人。 音楽では椎名林檎やCocco、fra-foaやeasternyouth、bjork、菅野よう子等。 小説では夢野久作他。トリィ・ヘイデンも好き。 詩は茨木のり子『自分の感受性くらい』。後、萩原朔太郎。 映画は『カノン』等。最近気になるのは『アメリ』。
漫画:冬目景、岩原裕二、八房龍之介、伊藤明弘、あさりよしとお、ねこぢる。
音楽:spanova、キリンジ、BJC、Helman.H、小島真由美、bonnie pink、朝日美穂
あとジャコパス、MarcusMillerあたり。ベーシストマンセー。
小説:あんまり読まなかったけど何故か何度も読んだのがサリンジャー。
映画:最近はブエナビスタくらいしか印象にない。
ダチの趣味で三流ハリウッド映画よく見に行かされてるがw
趣味:昼寝はデフォか?
>>318 新井さん知ってるよ。前のツレが好きだった。気持ちいい声してたね。
323 :
318 :01/12/12 07:02 ID:B+7HnAk4
こうして見ると、冬目景さんが多いね。 作品は『イエスタディを詩って』(うたっての漢字忘れたスマン)なのかな? AIR見た瞬間、だーまえハクリやがったぁーーー!!!って思ったよ。
いま一番好きな漫画家が二宮ひかるで、 音楽が何故か槙原だったりして、 そして映画はここ二年くらい行ってない。 なんとなく寂しくなった自分。 クリスマススレに帰ります(ワラ
いえ、羊のうたが最高です。寧ろ八重樫さん。 『イエスタデイをうたって』のうたはひらがなやね。 AIR?何か類似点あったっけ?あ、鴉の事か。たまたまだな。
326 :
318 :01/12/12 15:32 ID:MhU1/gBa
漫画ではるかっぽいキャラいたかな・・・ 強いて言えば、松本大洋作『ピンポン』のスマイルかなぁ・・・ 「英単語も卓球も全部暇つぶしなんです」って言っているあたり。 どうなんだろう?
327 :
317 :01/12/12 18:52 ID:0Vvmnrmk
あと、漫画では『神童』『ヨコハマ買出し紀行』とか。 最近では『ちゃぶ台ゲン太』がいい。 活字は大原まり子の『処女少女漫画家の念力』とか好きです。 とりあえずはるかファンって漫画雑誌はアフタヌーン、音楽雑誌ではBUZZは押さえていそう。 保全のため上げます。
328 :
318 :01/12/12 20:26 ID:+J1/6eTc
今まで上がった中で少し笑ったのは
>>322 さんのねこぢるだったりする。
彼女の『ぢるぢる旅記インド編』(ぶんか社)は、はるかファン必見。
作者がインドに旅行した時の旅行記で、なんというか雰囲気がはるかチックでいい感じです。
というかこれ読むと「インド人、みんなはるかジャン(w」って思います。
読んで損はないと思う。是非ご賞味あれ!
はるかっぽいマムガならコミックビームの『敷居の住人』とか。 うだうだ主人公のチアキちゃんも緑髪の可愛い子だし。 現代っ子の「あーもーぜんぜんとりかえしつかないしなんかかなりシャレになってないんですけど」 って茫漠とした喪失感やどうしようもなさをポップな筆致で描き出してて素敵。
敷居の住人は、はるかっぽいと云うかむしろWA全体の空気に似ているよね。なんてゆーか、あの駄目っぽさとか。
>>330 同意。やや補足すると大学組の空気かな。
芸能界組はかなり「芝村的」だし。
その両極で振り子のように揺れる冬弥くんの姿は何かを象徴してるようで。
332 :
322 :01/12/13 01:55 ID:Yzajcac5
>>325 冬目景さんのはわりと全部スキ。
ちょっとズレた女の子がよい感じ。
羊のうたの全体に流れる閉塞感もいいな。
>>328 うんうん。
すげーバタバタしてた時期にあれ読んで、
自分ももっとおおらかに(?)生きれたんじゃないか、
とかいろいろ考えてしまった。
はるかに惹かれたのもその流れかも。
アク強すぎな感はあれど、亡くすには惜しい才能だった。
>ねこぢる女史
紹介文見てたら気になってきた。
読んでみよかな。。>敷居の住人
映画とかのお薦め教えて頂きたかったり。
それこそはるかが好きそうなのをw
黒田硫黄の描く女性も魅力的ですよー。ランチボックスとか。 敷居の住人は始終マターリ鬱な駄目駄目空気が流れ、急展開等も特に無いので、羊のうたにも少し似ているかな。どっちもネガティーブ。素敵。 あと台詞まわしが抜群に巧いかと。
334 :
317 :01/12/13 10:31 ID:GbM0pVPn
>映画とかのお薦め教えて頂きたかったり。
それこそはるかが好きそうなのをw
とりあえず『マグノリア』は観ていそう。
『バージンスーサイズ』とかも観てるかな。
『がんばっていきまっしょい』とか観て高校の時の自分を思い出してたりして。
>>333 題名忘れたけど黒田硫黄の象がアパートに住んでる話に出てくる男に捨てられた女ってはるかっぽいよね。
漫画といえば最近の(全然描いてないけど(笑))よしもとよしともの作品にもはるかっぽい娘がでてきてたような。
見事に上に上がった漫画家の作品及び漫画全部読んでるのが嫌な感じだ… しかし確かに似たよーな傾向だなぁ(w 漫画:朝霧の巫女(よりによってこれかよ…) 音楽:七尾旅人・中村一義・斉藤和義・ハイロウズ→チャック・ベリー、ハンク・ウィリアムズ、ロイ・エイカフ、ジョン・デンバー 小説:安部公房、山本周五郎、司馬遼太郎、吉川英治、滝口康彦(時代物好きなのか…?) 映画:ゲンズブール、タルコフスキー作品、石原裕次郎作品(太陽の季節とか)、それにフラッシュ・ゴードン(w ハリウッドの映画も好きだなあ。バック・トゥ・ザ・フューチャーとか。
336 :
317 :01/12/13 13:56 ID:ojzuKEqP
そして90年代初頭が思春期だった人達はフリッパーズギターとユニコーンとブルハは 押さえているんだろうなあ。あと、ニルヴァーナ。
マターリと盛り上がってきたなw 付かず離れずのファン気質がこんなとこにも出てる感じ?
このスレ見て思わず『羊のうた』五巻買ってしまったよ。 あと、たまに出て来る『芝村的』ってなんですか? 『敷居の住人』のキャラ?
339 :
322 :01/12/13 21:45 ID:Yzajcac5
黒田硫黄の茄子ってやつ買ってみた。 いいなーーコレ。ランチボックスよさげ。 教えてくれた人さんきゅ。他も漁ってみるか。 あと、敷居の住人買ってきたつもりで 無限の住人買ってしまった気がする・・・。 これはこれで好みだったがw
340 :
317 :01/12/13 23:53 ID:GbM0pVPn
>>338 向上心がやたら高くて普段から力みまくってる人間。
いわばはるかとは正反対の人。
語源は『ガンパレードマーチ』というPSのゲームから。
そんな風にいつも力みまくっている芝村一族の娘、舞というキャラが出てくる。
イメージ湧きにくかったら『星界の紋章』のラフィールを思い浮かべるとよろし。
あーあー、あの人かなるほど納得。 黒田硫黄だどこにも売ってない・・・ 発注するとしたらなにがお勧め?
342 :
317 :01/12/14 10:34 ID:yGfymavC
>>341 はるか的に言えばやっぱり『茄子』(講談社)
強い女性を楽しみたければ『セクシーボイスアンドロボ』(小学館)
独特の世界観に浸りたければ『大日本天狗党絵詞』(講談社)
色々楽しみたければ『大王』か『黒船』の短編集(イーストプレス)
雪が降っていた。 重く曇った空から、真っ白な雪がゆらゆらと舞い降りていた。 「…遅い」 もう一度ため息混じりに見上げた空。 その視界を、ゆっくりと何かが遮る。 「……」 雪雲を覆うように、あいつが俺の顔を覗き込んでいた。 「雪、積もってる」 「そりゃ、2時間も待ってるからな…」 「…あれ?」 俺の言葉に、不思議そうに小首を傾げる。 「今、何時?」 「3時」 「びっくり」 台詞とは裏腹に、全然驚いた様子もなかった。 どこか間延びした口調と、とろんとした仕草。 「まだ、2時くらいだと思ってた」 ちなみに、2時でも1時間の遅刻だ。 「これ、あげる」 そう言って、缶コーヒーを1本差し出す。 「2時間待たせたお詫びが、缶コーヒー1本か?」 差し出された缶を受け取りながら、改めてその顔を見上げる。 「冬弥」 「なんだ、次郎」 腹いせに、わざと名前を間違えてやった。 「そう。私、次郎くん。あはは」 「もういい…」 こいつをからかおうとした俺が馬鹿だった。 「行くぞ、はるか」 「ん」
>>343 うまい、冬弥君343にハーシズ一枚あげてちょうだい!
弥生スレのネタ
はるかのテーマソングを考えてみよう
『ん、翼をください』
345 :
名無しさんだよもん :01/12/17 18:31 ID:G3xUcunn
なんかウィルス流行ってるのではるか浮上
昔のマンガだから知らない人多いと思うが 『少年は荒野をめざす』とかどうか?
メンテ
このマターリ感が、どうにもはるか的…
今すげぇ胸糞悪ぃ…。 どうして原田氏がサイトでああも憤慨しているか、実によく判った。 ここで云う事じゃ無いな…スマン。
350 :
名無しさんだよもん :01/12/20 15:28 ID:ipi19DC1
だーはらってやっぱこの板見てるのか。日本酒のサイト 見て「あーやっぱりね」とは思ったけどさ。 なんにしても、そんなスレ脳内あぽーんすべし。つーか糞食らえだ、そのスレの>1。 ふとはるかだったらどんな反応するか妄想したくなってみたテスト。 多分興味ないんだろうなぁ。。。
>352 反応しないと思う。 ただ一言だけ、聞いてる人間が一瞬凍り付くような厳しい台詞を残して。 いつもの、あの表情で。 まあ何つーか、2ちゃんには見ない自由と見ない義務もあるということで。 原田氏が怒る、それもまあ自由だし自分のサイトで怒りをぶちまけるのも自由。 けど、ここでそれを再生産するのは不毛だよ、な?
何でよりによってこのスレに飛び火してくるかなあ…(苦笑
ま、とりあえずはるかだったら表情は変えないだろうとは折れも思うかな。
内心で何を考えてるかは分からんけど。
>>353 一番最後の行の文末に「青年」という言葉が欲しかったなあ、とか思ったり(w
うむ、すまぬかった。忘れるとしよう。 そう云えば、英二さんとはるかの対面ってあったっけ?
356 :
セル@鬱 :01/12/21 00:05 ID:nUZDjXMp
……色々なことがツケのように溜まって、 ネット接続してる暇もねー、なんて。 そんな風に思いながら久々に葉鍵板にやってきた。 WA系のスレなんかを流し読みしながら、 はるかスレのログを追ってきて、 愉快そーな話題で盛り上がってるね、なんて。 そう、思ってたんだけど……。 ……はぁ……やってらんねー……。 ……フェイク鬱じゃなくって、マジに…… (……愚痴ってすんません)
357 :
琉一 :01/12/21 00:27 ID:aQCGDlJ4
「冷えてきたね、冬弥」 「……冬だからな」 俺は寒さに凍える体を震わせ、短く答えた。 時刻は夕方。五時だというのにすっかり空は暗くなり、冷たい空気が夜の訪れを告げている。 「にぎやかだね、冬弥」 「……クリスマスだからな」 正確には、明日がイブ。街中、赤と緑で飾り付けられ、派手なイルミネーションが点灯している。耳に届くのは浮き立つようなクリスマスソング。行き交う人々のざわめきも、笑顔に彩どられている。 だけど今の俺は、その色彩にも、音にも、心は躍らない。 「冬弥、不機嫌」 その元凶が、俺を責めた。 「……誰のせいだと思っているんだ?」 俺が敵対視線ビームを贈ると、はるかはしれっとした顔で、 「冷えてきたから」 と、俺のコートを羽織りなおし、襟を立てる。
358 :
琉一 :01/12/21 00:28 ID:aQCGDlJ4
「だからといって、いきなり『冬弥、じゃんけん』と不意打ちして、勝ったからってコートを強奪するか!?」 「でも、今日は今年一番の寒さだって、天気予報で言っていたから」 「だったらもうちょっと厚着してくればいいだろうに……」 「これで精一杯」 コートの内側の、いつものジャケットを指す。確かにそれで平気なのかとは心配したけれど、いつもと同じ、澄ました顔をしているから、寒さなんか感じていないと思ったのに。 ……ひょっとしてコート強奪は、無言の抗議のつもりなのだろうか? 「……ダメだ。緊急避難しよう」 丁度目の前にコンビニがあった。しばらく暖まって、ついでに温かいコーヒーでも買って凌ごう。 「あ……逃げた」 「逃げたくもなる」 「ずるいな、冬弥」 ずるいもなにもあるか、と言い返してやりたかったが、唇が寒さにかじかんでいた。
359 :
琉一 :01/12/21 00:28 ID:aQCGDlJ4
自動ドアが開くと、もあっと熱いぐらいの空気が流れ出てくる。店内はなかなかの混雑ぶりで、暖房と人の体温が凝縮して、こんな温度になったのだろう。 いつもなら鬱陶しく感じるほどの湿気と熱も、今の俺にはありがたかった。 「なに買うの?」 「とりあえず暖まりたい。立ち読みしていこう」 「……そうなの?」 はるかは少し視線を逸らした。長年のつき合いで分かるが、こういうときのはるかは不満に思っている。 「恨むんなら、コートを強奪した極悪人を恨んでくれ」 「ん、そうする」 はるかはとてとてと、俺の後をついてくる。……お前のことを指して言ったんだぞ。分かっているのか?
360 :
琉一 :01/12/21 00:29 ID:aQCGDlJ4
俺が情報誌を広げた横で、はるかも本を手に取って広げた。 ……週間少年ジャンプ。意外だ。 「はるかもそういう本、読むんだ」 「ん……見たことない。手前にあったから」 なるほど。 しばらく、無言のままの立ち読みが続く。 はるかがふと、視線を上げて。 「冬弥、暑い」 「俺は寒かったんだよ」 「返しとく」 はるかはコートを脱いで、俺の上に被せた。 「……お前なぁ」 「私、十分あったまったから」 「外に出たら、寒いだろ」 「……そうだね」 ちら、とこっちを見て、すぐに逸らした。 ……? 今度はなにが不満なんだ?
361 :
琉一 :01/12/21 00:29 ID:aQCGDlJ4
「はるかもコートとか買ったら?」 「これ、気に入ってるから」 「その上から着ればいいだろ。もっと暖かい服買わないと、これから厳しいぞ」 「……考えとく」 まるで関心のない口振りだ。 結局、その話題はそれきりで、しばらくしてから俺たちはコンビニを出た。一緒に買った缶紅茶を、ほっぺたにくっつけて。 「あったかいね、冬弥」 「すぐ冷えるぞ。急いで帰ろう」 「寄り道したの、冬弥」 「いや、そうじゃなくって……」 言ったとおり、すぐに紅茶はぬるく、冷たくなり、なくなった。残された缶は手に痛いほど冷え切ってしまった。
362 :
琉一 :01/12/21 00:30 ID:aQCGDlJ4
「冬弥、寒い」 はるかが物欲しげに俺を見る。 「……じゃんけんなら、もうしないぞ」 「ボタン開けて」 「は?」 「コートの前」 言う間にはるかが勝手に、コートの前ボタンを外してゆく。 「お、おい。はるか……?」 開いたコートの内側に、はるかがするりと潜り込んでくる。はるかの少年のような体がふわりと収まり、手をボタン代わりに交差させてコートを閉じた。 「ん……あったかい」 「……」 まぁ、いいか。
363 :
琉一 :01/12/21 00:30 ID:aQCGDlJ4
俺ははるかの手に重ねるように、両腕を回して抱え込んだ。丁度顔の辺りに来るはるかの髪の毛の中に、顔を埋める。微かに石鹸の匂いがした。 さすがにこのまま歩けないので、歩道の片隅に突っ立ったまま、静かな時間を過ごす。多分行き交う人に見られているんだろうな、とは思うけど、気にならない。気のせいか、音楽までも小さくなったようだった。 「……冬弥」 はるかが消えそうな声で呟いた。 「なに?」 「……カンガルーみたい」 くすりと笑って、そんなことを言った。 「……って、はるか…………」 「あ、忘年会で、これやろうか。二人羽織とか言って」 即座に俺の中にその光景が浮かんだ。俺が必死でうどんとかを掴んでいるのに、平然とそれを顔で受け止めるはるか。……かなりいやだ。 「……やめとこう」 「そう?」 はるかはちょっぴり残念そうだった。
364 :
琉一 :01/12/21 00:30 ID:aQCGDlJ4
「逆の方がいいかな?」 「え?」 「私が後ろで冬弥が前。……ん、そっちの方がいい」 妙に確信めいた口調で頷く。もっとも、俺がわたわたしている姿を見たいだけなのに違いないが。 「だからやらないって……」 「冬弥、ノリ悪い」 「俺はノリノリのはるかなんか、見たことないけど」 「本邦初公開」 「頼むから勘弁してくれ……」 俺は腕の中のはるかに哀願した。 はるかはくすりと笑って、俺の体に体重を預けた。
365 :
琉一 :01/12/21 00:31 ID:aQCGDlJ4
はるかはくすりと笑って、俺の体に体重を預けた。 「……冬弥」 「今度はなんだ?」 「あったかいね」 どこかうっとりとした声で、はるかは言った。 「……そうだな」 二人の体が触れ合っている部分から、熱が染み出して、寒さを感じさせない。伝わる鼓動が重なって、心地良いリズムを刻んでいる。いつまでもこうしていたいと、そう願ってしまう穏やかな時間。 「これならコートなんかいらないね」 「……俺のコートを使っているからだろ?」 「うん。冬弥がいれば、コートを買わなくてもいいや」 「俺がいないときはどうするんだ?」 「……考えてなかった」 はるかがかくんと首を垂れて、俺の手のひらに頬を押しつけた。
366 :
琉一 :01/12/21 00:31 ID:aQCGDlJ4
「それにこのままだと、いつまでたっても帰れないし」 「……帰りたい?」 はるかが振り向いて、上目づかいに俺を見てきた。 一瞬返答に窮すると、はるかはするりとコートから抜け出て、 「帰ろっか」 後ろ姿で、短く言った。 「あ、はるか……」 「帰るね」 一瞬、はるかがそのまま闇に溶けてしまうかと思った。 思う前に、俺の手は、はるかの手を掴んでいた。引っ張られたはるかが、バランスを崩しかける。 「……冬弥、痛い」 「あ……ごめん」 俺は手を離し、黙ってうつむいたはるかを前に、戸惑った。だけど、選択肢はそう多くない。俺はその中で、多分、一番正しいと思われる行動を取った。
367 :
琉一 :01/12/21 00:32 ID:aQCGDlJ4
「冬弥?」 右袖をコートから抜いて、はるかを引き寄せ、その肩に掛ける。右手はコートの上からはるかの肩に回した。一枚のコートを二人で分け合うように、寄り添う。 少し右腕が寒いけど、はるかの体温が伝わるので、我慢できた。 「横型二人羽織」 くすりとはるかが笑った。どうやらよっぽど気に入ったらしい……それとも本当に忘年会で披露したいのか。 「帰ろう」 「……ん」 「ね、冬弥」 「なに?」 「……雪、降るね」 「そうか?」 「ほら…………」 はるかがふっと空を見上げた。
368 :
名無しさんだよもん :01/12/21 00:32 ID:cjbhJ4FU
369 :
琉一 :01/12/21 00:32 ID:aQCGDlJ4
暗い空から、花びらのような白い雪片が、ひらひらと舞い始める。まるでダンスのように軽やかに円を描きながら、少しずつ少しずつ、白が闇の中に散ってゆく。 「気が早いね。明日ならよかったのに」 「そうだな」 ひゅうっと寒風が流れる。大きく開いたコートの前から冷たい空気が流れ込んできた。顔に当たった雪が、冷たい感触を残す。はるかがぎゅっと、コートの端を握った。 「……服、買おうかな?」 唐突にはるかが、さっきの話題を持ち出してきた。 「いいんじゃないか?」 「トナカイの着ぐるみとか」 だけどセンスは最悪だった。 「……クリスマスネタか?」 「ううん。さっき読んでたマンガに、そういうのが出てきた。7段変形おもしろトナカイ」 「ワンピースネタか!」
370 :
琉一 :01/12/21 00:33 ID:aQCGDlJ4
「冬弥はサンタね」 「……勘弁してくれ」 「楽しいと思うけど」 楽しい……かもしれないけど。 「せめてはるかがサンタになってくれ」 「冬弥、トナカイになりたい?」 「俺は靴下用意して待っている良い子になるから」 「あはは。冬弥、良い子なんだ」 「はるかみたいな不良じゃないから」 「あげよっか?」 「え……?」 「プレゼント……」 すぐ真横で、はるかが俺を見つめていた。微かに上気した頬。唇から零れる白い吐息が、俺の顔をくすぐる。大きな瞳の中には、俺が映っていた。 「はるか……」 半ば開きかけた唇に、不意に甘い感触が押しつけられる……。
371 :
琉一 :01/12/21 00:33 ID:aQCGDlJ4
……って、この味は。 「チョコバー?」 クラッシュアーモンドと、甘ったるいほどのチョコレート。口になじんだ、はるかお気に入りの銘柄だ。 「サンタさんからのプレゼント」 はるかは罪のない笑顔を見せる。 「いつもと同じじゃないか」 「あはは。冬弥、良い子でよかったね」 「こんなプレゼントを渡されたら、全国の子供たちは暴動を起こすぞ」 「良い子は暴動なんてしないよ」 はるかにしては生意気に、うまい切り返しを見せた。まったく……。 「期待した?」 俺の下心を見透かすように、はるかが不意に切り込んでくる。瞳がいたずらっぽく笑っていた。 「……うるさい」 俺は照れくさくなって、目を逸らした。
372 :
琉一 :01/12/21 00:35 ID:aQCGDlJ4
「あはは。ね、冬弥」 「なんだ?」 「私のプレゼント、コートでいいよ」 「はぁ?」 「私はあげたから、お返し」 「ちょっと待て。そっちのプレゼントはチョコバーで、俺からはコートか?」 「寒いから」 答えになってない……。 「公正取引委員会に訴えられるぞ」 「でも、冬弥が勧めるから」 「お前なぁ……」 「あ、いいや」 唐突に、前言撤回するはるか。長年のつき合いでも、やっぱり時々掴めない……。 「こうしてる方が、いいや」 はるかはぎゅっと身を寄せて、抱きつくように、腕を俺の腰に回した。
373 :
琉一 :01/12/21 00:35 ID:aQCGDlJ4
「冬弥、あったかい」 「まったく……」 少し窮屈だけど、はるかの温もりを感じながら、不器用に歩き始める。 「明日はクリスマスだね」 はるかは今さらながらに、そんなことを確認する。 「ああ、そうだな」 「メリー・クリスマス。冬弥」 「だから明日だって……」 「あはは……」
374 :
琉一 :01/12/21 00:35 ID:aQCGDlJ4
雪の降る中を、俺たちは寄り添いあいながら歩いてゆく。残された、白い足跡の上には真新しい雪が積もり、すぐに埋めてしまうだろう。だけど……。 「はるか」 「なに、冬弥?」 「……来年も、よろしく」 「冬弥、すごく気が早い」 「うるさいな。言っておきたかったんだよ」 来年も、その先も、ずっと、はるかと一緒にいられるように。たとえ今日という日が、時間という雪の中に埋もれてしまうとしても。 いつまでも、こうして二人で不格好に、寄り添いあいながら生きていけるように。 「ん、よろしく……冬弥」
375 :
琉一 :01/12/21 00:38 ID:aQCGDlJ4
……予想した以上に長くなっていた。ごめんなさい。 この板見つけて嬉しくなって、つい調子に乗って、速攻で書いてしまいました。 はるかSS初めてですけど、結構大変でした。 途中で冬弥の人間性が掴めなくなって、WA起動したり。 感想など頂けると、嬉しいです。では。
>琉一さん 全体に流れる雰囲気がとてもいいと思います。良い意味で肩の力が抜けているというか。 はるかが少しおしゃべりかな? とも思いましたが、一言一言は大変はるからしい。 ただ自分でも書いておられる通り、冗長な印象はありますね。 そのおかげでゆったりした感じが出ているとも言えるんですが…うーん、調節が難しい。 あと、あまり文章をぶつ切れにしない方がいいかと。一レスにつき三十行くらいは書けるはずですので。 なかなかセンスのある文章だと思います。これからも頑張ってください。
377 :
琉一 :01/12/21 01:34 ID:bY0UZkcR
>376 レスどうも。ここへのカキコ、初めてなので、 字数制限があると聞いていたので、短めに切ってしまいました。失礼。 やはり推敲しないと長くなる……。いや、勢いだったんで。タイムリーネタだし。 ホントは最後に、イブの夜、トナカイの着ぐるみを着たはるかがやってくるギャグネタのはずが……。 ライトユーモア程度になってしまいました。まぁ、こっちの方がはるからしいかな。 では。
378 :
376 :01/12/21 02:05 ID:er/hTZDO
>琉一さん 2ちゃんねるでは最新の書き込みがあった順番にスレッドが並ぶようになっています。 当然新しい書き込みがあったスレッドほど人目につきやすくなるわけですが、これは必ずしもいいことばかりではありません。 注目を集めることで荒らし行為や心ない書き込みをされることも多いからです。 それを防ぐために「sage」というものがあります。 メール欄に半角英字で「sage」と打ちこんで書き込みをすると、スレッドの順位が上がりません。 順位を上げないことで目立たないようにするわけです。 作品を書き上げたときなど、注目を集めたいときにはage(sageの反対)てもいいと思いますが 特定の相手に向けた書き込みをするときや、少人数でこっそり話したいときなどは「sage」を推奨します。 私もsageで書き込んでいます。名前をクリックしてみればわかりますよ。 既にご存じでしたら申し訳ない。
379 :
琉一 :01/12/21 02:14 ID:bY0UZkcR
むぅ。知りませんでした。いや、そういうものがあることは知っていたのですが、 使い方と効用に関しては無知でありました。初心者の私にわざわざどうも。 丁寧なレスに感謝を。と言うわけで、さっそくsageてみます。 それにしても……はるかと一緒に、日がな一日ぼーっとしたい……。 と、スレッドの基本に立ち戻ってみる。では。
読んだよヽ(´ー`)ノ なんか甘酸っぱい話っつーか、うん、なかなかよろしいんじゃないかと。 ちょいとはるかが感情出しすぎかな、って気もしたかな? まあSS書けるほど文才のない俺にとっちゃ(略 age・sageに関しては葉鍵板の住人は敏感だからね… とくにWAスレ関連の人間は過敏に反応してたなぁ。今はどうだか知らないけどね。 >355 なかったんじゃなかったっけ? でも面白そうだね>はるかと英二がコンタクトに遭遇
>琉一さん 読ませていただきました。 他の方のレスにも有りましたけど、はるかにしてはちょっと口数が多いかと感じました。 でも、雰囲気とかはるかの口調とかに「WAらしさ」が溢れていて凄く(・∀・)イイ! です。 良いもの読ませていただきました。
はるかって難しいね。 なんとなく動かすとただの変人になっちゃうし。 はるかは彼女の哲学と言うのか、行動原理というのか、 それに基づいた行動してるはずなので、 意味不明なことを口走らせるだけじゃ 「こんなのはるかじゃない」になってしまう。 もちろんオリジナルのとうりに書く必要もないし、 書いてはいけないと思う。 それを発展させないといけないと思う。 自信を持てる「オレはるか」を作り上げる必要がある。 せめて「こんなのはるかじゃない」から「こんなはるかもおもしろいか」 そこまで押し上げないとなあ >琉一さん よかったです。特に冬弥がよかったかな。つっこみの仕方とかね。 見習いたいものです(´ー`
383 :
琉一 :01/12/22 01:50 ID:Rjy5TCVN
見返してみると、確かにはるか、口数多いと自分でも思う……。 二人だけだから自然と多くなってしまうのです……冬弥もそんなに口数多くないし。 と、言い訳。本編の一年後のつもりだから(なんせクリスマスだし) はるかも少し感情戻ってきているのかも。でも髪型はそのままで。頼むから。 「冬弥」と呼ぶ数が多いのは、私の趣味(笑) はるか、「冬弥」って呼ぶのが好きかなぁ……と。個人的妄想を。 それにしても、はるかじゃなかったら、私の話はラブコメ方面に突っ走り気味なので、 とても見ていられない文章になったかもしれない。えらいぞ、はるか。 「甘酸っぱい」などという感想を頂く辺り、十分だだ甘な気もするが。 どちらかといえば、トナカイはるかよりもサンタはるかの方が見たい今日この頃。 三日たったら家にお邪魔してくれないだろうか。プレゼント付きで。帰さないけど。 では。
よかったです。>琉一さん 年末最後の休みに読めてヨカタ。ほんわか。 一年後かー。はるかも少しは髪伸びたかな?
力入ったSS、堪能させていただきました。 特に冬弥のコートにすっぽり包まるはるかっつーのは ビジュアル的に刺激されるなー、いやまったりさせるのか。
髪はあの長さが一番なで心地よさそう…
387 :
琉一 :01/12/25 16:52 ID:pYdt3f0e
「いしや〜き、いも〜♪」 「……食べたいのか?」 「ん、べつに。聞こえてきたから」 いつもの公園でのんびりしていると、聞こえてきた石焼き芋の宣伝の声。 はるかはなにが気に入ったのか、定番の宣伝文句に声を合わせる。 「毎度おなじみ、おいしい、石焼き芋でございます」 「……世界一売る気のなさそうな声だな」 「そう?」 「もうちょっとおいしそうに思えるように言ってくれないか」 「冬弥、やってみて」 「……悪かった」 そうこうしている内に、当の石焼き芋売りが、公園入り口にさしかかる。 「買ってみるか?」 「んー」 なにか悩むようなはるかの表情。さっき板チョコ一枚食べたばっかりだしなぁ。正直、あまり甘いものを食べたい気分でもない。 「買ってくる」 「え?」 「口の中チョコの味だらけだから、口直し」 焼き芋でチョコの味を流せるとは思えないが。 だがはるかはさっさと、大振りな焼き芋を1本買ってきてしまった。 「ん」 新聞紙にくるまれたそれを、半分に折って、俺に差し出す。 「あ……サンキュ」
388 :
琉一 :01/12/25 16:53 ID:pYdt3f0e
新聞紙越しでも、カイロのように暖かい。赤い表皮から除く断面は、綺麗な黄金色だ。ふわっと立つ湯気と香りとが、触覚と嗅覚から俺を刺激する。 「あちち……」 一足先にかじりついたはるかが、口元を抑える。さすが遠赤外線効果。中まで熱い。 はるかの教訓を生かして、冷ましながら歯先でちょっとかじると、火傷しそうな熱さと、溶けてゆくような甘さが口の中で壊れてゆく。 「あち……でも、うまいな」 「うん、そうだね」 「たまには芋もいいよな」 「そうだね」 中までふっくらと焼き上がった芋は、甘さも十分、鬱陶しい繊維もない、今まで食べた中では最高の称号を与えてもいい絶品だった。一口かじるたびに、ほろほろと崩れながら広がってくる熱さと甘さを堪能する。 すると、はるかがごそごそとポケットを探り始めた。もちろんそこからはハーシーズの板チョコが現れる。 「一味足りない……」 「こらこら」 俺が絶品とまで称賛した焼き芋に、ためらいなくチョコをくっつける。たちまちチョコは溶け、哀れ焼き芋はチョコバナナならぬ、チョコ芋になった。 「ん……おいしい」 「お前、チョコの口直しとか言っていなかったか?」 「そうだっけ?」 はるかは屈託なく笑いながら、チョコ芋をかじる。 「冬弥もやる?」 「いや……俺はいい」 それはサツマイモと屋台のおじさんに失礼だ。 「おいしいのに……サツマチョコ」 「ちょっと待て」 「なに?」 「それじゃ鹿児島出身のチョコみたいだろ。チョコ芋と言うべきだ」 「……ジャガイモと間違える」 ぬ……はるかのくせに反論とは生意気な。なにか効果的な反撃は……。 「山芋、里芋、とろろ芋……」 「……分かった。俺が間違っていた」
389 :
琉一 :01/12/25 16:53 ID:pYdt3f0e
「そうだね」 はるかは情け容赦なく笑顔で肯定し、正式命名サツマチョコが、俺の前に差し出された。 「おいしいよ」 「あ、ああ……」 間接キスという単語が頭に浮かんだが、今さらはるかとの間に意識するようなことでもないか。俺はチョココーティングされた一角をかじり取る。 「どう?」 「……甘すぎる」 溶けたチョコが崩れた芋の間に滑り込んで、甘みとしつこさを倍加させている。口の中にいつまでも残る、甘い味。ベタベタボロボロする鬱陶しい感触。噂の蜂蜜練乳ワッフルとどちらが上だろうか……。 だが、しばらくの間サツマチョコは、はるかの定番メニューになり、彰にはいやがられ、美咲さんを困らせ、由綺を悩ませた。 そして焼き芋屋は新メニューとしてサツマチョコを売り出し、一部で大ヒットしたとかしないとか。世の中なにがうけるんだか……。
390 :
琉一 :01/12/25 16:55 ID:pYdt3f0e
外を自転車で飛ばしていたときに、ふと浮かんだ石焼き芋屋とはるかのイメージ。 自転車のタイヤに空気を入れながら構想を練っていると、聞き慣れた例のフレーズが! 「竹屋〜、竿竹〜♪」 ……ちゃうねん。 あまり板に迷惑をかけないようにと短いエピソードにしたつもりですが、それでも長いねん。まぁ前作よりはましですか。 でもはるかって不思議。味覚はナチュラル派のような気がするのに(サンドイッチなどから)、チョコだけはOK。なにか思い入れでもあるのだろうか? 紅茶もストレート派っぽいし。 とりあえず、将来石焼き芋売りになることがあったら、はるかのように気のない声で宣伝したいと思います。では。
391 :
320 :01/12/26 01:25 ID:5R6cbIEE
うん、いいマターリ感だ。 だが非常に読みずらい。 レスを右端まで使い切るのはやりすぎだと思う。 もっと、読み手の立場に立ってバランスを取ってほしい。 少し辛口だがはるかSS書きとして言わしてもらいます。 では、琉一氏の更なる発展を願って・・・ P.S どうでもいいが。 なんで自転車に乗っているとどうしてはるかのSSを思いつき易いんだろう・・・ 私も上の方で書いた作品全部、サドル上で思いついたよ。とても不思議だ。 後、なんでまた27がはるか戦かなぁ・・・。 修羅場だよ参加できないよ。 弥生戦で予定がズレ込んだよ・・・ 欝だよ・・・ 愚痴スレスマソ。 皆さん頑張ってください。
どうみても戦い間近の雰囲気ではない(笑)
394 :
名無しさんだよもん :01/12/26 23:46 ID:3MmdX/eV
とりあえずage で、入場どうします?
