●●●●●●●マルクス経済学●●●●●●●

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1ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo

資本論を熱く語り合いましょう。

商品と貨幣、貨幣の資本への転化、絶対的剰余価値の生産
相対的剰余価値の生産、絶対的および相対的剰余価値の生産
労賃、資本の蓄積過程、資本の変態とその循環、資本の回転
社会の全資本の再生産と流通。

>>1-100 >>101-200 >>201-300 >>301-400 >>401-500
>>501-600 >>601-700 >>701-800 >>801-900 >>901-1000

2名無しさん@1周年:02/12/08 01:14
終了。


























3名無しさん@1周年:02/12/08 01:18
日本共産党の不正行為@
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
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       ____.____    |
     |        |        |   |
     |        | ∧_∧ |   |
     |        |( ´∀`)つ ミ |
     |        |/ ⊃  ノ |   |  住民移動
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |   
                        |
4名無しさん@1周年:02/12/08 01:18
オウム真理教は、
日本共産党の住民移動を参考に選挙活動に励んだそうだ。
もっとうまくやっていたら、ミニ日本共産党と呼ばれていただろう。

5名無しさん@1周年:02/12/08 01:31
共産主義批判の常識なら、以下の「日本の古本屋」
で検索すれば何冊かあるよ。

http://www.kosho.jp/index.html





6ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :02/12/08 01:39
 労働者の資本家に対する最初の積極的な反撃はラダイト(機械打ち壊し)である。
 18世紀半ばよりイギリスに始まった産業革命は資本家には巨万の富を
 もたらしたが、労働者を極貧、窮乏状態につきおとした。労働者は、女性、
 幼児を含めて、一日12〜16時間もの長時間の苛酷な労働を強制され、
 しかも受けとる賃金は餓死を辛じてまぬがれるものにすぎなかった。
 しかもこの職場さえ、相次ぐ機械の導入のためにいつ失なうか分からない状態であった。
 労働者がこのような状態に不満を抱き反抗していったのは自然の過程であった。
 彼らは、自分達の前にある目に見える敵、機械こそ、労働者の失業等一切の不幸の源泉
 であると考えたのである。機械さえ打ち壊せば、普のギルド職人のような生活が
 回復するだろう、と彼らは考えたのである。
 機械打ち壊しは18世紀後半から19世紀初めまで存在するが、組続的な形を
 とってこの反乱が大々的に展開されたのは1811〜12年である(ラダイトとは
 普通この2年間の反乱を言う)。この運動の指導者は「ネッド・ラッド」と言われている。
 その真偽は明らかではないが、この運動が組織的に展闘されたことは確かである。
 打ち壊しの対象は労働者を職場から追放しつつあった織物機械が中心であり、
 時には工場自体も破壊された。このラダイト反乱は多くの労働者の同情と支援を呼び、
 織物工、紡績工のみならず、全職種にわたる労働者のカンパが寄せられたという。
 さらには下級兵士からもカンパの拠出があったそうだ。
 この反乱は機会そのものの破壊を目的とするもので、資本家などへの暴力行為は
 抑制されていた。だが、資本家側の激しい突き上げを受け、政府はこの運動を弾圧し、
 参加者の現場射殺、逮掃を強行した。1813年のヨークでの集団裁判で多数の絞首刑、
 強制移送が行なわれ、公然たるラダイト運動は鎮圧されてしまった。
7ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :02/12/08 01:41
 この2、3年後の15〜16年に機械打ち壊し運動がより大規模に
勃発した。今回は特定の機械だけでなく、すべての機械、工場がその対象に
なった。工場全体、工場制度全体がおぼろげながら反乱者の視野に入って
きはじめていたのである。
 機械打ち壊しの運動は15〜16年の反乱をもって幕を閉じる。
政府は機械打ち壊しを重罪と定め、労働者を残酷に迫害したが、
労働者の側も運動の限界を認識していったのである。
機械を人間(労働者)の血と引き換えに守るのが誰か、
は多くの犠牲を経た後では明白だった。機械そのものよりも、機械を
使って労働者を苦しめている人間が、制度が問題とされなけれはならないの
だ。さらにまた資本家や政府が組織的に労働者を支配し、反乱も鎮圧する
現実は、労働者に単なる一揆的な反抗の限界を認識させることになった。
 ラダイト運動が“組織的”に展開されたとしても、その内容自体は自棄的、
自然発生的感情を根底とするものであった。反乱の結末は明らかだった。
だがこの反乱を通して、労働者は真の敵は何か、いかに闘っていくべきか、
という階級的自立の契機をつかんだのである。アメリカ、フランス、ドイツ、
ベルギー等の後進資本主義国の労働者が同じテツを踏まなかったのは、
彼らがイギリスの労働者から十分に学んでいたからであった。
 現在でも機械導入そのものが労働者の不幸の原因であるかの急進主義者の
主張があるが、この意味ではラダイトの運動の反省は現代的意義をもつ。
(I)
88 は末広がりラシイ:02/12/08 07:41
つまり合理化と体制的合理化を区別するなかで
独占資本と戦う労働組合運動を作ることが大切ってことなのかなぁ。

参考 労大新書 『体制的合理化』
9名無しさん@1周年:02/12/08 09:01
日本共産党が住民移動をやているのだからから、
他もやっているのだと思い込むのだろう。
テレビの討論番組で住民移動の話になったら、
日本共産党議員は無口になったうえ
全く関係のない話にすりかえるのに必死だったな。
10名無しさん@1周年:02/12/08 15:30
川崎共同病院殺人に対する日本共産党員の発言。

「どっちにしてもこんなつまらない事件を
大々的に扱うこと自体に恣意的なものを感じるな」

11名無しさん@1周年:02/12/08 22:48
拉致救え「私も、僕も」横田夫妻の街頭署名に殺到


横田さん夫妻らの呼びかけに、署名をしようとたくさんの人が詰めかけ、警察官も出動したJR川崎駅前
 
 拉致被害者の早期救済を求めるため、横田めぐみさんの父、滋さん(69)と母、早紀江さん(66)が前日に引き続いて川崎市のJR川崎駅前で行った署名、募金活動には、
3日、署名の希望者が殺到。横田さん夫婦が一時避難せざるを得ないほどで、拉致問題に対する関心の高さを示す形となった。

 同駅前は、この日午前中から署名をしようという人たちで混み合い、午後1時過ぎに横田さん夫婦が自宅マンションの住人らとともに協力を呼びかけ始めると、周囲には二重三重の人垣ができた。

 騒然とした雰囲気に、滋さんらは、約30分後、危険を避けるために警察官に導かれ一時、近くの交番に移動した。「テレビで見た際に声がかれていたから」と滋さんにノドあめを手渡した人や、健康ドリンク、湿布などのプレゼントもあり、激励の手紙は50通を数えた。

 2日間で集まった署名は、計1万2622人分。早紀江さんは「この問題をたくさんの人たちが実感として分かってくれたのだと思います」と感激の面持ち。2人はこの後会見し、めぐみさんの娘のキム・ヘギョンさん(15)について、
「政府が第三国で面会するという方針を決めれば、会いたいという気持ちはあるが、家族連絡会の了解が必要となる」と語った。(読売新聞)
[11月4日0時48分更新]

日本共産党員が街頭演説の妨害だと暴言を吐いたと伝え聞いた。






12名無しさん@1周年:02/12/09 14:22

68 :名無しさん@1周年 :02/12/04 11:10

新聞でもテレビでも連日北朝鮮の拉致事件を取り上げているのに共産党のHPでは

この問題をほとんど取り上げていない。共産党は拉致を認めさせたのは共産党だとか

北朝鮮をこれまで批判してきたとか言っているがHPでこの問題を取り上げないのは

本当は北朝鮮と関係を中国とのように復活させたがっているのでそのための北朝鮮に対する配慮、

気配りとしか思えない。こんな独裁政権を関係を持ちたがっているのは共産党も本音は北朝鮮の

ような体制を目指しているとしか思えない








13あぼーん:あぼーん
あぼーん
14あぼーん:あぼーん
あぼーん
15ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :02/12/10 14:16
 第1回目は、典型的な小ブルジョア社会主義者のプルードン批判を通して
マルクスの労働組合運動理論を考察する。
 マルクスのプルードン批判の書『哲学の貧困』が刊行された1848年当時、
労働運動は萌芽期であり、産業革命が始まったばかりのヨーロッパ大陸には
労働組合はなく、産業革命の進んだイギリスにおいてのみ相互扶助団体的な
色彩を引きずった労働組合が存在していた。
 このような状況の下、プルードンは、資本主義の悪と、労働者の貧困を語り、
社会変革を主張した。しかし、彼の夢みる理想郷は独立した小生産者の社会で
ある。彼は、他の小ブルジョア社会主義者同様、労働組合組織の持つ社会的、
歴史的意義を認識できなかった。彼が労働者の組織で認めたのは労働組合でなく、
協同組合だった。
 プルードンは労働組合の賃上げ闘争は無意味、と言う。
彼はすべての商品の価値は賃金によって決まると考え、
「賃金の増加をともなう同盟罷業が一般的価格騰貴に到達しないということは
不可能である」(『貧困の哲学』)と主張した。
マルクスは労働者の中にも影響力を有していたこの主張を、
「利潤およぴ賃金の騰貴と低落とは、資本家と労働者とが一労働日の
生産物の分配にあずかる割合だけをあらわすものであって、たいていのばあい、
生産物の価格には影響をあたえない」(『哲学の貧困』)と
反論している。マルクスは労働組合の闘争が賃上げや
生活の擁護に意義を有することを小ブルジョア的俗論が流布する中で断固と
して擁護したのである。
16ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :02/12/10 14:19
 プルードンは労働組合を否定する。彼は次のように言う。
 「労働者の同盟罷業は非合法である。たんに刑法典がかく言うのみでなく、
経済秩序の必要もかく言う。労働者一個人として彼自身と彼の腕とを
自由に処分するということ、これはゆるされてよいことである。
しかし、労働者たちが団結によって独占を侵害しようとくわだてること、
これは社会の許容しえないことである」 (同)。
 プルードンにとって労働者の団結は、一つの圧制に代わる他の圧制と
映るのであり、自由、平等の(ブルジョア)法精神と対立するものである。
マルクスは労働者の団結がイギリスでは法令によって許可されていること
を述べ、資本主義の下での労働組合の発展の必然性を説いた。
 マルクスは組合の役割に関して次のように言っている。「大産業がたが
いに一面識もない多数の人間を一箇所によせあつめる。競争が、彼らの利害
関係をまちまちにする。しかし賃金の維持が、主人たちに対抗して彼ら
がもつこの共通利害が、反抗という同一の考えで、彼らを結合させる、
――これが団結である。だから、団結は、つねに一つの二重目的、
すなわちなかま同士の競争を中止させ、もって資本家にたいする全般的
闘争をなしうるようにするという目的を持つ。たとえ最初の闘争目的が
賃金の維持にすぎなかったにしても、つぎに資本家のほうが抑圧という
同一の考えで結合するにつれて、最初は孤立していた諸団体が集団を形成
する。そして、つねに結合している資本に直面して、組合の維持のほうが
彼らにとって賃金の維持よりも重要になる。……この闘争――正真正銘の
内乱――においてこそ、きたるべき戦闘に必要ないっさいの要素が結合し
発展する。ひとたびこの程度に達するやいなや、組合は政治的性格を
おびるようになる」(同)。
 マルクスは、階級的団結を保障し発展させるものとして労働組合=「労働者
たちと企業家たちとの闘争において労働者たちの城砦の用をなす恒久的
団結」(同)の大きな意義を強調したのである。
17名無しさん@1周年:02/12/10 15:43
 でも、ソ連では労働運動は骨抜きになったわけで、
ごたいそうな理屈を掲げても、欺瞞的色彩が否めないのでは?
18ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :02/12/10 15:59
レーニンの頃はよかったのだが、
スターリン改革に移行した時期から、
共産党がおかしくなった。
経済と政治の有効な融和策を蔑ろにした観がある。
19名無しさん@1周年:02/12/10 16:25
うんにゃ(否定)
労働運動を殺したのは他ならぬレーニソたんらしいぞ☆
20ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :02/12/10 16:55
共産党は完全にニヒリズムの巣窟になったのは確かですね。
まあ、レーニンは一党独裁による労働者階級の保護を目指して
いたのは確かだが、いつのまにか労働者階級も資本者階級も
奴隷に成り下がってしまったようですね。
21ぺペロンちーの:02/12/10 19:18
ラダイト運動での反機械思想が出てきたのでマルクスの機械への見方をみてみよう。
1857から1858年に書かれたノート「経済学批判要綱」。

「大工業が発展するのにつれて、現実的富の創造は、労働時間と充用された労働の量
とに依存することがますます少なくなり、むしろ労働時間の間に運動させられる作用
因の力に依存するようになる…これらの作用因それ自体がまた、それらの生産に要す
る直接的労働時間には比例せず、むしろ科学の一般的状態と技術学の進歩とに、ある
いはこの科学の生産への応用に依存している。…もはや、労働が生産過程のなかに内
包されたものとして現れるというよりは、むしろ人間が生産過程それ自体にたいして
監視者ならびに規制者として関わるようになる。」

機械による労働過程の変容は、労働者の「直接的」労働から監視・規制者としての
「労働」?になる、としている。これによって直接的労働が富の源泉であることを、
したがってまた交換価値の尺度であることをやめるという。

「現在の富が立脚する、他人の労働時間の盗みは、新たに発展した、大工業それ自身
によって創造されたこの基礎に比べれば、みすぼらしい基礎にみえる。…労働が富の
偉大な源泉であることをやめてしまえば、労働時間は富の尺度であることを…やめる
し、またやめざるをえない。」
22ぺペロンちーの:02/12/10 19:19
機械制大工業の発展のうちに、資本主義的生産の変容をみるマルクスは、その先の社
会を展望する。
「大衆の剰余労働はすでに一般的富の発展のための条件であることをやめてしまった
し、同様にまた、少数者の非労働は人間の頭脳の一般的諸力の発展のための条件であ
ることをやめてしまった。それとともに交換価値を土台とする生産は崩壊し、直接的
な物質的生産過程それ自体から、窮迫性と対抗性という形態が剥ぎ取られる。諸個人
の自由な発展、だからまた、剰余労働を生み出すために必要労働時間を縮減すること
ではなくて、そもそも社会の必要労働の最小限への縮減。この場合には、すべての個
人のために自由になった時間と創造された手段とによる、諸個人の芸術的、科学的等
の発達開花が対応する。」

機械による生産の発達それ自体が、交換価値を土台とする生産に否定的に働き、窮迫
性と対抗性という形態を社会の物質的生産過程から剥ぎ取る。剰余労働は無くなり、
社会全体の必要労働時間が短縮され、したがって個人の自由な時間が増大する。その
自由な時間の増大とともに、それを活用する手段の発達が対応していくことで、個人
の自由な発展、科学的、芸術的等の発展が促される。
機械の発展のうちに、マルクスはこうした展望を切り開いたのだね。
こういう構想力はすごいと思うね。
23名無しさん@1周年:02/12/10 23:49
【速報】日本共産党川崎市議が離党【速報】
北朝鮮問題に対する煮え切らない態度に嫌気がさした。
民医連・幼女連続レイプ等の不祥事続きも離党理由。


24名無しさん@1周年:02/12/11 00:18
ぺペロンちーのさん、大変勉強になります。
続きお願いします。
25名無しさん@1周年:02/12/11 14:47
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26あぼーん:あぼーん
あぼーん
27名無しさん@1周年:02/12/12 00:27
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28あぼーん:あぼーん
あぼーん
29名無しさん@1周年:02/12/12 14:04
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30名無しさん@1周年:02/12/12 22:11
川崎共同病院殺人に対する日本共産党員の発言。

「どっちにしてもこんなつまらない事件を
大々的に扱うこと自体に恣意的なものを感じるな」


川崎共同病院殺人に対する日本共産党員の発言。

「どっちにしてもこんなつまらない事件を
大々的に扱うこと自体に恣意的なものを感じるな」


川崎共同病院殺人に対する日本共産党員の発言。

「どっちにしてもこんなつまらない事件を
大々的に扱うこと自体に恣意的なものを感じるな」


川崎共同病院殺人に対する日本共産党員の発言。

「どっちにしてもこんなつまらない事件を
大々的に扱うこと自体に恣意的なものを感じるな」


31名無しさん@1周年:02/12/13 10:29
>共産党員は、林真須美特製カレーを食べて氏ね!

日本共産党員なんだよね!除名になったのか?


>共産党員は、林真須美特製カレーを食べて氏ね!

日本共産党員なんだよね!除名になったのか?


>共産党員は、林真須美特製カレーを食べて氏ね!

日本共産党員なんだよね!除名になったのか?


>共産党員は、林真須美特製カレーを食べて氏ね!

日本共産党員なんだよね!除名になったのか?


>共産党員は、林真須美特製カレーを食べて氏ね!

日本共産党員なんだよね!除名になったのか?


>共産党員は、林真須美特製カレーを食べて氏ね!

日本共産党員なんだよね!除名になったのか?

32名無しさん@1周年:02/12/13 15:32
日本共産党の女性党員の皆さんは何を思うのでしょうか。

下校中の小2にわいせつ行為、共産党地区委職員逮捕

 浦和署は14日、埼玉県越谷市赤山三、共産党埼玉東部南地区委員会職員高久博満容疑者(26)をわいせつ目的略取、強制わいせつなどの疑いで逮捕した。調べでは、高久容疑者は先月28日午後3時ごろ、
さいたま市内の路上で、下校途中の小学2年の女児(7)を無理やりワゴン車の中に連れ込み、手足を粘着テープで縛ったうえ、約30分間、わいせつな行為をした疑い。
高久容疑者は実在する教諭の名前を挙げて「先生に会いに行くから小学校への道を教えて」などと近づいた。調べに対し、容疑を認めているという。

 高久容疑者は、同地区委員会で赤旗新聞の配達、集金管理を担当している。

 高久容疑者は約1時間前にも、近くの路上で小学1年の女児(6)を同じ手口で車内に連れ込もうとしたが、同級生の母親が通りかかったため、逃げた。この母親が車のナンバーを控えていた。

下校中の小2にわいせつ行為、共産党地区委職員逮捕

 浦和署は14日、埼玉県越谷市赤山三、共産党埼玉東部南地区委員会職員高久博満容疑者(26)をわいせつ目的略取、強制わいせつなどの疑いで逮捕した。調べでは、高久容疑者は先月28日午後3時ごろ、
さいたま市内の路上で、下校途中の小学2年の女児(7)を無理やりワゴン車の中に連れ込み、手足を粘着テープで縛ったうえ、約30分間、わいせつな行為をした疑い。
高久容疑者は実在する教諭の名前を挙げて「先生に会いに行くから小学校への道を教えて」などと近づいた。調べに対し、容疑を認めているという。

 高久容疑者は、同地区委員会で赤旗新聞の配達、集金管理を担当している。

 高久容疑者は約1時間前にも、近くの路上で小学1年の女児(6)を同じ手口で車内に連れ込もうとしたが、同級生の母親が通りかかったため、逃げた。この母親が車のナンバーを控えていた。

33名無しさん@1周年:02/12/13 20:39
盗撮容疑で日本共産党職員逮捕、パソコンに600人分

 新潟県警生活安全企画課と新潟中央署は13日、女性のスカートの中を盗撮していたとして新潟市寺尾台2、日本共産党同市議会議員団事務局職員、吉富智道容疑者(29)を県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕した。
今年7月以降に撮影されたとみられる約600人分、計2500枚の盗撮画像が入力されたパソコンなどが、自宅から押収された。

 調べによると吉富容疑者は先月17日から同20日にかけて、女性4人のスカート内を盗撮した疑い。同20日午後6時ごろ、同市内の書店で、小型のデジタルカメラで撮影していたところを店員に見つかり、110番通報で駆けつけた同署員に取り押さえられた。

 吉富容疑者は、同党の新潟地区委員会に今年1月採用され、同議員団事務局で働いていた。

(12月13日13:38)

盗撮容疑で日本共産党職員逮捕、パソコンに600人分

 新潟県警生活安全企画課と新潟中央署は13日、女性のスカートの中を盗撮していたとして新潟市寺尾台2、日本共産党同市議会議員団事務局職員、吉富智道容疑者(29)を県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕した。
今年7月以降に撮影されたとみられる約600人分、計2500枚の盗撮画像が入力されたパソコンなどが、自宅から押収された。

 調べによると吉富容疑者は先月17日から同20日にかけて、女性4人のスカート内を盗撮した疑い。同20日午後6時ごろ、同市内の書店で、小型のデジタルカメラで撮影していたところを店員に見つかり、110番通報で駆けつけた同署員に取り押さえられた。

 吉富容疑者は、同党の新潟地区委員会に今年1月採用され、同議員団事務局で働いていた。

(12月13日13:38)

34名無しさん@1周年:02/12/14 11:33
盗撮容疑で日本共産党職員逮捕、パソコンに600人分

 新潟県警生活安全企画課と新潟中央署は13日、女性のスカートの中を盗撮していたとして新潟市寺尾台2、日本共産党同市議会議員団事務局職員、吉富智道容疑者(29)を県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕した。
今年7月以降に撮影されたとみられる約600人分、計2500枚の盗撮画像が入力されたパソコンなどが、自宅から押収された。

 調べによると吉富容疑者は先月17日から同20日にかけて、女性4人のスカート内を盗撮した疑い。同20日午後6時ごろ、同市内の書店で、小型のデジタルカメラで撮影していたところを店員に見つかり、110番通報で駆けつけた同署員に取り押さえられた。

 吉富容疑者は、同党の新潟地区委員会に今年1月採用され、同議員団事務局で働いていた。

(12月13日13:38)

盗撮容疑で日本共産党職員逮捕、パソコンに600人分

 新潟県警生活安全企画課と新潟中央署は13日、女性のスカートの中を盗撮していたとして新潟市寺尾台2、日本共産党同市議会議員団事務局職員、吉富智道容疑者(29)を県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕した。
今年7月以降に撮影されたとみられる約600人分、計2500枚の盗撮画像が入力されたパソコンなどが、自宅から押収された。

 調べによると吉富容疑者は先月17日から同20日にかけて、女性4人のスカート内を盗撮した疑い。同20日午後6時ごろ、同市内の書店で、小型のデジタルカメラで撮影していたところを店員に見つかり、110番通報で駆けつけた同署員に取り押さえられた。

 吉富容疑者は、同党の新潟地区委員会に今年1月採用され、同議員団事務局で働いていた。

(12月13日13:38)

35名無しさん@1周年:02/12/14 15:12
<最近の日本共産党の性犯罪>
日本共産党の女性党員の皆さんは何を思うのでしょうか。

(1)盗撮容疑で日本共産党職員逮捕、パソコンに600人分

 新潟県警生活安全企画課と新潟中央署は13日、女性のスカートの中を盗撮していたとして新潟市寺尾台2、日本共産党同市議会議員団事務局職員、吉富智道容疑者(29)を県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕した。
今年7月以降に撮影されたとみられる約600人分、計2500枚の盗撮画像が入力されたパソコンなどが、自宅から押収された。

 調べによると吉富容疑者は先月17日から同20日にかけて、女性4人のスカート内を盗撮した疑い。同20日午後6時ごろ、同市内の書店で、小型のデジタルカメラで撮影していたところを店員に見つかり、110番通報で駆けつけた同署員に取り押さえられた。

 吉富容疑者は、同党の新潟地区委員会に今年1月採用され、同議員団事務局で働いていた。(12月13日13:38)

(2)下校中の小2にわいせつ行為、共産党地区委職員逮捕

 浦和署は14日、埼玉県越谷市赤山三、共産党埼玉東部南地区委員会職員高久博満容疑者(26)をわいせつ目的略取、強制わいせつなどの疑いで逮捕した。調べでは、高久容疑者は先月28日午後3時ごろ、
さいたま市内の路上で、下校途中の小学2年の女児(7)を無理やりワゴン車の中に連れ込み、手足を粘着テープで縛ったうえ、約30分間、わいせつな行為をした疑い。
高久容疑者は実在する教諭の名前を挙げて「先生に会いに行くから小学校への道を教えて」などと近づいた。調べに対し、容疑を認めているという。

 高久容疑者は、同地区委員会で赤旗新聞の配達、集金管理を担当している。

 高久容疑者は約1時間前にも、近くの路上で小学1年の女児(6)を同じ手口で車内に連れ込もうとしたが、同級生の母親が通りかかったため、逃げた。この母親が車のナンバーを控えていた。

36名無しさん@1周年:02/12/14 15:42
宇野三段階論って要するにどういうことなの?
37名無しさん@1周年:02/12/15 00:49
<最近の日本共産党の性犯罪>
日本共産党の女性党員の皆さんは何を思うのでしょうか。

(1)盗撮容疑で日本共産党職員逮捕、パソコンに600人分

 新潟県警生活安全企画課と新潟中央署は13日、女性のスカートの中を盗撮していたとして新潟市寺尾台2、日本共産党同市議会議員団事務局職員、吉富智道容疑者(29)を県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕した。
今年7月以降に撮影されたとみられる約600人分、計2500枚の盗撮画像が入力されたパソコンなどが、自宅から押収された。

 調べによると吉富容疑者は先月17日から同20日にかけて、女性4人のスカート内を盗撮した疑い。同20日午後6時ごろ、同市内の書店で、小型のデジタルカメラで撮影していたところを店員に見つかり、110番通報で駆けつけた同署員に取り押さえられた。

 吉富容疑者は、同党の新潟地区委員会に今年1月採用され、同議員団事務局で働いていた。(12月13日13:38)

(2)下校中の小2にわいせつ行為、共産党地区委職員逮捕

 浦和署は14日、埼玉県越谷市赤山三、共産党埼玉東部南地区委員会職員高久博満容疑者(26)をわいせつ目的略取、強制わいせつなどの疑いで逮捕した。調べでは、高久容疑者は先月28日午後3時ごろ、
さいたま市内の路上で、下校途中の小学2年の女児(7)を無理やりワゴン車の中に連れ込み、手足を粘着テープで縛ったうえ、約30分間、わいせつな行為をした疑い。
高久容疑者は実在する教諭の名前を挙げて「先生に会いに行くから小学校への道を教えて」などと近づいた。調べに対し、容疑を認めているという。

 高久容疑者は、同地区委員会で赤旗新聞の配達、集金管理を担当している。

 高久容疑者は約1時間前にも、近くの路上で小学1年の女児(6)を同じ手口で車内に連れ込もうとしたが、同級生の母親が通りかかったため、逃げた。この母親が車のナンバーを控えていた。

38名無しさん@1周年:02/12/15 14:27
<最近の日本共産党の性犯罪>
日本共産党の女性党員の皆さんは何を思うのでしょうか。

(1)盗撮容疑で日本共産党職員逮捕、パソコンに600人分

 新潟県警生活安全企画課と新潟中央署は13日、女性のスカートの中を盗撮していたとして新潟市寺尾台2、日本共産党同市議会議員団事務局職員、吉富智道容疑者(29)を県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕した。
今年7月以降に撮影されたとみられる約600人分、計2500枚の盗撮画像が入力されたパソコンなどが、自宅から押収された。

 調べによると吉富容疑者は先月17日から同20日にかけて、女性4人のスカート内を盗撮した疑い。同20日午後6時ごろ、同市内の書店で、小型のデジタルカメラで撮影していたところを店員に見つかり、110番通報で駆けつけた同署員に取り押さえられた。

 吉富容疑者は、同党の新潟地区委員会に今年1月採用され、同議員団事務局で働いていた。(12月13日13:38)

(2)下校中の小2にわいせつ行為、共産党地区委職員逮捕

 浦和署は14日、埼玉県越谷市赤山三、共産党埼玉東部南地区委員会職員高久博満容疑者(26)をわいせつ目的略取、強制わいせつなどの疑いで逮捕した。調べでは、高久容疑者は先月28日午後3時ごろ、
さいたま市内の路上で、下校途中の小学2年の女児(7)を無理やりワゴン車の中に連れ込み、手足を粘着テープで縛ったうえ、約30分間、わいせつな行為をした疑い。
高久容疑者は実在する教諭の名前を挙げて「先生に会いに行くから小学校への道を教えて」などと近づいた。調べに対し、容疑を認めているという。

 高久容疑者は、同地区委員会で赤旗新聞の配達、集金管理を担当している。

 高久容疑者は約1時間前にも、近くの路上で小学1年の女児(6)を同じ手口で車内に連れ込もうとしたが、同級生の母親が通りかかったため、逃げた。この母親が車のナンバーを控えていた。

39名無しさん@1周年:02/12/17 20:44
日本共産党は全世界で唯一のレイプ盗撮犯罪政党です。



40名無しさん@1周年:02/12/17 21:31
田代まさし先生は共産党支持ということかな?
41名無しさん@1周年:02/12/17 21:43
そうすると田代くんが創価学会の信者だという風説も疑わしいのか。
42名無しさん@1周年:02/12/19 08:58
日本共産党は全世界で唯一の7歳幼女レイプ盗撮犯罪政党です。
              

43名無しさん@1周年:02/12/19 14:53
age
44名無しさん@1周年:02/12/19 21:34
age
45名無しさん@1周年:02/12/20 03:24
小泉信三が分かりやすい1つの例を挙げて労働価値説の批判を行っているので、
簡単にご紹介しよう。

海に潜って価値の高い真珠を採取するとする。この時の価値ははたして潜水労働
によって造りだされたものであるか。真珠を採取する同じ深さまで潜って、同じ困難さ
をもって採取されるものであれば等しき価値を有するであろうか。そんなことは
ありえないことを誰もが知っている。ここで、価値は労働投入の前に存在しなければ
ならないことを認めねばならない。ここから基本的に需要の強弱によって価値が決定
されるという常識に帰るわけであるが、マルクスはある場合にはそれを認めているのに
注意しなければならない。しからば、等しき労働の所産たる商品であっても、それに
対する有無大小等さまざまなるによって、その価値もさまざまであると認めてよいか。
もし、これを認めるのであれば労働価値説は破綻したといってよい。その場合には
需要と供給という今の経済学の常識にもどることになる。

46名無しさん@1周年:02/12/20 14:50
age
47名無しさん@1周年:02/12/20 15:23
>>45
>等しき労働の所産たる商品であっても、それに
>対する有無大小等さまざまなるによって、その
>価値もさまざまであると認めてよいか

「それに対する有無大小さまざまなるによって」って意味不明。
48名無しさん@1周年:02/12/20 17:00
>>45
労働価値説は、マルクスがりカードからパクってきただけの論理。
マルクスの真髄は、労働価値説ではなく、物神性論にあるのがわからンらしい。

小泉信三は、労働価値説がリカードの理論だと知ってたら、こんな批判はしなかっただろ?
小泉が、まともな経済学者ではなく、イデオローグにすぎなかったこと暴露だね。
49名無しさん@1周年:02/12/20 17:24
>海に潜って価値の高い真珠を採取するとする。

>真珠を採取する同じ深さまで潜って、同じ困難さをもって採取されるもの
この困難を数値化として、100コンナン(困難)としよう。
仮に、これが ここでの通貨、100ガッポリと等しいとする。

 もちろん市場が値を決めるのだけれど、
珊瑚片も アワビも 真珠も100コンナンのとき、
それらに100ガッポリ以上の値がつけば労働者は従事する。
でも、99ガッポリ以下の値なら、割が合わなくてやってられない、
っつーか、仕事として(・A・)イクナイ。

101ガッポリ以上の値なら、元がとれまくりなので
その産業が反映する。この時、元が取れると考える根拠が
労働価値説ってことなら おいらは納得するっていうか
矛盾を感じないけれど、これの どこが>>45で否定されるの?

だれか教えてタモレ。
50名無しさん@1周年:02/12/20 23:02
>>47
意味がわからないって?
あんたが馬鹿な証拠だよ。
51名無しさん@1周年:02/12/20 23:03
>>48
マルクス主義から労働価値説を取ったら自滅したようなものだと思うが。
52名無しさん@1周年:02/12/21 02:16
>>51
労働価値説、差額地代論は完全にリカードのパクリ。
資本論の真髄は、物神性論、剰余価値論、相対的過剰人口論、そして利潤率傾向的低下。
この4つをきちんと理解できれば、資本論の75%は理解できたといってよい。
53名無しさん@1周年:02/12/21 20:51
パクリだろうがなんだろうが、労働価値説が共産主義思想の根本理論の1つであることには
変わりない。だが、労働価値説がすでに破綻していることを暗にでも諸君らが認めていると
すれば、それは評価できる。
54名無しさん@1周年:02/12/21 22:25
資本論読破した人いますか?
私は一応全部読みました。
全然理解できませんでした。
国富論は簡単に読破できました。
55SPAより ◆oz7Wpm.iX2 :02/12/21 22:30
>>54
 第一巻第一章が一番難しいです。

>>53
 労働価値説が破綻しているとすれば、同様の理由で効用価値説(現在
ブルジョア経済学の基礎)が破綻していると、誰だったかな、証明して
いるらしい。天に唾するとは、このことだな。
56SPAより ◆oz7Wpm.iX2 :02/12/21 22:32
>>51
 基礎の基礎である効用価値説が破綻したとしても、資本の循環理論とか、
貿易論とか、歴史的発展に関する学説とか、残るツールは一杯あるよ。
57SPAより ◆oz7Wpm.iX2 :02/12/21 22:35
あ、そうだ。俺には国富論のほうが難しく、深遠な書物に思えた。
58あぼーん:あぼーん
あぼーん
59名無しさん@1周年:02/12/21 23:09
>>55
はあ?
60もっこす ◆ZM08EeniEM :02/12/21 23:15
>>55
第一章にこだわるから、難解に見える。
あれは、第三章までがワンセットで、これが繰り返し全巻に現れる。
ボレロのような体系になっている。
61名無しさん@1周年:02/12/21 23:25
人件費をコストに含める根拠が
労働価値と考えりゃいいんじゃねーの?
62名無しさん@1周年:02/12/22 00:05
勝手に横レス

>>61
材料費とは実は人件費なんだよね。だから実際には、すべてが人件費なんだ
よなあ。(堵か言ってみる)突き詰めると、

    すべての「もの」の価格=人件費+利潤

なんでしょうね。資源といっても実は採掘に人件費がかかるからただになら
ないだけで、採掘に使う道具もこのように元を正せばすべてが人件費+利潤
になるでしょう。(これに工場だとかの「土地代」「ショバ代」がかかると
いうのが私有社会ではさらに精密な説なんでしょう)

「搾取」というのは、結局のところ、価格を安くして利潤もあげようとしたら、
人件費を下げることに還元すると考えればいいのでしょうが、利潤をゼロにすれば
一見搾取がなくていいかのように思うとそれは次のための発展が不可能になるので
無理ですよね。要はこれらのバランスがどこかでましにとれるなら世界が不幸
にならないのではないかというのは「妄想だ」と、「共産主義者」たちは主張
しているのでしょう。ですが、本当にそうなんでしょうか。
63名無しさん@1周年:02/12/22 00:33
62オモロイ。

社会発展のために利潤の一部を留保するのは妥当だと思う。
全てを浪費すべきではなく、生じれた価値の一部を、
次の投資に回す必要があることは異論がないと思う。

自分の労働を評価するシステムと、
他人の労働を評価するシステムがあれば、
案外いろんな社会体制が成り立つ気がしてきた。

資本主義経済では留保する連中がアレだから投資やその結果の社会が
相当に歪む気がする。。。
64名無しさん@1周年:02/12/22 05:43
>>63
はあ?お前のいう浪費ってなんのこと?
6563:02/12/22 09:04
私は勉強不足で、経済学でなんと言う観念なのか知らないので浪費と呼びました。
私は労働を分類する事ができると思っています。
・新たな労働を促す労働です。←この労働を評価し促す購入が、投資。
・利用で失われゆく労働です。←この労働を評価し促す購入が、浪費。
66名無しさん@1周年:02/12/23 20:07
=包茎日本共産党世界の笑いもの!!=
  
67名無しさん@1周年:02/12/27 09:43
今年も1年
犯罪に明け暮れた日本共産党でしたね。


68名無しさん@1周年:02/12/27 17:26
『経済科学通信』の特集号で、東京支部のことが触れられていたけど、どうして
消失してしまたのか教えてClay!!
やっぱり辻岡率いる老教協や党都委員会労働部の圧力か?
69名無しさん@1周年:02/12/28 03:15
>『経済科学通信』

これに書いてるのは共産党の御用学者?
「経済」は日共系以外も書いてるけど。
70名無しさん@1周年:02/12/28 03:18
>>69
『経済科学通信』は関西の日共右派だと思うよ。
大西広とか。
71名無しさん@1周年:02/12/28 03:22
>>54
労働価値説はリカードのものだが、マルクスの偉大さは労働価値説を労働力商品に拡張したことによって「剰余価値」を発見したことにある。
72名無しさん@1周年:02/12/28 03:25
>>69
月刊『経済』は日共系以外も執筆してますが、党の検閲下にあります。
73名無しさん@1周年:02/12/28 08:06
日本共産党
7455:02/12/28 11:49
>>59
 いずれも「市場で測定される」という、トートロジーを内包しているので、
根拠のなさでは同等ってことらしい。

>>60
 うまい! 余り拘らず、一度一巻全体を目通しして、それから再度読み込む
ほうがわかりやすいですね。このクラスの書物になると、一度ではまず理解不能。

 そうそう、以下の本、よろしいかと思いましたので、紹介します。
(って、読み始めたとこです)
「現代経済学入門」松石勝彦著、青木書店 2500円+税
ISBN4-250-20208-9
75ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :02/12/28 22:21
ひさしぶりにいったらみんな書きこみしてくれていたみたいだね。
ありがとう。みんな。感慨無量です。
76もっこす ◆ZM08EeniEM :02/12/28 22:49
>>74
資本論を読んでいるときには、家に大月の五巻本を置いて、いつもは国民文庫本を持ち歩いて読んでました。
文庫本は、背中が割れたので、一度買い換えましたね。
77名無しさん@1周年:02/12/29 03:08
ところで、大月から出ているやつは全部同じ内容(岡崎次郎訳)だよね。
大月版と新日本版以外にまともなのあるでしょうか?

岩波文庫版は大月にかなり劣る。あれは向坂が訳したことになっているが本当は岡崎次郎が大部分訳している。
もちろん、大月のほうが後なので、訳も改善されている。

鈴木鴻一郎訳もあるか。
78名無しさん@1周年:02/12/29 03:13
>>74
松石勝彦って一橋の名誉教授か?
ぼくは大谷禎之介『図解社会経済学』桜井書店がいいと思います。
79名無しさん@1周年:02/12/30 00:14
>>74
http://www.aokishoten.co.jp/new/02/01.html
松石勝彦●著
46判上製/予定価2800円/2000部発行予定/4月中旬刊行予定
ISBN4-250-20137-6 C3020

新版 現代経済学入門
  ITバブル崩壊や失業を回避するワークシェアリングなど,具体的なトピックを,最新データに依拠して解析し,経済の仕組みと経済学の基礎理論を平易に解説。今日の現状に即して『資本論』第1巻を再構成し,経済原論と現代資本主義の分析を接合さ
せた,画期的な入門書。
80名無しさん@1周年:02/12/30 18:07
そうだねえ、あと有井行夫『株式会社の正当性と所有理論』青木書店
も必読文献だね!
81名無しさん@1周年:02/12/31 10:31
>『経済科学通信』は関西の日共右派だと思うよ。
>大西広とか。

大西って天安門事件を正当化してたけど、党からクレームはないのかな?
慶応大の北村も日共シンパ?
上の有井もそうなの?東大法から院は都立大だよね。当時の都立といえば・・
大谷も大西と共著を出してるね。
日共系のマルクス経済学者を教えて
82名無しさん@1周年:02/12/31 19:49
大谷氏(法政大学)は元党員で、大月書店営業部長は東洋時代の大谷ゼミ生。
大西氏(京都大学)は党員だが、大谷氏や松尾氏(久留米大学)などとともに
ソ連=国家資本主義論を展開している。天安門については史的唯物論的見地?から
その必然性とその後の生産力発展を推奨している立場で、虐殺そのものを賛美している訳ではない筈だ。
有井氏(駒澤大学)は渡辺治氏と一緒に学生運動していた仲。
党員だが、その恐ろしく難解な「ヘーゲル=マルクス同一性論」と「資本のシステム=矛盾論的労働のシステム論」の展開などは
かなり異色。だが、『マルクスの社会システム理論』 有斐閣など、一読する価値は大いにある。
83名無しさん@1周年:03/01/01 00:20
>>82
大谷教授は日本のまるけい学者としては随一の人だと思うよ。ソ連のことは良く知らないみたいだが。
有井もまだ党員なの?とっくに離党したと思ってたよ。
有井も新日和見主義に連座したの?
84名無しさん@1周年:03/01/01 00:44
>>81
慶応大の北村は福島大から慶応大に移ってるから、たぶん代々木だろうと思う。
85名無しさん@1周年:03/01/01 02:28
>>77
どうせなら、2ちゃんで訳せばいいんじゃない?
むかし大田出版が「共産党宣言」を独自に翻訳したように
やぱ、現代版の資本論の翻訳も必要なんじゃない?
86名無しさん@1周年:03/01/01 08:59
>大谷氏(法政大学)は元党員

ということは今は党に批判的なの?〇啓学者の党員歴ってどこでわかる?名簿でも
ある?

>慶応大の北村は福島大から慶応大に移ってるから、たぶん代々木だろうと思う。

福島大の経済は代々木系なの?慶応は違うよね。
代々木系の学者って、やっぱり学問的に共産党とぶつかるわけにはいかないのかね?
87名無しさん@1周年:03/01/01 23:24
>>85
分量が多すぎる。
やるとすればこれまでの各種翻訳をすべてテキスト化し、比較対照しながら読めるようにすることか。
88名無しさん@1周年:03/01/01 23:28
>>86
大谷教授は代々木には批判的だが、そういう発言はしないで学問に専念している。
大月書店から本を出していることもあるのではないか。

>〇啓学者の党員歴ってどこでわかる?名簿でもある?

学会の噂とかそういうのでだいたい判断できるだろう。
ちなみにぼくは有井行夫はとっくに離党していると思っていた。

>福島大の経済は代々木系なの?慶応は違うよね。

今はどうかしらないが、福島大は代々木が強かった。
慶応もけっこう代々木が強いのではないか。

>代々木系の学者って、やっぱり学問的に共産党とぶつかるわけにはいかないのかね?

代々木の政治路線を直接批判しないかぎり問題はない。
現に宇野派でありながら代々木の学者もいた。(柴垣和夫)
89ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :03/01/03 03:07
age
90名無しさん@1周年:03/01/03 03:37
法政大学出版局から出てる『資本論第1巻フランス語版』
いくつかある『第1章初版』の訳。
91もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/03 08:43
>>85
古典の翻訳を甘く考えないことだ。
資本論の原稿写真版と各初版テキストの入手だけに限っても、能力、資金力がいる。
どれだけの費用の語学力、歴史常識が必要か想像できないのではないかな。
92名無しさん@1周年:03/01/03 09:26
海外のサイトでは電子版が公開されているから、それを底本にすればいいでし。
93名無しさん@1周年:03/01/03 16:28
慶応は代々木ではない。井村も北原も違う。
94金子勝:03/01/03 20:05
俺も当然違う!もともと東大院でイギリスの財政問題(指導教授は宇野派)やってただけだ。
誰だよ、立正大の金子勝と間違うのは!検索でも一緒に出てきて困るよホント。
で、マルクス経済学は今説得力を持ってないから、あたらしい批判的経済学の再構築が必要なんだよな。
『長期停滞』『セーフティーネットの政治経済学』は必読書だね。マル慶諸君!
95塾員:03/01/03 20:12
飯田裕康君(元慶大経済学部長)などはいわゆる代々木系とされる。
96名無しさん@1周年:03/01/03 20:57
増田(法政経済)は元党員しかし、増田(法政社会)は党員とされているが?
国際金融が専攻だが、経済学部のアンチ代々木派が、ここ20年ぐらい党員研究者を排除しているから社会学部なのか。
ちなみに大谷(法政経済)のお弟子さんの前畑憲子(立教経済)は、法政経済に入り損ね浪人迂回して、立教経済に押し込んでもらった、とか。
彼女も党員か?
97あぼーん:あぼーん
あぼーん
98名無しさん@1周年:03/01/04 00:32
>>92
あれば著作権の切れたモスクワ版(プログレス出版)を使っていて、現在から見れば古くて問題がある。
99名無しさん@1周年:03/01/04 01:29
>>93
でも北村は代々木だろ?
100名無しさん@1周年:03/01/04 01:32
>>82
大谷が代々木だったのっていつの話?40年以上前だろ?
101ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :03/01/04 02:09
みんなのおかげで100を越すことが出来ました
102名無しさん@1周年:03/01/04 03:16
>>95
飯田裕康はMandel, Ernest "Der Spätkapitalismus"を翻訳して柘植書房から出しているから、新時代社系かと思っていたが。
103塾員:03/01/04 09:47
昨年だっただろうか、慶應経済の講義へ志位和夫を招聘した件には飯田君も一枚噛んでいるという話だが。
北村君は北原直系。代々木と呼ぶのはどうかな???
104名無しさん@1周年:03/01/04 12:36
地代論の井上周八氏(立教大学名誉教授)はどうだろう?
105名無しさん@1周年:03/01/04 15:26
井上は北朝鮮の宣伝キチガイ爺!チェチェ思想と北の体制を
無条件に賛美し、出鱈目な「政治経済学」を垂れ流している
立教経済の放射性廃棄物。
106あぼーん:あぼーん
あぼーん
107名無しさん@1周年:03/01/04 18:32
>北村君は北原直系。

違うよ。
党員名簿って名簿図書館にある?
108名無しさん@1周年:03/01/04 18:42
ないだろうね
109名無しさん@1周年:03/01/04 18:51
あったらオモロイな>名簿
放火でもされるんとちゃう? ケラケラ
110もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/04 19:56
電子化されて、党本部のコンピュータにあるそうだ。
そこに、すべての反共分子の資料もあるとか。
ネットに公開希望。
111名無しさん@1周年:03/01/04 21:04
で、代々木系って何よ?
ときいてみるテスト。
112もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/04 21:15
学者の世界の代々木系というのは、圧倒的な主流派のこと。
この流れに居ない学者は、冷や飯を食う宿命にある。
113名無しさん@1周年:03/01/04 21:16
マルクスが賢かったのはその通りでしょう。
と同時に、間違いもあった。ゆえに、実験は失敗に終わった。
そして、これからも永遠に成功する事はない。
マルクスの生み出した“知”の中には、現在でも多くの学ぶべき点はありますが。
それと、現実政治は別次元の話。
114もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/04 21:20
マルクスの時代と違って、今の共産主義の基礎は、理論物理学ですからね。
アインシュタインですよ。
その時代の最新の科学に理論の基礎を置く、という命題を知りませんか?
115名無しさん@1周年:03/01/04 21:27
アインシュタインって1955年におっちんだお人じゃぞ!
せめて、ホーキングといっちょくれい!
『最新の科学に基礎多く』の命題の土砂崩れじゃい。
科学的社会主義という言葉が、いかに多くの自然科学音痴の人間によって
口走られている事やら。まっソーシャル・サイエンスも、サイエンスには違いはないけど。
116もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/04 21:43
素粒子論における例の有名な予言をしたのは共産党員学者だったな。
それは、実験によって確認されたが。
117115:03/01/04 21:59
あのね〜〜〜。そりゃ、旧・ソ連や、中国にゃあ、共産党員のノーベル賞級科学者が
いくらでもいたでしょ。で、それがなんなのよ?
その最先端の自然科学が、このスレッドの書き込みにまったく反映されていない
って事ぐらい、理系学士くんだりの私にだって十二分に分かりますよ。
貴方の日本共産党に対する盲信ぶりが、チト怖い・・・・・
118名無しさん@1周年:03/01/04 22:13
もっこすさん、おとーさん、おかーさんが泣いていますよ。もう政治ゴッコはやめて、
晩御飯の時間だから、早くお家に帰りなさいっ。
119もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/04 22:41
>>117
その先生の「妄信」くらい、あたしも信じてれば、今頃はノーベル賞、っと。
120名無しさん@1周年:03/01/04 23:34
なるほど、もっこすさん、>>119は、良くはわからんが“自己批判”ってやつか?
121名無しさん@1周年:03/01/04 23:45
>>104
>地代論の井上周八氏(立教大学名誉教授)はどうだろう?

70年代までは地代論を研究していたが、その後チュチェ思想研究に転じ、マルクス経済学はやってない。
彼のチュチェ思想研究は単なるピョンヤンの宣伝で、鎌倉孝夫のものとくらべて内容がなく、読むに値しない。
122名無しさん@1周年:03/01/04 23:48
>>116 坂田昌一博士でしたね。
 「二種中間子理論(1942)」。
123名無しさん@1周年:03/01/04 23:51
「二種中間子理論(1942)」
1942年ね〜〜〜〜。コ・レ・ガ・サ・イ・セ・ン・タ・ン・ノ・カ・ガ・ク・?
124名無しさん@1周年:03/01/04 23:55
 少なくとも素粒子物理学は、巨大加速器が建造されるようになってから、
加速度的に発展した。それ以前の、素粒子物理学は、まだヨチヨチ歩きの赤ちゃんの
ような段階にすぎない。
125名無しさん@1周年:03/01/05 00:48
>>115
ホーキング理論なんて全く確証されてないし、いまのところ机上の説でしかないよ。
馬鹿なマスコミが崇めてるだけ。明日には全否定されるかもしれないような説がアインシュタインと肩をならべるわけがない。
126名無しさん@1周年:03/01/05 00:56
>>122
思想史においては、三段階論を提起した武谷三男のほうが重要である。
127名無しさん@1周年:03/01/05 01:23
創風社って代々木系だと思うが、社会主義協会の人の著書も出してるんだね。

http://www.mmjp.or.jp/soufushiya/shin21c.html
玉 尾 佳 宏(1927年生まれ,九州大学経済学部卒業,労働大学講師)著
『労働価値論を具体的に理解する』
46判上製 200ページ 本体1500円
128名無しさん@1周年:03/01/05 03:23
>学者の世界の代々木系というのは、圧倒的な主流派のこと。
>この流れに居ない学者は、冷や飯を食う宿命にある。

ほんと?マルクス経済学専攻で失敗した!
独立系左翼っていないの?
学問外以外の事で刺されるのがいやなんだよ。
129名無しさん@1周年:03/01/05 03:48
>>128
もっこすのタワゴトを真に受けるなよ。
確かに代々木系のほうが一部の大学では採用されやすい。ほとんど業績がないのに党員であるために京大助教授になってるものもいる。
しかし代々木系でない学者が「冷や飯を食う宿命にある」などという事実は存在しない。
代々木の支配力は衰えているので大丈夫。
130115:03/01/05 07:56
>>125
アインシュタインの様なな古株を持ち出すのなら、せめてハイゼンベルグの名を持ち出したほうが、
理系諸氏には受けがいいのになー。1900年代理論物理界における二大業績といったら、
アインシュタインの相対性理論と、ハイゼンベルグの量子力学⊃不確定性原理でしょ。
131115:03/01/05 08:00
まっ、いずれにしても1900年代前半のお話。
この2大理論は、今でもバリバリ健在だけどね。
132115:03/01/05 08:04
この自然科学界における2つの巨大な成果は、自然科学界にのみならず、広く人類文化
全体に大きく影響したし。
しかし、科学的社会主義といっても、「相対性理論的社会主義」とか、「不確定性原理的社会主義」
なんて聞いたこと無いな。
133名無しさん@1周年:03/01/05 23:59
>>132
マルクス主義哲学は、相対性理論や量子力学に大きな影響を受けた。自然弁証法をどう発展させるかについて激論が戦わされた。
しかし、経済学や社会主義論というマクロな世界に影響するものとは思えない。
134もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/06 00:10
あたしが言ってるのは、ニュートリノの一件なんですけどね。
135名無しさん@1周年:03/01/06 01:16
ヘ-ゲルの弁証法と自然弁証法はどう違うの?どなたか教えてくらさい。
136名無しさん@1周年:03/01/06 17:44
大体、マルクスをどう現代認識と実践的理論として展開していくか?という問題設定では
相対性理論もホーキングもあり得ない。自然科学的実証主義に堕することはマルクス的態度、とはいえない。
『資本論』において実現された「資本主義社会」の存在論的認識こそ真のマルクス的態度、と呼べよう。
137名無しさん@1周年:03/01/06 20:53
>ほとんど業績がないのに党員であるために京大助教授になってるものもいる。

大西だね!
138名無しさん@1周年:03/01/06 22:41
土地制度史学会は代々木が支配してるの?
139名無しさん@1周年:03/01/06 23:40
>>137
大西は教授だよ。あいつはもともと統計学で、それなりの業績はある。
「ほとんど業績がないのに党員であるために京大助教授」というのは大西よりもっと若いやつ。大学紀要4本しかないのに、立派な業績を持つ非党員をおしのけて助教授になれた。

>>138
もちろんだ。「土地制度史学」を一読すれば分かるだろう。
140ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :03/01/07 15:45
ホッブズは「無制限の私利の追求はカオスを引き起こす。
だから秩序をもたらすには強い政府が必要である」と言いました。
グループに属する個人が私利によって動機付けられるとします。
その場合、グループが生き残るには、個人の私利をグループの利益
と一致させる方法を見つけなければなりません。これはあらゆる組織
にとって大問題です。これを解決する方法は2つあります。
1つはトップによる規制と計画(社会主義)であり、
もう1つは私有財産と市場(資本主義)です。
すなわち統制かインセンティブかです。
141名無しさん@1周年:03/01/07 16:37
計画が社会主義で
市場が資本主義ってのも
古めかしい捉えかただなぉぃ。
142名無しさん@1周年:03/01/07 22:57
俺は、このスレッドに書き込んでマスターベーションしているような、
低脳どもの“赤の手”よりも、気まぐれな“神の手”に経済は任せたいね。
143名無しさん@1周年:03/01/07 23:19
土地制度の会長選挙でもめたってどんなこと?
144名無しさん@1周年:03/01/08 16:33
今でも体系的に「マルクス経済学」が学べるのは、勢力が衰えたとはいえ
法政経済と立教経済、それと専修経済と東経大経済・経営などだ。
法政と専修の経済学部は「経済原論」2年続きでマルクス経済学を学べる!
145名無しさん@1周年:03/01/08 16:59
要するに、バカ大学のバカ教授が、バカ学生に教るって事か?
146名無しさん@1周年:03/01/08 22:08
マルクスについて騙れよ おまいら

147名無しさん@1周年:03/01/09 11:01
つまり、マル経は、そのような馬鹿大学でしかとりあげられないほどの、イタイ存在に
成り下がったという事。そしてそれは、マル経に対する正当な評価だって事。
148名無しさん@1周年:03/01/09 11:03
そして、そのマル経を勉強して経済が分かっちゃったようなカン違いをしている
愚かしい御仁が、いまだに絶滅せずにいるって言う事。
149名無しさん@1周年:03/01/09 11:10
うるせぇ馬鹿>148
おまえこそ“経済が分かっちゃったようなカン違い”じゃねぇのか?
マル経と資本主義の関係を説明してみやがれ。
まぁ、コピペなら小学生でもできるからな、
乱暴でいいから3行ぐらいで まとめてみせてみろやカス。

150名無しさん@1周年:03/01/09 13:39

 未だに、マル経・キチガイが存在する。
残念ながら、私の専攻は自然科学なもので、3行で要約なんて高度な事は、
到底できませんが。
151名無しさん@1周年:03/01/09 13:45

“経済”はもともと優れた大脳に恵まれた人が、4・2・3年で、博士課程まで
研究して、ようやく“分かる”とギリギリ言える位のレベルに到達しうる
対象だと思います。これは、他の学問分野にも同様にいえる事ではありますが。
 故に、立教〜専修レベルの馬鹿大学にしか入れないような御仁には、
どう努力したところで、“経済が分かる”というレベルには達し得ないと思います。
もちろん、私も“経済が分かっていない者”の一人である事を残念に思いますが。
152名無しさん@1周年:03/01/09 13:49
 自然科学が専攻なら話が早い。
力学を修得しても、三体問題が解消しない様に、
物理学を修得しても、森羅万象が解っちゃったような勘違いはしないしできない。
経済学を修得しても、経済が解っちゃったような勘違いをすると思ってるのか? おまいは。
153名無しさん@1周年:03/01/09 13:58
 なるほど、物理と物理学、経済と経済学とを、厳密に使い分けなければいけないようですね。
優れた人間になら、ある一定の期間の努力の後、“物理学”が分かる事はできます。
しかし、“物理”が分かる事はできません。何故なら、2003年現在の人類の知の地平が“物理”
の全てを未だ、明らかにしていないからです。
 “経済”と“経済学”においても、それと同様な事が言えそうです。
優れた人間なら、“経済学”を分かる事はできる。しかし、立教〜専修レベルの人間には
不可能だ。という事でしょう。
154名無しさん@1周年:03/01/09 14:09
 “経済”と“経済学”においても、それと同様な事が言えそうです。
優れた人間でも、“経済”を分かる事はできない。
しかし、優れた人間になら、“経済学”を分かる事はできる。
しかし、立教〜専修レベルの人間には“それすら”不可能だ。という事です。
155名無しさん@1周年:03/01/09 14:17
ラテン語のようなもんだ。
必死で学んだとこでだからどうしたって代物だ。
そんなことは教えてる奴だって充分わかってる。
否定したら仕事がなくなるからな。それだけだ。
156名無しさん@1周年:03/01/09 14:23
>>155
 確かに教えてるほうの教授たちは十分分かっているのかもしれません。
しかし、イタイのは“教えられている学生”が、それを分かっていないという事でしょう。
だから、このスレッドに書き込みをしてしまうようなマルクス教の信者が未だに耐えない。

 『ひとつの妖怪が2ちゃんねるを徘徊している。共産主義という妖怪である』
157名無しさん@1周年:03/01/09 14:34
>>156
それ信心して幸せになったのはいません。
だいたい社会的にはおかしい方向に行きます。
ただし日本の場合素晴らしいのはやり方によってはこれいい商売になることです。
ただし、ま、この板に必死にカキコして共産社会を妄想してる人はだめぽですね。
俺ですか?ざまーみろ!そこそこ収入あるよーだ!!
若い人はよく考えたほうがいいよ。
社会復帰できなくなるよ。。。。。。。。
158名無しさん@1周年:03/01/09 15:00
大学の水準への偏見は兎も角、148の暴言を生んだ誤解は解けた様だな。
しかし156-157、…おまいらはわかっちゃいないんだよな。対し、流石
155氏の発言は言い得て妙だ(155氏は知ったかではないだろう)。
マル経はイタイ存在だ。何故ならマルクスは いまだに解けない問題を
我々に突き付けたからだ。そもそもおまいさんがたはマル経=共産主義経済
だと思って居るのだろうが、どっこい逆なんだよな。
資本主義経済が内包する問題を指摘した資本主義への問題提起だ。

そしてアーサー王のエクスカリバー宜しく、抜ける物なら抜いてみろと
英雄の登場を待ち構えてやがる。レーニンや毛沢東は抜いて見せたが、
後継者が頓挫させてしまった。抜く事の出来ない我々を
あざ笑うかのように消えずに 其処にあるいまいましい“問題提起”、それが
マル経だ。触れれば凡人には痛く、155氏の如くやさぐれる訳よ(ヘラヘラ
159名無しさん@1周年:03/01/09 15:05
マル経の刀は、いかれた刀です。今なら、製造物責任法で、マルクスは死刑です。
160名無しさん@1周年:03/01/09 15:19
やっぱ、158の知的レベルは、立教以下のようだ。
161名無しさん@1周年:03/01/09 15:21
>>160
金子の教え子かも知れん(w
162名無しさん@1周年:03/01/09 15:31
>>158さんへ、真面目な質問。
数ある『資本主義経済が内包する問題を指摘した資本主義への問題提起』の一つ=マル経=共産主義
なのではないのですか?
163158:03/01/09 15:39
共産主義を経済学的なアプローチから語るには時期尚早ですYO
164158:03/01/09 15:42
155氏の諦念の原因は、もしかすると、
現代が唯物史観では恐ろしく原始時代なのだと
言う事を知るだけだから、なのかもね。
165名無しさん@1周年:03/01/09 16:07
>>164
>>155です
青い鳥など何処にもいないんです。それだけです。
マルクス以後の世界の歴史見たらそのくらいわかるでしょ。
あえて言えばアフリカだったらまた実験国家を作ることは可能かも知れません。
強力な独裁者の手によってね。
ただし成功すると思いますか?100%否です。
166158:03/01/09 16:14
ぁぃゃぁ、創価学会の方ですか?>165

スターリンは独裁者であったと思いますが、
レーニンも独裁者であったと思いますか?
167名無しさん@1周年:03/01/09 16:25
>>166
なんで俺学会になるんだよ。
君の理屈って日共が言ってることそのまんまじゃないの!
スターリンは間違ってたが、レーニンは正しかった!っての
あの体制ってのは独裁者じゃなかったら維持できないでしょ。

168158:03/01/09 16:37
別に創価学会を馬鹿にした訳では無いのですが、
機嫌を損ねたなら申し訳ないです。。。で、
あの体制ってのは、どの体制の事でしょうか?マジで。

小泉が独裁者とは言いませんが、どの政治体制も
現在は指導者が居る事は珍しい事ではありません。
突きつけられた問題に対し、答えは一つではないですよ。

レーニンは冷酷な男でしたが、批判には応える香具師ですよ。
ちなみにあなたが見て、ヴェトナムの独裁者は誰ですか?
169名無しさん@1周年:03/01/09 22:23
バカ大学とかスレに無関係なことをいってる超優秀な154は学歴板にでも
逝ってください。優秀な方がこんなとこでクダ巻いてもあなたの労力の無
駄です。

で、マルクスについて騙れや おまいら
170名無しさん@1周年:03/01/09 22:28
えぇぇ〜 マルクスについて騙るの? マジで?


