国名 トルコ共和国 (Republic of Turkey)
首都 アンカラ
民族 トルコ人(南東部に多数のクルド人、その他アルメニア人、ギリシャ人、ユダヤ人等が少数)
言語 トルコ語
宗教 イスラム教(スンニー派、アレヴィー派)が大半。政教分離が国是。
政体 共和制
大統領 アフメット・ネジデット・セゼル大統領(2000年5月16日就任 任期7年)
首相 レジェップ・タイップ・エルドアン
議会 一院制 (550議席 任期5年 複数政党制)
人口 68,893,918人 世界17位
面積 780,580km2 世界36位
名目GDP 3,403億ドル(21位) 1人当たり 4,744ドル
購買力平価 5,087億ドル(20位) 1人当たり 7,400ドル
経済成長率 9.9%
物価上昇率 9.3%
通貨 新トルコ・リラ(旧100万リラ→新1リラへ単位変更)
国防予算 約120億ドル(国家予算の6.6%)
兵役 15ヶ月(18歳〜40歳)(兵役終了後、41歳までは予備役)
総兵力 約498,400人(徴集兵約391,000人を含む)
陸軍381,000人 海軍52,000人 空軍65,400人 予備兵力約378,700人
◆前スレ
トルコ共和国(土耳古)
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1131901303/
7月28日の月曜日、トルコの憲法裁判所は与党AKP(開発公正党)に 対する判決を出すことになっている。つまり、AKPが憲法に違反しているか 否かを結論付けるのだ。 AKPは今年に入り、スカーフを公共の場で着用することを許可したが、 憲法裁判所はこれを、トルコ共和国の世俗主義に反する憲法違反だと する訴訟を受け付けていた。この裁判でもしAKPは有罪であるという結論 を出せば、与党AKP出身のギュル大統領、エルドアン首相を始め、70人 ほどの国会議員が政治活動停止命令を受けることになる。 もちろん、AKPそのものも違反であり、解散を命じられることになる。 どのような結論が出るのかを大胆に予測してみたい。アメリカは明確に AKPの解散に反対している。EUもまた同じように、AKPが解散命令を 受けるのでは、トルコのEUへの参加は大幅に遅れると警告している。 つまり、アメリカもヨーロッパ諸国も、現在のトルコの与党AKPを明確に 支持しているということだ。それには以下のような理由がある。 アメリカはトルコをロシア、中央アジア、イラン、イラクからの、石油・ ガスの集積地にしようと考えているが、これを実現するには、現在の与党 AKPが最も協力的であり、しかも国をまとめる力も強いと判断している。 現実に、AKPはこのエネルギー輸送のため、関係諸国との良好な関係を 構築した上で、幾つものパイプ・ライン建設を実施してきている。その中 でもカザフスタンの石油を地中海に運ぶことが出来るBTCパイプ・ラインは、 カザフスタンの石油をバクーまでタンカーで運ぶことにより、完全にロシアを 経由しないルートを開発することが出来ているのだ。 アメリカやヨーロッパにとって、このトルコの与党の行動は歓迎すべき ものであろう。このことによって、ロシアのヨーロッパに対する圧力を軽減し、 中央アジア諸国に対する影響力も軽減できるからだ。
もう一つアメリカにとってトルコが重要なのは、イラクへの対応で、 近い将来、トルコがアメリカの一部を肩代わりをするであろうということだ。 アメリカ軍の一部がイラクから撤退するであろうし、イギリス軍も来年には ほぼ全軍を撤退させることをほのめかしている。それは、必ずしもイラク 国内の治安状況が良くなるからではない。 そうなると、どうしてもイラクに近いトルコに期待しなければならなくなる ということだ。もし、AKPが与党の立場を失い野党にでもなったら、アメリカ は再度、新しいトルコの与党との間で、そのことをゼロから協議しなければ ならなくなろう。それでは時間的に間に合わないのだ。 こうした事情を考えると、トルコの憲法裁判所もそう簡単にAKPを非合法 として解散させることは出来ないのではないか。AKPはいま最悪の場合に 備え、来年3月の予定の選挙を今年11月に早めることによって、対応する ことも準備している。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/28(月) 22:07:48 ID:6wTtaEp1
速報!イスタンブルで悪意に満ちた爆発事件 17人死亡、109人が負傷 2008年07月28日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=719380&title=istanbulda-hain-saldiri トルコは、エルゲネコン・テロ組織の流血事件を議論している一方で、昨夜、
悪意に満ちた襲撃にあった。人々が夜の散歩に出る大通りで、テロリストたちは、
最初に音爆弾を爆発させた。人々が集まったとき、効力のあるふたつ目の
爆弾が爆発した。この爆発で、17人が死亡する一方、109人が負傷した。
邪悪なテロが昨夜、イスタンブルで起こった。ギュンギョレンで発生した二つの
爆発で、3歳の子どもひとりを含む17人が死亡し、109人が負傷した。
何の罪も無い一般の人々を標的とした攻撃は、夜22時5分に発生した。
車両通行止めとされたショッピング・散歩エリアで起こった最初の爆発は、
電話ボックスで起こった。メンデレス大通りでは生死に関わる大騒ぎとなる
一方で、周辺住民は気が動転して自宅から通りへ飛び出た。
約10分後、今度はごみ箱で2回目の爆弾が爆発した。死亡した人の大半
の命はこのときに失われた。通りで歩いていた人やベンチで座っていた
人々がこの爆発の破片の標的となった。負傷者を助けようとして通りに
出た人たちも、この邪悪な攻撃にさらされることとなった。
この地域は特別警戒態勢がとられる一方で、救急車両は負傷者を
周辺の病院へ搬送した。
現場を訪れたハヤーティ・ヤズジュ国務大臣は、テロリストたちが人々の
関心をひくために、最初に音爆弾を使い、その後に効力のある爆弾を爆発
させたと述べた。イスタンブル知事のムアッメル・ギュレル氏も、この事件が
テロ攻撃であることを強調した。
ギュレル知事は、「国民の皆さんに哀悼の意を表します。これは邪悪で
呪われるべき事件です。悪意に満ちた試みです。国民の皆さんには、
団結とテロに対する毅然とした態度を呼びかけます」と述べた。 [後略]
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/02(土) 21:40:52 ID:GxCmuSlp
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/04(月) 08:18:55 ID:Mwx13Hvg
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/04(月) 18:00:40 ID:TkZaejTK
われわれの民主主義は、成熟度の試験をパスした Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=31.07.2008&c=2&i=132086 トルコ実業家協会(TUSIAD)は、行われた声明発表の中で、憲法裁判所の
公正発展党解党請求に対する判決に関して、「トルコの民主主義は、成熟度
を測る試験にパスした」という評価付けを行った。
トルコ実業家協会からなされた発表では、「これまでのすべての緊張、
社会の二極化を助長し、政治的対立の基盤となってきた展開に対し、
トルコの民主主義は、重要な成熟度試験を見事に成し遂げた」と表現された。
声明では、トルコ実業家協会理事会として、裁判が起こされた日からずっと、
民主主義においては政党の解党が国家の問題を解決するどころか、危機と
政治不安をもたらすという点で民主主義文化に害を及ぼすと強調してきたと
述べられ、次のように述べられた。
「今回の経験に基づいて、社会のあらゆる層にまたがる、多元的民主主義
の要素である市民社会組織を取りこんだ憲法制定会議を再度、我々は呼び
かける。そしてそこでとられる決定が、われわれの民主主義の経験の節目
になることを願っている」
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/04(月) 21:59:05 ID:VqZKEl8m
イスタンブールの連続爆弾テロ、PKKメンバー8人逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080803-00000033-yom-int 【イスタンブール=加藤賢治】トルコの半国営アナトリア通信は2日夜、イスタンブールの繁華街で
7月27日に起きた連続爆弾テロ事件に関与した疑いで、8人が逮捕されたと伝えた。
全員が、同国からの分離・独立を目指すクルド人武装組織「クルド労働者党」(PKK)のメンバーだという。
地元メディアによると、実行犯は26歳の男で、イラク北部のPKKキャンプで爆弾に関する訓練を
受けたと自供、仲間と爆弾を仕掛け携帯電話で起爆させた。
爆弾テロでは17人が死亡、150人以上が負傷した。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/06(水) 22:46:05 ID:+iTPg923
トルコ東部で主要石油パイプラインが爆発し送油が停止、原油相場が上昇 2008年8月6日
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-331087.html [イスタンブール 6日 ロイター]
トルコ東部の石油パイプラインで5日夜、爆発があり、送油がストップした。
トルコのエネルギー省幹部が明らかにした。 爆発があったのは、アゼルバイジャン
のバクーからグルジアのトビリシを経由し、トルコの地中海沿岸の町ジェイハンに至る
「バクー・トビリシ・ジェイハン(BTC)」パイプライン。
パイプラインを保有する英ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)によると、火災により
バルブが損傷し、送油が中断されたが、ジェイハン港からの輸出は貯蔵分を
用いて続けられている。BPおよびパートナーは、送油が再開されるまで、
アゼリ油田での生産を継続し、貯蔵しておくという。
爆発があったのは世界最大のパイプラインの一つで、カスピ海のアゼリ地区の
油田から日量100万バレルを送油している。同パイプラインの送油能力は、
2008年中に日量120万バレルに増える見通しだった。 爆発が伝えられた
ことを受け、ブレント原油先物はバレル当たり1ドル上昇し、118.70バレルで
推移している。国営アナトリア通信によると、6日朝も、依然として炎が上がっている。
爆発の原因は明らかになっていない。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/09(土) 19:10:54 ID:xVi4epeo
これがその証拠 エルゲネコン裁判関連書類にディンク殺害に関する証拠 2008年08月02日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Gundem/?t=02.08.2008&i=132465 エルゲネコン裁判の起訴状の、441冊のファイルで構成され、3枚のDVDに
移された添付ファイルには、容疑者らの供述と電話の通話記録の他、殺害
されたサントロ氏、フラント・ディンク氏、そしてイフサン・ギュヴェン氏の殺害
に関する記録もある。
エルゲネコン捜査の中、86人の容疑者について立件した裁判に関する
起訴状に添付された441冊のファイルが、裁判を行うイスタンブル第13
重刑裁判所により、3枚のDVDに収められ、容疑者の人数分コピーされて
各方面に与えられた。
ファイルには、容疑者が警察、検察局、予審裁判所で行った供述、それぞれ
の自宅と職場で押収された書類、パソコンから入手されたデジタルデータ文書と、
容疑者の容疑とその関係性を証明する写真が収められている。ファイルには、
容疑者の一人、フィクレト・エメッキ宅で押収された爆弾の破棄に関する書類と、
ウムラニエで押収された手榴弾について書類も収められた。
■ 手に入った書類
国民軍協会に関する書類、容疑者の一人である退役准将のヴェリ・キュ
チュクに対する捜索で押収された書類と、何人かの容疑者のEメールの
調書も、ファイルにある。容疑者の一人である労働者党党首のドウ・ペリン
チェキの自宅、党本部、アイドゥンルク誌、ウルサル局、科学ユートピア誌
で押収された書類も、添付ファイルに収まった。
裁判の関係書類には、ドゥルムシュ・アヌチン、セダット・ペケル、キュル
シャット・ユルマズ、ヤシャル・オズ、そしてセミフ・トゥファン・ギュラルタイ
の供述も加えられた。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/09(土) 19:13:52 ID:xVi4epeo
■ 宣教師の殺害とディンク 関係書類には、アタベイレル事件と世間でサウナ・マフィアとして知られる イブラヒム・タトゥルセスも容疑者として挙げられた裁判関連書類に関係 する記録、マラティヤのズィルベ出版への犯行に関する書類、トゥズラでの 退役少佐イフサン・ギュヴェンの殺害に関する裁判関係書類にある記録、 アゴス新聞編集主幹フラント・ディンクの殺害に関する裁判書類、そして 警察で取られた調書がある。 ■ ススルルックから行政審査院へ 関係書類では、また、イズミルで殺害されたイブラヒム・チフトゥチに関する 裁判書類と調書、ススルルック裁判に関するイスタンブル第6号国家治安 裁判所により下された判決文の写し、7人が命を失ったディヤルバクルで 起こった爆発事件に関する書類の文書、ファーティフ地区所在のイスマイル ・アー・モスクでの殺害に関する書類、ネジップ・ハブレミトオール博士の殺害、 行政審査院襲撃に関する書類、そしてトラブゾンで殺害されたアンドレア・ サントロ司祭の殺害に関する書類もある。 ■ テロ組織に関する書類 訴訟関係書類で、そのほか、クルド労働者党(PKK)、テロ組織革命人民 解放党戦線(DHKP/C)、そしてヒズボラのテロ組織に関する書類も注意を 引いた。捜査を進めた共和国検察官らが財務省と内務省、総理府事務 次官室、警察庁、イスタンブル県警、そして銀行規制・監督協会と行った 「秘」 と書かれた往復書簡も書類に含まれている。検察官らが国家情報 機構(M?T)と参謀本部と行った「秘」と書かれた往復書簡についての書類 もファイルにある。 (後略)
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/11(月) 20:46:26 ID:GKIpM0gC
イスタンブル爆弾テロ事件の犯人逮捕―犯行は、PKK 2008年08月03日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/9573679.asp?gid=229&sz=83755 ギュンギョレンで17人と1人の胎児の死亡の原因となった爆弾を設置した犯人と、
その手助けをした7人が昨日(2日)、逮捕された。容疑者の1人、26歳のヒュセイン
・トゥレリが爆弾を携帯電話で爆発させたことが明らかになった。分離組織PKKの
メンバーの爆破犯が5人の仲間とともに爆発とそれに続いて起こったことを眺め、
その後に事件現場から歩いて遠ざかったことが明らかにされた。
7月27日の爆弾テロのあと、諜報及びテロとの闘い部局のチームは、情報セキュ
リティシステム(MOBESE)と職場の監視カメラから得られた映像と携帯電話の
通話を詳細に調べた。チームは、カメラの映像から事件現場で爆弾犯ヒュセイン・
トゥレリと彼を手助けした5人のテロリストを見つけ出し、その後県警の保管写真
から身元を割り出した。テロリストたちが仲間内で行なった会話も確認された。
爆弾を爆発させた携帯電話の発信も確認された。イスタンブル警察は、テロリスト
の身元を明らかにした後、先週の水曜日(7月30日)に同時に作戦を開始した。
ギュンギョレンとバージュラルでトゥレリと他のテロリストたちが逮捕された。
PKKの爆破犯トゥレリは、北イラクで爆破の訓練を受け、3ヶ月前にイスタンブル
に送られたとされ、あるPKK支持者の家に潜伏していた。TNT火薬の塊が運び屋
を通してヒュセイン・トゥレリに送られた。携帯電話仕掛けの爆弾をこの家で準備
したヒュセイン・トゥレリは、作戦のためギュンギョレンで調査を行なった。トゥレリ
と彼に同行したテロリストたちは目標として、人がたくさんいるという理由でメンデ
レス通りを、時間帯も通りの最も混む夕方を選んだ。
トゥレリは、先週日曜日に5人のテロリストとメンデレス通りに行き、爆弾が入った
2つのかばんを間隔をあけて通りに置いた。トゥレリは2つの爆弾を確認できる
場所にとどまり、最初の爆弾を携帯電話で爆発させた。爆破犯は十分に人が
集まるのを待ってから2つ目の爆弾を爆発させた。殺人者たちは、20分間惨事を
眺め歩いてその場から離れた。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/11(月) 20:49:27 ID:GKIpM0gC
逮捕された後PKKメンバーの爆弾犯ヒュセイン・トゥレリに、県警で爆発直後に 撮られた映像がみせられた。PKKの爆破犯たちは、惨事の模様を見てショックを 受け数時間話さず、亡くなった子供たちの映像を見て自供を始めた。トゥレリは 罪を認め、「組織幹部は死者は多くならないだろうと言った。だから私は作戦を 実行させた」と述べて改悛の情に基づく情状酌量を望んだ。 裁判所に送られた10人の内2人は釈放され、8人は再び尋問された。裁判所は、 目撃者の証言により爆発前に事件現場にいたというヒュセイン・トゥレリ、ズィヤ・ クラチ、アブデュルラフマン・オラル、シェラフェッティン・カラ、ジェバト・アイドゥン、 アイドゥン・アーラル、メフメト・サリフ・ヤナク、ヌスレト・テビシュがPKKメンバー であるとして逮捕を決定した。 ギュンギョレンの爆発に関する進展をベシル・アタライ内務大臣が明らかにした。 アタライ大臣は、ギュンギョレンでのテロが全面的に明らかにされたと述べ、 「確認と有力な証拠によって疑問の余地無く事件は明らかにされ、犯人の大部分 が逮捕された」と述べた。大臣は説明で次のようなことを述べた。 事件は全面的に明らかにされた。協力者、潜伏先を提供した者、そして実際に 作戦に参加した者たちが逮捕された。全ての証拠が判断に利用された。事件 現場の証拠も、警察組織の持つ情報やデータ、全ての経験・蓄積も使われた。 4日間の勾留期間は明日早朝に終わるため、今日、勾留されている者たちと 警察段階の確定事項は法廷に送られた。 2008年6月15日にベイリクドゥズの屋外喫茶店で実行された爆弾テロもこの ように解決された。被害者の家族と国民の慰めは、事件が短期間で明らかに されたこと、犯人が分かり逮捕されたこと、そして犯人たちが刑に服すことに なるだろうということである。これは、流血の、分離テロ組織の残酷な非人道的な 行動である。事件に多くの者が関わっている。探索した者、潜伏先を提供した者、 実際に手助けをした者、爆弾の計画を整えた者など多くの人間がいる。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/12(火) 02:25:11 ID:jT/1YNJD
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/12(火) 02:27:49 ID:jT/1YNJD
791 :名無しさん@九周年:2008/08/12(火) 02:14:34 ID:aPMG5q9T0
もうグルジアの頼みは隣のトルコしかないんじゃないか?
グルジアの差し迫った状況と、欧米諸国のへっぴり腰を考えたら。
NATO加盟国でグルジアに一番早く軍事援助できるのは地理的にトルコだし、
NATO加盟国の中で、第二の軍事大国なんだし。
823 :名無しさん@九周年:2008/08/12(火) 02:21:12 ID:fOl+SIGq0
>>791 アメリカがアルメニア人虐殺で追い込みかけようとしたからトルコとアメリカは仲悪いよ
平気でクルド人倒しにイラクへ攻めてくし、アメリカの言うこと聞かないよ
EUに入れてあげるとか言わないと援助は無理だと思う
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/12(火) 02:28:24 ID:jT/1YNJD
791 :名無しさん@九周年:2008/08/12(火) 02:14:34 ID:aPMG5q9T0
もうグルジアの頼みは隣のトルコしかないんじゃないか?
グルジアの差し迫った状況と、欧米諸国のへっぴり腰を考えたら。
NATO加盟国でグルジアに一番早く軍事援助できるのは地理的にトルコだし、
NATO加盟国の中で、第二の軍事大国なんだし。
823 :名無しさん@九周年:2008/08/12(火) 02:21:12 ID:fOl+SIGq0
>>791 アメリカがアルメニア人虐殺で追い込みかけようとしたからトルコとアメリカは仲悪いよ
平気でクルド人倒しにイラクへ攻めてくし、アメリカの言うこと聞かないよ
EUに入れてあげるとか言わないと援助は無理だと思う
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/16(土) 13:44:45 ID:+armtLNn
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/16(土) 13:45:50 ID:+armtLNn
南オセチア紛争の責任はトルコにある―ロシアのイズヴェスチア紙報道 2008年08月10日付 Milliyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/dunya/9623756.asp?gid=229&sz=66754 ロシアの主要新聞のひとつ、イズヴェスチア紙に昨日掲載された論説で、
3ヶ月前にロシア防衛省が発表した軍の報告書に基づき、グルジアに対する
軍事援助がアメリカ合衆国とトルコから最も多く行なわれたことが明らかにされ、
ワシントン政府とアンカラ政府が「紛争を扇動した」として非難された。
記事では、NATOメンバーのアメリカ合衆国とトルコがこの数年で援助や売却
によってグルジア政府に数十万ドル分もの武器を与えたことが明らかにされ、
「旧ソビエトの共和国の間で近年もっとも急速に軍事力を強化した国はグル
ジアである。2007年だけで同政府は武器購入のために大体10億ドル以上の
支出を行なった。グルジア兵は軍事訓練のため一般にアメリカ人やトルコ人の
専門家から訓練を受けた」とされている。
ロシアが昨日行なった会見は注意を引くものだった。
■ 罪の意識を感じるべきである
ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、この危機に関するテレビ会議で、
「グルジアに武器を供給しているものたちは、平和維持軍の兵士と多くの
ロシア市民も含む民間人の命が失われたことについて罪の意識を感じる
べきである」と述べた。ラヴコフ外相は、その後南オセチアでの「民族浄化」
についてウクライナを非難した。
しかしロシアの声明の対象は、グルジア同様に「カラー革命」で権力を取った
キエフ政府のみではないことが伝えてられている。グルジア軍のこの2年での
急速な軍事力の強化は、アメリカ合衆国、ウクライナ、イスラエルの援助に
主導されている。トルコも、グルジア軍の近代化において重要な役割を担った。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/16(土) 13:46:41 ID:+armtLNn
南オセチアで二人のトルコ人ジャーナリスト負傷 2008年08月11日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/9628966.asp?gid=229&sz=49031 カナルテュルク・テレビ局のインターネットサイトで報じられたニュースによると、
南オセチアの首都ツヒンバリに2キロほど入ったトルコ人ジャーナリストを乗せた
車に対し、オセチア軍が攻撃した。車に乗っていたNTV局員のヒルミ・ハジャル
オウルさんと、ジュムフル・チャトゥカイさんは怪我を免れたが、カナルテュルク社
の特派員レヴェント・オズテュルクさんとカメラマンのギュライ・エルヴィンさんが
軽傷を負った。病院で手当てを受けている二人の記者の容体は良好であることが
伝えられている。
■二人のジャーナリストが殺害
ロシアで刊行されている、『ロシア・ニュースウィーク』誌の特派員オルハン・
ジェマルさんは、エコ・モスクワ・ラジオ局に、戦争地帯から電話をし、南オセ
チアで二人のジャーナリストが死亡したことを伝えた。戦争地帯で命を落とした
二人のジャーナリストは、ロシア人のアレクサンダー・クリムチュックさんと、
グルジア人のグリゴール・チフラッゼさんであることが伝えられた。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/16(土) 13:48:30 ID:+armtLNn
トルコ国民をグルジアから救出するため準備開始 2008年08月11日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=724640&title=turk-vatandaslarini-gurcistandan-tahliye-icin-hazirliklar-basladi トビリシのトルコ大使館当局者の情報によると、南オセチアでの武力衝突が
続いている中、首都のトビリシとその周辺で暮らしているトルコ国民を安全に
避難させるための活動が行なわれている。対策の一環として、まずトルコ国民
をアゼルバイジャン国境にあるクルムズ・キョプリュ国境門から避難できるように
アゼルバイジャン政府との交渉が始まった。グルジアのサルプ国境門も、
非常事態時にトルコ国民の避難に使用することが計画されている。
コーカサス諸国で運送業を営む企業幹部のアフメト・オルネキさんは、5日前に
グルジアのゴリに行った運転手のひとりユスフ・アスランさんが携帯電話から
メールを送ったと説明した。オルネキさんは、アスラン運転手のメールに以下の
ような表現があったと説明した。
「足止めにあっている。戦争が終るまでは、税関から出られない。爆弾が我々の
左右、すぐそこで爆発している。私は安全なところに避難した。助けてください。
生死にかかわる非常に危険な状況にいる」
オルネキさんは、他のトルコ人運転手も戦争の渦中にいると述べた。
この戦争で、サルプ国境門の出入りも減っている。アルトヴィン県知事の
ジェンギズ・アイドウドゥは、「ここでは一日平均1000台の国際輸送トラックが
出入りしている。この数字がこの3日間でやっと1000台に達する状況だ。
ここで現在60台から70台の国際輸送トラックが待機しているが、この不透明な
状況が終るまでは留まりたい様子だ」と話した。
グルジアで身動きが取れなくなったヨーロッパ人達は、トルコとアルメニア経由
で避難している。ポーランドは、グルジアに取り残された国民を、トルコとアル
メニア経由で避難させると発表した。イタリアも120人の国民をアルメニア経由
で避難させた。
なぁ ヤルチュンダーで2回抜いた俺をどう思う?
すごく・・・変態です・・・w
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 17:57:18 ID:n3QBNAnU
既に、何人もの人が強調していることだが、グルジアでの戦いの火蓋を 切ったのはグルジアであってロシアではない。時間の経過と共に、次第に ロシアが悪役に回り、グルジアは大国ロシアに攻め込まれた、かわいそうな 小国というイメージが定着すると、全ての判断が狂って来る。 では、グルジアは何故戦争を始めたのか、ということを巡っては、アメリカが 間抜けだったという説と、アメリカが仕掛けたという説とがある。もちろん、 小国グルジアがロシアの軍事攻勢を予測せずに、戦端を切ったとは思えない。 グルジアの決定の裏には、アメリカのゴー・サインがあってのことであろう。 そうなれば、アメリカは何らかの目的を持って、グルジアに戦端を切らせた ということになろう。それは言うまでもなく、中央アジアのエネルギー問題で あろう。現在、中央アジアの石油ガスはほとんどが、ロシアを経由して西欧 諸国に輸出されており、このことから、中央アジア諸国はアメリカ寄りになり たくても、なかなかそうは舵を切れない状態にある。 今回、ロシアと事を構えた結果、南オセーチアばかりではなく、グルジアや アブハジアに対しても、国連軍あるいはNATO軍が、平和維持のために駐留 する口実が出来るかもしれない。これは、国連安保理がアメリカの支配下に あることは誰もが知っていることであり、意外に可能なのではないか。 加えて、アメリカはグルジアに戦端を切らせた結果、ウクライナやバルト3国 がCISからの離脱を主張し始め、実質的に旧ソ連東欧圏に対する、ロシアの 強い主導力の壁を壊すことに成功したのではないか。そのことは、中央アジア 諸国にとっても、ロシアに対する脅威が緩むことを意味しているのではないか。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 17:58:08 ID:n3QBNAnU
そうなれば、カザフスタンが細々とはじめたトルコ中心の、BTCパイプ・ライン (アゼルバイジャンのバクーとグルジアのチブリシとトルコのジェイハンを繋ぐ パイプ・ライン)を使った西側市場へのロシアを経由しない石油の輸出が、 もっと本格的なものになっていくのではないか。 ロシアがグルジアの出方に対し、強硬策を採らざるを得なかったのは、 グルジアを意識してというよりは、中央アジア諸国をより意識してではないか。 グルジアの動きを放置すれば、中央アジア諸国もロシアに対し、自由な行動を とり始める危険性があるからだ。 今回のグルジアとロシアとの紛争は、早期に終息する見通しだが、今後も 再燃する危険性を含んでいよう。そうであるとすれば、アメリカは早急に平和 維持軍を送り込むことを、安保理やNATOで決議するのではないか。 そもそものことの起こりは、トルコが提唱して推進した、BTCに原因があろう。 このBTCはそれだけロシアと世界にとって、重要なプロジェクトだったということだ。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/18(月) 17:54:15 ID:3tcdcby7
コーカサス同盟に、民族主義者行動党は消極姿勢 2008年08月13日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=13.08.2008&i=134435 民族主義者行動党は、エルドアン首相が発表したコーカサス同盟に
期待していないことを表明した。
民族主義者行動党オクタイ・ヴラル党派副代表は、レジェプ・タイイプ・
エルドアン首相の「コーカサス同盟」を良いこととはおもっていないと
明かした。ヴラル氏は、トルコ大国民議会で新聞記者と行った懇談会で、
「首相が提案したコーカサス同盟(案)は、内容が空虚であり、精査されて
いない提案です。この同盟は、アメリカ、EU、ロシアをも取り込んでおり、
これはどういった同盟なのでしょうか」と述べた。
アメリカはコーカサス地域に位置する国ではないにも関らず、この同盟
の中に名を連ねることを批判したヴラル氏は、「コーカサスには平和と
安定が重要なのです。ここでの不安定さや激しい展開は、トルコにも深く
関連のあるものです。政府にはコーカサス政策というものがありません。
コーカサス政策を発展させていくと述べることは不可能のようです。
コーカサスで平和と安定を破壊する一歩を誰が踏み出したのでしょうか、
そして誰が踏み出させたのでしょうか?これに関して健全な評価付けを
行う必要があります」と述べた。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/18(月) 17:55:06 ID:3tcdcby7
国民教育省職員は分類されていた アレヴィー、左翼、など 2008年08月12日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&ArticleID=977527&Date=12.08.2008&b= 国民教育省で働く多くの職員は「アレヴィー、クズルバシュ(アナトリアのアレヴィー)、
共産主義者、極左、サバタイ派、アレヴィー組織員、女たらし」といった表現で分類
されていた。
エルゲネコンの起訴状の添付ファイルの中にあったある書類によると、国民教育省
(MEB)が本部と地方の部署で働く多くの職員を分類していたことが明らかになった。
分類された職員たちに関して、「アレヴィー、クズルバシュ、共産主義者、極左、
サバタイ派、アレヴィー組織員、女たらし」といった表現が用いられている。
エルゲネコン訴訟の一環として逮捕され刑務所に拘束された特殊部隊の退役少佐
であるフィクレト・エメキは、家宅捜査をうけた。そこで分離主義テロ組織に関する
多くの報告書と共に、多くの分類報告書も見つかった。この分類書類の中でもっとも
注意を引くのは、国民教育省職員のものであった。「付属の情報メモ」という見出しが
ついた書類で、国民教育省内のアレヴィー派がリストアップされ、分類されていた。
■ドイツからの命令
リストの下に記載されたメモ書きには、「国民教育省ドイツ委員会のK.B.、N.T.、A.E.、
R.C.、T.C.、A.S.という名の職員が、エルフリーデ・シュペンゲルベアというドイツ人から
命令を受けたこと、また行ったあらゆる活動の見返りとして上述のドイツ人がこれら
職員たち各々に100-150ドイツマルクを支払ったことが立証されている」と述べられ
ている。この書類が、いつ、誰によって、何の目的で用意されたのか判っていないが、
分類された人々に関して以下のように述べられている。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/18(月) 17:57:14 ID:3tcdcby7
■さあ、これが分類記録 事務次官C.C.: 国民教育省におけるアレヴィー勧誘活動の中心人物。 財務局のK.K.やS.G.と連絡を取りながらアレヴィー派組織化の ために動いている。秘書と不適切な関係を持っている。 事務次官補佐I.B.: アレヴィー派で、組織の一員。 R.S.: アレヴィー派組織の一員、極左思想。 C.A.: 極左思想、ラフシャン・エジェヴィットの国民教育省における手先。 アレヴィー派と協力関係にある。サバタイ派。 T.Y.: 極左思想、アレヴィー派組織の一員。しばし海外へ渡航する。 G.C.: 極左思想、アレヴィー派組織の一員。 B.Y.: 極左派思想、金と女性にだらしない。 A.S.: 病気をもつ、退職済み、これといった思想を有しない。 A.Y.: 極左思想、アレヴィー派組織の一員。妻が売春している。 K.K.: アレヴィー派(クズルバシュ)、極左思想。財務局をすっかりアレヴィー派の組織にした。 学校から極左派、アレヴィー派(クルド人)の者を国民教育省に引き抜いた。 財務局長S.G.: K.K.の手下で補佐。アレヴィー派組織化の実行者。 H.K.: アレヴィー派 H.G.: アレヴィー派(共産主義者)、極左そして女性に極端にだらしない。 T.K.: アレヴィー派。女性と金に弱い。予備校から賄賂を受け取る。 社会局局長F.S.: アレヴィー派、極左。 A.S.: 教育指導局におり、アレヴィー派、極左。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/19(火) 21:35:15 ID:FfyJyfoi
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/20(水) 23:04:26 ID:MCgebU4i
エルドアン首相提唱のコーカサス同盟を、ロシア政府が承認 2008年08月14日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/9657552.asp?gid=233&sz=84821 ロシア首脳陣はコーカサス危機の解決において、トルコの役割を重視している
という姿勢を、エルドアン首相に対する「例外的な待遇」の形で示した。メドヴェー
ジェフ大統領、プーチン首相、ラヴロフ外相といったロシア政府全首脳陣と同じ
会食のテーブルについたエルドアン首相が、コーカサス同盟という提案を出した
ことで、その提案にもゴーサインが出された。
西欧のグルジア主軸の外交に冷ややかな対応を示すロシア政府は、コーカサス
危機の解決において、トルコが仲介者としての役割を担ってくれることを重視して
いるという姿勢を、「例外的な待遇」の形で示した。レジェップ・タイイプ・エルドアン
首相は、8月13日にグルジア‐ロシアの危機を受け、モスクワに招かれた。モスクワ
ではロシアのドミトリー・メドヴェージェフ大統領、ウラジミール・プーチン首相、セル
ゲイ・ラヴロフ外相といった政府の首脳陣との会食に出席した。
■サルコジ仏大統領は黒子に徹する
この結果、以前に仲介のためにモスクワを訪問したフランスのニコラ・サルコジ
大統領は「黒子に徹する」と解釈された。エルドアン首相は、ユーリ・アンドロポフ
元ソヴィエト書記長の居住地であったメイン・ドルフ城で行われた会談のあとに
短い会見を開き、トルコとロシアが、コーカサス安定のための合意に向け努力
することを承認したと述べた。エルドアン首相は、「ロシアとトルコの間のこの
努力は、両国の外相によってなされる」と話した。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/20(水) 23:06:02 ID:MCgebU4i
■トビリシをも訪問 グルジア危機の最中に訪問が実現したことをも強調するエルドアン首相は、 「モスクワからトビリシへ行くつもりである。サーカシヴィリ大統領との会談も確実 に実現させます。事実、ご存知のように、和平実現のためフランスとアメリカが 開始させた6項目プランがある。私たちもこの件で、この地域での安定と安全の 保証のために貢献するようつとめる」と話した。 エルドアン首相は、トルコとロシアの関係が経済、政治と軍事の面で広がって いることを指摘し、ロシアはトルコの貿易相手国の第1位になったことを強調した。 メドヴェージェフ大統領も会見で、トルコとロシアの関係はすべての分野で進ん でいると同時に、発展していると強調した。 メドヴェージェフ大統領は、エルドアン首相との会談で「グルジアの武力侵略に ついて話し合った」と述べた。コーカサス危機を重視するエルドアン首相は、 8月14日もトビリシへ移動し、グルジアのサーカシヴィリ大統領と会う予定である。 ■アンカラ政府主導で モスクワ政府は、フランスのニコラ・サルコジ大統領には行わなかった待遇を エルドアン首相に行ったことで、コーカサス危機の解決において主導権をトルコ へ引き渡したことを示した。一方、アブドゥッラー・ギュル大統領は、グルジアの ミハイル・サーカシヴィリ大統領とロシアのドミトリー・アナトリエヴィッチ・メドヴェ ージェフ大統領と電話で会談した。大統領官邸が行った会見では、会談でグル ジアに関する最近の進展について、状況分析がなされたことが明らかにされた。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/20(水) 23:08:23 ID:MCgebU4i
首相、「コーカサス安定・協力プラットフォームへのアルメニアの参加を歓迎」 2008年08月15日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=15.08.2008&i=134783 ロシア・グルジア訪問から帰国したエルドアン首相は、アゼルバイジャンとアルメ
ニアの「コーカサス安定・協力プラットフォーム」への参加が域内平和の貢献に
つながると述べた。同首相は、アリ・ババジャン外相とロシアのセルゲイ・ラブロフ
外相が来週会談を行い、プラットフォームのためのプロセスを開始すると述べた。
ボドゥルムのミラス空港で記者会見を行ったエルドアン首相は、コーカサス地方
での衝突後、初めに手を差し伸べて援助した組織がトルコ赤新月であったと述べ、
また、「コーカサス安定・協力プラットフォーム」が地域に基づく域内平和と共同
安全保障を重視し、経済協力及びエネルギー保障を含む協定であると述べ、
以下のように続けた。
「来週中にアゼルバイジャンを訪問予定である。アゼルバイジャンもこのプラット
フォームに参加するべきだと思っている。というのも、地域関係を基本に活動する
からである。一方で、域内平和に大きく貢献するであろうアルメニアも参加すべき
だと考えている。このプラットフォームが何をもたらし、何を取り去るかは、もちろん
ミンスク・プロセスが関ってくる。このプロセス実行の筆頭として、米国、ロシア、
フランスが挙げられる。しかし、13年間続いたこのプロセスで、未だ結果は出て
いない。このプロセスのスピードを上げ、早期に結果を出したいと思っている。
ナゴルノ・カラバフ問題の解決は、アゼルバイジャン・アルメニア関係を融和する
ことにも役立つ。もちろん、他にも現在起こっているロシア・グルジア間の問題もある。
この新たなコーカサス安定・協力プラットフォームは、ロシア・グルジア間の問題解決
にも役立つと信じている。というのも、平和がないところで安定も安全もあり得ない。
これを成功させたときに、本当の意味での協力関係が始まる。そこで平和が力を
持ち始める。この点でこの一歩がとても重要だと信じている。このプラットフォームを
実現することができたなら、各国は割り当てられた役割を果たしながら、域内の人々
に平和をもたらすのに貢献できる。」
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/22(金) 23:12:15 ID:a9BvDK9P
これまで、トルコのビジネスマンに会う度に、何度も繰り返して話して きたのだが、現在、ドバイが進めている経済発展のパターンは、近い 将来必ず破綻するということだ。 ドバイに初めて出かけた人は、ドバイの魅力を口にするが、所詮は 博打場経済でしかない。しかも金は他人の懐が狙いなのだ。イスラム 金融にしろ、ほかの金融にしろ、アブダビにかなうわけがない。 ドバイが現在の位置を保っていけるか否かは、湾岸諸国の投機資金が、 どこまで継続して入ってくるかによろう。それと酒、女、生活スタイルが欧米 と変わらない便利さ(?)による、欧米人のドバイに対する評価ではないか。 もちろん航空、海運、通信といった分野での、発展努力という意味での ドバイの努力もあろうが。 ドバイで話題になっている人工島の住宅は、所詮人の住める所ではない。 摂氏50度の国で、しかも、高い湿度と来たら、快適な生活環境であるはずが ないのだ。もちろん、エアコンの効いた自宅から、エアコンの効いた車に乗り、 エアコンの効いた執務室に向かい人達にとっては快適かもしれないが、 それも季節によっては耐え難いものだろう。 その点、トルコの持つ海岸線は黒海、マルマラ海、エーゲ海、地中海と 長く、気候も人間の生活に最適なのだ。したがって、湾岸諸国の最悪の 気候の中で生活している人たちから見れば、トルコの海岸線の居住地域は、 天国のようなものであろう。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/22(金) 23:13:40 ID:a9BvDK9P
エジプトに湾岸諸国の人たちが向かったのは、自国と比較して、まだマシ なことと、アラビア語が使えるメリットだったと思う。そのため、エジプトは 湾岸諸国の人たちを対象に、巨大なショッピング・モールを建設し、豪華な ホテルと邸宅を建てもした。 こうしたエジプトの努力を見てか、トルコでも湾岸諸国政府や、同地域の 住民を意識した対策を採り始めている。テレビ番組では、アラビア語放送が 始まり、湾岸諸国の人たちが受け入れられる、ホーム・ドラマや歴史ドラマが 増えているということだ。 その甲斐あってか、今年は湾岸諸国からの家族旅行、しかも、長期滞在組 が激増しているということだ。トルコは実際に行ってみると、病みつきになる 魅力のある国なだけに、今後、湾岸諸国の人たちの訪問が増え、加えて 不動産の購入が増え、投資が増えていくものと思われる。その可能性を トルコ人たちも意識し始めている。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/23(土) 18:49:16 ID:HvfDMnGA
今、トルコ国内ではこれまでとは、全く異なる種類の明るさが出始めている。 それは、エルゲネコンがマスコミ批判の対象になり、政府がエルゲネコン問題 の追及に、本格的に乗り出してきたからだ。 エルゲネコンとは、政治家、弁護士、裁判官、警察、軍人、ジャーナリスト、 経営者、学者、マフィアなど、あらゆる層のエリート(?)たちを集めた、トルコ 社会の影の権力集団だ。したがって、これまでこのエルゲネコンを、白日の下 に晒せる政権は、過去には存在しなかった。もし与党がその様な動きに出れば、 エルゲネコンは軍を動かしてクーデターを起こし、体制を打倒していたからだ。 もちろん、過去に軍が行ったクーデターは、全てがエルゲネコンがらみだ、 と言っているわけではないが。 野党も同様であり、エルゲネコン追求の動きに出れば、簡単に暗殺される 状態になっていたのだ。ジャーナリストもしかりで、何人ものジャーナリストが、 過去にエルゲネコン追求を試み、暗殺されているのだ。したがって、まさに トルコ社会におけるアンタッチャブルな組織が、このエルゲネコンだったのだ。 しかし、現在のトルコの与党AKPは、国民の広い支持と、欧米の支持を受け、 遂に、エルゲネコン退治に乗り出したのだ。そして、エルゲネコンのメンバーの 多くが、既にリスト・アップされ、公表されるに至っている。この結果、これまで まかり通ってきた不正な取引や公金横領のシステムは、崩壊の方向に向かい 始めている。既に、エルゲネコンのメンバーが裏で結託しあって利益を得える ことは不可能になっているのだ。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/23(土) 18:52:41 ID:HvfDMnGA
この大きな変化を、一番喜んだのはトルコの大衆だった。 彼らは、エルゲネコンの存在を知っていても、エルゲネコンが悪辣なことを していることを知っていても、これまで何も出来なかったのだ。 今回のエルゲネコンに対するトルコ社会の流れは、およそ以下のような ものだった。 1:最初にAKP支持が拡大しAKPが与党に就任した。 2:AKPは次々に新しい方針を打ち出し実行して行った。 3:結果的に汚職が減りトルコの経済は好転して行った。 4:国民はAKP支持を強めていった。 5:警察はAKP支持に回った。 6:軍も与党に対する反対姿勢を辞め、協調路線を選択した。 7:結果的に、エルゲネコン追求に反対する勢力が激減し、今回の対応が可能となった。 トルコ国民はいま、エルゲネコン退治が進むことによって、大きくトルコ社会が 改善していくという期待感を持っている。トルコもインフレで苦境に直面しているが、 国民の殆どは、明日への希望を抱き、与党AKPに対する信頼感を強めているようだ。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/25(月) 14:03:29 ID:4zjxKv1h
トルコ系諸国の元首が集まる会議、また延期 2008年08月19日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=727417&title=turkce-konusan-ulkelerin-liderleri-yine-bulusamiyor トルコ系諸国の元首が一堂に会する会議がまた延期された。9月5日にアゼル
バイジャンの首都バクーで行われる予定のトップ会談は、各元首の予定が
合わないという理由でまた持ち越された。アゼルバイジャンは9月初旬に
トルコ系諸国の元首が2年ぶりに集まるため準備を行っていた。
しかし、9月5日に行われることになっていた会議に、カザフスタンのヌルスル
タン・ナザルバエフ大統領の予定に変更があり参加できなくなったことで、
「トルコ系諸国」の元首の会議は延期された。情報筋によると、9月5日の会議
にウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領も参加できないもようである。
ソヴィエト連邦崩壊後に独立を勝ち取った「トルコ系諸国」とトルコ共和国は、
当時のトュルグト・オザル大統領が第一歩を踏み出してくれたおかげで、
1992年に初めて一堂に会した。2006年の会議はトルコが主催国となった。
しかしトゥルクメニスタンからは大使級の人物が派遣された一方、ウズベキ
スタンからは誰も会議に出席しなかった。2006年のアンタルヤでの会議は
5年ぶりに開催され、会議の日程は何度か変更された。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/25(月) 14:04:22 ID:4zjxKv1h
エルドアン首相は、ロシアとグルジアの後に今回アゼルバイジャンへ向か った。エルドアン首相は明日(20日)アゼルバイジャンの首都バクーへ日帰り で訪問する。アゼルバイジャンのイフラム・アリイェフ首相と会談するエルド アン首相の最重要課題は、グルジスタンで勃発した紛争の後にトルコ政府が 唱えた「コーカサスの安定と協力のプラットフォーム」である。 さらにバクー−トビリシ−ジェイハンのパイプラインも扱われる議題である。 グルジア・ロシア間の紛争後活動を開始したトルコは、この地域で「コーカ サスの安定と協力のプラットフォーム」を設立するため着手した。 先週の半ばに休暇を途中で切り上げ、モスクワとトビリシに向かったエルド アン首相は、ロシアのメドヴェージェフ大統領、プーチン首相、グルジアの ミハイル・サアカシュヴィリ大統領と会談した。 「コーカサスの安定と協力のプラットフォーム」案を発表したトルコ政府は、 トルコ、ロシア、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアからなる、経済 活動に比重を置いた連合を構想している。しかしアルメニアが連合の中に 含まれることでアゼルバイジャンがどのような発言をするかが注目される。
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/25(月) 14:10:38 ID:4zjxKv1h
トルコでアクセス禁止のインターネットサイト数、853に 2008年08月22日付 Milliyet紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20080822_142752.html トルコで「有害なコンテンツ」が理由で閉鎖されたインターネットサイト数が
853に達した。テレコミュニケーション協会(TK)の関連団体であるテレコミュ
ニケーション通信局は、2008年8月18日時点で、612を通信局権限で、241を
裁判所の判決で、合計853のインターネットサイトへのアクセスを禁止している。
サイトが禁止された理由を見てみると「子供の性的搾取」、「わいせつ」そして
「アタテュルクに否定的な内容」などがほとんどである。
853の禁止サイトの中には「YouTube」、「worldpress.com」、「dailymation.com」
といった海外の人気サイトもある。YouTubeは世界で最もアクセスが多い動画
サイトだが、トルコでは3ヶ月半前からアクセスが禁止されている。
テレコミュニケーション協会内に設けられたインターネット管理部局は、同局
自らまたは通報や抗議を通じて、法律に照らして有害と判断されるコンテンツ
を含んだサイトを次々に閉鎖し続けている。これに対し、インターネットの世界
では禁止措置に対する様々な反応が起こり始めた。フォーラムやブログで
禁止措置に反感を示す書き込みが多くなっている。禁止措置への問題提起
として、変わった方法を使う人たちもいる。
「Anafikir.org」は、「当サイトへのアクセスは自主的な判断により禁止されて
います」という謳い文句を使い、トルコで行われているアクセス禁止措置に
皆の関心を集めるため、インターネット上でキャンペーンを開始した。
「Sansuresansur.org」というアドレスのサイトでも同様の活動が行われている。
同サイトが用意したコードを、禁止措置に反対する人々が自分のインター
ネットサイトやブログに付与しており、その数は441サイトに及んでいる。
YouTube.comは、アタテュルクへの侮辱が含まれる動画が原因で2007年の
3月にはじめてアクセス禁止となった。YouTubeに対し3つの禁止令が出ている。
4月23日、4月30日、そして最後に5月5日付の判決がアクセス禁止を命じた。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/25(月) 23:38:24 ID:DTro6bJz
なんなんだここは かんけつにかけ
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/26(火) 19:13:13 ID:sCLVzslB
トルコでは、連日、エルゲネコンと呼ばれる、影の権力集団をめぐる ニュースでにぎわっている。この影の権力集団を、一掃出来るか否かが、 今後のトルコ発展に直接関っているだけに、ことは重大なのだ。 これまで搾取される側に回っていたトルコの一般国民からすれば、 エルドアン政権の進めるエルゲネコン狩りは、まさに革命的な出来事 であろうし、逆に、これまで権力の座にいて美味い汁を吸ってきた、 表面に出ている権力者や、裏側でほくそ笑んできた権力と繋がる人達 にしてみれば、まさに地獄の日々の始まりであろう。 エルゲネコンに関する記事が、連日、しかも何本も新聞に登場し、 テレビのニュースや解説で流されている中で、「エルゲネコンのボスとは どういう人物なのか?」ということを、多くの人々の推測と事情通の情報を 元に、モンタージュを作ってみたところ、これがトルコ共和国建国の父 ケマル・アタチュルクに、そっくりだったということだ。 その似顔絵は、与党AKPを支持するマスコミでは、大々的に紹介され 笑いを誘ったが、世俗派のマスコミは、これを一切掲載しなかったという ことだ。当然であろう。今をときめく、大悪党集団エルゲネコンのボスの 似顔絵が、トルコ共和国の建国の父であり、世俗主義を主導したケマル・ アタチュルクにそっくりなのでは、世俗主義者は激怒したことであろう。 他方、AKP支持者たちにしてみれば、これほど笑える話はなかろう。 AKP支持者たちが腹を抱えて笑っている様子を、見られないのが残念 だったが、その話を私にしてくれた人物は話しながら噴出していた。 つまり、トルコの世俗主義あるいは今までの傾向が、エルゲネコン 事件で全く様相を異にしたということだ。それだけエルゲネコン事件は トルコを変革させているということであり、まさにトルコ共和国第二革命、 あるいはトルコが、第二共和国の時代を迎えたといえよう。今のトルコ には、建国の父ケマル・アタチュルクを含め、世俗主義に関しては タブーが無くなったということだ。
Fikret Bila コラム:公正発展党の信用問題 2008年08月23日付 Milliyet紙 憲法裁判所は、公正発展党(AKP)が世俗主義に反する活動の中心であるという訴えを、 1票対10票で[否決する]判決を下した。同党を解党せず、国庫からの政党助成金を一定の割合で削減する決定をした。 高等裁判所のこの判決からさほど経たないうちに、政府と公正発展党のスポークスマンたちは新憲法プロジェクトを再び口にし始めた。 公正発展党は新憲法を通すことに執着しているようだ。つまり次の会期に、 公正発展党の新憲法プロジェクトが再度、トルコの議事項目になるのだろう。 ■信頼性の問題 憲法問題について、公正発展党の試験の結果は良くなかった。 彼らは「新憲法」プロジェクトを、トルコの協議事項に持ち込んだ。 エルグン・オズブドゥン教授を長とする委員会に新憲法の草案を準備させた。 この草案は世論に提示され議論された。世論は草案を時に支持し、時に支持しなかった。 オズブドゥン教授の草案を、公正発展党の政策委員会が検討し、加筆、削除、訂正を行ったが、 「これは公正発展党の新憲法草案です」と言って、正式に世論に提示しなかった。 その代りに突然の画策により新憲法草案をふちに追いやり、 大学におけるイスラーム風スカーフ解禁だけのために、2つの憲法条項の改正を行った。 アブドゥッラフ・ギュル大統領も改正を承認した。
この突然の画策は、公正発展党そのものについて、信頼性の問題を生み出した。 単にイスラーム風スカーフ解禁のために2条項の改正を行うことは、 公正発展党の本当の目的が新たな憲法ではなく、イスラーム風スカーフの解禁であったという見方が広まった。 憲法裁判所は問題の二つの条項改正を無効とした。そして公正発展党のこの試みは結果を得ずに終った。 公正発展党は今、また「新憲法」の話をしている。 当然、同じ疑問が議題になるのだろう。 公正発展党の新憲法の目的は何であろうか?単に自党の政治信条に障害である憲法の諸規定を撤廃すること、 あるいは改訂することであろうか?もしくは真に新しく現代的な憲法を作成することだろうか? この点で世論がもつ疑念は続くだろう。疑念の根源は、公正発展党がこれまでの間に示してきた様々な画策であり、 この行動スタイルが公正発展党解党のとば口まで追いやった展開において重要な部分を占めていたことは否定しえない。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/28(木) 14:16:38 ID:WhU3juCH
495 名前:チタン ◆prDdJ8Ym5w [sage] 投稿日:2008/08/21(木) 22:55:33 ID:rVwq0cgr0 ガスプロムの連中が米国とトルコが組んでると避難しているのは トルコパイプラインの問題だろう。イスラエルが出てこないのは そういうことに興味がなくてとること米国がロシアを通さずに天然ガスや石油を欧州に運ぶ ラインを考えていることを避難する純粋な経済問題で、イスラエルはこれに関係してないから 話にでてこないだけじゃないかな? まあ、なんにせよ、今回のボスポラスのケンを見ても分かるように トルコがどう動くかで情勢が変わる。おれがトルコをキーポイントとする所以である しかし、ボスポオラスを通って黒海入りとはロシアにとっては浦賀にペリーが入ってきたようなもんだな さて、これでロシアがどう動くか・・・あそこは力関係に素直な国だからこれで引くかも知れんな 艦隊でなく旗艦をいれて象徴的な意味合いにしているところが味噌か これでロシアが引かなければ艦隊の派遣もあるということだろう その脅しに空母艦隊が外に控えているということか。これはロシアが一旦ひくと読む
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/31(日) 23:01:05 ID:ZBk5nzbG
民主市民党アイナ副党首、PKKを擁護 2008年08月29日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&ArticleID=984206&Date=29.08.2008&b= 民主市民党のエミネ・アイナ副党首は、「PKKを話し合いに加えてほしい」
と発言したことで反感を買っているが、自分が正しいと思うことは発言し
続けると述べている。
アイナ副党首は、爆弾事件を「戦争の一部」と位置づけた。
■「血の復讐に姿を変えた」
自らの発言が世論で、そして民主市民党内で議論の的となったアイナ
副党首は、トルコ軍のPKKとの戦いが血の復讐に姿を変えたと主張した。
アイナ副党首は、トルコではこれまでクルド人による多くの反乱が問題と
なったが、これらの反乱が抑圧、殺戮、死刑といった方法で鎮圧されて
きた主張し、こう続けた。
「ある反乱が鎮圧されても、クルド問題を起こす原因が解決されないため、
次の反乱が起きてくると言われます。今日も同様のことが行われています。
皆さんは血の復讐をどのように解決しますか?相手に会って、両者が合意
できる点を見つけるでしょう。もし『われわれ側はこれだけ殺された』と数を
出したら、これは解決することはできません。あるいは『われわれはあなた
たちを何としても殺害する』と言ったら解決はしません。
アイナ副党首は、軍がテロとの戦いでより多くの権限を求めていることに関し、
以下のように批判した。「軍の理屈であり、軍国主義者的考えだ。反民主主義
以外の何ものでもない」
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/03(水) 18:14:56 ID:edrCP9m3
グルジア問題を機に、アメリカとロシアとの間で緊張が続いているが、 この緊張関係は、多くの国々に影響を及ぼしている。 ロシアとトルコとの間でも、ある種の緊張関係が始まっている。 これまでロシアは、一般消費物資を中心に、トルコ製品の巨大な市場 になっていた。トルコは30億ドルとも40億ドルとも言われる輸出を、 ロシアに対して行ってきていたのだ。同時に、ロシアもトルコに向けて、 エネルギーを輸出してきており、この額も30億ドル程度といわれている。 つまり、ロシアとトルコはお互いに、相手を大きな取引先としてきている のだ。この相互依存関係に、最近影が落ち始めている。 トルコは直接ロシアに対して輸出するほかに、ヨーロッパを経由しても 輸出しているが、このトルコ製品を積んだトラックが、最近厳しい検査を 受けるようになってきているのだ。このロシアによるトルコ製品の国境 地帯での検査に対し、トルコ側も同様に、国境での検査を強化するという 対抗措置をとっている。一説によれば、トルコがアメリカの艦船に対し、 ボスポラス海峡の通過を認め、アメリカの艦船が黒海に入り、グルジアに 到着したことに、ロシアが腹を立てたのだろうということだ。 しかし、このロシアとトルコとの緊張関係は、案外,底が浅いのでは ないか。輸入禁止ではなく、現段階では相互に嫌がらせをしているに 過ぎないからだ。つまり、お互いが牽制しあっているという事ではないか。 最近、トルコが グルジア問題の解決に、活発に動いているが、それは ロシアにとって、必ずしも不都合な話ではあるまい。ロシアがトルコとの 関係を断絶するようなことになれば、ロシアは完全に西側とのパイプが 断ち切られたような状況になるからだ。ロシア・トルコ関係が良好な状態 に戻ることを願いたい。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/04(木) 22:59:24 ID:HK4p/m5M
ここにきて、やっと湾岸諸国がトルコの存在価値を高く評価し始めたようだ。 しかも、その傾向はアメリカのイラン攻撃の可能性が次第に高まっている なかで、現実的な危険からさけることに的が絞られてきたようだ。 湾岸諸国のトルコに対する関心は、2000年代に入り、エルドアン首相という イスラム教に理解を示す政党が与党になってからは前進が見られていた。 しかし、イギリスが埋め込んだトルコに対するネガテイブなイメージがあった ことから、湾岸諸国はトルコとの間に、もう一歩踏み込めないものがあった。 しかし、2005年ごろから湾岸諸国は、トルコの持つ外交力、軍事力、経済 発展の実績などを目の当たりにし,、トルコ企業が湾岸諸国に進出するのを 大幅に認めるようになっている。 たとえば、ドバイで日本企業が進めているモノレール工事には、トルコの 企業が参加しているし、トルコ製品が湾岸諸国の市場に出回ってもいる。 口数の多いアラブ人とは違って、トルコ人は不言実行型の人が多いことも、 好感を抱かれている理由であろうか。近く、サウジアラビアのジェッダで開催 される、湾岸諸国とトルコの経済・治安・政治協力会議では、トルコと湾岸 諸国との間で、覚書が交わされる予定だということだ。 以前から湾岸諸国はトルコ軍の駐留を希望してきたが、今回の会議では 具体的な話に及ぶかもしれない。トルコ軍が規模に関係なく、湾岸諸国に 駐留するようになれば、イランもそれなりのトルコ軍に対する敬意を表さ なければならなくなり、軽々には湾岸諸国に対する恫喝をしなくなろう。 同時に、トルコは湾岸諸国とイランとの、良好な関係を構築していく上で、 橋渡し役ともなろうし、アメリカの湾岸地域のプレゼンスを、低下させること にもつながろう。今後の推移が興味深い動きだ。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/05(金) 20:53:33 ID:T9hUbPXR
Taha Akyolコラム:ギュル大統領、アルメニアを訪問すべきか 2008年09月01日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yazar.aspx?aType=YazarDetay&ArticleID=985189&AuthorID=62&Date=01.09.2008&b=Ermenistana%20gitm ギュル共和国大統領は、国際試合を観戦するために9月6日にアルメニア
共和国の首都エリヴァンを訪問し、サルキシャン大統領と会談するのだろうか。
ギュル大統領が外務省に与えた指示がある。それは「この訪問は観光を
目的とした訪問であってはならない。政治・経済の分野で進展が見込まれる
ようなら私は行きましょう。さもなければ必要はない」というものである。
現在、ギュル大統領の訪問のために、外務省は協議事項について、つまり
サルキシャン大統領と共に行われる会談の協議事項に関連したトルコ側の
要求について、アルメニア側と話し合っている。アルメニア側から来た最初の
返事は肯定的であり、エリヴァン訪問の可能性は非常に高まった。ただし、
『観光を目的とした訪問』にとどまらないことが訪問確定と関わっている。
トルコ代表の試合を契機に行われる会談では、3つの議題に重点を置いている。
一つ目は、共同歴史委員会の提案である。トルコのこの提案をアルメニアは
承諾しなかったが、正式に拒否したわけではない。このような委員会をアルメ
ニアが承諾することは、『ジェノサイド』という主張について議論の余地を受け
入れるということである。これは彼らの立場上難しい。しかし、確実な承諾が
得られなかったとしても、共同で歴史を研究することの可能性についてサル
キシャン大統領がギュル大統領に何かしらの意思を示すことは、この訪問を
『観光的』なものから脱皮させる重要な要素である。
二つ目は、コーカサス安定・協力プラットフォームについてである。トルコは
このビジョンを説明し、このコーカサス地域での目的がアルメニアを排除する
ためのものでないことを示したいと考えている。さらにギュル大統領は、トルコ
がアルメニアに対して行った意思表示をも思い出させるであろう。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/05(金) 20:54:21 ID:T9hUbPXR
トルコは(1991年の)アルメニア(の独立)をトルコ系諸共和国とともに同時に 承認した。そして飛行機の路線も開通されている。また4万人のアルメニア人が トルコで平穏に働いている。黒海に面していないアルメニアを、トルコは意志表示 の一環として黒海経済協力機構に招き、加盟する手助けをした。 イスタンブルでの機構会議場ではアルメニアの国旗がはためいている。 三つ目は、カラバフ地域の問題についてである。ギュル大統領は、会談に おける議題の一つが、必ずカラバフの問題であることを望んでいる。なぜなら、 カラバフにおけるアルメニア人占領を批判するはずだからである。 二人の共和国大統領の間でこのような『真剣な会談』が行われるなら、ギュル 大統領は国際試合のためにエリヴァンに赴くであろう。この間ギュル大統領は、 イルハム・アリエフアゼルバイジャン大統領をトルコに招待した!ギュル大統領 のエリヴァン訪問が議題となっている時期でのこの招待は、もちろん重要な 政治的メッセージである。 ギュル大統領のエリヴァン訪問によって、(アゼルバイジャンの首都である) バクーが不愉快な思いをするといった噂は、あまり現実的ではない。バクーは、 アンカラとギュル大統領双方のカラバフ問題に対する過敏さをよく知っている。 バクーからアンカラへ「ギュル大統領がエリヴァンに行きませんように」といった 小さなサインも届かなかった。 トルコにとってアゼルバイジャンは単に『二つの国家、一つの国民』というレベル の協調によって成り立っているわけではない。トルコのコーカサス地域に対する 戦略と、『大陸間のエネルギー回廊』政策の両方の基礎はアゼルバイジャンに 負っている。我々の感情よりもまず、本質的にこの『現実的政策』の諸要因が、 コーカサス政策における『アゼルバイジャンの優先』を必要としているのである。 トルコとアルメニアの間にある氷を解かすために、ギュル大統領の訪問は重要 な一歩となりうる、いやならなくてはいけないのだが・・どうかエリヴァンも、アル メニア・ディアスポラの夢想主義が間違いであることと、トルコとの和平の必要性 にすでに気づいていますように。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/08(月) 20:12:28 ID:cFzJK7Ko
トルコはついに中東の覇権国家になるのかなあ・・・ アメリカがアフガン侵攻作戦に踏み切ったのも西はトルコが押さえてくれるというメドがたったからだろう グルジア問題でもボスポラス海峡を開放するという国際社会を驚かせる方法で欧米を支援している これは湾岸戦争以来、欧米の国土通過を渋ってきたトルコとしては破格の対応だと思う 俺は湾岸戦争開始時にパキスタンにいて慌ててイランイラクからヨルダンイスラエルエジプトへ抜ける ルートを変更してイランから北のトルコに抜けた。その理由がトルコが米英の地上軍の通過を渋っており この方面に関してはドンパチが起こる可能性が低いというものだったからだ 空軍は来ていたが地上軍は交渉に手間取っていたのを覚えている。イランにいるのも危険と判断された イラクはイラン捕虜を解放、占領した土地をすべて返還するという手段をとっており、 もしかしたらイランがイラク側で参戦するかもしれないと噂されていたからだ そこまで譲歩するのはイラクが焦っており、米軍とまともにやっては勝ち目がないので イスラエルにミサイルをぶち込んでイスラエルを参戦させ、地域を大混乱にさせる可能性が高いと言われており その状況の場合、トルコだけは参戦しないだろうと言うことで旅行者はほぼすべてトルコへ脱出をはかっていた まあ、イランにいたので選択できたが、イラクに入っていた貧乏旅行者連中はみんな拘束された TVでは企業の日本人とその家族しか人質とされていなかったが 開戦と同時に安宿はすべて手入れがあって、拘束されたらしい。ほんで全員人質の価値無しとして 空港に連れて行かれ、片っ端から各国が出した航空機の余った座席に強制的に乗せられたそうな ベルリンでそういう人にあったが、その人はどこに行くのかもさっぱり分からず航空機に乗せられついたらアントワープだった そうな貧乏旅行するつもりでアジアにいたのに突然欧米にとばされ、旅行計画が崩壊したとこぼしていた まあ、アフリカとかに飛ばされなかっただけましかと言ってたが・・・すごろくの3っ進むとか戻るみたいなのでワラタ
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/08(月) 20:15:15 ID:cFzJK7Ko
こりゃトルコをパイプラインは通る、イラク北部の原油は管理下に入る 欧米の支持はつく、もしかしたらロシアとも裏で通じ合ってると ま差に1970年代のタイと同じ状況。タイは地域覇権国家になるのでなく 経済発展によるバランサーになるのを選んだんだよね だから急速に発展した。タイは食料自給率も高かったし、産業投資がきて 非常にいい感じで発展した。タイ王室による独裁的なコントロールもうまく働いた トルコもAKPが独裁になりそうだし、これはうまいこといくかもしれない やはり投資するならトルコかな? これで中東の未来図が見えてきたな、アメリカはイランの核所有をみとめる拡散は認めない そしてイランとアラブ、イスラエルをトルコをバランサーにすることで安定させる イラクは三国志でいう荊州になるだろう。魏呉蜀に勢力の集中で ばらばらになったところだ。 ここからはトルコの動向を見ていれば色々な国家交渉の行方が分かる トルコが手を手をひいた交渉は頓挫か混乱する 国際情勢の安定をはかるパラメーターになる。 原油は下がるな。このトルコに躍進振りは 中東の地域安定の大きな推進剤になる。もし、9月のイスラエルの新大統領が イランと融和すれば暴落だろう。おそらくその方向へ行く そうでなければ仲介しているトルコの面子がつぶれてしまう だが、それが起こるまで宥和の兆候はないだろう。弱気を見せれば 交渉がなったときに大幅な譲歩を迫られる、逆に強気に口先攻撃が激しくなる可能性が高い みんなだまされないようにね、とりあえず、俺が予測したとおりに中東は進んでいるようだ
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/08(月) 20:17:58 ID:cFzJK7Ko
ここまでトルコがキーマンになるとトルコを怒らすことをする国はないだろう なんせ、中東の水源をほぼすべて握っているのがでかい トルコを怒らせたら 「ああ、ほんじゃ、上流でダム作って水量減らすから」といわれたら 中東は干上がってしまう。前に書いたが、この水問題が俺が 「トルコは中東でにらみを効かし、イスラエルですら逆らえなくなるだろう」と予測した根拠 20世紀は戦争と原油がキーだったが、21世紀は紛争と水がキーになる 中東の力構造はもはや原油でなく、トルコのように水をおさえるか、ヨルダンのように 徹底したトップダウンの特殊工作で治安安定を図るかにかかるだろう 今まで低い地位に甘んじていたトルコ、ヨルダンの躍進を予測する そして、その強力にして優秀なヨルダンの国王と麻生が皇室がらみで非常に仲がいいというのも注目 もしかしたら、ヨルダンのバックアップで日本がイランやトルコに協力するということができるかもしれない トルコとイランの親日は半端ではない。アメリカのバックアップでは信頼されないが ヨルダンならうまくいくのではないか?そうなったら、商社関係は暴騰するかなあ・・・ ヨルダンは特殊部隊出身の国王の尽力で相当情報を持っているらしい 世界の諜報機関があつまり、昔の香港のようになってきているそうだ あそこは資源ないもんな。湾岸戦争のときもイラクからの原油でなんとか生きてる状態だったので イラク側にたってしまい、戦後にそうとうアメリカに苛められた。その心労で前の国王は死んだとかなんとか その苦しみを今の国王は忘れてないのだろう、諜報を握ればそういう小国の悲哀から抜けられると頑張っているのではないか 日本はそういう国と協力すべきだ。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/08(月) 20:20:41 ID:cFzJK7Ko
湾岸戦争時に日本に帰ってから中東は注目していた そしてヨルダンがイラク支持の発言をしたのに驚いたのを思い出す 旅行者の俺の情報でもイラクにまったく勝ち目はなく、 大混乱を引き起こし、済し崩すしして時間稼ぎ、アメリカと手打ちするしかないというもの そのイラクにつけば大混乱に巻き込まれ、手打ちがあったとしても その後見捨てられるというのが目に見えるのに支持を表明した 不思議に思ってしらべたら、あまりにもイラクに依存しているために支持するしかなかったのだと分かった その後は想像したとおり、戦犯あつかいで経済もずたずたになった そのヨルダンに今は世界の金融機関が殺到してると聞いて、この20年頑張ったんだなあと感動した そういう国とは仲良くしたいとおもうよ。石油に上に胡坐書いてるく国とは違う 信頼は出来なくとも信用していいと思う。原油などに擦り寄るより、そういう国との協力体制を 打ち出すことを麻生に期待したい。これできたら、歴史に残る総理になれる、小沢なんか吹きとばせるよ まあ、しかし、21世紀が水の正規だとすると日本は有望なんだよね 降水量が大きい、国土の問題で海に出ちゃうけど、これをうまくやれば面白いことになるんじゃないかな? 特に東京は江戸時代から環境都市でそのまま今の状況に来ているので 世界の都市でみられる地下水のゲンショウどころか地下水が上がってきていると聞く すぐ冠水するのもそれでしょ。つまり、水があふれる都市なんだ これをうまく使って新東京のイメージでオリンピック誘致したら面白いかな?
