話が前後してしまったが、たとえば He seems ( ) sick. (1) to be (2) be (3) being (4) been という問題があって全く知らなければ、まず答えを見て「あ、to be ね。seem のあとは to不定詞なんだな。」 とか根拠だとか理由を考えずに丸覚えにして(最初は無理もないとは思うが)
彼は風邪を引いたようだ。 He seems ( ) cold. (1)get (2)got (3)to get (4)to have got という問題に出会うと「seem のあとは to不定詞だから (3)to get? でも (4)to have got も不定詞だけど…」 などと悩んで答えを見ると (4)to have got になっていて「ふーん、そうなんだ。覚えなきゃ」とやっていると 「文法ってわけわからん。結局暗記量かよ。」と愚痴る羽目になる。やはりその都度、根拠を考えることが大事なのではないかと思う今日この頃。 まあでもこの手の問題って文法というよりは語法問題という気もしないではないけど。
いま「基本はここだ」の107ページ見てたら、過去スレで俺が書いたのとほぼ同じことが書いてあって ビックリ。 I can speak English as fluently as you. って文ですが、覚えてます? fluently ではなく good でしたが。 いや、俺もまんざらでもないな、と思ってみました。
>>134 ビジュアルあんまり見ていないので詳しくはわからないのだけれど、各論と総論の違いみたいなもんでしょうか。 「基本はここだ」の場合、as なら as を解説するための例文を持ってきてそれに絞って解説してますよね。 つまり as が出てくるのは最初から「as を解説する」という明確な目的があります。 しかしビジュアルでは問題の中で出てきたものをどう捉えるか、という視点なので、「英文の中で as をどう考えるか」 ということに傾くわけです。
I just feel like writing in English, so if you don't want to read any more english, just skip it! lol
I went to the Mongolian grill with other international girls for dinner. Mongolian Grill is a restaurant where you can create your own food. You can pick your favourite meat, vegetables, noodles, and you can even pick oil and souces that you like. You put everything in a bowl and pass it to a chef. Then, he will stir it on a huge grill in front of you. It's really nice. It's little bit expensive but still it's good cause you can make your own meal. I haven't been this place for such a long time. Actually, the last time I went to Mongorian was when I was in Alberta. So almost 3 or 4 years ago. (wow, no wonder I'm getting old. lol) Oh, I forgot to tell you, but Mongorian Grill is a chain restaurant. Anyway, the food was so good. But I was soooo full. I was so slow to think and talk because I was so full. Everyone was sooo full. But you know, girls like talking. So we moved to a coffee place near by to chat some more. I guess it doesn't matter where she is from, girls like talking!!! We could keep chatting if we didn't have exams or other tasks. So we didn't stay that long. But it was nice to go out with girls.
センターの問題なんだけど You can use a large plastic bottle,( )cut off,as a pot to grow young plants in. @the top is Athe top of which Bwhose top Cwith its top で答えはCなんだけど、ABでもbeingの省略だと思っていけると思うのですがどうですか?
Expressing emotions has positive effects, not only on our mental heatal but also on our physical health. (18) Two mouths later, the group that wrote about painful events was found physically healthier than the other groupe.
A The other groupe was given a neutral topic to write about, that was, the shoes they were wearing.
B One group wrote essays about the most painful events of their lives, as well as their deepest thoughts and feelings about the events.
C In a study, two groups of college students were asked to visit a researcher's room everyday for three days.
取りあえず過去問うったけどよく見たら超簡単でしたorz まぁ一応訳さずにやる方法は 1、One→The other ということからB→Aという順番になるという のはこのスレの人なら即答で分かるでしょう。 2、CはC→B→Aになるのか、B→A→Cになるのか、ですが、 In a study,のaは初出のマーカーなので、まだ研究結果については 一切述べてないことがわかるので前者が正解となります。
問1 Does this answer ( ) sense to you? I can't understand it. (1) give(2) cause(3) mean(4) make
のっけから難しい。make sense 「意味をなす、意味がわかる」という熟語だから、という説明でわかる人はそれでよい。 だが、他の3つの選択肢ではなぜいけないのか、という問いにしっかりと答えられるだろうか? もちろんセンター試験のレベルではそこまでの英語力は必要ないが、そこを敢えて突き詰めて考えるのが今回の狙い。 さて、make sense が「意味をなす」であるからというが、例えば mean も「意味する」という意味なのになぜいけないのだろう? 聞きたいのは「mean sense という語法や熟語は無い」とか「そういう言い方はしない」とかいう 「とにかくそういうもんだ、覚えろ」的なことではなく、mean ではどうしても駄目な理由である。 言い換えると make 以外の3つの動詞ではなぜ sense に繋がらないのか、 「そういう言い方はしない」というなら、なぜそうなのかという積極的な理由を聞きたいのである。
(1) give give の働きは、主語(主体)から目標(目的格)への対象物(客体)の移動(到着含む)を表す。 もう少し噛み砕くと主語から目標へ離れる作用。この離れる作用ゆえに S V O の文型では目標に対して to を用いる。 余談だが、S V O O の文型から S V O の文型に書き換えるとき to か for かで give型 buy型という区別をするようだが、あまり意味がないと思う。例を挙げると I gave him a birthday present. ⇒ I gave a birthday present to him. 与える相手に to をつけるのは give型 I bought him a birthday present. ⇒ I bought a birthday present for him. 与える相手に for をつけるのは buy型 などという分け方があるようだが、意味が無いというより、くだらないとさえ思う。 buy の本来の働きはもちろん「買う」ということだが、対象物の主語への移動を表していて主語へと近づく作用なので to+目標という語句をつなげることはできない。要するに buy では客体の移動先ははなから主語に決まっているので 新たに to+目標というものがくっつくのは、もともとの buy の働きに反する。そこで for を用いて目標を表すわけだ。 ここまできて「それでも結局のところ最終的には相手(上の例では him)のもとに行くんだから両方 to でもよさそうじゃん?」と思った人は鋭い。 そう、その通り。実際に相手に行き着くのなら buy であっても to を用いたほうがはっきりと移動先を示せるはずだ。ではそうしない、というよりできないのはなぜか?