…ワシがマルクスじゃ!(ワラ
171名無しさん@1周年:03/01/09 23:15
 レーニンって、議会を武力でぶっ潰して、ボルシェビキ一党独裁にしたヤツだぜ!
そんなヤツを評価するヤツがいるのかね?いたら、馬鹿そのもの。せいぜい入れても
立教どまりってか?(笑)
172名無しさん@1周年:03/01/09 23:24
 マルクスの限界は、生きた時代の限界なのだと思う。(1818〜1883)
結局、それに尽きると思うけど。
まだ、多くの人たちが、人間は猿の進化系に過ぎないという事を受け入れていなかった時代。
(ダーウィンの「種の起源」1959)

 アインシュタインの限界が、彼の生きた時代の限界だったのと同じように。(1879〜1955)
まだ、強い相互作用と、弱い相互作用という2つの基本的な力が発見される前の時代。
173名無しさん@1周年:03/01/09 23:31
我々も同じ限界を背負っているわけだ。
174154:03/01/09 23:35
>>169さんへ
 別に私は超優秀でも何でもありませんよ。ただ、立教大学程度にしか入れないような
人たちより、18歳時点での大学受験テクニック脳みそ詰め込み競争に長けていたというだけです。
そんな超優秀じゃあない私から見ても、やっぱり立教程度にしか入れないような人は、
少なくとも学問の道は志さないほうがいいですよね。あるいは、学問に触れるべきでは
無いのかもしれません。勘違いしてしまう人が多そうだから。もちろん、学問の自由は
大切なものである事はリベラル・デモクラシーの国ならば、当然ではありますが。
175154:03/01/10 00:09
 学問の道を志すには、最低でも、チョコチョコッと勉強したら現役で東京大学に、
楽々入れました。というような素養、資質、ポテンシャルが必要だと思います。
それが、学問の樹を植えるに値する、最低限の土壌となる頭脳でしょう。
176154:03/01/10 00:10
そのような土壌に植えないと、学問の樹は、奇形的にしか育たないと思います。
177名無しさん@1周年:03/01/10 00:34
奇形的に育ててなにがいかんの?
無難に育った学問の樹なんて全く無価値だろう。
技官でもやってればどうか?
178名無しさん@1周年:03/01/10 01:41
世の学歴コンプレックスの恐ろしきこと。
さらに恐ろしいのは、例に出てくる「上」が東大どまりなことだったりして。
179名無しさん@1周年:03/01/10 02:17
>>144
>今でも体系的に「マルクス経済学」が学べるのは、勢力が衰えたとはいえ
>法政経済と立教経済、それと専修経済と東経大経済・経営などだ。

大阪大学を除く旧帝大
埼玉大
横浜国立大
大阪市立大
一橋大
慶応大
立命館大
岐阜経済大
札幌学院大
旭川大
大阪経済大
鹿児島経済大
その他、マルクス経済学が学べる大学はたくさんある。また米国などでも、マルクス経済学への関心は高まっている。
ただし米国だとマルクス経済学が体系的に学べる大学は2つ(?)くらいである。
180名無しさん@1周年:03/01/10 02:23
学問の道を志す場合、学問分野によって「頭の良さ」が必要とされる分野と、それほど必要でない分野がある。
数学などでは「頭の良さ」プラス「根気強さ」が要求される。
人文社会科学系であれば、頭がそれほどよくなくてもできる分野が多い。まして18歳時点での受験学力など大した関係はない。
東大教授にも、武蔵大学や二松学舎大学出身もいる。また、Fランク大学から司法試験に受かるものもいる。
181名無しさん@1周年:03/01/10 02:28
>>171
憲法制定議会の解散は、内戦を不可避にした誤りだったと私も思う。憲法制定議会の再選挙を目指す道があった。
しかし、当時の革命的労働者は、憲法制定議会の解散に全く反対しなかったのも事実である。
182名無しさん@1周年:03/01/10 02:36
中央大学の経済学部・商学部は代々木が強い。
東京大学では、理論経済学は宇野派が一人いるが代々木はいない。経済史は代々木である。
福島大学も代々木系か。
一橋大学は経済研究所に代々木系がいる。
183名無しさん@1周年:03/01/10 02:56
チュチェ思想、毛沢東主義、三個代表理論、チェ・ゲバラの思想、
ユーロコミュニズム、自主管理社会主義、ホーチミン思想、黒田寛一理論、
中原一全集、狭間嘉明全集、福田正義思想、太田龍、さとさと、荒・・・
などを体系的に学べる大学はどこざんしょ。
184名無しさん@1周年:03/01/10 03:15
>>183
チュチェ思想--朝鮮大学校、埼玉大学、沖縄大学、大阪経済法科大学、立教大学 もしくはピョンヤンに留学 南米やアフリカでも研究されている
毛沢東主義 三個代表利理論--現代中国史を専攻すれば良いのでは?現代中国史が学べる大学は全国にある。
185名無しさん@1周年:03/01/10 03:42
バーカ!中国行ってみろよ。
奴らの信じてるのは確固たる思想じゃねーよ。お金だよ。半島もおんなじ。。
反論あったら言ってみな。
186名無しさん@1周年:03/01/10 03:47
>>185
>奴らの信じてるのは確固たる思想じゃねーよ。お金だよ。

そりゃ知ってるよ。
しかし、共産主義を真剣に信じている研究者や学生の数は決して少なくないよ。
中国の改革開放政策は、西側左翼思想の流入ももたらしている。毛沢東時代には入手できなかったような文献が図書館で読めるし、
中国を「国家資本主義」と規定することも禁じられてはいないようだ。
187名無しさん@1周年:03/01/10 04:26
>中国を「国家資本主義」と規定することも禁じられてはいないようだ。
ホント?
188154:03/01/10 06:08
>>178さんへ
>世の学歴コンプレックスの恐ろしきこと。
さらに恐ろしいのは、例に出てくる「上」が東大どまりなことだったりして。

 私の言わんとしている事は、「上が東大どまり」なのではなく、「下が東大どまり」だという事です。
これは、「東大の学士号を持っていないヤツは、学者になるな!」と言っているのでもありません。
私が174で申しているように、そんなものは「18歳時点での大学受験テクニック脳みそ詰め込み競争」の結果、
に過ぎないのですから。東大・京大の入学定員は合わせて6000人程度です。それに対して
日本の18歳人口は170万人くらい。で、「170万人÷6000人≒280」だから、東大・京大には、だいたい280人に
1人が入る事になります。この中にさえ入れないような頭脳の資質しか持っていないような者は
学問には向いていない。せいぜい、自分が専攻するマルクス経済学を絶対視してしまい、自分の研究対象を
一度突き放し、相対化する事すらできないような“視野狭窄な研究者”になるのが
関の山なのでは?と申しているのです。

189154:03/01/10 06:12
それが、貧弱な頭脳なるが故に育つべくして育っってしまった奇形的な学問の樹と言う事です。
190あぼーん:あぼーん
あぼーん
191154:03/01/10 06:18
 ちなみに18歳の男性人口は170÷2=85万人。対して、プロ野球ドラフト会議に
指名されるのは、12球団×6人として72人くらい。つまり、プロ野球の選手になれるのは
1万人に1人くらいという事になります。そう考えれば、東大・京大の280人に一人と言う数字が、
以下にたいしたことの無い割合かが分かると思います。
 ゆえに「上が東大」なのではなく「下が東大」なのです。
192154:03/01/10 06:37
>>181さんへ
>しかし、当時の革命的労働者は、憲法制定議会の解散に全く反対しなかったのも事実である。
 一人も反対しなかったの?
じゃあ、やっぱり学の無いプロレタリアートなんて、古今東西、老若男女を問わず、愚者がほとんどというわけですね。
その上に乗り、指揮棒振っていたのがレーニンな訳ですね。
193名無しさん@1周年:03/01/10 06:55
 マルクス自体、“巨大な奇形児”だけど、それを2003年現在において信奉する人たちって
“ちっぽけな奇形児”みたいで、キモイ・・・・・・・
194154:03/01/10 07:02
>>177さんへ
>奇形的に育ててなにがいかんの?
無難に育った学問の樹なんて全く無価値だろう。
技官でもやってればどうか?

「無難に育った学問の樹なんて全く無価値だろう。」と言い切ってしまうところが、
いかにも“奇形的”と言う訳です。
「奇形的に育った学問の樹以外は無価値である。」のですか?なんて奇形的な考えなのでしょう。
「学問の道とは、オタクの道にあらず」です。
195158:03/01/10 09:15
まずは、東大入学おめでとう>154

東大入学、それだけで君は学問の畑で、相当優位な位置に居ます。
(文部省時代は、大学関係の予算の半分を東大に使ってたんだっけ?)
それはあなたの様な才能を活かすために、用意された環境ですので、
存分に活用してください、御活躍に期待しています。

 ただ、足きり(学問の資格)の話は言い過ぎですよ。
人間が多くなれば絞る必要があるので入試で門戸を狭めていますが、
その入試方法が最適であった保証はありません。
 現代の学術的価値のある研究成果が、希望者の280分の1の
東大OBによって「のみ」もたらされているわけではない以上、
学問の資格を論じる必要は 全くありません。

下らない誹謗に貴重な時間を浪費せず、学術的活躍に励んでくださいませ。
ではでは。
196名無しさん@1周年:03/01/10 10:13
>>192
 良くある反共宣伝だね。左翼社会革命党のメンバーを含め、かなりの
数の非ボリシェヴィキが解散に賛成しているのですが。

 なぜなら、ブルジョア形式民主主義に過ぎない憲法制定会議は、
革命のダイナミズムを損なうだけでなく、白色テロルに手を貸すという、
政治的前提が多くの人に承認されたからだ。

 いちじくの最後の一葉が落ちるにまかせることの何が悪いのか、と。
197154:03/01/10 10:20
 東京大学には無数の付属研究所があります。そこで研究を行っている研究者の
少なからずは、実は、東大以外の大学の卒業者です。私が、“東大”の名を出したのは
分かりやすい例えとして出しただけであり、当然、東京大学を絶対視するものでも
何でもありません。
 私が言いたいのは、学問をやる上では“知力の基礎体力”という物が必要だ、
と言う事です。それが無いと、一部の例外はありますが、実りある学術的成果
をあげることは非常に難しく、自身にとっても、他者にとっても有意義な人生を送る事は
難しいということです。
198154:03/01/10 10:29
 そのような人たちの、研究成果は、学会では見向きも去れず、故に、
この“2ちゃんねる”にて、“研究成果の発表”なんて事になりかねないのです。

>>196さんへ
 つまり、ボルシェヴィキだけではなく、非ボリシェヴィキの左翼も、議会を
つぶす事に賛成したわけですね。「自分たち左翼こそが“絶対に”正しい!」
と言うわけですか。つまり、自らを相対化できない・・・・・
 まるで今の我が国のマルクス教信者たちと同じか。
そして、そういうマルクス教信者は三流大学の三流学者によって、今この瞬間も生産され続けている。
やはり学問に足切りは必要なようです。
199158:03/01/10 10:54
自らを相対化できない傾向は(もちろん左翼にも多いですし、
克服に努めるべき課題ですが)左翼に起因する問題ではありません。

「自分たち左翼こそが“絶対に”正しい!」 と云うような思いこみは、
「東大合格クラスの素養で足きりする事が“絶対に”正しい!」などと
形を変えて誰もが陥りかねない問題なのですから(ワラ

ちなみにレーニンは主席で卒業するほどの素養の持ち主ですた。
200154:03/01/10 11:11
 私は東大くんだりに合格できるレベルの資質は、
“十分条件などではなく必要条件に過ぎないのだ!”
と言っているのです。もちろん物事に例外はつきものです。
例えば、アインシュタインは高校時代、数学、物理は優秀だったが、同じ自然科学分野の
生物学だったか植物学だったかは、落第すれすれっだったと記憶しています。
彼が、東大のよう五教科型の入試を受けたら、間違いなく不合格でしょう。
 
 素晴らしい頭脳を持ちながら、その使い方を誤った人間は
古今東西に無数にいます。レーニンもその一人なのでしょう。

ところで158さん、平日のこの時間に、2ちゃんに書き込みしている我々とは、いったい何者なのでしょうね(笑)
201154:03/01/10 11:23
 自らを相対化できない傾向・・・
これは、宗教とマルキシズムに、際立って顕著な傾向だと思います。
故に、日本の政界でも公明党と、日本共産党は、異質なニオイを放っている・・・
こう思うのは、私だけでしょうか?
202154:03/01/10 11:35
 中世ヨーロッパが、キリスト教暗黒時代なら、1917年のロシア革命から1991年の
ソ連崩壊までの74年間は、さしずめ共産主義暗黒時代といったところでしょう。
そして、北朝鮮国民は、今もその共産主義暗黒時代の中に幽閉されている。
ホメイニ独裁時代のイラン、タリバン一党支配時代のアフガニスタンが、
イスラム教暗黒時代であったのと同様に。
203154:03/01/10 11:53
201に付け足し
 
 自らの放つ体臭は、なかなか自分では気づかない物ですが。
204158:03/01/10 11:59
そして世界は、アメリカ暗黒時代ですね。

え? アメリカは繁栄しているから暗黒ではない?
世界で初めて有人人工衛星を打ち上げたのはどこか、御存知ですか?

え? アメリカは言論の自由がある?
アメリカ国内でダケね。それもつい最近のことですね。
レッドパージやJFK暗殺を御存知ですか? そのうえ、
第三国へは ソビエトもまっつぁおの暴虐非道ぶりですよ>アメリカ
205154:03/01/10 12:22
 アメリカ合衆国ね〜(笑)
昨日、東大の女子大生がアメリカ合衆国批判をしているのを小耳に挟んでしまい
つい苦笑いをしてしまいました。ちなみに現在世界に国は約190カ国あり、アメリカは
その内の one of them に過ぎません。もちろん日本国もそうです。

ここ数年、日本では右翼も左翼も自称知識人連中によるアメリカ批判が盛んですよね。
私はその人たちにこう質問してみたい。
「今この瞬間、アメリカ合衆国が消えてなくなったら、世界の戦争は増えるか減るか?」と。
これ、間違いなく激増するでしょう。まず、第2次朝鮮戦争が始まり、第5次中東戦争が始まり、
そして、第2次湾岸戦争が始まる。そしてそれはサダム・フセイン率いるイラクの勝利に終わり、
クェートばかりか、サウジの油田までもが、サダムの手に落ちる。そうすれば世界の原油価格は高騰し、
1980年以来の第3次オイル・ショックが起こり世界経済は大混乱。タダでさえ青色吐息の日本経済は
もう二度と立ち直れないくらいの大打撃をこうむるでしょう。
 そうならないように抑止しているのが、現在の世界唯一の超大国であるアメリカ合衆国と、
そのアメリカが世界に展開しているアメリカ軍のプレゼンスでしょう。
この構図の把握無くしては、今の国際政治、国際経済は何も語れない。
 せめて、アメリカ批判を始めるのなら、最低限この構図を把握してからにして欲しいものです。

206158:03/01/10 12:32
アメリカが消えて無くなったらって…香ばしい仮定だねぇ(ヘラヘラ

 参考までに言っておくけれども、アメリカ帝国主義を非難する人は多いけれど、
アメリカ人を殺せと言っているのは、アメリカのテロによる被害者やその家族ぐらいだと
思いますよ。

つーか、サウジアラビアをイラクが侵略?
クウェート侵攻からの類推かな?
クウェートとイラクの関係を調べてみた方がいいよ(これ以上恥をかかないために)
207名無しさん@1周年:03/01/10 12:42
 1990年8月にイラク軍がクェートを侵略。瞬く間にクェートを占領。
その後、イラク軍はサウジ国境に終結。私を含め当事多くの人は
「次はサウジの油田が狙いか?!」と思いました。そのときの
記憶からの類推です。
現在のイラクを含む中東情勢は、フォーローして無いのでよくはわかりませんが。
208154:03/01/10 13:27
↑は154です。
 ちなみに158さんは「自分は優秀である。」と思っているのだろうか?
私は、とてもじゃないが、「自分は優秀だ。」などとは思えないのですが。
153さんの206発言ではないが、こういう所に書き込みをする事自体、
「自分の無学をさらしている事」だと思ってしまう。まさしく恥をかくだけなのに。
でも、「それは明らかに違う!」と言う書き込みに出会うと、レスを付けずにはいられない
この性分って・・・・・
209名無しさん@1周年:03/01/10 13:57
206 は 言い過ぎだったかも。帝国主義論スレで、クウェート併合を
肯定する人が居たのだけど、読み直してみたら大した根拠じゃなかったですYO。

 検索をかけてみたけど、クウェート建国の経緯は確認出来なかったです。
…すんません。

 自分の能力に関しては、過不足無く認識する様に努めてます。
それを発揮して、達成感や充実感を得る事は、労働の報酬の一部だと思っています。
(ですから、自尊心/プライド は大切だと思っています)
しかし、自尊心/プライドは 相対的なものではないので、他人を誹謗する必要は
全く無いと思っています(民族・性別・学閥や学歴を含み比較不要)

 恥をかくことを厭わぬ姿勢は、陶冶するには必要です。
しかし、いらぬ恥をかかなくて済むなら、そうしたいところです。
206の発言では 要らぬ恥をかきました。…鬱出し脳

若いうちは、恥を恐れずにいろんな挑戦をしたほうが良いのでしょうね。
暴言を吐き、失礼しました。。。
210名無しさん@1周年:03/01/10 16:05
>>198
 悪いけど、世界大戦〜内戦期にあった社会的圧力を考慮すれば、あなたの
言う「憲法制定会議」(たった1度の!)を容認することは、革命政権を
死滅させることになったろう。俺は、それよりも「いちじくの葉」に過ぎ
ない「憲法制定会議」を廃棄したレーニンたちを支持したいね。

 そう、おっしゃる通り、左翼も政治も傲慢だ。そして、それは危険である。
だが危険だからといって「やらない」ほうがはるかに危険であると思う。
こういう緊張感のもとで、現実の政治が行なわれていることは、聡明な
(これには根拠がある)あなたなら、わかるであろう。

−−−−−−−
 ちなみに、時間があれば図書館に行って、若き日のレーニンによる
「貧農に訴える」あたりを読んでごらん。思考機械としての冷酷な
レーニンとはかなり違う、ヒューマニストとしてのレーニンに出会える
からだ。レーニンの冷酷さは、リアルな政治にぶち当たったときに発揮
される。それ以外の「人間としての日常」を営むレーニンは、思いやり
のある、よく笑う、優しい人間であったことは、「政敵」たちによって
も指摘されている。・・・・・・そういう奴の方が、怖いんだけどね。
211名無しさん@1周年:03/01/10 16:09
>>210
 ついでに言うと、「民主主義」っていう制度における「多数決の
原理」もこの意味で傲慢だね。

徹底的に非和解的な課題について、51:50とかで議決されたら、
残りの50は「なきもの」にされるんだから。たまったものじゃない。

 これについては、今や神話化しているルイ16世の処刑が分かり
やすかろう。

 一番マシな民主主義も”傲慢”だろう。つーか、政治って、傲慢
じゃなきゃやってられんと思うのだが。
212名無しさん@1周年:03/01/10 16:17
 あ、そうそう、アメリカってイスラエルと共に国連から「テロ国家」
(テロ支援じゃなく!)規定されてたよね。
213158:03/01/10 16:23
国連つーか、国際司法裁判所で、ですよね
214154のおばかさんへ:03/01/10 18:37
154みたいな超優秀なバカはとっとと学歴板でも逝けっ!ての。
優しく書いてれば居残りやがって!二度といわせんな!
おまいごときが他人様を三流とかいってんな!おまいごときが恐れ多くも学問を
騙ってんな!おまいごときが学歴なんぞ騙ってんじゃねえぞ、おら!

でもな…わかるよ。おまいはガムバッテおまいにとっての超一流大学を出たのにろ
くな就職できなかったんだよな。学歴が通用すると思っていたのにどうしてくれん
だ!ってムカつくんだよな。時代が変わったのに気づかなかった、いや学校の先生
が教えてくれなかったんだよな。わかるよ。立教あたりを出た奴がおまいより年収
も社会的地位も上だったりするから「バカどものくせに!」って思うんだよな。で
も実社会じゃそんなこと言えないからネットでウサ晴らしをしてるだけなんだよな。
自分は優秀なのに認められないのが悔しくて悔しくて仕方ないんだよな。うんうん。
落ち目のマル系にクダ巻いてりゃ世間様を代弁していると思えるもんな。世間を味
方につけた気持ちになれるもんな。自分が時代についていけないのをマル系に重ね
てみてるんだよな。俺より時代に遅れてる奴らがいるぜ!って思えるんだよな。つ
いでに学問とか偉そうに騙れるもんな。気分よかったかい。ああ、最高だったよな。
良かったな。それで良かったさ。
だからさ。落ち着いて聞いてくれよ、154。

電源落として首括ってとっとと師ね!
215名無しさん@1周年:03/01/10 19:02
>>213
 あ、んだ。スマソ。逝。
216名無しさん@1周年:03/01/10 19:12
>>214
 つーか、マルクスやレーニンを批判するなら、主要な原典に触れ
て欲しいものだ。これくらい読むのなら、時間がかからないだろう。
(マルクス批判って奴を真摯にやったら、大抵その刃が自分にも向
かってくるから怖いんだけどね。ちなみに、憲法制定会議のことが
上にあるけど、俺も昔は154さんみたいに考えていた。今から思えば
甘チャンだ。)
http://www5.big.or.jp/~jinmink/TAMO2/DT/index.html

 アカが移る、なんて、反知性なことは言わないように。
217名無しさん@1周年:03/01/10 23:15
ともかくも、話をマルクスに環帰させるべきだ。
マルクスの資本主義認識は、「その後」の修正主義論争や独占資本主義論争があった後
においてむしろ正確さ、と社会システムとしての資本のシステムを充分に捉えてるといえる。

それは、労働を根源的システム存続原理に持ち、個々の認識主体が独自の経済的基盤を持ちつつも
全体としては有機的システム、として統一性を保ちつつ矛盾論的労働のシステム、が作動している。
矛盾そのものの発現、はこのシステムを存続不可能にさせないが、その再生産論的構造によってまた
公共性と社会性の露見、私的所有の限界性を現代においてみることによってのみ、その限界性と自己
崩壊性を有する、のである。
218科学ではなくそれは・・・:03/01/11 00:12
つうか、マルクス経済学は数学になってればもっと良かったでしょう。
今までのままでは「矛盾」つって言われてもそれが崩壊不可避かどうかを
論証したことにはならないのでして、結局は「それは勝手な思いこみでしょ、
限定された条件だけを考慮した不完全な証明をアプリオリに受け入れている
だけの」って突っ込まれたら終りでないの?、て話かと思てます。

マルクス経済学は終末論でっしゃろ。わては「貨幣経済の矛盾」ならオもろかった
と思うんですが、「自由」経済を否定する話は完全なドキュンやと思いますね。
219名無しさん@1周年:03/01/11 00:18
マルクスの経済学が数学になるかねェ。
あれは弁証法だぜ。数学で弁証法が記述できる?
220名無しさん@1周年:03/01/11 00:20
>「自由」経済を否定する話は完全なドキュン

そんなこたない。自由経済なんて代物は怖くて
誰もやらない。西側諸国もいろんな規制で
自由経済を回避している。これ常識。
221名無しさん@1周年:03/01/11 00:25
>>219
数学というのはすでに概念が正確に規定されたうえでは使える。
だから、資本論の概念を前提とした上で「マルクス主義計量経済学」みたいなものは可能だ。
しかし、価値形態論などの部分は数学的に記述はできないだろう。
222名無しさん@1周年:03/01/11 00:27
>>218
>つうか、マルクス経済学は数学になってればもっと良かったでしょう。
>今までのままでは「矛盾」つって言われてもそれが崩壊不可避かどうかを
>論証したことにはならないのでして、

マルクス経済学における「矛盾」の意味がわかってないドキュソ。
「矛盾」というのは弁証法の規定で、日常的な「矛盾」とは意味するものが違う。
223科学ではなくそれは・・・:03/01/11 00:30
ケインズは資本主義経済を、イコール「貨幣経済の力学」なんだと規定した
らしいですが、なんか本質をついていてオもろかったです。

本来の意味では「貨幣は等価交換のためのダミー」に過ぎなかったんですが、
実際には「おカネ」には「品物」または「サービス」すなわち「勤労奉仕に
よる社会の価値の増分」と等価な「コピー」としての偶像である点があらゆる
問題の根源ではないでしょうか?少なくとも「金融」や「信用」というものが
これほど肥大化するのは、おそらくこれが根源にあるのではないでしょうか?

もし価値の等価交換のため指標としてのみであれば、「おカネ」という実体は
不要であって、価値の嵩としてのコピー、偶像は要らなかったはずだと思うの
です。しかしそれを実体化したため、それが偶像化した、つまり[食えない餅]
があたかも[食える餅]と等価の価値を持つ価値のコピーがあることになり、
結果、現実の「もの+サービス」と等価な分だけの「価値」が、元とは別に
「もう一倍」ある、つまり全部で「流通する価値」=「もの+サービス+お金」
という等式になり、世の中全体が持つ価値はこの総量ということになり、それは
本来の「実体価値」の2倍あることになっています。ところが、現実には「意味の
ある価値」は、「もの+サービス」だけなのです。
224154:03/01/11 00:30
>>209さんへ。209の書き込みを読む限りでは、貴方は非常にバランス感覚のある
人のようですね。
 私は
「何も全肯定しない。何も全否定しない。
  何かを肯定するとしても部分肯定しかしない。何かを否定するとしても部分否定しかしない。」
という事を私の人生を貫く基本姿勢にしているものです。どうか、マルクスを何人たりとも
全肯定しませんように。それはもはや学問ではなく、信仰ですから。

>>210さんへ。
>聡明な(これには根拠がある)あなたなら、わかるであろう。
と言う、私が聡明であると言う根拠をお教え願えませんでしょうか?
なんだか、持ち上げられといて、そして思いっきり落とされるような気が
しないでも無いですが。

>>214さんへ。どこにでも無礼者はいるものですね。

>>216さんへ。お察しの通り、マルクスの著作は当方、拾い読み程度しかして
おりません。なかなか時間が無いのですが、今度、ゆっくり読んでみます。

では、マルクスさん達の宴が始まったようなので、私はこの場を失礼いたします。
225科学ではなくそれは・・・:03/01/11 00:34
(続き)
「それを意識しないまま、実際には<2倍あるかのように>行動している」
経済主体が問題を引き起こしているように思うわけです。つまり、それは
帳簿情の価値だけなのに、それを意識しないでいるために、それがハゲタカ
ファンドや仕手株、しろうとのちょうちん買いを呼んで、ついにかつての銀行
の地上げ屋への巨額の不正融資にもなり、本来無いはずのダミー側の[帳簿上
の価値]だけが「その自由市場」で突出してしまった。

しかし、それはさっきも言ったように、
「帳簿上の価値の総和」=「もの+サービス+おカネ」
と、
「現実の価値の総和」=「もの+サービス」=「勤労やアイデアによって
生み出される実質価値」
の乖離となって、現在のような「帳簿上の負債」=「おカネの価値」=
「仮想価値」=「偶像価値」だけの問題なのに、それが「我々の首を締めて
いる、行く」という下らない、またはあってはならない問題を生んでいる
のではないでしょうか?

というような気がするのですが、いかがでしょうか?
226154:03/01/11 00:39
最後に一つだけ。
確か、貨幣の機能
@価値のメジャー
A価値の交換
B価値の蓄積
ではなかったでしたっけ?
そして、貨幣とは“流動性の王”であり、ゆえに他のいかなる具体的モノ・サービス
よりも上位に位置づけられるに至った。そして偶像としてひとり立ちし、一人歩きをしだした。
227科学ではなくそれは・・・:03/01/11 00:41
>>226
たぶんそういうことなんだと思います。

しかし、よくよく考えてみれば、社会の価値の総和に、偶像の価値を等価レートで
加えるという算数は根本的な意味としてまちがっているように思えてならないわけです。
そうではないのでしょうか?
228科学ではなくそれは・・・:03/01/11 00:46
だからこそ、インフレだのといったくだらない問題が出てくることになる、と。

もし「おカネ」に実体が無かったら、この分の等価レートでの加算という
算数は元々存在しなかったのではないでしょうか?つまり、貨幣は実体が
なく、データだけがある姿が本来の世界の価値を表すはずなのではないで
しょうか?しかしそれでも、そのデータは現在すでに情報通信の発達の
おかげで、瞬時に等価交換が可能になっていますので、そろそろ実体として
存在する偶像が不要になる世界にはならないのでしょうか?(実体がある
ことで持っている最終的な証拠としての意味を別としてですが)
229科学ではなくそれは・・・:03/01/11 00:47
>>219-222
また考えてみます。ではでは。
230名無しさん@1周年:03/01/11 01:25
>>221

>だから、資本論の概念を前提とした上で「マルクス主義計量経済学」みたいなものは可能だ。
>しかし、価値形態論などの部分は数学的に記述はできないだろう。

まさに「みたいなもの」、つまり「もどき」だな(w
価値形態論はきちんとした概念規定だろによ。
231もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/11 01:57
価値形態論か。
久留間先生の著作くらい押さえたんだろうか?
232名無しさん@1周年:03/01/11 07:53
おまえら楽しそうだな。神学論争は面白いもんな。
233科学ではなくそれは・・・:03/01/11 09:28
神学論争というか、そうではなくて現実に算数の根底が間違っていたんじゃない
ですかという問題を提起しています。

マルクスもネットで解説をみた限り価値形態論とかでも「貨幣についてミスリード」
しているのではないかとも思いましたが、どうでしょう。

「働いて」->「給料をおカネでもらう」

ということ自体が実は変な話ではないかということです。これだと、自分が
勤労で生み出した価値は、「給料でもらう分」と「給料に見合った生産された
価値」の合計が世の中に生み出されたかのように計算されていくと思います。

なぜなら、「資産」=「もので所有している価値」+「現金としてもっている
価値」という計算になりますから、これは本来おかしいわけです。「勤労に
よって生み出された価値」はあくまでも、「勤労によって生産されて世間に
出ていった価値」であって、「受け取った貨幣」ではないはずだからです。
「生産されて世間に出回ったり、与えられたりするものやサービス」が「価値の
実体」であり、それだけが「世の中のもっている価値」ではないのでしょうか?
どうでしょうか?
234科学ではなくそれは・・・:03/01/11 09:44
ところが、これを給料を「点数」でもらうという「貨幣ではなくてデータで」もらう
ことにしますと、どうなるでしょう?

すすと、貨幣という偶像がないために、こうした算数がなくなります。つまり、
価値はあくまでも「生産された価値」を正しくさすようになり、「受け取った貨幣」
という偶像を資産に加えるということはなくなります。給料として受け取った額とは
「自分も含めた社会が生産した価値」の一部を等価的に受け取れる権利の嵩である
という本来の意味を正確に表すようになるはずです。つまり、
「社会の全価値」・・・(S)
=「勤労で生み出し世間に出ていった生産物とサービスの価値の総和」・・・(A)
=「人々が享受することが可能な価値の総和」           ・・・(B)

となるわけです。これが正しい算数のはずです。こうであればこの(B)を「貨幣」
で「表現する」ことにはそれなりに「意味がある」と思います。

ところが、現在は、(S)=(A)+(B)という等式なので、総資産であるとされている
この(S)を増やすために、実質価値であるところの(A)を増やすのではなく、仮想の
尺度としての価値でしかないはずの(B)を「金融資産」として持とうとして「投機」
というおかしな構造を許すことになるのではないでしょうか?
235科学ではなくそれは・・・:03/01/11 09:47
しかし、本当は、正しく
(S)=(A)=(B)
でなければならず、このときに「投機」によって(B)だけを増やすというような根拠は
無くなってしまうはずでした。なぜなら、「投機」によっては(A)という実質価値、
すなわち「社会の実質的な価値」である「ものやサービス」の総和は増えることはない
はずだからです。

この議論はどうでしょうか?これが正しければ、経済学の根本問題が解決するはずです。
236名無しさん@1周年:03/01/11 09:56
労働の質を考えてる?

例えば、マイクロソフトのWindowsは、利益率が85%らしいんで、
全世界のプログラマがおのおの独自のOS作りにはげんだとすると、
(A)の生産物の総和は変わらん(成果がアプリケーションからOSに移るだけだ)けど
(OSの需要は増えないのにOSの供給量は増え、結果、使われない物の生産に資源が割かれた分、)
(B)は減ってしまうべさ。等号じゃないやん。
237名無しさん@1周年:03/01/11 09:58
失業や不況で、労働の機会が失われれば、
あなたの言う「社会の実質的な価値」は減少するでしょ?
人材の持つ潜在力を安定して活用する意味を、計画経済は持っていたんじゃないかなぁ…
238科学ではなくそれは・・・:03/01/11 10:00
(続き)
つまり、「貨幣」という「偶像」に「実質的な価値」があるかのように「行動させ」、
「投機によって社会を破壊する」という構造がなくなります。

(B)が「貨幣」という「実体」を持つ「偶像」を使用する限り、(S)=(A)+(B)[この
(B)が貨幣による資産]という算数でものを考え続けなければならず、社会全体はまた
バブルに落ちるでしょうが、これを(S)=(A)=(B)と本来の意味を正しく表現させるべき
数学に戻せば、ハッキリと「偶像を排除できる」論理を持てるはずだからです。

「貨幣」という「偶像」自体を「投機」によっていくら稼いでも、それは本来はあくまで
も「実質的な価値を享受することはできはしない」はずなのです。なぜなら、それは
対価としての「実質的な価値を生産」してはいないはずだからです。それがあたかも
まことしやかに「意味がある」かのように考えさせられてきたのは、実は不正な等式
(S)=(A)+(B) を前提にしてきたからではないでしょうか?

価値形態論などで言っていることも、実はこの不正な等式(S)=(A)+(B)を強化する議論に
なっているようにも思います。
239科学ではなくそれは・・・:03/01/11 10:02
>>236
>>237
面白いので、また考えてみます。ではまた。
240名無しさん@1周年:03/01/11 10:02
科学…君。
君、学生さんか?
学者か党の専従になるんならいいけど、違うんならもう21世紀だということ認識したほうがいい。
日本は異教徒の国だから。
241名無しさん@1周年:03/01/11 10:22
>239
学者か党の専従でなくても研究はしていいんだぞー。
21世紀だから殻を破れない人は沈んでいくんだぞー。
所詮2CHは異教徒の窟だぞー。
普通の国民は異教徒じゃないぞー。
242154:03/01/11 18:02

「金本位制→貨幣本位制→モノ・サービス本位制」ですか?
243科学ではなくそれは・・・:03/01/11 20:00
これをほかにも書いてみましたが、「銀行に振りこまれるオレの給料はおれの仕事の
点数ですが、何か」とかレスされました。尤もな反応だと思いました。

データであったとしても、結局それが今の方法と違いはないじゃないか、となりそう
ですが、微妙に違うと思います。というか、違うものにしなければならない、と思う
わけです。

こういうことを考えた動機が何かというと、現在「不良債権」だの「バブルがはじけて
(金融優位で過剰投機が起こったことをさす)資産がふっとんだ」だのといわれて久しい
のですが、結局何がこの不況を生んだのか全くもって正当な理由はなさそうに思うから
です。

なぜって、我々の生み出す生産力(ものやサービスを生産する能力の総和)は、では
いったいどれほど減ったとでも言うのか、いや何も減ってはいないはずだ、自分たちの
生産力が減っていない、ということは誰もがものやサービスを世の中に提供できる
力が減っていないのに、我々が受けるべき分が減っていくべき理由がどこにあるのか
わからないわけです。ところが、それが金融不況なんだというわけです。
244科学ではなくそれは・・・:03/01/11 20:06
もともと金融不況は銀行が地上げ屋に法外なおカネを貸して暴騰する土地相場
の投機に参加した結果だったわけで、その「投機」の本質とはナンなのかが
よくわからなかったからです。

投機しても得られる社会の富はどこにもない、つまり投機による資産の増加は
本来ゼロサムであり、単に数字のゲームでしかなく、むしろ相場を運営する
コストがかかる分だけ社会には負担が増えているだけではないか、とか思い
ました。

結局そうなのだと思いますが、そのような投機による資産増加を追求する原因
がどこにあるのかというと、それが
(S)=(A)+(B)
という間違った等式にあったのだと結論したわけですが、これは間違いでしょうか?
245科学ではなくそれは・・・:03/01/11 20:12
不況になる原因が、原油など一次的な資源の値段が上がってコストが高くなったの
か?しかし現在、そういうことは起きていない。

現在の不況の元は、金融における「信用」の問題なのだとなったわけで、そんなものは
現実にはそもそも何も生産力に関係ないはずではないか?という疑問が根底にあるわけ
です。そのすべての根底は、実はこの(S)=(A)+(B)にあると考えられます。

インフレが起きるというのも、(B)に実体としての等価価値を置くために起こります。
まるで(A)の持っている価値と(B)の持っている価値とがもともと同じ種類のものでも
あるかのように錯覚して運営されている貨幣経済の問題が、このインフレという問題
なんではないでしょうか?
246科学ではなくそれは・・・:03/01/11 20:20
もし(S)=(A)=(B)であったなら、インフレということはないように制御が
可能なのではないか、という意味になるわけですがこれは無理でしょうか?

例えば、デフレの行きつく先はハイパー・インフレだと言われているわけ
ですが、それは国家財政が破綻して外資への国際償還のために中央銀行券を
大増刷せざるを得ないはめになるからだそうです。

しかし、もともと銀行券という実体がなければこんなことはないわけで、
中央銀行もいらなかったはずではないか、ということになります。
247科学ではなくそれは・・・:03/01/11 20:25
そのときは、もはや現在の意味での「通貨」というものがなくなるので、
新しい経済制御構造を必要になりますが、そうした体系を高度情報化の中で
実現するすべがあるのではないか?という提案でした。あるいはこの行き方は
何か法則によって、あるいは人間社会の構造上の問題によって「不可能な方法」
なのかもしれません。

しかし、何が問題なのかというと、次のメガトレンドにおいてそれが100年後
なのか50年後なのかはわかりませんが、またバブルは来るだろうということ、
そのときに今のままの貨幣経済であれば、また同じように不良債権の山を作って
同じようにまたわけのわからない「金融不況」あるいは「世界恐慌」だとか
言い出すのではないか、ということです。

私は「自由経済」というものを維持しつつ、本来偶像でしかなかった「富ではない
仮想価値」を、その本来の意味である「尺度としてのデータでしかない値」の
次元に戻すことが必要欠くベからざることのように思えてしかたないわけです。
前回の課題についてはまた検討してみます。ではまた。
ないでしょうか?
>>246
>外資への国際償還のために中央銀行券を ×
外資への国債償還のために中央銀行券を ○

>>242
ですから、あえて言えば「データ本位制」となります。
要は本来不労所得であるはずの「金融所得」の増大は結局は「過剰投機」
を引き起こして最後はその「信用経済」自体の「信用」を失わせるという
矛盾を持っているという点が問題なのではないか、ということです。

不労所得の根源は投機であり、その根源は(B)が実体または実質の価値である
ところの価値(A)に加算されて、それが自分の持っている総資産であるかのよう
に「思いこまされている」または「好んでそれが正しいとしている」ことが
すべての誤まりの根源ではないか、ということなのです。補足終り
250154:03/01/12 02:09
自らをコピペ

226 :154 :03/01/11 00:39
最後に一つだけ。
確か、貨幣の機能
@価値のメジャー
A価値の交換
B価値の蓄積
ではなかったでしたっけ?
そして、貨幣とは“流動性の王”であり、ゆえに他のいかなる具体的モノ・サービス
よりも上位に位置づけられるに至った。そして偶像としてひとり立ちし、一人歩きをしだした。

 つまり、貨幣の役割を@にのみ限定せよ、と言う事ですよね。しかし、貨幣経済がこれほどまでに
発展したのは@ABという、三つもの使い道があったからですよね。要するに便利だった。
しかし、その貨幣の機能のうちの「B価値の蓄積」により、蔵に眠っている貨幣は、
より高い利率を求めてさまよいだし、そして行き着いた先が、80年代後半の土地・株に対する投機だった。
ゆえに、再びそのような投機バブルを防ぐために貨幣の機能を@にのみ限定せよ!と言う事ですか?
そうなると、私の所有する価値の蓄積である銀行預金はコメかなんかに変えとくのかな?
しかし、コメは腐るし不便だな。

 
251154:03/01/12 02:10
 結局、市場あるところにバブルありなんだと思います。ならば、市場ではなく計画かと言えばそうではなく
その、“バブルを生みうる市場に対する規制”というのが答えでしょう。実際、1600年代の
オランダのチューリップ・バブルも政府による規制によってつぶしたのだし、日本の土地バブルも
政府による“銀行に対する不動産融資の総量規制”という規制によってつぶしたわけだし。
(いかんせん潰したのがあまりにも遅すぎましたが)

 また、現在の不況は“バランス・シート不況”といわれるように、おっしゃる通り帳簿上のデータを原因とする
不況なわけですよね。では、その帳簿のリセットとは何を意味するかといえば、債権者においては
債権放棄であり、債務者においては債務(借金)の踏み倒しという事になります。
ゼネ・コンに対する銀行の債権放棄に対して、あれほどの世論の反対がある社会において
バブルで失敗して借金だらけになった個人、法人の借金をチャラにするという政策が、
果たして実現しうるのか?難しい問題です。
 世界史的に見て、1600年代のオランダ・チューリップ・バブル、
1920年代のアメリカの株バブル、そして、1980年代後半の日本の土地・株バブルは
あまりにも特殊であり、早々起こる事ではありません。というより、日本のバブルは自民党・竹下政権による
狂ったようにいかれた財政政策と、その竹下自民党政府からの独立性の薄い日銀政策委員会による、
あまりにも愚かな金融政策によって発生したのであり、十分防ぎうるものだったのです。
つまり決して不可避ではなかった。よって、バブルを生みうるから貨幣の「B価値の蓄積」という役割を
捨て去るのはどうかと思います。
252154:03/01/12 02:11
結局、市場あるところにバブルありなんだと思います。ならば、市場ではなく計画かと言えばそうではなく
その、“バブルを生みうる市場に対する規制”というのが答えでしょう。実際、1600年代の
オランダのチューリップ・バブルも政府による規制によってつぶしたのだし、日本の土地バブルも
政府による“銀行に対する不動産融資の総量規制”という規制によってつぶしたわけだし。
(いかんせん潰したのがあまりにも遅すぎましたが)

 また、現在の不況は“バランス・シート不況”といわれるように、おっしゃる通り帳簿上のデータを原因とする
不況なわけですよね。では、その帳簿のリセットとは何を意味するかといえば、債権者においては
債権放棄であり、債務者においては債務(借金)の踏み倒しという事になります。
ゼネ・コンに対する銀行の債権放棄に対して、あれほどの世論の反対がある社会において
バブルで失敗して借金だらけになった個人、法人の借金をチャラにするという政策が、
果たして実現しうるのか?難しい問題です。
 世界史的に見て、1600年代のオランダ・チューリップ・バブル、
1920年代のアメリカの株バブル、そして、1980年代後半の日本の土地・株バブルは
あまりにも特殊であり、早々起こる事ではありません。というより、日本のバブルは自民党・竹下政権による
狂ったようにいかれた財政政策と、その竹下自民党政府からの独立性の薄い日銀政策委員会による、
あまりにも愚かな金融政策によって発生したのであり、十分防ぎうるものだったのです。
つまり決して不可避ではなかった。よって、バブルを生みうるから貨幣の「B価値の蓄積」という役割を
捨て去るのはどうかと思います。
253154:03/01/12 02:13
二重書き込み、すみません。
254154:03/01/12 02:14
科学ではなく、さんの話しは、思考実験としてはたいへん面白いですが。
255科学ではなくそれは・・・:03/01/12 08:41
>>251
> 世界史的に見て、1600年代のオランダ・チューリップ・バブル、1920年代のアメリカ
>の株バブル、そして、1980年代後半の日本の土地・株バブルはあまりにも特殊であり、
>早々起こる事ではありません

うーん、そうでしょうか?マルクスによれば資本主義はいずれ資本が蓄積して
(金余りになり)金融が経済を支配するようになる、そしてその擬制資本の過剰
は必然的に過剰な投機を行ない、その破綻によって恐慌になるというモデルを
主張していて、これが資本主義の必然であると説いています。そしてそれは
確かに今回も実証されつつあるわけです。

これが間違いだと思うのは、最後の部分で、資本主義を自由経済と考えた場合
「自由経済の否定」となり、結局「統制経済である社会主義」を打ちたてる
しかないとなるとした点だったと思います。しかし「統制経済は本質的にダメ
である」ということが証明されている以上、社会主義を取る道はすでに絶対的な
意味で否定されたと思います。

わたしはそうではなく、「自由経済のメリットを残したまま」で「この必然として
現れるところの金融優位->過剰投機->不況->恐慌」というパターンを原理的に
起こらなくさせる構造が必要なのではないかと思うわけです。
金融が優位になって「ものやサービス」という本来の社会の持つ価値を越えて
それが現実のそれらの価値に悪影響を及ぼし、病気でもない人を「あなたは
帳簿上病気ですから病気になっているはずです」といって「健康な部分も
すべて参ってくれないと困ります」といってわけのわからない処置を施される
という現在の状況ではないでしょうか。こういうことがまた必然的に起こり、
その後でやりくりに困って銀行券の大増刷そしてハイパーインフレが起こり、
頭に来た権力者が"帝国主義的な動機"によって戦争を起こす、としたレーニン
の予言が現実になる可能性は低くなくなるかもしれません。

もし「市場への絶対的な介入で値幅制限などを強制的に導入できる」権限を
どこの国でも入れることができるならそれでもいいと思います。要はそれで
世界のコンセンサスが得られればそれでもいいかと思います。

>ゼネ・コンに対する銀行の債権放棄に対して、あれほどの世論の反対がある社会において
>バブルで失敗して借金だらけになった個人、法人の借金をチャラにするという政策が、
>果たして実現しうるのか?難しい問題です。

これがすなわち「信用経済」自体の「信用」をなくすことになるわけで、
貨幣経済は市場ですべてを決めれば原理的に投機を許すことになるわけで、
貨幣という「食えないもの」、紙きれである本来価値のないはずの「擬制資本」
が「暴騰した不当な価格のしっぺ返し」を受けて「自己崩壊する」という
モデルであると思います。このモデルがこれまでの資本主義経済の運命的な
パターンだったわけで、その根底に「紙きれに価値を与える思想」が間違って
いたのではないか、という原理的な問題提起なのです。
なので、(S)=(A)=(B)という真理が忠実に反映する経済を「自由経済」を
そのままにしながら、コンピューターによる高度情報化の可能になった今
ならば、貨幣にかわる新しい経済構造が可能になる余地はないのか、と
いうことなのでした。ですので、「貯金を米に代えておく」というような
ことは意味しません。

インフレとかが起こるのは、原理的に(S)=(A)+(B)だと人々が考えて(B)を
「濡れ手に泡で」増やすことを求め、また「そうした幸運が餌になってで
なければましに仕事をしなくなると意識させられている自由経済」にあり、
その後で経済破綻(といっても紙切れのそれ)->現実経済の破綻(国民が
飢える)->世界恐慌、となるわけですから、この等式の意識が問題なのでは
ないか、と思うんです。

真理はあくまでも、正しく(S)=(A)=(B)であるはずで、「過剰投機によって
名目上の値が高くなって(B)の値段が帳簿上上がっても、現実世界の価値
の総和(A)は決して増大しない(あたりまえ)」のですので、(A)=(B)となる
ように「情報化」の手段で高度な経済方程式を導入してこの(B)が増えない
ように制御する必要がある、適正な価値価格にコントロールする必要がある。
そのためには貨幣という実体のある偶像があってはできないわけで、それ
を「データ」だけにしてしまう、という思想なのです。

もちろん無理かもしれません。しかし「真理はあくまでも(S)=(A)=(B)」
ではないでしょうか。

ではまた。
>>254
>思考実験として
それも何らかの解があれば面白いのですが、解がないのかもしれません。
そうなると「自由経済でもダメ」「社会主義でもダメ」となり、二項対立以前に
どこにも解がないという話になります。理想的な経済体制または構造はないので
しょうか・・・
259154:03/01/12 13:01

 要するに、『規制で用途を制限した電子マネーの実現を望む』ということですね。
そして従来の貨幣は、すべて廃棄処分か。
ウ〜〜ン、私は昨日の夜「ニュー・ハーフ・フィリピン・パブ」というとっても
いかがわしい所に新年会で行って、6000円ばかし使ってきたのですが、そんな
「私のお金=私の私有する蓄積された価値」の使い道も、電子マネー管理政府なり
電子マネー管理中央銀行なりによって、ガラス張りにノゾかれてしまうという事になる。
政府や、中央銀行の構成員もまた、「サルの進化形」に過ぎない、薄汚き“ヒト”で
ある以上、そのようなヒト達に決定的な個人情報を握られてしまうのはイヤだな〜。
「電子マネー・暗黒時代」という、新たなる暗黒時代の到来を予想させてしまう。

 現状のクレジット・カードやデビット・カードも電子マネーの一形態ですよね。
しかし、私にはvisaかmasterか、それともJCBか、三菱か三井・住友か、みずほか、という
選択の自由が与えられている。そして、もしその様な競争状態の中にある私企業が、個人情報を
不当に使った事がばれようものなら、とたんにマス・メディアと世論の袋叩きに会い、
雪印のように血祭りにあげられる。それが抑止力となり、モラル・ハザードを
なんとか抑止する。しかし、その電子マネー管理主体が、政府なり中央銀行なりの官僚独占に
なった時、官僚達のモラル・ハザードは必然ではないか。
 社会主義国は暗黒時代化した。それは、“経済”の管理を共産党官僚独占の管理下、計画化に
置く事が、不可避的に国民の全生活を共産党官僚達の管理下に置く事になってしまったからに他ならない。
ならば“電子マネー”の管理についてもまったく同様の帰結にいたってしまうのではないか?

 私の「科学でなければ・・・」さんへの、現実的な問題提起です。
260154:03/01/12 13:13
あの、私の個人的用語法ですが、

 《左》計画経済―統制経済―規制経済―自由経済―統制経済《右》

です。
261科学ではなくそれは・・・:03/01/12 22:45
>>259
おっしゃる通りです。

そのように、個人の自由を制限または情報を完全に管理するような管理方法では
アウトですね。それはまさにおっしゃる通りの暗黒時代であり、未来はありません。
共産党プロレタリアート独裁の恐怖政治の始まりを約束するものとなります。まさに
北朝鮮の悪夢となります。北朝鮮の悪夢を世界にこれ以上広げることは最大の罪に
なるでしょう。ですからそれには絶対に反対なのです!!それは当然のことです。

しかし、例えば、個人情報を直接管理しない方法で、情報化経済体制を通用させる
方法論があるかもしれません。それは高度通信化、高度情報化の世界でしか実現し
えないところの、高度に個人情報を守る高等な制御でなければならないのです。

たとえば、制御の方法の一つとして、個別の口座を操るのではなく、現在の値と
そこまでの履歴によって値の幅のケース毎に細かく制御のパターン分類が時々刻々と
計算しつづける超高性能の計算機とそれに連動する個別銀行の末端のクライアント
サイトがあって、それらが時々刻々と変動するインフレレートにしたがって全顧客の
口座が再計算されつづけ、経済法則を完全に適用する安定化コントロールのもとに
公平性と安定性と発展性が自動的にコントロールされるシステムが可能になるかも
しれません。もちろんそれはまだ架空の話であって、それが全世界の国民に理解され
支持され、実験され、問題がないものであることが実証されなければだめです。
262科学ではなくそれは・・・:03/01/12 22:45
(続き)
これはあまりにも難しい方法に見えます。ですからたぶん簡単には実現はしないでしょう。
しかし、こういうことはある意味で、バブルの抑止のための逆説にもなるかもしれません。
そうした根本的解決案(S)=(A)=(B)に乗っ取った経済行動から外れて過剰投機を企てない
と、金融関係者の「自制」という自由を「信用」できるならば、いまのままでもよいでしょう。

しかしこの真理から外れてしまえば、また「自由経済の信用」は揺らぎ、またしても我々
はこの同じ問題に翻弄され、税金が無駄に帳簿の穴埋めに使われ、そして健康なからだも
手術して切り捨てることを強要されるようになることでしょう。すべてが仮想価値(B)の
実体化、偶像化信仰の罪悪から発した間違いがもたらしていることを認めないままに。
26320AM ◆SwURWMnpok :03/01/12 23:46
科学では−さんの考えを発展させるために、北大の西部さんの論文を
紹介します。日本経済新聞社に投稿されたもののようです。
コピー許可をもらってないので、抜粋にとどめます。
[貨幣の本質と貨幣の未来]
今世紀に勃興したソ連型社会主義経済は貨幣なき計画経済をその究極的
目標として掲げたものの,その試みは挫折し,いくつか残る社会主義諸国
も含め世界の全体がいまや市場経済を基盤とするにいたった。(中略)
貨幣もまた功罪の両面を持つのであって,
それはわれわれに効率性という甘い蜜のみをもたらしてくれるわけではない。
われわれは,この10 年の間に何度も繰り返された通貨危機や金融危機の中で
貨幣がもたらす不安定性と脆弱性を目撃した。
だからといって,社会主義の苦い経験から学んだように,われわれはそれなし
で経済を形作っていくこともできないのである。(中略)
しかしながら,電子マネーは少しも貨幣の本質を変えるものではない。
もし中央銀行が発行機関ならば,それは中央銀行券を代替するだけである。
また,民間銀行か一般企業が発行機関であるならば,それは転々流通する
新たなタイプの預金通貨にすぎない。
なぜなら,預金通貨とおなじく,利用者から要求があれば,それを現金
である中央銀行券に兌換しなければならないからだ。
新たな貨幣は国民国家を越えるグローバルな発行機関に管理される電子マネー
という姿をとるであろう。
しかし,それは現在の国民通貨のあり方をグローバルな規模で反復するに
すぎない。それゆえ,ハイパー・インフレーションは,危機ではなく,
危機の未来への先送りなのである。新たな貨幣のもとでも,金融危機や恐慌は
グローバルな規模で繰り返し起きるであろう。(中略)

もう一つの貨幣の未来は,貨幣の本質をすべての人々が自覚するところから
始まる。今見た未来のシナリオから逃れるには(以下略)
>>http://www.econ.hokudai.ac.jp/~nishibe/lc.html
264科学ではなくそれは・・・:03/01/13 01:15
>>263
情報ありがとうございました。この西部氏の論文を読んだだけではなかった
のに、自分の考察したことの主要な部分は間違ってはいなかったことを確認
できた思いがしました。シロートの私もなかなかイイ線を行っていたのかなと
思われ、うれしく思います。参考になりました。

私の言っていた方程式(S)=(A)=(B)が、氏の言われる「貨幣というコト」に
当たっていると思います。これを人々は意識していないことによって貨幣
経済に過剰投機をもたらして信用経済を破壊するのだとやはり氏も考察されて
いるように感じます。信頼とはこの方程式の意味するものであるはずだと
思います。

西部氏の論文では、信用を破壊しない解として狭い領域にのみ流通する通貨を
あちこちで作ることで資本の流出を防いで信用破壊に至らないで済むようになる
のではないか、ということでした。これもまた検討してみます。

またやはり自由経済の基本が、その経済主体の自制とか信頼の意識に依存して
しか安定性を保ち得ないという議論も、やはりそうなんだなと納得しました。
私の考えたグローバルながらも経済方程式で再計算して調整していくような
危ない方法はやはりだめなんでしょうね。また考えてみます。大変ありがとう
ございました!
265科学ではなくそれは・・・:03/01/13 01:17
>>264 訂正、失礼しました。
読んだだけではなかったのに ×
読んだわけではなかった ○

266あぼーん:あぼーん
あぼーん
267ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :03/01/13 01:30
 労働生産性が、ひとりの人間が自己自身の生存に必要なものだけ
しか生産できないという水準にとどまっているかぎり、社会的分業は
行われないし、社会内ではいかなる社会的分化も発生する可能性はない。
このような条件の下では、すべての人間が生産者であり、
すべての人間が同一の経済水準である。
268ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :03/01/13 01:34
 この低い水準を労働生産性が少しでも越えると、少量の剰余生産物が可能
となり、いったん、生産物の剰余が生れ、人間の二本の手が自己の生存に
必要なもの以上に生産できるようになれば、この剰余をいかに分配するのか
をめぐる闘争の条件がつくられるのである。
 この時点から以降は、ひとつの社会集団のつくりだす総生産物が、
もはや生産者の生存に必要な労働によってのみつくりだされるといった事態は、
なくなってしまう。この労働生産物の一部は、いまや、社会のある部分を、
自身の生存のために働かなければならないという事態から解放するために
使用されるのである。
 この状況が発生すると必ず、社会のある部分が、支配階級となることが可能
となる。支配階級をはっきりと特徴づけているものは、自己の生存のために
働く必要からの解放である。
 したがって、生産者の労働はふたつの部分に分けることができる。
この労働の一部は、生産者自身の生存のために使用され続けるが、われわれ
はこの部分を必要労働と呼ぶことができる。労働のもういっぽうの部分は、
支配階級を維持するために使用されているが、われわれはこれを剰余労働と
呼んでいる。
269科学ではなくそれは・・・:03/01/13 01:51
>>268
その剰余労働を搾取して、いまの北朝鮮の支配階級である朝鮮労働党の
幹部がぬけぬけと北朝鮮国民を虐待しては殺して君臨し、いまだに居座り
続けているという事態を、まさにあなたのマルクス主義「思想」が促進し
助長して歴史を封建時代にバックさせたことに対して、なんの責任も持た
ないでよいとする、なんという思考の欺瞞か、なんという精神の腐敗か!!
270154:03/01/13 02:46
「信用経済」とか、「信用秩序」という時に使われる、『信用』という言葉について
ちょっと考えてみました。結局これは誰が、誰の、何に対して信用するのか?言い換えると、
信用主体は何なのか?信用客体は何なのか?というと、信用主体、つまり、信用する人は債権者であり
信用される人は債務者である、ということになります。
 つまり、バランス・シート上の右側の資産のうちの債権はちゃんと回収できるのだという“信用”、
バランス・シート上の左側の債務(借金)は、ちゃんと返済されるのだという信用です。
 私が銀行にカネを預けているのは、言い換えれば、私は銀行に金利つきでカネを貸している、
私は銀行に債権を有しているのであり、また銀行から見れば、私のカネを預かっているということは
私にカネを借りている、私に債務を負っている、ということです。しかし、この銀行は私に対しての
借金をちゃんと返してくれるのだという『信用』が揺らげば、とたんに取り付け騒ぎと
なるわけです。また、『信用』を危機に陥れる事の一つは、借金の踏み倒し、であり
それは、法人においては、会社更生法、民事再生法、和議、破産という形で行われ、また
個人においては、自己破産、夜逃げ、あるいは、債務者の自殺といった形で行われます。
 これらの借金踏み倒しのドミノ倒し現象により、信用秩序は破壊され、恐慌へと突入して行く。
ならば、恐慌を防ぐのなら、バランス・シート、つまり複式簿記による会計制度そのものを、
批判のまな板に乗せねばならないわけです。
 なんか、話がでかくなってきましたね。科学でなければ・・・さん。

271154:03/01/13 02:47
↑間違え。「科学でなくそれは・・・・さん」でした。
272154:03/01/13 02:54
↑バランス・シートの「右」「左」は、逆です。あしからず。
273154:03/01/13 03:27

 敵はバブルそのものではなく、恐慌にある。恐慌は、バブル崩壊後、
ほぼ不可避的に訪れるからこそ、バブルは避けなければいけないのである。
 また、恐慌は多額の債務や、多くの発注先のある大企業の3っつ、4っつの連続倒産
によっても発生しうる。
274あぼーん:あぼーん
あぼーん
275ぺペローネ ◆tsGpSwX8mo :03/01/13 14:26
真の社会主義は労働生産性の向上にある。
富の公平分配はそれによって生産性が損なわれるものなら
後回しにならざるをえないのである。
真の社会主義は社会の幸福の『絶対量』を増幅させることである。
276名無しさん@1周年:03/01/13 19:06
資本主義の基本的問題点は大きく2つあると思う。
第1は、資本運動の展開による独占の形成、それ自身が資本主義を否定する面を
持つという点。つまり独占の発生による競争制限。
第2は、景気変動と、失業者の発生が本来の資本主義には必要な点だ。この解決策として
第1にレーニン流の資本主義そのものの否定。ではそれに変わるものとして提示したのが
生産手段の国有化と計画経済だったがコレは失敗に終わった。
第2にケインズの有効需要政策。コレは国家独占資本主義で、第1よりは長く続いたとはいえ、
国家財政の破綻的状況を作り出した場合手詰まりとなるのがハッキリした。
第3が居直り新自由主義だが、しかし実際には第2の変形戦争経済への突入でしかない。
で第4の道なんだが。言ってる人間が人格的にヤヤ問題アリであまり評判はよくないけど
セイフティーネット経済だ。この点はもう少し基本から体系化してすっきりした形で提示
してもよいのではと思う。もちろん第1〜第3からの猛反発はあるのだろうけど。あの
オッサン一人(金子だっけ)でアッチコッチで政策論だけわめき散らしているだけじゃ
チョットもったいない気がする。もう少し冷静に基本理論から体系化して提示すれば
結構いけると思うんだけど。まあ実際やってはいてもテレビとかに露出してる限りでは
ああいうヒステリー状態になって移るとしたら気の毒だ。
277科学ではなくそれは・・・:03/01/17 22:49
>>270-273
154さん、レスどうもです。最近は北朝鮮腹立つで一日暮れています。レスなしで
すんませんでした。

ペペローネ氏はマルキシズム・マンセーな方なんでしょうが、社会主義は完全に
だめです。まだ幻想によい知れているのですか?やめた方がいいです、社会主義
がなぜみなつぶれたんですか、それはだめだったからです。机上の空論はエンジンを
回転させることができなかった。最適分配のための理論も、現実の人間学がなかった
ために、生産性ゼロでした。農業も工業も全部だめでした!

