2 :
転載:2005/07/28(木) 18:04:36
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1097321772/2 より引用。
なお、(3)の収益事業としては……
「物品販売業」「金銭貸付業」「物品貸付業」「不動産販売業」「不動産貸付業」
「通信業」「倉庫業」「請負業」「製造業」「運送業」「印刷業」「出版業」「席貸業」
「写真業」「旅館業」「飲食業」「周旋業」「代理業」「仲立業」「問屋業」「鉱業」
「土石採取業」「浴場業」「理容業」「美容業」「興行業」「遊技所業」「遊覧所業」
「医療保険業」「洋裁・和裁・着物着付け・編物・手芸・料理・理容・美容・茶道・
生花・演劇・園芸・舞踊・舞踏・音楽・絵画・書道・写真・工芸・デザイン・自動車
もしくは小型船舶の操縦の教授」「駐車場業」「信用保証業」「工業所有権やそ
の他技術的権利、著作権の譲渡・提供に関する事業」 について、事業場を設
けて継続的に営まれている事業ということになります。
公益事業については「幼稚園、専修学校、各種学校」「図書館」「博物館」「助
産施設、保育所、児童厚生施設」「母子福祉施設」「老人福祉施設」「霊園墓
地」「運動場、体育館、プール、各種研究所」などが含まれます。
3 :
転載:2005/07/28(木) 18:08:11
4 :
転載:2005/07/28(木) 18:08:57
5 :
転載:2005/07/28(木) 18:09:35
◆Web葬儀費用見積◆−葬儀費用関連データ−
http://www.matsumarugroup.gr.jp/haku/price/hiyou.asp より。
■葬儀費用の地域別平均額
全国……合計 286.8万円/寺院費用 53.0万円 (18.5%)
北海道…合計 286.8万円/寺院費用 41.2万円 (14.4%)
東北……合計 262.2万円/寺院費用 74.7万円 (28.5%)
関東A… 合計 351.6万円/寺院費用 41.1万円 (11.6%)
関東B… 合計 341.4万円/寺院費用 86.8万円 (25.4%)
中部A… 合計 290.2万円/寺院費用 45.8万円 (15.8%)
中部B… 合計 351.1万円/寺院費用 62.6万円 (17.8%)
近畿……合計 329.1万円/寺院費用 53.1万円 (16.1%)
中国……合計 230.7万円/寺院費用 35.9万円 (15.7%)
四国……合計 225.1万円/寺院費用 37.3万円 (16.6%)
九州……合計 243.4万円/寺院費用 39.7万円 (16.3%)
関東A地区は茨城、栃木、群馬、千葉 関東B地区は埼玉、東京、神奈川
中部A地区は新潟、富山、石川、福井 中部B地区は山梨、長野、岐阜、静岡、愛知
6 :
転載:2005/07/28(木) 18:10:18
http://www.jodo.or.jp/adherent/index2.html より引用。
>檀家と信徒
>---------------------------------------------------------------
>お寺を構成しているのは、まずその代表になる住職、そしてその家族、そしてなに
>よりお寺を支える檀信徒です。一言で檀信徒といいますが、これは檀家(檀徒)と
>信徒をまとめた言い方です。檀家と信徒はどこが違うのでしょうか。
>信徒とは、浄土宗の教えを信奉し、その寺院に所属する人をいい、檀徒とはその
>なかでも、継続的にその寺院で仏事をいとなむものをいいます。ですが一般的に
>は、檀家とはその寺にお墓を持っている家のことをいい、信徒とはそのお寺にお墓
>はないけれども、葬儀、法事などをおまかせする人のことをいっていることが多いよ
>うです。
7 :
転載:2005/07/28(木) 18:42:45
http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r10.htm より引用。
>「檀家型」と「新宗教型」仏教各宗派
(略)
>高野山真言宗の883人(信者数割る僧侶数。以下同じ)は、少し多すぎる(この数字は
>たぶん、観光スポットでもある「高野山」や「四国遍路」の「参詣客」も数に含んでいると
>思われる)にしても、真言宗御室派の350人・真言宗智山派の372人・真言宗豊山派の
>400人は、極めて近い数字である。一方、典型的な「檀家型」宗教である浄土系をみて
>も、浄土宗の604人・浄土真宗本願寺派(西本願寺)の238人・真宗大谷派(東本願寺)
>の323人も合理的な数字である。「在家型新宗教」の多い日蓮系でも、伝統教団である
>日蓮宗の453人・本門佛立宗の764人は、他の仏教諸宗派とあまり変わりなく、新宗教
>教団である霊友会の658人・妙智會教団の279人・佛所護念會教団の446人・立正佼
>成会の293人も、この面(教師1人当たりの信者数)で見る限り、ほとんど変わりがない。
>ただ、日蓮正宗の8,263人だけが突出した数字であるが、これは、別に述べたように、
>今では別の教団になっている創価学会の信者数をダブルカウントしたせいと思われる。
(略)
8 :
転載:2005/07/28(木) 18:44:05
(略)
>ところが、1ヶ寺当たりの僧侶(宗教家)の数をみると、「伝統仏教型」と「新宗教型」諸教
>団とでは、著しい差異が生じる。高野山真言宗の1.71人をはじめ、御室派の1.38人・智
>山派の1.45人・豊山派の1.13人、浄土宗の1.41人・本願寺派の2.78人・大谷派の1.92人、
>日蓮宗の1.52人・日蓮正宗の0.98人・本門佛立宗の2.47人など、いづれも、伝統教団に
>属する寺院は、世襲(おもに父子相続)体制に裏打ちされた「家族経営」的基盤で支えら
>れていると言えよう。一般に知られていない言葉で、なおかつ、仏教諸宗派でよく使われ
>る言葉に「寺族(じぞく)」という専門用語がある。「庫裏(くり=寺院境内にある職員宿舎)
>に居住する住職の家族」という意味だが、本来、税法上は厳密に区別されるべき(宗教
>法人として、免税措置を受けている)礼拝施設である「本堂」と(住職個人の所得税の対
>象である)居住施設である「庫裏」の維持費(光熱費等)が混同(どちらも税金を払ってい
>ない)されている場合も多い。いわんや、住職の子弟が(法人の経費で購入した)高級
>外車を乗り回しているなどは、言語道断である。
9 :
転載:2005/07/28(木) 18:44:52
>一方、「新宗教型」諸教団では、1ヶ寺(布教施設)当たりの僧侶(教師)数が、霊友会の
>0.98人を除けば、妙智會教団の366人・佛所護念會教団の379人・立正佼成会の32.5人
>と、ずば抜けて多く、これらは、伝統仏教各宗派の「家族経営型」とは全く異なる、中央
>集権的本部の下に所属する「布教センター型」を形成している。これらの有力教団の多
>くは、霊友会の一支部が、カリスマ性の高い支部長によって独立して形成された場合が
>多く、霊友会は組織防衛上、一布教施設の単位を意図的に小さくしているものと思われ
>る。いずれにしても、これらの諸教団では、教師1人当たりの信者数が伝統仏教諸宗派
>(檀家型)と同じくらい多いのもかかわらず、「在家宗教」と称して、教師の多くは「別の
>収入源(サラリーマンや自営業)」を持っている場合が大半で、なおかつ、世襲されている
>伝統仏教諸宗派の僧侶よりも、「自ら信仰を選んだ初代世代が大半」という、教祖(教団
>本部)へのロイヤリティの高さから、ほとんどの収入を教団本部へ「上納」するため、本部
>は巨大な宗教施設を有し、なおかつ、潤沢な資金によって、多彩な社会活動や世界平
>和運動を行っているのが共通する特徴である。
10 :
転載:2005/07/28(木) 18:46:17
11 :
転載:2005/07/28(木) 23:58:39
余計なお世話かも知れませんが、参考までに・・・
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1104485646/531 1:事実に対して仮定を持ち出す
2:ごくまれな反例をとりあげる
3:自分に有利な将来像を予想する
4:主観で決め付ける
5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
7:陰謀であると力説する
8:知能障害を起こす
9:自分の見解を述べずに人格批判をする
10:ありえない解決策を図る
11:レッテル貼りをする
12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す
13:勝利宣言をする
14:細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
15:新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
層化判定にお使いください。
けっこう面白い話なので紹介しておきますね。
http://www.pict-web.com/issue/021/soba_3.html >「そば店」
>あわてて店に飛び込んだ蕎之助は蕎麦切りが出てくるまでの間あたりを見廻わして
>いるとこの店の屋号松月庵なる文字が目に入った。蕎麦屋の屋号に庵号が用いられ
>たのは江戸時代中期からで、そもそもそば店が庵号を名乗るようになったのは、江戸
>浅草の称住院という寺にゆらいするといわれる。称住院は浄土宗の檀家を持たない
>念仏道場でその院内に「道光庵(どうこうあん)」という支院(しいん)があった。そこの
>庵主は、信州出身のそば打ち名人で参詣人に手打ちそばを振る舞ったところ大変喜
>ばれた。次第に「道光庵そば」として評判となりこのそば切り寺にあやかろうと当時の
>そば店は競って屋号に庵を付けたのがそのはじまりである。
>ちなみにこの道光庵であるが江戸中のそば好きが押し寄せたため寺だかそば店だか
>分からなくなってしまった。親寺の称住院ではその様子をみるにみかね、天明六年
>(一七八六)にそば禁断の石碑をたててそば党に門前払いをくらわすとともに道光庵
>のそば切りも三代で打ち切られた。(蕎麦辞典より)
488 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/15 08:34:55
兼業のお坊様は、働いて得た自らの私財を投じてお寺を守って居る訳で、
そういう観点に立つと、兼業僧侶の方が専業僧侶以上に立派だと言えます。
反面、兼業する事によって、就職する為に頭髪を伸ばさざるを得ないとか(真宗は別よ)、
僧侶としての修行が十分出来ないとか、大体平日の友引に行われる住職研修会等に参加できない
などの弊害があることも事実です。
私が思うには、お坊さんは職業ではなく身分と言うか、立場と言うか、生き方ですから、
教員のみならずどのような職業であれ、自らがお坊さんとして行うならばそれはそれで
結構だと思いますが、壇信徒の方から見れば、やはり住職が普段寺にいて、
気楽に尋ねる事が出来たり、会報などを発行してくれたり、色んな行事を行ってくれるほうが、
どうせ檀家になるならばそのほうが良いですよね。
現在寺院の実情を言えば、壇信徒もある程度の数が在って、経済的にも成り立っていないと
充分な教化活動が出来ないと言うのは事実だと思います。
そんな中、少子化で無住寺院も増えていますし、過疎化で食えない寺はドンドン
食えなくなっているのが実情でしょう。
既成宗教離れと相まって、寺の数は今後減少すると思われますが、
やはり「兼業してでも寺院がある以上は残さなければ開山様に申し訳ない」ならない、
と言うのは宗派の理屈でしかなく、社会的には社会に対して何らかの貢献をする寺院のみ
残ってくれればそれで良いのでしょう。その為の公益法人なのですから。
僧侶自体は、兼業、専業にかかわらず、真面目に一生懸命取り組んでいる方と
食う為の手段であったり、他にできる事も無く仕方なくお経読んでる方のどちらかしかいないです。
>>13 「寺に金を貸すな」は昔からの金言。
寺とはなるだけ関わらないのが利口な生き方。
305 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/10 01:37:37
>>303 時間あるんだから、地域のボランティア活動に「僧侶」の肩書きを持って参加してみな。
最初はここのアンチまでは行かないが、けっこう手厳しいことを言ってくる。
協調しながらも、
>>302じゃないが、仏教を中心とした自分の生活信条や思想、発想を理解して
もらえば、それは次第に乗り越えていくことができるし、結果、いろいろ人間的な問いや疑問を
投げ掛けてきてくれるようになる。
そのひとつひとつに真摯に対応していけば、全幅とは言わないまでも、周囲から信頼してもらえ
るようになると思うけどね。
307 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/10 04:19:00
>>305 1.誰しもが気軽に参加できる、外部でのカルチャースクール活動
2.寺院の設備を使用しての多目的な教養活動(法話・座禅・写経会含む)
3.ボランティアなど地域への貢献と交流
こんなところでしょうか?
602 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/19 17:46:17
h**p://aichi-west.jp/anke16-1116.htm
第二回 教区寺院セミナー アンケート結果
1、講座1 井上文夫氏の「社会の変化とお寺の運営」は如何でしたか。特に印象に残ったもの、
感じられたことをお聞かせください。
(一部抜粋)
・収益事業中心の寺院には課税すべきだと思う。
・船を使っての葬儀会館。
・寺を守るためには、経営や将来を見通す合理的な考えも必要だと思った。
・これからの葬式が寺から離れていくということは、確かな事でしょう。
・金融収益部門には課税されるかもしれないという話を聞いた後で金融商品の話をされたのは
意図が不明。
・お寺だけが特別扱いされない時代はもう始まっているといつもながら実感しました。
・暗い話題が多いが、今後寺の役割の果たす場が広がるという時代にやや希望を感じた。
・卑山の「地味葬」「家族葬」へ対応しているスタンスが、統計より更に進めていく確信を得た。
603 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/19 17:49:27
(
>>602の続き)
2、寺院の未来像、兼職寺院の今後の課題などについてあなたのご意見をお聞かせ下さい。
・寺院は無くなっていくかもしれない。僧侶はもっと外に出て活動しつつ、寺院に来てもらうことを
していかなければならない。
・葬儀、法事などによる法要費による寺院経営ではなく、いかに生きている人を相手にし、楽しみ
を提供するにはどうしたらよいかが課題。
・あるエリア、地域で相互に助け合うような方法ですべての寺院の発展が望まれる。いろいろ勉
強して、地域の情報発信源になるべきでしょう。
・「維持こそ最大の成長」と言えるのではないでしょうか。
・不動産所得だけにとらわれ、檀信徒を大切にしない寺は寺など止めてしまえ。
・寺族と檀信徒の接点を大切にすることが課題。
・運営も大切な法務である事。
・やはり宗教が第一で、経営は二の次というのが実感です。
・典礼権を主張しなくても、また代が変われば戻ってくる例を何回も体験している。
・経営と科学の両輪といって、殆どない金融資産の活用に頭を使うより、本来の宗教活動を貫く
ことが、経営の改善に通じるのが実感です。
604 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/19 17:50:28
(
>>603の続き)
・何が必要とされているかを見極めるということが重要だと思いました。
・金がなければ何もできないと思いました。
・寺院の先行きは井上先生がおっしゃるように、暗いと思います。 もっと寺本来の行き方を檀家
にみせるべきだと思います。 お経だけ読んでお布施をもらうという時代は終わったと思う。
・ととのった物事は崩れていくもの。その時その時で対応 「書き事は急ぎおもむくべし」
・地域社会が崩壊した現代では寺の役割が昔よりも少なくなってきている、だからこそ寺の本当
の役割があると思う。例えば座禅会・写経会を開いたり、昔の社会を再現したり色々とあると思う。
・法律や財務に対して強くなる必要を感じた。
・我々は僧侶としての自覚、檀信徒にとってより有難がたられるようになる必要がある。
・人が面倒を見なくなった墓に打ち果てたお寺が埋もれていく夢をよく見ます。
・大山肉山が小山のまじめな寺院経営にならってくれたら募金や宗費の負担が楽になるのに。
681 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/21 10:15:21
会員3人の教会が再建されるまでのお話。
なかなか興味深いものがあります。
http://www.d2.dion.ne.jp/~rural/nannzu_church/index.html 695 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/21 13:41:05
>>681 >そして、その資は外部募金や援助に頼らず、3人の現住会員と、南豆教会関係者と、
>地域の方々の献金とすることも確認した。
>現在、2700万円の工費での会堂新築工事が進行中である。
けっこう凄い話ですね。
「布教」+「地域に根差した活動」+「宗教的情熱」の大事さを痛感します。
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1103655319/386 この時点で結論が出ているようにも思うのだが・・・
381 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/10 18:00:02
実質法事が収入の50%を占めてる現在、遅かれ早かれ法事やめますっていう世代が出現するのは
避けられない。
そうなると末寺の80%は淘汰されるであろうとの、
本山内部の極秘文章があるわけだが、別にそれに対して有効な対抗策を考えてないから
なるようになるさ、ってことだろう。
386 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/10 18:09:58
>>381 その分、他の方法で収入を得ればいいこと。
別に深刻な問題ではない。
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1103655319/467-485 などを参照すると、
死者に対する葬送儀式と以後の法要を核にしながら、地縁共同体に依拠すること
で 布施収入を確保してきたシステムは、地縁共同体がその機能を失い、制度疲
労を来たし、創価学会やその他の宗教勢力の台頭を許す結果となった。
そのため、他の宗教勢力に対抗する、あるいは別の形によって運営資金を確保す
る 必要が生じている。
ひとつは「積極的な教化活動を通して、献金・布施収入を得るようなシステム確立
す る教化路線」であり、もうひとつは「先に収益事業により経済基盤を確立し、教
化活動の運営資金を調達する経済路線」である。
この好例として、キリスト教、特にカトリック教会の修道会が挙げられる。
修道会は経済的問題で言えば、主に収益事業によって運営資金を調達しており、
それ故に信徒個々の負担も小さいものになっている。
反対にプロテスタント教会はそういうことをほとんどなく、福音派に至っては収入の
何割も寄付せざるを得ないことになる。
一方、日本の末寺は本山と包括・被包括関係を結んでいるだけで、末寺は基本
的 に独立採算を余儀なくされ、しかも、相当額の上納金を納めねばならない。
本山が上納金を運用して新たな資金を調達するようなこともない。末寺の側とし
ては本山への上納金、教化活動費を賄うため、従来のような葬送儀式などの仏
事によって収益を確保せざるを得ない状況が続いている。
>>21 >日本の末寺は本山と包括・被包括関係を結んでいるだけで、末寺は基本
>的 に独立採算を余儀なくされ、しかも、相当額の上納金を納めねばならない。
>本山が上納金を運用して新たな資金を調達するようなこともない。
このあたりが末端の経営を歪めているようにも思うのだが。
本山が資金運用するか、本山の機構そのものをコンパクト化するかしかない。
24 :
転載:2005/07/29(金) 02:54:45
>>21 後半を転載し忘れているぞ!
(
>>21の続き)
この状況では、信徒個々の負担額は増えることはあっても減ることはなく、信徒
の寺離れ、宗教離れが加速している状況では、今後の減収傾向に歯止めが掛
かるとも思われない。
といって、信徒の浄財である以上、財テクなどリスクの高い資金運用などはこれ
に適するとも思われず、地代・賃貸収入など安定的かつリスクの低い方法を選
択し、そこから教化費用を捻出するのが堅実と思われる。
一方で日常の布教活動、社会貢献活動などを通して、従来の地縁共同体を核
とする布施システムからの脱却し、新たな形のコミュニティを構築していくことが
急務と言える。
25 :
転載:2005/07/29(金) 03:00:13
26 :
転載:2005/07/29(金) 03:02:13
819 :名無しさん@京都板じゃないよ :2005/03/26(土) 11:00:45
ペット供養は「宗教」にあらず
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050324it04.htm ペット供養は宗教行為に当たり、謝礼は非課税にすべきだと、宗教法人が主張した訴訟があり、
名古屋地裁の加藤幸雄裁判長は24日、「課税すべき収益事業に当たる」と宗教法人の訴えを
棄却した。
宗教法人によるペット供養への謝礼に対する課税を妥当とした司法判断は初めて。原告は控訴
する方針。
訴えていたのは、愛知県春日井市の宗教法人「慈妙院」(渡辺円猛住職)。同県の小牧税務署
長を相手に、課税処分の取り消しを求めていた。
判決によると、慈妙院は1984年ごろから、犬や猫などのペット供養として、読経や火葬などを
行い、8000円〜5万円の「お布施」を受け取り、「人の供養と同じ宗教活動だ」と所得を申告し
ていなかった。
これに対し、小牧税務署は、営利目的の収益事業として、2001年3月期までの5年間で約67
0万円を課税した。
慈妙院は裁判で、「ペット供養への謝礼を課税対象とする合理的理由がない」と主張したが、加
藤裁判長は、「あらかじめ料金表を用意するなど、ペット葬儀業者の営業形態と似ている。課税
すべき収益事業に当たる」と認定した。
(2005/3/24/12:59 読売新聞)
27 :
転載:2005/07/29(金) 03:03:31
849 :参考:2005/03/27(日) 09:37:18
35道府県で人口が減少 大都市部でも高齢化進む
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000152-kyodo-pol 総務省は14日、2004年10月1日現在の都道府県別と年齢別の推計人口を発表した。
35道府県で人口が減り、うち死亡数が出生数を上回ったのは過去最高の24道県。65歳以上の
老年人口の割合はすべての都道府県で上昇し、中でも首都圏や関西圏など大都市部での増加率
の伸びが目立った。
年齢別人口でも90歳以上が101万6000人と初めて100万人を突破、少子高齢化が進んでいる
ことをうかがわせた。
総人口は1億2768万7000人で、前年と比べた増加率は戦後最低の0・05%。都道府県別では
秋田の0・72%減を最高に青森0・64%減、島根0・62%減と続き、増えたのは沖縄0・74%増、
東京0・55%増、神奈川0・53%増など12都県にとどまった。
死亡数より出生数の方が多かったのは沖縄、愛知、滋賀など23都府県だった。
28 :
転載:2005/07/29(金) 03:05:50
850 :参考:2005/03/27(日) 09:40:54
2030年の理想像…健康で80歳・借家100平米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000105-yom-bus_all 政府の経済財政諮問会議(議長・小泉首相)が策定を進めている「日本21世紀ビジョン」の原案が
26日明らかになった。2030年の日本の理想的な姿を展望するもので、健康で自立して生活でき
る年齢が現在の「75歳」から「80歳」に延びるなど国民がより豊かで長生きできるようになり、日本
経済全体も実質1%台後半の安定成長を維持するとしている。
諮問会議は4月中にもビジョンを最終的に取りまとめる方針で、大平内閣の「田園都市国家構想」
や小渕内閣の「21世紀日本の構想」に並ぶ長期国家構想に位置づけたい意向だ。
ビジョンで描く2030年の姿は、日本が少子・高齢化や財政再建などの課題を乗り越え、中長期的
に活力を維持できる経済や社会を実現した場合の理想像を示した。
原案は、国民生活に欠かせない新たな「三種の神器」として、「質の高い健康サービス」「年齢にか
かわらず楽しめる生涯教育サービス」「夫婦が共同で子育てを行うための支援サービス」を挙げた。
医療技術や医療サービスの発展に取り組むことで、健康で自立した生活を送ることができる「健康
寿命」が80歳まで延び、生涯で自由に活動できる「人生の可処分時間」が現在の「21年弱」から
「23年強」に増えるとした。
より豊かな生活を実現するための住宅対策や土地活用対策を進めることで、借家の1世帯当たりの
平均床面積(関東地方の大都市圏)が現在の43平方メートルから100平方メートルへと大幅に拡
大することも盛り込んだ。
29 :
転載:2005/07/29(金) 03:08:39
52 :名無しさん@京都板じゃないよ :仏暦2547年,2005/04/03(日) 11:07:59
阪神大震災で被害の大きかった神戸、芦屋、西宮などでは犠牲者を追悼する慰霊碑が
230ヶ所以上あり、ほとんどが地域で自発的に建立され、それらを巡る「ウォーク」が年々
盛んになっているという。
大阪国際大学の三木教授は
「既存宗教への信頼・崇敬の低下と相俟って、個人の自律した宗教的意識や民俗信仰
的な意識に立脚したつながり、ネットワークから生まれた「ウォーク」は新たな巡礼の形
である」
「人間が本来持っている原初的感情が基盤となり、死者への追慕、生命の尊厳に対す
る素朴な思いから、個人が考え、作っていく宗教というべきものが姿を見せ始めている」
と指摘する。
この点から考えても、葬儀、法事を以て本と為すような在り方は、「死の個人化」という
事象にまるで対応できていないことを露呈しているわけで、寺院における経済活動は経
済活動として、宗教活動は宗教活動として明確に区分けしていく必要性があるのでは
ないかと思う。
世襲利権一掃こそが仏教の生き残る道
64 :名無しさん@京都板じゃないよ :仏暦2547年,2005/04/03(日) 19:28:09
>>61 どこかの本で読んだけど、アーティスト志望のフリーターたちの創造活動を奨励しながら、
院内でアルバイトさせて生活の資を提供してるんだよね、ここの住職さん。
けっこう先鋭的と言えば先鋭的。
65 :64 :仏暦2547年,2005/04/03(日) 19:30:51
シアター型の寺院には檀家さんからも反発があったらしいけど、その記事では住職さん
曰く「こういう寺院にしちゃったんだからそれでいこう」と開き直ってたような。
でも、檀家さんの違和感も徐々に薄まっていったようだし、地域に根差していることは
良いことでしょ。
敷居が低いってのは大事なこと。
68 :名無しさん@京都板じゃないよ :仏暦2547年,2005/04/03(日) 20:10:33
>>64 なるほど・・・地域のNPOが中心になってアートやイベント活動を仕切ってるわけね。
>應典院寺町倶楽部は、應典院の趣旨に賛同し、ここを舞台に文化・芸術の活動を推進しながら、
>「こころ」の地域創造に貢献するNPO(非営利組織)です。
>その活動目的は、市民活動や芸術文化活動の基盤づくりや人材育成・活性化のサポートなど、
>また「学び」や「癒し」「楽しみ」についての数々のイベントもプロデュースしています。
>應典院と二人三脚で、「開かれたお寺」の実現に取り組む、應典院寺町倶楽部。ぜひ、あなたも
>ご入会ください。
70 :名無しさん@京都板じゃないよ :仏暦2547年,2005/04/03(日) 22:35:49
所謂、勧進興行だね。
そもそもは中世において寺社の再建や土木工事など公共的な事業を興していくときに、
その資金調達のために桟敷などの興行を行い、寄付を募ったものが勧進興行。
桟敷なる空間は、貴賤、貧富を問わずに身分の別なく集まれる空間だったわけだよね。
で、興行に集まってきた人々が思い思いにカンパをしていくと。
事業を通して設計から施工、そして興行に至るまでの全てを仕切ったのが勧進聖だっ
たと。
71 :名無しさん@京都板じゃないよ :2005/04/04(月) 00:30:41
●勧進 かんじん
仏教語としての本来の意味は,人に仏道に入ることをすすめ,善根・功徳を積ませることで
あるが,わが国では勧募の意として使用される。ことに中世以後,社寺・仏像・塔などの造
立修理,橋・港湾などの建設修繕のために信者や有志に費用を寄進させ,仏縁を結ばせる
募金活動をいう。のちには勧進を名目として乞食遊行するものをさす。勧進活動の先駆は,
奈良時代の官寺仏教から離脱した民間遊行僧に求められる。寺院に所属せず遊行漂泊す
る聖にとって,勧進は宗教活動であるとともに生活資金確保のための活動であった。市聖
と呼ばれた空也,皮聖行円の活動の基盤は勧進にもとづいたものである。平安末の年号と
ともに勧進僧の名を刻した金石文は各地に多く残る。
無住の『沙石集』は行基を〈即成人シテ,東大寺大仏殿ノ勧進聖ト成給ヘリ〉と記すが,鎌
倉時代には勧進聖の祖と仰がれた。『源平盛衰記』18「文覚高雄勧進事」に〈自力造営の
事はいかでか叶ふべきなれば,知識奉加の勧進にて,自他の利益を遍くせん〉とみえるが,
平安末から鎌倉初期の社会的・政治的変動は寺領荘園を崩壊させ,寺院の事業資金確
保のための勧進を不可欠のものとした。
72 :名無しさん@京都板じゃないよ :2005/04/04(月) 00:31:35
高野山・四天王寺以下大寺には「大勧進職」が設置され,配下に多数の勧進聖を抱える
ことになった。勧進にはその目的や趣旨を記した勧進帳が作成され,同帳の奥には寄進
の品名・数量・寄進者名を記入する奉加帳が付けられた。勧進帳の文句は,対句を使用
した平易な仮名交り文であるなど庶民への配慮が施された。勧進には融通念仏が使用
され,喜捨に応じる人が多ければ多いほど功徳が増大するとの多数作善が主張され,人
々は,親類縁者の追善供養や自らの往生を願って浄財を寄進した。往生の証としては名
号札「賦算札」が配られ,寄進者名を記した名帳や交名帳は,仏像の胎内や本堂瑠璃壇
内などに納められた。勧進聖は時衆(宗)系の遊行聖や禅律僧が多く,彼らは宗派の隔て
にこだわることなくさまざまな寺社の勧進活動に従事した。1180年(治承4),源平の争乱
の余波を受けて炎上した東大寺を復興したのが重源である。重源は東大寺大勧進職に補
任され,七道諸国勧進を認める宣旨を与えられた。東大寺の復興が重源の完全な請負事
業としてなされ,その配下に優秀な石工・鍛冶工などの職人集団が専門技術集団として
参加していたことは,中世的勧進体制の成立を考えるうえで重要である。後世重源は,慧
空の『叢林集』に〈勧進聖,十穀聖なり,重源を本となす〉とみえるように,室町期に活躍し
た十穀聖の祖とされた。
73 :名無しさん@京都板じゃないよ :2005/04/04(月) 00:32:34
鎌倉後期になると勧進方式も公的に整備され,勧進上人により関銭・関米・棟別銭などが
徴収された。魚住泊を修築した忍性は室津・尼崎・渡部の3カ所で10年間,石別一升の津
料をとることを認められたが,瀬戸内海航路の整備は,得宗権力と結びついた西大寺流律
僧によりなされたものである。南北朝期になると勧進田楽・勧進猿楽が催されるようになる。
1429〜41年(永享年間)以後は,将軍足利義教の猿楽保護もあり猿楽が中心となった。数
日間にわたり興行され,その奉加金の一部が社寺修築などに寄進された。勧進相僕も催さ
れたが,その収益が寄進されたのは戦国期までで,江戸初期には辻相僕とまぎらわしくな
り興行が禁止されることもあった。洛中諸社寺では勧進平家も室町期を通して盛んで,平曲
受容の場として盛行した。琵琶湖に勧進船があったことが知られるが,湖上・河辺・海辺な
どで船客に寄進が募られた。多くの場合,歌比丘尼・山伏以下雑芸の徒が乗船する芸能船
であったようである。このほか旅の女歌舞伎などが某社・某寺勧進と称し,各地で勧進を名
目とする興行が行われた。梵鐘鋳造のための勧進を鐘鋳(かねい)の勧進というが,江戸後
期には寺院の名を借りて古鐘や古金属を集める乞食も出た。
〔参考文献〕
五来重『増補高野聖』1975,角川書店
中ノ堂一信「中世的勧進の形成過程」『中世の権力と民衆』(日本史研究会・史料研究部
会編)所収,1970,創元社
とりあえず前スレを埋めましょう。
埋まるまではsageということで。
#純真無垢なsageブラザーズ
僕たち純真無垢なsageブラザーズ!
人目につかないようにsageてあげるよ!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ sage
(・∀・ ) ( ・∀・) sage
/ \ / \ sage
⊂( ヽノ つ ⊂ヽ/ ) つ sage
し(_) (_)J
39 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/08/06(土) 14:04:16
ぼったくりの季節がやってきました。
40 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/08/06(土) 17:37:09
だから檀家0件の寺自体少ないやろっ!
それで信者もいなきゃ、布施収入は皆無やろね!
まぁ、でかい寺に使ってもらうしかないっしょ?
41 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/08/06(土) 19:08:52
それを言うなら檀家〇軒なら寺じゃ無くて、宗派によって呼び名は
違うだろうが結社等、宗教法人じゃないんじゃないの?
42 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/08/06(土) 19:11:51
>>39 後学のために未聞きたいのだが、どうすればぼったくれる?
>>39-42 前スレ埋めてからにしてもらえません?
移し変えておきますので。
45 :
sage:2005/08/13(土) 08:06:43
sage
>>44 新興寺院が法人格を取得するのにどれだけ苦労してるか知らんだろ。
>>46 意外と皆さん知らないと思いますよ。
ウチみたいな貧乏寺ですら「でも、儲かってるんでしょ?」と言われるくらいですから。
徹底してイメージ先行なんでしょうね。
前スレが1000到達を待たずにdat落ち・・・
というわけで、こちらでリスタートということで。
>>49 とりあえず「成り立ってます」と言える状況で手を打たないとな。
>>49 そ〜んなに儲かるものじゃないでしょ。
投資に見合う利益を得られるかと言えば、もはや全体的に飽和状態。
今から手を出しても傷口を広げるだけ。
>>53 貸し会場として使ってね!安くしておきますから!としか聞こえないのだが。
>>53 >宗派を超えてネットワークを組んで、例えば心ある葬儀を推進する会(仮称)などの団体をつくっていけば、
>小さなお寺でも大きな力になり、もう一度、葬儀ショウになることなく、信仰をもった仏事としての葬儀を取り
>戻せるのではないでしょうか?
そのネットワークの中で利権争いが起こることは想定外のようですねw
>お布施だけにこだわらず、葬儀をもう一度信仰の対象と考えるお寺さんがネットワークを組むことが大事だ
>と思います。
葬儀が信仰の対象?
葬儀を通して宗教性、宗教心、そして信仰ということの間口が開かれるのでは?
56 :
55:2005/08/29(月) 18:46:04
>>53 >今そういう取り組みをしていかないと、お寺さんのお経はイベントの一つ、更に進めば、テープでいい、葬儀
>業者の社員がお経だけ唱えていればいいという時代になってしまうのではないでしょうか?
ふむふむ。現実にそうなってますね。
>本来仏教会でも、このような提案が出来る取り組みが出来ればいいのですが、やはりお布施やお金儲け
>にこだわるお寺さんが大半で、多分無理でしょう。お布施にこだわることは、将来自分のクビを締めている
>のでしょうが、これに気づかないお寺さんが多いのも残念です。危機感をもった自主的なお寺さんの集まり
>を期待したいです。
分からんチンは放っておいて良いのに。
何で仏教会単位でなければダメなの?
自宗派主体で提案→地域ないしは知己の他宗派寺院との連携で十分。
差別化の世の中で「みんな仲良く」なんてこと自体が発想としてどうかと思う。
ダメな住職は後ろに置いて行く、でちょうど良いはず。
組織的な動きに期待している時点で敗北決定のような気もしますが。
58 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/08/29(月) 19:42:12
一つのみかんが腐ると周囲のみかんも腐りだす
>>57 小なりは小なりの機動性を発揮すりゃいいのにね。
ドライな人たちはみんな動いてるよ。
>>56 システム変えたいだけだろ?小さな寺が生き残るために。
そんな葬式坊主互助会なんて作っても価格競争して終わるのは目に見えているのだが。
そんなことよりもっと大事な活動があるはず。
そこが見落とされているから所帯の大小でしか物事が論じられない。
>>60 人が集まるような状態がどのように出来上がるのかを考えるべきでしょう。
それは儀式だけじゃないと思いますよ。
>>61 知己の或る教会寺院の主管者曰く
「そこに法と実践があれば人は集まるものです」
と。
そこは墓地も法事もないが、法座と実践行だけで毎回数十人が集まっている。
要するに、だ。
法も実践もない、伽藍堂に自分の都合で人を集めようってのが僧侶の傲慢だろ。
そんなところにノコノコと出掛ける暇人なんて今時いない。
団塊世代の大量定年時代、高齢化社会における生涯学習の場としては再興の切っ掛けがあると思うのだが。
但し、それは供養や法要というもので満たされるものではない。
>>63 そこまで奇麗事で済むんですかねえ?
あのね、経営は経営なんですよ。そこは嘘をつけない。
設備を整えつつ、年間行事を運営していくには必ず幾許かの経営資金というものが必要
なんです。
板内での成り行きを見ていると、結局は「薄利多売でやります」「お安く見積もり致します」
が歓迎されているところがある。これは市場経済の原理で言えば間違ったことではない。
だけれども、儀式執行の法礼(=ギャランティ)でそれを賄うことだけを考えたら、それは
既にギャランティの高低がイコール寺院の評価に直結しかねないわけです。
どこいらのスレではないですが、「結局は金の話なんでしょ?」で終わってしまう。
65 :
64:2005/08/30(火) 00:59:40
資金を調達する手段は儀式執行だけではないですね。
ここは経営者が頭を使わないといけないところですが、いろんな調達手段があるでしょう。
しかし、突き詰めれば、それ以前に何のために資金を調達するのか?ということが明確に
されるべきなんですね。
軸になる行事(法話会、研修会、その他レクリエーションなど)の質的充実があって、それ
を可能にしていくためにこれだけの額面が必要になるから、これこれこういう手段を以て資
金を調達する、ということになれば、檀家衆、あるいはこれらかそこに列する人たちにも相
応の理解は得られると思いますが。
66 :
64:2005/08/30(火) 01:00:28
潰れる、というのであれば、それは潰れる程度のことしかしてこなかったことが原因にある
わけです。これはもはや如何ともし難いでしょう。
質的充実という点で言えば、自分の宗教的関心や問いということ、あるいは自分はこうい
うことがやりたいのだ!という明確な意思表示が必要でしょう。それがなくては方向性も
何もあったものじゃないですから。
何か卑屈さを感じるんだよねぇ。
自信が無いならやりなさんなよ、と思う今日この頃。
>>63 といっても金は使わないと思うよ。
社会不安と宗教者への不信はどうしようもないからね。
>>69 人は人を呼ぶものです。
そこが魅力的な場であればそれは必然でしょう。
経営的に少々苦しかろうが、そこに人が集まるだけの状況があれば絶望することはないでしょう。
金、金と騒いでいるようなところはどこかで見透かされますよ。
71 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/08/30(火) 16:25:27
坊主はもちろん郵政民営化反対の守旧派なわけだから、頼むからこの体制のままいってちょうだい、
改革なんて真っ平ごめん、なわけで、
やはり無知無教養なババア頼みな綿貫や亀井とおんなじなんだから、
もうこのまま寺関係は縮小していくだけですな。
72 :
古泉潤一郎:2005/08/30(火) 17:49:11
寺こそ改革の本丸
>>73 そもそも改革ってせいぜい税法上の優遇措置を無くすことくらいでしょう。
あとは「関わりたくない」と思えば関わらずに済みますからね。
とはいえ、このスレに集ってる貧乏寺の人々の場合、おそらく法人収入よりも兼業収入の方が
多そうだしね。
無知無教養だけど小金を持っているお爺さん、お婆さんを鼻で笑うニート君。
>>76 経営資産がないところはそういう可能性が極めて高いですね。
じゃあ、何を経営資産とするか、ですが。
>>64 >経営は経営
これを仏法の中で消化しようとすると必ず無理が出てくるんじゃない?