その答えは質問自体に示されている。「相手に行き着くのなら to でも構わない」のだから、「to を使えないということは、必ずしも相手に行き着くわけではない」ということなのだ。 つまり、 I bought a birthday present for him. の文ではその時点ではまだ「彼」にプレゼントは渡っていない。 そのあと「彼」に渡ったかもしれないしそうでないかもしれないが、とにかく確かにいえるのは、 「私」が「彼」のため(「彼」にあげるため)にプレゼントを買った、ということだけである。 このときプレゼントは「私」の元にある。したがってこのあと「でも渡しそびれた」という文があってもなんの問題もない。 しかし I gave a birthday present to him. ではプレゼントは「私」を離れて「彼」のもとまで移動している。 だから、「でも渡しそびれた」とか「届かなかった」という文が後に続くのはかなり不自然という事になる。
話を問題に戻そう。give は客体の移動を表す。 ここで sense を考えてみると、this answer(主語)から you(目的格)へ移動できるものだろうか? そして sense が this answer から移動するということは、this answer には sense が無くなってしまうことになるが はたしてそんなことは起こりえるのか? 絶対に無いとはいえないがかなり不自然であることは間違いない。この問題では give sense は適当では無いとわかってもらえるだろう。
まあ要するにだ、 give sense はまず言わない、make sense が「意味する」だから合っている、などという従来の 「訳してみてなんとなく意味が通るほうが正解」という解法は個人的に大っ嫌いということだ。 最大の理由は、俺が天邪鬼だからだが、あえていうなら『 訳すという作業は英文がもつ意味を日本語に余すことなく正確には反映すること』という思想であるから 「なんとなく逐語訳して合っているほうが正解」というのはある種イカサマに思える、ということだ。 そしてもう一つ英語学習の上で大きな効果が得られるから、という理由もあるが詳しくは後述する。
(2) cause 〔原因〕cause〔結果〕として用いる。 「this answer が〔原因〕で sense という〔結果〕があるのだから良さそうだけど?」と思った人は、今まで俺が何度も言ってきたことを思い出すこと。 “日本語をこねくり回してわかったつもりになるな” cause が示す〔結果〕は“出来事”event でなければならない。sense は event ではないので不適。 「しかし辞書を引くと cause [IO] [DO] や cause [someone] to V などの用法があるがこれは出来事と呼べるのか?特に [someone] は人だから出来事じゃないではないか 」という反論がある人はよく考えてみよう。この場合 cause のあとの部分にはネクサスが成立する。そのまま成立しない場合でも代動詞などを補えばよい。 ネクサスに限らずこうした関係、つまり叙述を内包した語の関係を“ネスト”と呼んで新たに提唱してきた。 特に名詞表現について「ネストを落とす」という表現をしたことがあるが覚えているだろうか? 叙述の表現を S V という節にし難いときに派生名詞を用いたり不定詞で表現するということだったが、詳しくはのちの機会に譲る。 つまり、反論に対し端折って答えると、[someone] のみを目的語として捉えるのではなく、あとの語まで含めて考えて event を表現している、と見るわけだ。
(3) mean mean の目的語は叙述内容を持つのが基本。cause で示したように節構造でなくともよい。 例外は mean a lot などのように「重要性をもつ」という派生的な用法。これは mean を自動詞的に用いているともいえるがそう分類した辞書はない。少し残念。 以上から mean sense は不適。 ここで「重語(意味がかぶる)だからもともと言わない」と考えた人はなかなかセンスがあるが、重語でも慣用的な表現に残ることがあり、 live a happy life などの例がある。
(4) make make sense という熟語。しかしこのスレをここまで読むような人だったら make sense = 「意味をなす」という棒暗記はしないで欲しい。 [主語] make sense to [人] という形で覚える。例文で暗記する人はそれでも構わない。また to [人] は省略されることも多い。 sense の内容を述べるには同格の that節をつなげる。 さて、ここで問題。sense は make の目的語であるのだから疑問詞 what で肩代わりして What does this answer make (to you)? という文は可能か?間違いであるなら訂正せよ。
be動詞は S V では「存在」、S V C では「=」とされるのが現在のはやり。 特に「=」はやたらいろんなとこで言われている。 でも、いままでの俺の書き方の癖を知っている人はもうわかるはず。本当に be動詞は「=」なのか?
He is a student. という文があったとき、 「He と a student が『=』で結ばれている」などという説明がされるけど、本当にそうだろうか。 純粋に数学的に考えるなら、等号で結ばれているなら順番を逆にしても成り立つのだが A student is he. とは言いそうもない。 「いやそれは、言葉なんだからそう数学的にはいかないでしょ」 といわれれば頷くしかないが、 I'm fed up with your excuses. という文で 「主語 I が fed up という『状態』になっている、つまり『=』で結ばれている」 という説明には無理を感じないか?
また、 S V 文型では「存在」だというが I am. などという文は無い。これらの例に挙げられる文は場所などを示す修飾を伴っていて いかにも都合のいい説明に思えるのは俺だけ?
では It's up to you. 「お前次第だよ、自分で決めな」という文では up to you は副詞句であるが これは「存在」なのだろうか?どちらかというと S V C のような使われ方に思えるのだが。 もちろん「この It は状況を指していて up to you の範囲という位置にある」とか わかったようなわからないような説明で事足りる人はそれでよい。
形容詞は本来、名詞の修飾を行うのみで「〜は…である」という叙述をすることはできない。それを be動詞を使うことで 叙述性を与えると考えるわけだ。このことを、副詞にも適応すると I'm in the mood of 〜 「〜してみたい気分だ」 という文なども、本来叙述できないはずの副詞句に叙述能力を与えている、という説明ができ、しっくりくるのではないだろうか。 「I が 〜という the mood に『存在』する」というのはかなり苦しい説明だと思うのだが。
ただコレ、とりあえず書いてみたけど5文型とどう統合するかは難しいところ。 俺の場合は完全に5文型と切り離してみたほうがすっきりすると見ている。 つまり、例を挙げると I am fond of dog. を fond (fond of) に対して be が助動詞的に接続して like と同様に述語として働き dog という目的語を取る。 大まかに言えば be fond of で他動詞と見るようなもの。では、be fond of で連語として他動詞とみるならその中心は be かといえば そうではなくやはり形容詞 fond にあると見るべきで、この fond に叙述能力を与えるために be動詞が助動詞的に接続している、つまり“転換”している ということなのだが、あまりわかってもらえないかも。 まあ、この話は5文型をきっちりやったあとでないとわかりづらいだろうね。
30 Similarly, air does not conduct heat as well as water.
[素訳] Similarly, air は conduct しない。heat を。 as well as に。water と。
不明な語句:なし
[注目点] Similarly, 「同様に」とあるが何と同様か。同様に並べられる(並置される)ものは何かということ。 つまり、 [Subject] does not conduct heat 〜 という文があって、[Subject] に対し air なのか、 Air does not [Verb] 〜 という文があって、[Verb] に対し conduct なのか、 Air does not conduct [Object] 〜 という文があって、[Object] に対し heat なのか、 Air does not conduct heat [Modifier] という文があって、[Modifier] に対し as well as 〜 なのか。 まとめると Similarly, によって並置されているものに注目。また内容的に前の文はそれらに関するもの。
また、as well as が water と並置しているのは air (主語)か heat(目的語) か。また、not のあとにきているので意味が180°変わりうる。 「水が conduct するほどには air は conduct しない」or 「水が conduct しないのとおなじくらい air は ocnduct しない」 「air は水を conduct するほどには heat を conduct しない」or 「air は水を conduct しないのとおなじくらい heat を conduct しない」
and のあとの単複の不一致はさまざまな見方があると思う。They を一まとめにみている、というのがもっとも受け入れ易そうな説明か。 しかし、多少のこじつけ・都合よさが残る。 俺は、これは単に a good protection against 〜:「良質の防護材」 という表現に引きずられた「ねじれ」であると思う。 呼応が崩れる「ねじれ」現象はどの言語にもあり、文法的には間違いとはされないことが多い。つまり例外項目。 細かく説明しようとすると歴史的な変遷をたどったりして面倒なので「慣用的にそう言う」と思ったほうが無難。 しかし「文法バカと呼ばれても上等!」という人には以下の例題。
[例題] A far higher proportion of criminals are brought to justice in crime dramas than happens with police investigations in real life. 全文を訳せ。またこの文の than の品詞は何か? また happens の主語(となるべきもの)は何か? (参考)1) more money than is needed 2) There were more applicants than expected.
結論から言うとこの to不定詞句は C。S V O C の文型で「S は O が C であるほうが良い、好き」となる。 目的格補語に to不定詞をもつ動詞は使役以外には受験ではなかなか見ないが believe, consider などがある。 例文として I like my coffee strong. 「僕はコーヒーは濃いのが好きです」という文を知っていれば理解しやすい。 受験生ならば突っ込みすぎだが I like strong coffee. との違いを考えてみるといい。
本文に戻って、 We prefer our frying pans to have wooden handles だが、不定詞の形容詞用法としては絶対にダメかというとそうでもない。 多少ヘンテコだが、「そういう場合もあるかな」という感じ。 We prefer our kids to play outdoors. という文と比べながら考えてもらいたいが、不定詞を kids に掛けるのは 「自分の子供のうち、外で遊ぶ子は好きだがそうでない子は好きじゃない」という妙な感じに聞こえる。 ここはやはり O C 間のネクサスを考えてその内容を(つまりネストとして) prefer していると考えるべき。 「私たちは子供は外で遊ぶ方がいいって思ってるんです、自分の子供には外で遊んでほしいんです。」
30: 後述 31: They にあたるのは our frying pans か wooden handles。poor conductors of heat なのは前文から wooden handles だが、 a good protection against cold なのか? 保留。 32: This にあたるのは前文主節か since 以下の従属節。easily だろうか? 保留。
30について Similarly, による並置を注目点にあげておいたが、主語・動詞・目的語が並置されない。つまり文型が違う。では(1)ではないかというとそうでもない。 少し前に何の気なしに書いておいた「転換子」の考えが思いがけず役に立つ。つまり、 wood is a poor heat conductor ⇔ wood conducts heat poorly として良い。 こうすると Similarly, によって並置されるのは wood と air となる。 「そんなの意味がおんなじなんだから当たり前」とか「訳すとそうなるから考えるまでもない」という人はそれでいい。 ただ、なぜ同じといえるのかってのは俺としては、以前ネチネチやった名詞表現と転換子の考えがあっての上なんだが。
(1) 後文 and (2) 前文 We would find a room of 22℃ quite comfortable even if we wore just a swimsuit, while bath water of the same temperature is unpleasantly cool.
