1 :
法の下の名無し:
2 :
法の下の名無し:2005/06/16(木) 15:47:16 ID:/323so26
前田スレがスルーなのにワロタ
3 :
1:2005/06/16(木) 15:50:00 ID:NyB/uvnL
>>2 すまん,単にスレ検索で作ったので抜けただけだ。。w
4 :
法の下の名無し:2005/06/16(木) 15:53:13 ID:8JM311On
前田スルー=大正解
5 :
法の下の名無し:2005/06/16(木) 15:55:38 ID:/323so26
つか、大谷スレとか佐伯スレとかもあるのか
6 :
法の下の名無し:2005/06/16(木) 17:57:07 ID:u7km/42C
大谷スレはあった。佐伯スレはある。
井田スレは他にもあった。【天才】だとか【カコイイ】がついてた気がする。
7 :
法の下の名無し:2005/06/16(木) 20:16:49 ID:rgh3BK8+
東大法京大法以外は研究者になるな ってスレあるけど、
井田なんか見るとそれが間違いだってわかる。
8 :
法の下の名無し:2005/06/16(木) 20:42:13 ID:uadR83i0
9 :
法の下の名無し:2005/06/16(木) 22:04:43 ID:jDymdkeZ
中山研一先生のスレもおわすれなく
10 :
法の下の名無し:2005/06/17(金) 02:31:22 ID:rbLn0VFB
11 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 01:50:30 ID:ChG19rMu
>>10 そうそう。それ。さんくすこ。どちらも良スレだった。
12 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 01:51:38 ID:ChG19rMu
中谷スレや福田スレやヒルシュスレはないのかなあ。
13 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 03:25:17 ID:YeHqbmaq
Kato Q スレは?
14 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 09:11:45 ID:PKzf6fR/
『刑法総論の理論構造』成文堂
↑
これって現代刑事法の連載をまとめた、
山口先生の問探みたいなものだよね。
勉強する上では面白いけど、
司法試験上は大塚仁か書研でも読んでりゃいいわな。
15 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 11:37:48 ID:cb6RHOl1
仰る通り。問題探求井田版という感じだな。
16 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 16:02:25 ID:CpJegpfx
書見を基本に択一用の補充本をさがしてます
この本と大塚総論思考方法でまよってるんだ
けど、読んだ感じどっちがいいと思います?
17 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 16:12:45 ID:+DMqrnef
18 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 18:18:19 ID:IG5JLgDL
「風呂おけの水と一緒に赤ん坊まで捨ててしまう議論」
という辛らつな表現が(・∀・)イイ!!
19 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 19:41:23 ID:YeHqbmaq
Deutsch Tokuyu- no Iimaweaashi da yo.
20 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 19:52:14 ID:PKzf6fR/
>>16 補充なら択一過去問の解説でも使う方がいい。
大塚総論思考方法も悪くはないけど。
井田先生の連載は先端的すぎて、
択一に出せるはずも無い議論が多い。
頭良すぎる人なので、伝統的な行為無価値論者の
ごまかしが我慢ならないのでしょう。
読み込むほどに井田説で書きたくなるが、
択一にも論文にもまったく役立たない。口述にはいいかもね。
21 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 22:09:00 ID:qmGx+rxp
井田先生はもはや伝統的な行為無価値論ではないからね。
22 :
行為無価値:2005/06/18(土) 22:58:33 ID:SG3BDjm9
「結果無価値がなくても罰するのが行為無価値であって、
結果無価値がある場合に行為無価値を論じるのは、
結果無価値に他ならい」といった趣旨の平野発言が
在るように記憶してるけど、そうすると井田先生は
結果無価値論者になるんじゃない?
先生、どうなんでしょうか?