「結局は金」ではないけど、双方(寺側、檀家側)がそれぞれの価値基準を付き合わせることになるからね。
どこかで寺院と法人(=非営利事業体)を切り分けないと仕方がない。
これが混同されてしまうところに限界を生じるのだから。
80 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/01(木) 07:28:36
宗教って民衆の精神の拠り所であったり、指導者だったりするから存在意義があるわけで、
現代の仏教には残念ながそんなものはどこを探してもない。
非常に不幸な時代を我々は生きているわけだが、
いまはかろうじて檀家というなんの根拠もないシバリが効いているだけで、老人たちは
あんまり疑問など抱かないようだけど、
この先かなりの人たちが地すべり的に寺と関係を絶つ人たちが出てくるのはいたしかたない。
古いタイプの人たちの価値基準と今の寺や坊主はよくマッチしてるが、
新しいタイプはそうではないからね。
面白い意見ですね。
しかし、人間というのはそんなに簡単にタイプ分けできるものなんですかね?
古いタイプとか新しいタイプとか。
例え話として適当ではありませんが、詐欺に騙される人間ってのはいつの世にも必ずいるわけです。
老人だろうが若者だろうがそれは変わりませんね。
すなわち、いつの時代であっても、人間の上に表出する、あるいは人間の中に潜在する自我や執着
というものに変わりはない。これらから逃れることは誰しもできないわけです。
そういう人間の本質にメスを入れるのが仏教でしょう。
教団と坊さんの体質改善は急務ですが、仏教自体は「古いタイプだから〜」「新しいタイプだから〜」
という話ではないんですね。
そこは履き違えの無いように願います。
>>82 >教団と坊さんの体質改善
むしろこちらのことでしょう、争点は。
85 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/01(木) 12:52:42
郵政民営化反対で守旧派である坊主には上から下まで改革反対なんだし、
体質改善も経営改善もおそらく無理だと思うよ。
せめて上げ信仰くらいすれば、
すこしは見込みあるとは思うがな。
>>82 まあ、あまり通じていないみたいですけどねw
>郵政民営化反対で守旧派である坊主には上から下まで改革反対なんだし
この極度に硬化した二元的な発想自体、批判している相手と変わらんのだけどね。
右に対しては左、左に対しては右という具合に。
まあ、守旧派だの改革派だの、場所柄わきまえずに頑張ってくださいな。
税法上の優遇措置を撤廃してもらいたいんでしょ?
あ、あとは廃仏毀釈ね、はいはい。
んじゃあ、法改正してくれる政党を支持すりゃいいんじゃないの?
あとは何?
90 :
参考:2005/09/01(木) 13:54:31
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1112245752/615 615 :名無しさん@京都板じゃないよ :2005/06/15(水) 01:20:53
称号 檀家(信者)数
特‐S 1001以上 全国区
------------------------------------
大‐A 901〜1000
大‐B 801〜900 めったにない
大‐C 701〜800
------------------------------------
中‐A 601〜700
中‐B 501〜600 地元では名が知れてる
中‐C 401〜500
------------------------------------
小‐A 301〜400
小‐B 201〜300 その辺によくある
小‐C 101〜200
------------------------------------
極小A 61〜100
極小B 31〜60 アンタッチャブル
極小C 1〜30
>>90 「アンタッチャブル」領域がこのスレの中心ということね?
>極小A 61〜100
>極小B 31〜60 アンタッチャブル
>極小C 1〜30
>>92 極小Aくらいなら巷に多くないか?
ウチの嫁さんの実家なんて極小Bだもの。
>>95 忘れるも何も衆議院で通りそうなのは辻元+1くらいのもの。
参議院と合わせて7〜8議席の小所帯。
\
\ 確認キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!〜☆
\
\ /| 。.
,,-'―\ _,/ノ . .
___,,-―――='' ̄ ̄ _,,-'―=''' ̄_,/| o *
_,,-―=''' ̄ ___,,-―――='' ̄ __,-―='' ̄ / . . .
_,,-―=''' ̄ _,,-―='' ̄ ヽ / +
 ̄ ̄ _,,-―=''' ̄ \ / . . . .
,,-='' ̄ ヽ / . 。. ★ ☆
,,,-'' ノ ノ ヽ/ 。. .
-―'' ̄ (;;;) |___,/ (;;;) | . ☆ +
. | ..::::::::::::... | / ..:::::::... | + . . .
| | / | . . ☆
ヽ γ´~⌒ヽ. | / /☆ . * +. .
――ヽ / ヽ | / /⌒ヽ、. . . .
\/ | |_/ / ヽ +★
/ | / ノ * ☆
>>97 いや、だから「アンタッチャブル」のお話なんでしょうが・・・
NG登録しましょう
さ、本題に入りましょうか。
>>101 「貧乏寺院から脱却し、経営を安定させていく方法」でいいわけね?
103 :
古泉潤一郎:2005/09/01(木) 20:40:09
寺をぶっ潰す
>>82 至極正論。
まあ、それが一般的に理解できるか否かでしょう。
現場がそれに対応できているかどうかということもありますが。
>>87 中庸とか多様という言葉が理解できないんじゃね?
>>97 確かにやたらイメージ先行してるよね。
アンタッチャブル寺院なんて下手すれば法人格を持ってない開教寺院がゴロゴロでしょ。
葬儀社から仕事をもらったり、霊園業者や石材業者から仕事をもらったり、大抵はその程度の
ものだったりするわけでね。
じゃあ、そういうところの跡継ぎとして生まれたらどうするつもり?と聞いてみたいところ。
>>106 葬儀社の社員が坊主頭で読経するのがそのうちスタンダードになる
(既になってる?)から、下請けはもうダメじゃないかな。
廃寺寸前の寺の住職が上京してきたけど、業者に相手にされずに
空しく引き返したという話も聞くし。
読経でメシを食うってのもそんなに楽じゃない。
108 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/02(金) 07:38:44
そのうちテープで読経流して葬式終わりって言う風潮になるよ。
人間に潜む自我や執着ってそれに一番拘泥してるのが坊主なのに、「自我や執着をなくしなさい」、なんてこと
を法話で聴衆に話したら、そらタチの悪い冗談とかギャグだろうに。
もうそんなまやかしは通じないんじゃないの。
だって若い人は法事なんてばっくれてるでしょ。
109 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/02(金) 08:30:17
>>108 そうね。今以上に合理性一辺倒に傾く部分は出るだろうね。特に都市部では
その傾向が顕著に表れると思う。地方では地域のシガラミ等々で進行速度は
ゆっくりだけど都会の考えに少しづつ影響を受け簡素傾向は必然でしょうな。
>そのうちテープで読経流して葬式終わりって言う風潮になるよ。
それでいいんんじゃないですか?
>「自我や執着をなくしなさい」
何をどう言われようが、確かにそれは自我執着心である、ということから始まる。
無くせと言われて無くせるならば、仏教なんて要らんですよ。
>地方では地域のシガラミ等々
仏教は習俗ではないので、そこは履き違えてはいけないのでは?
習俗に身を委ねるだけの仏教?はそのうち滅ぶでしょう。
残るのは宗教的本質のみ。
>>106 >じゃあ、そういうところの跡継ぎとして生まれたらどうするつもり?と聞いてみたいところ。
逃げるんじゃないの?
現実にもう逃げ出し始めてるでしょう。廃寺は加速することはあっても、減速することは
ないと思うね。
でも、俺はそれでいいと思っている。
寺院の質、数が明らかに現状に即してないのは事実だし。
>>112 大寺院(大企業)は生き残り、中小寺院(中小企業)は死ねと言うのか!!!!
どこかの野党が言いそうですなw
>>110 「自我や執着をなくしなさい」なんて法話してる住職がいたら、その住職の仏教観を疑うべき。
「ゼロにしようと思ってゼロにできない」無意識のうちに存在するものが自我。
>>107 >廃寺寸前の寺の住職が上京してきたけど、業者に相手にされずに
>空しく引き返したという話も聞くし。
お気の毒様。
まあ、都内で寺務所(出張所)を維持するだけでもコストが高いからねぇ。
仕事は不定期だわ、買い叩かれるわ、そりゃもう大変でしょ。
>>115 額に汗しながら棚経のお手伝いなんてのもありますわな。
あらゆるところにいい顔しないといけないから難儀でしょうな。
>>70 法事は減少傾向でも、法座のニーズは確実に伸びているね。
夜の部を設けたら、会社帰りのオジさん族(50代が主かな?)が来るようになった。
こういう交流は非常に嬉しいこと。
生活が苦しければ昼間働いてもいいし。実際、必要な資格もあるから。
腹さえ括れば何とでもなりますよ。
>>117 同感。
夜間講座はあまり告知しなくてもどこから聞きつけたのか人が集る。
そこで声を拾うと「寺でやるなら土日で」と。
どうせ法事が減って暇になるんだから、「日曜講座」とかやってもいいんじゃない?
119 :
参考:2005/09/02(金) 23:48:14
神仏に「すがりたい」54%…読売世論調査
国民の4人に3人が特定の宗教を信じておらず、宗教を大切だと思わない人も多数派を
占めているが、「神や仏にすがりたい」と思ったことがある人は過半数に上る――。
このような宗教に関する日本人の意識が、読売新聞社の全国世論調査(面接方式)で
明らかになった。
調査は8月6、7の両日に実施。
「何か宗教を信じているか」と聞いたところ、「信じている」23%に対し、「信じていない」
は75%。
「宗教は大切であると思うか」でも、「大切」35%に対し、「そうは思わない」60%だった。
その一方で、「神や仏にすがりたいと思ったことがある」は54%に達し、「ない」44%を
上回った。宗教を「信じていない」人の中でも、「すがりたい」は47%だった。
(読売新聞) - 9月1日23時48分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050901-00000116-yom-soci
>>119 まさに現世利益万歳!ってな結果ですなぁ。
>>119 >宗教を「信じていない」人の中でも、「すがりたい」は47%だった。
一体何にすがるつもりなんだろうな?
>>121 まあ、それを以て「宗教的関心」と位置づけるべきかどうかは疑問だが、確かに無宗教という
言葉の背景にあるものを如実に表してはいると思う。
>>117-118 まさに夜な夜な飲み歩いている?場合ではないな。
ウィークデイの昼間は額に汗してセッセと働き、夜間は外での講座を主催。
土曜日に一括して個別の法事を引き受け、日曜日はお寺での講座を主催。
休んでいる暇はないということか。
124 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/04(日) 09:12:49
まあ若い人たちは寺なんて既得権益の塊みたいな疑心でみてるよ。
いまや日本の仏教って習俗とが儀礼みたいなもんだし。
そもそも坊主に礼節や得や倫理なんて求めてないし。
ただ葬送儀式だけはかなり後代まで残る可能性はあるが、
これも戦前世代がいなくなる15年くらい先には経済効率優先で
簡素化に移行していくことは確かだと思う。
>>122 移り気なご利益信仰ってとこね。
日本人ってのは熱しやすく冷めやすいから、流行り廃れのサイクルが短い。
126 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/04(日) 15:38:09
禿による寺の不法占拠を許すな!
>>123 >ウィークデイの昼間は額に汗してセッセと働き
資金作りですね(w
>>125 となると檀家寺でありながら、一方で祈祷などの真似事をしているような寺院は
案外しぶとく生き残りそうですね。
130 :
:2005/09/04(日) 18:52:56
祈祷しても効果が無けりゃ客は潮が引くようにあっというまにいなくなる。
そんなに坊主があがいたって結局は廃れ行く運命なんだし、
諸行無常の響きあり、
ってことで、いいんでないか。
131 :
波木井坊竜尊@日蓮宗葵講@佛所 ◆xd7mxrd9Z6 :2005/09/04(日) 19:03:52
そうは言っても、立正佼成会の同志葬や創価学会の友人葬が完璧かというと
不満が多い。
これほどまでバカ議論がされるとは・・・・・
こういう事言ってるアホ寺関係者がまず滅びるべきだな
>>130 それでいいんじゃないですか?
>>131 物理的に解決可能な問題でしょう、それは。設えの問題ですから。
>>132 滅びるならば滅びればいいんですよ。
たとえそうなっても自身の信仰生活ができればいいわけですし。
経済の問題はその次ですから。
>>134 バカだ、何だと言ってる人ほど議論になるようなネタ話ひとつ持って来ないというのが
この板の傾向。
そういう考え方も「あり」だと思う。
>>135 まあまあ、そう言うなよ。
最も荒らし易いスレなんだからしょうがない。
>>137 貧乏寺と言えば、何と言っても『ぶっせん』だろ(w
『菊次郎とサキ』(ビートたけし原作)によれば「貧乏の輪廻を断ち切るのは学問しかない!」
のだそうな。
貧乏の輪廻とは
学問がないからいい仕事にありつけない
↓
いい仕事にありつけないからいつまでたっても貧乏だ
↓
貧乏だから子供を学校にやれない
↓
学校にやれないから子供は学問が身につかない
↓
学問がないからいい仕事にありつけない
↓
(以後ループ)
なのだそうな。
>>123 一定の社会性がないとね。
最近は怪しい宗教団体のセミナーなんかが横行しているから、一般訴求もさることながら、
普段、あまり寺に縁がない檀家さんを対象にした、数ヶ寺の共同事業という方が現実味が
あると思う。
あるいは公開講座にするかね。
今、自分が携わっているのは共同事業型だけど、希望者がわりと多くて評判は良い。
参加してくれている檀家さんが発起人となって寺での法座のお世話役になってくれること
を期待しているのだが、もう少々時間が掛かりそう。
141 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/06(火) 07:40:06
いままでの檀家はだまって金さえだしてりゃいいんだよ、ごちゃごちゃ言うな、ってな
坊主の態度では新時代を生き残れないと考えたわけか。
しかしこういう公開講座ってのも諸刃の剣みたいなところがある。
というのも仏教に関心がある人たちに日本型仏教形態の矛盾や欺瞞性を気づかせてしまう
ということがあるからな。
後悔講座にならないように、やっぱ民に知らしめるべからず、民をよらしめるべし。
でいったほうがいいんじゃない。
>>141 >というのも仏教に関心がある人たちに日本型仏教形態の矛盾や欺瞞性を気づかせてしまう
>ということがあるからな。
というより、寺関係者が自己矛盾を突きつけられる一側面が最も大事。
その矛盾に取り組まずに自分たちばかりに都合の良い講座なんて作れないよ。
またまた朝方にw
朝の定期巡回復活だね。
しかし、少しは出元の記事から自分なりにアレンジしたら?と思うけど。
>>140 直線的に経営問題の解決を図るのか、それとも遠回しに経営に繋げていくのか、
という議論にしか映らんのだが。
145 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/07(水) 07:01:35
坊主ってどんな活動しても最終的には葬式法事のご用命には当寺をお忘れなく、
なんだしさ
なんていうか、心の迷いや憂いを持つ人たちの救いを第一にしないと、坊主の下心なんて
すぐ見透かされるんだし、
こりゃあ前途多難だよな。
>>146 いつまでもダボハゼみたいに釣られてんなよ。
久々にダボハゼ、キタ━━━(゚∀゚つ)゚∀゚つ)゚∀゚)つ)゚∀゚)つ)゚∀゚)━━━!!!!
別に失うものは何も無いからねぇ。
今の形態が滅びるならば滅びてしまえ、というのが正直なところ。
アンチさんは滅ぼすために躍起になればいい。
僧侶は滅んだ後のことを考えればいい。
細々とでも確かな信仰の現場がそこにあることが重要なのであって、
経済的な問題、すなわち物理的な問題はいくらでも解決策がある。
>>146 あなたはこちらへどうぞ
↓
www.dabohaze.net/
>>149 >>20にある
386 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/01/10 18:09:58
>>381 その分、他の方法で収入を得ればいいこと。
別に深刻な問題ではない。
この考え方ね?
>>151 でも、実際に経済活動の中心は住職、副住職の兼業収入だしな。
経営資源があれば収益事業、なければ兼業。
専業で何にも苦労せずに運営できている方が少ないと思う。
>>149 滅びるなら滅んでしまえばいいだけのこと。
それでも残るものは何?
それが仏教の本質ということ。
檀家さんは日頃、経済活動をしながら一部に信仰を持っている。
お寺の中にいる人もそれでいいんじゃない?
金がなければ経済活動をすればいい。そういう信仰生活が嫌なら寺を出ればいい。
それだけのこと。
>>153 民心というのは必要だと思えば支えるし、必要ないと思えば去っていく。ただそれだけ。
>>153 貧乏が嫌なら辞めりゃいい。
よく「檀家が継ぐのを望んでいる」と言い訳こいてる香具師がいるが、
信頼のおける管理人が居りさえすればそれで何とかなるのも実情。
どこかのスレを覗いてみる限りでは、世襲に反対している者たちもいる。
寺を捨てても、そういう志ある連中が拾うだろう。
問題はない。
>>153 分かっちゃいるが、そう簡単に踏ん切りもつかないんじゃないの?
そこまで簡単に割り切れたら苦労しないよ。
>>158 恒例となりました毎朝7時のage書き込みを宜しくお願いします。
今朝はどんなネタを引っ張り出してくるのか楽しみですね。
それでは宜しくお願い致します。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
まあなんだな、【ここに短文を挿入してください】ってなもんで、【ここに短文を挿入してください】
なんてこってしょうね。
老人ばかりの【ここに短文を挿入してください】。
若い人たちからすれば、坊主連中の【ここに短文を挿入してください】なんて おみとうしだからなあ。
もうあんたら【ここに短文を挿入してください】っていうか、【ここに短文を挿入してください】なのか
もしんない。
【ここに老人檀家、戦前生まれ等の単語を挿入してください】のバカな人たちが死に絶えると、
坊主業界も使命終了なのは仕方ないです。
せいぜい将来寺を追放されたとき路頭に迷わないように
金を貯めこみスキルを身につけて潰しが効くようにしときなさい。
160 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/09(金) 07:22:00
↑
君らそうとう追い込まれてるんだな、でも仏像売ったり寺領地勝手に売るなよ。
檀家に訴えられるぞ。
君ら【ここに短文を挿入してください】だな、でも【ここに短文を挿入してください】るなよ。
檀家に訴えられるぞ。
>>160 勝手に「追い込まれた」ことになってるってのが笑えるなぁ。
引用してくるサンプルに窮してるの?
早くネタを仕入れて疲労してよ。楽しみに待ってるんだからさ。
ここは毎朝登場する暇な爺さんを弄り回すスレか?
第6弾でネタ切れ、息切れか?
>>164 遠回りして行くか、近道で行くか、でしょう。
>>160 どこの寺にも市場で値がつくような仏像があると思っているのか?
売るような土地があったら普通、事業用地として有効活用すると思うが?
ま、現実を知らないからそんな寝ぼけたことを言ってられるのだろうが。
まあ若い人たちは【ここに短文を挿入してください】でみてるよ。
いまや日本の仏教って【ここに短文を挿入してください】みたいなもんだし。
そもそも坊主に【ここに短文を挿入してください】なんて求めてないし。
ただ【ここに短文を挿入してください】可能性はあるが、
これも戦前世代がいなくなる【ここに適当な数字を挿入してください】年くらい先には
【ここに短文を挿入してください】ことは確かだと思う。
坊主って【ここに短文を挿入してください】なんだしさ
なんていうか、【ここに短文を挿入してください】にしないと、坊主の下心なんて
すぐ見透かされるんだし、
こりゃあ前途多難だよな。
>>171 恒例となりました毎朝7時のage書き込みを宜しくお願いします。
今朝はどんなネタを引っ張り出してくるのか楽しみですね。
それでは宜しくお願い致します。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
お断りです。
2005年の今だに【ここに適当な短文を挿入】って言ってる段階でもう消滅の予感です。
【ここに適当な数字を挿入】歳の老年たちが自分の【ここに適当な数字を挿入】歳の親を捨てる時代に
【ここに適当な短文を挿入】が存続できるわけないじゃないか。
【ここに適当な短文を挿入】しようにも【ここに適当な短文を挿入】があるからできないし、
【ここに適当な短文を挿入】なんて気概もない坊主ばっかりなんだもん、
次世代は【ここに適当な短文を挿入】だから、【ここに適当な短文を挿入】だろうし、
艱難辛苦の茨の道しかないように思うが、如何かな?
>>167 確かにそのどちらもありませんねぇ・・・w
残る土地は位牌・納骨堂と合葬墓にしちゃったし。
>>173 羨ましい。土地が余ってるなんて。
俺のところは施主の同意を得ながら墓地の区画整理をして、撤去するものを撤去したうえで
土地を作ったけど、7〜8年の歳月を要したな。
分譲した分はある程度売り切ったけど、集合墓の方は・・・それだけの労力に見合うかどうか
は今のところ判断しづらい情勢。
レスポンスは微妙なものがあるけど、とりあえずのところ、身寄りがない、跡取りがいない、
子供が娘だけという檀家さんはけっこう喜んでたけど。
>>173-174 土地&箱物ビジネスはダメみたいよww
若い人はそういうものに興味・関心がないようだしww
>>175 ビジネスと言い切ればそこまでの話。
しかし、一方で公益事業でもあるんだから、別に引け目を感じる必要はないのでは?
「要る」「要らない」は当事者の宗教的背景に基づく主体的な判断。
そこばかりに特化するのは問題だが、「ある」ということまでを否定する必要はない。
>>176 そこに特化しちゃうから問題なんでしょ。
>>177 特化できるほどの敷地面積は無いわけだが。
金満寺院と貧乏寺院の今現在の差は単純にそのあたりだろ?
何度も繰り返されているが、ここは後者の集り。
バブルがはじけ飛んで10数年、<ここに短文を挿入してください>人たちも
<ここに短文を挿入してください>若い人たちも
<ここに短文を挿入してください>を真剣に考え始めたわけでしょうね。
で、行き着いたところが、<ここに短文を挿入してください>という結論だということですね。
それなら<ここに短文を挿入してください>というのは当然の帰結で、
もう仏教には魅力を感じないのかもしれないね。
<ここに短文を挿入してください>だし、坊主もつらいだろう。
どこの宗教団体でも<ここに短文を挿入してください>活動やってるけど、
既成仏教では<ここに短文を挿入してください>からなあ。
<ここに数字を挿入してください>年〜<ここに数字を挿入してください>年後に両親が死ぬときまで
<ここに短文を挿入してください>システムなんだから
<ここに短文を挿入してください>って意識はたしかにあると思う。
はたして<ここに短文を挿入してください>もありうるわけだし。
>>182 恒例となりました毎朝7時のage書き込みを宜しくお願いします。
今朝はどんなネタを引っ張り出してくるのか楽しみですね。
それでは宜しくお願い致します。
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書けねえじゃんw
>>179-180 定型が存在してるってのが笑えるな(w
必死にこき下ろしたいのも分かるけど、公共的な側面というのは否定してもしょうがない。
確かに若い人たちの意識っていうのは確実に変化しているし、今の在り方が続くとも思っていない。
今の在り方に固執する人は固執すればいいし、それで朽ち果てていくならばそこまでの話。
それを「順化していけない人」という括りで表現しても構わないと思うし。
それぞれがそれぞれの在り方を追求していけば良いのでは?
>>181 時事的なワードとして選挙ネタから引っ張るとかな。
こんな感じですかね。
あとは適当に短文を挿入して、貼り付けておいてください。
最近法事しても【ここに短文を挿入してください】ばかりで、【ここに短文を挿入してください】と感じませんか。
昔は【ここに短文を挿入してください】時代だったし社会の【ここに適当な横文字を挿入してください】がない
時代の【ここに短文を挿入してください】が必要不可欠だったけど、
最近は【ここに短文を挿入してください】が多くなり、
出来るだけ【ここに短文を挿入してください】のかもしれんですな。
こういった【ここに短文を挿入してください】が薄れていくと、【ここに短文を挿入してください】と
気がつき始めたから、
【ここに短文を挿入してください】はもうこれ時代の趨勢かもしんない。
もう1タイプ用意しておきます。あとは適宜よろしく。
もう【ここに短文を挿入してください】世代は今の【ここに数字を挿入してください】歳以上の老年層が
最後かもしんないなあ。
それよか【ここに短文を挿入してください】を指し示すものに切実に希求してる世代の台頭が
【ここに短文を挿入してください】を招いているんではないかな。
長年【ここに短文を挿入してください】していた寺も、
ここへ来て、【ここに短文を挿入してください】と気がついているようだが、
【ここに短文を挿入してください】に制度が決められていて身動きが取れない。
これは寺や僧侶にとって【ここに短文を挿入してください】という保守的な考えが
【ここに短文を挿入してください】証左でもある。
>>189 恒例となりました毎朝7時のage書き込みを宜しくお願いします。
今朝はどんなネタを引っ張り出してくるのか楽しみですね。
それでは宜しくお願い致します。
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189 :
:2005/09/12(月) 16:42:31
↑
なんだか坊主さんたち、壊れてないですか?
檀家がいなくなったら法人格売り飛ばしてウハウハよ。
191 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/12(月) 17:32:37
檀家がいなくなった時点で責任役員選べないんだが
役員は坊主一家でやりたい放題。
193 :
けちゃっぷ:2005/09/12(月) 19:40:08
>>131 こんなところに波木井さんがいらっしゃるとは、意外でした。
法衣って、種類が多くてバカ高いですよね。だいたい坊さんのユニフォームにあんな高価なもんが必要なんだろうか?
たしかに、儀式を演出する見た目の高価はたしかにあるし、長年着るんだから何種類かを使い分けるほうが長持ちするかもしれないというメリットもあります。
でも、高いよね?
194 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/12(月) 19:43:53
3親等以内の親族って役員なれ混同してるかも
195 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/12(月) 19:44:54
すまん、手が滑った。上の取り消し。
3親等以内の親族って役員なれるっけ?
幼稚園も別法人でやってるから、学法の規定と混同してるかも。
すまん。
196 :
:2005/09/12(月) 19:50:18
このスレが注目を浴びるのは、お互いにとっていいかも。
でも坊主はクロズドスタンスみたいだけどね。
>>191 そりゃ定足数くらいは確保するでしょう。
>>193 コテ同士の馴れ合いは他でやってもらえないかな。
ここはその類のスレではないので。
>>193 相変わらず空気が読めないようだな、和歌山の似非坊主はwww
ちなみに、けちゃっぷは経営の一切をぜ〜んぶ檀家任せにして、寺に住まいさせてもらってる公僕。
つまり、寺のことはな〜んにもしていない。
>>196 注目?
そんなモン、おまえと某教団の機関紙から引用している香具師だけ。
あとは文面を見た限りでは基本的には業界内の人間ばかり。
金持ちへの妬みとやっかみには熱心でも、貧乏人のことなど眼中にはない。
但し、当たるを幸い、金持ちだと思って叩きまくるようだが。
>>192 あり得ませんね、それは。
いくら何でも御上だってそこまで愚かではありません。
釣られなくていいよ、おまいら。
203 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/13(火) 20:07:27
このスレっていつも澄ました顔してる坊主のもう一つ別の顔が見れるから
いろいろ参考にしてます。
204 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/13(火) 20:13:16
禿はゼニが全て
>>203 これだけ批判系スレが乱立している状況で「何を今さら」という発言ですね。
>>205 その通り(w
ここはアンタッチャブル領域の赤貧寺の救済を考えればいいわけでね。
あくまで
>>1を遵守していけば良いのでは?
>なお、煽りや荒らしを目的とする特定の書き込みについては、御仏
>に任せて完全スルーということでお願いします。
ちゃんと書いてあるじゃんwww
210 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/14(水) 16:08:50
スルーできるんならこんなに悩まないよ。
解脱もできず、八正道もどこへやら、
ただひたすら、金満寺がうらやましいんだもん。
生れ落ちたるとこが悪かった、としかいいようがない。
こんど輪廻するときゃあ、巨大寺に生まれることをひたすら祈願する。
>>211 アンタッチャブル領域と言っても、いろいろあるからな。
檀家が少ない=貧乏 という考え方が当てはまらないケースもある。
>>212 ここにも経営形態の違いというものは存在するからね。
大きいほど良い、ということでもない。
>>213 上納金も寺の規模(指標はいろいろとあるだろうが)によって決まるものでしょ。
設備のメンテナンス等々にも金が掛かる。
大きい寺などは人を雇わないと回らないから、その分の人件費もバカにならない。
>>214 デカいところは庭の手入れにもカネが掛かるだろうに。
年間1千万円近く掛かってるところもあったりする。規模がデカいとデカいなりに出費もかさむだけに
これからの時代、かなり厳しいと思うけどな。
>>216 信者寺などはその時々で信者の流出入があるので安定的ではないね。
自分のところは檀家100軒余の吹けば飛ぶような寺院。
併設の保育園の経営で何とか食いつないでいたけど、15年ほど前に石材業者を誘致して
隣接地に霊園を開業(名義貸し)したことで、法務で安定的な収入が得られるようになった。
一応、そういう例もあるということで。
>>217 いかにも?な展開ですね。
でも、下段の二行目まではよくある話。
地域によっては少子化で相当厳しいようですが。
>>217 >信者寺などはその時々で信者の流出入があるので安定的ではない
安定しない方がいい、と考える向きもあるんじゃね?
ある程度、流動してもらわないと困るだろうに。
>>220 地域差、経済格差は当然あるでしょう。同じアンタッチャブルでも。
>>221 ウチに遊びに来る遠縁のおばちゃんは真言宗の寺の檀家さん。
おばちゃんは「亭主の葬式の時、信士で20万円、院号で80万よこせ、と言われたよ」と。
これに葬式の布施が別途なのだから、何とも美味しい話。
本山への上納金もそれほど多くはないらしい。
ということは当然、寺の方で抜き取ってる率が高いことになる。
「それほど大きい寺じゃないんだけどね」とおばちゃんは言う。
地域間の経済格差もあるのだろうけど、宗派によっても違ってくるのでは?
>>222 同じ真宗でも大谷派と本願寺派では雲泥の差があるしな。
224 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/21(水) 06:50:42
もうそんなにおいしい商売できないって。そのババアも無知だし自分の葬式のこと考えて
泣く泣くだしてるんだろうしな。
もう坊主の理不尽な恐喝的お布施強要も終わりだって。
>>222 檀家少ないところ多いですからね。真言・天台系は。
結局、そうしないと食っていかれないんでしょう。
ただ、彼らには「現世利益アイテム」(!)があるので、完全に檀家寺に成り下がっている
鎌倉系に比べると案外しぶといかも知れませんね。
>>223 それは本山の営業スタンスの相違と、国宝 VS 重文の差から生じてるように思うが。
>>228 そうでやんす。
そこに決定的な金銭負担の差が出てくると。
高田派も同じように募財をしているらしいですが、両派に比べると末寺が少ないので
けっこうな負担になるのだとか。
>>229 ここに集っている貧乏寺院なんぞ大した負担にはならんだろうに。
>>226 浄土宗や日蓮宗なんかも同調してないか???
232 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/22(木) 08:33:11
おいおい今週号のnewsweekの42ページ見てみろ。葬式にも外資参入で旧態依然とした
葬式屋真っ青らしいよ。
特徴は坊主、花屋、仕出屋、ギフト屋にキックバック払わないシステムで顧客に明朗会計提示する。
セットで35万円、オプションで坊主つけるならプラス13万円、坊主なしっていうのが
多いようだよ。
生前予約殺到で私も両親のぶんネットで予約したよ。もちろん坊主抜きね。
これからこういった構造改革葬式が主流になるんだろけど、ついてこれないのは淘汰だな。
>>231 浄土系はともかく日蓮宗は、日蓮自身が自分の祈祷に自信があったから。
有名な「真言亡国」は真言宗にではなく、自分に鎮護国家の祈祷をさせろという売り込みだからね。
>>232 それは良かったですね。お友達にも勧めてあげてください。
>>233 国家戒壇でしたっけ?ありゃ創価?顕正会?
いろんなことやりますね、ホント。
結局、安けりゃ何でもいいわけね、了解。
>>235 そもそも創価学会が公明党を立ち上げたのもそれを目指してのことでしょ。
与党になってそれをやとうと。
結果、政教分離で叩かれて挫折したけど、今、それを盛んに主張しているのが顕正会。
もう何だかなぁ・・・・って感じ。
238 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/22(木) 16:15:52
外資系明朗会計葬儀屋はたしかオールネイションズソサエティーだったかな。
ビンボー坊主もそこに登録したらどうかな。
葬儀読経で10万円くらいくれるみたいだよ。
知識、情報の流通速度と密度の飛躍的上昇は、人間の意識面における、特定地域社会特定集団
への帰属感、帰属志向をどんどん稀薄化しつつある。
既存の「大宗教」といえども現在の激しい「地球社会化」現象をカバーしきれない。
宗教の機能の一つは、ある特定集団への帰属意識の保証。
これは近代、ある程度、国家によってとってかわられた。
現在、この「国家」という結節点から、次第に上と下へ、「集団表象」の分解が進みつつある。
国家から「企業集団」へ、「都市」へ。
最後に人類が直面するのは、「40億年の生物史をもつ地球社会をふまえた、超越的な宇宙および
宇宙史との対決と帰依」といった問題。この問題に個々の人間、集団、社会が、立ち向かう正当性
を保証する知的体系こそ、未来の「地球的宗教」あるいは「超宗教」ともいうべきものになって行く。
葬式坊主を批判しておいて「10万円で仕事もらって来い」ですか?
矛盾してますねぇ。
貧乏寺なんてサッサと淘汰されりゃいいんじゃないですか。俺はそう思うけどね。
必要のないものは消え失せる、それは当然の摂理ですもの。
>>240 それを言ったらこのスレ終わりやんけ。
尻尾を振って「はい、登録しま〜す」と答えるのが筋。
>>233 >日蓮自身が自分の祈祷に自信があったから。
アホくさ・・・・
おまいら日蓮宗に失礼だぞ
244 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/22(木) 18:52:10
>>239 は登録したら断られたので、壊れちゃったのかな。
>>243 この板では真宗と並んで嫌われてるからね。仕方ないでしょう。
>>243 何が失礼なのかよく分からんが。
とりあえず、仏教における祈祷の位置づけというのはどうなんだ?
とても本筋に近いとは思えないのだが。
>>241 でしょうね。
で、外資の「配給所」に群がる坊主どもを寄ってたかって嘲笑すると。
第6弾にして新しい方向性が見えてきましたなwww
貧乏寺ってのはそもそも仏事の収入なんてほとんどアテにしてないのが実情なんだが。。。。
兼業もままならない中規模寺院が一番辛いだろ。
>>249 仰る通り。
新事業に取り組むにはルーティーン・ワークがあるので時間が足りないし、といって資金的には
慢性的に不足気味。
頭の切り替えが難しいという点では中堅寺院が最も厳しいと思われる。
貧乏寺院は端から開き直ってるし、いざとなれば店仕舞いという選択肢すらある。
貧乏と中堅の境くらいの寺院(収益事業なし)が最も厳しい。
>>249-250 ------------------------------------
小‐A 301〜400
小‐B 201〜300 その辺によくある
小‐C 101〜200
------------------------------------
極小A 61〜100
極小B 31〜60 アンタッチャブル
極小C 1〜30
で言うと、極小クラスは開き直ってるということね。
となると400以下がこれから破綻していくということかな?
>>246 仏教の本筋とやらを是非とも教えてください
>>254 ということは、真の貧乏寺院とは檀家数101〜400軒の小A〜Cクラスということか?
話の流れからはそういうことになるが。
>>255 次スレは
☆★☆檀家101軒からの寺院経営術☆★☆
に切り替えましょうか。
兼業できるところは兼業すれば寺院活動を続けられるという視点からは、
兼業の難しいところに絞ったほうがいい。
「これからは坊主抜きが主流」厨より100倍迷惑だな>確認厨
>>257 以前、専業VS兼業のバトル系スレがあったよね?
まるで盛り上がらずに消滅したが。
>>258 >「これからは坊主抜きが主流」厨
それならそれでいいようにも思うんですけどね。
「無宗教」教ということになるのでしょうが、それ自体はひとつの自覚的なスタイルですし。
それによって経済的に寺院が没落するならば、それは致し方ないんじゃないですか?
逆にそれによって寺院のあり様が、住職と一部の支援者たちの「自覚的なスタイル」に
転換していけばいいだけのことですし。
土日主体の兼業寺院、大いにけっこうだと思います。
>>261 上納金のノルマ地獄と檀家激減によって中規模の半端モノは淘汰され、
ごく一握りの富裕な大寺院(勝ち組)と、圧倒的多数の兼業の赤貧寺院(負け組)に
大別される時代が来るんじゃないかな?