(2) 後文 The water takes heat from our warm body much more quickly than the air does. ここでの定冠詞 the は集合的に「水・水というもの」あるいは「空気」としてつかっているのではなく、前述されたことを指す。つまり「22℃の」。水が常に体温を奪うのならば冬には誰も風呂には入らない。 「hot water のことは別にして、普段イメージする『水』だから、やはりこの the は集合的につかっている」と 言い張るならそれでもいいが、warm body との対比が不自然。 体が温かいこと、裏を返せば体温よりも低い温度を意識しているので“22℃の”水あるいは空気が妥当。
31: They → They あるいは warm coats。前文の They だとすると geese, hares and even bears であり、poor conductors of heat という物質に関してらしい記述と不釣合い。 warm coats であるとすると, too, が意味不明。また coats が good protection against cold であるのは当たり前。そして文法的に 31:They → warm coats はやはり根拠薄弱。×
全体に悪問。論理の流れがガタついている。 それを感じさせるのが 30 である。これは(1)に入ることになったが、後の流れから as well as water が主格の比較であることがわかる。 つまり 「同様に、空気は、水(が熱を伝える)ほどには熱を伝えないのだ」という訳になるが、Similarly で並置されるのも 主格で wood だったはず。 するとひとつの文だけでいきなり3つを対比し、しかも第1段落半分まで主役だった「木」がいきなり消えて 「水」と「空気」の話になっている。 また、30 では air → water の語順が (2)のあとになると water → air の語順で焦点がちぐはぐになっている。 内容が変わってしまっているわけではないが、なんだか流れがきっちりせずいかにも下手な文章。
つまりこの文では主節が長くなり、書いてる途中で主語が主節内容の「崩れ」にスイッチしたか、 あるいは than S V の形が than V と S が消えたことに引きずられて than を主語のように見てしまい、 I でも you でも複数でもないからと思わず三人称単数に活用してしまったという「ねじれ」だと思う。
おそらく原因は両方で、この文を書いた人は than が文法的になにであるかとか、happens の主語とか一切考えていないと思う。 それがネイティブにとっては当たり前だろうし「ひとつも誤解無く通じる正しい英語」なのだが、文法を手がかりにせざるを 得ない外国人にはちょっときつい。 ただまあ、今回はこうした瑣末なことに振り回されるな、といいたかったわけです。
参考 1)は more money than (what) is needed という文を考えて、もともと前置詞であった than が what の消滅に伴って擬似関係代名詞化したことを示したかった。ここでの what は it でも良い。消えたのは重複を避けようとする意識からではないかと推測する。
参考 2)は than had been expected であるべきだが expected されるのは主節より前の時点であることは容易にわかるし、受身であることも過去分詞であればすぐにわかるので more(less) 〜 than expected となってしまったもの。 ここまでくると主語や時制はほとんど意識されず、「予想より」という意味の副詞的な決り文句として使われる。 beyond(beneath) expectation と同義。ほじくり返すなら、than は接続詞で分詞構文と見るべきか。
関係ないが、ちなみに「想定の範囲内」は "within the expectation",「想定の範囲外」は"above(beyond も可) the expectation"
A(名詞) of [形容詞派生名詞,性質をあらわす名詞] の形は “[名詞]なA” となる。このときの of は「…な性質をもつ」という意味。 というより of + [形容詞派生の名詞] で形容詞の働きをすると考えるとわかりやすい。 名詞の格変化と思っても差し支えないが、受験生には不向きだと思う。 (ex) a man of courage ≒ a courageous man, it is of importance ≒ it is important こう考えると it is of no use 〜 などがはっきりわかるのではないだろうか。また、この文型は not useful では表せない 強い否定の気持ちをこめているということも理解できるだろう。 not useful : 「便利じゃない」 not useful for 〜 : 「〜するには不便」 of no use : 「まったく役に立たない」
actual objects of beauty : objects of beauty ≒ beautiful objects なのだから元の actual は副詞に変えて actually ととると 理解しやすい。つまり actually beatiful objects。 「いや、these ideas という ideal に対して actual といっているのだから“現実の”とか“実物の”という形容詞のままの方がいい」という人はそれでいい。 つまり、上の(ex) で示したように turn A into B では A は ideal で B は actual であるパターンだから、それを大事にして “(頭の中で考えただけではない)実際の”というところを強調したければそれも良し。
31 For instance, fashions in materials, colors, and styles are always changing.
[素訳] 割愛
[不明な語句] なし
[注目点] ・For instance の接続。例を取り上げるのだから、前の文には全体集合があるべきで、for instance の後にあるものはその集合の要素であるはず。 今回気をつけなければならないのは、全体集合は「常に気を配るべきことがある」などのことで、 主節 fashions are changing が例となっているのか、 それとも fashions varies from country to country, from time to time, and so on. などというのが全体集合で、 その例は「in materials, colors, and styles」なのかということ。
(2) 前文 They have to be creative enough to come up with original ideas all the time.
30: They → They → Designers, then → 主節の条件が満たされるとき, these ideas → original ideas, 文の内容は普遍的な事柄? → デザイナーの教訓 として問題ない。 31: 集合→要素に合致しない。× 32: such a knife の指示。×
(2) 後文 Even when they produce an ordinary object like a knife, they should try to make it attractive.
(5) 前文 Designers also have to respond quickly to changes in what people think of as desirable.
31: 集合:what people think of as desirable → 要素:fashions in materials, colors, and styles として対応する。change の同系表現も○
31-(5)
名詞表現が多く訳しづらいかもしれないが、問題としては解きやすく、良問。 ただ、内容がね〜。デザイナーの職業観としては時代遅れではないのかな? have to, must がやたらに多くてうんざりするし。 「複雑なデザインは駄目だ」ってそれじゃ、障害者用の一点ものとかはどうなる? そこまでいかなくても、出題者はユニバーサルデザインとか知らないのか? 「大量生産、大量消費、すべては効率化」みたいな古い時代の雰囲気を感じます。
A. Whether given to a friend, an enemy, or a leader, a nickname often illustrates the person's character, habits, or appearance.
[構造] Whether given to a friend, an enemy, or a leader, の部分は分詞構文。 a nickname 以下が主節。読解の際は下のように読んだ。
Whether(接続詞か?一応 or not がくることを期待) given to a friend,(ありゃ、主語がない。ここ分詞句だけど修飾する名詞もない。ってことは分詞構文) an enemy, or a leader,(or で並置すんのはここまで) a nickname (最初の役割のない名詞だから主語、これ以降は主節) often illustrates the person's character, habits, or appearance.
思考の過程を追えばこうだが、実際にはこのように言葉にしているわけではない。参考までに。
[素訳] 割愛
[不明な語句] なし
[注目点] ・the person は、前半部の a friend, an enemy, or a leader のことだと思うが、一応前出された「誰か」を受けることも考えておく。 ・a nickname は不定冠詞つきだがこれが先頭とは限らない。
前文 They are commonest among children but any close group of people, such as a family, a sports team, or office staff, will use nicknames.