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/08(月) 20:24:39 ID:px7Z0AVk
ロックフェラー家の出身地
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/09(火) 16:25:49 ID:0xo265AV
アゼルバイジャン国会議員ら、ギュル大統領のアルメニア訪問は不適切 2008年09月05日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&KategoriID=&ArticleID=987059&Date=0 ギュル大統領のエリヴァン訪問の決断は、アゼルバイジャンを悲しませた。
外務大臣のエルマル・メメディヤロフ氏は、「この問題はトルコの内政問題」
と評価付けをする一方で、何人かの国会議員は訪問は間違いであり、これを
遺憾の意をもって受け止めると表明し、反発を示した。
国民団結党党首であるサビル・リュステムハンル氏は、訪問がアゼルバイ
ジャンにとっても問題になること、そしてこのような状況は、トルコがアゼル
バイジャンにした約束の信用性を低め、二国間関係を冷やす原因となり
うると主張した。
与党新アゼルバイジャン党の国会議員のひとりギュレル・アフメドフ氏も、
歴史が与えた試練は忘れてはならないと述べ、「多くのアゼルバイジャン人
と同様に、私もギュル大統領がエリヴァン訪問するというニュースを遺憾に
思っている。しかしこの訪問は、トルコとアゼルバイジャンの関係を壊す
ことにはならない」と述べた。
平等党のペナフ・ヒュセイノフ氏は「これはとてもリスクの高い訪問だ」
という表現を使った。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/09(火) 16:29:17 ID:0xo265AV
歴史学者らが支持表明 ギュル大統領のアルメニア訪問 2008年09月06日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&KategoriID=&ArticleID=987438 ■ユスフ・ハラチオウル教授
「私は訪問に本来反対ではない。確実に対話がなされることに賛成だ。
しかし、サッカーの試合を口実として会うことに、国家という観点で厳粛さに
欠けていると思う。問題は両者ともがテーブルについて解決するものだ。
アルメニアは未だにカルス協定を認めておらず、国境をないものと考えている。
このことでは彼らは狂信的だ。アゼルバイジャンから承認を取る必要があった。
アゼルバイジャンが我々の土地を占領した国を訪問したなら、 我々はどう
思っただろうか?」
■セリム・デリンギル教授
「重要な意思表示であると思う。二国間の接近を、そして将来的にはより
理にかなった展開をもたらすだろう。トルコとアルメニアの間にある問題が
解決されないことで利益を得る人々がいる。彼らはいま反発を示し、反対勢力
となっている。この反対勢力は、アルメニア人ディアスポラの中にもいる」
■アイハン・アクタル教授
「ギュル大統領は、とても適切な態度を示した。非常に勇気ある行動だ。
1991年から1993年の間に、レヴォン・ペトロシャンはトルコに接近する政治を
やってのけた。しかし、この政治は当時支配的な思想により拒絶された。
アルメニア人のディアスポラは、もちろんこのことを不快に思うだろう。
なぜなら、ディアスポラは貧しいアルメニアを好きなように誘導しているのだ。」
■メフメト・アリ・クルチバイ博士
「非常に前向きだ。歴史上、すべての集団の間で衝突、敵意が生じている。
歴史の中で立ち往生している場合ではない。我々は今日を生きているのだ。
清算の時が来た。両者にとって非常に深刻な部分は克服されたわけではない。
しかし克服されるための重要な一歩である。アルメニア人ディアスポラは強気の
政治を追求するだろう。ディアスポラは過激さを好む、なぜなら心配することは
何もないからだ。彼らは手綱をその手から逃がすことを望まない」
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/11(木) 22:12:19 ID:kak0zE1r
アルメニアを訪問したギュル大統領は、アゼルバイジャンに対し、 1993年以来アルメニアによって占領され続けている、ナゴルノ カラバフ問題の解決のための交渉に入るよう促している。 ギュル大統領は彼のアルメニア訪問の中で、ナゴルノカラバフ 問題が解決しうる段階に入ってきている、と判断したようだ。彼は 「アルメニア訪問時にあらゆる問題について、オープンに話したが、 アルメニアとアゼルバイジャンの間に横たわる問題の解決も、 強調してきた。」と語っている。 トルコとアルメニアとの間に横たわるアルメニア人虐殺問題に ついて、ギュル大統領は「第二次世界大戦で500万人の人が 亡くなったが、ドイツとフランスは現在では、強い同盟関係に 至っている。我々も将来に向けて、考えなければならない。」 と語っている。 現段階では、アゼルバイジャン側は、ナゴルノカラバフ問題が解決 されない限り、トルコの提唱するコーカサス問題解決のためのプラット・ フォームには参加しない意向だ。ちなみに、このプラット・フォームには トルコ、ロシア、アルメニア、グルジア、アゼルバイジャンの参加が期待 されている。 アルメニアが積極的に動き始めちることは、同国がロシアとの間に 距離を置き、西側との関係を強化したい、という意向があるからであろう。 今のところ、アゼルバイジャン側が積極的でないのは、あくまでも、 国民の反対派を意識した政府の立場であり、アルメニアとの間に問題 解決を希望していないということではあるまい。 今後の、トルコの積極外交が楽しみだ。
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/17(水) 08:46:59 ID:j4hJKXKZ
■グーグル、「ポルノ」で最も検索が多いのは、トルコ
最も有名なインターネット検索エンジンであるグーグルで、2008年に最も多く「ポルノ」という単語を検索した国はトルコであること
が明らかにされた。グーグルの8月24日までの統計データによると、2008年検索エンジンで、世界で最も多く「ポルノ」という検
索を行ったのはトルコであった。トルコに次いで、アフリカ大陸の国のブルキナ・ファソとアルメニアが続いた。トルコは以前にも
「ポルノ」検索ランキングで一位にランクインしたことがあり、2007年には世界第3位、2006年では第1位、2005年では第2位、2004年では第2位であった。
ttp://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20080826_135348.html ■トルコで「YouTube」など、アクセス禁止のインターネットサイト数、853に
トルコで「有害なコンテンツ」が理由で閉鎖されたインターネットサイト数が853に達した。
テレコミュニケーション協会(TK)の関連団体であるテレコミュニケーション通信局は、2008年8月18日時点で、612を通信局権限で、
241を裁判所の判決で、合計853のインターネットサイトへのアクセスを禁止している。サイトが禁止された理由を見てみると「子供の性的搾取」、「わいせつ」
そして「アタテュルクに否定的な内容」などがほとんどである。
853の禁止サイトの中には「YouTube」、「worldpress.com」、「dailymation.com」といった海外の人気サイトもある。
YouTubeは世界で最もアクセスが多いサイトの中でも上位に位置する動画サイトだが、トルコでは3ヶ月半前からアクセスが禁 止されている。
ttp://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20080822_142752.html ■トルコ −児童ポルノの検索数第一位
インターネット検索サイト、グーグルで行った調査では、深く考えさせられる結果が出た。グー
グルでの「児童ポルノ」というタイトル検索でトルコが第1位となり、都市ごとの分類としてはイ
ズミルとイスタンブル、アンカラが上位3位を占めた。(略)トルコは児童ポルノに関して現在、
都市・地域・言語の分類において、第1位となっている。
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News2006114_3843.html
59 :
天照大神 :2008/09/17(水) 18:50:32 ID:IpCmiIgx
サンドイッチマン
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/18(木) 20:16:30 ID:0Wenb3Qb
イスタンブル、最近の店舗賃貸料はニューヨーク並み 2008年09月12日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Ekonomi/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=ekonomi&KategoriID=&ArticleID=990016&Date=1 トルコで、ショッピングモールや通りに面した店舗での賃貸料が高騰したと
述べるグロリア・ジーンズ・カフェ(GJC)最高経営責任者のナビ・サレフ氏は、
来期にはこの賃貸料が低落すると期待していると話した。
サレフ氏は、「よい立地条件を確保するために浪費する必要はない。我々の
事業は、初日からお金を稼ぐことではない。店舗は何があってもオープンする。
待つことが大切だ」と話した。グロリア・ジーンズ・カフェ・トルコのビルゲハン・
カラクイ社長は、「立地条件のよい場所で店を開くためには、 32,000〜35,000
ドルを出す必要がある。ニューヨークの有名な5番街でさえ、この金額は50,000
ドルだ」と話した。
サレフ氏は、オーストラリアに本店を持つグロリア・ジーンズ・カフェの売上高を
みても、国外市場部門では米国に続く2位にトルコが来ていることに触れた。
同氏は初めて訪問したトルコで、自社店舗及び同業者の店舗を視察したと述べ、
「トルコ市場には8年前に参入した。市場がより拡大することを見込んでいる」と
話した。イスタンブルにある35店舗を筆頭に、(国内)70ヶ所に店舗を持つグロリア
・ジーンズ・カフェは、年末には76店舗にまで拡大することを目標としている。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/28(日) 14:56:21 ID:3lCjx5wm
カイセリの勇者たち、十字の旗を引き下ろす 2008年09月18日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Guncel/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=guncel&KategoriID=&ArticleID=992571&Date=18. アナトリア文明を説明した「アナトリア」という名のドキュメンタリー撮影のため、
県庁から許可を得たタンヨラチ・トゥルクベンと30人のグループが活動を始めた。
しかしビザンツ帝国のユスティニアヌス帝時代に造られた城壁にビザンツの旗が
吊り下げられることに対し、反発が引き起こった。
約50人から成るグループは、「我々はイスラム教徒だ。城壁に十字の旗を吊り
下げてはいけない」と言い撮影を阻止しようとした。トゥルクベン氏は警察に援助
を要請した。この間群衆を指揮していた何人かは、「城壁をのぼって旗を引き
下ろそう」と言った。このとき来た制服・私服警官らは、増え始めた怒りに狂った
群集を解散させた。撮影チームは城壁にあるビザンツの旗を引き下ろし、荷物を
まとめて同地から遠ざかった。
■ 「初めての経験」
トゥルクベン氏は、予期せぬ反発にあったと話し、自分もカイセリ出身であり、
ドキュメンタリーでアナトリアの都市のひとつであるカイセリの歴史も取り上げた
と述べた。そして次のように続けた。「15年間この仕事をやっているが、初めて
このような目にあった。ビザンツの旗をここに吊り下げておくのは、この城壁が
ビザンツ人よって造られたという知識を与えるためだ。事実に則するよう、あの
旗はそこに置いておかなければならなかった。映画風のドキュメンタリーとなる
はずだったし、他の県でもこのような反発が起これば、作品を撮影できない。
私もイスラム教徒だ。人々はこのドキュメンタリーを見た後、これが有益な作品
であると理解するだろう」と述べた。
事情聴取のためトゥルクベン氏は県警の保安課に呼び出され、(城壁での)
撮影に関して県庁からの許可を提示した。トゥルクベン氏は、反発が組織的な
行動ではなく、通行人が集まり激したのだと述べた。県警関係者は、今回起こ
った事件に関し撮影チームは申し立ておこなっておらず、そのため逮捕された
者はいないと述べた。
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/28(日) 14:57:02 ID:3lCjx5wm
チチェキ副首相、「PKKは海外から最も大きな支援を受けているテロ組織」
2008年09月20日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=740446 ジェミル・チチェキ副首相は、ブリュッセルでヨーロッパ諸国に対しテロ批判
を行った。チチェキ氏は、「世界に多くのテロ組織がある。しかし、はっきりと
言う必要があるなら、PKK(クルド労働者党)は、世界で海外から最も多くの
支援を受けているテロ組織だ。トルコはこの組織のみならず、この背後に
いる支援者らとも闘っている」と述べた。
チチェキ氏は、アマスヤ選出の国会議員アキフ・ギュッレ氏とともに、ヨー
ロッパ・トルコ民主主義者連合のブリュッセルでのイフタル(断食明けの夕食)
行事に参加した。チチェキ氏はここで行った演説で、まずテロ組織PKKに
対するヨーロッパの姿勢を批判した。そしてトルコがテロとの闘いで直面して
いる困難について説明し、「我々の友好国、同盟国には、テロとの闘いに
おいてより親密で、より断固たる協力体制を望んでいる。この筆頭がベルギー
であることは疑いない」と語った。
チチェキ氏は、出稼ぎトルコ人労働者が通関の際や電子システムを利用
して投票できることについても発言につけ加えた。
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/28(日) 14:58:37 ID:3lCjx5wm
2月28日過程を肯定する者は反民主主義者 −メンデレス元首相の47回忌 2008年09月18日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=739589 イスタンブルのトプカプで、処刑されたアドゥナン・メンデレス元首相と
二人の大臣の47回忌が行われた。
黙祷と国歌の演奏で始まった式典ではコーランが詠まれ祈りが捧げられた。
参列者の中には堪えきれず涙を流す人々がいた。式典で挨拶を行った民主党
のスレイマン・ソイル党首は「(1997年)2月28日は穢れた歴史の一過程である。
1980年クーデター、1971年の書簡によるクーデターもそうである。1960年クー
デターは過渡期のはじまりだった。これはいまだに継続している。2月28日を
穢れた歴史だと認めない人がいるのなら、2月28日や1980年の体制転換、
1971年の書簡によるクーデター、1960年の体制転換が合理的で有り得たと
主張する人がいるのなら、彼らは民主主義の敵である」と話した。
民主主義のための戦いが継続していくと述べたソイル党首は、「我々すべて
がメンデレス氏の(志)を継ぐ者だ」と表現した。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/29(月) 20:18:46 ID:M7Q7PnoF
エコノミスト誌「AKPは、もはや、純白(AK)ではない?」報道 2008年09月21日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=Detay&ArticleID=899622 デニズ・フェネリ裁判と(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相のドアン・メディア・
グループに向けた態度はヨーロッパのメディアにも取り上げられた。権威ある
イギリスの雑誌、エコノミスト誌は「AKPの誠実さのイメージが汚された」と説明
する一方、「首相のドアン・グループに対する興奮した態度に困惑した」ヨーロ
ッパのある大使の「断食が頭に混乱を来したのか?」という見解を掲載した。
タイムス紙はAKPが「2度目の解党訴訟に直面しうる」と主張した。
エコノミスト誌の「もはや純白ではない?」という見出しの記事で、「トルコの与党
AKPの指導者たちは、政党名の略称が『白』もしくは『クリーン』という意味になる
ことで誇りにしている。しかし、ついにそうではなくなった。一連の不正の申し立て
がAKPの誠実さのイメージを汚している」という表現を用いた。同誌は、ドイツの
裁判所が3人の被告を1860万ユーロの横領で有罪としたこと、AKPに反対する
人々が金の一部が政府寄りのチャンネル7に流れたと主張したこと、しかし裁判
所がAKPとの繋がりに関する証拠を見つけられなかったことを強調した。
同誌は分析を次のように続けた。「首相はその怒りを、トルコの最も大きな
メディア組織を所有し、新聞・テレビでデニズ・フェネリ・スキャンダル報道を主導
するアイドゥン・ドアン氏に向けている。エルドアン首相は、AKPがドアンに実業界
で特権を与えることを拒否したためドアン・グループが議論を激化させたと主張
している。首相はドアン傘下で働く新聞記者たちを『恥知らず』で『低級』である
として非難した。このように興奮して話したため、困惑したヨーロッパのある大使
は『断食が頭に混乱を来したのか?』と尋ねた。」
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/29(月) 20:21:21 ID:M7Q7PnoF
■ 「ブラチ:宗教的AKP党員にトラウマを生んだ」 AKPに対するいくつかの不正の申し立ての結果が現れ始めたとした同誌は、 AKPの元副党首シャバン・ディシュリ氏の辞任に注意を向け、デニズ・フェネリ・ スキャンダルがエルドアン首相の宗教的支持者たちの間で「トラウマを生んだ」 というザマン紙のアリ・ブラチ記者の説明を掲載した。 エコノミスト誌は、「アイドゥン・ドアン氏のライバルを支持する首相の試みも問題 を容易にしなかった」という表現を用い、少し前に公的銀行が与えた「気前のよい 貸付のおかげで」チャルク・ホールディングがトルコの2番目に大きなメディア グループを買収し、同ホールディングのCEOにエルドアン首相の29歳の女婿 (ベラト・アルバイラク氏)が座っていることに触れた。(海外ニュース) ■ 政治的動揺の兆候 タイムス紙は、デニズ・フェネリ裁判に関係してトルコで調査が始められたこと を強調し、次のように説明した。「トルコで与党は、1年以下の期間で2度目の 解党訴訟に直面しうるし、トルコは新たな政治的動揺に直面しうる。これらは 事前予測であり、AKPについての正式な裁判はない。しかし法律の専門家達は、 裁判所がドイツで活動するデニズ・フェネリ協会の横領金をAKPが受領した ことを証明すれば、同党が自動的に閉鎖させられうると述べている。」 同紙は、「AKPが7月にかろうじて回避した解党訴訟の際に、世俗主義のシス テムとの間の6年の権力闘争は頂点に達した」と主張し、「今、解党の可能性が 再浮上し、闘いの終了が遠いことを印している」と説明した。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/29(月) 20:45:42 ID:M7Q7PnoF
Guneri Civaoglu コラム:アメリカの公正発展党(AKP)観 2008年09月27日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yazar.aspx?aType=YazarDetay&ArticleID=996527&AuthorID=64&Date=27.09.2008&b=&a=G%C3%BCneri%20C アメリカ中央情報局(CIA)で長い間トルコ部長を務めたグラハム・E・フラーによると、
「AKPとイスラーム」との関係は次のようなものだ:「私はAKPを単に穏健なだけでなく、
同時に、さらにより重要なものとして、宗教的価値観が政治的領域と統合されることが
どのような意味を持つかを発見しようと努めているイスラム主義の政党だと考えている」。
AKPは、イスラーム主義政党の思想形態において新たなページを開いている。
この意味でムスリム主義(Muslimhood)は、ある明白な宗教的議題を政党の
政治プログラムから取り出すとき、イスラームの性質に起因する価値を排除
しない、という創造的な概念である。
フラーは、彼が話をしたAKPの党員たちの次の発言にもスペースを割いている:
宗教が基本的に個人的なものであることを認める一方で、「宗教はセキュラーな
(世俗的な)国家システムに譲歩することなしに公の、政治的領域と接合され得る」。
フラーの、5つの法的領域に対する宗教の便益についての見解は次の通り:
この議論を締めくくる最後の到達点は、「自治と公共、また個人的、市民的、政治
的なものの再定義である」。個人の宗教的アイデンティティは、「個人の倫理的、
精神的態度が付加されることによって、政治的領域に便益さえもたらし得る」。
フラーは、「AKPを一種のイスラーム政党とみなしている」と書き、その理由を
列挙している:
1-AKPの指導者の多くは、エルバカンならびに彼の開いた諸政党と関係がある。
ここではその関係性の深さとともに継続性もまた重要である。
2-自らを「保守政党」と定義する一方、AKPはもともとイスラームとオスマン朝の
遺産を抑圧するかわりにそれを認識し、承認する形で、トルコのイスラーム教徒
の多くが抱いている幅広い要望にこたえている。
3-AKPは信仰心の篤いムスリムから熱心に支持されている。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/29(月) 20:46:42 ID:M7Q7PnoF
4-AKPは ―現在まで成功はしていないが― 多くの社会-宗教政策を掲げている (公共機関や大学でのスカーフ着用... 姦通を罪とする... イマーム・ハティープ校 の教育システムへの完全統合の呼び掛け)。 5-急進的な世俗主義者は、AKPが実際にトルコをイスラーム化し ―これを信じる ことは困難だが― シャリーアを適用することに向けた真の協議事項をひた隠し にしていると主張している。 6-AKPのリーダーたちは、他のムスリム国家と急いで良好な関係を結び、こうした 国々を孤立させ急進化させることに終止符を打つことの必要性を強調している。 AKPは幅広いムスリム世界の基準を用いれば、明らかに穏健派イスラーム主義者 のカテゴリーに含まれている。 フラーは次の結論に達している:AKPを単に(ポピュリスト的な)サービス政党として 位置付けることは、他党と区別する上での全ての特徴をそぎ落とすことを意味する。 「イスラーム主義者」という用語 ―西洋の視点から見た― は、単に「悪い人たちに 対して」だけでなく、「(宗教主義者)陣営の建設的な勢力に対して」も用いられるべきだ。 トルコのイスラーム主義者は、イスラームと政治という問題でより現実的で洗練された 見解に向かう興味深い移行プロセスを経験した。イスラーム主義者の知識人メフメト・ メティネルによると:「イスラームは ―どのように解釈されようと自由だが― 、単に シャリーア法との結びつきに矮小化されない」。 ■結論 グラハム・フラーはアメリカの大学教員である。大シンクタンクのトルコ-中東専門家 である。上の文章は彼の『存在感を増す地域的アクター、新トルコ共和国』という本 から引用した。(同書は)AKPがアメリカでどのように受け止められているのか、どう して支持されているのかを軸とする議論と疑問符(の解消)に役立つかもしれない。 ホワイトハウスに向けたトルコ・レポートは、グラハム・フラーや似た見解を持つ人々 によって執筆中である。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/01(水) 19:05:08 ID:2ng3mZ9X
在イラクのアメリカ軍の一部が、アフガニスタンに移動するという情報が 飛び交っている。アメリカ政府はアフガニスタンの戦況を、好転させることに 本腰を入れ始めたというのがその根拠だ。 こうしたアメリカ軍の動きは当然の帰結として、イラク国内の状況を不安 定化させることに繋がる。イラク国内は今まで、主にシーア派とスンニー派 の対立が繰り返されてきていた。現状では、シーア派がイラク政治の主導権 を握っているが、スンニー派も譲りはしなかった。こうしたスンニー派とシーア派 の権力をめぐる抗争に、クルドは距離を置きながら、クルド地区の安定と発展を 図ってきていた。結果的に、クルド地区はイラク国内にあって、例外的に平和と 安定が維持され、戦後復興が進められてきていた。 しかし、ここにきてイラク議会で、イラクの地方選挙法が討議されるようになり、 シーア派スンニー派クルドが、三つ巴となって、利害を争うようになってきている。 特にクルドが彼らのクルド地区の範囲を広げ、アラブ人地域に進出していることが、 この地方選挙法をめぐって争点となってきた。述べるまでもなく、クルド地区に 隣接するアラブ地域では、本来の形に戻し、アラブ優位の地方選挙を行いたい、 と考えている。スンニー派とシーア派が、このことで争ってきたが、今ではスンニ ー派とシーア派が一体となって、クルドに対抗する形になってきているのだ。 イラクの専門家たちの間では、この変化は「宗派対立」が「民族対立」に変化 したのだと評している.スンニー派イラク人もシーア派イラク人も、同じアラブ人 であり、イラク人なのだが、宗派が異なるだけなのだ。しかし、クルド人は彼らとは 全く異なる人種民族なのだ。 クルド人たちがこれまでも強くなれたのは、サッダーム体制時代から(湾岸戦争 でのイラクの敗北以来)、アメリカに保護されてきたからだ。そうした環境の下で、 クルド人たちはアラブ・イラク人を追放し、彼らの支配地域を拡大していた。 アメリカ軍の削減と、イラク政府への治安権限の委譲が進むにつれて、クルド人 の立場は苦しいものになっていこう。そのことは当初から想像つくことであった。 そのような展開の中で、クルド人が頼れるのは、皮肉なことに、トルコなのだ。
AKB
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/05(日) 14:55:00 ID:nV7dhlxX
・ トルコで大規模衝突、38人死亡 軍とクルド人組織
トルコの民間テレビNTVによると、イラク国境に近いトルコ南東部で3日、分離独立を
目指す少数派クルド人の武装組織クルド労働者党(PKK)と軍が衝突、トルコ兵15人、
PKK側も少なくとも23人が死亡した。このほか兵士2人が行方不明。軍当局者が4日
発表した。
最近では最大規模の戦闘。トルコ軍はこれまでPKK拠点があるイラク北部に空爆や
限定的な越境作戦を行ってきたが、今回の交戦を受け、本格的な越境作戦を実施する
可能性も出ている。
トルクメニスタン訪問中のエルドアン首相は、次のモンゴル訪問を取りやめて急きょ帰国。
首都アンカラで同日夜、緊急の対策会議を開いた。ギュル大統領も5日からのフランス
訪問を取りやめた。
現場はハッカリ県セムディンリ。トルコ軍の発表によると、3日午後に治安部隊の拠点に
対して、PKKが砲撃などで攻撃を仕掛け、トルコ軍が反撃。交戦は深夜まで続いたという。
>>>
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100401000476.html
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/06(月) 00:18:36 ID:s9YP7azQ
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/06(月) 19:27:56 ID:s9YP7azQ
■グーグル、「ポルノ」で最も検索が多いのは、トルコ
グーグルの8月24日までの統計データによると、2008年検索エンジンで、世界で最も多く「ポルノ」という検索を行った国はトルコ
であった。トルコに次いでアフリカ大陸の国のブルキナ・ファソとアルメニアが続いた。
最も有名なインターネット検索エンジンであるグーグルで、2008年に最も多く「ポルノ」という単語を検索した国はトルコであること
が明らかにされた。グーグルの8月24日までの統計データによると、2008年検索エンジンで、世界で最も多く「ポルノ」という検
索を行ったのはトルコであった。トルコに次いで、アフリカ大陸の国のブルキナ・ファソとアルメニアが続いた。トルコは以前にも
「ポルノ」検索ランキングで一位にランクインしたことがあり、2007年には世界第3位、2006年では第1位、2005年では第2位、
2004年では第2位であった。
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20080826_135348.html ■トルコ −児童ポルノの検索数第一位
インターネット検索サイト、グーグルで行った調査では、深く考えさせられる結果が出た。グー
グルでの「児童ポルノ」というタイトル検索でトルコが第1位となり、都市ごとの分類としてはイ
ズミルとイスタンブル、アンカラが上位3位を占めた。(略)トルコは児童ポルノに関して現在、
都市・地域・言語の分類において、第1位となっている。
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News2006114_3843.html
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/06(月) 22:16:34 ID:IPPHB0ND
Fikret Bila コラム:テロとの戦いを民族紛争にしてはならない 2008年10月04日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yazar.aspx?aType=YazarDetay&ArticleID=998859&AuthorID=61&Date=04.10.2008&b=&a=Fikret%20Bila&v テロは、トルコの最も重要な問題である。テロとテロとの戦いは25年間続いている。
参謀総長のイルケル・バシュブー陸軍大将は、新聞記者との懇談会の席上、
殉職者の数と無力化させたテロリストの数を明らかにした。クルド労働者党(PKK)
によって殺された人の人数は、一般市民を含め、総数は3万5千人に上る。
この過程が生み出した状況は、政治領域にも影響を与えた。PKKと系譜を同じく
する民主市民党(DTP)は、トルコ大国民議会に議席を有している。その前身の
党同様、DTPについても解党訴訟が続いている。トルコにとってまだましなのは、
この過程が社会的紛争に転化していないことである。市民の良識のおかげで、
テロとテロとの戦いは民族紛争化しなかった;出来事を安全保障の問題として
とらえることに成功した。
様々な民族グループや、多様な言語、文化が1つの国家観の下で共存できて
いることは、トルコの最大の強みであり、(有している)最も大きなチャンスである。
トルコは、こうした国家観を引き続き体現していかなければならない。さもなければ、
国が直面するかもしれない最も大きな危機となる。
この危機の存在を示す多くの兆候がこれまでにも見られた。しかし、拡大せずに
鎮められた。市民の良識が勝利した。つい先ごろ、(エーゲ海沿いに位置する)
バルケスィル県アルトゥンオヴァ町で起こった事件からも同様の危機の存在が
明らかになった。町で起こった言い争いが喧嘩に変わり、2人の人物の命が
失われた後に生じた事態から、関係者は教訓を得なければならない。
(犠牲者の)葬儀とそののちに東部出身の同胞の職場が破壊されたことは、
事件が民族紛争に転化する傾向があることを示しているという点で深慮の必要な
反応である。これは単に政府や地方の指導者だけでなく、DTPにも責任ある行動を
求める出来事の一例である。この火花が火事になる前に鎮火されねばならない。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/06(月) 22:17:34 ID:IPPHB0ND
民族的性質を伴う社会的紛争(を引き起こすこと)はテロ組織の基本的な目的の 1つである。トルコはこの罠に落ちてはならない。指導者が、政府が、そして政党が 国民の手本となるような良識ある態度を示すことが必須である。互いを非難する ことはこの火花に油を注ぎ、火事に変えてしまうことを意味する。 トルコのあらゆる場所からやって来た、様々な民族的出自を持つ同胞が平和裏に 共存している。同じ職場で働き、子どもたちを同じ学校に通わせ、同じ医療サービス を受けている。このことは、トルコ共和国の建国哲学を強化する出来事である。 この状況が壊されることは、トルコの秩序の混乱を意味する。 トルコ西部の各県、特に海岸沿いの県や郡は東部や南東部からの移民を継続して 受けている。こうした(移民の送り手の)地方からやって来た同胞は会社を興し、職場 を開き、労働者として働いている。移民を受けている地方では、どの県から来ようとも、 全ての同胞が理解し合いながら生活することが基礎とならなければならない。 居住する地域が民族的出自ごとに分かれ、いくつものゲットーが形成され、地下 組織化の傾向が見られることは、社会的安定の観点からリスクを伴う現象である。 こうした地域で生活する同胞の挑発に注意し、安全保障の問題を安全保障力と 司法に残しておくことが最も正しい道である。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/07(火) 06:19:01 ID:mSiWlZYD
<トルコ軍>PKK潜伏先のイラク北部を2度空爆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081006-00000128-mai-int 【エルサレム前田英司】トルコ軍は6日、非合法武装組織クルド労働者党(PKK)の潜伏先がある
イラク北部を5日夜から6日朝にかけて2度、空爆したと発表した。イラク国境に近いトルコ南東部
ハッカリ県で3日、PKKの襲撃を受けたトルコ兵15人が死亡した事態への報復とみられる。
空爆による被害実態は不明。
【関連ニュース】
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南北キプロス:交渉再開 再統合「最後の好機」
ギュル・トルコ大統領:アルメニア初訪問 「グルジア」余波、歴史的関係改善へ
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/11(土) 00:01:32 ID:JLPj3epB
チチェキ副首相、「ハッカリでのテロ攻撃、タイミングに深い意味がある」 2008年10月04日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=04.10.2008&i=143075 国務大臣兼副首相のジェミル・チチェキは、ハッカリ県シェムディンリ郡の
国境警備詰所にしかけられた攻撃のタイミングが、越境軍事行動許可が
議会で審議される日程と重なったことに意味があると語った。
チチェキ大臣は、サカルヤ県知事ヒュセイン・アタクと、サカルヤ広域市長
アズィズ・ドゥランに見送られた。チチェキ大臣はホテルから出発する際に
行った記者会見で、反逆的な攻撃が国民すべての心を傷つけたと話した。
イラクでの権力の空白が、トルコをテロ攻撃しやすい状態にしていると強調
したチチェキ大臣は、この権力の空白がテロ根絶に深刻な困難をもたら
していると指摘した。
チチェキ大臣は、昨年議会から越境軍事作戦に関する権限が与えられたと
説明し、今回の攻撃が越境軍事行動の延長許可が議会で審議される日の
前日と重なったことに深い意味のあると述べた。
チチェキ大臣は、「全ての国民に哀悼の意を表します。負傷した兵士の
皆さんには一日も早く回復されるよう祈っています。今回の攻撃はすべての
国民を心から傷つけました。政府として越境軍事行動許可を一年延長する
ことが適切であると考えました。この件は水曜にトルコ大国民議会で話し
合われる予定です。越境軍事行動の権限を何度も行使しました。必要と
あらば、今後も行使し続けるでしょう。テロの根を掘り起こすため、固い
決意を持ってテロとの戦いを続けていきます。このことを我々がこう考えて
いると全ての人が承知するように」と話した。
チチェキ大臣は、テロがトルコのみの問題ではなく、この世界の一つの
現実であると強調した。チチェキ大臣は、テロとの戦いは国際的な協力が
条件であると説明し、次のように語った。「国際的な協力がないままのテロ
との戦いは、時に行き詰りを見せます。トルコはトルコ自身の努力でテロ
との戦いを続けています。この戦いは多くの側面をもった戦いなのです。」
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/11(土) 00:07:55 ID:Y3rlhsOr
またしてもアクトゥトゥン―PKKのテロ攻撃、5度目の標的 2008年10月05日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/10041914.asp?gid=229&sz=45840 イラク北部のザップ・キャンプからアクトゥトゥン国境警備隊に対し350名の
グループで攻撃を行ったクルド労働者党(PKK)のテロリストらは、15名のトル
コ兵を殉職させた。2名の下士官が行方不明となり、22名の兵士が負傷した。
(人的)損失の大部分は、アクトゥトゥンへ4kmの地点にあるバイラクテペの
分遣隊で生じた。5時間続いた戦闘ではPKKのテロリスト23名が殺害された。
砲兵隊の攻撃により死亡したテロリストの人数は明らかになっていない。
2008年5月11日のテロ攻撃により協議事項へと上がったシェムディンリ
国境地帯のアクトゥトゥン国境警備隊は、一昨日再びテロリストらの標的と
なった。イラク北部より進入したテロリストグループは、昼間国境へ4kmの
地点にあるアクトゥトゥン警備所の西側から、警戒活動を行っていたゼロ・
ポイントのバイラクテペ・チームへ攻撃を行った。テロリストらは、国境付近
へ輸送していた重火器を用いてバイラクテペの他、アクトゥトゥン警備所の
警備隊にも攻撃を加えた。殉職者、そして負傷者の大多数がバイラクテペ
の分遣隊に所属していた。
参謀本部は、分遣隊が攻撃以前に一憲兵特別作戦チームにより補強され、
戦闘時にはバイラクテペで1個隊(100名の兵士規模)にせまる戦力を擁して
いたと説明した。金曜の昼間に始まった戦闘は、日没まで約5時間続いた。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/11(土) 00:08:31 ID:Y3rlhsOr
攻撃の経過は4日早朝に参謀本部で明らかにされた。参謀本部職員は 4日午前5時に本部に召集される一方、報道陣にも9時に緊急会見が行わ れる予定であると知らされた。参謀本部情報局長のメティン・ギュラク准将は 行った会見で、攻撃に対し同地区は、一憲兵特別作戦部隊と一特殊部隊に より補強が行われたと述べた。ギュラク准将は、攻撃の前に(敵が)確認され た地域へ砲兵隊と迫撃砲により攻撃を加え、攻撃ヘリコプター2個隊(コブラ タイプの攻撃ヘリコプター4-6機)が該当地域で任務に当たったと説明した。 ギュラク准将は、以下のように明かした。 「アクトゥトゥン警備所へ10kmの地点、イラク北部で一テロリストグループが 確認され、このグループにはまず空軍、その後砲兵隊により攻撃が加えら れた。戦闘は日没まで続いた。戦闘では上級下士官1名、下士官6名、兵長 および兵士が8名、合計15名の分遣隊員が殉職した。(人的)損失の大多数が、 イラク北部から行われた重兵器の砲撃によりもたらされた。 戦闘で負傷した兵士は治療を受けるため飛行機でアンカラへ搬送されて いる。2名の下士官とは未だに連絡が取れず、該当地域で捜索活動が続け られている。戦闘を通して23名のテロリストが無力化され、空軍と砲兵隊の 攻撃の結果無力化されたテロリストの人数はまだ確認されていない。分離 主義テロ組織との闘争は、国内外で強まりつつある確固とした意思と共に 継続されていくであろう。これに対してはいかなる者も疑念を抱いてはなら ないのである。」
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/12(日) 21:06:16 ID:Z7bdVlFx
イラク北部のクルド地区を統括するバルザーニ議長の甥である、ネチルバン・ バルザーニ氏は、先週起こったPKKによるトルコのアクトトン軍基地攻撃について、 クルドとトルコとの関係を悪化させるためのものだと非難した。 このPKKの攻撃にどう対応するか、トルコの議会や内閣で現在激論が交わされ ている。トルコ国民や政府の要人とすれば、PKKの攻撃に対し沈黙を守ることは、 耐えられないことであろう。しかし、だからと言って、トルコがPKKの拠点に対し、 報復攻撃を加えたとしても、十分な成果を挙げることはできまい。そうなれば トルコは、イラク領土内のクルド地区に対する攻撃を考えざるを得ないということ になるが、欧米諸国をそれを快く認めるとは考えにくい。 トルコ政府はクルド自治政府側に対して、安全地帯の構築を打診しているよう だが、クルド自治政府はそれが期待するような効果を生むとは考えておらず、 賛成しかねるという立場をトルコ政府側に伝えたようだ。結果的に、トルコ政府は 国民の怒りの高まりと国際政治のはざまで、対応に苦慮することになろう。 実はこうした状況は、アメリカにとって好都合なのではないかと思われる。 アメリカ軍はイラク国内で一応の成果をあげ、大部分の地域の治安権をイラク 軍や警察に移譲することができるようになった。その結果を受け、アメリカ政府は イラク駐留のアメリカ軍を、アフガニスタンに移駐させたいと考えているようだ。 しかし、アメリカ軍がイラクからアフガニスタンに移駐することになれば、安定化 の方向に向かい始めているイラクが、再度混乱状態に陥っていくことになろう。 そこで、撤退するアメリカ軍の数に、ほぼ匹敵する数のトルコ軍が、イラクに 進駐してくれることを、アメリカは期待しているものと思われる。今回、PKKが 行ったトルコ軍への攻撃の背景には、そうしたことも潜んでいるのではないか、 と考えられるのだが。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/12(日) 23:16:35 ID:r/OnZ8Mr
トルコ風呂復活
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/14(火) 21:02:53 ID:GtH90SHt
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/14(火) 21:03:58 ID:GtH90SHt
民族主義者行動党党首、北イラクに緩衝地帯を設けるよう訴える 2008年10月08日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=08.10.2008&i=143715 民族主義者行動党・党首デヴレット・バフチェリ氏は、政府はただちにテロ
リストを殲滅することも視野に入れた、より深部での作戦のための政治的な
指令を発令すべきだと訴えた。党内の党派会議で発言したバフチェリ党首は、
北イラクに緩衝地帯を設けることを望むと語った。
同党首は、政府はテロリストを殲滅することも含めた、深部での作戦のための
政治的な指令を発令する必要があると語り、「テロリストを優位にしてきた、
われわれの姿勢の弱さに終止符をうつため、過去に我々が提案したことを
繰り返します」と話した。
以前に発表した「緩衝地帯」の提案をも繰り返したバフチェリ党首は以下の
ように語った。「北イラクでのトルコへの侵入が確実に防がれるよう、近隣国の
土地に、制止策のため北イラクの具体的に適した土地から始められるように、
トルコ国軍により『緩衝地帯』が設けられるべきだ。これらが今回、実施されない
としたら、越境軍事作戦権を認める法案の施行が世論によって議論され、
社会の「テロとの闘い」に対する信頼が揺さぶられることは避けられないだろう」。
バフチェリ氏は、ますますテロの危険性が増してきたこの期間において、
協議事項の筆頭にくる「越境軍事作戦」のため、政府に許可と権限を与える
法案の重要性がさらに増したと話した。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/14(火) 21:06:36 ID:GtH90SHt
北イラク越境攻撃許可の1年延長、国会議員497票が賛成 2008年10月09日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=09.10.2008&i=143891 トルコ国軍が北イラクへの越境攻撃を実行することを想定する法案が、
トルコ大国民議会で賛成多数で承認された。国会で承認された法案は
期限終了の10月17日を前に、許可を1年延長した。議事録によると国会
議員515名が投票し、497名が賛成票を、18名が反対票を投じた。
政府として法案を支持したジェミル・チチェキ副首相は、人命が係っている
状況でお金は重要でないことを強調し、アクトゥトゥン国境警備隊の場所を
移すことができなかったのは、財務省の許可が下りなかったためであると
する報道に反論した。また、チチェッキは次のように主張した。「トルコ国軍
が必要とするものがあるなら、それが何であろうと、我々は直ちにそれに
応えるし、そう対応してきた。国軍に対し、財務省に何か要求することは
あるかと尋ねたところ、司令官は、『我々はなにも必要ではありません。
感謝しております』、と述べた」
テロ支援国に対しても訴えるチチェッキ大臣は、続けて「我々に哀悼文を
送ってくれた国の少なくとも一部が、かけてくれた言葉をサポートしてくれて
いたなら、血を流さずに済んだであろう。テロリストの少なくとも三人に一人は
シリア、イラク、イラン、ヨーロッパからの面々である。割礼済みの者、未割礼
の者もいる」と指摘した。
民族主義者行動党(MHP)として意見を述べたアンカラ選出国会議員の
デニズ・ビョリュックバシュは、次のように主張した。「バルザーニーによる
クルド労働者党(PKK)支援を終結させるという観点で、(トルコの)テロ対策が
十分でないなら、バルザーニーとペシュメルゲ(クルド民兵組織)が(トルコ軍
による)軍事行動の標的となるということを、明確な言葉で警告するべきである」
民主市民党(DTP)は法案に反対しており、ファトマ・クルトゥラン会派代表代理
は「何の成果も得られない越境攻撃に再び賛成を示すことは、解決策を窄める
ようなことである」と述べた。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/15(水) 18:44:19 ID:fvQiHipA
トルコの商都イスタンブールと、対岸のウシクダルを結ぶ海底トンネルが、 日本の大成建設をはじめとする企業群によって連結した。この海底トンネルは、 海底60メートルに、1・4キロメートル分の11本のチューブを沈め、それを 連結するという工法だった。 マルマラ海(ボスポラス海峡のある)の両岸を結ぶ計画は、オスマン帝国の 皇帝が、148年前に夢に描いていた計画だった。それだけに、海底トンネルが 連結すると、ギュル大統領もエルドアン首相も、早速このトンネルの中に入って みている。エルドアン首相は、トンネルが完成することによって、高速道路が 延長され、電車の路線も延長されると語っている。このトンネルが完成すると、 一時間に最高で75000人が通過できる計算だ。貨物輸送用の列車は、 午後11時から午前6時まで、このトンネルを使う予定になっている。 イスタンブールの交通渋滞は、これまで問題視されてきていただけに、 トンネルの完成が待たれるし、完成時には、日本の土木技術が、高い評価を 得よう。また、両国の関係が現在よりも、緊密なものになることが期待される。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/15(水) 18:44:55 ID:fvQiHipA
トルコの商都イスタンブールと、対岸のウシクダルを結ぶ海底トンネルが、 日本の大成建設をはじめとする企業群によって連結した。この海底トンネルは、 海底60メートルに、1・4キロメートル分の11本のチューブを沈め、それを 連結するという工法だった。 マルマラ海(ボスポラス海峡のある)の両岸を結ぶ計画は、オスマン帝国の 皇帝が、148年前に夢に描いていた計画だった。それだけに、海底トンネルが 連結すると、ギュル大統領もエルドアン首相も、早速このトンネルの中に入って みている。エルドアン首相は、トンネルが完成することによって、高速道路が 延長され、電車の路線も延長されると語っている。このトンネルが完成すると、 一時間に最高で75000人が通過できる計算だ。貨物輸送用の列車は、 午後11時から午前6時まで、このトンネルを使う予定になっている。 イスタンブールの交通渋滞は、これまで問題視されてきていただけに、 トンネルの完成が待たれるし、完成時には、日本の土木技術が、高い評価を 得よう。また、両国の関係が現在よりも、緊密なものになることが期待される。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/18(土) 01:10:12 ID:s9Ss5RxU
トルコのテロ対策ロードマップが明らかに 2008年10月10日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=10.10.2008&i=144050 首相の主催のもとで行われたトップ会議でテロ対策の新ロードマップが
明らかにされた。特別地域指定の提案と緩衝地帯の提議が重んじられない中、
会議は10月14日(火)に持ち越す。
ハッキャリ県シェムディンリ郡のアクテュテュン警備所に向けた、17名の
兵士が犠牲となった襲撃の後、国家の要人はテロ対策のために一同に会した。
レジェップ・タイイップ・エルドアン首相の主催のもとで行われた昨日(10月9日)
のテロ対策会議では、テロリストとテロへの総合的な対策ロードマップが議題と
なった。総理府本部で13時に開始した会議は、19時まで続いた。6時間続いた
会議は10月14日火曜日に持ち越すことが明かされた。
会議では、これまで集中的に継続されてきた軍事的対策とともに、外交・
政治・経済分野でも効果的な取り組みを開始する決定がなされた。外交分野
では特に欧州のテロリストを保護する国に対して、より効果的な対策を実施する。
また、現在イラクを占領中のアメリカのもとでイラク政府とこれまで進めてきた
テロ対策の共同の取り組みをより活性化させる。
また、テロ組織が諸外国を通じて手にしてきた資金源を枯渇させるために
これらの国々と密接にコンタクトを取る。テロ組織の最大の収入源である麻薬
の密輸を阻むためにも対策を行う。政治的にも、テロ組織を完全に排除し、
武装解除して、一人も残さずに一掃するよう効果的な対策を継続する。
会議で軍部上層部が要求した何点かの法改正も議題に上がった。
特別地域指定を始め、自由を制限する要求は会議で同意を得られなかった。
野党が以前発表した、トルコ国境エリアのイラク側に緩衝地帯を設ける提案は、
地理的条件の困難から承認されなかった。簡単にテロ組織の標的となり得る
軍事拠点の再検討について、場所を変更するか、あるいはより堅固なつくりと
するかも議題に上がった。これに関連して、第一段階としてアクテュテュンも
含めた軍事拠点5箇所について対策の実施が決定された。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/18(土) 07:30:04 ID:/3q4ZQHz
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/18(土) 07:33:31 ID:/3q4ZQHz
こんな危険なとこよりイランと手を組んだ方が良いだろ。 運が良ければ何かあった時、北朝鮮との仲介役にもなってくれるし。
トルコとしてはグルジア紛争でBTCパイプラインがだめになりそうなのでその代替策なのだろうが
ここら辺は過去に何度もパイプラインを爆破されてる。 イランから買った方がなんぼ楽か。
クルド人のトコって韓国人が買い付けに行ってなかったっけ?