23 :
法の下の名無し:2005/06/18(土) 23:51:38 ID:qmGx+rxp
井田先生は、法益保護を強調するのも過剰なモラルを刑法から
駆逐するのも問題ないと言ってるよ。だからといって、結果
無価値論が正しいわけではないともね。結果無価値の先生の
中には、井田先生はもはや結果無価値と言う人もいるよ。
24 :
法の下の名無し:2005/06/19(日) 01:08:06 ID:3ghyf26/
レベルが低いことを言わせてもらうと、
よくわからない倫理や美風を振りかざさない時点で、俺的に井田先生は受け入れ可能。
結果無価値の先生(首大前田ら除く)とあまり変わらない感覚で対応できる。
25 :
法の下の名無し:2005/06/19(日) 01:12:01 ID:hRJIP6dx
法学畑以外から法学にたどり着いた漏れとしては
結果無価値ってのはうそ臭さ満載なんだよな。
かといって社会的相当性とか言ってる奴らもさすがに思考停止だし
ってことで井田先生サイコー
26 :
法の下の名無し:2005/06/19(日) 05:13:03 ID:njqNZHlT
『刑法総論の理論構造』って山口問題探究よりは色々な論点に触れてるけど、やっぱり記述的に分かりにくい。
27 :
法の下の名無し :2005/06/19(日) 07:58:10 ID:Vev53o/R
大谷先生よりも優れた学者ですか?
28 :
法の下の名無し:2005/06/19(日) 11:23:36 ID:1QqW9l6B
29 :
法の下の名無し:2005/06/19(日) 14:47:45 ID:LY3EXNt3
記述的に分かりやすいのは佐伯タソ
30 :
法の下の名無し:2005/06/19(日) 15:24:32 ID:KeQyWvPE
>>20
レスサンクス
一応日吉で講義受けてたし、とりあえず買ってみますわ
31 :
法の下の名無し:2005/06/19(日) 20:59:42 ID:uGZUo3H0
疑問あれば
ここにかいとけ。
漏れが直接イダちゃんにきいたる。
32 :
法の下の名無し:2005/06/19(日) 22:34:45 ID:GhuU+HPd
33 :
法の下の名無し:2005/06/20(月) 00:16:06 ID:r9gGy984
34 :
法の下の名無し:2005/06/20(月) 00:49:31 ID:B8gGYKg0
35 :
法の下の名無し:2005/06/20(月) 00:52:10 ID:B8gGYKg0
36 :
法の下の名無し:2005/06/23(木) 19:23:04 ID:clfotacg
『刑法総論の理論構造』は装丁が毒々しすぎ。
37 :
法の下の名無し:2005/06/23(木) 19:39:21 ID:7qzrRDda
理論構造はもともと教科書(体系書?)用に書かれたって書いてあるじゃん
38 :
法の下の名無し:2005/06/23(木) 22:15:50 ID:6cF9P0Nf
39 :
法の下の名無し:2005/06/24(金) 10:37:02 ID:r3Xh496k
≫ > 》 〉
あれもダメ、これもダメ、半角がでてこない。刑法総論より難しい。
「アホかお前って」―わかってるから、省略頼む。
40 :
法の下の名無し:2005/06/24(金) 11:00:48 ID:r3Xh496k
41 :
法の下の名無し:2005/06/24(金) 12:07:07 ID:QKXTTxyo
42 :
法の下の名無し:2005/06/24(金) 13:27:57 ID:lR3Yis3W
43 :
法の下の名無し:2005/06/24(金) 19:24:51 ID:Qv9cHwub
来年は各論でるらしいね。
44 :
法の下の名無し:2005/06/25(土) 02:20:15 ID:6qbq9FtW
認容説・蓋然性説・動機説、そして動機説に対する
言い様の無いざらつき感の正体、がようやく分かった、気がした。
45 :
法の下の名無し:2005/06/25(土) 15:41:17 ID:jC6mHWWE
井田って何故頭がイイといわれてるの?
46 :
法の下の名無し:2005/06/25(土) 15:57:15 ID:h53KWVgl
慶應が必死だからでしょ
47 :
法の下の名無し:2005/06/25(土) 20:49:51 ID:pccMRHG/
大谷の弟子ゆえ
48 :
法の下の名無し:2005/06/26(日) 02:01:29 ID:dFJrEcvi
行為反価値から出発して、唯一まともな議論をしているから。他は紛い物。
49 :
法の下の名無し:2005/06/26(日) 17:41:18 ID:zsKkskIr
この人,不法論を行為規範や一般予防と結びつけて理解するけど,一般人にとって重要なのは不法かどうかじゃなくて処罰されるかどうかなんだよな。
行為無価値論を採ろうが結果無価値論を採ろうが,行為規範性や一般予防効は特に変わらない。
責任能力は裁判規範であって行為規範じゃないなんてのは妄想だよ。
50 :
法の下の名無し:2005/06/26(日) 18:07:08 ID:xFERd76G
>>49 そうか?
「俺は責任能力はないから処罰されないだろう」
なんて責任無能力者が行為規範として考えることがあるか?