経済ってのは、やっぱりいろいろ考えたけど、これは「地球環境学」と似たようなもの
で、要は「多変量解析学」ですよね。そこには純粋に力学としての経済原理だけではなく
人間学、精神学、感情学も絡んでいる。つまり地球環境にあっては、完全な自由は
自然に認められず、自然に自己規制的に思考しながら自由を保障する以外には解は
ありません。経済も同じでしょう、これを完全に閉じ込めて外から規制し統制する
社会主義は絶対にうまく行きません。自己責任で、自己規制、自己制御を自覚しつつ
自由を追求するという当たり前のことが自由経済を保証する根源になると思います。

これが産業や技術、ものごとの発展や発達の原動力なのです。我々はここにおいて
進化するしか道がないのです。よってマルクス経済学の「視点」は尊重するとしても、
その「思想」はもはや受け入れるべき必然はまったく無くなっているに違いありません。
278もっこす ◆ZM08EeniEM :03/01/18 14:48
>>277
繰り返しになるが、唯物論なしでは、ニュートリノ研究はありえなかった。
279名無しさん@1周年:03/01/18 21:09
随分単細胞な「マルクス主義」「社会主義」だな。
本当に分かってるのか?いい加減反共板に帰れよ!
そんな単純な理解、じゃあ困るんだよな実際。
280名無しさん@1周年:03/01/18 22:34

 唯物論なくてもニュートリノ研究はありえると思うんだけど・・・・
281名無しさん@1周年:03/01/18 22:37
 マルクスの残した遺産はあまりにも膨大すぎて、一つに焦点を結び得ない。
ゆえに10人いれば10人の、別々のマルクス像があるんだと思いますぅ。
282屑箱愛好会 ◆oz7Wpm.iX2 :03/01/18 22:49
>>281
 それを前提とすれば、今とは違ったマルクス主義になっていたろうにね(嘆。

「おれのマルクス、おれのレーニン」と言ったのは誰だったかな?
283名無しさん@1周年:03/01/18 22:59
中国のような共産党が管理する自由経済体制は、中途半端に民主的な日本の
自由経済をはるかに凌駕しつつあるよ。
284名無しさん@1周年:03/01/19 02:26
中国経済も、いずれ“1万ドルの罠”にはまるのは必須。
285山崎渉:03/01/19 16:57
(^^)
286あげ:03/01/21 02:34
あげ
287名無しさん@1周年:03/01/21 05:31
キチガイじみた人事部となのる人物が暴れています。

マルクス主義ってヒガミ根性のことだろ?
http://money.2ch.net/test/read.cgi/manage/1042554515/l50


というスレッドを立て、経営板を荒らしています。また、貧乏人だからヒガミで
マルクスを支持する。こういうやつらは母子家庭の出身者で、貧乏人のヒガミだ
と暴れています。
288あぼーん:あぼーん
あぼーん
289科学ではなくそれは・・・:03/01/21 21:48
>>284

中国の、せっかく発展した実体的な産業優先の経済が日本のバブルと同じ憂き目に
遭うことのないように、切に願っています。もったいないことだし、世界で例のない
立派な資本主義の実例になってほすいですね。バブルの過剰投機が起こって、そこから
資産が全部不良債権化するようなことのないよう、本当に中国には幸せになってほしい
です。10億人の善良な国民を不幸にしないように、中国政府には絶対にその舵取りを
誤まらないでほしいと思うのだ!これで失敗したら、せっかく共産化までして苦しめ
られた中国国民が浮かばれないばかりか、世界に新しい可能性をもたらすかもしれない
希望まで失われてしまうのだから・・・!
290ペペローネ ◆tsGpSwX8mo :03/01/23 11:58
要するに○経ってのはチンコとマンコみたいなもんなんだよ。
相対的価値形態というチムポが等価形態というオマンチョに突っ込まれることによって
自らのチムポのサイズを知るってことなんだよ。そして幼稚園児のチムポから象のチムポまで
自由自在に受入れることのできる貨幣というヤリマン女のプッシーというものが
登場してしまったんだよ。
291ペペローネ ◆OCZGbwEne2 :03/01/23 23:40
トリップが>>290にばれてしまったので
変更します。>>290の発言は無視してください。
偽者です。
292ペペローネ ◆OCZGbwEne2 :03/01/23 23:44
ちなみにトリップは#1です。
293名無しさん@3周年:03/01/24 02:57
>>283
中国の体制が、本当にあのまま維持されるかは何とも言えないな。
まあ、仮に共産党が安泰なままで経済力が増強され続けるとしても
(これに対しては悲観的な意見が多いようだが)、あの体制は結局
中国特有の歴史的前提が背後にある点を見逃すべきではない。
294ペペローネ ◆tsGpSwX8mo :03/01/24 12:18
>>291
ごめんね。このトリップ2ch内で3回くらい見たことあったから簡単に想像ついちゃったもんで
つい出来心で詐称妙子してしまいました。スマソ
295名無しさん@3周年:03/01/24 12:41
>294 騙るなら もっと明白にやれよ。何事かとオモタYO
296名無しさん@3周年:03/01/24 16:26
【フェミファシズム】
@いかがわしい男女平等  (女権拡大ファシズム)

Aいかがわしい児童保護  (児童人権ファシズム)



297名無しさん@3周年:03/01/24 19:00
家族一緒になりなさい
家族一緒に成り始めている
           林 メリイ
2984czg:03/01/24 23:02
金融が優位になって「ものやサービス」という本来の社会の持つ価値を越えて
それが現実のそれらの価値に悪影響を及ぼし、病気でもない人を「あなたは
帳簿上病気ですから病気になっているはずです」といって「健康な部分も
すべて参ってくれないと困ります」といってわけのわからない処置を施される
という現在の状況ではないでしょうか。こういうことがまた必然的に起こり、
その後でやりくりに困って銀行券の大増刷そしてハイパーインフレが起こり、
頭に来た権力者が"帝国主義的な動機"によって戦争を起こす、としたレーニン
の予言が現実になる可能性は低くなくなるかもしれません。

299うそつき、しったかぶりの・・・それは・・・:03/01/24 23:16
頭にきた帝国主義(別に狂想したのではなく)権力ではなく、資本の運動で市場再分割にいくということ。
そして、資本といったいとなった国家独占資本主義が国益をかけて戦争でかたをつけるということだ。
別に、これはくるった支配者や軍部の台頭ではなしに、資本の要請だ。
平時は、自由競争的なもので(レーニンはこれがすべてなくなるとはいってはいない。独占化に注目した)
切迫したときは、市場再分割戦争・なわばりあらそいが、戦争という手段にいくというはなしだ。

予言ではなく、第一次大戦過程にゆついて書かれた書物が帝国主義論だった。

300うそつき、しったかぶりの・・・それは・・・:03/01/24 23:18
帝国主義論にハイパーインフレなんてものはない。

よんだことないのがばればれだな。


資本・自由競争の結果は戦争だということを隠蔽したいということが
お前の書き込みの動機であるな。
301名無しさん@3周年:03/01/25 00:04
296 フェミニズムはまちがいで女性解放とすべき。

ただ、ファシズムという概念とフェミニズムをくっつける
概念は錯誤である。

@ファシズムとは、民間武装反革命ー極右であり、
差別排外−少数民族・障害者差別・女性差別・同性愛差別・階級差別
とうらはらに、民族主義・優劣主義(ナチス優生学)・家父長主義・階級
である。また、反資本主義であるが、資本主義打倒ではなく、反左翼である。
さらに、武装襲撃も辞さない勢力である。女性は母性で家族をまもれ、女は家
にいるべしという家父長制。
Aフェミニズムとは、女性解放を本来なら革命で獲得すべきを改良・女権でおわる
中途半端なひとたちである。
また、ファシズムと対峙できない。

これらはまったく概念がちがう。
ところで、おなじかこみをときおりみるが、あなたそうとうの差別主義者だな
302名無しさん@3周年:03/01/25 00:10
かの偉大なる共和国の公式サイトで金正日将軍の歌のコーナーに何と!
金日成将軍の歌が恐れ多くも誤って流れている。
担当者は早く逃げて!http://www.music.dprkorea.com/english/
サイトのPOPULAR SONG→FORMAL SONGから二つあるSONG OF GENERAL KIM JONG IL
の上をクリックしてね!
303名無しさん@3周年:03/01/25 00:33
 帝国主義・宗主国による世界再分割戦争。これが、第一次世界大戦、
第二次世界大戦の一面だったわけだけど、これは、その後のガット体制=ブロック経済の否定
によって、解決され、現在のWTO体制へと移行した。・・・・・・でしょ??
304名無しさん@3周年:03/01/25 03:02
世界市場再分割戦争。第二次大戦は、第一次大戦の結果、植民地を持つ国
と持たざる国の対決。また世界恐慌も関係した。

だから、ガット体制・ブロック化「否定」なわけだ。
ただ、これはソ連という体制「平和共存体制米ソ分割支配ということで」
帝国主義の矛盾は暴露されるのが小さくなった。
また、アメリカだけが突出した絶対的圧倒的な政治経済軍事力をもっていたからで
あとは戦争で生産設備は破壊され労働力もへっていたため、つまり国力が疲弊していたからだ。

ガットが瓦解したから、wtoなわけ。

しかしこれも瓦解するだろう。

ところでEUはブロック経済だ。

305名無しさん@3周年:03/01/25 03:06
あんたたちブルジョア経済はめでたいね、
バブルは永遠だとかいつてたけど、日米でパンクした。

インフレなき成長もなかった。

インフレターゲット、政策で処理できるのはうそ、、悪性インフレだ。

そもそも政策がうまくいかないから、バブル破産したのであるし、回復しないのであるし、
デフレを克服できないのである。
デフレスパイラルは政策ではどうもできない、そこで、インフレをやればどつぼにはまってゆく。

それでもブルジョア(インフレは借金しているやつに得つまり不良債権と国債というわけ)
つけは庶民と侵略戦争。

政策がうまくいくのなら第二次大戦なんかおきていないし、今日のデフレはない。

デフレの根底は過剰資本(過剰供給)だ。
306名無しさん@3周年:03/01/25 03:11
そもそも平等は、ブルジョアイデオロギーだ。
自由と平等だ。
これはフランス革命のスローガンであるしブルジョアによる
政治的要求だ。
身分制度で身分が高速されてて、経済活動も制限されていた、そこからの自由
であるし、身分制の打破・平等であった。
307名無しさん@3周年:03/01/25 03:17
マルクス主義は、階級移行の暴力革命を提起した。
ブルジョアが貴族の階級支配を暴力で奪ったように、
最後の階級社会を組織化された革命的暴力とマルクス主義で
ブルジョア階級支配を転覆して
労働階級(賃金労働者すべて)が社会の生産主人公として
階級社会の破棄をめざす転倒の論理であり運動なのである。
308名無しさん@3周年:03/01/25 03:19
訂正 ・・転覆するのである。
また、マルクス主義とは・・運動なのである。
309名無しさん@3周年:03/01/25 13:43
戦争は絶対無くならない。どういう世の中になろうとなくすことはできない。
310名無しさん@3周年:03/01/25 19:11
とにかく2chで低劣な書き込みなんぞしてないで、しっかりと『資本論』体系ならびに関連諸草稿を
じっくり読み込み、マルクスの真意と理論的唯物論の能動態を知れ!  
311あぼーん:あぼーん
あぼーん
312ペペローネ(偽者) ◆tsGpSwX8mo :03/01/25 22:24
>>310
ああ、知るよww
おまえも早く童貞捨てろよww
313名無しさん@3周年:03/01/29 23:50
 
 マルクスのウンコ発見!!
こいつを便所に流すべきか、それとも、博物館に展示すべきか。
この辺から議論を始めようじゃないか!!
314名無しさん@3周年:03/01/30 01:41
>>305パンクしようが戦争が起ころうが恐慌になろうが
資本主義は資本主義だがな。それ以外はアラカタ消えちゃったよ。
いや社会主義だろうが結局中国みたいに資本主義目指すわけなんだが。
315名無しさん@3周年:03/01/30 04:01
結局社会主義って言ったって、出遅れた国が資本主義化するための
遠回りの一つの方法にすぎなかったわけだ。
少なくとも国有化に基づく計画経済ってのは、他の資本主義国
による必要以上の収奪を防止して自国を資本主義化する場合の政策としては
場合により採用されることがあり得るってことだったんだろうな。
このことは進んでる方の資本主義国も一応認識はしておいた方がよい
とは思う。そうすれば必要以上にイデオロギー上の軋轢は減らせるのでは。
316名無しさん@3周年:03/01/30 12:25
↑それを「開発独裁」という。
もしくは、「国家資本主義」段階とも表現出来うる。
「国営化」「計画化」は社会主義、ではない。むしろ国家独占資本主義下で
自覚的に導入されるマクロ的経済政策、とも言える。

社会主義、の社会システムは爛熟した資本主義システムから自覚的公共的に顕在させてこそ
その現実的具体的事実、が明白となる。
317ペペローネ(偽者) ◆tsGpSwX8mo :03/01/30 22:53
とりあえず置塩さんの「経済学」で勉強させていただきます。
ある程度理解してから資本論をちゃんと読もうかと。
318名無しさん@3周年:03/01/30 23:28

 開発独裁、国家資本主義っていうのは、わが日本国の歴史で言うと、明治34(1901)の
官営八幡製鉄所の政府による建造、運営って事だ。
319名無しさん@3周年:03/02/13 09:22
     
320あぼーん:あぼーん
あぼーん
321名無しさん@3周年:03/02/17 18:34
資本主義の基本的問題点は大きく2つあると思う。
第1は、資本運動の展開による独占の形成、それ自身が資本主義を否定する面を
持つという点。つまり独占の発生による競争制限。
第2は、景気変動と、失業者の発生が本来の資本主義には必要な点だ。この解決策として
第1にレーニン流の資本主義そのものの否定。ではそれに変わるものとして提示したのが
生産手段の国有化と計画経済だったがコレは失敗に終わった。
第2にケインズの有効需要政策。コレは国家独占資本主義で、第1よりは長く続いたとはいえ、
国家財政の破綻的状況を作り出した場合手詰まりとなるのがハッキリした。
第3が居直り新自由主義だが、しかし実際には第2の変形戦争経済への突入でしかない。
で第4の道なんだが。言ってる人間が人格的にヤヤ問題アリであまり評判はよくないけど
セイフティーネット経済だ。この点はもう少し基本から体系化してすっきりした形で提示
してもよいのではと思う。もちろん第1〜第3からの猛反発はあるのだろうけど。あの
オッサン一人(金子だっけ)でアッチコッチで政策論だけわめき散らしているだけじゃ
チョットもったいない気がする。もう少し冷静に基本理論から体系化して提示すれば
結構いけると思うんだけど。まあ実際やってはいてもテレビとかに露出してる限りでは
ああいうヒステリー状態になって移るとしたら気の毒
322名無しさん@3周年:03/02/18 01:11
ちょっと質問です。
マルキシストによる近経批判は数多く見受けられますが、
逆に近経的アプローチによる○系批判というのは結構大々的にされてるもんなんでしょうか?
大々的という言葉遣いがちょっと抽象的で申し訳ありません。
323名無しさん@3周年:03/02/18 01:37
去年あたり共産党はガルブレイスを大分持ち上げたように思えたが。
実際どうなん。もういい年なんだろうけど。アノ理屈から行くとブッシュ
のやり方にはやっぱり苦々しく思っているのでは。まあ年食った学者だからあまり
派手には動けないだろうけど。それはそれとして、基礎理論的には
資本論の特に剰余価値実現や資本蓄積・失業者発生問題などに焦点を当て、
現実経済政策的には、セイフティーネット経済論やガルブレイスの指摘なども
参考にして基礎理論から、現実的政策にいたる経済学体系を作った上で
広く共同して訴えてゆくというのは。もうやっているのかね。
324名無しさん@3周年:03/03/09 23:35
だれか〜かきこして〜
325名無しさん@3周年:03/03/10 00:01
>>324
「資本論」スレと棲み分けをしろや。
326もっこす ◆ZM08EeniEM :03/03/10 00:10
ここは、応用経済専用にすべきだな。
あちらは、原論だろう。
327ピエール栗原:03/03/10 07:47
プ〜(^ε^)
328名無しさん@3周年:03/03/10 08:44
>>326
がっこの時間割じゃあるまいし、そんな分類が2ちゃんでできると思う?
まあ、あっちは「本読み」+派生話題、ここは「自由討議」くらいだろ。
329山崎渉:03/03/13 12:30
(^^)
330名無しさん@3周年:03/03/16 21:31
○薬
331山崎渉:03/03/30 21:35
(^^)
332名無しさん@3周年:03/04/13 04:04
うんこ
333山崎渉:03/04/17 09:44
(^^)
334山崎渉:03/04/20 05:07
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
335名無しさん@3周年:03/04/24 19:36
資本主義の基本的問題点は大きく2つあると思う。
第1は、資本運動の展開による独占の形成、それ自身が資本主義を否定する面を
持つという点。つまり独占の発生による競争制限。
第2は、景気変動と、失業者の発生が本来の資本主義には必要な点だ。この解決策として
第1にレーニン流の資本主義そのものの否定。ではそれに変わるものとして提示したのが
生産手段の国有化と計画経済だったがコレは失敗に終わった。
第2にケインズの有効需要政策。コレは国家独占資本主義で、第1よりは長く続いたとはいえ、
国家財政の破綻的状況を作り出した場合手詰まりとなるのがハッキリした。
第3が居直り新自由主義だが、しかし実際には第2の変形戦争経済への突入でしかない。
で第4の道なんだが。言ってる人間が人格的にヤヤ問題アリであまり評判はよくないけど
セイフティーネット経済だ。この点はもう少し基本から体系化してすっきりした形で提示
してもよいのではと思う。もちろん第1〜第3からの猛反発はあるのだろうけど。あの
オッサン一人(金子だっけ)でアッチコッチで政策論だけわめき散らしているだけじゃ
チョットもったいない気がする。もう少し冷静に基本理論から体系化して提示すれば
結構いけると思うんだけど。まあ実際やってはいてもテレビとかに露出してる限りでは
ああいうヒステリー状態になって移るとしたら気の毒
336山崎渉:03/05/28 15:26
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
337名無しさん@3周年:03/06/13 09:16
 自民党の政治腐敗は1955〜1993、つまり38年間にもわたって続いた一党支配によるものだ。
権腐十年:権力は十年で腐敗する。
 もし、日本共産党が38年間も一党支配を続けたならば、やはり自民と同じく
救いがたい腐臭を放つ腐敗政党と成る。今の、中国共産党のように。
 では、何故、そんな腐敗政党である自民党にあのあまりにも長い長期政権を
続かせてしまったのか。その理由は、野党の救いがたい無能さによるものだったのではなかったのか。
 55年体制において、野党第一党である日本社会党や、日本共産党は、ただただ
馬鹿の一つ覚えのように『護憲!』だの『自民党金権腐敗を許さん!』だの『社会主義!』
だの『非武装中立!』だの『自衛隊即時解散!』などとほざいてさえいれば一定の反・自民票が集まり、
ぬくぬく万年与党としての地位の上で惰眠をむさぼる事ができたのだ。
 その結果としての自民長期政権であり、その結果としての自民金権腐敗である。
また、長すぎる長期政権の中で既得権益が膨張・固着化するのは自明の事。
 社会主義を標榜する日本共産党が消滅するか、日本共産党が党名・綱領・規約
を全面的に改正し、社会主義政党から脱皮すれば、自民の長期政権に終止符を打ち
金権腐敗と既得権益によって膠のように固まってしまった政・官・業のトライアングルを
破壊し、全体の国民福祉のために権益を再配分する事ができるというのに。

 また自民党は国政選挙のたびにあの戦術を繰り返すだろう。
『貴方は民・共連立政権を望むのですか?』とういう、例のヤツだ。
自民党はそのビラを日本中に繰り返し繰り返しバラまき続ける。国政選挙のたびに。
それにより本来民主党あたりに投票するはずの無党派層は自・公・保に投票してしまうか、
棄権に回ってしまうかして結局、自民政権の延命に手を貸す事になる。
 日本共産党が無ければ、とっくに社民・民主・公明の左派・中道連立政権が
誕生していただろうに。
つまりは反・自民を声高に叫び続ける日本共産党の存在そのものが、自民政権の最大の
延命装置なのである。

 日本共産党支持者よ、自民を葬り去りたいのなら、まず第一になすべき事は日本共産党を葬り去る事なのだよ。
この現実から、決して目を背けるな!!!
338  :03/06/28 09:36
我が国にとっての支那の一番いい姿は、今のままではなく、
1.チベットの独立
2.ウイグルの独立
3.内蒙古のモンゴルへの割譲
4.満州の我が国への返還
5.国内分裂で、支那人同士での殺し合いだろ?
339名無しさん@3周年:03/07/03 13:08
>>338
 さすがに、中国内戦は、世界人口60億のうちの中国人口13億人、つまり世界の
5人に1人、20%強が、殺しあうって事だから、望ましくはない。日本やその他の
国々に中国難民が殺到し、スラム街の出現、治安の悪化、など世界各国に社会問題を
巻き起こすだろうから。
 確か、一党独裁中共政府が公認した民族だけでも、中国国内には50以上の
多民族がひしめき合っている。もし中共一党独裁が崩れ、中国国民が政治的自由、
市民的自由を獲得したならば、その自由の中には当然の事として民族運動する自由、
民族自決、一民族一国家、のスローガンを掲げた民族独立運動する自由も含まれるわけで、
そうすれば平和的運動⇒非・平和的運動とエスカレートして行き、不可避的に
中国全土的な内戦に突入するだろう。
 中共一党独裁もイヤだが、内戦もイヤだ。
ほんにいま〜〜ふぅ〜〜〜・・・
340山崎 渉:03/07/12 16:36

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
341山崎 渉:03/07/15 12:31

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
342名無しさん@3周年:03/07/19 10:10
343あぼーん:あぼーん
あぼーん
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
345皆空 ◆hu.lPvKgI. :03/08/03 06:44
チトー以後のユーゴのあの民族主義の醜態をどう考えればいいんだろう・・・
民族ってなんなんだ?
そんなものが人々の憎しみをどうしてあれほど激化させるんだ?

チベットの独立か・・・
南アにレソトが独立した時のことを思い出す。
あれを人々は黒人の解放だと思ったろうか?
俺にとって大切なのはチベットの独立より
チベットにすむ人たちがどうすれば人間らしく生きられるかって方が大切だと思う。
独立そのものにこだわるのはある意味で滑稽だ。
346名無しさん@3周年:03/08/03 06:49
>>338
> 4.満州の我が国への返還

アハハ、あれってヤパーリ日本軍が併合したんだ(・∀・)ニヤニヤ
347山崎 渉:03/08/15 19:54
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
348あぼーん:あぼーん
あぼーん
349名無しさん@3周年:03/11/19 11:22
 池田大作氏は、1928年(昭和3年)1月2日生まれ。現在75歳。お迎えは近い。
大作氏は創価学会内、公明党内であまりにも神格化、カリスマ化しているがゆえに、
大作氏の亡き後、その穴を埋められる人物はいない。
それゆえ、ヤクザの大組長の亡き後の跡目争いの用に、内部抗争が勃発、創価学会、公明党は
急速にその求心力を失い、信者数激減、公明党は国会でも地方議会でも議席数激減。
公明党はその後、消滅。

 日本共産党、社会民主党は単なる『護憲政党』であるからして、憲法改正と
同時にそのレーゾン・デートル=存在理由、を失い、消滅。

 自由民主党は政権政党である事、政権に付随する利権・金権・既得権益を
護持、拡大する事を唯一の存在理由そしている政党。
 しかし、今の小泉のような、大衆人気=愚衆人気、を勝ち取れる、そんな
トリック・スター・コイズミのアトガマはもう自民党内にはいない。
 ゆえに3年後の小泉自民総裁の任期切れ、その後の新・総理・総裁のもとでの
衆院選での自民党大幅過半数割れ、そしてその次の衆院選での自民党大幅議席減少⇒下野、と共に
自民党は大きく分裂、自由民主党は消滅する。

 自由民主党、公明党、社民党、日本共産党の消滅と共に、我が日本国の政治は
劇的に改善する。
 しかし、この、もうすでに10年以上にもわたるバブル後の日本経済の疲弊は、政治の劇的改善でも
取り繕えず、経済面での日本国の斜陽化はもう誰にも止められないのだが。
 20年遅かったな・・・・・

  ≪トリック・スター≫
(1)詐欺師。ぺてん師。手品師。
(2)神話や民話に登場し、人間に知恵や道具をもたらす一方、社会の秩序をかき乱す
  いたずら者。道化などとともに、文化を活性化させたり、社会関係を再確認
  させたりする役割を果たす。
(3)北米インディアンをはじめ、世界各地の神話やフォークロア譚に登場する、
  機略に富む超自然的存在。二項対立(創造―破壊,賢―愚など)を体現する
  両義的・媒介的性格をもつ。文化英雄とも。
350名無しさん@3周年:03/11/19 14:02
ユーゴみたいになるのは当り前だろう。あれが自然なことだ。
元々習慣も宗教も異なる人間同士を、無理矢理綺麗事の
人工的イデオロギーで一緒くたにすれば、フラストレーションは
溜まる一方だ。カリスマが上から押さえつけている間はともかく、
その重石がなくなれば憎悪が爆発するのは当然だ。
351名無しさん@3周年:03/11/19 16:31
とっておきの情報です!
ヤフーオークションの検索に

バブル崩壊

と入れると凄い情報が見られます。
私は思わず落札してしまいました!
落札しなくても見られる無料情報もありましたよ!!
352名無しさん@3周年:03/11/21 19:24
349はファシスト待望論をふくファシスト
353349:03/11/27 12:02

↑ 352は、おのれが低能だという事を知らない低能
354名無しさん@3周年:03/11/27 15:36
上はファシスト優性思想の典型。
355349:03/11/28 01:13
 
↑ 354は、おそらくファシスト、ファシズムの意味を知らずしてその言葉を使っている。
ちなみに“ゆうせい思想”の“ゆうせい”は“優生”です。
“ゆうせい遺伝”の“ゆうせい”が“優性”です。
これ、間違えてている人が非常に多いです。
356名無しさん@3周年:03/11/28 08:56

 ユーゴにしろどこにしろ、旧・社会主義国には市民的自由、政治的自由が
抑圧されていたわけです。
 その政治的自由の中には民族運動する自由、民族独立運動する自由ももちろん
入っていた。そして、それらの自由も当然の事として、完全に抑圧されていた。
しかし、社会主義体制の崩壊とその後の自由化、民主化、つまりリベラル・デモクラシーの
確立によって、各民族は政治的自由の内の1つとしての民族運動する自由、
民族独立運動する自由を手にした。そしてそんなナショナリズムを煽る事によって一儲け
してやろうともくろむマス・メディアや、権力、影響力を手にしようともくろむ
政治家たちによってそのナショナリズムの竜巻が増幅され血で血を洗う民族対立へと発展していった。

 今、中国では民族独立運動をする首謀者は死刑になる。
(例・チベット独立をうったえるダライ・ラマは中国に帰ればおそらく死刑)
しかし、もし中国共産党一党独裁が崩れ、人民が、政治的自由⊃民族独立運動する自由、
を手にしたら、中国全土で民族運動が湧き上がり、民族対立が一気に噴出す。
これは不可避だ。
357名無しさん@3周年:03/12/03 18:30
ちょっと聞いてください。
わたしはフラワーアレンジメントの仕事をしているんですけど、共産党員の祖父から、
「フラワーアレンジメントなんて最生産性のない浪費」って言われるんです。
その他、スキーとか陶芸とか競馬とか、あらゆるものに対して、「最生産性のない浪費」。
まるで毛沢東に統治されてるみたい。
でも、経済学的に言うなら、品種改良学を支えているのは園芸業界だし、
その園芸業界があるのも、わたしたちが花の消費を促進しているからじゃないでしょうか。
日本も共産主義国になったら、科学の発達が遅れてしまうんじゃないでしょうか。
358阪僑文士 ◆oz7Wpm.iX2 :03/12/03 21:40
>>357
キレイな華を俺が見れば、俺の労働力が再生産される。
359弱い犬&rlo;)`Д´;(&lro;:03/12/03 21:58
文士先生のご意見も ごもっともだと思うけれども、
でも、地上の飢餓が根絶されていない今、
園芸農家って職業自体を謗りたくなる老党員の気持ちも解る気がするです。。。
360阪僑文士 ◆oz7Wpm.iX2 :03/12/03 22:08
アナキスト「花は美しいか、その価値観はブルジョア的ではないか」
レーニン「花・・・美しいと思うものは美しい」「それに、私は地主だったしぃ」

>>359
生まれてきてすみません。  そういう気持ちは大事だな。
361葉寺覚明 ◆pdWuRV/fU6 :03/12/03 22:14
ある女子紅衛兵たん「花に毛沢東思想がありますか!」

あとは「人造の花をむしりとって…生きた花を摘み取るため」ですね。
362弱い犬&rlo;)`Д´;(&lro;:03/12/03 22:20
どうもです。  いやはや、笑ってしまいました>レーニンめ…w
363弱い犬&rlo;)`Д´;(&lro;:03/12/03 22:21
>361 ぅぅぅ、高尚過ぎて意味がワカランです・・・
364葉寺覚明 ◆pdWuRV/fU6 :03/12/03 22:22
ウリナラ劇「花を売る娘」
365葉寺覚明 ◆pdWuRV/fU6 :03/12/03 22:29
出典は馬克思様です。>「生きた花」
「人造の花」は鎖に絡みついて咲いています。
366弱い犬&rlo;)`Д´;(&lro;:03/12/03 22:34
馬克思 を まるくす と読める御仁がどれだけ居る事やら
367弱い犬&rlo;)`Д´;(&lro;:03/12/03 22:39
http://marukyo.cosm.co.jp/BBS/OLD-LOG18-19/5199.html
葉寺先生のご解説をハケーン。
>「人造」とは、人間のアタマ、観念から生まれた幻想、
>逆に、「生きた」とは、「科学」である、と。
なるほど、勉強になりますた。 ども。
368名無しさん@3周年:03/12/03 22:41
共産主義=旧ソ連・東ヨーロッパの破局ではないんですか?
共産主義って、究極的にはポルポトの大虐殺につながる思想じゃないんですか。
共産党って、「反対のための反対派」を演ずることで
自己陶酔しているアホばかりが集う政党じゃないんですか?
共産党の公約で実現したものは今まで何一つないんじゃないんですか?
共産党は、全体主義政党であり、党内民主主義を否定している政党じゃないんですか?
ソ連東欧のスターリン体制、ルーマニアのチャウシェスク、カンボジアのポルポト、
中共の文革体制、そして北朝鮮の金王朝…
これだけ分かりやすい実例がたくさんあるのに
まだ共産党を支持している人たちって一体、、、? 
共産党シンパのヒトに聞きたいんだけど、共産党が政権とった
国がみんな酷いことになっているってまさか知らないわけじゃないだろうし、
どー思っているのかな?
369名無しさん@3周年:03/12/03 22:46
創価学会=かつて言論封殺を行い、今でも行っている宗教団体ではないんですか?
創価学会って、究極的には池田さんを日本の国主にする思想じゃないんですか。
池田さんはルーマニアの独裁者・チャウシェスクを礼讃していたんじゃないんですか?
創価学会って、「仏罰」「功徳」「大勝利」を連呼することで
自己陶酔しているアホばかりが集う宗教団体じゃないんですか?
その割には創価学会は裁判で20勝68敗と大幅に負け越しているんじゃないんですか?
公明党は、政教一致政党であり、日本国憲法20条を否定している政党じゃないんですか?
古代ローマ十字軍、現代イスラエルのシャロン体制、 アフガニスタンの旧タリバン政権
米国のブランチダヴィディアンズ事件、そして日本のオウムテロ…
これだけ分かりやすい実例がたくさんあるのに
まだ公明党を支持している人たちって一体、、、?
公明党シンパのヒトに聞きたいんだけど、創価学会がフランスで危険なカルト指定を
受けたことぐらいまさか知らないわけじゃないだろうし、
どー思っているのかな?
370名無しさん@3周年:03/12/03 22:49
しかし「場違い」って奴は悲惨だ。
一気に話のクォリティが崩れ落ちた(南無〜
371弱い犬&rlo;)`Д´;(&lro;:03/12/03 22:51
>共産主義=旧ソ連・東ヨーロッパの破局ではないんですか?
≪あれらは社会主義から乖離しすぎたから駄目になったんだよ
>共産主義って、究極的にはポルポトの大虐殺につながる思想じゃないんですか。
≪そうとは思っていない香具師が沢山いる。
>共産党って、「反対のための反対派」を演ずることで
>自己陶酔しているアホばかりが集う政党じゃないんですか?
≪そういう解釈で納得できるおまいさんの脳味噌のシンプルさは凄いね。
>共産党の公約で実現したものは今まで何一つないんじゃないんですか?
≪そうなのか?
>共産党は、全体主義政党であり、党内民主主義を否定している政党じゃないんですか?
≪日本共産党は全体主義を否定する主張を行っている>自由と民主主義の宣言
>ソ連東欧のスターリン体制、ルーマニアのチャウシェスク、カンボジアのポルポト、
>中共の文革体制、そして北朝鮮の金王朝…
>これだけ分かりやすい実例がたくさんあるのに
>まだ共産党を支持している人たちって一体、、、? 
≪それらの誤りを批判し、改善する方策を打ち立てる事が重要なのであり、
≪悪戯に煽動に流されるような振る舞いこそ危険だと思うよ。
>共産党シンパのヒトに聞きたいんだけど、共産党が政権とった
>国がみんな酷いことになっているってまさか知らないわけじゃないだろうし、
>どー思っているのかな?
≪必ずしも酷くなるとは思ってじない。
372弱い犬&rlo;)`Д´;(&lro;:03/12/03 22:53
>370 嫌味を言う暇があるなら、俺を無視して
高尚な議論とやらを続ければいいだろ! ちくしょうめ…ぅぅぅ
373名無しさん@3周年:03/12/05 23:10

 日本共産党・支持者は、おのれの頭の中の夢想に陶酔するあまり、
現実人間の醜悪さがいい年こいて目に入らんアホ〜〜〜〜である。
374名無しさん@3周年:03/12/05 23:34
>>373 は、高校中退引き篭もりでヒマを持て余すあまり、
己のキモさも自覚できなくなったアホ〜〜〜〜である。
375名無しさん@3周年:03/12/05 23:43
嗚呼・・・話のクォリティが・・・・・
376373:03/12/15 14:14


『日本共産党・支持者は、おのれの頭の中の夢想に自己陶酔、集団陶酔するあまり、
現実人間の決してぬぐう事のできない醜悪な側面が、いい年こいて目に入らん愚者である。』

 ↑ こっちの方が、プチ知的でいいや。 で、訂正


377373:03/12/15 14:21

 日本共産党も、北朝鮮労働党さえ無かったら、共産主義を捨て、
サービス残業の改善、労働時間の短縮、労働分配率の向上などの、
労働者の福祉の維持・向上を目指す政策を掲げる政党となり、日本労働党と改名し
「イギリス労働党の兄弟政党だ!」とアピールし、政権を任せうる現実対応能力のある
政党であることを多くの有権者にうったえられるのだが、
悲しいかな、北朝鮮労働党の存在ゆえに、日本労働党と改名すると、イギリス労働党ではなく、
北朝鮮労働党と同類視され、また、そうヤユされる事は容易に想像できる。
378&rlo;);`Д´(&lro;弱い犬:03/12/15 14:26
なんだ、373は 日本労働党がとっくに存在する事も知らないのか…

マルクス・レーニン主義が指導思想らしいね>日本労働党。
で、そこへ公明党が資金援助していたと言うオマケつき(ゲラゲラ
379&rlo;);`Д´(&lro;弱い犬:03/12/15 14:28
>わが党は、労働者階級の政党である。
>わが党は、労働者階級の先進分子によって構成される労働者階級の前衛である。
>わが党は、マルクス・レーニン主義を指導思想とし、自己の行動を導く理論的基礎とする。
http://www.jlp.net/kiyaku.html http://www.jlp.net/

資金を提供していた間抜け政党があるらしいので暴露した赤旗を紹介しておく。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-11-28/14_01.html
つーか、アレフからも資金を受け取っているのか・・・ 節操がないな、おい。
380名無しさん@3周年:03/12/15 14:32
381373:03/12/15 14:39

 ホントだ、もうあったのね。
しかしな〜〜〜、HPちらっと見たけど、何でコウなっちちゃうんだろうね〜〜

 やっぱり、日本共産党には死んでもらうしかないのな・・・・
>死んでもらうしかないのな・・・・

ふーん。

>おのれの頭の中の夢想に陶酔するあまり、
>現実人間の醜悪さがいい年こいて目に入らんアホ〜〜〜〜

ありがとう、君のお陰で(君のカキコという)飛びきりの醜悪さが 目に入ったよ。
383373:03/12/16 00:18

『日本共産党の存在は、日本戦後政治での自民党一党支配の大きな一因である。』

↑の命題は真か偽か?  真である。

 『憲法九条の存在は、日本戦後政治での自民党一党支配の大きな一因である。』

↑の命題は真か儀か?  真である。

論述してみ!
384373:03/12/16 00:28

>ありがとう、君のお陰で(君のカキコという)飛びきりの醜悪さが 目に入ったよ。

 ありがとう。私の中にある醜悪さを見抜いてくれて。そして、その私の中にある
決してぬぐう事のできない醜悪さは、多かれ少なかれ人間万人の中にあり、
そして“弱い犬”さん、貴方も御気付きの様に、“弱い犬”さん自身の中にある。

 その“醜悪さ”こそが、共産主義実験の失敗の最大の原因である。


中にもある。
385名無しさん@3周年:03/12/18 20:17
>>384
むしろ、それを直視したのがマルクスなんだけどねぇ。彼は、何らの理想から
出発せず、民衆の「エゴイズム」から出発した。その結実がユートピズムに満
ちた「千年王国」であったにせよ・・・・。
386名無しさん@3周年:03/12/18 20:58
日本人が生き残る道は、アメリカ合衆国との合併しか残されていないだろう
ヨーロッパ諸国はEUの名のもとに結集している。世界第1位の経済大国
アメリカと第2位の日本が合併すれば、アメリカに取っても大きなメリットが
あるだろう。 北朝鮮の核の脅威や中国の恫喝も解消されるだろう。
何より金正日による日本人拉致事件もスグサマ解決出来るだろう。
387ごるごるも ◆753Z/RLFiY :03/12/18 21:26
経済大国だなんてまだ言ってるのか。
あと10年先、50年先も同じこと言えるだろうか。
388弱い犬&rlo;)`Д´;(&lro;:03/12/18 21:47
ごるごるもあに賛成。
国内の繁栄とは、国内と国外のダブスタにある事を 王将さんが教えてくれた。

 中国の第二天安門は批判するくせに、
イラク人の失業を訴えるデモにはリアル発砲するような、
そんなダブスタの上に、アメリカや日本の繁栄はあるのだろう。
389名無しさん@3周年:03/12/18 22:30
弱い犬さん、あんたよい感しているねぇ。

帝国主義論をもう一回よんで、現代の世界経済とみくらべてください。

レーニンさんは、帝国主義国間対立が戦争にむかう、つまり帝国主義同士が
戦争してしまうという結論は下していますが、そうなる間の
歴史的・空間的・現実的な時間をみてとってください。

レーニンさんは、こういっています。平和とは戦争と戦争の息継ぎにしかすぎない。
軍事同盟と軍事同盟の息継ぎにしか平和はないということをいっています。

世界経済が分裂してきたということは、結局軍事対立にしかいかなくなるでしょう。
日米軍事同盟を遵守するといってイラク戦争を正当化していますが、
その論拠の一つとして、日本には軍事力はないし、ヨーロッパ
のような多国間の軍事同盟はないのだといっています。
つまり、レーニンさんのいう軍事同盟関係がいきているというだけにすぎない
ということなのです。

弱い犬さん、レーニン帝国主義論をぜひよんで研鑽されてください。
390名無しさん@3周年:03/12/18 22:32
387
この質問に私が回答するとすれば、帝国主義の不均等発展法則
をよまれたらよいとおもう。

不均等発展については、帝国主義論第7章でずはりかいてあります。
391名無しさん@3周年:03/12/18 22:33
結局、重商主義のオランダも自由主義段階のイギリスも帝国主義段階のアメリカも
戦争でけりをつけて、覇権を確立したということをおさえてほしい。

沖縄の基地は、まさに現代帝国主義の基地として捨石とされているということなのである。
392名無しさん@3周年:03/12/18 22:36
ふぁああああああ。寝るか。
393名無しさん@3周年:03/12/18 22:39
レーニンを「信仰」の問題に切り下げないで欲しいな。彼が明らかにしたのは、
彼の状況でのこと。帝国主義論的枠組みで、今の資本の過剰があるなら、プラザ
合意のころにどうして日米戦争にならなかったのか。この辺に、現在の帝国主義
の性質を紐解く鍵があると思うんだが。
394ごるごるも ◆753Z/RLFiY :03/12/18 22:42
一生懸命働くことには意義はあるが、
一生懸命働かされることには意義はない。
これだけのテクノロジーを発明しながら、人間をゴミのように扱い、人材を商品化することに意義はないのだ。
資本主義はお金を主人公に仕立て上げるために株式があり、為替がある。
アメリカは経済操作だけでお金が手に入る。
夢を見ている間はいい。しかし、夢を奪われた時、お金という主人公のドラマに飽きた時、見限られた時、退屈した時、石油を奪い取ってまでドラマの続きを見ようとは思わない。
天使の矢ではない。まさに悪魔の人狩り鎌だ。
資本主義の体質が悪いことは言うまでもない。
無駄が多すぎる。
溢れすぎたお金のせいだ。
395名無しさん@3周年:03/12/18 22:48
プラザ合意は、ドル防衛。
また当時、ソ連が敵対国としてあり、日米は軍事同盟を締結している。

あなたは、すぐに帝国主義間戦争をあてはめて、
今はそうなっていないから、帝国主義段階ではないとうそぶくが、
第一次・第二次大戦過程をみてもわかるように、はじめから直接
戦争にむかったのではなく、植民地争奪から戦争に転化した。

さて、現代は、直接植民地支配はせず、資本投資という間接的支配
によって支配している。
しかも、問題があれば、イラク戦争のように戦争でかたをつけるのが米帝。

396ごるごるも ◆753Z/RLFiY :03/12/18 22:58
日本の資本主義はどうだ。
100万円もする健康器具を開発して、老人に売りつける。
老人がそれで長生きできることが理想とでも言うのか。
立派な商品を開発したとでもいうのか。
開発費はどうだ。
その会社の全員が、なんら社会に貢献したとでも言うのか。
血と汗で貯めた老人の貯金を、営業のスペシャリストがあの手この手で売りつけて、それでも社会が生きているとでも言うのか。
否!
社会は死んでいる。
397名無しさん@3周年:03/12/18 23:04
プラザ合意は、新自由主義経済の過程でおこなわれたのであるが、
これは、アメリカ経済そのものの、没落にある。
ベトナム敗退は、日本のアジア投資をあたえたといえる。
つまり米国がベトナム敗退をきっかけとして、日本が変わって
投資をおこなったのである。

こうして、日本市場は円高差益をとおして、アメリカ市場を簒奪したのである。
それらは、89年以降顕著であった。
89年は、ブラックマンデーというアメリカ株式暴落がおこり、世界恐慌的
状況にあったが、日本がそれをささえたといえるのである。
経済対立は激化したが、すぐさま日米戦争にはむかわない。

アメリカは、世界支配を確立するために、結局は軍事力を誇ることしかない。
それがソ連との軍拡競争を激化させ、ソ連は敗退した。

そのごすぐに、湾岸戦争がおき、海外派兵できない日本は
事実上、しめだしにあう。
直接日本資本の設備を破壊せずに、しめだすことはできた。

株式はアメリカに集中していくことにもなり、日本は資本過剰
がバブル投機そして破綻と重なり、株式投資はアメリカにむかった。

そして、グローバルがおしよせ、アメリカは日本を徹底的にたたきのめした。

398名無しさん@3周年:03/12/18 23:05
ところで、日本は、バブル繁栄時代から没落後まで、東アジア経済圏
構想をたてて、帝国主義的に対抗していこうとしている。

それを、アメリカはぶち壊しても来たし、対北朝鮮・中国をふっかけるのは、
日本の経済圏をたたっきるためでる。

日本とアメリカが直接対決にはおよばないのは、クッションとして
中国・北朝鮮が存在しているからである。

ユーロとドルの対抗が、イラク戦争の本質であるとわたしは思う。
ユーロは独自の経済・軍事ブロックをもつゆえに、アメリカと対抗
できたが、日本はそれがないから従うというのは、保守派からも
意見されているのではないでしょうか?

しかし、日本資本は資本過剰をブロック経済でしか処理できないと
主張してきており、今の日米関係は劇的に変化せざるをえないだろう。



レーニンは平和を軍事同盟と軍事同盟の息継ぎにすぎないという。
平和とは戦争と戦争の息づきという。それが今なのだと思う。
399ごるごるも ◆753Z/RLFiY :03/12/18 23:06
テレビゲームはどうだ。
技術を結集して新たなコンシューマーゲーム機を開発して、子供に売りつける。
ピストル持って妖怪を倒していくことが面白いとでも言うのか。
立派な商品を開発したとでも言うのか。
開発費はどうだ。
その会社の全員が、なんら社会に貢献したとでも言うのか。
血と汗で貯めた親の貯金を、子供に宣伝して、それでも社会が生きているとでも言うのか。
否!
社会は死んでいる。
400名無しさん@3周年:03/12/18 23:09
帝国主義戦争にいたるのは、世界経済がブロック化してしまったとき。
独占資本の資本過剰がどうしようもない状態のときでしか、戦争にはならない。

現代は、それをあてはめるとすれば、その過程にあるといったほうがいいのかもしれぬ。
401名無しさん@3周年:03/12/18 23:16
日米が軍事的に対立しないのは、日本が独自の体制になりえていないいのは、
ユーロのような独自の経済圏・ナトーのような独自のユーロ軍事同盟を
もたないからだ。

日本資本は、すでに、ユーロのような経済ブロックをのぞんできている。
日本の海外派兵も、軍拡も、独自の経済ブロックにみあって提唱さえもしている。

アメリカはそれをみとめてはいないし、つぶされてきたのである。

日米対立は、経済的に明確だが、日本は経済ブロックをできるように
簡単にはいたっていない。
日本が独自の体制をユーロ波むにととのわなくては、日本単独の軍事行動
もままならないであろう。

402名無しさん@3周年:03/12/18 23:19
つまり日本とアメリカの東アジア市場争奪が、北朝鮮情勢
を規定してもいるのであり、これがけりをつけられれば、
日本の東アジア経済圏か、アメリカに依拠したかたちでの
日本・東アジア経済圏構想の破綻となるかはわからない。

ひとまず、朝鮮半島・中国そしてロシアをも含めて、みのがせない
ものであるだろう。
403ごるごるも ◆753Z/RLFiY :03/12/18 23:20
戦争とは結局、信号機のない車みたいなものだ。
戦争しないために何をすべきなのか、アメリカは考えてもいない。
404名無しさん@3周年:03/12/19 04:50
http://www.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/
延近慶応大経済教授の独占資本論(帝国主義研究)

競争が全面的に支配する段階には,19世紀のイギリス経済がそうで
あったように,ほぼ10年周期で好況局面と不況局面とが交互に出現する規則的な景気循環が見られました。
これは見方を変えると,外部から力が加わらなくても不況から自動的に景気を回復させるメカニズムが
資本主義経済内部にあったことを意味します。
 
独占資本主義段階になると,こうした景気の自動回復メカニズムは失われ,停滞化傾向が強く支配するようになり,
外部的な条件が与えられたときにのみ経済の急激な成長が実現されるというように,景気循環の形態が変化します。(外部的な条件が、侵略戦争なのです)
20世紀前半のアメリカ経済はその好例です。第1次大戦や自動車・電機産業などの誕生と発展に支えられて,1920年代までアメリカ経済は急速な成長を実現しました。
しかし1929年恐慌以降,状況は一変して1930年代を通じて鉱工業生産は恐慌前の水準を下回りつづけました。
急速な経済成長が再現されたのは第2次大戦が始まってからです。(つまり独占資本段階・帝国主義段階は戦争という外部要因でないと景気浮揚にはならないということです)



405名無しさん@3周年:03/12/19 04:51
もっとも第2次大戦後は、こうした傾向はともなわないとされ
国家独占資本主義段階とみなす傾向がありました。

しかし、高度成長の陰りは、ベトナム戦争を準備させましたし
日本経済の戦後復興そのものが朝鮮戦争特別需要であったことは事実で
あり、戦争が景気浮揚になったということは否定できません。
もっともベトナム戦争は、アメリカが敗退したわけで、そのつけは巨大な財政赤字
をうむことにもなったのですが、60年代後半の高度成長の終焉をベトナム戦争
のなかで、軍需産業がアメリカ経済を牽引したことは事実であり
以降アメリカは軍産複合体を主軸にしていくことになります。
アメリカは、不況期になると戦争を絶えずおこなっているという指摘もあり、
戦争が最大の資本過剰処理として、最大の公共事業と揶揄されるまで
になっているといえます。
わたしは、これらがしめしているように、第2次大戦後も帝国主義段階であるというのは
明白であるだろうと考えます。


406名無しさん@3周年:03/12/19 08:14
 『戦争が景気刺激になる⊂財政出動が景気刺激になる』
にすぎない。でも軍事費よりももっと乗数係数の高い財政出動のあり方はある。
朝鮮特需は、合衆国政府予算で日本市場内に莫大な財政出動をしたから、日本経済に対する
極めて有効なカンフル剤になっただけ。
 今、日本政府が戦争を始めたところで、JGB(日本政府債)問題が世界の金融市場で
より憂慮させるめき問題になるだけで、景気刺激にはならない。

 『帝国主義は、資本主義の最高の発展段階である。』
とい命題は、私はこう解釈している。
@競争段階の国内資本主義

A独占段階の国内資本主義
  その中で経済的な搾取階級としての資本家階級と、被・搾取階級としての労働者階級の
 固定化。
  その資本家階級が、普通選挙のない時代、あるいは制限選挙しかない時代、国家政府と一体化。
 その結果資本家階級による労働者階級に対する、政治的支配と被・支配、経済的搾取と被・搾取
 との関係が国内で固定化。
B帝国主義段階の資本主義
  資本家階級の代理人と化した国家政府が、より安い労働力、より安い原料、より広い市場を求め、
 政府軍による武力行使を手段とし、膨張政策をとる。
  自国を宗主国、他国を植民地国として、政治的支配と被・支配、経済的搾取と被・搾取の関係の
 を目指して。そして、同時に閉じた経済圏を確立。すなわちブロック経済化。
 これが帝国主義。
 ブロック経済の縄張り争い、縄張り拡大、これが帝国主義段階での戦争。
 だから、Aや、Bはいかんな〜と思いつくったのが、
Aを防止するための、国内での独占禁止法
Bを防止するための、国際間でのガット体制
 以上。
 
 

407名無しさん@3周年:03/12/19 08:52

 ブロック経済とは、ヒト・モノ・カネの移動を、このエリア内での国境では敷居を低くするよ
このエリアの外への国境の出入りについては敷居を高くするよ。という事。
この意味においてはE.U.もNAFTAもブロック経済。
 だけど、帝国主義時代のブロック経済は全てはブロック経済・宗主国の利益のため
であったわけです。いわばブロック経済内の『全てのカネは宗主国・資本化階級の懐に通ず』です。
 しかし、EUもNAFTAも、中心に強欲な宗主国がいるわけでもないし、各国間で水平な関税の引き下げ、
撤廃をしましょうというのを目指している。

 帝国主義段階でのブロック経済と、EU、NAFTAのブロック経済は差異がかなりある。
408名無しさん@3周年:03/12/19 16:17
まず実体経済からいましょう。
朝鮮戦争特別需要という言葉があります。
あなたのいうように、アメリカの財政予算で、日本の商品を戦費調達したことが
そもそもの日本の戦後復興の契機となったことは、否定できない事実です。

さて日本が戦後高度成長をなしえた。ポイントとして3つほど指摘したいと思います。
第一に、日本は第2次大戦で資本設備を破壊されつくしていたので、最新の技術
を米の資金援助・ドル散布によって導入し、アメリカにキャッチアップできたからです。
第二に、国家の財政・金融政策である。具体的には、重要産業への税制優遇・
日本開発銀行などの政府系金融機関の設立による、電力、鉄鋼、開運、石炭、の機関産業への重点融資化・
財政投融資の展開・蚕業基盤強化や重要産業の投資・独禁法の緩和による財閥の再結集・
日銀による民間への貸し出しと低金利政策・民間による企業の貸し出しという間接金融
方式をとおした企業への資金融資などである。
第三に、日本資本による日本市場の独占的確保がアメリカに許容されたこと。
これらか日本の高度成長をささえたのであった。

しかし、過剰資本から、日本市場を独占確報していた日本資本は、
海外に資本輸出しなくては採算がとれなくなります。
60年代移行、日本の主要産業は、アジアに資本輸出し、中国に現在は資本投資
をする一方で、日本国内の製造業・実体経済は基盤そのものをアジア移転してしまったことで
乗数効果もあげられなくなっています。

.
409名無しさん@3周年:03/12/19 16:27
いわゆる産業の空洞化は、アメリカでもっともすすんでいます。
それは、日本のキャッチアップによってアメリカの自動車・電気・鉄鋼
は、競争できなくなってしまっています。

アメリカ産業の黄昏の時代となっていたわけです。
アメリカは、そこで日本がアジアで超過利潤をえて
アメリカ市場に参入したことを、まなんでアメリカ
も実施したのです。トヨタ生産システムをとりいれたのです。

アメリカは、メキシコで安く生産させながら、競争力を回復し
アメリカの製造業地域には、軍拡であったITを民間転用することで
金融操作を独占確保したうえで、世界市場にせまったのです。
とくにへッジファンドや金融投機熱は、IT革命とよばれながら、
アメリカの景気をささえました。その強みで、アメリカの標準を
世界標準としておしだし、日本に金融の自由化をせまったわけです。

410名無しさん@3周年:03/12/19 16:38
それは、日本だけではなくヨーロッパにも影響し、ユーロが対抗的に対応
しました。日本は対応がままならないなかで敗退したといえます。

ところが、アメリカは実体経済ではなく、ITだのみのバブル経済であった
ことが2000年移行露呈してきました。

わたしは、そういう過程をくりのべるために、戦争をしているとおもっていますが、
日本がそれに加わるのは、石油市場獲得がかかっているからでしょう。
イラク戦争についていうと、実体はフセインがドルからユーロ建てにかえようとしたから
アメリカはつぶしたわけですし、ドイツ・フランスは反対したのです。

しかも、アメリカ政府高官は、イラク戦争に反対したドイツ・フランス・ロシア
のイラク設備投資をみとめさせないという声がおきています。

だから、この戦争は市場争奪なのだといえるわけです。
であればこそ日本が参戦するのはそういうことなのです。

いっとくが、イラクは占領統治が継続
し、フセインは捕獲されたが、占領が終結しているわけではなく
実際には戦争だといっていい。
戦争だとはいわないにせよ、イラク市場制圧にかわりはない。

アメリカと日本の株式はイラク戦争開始から、ジグザグでありながら
上昇しているということもある。
もっとも泥沼化したらどうなるのかはわからない。

帝国主義とブロック経済の安易な分析の批判については次回議論をすすめたい。
411名無しさん@3周年:03/12/19 17:20
戦後世界体制は恐慌予防とブロック経済をとらないケインズ経済
をとりいれたのである。

なお、「国民経済学」で、不況の論理らしき 理論を考察したのは、ケインズ以外にはいない。
結論すれば、経済競争は 潰し潰されるだけではなく、戦争にいたるということである。




412名無しさん@3周年:03/12/19 17:21
だから、ケインズ を否定し、古典派経済学に回帰するのは、恐慌と戦争への逆もどりでしかない。

それが今日の世界情勢と私は断定しておきたい。その先進国アメリカは、世界不況のなかで
新自由主義反革命とグローバリゼーションというなの経済競争をばらまき、
戦争を世界でばらまいていくということだ。それでアメリカは市場を独占し
ひとりがちをしていこうということなのだ。

もっともその展開は、80年代 から90年代においてアメリカ市場をつぶしにかかった日独への巻き返し
からこうじているわけなのだが。おかげで、湾岸戦争以来、日本は長期停滞を
余儀無くされ、金融市場の解放さえアメリカにのまされ、外資のえじき
となっている(金子勝「長期停滞」参照)

413名無しさん@3周年:03/12/19 17:58
『帝国主義は、資本主義の最高の発展段階である。』
とい命題は、私はこう解釈している。
@競争段階の国内資本主義とは、自由主義段階

A独占段階の国内資本主義とは帝国主義段階
>その中で経済的な搾取階級としての資本家階級と、被・搾取階級としての労働者階級の
 >固定化。
すでに、農民層分解時代に労資関係は形成していた。
  >その資本家階級が、普通選挙のない時代、あるいは制限選挙しかない時代、国家政府と一体化。
選挙制度は自由主義段階から、労働者が獲得してきた。金融資本と国が一体化
し、労働者をも帝国主義の場内にとりいれたということである。
それは、失業・貧困の解決として帝国主義政策が、超過利潤でなりたった。

 >その結果資本家階級による労働者階級に対する、政治的支配と被・支配、経済的搾取と被・搾取
 >との関係が国内で固定化。
それは自由主義段階のできごと。むしろ帝国主義段階では、超過利潤で労働貴族を買収していた。

414名無しさん@3周年:03/12/19 17:58
B帝国主義段階の資本主義とは、独占の形成と金融寡頭制の資本主義。
  >資本家階級の代理人と化した国家政府が、より安い労働力、より安い原料、より広い市場を求め、
 >政府軍による武力行使を手段とし、膨張政策をとる。
金融資本そのものが国と一体で、過剰資本を処理しようとする。
それは、国内よりも低賃金の地域・つまり植民地獲得という方法で資本輸出
をとった。現代の資本輸出は、直接植民地支配はせず、間接的に経済を支配
して行く方法をとった。武力で植民地を制圧したのは、重商・自由主義段階
でもおこなわれた。しかし帝国主義段階の場合は、帝国主義列強が世界
市場・植民地獲得のために、帝国主義戦争にむかうということだ。
もっとも、自由主義段階も武力で市場を制圧するのであるが、帝国主義
段階では、いくつかの列強が市場争奪のために世界的戦争をおこすわけです。
その経済的は背景は、レーニン帝国主義論第7章の不均等発展の除去は戦争
しかないということです。

415名無しさん@3周年:03/12/19 18:06
>自国を宗主国、他国を植民地国として、政治的支配と被・支配、経済的搾取と被・搾取の関係の
 >を目指して。そして、同時に閉じた経済圏を確立。すなわちブロック経済化。
 >これが帝国主義。
問題は、帝国主義列強が自己経済権益をめぐって互いに戦争という手段を
とったということである。
 >ブロック経済の縄張り争い、縄張り拡大、これが帝国主義段階での戦争。
 >だから、Aや、Bはいかんな〜と思いつくったのが、
>Aを防止するための、国内での独占禁止法
むしろ、緩和されはじめている。アメリカのグローバル戦略は
緩和政策そのものにある。

>Bを防止するための、国際間でのガット体制
IMF・ガット体制は瓦解している。
そもそもこれを根底でささえるのは基軸通貨なしにはありえない。
第一次・第二次大戦・ブロック経済は、金本位制度・ポンド体制の瓦解
という基軸通貨が瓦解したからおきたともいえるのである。
現代世界はドル基軸が終焉したといっていい。
70年移行それは開始されてきた。そのひとつとして、ユーロ通貨基軸経済圏がすでに
あらわれている。
 以上。
 
416名無しさん@3周年:03/12/19 18:08
そこで現代経済を分析するうえで、現代帝国主義と
プロック化経済を分析しなくてはならない。
まず、ブロック化経済について、あなたの認識に反論をつきつけたい。
そのうえで、現代帝国主義を軽く、スケッチしてみたい。
417名無しさん@3周年:03/12/19 19:04
>ブロック経済とは、ヒト・モノ・カネの移動を、このエリア内での国境では敷居を低くするよ
>このエリアの外への国境の出入りについては敷居を高くするよ。という事。
あなたも、ブロック経済が世界大戦をしょうじせたというように、ブロック経済
は自由競争には反する経済政策である。だからこそ戦後体制は、自由
多角的経済政策が要求され、IMF・ガット体制がしかれたのである。
ブロック経済はマイナスの認識しかされていない。むしろ、ブロックは
自由競争でにそもそも反するものであり、自由競争の疎外といえる。
歴史的に、ブロック経済は域内では、自由であるが、他からはあつい壁
で保護していこうということにほかならず、経済収縮でしかない。いわば禁じて
にそれは近い。現代も過去も、基本的には本質はかわらない。
昔は、不況の克服として、ブロック経済化したわけで、ヨーロッパの場合も
長年の失業・低成長、第一次大戦よりヨーロッパは世界的に低下したことを
克服するものとしてユーロはつきだされてきたといったほうがいい。
ブロック化はバラ色にかたられるが、内実はこういう危機くりのべでしかない。
のちほどブロック経済についてくわしくのべる。

ユーロに対して、日本資本は資本投資の機会が増えると歓迎している動きもあるが、
それは、ユーロに加盟しようとしていた、南欧や東欧の超過利潤めあて
であった。実際は、南欧・東欧は、ユーロに参加することで、労働力を
供給するということになっているにすぎない。
418名無しさん@3周年:03/12/19 19:29
>この意味においてはE.U.もNAFTAもブロック経済。
ユーロは、現在アメリカグローバルに対抗としてでてきている。
また、ユーロへの対抗がナフタドルブロックとしてつきだされている。
そして日本資本はこれにあわてて、東アジア経済圏を追求するも、アメリカ
は幾度もたたきつぶにきている。
この意味で、あなたのように楽観的なものではなく、経済闘争にほかならない。
 >だけど、帝国主義時代のブロック経済は全てはブロック経済・宗主国の利益のため
>であったわけです。
今でも帝国主義国のためにブロック経済は追求されています。
アメリカはメキシコの超過利潤をあげ、日本は中国・アジアで超過利潤をあげている。
いわば経済侵略はすでにしているということです。
新植民地主義体制といえます。あなたは、日本が経済侵略しているということはみとめないでしょうが。
だってそうでしょう?労働力は供給するが、利益は外国資本のものなのてせすからね。
投下される国からしたら、日本資本もアメリカ資本も外国資本ということです。
いいや、民族資本はあると反論なさるでしょうが、どうですか?日本市場・アメリカ
市場を独占的に商品流通しているのは、メイドインチャイナ・インドネシアの
日本メーカーですよ。民族資本があるにせよ、民族資本に資金提供するのは、
日本金融資本であったり、アメリカ金融資本であったりするわけです。
今でも、ブロック経済内の『全てのカネは宗主国・資本化階級の懐に通ず』です。
 
419名無しさん@3周年:03/12/19 19:32
しかし、EUもNAFTAも、中心に強欲な宗主国がいるわけでもないし、各国間で水平な関税の引き下げ、
では、なぜ日本資本やアメリカ資本は、資本輸出をするのでしょうか?
超過利潤をえられるからおこなうのです。
がっぽり資本と国は超過利潤をえるわけなのです。でなければ、海外派兵を危険を犯してまでも
する必要はない。
あなたのいう各国の水準すら帝国主義ではない。アメリカの標準が、国際標準
として押し出されていることも実際ある。
各国はむしろ、ダンビングをしてきています。

また、各国というがそれは、帝国主義「先進国」と「後発国」をふくんでいるわけでしょうか?
むしろ、後発国には、アメリカ波の水準を次ごうのよいところでふりかざしている
だけにすぎないと思います。それが、ブラジル左翼政権になっているわけですし、
ユーロのおこなっている圧力が、イラク戦争ではアメリカ志路をユーロとは反して
東欧の国家はおこなっているということがいえるのです。

あなたは、バラ色に世界経済えがくが、世界経済は金子慶応経済教授のいうような
分裂化していっているということです。
>撤廃をしましょうというのを目指している。
むしろ、保護主義的な様相にかわっており、アメリカは自己水準をおしつけ、
規制撤廃をその他にはせまっている。

 
420名無しさん@3周年:03/12/19 19:34
その反発が、ブラジル左翼政権になっているわけですし、
ユーロのおこなっている圧力が、イラク戦争ではアメリカ志路をユーロとは反して
東欧の国家はおこなっているということがいえるのです。

あなたは、バラ色に世界経済えがくが、世界経済は金子慶応経済教授のいうような
分裂化していっているということです。
>撤廃をしましょうというのを目指している。
むしろ、保護主義的な様相にかわっており、アメリカは自己水準をおしつけ、
規制撤廃をその他にはせまっている。

 >帝国主義段階でのブロック経済と、EU、NAFTAのブロック経済は差異がかなりある。
現代帝国主義段階は、帝国主義段階とどうように、世界経済不況のなかで
ブロック経済が推進されてきている。

カウツキー主義的なバラ色で、世界は超帝国主義では解決できないのである。









421393:03/12/19 22:04
>>398
>>408-
なるほど。しかし、WTOの機能や、国際貿易の現状(日本−アメリカ、中国−
アメリカ)における持ちつ持たれつの現状を考えれば、国民国家の枠組みを前提
とするのは、かなり苦しいと思います。なぜならば、アメリカはドルを刷り、ア
メリカにモノを売りつけている日本、中国はドルを引き取りそれを元手にアメリ
カ国債を買い漁って、自らの市場を保護しているわけです。それは、かなり倒錯
したものとはいえ、もちつもたれつなものです。

戦争という解決が資本の運動にとって妥当だとすれば、その戦争によってどのよう
な利益が金融資本にあるかを明確にしなければなりません。僕は、個別資本が投資
した「相手国」の生産手段が破壊されることを、金融資本は是としないと思います。

また、現状がカウツキーの妄想したような超帝国主義じゃないことは、現実の矛盾
を見れば明らかですね。現実の矛盾は、国際協調による強搾取に転化されていると
見ています。資本家諸氏にとっては、戦争よりも余程魅力的なのでしょう。
422阪僑文士 ◆oz7Wpm.iX2 :03/12/19 22:16
393でした。正直、こういう書き方をされていると、非常に勉強になるし、
その限りにおいて尊敬しています。
423阪僑文士 ◆oz7Wpm.iX2 :03/12/19 22:17
でも、ダレでも彼でも相手を俺と誤認するのは、止めてちょうだいね。
424406,407:03/12/20 00:29

私の書いた406、407の書き込みは、第二次大戦後からE.U.結成くらいまでの話。
現実は、独占禁止法の緩和、EU、NAFTAといったブロック経済化の流れがあるわけです。
この流れの行き着く先が“戦争”であるとの論には今ひとつ説得力を感じる事ができません。
 もう少し、分かりやすく説得的にお願いします。

 いずれにせよ、私が仕事から帰ってきたら、たっぷりレスが付いていて、驚きました。
ありがとねん。
425618、624:03/12/20 01:05

 私は、今の世界の行き着く先にどういう状態が待ち分けているのか分からないのです。
ですから、今までの歴史の中でかろうじて分かる、独占禁止法と、戦後のガットによる
ブロック経済の破壊までを書いてみました。
426406、407、425:03/12/20 01:08

 ↑名前を間違えた。
427名無しさん@3周年:03/12/20 02:19
わたしもあなたの知識には深く頭がさがりますよ。

さて、あなたとわたしの認識の違いと同意できることなどをからめて
具体的にあなたの、疑問にわたしなりにお答えします。
428名無しさん@3周年:03/12/20 03:02
ちょっと、その前に私の根底となっているのは、レーニンの帝国主義論です。
わたしは、あくまで、この原書にたっています。
帝国主義論から問題をたてています。

また、金子慶応大教授の「長期停滞」と「経済大転換」
の経済分析をとおしてみています。かれは、対策があるといいますが、
わたしはねそれは戦争か革命かしかなかろうとおもっています。
もっとも重要な結論なので、じっくりと意見します。

まず、金子さんは、現代を70年前の世界恐慌とだぶらせて解説しています。
宇野派は、ことあるごとに、30年恐慌論とドル瓦解をいってきたのでまたか
でしょうが、むしろ危機を克服してきたのがいままでだった
といえます。しかし、ドル基軸は、ユーロブロックで崩れたと思います。
ここが、いままでとはちがうわけです。
今、アメリカが世界経済の支配のために、戦争をまきちらかすという戦略
にでてきていると私はおもいます。

金子さんは、戦争と経済の関連を暴露しています。もっとも、彼はアメリカ
の経済分析はできるのですが、日本の戦争国家をつきつけられないしね
対米思考ですらあるので、結局ブロック経済で対置してしまっています。
だから、日本の資本家には頭いたいはなしではあるが、許容できうるはなしというか
ある意味で金子のいうとおりであることを実感しているとも思います。
東アジア経済を金子教授も結論するのですから、とても魅力的なものであるでしょう。
429名無しさん@3周年:03/12/20 03:07
金子さんは、戦争と経済の関連を暴露しています。もっとも、彼はアメリカ
の経済分析はできるのですが、日本の戦争国家をつきつけられないし
対米思考ですらあるので、結局ブロック経済で対置してしまっています。
だから、日本の資本家からしたら、金子の話しは頭いたいはなしではあるが、
ある意味で金子のいうとおりであることを実感しているとも思います。
むしろ、東アジア経済を金子教授も結論するのですから、とても魅力的なものであるでしょう。




430名無しさん@3周年:03/12/20 03:13
わたしは、それでも金子さんの時代認識は、評価していますので
若干とりいれながらのべていきます。
というよりも、彼のような方法論で語れる経済学者がいなくなっているのが
危機的かとも思います。
宇野派の学者はいったい何をしているのでしょう?
もっとも鎌倉先生などが現役でがんきばっておられます。
鎌倉先生がおかきになった、長周新聞社の本は分かりやすくて、よい経済分析でした。
431名無しさん@3周年:03/12/20 03:20
金子さんは財政学が御専門で、大内兵衛や宇野派に造詣が深く、
金子さんは、現代世界を70年以来のデフレとして、70年前とだぶらせ、
昔と今はどこがちがうのかを分析しながら解決方法をだしています。
ただ、彼は資本過剰というマルクス経済の立場では、もうすてられているので、
結論がブロック経済でうまくいく、しかし戦争は禁じてだという程度でしか
ないというのが、ぜい弱だと思う。

やはり、現代世界は、資本過剰に原因はあるとおもっています。
戦後経済の資本過剰については別でのべます。
432名無しさん@3周年:03/12/20 03:30
訂正 431
 マルクス経済学の立場は、もうすてられているので、
433名無しさん@3周年:03/12/20 03:38
わたしは、帝国主義が世界不況をへながら市場争奪から世界的戦争になっていく過程

を今の、日本経済・アメリカバブル破綻・ユーロ経済・
の長期不況から、アフガン・イラク石油市場争奪になぞらえてみることにしています。

第一次も第二次大戦も、二大陣営化していったわけですが、今の段階
はそこまでにはいたっていないようですね。

434名無しさん@3周年:03/12/20 03:58
ただ、イラク戦争は、アフガンとはちがい、アメリカ基軸とユーロ基軸
が対立しました。
しかも、設備投資を戦争反対した国にはみとめないとアメリカはいってきています。

戦争とは、政治の継続であるといったのは、ドイツのクラウゼビッツ
でした。
レーニンは、軍事同盟を貞潔しているかぎり平和たとし、
平和を戦争と戦争との息継ぎといっています。


もう一つ、不況では失業を強制し、戦争では戦争動員させていくもの、
これが現代帝国主義が労働者につきつけている現実なのだとわたしはおもっています。

また、抑圧民族は、もっと悲惨な生活をしいられています。
435名無しさん@3周年:03/12/20 03:58
アメリカでさえもその矛盾は拡大しています。
かなしいことですが、911テロは抑圧された民族・戦争をたえず
強制されてきた結果としてあったわけですが、あれ以上なことをしてきたのは
アメリカ帝国主義です。しかも、911にはたくさんの労働者が犠牲になったこと
はどういえばいいのでしょうか。だから、アメリカ反戦運動は労働者を軸にして
300万以上が決起したといえるのだとおもいます。゜もっとも大切なことは
わたしたちが労働者として、どういう立場と闘いをつくっていくのかということにあると思っています。
具体的には、日米政府が現在提携して軍事同盟を強固にして、侵略戦争
をけしかけるのであれば、どうどうと打倒をよびかけるべきだし、
経済侵略をしているならば、資本投資されている国の階級闘争と連帯して
経済侵略する帝国主義と資本投下させている軍事政権・傀儡政権を打倒
する闘いが必要だとおもっています。

もっとも、簡単にいうと、世界がグローバル化しているのであれば、帝国主義
の側と抑圧されている側の両方が連帯して、ひつくり返せば、世界共産主義
となるわけです。











436名無しさん@3周年:03/12/20 04:00
はなしが、あっちいったりこっちいったりですが、
話題をプロック経済にしぼりながら、今の世界がどこにいこうとしているのかを
昔と今をふりかえりながら、のべていきます。
437阪僑文士 ◆oz7Wpm.iX2 :03/12/20 11:00
>>436
お願いします。
438PA ◆GD395ksZL. :03/12/20 11:04
: ktmhysk 投稿日: 03/07/30 00:26

>>489
439あぼーん:あぼーん
あぼーん
440名無しさん@3周年:04/02/13 15:45
日本民主青年同盟全国大会の会場から、
インターネット・生中継を実施します。
テレビ(CS通信)で見ることができ
ます。
パソコン持っている人はそれからでも
日時 2月14日(土曜日)13:30〜 
不破議長の講演が始まります

441:04/02/13 21:07
民青のアホガキどもは集会には来ない、学習はしない、拡大も知り合いのみ!の
裏切り者反マルクス主義集団です。
442名無しさん@3周年:04/04/18 09:35
443くろしろ@社会学白痴断見教教祖:04/05/07 22:15
誰か書き込め(゚Д゚)ゴルァ!!