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1204028827/ こんなところへ行ったら、 クルド人武装勢力とトルコ軍の間に挟まれて
開発は頓挫し、人質として派遣された人員が大変な目に遭うことは目に見えている。
トルコとしては日本をダシにしてイラクにおけるキルクーク周辺の油田開発を
金と技術を出させて行わせ、クルディスタン勢力と戦争を始めて混乱させ、
火事場泥棒で開発済みの油田を頂いてしまおうというものだろう。
日本をトルコ側の立場に立って油田の利用権利を守るように行動させることで、
クルド人が実効支配している地域を合法的に利用出来るように日本を巻き込んで利用しようとしている。
万一トルコに反発したクルド人が日本人を拉致してテロを行い、日本人が死ねば
トルコは踊りあがって歓ぶだろう。
日本をトルコの味方につけることが出来る様になり、クルド人勢力をイラクから
武力で排除する大義名分を得られるようになり、トルコは一挙にイラク北部を
軍事占領して豊富な油田地帯を自分のものにすることが出来る。
トルコの騙しに乗ったら退くに退けなくなるから行かない・金を出さないが基本だ。
89 :
アテイスト :2008/10/20(月) 01:32:15 ID:6L3VgQzf
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20081014_234854.html 宗務官として勤めた後、無神論者になり、1990年に殺害されたトゥラン・ドゥルスン氏のために開設されたインターネットサイトが裁判所の判決によりアクセスが禁止された。
ドゥルスン氏のためにほかの者の名前で開設されたサイトでは判決が批判される一方、アクセス禁止を訴えたのは、かつて進化論を擁護したリチャード・ダウキンス氏のサイトを閉鎖させ、
アドナン・ホジャとして知られるアドナン・オクタル氏である可能性が明らかになった。
■ボランティアが開設した
あるボランティア団体によってドゥルスン氏のために開設されたwww.turandursun.comというインターネットサイトは、同時に無神論者たちを集めることを目的としたプラットフォームとして機能していた。
トゥラン・ドゥルスン氏の論文も掲載されているサイトへのアクセスは、しばらく前に裁判所から禁止された。そのためサイトへは現在はwww.turan-dursun.comのアドレスでアクセスできる。
■「驚きではなかった」
サイトでは、リチャード・ダウキンス氏のサイトがアドナン・オクタル氏による訴えにより閉鎖されたことが触れられ、以下のように述べられている。
「2008年9月28日から私たちのサイトに何が起きたかは明らかでなく、誰によって出されたのかも明らかでない判決によってトルコからのアクセスは禁止された。
これは私たちにとって全く驚きではなかった。まちがいなく私たちの仲間の罪を私たちに償わせようとしたのであり、今日からそれが始まったのだ」
■「テレコムが関与している」
「リチャード・ダウキンス氏のサイトがアドナン・オクタル氏によって閉鎖された。この事をつきとめるのに一週間を要した。
今同じ事がトゥラン・ドゥルスン氏のサイトに行われており、禁止に関する情報は一切無い。もちろん裁判所は判決を行い、判決は禁止命令である。これに対しての異議はない。
しかしこの措置が何を基にしてのものなのか、私たちが何でこのように告訴されたのか、情報は全くない。トルコ・テレコムの関係者が明らかに関与している」
http://www.turan-dursun.com/index.php?categoryid=4&p2003_articleid=1
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/20(月) 04:48:28 ID:eiu4qEta
IMFに融資申請もうしたのか
91 :
ギリシャ人 :2008/10/26(日) 03:46:54 ID:XToSgbmx
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/26(日) 17:32:51 ID:F0vlmT54
これまでトルコ政府が交渉相手としてこなかった、クルド自治区のマスウード・ バルザーニ議長が、大きな譲歩をトルコ側に示したようだ。その譲歩とは、 トルコ側がPKKの攻撃を抑えるために、クルドとの国境地帯に、安全のための 分離帯を構築することを認めたというのだ。 このバルザーニ議長の新しい立場は、イラク軍のバービキール・ズイバーリ 司令官によってもたらされた情報だ。このイラク軍の司令官は、名前から判る ようにクルド人であることから考えると、バルザーニ議長の新たな立場に関する 情報は、ほぼ間違いなかろう。 ズイバーリ司令官の語るところによれば、バルザーニ議長はトルコ側がクルド との国境地帯に分離帯を構築することを認める条件として、トルコ政府がクルド 自治政府との間で正式な対話を開始することと、クルド自治政府とテロ組織で あるPKKを、完全に別個のものとして受け止めることだとしている。そしてトルコ 政府がクルド自治政府との、良好な関係を構築していくことが求められている。 このことは、先のトルコ代表団のバグダッド訪問時に、クルド自治政府側が、 トルコ代表団と話し合えたことを、大きな前進として、捉えたということであろう。 同時に、クルド自治政府をはじめとする、イラクのクルド人たちが、どれだけ 将来に対する不安を抱いているかを表していよう。アメリカ軍が大幅にイラク から撤退するようなことになれば、クルド人の安全は脅かされるからだ。 そのような危険な状況に陥る前に、クルド側はトルコとの良好な関係を構築 しておきたい、ということであろう。そうなると、クルド自治政府やイラク軍の中の クルド将兵がPKKに対する厳しい対応をとり始め、PKKはイラクのクルド領内から 自由な戦闘をトルコに対して行うことが、困難になっていくということではないか。 そうなった場合、PKKは都市型テロを、主な戦術として選択していくかもしれない。 そのPKKの戦術面での変化をどう抑えていくかということが今後、トルコがPKK 対策を考えるうえで、最も重要な問題になってくるのではないか。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/28(火) 00:05:16 ID:ZW7rX0xQ
CAN DUNDARコラム:アメリカのクルド政策 2008年10月16日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yazar.aspx?aType=YazarDetayArsiv&ArticleID=1003826&AuthorID=75&b=&a=Can%20D%C3%BCndar&ver=98 アブドゥッラー・オジャランがトルコに引き渡された時期の首相であった
ビュレント・エジェヴィットは、後々に「アメリカがアポ(オジャランの別称)を
なぜ引き渡したか、まだ解らない」と言っていた。
しかし、オジャランは既にその理由を引き渡し直前にオズギュル・ポリティカ
(自由政治)紙に説明していた。「直接的にアメリカ合衆国によって方向付け
られた謀略によって、民族解放戦線の徹底的な根絶が目的とされている。
北イラクのクルド系リーダー達が参加したワシントン宣言プロセスは我々の
消滅の上で成立している。バルザーニとタラバーニがアンカラに行ったのも
この枠組み内の事柄である」
オジャランは自分に対する謀略に気付いたが、逃げ切れなかった。拘束後
直ちに集まったPKK党大会がこの作戦を「アメリカ帝国主義とトルコ・ファシ
ズムとクルドの裏切者」による謀略だと受け止める声明文を発表している。
一昨日、NTV で報道番組「なぜ?」に出演した元国家情報機構副長官
ジェヴァット・オネシュの説明がこの「謀略」を確認する内容となっている。
オジャランが拘束された時期に国家情報機構において高級官僚の地位に
いたオネシュによれば、「あの頃、アメリカは独立したクルド国家を樹立させ
ようと願っていた。オジャランの立ち位置はこれを妨げていた。アメリカ合衆
国はこの地域に新たなクルド国家樹立を可能とするために、オジャランを
トルコに引き渡した」
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/28(火) 00:06:41 ID:ZW1KJQh+
さて、次は何が起こるのだろうか?行間を少しでも注意深く読める者に とって、この答えを見つけるのは困難ではない。 トルコがアメリカの監視下で北イラクで陸軍による作戦を行っていた時、 同じく報道番組「なぜ?」で戦略専門家ニハット・アリ・オズジャンが次の ように言っていた。「アメリカはPKK問題に関してトルコを助けている。 最後になって、『ほら見ろ、助けるだけ助けたが見ての通りあなた方は 成果を出ないでいる。ならば、別のフォーマットに切り替えよう』と言い かねない。ちょうど同じ時期に英国のエコノミスト誌が、オズジャンの 見方を補完していた。「アメリカの情報支援はそれだけで完結しない。 まず、北イラク政府と接触するよう圧力をかけ、それからPKKメンバーの 恩赦・釈放を含む政治的・外交的な解決を示唆するだろう。」 ヒントを集めるとこれまで我々の身に起こった出来事を意味づけるのが 容易になる。アンカラは苦しいプロセスと成果のない無数の越境作戦の 果てに、一昨日バルザーニと対話することを甘んじて受け入れた。 ワシントンは中東における新しい協力者であるクルド人と昔からの協力者 であるトルコを近付け、こうして自らの地位を強固なものにしようとしている。 また、これは、ただワシントンのかなり前から開発してきた計画であるのみ ならず、この地域に大きな投資をしているか投資しようと考えている大資本 の要求でもある。 不可思議な現象かもしれないが、この接近プロセスに頑固に抵抗する 二つの勢力がある。これを反逆だと受け止める民族主義行動党(MHP)と 支配領域をバルザーニに奪われたオジャランだ。 トルコは、解決に関して主導権を握らないかぎり、自分の悩みの治癒手段 を自分で見出さないかぎり、自国民のために平和や民主主義や自由の扉 を開かないかぎり、海外の計画の一部分でありつづけ、後々になって 「なぜこんな惨いことを?」と問いつづけるだろう。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/28(火) 00:07:21 ID:ZW1KJQh+
「オジャランへの暴力」疑惑に抗議の無届けデモ、投石騒ぎに発展 2008年10月19日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=750952 テロ組織PKKの支持者らは、ディヤルバクル、アダナ、そしてメルスィンで、
テロ組織のリーダー、アブドゥッラフ・オジャランを口実にして、無許可のデモを
行った。イムラルで拘置されている分離主義者リーダーが、刑務所で不当な
扱いを受けていると主張されて行われたデモは波乱含みとなった。
PKKのデモ隊は、アダナでアラブ系市民が居住する街区で事件を起こし、
挑発を試みた。街区の住民や家々に投石したテロ組織支持者らの活動は、
警察の介入により鎮圧された。
PKKのシンパらは、以前、「オジャランは毒を盛られ、髪を剃り落された」
と主張して緊張を高めたが、今回もテロリスト・リーダーへの「身体的暴力」を
主張してデモを行った。組織の支持者らは、一昨日の晩、東部、南東部から
移住した人々が多く居住するアダナ県のバルバロス地区で事件を起こした。
デモ隊は、これまでと同様にまた子どもたちを利用した。大多数が子ども達
から成る50人のグループは、エミンアー大通りで、テロ組織PKKとオジャ
ランを支持するシュプレヒコールを上げた。火を焚き道路を封鎖しようした
グループは、その後アラブ系市民が居住するベイ街区に向かい歩を進めた。
デモ参加者らは、家々や大通りにいた人々に対し投石した。2つのグループ
の間で石と棍棒を用いた乱闘が起こった。多くの人々が軽傷を負ったこの
事件には、機動隊が介入した。PKKのシンパらは、その後、路地へと逃げ
込み四散した。しばらくした後、水曜市場に再び集合したテロ組織のシンパ
らは、火を焚きデモを続行した。デモ隊は警官隊にも攻撃した。警官らは、
装甲車で近づき、放水と催涙ガスを用いて追い払った。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/28(火) 00:08:15 ID:ZW7rX0xQ
ディヤルバクルでも民主市民党県支部により行われたデモ行進の参加者は、 警官や新聞記者らに攻撃した。デモ行進には民主市民党の共同党首でマル ディン県選出の国会議員であるエミネ・アイナ、ディヤルバクル選出の国会 議員アイセル・トゥールク、ギュルタン・クシャナク、バトマン県選出のアイラ・ アカト・アタ、そしてディヤルバクル広域市長オスマン・バイデミルも参加した。 民主市民党ネジュデト・アタライ県支部長による記者会見の後、事件が起こった。 警察は、ガスと放水によりデモ隊を散らした。6名が拘束された。 メルスィンでも組織支持者らは、また子どもたちを利用して無届けデモを 行った。シェヴケト・スメル街区、ギュネシュ街区で子どもたちを扇動した分離 主義組織の支持者らは、道路にバリケードを築き、警察に対し投石した。 街区で一部の子どもが投石を行ったが、多くの子どもには活動に加わらない姿 が見られた。事件から損害を被りたくないと考えた小売商はシャッターを閉めた。 ハッカーリのユクセキオヴァ郡では、道端に放置されていた爆発物が爆発した 結果、28歳のケスキン・ドゥマンさんが負傷した。ドゥマンさんは、周辺にいた人々 の助けによりユクセキオヴァ国立病院へと搬送され、治療を受けた。爆発の後、 事件現場にかけつけた治安部隊は、周辺に緊密な警備体制をしき、事件現場 では広範囲な捜査を開始した。
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/03(月) 15:40:59 ID:1gL30wtC
警官隊に投石するクルド系少年たちの声―ヴァンで 2008年11月02日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=Detay&ArticleID=906422&Date=02.11.2008&CategoryID=77 ラディカル紙はヴァンで警官に投石した少年たちに話を聞いた。
少年たちの共通点は将来に期待が持てないことである。投石をゲーム
だと考えている少年もいれば、復讐心で投げたと語る少年もいる。
M.D.(14):兄が来たので僕も来た。兄は高校を出て、今自動車修理工場
で働いている。「自分は学んだが、何になったというのか」と言っている。
皆が石を投げたので僕も投げている。
Z.D.(13):僕たちはあそこの兄たちと来た。彼らが石を投げているなら、
何か訳があるんだ。(「君の投げた石が警官に当たったら」と言われると)
警官たちも僕たちに爆弾を投げている。映画やパソコンゲームのように
とてもわくわくする。でも時々は怖くもある。
A.C. (15):僕の姉は今刑務所にいる。姉が悪い人だとは思わない。
なぜ刑務所にいるのかもわからない。僕は以前にも石を投げた。
最初投げたとき捕まって、何度も殴られた。母と姉さんはののしられた。
僕が警官たちに思い知らせてやる。
S.Y.(14):僕は父親がいない。母親も僕がここに来ていることを知らない。
知ったらとても怒るだろう。母親は僕に「勉強してちゃんとした大人になり
なさい」と言うが、勉強しても金を稼げないだろうというのはわかっている。
あの(投石している者の)中には勉強している者もいるが、彼らも無職だ。
僕は今年の夏イスタンブルに行った。とても綺麗な町で、こことはまったく
違う。政府はここに何もしてくれない。僕たちがクルド人だから…。
M.(13):僕の兄はイスタンブルの大学で勉強して、その後山に行った
(PKKに加わった)。トルコ共和国が兄を殺した。今僕はある修理工場で
働いているが、稼ぎは少なく、いつも怒鳴られている。父親は無職だ。
名前は書かないでください、そうでないと僕も兄のように殺されるから。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/06(木) 04:09:07 ID:64rq42BB
トルコから支援要請は受けていない=IMFスポークスマン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081105-00000393-reu-int [ワシントン 4日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のスポークスマンは4日、現時点ではトルコから
支援の要請を受けていないと述べた。トルコでは同日、トルコ政府がIMFから支援を受けることで合意したとの
うわさから、株価が急伸している。
同スポークスマンは「トルコ政府はIMFに対し支援の要請を行っていない。ただ、同政府は支援要請を1つの
オプションとして継続的に検討してはいる」と述べた。
IMFの総額100億ドルの対トルコ支援は今年5月に終了。トルコのエルドアン首相は、IMFの支援を受ける
ことで政府予算や税制、経済成長や投資などに関してIMFの指示を受けることになる場合、新規の支援要請に対し
消極的な姿勢を示している。
ただ、トルコの産業界からは、米国発の金融危機の波及を食い止めるためにIMFの支援を受けるべきとの声が
高まっている。多額の経常赤字を抱えるトルコは海外からの直接投資などへの依存度が高いため、今回のような
世界的な金融危機の被害が拡がりやすい。
4日のイスタンブール株式市場では主要株式指数が前営業日比4.84%上昇。またトルコ通貨のリラも同日上昇した。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/07(金) 12:30:18 ID:A7W1JK4K
Ataol Behramo?lu コラム:訪問中の東京より 2008年11月02日付 Cumhuriyet紙
http://www.cumhuriyet.com.tr/?im=yhs&hn=14532 遅くとも金曜の昼までに送らなくてはならない土曜日のコラムを、通常私は
木曜日に書いている。金曜日まで残しているのは非常に珍しい。今回の金曜
はといえば、午前にしかもリラックスして書いている…。というのも、トルコでは
今頃は真夜中であることを知っているので気楽なのである…。国際東京ポエ
トリー・フェスティバルの招待客としてやってきた日本は、トルコより7時間進ん
でいる。単に時間の点だけからだけだろうか?これは全く別の問題である。
日本の文学、芸術、文化そして人々をあまりに知らなかったということを、
ここに来てさらによく判った。この不足を埋める必要があると感じた。
日本が重要な国であることは皆が知っている。しかし、この非常に異なる国を、
日本に関する何らかの問題の専門家以外、どれほど知っているのかは疑わしい。
日常生活ですぐ目につくことは、諸外国での好奇心旺盛な日本人観光客の姿
とは無縁の、穏やかで信頼でき、内省的で、飾り気はないが非常にきちんとした
身なりの、信じられないくらい丁寧な人々の集団である。初めて訪れた日本を
この点で非常に好ましく思ったといえる。我々(社会)の混沌とした様、またトルコ
の人々の間にある無音か騒々しさ(という両極)、しかし常に緊張を強いられる闘い
のような雰囲気を後にして、日本の[総人口のうち]1千3百万近くの人口を擁する、
この最も過密な都市で、信じられないほどの快適さと心の安らぎを感じた。
12時間の飛行を経て到着した日にその足で、在日本トルコ大使のセルメト・
アタジャンル氏により、トルコを発つ前に電子メールで送られてきた丁寧な招待
によって、大使館での共和国記念日のレセプションに出席した。サロンや中庭は
来賓の人々で溢れかえっていた。トルコに関係のある歴史家、新聞記者、芸術家、
作家、またその他職業の多くの日本の知識人と立ったまま挨拶を交わした。
我が国へのこうした関心が私を驚かせなかったと言えば嘘になるだろう。
しかし、我が国はこの関心に全く気付かず、日本を評価することもできない。
またしても全く別の問題である…。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/07(金) 12:31:27 ID:A7W1JK4K
二日間にわたる東京ポエトリー・フェスティバルは、今夕の開会レセプションで
始まる。私はフェスティバルの一環で自分の詩を日曜日に読む予定である。
これとは別に11月3、4日の夜に私だけのために用意されたさらに2つのプロ
グラムがある。日本におけるトルコ文化大使と呼び得る、若い友人のイナン・
オネルさんが主宰する最初のプログラムの聴衆は、大多数が日本在住の
トルコ人になる見込みである(アンカラ大学言語歴史地理学部、日本語・
日本文学専攻を卒業し、ここで博士課程または修士課程の研究に従事して
いる非常に貴重な若者たちと知り合った。彼らは今後、我が国と日本の文化的
な場でその存在を伝えることとなろう。この専攻科の成功を特にお祝いします)。
第二のプログラムは、日本の第一線の詩人たち、およびフェスティバルの
運営者の一人である新井高子さんが企画された。そこでは多くが日本の
聴衆になる予定である。
昨日と今日(記事を書き始める前に)、ネットで我国の新聞に目を通した。
いつものように悲しく気が滅入る、うんざりさせられ不安を与えるような
ニュースを今は考えないことにする…。そうしたニュースはそもそも
日常生活から全く減らなかったし、今後も減ることはないだろうから。
ネガティブなニュースは話題にしないと述べたが、再度その約束を破って
しまうことになる。東京のトルコ大使館の建物が共和国記念日を祝う外国人
で一杯に溢れた一方、(肝心のトルコでは)ある同胞たちは共和国への敵対
行為をもはや隠そうともしていない…。
我が国の芸術家、他の多くの人物や組織は、身寄りのない子どもたちを
守るために尽力する一方で、法医学協会は14歳の子どもに関しナチ時代
の医者たちを彷彿とさせるような質の報告書を作成しているのである。
遠い異国からは自国における矛盾、終わりなき恥ずべき諸悪がより明白に
見受けられる…。
☆関連情報 詩人アタオル・ベフラモール来日記念イベント「詩を読む、生を語る」
http://www.mogra.net/inans/ 東京ポエトリー・フェスティバル2008
http://www.tokyopoetry.net/
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/10(月) 19:44:10 ID:cNJ5tbAw
ジェノサイド関連で問題ありうる オバマ新大統領誕生への専門家の見方 2008年11月06日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/10294652.asp?gid=233 アメリカ大統領にバラック・オバマ氏が当選したことに関し、トルコ大国民議会
(TBMM)の政党の代表者らは似たような評価をした。トルコとアメリカの関係に
おいて、一部の専門家と政党の重要人物らがトルコから見たオバマ時代に
関して行った評価は次の通り。
スアト・クヌクルオウル(公正発展党(AKP)議員):
「アルメニア・ロビーが抑圧をかけるだろう。しかしオバマ氏と彼のスタッフが
このような冒険に乗り出すとは考えていない。トルコとのすべての関係を
滅茶苦茶にするようなリスクは犯さず、戦略的協調性にも害を及ぼさない
だろう。シリア、イランに関することにはオバマ氏はトルコと同じ見解をもって
いる。クルド労働者党(PKK)に関してもオバマ政権に問題がないと思っている。」
シュクル・エレクダー(元ワシントン駐在大使、共和人民党(CHP)国会議員):
「いわゆるジェノサイドに関してトルコは注意深くあらなければならない。
トルコとアメリカの関係をイラクの動向が決するだろう。トルコは新政権に
PKKとの闘争において、「トルコか、バルザーニ(議長)か」という選択をさせ
なければならない。」
デニズ・ボリュクバシュ(民族主義者行動党(MHP)):
「両国関係において問題を作り出し、深刻な問題と見られるいくつかの懸案に
関して安堵できるかもしれない。例えばイラクとイランに対する政策、黒海と
コーカサスに対する政策において変化がある。これはトルコからみて、安堵を
もたらしうる。しかしアメリカでの政権、上・下院とも民主党の手中にある。
この情勢によりアルメニア問題に関しては問題が生じる可能性がある。
アフガニスタン政策においてトルコの更なる支援を要求することもありうる。」
オヌル・オイメン(CHP):
「トルコはこの政治過程において自国の利益を優先し、アメリカを友好国で
あり同盟国と見なければならない。アメリカへ上司のように接してはならない。」
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/10(月) 19:47:39 ID:cNJ5tbAw
宗務長官、少女への性的嫌がらせ事件へ苦言、
宗教的な敬虔さの議論にすり替えてはならない 2008年11月06日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=757316 最近、議題を騒がせている「少女への性的嫌がらせ」についての議論に、
宗務庁長官も加わった。
ヴァンで開催された県代表ムフティ会議で、アリ・バルダクオウル宗務庁
長官は、社会的良心を損なわせる非道徳的行為について触れ、宗教が
不当に性的過ちに利用されていると述べた。バルダクオウル長官は
「慎み深く、高潔であること、そして人の所有物や名誉を切望しないことは
人間としての責務である。この領域での過ちは、敬虔な人だけでなく、
いかなる人にも相応しくない深刻な恥である」と述べた。
また、人が自身をどう格付けしたとしても、いかなる人もこのような人々を
擁護、支持してはならないと強調した。恥ずべき行動をとった人の身元、
宗教的見解、そして宗派は重要ではないと述べ、次のように続けた。
「私たちが皆で過ちを非難できることが重要なのだ。基本的な人間的、
道徳的価値に反し、社会的良心を損なわせる行動は、いかなる人に
よっても機会ととらえられてはならない。従って最近、世論を騒がす
性的嫌がらせ事件を皆で一緒に非難しなければならないし、問題を
宗教や宗教的な敬虔さの議論にすり替えるべきではない。世論が
非道徳的行為に示した共通の反発、そして憤りに心から共感する」
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/10(月) 19:55:25 ID:cNJ5tbAw
話題の映画「ムフタファ」をお気に召さない人たち 2008年11月02日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Gundem/?t=02.11.2008&c=1&i=147870 アタテュルク主義思想協会は、映画「ムスタファ」がアタテュルク革命を
崩壊させる映画であると主張し、「彼らはそれを成し遂げられないだろう」
という見出しでブラックジョークの一例となるような声明を発表した。
共和人民党のバイカル党首、民主左派党のセゼル党首に続き、アタテュ
ルク主義思想協会も、ジャン・デュンダル氏がアタテュルクの人間的な
側面を描くと主張する「ムスタファ」に対し、火を吐くような怒りを顕にした。
同協会は、アタテュルクがカラスを追い払う場面から映画が始まること、
そして身長が低い人物として描写されていることを厳しく非難する一方、
「メフメト6世はなぜ祖国の反逆者ではないのか」と追及した。
アタテュルク主義思想協会総本部から同協会の諸支部に対し、スアイ・
カラマン事務局長の署名付きの「彼らはそれを成し遂げられない」という
見出しの通達が送付された。その中でこの映画については、「帝国主義
の賛同者、シャリーア主義者、そして狡猾な共和主義者らが長年協力して
アタテュルクを貶めようと、革命を崩壊させようと努めている。だがこれら
全てに、そしてその他の多くのものに共通する点がある。彼らは誤っており、
そして成し遂げられないだろう」と述べられた。
映画ではアタテュルクについて、『一日にラクの大瓶を1本、煙草を3箱、
コーヒーを15杯消費していた』と語られ、酒が好きな大酒のみという
横顔が描かれている」
「ムスタファ」の観客動員、記録的数値へ 2008年11月04日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yasam/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=yasam&KategoriID=5&ArticleID=1011401 10月29日共和国記念日に、193本の複製版映画フィルムにより206ヵ所の
映画館で公開されたこの映画の観客数は、50万人に近づいている。
初日には、150,026人が映画館に訪れ、5日間では470,000人が観賞した。
104 :
壁の耳 :2008/11/12(水) 04:48:42 ID:t1yW6dhZ
車関係の日系企業が現地採用の日本人の首を切るみたいね。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/14(金) 18:44:00 ID:uPqkW3Ok
英TV放映のトルコの知的障害児童施設の惨状 2008年11月07日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=Detay&ArticleID=907270&Date=08.11.2008&CategoryID=81 イギリスのテレビ局(ITV)のニュース番組「ITV トゥナイト」が、「公爵夫人と娘たち:
彼女たちの秘密の任務」というタイトルで、トルコの2ヵ所の児童養護施設で隠し撮り
されたという映像を放映した。番組でイスタンブルのゼイティンブルヌと、アンカラの
サライの児童養護施設だと説明された2つの場所で隠し撮りされた映像は、「ヨーロ
ッパを恥ずかしめる光景」というナレーションとともに視聴者に披露された。
番組プロデューサーのクリス・ロジャー氏は、以前にも2006年にルーマニアの児童
養護施設で同様の番組を制作したことに触れる一方、今回は児童問題に敏感な
姿勢をとることで知られるセーラ・ファーガソン公爵夫人と共に、「ヨーロッパの忘れ
去られた子どもたちを撮影したかった」と説明した。クリス・ロジャー氏はまた、共同で
番組制作をしようという提案がセーラ・ファーガソン公爵夫人側から来たとも述べた。
番組では、2人の素晴らしい娘を持つ母親として家で過ごす代わりに、児童問題
に傾倒したいというファーガソン夫人の発言を放映し、ルーマニアの孤児院には娘の
ベアトリス王女(ヨーク公爵嬢ベアトリス王女)、トルコではもう一人の娘、ユージェ
ニー王女(ヨーク公爵嬢ユージェニー王女)が侯爵夫人に同行したことが明らかに
された。イスタンブルを「アジアとヨーロッパを結ぶ地理的位置にある大都市」と説明
した番組内でトルコは、イギリス人にとって「人気のある観光国」として紹介された。
しかしトルコで番組製作者が歩き回った場所を、観光客は見ていないとし、
「この大国には子どもたちを、特に障害のある子どもたちを置き去りにするたくさん
の両親がいる」と述べた。そして、公爵夫人と娘は「このトルコ」を調査するために
来たと紹介された。番組ではファーガソン公爵夫人と娘のユージェニー王女の意見
も放映された。ユージェニー王女は、自分の母親が何をしているのかを見て、そして
母親の手助けをしたかったと、トルコ訪問の理由を説明した。
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/14(金) 18:44:34 ID:uPqkW3Ok
トルコがEU加盟へ向け努力していることを紹介し、にもかかわらず、この国では まだ深刻な人権侵害が行われているという主張がなされた。 公爵夫人とITV制作班の最初の訪問先は、ゼイティンブルヌにある知的・身体障害 の子ども60人が入所する施設だったという。公爵夫人はこの施設に(身分を隠し) 「ひとりの寄付者」として入ったとされた。番組は、トルコでは、障害を持つ子どもたち が両親によって捨てられることが多いとし、「トルコ人の両親はこれらの子どもたちを 恥ずかしいと思っている」と総括した。公爵夫人とITV制作班のゼイティンブルヌの 児童養護施設への訪問が、施設で大混乱を引き起こしたとのべ、ここに入所して いる子どもたちの顔や体に、切り傷、怪我、そしてアザがあるとした。 ある子どもの腕が「着ている服の中から出せないようにされており」、また別の 子どもが、ファーガソン公爵夫人の傍に座っているとき絶えず前後に揺れている ことに注目し、ある専門家の「関心を払って欲しいのに、期待している関心を払って もらえない知的障害者の子どもの行動である」という解釈を紹介した。番組では トルコが子供の人権に関する国際条約に加盟する国であるにも関わらず、この種 の光景が繰り広げられていると主張され、セーラ・ ファーガソン公爵夫人の娘で エリザベス2世の孫、ユージェニー王女が涙を流す映像が、彼女が見たことから どれほど影響を受けたかに関する表現と共に放映された。ユージェニー王女は、 「これら見たことを説明するのはとても難しい」と述べた。 トルコでは一日に40人ほどの捨て子があるとする一方で、トルコ政府は、ITV 制作班の行った隠し撮りを違法とし、撮影が子どもたちにマイナスの影響を及ぼ すと抗議していることが明らかにされた。ゼイティンブルヌの施設にいる子供達が 一日中、同じ部屋で何もせずに置かれていること、軽度の障害を持つ子供達と 重度の知的障害を持つ子供達が同じ集団で生活させられていることも、この 番組内で問題とされた。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/14(金) 18:45:39 ID:uPqkW3Ok
番組プロデューサーのクリス・ロジャース氏は、次の訪問先がアンカラの サライ郡にある児童施設だったとし、「調査が深まるにつれて、恐ろしい光景も 増えた」と述べた。アンカラで先発チームが通りの撮影を行った際、警察に制止・ 警告されたと言い、このために施設には変装して入る必要性を感じたという。 セーラ・ファーガソン夫人が、施設にいたときに、逮捕されるかもしれないという 恐怖を感じたと語る場面も放映された。 セーラ・ファーガソン夫人に随行した、子どもへの支援目的で設立された NGOのメンバーらによる、「トルコで適用されているシステムでは子どもに希望 はない」という主張も番組で紹介された。番組では、また、セーラ・ファーガソン 侯爵夫人の、「つまり、ここではこうした子どもたちは、死刑を言い渡されたもの として生まれたことになるのです」という言葉も紹介された。 700人の子どもが暮らし、収容人員数を千人に増やすための作業が続けら れているサライ児童養護施設でみたものは、混乱しきった部屋や、大半が 乳児期から入所している子どもたちだったとする番組プロデューサーは、 廊下で寝ている男の子を映し出した。子どもは外に出してもらえずにおり、 陽の当たる場所に寝て、日の光を顔にを感じようとしていると説明された。 別の部屋では、手をベンチに縛られた、年齢の高い子どもたちの姿も映し 出され、番組「ITVトゥナイト」は、ある子どもが、注意欠陥多動性障害(ADHD) であるという理由で箱に入れられている様子の映像を画面に映し出した。 番組はトルコのEU加盟交渉にむけたプロセスをイギリスも支持していると 述べ、ゴードン・ブラウン首相のこの支持を強調した演説からの引用も流した。 番組では、「イギリスはこの条件が改善されないのに、トルコ支持を続けるのか?」 と問いかけられた。また番組に参加したある法律家は、トルコのEU加盟について はよく考える必要があるとのべ、トルコが人権に関する基準を高めるとした約束を 守るか、守らないか疑問だとの発言も放映された。
虐待を政治の道具にしてるようにしか見えないな…
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/23(日) 22:01:06 ID:fJJA7B/D
Hasan Pulur コラム:憲法改正論議、再び… 2008年11月15日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yazar.aspx?aType=YazarDetay&ArticleID=1016312&AuthorID=52&Date=15.11.2008&b=Yine%20Anayasa%20 ティムール・セルチュクの素晴らしい歌がある。「経済が好調だ…」
「なんとまあ有り難い!」単に経済だけではなく、ほぼすべてのことがうまくいっている…。
うまくいっているがために新たな課題が作り出され、新たな問題が出されてきている。
何百万もの人々が失業し、また何百人もが最低生活線上にあり、そしてテロが頻繁に
起こっている。なんてありがたいことだろう、物事がうまくいっているために喧嘩や論争
のための新しい問題が探し出されている。そうでなければ、憲法裁判所のハシム・
クルチ長官が憲法の変更不可原則と変更提案不可原則を議論しようとしただろうか?
憲法の変更不可原則とは何か?
「第1条‐トルコ国家は共和国である。第2条‐トルコ共和国は、社会の安寧、国民の
連帯と公正において人権を尊重し、アタテュルクのナショナリズムに忠実であり、
冒頭に明記された基本原則に依拠した、民主的で世俗的、社会的な法治国家である。
第3条‐トルコ国家は国土・国民と分かたれることのなく一体である。その言語は
トルコ語である。国旗はその形状が法律で明示されている白い月と星のある旗である。
国歌は独立行進曲である。首都はアンカラである」この3条項に続く「第4条」は、
上記の3条項が変更不可であり、そして変更を提案することもできないと定めている。
まさに憲法裁判所のハシム・クルチ長官が議論を始めようとしている「共和国の基本
原則とはこれらのこと」である。変更するためには何をする必要があるのか?少なく
とも第4条を廃止する必要がある…。このような議論を始めることは出来ないだろうか?
出来ないということなどない。始めることは可能だ。ただこの議論を始める人物は、
憲法を守るという職責を負う憲法裁判所の長官なのか?議論されるべき別のことは
ないのだろうか?憲法裁判所はひとつの委員会であり、決まった数の正委員がおり、
また決まった数の予備委員がいる。憲法裁判所の創設記念日に議論される主題は、
長官の口から出るのだろうか。他の委員に発言権、投票権はないのだろうか?
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/23(日) 22:05:04 ID:fJJA7B/D
その長官を皆さんはよくご存じのはず、憲法裁判所の長官である。彼はトゥルグット・ オザル元大統領によって任命され、憲法裁判所の委員によって憲法裁判所長官職に 選出された。世論に対し「公正発展党は解党されない」という朗報をもたらした人物で あり、公正発展党を「世俗主義に反する行動の焦点」とした判決にも反対の立場をとる。 憲法の変更不可原則について議論を開始することが、長官の「地位と身分」にとって 適切なのか、適切だとしても奇妙だと思われないのか? この記事を書き終えたところで、釈明会見の内容が届いた。ハシム・クルチ長官は 「私はそうは言っていない!」と言っている。「憲法裁判所のハシム・クルチ長官は、 ビルケント大のシンポジウムでの自身の発言が、『クルチ長官は憲法の変更不可 条項の議論を始めたいと考えている』と報道されたことに反発を示した。 クルチ長官は、書面での説明で次のように記した。 「このような微妙な問題を憲法裁判所の創設記念日に行うシンポジウムでテーマと することは、裁判所の立場からすると不可能なことであり、とても出来ないことである と伝えて会議を後にしました。それに我々の憲法で問題となっている条項について 評価付けもしませんでした。招待いただいたことに対する謝辞スピーチの内容を、 一部の報道機関や個人が、『憲法冒頭の3条項の議論を始め、変更することを 望んでいる』というかたちで理解し、そして本来の目的から外れた、批判とは正反対 の評価付けをして、ユートピアを創造したことを見ることは悲しいことです」 説明は以上のようだった。我々はそういう釈明が出てくるだろうと思っていた。
111 :
インド人 :2008/11/27(木) 19:18:24 ID:OHn9RPtK
罪の無い日本人がイスラムテロによって殺されました。 日本もイスラム教対策をしないと同時多発テロに遭う。
「ロリウッド」とは、ハリウッド、ボリウッド (ボンベイ中心のインドの映画産業)をもじって、 パキスタン映画産業・文化を表現する言葉で、 パキスタンの映画産業の中心地である古都ラホールの 頭文字「L」を取りもじったという。 ロリウッド映画超大作「預言者とその9歳の妻アーイシャ」 「ああ、アーイシャ、美しいよ」 後に真実の宗教イスラームの預言者と知られるようになるムハンマド・ イブン・アブドゥッラーフは、そういって眼前の少女の性器に感嘆した。 9歳の少女アーイシャの無毛の性器は、今まで年増しか知らないムハンマドにとって 極めつけの刺激であった。 ムハンマドはペニスを取り出すと、そのままアーイシャの性器に擦り付ける。 「預言者様、怖い・・・」 幼い瞳を恐怖に染めるアーイシャ、しかしそれも今のムハンマドにとっては 情欲を高めるエッセンスにしかならなかった。 大きく腰を引くと、そのまま一気に前に突き出す。 アーイシャの純潔は、あっけなく散らされた。 アーイシャの幼い性器にめり込む黒々した預言者の陰茎、処女膜を紙のように 打ち破り、狭い膣口を限界まで押し広げる。結合部からは血がどくどくと 流れ、あまりの悲痛さにアーイシャは涙を流した。 預言者ムハンマドは、そのまま数回ピストンを繰り返す。しかし9歳の 幼い少女の膣は、いかに神の預言者とはいえ50を過ぎた初老の男にとっては あまりにも耐え難い快感だった。 「うう、そろそろ出るよアーイシャ・・・ああ、アッラーの他に神はなし、アッラーに 感謝いたします。」 そういってムハンマドは腰を深く打ちつけ、アーイシャの子宮に精液を放った。
113 :
イスラム教預言者 :2008/12/07(日) 18:51:24 ID:n+lIo+ZF
イスラームと児童性愛
http://ja.wikipedia.org/wiki/イスラームと児童性愛 http://ja.wikipedia.org/wiki/アーイシャ あるハディースの伝えるところによればアーイシャは6歳で当時53歳だったムハンマドと婚約し、9歳で婚姻を完成させ(「性行為を行った」という意味と解される)
その後ムハンマドが没するまで9年間をともに生活したと伝えられる[1][2]。
^ 猶医学的観点からするとこのようなセックスは未成熟な膣に成人男子のペニスを挿入するため、肉体的・精神的に危険とされている
^ ブハーリーのハディース集成書『真正集』「婚姻の書」第39節第1項(アーイシャ自身からの伝)、同第40節(アーイシャおよび伝承者ヒシャームからの伝)、
同第59節(伝承者ウルワからの伝)その他。
ハディース中の「9歳で婚姻を完成させた」という一文が実際に「性行為を行ったという意味とされるのは集成書の注記による。また「日訳サヒーフ・ムスリム」第2巻、
結婚の書、p453~p454にも、アーイシャからの伝として同様の文言が収録されている。
114 :
イスラム教預言者 :2008/12/07(日) 18:59:24 ID:n+lIo+ZF
ムハンマドはアブー=バクルの娘であるアーイシャ以外にもウンマ内外の有力者との婚姻を繰り返したため最終的な妻の数は10人を越えたが 妻のほとんどは寡婦であり、初婚で結婚時に処女であった妻はアーイシャのみであったという[3]。 ^ ブハーリーの『真正集』「婚姻の書」第9節(イブン=アッバースがアーイシャに語った伝)その他。 従って年増の日本人女性を財源とした金と権力で、無理やり本命の幼女とやるのはアッラー奨励の行為なのである。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/08(月) 18:22:50 ID:i1ylMS4q
トルコの政党同士の関係は、きわめて劣悪というか、激しい対立関係にある。 野党は与党の党首をはじめ、議員までを含め、全人格を否定するというのが 当然のように行われているのだ。 AKP (開発公正党)が与党の座に着き、AKPの議員の中から大統領が 選出されたとき、野党側はあらゆるスキャンダルを探し攻撃し、軍と結託して、 クーデターまでも計画したほどだ。野党の中でも、CHP(社会党)はAKPに 対し、何処までも挑戦するという具合だった。 そのCHPが最近、AKPの方針に対し、きわめて理解を示すようになって きているのだ。それは、CHPの集会で女性が、スカーフを着用してきたとき に起こった。CHPの党首バイカル氏が、そのスカーフを着用した女性に批判 の言葉を浴びせるのではなく、理解ある言葉を発したのだ。このニュースを 目にしたとき、いったい何がCHPをして変化させたのか、といぶかっていると、 もうひとつ意外なニュ−スが目に付いた。今度はAKPがCHPに対して協力 すると、エルドアン首相の口から言わしめたのだ。 つまり、いままで犬猿のなかであった与党AKPと、野党の代表社会党の CHPが、共に歩み寄りを示しているということだ。現段階で全てを解明する わけには行かないだろうが、およそ次のような推測が成り立つのではないか。 :野党の憲法裁判所を使ったAKPに対する突き上げが起こった :これに対しAKPはエルゲネコン問題を取り上げることにより、憲法裁判所の判事を 含め、汚職に連なっている政治家や学者、マスコミ人、裁判官をあぶりだして見せた :大衆はAKPが何処までエルゲネコン問題をAKPが暴露するか、強い関心を抱いた :このAKPの攻勢の前に、CHPもたじたじとなり、AKPに擦り寄る作戦に切り替えた :結果的にAKPはCHPを鷹揚に受け入れた さてこの与野党の関係の変化は、これからのトルコに何をもたらすのだろうか。 たぶんに、AKPの一党独裁色が強まっていくだろう。しかし、そのことが結果的に、 現在世界が直面している金融危機から、トルコをいち早く立ち直らせる力になって 行くのではないか。そうあってほしいものだ。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/14(日) 01:36:16 ID:4NdW7dMf
「建国の父」映画が話題に=英雄の人間性に焦点−トルコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081213-00000073-jij-int 【エルサレム13日時事】トルコ建国の父で初代大統領、ムスタファ・ケマル(1881−1938)の生涯を描く
ドキュメンタリー映画「ムスタファ」が地元で大きな話題になっている。映画はトルコで英雄視され、批判は
タブーとされてきたケマルの人間性や弱さに焦点を合わせる斬新な内容だ。
トルコからの情報によると、映画はケマルの政教分離政策の要であるオスマン帝国のカリフ(イスラム国家の
最高指導者)制廃止について、「幼少時にイスラム神学校で教師の体罰に遭ったことへの報復」でもあったとの
視点を提示。アルコールにおぼれた晩年の姿も描いている。
ジャーナリストのジャン・デュンダル監督が制作。トルコ建国記念日の10月29日、全国200以上の映画館で
封切られ、観客動員数は22日間で100万人を突破した。
【関連ニュース】
・キリンもプリン体オフ=99%カットの発泡酒
・柏崎刈羽原発7号機で火災=定期検査中、1人やけど
・オバマ氏暗殺計画を摘発=ネオナチ2人逮捕
・飲酒検知で遅延、ほかに4件=チェック機交換後
・ブッシュ大統領の伝記映画、全米公開=選挙戦さなかに賛否渦巻く
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/15(月) 22:16:52 ID:l0aIg7VP
解党された民主主義党のレイラ・ザナ被告に10年の懲役刑 2008年12月05日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&KategoriID=4&ArticleID=1024867&Date 解党された民主主義党のレイラ・ザナ元国会議員は、異なる日に開催
された会議、デモ、集会での9件のスピーチにより10年の懲役刑を受けた。
裁判所はさらにザナ元国会議員の選挙権と被選挙権も剥奪するとし、
他の政治的権利も剥奪する決定をした。ザナ元国会議員の名前は、
民主市民党のバトマン市長選挙の候補者の一人として挙げられていた。
ディヤルバクル、バトマン、ビンギョル、欧州議会において、この1年の
間に様々な日程で行った9つのスピーチにより、懲役60年を求刑、起訴
されていたザナ元国会議員の裁判は、第5重罪裁判所で続けられた。
法廷にはザナ元国会議員も、そして欠席理由を伝えていた弁護士も
出廷しなかった。裁判所の判事団は、県外にいるため裁判に参加でき
ないと知らせてきたフェトヒ・ギュミュシ弁護士の欠席理由を、「裁判を
引きのばそうとしている」という理由で棄却した。
共和国検事は、前回の法廷で裁判所に提出した見解を繰り返し、
その見解には、「被告人はPKKをテロ組織として認識しておらず、組織の
リーダーであるオジャランを『クルド民族のリーダー』、PKKの闘争を
「自由と民主主義」のための闘争と認識していると述べて間接的に罪を
認めていることが全てのファイルから明らかである」と述べられている。
同裁判所は、ザナ元国会議員について、「テロ組織のプロパガンダ実施」、
「テロ組織の構成員ではないが、組織のために罪を犯した」罪で求刑され、
裁判が開かれたこと、そして審議の結果、被告人の行動がPKKの構成員
のレベルに達しており、このため被告人をトルコ刑法の「テロ組織の構成
員になる」罪を含む、第314/2条に基づき、8年の懲役に処すると決定した。
懲役刑は、罪が「テロ罪」のため1.5倍にされ、12年まで延長された。
しかしザナ元国会議員が裁判中、協力的な態度であったことに注視し、
判事団は刑を10年に引き下げた。
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/17(水) 23:20:01 ID:9OyCxxx7
イランのムハンマド・リダー・アリヤーン大佐が、イランからトルコ東部の イランとの国境に近い街、ワンに逃れてすでに3ヶ月が経過している。 その後の彼の足取りが、全くつかめていない。彼は家族を連れてトルコ に逃亡したのだが、それは彼が関係していた、イラン国内での虐待問題で、 人権委員会から追及されていたことが、原因だと言われている。しかし、 それは表面上の口実ではないかと思われるのだが、この記事を書いた 記者も、同様の疑問を投げかけている。 ムハンマド・リダー・アリヤーン大佐は、イランの核開発に関する極秘の 情報を持ち出している、という情報があるからだ。当然のことながら、彼を 追ってアメリカとイスラエルの情報機関が、動いているという話が記事には 書き足されている。実はすでにアメリカかイスラエルによって彼ムハンマド・ リダー・アリヤーン大佐は彼の持ち出した、核開発の極秘書類とともに、 保護されているのかもしれない。 トルコの情報部の調べでは、このムハンマド・リダー・アリヤーン大佐が 突然姿を消したのは、イランの元国防大臣アリー・リダー・アスカリー氏が、 イスタンブールを訪問した後に姿を消した時の状況に似ているということだ。 あるいは、人権委員会の追及を恐れたというのは口実で、彼ムハンマド・ リダー・アリヤーン大佐は、始めからイランの核開発の秘密情報を、アメ リカあるいはイスラエル側に渡し、亡命する事が目的だったのではないか。 このニュースは、あまり大きく取り扱われていないが、アラブやトルコの 人たちの間では、すでに最大関心事のひとつになっているものと思われる。 イランがこのニュースをいまだに伝えていないのは、自国の核開発に 関する極秘資料が、アメリカあるいはイスラエル側に渡ったことを認め たくない、イラン国民にその事実を知られたくないからなのではないか。 さて、それではイランの核開発に関する、極秘資料を入手たと思われる アメリカあるいはイスラエルは、この資料を元に、次にどの様な行動に 出るのであろうか。そこが一番の問題ではないのか。
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 19:51:17 ID:IJeKt+ta
宗務庁、ジャーファル派のイマーム採用へ 2008年12月15日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=770426&title=devlet-caferi-imamlari-da-kadroya-aliyor 政府によるアレヴィー派への門戸解放に関する議論が起こっている中、
宗務庁は大きな一歩を踏み出す。アレヴィー諸派の指導者たちを宗務庁で
採用することに反対する同庁は、ジャーファル派のイマームを採用する。
東部アナトリア地方をはじめとしたトルコ全土で、有志としてその務めを
行うジャーファル派のイマームを採用するため、12月17−26日の間、試験
が行われる。年齢制限を50歳とするこの試験では、160人を採用する。
トルコでは長い間、アレヴィー諸派のジェムエヴィ(集会所)を礼拝所と
して認可することや、その指導者たちへの給与支払いといった要請が
議論されている。アレヴィー諸派指導者たちが、宗務庁内で採用される
ことを要望する者もいる。しかし宗務庁は、ジェムエヴィを礼拝所として
認可することに反対の姿勢を示している。その理由は、認可によって
アレヴィー派が(一つの)宗教のように認識される恐れがあるため、
ということである。宗務庁は、ジェムエヴィが文化的、神秘的な場として
保護されるべきだと主張している。
庁のジャーファル派への対応はというと大きく異なる。宗務庁は、
ジャーファル派の礼拝所の説教者たちが国家から給与を受け取れる
ような取り組みを始めた。このため、ジャーファル派のイマームたちは、
今後、宗務庁から採用を受けることとなる。宗務庁は、160人の有志の
イマームと同時に、450人の有志のコーラン学校の教師も採用する。
しかし、コーラン学校の教師の採用条件も有志であることとされたことは、
同時に人々の議論も巻き起こした。この採用条件は、多くの神学部、
高等専門学校卒業者がこの試験を受けるための妨げとなった。これらの
人々が試験の延期を求め、裁判を開いていることが明らかにされている。
トルコには約300に近い数のジャーファル派のモスクがある。これらの
うち30がイスタンブルにある。トルコのジャーファル派の数は300万人に
近いと推測される。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 19:55:42 ID:IJeKt+ta
「アルメニア人に謝罪する」に対抗し「アルメニア人に謝罪を求める」キャンペーン始まる 2008年12月17日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=913117&Date=17.12.2008&CategoryID=77 1915年に起こった諸事件でアルメニア人が被った不当な扱いを念頭におき、
一部知識人のグループが開始した「アルメニア人に謝罪する」キャンペーンに
対抗して「アルメニア人に謝罪を求める」キャンペーンが開始された。インター
ネットサイトを介して署名者らの名前が公表された「アルメニア人に謝罪する」
キャンペーンに反発する別のグループが、やはりインターネットのサイトに
「アルメニア人に謝罪を求める」という名称の署名簿を掲載したものである。
アダーレト・アーオウル氏、アフメト・インセル氏、バスクン・オラン氏、ヒュス
ニュ・オンデュル氏、オラル・チャルスラル氏、ミトハト・サンジャル氏、ラグプ・
デュラン氏、タヌル・ボラ氏などの教員、新聞記者、作家らも含むグループの
呼びかけで開始された「アルメニア人に謝罪する」署名キャンペーンは、反発
を生み続けている。キャンペーンは1915年にオスマン帝国内で起こった事件
に言及した短文に署名する形をとり、署名者名がwww.ozurdiliyoruz.comという
URLで公表されている。
このキャンペーンに対抗し、過去にオスマン帝国の人々がアルメニア人に
受けた暴力に対し謝罪を求めるという別のキャンペーンもさらに開始された。
同キャンペーンのURLはwww.ozurbekliyorum.comである。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 19:57:19 ID:IJeKt+ta
「アルメニア人に謝罪を求める」グループが開設したサイトのレイアウト、 色、フォント選択、サイト利用法が反発を生んでいる最初の謝罪キャンペーン のためにデザインされたサイトと同一であることが注目される。サイトには、 オリジナルのサイト同様、次の文章が掲載されている。 それによると、「過去にオスマン帝国の人々が、アルメニア人から受けた 残虐行為に対し、全アルメニア人とその支持者らの謝罪が必要であると 考える。この残虐行為に目を閉じないことを宣言し、全トルコ世界とオスマン 帝国の末裔の名の下に謝罪を求める」と述べられている。 さらに同サイトでは、1992年のナゴルノ・カラバフ戦争時にナゴルノ・カラ バフ地方にあるホジャル村でアルメニア人らに殺害されたトルコ人らの写真が 掲載されている。「アルメニア人に謝罪する」キャンペーンには現在まで約6500名、 「アルメニア人に謝罪を求める」キャンペーンには303名が支持している。 「アルメニア人に謝罪する」のサイトでは「1915年にオスマン帝国のアルメニア人 が受けた『大惨劇』に無関心であること、これを否定することに良心が許さない。 この不正を拒絶し、兄弟であるアルメニア人の感情や痛みを分かち合い、彼らに 謝罪します」という本文に署名をすると言う形がとられている。
122 :
Recep Tayyip Erdogan :2008/12/21(日) 08:05:23 ID:JnAr6KvE
アルメニア人に謝罪します。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/21(日) 23:02:27 ID:fVqP8WE4
1915年に起こったとされている、オスマン帝国軍によるアルメニア人の 大量虐殺事件について、トルコのエルドアン首相は謝罪の意思がないことを、 トルコのフッリエト紙が報じた。 エルドアン首相が今回、アルメニア人虐殺問題で謝罪をしなかったことに ついて、この問題はいまだに検討され、確認作業が続いているからだとして いる。以前、トルコ陸軍はこの虐殺事件が、実はオスマン帝国軍によって 行われたものではない、という結論を出している。 トルコ軍の調査の結果では、当時、ロシアの支援を受けたアルメニア人 グループが分離独立運動を始めており、そのグループについて行かなか ったアルメニア人が、アルメニア人の分離独立運動グループ・メンバーに よって殺害されたのだという結論に到達している。 これとは別に、分離独立運動を起こしていたアルメニア人が、オスマン 帝国軍との戦いの中で死亡したという説明だ。この戦いで、オスマン帝国軍 や市民の側にも、社会不安状況のなかで30万人の死者が出ているとトルコ 側は主張している。もちろんアルメニア側は、この虐殺によって150万人の アルメニア人が、オスマン帝国軍によって虐殺されていると主張している。 最近、ギュル大統領のアルメニア訪問などがあり、アルメニアとトルコ との関係が改善されつつあったが、何故この段階でこれと逆行する動きが 出てきたのだろうか、という疑問が沸いてくる。これは多分に、外国からの 指示で起こった運動ではないかと思えるのだが。そのことによって、最近に なって周辺諸国の関係で存在感を増しているトルコに、ブレーキをかけよう としているのではないか。 それでは、いずれの国がこのキャンペーン運動の裏にいるのかについては、 案外想像しやすいのではないか。答えはあえてこの場では書かず、諸兄の 判断にゆだねよう。
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/22(月) 19:41:24 ID:34qt2sD0
トルコのエルドアン首相は、トルコのインテリ層の一部が始めたアルメニア人 虐殺問題についての行動を批判的に受け止め、謝罪の意思がいまの段階では 証拠不十分として、無いことを宣言したという話は、既にご報告した。 これでは実も蓋もないと言われそうなのだが、トルコはさすがに、歴史のある 国だけのことはある。ギュル大統領がエルドアン首相の発言を受けた形で、 「トルコ社会がアルメニア問題について話し合うようになったのは、トルコ社会が 成熟してきたからだ、」と語り、1915年のアルメニア人虐殺問題をオープンに 話し合い、事実を確認し、謝罪するのなら謝罪し、主張する部分があれば主張 する、という方向に向かい出すようだ。 ただ、トルコのある新聞は、虐殺を認めることは、それに対する賠償が伴う ことを国民は忘れている、と厳しい批判をしている。日本人の人道家や左派の 人たちもそうだが、国際関係では「ゴメンナサイ」だけでは済まされないのだ。 罪を認めることは、金を出す覚悟のうえのはずなのだが。それ無しの謝罪は ないのだということを、トルコの新聞は早い段階で明確にしている。 日本の新聞は、そうした国民へのアドバイスをしたのだろうか。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/23(火) 10:05:46 ID:Tai1IuyN
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/23(火) 10:14:07 ID:Tai1IuyN
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/26(金) 11:42:12 ID:sTc7TWzK
トルコのIMF新規融資をめぐる交渉は順調に進展中=経済担当相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081225-00000262-reu-int 12月25日、トルコのシムシェキ経済担当相は、IMF新規融資をめぐる交渉は順調に進展中だと述べた。
9月撮影(2008年 ロイター/Jacob Silberberg)
[アンカラ 25日 ロイター] トルコのシムシェキ経済担当相は24日夜、国営テレビに出演し、新規融資を
めぐる国際通貨基金(IMF)との交渉は順調に進んでおり、トルコ政府とIMFの意見はほぼ一致していると述べた。
同相は「交渉内容のうち、何項目かについては数日以内に決定される。残りの項目については来年にも合意される」と
述べた。その上で「交渉は進展しており、新たに問題が生じない限り、トルコ政府とIMFは意見のほぼ一致をみている」
と述べた。
新規融資をめぐり、年明け早々にもIMFの調査団が首都アンカラを訪れ、政府高官と話し合いを進める予定に
なっている。新規融資は、通常のスタンドバイ取り決め、または予防的なスタンドバイ取り決めを通して実施される
見通し。
トルコ政府関係筋は今月に入りロイターに対し、2009年には総額1300億ドルの債務借り換えが控えているため、
トルコ政府はIMFから約250億ドルの新規融資を受けることを望んでいると明らかにしていた。
トルコはこれまでもIMFから支援を受けており、5月に失効した前回のスタンドバイ取り決めのもと、100億ドルの
融資を受けた。世界的な金融危機の余波を受け低迷しているトルコ経済を立て直すため、トルコ実業界や投資家層から、
IMFから新規融資を受けるべきとの声が上がっている。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/26(金) 20:30:25 ID:euoCw9YD
イスラエルのオルメルト首相は既に任期も終わりに近づき、レイムダックを 通り越し、北京ダック状態に近づいているようだ。 そのオルメルト首相がここにきて、シリアとの和平に対して積極的に動き 出している。トルコが仲介する間接交渉を継続するばかりではなく、どうやら 直接交渉に乗り出す可能性が出てきている。仲介役のトルコ政府は、以前 からイスラエルに対し(シリアに対しても)、当事者同士の直接交渉を提案 していたが、双方は自国内の政治的な事情から中々踏み出せないでいた、 という経緯がある。では何故、この段階に入ってオルメルト首相は、シリア との直接交渉に乗り出そうと考え始めたのであろうか。それは、イスラエル 国内の不安定な状況の危険さに気がついたからではないか。 イスラエルは、ガザのハマース、レバノンのヘズブラ、シリア、イランとの 敵対的な関係から、イスラエル国民の多くが、自国は何時これらのいずれ かの国よって急襲されるか分からない、という不安が広がっているのだ。 そうした不安な心理状態が長期化すると不安に慣れるという場合もあるが、 ,不安が高じて行き、先制攻撃をすべきだという判断が国民の間に広がり、 ついには政府も同様の判断を下してしまう危険性がある。 既にガザのハマースへの対応については、国民の間に広がった不安と そのことによる政府への不満が、閣僚の多くをして、ガザ侵攻、ハマース 打倒の方向に向かわせている。それに加え、イスラエルでは次期首相に なるべくして、カデマ党の党首に選出されたはずのツビ・リブニ女史が 首相になれずに、強硬派リクード党のネタニヤフ元首相が首相の座に 返り咲く可能性が高まっている。これは、イスラエル国民のなかに広まる 不安が生み出した結果であろう。 トルコはこうしたイスラエル国内の状況を理解し、それをシリアに根気 強く説明し、和平に向けてリードしていくべきであろう。少なくとも、トルコ にはイスラエルとシリアとの間に、戦争を起こさない最大限の努力を 払ってもらいたいものだ。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/27(土) 22:32:33 ID:CnB6ZUjf
「アルメニア人への謝罪」キャンペーンに研究者から反発 2008年12月24日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&KategoriID=4&ArticleID=1031965&Date ある知識人グループが先導して行った「アルメニア人への謝罪」キャン
ペーンに対し、声明を発表した205名の研究者は「具体的な歴史史料に
即していないキャンペーンは非科学的であり詭弁である」と明言した。
議論を巻き起こしている「アルメニア人への謝罪」キャンペーンは
エーゲ大学の教員が多数を占める研究者グループから反発を引き
起こしている。エーゲ地方出身者の研究者プラットフォームが中心と
なって始められ、205名の研究者の署名が集まったキャンペーンの
記者会見で、「謝罪します」というキャンペーンを始めたグループに対し
「敵への協力者」や「ソロスの手先」と名指しして非難した。
会見にて「謝罪キャンペーンは帝国主義や、国民国家を分断し
支配しようとする戦略の延長線上にあるものである」と述べられた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジョージ・ソロスはユダヤ系アメリカ人の投機家。投機家として
莫大な富を稼ぐ一方、ソロス財団を中心に慈善事業に力を入れている
という。彼の慈善活動の中心をなす理念が「開かれた社会」。絶対的な
権力構造をもつ国家や社会(閉じた社会)に対し、批判的な思想を
生み出すための活動を支援している。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/27(土) 22:35:11 ID:CnB6ZUjf
共和人民党アルトマンの「ギュル大統領の母はアルメニア人」発言、同党からも批判
2008年12月20日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=RadikalDetay&Date=&ArticleID=913441 共和人民党のデ二ズ・バイカル党首は、イズミル選出のジャナン・アルトマン議員の
アブドゥッラフ・ギュル大統領の民族的出自に関する発言に対して怒りを表明した。
バイカル党首は、「この発言を非常に残念に思いました。不適切なやり方です。
こうしたやり方は何よりもまず恥ずべきものです」と語った。共和人民党執行部は
アルトマン議員を懲罰委員会に諮るために調査を開始し、アルトマン議員に
「当分、発言を控え、イズミルに戻って謹慎するよう」伝えたことが分かった。
アルトマン議員が「ギュル大統領は母親がアルメニア人だから『アルメニア人に
謝罪する』キャンペーンを支持している」 と主張したことで、共和人民党執行部は
困惑している。 バイカル党首は、日曜日(21日)に開催予定の党大会の準備を整え、
そこでの講演で「アルメニア人に謝罪する」キャンペーンに関して論評する予定で
あった。同党首はラディカル紙に対して、「アルトマン議員の発言を非常に残念に
思いました。不適切なやり方です。このようなやり方は恥ずべきものです」と語った。
バイカル党首は一昨日(18日)の中央執行委員会(MYK)で同様の発言を行った
事が分かった。中央執行委員会の会合の後で会見した同委員会のスポークス
マンであるムスタファ・オズユレク氏は、初めてメディアの前で共和人民党国会
議員の発言で正しくないものがあったと述べた。オズユレク氏は、バイカル党首の、
「民族的出自は敬意を払うべきものです。みな、民族的アイデンティティーに誇りを
持たなければなりません。国家は民族を問題にしません。誰かの民族的出自や
宗教、宗派にあれこれ言うことはありません」という発言を持ち出し、アルトマン
議員の考え方は党首や党の路線とは正反対であると説明した。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/27(土) 22:36:15 ID:CnB6ZUjf