They : nicknames commonest : 定冠詞the が付いていない。このとき最大級は副詞的要素をもち very 〜 の意味。つまり very common
A: 絶対にまずいということはない。保留 B: やはり絶対にまずいということはない。 C: They は前文の They, children, any close group of people, nicknames のいずれか。このうち be given to [人] されそうなのは They(=nicknames), nicknames であるがそれ以外の可能性も一応考慮しておく。
さて、この it は his or her face にはとれないだろうか? この部分は to one's face 「〜(人)の前で、〜(人)に会って」という set phrase で副詞で使われているので、 この his or her face はこのイディオムから都合よく切り出すことはできず、主語に受けることはできない。 語句を“かたまり”― phrase で捉えることの重要さを認識できるだろう。
では using someone's nickname あるいは someone's nickname となるだろうか? in using someone's nickname は全体で副詞句であるが、決り文句というわけではないので分解しても問題は無い。 「なんだ、やっぱりいいんじゃないか。えらそうに難癖つけやがって。」 と思った人もいるだろう。しかし、やはりこの段階で it = someone's nickname ととるのは早計である。
英文を片っ端から日本語訳する悪い癖がついている人は意識するとしないとにかかわらず 「なんとなく通じそうなもの」を手近なところから持ってくる傾向にある。 この it = someone's nickname ととるのもその表れだろう。 センター程度では問題となることは少ないだろうが、難関大では落とし穴となる場合もあり、 悪くすると文章の論理構造を後からでっち上げる羽目になる。
今回 it = someone's nickname と何も考えずにとった人は次の2つの弱点を抱えていることが多い。 ・装飾が長くなったり呼応表現が多重に使われると文意をつかめなくなる ・一文一文は訳せても長文となると論理の流れがぼやけてしまい筆者の主張が汲み取れない
なぜこんなことを持ち出してきたかというと、add to するには共通したものでなければならない、ということを示すため。 集合を形成するのだから共通項が必要なのである。たとえば、キリンさんとブタさんの仲間に「失業すること」などは加えられないのだ。 問題に戻って Added to this, となるのが it can be 以下の主節なのでここに共通点があるはず。
こう考えると it が何を指すのかは this の内容次第ということになる。 また、this の内容は主節 it can be 〜 か an important mark of closeness か closeness のどれかに近いと考えられるが Added to this, が文修飾であることから主節 it can be 〜 に近いはず。文型が同じだとさらに望ましい。
こう考えて this の内容は A: a nickname often illustrates the person's character, habits, or appearance. 以外には 見つけられない。すると自動的に it = a nickname。
「なんだ結局おなじじゃないか。a nickname も someone's nickname も意味は同じだろう?」という人はそれでいい。 しかし「意味が通じそうだから」 it = someone's nickname と置いて「文意から」その前にくるのは A とするのと、 副詞の論理接続を考えてA が前にくるから it = a nickname とするのとはやはり違うと言っておく。
…読み直して思ったがまわりくどいな。A の後に C がくるとおかしい(A は先頭にはこれない) → A が真中でもおかしい ⇒ A 最後 のほうがわかりやすいねw
さてのこるは B, C の順番。B → A, C → A ともに問題はないから A への流れからでは決められない。 そこで C で示されている語の関係を図示すると C: (Someone) ― They → special friends or enemies とできる。
They が (Someone) から special friends or enemies に動いたわけである。 よくわからないなら Someone gave them to special friends or enemies と能動文に開いたと思えば良い。 同様に B を図示すると B: Those ← nicknames とでき、nicknames が Those のもとに移動している。
B, C を比較しやすくするため矢印の向き左向きにそろえて並べると B: Those ← nicknames C: special friends or enemies ← They ― (Someone) 矢印の左側のものに、右側にあるものが移動するわけで、形が共通する。
ここで B には also があることから B → C は不適で、 C → B が適する。 というより、 also があることから共通点があるべきで特に文法上同じであることを示すためにこうした。 B → C であるとすると B は前文と nicknames が共通するが主語と動詞が異なり、also 一語では受けきれない。
C: They は B: nicknames ではなく前文の nicknames。前文の They ととるのは無理。
こんなまわりくどい方法ではなく、C は Special friends or enemies get them. と書き換えられるから、ということで わかるという人はそれでもいい。すると C: They が前文の主語ではなく目的語の nicknames であることも説明が容易。 ただし簡単には書き換えられない場合は苦戦すると思うので、できれば語の関係をイメージ化してから考えた方がいいと思う。
(1)前文 It seems as if anything you want to know can be found on the Internet.
30: Internet の説明か。保留 31: the Internet を technological changes 〜 とみるのはやや大きくとりすぎだが、完全に矛盾するわけではない。31 がここに入るとすると the opportunities for learning についての説明はこの後にこなければならない。 32: 保留。ここにはいるとすると in the entry just next to the one you have been looking for の説明はこの直後。
(1)後文 The range of information you canfind on the Net varies from gossip, to news, to the most advanced technological findings.
30: 矛盾はない。 31: the opportunities for learning についての説明が無い。× 32: in the entry just next to the one you have been looking for の説明がない。×
(2)前文 Furthermore, the information is always fresh.
30: 保留 31: 保留 32: 保留
(2)後文 It seems we do not need to "know" or "remember" anything except how to get information from the Net.
30: 矛盾はない。 31: the opportunities for learning についての説明が無い。× 32: in the entry just next to the one you have been looking for の説明がない。×
各段落ひとつなので第2段落には 30 が入る。(1),(2) とも矛盾はないが(1)前後は "anything you want to know", "The range of information" が主語で、間に new information が主語に入るのは shaky. (2)前文の言い換え・説明と見るほうが有利。
(3)後文 On the other hand, turning the pages of an encyclopedia, as you look up an entry, is more like wandering through a forest.
31: On the other hand, の対置に合わない。turning the pages of an encyclopedia is more like wandering 〜 とあるから、この前にくる文は "something" is less like wandering 〜 の類表現。前文をみると挿入はないとわかる。×
(4)前文 (3)後文に同じ
31: 保留 32: in the entry just next to the one you have been looking for は、turning the pages of an encyclopedia, as you look up an entry, という表現から the entry は the page of an encyclopedia の比喩か。
(4)後文 This may stir up a new interest, which will eventually lead you into a totally different topic.
31: 後文 This は 31:This または that 節。that節ととるのは意味不明。This であるとすると前の2文の内容か。いずれにしても意味不明。× 32: 後文 This は 32:主節の内容。accidentally find → stir up, something interesting → a new interest の照応も当てはまる。○
ここまでは適宜復習をして初歩の段階をしっかりと作る。 その次は単語ではなく、熟語・連語に移る。 熟語は複数の意味を持つことは少ないので、フッキングが足がかりとなる。このとき“必ず”単語との相関付けを行う。 (ex) no less than 〜 ≒ over そしてその違いをキチンと把握する。上の例では than S V の形が取れる、とか。 単語との関連付けができない熟語に出会ったらどうするか。 受験では単語よりも熟語の方が覚えるべき数が少ないので、覚えてしまうほうが早い。
C:these conuries → B:European countries, such as Frande and Germany から B → C A:全文 → C:全文 の言い換え。また Also との対応から C → A → 後文 まとめて B → C → A
〔詳解〕
A. It was thought that viewing art was good for ordinary people.
[素訳] 割愛
このスレを見るような人には必要ないのだろうが、一応確認。It は前出の語句を受けているのではなく、形式主語 it - that の構文。 文法的根拠は that節の文型が閉じていることによる…と思った人は△。着眼点がミクロすぎ。 受動態の文では本来の目的語を主語にしているのだから C が後に続く場合以外は分詞の位置で文型が閉じる。 つまりこの文で言えば、文の骨格は It was thought. that節は副詞とはならないから、形式主語It と同格とするほかなく it - that の構文であることになる。
しかし実際は、that節を目的語に取る動詞の場合、「形式主語 it - that の構文」ととらえるよりは、主体を隠したと捉える方がネイティブの感覚に近い。 S V that 〜 → It be Vp.p. that 〜 と変わっただけと考えている。『that以下だと V する』、という文意は変わらない。 したがって It は何か、ときかれれば考えるまでもなく that節だ、となる。 この表現では文の重心は that節。
[不明な語句] なし
[注目点] ・注目すべき指示語、接続詞、副詞などがなく、内容も特に変わったところもない。この文自体には手がかりがない。しいてあげるなら ordinary people との対比(⇒貴族、国家権力など)ぐらいだが、対比がないことも十分ありえる。 こんな何の変哲もない文がポコッとどこかにはまるにはそれなりの必然性があるはず。つまり『手がかりがないこと』自体が手がかりになる。 「なんのこっちゃ」という人には種あかし。この文自体に他の文に接続する必然性がないのなら、他の文、つまり前後にくるはずの文に「どうしてもこの文に接続せざるを得ない強い必然性」があるはずということ。
前文 About two hundred years ago, great works of art were nearly all in palaces or belonged to wealthy collectors who would show them only to their friends.