↓こっちへ書き込め(゚Д゚)ゴルァ!!
http://jbbs.shitaraba.com/study/4428/
444名無しさん@3周年:04/05/09 06:54
444
445名無しさん@3周年:04/05/17 16:06
age
446 :04/06/03 01:56
447あぼーん:あぼーん
あぼーん
448名無しさん@3周年:04/06/28 03:02
中央大学商学部age
449名無しさん@3周年:04/06/28 03:25
450名無しさん@3周年:04/06/28 04:09
451名無しさん@3周年:04/06/28 04:47
青林書院新社
452名無しさん@3周年:04/06/29 09:57
453名無しさん@3周年:04/07/08 00:38
age
454革命的名無しさん:04/10/11 12:28:09
文学界11月号
柄谷行人+浅田彰+大澤真幸+岡崎乾二郎

シニシズムを越えて、変革の運動はいかに可能か?
徹底討論四時間
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/index.htm
455深田夏夫:04/10/11 13:07:42
K谷K人。俺は、こいつを信用していないよ。
「NAM」を立ち上げて、その運動を捨ててアメリカに遁走しやがって。
何が「可能なるコミュニズム」だ。期待したけど、失望たぜ。
911以降、イラク問題についても彼の発言なし。
それに、彼には「層化」の影があるので、公明党に遠慮してか?
彼の妻は層化の幹部らしいにで。
俺の彼についての認識は誤りか?教えてくれ。
456革命的名無しさん:04/10/11 13:35:44
妥当な理解と思いまつ。
宇野やソシュールのレプリカに初等数学でお絵かきして遊んでるオボッチャマくんのような印象でつ。
60年、70年のクズレた連中が、吉本にコロリと騙されて居心地の良さに浸ってる構図がかつて見られましたが、カラタニふぁんはその縮小再生産という感じか・・。
457革命的名無しさん:04/10/17 13:05:08
「マルクスの可能性の中心」を読むと明らかに宇野ソシュールですね。
458革命的名無しさん:04/10/17 13:35:31
宇野シューレなら分かるが宇野ソシュールって何?
459革命的名無しさん:04/10/17 15:57:05
宇野ソシュールは、宇野シューレの誤りです。
ショートカットを使ったてコピー&貼り付けの時、「ソ」を削除しませんでした。
460革命的名無しさん:05/01/04 18:21:15
死ねお国のために
461革命的名無しさん:05/01/04 23:22:13
宇野シューレといっても、柄谷の宇野理解は一知半解。
宇野理解の誤りについては、青木孝平『コミュニタリアニズムへ』が
すでに徹底的に批判している。
462革命的名無しさん:05/01/04 23:48:39
>>461
柄谷なんて、宇野理解がどうこうという以前の「逝ってよし」レベルだと思うが。
そうそう、法政大学出版局から、フランス人のビデとかいうのが同じく「逝ってよし」な本を出しているが、ああいう連中はもう消えてくれ。
463名無しさん@3周年:05/01/05 09:57:52
>>456
まあ、柄谷は吉本の馬鹿より賢い。

ただし彼を間に受けるのも馬鹿。
軽く流すのが妥当。
464名無しさん@3周年:05/01/28 17:42:54
マルクスのことなら労働者社会主義同盟の高田健さんに聞くと、
より理解が深まると思います。
       ↓
http://www.bund.org/editorial/20040505-2.htm
465革命的名無しさん:05/01/28 20:28:31
ユーロとドルしか出てこないブロック化じゃ本当の戦争の危機は分析できない。
現状最も危険な帝国主義は中国帝国主義だ。
共産党一党独裁下の資本主義という完全な国家独占資本主義の
侵略国家だから。これを軸に戦争が起こる。、
466;:05/01/28 21:04:29
マルクス主義者は中国を批判できないよ。
467革命的名無しさん:05/01/28 21:07:55
なるほど、協会、トロ、民学同はマルクス主義者では無い、と。
468革命的名無しさん:05/01/28 21:47:33
何でマルクス主義者が中国を批判できない。
アレがまさか社会主義とか言うのか。
それどころか帝国主義の不均等発展がかつて
日本帝国主義という軍事侵略的帝国主義を
生んだように、それ以上の規模で危険な
帝国主義的膨張をしようとしていることに対して
マルクス主義者なら危機感を持つべきだ。
469名無しさん@3周年:05/01/29 04:12:38
>>465
おまえ、中国の歴史を知らないだろ。

あのデカい国が統一してる状態のほうが不自然だ。
経済の格差が拡大してやがて分裂するだろうね。
470革命的名無しさん:05/01/29 08:04:32
共産党の独裁体制が崩壊すれば分裂するかもしれないね。

旧ソ連や旧ユーゴスラビアや旧チェコスロバキア。。。。
みんな共産党の独裁体制が崩壊したら、分裂した。
旧ソ連は、15の国に。
旧ユーゴスラビアは、たしか6の国に。
旧チェコスロバキアは、2つの国に。

中国は、台湾はもちろん正式に独立(国連加盟)し、
その他、満州、チベット、ウイグル、香港あたりが独立してほしい。
471革命的名無しさん:05/02/10 18:02:58
チャンコロ帝国の崩壊は近いね。
先ずは、内陸部のイスラム文化圏から。
次は、その動乱を利してのチベットでのダライラマ帰国運動かな。
472革命的名無しさん:05/02/17 02:16:01
マルクスコレクションの資本論はどうよ
473革命的名無しさん:2005/03/29(火) 10:56:35
73 :LPG(ねっw)の母、:05/02/07 13:37

「マルクスのことならおいらに聞いてほしいな〜」がくちぐせ、反戦ネットワーク、LPGの母、「タマ」でございます。皆様、また愚息が世間を騒がせているようでゴメンナサイネ。特に「レーニン様」・・
あれでも、子供の時から何不自由なく育て、純真で優しい子供になりましたのに、いつの頃からか大阪の「黒目」と称する方の影響を受け、親の言うことを聞かなくなってしまいましたの。
去年の夏も二人で「靖国神社」の鳥居によじ登って、なにか、「フンサーイ」と叫んでいたらしく善良な多くの市民の方から反撃を受けてしまったと聞いています。
それがあってからというもの、黒目さんという方は近所のイタズラ好きの子どもたちに、「この、非国民!」といわれ道頓堀川に投げ込まれること、数えきれないとか。
昨日も愚息に電話をよこして、「LPGよ〜、馬鹿はかぜをひかないというけど、あれ嘘だぜ、
おれ、昨日川に投げ込まれてかぜをひいてしまった、LPGはいつも「おいら馬鹿だから絶対に
かぜひかない!」と自慢しているけど注意した方がいいぞ」と優しく励ましてくれたそうです。
先日、小学校に通う娘「おとら」に、「かあさん、どうしてLPG兄さんの頭、あんなにおかしくなってしまったの?」と聞かれ、
「おかしくなったんじゃないのよ、おとうさんが酔っ払った勢いで母さんに挑んだため、着床した時点で能にアルコールが回ってしまったらしく、どうすることも出来なかったのよ」と話した途端、涙があふれて来てしまいました。
見ると娘「おとら」の目にも大粒の涙が・・「どんなに馬鹿でも「おとら」のお兄さんだもん、これって家族愛っていうんでしょ、おかあさん、今日、先生がいってた」といって、兄を慕う妹。心優しい子どもに育ってくれました。
単身赴任から半年ぶりで帰ったとはいえ、あの時、私さえお父さんを拒否していればと思うとくやしくてしかたがありません。
下のファイルの下段にあるメールでの嫌がらせ、愚息の犯行に間違いありません。今までの大罪をお許し下さいませ。本人に代わりまして深くお詫びいたします。
http://www.geocities.jp/peaceadvance/
474革命的名無しさん:2005/04/30(土) 15:54:56
ありそうでなかった
475革命的名無しさん:2005/04/30(土) 16:14:22
中国と朝鮮を峻別することがマルクス主義的観点から必要である。
中国は戦勝国であり、また日本の侵略の被害を受けた国である。謝罪は必要である。
対して朝鮮は植民地であり、植民地統治がなければ近代国家の礎を築く力はなかった。
旧宗主国が植民地に謝罪した例はほとんど聞かない。旧宗主国はむしろ、植民地の
民に文明を与えたと信じているからであり、またそれは事実である。
植民地化されるまでの朝鮮は儒教的因習にとらわれた国であり、ちょうどカースト制度
でがんじがらめになっていたインドに相当する。
イギリス資本の文明化作用がなければ、インドは悠久の歴史を繰り返してるだけであった。
朝鮮も植民地化によってはじめて資本の本源的蓄積と法制度社会制度の整備、近代化
が進行したのである。ここに善悪の判断はない。客観的に必然的歴史法則にしたがって
アジアの歴史は展開していったのだ。日本統治を逃れたとしてもロシアをはじめとした
列強の手に朝鮮は落ちていたことは間違いない。彼らに内発的近代化を進める力が
なかったからであり、日本を恨むのは筋違いである。
476革命的名無しさん:2005/04/30(土) 16:15:45
帝国主義はよく、植民地の搾取で本国が不当に栄えるシステムとして批判される。
しかしこの批判には、あまり根拠がない。
スペイン、ポルトガル、英国、オランダ、フランス、ベルギーなど、どれを見ても植民地を失っ
たせいで経済的に没落したり破滅した国は一つもない。それに海賊行為がやりたい放題だっ
た十七、八世紀と違って、十九世紀になると植民地の経営は手間とコストのかかるものにな
っていたのである。
477革命的名無しさん:2005/04/30(土) 16:16:38
英国やオランダにとっては、海外植民地は近世の海洋的商業的な資本主義の時代が残した
容易に振り捨てられない遺産だった。十九世紀になって改めて過去の行為が「帝国主義」と
して意識されてくると、それを良心にかなうような形で正当化することが必要になる。そこで出
てきたのがヨーロッパ人が負うべき「文明化の重荷」という考え方である。つまりヨーロッパ人
は南の世界を文明化するため、カオスに抗して秩序を打ち立て、南の人々を近代国家を運営出来るよう訓育するために植民地を支配しているのだという考え方である。
この考え方が、単なる弁明や宣伝にすぎなかったとは言い切れない。十九世紀のインドでは
、せいぜい十万人ぐらいの英国の民間人と軍人が三億人のインド人を統治していたのだか
ら、英国のインド支配は力によるものではなかった。インド史上初めてカースト制度が崩れ出
し寡婦が夫の後を追って焼身自殺するサティの習慣が禁止されたのは、この英国統治時代
のことだった。英国は文明化が完了すればインドを独立させることをインド人に約束しており
、また独立運動の母体となった国民会議の議長に英国人が就任したことも何度かあった。
478革命的名無しさん:2005/04/30(土) 16:18:22
ヨーロッパ人は平等な諸民族の世界を理想としていたので、植民地にしたのは東南アジア
やアフリカのように国家が未形成な地域かインドのように国内が分裂状態で国家主権が不
在の国に限られていた。これが、例えばインドネシアがオランダに謝罪を要求しない理由で
ある。「インドネシア」なる国の枠組みは、オランダが作りだしたものだからである。
ヨーロッパの旧宗主国と旧植民地の間で今も続いている親しい関係を見落とさないで欲しい
。英国とインドなどその旧植民地諸国は、今でも大英連邦という形でつながっている。フランスは旧植民地のアフリカ諸国と独自な関係を保っている。これらの国は、ヨーロッパ人の植
民地として近代的な主権国家への道を歩み始めたのであり、ゆえに旧宗主国とはいわば先
輩後輩の関係にある。一部のマルクスを履き違えた左翼以外は、植民地主義の利益をきちんと踏まえているである。植民地主義の文明化作用を本来なによりも評価せねば
ならないのは歴史の必然的展開を見据えたマルクス主義者こそであるのに。
479革命的名無しさん:2005/04/30(土) 16:19:40
資本の文明化作用への誤った理解が進んだのは、ロシア革命成功後、マルクス主義の舞台がヨーロッパから辺境のロシア、そしてアジアへと移動し、あたかも植民地解放闘争こそ
がマルクス主義の本丸であるかのような倒錯した状況が生まれたからである。
本来、社会主義運動は先進国のプロレタリアが前衛として主導するべきものであって、
「後進国」の民衆に必要なものは、そのものずばり「資本主義」なのだ。
因習にがんじがらめになった社会を資本はずたずたに分断する、一つ一つの事象はどんな
に非人間的に見えようとも、それは歴史の必然なのであって、究極的には封建的因習に
よる自民族の支配より、先進国による異民族支配のほうが、より歴史の進歩にはかなっているのである。
480革命的名無しさん:2005/04/30(土) 16:20:15
日韓併合は朝鮮の「ブルジョア革命」であり「文明開化」であった、そして日本の統治は朝鮮
人にとって「祝福」であった。
このことをマルクス主義陣営がはっきりと述べたことは今まで一度もない。
マルクス主義者はこの命題を否定しようと躍起になればなるほど、マルクスのインド殖民論
をどのように捉えるかが問われるのである。マルクスを神聖化し護教論的論陣を張ろうが、マルクスがイギリス資本の肯定的側面をみていたのは間違いないのである。
左翼は似非ヒューマニズムではない。否定的側面のなかに肯定的側面と歴史の必然
を把握する弁証法こそ、我々の武器なのだ。
現在、マルクス陣営で「歴史の必然」と「資本の文明化作用」を正面から見据えている
論者は京都大学の大西広ただ一人といっていいだろう。
481革命的名無しさん:2005/04/30(土) 16:21:13
日本の韓半島支配は朝鮮に近代をもたらした
朝鮮に対する過去の日本の役目に対して 圧制者であることと同時に社会経済の変化の推
進者でもあった. 帝国主義による植民地支配はすべての朝鮮の人に苦痛を持って来たので
はなくて, 人々の階層によってその影響は多様だった

あらゆる現象の肯定的側面に否定的側面を見、また否定的側面に肯定的側面を見る。
その結果、歴史のダイナミズムとその必然が明らかとなる。
現在進行形の真の世界革命、グローバリゼーションに対しても既存左翼は似非ヒューマニズム的批判しかおこなっていない。
グローバリゼーションと全世界の資本主義化こそ、社会主義の物質的基盤を用意するのだ
482革命的名無しさん:2005/04/30(土) 20:47:13
日韓併合は朝鮮の「ブルジョア革命」であり「文明開化」であった、そして日本の統治は朝鮮
人にとって「祝福」であった。
このことをマルクス主義陣営がはっきりと述べたことは今まで一度もない。
マルクス主義者はこの命題を否定しようと躍起になればなるほど、マルクスのインド殖民論
をどのように捉えるかが問われるのである。マルクスを神聖化し護教論的論陣を張ろうが、マルクスがイギリス資本の肯定的側面をみていたのは間違いないのである。
左翼は似非ヒューマニズムではない。否定的側面のなかに肯定的側面と歴史の必然
を把握する弁証法こそ、我々の武器なのだ。
現在、マルクス陣営で「歴史の必然」と「資本の文明化作用」を正面から見据えている
論者は京都大学の大西広ただ一人といっていいだろう。
483↑名古屋大学原理のキリュウへ:2005/04/30(土) 20:50:47
原理は右翼ねたにいけ。
484革命的名無しさん:2005/04/30(土) 21:21:28
きりゅうって、名古屋大学の原理で、
革マル講演会で、↑のような吹っかけをしようと思って登場するも、
追い出されたらしい。

それを、スレッドでねちねち書き込んでいるわけだけれども、
原理って本当くだらないですね
485革命的名無しさん:2005/04/30(土) 21:27:32
486革命的名無しさん:2005/04/30(土) 23:44:17
この方、置塩経済学の立場でしょう?

マル経のわうですが、マル経を近経のような「数式」で
あらわせないと、認知されないような感覚の形でしょう?


・・・だけど、近代経済・現代経済の数式じたいかなり「恣意的」なわけですから
こういう人たちをあいてにして「数式」で対抗しても時間の無駄だというはなしもございますね。
487革命的名無しさん:2005/04/30(土) 23:56:04
置塩て
どーゆう立場の人なんです?
ほれもっとこうクールなんかと思ったらこうけっこう政治臭が強いとゆうか
著作ね「蓄積論 とか
こう
資本主義は歴史的なもんであって〜ちゅうような説教が多いめで、それを認識しないと〜科学的じゃない〜みたいな
今の人(右派でもないし完全なノンポリよりはちょい進歩派ぐらいの人
でもちょっと”引く っていうのとは違うと思うけど違和感あると思うけど
488革命的名無しさん:2005/05/01(日) 00:55:10
だって日共党員だもん。置塩って。
489革命的名無しさん:2005/05/01(日) 01:15:56
だけど、昔みたいに、社民と日共と協会と宇野とか対立はないみたいだよ。

地方自治体の選挙では一緒になっているし。
490革命的名無しさん:2005/05/01(日) 01:22:30
しかし、世界的に有名なのは置塩な罠。
491革命的名無しさん:2005/05/17(火) 18:22:19
ポスモダどもへ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1116175495/

1 名前:人文男 2005/05/16(月) 01:44:55
>ポスモダどもへ

もうおまいらには愛想がつきた。
ただでさえ大学改革の時期で人文系は予算もポストも学術誌の誌面も削られそうで頭痛いのに
さらに他分野からの信頼失うような恥さらしやがって。
世間様はポスモダでない人文系も一括して「これだから人文系は・・・」としか見てくれないんだぞ。
この責任どうしてくれる?
これで人文系全体のパイが減って俺がアカポスつけなかったらおまえらのせいだからな。
科学哲学の連中も、科学哲学ってだけでポスモダ相対主義者って思われるって怒ってたぞ。
実際の科学哲学系の連中はポスモダ嫌いが多いのにさ。
哲板の科学哲学スレ行って謝ってこいよ。

>自然科学系/社会科学系/教育行政担当者さんへ

頼むからポスモダと人文系全体を一緒にしないでください。
少なくとも私は非ポスモダの人文系です。
ポスモダ連中の処理は、そうですねえ、首都大学東京にでも一括して送り込んで、
「都市ポストモダン学部」でも開設したらどうでしょう?
492革命的名無しさん:2005/05/18(水) 00:30:40
493革命的名無しさん:2005/06/04(土) 17:37:58
「マルクスのことならおにいちゃんに聞けよ、おとら!」が口ぐせ、反戦ネットワーク、LPGお兄さん。私、妹の「おとら」でございます。 皆様、また兄が世間を騒がせているようでゴメンナサイネ。
あれでも、子供の時から何不自由なく育て、純真で優しい子供になりましたのに、いつの頃からか大阪の「黒目」と称する方の影響を受け、親の言うことを聞かなくなってしまったと母が申しております。
去年の夏も二人で「靖国神社」の鳥居によじ登って、なにか、「フンサーイ」と叫んでいたらしく善良な多くの市民の方から反撃を受けてしまったそうです。
それからというもの、黒目さんという方は近所のイタズラ好きの子どもたちに、「この、非国民!」といわれ道頓堀川に投げ込まれること、数えきれないとか。
昨日も兄に電話をよこして、「LPGよ〜、馬鹿はかぜをひかないというけど、あれ嘘だぜ、おれ、昨日川に投げ込まれてかぜをひいてしまった、
LPGはいつも「おいら馬鹿だから絶対にかぜひかない!」と自慢しているけど注意した方がいいぞ」と優しく励ましてくれたそうです。
この間、「父さん、どうしてLPG兄さんの頭、あんなにおかしくなってしまったの?」と聞いたところ、
「泥酔して母に挑んだため、着床した時点で能にアルコールが回ってしまったらしく、どうすることも出来なかったんだ」といいながら涙を流していました。
学校では、「わ〜い、反戦ネット一頭の悪いLPGんとこの、おとら〜」といっていじめられます。
目ばり用の布テープと練炭を買ってあげたのですが実行してくれません。一日も早く家を出て行くなり電車に飛び込んでほしいと願っているわが家です。
下のファイルの下段にあるメールでの嫌がらせ、兄の犯行に間違いありません。今までの大罪をお許し下さいませ。兄に代わりまして深くお詫びいたします。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/5270/
494革命的名無しさん:2005/06/20(月) 07:31:45
マルクス主義の悪口をいうと反戦ネットワークのLPG(ねっw)さんに怒られますからご注意下さい。
しかし、ねっwの「おいら、高田健さんからの信頼が厚く、ワールドピースナウの元実行委員として重要な役割を担ってきた」という自慢話。どうもおかしいとは思っていたが、やはりうそだったか。
それと、ねっw!おまえ、「おいら、ブントにほめられちゃった」といって俺に紹介した下のファイル、おまえのことなんて一言も書いていないじゃないか!
http://www.bund.org/editorial/20040505-2.htm
495革命的名無しさん:2005/06/20(月) 10:45:15
日本のマルクス経済学が戦後果たしててきた役割は
官僚制の護持だ。それ以上のものではない。
496うるとら:2005/06/21(火) 16:57:23
聞きたいことがあるんですけど、社会主義商品はお金を使わずに直接国民に分配されるとマルクスは言ってるんですけど、たしかどこの国でしたっけ??
497革命的名無しさん:2005/06/21(火) 17:20:18
ブータン神聖社会主義王国です。
498革命的名無しさん:2005/07/07(木) 18:16:50
何組いるのかな?
499革命的名無しさん:2005/07/20(水) 15:54:08
もうダメかも知れないね・・・
500革命的名無しさん:2005/07/30(土) 13:30:28
青林書院新社
501革命的名無しさん:2005/08/06(土) 17:44:10
いかに可能か?
502革命的名無しさん:2005/08/06(土) 21:00:44
つーか、いかに無能か、でしょう。
503革命的名無しさん:2005/08/13(土) 15:05:57
文学界11月号
柄谷行人+浅田彰+大澤真幸+岡崎乾二郎
504革命的名無しさん:2005/08/27(土) 19:18:36
「マルクスのことなら、おにいちゃんに聞けよ、おとら!」が口ぐせ、反戦ネットワーク、LPGお兄さん。私、妹の「おとら」でございます。 皆様、また兄が世間を騒がせているようでゴメンナサイネ。
子供の頃は、「おいら、頭の悪さと胃袋の丈夫さは誰にも負けない!」と自慢する素直な子供でしたのに、いつの頃からか大阪の「黒目」という方の影響を受け、家族の言うことを聞かなくなってしまったと母がいっています。
黒目という方は近所のイタズラ好きの子どもたちに、「この、どアフォ!」といわれ、道頓堀川に投げ込まれること、数えきれないとか。昨日も孫に電話をよこして、「LPGよ〜、馬鹿はかぜをひかないというけど、あれ嘘だぜ、
おれ、昨日川に投げ込まれてかぜをひいてしまった、LPGはいつも「おいら馬鹿だから絶対にかぜひかない!」と自慢しているけど注意した方がいいぞ」と優しく励ましてくれたそうです。この間、「父さん、どうしてLPG兄さんの頭、
あんなにおかしくなってしまったの?」と聞いたところ、「泥酔して母に挑んだため、着床した時点で能にアルコールが回ってしまったらしく、どうすることも出来なかったんだ」といいながら涙を流していました。学校では、
「わ〜い、反戦ネット一頭の悪いLPGんとこの、おとら〜」といっていじめられます。これまで、ひとりだけの兄なのでかばってきましたがもういやです。一日も早く家を出て行くなり電車に飛び込んでほしいと願っているわが家です。
下のファイルの下段にあるメールでの嫌がらせ、兄の犯行に間違いありません。今までの大罪をお許し下さいませ。兄に代わりまして深くお詫びいたします。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/5270/
505革命的名無しさん:2005/09/09(金) 14:04:10




     ●が多すぎて、クドすぎ



506革命的名無しさん:2005/10/06(木) 14:54:53

反戦ネットワーク所属、LPG様。

このスレで延々とやっている自分で架空の世界を作り、架空の人物を登場させた(時には数分間隔での)自作自演の書き込み、何を目的としているのか知りませんが、やめて頂くことを要求します。
他の多くの人たちが迷惑しているだけでなく、そのようなものは誰も読んでいません。現在、共産板の利用者間でささやかれている、「LPGという人は病気ではないのか?」いう声には、「精神異常者というのは差別用語、
誹謗中傷」と考えこれまで批判を控えてまいりましたが、このスレ(ほとんどのスレ)でも見かけられる異常としかいいようのないLPG様の書き込みを見ると、「病気説」も否定できないと判断するに至りました。
2ちゃんねるを落書き板と捉えるのはLPG様の自由ですが、だからといって他の人たちに迷惑をかけてもいいということにはなりません。それは「自由」と「自分勝手」のはき違えです。
又、多くの人たちにいっている、「おいら、高田健さんからの信頼が厚く、ワールド、ピース、ナウの元実行委員として重要な役割を担ってきた」という作り話。更に「おいら、ブントにほめられちゃった」といって紹介している
下のファイル。LPG様のことは一言も書いてありません。誰が聞いても嘘とわかることをいって平気でいられる、その神経。このようなことも「病気説」を裏付ける十分な根拠を持つものと私たちは考えます。
http://www.bund.org/editorial/20040505-2.htm

「共産板の正常化を願う会」及び参加賛同人一同
507革命的名無しさん:2005/10/06(木) 17:02:00
コミュニズムからコミュニタリアニズムへ経済学を異化せよ!と青木孝平はいった。
508革命的名無しさん:2005/11/04(金) 01:19:20
509革命的名無しさん:2005/11/04(金) 07:15:04
【ちょっといいですか】
510革命的名無しさん:2005/11/04(金) 20:03:34
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1084784875/

 リューベック大学病院の不妊治療クリニックに訪れたとある夫婦。この夫婦、
結婚8年目にして「子供がいない」事に悩んでいたが、この程理由が判明した。
実はセックスという行為自体を知らなかったのだ。

 この夫婦、一連の検査で身体的には全く異常が認められず、医師がセックスの
頻度を尋ねたところ、二人ともポカーンとして「一体(セックスとは)何の事ですか?」と発言。

 クリニックの広報担当曰く、「彼らは決して知恵遅れというわけではありません。
宗教的な理由で『セックスしないと妊娠しない』という事実を知らずに育っただけなのです。」

 クリニック側は他にもこのような性知識に欠けたカップルが調査に乗り出す一方で、
この30歳の妻と36歳の夫にセックス治療を施している。
511革命的名無しさん:2005/11/05(土) 16:51:44
512革命的名無しさん:2005/11/08(火) 01:13:57
諸君、私はこの前、ジュースを買うため近所の自動販売機へ向かった。
そこで私は共産党のポスターを見つけた。書かれていることのあまりの
素晴らしさに、私は目のくらみそうな衝動を受け、反射的にそこを離れ
ようとした。すると、するとだ、自動販売機を置いている家の娘の
ものと思われるスク水が近くに干してあったのだ!それは紺だったが、
私にとっては、燃える炎のように真っ赤な革命のスク水だった!
私は、「主張を秘密にすることを望まない」というマルクスの言葉を
体現した市民の行動に心から感動した。このような人々がいる限り
この国に於けるマルクス主義の活動の炎は尽きないだろう!なんと
ジュースのうまいことか!万国のプロレタリア、団結せよ!!
513くろしろー ◆rJrN8dAq0M :2006/02/07(火) 11:41:20
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/
くろしろー経済学10こつこつと進歩中
514くろしろー ◆rJrN8dAq0M :2006/02/08(水) 11:37:47

http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/
マルクスを新古典派につなげる経済学とするくろしろー
経済学、11アップしました。ついに理論の核心。
理論のみ追い求める人は9からお読みください。
後は体験談(好評)と雑論になっています。
515革命的名無しさん:2006/02/08(水) 13:58:05
都留重人って人が亡くなったね。
業績評価としてはどうなんですか?

ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E7%95%99%E9%87%8D%E4%BA%BA

晩年は代々木シンパだったの?

俺より詳しい人コメントキボンヌ。
俺=「賃労働と資本」読んだ。「資本論」20ページでコースアウト。
516くろしろー ◆rJrN8dAq0M :2006/02/09(木) 12:01:17
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/
ひたひたと、くろしろー経済学12アップしました。
517くろしろー ◆rJrN8dAq0M :2006/02/10(金) 11:52:07
で、ブログがアップしました。くろしろー経済学13
本人は共産主義論をいずれかいたるワイと豪語しています。
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/
518くろしろー ◆rJrN8dAq0M :2006/02/11(土) 10:12:24
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/ くろしろー経済学14アップしました。
消費者が搾取? え?

519くろしろー ◆rJrN8dAq0M :2006/02/12(日) 12:12:53
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/
くろしろー経済学15アップしました。
反戦ネットワーク所属、岡田雅宏様。

毎日延々とやっているAAによる落書き、自分で架空の世界を作り、架空の人物を登場させた(時には数分間隔での)自作自演の書き込み。
何を目的としているのか知りませんが、誠に持ってご苦労様です。
そんなものは誰も読んでいませんよ。
現在、共産板の利用者間でささやかれている、「岡田雅宏という人は病気ではないのか?」いう声には、「精神異常者というのは差別用語、誹謗中傷」と考え、これまで批判を控えてまいりました。
しかし、このスレ(ほとんどのスレ)でも見かけられる異常としかいいようのない岡田雅宏様の書き込みを見ると、「病気説」も否定できないと判断するに至りました。
これまで見ていますと、1日に同一スレにする落書きは30回、そして落書きをするスレは100スレ。
しかし、「おいら、高田健さんからの信頼が厚く、ワールド、ピース、ナウの実行委員をしていたが、今は九条の会の事務局にいるんだ〜」という自慢話、嘘だそうですね。
又、「おいら、ブントにほめられちゃった」といっている下のファイル。岡田雅宏様のことは一言も書いてありません。
誰が聞いても嘘とわかることをいって平気でいられる、その神経。このようなことも「病気説」を裏付ける十分な根拠を持つものと私たちは考えます。
http://www.bund.org/editorial/20040505-2.htm

※一スレに一日、30を越える落書き×100スレへの挑戦。ここから明日朝9時頃までの落書きの回数を一応の暫定記録とさせて頂きます。

※スレ全体への落書き(同一スレへの回数は考慮せず)は、3日は、85スレです。これまでの最高記録は、11月7日の164スレです(2位は3日の154スレ)。
1回1分と仮定しても14時間!クソの役にも立たないことに価値を見つけ、「俺は、一分以内の書込み禁止を突破できるんだ」と自慢している岡田雅宏様。さすが!

「岡田雅宏を応援し記録更新を祈願する市民の会」及び参加賛同人一同
521革命的名無しさん:2006/02/12(日) 18:38:16
>>520
うちはだいこの悲劇的な日曜日の過ごしかた。
522くろしろー ◆rJrN8dAq0M :2006/02/13(月) 12:19:21
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/
くろしろー経済学16アップしました。
もてないあなたにも朗報が!
今は丸だが、そのうちミクロ・マクロ・財政なんかもやるよ。
523革命的名無しさん:2006/03/09(木) 21:26:27
マルクス歴史学を見直すべきだ
524革命的名無しさん:2006/03/29(水) 12:53:45
あげまん
525革命的名無しさん:2006/03/29(水) 13:28:02

反戦ネットワーク所属、LPG様。

毎日延々とやっているAAによる落書き、自分で架空の世界を作り、架空の人物を登場させた(しかも数分間隔での)自作自演の書き込み、何を目的としているのか知りませんが、誠に持ってご苦労様です。そんなものは誰も
読んでいませんよ。現在、共産板の利用者間でささやかれている、「LPGという人は病気ではないのか?」いう声には、「精神異常者というのは差別用語、誹謗中傷」と考え、これまで批判を控えてまいりましたが、
このスレ(ほとんどのスレ)でも見かけられる異常としかいいようのないLPG様の書き込みを見ると、「病気説」も否定できないと判断するに至りました。これまで見ていますと、1日に同一スレにする落書きは30回、そして落書きをする
スレは100スレ。しかし、「おいら、高田健さんからの信頼が厚く、ワールド、ピース、ナウの実行委員をしていたが、今は九条の会の事務局にいるんだ〜」という自慢話、嘘だそうですね、又、「おいら、ブントにほめられちゃった」と
いっている下のファイル。LPG様のことは一言も書いてありません。誰が聞いても嘘とわかることをいって平気でいられる、その神経。このようなことも「病気説」を裏付ける十分な根拠を持つものと私たちは考えます。
            ↓
http://www.bund.org/editorial/20040505-2.htm

※一スレに一日、30回以上×100スレにも及ぶ落書き。2月12日の3回を暫定記録とさせて頂きます。
※スレ全体への落書き(同一スレへの回数は考慮せず)は、28日は、79スレです。これまでの最高記録は、11月7日の164スレです(2位は3日の154スレ)。これに60回、70回を越える落書きをしたスレが(最高は
11月27日の220回、これだけでも4時間!)、およそ10スレ、これに10回、20回落書きをしたスレ(ほぼ毎日あるが、最高は11月27日の220回!4時間!))を合計すると、毎日、900回を越える落書きをしている
ものと推定されます。1回1分と仮定しても14時間!

「LPGを応援し記録更新を祈願する市民の会」及び参加賛同人一同
526革命的名無しさん:2006/04/13(木) 10:21:17
age
527革命的名無しさん:2006/05/19(金) 22:46:13
( ゚∋゚)金正日をギロチンにかければいいのさ
528革命的名無しさん:2006/05/19(金) 23:48:58
ご協力お願い申し上げます。
消費者金融問題は深刻化しています。
国会では上限利率の引き下げとグレーゾーン(出資法)の廃止を検討中との事。
早急に施行されるようサラ金被害者の会や各団体に署名活動を皆さんでしてください。
529革命的名無しさん:2006/06/06(火) 22:13:39
在日に参政権を与え日本共産党員とともに小さな村に移住させ、
その自治体を乗っ取り「無防備地域宣言」させて、山村工作隊が無血入城。
日本共産党が臨時革命政府を各地に誕生させ、中共、北朝鮮と地域集団安保体制を締結する。
(((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
530名無しさん@3周年:2006/10/29(日) 11:06:05
これが日教組某県作成の教科書採点表だ
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4759/20010714.html


マルクスの言葉
「青年に対し、祖国の前途に対する希望の灯を奪い、
祖国呪詛(じゅそ)の精神を扶植(ふしょく)することが革命の近道だ。」
日教組は忠実にこれを実践してきたのではないか。
http://homepage1.nifty.com/1010/newpagekakiko.htm

531革命的名無しさん:2006/10/29(日) 11:09:55
「労働者階級は祖国をもたない」だろ
532革命的名無しさん:2006/10/29(日) 11:12:13
マルチにレスする必要なし
533革命的名無しさん:2007/01/31(水) 17:12:39
マルクスマンセー
534革命的名無しさん:2007/01/31(水) 17:25:06
>>6
今でも機械で作業して人間はほとんど何もしなくてもいいもんなm9(´・A・`#)
これからもますます雇用者を減らして人件費を削減していくだろうなm9(´・A・`#)
困ったもんだm9(´・A・`#)
535革命的名無しさん:2007/01/31(水) 17:35:10
普通、人件費の中には労働力の再生産:子育て費用が含まれているが、
帰化人政府は隣国から移民させようとしている。少子化推進ビザ廃止で隣国人移民推進。
日本乗っ取られる。
536革命的名無しさん:2007/01/31(水) 23:28:09
>>534は洗剤スレや童話の残骸スレにいる痛い子ですのでスルーしてくだしあ(´・∀・`)
537革命的名無しさん:2007/02/04(日) 01:08:05
この中でヘーゲル回避してる人ってどの位いるの?
538革命的名無しさん:2007/02/04(日) 09:37:17
レーニンを持ち出すこともないけんど、
マルクス『資本論』読みにゃヘーゲル論理学
は必須でせうが。
539革命的名無しさん:2007/02/04(日) 13:10:36
アナマルは読まないの?
ローマーとか
540革命的名無しさん:2007/02/04(日) 13:55:00
修正マルクシズムも…
大元わかってないとなぁ?何修正してんだよって。
そゆコトじゃね?
541革命的名無しさん:2007/02/04(日) 14:41:27
いきなりすみません。
マルクスとウェーバーの対比について考えているのですが、マルクスの半イデオロギー
理論のどこにウェーバーは反対しているのですか?
542革命的名無しさん:2007/02/05(月) 11:41:13
そのまんま考えてなさいな。
543名無しさん:2007/03/02(金) 10:57:18
俺は宇野派でいいよ。
544革命的名無しさん:2007/03/02(金) 12:05:18
>>534セールスマンが必要
545革命的名無しさん:2007/03/11(日) 14:50:59
そもそも労働価値説が破綻してんだから
546革命的名無しさん:2007/03/21(水) 18:46:04
つけめん大王
547革命的名無しさん:2007/03/21(水) 21:58:05
労働価値説っていつ破綻したん?

大勝軒のスープが大王のつゆの基なんよ。
548革命的名無しさん:2007/03/21(水) 22:22:02
  今回はアメリカも、北朝鮮という国は、その行動の裏に、何かしらテーマを持ってるんではないかと考え始めた節が在る
前に書いたように北は世界の貧富の大差があまりにひどいことが放置されてるのにたいして

先進国全般が、世界の貧困層に対して先進国の収入の1から2%くらいを供与すべきだという普遍的テーマを背負っているようだ
、(政治思想思惑という上部構造は経済状況という下部構造に規定されてる)、そういうことをしようとしない先進国に抗議していくという基本姿勢があるようだ

今回アメリカはそういうものがあるかもしれないと考えたような気がする
日本はそういうことを想像もできない家族会に振り回されてなんにも気がついてない



549革命的名無しさん:2007/07/28(土) 17:41:38
マル経は見直すべき。
550革命的名無しさん:2007/07/28(土) 18:18:40
マルクスと一番論争したのは西ヨーロッパの経済
学者達で、その流れのオーストリア学派とか
ローザンヌ学派や厚生経済学の方が、大きくいったら
一番資本論全体を踏まえていると思う。
ロシア経由のはやめろ。日本のマル経のレベルが
アメリカや欧州に比較して著しく遅れているのは
いまだに昔のML主義から脱却していないためだろう。
551革命的名無しさん:2007/07/28(土) 18:20:05
>>550
それで宜しいかと。
552マル同失禁派:2007/12/12(水) 18:24:00
マルクス主義賃労働者同盟失禁派の同盟員です。
早漏派との分派闘争の生き残りです。
はじめてコピペなるものを致します。

名前:OFW :2000/12/25(月) 00:00
>「俺頭悪いんだけど経済って」スレのレス20岩井克人は手放しの資本主義礼賛者ではないよ。
手放しの礼賛者などは他の経済学者の中にも少ないのでは?
ケインズさえ、資本主義は病んでいると考えていた。

>それに、マルクスをそんなに誤読しているだろうか。
決定的な点での誤読としては、ひどいものでしょうね。それも、マルクスに依拠していながら、
「マルクスは誤っていた。正しいのは私」と言う所は、かの宇野弘蔵並みでしょう。
「マルクス主義経済学ではなく、マルクス経済学すなわち宇野経済学こそが真理だ」!!!
マルクスは経済学(当時の国民経済学)批判をしたのであり、独自の経済学体系を立てたのではない。
資本主義の経済学は不可能だと言った訳です。

>あのサイトは、ああいう設定下での講義だから
「電子マネーの可能性を強調して、資本主義の否定的側面は強調しないようにする」という設定?

>随分と誤解を招く表現になっているのだろうけど。
別に誤解を招きそうな表現とも思えない。自説に正直だと思います。
553マル同失禁派:2007/12/12(水) 18:26:31
9 名前:OFW :2000/12/26(火) 23:59
>>6
>もしかして、いまだに本気で労働価値説とか信じてるの?

本気ですね。
逆に本当にその内容を知っているの?と聞きたいな。
単に他人の話を信じているだけのような…。
大体、学問や思想は「信じる」などという信仰とは異なる。「根拠ある確信」とでも言った方が良い。

>>8(3さん)
>あんまり人の揚げ足取らないでほしいな〜。

ども失礼しました。どうしても論争調になってしまうのは、貨幣というテーマが重要だと思うためですので、ご容赦。
しかし、私が指摘したいのは、岩井氏の(ポストモダニズム的な)論法こそが揚げ足取りだ、ということで、
それが反射して私の方が揚げ足取りに見えるのは半分誤解です。

>で、OFW氏によると、そのへんはどう説明されるわけ?

順番に対置すると、
554マル同失禁派:2007/12/12(水) 18:27:35
>>556の続き

>ある人が1万円札を1万円の価値のある貨幣であるのを信じているのは、他の人が1万円札を1万円の価値が
あるものとして喜んで受け取ってくれるからであり、

貨幣自体には<実体的>根拠はないのだから、人々がそれを「1万円札は1万円の<実体的>
価値がある貨幣」と信じていることが無限の循環論法を招き、それこそが貨幣を支えている<非実体的な>
根拠である、という論法でしょうが、これはおかしな論理だと思いません?
思い込みという「実体的でないもの」が現実の貨幣流通を「支えている」とは、哲学的に言えば、
「現実は幻想である」と言う主観的観念論の主張です。
ポストモダニズム的と言うのはそういうことです。
ですから、
まず「1万円の<実体的>価値」という概念を問うべきでしょう。
つまり、「価値とは何か」という価値論がまずあって、初めて貨幣論が展開できるということです。
555マル同失禁派:2007/12/12(水) 18:28:24
10 名前:OFW :2000/12/27(水) 00:07
>>8(3さん)(つづき)
岩井氏の議論の中でも
  1.モノとしての価値
  2.他者にとっての(商品としての)価値
  3.貨幣としての価値
  4.信用としての価値
  5.記号としての価値
という言葉がでてくるが、すべてを貫く自己同一的な存在こそが「価値の実体的本質」と呼ばれるものであり、
上記の1〜5はその現象形態であるという見方が学問的な探求の開始点です。
つまり、価値の本質から、貨幣を含めた価値現象を「説明」することが、科学的な認識態度というものなの
です。(数学的モデルとて、価値を数量的な本質とする立場からの仮説です)

>貨幣法制説も…貨幣商品説もこの循環論法を満足に説明しない。
ですから、「無限の循環論法」は説明されるべきものであり、それを説明原理にしている『貨幣論』はおかしい、
と言っているのです。
これは決して揚げ足取りではなく、本質論という「はしごを外した」のは岩井氏の方なのです。

>これが貨幣流通に<実体的>根拠がないという意味だろね。
もし、貨幣流通に何の客観的根拠(根拠とは、それが単に主観的でなければ、すべて実体的なものを前提します)
もないとすれば、単に無根拠と言うべきであり、それを前提している経済学自体が崩壊するでしょう。
これも揚げ足取りではなく、そこにあるのは概念の混乱だと言っているのです。
貨幣流通には明確に根拠がある。それは、「私的生産者による社会的生産」という矛盾でしょう。
556マル同失禁派:2007/12/12(水) 18:30:16
13 名前:OFW :2000/12/27(水) 22:24
>>11
>こりゃ、まじめに論議したらOFWさんの負けだな。
そう見えますか。でも、勝ち負けよりは「正しい理解」が重要です。

>OFWさんが言っているのは、貨幣(価値)のあるべき姿であって、実際の姿(の全て)じゃない。
どうも理解して貰ってないようで、説明が必要。
私が言っているのは、貨幣および価値などという存在は無くなるべきであり、いずれそうならざるを
得ないということです。
それは価値とは何なのかを突き詰めて行けば出てくるでしょう。
そして、およそ事物の客観的認識のためには、実際の姿(現象)を超えて、その本質に遡及しなくては
ならない、ということです。
20世紀の学問全体が現象論になってしまった。それは、「本質」「概念」という言葉の意味すら理解
できない程にまで進んでいる。

>>12(“3さん”さん)
>柄谷氏と岩井氏との違いにも言及欲しいです。NAMも経済板では誰も知らないので。
1980年代以降、いわゆるニューアカデミズムからポストモダニズムという思潮が日本で流行ったが、
私は商業主義ジャーナリズムが煽った「知的なファッション」に過ぎないと思っていたので、殆ど興味
なかったし、今でも積極的な意義など少しも感じていない。だから違いは分からないです。
しかし、両者(そして浅田彰氏等)が「否定かつ肯定」の両義的な態度で、「マルクスは終わった」
「マルクスは偉大だったが、間違っていた」
などと繰り返し言及することは、マルクス(主義)について誤った理解を広めることになり、これは世の
若者および労働者を誤まらせる結果になる。このことは、やはり見過ごせないでしょうね。
(NAMの宣言などを読むと、資本や国家に対抗しようと倫理的になっても、小ブル知識人としての自己
の階級的立場は、絶対に手放せないようですなぁ…。しかしまたなんで「不買運動」なの?思弁的かつ
現実的実践?)
557マル同失禁派:2007/12/12(水) 18:32:47
23 名前:OFW :2000/12/29(金) 22:50
>>15(トリックスターさん)、>>21
労働価値説とは給与(正確には賃金)が労働時間に比例していることではありません。それは、価値の
本質に関する次のような認識です。

「あるモノの経済的価値とは、そのモノの必要量を再生産するために、社会全体の労働量をどれだけ
それに振り向けたら良いかを表示している指標であり、社会的な必要労働こそが価値の本体をなす
ものである。」

上記の認識は、次の考察を前提にしています。
1.モノの有用性(価値の直接的・質的な側面)
あるモノが有用か無用かは人により異なるし、代替物の存在によっても異なる相対的な(主観的ではない)
性格をもつ。いわゆる「限界効用説」は有用−無用が相互転化する限度を価値としている。
2.モノの稀少性
それは価値の量的な側面であり、有用物の現存量と必要量との割合に応じて変化する。いわゆる「需要と
供給の均衡」という事態です。
しかし、上記1&2は価値が実在するという前提に立っているために、現象論でしかない。それらの現象の
底にある価値本体に関する本質論として、
3.モノの社会的生産
人間は生活に必要なモノを生産することで、必要物の稀少性を減じることができるが、そのためには労働力
を支出しなくてはならない。モノの価値とは稀少な労働力を、生産物のうちに対象的に見たものである。
結局、経済とは、人間にとって必要なモノ(財)をどれだけ生産、分配、消費するかに関する事柄であり、
限られた資源と限られた労働力を如何に社会的に配分するか、という事柄を巡る諸現象、諸本質のことです。
しかし、資本主義経済では、経済とは要するに「金儲け」のことでしかない。
何故そうなるのか。そこにお金(貨幣)の秘密(顛倒)があるが、結局、労働しない「私的生産者」つまり資本家と、
労働力を私物として売るしかない賃労働者との間の対立関係に原因があるということです。
558マル同失禁派はカンパニアだけ参加:2007/12/13(木) 07:21:15
24 名前: OFW 投稿日: 2000/12/29(金) 22:51

>>22
>ビルゲーじゃ時給が違うじゃろ
 ビルゲイツの収入は給料(賃金)ではなく、資本家(経営者)利得ですか
 ら、労働者とは本質的に収入の源泉が異なる。また、彼の途轍もない収入
 の高さは、基本ソフト技術の独占状態による「特別利潤」に基づくもので
 す。それは特許や「営業上の秘密」によって保護されているから、消費者
 は自由主義経済に反して、不当に高いものを買わされている訳でしょう。
 「競争と言っても、あくまで独占を目指したものであり、競争と独占とは
 同じ事柄の両面に過ぎない」(レーニン)。
559マル同失禁派はカンパニアだけ参加:2007/12/13(木) 07:22:08
27 名前: OFW 投稿日: 2000/12/30(土) 15:39

>>25(トリックスターさん)
>○経の究極奥義をそう簡単に理解できるともおもってませんが
 いわゆる「マルクス経済学」には理解すべき奥義といったものはないでし
 ょう。それはマルクスの主張を換骨奪胎して、「マルクスは、共産主義イ
 デオロギーに毒されたために、肝心の点で科学的・学問的認識を踏み外し
 た。これが正しい『マルクス的』経済学体系だ」と言う。しかし、それは
 大げさな見かけとは異なり、内容のない訓詁学あるいは抽象的なドグマの
 ように見える。繰り返しですが、マルクスは経済学を批判したのです。
>経済的価値って言うのは価格のこと?
 市場経済(商品経済)の下では、価値は価格(価値の貨幣表現)として
 現象するが、それはあくまで現象形態であり、その下にある価値の本質は
 それを超える存在です。岩井氏をもじって言えば、「貨幣はモノとしての
 価値(使用価値)を超える価値(本質的・実体的価値)を示す」のです。
 (岩井氏はそれを単なる量的な超過のように説いているが)
 およそ科学者は現象を本質から説明しなくてはならず、現象を追うだけで
 は駄目です。価格の理論ではなく、価値の理論が必要でしょう。
>それは需給の均衡で決まる
 市場経済の下では、商品の”自然的”価値からの偏差として価格が変動
 する。それは特定の商品の需要(支払い可能な欲望と呼ばれる社会的必要)
 とその現存量との不均衡を表示するバロメータでしょう。つまり、価格は
 需給の均衡ではなく、不均衡(偏り)しか示さない。比喩的に言えば、
 バネの均衡点からの偏り(力)は均衡点でのバネの内部エネルギーの絶対
 値を示さないのと同様です。実際、需給関係からは、貨幣価値自体が変動
 する現象(例:一般的な物価騰貴)は説明できないでしょう。
560マル同失禁派はカンパニアだけ参加:2007/12/13(木) 07:23:06
29 名前: OFW 投稿日: 2000/12/30(土) 15:42

>>25(トリックスターさん)(つづき)
>それを指標に労働力の支出が行われる。
 何故生産物を商品という形態で市場に送り出すのか?それは「売る」ため
 であり、売れて貨幣に変換しなければ、価値は実現しない。それは、生産
 が個々の私的な生産者によって勝手に行われているためです。社会全体が
 一工場のようになり、全体の需要を直接生産に反映させ、経済を計画的に
 運営すれば、商品や貨幣は不要ということになるでしょう。
 (社会的需要の測定、生産物の分配方法、といった細かい点は省きます。)
 そして現在、「労働力の支出」を行っているのは、利潤を追求する資本家
 (経営者)であり、「労働せよ」と命令されている労働者自身ではない。
>その投入された労働量がモノの価値である。
 これはアダムスミスを始めとして、多くの経済学者が躓いた(今でも躓いて
 いる)点ですね。
 「モノの(実体的)価値」とは、自然物が色素を含むように、モノに内在
 したあるものではない。それは社会的な存在であり、あくまでそのモノの
 再生産に必要な労働量です。つまり、実際に投下された過去の労働量では
 なく、現在の社会的な必要量と現存量とから出てくる、「投下すべき」労
 働量です。
 社会的実体とは、具体的な諸個人間の諸関係の総体を言います。
 社会が個人にとって外在的であれば、社会は実体として不可測な自然の
 ように振舞う。(いわゆる「見えざる手」、「必然的運命」)
561マル同失禁派はカンパニアだけ参加:2007/12/13(木) 07:24:10
30 名前: OFW 投稿日: 2000/12/30(土) 20:54

>>28(ななしるふぃさん)
>交換価値は社会的なもんだから、価値の源泉を労働に求めるのはおかし
>いのでは。
 労働は社会的なものではないの?自給自足なら別でしょうが、近代以降
 は社会的分業が確立しており、そのような歴史的背景から、社会学という
 「社会の発見」も誕生した訳です。コントやウェーバーも労働の社会性が
 なければ、職業人として学者にはなれなかったでしょう。
 また、繰り返しになるが、交換価値とは価値の現象形態であり、その本質
 (実体)とは異なるという認識が、経済学を合理的な社会科学とする。
 そして、交換価値(商品価値)は社会的なものとは正しいが、それは「裏
 返された」社会性(正確には物象化された社会性)だという認識こそが、
 市場経済そして資本主義経済の本質に迫るための出発点でしょう。私的
 所有がそれを支えている。
 マルクスは商品、貨幣および資本の本質を「価値形態」の発展として、
 歴史上初めて明らかにしたのです。
>バブルはどーなるの?
 バブル経済とはまさに「実体経済」から遊離した、幻想のマネーゲームで
 あり、実質的な価値を何ら産み出さない、貨幣物神とそれに基づく信用の
 自己増殖現象でしょう。苦労して働かなくても、誰もが一攫千金の機会を
 得られるとは!利子生み資本(金融資本)とは「ブルジョア社会の狂った
 花嫁」(マルクス)と呼ばれました。
(今世紀になり、国家が金融・財政を通して、経済に直接的に関与するよう
 になり、経済はますます政治化されてきているが、それはそれで、階級
 社会の現実を覆い隠す「国家幻想」に裏打ちされている。)
562マル同失禁派はカンパニアだけ参加:2007/12/13(木) 07:25:03
31 名前: OFW 投稿日: 2001/01/03(水) 18:35

>>12(”3さん”さん)(補足)
>NAMも経済板では誰も知らないので。
 NAMの理論を支える一人らしい先生の「貨幣の本質と貨幣の未来」
 http://www.econ.hokudai.ac.jp/~nishibe/essensemoney.html
 には、貨幣は廃棄すべきではないと主張されている。
>貨幣が体現すべき「価値」とは,自分ではなく他の人々の評価と是認に
>依存する社会的なコトである。
 1970年代後半の日本思想界で流行った、「物から事へ」の強調は、
 たとえば広松渉『事的世界観への前哨』等を生んだが、実際には現象主義
 に終ってしまった。本来、モノ性(物性)とは自然の本体的在り方を言う
 のであり、「自然的な必然性」についての理解がなければ、貨幣の本質は理
 解できない。確かに「貨幣とは社会的な事柄」とは正しいが、それは単に
 お約束といったものではなく、「自然的人類の物質生産の必然性」から来て
 おり、社会の生産関係が客観的・歴史的な根拠なのです。
>人々は貨幣の発行者の約束や権威や権力を信じているのでも,貨幣のモノ
>の価値を信じているのでもなく,ただ,貨幣のコトとしての社会的価値の
>「同一性」を信じている。
 「価値の同一性」こそが価値を「自己同一的な実体」と呼ぶ所以であり、
 それは社会的労働による再生産活動を実体化したものです。
>もう一つの貨幣の未来は,貨幣の本質をすべての人々が自覚するところか
>ら始まる。
 全くその通り。そして、貨幣に未来はないのです。
>地域通貨は…近代社会が実現した個人主義と自由主義を基本としながらも,
>新たな互恵的なコミュニティを再生し,信頼と自己責任にもとづいて,経
>済と言語におけるコミュニケーションを活性化することを目的としている。
 ここでは、経済が政治と混同されている。そして表明されているのは、
 近代的個人主義・自由主義という、市民(ブルジョア)イデオロギーに過
 ぎない。実際、社会の唯物論的な認識はどこを探しても見当たらないにも
 拘らず、彼らは何故、繰り返しマルクスに言及するのだろう?
563マル同失禁派はカンパニアだけ参加:2007/12/13(木) 07:27:32
あとはご本家"マル同失禁派"さんにおまかせします。
以上
マル同早漏派でした。
564革命的名無しさん:2007/12/13(木) 11:14:14
マル同包茎派とか短小派なんてのも出てそうだぜ。
まぁ、愉快なコテハンを待ってるぜ。
565マル同失禁派は街頭闘争もやる:2007/12/13(木) 11:26:27
33 名前: OFW 投稿日: 2001/01/04(木) 11:34

>>32
>貨幣には未来しかない。
 それを貨幣物神と呼ぶのです。「貨幣は何でも買える」が故に(マナのように)
 絶対的な魔力を持つと思い、そして拝金教徒は皆それに従う。
 価値の実体力とは過去の対象化された労働が未来の労働を支配しようとする、
 まさに「過去の支配」でしょう。それは時間の流れを逆転させ、流動性を固定化
 させ、自由を必然性に変えるものです。
 「実体とは偶有性の総体として、事象を貫く自己同一的な本質力である。
 人はそれを必然的な運命と呼ぶが、それは外的な必然性であり、自由(偶然)な
 人を突然襲う。すべての現象は実体から出て実体に帰って行く。それは全き闇で
 あり、『無』自体である。」(ヘーゲル)
 自由主義経済とは、物象化された社会的実体力である、貨幣および資本がその
 絶対的な必然性(等価交換、支払期限の厳守等々)をもって自己に帰るという
 矛盾を、個人の自由と呼ぶ。しかし、それは人間の自由ではなく、貨幣および
 資本の顛倒した自由でしかない。
 「貨幣には過去しかない」、これが正しい。
566そんな大仰な小手飯つけなくても:2007/12/13(木) 11:59:34
35 名前:OFW :2001/01/05(金) 23:42
>>34
>哲学?
 そうですね。実際、今の経済学は経済の本質を忘れた、非哲学的、非思想
 的な学問になっている。哲学的反省なき貨幣物神・資本物神をそのまま受
 け入れているため、「おカネって何?」「価値って何?」という小学生の
 素朴な質問にすら、満足に答えることができない。
 もし、経済学を人間の物質的生存にとって必要な財の生産・分配に関する、
 希少な資源と希少な労働力の最適な配分の研究、と定義するならば、そこ
 には本来「価値」などという仮象的存在は現れることはなく、現存する生
 産手段の下で、多様な財の社会的な必要量を再生産するのに必要な、社会
 的な労働量を計算するという、計画的生産と生産物の分配の問題に帰着す
 る。
 しかし、生産手段の所有者と実際の生産者が分離・対立している社会では、
 すべては無秩序であり、市場という無計画な偶然性が支配する「疎外され
 た社会」を通してしか、社会の再生産と生産物の分配は達成され得ない。
 何よりも「労働力以外に売るべきものを持たない階級」が出現して以来、
 資本というその影が世界を完全に転倒してしまった。工場内の厳格な計画
 的生産と工場外の無計画な販売競争との対照は、社会の分裂をそのまま表
 現しており、金勘定だけが唯一の「合理的」法則になっている。
 その点で、現代の経済学はちょうど、中世の天動説が惑星の軌道を計算す
 るために、複雑な周天円モデルを作り再現しようと苦労したが、結局「コ
 ペルニクス的転回」(Copernican Revolution)に至らざるを
得なくなった、神学的天文学の歴史を思わせる。
 若き研究者とすべての労働者にとって、そこには良く考えてみる「価値」
 (但し経済的価値ではなく、学問的あるいは実践的な価値)があるのでは
 ないでしょうか。
567革命的名無しさん:2007/12/13(木) 12:02:52
38 名前:OFW :2001/01/07(日) 00:07
>>36
>50年ぐらい前のランゲとハイエクの論争を思い出すな
 ランゲ市場社会主義における経済計算に関するレビュー
 http://www.bekkoame.ne.jp/~hyoko/langeindex.html
 実際、スターリン主義型の「社会主義」(実は国家資本主義)経済に価格
 メカニズムを最大限取り入れようとすることは、一つの矛盾を導入するこ
 とになった。
 問題は、「誰が生産を握っていたのか」であり、共産党官僚・独占資本家・
 軍部からなる「ノメンクラツーラ」か、労働者階級か、が要点でしょう。
 貨幣・資本(すなわち賃労働)そして国家の存在は、社会主義とは相容れ
 ないし、少なくとも「労働力の商品化」は第一に廃棄すべきものです。
 いずれにせよ、資本主義経済では、投資・金融・信用といった市場の事柄
 が経済の表舞台であり、その地下にある生産自体は「私的な事柄」とされ
 ている以上、経済学者の関心を余り引かない。実際、産業連関分析や労働
 経済学などは、証券アナリストや主流経済学者にとっては魅力のないテー
 マでしょう。
 労働者が資本家・経営者の単なる使用人に過ぎない体制下では、旧ソ連と
 同様、システム(体制)の維持(均衡)のために、総資本の代表としての
 国家が、どうしても乗り出さざるを得ない。経済は既に政治化されている。
568マル同失禁派:2007/12/13(木) 14:17:45
あっと言う間に似て非なるコピペマンさん達が現れましたね。
それでは、あとは彼らにおまかせします。
短い間でしたが、どうもです。
569革命的名無しさん:2007/12/13(木) 15:46:57
マルクスの死因は肺がんって聞いたけど
本当なの?誰か教えて
570無産同巨根派:2007/12/13(木) 17:30:37
失禁派さんに成り代り巨根派があい務めましょう。

42 名前:OFW :2001/01/07(日) 20:19
>>39
>じき恐慌が来た暁には、誰もがマルクスに縋りつくことを夢見て
恐慌待望論?それはマルクスとは無縁でしょうね。サラリーマンが自己の社会的地位を自覚するのは現実認識
から出てくるのであり、その必然性の認識とは恐慌の必然性といった外的なものではなく、労働こそが経済社会
の存立性の物質的根拠なのだ、という内的な必然性の自覚です。
その点では、「夢見る」とは逆に、幻想から現実への転回でしょう。