兄を失ったその先に待っていたのは究極のマタ〜リだった。 心を閉ざしたのではなく、ただ心そのものに関心が持てなくなっただけ。 しかしそんな彼女が一言こう呟いた。 「こんなはずじゃなかったのに…」 心よりももっと深いところにその彼は潜んでいたのだ。 河島はるか入場! うーん、イマイチ。だれか、よろしくお願いします。
396 :
琉一 :01/12/27 01:00 ID:UR+sqJHR
決戦中なのに、この一時間書き込みなし。さすがはるかスレ(笑) まぁ俺も、のんびりパトレイバー見ながら応援するよ。 たぶん、2回戦は勝てるだろうという思惑もあるのかもしれないが、 今年最後の戦いに……。いや、時期が悪かったか? ま、いいや。 がんばれ、はるか。密かに応援しているぞ。
397 :
395 :01/12/27 01:09 ID:Ctt6va4x
おいらもウテナの映画でも観よう(笑)
私ものんびり応援しよう。 あ。投票まだだ。 そういえばすっかり遅レスだけど、敷居の住人揃えましたw いいかんじ。。
399 :
琉一 :01/12/27 02:26 ID:UR+sqJHR
>>392 さんって、TEZさん? コテハンやめたって書いてあるの見つけたけど。
ここでくらい、名乗っても平気だと思いますが。あんまり人来ないし(笑)
勘違いだったら失礼。
あ、それとご指摘感謝。精進します。
書き手の立場からの感想も欲しかったので助かります。
>>399 うん、そうだよ。
今、修羅場でひぃひぃいってる。
もし、はるかがこの試合勝ったら、死闘となる次の試合で全力を尽くすつもりだよ。
私は命を削った弥生戦でトーナメントのコツを掴んだから、琉一氏もこの試合を力の限り尽くしてみるといいよ。
自分の限界がわかる。
でも、頑張りすぎないでくれ。私は弥生戦後、燃え尽きて2,3日なにもできなかった。
私も11月にはるかのSSを書きはじめたばかりだから、共に頑張りませうね。
後、コテを名乗らない理由はレスが止まるから。
はじめはSSに責任を持つという意味で利用してたけど、
コテを使うのはどうやらスレにあまりいい影響を与えないみたい。雑談するときにはね。
だから、やめたよ。
その代わりSS書いた時には(おわる)って銘を打ってるけどね。
長々とスマンが琉一氏、頑張れや。
トーナメント支援SSを書いてみたんだけど。 明日、起きてチェックしたらアップしてみよう。 まぁ、拙作の上、萌えない、どうしようもないものかも知れないんですが。 てゆーか、はるかで萌える話を書くこと自体不可能という気がしましたな。
あのキャラで萌えさせられるだーはらって本当に偉大なんだなあ(しみじみ) あー、あの人の新作やりてえ
403 :
琉一 :01/12/27 14:41 ID:qAb6NdZ5
>>400 弥生さん支援SSって、ほとんどあなたではないですか! しかも絶賛されてる。すごい。
2回戦は突破できそうな雰囲気なので、3回戦で会いましょう。
もっともその前に、私は死力を尽くさねばならぬ戦いがあるのですが……。
それは1月20日の葵&マルチ&春子戦。三つ巴ですよ……。
いえ、確かにマルチは緑の髪ですが、応援するのは葵ちゃんです。
幸いはるかとは、当たらないだろうなーーってかんじなので、一安心。
はるかスレでこんなことを書いてごめんなさい。
代わりにSS投下したから許して。ユンナとコリンと葉子さんも出ていますが。
実は応援じゃないけどね。ちょっと荒れてきたから、まったりものを。
つーかまったりものしか書いてないぞ、俺Σ( ̄□ ̄;)!!
……ところではるかって、アダルト系支援、ないね。求められていないのか!?
というか、存在していない!? いいけど、別に。では。
404 :
はるか :01/12/27 23:05 ID:5R/tfb1r
ゝ ー ^ ヽ ^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ // { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ } // {-、 ´ju┐ |/} / .( ん、お疲れ。今日はちょっと疲れた・・・。めんどいくさい、公園で寝よっと //)゚) 'ー'' ノノヽW ) (^ ン ノ \` ノ ノ <( \__(' ̄ ̄ ┴ー┐ < ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \ }_ ーl==/ / ⌒\\
勝っても上げない。面倒くさいから。
ホラ、寝袋くらい持ってけ。
支援お疲れさまでしたー。 読み応え有りました。 来年もまたーりと過ごせますように。 sage。
お疲れ様でした。 いい試合見せていただいて、ありがとうございました。 みなさまのはるかへの愛情が、とても伝わってくるような試合、 見ててとても暖かいものを感じました。 本当に、SS書いた方、画像書いた方、UPした方、熱くはるかへの思いを語ってくれた方 おつかれさまでした。
乙彼〜。 ようやく仕事から帰って来れた。 はるか 無事に勝てたようで一安心。 次の対戦は、どちらが勝ち上がってきても 正直かなりかなり厳しいけど、 最前を尽くすのみか。 漏れはSS能力も画像能力も無いので、 せめて萌え画像うぷで支援するよ。 向こう陣営の猛爆撃に対抗するほど 数は揃えられないだろうけど、 はるからしくマタ〜リ支援続けるよ。
次の対戦は竹やりでB29に突っ込むようなものだね。でもがんばろう。 では、おやすみ。
>>琉一氏 はりきりすぎw (結局130−30だったし。 三回戦は大丈夫? ていうか自分投票できなかった、忘れてた(;´Д`) 。 三回戦ガンバろ。 相手は七瀬がいいな。
>>411 はるかファンとしては同じトラウマ持ちとはやりたくないですよね……。
413 :
琉一 :01/12/29 00:24 ID:BgDZQ7hG
>>411 3回戦当分先だし。燃え尽きると言うほど燃え尽きてもいないような。
勝てるだろうなーと思いつつも、つい。ユンナとの合同支援を開始したり(爆)
まぁヒマだったからできたんだけど。次はそれだけの時間がとれるか……。
書き貯めておこう。でもやっぱり当日、速攻追加するんだろうな。
あと、ここに来たばっかなので、テンション高いというのもあったかも。
エディフェルの支援に逝こうかな……。マジSS書いたら、すげー浮きそう(笑)
まぁしばらくはマターリ進行ですな。 つうかこれまで通りっつうか。
415 :
名無しさんだよもん :01/12/29 23:04 ID:kqpcHn+x
なんか昼来たら倉庫逝きだったんだけど…
フルパのOP聞くと、何故かはるかを思い出す。 「♪生まれ変わることは出来ないよ〜 だけど変わってはいけるから〜」 って下りのとこ。
ハルカを いじめるな。 :EOS
>415 サーバーが変わったから。
冬込みがマターリしてたのもはるかのせい!(スレ違
え、はるか専門のサークルでも出てたんですかい?
新年初カキコ〜 今年もマターリ逝くよ!
422 :
琉一 :02/01/01 00:36 ID:v5kfNS/H
あけましておめでとう……って、誰もいない。 忘れた頃に、みんな来るのだろう。 『今年の抱負』 はるかと一緒に校舎でまったりしながら年を越す……。 まぁ、364日後の話ですが。それまで一人でマターリとしていよう。 おまけ、初詣にて。 「なぁ、はるか。なにお願いしたんだ?」 「ん、聞きたい?」 「聞きたいから聞いているんだが……」 「じゃあ秘密」 「なんでだっ!」 「冬弥はなんて?」 「う……じゃあ、俺も秘密だっ!」 「ずるいよ」 「なんでだっ!」 「聞きたい?」 「ああ」 「どうしても?」 「ああ」 「……冬弥が由綺とのことをはっきりさせますように」 「……ごめん」 ホント、エンディング後の二人はどうしたのだろう。
「……冬弥が由綺とのことをはっきりさせますように」 はるかが普通の女の子っぽくなってしまったようで寂しいよ…。
敷居6巻購入。相変わらず展開の読めん漫画だ…。
だがそれがいい。
敷居って何?
428 :
名無しさんだよもん :02/01/02 05:53 ID:A2NlAjUA
たまにはあげるよ。
至上の綱渡り漫画。 此の後からじわじわとくる奇妙な面白さはすげえなァと再確認。 同じミドリ頭でここまで違うものかって感じだが。
430 :
名無しさんだよもん :02/01/02 10:02 ID:te6wW+EA
読みたくなってきたよ…
431 :
名無しさんだよもん :02/01/03 22:06 ID:c6CCm/gP
敷居買ったわ、なんか古傷をえぐられるような話だね。 早く、6巻でねぇ〜かな〜
432 :
431 :02/01/03 22:07 ID:c6CCm/gP
ありゃ? 六巻出てたんだ、買おっと。 あと、上げてスマンね。 んじゃ
さゆりんとか……。決勝でWA対決の実現……絶対無理か。
決戦は 2/1 か? はるかを一押ししていた 86 氏の支援に期待。
>>434 いない人間に縋ったってしょうがないだろ。
それよりも今、支援してくれる人達とガッチリ協力するべきだと思うが。
しかしまあ、画像が少ないな・・・
437 :
434 :02/01/06 20:56 ID:We6EXR6a
>>435 無駄に刺のある言い方だな。
86 氏はコテハンについてつっこまれて、コテハンを止めただけだろ。
また来るかも知れないし、来ないかも知れないし、来てるのかも知れない。
俺は 86 氏の新作を見たいんで、86 氏の登場を期待する。その期待が
ここに居る職人さん達をないがしろにすることに繋がるというのは全く
理解できないね。
>>436 徹底的に検索したけど、使えるのは本当に少ない。
DNMLでも使うしかないかな。
今日、敷居の住人6巻買った 田舎の本屋に所在を聞いたところ 「え〜と、確か先週一冊だけ入荷したんだよな〜、平積みされた新刊のコーナにあると(埋まってると)思います」 っておい! まあ、あったからいいけどさ・・・
とっておきの一枚を投入しよう。 以前買ったCGに入っていたヤツだけど。 無論、劣勢を覆すようなものではとても無いが。 だが、萌えるCGなので、多少は応援になるだろう。
ユカ…じゃない、七瀬が負けちゃったので、以後応援ははるかオンリーに決定。 …まぁある意味迷わずにすむので良かったとも言えるが…。
ハーシーズまじぃ・・・そしてでかい はるか、こんなの常備してんのか? よく太らないなぁ〜、相当な暇人とみた。 どーでもいいが、はるかが食ってんのは板か? だとしたら、はるかは20代で糖尿病にかかるな絶対
442 :
sage :02/01/07 23:38 ID:8R8/gTOG
>>441 運動してるから大丈夫だと思うよ。
後、自分もハーシーズは味が濃くてどうかとおもった。
443 :
442 :02/01/07 23:41 ID:8R8/gTOG
あげちゃったよw
由綺がダメダメになるとキクチナナコっぽい。 理奈たんがダメダメになると近藤ゆかっぽい。 美咲さんはダメダメでもそうでなくても中嶋くるみっぽい。 そしてはるかは髪の毛緑だけどけっこうダメダメだけどぜんぜん本田チアキっぽくはない。 なんとなく。
実ははるかの緑髪も染めたものなのだろうか…?
はるかが失恋して髪を黒く染めたところを想像してみよう・・・ むむ・・・むむむむ・・・ あまり、変わらなかったらしい・・・
親友の美咲さんを応援しないと…。
保全
ハーシーズのキスチョコ買ったんだけど、甘過ぎてなかなか減らない。 去年のやつがまだ残ってる。
>>449 俺は勝手から30分で食ってしまうよ。
ハーシーズの板チョコはくどい。
でもそれも30分でなくなる。
そうそう、月刊ガンガン(だったかも・・・兎に角やたら分厚い月刊誌。厚くて買う気がそがれるくらいw) で冬目さん連載はじめたね いつものように先が全く読めないでよござんすな感じでしゅ
今日はオガリナの番だよ。南さんも好きだから迷うところだけどね。
オガリナ勝利! 保全
ここ最近、琉一氏のはるか系SSがハバをきかせている様子。 まったりしてたり、微笑ましかったり、純粋に笑えたり、 感心しながら、読ませてもらってます。がんばれ〜。 つか、頑張ってくださ〜い。
>454 あなたも(w
456 :
琉一 :02/01/15 15:02 ID:KwAImFBh
>454 過分な誉め言葉を頂き、恐縮であります。 なんだろうねぇ……もう、はるかがいないと書けないのか、俺? というぐらいに、はるかが顔を出してます。むぅ。 プロットを考えていると、ひょっこり出てくるんですよね……彼女。 今度はもーちょっとシリアスなのやら、えっちぃのやら、研究してみます。 しかし……飛び飛び支援だったのに、見られていたとは……。 当方、気まぐれですので、いつまた支援をするか分かりませんが、頑張ります。
ん…メンテ。
保全
459 :
名無しさんだよもん :02/01/19 01:24 ID:gaWBxrBz
不安になってきたんで上げときます。 はるかファン的に『ハチミツとクローバー』とかはどうなのでしょう?
はるかと麻雀を打ってみたい 不思議な打牌で翻弄されそうだ… 「ん…ツモった。」
ハイテイ、ドラ4とかな(w
>>455 へい。
>>456 トーナメントのように流れが速いものだとかは、
流し読みになってしまったりしますが、結構目は通しているのかもw
初音vsあゆ戦は壮絶過ぎる。(すれ違いすまんです)
重ねて申し上げますが、がんばってw
>>459 ん? 己は『ハチミツとクローバー』ってのを知らないみたいだ。
……で、ぐーぐるで検索してみたが。
少女漫画系なのかな?
面白そうではあるが、ううむ……。
探して買ってくるのはちと躊躇してしまうな……。
本人はどう思ってるのかな?
>>460-461 確かにはるかはまあ雀強そうだ。初めてはるかを誘った冬弥と彰も呆然。
どうせビギナーズラックさ、なんてうそぶいたものの、在学中、
彼らがはるかに麻雀で勝つことは結局無かったという……なんてこともあり得そう。
>>460 ――好きな役は何ですか?
はるか「ん。チートイツか役満」
――その理由は?
はるか「符計算、覚えるのめんどくさい」
……こんな感じだろうか(笑)。
464 :
琉一 :02/01/21 03:21 ID:3+5U7v+s
はるか「……あれ?」 冬弥「どうした?」 はるか「ん……揃ってる(パタン)」 冬弥「天和かよ! Σ( ̄□ ̄;)!!」 奴ならやりかねん(w
>464 面白いけど、それ冬弥じゃない…。
466 :
琉一 :02/01/23 00:40 ID:i78QNFPp
こんばんは。>465さん。冬弥はたまに、はるか限定で口が悪くなりますよ。 「これ、お弁当入ってる……」「知るか」とか。 短いネタだし、この程度ならいいかと思って。 ま、それはそれとして。SS落とします。でも麻雀ネタじゃない……。おかしいな。 ちょっと珍しいかもしれない、彰視点のはるかSS 『どうしようもなく不器用なキミへ』7レス分。 ……槇原の歌みたいなタイトルだ。落としまーす。
467 :
琉一 :02/01/23 00:41 ID:i78QNFPp
「犬?」 「うん、見に来ない?」 僕の飼っている犬が、子犬を生んだ。 親バカ……とはちょっと違うかもしれないけれど、とにかく、みんなに見せたくて、 探してみたんだけど、あいにくと冬弥も由綺も、美咲先輩も捕まらなくって、 誘えたのは、はるかだけだった。 「犬……いっぱいいる?」 「うん。6匹」 「ふぅん……彰、よく頑張ったね」 「生んだの、僕じゃないって」 「あはは。いいよ、行こうか」 そんなわけで、僕とはるかは並んで歩いている。 正直、不思議な感じだ。 最初は冬弥の友達、みたいな感じで友達になったはるか。 それから長い間一緒に遊んでいるうちに、いつの間にか、そばにいるのが当たり前になっていた。 性別とかを無視した、自然なつき合いができるようになっていた。 だけど、こうして並んでいると、やっぱりはるかも女の子なんだな、と、 滑らかな体のラインや、微かにそよぐ髪の柔らかさに、そう思わせられる。 「彰の家、行くの、久しぶりだね」 「うん……そうだね」 「中学生ぐらいまでは、冬弥の家とか、彰の家とか、結構行っていたっけ」 「うん……」 あれからなにも変わっていない僕の家。 だけど、僕たちの間は、なにか色々欠けたまま、埋まっていないように思える。
468 :
琉一 :02/01/23 00:42 ID:i78QNFPp
「ただいまー」 「おじゃまします」 帰ってきた家の中は、誰もいなくて、しんとしていた。 「犬、どこ?」 入るなりいきなり、はるかはそう言った。 「こっち。父さんの部屋を寝床に決めちゃってさ。 もうそこから梃子でも動かなくなって、父さんがぼやいていたよ」 「ふぅん」 ドアを開けると、部屋の片隅からハドソンが睨む。 子供を生んでから神経質になっていて、いつもこんな感じだ。 子犬たちはそのお腹の上で寝転がったり、じゃれあったり、こっちに気づいて顔を向けたりする。 はるかは構わずに、すたすた近づいてゆく。 「あ、はるか……」 ぺたん、と腰を下ろすと、じっと覗き込む。 珍しく女の子座りで、両手をついたはるかが、警戒心露わなハドソンと、目を合わせる。 じっと見つめ合う二人の間に、不思議な空気が流れる……。 そ、とはるかが手を差し出すと、ハドソンがぺろりと舐めた。 「ん、いい子」 はるかはハドソンの頭を撫でてやっている。 普段は僕が近づいても唸るのに、どうしてこんなにあっさり……。 「抱いてもいいかな?」 と聞くと、ハドソンはクゥンと小さく鳴いた。 「ん、ありがと」 会話している……。 不思議だとは分かっていたけど、改めてはるかの不思議さを見せられた感じだ。
469 :
琉一 :02/01/23 00:42 ID:i78QNFPp
はるかは慎重に、傷つけないように、ゆっくりと手を伸ばした。 黒と白に色分けされた一匹が、差し出された手に、興味深げに前足を乗せる。 そっと、両手で包み込むように優しく、はるかが子犬をすくいあげた。 ハドソンはその状況を目で追いつつも、はるかのするに任せている。 はるかは両手よりちょっとはみ出す程度の子犬を、愛おしそうに胸に、頬に当てる。 「……かわいい」 目を閉じて微笑むはるかは、どきっとするほど女性らしかった。 はるかがめったに見せないこんな顔。 それは、女性なら誰でも持っている、母親の本能のせいかもしれない。 新しく生まれた命に対する慈しみ。 ハドソンもそれを感じて、警戒を解いたのかもしれない。 「あはは、くすぐったい」 子犬がはるかの頬を、小さな舌で舐めている。 「なんかこの子、彰に似てる」 「僕が生んだんじゃないってば……」 「彰、お手できる?」 はるかはボクの名前を勝手に付けて、頭を撫でてやったり、小さな足と握手したりしている。 「すごいね。壊れちゃいそうなのに、ちゃんと元気」 「うん。でもまだ骨が弱いから、落とさないようにしてね」 「ん、気をつける……あはは。きもちいい?」 背を撫でると、子犬が気持ちよさそうに目を細める。 その背に、はるかが頬ずりをした。 「あったかいね。ちゃんと生きてるんだ。えらいね」 はるかの言葉は、どこか変なのに、不思議と胸を打った。 やっぱり不安なのか、ハドソンが小さく鳴く。 「ありがと。返すね」 そっと、宝物を置くように、慎重に子犬を箱に戻す。 するとたちまち、他の子犬たちもじゃれて群がってきた。
470 :
琉一 :02/01/23 00:43 ID:i78QNFPp
「あはは。痛い、痛い。噛んでるってば」 噛まれたり、乗られたりしながらも、はるかは笑っている。 まぁ、子犬だから、噛まれても、痛いというよりはくすぐったいぐらいだし。 「くすぐったい……どうしようか、彰?」 「えっと……はるかがよければ、そうしてたら?」 「ん……それじゃ、もうちょっと遊んでる。あ、くすぐったいってば。あはは……」 箱の中からはるかの手を伝い、膝の上に乗ったり、腕にしがみついたりする子犬たち。 「だめだよ彰、服はおいしくないよ」 はるかの袖を、懸命に引っ張っているのが僕らしい……。 「じゃあ僕、お茶入れてくるから……なにがいい?」 「ん……紅茶。できればミルクで」 「ミルク? 珍しいね」 「ん、この子達とお揃い」 なるほど。 僕が紅茶を入れている間も、ずっと、楽しそうなはるかの声が聞こえてくる。 あんなに喜んでもらえるなら、連れてきてよかった。 はるかはどちらかと言えば猫系かと思っていたけど、犬とも相性がいいみたいだ。 ……なんでもいいのかも。
471 :
琉一 :02/01/23 00:44 ID:i78QNFPp
「どうぞ。熱いから、その子たちには近づけないようにしてね」 「ん……はい、お母さんのところに戻って」 言われておとなしく戻る子犬たち……。 はるか、サーカスとかに入った方がいいんじゃないかな? 並んでミルクティーを啜る。 子犬たちもお腹が空いたのか、ハドソンのお腹に仲良く吸い付く。 「……かわいいね」 「う、うん」 なんでだか、今日のはるかには、なにげない一言にどきっとさせられる。 そう、あの頃……。 まだはるかの髪が長かった、あの時みたいに。 「ん……あったかい。紅茶入れるの上手いね、彰」 「いつも入れているからね」 「あはは……そうだった」 「たまにはミルクティーもいいね」 「ん……おいしい。みんなもおいしい?」 子犬の代わりに、ハドソンが鳴いて答えた。 「あはは、ハドソン、自分で言ってる。ハドソンも飲む?」 「猫舌だからね、紅茶はちょっと……」 「ん、そうだね」 ふぅっと息を吹いて冷ましながら、紅茶を啜るはるか。 いつもなら、その横には冬弥がいて、その向こうには由綺がいる。 ぼうっとしたようなその瞳に、二人の姿はどんな風に映っているのだろう? 僕は多分、はるかの気持ちに気がついていた。 同じように、想いを隠しているから、分かるのかもしれない。 僕たちはあまりにも、自分の感情を隠すことに、上手くなりすぎた。 見ていて痛ましいぐらい、伝わらない気持ち。 ただ、揃って紅茶を啜ることしかできない自分が、どうしようもなく悲しいけれど。
472 :
琉一 :02/01/23 00:44 ID:i78QNFPp
不意に、はるかが口を開いた。 「この子達、全部飼うの?」 「う、うぅん。1、2匹残して、誰かにあげようかなって思うんだけど……はるか、どう?」 「本当? なら、欲しい」 「うん。じゃあ、どの子がいい?」 はるかはじっと、子犬たちを眺めていたけど、 「どの子でもいい。選べない。彰、選んで」 「えっと……そう言われると僕も困るけど。さっき、一番最初に抱いた子は?」 「あぁ、彰?」 そう言うと、まさにその子犬が振り向いた。 「うん、キミ。私はるか、よろしく」 指と足が触れ合い、ちょん、と握手した。 子犬は再び、食事に戻る。 ……普通、食事中は一心不乱なはずなんだけど。 「じゃあ、もうちょっとして、親離れしたら、はるかにあげるね」 「うん、ありがと。よろしく、彰」 でも、名前はやっぱり彰なんだね……。
473 :
琉一 :02/01/23 00:45 ID:i78QNFPp
「ん、今日は楽しかった」 「送ろうか?」 「平気。まだ暗くないし、彰、バイトあるんだよね?」 「うん……」 「それじゃ、彰とハドソンにもよろしく」 はるかはふわりと身を翻し、あっと言う間に夕暮れの中に駆けてゆく。 いつもそうだ。 つかみ所のないしぐさで、風のような素早さで、みんなの前をすり抜けて行ってしまう。 今日見せた笑顔や優しさの中に、本当のはるかは潜んでいるのかもしれないのに。 そんな表情はまるで見せず、ただ、側にいる。 なにも考えていないような、ぼうっとした笑顔で。 もっと強く、その優しさや、自分の気持ちを示してもいいのに……。 ……僕が言えたことじゃないか。気持ちを伝える勇気も持てない僕が。 それに、僕には、はるかの応援はできないし。 由綺と冬弥を裏切るみたいだし、なにより、はるか自身がそれを望んでいない。 ただ、僕はどうしようもなく不器用な幼なじみに、ちょっとした元気を与えるだけ。 時折紅茶をおごったり、一緒にチョコをかじったり、今日みたいに、子犬と会わせたり。 あの子達と会えたことを、はるかが喜んでくれて、本当によかった。 子犬たちといることで、はるかの優しさが引き出せるのなら、 僕は何万匹だって、はるかに子犬をあげてもいいのに。 ……僕が生むわけじゃないけど。 半月後、僕は『彰』を綺麗に飾ったバスケットに乗せて、はるかに手渡した。
474 :
琉一 :02/01/23 00:58 ID:A1h8+7ei
>>467-473 『どうしようもなく不器用なキミへ』でした。SS統合スレ風にまとめてみる。
彰って、難しい……。実は彰ははるかが好きだった頃があるんじゃないかな……
という初期設定の名残が、そこかしこに残っています。
ホントは、その設定で展開させたんですが、まとまらず……。美咲先輩もいるし。
次は、はるかの子供の頃の話を書いてみたいんだけど……難しいね。
なにを書いてもはるかのイメージとずれそうで。ずれるのは当然なんだけど、どこかにはるからしさを……。
とりあえず、脳内イメージ画像の『昔はるか』は、「由綺じゃん!」と脳細胞全てに突っ込まれました。では。
だから美咲「先輩」じゃなくて美咲「さん」なんだよ・・・(。´Д⊂)゚。
誰かはるかの一人称でSSを書いて欲しいな。 と、他力本願してみる。
>474 イイ! これ、今度の最萌に張ってくれてもいいかも。 微妙に萌えるのがいい感じ。 はるかのはるかっぷりをよく見せてくれていると思いますです。
478 :
琉一 :02/01/24 00:52 ID:/95CyeyH
>>475 ごめん、そんな初歩的ミスをするなんて……。俺はだめな男だ。吊ってくるよ美咲さん……。
さっきまで見てた美咲さんスレの影響が残っている……(w
>>477 ん、貼ります。まぁ、つたない支援ですが。むしろ最燃えの彰支援のような気も(w
もっと修行を積むよ……。ああ、三点リーダーが多い……ごめんね美咲さん……。
479 :
名無しさんだよもん :02/01/25 01:16 ID:0QNwFJVB
そろそろ下がりすぎにつき、age!!
>琉一氏 はるかssはかなり難しいのか、ピンとくるものが少ないのですが、 とても良い雰囲気が出ているので驚きました。 二月編を色々期待しております。
はるかはつかみどころが難しいので SSとか無理なんじゃないかとか今まで思ってきたのですが…。 頑張ってください、応援してます。 ぶり返してきました、アルバム熱が。
482 :
名無しさんだよもん :02/01/26 21:04 ID:LorzsmZC
圧縮が恐いので、age。もう終わってる?
hozen
トーナメントも2回戦が終わったというのに、はるかスレ住人は静かなものだ。 4日後に備えているのか。ただマターリしているだけか……。マターリ・・
私としては勝敗は関係ありません。 トーナメントをはるか色に染めてしまえば満足なのです。
ぐあぁっ!
>>470 の「あ、くすぐったいってば。」に胸の高まりを感じてしまった。
なんだか微萌って感じがつぼです。
So What!の阿梨ってはるかっぽいね。 ってスレの流れ無視かい!
>>489 ロリータの詩集のユイもはるかっぽいね。
なにやらマナ陣営すごい頑張っている……。後で一票入れてこなければ。一応、メンテ。
支援したいけどマナとはるかって絡めにくい…
>>492 (トーナメントでの)レス感謝。実はあなたの一言で閃いたネタ(w
マナとはるかと言われてぽんと浮かんだのをそのまま書いただけ。
かろうじてKANON放映に間に合ったよ(w
>>493 良作THX。
私もこれから大学行く電車の中でマナネタ考えときます。
まあ、本番は明日なのですけど(笑)
以下の物語は原田宇陀児原作「WHITE ALBUM」の一節、 河島はるかシナリオ以後の世界を舞台とした二次小説である。 主人公の「藤井冬弥」は高校時代から交際を続けてきたアイドル歌手「森川由綺」と別れ、 幼稚園来の友人である幼馴染「河島はるか」との交際をはじめることを決意する。 しかし、音楽祭以来由綺のスケジュールはさらに過密さを増し、三人は共に親密な間柄であることも相まって、 冬弥は由綺にはるかのことをなかなか切り出すことが出来ず、一ヶ月近く二人の怠惰な関係は続いていた。 季節は冬の名残が色濃く残る三月の終わり。 この日の夜季節外れの雪が街に舞い降り、冬弥はベランダのガラス戸を開ける。 すると懐かしい歌声がどこからともなく聞こえてきた・・・。
『粉雪が空から やさしく降りてくる』 『手のひらに受けとめた 雪が切ない・・・』 街の中心から少し離れた閑静な住宅街。 その一角を占めるマンションの一室から由綺の新曲『POWDER SNOW』が流れていた。 空からひらひらと舞い降りる綿帽子のような雪片を見上げながら、 冬弥はベランダの手すりに背中をあずけ、下の階から聞こえてくる由綺の歌声に目を閉じ静かに耳を傾ける。 一ヶ月ぶりに聞く透明感のある、全てを包みこむような由綺の声。しばらくすると歌はサビの部分に差しかかった 『今でもおぼえてる あの日見た雪の白さ』 『はじめてふれた唇の温もりも 忘れない“ I still love you・・・”』 「・・・・・・・・・」 訴えかけるようなアコースティックギターをBGMに 純度の高い由綺独特の声音で紡がれる、別れた恋人を今なお思う甘く切ないラブソング。 冬弥はゆっくりと目を開き、白い吐息を浮かべる。 「はぁ・・・まったく英二さんも酷な歌を作ってくれるよな・・・」 年に一度、その年のNO.1歌手を決める音楽祭で最優秀賞に次ぐ、優秀賞をデビュー一年目にして獲得した由綺は、 その勢いそのままに緒方英二、作詞、作曲『POWDER SNOW』を先週リリース。 それは長い間TOPの座を浮動のものとしてきた作詞、緒方理奈による 『SOUND OF DESTINY』を瞬く間に抜き去り、今週オリコン一位にランクイン。 つまり由綺は一年足らずで名実ともに音楽界のTOPアイドルの仲間入りを果たしたことになる。 こないだミュージックショップの大型テレビで偶然由綺を見かけた時、冬弥は思わず息を呑んだ。 それは緒方英二による舞台演出にもよるものもあるだろうが、 雪降るブラウン管の中で静かに踊る由綺は以前にも増して綺麗で、見るもの全てを圧倒していた。 少しの寂しさはあったが、冬弥はそんな由綺の成長を素直にうれしく思えた。 しかし、これから彼女にはるかとの関係を告げることを考えると自然と沈鬱な顔立ちになってしまう。 アイドルとして脂がのりはじめると同時に精神的にもつらい時期にさしかかった由綺に、 「実ははるかのことが好きなんだ」なんて由綺の人生をスポイルさせかねないことを告白する勇気は冬弥にはまだなかった。
あのさこれ明日のはるか戦用に書いているSSなんだけど、
正直なところこんな感じで10レス以上続くのをトーナメントで読みたいと思う?
私は読みたくないんだけど、とりあえず投書を求む。
>>487 のようにライトな感じがいいと思ったら『ん』
>>495-496 のように文学的な文章が好きな人は『ん・・・』で投票してください。
んだば、頼んだ。
>>497 『ん』
最萌の支援SSは、双方の陣営に属さない浮動票を取り込むためのモノ。
無関心層の人達には、とにかく読んで貰わないことには話が始まらないと思われ。
ライトな感じで攻めるが吉?
ん、めんどい。やっぱり書くのやめた。 気が向いたらココで連載しよっと。
>>498 せっかく投票してくれたのにすまんね。
モニター見続けて執筆不可能になっちまたんだ。
もう少しライトなネタを書くよ。んだばレスThanxだ。
>>489 『So What!』1巻だけ読みました。阿梨たんはまんまはるかですね。
おそらく原田氏も影響受けているのでしょう。
ただ、はるかはあのことがあってああなったので後天的なものだけど
阿梨はまんま天然ですね。あと耳だけならはるかはライム似…(ゲフン)
>>489 >>501 『So What?』だよぉ。
あれと『月は東に日は西に』はわかつきめぐみの二大ケサーク。
だーはらとはベクトル違うけどね。
503 :
漢達の黄昏 ◆801ATCDM :02/01/31 23:52 ID:IhIsMdv7
では、そろそろ上げますか。
分かっていたことだが想像以上に強い…
505 :
琉一 :02/02/01 11:00 ID:CQ5NL03I
( ノ゚Д゚)おはよう マターリした対戦のようで、その実、押されまくっているよ。 まぁ昨日のマナ戦と同じで、善戦といったところか。 これで俺のトーナメントもほとんど終わりだと思うと、ちょっと寂しいよ。 ではみんな、マターリ空間でまた会おう。マターリ・・
午後はやはりはるかの時間。 絶対数が少ないのであれだけど。 今日は暖かいなあ。
すまん今日は忙しすぎました。 SSはもうこれで打ち止めです。 最後まではるかのことを頼みました。
本スレの文章支援をまとめましたが、漢達の黄昏氏の敬称が抜けてました…。 申し訳ない。 しかし、SSがどれもこれも素晴らしくレベル高いですね。 個人的に印象に下の二つが特に印象的でした。 >おにかぐら R114>59-66 プロットの勝利だと思います。 まったく違和感なくドツボにはまっていく状況と、その中心で一人だけマイペースなはるか。 一気に話に引き込まれちゃいました。脱帽です。 >三匹の猫 R114>126-131 R114>134-136 気の利いた表現で丁寧な描写のため、シーンごとの密度が濃いのなんのって。 見えそうで見えないようでいて仄かに見える素のはるかが良い。 なんだか本編のイベントみたいですね。 必須イベント「三匹の猫」 はるか好感度18以上必要,イベント終了後はるか好感度+1,って感じで(w
>>509 いやいや。どうせ某スレで勢いだけでつけてもらった捨てハンですので
どうとでもしてください。
私もおにかぐら氏のSSにはやられちゃいました。
今回の対戦は投票数では負けてますけど支援の勝負では間違いなく勝ってますよね。
くそ、本スレに誤爆しちった・・・鬱だYO
ん・・・乙〜。 本スレのSSいつでも読みたいからココに貼っていいかい?
