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名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:26:03 ID:DYcQeK5r
『FACTA』 2008年8月号
「政治」に魂を売った佐藤金融庁
足利銀行の受け皿も、外資系金融機関に対する甘い処分も、渡辺大臣のご意向次第か。
住宅金融専門会社(住専)への不透明な公的資金投入や護送船団行政など大蔵省への
厳しい批判をきっかけに、「財政と金融の分離」が行われてから早10年。新たな司令塔として
1998年6月に発足した金融監督庁、現・金融庁(2000年7月〜)は一つの節目を迎えたが、
金融行政と組織運営のきしみや幹部人事の異変にも見舞われている。
トップ2年目に入った佐藤隆文長官(73年に大蔵省入省)は、「ワンマン大臣」渡辺喜美
金融担当相の顔色をうかがう姿が目立つ。金融界からは「政治家の利害に直結した
裁量行政」と揶揄する声さえ出始めている。 ………
http://facta.co.jp/article/200808021.html また、公的資金注入行でありながら、米大手投資ファンド、サーベラスによる機関銀行化が
検査で問題視された「あおぞら銀行」への処分が、単なる経営健全化計画の収益目標の未達
による業務改善命令で済み、サブプライム関連証券を日本の地域金融機関に売りつけて多額
の損失を出させた外資系証券への行政処分が相次いで見送られていることも、金融界の疑念
を呼んでいる。
「金融庁が欧米の外資系金融機関と懇意の渡辺担当相の意向を慮った結果ではないか」。
メガバンクの役員は勘繰る。