>>40
>マルクスは恐慌からの脱出方法を提案できないからダメ
とても不思議な意見ですが、要は恐慌からの資本主義的脱出なのか、社会主義的脱出なのか、という事でしょうね。
「マルクスの提案」とは、労働者階級の組織的団結による社会の転回(Revolution)であり、「主人を交替せよ」
というものでしょう。
また、「恐慌論」については、日本の(マルクス主義ではない)「マルクス経済学」においても、「恐慌は必然的な
ものではない」と主張されているようですが、たとえば『資本論』を換骨奪胎した宇野弘蔵氏は、自然科学的な
必然性と歴史的・弁証法的な必然性とを混同しているようです。
「必然的なものは実在的条件に媒介されてのみ現実化する。
しかし、それは条件によらず現実化せざるを得ない。つまり、それは必然的だから必然的なのである」(ヘーゲル)。
必然性の概念とは「他であることの不可能性」であり、単なる可能性および蓋然性を超えるものです。
それは内的な本質存在の現象ということであり、「総体的なもの」の顕現です。
一方、外的な必然性は運命とも呼ばれる偶然的な必然性です。よくある恐慌待望論(例:一般的危機論)などは
没主体的な宿命論の裏返しに過ぎないでしょう。
571無産同巨根派:2007/12/13(木) 17:31:19
43 名前:OFW :2001/01/07(日) 20:21
>>41
>精神現象学なしの論理学って言うところかね。天から降ってきたエチカかな。
『精神現象学』には有名な「主人と奴隷」の自己意識の相克の話が出ており、主人のうちにしか自己を持たない
奴隷は、大地に働きかける労働によって自立的自己を獲得すると書かれています。
近代的な自由・平等思想の起源と主体意識の誕生を勤勉な市民(自営農民?)の登場に見ているとも言えます。
(無論それは観念論に止まるが)
現代の社会においてはどうでしょう。誰が主人で、誰が奴隷なのか?
(広告宣伝部長)「消費者は王様です」
(営業部長)「しかし、売れない。何故だ?」
(経営コンサルタント)「過剰供給、いや過少消費です」
(経済学者)「賃金の『下方硬直性』がスタグフレーションを招いているのです」
(労務部長)「それは労働組合がうるさいためで…」
(社長)「ええい、『不良在庫』はリストラ処分だ」
(広告宣伝部長)「しかしそれでは、王様が乞食になってしまいます
…等々。
エチカ(倫理)というより商品と労働の弁証法でしょう。
いずれにせよ、経済学者には「真実を見る勇気」という倫理が欲しいものですね。
572無産同巨根派:2007/12/13(木) 17:33:09
62 名前:OFW :2001/01/10(水) 23:44
>>60(”(名前)まだない”さん)
>その「労働量」はどうやって測るんだろう?
>ソフトウェアのプログラミングに頭をひねるのと肉体労働するのとの違い
逆に質問ですが、実際に労働量は違うか同じか、どちらだと思いますか?
頭脳労働の方が肉体労働より楽だから、少ない?(現代では、肉体労働の「賃金」は相対的に安いですよね?)
>貨幣価値で測るしかないんじゃないの。
「何」を貨幣価値で測る、と言われるのかな?
>岩井さんが言ってるのは、労働量とかそういう風に単一の根拠を求めても埒があかなくて、…循環として理解する
よい他ない、ということ

岩井氏の『貨幣論』(ちくま学芸文庫)から少し引用すると、

「…「俗流経済学者」の誤謬とは、かれらが価値の形態を分析しながらその実体がなんであるかを明らかに
しえなかったこと、あるいは「価値のうちにただ社会的形態だけを、またはむしろ社会的形態の実体のない
仮象だけを」…見たということにあると、マルクスはいっている」(P24)
「たしかに、古典派経済学は価値の「実体」を発見した」(p25)
「古典派経済学は、…商品の交換価値が資本主義社会に固有な価値の「形態」にすぎないという認識を
もつことができなかったというわけである」(p26)

岩井氏は要するに、「価値の現象形態とは実体のない仮象に過ぎない」という主張は正しい、と言いたいのでしょうか。
もしそうなら、価値の科学などはあり得ない筈で、確かに貨幣物神(貨幣の神秘)は妥当なものとなる。
しかし、他方で次の文からも分かるが、価値の科学を主張している。

「…ワルラスの一般均衡理論…は、資本主義社会をおたがいに依存関係にある数おおくの市場のネットワーク
としてとらえ、すべての市場の需要と供給を同時に均衡させる価値体系(一般均衡体系)の存在を数学的に
証明したのである」(p32)

一般均衡理論で存在している体系とは「価値」体系ではなく、価値の現象形態である「価格」体系でしょう。
上記は、まさにマルクスが俗流経済学に投げつけた「価値形態と価値との混同」そのものではないでしょうか?
573無産同巨根派:2007/12/13(木) 17:34:37
66 名前:OFW :2001/01/11(木) 22:31
>>63
>またヒックスの副題は主観的価値の理論だったのではないか?
近代経済学で客観的価値の理論があるのでしょうか?
主観的価値とは価値の表象であり、その実体(表象の対象)に関する客観的議論がない以上それは
「価値とその現れ(表象)との混同」でしょう。

>>64(”(名前)まだない”さん)
>労働を直接計量化することは不可能で、市場価値つまり価格で間接的に計るくらいしか思い当たりません。
労働とは対象的活動であり、およそ活動の量とは広くエネルギーと呼べるでしょう。そして活動は時間的なものであり、
「活動力」の一定時間の発現が現実的活動の量です。無論それを直接計量することはできず、その働きを受けた
対象の量で計るしかない。
たとえば、地震活動のエネルギーはそれが作用する震度計の振れを元に、それがどの位の範囲の地域に作用を
及ぼすかという規模(マグニチュード)として測定する訳です。
労働の計量は、労働対象に及ぼす労働の効果、すなわち生産物の量によって可能でしょう。
具体的な労働は、労働手段や労働組識に媒介された技術的なものであると同時に、多くの個別労働が結合した
社会的なものです。
そして、それは潜在的な「労働力」の一定時間の発現として見られ得る。
あなたが言っているのは、(労働自体ではなく)個別的「労働力」の交換価値である賃金の事ですね。

>労働「量」です。
同上。労働量とは実在的なものであり、価値とは非実在的なものですから、後者で前者を計ることは論理的に
不可能です。現代の多くの労働組合でも労働力と労働が混同されているようです。
繰り返しですが、「賃金」とは労働に対する対価ではなく、労働力の売価です。この混同は資本の秘密であり、
労働が価値の実体だという本質を覆い隠すものです。

>>65
>労働量=労働の質*労働時間
多分、具体的な有用労働と抽象的人間労働の区別を示したいのかな?
574無産同巨根派:2007/12/13(木) 18:35:25
ちょっと外出して、遊んできます。
やっぱ、OFWよりヴァギナです。
575革命的名無しさん:2007/12/13(木) 21:30:19
>>574
冬の夜の独り寝はさびしやな。
576革命的名無しさん:2007/12/14(金) 07:56:31
>>574
巨根派サンよ、昨夜の成果を皆様にレポートしなさい。
577革命的名無しさん:2007/12/14(金) 08:25:36
78 名前:OFW :2001/01/13(土) 15:13
>>69(63さん)
>計れないから客観的でない。だから価値とは言えない
そうは言っていません。価値の計量の問題と主観的価値の位置付けの問題とは別の議論です。

>ということでしたら、労働価値だって計れません。
労働価値とは何でしょう?私は「価値」と呼ばれるものは、「労働」の隠された別名であると言っているのです。
そして、与えられた生産計画のもとで、どれだけの労働を投入すべきかの計算は、現在のすべての産業で
行われているものでしょう。それを企業内だけでなく、社会全体に押し広げることが、社会主義的な生産と
呼ばれ、そこでは「価値」という用語は不要なものとなるでしょう。

>直接間接に用いられている労働量なんて、産業連関表から推察するしかないではありませんか?
推察というより、測定でしょう。
産業連関表とはケネーの経済表並みに重要な経済法則の表現でしょう。
貨幣に基づく市場原理を追求する経済学が実体経済(社会の再生産構造)を軽視するのは、
ブルジョアジーの視点で経済を考えるからでしょう。

>労働が投下されているからといって価値を持っているものではありません。たとえば作られても使われていない
ダムを考えてみてください
ですから、価値の本質とは「社会的な必要労働」が対象的に表現されたもの、と言っているのです。
それは投下労働ではないし、単なる使用価値のことでもない。
社会とは一つの統一体であり、その再生産は抽象的な社会的労働の配分によって維持されている。
何をどれだけ生産すればよいかは、社会的な必要に応じて決まるでしょう。
使われないダムは社会的に不要なダムであり、「無価値なもの」と呼ばれるが、本来「モノが価値をもつ」
という表現自体が、仮象的(かりそめ、みかけ)なのです。
578革命的名無しさん:2007/12/14(金) 08:27:13
90 名前:OFW :2001/01/14(日) 07:16
>>79
>(だから投下された労働には価値が無い)
労働価値論とは、労働が価値を生み出す(正確には形成する)以上、労働自体は価値をもたない、
ということです。

>投下された労働量が意味を持つのではなく、
投下すべき労働が意味を持つのです。

>したがってコストを価格と考えるのは間違いだということになる
まったくその通りであり、実際に支払われたコスト(原材料費、設備減耗費および労賃)(製造原価)が価格を
形成するなどというのは誤まりです。
古くからある生産価格の議論は、平均利潤率を前提にした転倒した説明でしょう。

>>80
>OFWさんが、客観的価値を追求しなければ社会科学じゃないと、思っているなら
およそ科学は客観性の追求であり、世界は合理的な根拠(本質)があるということから出発する。現象には客観的本質はない、と言うなら、結局勝手な思弁に陥るだけで、事実「貨幣論」はそうなっている。

>近経に人は、客観的価値なんて考え出したら宗教になると思ってるかもしれないけど
何故なのかな?私には客観的なものは存在しないという方が宗教じみて見えるが。価値の主観主義は資本(家)
の無制限かつ無秩序な自由を正当化する「ブルジョアジーの夢」でしかない。
確かに使用価値とは個人によって異なるが、それは相対的なだけで、「必要(必然)」という人間の客観的な有り様を
反映している点で、決して主観の恣意に依らない本質をもつ。

>まともな議論をしたいんなら15chでスレでもたててみたら?
以前15chを少し騒がせました。
http://www22.big.or.jp/~15ch/readres.cgi?bo=economy&vi=0009&rm=30
(30は私です)
579革命的名無しさん:2007/12/14(金) 08:28:51
91 名前:OFW :2001/01/14(日) 07:31
>>88
>で、「貨幣論」はどうなったのよ?
価値の客観的形態を追跡したマルクスが、貨幣形態においてその完成を見たが、その論法を「踏襲」して
価値形態Zなるものを案出した岩井氏は、マルクスの価値形態論を借りてマルクスの労働価値論を否定
したと言っています。
「すべての商品は貨幣である」ことが多様な通貨の併存や電子マネーにおいて実現されている、と仄めかして
いるが、実際には信用と貨幣とを混同しているに過ぎない。
「無制限かつ無期限の信用」などあり得ず、精々国家(幻想の共同体)に対する国民の信用が幅を利かせている位。
そして、それも国債がこれだけ肥大化しているため、国民は信用より不安が先立つといった現状でしょう。
岩井氏の言うように「経済に本質的に新しいものなどない」以上、貨幣形態Zという循環論法とは労働が価値の
実体であることを隠すための、新種の貨幣形而上学にしか見えない。
確かに、貨幣とは一つの幻想に支えられている。しかし、それはまったくの無根拠ということではなく、社会の階級対立
に根をもつ、必然的な存在(必要不可欠なもの)であり、また貨幣を現れるがままに受け取る経済学の表象は概念
なき現象論と言えます。
結局、逆立ちした経済学は社会自体の転回によってしか、合理的・客観的 なものになり得ない、かな。
580革命的名無しさん:2007/12/14(金) 08:31:17
96 名前:OFW :2001/01/15(月) 00:34
>>93
>「マルクスの価値論は労働価値説であって、投下労働に基づいたもの。使用価値というのは近代経済学の交換に
より実現される価格と同じ。」というのを…ならった

それはマルクスの労働価値説の内容ではない、と言えます。
1.マルクスの価値概念は、使用価値、交換価値、価値本体(実体)という、相互に対立する3契機の統一として
出されており、アダムスミスがまさに価値本体を労働として突き止めたことを、評価しているのですが、にも拘らず
価格(交換価値の貨幣形態)と価値自体とを十分明確に区別できず動揺している、と評しています。

2.投下労働が価値の実体だというのは、表面的には分かりやすいが、それが誤りなのは、他の生産物の現存に
応じて、(価格のみならず)価値が変化することを説明できないことからも明らかです。それは価値が自然的属性
として生産物に含まれているかのように見る転倒(物象化と言います)を、労働価値説において踏襲する誤りでしょう。
価値の実体とは、自然的実体ではなく、社会的実体を指すのです。それは結局社会の物質的再生産のために
必要とされる労働に関する概念です。

>マルクス経済学では学派ごとに価値の捕らえ方が違うのでしょうか?
私は専門家ではないので、学派の詳細は良く知りません。それに、前レス(>>5,>>27)でも少し触れていますが、
現代の「マルクス経済学」は全般にマルクス労働価値説の核心を誤解しており、事実上放棄しているように思え
ます。
581革命的名無しさん:2007/12/14(金) 08:33:14
97 名前:OFW :2001/01/15(月) 21:22
>>94
>マルクスの価格と価値の乖離(労働価値説が成立しないこと)はマルクスの基本定理(という置塩の定理)
で説明できること

とてもミスリーディングな表現で、内容を誤解しているかも知れませんが、まず、「価格と価値の乖離」とは
「労働価値説が成立しないこと」ではない。
それは、価値という本質が価格という現象において必然的に転倒せざるを得ず、その根拠は抽象的人間労働
という価値の実体が物象化され、物の属性であるかのように貨幣において実現されるという、労働価値説の帰結
だということです。価値法則は市場において貫徹される。
但し、それは価格という屈折を通して、自らの実体を隠蔽しつつ顕わにする、ということです。
この辺は弁証法的な抽象力・総合力が必要であり、「定理」という形式論理では捉え切れないのでは?

>もし使用価値として、価格を意味しているとすれば、価値と価格が乖離するのは、利潤率がゼロでないからだ
ということになるでしょうね

まず使用価値は価格(自然価格?)を意味しません。使用価値は価値の質料(実在)であり価格は交換価値の
貨幣表現です。
ただ、おっしゃりたいことは何となく分かります。要は「利潤はどこから発生するのか?」という根本問題でしょう。
古典派以前の俗流経済学では、「等価交換の原則(価値通りの交換)が成り立つ市場において、商業利潤が
発生する合理的な根拠は何か?」という点が難問だったようですね。

>>95
>貨幣についての説明もお願いしたいのですが・・
日本の「マルクス経済学」が何を言っているのかは、良く知りませんが、余り期待できないようですね。
マルクスが言っていることの表面的な概要は、岩井氏が述べている通りで、価値形態の最終段階として
貨幣が登場します。
その後、貨幣の具体的な機能として、価値尺度、価値基準、購買手段、支払い手段等が展開され、
また、その形態として、鋳造貨幣、信用(代理)貨幣、価値章標等が唯物論的に議論されている。
582革命的名無しさん:2007/12/14(金) 11:11:05
99 名前:OFW :2001/01/17(水) 21:46
>>98
>これは、労働が本来持つ価値は労働者に支払われる賃金バスケットのなかに含まれている価値よりも
 少ないということ(搾取の存在)のことですか?
違います。
昔から社民主義者や労働組合が「搾取」という言葉を口にする場合、常に「我々の『本来の』取り分を返せ」と
言ってきたが、それはむしろブルジョア的私有原理を前提にした議論であることを、知る必要があります。
搾取は確かに存在するが、それは事柄の一面に過ぎない。
私は「物象化」すなわち「人と人との関係がモノとモノとの関係として現れるという顛倒」が価値という仮象を生み
出していると言っているのです。

>つまり価格とは賃金バスケットに含まれる労働量で価値というのは労働が生み出す生産物に含まれている
 労働量ということです。
賃金とは労働力商品の売価であり、そこに「労働量が含まれている」ことはない。
価値あるいは労働量が生産物に「含まれている」というのはみかけ(仮象)の表現です。ちょうど需要と供給を
混同するようなものです。
供給(十分な現存量)がないから需要(不足分の必要量)がある訳です。

>それは産業全体の投入係数行列により決定するということではないですか?
与えられた最終生産物(消費財)の量(需要量)から始めて、すべての消費財、生産財の生産および再生産に
必要な社会的な労働量を算定するという、産業連関の考え方でしょうね。

>マルクス経済学の説明がかなりむずかしいですね。
自然科学のような意味で「資本主義社会の経済学」などは成立し得ないでしょう。
それは歴史的に発展し、深化する矛盾としてのみ解明され得る。

>マルクスの基本定理は搾取率がゼロなら、利潤率もゼロでこのとき直接間接に入っている労働量と生産価格
 は等しいというものでした。
利潤とは剰余価値の別名ですから、当然数学的にゼロはゼロでしょうが、重要な点は数式に表現された、
事柄の本質内容です。数理的マルクス経済学者は、「マルクスの基本定理」などと言うが、「数学的」あるいは
「形式論理的」な「定理の導出」などは、マルクスの思考法とは無縁です。
583革命的名無しさん:2007/12/14(金) 11:16:09
100 名前:OFW :2001/01/18(木) 23:15
>>98(補足)
>それはある財を生産するのに、直接用いる労働量のほかに原材料のなかに含まれる労働量も
必要

「原材料のなかに含まれる労働量」とは誤った言い方であり、労働量が生産物に含まれるという表現は、
過去の死んだ労働がモノとして実在するという錯誤を示しています。
それは通常の表現で「原材料の価値」と同義でしょうが、資本家は「労働(量)」という言葉を使わないから、
上記の表現はいわば「ブルジョア的労働者」(自営生産者)の立場を表わしている。
確かに原材料も労働生産物であることは事実ですが、それは労働量が原材料の中に「実在的に」含まれて
いるということではなく、対象としての原材料において、人が知識(観念)として持っているだけの事柄です。

価値の概念とは「その生産物を再生産する場合に、社会的に必要とされる労働量」であり、「既にその生産物
に投下された労働量」ではない。両者は生産に関する条件が全く同一なら等しいと言えるかも知れないが、
生産物が既に存在する以上、必要度合いは変化しており、歴史的条件は変わっていると言うしかない。

さらに、労働を知らず、その生産物のみを扱う商人や資本家が生産物において「価値」を本体的な存在と
みなし、それを形成する労働自体すら廃棄する。そうなると労働は価値として実体化され、価値にもとづく
商品、貨幣、資本といった仮象的で過去的な存在が「真なる存在」とされてしまう。
それは「直接用いる労働量」、すなわち活きた現在の労働と対立する。

過去の労働が現在の労働、さらに信用において、未来の労働をも支配する。それが「実体」(過去の必然)
という概念です。資本主義経済の全運動はその矛盾にもとづいています。

単に搾取が問題なのではなく、人間の非人間化(モノ化、疎外、奴隷化)が問題だということ、そしてその根
拠の唯物論的な解明とその止揚(実体の主体化)の条件の探求こそが、マルクスの経済学批判の根底に
あるのです。
584革命的名無しさん:2007/12/14(金) 11:19:34
103 名前:OFW :2001/01/20(土) 00:35
>>101
>流動資本に体化された労働を過去の労働だから労働じゃないというのはどうでしょうか?

まず「流動資本」と「固定資本」の区分は、「可変資本」と「不変資本」の区分にすべきでしょう。(原材料は
「不変資本」の一部) また「過去の労働だから労働ではない」とは誤解です。
「資本とは過去の労働の対象化であり、現在の活きた労働(賃労働)と対立する」という事。

自然の一部である人間は自然に働きかけることによって、その物質的生存を維持する。それを生産と
呼びます。そして、生産は生産手段(労働対象と労働手段)と生産力(労働力)との結合として分析できる。
この場合、労働手段自体が生産されたものであり、原材料も本源的自然を除いては、労働により加工
された結果として現存する。
資本家制的生産様式では、生産手段(原材料、機械設備等)の所有者(資本家)が労働力商品を
その担い手(賃労働者)から購入して、私的な商品生産を営む訳です。
過去の労働の成果である生産手段をモノとして私有した資本家が、それに資本価値(価値を生む価値)
が含まれていると見ることは、一つの逆立ちした表象です。それは、不変資本を労働力と結合して生産し
た生産物には「付加価値が含まれている」という表象をもつことであり、「資本は利潤を生む自己同一的な
価値実体である」という物象的な表象が完成する。まさにゾンビが活きた人間を支配するかのような世界が
そこに現出する。

その転倒、その弁証法的な対立が見えないと、価値・貨幣・資本の概念把握は不可能でしょう。
経済学者のように平面的な価値理解では、価格と価値の質的区別すらつかず、あるいは労働価値(!)
から生産価格への「転形問題」などという偽問題も発生することになる。
それでは岩井氏と同様「貨幣物神は正しい!」と言うはめになる。

>リカードは流動資本しかない場合で、労働価値説を用いようとしたからうまくいかなかったんでしたっけ?
(不変の価値尺度の話ですがね。)

リカードは形式的には「投下労働量」を価値尺度とみたが、実質的には「賃金」(労働力の貨幣価値)を
価値尺度にしようとしたのでは?
585革命的名無しさん:2007/12/14(金) 11:25:02
104 名前:OFW :2001/01/20(土) 00:38
>>102
>マルクス経済学を社会学の基礎のようなものと考えておられませんか?

「マルクス経済学」とは何でしょう?
マルクスは決して資本主義経済に関して、合理的・科学的な理論体系を立てようとした訳ではなく、
むしろ資本主義自体が矛盾した、不合理な経済システムであることの必然性を弁証法的に論証
しようとしたのです。

およそ科学とは整合的な理論による現象の演繹的・客観的な説明でしょうが、資本主義社会の理論
は整合的になり得ない。
そこでは科学的理論は限界に達するのです。その限界点を明らかにすることが(優れた意味での)
「科学批判」(Criticism)であり、「客観的な世界は主体自身の客体化に媒介されている」という、
理論と実践の弁証法が社会状況を開示することになる。「自由とはまさに必然性の真理である」(ヘーゲル)
という言明は、観念論ではなく、唯物論によって具体的な内容をもつことができるでしょう。

また、何故「経済」なのかと言えば、「自然と人間との間の永遠の物質代謝過程」こそが社会の歴史的かつ
自然的な物質的基礎をなすもの、だからです。無論、「経済学」が「社会学」の基礎をなす訳ではありません。
586革命的名無しさん:2007/12/14(金) 11:30:22
106 名前:OFW :2001/01/20(土) 07:29
>>105
>流動資本(原材料としての商品)と労働を用いて商品を作りますね。
固定資本(土地、設備機械等)を忘れないように。また、労働を用いるのではなく、労働力を用いるのです。
労働は現実の活動であり、労働力はその潜在的な在り方。それは労働者自身でしょう。

>その流動資本として使ったものを補填してもあまりあるだけの商品が生産されるから経済は存立可能な
 わけですね。
資本主義としての商品生産はそうです。そして、「あまりある」どころか「あり余る」ほどの商品が生産可能な
のが、工場制機械工業による大量生産。

>じゃあ流動資本と賃金分を超える部分はどこへ行くかというと、資本の価値額に応じて資本家に分配され
 るはずなのです。
その前に、「商品形態」は「貨幣形態」に転化され、価値を実現しなければなりません。平たく言えば、
市場においてすべて売れなければならない。
それが問題の点です。生産物が売れるか売れないか、それはまったく分からない。
価値形態の転化のために、商品およびその担い手である資本家は「命懸けの飛躍」(マルクス)を遂げる
必要があります。それは需要を知らない無秩序な生産のためであり、市場における「見えざる手」によって
事後的に生産の調整が行われる。それが資本主義的市場経済です。

>(すべての産業で利潤が等しくなるのは、資本は産業間を自由に移動かのうだからです。)
まったくその通り。資本が自由なので、労働者は不自由な拘束を受け、また利潤が等しくなるから、
剰余価値が不等になり、合理的な再生産が不調になるのが現実であり、それは現在でも「不況」として
現実化していない?

「価値通りの交換」(等価交換、一物一価の原則)という規範が、現実には「生産価格での交換」に
なっているのが「転形問題」であり、にも拘らず経済学者が「現実は価値通りの交換が支配する
合理的市場経済社会である」と言うことは、イデオロギー(現実に合わない観念)でしょう。
経済学批判とは道徳的批判ではなく、現実とは違う、というイデオロギー批判(空想的理論の検証)
なのです。
587革命的名無しさん:2007/12/14(金) 13:39:44
107 名前:OFW :2001/01/20(土) 07:32
>>105(つづき)
>こういう現実があるわけで、それがけしかんというのは規範的な考えであって、実証的な考えでは
 ないわけですね。

現実をみて、その矛盾した姿が見えないのは、「無概念的」認識と呼ばれる。
唯一の規範は「真理を探究せよ」という、すべての認識者に向けた規範であり、現実ではなく表象に
捕われることを戒めるものです。
また、実証は重要ですが、「何が実証されたのか」ということに関しては、反省的・本質的な理論(仮説)
が必要だということです。そうでないと、実証主義は「木を見て森を見ず」という現象論になる。

>価値とか価格というのは本来どうあるべきかというべきろんではなく、

どうあるべきか、ではなく、真理はどうなのか、です。「本来の価格」「自然価格」「正常な利潤」
「正しい経済政策」等々はすべて世の経済学者が使う規範的な言葉であり、現実を正しく反映していない
のでは?

>現実にどうなのかという現実認識であるわけでしょう?

まさにその通りです。マルクスは歴史上始めて「空想的観念ではなく、現実を見よ」と言ったわけです。

>どうもお話が理解できないですね。

では具体的に「貨幣が何故必要か」という点にしましょうか?
先ほどの話で、生産された商品には価値が「含まれている」としても、それは売れなくてはならない。
それは何故でしょう?
588革命的名無しさん:2007/12/14(金) 13:48:35
109 名前:OFW :2001/01/20(土) 21:16
>>108
>産業を通じて等しくなるのはなぜか?
まず現象面で言えば、資本家にとっては、彼が投下する貨幣がどれだけ太って戻ってくるか、
にのみ関心がある訳ですから、投下すべき産業が何であっても構わない、という事情は別に
不思議なことではないでしょう。
そして、すべての資本家がより高い利潤率を求めて競争する結果として、むしろすべての利潤率が
全産業を通して均等化され、「一般利潤率」という平衡点に達する、ということも自由競争の直観として
は分かるでしょう。その過程は、市場というものが持つ逆説(見えざる手)の一つであり、市場心理に
ついて、たとえば、哲学者J.P.サルトルが『弁証法的理性批判』において、「他者性の次元」の例として
分析したものでもあり、岩井氏も「他者の欲望」「未来への先送り」等の用語で分析していますが、
要するに、物象化した人間(他者なる自己)の弁証法として説かれるべきものです。
そして、その過程の結果として実現される事態は、まさに社会全体の総資本による総労働の歪んだ
再配分(誤った割り算)ですね。
その場合、価値法則は全体として貫徹していると言える。実際現在は、IT産業に向けて「全ての個別資本」
が誰よりも早くと、移動競争をしているような有り様であり、早く独占して「他者の自由」を排除しないと、
独占を排除した完全自由競争の負け組になる、と言われている。

>(労働も自由に動いても、資本は自由に動けるよ)
マルクスは近代プロレタリアの誕生について、彼らが二重の意味で自由である、と言っていますね。
第一に前近代的な隷従関係、古い役務からの自由、第二に生産手段から切り離され、
裸の労働力として所有からの自由。
それは「職業選択の自由」といったごまかしの観念とは違い、リアルに社会を見る視点、そして弁証法的な
視点(自由は必然である)を示している。
私が「労働者は不自由」と言ったのは、職業をいくら自由に選択しても賃労働者であることから自由には
なれない、といった意味です。失業の自由?
589革命的名無しさん:2007/12/14(金) 13:51:43
110 名前:OFW :2001/01/20(土) 21:18
>>108(つづき)
>ここのところは、労働価値説を用いて価値を求めても意味がないという転形問題のことの気がするけど。

「価値」という言葉をどう定義するか、に掛かっているでしょう。
  1.「価値とはモノがもつ効用である」?
  2.「価値とは現存する有用物がもつ稀少性である」?
  3.「価値とは貨幣で尺度される、経済学の基本量である」?
明らかに3は形式的な定義であり、実際には価値ではなく価格しか扱っていない。
「名目価格」「実質価格」という用語がそれを補っています。
尺度は存在するが、それによって尺度される実体は存在しない???

また、岩井氏も含め、経済学者は「労働価値説」という用語を「投下労働量で尺度された価値に基づく
交換が実際に成立しているという、科学的な法則」と考えているようですが、私は「価値という存在の実体は
社会的必要労働であるという、価値の本質認識」と考えます。それがマルクスの主張としての労働価値説で
しょう。
590革命的名無しさん:2007/12/14(金) 14:00:33
112 名前:OFW :2001/01/21(日) 09:36
>>111
>社会的必要労働というのを、投入係数を考えて一単位その生産物を社会全体として生産するのに必要な
 労働量と解釈するのが一般的ではないでしょうか?

概念としてはそうでしょう。ですから「社会が必要としている生産物」に関して、いかなる社会において?という
社会の本質に問題が移るでしょう。

>たしかに投入係数は変わるし失業もあるのでうれないものを作る労働というのは社会的には不必要と
 考えることができるのかもしれませんが、そのようには経済学では考えないのでは?

資本主義社会を前提にした経済学ではそうでしょうが、売買自体を廃止する社会主義経済では
そうではないでしょう。念のために言っておけば、旧ソ連を始め、自称「社会主義国家」とは社会経済体制
としては、国家資本主義と考えるのが正しい。

>むしろマルクスは古典派をひきずっているから完全雇用を考えていたのではないですか?

「古典派をひきずる」という意味が良く分からないが、マルクスは雇用(正確には賃労働)の廃止を考えて
いたのです。
彼は、資本主義経済の整合的な理論体系をうち立てようとした科学者、ではない。
『資本論』とはブルジョア経済学の批判の書であり、「マルクス経済学」なるものの教科書ではないのです。
歴史的社会の唯物論という視点が必要。

>失業予備軍は賃金率が労働の再生産に必要な水準に決まると言っているだけで。ちがいますか?

まず「労働の再生産」ではなく「労働力の再生産」です。労働を再生産するとは、「運動を運転する」並みの
論理的エラーです。労働の価格とか、賃金とは労働の報酬とか、同じ誤りです。
(どうして皆、本質的な区別が分からないのかな…)
また、「失業予備軍」という言葉は「産業予備軍」が正しい。資本主義経済下では賃金率を最低限に押さえる
ために、産業予備軍という失業者が必要、ということです。
591革命的名無しさん:2007/12/15(土) 00:04:21
119 名前:OFW :2001/01/22(月) 02:26
>>116
>しばらく僕はここのスレッドお休みにします。
それは残念。インターネットは続けるべきでしょう。

>資本主義はきっと滅びるという論理を展開して
資本主義が自動的に滅びるという論理は、誤解ですね。
資本家というものは、自らの階級的利害のためには、世界を消滅させてもよいくらいの考えをもち得ますから。
現に20世紀には2度の世界大戦と数多くの戦争があり、原爆・水爆(実験)まで使用された。
環境は修復不可能なまでに破壊されつつある。

>革命という新しい経済関係を作り出すときの軋轢をなるべく少なくしたい
革命は新しい経済関係のための転回(Revolution)であり、暴力的か非暴力的かは措くとして、不可避なもの
でしょう。それは「必然性の王国」から「自由の王国」に向けた人類の主体的な事業です。
マルクスはそれを労働者階級の自己解放に向けた理性と情熱に託したということです。

>>117
>2ちゃんねるにはくだらない馬鹿書き込みが多すぎて
確かにくだらないものが多いのは確かですが、それは今まで余りにも「表現の自由」が押さえられていたため
でもあると思う。また、一見してつまらない一行レスにも、カキコする人の表現したい本心が見える場合もある。
インターネットにより、確実に世界は変わるでしょう。それは、人類という一つの歴史的かつ自然的な共同体が
現実のものになる過程の一つだと考えれば、多くの無名の人同志のコミュニケーションが如何に重要かというこ
とです。
592革命的名無しさん:2007/12/15(土) 00:05:14
130 名前:OFW :2001/01/28(日) 23:40
>>122
>それは貨幣が自分にしか根拠をもたない脆弱なものに過ぎないということを逆に暴き出してしまったとも言える。
それは少し誉め過ぎではないかな?
まず岩井氏は「貨幣が自分にしか根拠をもたない」とは言っていない。
彼は「貨幣は他者がそれを受け取るから、貨幣として流通する」と言っているので、要するに「人間同志の約束」
が貨幣の根拠だと言っているに過ぎない。つまり、「貨幣の真の(客観的な)根拠は何か」という点には結局答えて
いない訳です。それは彼が予め「労働価値説」を否定した上で、「さて、貨幣とは…」と語り出す以上、始めから
答えを遮断しているということです。

>岩井氏の貨幣論は貨幣からその存立根拠を理論的に奪うために 書かれたとも考えられる
私には労働価値説を葬ろうとするために書かれたと見えますね。
前にも書いたが、循環論法は貨幣にではなく、岩井氏および近代経済学の論法の方にあるのであり、貨幣という
現実的な仮象は厳然として存在するのです。

>こう見ると案外、岩井氏の貨幣論は貨幣否定論と近接しているように思う。
まあ、一般の貨幣論よりは踏み込んでいると言えるでしょうが、価値の実体に迫っていない以上、結局は無根拠な
議論でしょう。

>貨幣の本源的無根拠性を暴露することで、貨幣の否定可能性への道を開いたという具合に。
「貨幣の本源的無根拠性」という言葉で何を言おうとしているのでしょう?
一般に根拠とは現存在の存立性ということですから、貨幣が存立するための根拠はそれが「一般的等価物」である
ことですね。そして、その詳細は、マルクスの価値形態論が解明している。むろん、貨幣が貨幣自身の根拠である、
というのはナンセンスでしかないが。
593革命的名無しさん:2007/12/15(土) 00:07:14
131 名前:OFW :2001/01/28(日) 23:45
>>124
(横レス失礼)
>貨幣の無根拠性と貨幣の否定可能性の間の距離はあまりに遠い
貨幣は無根拠なものではない。それは「現実的な仮象」であり、その根拠は生産者が互いに孤立しており、
社会的な生産物が商品として交換されなくてはならないからです。そのためには等価交換が必要でしょう?

>世界の実在を証明することが難しいということが、世界の消滅へ道を開くと思いますか?
世界の実在が証明できないのは、それが実在ではなく現象の総体だからです。また、世界自体は消滅しません。
それは主体の必然(必要)です。

>>125
>貨幣が崩壊しないのは実際的には「貨幣法制説」が「貨幣の無根拠性」を隠蔽するのに現に成功している
 からにすぎない。
それは信用と貨幣とを混同する議論です。代理貨幣と本源貨幣との区別が必要でしょう。
確かに信用とは資本主義世界に対する信頼であり、その崩壊は資本家にとっては「世界自体の崩壊」と感じられる
でしょうが、労働者にとっては、まさに「世界の夜明け」でしょう。

>コミュニストのマルクスの目論見(貨幣の否定)は恐ろしいが案外そこにあるともいえる
コミュニストの目論見?は資本家にとってのみ恐ろしいのであり、現在既に日々恐ろしい目に合っている労働者
にとってはそうではないでしょう。あなたは労働者それとも非労働者?

>だから、岩井氏は国家の力を軽視していると思う。
国家とは政治的な暴力装置であり、階級対立を隠蔽する幻想の共同体です。
それは、労働者が現実を把握すれば、自分が作り出した幻であるということに気が付くでしょう。
むろんその現実の廃棄は政治的な実践を必要とするが。
「主人が奴隷に対して主人であるのは、奴隷が主人に対して奴隷として振舞うからである。」(マルクス)
594革命的名無しさん:2007/12/19(水) 01:02:01
595革命的名無しさん:2007/12/19(水) 14:49:25
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/20071027/p1

誰か論破背よ。マル系ごろし
596革命的名無しさん:2007/12/19(水) 23:41:09
597革命的名無しさん:2007/12/20(木) 09:15:44
>>595
こんな脳梅毒患者は相手になんぞしねーこった。
あのOFW氏にも愛想をつかされた禁治産者よ。
コテハンは糞シロ、脳淋病患者、今はOFW2世(OFW偽)を
詐称してるがな。
数多いる鉄板の寄生虫の一匹よ。
598革命的名無しさん:2007/12/20(木) 19:08:34
>> 597
こいつは自分が気に入らないと誹謗中傷の荒らし
ジミー。醜い。気に入らないとひたすら醜い。
生きる価値のない人物。
599革命的名無しさん:2007/12/20(木) 19:12:57
ジミーは宇野信者。高齢。一般的な商品搾取定理で自らの
宇野が人生の失敗だったことに負けて荒らしに。
俺は躁うつ病なんだが脳梅毒とか禁治産者とか脳淋病
だとかうるさいうるさい。
600革命的名無しさん:2007/12/20(木) 19:16:05
まあでもマルクス殺しといてみてくれ。
その上で新しい経済学をつくらなければならないだろう。
労働時間8時間制が一つの目安かな。
601革命的名無しさん:2007/12/20(木) 19:17:31
あとその上で労働者が病気になったらきちんと殺すか保護する。
602革命的名無しさん:2007/12/20(木) 19:20:07
ジミーがOFWのレスをぺたぺた張り込んでるが、
元は俺が与えたもの。こらジミー謝罪しろ。
罵詈中傷にもほどがあるぞ。
603革命的名無しさん:2007/12/20(木) 19:48:46
人からスレもらっておいて誹謗中傷
ひどすぎるな
604革命的名無しさん:2007/12/20(木) 20:02:01
こちらも誹謗中傷を開始する。ねぐそジミー。かりんとうと間違えて食べちゃった。
605革命的名無しさん:2007/12/20(木) 20:05:08
>>602
おい、OFWのカキコは総て糞シロが"与えた"ってか?
糞シロの妄想癖がここまで狂ってるとは面白くなってきやがったな。
OFWが糞シロに"与えられる"ノモは数多あるだろうが、
逆に糞シロがOFWに与えるられるのは迷惑と
「糞シロってキ印だな」という印象だけだぜ。
はやく脳天病院に逝って、死ぬまで監禁されてろ。
606革命的名無しさん:2007/12/20(木) 20:32:15
あほかおめえ、小便くせい口でうんこくってるんじゃねーぞ。
てめえにこのコピペ要のネタスレコピペしてやったんじゃねえか
寝糞じじい
607革命的名無しさん:2007/12/20(木) 20:34:11
うんこくさいジジイは養老ホームで虐待されてろ
608革命的名無しさん:2007/12/20(木) 20:42:23
609革命的名無しさん:2007/12/20(木) 20:46:25
>>606
要のー>用の。
つまりこの爺は俺がコピペしたこのスレを再コピペして
ウンコ臭いのです。
610革命的名無しさん:2007/12/20(木) 21:39:15
天才は冬に生まれることが多い
モーツァルト1/27 ショパン3/1 バッハ3/21 坂本龍一1/17 セザンヌ1/19
コペル二クス2/19 ケプラー12/27 ガリレオ2/15 ニュートン12/24 アインシュタイン3/14 ハイゼンベルク12/5
ラマヌジャン12/22 ノイマン12/28 ホーキング1/8
脳の形成過程が熱対流の法則に従った、自己形成によるとの指摘がある。脳の渦理論と呼ばれている。脳が如何にきちんと作られるかが才能を決定し、
脳が育っていく過程での温度環境が脳形成を大きく作用するという概念である。空調の安定した現代社会と違い、過去の天才達は自然界の厳しい環境の中に生まれた。
冬は、脳形成にかかわる胎内環境を最適にするのに良い条件を持った季節だったのかもしれない。(天才は冬に生まれる 中田力 光文社新書 p167)

数学者には積極的にアインシュタインの業績を否定する人も居る。
科学の新理論は
時代の流れの中で必然的に登場した相対性理論などと
恐ろしく創造性に富んだたった一人の力によって生み出された地動説などがある(中田力)

ニュートンも批判されている。
611革命的名無しさん:2007/12/20(木) 21:39:18
糞シロよ、早く糞して寝てろや。
さもなきゃ、禁治産者病棟で実験台になっておっ死んじまいな。
おっと、禁治産者病棟に強制監禁される時にゃ、脳梅毒の糞シロにゃ
全く理解できなかったヘーゲルの『小論理学』を忘れずにな。
OFWに影響されて本屋で万引きしたまではよかったが、
なんと1ページも行かないで『小論理学』に完敗したってのが
脳梅毒の糞シロよ。
早く脳天病院に逝って、死ぬまで監禁されてろ。

612革命的名無しさん:2007/12/20(木) 21:52:00
>>608
おいおい、糞しろが"オセーテ君"でしかなかったネタを張りつけていいんか?
つか、何度教えても脳淋病患者には到底理解不可能だったのがバレタじゃん。
613革命的名無しさん:2007/12/20(木) 22:05:09
ウンコジミーが、スレをもらいながらこの不誠実。
お前こそ養老ホームイケや。俺はオセーテ君であることを
隠してないし、もっとコアな広がりはパート4にあるのだ。
脳梅毒、脳淋病、性病が多いのに気付かれただろーか?
つまりこれは風俗で遊べる俺へのルサンチマンなのだ。
よぼよぼで使い物にならない哀れなジミーだ。
またここで小論理学と大論理学を間違えている。
ボケの症状も相当らしい。
614革命的名無しさん:2007/12/20(木) 22:09:32
俺が大論理学を読まなかったのはただでさえ、資本論で十分理解できると思うのに
大論理学まで手を伸ばしたくなかったのだ。そもそも俺は資本論を疑問視してきた。
そして入門書レベルの知識でもマルクスごろしはできるものなのだ。
615革命的名無しさん:2007/12/20(木) 22:11:39
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/20071027/p1
これを論破できるか君たち。ジミーはウンコを食べていろ。
616革命的名無しさん:2007/12/21(金) 08:32:41
>>613
おい、糞しろ、禁治産者ってコトバも多いぜ。
やっぱ、禁治産者に対してルサンチマンかな?
617革命的名無しさん:2007/12/21(金) 16:21:07
そのとおりぼけろうじんのな。
618革命的名無しさん:2007/12/21(金) 17:30:12
な〜んだ、糞シロ=脳梅毒患者じゃんかよ。
今じゃ禁治産者のほうが有名だったかな。
名付け親のJimmyサンに経済学板から放逐されたって聞いたけど
マジだったんだ。
今度は強酸盗板に寄生するんか?
619革命的名無しさん:2007/12/21(金) 18:18:16
>>618
Jimmyだけじゃないよ。OFWさんにも愛想をつかされたんでしょ?
塾長って最低なクズですよ。
620革命的名無しさん:2007/12/21(金) 20:19:45
自作は止せ。そうでなくてもマルクス信者や宇野信者になどなりたくない。
敵になるのは運命。うんこくせーぞジミー
621革命的名無しさん:2007/12/21(金) 20:29:04
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/20071027/p1
こっれを論破できないだろう。マルは駄目だ。
622革命的名無しさん:2007/12/21(金) 22:06:54
>>620
おい、糞シロよ、焼きがまわったな、俺様と他人様を混同するとはな。
脳梅毒の進行速度が以外に早かったと見える。
末期症状だぜ。そろそろ鼻から膿汁がたれ出してくる頃かな。
加えて、自分が禁治産者宣告を受けたことさえ記憶に無いとは、
お迎えも近いんとちゃうか?(激藁
623革命的名無しさん:2007/12/22(土) 07:34:08
http://ime.nu/d.hatena.ne.jp/kurosiro1/20071027/p1
名無しに誤爆はつき物。どっちみちOFW信者=マルクス信者
ジミー信者=宇野信者おわっとるワイ。これを論破できたらするんだな
ウンコ食いジミーお迎えが近いのはお前だろ。
624革命的名無しさん:2007/12/22(土) 11:53:01
現代帝国主義はレーニンの時代とは比べものにならない莫大なる超過利潤をあげている!
現在では一部の国民にだけでは無く、大半の国民が超過利潤のおすそ分けに預かっている!
この超過利潤による買収はユダヤ秘密組織と結合し、外国勢力の内政干渉を実に狡猾かつ
卑劣な手口で齎して来た!例えば韓国アメリカなど!
この超過利潤による買収とユダヤ秘密組織、実際にはライオンズクラブ、ロータリークラブの
口利き、外国勢力の秘密りによる内政干渉は、すべて結合されたものである!

現在の大衆不在、生産者不在の体制を真に改めるには主権の完全なる回復を伴う社会主義革命しか
残された道はない!
独占の国有化と中小零細の保護、そして労働者の賃金大幅アップ、強固な法的保護、社会保障及び教育の
抜本的改革は必ず成し遂げられる!
国家会計の明朗化はユダヤ秘密組織の壊滅を齎し、国庫に巣くう外国勢力を一網打尽に
するだろう!
625革命的名無しさん:2007/12/22(土) 12:12:34
>>624
そこにはスターリニズムしか無いな。
626革命的名無しさん:2007/12/22(土) 12:30:31
ソ連型を絶対視する形而上主義者!
形而上では何事も解決なし得ない事は自然科学と社会科学が教えている!
627革命的名無しさん:2007/12/22(土) 14:16:36
ユダヤ資本をやるならスイスやタックスへブンをつぶさないと。
628革命的名無しさん:2007/12/22(土) 14:21:47
>>626
愚かな唯物(タダモノ)論娑だな。
629革命的名無しさん:2007/12/22(土) 14:30:09
心理、精神現象でさえ条件反射、大脳生理学、物理化学レベルで分析され説明し得る科学
すなわち唯物論であるのに関わらず、この時代になっても未だ戯言を言う観念論者(笑)がいるぜ(笑)!
630革命的名無しさん:2007/12/22(土) 14:33:48
革命はライオンズクラブを潰してこそ初めて成功するのです!
631革命的名無しさん:2007/12/22(土) 14:42:42
思惟および客観的世界を認識する方法、理論である弁証法、唯物論が理解不能な哀れな
米韓独占の犬たる観念論者!
632革命的名無しさん:2007/12/22(土) 14:55:46
>>629
愚かなタダモノ論娑さを自分から露呈してやんの。
語るにおちたな。
スターリニストは堕ちろ!
633革命的名無しさん:2007/12/22(土) 15:13:54
http://d.hatena.ne.jp/kurosiro1/20071027/p1
論破してみろ。マル経は死んだ
634革命的名無しさん:2007/12/22(土) 15:25:22
何故日本人は良心を失ったか?



何故日本人は良心を失ったのか?この答は日本人ならば誰しも知っている!
それは低賃金で搾取されライオンズクラブに口利きをしてもらい国から闇金を受け取る際に
犯罪と交換に良心を売り渡してしまうからである!条件反射で呼ぶところの良心系の内制止の破壊である!
内制止は破壊されやすく形成されにくい!すなわち良心系思惟の破壊であり、
闇金と呼ぶところの犯罪と交換の反射の興奮、強化、拡延である!この過程は一方で必然的に
良心の反射系を制止、消去、破壊する!
また人間的現実から遊離した様々な非人間的反射のために内分泌系も非常に撹乱され
混乱している!ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン、セロトニン及びアセチルコリン
の分泌情況が混乱の極限に達している!

闇金授受収賄による犯罪と交換の良心の売り渡しは概して以上のような混乱を大脳半球に齎して来たのである!
635革命的名無しさん:2007/12/22(土) 15:34:53
だから論破してみろよ
636革命的名無しさん:2007/12/22(土) 15:48:55
だから減耗した不変資本の分は剰余価値により補填されるんじゃないか!
まともに資本論さえ読んでいないのに何がマル経論破か!(笑)(笑)(笑)
637革命的名無しさん:2007/12/22(土) 15:56:19
あんた原発の替わりに人力で電力おこせるとwwww
638革命的名無しさん:2007/12/22(土) 15:57:20
お前こそ資本論のペテンに頭やられてるだけだろ
639革命的名無しさん:2007/12/22(土) 15:59:24
大体不変資本じゃない道具や機械の本質は倍化させて価値を増殖させる可変資本だよ。
人間にはむりな生産をする。
640革命的名無しさん:2007/12/22(土) 16:01:10
そしてマルクスのモデルには需要がないが? 
641革命的名無しさん:2007/12/22(土) 16:02:18
>>638
労働を倍加して、または自動で
642革命的名無しさん:2007/12/22(土) 16:03:18
>>638>>    −−−>>>839
643革命的名無しさん:2007/12/22(土) 16:04:40
しつれい
>>638−−−>>>639
644革命的名無しさん:2007/12/22(土) 16:18:24
あれー静かになったね。反論できないか。ペテンから目が覚めたか?
645革命的名無しさん:2007/12/22(土) 16:28:03
ちょっと考えればわかるよね。何で道具やら機械を作るの?
作る労力以上の生産性を欲してるんだろ?
残る生産された材料だって質が変わって商品としての価値が出るよ。
646革命的名無しさん:2007/12/22(土) 16:30:07
それを不変資本としたマルクス。俺は搾取を否定しないぜ。でもマルクスには死んでほしい。
647革命的名無しさん:2007/12/22(土) 16:34:59
大体人間の搾取〔しかも産業資本のみ〕を利潤とするのは変過ぎるって
648革命的名無しさん:2007/12/22(土) 17:09:18
本質的に搾取は必要。搾取がないと人間社会が回っていかないからな。
で、本質的に搾取を無くすというのは、人類滅亡を希求してるということになるな。
そんなふざけたことを支持できるわけがない。
大事なのは、搾取をコントロールしていくこと。無くすことじゃない。
649革命的名無しさん:2007/12/22(土) 17:17:35
まあマルクスのモデルはもう使えんけど。
650革命的名無しさん:2007/12/22(土) 17:19:22
新しい搾取論なり資本論が必要だな
651革命的名無しさん:2007/12/22(土) 17:24:42
マルクスのモデルは生産モデルだから計画経済には不変資本等を修正すれば使えるかも名
652革命的名無しさん:2007/12/22(土) 18:32:01
あーあ!
疲れるよ!価値を変えない道具や機械を可変資本と言ったりするヤツは資本論を読んでいないんだな!
勝手に経済学を偽造するなよな(笑)(笑)!
653革命的名無しさん:2007/12/22(土) 18:51:11
搾取制度廃止後に創造された価値から次に生産に必要な部分を差し引く場合にはもはや
搾取とは呼ばないのだ!
654革命的名無しさん:2007/12/22(土) 18:56:16
ばかめ。商品的立場からすれば人間が作ろうが、機械が作ろうが同じ
抽象的人間労働=価値などもともと存在しない。マルクスが勝手にミスっただけ。
655革命的名無しさん:2007/12/22(土) 18:58:08
そもそも価値が抽象的人間労働なのは人力のときだけ、実際は財やサービスの希少性。
656革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:00:04
俺が間違えてるんじゃない資本論が間違えているんだ。もともと労働は機械文明でイブしか生産しない
そこに価値といっても一般性が成り立たない。
657革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:00:41
イプー>一部
658革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:01:39
過去の労働が現在何もしないならば、何のために道具や機械を作るのか?
659革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:07:21
ドアホウ!生産用具をつくるのも人間、生産用具を使い新たな価値をつくるのも抽象的人間労働と具体的有用労働の
統一であるところの労働だ!
機械や道具などは人間が動かしてはじめて価値をつくる!すなわち人間が価値を創造するのだ!
660革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:07:45
例えば洗濯ものを干す労働でも、人間は労働できず道具に頼る始末だ。そんなものに生産の一般性
を見出すことこそ愚劣。資本論が間違えてるんだ。生産財を平等に見ないと資本も見れない。
661革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:08:52
道具が何故作られるのか。作る以上の人間に代わった労働をするからだ。
662革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:13:53
過去の製造の人間労働のカロリーより、物干し竿はもっとすごいカロリーの労働をする。
だから不変資本ではありえない。可変資本なんだよ。そもそも資本論が間違っているのは
産業資本の労働者の搾取が全利潤と等しいなどありえんことをのたまうことだ。
663革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:16:37
単純に言えば労働価値説は人間労働でだけ正しい。それ以外の生産財があるのならそれを無視することは出来ない。
664革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:17:57
労働価値説を唱えたければ類人猿にもどれ
665革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:51:31
139 名前:OFW :2001/02/02(金) 21:36
>>136
>貨幣に否定しがたい根拠があったらしたら、それだけ逆に貨幣を廃止するのが困難だと思う。
「貨幣の根拠」とは、貨幣が無くてはならない理由ということですが、それは社会の分裂状態にある訳です。
その廃止は社会革命なしには成し得ないのであり、現状の生産関係をそのままにして貨幣だけ廃止できる
筈もないでしょう。

>>137
>貨幣法制説が貨幣に根拠をなんとか与えているのに成功している
何らかの学説が現実の貨幣を支える根拠ではなく、実際の経済がその根拠なのです。
無論、通貨は国家と一体ですが、世界貨幣としての金が相変わらずその底に隠れているでしょうね。
666革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:52:06
140 名前:OFW :2001/02/02(金) 21:55
>>132
>「可能なるコミュニズム」批判して下さい
最近の柄谷氏が何を主張しているのか詳しく知りませんが、労働者に依拠せずに、コミュニズムが可能だとは
考えられない。

>>133(124)
>「労働者」が何をさしているのかということです。
現在の資本主義体制の下では、何よりもまず賃労働者を指します。
そして、自ら生産手段を所有して同時に労働する自営業者も労働者です。
自ら働かずして、他者の労働(その成果)を収奪する者以外は、すべて労働者です。とりわけ、「自らの労働力以外に
売るべき何物をも持たない」賃労働者は資本の価値増殖の根拠ですから、その疎外された実存を止揚することは
本質的に社会の解放と結びついているのです。
667革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:52:39
142 名前:OFW :2001/02/03(土) 20:14
>>141
>本当ですか?
本当です。「本当」という言葉が真実を指すならば。

>それは高々形而上的言説の中に回収されているだけの気がしますけど?
現象と本質は異なりますから、現象面だけに捕われていれば、私の言説は形而上学的に思えるのでしょう。
しかし、本質を理解すれば、世の人がいわゆる「貨幣の形而上学」(貨幣物神)に陥っていることが見えてく
るでしょう。
実際、岩井氏は自ら貨幣論を書いている過程で、一つの神学を扱っているかのような錯覚に陥ったと言って
います。それは錯覚ではなく、貨幣自体を考えていけば、文字どおり形而上学にしかならないでしょう。
668革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:53:40
143 名前:OFW :2001/02/05(月) 23:49
>>135
>現実を把握すれば奴隷は何らかのアクションを起こすんでしょうか?
現実は動かし得ないと予想すれば、起こさないでしょう。
それは「予想の自己実現」と呼ばれるもので、自らが作る現実、という点に対する無理解でしょう。
そのためにむしろ、「カネこそが唯一の現実」という社会を現実化してしまうわけです。

>奴隷が奴隷の身分に甘んじているのは現実を理解していないからなんでしょうか?
直接的な現実については、最もよく理解しているでしょう。それは毎日経験する狭い現実です。
そこではカネがすべてを支配しているが、貨幣とは何か、などと考える余裕など無いから、それが無くてもよい存在、
むしろ無いほうが世の中はシンプルで合理的になることまで理解できない。
まして、「カネは絶対的だ」という教義が蔓延している以上は…。

>なぜ弱者は現実を知ることを恐れるのでしょうか?
それは「現実を知ってもどうにもならない」という諦めが先に立つからでしょう。
精々の所、「金持ち父さん」を夢見る位が関の山で、自らが現実総体を変える力と方策を握っていることに
気づかない、ということかな。
ウォルフレンも言うように「仕方がない」とは日本人の口癖ですが、それは「仕方を知らない」ためであり、
権力志向の知識人の責任でもある。
669革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:54:00
145 名前:OFW :2001/02/07(水) 22:27
>>144
>ソ連って結局なんだったんでしょう?
旧ソ連は社会経済体制としては、国家資本主義と言うべきでしょうね。
ノメンクラトゥーラと呼ばれた共産党官僚、軍部および大企業のボス達が生産手段を実質的に所有し、
社会の政治・経済を支配していた。
彼らは自らを共産主義者と呼び、その国家をソヴィエト社会主義連邦と称していたが、相変わらず賃労働、
貨幣、国家を廃棄することなく、上からの強制的な生産計画(ノルマ)をもって計画経済と呼び、生産者の
有機的・自発的な連帯と協働を阻止していた訳です。
最近では、「日本は社会主義だ」という半ば冗談とも思えない意見も出ているが、歴史的に存在した旧ソ連の
「あの体制」を社会主義と定義するなら、独占・寡占状態の大資本が国家官僚と一体となって、一国の経済を
政治経済的にコントロールしている姿は確かに社会主義的でしょうね。
20世紀以降、国家が経済に介入せざるを得ない時代(帝国主義時代)には、純粋な自由主義経済など存在
すべくもないし、階級対立が続く限り、国家(幻想の共同体)が必然的に登場することになる。
いずれにせよ、極度に政治化された経済の下では、経済学者は中立的な科学者という自らの本分を守ることは
できないのは確かでしょう。
階級対立が存在する社会においては、社会科学の中立性とは貨幣の中立性と同様、幻想に過ぎないのです。
670革命的名無しさん:2007/12/22(土) 19:54:39
>>149
>貨幣物神が幻想だというような書き方をされてますが
貨幣物神とは「人間の社会的な本質力が貨幣において体現され、人間的な関係性、豊かさ、主体的な自由等
はすべて貨幣がもたらしてくれる。」という観念です。
それは一つの幻想ですが、この疎外された社会においては必然的な(不可避的な)幻想です。

>貨幣物神も本質であるといえます。
むろん転倒した形ではあるが、現実に無限の力をもつ本質です。それは非本質的な本質です。

>時代の要請によって個々人の考える本質になったりならなかったりでしょう。
確かに何が本質的で何が非本質的かは、観点や時代によって異なるわけですが、決して個人的な主観には
依らないものです。それは全体的な存在であり、むしろ主観的な現象の底にある事物の客観的本質こそが、
個々人の考えを規定していると言えるでしょう。

>僕は本質論より手続きのほうが重要だと考えます。
手続きとはどのようなことを言われているのでしょう?
誰もが豊かになるチャンスを増やすための、制度的な改良とかのこと?

>人が社会やそのしくみについて考えるのは、それを知ることによってこの惨めな自分が豊かに生きうるという可能性を
>そこに感じるからです。
そうですね。その可能性がないと思えば、現状に甘んじる方を選ぶ。

>結局多くの日本人はいまのままがいいんでしょう。
確かに、多くの日本人は物質的には恵まれており、かってない程、豊かな時代を過ごしているとも言える。
しかし、それはまったく根拠のない状態であり、偶然的で、見通しのきかない、徐々に崩壊しているという不安を
感じながらのことでしょうね。現実から目をそむけ、ますます刹那的になっていくのは、危機に対する弱者の防衛
本能だと思う。
671革命的名無しさん:2007/12/23(日) 00:36:26
ジミーウンコはかりんとうじゃないぞ
672革命的名無しさん:2007/12/23(日) 07:13:02
>>671
暖かくして早く寝ろと勧めたのに遅くまで起きていたんだな。
医者から指示されていると思うが、躁鬱病には充分な睡眠は
必須だぞ。

673革命的名無しさん:2007/12/23(日) 12:54:30
12時に寝て7時に起きる事にしてるよウンコちゃん。
今日は12時におきてしまったが。w
674革命的名無しさん:2007/12/23(日) 13:06:25
おい、早漏性躁鬱症の糞シロ!よ、
ダンボール会社をクビになった原因は何なんだ?
いつものように事務所での自家発電か?
675革命的名無しさん:2007/12/23(日) 14:29:18
ダミーだよそれ。俺は遅漏。
676革命的名無しさん:2007/12/23(日) 15:23:45
675こそ騙りだな。
糞シロは自分で早漏を認めてる、つか、童貞さ。
自分ではオナニーのプロだと言ってた。
677革命的名無しさん:2007/12/23(日) 19:16:45
いや、遅漏。オナニーも減ったな。枯れてきている。
678革命的名無しさん:2007/12/24(月) 11:11:03
>>670
> しかし、それはまったく根拠のない状態であり、偶然的で、見通しのきかない、徐々に崩壊しているという不安を
> 感じながらのことでしょうね。現実から目をそむけ、ますます刹那的になっていくのは、危機に対する弱者の防衛
> 本能だと思う。

そういえば豚は屠殺される直前になってはじめて悲鳴を上げるらしい。
679革命的名無しさん:2007/12/26(水) 00:46:56
政治革命ではなく社会革命を目指すべきであり、『資本論』もそのラインで書
かれている。
『資本論』は国家抜きのモデルだからより純粋なモデルとして評価することも
出来るし、同じ理由で根本的に間違っていると言うことも出来るが、後者であるならば格差
を拡大する資本主義そのものがそれ以上に批判されるべきだろう。

消費者=労働者が自らの生産したものを買い戻すときの、分析としては
『資本論』はいまだに有効だ。
680度一切 ◆ESgFIELCF6 :2007/12/26(水) 02:09:21
ふ〜ん、つまり工場を新築すると労働力を消費するから工場=労働者ってこと?
681革命的名無しさん:2007/12/26(水) 02:38:39
>>679
格差の拡大は必ずしも非難されるべきことじゃないが?
社会の円滑な運営には、一定水準以上の格差は必要不可欠なわけだしね。
社会に軋みが生じるほどの格差が是正できていればOKだ。
で、この意味からいうと、日本は均質社会であり、格差社会ではない。
682革命的名無しさん:2007/12/26(水) 03:43:05
>>681
格差の拡大は必ずしも非難されるべきことじゃないが?
共産党の円滑な運営には、一定水準以上の格差は必要不可欠なわけだしね。
共産党に格差から生じる軋みが鎮圧できていればOKだ。
で、この意味からいうと、日本共産党は均質社会であり、格差社会ではない。
683度一切 ◆ESgFIELCF6 :2007/12/26(水) 07:54:08
>>680はなしw
今読むと自分で何書いたのかわからん。
午前2時かぁ。なんでそんな時間まで起きていたんだろう。
一時間半かかる現場に八時までに行かないといけないんだけど、
遅刻だろうなぁ。

>>681
俺も格差の拡大は別になんとも思っていない。
ありえることだしね。

>社会に軋みが生じるほどの格差が是正できていればOKだ。

格差の拡大を肯定的に考える奴ですら格差是正なんてたわごとを言う今の社会に問題を感じる。
格差なんてどれだけ開いてもいいんだ。
金持ちが年収何兆円だろうとかまわない。
だけど、下のものが生活が苦しく人間的な生活を送れないならそれは問題だ。
格差是正じゃなく底上げこそが必要なんだよ。
たとえば、今生活に苦しんでいる人に年収二千万円の人に500万円は税金を取ります、
1500万円になったんだから格差は減ったでしょうって言ったら喜ぶと思うか?
格差が減っても自分の生活が同じなら格差是正なんて何の意味もない。

公務員叩き、格差是正、どうしてみんな自分の生活をよくしようとしないでくだらないことばかり言うんだろう。

仕事行こ・・・
684革命的名無しさん:2007/12/26(水) 08:17:05
そこへ共産を持ち込むことが問題なんだ。搾取の体制を変えるだけで自分は依然として組織のなかの部品にすぎない。そんな共産はダイナマイト一万発で爆砕してやりたいね。
685革命的名無しさん:2007/12/26(水) 13:17:13
インチキマルキスト不破ねつ造
686革命的名無しさん:2007/12/27(木) 11:17:44
韓国都具留乗日本人虐殺犯内乱罪首謀者不破一味御除名投獄死路!土阿呆!
687革命的名無しさん:2007/12/27(木) 17:17:25
 ★★小泉純一郎と安倍晋三は朝鮮人★★
コピペして各板に貼り付けよう 知人にも話そう
小泉純一郎 
・戦前大臣を務めた祖父小泉又次郎は純粋な日本人とされる。だが、純一郎の帰化朝鮮人である父が鮫島姓を買い取り
 又次郎の娘をたぶらかして婿として小泉家に入る そこで小泉家は帰化朝鮮人である純一郎の父に乗っ取られた
 参照http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F% 上下くっけて
E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B9%9F
・父親の純也は、鹿児島東加世田の朝鮮部落の出身者といわれる 日大卒業名簿には、純也の日本名はなく、
 見知らぬ朝鮮名が書かれているという  
 純也は朝鮮人の帰国事業、地上の楽園計画の初代会長であった
・結婚後、子供をもうけ即離婚した宮本佳代子は在日企業エスエス製薬創業者の孫
・小泉の元秘書官の名前は飯島勲←注目 帰化朝鮮人
・派閥のドン森喜朗も生粋の朝鮮人 ←森も帰化人がよく使う通名
・小泉は、横須賀のヤクザ、稲川会と関係が深い
安倍晋三
・岸家 毛利元就が陶晴賢と厳島沖で戦い大勝を収めた際、寝返って毛利方についた船の
 調達人が「ガン」と称する帰化人であったという 毛利はその功績によって「ガン」を
 田布施周辺の代官に召したてた このガンを岸家の先祖とする説がある
・祖父岸信介が文鮮明と共に 反共団体 国際勝共連合(統一教会)を設立
・官房長官時代統一教会「合同結婚式」に祝電を送り、話題に
・安倍のスポンサーは、下関の朝鮮人パチンコ業者である
・グリコ森永事件時、明らかになった帰化朝鮮人企業森永のご令嬢と結婚
・そのわが国のファーストレディーは電通(会長成田豊、半島生まれの帰化人)勤務という分かりやすい
 経歴の持ち主の朝鮮の血筋
・韓国、中国の留学生に日本の企業に入ってもらうために住居費分、学費免除分、生活費など月計20万〜30万円相当の支給
 日本人のワーキングプア層を全く省みない また帰化系在日系朝鮮人が日本の企業で技術を盗み、半島の現代などの企業に
 伝授していることが深刻な問題になっている 
・多くの朝鮮人が差別を主張し、警察、原発、自衛隊で職を得ている
688革命的名無しさん:2008/01/03(木) 17:42:50

「マル経難民」の床屋談義

金子勝 『反グローバリズム』岩波書店

著者は、経済理論学会(マルクス経済学の学会)に所属する経済学者では随一のマスコミの人気者である。「ブッシュはバカだ」とか「小泉改革はニセモノだ」というような床屋政談が受けるらしい。
この本も、最初から最後まで学問とは無縁の「ぼやき漫才」のようなもので、まあそういう読み物としてはいいが、まじめに受け取るべきではない。
マル経は、今でも一部の大学には講座の枠が残っているので、無能な学者でも職にありつける「穴場」である。しかし、よりどころとする理論が崩壊してしまったので、「きわもの」的なテーマを探すしかない。
こういう「マル経難民」が好んで選ぶテーマが「国際」「情報」である。このフレーズさえつければ文部省から科研費が引っ張れるし、状況の変化が激しくて「近経」の理論がついていけないので、「床屋理論」でも何かいえそうだからである。
そもそも著者のいう「グローバリズム」とは何なのか、ちゃんとした定義も書かれていない。国際会計基準と年金改革の話がごちゃごちゃに並んで、「グローバル・スタンダード」への非難が繰り返されているだけだ。
改革を批判するときの根拠は、いつも「リストラしたら景気が悪くなる」というだけで終わりだ。「市場の失敗」を非難するが、「政府の失敗」については何もいわない。
こういう介入主義もマル経の悪しき遺産である。著者は「主流派経済学」を批判するが、それを理解していないことは明白である。「情報の非対称」や「ゲーム論」についての孫引きをもとにした一知半解の「批判」はなかなか笑える。
この程度の学者でも慶応大学に職を得られるぐらい、日本のマル経業界は「売り手市場」になっているわけだ。先進国で最低レベルといわれる日本の大学の恩恵を受けている著者が「グローバリズム」に反対する理由はよくわかる

http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/Kaneko0.html

689革命的名無しさん:2008/01/03(木) 18:17:11
というか。欧米にもマルクスの資本論を研究する
学者はいるけど。日本が最低レベルだろう。
690革命的名無しさん:2008/01/03(木) 18:22:22
691革命的名無しさん:2008/01/04(金) 00:22:59
>>621
官僚も階級と考えた方がいい。
さらに、日本では格差の固定(再生産)が問題。その分閉塞感が大きい。
692革命的名無しさん:2008/01/04(金) 00:25:13
自由主義か分配主義化かのジレンマにはプルードン以外答えを出していない。
マルクスの場合、協同組合と株式会社がとりあえずの答え。
693革命的名無しさん:2008/01/04(金) 02:05:14
格差の流動化政策を行った小泉にしても戦後の既得権層の抵抗と誹謗中傷が酷かったからな。
しかも、保守からも左翼からも激烈な抵抗と批判の嵐。
格差の閉塞感を打破するには、労働市場の流動化も必要だが、これまた抵抗の大きい問題。
694度一切 ◆ESgFIELCF6 :2008/01/04(金) 09:21:02
>>693

> 格差の閉塞感を打破するには、労働市場の流動化も必要だが、

「も」ってのが大切なのかな。
結果的に労働市場の流動化ばかり強調するなら違うって思うけどw
695革命的名無しさん:2008/01/05(土) 19:59:13
糞しろーはやすいか安達(この人の論文を丸の小幡教授が見ているらしいが)に被れてるようだが(消極的検証でハマるのは糞しろーらしいが)
労働人口を機械に拡張しただけでマルクスを超えられたと本気で思うのかね?
両者は剰余価値を大発明と認め、マルクスが機械が特別剰余価値を生産しているように見えることを強調していた事実を紹介しているではないか。
それに人間機械論を書いたノーバート・ウィーナーは君の大嫌いなユダヤ人である。残念でした。
696革命的名無しさん:2008/01/05(土) 20:00:43
道具と機械を区別できない糞しろーって何なんだろう
697革命的名無しさん:2008/01/05(土) 21:01:05
要は修正すればいいだけの話なんだよ。あくまでベースなんだから。
698♪♪♪中途半端やめて♪♪♪:2008/01/19(土) 11:17:28
OFWのコピペの続き(これでこのスレでのOFWのカキコは終了)
150 名前:OFW :2001/02/14(水) 22:46
>>149
>貨幣物神が幻想だというような書き方をされてますが
貨幣物神とは「人間の社会的な本質力が貨幣において体現され、人間的な関係性、豊かさ、主体的な自由等
はすべて貨幣がもたらしてくれる。」という観念です。
それは一つの幻想ですが、この疎外された社会においては必然的な(不可避的な)幻想です。

>貨幣物神も本質であるといえます。
むろん転倒した形ではあるが、現実に無限の力をもつ本質です。それは非本質的な本質です。

>時代の要請によって個々人の考える本質になったりならなかったりでしょう。
確かに何が本質的で何が非本質的かは、観点や時代によって異なるわけですが、決して個人的な主観には
依らないものです。それは全体的な存在であり、むしろ主観的な現象の底にある事物の客観的本質こそが、
個々人の考えを規定していると言えるでしょう。

>僕は本質論より手続きのほうが重要だと考えます。
手続きとはどのようなことを言われているのでしょう?
誰もが豊かになるチャンスを増やすための、制度的な改良とかのこと?