乙〜。 負けはしたが、票差は2倍まで離されてないし、 しっかりとはるかワールドを広められたし、 十分健闘したと思われ。 WA勢も残るはオガタリーナのみか・・・・。
あー、疲れた。結局一日中SS書いて過ごしてたような気がする(笑)
まあ、勝敗はもうどうでもいいや(笑)
このトーナメントのおかげではるかに触れてみたと言う意見が多かったのが
何よりの喜びだとお思います。
これからもたまに気が向いたらマタ〜リ空間をここ以外のどこかに築いてみたいですねえ。
>>512 賛成〜。
515 :
琉一 :02/02/01 23:16 ID:bJkQ74t7
お疲れ。皆の衆。SSの密度で言うなら、トーナメント最多クラスかもね。 それくらい今日は支援SSが多かった。最後の試合だしなぁ。 確かに支援の量だけなら勝っていたね(w ではでは。
支援者の皆さん、本当にお疲れさまでした。
WA勢が鍵の大物と当たるのって初めてだったんですね。
大舞台で最高のプロモーションになったと思います。
>>512 良い考えだと思います。
517 :
512 :02/02/01 23:19 ID:5kujkp/r
そろそろいいかな。 んだばサルベージ開始。
518 :
琉一 :02/02/01 23:22 ID:5kujkp/r
最萌トーナメント3回戦、控え室。 幾多の(いや、二人だけど)ライバルを倒し、ここまで勝ち上がって来たはるかは、 間もなく始まる勝負の緊張に震える……どころか、ベンチに横になって眠っていた。 「はるか。起きろよ」 軽く、肩を揺さぶる。 「ん……あ、冬弥だ……」 「もう、3回戦が始まるぞ。起きろ」 「くー」 「こらこら、人様の口グセを……、ずいぶん眠そうだな」 「昨日、KANONの実況中継祭りに参加していたから、眠くって……」 「だから『くー』か」 「うん、『くー』」 そして再び眠りだすはるか。 「だから起きろって」 「あ、そうだ」 急にはるかは立ち上がった。 「どうした?」 「佐祐理ちゃんに会っておきたい。……連れてって」 「はぁ? おまえ試合の直前になって、なんでまた……」 「おんぶ」 はるかは寝ぼけ眼のまま、俺にもたれかかる。 「こ、こら。はるか」 「くー」 「ああ、分かった。分かったから、ちゃんとおぶされ」 「ん、ありがと」 「まったく……」 俺ははるかをおんぶして、佐祐理さんの控え室に向かう。 微妙な胸の膨らみが背中に当たるわ、首にかかる吐息がくすぐったいわ、 すれ違う周囲の視線が痛いわと、いろんな意味で恥ずかしかった。
519 :
琉一 :02/02/01 23:22 ID:5kujkp/r
こんこん。 「はーいっ、開いてますよー」 「あの……失礼します」 ドアを開くと、そこには対戦相手の佐祐理さんと、付き添いの舞さんがいた。 どうでもいいけど、年下の女の子なのに、さん付けで呼んでしまうのはなぜだろう……。 「あーっ、冬弥さんとはるかさんですねーっ。はじめましてー」 「……」 「あ、はじめまして。おい、はるか?」 「くー」 「あははーーっ、お二人とも仲良しさんですね。うらやましいですー。ねぇ、舞」 「はちみつくまさん」 佐祐理さんはニコニコしていて、対戦相手への緊張というものはまるでない。 むしろ隣にいる舞さんの方が、訝しげな顔をしていた。 「すみません、試合前に」 「いえいえ、ぜんぜんかまいませんよ。佐祐理になにかご用ですか?」 「うちのはるかが、どうしても佐祐理さんに会っておきたいって」 「ふぇ……私にですか?」 「おい、はるか。起きろ。佐祐理さんだぞ」 「ん……あ、さゆりん。おはよ」 「おはようございます。眠そうですねー」 はるかは初対面のはずなのに、気安く愛称で呼ぶ。動じずに笑顔で答える佐祐理さんも、結構大物だ。 「ん、眠い。舞ちゃんもおはよ」 「……今は朝じゃない」 「あはは、そうだね」 「あははーっ、そうですねーっ」 ……なにか似ている、この二人。 「それでご用とはなんでしょうか?」 「ん、別にさゆりんじゃなくてもよかったんだけど、ちょっと気になって」
520 :
琉一 :02/02/01 23:23 ID:5kujkp/r
はるかはようやく俺の背中から降りると、すたすたと佐祐理さんに近づいた。 座っている佐祐理さんの正面に立つと、まるで口づけするように顎を掴み、くいっと引く。 「ふ……ふぇ?」 舞さんが嶮しい目つきではるかを睨む。 「こ、こらはるか。なにを……」 はるかはそれこそ、唇が触れそうなくらいに、顔を近づける。 「あっ、あっ、あの……」 「……おかしい」 「はい?」 「あんまし尖っていない……」 「ふぇ?」 「昨日のはもう、突き刺さりそうなほどに尖っていたのに……」 ビシ、と控え室の空気が凍り付いた。 心なし、佐祐理さんの笑顔も引きつっている。 舞さんがゆらりと剣を振りかぶる。 「佐祐理を傷つけるものは許さない……」 「す、すいません。こいつには後でよく言って聞かせておきますんでっ!」 はるかの頭を掴んで何度も頭を下げさせる。 「いたい……」 「それじゃ、また後でっ!」 俺ははるかの手を引っ張って、慌ててその場を逃げ出した。 「……逃がさない」 丁度その時、呼び出しがかかった。 『ただいまより、入場を開始いたします。出場選手の方は、入場ゲートまでお越し下さい』 俺たちは、否応なしに入場ゲートの方へと追われてゆく。
521 :
琉一 :02/02/01 23:24 ID:5kujkp/r
「なんでこんなことになるんだ!」 「長年の疑問をちょっと確かめたかっただけなのに……」 「長年って、昨日の話だろ!」 後ろからは、舞さんの足音が聞こえてくる。 俺ははるかの手を引っ張り、通路を駆け抜け、スタジアムのグラウンドに出た。 その途端、大歓声が俺たちを迎える。 『河島はるか選手! 藤井冬弥くんにエスコートされての入場です!』 いや、そんな立派なものじゃない。 俺は執拗に追ってくる舞さんの剣戟から、逃げることに必死だった。 入場セレモニーの一環だと思ったのか、盛り上がる観客達。 「まったく、はるかといると、いつもこうだ……」 「……迷惑?」 「迷惑……かもしれないけど、仕方ないだろ、今さら」 「腐れ縁だからね」 「はるかが言うなよ」 「ん……」 ぎゅっと力をこめてきたはるかの手を、強く握り返し 「いつまで逃げればいいんだろう」と、悩みながら走り続ける。 すると、一際歓声が盛り上がった。一足遅れて佐祐理さんの登場だ。 「あははーーっ、入場ですよーーっ!」 その笑顔が心なし硬いものに見えたのは、俺の錯覚だろうか……。 【河島はるか・倉田佐祐理、入場】
本編より。クリスマス・イブ。深夜の公園にて……。 「冬弥……」 不意にこちらを見るはるか。何故だか分からないけど、少し照れくさかった。 「ん?」 「キスする?」 「え……?」 「キス」 「はるかと?」 「うん」 ……なに言ってるんだ、はるか。いつもと同じ顔で同じ空気で……。 はるかとキスする? 1.する 2.しない
本編より 「はるか」 「ん?」 「寒くない?」 「寒くない」 「寒いだろ」 俺はちょっと手を差し出してやる。 「あ……、うん。少し寒い」 分かってくれたはるかは、俺の方に体を寄せてくる。 俺はその肩をそっと抱く。 「ん?なんだよ…?」 「あったかい…」 「はるかだって」
524 :
琉一 :02/02/01 23:27 ID:5kujkp/r
『正しい幼なじみの交際について(1/2)』 「朝ー、朝だよー。朝ご飯食べて、学校行くよー」 「……朝っぱらから俺の部屋でなにやってんだ、はるか。」 「リング穴Joeの3回戦出場者・入場アナウンスによると、冬弥と私は幼なじみらしくって」 「そんなの、言われるまでもないだろ」 「だから幼なじみらしく、朝、起こしに来てみた」 「今日は日曜だっ!」 「私、ヒマ」 「俺は眠い」 「だから朝食作ってあげるね」 「だから俺は……え?」 「幼なじみっぽい?」 「うん……まぁ……」 「じゃ、待っててね」 やがて台所から料理する音と、幼なじみのテーマ(?)「あなたの横顔」が聞こえてくる。 ……かなりはるかには似合わない気もするが。 「できたよ」 「あ、悪い。ぼーっとしてた。すぐ着替えるから」 「ほら、起きなさいよーっ」 はるかに強引に布団を剥がれ、俺はベッドから墜落。ついでにカーテンも開けられた。 「なんてことするんだ、おまえは」 「冬弥もクローゼットに隠れるとか、ベッドの下で寝るとか、そういう幼なじみらしい行動を」 「いや、違う。それは断じて違うぞ」 「……なかなか難しいね」 「偏った幼なじみを参考にするからだ」
なんなんだ、あのSSの波は(笑) しかもほとんど良質のばっかりだったし… SS書きの皆様お疲れでした。 >>三匹の猫さん あそこであえて狼に…とか(笑)
526 :
琉一 :02/02/01 23:28 ID:5kujkp/r
『正しい幼なじみの交際について(2/2)』 「あ、一つ大事なの忘れてた」 はるかがぽんと、手を打った。 「今度はなんだよ……」 「冬ちゃん」 俺は側頭部をかなり激しく壁に打ち付けた。 「大丈夫、冬ちゃん?」 「頼むから、それだけは勘弁してくれ……」 俺は痛みに耐えながら、かたくなに主張する。親父か俺は。 「でも、ちゃん付けで呼ぶのは、幼なじみの基本だよ」 「……せめて冬弥ちゃんにしてくれ」 「分かった、そうするね。冬弥ちゃん」 「……」 「……」 「なぁ、はるか……」 「すごい、へん」 「だったらもうやめてくれっ!」 こうして、はるかの幼なじみ推進計画は失敗に終わった……はずだった。 「うーん。あとは期末試験を一緒に勉強したり」 「毎朝、遅刻しかけて、一緒に走ったり」 「百花屋でイチゴサンデーを食べたりするんだお」 「なるほど」 「はるかっ! 学習しなくていいっ!」
本編〜 「何やってんの?」 「帰るとこ」 「俺も」 「どうかした?」 「何が?」 「急にそんなこと」 「別に。暇だから」 「暇だね」 「うん・・・暇だな。はるかはこれからどっか行くところとかあるの?」 「別に。暇だから」 「そうかあ、暇かあ」 「暇だよ」 「暇だよなあ・・・」 「あ、猫だ」 「猫だ」 「行っちゃった」 「行っちゃったな」 なんかだらしないなあ、俺達。
はるか「めでたしめでたし」 蝉丸「終わってどうする」 はるか「ん」 蝉丸「む」 はるか「髪、白いね」 蝉丸「ああ。仙命樹の副作用だ……そうやって聞かれたのは初めてだが」 はるか「めでたしめでたし」 蝉丸「いや、俺の髪のことを聞いただけで終わっても駄目だろう」 はるか「じゃあ、バッドエンドかな」 蝉丸「支援秘密治安保障組織とやらを書いているのではないのか?」 はるか「支援秘密治安保障組織、支援緻密慰安舗装屋敷、しえる……」 蝉丸「……どうした?」 はるか「あいてて。舌噛んだ」 蝉丸「早口言葉のつもりで言ったのではないのだが……」 はるか「そっか」 蝉丸「……どうにも、お前はわからん」 はるか「私も、いきなり入水自殺する気持ちは分からない」 蝉丸「ぐ……」 はるか「投身自殺とかリストカットとかならやったことあるかもしれない」 蝉丸「それはまた物騒な話だな……この試合に関しては禁句ではないのか?」 はるか「めでたしめでたし」 蝉丸「めでたくはないだろう……いや、俺はまたオチに使われているのか?」 はるか「おはようからおやすみまで、ネタのダシに使えるみんなの強化兵さんでした」
はるか「うわっ」 佐祐理「あははー。なにびっくりしてるんですかぁ?」 はるか「いや、びっくりというより、笑いそうになっちゃて。 ……パンくわえながら試合なんてすごいね」 佐祐理「ふぇ、わたしパンなんてくわえてませんよー」 はるか「くわえてるよ……しかもフランスパン」 佐祐理「あははーーっ、そんなものくわえていませんよー。 訳の分からないこと言わないでください」 はるか「くわえてるよ」 佐祐理「ふぇ?どこにくわえているって言うんですか?」 はるか「ここに………ん…あ、アゴだ」 冬弥 「おいおい、はるか。失礼だぞ」 はるか「それ、ショベルカーの代わりに、つかったことあるでしょ?」 佐祐理「……殴りますよ」 はるか「うわっ、びっくりした。アゴが伸びたかと思った」 冬弥 「え、そんなことできるんですか?」 佐祐理「あははーっ、出来ません。蹴りますよー」 はるか「びっくりした。アゴが靴はいてるかと思った」 冬弥 「え、そんなことできるんですか?」 佐祐理「出来ないって、言ってるじゃないですか」 えーっと、アニメのキャラデザ、顎が長いって評判だったんで つい書いちゃったんだけど、、、支援になってない?
本編〜 「いい天気だなあ・・・」 「うん」 俺達はベンチに腰掛ける。 少し寒くなりかけた、澄んだ秋の空気が気持ちいい。 「毎日こんな感じだといいのにな」 「うん」 なんかこう、ふぬけた若者たちだなあ、俺たち・・・。 「こんな日に休講にしてくれるなんて、あの教授、いい人なんだな、実は」 そこで俺は深呼吸。 「・・・・・・・・・・」 不意に黙るはるか。 嫌な予感がした。 「はるか?念のため訊くけど、今日、ほんとに休講なんだよな?」 「・・・・・・・・・自主休講・・・あはは・・・」 「・・・うそ?」 「ほんと」 『ほんと』じゃないだろう!
公園で二人して日向ぼっこ中。 冬也「…なぁ、はるか」 はるか「ん」 冬也「暇だな」 はるか「ん…暇だね」 冬也「…何かこう、面白い事とか無いかな?」 はるか「冬也、他力本願」 冬也「う…。いや、こうして日向ぼっこも悪くないけど、どうせだったらもっと有意義な時間を過ごした方が…」 はるか「めんどくさいから、パス」 即答かよ。 さすがだらしない国からだらしなさを広めに来ただけはある。 冬也「はぁ…いいよ、別に」 はるか「あ」 なんだよ、急に… はるか「そう言えば忘れてた」 冬也「何が?」 はるか「トーナメント」 冬也「トーナメント…? あぁ…そう言えば今日だったっけ…」 はるか「投票する?」 投票…? ていうか、 冬也「選手が投票しても良いのか…?」 はるか「あはは、私は気にしないよ」 冬也「いや、おまえじゃなくて周りが気にするんじゃないのか…?」 はるか「ん、そう?」 冬也「まぁ…」 そこまでして票が欲しいのなら止めはしないけどな…
はるか「ん、じゃあさっそく。くらたさゅぅんっ」 冬也「だあああ!何故そうなる!!」 はるかの口を手で塞ぐがモゴモゴとまだ言ってやがる。 はるか「んー、んー…ふあっ…あーびっくりした」 冬也「びっくりしたのはこっちだっ!」 何故いきなり曲芸に走る!? 冬也「まったく、お前は…」 はるか「冬也、乱暴」 冬也「お前がバカやるからだっ!」 はるか「じゃあ、自分に投票するのは良いの?」 冬也「うっ…それは………」 はるか「ん」 冬也「だから…」 ………えぇと…。 はるか「うそ」 冬也「うん、だから……って、え?」 はるか「うん、うそ。…面白かった?」 冬也「………」 はるか「………」 がし。ぐりぐりぐり… はるか「あいた、いたたたた。冬也、痛い」 逃げようとするはるかを掴まえて、頭をげんこつでぐりぐりとしてやる。
はるか「いたたたた」 ……… はるか「いたた、痛いよ冬也」 ……… はるか「いたたた」 …何故、ちっとも痛そうに見えないのだろう… 冬也「…止めた」 はるか「いたたた……あ、痛くない」 冬也「はぁ…」 何だか疲れた。 俺はまた芝生に寝転がる。 はるかは俺をきょとんとした目で見詰めてる。 はるか「冬也、面白くなかった?」 冬也「別に面白くなくていい。疲れるから面白いのはヤメだ」 はるか「ん、そう」 冬也「あぁ」 そして、また俺達は何をするでもなく公園で日向ぼっこを続ける。 今日もまた無駄に大量のアルファ波を放出している事だろう… 冬也「…なぁ、はるか」 はるか「ん」 冬也「暇だな」 はるか「ん…暇だね」
534 :
琉一 :02/02/01 23:34 ID:5kujkp/r
「冬弥、冬弥」 「お、どうしたんだ、そんなに色々……」 はるかは支援物資の山に囲まれていた 「ん……今日は葉と鍵の対決だから、葉っぱの人達が色々持ってきてくれた」 「へぇ、色々あるな。なんだ……ハリセン?」 「あ、それは由宇ちゃんから」 「バレーボールでなにをしろと?」 「さおりんが、これで相手をノックアウトだって」 「801同人誌……」 「玲子ちゃんのだね」 ほんとにこの人達は、応援する気があるのだろうか。 「まぁ……好意でくれるものを断るわけにもいかないか」 「食べ物もあるよ」 「どれどれ、お、手作り弁当が二つ」 「あかりちゃんと葵ちゃん。なんで黄色ちゃんはいないんだろうね?」 「……とりあえず、レミィってことで」 「あ、へんなキノコ発見」 「え?」 「いただきます」 「こら、待て!」 キノコなんて、よく確かめずに食ってはいけないシリーズ・ナンバー1じゃないか! だがはるかは、ぱくりとキノコをかじりとった。 「んぐんぐ」 「なんてことを……」 「こっくん。意外においしい。冬弥も食べる?」 「あーーっ、食うてしもたんかぁっ!」 勢いよく開かれたドアから、浪花娘の猪名川由宇さんが出現した。
535 :
琉一 :02/02/01 23:35 ID:5kujkp/r
「え、なに? このキノコ、まさか……毒とか!?」 だが由宇さんは、ちっちっちと指を振り、 「そいつは葉っぱもんなら誰でもしっとる、痕裏シナリオ必需品アイテム、 その名も……セイカクハンテンダケ!」 「あ、あの伝説の! 天使のような初音ちゃんさえも、不良になってしまうという!」 「ん……よく知らない」 「あんたほんまに葉っぱもんかいっ!」 自分の支援物資のハリセンで、はるかの頭をはたく由宇さん。 「痛い……」 「普段ぼーっとしているはるかが、あんなキノコを食べたら……」 「どないなってしまうんやろな……」 俺たちに見つめられ、きょとんとしていたはるかが、不意に叫ぶ。 「あははーーっ、はるかですよーーっ!」 「うわぁっ!」 「とか言ったら驚く?」 急に素に戻るはるか。 「死ぬほどびっくりしたわいっ!」 再度、由宇さんのハリセンが飛んだ。 でも、素に戻ったっていうことは……。 「はるか……平気なのか?」 「はちみつくまさん」 「……」 「……」 はるかはいつも通りぼーっとしていて、容易に本心を悟らせない。 「キノコで巨大化してスーパーはるか。なーんて。あはは……」 だが言動は、明らかにおかしかった。
536 :
琉一 :02/02/01 23:36 ID:5kujkp/r
俺と由宇さんは、小声で対処を検討する。 (あかんで、これは。反転とは違うが、なんかおかしなことになっとる) (じゃ、じゃあはるかはどうなるんですか) (んー、まぁ死ぬことはないやろ。1時間ぐらいで終わるらしいしな) (1時間……微妙な時間ですね) 「冬弥ぁ」 「うわっ!」 背中にしなだれかかってくる、柔らかさと適度な重さ。 首に回された腕が、心地良い圧迫感と温もりを伝える。 「ん……冬弥……」 なにか……目の色が違っていた。 いつものはるからしからぬ、妖しい炎を点したような色。 心なしか、いつもより体温が高くなっているように感じる。 「ま、まて、落ち着け、はるか! ほら、人前だし!」 「いや、うちはぜんぜん気にせえへんで」 由宇さんの笑顔が、不意に小悪魔じみたものに変わった。 さらにスケッチブックを取り出し、写生モードに入る。 「あ、あのねぇ……。こら、はるか! 正気に戻れって」 はるかを押し止めようと振り向き、向かい合う恰好になった。 俺の手をすり抜けて、胸の中に収まるはるかの体。 太陽の匂いがする髪は、ふわりと浮いて、喉元をくすぐる。 「ん……」 まるでネコのように俺の胸に甘えるはるか。 閉じられた瞳と、頬を擦りつけられる感触が、蠱惑的に俺を誘う。 俺の腕は、はるかを引き剥がすことも抱きしめることもできず、所在なく宙をさまよった。 はるかが時にもらす声と、鉛筆が紙面を滑る音だけが、狭い部屋に響いている。
537 :
琉一 :02/02/01 23:36 ID:5kujkp/r
「って、スケッチしないでください!」 「ええやん、減るもんやないし。それよかあんた、男やろ。がばっと押し倒したらんかい」 「こんなところでできますかっ!」 「ほぉーう? じゃあ、うちが見てないところでは、そーゆーことやっとるんやな?」 「あ……う……、それは……」 「意外に、はるかちゃんの潜在意識が、表に出てきただけなのかもしれへんで。 ええんか? こんなにも自分を想っている女の子を待たせて、ほんまにええんか?」 はるかに迫られ、由宇さんに責められ、俺の逃げ場はなくなった。 「そろそろ『私、体が熱いの……』とか言いだすんちゃうん?」 「いいですっ! 言わなくていいっ!」 「さすがにそれは……」 はるかがなにか呟いたが、よく聞き取れなかった。 「こら、はるか。目を覚ませ」 額を抑えて、顔を上げさせる。 「ん……」 柔らかな髪が指にまとわりついて、意外に広いおでこが露わになった。 瞳は霞がかったように、ぼうっとしている。 あどけなく開いた唇が、誘っているように見えた。 無意識に唾を飲み下した。 「ね、冬弥……」 「な、なにが『ね』なんだっ」 はるかはちょっと小首を傾げる。 「……なんだろ? あはは」 「あははじゃないだろ……、正気に戻れ」
538 :
琉一 :02/02/01 23:38 ID:5kujkp/r
俺は必死で理性を振り絞って、はるかを説得する。 正直、はるかに密着されっぱなしで、体温とか、香りとか、感触とか、 様々なものが伝わってきていて、すぐそこで由宇さんが目を光らせていなかったら、 俺は欲望に流されていてしまったかもしれない。 だが、壊れたはるかは俺の説得をあっさり拒む。 「んー……やだ」 「やだじゃないっ!」 「じゃあ……イチゴサンデー7杯で、許してあげるよ……」 「なんでおまえ、KANONネタばっかりふるかな?」 「あはは……。昨日のアニメのせい……それで、ちょっと眠いや」 少しだけ、正気に戻りつつあるのかな? 「ん、寝ようか、冬弥」 「そーいう意味深なことも言わないっ!」 「……残念」 はるかの体から力が抜けて、急に胸にかかる重みが増す。 「眠るね」 言ったときには、もうはるかは安らかな寝息を立てていた。 「……まったく」 「なんや……もう終わりかい」 「終わりですよ……」 結局……はるかが目を覚ますまでの小一時間、俺ははるかにホールドされたまま、スケッチのモデルになっていた。 目が覚めたときには、元のはるかに戻っていて、ひどく安心した。
539 :
琉一 :02/02/01 23:39 ID:5kujkp/r
「それじゃ、うちはそろそろ帰らしてもらうわ」 「ん……そこまで送るよ」 「あ、じゃあ俺も」 「冬弥はダメ」 「そやな。うちも聞きたいことあるし」 「なんだよ二人して……」 「女の子の秘密」 「せやせや」 なんだかなぁ……なにを話すのか非常に気になる。 そして……俺の知らないところで。 「なぁ、あんさん。正直に言い。ほんまは正気だったんやろ?」 「ん……さぁ? どうだろうね」 「食えんやっちゃなぁ……まぁええわ。うちも色々参考になったし」 「ん、今日はありがとね」 「ほなな。彼氏となかようせいや」 「ばいばい」 由宇を見送ったはるかは、誰にともなく呟いた。 「ん……まぁ、半分はね」 照れくさげに、こめかみを掻く。 「たまには、甘えてみたかった、のかな? のろけかな? 困ったもんだよね」 なにがおかしいのか、はるかは頬を染めながら、小さく笑っていた。 ひどく幸せそうな、笑顔だった。
「<<はるか>>。ここにお前の名前が出てるんだけど」 「最萌トーナメント…何?」 「何でも最も萌えるキャラを決定するんだそうだ」 「萌えるって?」 「いや、その何と言うか、好きというか、お気に入りというか…とにかくそういうことらしいぞ」 「ふーん」 「あ、また興味なさそうにしてるけどな、お前これに選ばれるってのは結構名誉なことなんだぞ」 「名誉ってどんな?」 「だから…そのある集団内で崇拝の対象になるとか…言うなれば神?」 「冬弥、適当な事言ってる」 「仕方ないだろ、俺にもよく分かってないんだから」 「そんなに格が上がるわけないよ、私は私なんだから」 「まったく、少しは今お前を応援してる人たちに申し訳ないと思わないのか?」 「…そう言われると悪い気がしてきた」 「だろ?だったら応えてあげたらどうだ」 「ん…。応援ありがと」 「…それだけ?」 「そうだけど」 「もう少し心のこもった発言をだな…」 「心はこめたよ」 「今のセリフでそれが伝わってるか?」 「伝わったよ」 「…ま、良しとするか」 from ADSL
本編〜 サイクリングロードには人の姿もほとんどなく、時々、大型犬を散歩させる近所の主婦に出会う程度だった。 葉の落ちた木々の間から、太陽の光が俺達の上にまだらに降ってくる。 「う〜ん。気持ち良いなぁ、はるか」 「うん」 「こんなだったら、いつだってつきあうよ」 「うん」 「・・・はぁ・・・はぁ・・・普段動いてないから、結構・・・くるなぁ・・・」 「疲れた?」 「気にするな」 「うん」 「・・・・・・・・・・・・」 喋るのも結構つらくなってきた。 はるかは休みなしで走りつづけてる。 「冬弥」 「・・・ん?」 「しりとりしよっか」 「・・・なんで?」 「退屈そうだから」 ばててるんだ、俺は。 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 もう限界だ。 「は、はるか・・・」 「ん?」 こいつ・・・本気で俺のこと気にしてない・・・。 「す・・・少し・・・休もう・・・」 「うん」
ピンポーン 「はるかお姉ちゃん、遊ぼう〜」 カチャ 「ん、おはよう」 「寝てたの?」 「ん、今起きた」 「もう、お昼だよ。昨日何時に寝たの?」 「9時ごろ」 「…全然寝てるじゃん」
キャンキャン 「彰、おはよう」 「チョコ食べる?」 「あ、うん。ねえ、お姉ちゃん。前から聞きたかったのだけど彰って どうして彰って名前なの?」 「どうして…」 「もしかして…彼氏の名前とか?」 「彰が彼氏? あはは」 「違うの?」 「彰は…。犬を産んだ人」 「え、じゃあ彰のお母さんも彰って言うの?」 「ん」 「どうしてお母さんと同じ名前なの?」 「それは、とても悲しいお話だから…」 「あ、ごめん…」 「ん、いいよ」
ピンポーン 「あ、誰か来たよ」 「私が受ける」 「あ、はるか? この間言ってた推理小説持って来たよ」 「ん、今開ける」 ガチャ 「やあ。誰か来てるの?」 「近所の子どもが…」 「こんにちわ〜」 「あ、こんにちわ。僕は彰」 「え? 生きてる?」 「は?」
「ていうか女の子?」 「…たまにいわれるけどれっきとした男だよ」 「子犬を産んだのに?」 「へ?」 「ていうか、人間?」 「な、何だよそれ? …はるか、なにか変なこと言ったな?」 「くー」 「狸寝入りするなよ…」
「それにしてもどうして彰さんのお話が悲しいお話なの?」 「ん、だって彰から生まれた子犬じゃ野良になっても生きていけないから。 この前御飯食べたらお腹壊してたし」 「それは、はるかが3週間前の牛乳なんか使って卵巻きなんか作ったからだろ」 「だからそんなヤワな体から生まれた子犬は可愛そうだから」 「だから、僕の体はまともだって。はあ、はるかの夫になる人は大変だな」 「野良犬と結婚すれば大丈夫」 「するなよ!」 (それ以前に子犬を産んだってことは否定しないのだろうか? それはともかくはるかお姉ちゃんの旦那さんになるには野良犬並みの 胃袋が無いとダメなのか。道は遠いなあ)
その日、俺は夜の公園をぶらぶらと徘徊していると偶然見かけないラーメン屋を発見した。 少し小腹がすいたので試しにのれんをくぐるってみる。すると・・・ 「ん、いらっしゃい・・・」 覇気のない掛け声と共に白い調理服に身を包んだはるかが現れた。 なぜか頭にフランスシェフのような高い帽子を被っている。 「な、な、なななんではるかがここにいるんだ!?」 「私、店長」 いや、それはわかってる。問題はそこじゃない。 だが突然の展開に唖然とする俺をよそにはるかは解説の入りのお品書きを差し出す。 「ん、メニュー。これ、おすすめ」 「なになに・・・ぶっ! ハーシーズラーメン!? お前のラーメンチョコレート入ってるのか?」 「チャーシューの代わりにハーシーズが入ってる」 「なんでまた・・・チョコを・・・」 「おいしいラーメンを食べながら本場フランス料理のデザートも味わえる、世界初和洋中混合ラーメン」 「それ、うまいのか?」 「たぶん」 「・・・・・・・・・」 頼むから味見ぐらいしてくれ・・・。それにハーシーズ、フランス関係ないし。
「なあ・・・もっとまともなのないのか?」 「じゃ、コレ。はるかラーメンがおいしい」 「本当か?」 「Probably Maybe Perhaps・・・」 こらこら、確信度がどんどん下がってるじゃないか・・・。 「・・・・・・・・・」 えっと『はるかラーメン』か・・・。まず名前からして怪しすぎる。 「へぃ、お待ち!」 「こら、頼んでないだろ」 「ん」 「ん、じゃない!」 「食べないとラーメンマンと私に呪われる」 「なんだよそれ。はぁ・・・わかったよ食べるよ・・・」 作ってしまったものはしょうがないので、俺はしぶしぶとラーメンを啜る。 「ぶほっ!」 そして、案の定吐いた。 「けほっ、けほっ、けほ! なんだよこの甘ったるい黒いラーメンは!」 「鹿児島産の黒豚とハーシーズを30時間以上煮込んで作ったとんこつラーメン」 「ん、おいしい・・・」 はるかの口先でちゅるちゅると踊る黒いはるかラーメン その後はるかは美咲さんをエサに問答無用で彰を呼び出し 三人ではるかラーメンを制覇しましたとさ。 はるか「ん…めでたし、めでたし」 (おわる)
「あ、もしもし」 「…何か用?」 「あのさぁ。例のレポートの提出って明後日だったよな?」 「…どうしてそういうこと聞くの?」 「いや、どうしてって、おまえが講義中に横からちょっかい出すから集中できなくて聞きそびれたんだよ」 「…何を言うのよ」 「なんでさっきから機械みたいな話し方しているんだよ?」 「私はあなたの人形じゃないわ」 「何いってんだよ?」 「行かなきゃ。碇くんが呼んでる」 「誰だよ、碇君って…」 「私、碇君と一つになりたい」 「だから誰なんだよ、それは!」 「じゃあ、さよなら」 「ふざけるのもいい加減にしろよ! はるか!」 「…あ、切れた」
ちょっと面白いのである。この状況はどうなのか。これは、アリなのか。 俺、藤井冬弥は目の前の二人を見るにつれ、笑いをこらえられなくなってしまった。 横で我が彼女である森川由綺も、腹部への衝撃に必死で耐えているようだ。 普段、割と控えめに「えへへ」とか「あはは」とか笑うような由綺が、お腹を抱えて笑いそうなのである。 目の前の二人のうち、片一方は苦々しげに。もう一方は楽しげに、笑っている。 事の発端は、我が友人である七瀬彰が招いてしまった事であった。むしろ、正確には彰が望んで招いたのであるが。 彰の憧れの先輩である澤倉美咲さんは、ふとした事から演劇部の本年度演目の脚本を書く事になったのである。 俺も一度脚本読ませて貰ったが、なかなかどうして素晴らしい話であった。 漢字一文字の、ばーん、といった感じの迫力のあるタイトル。 鬼と呼ばれるもの達の苦悩と、哀しい恋愛を描いた物語である。 俺も彰も、皆、その演劇を楽しみに待っていた訳である。 ――だが、そんな折に、演劇部員の、その劇の中で主役格をやる予定だった二人の男女が怪我をしてしまった。 演劇部は部員が少なく、とてもじゃないが代わりの役者を出せるような余裕はなかった。 もうお判りだろう。 その事故の後、脚本家の美咲さんに「代わりに出てくれない?」というオファーが来た。 元来人が良い美咲さんは、本当はイヤでも断る事が出来ない体質だ。 そこで、偶々練習見学に来ていた彰が出てくる。偶々。上手い言葉だ。わはは。 その中途半端な男気は、美咲さんを救う為に劇に出演したいという旨を、演劇部諸君に述べたのである。
練習する時間はあまりないんだぞ、演劇部の皆さんは優しく彰を宥めるが、彰は絶対にやってやる、と意気込む。 ここで良いところを見せたら美咲さんにも格好が付くからな。わははは。 彰は、怪我をした人が本来やる筈だった、主人公の男の役をやると申し出た。 で、美咲さんが、ヒロインの一人、主人公の従姉妹の四姉妹の、一番末の妹の役をやると。 結局全く美咲さんを救っている事にはならないぞ、これじゃ。ただ、彰が美味しいだけだ。 「毎日演劇部の練習見てたから大丈夫です!」 暇人の七瀬彰は、毎日練習の見学をしていたばかりか、時々舞台に上って練習もしていたらしい。 部員からすればただの邪魔な奴だ。 というか、ただの素人にそんな事をやらせる程、演劇部は、甘くないと、思ったのだが。 「おっけー」 と、あっさり話が付いてしまったらしい。 「男、他にいないから困ってたんだよね」 これが理由だ。 だが、ここらへんから話がおかしくなる(初めからおかしかったというのは却下だ)。 そこに、俺たちの共通の友人であり、本編の主人公である河島はるかが現れる。 彼女も暇だったので、演劇部の練習を見学したり、彰と同じように参加した事もあったらしい。 事情を聞いたはるかは、少しアンニュイに笑って、 「おけ」 と呟いた。何がおけか。部員が聞くと、 「美咲さんの代わりにわたしが演る」