まあ、これは時代の趨勢だろうし。
嫌なら寺を人手に渡してカタギに戻ることだよ。
それでも「自分は信仰を捨てない」という人だけが残ればいい。
>>262 死肉を巡って争う禿タカの群れができそうねw
>>264 しかも、市場原理の導入で少量の肉の奪い合い。
こりゃ見物だろ。
266 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/24(土) 20:04:47
なんだ自分たちのこと冷静に分析してんじゃん。
そらそうだよなあ。もう50歳以下なら坊主は胡散臭いし近寄ってはいけないって
考えてるもんな。
まあ、宗教なんだし死人以外で生き残り考えれば。
ほとんどのトラディショナルな宗教は死人で儲けようなんてセコイ事考えてないし。
>>260 専業はこんなとこに来る暇ないんと違うか?
>>267 だから・・・その専業でも中級以下が総崩れになるんですってば。
>>262 経済的な問題を一度切り離さないと再構築はできないでしょうね。
信仰の側から立て直していかないと。
>>269 とは言っても、坊さんも霞を食うて生きるわけにも行くまい。
>>265 そこに食い詰めた田舎坊主が参入して泥仕合になる、に100j。
>>270 その発想が「死肉に群がる禿タカ」と嘲笑を浴びているわけです。
自活する術のない坊主など誰からも必要とされとらんよ
>>272 それが嫌なら辞めろってことでしょうね。
>>262に
>それでも「自分は信仰を捨てない」という人だけが残ればいい。
とあるでしょう。
まさにそれですよ。
その決断というのは近い将来、必ず求められるでしょうね。
今後、専業でやっていける寺院が全体の数%になることは確実ですし、それでも「やります」と
言える人たちが兼職しながら、石に噛り付いてでも頑張ればいいんです。
>>274 同意。
で、あなたはどうやって自活してるの?
>>276 兼業と地代ですよ
で、あなたはどうやって自活してるの?
ここは
>>276がどうやって自活しているのか尋ねるスレになりました
で は
>>276 さ ん ど う ぞ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
280 :
276:2005/09/24(土) 21:33:57
ご要望とあればお答えしましょう。
>>277-278 宗教活動全般の収入が55〜60%前後、地代・駐車場の収入が30%、
それに兼職での収入がその残りといったところでしょうか。
大まかに計算するとそんな状況だと思います。
281 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/24(土) 21:37:48
おいおいおい、お彼岸3連休だよ。この三日間で100万円の見入りなかったら
そりゃもう廃業の潮時ですよ。
とか言って聞き出そうとしているにしないところが(ry
>>284 日本語として変です。書き直しを命じます。
>>280 仮に兼職での収入を300万円と設定すると・・・・( ´_ゝ`)フーン
>>285 スミマセン
都会って聞き出そうとしているところが(ry
>>287 都会で檀家100軒の寺と、田舎で檀家400軒の寺ってどっちが将来性あるんだろうか?
290 :
287:2005/09/24(土) 21:56:36
また間違えた
とか言って、聞き出そうとしているところが(ry
>>289 ということは田舎で檀家100軒だったら・・・・゚・(つД`)・゚・
>>275 じゃあ、信仰が無かったら速攻あぼ〜んですね。
となると日本国内の寺院はかなり整理整頓が進むことになります。
ま、悪くはないと思いますが。
>>262 >ごく一握りの富裕な大寺院(勝ち組)と、圧倒的多数の兼業の赤貧寺院(負け組)に
>大別される時代が来るんじゃないかな?
>>276-277のように副収入(収益事業)のある寺院というのは、場合によっては一概に
負け組とも括り切れないところがあるよね。
布施100%の場合はもろに負け組だろうけど。
>>294 >>277は騙りでしょうに。
>>276の場合、兼業収入とその3倍程度の事業収入があるようだけど、全体の55〜60%を占める
寺院側の収入が途絶えたら、そりゃ、立ち行かないでしょうよ。
296 :
277:2005/09/24(土) 23:57:58
>>295 雨漏りや白蟻と戦いながら慎ましく布教活動すればいい。
>>292 うちの嫁さんの実家がまさにその状態。
義父は本山勤務のため単身赴任し、義母が事実上住職を代行している。
将来性はまるで感じない。
299 :
豆豆龍 ◆61BCcsUmB2 :2005/09/25(日) 01:36:30
>>281 三日で100万円って法要収入ですか?
それとも棚経のように門徒さんの家をお経廻りするのですか?
>>298 >義母が事実上住職を代行している。
浄土真宗さん???
>>299 普通に自分のお寺のことを思い浮かべてくださいな。
302 :
豆豆龍 ◆61BCcsUmB2 :2005/09/25(日) 02:25:02
私の属する宗派のお寺の中(極一部)にはお彼岸に家祈祷して廻るお寺もあるようです。
恐らく普回向より収入になるからだと思いますが。
>>302 そうですか。それはけっこうですね。
では、3日間で100万円稼げるように頑張ってください。
>>302 お彼岸で祈祷だってさ・・・( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
>>293 ということは市中に「僧籍を持った浪人」が溢れるということね?
まあ、勝手に野垂れ死んで下さい。
私は仏教者なので見捨てずに手を差しのべることでしょう
308 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/25(日) 18:39:50
タイでは僧侶が5人以上いないと寺と認められてないんだし、食い詰めモンの僧侶を
住み込みで住まわせれば解決するんじゃないのかな。
>>308 住まいはあるでしょうよ。自分の荒れ寺で雨露しのげるんだから。
問題は食い扶持でしょう。
>>304 金になることは何でも無駄なく利用する。商売の鉄則でしょう。
>>308 食い詰め坊主にできるのは読経と人足仕事くらいのものかwww
敷地内にプレハブ小屋でも建てて食い詰め坊主を収容し、そこで寝泊りさせる代わりに過酷な法務
を課し、法務が無い時は人足として工事現場にでも送り込んで日銭を稼がせ、その上前を撥ねれば
いいんじゃねえの?www
>>312 人材派遣と言えば聞こえはいいが、ただの人足寄場みたいなものだろ?
あるいは口入屋か?
なるほど。
こういう考え方がありましたか。
得度希望者を推薦することで袖の下を貰ってる住職がいるということですね。
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1124336709/58 58 :三禮 :2005/09/25(日) 20:44:00
この派では、師僧の推薦がなくても得度・教師免許所得が可能です。
ですから、師僧に対する謝礼は必要ありません。もし、師僧がいれば
推薦状を書いてもらって下さい。
あくまでも推薦は任意です。推薦が無いからといって不利になることは
一切ございません。ただ、得度する動機はしっかり考えておいてください。
最近、某大手葬祭業者の社員が大挙して、検定試験を受け、
得度資格を取ろうとする動きがあることが、本願寺より報告されて
おります。社員が僧侶となって葬祭を取り仕切れば、お布施がぜーんぶ
葬祭業者に入ってきますから・・・。
こういう金儲け目的での得度を木辺派は非常に嫌います。 (以下略)
浄土真宗の場合は師僧制度がない代わりに、住職が許可印を押さないと得度できないからね。
この時点で住職が得度を希望する理由や、身元・経歴などについてしっかりと把握してないと、
>>314のような現象が起こってしまう。
しかし、葬儀社の社員が大挙して考査を受け、得度をしようというのだから、よほど住職たちの
目が節穴なのか、それとも両者がグルになっての計画的犯行なのか・・・
>>315 単立寺院で俄か僧侶養成所を営んでるのもいるね。
>>316 巷によくあるじゃない。
「転職・開業に有利!」「年収が倍に!」なんてコピーで資格取得を謳う
専門学校が。
あれと一緒で、実際に資格取得した人がその通りになっているかどうか
なんて、専門学校側にしてみればど〜でもいい話だし、支援する義務も
なければ、責任を負うわけでもない。
資格で食おうと思う人が増えれば増えるほど専門学校は儲かるけど、
その先は有資格者が共食いして死屍累々・・・
318 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/26(月) 18:06:58
禿の共食い
>>317 士業なんて特にそうでしょ。
資格を取得しても「必ず成功する」とは誰も言ってないしね。
>>319 中央仏教学院のサイトでは
「資格を取ったからといって食えませんよ」
ときちんと明言してる。
>>319 巷にどれだけ行政書士だの宅建だの、取ってはみたが状況が何も変わらん香具師がいることか。
ちなみに俺もそのひとりだが(w
323 :
321:2005/09/26(月) 18:33:05
>>322 あ、いや、寺の仕事をする時には資格そのものは役に立たないが、知識は役に立ってるぞ。
そんなに金になるわけではないが。
>>320 いくらそう書いても食えると思っちゃうみたいよ。
327 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/09/27(火) 05:56:12
在家が得度しても食えませんよ、って言ってるのなら、構造改革であと10年か15年して
檀家制度崩壊、自由に宗教選択ってことが現実あらわれると、
あんたらも食えなくなるんじゃないの。
他人の心配より、まず自分だろ。
>>327 既に食えてねえから問題なし。
>他人の心配より、まず自分だろ。
その前にご自分は?
>>323 ならば一応、投資には見合ってる状態なんじゃない?
資格を取って独立!
・・・・現実知ってりゃやらなかったよ、という人は多いし。
>>331 業者からは買い叩かれ、出入りの寺院でも目ぼしい仕事はない、の2重苦。
>>332 葬儀社の社員が得度するようなご時世ですからね。
当然、安価な代用品が出回ってしまえば、割高な所化から切られていく運命でしょう。
出入り先の大坊も下り坂となると、これはなかなか厳しいんじゃないですか?
>>333 それは葬儀屋と組んでる割高寺院も同じことじゃないのか?
まあ、箱があるだけに調整の幅はあるんだろうが。
>>335 会館持ってるところなどは使用料に関して檀家料金と一般料金を区別してるしね。
といっても俺のところなどは2〜3万円しか差はないけど。
>>336 会館とか持ってる時点で除外だろ、このスレからは。
>>337 現在、兼業でやってる寺院はそのままでもやっていけるからOK。
むしろギリギリ専業というイエロー・カード寺院を扱うことにしたんじゃなかったのか?
俺のところは檀家300軒余(檀家会館有り)の寺院だが、そろそろボーダーラインって感じだぞ?
経営センスねーなwwwwwwwwwwww
>>339は生き馬の目を抜くような経営センスの持ち主。
【お知らせ】
本日より檀家0軒スレは、
>>339がその卓越した経営センスと成功事例を披露するスレに
なりました。
今後とも宜しくお願い致します。
ハードが揃ってても使いこなせなくちゃ意味ねーな
まさに宝の持ち腐れ
>>342 さすがは
>>339氏、まさに仰る通りです!
>>339氏はハードを無駄なく有効に活用しているということですね?
では、その実践的な活用法を是非ともご教授願えませんでしょうか?
なるほど、ここの人たちは自分で考える能力が無いんだね
だから、貧乏なんだね、当然の結果だね
でも、お坊様でよかったね
だって、一般社会だったら単なるクズ人間だからね♥
これじゃあ、救う側じゃなくて救われる側だね
346-1000
確認いらないから
いいかげんお前も迷惑だって事に気づけ
>>344 でなければ、こんなスレ立たないでしょw
>>347 疲労するようなものは何もないみたいですよ。
ちょっと突っ込まれたら・・・ですから。
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
|┃. ,イ/〃 ヾ= 、
|┃ N { \
|┃ ト.l ヽ l
ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 |
|┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ!
|┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | 赤貧坊主ども!
|┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________
|┃ l r─‐-、 /:|
|┃三 ト、 `二¨´ ,.イ |
|┃ _亅::ヽ、 ./ i :ト、
|┃ -‐''「 F′:: `:ー '´ ,.' フ >ー、
|┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l
,.ィ , - 、._ 、
. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__
ト/ |' { `ヽ. ,ヘ
N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′
. ヽヽ.\ ,.ィイハ | _|
ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \ そうか!!!わかったぞ!!!
.  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ >
. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ 自分で考える能力が無いから
゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' /
l `___,.、 u ./│ /_ いつまで経っても貧乏なんだな!!!
. ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、
>、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │
.ト│|、 |
. {、l 、ト! \ / ,ヘ |
i. ゙、 iヽ / / / ヽ │
. lヽミ ゝ`‐、_ __,. ‐´ / ,.イ \ ヽ |
`‐、ヽ.ゝ、_ _,,.. ‐'´ //l , ‐'´, ‐'`‐、\ |
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
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ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
ヽ 、__,,.. /:;;: .!; \
ヽ ::::::::::: /:::;;:: /
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
! |: |
ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
おれたちはとんでもない思い違いをしていたようだ。
いくら檀家会館を作ったからといって、使う術を知らなければただの宝の持ち腐れに
なってしまう。
要はそれを使いこなす能力があるか否かだ。
つまり、他人にものを尋ねる以前に、既に自分で考え、実践できるようでなければ、
貧乏寺はいつまで経っても貧乏の輪廻から出でることはできないのだ!!!!!!
はい、アンチ荒らしの仕業しようとファビョり始めました。
こういう手口を使ったりするようだから上手くいってないのでしょう。
卑怯な心を檀家さんも見抜かれているのでしょうね。
>>354 楽しくやったら?
憎いのは分かるけどさ。
>>355 俺分からないから教えて
何が憎いの?どうして憎いの?
>>353 檀家会館なんてピンキリだからねぇ。
1階が催し場(集会所)、2階が客室という程度のものならウチにだってある。
出入り業者が適当に使ってるけどね。
檀家料金と一般料金の差額をマージンにしてるってだけのことで。
>>357 あればあるでけっこう活用法があるものだけどね。
>>359 ウチの会館は檀家と町会で費用分担して建てたものなので、寺院の施設としての利用のほかに、
町会が生涯学習などの施設に用いられている。ブッキングがけっこう大変だけど。
ちなみにウチの寺の敷地内には町会の災害用の倉庫もある。
悪く言えば、癒着あっての地域社会ということかも(w
>>360 >癒着あっての地域社会
仰る通りです。
>>362 ああ、業者にキックバックしてる坊さんのことね。
寺持ちと寺無しではかなり事情が違うようだけど。
>>363 真宗の場合には↓みたいに得度をするのもチョロいようですし。
業者から賂もらって得度の斡旋ですか?
もう終わってますね。
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1124336709/58 58 :三禮 :2005/09/25(日) 20:44:00
この派では、師僧の推薦がなくても得度・教師免許所得が可能です。
ですから、師僧に対する謝礼は必要ありません。もし、師僧がいれば
推薦状を書いてもらって下さい。
あくまでも推薦は任意です。推薦が無いからといって不利になることは
一切ございません。ただ、得度する動機はしっかり考えておいてください。
最近、某大手葬祭業者の社員が大挙して、検定試験を受け、
得度資格を取ろうとする動きがあることが、本願寺より報告されて
おります。社員が僧侶となって葬祭を取り仕切れば、お布施がぜーんぶ
葬祭業者に入ってきますから・・・。
こういう金儲け目的での得度を木辺派は非常に嫌います。 (以下略)
>>364 溺れる者は藁をも掴む・・・それでいいのか?本当に。
>>364 お稽古事の師匠?として日銭を稼いでる人って多いみたいね。
どうせ社会の役に立たないなら、一人一芸を身に付けたらどう?
>>367 母は華道教室を、嫁はピアノ教室を、そして私は墓掃除と庭の手入れ・・・
こんな感じですがいかが?
369 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/09(日) 19:00:48
先日葬式で坊さんが葬祭業者に20万円くらいの金をキックバックしてるのを、偶然見ました。
葬式会社社員にあとで聞いたら、こんなのどこでもやってるって。
もう幻滅。
坊さんには関わり持つまいと決めました。
>>371 その他の寺務、法務もあるでしょうに。
でも、髪結いの亭主も悪くない。
>>370 下請けなんて皆さんけっこうやってるんじゃないの?
墓地がない、檀家がいないという寺は、経済的にはほとんどそれで成り立ってるわけだし。
専用スレがあるなら、そっちでやってもらえば良いネタ。
>>373 >墓地がない、檀家がいない
まさに檀家O軒スレに相応しいシチュエーションですね(w
でも、敷地内に墓地を持たない寺院ってけっこう多いと思いますけどね。
猫の額ほどでも「ある」と「ない」とではエラい違い。
檀家がいなければ寺務、法務の負担は少ないから兼業できる。
兼業不能の中堅寺院問題を考えたほうがいいじゃないか?
>>375 で、収入の多くを寺院の維持・管理に?
まあ、ご本人がそれを「良し」と納得しているのであれば、どうぞご自由に、としか
言いようがないけど。
>>376 それが信仰心の証である、と肯定的に捉えましょう。
>>375 経済的な問題は収益事業で解決しましょう。
そこから先は努力、努力、ひたすら努力です。でも、基盤があればどうにでもなります。
現実にウチはそんな感じです。
>>380 本来の宗教活動以外では、主として貸し斎場(貸しホール)と借家を潰した月極駐車場
(10台分)が事業収入でしょうか。
構造的にビル型。本堂以外の施設(1〜3階)は一般利用できるようにしています。
檀家は300戸ほど。ほぼ全てが墓地・納骨堂の利用者で占められています。
規模的には「小‐B 201〜300 その辺によくある」寺院ですね。
そんな状況です。
>>381 しかし、一般人がやたら出入りしていて檀家から文句来ないのかね?
>>383 ただ、それによって自分たちの分担率は下がるからね。
それをどう捉えるかでしょうね。
>>384 法事などのブッキングに際して檀家が施設を使えないとなった時に
「檀家より一般を優先するんか?」と怒られてしまうんじゃない?
評価が分かれるところですが・・・
支院を建てて、ペット専用納骨堂(礼拝堂付き)で小金を稼いでる親戚(叔父)がいます。
どうしたものでしょうかね。
>>386 とりあえず事業税は払ってるわけで・・・ってか、支院だから法人側への課税だわな。
半端なことをやるなら店仕舞いした方が良い、とはよく言われること。
>>386 まあ、動物や水子の供養を生業にしてる坊主はけっこういるからな。
所謂、隙間産業ってやつか。
>>388 片手技で今話題のキックバックかい?(w
>>386 甥の眼に「小金を稼いでる」と映る叔父というのもな。
まあ、その程度のことしかしておらんのだろう。
391 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/16(日) 08:31:58
みんな、キックバックしてる?
>>390 ペット専用なんて同行からも嘲笑の対象ですよ。
>>392 専門でやってるところってのもググッてみるとけっこうあるもんだね。
住職さんもどういう腹積もりでやってるのか知らんけど。
ちなみに俺のところにも墓地の片隅に動物用の供養塔と総墓がある。
役員に「この人、基地外か?」というほどの犬好き、猫好きがいて、寄付もいただいたので
建立することに。
>>393 変なことは断れよ。布施に転ぶ”ころびはげ”とか言われるぞ。
>>394 建立して欲しい、と言われて無下に扱えるかっての。
397 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/17(月) 11:00:53
布施を握らせたら何でもやるってことさ。
>>393 寄付というからにはけっこうな額面なのだろうし、役員からの要望じゃね。
>>399 流行るとか流行らないとかそういう次元ですかそうですか。
つまり、時流は読まないわけだ
ただのバカだな
だって、バカだからびんb(ry
>>402 時流とやらに乗りさえすれば良いというわけでもないのでは?
それじゃ信念もクソもないように思いますが。
>>404 禿同
既に念仏とか坐禅とかの似非方便で溢れ返ってるのに、
これ以上増やしてほしくないよな。
>>405 似非方便ねぇ・・・どの立場でモノを言ってるのか知りませんが。
切っ掛け作りにはちょうどいいけど、供養した時点で満足しちゃってるよ。
あとは墓持ち檀家と大して変わらない。
ただ、両親より愛犬の追善供養に熱心という全体的な傾向はあるね。
切っ掛け作りにはちょうどいいけど、供養した時点で満足しちゃってるよ。
あとは墓持ち檀家と大して変わらない。
ただ、両親より愛犬の追善供養に熱心という全体的な傾向はあるね。
>>407 家庭的に不遇な人に多く見られる傾向。
が、そちらばかりに肩入れするものだから、かえって家族関係のバランスが崩れてしまうところがある。
>>404 信念かぁ・・・
ウチの住職はそれほど我が強くない(自称・協調性の人だそうな)こともあって、
要望されるがままに本堂脇に納骨堂を作らされたり、犬猫墓を作らされたり・・・
確かにあまり信念は感じないね。
>>408-409 真面目に家族と向き合えばいいのにね。
そんなことしてると、将来自分が無縁仏になるだろうに・・・
>>411 子供が守ってくれる、と思ったら大間違いなんだよね。
>>410 納骨堂は別に構わんのじゃないか?
キャパシティに乏しい寺院には必要なアイテムだが?
俺のとこにも地階納骨堂があるしな。
流れを断ち切って恐縮ですが、
関東のお寺さんでは、震災対策などは講じておりますでしょうか?
仮に本堂、庫裏が修復し難い損害を受けたとして、再生できるだけの基盤はあるのでしょうか?
>>414 建てることで精一杯。
保険と言ってもモノがモノだけに掛け金の捻出だって厳しいんじゃない?
護持会でも組織していれば別だろうけど。
416 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 19:30:54
日本に景気回復はお寺から!!!
417 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 19:38:15
418 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 21:03:46
さっきTV見てたら奈良の名刹、当麻寺のCMやってて、墓石のセット販売やってるんだって。
なんだかなー。
寺と石屋のキックバックはよく知られてるところだが、ここまで露骨にやられると
苦笑するな。
419 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 21:05:04
どっちがキックバックするの?
420 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 21:08:47
寺の名声で客が墓石買うわけだから、石屋が坊主に金払う。そのキックバック分は
客が負担するから、石屋は別に懐は痛まない。
421 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 21:10:13
仏壇を買わせてのキックバックもあるんじゃないの?
422 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 21:12:37
石屋はお布施(寄付金)として損金処理するんだろうか・・・
423 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 21:17:50
幸運墓石とか幸運仏壇とか?
鄙びたスレでの連投乙です。
坊さんが儲かる話ならいいだろ?
>>425 石屋のキックバックなんてある程度のロットがなけりゃ成り立たないんですけどね。
想像を逞しくされるのは結構なことですが。
>>426 開運墓石の第一人者になればいいじゃん。
ガンガン注文来るよ。
428 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 21:47:00
ある程度のロットがないとはどうゆうことかな。寺の斡旋で一件や2件くらい
墓石買ったからとて石屋が寺にキックバック出さないなんてことはない。
一件だろうが100件だろうが、石屋は坊主に払う。
そうでないと、坊主は他所の石屋に鞍替えする。
>>428 はい、現実を知らない方が1人釣られました(w
430 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/22(土) 22:00:22
去年だったか、世田谷の寺で起きた殺人事件は石屋と坊主の金にまつわる
醜い争いだったけどな。
巻き添えを食って殺されたのは、坊主に雇われた警備員だったのは気の毒だったな。
人殺すときは顔くらい確認しろよな。
>>428 思いついたら自分で行動することです。勝算あり、なんでしょ?
話の内容が、このスレの対象となる寺院の事業規模のレベルに合致してませんね。
433 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/23(日) 04:49:57
このスレは中堅寺院が専業で食える方法を模索するスレだろ?
>>434 スレタイだけなら「兼業から専業へ」って話になるかもね。
寺が営業窓口になっている場合と、業者に販売を請負わせている場合でも違いが
生じてきますね。
すなわち「売らせてやっている」と「売ってもらっている」の違いです。大抵の場合は
後者ですね。
それと墓石の撤去ということもポイントになります。作業費用の問題ですね。
檀家が自ら発注すればそれに越したことはありませんが、多くは所有者が現れず
寺側が業者に発注することになります。
この場合、費用は寺側の負担になります。
そのため、施工と撤去をバーターにして、キックバックを求めない代わりに、撤去
も無料でやってもらうという方法を取っている寺が数多くあるのです。
ロットがあれば、寺側が力関係的に上位になりますから、キックバックを求めつつ、
尚且つ、「出入りしたければ撤去は業者持ち」という図式も成り立ちますが。
どこもかしこも業者をアゴで使えると思ったら大間違いですね。
>>436 事実、アゴで使ってる香具師より「使われてる」香具師の方が多いからな。
>>437 使われる立場で暮らし向きが安定するとそこで終わっちゃうし。
営利事業ですから・・・
>>438 固定費要らずだし・・・まあ、分からないでもない。
物事には必ず力関係があるからね。
それを考えずにワーワー言っても始まらんですよ。
442 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/27(木) 21:33:04
米屋やタバコ屋と同じ営利の家業だ。世襲で何が悪い。
>>442 世襲云々は別にどうでもいいことだが?
そちらの話題に持って行きたいのは分かるが、このスレで扱う内容ではない。
>>443 釣られなくてもいいですよ。素性は知れてますから。
>>437 そうしないと食えないからでしょ。
行き着く先はダンピング競争。教義も作法もへったくれもありゃしない。
446 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/28(金) 12:54:35
せしうりけん
447 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/28(金) 13:01:55
448 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/28(金) 16:57:36
山口県の曹洞宗系、多々良学園高校倒産で、民事再生法申請です。
曹洞宗から30億円の寄付を見込んで、過剰設備投資が祟ったみたいですけど、
実際には3億円しか寄付はなかった。
なんか坊主って頭悪くねか。
449 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/10/28(金) 17:42:35
ぼったくりはげ
>>448 このスレにはまるで合致しない話なのだが。
>>445 節度を求めてもしょうがないでしょ。
その罪過が後々、自分に降り掛かってくることもないし。
一代限りの所化坊主なんてその程度のもの。やりたい放題。
>>451 ですね。
中には出入りしている寺院の内情まで探って、足元を見ようという輩までいるし。
まさに男芸者。
>>452 それは出入り業者全般に共通していると思うが。
>>436 現実知らない人は何とでも言いますよね。
>>451 しかし、あんまり年を取りすぎたのも使い辛くない?
フットワーク悪くなるだろうし、葬儀社の若造に命令口調で使われる老僧ってのも・・・
いい加減に話を前に進めよう。
ここは所化さんをあれこれ論評するスレでもなかろうに。
>>458 法務しか食い扶持を稼ぐ手段がないですからね、彼らは。
その意味では法務の減少の波をもろに被ってしまう存在でもある。
むしろ法人の長所を生かすのが寺持ちの特権。
持つ者と持たざる者は雲泥の差。
460 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/11/04(金) 18:42:12
そこに利権が生まれる。
461 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/11/04(金) 20:31:09
法務の減少っていままさに起こってるね。
固定費がかかる寺持ちのほうが、負担が掛かる分不利じゃないのか。
>>461 そりゃ、一長一短でしょう。
一方は自分で好きなように切り回せる現場があるけれども、固定費も掛かると。
もう一方は逆に固定費が掛からないけれども、発注側の都合が優先される流動的な現場。
どちらもなかなか辛いものがありますよ。
>>461 でも、寺無しの坊さんも最終的には法人化と堂宇への羨望がある人は多いね。
話してみると裏側には嫉妬の念があったりするし。
>>464 そりゃそうでしょ。
生まれの違いだけでそれだけ境遇が違ってきちゃうんだもの。
467 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/11/06(日) 12:01:21
儲かってる?
>>466 結局、そういうところに行き着かせたいわけですか。
つまんないですね。
470 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/11/08(火) 15:40:04
景気回復のためには先ず寺を儲けさせろ。
471 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/11/10(木) 11:55:28
寺の品位を損なわない事業なら良かろう。
473 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/11/10(木) 12:32:11
教育関係とか、土地家屋の賃貸とか。
>>473 出尽くした話ですね。
後者については既にやってますし。
>>474 確かに。
今時、不動産賃貸や駐車場経営なんて珍しくも何ともない。
土地を遊ばせておくなら、その方が良いに決まってるのだから。
>>469 ここは檀家を持たない信者寺、あるいは限りなく0軒に近い檀家寺の生き残りを
考えるスレじゃないの?
>>476 ま、それらは趣味でやってるということでw
>>476 前者と後者ではエラい状況違うんですが。。。
>>476 信者寺と聞くとどうしてもカルトな空気を感じてしまうんだよなぁ・・・
仏教っぽいことをやっているようで、実は本筋でないところを特化させてるわけだし。
まあ、仏教っぽさでやっていくこと自体は否定しないけど。
>>479 実は本筋って突き詰めて行けば、現実は殆どが現世利益だよね
その辺を前面に押し出したのが信者寺でもあるみたい・・・
>>482 もはや「救い」の内容が違ってしまっているというか・・・短絡的。
でもそれが事実・現実!
>>483 どこまでも夢幻を食らう生き物、ということで。
>>485 それ故、その種のものが蔓延るのでは?
カルトあるいはそれに類するものとの対決は不可避な課題ではないかな?
>>476 しかし、檀家がいない=貧乏というのは成り立たないんだよねぇ・・・
>>488 どこに資金源を持っているかでしょう、結局は。
檀家が少ないところは、基本的に檀家に負んぶしてもらおうと思っても最初から無理でしょう。
だから自活力が備わってくる。
問題なのはボーダーライン上にいる自活力のない僧侶なんじゃないですか?
信者寺は巧妙な騙しテクが備わってるけどw、檀家寺はそうもいかないですし。
ちなみに親戚に信者寺の庵主やってる人(♀)がいるんですけど、
お寺では加持祈祷だの各種祈願だの、供養だのを生業にしながら、傍らで書道教室を営み、
それらで得た資金を街金に貸して、利ザヤを稼いでる人がいます。
どうみても自活力の塊(ただの守銭奴?)にしか見えませんがw、逞しさを感じます。
>>490 確かに逞しいなぁ。
でも、そういう暮らしをしている方が楽しいかも。
>>476 信者寺だから檀家ゼロってわけじゃないのよ。
例えば、檀家5軒とか10軒とか、そのくらいの規模では存在している場合もあるの。
>>493 極端な例かも知れんが檀家5軒に対して信者が数百人とかな。
>>495 狭いとはいえ、境内に若干の墓地を持っている場合もあるしね。
真言・天台系の寺院などは、明治維新の時に檀家だったお武家さんが没落したりして
ほとんど檀家を持たない状態になったケースもある。
で、食えない時代に土地を切り売りしたりして、手狭な境内地でひっそりと・・・と。
>>494 基本が一代限りの信仰ベースですからね。
それ故、墓苑とか納骨堂なんて逆に必要ないのでしょうけど。
そういう場合、菩提寺は菩提寺でちゃんとあるからなぁ
一家で入信するという話でもないようだし、墓参だの法事だのは菩提寺でやると。
>>494 >極端な例かも知れんが檀家5軒に対して信者が数百人とかな。
それってスポンサー(檀家5軒)とユーザー(信者が数百人)といったところか?
http://www.izugen.com/ >檀家寺 信者寺
>
>檀家寺の住職の生活は、質素で、あまり目立ってはいけない。
>たとえば、高級外車を乗り回せば、檀家の人達にきらわれる。
>反面、信者寺の住職が、質素で目立たなかったら信者が集まらない。
>派手で、声の大きい人がたくさんいるように思う。
仰る通りです(w
声高に自社の宣伝お疲れ様ですwwwwwwwwwwwwwwwww
>>500 >檀家寺の住職の生活は、質素で、あまり目立ってはいけない。
>たとえば、高級外車を乗り回せば、檀家の人達にきらわれる。
確かにこの板での坊主批判の中心はカネ。
>反面、信者寺の住職が、質素で目立たなかったら信者が集まらない。
>派手で、声の大きい人がたくさんいるように思う。
それ相応にアピール度のある人物でなけりゃね。人気商売だから。
504 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/03(土) 11:33:51
このスレ参考になります。
>>503 >反面、信者寺の住職が、質素で目立たなかったら信者が集まらない。
>派手で、声の大きい人がたくさんいるように思う。
>
>それ相応にアピール度のある人物でなけりゃね。人気商売だから。
都合のいいことも悪いことも、迫力のある地声ではっきり断を下す人が
流行るわけでね。
内容はともかくとして。
>>503 そりゃそうだ。
信者寺に来る人ってのは、何か物理的に現状を打開したいから神仏を頼みにするのだし。
いかにもパワフルな人物が代表でないと信憑性に欠けるだろうし。
病的な人、あるいは病弱そうな人じゃ話にならない。
でも、檀家寺がそういう信者寺的な性格を持ち始めたらどうなるんだろうね。
別に高級外車に乗れとは言わないけど、それなりの力強さは欲しいかと。
>>506 となると、まずは単立化ということでしょうか。
組織の論理で動いている間は、そういう独自色を出していくのは難しいでしょう。
>>507 それだけの教理・教学を打ち立てられるのであればご自由に、としか言えませんが。
>>506 >何か物理的に現状を打開したいから神仏を頼みにするのだし
そこでカルトの一面が顔をのぞかせてくるわけだ。
>>505 ですね。
人気のあるお寺はやっぱり個性のある住職、庵主さんが多いですよ。
個性といってもきちんと一本筋が通っているというか、その生き方に思わず頷ける人というか。
そういう人に会いたいんじゃないかなと思うんですよ。
周りにそういう人がいないから。虚勢張ってる人は多いけど。
>>510 個性が際立つということは大事でしょう。
強欲張っちゃいけませんが。
http://yukiko.blogzine.jp/1669/2005/01/post_5.html 『ほんまもんでいきなはれ/村瀬明道尼』
滋賀県大津の 月心寺 庵主さま 村瀬明道尼 81歳
京都と大津の間、逢坂山に月心寺という小さな禅寺があります。
室町時代の作と伝えられる石庭が残るほか、これといって変哲のないお寺ですが、毎日訪れる人が
絶えないらしい。その訳はここで供される精進料理。
並々ならぬ努力と気力で、80歳を過ぎた今も心を込めて精進料理をつくり、多くの方を迎えていらっ
しゃいます。
9歳で僧籍に入り39歳で瀕死の交通事故に遭い、右半身不随となりながらも、お経を唱えながら
ごまをする。そのごま豆腐が、最高においしいらしい。
気さくでおおらかで、恋愛禁止・殺生禁止の尼さんなのにお肉も食べる。
馴染みのとんかつ屋があり、「夜食に」とケンタッキーで並んでチキンも買うし、好物は血の滴るよう
なステーキ、だと言う。何かと型破りな庵主さまだ。
尼僧が、なんで恋をしたらいかんのや?と、さらりとおっしゃる 笑
恋は 悪いことか 恋したら あかんか?
今なお 忘れられない思いがあるという。
庵主さまが、心にいつも留めていることは、自分に嘘をつかないこと、自分を誤魔化さないこと。
シンプルなだけに、ものすごく深くて考えさせられました。
(
>>512の続き)
(:お弟子さんとらないんですか?)
:こんな、可哀想な人生、送らせたくない。
「もう死にたい」と相談にくる人には「はよ死になはれ」と言います。
贅沢に両手両足使ってここまで来てからに。
もっと自分を大事にしたらどないや。
そやけど、死にたい言うて相談するくらいやったら、池の鯉でも見とき。ほんまに追いつめられた
人間は、口もきかれへん 立つ事もでけへん。
心配せんでも死ぬ時は死ぬって。人間は用が済むまで生かされる。それまで自分の役目に専心する。
笑ってさいなら言えるよう、いらんことは止め、やりたいことは今やる。
死にたいんやったら、死んだらええ 人間、いっぺんしか 死なへんのや
もっと生きたいと思って死ぬより死にたいと思って死ぬ方が、ええのかもしれん
人は1回しか死ねない。
戒律破ったり、お経唱えなかったり そんなんでバチあてるような、ケチな仏さんは おらへん
仏さんは自分や 仏像は人が彫って作った偶像であって、仏ではない。
仏とは自分自身、自分の心こそが仏 その向こう側に、自分を見てるだけや
その自分に、正直に生きたら ええねん 自分をよくみつめて生きてたら、人にも優しくなれる
私は戒律は守らへん その代わり 嘘は絶対つかへん
仏さんはな、自分自身なんやで。拝むんやったら自分自身を拝みなさぃ。
自分の為に生きられない人が、どうして他人の幸せや苦しみを分かることができる。
苦労をして、初めて人は、人の心に寄り添える。喜びも悲しみもその人の身になって感じること
が出来る。
(
>>513の続き)
ちなみに ここ月心寺の精進料理
メインのゴマ豆腐 お茶替りに立山のお酒が振舞われるそうです。
月心寺の宣伝は一切しない、というか、する気もないみたいです。
来たい人は来るでしょ、みたいです。庵主さまの説法を、是非、聞きに行きたい。
ほんまもんで いきなはれ・・・
自分に正直に 生きなはれ・・・
決まりごとを 守らんより 自分に正直でないことのほうが 悪い・・・
心配せんでも、人間死ぬ時は死ぬ。笑ってさいなら言えるようにしときなはれ
言葉のひとつひとつがものすごく心に響く・・・。
>>514 >来たい人は来るでしょ、みたいです。庵主さまの説法を、是非、聞きに行きたい。
これだよ、これ。
これでいいんじゃないの?
あとはそこに居る人たちがどういう生き方を示すか、であって。
516 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/06(火) 20:02:38
日本を救う寺院ビジネス
>>515 まあ、拝金じゃダメだけどね。
酒焼け(ゴルフ焼け?)で黒光りした顔に高級外車じゃ。。。
>>518 仕事は増えそうだけど体に悪そうだね、その教団。
520 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/07(水) 20:46:33
先月、知り合いが小さな寺を立ち上げたんだが直ぐにライオンズクラブやら
ロータリーやらのクラブ活動の勧誘がきたらしい。そんなもん大寺院の住職
じゃなきゃやっていけんだろうが。
>>520 あれやこれやと出費が多いから無理だろね。
>>521 いやいや、なけなしの金を払って「これも近所付き合い(布教?)」と割り切って参加している
住職さんもけっこういると聞く。
あるいは地域で同世代の友人が欲しいとか。
>>512 型破りだけど、何か挽きつけられるものがあるね。
>>520 寺は遊んで暮らせる所と思われてるんだろ・・・
>>524 そういった団体も実は年々会員が減少しているというのが偽らざる実情。
時間と金がありそうなお寺の関係者に声が掛かるのも当然のこと。
>>525 まあ、交流会的な性格のものだしね。
お付き合いの幅を広げるという意味では、いいことなんじゃないの?