51 :
法の下の名無し:2005/06/26(日) 19:58:36 ID:zsKkskIr
>>50 らりって心神喪失になれば何やってもいいんだな。ぐへへへへ。
と考える香具師はいるだろ。まあ原因において自由な行為でふうじられるわけだが。
52 :
法の下の名無し:2005/06/26(日) 20:05:23 ID:zsKkskIr
そこまでは考えなくても,刑罰の心配をせずに酒を飲んでぐでんぐでんに
酔っぱらうことができる。もしあの規範がなかったら怖くて酒を飲むのを
控えちゃうよ。
53 :
井田先生万歳:2005/06/26(日) 22:23:01 ID:3/I/cEyn
>>49 責任能力の判断は後出しジャンケンなんだから、やっぱ裁判規範なんじゃない?
行為時に「ラリパッパ、ヘロヘロ」の人間に「規範に直面してまししたか?」
なんて聴くだけ野暮でしょう。こっちは普段だって規範なんて見たことないんだから。
行為無価値の人達は、普段から規範規範で大変なんだろうな〜?
ご苦労様です。
54 :
法の下の名無し:2005/06/26(日) 23:22:45 ID:zsKkskIr
55 :
法の下の名無し:2005/07/01(金) 02:16:52 ID:m+PE8NC0
井田って平良木っていう先生か加藤久雄の弟子なの?
56 :
法の下の名無し:2005/07/01(金) 02:43:56 ID:vv+fMc2n
井田の師匠は中谷と福田とヒルシュだよ。
57 :
法の下の名無し:2005/07/01(金) 03:25:58 ID:cwgbLYJp
>>56 宮沢浩一もお忘れなく。
福田君も師事してたんだ。
目的的行為論つながりか。
58 :
法の下の名無し:2005/07/01(金) 03:35:06 ID:vv+fMc2n
宮沢が師匠って話は聞いたことがないなあ。そうだったのかあ。
59 :
法の下の名無し:2005/07/01(金) 09:35:56 ID:vocJxaDo
60 :
法の下の名無し:2005/07/01(金) 23:03:29 ID:l2LDrzVA
宮澤先生って、今は大宮ローを維持するために必死なんだっけ?
61 :
法の下の名無し:2005/07/01(金) 23:08:29 ID:vv+fMc2n
>>59 なんで早稲田の西原が慶應ボーイと関係あるの?
62 :
法の下の名無し:2005/07/03(日) 05:11:33 ID:i4Mj+OJo
>>60 突っ込むのも無粋だがその宮澤じゃねー。
>>61 早稲田から非常勤で出向して大学院の演習担当してたそうな。
63 :
法の下の名無し:2005/07/03(日) 09:40:55 ID:TWOXhtJ2
師匠の多い先生なんだな
64 :
法の下の名無し:2005/07/03(日) 10:46:58 ID:nYRsF5C/
中谷は指導教官だというだけで,福田やヒルシュみたいに学説の影響を与えたとかいう話は知らないな。そもそも中谷説って聞かないぞ。
65 :
法の下の名無し:2005/07/03(日) 12:39:15 ID:Uwsywq2c
福田って平?
66 :
法の下の名無し:2005/07/03(日) 15:21:54 ID:DLFMC8xl
67 :
法の下の名無し:2005/07/03(日) 18:51:50 ID:Uwsywq2c
>>57 なんで小平の芋平が慶應ボーイと関係あるの?
68 :
法の下の名無し:2005/07/03(日) 21:56:14 ID:Otlp05Sb
井田先生は「不法」と「違法」をどう使い分けているのか教えて下さい
69 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 03:54:56 ID:yHKoyXeX
不法=構成要件該当性+違法性を備えた状態もしくはその行為
70 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 06:48:55 ID:1n6qeGbi
山口先生の親友。
71 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 07:10:05 ID:Jao+7DlX
井田なんかみると、慶応の法が阿呆学部といわれるのがわからん。
他の先生がダメだとも思えないし。
72 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 15:58:41 ID:XtJ+mVfw
在学の頃、慶応で授業楽しかったのは井田の刑法と
経済法の田村くらいだった 大半はスカっしょ
73 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 16:01:14 ID:sQvie52m
>>72 授業ももちろん大事だが、研究という意味では井田だけが
優れてるわけでもないんだろ。一応私学の雄だし。
74 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 18:25:01 ID:DYwOwyrV
>>69 どうもありがとうございます。
ついでに、301頁あたりから、制限従属説を批判していますが、井田先生は、要素従属性についてなに説を
取っておられるのか教えてください。
75 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 21:46:56 ID:1n6qeGbi
山口VS井田で学説は展開していくのだな。
76 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 21:58:00 ID:yHKoyXeX
>>74 え。制限従属性説(混合惹起説)のはずだったんだけど変わったの!?