前置きが長くなった。 つまり、七瀬彰と河島はるか。我らが友人二人が、演劇「痕」の役者として、参加する事になったのである。 悲惨なのは彰である。美咲さんとのラブシーンを演じる事が出来なくなったばかりか。 「俺を殺してよ、千鶴さん―― ……どう?」 そんな風に、なんとか練習をして台詞の読みも上手くなった彰だったが―― 「ううん、七瀬、台詞読みは上手くなったけど、あんまし男っぽくないし、なんかイメージじゃないんだよな」 「はあ」 そんな事を云われた。 「そこでちょっと趣向を変えてだ。主人公の男の役、はるかちゃんにやってもらおうかと思うんだ」 「はあ?」 「宝塚みたいだろ? 面白いと思わない?」 「はあ」 「だから、お前とはるかちゃん、役割交代だ。おけ?」 さて、やっと回想が終わる。 本日は我らが夕凪大学の学園祭当日である。休みを取れた由綺と一緒に、俺は友人達が参加する演劇を見にいく事にした。 舞台裏に行き、二人を励まそうとやって来た俺達は――二人の意外な格好に大爆笑した。 はるかが主人公の男の役をやる。 つまりあれだ。彰は妹役をやるのだ。 わははははははははははははははは。 ボーイッシュで、男の俺から見てもしなやかで格好いい、そんなはるかと、 軟弱で貧弱で女顔で、とてもじゃないが格好いい男役なんてやれないような面した彰。 入れ替えて正解だっただろう。英断だ。
「――どうしてこんな事になったのだらう」 彰は、ひらひらのスカートとしましまの服を纏って、呆然とした顔で立ち尽くす。 薄く化粧をしたその顔が妙に可愛くて笑ってしまう。 とうとう耐えきれなくなった由綺は、二人の顔を見て、あははははははは、と、大笑いし始めてしまった。 「ご、ごめんね、七瀬くん、あ、あははは」 こんな由綺を見るのは珍しい。非常に物憂げな表情になった彰をもう一度見て、俺も声を出して笑い出した。 「ごめんね、七瀬君。私がやるべきだったのに……」 本当に申し訳なさそうに彰に謝る美咲さん。彼女もこの演劇では照明をやっている。大変である。まったく。 彰は美咲さんの顔を見て狼狽えたが、彼女が吐いた言葉を聞いて、俄然やる気になったようだ。 美咲さんの言葉で、彰が気張らない訳がないからだ。 「き、き、気にしないでよ、美咲さん! 見ててね、僕の全力の演舞を!」 そしてガッツポーズだ。これで彰には気合いが入った。きっと最高の妹役を演じるだろう。 その横では、半ズボンにTシャツの、爽やかな笑顔をしたはるかがある。 舞台に上がる為、はるかは珍しく白く化粧をしている。ちょっとだけ、可愛い。 少し緊張した風味の顔も、なかなかに珍しい事だと思う。 「見ててね、冬弥も由綺も美咲さんも」 いつもよりほんの僅か、やる気を見せた顔ではるかは笑う。ほんの僅か、だが。 そして、開演である。
「おはよう、耕一お兄ちゃん」 ……うわああああ。ぞくぞくした、今。 あいつ、基本的に声も女みたいだから、男と知らなければ勘違いする奴が出てくるかもしれん。 異常に自然である。っていうか、一人欲しいぞ、妹として。……冗談だが。 美咲さんの為とはいえ、そこまで演じるか…… ひゅー、と囃し立てる声が聞こえた。 判ってるのか、そいつ男だぞ、男。 「おはよう、初音ちゃん」 少し緊張した風に聞こえなくもなかったが――はるかの顔は妙に爽やかで、格好良く見えた。 観客席もかなり盛り上がっている。 まだ始まったばかりだというのに、演出の派手さや脚本の流れ、演技の自然さ、すべてがいい感じに纏まっている。 こりゃすげえや。俺は思わず嘆息する。 「……でも、でも、わたしだって、叔父ちゃんのこと、忘れることができたわけじゃ……ないよ」 そこで見せる憂いの表情。うわあああああやめてくれええ、笑い死にしてしまうじゃないか。 横で由綺も笑いをこらえている。多分、本気で耐えている。 「初音ちゃんって、意外と大人なんだな」 はるかは、彰の顎を指先でひやり、と撫でながら、そう囁いた。 そして彰の唇を、そのままの指で、さらりと撫でた。 「……あ、」 彰は、そんな声を漏らす。多分、演技じゃないと思う。……こんな序盤で、そんなシーンがッ? そして、ひし、と抱きすくめる。え、ええええ? 「ずいぶんと大人になった――ずっと小さいままのイメージだったけど」 こ、こんなシーンだったか? 「あ、は、はる……お、お兄ちゃん……」 初音ちゃん萌え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! そんな叫び声が聞こえる。萌えるな萌えるな。 やばい。なんて面白い劇なのだ。別の意味でだが。
そして、物語は、盛り上がりが絶頂に達する――ヒロインとの最後の邂逅のシーンに至る。 狂ってしまいそうになる主人公はるかを、完全に壊れてしまう前に、ヒロインが殺そうとする――絶頂シーンである。 「あなたを、殺さなくちゃいけない――ッ」 そう呟いたヒロインを、はるかはすくと抱き締めると、静まりかえった会場中に響くような声で――囁いた。 「良いよ。――俺を、殺してよ、千鶴さん」 少し涙声の混じった、陰鬱な声を。はるかは、会場すべてを感動の渦に呑み込ませるような、そんな優しい声を。 「時間かけるなんて、卑怯だよ」 強く、その長髪の女の子を、強く、抱き締めて。 「ごめんなさいッ、」 「良いよ。千鶴さんなら、良いよ」 その台詞が、やけに遠くに感じられた。 そして、はるかは――、うわ、ああああ。 ……その、ヒロイン役の子に、深い深い、キスをした。 おいおい――何で、俺まで感動の渦に巻き込まれなくちゃいかんのだ。 そう思いながら由綺を見ると、俺と同じように、舞台に吸い込まれるように、はるかを見ていた。 そして、そこからハッピーエンドへと向かって、劇は熱狂のまま、終わった。 「演劇って、結構楽しいかも」 別人のようにあっさりとした声で、演劇が終わった後、はるかはそんな言葉を囁いた。 「でも、疲れる」 ぐったりとした顔で、はるかは溜息を吐いた。 「いやあ、お前にこんな才能があるとは思わなかった。いっそのことデビューしてしまったらどうかと思うのだが」 云うと、はるかはやけにつまらなそうな顔をして、
「こういうのは、たまにやるから面白いと思うんだ」 それもそうなのである、と俺は妙に納得してしまった。 「由綺はその点大変だよ」 はるかは笑ってそう云った。ひどく弛緩した顔であった。 「つかさ、彰抱き締めたシーンとか、脚本にはなかったよな」 「うん、アドリブ」 「キスシーンも?」 「うん」 それを聞いて俺は嘆息する。彰もその女の子も困っただろうに…… その彰は、というと、美咲さんと何やら楽しそうに話している。化粧とスカートはそのままに、やけに嬉しそうに。 どうせ、「どうだった? 結構恥ずかしかったけど、楽しかったな」とか、 「僕だってやれば出来るんだよ」とか、そんな事を話しているに違いない。スカート穿いて話しても間抜けなだけだが。 ともかく、今年の文化祭はこのようにして終了したのであった。愉快であった。 わはははは。 後日談。 河島はるかには、演劇の後、そういう気のある女の子諸君の取り巻きが出来てしまった。 はるかがキスをしてしまった女の子が、その筆頭である。 「ん」とばかりに、はるかは流しているようだが。 序でに、はるか以上の数の(男の)ファンを集めた彰は、毎日苦悩しているのだという。わはは。(終わり)
混み合う電車の中、俺は見知った後ろ姿を見つける。 (はるか……) 短く纏められたショートカットに、ざっくばらんなジーンズ姿。 何よりその、身にまとった雰囲気が、他の誰にも似つかない。 (やっぱり、はるかだ) 念のため横顔を確かめてみたが、はるかに間違いない。 なんでそこまでしてはるかに対し、ここまで慎重に確認するのか。 その理由――俺は今から、軽いイタズラを敢行しようと思っていた。 そう。電車内でのイタズラといえば、もう定番のアレしかない。 見つからないように、気配を悟られないように、俺はゆっくり忍び寄る。 過激なイタズラを前に、動悸が激しく、手の平に汗が滲んでくる。 けれども……“あの”はるかがこんな目に遭ったら、どんな反応を見せてくれるか。 ペロリと舌なめずりしながら。 俺の手の平は、サワリと優しくいやらしく、はるかの尻を撫で上げた。 「――っぐぁぅ…!」 次の瞬間。電車内に響いたのは、くぐもった俺の呻き声だった。 「あ、冬弥」 きょとんとした顔で、はるかが俺を振り返る。 「大丈夫?」 いつものような、穏やかな顔で、はるかが俺を見つめていう。 「その前にぃ……その足どけてくれ」 「あ、ごめん」 足の甲に、これでもかと食い込んだスニーカーを苦々しく見つめる。 そんな俺の気など知らず。はるかはいつものように、ふわふわと笑っていた。
ザァァァーーー!!! 冬弥「うわぁ・・・すごい土砂降りだ。こりゃ明日も雨だな」 機関銃のような雨が夜の闇を駆け抜けていた。 突然の夕立にやられた俺は濡れた頭をタオルで拭きながら、 明日の大学をどうしようかなんて不謹慎なことを考えていると、 ピンポーーーン。 突然インターホンが鳴った。こんな天気にいったい誰だろう。 厚い鉄製のドアを開けるとそこには 「ん・・・」 綺麗な緑色の髪も、青と白のTシャツも、お気に入りのジャケットも 雨でずぶ濡れになって、全身濡れ鼠と化したはるかが立っていた。 よく見ると手には泥や砂利がへばりつき、その先の指からは赤い水滴が幾筋も流れている。 「はるか! いったいどうしたんだ!?」 「・・・ん」 両手をお腹のあたりにあてて、はるかは俺の視線を避けるように床に視線を落とす。 いつもと少し様子の違うはるか。なにかかがおかしい。 「なあ、はるか。いったいなにがあったんだよ? 俺でよかったら力になるよ」 「・・・・・・・・・」 顎を床に落としたままはるかは俺の顔を見上げる。 その澄んだ翡翠の瞳はまるで『本当?』と訴えかけているように見えた。 「ああ、当たり前だろ。だって俺はえっと、その・・・はるかの恋人なんだから」 普段からあまりそういう単語を意識して口にすることに慣れてないためかなんとなく照れてしまった。 「後悔しない? たぶん私、泣くよ」 「ゔ・・・後悔しない・・・」 「・・・・・・・・・」 するとはるかは少し膨らんだお腹をさすって、 「ん・・・できちゃった・・・」 そうポツリと呟いた。
「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「な、な、なにぃぃぃぃぃぃぃーーーーーー!!!!!!!!!」 その予期せぬ返答に返答に俺は思わず三秒間凍りついてしまった。 「は、はははるか、ででででででできちゃったって一番最初に『あ』がつくやつか!?」 「・・・うん」 少し躊躇いがちに頷くはるか。
「・・・・・・・・・」 ガーン・・・ ガーーーン・・・ ぐわわぁぁーーーん・・・ (ぱ・・・ぱぱになってしまった・・・) これでもかというくらいに頭の中で鳴り響く警鐘。 俺の中でリンゴーンなんていう祝福の鐘はひとつも鳴らないし、天使もまわらない。 ただ俺の赤ん坊が出来たという衝撃だけが駆け巡っただけだった。 「はるか・・・」 「なに?」 「食事は和、洋、中のうちどれが一番食べたい?」 「ん、和」 「じゃあ、和服と洋服だと?」 「洋服」 「指輪は金と銀どっちが好き?」 「ん〜、銀」 「えっと、家は一戸建て?」 「冬弥・・・」 「な、なんだ? やっぱり赤ちゃんの頃から英語の歌を聞かせなきゃだめか? 俺、英語苦手だぞ」 「ちがう・・・」 「じゃ、じゃあ、今から子供ためにハンディーカムを買いに行くのか?」 「えっと、貯金どれくらいあったかな。あぁ、でももう銀行閉まってるな」 「冬弥・・・」 「ちょっと待ってろ今から親父に電話をして少しお金を・・・」 「冬弥は誰かと結婚でもするの?」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「待て・・・はるか今なんて言った?」
「近々藤井冬弥氏はどなかたとご結婚の予定は御座いますか?」 「って言った」 「へ? だ、だってさっきはるかできちゃったて・・・。それって俺とはるかの・・・」 「?」 頭にクエスチョンマークをつけ首を傾げるはるか。 あれ? なんか俺、空回ってる? 「・・・・・・・・・」 「あっそうか。あはは。あ、そうか」 しばらく考えた後、はるかは突然一人で納得すると 「違う違う、出来たのは冬弥の赤ちゃんじゃなくてこの子のだよ」 ほんわかとはるかスマイルを浮かべ、お腹の中からタオルに包まれた一匹の母ネコと三匹の仔猫を取り出した。 「あ・・・そうなんだ」 俺は漫画のようにその場にへなへなとへたり込む。 そうだはるかは時たまS、V、O、Cのうちどれか一つ飛ぶんだった。 「えっと、ネコだっけ?」 気を取り直してはるかのお腹からでてきたネコ達を覗き込む。 ピクリとも動かない四匹のネコ。何か変だと思って目を凝らすと 母親はぐったりとし、三匹の子猫が微かにぶるぶると震えていた。 「おい、このネコ達ずいぶんと弱ってるじゃないか! はるか、早く上がって」 「俺はまずこの子達の体を拭くから、はるかはミルクを温めて」 「ん」 俺の部屋は突然の来訪者によってにわかに慌しくなった。
「ふぅ・・・どうやら落ち着いたみたいだな・・・」 「うん」 毛布の敷き詰められたダンボールの中ですやすやと眠る母ネコと三匹の仔猫。 額をぬぐうと暖房をガンガンにかけているためか腕にべっとりと汗がついてた。 「いったいどうしたんだ。このネコ達」 「公園でごはんあげてたら、仔猫が産まれた」 「・・・・・・・・・」 えっと・・・つまり今のはるか語を翻訳すると、 家でネコの飼えない暇々星人はるかは公園で一匹のネコに餌をあげていました。 実はそのネコは雌で今日もいつものように餌をやりに行ったら仔猫が産まれていた。 ・・・っというのが上の一文の意味だ。 おそるべしはるか文法。逆支弁圧縮袋もびっくりの圧縮率だ。絶対特許、取れるぞ。 「ふふふ、由綺かわいい・・・お前お母さんなんだよ」 すぴすぴと寝息を立てる母ネコをちょいちょい突いて由綺という名のネコをかわいがるはるか。 この由綺という名前の由来は人懐っこいからだそうだ。 面識のない俺がなでても怒らないところを見るとまあ、言い得て妙かもしれない。 「ほら、次ははるかの番。はやくシャワーを浴びないと風邪引くぞ」 俺はお楽しみ中のはるかに大きなバスタオルを投げかける。 「・・・うん。じゃ、トランクス貸りるね」 「は?」 「ん・・・ここ」 素っ頓狂な声を上げる俺をよそにはるかはクローゼットから一発でトランクスを取り出した。 そして続けざまに男物のTシャツとジーンズを抜いて、ぺたぺたと浴室へと向う。
「おいおいおい、一体それ、どうするんだよ」 「ん、着替え」 あっ、なるほど。 「下着びしょびしょだから」 「うん・・・でも、下着とかだったらコンビにでも売ってるだろ。今から買いに行くよ」 コンビニで女物の下着を買うのは抵抗があるが はるかが俺のトランクスをはいて歩いているのを想像するとそっちの方がもっと恥ずかしかった。 だがはるかは考えるそぶりも見せずにぺたしぺたしとフローリングを鳴らすと 「ん、めどくさい・・・」 という一言を残して、浴室の中へと消えていった。
はるかがシャワーを浴びている間、俺は何も手がつかずそわそわとテレビのチャンネルを回して過ごす。 しばらくするとシャワーの音が止まり、だぶだぶのズボンとTシャツ姿のはるかが風呂場から出てきた。 「なんか、スースーする」 そして、シャワーを出て発したはるかの第一声がコレだった。 綺麗な翡翠の髪の毛から水滴が数滴と流れ落ち、はるかの鎖骨をゆっくりと移動しその中央へと吸い込まれてゆく。 なんとも表現しがたい煽情的な光景だった。 「じゃ、じゃあ俺もシャワー浴びるから」 普段はるかをこういう眼で見ることがなかっただけに 俺ははるかをまともに正視することができず、照れを隠すように浴室に逃げ込んだ。 (これじゃあ、なんか今からそういうことをするみたいじゃないか) (いかんいかんぞ、藤井冬弥。相手ははるかだ。ここは無だ。無の境地を開くんだ!!) 俺は冷水のバルブを全開にし、冷たいシャワーを滝のように浴びた。
ガチャ・・・ ドアを開けると、部屋はもう暗闇に包まれていた。 俺はベッドで眠るはるかを起こさないよう抜き足でクローゼットから夏用の掛け布団を取り出し、 フローリングの上に寝ようとベッドの脇を通ろうとしたところ、突然足をつかまれた。 「いったぁ・・・なんだはるか起きてたのか」 「ん、冬弥と一緒に寝るから起きてた」 「へ? 寝るって俺と?」 「うん。なんとなく今日はそばにいて欲しい」 顔を布団から半分出してはるかはその澄んだ瞳で懇願する。 「ねねね寝るって、俺は健全な男の子だぞ。もしかすると、もしかするかもしれないんだぞ!」 「ん、信じてるから・・・」 「ゔ・・・」 結局俺はその一言に押し切られる形になり、俺達は背中あわせにシングルベットに二人で寝ることになった。 「・・・・・・・・・」 「ん・・・」 はるかが少し体勢を変えるたびに清潔な石鹸の香りが俺を包む。 とてもじゃないが、眠れそうにないかった。 俺は心臓の鼓動を悟られないようより一層身を丸めると、背中がはるかにぶつかった。
「冬弥・・・起きてる?」 「ああ・・・」 「あはは、なんかこうやって一緒に寝るのって幼稚園以来だね」 「ああ・・・」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 そして、俺とはるかの間に何とも言えない沈黙が訪れる。 時計の音だけがカチコチと二人の間を埋めていた。 するとはるかはおもむろに身体を起こし、壁を見つめる俺の横にころんと寝っ転がった。 「ん・・・」 「お、おい・・・」 身体をずらし俺の胸へと身をうずめるはるか。 その肩がかすかに震えていた。 「はるか・・・どうした?」 「今日、仔猫いっぱい死んじゃったから」 「・・・そうか、助からなかったのもいるのか」 そう、俺は気づいていた。哺乳類にしては多産の猫が仔猫を三匹しか産まないはずはないのだ。 「うん、ここに来る途中で四匹・・・。もう少し私がはやく走れたらよかったのにね」 「・・・・・・・・・」 「私がテニスをやめなかったら・・・きっと・・・」 「はるか・・・もういいよ・・・」 「ん・・・」 俺ははるかを強く抱きしめた。胸の中で小さく震えるはるか。 俺ははるかの髪の毛にそっとキスをする。 鼻をくすぐる石鹸とシャンプーの香り。俺を包むはるかの香り・・・。 雨の音と衣擦れの音がやけにうるさかった。 (おわる)
2月27日。 由綺の晴れ舞台になるであろう音楽祭の前夜。 この時計の針が後二回転すると由綺の孤独な戦いが始まる。 ピンポーン・・・ ん、だれだこんな夜遅く? 「は〜い」 「彼を返して!!」 「え?!」 「諸田真を返して!!」
イビル「よう! 雀鬼の黄金コンビが応援に来てやったぜ!」 エビル「……頑張ろう」 はるか「ん、ありがと」 イビル「どうやら激戦のようだな! アタシは算数苦手だからわかんないけど!」 はるか「チョコ、食べる?」 エビル「いただきます」 イビル「だがアタシらが来たからにはもう安心だ! 雀鬼が全滅したってのは気にするなっ!」 エビル「……おいしい」 はるか「そっか。よかった」 イビル「『雀鬼組応援団』が培った雀鬼支援の数々を……!」 エビル「そうだ。お茶を持ってきた」 はるか「うん、いいね」 イビル「今ここで大放出だぁっ!」 はるか「ふー(ずずー)」 エビル「……(ずずー)」 イビル「………………お前ら、アタシの話聞いてたか?」 はるか「聞いてたよ」 エビル「うむ」 イビル「そうか、それならいいんだが……」 はるか「『ヒカルの碁』がいつの間にか『佐為編』だったってことが驚きってことだよね?」 エビル「いや、大橋巨泉があまりにも哀れだということだろう」 イビル「聞いてねーじゃねーかオメーらぁぁぁぁぁぁっ!!(地獄の炎)」 はるか「あ、あったかい」 エビル「うむ」 イビル「和むなぁぁぁぁぁっ!!」
「それにしてもものすごい難事件ですね、警部」 「部屋には内側から鍵がかけられていて、窓も無い。 しかも指紋も足跡も残されてない。 その上、この家の周りは一日に人が一人来るかこないかで目撃証言もまったくなし。 ましてや、被害者は親戚、友人などと関係を断ち切っていて、 もう10年以上は社会と切り離された生活をしているので動機も読みにくい。 しかも凶器が残ってないのでそもそもなぜ死んだのかが分からない」 「ん、犯人がわかった」 「え、はるか先生、分かったのですか!?」 「いったい犯人は誰なのですか?」 「だからもう帰る」 「えー!」
570 :
琉一 :02/02/02 00:20 ID:aInkPlC2
「キノの旅」という小説があります。 今から落とすはるかSSは、それの世界観だけもらっています。 かなり不条理で、ちょっとシリアスで、時々ギャグで、意外にアクションな、変なSSです。 10レス分落とすのは迷惑かもしれないけれど、 はるかの支援ができるのは、この試合が最後だと思うので、許して。 全ては、最萌のはるかのために。では。 『はるかの旅 〜笑顔の一番似合う国〜』
571 :
琉一 :02/02/02 00:20 ID:aInkPlC2
草原に刻まれた広い道を、自転車が走っていた。 銀の自転車に跨る旅人の髪は、草原と同じ緑色をしている。 右腿と腰に下げたパースエイダー(拳銃)が、ひどく似合っていなかった。 「はるか、見えたぞ」 はるかと呼ばれた旅人が、前方に目を凝らすと、白い城壁が見えた。 「ん……次の国はどんなところだっけ?」 「えっと……なんでも住人がみんな笑顔で、平和な街だとか」 「ふぅん?」 しばらくして、自転車が呟いた。 「しかし……よりによって、なんで自転車かなぁ……」 「原作だとモトラド(バイク)なのにね」 「いや、そうじゃなくてだな……はぁ、もういいよ」 自転車の冬弥は諦めのため息をついた。 「あははーーっ、いらっしゃいませ、旅人さん」 入国管理官は、満面の笑顔で二人を迎えた。 「こちらへは、何日滞在の予定ですかーーっ?」 「原作に従って、三日」 「同じく」 「はい。旅人のはるかさんと、自転車の冬弥さんですね。 私、喋る自転車さんは初めて見ました。あははーーっ」 「わたしも」 「俺も喋る自転車になるなんて、思ってもみなかったよ……」 「あははーっ、楽しい方たちですねーっ」 はるか達は書類に記入すると、城壁に囲まれた国の中へ入っていった。
572 :
琉一 :02/02/02 00:23 ID:aInkPlC2
「あーっ、旅人さんですよーっ!」 「ようこそ、笑顔の一番似合う国へ、あははーーっ」 「宿をお探しでしたら、私どもの鶴来屋までご案内いたしますーっ」 たちまち笑顔の住人が、物珍しげにはるか達に集まってきた。 「……すごい歓迎っぷりだな」 「ん、じゃあ、そこに泊まるね」 「はい。一名と一台様、御案内ーっ、あははーーっ」 千鶴と名乗った黒髪の女性は、はるかを先導して歩き始めた。 行き交う人々は一様に笑顔で、はるか達に向かって手を振ったり、会釈したりする。 「平和そうな国ですね」 「ええ。この国の国民は、みんな笑顔なんです。 いつもニコニコ笑っていれば、ちょっとしたことでケンカになったりしません。 おかげでこの国では争いも犯罪も少ないし、もちろん美容と健康にもいいんですよーっ」 冬弥の問いに答える千鶴の前を、二つの影が駆け抜けていく。 「あははーーっ! 待てーーっ、たい焼きドロボウーーっ!」 「あははーーっ! どいてどいてーーっ! うぐぅっ!」 たい焼き屋の親父と、羽根リュックの少女が、雑踏に消えた。 「……」 「……」 「はるかさんも可愛いんですから、笑顔でいた方がいいですよーっ」 「あの……今の光景は無視ですか?」 その日の夜。はるかはふと気が向いて、月夜の散歩としゃれ込んだ。 冬弥を押して公園まで行き、ベンチに座って、冴え冴えとした月光を浴びる。 昼間の喧噪が嘘のように静かで、ただ虫の音だけが、耳に心地良く響く。
573 :
琉一 :02/02/02 00:24 ID:aInkPlC2
「……なんか、疲れた日だったな」 「ん、あそこまでテンションが高いと、つきあう方が疲れるね」 「歓迎パーティーを開いてくれるのはいいんだけどな」 「あはは。冬弥、なにも食べられなかったね。油でも差そうか? 空気入れる?」 「……うるさい」 ふくれた冬弥のフレームを撫でて、機嫌をとる。 その手が不意に止まった。 虫の音が止んでいる。かわりに遠くから喧噪が聞こえてきた。 それは草を蹴散らす音になり、急速に近づいてくる。 はるかは右腿のパースエイダーに手を置いた。 ガササッ。 右手の茂みから、人影が飛び出した。 木の枝を掴み、高く跳躍した少女は、剣を振りかぶり、はるかに襲いかかる。 長い髪、鋭い瞳、月をバックに煌めく剣光。 一瞬、冬弥はその少女の美しさに見ほれた。 ザン! 鋭く振り下ろされた剣先は、ただ、大気だけを切り裂く。 舞い落ちる木の葉を挟んで、二人の少女が対峙した。 「……誰?」 「それはこっちがいいたい……」 「冬弥、静かに」 ぺし、とサドルを叩いて冬弥を黙らせる。 「事情は知らないけど……」 はるかはパースエイダーをホルスターから抜き取り、 「私は敵じゃないよ」 無造作に、草むらに投げ捨てた。 「お、おいはるか……」 「平気」 はるかはわけもなく微笑んだ。
574 :
琉一 :02/02/02 00:24 ID:aInkPlC2
少女はそれを見て剣を下ろす。笑顔でこそなかったが、突き刺すような殺意は消えていた。 「私、はるか。こっちは冬弥」 「……舞」 「血が出てるよ」 舞の左手から、地面に鮮血が垂れている。 袖の部分に穴が開き、真っ赤に染まっていた。 はるかは無造作に近づくと、舞の左手にハンカチを巻き付けた。 じわりとハンカチに血がにじんだ。 「……ありがとう」 「追われているの?」 舞はこくりと頷く。先ほどからのざわめきは、そのためか。 「じゃ、逃げようか」 「はるか……おまえさぁ」 「平気」 はるかは繰り返すと、パースエイダーを拾い、冬弥に跨り、手招きした。 舞は後輪の中央にある突起に足を掛け、はるかの肩に掴まる。 「二人乗りは危険なんだけどな……」 「で、舞ちゃん。どっちに行く?」 舞が無言で指さした先は、街の中央部。ざわめきがもっとも大きい方角だった。 「あの……そっちから逃げてきたんじゃないのか?」 「まだ終わってない。行かないと」 「ん。それじゃ、行こうか」 はるかは飄々と答え、ペダルをこぎ出す。
575 :
琉一 :02/02/02 00:25 ID:aInkPlC2
「私は……佐祐理を助けに来た」 冬弥の上で、詳しい事情を舞から聞く。 「この国を笑顔で満たすために、佐祐理が犠牲になっている。 私は佐祐理を助けたい。だから、佐祐理を追ってここに来た。 さっきは失敗したけど……今度は助ける」 「その子があの建物の中に捕まえられているんだ」 はるかの視線の先に、小さな城ほどもある館が聳えていた。 「そう」 「ひどい話だな」 「……ここでいい」 「どうして?」 はるかは足を止めずに聞き返す。 「これ以上一緒にいると、あなた達も捕まる」 舞は手を離すと、ふわっと後ろに体を舞わせた。 慣性力を上手に打ち消しながら着地し、横の路地にさっと飛び込む。 「あ……行っちゃった」 「どうするんだ?」 「助けにいくよ」 「……やっぱりな」 「友達だからね」 「さっき会ったばっかりだろ」 「友情に時間は関係nothingって、えらい人も言っていた」 「いいさ。どうせいつものことだ。行け」 「ん、行くね」 はるかは行った。
576 :
琉一 :02/02/02 00:26 ID:aInkPlC2
「あははーっ、止まってくださいねーっ!」 引きつった笑顔の門番を、はるかは無視して突き進む。 右腿からパースエイダーを引き抜き、閉ざされた扉に向けて、三発。立て続けに撃った。 轟音と共に吹き飛んだ扉を抜け、中庭に躍り込む。 たちまち剣を構えた衛兵が飛んでくるが、パースエイダーを向けると、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。 その見事な逃げっぷりに、冬弥が感心する。 「銃は剣よりも強しっていうけど……」 「平和な国も、たまには役に立つね」 はるかは衛兵が開いてくれた玄関から、館の中に乗り込む。 正面には、どう先回りしたのか、すでに舞が立っていた。 「……来たの」 「うん、来た」 「……助かる」 その時、吹き抜けの二階で、影が動いた。 手には狙撃用のパースエイダーを持ち、舞を狙っている。 銃声が、響いた。 銃が床に跳ねて、重い音を立てる。その後を追うように、男の体が落ちてきた。 はるかのパースエイダーから、白煙が上がっていた。 「……ありがとう」 「ん、どういたしまして」 舞は床で呻いている男に近づき、首に剣を押し当てた。 「……佐祐理はどこ?」 「ち、地下です。そこの扉から……」 ホールの片隅に、使用人が使うような、小さな扉があった。 「あ、舞ちゃん。さっき舞ちゃんを撃ったのって、この人?」 舞が頷くのを見て、はるかは腰のパースエイダーを引き抜き、銃口を向けた。 「悪い人には、お仕置きだよね」 銃声が吹き抜けを駆け上がっていった。
577 :
琉一 :02/02/02 00:27 ID:aInkPlC2
「……意外に、気の小さい人だったね」 「あの状況じゃなぁ……」 男は紙吹雪と万国旗にまみれて気絶していた。 「お仕置き完了。行こうか」 「……こく」 はるかは腰にパースエイダーを戻し、走り出した舞の後を追った。 扉の先には、地下へ階段が続いていた。 はるかは冬弥から降りて、押しながら、と言うよりは押さえながら、階段を下る。 ダンパーのついていない冬弥は、階段でガタガタ跳ねた。 「冬弥、もっとおとなしく」 「ムチャ言うなーっ」 狭い階段の中だと、冬弥の叫びはやたらと反響した。 舞から大分遅れて、ようやく地下に辿り着いた。 地下室は、緑色の光で満たされている。 その光は、舞の正面にある巨大な水槽のようなものから発せられていた。 中央に、裸の女性が浮かんでいる。 「わっ、わっ……」 「冬弥、見ちゃダメ」 はるかがライトの辺りを押さえる。 「佐祐理……」 佐祐理は水槽の中で、眠ったように微笑んでいる。 ひどく幸せそうに……安らかに。 「なんなんですか、この部屋?」 「この部屋の装置で、国民がいつも笑顔でいられるような、見えない光を出している……らしい。 そのエネルギーが、佐祐理」 「笑顔でいられる光?」 「本当に悲しいことや、辛いことがあったときには、笑顔でいられないけど」 だから、舞はずっと笑顔でいられなかった。
578 :
琉一 :02/02/02 00:27 ID:aInkPlC2
「私もそのうち、あははーっ、って笑っていたのかな?」 「……多分」 「なんかいやだね」 「すごくいやだ」 舞は装置をいじって、なんとか開けられないものか、試行錯誤している。 「は、はるか……あれ……」 「ん?」 傍らの机で、男が突っ伏していた。大分前に、息絶えていたようだ。 「……久瀬だ」 「久瀬?」 「佐祐理の笑顔を側で見たかった、佐祐理の笑顔で世界を満たしたかっただけの、 ただそれだけの……悲しい男」 何度か試したが、佐祐理を解放する方法は分からなかった。 「下がってて」 「え?」 舞は剣を振りかぶり、容赦なく振り下ろした。 ガラスが割れて飛び散り、緑色の液体が迸る。 流れ出てきた佐祐理の体を、舞はしっかりと受け止めた。 溢れた水は、たちまち足首までの深さになる。 「逃げよう」 「了承」 「……錆びるかも」 少し自転車としての立場に慣れはじめた冬弥だった。
579 :
琉一 :02/02/02 00:29 ID:aInkPlC2
佐祐理が意識を取り戻すまでの間、二人は舞に事情を聞いた。 この街で一番の権力を持つ久瀬が、何度となく佐祐理を求めたこと。 それを佐祐理は断り続けたこと。 そして……病によって、久瀬の命が残り少なくなってしまったこと。 「久瀬は佐祐理を好きだった。だけど、間違ってしまった。 心が……壊れてしまったんだと思う。 想いが届かず、願いを叶える時間もなく、ただ、笑顔だけでも側にあって欲しいと」 佐祐理に拒まれた久瀬は、佐祐理を捕らえ、その笑顔を自分のものだけにした。 その笑顔で国中を満たすために、あんな装置を作った。 自分の命がわずかだと知ってしまった男の、儚い暴挙だった。 「佐祐理さんは……せめて死ぬまでの間だけでも、側にいてあげられなかったのかな……」 「佐祐理は知らない。久瀬はプライドが高いから……」 夜が明ける頃、佐祐理は意識を取り戻した。 「舞……?」 「うん……」 初めて、舞が笑った。本当に微かに、だけどとても優しい瞳で。 佐祐理はバスタオル一枚という恰好に大いに慌てながらも、舞から事情を聞き、はるか達に頭を下げる。 「あの……はるかさん、それに冬弥さん。どうも、ご迷惑をおかけしました」 「ん……好きでやっただけだから」 「俺ははるかにつきあわされただけだから」 「あはは……。でも、本当に助かりました。舞も、ありがとう」 「……私は、佐祐理の親友だから」 「うん。ありがとう」 なぜか舞は、佐祐理に突っ込みチョップを入れた。 「あははーーっ。痛いですーーっ」 夜明けの光が、その笑顔を飾っていた。
580 :
琉一 :02/02/02 00:29 ID:aInkPlC2