共和人民党会派幹部は、アルトマン議員に発言を訂正するよう要請したが、 同議員はこの勧告を聞かず自己の見解に固執したことが分かった。さらに会派 幹部は、同議員に当分、発言を控えテレビに出ないよう、また選挙区であるイズ ミルに戻って、一定期間謹慎するよう要請した。しかし同議員はこれらの助言に 注意を払わず、一昨晩、テレビの生放送に出演して会派幹部を激怒させた。 共和人民党会派幹部は、彼らの勧告を無視したアルトマン議員の発言を調査し、 これに関して懲罰手続きを開始させるかどうかについて、バイカル党首と党本部の 判断を待つことが分かった。アルトマン議員が懲罰委員会に諮られる場合、 少なくとも戒告処分になるだろうと言われている。 アルトマン議員の発言の結果、国民の関心事が変わってしまったことも共和人 民党を激怒させた理由の一つである。ある共和人民党幹部は次のように語った。 「世論がギョクチェキ氏ークルチダルオウル氏の対決に完全に終止符を打ち、 共和人民党がメリフ・ギョクチェキ氏を窮地に追い込んだとき、共和人民党や 世論が、この論争の結果生まれた有利な流れを、手中に収められるのでは という状況が生まれました。しかし、そんな時ある人が出てきて、誰にも相談 せずに、国民の関心事を他に向けてしまった。
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/27(土) 22:37:37 ID:CnB6ZUjf
デニズ氏は、「アブドゥッラフ・オジャランが捕まりトルコに送還されて以来、 公正発展党(AKP)にいた一部の保守的な人々が共和人民党に加わるの ではという話題が、メディアで最も頻繁に取り上げられてきた」と話しています。 トルコでは1ヶ月もの間、このテーマが議論されています。ところがある人が でて来て、『アブドゥッラフ・ギュル大統領の両親はどういった人たち?』と 尋ねました。何の関係があるのですか? 今風の表現で話さないようにしますが、たとえアルメニア人だとしても、 アルメニア人だったら何だというのですか?クルド人だとしたら?ラズ人 だとしたら?何かが変るとでも言うのでしょうか?変らないでしょう。 社会民主主義的な政党の議員ですよ。民主主義的な人物であれば素性 は問わないものではないでしょうか?少しは学ぶものだし、耳を傾ける ものです。トルコの一部の人々は自分が話題にされることを非常に好み ます。どうもジャナン女史もそのようなタイプの人らしい」 アルトマン議員は、先の会期でタイイップ・エルドアン首相の大統領として の資質に関する議論があった際、エミネ・エルドアン夫人に宛てた手紙の 中で、「あなたの服装がトルコ人女性の怒りをかっている」と述べた。 これに対してバイカル党首は、「我々は他人の服装に干渉しない。皆誰で あろうと服装を争点にしてはならない。首相夫人は彼女が望む身なりを することができます。身なりが誰かの気分を害するなどということはあって はならない。あなたの手紙は目的を超えてしまったようだ」と注意していた。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/27(土) 22:42:08 ID:CnB6ZUjf
少女のミイラの謎:本物か、偽物か? 2008年12月11日付 Jam-e Jam紙
http://www.jamejamonline.ir/papertext.aspx?newsnum=100956612989 4500年以上前のものとされる10歳の少女のミイラ化した遺体が発見され、
文化遺産庁の考古学者たちはこの件に関する調査を開始した。
「ジャーメ・ジャム」の報道によると、アラーク州〔註:テヘラン州南西に位置し、
エスファハーン州に隣接する州〕治安維持軍ナビーオッラー・ヘイダリー総
司令官は月曜日、記者会見でミイラが発見されたことに言及し、次のように
述べた。「2ヶ月間にわたる大規模な情報収集活動によって、6人組の文化
遺産密輸業者がエスファハーン州のある町で発見されたミイラを、35億トマ
ーン〔約3億2400万円〕で売却しようとしていることが明らかになった」。
アラーク州治安維持軍総司令官は次のように続けた。「2ヶ月間にわたる
治安警察捜査員たちの昼夜を問わぬ努力によって、この一団は突撃捜査で
逮捕され、少女のミイラが発見された。密輸業者への取調べが行われた結果、
彼らはこのミイラをジーロフトの山岳地帯で発見・発掘したと供述した」。
このミイラが本物か偽物か、考古学者たちや遺伝学の専門家たちは
謎解きに懸命だが、考古学の有識者たちはこの件についていまだ見解を
明らかにしていない。
数年前、「ルードグーネ※」のミイラ密売を画策していた一団のメンバーが、
治安機関の捜査員らによって逮捕されたとの類似の報道がなされたことが
あった。犯人逮捕により、アケメネス朝のキュロスの娘のものとされるミイラが、
ミイラの身元を明示する楔形文字の入った偽の遺物と共に発見された。
しかし後の調査で、文化遺産によって利益を得ようとした者たちが、ある町の
墓を暴き、女性の遺体を盗んでパキスタンの町に運び、タールを塗ってアケ
メネス朝の文様入りの棺に入れ、パリのルーヴル美術館の仲買人にアケメ
ネス朝時代のミイラとして売却しようとしていたことが明らかになった。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/02(金) 22:28:35 ID:2aS5Ajns
繊維業界から、中国産品規制案 2008年12月27日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Ekonomi/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=ekonomi&KategoriID=&ArticleID=1033262 各国政府は世界的な危機に対して必要な措置をとっており、国際貿易の
縮小に対抗して、国内市場の活性化と同時に保護措置に向かっている。
多くの国で国内市場、特に一部の部門では中国産品が支配するように
なったために、保護措置も中国に対してとられはじめている。
各国政府は、危機下においてはこれらの措置は正当なものとして受け
取られるだろうと考え、世界貿易機関(WTO)の裁定[申請]にも躊躇しない。
イスタンブル既製衣料輸出組合のヒクメット・タンルヴェルディ組合長は、
アメリカが中国をWTOに提訴したことについて触れ、「トルコの繊維と既製
衣料部門も、類似の規制を行うための行動を開始しました」と話した。
タンルヴェルディ氏は、生産面で被害をこうむったと考える国々は、今後、
中国に対する措置をより迅速にとるだろうと述べ、次のように語った。
「これは単に繊維と既製衣料のみにとどまらないでしょう。G20サミットに
おいて貿易に規制はつけないと合意したにもかかわらず、一部の国々では
規制を始めました。今後各国は自国の生産を守るという名の下に関税障壁
を高めるでしょう。これは、危機がもたらした最大の変化の一つとなるでしょう。」
氏は、アメリカ合衆国の関係者は中国に対してアンチダンピング関税や
補償税という面でも対策を採ったと語り、「これらと同様の対策を我々も採る
ことができます」と述べた。また同氏は、イスタンブル既製衣料輸出組合が
18の製品グループにおいて措置の準備をしていると語り、次のように続けた。
「我々の準備は1月末に終わるでしょう。その後『保護措置』のため[首相府]
外国貿易庁に申請します。3月頃に結論がでるでしょう。この18のグループで
保護が認められたものについては措置が実施されるでしょう。この場合の措置
とは、関税の引き上げや割増金といった輸入障壁による措置となるでしょう。」
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/02(金) 22:30:49 ID:2aS5Ajns
Fikret Bilaコラム:クルド語放送5つの目的 2008年12月28日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yazar.aspx?aType=YazarDetay&ArticleID=1033572&AuthorID=61&Date=28.12.2008&b=Kurtce%20yayin%20 TRTによる、クルド語テスト放送が始まった。新年とともに24時間放送へ
移行する予定だ。TRTの24時間クルド語放送に対し不安はない、というのは
一つの国家政策だからである。クルド語テレビ放送が、トルコ共和国の政策
において非常に重要な転換点となることを歴史に記す必要がある。
1980年代に「クルド人は居ない」と言いクルド語を禁じた政府が、公営放送
において24時間のクルド語放送を始めることは、非常に重要な変化が生じて
いることを示している。クルド語放送という政策で、国家は何を狙っているのか、
以下の点を挙げることができよう。
1.TRTのクルド語放送は何よりまずテロの火種に関連している。参謀総長
イルケル・バシュブウ大将があらゆる機会で強調する「テロ組織への参加が
止むことなく続いており、それゆえこの原因を取り除くための対策に重点が
置かれるべきである」というメッセージは重要であった。武装したテロリストに
対し武力闘争を継続する一方、同時に経済的、社会的、そして文化的分野
での対策の中に、クルド語放送も含まれるのは明らかだった。TRTの放送
はこの対策の一つの産物だ。目的は、クルド労働者党(PKK)への参加を
容易にする環境の排除に貢献することである。言語、そして放送に関して
クルド労働者党と民主市民党(DTP)の共同路線のうちの一つを、当座の
議論から取り上げその影響をなくすことである。
2.TRTがクルド語放送を実施することは、文化的多様性とは単一国家
という構造に傷をつけずに、「政治的分野での集団の権利」として見られる
ことなく、「文化的分野での個人的自由」であるという文脈において実施され、
なされるアプローチとして捉えられる。
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/07(水) 15:00:17 ID:L73O6/mA
トルコの空軍退役将軍クルサト・アトルガン氏は、今回のイスラエルによる ガザ地区への軍事進攻について、他とは異なる見方を明かしている。 クルサト・アトルガン氏によれば、今回のイスラエル軍による陸海空からの ガザ地区への攻撃は、ハマースをせん滅し、ガザからのイスラエル領土への ミサイル攻撃を止めることを目的としたものではないというのだ。彼は、今回の イスラエル軍による大規模なガザ地区への軍事侵攻は、あくまでもイスラエル 国内の政治問題に端を発するものだということのようだ。 確かに、ハマースはイスラエルがファタハに対抗する組織として活動を認め (黙認)、今日のような規模にまで発展したものだ。しかし、ハマースの活動を 黙認したイスラエル政府は、ハマースが7−80パーセントのパレスチナ人を 代表する組織にまで拡大するとは、予測していなかったようだ。イスラエル 政府としては、パレスチナ内部で、ハマースとファタハが拮抗し、潰しあいを することを期待していたのであろうか。 イスラエルの戦争開始の動機が、クルサト・アトルガン氏の主張の通りで あるからであろうか。イスラエル側はいまだに明確な戦争目的を語れないで いるし、どうも今一つ、戦闘に気迫が篭っていないような気がしないでもない。 それに引き換え、パレスチナ側ハマースは、決死の戦いを展開している、 と言えるのではないか。この精神面での違いが、今後イスラエル側に思い のほかの被害犠牲を、生み出すことがあるのではないか。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/09(金) 20:00:59 ID:+dz8+/1N
中東諸国はこぞってイスラエル非難の感情をあらわにし、大規模なデモが 各国で起こっている。例外は、エジプトとパレスチナの西岸地区であろうか。 エジプトのムバーラク大統領は、国内の反政府勢力の勢いが増すことを 恐れ、ガザのゲートを閉ざし、デモに弾圧を加え許可していない。西岸地区 はマハムード・アッバース議長が、同様にハマース支持が高まることを恐れ、 デモを暴力で鎮圧し禁止している。この両者のデモ禁止措置は、両者の弱さ を表しているのでもあろう。早晩、ムバーラク大統領とアッバース議長は、 ツケを払わせられることになるのではないか。 イスラエルのガザ侵攻は、この二人の友人を窮地に追い込んだばかり ではない。中東の他の二人(国家)も、敵に回してしまいそうな状況にある。 それはイスラエルと外交関係を持つ、数少ないアラブの国ヨルダンだ。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/09(金) 20:02:01 ID:+dz8+/1N
人口の80%がパレスチナ人で構成されているヨルダンでは、大規模な デモが繰り返されている。デモの規模は6万人にまで達し、彼らは「アラブ の土地にユダヤの大使館は置くな」というシュプレヒコールを、繰り返して いるのだ。この国民の怒りを抑え込むことは、かえって危険だというのが、 ヨルダン政府の賢い判断であろうか。ヨルダンの首相は「ヨルダンはイスラ エルとの外交関係を再考する必要があろう」と語っている。 もう一つの、イスラエルとごく親しい関係にあるトルコも、ガザ侵攻前の イスラエル政府要人のトルコ訪問で、深く傷つけられたようだ。ガザ侵攻 前に、イスラエルからはオルメルト首相とバラク国防相が、トルコを訪問 しているのだ。このことは内外に、エルドアン首相は事前にイスラエル軍 のガザ侵攻を知らせられていた、という誤解を生みだしたのだ。 このため、トルコ中でもエルドアン首相は、イスラエルのガザ侵攻に対し、 ことのほか厳しい対応を取るようになった。トルコは今後、イスラエルでは なく、ハマースやヘズブラ、イランを支持する側に回るのではないかという 懸念すら生まれているのだ。 そこまではいかないとしても、トルコの今回のイスラエルに対する怒りは 尋常ではないことから、今後、ガザ侵攻の後に、イスラエルがトルコとの 関係修復を図るとしても、相当の時間を要することになるのではないか。 イスラエルはガザ侵攻で2人のアラブの友人を窮地に追い込み、 二つの友好国家を敵に回してしまったのではないか。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/11(日) 17:24:56 ID:9CKubWkr
エルゲネコン捜査、大逮捕劇 2009年01月08日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=800966&title=ergenekonda-buyuk-operasyon テロ組織エルゲネコンに関する調査の一環で行われた最大の逮捕劇の
ひとつが、昨日(7日)、7つの県で同時に行われた。37人が逮捕され、
24の手榴弾や暗殺用に用意された武器が押収された。
広範な捜査は、イスタンブル共和国裁判所が請求し、イスタンブル第9
重罪裁判所の決定によって行われた。これにより、ヤルチュン・キュチュク
教授、元高等教育審議会(YOK)理事長ケマル・ギュルズ、退役軍人の
トゥンジェル・クルンチ大将、ケマル・ヤヴズ大将、エルダル・シェネル大将
を含む37人が逮捕された。容疑者のうち12人が職業軍人士官であるため、
ジャンダルマ管轄地域では、捜査に軍の関係者が同行した。
昨日の捜査で、もっとも注目される人物の一人は、2ヶ月前から国外に
滞在する、元イスタンブル市長のベドレッティン・ダランである。イェディテペ
大学にある彼のオフィスと、彼が長を務めるイスタキ財団のカドゥキョイに
ある運営本部での捜査のあと、ダランの秘書部長であるその息子が逮捕
された。アンカラでは、もとの最高裁検事総長サビフ・カナドゥオールの名
が取りざたされた。カナドゥオールが住むアンカラの自宅とアイヴァルクの
2つの別荘が捜査対象となった。しかし、彼は逮捕はされなかった。
容疑者の自宅や事務所で行われた捜査の結果、書類類やCDが押収
された一方、サカリヤとシヴァスでは、武器庫ともいえるものが明らかに
された。Mustafa D. 中佐のサカリヤにある家では22個の手榴弾と、4丁
の鉄砲と、1つのカラシニコフ銃が発見された。シヴァスでは、12人の
容疑者の家と職場で、2つの手榴弾、1つの小型拳銃と、多数の未登録
の猟銃が押収された。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/11(日) 20:41:20 ID:zMQ77k3a
Ismek Berkan コラム:クルド労働党(PKK)あってのエルゲネコン 2009年01月10日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=RadikalYazarYazisi&ArticleID=916279 エルゲネコンとは一体何なのだろうか。私は、この捜査を進めている検事や
警察官すら、これについてはっきりした考えをもっていないと思う。エルゲネ
コンとは何かについて、一年ほど前に、要職にある治安関係者と話したことが
ある。そして、今日、ススルルック事件の有名な有罪者の一人であるイブラ
ヒム・シャーヒンの家から押収された地図に基づき行われた捜索により地中
から発見された物品や武器をみて、そのときの話を思い出した。
その会談のあと、その治安関係者の話に、私のもっていた情報・推測・経験
を加えて、自分なりの見取り図をつくった。エルゲネコン組織やその源泉に
関する問題を、私はいつもその見取り図に基づきながめている。
分離主義者PKKによるテロは、70年代末にはじまった。しかし、PKKが直接、
政府の正規軍と闘争を始めたのは、1984年の有名なエルフ攻撃からだった。
トルコ軍にとって、これは、はじめて体験する異質のテロ攻撃だった。なぜ
なら、完全に山野での攻撃だったからである。これまで、警察も、国家諜報
組織も、その仕組みを、すべて、都市におけるテロ用に整えていた。
地方で諜報活動をすることは、組織のなかにスパイをおくりこんだとしても、
(不可能とはいえないまでも)、非常に困難だった。そのスパイから必要な
ときに瞬時に情報を得ることができないからだ。しかし、情報機関としては、
なんとしても、これに対応しなくてはならなかった。テロが頻発した場所が
ジャンダルマ区域だったため、基本的にジャンダルマまたは軍がこの問題
に対応していたし、その後もすることになった。
テロに対応して戦うには諜報活動が不可欠だった。このため、この諜報
活動を満たすため、この問題にあまり知識も経験もない組織であるジャン
ダルマがこの対応にのりだした。多少なりともなにかをしようとした。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/11(日) 20:41:57 ID:zMQ77k3a
アフメト・ジェム・エルセヴェルのような、「祖国を救うライオンたち」は、 この時期に登場した。PKKのテロとの闘争がはじまったとき、彼らが はじめたやり方、または、だれにも相談せずに彼らが行った手法で、 彼らは脚光をあびた。ジャンダルマ諜報テロ対応部J?TEM は、その 時代の結果である。 「告白者たち」は、その時代の諜報活動の努力の 結果である。未解決の殺人事件、ヒズボッラー、PKKの資金源を切ろう として結果として生まれた巨大なマフィアなどは、その時代の産物である。 現在、ススルルック事件がわからないかぎりエルゲネコンがわからない のと同様、トルコの政治を理解するには、PKKのテロが「救国将校団」(注) の誕生に果たした役割を理解しておかなくてはならない。この現代の 「救国将校団」は、トルコをいつクーデターが起こってもおかしくない 状態に、いとも簡単に陥れたのだ。 エルゲネコン組織は、「手足となる戦士」を、あの「祖国を救うライオン達」 からえていた。ちょうど、ススルルック(事件に関わった組織)が、特別 機動隊の警察官、(民族主義者である)旧「理想の炉」のメンバー、 そしてマフィアたちのなかからその戦士たちを選んだように。 それゆえ、エルゲネコンとPKKは、ひとつのメダルの表と裏の顔である。 もっといえば、PKKがいなければ、エルゲネコンは、もっとやりにくかった ろう、戦士と見つけることも、武器をみつけることも。しかし、エルゲネコン がなかったとしても、PKKはあった。そもそもPKKは存在し、そのPKKが まもなくエルゲネコンを生み出したのだ。 おそらくこの現実をよくわかっていたものの筆頭に、エルゲネコン組織 のメンバーたちがいたのだろう。このため、今後、エルゲネコンとPKKの 関係を示す直接・間接の文書がでてきたとしても驚くには値しない。 注)1912年に「統一と進歩委員会」を排除すべく武力を用いようとした 軍人グループ。結果として「統一と進歩委員会」によるクーデタを導き出した。
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/13(火) 02:25:48 ID:lzn//aeP
イスラエル・トルコ、外交駆け引きの舞台裏 2009年01月08日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/10732315.asp?gid=233 イスラエル首相のトルコ訪問から1週間も経たずしてガザになされた
攻撃がトルコ‐イスラエル両政府間に生じさせた緊張が続いている。
しかし、トルコはそれでも調停のための接触を継続している。
レジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、ガザ攻撃についてイスラ
エルに対し強く反発し、「軍事作戦が終了するまでイスラエルの要人
とは誰とも面会しない」と決め、この決定を「個人的には」続けている。
しかし同首相の「面会禁止」の一方で、トルコ‐イスラエル間での交渉は
ほとんど全てのレベルで継続されている。
外交筋によると、首相が強硬な態度を示した後、イスラエル高官は
トルコ外務省に連絡を取り、イスラエルのリブニ外相が「アンカラ訪問
を望んでいる」ことを伝えた。しかしトルコ政府は、「認めません。現在
のようなあやうい状況では受け入れられません」と返答した。
ババジャン外相は妥協点を探り、イスラエル外務省に「ニューヨーク
に訪問予定があります。そこで面会しましょう」と伝えた。実際にババ
ジャン外相はニューヨークに到着するやいなや、火曜日に国連安全
保障会議に出席する直前にイスラエルの外交官に電話をした。電話
会議では、「即刻、軍事作戦を停止するよう」イスラエルに要請した。
この他にもイスラエル筋によると、エルドアン首相の「イスラエル
との面談禁止」に反して、アフメト・ダウトオウル氏もイスラエルと接触
をしている。イスラエルで発行されているハーレツ紙によると、ダウト
オウル氏はエルドアン首相と共に訪問したダマスカスで、亡命中の
ハマス最高指導者ハーリド・ミシュアル政治局長と面会した後、
イスラエルとも交渉をもった。ダウトオウル氏は、イスラエルのオル
メルト首相の顧問であるシャロン・トルグマン氏と、「ガザにおける休戦」
について話し合った。
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/13(火) 02:27:35 ID:lzn//aeP
イスラエル総領事からあきれた声明 カザで民間人の被害は最小限
2009年01月08日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Dunya/?i=161423 駐イスタンブルのイスラエル総領事モルデハイ・アミハイ氏は、多数の
一般市民が犠牲となり、世界から大きな反発を買っているガザ攻撃に
ついて、「一般市民を避けた攻撃に成功している」と主張した。
世界に向け特別声明を発表したイスラエル総領事は、攻撃では一般
市民を標的にはしていないと主張し、それにも関わらず一般市民の
犠牲者が出ていると述べた。一方。ハマスは承知で一般市民を標的に
していると示唆した。国連による「死者のうち少なくとも4人に1人は一般
市民」という発表についても、総領事は、「ということは、我々は市民と
兵士の区別に成功している」と受け取っていると述べ、ガザへの地上戦
も一般市民の犠牲者を減らすために始めたと主張した。
モルデハイ・アミハイ総領事は、トルコ−イスラエル間の関係が軍事
行動により悪影響を受けるとは考えていない。同総領事は、検討される
ことになれば、トルコが国連軍の枠組みでガザへ軍隊を派遣することも、
「容認するだろう」と発言した。アミハイ総領事は、アメリカの次期大統領
バラク・オバマ氏も、当該地域での進展に「実は、黙りこんでいるわけ
ではない」と述べ、アメリカ大統領ブッシュ氏がアナポリスで始めた和平
会議ではパレスチナ政府とハマスが区別されるべきと主張している。
2005年8月から今まで、イスタンブルで総領事の任務についている
モルデハイ・アミハイ氏は、ガザでの軍事行動を、「我々はクルド労働
者党(PKK)、アルカイダまたはヒズブッラーと同じ、情け容赦のない
テロ組織と戦っているのです。これらの組織は承知の上で一般市民を
標的にしています」と主張した。
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/13(火) 18:12:38 ID:lzn//aeP
同総領事は一方で、ガザでの一般市民が犠牲になっていることに ついて、「とても悲しい」と述べ、「我々はテロリストを追っています。 イスラエルはこのためにガザへ侵攻したのです。今回の軍事行動の 目的はこれなのです。イスラエルの一般市民を標的にしたガザから のテロ攻撃を止めるためなのです」と述べた。 イスラエル総領事は、ガザでの軍事行動において一般市民と ハマス兵士を区別していると主張し、一般市民に害を及ぼさない ために対策をとっていると説明した。しかし同氏は、ハマスが一般 市民を人間の盾に利用していると主張し、「(ハマスは)一般市民に 混じってロケット砲弾を撃ち込んでくるのです。民家から砲弾を撃ち 込んでくるのです」と述べた。 アミハイ総領事は一昨日、大部分が一般市民からなる40人以上が 死亡した学校への攻撃に関連して、事件はまずイスラエル兵士が 発砲され、それに反撃したのだと主張し、次のように話した。 「イスラエル兵士たちは、中に一般市民がいることは知らされて いなかったのです。彼らは自分たちに発砲してきた建物を標的に しました。これはハマスが一般市民を利用した一例です」
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/14(水) 06:52:35 ID:TdkOhrG2
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/14(水) 21:54:15 ID:tp4ArBfl
トルコ政府のガザ調停外交、世界が関心示す ガーディアン紙も評価
2009年01月06日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=792327&title=guardian-turkler-profesyonel-ve-samimi イスラエルのガザ地区への攻撃をやめさせるためにトルコ政府が行った
取り組みが、海外でかなり注目されている。
イギリスのガーディアン紙では、「各国外交官たちは、トルコが(外交の)
舞台裏で重要な役割を果たしていると述べている」と書いている。同紙は、
ハマスはレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「イスラーム主義的なバック
グラウンドの中」から出てきているので信用しているとしており、「トルコ政府は、
的確に人を選んで対話している。中立な立場に立つ調停者とみなされている。
誠実でスペシャリストである」といった見解も掲載した。
イギリスのガーディアン紙は、ガザ危機に関するトルコ政府の懸命な外交
努力を評価する記事で、「各国外交官たちは、トルコが舞台裏で重要な役割
を果たしていると述べている。トルコ政府は、世界に向かってハマス側の
あらゆる停戦案を国連に伝えると申し出た」と掲載した。
ガーディアン紙は、シリアのベリド・エル・ムアッリン外務大臣がアンカラ
を訪問した際に記者会見が行われたが、その時述べられたアンカラ訪問の
理由についての説明が、トルコが果たしている役割の大きさを表している
としている。
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/16(金) 22:18:21 ID:nsIEPanI
トルコのエルドアン首相が、イスラエルのガザ侵攻に強い不快感を示す 発言をしたことが、イスラエルに相当のショックを与えていた。イスラエルに してみれば、トルコは中東地域にあって、唯一の温かい関係のある国だからだ。 (エジプトとヨルダンもイスラエルとの外交関係を持つが、これらふたつの国は、 いずれも冷たい関係といわれて久しい。) エルドアン首相は、イスラエルのガザに対する攻撃があまりにも酷いという 判断から厳しい発言をしたのであろうが、トルコは長い歴史を持つ国だけに、 このエルドアン首相の一言では終わらせていない。 イスラエルのツビ・リブニ外相がトルコ訪問の意向を打診したとき、 「停戦を行う意思がないのであれば歓迎しない。」と冷たく訪問を断った、 トルコのアリ・ババジャン外相は、コソボを訪問した折にイスラエルとの関係を 記者団に問われ「たとえどんなに厳しい状況下にあっても、トルコはイスラエル との連絡を断つようなことはしない。」と語っている。 確かに現段階では、まともにイスラエルと話し合える国は、中東のなかで トルコだけであろう。そのトルコがもし厳格に、イスラエルとのコンタクトを止め てしまうようなことになれば、どの国もイスラエルに対し、停戦を呼びかけることも、 イスラエルとハマースとの仲介を果たすこともできなくなろう。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/16(金) 22:21:36 ID:nsIEPanI
緊急アラブサミットを開催して、ガザ問題への対応を話し合う予定だったアラブ 諸国が、エジプトとサウジアラビアの反対で開催できなくなってしまっている。 アラブ諸国の多くが最近になって、トルコの役割に期待を寄せているのはその ためだ。エジプトがハマースとの話し合いをする折に、トルコが立会人になった のも、こうした事情によろう。 トルコはハマースに対して、彼らを撲滅するのではなく、生き残る余地を 与えてやる必要がある、という考えを明らかにしている。つまり、トルコは ハマースを、中東政治の表舞台に立たせ、重要な一員として処遇するべきだ、 と主張しているのだ。現実に、ハマースはパレスチナ人の間でファタハに勝る 支持を獲得しているし、アラブの国々のなかでもハマースを立派な政治組織 として認めている国もある。 それが、より公式な形にできないのは、パレスチナをファタハとハマースに 分裂させないという、政治的建前論に基づく配慮からであろうが、それは現実 に即しているとは言えまい。トルコの老獪な外交手腕に期待したいものだ。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/17(土) 00:29:56 ID:mz0Tw4Ap
米国外務省広報官、「エルゲネコン捜査の成り行きを見守っている」
2009年01月09日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&KategoriID=4&ArticleID=1044817&Date 米国国務省報道官のひとりホラデイ氏は、エルゲネコン捜査の枠組みで実施
された10回目の逮捕劇について評価付けを行い、以下のように話した。
「拘束された人たちは、目下、法的な段階にあります。この時点で、解釈や推測
をするのはまだ早すぎます。我々はこの訴訟を懸念して見守っています。トルコ
がもつ民主主義的な価値観の中で解決されることを期待しています」
エルゲネコン訴訟の当初からずっと、かなり慎重な姿勢を見せ、ある種「公式の
沈黙」で通しているEUは、この態度を継続させている。エルゲネコン事件に関して
欧州委員会は、質問されるまで答えず、一昨日に検討課題となった最新の逮捕劇
の後も、同様の態度を保つ姿勢を見せた。
「起こっている進展について、コメントがあるのかどうか」を質問されたことに対し、
EU関係筋は訴訟を興味をもって注視していると強調し、「警察の捜査と訴訟過程が、
最高の国際基準に適合したかたちで進められる必要がある」とメッセージを発信した。
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/17(土) 23:45:18 ID:mz0Tw4Ap
トルコ、パレスチナ負傷者の緊急搬送用の飛行機を提供
2009年01月13日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=13.01.2009&i=162430 副首相ジェミル・チチェキ氏は閣議後、イスラエル・パレスチナ間の
衝突に関する説明を行った。
チチェキ副首相は、ガザでの攻撃で負傷したパレスチナの人々を、
治療のためトルコへ搬送するための飛行機を当該地域に送ると述べた。
チチェキ副首相は、イスラエルのガザ攻撃の拡大を検討する閣議で、
パレスチナ・イスラエル間の合意が廃止され、人道支援がきちんとガザに
届くためトルコが当初から努力を続けてきたことを述べ、次のように述べた。
「現在我が国の首相の名代として、アフメト・ダヴトール氏を長とする交渉団
がカイロとダマスカスの両方を行き来することで、平和の確立のために、まず
最初に停戦が保証されるよう、また人道支援が一刻も早く関係地域へ送られる
よう徹底的に努力している」
記者たちが、エルゲネコン訴訟が議論されたかどうか質問したのに対し、
チチェキ副首相は次のように述べた。「閣議の議題に、司法に関する問題は
上がっていません。訴訟の一部は訴追されている段階です。また一部も
調査段階にあります。調査段階にある訴訟について記事が書かれたり、
話されたりするのは間違っています」
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/19(月) 14:02:01 ID:IgXuJEL8
クルド語TV開設を受け、ラズの人々もラズ語TV開設の署名運動開始
2009年01月13日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Guncel/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=guncel&KategoriID=24&ArticleID=1046285&Date= トルコ公営放送局の新しい局であるTRT6が衛星により24時間クルド語
放送を開始した後、母語での放送を望む他の民族集団としてラズ人が
声をあげた。トルコ公営放送局局に伝わるよう始められた運動では、
母語での放送は憲法が保証する権利であることが強調された。
運動は、インターネット、ファックス、電話、また手紙によってトルコ
公営放送局に「母語での放送」の要求を伝えようという目的で、
www.lazcayayinistiyorum.azlaguyi.com というアドレスで開始された。
運動では、ラズ語がアナトリアで何千年にも渡り話されていたことが
指摘された。
「もし世の中にすべての国民が平等に享受可能な権利があれば、
母語がラズ語である国民もこの権利を享受しなければならない」と
述べられた運動では、「母語を持つ全ての人は、法が認める権利を
行使すべく、国家機関であるトルコ公営放送局へ要求しなければ
ならない」という表現がされた。
運動の上で作成されたインターネットサイトでは、ラズ人がただ東部
黒海地方のパザル、アルデシェン、アルハヴィ、ホパのみに住んでいる
のではなく、マルマラ地方と大都市にも多数暮らしていることが強調され、
この人々が母語で放送されることを要求していることがつたえられた。
同サイトは、トルコ公営放送局が一週間に三十分間放送する言語の
中にラズ語が含まなかったと指摘し、その理由をラズ語とギリシャ語は
同じ語族だとする主張を批判した。
先週大統領府を訪問し、アブドゥッラー・ギュル大統領と面会したカフ
カス協会運営委員会も、トルコ公営放送局がチェルケス語放送を実施
するという方向の要求を大統領に伝えた。
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/20(火) 18:57:56 ID:be84xdfE
トルコ系ユダヤ教徒、ガザ侵攻後のメディア報道に抗議声明 2009年01月16日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Guncel/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&ArticleID=1047750&Kategori=guncel&Date=16.01.2009&b=M トルコのユダヤ教団体は、イスラエルのガザ侵攻後、一部のメディアで反ユダヤ的
報道がなされたことを不快に感じ、「我々は標的にされている」と声明を出した。
声明では次のように述べられた。
「我々トルコ系ユダヤ教徒は、何世紀も住んでいるこの地の基本的な構成員です。
レジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、火曜日の議会グループ会議で、反ユダヤ
主義に対する配慮について発言しました。ここ数週間、中東地域で発生した闘争の間、
一部の国内メディアや広場で行われたデモでの反イスラエル的発言が、大変残念な
ことに短期間のうちに反ユダヤ人感情に転じています。中東地域におけるいかなる国の
政策にも影響を及ぼす力を持たない我々トルコ系ユダヤ教徒は、現在続いている衝突
から、一部の新聞に掲載されている解釈とは逆に深い悲しみを感じているのです。
先週の土曜日、トルコ国内の全てのシナゴーグでは、中東和平のために祈り、犠牲者
全てに神の慈悲を乞い、負傷者には一日でも早い治癒を願う特別礼拝を行いました。
そしてこのことは我々から世間の皆様にお知らせしました」
「何世紀も前から住んでいるこの土地で、国民としての義務をトルコ人と同様に果たし、
トルコ語を話しトルコ語で考え、トルコ文化の中に練り込まれた我々は、自分たちを
この土地の基本的な構成員と考えています。トルコ共和国と深く結びついた一部で
ある我々はトルコ系ユダヤ教徒として、ここ最近、一部のメディアが我々の宗教を
軽蔑・侮辱したり、また我々を標的とするような報道にさらされていることを非常に
悲しく思っています。トルコの指導者、知識人、思慮ある国民が、我々の国トルコと
ユダヤ教団体に関する懸念や呼びかけに耳を傾けてくれていることは分かっています。
エルドアン首相が火曜日に行った反ユダヤ主義に対して行った演説はこの分かり
やすい一例です。このような配慮が、社会全体に共有され、この問題について永続的
な一歩が踏み出されることが我々の最も重要な願いです」
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/22(木) 22:55:31 ID:NAfJlH9y
エルゲネコン暗殺計画メモ―エルドアン首相の名も 2009年01月17日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=804658 エルゲネコン・テロ組織に対する捜査の一環で逮捕されたムスタファ・ドンメズ
中佐の手帳から、タイイプ・エルドアン首相の暗殺計画が出てきた。ドンメズ中佐は、
エルゲネコン事件の容疑者として逃亡中に、アンカラ中央司令部に自首した。
同容疑者のサカリヤにある家で発見された手帳から新しい図面と地図が見つかった。
多数の武器と爆弾が発見された別荘で押収された手帳の表紙に、特別な仕切りで
隠された状態で発見された図面には、アンカラのケチオレンにあるエルドアン首相の
私邸の詳しい住所が書かれていた。衛星写真を利用して作成された図面が、首相の
暗殺計画であると主張されている。
入手された情報によると、手帳の特別な仕切りに隠された文書には、首相の暗殺
計画が詳細に書かれている。その詳細ぶりは、襲撃を実行する暗殺犯らが現場に
どうやって行くのか、どの地点で落ち合うのか、そして首相との距離に至るまで、
全てが極めて詳細に計画されている状態だ。暗殺後、襲撃の実行犯がどのような
逃走経路をとるのかということもまた、図面に書かれている。エルドアン首相暗殺
計画は、首相私邸から200メートルの距離にある公園から、軽対戦車兵器で行わ
れることが、将校宿舎で計画されていたという。
ドンメズ中佐の自宅で発見された暗殺計画と、2006年にアンカラで明るみに出た
アタベイレル暴力団の計画とが同じであると主張されている。エルゲネコン捜査の
容疑者として逃亡中に、アンカラで軍に自首したドンメズ中佐は、15日の晩、
イスタンブル中央司令部に送られたことが明らかになった。ドンメズ容疑者は、
週明けにエルゲネコン捜査の枠組みで、イスタンブル裁判所に連行され、調書が
とられることが明らかにされた。中佐の自宅で入手された図面に沿って、警察は
アンカラのイェニケントで掘り起こし調査を行い、36個の手榴弾、9個の発煙弾、
10個の照明弾、800個以上のG-3歩兵銃弾を発見した。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/22(木) 22:58:18 ID:NAfJlH9y
エルゲネコン訴訟で、議論となっているギュネイの証言、テレビで放映される
2009年01月15日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&KategoriID=4&ArticleID=1047245&Date エルゲネコン捜査の鍵となる人物と言われるトゥンジャイ・ギュネイが、
2001年に逮捕され、イスタンブル県警察で行った「インタビュー」証言の映像
記録は、昨日14日にイスタンブル第13重罪裁判所により被告側弁護人に
配られた。ギュネイが、エルゲネコンと初めて口にし、また拷問を受けたと
主張している拘束中に、とても気楽な表現を用いて、様々な問題について
特筆すべき主張を並べていたことが注意を引いた。
ギュネイは映像記録の中で、2001年3月2日にイスタンブル県警察のヴァ
タン通りにある施設で、当時、捜査チームの長であったケマル・カラデミルの
部屋で証言を行っている。ギュネイを尋問している者は、現在エルゲネコン
捜査で逮捕されている元組織犯罪対策支部長アディル・セルダル・サチャン
の補佐アフメト・イフティヤルオウルと、当時情報局で任務についており、
現在エユップ区警察署長のハーカン・ウンサル・ヤルチュンである。
ギュネイの証言の大半は、ヴェリ・キュチュクについてであった。
ギュネイは証言の一部に「キュチュクはとんでもない大将だ」と言い、
キュチュクを批判する一方で、別の部分ではキュチュクに賛辞を浴びせた。
ギュネイはヒズブッラーがジャンダルマ情報・テロ対策本部によって設立
され、教育されたこと、ジェム・エルセヴェルが殺害されたこと、サバンジュ
の暗殺、アドナン・オクタルに対するイスラエルの支持、オジャランのトルコ
への連行、ジュムフリイェット紙の株主変更、エルゲネコンの組織化といった、
多岐にわたることについて主張をしている。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/23(金) 18:24:47 ID:qKbtyOR7
エネルギーでトルコとEUが接近
http://www.iht.com/articles/2009/01/19/europe/turkey.4-411531.php 信頼出来るエネルギー・パートナーとしてどうしても必要なので、EUは
トルコとの加盟協議を加速しなければならない、とジョゼ・マニュエル・
バローゾ委員長が月曜日に語った。
バローゾ曰く、ウクライナとロシアのエネルギー紛争で、多くのEU諸国が
天然ガス不足に見舞われたあと、EUは急いで代替的エネルギー輸送
経路を探さなければならないので、トルコのEU加盟に関する協議の再開
を押し進めるとのこと。選択肢の一つは、いがみ合う国を迂回し、カスピ海
の天然ガスをトルコ経由でヨーロッパに送る、ナブッコ・パイプラインだ。
4年以上ぶりにEUを訪問中のレセップ・タイップ・エルドガン首相と会談
した後、「実はトルコは、全ヨーロッパ市民のためになる」とバローゾは
言った。 「エネルギー問題で良く協力することは重要だ」。
トルコはEUのエネルギー確保を支援するために、重要な役割を演じる
準備が出来ている、とエルドガンは語った。 「トルコは負担になるために
EUに加盟するのではない。我々はEUの負担を幾らかでも減らすために
加盟するのだ」と彼は言った。 ガス紛争のせいで、トルコが自らが新しい
エネルギー・パートナーとして、EUにとって重要だということに気付いている、
とエルドガンは述べた。 「我々は自らの責任に気付いている。これを武器
として利用したくはない」。
同首相は、フランス、オーストリア、その他EU諸国が、トルコのEU加盟に
反対する世論が広がる中で阻止に成功した、トルコのEU加盟協議を再開
する手伝いをバローゾに求めた。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/23(金) 18:25:26 ID:qKbtyOR7
EUはトルコのEU加盟国であるキプロス認知拒絶、そしてこの小さな島国 への港湾開放拒絶を巡り、35政策分野のうち8分野での加盟交渉を停止 している。 より重要性の低い10分野のみ、交渉を受け容れている。 トルコとの海底ガス田開発を巡る紛争のせいで、キプロスがエネルギー 分野での交渉開始を邪魔している、と外交官等は言っている。 エネルギーもトルコの加盟協議35分野(またはチャプター)の一つだ。 バローゾは、エネルギーの確保ほど重大な課題に個別の条件をつける べきではないとした。 エルドガンは、トルコ政府は政治的権利と人権に 関するEUの基準を満たすよう、改革促進を「強化する」と述べた。 EU当局者は、クルド語テレビ局とEU加盟協議担当を専門とする省を 設立する、というトルコの最近の動きを称賛したが、エルドガンには マイノリティの権利を保障し、軍の力を削減し、更に労働組合に新しい 権利を認める努力も更に行うよう迫った。
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/26(月) 15:32:38 ID:LrGUc2at
シャーヒン法相、議会にエルゲネコン捜査委員会設立を望む共和人民党に、憲法第138条を提示
2009年01月22日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=22.01.2009&i=164392 メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣は、議会にエルゲネコン捜査に関する
調査委員会の設立を求めた共和人民党に対し、憲法の第138条を提示した。
メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣は、エルゲネコン捜査に関する調査
委員会の設立を求める共和人民党を厳しく批判し、「でたらめなことを
言わないでほしい」と述べた。
オランダ法務大臣の招待でオランダを訪問したシャーヒン法相は、
出発前にアタテュルク国際空港で記者団の質問に答えた。
シャーヒン法相は、議会にエルゲネコン捜査に関する調査委員会の
設立を呼びかけたデニズ・バイカル共和人民党党首に返答し、司法の手に
ゆだねられた問題は立法機関で審議することはできないと述べた。同法相は、
「憲法の第138条を読むと、このような行動の必要性が全くないと思います。
また、現在エルゲネコン訴訟は司法の手に委ねられており、裁判が進行中
であることを指摘しておきたい」と述べた。
シャーヒン法相は「いつも繰り返してきた一文をもう一度言わなければ
なりません。トルコの司法、裁判官、検察官は、法が与えた範囲内で
与えられた任務を大変注意深く遂行しています。どうかでたらめなことを
言わないでください。司法に干渉しないように。司法、裁判を審議する
裁判官、そして検察官は、これまで行ってきたことが何であり、今後何を
すべきなのかを知っています。皆さんは他人を干渉せず、自分の仕事を
していなさい」と語った。
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/26(月) 15:34:01 ID:LrGUc2at
参謀本部、クルジャ元ジャンダルマ大佐の自殺について、「裁判なしの処刑」と警告
2009年01月21日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&KategoriID=4&ArticleID=1049726&Date 参謀本部のインターネットサイトに掲載された声明では、「権限をもつ責任
官庁が、発言ではなく、必要な措置をとる時期にあります」と述べられた。
クルジャ元ジャンダルマ大佐の葬儀の前に参謀本部が発表した厳しい
内容の声明では、罪に陥れるような記事を掲載した報道機関を警告し、
「権限をもつ責任官庁が、発言ではなく必要な措置をとる時期にあります」
と述べられた。
参謀本部はインターネットサイトで一昨日、クルジャに関し、一部の新聞
に掲載された報道に関して、短い覚書きを載せた。
2つの項目からなる声明の第1項目には、「最近、一部の報道機関で
いわゆる自白者の証言に依拠し、1998年4月10日にアンタルヤのセリック
で発生したテロリストとの衝突で要介護の身障者となった退役軍人アブ
ドゥルケリム・クルジャ元ジャンダルマ大佐を、罪に陥れるような報道が
なされました。昨日(20日)、クルジャは自宅で自殺を図り、死亡したことが
分かりました」と述べられた。
第2項目は、次のような厳しい警告となった。
「2009年1月16日の週間記者会見で明らかにされたように、裁判中に
責任ある行動をとり配慮すべき人たちが注意を払うどころか、個人や団体
を司法判断をまたずして処刑し、有罪としていることは、基本的人権に
反すると同時に、法的・倫理的規則にもそぐいません。権限をもつ責任
官庁と常識あるメディアが、自分たちが担う責務を遂行するため、発言
ではなく必要な措置をとる時期に既に来ているのです」
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/26(月) 15:35:15 ID:LrGUc2at
オルハン・パムク、日本から軍を批判―読売紙とのインタビュー
2009年01月18日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&ArticleID=1048456 日本の読売新聞のインタビューに答えたノーベル賞作家オルハン・パムクは、
トルコ軍を批判した。パムクは1日1千万部の発行部数により、世界で最も売れ
ている読売新聞の質問に答えた。
パムクは、「我々は10年に一度、軍事クーデターに直面しています。幸福にも、
ここ10年はこのようなクーデターは起こっていません」と話し、以下のように続けた。
「しかし毎日、軍部は『これはそうするな、あれはそうやるな』と言っています。
私はこれが良いことだとは思っていません。しかしこういった意見をもつことが
イスラーム原理主義者だという意味にはなりません。私は政治的イスラームの
高まりにも心配しています」
パムクは、トルコでナショナリズムが高まる理由のひとつとして、為政者層が
EU加盟によりトルコの国益が損なわれると恐れていることがあると述べ、以下
のように話した。
「もうひとつの理由は、トルコ軍の一部がEUとの加盟交渉に不快感を持って
いることです。EUに加盟すれば、私は軍としてEUの傘下に入ると確信しています。
軍事費に多くの配分をする必要がなくなるのです。EUに加盟すれば、クルド
分離主義者たちもより幸せになるでしょう」
パムクは、自分はリベラルな世俗主義者であると話し、トルコで軍隊から力を
奪ったのは世俗主義であり、これもまた民主主義にダメージを与えたと述べた。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/26(月) 15:39:43 ID:LrGUc2at
クルジャ元ジャンダルマ大佐、自殺前の最後の言葉、「軍人はテロリスト以下の扱い」
2009年01月21日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/10819832.asp?gid=233&srid=4079&oid=1&l=1 担当弁護士のユルダカン・ユルドゥズ氏は、アブデュルケリム・クルジャ
元大佐が自殺する30分前に彼と電話で話したと述べた。
アンタリヤのセリク地方に住むことを望み、PKK(クルド労働者党)との
衝突で負傷し、長年車椅子生活をしているアブデュルケリム・クルジャ
参謀本部付き元大佐は、自殺前、最後の電話を担当弁護士ユルダカン・
ユルドゥズ氏とした。ユルドゥズ弁護士は、クルジャ元大佐についての
報道と訴訟の最新動向について彼と話したことを明らかにした。そして
「彼は私に、『我々はテロリスト以下の扱いを受ける状況に来てしまった』
と不満をもらしました。しかし、彼が自殺するとは思いもしませんでした」
と述べた。
ユルダカン・ユルドゥズ氏はその会話から30分後にアブデュルケリム・
クルジャ元大佐が自殺したと知ったと述べ、これを受けて彼の自宅に
向かったことを明らかにした。また同氏は、事件について本紙に次の
ように説明した。
「私は朝、彼に電話し、彼についての報道を気にしないようにと伝え
ました。報道をやめさせるための法的手続きを始めることも伝えました。
彼は、新聞社がテロリストの声明を重んじていることに不満を漏らし、
『我々はテロリスト以下の扱いになってしまいました。テロリストの声明
がまるで正しいかのように、新聞社は何頁もの記事を書いています。
これらのことで私は実に心を傷つけられました。我々は無駄に殉死した
のでしょうか、また無駄に退役軍人になったのでしょうか、理解できません。
我々は任務を果たしたがために罪人となったようです』と語りました。
私は彼を落ち着かせようと努めました」
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/26(月) 19:43:15 ID:LrGUc2at
ハマス報道官「トルコが隣国だったらよかったのに」 2009年01月18日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Dunya/?t=18.01.2009&c=4&i=163555 ハマスの公式報道官は、「パレスチナがアラブ諸国ではなくトルコと国境を
接していたら、占領はなかっただろう」と述べた。ズフリ報道官はトルコが平和の
ために尊敬すべき態度をとったことを強調し、「イスラエルが行った政治的礼儀
正しさで上回っても、反対キャンペーンに耳をかさず、平和を支え続けてください」
と呼びかけた。
ハマスの公式報道官サミ・アブー・ズフリ博士は、ガザの最近の状況について
イェニ・シャファク紙にコメントした。ズフリ報道官は、ガザ占領の下地になって
いる理由に注意をむけ、「イスラエルは、ガザから打ち込まれたいくつかのミサ
イルに対してではなく、市民に対して虐殺を行っています。実際、ガザでの休戦も
私たちには何の利益をもたらしませんでした。禁輸措置は取り消されませんで
したし、より厳しい措置に直面しました。『ハマスはなぜ休戦を続けなかったのか?』
と彼らは言いますが、私たちは休戦を終わらせてはいません。休戦のプロセスを
認めていなかったのです」と述べた。
同報道官は、『パレスチナの人々で賭けをしている』という発言にも激しく反発し、
「いかなる抵抗も殉死者なしではなしえませんでした。私たちも、シヤム氏や
ライヤン氏を殉死させました」と話した。
ズフリ報道官は、「イスラエルはあらゆる暴力を許されるものだと考えています。
もしこれらが彼らの倫理観なのであれば、倫理観をもっていなければ彼らは何を
やらかしたでしょうか!自宅で死を待てというのですか!イスラエルは、抵抗勢力
よりもさらに多くの損失を被るでしょう。イスラエル軍はこれまでに死者50人と
負傷者500人を出しています」と述べた。
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/26(月) 19:43:56 ID:LrGUc2at
ズフリ氏は、トルコが行う平和のための努力を強調し、「トルコは極めて尊敬 すべき姿勢を見せました。トルコがガザ国境にあったのなら、このような事態は 起こらなかったでしょうに。トルコの人々とエルドアン首相は、多くのアラブ諸国 首脳が理解することの出来ない現実を理解したのです。トルコはハマスの味方 であると見られてはなりません。反対キャンペーンに耳を貸してはなりません。 イスラエルが行ったことは政治的礼儀を超えました。トルコから政治的会談の 可能性が示されれば、私は喜んで実行します」と述べた。 ズフリ報道官は、「オルメルト・イスラエル首相より前に、ブッシュ米大統領が 戦犯として裁かれるべきです。バン・キムン国連事務総長がテル・アビブに居た とき、ガザの国連ビルが爆破されました。国連をもし私たちが攻撃したのなら、 世界は立ち上がったでしょう」と述べた。同報道官は、ガザではいかなる国際的 軍事力にも反対していると述べ、「しかしラファ国境検問所に監視員を置くことに 反対はしてはいません。トルコがこの監視員に参加することを承認します」と 述べた。ズフリ報道官はさらに、「アラブ諸国は自ら門を閉めています。アラ ファト議長が生きていれば、このようなことにはならなかったでしょう」と述べた。 駐イスタンブルのズフリ報道官は、「アナポリスでブッシュ米大統領は、 『2008年にパレスチナ政府が設立されるでしょう」と言いました。これらは嘘と なりました。我々はアメリカの政策にいかなる変化も期待していません。 オバマ次期大統領の時代になっても、変化に対する期待はありません。 アメリカは不変の戦略目標を持っています。オバマ次期大統領も残念ながら ブッシュ政権のメンバーの大部分と働くことを受け入れました。ブッシュは、 オバマに多くの重い遺産を遺しました。これも変化がとても困難であることを 示しています。パレスチナの人々を殺しているのは、抵抗勢力ではありません、 F-16戦闘機です。子どもたちや女性たちを殺しているのはアメリカの武器 なのです」と述べた。
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/27(火) 22:37:15 ID:3yTlocKs
ガザでの戦争がどうやら落ち着いたようだが、いったい中東の各国は 戦争を巡り、どのような立場を展開し、結果的にどうなったのであろうか。 ガザ戦争が始まった当初は、ハマース側の被害が報告されるたびに、 エジプトやサウジアラビアは非難の対象となり、ハマースを支持する シリアやイランは優位に立った。しかし、ハマースに主導されるガザの 住民の被害が一定のレベルに達し始めると、状況は変わったようだ。 ハマースに対するアラブ大衆の支持が低下したわけではなかったが、 同様に、シリア・イランに対する同調の度合いが、低下したわけでも なかったが、もう戦争を止めなければ、という意識が働いたのだろうか。 次いで、エジプトに対する、ガザのゲートを解放しろという要求と、 エジプトのムバーラク大統領に対する非難がアラブ世界で起こった。 ムバーラク大統領にしてみれば、自国の国内状況を維持する上では、 容易にガザのゲートを開くわけには行かなかったのだ。しかも、もし 開いたとしても、ゲートはエジプト側に接する場所と、その先にパレス チナの管理するゲートがあり、エジプト側が開いても、スムーズに人や 援助物資を送れるという状況にはなかったのだ。 もちろん、パレスチナ側のゲートは、イスラエルの同意無しには開け なかったということもある。また、援助物資の搬入や負傷者の搬出には、 誰がその責任を負うのか、という問題もあった。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/27(火) 22:38:19 ID:3yTlocKs
ムバーラク大統領がアラブ大衆とマスコミの非難の槍玉に上がった のは、エジプトが唯一、イスラエルとの戦争を行える軍事力を保持して いるという幻想にもよろう。実際には、これだけ軍事技術が向上し、兵器 が発達した今、イスラエルと互角に戦えるアラブの国はひとつもない。 イスラエル同様に、アメリカから兵器の供給を受けているエジプトは、 そのことを十分に分かっているということだ。 エジプトにとって、もうひとつの問題は、ハマースと関係が芳しくなか ったこともある。このため、エジプトの進めたハマースとファタハとの 仲介努力は、ことごとく失敗してきていた。つまり、ハマースの説得が 出来ない状態では、イスラエルとハマースの停戦の仲介が進められ なかったということだ。結果的に、エジプトはアラブ大衆の非難をまとも に受けながら、何の手立ても出来ないでいた。 そうした中で、トルコが登場した。トルコはエジプトとの間に良好な関係 を維持しているばかりではなく、イスラエルとも、シリアとも、イランとも 良好な関係を維持している。加えて、トルコはパレスチナの二大勢力で あるハマースとの関係も、ファタハとの関係も維持していたため、エジプト がハマースとの交渉を進めるに当たり、ハマース側からトルコの参加を 要請されるという幸運に恵まれた。 結果は、イラン、シリア、エジプトといった国々の努力の上に、トルコは 漁夫の利を得ることが出来た形になった。この状況は、今後、エジプトと トルコの関係を強化して行くであろうし、そのことから生まれてくるであろう 大きな政治的変化を、中東地域に生み出すかもしれない。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/30(金) 18:33:55 ID:B9gK0J6T
スイスで開かれている世界経済フォーラム(ダボス会議)で、トルコの エルドアン首相が会議の席上で激高し、途中退席するというハプニングが、 世界中の話題を呼んでいる。 ことの発端は、イスラエルのペレス大統領とトルコのエルドアン首相が、 それぞれにガザ戦争についてコメントする席で起こった。司会役を務める ワシントン・ポストのデヴィッド・イグナチュアス氏が、ペレス大統領には 自国の立場を25分間に渡って話させたにもかかわらず、エルドアン首相 の発言は12分で打ち切らせた。このことに対し不公平だと言い、席を蹴 って会議場から退出したということだ。その際、「イスラエルは野蛮な行動 をガザでしている。多くの死者が出ている。」と叫んだということだ。 このエルドアン首相の激高した行動は、当然、国際会議に参加する者 のマナーと考えるとき、非難されるべきものであろうが、退出するエルド アン首相に対し、アラブ諸国を代表するアラブ連盟のアムル・ムーサ 事務総長は、握手を求めたということだ。 エルドアン氏が首相を務めるトルコは、イスラム国であると同時に、 イスラエルとの正式な外交関係を有し、これまでも、イスラエルとアラブ (シリア)との和平実現に向けて仲介努力をしてきている国だ。ムスリム の間に日に日に増大している、やり場のない憤りの感情を代表して、 エルドアン首相は怒りを爆発させたのではないか。 一説には、エルドアン首相とペレス大統領は旧知の仲であり、非常に 親しい関係にあるとも言われている。トルコのアナトリア通信の伝える ところによれば、この会議ののちペレス大統領が謝罪の電話を入れた ということだが、まんざら嘘ではあるまい。イスラエルにとってトルコは、 地域で最も良好な関係にある、重要な友好国だからだ。 今回のエルドアン首相の怒りの爆発は、今後、トルコのイスラム世界 での立場を強化することはあっても、弱めることにはなるまい。
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/01(日) 19:01:51 ID:8FabNZeT
トルコのエルドアン首相が、自分の発言時間が、イスラエルのペレス 大統領の、半分にも満たない段階で、制止されたことに腹を立て、ワールド・ エコノミック・フォーラムの会場から、退席したことは既にお伝えした。 このニュースは、日本のマスコミでも取り上げられ、知る人は多いだろう。 ところで、このエルドアン首相のマナーをわきまえない、蛮行とも思える 行動に、トルコ国民は歓喜し、エルドアン首相が帰国すると、多くの国民が 彼を大歓迎し、あたかも凱旋将軍を迎えるような盛り上がりとなった。 このエルドアン首相の行動は、トルコ国民だけではなく、ガザの住民も 刺激したようだ。エルドアン首相の退席事件の後、ガザからイスラエルに 向けてロケットが発射され、ハマースはイスラエルに対する抵抗を継続 する意思を明らかにしたのだ。 そのことに加え、ガザでは数千人の住民が、マハムード・アッバース議長 の率いるパレスチナ自治政府を非難し、新たな体制を創設すべきだと主張 し始めている。この考えは、シリアのダマスカスに亡命する、ハーリド・ミシャ アル氏の考えでもある。ガザ住民は、ミシャアル氏の考えを支持し、大規模 なデモを行ったのだ。しかも、そのデモではハマースの緑の旗に加え、赤地 に白に月と星のマークを染めぬかれた、トルコの国旗を掲げて行ったのだ。 イスラエルはトルコと深い関係にある国であり、エルドアン首相とペレス 大統領との関係や、トルコ軍部とイスラエル軍部との関係が蜜であるが、 この新しい流れは、これまでの認識を変えてしまうかもしれない。 最も親イスラエル的だったイギリスのブレア元首相は、ハマースをパレ スチナ問題の当事者として、みなすべきだと主張し始めている。今回の イスラエル領土に対する、ガザからのロケット攻撃とデモは、イスラエルの ガザ戦争の成果が全くなかったことを、世界に印象付けるものと思われる。 そのことが、イスラエルをより頑なにするのか、あるいはイスラエルがハマ ースとの交渉を検討し始めるのか、願わくば後者であってほしいものだ。 世の中の流れを正確に把握出来ない者は、滅びる運命を辿ることになる ことを、イスラエルも知るべきではないか。
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/02(月) 10:20:02 ID:+TdiHt+e
麻生さんも今度六カ国共議や捕鯨会議を開催した時、この首相みたいに途中で首相命令で中座させたら支持率上がるんでない?
反日日本人、反日マスコミがぼっこぼこにしちゃうだろ
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/03(火) 17:46:25 ID:raGY4o3/
トルコのギュル大統領が、サウジアラビアを火曜日から訪問しているが、 この訪問には二つの目的があるとサウジアラビア筋や外交筋は見ている。 その二つの目的とは、トルコとサウジアラビアのビジネス関係を拡大する ということが一つであり、もう一つは、拡大するイランの中東諸国への影響を、 トルコに抑えてほしい、という戦略的な問題のようだ。 第一の経済関係についていえば、トルコとサウジアラビアとの通商規模は 20006年に20億ドルだったものが、2008年には50億ドルにまで拡大して いる。トルコ側はこれを、2013年までには150億ドルまで拡大したいと 望んでいる。トルコとサウジアラビアとの関係の拡大は、トルコにAKP党 (開発公正党)の政権ができたことに起因する。トルコの与党のポジションに、 これまでのような世俗政党ではなく、イスラム教重視のAKPが就いたという ことは、サウジアラビア政府にとって心地よいものになっているようだ。 そのことに加え、ギュル大統領をはじめ、多くのトルコ人がサウジアラビア でのビジネスに携わってきていることも、両国間の信頼関係醸成に役立って きたようだ。ちなみに、ギュル大統領の娘は、サウジアラビアのジェッダ市で 生まれているのだ。 サウジアラビアはイランの湾岸諸国をはじめ、中東のアラブ諸国への 影響力の拡大について、強い懸念を抱いている。それは、イランがシーア派の 総本山国家であることに対し、サウジアラビアがスンニー派の総本山である ことによろう。
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/03(火) 17:47:21 ID:raGY4o3/
サウジアラビアはパレスチナのハマースが、スンニー派イスラム教徒による 組織であるにもかかわらず、シーア派のイランと深い関係にあるが、パレス チナ自治政府との関係から、なかなかハマースとの関係を強化できないでいる。 今回、サウジアラビアはガザの住民に対する、10億ドルの援助を決定したが、 パレスチナ自治政府に渡すべきなのか、あるいはガザのハマースに渡すべき なのか、悩んでいるのではないか。 その点、トルコはパレスチナ自治政府とも、ハマースとも良好な関係にあり、 何らかの解決策を打ち出すことができよう。そして、イランとの関係でも、トルコ はサウジアラビアと、良好な関係にあることと同時に、イランとも良好な関係に あり、イランの中東地域での突出について助言を行うことができる、ということ であろう。加えて、サウジアラビアは、トルコが単独でも軍事大国であることに 加え、NATOの加盟国であるという点にも評価を寄せているものと思われる。 イギリスが創り上げたオスマン帝国悪玉論が、ここにきて塗り替えられる 方向に、シフトし始めたようだ。そのことには、エルドアン首相のワールド・ エコノミック・フォーラムでの退席事件が、好印象をアラブ各国と、国民の間に 生み出したようだ。アラブ各国国民は、自国政府がイスラエルの蛮行に対して、 何の行動も起こせなかったなかで、エルドアン首相の言動が、溜飲を下げ させたのであろう。 こうした状況を見てみると、今後、トルコとサウジアラビアの関係ばかりでは なく、他の湾岸諸国やアラブ諸国との関係も急激に回復していくのではないか。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/06(金) 19:04:00 ID:cmKGdF1/
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 18:24:44 ID:bFpZN9L2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/oversea/1229070883/l50x 245 :異邦人さん:2009/02/02(月) 16:49:20 ID:r2JHB6oa
親がトルコ旅行に行って来たのですが、
トルコの市街地を観光中に、バーバリーなど高価格帯のブランドから委託製造を受けて、タグが付く前の
品が格安で売られていた(タグは他の場所でつけられて、高額なブランド料が発生する・・。)そうなのですが、
信用しても良いのでしょうか?