>人が社会やそのしくみについて考えるのは、それを知ることによってこの惨めな自分が豊かに生きうるという可能性を
>そこに感じるからです。
そうですね。その可能性がないと思えば、現状に甘んじる方を選ぶ。

>結局多くの日本人はいまのままがいいんでしょう。
確かに、多くの日本人は物質的には恵まれており、かってない程、豊かな時代を過ごしているとも言える。
しかし、それはまったく根拠のない状態であり、偶然的で、見通しのきかない、徐々に崩壊しているという不安を
感じながらのことでしょうね。現実から目をそむけ、ますます刹那的になっていくのは、危機に対する弱者の防衛
本能だと思う。
699革命的名無しさん:2008/01/19(土) 14:00:46
23 名前: OFW 投稿日: 2001/05/06(日) 00:56
(横レス失礼)
>>21
>経済のことを知らない素人さん達に判るように
『資本論』は日々資本主義経済の中で苦しめられている労働者に向けて、その解放のために書かれた
経済学批判の書です。資本家およびそのイデオローグさん達には無縁の書でしょう。

>13に対する反論
>1)資本論を読んでも価格の機能に対する正しい理解は得られません。
経済学には価格の理論はあっても、価値の理論がないわけです。
「需要と供給の均衡の法則」とは価値法則の一つの現れに過ぎない。
たとえば、物理学ではバネと重りの均衡の説明として「エネルギー保存則」があるが、経済学では
それに相当する「価値法則」の説明が抜け落ちている。
「価値とは社会的必要労働の物象化」というのが、価格の本質としての価値(労働価値説)です。
 「ドイツ語の直訳」としては、下記などが参考になる。
 ttp://www1.neweb.ne.jp/wa/redmole/bunko/kisobunken/chinkari01.html
 ttp://marukyo.cosm.co.jp/BBS/logs/12186.html

>2)資本論を読んでも,なぜ社会主義経済が破綻したのかについて正しい理解が得られません
旧ソ連等の社会経済体制は社会主義ではなく、国家資本主義です。
それは、共産党官僚、軍部および大企業からなるノメンクラツーラの支配した(あるいは、している)階級社会です。

>3)詭弁の弄し方を論理学というのは正しくありません。
多分、弁証法のことを詭弁と呼んでいるのでしょうが、それは無知というもの。
700革命的名無しさん:2008/01/19(土) 14:02:25
24 名前: OFW 投稿日: 2001/05/06(日) 00:59
>>21(つづき)
>4)マルクスの歴史観は(データのアヴェイラビリティの制約のため致しかたのない面があるとはいえ)歪んでいる。
多分、歴史の唯物論(唯物史観)のことでしょうが、「アジア停滞史観」ではなく、「人間は自然の一部であり、
自然との物質代謝過程(生産活動)の中で歴史を作ってきた」というのが、基本です。
それは生産関係を社会構造の基盤に置き、それと生産力との関連から社会の発展を跡付けようというものです。
いわゆる「アジア的生産様式」自体、歴史的なものであり、近代以降「資本家制生産様式」が支配的になった。
また、当時の大英博物館のデータ量からしても、それほど制約にもならないでしょう。

>5)哲学とは,そもそも問う必要のない事柄を問題と称して非生産的な思考に耽ることをいう
この辺になると、かなり感情的な偏見であり、反論しようもない。哲学板でどうぞ。
「勤労道徳いらない」スレなどあるから。真に生産しているのは誰かな?少なくとも、経済学者ではない。
・・・しかし、どうしてこうも画一的なのだろう。物化された思考?
701革命的名無しさん:2008/01/19(土) 14:06:11
114 名前: OFW 投稿日: 2001/05/12(土) 20:49
>>26(バカ発見さん)
>資本論は経済学の本としては全く無価値であり、経済板で取りあげるべき対象ではないと思います。
確かに「経済学批判」の書ですから、”近代経済学的”価値は少ないでしょうが、およそ客観的真理を目指す
という点での学問的価値はあるでしょう。
>>71
>資本家とそのイデオローグに労働者諸君が苦しめられているのが今日の大問題なのか?
あなたは「労働者諸君」ではないようですね。
経済学者は今日の資本主義社会を合理的で妥当な存在として取り扱う。
それは、「今の社会に階級対立など存在しない」という前提に立つことだが、それは現実に合っていない。
それ故、経済学は科学的な装いをしたイデオロギーとして機能する、というになります。
労働者が自己が何であるか、を知ることは、彼らおよび彼女らにとっては、大問題でしょう。
>なんで物理のエネルギー保存の法則に相当するものがないとまずいの?
科学の方法論に関わる話ですが、原理的な認識にはそのために基本量が必要。
価値法則を説明するには価値の概念が必要だ、という当たり前の話。
>労働価値説の厳密な基礎を築いたのはマル経の人達のいう俗流経済学の研究者
「労働価値説の厳密な基礎」とは不思議な言葉だ。何のことでしょう?
>本源的生産要素が唯一つで,収穫不変性その他の条件が満たされれば労働価値説は妥当するが,
本源的生産要素が労働以外にもある(例えば土地)場合には労働価値説は成り立たない
それは間違いですね。そもそも労働価値説とは科学的な定理と言ったものではない。
それは価値の本質論(実体論)です。“マル経”的には下記なども参考になる(最近の再評価の話とか)
ttp://www.senshu-u.ac.jp/~the0393/Myworks/2000/rodokati.htm
702革命的名無しさん:2008/01/19(土) 14:10:44
115 名前: OFW 投稿日: 2001/05/12(土) 20:50
>>71(つづき)
>ソ連が社会主義国家じゃないっていうヘ理屈はマル経の連中お得意
そんなことはないでしょう。日本共産党関連を含め、いわゆる「マルクス(主義)経済学者」で旧ソ連が
社会主義ではないと言っている人は極めて少数のはず。大体、共産主義は国家の廃止を唱えている。
>マルクスが予言したようなルートじゃ社会主義国は出てきてないじゃん。
マルクスがどこで予言めいた話をしているのかな?(古臭い批判だ)

>落ちこぼれ資本主義国ばっかりよね?
だから、社会主義ではないでしょ。言っていることが矛盾している。

>『財産を国有化し,経済を中央集権的に運営すると,資源配分の浪費が生じ,新しい技術の開発は行われない。なぜか?』
答:財産の国有化は決してその社会主義化ではなく、むしろ国家資本主義という、最悪の独占をもたらすが故に、
労働者の主体性は極度に疎外されるため。

>マルクスの『歴史観』は事実に反する部分が多い
歴史観の話と歴史的事実の混同ですね。歴史とは常に現在における過去だと言う点を考えてみましょう。
それは哲学的な問いです。

>>89
(横レス失礼)
>それに対比して、労働力には賃金以上の価値があるかも?というのがマルクスの問い
それは剰余価値に関する誤解です。労働力と労働の区別は本質的な区別であり、
剰余価値を「生み出すもの」=剰余労働ということ。
価値を生み出す労働自体に価値はない、これは論理的に自明の事です。
703♪♪♪中途半端やめて♪♪♪:2008/01/19(土) 21:50:15
革命的名無しさん、ご協力感謝します。
新たなコピペ開始です。
7 名前:OFW :02/08/29 21:58
>(前スレ)982-983(高ぞう→将軍さん)
>よく、わかりゃ〜せん
実体なるものが静的で過去的な存在であり、資本主義とは資本(過去の死んだ労働)が
現在の生きた労働を支配する逆立ちしたシステムだということです。
「予め閉ざされた未来」(無に帰る運動)とも言える。

>労働価値説とは資本主義世界の本質をあらわしたもの
そのとおり。それは資本の世界支配の秘密を解明するための要諦です。

>「欲求を欠いている状態」
というよりむしろ<欠如における(否定性としての)欲求>です。
価値は欲求の対象的側面であり、欲求の否定性を対象的に表現したものです。
「対象Aに価値がある」とは希少性、つまり有用物Aに対する欲求が十分には満たされないこと、
をAに即して表現しているわけです。
それは余剰において初めて直接的価値の否定、つまり「欲求を欠いている状態」に転化し、
交換価値(量としての、他者にとっての価値)として社会性を獲得する。

>物的欲求と社会的欲求を分離して考えるのはとても難しい。
近代になって、私的所有に基づく排他的・抽象的個人が析出されてきて、
ようやく社会的なものが外的に(対象的に)なったと言えるが、
個人間の人格的関係はむしろ物的欲求(所有欲)によって覆い隠されている。

>賛成できない自分があるので、これが自分の存在証明になる。
それは<観念としての自己>に過ぎず、その表象は証明不可能。

>何の疎外でしょうか。
「私は人間であり、モノではない」との言明に含まれているものです。
704♪♪♪中途半端やめて♪♪♪:2008/01/19(土) 21:51:07
8 名前:OFW :02/08/29 21:59
>(前スレ)984
>仮に国家と呼んでいるだけ
それを「国家」と呼ぶ以上、論理的に言って、すべての国家に無くてはならない本質(階級対立)
を共有する筈ですが、それは矛盾ですね。

>自己決定のみで、・・・できるのかな?
自己とは個人ではなく、共同的な意志をもつ諸主体の統一を言います。

>わざわざゲームをやめてまでシビル・ミニマムの生産に関わろうとはしないでしょう。
<ゲーム好き>な人は、それが創造的であるなら、積極的に生産に関わろうとするでしょう。
最も創造的なゲームは現実自体の創造でしょう。

>本の名前じゃないよね。
学習態度ですね。真理の探求は粘り強さが肝要とて。

>> いちいちちゃんと覚えてるの?
記憶力ではなく、如何に本質(エッセンス)を押えるかがポイント。

>> それともノートか何かあるの?
昔はあったが。タネ本はそれなりに。

>> それとも全文検索とかできるようになってんの?
キー検索でも必要な知識はかなりの程度拾える。便利な時代になった。
705♪♪♪中途半端やめて♪♪♪:2008/01/19(土) 21:53:18
17 名前:OFW :02/08/31 21:17
>>10-14(高ぞう→将軍さん)
>労働価値説は資本が形成されるまでの道程の中の論理だったわけですか。
道程自体の論理は『資本論』第1巻第1章第3節「価値形態または交換価値」において
展開されており、通常「価値形態論」と呼ばれています。
価値形態論と労働価値説との関係は価値の現象形態とその実体的本質との関係であり、
価値形態の矛盾と発展は、経済(Economy、労働の節約)において、現在の資本主義システムが
歴史的に特殊な一段階に過ぎないことを示すものです。

>「私」という漢字を使う者は知的レベルの高い人々であり、官僚など
公と私の対立から言えば、官僚とは「公儀の僕」であり、国家に寄生する身分ですから、
「無私、不偏不党、無責任(没主体)」が原則。
(マルクス『ヘーゲル法哲学序説ーヘーゲル国法論批判』参照)

>世界的に「個人」という言葉の生まれ自体が私的所有を根拠にしている
所有とは本来生産手段(土地、道具、原材料)について言われ、付随的に生活手段について
言われる権利関係です。
私的所有(市民的所有)が国家所有と対になって出現しているのは西欧的(ローマ的)な特徴であり、
アジア的には個人の無所有が普遍的でしたから、「自立した個人」は今だに脆弱。
特に日本では近代化が国家(官僚、軍閥)・財閥によって主導され、中産階級が極端に未成熟ですね。
706♪♪♪中途半端やめて♪♪♪:2008/01/19(土) 21:54:35
18 名前:OFW :02/08/31 21:19
>>10-14(高ぞう→将軍さん)(つづき)
>説明して欲しい。
上でのべたことは、経済的価値の概念とその矛盾について縮約して書いたから、
確かに分かりにくかったな。
図式的に整理すれば
 1.価値の実在
   a.有用性(使用価値)
   b.希少性(限界効用)      
   c.価値標準
 2.価値の本質
   a.価値の根拠(社会的分業と生産手段の所有)
   b.価値の現象形態(交換価値)
   c.価値の実体(社会的必要労働と価値形成)
 3.価値の概念
   a.社会的生産と価値(資源と労働力の適正配分)
   b.社会的分配と価値(富の再分配)     
   c.価値の消滅(生産力と生産関係、脱物象化)
くらいのテーマを展開する必要があります。
707♪♪♪中途半端やめて♪♪♪:2008/01/19(土) 21:56:16
19 名前:OFW :02/08/31 21:20
>>10-14(高ぞう→将軍さん)(つづき2)
>その欲求のネガティブな面は対象化されるとすなわち「労働」になり、
正:労働生産物がもつ価値として対象化された過去の労働は、
他者の所有物とされるとすなわち「疎外された労働」になり、

>労働価値説におけるマルクスの証明法
前スレでも触れたが、科学的説明と論理的証明との混同がありますね。
「労働は価値の実体である」とは本質の洞察(発見)であり、
演繹的な証明で導かれるものではない。科学的に言えば、
それはさし当り仮説という性格をもち、マルクスは『資本論』全体において
その検証を行った。

>勝手なレトリック
説明の仕方が悪かったかな。
ただ『資本論』の訓詁学的議論に終始して本質を見失っている「マルクス読みのマルクス知らず」とは
異なり、資本形態にまで発展した<価値>の概念的認識が必要だということです。
概念規定(カテゴリー)に関して言えば、質→量→限度という実在論から、
本質→現象→現実性(運動的自己相関)という本質論に高まることにより、
対象は概念的に把握される。
『資本論』(特に第1巻第1章)は価値の本質論ですから、
<財の効用>という価値の実在規定ではなく、
<商品>というその反照(本質)規定から始まるわけです。
708♪♪♪中途半端やめて♪♪♪:2008/01/19(土) 21:58:25
20 名前:OFW :02/08/31 21:22
>>10-14(高ぞう→将軍さん)(つづき3)
>価値をなきものにしたら、あんたしゃべってる意味(←価値?)ない

 1.テーマは“経済的”価値であり価値一般にあらず
   他の諸価値(例:<真>(学問的価値)、<善>(倫理的価値)、
   <美>(芸術的価値))とは区別される経済的価値の質的な種差は
   <効用、使用価値(Utility)>です。

 2.意味と価値はまったく異なる概念
   「意味とは記号による指示の象徴である」(オグデン&リチャーズ)
   価値一般の形式的定義は
   「価値(Value)とは何らかの十全性(無限性)に対する有限的な
   現存在の位置を表示する指標(index)である」かな。

>「べき」ということで、その主張にもつ価値の存在を否定できません。
 「べき」という事で、結局、必然性を生んでいる

倫理的価値に向かう主体の当為(為すべし)について言えば、
それが何らかの必要(必然)に基いた要請という性格がありますね。
「Aを存在させるべし。」という要請は
「もしAが存在すれば、殆ど必然的にBが生起するだろう。」
つまり
「Bが存在するためには、Aの存在が必要(必要条件)である。」
という理念的存在Bの被媒介性(BにとってのAの価値)の認識からくるわけで、
単なる「Bが望ましい」という可能的欲求以上のものです。
そうなると、理念と現実との関係はより実在的になり、
現実諸関係の必然性(因果関連)も互いに相互作用する諸活動
の全体として、(単なる主観的当為ではなく)社会的諸実践の客観性(理性)が
見えてくると。
「人間は歴史を作るが、それを知らない。」(マルクス)
709お手伝いさせてください。:2008/01/20(日) 09:03:41
21 名前:OFW :02/08/31 21:24
>>10-14(高ぞう→将軍さん)(つづき4)
>自分の中で構築した概念をただ羅列させていくようにしか見えません。
概念は体系をなし、羅列には向かないから、説明方式の工夫要かな。 

>上から渋柿でもぶつけてくるような応答姿勢
渋柿とはシブイ表現。
限られた掲示板スペース上の議論ではとかく縮約(節約)したモノ言いになる。
経済的価値(労力と資源の節約)と認識的価値(真理の共有による減価・冗長化)との
トレードオフ関係とて。

>バックトゥーザフューチャー考
タイムマシンの夢より還帰する資本(永遠の繰り返し)の現実が問題。

>>15
>国家は階級対立を持ってはじめて国家と呼べるのですか?
日本古代の大和朝廷、西欧古代国家(エジプト、ギリシャ、特にローマ帝国)、
中国古代国家(殷、周)、南米インカ帝国等々、<国家>という構築物は
それまでの血縁共同体の解体(他種族の侵略、併合)と共に、地縁的な
結合体として、成員の共同性を僭称してきた。
唯物論的な観点からは、社会の生産関係(階級関係でもある)が国家を
必要としてきたということです。

長文失礼。
710お手伝いさせてください。:2008/01/20(日) 09:06:38
27 名前:OFW :02/09/06 05:26
>>24
>常にマルクス的国家間を持て、というのはいささか傲慢。
「現在世界には約191の国家がある。」と言われますが、

1.国家と世界はどこが異なるのか?
2.191という数自体に意味はない→何故複数なのか?
3.「約」といういい加減さはどこからくるのだろう?
4.「世界は一つである」と言われる根拠は何だろう?
といった疑問が浮かべば、「国家とは何か」と考える端緒になる。
唯物論的な国家観は唯物論的な世界観・歴史観・社会観に基いており、
社会の物質的な土台(経済的な下部構造) vs 政治制度的な上部構造という
区別をもとに国家を考えます。
(学校では教えないが。)

>決定するのは誰なのかな?

当事者である諸個人でしょう。

>なぜゲーム作りに”積極的に関わる”といえるのかな?

「一人ゲームの不可能性」があるから。
つまりすべての主体的活動は社会的であり、社会への参加だから。
711お手伝いさせてください。:2008/01/20(日) 09:10:30
28 名前:OFW :02/09/06 05:28
>>25(高ぞう→将軍さん)
>「環境問題」
環境問題に関しては「人間は自然の一部である。」という唯物論的視点こそが
重要であり、資本の価値増殖欲による自然と人間の浪費は、
エンゲルスーマルクスが早くから見出していた。
資本主義経済において、経済の意味が本来とは正反対になっており、
ブルジョア経済学では環境問題を「経済外的」要因などと言うが、
その言説こそ経済の外にあるもの。

>「実在」「本質」「概念」の関係性をわかりやすく、示してください。
ヘーゲル『小論理学』(岩波文庫)の内容を“わかりやすく”説明するのはなかなか大変
(この板でも何回か試みたが、うまくいかなかった)。
しかし、要点を理解すればとてもわかりやすいものですから、高校あたりで弁証法的思考を
教えれば、どれほど役に立つかと思うが。

実在(Real being)・・・個別的、直接的な対象の存在形式。
             (その運動様式は<移行>)
             主カテゴリーとして、質、量、限度(質量)

本質(Essence)・・・・実在を媒介する全体的存在の存在形式。
             (その運動様式は<反照>)
             主カテゴリーとして、本質、現象、現実性

概念(Concept)・・・・実在の本質(媒介された直接性としての事柄)
            を捉える認識の存在形式。
             (その運動様式は<発展>)
             主カテゴリーとして、概念、判断、推理
712お手伝いさせてください。:2008/01/20(日) 09:13:42
29 名前:OFW :02/09/06 05:29
>>26(ふにゃぽんさん)
>マルクス主義は「三権分立」をどう捉えているのか?
統一したマルクス主義もその見解も存在しないでしょうから、個人的見解ですが・・・。 
「何故、三権分立が必要なのか?」
という質問に対して、通常は「権力が一つの機関、主体に集中することは、
権力の絶対化を招きがちであり、それを防ぐため。」という教科書的な答が
用意されています。しかし「権力(主権)はもともと絶対的(独裁的)なものである。」という
事情がある以上、三権分立という法制度的な相対化は形式的なものに過ぎない。
「すべての権力をソヴィエトに集中せよ」(レーニン)とはブルジョアに対するプロレタリア独裁を
立てよという<三権統一>の主張でしたが、それは二重権力(ブルジョアvsプロレタリア)を
立てよという主張でもあった。
主体は複数であり、主権は単数です。
専制的(独裁的)な権力(一者の他者に対する無条件的な強制)が生じる場合、
既に社会の中に分裂が存在しているわけで、その解決の方が先決問題だということです。
713続けてお手伝いをば:2008/01/20(日) 13:08:48
36 名前:OFW :02/09/08 21:57
>>30(ふにゃぽんさん)
>ずいぶん表現が易しくなりました。
そですか。まぁマターリとマルクス宣伝と言うことで・・・。

>>31(フィロゾファッカーさん)
お久しぶりです。

>>32(ねこさん)
どもです。他スレでもお見かけ。

>>33
>個人の決定に任せてシビルミニマムの生産を保証できるのか?
近代資本主義社会において奨励されているような<利己的な個人>
としては無理でしょうね。
たとえば児童の教育は「シビルミニマム」の一つですが、それは「人間にとって
教育は必要不可欠」という理由からであり、教育労働は<社会的個人>に
任せて、連帯保証するもの。

714続けてお手伝いをば:2008/01/20(日) 13:10:09
713からの続きです。

>社会的でなければ生きて逝けなかったから、社会的であった
もちろんそうです。自然の中では人間個体(個人)ほど弱い存在はない。
それは人類誕生以来の外的な必然性ですが、同時に人類存続の条件
(条件とは実在的な可能性のこと)でもあった。
人間はその共同性において自然に対する働きかけを行い、その自然的な条件
(被規定性)自身を変えることによって、歴史を切り開いてきた存在です。
近代になり個人主義が登場して、個人が絶対的主体であると喧伝されたが、
そこには高度な社会的生産力が物質的基礎としてあり、個人の社会性(相互依存性)
は遥かに強まっていることが忘れられている。
社会とは、個人の内部にあるその類的な本質を指しており、
個人の能力、知識教養、人格等、すべて社会の産物であり、社会を離れては、
人間はたちまち「狼少年」になってしまうほどの無規定(無内容)な存在です。

>解答が非唯物論的(=観念的、空想的)である気がします。
確かに未来社会の表象についてあれこれとお喋りすることは、現実の止揚にとっては
無用のものですが、理念は必要ということかな。
715続けてお手伝いをば:2008/01/20(日) 13:15:09
37 名前:OFW :02/09/08 21:59
>>28
>「直接」とは?「媒介」とは?
存在(being)の直接性とは感性的な対象のあり方(実在性)を指し、
主体が対象に触れている、ということ。<対象自体>が与えられている、とも言えます。
それに対して、その媒介性とは他の存在との関係のうちにある対象のあり方を指し、
何らかの知的な働き(記憶、表象、概念)によって捉えられ得るものです。
媒介とは<他になること>です。
すべて実在するものは生成変化し、存在するものは<成ったもの>(生成の結果)である、
という認識が弁証法の始まりです。
「すべて具体的なものはそれ自身とその否定との統一である。」というヘーゲルの逆説的な言明も、
ある存在が生成(運動)の結果としてそのものに成ったという<歴史性>をその規定性のうちに
含んでいることを、直接的に表現したものです。

>>35(くろしろさん)
>労働社会が消えない以上
繰り返しになるが、労働とその疎外形態(賃労働)とを混同しないよう。
「近代国家のいけてない日常」はまさに労働(人間の社会的活動力の発現)が否定され、
他者の私有にされることからくる、人間関係の物象化(例:強制労働の永遠化、
生の無意味化)ということでしょう。
自然の中で現実的な活動(働き)を行うことは、人間が真に自立するということですから、
労働=働き自体は否定できない。
716続けてお手伝いをば:2008/01/20(日) 13:30:28
42 名前:OFW :02/09/09 23:54
>>38(くろしろさん)
>生産手段も「他人のもの」から「共有」に変わって自分自身の生産手段を完全にはもてず、
よって自己疎外もまた継続される

それは誤解ですが、この辺については、マルクス派の中でも議論があるようです(前スレ>941参照)。
問題の箇所を引用すると、

「資本主義生産様式から生まれる資本主義的取得様式は、したがってまた資本主義的私有も、
 自分の労働にもとづく個人的な私有の第一の否定である。
 しかし、資本主義的生産は、一つの自然過程の必然性をもって、それ自身の否定を生みだす。
 それは否定の否定である。
 この否定は、私有を再建しないが、しかし、資本主義の成果を基礎とする個人的所有をつくりだす。
 すなわち、協業と土地の共同占有と労働そのものによって生産される生産手段の共同占有とを基
 礎とする個人的所有をつくりだすのである。」(『資本論』第1巻第24章いわゆる本源的蓄積)

上記のように、マルクスは、共有(共同所有)ではなく、<共同占有に基づく個人的所有>が作り出
されると(予想的に)述べています。
ポイントは占有(possession)と所有(property)との区別、そして私有(private property)と個人的
所有(individual property)との区別です。
協働的な使用しかできない機械等を除き、個人が自分自身の耕作地、道具機械および生活手段等
を完全に所有し、意のままに扱い得ることは、自由な生産(それは計画的生産でもある)のための前提
条件です。
ただし、現在の自営業や自営農民のように、それらを排他的な私有物とすること、そしてその生産物を
私的に売買することはできない、ということが「共同的な占有」という言葉の内容です。
(以上OFWの見解)
717続けてお手伝いをば:2008/01/20(日) 13:32:56
43 名前:OFW :02/09/09 23:54
>>39(高ぞう→将軍さん)
>そこら辺の参考書を紹介してくださるとうれしいです。
マルクス(に限らないが)を理解するためには、本人の書いたものを読むのが基本です。
ヘーゲルとの関連では良い参考書も知りませんし。

>>40
(横レスながら)
>資本論の商品論(とくに価値形態論)をヘーゲル本質論に解消するのは間違い。
解消ではなく、価値カテゴリー(形式内容)展開上での参照枠としての利用ですね。
マルクス自身が「資本論を書くにあたってヘーゲルを読み直し、とても役にたった。」
と言っているように、それを読む上でも役にたつ、ということを示唆したまで。
特に、価値形態論は価値の反照規定(交換価値、商品と貨幣)の展開であり、
ヘーゲル論理学からの寄与大と思える部分です。
無論その発展を跡付けることは、固有な内実(形式と内容の統一)に即して、具体的に
行う必要があり、『資本論』がそれを示しているわけですが。
718また晩い昼食になってしまうな:2008/01/20(日) 13:39:56
94 名前:OFW :02/09/14 10:26
>>44(くろしろさん)
>自分の土地を持つことは出来るのですね?
「土地は誰のものか?」という質問について言えば、
「土地自体は誰のものでもないが、一定の土地を耕作する場合は耕作者のものである。」
ということです。

>では共同占有する協働的道具とは具体的に何を指すのでしょうか?
マルクスは>>42の引用の直前の段落でこう書いています。

「・・・この集中、すなわち少数の資本家による多数の資本家の収奪と手を携えて、
 ますます大きくなる規模での労働過程の協業的形態、科学の意識的な技術的応用、
 土地の計画的利用、共同的にしか使えない労働手段への労働手段の転化、
 結合的社会的労働の生産労働の生産手段としての使用によるすべての生産
 手段の節約、世界市場の網のなかへの世界各国民の組入れが発展し、
 したがってまた資本主義体制の国際的性格が発展する。」(『資本論』第1巻第24章)

たとえば、農業規模の拡大は土地利用の協業化と農業機械の共同利用を推し進めるで
しょう。また工場の施設設備は共同占有・利用するしかないものですね。
719また晩い昼食になってしまうな:2008/01/20(日) 13:43:00
95 名前:OFW :02/09/14 10:27
>>45(ふにゃぽんさん)
>エンゲルスの一連の啓蒙書や、マルクスの「法哲学批判序論」など
マルクス(主義)とヘーゲルとの一般的関連としてならそうですね。

>「ヨーゼフ・ディーツゲン」
なつかしい名前が出てきたので、断片的記憶ではマズイと思い、
だいぶに読んだ『人間の頭脳活動の本質』(岩波文庫)を読み直してみました。
記憶していた以上に根本的な内容かつ格調高い文章で、再発見です。
確かに、幾分回りくどい表現やミスリーディングな表現もあって、よく咀嚼する必要があるが、
扱われているテーマからも、弁証法的唯物論の哲学的内容を学ぶ上で最良の
概説書(レーニン『哲学ノート』は断片的覚書き)と言えます。
・・・いくつか引用をば。

「我々は思惟によって能力に応じて世界を二重に捉える。一は現実において外的に、
 他は思想、表象において内的に捉える。」
「我々は事物を実践的並に理論的に、感覚及び頭脳をもって、肉体及び精神をもって
 捉えなければならない。
 ・・・それ故事物もまた精神を持っている。精神は物質的であり、事物は精神的である。
 精神と事物とは相互に関連してのみ現実的である。」
「科学は労働であり、後天的にたたかいとられた認識である。信仰を放棄することは、
 怠け者を放棄することである。
 科学を後天的認識に制限することは、近代の特徴を示す記念物すなわち労働をもって
 科学を飾ることを意味する。」

実際、カントを読んで、カントをフォイエルバッハ&マルクス的に止揚(悪い面の除去と
良い面の保存)している!
720革命的名無しさん:2008/01/20(日) 14:15:25

「必然性」の概念を間違えてしまった!
致命的でした。

721こんな雪の日には熱燗と湯豆腐でもどうですか?:2008/01/23(水) 12:15:42
98 名前:OFW :02/09/15 11:31
>>97(ふにゃぽんさん)
>エンゲルス評
 専門的研究者でも評論家でもないので、勝手な印象ですが・・・。
 一言で言えば、エンゲルスは高潔・無私・広大な思想家であり、透徹し
 た理論家であったが、その科学主義的な偏りが革命運動にはマイナスに
 働いてきた、ということかな。

 「マルクス主義」の哲学的・理論的内容に対する一般の理解は、エンゲ
 ルスの一連の普及書(『フォイエルバッハ論』『空想から科学へ』等)
 に基づくのでしょうが、その<科学的社会主義>という客観主義的な立
 場は、一方で労働者運動の社会民主主義的な怠慢を招き、他方で旧ソ連
 等において党官僚支配の隠れ蓑として利用されたのもまた事実。

 「歴史は客観的法則にしたがって発展する。」とは、歴史認識に関する
 自然史的な立場の表明であり、科学的言明ではない。具体的な法則も条
 件づきの仮説であり、人間が“自己を知らない”自然物のように運動す
 る限りでしか成立しないもの(人間の前史)。

 「社会の物質的基礎が成員の行動および思想を究極的に規定する。」と
 いうテーゼについても同様。社会の本質認識とその主体との関連は極め
 て弁証法的なものであり、科学を超えた実践論および組織論が必要です。

 「弁証法は最高の科学である。」とはまったくミスリーディングな言明
 であり、概念的認識と科学研究、論理と法則との混同がある。未だに、
 「弁証法」と聞けばエンゲルスの3大法則を持ち出す無思考が大勢なの
 には、「科学法則」という言葉を使ったエンゲルスの責が大きい。

 とは言い条、『反デューリング論』『自然の弁証法』には独自のひらめ
 きも散見されますが・・
722こんな雪の日には熱燗と湯豆腐でもどうですか?:2008/01/23(水) 12:16:31
101 名前:OFW :02/09/15 21:59
>>99(ふにゃぽんさん)
>真の「科学」たらしめることに失敗
 真の科学(客観的真理の体系?)などはないでしょう。「弁証法は科学
 であり、その内容は科学法則である。」という言明は、弁証法と科学の
 両者を誤解している、ということです。

 科学とは出来上がった知識の体系ではなく、世界の諸現象を本質的な存
 在から説明しようとする実践を指しています。諸現象を観察(観測)し、
 法則性を見出し、本質的要素から仮説を形成し、それを実験的に検証す
 ること、これらが経験科学の研究が踏むべき諸ステップです。

 一方、弁証法とはむしろ認識批判(限界設定)であり、上記の科学的実
 践の限界をも明らかにするものです。それは認識と認識対象との一致
 (真理)をめぐって、客観的世界と認識主体との関連を跡付けようとす
 る。世界のそとにある超主体の認識(科学)を、世界のうちにある主体
 の認識に解消して行く実践的なものです。

 実際、たとえば「1足す1は2ではある。」を科学法則とは呼ばない様
 に、「質は量に転化する。」を(最高の)自然法則とは呼ばない。それ
 らは<質><量><法則>といった存在範疇(カテゴリー)に関わる判
 断(概念の分割)であり、自然科学ではなく論理学で扱うべき対象です。

 「弁証法、認識論、論理学とは余分な名前であり、それらは一つのもの
  である。」(レーニン『哲学ノート』)

>>100(くろしろさん)
 何か誤解があるような。孤島に漂着したロビンソンクルーソーは自給自
 足するために、既に文明的な道具を持っており、奴隷(フライデー)ま
 でいた。すべての衣食住を一人でまかなうのは不可能でしょうね。
723こんな雪の日には熱燗と湯豆腐でもどうですか?:2008/01/23(水) 12:18:43
104 名前:OFW :02/09/21 05:13
(承前)第2節は前スレ299で少し触れたので、スキップして・・・。
さていよいよ、「『資本論』を読み出すと、最初の数ページで前歯を折る」
(降旗節雄『貨幣の謎を解く』)と言われる価値形態論の登場です。
確かに<価値形態>は「価値の弁証法」とでも名付けられる錯綜した展開
を示すため、十全的な理解のためにはヘーゲルの助けが必要でしょう。
(ついでながら、上記の本ではマルクスを批判し、相対的に宇野弘蔵を持
ち上げながら、結局<貨幣の謎>は解かれずじまい。看板に偽りあり!)

(第3節 価値形態または交換価値)
「商品は、使用価値または商品体の形態で、鉄、リンネル、小麦などとし
 て、この世に生まれてくる。これが商品のありふれた現物形態である。
 けれども、商品が商品であるのは、それが二重のものであり、使用対象
 であると同時に価値の担い手であるからにほかならない。だから、商品
 は、現物形態と価値形態という二重形態をもつ限りでのみ、商品として
 現れ、言いかえれば、商品という形態をとるのである。」

 <商品>と<商品体>つまりその現物形態(現存在)とが区別されてお
 り、商品の形相的本質が<価値>であり、商品体(個別の商品)はその
 素材であると言われている。商品とは(モノではなく)価値の現象形態
 つまり関係的存在(*3)であり、<価値形態>とはマルクスが初めて対
 象化したものである。まさに価値の本質論の開始と言える。 

 (*3)「本質は現象しなければならない。・・・本質が現存在すること
     によって、現存在は現象なのである。」(ヘーゲル『小論理学』
     第2部本質論B現象第131節)
724こんな雪の日には熱燗と湯豆腐でもどうですか?:2008/01/23(水) 12:19:25
105 名前:OFW :02/09/21 05:15
「商品体の感性的にがさがさした対象性とは正反対に、諸商品の価値対象
 性には、一原子の自然素材も入りこまない。だから、一つ一つの商品を
 好きなだけひねくりまわしても、それは、価値物としては、依然として
 つかまえようがないものである。」
 
 つい読み過ごしてしまいがちだが、上記の指摘は重要な認識である。通
 常の人が個々の商品を指して「この商品には価値がある」という場合、
 それは使用価値(効用)を指しており、商品価値はそこにはない。経済
 学者が「この商品には価格がついている」という場合、確かに一歩前進
 だが、価格が何を表示しているのかは、つかまえようがない。それに対
 して、「いや、それは簡単な事柄であり、価格分の貨幣と引き換えに商
 品を引き渡す用意があるという、売り手の意思表示(慣習的な記号)に
 過ぎない」といった“名目論的”解答や、「それは、商品に含まれてい
 る<貨幣と同等のもの>である」といった“実在論的”解答は共に一面
 的である。何故なら、前者に対しては「問題になっているのは量であり、
 大きさは記号ではない。その値(Value、価値)は何を表示しているの
 か?」という質問が続き、後者に対しては「問題になっているのは質で
 あり、同等のもの(価値)とは何なのか?」という質問が続くから。
725こんな雪の日には熱燗と湯豆腐でもどうですか?:2008/01/23(水) 12:19:54
106 名前:OFW :02/09/21 05:16
「けれども、諸商品が価値対象性をもつのは、ただ、価値対象性が人間労
 働という同じ社会的単位の表現である限りにほかならないこと、したが
 って、商品の価値対象性は純粋に社会的なものであること、を思い出せ
 ば、それがただ商品と商品との社会的関係においてのみ現れうるという
 ことも、おのずから明らかである。」

 諸商品の価値が(近代経済学の言うように)「ある主観的なもの」であ
 るなら、客観的な対象性をもたない幻でしかないことになる。しかし、
 商品と商品との関係において現れている価値関係が一つの社会的な客観
 性を示すということは、経済学自体の成立要件である。それ故、その関
 係がしめす自己同一的なもの(価値そのもの)は主観的なものではあり
 得ない。

「実際、われわれは、諸商品の交換価値または交換関係から出発して、そ
 こに隠されている諸商品の価値の足跡を探りあてた。今や、われわれは、
 価値のこの現象形態に立ちかえらなければならない。」

 前に書いた「マルクスの蒸留法批判」論者は、マルクスが商品価値の現
 存在の根拠(本質)として抽象的人間労働を捏造し、翻ってそれを現象
 の説明において実体的根拠として恣意的に使用したと言って、労働価値
 説がドグマだと批判したわけだが、抽象的人間労働とは<人類>と同じ
 く一つの発見とみなすべきであり、それが経済諸現象を貫く赤い糸(実
 体的なもの)であるかどうかは、現象を跡付けることで再確認(検証)
 しなければならないということを、マルクス自らが語っている。
726こんな雪の日には熱燗と湯豆腐でもどうですか?:2008/01/23(水) 12:20:27
107 名前:OFW :02/09/21 05:18
「今ここでなしとげなければならないことは、ブルジョア経済学によって
 決して試みられることもなかったこと、すなわち貨幣形態の発生を立証
 すること、すなわち、諸商品の価値関係に含まれている価値表現の発展
 を、そのもっとも単純なもっとも目立たない姿態から目をくらませる貨
 幣形態にいたるまで追跡することである。それによって、同時に、貨幣
 の謎も消えうせる。」

 誰にとってもありふれた存在である貨幣に対して<貨幣の謎>を指摘す
 ること自体、尋常な反省ではない。しかし、貨幣を<(特殊な)価値形
 態>として捉えることが、それを謎めいた存在として問題化し、その謎
 に迫る端緒となる。つまり「貨幣は一つの現象(表現)形態である」と
 は、貨幣に対するプロブレマティック(蓋然的、問題論的)な認識であ
 り、価値の何たるか(内容)はその<形>(*4)に現れているというこ
 とである。まさに<形を読む>ことが求められているのである。

 (*4)「現象の世界を作っている個々別々の現象は、全体として一つの
     統体をなしていて、現象の世界の自己関係のうちに全く包含さ
     れている。かくして現象の自己関係は完全に規定されており、
     それは自己のうちに形式をもっている。・・・かくして形式は
     内容であり、その発展した規定性は現象の法則である。」
     (ヘーゲル『小論理学』第2部Bb133節)
727こんな雪の日には熱燗と湯豆腐でもどうですか?:2008/01/23(水) 12:20:55
109 名前:OFW :02/09/22 12:42
「(A 単純な、個別的な、または偶然的な価値形態) 
  x量の商品A=y量の商品B または、
  x量の商品はy量の商品Bに値する。
   (20エレのリンネル=1着の上着 または、
    二〇エレのリンネルは一着の上着に値する)」
「すべての価値形態の秘密は、この単純な価値形態のうちに潜んでいる。
 だから、この価値形態の分析には真の困難がある。」

 この文章は極めて重い。カネが人間を支配し、カネがカネを生むという
 転倒した資本主義世界の発祥の地はここであり、後の完成し閉じたシス
 テムに対して風穴をあける場所もここにしかないと、マルクスは言って
 いるのだ。
728度一切 ◆ESgFIELCF6 :2008/01/23(水) 12:28:19
>>724
>  つい読み過ごしてしまいがちだが、上記の指摘は重要な認識である。通

なんか簡単なことを難しく言っているだけって気がする。
しかも引用部分は「重要」とは思えないし。

初めはさぁ、「100円の鉄と100円の大根はなんで同じ100円なのか?」そんな話しからはじめる。
あくまでも鉄と大根で「なんで100円の鉄は100円なのか?」とはいわない。
それだけのことじゃない。

それよりもどこから拾ってきているの?
俺にもソース読ませてよ。
729革命的名無しさん:2008/01/23(水) 17:07:17
この一連のカキコ、不破馬鹿三がやってるんだろ。

日本の現実を尻目に何をヌケヌケと遊んでやがるんだあ!

ったく暇な奴だなあ!
不破という奴は!

文句あれば超過利潤についてカキコしてみろ!馬鹿不破め!
730革命的名無しさん:2008/01/23(水) 20:07:11
こんな臆病不破に党費貢いでいる党員は哀れなもんだよ!

ホント不破と言う奴は、陰に隠れてゴソゴソするのが好きだね!

不破はフタナリの二重人格の人殺しである!

何か文句あるかあ?

糞ったれの臆病で卑劣な不破め!
731革命的名無しさん:2008/01/23(水) 20:16:46
不破哲三はフタナリの内乱罪首謀者である!

吉田和雄は不破哲三一味の内乱罪共謀者であり、こいつも又フタナリである!
732革命的名無しさん:2008/01/23(水) 20:42:01
いいかあ、不破臆病三!
資本論についての貴様の退屈なオアソビには、もうヘドが出るのだ!
赤字国債、特別会計から支出され大半の国民を買収し、彼等の全生活と文化、精神を
地獄のドン底に突き落として来た闇金すなわち超過利潤に関して、何故無視し沈黙を守り通しているのだ????

貴様のような卑劣で臆病で残忍な内乱罪容疑者は除名されて官憲にでも処刑されてしまえば良い!

レーニン帝国主義論の創造的応用をすべき時代ではないのか?
遅きに失したとは言え貴様の返答を待っているぞ!(笑)(笑)(笑)
733革命的名無しさん:2008/01/23(水) 20:52:12
貴様の死骸なんぞ犬も喰わんわい!(笑)

不破臆病三よ!何か文句あるのかよ?????

あれば正々堂々と俺のカキコ論破してミロ!(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
734革命的名無しさん:2008/01/23(水) 21:14:35
臆病者で卑劣漢、内乱罪首謀者の不破哲三(笑)にはレーニン、マルクスの超過利潤に
関する概念をさらに豊かにし創造的に応用する気など、サラサラない!これが一体、日本革命に責任を
持つなどと吹聴してきた共産党の幹部かよ?

こんな腐敗仕切った不破一味なんぞ除名出来ない共産党全体も腐っている!
735革命的名無しさん:2008/01/23(水) 22:02:08
不破志井内乱罪容疑集団と同じく共産党全体も超過利潤に関して口にチャックでつか?
736革命的名無しさん:2008/01/23(水) 23:20:04
超過利潤はそれを受け取るや否や、受け取った事実は勿論、それと引き換えに行った極道に対して
沈黙を強制する!
737革命的名無しさん:2008/01/24(木) 05:15:35
不破哲三が超過利潤について沈黙を守り続けているのは、超過利潤を受け取っているためか
ユダヤ秘密組織の密約を守っているためか?
答えは両方だろう!
738革命的名無しさん:2008/01/24(木) 07:08:39
>>729
何を指して"日本の現実"と言うのかな?
それにしても、この2chという遊び場で
"ヌケヌケと遊んでやがる"とは、なんと間抜けなヤツか。
こんな間抜けの存在こそ"日本の現実"だろが(激藁
739革命的名無しさん:2008/01/24(木) 07:17:24
昨日のコピペマンのコテハンに惹かれて、昨夜の夕食には鱈入り湯豆腐と
熱燗を楽しみました。さて、今晩は何にするかどなたかサジェスション頂け
ませんか?
さてと、♪♪♪コピペは更に続く何処までも♪♪♪、と。

110 名前:OFW :02/09/22 12:43
「ここでは、種類を異にする二つの商品AとB、われわれの例ではリンネ
 ルと上着とは、明らかに、二つの異なった役割を演じている。リンネル
 はその価値を上着で表現し、上着はこの価値表現の材料として役だって
 いる。第一の商品は能動的役割を演じ、第二の商品は受動的役割を演じ
 ている。第一の商品の価値は相対的価値として表されている。すなわち、
 この商品は相対的価値形態にある。第二の商品は等価として機能する。
 すなわち、等価形態にある。」

740革命的名無しさん:2008/01/24(木) 07:20:30
739からの続き

注意すべきは、「第一の商品の価値」と「第二の商品」(その価値では
ない)とが対照されていることである。つまり<等価形態>とは、その
現物形態がそのまま他の商品の価値表現の材料として機能する商品の形
態をいう。その事情をよりはっきり表現するとしたら、上記は二〇エレの
リンネルに含まれる価値は一着の上着という値をもつとなり、通常考えら
れているような両辺間の等価関係の表現(そこでは価値質料は第3のもの
として前提されている)ではないことが分かるだろう。
上着はリンネルの価値を計る尺度として機能しており、その値価値)が<上着一着>
なのである。そのことは、リンネルー上着関係の中で、上着が実在する<価値物>
として立てられている(後のマルクスの言葉で言えば、価値が上着という姿態で現
ている)ということである。
そこには、価値の関係的・社会的本質が個別的・自然的な物の属性として現れると
いう、<物象化>の転倒が存在している。(*5)
そのことはまた、カントが「我々に与えられるものは現象であって、物自体は
不可知である」と言ったように、価値物としての上着の現存在<現われ)の背後に
あるもの(価値自体)は不可知的になっているということでもある。
 (*5)「したがって、現存在するものは、相関性、すなわち諸他の現存在
    と自分とのさまざまな連関を、自分のうちに含み、根拠として自
    己のうちに反省している。かくして、現存在するものは、物
    (Ding)である。」(ヘーゲル『小論理学』第2部Ab第124節)
741革命的名無しさん:2008/01/24(木) 07:21:51
111 名前:OFW :02/09/22 12:45
上記に関して、日本の「マルクス経済学」業界ではいまだに見当違いをし
続けているようだ。たとえば、>>104でも引用した宇野経済学派に属する
降旗節雄は、こう述べている。

「これ(=定式に表現された事態:引用者)は、二十エレのリンネルをも
 っている人間の観念の中にしかない。・・・だから、この等式に出てき
 ている両辺の意味はまったく違う。二十エレのリンネルのほうは現実に
 ここにあるが、上衣のほうはリンネル所有者の観念の中にしかない。こ
 ういう関係を、この式は表しているのです。このことがはっきりしてい
 ないと、これから以後の論理が混乱してくる。事実、マルクス自身が混
 乱してしまったのです。」(『貨幣の謎を解く』p63,64)

「論理の混乱」はむしろ批判者にある。何故なら、この“不”等式に出て
きている両辺の意味は、二十エレのリンネルの“価値”のほうはリンネル
所有者の観念の中にしかない(即自的なもの)であるが、上衣(上着)の
ほうは<現存在する根拠>(価値物)として彼(女)の目の前に現前して
いる(対自的なもの)ということであり、まさにマルクスが正しく洞察し
た通りであるから。

「科学」の名の下に、マルクスを換骨奪胎する試みは尽きない、かな。
(例:「マルクスの定理」と呼ばれる“置塩の定理”)
742革命的名無しさん:2008/01/24(木) 07:23:22
112 名前:OFW :02/09/22 12:48
 商品においては、質的な使用価値(有用性)の直接性は否定されて、<
 他者にとっての有用性>になっていると同時に、有用性の限界としての
 必要(稀少性)を超えて余剰な有用性(これは共同体内の余剰生産物が
 商品としてその外へ超出することの根拠であり、資本主義世界において
 剰余価値として現実化されている)となっている。つまりそれ自体は有
 用性の止揚として、有用ー無用という質的区別に無関心(indifference、
 無差別)なものとなっている。その結果、価値は質(使用価値)一般の
 止揚、つまり量(単一的価値)に移行した使用価値として現れている
 (質から量への転化)。
 量とは外的な規定性(質)であり、商品価値の限定としての定量(量の
 計測およびその結果)は商品間の量的関係(尺度と尺度されるもの)と
 して表現される。量の向自有つまり数は集合数と単位の統一であるから、
 たとえば<三着の上着>とは一着の上着を要素とした上着の集合であり、
 <上着存在>を単位とした<三>(つまり三着)がその値である。定量
 の尺度としての上着は質的・特殊な使用価値ではなく、相手(リンネル)
 と同等の普遍的な価値を表現するための実在的な尺度として使用されて
 いるのである。
 質的諸存在(使用価値)が直接に比較不可能であることは「交換の不可
 能性」と呼ばれ、フーコーやポストモダニズム論者の間でその<無根拠
 性>が喧伝された(例:価値などは幻想で、すべては差異あるいは記号
 の戯れに過ぎない。)が、量とは諸存在の普遍性を対象化する場合、最
 初に登場する概念であり、尺度によって測られるものは質的な量、つま
 り限度(ここでは社会全体の総価値量)であることが見逃されている。
 結局、質および量とは共に実在の規定であるから、「Bに値する(Bの
 値打ちがある)」とは、実在物Bを使った(つまり実在するものとして
 直接的に表された)価値表現の形式であり、社会的・普遍的な価値関係
 が実在的・個別的に(モノがもつ性質として)現れている、という矛盾
 を表現した形式である。
743革命的名無しさん:2008/01/24(木) 07:24:08
116 名前:OFW :02/10/04 05:08
「相対的価値形態と等価形態とは、たがいに依存しあい、たがいに制約し
 あう、不可分の契機であるが、同時に、たがいに排除しあう、あるいは
 対立しあう、両極端、すなわち同一価値表現の両極である。この両極は、
 つねに、この価値表現によってたがいに関係させられる別々の商品に配
 分される。」

 両者は一つの内的関係(区別されたものの同一性と自己同一なものの区
 別)の両契機が外化し、定有(Dasein(独))に反射したものだという
 こと。(*6)
(*6)「相等性とは、同じでないもの、互いに同一でないものの同一性で
    あり、不等性とは、等しくないものの関係である。したがってこ
    の二つのものは、無関係で別々の側面あるいは見地ではなく、互
    いに反照しあうものである。」
   (ヘーゲル『小論理学』第2部Aaロ第118節)
 
 実在の領域で<量>として立てられた諸効用の無差別性は、効用の限度
 (限界効用、希少性と余剰)において、価値自体(価値標準、総価値)
 に還元された。それは価値の存在からの本質への還帰である。
 一般に本質とはまず<現存在の根拠>であり、根拠への問いは存在の始
 原への遡及である。今の場合それは「諸商品はどこから来たのか?」
 という歴史性への問いであるが、それに対しては「それは生産されたの
 だ」という簡単な答が用意されている。つまり、生産労働こそがモノと
 しての商品をこの世に誕生させた生成因であることは誰にでもわかる。
 しかし<価値の現象>としては、生成の結果(現在性)としての商品の
 現前において、つまり<諸商品間の出会い>における価値の現れから分
 析は始まる。原因である労働が消えた地点において、その成果としての
 生産物が価値の社会的運動を始める。それ故、労働が価値の実体(隠れ
 た主体)となるのである。過去が現在を決定するのか、未来(需要)が
 現存(供給)を呼び出すのか。それが問題だ。
744革命的名無しさん:2008/01/24(木) 08:27:42
不破よ、自衛隊、警察とグルになって森川、豊島、北脇三氏を殺害した罪状は内乱罪首謀者格により
極刑に当たるのではないのか!
貴様のような人非人がヌクヌクと資本論などのレクチャーママなんぞ幾らしても内乱罪首謀者の
輪郭が際立つだけだ!

熱燗に寄り付く暇があるなら1998年3月の自衛隊一揆を頂点とする貴様の罪状を自ら暴露しろ!
745革命的名無しさん:2008/01/24(木) 10:00:19
内乱罪首謀者たる不破は昨夜、別荘で鱈入り湯豆腐を肴に熱燗呑んでいたそうな!
奴の料理人は不破の一存で准中央委員になるんだろ?
堕ちるとこまで堕ちたんだ!
746革命的名無しさん:2008/01/24(木) 11:17:08
共産党元議長、委員長、書記局長、不破哲三本名上田健二郎。
1998年3月の自衛隊、暴走族の一揆を頂点とする内乱罪の首謀者である!
この一揆の際、中年婦人森川氏、元福山通運東京北支店勤務の青年 豊島氏を自衛隊、警察、
後輩の朝鮮系帰化人党員 宮沢美智子等とグルになり青酸カリ入り烏龍茶を騙して飲ませ
毒殺した!遺体は宮沢美智子および自衛隊が浴槽で苛性ソーダを用い溶解したのである!
この1998年3月の一揆には、数多くの当事者が拘わっているが、不破哲三は間違いなく
この内乱罪の首謀者の一人であり、正当な捜査裁判を行えば極刑である!
747革命的名無しさん:2008/01/24(木) 14:14:22
不破哲三を首謀各とした1998年3月の自衛隊および暴走族の一揆を頂点とする事件は
韓国ファッショ勢力とアメリカと内通し計画的に引き起こされた内乱である!
現在形であるのは過去より我が国においては不可解な重大事件が頻発してきており、
現在も進行中だから、この表現にしたのである!

我が国のユダヤ秘密一般組織たるライオンズクラブは韓国ファッショ勢力およびアメリカの
影響を極めて強く受けており、あたかも韓国人と米帝に完全に乗っ取られているかのようである!
748革命的名無しさん:2008/01/24(木) 14:44:42
我が国はユダヤと表面に現れている政治屋、資本家が独占している権力との二重の
権力により掌握されている!
表面上の権力は必ずユダヤの指図に絶対的に従って来た!

すなわち韓国ファッショ勢力と米帝の影響を極めて強く受けたライオンズクラブが事件を
計画し、自衛隊などに実行せしめれば軍事警察権力などを握られているために、表面の権力者は
小児のように素直に付き従って来たのである!
ライオンズクラブの指図通り動かなければ生命の危険に曝されるのである!
それほどライオンズクラブと自衛隊、警察の闇のパイプは太く堅固に繋がっている!
文民統制などと呼ぶのは実は誤りでライオンズクラブ統制ないしユダヤ統制と呼ぶのが正確である!
749革命的名無しさん:2008/01/24(木) 14:45:07
117 名前:OFW :02/10/04 05:11
「私は、たとえば、リンネルの価値をリンネルで表現することはできない。
 20エレのリンネル=20エレのリンネル というのは、決して価値表
 現ではない。」

 何故、商品はその価値を自己の現物形態で表現できないのか?
(より発展した形態においては、何故商品に値札がついているのか?
 あるいは言語論風に言えば、何故<私的言語>は不可能なのか?
 いやむしろ、何故私的(人間)言語が不可能な時に私的(商品)言語が
 可能なのか?)
 それは確かに不思議なことだが、価値が商品の個別的・私的な使用価値
 とは異なる社会的な存在を指していることからくるのは明らかである。
 何故なら、およそ<社会的>とは複数主体間の関係性を指し、社会から
 孤立した個体(個人)が自己の社会性を単独で表現することは不可能で
 あるから。

 マルクスの価値形態論に関する叙述を批判して、「商品交換における人
 間の欲求(Demand)が度外視されている」といった議論がある。そこには
  1.表現する主体は人間であってモノではない。
  2.人間の主観的欲求が価値を規定するので、客観的価値などはない。
  3.価値はモノに内在してはいない。
 という3種類の含意が見られる。しかしまず、<物象化>された資本主
 義社会においては、むしろ商品(そしてその発展形態である貨幣)こそ
 が主体であり、人間的欲望はブルジョア的な「モノ、カネに憑かれた欲
 望」に疎外されている。また、人間の欲求(需要)は単に主観的なもの
 ではなく、対象的(客観的)本質をもち、交換価値とは<自己の所有物
 に対する他者の欲求>が現れた姿であり、欲求の社会性を表現している。
 それ故、単に主観的(内在的)ではない客観的(公開的)な価値を追う
 マルクスが、対象的な叙述を行うのは妥当である。
750革命的名無しさん:2008/01/24(木) 14:45:35
118 名前:OFW :02/10/04 05:13
「したがって、リンネルの価値は、ただ相対的に、すなわち他の商品でし
 か、表現されえない。それゆえ、リンネルの相対的価値形態は、何かあ
 る他の商品がリンネルに相対して等価形態にあることを前提する。他面、
 等価の役をつとめるこの他の商品は、同時に相対的価値形態にあること
 はできない。この商品は自分の価値を表現するのではない。この商品は、
 他の商品の価値表現に材料を提供するだけである。」

 「貨幣は価値の鏡である」とはよく耳にする言葉だが、それは商品固有
 の価値を絶対的に映し出さず、貨幣と相対的にのみ映すという事情(い
 わゆる名目価格と実質価格)の起源がここにある。実際、「実質GNP」
 「実体経済」などと言う経済学者は、それらの言葉が何を指しているの
 か自分でも分からないのだ。財(使用価値物)の豊かさつまり<富>は
 その不在つまり<価値>(それは貨幣量で測られる)とは正反対のもの
 であるのだから。
751革命的名無しさん:2008/01/24(木) 14:46:52
119 名前:OFW :02/10/04 05:16
「たしかに、20エレのリンネル=1着の上着 または、二〇エレのリン
 ネルは一着の上着に値する、という表現は、1着の上着=20エレのリ
 ンネル または、一着の上着は二〇エレのリンネルに値する、という逆
 の関係を含んでいる。」

 何故なら、ここで選ばれた商品種は任意のものであるから。任意性とは
 対象の無差別性であって、区別されたものが互いに等価(平等)である
 ことを含んでいる。

「しかし、そうは言っても、上着の価値を相対的に表現するためには、私
 はやはりこの等式を逆にしなければならず、そしてそうするやいなや、
 上着ではなくリンネルが等価物となる。したがって、同じ商品は同じ価
 値表現においては同時に両方の形態で現れることはできない。この両形
 態は、むしろ対極的に排除しあうのである。」

 リンネルと上着は共に相対的価値形態および等価形態の両者になり得る
 が、同時にはなり得ない、という事情は両者の運動(交換過程)を予想
 させる。交換の結果は価値の実現だが、(貨幣を除き)同時にその消滅
 である。

「そこで、ある一つの商品が相対的価値形態にあるか、それと対立する等
 価形態にあるかは、もっぱら、価値表現におけるその商品のそのつどの
 位置・・すなわち、その商品は、自分の価値を表現される商品なのか、
 それとも、それで価値が表現される商品なのか・・にかかっている。」

 その位置の違いは、表現する者がその商品の所有主体か否かという点に
 あるわけだが、交換価値の表現形式は商品の内在的関係(W−G)が現
 れたもの、つまり価値の現象形式であるということ。
752革命的名無しさん:2008/01/24(木) 14:48:48
120 名前:OFW :02/10/05 21:02
「ある一つの商品の単純な価値表現が二つの商品の価値関係のうちにどの
 ように潜んでいるかを見つけだすためには、この価値関係を、さしあた
 りその量的関係からまったく独立に、考察しなければならない。人は、
 たいてい、これと正反対のことを行っており、価値関係のうちに、二種
 類の商品の一定量同士が等しいとされる割合だけを見ている。その場合、
 見落とされているのは、異種の物の大きさは、それらが同じ単位に還元
 されてはじめて、量的に比較されうるものとなるということである。そ
 れらは、同じ単位の諸表現としてのみ、同名の、したがって通約可能な
 大きさなのである(17)。」

 まさにその通り。近代の量的思考は世界および人間の普遍性を打ち立て
 たが、量自体に対する反省はむしろ失われた。「単位は何か?」とは、
 代数的定式化をもって事足れりとしている経済学全体(形式論理学の計
 算的・外面的思考も同様だが)に対して、常に問われるべき設問である。
 実際、たとえば「円」という単位だけでは、商品の単価(単位数量あた
 りの価格)すら定義できないにも拘わらず、<価格の理論>(実際には
 単価の理論)においては、他の単位は現れない。そして<物価>は常に
 <物価指数>として相対的にしか表示されず、それが絶対的には何を表
 示しているのか(その単位は何か)は教科書にも書かれていない。せい
 ぜい<効用の総量>という定量不可能なMass(質量)が得られるのみ。
 それでは、生徒はインフレとデフレの区別もできないだろう。

 「単位は集合数であり、集合数は単位である。」、
 「量の真理は限度(質量)である。」(ヘーゲル)
753革命的名無しさん:2008/01/24(木) 15:11:24
この一切の人間活動を支配してきたライオンズクラブの横暴は如何に抹殺されるべきであるか?
軍隊すなわち自衛隊を解体し、警察を無力化すること、そしてライオンズクラブの意思通りに
闇金を費やさぬこと、突き進んでは闇金の完全廃止すなわち超過利潤の廃止、独占の国有化によって
ライオンズクラブの人権蹂躙、権力の濫用、歴史の恣意的な展開は、その悪しき歩みを停止する!