527 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/09(金) 14:16:58
仏教会のつきあいだけでたくさんでつ
>>527 同業者ばかりと顔を突き合わせてもねぇ。
檀家0軒スレだけに、異業種交流の場も大事にしたいかと。
>>528 >檀家0軒スレだけに、異業種交流の場も大事にしたいかと。
クラブ活動ご推奨ですか?w
>>529 結果はどうあれ、人付き合いは大事だろ。
仙人じゃないんだから。
531 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/10(土) 18:53:33
住職個人の年収が1千万円ぐらいあればクラブ活動もいいんだけどね。
>>531 何かと出費が多いからね。
そういう方は町内会、自治会などでお茶を濁すしかないか。
>>532 んで、地域でちょっとした信頼を得るようになって民生委員なんかをやるようになるわけですね。
>>533 ハゲタカのようにお年寄りの近辺をウロウロ・・・
>>534 自分の手で引導を渡しちゃったオバサン民生委員もいたよね?
>>530 異業種交流したまでは良かったけど、会員仲間を見ていると楽しそうだし、触発されて
自分で事業を起こしてしまった俺のような坊主もいる。
といっても、CVSと居酒屋だからあまりデカい顔できないが。
538 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/12(月) 18:05:15
>>536 稼いでますね。
俺の近所の祈祷寺の管長は、ロータリー、保護司、相撲部屋の後援会
の役員やってる。全部持ち出しの仕事ね。
>>538 土地の名士のような扱いでしょ。
そうなるともういろんなモノが付いて回っちゃいます。
知人の宮司さんもそんな感じです。
540 :
536:2005/12/13(火) 00:41:15
>>538 いやいや。
CVSの方は立地はいいけど、私有地で営業しているわけではないからね。
居酒屋の方はその昔、友人との間で「店をやりたいね」という話があって、しばらく寝かせて
あったのを実現したと。手頃な物件があったということもあったが。
541 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/13(火) 01:48:34
なかなかやり手の商売人だな。
542 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/13(火) 07:25:16
大阪で100年続いた枚方大菊人形展覧会も今年で終わり。
風俗習慣が変化してしまって、
もうこんなものに金出して一家全員いくなんてことが、減ったからなわけですが、
法事も庶民がやり始めて数十年だし、
世代交代でもうやらなくなるのは確実なんだが、
坊主にとっては、これって想定の範囲内なのかな?
543 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/13(火) 13:14:36
地道に年忌法要は何の為にあるのかということを法話で力説するしかないね
今度はここか?w
>>543 年忌法要って大事なのか?
まあ、経済的基盤ということでは大事なんだが、その前に仏教に興味・関心を抱かれなかったら
枯れ死にするんじゃないか?
546 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/13(火) 17:22:43
今の日本人宗教に関わることを嫌がってるからね。
この風潮をどうにかせんと
>>545 そうですね。
経済的な要素を切り離す前提で言えば、興味を持っているはいるわけです。
ただ、経済的な前提が重く圧し掛かっているのが実情。
伽藍で人は救われない。
>>544 人がいそうなところに寄ってくる。
嫌なら「寝かせておく」ことですよ。
>>540 知人の住職(単立)も、不適切な関係にある女性にスナック(よく言えば・・・カウンター・バー?)を
経営させてるけどね。本人に言わせると「道楽だよ」と。
開店資金はほぼ全額、住職のポケットマネーだそうで・・・よくやるね。
>>550 それは事業ってより、本人の言う通り道楽だわなw
>>539 地縁的にいろいろ頼まれちゃうんだよね。
>>550 真宗の坊さんがバーやってるけど・・・ありゃ、男だもんなぁ。
ノーメイクじゃ頂けないでしょうよ・・・・
>>557 数年前に某歓楽街の某風俗店で「尼僧プレイ」というのがありましたね。
当然、出てくる女性は偽者ですが。
>>558 シスターみたいな衣装ならお目にかかったことがあるけどな(w
「尼僧プレイ」? どんなサービスしてくれるんかいな?
帰りに卒塔婆貰っても困るなぁ・・・
>>560 何を着ていても、最終的にやることは一緒では?
プレイ前に読経とかあったら・・・
多分店の中には御香の香りが立ちこめ
BGMはお読経。テーブルの上には打ち鳴らしがあって
合図はチーンと・・・オアイソの時は三下又は六下。
上客は院号付きか?
>>553 ああ、22〜23時くらいになると勤行始まるところね?
店内で泥酔すると棺おけの中に納められる。
上客は霊柩車で自房に送り届ける。
屋根に龍の乗った金ぴかのヤツ。
颯爽と降り立つ事がご近所へのステータス。
>>570 近隣から「縁起が悪い」「死を連想させる」といった苦情を受け、宮型の霊柩車の乗り入れを
禁止している火葬場もある。
そのあたりは控えめにするのが良いと思う。
>>571 途中に老人ホームがあるから通り抜けは許さん!専用道を作れ!
なんて乱暴な意見もある。
おかげで火葬場に行くためだけの専用道を作った自治体もある。
何ともまあ、自然の摂理の分からん香具師だとは思うが。
>>572 それでまた無駄にカネを使うわけか・・・
>>572 >途中に老人ホームがあるから通り抜けは許さん!専用道を作れ!
それもまた妙な理屈だなぁ?? むしろ老人ホームならちょくちょく見ておいて
霊柩車に馴染んでいたほうがイイだろに・・・。
576 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/22(木) 17:35:58
年金ドロ
>>575 それが一般的?な死に対する感覚なんでしょう。
忌み嫌うべきものか。。。
>>575 民間の斎場の場合でも、地域で組織的な反発を食らうことが多いからな。
それでいざとなったらそこで葬儀してりゃ世話ないわけだが。
>>579 最近は自宅で葬儀やるわけじゃないし、病院で死ぬからね。
感覚として身近なところに死がないという場合が多い。
まったく・・・・イヤな時代になっちゃったもんだ。。。。
>>581 別に人様に必要とされて存在しているわけじゃない。
自分の生き方次第だろう。
不要と見なされて経済的に困窮する・・・それがどうした?と。
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:::::『[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[【】]]]]]]]]]]]] ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|]]]]]]]]]] : : ::::::::::::::::|:.|坊|::::::;i;::::::
: : : | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|. | |;;;;;;;;; |  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;| | : : : : : : : |::| |::::::;;::::y:::
. | | 二二二二二二|. | |二二| :  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| . ::::::::: |;:|寺|::::::;;:::::::
586 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2005/12/28(水) 11:25:21
>>586 それをご丁寧に心配してくださって、どこかの教団の受け売りのようなことを
仰る方がいるわけです。
坊主の側に多々問題があるのは事実だし、真摯に反省を求めるべきだとは思うが、
「宗教者」を養えない社会というのも、多分に不健全な状態にありますな。
>>589 今の時代、「必要ない」と思っている人の方が圧倒的に多いでしょ?
「天国から……」だの「ズバリ!」だのが持て囃される時代ということもあるでしょうけど、
都合よく利用できる“シュ〜キョ〜”は必要であっても、従来の価値観や概念の延長に
ないものは必要ない。
適正な数になるまで淘汰され続けるんじゃないですか?
逆に一度、滅亡寸前のところまで追い込まれてみるのも考え方の一つですよ。
>>591 はっきり答えを言ってしまうんだよね。
まあ、それで腑に落ちるってことはあるんだろうけど、やっぱりそれは
所詮、他人様の言葉でしかない。
宗教というのは人に頼るものではなく法に頼るもの。
法を拠り所にするもの。いきなり答えを押し付けるだけで解決するなら
むしろこの方が簡単なんだろうね。
>>593 確かに栄養状態は良さそうですね。ま、カネ持ってますから。
>>583 正しいと思います。
カネが無けりゃ副業するにしても、収益事業で穴を埋めるも勝手。
根っこになる部分さえしっかりしていれば、斜陽産業と呼ばれようともお構いなし。
>>595 まずはそこが信仰の現場になっているかどうか。
どれだけ檀家がいようと、本当の信仰を持った人々がいなければ話にならない。
>>598 一般の檀家さんは仕事しながら、一方で信仰生活を送っている。
(そうでない人の方が多いけど)
とするならば、自分が率先してそれをしなくてどうするの。
>>591-592 「ズバリ!」の方は墓石屋と組んで、知名度を生かしての墓苑ビジネスに邁進している。
宗教法人化に向けての準備も進めているのだとか。
結局、そういう方向に落とし込んでいくわけか。
>>593 確かに男の方はかなり肥えてきたな(w
最近は美輪とタッグか。
>>600 ごく常識的なことを常識的に・・・じゃないですか?最近は。
儲かったもの勝ち
>>603 世間様じゃないんだから、別に勝ち負けの問題じゃないし。
>>600 その墓石屋がやっているのが京都の大国教会。
細木の墓苑経営のためにある法人と言っても過言ではない。
>>605 似非霊能者と「神」になりたいペテン師か。
>>606 それで商売になるんです。実にいい世の中になりました。
>>607 ・・・・で、成れの果てはこんな感じですか。
墓の購入代金をだまし取った僧侶を逮捕
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-060110-0018.html 福岡県警南署は10日、墓の購入代金名目で女性から現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで
福岡市西区野方の僧侶国分常説容疑者(46)を逮捕した。
調べでは、国分容疑者は昨年5月ごろ、同市南区の女性(86)に「自分が仲介すれば安く墓が
買える」と持ちかけ、3回にわたり現金約100万円をだまし取った疑い。
女性は昨年4月に夫を亡くし、葬儀会社から紹介された国分容疑者が葬儀や法要などを取り仕
切っていた。
国分容疑者は長崎県対馬市の寺の僧侶だが、最近は福岡市に住んでいたという。
>>608 対馬の普明寺(曹洞宗?)の住職らしいな。
火事で寺が全焼。再建後、生活拠点を福岡に移して葬祭業者の下請けを
しながら生活していたのだろう。
今後、こういう事件は増えるんだろうな。
610 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/01/15(日) 09:03:20
かなり借金があったみたい。
道説だか理説っていう名前らしいが、道や理を説くなんてなんて逆説的な人なんだろう。
612 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/01/15(日) 09:11:38
はやっ。
>>609 都市部に随分と食い詰めた坊さんが流入しているのは事実だしね。
>>613 葬祭業者の下請けですね、大半は。
それを縁にしての信徒作りとなるわけですが、結局、受発注の関係がありますから
シビアな見方をされてますよ。
>>613 ええ、そのうち徹底した価格破壊が始まります。
「価格」なんて言っている時点で既に末期症状なんですけどね。
所詮、ビジネス。
>>616 いいんじゃないの?
どれだけいるか分からんけど、信徒さんたちと信仰を中心とした活動を展開するも良し、
ゼニ、ゼニ、ゼニで走るも良し。
千差万別で良いと思う。
>>617 聞法熱心な門徒さんに言わせると
「聞法道場はたった1人の念仏者がそこにいれば良い」
と。法人の経営規模にもよるから、それを貫くとなると難しい点もあるのだが、
心意気としてはそうありたいもの。
といって、ビジネスと割り切る寺院も否定はしない。
使命感を与えられるような縁や出会いがないだけとも言えるし。
>>618 きちんと差別化がなされることは大事だな。
>>617 しかし、事件性を帯びたら拙いだろ、さすがに。
ビジネス寺院に寄り付いている人々(檀家・信徒)側にも問題があると思うんだよな。
結局、経済的な観点からしか物事を考えていないから、巧いこと落とし所を作っているビジネス寺院の
利害が一致してしまうわけだ。
>>623 経済的事情でその関係が維持できなくなりつつあると思うのだが。
信徒側も「結局、カネですか?」となるだろう、さすがに。
>>623 選びの主体が信徒側にあるならばそれでもいいと思う。
今時、檀家制度でもあるまいし。
>>618 逆にお寺側も「墓苑・納骨施設は法人の事業である」と割り切っちゃっていいんじゃないかな?
法人の事業として墓苑・納骨施設を運営し、その他の収益事業も併せて運営するが、それは法人を
経済的に成り立たせるものであって、本筋は布教伝道だと。
仮に檀家信徒が2〜300いたとして、その本筋に同調してくれる人が1割でもいたら、それで十分な
はず。
627 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/02/05(日) 23:37:51
私が心霊研究を始める前から興味を持っていたのは、誰が世界を動かしているのかということだった。
世界はこの世だけだと思っていたからね。私の狭い部屋の壁にあたる部分はほとんど本箱で占められているが、
そのなかに一冊の印象深い本がある。ゲーリー・アレン著「ロックフェラー帝国の陰謀」1,2,原題は(Rockefeller file)である。
当のアメリカでは発禁になったそうで、1984年、自由国民社発行であるから20年前読んだ本であるが、
これでそれまでの政治、経済の疑問の多くが理解出来るようになった。私は会う人ごとに驚きを話すのだが、
当時は誰も本気にしてはくれず、陰謀じゃないの?という顔をされたものだった。
その後ロスチャイルドやらロックフェラーについてはぼつぼつと書かれるようになった。
広瀬 隆氏は「赤い楯」以降、ロスチャイルド他ユダヤ資本に詳しいし、
副島隆彦氏、中丸薫氏の著書も次々と刊行されていて参考になった。
インターネットの時代到来でネットでは大田 竜氏を始めとして詳しく取り上げている
サイトも現れているが、依然としてメジャーでは陰謀扱いにされている。
イラクでの戦争も表の政府の意向の裏にこれら見えざる政府の意志が
働いていることを読まないと理解できないだろう。
ライブドアのニッポン放送株の買占め騒ぎも、
このような巨大資本が日本のサラリーマン経営者を狙ってうごめいていることを、
あらかじめ知っていれば起きなかっただろう。
資本主義と分かっていながら日本の経営者は根っからの資本家ではないから、
資本の本当の恐さと力を知らないのではないのか。陰謀じゃないよ。
シオンの議定書を今のうちに読んでおいたほうがいいのでは。
書かれていることが一つ、また一つと現実化している。
>>626 >法人の事業として墓苑・納骨施設を運営し、
結果、そこに宗教性を要求しちゃってるから無理でしょう。
>>626 あんまり収益事業を奨めると、怪しいグッズだの何たら食品だのを販売し始める輩も
出てくるんじゃね?
>>630 それ、主として新興宗教の話じゃないの?
結果、薬事法あたりに引っ掛かったり。
>>631 多いですね。
それだから 宗教=胡散臭い と毛嫌いされる。
>>633 教祖の本だの掛け軸だの、あれこれ買い物するとマイレージが蓄まるかの如く
善本を詰めるなんて便利な教えだね。
地獄の沙汰もカネ次第ってやつか。
>>634 なるほど、マイレージか。
しかし、貯めたところでやってることは堕地獄の行。
まずは食えりゃいいでしょうに。
>>636 それ以上のものを望むとろくなことがありません。
>>634 一般の方ではそれを「ん?おかしいぞ」と判断できないことが多いですし。
そのあたりは僧侶側のPR不足か、あるいは僧侶側がそういう領域でカネ集めをしてしまっている
証かも知れませんが。
何か本題からズレてません?
批判・要望スレができたからね。
結構頑張ってたし、とりあえず使命は果たしたでしょう。
>>644 ですね。
批判・要望スレで問題を集約できればいいんですが。
そろそろ店じまいしてもいいんじゃないかな。
>>648 とりあえず、おばちゃんが1人でやってるたばこ屋のように細々と営業。
公務員最強。
>>652 昨夜の『行列ができる法律相談所』でやってましたね。
子供の夢を奪うようなことをした担任教師を訴えるって話で。
「目指せ!公務員!」とか言わせちゃってさ。
結局、勝訴できる確率0%だったけど。
>>653 公務員が拘束時間外で信仰活動をするのは構わないけど、宗教法人の代表役員として
別報酬をもらっているとしたら、やっぱりそれは問題じゃないの?
>>654 しかしながら、それが罷り通ってしまう摩訶不思議。。。
>>655 「他人の禄を食む」のと「親方日の丸」は別物でしょう。
楽なのは分かるけど。
ちょっと話題?から逸れるんですけど……
年齢に関係なく、女性の方がお寺の行事に対して好意的じゃないですか?
自分の現場を振り返っての感想ですけど。
新興宗教など特にそういう傾向がありますね。
その結果、猥褻行為などで獄に繋がれる宗教家さんもいるわけですが。
>>657 確かにそれはある。
男性陣に比べて、いろいろ問題は多いけど女性の方が組織を構成するのが楽かも。
聞法でも1〜2時間掛けてでも足を運ぶのは女性の方が多い。
>>662 適度に経済力と時間があったりしますし。
>>663 カルト教団の信者の男女構成比は、後者の方が多いね。
666 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/04/08(土) 22:50:48
一度あげようよ
必ず余計なことをするアホがいるんだな。
ったく、ぶち壊しじゃないかよ。
____ ________ ________
|書き込む| 名前: | | E-mail(省略可): |sage |
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ 。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ゚Д゚) / < ここに「sage」(半角)と
⊂ つ | 入れるとスレがあがらない。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \_____________
| |
| |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
分かっていて、わざと age たんじゃないの?
>>668 で! 何がぶち壊しなのよ? 意味わかんねぇ。。。
>>671 底まで落ちるってことでしょ。
600以下に落ちていたんだし。
なら、だぁーれもカキコしなきゃぁいいじゃんかぁ!
>>674 そうですね。
というわけで、終了しておきましょう。
>>675 地域性、経営規模、宗派の異なる寺院群の経営問題を1つのスレで扱おうということに
そもそも無理があるのではないかな?と。
>>677 檀家0軒からの徒手空拳、成り上がり物語ですか?
>>678 涙、涙の寺院建立プロジェクト?
それでなくても飽和状態なんだから、これ以上要らないだろ。
(ゝ__________ノ)
ε(@ )3))__))__))__))__))__))__))__))3
/A ヘ∧ ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
く`77/''λ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
く777/⌒λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
ぐ777/⌒゙λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
/`777/⌒`λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
(乂_/`777,,γ⌒ヽ∧゙_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ/乂_ノ)
乂んんんんん乂(0)んゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ_(,,ノ
.ロ/ ロ/ ロ/ ロ/─|"|""|-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ''''
|"||r────|. | | ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|| ̄| |
|. || r──┐ |. | |j ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|. || |「「「「「| |. | | ∩ ∩ ∧∧ | | 廃寺でマターリ・・・
|. || |l_l_l_l_l_| |. | | (´ー` ) (, ゚Д゚) | |
|. || |l_l_l_l_l_| |. | | (日と ) .ノつ旦) | |
|. || |l_l_l_l_l_| |. | | ( ( ノ て ) ) .| |
|. || |l_l_l_l_l_| |. | | | ̄ し し  ̄ ̄∪. J. ̄ ̄ ̄|
|. || |l_l_l_l_l_| |. | |,, |,,v,, ...v...,.,,,,v.,,....v...,...v..,..,,,|由由
>>679 無住の寺の再活用方法でも考えた方が良くない?
先ず、更地にしてから考えよう。。
683 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/04/19(水) 14:48:26
寺院なんて潰れて駐車場を経営してくれた方が
世の為になるのだが。
684 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/04/19(水) 16:42:35
日本にラーメン屋が8万軒くらいあるんだって。寺もそれくらいあるようですね。
ラーメン屋は年間2割程度潰れて、またそれくらい増える。
必ず一定の割合で存続する。
寺もそうすれば活性化して、マンガの題材になるんじゃないの。
>>684 コンビニの次はラーメン屋ですか?
同じことばかり繰り返して飽きませんか?
>>685 淘汰されるべきは淘汰されて問題ないからね。
構成員にやる気がなけりゃ、経営的にはそれで終わり。
そんなものだよ。
>>686 逆に言えば、本人たちさえその気ならどうにでもなりますわね。
>>687 こういうことを言う香具師もいますけどね。
過疎寺の浄土宗の兼業似非坊主の発言です。
352 :名無しさん@京都板じゃないよ :2006/04/03(月) 17:36:53
独身僧侶のみ生活のめんどうをみてもらえるようにし、
妻帯住職は兼業にするほうがよい。
僧侶の数を減らして専業坊主ばかりにするのじゃなく、
僧侶を増やして兼業ばかりにすればよい。
僧侶一人あたりの法事が月1くらいですむように。
>>688 けちゃっぷだろ?
何かさぁ…こいつ、常に浮き世離れしたことしか言わねえな。
寺の経営を檀家に丸投げして、自分は呑気に公務員やってるんだろ?
>>689 叩きならば浄土系のスレでお願いします。
>>688 兼職もいいけどね。
本人が「やる」と言っているならば、それに勝るものはないよ。
しかし、経営面では固定的な檀徒がいないと、
>>688の理屈は成り立たないけど。
修繕なんてどうするんだ?と思うしね。
限られた俸給の中から生活費を差し引き、それで残る貯蓄とごく僅かな寄付金で賄わなければならない。
六畳一間の本堂(仏間)ならいざ知らず、堂宇の保全をちょっとナメてるかもね、その人。
>>691 みんなローンを抱えて頑張ってるんだから、陰口叩かれないためにも
少しくらい身銭を切れっての。
>>692 本堂修繕の時にはかなりの割合で負担してまっせ。
694 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/05/05(金) 09:11:29
田舎に行ったら借金嫌うよ
月賦買いは馬鹿にされる
農機具も家も貯金から買う物とされる
>>694 そうですかね?w
田舎もそれぞれですよ。農機具もピンからキリ。
キャッシュで買えるものもあれば、ローンを組まないと無理なものもある。
696 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/05/06(土) 09:01:55
信徒は心の平安、拠り所を求めているのに、坊主は建物に固執する。
どこまでいっても、
この溝埋まらず。信徒大量離脱。
>>696 こだわれる程の規模の寺院は、このスレの扱い範疇ではないので悪しからず。
699 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/05/08(月) 12:05:19
んごっぐわばば
700 :
妖輝緋 ◆Tyn2tfw0AU :2006/05/08(月) 14:21:04
700げっとぉ!
>>696 そういう意味では、箱にこだわらない道場・説教所の方が時代に応じているとも。
>>701 そんなものかねぇ?
確かに投入額は少なくて済みそうだが。
>>702 本来、浄土真宗などはそんな感じでしょ?
>>703 そうですね。
プロテスタントの教会同様、民家を改装した道場が主でしたね。
江戸時代に入ってから本末制度が整備され、寺檀制度に基づく宗判権の問題から
寺院化が推し進められていくわけですが。
>>702 そういう人たちは説教師として手堅く稼いでいる人が多いね。
まあ、話の聞き易さや内容によって相当格差が生じるけど。
>>706 それが本分でしょう。
勿論、行者であり念仏者であることが問われますけどね。
真宗禿は落語しない関西落語家見たいなもんだな。
>>709 落語ができるようになってから言いなさい。
>>710 一発芸しか売りがない香具師が落語しない関西落語家を批判かw
>>711 言行一致が一番なんですけどね、ホントは。
現実社会に対する問題意識があって、自己観察ができて、弁が立ち、儀式にも造詣が深ければ
言うこと無しだと思う。
どうしても偏ってしまう傾向はあると思うけど。
>>712 仏教という言葉が抜けてませんか?真宗さん。
>>713 真宗は仏教ではないからそれで良いのでは?
>>712 しかし、恭しい儀式とやらに感銘を受ける人っていうのはおるの?今時。
>>715 少なくとも僧侶の中にはそう思っている人が多いのでは?
もうそんな時代でもないのにね。
>>716 興味のない香具師にとってあれほど退屈な時間もないと思うが。
久々に確認君キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
>>718 貧乏であるか否かは感覚の問題でしょう。
貧乏寺院であることを受け入れることができたら、経営面での労苦は
労苦にならなくなると思います。
>>720 物理的問題を無視して理想論を語るのはどうかな?
>>724 牧師さんなどは兼職多いよ。
結婚式場でのアルバイトからガテン系まで兼職してない方が少ないかも。
所得水準もそれほど高いわけではないし。
>>725 確かにバイト牧師は多いですね。
そして貧富の差もけっこうあります。
727 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/06/27(火) 20:36:54
/ 〃 , .r〜ヾ; )゙;
i゙ 〃 、__;;ェ'′ .| i: 、',_l _,
| " 彡`ーェ.,ィ ノ ;リ il ミェテ
゙:、 、'ュ,ニ" `‐-;テ‐'゙ '′ ゙ゝ、ー彳
_ノi゙, ミニ彡,ィノ、、,,_ ,ィニ"_ 「リノ
|:' イ ´,ニr=t で:ン゙ レ'′ ユリアン…、教えてあげる
゙! f'^;、!. ー゙‐'′ ', ;'
゙ゞ! ゙ヾ'、゙ .. 〉 ;'
`(i`ーi.、 _....., ,'
,)代l \ `ー'゙ /
i゙(、iリ ` :、, `´ ィ'、
/.::::`::-.、,_ `''ー-イ ヽ::゙:ヽ、
_,/,;:::::::::::::::::::`:r─-、ィ'''^゙ゞi, f、L,,_
-:''"::::::::'::;;::::::::::::::i'i| ゙「ヽ ヽ!l::| ;::::`:ー
::::::::::::::::::::::::'::::;;:::;i l| ゙い iノ::l ;:::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::ノ ゝ、__,,..、-'゙.:::::'::::::::::::::
だめよ、ユリアン…やさしく、やさしく…、そう、舌の先で…アアッ…。
もう…?でも、いいのよ、最初は誰でも、そうなんだから。
あの人なんか、もっと早かったんだから…あ、もう元気に…だめ、だめ…ハァハァハァハァ
あっ、あっ、あっ、あっ、あっ…、ユリアン…アアアアアァァッァァ
耳は…だめ…アッアッアッ…すごい、すごいは…アッアッアッ
男を知ってすぐに未亡人になった体をもてあましてる私が、新スレを立てたので、挨拶にやってまいりました。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/jsdf/1150468063/
>>726 そりゃどこも一緒。完全な量的平等はあり得ません。
>>728 いますね。
全檀家を寺院数で均等割するべきだ!とか吼えてる坊さん。
大抵共産党員だったりするのですけど。
>>729 普通に自然淘汰されればいいじゃねえかよ。
淘汰されるべきものは淘汰されていくんだよ。
>>731 貧乏人が意地でも法人格にしがみつこうと必死。。。
>>731 仰る通り。
結局、主管者・代表者の信仰と心意気ひとつということ。
そこに信仰があれば、経済的状況に対する不安感だけで短絡的に行動しないだろうし、
実質的な信仰生活さえできれば良いと思うはず。
布教伝道はその次のこと。
こんな意見もあるわけですが・・・。
266 :名無しさん@京都板じゃないよ :2006/07/11(火) 13:20:34
葬式・法事請負業から手を引いて、布教による念仏の弘通だけでやるなら、とても妻子は養えないぞ。
独身デフォルトだ。
そんなのでやりたがる奴いるのか?
多産の明治時代以前なら、食えない農家の○男坊が小僧に来たかもしれんが。
>>737 その程度の覚悟しかないなら寺なんて辞めちまえよ。
>>738 そうですね。
そこに法があるかどうか、その場が力を持っているかどうか、ですからね。
経営規模云々の話はあると思いますが、宗教の現場の基本はそこにあると思います。
法が失われ、場の力が失われたら、立派な伽藍も塔も単なる造形物になってしまうのでしょう。
地味に定期保守されてるのね、このスレ。
>>741 その気になれば信徒10人でもやっていけるのがお寺というもの。
>>742 信者寺で信者数千人とか吹いてるところあるけど、あれって参詣者カウントしてるだけでしょ?
>>743 日蓮正宗と創価学会のダブルカウント並みに信用できない数字ですけどね。
観光で行っても信者扱い。
>>744 そうなったらダブルカウントどころじゃないしw
>>743 それは一般的に知名度のある観光寺院でしょう。
大半は現世利益型で、信者にしても20〜30人の規模で細々と運営されている。
>>746 中には流動的な信者層が経営基盤を担いながらも、少数の檀家を有する信者寺もありますよ。
それを信者寺に分類してよいのかは別として。
(
>>749の続き)
◇サークル活動装う
毎日新聞が入手した元信者の女性(28)の手記には、鄭教祖が健康チェックなどを理由
に性的暴力に及んだとされる経緯が記されている。
5年前、日本国内の教祖の部屋に呼ばれた女性は突然抱きつかれた。
「イエス様がずっとあなたを探していた。あなたは私の恋人だ」「私に一生をささげなさい」。
そう韓国語で迫り、体を執ように触った。
同席していた女性通訳は「健康チェックをして下さっているから、じっとしてて」と話すだけ。
数カ月後、面談を理由に教祖の部屋に呼ばれ、抵抗できずに乱暴された。
女性は「教祖の気分を害さないように」と耐えたという。
勧誘は宗教色を排除し、宗教団体と感じさせないのが特徴だ。
サッカーやバレー、演劇、チアリーディングなどサークル活動として大学生を勧誘。信者が
運営したサッカー大会に元Jリーガー、同様の芸術祭に有名少女漫画家が参加したことも
あったという。被害者支援をしている渡辺博弁護士らが脱会信者から聞き取りしたところ、
ほとんどの信者が当初、サークル活動と認識していた。
数カ月から半年後、人間関係ができると「聖書の勉強をしないか」と持ちかけられ、教会な
どで聖書解釈の講義を受ける。教会はマンションの一室が使われることが多く、看板もない。
室内に入ると鄭教祖と教祖が霊写したというぼやけたキリストの写真が飾ってあるだけだと
いう。
30回もの講義を受け、修了式を終えると信者と認定される。「それでも自分が所属する組
織の全体構造や正式名称を知らない信者も多い」と、脱会相談に応じてきた日本基督教団
の愛澤豊重・総務幹事は話す。また宗教法人の登記はされていないという。
(
>>750の続き)
収入はどうなっているのか。渡辺弁護士らによると、信者個人の月収の1割と決められてい
る献金が主な収入源とみられ、信者が経営するコンピューター関連会社の収益も教団に流
れている可能性もある。
摂理が日本に進出してきたのは85年ごろ。韓国人留学生がサークル活動を通じて信者を
獲得してきた。中心的役割を果たしたとされるのが、日本活動のトップで関西地方に居住す
る韓国人女性と弟の2人。
現在は、この女性幹部と関東地方の女性幹部の下に、地域ごとのリーダーが置かれ、活動
の拠点となる教会にもリーダーが存在してピラミッド型の組織を形成しているという。
教会は全国数十カ所あり、50以上の国立や有名私立大の学生、卒業生らを中心に活動し
ているとされる。
お寺でデイサービス 金大教授ら白峰で可能性調査 広い境内、心に安らぎ
お寺をお年寄りが集う場にしようと、金大文学部の島岩(いわお)教授(宗教学)と大学院生の
山越晴香さん(かほく市横山)が寺院型デイサービスの可能性を探っている。行事以外はほと
んど使われない広い境内や本堂を活用し、心の安らぎが得られる福祉施設になると提言する。
若い世代の寺離れが進む中、地域に開かれた福祉の側面を取り入れることで、寺院再生の
切り札になるとみている。
昨年八月に白山市白峰地区でアンケート調査を実施したところ、寺院型デイサービスが身近に
ないためイメージしにくいにもかかわらず、約40%の人が利用したいと答えた。
今後、金沢など都市部でも寺院型デイサービスの可能性を調べる。島教授は「介護のほか、
悪徳商法を防ぐ教室や遺言状の書き方、自分の葬儀の相談など、地域のお年寄りを、さまざま
な方面から支援する場に発展できる」と指摘している。
寺院型デイサービスは富山県内には二カ所開設され、寺院の広い部屋や緑豊かな庭を生かし
たサービスを提供している。檀家や門徒の数が減る中で、寺院経営を支える一策としても注目
されている。実家が寺院という山越さんは「お年寄りとなじみが深い寺院が地域の福祉に貢献
することができる」と話している。
この研究は十八日に金沢市の県国際交流センターで開く金大市民大学院論文報告会で発表
する。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060310004.htm
ロシア人留学生がお寺体験 立山で農家民宿モニター受け入れ
立山町グリーン・ツーリズム推進協議会の農家民宿外国人宿泊モニター受け入れは十一日、
同町四谷尾の浅尾哲雄さん(65)方=極楽寺住職=で行われ、招かれた富大留学生のロシア人
二人が農村の暮らしに触れ、早春の山里の風情を楽しんだ。
同町では、昨年から外国人にも田舎の魅力を知ってもらい、農家民宿を中心としたグリーン・ツーリ
ズム事業を推進している。
招かれたタチャーナ・サポヂニコバさん(22)とイローナ・ヤキメンコさん(21)は、哲雄さんと妻妙子
さん(61)、長女祐子さんと日本茶と和菓子を味わいながら歓談した後、本堂でお参りした。
二人は祐子さんの指導を受け、うどん打ちに挑戦し、スーパーで買い物をし、夕食にはすき焼き、
うどんすきを味わいながら日ロの生活、文化談義に花を咲かせた。十二日は祐子さんの指導で町
民らとイチゴ大福やどら焼などの和菓子作りを体験、交流を深める。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20050312005.htm
>>752 境内が広くないと厳しいかもね。
でも、同じような着想でいろいろ展開できるとは思うけど。
>>754 ウィークデーなんて何にも無いだろ?設備の有効活用でも考えたらどうだ?
>>755 地域に開放している寺院も多いよ。
住職自身が地域社会にコミットしていると必然的にそういうことになる。
>>756 だからライオンズやロータリーに入るんだろ?
墓参り代行業、新たなビジネスに 高齢者に人気
盆の墓参りシーズン。神戸市では一風変わった「墓参り代行サービス」が注目を集めている。
雑草をひき、墓石をふいて供花を取り換え、最後には「心を込めて」合掌する。
利用者は高齢者が中心。寝たきりで何年も墓参りに行けない人や入院中の人たちからは、
「ずっと気にかかっていた。きれいになってほっとした」と喜ばれている。
進む高齢化が、新たなビジネスを後押ししている。
同サービスは兵庫県内ではまだ参入が少ないものの、全国的にみると五年前には既に始ま
っていたという。石材会社や花屋などが副業として始めるケースが多いが、全国展開する専
門業者もある。
同市須磨区の石材会社「四国石材」。
価格競争が激しい石材業界にあって、「昔ながらのやり方ではだめ。代行サービスで社名を
アピールしたい」と、二〇〇四年夏に参入した。
当初、「墓参りは他人が行くものではない」と冷ややかな目で見られることもあったが、認知
度は徐々にアップ。今年は八月一日から七件の申し込みがあった。
価格は墓地の大きさやサービス内容によって六千円から一万三千円。利用者は希望日を指
定でき、一-三人のスタッフが墓参りへ向かう。清掃後は墓の写真を届ける。線香や花を供え
るサービスもある。
家の中を歩くのが精いっぱいで何年も墓参りに行くことができない高齢の女性は、きれいに
なった墓の写真を目にして「心のつっかえがとれた」と笑顔を見せたという。
一方、同市中央区の設計会社「工研設計」は、今年一月に参入。墓とは関係のない業種な
がら、「確実に需要はある」とみた。阪神間や播磨地域にも出張し、八月に入ってから八件の
申し込みがあったという。
事業責任者の中川友和さん(45)は「墓を残して遠方に引っ越した人たちの利用も見込める」
と話している。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000088619.shtml
TVショッピング&即決で墓地購入。
いよいよこういう時代になったか・・・。
----------------------------------------------------------------------
TVショップ異色の新商品 墓地購入、即決歓迎 都内業者のジョウコウ
■旧盆前にBS15分番組
テレビのショッピング番組で墓のセールス。あなたは購入を即断できますか?