前文 → A : shaky だが文法的には絶対にまずいというわけではない。 前文 → B : いつの時点から About two hundred years ago, なのかわからないが、仮に「現在から」としても19世紀のごく初頭以前となる。B:This の内容は art か前文の内容。それ以外は複数なのでダメ。
後文 Also, people believed that it was good for society for art to be publicly available.
どう説明するのが一番いいのだろう。 『C:everyone, A:ordinary people, 後文:publicly というキーワードを拾えれば同系表現であることがわかり、Also,との呼応も考えあわせば B → C → A 』 という説明で事足りる人はそれでいいんじゃないか。 ただ、「どうすればキーワードを拾えるのか」ということが説明されていないのが不満ではあるが。
詳しく見てみよう。まず also はどの語句も修飾できる副詞で文修飾もできる。並置を考える場合には厄介な相手である。 今回は Also, となっている。実はこれがヒントになる。
今までのやり方なら並置の候補を挙げてツブしていくが、今回は当たらない。暇ならやってみてほしい。 「A: It was thought 〜を、主体は People として能動に開き People thought that 〜 として述語部分が並置されている」とするのは△ 間違いとまでは言わないが都合よくこじつけた感がある。
忘れてしまうかもしれないので今のうちに書いておく。スレを見てくれている人を粗末に扱うようで悪いが、以下の数行は無視していい。 [定義]『対転』は語の働き、特に動詞の働き・方向性を逆にすること、あるいはその語を言う。(ex) give の対転→ get もとはガウス平面の語。方向(ベクトル)が同じでないものは対転とはならない。 文章の論理を同じ表現に持ち込んで比較するために、反対方向の働きを持つ語に変えることを『対転をとる』という。 また「対転」は「反対」とは微妙に異なるがほぼおなじと思ってもいまのところ差し支えない。 しかし、「対転」は性質などに関しては言わない。たとえば male の反対は female であるがこれは対転ではない。
… 今回は前置きすることが多い。A の解説でやったが、文には重心がある。普通は主節であるが従属節にある場合も多い。 いちいち類型化していないのだが、形式主語it を置いた場合、S V that節、抽象名詞 is that節などの場合、重心は主節ではない。 こうしてみるとthat節があるとそこに重心がありそうに思える。 ならば it is 形容詞 for/of S to V はどうか。これは真主語 S と不定詞 V がなす文に重心がある。 では S V O C の文ではどうかというと、どうやら O → C 間のネクサスに重心がありそう。
実はネストではなくネクサスとしても問題はない。もともと nexus という語の意味は「叙述内容(主述関係)をもつ語・句・節、それらの関係」であるからだ。 しかし日本における現行の英文法ではネクサスというと S V O C の文型における O → C 間のネクサスのみに焦点が当たるからだったのだが…
ここまで書いて思い直した。やはり「ネスト」ではなく「ネクサス」と呼ぶことにしよう。 この方が説明するときに O → C 間の主述関係というところから発展させやすい。「ネクサス」の本来の意味にも沿うことだし。 途中からスレを見出した人は「ネクサスという言葉の使い方が間違っている」と思うだろうが、まあ無視すればいいだろう。
(3) 前文 These teens are glad that their parents have a way to reach them.
30,31: どちらも問題ない。
(3) 後文 and (4) 前文 In addition, if they are out late or 〜, it is easy to 〜.
(3) 後文とみて in addition : in addition to 〜 「〜に加えて」となる。加えるものには共通点が必要。 30: it is easy to 〜 が reason for this とみて add to されているとして良い。 31: They learn to call することと it is easy to 〜 に共通点を見出せない。×
(4) 前文とみて 30: this は前文 it is easy to 〜 となるが、they have found that 〜 が理由となるはずがない。× 31: 接続が唐突だが絶対にまずいわけではない。保留
(4) 後文 For these teens, cell phones are instruments that help them become free.
31: their child は単数。she or he も普通単数で受ける。31でも is で受けている。それをいきなり these teens とするのは無理。またteens とは限定できない。×
相関付けには少しまとまった時間が必要。 単語集、述語集が必要なのはもちろんだが、英和・和英の両方の辞書が必須。 たとえば put off 延期する という熟語を覚えたら同じ意味の単語を探す。 まずは英和で put pff を引いてみて同義の単語が載っていないか探してみる。 次に和英で「延期」と引いて探す。
そして思いつく限りの V off という熟語を洗い出してみる。 とくに混同しやすいものをチェックする。
B. If we visit the places where the dye was produced, we might still be able to see the shells of Murex snails.
[インチキ訳] If、we がvisit したら。the places を。where そこは the dye ("the"?) が was (past tense!) produced されたところ。, そうしたら we は might still be able to see だろう。the shells of Murex snails (what is "Murex snails"?) を.
C. Unlike other snails, Murex snails give off a strong-smelling liquid that changes color when it comes into contact with air and light.
[インチキ訳] Unlike 違って other snails と。, Murex snails は give off する。a strong-smelling liquid を。that それは changes する。color を。when のとき。it (what is "it"?) が comes into contact with する。air and lightと.
[不明な語句] come into contact with 〜 : 〜と接触する。 動詞が keep, get の場合もある。意味はそれぞれ少しずつ異なる。 (cf) get(keep, come) in touch with when it comes 〜 : it は a storong-smelling liquid。腕が上がってきた人はこうなる文法的根拠を示せ。答えは後述。改めていうまでもないが、「文意が通じるから」では0点。
前文 An ancient people living along the coast of the Mediterranean Sea first discovered how to make the dye from Murex snails, small sea animals with hard shells.
A: this liquid の言及がないので C → A は確実。残るは B の位置。
後文 Let us hope we cannot smell them.
ここでの can は「可能性、推量」の意味。 それよりも 「can +感覚動詞+目的語では『[目的語]が[動詞]する、える』と訳すとうまくいく」としたほうがわかりやすいか? (例) I can't hear you. 君の言ってることが聞こえない。 Can you see that? おまえ、あれが見える?