「佐祐理ちゃんは、これからどうするの?」 「そうですね。これからは、国民みんなが本当の笑顔でいられるような国にしたいと思います」 「ん、頑張って」 「はるかさん達も、よかったらこの国に住みませんか? 大歓迎ですよー」 「ん……悪いけど、もっと色々見て回りたいから」 「そうですかー。残念ですー」 「……じゃあ冬弥だけでも」 「え、俺?」 「ダメ」 冬弥のかわりに、電光石火ではるかが答えた。 「……どうしても?」 「ダメ」 「おもしろかったのに……喋る自転車」 「あははーーっ、失礼ですよ、舞」 「あの、俺の人権は……?」 自転車の人権は無視された。というか、存在しない。 「住むのは……ダメだけど。あと二日、この国にいるから」 「じゃあその間、大歓迎パーティーを開きましょう! ねぇっ、舞」 「……こく」 「その前に……ちょっと眠いね。徹夜だったから……」 「はちみつくまさん……」 はるかが大きなあくびをして、舞もそれに続いた。 「俺も……自転車なのに、なぜか眠い……」 「私はぐっすり眠っていたから、元気ですよーっ!」 一同は、一人元気な佐祐理に率いられ、本当の笑顔が眠る街に歩いていった。
以前、ちゃん様応援用に投下したものです。 「あ・・・」 「ふふん。どう、この詠美ちゃんさまの才能が分かったでしょう」 「イワシって大魚なの?」 「え?」 「この男の子のセリフ。<こんなにイワシが釣れて大魚じゃないか…>」 「…あー! こ、これは印刷屋の誤植よ! あの千紗って女が間違えたのよ。これだから弱小印刷屋は…」 「コロボックルなら…」 「え?」 「キャラクタがコロボックルならイワシでも大魚だね」 「そ、そうよ、そうよ。そのキャラはその“ころぼっくる”というお仕事をしているのよ」 「職業? ああ、だからこの主人公は芸能界でも人気あるんだね」 「そうよ。とても華やかなのよ。私のように何時も皆から注目されているのよ」 「じゃあ、劇場に出たりなんかしているんだね」 「そうよ。劇場に出ていろいろな演技をするのよ」 「ルルルとしか喋られなかったり」 「ルルル?」 「それでカタツムリなんか食べたり」 「カタツムリぃ!?」 「あはは。それじゃあとても大人気だね」 「(こ、コロボックルっていったいどんな職業なのよぉ〜)そ、そうよ、とても大人気なのよ! ゲテモノ食い大賞なんかで引っ張りだこなんだから!」 和樹「はるかさ〜ん、たのむから突っ込んであげてよ…」
「変ばい。この娘の頭の中には何も無いバイ」 「あ、やっと本人を発見したバイ」 「……………………」 「こんばんわ」 「…誰?」 「わたしはドリーム仮面バイ。どんな夢でも君の見たい夢を見せてあげるバイ」 「…夢?」 「そうバイ。夢バイ」 「…ない」 「え?」 「夢は…無い」
「そんなわけは無いバイ。この世に夢の無い人間なんているはず無いバイ」 「…私の夢は兄さんになること」 「うん?」 「お父さんも、お母さんも兄さんしか見ていなかった。 だから私も兄さんしか見なかった。私は兄さんになることで 私でいられた…。でも兄さんは…」 「困ったバイ。悩みがあまりに深刻すぎるバイ。 このままこの娘の兄さんをここに描いてあげても、 きっとこの娘をますます悲しませるだけバイ」 「……………………」 「それにこの娘が前に進むためには思い出に浸っているだけでは 駄目バイ。そうだ、さっき机の上で一緒に楽しげに写っていた あの男をここに描いてあげるとバイ。彼はわたしのようにルックスがいいから きっとこの娘も喜ぶとバイ」
「ん、俺の顔に何かついてるか?」 「昨日、冬弥の夢を見たんだ」 「へー、俺のどんな夢を見たんだ?」 「彰をヒモにつないで冬弥と一緒に散歩してる夢」 「彰って…子犬の?」 「ううん。人間の」 「…彰が聞いたら傷付くぞ」 「あはは」 でも、夢は夢。冬弥は冬弥なんだよね。
冬弥「……あれ、はるか、ノートパソコンなんて持ち込んで何やってるんだ?」
はるか「ん、ゲーム」
冬弥「はるかがゲームとは珍しいな……なんてソフトだ?」
はるか「えーと……『倉田家のおるすばん(火暴)』だって」
冬弥「って、おい……それ、18禁だろっ!? 大学でやるなよっ!」
はるか「面白いよ?」
冬弥「いろいろ話題になってるって話だしな」
はるか「うん。このゲームのポイントは一つ。『クーラー』」
冬弥「はぁ?クーラー?」
はるか「ん、クーラー。このゲームはコンセプトは『爽やか系変質者の主人公が、見た目幼女な二人とえっちなおるすばんをする』だけど、
イベント発生のトリガーは、全てクーラーが握っていると言っても過言では無い」
冬弥「全然イメージ湧かないんだが。というか口調が変だぞ、はるか」
はるか「『クーラーが壊れる→暑くてたまらない→服を脱げば涼しくなる→以下省略』」
冬弥「あ、安直……」
はるか「あと、『クーラーが壊れる→汗が出るので喉が乾く→麦茶をいっぱい飲む→トイレに行きたくなる→以下省略』とか
『クーラーが壊れて最大出力になってしまう→お部屋が寒くて仕方が無い→運動すれば暖かくなる→以下省略』とか……」
冬弥「クーラーが壊れなければ話が始まらないのかっ!!」
はるか「っていうのは、
ttp://www.246.ne.jp/%7Eriu/index.htm のネタなんだけど」
冬弥「面白いよな、あのページ……」
はるか「うん。あ、お風呂場で始まった」
冬弥「何がだっ!? ……というかはるか、あんまり口数が多いのはお前らしくない」
586 :
名無子 :02/02/02 00:39 ID:aInkPlC2
<ピクニック> その1 「冬弥、いる?」 「ん、ああ。はるかか」 日曜日の朝、俺のワンルームマンションに表われたのははるかだった。 「よかった。じゃあ行こ」 「待て待て、どこに行くんだ」 「サイクリング」 「誰が」 「冬弥が」 「どうして」 「天気が良かったから」 「まてまて、すると何。俺はたまの日曜日を天気が良いからとお前とサイクリングしなきゃいけないのか?」 「そう。冬弥、物わかりが良くない」 「俺はお前とサイクリングの約束なんてした覚えがないんだけど」 「冬弥、暇だと思った。来てみたら、暇だった。一緒にいこ」 はるかのやつ、俺が暇だと決めつけてるな。 実際暇なんだけど。 「まてまて、俺は今日は《葉鍵板最萌トーナメント》で支援SSを書きあげるつもりだったんだ」 「さいもえ……?」 「そうだよ。今日ははるかの出番だったんだろ」 「ん……」 我ながら上手い断り文句だと思ったが、はるかは何を思ったのかつかつかと俺の部屋に上がり込むと、パソコンを覗いた。 「これ、電源入っていない。冬弥、SS書くつもりはなかった」 「う……」 さすがは幼なじみか。はるかには俺の行動パターンは読まれているようだ。
587 :
名無子 :02/02/02 00:40 ID:aInkPlC2
<ピクニック> その2 はるかは俺のパソコンに電源を入れると、起動時のパスワードをポンポンと入力してパソコンを立ち上げた。 「……どうしてはるかが俺のパスワードを知ってるんだ」 「冬弥の考えること、分かりやすい。由綺の誕生日入れたら一発だった」 「ぐ……」 確かに安直だったかもしれないが、普通他人が勝手に部屋に上がりこんでパソコン立ち上げるなんて思わないんだが。 はるかはそんな俺の戸惑いをよそに、2ちゃんねるにアクセスすると、《葉鍵板最萌トーナメント》スレッドを表示してさっさと『<<河島はるか>>に1票』と書き込んでしまった。 「これでよしっと」 「よしっとじゃない。どうして勝手に書き込むんだ!」 「冬弥のSSなんて、読んでても面白くない。一緒にサイクリングしていたほうが楽しい」 そういうと、俺の手を掴んで外に連れ出した。 「さ、行こう」
588 :
名無子 :02/02/02 00:40 ID:aInkPlC2
<ピクニック> その3 俺の自転車もスポーツタイプの多段変則ギア型だったが、はるかのはン十万もするメルセデスの自転車だ。はっきり言って見劣りする。 ──はずなのだが、はるかはおもいっきり普段着で自然体だ。自転車も傷だらけなため、どう見てもママチャリでサイクリングしている雰囲気だ。 そんなはるかの後ろ姿を追いかけながら、俺たちは丘の上にある公園までサイクリングにでかけた。 「気持ちよかった」 「あまり気持ちよくなかった」 「冬弥、素直じゃない。自転車の風が気持ちよかったって、顔に出てる」 こいつは、どうして俺の気持ちを読むのが上手なのだろうか。 ある意味、由綺以上だ。 「お腹すいた。お弁当にしよう」 そういうとはるかは、自転車の荷台にくくりつけた荷物から手箱と水筒を取り出した。 ビニールシートを広げてそこに取り出したお弁当は、色とりどりのサンドイッチだった。 「今朝作ったの。さ、食べよ」 「……そういえば、はるかはこの手の簡単な手料理が得意だったんだよな」 最初はイメージに合わないので俺も驚いたが、実ははるかは手料理が得意だ。しかも簡単に作れるものほど、手を抜かない。 「でも、これって本当に2人前あるな。最初から俺を誘うつもりだったのか」 「いや。調子に乗って作りすぎたの。困ってたら冬弥の顔が思い浮かんだ」 「あっ、そうですか」 要するに、お弁当が主で俺はおまけってことか。 「おいしい?」 「いや、確かに美味しいけど──」 愛情は込もってないよなあ、これって。 「じゃあ、食べたらひなたぼっこしよう」 そう言って、はるかもサンドイッチに手をつけた。 そして芝生の上で寝転んだり、はるかにひざ枕してもらったり、はるかに顔をいたずらされたり。 俺たちの間には、こういうまったりとした時間がふさわしいんじゃないかって思ったのだ。
「それにしてもメルセデスのMTBのローン、あとどれだけ残っているんだ? 「もう、返した」 「え! 結構大金だったはずだろ? どうやって」 「バイトして」 「…いったいどんなバイトしたらそんな大金手に入るんだ」 「大したバイトじゃないよ。ホルマリン漬けの匂いに慣れれば…」 「わかった皆まで言うな!」 「あと、ホテルに3日ほど篭って薬を飲んでるだけのやつ」 「あれは危険だろ」 「全然。以前、抗鬱剤の奴にいったのだけど全然効かないって頭抱えてた」 「…それは被験者の方に大きな問題がありそうだな」
ココロ「緊急企画っ! リーフキャラの名言を河島はるか語に翻訳してみようのコーナーっ!!」 なつみ「導入部の司会進行は牧部なつみがお送りします」 ココロ「御託はなしっ! それじゃ張り切っていってみましょーっ!」 なつみ「全部の元発言者がわかったら、<<天衣無縫マスターはるか>>を名乗ってもいいかもしれません」 はるか「んー、冬弥は冬弥だから、これからもずっと冬弥だと思う」 はるか「……死んでくれるかな?」 はるか「はるか予報。明日は休講。自主休講だけど」 はるか「冬弥、なんか届いた?」 はるか「寝た」 はるか「バナナワニは美味しいかどうか解らないから私帰る」 はるか「んー、私が思うのは、私に任せてほしいってことかな」 はるか「飲めないよ、レモネード。炭酸抜きじゃ」 はるか「冬弥はすごいよ。すごいすごい、何が凄いか解らないけどすごい」 はるか「声からするに、冬弥は浮気者だね?」 なつみ「ちなみに、解答は気が向いたら」 ココロ「それじゃ、がんばれー!」
591 :
はるか :02/02/02 00:47 ID:aInkPlC2
ゝ ー ^ ヽ ^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ // { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ } // {-、 ´ju┐ |/} / .( ん、終わり。みんなお疲れ様・・・。 //)゚) 'ー'' ノノヽW ) (^ ン ノ \` ノ ノ <( \__(' ̄ ̄ ┴ー┐ < ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \ }_ ーl==/ / ⌒\\
>>591 おつかれ。でもまだあるんだな、これが。
593 :
琉一 :02/02/02 01:00 ID:IgMgC76W
盛大な祭りが終わった。 すでに観客の立ち去ったスタジアムで、はるかは放心したように座り込んでいる。 「……はるか」 「……あはは。なんかおもしろかったね」 「うん……そうだな」 冬弥ははるかの髪を、くしゃっと撫で回す。 はるかは目を細め、冬弥の足に寄りかかった。 「いっぱいね、友達できたよ……。葉子さんに、ユンナさんに、佐祐理ちゃん、舞ちゃん。 応援してくれた人。対戦した人の友達。 SSの中で、るりるりや芹香ちゃんや、美凪ちゃん、由宇ちゃんにも会ったっけ。 彰も、美咲先輩も、由綺も、他にもいろんな人が、応援に来てくれた。 犬や猫、結局何匹拾ったんだろうね。チョコを何枚かじったんだろう……。 あはは……ちょっとすごいかも」 「うん……ちょっとすごいな」 「あ……ほら来た」 「ん……」 対戦相手だった倉田佐祐理。その後ろには、いつものように親友の舞がひかえている。 「お疲れさまでした」 「うん……疲れた。すごかったね」 「はい。本当にすごかったです。とても……素敵な一日でした」 「ん、私も、忘れないね。きっと、ずっとね……」 はるかが座ったまま手を差し出した。 佐祐理がその手をぎゅっと握る。 と、はるかが思いっきり、佐祐理を引っ張った。 「ふえっ!?」 佐祐理がはるかの上に、覆い被さる形になる。 その背にはるかは手を回して、ポンポンと叩いた。 「ありがとね……。そして、頑張って」 「はい……」 「私は頑張るの苦手だから、これくらいで十分すぎだけど」
>>591 乙〜。誕生日にまた盛り上がるといいね。
それにしても改めてみると壮観だなあ。なんで負けたんだろ(笑)
>>592 ん?
595 :
琉一 :02/02/02 01:04 ID:IgMgC76W
「……はいっ。はるかさんの分まで、頑張ります」 「いいよ、私の分は。お祭りは、これでおしまい……」 「はるかさん……」 「私、ちょっと疲れちゃった……」 「え?」 「お休み」 「あっ、あっ、あのっ……」 慌てる佐祐理を尻目に、とっとと眠ってしまうはるか。 「ふぇ……冬弥さん、どうしましょう」 「まったく。最後まで迷惑かける奴だな。ほら、はるか。おぶってやるから」 「ん……うん」 はるかを引っ張り上げて立たせ、背中におぶる。 「それじゃ……今日は本当に、ありがとうございました」 「はい……目が覚めたらはるかさんにもよろしく」 「私からも……」 「うん。それじゃ」 冬弥に背負われて、はるかはスタジアムをあとにした。 「冬弥……」 「ん、どうした?」 「ごめんね……」 「俺に謝るなよ」 「やっぱりちょっと、悔しいかも……」 「……俺もみんなも、気にしてないって。そういうの、はるからしくないぞ」 「ん……そうだね」 冬弥の肩に頬を埋め、はるかは小さく呟く。 「もう一度だけ……夢を見るね」 「うん。そうしてろ」 「楽しかった……お祭りの夢を…………」 【河島はるか・トーナメントより、退場】
割り込んでしまいました。すいません。
598 :
琉一 :02/02/02 01:16 ID:IgMgC76W
>>598 いやいや、この難解なリドルを解いてこそ真のはるか住人でしょう。
でも、五問目なんてどうやって解けばいいんだ?(w
はるか「
>>590 の解答は、メール欄だって」
はるか「……と、思ったら長すぎたから、2つに分けるらしいよ」
はるか「解答その2だって」 はるか「それで、葵ちゃんと私をイチ押ししている琉一さんは、これを書いてる人と趣味が同じらしいよ」
602 :
琉一 :02/02/02 02:31 ID:IgMgC76W
5問目ーーっ! そうきたかぁっ!(w
言葉足りなすぎだ、はるか。○○にひっぱたかれるぞ。正答率は4割か……まだまだだな。
7問目はやったことないので、文脈から超先生と確信するのが精一杯でした。
10問目もやったことないので、さっぱり見当がつきませんでした。
さて、クイズも終わり、趣味も一致(苦笑)したところで萌え……いやいやマターリ……今日はお互いにお疲れさま。
さすがに疲れたので、もう寝るよ……。
ところで
>>599 さんの「リドル」って単語、TRPG畑の人間以外にも通じるのかなぁ……と思ってみたり。
あれ?5問目だけはすぐにわかったよ? ……えーと、これは逆にWA経験が少ない方がわかりやすいのかもしれません。 だって、オガタリーナの印象って最近は諸田真Flashが強すぎるしオレ(w にしても自分内萌えキャラ3つよりも感感俺俺がわからなかった方がイタイなぁ。 超先生Fanとしては(w リドルは……ファンタジー系小説とか好きなら…… あ、自分は今日MHMやってくる人間ですので(以下略 乱入失礼。では。
久々の休日〜。 正答率は同じく4割でした。 それから、はるか戦。 応援団の皆さんお疲れ。 昨晩は、はるかSSを追うだけで力尽きてしまったほどです。 力の入った応援の数々に凄く喜ぶと共に、感心するコトしきり。 己もアレくらい書きたいもんだよ……。
こんな日に限って学校で二連徹。 支援はおろか投票もままならず。無念。。 というわけで遅ればせながら皆様お疲れさまでした。 おにかぐらにニヤリ。退場SSにホロリ。 数多のSSを読むたびに独特の浮遊感に酔いしれ、癒されました。 思えばこのヒト月、楽しいお祭りだったなー。 しちゅ、SS作者の皆様、ならびにはるか当人に感謝の意をこめて。 ありがとう、おつかれさま。 # 抜けるように青い冬の空に # 公園の芝生の日だまりに # 野良猫の佇む路地裏に # はるかワールドはいつも私たちの隣にあるんです。 # たぶん。
606 :
琉一 :02/02/02 17:58 ID:1T4qtJZW
今までの得票数見ていて気付いたんだけど、1回戦が一番多かったんだね。
今にして思えば、よく勝ったなぁ……。
はるか2回戦がデビューの私としては、頑張って投票・支援してくれた方々に感謝だよ。
負けていたら、寝ても覚めてもはるかだらけの、この一ヶ月はなかっただろうから。
>>601 ちなみに一番彼女にしたいのが葵ちゃんで、一番恋人にしたいのがはるか。
一番愛しいのが葵ちゃんで、一番側にいて欲しいのがはるか。
ボーイッシュとか貧乳とかいう共通点(w があるように見せて、その実ぜんぜん似ていない二人。
でも、どっちも同じくらい好きなんだよなぁ……(嘆息
半分ずれている話題で失礼。
>>603 はるかってしょっちゅうそこらで寝ているから、そっちの意味が発想できなかった……。
あなたの発想は柔軟な思考の子供を育てます。是非、教育者に(w
608 :
リスト1 :02/02/03 07:12 ID:QITxjG0B
*最萌トーナメント三回戦文章系支援まとめ*
作者が付けたタイトルと思われるものは“【】”で括ってあります。
“()”で括ってあるのは便宜上独断で付けたコメントです。
<試合後のサルベージ分 1/3>
琉一氏【河島はるか・倉田佐祐理、入場】
>>518-521 『本編より。クリスマス・イブ。深夜の公園にて……。』
>>522-523 【正しい幼なじみの交際について(1/2)】
>>524 >>526 『本編〜』(だらしないなあ)
>>527 【はるか。それはさわやかでいてつかみどころがなくて。】(ゲスト:蝉丸)
>>528 (はるかと佐祐理さん@顎)
>>529 『本編〜』(“自主”休講)
>>530 (トーナメント…? あぁ…そう言えば今日だったっけ…)
>>531-533 琉一氏(セイカクハンテンタケ)
>>534-539 (ん…。応援ありがと)
>>540
609 :
リスト2 :02/02/03 07:13 ID:QITxjG0B
610 :
リスト3 :02/02/03 07:14 ID:QITxjG0B
全部で32支援か・・・いったいどこからこんな・・・(w 改めて支援者の皆さんお疲れ様です。 どうでもいいことなんだけど引退します。 11月の下旬、はじめて入った2chの世界で 右も左も分らない私をマターリと導いてくれたはるかスレ住人に感謝。 12月の上旬、千鶴戦を共に戦い抜いた弥生住人に同様に感謝。 感想文が嫌いで胃潰瘍になりかける程文章を書くのが嫌いだった私が はじめて書いたへぼへぼぴーなはるかSSにレスをつけてくれたセルゲイ氏に感謝。 そして、勝手にライバル視をしていた琉一氏に感謝。 氏は私にとっていい意味で大変刺激になった。これからも頑張って欲しい。 また、死闘であった昨日の佐祐理戦で最後まで途切れることなく戦い抜いたはるか住人に改めて感謝。 最後に肩の力を抜いて生きてゆくおおらかさを教えてくれたはるかに心からの感謝と祝福を・・・。 んだば、Bye Bye (おわる)
612 :
琉一 :02/02/04 02:04 ID:lA5DS/qj
>>611 そうですか……少し残念です。ですが引き止めることもできないので、ここは素直に、別れと感謝の言葉を。
あなたとの出会いは、こちらにとってもいい刺激になりました。
私は12月末にここに来て、氏(まぁ、伏せてあるのでw)のSSを読んだのが、
ここに入り浸るようになった、もっとも大きな要因でした。
ああ、こういうことをしていい所なんだって。
それがきっかけで、トーナメントにも参戦。何度も書いたけど、楽しい祭りの日々を過ごせました。
私もはるか3回戦で、かなり燃え尽きた気分ですが、もともと文章を書くのは趣味なので、
これからもマターリと、ここにSSを載せたり、ひょこっとトーナメントに支援を落としたりしていこうと思います。
気が向いたらのぞいてみて、「あぁ、やってるな」とか思ってください。
なんだかいろいろ感慨深いです。
お疲れさまでした。
ひどく雨の冷たい夜、はるかと一緒に肩を寄せ合って、紅茶を飲んでいる気分で……
では。
>>611 ゲーック!! しばらく訪れぬウチに、巨星墜つ!!
今、慌ててるんで軽いレスになってますが、かなりショックです。
うーむ、あんなに読ませる文章を書きつづってくれた氏の引退は非常に残念です。
いずれ、気まぐれでも起きたらまたお越し下さい。
ちょっと今は、気のきいた台詞のひとつも書けないけれど、
さよならだけは言わないでおきます。
『それでは、また!』
ホワルバの灯は守られたようだ…
ん、おめでと。
616 :
琉一 :02/02/07 04:55 ID:cGFB06JQ
マターリと圧縮退避age ちょっと早いかもしれないが、最近カキコ少ないので
618 :
名無しさんだよもん :02/02/07 17:05 ID:BvdSHVTD
●七人のはるか 「あ、はるか、その電子レンジを開けちゃ駄目だ!」 彰が叫んだころにはすでにはるかは開いてしまった後だった。 「うわー」 たちまち電子レンジの中に入っていたプリズムが七色の輝きを弾き出し、たちまち部屋中がまぶしくなった。 「うぅ…」 なんとか光りもおさまり冬弥が目を開くとそこには驚くべき光景が広がっていた。 「なんだ、これは…」 目の前に見覚えのある顔が…7人。そう、はるかが7人になっていたのだ。 「ああ。あのプリズムはうちの大学の教授が研究していた物質分裂装置の核となる部品だったんだ。まさか、本当にこうなるなんて…」 彰が驚きの色を浮かべながら状況を説明する。 「…私が7人いる?」 はるかはさすがさすがに驚きながら周りを見渡す。 「うーむ、何てことだ。はるかは七つの人格に分かれてしまった。 だらしないはるか。 ボーっとしたはるか。 天然ボケのはるか。 無気力のはるか。 自然体のはるか。 何も考えてないはるか。 そして、普通のはるか」 冬弥が一人一人を指差しながら説明する。 「えーと…」 彰は何か突っ込みたさそうな顔を浮かべていた。
えーと、突っ込ませてくれ。……これで終わり? ただ思いついたものを書いただけ?
「…冬弥、どうしよう」 はるかの危機感なさげな声が七重音で響く。冬弥と彰がそれを聞いて肩の力が抜けていく。 「1人でもやる気を奪われる声なのに7人になると一気に生気が抜けていく気分になるな…。何か元に戻す方法はないのか、彰?」 「とりあえず教授に元に戻す方法を聞いてみないことには…。でも、教授は今、アメリカの学会に行ってるから1週間は帰ってこないんだ…」 「それじゃあ、少なくとも1週間ははるかは7人のままなのか? このままじゃ本当にこの星はだらしない星になってしまうぞ…」 冬弥の心配は世間体よりもそこにあった。 「あはは、困ったね」(七重音) 「…本当に困ってんのか、おまえら?」 こんな時でも状況を楽しめるはるかが冬弥は本当に宇宙人のように思えてきた…。
「な、何にしてもこのままじゃ誰が誰だか分からないから区別がつくようにしてよ」 このままでは頭がおかしくなりそうになってきた彰が自我を保つためにたまらず提案した。 「よし。とりあえず見分けるために一人一人に名前をつけよう。 だらしないのがはるかっぺ。 ボーっとしたのがはるかっち。 天然ボケのがはるかりん。 無気力のがはるかっこ。 自然体のがはるかさま。 何も考えてないのがはるかぽん。 そして、普通のはるかがはるか」 冬弥が1人1人を指差しながら名前をつけていく。 「一つ聞いていい。…冬弥にはそれで見分けがつくの?」 「全然、違うじゃないか」 (なにそれ〜) 「…冬弥、私は何だったけ?」 「おまえははるかっち」 「あはは。そうだったっけ」 (自分でも区別がついていないじゃないか〜) これが完全にはるか菌に侵された人間の姿なのだろうか。彰はこのまま見分けがつかないままの方がいいのかも、と思い始めていた…。
>>619 しかし、酔った状態でSSなんて書いちゃ駄目だね。
言葉が重複してしまった文章が2つもあるよ。
>>620 とりあえず書いてみました。元ネタはわかりますよね?
スレ止めちゃったかな? それともジプシーなこのスレの住人たちは皆どこかへ旅立っていったのかな…
おれがいるぞぉ
位置が微妙なのでage 本スレでどんな夜の営みが〜って話が出てるが、はるかの場合はどんなだろか?
627 :
琉一 :02/02/11 03:14 ID:H5BCjox7
夜の営みとは違うが、ちょっと前にこんな妄想ならした。……なぜかSSになってるが。 大したことはしていないんで、期待しないように。場所は昼の公園だし。 気持ちのいい春の風に撫でられながら、俺はまどろんでいた。 後頭部に当たるのは、目の粗いジーンズ。 肌触りはけしてよくないが、その内側に包まれたはるかの太腿は、優しく俺の頭を受け止め、心地良い眠りへ誘おうとする。 と、はるかの両手が、俺の頭をわっしと掴んだ。 驚く間もなく持ち上げ、ひょいと横にずらして、手を離す。万有引力が俺の頭を引っ張った。 どさっ。 「たっ……!」 芝生の上だから、そんなには痛くない。だけど、落とされた衝撃が脳を揺さぶった。 「いきなりなにするんだっ!」 「ん……痺れたから」 ……足ですか? そりゃ、正座していたら痺れるだろうが……。 「だからって、いきなり落とすか、普通」 「冬弥、頑丈だから」 あはは、と無邪気に笑う。恋人ムードで膝枕なんかしてくれると思ったら、すぐにこれだ。まったく。 「ん」 頭をさすっていると、はるかがぽんぽん、と自分の横の芝生を叩く。 「なんだ?」 「交代」 「はぁ?」 「私の番」 どうやら俺に、膝枕をしろと言っているらしい。
628 :
琉一 :02/02/11 03:15 ID:H5BCjox7
男の沽券に関わるような気もするが、まぁ……減るもんじゃないし。 いつもはやってもらうばかりだから、たまにはいいか。俺は芝生の上に正座する。 ……なんだかまぬけだ。 はるかはごろりと横になると、俺の太腿の上に頭を置いた。 「ん……らくちん」 はるかがうっとりと目を閉じる。意外と長いまつげ。そよぐ前髪。実は結構広いおでこ。 もうずっと側にいて見慣れているはずだけど、逆さまになるとなんだか新鮮だ。 俺はそっと、はるかの前髪を撫でた。 「ふふ……くすぐったい」 はるかが珍しくかわいい声を出した。いやがるように、俺の手を払いのけようとする。 手と手が触れて、指が軽く絡まり合った。 なんてことのない触れあいのはずなのに……ちょっとどきっとする。 指同士の軽い戯れ合いをしていると、はるかがくすくす笑いながら、腿の上で頭を捩らせる。まるでなついたネコのように。 なんだっ? なんだか、妙にかわいい…………ような。 う。 ……困ったことに、俺の男の部分が、微妙に反応をし始めた。 まずい。ジーンズ越しだからまだばれていないが、その内抑えが効かなくなる。 そんなことがばれたら、はるかがどういう反応をするか……ちょっと想像つかない。 冷静に考えれば、さっきやられたみたいにはるかの頭を落としてやればよいのだが、 焦った俺は、静めよう、静めようとばかり願って、かえって意識してしまう。 はるかがくるりと向きを変えて、手とか、口とかで……って、そんな妄想浮かぶなっ! 必死で妄想を掻き消していると、不意にはるかが動きを止めた。 「冬弥」 ぎくぅっ。 ひっくり返った眼差しが、俺の目を見る。どこか冷めているに見えるのは、犯罪者意識だろうか? 「……エッチなこと、考えてない?」 「お前は超能力者かっ!」 あ。
629 :
琉一 :02/02/11 03:15 ID:H5BCjox7
はるかが微かに赤くなって、目を逸らした。 「やっぱり」 違うんだーっ! と、心の中で叫んでみても、後の祭りだったりする……。 くるん、とはるかは頭を横にした。ていうか離れないのか、お前。それはそれで……困るんだけど。 「んー」 視線を横に向けたまま、なにか考え込んでる……。 再びくるん、と今度は両手を顎の下に敷いて、うつぶせになる。って、その体勢だと、視線はもろに……。 なんだ! なにをする気だっ! と、俺の心に焦りと不安と期待とが錯綜する。 だがはるかは俺の期待には応えず(……当たり前だ。真っ昼間の公園で)、両手をついて、がばっと身を起こした。 丁度目の前、5センチと離れていないところに、はるかの目が真っ直ぐ来る。 「……エッチ」 う……うるさいっ、分かっている。俺だって分かっているけど、男の性(サガ)なんだからしょうがないだろうっ! 心の中で言い訳めいたことを必死で主張していると、はるかがふわりと倒れ込んできた。 俺の首に両手を回し、頬と頬を触れさせて。 とさ、っと柔らかい芝生が俺たちを受け止めた。 滑らかな頬が、力のこもった腕が、微かな胸の膨らみが、全てが柔らかい感触となって、俺の上に重なる。 「は、はるか……?」 まさか欲情でもしたんじゃないだろうな……いや、はるかに限ってそんなこと……。 あるのか? いや、それはそれで嬉しいが……。 鼓動が激しくなる。俺の変化した部分がはるかに当たるんじゃないかと、気が気じゃない。耳元をはるかの吐息がくすぐった。
630 :
琉一 :02/02/11 03:15 ID:H5BCjox7
「……」 「え?」 「……考えとく」 消え入りそうな声でそれだけ言った。 聞き返す間もなく、はるかはぺしっと俺の顔を覆うように叩き、それを支えにして立ち上がった。 俺が顔面を潰された衝撃に呻いているスキに、一人でとっとと歩き出す。 「お、おい。待てよ、はるか」 「待たない」 慌てて後を追う。だがはるかは、はるからしからぬ早足で遠ざかる。 「はるか! おい、待てってばっ!」 はるかは駐輪していたメルセデスに跨った。そして容赦なく、全力でペダルをこぎ始めた。 「こら、はるかっ! 俺をおいていく気かーーーっ!?」 俺の叫びは、小さくなってゆく後ろ姿に空しく吸い込まれていく。 俺がどんなに懸命に走っても、自転車との性能差を埋めることはできなかった。 ……息も絶え絶えで到着した駅前で、はるかは自転車に寄りかかり、スポーツドリンク片手に待っていた。 「冬弥、遅い」 「おっ……おまえっ………人を置き去りにして、言うことは、それか…………?」 はるかは無言で目を逸らす。いつもの通りの無言のポーカーフェイス。 「ん」 とドリンクの缶を差し出すしぐさも、普段と変わらない。
631 :
琉一 :02/02/11 03:16 ID:H5BCjox7
だけど俺は見ていた。自転車に乗って駆け出す直前、短い髪の隙間からのぞいている耳が、真っ赤に染まっていたことを。 「なぁ、はるか。さっきの……」 「聞こえない」 「いや、だからさ」 「聞こえない」 「はる――」 「聞こえない」 「……」 「……」 ……やっぱり照れている。 まぁ、次の楽しみということでいいか。はるかのことだから、次に会ったときにはもうきれいに忘れているかもしれないけれど。 ……それがちょっと恐いな。 「なぁ、はるか……今日、家に寄ってく?」 「えっち」 ぐはぁっ……。 オチ(?) 「ダメだなぁ、青年。そういうときは全身で喜びを表現しつつ、『いやっほう! 国崎最高!』と叫ぶんだ」 「誰が国崎ですか」 「ん? 違ったか、青年?」 「つーか英二さん。あんた見てたんですか」 「気にするな、青年。何事も経験だ」 「どちらかというと、はるかの経験のような気もするんですが……」 「若いもんはいいなぁ」 「……」 んで、終わり。期待した方、すまん(w
632 :
名無しさんだよもん :02/02/11 05:26 ID:01qSii/Y
>>627 -631
動きのある描写が、上手いですなぁ。
トテモ(・∀・)イイ!!