東京都内の墓石企画・販売会社が旧盆を前に、業界初とみられるBS放送のテレビショッピングを
利用した墓石販売を始めた。68万円の墓石・墓地に、全国から購入申し込みがあるという。
多様化する家族形態に合わせたセールスを考えた試みに、市場が好反応を示したようだ。
企画したのはジョウコウ(東京都千代田区)。「BS−i」で6日午前6時45分から15分間、放映した。
番組は俳優らがドラマ仕立てで墓の紹介をしたあと、フリーダイヤルの案内が流れ、申し込みを受け
る構成。墓は横浜・白楽に造営された屋内型墓地。最近、都心で増えている立体駐車場型に設置さ
れている墓地が、暗証番号を押すことで目の前に現れる型式だ。商品が墓であること以外は、通常
目にする衣類や装飾品のテレビショッピング同様の番組構成になっている。
(
>>759の続き)
5、6日の午前8時からは「BS−Fuji」でも、フリーダイヤルを紹介した30秒CMも流した。
15分番組は1回だったが、同日に契約した15人のうち少なくとも8人が番組を見て即日購入を決断。
うち2人は実物を見ることなく契約した。
常、墓地販売は周辺の地域にチラシを配り、現地に足を運んでもらって契約するのが手順。
「実物を見、業者の説明を受け、納得してから」というのが業者にも消費者にも共通認識としてあるか
らだ。BSを使ったテレビショッピングでは全国に情報が行き渡るうえに、購入の即断を迫られるのが
特徴。
ジョウコウの高瀬秀樹社長は「両親が地方に住み、子供は都会で生計を立てている家は多い。誰も
来ない墓地を地方に買うよりも、子供の近くに求めたいと考える人に訴えるのに、BSのメリットを見い
だした」と話す。「営業マンの説明なしで、契約に結び付けられるという点でも、墓石業界にとって画期
的」という。実際に、契約した1人は中国地方の人だった。
番組制作費まで含めると、1回の放映では採算はとれないが、1回の放映権料だけを考えると十分採
算がとれたという。売りに出された墓地は計1000基以上あり、9月になってから、秋の彼岸を前に放
映回数を増やし、より多くの人に案内をする計画という。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200608110011a.nwc ----------------------------------------------------------------------
>>759-760 >両親が地方に住み、子供は都会で生計を立てている家は多い。誰も
>来ない墓地を地方に買うよりも、子供の近くに求めたいと考える…
最近、その傾向が強いですね。
>>761 霊園のCMなんかはけっこう見かけるけど、ちょっと違うよなぁ・・・とは思っていたが。
『お寺の経済学』で坊主丸儲けは許しません
経済学者がつきつけたお寺業界の規制緩和策
これはお寺業界に構造改革を提起した1冊である。
日本のお寺は「葬式仏教」「坊主丸儲け」などとバカにされ、檀家から聞こえてくるのは
「戒名料が高すぎる」といったグチばかり。
もし企業が同じ状況におかれたら、反省し、消費者の声に耳を傾け、サービスの改善に
努めるだろう。でないと潰れてしまう。
しかしお寺だって例外ではない、と経済学者の著者はいう。
お寺も事業者として「市場動向」に注意をむけ、消費者である信者のニーズに気をくばる
のは当然。その努力を怠りつづけたら、1000年の歴史を持つお寺といえども、いまに消
滅してしまいますよ、と。
お寺に復活の道はあるのか。
著者は、需要サイド(信者)と供給サイド(お寺)の両面から、お寺が抱える問題と再生策
を探る。お寺の衰退は、「お坊さんの意識が低すぎる」などと、ソフトの側面からのみ語ら
れがちだ。
が、本書は、制度やガバナンスなどのハード面から、経済学のメスでお寺を解剖する。
その手さばきとカルテは新鮮かつ明快だ。
檀家制度が生んだ悪循環を断ち切れ!
お寺衰勢の需要サイドの要因は、経済成長と科学の発達である。仏教は、執着を捨てる
ことで苦しみから救われると説く。頼れる医学もなく、生活水準も低かった中世では、苦か
ら逃れるためには、心の持ち方を変え
るしかなかった。だから仏教のニーズはあった。
しかし、現代の日本は違う。グルメあり。娯楽あり。高度医療あり。お金と科学で苦その
ものを追っ払う。煩悩ウェルカム。仏教の需要が底をつくのもむべなるかな、である。
供給サイドでは、檀家制度に着目する。江戸幕府がキリスト教弾圧のためにこしらえた
檀家制度は、いわば完全な保護政策。布教いらずで寝てても布施が入ってくる。
こんなお寺から信者の心が離れていくのは時間の問題だ。
檀家制度の固定した取引関係が、仏教を骨抜きにしてしまったのである。
現代では、檀家制度がさらなる悪循環を生んでいる。
信仰心のない檀家にとって、お坊さんは、葬儀や法事のときだけやってきて、高額な布施
を請求する業者にすぎない。布施の金額は、檀家の信仰心に比例して下がっていく。
なのに、お寺は何をやってきたか。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060605/103623/
>>764 でもさぁ、今いる檀家さんってほぼ明治以降、実際には昭和に入ってからの人たちが主力。
江戸時代から・・・なんて人にはほとんどお目に掛からない。(ほぼ断絶している)
地方はどうなのか知らないけど。
但し、「何故、○○宗のお寺に?」と聞けば、「本家がそうだった」と答える人が多いのは事実。
それを以て檀家制度の旧弊とするような考え方もあるんだろうけど、それを言い出したら、地縁も
共同体もあらゆるものが「外から押し付けられたもの」になっていく。
766 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/08/14(月) 22:38:14
だから坊主の努力不足が免責されるわけでもあるまい。
教化を怠ってはならん。
>>768 あの奥さんの棒読みは何とかならんかったのかね?
演出もOK出すなよw
>>764 煩悩ウェルカムねぇ・・・その結果、どういうことになってますか?という検証はないのね。
「土地離れても最後はここへ」 過疎乗り越え納骨堂新築 珠洲・大屋 家ごとの墓持たず
家ごとの墓を持たず、亡くなった住民は集落の共同墓に葬られる珠洲市三崎町大屋で十五日、
新しい共同納骨堂が完成した。
全国でも珍しい共同墓は、飢饉(ききん)で離村者が相次いだ天保年間、無縁墓が増えるのを
憂えた村人が造ったもので、以来、百七十年にわたって地域挙げての墓参りが続けられてきた。
入魂式には住民や帰省者ら約百五十人が参列、「土地を離れても最期はここへ」と絆(きずな)
を確認し、過疎を乗り越え、共同体を守っていく誓いを新たにした。
珠洲市街から車で約三十分。能登半島先端に近い山あいの地に大屋の集落がある。その高台
に位置する共同墓はかつて「ホシバ」と呼ばれ、稲を干す場所だったと言われる。
大屋の共同墓の歴史は一八三六(天保七)年にさかのぼる。
当時、飢えなどで離村する者が多く、管理の行き届かない墓が増えた。これに頭を痛めた米田
喜兵衛という人が一つの墓にすべての人を納骨することを提案し、集落が共同管理することに
なった。
共同墓の納骨堂は何度か改築が重ねられたが、老朽化が著しいため、住民が費用を出し合い、
予算一千万円で木造平屋建ての建物を新築した。骨を納める穴(縦、横、深さ三メートル)は昔
のまま残し、仏像なども新調した。
入魂式では、集落の菩提寺である厳徳寺の秦俊也住職(79)が読経し、「立派なものができた
からといって早く入ることはない。長生きしなさい」とユーモアを交えてあいさつ。参列者は家族
ごとに並んで静かに手を合わせた。
会場には天保年間に共同墓を造った米田喜兵衛の子孫で、金沢市で建築設計業に携わる米田
喜實雄さん(58)も出席し、墓の由来を説明した。
大屋ではこの二十年間で四十六戸から三十六戸に減り、住民は金沢や関東、関西などへ出て
いる。それでも旧盆の十五日は出身者の多くが帰省し、年に一度の再会を喜び合う。
真新しい納骨堂は過疎が深刻化する中で出身者の心をつなぐ象徴とも言え、中家昭夫建設委
員長は「集落を出た人も死後は皆、この納骨堂に入る。子供、孫、ひ孫とぜひ守っていってほしい」
と話している。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060816002.htm
>>771 それで離郷した連中が最後には戻って来てくれる?
さて、それはどうだろうねぇ。
>>760のような考え方が現実だと思うけど。
>>772 ですね。
地方の寺院(ほとんど親類なども残っていない場合)を離れて、生活圏に近いところに墓を移す傾向が
強まっていますね。過疎地などもう目も当てられない惨状。
納骨堂の利用希望相次ぐ
稲沢市の善光寺東海別院
稲沢市祖父江町祖父江の善光寺東海別院が、亡くなった人の遺骨を納める納骨堂を二年前、
本堂内に設置したところ、予想を大幅に超える利用の申し込みが相次いでいる。
申し込む人たちの多くは「自分が生きているうちに、遺骨の納め場所について考えておこうという
六十代の人たち」といい、お墓よりも手軽な納骨堂への関心の高まりが背景にうかがえる。
墓地の無い同寺院が納骨堂を建設したのは二〇〇四年九月。以前から遺骨を預かってほしい
という相談があったものの、件数は年一、二件程度だった。その都度、対応して堂内の部屋の
中に置いていたが、ここ数年で同じような相談が増えてきたことから、納骨専用の部屋の設置
を思い立った。
当初は年間二十件ほどの申し込みを予想したが、実際建ててみると、この二年間で五百件もの
申し込みがあり、急きょ増築し今年四月からは計千六百人分の骨を納められるようにした。
納骨堂は本堂の奥にあり、広さ約百二十平方メートル。天井には青空をイメージした模様が描か
れ、両脇にロッカー状の黒塗りの箱がびっしりと並ぶ。その箱の一つずつに観音開きの扉が付い
ていて、骨を納められるようになっている。
夫婦二人用で高さ約二十センチ、横約四十センチ、奥行き約二十センチの大きさ。費用は一人用
が二十万円、夫婦二人用が六十万円、家族四人用だと百二十万円を払えば、三十三年間安置で
きる。その後は、境内にある供養塔に納められる。
同寺院の納骨堂を建築した川本商店(東京都港区)によると、納骨堂の建築は二〇〇〇年ごろか
ら全国的に増えてきており、同商店でも年間三十から四十の寺からの依頼を忙しくこなしていると
いう。同商店は、こうした傾向について「少子化で、墓を守り継承していく人が全体に少なくなってき
たことが、一番の要因ではないか」とみている。
同寺院の林和伸・副住職(41)も「納骨堂の利用を申し込む人たちの多くは、子どもがいない方や、
子どもに墓の管理の負担をかけたくないという人たちが多い」と話している。
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060830/lcl_____ach_____001.shtml
>>774 面倒掛けずに生きられる人なんていないんだけどね。
>>774 ウチもテスト用に本堂脇に納骨檀を作ってみたけど、けっこう問い合わせが多い。
>>776 といって、そんなことをして採算が合うのは都市部だけ。
農村部などはそんなニーズもない。
>>780 もはや何でもありって感じですねw
大真面目に損な看板を出して恥ずかしくないんでしょうか。
過疎地では統廃合が避けられまい。宗門はリーダーシップをとるべきだ。
>>782 統廃合後の住職の再就職先は?
宗門が斡旋してくれるとでも言うのか?
毎日社会福祉顕彰:富山から初、救護施設「八尾園」園長の西浦さん /富山
◇憩いのある環境に−−同じ人間温かく受け入れ
今年度の「毎日社会福祉顕彰」(毎日新聞社会事業団主催、厚生労働省、全国社会福祉協議会後援)
に決まった社会福祉法人「白皇山保護園」理事長で救護施設「八尾園」園長の西浦博良さん(80)
=富山市八尾町=は、「福祉は心、人生努力」をモットーに、半世紀をささげてきた。
優れた功績を挙げ社会福祉の発展向上に貢献している個人、団体を毎年数件ずつ顕彰してきた同賞は
第36回を迎え、富山県内で初めての受賞。西浦さんは「同じ人間として生まれてきた者どうし、これから
も温かく触れ合っていきたい」と一層の意欲を示している。【嶋谷泰典】
救護施設は生活保護法に基づき、障害者、アルコール依存者、ホームレスなど、さまざまな種別で困窮
する人々が対象。終戦間もないころ、駅裏で寝起きしていた人に、たらいでアカを落としてあげたり、
行き倒れの人を借金取りから守ったことなど、苦労も多かった。
現在の八尾園は定員200人、近くの知的障害者施設援護施設「野積園」は、通所者を含め同100人。
「トイレも風呂も、どこもきれいで嫌なにおいがしない」のが西浦さんの自慢。
職員、入所者とともに「できるだけ家庭に近い快適な生活空間」を目指す。
職員から当初反対もあったが、酒を飲める日を週2回設けるなど「人間らしい憩いのある環境」も心掛ける。
どんなに困った人でも受け入れられるよう、経費節減にも努力。井戸2本を掘り、ソーラーシステムを導入。
毎年コメ370俵を農家から直接まとめ買いするなど、工夫を凝らす。
また入所者の生きがい、地域交流のため、コンクリートブロックなどの安価販売、花街道作り、陶芸教室
開催――と活動も多彩だ。
職員定着率も高い。雰囲気を含めた職場環境を大事にし、定期的にアンケートを募って、職員の思いに
心を配る。一方で、西浦さんは「我々は福祉のプロ。チャンピオンになれ」とハッパもかける。
「この20年ほどで、福祉は社会に根付いてきた。しかし一方、自立支援法によって『あんたは自立しなさい』
とはじき出される人がいる。私を頼ってくれる人々のために、まだまだやること、勉強することだらけです」と、
80歳園長は県内外を走り回っている。
◇きずな作りが大事な仕事
八尾園の前身は、白皇山光西寺住職が1916年、身体・知的障害者ら約70人を自坊に保護した施設。
当時は偏見も強く、家に「おり」のようなものを作って隔離する家庭もあったという。
戦後、村営になったものの、町村合併によって存続の危機に立たされていた時、当時村役場職員だった
西浦さんが、房崎秀顕理事長から「君にすべてを任すから、思い通りの事業を」と請われた。
親せきや地域の人々が猛反対したが、「だれかが、お世話せんといかんやろ」と押し切り、57年に事務長
として就職した。最初の仕事が、県内初の社会福祉法人化。登記所自体も初めての経験で、書類のひな
型もなく、手探り状態から着手した。
単身、厚生省に乗り込んだ。そこで応対してくれたのが、曽根田郁夫・医事係長(後の事務次官、参議院
議員)。かつて富山県に出向していた人物で、そのころ村役場就職直後の西浦さんと、もんちゃくがあった。
県から村に指導監査に来た曽根田氏は、「こんな帳簿ではだめだ」。それに対し西浦さんは「私はまだ就
職したてで、どんな書き方がいいか分からない。『指導監査』というなら、しかる前に、ちゃんと指導してほ
しい」と反論。これには曽根田氏も苦笑いだったという。
その時のことを覚えてくれていた。申請に来た西浦さんに「一晩待て」と指示した後、翌日には持ち回り
手続きで法人化認可を取り付けてくれた。「私は当時から、ハイ、ハイとは言えず、きかん気だった。
それが、こうして生きたこともあった。今の若者にも、そうあってほしい」と、西浦さんは振り返る。
その後、69年に自分の土地を売った代金500万円を元手に、現在の施設用地約2万平方メートルを購入。
02年には100床の入所棟を新設するなど、十数回の増改築を経て、施設改善に努めてきた。
その重要な資金は、多方面からの補助金、寄付。
周囲は「あんたほど、補助金を取るのがうまい人はいない」と舌を巻くが、東京に行くたびに、厚生労働省
や関係各所にあいさつ回りするなど、地道なパイプ作りがその背景にある。
「きずなを作るのが、福祉を行うものの大事な仕事ですよ」
9月15日朝刊 (毎日新聞) - 9月15日20時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000316-mailo-l16
>>787 というか、精神の部分じゃないんですかね?
>>789 僧侶としての使命感の問題。
それが方向として正しいか正しくないかは議論が必要だが。
ひたすら布教伝道に励みなさいな、おまいら。
792 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/10(火) 18:17:19
檀家にいつもありがとうと言おう。ダンケシェーン
793 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/11(水) 14:32:00
最近の傾向ですが郊外の寺院に目だって檀家の急激な増加が見られますね。
都心に比べて多く空き地を保有する為、墓地を求め易いのであろうか。
>>793 いや、最近はその逆らしい。
郊外に生活圏があるのに都心部の墓地・納骨堂を求める傾向が強まっている。
やはり墓参ということを考えると墓参者の「勤務地」に近いということがポイントになるらしく、
尚且つ、横移動に難のある郊外より縦移動に長けた都心部を偉ぶ傾向があるのだとか。
796 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/14(土) 10:38:31
>>795 郊外にある知り合いの寺はここ十年で檀家600から1300に増やしましたので・・
>>796 その勢いでは相当なやり方で石材屋が売り捌いたんだろうね。
寺の興隆には良い石材屋と組むことだ。
>>798 その分、トラブルも多くなりますけどね。
>>799 粗悪な石材を使われて数年でボロが出始める墓石も・・・
中国産は問題多いね。
>>800 知り合いからも相談を受けるけど、結局、ほとんどが粗悪な中国産。
揉め事になるのが嫌だから丁重にお断りしているけど。
>>796 霊園の管理寺院という手もあるんだけどね。
>>802 しかし、それだと自分のところの檀家ということにはならないだろ?現実には。
それ、教化と経営の順序立てだよな。
観念的に言えば教化が先なんだろうが・・・
といって経営の安定を先行させることが必ずしも悪いとは思わん。
>>804 それは現実的な状況を見据えれば良いことでしょうね。
方法は1つではありませんから。
30%〜50%のバックマージンねぇ・・・
http://www.atpress.ne.jp/view/5151 3)寺院僧侶のお布施の紹介マージンについて
葬儀業界では喪家に菩提寺がない場合に、葬儀社が寺院僧侶を紹介する
ようになっています。お布施の金額についてはほとんどの方が適切な金額が
どれくらいなのかわからないのがごく普通のことと思います。そこで葬儀社
が相場的金額を伝え、その伝えた金額をお布施として紹介された僧侶に
支払うようになっています。
実は、葬儀業界では、支払われたお布施の30%〜50%のバックマージンを
ほとんどの葬儀社や互助会が受け取るのが長い間の慣行となっています。
このようなことも葬儀料金のわかりにくさの温床となっています。
モアライフでは、業界のこの悪しき慣行を改め、1円たりともマージンを
いただかない紹介システムとなっております。安心して当社葬儀プランを
ご利用いただけますようお願い申し上げます。
>>806 そりゃ紹介料くらい取らないとな。
慈善事業じゃないんだから。
808 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/21(火) 17:48:34
何故、お金の事ばかり考えるのでしょうか?
私の寺は檀家34件足らずですが、先ず地域との交流が一番と考えております。
毎週、寺にて催し物として写経会、写仏会、書道会、茶道会、
フリーマーケットの開催などを行っており忙しく日々充実しております。
>>808 ならばそれでいいんじゃないですか?
基本はそこですから。
でも、「お寺とは何か?」ということにも忠実に行動しないといけませんけどね。
そこは宗教の現場なのですから。
811 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/21(火) 20:42:43
一応揚げとくね。
坊主の陰謀みんなに知らせとかないと。
>>810 まあ、言うだけなら誰でも言えますからね。
>>810 悪いことじゃないと思いますけど・・・法座は?
案外、独り身ならばやっていけそうな気がする。
廃寺が福祉施設に 住職死去の小松・西圓寺を再生 能美の佛子園整備、来春完成
一人で寺を守っていた住職亡き後、廃寺となっていた小松市野田町の旧西圓寺(さいえんじ)が、
お年寄りの通所介護や知的障害者を支援する福祉施設として生まれ変わることになった。
施設運営に当たるのは社会福祉法人「佛子園(ぶっしえん)」(能美市)。寺の外観を残したまま、
本堂や庫裏(くり)の内装を改修し、住民が利用できる「交流室」も設ける。室町中期の開基から
約五百三十年の歳月を刻んだ古刹(こさつ)は、寺がかつて福祉拠点であった歴史を取り戻す形
で、来年四月に再スタートを切る。
県によると、ホテルなどを福祉施設に業態転換するケースはあるが、寺を活用する例はなく、全国
でも珍しいという。旧西圓寺は浄土真宗で、清水健樹住職が昨年四月に亡くなった後、無住となった。
地元住民が頭を悩ませていたところ、能美市で知的障害者更生施設「星が岡牧場」を運営する
佛子園が施設を開設する話が持ち上がり、町おこしの一つとして話がまとまった。
寺の開基は一四七三(文明五)年とされ、北前船で財を成した豪商が明治期に隠居寺として再興
した。佛子園は東京在住の清水住職の遺族から敷地や建物を譲り受け、十二月から改修に入り、
知的障害者らの作業室や機能訓練室を整備。地域住民の交流室や浴室なども設ける。
野田町内会や門徒らは一時、寺を継ぐ住職を探したが、見つからなかったという。門徒七世帯の代
表として宗教法人の解散手続きなどに当たってきた北川金也さん(67)は「もう少し門徒がいれば
存続できたかもしれないが、どうにもできなかった」と話す。寺に納められていた先祖の遺骨は、
集落の墓地に建てた墓に移した。
改修には小松市が市条例に基づき八百三十万円の助成を見込み、市議会十二月定例会に提出
する補正予算案に盛り込んだ。開所後は市内から能美市の星が岡牧場に通う障害者が優先的に
利用する計画となっている。日本財団も三千万円を助成する。
佛子園は「地域住民とともに福祉の充実に努めたい」とし、地元町会の塚谷善良会長は
「廃寺のままでは管理が不安だった。どんな形で交流ができるのか探っていきたい」としている。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20061130002.htm
仏に誓う、永久の愛
2006年11月28日
結婚式と聞いて、まず思い浮かぶのは教会式か神前式。
しかし、京都などの有名寺院で式を挙げる「仏前結婚式(仏前式)」が静かな人気を呼んでいる。
どちらかといえば、葬式や法事のイメージの強い寺院。
しかし、新たな布教の機会として、檀信徒(だんしんと)以外にも結婚式の門戸を開きつつある。
(筋野茜)
今月11日、紅葉が色づき始めた天台宗の門跡寺院、青蓮院(京都市東山区)で、1組のカップルが
結婚式を挙げた。
新郎新婦は横浜市の公務員山井淳さん(30)と直子さん(28)。2人は04年夏に京都旅行をしたとき、
観光パンフレットで仏前結婚式の存在を知った。
「仏様だけでなく、ご先祖様の前で将来を誓えると聞き、感銘を受けた」と淳さんは振り返る。
日ごろから「セレモニーだけの式にはしたくない」と話していた2人は、結婚が決まるとすぐに、思い出
の地・京都の名刹(めいさつ)を下見して回った。直子さんは「青蓮院はこぢんまりしているのに格式
高い雰囲気で、一目見て『ここだ』と思った」と話す。
(
>>816の続き)
式場は、明治時代に再建された宸殿(しんでん)。参列した新郎新婦の親族や友人約40人の手に数
珠がにぎられているのは仏前式ならではだ。
まず紋付きはかま姿の新郎と白無垢(しろむく)姿の新婦が入堂。戒師を務める東伏見慈晃(じこう)
門主(64)が登壇し、仏前で「啓白」と呼ばれる2人の結婚報告をすると、会場は厳かな雰囲気に包
まれた。
2人は戒師から数珠を手渡された後、結婚指輪を交換。「己を忘れて他を利するとの尊いみ教えを体し、
平和な家庭を築き社会のために尽くすことを誓います」などと仏への誓いの言葉を読み上げた。最後に
参列者全員で般若心経を唱え、約1時間にわたる式は終了した。
東伏見門主は「寺院というと弔事のイメージが強いが、仏教はもともと、人がどう生きるべきかを説くもの。
新郎新婦が2人で新たな人生をスタートさせる儀式に、寺が深くかかわるのはごく自然なことだ」と話す。
式の進行は、宗派ごとに少しずつ異なる。例えば、浄土宗総本山・知恩院(京都市東山区)では式の
最後に、2.7メートルの阿弥陀如来座像を前に「南無阿弥陀仏」と10回唱えるのが儀礼だ。
一方、臨済宗南禅寺派の大本山・南禅寺(同市左京区)では、別院の南禅院で亀山法皇坐像(ざぞう)
(重要文化財)を前に般若心経を唱和する。
今回の式でも、新郎の実家は曹洞宗の檀家。だが、新郎の父山井恭範さん(63)は「作法が違うだけ
で仏教には変わりないので、宗派の違いは全く気にならなかった。むしろ、京都の由緒正しいお寺で
式を見届けられて光栄」と感激しきりだった。
(
>>817の続き)
□ □ □
仏前結婚式に力をいれる業者も登場した。京都市左京区のブライダル会社「京鐘」は有名寺院などと
提携して5年前から「想(おも)い出結婚式」を企画している。
現在、関西では京都と滋賀の13寺院と提携。清水寺、東寺など京都市内の寺院の他、比叡山延暦
寺など観光客に人気の寺も多い。今年9月からは、建長寺など鎌倉(神奈川県)の3寺院とも提携を
始めた。
年間約60組が挙式するが、半数以上が関東在住。
「関西に住んでいない人のほうが、お寺にあこがれがあるのかも」と社長の辻順子さんはみる。
30代以上のカップルが「静かに挙式したい」「ありきたりな式は見飽きた」などと申し込むケースが
多いという。
辻さんは「伝統的な様式が伝わる仏前式は、日本文化を見直しててもらう良い機会になる」と話す。
寺院側も仏前結婚式を「布教の一環」と、とらえ始めている。もう一つの古都・奈良の寺院も京鐘との
提携を始め、来年春にもパンフレットが完成する見込みだ。
世界遺産の薬師寺(奈良市)もその一つ。30年ほど前に、故・高田好胤管主が親への恩を説いた
「父母恩重経(ぶもおんじゅうきょう)」を唱える独自の仏前式を始めたが、これまでは年に数組、信徒
らが挙式するだけだった。京鐘からの依頼を受け「若い人にも仏教のことを知ってもらうよい機会になる」
と門戸を広げることにした。
教会、寺でアート創造
ゴスペル 僧の「声明」CD・・・
キリスト教の福音を主題にした歌「ゴスペル」が定着し、罪や穢(けが)れをはらう神道儀式
「大祓(おおはらい)」のCDが好評。
寺を会場とした演劇やコンサートも盛んだ。いま、宗教と芸術のかかわりが注目されている。
人間関係が希薄になるなか、芸術を通じて心をいやし、人とのきずなを取り戻そうとする機
運が高まっているのだろうか。
(泉田友紀)
同志社大学(京都市)神学部の「キリスト教文化学演習16」の時間には、礼拝堂に続々と
学生が集まってくる。学生時代に音楽を専攻した関谷直人助教授(実践神学)らの指導の
もと、ゴスペルを歌う。法学部や文学部など、約200人が履修する人気授業となっている。
「アメリカの黒人教会から生まれたゴスペルは、心の内側をさらけ出す魂の発露。学生も、
黒人奴隷の人々の心と響き合うものを感じ取っているのでは。友達と一緒に歌うことで、
一体感も得られる」。関谷助教授は魅力を語る。
アメリカでは、宗教音楽が音楽産業全体の売り上げの約6%を占めるなど、ゴスペルを
はじめとした宗教音楽は生活のなかに浸透している。日本でも明治時代から歌われてき
たが、ゴスペルをテーマにした映画「天使にラブソングを」のヒット以来、人気が定着した
とされる。
ゴスペルだけではなく、神道や仏教といった宗教の音楽も静かな人気を集めている。
春日大社の「大祓」儀式をライブで録音した春秋社のCDブックは、2年前の発売以来重
版を重ね、2万部のヒットとなった。仏教の儀式・法要で僧が唱える声楽「声明」のCD
ブックも着実に売れ続けている。
(
>>820)
春秋社の佐藤清靖・編集部理事は「都会化された生活のなかで様々なものが抽象化され、
確かなものを感じ取れなくなっている。肌で感じられる、身体性に優れた宗教音楽が、空白を
埋めるものとして求められているのではないか」。
宗教音楽のなかで従来あまりなじみのなかったイスラム教の音楽も、次第に広まってきている。
聖典クルアーン(コーラン)の独唱を収めたCDが発売され、神秘思想の一つ「スーフィズム」の
音楽も人気がある。
『図説 コーランの世界――写本の歴史と美のすべて』(河出書房新社)などの著書がある大川
玲子・明治学院大学専任講師(イスラム学)は「ヒーリング音楽の一つとして聴く人に加え、イス
ラム文化への関心はあるけれど、教義を知るのは少々敷居が高いという人が音楽から触れよう
としているのではないか」と話す。
(
>>821)
一方、芸術と宗教のかかわりを、地域づくりに生かそうとする動きも見られる。大阪市天王寺区
の応典院は、劇場としても使えるホールを建設。演劇を志す人たちに練習場所や発表の場とし
て提供している。
秋田光彦住職は「お寺がアーツを扱うときには、単なるにぎわい創出ではなく、どこまでその意
味や関係性を取り込むか、将来はそれを通してどういう地域や人材を育てることができるのか、
そこまで射程に入れて考えなければ」と警鐘を鳴らす。
「創造活動とは人間だけができるもので、見えないものとのつながりを回復することができるい
となみ。それがつまり、生きることの豊かさ、魂の営為ではないか。応典院で若いアーティストと
つきあっていると、アートの創造とは、ほとんど宗教の代替であるようにさえ感じます」
同寺では11月30日、ドイツの研究者らを招き、「文化政策からみた宗教・宗教からみた文化政策」
をテーマにシンポジウムを開催。ドイツの教会とアート、日本のお寺とアートとの「対話」を試みた。
また、同寺を含む、大阪・上町台地の地域では「アートで極楽」と題したイベントを今月8日まで開催、
四天王寺や一心寺といった地域のお寺と共同で、都市と祝祭空間のあるべきかたちを考える。
都市でも地方でも、地域のつながりが断絶するなかで、芸術を通していかにコミュニティーを再生で
きるか。家の中でもない、社会そのものでもない、「中間地帯」であるお寺など、宗教施設の取り組
みが注目される。
(2006年12月06日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp61205a.htm http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/img/kp61205b.jpg 春日大社の「大祓」をライブ録音したCDブックは2万部のヒットとなった
(
>>823)
◇生きている人こそ利用する場−−篠原鋭一さん
「死にたい」――
篠原さんに11月末に電話をかけてきた30歳代の女性。夫婦関係で悩み続け、何年も前から電話を
かけてきているという。話を聞いた上で「明日また電話ください」と電話を切る。
「みんな先行きが見えない。そして孤独。身近に聞いてくれる人がいればいいのですが」
篠原さんは兵庫県の寺の息子に生まれ、国際ボランティア活動などをしていたが、知人からの紹介で
廃寺寸前だった長寿院の住職になったのは17年前。
建物も傷んでいたが、多くの人たちに訪れてもらえる寺を一から作るには格好の環境と、逆に自らを
奮い立たせた。
住職になって数年後、19歳(当時)の男性が篠原さんを訪れた。
大学受験に失敗し、自殺したいと言っていた。寺に泊めて生活を共にし、話をとことん聞いた。
数年でうわさが口コミで広がり、自殺願望者が篠原さんの元に集うようになった。篠原さんは彼らと
向かい合った。「そういう役目なんです」と笑う。
事業に失敗した中年男性、仲の悪い両親のことを悩んでリストカットした女子高生……。
篠原さんは「他人と比較して自分を貶(おとし)めていく。自分がどう生きていっていいか分からないと
行き詰まりの延長線上に消えてなくなりたい、死にたいという気持ちが芽生える。しかし、体はそれを
拒否するんです」。
(
>>824)
いじめによる自殺や予告が全国で後を絶たない。
「今は社会全体の人間関係が希薄。このまま放っておいたら自殺もいじめも増えるのではないか」
と懸念する。
篠原さんは負の連鎖への解決の糸口として、
「自殺志願者の周囲の人たちが面倒くさがらずに一緒にかかわっていくことが大切。エネルギーも
時間も費やすことだが一緒に苦しんでいかないといけない」
と説く。
同院は24時間開けている。訪れる人がいつでも入れるようにとの配慮からだ。
「寺は生きている人こそ利用する場なんです」と、篠原さんは言う。
12月10日朝刊
(毎日新聞) - 12月10日11時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061210-00000019-mailo-l12
826 :
参考:2006/12/20(水) 00:05:49
ネット参拝は是か非か、初詣で前に揺れる神社界
初詣でシーズンを前に、インターネット上で「参拝」「祈願」ができたり、お守りやお札を
販売したりする試みを巡って、神社界が揺れている。
全国約8万か所の神社を管理・指導する神社本庁(東京)は、「ネット上に神霊は存在しない」と、
今年初めて自粛を求める通知を出した。
しかし、導入している神社からは「神社に親しみを持ってもらえる」「遠方の人の助けになる」
との声もあり、本庁では頭を抱えている。
地元で「安産の神様」として知られる高知県南国市の新宮神社。
ホームページで「インターネット参拝」を選ぶと、「ネット記帳」の欄が表示される。
願い事を書き込み、「私のお願いをよろしく」というボタンをクリックすると、神社に電子メールが
送信され、無料で祈願してもらえる。
森国英夫宮司(64)は
「遠隔地でお参りできない人にも神社を身近に感じてもらえる。メールがきっかけで、直接参拝
につながる例も多い」と話す。
正月には毎年、全国から数十人のネット参拝者がいるという。
827 :
参考:2006/12/20(水) 00:06:47
(
>>825の続き)
ほかにも、メールを受けて有料で祈願し、後日、お札などを郵送する「ネット祈願」や、ネット上
でお守りやお札を買える神社も、数年前から登場している。
こうした動きに、神社本庁は今年7月、「信仰の尊厳を損ないかねない」と、全国の神社に自粛
を求める異例の通知を出した。本庁の瀬尾芳也調査課長は「神霊は神社という場所や空間に
鎮座するもので、足を運んでもらうのが基本。ネットの有効性は認めるが、仮想的、疑似的な
側面が広がりすぎると、本来の信仰の形が崩れる」と説明する。
だが、通知後も推進派は少なくない。10月からネット上でのお守り販売を始めた東海地方の
神社の宮司は「地方の小さな神社にとってネットは有力な手段。ネットだから心がこもっていな
いとは言えないはず」とし、メールでの祈願を受け付ける関東地方の神社の宮司も
「海外から『お守りを分けてほしい』というメールも来る。営利目的ではなく、信仰の尊厳を傷つ
けているとは思わない」と話す。
これまでも、病人などには電話や手紙でお守り、お札の販売を受け付ける神社は多く、
「手紙はよくてメールはダメというのはおかしい」という意見もある。本庁では、研究を重ね、
来年にはネット利用の指針か報告書を出す方針だ。
井上順孝・国学院大教授(宗教社会学)は「お札だって木や紙に印字したモノであり、どこに
神聖性を見いだすかは受け手の判断によっても変わる。技術は日々進歩し、一律の統制は
難しいが、指針を作るなら、『尊厳とは何か』という視点を踏まえつつ、現場の神職や氏子の
意見も取り入れるべきだ」と話している。
(2006年12月16日14時32分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061216it04.htm
828 :
参考:2006/12/20(水) 00:07:57
ネットで墓参りなんてのも出てきたね。
それで「お参り」と言えるかどうかは疑わしいが。
こんなスレがあったのか。
超ビンボー寺でつが、よろぴこ。
まとめサイトないの?
過去ログ見たいので、気が向いた法師はどこかにうpしてけろm(_ _)m
833 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/01/08(月) 11:04:36
age
835 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/01/08(月) 11:08:59
揚げ
836 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/01/08(月) 11:41:14
そんなに神社・仏閣で金を稼ぎたいのなら「かたつむりの詩」でも読んで己自究明を知れ。
837 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/01/08(月) 11:43:29
やだ
>>832 まとめると過去、学会の機関紙からのコピペが山ほど見れますよw
新年の初経営会議は鎌倉からスタート。
弊社HRディレクターでもあり、サンライズコミュニティの社長が去年腰越に引越したことで、
すっかり鎌倉が近くなりました。
新年会議のスタートは銭洗弁財天ご参拝から。
お金を増やすための祈願ではなく、常に新しい経済の循環を生み出すために古くなった
思考や心の淀みを洗い流すというイメージ。
そして弁財天は藝術の神様。
古いものを洗い流し、常に新しいもの創り出すプロセスはこれからはどんなビジネスでも
必要とされているコト。
そして私たちはアートでそんなビジネスを生み続けたいと思っている。
そして世界の先進国が一神教の世界観で外交もビジネスも動いている中で、森羅万象
すべてに神が宿るという世界観をDNAに持っている私たちはビジネスに対しても違うアプ
ローチができるはず。
大自然を感じさせてくれる神社に行くといつもそんな思い還らせてくれる。
ただ、対話はもっと大切にしていかなくてはいけないな〜と実感することもしばしば。
アートを引っさげて海外に行くと必ず、宗教観について話す場面があるのだけど無宗教だ
と言うと誤解されるので気をつけている。
私は森羅万象すべてに神が宿るという考え方である土着的な神道をベースに持っている
と説明する。
私がマネージメントしているKuni YAZAWA のアートの世界観がそれを感じさせることもあ
ってとても興味を持たれ質問攻めにあうこともしばしば。
そんな時は文化交流だと言わんばかりに、かなり貧しい英語力で身振り手振りで熱く説
明する。
友達の科学者セルちゃんは信念を持って無宗教だと整然と説明する姿には説得力がある
けどそれは彼が無宗教というベースで天才科学者として日々の研究を真剣に取り組んで
いるから。
私も森羅万象を可視化されたものである藝術がビジネスや社会を豊かにしていくプロセス
をたくさん創造していかなくてはいけない。
な〜んて真剣に思いつつ、湘南のキラキラ輝く海を眺めながら、ランチミーティングに突入
するのでした。
あれっ、ミーティングにワインはだめ?