しかし、うまく訳せてわかりやすくなる、というのはテクニックとして否定はしないが英語力の向上に役立つとは思えない。 そこで原義を考える。コアイメージというやつである。can のコア(原義)は「その気になればできる」ということ。 その気持ちの度合いや外的条件によって「許可」だとか「技量」だとか訳は変わってくるが、コアをおさえておけば すんなり理解できる。 また be able to との対比で語られることが多いが、 can : 実際にやったことがあるかは関係なく“できる”。したがって単なる可能性であり、「できるだろう」という推量を含む。 be able to : 実際にやったことがあるから“できる”。推量は含まない。 この違いは現在形ではあまり表れてこないが、過去形では明らかに違う。
ちょっと前にバリー・ボンズがホームランシーズン記録のインタビューに答えて "I owe much to my family that I was able to hit those homeruns." 「あんなにホームランが打てたのは本当に家族のおかげなんだよ」(原文違うかも。うろ覚え)と言っていて 「あぁ〜、やっぱり could は使わないんだ。」と妙に納得した覚えがある。
さて can の話はここまでにして問題に戻ると、読めば読むほど B がどこに入っても良さそうに思えてくる。 ちなみに手元にある赤本の解説では 「 A: this liquid から C-B-A では遠すぎて不自然。よって C-A-B」としている。 this が近称(近いものを指す)であることを根拠にしていて頷けるのだか、ならば B-C-A はどうして駄目なのか? これについては一言も解説していない。
ここで前スレを読んだことのある人は 「指示語の内容は、前文の文法的役割が同じものの可能性が高い」ということを思い出して 後文: them が受けるべき語が C にあるとするとそれは目的語に当たるもの。すると air and light となるが、これは smell できるはずがない。 B にあるとすると B:to see the shells of Murex snails の the shells of Murex snails であり C の説明と合致するから B が最後、 と考えるだろう。 C の解析で触れた、when it comes 〜 の it が a storong-smelling liquid であるのはこの根拠による。 B の順番についても、これが根拠のひとつではあるが「可能性が高い」だけで絶対ではない。かなり強引&無理ではあるが 後文: them → C: Murex snails としても文法的には一応問題ない。まあ、実際無理なんだけど。
で、hope しているのはやはり smell them かどうかわからないから。なぜ smell them するかもしれないかというと… If we visit the pleces where 〜 しているかもしれないから。 つまり B の文全体が後文の条件となっている。 「紫色の染料を採った場所を訪れたら今でも(そこで使われた大昔の)貝殻が見つかるかもしれない」 その見つけた貝殻は大昔のものだから匂わないと思うし、多分長い間土の中に埋まってたりして風化してるだろうけど、 でも匂うかもしれないから「匂わないことを願おう」 という流れになっている。
C. When they walk in a city like Paris, however, where the main streets spread out from a central point, they easily get lost.
[インチキ訳] When のとき。they(what are "they"?) が walk する in a city like Paris で, however しかし, where そこは the main streets が spread out する。 from a central point から、そういうところなんだが, they は easily get lost する.
[不明な語句] spread : 自動詞、他動詞、両方ある。「広がる、広げる」
[注目点] ・They の指示内容。
前文 In the United States of America, streets in big cities usually run parallel to each other and are often numbered in order.
A: their problem に当たるものがない。× B: This arrangement が streets run parallel to each other and numberd in oreder を指していると見てよい。○ C: They は前文の streets 以外にはないが walk できない。×
前文から B が先頭。B に A: their problem にあたるものがないこと、また C: They を B: people in the States とみてよいことから B → C → A と思われる。実際に挿入して A: their problem が C: they easily get lost であるとして良い。
ここでは Adding to their problem, を 『Adding to their problem, を to add to, in addition to と同様の副詞表現と捉えて「彼ら(それら)の問題に加えて、〜」と訳すのは、受験生なら×としたいところ。』として add to O : O を増やす という自動詞の用法から考えた。あくまでも受験生が手持ちの知識で解くことを優先してのことである。
では、英語になれた人はこの部分をどう捉えるかというと、前述のような「to add to, in addition to と同様の副詞表現と捉える」 という人が、分詞構文ととらえる人に比べて若干多いと思う。 これは、S V ではない部分、つまり節表現ではない部分が、文の成分とならずに単独で取り上げられてカンマで区切られている場合、 「分詞構文」とか「名詞構文」とか文法的なことを考える以前に「成分ではないから修飾。とくに文修飾」と自然に受け取るから だとおもう。 そして、(誰もがそうしているのではなく、あくまで筆者(俺)の思考の道筋を追うなら、という前置きをしておくと) 副詞的な働きをする表現では、動詞(その派生語)の目的語に当たるものが省略され、提示されていないがゆえに 「何を?」という疑問を読み手に起こすことで、次に続く文に注意を喚起させているという流れだと考えている。
であるから、このような考え方をしているひとならば Adding to their problem, を見たときに "Add what?(何を付け加えるの?)" と思わされ、その what に当たる部分が次に続く主節で語られる、と予想しながら読むと、 streets in Paris are just named, not numbered. 「パリじゃあ道に、順番に数字をつけてなくて名前をつけてんだよ」 となっていて、『一読したその場では』筋が通っているように思える。
しかし'2002 本試問題でウザくやったように add O to A では O は A と共通点を持たなければならない。 「パリの道路が数字ではなく名前で呼ばれること」は“単なる事実”であって“困ったこと”ではない。 「アメリカ人にとっては問題だと言える」という意見もあるだろうが、これは原因であって、 問題なのは「だから迷いやすい」ということの方である。 したがって“困ったこと”には加えられない、というのが俺の意見。もちろん反対意見はあって当然だと思うが、 そこまで英語力が上がってきたらもう俺なんかと言い争う必要はない。
しかし、この Adding を他動詞として見ても自動詞と見ても、もともとが分詞構文であることを考えると、 その主語は、主節に一致するはずだから streets in Paris のはず。 すると streets in Paris が streets in Paris are not numbered but named ということを加えている、というのは 『部分』が『全体』を加えている、となって何か変だと感じないだろうか。
A: They may be too committed to a particular position to be able to change their opinions.
[インチキ訳] They (what are "They"?) は may かもしれない。be too (too 〜 to を予測しながら) committed to こだわりすぎて a particular position に。to be able できない。to change their opinions (what are "their opinions"?) することが。.
[不明な語句] commit A to B : A を B に任せる。委託、付託する。 be commited to 〜 : 〜に傾倒する、専心する。〜について身動きならない立場に追い込まれる、拘泥する。
他動詞を受動態にすると動詞の作用の方向性を反対にする(つまり対転に当たる)が、ほかの作用もある。 他動詞では、S V O という形で主語と目的語が必ず必要であるが、受動態は本来の目的語を主語に取り立てるわけなのだから、 S be Vp.p となる。この be + Vp.p. を全体で V とみると S V となって自動詞化されたことになる。 この「他動詞の自動詞化」は、再帰代名詞を用いる方法もある。
さらに以下のようなケースもある。S + V + O + 前置詞 + O のような表現形の場合、 主語・目的語・前置詞の目的語、という3つの要素が必要になる。 これを受動態にすると S + be + Vp.p + 前置詞 + O となり、 be + Vp.p + 前置詞 を全体で群動詞のように捉えて V とみると S + V + O となり、英語では見慣れた形になる。 3つの要素が必要な表現を、主語・目的語の2つの要素で表現できることになり、負担が減る。 慣用化されると独特の意味ももつようになる。
ここでは be commited to であるが、 commit A to B のもとの用法からは少し離れた意味になっている。 こうした例は be concerned about, be devoted to など数多くある。 これらは「受動態」と捉えるよりは「全体で動詞」と捉えるべきであると考えている。
B: This approach, however, can take a long time, which may lead to delays in solving problems.
[インチキ訳] This approach (what is "This approach"?) は, however しかしながら, can take a long time するかもしれず, which それで may lead to 引き起こすかもしれない。delays を。in solving problems で.
接続詞で最も扱いに困るのが“逆接の接続詞”である。「逆接だから逆のことを言うに決まってる」ですむ人はそれでいいのだが、逆とは何がどう逆なのか、これは以外にむずかしいところである。 たとえば「しかし、日本は天然資源に乏しい」という文があった場合、前にあるべき文はいろいろ考えられる。 「日本の技術力は世界でも高い水準にある」「アメリカでは国内に豊富な天然資源を持つ」「日本は山がちで耕作可能な土地が少なく農業輸出国に向かないのであるから、工業輸出国であるべきだ」等々。 これらの文を並べてみても逆接に関してのルールは見えてこない。いままで対置・並置で扱ったように共通点があるはずなのだが、薄ぼんやりとしてわかりにくい。 つまり逆接は「A は B である。しかし C は B ではない」などという単純な構図だけでは説明できないのだ。
C: This knowledge can help us build smoother relations between people with defferent approaches to problem-solving.