77 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 21:59:01 ID:yHKoyXeX
不法というのは違法な状態または行為って意味でも使うんだけどな。
78 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 22:05:57 ID:uUtcie75
井田って大谷のような受験界のオーソドックスな説と比べてかなり特異?
79 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 22:16:55 ID:yHKoyXeX
大谷は特異だし,井田も特異。
80 :
法の下の名無し:2005/07/04(月) 23:29:20 ID:fp6ZQ9eF
そこで野村稔ですよ
81 :
法の下の名無し:2005/07/06(水) 19:06:30 ID:nuqQLc+j
共謀罪に賛成ですか?
82 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 10:23:08 ID:pIz1gJyb
井田のほかに行為無価値で注目に値する奴いる?
83 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 12:46:08 ID:jPND++Of
前田。
84 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 16:09:58 ID:zu1X2EDO
照沼。
85 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 16:27:06 ID:SzDQYe34
高田
86 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 18:52:04 ID:P/cG5sQw
井田は団藤以降途絶えた最強の行為無価値論者。学説も妥当で山口と
勝負できる。
87 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 21:42:43 ID:ux3gMG+Q
>>82 ダブル斎藤・伊東研祐・未だ健在の団藤・大怐E福田。
88 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 21:43:25 ID:ZG4x9ZA5
佐久間
89 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 22:56:20 ID:LYOC0WV0
東大に入れなかったのを挽回したな
90 :
法の下の名無し:2005/07/07(木) 23:19:21 ID:SzDQYe34
出てこいやー
91 :
法の下の名無し:2005/07/09(土) 16:18:36 ID:jxyJDPLF
井田照沼で統合無価値論誕生間近!
92 :
法の下の名無し:2005/07/09(土) 21:07:08 ID:mCUVhdbU
井田は付属あがりだから東大受けたわけじゃないのよね
93 :
法の下の名無し:2005/07/09(土) 21:16:50 ID:2t/tMf2G
学者について語る際、東大との関係をまず語るって
イタイな。どんな業界でもひとつの機関からのみ
有能な者が輩出されるなんてありえないのに・・。
一流の財界人を語るとき、あの人はどこどこの入社試験
受けたら受かっただろうかなんて分析するのはナンセンス
に近いだろうに。
94 :
天は人の上に:2005/07/09(土) 22:56:08 ID:WERURnQP
>>93 その通りだと思うよ。例えば、ここ10年をに限ってみても、
刑事事件で学説が判例を変えたということがあっただろうか?
皆、来週早々、指導教官に尋ねてみるといいよ。「あんた、具体的になんか社会の役に立ってるんですか?」って。
赤面しない教官が居たら、まあ、お見事というしかないね。
学者といわれる人々を含め、大人の社会では学歴なんか崩壊してますよ。
それにこだわるのは、己の能力にに自身のない未熟な東大生くらいなもんだって。
嘘だと思ったら、西田さんにでも山口さんにでも尋ねてごらん。
95 :
法の下の名無し:2005/07/10(日) 01:02:46 ID:knn7bTlS
日本は東大入試で頭の善し悪しが割り振られる
そういう画一的な社会
96 :
法の下の名無し:2005/07/10(日) 01:11:19 ID:AOn+sB6O
97 :
天は人の上に:2005/07/10(日) 08:15:07 ID:wFg03im7
>>96 94です。少々急いで書いたので、助詞がおかしかったりしたけど勘弁ね。
別に釣りじゃないです。
誹謗中傷でなく、議論できたらよいと思ってます。
ヨロピク
98 :
法の下の名無し:2005/07/10(日) 09:59:04 ID:x8c9MmkF
馬鹿とは議論できませんよ。
と釣りにマジレスしてみたり。
99 :
法の下の名無し:2005/07/10(日) 15:29:35 ID:be5m2id3
「法の理論は、法の文言と立法者意思のしもべではなく、
それを超越するものである。
そのことを証明する責任が今ここで法律学に課せられているように思う。」
(法学研究70巻12号 223項)
と井田先生もおっしゃっています。
社会に貢献できるか否かは本人の意識次第。
100 :
法の下の名無し:2005/07/10(日) 16:01:11 ID:/UIMP8ah
>>99 だから危険運転致死傷罪を作ったんですね。
刑法総論の理論構造は売れてるの?