メンテ♪
甘いチョコは苦手ですけど今日はハーシーズを食べることにします。 もちろん自分で買ったものを…
ゝ ー ^ ヽ ^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ // { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ } // {-、 ´ju┐ |/} / .( 今日はチョコの日だね //}゚} 'ー'' ノノヽW } 彰って、私からもらうと苦笑いするんだ。なんでかな? (^ ン ノ 冬弥は夜になるまで気づかないしね。 \` ノ ノ <( \__(' ̄ ̄ ┴ー┐ < ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \ }_ ーl==/ / ⌒\\
もらえれば、文句は言わないで〜す。
ん、おめ。
>635 お前が好きだ
「あれから一年経つんだな」 「…ん」 「そういえばこの前由綺から手紙が届いたんだ」 「………………」 「元気でやってるみたいだった」 「そう」 「由綺はまだまだがんばっているんだなあ。あいつみていると今でも元気になれるよ」 「(行かないで…)」 「ん、何か言ったか?」 「ん、なにも」 「あ、そういえば……」 そういって冬弥は手にしていた紙袋を差し出す。 「はい、誕生日プレゼント」 「あ」 「…やっぱり忘れてんたんだな?」
はるかが紙袋の中から自分の顔ぐらいの大きさの箱を取り出す。 「シューズ…?」 「うん。また本格的に始めたのはいいけど肝心のシューズもうボロボロだっただろ」 「…履いてみる」 はるかがシューズを履いて歩こうとする。と、足がもつれ転びかける。 「うわ」 冬弥があわててはるかを胸で受け止める。 「サイズが合わなかったか?」 「ん、大丈夫。まだ慣れてないだけ」 そう言いながらそのままはるかは冬弥の胸に顔をうずめる。 「もしかしておまえわざと…」 そう言いながら冬弥はそのまま触りごこちのいいはるかの髪を撫でる。 「…ま、いいか。ハッピバースデイ、はるか」 「ん、ありがとう」 なによりも暖かいバースデイをあなたに…。
しかし、なんでバレンタインデーの翌日に他人の色恋話なんざ書かなきゃならないのでしょう。 本当に罪な女です。 ハッピーバースデイ
誕生日おめでとう、はるか… ただそれだけ書きたかった。では。
ん、誕生日おめでとう。
645 :
名無しさんだよもん :02/02/15 12:10 ID:NQ8MVEj4
Happy birthday!!! ううむ、これじゃWizardlyだな
646 :
琉一 :02/02/15 21:05 ID:tlHoP/WL
『はるかの生まれたこの日に……』送るつもりで書いたSS。トーナメントは無視ですか、俺。 ホントはどっちも好きなキャラなんだけど。……書けないものは仕方ない。こっちの方が大事だし。 彼女らは再戦の機会があるが、はるかの誕生日は来年までないのだ。 しかし、ジプシーな住人が、急にワラワラ集まってくるところがいいね(w んじゃ、投下開始します。ここも入れて6レス分です。 「なぁ、はるか。お前、午後からヒマだろ?」 「ヒマかもしれない」 どっちなんだ。俺はいきなり出鼻をくじかれた。 「じゃあ、ヒマだったらさ、俺と一緒に出かけないか?」 「どうして?」 「どうしてって……お前だって、いつも俺を連れだしているじゃないか」 「冬弥だから」 それは理由じゃないだろ。はるからしいといえば、はるからしい返事だけど。 「だからさ、俺も……はるかと出かけたいんだよ」 「私と?」 「ああ」 はるかはちょっと考えて、ちょっと頬を染めて、ちょっと嬉しそうに、下から俺の顔を見上げるようにして、聞いてきた。 「……デート?」 あらたまってそう聞かれると、かえって照れくさい。 「……そうだよ。いいだろ」 「うん。いいね。あはは」 まったく……どんなときでも、俺をからかって遊ぶことを忘れないんだな。 「どこに行くの? サイクリングする? テニス?」 「いや、今日はそういうのじゃなくってさ……。 なんて言うか、普通のデートみたいなのをしてみたいって思ったんだけど……」 「普通のデート……」 「うん」
647 :
琉一 :02/02/15 21:06 ID:tlHoP/WL
「映画館行ったり、お茶したり?」 「そうそう」 「カラオケに行ったり、ちょっとお酒飲んだり?」 「そうそう」 「そしてその後、酔った私をホテルに連れ込んで……」 「こらこらこらこら」 あまり人聞きの悪いことを言うんじゃない。 「ん、おもしろそう」 ホテルに連れ込むのが、じゃないだろうな。 「でも、いきなりホテルはなしね」 「当たり前だ!」 「あはは……いいよ、どこでも」 「え?」 「冬弥と一緒なら、どこでもいいよ」 はるかはふわりと微笑んで、俺の手を取った。 「お、おい……」 「普通のデートっぽく」 ……まぁいいか。 腕を組んで歩くのなんて初めてだから、どうもぎこちない。 「なんか歩きづらい……」 「そうだな」 「でもやめない」 「ああ、好きにしてくれ」 「ん、そうするね」 俺たちは頼りない足つきで、駅への道を歩いてゆく。 普段はあまり感じないはるかの体温が、心地良かった。
648 :
琉一 :02/02/15 21:06 ID:tlHoP/WL
ゲーセン。 「やかましいね……」 よく考えたら、俺もあまり足を踏み入れないところだ。次に行こう。 カラオケ。 「私、あんまり歌知らない」 「俺も……」 かといって、由綺や理奈ちゃんの歌を歌うのも気が引ける。離脱。 映画館。 「冬弥」 「ん?」 「学校でもさ、たまに課外授業と称して、映画を見たり、クラシック聞かされたりしたよね」 「ああ」 「私、全部寝てた」 ……そういやそうだった。俺もつきあって眠り込んで、先生に怒られたっけ。 さらば映画館。 喫茶店。 「あ、はるかに冬弥。今日は一緒なんだ」 ……彰がいた。ってーか、ここはエコーズだ。 「ちょっと一休み」 「あ、ああ」 いつものように彰のケーキを食べ、彰が入れてくれたコーヒーを飲み、彰とだべる俺たち。 ……これじゃだめだ。俺たちは早々に席を立った。 「あれ、もう帰るの?」 「ん、デートの最中だから」 「余計なことは言わないでいい」 俺は軽くはるかをこづいて、店を出た。 彰はびっくりした顔で、俺たちを見送った。 作戦、ことごとく失敗。
649 :
琉一 :02/02/15 21:10 ID:tlHoP/WL
「どうする、はるか?」 「お酒でも飲む?」 「まだ真っ昼間だろ」 3時にもなっていない。つくづく自分たちが、普通の遊びに向いていないことを思い知らされた。 俺たちはあてどもなく、商店街を彷徨う。 「ね、冬弥」 俺の腕にしがみついたまま、はるかが言った。 「向いてないね」 「……そうだな」 「やめよっか」 「やめるか」 だけど、はるかは俺の腕を放さなかった。 歩いているうち、いつの間にか、いつもの公園に着いていた。 ベンチに座り、寄り添っていれば、こんな俺たちでも普通の恋人に見えるかもしれない。 暖かい缶紅茶を飲みながら、俺はぽつりと呟いた。 「本当はさ」 「……うん」 「べつに、はるかと普通のデートをしたかったわけじゃなかったんだ」 「うん」 「ただ、いつものように、いつもと同じ過ごし方をするのが、ちょっともったいなくてさ」 「どうして?」 「今日ははるかの誕生日だから……」 おれはポケットからリボンで飾られた小さな箱を取り出し、はるかに手渡す。 「だから、いつもと違う、思い出に残るような一日にしてみたいって思ったんだけど……」 「うん……」
650 :
琉一 :02/02/15 21:14 ID:b7Pmx+Ru
はるかががさごそと箱を開く。 「だめだったな」 「だめだったね」 箱の中から、ごくシンプルなネックレスが出てくる。 はるかは珍しそうに、鎖を宙に引く。 しゃらと鎖の擦れる音が、静かに響いた。 「……そういうの、いやか?」 正直、はるかにはあまりふさわしくなかったかもしれない。 だけど、たまにはそういうもので、身を飾るはるかも見たくて。 はるかは、俺の一番大切な女性(ひと)だから……。 「どう?」 「ん……いやじゃ、ない」 はるかが俺を見る。 俺はネックレスを受け取り、はるかの首に掛けた。 金の鎖の先に結ばれた、小さな水色の石が輝いた。 少し不安そうに、落ち着かなげに視線を彷徨わせながら、はるかが聞いてくる。 「……似合わない?」 「……そうでもない、と、思う」 「……じゃあ、似合ってる?」 「……少し」 「あはは。少しだけ?」 「あ、いや……」 慌てて弁解しようとすると、はるかはぎゅっと石を握りしめて、 「うん、嬉しい……」 微笑んだ。 「こういうのも、たまにはいいね」 「うん、たまにはな」 「あはは。ありがと、冬弥」 「うん。おめでとう、はるか」
651 :
琉一 :02/02/15 21:17 ID:b7Pmx+Ru
去年の手袋を送ったときとは喜び方は違うけど、それでも、はるかは嬉しそうに笑い、大切そうに石を握り込む。 もう、はるかは「私が生まれてよかった?」なんて聞かない。 二度とそんなことを聞かないように、俺はずっとはるかの側にいる。 「冬弥」 「ん?」 「ありがと」 はるかは俺の首に手を回して、頬にキスしてきた。 「は、はるかっ……」 不意を突かれて、たかがキスに、みっともないほどうろたえる。 暖かい、優しい感触が頬に残る。 「なんだよ、急に」 「普通の恋人っぽいかと思って」 「……そうだな。でも……似合わないな」 「そうだね」 「でもたまにはいいか」 「ん、たまにはね」 そして俺たちはいつものように、たわいない話をしながら、あるいは無言で、静かに時を過ごす。 ただ、はるかは時折、そっと石を握りしめる。それが嬉しい。 誕生日おめでとう、はるか。 俺は、はるかが生まれてきて、よかった。 「ん、ありがと、冬弥…………」 〜FIN〜 最後に俺からも、誕生日おめでとう、はるか。
本スレにてはるかの誕生日だと聞いてやって参りました。 はるか、お誕生日おめでとうございます。 バレンタインデーの次の日が誕生日ですか。 何かシーハーズのチョコ食べたくなっちゃうな。 >琉一氏 SS読ませていただきました。 何事にも淡泊なはるかの雰囲気、出ていると思います。 デートですか・・・はるかとデート・・・。 関係ないけどはるかって魚つりとか好きそう。 でも、釣った魚大きくても小さくても全部リリースしちゃうの。 「持って帰れないし」 とか言って。 で、実は根本的に生き物の死が嫌いなのが理由、とか。 ・・・その前につりしながら寝てしまうかも(^^; あと、ちょっと質問なのですが はるかって自転車の修理の腕ってあるんでしょうか? 自転車が好きなのは知ってますが、キャラについての細かい知識まではないので・・・ もし良かったらご助言よろしくお願いします。
>>646-651 感動した…いい話をありがとう…
ついでに、今日二回目になるけど…
ハッピーバースデイ、はるか。
654 :
琉一 :02/02/15 23:44 ID:45O42pcj
>652 ども。修理については、ゲームでは特に言及されていません。 意外に器用なので、パンク修理くらいならできそう。 ただめちゃくちゃ高い自転車なので、タイヤも特製、専門店でないと直せない……って仕様かもしれない。 詳しく知りませんが、そーいうタイヤもあると耳にしたことが。さすがに市販車にそれはないか? というわけで、お役に立てません。sorry。 釣り……。 「釣れたか、はるか?」 「釣れない」 「俺にもちょっとやらせてくれないか?」 「いいよ」 「……はるか」 「なに?」 「針ついてないぞ、これ……」 「針が刺さったら痛いだろうし」 「じゃあ釣りなんかするなよ……」 「ん」 なんて。……私の脳内はるかは、釣りはしませんね。 こんな感じで釣りをするフリをしながら、湖の畔で寝るのはありですが(w 「あ、釣れた」 「お、なにが釣れた?」 「厨が釣れた」 「そんなもんは釣らなくていい」 なんてのも。
去年よりは盛り上がったかな(笑) 去年はいかんせん生みの親のことでいろいろあれだったからな(笑)
>>654 琉一氏
有り難うございます、とても参考になりました。
なるほど、はるかは器用な人なのですね。
それならまだ固まってないけど、今頭にあるネタを次の支援で
使えるかなー(とちょっと独り言)。
>「お、なにが釣れた?」
>「厨が釣れた」
(爆笑)
「それは釣りじゃなくて煽りだろう!」
メンテいっとく?
いいねえ。
圧縮警報発令って、美咲さんスレで言っていたので、メンテ。うりゃ。
660 :
琉一 :02/02/19 04:03 ID:mxCHxOvE
マナスレからのコピぺ改変。『藤井冬弥、はるかとの同棲生活を語る』 ええもう、あーんなことやこーんなこともヤってます。 朝起きて寝起きのちゅーからセクース、 じゃんけんでどっちが朝食のパン焼いてくるか決めたり。 食ったら二人べたべたしながらお互いの肌の感触を楽しむ。 ときどきムネなんか触ってみたりして、 「冬弥は……もっと大きいほうが良かった?」 とか言ってみたり言わなかったり。 お昼は、そろそろ暖かくなってきたんで服着て外出。 はるかのサンドイッチを食い、夕方まで遊ぶ。公園でぼーっとしたり、いろいろ。 この時期のふたりに健康的な生活は似合わない。 日が暮れてきたらふたりで商店街へ。夕飯の材料を肩並べて買う。 帰宅して夕飯食ったら風呂。当然冬弥乱入。 「一人だともっと恥ずかしい……」というはるかに萌え、一緒に浴槽へ。 あっちこっち触ってみたりあっちこっち触られてみたり。 テレビか何か見るときは肩抱きながら。 ベッドに入るのは早めに、でもやることは結局セクース、セクース。 日ごろムネ小さいことを気にしてるはるかは暗いとこでしかムネを自由にさせてくれない。 よって夜セクースはムネ中心。ティクビを舐めたり転がしたり。 「なんか、冬弥、子供みたい」とか言われたりしてんの。 ……急に冬弥を殺したくなってきました。殺っていい?
>>660 明日の諸田…じゃなく理奈戦の支援で冬弥をどう扱おうか迷っていたのですけど、
これで思いっきり邪険にしてやれます(笑)
保全も兼ねて…。 ホワルバ魂はまだまだ生き残ったぞ…
663 :
琉一 :02/02/21 00:14 ID:xpqzjLNW
うい。お疲れです。しかし……人いなくなりましたな、ここ。
話題… はるかファンを公言しているHPの情報…まずいか(笑)
>>631 メチャ遅レスですまんが英二のセリフに笑ってしまった。
英二って葉鍵板の住人だったんだ(w
さすがに常に流行を先読みする商売をしているだけあるな。
こんなところの、しかも結構濃いスレまで押えているとは。
やるな緒方英二、おのれ高野山。(w
666 :
名無しさんだよもん :02/02/24 02:37 ID:BYw/KJSs
保守age
__________________ ___ / /´∀`;::::\< キットカットほすい / メ /::::::::::| \__________________ | ./| /:::::|::::::| | ||/::::::::|::::::|
ゝ ー ^ ヽ ^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ // { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ } // {-、 ´ju┐ |/} / .( //}゚} 'ー'' ノノヽW } ん、メンテ。 (^ ン ノ ところでメンテの時って、 \` ノ ノ <( ageなくてもいいんじゃなかったっけ? \__(' ̄ ̄ ┴ー┐ カキコさえしてあれば。 < ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \ }_ ーl==/ / ⌒\\
>>668 それで良いはず。
でも、地殻変動の場合はその限りではないんじゃなかったかな?
だったらたまにはageでも……。(後半の知識は間違ってるかも)
つか、圧縮かかるときに最終書き込み時間が基準になるのはいつでも同じなのだが ときどき鯖地殻変動によって書き込み時間がリセットされてしまうことがある、らしい。 そうなるとどれが落ちてどれが残るのかは完全な運になってしまう。 WAスレは何故かそうした理不尽なDat落ちをよく経験することでも知られる……のか?(w
とある、休日の公園 「あ、冬弥だ」 「はるか・・・人を呼び出しといてそれはないだろ。んで、大事な用ってなんだ?」 「昼寝」 「は?」 「天気いいから」 「・・・・・・・・・」 「・・・もしかして、それだけか?」 「うん、寝る子は育つって言うしね」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「ん、おやすみ」 目をこすりながらそう呟くと、はるかはぼふっと芝生に身を投げ、 鳥の如く手を広げ空を見上げた。冬弥は「しかたないな・・・」と 髪を掻きつつもその横に寝そべる。そして、二人は日が暮れるまで そうやってだらしなく一日を過ごした。 んでもって、その翌日・・・ (´-`)「由綺・・・私、昨日冬弥と寝たよ」 Σ(゜□゜;)「どうして、はるか! はるか、私と冬弥君のこと知ってたのに、どうして…」 Happy end?
(´-`).。oO(はるかはビンタの代わりに何で返すんだろう…)
びんたをよけます(w
自転車が突っ込んできます。
676 :
琉一 :02/03/01 00:14 ID:S7YJ+P2V
理奈勝った……「ボクはもう疲れたよ、パトラッシュ」の心境……。 はるかの膝枕で眠りたい……。
正直、ここに戻りたい…(笑)
はるかだったら……脈絡なくハーシーズ渡すんだろうか? 「……ん、食べる?」 「……ほ、ほうしへほんな、ふぉんなほほふぉーしへいうほ?」 (訳・どうしてそんなこと、そんなことどうしていうの?) 「……まじめな話だよ?」 「ふぁ、あっへ、ほうやふんふぁ……」 (訳・だ、だって、冬弥君は……)
昨日、友人と共にホビジャをパラパラと捲っていたら 噂の理奈、マナフィギアをハッケソ。(ちなみに由綺はまだw) 言葉は悪いけど、いままでフィギア買う奴はアヒョウじゃん! なんて思ってましたけど。 ス・イ・マ・セ・ンでした!!! はるかのフィギア出たら、マジ欲しいっス!!! はるかが背伸びしてたり。 はるかが芝生で寝っ転がるってたり。 はるかがお弁当を差し出してたり。 はるかが自転車こいでたり。 はるかが冬弥の胸に猫みたいに納まってたり。 はるかがお風呂場で泡々だったり。 はるかが… うぁぁぁああぁぁぁぁああぁぁぁぁ…
昨日、友人と共にホビジャをパラパラと捲っていたら 噂の理奈、マナフィギアをハッケソ。(ちなみに由綺はまだw) 言葉は悪いけど、いままでフィギア買う奴はアヒョウじゃん! なんて思ってましたけど。 ス・イ・マ・セ・ンでした!!! はるかのフィギア出たら、マジ欲しいっス!!! はるかが背伸びしてたり。 はるかが芝生で寝っ転がるってたり。 はるかがお弁当を差し出してたり。 はるかが自転車こいでたり。 はるかが冬弥の胸に猫みたいに納まってたり。 はるかがお風呂場で泡々だったり。 はるかが… うぁぁぁああぁぁぁぁああぁぁぁぁ…
>>679-680 お前の壊れっぷりはよく分かった。だからまぁ落ち着け(w
あのマナフィギュア、マナスレでことごとくマナたんファンを狙い撃ちにしてたよ。
はるかはなぁ……趣味で個人的に作る人はいても、商業的には厳しそうだ(w
なんかの台の上に座って、右膝だけ立て膝で、その上に頭を寄っかからせて、
少し笑ってこっち向いたりしている、はるかフィギュアがホスィ………………っ!
ここはどんなはるかのフィギアが欲しいか、妄想するスレですか?(w 個人的には前衛的水彩画を描く彰の隣で寝っ転がっているはるか。 もしくは、うつむき加減に兄貴の写真入定期券を差し出すはるかがホスィ・・・ いい・・・ はるかはマジで萌ゆる・・・ でたら買う奴、挙手しる! (己の萌えに賭けて多重禁止。萌え文、もしくはシュチュ付だとなおよろし) ( ー )/ ん・・・いち
冬弥の肩に頭を乗せている時のはるかフィギュアが( ゚д゚)ホスィ…
684 :
681 :02/03/03 00:37 ID:ynmhteZP
本編イベントで一番好きなのは、ラストの後ろから抱きしめられはるか。 後ろから抱きしめ構図に弱いんだよな……俺。 んでもそんなフィギュアが出たら、嫉妬オーラがでまくりそうだ。 ( ー )/ ん・・・にだよ
ちょっと俯き気味でベランダに腰掛けてるはるかもなかなか… ( ー )/ ん・・・さん
カウント忘れてた… ( ー )/ ん…よん
自転車の次は車でもMBをよろしくおながいします
>687 はるかはロータリーエンジン派なので無理です。(嘘) ( ー )/ ん…ごー 錆び付いているエアブラシを復活させます。
フィギュアか……微妙だけど、ま、一応。 個人的には、サイクリングの時のCGの構図のようなやつがいい。 ( ー )/ ん…ろくかな >687 車のほうのメルセデスで突っ込んでこられたら……さすがに冬弥死ぬだろうw
ズゴン!…グチャグチャ… ・ ・ ・ 「あ、冬弥だ」
691 :
琉一 :02/03/04 11:51 ID:j2rmU163
やべ……久しぶりにテニスルック着て、少し恥ずかしそうにしているはるかを妄想してしまった……。 ちょっとスカートが気になるはるか。うわ………萌え死ぬ。 あ、俺は681なんで投票はすませてある。でも多重禁止って、多重しても意味ないよな(w 車については、はるかはルパンが乗ってるフィアットのような、外国産の小型車が似合うような気がする。
dat逝き防止sage
何かはるかスレだけ下に残されてるんで念のためage
ホワルバの灯は消えました。 はるかの膝で静かに眠ります…、だめ?
695 :
琉一 :02/03/06 01:30 ID:NnG6ZVyM
>>694 分かった。膝は渡します。
俺ははるかの胸に抱かれて、静かに眠ります……、いいよね?
697 :
はるか :02/03/06 03:38 ID:8WzfomTu
>694-696 ……重いよ
今さくるりの新曲『world's end super nova』をエンドレスリピートしてるんだけど CMの時から狙ってただけあって、なかなかええわ〜これ なんというかこの脱力感溢れるサウンドがはるかっぽくて、 夜の街を自転車で駆るのにぴったりの曲だと思う。 このスレの住人にお勧めの一曲。レンタルしといて損はないと思うよ。 もし、他にもこんな感じの脱力系のサウンドがあったら教えてちょーらい。 ということでこのスレの住人のお勧めの一曲を挙げてみよう。
クラシックだとG線上のアリア。 邦楽だとサニーディサービスの『彼女の部屋』。 あの曲の彼女をはるかに当てはめてみるとけっこうはまる。 洋楽だとベルアンドセバスチャンといったところかしら。 あと、筋肉少女隊の曲にまったくはるかに似た女性が歌詞に登場したような記憶があるのだが 曲名が思い出せない…。
>>699 ×『彼女の部屋』→○『恋人の部屋』。
歌詞の彼女の部分をはるかに当てはめてみる。
>>698 聴いたよ。
すごいな、これ。脱力させるために思いっきり気合入れて作ったって感じ(笑)。
とてつもなく奥が深い感じもするし、何も考えてないような気もするし。
本当に一生聞いても飽きないかも。
今までくるりってそれほど意識したこと無かったんだけどこれからはまり込んでいきそう。
>>701 シングル版のワンダーフォゲールもいいよ。
はるかっぽくないけど、曲がWAっぽい。サビで
『ハローもグッバイもサンキュウも言わなくたって』
『こんなにもすれ違ってそれぞれ歩いてゆく』
というフレーズがあるんだけど。この部分を聞くと、
人々が往来する交差点で無言ですれ違う冬弥と由綺のシーンが毎回浮ぶ(浮気モード時)
技術があったらMADを作りたいくらいだ。
サニーディサービスの『恋人の部屋』
レンタル屋になかった…買って聞くよ
最萌トーナメントスレから誘導されてきました。よろしくお願いします。 漏れの場合は、 トーナメントの理奈タン支援(・∀・)イイ!! ↓ WAやってみる ↓ はるかタンハァハァ・・・。 という感じでした。 由綺もよかったんだが、だめだ、ショートヘア属性の漏れにははるかタンが・・・。 しかし、先輩属性を兼ね備えている漏れがどうして美咲さんにはまらずに はるかタンに萌えるかが自分でも謎(w つーか、喫茶店バイト中の「遊びにきたの」にやられ、萌え氏にました。
>>702 ちょうど聞いていたところでした。WAに本当に合いますね。
『恋人の部屋』はシングルでしか聞けないので彼らが解散した今となっては
少し探すのに苦労するかもしれませんね。まあ、HMVとかいけば普通にあると思いますけど。
>>703 私なんて本来お姉さま属性で巨乳好きなのにはるかだけは別格に萌えてしまう。
なぜ、はるかに萌えるかという謎はこのスレの永遠のテーマだと思います。
以後、よろしく。
705 :
琉一 :02/03/08 14:19 ID:cCfKlC37
>>703 いらはい。誘導成功(w
葉鍵板にいる人って、ほぼ必ず何らかの属性を持っているけど、
はるかはどの属性にも当てはまらない、あえて言うなら”はるか属性”を持っていると思う。
彼女の独得の空気が、我々の荒みきった(藁)心を癒す何らかの効果を持っているのではないだろうか。
そこが彼女の魅力であり、本来の好みに関わりなく、我々をマターリと惹きつける……のかもしれない。
ちなみに俺の本来の属性は、ショートorポニテ、ボーイッシュ系。オプションで「ボク」装備。
はるかに当てはまりそうだが、どちらかといえば元気な子のほうが好き。素直でない子がたまに見せる照れとかが……。
ここではあまり大きな声では言えないが、はるかと葵ちゃんは同じくらい好き。
『恋人の部屋』 はるか…ほんとに部屋で猫飼ってそうだな(w 名前はいったいなんてつけるんだろう? 犬は彰だから、猫はやっぱり由綺かな? それとも美咲さん? はたまた昼行灯フランク長瀬? いずれにせよ動物に知り合い名をつけるセンスには脱帽だ(w どうでもいいけど友人の猫の名が桃太郎にはえらく笑った記憶があるな。 新規名無しさんへ ここの住人ははるかスレよろしくかなりマターリしてて たまに二日に一度ぐらいのカキコになる時があるけど 大丈夫、ちゃんと人はいるから(w 支援SSどっからやってきたのか32個もあったし つーことで、ふと思いついたことをマターリと語りあおうべさ んだば、よろしく
はるかスレSS部隊 みんな暇過ぎ(w
708 :
703 :02/03/08 14:52 ID:Y9r40ULo
>>705 うわ、あなたの属性、漏れと結構かぶってる(w
漏れはショート、先輩(年上)、元気いっぱい、言葉遣いが乱暴、主人公を呼び捨て、辺りが
基本属性ですね。
葉鍵じゃないけど、「下級生」の麻紀あたりがピッタリなのですが。。。
最近、葉鍵ゲーやり始めて、本来の属性から外れたキャラのも萌えることが。。
kanonの佐祐理さんなんて、当てはまるの「先輩」しかないし(w
記念すべきWA初プレイは見事バッドエンドでしたが、次ははるかを狙ってみます。(w
ごめんね、はるか。今度はバレンタインのお誘い断らないからね。(ww
709 :
琉一 :02/03/08 16:35 ID:cCfKlC37
人がいないと見せかけて、なにかイベントがあるとわらわら集まってくるな、相変わらず。 ほんとにどこからかぎつけてくるのやら……(w 実はコソーリと名無しで書き込むこともある。メンテの時とか。
ここって、コテハン推奨?
>>710 それは個人個々で自由じゃない。
このスレには昔コテだったのに途中から名無しでSS投稿してた変わり者もいたみたいだし。
とりあえず、新規さんおいでませ。
昔、「全てはるかに任せるスレ」というのを考えた。 あらゆるお願いを「天気がよくなったらやる…」「めんどくさいから後で…」「彰にやらせて…」などと はるかが投げやりに処理してくれるというスレ。人が来さそうもないからやめたけど(笑) それはともかく決勝は佐祐理さんにいれます。支援もするかも知らん。 なぜなら、佐祐理さんが優勝すれば暫定的にはるかがナンバー2になるから…無理ありすぎ(笑)? それにしても、もう一度はるかで戦いたいです…。
713 :
琉一 :02/03/08 19:21 ID:4l68ME7S
>712 ちょっと立ててみたいな、それ(w んでもキャラスレに帰れ! とか言われそうだからやめよう。 ここでやるにしても……あんまりなりきりさん、いないんだよね。 俺がコソーリと他スレで、はるかで書き込んでいるのは秘密だが。 他にも何人か確認。 決勝か……。どちらかと言えば千鶴さんより。支援もする……と思う。 実は楓支援になりそうだが、目をつむっていただきたいところだ。 さゆりんが優勝した場合、ナンバー2候補には、芹香先輩、漢七瀬、みずきち、あかり、みさき先輩、千鶴さんと、 そうそうたるメンツが揃っているのだが……この中にひょっこりはるかが混ざっているのがおかしい。
そういえば、はるかなりきりスレが以前にあったんだよな・・・。 結構雰囲気は出てたんだけど、『はるかなら知ってるだろ』的な突っ込みに (常人が知ってるかどうかはちと厳しいと思う知識だったような気がする) 対応できなくなって、やめちゃったんだよね。 惜しいスレをなくしたよ・・・。
>>713 そのさりげなさがはるからしい。ある意味佐祐理さんがはるかに勝った時点で
優勝するのは決まっているのかもしれない…というのは贔屓目に見すぎか(笑)
>>714 すまん。そういう方向に持っていってしまった人間の1人です(笑)
ふぅ…ようやく長い夢が終ったか…… もう一度やるとしたら、WA対決が見てみたいな。 理奈VS由綺 はるかVS弥生さんとか…
717 :
琉一 :02/03/09 23:30 ID:4xqC5VUo
おや、マターリしようと思ったら、先客がいたよ。どうも人混みは苦手でいかん……。 ここでのんびり、風に吹かれて、ゆっくりするよ。 ああ……終わった。でも俺の戦いは、もうとっくに終わっていたから、なんだか変な感じだ。 WA対決はやめてくれ、どっちを支援するにしても、投票するにしても困る……(w マターリ……。
718 :
TEZ :02/03/09 23:44 ID:WoVbn3i4
今日ぐらいはこのコテで語るか。 琉一氏よ結局どんくらいSS書いた? 私は弥生さんとはるかで15個ぐらい書いたけどどうよ。 琉一氏は50以上はいってるでしょ。 今日は萌えキャラの試合じゃなかったけど、とりあえず感慨深いものがあるね。 いい冥土の土産になったよ。
かくして私のはるか2計画は潰え、弥生さんと理奈の2が決定した(笑) 冬弥と彰の対決ならOKだがな(笑) とっておきの両方支援SSを書いてあげよう。 1部の女性しか喜ばないだろうけど(笑)
つーか、昨年の12月に生まれて初めてSSというものを書き始めて まったくスキルも身につかない段階ではるか戦が始まったから 後悔ばかり残っちゃった。3月になってやっとコツがつかめだしたんだけどなあ。 まあ、これからは勝敗にこだわらなくても済むからマイペースに書いてこう。
12月じゃねえや(笑)。今年の1月下旬だ。 まあ、どうでもいいか。 おめでとう、ちづる〜。
722 :
TEZ :02/03/09 23:59 ID:WoVbn3i4
私もトーナメントからだったからその気持ちはとてもよく分かる。 しかしまぁ、よくあんだけ母乳SSを…理奈戦はホント読んでて脱帽だったよ。 正直一日にSS三本も書くと死ぬんだけど、二人はどうやってSS電波を受信してる? 私は自転車に乗ってたり布団に包まってたりなんだけど。 あと、執筆中はパンクミュージックでエンドレスヘッドシェイキング。 SSってシラフじゃ書けんよね(w
>718 おお、お久しぶりです。SSの数……分からない。いったい何本書いたんだか。 短いの長いの……だめだ、想像もつかない。でも、俺は支援しないときはすっぱりしないからな……。 とりあえず30は越えている模様。 ……いろいろ書いて、誉め言葉ももらったし、叩かれもした。いい勉強になった。 なによりも楽しかった。ここに来て良かったと思う。 一番感謝したいのは、何度か書いたけど、はるか1回戦を勝たせてくれた人達全て(w 俺ははるか2回戦始まる直前に来たから。 うん。みんなお疲れ。いい思い出になった。……ああ、そうだ。 ありがとう、はるか。 なんだかんだ言って、きみのおかげだ。感謝している。 さて……締め切りがない今、どうやってテンションを上げようか……(w
何かが浮かぶのをただ待つ。
浮かんだら歩きまくって脳の血行を良くしてまとまるのを待つ。
そのあと、一気に書く。
と、これは3月までの書き方。
3月以降は書き始めて一度筆を止める。
そのあと、『CCサクラのテトリス』を頭空っぽにしてやりまくる。
すると、母乳の分泌を促進するペプチンという物質の存在やら
そういうアイデアが何故か浮かんでさらにSSに深みが増すようになった。
理由は分からない(笑)
>>723 何本書いたんだろう…。分からないが気に入ったのは5本ぐらいだなあ。
私はサイト運営しているからそこに載せるためと思えばテンションも上がるかな…。
725 :
琉一 :02/03/10 00:15 ID:uPg0hP12
>>723 しまった、名無しだよ、俺(w しかもカキコ増えているし!
ちなみに冷たい夜空の下を歩くと、シナリオが浮かぶことが多いです。家の中よりは、外。
この季節は……いや、もう終わったか。冬はホワルバの季節だから。
本を読んで、シチュを持ってきて、できたのは全然別物、というパターンは良くあるけど。
なにかが見えればかける。見えないとかけない。書けないときは、あきらめる。
正直、あきらめたときもある。千鶴、セリオ戦はもっと書きたかった……。
あかりにも、名雪にも、綾香にも、もっと書いてあげたかった。でもだめだった。
時間の都合もあるし、どうしても出せないときもあった。
無理に出すと駄作になるし……。難しいね。
俺もサイトでも運営しようかな。
>>724 あの母乳支援は……すごかったね。見てて笑ったよ(w
そういえば、誰か頑張っている人がいたり、盛り上がったりすると、引くんだよな、俺……。
ひねくれ者でさ。逆境だと、萌える! そしてひっくり返せずに負ける!
>>725 ああ、それはわかる。
頑張るのはいいんだけどハタから見て頑張っていると分かってしまうようなものは引くよね。
ファッションでも音楽でも漫才でもそういうのがあるやな。
そういうのを大阪弁ではヨゴレっていうんだけど(笑)
だからはるかに萌えるのかな…
727 :
TEZ :02/03/10 00:38 ID:la9ejJoH
コミケでSSを出版するってもかなり燃えるよ。 私は去年の冬コミで自分の実力も知らずに厨な本(WAではない)出してしまったけど 11月、12月の二ヶ月はそれこそ毎日、ヘットシェイキングしてた。 そのかいあって、読み手を意識したSSが少しは書けるようになった気がするよ。 あぁ〜、でももうSS書くのやめるって決めちゃったんだよな。 今は己の夢を実現するために毎日を忙しく生きてるよ。 しかしまぁ、SSってのは麻薬だね。最近は収まってきたけど、 書かなくなってから一ヶ月ぐらいは毎日SSのことを考えてたなぁ。 苦しかったなぁ…SSは脳内麻薬で書いていることを実感したよ。 すまん、スレ違いなこと書きすぎてしまった。 二人が本出したら買いにいくから、出たらおせーてね。 んだば、そろそろ名無しに戻るよん
質と量を両立させた凄まじきSS職人達が集っているのを目撃して、 このセルゲイからも二言。 お疲れさまでした。 そして、これからも頑張って下さい。 (……己もボチボチ頑張ります)
総合スレの
>問題となってくるのははるかの中でいつスイッチが入ったかだ。
を読んで一言。
>>547 の発言も頷けるし、
>>560 の言い分にも大変同意できる。
しかし、この二つを合わせてもすっきりしない自分がいた。
で、昨日今日とボケーとはるかのスイッチはいつ入ったのだろうと
考えたてたら、このすっきりとしない曖昧さがはるかの『幼馴染』
という属性であることにはじめて気づいた。
いままではるかの幼馴染属性は漏れ中でかなり浮いてたんだけど、
はるかは恋愛の境目が曖昧だよってことを意味してたんだね。
こんな基本的なことに気づかないとは……
でもキャラスレなんだし、あえていつはるかスイッチが入ったか考察してみてはいいかがなもんでしょ?