ちなみにミーティングは場所も変えて夕方も。(ワインも)
鋭いミーティングになりました。
>>839 >お金を増やすための祈願ではなく、常に新しい経済の循環を生み出すために古くなった
>思考や心の淀みを洗い流すというイメージ。
これ、非常に大事なことかも。
後継ぎを求めて 2007 <2>
住職
こけむした石段を上ると空気は冷え、街の喧噪(けんそう)も消えていった。
滋賀県彦根市の市街地を見下ろす荒神山(標高二六三メートル)の中腹に臨済宗「千手寺」がある。
ふもとでは子どもたちの声が響くが、スギなど巨木に囲まれた三百段の石段が寺の静謐(せいひつ)
を守っていた。
同寺は七〇〇年代に僧侶・行基が開いたといわれる。約千二百坪の境内には本堂や庫裏のほか
墓地、庭園が広がる。県や市の文化財に指定された仏像も所有する名刹(めいさつ)だ。
だが、現在の第二十四代・山口元規住職(57)の跡継ぎは決まっていない。
そればかりではない。山口住職は市内にある老月院、宝山寺、安養院、さらに隣接する近江八幡市
の阿弥陀(あみだ)寺も住職を兼務する。檀家(だんか)は千手寺の約六十軒だけ。他の寺に収入は
なく、新たに住職を迎える見通しは立たない。「昔は修行したら荒れた寺に入って復興したもんですが、
今は最初から食べていける寺に行ってしまう」
山口住職は阿弥陀寺の二男に生まれた。千手寺の先代住職の息子が跡を継がなかったため、請わ
れて入った。兄は別の道を選んだ。息子二人に恵まれたが、高校生だった二男を事故で亡くした。
三十代の長男は僧籍を持っているが、グラフィックデザイナーをしており、跡継ぎは「頼んでも怒っても
どうにもならん」。
一昨年秋から、寺の関係者の紹介で三十六歳の弟子が来ているが、素質は未知数という。
■10年で10倍に増えた兼務寺
同宗妙心寺派では、派内の寺院約三千四百カ寺のうち、三割近くの約一千カ寺に住職が常住してい
ない。「この十年で(他寺の住職が兼務する)兼務寺が十倍に増えた」(担当者)。特に地方で深刻で
「過疎化で檀家が減れば、寺の経済基盤も弱る。兼職しないと食べられず、寺の子息も継ぐに継げな
い」と話す。
まだ「軌道に乗っていない」が、同派では後継者を求める寺と、住職を目指す人を結ぶ登録制度を始
めた。血縁に頼らない人材確保を目指す。
◇
宗派内で後継者を探す寺が多い中、新潟市の日蓮宗「妙光寺」は後継住職候補の「公募」に打って
出た。応募条件は二十五−三十歳の社会人経験者。僧籍などの宗教的な素養は問わない。
小川英爾住職(54)には娘が四人いるが、後継の意志はない。小川住職も「血縁に頼らない運営が
必要。寺に対する先入観がない方が現代に合った運営ができる」と考え、「社会で働いた経験とそこ
で得た人間関係が役に立つ」と公募を決めた。
昨年三月にホームページなどで告知すると、約六百件の問い合わせがあり、応募者四人から二人が
合格した。三カ月の研修を経て一人は元の仕事に戻ったが、東京都内の運送会社に勤めていた矢部
智之さん(29)は「人を救う仕事をしたい」と僧籍の取得を目指して住み込みで修行している。
小川住職は「現職が元気なうちに後継を決めて引き継ぐべきだ」と自身の六十歳定年も決めている。
後継候補は「複数いた方が指導しやすい」と今も募集中だ。
有名人が出演する宗教広告「Power for Living」
日経新聞の折り込みや週刊文春の誌面など、最近多くのメディアに「Power for Livingの本を無料で差し上げます」
という広告が登場している。『異邦人』でヒットを飛ばしたシンガーの久保田早紀(現在は久米小百合)やフィギュア
スケートメダリストのジャネット・リンなどが登場し、自分がその本によっていかに救われたかについて語っている。
テレビでも、44年ぶりに日本ハムファイターズを日本一に導いた名将、ヒルマン監督を起用したCMをオンエアして
いる。
これには『アーサーS.デイモス財団』という発行団体の名前こそ書かれているが、本で何が書かれているのか、ど
んな目的で発行されているのかなどについては広告では一切分からない。ホームページにも本の申し込みフォー
ムはあるが、自分達についての紹介はない。
だが『パワーフォーリビングって』というブログにより、アーサーS.デイモス財団が反中絶、反ポルノ、同性愛などに
反対するキリスト教だということがわかった。
同ブログの「まとめ」によると、アーサーS.デイモス財団は本拠地をフロリダに置き、生命保険会社社長だったアー
サーDeMoss氏を記念して設立された。キリスト教プロテスタント福音派右派で、反中絶、反ポルノ、反同性愛、反
進化論、死刑賛成を信条としている。資産は約450億円もあるそうで、日本での広告活動には10億円を投入した
そうだ。
なお、本を申し込んでも勧誘の連絡は一切ないと同財団は明言している。届くのに約4〜6週間かかるそうだ。
http://news.ameba.jp/2007/01/2672.php
若者の80パーセント「お金持ちになりたい」 米国
米国の若者たちの多くが宗教や倫理といった側面から人生を見なくなり、経済的に裕福であることや
社会的な名誉を最も重視していることがわかった。
ピューリサーチセンターが06年9月6日から10月2日にかけて18歳〜25歳の若者1501人を対象
に調査した結果、20パーセントが自身の信仰について「特定の宗教を信じない無神論者」と答え、
20年前と比べて約2倍となった。「自分はプロテスタントの信徒である」と答えた人も44パーセントに
とどまった。
「金持ちになること」を人生の優先順位で第1、2位に選んだ人は全体の80パーセントだった。また、
50パーセントが「社会的名誉」と答えた。「立派なクリスチャンになること」と答えた人は4パーセント
だった。
人生で最も重要な課題について質問したところ、18パーセントが「大学入学」「授業料の支払い」
「卒業後の進路」など進学に関することを選んだ。20年前に実施された同じ調査ではわずか1パー
セントだったという。
58パーセントが「同性愛は当然受け入れられるべき」と答え、約50パーセントが「同性同士の結婚
は認められるべき」と答えた。また、66パーセントが「性に関することは自由であるべき」との認識を
示し、若者の倫理感が大きく変化していることがわかった。
http://www.christiantoday.co.jp/news.htm?id=835&code=int
永代供養無料アドバイス NPO法人京都支部設立
1月23日15時27分配信 京都新聞
さまざまな仏事相談に無料で乗ってくれるNPO法人(特定非営利活動法人)永代供養推進協会
(本部・東京)が、このほど京都支部を設立した。
支部独自でも電話やインターネットで無料相談を受け付けており、お布施の目安額などお寺との
付き合い方、お墓の建立・管理方法などを幅広くアドバイスしている。
同協会は、僧侶や弁護士らの有志が2003年に立ち上げた。
仏事相談をはじめ、全国各地の「永代供養墓」の料金などの情報を独自収集し、ネットで公開して
いる。
京都支部は、会社経営をしながら10年前に得度した古田玄修さん(57)が、日ごろから仏事関連の
相談をよく受けたことから「より気軽に相談できる場所を作ろう」と、昨年12月に正式に設立した。
すでに50件ほどの相談が寄せられている。
内容は「法要時のお布施は、いくらぐらいが目安か」「実家を取り壊す際、仏壇を処分する適切な
方法は?」「家の近くにお墓を移したいが、いい方法を教えて」など多岐にわたっている。
支部では、例えば永代供養墓に関する相談では、京都市内にある10カ所ほどの供養墓を紹介し
たうえで「残された家族が参りやすいよう、なるべく家の近くで選ぶべき」などとアドバイスしている。
支部代表を務める古田さんは「核家族化など時代の流れで、先祖代々の仏壇や墓を守る子がいな
かったり、法要などをどう営むべきかを分からずに戸惑っている人は少なくない。宗派を問わず、助
言していきたい」としている。
活動を支援している臨済宗東福寺派の青木謙整宗務総長は「NPOという第三者的な立場で、困っ
ている人の相談を受けるのは意義がある」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000030-kyt-l26
>>847 第三者機関というのはある程度信用できるのかな?
>>848 当事者間でやり取りをするよりは客観性があるでしょう。
850 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/02/23(金) 14:06:25
問題は
851 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/02/23(金) 14:55:15
嘔吐するほど大食いさせられ、嘔吐してしまった場合は再び嘔吐物食べさせられ、怪我するほど殴打され、欝病になるほど怒鳴られるのが臨済宗の修行内容の一つですが何か?
852 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/02/23(金) 15:13:21
檀家を増やす事ばかり考えていては駄目です。
そもそも寺院と云うものを人々の社交場にするべきです。
人が集まりだせば自然とその寺院も繁栄して来るのです。
常不軽菩薩の喩だなw
854 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/03/02(金) 16:42:54
このままどうにもならないから自分だけでどうにかしときます
855 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/03/02(金) 22:27:33
理想を言わせてもらえばお寺の住職には月一度でも良いので小学生に道徳や
仏教の説法を一時間程度聞かせて情操教育を行うべきだと思います
明治の廃仏毀釈のより科学的、合理的、競争ばかりが重視された結果が
今のような日本の弱体化の一因になっています
日本は高い精神性とモラルがあってこそ、ここまでの繁栄を築けたのかも
しれません、精神を抜きにして健全な個人と国家は成り立ちません
残念な事に多くの寺院は運営が困難であると思われ、僧侶にこのような
余裕がない事が現実と思われ、さらに寺が一般人に閉鎖的な態度なるのは
仕方のない事かと思われます
856 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/04/04(水) 06:08:29
買春事件を年中起こしているような連中に、子供の情操教育をさせるわけにはいかん。
特に真宗禿はもってのほか。
〜気持ち悪いのは395〜
>>852 安い入れ物を用意して、安い客を取り込もうと必死になっているのが現状では?
お葬式の相談乗ります 京のNPO法人、葬儀社紹介や学習会も
お葬式の在り方を考えるNPO法人(特定非営利活動法人)「冠婚・葬祭慣習研究会」が
京都市内で発足した。
「葬儀費用が不透明」などの指摘や不満がある中、研究会では独自に相談窓口を設け、
お葬式に関する相談を第三者的立場で受けるという。研究会が認証した葬儀会社を紹介
するサービスや葬式についての学習会も計画している。
葬儀は突然必要に迫られることが多いため、葬儀会社に一任し、後で費用やサービス面
の不満を思うことが少なくない。研究会は、こうした不満を自身の近親者の葬儀で実感し
てきたという理事長の水口明文さん(59)=右京区=が友人らに呼び掛けて結成した。
事務局を北区に設けている。
主な活動である相談事業は利用無料。
水口さんは「最近は近親者だけで営む家族葬など、お葬式の形も多様化している。
研究会は、どの業者にも属さない客観的な立場で、個人に合った葬儀の在り方をアドバイス
していきたい」と話す。お布施の相場など一般的な悩み事の相談にも気軽に応じるという。
希望者には、葬式を開く場所や、仏式か神式かなどの形式、予算などを事前に聞いた上で、
サービス面などで要望に応じられると研究会が判断した複数の葬儀会社を無料で紹介する
サービスも予定している。
また、僧侶や法律の専門家を招いた学習会を隔月で開催。葬儀の仕方を自分や家族間で
決め、生前に葬儀会社に登録する「生前予約」の是非や方法などを学ぶ。
(以下略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070503-00000000-kyt-l26
聖職者だって稼ぎたい!過熱化する中国株投資―陝西省西安市
2007年5月9日、陝西省西安市の証券会社に1人の僧侶が現れ口座を開いた。
世俗を離れた僧侶まで引きつける株式投資熱の凄まじさを現地メディアが取り上げたところ、
中国の現状を象徴するニュースとして全国メディアまでが取り上げた。
レコードチャイナは、噂の主、臥龍寺の僧侶・釈常興(ズー・チャンシン)を取材した。
釈さんは
「株のことはよくわからない。友人が身分証を忘れたので、私が代わりに口座を開いただけ」
などと弁明した。
しかし、インタビューを行った釈の自室には、パソコンとラジオが思わしげに置かれていた。
ゴールデンウィークを終え再開した中国証券市場だが、相場は高騰を続けている。
その原動力と言われているのが、個人投資家。特に今年に入ってからは大学生・主婦などの
大量参入が続いており、口座数はすでに1億件に近づいているとも言われる。学費を株に投資
した大学生、自宅を抵当に入れてまで株式投資をする一家など株式狂のエピソードには事欠か
ない。政府系メディアや大手銀行関係者からも株式バブルを不安視するコメントが出ているが、
一般市民の株投資熱は過熱する一方。もともと不安定と言われていた中国の証券市場だが、
より不安定な相場になるのは避けられないと見られている。(翻訳/編集・KT)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000013-rcdc-cn 最終更新:5月10日15時34分
少林寺も国際化・商業化=ロシアに分館、住職はMBA−中国
5月7日17時1分配信 時事通信
【北京7日時事】
新華社電によると、中国拳法(カンフー)のメッカである中国河南省の少林寺が、ロシア・カルムイキ
ア共和国に武術館分館を設立することになった。
少林寺は昨年、国際的カンフースターを発掘するテレビ番組を制作し、米国、ロシアなど世界5カ国
でもオーディションを開催。経営学修士(MBA)を持つ釈永信住職の下、国際化・商業化を進め、知
名度アップに全力を挙げている。
同共和国の分館に関しては中ロ両国の関係部門が先月25日、建設意向書に署名。少林寺が海外
に持つ武術館としては最大規模となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070507-00000109-jij-int
公益法人、収益事業の課税強化・政府検討
政府は、財団・社団・宗教・学校法人など公益法人の収益事業への課税強化を検討する。
現在は物品販売、金銭貸し付けなど33事業に限っており、スポーツクラブや英会話スクールなどは
対象外になっている。2008年度税制改正で、課税対象を広げるとともに、税率も現在の軽減税率
(22%)から営利法人(30%)並みへの引き上げを目指す。
22日に開く政府税制調査会(首相の諮問機関)で公益法人税制見直しの議論に入る。ただ、宗教
法人や学校法人など関連団体の反発は必至で調整は難航しそうだ。
公益法人は原則非課税だが、物品販売や金銭の貸し付け、旅館業、理容業など33の収益事業に
ついては課税している。課税額は05年度で約550億円。課税する収益事業の範囲は1984年度以
来、1回も見直していない。
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/zaimu/index.cfm?i=2007052200096b5
>>863 いよいよ来るべきものが来ましたね。
宗教法人もちゃ〜んと審査して、残すべきもの、残すべきでないものを
選んだ方が良いよね。
2007/05/28-08:19 「少林寺はマックにならない」=住職が商業・国際化に否定的−中国
【北京28日時事】「少林寺がマクドナルドのように国際化することはあり得ない」−。
中国拳法(カンフー)のメッカとして世界的に知られる中国河南省の仏寺「少林寺」の釈永信住職は
26日、こう述べた上で、「カンフーの商業化・国際化は見たくない」と強調した。
新華社通信が28日までに伝えた。
釈住職は「少林カンフーは中国伝統文化の重要な宝庫だ」として伝統を重視する考えを示した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007052800041
今、寺が果たす役割とは
近年、全国的に学級崩壊や青少年の非行・犯罪が増加し、学校生活だけでは決して十分な
人間性の育成が望めない時代になってきた。そんな中、「学校では教えないことを教えたい」
と、吉敷の浄土真宗本願寺派円正寺(大澤直誓住職、35)は数十年間同寺で途絶えていた
“日曜学校”を3年前に復活させている。寺の持つ地域社会での役割を取材した。
“日曜学校”とは、日曜日に近所のお寺に集まり、それぞれ年の違う子どもたちが一緒にお経
を唱え、法話を聴いたり、遊んだりする活動のこと。山口県には「世界最初の日曜学校発祥の
地の碑」が長門市青海島にある西円寺に建立されているが、昔からこのような取り組みは全
国的にあり、市内でも約140ある寺院のうち、呼び名や形式は異なるが20カ寺以上で同様の
活動が行われてきた。
(
>>866の続き)
円正寺でも毎月第2土曜日の午前中になると、小学1年生から6年生まで約30人の子どもた
ちが集まってくる。「今日は何の遊びだろう」「学校とは違う友達と会えるのが楽しみ」と、普段
はスポーツ少年団で運動したり塾に通っている子たちも、この日はそれらを休んでお寺に集う。
円正寺でも毎月第2土曜日の午前中になると、小学1年生から6年生まで約30人の子どもた
ちが集まってくる。「今日は何の遊びだろう」「学校とは違う友達と会えるのが楽しみ」と、普段
はスポーツ少年団で運動したり塾に通っている子たちも、この日はそれらを休んでお寺に集う。
毎回大澤住職が考えたさまざまな企画を実施。本堂で正座をしてお経を読んだ後は、広い境
内でかくれんぼや長縄飛び、宝探しや鬼ごっこ、季節によってはそうめん流しなども行っている。
また雨の日には本堂でクイズを楽しんだり、夏休みにはみんなで宿題をすることも。「年の違う
友達と一緒に遊ぶことから学ぶことは多い」と大澤住職は言う。
今月12日にあった学校では、吉敷にある赤田文庫主宰の前田繁さん(77)を招いて、パネルシ
アターを開催。寺での披露が初めてだったという前田さんは、“子どもたちに他人を思いやる気
持ちを持ってもらいたい”と、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を用意。食い入るように見ていた子ども
たちは「面白かった」と大満足し、前田さんも「こんなに集中して聞いてもらえるとは」と喜んでい
た。
(
>>867の続き)
毎回参加している山本有莉ちゃん(9)は「小学校では、国語や算数など頭がよくなる勉強をし
ているけど、お寺では人との触れあいや優しい心を持つことなど、“人としてまっすぐ生きるため
の勉強”をしている感じ」、田邊実優ちゃん(8)は「学校と違って、ここではみんなと外で思いっ
きり遊べるので楽しい」と笑顔で話した。
また、7歳の子どもを3年前から通わせている平原昭江さん(39)は「お経を唱えるのはまだ意
味がわからないかもしれないけれど、正座をしてじっとすることができるようになり、子どもに集
中力がついてきたように思う。また、小学校では同学年の子としか遊ばないけれど、お寺の学
校を通して近所の子とも仲良くなれたようで良かった」と話していた。
大澤住職は「命を粗末にしない、人を傷つけない、やっていいことと悪いことのけじめをつける…。
日本の未来を担う子どもたちに、何か一つでもメッセージを残したい。これからも地域の人たちに
講師として積極的に参加してもらい、子どもたちに昔の遊びや知恵をどんどん教えていってほし
い」と言う。地域社会の結びつきが希薄化する現在、寺が果たせる役割は大きいようだ。
http://www.sunday-yamaguchi.co.jp/news/2007/2007.05/26tera.html
寺の境内に風力発電機が登場
1枚、2枚、3まーい…。墓石が立ち並ぶ寺の境内で、くるくる回る羽根が4枚。
高さ6メートルの支柱に青い縦羽根を付けた小型風力発電機が、阿賀野市保田の林昌寺(藤田浩雄住職)
境内にこのほど完成した。
「ここ安田地域の特徴である『だしの風』を活用し、あちこちに風車が立つ、自然と共生する楽しいふるさとに
したい」と、今春教職を退職した藤田住職が、30年来の夢を形にするため、退職金をつぎ込んだ。総工費は
約550万円。家族には「無駄な買い物」と反対されたが、「男のロマンもある」と意思を通した。
夢の実現には地域の多くの賛同者が必要だ。市民への“啓発”を期待して、定期市が立つ道路沿いに建て
た。檀家(だんか)を誘ったり、市と10社ほどの地元企業を勧誘で回ったりしたが「高額だし、なかなか難しい」
という。
発生した電力は参道を照らす外灯に使い、非常用電源にもなる。ゆくゆくは境内でボタンを押すとお経が流
れる装置や、インターネットで境内の様子を中継するような企ても心に温めている。
「まずは成功させたい。そうすればみなさん関心を持ってくれる」と意気込むが、「工事していたときは、よく
回ったのに、最近は風がないのか回らないんだよなあ」と4枚の羽根を見上げた。
新潟日報2007年6月5日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=436 http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/dataimg/436.jpg 完成した風力発電機と藤田浩雄住職=阿賀野市保田の林昌寺
介護疲れを香りで癒やして
右京の寺住職、アロマセラピーサロン始める
京都市右京区の西寿寺でこのほど、女性住職が心地よい香りで心身を癒やすアロマセラピーのサロンを始めた。
更年期障害や介護疲れなどによる自律神経失調症の症状がアロマセラピーで和らいだ経験から、
「介護疲れなどで悩む女性を助けたい」と意気込んでいる。
住職は村井定心さん(51)。
12年前から介護などで多忙となり、更年期障害と自律神経失調症も重なってめまいや不眠などの症状に悩まさ
れたが、アロマセラピーを試したところ症状が安定したという。
今年2月から「京都アロマテラピースクール」(中京区)に通って学び、アロマセラピストの認定を受けた。
介護などで疲れている女性を支援したいと、離れの奥座敷を改修してアロマセラピーのサロンを作った。
サロンには同寺にある水琴窟(くつ)にちなんで、室内用の水琴窟室内用も設置し、約10種類のアロマオイルを
用意。約1時間かけて全身をトリートメントする。
村井住職は「介護や日ごろの悩みも相談してもらい、リラックスしてもらえれば」と話している。予約制で有料。
24日午後1時半から、サロンのオープンを記念し、アロマオイルの香り当てなどの催しを開く。
(以後略)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007062000044&genre=K1&area=K1H
>>870 それをわざわざ僧侶がやるってのはどうなの?
いかにも観光寺院的な発想。
3つのお寺会場にチャリティー寄席
国際協力活動の重要性を理解してもらおうと、松江市と安来市内にある三つの寺が
二十二日から二十四日にかけて、各寺の本堂で国際チャリティー寄席を開く。
会場と開演日時は、松江市新町の洞光寺(二十二日午後六時半)と同市寺町の宗泉寺
(二十三日午後六時)、安来市下吉田町の正福寺(二十四日午後七時半)。
真打ちの落語家・桂歌若さん(39)と曲芸師の二代目翁家喜楽さん(71)が出演する。
日本の伝統芸能の良さを広めるとともに、アジアで難民、教育支援を展開しているNGO
シャンティ国際ボランティア会の活動を紹介し、協力してもらおうと開く。
松江会場は入場無料。安来は大人のみ五百円で、収益は同NGO活動に寄託する。
http://www.sanin-chuo.co.jp/event/modules/news/article.php?storyid=407217162
暗闇での食事が修行になる!?お寺で“暗やミール”を体験
6月29日17時18分配信 R25
真っ暗闇のお寺にて、手探りで料理をいただく。それ、なんていうお化け屋敷? いえいえ、これは
浅草・緑泉寺が不定期で開催するイベント「暗やミール」です。
「ここ数年ヨーロッパを中心に、視聴覚障害者の身になって食事をする『ブラインドレストラン』が話題
でして、それを1年前に日本で初開催した」のが発起人であるNPO法人SIENの島田亮司さん。
みなさんも企業研修などで受けたことないですか? 人の声だけを頼りに目隠しで目的地まで歩く
「ブラインドウォーク」を。
「実は、お坊さんの修行でも似たようなことをやるんですね」とは会場と料理を提供している緑泉寺の
青江覚峰副住職。
「闇では主催者側を信じなくては食事できません。信じる。それが信心につながる」
また「視覚を奪うことで食事と自分とが1対1になる。普段ここまで食事に集中することもない。視覚
以外の四感で食事することで何かに気づいていただければ」とも。
その何かを悟るべく、体験してみました。
この日の参加者は12名。基本ペアでの参加ですが、くじ引きで1人ずつバラバラの席へ案内されます。
ギョエ〜、一切の光源を排した座敷は、自分の存在さえあやうくなるほどの暗黒空間。そこで対面に
座る他の参加者に挨拶するのですが! 暗くて不安だからか、表情が見えないゆえの安心からか、
初対面なのに会話が弾む。みなさん和やかな雰囲気のなか、暗視スコープを装着した係の方が料理を
一品ずつサーブ。
ネタバレになるのでメニューまでは記しませんが、暗闇の中でいただく料理は、どれも旬の味を活かした
逸品ばかり。「あれ?」と思わせる楽しい工夫や、暗闇なのに季節にあわせた器を使うなど、調理担当の
副住職のおもてなし心も満載。
自然と食材当てクイズ大会と化す会場。そういえば味覚に集中するときは、暗闇にもかかわらず目を閉じ
てました、自分。現在キャンセル待ちになるほど人気の「暗やミール」。一度体験してみては?
(R25編集部)
※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070628-00000008-rec_r-ent
苦労してるんだよね・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
566 :名無しさん@京都板じゃないよ :2007/07/01(日) 18:43:38
世襲制が無い方が本当は嬉しい。
しかし、実家が寺であればそうもいかない。
寺をついで9年目になる。サラリーマンをしていた方が年収は多い。
妻は仕事を続けている。でないと子供を進学させるのも難しい。
仕送りができない。
全国的には私のところのような寺のほうが多い。
バイクショップ、新聞販売店、養鶏所、学習塾、などしている方もいます。
寺の息子は大変です。生まれた時から後継者にならなくてはならない事が
決定しているのですから。
573 :名無しさん@京都板じゃないよ :2007/07/02(月) 03:12:59
>>566 >バイクショップ、新聞販売店、養鶏所、学習塾、などしている方もいます。
なかなか多彩ですね。
私のところは宿坊風ペンション(又はペンション風宿坊?)と土産物屋を経営しています。
檀家・信徒が少ないとそうしないと生活できませんからね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お寺が発するワンフレーズ
京都は、さまざまな宗派のお寺が至る所にあり、通りがかりに門前に掲げられた名言、
警句のたぐいを目にすることが多い。経典の一節や宗祖、高僧の言葉を墨痕鮮やかに
書いたものが定番だが、最近は哲学者の格言や現代詩も見受けられる。
横丁を歩いていて出会ったこのお寺の場合は、放浪の俳僧として知られる種田山頭火の
「どうしようもない私が歩いている」(写真)。まさに「寸鉄、人を刺す」だ。
くどくどとした説教より、ずしんと胸に響く。
このような伝道掲示板は、マスコミが発達していなかった昔から、人々へのメッセージや
PRの役割を果たしてきた。
今は情報過多、ストレスの多い時代なので、掲げる側は「癒やし」や「共感」を感じてもら
えるような“ワンフレーズ”を選んでいるようだ。
毎月一日と十五日、掲示板の内容を書き換えているのは、同市右京区の妙心寺。
臨済宗中興の祖・白隠禅師をはじめ、パスカルやゲーテ、ゆかりの西田幾太郎ら哲学者
の言葉から書家・相田みつをの詩まで、バラエティーに富む。
東寺(南区)、知恩院(東山区)、東本願寺(下京区)は「宗祖の言葉に勝るものはない」
として、それぞれ空海、法然、親鸞の言葉がほとんどだ。
「握れば拳(こぶし)開けば手のひら」
これは先ごろ繁華街・新京極の誓願寺の掲示板にあった言葉。武力に訴えず、話し合い
でいきましょう、という意味だろう。
その近くのお寺には「蝋燭(ろうそく)は我が身をへらして他を照らす」。
立ち止まって味わいたい。山頭火が発した痛烈な凡夫の自覚とともに。
文と写真・藤山 昇(本紙掲載:7月15日)
http://www.worldtimes.co.jp/col/every/ev070715.jpg http://www.worldtimes.co.jp/col/every/ev070715.html
ロックとお寺と星空のコラボに、2組4名ご招待
「ゴージャス、宇宙的、スピリチュアル」by Pitchfork Media、
「ブライアン・ウィルソン、フレイミング・リップスを思わせるサウンド」by The New York Times、
「“スイートな男女のハーモニーをフィーチャーした、愛らしい天上のポップ」by EYE WEEKLY.com、
「見逃し厳禁、トップ・バンド。すべては上手くいく、と思わせてくれる、手が付けられないほど愛
らしく親密なアンセム」by The Gazette…。
美と芸術の探求を身上とするカナダのレーベル“アーツ&クラフツ”が放つニューフェイスが、
ヤング・ギャラクシー。各米メディアのヤング・ギャラクシーに対する賛美のコメントが上記の通り
である。
ヤング・ギャラクシー「アウトサイド・ザ・シティ」PV
http://www.barks.jp/watch/?id=1000019173 そんなヤング・ギャラクシーを筆頭に、“アーツ&クラフツ”が今後繰り出していく作品をいち早く
聴いていただきましょう、という試聴会が行なわれるので、バークスから2組4名様をご招待い
たします。
▲ヤング・ギャラクシー『ヤング・ギャラクシー』
▲ブロークン・ソーシャル・シーン『SPIRIT IF ...』
▲スターズ『IN OUT BEDROOM AFTER THE WAR』
…とはいっても、このリスニングパーティーが、激しく面白い…というか、前代未聞/古今未曾
有の試聴会なのだ。レーベルの持つカラー/コンセプトを尊重し、試聴会の場所は東京都葛飾
区青砥にある證願寺…その中に設置された「プラネターリアム銀河座」になる。
ようするに、世界で唯一のお寺の中にあるプラネタリウムで、星空をゆっくりと眺めながら、カナダ
の至宝“アーツ&クラフツ”の未公開音源をゆったりまったりと楽しんじゃおうというコンセプトなの
です。“アーツ&クラフツ”の放つ新生バンド、ヤング・ギャラクシーの持つ世界観とマッチしたこの
シチュエーション、同バンドの曲「Outside the city」を軽〜くいただき、題して「アオト(青砥)サイド・
ザ・シティ」と名付けられました。
※ここ、笑うところです。
http://www.barks.jp/news/?id=1000032895
>>877 趣旨が違うとか言ってるけど、ここの
>>1を読んでないんだろうね。
「檀家0軒」に突っ掛かっているだけの話で。
夏休み お寺で礼儀作法、命の大切さ学ぶ
夏休みの小中学生を対象に各地のお寺が開く泊まり込みの生活体験活動が注目されている。
子供たちは法話に耳を傾けたり、瞑想(めいそう)にふけったり。
保護者は、子供たちが礼儀作法や命の大切さなどについて学ぶことを期待しているようだ。
千葉県大多喜町の妙厳寺(大多喜南無道場)は毎年8月、小学4年〜中学3年生を対象に、
「山寺留学」と題した4泊5日の合宿を行っている。「いのちの不思議さ」「いのちの大切さ」を
子供たちに体で感じてもらうことが狙いだ。
朝夕食の準備をはじめ、朝の祈り、仏教の習慣や教えの話(法話)、瞑想、風呂炊きなどを連日
体験する。
「合宿を通して、子供たちの協調性や自主性がはぐくまれます」と住職の野坂法行さんは話す。
今年は8月3〜7日に行う予定で、参加費は2万5000円。
長野県安曇野市の宗徳寺でも毎年8月、小学3年〜中学3年生を対象にした生活体験活動を
開いている。昨夏は約30人が2泊3日の活動に参加した。食事は寺で収穫した野菜が使われ
る。食べる前に全員が黙想し、野菜を育て、料理を作ってくれた人に感謝した。
同寺の寺口芳子さんは「食べ物の向こう側には、食べ物となった命があること、作ってくれた人
の苦労があることを感じてほしい」と話す。
(
>>879の続き)
宗徳寺の生活体験活動の募集窓口となった「財団法人育てる会」(本部・東京)では「子供の
保護者から、『子供が食事をするときの姿勢がよくなった』『玄関で靴をそろえるようになった』
といった声が届いている。短期間でも様々な効果がある」と話す。今年は宗徳寺が本堂改修
のため、会場を変えて別のお寺で行う。
東京都港区の増上寺は今月29日から1週間、静岡県東伊豆町で小中学生を対象に「臨海学園」を
開催する。海水浴を楽しむ催しだが、寝泊まりするのは地元のお寺。仏の教えを易しく説いた歌を、
参加者が全員で歌う中で、互いを思いやる気持ちなどを養うという。
夏休みなどに子供たちを受け入れるお寺の取り組みは以前からあった。
しかし最近は礼儀作法や命の大切さといったテーマを学ぶ機会が減っていることから、保護者は、
それらに取り組むお寺での体験活動に期待を寄せているようだ。実際、こうした期待が高まっている
のを受けて、超宗派の仏教団体「全国青少年教化協議会」(東京)は今年6月、各地のお寺の副住
職らを対象に、子供の生活体験活動の指導者研修会を実施した。
同会主幹の神仁(じんひとし)さんは
「お寺はかつて子供たちの学びの場でもあった。現代の寺子屋として時代の要請に応えていきたい」
と話している。(岡安大地)
(2007年7月10日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20070710ur01.htm
親子が陶芸や座禅に挑戦
亀岡でイベント 住民らが初企画
地域の自然や歴史文化を肌で感じるイベント「朝日山で遊ぼう!」が22日、京都府亀岡市稗田野町の
神蔵寺と、その裏手にある朝日山で開かれた。
地元住民らが初めて企画し、参加した親子が緑に囲まれた環境の中で陶芸や座禅に挑戦した。
地元の暮らしの豊かさを再確認しながら交流を深めてもらおうと住民らが寺と協力して開いた。
亀岡市内の親子連れら約30人が参加。普段は静かな境内に歓声が響いた。
参加者たちは屋外で陶芸を体験し、コップや皿など思い思いの作品を完成させた。
子どもたちは本堂で座禅に挑んだ。
はじめは騒がしくしていたが、足と手を組み合図の鐘が鳴ると、すぐに精神を統一し、背筋を伸ばした。
亀岡市余部町から参加した城西小6年永口奈穂さん(12)は
「お寺で遊ぶのは初めてで、どきどきした。陶芸も座禅も新鮮な体験になった」
と目を輝かせていた。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007072200084&genre=K1&area=K40
883 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/08/01(水) 01:52:56
金儲けスレ、上げとこか。
>>882 さすがはゼニ儲け第一主義w
あの世までゼニを持って行けるわけでもないのに。
885 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/08/01(水) 20:18:38
そう言うなよ。高野山も観光客が通過もしくは、日帰りしてしまい苦しいのだよ。
世界遺産になってゴミが増えただけで、白浜温泉や龍神温泉に行ってしまう
のだってさ。
>>885 高野山?