買いますた
>>101 成文堂HPでも「在庫切れ」の表示が出てたよ。
104 :
法の下の名無し:2005/07/10(日) 22:17:01 ID:8jgPUc9F
井田先生もお勧めの使える法律、危険運転致死罪。
傷害罪が暴行罪の結果的加重犯であるところから
危険運転行為を暴行罪に準ずるものとし、
懲役5年→15年上限までに引き上げた。
さらに結果的加重犯の重い結果につき過失不要説を採りつつも
因果関係において、危険運転行為にある高度の危険性が
直接、死傷結果の中に実現した、とする論理で
不当な結論を回避している。
やっぱ、井田先生カッコイイです!
105 :
法の下の名無し:2005/07/10(日) 22:18:35 ID:8jgPUc9F
大学生協ランキングは8位だった。
私も買ったお。
>>74 制限従属性説自体を批判はしてないと思うが。その中身について議論してるだけ。
>>104 というかな、危険運転致死傷罪は井田良が作った法律だからな。
108 :
法の下の名無し:2005/07/11(月) 10:51:14 ID:lAqh/9qp
104です。
経緯を教えてもらえないでしょうか。
井田先生が作った法律。
照沼って何?
110 :
法の下の名無し:2005/07/13(水) 22:31:35 ID:rDNtPW/9
一章読んだだけで頭ぶっとびました
行為無価値にもかかわらず、山口を越える異端説じゃ
ないかい? 鋭さと深さはすごいと思うが永遠の少数
説だなぁ
井田から入って行為無価値ってこんなもんだと思ってた俺は・・・
社会的相当性?なにそれ食えるの
>>111 マヨネーズみたいに何でも食べられちゃうよ
社会的相当性は食用ではないよ。観賞用。
114 :
法の下の名無し:2005/07/14(木) 01:56:18 ID:cNiUZJNF
>>109 照沼さんは井田先生の高弟だよ。学部時代ゼミにきてたな。
照沼亮介 岡山大学助教授
116 :
法の下の名無し:2005/07/14(木) 16:21:33 ID:Lz29+7x7
深町君の後釜ですね
行為無価値は最近盛り返しつつあるな。
井田.照沼.安田・・・
118 :
法の下の名無し:2005/07/29(金) 21:41:06 ID:wAaey/2/
照沼先生は今年の夏日吉に来るらしいです。
井田各論は有非核から出るって?
亀ちゃんを超えたな
キムカメ?
122 :
法の下の名無し:2005/08/08(月) 00:02:01 ID:a5J/8q0J
キムカメより実力からも数段上なのは明らかだが。
カメちゃん三田でも日吉でも非常勤してるよ
124 :
法の下の名無し:2005/08/09(火) 16:31:52 ID:ZsQNRTj1
井田先生、校長になったんですか。
日吉、三田で、学部の授業無いんですか。
ゼミは無くなったんですか。
有非核から各論?
井田良と川端博の両者の説の違いはどこらへんなんでしょうか?
似てますよね
>126
全く非なるものだと。
各論は執筆中だが、出版は来年の3月予定。夕日核ではなく
成分同からだ。構文同は改定されないから、こちらを待つしかない。
各論は別にいらないなあ
130 :
法の下の名無し:2005/08/28(日) 00:57:04 ID:+AeSS9ia
>>129 え? マジ?
(新)司法試験対策の基本を井田説にしようかと思っているので、とても欲しい < 各論
131 :
法の下の名無し:2005/08/29(月) 00:26:12 ID:bRv2+vHP
132 :
法の下の名無し:2005/08/29(月) 11:46:33 ID:Qf7L0Qlk
うつ
133 :
法の下の名無し:2005/08/29(月) 18:28:16 ID:+HK+ayIT
うつかてるKO戻ってくる日は近いか・・
戻るのは末道。
135 :
法の下の名無し:2005/08/30(火) 04:31:06 ID:5yh2nBkr
井田先生はイイ先生です
136 :
法の下の名無し:2005/08/30(火) 07:36:27 ID:L7RIHQjI
末道?