てっきり、中国とかタイ当たりで製造されているものかと思い込んでいたので・・。
トルコで製造されてるとは、初耳でしたので
246 :異邦人さん:2009/02/02(月) 19:52:08 ID:fgqx5pzK
それはトルコ製またはその他の発展途上国製の偽物です。
委託製造している会社がそんな事をして本物が流れてしまったら
ブランド会社から損害賠償を求められ委託契約が破棄されます。
ブランド会社から委託製造を受ける会社は信用を重視するのでそんなことはしません。
トルコ人を信用してはいけません。
252 :異邦人さん:2009/02/04(水) 23:10:16 ID:pDVsmyTO
バーバリーは知らないけど
イタリア物はトルコ製が多いみたい。
日本のメーカーが中国で作るような感じで。
ヨーロッパのジーンズもトルコで作らせてるのが
多いらしい。
そういえば明らかにトルコ製なのにmade in Italyのタグが付いた
ストールも売ってたけど、イタリアへの輸出用の物だって
言ってた。(トルコ人の女の子に聞いた)
考えてみればイスティクラル通りあたりにいるオシャレなトルコ人
達の服装の雰囲気がヨーロッパぽい感じなのは、
そういうところと関係あるのかも。
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/09(月) 22:42:05 ID:l0TFCS/R
俺トルコ人にセックスおごってもらったからトルコ人は親日だと思う。
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/09(月) 22:46:04 ID:l0TFCS/R
やった女も手抜きしないでサービスしてくれたからやっぱり親日だと思う。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/09(月) 23:50:07 ID:Nil9hrWu
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/10(火) 01:06:29 ID:Dm0Z7om6
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/10(火) 17:45:44 ID:xbrDKKYW
トルコ南東地方の都市部で人口、2倍に増加 農村部でのテロ恐れ
2009年02月02日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=810739 1990年代初頭に、周辺部の人口が都市部よりも多い地域でテロが多発した
ことから、何百、何千もの人々が集団移住し、大都市へと向かった。公式の数字
によると、この地域で930の村と2018の村落で暮らす38万6360人が土地を
離れたという。西部の県へ移住ができる人々は、それらの地域へ移住したが、
一方でそれが出来ない人々は住んでいる土地を捨て、自分たちの暮らす場所
から最も近い大都市を選んだ。ディヤルバクルやヴァン、バトゥマンといった県の
人口は、短期間で2倍となった。
都市部で増加した移住の60%は、1992年から1996年のテロが多発した
期間と重なっていた。統計によると、いくつかの県における都市の人口の60%が
移住によって形成されていることや、移住した人々の87%が集団でやってきた
こと、そしてこれらの90%以上がグリーンカードの所有者であったことが明らか
にされた。
都市の中心部で行われている無計画な定住は、教育や保健衛生の分野で
問題が起きる原因にもなり、インフラが整っていないこの地域の県では、環境
問題も過去最悪を記録した。移住とともに、それ以前は周辺部で大きな可能性
を有していた畜産業が不活発になる一方で、都市部では失業がこの地域の
最も重要な問題となった。
こうした状況を受けて内務省は、ディヤルバクルやヴァンを始めとするこの
地域における14の県において村への帰還と社会復帰プロジェクトを実行に
移した。このプロジェクトにより、村への帰還が確実に行われること、生活水準
の向上、インフラ整備の強化、また都市で暮らし村へ帰還しない人々を都市
生活へ適応させるための対策が取られた。このプロジェクトの責任者である
オメル・オズジャン・ヴァン副知事は、周辺部への帰還が十分ではないと語った。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/10(火) 17:46:17 ID:xbrDKKYW
ダボス退席事件”主犯”のルーツはアナトリアのアルメニア家系 2009年02月01日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=919460&Date=01.02.2009&CategoryID=81 世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長は、エルドアン首相が来年の
ダボス会議に参加することを「心から待っている」と述べ、「次は同じような不快な
ことが起こらないよう、特別な関心を払うつもりです」と述べた。シュワブ会長は、
退席事件について、司会者のデイビッド・ウグナテウス氏に責任があるとした。
シュワブ会長は、今回起こった事件では、司会進行に間違いがあったとし、
次年度は同じ過ちを繰り返さない、と述べた。
イスラエルのシモン・ペレス大統領により長い発言時間を与えたとエルドアン
首相が非難したワシントンポスト紙コラムニスト、デビッド・イグナティウス氏は、
失礼なことをしようと思ったのではない、と語った。
エルドアン首相がダボスを退席する理由となった司会者イグナティウス氏は、
トルコをよく知る人物だ。家族の祖先はハルプトにさかのぼり、トルコから移住
したアルメニア人系家庭の孫にあたる。1920年にカルフォルニアで生まれた
父ポール・ロバート・イグナティウス氏は、大統領リンドン・ジョンソン政権時代、
海軍大将と国防省副大臣を務めた。息子のイグナティウス氏は、かつて父が
代表を務めていたワシントンポスト紙の記者である。
アルメニア人ジェノサイド説を支持するイグナティウス氏は、2006年にイス
タンブルで祖先の物語について質問したトルコ人新聞記者に対して、「この件
に関することは話したくありません」と述べたという。また同氏は、12月に公開
された映画「ワールド・オブ・ライズ」に脚色された原作本の著者としてイスタン
ブルを訪問し、講演を行い、総理府の代表顧問であるアフメト・ダウトオウル氏
とも対談を行っていた。ガザ攻撃後のトルコの中東政策については、「誤った
方向へ倒れるドミノゲーム」にたとえていた。
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/10(火) 17:47:00 ID:xbrDKKYW
共和人民党に参加したスカーフ着用女性ら、「だまされた」と党章バッジ返却
2009年02月05日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=811758 スカーフ着用の女性は3ヶ月間共和人民党(CHP)に所属できるはずだった。
しかし彼女たちは昨日「だまされた」と言って6つの矢のシンボルがついたCHPの
党章バッジを返却した。
CHPは「スカーフ解禁」をイスタンブルのエユップ地区で開始していた。最初の
「裏切り」もここで起こった。エユップでの集会を主催したエミン・アトマジャ女史は、
CHPのデニズ・バイカル党首から党章バッジを付けてもらった女性たちとともに、
昨日記者会見を開いた。アトマジャ女史は、CHPの副書記長であるメフメット・
セヴィゲン氏から「到底受け入れることのできない私的な要求」を持ちかけられた
と明らかにした。いくつかの団体に寄付を行うよう促されたことも明らかにしたが、
団体の名前については一切公表しなかった。
アトマジャ女史は、セヴィゲン氏が1月10日にエユップ市長選の候補者候補
から外れたのはこのような振る舞いが原因だと話した。ギュルセル・テキンCHP
イスタンブル県支部長から会見を行わないよう、何度も釘を刺されていたことも
明らかにした。
アトマジャ女史は「スカーフ解禁」と候補者打診に関する経緯を以下のように
説明した。「候補者の話はセヴィゲン氏を通じてもちかけられた。セヴィゲン氏は
私に、私が候補者となることに確証が取れていると言い、党中央幹部と会ったとも
言っていた。バイカル氏はアリベイキョイで開かれた集会で私と私の支援者である
スカーフ着用女性たち一人ひとりに党章バッジを付けた。これ以降、セヴィゲン氏
は私に対しいくつかの団体への寄付を促すようになった。モラルに反する安易な
政治的損得を追及するセヴィゲン氏のこのような要求にショックを受けた」
一方でセヴィゲン氏はアトマジャ氏の主張を否定している。「私に対する中傷だ。
そのようなことを要求したことは全くない。ある団体について便宜を図ったこともなく、
団体代表者の中で候補にはならないことも話したはずだ」
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/12(木) 21:42:01 ID:QVlxFD7y
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/12(木) 21:45:34 ID:QVlxFD7y
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/15(日) 22:33:49 ID:VM8HvNKH
シャルル・アズナブール回想「トルコ嫌いだったことはない」 2009年02月15日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/11006260.asp?gid=229 アルメニア政府の駐在スイス大使就任の申し出を受けた著名な歌手、
シャルル・アズナブールさんは、トルコ生まれのアルメニア人家庭の子弟だ。
アズナブールさんは、アラス出版社から公刊された「過去の記憶」という
回想録の中で、1915年の強制移住で命を落としそうになった母と父の復讐を
考えたり、敵視の感情をもったことは全くないと述べ、次のように語った。
「私の母と父が、現代トルコを過小評価したり、悪く言ったりすることを私は
一度も見たことがありませんでした。私たちに一度もトルコ人に対する恨みを
植え付けるようなことはしませんでした。反対に、両親はトルコが美しい国で
あり、女性がとても魅力的で、中東で最も料理がおいしいと言っていたことを
私はいつも聞いていたのだと思います」
アズナブールさんは、ナゴルノ・カラバフでのアルメニアとアゼルバイジャン
の戦争に資金援助をしたという自身に関する主張にも、はっきりとした口調で
これを否定し、4月24日の式典には一度も参加したことがないと強調した。
「一部のトルコ人記者やアゼルバイジャン人記者達が過去に関して何を
言い、何を書いたとしても、私は決して、『決して』と言いますよ、4月24日の
虐殺追悼のためにデモ行進に参加したことはありません。カラバフに武器を
送ったこともありません。アゼルバイジャンとカラバフのアルメニア人達の
あいだの闘争の際に、武器購入のために資金集めもしていません。女性や
子供達が負傷や殺害されることになる活動に手を染めないくらいの良識は、
人類に対して持っています」
アズナブールさんは、アダパザル出身の母とアフスカル出身の父親を
次の言葉で紹介している。「私がフランス人であるように、私の母はトルコで
生まれたのですからトルコ人でした。アダパザルで葉タバコの専門家である
父親から生まれました。二人の弟と、妹が一人いました。皆、虐殺で死んだ
のです。どのように死んだかは神様がご存知です」
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/18(水) 19:44:00 ID:3WtBfJ9S
トルコの民間団体が開催する、アバント会議が今年も開かれた。 この会議は世界の問題、トルコと周辺諸国の問題をテーマに、世界中から ゲストを集めて開かれているものだ。会議の席上、アメリカの新中東地図の 話をして、物議をかもしたことがある。 今年のアバント会議は、トルコとイラクのクルド地区との関係をどうするか ということがメイン・テーマだったが、当然のことながら、イラクのクルド代表 も参加し、PKK(クルド労働党)対応をどうするかも、テーマに上ったようだ。 最近、イラク中央政府もクルド自治政府も、トルコとの関係を重視している ようだが、その流れの中で今回の会議が開催されたということだ。 会議では、トルコとイラクのクルド地区が国境を開放し、ヒトとモノの自由 な往来を認めるべきだ、という結論を出している。それは、ベネルクス三国の 経済交流関係のような形になるべきだとしている。そして、トルコ政府はクルド 地区のエルビルに領事館を開設し、トルコ・クルド双方の間の交易をサポート すべきだとも主張している。この流れは、多分にすでに大まかなことが、決定 しているのであろう。トルコのギュル大統領が近く、イラクのクルド地区の中心 都市エルビルを訪問する予定になっているようだ。 会議では、クルド地区のエルビル市が、アラブの都市というイメージを濃く するべきではない、独自の文化を留めるべきだとも指摘している。しかし、 同時にエルビルの人口構成を、クルド自治政府は変更すべきではない、 ということも強調された。これは、クルド地区に多数居住するトルコ系イラク人 (トルコマン)に対する、トルコ政府の配慮であろう。
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/18(水) 19:46:15 ID:3WtBfJ9S
トルコの南東部の街(クルド人の居住者が多数を占める)デヤルバクル からのエルビルへの直行便も検討されており、近い将来、デヤルバクル・ エルビル便が就航することになろう。 現在、イラクのクルド地区には5万人のトルコ人が滞在し、クルド地区の 再建の仕事に従事している。このことは、クルド地区再建の95%の仕事を、 トルコ企業が請け負っているということの裏付けでもある。 問題のPKKについては、トルコ政府側からすでに、武器を置いて普通の 市民に戻るよう呼びかけが始まっているが、イラクのクルド自治政府は、 この会議へのPKKの参加を呼びかけてもいたようだ。この会議の内容は 極めて重要であろう。今後、トルコとクルド地区が、どのような関係になって いくのかを予測する上で、非常に重要な内容を含んでいるからだ。 トルコは自国内のPKK(クルド人)との問題を解決する上で、イラクの クルド自治政府との、良好な関係を構築することを、真剣に検討している ということだ。将来、トルコとイラクのクルド地区は、連邦にも似た関係に 発展していくことが予測されるのではないか。その妥協案は、アメリカに よってトルコが同国東部を割譲させられて、クルド国家が出来上がる形 よりも、トルコにとって有利な形であろう。
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/18(水) 21:17:25 ID:L7f5EJIK
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/20(金) 18:28:31 ID:u5xNUvEz
トルコ軍参謀本部よりイスラエル空軍司令官発言に猛反発 2009年02月14日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=815264 参謀本部は、イスラエル陸軍司令官が国際会議で行ったスピーチに関し
報道で取り上げられたいくつかの発言に対し、次のように述べた。
「イスラエル陸軍司令官が国際会議で行ったスピーチに関するいくつかの
発言が、報道で取り上げられた。報道された形をみるなら、当該の人物に
よるものとされる発言は、現実をゆがめ、目的を逸脱した、忌々しく、到底
認められないもので、彼らの任務の権限・責任から外れたものであり、
そして最も重要なこととして、二国間の国家的利益を害しうるような発言で
あったと評価しうるものだ。我々は、イスラエル参謀本部はトルコ軍との
関係を重要視していると考えており、彼らがこの問題に解決の光を投じる
こと期待していることを、世論に敬意をもって伝える。」
ハーレツ紙のニュースによると、イスラエル陸軍司令官アヴィ・ミズラヒは、
トルコに耐え難い言葉を用いるのに、よりによって国際会議の場を選択した。
アメリカ合衆国、ドイツ、スイス、そしてブラジルの軍幹部をはじめ、様々な国
から軍人が参加した「戦争心理学」をテーマとする国際会議で、長いスピーチ
を行ったアヴィ・ミズラヒ少将は、エルドアン首相がペレス・イスラエル大統領
に向けた「あなた方は殺人をよくご存知だ」という発言に注目し、「エルドアン
首相は鏡を見たらよろしかろう」と述べた。
ミズラヒ少将は、イスラエルを非難したトルコが、遥か以前に、アルメニア人
に対し世界最悪の民族浄化を行ったことを強調し、同様の政策を、今日、
クルド人に対して続けていると主張した。
イスラエル陸軍司令官は、イスラエルをパレスチナを占領しているとして
非難したエルドアン首相の国(トルコ)は、キプロスの北部を数十年間占領
していると主張した。
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/20(金) 18:30:45 ID:u5xNUvEz
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/22(日) 00:15:30 ID:uPDBqGeU
トルコ共和国の話題でないのですが北キプロスのトルコ人と結婚するにはどうしたらいいですか? トルコしか北キプロスの存在を認めていないので手続きが分かりません。
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/22(日) 17:25:53 ID:YUSz427N
>>190 なんでそんなことをする必要が有るのか解らんが、
日本の役所で申請すればいいだけの話では。
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/23(月) 03:23:24 ID:L0A2OLAK
>>191 日本の役所では存在しない国の書類は受け付けません。
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/23(月) 17:21:10 ID:8N++J8Ig
>>192 朝鮮籍の人は公式には国の存在が認められてないわけだが、
何の問題も無い。
大体、そんな訳のわからん国の人間と結婚しても良い事無い。
考え直したらどうか。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/25(水) 00:08:50 ID:bNR3y7oG
トルコから分離して、トルコ南東部にクルドの独立国家を建設すると 立ち上がったのは、アブドッラー・オジャラン氏だった。しかし、彼が ケニヤで逮捕され、現在では獄中の身となっている。(一説によれば、 オジャラン氏はクルド人ではなく、アルメニア人だということだ) PKK組織のリーダーが投獄されてから、だいぶ時間が経過した結果、 PKK内部で分裂が起こり、対立が生まれて来ているようだ。シリア側 からトルコに抵抗してきたフェフマン・フセイン氏をリーダーとするグル ープと、ムラット・カライラン氏をリーダーとするトルコ東部北イラクを 拠点とするグループだ。 今回の武力衝突事件は、ムラット・カライラン氏のグループが、 フェフマン・フセイン氏のグループのメンバーを取り押さえたことに、 起因しているとのことだ。結果的に、17人のゲリラが死亡したが、 内訳はフェフマン・フセインのグループのメンバーが14人、ムラット・ カライランのグループのメンバーが、4人犠牲になったということだ。 こうしたことが起こってくるということは、PKKの立場が苦しくなって きているためであろう。トルコ軍の攻勢に加え、イラクのクルド自治 政府が全く協力的でなくなったばかりか、最近では、敵対的にさえも なってきているからだ。 トルコ政府にとっては、今回起こったPKK内部の分裂と対立、 そして武力衝突は大いに歓迎するところであろうか。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/25(水) 07:51:41 ID:EF3JtujB
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/01(日) 18:10:44 ID:XHOP+4Ko
ドアン・メディア・グループ脱税に対する罰金決定に世界メディアの反応 2009年02月20日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Ekonomi/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=ekonomi&KategoriID=3&ArticleID=1061942&Date エルドアン首相が激しく非難しさらにはボイコットを呼びかけたドアン・メディア・
ホールディングに対して、財務省も罰金を科したニュースが、世界メディアを駆け
巡った。メディア業界組織は反発を示し、8億2600万トルコリラ(約483億円)の
罰金が科せられたことについて、『メディア統制』を企てていると解説した。トルコ
で話題となっているこの事件に関して、野党も厳しい声明を出し、反発を示した。
周知のとおり、ドアン・メディア・ホールディングは、パートナーシップを組んでいる
ドアン・テレビの株の25%を、ドイツのアクセル・スプリンガー社に売却した。交渉
成立後、2007年1月2日に共同経営比率帳簿に記帳を行い、アクセル・スプリンガー
社側は支払いも行っていた。しかし財務省は、帳簿と支払記録を無効とし、この
売却が2006年に行われており、よって脱税されていると主張し、このために膨大な
罰金を科した。
この問題は世論にも大きな反発を生じさせている。税務専門家達は、ドアン・
メディア・ホールディングの売却手続きにルールに反した点はないと説明している。
この事件は、「政治的」であると解釈されている。
■フィナンシャル・タイムズ紙:罰金、政府との対立が影響か
「トルコの最大メディアグループの会長がまた当局と対立している。広告収入の
減少が始まっているが、本社は、広告収入を別の業界での拡張に充てようと考え
ていた矢先に、4億800万ドルの罰金を受けた。同グループは、この罰金について
提訴する計画だ。罰金は、アイドゥン・ドアン氏が管理するメディアとエネルギー
グループに対する一連の決定のうち、最後にとられたものだ。投資家たちは、秋に、
不正に関する報道が原因で支援者にドアン社メディアのボイコットを呼びかけた
エルドアン首相とドアン氏が世論の目前で起こした喧嘩が、同グループに影響を
及ぼしている可能性に懸念を示している。」
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/01(日) 18:16:23 ID:XHOP+4Ko
Ergin Yildizogluコラム:市民文明と公正発展党 2009年02月25日付 Cumhuriyet紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/cumhuriyet/090225cumhuriyet_io.pdf 左派リベラルと保守主義的な知識人たちの間で支配的な言説によると、
公正発展党の政権時代においてトルコで自由主義的且かつ民主主義的な変革が
起こっている。まるで公正発展党はトルコの「中途半端な市民革命」を火と血を
要せずに完成させているようである。
しかし、公正発展党政府の施策はこれらの主張を覆すのみならず、我々は、
この国の市民文明の清算に向かう過程に直面していると考えさせられる。
■「自然権」及び民主主義と他の体制
市民文明は「旧体制」に対して闘う過程における人類史への貢献の主たるもの
として「平等な自然権」や「個人的自由」といった概念が思い浮かばれる。「自然権」
は人間の自然によって、物理的存在によって生まれる平等な権利であり、何か神聖
な力によって授けられた権利ではなかった。総ての人間がこれらの権利を行使して、
各々の潜在能力や財産や知識等を発展させる自由を持つべきだというのだ。
しかし、人間は共に暮らしており(社会において)、また同時に、経済領 域で互い
に弛まない競争を繰り広げていた(市場において)。こうして、「自然権」は、「個人的
自由」の問題を、そしてそれはこの自由(例えば、財産構築の 自由)の平等の理想
(自然権の行使可能性)との併合の問題を形成していた。
市民文明はこの問題の解決に失敗し、ただ矛盾の管理に留まりながら
(「共産主義の仮説」はこの失敗への反発である)、人類に「市民社会」と「政治社会」
の区分を与えた。「市民社会」は、共生(経済的活動と生殖)に適した道徳や共同の
趣味や共同の伝統や「主体性」を再生産する機構(国家のイデオロギー装置)の
場所であった。ここで市民文明は人類史に、「個人のプライバシー」やマスメディア
やアカデミック生活の独立や科学に立脚し、合理的で批判的な、アイロニーや
反対意見にも開かれた個人を作り出せるような教育制度をもたらしている。
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/01(日) 18:17:49 ID:XHOP+4Ko
「政治社会」のレベルでは、市民文明は人類史に、国籍機構(宗教や民族的帰属 を超えたアイデンティティー)や一般投票権や民主的国家形式をもたらしている。 国家が階級を超えた不透明で聖なる存在のように知覚されることや全国民 が法の 前で平等であるとの主張や行政官の市民社会の諸機構への介入、特に経済的 利益領域への介入が好意を持たれないことなども市民文明がもたらした革新 だったと言える。 市民文明が「個人的自由」と「平等」の理想との間の矛盾を管理できない点に おいて軍事独裁やファシズムのような権威主義的な、あるいは全体主義的な体制を 生み出した。民主的な国家形式において、「市民社会」を形成する教会・モスクや メディアや家族や教育制度や職業団体のような「国家のイデオロギー装置」が 国家の直接介入を免れており、それに対して、ファシズムにおいてこれらの機構が 各々国家の一部分になる。 ■公正発展党の場合 公正発展党は市民文明の次の4つの重要な原則を腐食させる雰囲気を作り出した: [1]「自然権」の原則、 [2]支配権は「民衆」に属する、との原則、 [3]国家の階級を超越した感覚を維持するために国家運営者 (自ずとしてその家族も含む)は利益追求活動を遠慮する、との原則、 [4]国家の「聖なる存在」という主張を守るために国家内の争いに関する情報は 国家内に残り、国家は透明になってはいけない、との原則。 公正発展党による「市民社会」を形成す る領域や国家のイデオロギー装置を 政治的支配下に置こうとする執拗な努力は、市民文明の「自由主義的・民主主義的」 な伝統に反する事態である。
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/01(日) 18:19:01 ID:XHOP+4Ko
公正発展党政権は、特に第2期において、批判を受け入れられなくなっており、 電話通信の傍聴やインターネット通信活動の偵察によって「個人のプライバシー」 及び個人 的諸権利の領域が破壊され、「支持派」メディアの創出や批判的メディア への抑圧が見受けられている。 さらに、公正発展党は、国家運営官僚組織や保安組織を徐々に一定のイデオ ロギーや信仰を持つ人たちから形成し、これらの信仰の「バイオ・ポリティックス」 (服装様式や「男女別扱い」や禁酒など)を広めていると(研究調査の成果も借りて) 主張できる。教育において宗教主義的な言説や行動パターンが普及し始めている ことも市民文明の科学的知識に基づく教育伝統に反する事態である。 公正発展党政権時代において、共和制発布の「瞬間」に疑問を呈するオスマン [帝国]主義的な言説の蘇生や社会福祉国家の代わりに施し経済が台頭し始めて いることを見ると、市民文明以前への回帰の欲望が、しかもリベラル知識人の応援 によって、徐々に強くなっていると言える。
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/01(日) 21:53:34 ID:XHOP+4Ko
Mumtaz’er Turkoneコラム:「小さなトルコ」民族主義 2009年02月20日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/yazar.do?yazino=817243 セーヴル条約では内陸アナトリア地方に限られた「トルコ国土」が想定されていた。
「小さなトルコ」民族主義という表現で、私は、ほぼ同様の結果に至るような狭くて
暗い道を頑固に歩もうとしている人々を指し示したい。これは、絶えず敵を創出し、
憎悪を吐き散らし、周囲を怒りの目で見回す病的で劣等感に蝕まれた民族主義だ。
理性や常識や論理がこの病的な世界に浸透できない。
「全世界がトルコ人であれ」という標語に対して、ただ「どうして火星を外すのか?」
としか答えようがない。気に入らない人を「トルコの血統を持たない」といって蔑視
する人を、「いいや、ただ地中海貧血症にかかっているだけだ」と揶揄の言葉でしか
黙らせられない。民族主義は防衛的なイデオロギーである。唯一、戦争中に役に立つ。
感情による抵抗戦線を形成する。この抵抗戦線は平時になると、合理的なものの
参入を妨げる越えられない壁になってしまう。
トルコ民族主義は初め、バルカン半島の様々な民族主義から啓示を受けていた。
共和制発布までのトルコ主義者の知識人は大きく二つに分かれる。「トルコの血筋に
属さない」トルコ主義者とロシアからやってきた知識人である。ナーズム・ヒクメットの
曽祖父マフムット・ジェラーレッディン・パシャは前者の一例であり、ユスフ・アクチュラ
は後者の例である。帝国文化によって培われたこの土地には、トルコ民族主義は
外来のものだ。。共和国の国民国家プロジェクトは 仕方のない結末だと言える。
このプロジェクトを実現するために総動員された民族主義的な論説の多くは誇張
気味であり、虚構であった。エルゲネコン伝説や「狼」神話のように。目的は、オス
マン帝国から遠ざかり、とても古くて曖昧な歴史を、5千年前を参照して、新たな
国民国家の歴史を構築することであった。古代中国の歴史書にある中央アジア
地域に関する曖昧な知識の断片がトルコの刻印を押されて解釈されてきた。
共和制トルコは、特に重視した教育を媒体に、国民国家の定着と補強に役立つ
とされたこれらの虚構の論説によってあたかも我々の頭脳を去勢したかのようだ。
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/01(日) 21:54:24 ID:XHOP+4Ko
これらの論説に疑念を抱くことなく、いわば宗教のように内面化し、これらの信仰で 幸福に暮らす人々にとって目覚めの時がやってきた。なぜなら、これらの取るに 足らない論説の上には、ただセーヴル条約が想定した「小さなトルコ」しか構築 できないからだ。これは、我々が疑問視し、必ず変えていかなければならない 偽造の世界なのだ。 まず、トルコ国境線の内側には、国民国家の総ての努力にもかかわらず、同質の 一つの民が生活しているわけではない。全員を「トルコ人」にする、または従属を 求めることは、「小さなトルコ」を受け入れることに繋がる。「全員に同じ言語を強要 すること」は、今やクルド人に対して「自分の言語を使用するために自分の国を 造りなさい」という意味にしかならない。「一つの国家、一つの国旗」を生き永らえ させるためには、全員の了承の下で国家の国民を再定義しなければならない。 さらに、5千年前の物語にこだわるよりは、別れてからまだ100年も経たない近隣 地域に目を向けなければならない。民族主義の狭い固定観念を突き崩して、発想 を大きくしなければならない。そのためには、最大限(種々の母語をもつ人々を 包含した)オスマン人程度にしか、我々はトルコ人になる権利はないのだ。 もっと求めれば、「小さなトルコ」で羊のように幸福に暮らすことになる。 我々は脳裏において大きな変革が必要である。時間が迫っている。 今やただ夢想から、ただ習慣から、ただ内実を伴わない信仰から作り出された 「小さなトルコ」民族主義を、歴史の奥のホコリのたまった棚にしまい込む、 まさにその時なのだ。我々は、この種の民族主義の盲目から、無知から、 浅薄さから解放されなければならない。 トルコはその地域において平和と安定を求めている。地域も平和と安定を必要 としている。トルコは、互いに牙をむきはじめているクルド及びアラブ民族主義に よって流される血を、ただ道徳的指導による保護によってのみ止められる。 我々はこの道徳的指導の論説に基づいて、ちょうどオスマン帝国のように世界を 見るべきである。オスマン帝国を強力にしたものはその公正性だった、言い換え れば道徳的優位性だった。我々の地域は、公正性と、公正性を配る秩序正しい 安定した力を必要としている。
202 :
トルコ在住者 :2009/03/08(日) 00:22:59 ID:zTaEK7om
いつもありがとうございます。 日本語でトルコの情勢が分かります。 私にとって有難いスレです。
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/21(土) 16:50:49 ID:RHN27s83
民主市民党、エルドアン首相にアルメニア問題ドキュメンタリーについて質問
2009年02月24日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Guncel/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=guncel&KategoriID=24&ArticleID=1063375&Date= トゥンジェリ県選出のシャラフェティン・ハリス民主市民党議員は、レジェップ・
タイイップ・エルドアン首相に対し、ドキュメンタリー番組「黄色い花嫁」は
「人々の憎悪と敵対心の扇動」罪を規定するトルコ刑法第216条に照らし犯罪
にあたるのかどうか、と問うた。
ハリス氏は、「事実無根のジェノサイド説と闘う委員会」によりトルコ全国に
視聴させるべきであるとされたドキュメンタリーのDVD5万6380本が、ある少佐
の署名で以って教育審議局に提出され、また同ドキュメンタリーを生徒に鑑賞
させた学校に関する報告書の提出も求められた、と述べた。ハリス氏は、
この報道を受け国民教育省がドキュメンタリーの頒布を停止したことに触れ、
次のように問うた。
「かかるドキュメンタリーの製作を決定した人達、製作を依頼し頒布・配給
した人達、とりわけ初等教育学校(小学校及び中学校)での鑑賞を義務付ける
ことを望み、実行した人達は、トルコ刑法第216条の規定によって罪を犯したと
看做されないのでしょうか?このような罪を犯した人達が国家や政府の要職に
就いていて、そして社会の安寧を破壊し憲法上の罪を犯したとしたら、それは
個人的な罪を犯したことになるのでしょうか、それとも集団的な罪を犯したこと
になるのでしょか?」。
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/21(土) 16:52:06 ID:RHN27s83
ジュムフリイェト紙、与党によるマスコミへの圧力へ白紙記事で抵抗 2009年03月02日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Guncel/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=guncel&KategoriID=24&ArticleID=1065857&Date= 公正発展党(AKP)政権によるメディアに対する圧力に抗議したジュムフリイェット紙は、
昨日3月1日付一面を白紙で出した。一面には、ただ『われわれが黙ってしまえば、
誰が話すというのだ?』という見出しの社説のみが掲載された。
新聞のはじめの2ページと終わりの2ページを白紙で出した一方、3ページ目における
見出しでは、『検閲の圧力』というタイトルが使われた。ジュムフリイェット紙の署名入り
の社説においては、民主党時代に施行された検閲により、多くの新聞が白紙の状態で
出たことに触れられた。社説では以下のように述べられた。「AKPは、ジュムフリイェット
を始めとするメディアの、与党に与せず独立したジャーナリズム(精神)を守り、報道の
自由を保障するということに対し、首相を介し、そして掌中にある国家機関を通じ公然と
戦いを起こしたのである。断じてあってはならないことである」。
さらに社説は以下のように続けた。
「本紙の本日付の白紙記事は、多くの人々を驚かせることになるだろう。われわれは
このような時代において、もはや単に記事を書くということよりもさらに効果的な手法を
採らざるを得ないと考えた。自由なメディア活動に対する戦争は、非常に重大な事態に
至ってしまっている。ジュムフリイェット紙は、この重大な現実に歴史的な警鐘を鳴らす
ことを、本紙のみならずトルコの存亡という観点から不可避なものであると考える。
AKPは掌中にある国家機関を濫用し、自らに与するメディアを形成するために
新聞やテレビを買収している。(そして)自らに与しないメディアには追徴税を課そうとし、
反政権的であることが明らかになった作家や記者に対して、根拠のない罪により
追及をしつつ、メディアにおける反対勢力を抑えつけようとしている。このようにして、
広範な攻撃戦線が形成されてしまった。すべての世論に警鐘を鳴らすために、
すべての人に問う:われわれが黙ってしまえば・・・誰が話すというのだ?」
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/21(土) 16:54:36 ID:RHN27s83
欧州人権裁判所、トルコ側の主張を認めず 2009年03月03日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/dunya/11125404.asp?gid=200 欧州人権裁判所は、ボズジャ島にあるギリシア正教会が起こした訴訟で
トルコ側の主張を認めなかった。
欧州人権裁判所は、ボズジャ島にあるキミシス・テオドクギリシア正教会
財団が起こした訴訟でトルコの主張を認めなかった。
欧州人権裁判所は、資産と所有権の保護に(関する協定)の、第1条第1項
が侵害されているという見解に達し、トルコ側に裁判費用を含む105万ユーロ
の支払いを命じた。
欧州人権裁判所は、「トルコの裁判所が、教会が所有する不動産を教会
名義で地券に登録する要求を拒んだため、(権利の)侵害という判決に至った」
と述べた。
欧州人権裁判所は、(協定に関する)公正な判決についての6条、宗教・
良心の自由についての9条、差別の禁止についての14条、有効な申請をする
権利についての13条の問題のためなされた調査の申請には、その必要性を
認めなかった。
トルコ側はこの判決を抗告し、17人の裁判官から成る最高裁判所に
上告する権利は認められている。
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/21(土) 16:57:16 ID:RHN27s83
国境門ではない、友情の架け橋 グルジアとトルコの国境で
2009年03月06日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Politika/?t=06.03.2009&i=173345 新しく改築されたサルプ国境門の開門式にグルジアのサアカシュヴィリ
大統領と共に出席したエルドアン首相は、「トルコとグルジアの国民を70年
間隔ててきた国境が友好の架け橋に生まれ変わった」と話した。
トルコ商工会議所連合会によって新しく改築されたサルプ国境門は、
タイイップ・エルドアン首相とグルジアのミハイル・サアカシュヴィリ大統領
によって開門された。開門の式典で式辞を述べた二人のリーダーは
友好的なメッセージを伝えた。
エルドアン首相は、「トルコとグルジア国民を70年間に渡って隔ててきた
この国境は、グルジアが独立を達成した後、我々両国民が抱きあう友好
の橋となった」と述べ、5年前にこの国境門を訪れた時、「この名ばかりの
門はいわば単なる形式的な門とすべきです。両国の国民が簡単にここを
通過できるようにすべきだ」と述べたことを明かすエルドアン首相は、
「我々は、元来類縁的なつながりで結ばれている二つの国にいるのだ」
と話した。
■この地域全体のリーダー
グルジアのサアカシュヴィリ大統領は、スピーチをトルコ語で始めた。
同大統領は、「親愛なる首相、偉大なるトルコ国民の皆様に心からご挨拶
申し上げます。本日は太陽が我々、皆様、そして我々の間に立つ国境門
を照らしています。しかしながら、我々の心の間には国境などないはずです。
私はここで敬愛する首相に感謝の意を示したい。首相はトルコにとってだけ
ではなく、この地域全体にとって偉大なる政治家である」と述べた。
エルドアン首相をバトゥミ空港で出迎えたサアカシュヴィリ大統領は
自身で運転をした。エルドアン首相は大統領夫妻と共にテープカットをした。
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/21(土) 18:00:36 ID:RHN27s83
トルコの石油公社(TPAO)の、メフメト・ウイサル総裁が、イランのプレス テレビの特派員メフデイ・ゴルザデイ氏に語ったところによれば、トルコは 2023年までには、完全に石油ガスを自給する体制に入るということだ。 トルコが黒海で、石油・ガスの開発を進め、2002年の段階から生産を 始めてきていたことは、以前から知られている事実だった。しかし、ここに 来て、その黒海の埋蔵量が、石油は100億バレル、ガスは1兆5千億立方 メートルと莫大な量であることが、同総裁によって明かされた。 トルコは2023年から40年間に亘って、国内消費分を賄う事ができる ようになる。したがって、エネルギー資源を外国から輸入する必要が無くなる ということだ。 黒海沿岸の海底油田やガス油田以外に、イランとの国境に近いトルコ北東部、 イラクとの国境に近いトルコ南東部でも、石油やガスの埋蔵が確認され始めて いる。したがって、この夢のような話は、まんざら嘘でもなさそうだ、という ことになる。そもそも、トルコは第一次世界大戦後、欧州諸国との間で、地下 資源の開発をしないという、ローザンヌ条約(1923年)の中に記載されない、 秘密条項を交わしていたため、地下資源の開発が進んでいなかったということだ。 しかし、その協定期間も過ぎ、現在では自由に探鉱できる状況にある、という ことだ。(条約の期限はたしか80年間だったと思われる) 実際にトルコが発表したように、トルコが自身でエネルギー資源を自給できる ようになれば、この地域の政治バランスは大幅に変わるものと思われる。
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/22(日) 00:09:12 ID:zKCn/eGU
元PKK兵士、米軍傭兵としてアフガニスタンへ 2009年03月11日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/11182019.asp トルコ軍が北イラクで激しく攻撃した分離主義テロ組織PKKから逃れた
複数のテロリストが、アメリカ軍に傭兵として加わってアフガニスタンに
行ったことが明らかとなった。
チャンネルDの報道によれば、トルコ軍戦闘機の攻撃の結果大きく士気を
低下させられた分離主義組織のメンバー達はPKKから離脱し始めた。PKK
から離脱したテロリスト達は北イラクでばらばらになって生き延びているが、
その一部はトルコに戻っている。
イラクに駐留するアメリカ軍に加わることを選んだ者も複数いる。アルビル
にあるアメリカ軍の事務所を訪れて登録をした元PKK兵士らは、バグダッド
で短期の訓練を受けた後、新しい身分証で契約して米軍の傭兵となっている。
傭兵になった元PKK兵士らはアフガニスタンに派遣されてタリバンやアルカ
イダ組織に対してアメリカ側に立ちゲリラ戦を戦っている。
元PKK兵士らが米軍の傭兵となっているという主張は、国家情報機構や
警察や憲兵隊の情報の報告書に反映した。情報機関の報告書では、傭兵
となった元PKK兵士に関する項目のタイトルも興味深い。そのタイトルは
「元PKK兵士の米兵」である。
元PKK兵士らが米軍に傭兵として加わったという報道を、投降したテロ
リストらも事実であるとした。ヘズィルというコードネームを持つシリア出身
のPKK兵士からの情報によれば、少なくとも15人の仲間が米軍に加わった。
米軍当局は、PKKのテロリストに対し米国での永住権を与える「グリーン
カード」付与の約束をしたといわれている。
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/22(日) 00:10:19 ID:zKCn/eGU
トルコ産業界の経済危機脱却の希望、アフリカ 2009年02月24日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&Kategori=siyaset&KategoriID=4&ArticleID=1063428&Date ケニア訪問中記者の質問に答え、多くの業界の幹部がケニアで非常に
重要な取引契約を結んだことを明らかにしたギュル大統領は、「4年前に
1500万ドルであったケニアとの取引は、今日2400万ドルになりました」
と述べた。ギュル大統領は以下のように語った:
「トルコ産業界の経済危機脱却:2002年に3600万ドルだった輸出は、
今日1億ドルを超えました。最近の危機に伴う輸出後退は、我々に原因が
あるのではありません。ヨーロッパ連合(EU)地域に対する輸出は60%の
水準です。ここでの支払い能力を考えると、輸出にマイナスの影響が
でました。新しい市場調査に我々は乗り出しました。これらで最も重要な
地域の1つはアフリカです。サウジアラビアで行った視察からも、非常に
重要な成果が得られました。サウジは2020年までに6000億ドルの投資
予算を割くことになっています。ここに我々も参加します。ロシア訪問団に
参加した人々と話してください。この訪問団は大規模なものでした。こうした
試みは、トルコ産業界が経済危機を脱却するのを手助けするのです。」
アフリカ接近の成果:
「3〜4年の間我々が費やしたアフリカへの接近は、現在成果を出し始め
ました。ここ最近の訪問で、トルコの業界幹部らが投資の合意を行ったのを
見ました。アフリカに対する我々の取り組みが進む中、世界も黙っては
いません。中国の国家主席はこの地域に4回目の訪問を行っている。
近日中に、ケニアに中国の代表団が来ることが分かっています。我々は
大統領レベルでの初めての訪問です。イランの大統領はこの地域を
まわっています。湾岸地域になぜ私が行ったとお思いですか。そんなに
急いだ理由は何だったと。2020年までに6000億ドルの投資予算があります。
経済的な成果のほかに政治的な成果といった点でもメリットがあります。
国際連合安全保障理事会に選出される際、2国を除きアフリカの全ての
国が我々に投票してくれました。
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/22(日) 07:34:23 ID:n2sDkAsi
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/23(月) 18:47:25 ID:UW6hvYGx
エジプトとトルコを訪問して、幾つかの共通した社会現象に気がついた。 両国では今、迷信にも通じるような、イスラム教と直接結びつかない現象が見られる。 両国では、スカーフをかむる女性が増えている。なかでも、エジプトでは老若を問わず、 スカーフを着用する女性が増え、その割合は90パーセントとも95パーセントとも、 言われるようになった。トルコでも与党AKP(開発公正党)の幹部が宗教熱心であることから、 スカーフの着用を昨年、強引に自由化し、ついには、これに反対していた野党のCHP (世俗政党)支持者までもが、スカーフを着用する傾向が増えているようだ。 それと同時に、イスラム教徒を直接結びつかない魔よけ、おまじない、といったものが、 大衆の間で広がっている。トルコでは、以前からあるのだが、他人の嫉妬の視線を避ける ということで、ナザルボンズという青と白黒で描いた目玉のようなものが(ガラス細工)、 最近になって、特に広く出回るようになった。 トルコではまた、日本の神社を真似たのであろうか、おみくじを売っているし、 祠のようなものが造られ、そこで願を掛ける者が増えてきているということだ。 こうした事がどうして起こっているのかとエジプトの友人に尋ねたが、答えは分から ないというものだった。同様にトルコの友人に聞いてみても、やはり答えは、分からない だった。人間、なかでも女性は男性に比べ本能的な直観力が鋭いといわれているが、 あるいはトルコの女性もエジプトの女性も、これから起こるであろう世界的な不安定化 への変化を、敏感に感じているのかもしれない。 社会が不安定化すると、イスラム社会では宗教的に問題があると見做される。 スカーフの着用拒否は、暴力で対応される危険性が増すのだ。 こうした傾向は、宗教上の記念日や、ラマダンでも見られる現象だ。 世界の経済学者や政治学者が今後の世界状況を予測できなくとも、彼女らには 本能的にそれが感じられているのかもしれない。その意味では、日本の女性は本能的な 直観力が、弱くなっているのかもしれない。
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/24(火) 20:00:05 ID:b5s1f2F5
アフマディーネジャード大統領「トルコの仲介は必要ない」 2009年03月14日付 E'temad-e Melli紙
http://etemademeli.com/1387/12/24/EtemaadMelli/880/Page/3/EtemaadMelli_880_3.pdf マフムード・アフマディーネジャード大統領は、イランとアメリカの関係改善に
トルコが仲介役を果たすという考え方に否定的な見方を示した。ロイター通信の
報道によると、水曜日、トルコのアブドゥッラー・ギュル大統領も出席したテヘラン
での経済協力機構会議の後、「仲介の必要はない」と述べた。
このような発言の背景には、トルコ政府関係者がここ最近数回にわたり、
イランとアメリカの対立解消を支援する架け橋になる用意があると表明してきた
ことがある。トルコの新聞各紙も、ECO会議参加のためにアブドゥッラー・ギュル
大統領がテヘランを訪問するのに先立ち、同大統領はイラン政府当局者に
向けたアメリカのメッセージを携帯していると伝えていた。
またトルコのアリ・ババジャン外相も、会議参加のためにテヘランに発つ際、
「トルコはイラン・アメリカ間の仲介要請を検討する用意がある」と述べていた。
さらに2週間前にも、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相はガーディ
アン紙に対し、ジョージ・W・ブッシュ政権時代にイランが30年にわたるイラン・
米間の対立解消に向けた協力をトルコ政府に要請してきたことを明かし、
もし双方が望めば、このような役割を果たす用意が今でもあると述べていた。
〔政権が代わり〕アメリカはトルコ政府がこのような役割を果たすことに期待を
表明しているが、その一方でイランはそれに対して否定的な立場を示している。
日曜日トルコ政府高官と会談するためトルコ入りしていたヒラリー・クリントン
米国務長官は、テレビ・インタビューで、アメリカはイランとの直接協議を提唱
したバラク・オバマ米大統領の提案を実現させるために、トルコの協力を望ん
でいると述べた。ババジャン・トルコ外相もまた、イラン訪問の前にトルコの
テレビ局NTVに対し、トルコ政府はイランとアメリカの相互理解が深まるよう
努力しており、両国もトルコのこのような行動に満足していると述べた。
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/25(水) 19:34:33 ID:c6n0gtBn
2月にトルコの高原都市アバント市で、重要な国際会議が開催された。 欧米からの参加者も含め、イラク・クルド地区からも代表が参加する、 クルドとトルコの今後を討議する会議だった。 汎アラブのアルハヤート紙は、この会議の重要性について気がつき、 短いながらも、この会議に関するニュースを伝えていた。つまり、トルコは イラクのクルドとの関係を今後大幅に改善し、ある種のコモン・マーケットの 様なものを創って行く考えのようだ。そのためには、まずトルコ人とイラクの クルド人が自由に往来できるようにするということが必要であり、トルコ側は イラクのクルド地区のエルビル市に、近くトルコ領事館を開設する方針だ。 イスタンブールからは、既にイラク・クルド地区への定期便の乗り入れが 行われているが、加えて、トルコ東部のクルド人が主に居住するデヤル バクル市とイラクのエルビル市との間に、定期航空便を飛ばす考えも 明らかにされた。そうなると、トルコのクルド人たちも、経済的メリットを 受けることが出来るようになろう。イラクのクルド人実業家が、この地域に 投資することが拡大するものと思われるからだ。多くのトルコ・クルド人と イラク・クルド人が親戚関係にあることも見逃せない事実だ。 イラクのクルド地区には現在、トルコ側の民間組織が設立した専門学校や、 高校、大学が存在し、本格的な教育活動を行っている。もちろん、トルコ語は 必須科目になっているのだ。つまり、将来的にはトルコ語がこの地域の、 共通語になる可能性があるということだ。
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/25(水) 19:35:44 ID:c6n0gtBn
トルコ企業のイラク・クルド地区への進出が、大手だけでも500社に及び、 小規模なものまで含めると1000社を超えているといわれている。こうした ことがトルコの経済状態を二重構造にしているのであろう。つまり、公式発表 には全く顔を出さない、非公式なアングラ資金の動きが結構な金額に上って いるのだ。金融危機で世界が苦しむ中でトルコが意外に強気でいられるのは、 クルド地区との特別な関係に有るからなのかもしれない。 このトルコとイラク・クルド地区との関係の進展は、トルコ国内の反体制 組織PKKの立場を弱めてもいる。イラク・クルド自治政府がPKKの活動を 正式に認めなくなったからだ。これまでも、クルド自治政府はPKKの活動を 認めないとは言いながら、黙認し、資金や武器を提供していたのだが、 ここに来て資金も武器の提供も止まり、PKKメンバーのクルド地区での 存在そのものが許されなくなっているのだ。 トルコ政府はPKKのメンバーでも、トルコ人殺害に加わっていなかった 者に対しては、何の罪も問わないという立場を示し、社会復帰するよう、 投降を勧めている。そのことを印刷したビラがPKKの潜伏地域にばら撒か れているが、PKKの意幹部は、この紙には毒が浸み込ませてあると言い、 見ることを禁止しているという話しだ。同時に幹部たちは、メンバーに対し、 トルコのテレビやラジオ放送を見ることを禁じているということだ。 それでも、トルコの新しいPKK対応のニュースはPKKのメンバーに届き、 投降者が最近、特に増えてきているということだ。そうなれば、トルコが 進めようとしている、イラク・クルド地区との一体化は、ますます現実の ものになっていくということであろう。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/27(金) 18:34:45 ID:ocrt2cgZ
強制退去を拒否していた事でニュースになっていた、自称フィリピン人の カルデロン・アラン・クルズ。そもそも”カルデロン”は通名だ。本名や履歴と されるものは偽造パスポートにあった出鱈目である。 彼はクルド人出身でトルコの兵役忌避者だ。その上、埼玉県蕨市で 活動するクルド人の中にはクルディスタン労働者党(PKK)員として何らか のテロ活動支援をしていたと目され、数人が強制退去されている。
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/28(土) 10:17:24 ID:zJs81vGz
■誘致企業と警察の黒い癒着■ 鳥取市の誘致企業リコーマイクロエレクトロニクスに 対する疑惑を書いたホームページを作った。 リコーマイクロエレクトロニクスはすぐに鳥取警察署に連絡をした。 警察は父親を呼び出し 「強制入院の手続きを取る。息子さんがかわいいでしょう」と言ったそうだ。 強制入院だと問題を表沙汰にせず処理できる。この時はホームページ閉鎖の脅しにすぎなかったようだが・・・ 鳥取市で誘致企業の機嫌を損ねると怖い。 ----------------------------------- リコーマイクロエレクトロニクスにアルバイトに行っていた。 勤務態度不良でリコーのアルバイトをクビ同然で辞めた。 その後、鳥取市のテスコという工場に勤め真面目に働いていた。 「真面目に働いているのはリコーに対する報復(あてつけ?)」という噂でテスコをクビになった。直後、テスコの社長から雇用保険の書類をとりに来るよう泣きそうな声で電話があった。 噂は嘘だと知ったのだろう。 雇用保険の手続きのため職安に行った。職安の次長と相談すると、口止めをされた。職安と会社は連絡を取り合っていたらしい。 しかし噂は狭い鳥取市である程度広がっているようだ。 リコーマイクロエレクトロニクスに電話を掛けた。 「君はうちのような一流企業が組織ぐるみでやったとでも思っているのかね?」 「そんなことはありませんけど」 「じゃあ会社には関係ないじゃないか」 しかし公的機関(職安)も巻き込んだ組織ぐるみの人権侵害の揉み消しである。
>>215 うっそーん 初耳
アランはマニラかどっかの貧民街の出身なんじゃなかったの?
顔もクルドの血なんて一滴も入っていなさそうだけどな
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/02(木) 19:49:19 ID:srxfOhn7
トルコで地方選挙が行われた。結果は、与党AKPが後退し、野党が相対的に 伸びた形となった。これをAKPの後退と見るか否かについて考えてみたい。 与党AKPは政権を取って以来、選挙を実施するたびに躍進し、支持を増やす 形になっていた。前回の選挙では、47%を上回る支持を取り付け、独走態勢 にも見えた。しかし、今回の選挙では得票数が38・9%と、7%もの落ち込みを 見せている。反対に、CHPが8%支持を増やし、23・2%の得票率となっている。 他方、クルド人の政党であるDTP(クルド人の政党・民主社会党)は、全国レベル では5・5%だが、トルコ南東部のクルド地域では圧倒的な勝利となっている。 全体的には、AKPがいまだに強い支持を得ているが、世界的な経済の悪化が AKPにとって選挙での不利な条件を生み出したのであろう。 今回の選挙結果を受けて、クルド人の議員の地方・中央政府レベルで発言力 が強まることが予想されるが、これは、トルコ全体にとって良いことではないのか。 つまり、武力闘争を展開するPKK (クルド労働党・武力闘争派)ではなく、トルコ の政治に正式に参加するDTPがクルド人の支持を集めたということは、今後、 クルド問題が話し合いによって解決されていくということを予測させるのではないか、 と思われるからだ。 ギュル大統領のイラク訪問と、その結果としてのイラク中央政府、クルド自治 政府のPKKに対する締め付けが、今後、DTPをしてトルコのクルド人を全面的に 代表させる形になっていくものと思われる。AKPは、今回の選挙結果を受けて 方針転換を考えると言っているが、それほど大きな方針転換は、出てこない のではないかと思われる。
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/03(金) 20:14:39 ID:VTqL2rYv
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/03(金) 20:24:45 ID:VTqL2rYv
大統領は、「クルディスタン」といったか否か 2009年03月25日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/11283048.asp?gid=233 イラクから帰国したギュル大統領は、論争となっている「クルディスタン」という
表現について、使わなかったと主張した。
ギュル大統領が一昨日イラクへ向かう際、記者との会話の中で「クルディスタン」
という言葉を使ったという報道は、大きな波紋を呼んだ。しかし、昨日の夕方イラク
から戻った大統領は「クルディスタン」と言ったことを否定し、混乱を招いた。エセン
ボア空港で行われた記者会見で「イラク北部のクルド地域政府が話題になると、
いつも憲法上の記載に沿った表現が使われてきたが、クルディスタンと言ったのは
あなたが初めてだ」といった記者の問いかけに対し、「私は君たちが言ったそう
いった言葉は使っていない」と言い、下記のように話した。
「ただし、私がここで述べたような体制があるのは事実である。その中でイラクの
統一と領土保全にもっとも重きを置いているのはトルコである。イラク国内には、
憲法によってイラク北部にクルド地域政府が存在するのを認めている。私はこの
ことを言った。彼らの首相とも会談した。これらのことはごく普通のことだ。この件に
ついては様々な議論があるが、非常に難しい問題となっている。この話になると
誰もが神経質にならざるを得ない。とりわけテロとの戦いといった困難な取り組みに
どう対処するかという問題で、距離を置かれ始めている中で、こんな馬鹿げた不要
な議論をするのは無意味だ。」
イラクでは、新たに承認された憲法では「クルディスタン」という用語が使われている。
「地方区分」の項目で「地方」は下記のように定義されている。
113項
イラク共和国の連邦組織は、首都、地方、地方に属さない州および地域政府から構成される。
114項
当該憲法施行後、クルディスタン地方という既存のものの位置付けを、連邦内一地方として認める。
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/05(日) 20:04:19 ID:F2PlEpur
民主市民党、南東アナトリアでは第一党に 2009年03月30日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/siyaset/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&ArticleID=1076997 最初の選挙速報によると、地方選挙での民主市民党(DTP)の得票率は6.3%
であった。解散した民主人民党(DEHAP:DTPの前身政党)の、社会民主人民党
(SHP)と選挙協力を行った2004年の選挙での得票率は5.1%であった。
民主人民党の後身政党である民主市民党は、7月22日の選挙にも無所属の
候補者を擁立して参加した。民主市民党の7月22日の選挙での得票率は約4%
であろうと予想されていた。
東部及び南東アナトリア地域で、以前に勝利した各県を守った民主市民党は、
同地域における第一党の地位を維持した。
共和人民党、エーゲ海・地中海沿岸部を制す 2009年03月30日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/11320240.asp?gid=229 共和人民党(CHP)は、地方選挙で一時は彼らの「牙城」とされていた
「沿岸部の都市」でも再び第1党になった。
共和人民党(CHP)は黒海とエーゲ海沿岸に位置する県をほとんど制した。
2004年の選挙で負けたアナトリアとアイドゥンとともに、チャナッカレ、ムーラ、
イズミルとトラキヤの全ての県で勝利した。また、バルッケスィル県における
エーゲ海沿岸の全ての郡も制した。共和人民党は2004年の選挙でくじ引きに
よって負けたスィノップとゾングルダック、そしてアルトヴィン、ギレスンの各県
でも首長選を制した。
暫定結果を2007年の総選挙の結果と比べると、共和人民党は500万近く
得票を増やしたことになる。2007年の選挙では731万7808票を獲得した共和
人民党は、開票率91%の結果によれば今回は1231万8000へと票を伸ばした。
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/07(火) 13:14:13 ID:owiVVgBv
_ □□ _ ___、、、 //_ [][]// ,,-―''':::::::::::::::ヽヾヽ':::::/ // \\ // /::::::::::::::::::::::::::::::i l | l i:::::::ミ こまけぇ  ̄  ̄  ̄/ /:::::::::,,,-‐,/i/`''' ̄ ̄ ̄ `i::;| /:::::::::=ソ / ヽ、 / ,,|/ トルコ風呂と勘違いするから | 三 i <ニ`-, ノ /、-ニニ' 」') /) t ̄ 。` ソ ハ_゙'、 ̄。,フ | ) 国名くらい変えろ! ///)|  ̄ ̄ / _ヽ、 ̄ ゙i ) /,.=゙''"/ ミ `_,(_ i\_ `i ヽ、 ∧ ∧ ∧ ∧ / i f ,.r='"-‐'つ / __ニ'__`i | Y Y Y Y Y / / _,,.-‐'~ /-───―-`l | // | / ,i ,二ニ⊃\ ||||||||||||||||||||||/ | // | / ノ il゙フ..:::| 、 `ー-―――┴ / __,,..-'| ,イ「ト、 ,!,! ,/| ー- 、__ ̄_,,-"、_,-''XXXXX | / iトヾヽ_/ィ"| | _, /ノXXXXXXXXXX
オバマ大統領、アルメニア人殺害は大虐殺
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090407-479805.html トルコ訪問中のオバマ米大統領は6日、ギュル大統領との会談後の
共同記者会見で、オスマン・トルコ帝国末期に少数派アルメニア人が
多数殺害された事件は「今でもジェノサイド(民族大量虐殺)とみなして
いる」と述べた。
米下院外交委員会が2007年10月に事件を「ジェノサイド」と
非難する決議を可決した際、当時は上院議員だったオバマ氏も決議を
支持する立場を取っていた。
トルコ側は決議可決に強く反発、外交問題に発展したことから、
オバマ大統領はアルメニアとの和解に努める「ギュル大統領の指導力に
勇気づけられている」と配慮も示した。(共同)
[2009年4月7日2時32分]
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
オバマは言ってはならないことを言ってしまった。やはり只のリベラル
だったのか。一体何のための訪問なんだよw
選挙結果―発展公正党後退の一方、左派票は30%に達せず
2009年03月31日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=831964 3月29日の地方選挙は小さな驚きとともに終わった。
政党の順位が変わらなかったが、政党間格差が広がったこと、そして
イスタンブル、アンカラ、イズミルやディヤルバクルでは市長が変わら
なかったことにより、勝利か敗北か明確に論評できないでいる。
公正発展党は、得票率を初めて落としたがそれでも政権を担う唯一
最強の政党である。民族主義者行動党(MHP)や至福党(SP)には、
与党から票が流れた。共和人民党(CHP)の得票率には若干の変動が
みられるものの、2002年、2004年や2007年に近い選挙結果となった。
左派の得票率は今回の選挙でも30%に到達できなかった。
「貧困と汚職」のスローガンを掲げて選挙戦略を行った共和人民党が
幅広い層で受け入れてもらうために、さらなる一歩を踏み出す必要が
あることが明らかになった。
全世界的な経済危機の中で行われた地方選挙では、2007年7月22日
の総選挙や2004年3月28日の地方選挙と比較した際に、公正発展党の
得票率において後退が見られる。今回公正発展党は39%の得票率で
あった。共和人民党と民族主義者行動党の合計得票数よりわずかながら
多く得票したため、「彼らも失敗した」という論調でもって動いている与党
の後退の一つの理由は、一部の地域で候補者たちに示された反発である。
公正発展党は、大都市や県知事などの重要な部分を他政党に奪われた。
レジェップ・タイイップ・エルドアン首相の「我々の課題を検討することになる」
という言葉は、公正発展党が置かれている状況を要約している。
(後略)
NATOに衝撃―エルドアン首相から新事務総長候補へ反対発言
2009年04月03日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&KategoriID=12&ArticleID=1078965 デンマークのアナス・フォー・ラスムセン首相は、NATO事務総長の
候補者であることを正式に表明した。ラスムセン首相が候補であることを
正式に表明してからしばらく後に、ロンドン・チャタム・ハウスで演説した
レジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、ラスムセン首相の立候補に
反対であると述べた。
立候補について最後まで言明を避けていたラスムセン首相は、NATO
加盟国の大使らと行った会談後、立候補を正式に表明した。ラスムセン
首相は、NATO首脳会議の前、自身の政党である自由党政府の閣僚ら
と午前7時という早朝の時間に朝食をとり、首相職を退いた。ラスムセン
に代わり、デンマーク首相には、ラース・ロッケ金融大臣が就任する。
朝食後、ストラスブルクへ移動したラスムセン首相は、ストラスブルク
で自身について先週肯定的な見解を述べたアブドゥッラー・ギュル大統領
とも会い、支持を求めることを明らかにした。デンマークのペル・スティグ・
メラー外務大臣も、トルコの外務大臣アリ・ババジャンと会見し、トルコの
支持を求めることを明らかにした。
ラスムセン首相は、月曜日にトルコで「文明間の同盟フォーラム」に
出席し、トルコから候補問題について支持をとりつけるよう働きかける。
デンマークのメディアは、ラスムセン首相が候補であることが、トルコ
首脳部で見解の相違の原因となっているとし、トルコがラスムセン首相の
候補に拒否権を行使する可能性が高いとしている。
「トルコ首脳部で不一致がある。アブドゥッラフ・ギュル大統領はラス ムセン首相を支持している一方で、エルドアン首相はラスムセン首相の 候補に反対している」と伝えた。メディアは、トルコが手にしたこの機会を 利用して、(PKKと関係する)ロジTVの閉鎖を求めるだろうと述べた。 ラスムセン首相は、トルコとの関係が非常に良いものであり、特に政府 閣僚とトルコの指導者らとは非常によく理解しあっていると述べ、トルコ の支持を得られるだろうと確信していると語った。 こうした事態が進行している時間帯に、チャタム・ハウスで演説した エルドアン首相は、ラスムセン候補に関して、次の様に語った。 「我々はNATOの弱体化を望んでいない。NATOは、平和を保障する 性格を持つ機構だ。しかし、私の国におけるテロ組織の報道機関は、 デンマークを拠点として報道を行っているようだ。4年前、私はラスムセン氏 にこのような依頼をした。書類で明らかにして、『止めてほしい』と。2回の 試みにも関わらず、彼はこれを止められなかった、または止めなかった。」 「我々はムハンマド風刺画問題危機を経験した。この危機においても、 私は彼らに依頼した。『あなた方の国のイスラム諸国の大使を招待して ください。彼らにこの状況を説明し、この困難な状況をどのように乗り 越えるか話し合ってほしい』と申し出た、しかし何と残念なことか、 またしても肯定的なアプローチはなかった。こうしたことで平和プロセス に貢献できないものが、果たして今後どうするだろうか?これはもちろん 我々に疑問符を投げかける。私の個人的見解を申し上げる、私は反対だ。」
「トルコはアメリカに何をしてやれるのか」 このタイトルは実に興味深い。 これまでであれば、「アメリカはトルコに何をしてやれるのか」というのが 普通であったろう。いま支援が必要なのはトルコではなく、その逆で、 世界の超大国アメリカがトルコの支援を、必要としているということだ。 このタイトルのコメンタリーが掲載されたのは、CNNのブログであり、 トルコ・オリジンのゼイノ・バランさんが書いたものだ。この人物はハドソン 研究所の、シニア・フェローであることを考えると、納得がいくかもしれない。 このコメンタリーの中で、アメリカにとってトルコは、最も頼りになるNATOの 加盟国だと強調されている。そして、アメリカにとってトルコは、アフガニスタン 問題の解決の上で、最も有力な支援国になれるということだ。それは、トルコが 穏健なイスラム国であり、アフガニスタンやパキスタンの文化、歴史、宗教観を、 深く理解しているからだということだ。 既にトルコはアフガニスタンとパキスタンの大統領を招待し、問題の解決に 向けた話し合いを行っている。それはトルコがアフガニスタン戦争を『良い戦争』 と位置づけているからだということだ。他方、イラク戦争はトルコ国民の間では 「悪い戦争」というレッテルが貼られているということになる。
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/10(金) 21:24:26 ID:HY5BakJV
バラク・オバマ大統領がアフガニスタンの戦争で勝利し、アフガニスタンに 民主化をもたらし、復興を進めていく上で、トルコの役割は大きいとしている。 トルコ国民は危険な地域でのボランティア活動を実施している。それに加えて、 復興事業でも協力してきた実績がある。イラクのクルド地区に早い段階から 進出し、学校を運営したり、道路や病院を始めとする公共施設を建設してきた のもトルコ人たちだ。 トルコが他のNATO 諸国よりもイスラム世界で活躍できるのは、トルコが スーフィー・イスラム(神秘主義=精神的純化を重視するイスラム)の研究と、 実践が盛んなことや、イスラムの寛容の精神を持っているからでもあろう。 この宗教間の寛容の精神は、宗教指導者であるフェトッラー・ギュレン氏が 提唱し始め、今では穏健イスラムの姿勢として、キリスト教世界やユダヤ教 世界でも重視され始めている。 今回ヒラリー・クリントン国務長官がトルコを訪問し、次いで間も無く、バラク・ オバマ大統領がトルコを訪問したのは、トルコとの協力の下に、イスラム世界と アメリカとの関係を改善して行くことが、オバマ政権の主要テーマになっている からであろう。そして、その中心的問題が、アフガニスタンなのであろう。 今支援を必要としているのは、トルコではなくアメリカになっているということだ。 世界の状況はここまで大きく変化したということであろう。トルコがこのアメリカの 要望に何処まで応えられるのか。それによっては、トルコがまさに、実質的な 中東の指導的国家に成って行く可能性が高まろうということだ。
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/18(土) 00:26:05 ID:NSNC8SNS
ヤズジュオールは殺された―大統一党アンカラ支部長の見解 2009年04月02日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=833073 大統一党のハサン・ヒュセイン・ボゾック・アンカラ県支部長は8つの死亡事故を
逃れてきたムフシン・ヤズジュオール氏が綿密に計画された暗殺の犠牲になったと
主張した。ボゾック支部長によると、ヤズジュオール氏の死は事故によるものではなく、
暗殺であることを示す一連の出来事とは以下の通りだという。
ヤズジュオール氏の自宅2階の書斎にあるラップトップPCが事件の前に盗まれた。
PCは庭に放置されていた。このPCからヤズジュオール党首に関する情報がアクセス
されていた。
事件の直後、カイセリ県知事の「レスキュー隊が現場に到着した。ヤズジュオール
党首は負傷しているものの、意識はある。隊員たちが病院へ連れて行く。」との発表は、
大統一党議員たちの救出活動をスローダウンさせた。この情報が県知事にどのような
ルートで知らされたか不明である。
高い技術力にも関わらず、遺体は48時間後に発見された。しかも発見したのは村人
達であった。最初の日にGSM会社の協力があったにも関わらず、遺体は発見されな
かった。3日目に仮設捜索拠点を設けた。どうして初日に設置しなかったのだろうか?
我々は事件から15日前に党首が暗殺される気配を感じていたが、それを証明
出来なかった。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/18(土) 00:28:00 ID:NSNC8SNS
公正発展党、憲法改正に向け始動 2009年04月08日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=835342 地方選挙が終わり、政治の争点は憲法改正である。レジェップ・タイイップ・
エルドアン首相が3月29日までに行うと明言していた憲法改正に向け、AKP
(公正発展党)が本格的に動き出した。
今回の改定では「市民憲法」の草案にあったような根本的な内容には
踏み込まれない。憲法の変更不可条項及び、世間で大きな議論を呼ぶ
ような項目には触れず、そのかわり、政党の立場をより安定させ、司法の
独立と中立、及び民主化を進めるための環境を整える。今回の憲法改正の
優先事項は政党解散をより難しくするということ(政党解散要件の厳格化)
である。同改正により政党は自由に活動を続けていくことができるようになる。
憲法改正に向けた詳しいスケジュールはまだ明確でないが、4月15日以降、
各政党間での調整が始まると予想される。エルドアン首相が取る約1週間の
休暇中に、内閣改造や憲法改定の枠組みが明らかにされるという。AKPは
リーダーシップをとりつつも、野党の提言にも耳を傾けることになるだろう。
今回の取り組みでAKPはCHP(共和人民党)、MHP(民族主義者行動党)、
DTP(民主社会党)の会派らと会談を行う。CHPのデニズ・バイカル党首や
スポークスマンらは、解党裁判の判決理由を示しながら、AKPと憲法改正は
行わないと表明した。一方、MHPは憲法改正に前向きである。AKPは、CHP
を含めた広範な合意の下での憲法改正の実現を望んでいるが、最大野党の
頑なな姿勢が続くようであれば、CHP抜きでの改正もありうる。
AKPとMHPの票数は憲法改正に必要な367票を上回る。
またDTPも大半が賛成に回るものと見られている。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/18(土) 00:57:18 ID:NSNC8SNS
EU加盟支持のフランス外相、トルコに失望―NATO事務総長選出問題の波紋
2009年04月07日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=930025 フランスのベルナール・クシュネール外相は、もはやトルコのEU加盟を支持しないと
述べた。エルドアン首相がNATO首脳会談の際、新事務総長へのラムスセン氏就任に
執拗に反対したことにショックを受けたと明らかにしたクシュネール外相は、トルコでは
宗教が強固になり世俗主義という特徴が弱められていると主張した。
トルコのEU加盟に反対する態度が次第に広がっている。クシュネール外相は以前
には何度もトルコのEU正式加盟を支持しており、この点でニコラス・サルコジ大統領や
他のフランスの大臣から距離をおいていたが、その考えを改めたことを述べた。
クシュネール外相はトルコに対する考えを改めたきっかけは、ストラスブルグで
行われたNATO首脳会談にあることを明言した。4月3、4日にドイツとフランスの主催に
よりストラスブルグで行われたNATO首脳会談について論評したクシュネール外相は、
RTLラジオとのインタビューで、トルコの態度をとても否定的に見たと述べた。フランス
外相は、トルコ政府が、デンマークのアンデル・フォ・ラムスセン氏がNATOの次期
事務総長に就任することに長い間ためらいを見せたこと、そしてムハンマド風刺画の
広がりを問題視したことを「衝撃」であったと述べた。また、「トルコのEU加盟に賛成で
あった。しかし(NATO首脳会談)を通じて行使された圧力に私は驚いた」とも発言した。
ムハンマド風刺画の広まりに対して、表現の自由の範疇であると考えていると強調した
クシュネール外相は、トルコの態度を「簡単にいえば不器用で、失敗である」と評価した。
トルコとエルドアン内閣を批判したクシュネール外相は、招待されていたイスタンブル
での「文明間の同盟フォーラムへの参加をすぐに取りやめ、これについての理由を
明示しなかった。同様にイスタンブルに招待され、最初この招待を受けたパリのベルト
ラン・デラノエ市長も、最終的にプログラムを変更したこと、そして昨日(6日)の夕食会
に参加しなかったことが注目をひいた。
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/18(土) 01:00:28 ID:NSNC8SNS
フランスのニコラス・サルコジ大統領が「トルコの加盟にまだ反対している」と述べた ことで持ち上がった対立がフランスで議論を呼んでいる。特に2005年5月の欧州憲法 の住民投票の期間中に、トルコに関する話題がフランス人により特に集中的に議論 されたが、当時と同じような形で同国メディアの見出しに載っている。 サルコジ大統領の出身政党である国民運動連合(UMP)の国会議員の大部分は、 大統領と同じ考えであると述べた同政党の会派代表のジャン・フランソワ・コープ氏は 「トルコを特権的パートナーとして評価している。しかしそれだけだ」と述べた。コープ氏 は2017年に予定される2期後の総選挙で、大統領候補となることを明言している。 フランスの第一野党である社会党のマルティース・オブリー党首は、以前と同様の 見解を繰り返した。オブリー党首は「正式加盟への道のりは遠いように見えるが、 トルコを欧州に受け入れる過程を進めさせることには支持している」と述べる一方、 サルコジ大統領を批判した。オブリー党首は、トルコの加盟に徹頭徹尾反対する サルコジ大統領が、フランスがEU議長国であった期間に、この過程をすすめさせた ことは戸惑うことであると語った。 世界的に有名なフランスの極右政党の党首であるジャン・マリー・ルペンも議論に 参加した。ルペン党首は昨日記者会見を行い、サルコジ大統領がトルコ問題について フランス世論を言葉巧みにだまし、「嘘をついている」と語った。ルペン党首は、フランス 大統領がトルコのEU加盟に元来反対していないこと、今日までの政策がそのことを 示していることを、トルコの正式加盟に原則反対している政治的中心勢力は自分たち の党であることを主張した。
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/18(土) 01:07:24 ID:NSNC8SNS
オバマ政権にトルコから最初のノー―ギリシャ正教会神学校問題
2009年04月09日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Guncel/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&ArticleID=1081034 オバマ米国大統領が、トルコ大国民議会での演説で伝えたメッセージを評価した
宗務担当のサイド・ヤズジュオール国務相は、トルコ大国民議会でヘイベリ島に
あるギリシャ正教会神学校の開設について明確に言及したオバマ大統領に関し、
「彼の発言によって何かが変わるわけではない」と話した。
エルドアン首相も、「現時点でそのような予定はない」と述べた。
9月11日の攻撃後、西欧が間違った認識をし、反イスラム感情が作り出されたと
話すヤズジュオール国務相は、「現在ドイツや米国で武器を使用した攻撃が起こ
っている。外国人が殺されている。ひとまとめに、このような国や信仰を非難して
よいのか?極端な人々はどこにでもいる。この分析は慎重に行われるべきである。」
と述べた。パレスチナ―イスラエル問題が解決しない限り、国際テロに終止符は
打たれず、和平は非常に困難だと話すヤズジュオール国務相は、オバマ大統領が
トルコ大国民議会で述べたメッセージを以下のよう評価した。
「もっともな見解だ。しかし、結果は実際の政策で分かる。魅力的なメッセージを
送ってはいるが、結果がどうなるかは我々がフォローする。米国は、イスラム世界
との間で起こった出来事の本当の原因を追求しようとしている。アフガニスタン、
イラク、パレスチナで起こっているこのような暴力の原因は何か、社会学的に理解
しようとし始めた。もう力では解決できないことを理解した。力で解決する問題で
あれば、すでに解決されているはずであるからだ。健全な認識が必要だ。」
ヤズジュオール国務相は、へイベリ島神学校の開設に関する要求に関し、
「イスタンブール大学神学部の枠組み内での解決策は妥当であるとは看做して
いない。それ以外の特別な対応は問題を引き起こす。トルコで私立の宗教教育
機関を開設することはできない。憲法に反する。トルコは法治国家である。法の
枠組みの中で物事を処理しなければならない。問題があるのだから、取り組ま
なければならない。最終的に何らかの解決策が見つかるはずだ」と話した。
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/18(土) 01:16:29 ID:NSNC8SNS
エルドアン首相、ナゴルノ・カラバフ問題解決なくしてトルコ・アルメニア関係正常化なし
2009年04月11日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Dunya/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=2&ArticleID=1081872 レジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、ナゴルノ・カラバフ問題についてアゼルバイ
ジャンとアルメニアの間で意見の一致がみられない限り、アンカラとエレバンの間で
最終的な協定に署名されることはない、と話した。
アンタクヤ訪問中、「アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領が、10月7日にトルコで
開催される(サッカー)リターンマッチまで、国境が開放されるよう期待されると発言した
こと、および(それに対する)アゼルバイジャンの不快感に関して」記者らが示した質問
について、エルドアン首相は以下のように応えた。
「こうしたあなた方の発言を、いつもメディアから流されるニュースとして私は耳にする。
あなた方は、トルコ共和国大統領が何を発言したかについては注目していない。
右や左からもたらされるニュースに気を取られている。私たちはアゼルバイジャンと
アルメニアの間で意見の一致が見られない限り、ナゴルノ・カラバフ問題について、
トルコとアルメニアの最終協定には署名しない。水面下で交渉は行っており、事前
準備は整えている。しかし、これは間違いなく、アゼルバイジャンとアルメニア間での
ナゴルノ・カラバフ問題の解決次第なのだ」
アブドッラ・ギュル大統領もまた、イラクでのアラビア語放送を行っているアメリカの
アル・フッラー放送局との会見で、トルコとアルメニアの関係について、2カ国間にある
諸問題の解決と正常化に関連する様々な試みが進められていることを強調した。
話し合いが、理解の中で進行していると説明するギュル大統領は、「なぜなら、
今こそ、そうした時なのだ。カフカスの重苦しい雰囲気は消え去り、問題が解決される
時期なのだ」と語った。ギュル大統領は、問題すべてが解決されるべきで、そのために
すべての人々が共に頑張ることが条件となるとした。
アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領は、二カ国間の関係正常化のために、
トルコはすぐにでも取り掛かるべきであると語った。
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/18(土) 10:32:19 ID:BGlve5hZ
ソープランドをトルコって呼んでたのって、いつ頃までだったっけ? オイラの地元の葛飾区では、いまだに「トルコ立石」って店がある。
>>236 1984年12月19日改称
トルコを親日だなんだと言っておきながら、トルコ風呂だのトルコライスだの
日本は全く相手を理解をしようとも尊敬しようともしない
だからトルコの対日感情が悪化するんだよ
失ったものは大きい
238 :
おまいら何も知らないな :2009/04/19(日) 19:49:18 ID:VGcfL3o8
>>237 おまいこそトルコ人を理解してないな。トルコに逝ったことないんだろう。
トルコ人は日本人を見ると反射的にチャンチンチョンって言うんだぜ。
トルコ男は日本人女をATM付き公衆便所としか見ていない。
日本では鳥のえさになっているひまわりの種をジャポンと呼んでいる。
日本人を見るとトルコ人はチンイシジャポンイシって叫ぶけど意味を知ってるのか?
