【アンカラ10日AFP=時事】トルコ軍が10日明らかにしたところによると、
同軍戦闘機は9日夜、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)のゲリラが潜伏するイラク北部に爆撃を加え、
かなりの数のゲリラを無力化した。
トルコのエルドアン首相はこの日、PKKのこの1週間の攻撃でトルコ兵ら22人が死亡したのを受け、
治安関係者と対応を協議した。
軍幹部によると、PKK側はさらなる攻撃を画策していたという。
3日夜には、イラク国境に近い南東部の軍陣地に対してPKKゲリラが大規模な襲撃を仕掛け、
トルコ軍兵士17人を殺害した。
また、8日には南東部の都市ディヤルバクルで、警官の乗ったバスをゲリラが襲撃し、5人を殺害した。
このような事態に対して、エルドアン首相に強硬策を求める声が高まっていた。
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