しかしまあ、WAは理奈といい、弥生さんといいいつ冬弥に惚れたのかが理解できないキャラが多いなぁ…
参考文献
はるか「ただ…ごまかしてた。好きなの、兄さんの想い出じゃなくて、
冬弥の方だってことを…。…兄さんの想い出で、嘘、ついてた…」
>>729 まあ、だーはら氏のシナリオはいつも行き当たりばったりって感じもしますから、
どこからどこまでと書いた本人が意識しているかどうかもわから無いのですけどね。
そういうところがこの作品をよりリアリティのあるものにしているのでしょうけど。
それでも愚考すると、スイッチが入るというのはつまりそれまで積み重ねていたものがあったから
もうすでにゲーム開始時点ではその下地はあったと。
じゃあ、それをしっかり恋愛感情として意識しだした理由はやはり由綺の存在のせいでしょう。
と言っても、由綺に嫉妬したとかそういうことではなくて、冬弥が他人と恋愛というものをしているのを見て、
そういう感情が自分の中にもあるということがはじめて実感できた。
言い換えればはるかは自分を由綺に置き換えていた。
だからラストではいつでも由綺の元に行ってもいいと言ったのだと思う。
なぜなら、自分の恋愛感情の部分は由綺によって作られたものだから、
むしろその方がはるかの頭の中では論理的に成立するから。
とどのつまり、はるかというのは常に誰かに自分を置き換えないと、
自分の感情を実感できない存在だと私は思います。
幼いとき、兄の存在で成り立っていたように…。
>>730 ちと分かりにくい文章になったね。
ようするにはるかというのは空っぽな人間だから、
自分の感情も他人を見ないと実感できない。
それで、由綺の冬弥に接する姿を見て恋愛感情と言うものを実感して、
目覚めたと言いたいわけです。
>とどのつまり、はるかというのは常に誰かに自分を置き換えないと、
>自分の感情を実感できない存在だと私は思います。
むぅ…そう言われればそうかもしれない。
つまり歯車が回りはじめたのは
>>560 が述べているように高校時代で、
そして、その抑制が効かなくなったのがクリスマスシーンということか。
誰彼氏のおかげではるかについてさらに理解が深まったよ。
はるかワールドは奥が深い。
閑話休題
はるか「…由綺が泣いちゃうなら…私のこと、忘れちゃっていいよ…」
はるからしさが存分に滲み出ている有名なラストシーン。
誰彼氏が述べているように由綺という他人が存在しなければ
はるかは恋愛を実感することができない。だから、はるかは冬弥から距離を置こうとする。
このセリフには確かにこの側面もあると思う。
(>だからラストではいつでも由綺の元に行ってもいいと言ったのだと思う。
>なぜなら、自分の恋愛感情の部分は由綺によって作られたものだから、
>むしろその方がはるかの頭の中では論理的に成立するから。
この誰彼氏の発言ははるかの人物像を説明する例であり、
ラストについては語っていないことは理解しています。誤解がありましたらすみません)
私は、単純にはるかは冬弥のことも好きだし由綺のことも好きだから
この発言が出たものだと解釈しているんだけど。どうなんでしょ。
ラストの考察についても意見を求む。
733 :
琉一 :02/03/11 02:06 ID:FuI0RhYy
こんばんは。実は総合スレで、その話題を振った544=560って、俺です(w スイッチのタイミングはあくまで俺意見だから、正しいかどうかは分からないけど……。 正直、本編ではあまり見えてこないんだよね。二人の関係が恋愛感情に変わっていくのが。 だから、どこで変わったのだろう、ということを考えていくと、そのタイミングしかなかった。 ただ、気づいたときには由綺という存在があったから、もうどうしようもなくなっていた。 自分が悪いことが分かっていたから、本当なら、冬弥は由綺のところへいるのが正しいから、 だから「忘れちゃってもいいよ……」と言えたのじゃないか。相手が友達の由綺だから。 俺ははるかは、ひどく冬弥のことが好きだったと解釈している。 あんな性格だから、表にはほとんど出なかったけど。ある意味、彰以上に上手に隠して。 そういえば、俺の中では彰も微妙な立場にいるんだけど……。 彰の初恋=はるかという図式。多分小学生、遅くても中学生の頃。 ここに落とした彰視点のSSを書いたときに、ふと、そう思ったんだよな……。 ラストの考察甘いな……もう一度ホワルバやるか。 でも美咲さんもやりたいし、由綺もやりたい。困ったゲームだ(w
正直"恋愛"では無く、極めて純粋な"愛"に近いものだと思うのですが。はるかの場合。アガペーと云うか。
「癒せないから、冬弥とはるかの関係は可能になるんじゃないかと、僕は考えました。 恋愛ともいえないような、空気だけのふれあいが。」
お前らみたいな熱い奴らには、はるかは似合わんよ
>>736 というよりはるかになりたくてもなりきれないでもがいてるんだよ、私の場合。
>>738 そうはいっても空っぽになりたいです…。
今週終わった『ヒミズ』の主人公のようにもがきたくないから…。
春ははるかの季節。冬から春にかけてが、一番はるかっぽい気がする。だけど花粉が飛んでくる罠。 はるか、花粉症になってみるを想定。 「くしゅん」 「どうした、はるか?」 「風邪かな? ……くしゅん」 「花粉症じゃないのか?」 「花粉症? ……うつせば、治るかな?」 「なぜそこで俺を見る? てゆーか、うつるもんじゃないだろ」 「残念。……くしゅん」
はるかほど「……くしゅん」って感じのくしゃみがはまりそうなキャラもいないと思う。
くしゃみの話題が出ると、どーしても大阪を思い浮かべてしまう……。 はるかワールドと大阪ワールドは、向かい三軒両隣くらい近所ですか?(笑) はるか「………………んー」 大阪「………………あー」
どこかではるかを大阪っぽくした絵を見たことがあるよ。 たしか、マナがちよちゃん役だった。
744 :
琉一 :02/03/15 00:09 ID:jo7YUv/d
>>744 これででかいだと! それはいくらなんでもそれは
でかいか(笑)
そういや、テニス服かノースリーブのジャケット以外のはるかってはじめてみた。
ありがとうございます。
「・・・くしゅん」なーんてくしゃみされたら、ますます萌えるじゃないか!
ていうか、
>>740 激しく萌え(w
「・・・くしゅん」 もいいが、大阪の「へーちょ」に勝る何かが欲しいな。
大阪のくしゃみは「へー、くちょん」を略して「へーちょ」になったと思われる。 だからはるかも「くしゅん」を略して…………「くゅん」 「…くゅん」 「え、いまのなんだ?」 「くしゃみ。花粉症かな?」 「今のが、くしゃみかー?」 「あ、また、…くゅん」 「それって本当に人間のくしゃみか」 「…くゅん」 「ていうか、どういう発音したらそんな言葉が出るんだ? …きゅん?」 「きゅん、じゃない。くゅん」 「そんな音、出せるわけ無いって…」 「…くゅん」
個人的にははるかの萌えpoint『ん』を入れたいところ。 よってはるかのくしゃみは『ん…、くゅん』 (ん、の部分でちょっとつまる感じ。)を提案してみる。 「あ、はるかだ」 「ん…とうやだっくゅん」 「…今のなんだ」 「ん…くしゃみ」 「花粉症か?」 「そうみたい」 「へぇ、大変そうだな」 「そうでもないよ。くしゃみすると気持ちいいし」 「そうか?」 「うん。あ…きたきた。ん、くゅん。ん……、くゅん」 「………」 「ん、すっきりすっきり」 う…微妙に超ってしまった… しかし、はるかがくしゃみする時はどんな感じでするのだろう。 鼻を抑えて女っぽく(wかわいい感じでするのも萌えるし、 大阪みたいに目を線にして、やるきなさげにするのも萌ゆる。 んで、くしゃみ後はちょいと夢見心地で人指し指鼻すりすり。これ無敵。
くさめに関する質問 一回 ふつう 二回 うわさ 三回 …なんだっけ
>>750 二回 悪い噂
三回 誰かに惚れられている
四回 風邪
>>750 「ん……くしゅん(1回目)」
「お、だれかに噂されてるな」
「うー、くしゅん(2回目)」
「あ、二回くしゃみするときは、悪い噂なんだぞ」
「私の悪口……冬弥が怪しい」
「俺は目の前にいるだろ!」
「実はこの冬弥は偽物とか……ふぁ、くひゅん(3回目)」
「……変なくしゃみだな」
「3回目だと、巡り巡って素敵な噂とかかな?」
「知らん」
「なんか頭がぼーっとする……」
とか言って、冬弥にしなだれかかるはるか。
「こら、重いだろ」
「だらーん」
「ったく……」
そして冬弥の肩にぶら下がったまま、ずるずると引きずられてゆくはるか。
3回目は知らない……が、誰かに惚れられているとは。分岐。
「3回目だと、誰かに惚れられているんだって」
「……ふぅん」
「誰かな?」
「お、俺に聞くなよ」
「誰かな?」
「だ、だから……」
「意外に由綺だったりして」
「なにいっ!?」
753 :
琉一 :02/03/16 22:51 ID:rN2qF38T
>>752 しまった。なりきりさんやってたことがばれる(w
>>753 どこでだ(笑)?
しかし、子犬なのか子猫なのか非常に分かりにくいキャラだなあ(笑)
>>754 子鹿、あるいは子ナマケモノということで、ひとつ(笑)
それ逝け、へべれぇけはるかさん! 「う゛〜…」 「おぃ…はるか大丈夫か?」 「調子にのって彰に『よいではないかごっこ』なんてやらせるから」 「鬼畜な彰ってなんかいいよね」 「そうそう、子犬のように従順な奴が突然鞭を振るったり、叩いたり なんかしたら普段とのギャップでそれはもう彰たんハァハァ…って違う!」 「ん、おやすみ」 「頼むからなんのリアクションもなしに道の真ん中で寝ないでくれ。ほれ、はるか起きろ」 パン、パン… 「ん…」 「お、起きたか? ん、どした鳩が豆鉄砲食らったように頬を抑えて」 「……………」 「冬弥がぶった・・・」 「は?」 「兄さんにもぶたれたこともないのに…」 「おぃ」 「しかも、往復で…」 「おーい」 「ドメスティックバイオレンスだ…」 「あの、はるかさん?」 「冬弥…キス…」 「へ? 路チュー!? …はずかしいからやめにしないか?」 「第208条(暴行) 暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。 「……………」 「三十万円、豚箱で二年過ごす、キス。冬弥はどれがいい?」 「…キスでお願いします」
「ん…」
「…………」
「ぷはっ…ん、美味美味」
「えっと、はるか…いきなりどうしたんだよ。いきなり路チューなんて」
「スイッチ入ったから」
「いや、だからなんで?」
「『子犬のように従順な奴が突然鞭を振るったり、叩いたり
なんかしたら普段とのギャップでそれはもう冬弥たんハァハァ…』」
「…………」
「私、ハァハァした」
「二度も言わなくていいよ…」
「冬弥」
「…今度はなんだ? 手なんか伸ばして」
「だっこ」
「言っても無駄だと思うけどいやだ…」
「刑法第218条保護責任者遺棄罪
「老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責任のある者がこれらの者を遺棄
しその生存に必要な保護をしなかったときは、3ヶ月以上5年以下の懲役に処する」
「…………」
「ん、ソースはここ
ttp://www.mic.med.tohoku.ac.jp/99june/99june1/keihou1.html 」
「…へいへいへい、わかったよ。担げばいいんだろ担げば。ほらよっと」
「ん…冬弥の背中って広いね」
「そうか?」
「うん、兄さんみたい」
「ばか…」
「…………」 「…………」 「冬弥」 「なんだ?」 「私、成長したでしょ」 「そ、そうか?」 「成長したよ、ほら」 ぎゅ… 「ぐぅ…」 「ね、ちゃんと成長してるでしょ」 ぎゅ…ぎゅ… 「は・る・か…分かったから首、首! チョーク入ってる…ぐはっ」 「あ、堕ちた」 「…………」 「えっと、メモメモ」 「チョークスリーパー、またの名を裸締め。 絞め技の基本。腕を相手の首に巻きつけ、頚動脈を押さえたり気道を塞いだりする。 眠るように落ちることからこの名前がついた。完全に決まれば5秒で落ちる(はるかメモより)」 「なーる」 「…………」 「あはは、冬弥死んだ魚だ。…んしょ」 「…………」 「冬弥…重い……」 そして二人は肌を寄せ合い淡い朝の光に霞むネオン街に消えていきましたとさ。 ん、めでたし、めでたし。
以上即興SS。 子ナマケモノはるか いいなぁ…俺も引きずりたい(w
>>758 ていうか、はよ背中押したらんと死ぬで(笑)
某スレで自分を動物にたとえると? の質問に、 ナマケモノを国崎最高に取られてしまったので、 観鈴ちんに倣ってステゴザウルスと答え……させたのは俺。
>>762 あいにくと知らないけれど、いいなぁ、このはるか。
パトレイバーのギャグタッチの絵みたいだ。
WAの同人欲しいのぅ…ここ2年コミケ行けなかったしな。オンリーも行けないし(泣
IDがかぶっとる…ビクーリ
さて・・・何事もなかったように行くか(w しかし同人喫茶か。噂には聞いていたけどせっかくだから今度行ってみるかな。
768 :
琉一 :02/03/19 02:26 ID:+Rn+YvLB
久しぶりにはるかの家に来てみた冬弥。が、部屋の片隅にはなぜか雛壇が。 「はるか……まだしまってなかったのか」 「ん、かたすの面倒になっちゃって」 「お内裏さまが埃被っているぞ」 「雛あられ、食べる?」 「賞味期限は大丈夫なんだろうな……」 「さぁ? 去年のだし」 「ぶっ!? おまえ、ひょっとしてこの雛壇も……」 「ん、出しっぱなし。あはは」 「はるか……雛壇を出しっぱなしにしておくと、嫁き遅れるんだぞ」 「……冬弥次第」 「え?」 「ん、なんでもない。どうぞ」 「まて、このお屠蘇もひょっとして……」 「さぁ?」 メンテついでに小ネタを一つ。最近スレ乱立で、圧縮が恐いね。
もうエロゲは見捨てたかも… だって似たようなのが出すぎでいいものを探すのメンドクサイ。 といいながら 1.檸檬 2.夜勤病棟 3.プライベートガーデン2 4.はじめてのおるすばん 5.同級生2
771 :
はるか :02/03/19 23:44 ID:P6B0Lp/O
>>770 …ん。
とりあえずツルペタキャラがそれなりに存在するゲームを選んでいるところから
あなたは私の体形に萌えてている人。でも、おっぱいは決して恐くないよ。
そんなあなたは勇気を振り絞って『けらくの王』でおっぱいを直視してみてね。
772 :
770 :02/03/20 00:07 ID:k9q0ELY4
>771 しつれいなw それじゃワタシがつるぺた好きみたいじゃないか(笑) 檸檬だったら雪緒が好きだし…あ、でも可南子もかなり萌えた気が(つるぺた) 同級生じゃダンゼンいずみ、夜勤病棟ではひか…あれ? 貧乳度高いぞ?w あれれ
漏れはエロゲ=葉鍵、って感じなので、葉鍵以外はほとんどやってません。 唯一、下級生はやりました。 麻紀(・∀・)イイ!!
774 :
はるか :02/03/20 00:33 ID:DkzNAkA9
>>773 …ん。
はじめからエロゲに抜きを求めないニュータイプなあなた。
そんな中でもショートカットの麻紀は別格というのだから私のどこに萌えているかは容易に想像つくね。
そんなわかりやすすぎるあなたは私の捉えどころの無い人格に憧れている部分もあるのかも?
なんにしても人間はもう少し深みが必要。
私のような捉えどころのないキャラがいっぱい出てくる『ようこそシネマハウスへ』がオススメ。
でも、絶対手にはいらないと思うから『青い鳥』でまったくの異世界に触れてみることをおすすめするね。
775 :
773 :02/03/20 00:43 ID:lRX4RwJH
漏れってそんなにわかりやすすぎるのかー。 とりあえず、激しくワロタYO。<診断結果
1.インタラクトプレイVR 2.行殺(はーと)新撰組 3.鈴がうたう日 4.さよならを教えて 5.エルフ麻雀2 …自分でリスト作っててアタマ痛くなってきた(w
777 :
琉一 :02/03/20 03:20 ID:vYNVAINR
最近エロゲはあんましやってないな……レビューと萌えキャラまでつけてみたり。 1 トライアングルハートシリーズ。 1本には決められん。あえて推すなら2。ラブへな? 萌えキャラ:みなみ(小型ショートカット系ボーイッシュバスケット少女) 2 大悪司 ボリューム満点。ただ何回も解かなきゃコンプできないのが面倒。三回までは結構楽しく解ける。 萌えキャラ:由女(垂れ目おとなしい系ぽわぽわふたなりΣ(゚Д゚;少女) 3 NATURAL2 DUO 純愛も陵辱もオッケーですよ、お兄さん。にゃあ〜〜。 萌えキャラ:空(ポニテ系ボク型ジーンズ装備少女) 4 アトラクナクア 名作。やっとけ。とても同じ名前とは思えない初音登場。 萌えキャラ:つぐみ(スクール水着型お兄ちゃん系ショートカット少女) 5 VIPER-V16 ゲーム性なし。アニメがよい。ただそれだけだがそこに価値がある。 萌えキャラ:アキラ(攻撃的ポニテ系陵辱心そそり型少女) 色々人格を疑われそうなコメントだ。ちなみに上から四人、髪の毛が全部青系……。 はるか、分析よろしく(w
1.サフィズムの舷窓 2.行殺(はぁと)新選組 3.Lien〜おわらないきみのうた〜 4.Voice 5.Piaキャロットへようこそ! 5番には「ウィークネスヒーロー トラウマン」を入れたかったものの、 エロゲーではない一般パソゲーなので断念してみたり。 ……ちなみに葉以外で所持しているエロゲーはこれで全部だったりもする(笑)
挙げる程18禁ゲーはやってないなぁ…。 『さよならを教えて』と『ジサツのための101の方法』くらい?あとは何となく『月姫』とかそんなもん。 てゆか、もうゲーム自体への興味が薄れてしまっている…。
780 :
はるか :02/03/20 06:03 ID:W7GkDGuF
>>779 電波ゲーや伝奇物に惹かれる779さんは、ちょっときまじめで、
世の中に不満が溜まっているのかな?
たまには『はっちゃけあやよさん(3以降)』みたいな、
何も考えないで済むようなものをやってみたらいいと思う。
(……まず手に入らないけど)
物事に対して深く考えこみすぎずに、気楽に行った方がいい時って、
あるとおもうから……。
769,776,777さんのはまた、気が向いたら……やるかも。
781 :
779 :02/03/20 07:31 ID:TvqcLIoG
いや、エロゲじゃ無くて18禁の意味があるものがしたいのね。電波ゲーでも根幹に流れるテーマが無いと興味無いし。単なる趣味です。 『月姫』は殆ど他人にやらされたものなので別にどうでも良かったりで。琥珀さんにはハァハァだけど。 個人的にはスレ住人がどんなエロゲやってるかよりも、どんな本を読んでいるのかの方が気になるなぁ…。 特にはるかシナリオって、ただでさえ文学臭の高い原田氏のシナリオの中で、最も其れが強く出ているシナリオだと思うし。
782 :
はるか :02/03/20 10:28 ID:DkzNAkA9
>>776 …ん。
二次コンが集う葉鍵板住人なのに堂々とポリゴンエロゲーを1位に持ってくるあたりに自己顕示欲を感じる…。
でも、2次コンだろうがポリゴンだろうが所詮エロゲーマーはエロゲーマー。人権なんてないことを忘れないでね。
さて、この5本を見て言えることは多少シナリオやシステムが破綻しているゲームが目に付くね。
システムが破綻していてもシナリオが良ければいいんだ。シナリオが破綻しててもシステムがよければいいんだ…。
あなたは私にというよりはホワルバそのものの不遇っぷりに萌える捻くれモノさん。
そんなあなたにはシステムはエロゲー史上最高だけどシナリオの薄さで不遇を受けている『ALL One‘s Life』をオススメするね。
783 :
はるか :02/03/20 10:30 ID:DkzNAkA9
>>777 …ん。
手の施しようが無いよ。
『もみじ〜私人形じゃありません〜』でただひたすらハァハァ(;´Д`)してればいいんじゃないかな?
784 :
はるか :02/03/20 10:40 ID:DkzNAkA9
>>778 …ん。
どうしてそんなにロリ絵が好きなのと小一時間問い詰めたくなるね。
でも、私はツルペタだけどロリじゃないよ。
そんなあなたは『プライムガール』で等身大の大人の世界にも触れてみてね。
785 :
はるか :02/03/20 10:42 ID:DkzNAkA9
>>779 今のエロゲーに不満なら『螺旋回廊』やインスパイアの作品をやってみてね。
でも、選んでるゲームからして緒方さんのサイトによく行ってる人と思うからとっくにやってるかな。
>>781 印象に残っている文学は『ライ麦畑でつかまえて』(サリンジャー)か『夜の果ての旅』(セリーヌ)かな。
だめ人間が出てくる文学にはやっぱり弱いです(笑)。
787 :
琉一 :02/03/21 04:02 ID:Mnh1Z74R
大丈夫だと思うけど、万一に備えてメンテ。 アニカノ真琴シナリオのあまりの酷さに、スレが乱立しております(w いつ圧縮が始まってもおかしくありません。 はるかって絶対、なんか上に乗っかったら「むぎゅ」とか言うよな……。 いや、圧縮→冬弥、はるかの上に無意識に乗っかるをシミュレート→むぎゅ という三段活用です。
>>787 自分が誰かに乗っかってもむぎゅと鳴るような大きさが無いので本人でむぎゅと言う癖がつき
他人が自分に乗るときも無意識にそう言うようになってしま…ゴホン。
「ッ!?」 「むぎゅ……冬弥、重い」 「ごめん、転んだ。大丈夫か、はる……」 「……えっち」 起き上がろうとして手をついたら胸の上でした、と。 ありがちsage
「ごめん、背中を押しちゃった」 「…胸だよ」 いや、何でもない。何でもないんだ...((((( ((;^^)
激しく既出っぽいけど、冬弥・由綺・はるか・美咲さん・彰って実は皆頭(・∀・)イイ? いや、だってマナと同じ高校出身だし。
そして冬弥と彰でどっちが成績悪いかを競ってみる。 いい順に美咲・由綺・なにげにはるか・彰・冬弥。 あるいは不真面目なはるかが一番悪いのか。 あ、これはあくまで成績順ということで。
逆に、あんだけ不真面目な生活してても単位がどうこうという話が 全然出てないし、元々ポテンシャルの高さはあちこちで垣間見せるはるかだから 「ん……出来た」 とか言って試験時間を半分残してさっさと退出、それでも5本の指に入る好成績 だったりして。でも授業態度や出席がぎりぎりで成績は悪いとゆー(w
授業などでなくても優を貰う手はいくらでもあるさ。 まあ、素人にはオススメできん手だがね……。
由綺は大学あまり来ないだろうし、冬弥も真面目に通ってないし 残るは美咲さん目当てで来ている彰のノートが狙い目かな…
797 :
乗り遅れ :02/03/23 13:14 ID:o2mQm8Gs
1.終末の過ごし方 2.ばにぃはんたぁ零 3.ぷりんせすでんじゃあ 4.機械仕掛けのマリアン 5.爆裂守護神トゥインクル☆スタァ シネマハウスええなぁ。欲しかったんだが結局手に入らずじまい。 DOSゲヲタカエレとか言うな (;´Д`)
798 :
はるか :02/03/23 13:55 ID:ExSAUCdz
>>797 1位以外は見事なぐらい古いバカゲーを並べたあなた。
とりあえずストーリーがめちゃくちゃだろうがシナリオが一本道だろうが
システムが重いのだろうがバカでありさえすればいいというこだわりが感じられるよ。
そんなあなたはまさに私の天然性に萌えているのだと思う。
オススメのゲームはスペジャニの『転校生』をオススメ。
主人公が毎日オナニーしているだけのゲームというバカゲー中のバカゲー。
是非購入してみてね。
1.White Album(はるか) 2:痕(千鶴) 3:雫(瑠璃子) 4:To Heart(あかり) 5:KANON(名雪) はるか先生にどうか鑑定を…
800 :
はるか :02/03/24 02:15 ID:Mdrl1AQI
…ん。 申し訳ないけど葉鍵ゲー以外を基準にしているから……。 まあ、今回は特別だよ……。 幼馴染と貧乳に惹かれるあなた。 だから両方兼ね備えた私に1番に惹かれるんだね。 そんなあなたには『まじあん』・・・はやってるだろうから、 『好きなものは好きだからしょうがない』で究極のツルペタ&幼馴染を。
<792 確か、あの連中の中でははるかが一番上、っていう記述があったような。 冬弥も「成績と運動神経は比例するのか」みたいな感じのこと言っていたし。 でも、出席はギリギリなんだろーな……
で、イベントのはるか本の成果はどうだった? 羨ましがらせてみやがれコンチクショー(笑)
>>802 「夢のゆりかご&憧憬画廊」のコピー誌「想い、はるか。」が極上の出来。
どのページを開いてもはるか、はるか、はるかの洪水で……しあわせです(笑)
あはは…うん、はるか本その二冊しかないね はるかってあんま人気なっかったんだな…正直欝… だったりしたけど、かなり良いはるかの同人CD が手に入ったのでまぁいいや。 ちなみにアルバム名は『Memories』(サークル名 AC94 ジャケットはコピー白黒) コンテンツは、はるか、美咲さん、Fill you の三曲。全てピアノverで特にはるかが良かった。 編曲は風音堂にも参加しているk-pa氏。 見かけたら是非とも買うべし。
ようこうさんとこは最高でした。
806 :
805 :02/03/25 23:20 ID:q7Xt1Q0u
ちなみにはるかサークルのはどっちも買いました。
はるかサークルと聞いて8人ぐらいのはるかが円形に並んで、空を見上げている姿を想像した俺。(鳥瞰図)
はるかと七人の円卓……。
「河島はるか、はるかっぺ、はるかっち、はるりん、はるっこ、はるさま、はるぽん……」 「なにそれ」 「今な、そういうアニメをやってるんだ」 「一人足りないよ」 「はるかが細かい事を気にするな」 「ん」
いま、ミステリーサークルと並んで注目されているはるかサークル
はるかに一番近いのはななっこだよな……
>>769 んー・・・。
1.水夏
2.Fifteen
3.加奈
4.盛夏の杜
5.Bitter Sweet Fools
最近、買ってない・・・あはは。
814 :
はるか :02/03/27 12:29 ID:jjdzZPr1
>>813 蝉の声にノスタルジックを感じるあなた。
加奈のノーマルEDなんかストーリー以上に蝉の声にやられたんじゃないかな。
ホワイトアルバムじゃなくてサマーアルバムならもっと私に萌えられたかも。
そんなあなたには寮が閉鎖されるまでの最後の一夏の思い出を綴った名作『最強彼氏』をオススメするよ。
「んー・・・」 「・・・」 「・・・」 「・・・(何か考えてる)」 「ぷに萌え。」
はるかってつかちーより胸無かったのか……
>816 だがそれがいい
それでもマナよりは大きいさ…… はるかはまだ成長してるしね(笑)
冬弥「…はるかって、千紗ちぃに負けてたんだな」 はるか「…でも、冬弥には勝ってる」 冬弥「むしろ勝ちたくないが」 はるか「…あと、彰にも」 冬弥「だから、いいんだよ俺達は! 男なんだから」 はるか「…ずるい」 冬弥「なんで!?」 はるか「…男女差別だ」 冬弥「いつからフェミニストになったんだ、それと言っとくが、胸囲は俺達の方が上だからな」 はるか「…負け惜しみ?」 冬弥「違うわ! 胸囲は俺達の方があるんだから比べても意味ないだろってことだよ」 はるか「…ちっちっち、トップとアンダーの差、これ重要」 冬弥「今、ほんのり胸の膨らんだ彰を想像しちまった……」 はるか「…萌える?」 冬弥「だから言うなって!」
彰たん(;´Д`)ハァハァ
しかし、はるかとマナちゃんの胸のサイズを見ると当時の会議室の風景が目に浮かぶな 河田「いくらなんでもマナちゃんの胸は小さすぎるでしょう?」 原田「でも、ロリキャラである以上、ゲームで1番小さくないと……」 河田「それにしてももう少し大きく……」 原田「しかし、他のキャラと3センチは差をつけないとキャラが立たない……」 しぇんむ「そんじゃ、はるかの胸をもっと大きくすればマナちゃんの胸も大きくできるだろう」 原田「んだと! 貴様は75超える乳をもったはるかでいけというのか?」 しぇんむ「別に80いかなきゃ、74だろうが75だろうが貧乳は貧乳だろう」 原田「てめえ、僕のはるかを侮辱したな。僕のはるかを汚したな!」 河田「た、大変だ。原田さんがバタフライナイフを懐から出したぞ!」 超先生「落ち着け、原田。おまえの今感じてる感情は精神疾患の一種だ。静める方法は……」 原田「だまれ、パクリ野郎!」 しぇんむ「この野郎! 俺のかわいい早紀ちゃんに向かって!」 原田「うるせー!」 これらの騒動が原田氏のリーフ離脱の原因になったかどうかは定かではない(笑)
(・∀・)それだ!!!
ん、原田最高!!
いやっほ〜う!!
826 :
名無しさんだよもん :02/03/30 05:25 ID:nQiiwhNX
ん? ……たまにはあげてみる。
ん…、はるかスレが一番上にあるなんてびっくり…
ん、でも予想通りすぐ下がるね。
冬弥「はるか、はるかのスレが久々に上がってる」 はるか「あ、そう。」 冬弥「あ、そうって何か無いのか・・・こう・・・」 はるか「んー・・・別に」 冬弥「・・・そうか」 はるかはまるで関心の無い様子で外をぼーっと眺めている。 はるか「雨だね」 冬弥「雨だな」 雨は昨日の夜から降り続いている。折角の休日なのだが何をするわけでもない。 はるか「暇だね」 冬弥「うん・・・暇だな。はるかは、今日出かける予定とかあるの?」 はるか「別に。暇だから」 冬弥「そうかあ、暇かあ」 はるか「暇だよ」 冬弥「暇だよなあ・・・」 そんな休日の情景。
(´-`).。oO(本スレ。他の鍵キャラと被るって誰のこっちゃろう。誰かコソーリ教えれ)
>830 ん、堂々と本スレで聞いちゃった、スマソ
正直、鍵のシナリオライターにはるかのような設定に頼らなくても立つようなキャラを作る能力はないと思うがな。 鍵は物語り作るのは上手いけど、キャラは本当に嫌というほど設定つけないと立てられないからなあ。
確かに葉に比べて鍵は設定に頼りきってる感じがするよな。 ほぼ全てのメインキャラに口癖つけてるし。
自分の勝手な予想ですが、はるかと被っている鍵キャラは AIR・美凪……独特の「美凪ワールド」「はるかワールド」を作っている所。 KANON・佐祐理……兄弟をなくしている。口癖「あははーっ」と「…あはは」。「正しい子」と「スーパースター」。弁当。 ONE・浩平……兄妹を失っている。幼なじみに、その兄妹の面影を勝手に重ねている。非常識な言動。人によくぶつかる。シナリオ終盤で手袋をもらって大喜びする所。 サボリに人を巻き込む。「簡単なことには決して手を抜かない性格(はるか)」と「無意味なことに全力を尽くす性格(浩平)」 こんな所かな、間違っている可能性大ですが。 あと、AIRやONEと比較する上ではるかのシナリオって、青空だけの一枚絵が登場する回数多いのも、どうしても気になってしまうことの一つだと思うんですが。
浩平=はるか 皆、ホントにそう思ってるのだろうか… 確かにパーツは被ってなくもないが、雰囲気が全然違うYO−・゚・(ノД‘)・゚・。
まあ、兄弟姉妹を失ってその後の人生に歪みが出てきてるっていう点では、 上の三人とはるかとで微妙に共通してると言えなくもないかも知れないと思わないこともない。
837 :
834 :02/04/02 02:07 ID:I7fGZnAA
<835 自分であんなこと書いててなんですが、「皆がそう思っている」なんてことはないかと…… クロスオーバーSSはよく目にしますが、はるかと鍵キャラが絡むような内容のものはほとんどありませんし。 もし、他の人も「似ている」と思っていたら、もうちょっと目にしてもおかしくないはずです。 はるかが他の鍵キャラともっとも違う点は「悟りすぎている」ことなんじゃないかと思います。 悟ってはいるけど抜け出せない、といった話で。 「えいえん」なり「みちるという夢」なりに潜む「過ち」や「弱さ」を思い知るまでに物語の大半を費やしている彼らとはそこで大きく違ってくるんでしょう。 しかも、彼らには、美凪なら往人、佐祐理なら舞、浩平なら瑞佳、というように一緒に「弱さ」や「過ち」をかぶってくれる人がいます。 はるかの場合は冬弥がそれに当たりそうですが、そうはならない。 冬弥にそういう甲斐性がないというのもあるんですが、「悟っている」はるかの方で拒否している部分があるんだと思います。 「…わたしのことは放っといても、いいんだよ?」ってニュアンスで。自分の抱えている「地獄」に冬弥までつき合わせる必要はない、と思っているのかも。 しかし、あの三人じゃないとすると、「はるかとかぶっている」鍵キャラって誰なんだろう……
単に彼のはるか認識が今一つってだけじゃないの?
というか、「はるかに被っている鍵キャラ」であると主張いたします。 誰かはしらんが。てーか、俺ははるかみたいなキャラなんぞ見たことない。
まあ、発売時期を考えれば>839が正解なんだが。 WAの特徴である 「結局人間は極限では他人、無制限に誰かに依存して生きるなんてできっこない」という冷めた人間観は 鍵のゲームには薄い要素だと思われ。 そこんとこで俺ははるかが鍵ゲーと雰囲気似てるとは一度も思ったことはない。
なんか大粛清が始まったので保全
843 :
名無しさんだよもん :02/04/03 08:13 ID:9S12W7NQ
大粛清?age
>>840 そういう人間観があるからWAやるとリアルな切なさを感じるんだよな。
べ、別に鍵ゲーにリアリティが無いなんて言ってないですじょ?
鍵ゲーにはリアリティが足りない。上にもう一つRがつくほうが明らかに足りない。
葉はエルフ辺りからの正当なエロゲーの流れをくんでる感じがする。 鍵はメディアワークスのノリでエロゲー作ってるって感じ(笑) まあ、今や設定のリアリティなんて飾りなんすね。 リアリティなんて追求しても売れないことはホワルバが証明したし(笑) いや、笑い事じゃないかも……
まんだらけでホワルバの画集手に入れたので今さらチャイナ服のはるかに悶えています。
「とおや、気づいた?」 「ん――何をだよ?」 「ちょっとおっきくなったよ」 「だから、何がだよ?」 「わたしのおっぱい」 はるかの台詞はさりげないものだったが、冬弥は反応して激しく咳きこんだ。 「計ってみたら、2cmくらい。スズメの涙みたいなものだけどね」 「……そんなこと言われたって、俺はどう反応すればいいんだよ?」 「……ほめて」 「どうして!? 嫌」 「即答だね」 無表情にはるかは呟くも、すぐ後にはニッコリとした笑顔に変わっていた。 「せっかく、とおやが好きなおっきい胸になれるかも知れないのにね」 「ちょっと待て! 好きとか何とか……?」 「そうそう、大きくなったのにもちゃんとワケがあるんだよ」 「人の話を聞けよ! まったく……どうせ下らない理由だろう?」 はるかは、頬をわずかに染めながら淡々と告げた。 「そうだね、冬弥のおかげだよ。わたしのおっぱいを吸ったりイジったり、いっぱい触ったから。 冬弥、いつも胸ばっかり好きにするから。ちゃんと責任取ってね、とおや」 「――はい」 素直に頷くと、はるかはその頭を優しく撫でるのだった。冬弥を、その胸に抱いて。
あまりスレの流れに関係ないけどさ。 チャイナ服着るなら豊乳の娘か貧乳の娘かどちらがいいんだろ。
>>848 はるかサイズなら2センチの差は大きい。ここは思い切って2ミリ成長程度に押さえよう。
もう、本人しかきづかねぇってぐらいに。はるかは貧乳の方がイイ!
>>849 和服はナイ胸の方がいいと聞いたが、チャイナはアル胸の方がいいと聞いた。
体のラインにぴったりフィットするかららしい。
それをさっ引いても、俺はピンナップのはるかチャイナはあんまし似合ってないと思う。
あれよか、この前脳内イメージで作り上げた、ブレザーはるかの方が萌えたな。
紺のブレザーにチェックのスカート。意外と似合っていた。
スカートなんて想像したことさえないぞ(w
一度やってみw かなり想像しがたいと思うが、頑張れば何とかなる。 高校では制服だったはずだからな。う……セーラー服はなんかダメだ。 ダメだと思うのに萌えてしまう俺。(;´Д`)ハァハァ ドッチヤネン
___________________ ∧_∧∩ /先生!1秒でイメージが出来上がりました! ( ´∀`)/<無論胸のネクタイ(もしくはリボン)は赤紫! _ / / / \ チェックのスカートは茶色系ですね! \⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
___________________ ∧_∧∩ /と、思ったのですが先生!大変です!! ( ´∀`)/<制服を着せてもはるかは短髪のままです! _ / / / \ 高校時代のはるかが想像出来ません! \⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
855 :
850 :02/04/04 15:29 ID:GV7muAka
上記の制服着た短髪はるかにめがねをかけさせてみた。(妄想) 小さめのレンズ(円形)だと、大人っぽくなった。 しかし、問題はここからだった。 レンズを大きめにすると、さらに萌え萌えに!(;´Д`)
どのコスチュームを着せるかで妄想しているうちはまだまだだぜ。 はるかは一張羅だからこそはるか。 ノースリーブのジャケットを夏になっても南の島に行っても着つづける姿を妄想するんだ。 ふっとジャケットを脱いだ瞬間羽毛だらけになっているシャツ。 それから羽毛を一本一本抜いてあげて「痛い!」など言わせつつハァハァ(;´Д`)
___________________ ∧_∧∩ /先生! ( ´∀`)/<はるかが「んっ・・・」と唇を結んだ顔で _ / / / \ 我慢する姿に激しく萌えです! \⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
∧∧.∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ゚Д゚)/ <先生!やはりはるかは短髪、これ最強です。 __ 〆 / \____________ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| ||
「自主休講・・・あはは」 そんな言葉が頭をよぎるこの時間。
こう天気が良いと、講義サボって日溜りでボーッとしたくなる…
3回まで頑張ったから今年は週2回だ。 いや、卒論に就活に忙しいのだけれど(笑) はるかはどこに就職したのでしょうねえ。 トラック運転……ゴホンゴホン!