239 :
237 :2009/04/20(月) 11:31:19 ID:Z20XLkj5
>>238 俺はもともとトルコ人が親日だなんて思ってない
トルコが親日だと思い込んで浮かれていい気になって踊らされてる日本人が嫌なんだよ
さんざん勝手なことしといて、やれアンケートの否定票が増えたら慌て出すとか 恥ずかしい
それから、チャンチンチョンじゃなくてチンチョンチャンが正解
学の無い奴らは中国人と日本人の見分けがつかないどころか違う国だってことも知らないからね
ジャポンはひまわりの種以外にも接着剤のこともそう呼ぶよね
ひまわりはあの辺では美味しいおやつだし、親しみとか信頼性の証みたいなもんで、喜んでいいんじゃねーの?
hayat kad?n?ってあだ名をいい意味かと思って喜んでた日本人女性の話は聞いたことあるけど、
?in i?i Japon i?iってのもam絡みの話?聞いたことないから良かったら教えて
240 :
238 :2009/04/20(月) 11:37:39 ID:RWOEu/EO
おふおふ hayat kadini Cin isi Japon isi で脳内変換よろ
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/21(火) 19:08:31 ID:cnQK0VrP
PKK一斉捜査、民主市民党メンバーを含む70人を逮捕 2009年04月14日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Gundem/?t=14.04.2009&i=180670 警察庁が13地域90ヵ所で一斉に行った捜査が、テロ組織PKKに大きな打撃を与えた。
DTP(民主市民党)幹部やテロ組織リーダーであるアブデュッラー・オジャランの弁護士を
含む70人が逮捕された。テロ組織に対する捜査により、都市部で活動を行っている組織
の政治部門も瓦解させられたことが明らかになった。
民主市民党の副党首であるカムラン・ユクセキ氏とセルマ・ウルマク氏も捜査により
逮捕された。ディヤルバクル共和国検察局の指示によりテロ対策本部のチームが
12県で開始した捜査では、民主市民党副党首のカムラン・ユクセキ氏、テロ組織の
リーダーであるアブデュッラー・オジャランの弁護士セラジェッティン・ウルマクを含む
40名を超える人々が逮捕された。
ユクセコバ市議会議員のズベイデ・チョアチ氏が憲兵隊により逮捕された。
情報によると、憲兵隊のチームはウ゛ァン重罪裁判所の指示により、ユクセコバ市
議会議員ズベイデ・チョアチ氏の身柄を拘束した。この指示により、チョアチ氏の
自宅の家宅捜査も行われたという。逮捕の理由は明らかにされないまま、チョアチ氏
はヴァンに移送された。マルディンのクズルテペ市では副市長のセラニク・オネル氏が
逮捕されたという。
テロ組織PKKがトルコ全土で活動を計画し指揮するため、2年前に「トルコ調整団」
という8人からなる組織を結成していたことが明らかになった。 その組織は約2年に
わたり技術的追跡の対象とされ、監視され、電話の聴取や銀行口座の監視も行われ
ていたことがわかっている。問題の8人は、テロ組織の代わりに全ての町で活動を
計画・指導し、エルドアン首相のディヤルバクル訪問に抗議する目的でシャッターを
閉ざす活動も組織したという。
テロ組織PKKに対し開始された大規模な捜査の中で、ディヤルバクルのギュンTV、
GAP自治体連合、バトマン宿泊所において捜査が続行している。 トゥンジェリ副市長
のアリジャン・オンリュが逮捕された。
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/21(火) 19:51:30 ID:cnQK0VrP
「次はアタチュルク廟の捜査だろう」―CHPからエルゲネコン批判
2009年04月13日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=930997 共和人民党イズミル選出の国会議員であるジャナン・アルトマン氏は、
エルゲネコン捜査の一環でおこなわれた第12波の捜査に厳しい反応を示した。
アルトマン氏は、エルゲネコン捜査の詭弁は、完全にアタチュルク主義、
世俗主義、現代主義、祖国愛の人々、共和国のミーティングを行った人々、
また公正発展党(AKP)の反対派を罰する手段に変わった」と述べた。
アルトマン氏は、エルゲネコン捜査が世俗的な共和国にリターンマッチを
行うという目標を追究した政治的裁判であると主張し、「今後捜査の標的は
きっとアタチュルク廟になるだろう」と述べた。アルトマン氏は文面での説明で
もってエルゲネコン捜査の一環である第12波の捜査を評価付けした。アルメ
ニアとの国境解放を試みる政府に対する国民の怒りを、政府は新しいエルゲ
ネコン捜査により隠し、目標を惑わそうとしているとして、以下のように述べた:
「エルゲネコン捜査の詭弁は、完全にアタチュルク主義、世俗主義、現代
主義、祖国愛の人々、共和国のミーティングを行った人々、そして公正発展党
の反対派を罰する手段になった。最近の捜査で拘束された人々は生涯を国と
国民のために費やした。国民に尽くしたこうした人々が国家に対しクーデター
を起こす準備をすすめていたという主張は、子供でさえ信じまい。
完全に世俗的・民主的な共和国にリターンマッチをするという目標を追究
する政治的裁判において、今後の捜査の標的はきっとアタチュルク廟になる
だろう。一部の人物が大統領官邸で名誉来賓としてもてなされる一方で、
現代主義、世俗的民主主義を実施するという目標のため尽くした人々が
クーデター企図者と告発され拘置所に閉じ込める事は我々の心を痛める。
国民として民主的、世俗的、法治国家を失いたくないなら、我々へ帰せら
れたことを認めず、我々の反発が理解され、聞き入られる状態に持って
いかなければならない。」
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/28(火) 22:23:35 ID:ca5H4wGv
「トルコへNATO副事務総長ポスト」、独仏が反対 2009年04月22日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=4&ArticleID=1086047 トルコに与えられると言われているNATO副事務局長のポストがすでに
他国に割り当てられていること、トルコのために新しいポストを作ることには
ドイツとフランスが反対していることが明らかになった。
デンマークのラスムセン元首相のNATO事務総長選出にあたりアンカラへ
示されたとされる「約束」は、また一つ、期待外れとなる可能性がある。
ロジテレビの終了について何も具体的な進展がないことや、ラスムセン氏が
「文明の合同」フォーラムで行った挨拶で預言者ムハンマドの風刺画に
関して謝罪をしなかったことに続き、今回はトルコへの「約束」である
副事務総長の件が困難に直面している。
さまざまな情報源によるとこの件が短期間で進展することはないと見られ、
また新しいポストを設置することについては、ドイツとフランスが反対している。
■ポストは割り当て済み
NATO事務局長の下には、一人の副事務総長と6人の事務総長補佐がいる。
これらのポストにトルコ人が任命されることは短期的に見れば非常に困難と
言える(みられている)。通常の任期は4年だが、現在任期満了が近づいている
者はいない。現在、副事務総長はイタリア人、事務総長補佐はドイツ、イギリス、
アメリカ、フランス、チェコ、カナダから選ばれている。
ラスムセン氏が事務総長に就任してすぐにこれらの誰かをトルコ人と換える
ということは、NATO関係者からもあまり現実的ではないとみなされている。
また、いくつかの職は特定の国に割り当てられていることも工夫の余地を
狭めている要因である。NATOの現在の組織図を変えトルコのために新しい
ポストを用意することも、財政事情によりためらいが生じる。ドイツとフランスは
財政負担が増加するとしてこれらの案に反対している。
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/28(火) 22:29:32 ID:ca5H4wGv
北キプロス総選挙、国民統一党(UBP)勝利―選挙民、「交渉不支持」を支持
2009年04月20日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=932145 北キプロス・トルコ共和国で近年進展していた(キプロス問題)解決と変革への
希望の消失をうけて、19日、経済危機が争点となった総選挙について投票が
行われた。解決を選挙公約として与党となった中道左派寄りの共和人民党(CTP)
連合勢力が大幅に票を逃した一方で、「交渉不支持」とする主要野党勢力である
中道右派寄りの国民統一党(UBP)が、見解を変更していないにもかかわらず
爆発的な得票率を経て、単独政権を設ける幸運を獲得した。
投票率81.7%となった総選挙で、元首相のデルヴィシュ・エロル率いる国民
統一党(UBP)は、45%を獲得し、単独政党を設けるに必要な26議席という数を
獲得した。前回の選挙に比べて15%も票を失った共和人民党(CTP)は、16名の
議員を当選させた。国民統一党(UBP)から分かれたセルダル・デンクタシュ率いる
民主党(DP)は10.6%、5議席を確保した。「私たちはこの土地の人間だ」という
スローガンを掲げ、トルコ共和国出身者の人々を「ただちに」送還するよう望む
社会民主党(TDP)は、6.5%で議員2名を当選させた。自由と改革党(ORP)は
6%、ただ一人が議会入りした。
政府が変わっても、共和国大統領として監督者のポジションを継続する予定の
共和人民党(CTP)党首メフメト・アリ・タラートは、ギルネで投票したのち、ギリシ
ア系の新聞記者に対しこう述べた。「(選挙の)結果が、トルコ系住民とギリシア系
住民の最大の問題、キプロス問題解決に向けた我々の努力に貢献することを
願っている」。タラート大統領は、国民統一党が選挙に勝てばその党首エロルが
ギリシア系政府(キプロス共和国政府)との対話を終わらせるという噂に関連して、
「選挙(結果)が会談の続行を難しくするとは思わない」とはぐらかした。
エロル国民統一党党首も、最初の結果発表をうけて「国民統一党(UBP)が
キプロス会談やその解決に反対しているかのように見せかけることはできない」
と述べた。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/29(水) 23:06:16 ID:qwYzuBH2
アメリカのイラクに対する軍事侵攻は、同じイスラム教徒のトルコ人を激怒させた。 その事もあり、トルコ政府はイラクに向かうアメリカ軍のトルコ領土通過を認めなかった。 結果的に、トルコとアメリカとの関係は冷却化していった。世論調査の結果、トルコでは 最も嫌いな国としてアメリカを挙げる者が非常に高い比率に達していたが、その後、 バラク・オバマ大統領のトルコ訪問が、両国関係に本格的な雪解けをもたらしそうだ という期待が高まっていた。 オバマ大統領はトルコを訪問するにあたり、トルコとアルメニアとの間に横たわる アルメニア人虐殺問題については深入りしないようにし、イスラム教徒と戦っているの ではなく、アメリカが戦っているのはテロリストだと宣言した。オバマ大統領のこうした 発言は、トルコ訪問を大成功に導いた。 しかしオバマ大統領は4月24日、トルコによるアルメニア人大量虐殺は許せない 行為だと語り、トルコ国民を再び激怒させている。トルコはこれまで、アルメニア人を 虐殺したのではなく、アナトリア地方でトルコとロシアが戦った時、ロシア側について 戦ったアルメニア人が、30万人から50万人戦死したのだと説明していた。当然、 この戦いの間にトルコ側にも相当数の犠牲者が出ていることを、トルコは主張して きている。トルコはこれまでアルメニア人大量虐殺という問題を重視し、アルメニア人 の生き証人から丹念に取材し、事実はどうであったのかについて報告書をまとめている。 これまでに、世界中で幾つもの虐殺事件が起こったのだろう。ユダヤ人虐殺は ロシアとドイツで起こり、アルメニア人によってトルコ人が行ったとして、アルメニア人 大虐殺が主張され、日本人による南京大虐殺が中国によって主張され、カンボジアでも 虐殺が起こっている。それほどの規模ではないが、レバノンのサブラとシャテーラ・ パレスチナ難民キャンプでも、レバノンのファランジストによる虐殺が起こっている。 問題はその規模だ。時間の経過と共に犠牲者の数はどんどん増えて行き、 ついには、そこにいた住民の数よりも、多くなっているというケースさえある。 人道にもとる行為である虐殺は非難されてしかるべきことだが、同時にそれを 受け止める側は、冷静に事実を捉えるべきであろう。
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/29(水) 23:07:43 ID:qwYzuBH2
トルコのAKP (開発公正党)が与党になって以来、トルコはアルメニアとの正常な 関係を構築すべく、努力してきている。その結果、トルコはアルメニアとの間に、 アルメニア人虐殺事件を含め冷静に話し合っていくと共に、両国関係を正常化する 方向に進もうとしていた。それは、アルメニア側の意向でもあるようだ。今回のオバマ 大統領のアルメニア人虐殺事件に対する発言は、トルコとアルメニアの今後の関係 発展にとって悪影響を与えるものであり、決して歓迎すべきものではあるまい。 オバマ大統領は、在米アルメニア人団体に対するリップ・サービスのつもりで発言 したのであったろうが、これはトルコ側からすれば、二枚舌外交ということになろう。 オバマ大統領の発言はトルコ側に、極めて強い不快感と不信感を抱かせることに なるのではないか。 そうしたニュースが流される一方で、トルコとシリアが合同軍事演習をしたという ことだ。これはトルコ陸軍とシリア陸軍とが、国境地帯で4月29日まで行っている ものだが、アメリカ・シリア関係、イスラエル・シリア関係を考えた時、実にデリケート な行動ではないか。中東の各国はイギリスの二枚舌外交をいまだに忘れていない。 イギリスの外相バルフォア卿がユダヤ人に対し、1917年にユダヤ人の国家を樹立 することを約束しながら、他方でアラブのオスマン帝国からの解放を約束していた ことだ。現在のトルコ共和国の前身であるオスマン帝国は、結局、イギリスとフランス とがオスマン帝国の領土分割を約束した秘密の協定であるサイクス・ピコ協定に加え、 このバルフォア卿の二枚舌外交によって崩壊して行ったのだ。 それだけに、今回のオバマ大統領の発言に対するトルコの反発は、アルメニア問題 だけに限られた、簡単なものではない。もっと奥深い部分があるのだ。オバマ大統領は 中東地域で二枚舌を使うことのリスクを、どれほどご存知なのだろうか。あるいは彼の 本性が、今回の発言で露見してしまったのであろうか。 もしそうだとすれば、今後、オバマ大統領は、彼の考えている中東対応のスピードを 早めるかもしれない。それが危険なものにならないことを祈るばかりだ。
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/30(木) 18:44:19 ID:PIhZaV+w
オバマ声明にトルコ外務省「容認できない表現を含む」 2009年04月25日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&KategoriID=12&ArticleID=1087375 トルコ外務省は、バラク・オバマ米大統領の「アルメニア人追悼日」として
24日におこなった声明の中の一部の表現と1915年事件に関する歴史解釈が
容認できないものであることを指摘した。
トルコ外務省は文書による声明で、「過去に行われてきたように、オバマ
米大統領も4月24日の『アルメニア人追悼日』に書面による声明を発表した。
この声明の中の一部の表現と1915年事件に関連する歴史解釈を我々は
容認することはできない」とした。
1915年事件に関連し、あの時代、あの地域で数十万人のトルコ人の命が
失われた事実を忘れてはならないと強調した(トルコ外務省の)声明は、
次のように述べる。
「歴史は、確実な証拠と史料にのみ、基づいて、かかれ、評価さえるべき
ものであるトルコ民族とアルメニア民族の共通の歴史は、中立で学術的な
資料に依ってのみ調査されるのであり、それを基に歴史研究者によって
評価が行われるのである。我々がトルコ―アルメニア間の対話の歴史的な
側面を支持するのは、そうした理解からである」。
トルコ外務省の声明では、オバマ米大統領のトルコ―アルメニア関係の
正常化に対する立場は肯定的であるとされた。
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/30(木) 18:49:13 ID:PIhZaV+w
トルコ・アルメニア「正常化」へ、アゼルバイジャン反発 2009年04月23日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=932637 トルコ外務省は、トルコとアルメニアが関係正常化のための枠組みに合意し、
ロードマップ(行程表)が明らかにされた旨発表した。これに対しアゼルバイジャンは、
「アルメニアのアゼルバイジャン領占領問題が解決されるまで、関係は正常化される
べきではない」と発表し、反発を示した。
長い間トルコ・アルメニアの仲介役を務めるスイスは、昨日驚くべき一歩を踏み
出した。3ヶ国の外務省は、トルコ・アルメニアの会談に関し共同声明を発表した。
トルコ、アルメニア及びスイスが同時に発表した声明では、トルコ・アルメニア
関係の正常化に向けた2国の合意、及び、正常化のための「ロードマップ(行程表)」
も明らかにされた。共同声明の概要は以下の通り。
「トルコとアルメニアは、スイスの仲介の下、2国間関係を正常化させ、良い隣国
関係を築き、相互に敬意を持って接し、全域での平和、安全、安定を発展させるため、
大いに努力している。両国とも、この過程で具体的な進展があり、相互理解に達し、
2国間関係に両国が満足する形で、正常化のため広範囲の枠組みに合意した。
この枠組みで、今後のロードマップ(行程表)が明らかにされた。この合意によって、
今後の関係改善プロセスにおける進展が期待される」
外務省がこの声明を発表する直前、エルドアン首相とアリ・ババジャン外相が
3時間に渡る話し合いを行った。
最近トルコとアルメニアの国境開放問題が合意間近であると報じられ、アゼル
バイジャンはそれに反発していた。政府の方針に、野党も不快感を示している。
デニズ・バイカル党首は「共和国史において最大の外交上の過ちを犯している」
と話した。声明発表後の反応を見守るアゼルバイジャン政府は、「ナゴルノ・カラ
バフ問題が解決するまで、トルコ・アルメニア国境は開放されるべきではない」
との声明を出した。
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/01(金) 17:44:56 ID:VVvzCENK
イスタンブル・アンカラ寝台列車、乗客の83%は日本人 2009年04月25日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=841449 アンカラ―イスタンブル間を行き来する寝台特急アンカラ・アクスプレスの昨年の
旅客数の83%は日本人だった。日本人は休暇で訪れてトルコで、日本ではすでに
廃止されてしまった寝台特急に乗り旅情を満喫しているという。
アナトリア通信の記者が得た情報によれば、寝台特急アンカラ・エクスプレスは
昨年(2008年)アンカラとハイダルパシャ駅間で7万7千760人の乗客を運んだ。
そのうち日本人旅行者は6万4千163人で乗客総数の83%に上った。寝台特急での
旅は自分達にとって非常にノスタルジックなものだと述べる日本人旅行者のナカ・
キクコさん(58)。昔は日本でも寝台列車が大変多く運行されており、当時はいつも
寝台列車での観光を楽しんだものだと話した。ナカさんはまた次のように述べた。
「最近は日本では新幹線がほとんどです。新幹線では景色があまり見られないし、
体を休めることも出来ません。だからトルコに来たら寝台列車で観光したいと
思っていました。日本では飛行機やバスはあるけれど寝台列車はもうありません。
寝台列車は私たちにとって大変素敵な思い出になります。日本の寝台列車は
トルコのものの様に2段ベッドではなくて、3段ベッドでした。日本人はより贅沢にと
この寝台列車を廃止しました。このような2段の寝台も良いものです」
またナカ・カツヒコさん(60)はこんな風に感じている。
「これは僕たちをものすごく幸福感に浸らせてくれる旅です。アガサ・クリスティの
『オリエント急行』を読んだことがあります。この列車に乗ると僕たちを物語の中に
いるような気にさせてくれます」と語った。
ヒグチ・ジュンコさん(64)は寝台列車での旅を選んだ理由として
「トルコを訪れたのはこれで2度目です。初めて来たときは寝台列車には乗り
ませんでした。2度目の旅で絶対に叶えたかった望みがこの列車に乗ること
だったんです。日本では寝台列車はもう走っていません。だからこの列車での
旅は私たちにとって大変ノスタルジックなものなのです」と述べた。
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/01(金) 17:51:35 ID:VVvzCENK
アンカラ駅のハサン・ドアン副駅長は寝台特急アンカラ・エクスプレスを利用 してイスタンブルを訪れた日本人旅行者の一人に花束を贈呈。彼は昨年の 寝台列車の旅客数6万7千541人の外国人旅行者のうち95%は日本人だったと 話した。アンカラ・エクスプレスを利用した昨年の旅客数は7万7千760人で、 利用者の83%は日本人だったと説明するドアン副駅長は「日本人がTCDD (トルコ国鉄)を好んで利用する最も大きな理由は我々の提供するサービスと 笑顔、それに発想です。日本で失われてしまったノスタルジーを寝台列車の アンカラ・エクスプレスで味わっているのでしょう」と述べた。 ドラック・ツアーのアフメット・カプラン・タン氏は、トルコを訪れる日本人 観光客はアンカラ―イスタンブル間の行程に特に寝台列車の利用を望んで いるようだと述べた。また「日本人旅行者は寝台列車での旅をとてもに好む んだ。寝台列車はどこの車両も90%を日本人が占めているよ」と続けた。 毎晩22時30分にアンカラとハイダルパシャ駅を出発、往復しているアンカラ・ エクスプレスは、567kmを9時間30分で運行している。二人用のコンパートメント が10部屋ずつ配置されている寝台車が全部で10車両あり、一度に輸送できる 定員は200人。また車両の1台は食堂車となっている。 各コンパートメントでは乗客が自由に調節できる空調システムと、ミニバー、 洗面所が備え付けられ、ミニバーに用意されたチョコレートやジュース、ミネ ラルウォーターは運賃に含まれている。また、各コンパートメントへの飲み物の ワゴンサービスもある。ベッドは座って使用する際にはソファに変型する。
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/04(月) 10:50:14 ID:TiAegjhg
ワシントン(CNN) 世界各国の宗教の自由の現状を調べていた、超党派の米連邦委員会は1日、年次報告書を発表し、侵害の度合いが深刻な国としてミャンマー(ビルマ)、 北朝鮮、中国、イランなど13カ国を列挙した。 エリトリア、イラク、ナイジェリア、パキスタン、サウジアラビア、スーダン、トルクメニスタン、ウズベキスタンにベトナムも含まれる。同委は米政府に対し、 これらの国を宗教の自由で特段の懸念がある国に指定するよう促した。同委のメンバーは大統領、議員によって任命される。 報告書はまた、侵害について監視すべき国として、アフガニスタン、ベラルーシ、キューバ、エジプト、インドネシア、ラオス、ロシア、ソマリア、タジキスタン、 トルコにベネズエラを挙げた。 報告書は特に、パキスタンの北西辺境州などに拠点を持つイスラム強硬派勢力タリバーンに強い懸念を表明。影響力を及ぼす地区などで人権、宗教を侵害し、 女性などに過酷な行動の規制を敷いていると批判している。
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/05(火) 21:26:30 ID:Jx8Nl642
エルドアン首相、大幅内閣改造を発表 2009年05月02日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=843977&title=kabinede-koklu-degisim 地方選挙の終了後、協議事項となった内閣改造が5月1日、行なわれた。
レジェップ・タイイップ・エルドアン首相は夕方に新閣僚名簿を発表した。
大臣8人が任を解かれ、9人が新たに入閣した。
大臣7人も異動した。ナズム・エルケン副首相、ヒュセイン・チェリッキ国民
教育大臣、メフメット・アリ・シャーヒン法務大臣、ケマル・ウナクタン財政大臣、
エネルギー省大臣のヒルミ・ギュネル、国務大臣のキュルシャード・トゥズメン氏、
サイード・ヤズジュオウル氏、ムラト・バシェスギオウル氏らは新内閣に入ら
なかった。エルドアン首相は初めて議員以外からの人材を閣僚として登用した。
外交に関する諮問役であるアフメット・ダウットオウル教授を外務大臣としたので
ある。閣僚の女性大臣の数も二人となった。ニメット・チュブクチュ国民教育大臣、
そして、公正発展党の最初の女性支部長であるデニズリ選出国会議員のセルマ・
カヴァフ女史が国務大臣となった。
エルドアン首相は、新たに経済担当副首相としたアリ・ババジャン氏に関する
詳細な情報を示した。経済調整のすべてをババジャン氏が束ねると明らかにした。
国庫、銀行業監査調整委員会(BDDK)のような上位組織と政府系銀行がババ
ジャン氏の指揮下に入ることを強調した。
この間、エルドアン首相は、ギュル大統領の提案があったかないかという
質問については、「提案がないわけがない。提案を評価した。」と述べた。
首相は、ダウットオウル教授の登用に関する質問に以下のように応えた。
「外交活動では、首相諮問役として、大使の肩書きで密な交流の中で大いに
尽力してくれた。外交の世界をよく知る機会を得た。有能かつ貴重であり、
自身の力を活用できると信じて、この職に就ける必要性を感じた。」
エルドアン首相は、ケマル・ウナクタンが内閣に入らなかったことについて、
以下のように評価した。「自身の実践的な洞察力に助けられた。健康状態の
影響が大きかった。」
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/07(木) 15:29:49 ID:O3nEORyp
極左組織の拠点で銃撃戦―TVは実況生中継(イスタンブル)
2009年04月27日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yasam/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&ArticleID=1088086 ボスタンジュで今朝起きた過激派アジトへの急襲作戦で、安全対策の脆さが
目立った。巡査部長1名と市民1名が命を落とし、警官7名と記者1名が負傷した。
作戦の結果、アジトにいたテロリスト一人が死亡した。
6時間続いた交戦の結果、死亡したテロリストの身元が明らかになった。
ドイツで生まれ、チャナッカレで育ったオルハン・ユルマズカヤはアンカラ大学
政治学科を卒業していたことが判った。
死亡したテロリストのオルハン・ユルマズカヤが銃撃戦の間、警察官や記者と
無線で会話を行っていたことも目立った。同じ建物にいた市民たちが避難させ
られなかったことは批判を呼んだ。
イスタンブル警察が「センセーショナルな行動を準備している」とした「革新派
指令本部Devrimci Karargah Evleri」組織の拠点で行われた作戦でおきた銃撃戦
では、作戦の指示にあたっていたセミフ・バラバン巡査部長と市民1名が死亡し、
カメラマン1名と警察官6名が負傷した。ボスタンジュの拠点で6時間続いた
銃撃戦の後、組織のリーダーであるオルハン・ユルマズカヤが死亡した。
街の中心にある拠点への作戦の間、安全対策の脆弱さが注意を引いた。
専門家は、警察の作戦のやり方が誤っていたと指摘し、立ち入り禁止テープの
後ろで1名の市民が死亡し1名のカメラマンが負傷した事については、警察が
十分な措置を行っていなかったためとみられている。警察は「組織に対する
一斉作戦」として、60近い拠点を急襲し、11名を監察下においた。こうした中、
銃撃戦では中に何人のテロリストがいるのかという点がはっきりしなかった。
銃撃戦の終わるまでは家で1名の女性を含む3名がいたという情報だったが、
作戦が終わった後にはテロリスト1名の死体が出てきただけだった。
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/08(金) 00:01:04 ID:bQhVnQPK
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/14(木) 19:52:24 ID:YwtEqt8W
チェチェキ副首相、「自警兵制度見直しもありえる」 2009年05月07日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&KategoriID=12&ArticleID=1091936 マルディンでの44名がなくなった事件ののち、この惨劇が自警兵の武器によって
行なわれたことが明らかになり、村の自警兵制度についての論争が起こっている。
チチェキ副首相は新聞記者の質問に対し以下のように答えた。
「自警兵制度については改善の余地がある。廃止もあるえるだろう・・。しかし短絡的
な決定をしないことが必要だ。政府はあらゆる面においてよく検討したうえで、自警兵
制度を導入したのだ。このため、立ち話程度で評価することはできない。全ての自警兵
たちが疑いの目で見られることは避けなくてはならない。5万人の自警兵が各地域で
任務に当たっている。中には正しくない行いをするものもいるだろう。制度について
論争があるのはわかるが、自警兵みんなが悪いというわけではない」
内務相のベシル・アタライは、ビルゲ村での婚礼に出席していた6名の子供と
17名の女性を含む44名の生命が失われたことに関し、「自警兵制度は武装化を
目的とはしていないが、亡くなった人の間にも、容疑者の間にも自警兵がいる。
使用された武器も自警兵の武器である。これは重大である。」と話した。
この件については、NTVでコメントを述べたAKPディヤルバクル選出の国会議員
アブドゥッラーマン・クルトは以下のことを述べた。
「自警兵達に、『武器を与えました。さあ、返してください』とは言えません。
これは社会と政治的な問題です。罪を犯していない自警兵たちもいます。
その手から武器をとりあげたとき、この人たちの身の安全、あるいは既に生まれて
しまっている恨みが呼び起こすであろう犯罪、例えば人を殺すことだが、これを
どのように止められるだろうか?とても重大なプロジェクトを準備しなくてはならない。
EU加盟プロセス(による民主化)によって期待されていることはまさにこれです。
因習との戦いは、改めてEU加盟プロセスを組み立てていく過程において、
再び検討されなくてはならない。 」
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/17(日) 22:29:36 ID:jIl7pdXS
サルコジ仏大統領、「トルコへの空手形に終止符を」 2009年05月11日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Dunya/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=2&ArticleID=1093180 ニコラス・サルコジ仏大統領は、トルコのEU加盟問題に対する
「空手形」をやめなければならないと話した。
サルコジ大統領は、ドイツのビルド・アム・ゾンターク紙に行った発表で、
EUが際限なく拡大することは不可能だろうということ、また、そのため
トルコに対して空手形を渡すかわりに、「共同でいかに大きな共通の経済と
生活地域」をつくることができるかを考える必要があると話した。
ドイツのキリスト教民主同盟フィリップ・ミスフェルダー議員は、サルコジ
大統領とともに同紙に語り、EU諸国の市民の間でトルコのEU加盟に反対
する声が高まっていると主張した。一方、フランスのル・ヌヴェル・オブサ
ヴァトゥル誌では、欧州議会選挙を目前にして、サルコジ大統領が右派の
有権者たちの票を得るためにトルコのEU加盟に反対することを批判した。
左派寄りの雑誌(仏ル・ヌヴェル・オブサヴァトゥル誌)は、サルコジ
大統領のこのような姿勢にもかかわらず、フランスが中東和平会談や
コーカサス地方における外交交渉、エネルギー問題といった様々な
国際的外交を行う上で、トルコの力が必要であるという見方をおこなった。
257 :
タコス :2009/05/17(日) 22:59:32 ID:ugca3QMg
世俗主義で親日的なトルコは対イスラム教徒の問題でも重要だ。 欧米にとってもトルコの世俗主義の存在は重要だ。 日本はイスラム圏での世俗主義を拡大し、支援する必要がある。
258 :
うすじ :2009/05/18(月) 03:54:56 ID:opV3UgDY
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/19(火) 19:55:25 ID:Pg5BuUpx
ポーランド訪問中のエルドアン首相、仏・独首脳を批判 2009年05月15日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=848197 レジェップ・タイップ・エルドアン首相は、欧州議会議員選挙を目前にトルコの
EU加盟に反対する声明を声高に発したアンゲラ・メルケル独首相とニコラ・
サルコジ仏大統領に、厳しい反発を示した。
アブデュッラー・ギュル大統領が、「将来像なしに話している」と批判した
両国のリーダーについて、エルドアン首相は、トルコを政治の道具にしていると
非難した。「先で再び、私たちは一緒のテーブルにつきます。顔を合わせる
ことになるのです。(こんな発言は)ありえないことです。」と述べた。
ワルシャワでドナルト・トゥスク・ポーランド首相と面会したエルドアン首相は、
サルコジ大統領とメルケル首相が最近、反トルコの姿勢を再びハッキリと
表したことを、不見識と評価した。両国のリーダーに対し、『直接会ったときに
言ったことを、誠実に守りなさい』との呼び掛けをした。
また、両国のリーダーの発言について、「その立場は一時的なものだ」
というメッセージを送ったエルドアン首相は、「欧州議会関連の選挙がある。
一方のサイドでは、そこへのメッセージを含んでいる。ドイツではドイツ自国の
選挙がある。ご覧のとおり、メルケル夫人もそこへのメッセージを発している。
これはもちろん上品なことではないし、良いことではない」という表現を使った。
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/19(火) 19:56:13 ID:Pg5BuUpx
そして、この種の説明は、トルコ国民のEU加盟プロセスへの見方に、 よくない影響を与えると語った。トルコが交渉の段階段階を実現した場合には、 EUの一員となることが必要であると述べる首相は、「私たちは、「これらの 段階を実現することなしに、私たちを受け入れろ」とは言いません、しかし、 あなた方にはっきり言いますが、トルコは今、EU加盟国の27ヶ国のうちの 多くの国よりも、EUの条件を満たしている国です」と述べた。 トルコのEU加盟を支持するトゥスク・ポーランド首相は、「サルコジ大統領 とメルケル首相は、合意を尊重すべきだ」と述べ、「合意した事柄に矛盾して いないならば、トルコがEUに入るかどうかは、自動的に決まるべきことだ」 と述べた。 ■完全なメンバーになるか、全く入らないかだ。 アフメト・ダヴトウル外務大臣は、トルコがEUと進行中の加盟交渉に おいて目的はひとつだ、と述べ、「完全なメンバーになるのか、メンバーに ならないかのどちらかだ」という表現を使った。 ダヴトウル外務大臣は、前日の夜に着いたスウェーデンの首都の ストックホルムで欧州委員会の拡大担当委員のオッリ・レーンと面会した。 ダヴトウル外務大臣はトルコでは、近年、改革の実行プロセスが加速 していると述べ、トルコがヨーロッパ諸国に望むことは、EU加盟問題を 内政に利用しないことだと語った。レーン氏は、「本委員会は、トルコの EU加盟という目標実現の為に存在している」と述べた。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/20(水) 18:55:18 ID:H0k2C9Wm
262 :
赤恥 :2009/05/25(月) 04:11:11 ID:/mPIE3Bj
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/25(月) 04:47:13 ID:XiDPBX4o
>>262 おまえ頭悪いなあwww
何がどう間違ってるのかきちんと書けよw
更に3行目のベリーダンス云々あたりで
おまえが痛い人だとよーく分かるよwww
264 :
赤恥 :2009/05/25(月) 08:40:26 ID:/mPIE3Bj
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/25(月) 16:58:59 ID:XiDPBX4o
>>264 お前って、本当に馬鹿だなあwww
お前の文章じゃ何がどう間違っているのか分からんのだよ
それを指摘してるだけ
それに俺のレスを読むにつけ、なんで俺が間違いを分からないってことになるの?
なるほど。お前の名前はそう言えば「赤恥」だったなwww
>>262 ひどいねこれw
どーして間違っちゃったかなー
この人達、ベリーダンスをトルコの踊りだと思ってたり、
お土産にトルコ石を買ってたりしてね
267 :
ありがとう :2009/05/27(水) 03:04:15 ID:zkyJOMWk
トルコでマダムカセお母さんにお世話になった人集まれ! 彼女の人柄について語りましょう。
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/28(木) 21:13:24 ID:w99ip7Ih
トルコのクルド人で結成された、クルド労働党(PKK)の代表が 「25年の武力闘争を終結してもいい。」 と言い出した。 この発言はPKKの代表者、ムラト・カライラン氏によって語られたもので、 イギリスのタイムズ・オブ・ロンドン紙とのインタビューで、紹介されている。 彼はPKKが武装闘争を終了させる条件として、「クルドのトルコからの分離 独立は望まない」「クルドは独自の議会を持つことを条件とする」「クルド議会 はトルコ領土内に設置される」としている。 この解決策は、イギリスが長期間戦い続け最終的に合意を見た、アイル ランド闘争組織との合意に似たものだ。これまでの間に、イギリスの情報部 を中心としたPKK側に対するアプローチがあったということではないか。 アメリカ軍がイラクから撤退して行くなかで、イラク国内は複雑さを増して きている。その中では、イラクのクルド自治政府は、できるだけPKKの活動を 鎮静化させることによって、トルコの支援と保護を勝ち取りたい、という思惑が あろう。これまで何度かトルコの政府高官がイラクを訪問しているし、イラク 政府の高官やクルド自治政府の高官がトルコを訪問してもいるが、その話し 合いの中で、次第にPKKは穏健化することが、イラク、クルド、トルコ三者から 望まれていた。アメリカ政府やイスラエル政府などの、PKKに対する直接間接 の支援も、だいぶ低下していたのではないか。そうしたPKKを取り巻く国際的な 環境が、PKKをして新たな妥協点の提示をさせたものと思われる。 トルコ政府側も過去2年の間に、大幅なトルコのクルド人に対する妥協案を 提供し、具体的に実施してきてもいた。たとえば、トルコの国営テレビがクルド語 の放送を、24時間体制で放映し始めたことが、その典型的な表れであろう。 加えて、トルコ政府はクルド語教育、クルド語の歌を始めとした文化活動の許可、 クルド語の地名の復活などを進めてきている。 今回の、PKKKの代表者ムラト・カライラン氏の発言は、大きな前進を生み 出すものと思われる。この流れに反対する可能性があるのは、トルコ軍の 強硬派だけではないか。
中級交錯
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/29(金) 17:31:50 ID:tS7u/BqU
サカリヤ県アクヤズ町で緊張続く―エスニックな対立から死者?
2009年05月20日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=936766 サカルヤ県アクヤズ町で、Z.B. という男に銃で撃たれた兄弟は、一人が死亡、
一人が怪我をした。警察は容疑者であるZ.B.の行方を追っている。また10日前に
起こった別の事件では、「理想の炉」組織のターリップ・アクソイ支部長と、東部
出身者と思われるタールク・エキンジさんが銃で撃ち合いをして死亡した。
事件は17時半ごろイェニ・ジャーミィ地区で起こった。アダ通りのピザ屋で
働いていたサヴァシュ・ギュレルさんと弟のレジェップ・ジャン・ギュレルさんは、
何らかの理由で地元住民のZ.B.と口論になった。すぐに銃を持ち出した喧嘩となり、
二人の兄弟は恐怖に凍りついた人々の目の前で銃で撃たれた。容疑者は逃走し、
血まみれで倒れたギュレル兄弟はアクヤズ公立病院に運ばれた。病院で応急
処置が施されたあと、サカルヤ教育研究病院に搬送されたが、頭部を撃たれた
サヴァシュ・ギュレルさんは死亡。右腕を負傷した弟は現在も治療を受けている。
事件の捜査を開始した警察は、容疑者であるS.A.とZ.B.を逮捕するため、
町中で広く捜索を開始した。また、同じような事件の再発を防ぐためにアダパ
ザルの特殊機動部隊の出動を要請。地域全体の警戒に当たっている。
この町では、5月10日の夜もイェニ・ジャーミィ地区で事件が起こっている。
「理想の炉」のターリップ・アクソイ支部長が車に乗っていたところ、近づいてきた
タールク・エキンジによって銃撃された。アクソイ支部長は撃たれたにも関わらず
自らも銃を取り出して応戦し、結果的に二人とも死亡した。この事件によって、
地域住民と移民、とりわけクルド系の若者の間で緊張が高まり、アダパザルから
特殊機動部隊が派遣されていた。今回の事件のあと警備に当たる警察の数が
増やされ、町の入り口には検問が布かれている。
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/29(金) 17:33:15 ID:tS7u/BqU
ギュル大統領は法廷へ 「一兆リラ紛失」事件で裁判所決定 2009年05月18日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&KategoriID=12&ArticleID=1096237 シンジャン重罪裁判所は、ギュル大統領は「1兆リラ紛失」訴訟に関連し、
書類への虚偽記載の罪で裁かれる必要があるとの決定を下した。
大統領官邸は裁判所のこの決定に対し、声明を発表した。
「1兆リラ紛失」訴訟では、アブドゥッラー・ギュルついての告訴状が作成され
たが、国会議員に選出されたため、告訴手続きはとられなかった。ギュル氏は、
国会議員として8年間法律上、免責とされた。しかし大統領に選出された後に
議論が起こった。アンカラの共和国検察庁は、ギュル大統領の件で送付された
この告訴状に関し、訴追せず、との決定を下した。そこでは「ギュル大統領に
ついては法的措置が不可能なため、証拠と要件を検証するための調査が
行われる見込みが無く、よって訴追をしない」と述べられていた。
この決定に対し異議が持ち上がり、シンジャン第一重罪裁判所が最終的な
判断を下した。これによると、「ギュル大統領は裁かれなければならない」という。
決定書では大統領について「被疑者」という表現が使われている。シンジャン
第一重罪裁判所のカチマズ裁判長によって書かれた決定書は以下の通り。
「トルコ共和国憲法と法律では、全ての人が裁かれるとされている。免除は
例外的措置であり、除外される人物は諸法律で逐一明示される。それ以外の
何者も、裁かれないという免責をもたない。」
「被疑者のアブドゥッラー・ギュル氏とその関係者らについてアンカラ共和国
検察庁が調査を行ったが、ギュル氏が当時、美徳党選出のカイセリ国会議員
であったことから、告訴状は要旨と共にトルコ大国民議会に提出されるべく
法務省に送られた。被疑者のギュル氏が2007年8月28日開催のトルコ大国民
議会第6回本議会で大統領に選出されたため、彼についての告訴状は、憲法
第83条に照らして処理されるために首相府に送られた。首相府は当該書類を
法務省に送り、必要な処置がなされることを求めた。」
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/29(金) 17:35:53 ID:tS7u/BqU
大統領府はインターネットサイトを通じて声明を発表し、大統領は国家反逆罪に ついてのみ裁かれ得ると表明された。声明では以下のように述べられている。 「アンカラ共和国検察庁が大統領閣下について出した「調査不能」という決定に 関して異議申し立てが行われ、それを受け、シンジャン第一重罪裁判所が判断を 下したが、それは、以下の問題を含んでいる。当該決定の元となった行為に関して、 既に解散した政党の党首、二人の副党首、会計責任者と71の県責任者が、1998年 に訴訟された。現大統領閣下については、その時点で国会議員であったため、 不逮捕特権を理由に訴訟が行われなかった。ご自身は、免責を無効とし、裁判を 受けることを求めたが、免責は有効とされた。この訴訟の結果、副党首らと会計 責任者はいかなる罪にもあたらないとして無罪が確定した。 当該政党の財務責任者にあたる副党首と会計責任者さえ無罪とされた中、 その当時、渉外担当の副党首にして、党の金銭的な面で全く権利、権限、責任の 無かった現大統領閣下が、この訴訟を理由に、一部の勢力により現在、被疑者で あるかのように言われていることは、善意ある行為とは到底考えることができない。 大統領は、これまで被疑者ともならず、また実際裁かれることもなかったのである。 大統領閣下が国会議員であったとき、損害賠償訴訟については不逮捕特権が 適応されないとして、財務省は当該資金回収を目的に、1999年に、他の人々と共に (大統領に対して)、損害賠償訴訟をおこなった。副党首という立場と職権の範囲を 考えると、財務面で責任を持たなかったと判断され、2007年4月19日、すなわち 大統領に選出される前に、当該訴訟は棄却と決定された。 さらに、憲法に照らし、大統領は「国家反逆罪」以外のいかなる罪によっても、 裁かれることは不可能である。以上の理由を踏まえ、大統領閣下が国会議員職を 離れてからアンカラ共和国検察庁が当該告訴状について下した調査不能の決定と、 この決定への意義申し立てに対しシンジャン第一重罪裁判所が下した決定は、 この枠組みをもとに検討されなくれはならない。 以上、国民の皆様に敬意を持ってお伝えします。」
一兆リラってすごいな
日本で報道されてる?