明らかにスレの趣旨に反していますね。
>>1を読んでからご参加願います。
読経や本堂掃き掃除 高浜・馬居寺で寺子屋体験修行
2007年7月29日
山に囲まれた自然の中で礼儀作法などを通して気分をリフレッシュする「寺子屋体験修行」が
二十八日、高浜町の馬居寺(真言宗高野山派)で開かれた。
「お寺を身近に感じてもらいたい」と同寺が初めて企画。
若狭地方の小学生から七十代のお年寄りまで約二十人が参加し“修行”を楽しんだ。
参加者らは観音堂で般若心経をゆっくりと読経した後、本堂の掃き掃除や板場のふき掃除、
境内の草むしりに従事。すっきりしたお寺で、お点前や塗り絵などをした。
お点前を体験した子どもたちは「舌がグリーンになった」と声を上げながら二杯、三杯とおかわり。
休憩時間にはセミの抜け殻を探して走り回ったり、川の水に触って「冷たい」とはしゃいだりして
楽しんでいた。
若狭町野木小四年の伊藤剛樹君(9つ)は
「お経を読むのは難しかったけど、また寺子屋の修行をしたい」。
同寺の杉本龍心住職(53)は
「広く開放したお寺で自然に触れ合ってもらうのがお寺の本来の姿。心のわだかまりを解きほぐす
機会を提供したい」
と話していた。
八月四日には、おおい町大島の宝楽寺で、九月九日と十月七日には、同寺で同様の企画が開か
れる。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20070729/CK2007072902036859.html
>>888 ウチも地域の団体さんからの要請で、毎年お盆になると中学生〜大学生ボランティアの
宿泊・研修に協力している。
お墓の引っ越し「改葬」急増 自宅近くに移して墓参りの負担軽減
もうすぐお盆。遠い古里への墓参も、年を取るにつれ体力や経済面での負担が大きくなってくる。
ならば、お墓(遺骨)に来てもらいましょうと、住まいの近くにお墓を引っ越す「改葬(かいそう)」を
選ぶ人が、都会で増えている。
「あなた、きょうは天気がよくていいわね」。
横浜市鶴見区の販売業、池田清子さん(62)は、夫の墓に話しかけながら水をかけた。
夫は6年前に急死し、京都府向日市にある実家の菩提(ぼだい)寺に埋葬されていた。
3回忌までは京都で法要を営んだが、「2人の娘に将来の墓参りが負担にならないよう」改葬を
決めたという。昨年10月、鶴見区内にある、曹洞宗の寺の墓地に遺骨を移し、今年4月の7回
忌はここで供養することができた。菩提寺は浄土宗だったが、受け入れてくれた。寺はあっせん
業者に紹介を受けた。
費用は約300万円。
それでも、バス15分で停留所そば、という新しいお墓の便利さには代えがたい。
池田さんは「京都は遠くてさびしかったと思う。ここなら月命日に会いに来られる」と、ほっとした
様子で話す。
891 :
890:2007/08/08(水) 15:10:43
(
>>890の続き)
× ×
厚生労働省によると、全国の改葬件数は2004年度まで年7万件前後だったが、05年度は
9万6千件超に増加した。
改葬は葬祭業者に依頼するのが一般的で、同じ宗派の墓地をあっせんされる。
宗派が異なっても受け入れてくれる場合もある。墓石の業界団体「全国優良石材店の会」の
加盟店調査によると、93%が「改葬が増えた」と答えている。
仏事全般を扱う「メモリアルアートの大野屋」でも、05年に120件だった改葬の問い合わせが、
昨年は664件に増えた。同社の改葬セミナーには、昨年12月以降480組が訪れた。同社顧
客の3割が、改葬の依頼だという。
改葬需要の高まりに目を付けた企業も現れた。長崎市の建設関連会社「ザ・システム」は、昨
年12月に埼玉県熊谷市、今年2月には千葉県市川市に、改葬を前提とした納骨堂を開いた。
仏教限定だが、2万円の事務経費程度で宗派は自由に改葬できる。
同社愛墓(あいぼ)事業部によると「子どもに墓参で迷惑をかけたくない」と、50−60代を中心
に月50件の問い合わせがある。これまでに納骨したのは7件だが、首都圏で軌道に乗れば、
10年後、提携寺院を全国で300に増やす計画だ。
892 :
890:2007/08/08(水) 15:12:32
(
>>891の続き)
× ×
改葬の形態には
(1)墓石ごと全部
(2)一族の遺骨すべて
(3)個人の遺骨
(4)分骨
−の4パターンがあり、大半が(2)のケース。墓石も含めて改葬したい希望が多いが、区画が
狭い、霊園の景観基準に合わないなどの理由で、移せない例がほとんどだという。
改葬には注意点もある。親せきへの事前説明は欠かせない。ほかに、事務手続きなどのため、
新旧墓地のある役所や墓地管理者らとの手続きも必要だ。墓地を更地に戻す費用は改葬側の
負担、指定石材店にしか頼めないことが多いなどの業界ルールもある。
費用は新旧墓地のランクや移転距離などにより変わるが、「新しくお墓を建てるより、100万円
ほど多くかかる」(大野屋)という。
893 :
890:2007/08/08(水) 15:17:44
(
>>892の続き)
<一般的な改葬の流れ>
(1)新しい墓地と契約し、墓地使用許可証をもらう
(2)旧墓地管理者(お寺など)に事情を説明し、改葬の了解を得る
(3)旧墓地のある自治体から、改葬許可申請書を受け取る
(4)申請書に必要事項を記入し、旧墓地管理者から埋葬証明をもらう
(5)旧墓地のある自治体に申請書と移転先の墓地使用許可証を提出し、改葬許可証をもらう
(6)魂抜きなどの法要を行い、旧墓地から遺骨を取り出す
(7)新墓地に改葬許可証を提出し、納骨する
※自治体によって書類発行に時間がかかったり、手続きが異なったりする場合があるので確認を
【引用元】
ttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007080590072121.html
894 :
参考:2007/08/09(木) 16:59:01
変わる盆の形式 追慕する記念日に
仏壇、部屋に合わせ現代風
日ごろは宗教心が薄くても、盆になると、ふるさとに帰省し、仏壇や墓に参る人は多い。
しかし、最近は盆休みを利用して海外旅行をするのも珍しくなく、仏壇のない家も増えていて、
その形式は変わりつつある。盆の意義と人々の思いについて考えてみた。
盆は旧暦の7月15日を中心に行われる盂蘭盆(うらぼん)のこと。先祖を供養する仏教行事だが、
それに各地の習俗が重なり、13日に迎え火で先祖の霊を迎え、16日(15日の地域もある)に
送り火とともに送り出すという形になった。
新暦になった際、東京などでは暦通り7月15日を中心に行っているが、多くの地域は8月の旧盆
(13日〜16日)に行っている。
第一生命経済研究所が「日常生活における宗教的行動と意識」について調査したところ、盆の実
施率は74%で、初詣での76%と並んで高く、年中行事として定着している。国民の休日でもない
のに多くの人々が休みを取る盆は、現代社会の中でどんな意味を持っているのだろうか。
895 :
参考:2007/08/09(木) 17:00:20
(続き)
「毎年めぐってくる盆は、祖霊信仰の中で、命のつながりを思い起こし、死者と交流する壮大な装置
として働いている」
そんな風に説くのは、大阪市天王寺区の大蓮寺住職、秋田光彦さん。
終末期をテーマにした「エンディングを考える市民の会」を主宰する。
「普段は忘れていても、盆という国民的行事の中で、命のつながりを思い出すことができるのです」
しかし、風習は薄れつつある。盆の間、僧侶が檀家(だんか)を回り経をあげる「棚経」も、最近は案
内を出しても断る人が出始めた。
一方、大蓮寺では、新盆を迎える檀家に案内を出し、寺で新仏の合同供養を行っている。
供養では、それぞれに自己紹介してもらい、亡くなった人の思い出や今の悲しさなどを話してもらう。
参加者は亡くなった人に思いをはせるとともに、悲しみを持つのは自分だけではないことを知ること
ができるという。
家で先祖を迎えるのに必要な仏壇も時代とともに変化している。
大阪府枚方市の家具団地にある「ギャラリーメモリア枚方」。
店内には、モダンなデザインの仏壇が並ぶ。箱がなくガラスを組み合わせたステージ形式のものは、
高級家具のようだ。洋風の居間にも合い、宗教性を感じさせないのが特徴だ。
前川和也店長は「若い人たちは特定の宗教ではなく、ライフスタイルに合ったまつり方をして、大切な
人をしのびたいと思っている。その精神性の高い場所、手を合わせる対象として仏壇を選んでいるよ
うです」と話す。
客からは「部屋にマッチする仏壇がほしかった」「形式にこだわらずに親をまつりたかった」などの声が
寄せられているという。
896 :
参考:2007/08/09(木) 17:01:22
(続き)
ギャラリーメモリア枚方の商品を製造しているのは八木研(本社・大阪市)。
モダンなデザインの仏壇を「現代仏壇」として商標登録し、全国で60店舗を展開している。この10年
で売り上げは倍以上になった。
八木研では、居間での仏壇の場所を「マインドスペース」と呼ぶことを提案する。まつる対象も本尊で
はなく、故人の写真や思い出の品など、しきたりにとらわれない自由さが特徴だ。
盆の形式や仏壇は変わっても、亡くなった大切な人へ思いをはせる気持ちはなくならない。
第一生命経済研究所の小谷みどり主任研究員は指摘する。「昔は思いを寄せる対象が先祖など縦の
つながりの人だったけれど、今は時間、空間を共有した家族や友人たちが中心になってきている」
先祖を敬うというのが決まりだった盆が、親や友人ら知っている人を追慕する記念日へと変化している
というのだ。
シングルの人や子どもを持たない人が増えていることで、追慕の方法も変わってくる。大蓮寺では200
2年、共同の個人墓を作り会員を募集したところ多数の応募があった。盆供養の際は、同じ墓に入ると
いうことで契約者の連帯感は強いという。「自分が死んでも誰かが自分を覚えていてくれて墓に参って
くれる。みんなそんな安心感を求めているのです」と秋田さんは言う。
小谷さんは強調する。「人間は一人では生きられない。生前も死後も誰かとつながっていたい。それが
心の安寧につながるのです」
盆を契機に、亡くなった人をしのび、家族や友人との「つながり」を求める心は連綿と続いている。
http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp70807a.htm
897 :
参考:2007/08/09(木) 17:02:20
スピリチュアリティ その本質に迫る
樫尾准教授に聞く 既存宗教との関係
最近、テレビ番組「オーラの泉」や、そして江原啓之の活躍により、スピリチュアリティという言葉が
巷で頻繁に聞かれるようになった。
そこで今回、このようにブームになっているスピリチュアリティという言葉の本質について、慶應義塾
大学文学部准教授である樫尾直樹氏にお話を伺った。
スピリチュアリティについて、樫尾氏はまず、ブームの中で言われているスピリチュアリティと本来の
スピリチュアリティとは違うとして
「メディアではスピリチュアルというと霊の話になり、信憑性の低いものになってしまうが、スピリチュ
アリティ文化は、医療から大衆文化までという裾野が広い精神文化の現象である」
ということを語ってくれた。
そこで、本来スピリチュアリティとはどういうものなのかと聞いてみると
「自分の中や自分と他者との間で働いていると感じられる、自分を超えた何ものかとつながっている
感覚(の質)」
と語ってくれた。また、スピリチュアリティと既存の宗教との違いだが、一般的には、スピリチュアリティ
とは既存の宗教から組織性を引いたもの、つまり、個人的な宗教性、宗教的実践という風に捉えられ
ている。しかし、スピリチュアリティと宗教は必ずしも違うものではなく、スピリチュアリティは宗教体験
の核と言える。
898 :
参考:2007/08/09(木) 17:03:40
(続き)
今、スピリチュアリティという言葉が流行る背景の1つには、既存の宗教が、専門用語を使いすぎるこ
とによって、人々が理解しにくいことが挙げられる。2つ目には、宗教は文化の基底であって、とても大
切なものであるにも関わらず、人々の頭から宗教という存在自体が忘却されていることにも原因がある。
樫尾氏は、本来のスピリチュアリティをよりよく理解するためには次のようなことを想像すればいいと言う。
例えば、親に感謝すること、あるいは目の前にある食の連鎖を考えることなどである。つまり、親に感謝
したり、食の連鎖を想像したりすることは、目に見えない命のつながりを感じることといえる。これにより
生命のつながりが身近に感じられ、ひいては自分が生かされているという感覚が分かるようになる。
そして利他的になり、人々に奉仕するようになれば尚の事良い。
スピリチュアリティを突き詰めていくと、人間の生き方や生命のあり方にもつながっていくようだ。
皆さんも、もう一度スピリチュアリティについて考えてみてはどうだろうか。
http://www.jukushin.com/article.cgi?k-20070803
【関連】寺社6割『危険』診断 中越沖地震『再建めど立たず』
2007年7月26日 朝刊
新潟県中越沖地震で、柏崎市中心部にある寺社の本堂・本殿の約六割が、応急危険度判定で
「危険」と診断されたことが分かった。
大半は瓦ぶき屋根の古い木造建築のため、倒壊などの深刻な被害を受けた。再建や修理には
多額の費用が掛かる上、檀家(だんか)の自宅や墓も被災しており、お盆を前に住職も檀家も
途方に暮れている。
同市中心部にある寺社四十三のうち、本堂・本殿に「危険」の赤紙を張られたのは二十五、
「要注意」の黄紙が三、「使用可能」の緑紙が十五だった。
危険と診断された西本町の妙行寺は本堂の壁や木組みが崩れ、仏像が床に落ちた。
住職の秋山文孝さん(76)は「少なくとも来年か再来年のお盆まで、再建のめどは立たない」と
話す。
同町の浄土寺は、本堂が全壊。聞光寺は屋根が滑り落ち、危険と診断された。
住職の井上温成さん(55)は「中越地震後に瓦をふきかえたばかりだったのに…」とショックを
隠さない。
本堂が要注意や使用可能とされた寺でも「中はぐちゃぐちゃ。使い物にならない」(東本町の正福寺)
など被害も。
ほとんどの寺で、墓が倒れた。
東本町の光円寺では「二百基のうち七十基ほどが倒れた」(佐々木弘英住職)という。
神社も大きな被害を受けた。
八坂神社の佐藤明史宮司(48)は「みこしを収める土蔵が崩壊し、夏祭りを中止した」。
石井神社の玉田繁宮司(58)は「舞殿が壊滅した。秋祭りまでに何とかしたいが…」と話す。
寺社の再建や修理には多額の費用が掛かる。新橋の明蔵寺の住職、中村純孝さん(49)は
「多くのお金が必要だが、家が被害を受けたり避難所生活をしたりしている檀家さんに負担を掛ける
のは心苦しい」
と、つらい胸の内を明かした。
進まぬ木造補強 補助金の利用伸びず
新潟県中越沖地震では柏崎市を中心に十一人が死亡、建物の全半壊は千八百六十三棟に達した。
死者の多くは、倒壊した古い木造家屋の下敷きになった高齢者たち。
寺社の倒壊で亡くなった人もおり、十人目の犠牲者となった元新潟大助教授猪俣孝さん(76)も自宅
近くの寺のがれきの下から遺体で
見つかった。
寺など古い木造家屋の耐震性は、六千四百人余が亡くなった阪神大震災などで問題化。
同じ新潟県を襲った二〇〇四年の中越地震でも三千棟以上が倒壊した。
国の推計では、耐震性が不十分な木造住宅は全国で一千万戸に上るとされる。
強度不足の建物の補修に補助金を出す自治体も増えているが、今年一月一日現在、一戸建て住宅
の耐震改修に補助を出す自治体は28%だけ。
静岡など五県ではすべての市区町村で一戸建て住宅の耐震改修に補助が受けられるが、新潟県は
9%にとどまっている。
柏崎市は中越地震を受けて、六十万円を限度に補強工事費用の一部を補助する制度を本年度から
始めたばかりだった。
東海地震が想定され、全国に先駆けて木造住宅の耐震化の総合支援プロジェクトに取り組んでいる
静岡県は、〇二年度に木造住宅耐震補強の助成制度を創設した。
無料で専門家が簡易耐震診断する事業は、累計約四万七千戸が利用したが、診断を基に行う耐震
補強助成の利用は、その一割前後。〇四年度に一棟三十万円の助成を高齢者世帯では五十万円
に増額したが、利用は進まない。耐震補強には一件平均百七十万円かかり、高額な自己負担があ
ることが一因とみられる。
全国の建築士や弁護士でつくる特定非営利活動法人(NPO法人)「建築Gメンの会」の川口晴保副
理事長は「構造用の合板を張るなど最低限の改修ならコストを抑えられる。
行政は耐震化を進めるための支援をすべきだ」と指摘している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007072602035846.html
お寺の建替工事ラッシュだが…
神社仏閣のほとんどが、明治時代になって宗教が自由化された以降に建立されている。
100年以上経って建物も老朽化しており、建替え時期にきているが、糸目を付けない寄付金が
集まる新興宗教と異なり、檀家も霧散霧消。
そのうえ、不景気も重なり寄進も寄付金もなかなか集まらないのが現状である。
そのため、寺側が改築計画を立てても資金が集まらず、すぐには建築できない。
寄付金などの集まり具合により工事を進めるという。
当然、建築会社としても材木を2年位は寝かせる (狂いが生じることから)必要があり、まずは
材木代金を受け取り、2〜4年かけて建築するとのことであった。
地方のある寺では、本堂・自宅などを2億以上かけ改築したが、思うように寄付金が集まらず、
銀行借入が多額にのぼったとのこと。そのためか盆には自宅の仏様に、タイムスケージュール
細やかにお参りしてくれる。法事にも積極的に案内が来るようにもなった。
また、真新しいお寺さんで毎月お説教会を催し、案内も来る。本来のお寺さんのようであるが、
納骨堂管理代とお布施だけでは、経営も厳しいようである。
ある藩主の菩提寺の話。
お寺経営も檀家が少なくなっている現状から、幼稚園経営など副業が盛んに行なわれてきた。
しかし、少子化の波は田舎のお寺さん経営の幼稚園にも及び、(副業である幼稚園を)廃業し
ているところが多い。
あるお寺は、京都の本寺に精進料理の修行に赴き、現在完全予約制で頑張っている。
観光案内にも載り、なかなかの評判であるが、禅寺ゆえに檀家であった元武家の没落ははな
はだしく、自前でお寺経営するしかなかった。そのお寺は元藩主の菩提寺でもある。
日時: 2007年08月21日 13:36
ttp://www.data-max.co.jp/2007/08/post_1423.html
墓地は必要?「ハカない人生」を、夫婦で話し合った。
【PJ 2007年09月03日】− 盆でも無いのに抹香臭い話題で恐縮だが、このところ、兼好法師の
「徒然草」第7段の一節、
「あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、いかにものの
あはれもなからん。世は定めなきこそいみじけれ」
が、しきりに思い浮かんでならない。わたしは宗教心の深い人間ではない。理由があるとすれば、
ここ数カ月、身内の死や近しい人間の末期の知らせが続いたというだけだ。元来が無神論者で
あり、また次男という肩書きは祖先の墓地の管理など縁遠い存在だったのである。
2日、亡母の祥月命日とあって、自宅近くにある祖父の墓に参った。母方の祖父田中錬太郎は、
常州下館藩の下級武士の出自である。明治初期、水戸に誕生した師範学校を卒業。京都、徳島、
奈良などの師範学校で教鞭をとり、海軍省勤務を経て、東京医科大で事務職を務めた後、都内で
逝去した。生前、夭折したわが子や若死した妻曾能(その)のために故郷下館に墓地を求めたが、
自身は青山墓地に眠っている。つまり亡母の命日の墓参といっても、この墓に母の骨は埋葬され
ておらず、極めて形式的な墓参りなのであった。先祖代々の墓地は、草深い山口県の片田舎。
両親は元より父方の縁者は渡米した家族を除き、玖珂という地に永眠しているのだ。
数カ月前のこと、下館の墓地を管理する寺の住職から電話があって
「すでに田中さんの墓はカラのようです。墓地整理の都合上、近々撤去するが同意を得たい。田中
家のご当主(従弟(いとこ)に当たる)には先日快諾を得ている」
という。時折お宅で線香が上げられ、花が供えられているので、
「特にお宅にご連絡申しあげた」
と続けた。こちらとしては、
「整理直前に、再度のご連絡を願う」
以外、異論のあろうはずもなく、承諾せざるをえなかった。
良きにつけ悪(あ)しいにつけ、田中家の墓参は還暦を過ぎたころから生活の一部となり、多少の
侘(わ)びしさを感じるのは、家内とて同様らしかった。わたしども夫婦は散骨か樹木葬が多年に
わたる念願であり、長男長女から孫に至るまで、口すっぱく因果を含めてきた。
ところが、「ハワイで散骨してくれ」と願っても、「どこかで樹木葬がいい」と気張ってみても、それは
単なる自己満足。墓地の整理話以来、わたしは多少混乱をきたしていたようだった。
もちろん、墓地を購入する考えなど皆無だ。
かねてよりのわがモットー、「ハカない人生」に躊躇(ちゅうちょ)することはない。親鸞聖人の教えに、
「わが身閉目せば、鴨川の魚に与えよ」とあり、浄土真宗は原則「墓地不要論」だという。やはりここ
はまた、兼好法師の名文句、「命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし。かげろふの夕べを待ち、
夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。つくづくと一年を暮すほどだにも、こよなうのどけしや。飽かず、
惜しと思はば、千年を過すとも、一夜の夢の心地こそせめ。住み果てぬ世にみにくき姿を持ち得て、
何かはせん。命長ければ辱多し。長くとも、四十に足らぬほどにて死なんこそ、めやすかるべけれ」、
という仕儀に相成るのか。「ムダ死に」はしたくないが、「ムダ生き」はもっと凄惨(せいさん)なものな
のである。
わたしたちは間もなく古希。秋の気配立ち込めるこの日、近々雑多な家財の整理にいそしもうと話し
合った。二人の没後、金銀財宝とは無縁な書画や骨董(こっとう)、家具調度品や衣類など、残され
た彼らには所せんはガラクタ。人生、子孫にナニかを残すより、綺麗(きれい)さっぱりナニも残さない
のがわが身のため、子孫のためなのである。良き人生であれば、墓はなくとも心の隅にでも残るはず。
「美田」は元より、「ゴミ山」を残す死者がいかに多いか、わたしたちは気づいたのである。【了】
http://news.livedoor.com/article/detail/3291321/
高野山の僧侶と瞑想やランチいかが 東京・表参道
http://www.asahi.com/life/update/0910/images/TKY200709100233.jpg 報道公開された「高野山カフェ」で、僧侶の説明を受けながら、精進ランチを食べる人たち
=10日午後、東京都渋谷区で
東京・表参道の街角に11〜16日、和歌山県の世界遺産・高野山のお坊さんと写経や
瞑想(めいそう)を体験しつつ、精進料理ランチも楽しめる「高野山カフェ」ができる。
参拝客の減少と高齢化傾向に悩む高野山真言宗の総本山金剛峯寺が
「首都圏の女性や若者らを呼び込むきっかけに」
と、最寄り駅がある南海電鉄と企画した。
ビルの多目的スペースに畳を敷き、壁には曼荼羅(まんだら)。
10日は瞑想体験などが公開された。
写経した女性(28)は「最近は字を書く機会が減ったけど、書くと落ち着く」。
築地本願寺に期間限定「カフェ・ド・シンラン」−トド・プレスが企画
築地本願寺境内親鸞像脇に9月21日、「カフェ・ド・シンラン」が期間限定オープンした。
同店は「仏の教えはロハスだ」をテーマに、雑誌「ソトコト」の編集を手がけるトド・プレス
(中央区築地7)が企画・運営を行うもの。
店舗面積は30坪。店舗設計・デザインのコンセプトは「都会の中のオアシス、都会の中
の止まり木」(トド・プレス同店担当者)で、光が多く差し込むよう、背面を除いた側面3面
が透明アクリルで囲まれた「ガラスハウス」のような外観や、内外観に緑、朱色を効果的
に取り入れたのが特徴。席数は28席、スタンディングカウンターも最大8席備える。
「国内産十六雑穀米」と無農薬・減農薬のものをメーンとした旬の野菜、各土地の肉の
「3本柱」(同担当者)をイタリアン・バルスタイルで提供するというフードメニューは、「雑穀
を練りこんだ自家製パスタ」(1,500円)や「青森県から短角牛のタルタル 乾燥八丁味噌を
アクセントに」(1,800円)、「20cmの自家製サルシッチャ(ソーセージ)」(1,400円)、「熊本
県から馬肉のバヴェットステーキ」(4,500円)など。ロゼ・シャンパンや雑穀焼酎なども用
意し、ランチタイムには雑穀とインドカレーの定食なども提供する。イタリアンを提供する理
由について同担当者は「無理なく気軽に楽しくできる『エコ』『ロハス』な店―ということで
多くの人に人気のカジュアルなイタリアンを採用した」と話している。
本願寺やその関連団体、ソトコトがモーニング・ヨガや精進料理クッキング、モーニング/
イブニング法話会、仏像ガイダンス講座などのイベント開催も予定する。本願寺宗務首都
センター国内伝道推進部担当者は同店について、「環境保全へ向けた新たなライフスタ
イルを提唱する『ソトコト』やレストランの趣旨に賛同するとともに、レストランによって親鸞
聖人の許に生まれるにぎわいが新たな仏縁となることを願い運営協力した」と話している。
ttp://ginza.keizai.biz/img/headline/1190358500_photo.jpg 営業時間は11時30分〜23時。日曜・祝日定休。12月末まで。
ttp://ginza.keizai.biz/headline/photo/491/index.html
“共に考える”駆け込み寺
自殺予防への取り組み
自殺者が9年連続で年3万人を超え、大きな社会問題となるなか、仏教者による自殺予防の
取り組みが広がっている。
インターネットを使って相談に乗ったり、僧侶同士の活動をネットワーク化したりと、新しい動き
も出てきた。
(略)
仏教には「殺してはならない」とする殺生戒(せっしょうかい)がある。これは、他人はもとより、
自分にも向けられるという。シンポジウムの企画を進める孝道山・本仏殿統理の岡野正純さん
(46)は、「自殺予防は菩薩行(ぼさつぎょう)であり、仏教者自らを磨く行為でもある。多くの
一般の方に参加してもらって、仏教者への期待を語ってほしい」と話す。
ともすると内的な悟りに重点を置きがちで、社会問題に無関心と批判を浴びてきた日本仏教。
今後、人々の苦悩に真正面から向き合う自殺予防の活動がどう浸透するかが、生きづらさを
増したと言われる現代において、人々の心のよりどころの座を再び獲得できるかどうかの、一
つの試金石となるかもしれない。
http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp70925a.htm
お寺で 友達の輪…中高年が同好会活動
合唱・水墨画・そばうち…
メール友達の「メル友」ならぬ「寺友」が、中高年の間で広がっている。
地域の寺を通じて仲良くなった人たちのことをこう呼ぶそうだ。友達を作る、新スタイルになるかもしれない。
「私の お墓の前で〜♪」
9月上旬、東京・新宿区の曹洞宗「東長寺」を訪ねると、伴奏に合わせてヒット曲「千の風になって」を合唱
する声が聞こえてきた。歌っていたのは「コーラス同好会」の男女約15人。毎月2回集まって歌謡曲や唱
歌、仏教歌などを練習している。
「配偶者を亡くし、一人暮らしになると声を出す機会も減る。ここで声を出すのが楽しくて」
と会員の久保みさ子さん(65)。
同寺では、永代供養墓(承継者がいなくても入ることが出来る墓)に将来入ることを申し込んだ人たちが集
まり、様々な活動をしている。同好会活動もその一つだ。
久保さんは8年前、夫と共に永代供養墓に入る契約をしたが、数か月後、夫は他界。一人で寺の行事に
参加するうちに、歌好きの人たちと仲良くなり同好会を作った。
「お寺がご縁で出来た友達なので『寺友』と呼んでいます。歌だけでなく、一緒に遊びに出かけることも多く、
忙しい」と久保さんは笑う。
東長寺では「水墨画」「囲碁」「そばうち」といった同好会が次々に設立されており、「寺友」の輪が広がって
いる。寺友という言葉は、中高年を中心に少しずつ浸透しているようだ。
一般に寺では季節の行事などが度々開かれ、多くの人が出入りしている。こうした場で、寺友を作ろうと考
える人もいる。
(
>>913の続き)
横浜市南区の浄土真宗本願寺派「善然寺(ぜんねんじ)」では、「寺友を作りたい」と、寺の行事に参加し、
その後のお茶の時間におしゃべりを楽しむ人の姿が最近目立つという。
「特に他県から引っ越してきたお年寄りに多い。知らない土地で友達を作るのは大変ですが、寺の中でなら
安心してきっかけを探せるようです」と同寺住職の妻、長谷山美菜子さん(47)。
同寺では、行事の参加者同士が話しかけやすいよう名前や町名を書いた札を配布し、寺友作りの後押しも
している。
一方で、宗教や宗派を問わず、寺を拠点にした友達作りの工夫を積極的にしている寺もある。
毎月、一般の人を対象に相続や墓に関する講座「仏事なんでもセミナー」を開いている埼玉県越谷市の真言
宗「宝性寺越谷別院」では、参加者で作るグループ「てらとも るりの縁」がある。皆でおしゃべりを楽しんだり、
日帰り旅行に出かけたりしている。
同寺の住職でNPO法人「寺院ネットワーク」理事長の仙田智一さん(48)は「人々が気軽に集い、話ができる
場が必要だ。時代と共に寺に求められる役割も変わってきている」と話している。
ttp://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20070927ok03.htm?from=os2
915 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/09/28(金) 20:20:15
真宗禿は信用できない。
916 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/09/29(土) 10:55:53
何で肉なんか出すんだ?
917 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/09/29(土) 11:10:12
自坊は今年で建立11年目でありますが檀家と信者あわせて現在1342件にまで努力いたしました。
918 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/09/29(土) 20:38:04
それはすごい。やるねぇ。
919 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/09/30(日) 11:05:38
信者さんを増やすには「托鉢」が一番良いよ。寺院名を白文字で書いた托鉢袋を首から下げて行うのが一番良い。そして布施してくれたら葉書サイズの紙に短い法話を印刷してある物を渡す。1000枚くらい用意しておこう。歩き托鉢が良い。
にいがた人模様:「護念寺」住職・細川好円さん(59) /新潟
9月30日12時1分配信 毎日新聞
◇敷居の低い寺にしたい
新潟市西区新通に、ちょっと変わったお寺がある。400年続く浄土真宗の護念寺。
映画鑑賞やチェロの生演奏を目当てに人が集まり、時にはバスを借り切って美術展に行くことも。
「公民館のように、誰でも気軽に来てほしい」と話す住職、細川好円さん(59)の笑顔に引き寄せられるように、
人の出入りが絶えない。
「寺は、地域の中心であるべきだ」。その思いの底には、伝道のために海外で過ごした25年の経験がある。
大学卒業後、アメリカの東本願寺ロサンゼルス別院に勤めた。仏教の本質を外の世界から見つめ直して、日
本に「逆輸入」したかった。
ロサンゼルスの日系人は、社交場のように寺を訪れ、お茶や書道、ダンスを楽しんだ。寺が身近だから、人々
も説教に自然と耳を傾けてくれる。元気がない人には、すぐに気付いて声をかけた。寺を訪れる人たちは僧侶
や仲間とのコミュニケーションを通じ生きる方向性を手探りしていた。
豪州での活動を経て10年前、25年ぶりに帰国したが、最初は日本の寺の有り様に「カルチャーショック」を受
けたという。葬式の時にしか人が寄り付かず、「陰気くさい」イメージ。
「敷居が高すぎて、寺が死んでしまっている」
すぐに和室2部屋と廊下をつぶして、板張りのホールを作った。応接間は仕切りを外して常に開けっ放し。
段差をなくしてバリアフリー化もした。
(
>>920の続き)
もう一つ、気になったのは「お布施」の問題だ。読経などへの謝礼の気持ちとして僧侶に払うもので、決まった
金額があるわけではない。しかし高額な「相場」を提示されて寺に違和感を抱いた人がいる、という現実を改め
て知らされた。
寺を持たなかった豪州では、葬式や法事のため、仏具を持ってどこへでも出張した。手術に失敗して亡くなった
子供のために病院へ、死体遺棄の現場である松林へ。それでも特別料などは一切求めない。
日本でも同じ方針を貫いている。寺の施設の維持のため、最低限必要な「料金」は、檀家(だんか)の代表が
話し合いで決める。妻の玲子さん(51)は「『外国にいたから変わっている』と時々言われるけど、考えてみれ
ば当たり前のこと」という。
みんなが安心して立ち寄れる「敷居が低い」寺にしたい。近所付き合いが希薄になった社会だからこそ、寺か
らの地域作りに取り組んでいる。【黒田阿紗子】
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070930-00000064-mailo-l15
下呂・温泉寺に「お墓マンション」 風光明美の地で眠りたい
10月3日11時1分配信 中日新聞
【岐阜県】下呂市湯之島の温泉寺(臨済宗妙心寺派)が境内の墓地に、宗派を問わず誰でも
利用できる合同墓と集合型の一代墓72基を設けた。埋葬後、50回忌まで同寺が供養する。
用地難などの問題が多い都市部では「お墓のマンション」が増えているが、飛騨地方では珍
しい。
温泉寺の石段横に広がる墓地「瑠璃光苑」の最上段に設けた。
約330平方メートルの敷地中央に、観音像を安置した合同墓を配置。その両側に、個人や夫
婦などの単位で入る一代墓が並ぶ。
一代墓は高さ50センチ、縦横30センチのミニチュアサイズ。納骨堂方式ではないため、遺骨
を墓石の下の土に埋葬することができる。50年たつと合同墓に移すという。
温泉街を望む高台にあり展望がいい。同寺は多くの観光客が訪れ、岩浅宏観住職(32)は
「出身地が別々でお墓に困っている。こんなに景色のいい場所で眠れたら」という相談を観光
客らから受けるという。死後の供養に不安を持つ人が多いことも分かり、新しい形の墓地を考
えてきた。
一代墓の使用料は1人30万円、2人なら50万円。合同墓は相談で決める。
「墓の問題は難しくなるばかり。利用しやすい条件にして安住の場を提供したい」
と岩浅住職は話している。
(以後略)
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071003-00000008-cnc-l21
若者に広まる仏教 ファッション化の一方で癒しも
10月10日23時20分配信 産経新聞
仏教が若い世代から見直され始めている。
豊かな時代にあって日常生活から宗教色が薄れ、葬式や法事でしか僧侶を見なくなって久しいが、
それだけに端正な仏像が新鮮に受け止められ、座禅が一種の“ファッション”となっているようだ。
だが一方で、仏教に触れる中で、現代社会に疲れた心を癒やしている若者も増えているという。
(田辺裕晶)
◆ライブハウス化
東京・新宿にある「経王寺」(互井観章住職)は平成17年10月から、本堂を使って、さまざまな音
楽ジャンルの若手演奏家やダンサーらがパフォーマンスを行う「プンダリーカ(蓮の花)・ライブ」を
開催している。
観客は中高年に混じって10〜20代の若者も多い。携帯電話のカメラで住職らとのツーショットを
求める高校生の姿も。
互井住職は、若いころはロック音楽に親しみ、今は仏の徳をたたえる歌「声明(しょうみょう)」を歌
う声明師として後進の指導にあたっている。
約10年前から継続的に境内で声明と雅楽のコンサート開いているが、「この5年ほどで声明ファン
だけでなく、若い世代をはじめ、一般の人たちが聞きに来るようになった」。そんな中で知り合った
20〜40代のパフォーマーらから、「お寺の雰囲気を生かしたライブをしたい」と頼まれたのがライ
ブのきっかけだ。
互井住職は毎回終演後、「僧としてその日のライブに何を感じたか」を観客に伝えている。
法話もライブのような開放的空間の方が「話がすんなり(観客の)気持ちに入る」といい、「苦しい
世の中を生き抜くためのヒントとして仏教を伝えたい」と話している。
(
>>923の続き)
◆出版物も続々と
東京国立博物館が昨秋、特別展「仏像 一木にこめられた祈り」に合わせて開催した、みうらじゅ
んさん、いとうせいこうさんの「仏像トークショー」では、受け付け開始からわずか15分で約350
席が完売した。
多くが20〜30代の若者だったという。同館の井上洋一事業企画課長は、「仏像の持つ癒やし
効果が若者たちに受け入れられている。以前とは違い、生活に身近な存在としてとらえられて
いる」と指摘する。
出版界でも数年前から写真やイラストを多用した若者向けの分かりやすい「仏教の本」がよく売
れている。
仏教関連の出版物が多い春秋社(東京都千代田区)でも、12月上旬をめどに、イラスト入りの
「かわいいぶつぞう ふしぎなチカラ(仮題)」を発売する予定だ。
これまで仏教の本を出さなかった出版社も進出を始めているという。
春秋社編集部の桑村正純さんは「アニメに慣れ親しんだ世代だけに、ビジュアルを通じて直感
的に仏教をとらえている」と指摘している。
◆美容や健康から
仏教の中でも座禅は流行のヨガにつながる“ファッション”として受け止められている面もあると
される。また一方で、若者たちは仏教に触れる中で、仏教を心の支えに必要なものと考え始め
ているようだ。
武庫川女子大学の藤本憲一准教授(メディア論)は、「今の若者は食、美容、健康を追い求め
るなかで、仏教の座禅や呼吸法、断食、精進料理などにまず注目し、次に思想の持つ癒やし
へとゆるやかに移行している」と指摘する。
経王寺の互井住職は「(寺の)敷居の高さを取り除くには、『ここで遊べる』と思ってもらえるぐら
いでちょうど良い。それぐらい自由度がないと、(日ごろ仏教に接しない)一般の人には(仏教を)
伝えられない」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000947-san-soci
926 :
925:2007/10/15(月) 07:53:45
殺生を許さない仏教の精神
野菜、豆類が主役の健康食
健康ブームのせいか、「精進料理」をタイトルに取る本を書店で見かけるようになった。
今回訪れた福王山正覚寺も、そうした本に登場する“常連”だ。
人気のわけは、東京からのアクセスのよさと、大黒さん(住職夫人の名称)が作る料理の魅力にある。
飯能から秩父方面に車を走らせること1時間、スギ木立の山あい、入間川沿いに立つ正覚寺に到着。
本堂に上がって外を眺めると、雲のかかる伊豆ヶ岳が見え、庭の木々から小鳥のさえずりが聞こえてくる。
住職の奥さんの石井千寿子さん(59)に精進料理の作り方を教わるため厨房に入った。
まずは秋の味覚を使った2品。
カボチャまんじゅうは、ふかしたカボチャを使う。布きんにのせてつぶし、自家製ブルーベリージャムとクリを
包んで油で揚げる。カボチャの色が深く鮮やかで、砂糖を抑えたジャムと近くの山でとれたクリが混ざって
和洋折衷のクセのない甘み。サトイモのともあえは、ゆでたサトイモにつぶしたサトイモと白ゴマをあえる。
ホクホク、トロトロの食感がクセになる。
「精進料理は手順さえ知っていれば、家庭で手軽にできますよ」と石井さん。
来訪者の年齢や好みで品を変えるのは、素材の特長を熟知しているからだろう。
ttp://www.yomiuri.co.jp/tabi/photo/TB20071010105236581L2.jpg 宿坊に泊まった場合は坐禅や作務(掃除)を体験する。
右の「二の膳」と異なり、食事の品数は少ない。
食事中は音を立てないように静かに食べる
927 :
925:2007/10/15(月) 07:56:44
曹洞宗は食事担当者を「典座」と呼び、調理を重要な修行のひとつと見なしている。
これは、日本における曹洞宗の開祖・道元が典座の心得や手順を書き記した『典座教訓』に由来する。
開祖が食の重要性を説いている点で特異だ。
福井県にある総本山永平寺では、今も『典座教訓』が厳しく守られている。
「私も修行だと思って作っています」と石井さんは言う。
創作料理もおもしろい。精進ウナギはその定番。水抜きした豆腐とすりおろしたゴボウ、つなぎの片栗
粉を混ぜて形を整え、ヘラで骨に似せて線を入れる。油で揚げてタレをからめれば、ちょっと厚めの蒲
焼きができあがる。ゴボウの繊維と豆腐が、ウナギの身特有のホロリとくずれる食感を再現していて
感動ものだ。車麩にパン粉をつけて揚げたカツ、ちぎった車麩を煮込みシジミに似せた“もどき”も作っ