白タオルを頭に巻いてシャツとジーンズで全国を回るはるかさん・・・ハァハァ 「H・K!おまえの名前はぁー・・・」 なんてやりとりも(w
>>864 こういう妄想ならハァハァ(;´Д`)なんだけど、あのクソッタレ分析本め……
分析本?ってチャイナ服?
>>866 その昔に出たリーフキャラを分析するという名の元にキャラの将来を歪めまくる本(笑)
その本によるとはるかはあのあとトラックの運転手になり性転換して男になったり悪質な妄想をくらってたのさ。
ちなみに商業本だよ(笑)
>>866 みずぴーの存在が抹消されてたり、
英二さんの分析だけやたらと細かかったりと、ものすごい本でした。
それは分析じゃないだろうと、もう、バカかと、アホかと。
……あれに比べれば超先生やRRなど児戯のようなものです。はい。
あの本はファンの心理とか、そういう要素を除外して見ても批評本としては最低ランクの作品だからね…… 批評家目指すんだったら、古本屋とかで探して買ってもいいかも、人の作品を批評する際に絶対やっちゃいけないこと全部やってるから。 「批評」という活動が潜在的に持っている負の部分を、あそこまで教えてくれる本はそうそうあるもんじゃない。
<「批評」という活動が潜在的に持っている負の部分 言い直さなきゃ。「批評」や「分析」という言葉をあそこまで侮辱している本はそうそうないから。 むしろ、あの本の被害者は「葉っぱキャラ」じゃなくて、「分析本」や「批評家」、「心理分析家」の方だな。 どこかで、あの本をなんとか肯定的に見ようとして「ファン以外の目から冷静に見たら、を考えさせてくれる」という意見を出してたところもあったが、 俺から言わせれば、その意見は「ファン以外の目」に対する最大限の侮辱表現だと思う。
商業本なのに・・・鬱だ。 トラック野郎「H・K今日こそあんたの名前を当てさせてもらう。」 はるか「・・・ん。いいよ。」 トラック野郎「あんたの名前は・・・」 はるか「・・・」 トラック野郎「はるこ かみおじゃぁーーーー!」 はるか「ん、ゲーム違う・・・残念」 トラック野郎「しまったぁ〜。派閥違いじゃたかぁ〜。」 失礼m(_ _)m
ひょっとして兄健在の頃の明るいはるかって 「イエスタデイをうたって」のハルみたいだったんだろうか。
>872 ……愕然。いや違うっしょ、それは。どーいうところが!?
運動できてはきはきした明るい性格で 身近な人には甘えっぱなしで(昔はどうだったかはっきりわからんが) 名前が似ていて髪長いところかな…? 実は俺がハルを好きなだけだったりして(w
はるかが世界を旅している(無論メルセデスで)光景を音楽に乗せて、ぽぉーっと思い浮かべる。楽しい・・・(w
>>870 てっきり東浩紀先生がやっているような哲学的な葉鍵オタク分析を
今度は個別のキャラ別にまで踏み込んで、このキャラにはまるような人間はどういうタイプとか
そういう風な分析をやっているような本だと思ったのにそれなのに。
まさかはるかにティムティム生やしてみたりするだけの本だったとは、ね。
>>876 本のタイトルと出版社を教えてくれ…マジで…
後学のためにブラクラだと思って取り寄せるよ…・゚・(ノД‘)・゚・。
他人が作ったキャラの将来を勝手に決めて本にして何の意味があるのか。 素朴な疑問。
マターリ マターリ
「冬弥」 「なんだよ、はるか?」 「ちょっと訊いていい?」 「ん――まぁ、良いけどさ」 「わたしのおっぱいは、好き?」 「待て、唐突に何を訊いてるんだ!?」 「いいから、好きか嫌いで答えてみて」 「……」 「どっち?」 「……好き……だよ」 「なるほどね」 「ちょっと、何を頷いているんだよ?」 「えーっとね、占いによると冬弥の性格は卑屈過ぎみたい。 自分に自信が無いんだって」 「ワケが分からんぞ!?」 「ん、おっぱい占い。知らない?」 「知らん!」
>>881 (´−`).。oO(ん、サンクス。しかし、これ他のキャラも分析してるのか…)
(´−`).。oO(他のWAキャラはどんな分析をされてたんだ…弥生さんとか。サリゲナーク教えるんだりゅん♪)
(´−`).。oO(立ち読みでしか読んだこと無いから覚えてないよ。知っている人カマーン) (´−`).。oO(それにしてもりゅんで思い出したけど、どうしてセングラのキャラなんざにほむらが負けたんだろう……)
>882 『弥生さんは70歳過ぎて場末のストリッパーとして働いている』 とか書いてありますが…。 >877 腐った卵を投げつけられたような気分になります。 …好きなキャラに。 おすすめできません。買った身としては。
駅に貼ってあるポスターに鼻毛描いて「オレはパロディの才能がある」と思いこんでるようなものか?
……著 者 コ ロ ス
まぁまぁ。マターリしようや。 俺は精神衛生上よくなさそうなんで、興味すら持たないけど。 お題でも出すか。 「もしも彰が美咲さんではなくはるかに惚れていたら?」 まきおこる冬弥との三角関係。はるかを取られて冬弥を殴り飛ばす彰。 だけど正直、冬弥の方がつき合い長いので、彰があきらめてしまいそうだ。 はるか本人は、彰の気持ちに気づいてないふりをしていそうで恐い。 最後に彰の頬にキスぐらいするかもしれない……あ、ちとむかついた(w
彰がはるかを……ねえ。 はるかがそれに応えるとも思えない。 兄の思い出を共有してるのは冬弥であって彰じゃないし。 「好きだ」と言われても「どうして私が?」と真顔で問い詰められてしまって困る彰しか見えてこない。 うーむ。
いや、むしろ美咲さんがはるかを・・・(;´Д`)ハァハァ
>>887 が琉一氏だとESPしてみる(・∀・)!!
でもある意味、彰とはるかが付きあったらお似合のカップルになるかも。
もしはるかと彰が結婚して子供ができたら、家事はたぶん彰がやるんだろうなぁ〜。
子供を背負い、鼻歌交じりに夕食をつくるエプロン姿の彰が容易に想像できるのはなんでだろう…
んで、休日は子供と一緒に公園に家族でお出かけ。もちろんはるかと子供は芝生でお昼寝ご〜ろごろ⊂⌒~⊃。Д。)⊃。
そして彰はそんなだらしない母子の絵を一日中描いて、のんびりと一日が終りそうだ。あ〜、なんかいい感じだなぁ〜。
あ、でも相手が冬弥でも同じになるかも。とにかくどちらも尻にひかれそうだ(w
あう……やはり俺の言動は分かりやすいのか、それとも前に呟いたことをしっかり記憶されていたのか。ESPされてしまった。 最近ずっと名無しではるかを花粉症にしてみたり、顔文字のみで想いを伝えるスレにはるかAAを貼ったり、 WAキャラスレが圧縮されないようにメンテしたら、リミッターが変化していて無駄足だったりと、(´Д⊂)暗躍していたのだが。 んでもはるかは意外にしっかりしたお母さんになりそうなヨカーン。 泣いてる赤ん坊も、はるかが抱き上げるとすっと泣きやむというスキル所持。 離乳食とかも自然主義だから健康にいいものを作りそう。 ジーンズ姿にエプロンの後ろ姿にも萌えるものがある……。げほごほ。 関係ないけど冬弥彰と続けて書くと、ヒカルの碁になってしまった……!! 碁はともかく、はるかとトランプをやるとあのポーカーフェイスの前にことごとく敗北する罠。
いや、無表情に迷彩つくってるのかそれとも単に天然なのかわからない雀士・はるかというのはどうか。
893 :
890 :02/04/10 00:32 ID:dIVj35vY
うふふ…これで弥生さんのと合わせてESP二連勝だ… やったねハーシズ一枚獲得だよ…ガッツ…… とりあえずはるかとは一緒に麻雀はしたくないな… ダマテンで満貫とかザラでありそうだ…待ちは単騎っぽい…得意手は七対子とか… そんなこと考えてたらWAキャラの麻雀の得意手がフッと浮んだよ… はるか…【得意手】七対子。基本はダマテン。七対子、タンヤオ、ドラ2で満貫という形が多い。 待ちは単騎で気分次第。ソーズが多いかも…WAの中でTOPクラスの運の強さを誇る。 理奈……【得意手】混一色、清一色。基本的に強気の高め狙い。テンパったら即リーチで相手にプレッシャーをかける。 WAの中の運の強さははるかについで二位っぽい。しかし何故か英二さんには意識しすぎるためか勝てない。 マナ……【得意手】役牌。基本戦略は鳴きの前衛即行型。捨て牌に悩む冬弥に 『藤井さん、遅い!(ポキュ)そんな優柔不断だから彼女できないのよ。ほら男ならさくっと出す』 とかなんとか言って、相手の思考を掻き乱す。なおコンビ打ちで援護にミスったら脛キック進呈。 美咲さん【得意手】特になし。ただし裏スジやスジ引っ掛けなどの高等技術であたり牌を見事に誘い出す。 あがり時には『私…ずるい女だよね…』と手を組んで伏せ目がちに牌を倒してゆくのはお約束。 弥生さん【得意手】特になし。完全な確立麻雀。場の流れなどの諸条件から瞬時に完成形を想定し無駄を一切省く。 彼女の表情からはなにも読み取ることができない。なお由綺に対しての安易な振込みが多々見受けられる。 『あがりですが何か?』は彼女の決め台詞。 由綺……【得意手】メンタンピン三色。由綺の魅力である純粋さを具現化したような上がり方。 本来備わった気質が牌に乗り移ったのであろうか、手は真っ直ぐにタンピン系で伸びてゆく。 リーチ後、追っかけリーチをされると必ず相手に振り込んでしまうのはなんとも由綺らしい。 こんな感じかな。冬弥、彰は時間があったら考えてみるか。 (おわる)
彰とはるか……ねぇ。 一瞬、公園で待ち続けるドレス姿の彰を思い浮かべちまったよ…… 上の方で、「浩平」がどーのって書いてあったしさ。
>待ちは単騎で気分次第 結局,コレか…(−−; はるかにツモられて、焦る冬弥の顔が目に浮かぶ。 彰は笑ってそうだ…あと一人は、弥生さんなんかイイ(・∀・)!
麻雀ネタって前にもあったね。はるかは即、天和してたけど。 とりあえず最弱は冬弥&彰、最強は英二&はるかでファイナルアンサー?
>>983 (・∀・)イイ!
次のリーフアミューズメントは「LEAFオールスター脱ぎ脱ぎ麻雀」でウッドボール!
……無理か(;´Д`)
>>897 それはまずい・・・
LEAFまで"焼畑式"と罵られてしまう。
週末。はるかって、酒呑めるのかな。
結構いける口だと思う。しかも顔には全くでなさそう。 気がついたら瓶や缶が沢山並んでるタイプかも。 そのくせ『ん、寝るね』と突然冬弥にしだれかかり、そのままグスーリ((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 運ぶのはもちろん冬弥。そんな感じかな? どうでもいいけど、はるかってワインとかグラスで飲む系は似合わないなぁ… 缶ビールならしっくり来るんだけどなんでだろう… 黄昏時の風に髪をなびかせながら、ベランダに腰かけて一杯やってそうだ。
「ん。はい、一献」 「ああ、どうも。じゃ、はるかさんも一献」 な〜んて感じで、夜を明かしてみたい。(●´ー`●) 着物姿で、なんてのもイイです。ハイ。
旅館で浴衣装着、日本酒で差しつ差されつ。いいねぇ。 そのうちほろ酔い加減で頬がほんのり、適度に浴衣がはだけたり。 目元も心なしとろ〜んとして、なんだか妙に色っぽい。そして不意に、 「あ、変なとこ見てた」 「Σ(゚Д゚; なっ、何を根拠に!?」 「しょうがないなぁ……じゃあ特別に」 「ま、待て! 落ち着けはるか!」 「じゃーん。下にはTシャツ」 「そんなっ!(TдT)」 「……やっぱり見たいんだ」 いや、旅館で飲んでる時点で「……お前らさぁ」って感じなんだが。 温泉宿ですか? やっぱり風呂なのか、お前らはっ…………落ち着け、俺。 別パターンとして全く顔色が変わらずにいるクセ、実は凄まじくに酔っていて、 急にけたけた笑い出したりするのも恐くてよいが。
>>902 イイ!(・∀・)
というわけで、今日ははるか(妄想)と呑むことにします。
「ん。まず一献」 「お、ああ、ありがとう。じゃあ、はるかさんもどうぞ。」 (トクトクトクトク…) (………) 「ふぅ」 「…ふぅ」 (おお、はるかさん、いい呑みっぷり) ・ ・(数時間後) ・ 「ん。じゃ、もう一献」 「ん、ああ、どうも」 ・ ・(更に数時間後) ・ 「・・・は、はるかさん。もう勘弁・・・」 「んー。まあ、一献」 (聞こえてない?Σ( ̄□ ̄;)) 「は、はるかさん?」 「・・・あ、おつまみはね――――――(ガサゴソ)」 (誰か助けてェ〜(T〇T)) なんて展開も・・・
900超えたなあ。
気がつけば半年も立ってるんだな〜(しみじみ(*´Д`)y―┛~~
このスレのおかげで『敷居の住人』に出会えたし、
荒れもせずマターリと語れるし、ほんまいいスレやわ〜。
ホントはるかに感謝ってとこですな。
ところで懐かしさに駆られて過去ログを読み返してたら気になる情報をハッケソ。
>>502 ででてる『So What?』ってなんじゃらほい?
白泉社から出ている漫画。現在は文庫本で手に入りやすい。 主人公の阿梨は本当にはるかと性格が瓜二つ。道端だろうが眠くなったら寝る女の子。 この主人公は近しい親族を皆失っていて実は暗い。 他にもでて来るキャラは左遷されたスパイとかそんなダメ人間ばっか。 内容はSFだけど雰囲気はホワルバに近いものがあるよ。
雀を眺めていて・・・ふと (あかりが"犬チック"なら、はるかは"雀チック"だな。) と、思ったがどうか。
>>908 を見て一言
雀といえばミグガリバー
ミグガリバーといえばテルル
テルルといえばデボ雀を枕にお昼寝
私はそんなはるかちっくなテルルを一番最初に攻略したよ。
なんのことか分からなかったら放置よろ。
ちなみにテルルはエレンシア戦記の脱力系キャラ。
(・∀・)イイ! のだが、スマソ。貧乏人としてはKeyの次回作のための貯蓄で精一杯だ。 塩の小瓶を見て思ったこと 「なぁ、はるか。塩なのに塩分が99%って残りの1%は何なのかな。」 「・・・わたし」 (・・・こいつ) 「・・・」 「・・・なぁ、はるか・・・」 「嘘。」 (そんなことわかってる...) 「冬弥」 「何?」 「舐めてみる?」 (え・・・) (−−;失礼しますた
実はバファリンの半分ははるかでできてます(w
我の知人にはるか、短髪これ最強といって聞かない奴がいる。 ある意味正統派!オルレーイ、!
よくはしらんが、エレンシアのテルルとやらは、見た感じでは髪型が名雪(w ちなみにバファリンは健康なときに飲むと体調を壊す劇薬なので注意すること……らしい。 試したこと無いので真実かどうかはしらないが。というわけで、冬弥、発熱。 「冬弥、元気?」 「……お前は見舞いに来たんじゃなかったのか?」 「ん、仮病かもと思って」 「お前じゃあるまいし、そんなことするか」 「これ、おみやげ」 「バファリンとモモ缶か……はるかにしては気が利いてるな」 「えっと、食後に服用すること。ん、じゃあモモ缶から」 「ああ、頼む」 「キコキコキコキコ……いただきます」 「待てぃ!」 「味見。はい、次は冬弥。あーん」 「う……(照れ)あーん」 「ぱくり。もぎゅもぎゅ、こっくん」 「……お前、ひょっとして俺の病状を悪化させに来たのか?」 「……そうかも」 「おい」 「こっちも味見してみようかな」 「やめておけ。というか、俺にくれ。頼むから」 「冬弥が意識を失ってたら、口移ししてたのにね」 「錠剤でそれはないだろ」 「ん……残念?」 「やかましい」
風邪ひいた時にはるかが隣にいてくれるなんて・・・ それだけでうらやましいぞ!(゚Д゚)ゴルァ
>実はバファリンの半分ははるかでできてます(w ううううう いいなぁぁぁぁ それ萌え!!!!!!!
今更ながら、はるかシナリオクリア。
ちょっとだけ泣きました。
>>916 も書いてるけど、はるかって風邪ひいた時に一番そばにいて欲しい
キャラだな。(w
顔色変えて心配しまくるでもなく、いつもと変わらぬほんわかな雰囲気で
「ん、寝てれば治るんじゃない?」とか言ってみたり。
>>915 で、帰り際に、
「冬弥、ちょっと目をつぶって」
「ん?」
・・・ちゅっ。
「・・・」
「・・・」
「はるか、おまえ・・・伝染るぞ」
「ん、口「伝染し」。風邪は他人に伝染すと治りが早いっていうから」
うー、なんかはるかのキャラが違う・・・(爆
>>916 あなたにはボウル一杯分のゆで卵を食べきる自信はありますか?(w
そういう展開になるか・・・(;・Д・)チョト、コワイ 予想がつきすぎて恐いが、はるかがそばにいてくれればそれだけで(´∀`) ピンポーン。 (ゲフゲフ…でなきゃ…) ガチャ。 「あ、はるか」 「お見舞いにきたの」 「え、そうか・・・ありがとう」 「・・・(じーっ)」 「・・・」 「・・・(じーっ)」 「・・・(はぁ〜( ̄〇 ̄))」 (何が言いたいのかはわかってるが、今日ははるかに付き合えるほど 余裕がない・・・適当にごまかして帰ってもらおう) と、思案しているうちにはるかは俺の目の前から消えていた。 振り返って見ると・・・そこにはるかはいた。
「おぃ・・・(コホコホ)」
「ん。じゃ、何か作る。」
「そうじゃなくて・・・」
「キッチン借りるね。」
(相変わらず人の言う事を聞かない奴だ・・・下手に絡むと余計に疲れそうだ。
サイクリングのときのサンドイッチの例もあるし、料理なら任せても大丈夫
だろう。)
「んー。栄養のあるもの…」
・
・
・(十数分後)
・
・
>>919 さんの展開へ。
調理中の言い知れぬ不安、奇怪な物音(ひとりごと)、調理後の展開なども
描写してみるとおもしろいのですが・・・んー、面倒。m(_ _)m
本スレで引っ越しの話題が出ていたけど、よく考えりゃあ、ここももうすぐだ。 つーか、レスならこっちの方が多いくらい。なにげに良スレ? TOPの煽り文、なかなか好きだったんだけど、次はどうしましょ?
はるかのつくるものは素朴だが、なにげにおいしいという罠。(´¬`
風邪ひいた時…おかゆつくって欲しい。 美味いんだろうなあ…。
あー、はるかと旅にでてぇ。自転車でちゃーっと遠くに行けねーかなぁ。
>926 えーですね〜、行き当たりばったりな旅… 一日中海岸のキャンプ地で、のんびりしたかと思えば 200Kmノンストップで進んだり… GWどっか行こうカナ…一人だが(泣
はるか「ん、
>>1 ゲットずざー (((三 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃」
なんかよさげな新スレ煽り文句が浮んだ。
でもその後が続かない、激しく困った。
毎度毎度スレ立てには頭を使う…、どうしましょ。
ちょっと作ってみた。あくまで一案として。改良歓迎。
ところで「ずざー」なの? 「ずさー」かと思ってた。
移ろう季節の中で、出会いと別れが繰り返されるように、
のんびりと歩みを繰り返してきたはるかスレも、散りゆく桜と共に新スレへ移行します。
そのぼうっとした瞳は、別れを惜しんでいるのか、足跡(そくせき)を懐かしんでいるのか、
それとも、新しい出会いに胸を躍らせているのか。
どうなの、はるか?
「ん、
>>1 ゲットずざー (((三 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃」
言うことはそれかい(w
旧住人も新規参入者も、不思議なはるかワールドで、のんびりマターリと和みましょう。
930 :
928 :02/04/18 15:55 ID:Vb8CCi2R
なかなか良い感じの煽り文句なのでこれでいいのでは? ただ
>どうなの、はるか?
が引っかかってしまたので、勝手に変更させてもらいました。
あとたぶん『ずさー』であってると思います。
御手数ですがどなたか確認お願します。私はモナー板に何故か逝けなかったので。
移ろう季節の中で、出会いと別れが繰り返されるように、
のんびりと歩みを繰り返してきたはるかスレも、散りゆく桜と共に新スレへ移行します。
そのぼうっとした瞳は、別れを惜しんでいるのか、足跡を懐かしんでいるのか、
それとも新しい出会いに胸を躍らせているのだろうか。果たしてその瞳の先に映るものは…
「ん、
>>1 ゲットずさー (((≡ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃」
それかい(w
旧住人も新規参入者も、こんな不思議なはるかワールドでのんびりマターリと和みましょう。
今だ!931ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
モナー板より どうやら「ずざー」みたいですね。
>>929 さん、良い煽り文句どうもありがとうございました。
>あー、はるかと旅にでてぇ。自転車でちゃーっと遠くに行けねーかなぁ。
ここの住人ははるかとどこに逝きたいのだろうか?
個人的にはアジャンダー遺跡やらアンコールワットやら、
世界遺跡をヒッチハイクしつつ自転車で回ってみたい。
それで人生終ってもいいかもなんて思えてきてしまう。
はるか=冒険家という図式が妙にしっくりくるの何故なんだでしょうか。
932 :
929 :02/04/18 23:18 ID:MmaPbLa1
明和特攻スライディング部隊発進だー!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´ ∧∧ (´⌒(´ ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ⊆⊂´ ∧∧ ソ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ⊆⊂´ ∧∧ ソ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ⊆⊂´ ∧∧ ソ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ⊆⊂´ ̄ ⊂ソ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ 少年漫画板より(w 確かにずざーのようだ。 二行目「繰り返し」が二回目だから、「のんびりと歩み続けてきた」にした方がいいかな? そこら辺は950取った人に任せよう。 ちなみに旅ネタも俺なのだが、ただ海岸沿いの道を、はるかと一緒に走りたいなー、と(w ……そして運動不足なので、途中で置いてかれる罠。 汗だくで走ってやっと休憩所かなんかで追いつくと、はるかはのんびり飲み物を飲んでいたり。 ああ、はるかと一緒なら、俺人生終わっても全然無問題。
ん、ネタフリ はるかのその後についてをマターリと語ってくれ ちなみにNGワードはトラックの運ちゃん
はるかって目上の人と話す時どんな感じなんだろ なんか敬語使う姿が全然想像出来ないんだが… 「はるか君、ちょっとこれ10部コピーしてくれないか」 「ん、わかった」
>>930 普通にアリーナから続くサイクリングロードでいいや。
でも、漏れには昼御飯作って来てくれなさそうな罠。
>>934 教授とはるか。
「河島君。確か、先日の出題したレポートがまだ提出されていないが。」
「・・・あ。」
(ガサゴソ、ガサゴソ)
「はい。」
確かに・・・(−−;
936 :
名無しさんだよもん :02/04/20 00:33 ID:8xJxArSt
>>932 950取った人が「んー、面倒。あはは・・・」なんて展開になる予想。
937 :
936 :02/04/20 00:50 ID:8xJxArSt
ageてしまってる・・・<(@_@)> スマソ
そろそろメンテが必要な年頃になってまいりました。 いや、24時間カキコがないと、最近は恐い。間もなく1000だからこそ、気をつけたいね。 みゅう。なんかお題を思いついたんだけど……忘れてしまった。 あ、思い出した。はるかって、寝るときどんな恰好なんだろう。 俺としては、上はTシャツ、下パンツのみを希望。・・モチロンノーブラデ ゲホゴホ
名雪みたいにチョコレートのハンテンを着てるのもいいねぇ〜
ぬいぐるみを抱いて寝るはるか……想像できぬ
布団に包まってひょこっと頭をだしてるはるかなんてのもオツだね。 どうでもいいけど枕抱きはるかっていいな〜(*´Д`)y―┛~~
胸がでかい!!! 妹よ、よくぞここまで…・゚・(ノД`)・゚・。ウッ…ウウッ… 兄さん昇天しそうだよ…
はるかがねぇ。 ソファに毛布一枚っていうイメージかな? 寝ようと思って寝てるんじゃなくて、眠くなってふっと落ちるという感じ。 気が付いたら、すーすー寝息を立てていそうだ。
正直、ベッドよりはそこらの芝生の上とかで、大の字になっているところの方が想像しやすい。 ベッドの上だとなんだか丸まって眠るイメージなのだが。ごろん。
季節が夏だったら間違いなく、芝生に寝転んで、星を眺めたまま いつの間にやら眠っている姿が想像できるんだが。 はるかは、いろんな穴場を知っていそうだなぁ。
_ \ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ||\|| ̄ / │|| .|| / ノ || i⌒ヾ ⌒ '´ ⌒ ヽ . | i\\ ,' ノノノ)))〉 ん…おはよう… ノ / \_く((レ´Д`ノァ ⊂__/  ̄ \\ \\ U、 ヽ ゙ー'
そうだねそろそろ立てますか。と、罠を張ってみるテスト。
∧||∧ ( ⌒ ヽ 950… ∪ ノ ∪∪ ; -━━-
以上、テンプレ案。 個人的にははるかっぽいタイトルが( ゚д゚)ホスィ
河島はるかの世界へようこそ#2 ↓ 河島はるかの世界へようこそ#3 に変更…スマソm(_ _)m
「んー、適当なところでいいよ。」
んじゃ、適当に立てるよ(w
奇妙、っつーのはなんだか……前と同じでいいんでないかい?
了解しました。では立てます。
960 :
名無しさんだよもん :02/04/23 21:30 ID:hEcS0Bc/
立ってたね。おつかれ。あの妙なAAが貼られるんじゃないかと気が気じゃなかった。 関係者各位に宣伝も貼ってくれるのかな?
しまった……上げてしまった。すまん。
本スレだけでいいんですよね。
ゝ ー ^ ヽ ^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ // { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ } / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ // {-、 ´ju┐ |/} / .( < …ん、埋め立て開始。 //}゚} 'ー'' ノノヽW } \______ (^ ン ノ \` ノ ノ <( \__(' ̄ ̄ ┴ー┐ < ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \ }_ ーl==/ / ⌒\\
「はるか、埋め立てだって」 (ザック、ザック) 「長かったこのスレももうすぐ終わりだな。」 (ザック、ザック) 「このスレが立ってから半年か・・・」 (ザック、ザック) 「・・・」 (ザック、ザック) 「はるかさん?」 「ん?」 「何してるの?」 「・・・埋め立て」 「誰の?」 「・・・・・・冬弥の」 「おい!」 「あはは・・・だめ?」
風邪ひいた・・・ はるか半分のバファリンが欲しい。
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 埋め立て、いくぞゴルァ!! /三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,, /三/| U |\ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \んー、面倒・・・/ //三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ ∪ ∪ ( ) ( ) ( ) ) ,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ ,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) (
おはよう・・・んー。
夕暮れはるか。
はるか「私は朝でも昼でもはるかだよ。夏でも秋でも冬でも……」 冬弥「分かった分かった」 はるか「だけど夜が明ける一瞬前、夜と朝の狭間にだけ『かるは』になります」 冬弥「なんだそりゃ」 はるか「もちろん名字は『島河』で」 冬弥「『ましわか』じゃないのか?」 はるか「……吊ってくる」 冬弥「こら、ちょっと待てっ!」 なんとなく(w 相変わらず俺の脳内はるかはどこか変だ。……いつにもまして。
はるか、講義中・・・
はるか、抗議中・・・ はるか「・・・あれはアウトだと思う」 審判「監督、自分のチームのランナーですけど・・・」 はるか「・・・セーフにしちゃうと試合が長引いて面倒くさい」 審判「…………」
はるか、大学より帰宅。
シャワー中。 … … … ふと冬弥との事を思い出す。
そして、TIME誌のAsian Hiroeへ投票してみる。 「"Touya"っと。」
金曜日のはるか。
はるか「きんよーびは、いちばへでかけー♪」 冬弥「お、懐かしい歌だな」 はるか「とか歌ってたら、JASRACに訴えられた」 冬弥「なんでだっ!?」 はるか「そんなわけで、ただいま拘留中」 冬弥「一体どういう状況だ……」 はるか「保釈金として、500円要求します」 冬弥「安っ! それくらいなら、自分で払えよ」 はるか「ん、お財布空っぽ」 冬弥「分かった分かった。……で、何が欲しいんだ?」 はるか「駅前に新装開店のクレープ屋さんが」 冬弥「素直に食べたいって言えばいいだろ」 はるか「ん」 ……何かと思えばのろけでした。そして、 はるか「社会法人日本音楽著作権協会(仮名)って、ぼってると思わない?」 冬弥「そこに金を払うのがいやで、カラオケモードを削除したバンプレストもどうかと思う」 はるか「せちがらい世の中だね」 クレープ片手にこんな会話をしていたり。 ……数日後、この二人にギレンの野望をさせているところを妄想する自分の姿が見えるようだ。 あー、みえる。みえるぞー。 はるか「とりあえず、デッシュ(偵察機)を最大生産」 冬弥「なぜっ!?」 はるか「ん、丸くて可愛い」 ……ダメだ。俺に指揮権を貸してみろっ! 三十分で決着をつけてやるっ! あー、なに書いてんだか自分でもよーわからんわ。ま、埋め立てだし、いいか(w
二日酔いなので、笑うと頭が痛い(−−; 職人メ!(w 二日酔いはるか。
980はるか。
「1000いくまでは保全しとくべ」 「埋めるべ、埋めるべ」 「…ん、埋めよう」
そして埋められるはるか。 「んー、真っ暗。お休み……」zzz・・・ 春になるまで発見されません。
GWはるか。 「んー、でも4/30は大学あるよ。」 「・・・そうなんだよなぁ」 「自主休講にする?」 と、はるかが耳元でささやいている気がする。
はるか「大学はあるよ」 冬弥「は?」 はるか「そこにあるよ」 冬弥「ちがう。それ、激しく違う」 はるか「ん?」
日曜日はるか。
はるか「日曜日もメンテ」 冬弥「なにやらお前に黒い疑惑が……」 はるか「色々浮き名を流してきたからね」 冬弥「詳しい詳細は、各キャラスレを参照とのことで」 はるか「目の保養になった?」 冬弥「なっ、なにを言って……ん?」 はるか「あ、追っ手だ。新スレに逃亡」 冬弥「はるか?」 由綺「冬弥くんっ!」 理奈「はるかさん、見なかった?」 冬弥「あ、ああ。新スレに行くって……」 理奈「……逃げ足の早い。行くわよ、みんなっ!」 その他ヒロイン「おーっ!」
昼下がりはるか。
3時のおやつはるか
夕時はるか
一日の始まりにはるか
いままで酒を呑んでるはるかに乾杯!
ゝ ー ^ ヽ ^_ / γ ノ } ノ| / } ~ヽ // { / |/|__/_ノZ/| ノ ヽ } / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ // {-、 ´ju┐ |/} / .( < …ん、あと少し //}゚} 'ー'' ノノヽW } \______ (^ ン ノ \` ノ ノ <( \__(' ̄ ̄ ┴ー┐ < ̄ ̄ ̄|{__ / ⌒⌒ \ }_ ーl==/ / ⌒\\
「いい天気だなぁ。」 「そうだね。」 「な〜んか、こう晴れ晴れしてるとどこか遠くまで行ってみたくなるよなぁ。」 「そうだね。」 「はるか、行こうか。いまから」 「・・・いいよ。」 「よし。じゃ、まずアリーナまで行こう!」 「冬弥」 「ん。」 「お弁当持ってく?」 「ん。ああ、頼む。」 そんな、よく晴れた休日。
川沿いにあるサイクリングロードを走る。 向かってくる風がとても心地良い。 っと、はるかが止まった。 「はるか、どうした?」 「ん、かも」 川の流れに沿うようにしてかもの親子連れが川を下っている。 「・・・」 「ほのぼのするなぁ。」 「冬弥」 「ん。」 「ああいうのもいいよね。」 はるかは少してれた様子でそういった後再び自転車に腰掛けた。 「さ、いこ」 「あ、ああ。」 俺達の休日はまだ始まったばかり。
しかし、暑い・・・。 橋の下を通るときの下り坂が恋しくなる。 お、見えた! よし、下りだー!っとはるかがまた止まる。 「おい、はるか!あ、ぶつか・・・」 (がっしゃーーーーーーん!) ・・・ ・・・ ・・・ 幸運にも俺が下敷きになる形。はるかが寝ている俺の上に乗っている形になった。 「ふぅ。はるか、だいじょうふ」 「・・・うん。」 「何でいきなり止まったんだ?」 「それは・・・」 「それは?」 「知りたい?」 「・・・(−−;」 「・・・」 「あのなぁ、はる・・・」 か、と言おうとした途端、はるかの唇がが重なった。 ・・・ ・・・ ・・・ 「冬弥・・・好きだよ。」
ふ→ぶ 肝心なところで・・・(−−;
みどりの日はるか。
はるか「みどりはるか」 冬弥「……今度はなにを思いついたんだ」 はるか「赤が由綺。青が理奈ちゃん、マナちゃんはピンク。美咲さんは白で戦隊ものを」 冬弥「弥生さんが抜けているぞ」 はるか「……冬弥に冷静に突っ込まれた」 冬弥「悪いのか?」 はるか「なんか寂しい」 冬弥「分かった分かった。また妙なことを……」 はるか「ん、それでいい」 冬弥「(難しいやつだな)」 はるか「で、弥生さんは敵の幹部なんだけど、明らかにこっちと同類の格好。色は黒」 冬弥「途中でこっち側に寝返るんだな?」 はるか「冬弥に展開を読まれた……」 冬弥「いや、読むだろ、これは」 はるか「英二さんが司令官で、冬弥はマスコットの皇帝ペンギン役」 冬弥「なんだそれはっ!!」 はるか「ん、おどろいた。満足」 冬弥「俺って一体……」 はるか「名前はペン○ン」 冬弥「それはさすがにまずいだろ」 はるか「弥生さんは由綺への愛に目覚めてこっちに寝返る」 冬弥「えーと……俺はどうすればいいんだ?」 はるか「さぁ? どうせペンギンだし」 冬弥「もう一度言うが、俺って一体……」 こうしてネタを積むうちに、1000への扉が近づいてくる。
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1000です あ、なんか鼻がむずむずしてきた。(・○・) すみません。 (・V・)
1001 :
1001 :
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