[インチキ訳] This knowledge (what is "This knowledge"?) は can help する。us が build するのを。smoother (than what?) relations between people を。with defferent approaches (how different?) to problem-solving.
A: They は第2段落第1文 Individualists ととるほかなさそう。 their opinions は言及がないが Individualists' approach あるいはもっと直接に第1文の an answer か。 B: however による逆接が2回続くのはあまりない、と書いておいたがそれを考慮からはずしても、バカボンのパパいわく「反対の反対は賛成」なのだから第1文と B が同意となるはずだが 第1文:quickest に対して B:take a long time とあり明らかに矛盾。 C: This knowledge は(1)前文全体を目的語に捉えているとみてよい。保留
(1)後文 In this way, the individualists' approach may result in difficulties later.
A: 矛盾はない。 C: In this way が knowledge, building smoother relations のどちらであるにせよ help us build smoother と result in difficulties later とで齟齬(食い違い)がある。×
(2)前文 They tend to be flexible enough to recognize the importance of other points of view when problems arise.
recognize :「認識する」だが、原義は「再び知る」。ラベリングで3〜4通りの意味を覚えたらコアに触れるようにすると、うまい和訳を楽に思いついたり、文意を把握しやすくなる。うまい訳例としては「実感する、思い当たる」など。 the importance of 〜 : 訳は「〜の重要性」。しかし理解するには how important S is あるいは that S is important と節表現に開いた方がいい。ここでは recognize とまとめて「尊重する」と訳を当てた。
蛇足になるが [形容詞派生名詞]+of+[名詞] の形は of の後ろの名詞がもとの形容詞に対して主格。it is [形容詞] of [S] 〜 と比較すると良い。これも転換の一種。
B: This approach ははっきりとした言及がないが cooperators' approach とみてよい C: This knowledge は全文の内容全体。recognize the importance of other points of view と help us build smoother relations とが同系表現でまったく問題ない。
(2)後文 Such difficulties sometimes cannot be avoided with the cooperators' approach.
We should learn to recognize the different approaches to dealing with problems.
learn to V : 「習う」だが、頭で理解することよりも「実際にやってみて」「努力して」という含み(connotation) をもつ。「習得する、身に付ける」 the different approaches : 受け取り方はさまざまあろうが、問題文だけからでは "the individualists' approach and the cooperators' "とみるしかない。 個人的には "the different approaches from ours" と読みたいところだが、問題文だけからすると読みすぎ。
余計なことだが、the different approaches from ours が the different approaches from us と「ねじれる」文もよくある。どちらが正しいかといえば前者だが後者も問題なく使われる。 こうした文に出会った場合はあまり気にせず「あ、ねじれてる」ぐらいにサラっと流していいと思う。
結果的に C が結論となったわけだが、「両者を知ることで問題解決に当たって異なる立場の人と良好な関係を築ける」となって、ほぼ予想通り。
ところで C: smoother は“何より”smoother なのか? 比較級を何も考えずに「より〜」と訳すべきではない、というのが持論である。 何度も言ってきたように「ぼかした訳をすると後で自分がその訳にだまされる」からだ。 前スレ The immigrants brought with them a determination to enjoy fuller lives than those they had left behind. のあたりを参考にしてほしい。 今回は、主語が条件。つまり「知ることで smoother となる」のだから「than 知らない場合」という構造。
後文 it = a nickname としたが、when 節で条件が制限されているのでやはり it = someone's nickname が正しい。 add A to B での共通点がどうたらという話を強調しようとしてへ理屈で引き倒してしまったことを深く反省している。 ここを見て勉強しているような受験生はあまりいないとは思うが、混乱させてしまったならば訂正してお詫びしたい。
◆司法試験合格者数一覧 【高等文官司法科】 【旧司法試験】 【新司法試験】 (昭和9〜15年) (1949〜2005年) (2006年) @ 東京大 683名 @ 東京大 6,328名 @ 中央LS 131名 A 中央大 324名 A 中央大 5,399名 A 東京LS 120名 B 日本大 162名 B 早稲田 4,045名 B 慶応LS 104名 C 京都大 158名 C 京都大 2,831名 C 京都LS 87名 D 関西大 74名 D 慶応大 1,960名 D 一橋LS 44名 E 東北大 72名 E 明治大 1,082名 E 明治LS 43名 F 明治大 63名 F 一橋大 978名 F 神戸LS 40名 G 早稲大 59名 G 大阪大 777名 G 同志LS 35名 H 東北大 752名 H 関学LS 28名 I 九州大 639名 I 立命LS 27名 J 関西大 587名 J 北大LS 26名 K 名古屋 556名 K 法政LS 23名 L 日本大 518名 L 東北LS 20名 M 同志社 489名 M 阪市LS 18名 N 立命館 423名 〃 関西LS 18名 O 神戸大 409名 O 名大LS 17名 P 法政大 392名 〃 都立LS 17名 Q 阪市大 386名 〃 上智LS 17名 R 北海道 385名 R 千葉LS 15名 S 上智大 314名 〃 学習LS 15名 http://www.asahi.com/national/update/0921/TKY200609210391.html
〔略解〕 空欄31の前文:flies 〜, 〜, and flies 〜 → B:these three group of flies ⇒ 前文 → B B:a particular set of genes → C:these genes 、また B:that節 → C:This ⇒ B → C ∴ B → C → A
A. If genes influence behaviors in flies, why not in humans too?
[インチキ訳] If もし genes が influence するなら。behaviors を in flies で。, why not いいじゃないか in humans でも too また?
[構造] why not in humans too? では genes influence behaviors が省略されていると見るのが受験英語では正しい。しかし… 主節の主語・動詞・目的語がすっぽり省略されるというのはいくらなんでもありえないのではないか? they do so ぐらいのものを書くのが面倒だったとも思えない。 "why not" では主語・動詞が省略されることがある、という捕らえ方をするよりも、 "why not" だけで十分に叙述能力を持つ、つまり“伝えたい文意”をもっている、と見るほうが良いのではないだろうか。 その文意にあたるのは前述された S V にたいし肯定。あたるものがない場合は後に S V をつなげる、と考えているのだが。 何が言いたいかといえば、こうした S V でない表現にも叙述性があるということ。繰り返しになるが be 転換子 や、ネクサスで解説した。「くどい」とかいわないように。
B. The researchers found that these three groups of flies had variations in a particular set of genes.
[インチキ訳] The researchers は found した。that 以下を。these three groups of flies は had する。variations in a particular set of genes を。
[構造] 主節に関しては問題ないだろう。had variations in a particular set of genes の部分をどう受け取ったかが問題なのだが「ある一連の遺伝子における変化がある、差異が見られる」とするのはやや不満。 この部分は 基本動詞+動詞派生の名詞 というパターンで、用いられる基本動詞は have, take, give, make などがある。(ex) have a look ちらっと見る, take a look (じっくり)見る 用いられる基本動詞によって示す意味合いが違ってくるが、動作そのものは動詞派生の名詞が示している。したがって今回の had variations ≒ varied と考えてよい。 ここまでくるともうわかるだろうが、 had variations in 〜 ≒ varied in 〜 と捉えるべきであるから、in 〜 を名詞 variation にかけるのは、旧態然たる返り読み逐語訳から抜けきれていないので「やや不満」。 こうした「転換」についてはちょっと前に詳しくやった。「またそれかよ」といわずに辛抱してね。 で、今回の基本動詞 have は動作性を落とす場合に用いられる。逆に動作性を高めるのは take。このように基本動詞を使い分けることで connotation を付け加えるというのは、基本動詞が助動詞化する流れの一部だと捉える人もいる。
[不明な語句] a particular set of genes : 「遺伝子のある特定のセット」しかし遺伝子とDNAはイコールではなく、「遺伝子のセット」とは具体的に何をさすのかわからない。 たぶん、「ヌクレオチド基が一箇所異なる ⇒ 3個セットで示される遺伝情報(コドン)が異なる」ということだろうと思うが…
[つっこみ読み] The researchers (who are "The researchers"?) found that these (what are "these") three (three!) groups of flies had variations in a particular set of genes.