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/30(土) 20:49:01 ID:AYNtZE3p
故バヤル大統領の娘、クーデター当時を語る 2009年05月24日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=851056&title=bayarin-kiziyim-diye-universiteden-attilar 1960年5月27日のクーデターは、民主化の過程においてトルコを危機に陥れ、
数千の家族を嘆き苦しめた。故バヤル大統領の娘であるニルフェル・バヤル・
ギュルソイさんは、当時の事を私達ザマン紙に語るとき、涙が止まらなかった。
トルコで初の、文民出身の大統領であった故バヤル大統領は、592人が掛け
られた裁判の被告人の中にいた。バヤルは、破廉恥な裁判として歴史に名を
刻んだヤッスアダ法廷で、アフガニスタンの王より贈呈された犬を、法外な値段
で動物園へ売った罪で死刑の宣告を受けた。
バヤルとその仲間が、11ヶ月の裁判の間に様々な拷問にあっているとき、
家族たちもまた法廷の外で苦難を強いられていた。その最も生々しい体験者の
うちの一人がジェラル・バヤルの娘、ニルフェル・バヤル・ギュルソイさんだった。
ニルフェルさんは、クーデター後に、勤めていたアンカラ大学言語歴史地理学部
を辞めさせられた。彼女がチェシメの家で軟禁されていたのを知りながら、
「仕事に来ない」という理由で職務から外されたという。しかし彼女によれば、
本当の理由は他にあった。「バヤルの娘であるという理由で、私は仕事を辞め
させられたのです。あの日のことを、今日のことのように思い出します。大学で
教鞭をとることは、私の中でずっと苦い思いとして残りました。」
ニルフェルさんは、彼女の父がクーデターを起した人物たちに連れて行かれた
日を忘れられないと述べ、5月27日から、外の世界との関係を絶ったと語る。
そして、ヤッスアダで拘留されている父親に、彼女の気持ちをたった50語の手紙
で伝えるよう努力していたという:「私たちの手紙は全て検閲されていました。
父は裁判所で自身を擁護するため、資産証明書を送ってくれといいました。
父は、私たちが自由の身であると思っていたようでした。私たちも家で軟禁され
ているとは一度も話しませんでした。父に、自分の思いを伝える長い手紙を書く
ことは、一度も出来ませんでした。全てを自分の中に葬りました。」
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/30(土) 20:50:31 ID:AYNtZE3p
法廷で下された死刑判決が、家を悲愴な雰囲気へと変えたと話すギュルソイさんは、 その日のことを以下のように語る:「医師たちが、母と私に薬を与えました。その薬の 作用で、私たちはまるで凍ったような状態になりました。周りを見ます、話します、 しかし感覚がありませんでした。まるで、自分とその分身が、回りを回っているようでした。 母は一晩中、自室で祈っていました。誰も近くに寄せ付けませんでした。父が助かった という知らせを受けた後、階下に下りてきました。私たちは、父が助かったことでも 喜ぶことは出来ませんでした。メンデレス首相、ファティン氏やハサン氏たちも、 私たちの最も近しい親友だったからです。」 ニルフェルさんは、5月27日を「この時代に起こった最初のクーデター」と 考えている。その理由を以下のように説明する。「なぜなら、思想の衝突に よって始まったからです。それは5月27日に突然あらわれたものではなく、 1959年から表に出ていたのです。社会はクーデターへと向かわされ、 (クーデターへの)条件が準備されました。まるでレース編みのように、 一つ、またひとつと5月27日へ向かっていったのです。」 ニルフェルさんは、5月27日にクーデターを起したのは軍人だけではないと 考えている。共和人民党もクーデターの実行において役割を担っていたことを 主張している。共和人民党は設立以来、「政府は我々のものだ」という思想に よって支配されていたと指摘するニルフェルさんは、この精神が民主党の 政権獲得を納得できなかったのだという。 「共和人民党がこの事件に関与していなければ、5月27日のクーデターは 起こらなかったでしょう」と述べるギュルソイさんは、その時代の党の官僚が、 虚言を広める組織をつくっていたこと、これらの人々が民主党に関する疑惑を 捏造し、軍部を政府に疑念をいだかせたと述べる。民主党が作られたときから、 一党独裁の政権(=CHP)が、その創立者たちに尾行をつけたとし、民主党員は はじめから脅迫されていたと主張する。 「彼らはレフィッキ・コラルタン氏の夫人に言ったのです、「あなた方はなんと 向こう見ずなんだ、政党を設立するなんて」。その行き着く所は絞首台です。 一番太い紐を、コラルタン氏の為に取っていました。」
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/31(日) 14:41:02 ID:TFh7spWP
バヤルの娘って事で大学の職を得、 同じくバヤルの娘って事で大学の職を失った。 これについては別にいいだろ。全くもってトルコらしい。
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/04(木) 00:05:09 ID:2gwg8yQj
ハッキャーリーでトルコ兵6名死亡、トルコ空軍はイラク越境爆撃 2009年05月28日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=938012 イラクと国境を接しているチュクルジャ郡から30キロのウズンデレ村付近で
作戦行動を行っていたトルコ軍の兵士が移動しているとき、PKKのテロリストが
仕掛けた罠の地雷が爆発し、6名の兵が殉職、8名が負傷した。
攻撃は昨日(27日)の23:30頃に起こった。その地域で行なわれていた作戦
行動へ兵を運んでいた軍の車両が、テロリストたちが道に埋め、リモコンに
よって操作された地雷により爆破された。爆発により軍の車両に乗っていた
6名が殉職、8名が負傷した。殉職した兵の内4名はハッカリー山岳コマンド部隊、
2名はカイセリコマンド部隊に属する軍人であったと明らかにされた。攻撃を
受け同地域では徹底した作戦行動が開始され、負傷した軍人はヘリコプターで
移送し治療が行なわれている。
殉職者となった技術系軍曹ジヤ・ベネル、兵卒のオズカン・ドゥムル、
デニズ・デミルジ、ジャフェル・チェリキ、ケマル・オゼヴィン、アディル・
ユルドゥズのために、今日の昼、シュルナック第23ジャンダルマ国境警備連隊で
追悼式が行われた。報道には非公開で行われたこの式典には、シュルナック
県知事アリ・イェルリカヤ、ヴァン県のジャンダルマ治安部隊少佐ユルダエル・
オルジャン、第23ジャンダルマ国境警備連隊少佐ターヒル・ベキルオール、
県ジャンダルマ部隊大佐アフメット・ハジオールやその他の司令部の人々が
参加した。式典に続き殉職者の遺体は埋葬のため、3機のヘリコプターで
それぞれの出身地に送られた。
チュクルジャにおける攻撃に続き、同地域での作戦行動が強化された。
国境のトルコ側ではPKKに対しての作戦行動が引き続き行なわれている一方で、
10:20頃にはチュクルジャの空に2機の戦闘機が目撃されている。戦闘機は
国境を越え、北イラクへ向かった。軍参謀本部は「北イラクのアヴァシン―
バシヤン地域のトルコ国境付近で確認されたPKK/KONGRA-GELテロ組織に属する
一群が、トルコ空軍の戦闘機によって今日の朝、効果的な形で砲撃され、
(戦闘機の爆撃は)標的に命中した」ことを明らかにした。
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/04(木) 00:37:53 ID:2gwg8yQj
IMFなしでやっていくか―トルコ経済に必要か否か? 2009年05月23日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Ekonomi/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=3&ArticleID=1097991 IMFとの合意は今日、明日にも行われると言われつつ、1年が過ぎた。
実業界は合意の早急な実施要求を議題としている。しかし担当者らに
よるこの問題に関する矛盾した説明が行われるたびに、経済専門家達
の間では合意に達しないのではないかと考える人も増えている。
国際通貨基金(IMF)とトルコの間で続く協議が短期間で合意に落ち
着くことはないだろうと考える、また市場での価値が上昇し続けている
間はIMFとの合意が決して行われないだろうと考える人の数の増加に
注意を促す経済専門家たちは、これが現実のもとなれば2010年、2011年
の経済成長に悪影響を与え、トルコの格付けが引き下げられる恐れが
あると説明している。
IMFとのプログラムは2008年5月に終了した。このためトルコは1年間
IMFなしで歩んでいる。しかし実業界は、特に世界的な経済危機の状況
においてIMFという錨の重要性に注意を向けており、合意の必要性に
ついてあらゆる機会に言及している。
この問題について政府側から矛盾する説明がなされている。いくつか
の発言によると、合意は今日・明日にも行われるとされ、一方でIMFに
対する私たちの条件を認めなければ合意はできないといったような説明
もなされている。時がたつにつれて経済専門家たちの間ではこの合意は
なされないのではないかという解釈が増えている。
悪いシナリオは合意の見込みがまったくないというもので、良いシナ
リオは価格に反映する肯定的な展開があるというものである。しかし現状
において悪いシナリオの可能性が良いシナリオに比べて高いとされている。
IMFとの合意を得られないことの影響について経済専門家たちの見解は
次のようなものである。
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/04(木) 00:40:19 ID:2gwg8yQj
・バークレイズ・キャピタル社上級経済学者クリスチャン・ケラー氏 「トルコ政府は、財政問題についてIMFとの間の見解の相違において譲歩 しようとしていない。一国だけで歩み続けるとのサインは増加している」 ・ゴールドマン・サックス社 「政府がIMFとの合意の可能性を継続させ、これを世界的なリスクに対する 保証として使い、合意はグローバル市場で条件が悪化した場合に行われうる と私たちは考えている。いずれにしても、経常赤字において経験される 大きな改革の後にリラの基盤が改善されたものと信じ続けている」 ・フィナンスバンク筆頭経済学者イナン・デミル氏 「合意の価値が上がったための合意の遅延、期待を下回る合意の額、 もしくは合意が行われないことは市場にマイナスに反映される。 IMFに関連する良いサプライズの可能性は殆どないが、悪いサプライズ の可能性はより多いと言うことができる」 ・オヤク投資経済学者エリフ・ギュライ・ギルギン氏 「率直に言うと、税の側の再調整に向けたIMFの望みと追加支出の 調節措置を講ずることに向けた警告はさしあたって政府が強く望む 選択肢ではない。協議はこれほどの期間続いているものの、いまだに 結論に至っていない」
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/04(木) 18:29:24 ID:2gwg8yQj
一番お金を使うのはアメリカ人、一番物見高いのは日本人―外国人旅行客比較
2009年05月28日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=852564 南部マルマラ・プロフェッショナル・ガイド連盟(GUMRED)のウール・チェリ
ッコル代表はAA通信に対して行った会見で、それぞれの国からやってくる
人々には特徴的な態度と習慣があると指摘し、次のように述べた。
「トルコに来る観光客のうち、一番物見高いのは日本人です。彼らは角砂糖
の形からテーブル・セッティング、服装に至るまでこと細かく訊いてくる。
せっかく来たのだからと、この国の全てを知ろうとします。我々もできる限り、
歴史や文化の他にも生活習慣や慣習、風習について説明しています。」
「トルコを知りすぎているのがギリシャ人とイスラエル人です。ギリシャ人は
とりわけ、イスタンブル好きです。ギリシャ人のうちのおそらく半分が、イス
タンブルや、トルコへ来たことがあるでしょう。トルコを初めて訪れたイスラ
エル人観光客はもう一度来ようと必死になります。少なくとも、4・5回は
やってきて観光します。そして、イスラエル人観光客は値切り上手です。
1つの商品を25クルシュ(約15円)まで値切ります。その一方で、トルコに来る
最も裕福な観光客もイスラエル人です。小額でも値切りますが、1万ドルで
手織りの絨毯も買っていきます。」
チェリッコル代表は一番お金を使うのはアメリカ人だと言い、アメリカ人
観光客がトルコでかなりのお金を使い、商人たちは喜ばせることにかけては
一番だと話した。チェリッコル代表は最も財布の紐が堅いのは、イギリス人
を始めとするヨーロッパ人であると話し、「そもそもユーロが流通する前は
ヨーロッパ人とアメリカ人観光客は競い合うようにお金を遣っていました。
ユーロの出現と共にヨーロッパ人はケチになったようです。簡単にはお金を
遣わない。これには、ヨーロッパ人観光客が、たちの悪いトルコの商人たち
に対し用心深い、ということも影響しています。なぜなら一部の商人は、
商品を実際よりもかなり高い値段で売ろうとしているからです」と述べた。
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/04(木) 18:35:44 ID:2gwg8yQj
シリア国境地雷除去問題のQ&A 2009年05月27日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=852316 トルコ‐シリア国境地域にある地雷の除去作業に関する議論が高まっている。
シリア国境地域のハタイ、キリス、シャンルウルファ、シュルナック、マルディン、
ガーズィアンテプには21,500ヘクタールの土地に60万個以上の地雷が埋められ
ており、これらを5年に渡って除去する予定がある。
シリア国境地域での最初の地雷除去作業は、トルコ軍の地雷除去班によって
2年前シャンルウルファのアクチャカレ地区で70アールを対象に行われた。二番目
に除去を行ったのは民間企業で、マルディンのヌサイビンとシリアのカムシュル郡
の間に新しい国境門が作られることになり、その予定地で地雷除去が行われた。
この約2ヘクタールにおよぶ地雷区域は、昨年テュサン建設会社のドイツ合弁
会社であるトーベル社によって地雷除去作業が行われ、地雷は全て撤去された。
トーベル社のトルコ支社長スドゥック・オズデミル氏がアナトリア通信社に対し
行った発表では、業務上の必要性により、約120万ユーロをかけて製造した
「地雷ネズミ」と呼ばれる探知機を使い、ヌサイビンの地雷除去を行ったという。
探知機の付属部分を25メートル延ばし地雷区域を調査、また地下50センチまで
に埋まっているあらゆる金属物質を探知したというオズデミル氏は、発見した
地雷は専門家によって掘り出され処理されたと話した。
「地雷の無いとルコをつくる会」コーディネーターのムテベル・オーレテン氏に
よれば、シリア国境地域に約60万個の地雷が存在し、これらの地雷の寿命は
75年で、他のいかなる武器や爆発物よりも長い効力を持つという。地雷製造や
設置が、非常に簡単で、その費用が安価であると語るオーレテン氏は、次の
ように語った。「世界では1年間で1万5千人から2万人の人々が地雷によって
死亡・負傷している。トルコで地雷の被害に遭っている人は1万人近くに上る。
地雷はロボット兵士だ。75年も効力を維持し続けるのだ。除去されずに残った
地雷は、世の中が平和になってからも、戦争の時より多くの人間の命を奪う。」
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/06(土) 10:39:07 ID:P2gr/1Jz
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/08(月) 23:05:40 ID:i15S2WO9
新国籍法、議会通過―その内容 2009年05月29日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/11753271.asp?gid=233 トルコ大国民議会は昨日(5月28日)、新トルコ国籍法を承認した。
新法で最も重要なのは、兵役を行わない者、許可なく他国の国籍を
取得した者についての条項である。
新法では、兵役に行かない者、許可なく外国籍を取得した者が、
トルコ国籍を失う規定が廃止されている。しかしトルコ国民であっても、
許可なく他国政府のもとで志願兵として兵役についた者は、
閣議によってトルコ国籍を剥奪される可能性がある。
新法の「トルコ国籍」取得または「国籍剥奪」の条件は次の通り:
■新生児がトルコ国籍を取得するには
血統および出生地原則に基づき、出生により自動的にトルコ国籍を
取得できる。トルコ国籍の両親をもつ子どもは、出生地がトルコ国内
あるいは国外を問わず、トルコ国籍を取得できる。
婚外子について;母親がトルコ国籍、父親が外国籍の場合、子供は
トルコ国籍を獲得できる。父親がトルコ国籍で、母親が外国籍であった
場合、子供は(父親との)血のつながりを証明するものを提出すれば、
トルコ国籍を取得できる。両親ともに外国籍の子供は、トルコで生まれ、
他国の国籍を取得しない場合に、出生時からトルコ国籍を認められる。
■行政判断によるトルコ国籍取得の条件
トルコ国籍の取得を希望する外国人に課される条件は以下の通り;
・ 母国の法、もしくは国籍がない場合はトルコの法の基準で、成人で
分別のある人物であること;申請日から遡り、トルコで間断なく5年間
居住していること。
・ トルコに定住する決意のあることを、態度でもって示すこと
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/08(月) 23:08:21 ID:i15S2WO9
・ 健康面において致命的な病気をもっていないこと ・ よい道徳心の持ち主であること ・ 十分にトルコ語を話せること ・ トルコで自身と扶養義務のある人々の生活を保証するだけの収入 または職業を持っていること ・ 国家安全と公共秩序の観点から、問題がないこと これらの条件を満たした外国人は、内務省の適性検査を経て、 トルコ国籍が認められることになる。トルコ国籍の取得を希望する 外国人が、申請に必要な条件を満たしているか否かは、各県に 設けられる国籍申請調査委員会によって確定される。 ・ 北キプロストルコ共和国の国民は、トルコ国籍の取得を希望する旨を 文書にして提出すれば、トルコ国籍が取得できる。 ・ 外国籍トルコ人に対しては、国籍取得に必要な居住期間の規定は、 2010年12月31日まで、2年間として適用される。 ■養子縁組による国籍取得 トルコ国民によって養子に迎えられた未成年は、国家安全と公共秩序の 点から問題がなければ、トルコ国籍を取得できる。 ■トルコに産業投資を行う者は国籍を取得できる 新法では、トルコへ産業設備を投資する外国人に対しては、内務省の 申し出と閣僚の決定によって、すぐに国籍が与えられる。ここで課される 条件はただ一つ、国家安全と公共秩序の点から問題がないこと。 同様に、学問・技術・経済・社会・スポーツ・文化・芸術などの分野で 多大な貢献をした、あるいはそれが見込まれる外国人についても、 関係省庁の申し出に沿って、閣議決定により、トルコ国籍が与えられる。
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/08(月) 23:11:22 ID:i15S2WO9
■国籍の再取得 国籍法は「反愛国的行動をとったため」一度トルコ国籍を失った者に 対しても、再び国籍を取得する権利を認めている。彼らに対しては閣議 決定の末、トルコ国籍が与えられる。選挙権を持ちながら、トルコ国籍を 失った者が、再びトルコ国籍に戻ることを希望する場合は、内務省の 決定だけで再取得できる。ただし、彼らはトルコに3年以上居住している ことが条件となる。 ■トルコ国民との結婚で、即国籍取得とはならない 外国人は、トルコ人と結婚し、少なくとも3年以上たたないと、トルコ国籍 を申請できない。その他の申請の条件としては、家族と同居していること、 婚姻関係にふさわしくないような行動が見られないこと、国家安全と公共 秩序の観点から問題がないこと、である。 ■国籍が剥奪される条件とは? トルコ国籍が剥奪される条件は以下のように規定されている; ・ 外国政府のもとでトルコの国益に沿わない行動をし、その任務から 離れるよう警告したにもかかわらず、従わない者 ・ トルコと戦争状態にある政府のもとで、いかなる任務であれ、閣議の 決定をえずに、自らの意思で働き続ける者 ・ 許可なく外国政府のもとで志願兵になった者 以上のものは、内務省の申請と閣議の決定を経て国籍が剥奪される。 許可なく自分の意思で外国籍を取得した者や、国外にいて兵士として 現役服務し、あるいはトルコで戦争の布告があった際、国外にいて祖国 防衛のため国から正式に呼び出しがあったのも関わらず、正当な理由 なく3ヶ月以内に呼び出しに従わなかった者、派遣時あるいは派遣部隊に 加わった後に国外に逃亡し、法律の定める期間に戻らなかった者は (一度国籍を剥奪されるが)、国家安全の点から問題ないという証明が あれば、トルコでの居住という条件なしに、閣議の決定によって再び トルコ国籍が与えられる。
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/09(火) 14:29:29 ID:CTONT7Ix
角海老トルコ 松戸店
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/12(金) 23:58:14 ID:h+pPrUHJ
トルコは有罪―家庭内暴力防止への無策でヨーロッパ人権裁判所決定
2009年06月09日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=939841 ヨーロッパ人権裁判所(A?HM)は、家庭内暴力に関しトルコ政府に対して
起こされた初の裁判の判決を下した。裁判所は、検察に訴えたにも関わらず、
暴行を受けた女性をトルコ政府が夫から守らずに差別をしたという判決を
下した。このためトルコ政府はナヒデ・オプズさんに36,500ユーロ(約501万円)
を支払うよう命じられた。
こうしてヨーロッパで初めて、政府がヨーロッパ人権裁判所(A?HM)によって
女性国民への差別により有罪となった。
裁判は、家庭内暴力に晒されたトルコ国民のナヒデ・オプズさんによって
2002年に起こされていた。オプズさんは、元夫が彼女や母に対する酷い扱い
に対して政府が十分な対策を取らなかったとしてトルコ政府を訴えていた。
母親を夫に殺害されたオプズさんの弁護士は、裁判所が家庭内や女性に
対する暴力を「虐待やひどい扱い」と認定し、差別を行ったとの判決がトルコ
政府に言い渡されることを望んでいた。
トルコ政府はオプズさんの件に関し、国内法による裁判の余地を残している
と主張している。
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/15(月) 21:30:11 ID:qpe8xRFU
加盟交渉に値引き交渉の余地無し―EUの具体的要求事項リスト 2009年06月12日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalHaberDetay&ArticleID=940191 レーン欧州委員会拡大担当委員を始めとするEUの担当官らは、年末に加盟交渉が
停止することがないよう、トルコが改革を、速やか、かつ完全に実行する必要があり、
条件を変更させる値引き交渉の余地はないとのべた。
EU議会選挙にあわせ、欧州委員会の招待でブリュッセルとドイツを訪れたトルコ人
記者団が入手した情報によれば、交渉プロセスの中で直面する問題を解決するために、
トルコが踏み出すべき具体的ステップは、以下のものである。
メディアの自由の拡大:
EUとトルコの交渉開始条件となる政治的条件の観点で、2004年以前に議論された
「出版の自由」問題が、2009年半ばには「メディアの自由」という名称で再び議論項目に
上がっている。2004年以前には、新聞記者に対する訴訟に関連して「国家と記者の間に」
起きる問題だったが、今回は「政府とメディア組織の間」の問題、そしてインターネット
利用の制限という問題に広げて、一緒に取り上げられている。新聞記者のナーディム・
シェネル氏に対する刑事裁判で、フラント・ディンク氏殺害事件よりも重い刑が要求
されたことは、委員会が検討する最も最近の事件である。
委員会は、トルコ刑法第301条に基づき、法務大臣の許可により訴訟が起こされる
「トルコ性への侮辱」による裁判も、欧州人権裁判所の意見に基づき評価する。
「第301条で進展が得られたが、メディアの自由については未だ不安が残る」と語った
レーン氏は、委員会が10月または11月に発表する進捗報告書で、「メディアの自由」
に関して最も多くのページを割くだろうとしている。
宗教の自由:
トルコ政府がどちらかと言うと「スカーフ着用の自由」の問題と考えているこの問題に、
EU側は、「非ムスリムの自由」の問題を含めている。レーン氏のバチカン訪問の際も
このことが議論となったことは、トルコが、ただEUとの関係ではなく、キリスト教世界
との「文明の出会い」という意味でも重要であることを示している。
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/15(月) 21:31:15 ID:qpe8xRFU
EUの期待する具体的要求は以下の通りである: *フェネル・ギリシャ正教会のバルトロメオス総主教の地位についての問題。 (レーン氏は「全世界教会」と言い、教会もこの様に呼ばれることを望んでいる。) *マルマラ海の「ヘイベリ島聖職者学校」の開校問題。 *反ユダヤ主義、反キリスト主義的言及の休止問題。 (EUは非ムスリムに対する攻撃を「伝道反対」プロパガンダと結び付けている。) *宗教財産(ワクフ)法の改正。(非ムスリムの宗教財団は、法律の改正にも関わらず、 不動産に関し期待した答えを得られなかった。) 憲法改正と政党: EUは、リベラルな憲法を要求している。特に政党の閉鎖に関して、政府が「暴力の 使用、不寛容」の理由以外で政党を閉鎖することを禁じたヴェニス委員会の提案に 沿った方向で改正されることを要求している。民主市民党(DTP)についての裁判の 経過は注視されている。政党法においても、大きな変化が望まれている。政党資金の 透明化、(国政選挙における)国レベルでの得票率制限の引き下げが要求されている。 労働組合改革: 社会保障政策と雇用の条項での交渉は、条件となる労働組合の改革をトルコが 実行できなかったため、チェコが議長国である間にはじめられなかった。レーン氏は、 3年前に約束した改革が実現していないこと、交渉の遅延はトルコの責任であること、 その理由はトルコが意欲的でないことの3点を、その理由としてあげた。 オンブズマン: 市民の判定という概念に実効性をもたせ、社会的にも受容させるという要求が強い。 EUは倫理的な規範の形成と、公務員がこの規範に沿って行動することを要求している。
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/15(月) 21:41:39 ID:qpe8xRFU
拷問との闘い: 国連拷問禁止条約を批准することが要求されている。最近、治安警察の用いる 暴力が増加していることが注目されており、エンギン・チェベル氏が警察署と 拘置所で拷問により殺された事件は、進捗報告書で取り上げられる見通しである。 司法の独立: 裁判官・検察官高等委員会から政治的要素が一掃されることが、第一の要求である。 政府が対策を打つと発表したことは、EUに歓迎された。 クルド問題: EUの担当官らは、トルコにおける「クルド人問題」の存在をはっきりを述べている。 レーン氏は、TRT6チャンネルのような肯定的な試みがなされ、クルド人が彼ら自身の 言語を話すことについては、より自由な環境ができてきたとはいえ、「クルド人は、 文化的自治を求めている」としている。 ギリシャ側に港の利用を認めること: トルコが、関税同盟追加議定書に基づく義務を遂行することを要求している。 2006年に、これが2009年までに実行されなければ、加盟交渉について見直しが 行われることが明らかにされていた。委員会は、見直しプロセスを開始させ、 評議会への意見書を用意する。ただ、EU、トルコ双方の外交官は、「見直しと、 (交渉の)打ち切りは違うものだ」と言っている。 キプロス問題の議論に関し交渉の席についたトルコが、政治的改革を速やかに 広い範囲で続ければ、委員会の仕事も楽になるだろう、とレーン氏は述べている。
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/16(火) 22:31:11 ID:HWteOU5m
ギュル大統領は、若い頃、空手をやっていた 2009年06月11日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=857642 アブドゥッラー・ギュル大統領が若いころに空手をやっていたことが
明らかになった。クロアチアで行われた第44回ヨーロッパ空手選手権で
ヨーロッパ・チャンピオンとなった空手のトルコ代表団を迎えたアブドゥッラー・
ギュル大統領は、イスタンブルにいた頃、タクシムの空手道場に通っていたこと、
空手が好きだったことなどを話した。
ギュル大統領は、空手のトルコ代表団がヨーロッパで好成績を治めたことを
誇りに思うと話し、選手たちを大統領官邸で手厚くもてなしたいと述べた。
クロアチアの首都ザグレブで先月行われた選手権で、トルコ代表団は、
金メダル1つ、銀メダル1つ、銅メダル5つ手に入れ、1位になった。
ギュル大統領は代表団を昨日官邸で迎え、好成績を収めたことでトルコ国旗
をヨーロッパにはためかせてくれた選手たちを一人一人祝福した。エサト・デリ
ハサン空手協会会長は、ギュル大統領が昔空手を習っていたことをとても
嬉しく思いますと話した。彼はトルコに優勝メダルをもってくることができて
喜ばしいことだと語り、「この気持ちは監督として何度も感じた。会長として
初めてこの気持ちを抱きつつ、ヨーロッパから戻ってきたこともまた格別である。
できれば、空手がもっと良くなるようにたくさん努力しています」と言った。
トルコ代表の選手達は、この成功が空手を知っていて習ったことのある
大統領によって褒め称えられたことを大変誇りに思うと話し、今後地中海大会
に向けて準備を進めていくと話した。
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/16(火) 22:33:35 ID:HWteOU5m
軍事裁判所、タラフ紙掲載の「AKPとギュレン運動撲滅計画」文書の掲載禁止決定
2009年06月13日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=940388 参謀本部軍事裁判所は、タラフ紙の6月13日付けの紙面に掲載された、
「AKPとギュレン運動撲滅計画」という見出しの記事で触れられている文書の
内容に関し、掲載禁止の措置を取ること、弁護団が調査書類の内容を調べ、
文書をコピーする権利を制限することを決定した。
参謀本部軍事裁判所は、タラフ紙の6月13日付けの紙面に掲載された
記事で触れられている文書の内容に関して、掲載禁止をする決定を下した。
参謀本部軍検察庁の申し出を受けて軍事裁判所で下した決定では、
6月13日付けのタラフ紙に掲載された、「AKPとギュレン運動撲滅策計画」
という記事で扱われている文書に関するニュースが、国家保安、公的秩序、
公共保安に関わる問題だとされ、更にこの文書の漏洩・掲載に関しても
調査が開始されたことが強調された。
決定においては、以下のことも述べられた。
「この件に関するニュースは、司法の権威と中立性に影響を及ぼす
可能性があり、また、法令第5271号刑事裁判法第157条に示されている、
調査の秘密性を侵害する可能性があるという理由により、法令第2709号
トルコ共和国憲法の第28条第4項と法令第5187号報道法の第3条第2項により、
調査が終了するまでは、調査に関する文書の内容について掲載禁止を定める。」
日本とトルコと南アフリカとブラジルぐらいで会議してほしいね
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/19(金) 20:11:01 ID:j5OLcb1K
Hasan Celal Guzel コラム:国家安全保障委員会での「フェトフッラー・ギュレン主義者」秘話
2009年06月14日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalYazarYazisi&Date=&ArticleID=940455 署名付きの文書が全面掲載された記事によれば、2009年4月に参謀本部作戦部に
おいて4ページからなる「反動との戦いのための行動計画」が準備されていた。ドゥル
スン・チチェッキ退役海軍大佐が署名したこの行動計画では、まずエルゲネコン捜査
を批判し、「反動的グループによって、トルコ軍を始めとする国家機関を脆弱化させる
ため集中的な活動がなされている。すなわち、エルゲネコン[捜査]の名のもとに、
トルコ軍に大いに尽力した退役・現役軍人に対し不適切な汚名を着せ、泥を塗ろうと
画策されている」と書かれている。
「計画」文書にこれに続いて記載されていることは、正常な国民をぞっとさせるで
あろう性質のものだ。これほど悪質に準備され、嘘や中傷、陰謀に満ちた「心理的
プロパガンダ」計画は、まともな精神の産物ではあり得ない。
まず、次の恥ずべき事柄に目を通してください。
・フェトフッラー・ギュレン主義者たちはトルコ国軍を軽くみて、直接トルコ軍を攻撃
している、という話を取沙汰させる。
・問題のある/疑念をもたれる反動的な将校および下士官に関する密告がなされ、
続いてこの人物たちのモラルの点における不適格さが報じられることになる。
・[ギュレンらの活動の一つとされる]「光の家(ウシュック・エヴレリ)」への捜査で、
彼らが武装テロ組織化する方向にあることを示すため、武器、弾薬、計画書など
の証拠物件が見つかるように「準備される」。フェトフッラー・ギュレン・グループの
武装テロ組織、すなわち「フェトフッラー主義武装テロ組織(FSTO)」として扱われ、
そして捜査が軍事的判決の範疇で実施されることになる。
行動リストはこのような形で続いていっている…。
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/19(金) 20:13:55 ID:j5OLcb1K
さて、皆さんがどうかは存じ上げないが、私はこのスキャンダルを読むたびに 心が暗くなり、胃はむかつき吐き気を催す。幕僚の大佐の地位にあった軍人が 一体どうしてこのような捏造に手を染めようとしたのか、私は理解できない。 何よりも、こうしたことを彼に準備させた人物達のことを考えるたびに、トルコが いかなる脅威に晒されているのかがさらによく分かってくる。残念ながら、クー デター志向の陰謀主義者たちはここ半世紀来、この国民にあえりえないような 中傷をし、不満を言い続けている。 (1960年クーデターの)5月27日に、民主党を失墜させるためにメディアが共に 犯した行為は、これより卑劣でなかったわけではない。若者達がひき肉作り機 で粉々にされたと語り、手にはナイロンの下着を持ってアフガン犬とともに歩き まわった。しかし、この国民は民主党員と処刑されたメンデレスを慕い続けた。 これまでになされたこと全てを一々数え上げる紙幅も機会もない。ただ一番 最近の1997年2月28日クーデターにおけるメディアの茶番と、クーデターを 主導した西部活動隊の陰謀だけを見ても、演じられたショーが何であったかに 疑問の余地はない。もはやファディメ・シャヒンたちやアリ・カルカンジュらが、 いかに悪意のあるゲームの捨て駒であったかを知らない者が居るだろうか? …実際のところ、2月28日以来なされた策略の内実も、近々明らかになるだろう。 基本的にこれがエルゲネコン主義者たちを慌てさせている原因である。 さて、故オザルは、国家安全保障委員会の陰謀好きの態度を好まず、 この組織を決して内閣の上位にあるとは認めなかった。しかし、その頃は 9月12日の[1980年クーデター]時代がまだ終わったばかりだった。つまり、 クーデター主導者のトップは依然大統領であり、そしてオザルも軍人との 関係を良好にもっていこうと努めていた。 私が総理府顧問だった頃、オザルの指示で国家安全保障会議の議題と 文書を細かく調べ、私がみつけた誤りや問題点をオザルに説明したもの だった。これを私の大臣任期中も実施し続けた。外相の定席代行の職に あったので、私は総理府顧問の頃も大臣の頃も国家安全保障委員会の 会議に通常出席していた。
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/19(金) 20:14:58 ID:j5OLcb1K
1988年、国民教育相だった頃、故オザルが私に回してきた国家安全 保障委員会の報告書を検討していた際に、国家諜報機関の次官の極秘 報告書に次のような記述があるのを見て、私は大声で笑い、かつ怒りを 覚えた。報告書のフェトフッラー主義者グループに関する記述において、 フェトフッラー主義者がイランのホメイニーの支持者であり、武装テログル ープを組織化し、イスラーム革命の準備をしていると書かれていたのだ。 私は真っ直ぐに故オザルの所に行き、状況を説明した。彼は激怒した。 その以前にもしばしば我々の間でしていた様に、「君この件で発言しなさい。 状況に応じて私も何か言おう」と言った。 エヴレンが議長を務めた国家安全保障会議において、まず中尉である 国家諜報機関の次官が報告書を読みあげた。その後、エヴレンは次の 議題に移ろうとした。おそらく委員会の会議史上初として、私は報告書に 関する発言を求めた。自分はフェトフッラー・ギュレンのグループをよく 知っており、報告書に書かれた事がいかなる形でも正しくないこと、 同グループはホメイニー体制に反対であること、そしてテロと武器とは 無関係であることをはっきりとした言葉で述べた。 これに関し、次官は古典的な形で反論し、「しかし我々の手には録音 テープがあります」と返答したので、私は「ここは国家の最高位の委員会 です。もし本当に録音テープがあるのなら、我々も一緒に聞きましょう」 といった。この間に介入するタイミングを見計らっていたオザルも、私を 支持して、報告書を厳しい調子で批判した。エヴレンはこの展開にひどく 気分を害し、次官をなじり、ギュレン・グループに関する事実に反する 文章をレポートから削除させた。
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/19(金) 20:27:54 ID:j5OLcb1K
読者の皆さん、考えられますか?当時から丸21年経った後に、 (私の秘話にあるレポートを準備した者と、我々が自分たちの安全を保証する 存在と見なしている国家安全保障委員会を、私はそれぞれ区別している) 何者かが現れて、まさに21年前になされたように、フェトゥッラー・ギュレンの グループを「FSTO(フェトゥッラー主義者武装テロ組織)」とみせかけるよう、 その家に密かに武器や弾薬を隠せと言う行動計画を準備していると…。 しかしながら、このスキャンダルに対して、遺憾に思い、コラムを書くことの 他にもなされるべきことがある。それは次のことである。 1.まず、この報告書を準備し公然と犯罪を犯した者達に関し、軍高官は 法の枠組みに基づき、直ちに必要な措置をとらなくてはならない。 2.妥当な期間をおいた後に、総理府も首相に属する統合参謀本部に対し、 犯罪実行者に関する必要な措置を取るように書面で命じなくてはならない。 3.実際のところこの問題は、軍人としてよりも一市民として裁かれるべき ことなので、法廷でも審理が開始されなくてはならない。 クーデター計画書に対し、最後に一言、言っておこう。 いい加減、判ったらどうなのか、もはや国民はあなた方の中傷や嘘を どんな形であれ信じていないことを。
299 :
これは :2009/06/19(金) 22:40:43 ID:mrICfMHp
フェトフッラー・ギュレン主義者たちによる陰謀と考えた方が自然である。 実際にこのような事を軍が計画していたのなら署名付の文書を作成しないであろう。 この文書がもし本物ならば、その軍人がフェトフッラー・ギュレン主義者たちに脅迫されたか 買収された、もしくは誘導されたために作成し、わざとリークしたとしか考えられない。 実際にフェトフッラー主義武装テロ組織(FSTO)が証拠をつかまれた際に、 軍の陰謀だと言い張るための準備なのであろう。 おそらく文書鑑定もフェトフッラー・ギュレン主義者たちによって行われるであろうから、 注意が必要である。
300 :
sage :2009/06/20(土) 02:06:11 ID:HgLo+v03
test
301 :
↑ :2009/06/22(月) 22:32:27 ID:xswWHtL9
フェトフッラー・ギュレン主義者?
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/23(火) 19:03:38 ID:agePwB6f
AKP、「AKP撲滅」文書をめぐり、検察に提訴 2009年06月16日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=859764 公正発展党(AKP)首脳部は、参謀本部作戦本部によって準備されたと
言われている「反動との闘争における行動計画」をめぐり、アンカラ共和国
検事総局に提訴した。
AKPのイドリス・ナイム・シャーヒン書記長とベキル・ボズダー会派代表
議員は、アンカラ裁判所に赴き、ヒュセイン・ボイラズオール共和国検事
総長のもとを訪れた。シャヒン書記長とボスダー行会派代表は、用意した
告訴状を共和国検事総長に提出した。
AKP首脳部がアンカラ共和国検事総長に提出した告訴状では次のように
述べられている。「法の保護下にある政党およびそのその政党が組織した
内閣を壊滅し、部分的もしくは完全に任務を果たせない状況に陥れるための
不法な活動を行うことは、法治国家において決して許されるべきではなく、
無罪のままにしておくべきことではない」
告訴状は、AKPのイドリス・ナイム・シャヒン書記長およびベキル・ボズダー
会派代表によってイスタンブル共和国検事総局に届ける目的で、アンカラ
共和国検事総局へ提出された。そこでは、さまざまな問題表現を含む文書が、
2009年6月12日付のタラフ紙に、「AKPとギュレン運動撲滅計画」という見出し
で掲載されたことが述べられている。
告訴状は、トルコ共和国憲法の第2条『共和国の性質』の、「トルコ共和国は、
社会の安定、国民の団結および正義の実現をめざし、人権を尊重し、アタテュ
ルク民族主義によって結ばれ、序文で定義された基礎的な原則に基づく、
民主的、世俗的及び社会的法治国家である」を引用する。
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/23(火) 19:06:11 ID:agePwB6f
さらに「党の結成、入党及び離党」という第68条の第2項及び第3項の、 「政党は、民主主義的な政治に欠かせない要素である。政党は、事前の許可 なしに組織され、憲法及び法律のもとで、その活動を進める」という文章をひく。 そして、共和国の重要な性質のうちの1つである民主主義は、政治支配の 法的基礎を、国民の意思とその代表(である国会議員)に依拠する支配手法 であることを強調している。 (報道された)前述の文書は、法治国家の要求に応え、民主主義的な方法で 政権をとり、政府を構成している我が党に対し、不当で、誤りに満ち、根拠も なく、真実とは決して相容れない空想の告発であり、民主主義的でない方法、 及び合法的でない形で政権から遠ざけようと計画していることが看取される」 という。報道された文書にある「犯罪的」な表現は、「AKPがトルコと世界で、 特殊な位置を占める性格を帯びている」という一文だとする告訴状では、 「我が党の人々の個人的な権利を妨害するに留まらず、さらに中傷活動を 実施しようと計画し、その計画の実現のために不法な準備活動を行い、犯罪 行為に手を染めていることは、報道の内容から伺える」とされた。 告訴状では、「法の保護下にある政党およびそのその政党が組織した内閣を 破壊し、部分的もしくは完全に任務を果たせない状況に陥れるための不法な 活動を行うことは、法治国家において決して許されるべきではなく、無罪のまま にしておくべきことではない」と強調された。 AKPのイドリス・ナイム・シャヒン書記長がサインをして提出された告訴状では、 「必要な調査が行われ、犯罪者、または犯罪者グループをとりのぞき、罰する ために、必要な措置がとられること」が要請された。 イドリス・ナイム・シャヒン書記長は、「法人としてのAKP」として行った告訴が 「報道で名前のでた人たちに対する訴え」であると述べた。イドリス・ナイム・ シャヒン書記長は、ベキル・ボズダー会派代表議員とともに、告訴状を、 アンカラ検察総長に提出し、その後、アンカラ裁判所の前で、待ち構えていた 記者団に声明を発表した。 (後略)
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/24(水) 01:09:24 ID:mSK5ETlD
警官の暴力による死傷者急増―法改正の悪影響 2009年06月18日付 Radikal紙 警官の権限が拡大したこの2年間で13人が拘置所で殺された。警官の銃弾で53人が負傷し、416人が拷問や暴力を受けた。 トルコ人権財団は警官の権限が拡大したこの2年間のうちに、警官が原因の人権侵害を報告した。 この報告によると、警察官職務権限法(PVSK)が改正された2007年の7月以降、警官が拳銃を用いたことが原因で、または拘置された人々への保護責任がある拘置所内で合計53人が死亡した。13人が拘置所で死亡し、40人が警官の拳銃で死亡した。 警官が警告を聞かなかったがために発砲したり、デモ隊と衝突する中で、また家宅捜索の際などに拳銃が用いられた結果、合計40人が命を奪われ、53人が負傷した。 トルコ人権財団は「国際基準によると、警官部隊は自身と周囲の人の人命に関わる危険がある時にのみ拳銃を撃つことが出来る。しかしながら、警察官職務権限法(PVSK)の改正により、警官部隊は、命の危険がない時にも拳銃を用いる権限を最も広範囲において行使した。」と言う。 ■ 416件の拷問・暴力 この間、合計416件の拷問・暴力事件が発生している。トルコ人権財団の報告によれば、これらの詳細は下記の通り: 激しい殴打:230件 侮辱的言動:57件 催涙ガス:47件 脅し:34件 有圧水・冷水をかける:11件 言葉による嫌がらせ:7件 殺すぞと脅迫:5件 殴るぞと脅迫:5件 急所への暴力:4件 寒く暗い中で放置:3件 膝立ちや、不動の姿勢の強要:3件 空腹・水分補給なしのまま放置:2件 頭に袋をかぶせる:2件 酸欠状態に放置:2件 裸のまま放置:2件 侮辱的動きを強制:2件
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/24(水) 01:12:21 ID:mSK5ETlD
これらの事件の多く、すなわち168件が屋外で行われたことは、公的な場所以外での拷問が増加したことを示している。109件は、拘置所内で行われた。 トルコ人権財団は、この事態に対し、「これらのデータを、そのもとになった事件の詳細とともに分析すると、警官隊が、デモの阻止や捜索の際に、 検問の際に、あるいは犯罪防止活動の際に、また、移送や逮捕の際に、しばしば過剰で不要な暴力を用い、拷問や虐待をおこなっていることがわかる」と述べている。 2年間に47件で発生した、少なくとも331件の事件で、少なくとも1605人が権利の侵害をうけた。もっとも人権侵害が多かったのはイスタンブルの109件、 23件のイズミル、ディヤルバクルとハッキャリが各17件、ヴァン16件、アンカラとアダナが14件づつとなっている。 トルコ人権財団は、このデータについて、「警察官職務権限法の変更の結果、人権侵害が減少せず、むしろ組織的、かつ全国規模で、 意味のある形で拡大したことをはっきり示している」と論評している。 これらの事件はフェトフッラー・ギュレン主義者たちが警察の上層部から下層部まで広く浸透したことによる結果である。
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/24(水) 20:06:52 ID:+vY+rLnq
120年前、オスマン朝から日本へロボット贈呈されていた 2009年06月20日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yasam/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&KategoriID=15&ArticleID=1108743&Date=20.06.2009&b=Osmanl 120年前、アブデュルハミト2世は日本にロボットを贈っていた。
このロボットはアザーンを読んで歩くもので、写真は2枚残っている。
http://i.milliyet.com.tr/HaberAnaResmi/2009/06/20/fft17_mf290138.Jpeg スルタン・アブデュルハミト2世が1889年日本にロボットを贈呈していたことが
明らかになった。人型を模した「アラメト」という名のこのロボットの特徴は、
旋舞を行いながら50センチメートル歩くことができ、毎正時にアザーンを読む
ことができることである…。
ブギュン紙のメフメト・ルファト・イェエン記者の報道によると、研究者で作家の
オクタン・ケレシュ氏のアーカイブにあったアラメトの写真のオリジナルはユル
ドゥズ・サライの火事で被害を受けたものだという。しかし写真の残った部分
だけでも120年後にはじめて話題となる、この興味深い出来事を説明するのに
十分なものである。
スルタン・アブデュルハミトの時代の技術の粋であるこの作品は、フリゲート艦
エルトゥールル号の件に関して書かれた1通の親書と贈物、勲章とともに日本の
天皇に贈られた。このフリゲート艦は帰路450人の乗組員とともに海に沈んだ。
ケレシュ氏は、ロボットの特徴を以下のように挙げた。
「旋舞者の形をしており、普通の人間に近い大きさで、時計を内蔵したロボット
である。体は台座に据えられており、毎正時になると旋舞を行う。この際、腕と
銀のプレートで作られたスカートを広げ、同時にアザーンを読む。これら全てを
行いながら50センチメートル進んで回転し、アザーンを読み終えると再び50センチ
うしろへ、元の場所に戻って腕とスカートを下ろす。ロボットの全体は銀・金メッキ
で作られており、後部にはぜんまいがあって7日に1度巻かれていた。」
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/24(水) 20:21:31 ID:+vY+rLnq
キルクークでトゥルクメンにたいする襲撃 2009年06月21日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Dunya/?t=21.06.2009&c=4&i=193774 キルクークは、昨日に最近では最も酷いテロの舞台になってしまった。
イラク北部にあるキルクーク市タゼ郡のモスクの近くで爆弾を積んだ車による
自爆テロで、死者は70人にも達した。亡くなったのは、シーア派とスンナ派の
トルクメン人であると明らかになった。キルクークの警察当局は、負傷者の数が
180人にのぼると述べた。当局は、爆発で80以上の家が崩れ、がれきの下を
捜索が続けられおり、このため死者数は増える見通しだと述べた。
この地域では、シーア派のトルクメン人がたくさん生活している。
外務省は、キルクークでのテロを非難する声明を出した。
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/24(水) 20:56:12 ID:+vY+rLnq
「AKPとギュレン運動撲滅計画」文書問題に関し、参謀本部声明 2009年06月15日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=859277 参謀本部より出された書面による声明で、「トルコ軍は、以前も述べられた通り、
民主主義と法治国家の原則と相容れない行為と思想を有する職員を、その組織で
保護しない」と述べられた。参謀本部より出された書面による声明では、2009年6月
12日付けのある新聞で、参謀本部情報支援室が作成したと見られるある計画に
ついての情報が掲載されたことに触れられた。
かかる問題が真剣に捉えられていることを受け、同日ただちに参謀本部軍検察に
事件の全容に渡る調査が命令されたとする同声明では、以下のように述べられた。
「本日参謀本部軍検察より、本件に関する最新の状況について国民に告げられた。
トルコ軍は、法治国家の原則、法の支配を信奉しており、この点に関しては如何なる
躊躇も有していない。さらに、今日まで独立した軍事司法によって行われてきた司法
過程も明らかである。トルコ軍は、以前も述べられた通り、民主主義と法治国家の
原則と相容れない行為と思想を有する職員を、その組織で保護しない。このような
状況下で、参謀本部が軍検察に即座に調査命令を下し、本件を司法に問うことの
重要性と理由は殆ど理解されていないように見受けられる。
一部の者が、本件を司法に問うことが、(本件を(事実であると)認めたというように
解釈し、結論付けていることは、何よりも先ず法の基本原則に反するものである。
反対にこの態度は、トルコ軍の司令部及び軍が組織として自身に対して有する
信頼、そして本件が一刻も早く解明されることを求めていることの表れである。
この動きが、一部にとって不快であることも確かである。
少なくとも調査手続きさえ待つことなく、主張がすぐに正しいと受け入れ、あるいは
正しいと考え、トルコ軍を標的として暗にあるいははっきりとした形で、口頭ないしは
文章によって行われる論評や発言はいかなる形でも受け入れられない。軍検察に
移管された本件に関し、調査が一定の段階に達する前に、すぐに説明を期待する
ことは理解に苦しむ。
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/24(水) 20:57:06 ID:+vY+rLnq
参謀本部軍検察により本日行われた声明におけるように、これまで得られた証拠 から軍検察は、当該文書が参謀本部の組織で作成されたという結論に達すること はできなかった。犯罪捜査終了時には、かかる文書が偽造なのか本物なのかに ついて軍検察が明確な結論に到達できるだろう。 重要なのは、作成されたと主張される文書の真否が、軍法により一刻も早く 明らかにされることだ。文書の信憑性が証明された場合には、関係者は法的な 枠組みにおいて司法機関によって罰せられるものと信じて疑わない。 本件を最も注意深く追求していくのはトルコ軍である。もし文書が偽造されたもの であるなら、トルコ軍は、これが誰によって、どんな目的で作成されたのか明らか にされることを最後まで追及するだろう。 司法過程に関して、組織としていかなる懸念も有していない。正当な理由によって なされるあらゆる法的対応を受け入れる用意がある。法治国家の原則と法の支配 に対する然るべき信奉と配慮を示すトルコ軍が、各位にも同様の信奉と配慮を 示すよう期待することは、(正当な)権利であり要求である。 軍は、真剣で冷静、職責意識を有し、扇動に囚われることなく任務に就いている。 以上、国民に敬意を以って告げる」
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/26(金) 22:06:50 ID:zMLrtbSc
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/28(日) 17:17:15 ID:yRRQht+8
80年クーデター・エヴレン元将軍を法廷へ―CHP提案の成り行き 2009年06月25日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/11941597.asp?gid=233 「1980年クーデターを裁こう」という共和人民党バイカル党首の発言に、
「ご冗談でしょ」と論評したエルドアン首相に対し、バイカル党首が緊急対応!
バイカル党首は、憲法改正のため、党の委員会に指示をだした。
2党の幹部が会見し、その後、バイカル党首は記者団の前に姿を現した。
参謀本部が作成したと言われている「AKPとギュレン運動撲滅計画」に関して、
首相のタイップ・エルドアンの会見を批判したCHP党首のデニズ・バイカル氏は
「本当に本気なら、1980年クーデターの首謀者たちを裁く道を開け」と話した。
これを受け、今日アルバニアへ行く際、質問に返答をしたエルドアン首相は、
この件(1980年クーデター)について言及したバイカル氏に対し「この不快な
ジョークには答えません。私たちは真剣な対応策を待っている」と返答した。
エルドアン首相の返事を聞いたバイカル氏はというと、真剣さを示すために
党の職員たちに指示を与えた。
CHP会派代表議員は、AKPに対し、会見を求めた。13時にはじまった
約40分間の訪問で、野党の代表団は、与党に対し、憲法の臨時第15条の
廃止のための活動を開始する提案をした。
■AKP:憲法全てを変えましょう
CHPから11時頃に届いたこの働きかけに対し、AKPは迅速に対応した。
会派代表のムスタファ・エリタシュ氏は、野党第一党のこの働きかけに対し、
「CHPはまず法案を準備し、その後我々にサインを求めればよい」と述べた。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/28(日) 17:17:58 ID:yRRQht+8
エリタシュ氏は一月程前は憲法改正のための委員会にメンバーすら出さ なかったCHPが、今日このような動きをすることは結構なことだと、皮肉を 込めて述べた。エリタシュ氏は、「バイカル氏は、「ひとつの文字を変えること さえ認めない」といったいたのに、そこからここに至ったことは素晴らしい」 と話し、「しかし我々にも提案がある。1980年クーデター思想が生み出し、 今も民主主義を脅かしている全ての障害も一緒に取り除くため、新しい憲法 を作ろうではないか」と話した。 ■寡黙なエヴレン氏 1980年クーデターのリーダーだった元大統領ケナン・エヴラン氏は、CHP の試みに関したコメントを行なうことはさけた。エヴラン氏は現時点で声明を 出すつもりはないという。 ■AKPは本件を検討する 13時に行なわれた会議の前に、法務大臣サドゥッラー・エルギン氏とCHP 会派代表ハック・シュハ・オカイが会見した。シュハイ氏はその後、AKP会派 代表らと会った。会合の後、AKP議員のボズダー氏は「この話題は我々の 政党で検討することになる」と述べた。オカイ氏は長い会見を行なった。
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/28(日) 17:20:02 ID:yRRQht+8
以下がオカイ氏の会見の内容である: ○我々は憲法臨時第15条を削除する試みに参加する準備はあると、CHP側に伝えた。 ○AKP会派代表は、この方向で各方面の組織と今後会合をもち、会見の結果は なるべく早く私たちにも伝えられる。 ○憲法臨時第15条は1980年クーデターが生み出した諸法を守り、法治国家の 実践の障害となっている条項である。法や立法の手続きに違反し、一時的なもの として憲法上に組み込まれ、しかしその後、継続性を獲得した条項である。 ○この条項はクーデターと、その首謀者を守っている条項である。トルコにおいて 市民政治とクーデター発想が議論されているこの時期に、立法機関である議会は、 自分たちにわりあてられた義務を話さなくてはならない。 ○さらにいえば、これは、CHPとCHPの党首バイカル氏がはじめて表明した問題 ではない。バイカル氏は1993年の3月にも、自身のサインして、憲法臨時第15条 削除のための提案を大国民議会議長に行なっていた。同じように1998年にも CHPが憲法を改正しようとしたが、その時にもこの条項の件は入っていた。 またバイカル氏は2006年2月28日に行ったスピーチでも、憲法第15条削除に 関して触れている。 ■クーデター関係者を守っている条項 1980年クーデターの間に発布された669件の法律、90件の法細則、76件の 評議会決定は、憲法の臨時15条に守られて司法の監督の外に置かれている。 このため、クーデターの時期におこなわれた不適切な行為やそれを実行した 人々は裁かれていない。しかし、世界中のトルコのようにクーデターの経験を 持つ国の多くでは、何年も経った後、クーデター首謀者を裁き、有罪としている。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/29(月) 17:11:28 ID:2QYHw3Sf
『科学と技術』誌のダーウィン検閲に関する職権乱用問題、不起訴処分へ 2009年06月23日付 Milliyet紙 生誕200周年が世界中で祝われている進化論の提唱者ダーウィンが表紙テーマとなった 「科学と技術」誌3月号を改変し職権濫用を行ったとされるT?B?TAK(トルコ科学技術評議会) 執行部に関する捜査において、アンカラ地検が不起訴決定を下した。 同評議会が発行する「科学と技術」誌の総編集長を務めるチーデム・アタクマン教授は、 同誌3月号の表紙をダーウィンにしたという。しかし教授が編集した3月号は、 評議会副会長オメル・ジェバジ教授の干渉により印刷の前に変更されていた。 この件に関する論争は、小学校卒業のイッゼト・アルカンという名のアンカラ市民の通報によって 更に拡がりを見せた。通報は真剣なものであると判断し活動を開始した地検は、 評議会執行部に関する一連の捜査を終えたという。地検の決定では、 「科学と技術」誌3月号を改変した執行部はいかなる罪にも問われないという見解に達したことが 明らかにされた一方で、アタクマン教授が編集部に知らせないまま表紙を準備したとされた。 決定に異議が申し立てられた場合、書類はスィンジャン第一重要犯罪裁判所へ送られる予定。
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/04(土) 00:03:24 ID:LEMRgT2G
「エブレン元大統領、自殺すればいい」―1980年クーデターへの裁判問題
2009年06月26日付 Yeni Safak紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090627_015609.pdf トゥンジェリ選出のカメル・ゲンチ議員(無所属)は、ケナン・エブレン元大統領が
「もし人々が、私の裁判を望むのであれば、私は裁判を待たずに自殺する」と
発言したことに対し、NTVテレビにコメントした。彼の発言は以下の通り:
「9.12クーデターは、世俗国家トルコ共和国の一体性の維持という課題に対し、
非常に大きな打撃を与えました。民主主義は棚上げにされました。この出来事は、
多くの罪のない人々を死に追いやり、拷問にかけ、彼らから仕事と生活の糧を
奪いました。トルコにイスラム法にもとづく体制を持ち出し、根根付かせるうえで、
非常に大きな土台を準備したのです。この歴史上の汚点が、ただちに消される
ことを誰もが望んでいます。軍事活動家だけではなく、当時の政治家たちも
責任をとる必要があります。国の統治において、無能な指導者たちがその地位
を守るために抵抗すれば、残念ながらこのようなクーデター主義者が救い主
としてやってくるのです。
憲法の臨時15条項を撤廃させる案件が提案されれば、私はサインします。
罪を犯したものは罰せられるべきです。しかし、できやあしませんよ。15条項の
撤廃だけでは何の意味もありません。さらに進めて、私が議員としてもつ不起訴
特権も排除される必要があります。しかし議員不起訴特権の撤廃を、タイイップ・
エルドアン首相は引き受けないでしょう。そんなことをしたら、彼の国会議員資格
と議員特権も剥奪されなければならなくなります。つまり、自分のためにならない
ことはやりませんよ。だから、なされることといえば、話題を変えることばかり。
そして人々をだましているのです。
裁判にかけられるべきです。誰もが犯した罪を自身の手、あるいは法によって
償うべきです。もし、「裁判を待たない、罪は自分自身で引きうける」という人が
いるならば、我々は彼を祝福しましょう。ケナン・エブレンはそうした英雄気取りの
行動はしてもらいたくはない。彼の犯した罪はあまりにも重い。今日からでも
早過ぎはしない、自殺しなさいと言いたいです。」
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/04(土) 00:11:15 ID:LEMRgT2G
ギュナイ文化観光相、ギリシャ正教聖職者学校開設OK 2009年06月28日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalHaberDetay&ArticleID=942520&Date=28.06.2009&CategoryID=98 エルトゥール・ギュナイ文化観光相は、ギリシャ正教の聖職者学校が
開かれるだろうと述べた。
ポスタ紙のハカン・チェリッキ・アンカラ支局長が司会をつとめ、24チャンネル
(Kanal 24)で放送されている「週末の司会」という番組に参加したギュナイ文化
観光相は、ギリシャ正教聖職者学校に関する議論に関し、次のように話した。
「個人的な意見でも、一般的な情勢からも、学校は開設されるという方向である。
現在の大学の制度には合わないが、他のやり方が見つかるだろう。政治的な
問題は無く、作業は技術的なレベルで進んでいる。トルコにおいて、ギリシア
正教会の組織の指導者に、他の国で教育を受けた人が任命された方が良い
のか、それともトルコで教育を受けた人が任命された方がいいのか。私としては、
トルコで教育を受けた人のほうが適当のように思う。だいたいこの学校はもともと
あったものだ。キプロス問題のため閉鎖された。しかし、昔のことはもう過ぎた
ことだ。今は新しいことを言わなくていけない。」
7月に新しく選ばれるモスクワ大司教がトルコを訪問する予定であり、彼と会談
をすると述べたギュナイ文化観光相は、この会談にイスタンブルのギリシア正教
総司教バルトロメオスも同席する予定であると述べた。アナトリアが、「宗教と
信仰の旅」という観点から大きな潜在力をもっているというギュナイ大臣は、
この潜在的な力を利用したと述べた。トルコが自分たちの文化に自信をもった
国であるとも付け加えたギュナイ大臣は、アナトリアに私たちより前からあった
文明が残した文化遺産も大切にすると述べた。
最近、CHPとの間で議論されている1980年クーデターの責任追及問題にふれ、
ギュナイ大臣は、トルコに1980年体制をもたらした人々の責任を明らかにする
ことが必要だと述べた。しかし、共和人民党による、これらの人々を裁く方向での
憲法修正案は、「不誠実な、遅きに失した提案である。」と評価した。
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/04(土) 00:26:32 ID:LEMRgT2G
軍人を一般法廷で裁く道、開かれる―AKP提案、議会通過 2009年06月27日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=942481 議会は、6月26日の深夜に可決した法により、軍人を一般法廷で裁く道を開いた。
法によれば、軍人が犯した「憲法の規定する秩序に反する罪」と、「テロ及び犯罪
組織」罪は、直接、特別な権限を持つ一般検察庁によって捜査される。
大国民議会で承認された「トルコ刑法と幾つかの法における変更に関する法」
により、軍事裁判の法的権限に重大な制限がもたらされた。変更によって、軍人が
仲間内でクーデターを企てること、軍事政府や、政府に反抗する活動計画をたてる
などの罪における法的権限は、一般法廷に引き渡された。一般法廷に引き渡された
法的権限は、進行中の捜査や裁判も包括することになる。更に、変更によって、
民間人が犯したいくつかの罪が軍事裁判所で裁かれることも、完全に無くなる。
現行法では、軍人が民間人と協力する形で犯した罪を裁く法廷を、以下の基準
によって指定している。すなわち、犯した罪が軍事刑法に示されているものならば、
裁判は軍事裁判所で行われる。罪が軍事刑法に示されていないものならば、
裁判は一般法廷に引き渡される。エルゲネコン捜査における、軍人の何人かを
一般検事が捜査していることも、この範囲で行われている。更に、軍人が軍の
所管域で、民間人を含まずに軍人の間で犯した全ての罪は、軍事裁判所の管轄
となっている。
法改正により、犯した罪が何であれ、民間人が軍事裁判所で裁かれることは、
もう無くなる。こうして、トルコが欧州人権裁判所の裁判で何度も非難される原因
であった、民間人の軍事裁判所での裁きも終わりとなる。
AKPは、この提案に、今回の変更が「進行中の捜査や裁判においても適用される」
ことに関する項目を加えた。このため、「反動に対抗する行動計画」というタイトルの
文書が理由で、軍事検察庁が不起訴の決定を下したドゥルスン・チチェッキ大佐に
対しても、新たな証拠が見つかった場合には、検察が捜査を実施することができる。
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/05(日) 16:25:49 ID:FKVJkYho
ビトリスで開催の「東アナトリア祭」開会式における、黙祷・国旗・国歌・・・ 2009年07月01日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&ArticleID=1112813 いわゆる「革命戦死者」への黙祷の際、郡知事のシェフィック・ギュルディビは
起立しなかった。
ビトリス県タトヴァン郡で、タトヴァン郡と民主市民党知事が市長を務める市当局
が主催する第41回タトヴァン東アナトリア祭で「黙祷」事件が起こった。開会式で、
ムシュ県選出の民主市民党スッル・サクック議員、M. ヌーリー・ヤマン議員、ビト
リス県選出の同党ネジル・カラバシュ議員と党員らは、いわゆる「革命戦死者」への
1分間の黙祷で起立したが、郡知事のオルハン・シェフィック・ギュルディビや郡庁の
公務員、一部の市民団体代表者らが起立せず着席していたことは、奇妙な光景と
なった。行進の際には、イヴェント運営会社の関係者だと名乗るヒュルヤ・ダー氏が、
祭の旗のみを掲げるべきであり、トルコ共和国旗をしまうようにと地方警察を促したが、
それは実行されなかった。
タトヴァン郡と民主市民党の知事が市長をつとめる市当局が共催したタトヴァン
東アナトリア祭は、1日午後7時半、第41回目となる開会式を迎えた。約1500人が
開会式に参集した。タトヴァン市役所前に終結した市民は、祭の開催地まで3km
行進をした。しかし行進中、集団は途中で二つのグループに分裂した。片方の
グループは民主市民党派から成っていた。
前方のグループでは、オルハン・シェフィック・ギュルディビ郡知事、民主市民党
アブデュッラー・オク市長、郡庁幹部ら、市民らが巨大なトルコ共和国旗を掲げて
行進した。その約300m後ろには、ムシュ県選出のサクック議員、ヤマン議員とビト
リス県選出のカラバシュ議員、民主市民党派の人々によるグループが行進をした。
このグループが行進の際、「愛国民主青年同盟」と書かれた横断幕が揚げられた
ことが目についた。
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/05(日) 16:27:04 ID:FKVJkYho
タトヴァン東アナトリア祭の開会式を請け負うディヤルバクル県の会社の社員 とされるヒュルヤ・ダー氏は、行進中のトルコ共和国旗について妨害を試みた。 トルコ国旗をもったグループの近くにやってきたヒュリヤー・ダー氏は、地方警察 官に、「この旗に何の用があるの。さあ、なんとかしなさい。」と促した。警察官は ヒュルヤ・ダー氏に「私はそのことに口を挟むことはできません。あなたには指図 する権利はありません」と返答した。 これに対しダー氏は、「トルコ共和国旗ではなく祭の旗のみ必要です」と言った。 この時、その場に居合わせた市民が、「この旗のいったい何が、あなたを不快に させるんだ」と会話に割り込んだ。民主市民党派であると思われるもう一人の 市民は、「それが何であれ、不快なものは不快だ」と述べた。この問答の後、 ダー氏は、国旗を掲げる若者達に「いいえ、だめです。しまいなさい」と言った。 そして警察官に向き直り、「なんとかしなさい」といった。 居合わせた民主市民党員らが、クルド語でダー氏をなだめようとした。 ヒュルヤ・ダー氏はその場から遠のき、緊張状態が高まる前に事態は終決した。 その後、行進に参加した2グループが祭の会場に入った。 開会式でも奇妙な光景が見られた。今年の開会式では国歌が歌われなかった のである。民主市民党員らが、いわゆる「革命戦死者」への黙祷を捧げたのみで あった。この時、ムシュ県選出のサクック議員、ヤマン議員とビトリス県選出の カラバシュ議員、オク市長、その他の民主市民党市役員らが起立して黙祷をする 一方で、シェフィック・ギュルディビ郡知事は起立しなかった。 来賓席で起こったこの事件は大変な注目を集めた。ギュルディビ郡知事と 一緒に開会式に参席した郡庁幹部や、一部の市民団体代表者、村長らも、 黙祷の際、郡知事同様に起立しなかった。特にそのことで揉め事となることなく、 黙祷のあと、開会式に移った。 オク市長の次にオルハン・シェフィック・ギュルディビ郡知事は、まずクルド語で その後トルコ語のアナウンスにより演壇に呼ばれた。ギュルディビ郡知事は、 壇上に上る時、民主市民党員らが拍手をしたことも注意を引いた。
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/05(日) 16:41:58 ID:FKVJkYho
「トルコは大国、言うとおりにはならない」―アメリカ外交官発言に南キプロス側はがっかり
2009年06月30日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Dunya/SonDakika.aspx?aType=SonDakika&ArticleID=1112435 北キプロス・トルコ共和国とキプロス・ギリシャ系管理地域(南キプロス)で
外交的な折衝をおこなったアメリカのマシュー・ブライイザ国務次官補は、
キプロス問題で態度を変えさせるためにアメリカがトルコに圧力を加えるよう
求めたギリシャ議会のマリオス・カロヤン議長に対し、「トルコは大国になった、
アメリカは圧力を加えることはできない」と答えた。
ギリシャ・キプロス側の報道によれば、ギリシャ議会議長で民主党党首の
マリオス・カロヤン氏は、トルコがキプロス問題に関する現在の態度を放棄
するようアメリカが圧力を加える必要があると述べた。ブライイザ国務次官補
はトルコが地域大国となり、アメリカがトルコに圧力を加えることはもはや
できないと述べた。国務次官補はカロヤン議長との会見で、「アメリカが
トルコに圧力を加えることは不可能だ」と述べた上で、以下のように続けた。
「アメリカはトルコに圧力をかけることはできない。もし70年代、80年代、
もしくは90年代ならば可能だっただろうが、現在は地域大国となったトルコは、
完全に独立しており、我々が圧力を加えることはありえない。」ブライイザ
国務次官補のこの発言に対してカロヤン議長は「アメリカによってトルコに
圧力が加えられないとしたら誰も圧力を加えることはできない。この状況下
ではキプロス問題の解決もトルコのEU加盟も不可能だ」と述べた。
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/07(火) 17:11:34 ID:L03cvFQF
子供はどこでも・・・・ トプタン国会議長の東京からきた孫
2009年07月05日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=4&ArticleID=1114251 トプタン国会議長の孫、おじいちゃんの仕事場に大喜び
トルコ大国民議会(TBMM)議長キョクサル・トプタン氏の娘で、日本の首都
東京からトルコを訪れたトゥーバ・ヤヴズさんの息子バトゥハン・ヤヴズくん
(6歳)は、祖父のトプタン議長からひと時も離れなかった。
キョクサル・トプタンTBMM議長は、昨日、ドマルバフチェ宮殿にあるオフィスで、
ポルトガルの首都リスボンで行われたスペシャル・オリンピック(パラリンピック)
2009欧州サッカー大会Aグループで優勝した5人の選手と、トルコ障害者スポーツ
教育協会名誉会長ディレッキ・サバンジュ、同協会のネズメッティン・アイドゥン会長、
運営委員会の委員らの訪問を受けた。
会見の間、キョクサル・トプタンTBMM議長の娘で、日本の首都東京からトルコ
を訪れているトゥーバ・ヤヴズさんの息子バトゥハン・ヤヴズくん(6歳)は、祖父
からくっついたまま離れなった。
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/07(火) 19:25:13 ID:Ia7q8TSo
トプタン国会議長の娘はトルコ航空で働いてるよ。
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/09(木) 18:10:46 ID:YpTYbHc5
イスタンブルで歴史的な正教会サミット―ギリシャ(フェネル東方)正教会とロシア正教会
2009年07月03日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/12002165.asp?gid=229 正教会世界で最も有力な2人の宗教指導者、フェネル東方正教会総主教座の
バルトロメオス総主教とモスクワ総主教座のキリル総主教は本日(3日)イスタン
ブルで一同に会する。この「歴史的」会見によって数百万人の正教徒が属する
2つの総主教座の将来が決定されることになる。
新しいモスクワ総主教座のキリル総主教は本日イスタンブルで、フェネル
東方正教会総主教座のバルトロメオス総主教と初の会見が予定されている。
午後1時半に開始予定のイスタンブルでの会見は、正教会世界で最も有力な
宗教指導者である2人が一堂に会する予定で、正教会世界では「歴史的」なもの
としてとらえている。長い間衝突しあい、その上「明らかに戦争」状態であった
フェネルーロシア関係の将来が今日の会見で決定されることになる。
ロシア正教会のアレクシイ2世総主教はバルトロメオス総主教と一度も折り合う
ことがなかったが、そのアレクシイ2世総主教の死去に伴って約6ヶ月前にキリル
総主教が選出された。彼の初の海外訪問がイスタンブルから開始されることに関し、
何人かの宗教指導者は、「フェネル東方正教会の優位性や歴史、そして伝統を
キリル総主教が認めた」という意味をもつと説明した。
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/10(金) 17:53:06 ID:mg8RxS4I
中国政府へ、トルコ議会から「One Minute ! 」 2009年07月08日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/12033736.asp?gid=233 中国・新疆でのトルコ系ウイグル人への残忍な行為に対して、トルコ
大国民議会は「One miniute(ちょっと待て)」という合図をした。パレスチナ・
ガザ攻撃後に「イスラム友好議員連盟」で起きたのと同様に、議会に387名
の議員がいる「中国友好議員連盟」からの集団的な脱会が始まった。
公正発展党(AKP)の友好議員連盟の議員280名の内、アンカラにいる
50人が昨日脱会した。また、民族主義者行動党(MHP)の友好議員連盟
議員59名も昨日まとまって脱会した。公正発展党(AKP)の議員連盟理事
以外の議員は今日脱会する予定である。更に、中国が攻撃を続けた場合、
理事も脱会することを明らかにした。
もし、共和人民党(CHP)所属議員も脱会した場合、イスラエル友好
議員連盟で起きたのと同様に、全議員の解散後中国友好議員連盟を
解散するということになるだろう。
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/10(金) 23:08:22 ID:IBXcI7eE
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 05:06:01 ID:FibIvjjN
10日付環球時報によると、5日に新疆ウイグル自治区ウルムチ市で発生したウイグル族による抗議・暴動と当局の対応に絡み、 トルコでは閣僚による中国政府に反発する発言が続いた。 レジェップ・タイープ・エルドアン首相は9日、英BBCの取材に対して「われわれとウイグル人は兄弟だ。 事態の進展に悲しみとあせりを感じている」、「中国政府がただちに、人権問題で国際的な基準に合致する措置をとることを希望する」などと発言した。 アフメット・ダーヴトオール外相は「新疆で発生した事態に沈黙していることはできない」と述べた。 メフメト・ザフェル・チャーラヤン商工相は会議で、「中国製品のボイコットで、中国に圧力をかけるべきだ」と発言した。 ただし、政府広報官は「大臣個人の考えであり、政府の立場を表明したものではない」と述べた。 トルコでは貿易や企業団体も中国製品ボイコットを呼びかけるなど、「反中国」の気運が高まっているという。 ********** ◆解説◆ ウイグル民族は中央アジアに多いトルコ系民族のひとつ。トルコ語とウイグル語は近縁関係にあり、 それぞれの言語を使っても意思疎通がある程度は可能という。 ただし、トルコ語はローマ字、ウイグル語はアラビア文字を使っている。 トルコは他のトルコ系民族に強い親近感を持っている。ただし、「自らを、トルコ系民族の“総本家”と考えている」などとする批判的な見方もある。 また、国内にはインド・ヨーロッパ系の言語を持つクルド人問題を抱えており、EUなどは「少数民族の人権抑圧」と批判している。
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 07:21:34 ID:jTKuSpPo
自国でのクルド人虐殺や弾圧は棚上げ さすがトルコクオリティ
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 21:30:27 ID:LOqzUXjm
ブルガリア総選挙、「トルコ人は悪人の元」発言の民族主義政党勝利
2009年07月06日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Dunya/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=2&ArticleID=1114504 ブルガリアで行われた総選挙で、「トルコ人は悪人の元」と発言した首都
ソフィアのボリソフ市長の率いる政党が、過半数に達した。ボリソフ市長は、
連立政権の党首になると見られている。
ブルガリアで、議席数240名の議会の新議員を選出のための総選挙で、
「トルコ人は悪人の元」と発言したソフィアのボイコ・ボリソフ市長率いる
右派政党「欧州発展のためのブルガリア市民」(GERB)が大勝利を収めた。
680万人の有権者のうち、60.2%が投票した選挙の出口調査によると、
「欧州発展のためのブルガリア市民」党は、得票率41%で他党に対し
予測以上の優勢を確保する一方、連立政権のリーダーである(BSP)は
17%の投票しか得られず、大きな失望を味わうこととなった。
大半がトルコ人からなる連立政権の一党「権利と自由運動」(HOH)は
というと、前回の総選挙で到達した得票率を概ね維持し、13%の得票率で
第三党に入った。極右の民族主義政党「ATAKA」の得票率は、前回と比較
して1%増加し、9%であった。一方、トルコを敵視する「秩序・法・正義党」
(RZS)も得票率4.6%に達した。社会主義者らが党首を務める連立政権
の第三党「祖国の独立と発展行動党」は、最低必要得票率の4%を下回り、
議会入り出来なかった。
選挙の出口調査によると、国会議員を議会入りさせる権利を得た6つの
党のうち4党が右派であることが注目を集めている。この状況で議会の
240議席のうち163議席は右派政党が獲得したことになる。
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 21:32:19 ID:LOqzUXjm
この結果によると「欧州発展のためのブルガリア市民」党は、議会に 117名の議員を選出する権利を得たが、単独政権を擁立するのに十分な 得票率には届かなかった。「欧州発展のためのブルガリア市民」党は、 最低必要得票率の4%を超えて議会で17議席を獲得した右派諸政党の 「ブルー連合」と共同で連立政権を擁立させ、首相ポストを獲得する 可能性が高いとみられている。 選挙速報が発表されたあと、「可能な限り早急に」新政権発足を約束した ボリソフ市長は、社会党(BSP)党首であるセルゲイ・スタニシェフ首相と 連立政権の一党である「権利と自由運動」(HOH)のアフメト・ドアン党首に、 これ以後政府として活動に口を出さないよう要求した。国の次期首相に なるかどうかを問うた記者団に、ボリソフ市長は「その質問に“はい” 以外の答えをすることは、国の難局で、厄介なことから逃げているのと 同じことです」。と答えた。 ボリソフ市長は選挙運動の過程で、特に与党の連立政権が経済を 上手く運営できなかったことや、汚職の撲滅が成功しなかった事を攻撃し、 有権者の支持を得た。過去に彼は頻繁に、ブルガリア在住のトルコ人と 「権利と自由運動」党に向けた声明を出している。ボリソフ氏は今年の2月、 イギリスで行われた会議で、ブルガリアの最大の問題は国内に住む トルコ人やジプシー、退職者で成り立つ「悪人の元」であると主張した。 ボリソフ氏は昨年11月にも、ブルガリア在住のトルコ人の改名と、トルコ への強制移住を主張した。ブルガリアでは、1956年から1989年までの間、 共産主義体制で首相を務めたトドル・ジフコフ氏が、1985年に国内に住む トルコ人に向けた包括的な「ブルガリア人化政策」を実行したことがある。
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 21:34:30 ID:LOqzUXjm
ブルガリアで、党員の大半がトルコ人である「権利と自由運動」党の アフメト・ドアン党首は、昨日行われた選挙をうけて擁立される新政権の 未来について、「悲観的」と述べた。ドアン党首は、暫定結果発表の後に 行われた最初の会見で、政府の一党として8年間連立政権の与党であった 「権利と自由運動」が、選挙で大きな勝利をおさめたと述べた。ドアン氏は、 選挙に勝利した「欧州発展のためのブルガリア市民」党の成功を祝福し、 「新政権については悲観的です。しかし成功を祈ります」と語った。 ブルガリアで55万票を獲得した「権利と自由運動」党については、 この選挙によって政治的裾野を拡大することに成功したと述べた。 トルコに住み、トルコとブルガリア両方の国籍を持つおよそ12万人も、 トルコ国内の様々な地域に設置された123か所の投票所で投票した。 トルコ在住の二重国籍をもつトルコ人たちの一部は、バスでブルガリア 南東部のトルコ国境に近いクルジャル市にいく投票の便宜が計られた。 ブルガリアの極右民族主義政党は、トルコで行われる投票や、二重国籍 を持つトルコ人たちの、投票のためのブルガリア入国に反対していた。 各政党の獲得議席数: 欧州発展のためのブルガリア市民党(GERB) 115議席 ブルガリア社会党(BSP) 42議席 権利と自由運動党(HOH) 35議席 ATAKA 21議席 ブルー連合 17議席 秩序・法・正義党(RZS) 10議席
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 22:27:23 ID:gA+blSr0
10日付環球時報によると、新疆ウイグル自治区ウルムチ市で5日に発生したウイグル族による抗議・暴動に絡み、 トルコでは首相をはじめ閣僚による「中国政府がただちに、人権問題で国際的な基準に合致する措置をとることを希望する」、 「中国製品をボイコットすべきだ」などの発言が相次いだ。 これに対して、中国のポータルサイト環球網が行ったアンケートでは、回答者のほとんどが「内政干渉だ」との怒りを示した。 同アンケートでは10日午後6時45分現在、回答者の96.4%が、トルコ政府が「中国への内政干渉を行っている」との見方を示した。 「行っていない」とした回答は1.6%だった。11日午前11時55分になっても、「内政干渉だ」とする人は96.3%で、状況は変わらない。 「トルコ政府に怒りを感じる」とした人は10日午後6時45分現在で96.4%、11日午前11時55分では96.0%。 「感じない」と回答した人は、いずれの時点でも1%以下だった。 環球網は「中国とトルコの関係は近年来、順調に発展してきた。2003年11月にトルコでテロリストによる連続爆破事件が発生した時にも、 中国人民はトルコ人民の側に立ち、中国メディアはトルコを見下す報道を一切行わなかった」と反発した。 さらに、トルコ国内では連日のように新疆独立を求めるデモが発生しているが、トルコ政府は放置していると主張し、 「トルコ政府は一貫して、中国の新疆政策を批判する役を演じている」と非難した。 トルコでは貿易や企業団体も中国製品ボイコットを呼びかけるなど、「反中国」の気運が高まっているという。
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/12(日) 14:00:26 ID:b4Y574tq
クルド自治政府のバルザーニ議長の参謀であるフォアード・フセイン氏が、 意味深長な発言をしている。この発言は、クルド人の本音であると同時に、 願望でもあろう。彼はアメリカ軍が2011年に撤退した後、イラク国内状況に ついて、ほぼ間違いなく各派間の戦いが起こるだろうと予測している。 つまり、シーア派アラブ、スンニー派アラブ、クルドの三つ巴の戦いになる だろう、と予測しているということだ。 そして、彼の予測によれば、三つ巴の戦いになれば、スンニー派アラブ人 はアラブ諸国によって支援され、シーア派アラブ人はイランによって支援 されるだろうということだ。アラブとイランが潜在的に対立しており、イラクの 覇権がイラク国内のスンニー派によって握られるのか、シーア派によって 握られるのかということは、今後の中東地域、中でも湾岸諸国にとっては 大きな問題なのだ。 シーア派がイラクの覇権を握れば、述べるまでもなく、イラク・イラン関係 は促進され、イランとイラクは双方の利益を考え、湾岸諸国に対し協力して 圧力を強化していく事が予測される。そればかりではない。イラクがシーア派 の手に落ちた場合、イランとの良好な関係から、シリアとの関係も推進され、 イラクの石油はシリアに抜けて外国に輸出されることになろう。そのことは、 トルコにとっては極めて不愉快なことであろう。 そうなれば、イラクとヨルダン・トルコとの関係は悪化し、パレスチナは ハマースの勢力が増し、レバノンもヘズブラの勢力が増すことになろう。 つまり、穏健派アラブ諸国は、押しなべて中東地域での影響力を弱め、 存在感が低下して行くということだ。もちろんエジプトも、その波を直接的に 受けることになろう。エジプトではムバーラク大統領が高齢であることから、 次男ガマール氏への権力の委譲工作が進んでいるが、それも不確かな ものになって行こう。
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/12(日) 14:03:20 ID:b4Y574tq
イラクの覇権がスンニー派の手に入れば、これとは逆で、湾岸諸国との 関係、ヨルダン・トルコとの関係は改善していくのではないかと思われる。 もちろんエジプトとの関係も良好なものになる。 イラクの覇権をシーア派が握っても、スンニー派が握っても、クルドに とっては極めて危険なものであろう。クルドはキルクークの石油資源を 巡り、いずれの側とも緊張関係にあるからだ。まさに四面楚歌のクルドが 唯一頼れるのはトルコしかあるまい。これまでトルコとクルドとの関係は、 PKK問題があることからギクシャクしてきていたが、クルドはいま生き残り と資源獲得をかけ、トルコとの関係を強化する必要があるということだ。 フォアード・フセイン氏は「シーアにはイランが、スンニーにはアラブが、 そしてクルドにはトルコが必要だ。」「我々には独立する権利があるが、 それが不可能ならイラクは民主国家ではないのでトルコに加わりたい。」 と語ったのはこうした事情からだ。それはトルコの望むところでもあろう。 何の苦労もなく、クルド地区がトルコに転がり込んでくるのだから。
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/12(日) 22:37:18 ID:SLJaQySW
トルコは中央アジアを起源とする民族的なつながりを背景に、1960年代から亡命ウイグル人を受け入れてきた歴史があり、現在、2〜3万人の亡命ウイグル人がいるとされる。 ただ、今回、国内世論をかき立てているのは、主にMHPに代表される汎トルコ主義運動と、ソ連崩壊後の中央アジアの“イスラム化”を狙ってきたトルコのイスラム勢力だと指摘されている。 両者は連携関係にはないものの、MHPは国外のトルコ系民族との民族的一体性を訴える。イスラム勢力の方は、90年代以降、中央アジアで活発な活動を続けてきた、ある裕福な教団(指導者は現在、米国に在住)が無視できない存在だ。 エルドアン首相は、政党として競合関係にあるMHPの“得点”を封じ込めつつ、自らの支持母体である宗教勢力に配慮を示したのが今回の発言の背景だが、AKPのもう一つの支持基盤である中小企業経営者たちの利益を損なうこともできず、そのかじ取りは難しい。
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 04:21:33 ID:X9hLnhNT
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 04:22:47 ID:X9hLnhNT
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 04:25:20 ID:X9hLnhNT
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 17:41:00 ID:sXNktR6+
ウイグル人指導者にヴィザ発給する―エルドアン首相、発言 2009年07月09日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=867713 エルドアン首相は、イタリアに出発する前に記者会見を行なった。
エルドアン首相は世界ウイグル会議の代表であるラビア・カーディル氏が、
もし申請したなら、ヴィザを発給することを明らかにした。
レジェップ・タイップ・エルドアン首相は、新疆ウイグル自治区における事件に
関する対応を始めたことを明らかにし、「わが外務省は、この問題に関して
中国のアンカラ大使を外務省によび、必要な面会を行なった。今回の事件が
暴挙であり、一刻も早く終止させなくてはならないと話した」と述べた。
エルドアン首相の言葉を受け、ラビア・カーディル氏はトルコに来るために
ビザの申請をすることを明らかにした。この朗報はウイグル・トルコ人にとって
大きな喜びとなった。
世界ウイグル会議副議長であり、東トルキスタン協会会長であるセイト・
トゥムトゥルク氏は、「首相と面会しました。ラビア氏がトルコへ来ることは
とても重要です。首相が両者(中国政府とウイグル人)の妥協を促すでしょう。
この事件についてイニシアチブをとることになるでしょう。このようなことが
できるリーダーは世界になかなかいませんが、首相はその一人です。
私たちは彼の言葉を待っています。3500万人のイスラム教徒トルコ人が
彼の言葉を待っています。私たちの首相にとても感謝しています」と話した。
トゥムトゥルク氏は、以下のように言葉を続けている。
「私たちが、祖国以外で、快適に住むことができる国はトルコしかありません。
2億5千万人のトルコ人世界と、15億人のイスラム世界のリーダーはトルコです。
正直に言いますが、ラビア氏がトルコに来ることについて、当時、まったく問題は
ありませんでした。なのにメスト・ユルマズが首相をつとめていた時代に、トルコ
政府の手でトルキスタン出身者の声はかき消されました。ラビア氏がトルコに
来ることにはまったく問題はなかったのです。」
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 18:29:19 ID:sXNktR6+
コラム:ホンジュラスの教訓 2009年07月08日付 Cumhuriyet紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090709_180301.pdf 「社会的生活とは、本来、実践に関する事柄である。理論を神秘主義へ仕向ける
総ての神秘性が合理的な解決を人間の実践とその実践の理解において見出す。」
昨月ホンジュラスで現実となった軍事クーデター(実践)は、トルコで暫く前から
我々が経験している最も軽い表現で「曖昧な」(神秘性に満ちた)「クーデターの脅威」
や「クーデター支持者たち」にまつわる議論を考察する上で役立つ良い例である。
しかし、この「神秘的な」議論は、偶然で「非合理的」なものだと考えてはならない。
注意深く見ると三つの成分によって構成される論理が作用していることが分かる。
一つ目は、政治的イスラムのヘゲモニー形成期において既存の、そして未来の
反対勢力の抵抗戦線を崩そうと試み、連携勢力を結集させようとする力学である。
二つ目は、深まる経済危機が表舞台に呼び寄せる社会的反発をその主要目標から
他の方向へ差し向けなければならない、という「構造」の必要性であり、三つ目は、
左翼・社会主義勢力の一部が政治的イスラムや「構造」の必要性に降伏したこと
である。この降伏の原因を多分(個人的利益への期待を除けば)社会概念をその
構造的特性や階級的力学から疎外して文化的な領域のみに帰させるポストモダ
ニズムの諸々の影響に求めなければならない。
トルコにおいてクーデターに関する議論は、歴史が忘却され、諸々のクーデター
の階級的、そして「構造的」な要因を否定されて、専ら、退役軍人や退職大学学長
や新聞などのオピニオンリーダーに加えて、深層国家の廃れて暴かれた要素から
なる不可思議な混合体に集中し、解読不可能な虚構や陰謀論に終始している。
しかし、ホンジュラスで現実となったクーデターを見ると、それが実践において
どのように経験されているかはよく見えるのである。
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 18:30:33 ID:sXNktR6+
軍事クーデターは、支配階級の利益や経済構造の持続性が危険に晒された 時に具現化し、現役の軍人によって、(「構造」を構成する機関によって)実現 されるものである。軍事クーデターは、如何なるときも、地域の地政学の一部 として国際的なヘゲモニー勢力の支援によって、そしてそのヘゲモニー勢力の 利益に即した状態で実現されるものである。 もともと、これらの条件は総て、細かく織り出された関係性の網を形成している。 軍隊は、ヘゲモニー勢力の軍隊と技術的・イデオロギー的に関節接合している。 支配階級は、国際資本と結合している。軍隊と支配階級の間に直接・間接(回転 ドアシステム)の資源や人員やイデオロギーの遣り取りがある。これらの条件の 一つでも欠けていれば「従属国家において」軍事クーデターは現実とならない。 実現できると夢見る者は「構造」にとって脅威とはならず、直ぐに且つ容易に排除 される。また、この排除過程は構造の強化に役立つ形で進むものである。 ホンジュラスは、米中央情報局及び米軍の地域的作戦にとって非常に重要な 拠点である。ホンジュラス軍の上層部はいつも、米国の著名な「拷問専門家 育成学校」で訓練された軍人の中から選出される。 軍事クーデターで倒れたゼラヤは、そもそも国の首長選挙を2005年に自由党 の候補者としてビジネス界の支持を得た綱領によって勝ち取っていた。しかし、 経済状況が悪化するにつれて高まった社会的反政府勢力を味方に引き寄せる ために、徐々に国民派の民衆派の立場を取り始めた。ゼラヤは「オリガーキー」 (寡頭制)を不正な利益を得たと批判し、最低賃金を60%上げ、地域において 米国の自由貿易プロジェクトに対して形成してきたボリバル派ブロックに参加した。
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 18:33:48 ID:sXNktR6+
この動きに対して、ホンジュラスの支配階級は力を結集できるよう努力し始め、 米中央情報局に支えられる米国外交(体制改変)手段のうち米国国債開発局 (USAID)及び全米民主主義基金(NED)から資金援助を受け、さらにアルカ ディア財団のような闇組織の応援によって「平和と民主主義の運動」を形成 していた。また、ゼラヤが政権の維持継続のために再選を可能にする法改正を 模索していたのである。軍隊の介入は、この法改正を憲法違反だとすることを 根拠としている。 米国がこのプロセスに最初からかかわってきたことは、そのどっち付かずの 躊躇いのみならず、上層部の外交官の一人の「隊長たちと話し合っており、 クーデターを阻止しようとしたができなかった」との発言からも理解できる。 The Guatemala Times紙の「ホンジュラスのクーデターは、氷山の一角に 過ぎない。次は誰の順番だろう?」と題された社説は、米国の地域において ALBAに対して新たな主導権争いの始まりを示唆している。
342 :
糞ケトウ死ね!!!!Fuck USA!! :2009/07/13(月) 19:37:02 ID:BS8gwiw9
アルサラームレ根!!!!!!!!!! イスラム勢力と強力関係に持ち込もう!!!!!!!!!