そして主権を完全回復し独占の国有化により社会主義を実現した我が勤労国民は名実ともに歴史の真の主人公になり得るのだ!


その歴史の一ページにはこう書き記される!

自由の世界にようこそ!
754革命的名無しさん:2008/01/24(木) 17:47:57
121 名前:OFW :02/10/05 21:03
「(17) S・ペイリーのように、価値形態の分析にたずさわった少数の経済学者たちが何の成果もあげる
 ことができなかったのは、一つには、彼らが価値形態と価値とを混同しているからであり、第二には、
 実際的なブルジョアからの生(ナマ)の影響のもとに、はじめからもっぱら量的規定性だけに注目している
 からである。「量の支配が・・・・価値をなす」(『貨幣とその価値の転変』、ロンドン、一八三七年、一一ページ)。
 著者はS・ペイリー。」

この無理解は、現代における「マルクス経済学」における“数理経済学的”取扱いにも現れている。
たとえば森嶋ー置塩モデルでは、彼らの労働価値説に基づいて、個別商品の価値量(価値の量的限定)
が“交換以前に”限定可能であると想定されている。それはちょうど、生物学(発生学)における<前成説>
と同様の、可能態を現実態と混同する誤りと言える。労働生産物が商品という形態規定を与えられ、
交換価値として量的に限定されるのは特殊な時代・社会においてのみであり、資本主義以前には労働生
産物が価値をもつことはなかった。価値は生産手段の私有に基づき、労働が私的な(内密の)活動となり、
ヒトの社会性(類的統一性)は隠蔽されモノに託された社会性(量的単一性)としてしか現象しない転倒・
疎外を示している。
755こんな乾燥した冬の夜には暖かいココアがいいかな。:2008/01/24(木) 17:57:44
122 名前:OFW :02/10/05 21:06
「20エレのリンネル=1着の上着 であろうと、=20着の上着 であろうと、=x着の上着 であろうと、
 すなわち、一定量のリンネルが多くの上着に値しようと少ない上着に値しようと、このような割合はどれ
 も、リンネルと上着とは、価値の大きさとしては、同じ単位の諸表現であり、同じ性質の物であるという
 ことを、つねに含んでいる。リンネル=上着 が等式の基礎である。」

リンネルと上着の両者に共通に含まれる同質のものを価値と呼び、それが等式の基礎となるのだが、
それが一体何なのかが示されない限り、価値形態は理解できない。それはリンネルでも上着でもない、
第三のものとして価値量の単位を成すものである。
756こんな乾燥した冬の夜には暖かいココアがいいかな。:2008/01/24(木) 17:59:21
123 名前:OFW :02/10/05 21:09
「しかし、質的に等置された二つの商品は同じ役割を演じるのではない。リンネルの価値だけが表現される。
 では、どのようにしてか? リンネルが、その「等価」としての上着、またはリンネルと「交換されうるもの」
 としての上着に対して関係させられることによって、である。この関係の中では、上着は、価値の存在形態
 として、価値物として、通用する。なぜなら、ただそのようなものとしてのみ、上着はリンネルと同じものだか
 らである。他方では、リンネルそれ自身の価値存在が現れてくる。すなわち、一つの自立した表現を受け
 取る。なぜなら、ただ価値としてのみ、リンネルは、等価物としての上着、またはそれと交換されうるものと
 しての上着に関係するからである。」

前に<交換の不可能性>について触れたが、そう見える理由として、交換とは「等しくないものが同等のも
のとして(所有を)交替する」という逆説だからであろう。
それに対して「<等しくないもの>とは相手(上記の例ではリンネルにとっての上着)との関係を指し、自己
(リンネル)自身との関係はあくまで<等しいもの>であるから、そこに逆説はない。」と言うわけにはいか
ない。むしろ逆に<等しくないもの>とは自己(リンネル)であり(何故ならその価値は特殊な使用価値で
しかないから。)、<等しいもの>とは相手(上着)を指しているのである(何故ならその価値はそれ自体で
あるから。)。「自己と同等のもの」とはあくまで他のものを指してその内容を言うのであり、それが価値と呼
ばれる(同等ではなく)同一の存在である。リンネルはそれを即自的(潜在的)につまり自らにおいてもち、
上着はそれを対自的(顕在的、対象的)に現している。それ故リンネルは上着を求めるわけである。
つまり、価値の実体的同一性が両者の通訳可能性(交換の可能性)なのである。それは実在しない観念
的な存在であるが、一つの社会的な客観性をもつものである。そして上記の例では、上着が交換可能性
を直接にもっているのであり、逆の関係が存在しない場合、リンネルに交換可能性はないため、それは
偶然的な価値形態と呼ばれるのである。
757こんな乾燥した冬の夜には暖かいココアがいいかな。:2008/01/24(木) 18:05:12
124 名前:OFW :02/10/05 21:12
「たとえば、上着が、価値物として、リンネルに等置されることによって、上着に潜んでいる労働が
 リンネルに潜んでいる労働に等置される。・・・
 織布労働との等置は、裁縫労働を、両方の労働のうちの現実に等しいものに、人間労働という
 両方に共通な性格に、実際に還元する。このまわり道を通った上で、織布労働も、それが価値
 を織りだす限りにおいては、裁縫労働から区別される特徴をもっていないこと、すなわち抽象的
 人間労働であること、が語られるのである。」

先に分析的に見出された<抽象的人間労働>は抽象概念に過ぎないが、諸商品を<等しい
価値をもつもの>とすることにより、具体的有用労働が<価値形成労働>という特殊な性格を
与えられ、その結果として、現実にも具体的有用労働を抽象的人間労働一般に還元している、
ということ。
「労働」という言葉がでてくる度にアレルギー反応を示す経済学者は、価値形成労働こそが価値
形態と価値実体をつなぐキーであることに反対する。しかし商品販売において常態である「安く仕
入れて高く売る」事実に対して、その理由を問われ、「理由など無く、高くても買い手がつく以上、
ビジネスチャンス(偶然)だ。」という実際家とは異なり、また、お得意の<需要と供給の均衡>だけ
では利潤の発生を説明できない彼(女)らは、<付加価値>といった偽概念を持ち出して平然とし
ている。一瞬前には<等価交換の原則>という、まったく矛盾する正反対の無概念を持ち出した
ばかりなのに。
758こんな乾燥した冬の夜には暖かいココアがいいかな。:2008/01/24(木) 18:10:43
125 名前:OFW :02/10/06 21:00
「もっとも、リンネルの価値を構成している労働の特有な性格を表現するだけでは十分ではない。
 流動状態にある人間労働力、すなわち人間労働は、価値を形成するけれども、価値ではない。
 それは、凝固状態において、対象的形態において、価値になる。リンネル価値を人間労働の凝
 固体として表現するためには、リンネル価値は、リンネルそのものとは物的に異なっていると同時
 に、リンネルと他の商品とに共通なある「対象性」として表現されなければならない。」

いわゆる「ケインズ革命」のキーワード<流動性>(Liquidity)とは、価値存在がもつ交換可能性
あるいは変様可能性を指した用語であるが、それは、価値とは商品に凝固して対象性を獲得した
普遍的な労働力の支出であることを、暗に示している。実際、「すべての商品は流動性の異なる
貨幣である。」(ケインズ)とは、マルクスが既に述べている内容を表面的(没概念的)に繰り返して
いるに過ぎない。

通常は、商品所有者の立場から見て、個々の商品は「カネになる」が故に価値をもつと言われる。
しかし、一般に何らかの有用物を手に入れるためには、まずそれを「生産する労をとる」必要がある
以上、需要者の立場から見て「自分でそれを生産する労を省いてくれる」が故に、商品所有者に
とって有用物が交換価値をもつことは、見易い道理だろう。
カネの交換力が絶対的な現状を離れて、その原初状態に戻れば、価値とは必然的であっても単
純な事柄なのである。確かに、もし、「リンネル所有者よ。私の上着が欲しいなら、同じものを自分
で作れ。」と言えば、社会は成り立たないが、価値は発生しないだろう。
759革命的名無しさん:2008/01/24(木) 19:57:39
<こんな乾燥した冬の夜には暖かいココアがいいかな

無責任なブルジョアかぶれ 藁 藁 藁 藁 藁
勤労国民は朝6時から夜11時迄搾り上げられているんだ!!!!!!
何ちゅうご身分だ!!!!!貴様は????????????????
760革命的名無しさん:2008/01/24(木) 20:07:04

<こんな雪の日には熱燗と湯豆腐でもどうですか?

不破の間抜けめ!!!!!!!!!!!!!!
貴様等の反革命、怠惰の為に今晩も弁当一つ
にもありつけないホームレスの人々や経済的困窮により
今、ホームから飛び降りようとしている人々が大勢、
この日本にいる事を知ってのホザキだろうな??????
何ちゅうご身分だあああああああああああああ!!!!!!!!

なあ、不破哲三よ!!!!!
761革命的名無しさん:2008/01/24(木) 20:11:17
こんなふざけた間抜けの内乱罪容疑者にマルクスを語る資格が
ある訳ねえだろうが??????

成仏できねえな、こいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!
762度一切 ◆ESgFIELCF6 :2008/01/24(木) 21:58:52
くそ、フレンドリーだな。
リンクは無しかよ。
763やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 07:22:38
126 名前:OFW :02/10/06 21:02
「上着の生産においては、裁縫労働という形態のもとに、人間労働力が実
 際に支出された。したがって、上着の中には人間労働が堆積されている。
 この側面からすれば、上着は「価値の担い手」である。もっとも、上着
 のこの属性そのものは、上着がどんなにすり切れてもその糸目からすけ
 て見えるわけではないが。」
「ボタンをかけた〔よそよそしい〕上着の外観にもかかわらず、リンネル
 は、上着のうちに同族のうるわしい価値魂を見てとったのである。」

上記は、マルクス一流の語り口である。それは、物象化した人間関係の中に置かれた
<モノに憑いた精神(Geist(独)、霊魂)>を顕わに示すために、商品が直接見たり、
言葉(商品語)を話したりする、という表現である。
人間精神がモノに憑けば、逆にモノは人間精神(のよう)になり、人間の代わりに
普遍的本質を示すというわけである。後に出てくる<物神崇拝>(フェティシズム)も
同様である。無論<科学的精神>の持ち主である経済学者はその表現をバカバカしいと
言うだろうが、彼らが普段使う「価格」「利潤」「資本」といった用語は商品語その
ものであり、人間の言葉ではないということには一向に頓着しないのもおかしなこと
である。
余談ながら、マルクスの表現を文字通りに受け取り、<物質の自覚>を説いた
「唯物論」哲学者(実は客観的観念論者)梯明秀の弟子やすいゆたか氏は、
マルクスこそ“正しく”物神崇拝に陥っていると主張したが、
確かに「意識は存在に憑かれている」(マルクス)と言う表現は独特なものであり、
主観的観念論が座礁せざるを得ない所以を端的に言い表している。
764やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 08:50:28
127 名前:OFW :02/10/06 21:04
「しかし、上着がリンネルに対して価値を表すことは、同時にリンネルに
 とって価値が上着という形態をとることなしには、できないことである。
 ちょうど、個人Aが個人Bにたいして王位に対する態度をとることは、
 同時にAにとって王位がBという肉体的姿態をとること、したがって、
 顔つき、髪の毛、その他なお多くのものが国王の交替のたびに替わると
 いうことなしには、できないように。」

「価値が上着という形態をとる」 「王位がBという肉体的姿態をとる」という表現は
シャレではなく、人と人との社会的関係性が物象化(あるいは人格化)され転倒された
姿を正しく記述したものである。社会的な価値存在が特定の個物において体現されてい
ることは、経済の君主制(価値の専制支配)を予想させるわけである。

「こうして、上着がリンネルの等価となる価値関係の中では、上着形態が価値形態とし
て通用する。したがって、商品リンネルの価値が商品上着の身体で表現される。
一商品の価値が他の商品の使用価値で表現されるのである。使用価値としては、リンネルは、
上着とは感性的に異なるものであるが、価値としては、リンネルは「上着に等しいもの」
であり、したがって、上着のように見える。このようにして、リンネルは、その現物形態
とは異なる価値形態を受け取る。リンネルの価値存在が上着との同一性に現れるのは、
キリスト教徒の羊的性質が神の仔羊との同一性に現れるのと同じである。」
765やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 08:51:33
764の続き

価値の宗教的隠喩はその政治的隠喩の天上版である。地上において無価
値な奴隷的羊は、天上において価値ある神の僕としてその真価を顕わす
だろう、と。
無論、現実の無神論的世界では「貨幣こそが神」である。
766やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 08:55:29
137 名前:OFW :02/10/08 05:32
>>131(言葉の魔術師さん)
>たしかに読んでもわからんな。
どのあたりが、どの程度に?
確かに『資本論』の中でも最も難解な部分であり、学者(経済学者、哲学者等)でも
理解している者が殆ど見当たらないから無理もないが、歴史上最高度に重要な認識の
一つなのは確か。心して・・・。

>>134(他スレの91さん)
>「類的存在」って何
類(普遍)ー種(特殊)ー個の3項関係はもともと生物学(分類学)から来ている。
個人は生物としては、動物界・霊長類・哺乳目・ヒト科に属する一個体ですが、
それは<種>としての固有性(固定的な自己同一性)です。
生命とはすべての種を貫く<類的な統一>であり、無限の変様可能性(多様性)を
示しながら、自己を創造的に再生産する活動であり、その点ですべての生命体は
類的存在です。

ヒトは社会的動物として、道具を使って自然に働きかけ、言葉を使って他人に伝達
し、世代を通して文明を作り、つまり<人間>になってきたが、種の固有性(被制約性)
を超えて、類的な創造性を自己の精神的な(コミュニケーション的な)本質にしてきた
種属と言えます。

>>136(あちょーさん)
>対象の精神を否定している
まあそういうことですが、商品は自分の所有者を探して世界を旅するから、普遍的でも
ある。


767やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 08:56:13
138 名前:OFW :02/10/08 06:04
>>137
 誤:霊長類・哺乳目
 正:哺乳類・霊長目
768やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 08:58:03
142 名前:OFW :02/10/08 23:01
>>139-141(あちょーさん)
>その普遍性のもとは、経済活動の広さでは。
 まさにその通りで、市場の広さが狭い共同体を超えて人々を世界市民に
 普遍化した。世界貨幣とは金(キン)のことです。貨幣が普遍性を独占
 して、現在の“グローバリゼーション”という人間疎外の世界になった。
>哺乳類すべてが参加しているわけではないので類的でもない。
 「猫に小判」という諺は、猫は小判(貨幣)が下らないもの(無価値)
 であることを知っていて、商売に参加しないから、商人よりも賢いとい
 う意味ですね。人間が真に類的になるには、猫に学ぶ必要があると。
 人間は哺乳類どころか、ゾウリムシやミジンコの精神も学べる類的存在。
>値段のついていない空気とか時間とかの方が商品より普遍的価値を持つ
>ことがあるのではないでしょうか。
 1.空気の価値
   値段で計られる経済的価値とは希少性のことですから、有り余る程
   存在するものは、どんなに役に立つものでも、価値がないわけ。
   「豚に真珠」とは真珠の美しさはその値段(経済的価値)には関係
   がない、と豚が教えている、という言い伝えでしょう。
 2.時間の価値
   「時は金なり」という諺は、時間を空費しないで稼ぎに精を出せ、
   という意味で、労働時間は貨幣価値の源泉だということです。
>労働時間が価値をもつシステムでは労働の質をどうやって評価するので
>しょうか。
 労働時間は価値をもちません。それは使用価値のあるモノやサービスを
 生み出すのです。また、労働の質はたとえばISO9001(品質マネ
 ジメントシステムの国際規格)によって評価できます。そこでは「顧客
 満足」が評価基準とされ、貨幣基準はまったく出てこない。
>ゴータ綱領批判もサパーリわかりません。
 どの辺でしょう?ごく当たり前のことを主張しているのだが。
769やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 09:01:17
172 名前:OFW :02/10/12 12:33
>>153(あちょーさん)
>給料が同じならば、給料がもらえる程度に働くことになるのでは。
>それとも仕事をしない人も同じ給料でしょうか。
 共産主義の低い段階(形式的平等=実質的不平等が残存するが、搾取は
 ない状態)では、労働力商品の廃止により給料(賃金)は撤廃され、労
 働者に<労働証明書>(労働貨幣ではない)を発行することで、各人は
 (他人との能力差に無関係の)自分の労働実績時間の範囲内で必要な生
 活財を選択できる、という分配形式をとることになるでしょう。
  → 働きに応じて受け取る財・サービスも多くなる。
    (自然的能力の不平等は残存する。)
  → ただ、自らは働かずに他人を雇おうとしても、貨幣も商品もない
    から、その手段が無くなる。
 公共的サービス(医療、教育等)は完全に無償であり、働けない子供や
 病人等は社会的扶養となる(現在の先進国でも不十分ながら社会保障が
 あるが)。

 生産力がより高度化した段階では、さらに「能力に応じて働き、必要に
 応じて受取る」、つまり自然的能力差を反映した働きに関わりなく、
 各人は必要なだけの生活財を受取ることが可能になるでしょう。
  → 労働は疎外から回復して、外界における主体の対象化という概念
    内容に相応しいものになり、労働が第一の生命欲求になる。
 (世界の生産性レベルは客観的には既にその段階にあり、主体の組織化
  と意識変革のみが課題かと思われ。)
770やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 09:03:59
212 名前:OFW :02/10/29 23:07
>>209(ぺん(ぺん)さん)
>マルクス主義経済学ではどのような本がお薦めでしょうか。
 申し訳ないが、専門的研究者ではないので、詳しくありません。
 少し読んだ中でも、労働価値説をまともに肯定(理解)している論者は
 見当たらなかったから、あまり期待できない。
>伊藤誠さん
 廣松渉を批判して「マルクス経済学には<賃金奴隷>という概念はない」
 と発言した御仁ですね。とかく学者は理論(観念)を現実より優先すると
 いう好例。
>宇野派なるもの
 はまったくお薦めできない。
>置塩
 世界的に有名らしい「<マルクスの基本定理>という置塩の定理」の存在
 を最近知りました。(下記サイトに置塩モデルについての論争あり。)
 ttp://homepage1.nifty.com/office-ebara/ronsou3.htm
 ちょっと見ですが、<置塩の価値方程式>では、労働量(労働時間?)
 をそのまま価値の単位としているようで、もしそうなら、労働価値説を
 誤解している。労働は価値の実体(内在的、非実在的尺度)であって、
 その実在的尺度(度量)ではないのです。
771やっと、週末の金曜日ですね。ほっと一息。:2008/01/25(金) 09:04:41
221 名前:OFW :02/10/31 19:54
>>220
>マルクスの著作は所詮、純粋な経済学理論であって哲学ではない
 それは誤解ですね。『資本論』は経済学批判(科学の限界設定)であり、
 資本主義社会の非合理性(物象化)を経済的土台から明らかにしたもの。
 <価値>とは社会的人間の生産労働がモノ化(過去化)した存在(論理
 的に言えば仮象存在)ですから、客観科学が価値を合理的対象として取
 り扱うことは、論理的に不可能なわけです。
 上に数式として比較対照的に示したように、<価値形成労働>とは価値
 の生成・起源を明らかにする限界概念であり、<実体の主体化>という
 実践的課題を呼び出す転回点に位置するものです。哲学(弁証法)こそ
 がマルクスの著作を貫いているのです。
772革命的名無しさん:2008/01/25(金) 22:23:22
この俺としたことが、コピペマンのコテハンに誘われて
今夜ココアを飲んじまったよ。二十年ぶりかな。
寒くて乾燥した夜にココアは最適、ってのが感想。
諸兄も一度お試しあれ。
773革命的名無しさん:2008/01/26(土) 09:20:48
老人つか加齢による味覚の経年劣化は顕著化して
もっとも古い(根源的)味覚の一つである甘味しか
残らなくなるのよ。
よく老人になると甘味が好きになるってがその現象化。
で、ココアは性甲状腺への刺激が強くって、状態的に
ココアを愛飲していると、かなり高年になっても
ザーメンの生産と勃起機能とその能力が保全されやすくなる。
その機能と能力を滑らかに実施させるには一日一回の
自家発電が極めて有効であることも実証されている。
774773:2008/01/26(土) 09:22:59
>>773
誤:状態的
正:常態的
俺も加齢で焼きが回ったかな。
775革命的名無しさん:2008/01/26(土) 09:25:17
じゃ査問しよう!
776革命的名無しさん:2008/01/26(土) 09:40:07
>>773
ほいじゃ、オイラもちょいと付け加えちゃおうかな。
ココアとチョコレートはおんなじカカオが原料だけれども
加工製品化されると、チョコレートに比するとココアのほうが
圧倒的に体内吸収に適した性状になっている。
また、ココアに入れる砂糖などの甘味料は可能な限り少なくすること。
何故なら、ココアの体内吸収効率化成分が砂糖にも影響を与えしまい、
砂糖の体内吸収率も上昇してしまうので。
777革命的名無しさん:2008/01/26(土) 09:45:37
>>771
話は変わるが、非合理性って大事だよ。
人間とは非合理的存在だから、非合理的なものと親和性があるからだ。
逆に言うと、合理性を装っているものは、人間に対する適合性に欠けることが多い。
理性と称する意識が合理性を希求しようとする性向を人間に与えているが、
しょせん上滑りする程度のものでしかない。
人間社会に適合するものは、非合理的な特質を持ったものだ。
778革命的名無しさん:2008/01/26(土) 12:13:51
>>777
そのわりには共産党は躍進しませんね。
779革命的名無しさん:2008/01/26(土) 12:42:50
当たり前だ!
人殺しで内乱罪容疑者の不破一味が幹部の共産党なんぞ廃れ堕ちて行くだけだわな!
ザマミロ!
780革命的名無しさん:2008/01/26(土) 15:23:22
死んだ干からびた現実から遊離し固定した、口先だけの遊戯としての、内乱罪容疑者たる不破哲三のマルクスママ経済学解説ママ??


ああ、虐殺された森川氏、豊島氏の鮮血の匂いがするではないか!

あなたたちの仇は必ず討ちますから、安心して見守っていて下さい!
781革命的名無しさん:2008/01/26(土) 15:41:44
形而上的ファッショ内乱罪容疑者不破マルクス経済学解説ママ!!
782革命的名無しさん:2008/01/26(土) 15:49:50
このおーーー!

見え見えの人殺しの内乱罪首謀格の不破の哲三めえええええ!
783革命的名無しさん:2008/02/04(月) 13:04:35
>>782
口先だけでガタガタ吠えてねーで、
実際に鉄槌を下してみろや。
784革命的名無しさん:2008/02/04(月) 14:53:23
チンピラゴロツキ自衛隊がグダグタ喚くな!ボケィ!

文句有るのであれば不破を連れて来い!

アホンダラ!
785革命的名無しさん:2008/02/04(月) 18:21:17
  ↑
こいつはいつでも負け犬の遠吠えですよ。
キャンキャンわめく駄犬に過ぎませんよ。
騒ぐだけでなーんも出来ない不能者ですよ。
みなさん、今日からはスルーで願います。
786ねっわぁ ◆hu.lPvKgI. :2008/02/05(火) 06:04:04
ってゆーか、誰も相手はしてないじゃん。
自己完結していてレスしようがないってのもあるけどw
787革命的名無しさん:2008/02/05(火) 09:21:38
だから、不破を眼の前に連れて来いちゅうとるんや。不破を匿うにも程がある!
奴を匿う奴は不破と同類だ!
不破と宮沢美智子と菊澤ケン奈穂美を連れて来い!

ドアホウ!

慰謝料一兆円支払え!
788革命的名無しさん:2008/02/05(火) 09:42:08
結局は慰謝料か。
軽る〜い男だな。
789革命的名無しさん:2008/02/05(火) 09:43:29
不破哲三はフタナリの内乱罪首謀者である!

内乱罪首謀者が患部の共産党なんぞ消えて潰れろ!
790革命的名無しさん:2008/02/05(火) 10:10:21
いいか、ライオンズクラブ患部と不破のフタナリ馬鹿三を連れて来い!

怖いのかあ!いつまでグダグダ逃げ口上叩いて隠れ回っている積もりだあ!


いいかあ!ライオンズクラブ幹部と不破の馬鹿三だぞう!直ぐに眼の前に連れて来い!

バッキャロー!

人殺しどもめ!

阪神淡路大震災の真犯人どもめえ!
791革命的名無しさん:2008/02/05(火) 10:34:44
よお、ライオンズクラブ役員全員の氏名、勤務先、住所、本籍、電話番号、携帯番号、メアドをネットで
公表しろ!

馬鹿のドアホウ!分かったか!

これ以上逃げ回るな!

臆病者めえ!
792革命的名無しさん:2008/02/05(火) 10:49:57
今まで犯した罪の重さに恐れ戦いてガクガク震えているんだろう!

ザマミロ!ファッショの元凶のライオンズクラブどもめ!
793革命的名無しさん:2008/02/05(火) 11:10:39
何しろライオンズクラブと自衛隊は神戸淡路大震災の真犯人だからなあ!

トットと公表しろ!

薄ら馬鹿の間抜けどもめ!
分かっとるんかい?売国奴どもめ!
794革命的名無しさん:2008/02/05(火) 11:39:57
ライオンズクラブと自衛隊は神戸淡路大震災と日航123便撃墜の真犯人である!

このライオンズクラブと自衛隊に血税など支払う輩は、これらともども大量殺戮犯かつ
明白なる売国奴である!
795革命的名無しさん:2008/02/11(月) 08:51:28

ライオンズクラブに入会を断られ、
自衛隊員にカミサンを寝取られたんが、
かなりこたえたらしいな。
796革命的名無しさん:2008/02/11(月) 09:07:29
小室直樹のマルクスの解釈が一番正確
797革命的名無しさん:2008/02/11(月) 10:00:34
ライオンズクラブが韓国とアメリカのエージェントである事実に気付かず、未だに
奴らに盲従しているアホンダラどもの戯言である!

韓国とアメリカのエージェントに乞食の身分に堕とされ、奴らが右向けと言えば右、左向けと
言えば左向く哀れで愚かな日本人ども!
歴史、社会および人生を韓国アメリカの恣意的で破壊的な指針の為すが
ままに操作されていることに気付かず奢侈贅沢を極め全き乞食の身分に満足仕切って来た暗愚な日本人ども!
韓国およびアメリカのエージェントであるライオンズクラブと闇の世界でゴソゴソ裏取引きを
行い、自らが後ろめたい存在である故に自らと自らの行為を正々堂々と公表し主張し
得ぬ極めて重い道徳倫理上および経済上の罪状の刻印をその身体中に自ら打ち込んで来た愚かな日本人!!
自らを漆黒の底無しの泥沼に堕としこんで来たライオンズクラブに立ち向かい破壊し
自由を獲得する日はそこまで近付いているのだ!!
798革命的名無しさん:2008/02/11(月) 10:01:23
>>796
その根拠は何よ?
799革命的名無しさん:2008/02/11(月) 15:31:07
現代日本人は米韓のエージェントたるライオンズクラブと奴らが日本人の生殺与奪の権を事実上握って
いるところの
超過利潤による買収すなわち闇金バラ撒きにより、その魂は死んでいる!
かっての人間らしさ、思いやり、助け合いの精神が滅亡して久しく、現代日本人は何の為に生存しているかと言う
人生における根源的な問題さえ持ち得なくなってしまっている!!
現代日本人は乞食よろしくただその日のメシのみにて生きている魂の抜け殻である!!
闇金さえ受け取れば、これと引き換えに如何なる極道さえやってのけ、後は野となれ山となれ、
右向け右左向け、如何なる嘘コキも可、が日本人の生活信条であるのは明白なる事実である!
であるから馬鹿マスコミもご多分に漏れず嘘八百を並べ立て資源の全き浪費を行った揚句、
ライオンズクラブ官許の報道しか行わない!

根源的責任はイルミナティおよび避けて通る事の出来ない日米韓運命共同体と韓国とアメリカの
エージェントたるライオンズクラブにあり、奴らを完膚なく破滅せしめなければ日本人は奴らの
手から自由になり得ないし、人間性をも回復し得ないのである!!
800ココアもいいけど、今夜は紅茶で香りを楽しんでよ。:2008/02/11(月) 16:49:19
227 名前:OFW :02/11/01 23:30
>>222
>弁証法は所詮、分析のための方法論
それも誤解。一般的な理解でもむしろ「弁証法は総合的認識」とされているのでは?
「分析は総合であり、総合は分析である。」が弁証法です。

>哲学的根拠に基礎をおいたからといって、直ちにそれが哲学であるとはいいませんよ。
誰もそのような自明なことを主張してはいないが。
科学と哲学の関係については、別スレ(科学哲学・分析哲学を基礎から教えて)でも書いたので、
繰り返さないが、<科学>や<哲学>に関する表象そして思い入れが人によってかなり違うので、
とかく議論がかみ合わない。
その辺りについては、アルチュセール『資本論を読む』やバシュラール『新しい科学的精神』での論考
くらいは踏まえた方が生産的でしょう。

>>223
>弁証法の方法論を取り入れただけで、哲学的というのは違うと思う。
同上であり、誤解です。
マルクスの著作は単なる科学的理論ではない、ということ。
(科学的、哲学的どちらでも良いが)社会認識と社会実践の関係については、如何に考えるかな?
また、弁証法は単なる科学方法論ではなく、科学認識論でもある。
801ココアもいいけど、今夜は紅茶で香りを楽しんでよ。:2008/02/11(月) 16:53:35
230 名前:OFW :02/11/02 06:42
>>226
>たかだかイギリスの一時期の寡占資本主義過程をモデルにした経済学説、
>社会学説に過ぎない
前に引用・コメントしたように『資本論』は経済本質論であり、資本主義が資本主義と
呼ばれる限り持つ本質的な性格(固有性)を対象にしており、<歴史を貫く赤い糸
(実体的なもの)>を追っている。
たとえば、小学校(今は中学校?)の教科書にも出てくる<需要と供給の法則>について、
マルクスは「需要と供給との均衡が成り立つのは、慢性的に供給不足であった時代だけであり、
供給過剰が常態である産業革命以降では、本質的に成り立たない。」(字句どおりの引用ではない)
と指摘しているが、20世紀のケインズ経済学が<慢性的な有効需要の不足>に対する政治的
介入策(公共事業、金利政策)として登場し、それも結局失敗して、現在日本の<デフレギャップ>
として現実化している実状からも、経済学の方こそ昔の時代(セーの法則)をモデルにした学説に
過ぎず、もはや、政治の力でも経済を維持できない状況かと。
前にも少し触れたが、市場経済的な需要と供給の調整方式とは、事後的な(後の祭り的な)
フィードバック方式であり、それも資本による価値増殖需要という転倒の下では、
過剰生産→過剰信用→信用破綻→生産破壊(リストラ)という<繰り返される恐慌>の
必然性があるのは、モデル以上に、昨今の現実からの実感では?
もっとも「市場メカニズムは不均衡の均衡化を実現するものであり、マルクスが言う<恐慌の必然性>
は誤り。恐慌の不可能性が正しい。」と非弁証法的(皮相的)に主張した“マルクス経済学”者もいたが・・・。
802ココアもいいけど、今夜は紅茶で香りを楽しんでよ。:2008/02/11(月) 16:56:13
231 名前:OFW :02/11/02 06:42
>>228
>同様のことはマルクス以外の社会学者や経済学者もやっている
マルクスの方法を巡っては、多くの考察・議論があります。
たとえば、かってマルクス(主義)経済学界において「『資本論』冒頭に出てくる商品は資本主義以前に
実在した単純商品か、それとも資本主義社会での商品か?」という論争があったようですが、
本質存在に対する認識とその方法に関する共通の誤解に基づくものと言えます。
>>105で言及したように、<商品>とは個々の商品体ではなく、社会関係(価値形態)を指している
以上、個別のモノが商品なのではない。
マルクス以外に、<社会の本質論>を展開している社会学者や経済学者を未だ知らず。
皆、現象論ばかり。つまり未だ半科学の状態。
また、アルチュセールは『資本論を読む』において、通常の経験科学の方法(分析と総合)を批判して
います(経験論の誤謬と本質論的切断)。
803ココアもいいけど、今夜は紅茶で香りを楽しんでよ。:2008/02/11(月) 16:58:38
234 名前:OFW :02/11/02 19:20
>>233
>そもそも構造主義とマルクス主義って整合性があるんですかねぇ?
どちらにもバリエーションがあり、一概には言えないでしょう。
<構造>概念は建築学、機械学から医学(解剖学)、生物学において使われてきたものでしょうが、
マルクス−エンゲルスが提示した、社会の上部構造vs下部構造という概念は明らかにその延長上に
ある。
それに対して、構造主義という思潮はソシュール言語学からの記号論的な出自を持っていますね。
レヴィ=ストロースの構造主義人類学において、社会慣習の底に無意識的な親族構造が発見
されたが、“未開”部族においては親族構造は生産関係(下部構造)であった、というマルクス主義者
モーリス=ゴドリエなどの主張は(日本では)あまり受けなかった。

アルチュセール派の静的構造主義とグラムシ派の歴史主義とは確かに対立する面をもっているが、
マルクス自身がもっている弁証法的唯物論の両契機を分担している感じです。
自己同一的構造を再生産する主体の行為と、構造的矛盾を独自の形態化により止揚して行く
構造変化の両側面。
804ココアもいいけど、今夜は紅茶で香りを楽しんでよ。:2008/02/11(月) 17:00:38

250 名前:OFW :02/11/09 21:05
>>245
>経済学を勉強しなきゃマルクスの本質は分らんってことか。
<自然と人間との間の永遠の物質代謝>である生産と消費は、<働く>(Working)もの
としての現実的な(Working)人間のあり方を規定するものであり、人間社会の物質的土台
をなすものです。
マルクス『資本論』の本質は、資本主義が合理的な経済システムであるとする経済学は、
現実の階級対立を容認あるいは隠蔽する不経済学(政治学?)だということを明らかにした
ことです。
805ココアもいいけど、今夜は紅茶で香りを楽しんでよ。:2008/02/11(月) 17:03:50
251 名前:OFW :02/11/09 21:07
>>249(あちょーさん)
>なぜでしょうか。一般的なGNPの解釈とは違いますね。
学校の教科書にも載っているGDP(国内総生産)の一般的定義は
「ある一定期間に一国の経済において生産された、財・サービスの付加価値額の総額」
というものでしょう。
それは国の富(財の豊かさ)の経済学的な指標とされており、その値(価値)が大きいほど
その国は繁栄していると解釈されています。
しかし、経済的価値とは直接的には財(効用物)の希少性を言いますから、「ある財の価値が高い」
とはそのものが不足していることを意味しています。
それは、その財の現存量を増やすための活動(生産)が必要であることを表わしており、
モノの豊かさや生産活動が活発さとは直接関係がない。むしろ、生産活動が行われ、
財の現存量が多くなれば、希少性が減りますから、その価値は下がることになりますね。

<存在と価値の弁証法>などと大げさに言わなくても、すべての対象的活動はある目標(対象)の
実現ですから、活動以前には対象は現存していないし、活動の終わりでは目標としては消えている。
「大きいとは、より大きいということ、大きくなるということ」(ドゥールーズ『意味の論理学』、逐語引用に
あらず)

また、前スレの>325でも触れたように、価値の実体は「社会的に必要な抽象的労働」であり、
マルクス(主義)経済学での通説としての「実際に投下された労働量(あるいは労働時間)」
とは実体概念の誤解(価値の実体化)です。
一般に、ある対象の実体が明らかになるとは、もはやそれが実体ではなく、仮象(見かけ)になることです
から。
806ココアもいいけど、今夜は紅茶で香りを楽しんでよ。:2008/02/11(月) 17:08:42
253 名前:OFW :02/11/10 16:02
>>252(あちょーさん)
>なぜGNP(GDP)が必要労働の指標なのでしょう。
GDPの定義(>>251)の中にも出てくる「付加価値額」という言葉がポイントです。
簡単な例で説明しましょう。
ある社会の成員が10人で、生きるために各人に毎日パン1個が必要だが、毎日9個しか
生産できないとしましょう。
<パンの価値>とは何か?
1.効用性(実在的(質的)な価値):生物学的な栄養源としてのパンの性質からくる使用価値。
  効用の量とはパンの現存量で表され、財(使用価値物)が十分に存在していることが社会の
富(豊かさ)です。
2.希少性(非実在的(量的)な価値):社会全体でのパンの必要量=1日あたり10個と、
供給量(現存量)=1日あたり9個の比率で表される、パンの希少価値。
財の価値が高いとは、それが十分に存在していない(不足している)ことです。
3.経済学的な価値(価値の実体的根拠。労働価値説):自然界にパンは存在しない以上、
それを生産する必要があり、そのためには原材料(小麦等)、道具(パン焼窯等)、
そして人力(労働力)が必要ですが、前二者(生産手段)は前提条件であり、今措きます。
もし、1日あたり9個のパン生産のために、10人が毎日8時間働く必要がある場合、10×8人時間の
労働量(必要労働量)がパン9個に対応します。
いま、パン生産の生産性が高まり、同じ労働量で毎日パン18個の生産が可能になれば、
(生産手段の価値を度外視して)「パンの価値は半減した」と言われるでしょう。
その理由は、使用価値の量は倍になり、希少性は半分になったためです。
ここで注意すべき点は、そのことが過去に低生産性の条件下で生産されたパン在庫の価値をも
下げるということです。
つまり「付加価値額」という偽りの表現は、効用の量でも、実際に投下された労働量でもなく、財の現存量
において表現された、その財の再生産に必要な労働量(充当“すべき”社会的総労働力の配分量)を
指しているわけです。
807ココアもいいけど、今夜は紅茶で香りを楽しんでよ。:2008/02/11(月) 17:11:27
261 名前:OFW :02/11/12 05:51
>>257
>啓蒙?
最近では廃れた井戸(Old-Fashioned-Well)からのメッセージかな。
「無思想が大手を奮い、見識が追いやられる時代は問題である。」とは、かって大恐慌からファシズムへと
進む直前にあった世界における一文芸理論家(I.A.リチャーズ)の言葉。

>>259(あちょーさん)
>GNP(GDP)を必要労働の指標とする理由は何でしょう。
質問の意味が分かりにくい。上で私(OFW)が述べたことは、一般に経済繁栄の指標とされている
GNP(GDP)は、実際には必要労働の指標なのであるということです。
つまり、一般のGNP解釈(GNPとは何を表しているのか、ということに関する説明)にはゴマカシがある
ということ。ゴマカシが行われている理由は何か、という質問でしょうか?
私(OFW)がゴマカシだと考える理由は何か、という質問でしょうか?

>過去の付加価値額を調査した結果であるGNP(GDP)
上で述べたことは、GNPとはそのようなもの(付加価値額)ではないということです。
逆に質問ですが、あちょーさんが言う「付加価値額」あるいは「価値」とは、>>253であげた3つの価値の
うちのどれを指しているのでしょう?
効用性?希少性?必要労働?その他?
808革命的名無しさん:2008/02/11(月) 21:59:12
十年一日が如しの大学のマンネリ教授のマンネリ講義は胸がムカムカする!
修正主義批判くらいヤレ!
809今夜は具をぎょうさん入れたトン汁なぞ如何かな?:2008/02/12(火) 19:13:40
263 名前:OFW :02/11/13 05:25
>>262(あちょーさん)
>経済とは取引のルールであり、その繁栄とは取引の額の大きさだと思います。
なるほど。考えが良くわかりました。
あちょーさん(そして経済学者)が言う経済とは、商品経済(business)であり、
経済(economy)一般ではない。
因みに、私が>>173-176で想定した社会では、取引(商品交換)なしに、
経済が運営されるわけですが、そこでの「経済」とは<労働(力)の節約>という
(本来の)意味をもった言葉として使われています
両者を共に経済と呼ぶのは、正しくないと思いますか?
810今夜は具をぎょうさん入れたトン汁なぞ如何かな?:2008/02/12(火) 19:18:19
264 名前:OFW :02/11/13 05:26
>>262(あちょーさん)(つづき)
>価値とは関係です。互いに影響しあう2つの対象間の関係であり、
>対象の属性ではないと思います。
まったく正しい。しかし、完全な虚偽(真ではないもの、平たく言えば嘘)です。
マルクスはその考え方を<物象化>(人と人との関係がモノとモノとの関係として
転倒して現れている)と呼び、『資本論』全巻を使って、批判したわけです。

>>127で中断した引用の後には、こう書いています。
「等価形態とは、まさに、ある商品体、たとえば上着が、このあるがままの物として価値を表現し、
 したがって、生まれながらにして価値形態をもっている、ということなのである。たしかに、このことが
 通用するのは、ただ、リンネル商品が等価としての上着商品に関係させられている価値関係
 の内部でのことにすぎない(21)。」

「そこから、等価形態の謎〔Raetselhafte〕が生じるのであるが、この謎が経済学者のブルジョア的
 な粗雑な目を見はらせるのは、やっと、等価形態が完成されて貨幣となって彼の前に立ち現れる
 時である。その時、彼は、金銀の神秘的性格を〔den mystischen Charakter〕説明しさろうとして、
 金銀の代わりに目をくらませることのさらに少ないいろいろな商品をこっそりもってきて、
 かつては商品等価の役割を演じたことのあるこれらいっさいの下賎な商品の目録を棒読みしては、
 そのたびに満足の喜びを新たにする。すでに、20エレのリンネル=1着の上着というような最も
 単純な価値表現が等価形態の謎〔das Raetsel〕を解く鍵を与えていることなど、彼は感づきも
 しないのである。」(『資本論』第1巻第1部第1章第3節)

粗雑な目をもつのは、マルクスそれとも経済学者のいずれでしょう?
811今夜は具をぎょうさん入れたトン汁なぞ如何かな?:2008/02/12(火) 19:21:56
285 名前:OFW :02/11/16 06:49
>>265(あちょーさん)
>労働証明書を使った社会でも、労働力と商品の取引が行われますね。
>>172で断っているように、労働証明書は労働貨幣ではなく、また>>176でも触れているように、
商品は存在しないため、取引なしです。取引(交換)ではなく、計画と再分配が基本でしょう。

>それが節約になることを説明できるでしょうか。
>>176で労働力の節約になっていることが説明されています。

>GNP(GDP)が指しているのは取引の方であって、節約とは関係ない
もし、付加価値額=生産額−減価償却費という産業的(工業的)定義を考えるなら、生産原価の
内の労務費は如何なる取引から発生するか、がポイントでしょう。
現在でも、<賃金の節約>(労働力の乱費)は企業経営上の一つの柱であり、GDPと労働力商品の
取引との関係や如何?

>取引をすることは節約には関係しないと思います。全く違う概念です。
古来「入るを計って出るを制する」と言われるように、取引(商売)とは売上(収入)を増やして仕入・経費(支出)
を節約することです。
その差額(売上マイナス仕入&営業経費)が商業(取引)利潤(付加価値?)になるわけです。
たとえば、重商主義とは、取引を活発にすることで、差額として<金銀が貯まる>ことから、
(主に海外貿易としての)商業を価値の源泉として重視した、17〜18世紀のイギリス等における
経済政策・思想ですね。
戦後日本の大量消費社会では「消費は美徳」と喧伝され、その後、現在のデフレ(消費不足)になり、
「年寄りの貯蓄(節約)が原因」などと言われだしているが、両者(消費と貯蓄)はGDP内のトレードオフ。
カネ=過去の生産労働(時間)の凝固物として、他人の労働力と取引(自己の労力を節約)できるもの。
Time is money.
812今夜は具をぎょうさん入れたトン汁なぞ如何かな?:2008/02/12(火) 19:28:50
286 名前:OFW :02/11/16 06:50
>>265(あちょーさん)(つづき)
>人によっても価値が違うということです。
交換関係において、それを所有する者にとっての商品の価値と、それを需要する者にとっての商品の
価値とは違う価値であり、前者を相対的価値形態、後者を等価形態と言います。(>>110>>118
両者は、関係性における位置(現象形式)が異なるのです。

>等価であることを前提にいくら式を展開しても、物や人の価値を説明できないのです。
実際に前提されているのは「等価であること」ではなく、交換可能性としての「等価形態」
(実在的には<交換の尺度>)です。(>>117
マルクスは、貨幣(一般的等価物)を無条件に前提している経済学を批判して、価値とは共同的な
生産関係の物象化された転倒形態であることを明らかにしたわけです。

>マルクスは等式を提示しましたが
マルクスは、商人および経済学者が提示した等式のうちに不等な関係<値する>を見出し(>>110)、
不等な価値のうちに(同等ならぬ)“同一の”労働を見出したのです(>>123-124)。

>>268
>「虚偽=嘘」というより疎外。
物象化自体は人間関係の疎外形態ですが、上では考え(観念)に関して述べたため、イデオロギー(虚偽観念)
という意味での嘘ということ。現実の疎外と一体化した社会的観念は、イデオロギーと呼ばれます。
813今夜は具をぎょうさん入れたトン汁なぞ如何かな?:2008/02/12(火) 19:32:11
289 名前:OFW :02/11/20 05:43
>>272
>今生み出されつつある労働価値論や弁証法を捨てさった新しい○経は既にマルクスとは
>無関係でしょうね。ローマー?レギュラシオン?
因みに、現代経済学でも弁証法的なテーマは多い。たとえば、経済板でみかけた一例:
>・所有権が明確に確定していないときは、結果的にいつも非効率が発生する。
>例1)グランドバンクス海域では漁業資源に関する所有権が無かった。
>漁民は自分が魚を獲らなければ他の漁民が取るだろうと合理的に考え、結果的に魚が乱獲されて
>漁業が成り立たなくなった。
(【基礎】『スティグリッツ入門経済学』を読もう!
ttp://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031838690/172 )

上記例で示されているのは、土地(海洋)に対する所有権(無所有、共同体所有(あるいは国家所有)、
私的所有)の問題ですが、利己的個人間の相克(自然状態)から法状態への移行という、
権利の自然法的説明の経済学バージョンと言えます。
すべての利己的個人が合理的に行動すれば、<理性の咬智>(ヘーゲル)が最後に勝利し、
その非合理性を示す(合成の誤謬)、かな。
「他の漁民」と「私の漁民」とは同一であり、両者の間の矛盾は一つの(コミュニケーション的)漁民共同体
により止揚される。
他者から成る(疎外された)市民社会において、幻想の共同体(国家)による私的所有権の保証と、
インセンティブ(誘因、化学的作用)による統御は、結局の所、盲目的な暴発を結果するでしょう。
「誘惑(誘発)するとは、誘惑(誘発)されるように誘惑(誘発)すること。」(ヘーゲル)
814革命的名無しさん:2008/02/12(火) 20:53:48
おまいら、日本のような資本主義体制の国では、2種類の人間しかいない。
資本家(支配する側の人間)か労働者(支配される側の人間)。
労働者っーのは、一流会社社員とか財務省官僚とか大学教授とか裁判官とかのように支配者から給料貰って生活してる連中。
開業医や弁護士のような自営業も当然労働者。
雇われ社長も立派な労働者(会社を支配してるわけではない。支配してるのは大株主。一般株主も当然労働者)。
で、資本主義社会の勝者は、資本家!
労働者は、資本家に支配され、搾取されるだけの惨めな存在。
「学歴」っーのは、資本家が労働者を選別するための1つの指標。
労働者は資本家に採用してもらうために、高学歴が必要。逆に、採用する側の資本家には、学歴は不要。
「エリート」っー言葉は、あくまでも「労働者の中で」優秀な奴を指す(資本家をエリートとは呼ばない)。
おまいらも、早いとこ資本家にならないと、一生労働者のままで人生が終わるぞ。
おまいらも、労働者のような悲惨な立場に、よく我慢できるなwwwwww。
815革命的名無しさん:2008/02/13(水) 19:20:39
291 名前:OFW :02/11/21 05:21
>>290
>ちなみに引用はどこからですか?
直接的には下記辺りです。

1.『精神現象学』A意識三力と悟性、現象と超感覚的世界
  「他者として現れるもの、力を誘発して外化させまた自己に帰らせるものは、
  すぐそのまま明らかなように、それ自身力である。・・・同じようにまた力は、誘発されることによって、
  力が帰って行くように誘発するものであるにすぎない。」(河出書房、樫山訳)
2.『小論理学』第二部本質論B現象c相関136節補遺1
  「力を誘発するものは、それ自身再び或る力の発現であって、それが発現するには同じく誘発され
  なければならない。」(岩波文庫、松村訳)
3.同上、第三部概念論B客観b化学的関係200節補遺
  「化学的に親和性を持っている客観は、明白にこの関係性によってのみそれらがあるのであり、
  したがって相補って一つの全体になろうとする絶対的な衝動である。」

実際、飴とムチを使って働かせる(力を発現させる)ことは、政治経済の化学(フォーディズムの勝因?)
に属するでしょうね。20世紀以降の経済学者は力学(風吹けば桶屋儲かる式の外面的悟性)ではなく、
ゲーテやマルクス、レーニンのように、化学(親和力、フェティシズム、資本の腐敗癒着反応等)を学んだほ
うがよいかと。

>弁証法的発想の限界点
思想的実践としての弁証法はむろん万能ではなく、現実の実践が始まる地点において、その限界をもつで
しょう。思想内部においては、弁証は直観(直証)と相互媒介された概念の運動であり、不断のコミュニケー
ション過程ですから、ディスコミュニケーション(沈黙、暴力、無関心、独断等)において、限界をもつでしょう。
816革命的名無しさん:2008/02/13(水) 19:23:46
293 名前:OFW :02/11/22 05:39
>>292
>コミュニケーションをする主体とは誰なんですか?
この質問を単独で切り出す(一般化する)と、壮大なテーマになりますが、
「誰が語るのか?」(ニーチェ)という深遠な問いに対しては、文法的に単純な答え
「語る主体は『私』と表記される。」がありますね。
すべての経験的個人が「私は・・・」と言うから、皆が主体です。
デカルトおよびカントが超越論的主体としての大文字の<私>を発見し、ショーペンハウワーは
「世界は私の表象である。」と言って、主観的観念論を完成させたが、<私>とは複数(この私、あの私)
であることが抜け落ちてしまった。その弟子ニーチェが“言語論的転回”を必要とした所以でしょう。
また主体としての主体だけではなく、主体としての客体(作用する自然)および客体としての主体(身体)
もあるから、広くは万物がコミュニケーションをする主体になり得ます。
「伝達可能な存在はすべて言語として考えることができる。」(ウォルター・ベンヤミン)

>実は排除をしているというこはありえますし、現に行われました。
複数の<私>が複数の単数<われわれ>に統合されるとき、集団的自己が発生します。
論理的に言って、数は単位と集合数の統一(ヘーゲル)ですから、定立された場合(例:「私たち日本人」)、
集団的自己とて常に他の集団的自己との関係下にある部分にすぎない。
「われわれ」という言葉を安易に使い、共同性を僭称する人(集団)は排他的なもの。
およそ政治的な事柄とは、人間の共同性(社会性)を巡る諸個人の意志の統一と相克(権力事象)
でしょうが、非言語的(非精神的)な物質性は広く<力>と呼ばれ、伝達不可能なものとして、
コミュニケーションの対極にあるものです。モノ、エネルギーから情報の時代に力は無用と。
817革命的名無しさん:2008/02/13(水) 19:33:44
298 名前:OFW :02/11/23 08:02
>>294
>共同性とは神みたいなもの
というより、「神とは人間の類的本質の疎外である。」とはフォイエルバッハが洞察した、
唯物論的言明です。彼は、古来<神>と呼ばれてきた対象の真理を初めて明確に
言い表したわけです。
>>36>>137でも触れたが、類的本質とは「全知全能にして無限なる」と形容され
る神の特性であり、その疎外とはその特性が或る特定の存在者が備えている属性
として立てられること。人間とは集合名詞であり、どの個人をとっても有限な存在者(実存)
ですが、区別(差別)のない<人間>と呼ばれる。それは人類の類的な本質を分有
しているからです。

>現時点でも未来にも過去にもあり
「ある」のではなく、「不断に働いている」のです。たとえば、日々の商品交換において、
その底にあるのは、人間の協働的 な営みです。それは、疎外された姿ではあるが、
人間の共同性を実現しており、それは“一つ”の社会を(対立的・敵対的にせよ)
存立させている。

>それは語りえるものなのでしょうか?
特定の対象的判断してではなく、「私は一個の類である。」という無限判断、
つまり自覚の表現として語りえるでしょう。ヘーゲルは<具体的普遍>という概念を
提示しています。
818革命的名無しさん:2008/02/13(水) 19:35:49
299 名前:OFW :02/11/23 08:03
煽りには余り乗る気無しだが・・・
>>295
>そろそろ方向を決めないといけませんよ。
「職業としての学問」(マックス・ウェーバー)は社会的分業の現れですが、
固定化された場合、類的ではなく種的特殊性(専門白痴)となる。
<精神なき専門人>とならないよう、十分気を付けましょう。

>>296
>公務員試験の問題
学生さんのようだが、官僚本来の使命は、社会全体に仕えることであり、決して大衆統治の
技術を磨くことではない。彼ら(および彼女ら)には、(国家的ではない)社会的普遍性が最も
要求される。「社会とは何か?」とは試験問題には出ないのかな?(公務員自体の廃絶を
説くマルクスよりは、試験を目指す若者が増えるのも、<希望のない社会>(村上龍)では
無理がないが・・・)

>>297(経済学徒さん)
>何もわかっていないこと
がわかっているなら
>意味不明
とは矛盾する。
印象批評(「悲しい」「垂れ流し」)ではなく、事柄に即した具体的・客観的な議論が理性的
コミュニケーションと。(実際、内容的な反論が殆ど出てこないのが、悲しい。)
819革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:26:17
318 名前:OFW :02/11/26 00:54
>>302(ぺん(ぺん)さん)
>『神聖喜劇』
昔から気になりつつ、なかなか読む機会無しです。

>>305(296さん)
>その程度の基本的な知識くらいは習得してないと恥ずかしい
どの辺りで「基本的知識を習得していない」と判断されたのかな?
経済学(ミクロ、マクロ)の基本から議論しても良いが・・・。
  
>>312(あちょーさん)
>労働=価値というのはマルクスの仮定でしかないの?
繰り返しになるが、労働=価値ではなく、労働=価値の源泉(実体)であり、モノではない労働自体に
価値はないのです。

>労働にも様々な労働がある
労働は生産的労働(財の生産・運輸に関わる労働)と、非生産的労働(サービス提供等の消費的
あるいはコミュニケーション的労働)とに大別できますが、価値を形成するのは前者に限定される、
とはマルクスの主張です。つまり、たとえば床屋や古典的ダンサーの労働は、対象的形態を持たない
が故に、経済的価値を形成しないわけです。(サービス産業隆盛の現代では異論が多いようですが、
誤解ですね。)
GDPの一部を占める「サービス生産」というおかしな用語は経済学独自のもの。
マルクスは「ブルジョアにとって、利潤を生むものはすべて「生産的」と呼ばれる。」(逐語訳にあらず)と
皮肉っています。

>>314
>「困った時の真のマルクス」
前スレでの「マルクス主義は科学か、反証可能性のないドグマか?」いう設問とは少し異なる問題。
およそ思想もコミュニケーションの一契機ですから、確かに「マルクスの真意は何だったのか?」といった
問いには、余り意味がないでしょう。真理とは「概念と実在の一致」であり、思想だけで真偽は問えない。
820革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:28:34
エコノミストの声

国の借金が大変なら日銀が買い取れば良い(長期国債買入)
という海外のエコノミストの声

● バーナンキFRB議長
    (ノーベル賞確実と言われている経済学者でデフレ問題の第一人者)

 「日銀は国債の買い取りを増やして、減税あるいはその他の財政政策
を行うべきだ。日銀の長期国債の保有額は発行済みの日銀券残高を限度
とするという日銀の自主規制は撤廃するべきだ。」

● ポール・サミュエルソン(ノーベル賞を受賞した経済学者)

 「3年間の新たな全面的な減税政策を実施するように提案する。
今後も継続して行われる公共投資は、日銀が新たに増刷する円によ
って行われるべきだ。」

(日銀が新たに増刷する円とは、日銀が長期国債を買い、それと引き
替えに出て行くお金のこと)

● ローレンス・R・クライン(ノーベル賞を受賞した経済学者)

 「私の提案は、通貨の膨張です。日銀は政府の借金(国債)を買い
取るべきです。減税をやるとよい。しかし、このような財政政策と共
に教育への投資も増やすべきだ。」

821革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:31:35
358 名前:OFW :02/11/30 16:47
>>319
>これがいま一つわかりません。
思想は他者に伝達され、自他の行為に影響を与えて初めてその実が示される、ということです。
思想は共同的・精神的な相互行為だということ。

>思想の責任とはありえないのですか?
およそ責任とは主体(個人、集団)に対して問われ得るもので、思想自体には真偽(現実との一致)
しか問えないでしょう。
マルクスが一定の思想を喧伝して他者に影響を与えた場合、その責任はマルクスにある。
また他者がマルクスの影響を受けて、さらに他の者に影響を与えた場合、当人の責任はマルクスの責任
とは異なる。影響を受けた者とて責任は逃れられない。思想主体の責任とはそういうもの。

>>325
>マルクスの経済論や社会論は19世紀の西ヨーロッパ世界を考えている
だけではなく、世界観・歴史観としての射程は遠大です。

>マルクス理論全体からは完全に切り離されてる
優れた理論は全体から部分を切り離すことはできない(弁証法の“教え”(笑))以上、実際には優れた理論
でないか、全体を切り離しているか(換骨奪胎)、のいずれかでしょうね。

>>341
>既存のマルクス主義の非論理性を批判
旧ソ連等の自称マルクス主義(実は国家資本主義)党官僚や多くの教条主義的学者については妥当的
だが、批判の眼目はマルクス自身の弁証法=非論理性?の否定と、現行資本主義システムの肯定にあると
思われ。

>反証可能な手続きによる検証に依って、否定された
と“反証不可能”的に(=勝手に)言っているだけかと。
(ポパー流科学論の前提のおかしさは、前スレで触れたので省略。)
822革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:34:15
359 名前:OFW :02/11/30 16:48
>>348
>おいくつですか?
まぁそれなり。ネット上では類の一員であり、個人属性は無用かと。

>>353
>どっかのおじいちゃん教授だろーな
ハズレ。大学、学会とは無縁。

>>354
>サービス残業
ではなく、サービス産業(流通、サービス業等の第3次産業)です。

>マルクスの主張とは違うという理由で誤解と決めつける
「マルクスの主張とは違う」ことは誤解そのものであり、誤解と断定した理由にあらず。
理由は前スレからの労働価値説の説明に示した通り。

>それが21世紀の現実とは合わなくなっているという判断をした
「21世紀の現実」とは何を指しているのかな? 貧困は過去のものとなった?
大衆は自由を謳歌している? 賃労働者は資本家と対等になった? 
疎外・物象化は克服された?
「九月十一日の同時多発テロは、世界を震撼させた。・・・だが瓦礫の山となった廃墟には、
中南米やアジア、「中近東」からの移民労働者や「不法労働者」たちの屍も散乱している。
・・・かってマルクスがスウェット・ショップ(搾取工場)と呼んだ劣悪な環境のもとでの低賃金の
長時間労働の場は、摩天楼のようなオフィスビルのなかに存在していたことになる。」
(姜尚中編『ポストコロニアル』序文)
経済学者が繰り返す「搾取は存在しない」という言明は、モデル(仮構)上での真に過ぎないことが、
現実によって反証されたことになる。さて、反証可能な科学はどう答えるかな?
823革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:37:48
365 名前:OFW :02/12/01 21:56
>>361
>マルクスの宗教臭さを感じる
悟性的明晰さのみを本分とする人にとっては、そう感じられるのも無理ないとも言えるが、
資本主義世界の“合理的”不条理(“拝金教”あるいは物象化)に対して、マルクスの方が“
脱魔術”を施しているとも言え、その点を理解するためにも、唯物論(無神論)が肝要かと。

>>362(354さん)
>サービス産業の価値を論じた人はすべてまともな読解能力もない人たちなんでしょうかね?
と言うより、<価値>を論じた学者は、私の知る限り、現象論に留まっているということです。
マルクス価値論(資本論)の眼目である<価値実体>および<価値形態>概念については、
弁証法的な考察が必要であり、ヘーゲルが初めて主題化した本質規定(反照規定)および
主体の実体化(とその逆)を踏まえなくては、十分な理解は難しいと思う。

>個々の事実をみつけようと思えば、いつでもみつけだせる。
上で言ったのはまさにその点であり、本質とは諸関係の総体として必然的に現実化する
自己同一的存在を言いますから、個々の現実が必然的(本質的)なものなのか、偶然的(非本質的)
なものなのかは、対象の本質認識に関わる。「搾取の存在」は社会関係全体として見えてくるものであり、
形式的・個別的に「搾取の有無」を論じても、意味がない。
しかし、一定の理論に対する反証例として個別の事実を提示することは可能であり、その場合、説明責任は
「搾取の非存在」を主張する理論の方にある。たとえば、<一般化された商品搾取定理>(ローマー)
というアドホックな仮説(鉄の搾取!?)を持ち出して搾取概念を変改したり、「これは搾取と呼ばない」
として、理論を固守することはNGです。
824革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:42:12
366 名前:OFW :02/12/01 21:57
>>364
>サービス産業は価値を産まないから、当然搾取も無いわけだよね?
『資本論』で<搾取>(exploitation)という用語は下記で現れます:
「すでに見たように、労働者は、労働過程のある期間中は彼の労働力の価値、すなわち彼の
 必要生活諸手段の価値を生産するにすぎない。労働者は、社会的分業に基づく状態において
 生産するのであるから、彼の生活諸手段を直接に生産するのではなく、ある特殊な商品、
 たとえば糸の状態で、彼の生活諸手段の価値・・または彼が生活諸手段を購買するのに用いる貨幣・・
 に等しい価値を生産するのである。」
「それは労働者にとって必要である。なぜなら、彼の労働の社会的形態にはかかわりなく必要だからである。
 それは資本とその世界にとって必要である。なぜなら、労働者の永続的な定在は資本とその世界との
 基礎だからである。」
「剰余価値の可変資本に対する比は剰余労働の必要労働に対する比と等しい。すなわち、
 剰余価値率m/v=剰余労働/必要労働である。両方の比率は、同じ関係をあい異なる形態で
 表現するのであって、一方は対象化された労働の形態で、他方は流動的な労働の形態で、表現する。
 したがって、剰余価値率は、資本による労働の、または資本家による労働者の、搾取度の正確な
 表現である(30a)。」(『資本論』第1巻第7章第1節労働力の搾取度)

搾取度とは剰余労働(時間)と必要労働(時間)の比で表される搾取の度合いであり、必要労働とは
社会的形態そして産業分野によらない、労働者の生活(労働力の再生産)に必要な社会平均的な
労働を指します。つまりたとえば、整髪労働が平均的労働者の生活のために必要な限り、床屋主人に
雇われた賃労働者も搾取されているわけです。実際、ここにあるのは、貨幣と呼ばれる一般的等価物が
示す絶対的な威力(物象化力)です。モノではないすべての存在を商品として市場に呼び出し、
モノ的存在に変えて取引の対象にしてしまう。現代のサービス産業では、遊びや感情すら商品化されて
いる通り。
825革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:51:21
390 名前:OFW :02/12/06 22:16
>>367
>ニューヨークの不法労働者の労働は平均的労働者の生活のために必要だったんでしょうか?
>>359で引用した文章の省略した部分にはこうあります:
「彼らの3K労働なしには、世界金融センターは片時たりとも維持できないのである。世界貿易センタービルは、
 まさしく世界システムの縮図そのものだったのである。」
姜尚中氏が述べているように、世界貿易センターの維持は世界経済システム中心の維持であり、
それ(不法労働)はその中(世界経済システム)で生存している、われわれを含めた“すべての”労働者の生活
のために必要だった、と言えるのでは? 労働者は単一の階級を形成している。

>もしそうじゃなかったらどんなにキツイ労働でも搾取じゃない、ってこと???
たとえばどのようなサービス産業を指しているのかな?
某知事が提唱しているようなカジノ産業(賭博産業)?すでに現代の資本主義経済は「カジノ経済」
(あり余る貨幣幻想(信用)が実体経済を手玉にとる)段階とも言われており、資本にとってカジノは
不可欠と言えるでしょうが。

>>369
>どういう経済政策を実施すればよいのかまったく実像がつかめない
どういう社会経済体制を構想するのか、という点なら、モデルは十分に可能であり、シンプルでしょう。
たとえば、>>173-176を具体的にするだけでも良い。
826革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:54:26
391 名前:OFW :02/12/06 22:17
>>370(362さん)
>労働価値説とは「総投下労働=社会的純正産物の価値」となるように集計因子を設定する
>評価体系とあります。
少なくとも、マルクスのもの(実体としての必要労働)ではないですね。
上の等式でいう価値とは価格(価値の貨幣表現)であり、その大きさは貨幣量で計るしかない。
それは労働(通常は人日等で計られる)と単位が異なり、相互の換算には<賃金>ならぬ<価値形成労働>が
必要。

>"現象"と"本質"の区別とか、"弁証法"とかは必要なんでしょうか
弁証法はともかく、およそ科学とは本質から現象を説明する営為と定義できるでしょう。
たとえば物理学では、感性的な<色>を非感性的な<電磁波>から説明します。
両者は似ても似つかぬ代物ですね。
「現象が本質と同一なら、およそ科学(学問)など存在しなかったろう。」(マルクス)

>何も労働価値説を持ち出さなくてもいくらでも説明が付くと思う
上記の補足引用にある通り、少なくとも、姜氏らはそれを現代世界経済の本質の現れ(現象)とみて、
その政治経済的な本質を『ポストコロニアリズム』と呼んでいます。単に一例ではなく、多くの現象から
偏在的な法則性を抽出して、その現実性(必然性)を総体的なシステムの中に位置づけることは、
本質から現象を説明すべきすべての学問の使命です。
19世紀末からの(経済学を含めた)諸科学で優勢となったように、対象を量化して、計算することが
科学的説明ではない、ということ。
アドホック(こじつけ的)な仮説(モデル)ならいくらでも作れるが、優秀な(科)学者とは、例外的事象の
中にも本質的な現われ(実体)を洞察し、より具体的で必然的な対象に向かうものです。

>解決に向けた現実的な提言も出来る
資本主義的現実の解決は資本主義の本質に関わるから、その枠内では解決は難しい。
現実性とは現実の必然性(他であることの不可能性)です。

>「一般化された商品搾取定理」は、RoemerじゃなくてBowles&Gintis
直接的にはそうでしたね。スマソ。
827革命的名無しさん:2008/02/15(金) 18:56:41
392 名前:OFW :02/12/06 22:17
>>371
横レス失礼
>いわゆる「知の欺瞞」論争は前者が後者を標的としたものです。
物象化論というより、ポストモダニズムを標的にしたのでは?