[注目点] ・Who are "The researchers"? ・What are "these" "three" groups of "flies"?
C. This suggested to the researchers that the variations in these genes might explain the differences in the flies' behaviors.
[インチキ訳] This は suggested した。to the researchers に that 以下を。the variations in these genes は might explain するかもしれない。the differences in the flies' behaviors.を。
[構造] the variations in these genes ⇒ vary in these genes : これらの遺伝子が異なること、これらの遺伝子に違いがあること
[不明な語句] なし
[つっこみ読み] This (what is "This"?) suggested to the researchers (who are "the researchers"?) that the variations in these genes (what are "these genes"?) might explain the differences in the flies' behaviors (what are "the flies' behaviors"?).
[注目点] ・What is "This"? ・Who are "the researchers"? ・What are "these genes"? ・What are "the flies' behaviors"? ・How did the variations explain the differences? Or, what might the explanation be?
以上から B: that節 → C: This B: a particular set of genes → C: these genes とみて B → C がほぼ確定。
第1文 Genes, the basic parts of cells which are passed down from parents to children, may have something to do with human behavior.
, 〜 , : 同格の挿入。Genes の説明。ただしこれも分詞構文ととる方が良い。文頭の名詞はほぼ間違いなく主語であるから。 which : 意外に難しい。先行詞は the basic parts。先行詞を cells あるいは Genes ととるのは×。(練習:理由を述べよ) be passed down : 「受け継がれる、遺伝する」(cf)pass down ≒ descend 「受け渡す、後へと伝える」 have something to do with 〜 : 「〜と関係がある」⇔ have nothing to do with (cf)have much(little) to do with 「大いに関係がある(あまり関係がない)」
第2文 In an experiment, scientists put flies into a glass tube and placed a light at the end of it.
a light : 可算なので「灯り、照明、ライト」。「光、光線」は不可算の場合なので今回は×
“ある実験で、科学者はハエをガラス管に入れて、その端にライトを置いた。” ⇒ 「“数人の”科学者が“一本の”ガラス管に“複数の”ハエを入れて“一個の”ライトを端に置いたってこと?グループ研究? ライトはガラス管の外じゃなくて中っぽいな。それからライトは一個だし、both ends じゃなくて the end of it だから 一方の端だけに置いたってことか」
第4文 : 挿入部前文 On the basis of flies' actions, they were separeted into defferent groups : flies that love light, flies that like light, and flies that like the dark.
on the basis of 〜: 〜に基づいて (cf) be based on(upon) 〜: 〜に基づく、〜の上に成り立つ light : 不可算なので「光」 the dark : 闇、暗がり。無冠詞の dark は「夜」
“ハエの行動をもとにして、ハエは異なるグループに分けられた:光が大好きなハエ、光が好きなハエ、暗がりが好きなハエである。” ⇒ 「『光が大好きなハエ』は Some of the flies began flying toward the light として、 『光が好きなハエ』は語順からして some began walking?すると『暗がりが好きなハエ』は some did not moving at all だけど、 like the dark → dislike light と考えると光に対して負の走行性を持つべきなんじゃ? つまり光から逃げるのが自然だと思うんだけど? ってことは、光が好きなハエは some did not moving at all で、暗がりが好きなハエは some began walking? すると第3文で迷った『どこに向かって歩いた?』ってのは、『ライトと逆の方向』ってことになるのか?なんかこじつけがましいな。 だいたい、科学的には正・負・中性(無反応)って分類をするべきじゃないか?love と like の違いもあいまいだし、love light, like light ときて don't like light とか hate light とかくると思ったら like the dark とかいってておかしいし。 light に対して like, don't respond, dislike って並べるのが普通じゃないか? 要するにこいつ(文の筆者)は科学的な思考ができない奴?そういや第1文も妙なこと言ってたな。 優生説支持者?ナチ? …言い過ぎた。正直すまんかった。 ま、とにかく言いたいのはハエの光に対する反応の違いで3つに分けるってことね。書き方には納得いかんけど。」
A: If節の内容が指示されていない。特に genes の話はまだ出ていない。× B: ":" 以降の3つのグループ分けが these three groups of flies に対応していると見てよい。The researchers はもっとまえのScientists か。 C: these genes にあたる記述がない。×
〔略解〕 空欄32の前文:begin your speech with phrases like "I am no speaker …", "I am not prepared …", or "I have nothing to say …" → A:open in this fasion ⇒ 前文 → A A:the audience think that there is no point in listening further ←→ C:the audience will look forward to what you have to say ⇒ A,C は直接繋がらない ∴ A → B → C
〔詳解〕 A. If you open in this fashion, the audience will think that there is no point in listening further.
[インチキ訳] If もしyou がopen したら。in this fashionで, the audience はwill think するだろう。that 以下を。there is no point in listening further.
[構造] 略
[不明な語句] fashion : やり方 way, manner (ex)in a fashion (cf)be in fashion
[つっこみ読み] If you open(open what?) in this fashion(what is "this fasion"?), the audience will think that there is no point in listening further(listening to what?).
[注目点] ・open の目的語。省略されているから open 〜 で前出のはず ・this fashion の指示内容 ・listening to what?
A: open の目的語は your speech。in this fashion → with phrases like 〜 とみてよい。 B: Rather の接続が×。Rather Bの主節 than 第2文の主節 となるわけだが、どちらも you should 〜 であり、第2文が劣位になるとは思えない。 C: Then は否定的な言い訳から入らなければ、ということか。それだけで聴衆が耳を傾けてくれるというのは納得しがたいが、ないわけではない。保留
考えられるのは 前文 → A or B → A であった。ここで仮に 前文 → C であるとすると C → B → A となるはずだが B:Rather の接続に適さない。 Rather Bの主節 than Cの主節 となるわけだが、まず比較の対象にならず、成り立たない。 比較は同種のものでなければならないからだ。 したがって 前文 → A。また C → B がないことがわかったので B → C 。 さらに踏み込めば、A, C の内容が対立しているので A,C は直接繋がらない。
ところで A → B も Rather の接続に適さないように思えるが、実は than以下にあたるのは A:If節 である。
◆司法試験合格者数一覧 【高等文官司法科】 【旧司法試験】 【新司法試験】 (昭和9〜15年) (1949〜2005年) (2006年) @ 東京大 683名 @ 東京大 6,328名 @ 中央LS 131名 A 中央大 324名 A 中央大 5,399名 A 東京LS 120名 B 日本大 162名 B 早稲田 4,045名 B 慶応LS 104名 C 京都大 158名 C 京都大 2,831名 C 京都LS 87名 D 関西大 74名 D 慶応大 1,960名 D 一橋LS 44名 E 東北大 72名 E 明治大 1,082名 E 明治LS 43名 F 明治大 63名 F 一橋大 978名 F 神戸LS 40名 G 早稲田 59名 G 大阪大 777名 G 同志LS 35名 H 東北大 752名 H 関学LS 28名 I 九州大 639名 I 立命LS 27名 J 関西大 587名 J 北大LS 26名 K 名古屋 556名 K 法政LS 23名 L 日本大 518名 L 東北LS 20名 M 同志社 489名 M 阪市LS 18名 N 立命館 423名 〃 関西LS 18名 O 神戸大 409名 O 名大LS 17名 P 法政大 392名 〃 都立LS 17名 Q 阪市大 386名 〃 上智LS 17名 R 北海道 385名 R 千葉LS 15名 S 上智大 314名 〃 学習LS 15名 (朝日新聞) http://www.asahi.com/edu/news/TKY200609210391.html