てもらった。「限られた食材をいかにおいしそうに調理し、おいしく食べるか」という哲学が感じられる。
「不殺生戒(生き物を殺してはいけない)」の戒律を厳守するかつての大乗仏教は肉食を忌避したため、
菜食料理が発達。“もどき”を始め様々な料理を生み出した。
たとえば、ゆば、納豆、おから、豆腐など大豆料理を洗練させ、みそ、しょうゆの誕生に大きく寄与した
とされる。精進料理が「和食」の形成に与えた影響は計りしれない。
928 :
925:2007/10/15(月) 07:57:37
929 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/10/21(日) 05:37:07
☆★☆ 寺院経営のテクニック ☆★☆
931 :
930:2007/10/21(日) 17:19:55
≪敷居を低く≫
浄土真宗本願寺派(西本願寺)東京別院である築地本願寺で12月15日に行われるのは、
日蓮宗をはじめとした各宗派の共同企画「TOKYO BOUZ COLLECTION(東京ボーズコレクション)」。
宗派の垣根を越えた初の試みとなる。
僧衣たちが、それぞれの宗派の僧衣を身にまとってファッションショーを繰り広げる。
袈裟や法衣は、宗派によって色や形、模様は多種多様。それらが一堂に会する。
また、ダンスとラップを組み合わせた法話会、1、2時間ほどで座禅、写経、写仏を行う“プチ修行体験”、
永六輔さんらの講話なども開催する予定。
浄土真宗には“修行”という概念がないため、日蓮宗の僧侶が取り仕切るが、築地本願寺で修行が
行われるのも、従来では考えられないことだそうだ。
無料で参加でき、「文化祭のようなノリで行う」(主催する東京ボーズコレクション実行委員会)という。
築地本願寺は、12月末までの期間限定で「カフェ・ド・シンラン」を親鸞聖人像横に開いている。
健康で環境に配慮したライフスタイル「ロハス」を提唱する月刊誌「ソトコト」編集部が企画・運営。
築地本願寺が境内駐車場の一角を貸し、実現した。
カフェメニューのほか夕方からはライトアップされた本堂を眺めつつお酒を飲み、築地市場の旬の
魚などを使った料理が楽しめる。
ソトコト編集部が築地本願寺に今春、カフェ計画を提案。京都の西本願寺に同意を取り付けるなど、
半年がかりで準備を進めた。営業は午前11時半から午後11時まで。日曜祝日は休み。
この27日には「カフェ・ド・シンラン」で“仏像ガール”こと、廣瀬郁実さんのトークショーも行われる。
廣瀬さんは「いっきゅー」の愛称で活躍する、20代の仏像コラムニスト。「仏像をポップに伝えていきたい」
という、わかりやすい解説が好評だ。
932 :
930:2007/10/21(日) 17:20:36
≪企業と連携≫
高野山金剛峯寺(和歌山県高野町)が南海電鉄と組み、東京・青山で9月中旬に6日間限定で開いて
いた「高野山カフェ」もたくさんの人でにぎわった。名物の高野豆腐などの健康食材を使った「精進ランチ」
などを提供し、写経や瞑想、法話の体験講座も行える。
若い女性をターゲットにした全7回の体験講座は、いずれも初体験者らで満員。「心を無にすることができた」
「文字に集中する体験ができた」と人気だった。
“お寺カフェ”としては、東京・神谷町の光明寺境内の「神谷町オープンテラス」が先駆け。お寺を地域の憩い
の場にしようと、2005年5月に始まった。普段は参詣者の休憩場所として開放し、特定の曜日に住職がお
茶やコーヒー、和菓子などを出す。料金は、さい銭箱に「お気持ち」を入れるのが作法だ。
リラクゼーションの場としても人気がでてきた寺院に、旅行会社も動き出した。
はとバス(東京都大田区)は、東京と神奈川にある有名寺院をめぐる「四大本山めぐり 巡礼の旅」ツアーの
販売を始めた。鶴見総持寺(横浜市鶴見区)、高尾山薬王院(東京都八王子市)、芝・増上寺(同港区)、
池上本門寺(同大田区)の4つのコースがあり、僧侶指導のもと座禅や写経なども体験できる。
20〜30代の女性が自己を見つめるためや、団塊世代の新たな趣味として、座禅や写経体験で寺を訪れる
ことが、数年前から静かなブームになっているが、“癒やしスポット”として、ますます人気が高まりそうだ。
「葬送」千の風になって 「手元供養」「樹木葬」…弔われ方模索
10月28日8時0分配信 産経新聞
故人は墓石の下に−。そんな考え方が、変わりつつある。
遺骨をアクセサリーに替えて持ち歩く「手元供養」、草木の下に埋葬して土にかえす「樹木葬」…。
少子高齢化で、自分らしい「葬送」を生前から模索する人が増えているためだ。
背景に、墓地建立による環境破壊を懸念する声もあるという。(三宅陽子)
「樹木葬により、日本の森林荒廃を救うことができるのではないか」
NPO法人「ライフ・アンド・エンディングセンター(LEC)」(さいたま市中央区)が、同市内で初めて
開いた「樹木葬を考える」市民フォーラム。定員約100人の会場が満席となった。
「迷ってはいますが、地元の土にかえるのも選択肢の1つ」というのは、会員の女性(60)。
女性は夫を亡くし、母親も看取った。葬儀は業者任せに。
費用は、働き盛りの夫だけでも数百万円だった。
「お世話になった方へのあいさつは必要ですが、果たしてあれだけの葬儀が必要だったのか」と
振り返り、「私にも入る墓はありますが、死んでから子供に迷惑をかけたくない」と漏らす。
閉会後の来場者アンケートで、「樹木葬でまつられてもよい」と回答した人は、約3割に上った。
(
>>933の続き)
◆◇◆
日本で樹木葬墓地が誕生したのは、平成11年。
岩手県一関市にある「祥雲寺」で、半径1メートルの円内に直接埋骨し、花を付ける低木を“墓標”
としたことが始まりだ。
首都圏の寺院でも、少しずつ広がりを見せている。
土地の平均使用料は30〜50万円で、故人が生前愛でたサクラやモクレンなどが好まれる。
満開のころに、合同慰霊祭が開かれるところもある。
10年ほど前に葬儀勉強会として発足したLECは、ライフスタイルにあった葬送を企画・施行してきた。
樹木葬の実現を目指す全国でも数少ない民間団体の1つだ。
樹木葬を里山に根付かせ、環境保全に役立てようと、土地取得に向けて奔走する。
須斎美智子理事長(74)は「100年先の子供たちに墓石を残すのは、もう止めたい。『地元で樹木
葬を』と願う高齢者は、増えています」と力を込める。
「私たちは霊園の中ではなく、自然の山への埋葬を実現したい。檀家(だんか)制度が消えつつある
今、永続性の点からいえば、寺の運営も絶対安心とは言い切れない。山に木を植え、民間がボラン
ティアなどを使って管理を行えば、先人が守り育ててきた景観を残すことにつながります」と説明する。
(
>>934の続き)
◆◇◆
遺骨や遺灰を指輪やペンダントとして身近に置く「手元供養」も増えている。
「ライフジェムジャパン」(東京・北青山)では、故人の遺骨や毛髪から採った炭素をもとに、ダイヤモン
ドを作ってくれる。
「最愛の人とずっと一緒にいたいとの願いから、依頼される方がほとんど。『ダイヤが放つ光が、故人
からの語りかけのように見える』という方も多いですね」と高河原利美社長(51)。
コーヒーカップ1杯ほどの遺灰(50〜70グラム)から平均0・2カラット〜0・5カラットのダイヤが5個生
まれる。イエロー、ブルー、レッド、クリア(透明)の4色から選べ、鑑定書付きで30万〜100万円ほど。
拉致被害者の家族が、99歳で亡くなった母親の骨をダイヤに替え、「いつか妹が帰ってきたら、見せ
てあげたい」と依頼したケースもあるという。
「遺族らにとって、生きるための支えになっている」と高河原社長。
万が一に備え、葬送方法などを書き残すノートなども人気だ。海や宇宙への散骨をビジネスとする会社
も現れている。
墓を持たなくても、自分らしい弔われ方、弔い方への模索が続く。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071028-00000055-san-soci
936 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/10/29(月) 07:05:04
【布施】 寺院経済 【副業】
Yの次はZが立つだけのこと。
938 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/10/29(月) 07:12:58
やや趣旨が違うから別に立てる
>>938 事前に検索してからやれ。
結果、類似スレならば遠慮なく削除依頼を出させてもらう。
>>939 そういう基本的なことを押さえられる人たちばかりなら、神仏板もここまで荒廃することは
無かったと思いますけどね。
ガイドラインすら無視するような輩ばかりですから。
葬儀セミナー盛況 自ら学び準備を
葬儀に関する住民向けセミナーが増え、定期的に開催する葬儀会社や葬祭互助会も出てきた。
近所づきあいの減少で葬儀のしきたりを伝える機会が減っただけでなく、自ら学んで準備しておきたいと
考える人が増えたのが主な要因という。セミナー会場を訪ね、講師ら関係者にポイントを聞くとともに、
最近の葬儀事情について調べてみた。 (吉本晃司)
コープこうべの葬祭サービス「クレリ葬」が十月中旬に神戸市北区で開いたセミナーには高齢者ら約六十
人が集まっていた。
「永代供養について教えてほしい」「菩提(ぼだい)寺は県外にあるが、長年神戸に住んでいるので、こち
らの寺でしたいが注意点は」。参加者が次々に質問し、講師らは「個別事情が大きく、お寺とよく相談して」
などと助言していく。
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0000728608.shtml
■準備期間の出現
クレリ葬は、二〇〇一年からコープこうべの店頭で葬祭相談会を設けていたが、勉強会を要望する声が
高まり、〇四年からセミナー形式に拡大した。県内で月に三-五回開き、多いときには約七十人が集ま
るという。
勉強会の要望についてクレリ葬を統括する中島明久さんは「平均寿命が延び“老後”が長くなった。老老
介護や長期入院も増え、身内に“葬儀の準備期間”が出てきた」と分析。自分の葬儀で子や親族に負担
をかけたくないと考える人が増えたことも一因という。
■大幅な出費抑制
親族が亡くなると、悲しみの中で慌ただしく通夜や葬儀を行い、業者の進めるままになることも少なくない。
講師の藤井文子さんは「自分がどんな葬儀をしてほしいのか、元気なうちに家族と話し合って」とアドバイス。
「下の世代の人からは葬儀の話をしにくいので、自分から希望を伝えて。そうすると『故人の遺志』がはっき
りし、葬儀での無用のトラブルを減らせる」
葬儀の質問で最も多いのが費用。藤井さんは「葬儀社の見積もりに惑わされず、無理なく出せる金額をこ
ちらが決めれば、大幅な出費が抑えられる」と話す。
■後悔しないよう
葬儀は宗教や地域によって作法が異なる。後悔しないこつはあるのだろうか。
中島さんは「まず自分の家の宗派を知ってほしい」と助言する。宗派が分かれば知っておくべきマナーも具
体的になり、身内の死に直面したときに心の余裕ができる。
藤井さんは、葬儀の形のほか、世話になった人へのメッセージなど、自分の思いを書き出すことを勧める。
書くことで心の整理ができ、「これで長生きできる」と喜ぶ人もいるという。
会葬者減り縮小傾向に 都市化、不況など反映
県葬祭事業協同組合連合会専務理事、溝落成則さんによると、阪神・淡路大震災以降、葬儀が小規模化
しているという。
二〇〇〇年ごろの一件あたりの会葬者はのべ百五十-二百人。今では九十-百二十人という。祭壇のラン
クの主流は変わらないが、会葬者数が減った結果、法要料理や香典返しが減るなどし、総費用も下がって
きた。
また、知人や近隣住民が会葬せず、身内だけで行う少人数の「家族葬」も徐々に浸透してきた。
会葬者が減った背景にあるのは、高齢化や都市化、景気の低迷だ。平均寿命が延び、社会との接点が薄
くなってから亡くなると、会葬者も同様に高齢で参列が困難になる。クレリ神戸北ホールの支配人、柿本謙
二さんはさらに「都市部のマンションでは、隣人すら知らないことも。地域住民が集まる形での葬儀が成り
立たなくなってきた」という。
バブル経済崩壊後の不況も拍車をかける。喪主となる現役世代は収入減により費用を抑えたいという事情
がある。「義理」の参列を減らし、近しい人だけでという思いも重なり、身内だけの「家族葬」が増えた。公正
取引委員会の〇五年調査では、葬儀費用の平均額は百数十万円だが、柿本さんは「ここ二、三年で百万
円近くに下がっているのでは」とみる。
小規模化の一方で、少子高齢化に伴い、今後しばらくは死亡者数が増え続けるため、葬儀件数も増えて
“市場”が拡大。葬祭業者間のサービス競争も始まった。事前相談の専用電話や生前予約での料金割引
のほか、講座開催もその一環だ。
異業種参入も相次ぎ、明朗会計やネット葬儀などをアピール。ホテルも婚礼需要の減少に伴い、「お別れ
会」プランを提案する。
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0000728608.shtml
>知人や近隣住民が会葬せず、身内だけで行う少人数の「家族葬」も徐々に浸透してきた
それがこれからの主流になるだろうと思う。
>>944 そうなると高い布施を要求する死体ビジネスはもう限界。
本来あるべき仏道とかけ離れたところで右往左往してますね。
948 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/11/17(土) 21:49:02
修行もしとらん奴に経を読んでもろてもしゃあないやろ。
>>947 しょうがないですよ。
諸行無常と真逆の、永続性を担保するための経営体ですから。
仏教自体と相容れるはずがないんです。
「葬送」千の風になって 「手元供養」「樹木葬」…弔われ方模索
10月28日8時0分配信 産経新聞
故人は墓石の下に−。そんな考え方が、変わりつつある。
遺骨をアクセサリーに替えて持ち歩く「手元供養」、草木の下に埋葬して土にかえす「樹木葬」…。
少子高齢化で、自分らしい「葬送」を生前から模索する人が増えているためだ。
背景に、墓地建立による環境破壊を懸念する声もあるという。(三宅陽子)
「樹木葬により、日本の森林荒廃を救うことができるのではないか」
NPO法人「ライフ・アンド・エンディングセンター(LEC)」(さいたま市中央区)が、同市内で初めて
開いた「樹木葬を考える」市民フォーラム。定員約100人の会場が満席となった。
「迷ってはいますが、地元の土にかえるのも選択肢の1つ」というのは、会員の女性(60)。
女性は夫を亡くし、母親も看取った。葬儀は業者任せに。費用は、働き盛りの夫だけでも数百万
円だった。
「お世話になった方へのあいさつは必要ですが、果たしてあれだけの葬儀が必要だったのか」と
振り返り、「私にも入る墓はありますが、死んでから子供に迷惑をかけたくない」と漏らす。
閉会後の来場者アンケートで、「樹木葬でまつられてもよい」と回答した人は、約3割に上った。
◆◇◆
日本で樹木葬墓地が誕生したのは、平成11年。岩手県一関市にある「祥雲寺」で、半径1メート
ルの円内に直接埋骨し、花を付ける低木を“墓標”としたことが始まりだ。
首都圏の寺院でも、少しずつ広がりを見せている。
土地の平均使用料は30〜50万円で、故人が生前愛でたサクラやモクレンなどが好まれる。
満開のころに、合同慰霊祭が開かれるところもある。
10年ほど前に葬儀勉強会として発足したLECは、ライフスタイルにあった葬送を企画・施行して
きた。
樹木葬の実現を目指す全国でも数少ない民間団体の1つだ。樹木葬を里山に根付かせ、環境保
全に役立てようと、土地取得に向けて奔走する。
須斎美智子理事長(74)は「100年先の子供たちに墓石を残すのは、もう止めたい。『地元で樹
木葬を』と願う高齢者は、増えています」と力を込める。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071028-00000055-san-soci
>>950 >墓地建立による環境破壊
それはむしろ霊園開発などに絡む伐採や造成でしょうに。
昔からある墳墓地の存在がどう環境破壊に繋がるのだろうか?
NPOの連中って二言目には環境、環境というけど、中には言い掛かりみたいなものが
多かったりする。
>死んでから子供に迷惑をかけたくない
>100年先の子供たちに墓石を残すのは、もう止めたい。
これも決まり文句だね。
まともな親子関係を築けず、文化や慣習の継承を断絶させていく。
それを良しとする社会環境にも問題があるけどね。
お遍路満願-“89番札所”は「西宮のバー」
四国八十八カ所を巡礼する「お遍路さん」らが集う小さなバーが西宮市の静かな住宅街にある。
森春美さん(56)が経営する「BAR曼荼羅(まんだら)」。
森さんは一九九一年から七年かけ八十八カ所を踏破し、波瀾(はらん)万丈の人生を振り返った
体験記を出版。インターネットなどを通じ広く知られ、五百人を超すお遍路さんが“八十九番目の
札所”として訪れている。(木村信行)
千二百年前に弘法大師が開いた八十八カ所、約千四百キロの霊場を巡る四国遍路。雑誌の特
集で知った森さんは「私の小さな一歩でどこまで行けるだろう」と好奇心を持った。
知り合いの女性二人と一日約四十キロを歩き、夜遅く山道で迷子になったことも。やがて一人で
旅を続け、全行程を歩き通した。
この間、人生の転機が相次いだ。曼荼羅の開店、一人娘の結婚、初孫の誕生、森さん自身の
再婚と娘の離婚…。阪神・淡路大震災では西宮市に住んでいためいを亡くした。
九八年、これらの体験をもとに「女へんろ元気旅」を自費出版。悲しいことも包み隠さず独特の
明るい文体が共感を呼んだ。
奈良県大和郡山市の男性(66)が、自身のブログで紹介したのがきっかけで広まり、曼荼羅で
年に数回「お遍路さん集会」が開かれるようになった。
十七日の集会には関西のほか愛知、鳥取県などから三十人が集まった。「へとへとになって歩
いているとき『巡礼が終わったら曼荼羅で会いましょう』が、遍路仲間の合言葉」。
母親の供養でお遍路を始めた神戸市垂水区の会社員増成吉宣さん(42)は話す。
森さんは「自分自身を見つめ直す旅でしたが、お遍路で得た最高の宝物は人とのつながりです」
と振り返る。
ttp://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/Images/00746579.jpg 森さん(中央)とお遍路さん仲間=西宮市松ケ丘町、BAR曼荼羅
(11/21 15:00)
ttp://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000746578.shtml
953 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/11/26(月) 09:10:39
檀家0だけど寺領の収入200万、駐車場経営で100万の収入があります。
954 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/11/26(月) 10:26:53
>953
農地解放でやられなかったんですね。
おめでとうございます。
企画展:「自分らしい葬送を考える」 大阪・福島であすまで /大阪
11月30日17時1分配信 毎日新聞
最愛の人の遺骨を自分の手元に置く供養や樹木葬、海洋散骨などが広まっている中で
「自分らしい葬送を考える企画展」(NPO手元供養協会主催)が29日、大阪市福島区
吉野の区民センターで始まった。
12月1日まで、さまざまな供養品、パネルなどが展示され、無料相談やビデオ上映など
もしている。
初日は、5人の講師による「葬送を考えるフォーラム」が開かれ、大蓮寺(天王寺区)の
寺田光彦住職が「少子化などで、お参りする子孫がいなくなった無縁墓が急増している」
との社会背景を挙げ、永代供養墓など形態の多様化を提唱。同協会の山崎譲二会長が
「手元供養なら、亡くなった方がいつも心の支えにもなってくれる」と説明した。
企画展は午前10時〜午後4時半。
問い合わせは同協会事務局(ホームページhttp://www.temoto‐kuyo.org/
電話075・***・****)。【嶋谷泰典】
11月30日朝刊
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000236-mailo-l27
自分らしい?
結局、自分じゃそれを見れないわけだが。
958 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/12/17(月) 15:05:18
851 :名無しさん@京都板じゃないよ:2007/02/23(金) 14:55:15
嘔吐するほど大食いさせられ、嘔吐してしまった場合は再び嘔吐物食べさせられ、怪我するほど殴打され、欝病になるほど怒鳴られるのが臨済宗の修行内容の一つですが何か?
959 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/12/17(月) 17:01:19
写経会、読経会、瞑想会の三点が一番大切です。
>>959 それが何か?
出尽くした話を繰り返さないでもらえます?
>>959 宗教活動+公益事業&収益事業のバランスが大事です。
ベトナムの若者に静かなブーム、仏前結婚
仏前で結婚式を行う若いカップルが増えている。
KさんとTさんは結婚するにあたって、信心深い家族でありたいとハノイ市Phu Dien村の
Dinh Quan寺で式を執り行うことにした。
結婚式の準備のため二人は、5日ほど寺に通い、夫婦のあり方について説法を聞く。
また付き合いだしてから互いが理解し合うまでの経過について、何かまだ理解しあって
いないことについて手紙で打ち明け、将来の希望や不安などもしたためる。2通の手紙
は密封され、結婚式の時に開封し、互いに読み聞かせる。
本堂で行われる結婚式に音楽や笑い声はなく、ただ線香の煙と沈黙の中、読経が響く。
式が始まると、二列に並んだ僧侶が念仏を唱える。
花嫁と花婿とその親族は礼服やアオザイに身を包み、本堂の中央の道に沿って男性の
親族は左側、女性の親族は右側に座る。
式が始まると花嫁と花婿は祭壇に進んで線香をあげ、式を取り仕切る僧侶から説法を聞く。
主要な部分は指輪交換前の短い説法で、若い二人が仏法に正しく、道理にかなった生
活をするよう教え諭す。
その後夫婦は両家の両親に祈りをささげ、5つの誓いを立てる。「祖先、親族の道徳にした
がって日々生活すること」、「祖先や親族が二人に期待するにふさわしくあること」、「お互い
支えあい、愛情、信頼、理解、忍耐により家庭を築くこと」、「諍いは和を壊すだけで何の解
決にもならない、互いに理解し信じる心が幸福に導くのだと、常に心に留めること」、「将来
の子供・孫のために心を尽くし家庭を築くこと」である。誓いの言葉の後、夫婦の約束の証
しであるかのように寺の鐘が鳴り響く。
その後夫婦は結婚指輪を交換し、僧侶からその意味について話を聞く。祭壇の前で夫婦は
互いに、そして家族に、お互い愛し合い、新しい家族を愛することを誓う。両家の家族もまた
祭壇に、幸福な家庭を築くために、夫婦が人として相応しく生きるよう諭すことを誓う。
本堂での儀式が終わると宴席が用意される。
僧侶達が席につき、両家の親族は車座になって精進料理を頂く。
KさんとTさん夫婦の結婚式の際には、地元の若い夫婦も参加していた。
二人は日曜日に寺に赴き、仕事で疲れた心を癒しているのだという。
Dinh Quan寺のThich Dam Nguyen住職はこう言う。
「寺で結婚式を挙げる例はそれほど多くはありません。寺で挙げるのに信者である必要はなく、
心からそれを望むのであれば式を行い、若い二人を祝福します」。
住職によるとここ数年、Dinh Quan寺では10組前後の結婚式を執り行った。
夫婦はみな幸せに暮らし、たびたび寺にきて祈りを捧げている。また家族に諍いがあるたびに、
彼らは僧侶に会って教えを受け、正しい道に導かれる。
(Tuoi Tre)
(2008/01/08 12:55更新)
ttp://www.hotnam.com/news/080108125722.html
廃寺再生、温泉&カフェ 福祉施設にデイサービスも
小松の西圓寺
小松市野田町の廃寺、西圓(さいえん)寺が温泉・福祉施設に生まれ変わり、13日、
関係者約300人が集まって開所式が行われた。
廃寺を利用した福祉施設は全国的にも珍しく、地域コミュニティーの中心の場として
期待されている。西圓寺は1473年創建の歴史ある寺で、地域の祭事などの中心的役割を果たして
いた。3年前、住職が亡くなって廃寺となったが、「脈々と受け継がれた寺が更地に
なるのはしのびない」と地域住民らが活用策を協議していた。
檀家(だんか)から西圓寺のことを聞いた能美市の社会福祉法人「佛子園」の雄谷良
成理事長が、福祉施設としての再生を提案。土地と建物の寄贈を受け、福祉サービス
を推進している日本財団の助成を含めて約6000万円で改修を進めてきた。同財団
はこれまで、既存の建物を利用した福祉施設の助成事業を800件余り手掛けている
が、廃寺を利用した施設は初めてという。
完成した施設は「三草二木(さんそうにもく)西圓寺」で、敷地面積1745平方
メートル。本堂は約70席のカフェや調理室に変身した。施設はお年寄りのデイサー
ビス機能を備えている。敷地内から温泉も掘り当て、住職の住居だった部分を露天風
呂付きの浴室にしたほか、無料の足湯も設けられている。スタッフ40人のうち30
人は障害者を雇用した。雄谷理事長は「寺を生かし、障害者や地域の人が自然な形で
触れ合える理想的な施設となった」と話している。
営業時間は午前11時〜午後8時。日曜、祝日休館。入浴料は中学生以上が
400円、小学生150円、未就学児50円。
ttp://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/isikawa/08011401.jpg レトロな雰囲気のカフェに生まれ変わった本堂
ttp://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/isikawa/08011402.jpg 足湯で温まる来館者
ttp://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/isikawa/ho_s1_08011401.htm (2008年1月14日 読売新聞)
寺である、ということがかえって弊害なんだな。
<動物供養施設>東京都の課税は違法 東京高裁が逆転判決
1月23日22時27分配信 毎日新聞
東京・両国の寺院「回向(えこう)院」が、動物供養施設に東京都が固定資産税などを
課したのは違法として課税取り消しを求めた訴訟で、東京高裁は23日、請求を認める
逆転判決を言い渡した。
地方税法は、宗教法人が宗教活動に使う建物や土地について、固定資産税を課さな
いと規定。しかし、都は04年「有料でペット供養をしており民間事業者と変わらない」
と指摘し、動物の遺骨を安置するロッカー部分と敷地に、固定資産税と都市計画税
計約140万円を課した。
一宮なほみ裁判長は、回向院が江戸時代から動物の供養を行い世間に広く知られて
いることや定期的な法要実施を挙げ、「宗教活動に欠かせない建物」と認定。
浄土宗以外の教義での供養は行わず宣伝もないとして、民間業者の営利事業とは
異なると判断し、請求を棄却した1審判決を取り消した。
回向院は1657年、明暦の大火の死者を弔うために開かれたとされ、人間や動物を
問わず供養することを理念としている。【北村和巳】
▽都の話 極めて残念。判決内容をよく見て対応を検討したい。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080123-00000147-mai-soci
>>968 それは回向院さんだから認められたことで、後出しで普通の寺が
事業化してもダメでしょ。
家族化したペットの死後、どう供養されるかを調査
配信日時:2008年02月08日 12:00
近年、室内犬の増加、人とペットの関係がより深いものと変わり家族ペットの死後、
供養の仕方をインターネットアンケートにより調査。
自宅環境や意識変化から、ペットの亡骸も人間同様に火葬し葬儀をする方が増えています。
最近ではペットも一緒に入れるお墓も増えるなど、ペットと人間の関係は大きく変化しています。
火葬をし、戻ってきた最愛のペットの遺骨のその後をインターネットにて調査した結果、
・いつか一緒のお墓に入りたいので自宅で供養してあげる(28%)
・しばらくは自宅で供養するがその後はまだ分からない(34%)
と、ご自宅で供養されている方が、62%という結果になりました。
マンション増大などの住宅環境の変化と無宗教層の増加、「ペットは家族」との意識変化から、
従来の形(お墓)にこだわらない供養の仕方を望む方が増えいる結果となりました。
動物は人間と違い、肉体に対して強い執着がありません。
ですから埋葬方法や供養の仕方で成仏できないと言う事はないとのです。
供養とは形にこだわる必要は全くなく、「供養したい」という気持ちこそが大切だそうです。
【ペット供養の動向アンケート結果】
●ペット霊園の合同墓地で供養してもらう(3%)
●納骨堂へ預ける(7%)
●いつか一緒のお墓に入りたいので自宅で供養してあげる(28%)
●しばらくは自宅で供養するがその後はまだ分からない(34%)
●自宅庭で樹木葬・または小さなお墓を立てて供養(10%)
●海や川などに散骨する(0%)
●ペット霊園で個別墓地を購入して供養する(7%)
●先祖代々のお墓に納骨させてもらう(0%)
●火葬した遺骨をダイヤモンドなどに加工する(3%)
●火葬した遺骨をモニュメントなどに加工する(0%)
●分骨し残りはペット霊園の共同墓地で供養してもらう(0%)
●自治体に依頼するので遺骨は帰ってこない(7%)
●その他(0%)
2008年 自社調査
ttp://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000001016
2008年2月14日(木)
墓持てない人のために
さいたまのNPO法人 15万円で永代供養
ttp://www.saitama-np.co.jp/news02/14/11l.jpg 「生きた証として名前を刻んでほしい」と語る「秋桜あった会」の根岸登理事長
=さいたま市浦和区の埼玉新聞社
「もうお墓の心配はありません」―。
さいたま市浦和区のNPO法人「秋桜あった会」は、墓を持てない人たちのために、
合祀(ごうし)の形で永代供養する共同墓地を提供している。理事長の根岸登さん
(81)は「死んだ後、入るお墓が無いと話すお年寄りがたくさんいる。そういう人た
ちのために、みんなが一緒に入れるお墓を作った」と話している。
独身、子どもがいない、子どもに負担をかけられない、今さら故郷に帰れないなど、
「さまざまな理由で『入るお墓がない』という人が少なくない」と根岸さん。また、墓
地・墓石を購入し、維持管理するには数百万円かかるなど経済的理由の人もいる。
「あった会」は二〇〇六年八月、皆野町下田野の荒川沿いに追悼の碑「秋桜之碑」
(しゅうおうのひ)を建立。同会の特別顧問でもある俳人・金子兜太氏による碑銘が
刻まれている。碑の地下には約一万人分の位牌堂があり、霊園内の納骨堂に安
置された遺骨は永代供養されるという。
すべての費用は十五万円。根岸さんは「精魂込めて秋桜之碑を建てた。生きた証
として、碑誌に名前を残してもらいたい」と話す。既に約四十人の名前が刻まれて
おり、七、八人が納骨しているという。
ttp://www.saitama-np.co.jp/news02/14/11l.html
>>972 NPO法人で「永続性」は担保されるのかな?単純に疑問。
葬儀にかかる費用と注意点
ファイナンシャル・プランナー 山田 静江
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/img/yamada_a2.jpg お葬式は、人生の最後を締めくくる場です。遺族はできるだけ故人の意に沿うような式にしたいと
考えます。しかし、通夜や告別式などの段取りや故人にゆかりのあった人たちへの連絡など、や
らなくてはならないことはたくさんあります。それとともに、お葬式関連の費用はいったくいくらかか
るのか、見当がつかない方も多いと思います。今回は亡くなった後から葬儀までの流れを見なが
ら、葬儀にかかる費用と注意点について見てみましょう。
●死亡から葬儀まで
葬儀をつつがなく執り行う上で大変なのは、重要なことを短時間で決め、かつ葬儀の参列者に失
礼があってはならないことです。故人が亡くなったその日か翌日くらいには、葬儀の日時、規模
(一般葬か家族葬か)、会場、スタイル(宗教など)、祭壇やそれに付随する飾りやサービス、料
理や会葬御礼などを葬儀社に依頼することになります。日程が決まる前後には、親戚や親しい
友人・知人、勤務先への連絡もあります。喪主など葬儀で重要な役割を担わなければならない
人ほど、故人とゆっくりお別れする余裕もなく、時間が過ぎていきます。
<葬儀の手順> …死亡から通夜までは、通常1〜3日程度
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◇日程
お葬式までの日程は、火葬場の空き状況によって決まってきます。葬儀は通常、「友引」の日は
避けて行われます。死亡から1〜3日の間に通夜が行われることが多いのですが、遺族が海外
など遠方にいて戻るのに時間がかかる場合など、時間をおいてから式を行うこともあります。エン
バーミングなど遺体の腐敗を遅らせたり損傷を修復したりする技術もあります。
◇会場
昔は自宅で行うことが多かったのですが、最近では葬祭ホールなど葬儀専用の会場で行われる
ケースが増えています。自宅の場合、部屋を片付ける手間がありますが、住み慣れた自宅で送
れるメリットがあります。ホールなどを利用すれば、設備や備品がそろっていて遺族の負担は少
なくなりますが、会場費がかかります。
◇葬儀の規模・スタイル
高齢の方を中心に家族葬や密葬を選ぶ人も増えています。家族葬というときには、ふつう通夜・
葬儀は行います。身内だけなのでゆっくりでき、参列者の規模が小さい分、費用を抑えることが
できると言われています。これに対して密葬というのは、家族でお別れをして火葬のみ行うこと
を指すことが多いようです。密葬の場合は、その後に本葬を行います。
費用を抑えた葬儀をするなら、家族葬にするのがいいかもしれません。ただ、故人がお付き合い
の広い方だと、葬儀後に次々に弔問客が自宅に訪れて、その対応が大変というケースもありま
す。どちらがいいか、難しいところです。
◇宗教
日本では多くの方が仏式で葬儀を行いますが、音楽葬など無宗教の葬儀を選ぶ人も増えてき
ています。宗教・宗派それぞれに決まりごとがあるので、特定の宗教を信じている方が亡くなっ
た場合には、事前の確認は欠かせません。
◇戒名
戒名は、トラブルやとまどいの多い部分です。葬儀については、戒名なしでも仏式で行うことが
できますが、寺院墓地に埋葬するときには戒名は必須です。菩提寺のある人は事前に相談し
ておきましょう。勝手に話を進めると、寺や親戚の方々とトラブルになるかもしれません。
戒名や読経の御礼としてのお布施の額は、宗派や寺・僧侶の格などによっても異なりますので、
僧侶や寺の世話役の方への確認が必要です。葬儀社で紹介してもらうときには、葬儀社から
金額の提示があるはずです。
戒名料については、相場というのはあってないようなものとも言われていますが、普通戒名なら
無料〜30万円、院号戒名なら30万〜150万円程度ということが多いようです。
◇祭壇
棺(ひつぎ)や写真などを置く場所が祭壇です。葬儀の基本料金が祭壇の金額によって決まる
ところもあります(祭壇80万円、それに付随する費用込みで170万円など)。祭壇が豪華なほど
値段も高くなります。祭壇関係以外にも100万円前後の費用がかかることを念頭において、予
算を考えながら決めることが必要です。
◇祭壇関係以外に決めること・費用
火葬場関係、火葬場までの霊柩車やバス・ハイヤー、参列者に出す料理や飲み物(通夜後と
告別式後)、会葬御礼や香典返し、供花、受付や会計を担当する人を別に頼むかどうかは、参
列者の数を予想して決めなければならない部分です。会葬御礼などは多目に用意しておいて、
配った分だけ精算ということが多いのですが、それでもおおよその数は伝えなければなりません。
こういったことにかかる費用は別途の請求になります。葬儀社以外の業者に頼む部分なので、
葬儀社では、「実費」あるいは「立替費用」と呼ぶこともあります。これらの費用が、おおよそで
すが、参列者の数×1万〜2万円かかります(定額部分もあるので、数が少ないほど、単価は
高くなる)。
葬儀社の広告などには、祭壇関係の費用しか書かれていないこともあります。「想定していた
より高かった」と感じるのは、この費用を見過ごしているからでしょう。
最後に、一般的な葬儀に関する費用についてまとめると、以下のようになります。
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●あらかじめ聞いておきたい(伝えておきたい)3つのポイント
葬儀をつつがなく進めることは、看病などで疲れている遺族には心身ともにしんどい作業です。
だからといって、ないがしろにできるものではありません。
負担を減らし、悔いの残らない葬儀を行うには、最低でも次のような点について、喪主や事情を
よくわかっている人に聞ききながら進めるのがいいでしょう。また、遺言とは別に、手続き的な事
項を書き残してもらったりしておくといいと思います。逆の立場で考えると、少なくとも定年年齢ぐ
らいになったら、下記について親族や自分の最後を頼める人に伝えておくべきでしょう。
◇誰に連絡するか(連絡して欲しい親戚や友人・知人の範囲)
たとえ同居していたとしても、親や配偶者のお付き合いの様子はわからないものです。まして、
別居している子などには、ほとんどわからないでしょう。遠くに住む親が亡くなったときには、まず
ここで戸惑うはずです。親しい間柄でも、大事なことは案外伝わっていないものです。誰に連絡し
たらいいか、電話番号とともに書き残しておくと遺族は助かります。
◇お寺・宗教をどうするか
信仰している宗教や菩提寺の確認や連絡、それらがない場合にはどういう葬儀にするか(仏式か
無宗教葬か)、仏式なら戒名をどうするか、本人の意思を確かめておきましょう。家族が勝手に無
宗教葬にしたら、実は先祖代々の菩提寺があったため、親族から非難ごうごうで辛い思いをした、
という例もあります。故人の意思でということなら、事前に親族に話して、理解しておいてもらうこ
とも大切です。
◇お金の問題(予算、誰が負担するか)
火葬だけなら10万円程度で済む場合もありますが、小規模でも通夜や告別式を行う場合には、
数十万円の出費は避けられません。そのお金を誰がどうやって負担するか決まらないと、予算を
立てられません。「〇〇銀行に定期預金が300万円あるから、それを葬儀や納骨の費用に使って
欲しい」など具体的な指示があれば、遺族もいろいろな事を決めやすいはずです。
高齢の親で、ほとんど貯蓄がないのに豪華な葬儀を行ってしまえば、葬儀後に費用負担について
遺族間で争いになるかもしれません。お金の問題をあいまいにすることは、トラブルの元になります。
●生前予約と契約
生前予約や契約を扱う葬儀社が増えています。自分らしい葬儀を演出するため、あるいは遺族に迷
惑をかけないためなど、理由はさまざまです。費用が発生しない単なる「予約」から、お金をあらかじ
め払ったり、公正証書などの文書を残したりする「契約」まで、形態もさまざまです。契約の不備や、
予約や契約があることを知らないで別の業者で葬儀を行ってしまうことがないよう、自分の最後を託
す親族がいる場合には、事前に相談し、生前予約・契約の内容について伝えておきましょう。
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●山田 静江(やまだ・しずえ)さんのプロフィール●
1961年東京生まれ。CFP(r)。銀行、税理士事務所、FP事務所を経て独立。お金に関する記事の監修・
執筆、相談業務、セミナー講師などを行っている。娘2人。NPO法人らしさ事務局長
つい先日、夫の母が亡くなり葬儀を出しました。義母はふだんから自分の葬儀のことを気にしていて、
自分の子どもや長男の嫁である私に希望などを伝えてくれていたので、大きな混乱もなく、無事終わり
ました。それでも、葬儀社との打ち合わせでは迷うことも多く、もっと詳しく聞いておけばよかったと思っ
ています。嬉しかったのは、参列してくださった方々が、「いいお別れができた」と喜んでくださったこと
です。葬儀は「故人と関わる最後の場」であることを実感しました。どのようなスタイルを選ぶにしても、
大切にしなければならない儀式のひとつであることは確かだと思いました。
(2008年2月21日 読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/fp080221.htm