>>385
>資本家と労働者の対立やら疎外は存在しないことが分ったからです。
それはすばらしい!
しかし、現実に対立やら疎外が存在する以上、社会学理論(モデル)の方が見直されるべき
ではないかな?
前にも書いたが、「マルクス経済学に「賃金奴隷」という用語は存在しない。」と言った経済学者のように、
「我々の理論から言えば、これ(対立)は例外的事象に過ぎず、本質的なものではない。」として事象の
必然性を見なければ、理論は“反証可能性のないドグマ”になる。

>>388
>哲板的にはどういった価値があるんすか。
哲学とは<存在の根拠を反省する精神的営為>と定義できるでしょう。そして「汝自身を知れ」ということは
哲学最大の課題であり、アリストテレスが「人間とは社会(ポリス)的動物である」と洞察して以来、人間存在
の社会的本質への問いは哲学的反省の始めにくるべきものかと。

>労働価値説にこれだけ拘る理由
「存在の真理は運動(働き)」(弁証法)であり、自然的人間の本質と労働とは不可分(唯物論)。
特に近代社会の人間疎外(物象化)の根源には労働の疎外がある。人間の奴隷化、即物(俗物)主義、
無精神・・
828革命的名無しさん:2008/02/17(日) 15:13:32
超過利潤による買収を廃止せしめるには、プロレタリアートはこの帝国主義の運動法則に必然的にともなう
政治的危機を強行突破して政治権力を獲得せざるを得ないのである!
連続的に経済権力を掌握し、独占を国有化し中小零細も国有ないし地方自治体に所有させる!
全国民が公務員になる!
ただし、この社会主義社会の公務員すなわち成員は自らが支配者であり、搾取制度は
絶滅される!
829革命的名無しさん:2008/02/17(日) 18:25:27
396 名前:OFW :02/12/07 08:08
>>393
>資本主義社会に矛盾を感じたからといって、単純にマルクスに走ることはお勧めできません。
その通りです。矛盾を感じる→矛盾の原因あるいは根拠を探るが必要。

>根拠のない楽観でもって共産主義を主張しています。
はて、その根拠は?そのようなことはないはずだが・・・。

>何よりもマルクスではない経済学に精通している必要があります。
むしろ、それらが自明の前提にしている基礎に精通する必要があります。さらに、資本主義経済の
現実に精通している必要があり、それが何なのか、という対象の本質を理解することが何よりも必要です。
経済と経済学を同一視することは、経済学をイデオロギーにしてしまう。

>イデオロギーとして信奉する
というより、およそイデオロギー(誤謬の世界観。ありもしないことを現実だと偽る観念体系)を信奉することは
不可でしょう。マルクスの思想は「マルクス主義」(実体不明だが)なるイデオロギーとは無縁であり、
およそ信奉すべき教義といった性格のものではない。

>致命的難点
よく引き合いに出される項目として
哲学的:唯物論、弁証法、疎外論(物象化論)、唯物史観
経済学的:労働価値説、恐慌の必然性、平均利潤率の傾向的低下、絶対的窮乏化の法則、転形問題、・・・
などがありますが、どの辺りを指しているのかな?
余談ながら、マルクス批判を行う多くの論者が「マルクスは優れた思想家だったが、その理論の根幹は誤りだ。」
と評価するのがおかしくもあり。優れている=基本的に正しいでは?
830革命的名無しさん:2008/02/17(日) 18:29:57
418 名前:OFW :02/12/10 22:38
>>397
>優れていると正しいは=では結べないのではないでしょうか?
もちろん等価ではない。レスの趣旨は、「致命的欠陥」とか「根本的誤り」と言いつつ、一方でマルクスを
評価する態度が奇妙だ、という点。

>正しさとは追い求める対象であって理論にあるものではないのでは?
ラフに言って、認識論的な<正しさ>は理論の属性であり、<真実さ>は対象の属性だと言えるでしょう。
つまり、表象や基準に一致している言説(理論)が「正しい」と呼ばれ、概念に一致している対象が「真実の」
と呼ばれます。例:正しい答。真の友。

>マルクス主義とそれを否定する経済学とでの比較にはいかなる基準が適応されるとお思いですか?
マルクスは、単に当時の哲学や経済学の理論を批判しただけではなく、ブルジョア社会自体を批判した
わけですが、その場合、正しい理論とはブルジョア経済学の方を指すことになります。何故なら、それは誤った
社会に整合的な理論であり、まさにその正当性(正統性)を擁護するものですから。
マルクスの「ブルジョア社会は正しい(合法的、妥当的)社会だが、虚偽の社会(物象化された社会)だ。」
という批判を理解するためには、認識論的に言って<真の対象><虚偽の対象>という概念が必要に
なります。つまり一般に<理念>と呼ばれる存在を基準にして、むしろ現実の方が判定されることになる
わけです。理念とは直接的な現実に対して、その歴史性を明らかにして、<現実の完全性(十全性)>
を未在的(未来的)に示すもの。それは優れて弁証法的な基準です。

>>398
>近経の学者やエコノミストに完全に論破された
どこでそうなるのかな?セクト的な反応がバカバカしくなって、議論を中断しただけ。
831革命的名無しさん:2008/02/17(日) 18:32:50
419 名前:OFW :02/12/10 22:39
>>402(362さん)
>マルキストが考える資本主義の「本質」って、ホントに正しいのかな?
というより、まず<本質>概念についての理解が必要でしょう。19世紀末以降の哲学や諸科学では、
現象主義・主観主義が主流になり、「ものごとには客観的本質というものがある。」との主張すら理解不能
になってしまったようですから。

>理論はあくまでも"モデル"にすぎませんよね。
モデル(模型)とは、実在的対象を本質的要素から再構成したもの、であり、本質的連関を記述した理論
とは一応区別されます。理論は仮説であり、現実との突合せによりその正否を検証することが必要な点は
その通り。

>「これが真実だ〜」って主張してるわけじゃ、ないっすよね。
発言するか否かに依らず、すべての理論家は実質的にそう主張している。社会科学において、モデルとは
実在社会の抽象化から得られた近似とされていますが、抽象化とは本質的要素(Essence)の抽出です
から、実際には、モデルとは近似性ではなく、本質的同一性の定立なのです。それは、閉じた自己言及的
体系の形成であり、論理的に言って、自己導出的な構造をもちますから、もしその前提を認めれば、帰結は
演繹的に導き出されることになる。つまり、たとえば近代社会のモデルを構成する<絶対的主体である合理
的個人>とは近似的な実在ではなく、規範として立てられた非実在的な要素ですが、それが実在するかの
ように主張された場合(つまり「これが真実だ〜」と主張された場合)、その理論は仮説ではなく誤謬
(イデオロギー)になるわけです。「現代社会には部分的な欠陥もあるが、本質的には自由および民主主義
が実現されています。」等の言明も同様ですね。

>宇野派や数理マルクス経済学
どちらもNGでしょう。理論内容もそうだが、実践的には階級性として。
832革命的名無しさん:2008/02/17(日) 18:35:00
420 名前:OFW :02/12/10 22:40
>>404
>代わりの何か
「批判の武器は武器の批判に代わることはできない。」(マルクス)。
社会変革が必要かと。

>>407
>○クス経済こそが真の経済学であり、他派は誤りであるかのような態度
それは誤解。現存の「マルクス経済学」なるものも批判の対象範囲。「資本主義に関する真の経済学」
など存在し得ない。

>すべて現象を演繹的に解明できるような態度
それも誤解。どこからそう判断したのかな?

>経済学と実践である経済政策とは別物であることを忘れている
社会科学における専門化(特に経済学と政治学)、そして、理論と実践は切り離し困難。例:通貨発行権、
ケインズ経済学における政治的国家の要請、帝国主義戦争の主要因としての植民地経営等々。
そもそも「観察者/被観察体という図式」云々(理論と実践の不可分)の主張と矛盾しているが。

>>413
>資本論が扱う経済問題はかなり広範
『資本論』は単なる経済学書ではなく、資本主義社会の唯物論であり、その下部構造を解明したもの。
何より、歴史(社会の自然史)として読むべきでしょう。

>『日本労働党』のHP
社会主義労働者党(SWP)の間違いでは?(もうすぐサークルに解党するようだが・・・。)
833革命的名無しさん:2008/02/17(日) 18:47:07
進歩皆無之介

万年複写之介

(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
834革命的名無しさん:2008/02/17(日) 19:07:44
434 名前:OFW :02/12/15 02:42
>431
>OFWはテンニエスを無視しているようだね。
いえ、単に不勉強なだけです。

>テンニエスは社会主義VS資本主義という構図は成立しないという
下記サイトの解説では、確かに、ゲマインシャフトvsゲゼルシャフトの区別(対立)を
共同体(community)vs社会(society)の区別(対立)として捉えており、通常の解釈
(人格的全体社会vs機能的部分社会)とは趣きが異なるようですね。
テンニエスのゲゼルシャフト主義
ttp://tyamati.hp.infoseek.co.jp/tenniesu.htm
確かに、一般の社会主義(社会民主主義や最近のアソシエーション主義を含む)を資本主義イデオロギー
として考えるのは、ある意味正しい。

>ウェーバーのプロ倫をどのように考察するのかな?
明らかにマルクス(『ユダヤ人問題に寄せて』他)の影響と、それへの対抗意識が見られるが、
上部構造(法的、政治的制度)が下部構造(生産関係であり政治経済活動ではない)を動かすという主張
ではなく、精神的諸形態と経済制度との照応関係の指摘くらいではないかと。
近代社会において、脱呪術化が物象化(職業社会、業績主義、官僚主義等)に変容した点を捉えている
のは卓見だが、職業的学者として両義的な態度が見られるから、「唯物論が足りない」と言えるでしょう。
物象化や貨幣物神という“近代の呪術”は下部構造(生産関係であり経済活動一般にあらず)から説明される
べきであり、疎外された主体の抱く観念や精神自体が物象化の反映です。

>>432
>経済学そのものへの批判となってくるの?
「資本主義は合理的な政治経済制度であり、経済学はその経済的諸事象を合理的なものとして、妥当な
 モデルから演繹的に説明すべきである。」と考えているとしたら、そうなりますね。それは嘘(虚偽)ですから。
835革命的名無しさん:2008/02/17(日) 19:11:05
436 名前:OFW :02/12/18 00:10
>>435(ふにゃぽんさん)
お久しぶりデス。
>「家族」などは、どうなるのでしょうか?
エンゲルスも家族を社会の最小単位とみなしていたと記憶しているが、特定の伴侶間の性愛的・人格的結合
としての結婚と、そこに子供を加えた単位としての家族は残るでしょうね。
人間個体(自我)と性愛(エロス)との関係は、フロイト以来の哲学的テーマですが、“かけがえのない”個体的
実存と“かけがえのある”類的生命とを媒介するものとして、性愛は共同体の感情的絆でしょう。
無論、前近代的な家族制度(性の奴隷制度)や性の商品化あるいは制度化(ジェンダー)とは異なる、
多様で流動的な形態が展開され得るでしょうが、「人類は皆家族」とは浪漫派右翼の超国家主義的理想国家
ではなく、<人倫>としての自然的共同性を指す言葉かと。

>「世界政府」的共同体以外は、すべて相対的かつ、暫時的なものとして扱われ、恒久的なものは存在しなく
>なるのでしょうか?
<具体的普遍>とは、個別的なもの(個人、集団)がその特殊性のままで普遍的であるあり方を指しますね。
世界政府的な代表権力は不要となるでしょう。多様な形成(労働)の開花、無限のコミュニケーションの分散
と集中から形成される、精神的な連帯と統一のみが恒久的なものになる。
・・・漠たるイメージとしてはそんなとこかな。
836革命的名無しさん:2008/02/17(日) 19:14:18
439 名前:OFW :02/12/18 23:58
>>437
>行政組織が存在せずしてどうやって社会が運営できるのかなぁ?
行政とは政治の執行(現実態)を言い、行政組織とは社会の政治的射影(縮図)と言えますが、
全体的な統治(公事)に係わることが行政です。
つまり、社会自体とは区別される行政組織が存在する理由は、公と私が分裂している(法状態にある)
からです。
社会成員全員が公的事項に実質的に関与すれば、というより、公と私の区別がなくなれば、
特段の行政組織(国家および地方公共団体等)は不要となるでしょう。
「すべての権力をソヴィエト(労働者評議会)に結集せよ」(レーニン)とは、
(その後、党官僚の独裁、そして書記長の独裁に変質したが、)生産組織がそのまま行政組織であるべきだ、
との趣旨の呼びかけです。
837革命的名無しさん:2008/02/17(日) 19:16:08
451 名前:OFW :02/12/21 05:41
>>440
>ただの無政府主義
資本主義は社会的には無政府主義で、非社会的(企業内的)には独裁主義。
「コーポレイトガバナンス」(企業統治)が喧伝され、資本主義=民主主義とは程遠い。
“社長公選制”でも実現すれば、まだしも。

>>441
>マルキシズムを中心に国が動き始めた時に、・・・亡国に導くのか
マルクス、エンゲルス、レーニンは国家の廃絶を主張した。
にも拘らず、実際には逆の過程(全体主義的国家の強化)となったわけだが、何か?
マルキシズムとは何かな?

>>442
>「青春の墓標」の中の論文
確かに随分と古いが、どんな内容だったかな?
838革命的名無しさん:2008/02/21(木) 09:16:35
452 名前:OFW :02/12/21 05:42
>>443-447
>技術革新によって生産性は高めるが、労働者が機械に置き換わるので、
>同時に雇用量は減る。
雇用量の推移は、一方での資本の蓄積による可変資本(労働力需要)の絶対的増大と、
他方での資本の集中および有機的構成の高度化によるその相対的減少との間での、
進行速度の差で決まる。マルクスの時代には後者が前者を凌駕して、急速な寡占化、
機械制大工業化が進んだかと。
>よって、供給過剰になり、デフレ、恐慌、
(潜在的および顕在的)供給過剰自体は近代以降での生産力増大の現れですから、
労働組織の高度化の成果でもある。恐慌も、商業恐慌から産業恐慌、信用恐慌へと
進化(必然化)します。
>そして資本主義崩壊。
マルクスは決して資本主義が自動的に崩壊するなどとは考えなかった。他方での労働者
階級の団結という主体的条件も決定的なものですから。また「一定の生産関係はその
可能性をすべて使い切るまでは、滅びることはない。」とも言われ、2度の世界戦争を経て
到達した現在のグローバル化は資本主義的な可能性(延命)の追求でしょう。
>たしか、こういうのが窮乏化法則だったと思う。
一般に法則とは事柄の本質の現象形式であり、環境条件が変わればその直接的な働き方
も変わる。しかしその場合でも、より一般的なレベルで妥当するでしょう。フォーディズムは
労働者を消費者として取り込むことで<大衆的市場>を実現し、一方で社会民主主義的な
国家介入が独占・寡占段階の資本の富の再分配を担当しているが、南北格差、国内格差等々、
富の偏在は進む一方かと。
「ヘッジファンドの破綻などは大して心配していない。心配しているのは、もっと貧しい人たちのこと。
〔経済成長がストップした〕インドネシアやタイの貧しい人、米国の〔医療〕保険未加入者や西欧
の失業者の方だ。資本主義に修正が必要なら、こういった点だ」(アマルティア・セン)
839革命的名無しさん:2008/02/21(木) 09:21:19
453 名前:OFW :02/12/21 05:44
>>443-447(つづき)
>そこでの需要が飽和したとき、人々はサービス業へと移動し、そこで購買力を維持した。
農業や工業から流通・サービス・金融業へと先進諸国の労働力が移動した後には、
もはや“雇用の受け皿”となる他の産業大分野はない。ITバブル(情報通信の革新)は
さして新規雇用に結びつかないために、簡単にはじけた。むしろ、アウトソーシング
(市場外私的あるいは公共的労働の市場サービス化)が現代の流れであり、資本は
医療・教育・娯楽・食事も商品化・企業化し(ようとし)ており、それは同時に主婦や
若年層の動員(パートやお受験等)でもある。
>テレビは皆が買えるほど安くなっていたので消費者の質のニーズに応じて、メーカーは
>高画質・高音質のテレビを生産したからだと
<効用>という概念は「顧客の満足度」(ISO9000)として品質の良し悪しに結びつ
くから、経済学的には、高級な商品(ぜいたく品)は限界効用が高い(高付加価値)と
される。しかし必ずしも高級品は高生産費ではなく、家電製品の技術革新(高い生産性
での高級品の登場)はぜいたく品を便宜品そして必需品に変え、従来の製品を陳腐化
(希少化)させ、その再生産費を上げることになる。価値とは何か?
>商品の高級化は、窮乏化を和らげる効果があるでしょう。
確かに、一人のリッチマンが、何万人もの労働者を雇って、最高級のぜいたく品(たとえば
ピラミッド)を作らせるという無駄ができるなら、(公共事業ならぬ)慈善事業としての失業対策
と言えるでしょうね。無駄のない(パレート効率的)労働力使用のためには無駄なカネが必要?
>技術革新は新たな産業を展開させ、生産性向上による雇用減を吸収し
新たな産業が雇用減の吸収に結びつくかどうかは一概に言えないのでは?
たとえば低公害車の普及が新たなインフラ整備(エコスタンド等)を促すとして、それが旧来の
石油産業(ガソリンスタンド等)の没落による雇用減の吸収にどれほど寄与するかは不明。
むしろセルフ化(自動化)が進むと、少なくとも末端の雇用は減るでしょう。
840革命的名無しさん:2008/02/21(木) 09:22:28
454 名前:OFW :02/12/21 05:45
>>448
横レスながら
>マルクスは、資本家が労働者に消費へと駆り立てることを文明の本質的な一契機
>としている。
それは事実ではないでしょう。20世紀フォーディズム以降の段階では消費者=労働者と
言えますが、当時はまだ生産の時代かと。
>それは、第三国の窮乏化とともにもたらされたのでは?
同時に、内国の貧困層の温存(そして>>359のような移民労働)もある。
>>449
>そのようにして全体主義が進行したのですね。
>>440の意見と合わせると、共産主義=無政府主義=全体主義??
841革命的名無しさん:2008/02/21(木) 09:26:01
462 名前:OFW :02/12/22 03:02
>>456(It’s meさん)
>窮乏化法則が的中するのは、ずっと先、数百年後だと思いますよ。
>なぜなら、第一に、需要の飽和に至るまでに大変時間がかかります。
「法則が“的中する”」「需要が“飽和する”」とは如何なる事態を指しているのか
判然としないが、現在でも窮乏化(および豊饒化)は進み、需要が飽和(そして欠乏)
している、と言えます。
>新たな財が登場することもありえます。(例えば、ビデオ・ゲームなど)
文化娯楽産業は生産しない消費的産業であり、欠乏(精神的飢餓)を不断に作りだす
から、その需要が飽和することはないでしょうね。
>発展途上国が少数派になったときではないでしょうか。
戦後すぐに殆んどの旧植民地は独立したが、未だに発展途上国(以前は後進国、
次には低開発国と呼ばれた)が残存したままであり、「これは構造的な固定化では?」
と考えた結果、タリバンなどが出てきたかと。
>各国で生産性の上限を決める協定を結べばいいので、社会主義化する必要は
>ありません。
どんなことでも協定(話し合い)で決められれば楽ですが、事柄の本性上、不可能な
ことがあることを知るのが、哲学です。「単なる可能性とは、他であることも可能なこと
であり、その点から言えば矛盾すら可能である。」(ヘーゲル)
他者(疎外、対立)の可能性の否定が自己存在の必然性(必要性)ですから、
社会主義は必然ということになります。また<飽和>については「エンテレケイア
(完全現実態)はデュナミス(可能態)とは異なり、活動(エネルゲイア)の結果としての
事物の本性の成就を言う。」(アリストテレス、ただしパラフレーズ)。
>>457
>どれがベターなんでしょうか?
比較したことがないので分からないが、私は国民文庫(マルエン全集版岡崎次郎訳)
を利用しています。ていねいな記述からは、岡崎氏の情熱を感じますね。
842革命的名無しさん:2008/02/21(木) 09:29:41
463 名前:考える名無しさん :02/12/22 19:26
>OFWさん
マルクスから見た民主主義てどういうものなの?
464 名前:OFW :02/12/23 17:33
463 :考える名無しさん :02/12/22 19:26
>マルクスから見た民主主義
そうですね。いろいろな側面があるでしょうが、国家政体としての民主制について言えば、
何といっても<階級国家観>(国家は一階級が他の階級を支配するための機関である)
の観点から、民主制国家をも批判しています。たとえば、代議制民主主義を「選挙とは、
大衆が一定の期間ごとに自分のご主人様を選ぶ儀式に過ぎない。」と言って、形式的には
民主的でも実質的には階級支配だという点を明確に指摘しています。
政治的な民主主義を真に実現するためには、政治経済的に社会主義が必要だということは、
マルクス、エンゲルス、レーニン、トロツキー等の共通の認識でした。実際、国家あるところに
民主主義は存在しない以上、学校で教えていることは、嘘ということになります。
「先生、学級委員長のように、社長は社員から選挙されないの?」
「社員とは株主であり、株主総会で民主的に(持株数に応じて)選ばれています。」
「じゃあ、<金権選挙>ですね。」
「その通りです。」
「従業員(リーマン)は社員ではないのですか?」
「そうです。<市民>あるいは<人間>ですらないでしょう。」
「じゃあ、<社畜>ですね。」
「その通りです。」
・・・とは言い過ぎ?
843革命的名無しさん:2008/02/21(木) 09:32:27
469 名前:OFW :02/12/26 18:10
>>465(ふにゃぽんさん)
>民事問題においては、多くは「金銭」による解決が採択される
というより、現行民法を見ても分かるように、民事のほとんどは財産権ないし所有権に
係わるものですね(親族事項があるが、それとて相続問題が主目的でしょうし、行政訴訟
は公権力を呼び出す)。
>私有財産が止揚されてしまっている社会
においては、財産問題(物は誰に帰属するか?)は発生しないかと。
『民法』
第1条 私権ハ公共ノ福祉ニ遵フ
  → 公共と区別される私権は存立し得ズ。
第1条ノ3 私権ノ享有ハ出生ニ始マル
  → 権利は法により定立され、自然権にアラズ。個人の類的な承認が現実のものと
    なっている所では法は不要デアル。
第85条 本法ニ於テ物トハ有体物ヲ謂フ
  → 物とは現存在する根拠であり、所有という関係を謂フ。
第180条 占有権ハ自己ノ為メニスル意思ヲ以テ物ヲ所持スルニ因リテ之ヲ取得ス
  → 占有とは一義的に生産手段の共同占有を指す。それは権利ではなく、現実の
     社会的行為デアル。
第206条 所有者ハ法令ノ制限内ニ於テ自由ニ其所有物ノ使用、収益及ヒ処分ヲ為ス権利ヲ有ス
  → 排他的所有(私有)は存立し得ず、生産手段の共同占有に基づき、諸個人は
     その使用および処分を為ス。
第399条 債権ハ金銭ニ見積ルコトヲ得サルモノト雖モ之ヲ以テ其目的ト為スコトヲ得
  → 私有財産の譲渡に係わる債権・債務は存立し得ズ。
第733条 女は、前婚の解消又は取消の日から6箇月を経過した後でなければ、再婚をすることが
できない。
  → <女>(ジェンダー)制度は、これを廃止する。
844革命的名無しさん:2008/02/21(木) 09:34:32
472 名前:OFW :02/12/28 17:25
>>471(ふにゃぽんさん)
>「精神的苦痛」にたいする賠償の請求
個人の固有性(人格、身体、精神)は本来譲渡不可能なものであり、その侵害あるいは
毀損は同じ固有性(本質性)をもって補償する外はなく、貨幣という非本質性で代理する
現在のやり方自体、おかしなものでしょう。
たとえば、<誠実さの義務>とは人倫の最たるものでしょうが、何らかの約束違反により、
相手方との信頼関係を毀損した個人は、個人的ではなく社会的な制裁を受けるべきでしょう。
ただし、それは報復的というより(より厳しい)教育的な処置であり、誠実の義務について、
当人がその根拠にまで遡って認識を得るまで、徹底的に教育・訓練を施すといったやり方が
適当でしょう。
また、被害を受けた相手方に対しては、社会として、事象に応じた補償(人生の損失を補う
措置)が必要でしょう。
それは、
1人間不信に対する治療、
2無知に対する啓蒙、
3主体性強化のための支援、
4経済的補てん 
等からなるでしょう。
「個人の苦痛は全員の苦痛」ということが人倫の原則であり、賠償の責も畢竟社会
(つまり我々全員)が引き受けるべきものと言えます。
845革命的名無しさん:2008/02/21(木) 18:51:15
476 名前:OFW :02/12/31 17:44
>>473
>社員はむしろ政治で言う「官僚」なんじゃないかな
会社法では社員とは株主のことだ、ということです。確かに現代では、個人事業主あるいは個人株主に
代わり、法人企業自体が現実の経営主体としてせり出してきており、経済学者が指摘している通りです
ね(「テクノストラクチャ」「法人資本主義」等)。
ただし、「資本家とは資本の人格化に過ぎない」(マルクス)から、最終的には(国家資本主義)旧ソ連に
おけるノメンクラトゥーラのように、事務官僚あるいは技術官僚といった<組織の司祭達>が経営実権を
握って、組織の存続(ゴーイングコンサーン?)を計ることは、資本主義におけるシステム物神の必然として
捉え得るでしょう。
しかしそうなると、企業は創造性を失い、また、モラルハザード的あるいはプリンシパルエージェント問題的
な<コーポレイトガバナンスの危機>が生じるのも、昨今の国内外での企業(あるいは官庁)での不祥事
を見れば明らかかと。
846革命的名無しさん:2008/02/21(木) 18:55:24
477 名前:OFW :02/12/31 17:45
>>475(ふにゃぽんさん)
>「マルクス主義倫理学」というものがあるとすると、それはどういったものになるのでしょうか?
学問プロパーとしての倫理学には関心も薄いので、的確な答えはできませんが・・・
単純に言って、倫理とは<人間関係のあり方>でしょうが、諸個人に備わる主体的自由という性格
(つまり個人の完全性)を前提に始める場合、どうしても倫理学は外的な規範学になるのも当然ですね。
一方、「人間とは社会関係の総体である。」とするマルクス主義では、「人間関係のあり方」は物質的な
基盤の上に成立していることを忘れない。つまり諸個人間の関係とは<自由な関係>ではなく、
<必然的な関係>であるという側面です。そこから倫理学も後付け的な仮説や単なる行為規範の提示
ではなく、自由な関係(社会の解放)の具体的条件についての考察に向かうべきでしょう。
既に、倫理学は限りなく政治経済学あるいは社会的コミュニケーション理論と密接化してきており、正義や
人間性という理念的テーマも、具体的な社会のあり様に焦点が移っているようですね。
たとえば、「リストラされるのは、当人が無能だから。」との言明は、この板でも良く目にするが、
「力(=交換力)こそ正義」という政治原理(倫理の限界としての無法状態)が市場のモラルだという真理に
対する、正確な矛盾表現ですね。
倫理学者は「交換本能」(アダムスミス)などを捏造せずに、社会の弁証法を学ぶ必要ありかと。
847革命的名無しさん:2008/02/21(木) 18:59:33
478 名前:OFW :02/12/31 17:46
>>475(ふにゃぽんさん)(つづき)
>唯物論的に改作(=止揚)
倫理思想について言えば、カントは新興の自由主義的ブルジョアジーの哲学的代弁者であり、
<私>の主観的意志を自由と呼び、倫理の根拠を形式的な普遍妥当性に置いたわけですが、
それはフィヒテによって国民主義的な道徳的世界へと変容された。
ヘーゲルは市民社会(ブルジョア社会)の矛盾(人倫の喪失と欲望の体系)を捉え、政治的国家
(ナポレオン帝政あるいは立憲君主制国家)によるその止揚を是とした。
つまり、ルソー流の共和主義(自由、平等、友愛)に対しては結局否定的だった。
ヘーゲルの強みは、歴史の弁証法(理性の客観化)に対する感覚にあり、最後は「全知全能にして
一者なる存在」に頼ったが、実際には未だ到来せぬ協働的人類の現成こそが、<神の義>の止揚
(=実現、否定の否定)と言えるでしょう。
現世では、貨幣が「全知全能にして一者」(何故なら、すべての存在は市場に引き出され、それによって
情報化(価格づけ)され、それとの交換を強制されざるを得ないから)なわけですが、貨幣に倫理を求め
ることは、ブルジョアおよび経済学者からすれば、「問いの形式的要件を欠く」ことになる。何故なら、
たとえば銀行の貸し剥がしが心情倫理的には非人道的であろうと、ブルジョア経済の正当性(合法性)は
<私権の絶対性>(不可侵性)に基づき、<公序良俗>(人倫)以上の正義(=超法規的な無限性)
であるとされているからです。つまり、倫理は形式主義的な法状態の設定により、既に無力化されていた
わけです。
ブルジョア自由主義、民主主義、ヒューマニズム等の倫理を唯物論的に止揚(=その真実の実現)する
ことは、階級連帯的な実践(共産主義的人間の形成)によってしかなし得ず、そのイデオロギー(倫理学)
のみを哲学的に止揚することはできないでしょう。
848革命的名無しさん:2008/02/21(木) 19:24:04
481 名前:OFW :03/01/02 21:25
明けましておめでとうデス。世界はますます方向性を見失ってきているが、そのこと自体、新しい時代が近
いことの徴候でしょう。
「現代が誕生の時代であり、新しい時期に至る移行の時代であることを見ることは、別にむずかしくはない。
 精神は、これまでの自分の生存と考えの世界に別れをつげて、それを過去のなかに沈め去ろうとしており、
 自己を作り直そうと努めている。」
「現存するものの中にはびこっている軽率と退屈、未知のものに対する定かならぬ予感などは、何か別のもの
 が近づいているという前ぶれである。」
「全体の相(すがた)を変えなかったこのゆるやかな瓦解は、電光のように一挙に新しい世界像をそこに据え
 る日の出によって、断ち切られる。」(ヘーゲル『精神現象学』序論)
>>479
>議会制民主主義は必須の存在だろうし、官僚機構も存続するだろう。
その根拠は何でしょう?
現在のような、職業政治家への全権委任方式による代議制議会政治や、固定した専従官僚による行政
実務は、大衆を排除する政治制度であり、社会の発展に従って、直接民主制に移行すべき代物と考えるが。
849革命的名無しさん:2008/02/21(木) 19:28:00
482 名前:OFW :03/01/02 21:26
>>480(ふにゃぽんさん)
>少なくとも実践を行う前に、理論は完全に構築しているはずでは?
理論と実践の関係から言って、完全な理論を事前に構築するのは無理でしょう。
理論は構想、企画と具体化され、実践に接続されて完全です。
>「仮説」・・・として提示することは不可能なのでしょうか?
あり得べき倫理学の性格としては、<個人の内なる社会>(具体的普遍)を明確に取り出すことでしょう。
通常、倫理学とは、「社会の中で、個人にとって<善い生き方>とは何か?」を探求する哲学の一分科、
とされていますが、多くの学問的議論も、社会的人間の本質論がないために、一向にラチが開かないよう
に見えます。つまり、「人間は如何に生きるべきか?」という実践的・規範的設問が「人間とは何か?」
という理論的・存在論的設問とリンクしていない、ということです。
個人は社会の中でのみ生存可能であり、社会は個人にとって必然的な実体をなすものですが、同時に
個人は社会の単なる素材あるいは担体ではなく、関係の必然性を認識することで、そこから抜け出て自ら
行為し、社会を変革する可能性を有する主体的存在でもあるわけです。そして、「必然的なもの
(実体、運命、正義等)に従うことが自由である。」という古来の教えにも、「何が実体なのか?」(アリストテレス)
を知らなければ、主観的な意見や恣意(偶然的自由)が大手を振るうのみ。
たとえば、
仮説1(経済倫理):経済的価値の実体は社会的必要労働である。
→ 労働の社会化により、人間の共同性を地上に齎すこと。
仮説2(政治倫理):テロの根拠は抑圧的な社会構造にある。
→ 階級構造の変革により、国家=暴力装置を根絶すること。
仮説3(生命倫理):クローン人間は生命をモノ化する技術物神が作る。
→ 功利主義を廃して、類的生命の多様性を保存すること。
仮説4(環境倫理):環境破壊は資本による自然の搾取が引き起こす。
→ 自然のモノ化を廃して、自然の本源性を回復すること。
850革命的名無しさん:2008/02/21(木) 19:33:00
486 名前:OFW :03/01/04 18:16
>>484
>すごい暴論だなこりゃ。
どの辺りが?
(下記に電子テキストあり。)
ttp://redmole.m78.com/bunko/kisobunken/chinkari01.html
>マルクスは価格の低下は結局何に由来すると彼は考えていたのか
上記テキストを読めば、こうあります。
「市場価格は、平均的な生産条件のもとで一定分量の一定の品物を市場に供給するのに必要な
 社会的労働の平均量をあらわすだけである。・・・市場価格は、ときには価値つまり自然価格以上に
 上がり、ときにはそれ以下に下がったりするが、この動揺は需要と供給の変動によるのである。」
「アダム・スミスが言っているように、「自然価格は・・・・〔あらゆる〕商品の価格がたえずそれにひきつけ
 られている中心価格である。・・これらの価格がこの静止と持続との中心におちつくのをさまたげる障害
 がおよそどんなものであろうとも、それらはいつもこの中心にむかっていくのである〔38〕。」」
(上記『賃金・価格・利潤』第6章価値と労働)
つまり、価格低下の<原因>は「市場価格がその価値より大きい」ということ。その内容が需要と供給
の不均衡として現れ、その均衡化に向かって、競争が<結果>として引き起こされ、その結果として
市場価格は価値(自然価格)に向かって下落するということです。
競争とは弁証法的な運動(<神(つまり一般的他者)の見えざる手>)であり、誰も“意図して”
(主観的には)市場価格を均衡化させようと競争するわけではないが、“結果として”(客観的には)
均衡に向かっている。すなわち、それ自体が他者(他者化された自己)の結果です。
851革命的名無しさん:2008/02/21(木) 19:38:28
489 名前:OFW :03/01/05 17:55
>>487(Tarさん)
>マルクスって何なの?
「人間の解放は社会の解放なしにはあり得ない。」という共産主義思想を唱え、(良くも悪くも)20世紀
の思想哲学そして現実政治に甚大な影響を与えた思想家、ですね。
「どんなにひどい世の中でも、共産主義でないだけマシだよ。」(不況期のアメリカの一農夫)と話題に
されるほどの有名人(笑)。
>>488
>廣松渉についてどう思うか
以前のスレを参照下さい。
(思想的には批判的ですが、翻訳者・解説者としては優れていると。)
>「疎外論超克」とか言ってることについて。
廣松氏は1960年代後半に「疎外論から物象化論へ」を説いて、当時の新左翼の中に支持を広げました。
それまでの実存主義的な疎外論(“マル存主義”)や主体性論を、未だフォイエルバッハの影響下にあった若
き(未熟な)マルクスに依拠するものとして否定して、
「マルクスが後期において開いた地平、つまり、物象化的錯視に捉われた近代の主客二元論的な認識図式
をトータルに超克することが肝心だ。」と主張しました。
素朴唯物論(“タダモノ主義”)を関係論的に捉え直す発想は良いが、疎外論がもっていた社会本質論的
な問題設定を、認識論の問題に変容(矮小化)したと言えます。
彼の<物象化>概念も、マッハ流の現象主義(物自体の廃棄)と<共同主観的意味>への溶解であり、
マルクスのそれとは似て非なるものでしたが、何故か唯物論(マルクス主義)の理論家として位置づけられて
いるのも不思議です。
因みに、戦後主体性論争の“影の主役”梯明秀氏も、「疎外と物象化が対立するかのような言い方はおかしい。」
とコメントしていましたね。
852どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/23(土) 06:45:11
504 名前:OFW :03/01/11 08:25
仕事が忙しくなって、レスが遅れる・・・
>>490
転載くんにレスしてもしょうがないが・・・
「セクト的反応」「転向」云々は特定の個人を指していたのではないのだが、いくぶん売り言葉に
買い言葉になったかも。銅鑼氏はむしろ例外的な方(ホウ)。

>>499
>「個人間の敵対」を、労働者間の競争と読めば共産主義でも何らかの市場機能が残せそうな
>気がする。
貨幣(一つの社会関係)が無い場合、競争とは“敵対的矛盾”か“非敵対的矛盾”(毛沢東)か、
が問題ですね(笑)。
853どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/23(土) 06:48:45
505 名前:OFW :03/01/11 08:25
>>502−503(ねこさん)
>本質的には、あくまでも、仮象のものに過ぎない
私の使う論理的用語(概念)はヘーゲル由来ですが、

仮象(Schein(独)、shine(英)):輝き、見かけ、自体をもたない存在(被措定有)
現象(Phaenomenon(独)、phenomenon(英)):仮象の全体、他在における本質
本質(Wesen(独)、essence(英)):現存在(Existenz(独))の根拠、諸実在の自己同一性
実体(Substanz(独)、substance(英)):諸現実間の偶有的関係の総体をなす自己相関性

という用法で使い、日常語とは少しずれています。
「経済的価値は仮象である。」と言う場合、<価値>について、その実在(価値現象)と概念(価値本質)
を区別する必要があります。「価値」とは何を指示しているかということ。

「エネルギーは仮象である。」と言う場合、たとえば<光>は直接的には輝き(shine)であり、
上の用法からすれば、単なる同義反復(仮象は仮象である)に過ぎません。

科学的(本質的、客観的)には「直接的な光は存在せず、その本質はエネルギーである。」という
言い方が、文法的(論理的)にも、正しいかと。
854どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/23(土) 06:52:47
506 名前:OFW :03/01/11 08:26
>>502−503(ねこさん)(つづき)
>「本質」というものの存在を、積極的に主張される方はいらっしゃいますか?
労働価値説を唱える「マルクス主義」者の中にも、「本質」「実体」という概念(存在ではない)を
自覚的に(ヘーゲルーマルクス流に)使っている者は見当たらないようです。悪しきスターリン主義
(教条的観念論)の影響でしょうか。

>価値一般についてさえも、「人間」や「私」にとってのみ意味を持つもの、「本質的には」無意味
>なのではないかという、ニヒリスティックな思いがあります
<価値>とは、理論的(客観的)であると同時に、すぐれて実践的(主体的)な存在です。
「最も重要なのは、主体と実体の弁証法である。」(エンゲルス)また、「意味」とは、記号的存在
について言われる用語ですから、記号でないもの(例:本質は実在の自体存在ですから記号ではない)
に意味が無いとは、自明の理ですね。(言葉の意味と事物の意味)

>形而上的な思弁(?)とも関わりを持たざるを得ない
およそ形而上学的思弁とは、現実とのかかわりを持たない観念についてあれやこれやとオシャベリを
することですから、むしろ現代の形式主義的な経済学(例:ウォルラス的均衡世界)および論理学
(例:可能的意味の世界)を指すと言えるでしょう。
すべての科学者が“実際に”実践していることは、経験的世界においてその<客観的本質>を解明
するための理論および実験的作業であり、決して、当人がその自己解釈において誤解しているような、
単なる<現象の記述>(例:近似的像の作成)ではない。
<客観性の公準>とはすべての科学にとって、第一の格律でしょう。
855革命的名無しさん:2008/02/23(土) 06:55:47
うゝ、まんこ、まんこ、まんこ、まんこ、まんこ! まんこはないか?うっほ!            在日米軍        発情禁止令!
856どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/23(土) 06:57:06
507 名前:ねこ :03/01/12 02:19
私は、哲学の専門的な用語方法に習熟していませんので、その点からは、不適当な用語法が
あるかと思います しかし、普通の人が読んで誤解が生じず、その後の議論に支障をきたさない
程度であれば、目をつむって、話を進めていただければ助かります
できるだけ誤解を生じないように、先の私の主張を敷衍します

a1 「本質」という類の言葉を曖昧な定義のまま使用すると、誤解を生じやすく、か
   つ、それに伴い数々の問題を生じやすい
a2 マルクス主義者を標榜する者のうち、某かは、過去及び現在にいたるまで、その
   類の言葉の持つ曖昧さを利用して、政敵、論敵達を文字どおり抹殺してきた歴史が
   ある
b  「本質」、「真の」、「イデオロギー」etc. このような観念的かつ、曖昧な言
   葉を、無批判に使用してきた点に、上記のような「マルクス(主義)の可能性」を
   阻害する大きな問題が存在する(と私も、マルクス主義にシンパシーを持つ他の人
   たちも、(たぶん)思っている)
c  OFWさんも「本質」といった類の言葉を曖昧に使用しているおり・・(ry
857どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/23(土) 06:57:37
508 名前:ねこ :03/01/12 02:19
さて当然、検討すべきは「問題」はb及びcです
さきに紹介された別スレで、OFWさんは「本質」について次のように言っています

・ 「仮説が検証され現実と整合的なら、それは「真の本質」を捉えている」
・ 「仮定された本質が真の本質かどうかは、検証によって吟味される」

これらの主張から、OFWさんが言うところの「真の本質(又はその一部)」は、少なくともOFWさん
には認識可能ということになりますね
その際、OFWさんが、本質という言葉の意味を、「ある一連の概念操作にとって極めて便利、
かつ中心的であり、かつ現実と整合的な概念」という程度の意味で使われているとすれば、
私も同感です
しかし、もし仮に、それ「以上」の、(マルクス主義で言うところのイデオロギーの意味ではなく、
一般的な言葉の使い方で言うところの)「形而上的」な、まさしく普通の言葉遣いでの「真の本質」
という意味で使おうとするなら、それは不適当だと思います
858どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/23(土) 06:58:24
509 名前:ねこ :03/01/12 02:23
なぜなら、検証可能かつ現実と整合的、以外の「真の本質」の意味が不明だからですそして、
そのため当然に、

1 他の科学理論(例えば近代経済学、相対性理論)を否定して、マルクス主義の真理
  性を主張する根拠が不明

2 それらの言葉に(現実と整合的、以外の)「形而上的」(でも超越論的でも何でも
  可)な意味を与えることには、ほとんど実質的な意味が見いだせない、すなわち、
  「真の」とか「本質」とかいう言葉から、「現実と整合的」(かつ、便利な概念)
  という意味をマイナスすると、後には何も残らない
  (=「物自体」と同様のナンセンス、のみならず、最初に書いたような弊害を生ずる
  危険さえ、極めて大きい)

何だか同工異曲を繰り返しているようで恐縮ですが、逆に言えば、まだ自分は「折伏」
されていない、ということにもなります(^^
返していただいたレスの中にも多々異論を挟みたい部分がありますが、あまり議論が拡
散すると、ますます「曖昧かつ誤解を生じやすくなる」と考えますので、今日はここまで
859どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/23(土) 06:59:00
510 名前:ねこ :03/01/12 02:28
あ、1点だけ付け足し(^^;
>>502
> OFWさんに限らず、便宜的かつ操作的概念には止まらない
> 「本質」というものの存在を、積極的に主張される方は
> いらっしゃいますか?

これは、マルクス主義の学者等を指して言ったのではなく、このスレを読んでくれている方々
の中に、いますか?、という呼びかけを行ったものです 誤解があったようで・・
860どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/23(土) 07:03:50
511 名前:OFW :03/01/12 17:44
>>507-510(ねこさん)
>a1
まったく同感です。
>a2
確かに。ただし「言葉の持つ曖昧さを利用して」抹殺したと言うより、権威主義(批判的精神を封じ込めること)
さらに権力を利用したかと。

>b
確かに。マルクス本人は批判的精神の見本のような人だったが、その追随者の多くが「観念的かつ、
曖昧な言葉を、無批判に使用してきた」のも事実。それは思想をドグマに変える怠慢あるいは欺瞞
と言えます。

>「真の」とか「本質」とかいう言葉から、「現実と整合的」(かつ、便利な概念)という意味をマイナスすると、
>後には何も残らない
この辺りは弁証法的な認識論についての説明が必要であり、
a:ブルジョア経済(現実)
A:ブルジョア経済学(概念あるいは理論)
を例にとって説明しましょう。

1.対象aについて
(1)aの実在
18世紀以降の世界における商品、貨幣、資本等の偏在。それら(複数)は「ブルジョア経済」と呼べる対象が
確かに存在することを示しているが、個々の商品等は<aそのもの>ではない。

(2)aの本質
上記(1)の総体としての<aそのもの(自体)>。それ(単数)は個々の商品、資本等が現存在(exist)する根拠
となる全体的・関係的・過去的存在(現代流に言えばシステム存在)であり、実在ではなく観念的・運動的存在
だが、ブルジョア経済学本来の研究対象として客観的なもの。
861どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/24(日) 10:07:54
512 名前:OFW :03/01/12 17:45
>>507-510(ねこさん)(つづき)
2.概念Aについて
(1)Aの正当性(正しさ)
対象a(ブルジョア経済)を合理的なシステム(自己完結的体系)であると想定して、「効用最大化」
「利潤極大化」等の“経済合理性”をもつ諸個人をその<本質的要素>(ミクロ的基礎)として設定し、
特に数量化により、マクロ現象を自己導出的に説明する。→方法的個人主義、数量化の妥当性等の
前提は不問に付される。
システムの不安定さ(例:デフレーション)は全体の厚生を見ない利己的主体の“合理的”行動が原因
(合成の誤謬)だが、その誤謬はシステム外部からの“合理的”介入(金融あるいは財政政策)により
正規化(最適化)され得る偶然的なものと主張される。→合理性、最適性、厚生に関する二重基準
と対象への外的圧力。

(2)Aおよびaの真理性
一般に、概念(理論)Aと対象aが不整合な場合、科学者は対象aを基準にして理論を変更(A→A’)するか、
理論Aを基準にして対象の本質的定義を変更(a→a’)する。
前者の場合、あるがまま(自然的自体)の対象aを基準にして<真の理論>を求め、
後者の場合、無矛盾的(自己妥当的)な体系Aを基準にして<真の対象>を求めると言える。
特に後者に関しては、対象の現われにおける非本質的、偶然的な要素の除去(例:黒いスワンはスワンでは
ない)で済む場合と、より本質的な要素への下向により<真の対象的本質(必然的実体)>を求める場合、
つまり「今まで対象の本質だと思っていたものは非本質的な仮象だったのであり、真の対象は○○だ。」
という転回が起きる場合(例:天動説から地動説への転回)とが区別され得る。
マルクスの転回は、対象a(ブルジョア経済)とは特殊歴史的な生産様式(生産手段の私有に基づき
価値法則が貫徹する交換システム)であり、真の普遍的(歴史貫通的)な対象の本質は
<交換価値の増殖>ではなく<社会的必要労働の節約>にある、ということです。
862どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/24(日) 10:12:37
516 名前:OFW :03/01/13 04:52
>>513,515(Kuriharaさん)
>福本和夫以前ですよ。
なつかしい名前が出てきた。
その評価は論者により分かれるが、柄谷氏由来の評価かな?

>反復強迫とはこのことです。
フロイトの言う外傷性神経症も死への欲動も持ち合わせなし。
反復学習とは、内容的な理解が得られるまで、繰り返すこと。
863どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/24(日) 10:13:20
728 名前:Kurihara :03/02/25 15:08
>>726
資本=G→W→G’
剰余価値=G’−G=凾f
G=貨幣、W=商品
従って、資本とは増殖する貨幣のことです。

739 名前:Kurihara :03/02/25 16:16
「資本論」全巻を読むのが面倒だという人は
宇野弘蔵さんの「経済原論」か伊藤誠さんの
「資本主義経済の理論」でもいいでしょう。

ただ、この本のなかで「資本論」が一番易しいという逆説もありますがね。
解説書のほうがかえって難しいのは、それが「資本論」の膨大な内容を圧縮して書いてあるからです。
「資本論」のほうがこれでもかという位周到に細かく書いていて、こっちのほうが初心者向けだったりします。
「資本論」読めばようやく宇野さんの解説本も読めるという有様なのです。
864どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/24(日) 10:15:56
309 名前:OFW :03/07/12 05:52
別スレで質問が出たので、久しぶりにこちらにカキコ。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1052665119/108
>108 :ふにゃぽん :03/07/11 09:43
>まず、階級、分業の廃棄のためには、高度な分業に裏打ちされた、高いな生産力が
>必要なわけですが、その高い生産力を維持、発展させて行くには、やはり高度な「専門技能」
>=「ほぼ一生を、その専門技能の習得、および発展に費やさねばならないくらいの膨大な教育、研鑚」
>が必要になるわけで、結果として、「分業の廃棄」が非常に困難になるように思われるのですが、
>ここはいかがでしょうか?
専門分野に必要な技能を習得するために「ほぼ一生を費やす」としたら、それは高い生産力水準とは言えない
でしょう。
一方で高度な道具=“簡単な”操作で高機能・高性能な作業を行う労働手段が人間の<非有機的身体>
として存在し、他方で高度な精神性=個別的な形態のうちにある普遍性の習得が容易であることが高い生産力
です。
「今では企業秘密がなくなり、世界のどこからでも最新コンピュータの動作原理をマスターする教育プログラムを
 受講できるようになった。これもInternational Non-Business Machine のおかげだ。」
865どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/24(日) 10:18:06
312 名前:OFW :03/07/12 10:03
>>310(ふにゃぽんさん)
>半導体や回路に至るまで、構造を熟知している人間は少ない
それは能力の問題ではなく、社会的必要(労働時間)がないためでしょう。

>高性能にさせていくのは、そうした人間にしかできない。
コンピュータと通信の一つの結合技術である携帯電話に関して言えば、その原理とそれを実現させる機構、
そして両者を物理的・論理的に構造化させる技術(移動体通信技術)は比較的最近(30〜40年?)
のもの。
それは短期間のうちに飛躍的に発展を遂げたが、それが可能だったのは、(昔のエジソンやグラハムベルの
ように)少数の専門家がいたというより、開発・製造が多数の<非専門的専門家>に分業化され、
それらの社会的総合(技術水準by戸坂潤)の成果として現われたからでしょう。
携帯電話を実現させるために動員される多くの知識・技術は、個別に見れば、高校生レベルの能力・教養
でも十分理解可能な科学技術であり、理論やノウハウが公開されればされるほど、誰でも短時間で習得し
活用可能な環境になる。要は、各部門に割り当てるべき労働時間の節約(エコノミー)の問題であり、
素質や熟練の問題ではないでしょう。
866どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/24(日) 10:19:24
318 名前:OFW :03/07/13 14:44
>>313
>俗流マルクス主義的スターリン主義者
どこからそうなるのかな?

>実体主義者
弁証法とは究極の実体を認めない立場、くらいは理解しておこう。
<実体>と<関係>とは相互反照する概念であり、関係の関係としての自己関係が実体であり、
実体の真理は<主体>だということです。

>宇野+広松=青木
右辺は知らないが、左辺の下らなさは良く知っているから、多分計算式が合っているならその値は
ゼロとなり、期待は殆んどできないな。
867どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/24(日) 10:21:15
324 名前:OFW :03/07/15 23:06
>>321(302さん)
>関係実体論
初めて聞く言葉(関係論でも実体論でもない)で、意味不明。
関係vs実体は対立概念であり、諸関係の総体としてその否定が実体であり、実体の諸現象として
その否定が実在的な諸関係です。

>上の文章のとおりだから主体なるものは諸関係の複合にすぎない
誤解があるようですね。上で言っていることは、実体とは関係の関係(自己との関係、自己内相関)であり、
単なる諸関係の複合ではないということ、そして、主体とは実体の真理(その概念に合致する存在)として、
自己を知る(自己に向かっている)者である、ということです。
例:「動物は対象に関係するが、人間は関係に関係する」(マルクス)。
  「人間の本質とは、・・・その現実の在り方においては、社会諸関係の総体(アンサンブル)なのである」(マルクス)。
868どいつもこいつも中途半端なコピペばっかじゃんかよ。:2008/02/24(日) 10:23:22
328 名前:OFW :03/07/16 23:40
>>325(302さん)
>この点で広松とOFW氏に違いは無いんじゃないかと。
私(OFW)は関係主義者ではないから、大いに違いがあるでしょう。

>どうして関係の総体が関係の否定になるのか
<社会諸関係>(<諸本質>と言っても良い)とは、社会の中で諸個人が取り結ぶさまざまな関係
のことであり、それには経済的、法的、政治的、芸術的、(狭義の)社会的等々、種々のものがある。
それぞれの社会関係は社会科学の個別分野(経済学、法学、政治学等々)により研究され、
諸個人間の経済的関係、法的関係等々、固有の関係性(本質性)として定立されている。
しかし、すべての関係を現実に担う主体(実体にあらず)は諸個人であり、各個人はすべての社会関係
に関与すると同時に、それらの単なる寄せ集めではない。
たとえば、もっぱら経済活動だけを行う個人は「経済動物」と呼ばれ、伴侶から「あなたは人間ではない」
と言われる結果にもなる。

>マルクスが初期の個人実体説を清算した文言として
初期マルクスは「個人実体説」(用語自体耳慣れないが)論者にあらず。
869革命的名無しさん:2008/02/25(月) 05:35:22
虚しいな        門前雀羅を張って    言ってることも矛盾だらけ・・・         棺桶に入れや、な、そうだろ?
870ほんじゃぁ、第二弾行くよ。:2008/02/25(月) 17:40:16
334 名前:OFW :03/07/17 22:46
>>330
>マルクスの相対的過剰人口論
産業革命以来において失業者が増えてきた理由についての論議ですが、平たく言うと、機械制大工業が
発達するにつれてモノが安く作れるが、それ以上に労働力(人間)が必要なくなり一文無しが増える、という
ことです。

>>331
>関係の第一次性論を批判しないで
取り合えず下記を参照下さい

>人間は諸関係の結節点にすぎない
と本気で思っているとしたら、どういう事か、自身の言葉での説明きぼーん。

>ヒューマニスト
通常「人間主義者」「人文主義者」と訳されるが、多分マルクスには当てはまらないレッテルかと。
871ほんじゃぁ、第二弾行くよ。:2008/02/25(月) 17:42:48
335 名前:OFW :03/07/17 22:50
>>332
>もっと詳しく説明してほしいところだけど。
そうですか・・・。たとえば「浮世のしがらみ」という言葉がありますね。
あるいは「義理と人情の板ばさみ」でも良いが・・・。
<義理>とは一つの人間の関係性(倫理)ですが、ある社会(江戸時代日本)に固有の、
社会(諸個人の集まり)の統合原理だった。
一方<人情>とは、当時において<ある普遍的なもの>(今で言えば「人間性」)として
意識され始めてきた、別の統合原理の萌芽でしょう。
既に、義理では如何とも、し難い事柄(例:男女間の恋愛)があったわけで、義理という
倫理的関係は否定的なものと現われていた。
その場合、倫理だけを捉えると、その状況は説明できない。社会(個人の実体)故に個人
(そして個人間の関係)があり、個人と共に社会が動く。
あるいは・・・。現代は<職業社会>として、分業(労働の分割)が極限にまで進んでいる。
哲学者は哲学オンリー、運転手は運転オンリーだが。
・・・結構酔っているので、本日は、この位で失礼をば。
872ほんじゃぁ、第二弾行くよ。:2008/02/25(月) 17:45:25
341 名前:OFW :03/07/18 19:32
>>333
知的啓蒙の徒として発言している積もりですが、インチキ思想が大杉。
>>338
>本質と現象、原因と結果の連鎖
本質と現象は連鎖関係ではなく、反照関係です。
また<相互作用>とは実体間について言われる概念であり、本質と現象は相互作用しない。

>ホーリズムの立場の広松的表現だろう。
関係主義の帰結がホーリズム(全体論、全体主義)とは、反ー弁証法的(対立物への無媒介的
な転化)で面白い。何故なら通常、全体主義とは実体主義の一種と考えられているから。
例:日本民族とは個々の日本人の底にある悠久の実体である(民族主義者)。
関係(媒介性)の一次性(無媒介的な直接性)という矛盾の現われかと。

>質料は形相が現実のかたちを得るための条件という程度
「霊魂が現実のかたちを得るために、肉体という条件を必要とする」とは唯心論。
森は森の木が集まって形成されるが、森の木を離れて森はない。
<森の形>は種々の樹木間の相互作用により規定され、変化する。
873ほんじゃぁ、第二弾行くよ。:2008/02/25(月) 17:50:36
342 名前:OFW :03/07/18 19:33
>>339
>機械的連帯から有機的連帯への図式
義理とは有機的(前近代的)であり、人間愛とは機械的(近代的)とも言えますね。
本来の機械は生物(有機体)より後世に現われたのは確か。

>社会と個人が相互に媒介されていると言ってるだけにしか思えませんが。
上記の文だけ取ればそうでしょうが、諸個人(実在的部分)が先です。

>OFW氏も広松も同じヘーゲリアンであり、社会有機体説である
<ヘーゲル主義者>とは如何なる内容かな? 少なくとも、私(OFW)もヘーゲル(精神論者)
も社会有機体論者(社会=一つの有機体)ではない。>>340

>この「社会」って、ホーリズム的な全体と違うんじゃないの。
全体は存在しません。
社会は複数の主体から構成され、維持され、発展する相互交渉の開かれた場(空間性)
として表象できるでしょう。

>円環的な閉じられた構造に対する、ドゥルーズとガタリの批判
<円環的構造>は一定の自己同一性を定立しますが、無論、永久機関は不可能であり<、
現実の構造は常に開かれたもの(例:蒸気機関の螺旋構造)。
874ほんじゃぁ、第二弾行くよ。:2008/02/25(月) 17:53:11
349 名前:OFW :03/07/19 11:28
>>343(340さん)
>ドゥルーズとガタリに近い
そうでしょか?脱構築主義者には根無し草(デラシネ)の退廃性が漂い、成果を生まない自己
(知識人階級)のアリバイ作りしか見えないが。

>>345
>直接に相互作用にかけてません。
了解デス(そうかなともオモたが)。

>質料因の位置づけが、おそらく関係主義を批判するうえでの重要論点だ
たとえば、廣松氏お好みの<紙の上の模様→老婆あるいは若い女性>とは、それ自体外的な
関係(形態)ですね。有機体において質料の形相化が客観的に現われてくる。種子が発芽して
枝葉を広げ、花を付け、実を結ぶ、という自然過程は、可能態としての質料が現成態としての
形相に推移する形態転化(ヘーゲル流推論w)ですが、質料の無限の可能性(生物の多様性)
は環境との相互作用により、独特の形相を創発的に生むことがある。
それは、「始めに関係ありき」ではなく、新たな関係性の歴史的創造と言えるでしょう。
875ほんじゃぁ、第二弾行くよ。:2008/02/25(月) 17:59:52
350 名前:OFW :03/07/19 11:28
>>346
>こういうことを書くと、普通ヒューマニストと言われるけど。
「実存主義はヒューマニズムである」(サルトル)かな。
本質存在ではなく現実存在(実存)を見よという実存主義は、むしろ現実の諸個人の姿
(社会的実存)を見ない、中産階級の善意のイデオロギーでしかない。

>いったん社会的文脈ができて解釈学的堂々めぐりが始まると、そこまで登るのに必要
>だった梯子は捨てられるわけ。
なるほど、細かい内容は措いて、言いたいことは分かる。
ただし、「人間は常に自己から始める」(『ドイツ・イデオロギー』)ではないが、誰でも直接的経験
から始めて客観的認識に至るものです。
その上で逆に、自己の辿ってきた道を反省(追思惟byヘーゲル)する。
それが世界の論理的な“再”構成(主観的解釈ではなく客観的説明)ですね。
そこでのポイントは主観(主体)の複数性です。つまり、客観は一つだが、その定立のためには複数
の主観が必要である、ということであり、決して<共同主観>など存在しないのです。
それがあると錯覚(廣松流に言えば錯認w )するから、神、民族精神、国家、超人等が登場する。
876ほんじゃぁ、第二弾行くよ。:2008/02/25(月) 18:02:13
352 名前:OFW :03/07/20 23:27
>>351
>これだけではベルグソンみたいのに取り込まれうるわけで。
無論、あくまで質料vs形相という抽象的対立の自然界での例デス。

>革命的質料主義の立脚点をさぐる
「革命」とは喚情的効果(byI.A.リチャーズ)が強いだけの言葉かと。

>現実の諸個人が社会形成の出発点であるからこそ社会を根底から変革
アリストテレスも、実体とは形相と質料の統一としての個物であるとして現実態を重視したが、
社会の主体(実体の真理)は奴隷だった。
「主人が主人であるのは、奴隷が主人に対して奴隷として振舞うが故。」

>高度に物象化が進んだシステムにおいても(おいてこそ)言える
映画『マトリックス』のように、<システム>に支配された人間が反逆を企てるというテーマは
ハリウッド映画お好みの一つであり、大衆の疎外感を代償的に満たす商業戦略は成功している
と言えますね。
しかし、そこにあるシステムの実体視とヒューマニズムはそれ自体幻想的なもの。
何故なら、システムとは<それが在ると思い込む時にのみ存在する>ような全体(つまり仮象)だから。
資本主義的価値システムも同様です。
877革命的名無しさん:2008/02/26(火) 07:48:32
藪を 叩く と     痩せ雀 二羽                                          虚しいやりとりですな。 ・・・
878革命的名無しさん
不破馬鹿三のことを暗示してるな・・・・