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/16(木) 22:05:43 ID:3cNmN9yL
中国、「エルドアン・トルコ首相は発言を撤回せよ」 2009年07月15日付 Milliyet紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090715_134005.pdf トルコのレジェプ・タイイップ・エルドアン首相が中国新疆ウイグル自治区の
騒乱を「民族浄化だ」と明言したことに対して中国側は強く反発した。中国国内
で英字で発行されている政府系の「チャイナ・デイリー」は昨日掲載された
社説において、エルドアン首相に発言を撤回することを求めた。
同紙は、「真実を歪めないように」という見出しで、騒乱で亡くなった184人の
うち137人は漢民族であり、このバランスが「騒乱の核心を明らかにした」と
述べている。同紙はエルドアン首相に対し、「中国の内政に干渉する発言を
撤回するよう」求めた。また同紙では、エルドアン首相の非難が、「無責任」で
「根拠のないもの」だと述べ、この種の発言は「ウイグル族と漢民族が、
永久的な平和を求める上で助けには到底なりえないもの」とも記された。
中国外務省秦剛(シン・ゴウ)報道官も、新疆ウイグル自治区で起きた
「深刻な暴力事件」の後で中国が秩序と安定を維持するために行動している
と述べ、「いったい、どこの国で、これを民族浄化だと呼ぶのですか」と話した。
中国の知識人によって発表された書簡で、先週から連絡を取れないでいる
ウイグル人経済学者のイルハム・トフティ氏を解放するよう求められた。
100名以上の中国人知識人の署名つきでネット上で発表された書簡では、
トフティ氏は人生を民族集団間の友好や問題の解決に捧げたウイグル人
知識人だったと述べている。
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/16(木) 22:07:21 ID:3cNmN9yL
ギュル大統領、中国ウイグル人問題で「必要なことは全てやっている」
2009年07月10日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=944497 アブドゥッラーフ・ギュル大統領は、中国の新疆ウイグル自治区で起きた
事件に関し、「必要なことは全てやっている」と語った。
ギュル大統領は金曜礼拝を終え、オスティムにあるアブドゥルカディル・
ゲイラニ・モスクを離れる際に報道陣の質問に答えた。大統領は「ウイグル
で起きたことを、不安と恐れ、そして深い悲しみをもって見つめています」、
「暴動、殺人の責任を明らかにし、説明することが、中国のような偉大な
政府には求められます」と発言した。
ギュル大統領は、つい先日訪中し会談し、二国間の関係と友好が
より強固なものになるよう努力したと説明し、次のようにコメントした。
「ウルムチで人々が非常に大きな困難に直面していることに、我々は
当然のことながら深い悲しみを覚え、不安を感じています。私が望むのは、
中国政府がこの事件を極めてオープンに、客観的に、透明性をもった形で
評価することです。それが中国のような偉大な政府にふさわしい行動でしょう。
犯罪者を逮捕し、ウイグル人の権利や法を最善の方法で守り、暴動や殺人
の責任を追及し、説明を求めること、これらが中国政府のような偉大な政府
に必要なことです。今回の事件を出来るだけ早期に終わらせ、事件を引き
起こした者たちをきちんと裁判にかけることを期待します。それはウイグル人
の同胞として、我々の当然の権利でしょう。」
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/20(月) 20:12:13 ID:FivvEJJT
同化策をやめよ:エルドアン首相、中国政府に向け発言
2009年07月12日付 Hurriyet紙
http://hurarsiv.hurriyet.com.tr/goster/haber.aspx?id=12054131&tarih=2009-07-12 タイイップ・エルドアン首相は(公正発展党の)エルズルム県党大会で
中国に対し呼びかけを行い、「この同化策で得るものは何一つない。
これらをやめなさい」と語った。またエルドアン首相は、ジェマル・ギュル
セル体育館での会合で次のように述べた。
虐殺、人権侵害、罪のない一般市民の権利剥奪をしておきながら、
どんな国家、社会も平和や安定、信頼にたどり着くことはあり得ない。
このような同化策をしようとする中国政府に我々は言う、この同化策で
得るものは何一つない。これらをやめなさい。我々が中国政府に要求
するのはこの事だ。このような残虐行為に対しては、相手がウイグル人
であっても中国人であっても、我々は決して大目に見ることはできない。
ウイグル人の経験した苦しみは我々の苦しみである。かの地に暮す
我らが同類の者たちや同胞のため、外交のなかで、国際法の枠組み
の中で、そしてわれらが立っているあらゆる基盤の上で、我々は我々が
為すべきことを行うつもりであり、世界中の人々の心にそして世界各国に、
この問題に対して敏感であるよう訴え続けるつもりである。
MHP(民主主義行動者党)のバフチェリ党首へ、思えばあなたは昔
中国旅行に行きましたね。その旅行の時、そこで問題は起こっていた。
それなのに今になって気前よく口約束をばらまいている。ウイグル大学
では50年間ウイグル語で教育がなされていたのに、あなたがそこへ
旅行に行った時、その時期にウイグル語は禁止された。
私は聞きたい。あなたは何をしたのですか?当時あなたは副首相
でしたね。何か声を発しましたか?今になって、立ち上がって英雄的
行為をしたようですが、我々に対して英雄的行為はしないで頂きたい。
それよりも行動を起こしてください、行動を。 (後略)
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/20(月) 20:17:51 ID:FivvEJJT
PKKと「ダム闘争」―紛争地域で進むダム建設 2009年07月11日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&Date=&ArticleID=944601 国家水道局の地図によれば、特にシュルナック付近のPKKキャンプ前方に
ダムを建設し、水による防護壁が築かれる予定である。ハッカリ国境では
4つのダムが建設される予定である。
ハッカリ―北イラク国境において昨年、国家水道局(DSI)によって建設が
開始され、2010年から2011年にかけて終了すると計画されているダムの
運用開始によって、PKKのメンバーが国境地帯において嘗てのように自由に
行動できなくなるといわれている。
民主市民党員は「水で国境が引かれようとしています。ダムのせいでこの
地域で強制移住が行われることになります」と述べた。
国家水道局によって、イラクとイラン国境地帯においてエネルギー備蓄の
目的で立てられた計画の枠組みにおいて、昨年当該地域において「対PKK
安全保障ダム」と名付けられた11のダムの入札が行われ、工事が始まった。
シュルナック国境で7つ、ハッカリ地域では4つのダムが運用を開始した場合、
PKKのメンバーの国境からの侵入を防ぐことになると言われている。
シュルナック国境のウルデレ郡からハッカリのチュクルジャ郡に亘り国境
を形成するアイナテペ丘、ギュルブル山、ベネジッキ山、そしてデュウン山の
深い谷と戦略地点とPKKのメンバーが当該地域で隠れ家としている何百もの
洞窟がダム湖の水に沈む。
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/20(月) 20:20:16 ID:FivvEJJT
国境を形成する山々の北イラク側ではPKKの大小の多くのキャンプがある。 北イラクのザホ県上部にある国境地帯にあり、最も多く使用されるキャンプ の内の一つであるハフタニンの隣にあるケジャン、ナズドゥル、ハッカリの チュクルジャ郡の向かい側ではメティネとザップ、そしてシェムディンリの 向かい側ではアヴァシン―バシャン間とハクルク―ケラレシュのキャンプが ある。PKKメンバーのシュルナック方面からトルコへの侵入は山を囲むダム の水によって阻止されることになるという。 民主市民党のシュルナック県選出のセヴァヒル・バユンドゥル議員は、 ダムに反対している。一つのダムの建設には、着工までの準備期間として 2年から3年を要する点に注意を促したバユンドゥル議員は、「これらのダム においてこの過程は省略されてしまった。そして建設にすぐに取りかかった のだ。このダムが建設される地域では経済的および生態的バランスが 崩れてしまう。同時にその谷間の居住地は水の中に沈んでしまうだろう。」 「これは恰も新たな強制移住計画のようだ。これは、地域の無人化計画と 呼ぶこともできるだろう。これらのダムによってクルド人の間に政治的、 経済的国境線が再び引かれようとしている。他方で、ダムが建設される 地域の村々とイラクに住むクルド人はお互いに親戚同士である。イラクと トルコにおけるクルド人は、恰も互いに分断されようとしているのである」
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/21(火) 00:06:22 ID:t208/rIl
「カスピ海にアンタリアを」―トゥルクメニスタンに大型トルコ系ホテル開業
2009年06月15日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/ekonomi/11873620.asp トゥルクメニスタンのアヴァザ地区をアンタリアのような観光天国にしようと目論む
トルコのビジネスマンたちは、10億ドルのホテル投資をおこなった。既に完成している
5つのホテルは、トゥルクメニスタン大統領ベルディムハンメドフとトルコの文化観光
大臣エルトゥールル・ギュナイによってテープカットがなされた。全部で1100床を持つ
この5つのホテルにより、トゥルクメニスタンの観光客収容率は1日で25%アップした。
世界で5番目の天然ガス埋蔵量をほこるトゥルクメニスタンは、新たなステップとして
観光を取り上げたいと考えている。この為カスピ海沿岸に位置するトゥルクメンバシュ市
を観光地区とすると宣言したトゥルクメニスタン政府は、10億ドルものホテルプロジェクト
を立案した。現在の時点までに完成している5つのホテルは、トルコの4社が建設した。
トゥルクメンバシュ市のアヴァザ地区におけるホテルのオープンのテープカットは、
トゥルクメニスタン大統領ベルディムハンメドフとトルコの文化観光大臣エルトゥールル・
ギュナイによって行われた。トゥルクメニスタンにおける新たなホテル建設のために、
今後実現される全プロジェクトの規模は70億相当と見られる。ベルディムハンメドフ
大統領は、2011年に観光地区における全てのホテル営業を開始し、この観光地区が
最も重要な観光の中心地のひとつになると語った。
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/22(水) 23:54:29 ID:rsXWV/Rl
エルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣は、「トルコは観光業において世界で7番目 に急成長している国だと申しましたが、ベルディムハンメドフ大統領は、それは謙遜で あり、トルコの観光業における実績から学びたいとおっしゃった」と語った。ギュナイ 文化観光大臣はトルコの観光業関係者がシリアでの事業展開や、トゥルクメニスタン における投資において影響力を持ち始めていると話し、「ベルディムハメドフ大統領は、 トゥルクメニスタンの観光業が発展するために大きな期待を寄せており、これについて トルコからのサポートを望んでいる」と述べた。 トルコ旅行業協会(TURSAB)のバシャラン・ウルソイ会長は、観光地区についての 情報を提供する一方で、「トゥルクメニスタン側は石油と天然ガスのほかに観光に おいても決定権を得たいと考えている。トルコとしてはこの点についてサポートする。 トゥルクメニスタン政府は観光専門学校の創設も望んでいるが、TURSABとしては 学校の開校の代わりに、専門家を派遣する方針でいる」と話した。ウルソイ会長は、 トゥルクメニスタンの学生がトルコで教育を受けるということも考えている。ウルソイ 会長はアヴァザ地区にとってアンタリアが手本となっていると述べた。 トルコ旅行業界(TURSAB)のウルソイ会長は、現在トゥルクメニスタンの観光客 収容数は全部で4000床であると話した。そして、現在トゥルクメニスタンで5つ星の ホテルは1件しかないが、アヴァザ地区で建設されているホテルは全てが5つ星 クラスであると話した。 この5つのホテルのうち2件をセヒル建設が、そのほかをイチカレ社、ポリメクス社、 デルタ建設が行った。セヒル建設は、カスピ海沿岸で土地を買収し、更にもう1件の ホテルを建設する。さらにこのホテルで使用するため、全長65メートルのヨットも 購入した。現在までに建設されたホテルの建設コストは10億ドルで、総ベッド数は 1100床、1人あたりの一泊分の料金は100ドルから150ドルとなる。2月に建設が 始まったトゥルクメンバシュ空港のオープン後は、ヨーロッパからも観光客を見込む。
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/24(金) 19:48:31 ID:/Fgw1MLL
トルコの禁煙法、世界のメディアの話題に 2009年07月20日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Guncel/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=24&ArticleID=1119386 トルコで昨日(19日)施行された、公共の室内空間での喫煙の禁止が、
世界の関心を集めている。
フランスのルモンド紙は、「トルコで禁煙法−ムラト4世、死後の勝利。
大変恐れられたオスマン朝スルタンのムラト4世はおそらく墓の中で勝利を
味わっていることだろう」と報じた。スペインの高級紙のひとつエルパリス紙は、
同じニュースを、「”トルコ人のようにタバコを吸う”という表現はもう使えない」
と伝えた。
イギリスの放送会社BBCは、トルコ国民が禁煙法を支持したことを強調する
一方で、「しかしイスタンブルのBBC特派員は、かなりのトルコ人が、禁煙法を
民主的権利の侵害と見ていることを伝えている」と報道した。
アメリカの雑誌タイムは、その記事で、トルコが禁煙法を認めた理由を、
「参加を目指しているEUの諸規則の実現のため」だとした。さらに、この法律が
「イスラム教を拠り所とする現政権の、喫煙と飲酒に対する根本的なところでの
不寛容とも合致する」と述べた。
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/24(金) 20:00:48 ID:/Fgw1MLL
ナブッコ・パイプラインの警備は、EU特別軍が担当 2009年07月16日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Guncel/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=24&ArticleID=1118016 政府間の条約調印によって、活動が加速したナブッコ計画で
パイプラインの警備にはEU特別軍が担当することが明らかになった。
エネルギー・天然資源省上層部は、トルコにおけるパイプラインの警備は
公的に行われ、計画に参画する他の国々ではこの任務は会社に関わる
ものであると話し、「このための法律を整備するために働きかけています。
パイプラインの大部分はトルコに敷かれました。警備を特別軍が担当する
ことは、予想される弱点では我々の責任を減らすことになります」と話した。
カスピ海の天然ガスがトルコを経由してヨーロッパに運ばれることを目指す
ナブッコ計画に関して、新たな詳細が明らかになってきた。調印された共同
宣言によると、6ヶ月内に計画支援の条約を締結すると定めた協力国が、
始めにパイプラインの警備に関して話し合いを始めたことがわかった。
これによると、全長3282キロメートルのパイプラインの警備は各国の警備力
に頼らない。ナブッコ計画のパイプラインの警備はEU特別軍が担当する。
エネルギー省上層部は、トルコで全パイプラインの警備についての議論
では、ジャンダルマ(憲兵)が担当し、しかし他の国々ではこの任務が会社に
関係してくると話した。上層部は、このため議論の内容を変えようと計画
していると伝えた。
更に、パイプラインの内1998キロメートルがトルコに敷かれることも強調し、
「これは国際的なプロジェクトなのです。パイプラインの警備を全ての国々
が民間会社に委ねる一方で、なぜこの任務を我々のジャンダルマが担当
しないとならないのでしょうか。警備がEU特別軍に関係するものとなると、
予想される弱点ではこの特別軍が責任を担います。つまり、トルコに警備
義務はないのです。勿論、公的秩序の確保の職務は、我が公安担当が
常に権限を持ち、責任を担っています」と話した。
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/30(木) 17:24:37 ID:wZtpfr3W
「日中間に“カーディル”危機」 2009年07月27日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/dunya/12154909.asp 中国は、予定されているウイグル人独立派の指導者ラビア=カーディル氏による
日本の首都・東京への訪問を、激しく非難した。
日本の共同通信の報道によれば、在日中国大使のスイ=ティエンカイ(崔天凱)氏
は記者会見の場で“日本である重大犯罪が起こり、その首謀者を第三国が招聘した
としたら、日本の人民はどう感じるだろうか?”との表現を用いて語ったとのこと。
スイ(催)大使はまた、ラビア氏の訪日が、近年好転しつつあった日中関係に害を
もたらすのは許されるべきではない、と警告しつつ、“共同で取り組む必要のある
案件が一人の犯罪者により損なわれたり、もしくは共通の利益に向けられている
注意が他の件にそれてしまうのは防がねばならない”と言った。
中国は、今月、新疆ウイグル自治区に於いて発生し、200人に近い犠牲を出した
騒憂事件を計画したとして亡命中の世界ウイグル会議の指導者、ラビア氏を訴追。
一方のラビア氏は、こうした主張を否定している。
ラビア氏は、日本の首都・東京で7月29日に開かれるシンポジウムで講演を
行ったり、またメディア向けに記者会見を開くことになっている。来日が待望されて
いるのはそのためだ。
中国ウオッチャーらが注目しているのは、中国政府が、昨年発生した民族紛争を
扇動したとして訴追しているチベット亡命政府の指導者ダライ・ラマの外遊については
常々非難してきたのに対し、ラビア氏の外遊を声高に批判することなんて、これまで
ほとんどなかったという点である。
353 :
宣伝失礼 :2009/07/31(金) 10:26:22 ID:prJqUwgO
354 :
宣伝失礼 :2009/07/31(金) 17:52:20 ID:YkEZWYDh
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/04(火) 20:02:22 ID:Wzw7uipp
ギリシャ、エーゲ海で海底資源探索へ 2009年08月02日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=947848&Date=03.08.2009&CategoryID=81 ギリシャの開発大臣のコスタス・ハジダキス氏は、ギリシャがエーゲ海で
石油と天然資源ガスを探索・産出する活動を始めることを明らかにした。
ハジダキス氏は、アテネで発行されている新聞エレフテロティピア紙に
寄せたメッセージで、「この件で新しい法の制定に向けて取り組んでおり、
新法は、今年度末までに議会に提出されるであろう。」と語った。
新法制定が、1990年以来有効である法の枠組みを、投資者にとって
より魅力的なものとすることを目的とし、EU法規約に適い、近代的な環境
への配慮に注意したものとして準備していることを表明したハジダキス氏は、
「よりわかりやすく言おう。近年の状況も考慮し、「門戸開放策」と言われる
方式を実施したい。」と述べた。
ハジダキス氏は地下資源探索がエーゲのどの地帯でなされるかという
問題については、「関係する全てのパラメーターを考慮するため、経済相、
外交相、開発相、環境相から成る4人の会議によって決定されるであろう。」
と発言した。
ハジダキス氏は、「トルコがこの問題に反対しているが」との質問にも答え、
「ギリシャには領有権があり、この件で明確な態度を取ることに変更はない。」
と述べた。ハジダキス氏は、「しかしながら、探索は、私達が手にしている
データと国の優先事項を考慮し、実行される。言いかえれば、探索では、
石油発見の確率、環境保護、そしてもちろん外交的な要因も配慮される。」
と話した。
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/04(火) 20:13:05 ID:Wzw7uipp
NATO賢人委員会に、トルコ人メンバー任命へ 2009年07月30日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/dunya/12184524.asp?gid=229 トルコの反対の後、議論の中でNATO事務総長に選ばれたアナス・
フォー・ラスムセン元デンマーク首相は、トルコ人が「NATO賢人委員会」の
メンバーになることを承認した。その人物は、退任した大使のウミト・パミル氏
であることが判明した。パミル氏の任務は公式に8月3日に表明される。
29日ブリュッセルで開催された式典で任務を公式に終えたヤープ・デ・
ホープ・スヘッフェル事務総長は、先月トルコに別れの訪問をした際にこの
方向で提案をした。外務省も「NATO賢人委員会」にパミル氏を推薦した。
■ 故エジェヴィトの顧問だった
パミル氏は、ビュレント・エジェヴィト元首相の外交政策担当の首席顧問
を務め、2004年から2006年までの間トルコのNATO常駐代表として任務を
務めたあと退任した。ラスムセンNATO新事務総長は、パミル氏を含む12人
からなる委員会と、NATOの拡大発展のテーマで密接な協同を行うことに
なるだろう。賢人委員は、自国を代表することはないだろう。
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/04(火) 22:31:37 ID:Wzw7uipp
MHPバフチェリ党首のAKP「クルド問題解決策」批判へ、AKPから反論 2009年07月31日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=947575 公正発展党(AKP)副党首のアブドゥルカディル・アクス議員は、民族主義者行動党
(MHP)バフチェリ党首の「(AKPによる)クルド問題解決政策」批判に対し、厳しく反論した。
「頻繁に人々の恐怖心を煽り、暴動や差別の感情を増大させては愛国者には成れない
ことを、バフチェリ党首に誰かが言って聞かせる必要がある。度々首相に暴言を吐き、
中傷しているが、それでは国民の支持を得るどころか、それを失うことになるだろう。
わが国のもっとも大きな問題に対し、政治責任をともなう行動をとらない者、対立・
緊張をあおる立場をむき出しにしている者は、自分たちがいかに無責任であったかを
選挙ではっきりと知ることになるだろう。」
トルコ実業家協会(TUSIAD)、DTPを訪問 2009年07月29日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Ekonomi/Default.aspx?t=29.07.2009&c=3&area=6&i=201626 民主社会党のアフメト・テュルク党首は、テロ組織の指導者であるアブデュッラー・
オジャランが示すロードマップに大きな関心が寄せられていると言い「これほど興味を
持たれているのだから、当然彼の役割や重要性も出てくるだろう。このことから目を
逸らすことはできない。我々は現実的になる必要がある」と話した。
トルコ実業家協会(TUSIAD)のアルズハン・ドアン・ヤルチュンダー会長の一団は、
テュルク党首をトルコ大国民議会の執務室で訪問した。テュルク党首は約30分の
面会のあと記者団の質問に下記のように話した。
「政府は問題解決の道筋を立てるうえで、オジャラン氏と対話をすべきか?」
との問いには、「もちろんだ。社会や世論はみな、オジャランがどんなロードマップ
を示すのか非常に高い関心を抱いている。これほどの関心があるということは、
当然その役割や重要性も出てくるだろう。このことから目を逸らさず、現実的に
なるべきだ」と回答した。また「対話は行われるべきか」の問いには「それによって
生まれる枠組みづくりが大切だ」と話した。
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/07(金) 00:14:09 ID:uVXWUxX5
オジャラン終身刑囚、「8月15日で身を引く」 2009年08月03日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Siyaset/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=4&ArticleID=1124174 アブドゥッラー・オジャランは、8月15日にクルド問題解決のための
「ロードマップ」を発表した後に、一連のプロセスから身を引くと話した。
オジャラン氏は、金曜日に弁護士らと週に一度の面会を行っているが、
彼が出した声明は分離主義テロ組織に近い筋のネットサイトで発表された。
オジャラン氏は、民主市民党を含め、どの政党も問題を完全に理解し、
把握できていなかったと主張し、過去にトルコで革命を起こそうと考えた
ことや、さまざまな痛みを生み出さないように、民主的な手段と秩序立った
解決策を取ってきたことを強調した。
8月15日に明らかにされると言われる「ロードマップ」のあと、解決策が
どのようになるかについて、クルド政党のクルド労働者党(PKK)や民主
市民党(DTP)は自身で決定を下すであろうと説明したオジャラン氏は、
以下のように述べた。
「私は、この島(刑務所)から山に居る活動家らについて、あれこれ決める
立場には無いのです。皆が、私に問題を解決させようとしています。
この問題の中にはたくさんの要素があります。私はこれらの要素全部を
支配しているわけではありません。連絡も受けとる事はできません。
殆どのことを知らないのです。」
「しかも、社会的現象は思った通りには進まないのです。誰か一人の
人間によってどうにかなるものでもないのです。社会的現象の成り行きは
非常に多面的です。このことをよく理解しなくてはなりません」
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/07(金) 00:16:22 ID:uVXWUxX5
イスラム保守派カフェ、ショッピングモールで騒動の種に 2009年07月31日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yasam/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=5&ArticleID=1123331 バクルキョイのキャパシティ・ショッピングモールで1年半、ダヴィドフという
カフェを経営しているザーフェル・オズテュルクさんは、経済危機により客を失うと、
イスラム保守派の人々向けのサービスすることに解決策を見出した。
ハベルテュルク紙が明らかにしたニュースによると、カフェでジャズの代わりに
民謡とイスラム神秘主義音楽を流し始め、ミニスカート姿の給仕の代わりに、
スカーフを着けた人を雇い入れた。自らが決めた方法でカフェを閉店から救った
この「保守的状態」は、ショッピングモールに不安を生み出している。オズテュルク
さんは、モールの経営陣から「殺人脅迫を受けた」として、検察に訴えた。
23年のキャリアを持つ経営者であるオズテュルクさんは、2007年12月にダヴィ
ドフをオープンさせた。一時はゼリン・オゼルもが週末にステージに上がっていた
ダヴィドフは、特別な日には外国から来たグループも加わった華やかな催しがあり、
アルコールの入った酒類のあらゆる種類が飲め、世界各国の料理から選りすぐり
のメニューを提供する場所だった。しかしダヴィドフは、経済危機の影響もあり、
最近、多くの客を失い、破綻寸前まで来ていた。
オズテュルクさんは、経済危機のため賃料の値下げを求めたと語り、その後に
起こった事柄を次のように説明した。
「賃料値下げの要求は受け入れられなかった。2万2千ドルに付加価値税(KDV)
を加えた賃料に、1万リラ(約64万円)の会費が加わると、私は月に約5万5千トル
コリラ(約350万円)を支払わなければならなかった。こうした時、私の新しい共同
経営者である実業家、ジェミル・トゥンカのイスラム保守派にサービスを提供する
という考えには始めは乗り気でなかったけれど、お客をカフェに集めて、80%の
集客率が得られると考えて受け入れたんだ」
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/07(金) 00:20:09 ID:uVXWUxX5
新しいスタイルにより、まずアルコールの扱いをやめ、世界の料理からトルコ 料理を提供することにしたデヴィドフ・カフェの変化は、従業員にも及んだ。 オズテュルクさんは、新聞広告で見つけた10人のスカーフを着けた給仕を、 短い研修期間を経て採用した。音楽をジャズから民謡に切り替え、メニューの 値段も半額に引き下げた。 カフェのこの変化は、ショッピングモールに不安を引き起こした。オズテュルク さんは、イブラヒム・タトゥルセスの歌を流したために、モールのマネージャー から「警告」を受けたと明らかにし、殺人脅迫を受けたと述べた。オズテュルク さんは、「私はまったく気力をなくしている、絶え間ない圧力と脅迫の下にいる んだ。破綻からは救われたが、命の保障も、心の平安もなくなった。妻と子供 は先週、国外に逃がした、仕事にも一人では行けない。最近では7月23日に5人 の男が来て脅迫していった。私はバクルキョイ共和国検察に訴えたよ」と話した。 オズテュルクさんは、ただ商売をしているだけだと話し、「イスラム保守派の 人々は大いに関心を寄せてくれている。多くは状況に満足しているよ。以前は 1日にチャイ200杯をようやく売っていたところが、今は日に1200杯のチャイを 売っているからね」と述べた。 ダヴィドフの新しい給仕は、既婚者か大学生だ。20歳から25歳のスカーフを 着けた若い女性らは仕事に満足しているが、困惑している者もいる。結婚して 2ヶ月のメリハさんは、「家にいるのではなくて、家庭や夫の役に立ちたいと 思ったのです。スカーフを着けているからといって、私たちは自分たちが社会 と関わっていないとは思いません」と語った。 給仕のうちギュルスムさんとエリフさんは、何人かの客が、彼女たちが スカーフを着けている事に抵抗を示したために怒りを感じている。ギュルスム さんは、「私たちは水槽の中にいるかのようです、人々の視線がいつも私たち に向けられているのですから」と話した。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/07(金) 16:50:04 ID:OUn7Sd/3
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/13(木) 03:52:47 ID:jGy12juO
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/17(月) 20:20:40 ID:jYyi5R/x
Ismet Berkanコラム:エルドアン首相、「クルド問題」で歴史的演説 2009年08月12日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=RadikalYazarYazisi&ArticleID=949301 11日の公正発展党会派会議でのレジェップ・タイイプ・エルドアン首相の演説は、
多くの点から歴史に残る発言だった。
第一に、わずか10年程前にこの演説の一部と同し内容を、書いたり発言した人は
裁判に訴えられ、その多くが「テロ組織への援助」であるとして、投獄されてた。
今日、わが国の首相が同じ発言をしたのである。
第二に、戦死者の遺族や、PKKに参加した息子を戦闘で亡くした遺族に対しての
共感が示されたことは、トルコ政治の歴史上、ほとんど例の無いことである。
第三に、私には、発言それ自体が「クルド問題解決策」であるように思える。
私達のクルド人同胞は、国の責任者からこのような発言を求め、対等な人間として
扱われていると実感することを求めているのである。
首相の発言を少々引用してみる。
「私達は最早、この問いを問わずにはいられない、しかも大きな声で堂々と。
もしもトルコが、そのエネルギーや予算、国家の収入を、それらにも増して、平和を、
安寧を、若芽のような若者を、テロの犠牲者にしてこなかったら、またトルコが、
テロや衝突、戒厳令、未解決の殺人事件、強制移住させられた村、トルコの月星旗
に覆われた犠牲者の棺を目にし続けることで、この25年間を無駄にしてなかったら、
今日トルコはどうなっていただろうか。
もし問題が初めに出現した時に問題に気付き、必要な対処がなされてたのなら、
あるいは問題が大きくなる前に対応されていたならば、何万の死者、何万の負傷者、
何十万の犠牲者が出る前に、この問題が首尾良く解決されていたのならば、
今日トルコはどうなっていただろうか。この問いの数を増やし、自分自身に問うて
もらいたい。国民全体で問いたい。何が起こったのか、どこで過ちを犯したのか。
どこで誤った政策が適用されたか、どこで誤った態度が示されたのか。」
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/17(月) 20:23:13 ID:jYyi5R/x
この発言は面前にある問題を、単なるテロ問題と考えるのは誤りであることが、 私の知る限り、はじめて公的な立場から明確に述べられたことを意味している。 首相のこの発言の背景を考察するならば、背後にある論理が、テロを「原因」 ではなく「結果」とする考えから出発していることがわかる。そして、テロは原因 ではなく、結果であるという考えは正しい。今日までテロを根絶しようと努力する 一方で、テロの原因に向き合うことを、我々はことごとく拒否してきた。今、恐らく 初めて、政府レベルでこの原因に取り組み、これらを取り除こうとしているのだ。 更にもう一つ引用を。 「子供の死よりも大きな悲痛はない。神よ、この苦しみを誰にも味あわせませぬ よう。どの家族にも、このような辛い思いをさせませぬよう。ここ25年間、トルコの 東部で、西部で、北部で、南部で、母親たちは、どんな気持ちで電話の受話器を とったことか。受話器に手を伸ばすとき、恋しい息子の声を聞く喜びと、殉職の 知らせを聞く絶望の、深い乖離の淵にたたされていたのだ。私はその瞬間を、 ある家庭で自ら体験したことがる。 『その前の晩、息子が電話してきました。息子は「お母さん、私達は今、前線に 向け出発し、進んでいます。どうか祈っていてください、でも死ぬことは恐れま せん」と言いました。24時間後、息子が死亡したという連絡を受けました。』 死んだ子の胸ポケットにあったというお守りを見せられて、私の大きな衝撃を 受けた。この悲しみにどんな母親が耐えられるというのか。この悲しみに心臓の 耐える母親はいないだろう。『私が育て、養い、兵士にした。そして、行き、帰って は来なかった。いったい、どうすれば・・』と、悲痛な声をあげる母親に、どんな 言葉も慰めになることはない。約30年間、多くの母親は電話の前で、アナトリア のアウル山、ムンズル山、クディ山、エルジエス山、カチカル山のように、その場 で立ちすくんできたのだ。多くの父親が洪水のように涙を流してきたのだ。」 この言葉に込められた気持ち、温情に、共感することが出来るのであれば、 あなたは正しい場所にいると私は思う。
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/17(月) 22:04:26 ID:jYyi5R/x
トルコ・ロシアのエネルギー合意の反響―ギリシャ不満 2009年08月08日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Ekonomi/HaberDetay.aspx?aType=HaberDetay&KategoriID=3&ArticleID=1126099 トルコとロシアは、エネルギー問題においてトルコを鍵となる国家として
位置付けることになる計画に合意し、ロシアと別の計画を準備するギリシャは
これに不満を抱いた。世界のメディアはこの合意を広く取り上げた。
トルコ・ロシア間で一昨日(6日)エネルギー分野について署名された歴史的な
合意と諸協定は、「トルコはナブッコ・パイプライン計画を二の次としたのか?」
という疑問を呼び起こしたのに対し、アンカラのトルコ政府はそういった憶測を
排除する為に「トルコの優先事項はナブッコである。トルコのサウス・ストリーム
・パイプライン計画への参加もしくは協力は問題ではない」というメッセージを
発した。トルコはサムスン‐ジェイハン石油パイプライン計画に何年もの間関心
を払わなかったロシアをさえ巻き込んだ。
タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣は、サウス・ストリーム計画に
関し当該地域で地震調査を行い、その後決定することを明らかにした。CHP
(共和人民党)ガズィアンテプ選出ヤシャル・アーユズ議員は、トルコがロシア
と署名した協定と協力合意を質問によって国会の議題とした。トルコはまた、
ロシア側とのエネルギー問題も含む20条に及ぶ包括的な合意にも署名した。
これらの展開について、トルコのみならずロシア・ヨーロッパでも広く反響が
起こった。これらの展開に最も不満を感じた国はロシアとのエネルギー合意
に署名しているギリシャであった。
サウス・ストリーム計画が合意に至った事はギリシャで衝撃を引き起こした。
ギリシャの高級紙の1つカティメリーニ紙の報道によると、サウス・ストリーム
合意によって地域におけるエネルギー地図が「新たな性質を獲得すること」を
ギリシャ政府は「驚きと不安でもって」受け止めた。同紙によると、ギリシャ
政府はこの5年間に2国間で行われたエネルギー輸送計画に関連する多くの
話し合いを踏まえて、自国をロシアの「優先的パートナー」であると考えてい
たため、一昨日の展開に困惑している。
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/17(月) 22:05:52 ID:jYyi5R/x
ロシアとの親密さを信頼してアメリカ政府との関係において衝突さえ経験 したギリシャは、この最近の合意でロシア政府の「重要なパートナー」となり、 地域における全ての大規模なエネルギー計画に参加しているトルコに、 ガス需要の問題で依存する状態なることについても不満を感じている。 一昨日アンカラ・モスクワ間でサウス・ストリーム問題について結ばれた 合意に対するEUの公式の反応は肯定的なものである。EU委員会広報官の 1人マーティン・セルマイル氏は、「サウス・ストリーム計画は、進行中の ナブッコ計画を補完するものであると評価している」と述べた。 ロシアのウラジミール・プーチン首相は、EUがどれ程サウス・ストリーム をナブッコのライバルとしてみたとしても、この見解を「公式のものとしては」 否定している。舞台裏ではサウス・ストリーム計画の始動はナブッコ計画に 否定的な影響を及ぼす恐れがあるという見解が支配的である。 一方で、EUとロシアの間での「エネルギー・ゲーム」の最も重要な勝者の 一人に、トルコが挙げられている。
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/22(土) 18:56:50 ID:wsuoIjuC
エルドアン首相、ビュユクアダ島で各宗教代表者と会食 2009年08月16日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&ArticleID=949993&Date=16.08.2009&CategoryID=78 ビュユクアダ島で、各宗教代表者たちと会食を行ったエルドアン首相は、
クルド問題の「民主的解決策」のための闘いを行っていることを強調した。
エルドアン首相は、「ペルシア語には次のような言葉があります。『座り、語り、
(そして何の成果もあげずに)別れた』と。しかし我々は成功させ、結果を出す
必要があります」と述べた。
エルドアン首相は、アダラル財団と各宗教代表者たちの招待を受けて、
4人の閣僚や補佐官、さらに多くの随行者を伴ってビュユクアダ島へ赴いた。
宗教コミュニティーの代表者たちや実業家たち、そして島民たちと会談した
エルドアン首相は、「クルド問題解決策」や「民主化」への歩みに触れ、以下
のように話した。「私は信じています。この「民主的解決策」は我々の国に
おいて多くのことを変化させるでしょう。しかし、手を取り合って、肩を並べて
一致協力して行えば・・です。これらを成功させなくてはなりません。」
エルドアン首相は、ビュユクアダ島で15日に催された会食にビュレント・
アルンチ副首相や、国務大臣のファルク・チェリキとエゲメン・バウシュ、
エルトゥール・ギュナイ文化観光相とニメット・チュブクチュ国民教育省相ら
と共に参加した。さらに多くのイスタンブル県出議員たちも同行した。
会食には、バルトロメオス・ギリシャ正教会総主教や、イスハク・ハレヴァ
・ユダヤ教トルコ・ラビ長、アルメニア正教コミュニティーを代表するアラム・
アテシヤン大司教、シリア正教コミュニティーの指導者ユスフ・チェティン氏
等の他、イサク・アラトン氏や(Vakko社オーナーの)ジェム・ハッコ氏といった
実業家、島で暮らす新聞記者たちも含めて約150人が参加した。
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/22(土) 18:58:27 ID:wsuoIjuC
エルドアン首相は話の中で、国籍を持つことでトルコに結びついている 全ての人が、その様々な違いにより、自分の心や世界観の中で、常に特別 な位置を占めていると述べた。 「サッカーをしていた頃、アルメニア系市民のサッカー友達がいました。 これを何か自慢をするために述べているわけではありません。この国に住む 人々の問題に対し、今までずっと配慮を示してきたこと、そして、この後も示し 続けることを公言したいのです。クルド問題、アレヴィー問題、また宗教マイ ノリティー市民の問題は、どれも、どちらが大事とか、どちらが軽い、という ことはないのです。」 エルドアン首相が、近隣のヘイベリ島の神学校問題が国際問題化している なかで、ギリシャ系住民の多いビュユクアダ島を訪問したこと、バルトロメオス 総主教とともに孤児院を見学したこと、そしてアヤ・ヨルギ修道院で再び落ち 合ったことは、ファネルのギリシャ正教会総主教座やアテネをとても喜ばさせた。 バルトロメオス総主教はアテネ通信への談話において、「トルコのギリシャ系 市民や、総主教座の宗教財団ワクフにとって大きな意味を持つ日となりました」 と述べた。孤児院という、重要な宗教施設を訪問した最初のトルコ首相がエル ドアン首相であったとするバルトロメオス総主教は、これは首相がギリシャ系 市民の問題の解決のために自ら乗り出すサインであると見なした。 バルトロメオス総主教は、「首相の訪問は大きな名誉です。我々の要望を 注意深く聞いてくれました。とても希望をもつことができました」と述べた。 ギリシアのテレビ各局もエルドアン首相の今回の訪問を、「歴史的」であり 「とても大きな一歩」と報じた。ギリシア外務省筋によると、ギリシャ政府も、 今回の訪問を、「建設的であり、非常に興味深いことと観ている」という。 フェネルのギリシャ正教会総主教座はビュユクアダ島における孤児院に関し、 ヨーロッパ人権裁判所に提訴し、勝訴している。
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/23(日) 13:24:06 ID:8AoQkqno
覚醒剤40億円分の密輸団摘発 トルコ紙報道、イラン→トルコ→日本
トルコ英字紙トゥデーズザマン(電子版)は22日、トルコ警察当局が覚醒(かくせい)剤の一種メタンフェタミンを大量にイランからトルコ経由で日本へ密輸しようとしていた日本の暴力団関係者とイラン人を逮捕したと報じた。
トルコ警察が同ルートを摘発したのは初めてという。
逮捕は先月で日本人4人とイラン人8人。暴力団は同国の首都イスタンブールを拠点にし、5回にわたりメタンフェタミン計85万錠をイランからトルコに持ち込んでいたという。
同紙によると、トルコで1錠6ドル(約560円)で取り引きされるメタンフェタミンは、日本へ密輸されると50ドル(約4700円)になるといい、85万錠は約39億9500万円に相当する。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090822/crm0908222356019-n1.htm
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/23(日) 16:34:13 ID:DPmEc5RU
ギュル大統領発言「イムラル島のオジャランはどうでもいい」 2009年08月18日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/12304935.asp?gid=233 アブドゥッラー・ギュル大統領は、クルドとの融和(クルド問題の解決)において
テロ組織の指導者であるアブドゥッラー・オジャランは対話の相手ではないと
明言した。ギュル大統領は「イムラルだか何だかは忘れなさい。彼らは対話の
相手ではない」と述べた。
ギュル大統領は、とある記者の「内務大臣の接触が続いています。一方イム
ラル島からのロードマップ・・・」という発言の途中で、「イムラルだか何だかは
忘れ去りなさい。違う質問をしなさい。彼らは対話の相手ではない」と述べた。
ギュル大統領は以下のように述べた。
「トルコにはある問題がある。すべての人は自身の問題を、自力で解決する
必要がある。一つの国が自国の諸問題を率先して解決しなければ、他の国々が
いつかチャンスを狙って、これを利用する。この問題の全てに大胆に取り組むこと、
つまりトルコの全国民の団結、結束をより強固にし、全ての人の祖国、国家、トルコ
共和国との結びつきをより強固にする為に行われる取り組みは正しいと私は考える。
この全ての取り組みの結果、トルコの単一構造がより強くなる必要があり、
将来にいかなる脅威となってはならない。なぜなら我々の団結や結束はすべてに
優先するものだからだ。これら全てに取り組むときにも、文明的で大きく、力強い
国家の本当の信頼の中で行う必要がある。議論を常にこの方向ですすめる必要
がある。『彼はああ言った、こう言った』などといった方向に議論を持っていっては
いけない。これらはトルコが自分でイニシアチブをとるものである。このようにすべき
である。もう一度言う、あらゆる国は自国の問題を自力で解決しなければならない。
さもないといつかチャンスを狙って他の国が利用する。これまでも利用してきた」。
大統領は「このプロセスで野党と話し合いをしますか」との問いかけにも、
「私は以前に話し合いをした。この問題もその際に話をしたが、いかなる話題も
外部には公表しない。時期が来れば再度話し合いをすることもある、どうして?」
と答えた。
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/29(土) 00:57:11 ID:fxASYj6P
クルド問題解決策、最初の一歩―ディヤルバクル刑務所、移転へ 2009年08月22日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetay&Date=22.8.2009&ArticleID=950957 クルド問題解決策について話されている昨今、興味深い進展が見られる。
1981年の9月12日クーデター後、そこでの拷問や数々の事件が議論されてきた
ディヤルバクル刑務所が、移転する。農業農村省メフディ・エケル大臣が会見を
行った。現在の刑務所は移転され、そこに学校が建設される予定だ。
ディヤルバクルEタイプ刑務所は、まるで9月12日軍事クーデターの象徴の
様であった。そこでの拷問や、ハンガーストライキ、数々の事件が議論になった。
1981年から1984年の間に、同刑務所で34人が亡くなり、何十人もの人が障害を
負うことになった。ディヤルバクル刑務所について本が書かれたり、ドキュメン
タリー映像が撮られた。
同刑務所は昨年、タイムズ紙に「世界で最も評判の悪い10の刑務所」の一つ
として挙げられた。刑務所から無事出てきた人々は皆、そこでの拷問について
語った。同刑務所に留置されている人の中には、知識人や政治家もいた。
民主市民党(DTP)アフメット・テュルク党首も、その中のひとりであった。
クルド労働者党(PKK)の出現を、ディヤルバクル刑務所の状況と結び付ける
者もいた。今日最も重要な議題としてクルド問題解決策が話されているなかで、
重大なある決定が発表された。すなわち、ディヤルバクル刑務所の移転である。
ディヤルバクル刑務所は、エルガニ方面行き幹道沿いにある司法省所有の
ある土地に移転する。同刑務所の悲惨な思い出が詰まった現在の建物の跡地
には、学校が建設される事になっている。約300平方メートルのその土地には、
(外国語で教育する)アナドル高校、普通高校、初等教育学校、幼稚園、
それに運動施設が建設される予定である。
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/29(土) 16:19:10 ID:fxASYj6P
Taha Akyol コラム:オジャランの「解決案」は、解決案か 2009年08月18日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/Yazar.aspx?aType=YazarDetay&ArticleID=1129410 果たしてオジャランは、テロを終わらせることに賛成なのだろうか?
昨日のいくつかの新聞の見出しを見てこう考えさせられた。Milliyet紙はより
現実的に論評することで、オジャランの「クルド人は防衛力を有するべきだ!」
という言葉を見出しにすえた。実際、オジャランは、PKK(クルド労働者党)の
非武装化はさて置いて、「防衛力」という形での武装化が承認されることを
望んでいるのだ!
しかしながら10年前、彼は弁護士を通して次のような声明を出している。
「トルコにおける衝突とテロの状態は、人権や民主主義の発展の前に障害を
成している。このため私は、1999年9月1日をもって武力闘争を終結させ、
武力を平和のため国境の外へ撤収させるようPKKに呼びかけている」
(1999年8月4日付、Milliyet紙)
その後の10年間でトルコの民主化は大いに進んだ。最近は「国家政策」
としての「(クルド問題)解決案」が話題になっている。しかしオジャラン
は状況を解決に向けようとせず、むしろPKKを「クルド人の防衛力」として
いわば「第二の軍隊」とすることを要求するなど、解決案のプロセスを困難に
するようなネガティブな姿勢を取っている。
オジャランは声明において「連邦体制は望まない」とも言っているが、
彼は「連邦を超えた」民族的な構図を望んでいるのだ。
「アメリカがバルザーニに与えたような連邦体制を私に向けても、承諾
しない。私の解決策はそれを超えている。ヨーロッパのそれよりもさらに
成熟したものだ。ヨーロッパ・モデルは完全に民主的ではない!」
PKKのような全体主義のテロ集団が、なんとヨーロッパに民主主義を
説いている!さあ、信じてくれ。
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/29(土) 16:25:43 ID:fxASYj6P
民主市民党による2007年10月31日付の議会宣言書においても、国家に外交、 防衛、財政だけを任せ、他の組織や任務は全て地方分権化することが提案されており、 「この体制は連邦主義や民族に基く自治を意味するものではない」との言葉が続いている。 オジャランも「連邦制は望まない」としているが、「防衛力」あるいは「クルド人自らの 宗教的組織を設立すること」即ちある種の「クルド教団」の創立といった様な発言により、 分離を堂々と主張しているのだ。トルコ人はエザーンや礼拝において「アッラーは偉大なり」 と言うが、クルド人は別のことを言うつもりなのか。これらは間違いなく、民族分離への道を 示している。かくしてトルコは「クルド問題解決案」を断念せねばならず、それどころか 「難化案」でも講じるべきなのか。 オジャランは、自らをイエスやレーニンよりも格上に見ているような精神の持ち主だ。 最新の発表での「このプロセスにおいて道が開かれるために、共に進めてゆくためには、 条件を整えることが必要だ」という発言は、彼が何に注視しているかを指し示している。 彼との非公式の話し合いが設けられているなら、あるいはこの先設けられるなら、 ハードルを高める狙いで行き過ぎた発言をしたとも考えられる。彼はこの先のプロセス 次第ではテロを扇動する事もありうるし、武力闘争をやめろと言うこともありうる。 今日のMilliyet紙でヒルミ・オズキョク氏が書いている「プロセスを成功へと導いてくれる 最大のものは、PKKが山から下りることである」という言葉は、極めて重要なものだ。 組織の姿勢がどうであれ、「解決案」は続行されるべきである。アフメット・テュルク氏 の次の言葉に注目しよう。「我々は、民族主義がどれ程危険であるかを知っている。 千年の間共に暮らしてきた2つの民が分離することは、双方にとって害である。 また中東において民族や宗派の対立がいかに被害を及ぼしているかも、我々は目の 当たりにしている。」(8月15日Hulliyet紙) 民衆の中には、このように理論的に考えている人が過激派よりも多いはずだ。 「解決案」は、何百万人もの国民を単一のトルコ共和国の国民であることに満足させ、 民族的主張の行き過ぎの基礎となるものを制限するためにも必要なのである。
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2009/09/02(水) 19:06:50 ID:blNqq5gE オスマン帝国時代に起こったアルメニア人虐殺問題(トルコ側は否定)で、トルコと アルメニアは隣接しながらも、国境を閉鎖したままであり、アルメニアが1991年に ソビエトの分裂により独立を果たしたにもかかわらず、国交正常化がなされないまま できていた。しかし、トルコのダブトール外相の努力により、トルコとアルメニアの交渉 が続けられ、国交正常化に関する基本的合意が成立した。これは、画期的な出来事 であろう。その成果が、どのようなメリットを今後両国にもたらすか計り知れない。 同時に、このトルコとアルメニアの関係改善は、トルコとアゼルバイジャンの関係 にも影響を与えてこよう。なぜならば、アゼルバイジャンはアルメニアとの間に、 ナゴルノカラバフ問題を抱えているからだ。これまでは、トルコがアゼルバイジャン側 を支持し、アルメニアとの国境を1993年以来閉鎖していた。 今回の合意について、当然のことながらアゼルバイジャンは大きな関心を持って 分析を始めている。しかし、それがアゼルバイジャンとトルコとの関係に決定的な 悪影響を及ぼすとは考えられない。それは、ナゴルノカラバフ問題をどう解決するか ということをトルコが念頭に置かずに、アルメニアとの関係を正常化したとは思えない からだ。段階的に、トルコはアルメニアとアゼルバイジャンとの関係正常化に向けて、 働き掛けていくのではないかと思われる。 今回の、トルコとアルメニアの関係正常化を受け、両国の国境は今後2カ月以内 に開かれる見通しだし、両国は7週間以内に外交機関を設置する方向で協議を 進めていく方針だ。今回、国交正常化に動いた裏には、カスピ海周辺諸国のエネ ルギー資源の、円滑な輸送があったのであろう。アゼルバイジャンからアルメニアを 経由して、中央アジアの石油やガス・エネルギーがトルコに移送されるようになれば、 消費地であるヨーロッパにとっても好都合なことであろう。これまでトルコが進めて きたナブッコ・パイプライン計画も、より一層前進するものと思われる。 トルコとアルメニアに横たわるアルメニア人虐殺については、学術レベルでの 中立的な歴史検討が、両国学者たちによって進められるのではないか。