>136
フランスの未遂先生。
KOには既にオステソがいる。もう戻ってくる人はいない。
138 :
a:2005/08/30(火) 08:28:45 ID:WEHq+tIU
a
139 :
法の下の名無し:2005/08/30(火) 08:47:28 ID:3hQaRcaJ
政府開発援助(ODA)
_,,,,,,,,
, - ' ゙ `` ‐ 、_,,,,,
,r' /=ミ
/ 彡ll',''´
. / 彡lll
!-- .、 ,、、、、,,, 彡lノ
l,,,,,__ / ___ 'r''゙ヽ
. |`゙'' ./ `'゙'''" .〉,l |
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゙、''゙ ,,、二''‐ ノ l、
''''''''7'ヽ ''' / /`〉`゙T''''''''''
l ` 、,,,,、- ' " / /.| |
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押す展は刑訴だが?
141 :
法の下の名無し:2005/08/31(水) 04:08:28 ID:ejgi3wP1
井田説で錯誤論を展開する際、どのような論証をしますか?
受験では抽象的法定符号説で書きますが、
それは故意の本質を直接的判規範的法的非難(責任要素)として書いていました。
故意を違法要素のみと解釈した場合、いかなる論証をしていくべきでしょうか。
142 :
法の下の名無し:2005/08/31(水) 10:39:37 ID:xS5yqC0E
押す展は国際刑法だが。
143 :
法の下の名無し:2005/09/01(木) 13:45:02 ID:VSFr2OIp
そうかい
144 :
法の下の名無し:2005/09/01(木) 14:23:58 ID:dBnU3oi5
試験書込
145 :
法の下の名無し:2005/09/04(日) 22:34:58 ID:aYLTMcGc
井田総論の第一章読みますた
何ですかあの結果無価値論者に対するわら人形論法は
何ですかあの論証のない独善的な学説は
何ですかあのドイツ権威主義は
買って損しますた
燃やしますね
井田並の理論武装をしたうえでカキコしてね。
彼は慶応普通部出身だから、学部までは東大とは縁がない。
慶応の内部生は「東大?あっそ。何が凄いの?」といったのが多い。大学から
入ってくるのはみんな東大落ちだったりする。入試における各世代の選りすぐり
を集めているからな。全国から優秀な人が集まるのは東大で疑問はないが、関東
圏で優秀な人材も一部は慶応に流れるわけです。親友は山口?高橋?
しかし、あの危惧感説はいいな。
148 :
法の下の名無し:2005/09/05(月) 02:51:39 ID:VDV20E0b
でも慶応の先生だからかどうか知らんが、彼の師匠って
誰だかわからないね。聞いたことあるが忘れた。あと
弟子もよくわからん。井田先生自身まだ若いからかもし
れないが。
この前死んだばあさんが師匠だろ?
150 :
法の下の名無し:2005/09/05(月) 09:36:28 ID:zQ3Sarar
正式な指導教官は,日:中谷謹子 独:ヒルシュ。
宮澤の影響は当然あるし,他にも大学院に来ていた福田・西原にも指導を受けたと。
弟子は亜細亜大と岡山の御二方が筆頭じゃないかね。
153 :
法の下の名無し:2005/09/05(月) 17:00:54 ID:zaW+jBR9
亜細亜←これが「筆頭」なのか?
154 :
法の下の名無し:2005/09/06(火) 02:41:40 ID:HTY9CTN3
いずれの方もよく存じ上げておりますが、優秀な研究者です。
155 :
法の下の名無し:2005/09/06(火) 21:25:06 ID:TnK78b8g
?
>>154 両名の代表的な業績は?
どのあたりが優秀?
157 :
法の下の名無し:2005/09/07(水) 01:32:22 ID:DNHlQAi1
照の業績はなんだかんだ言ってレベル高いだろ。最高かどうか
はともかく、研究者のレベルには充分達している。
158 :
法の下の名無し:2005/09/07(水) 01:39:03 ID:fVlsZHAf
Uは?
>>157 研究者のレベルには充分達しているかどうかはレベルが高いとか低いとかいう
以前の問題だろ。
160 :
法の下の名無し:2005/09/07(水) 19:17:11 ID:fVlsZHAf
御意。
研究者レベルに達している程度で威張るのが慶應クオリティ。
161 :
法の下の名無し:2005/09/07(水) 21:38:01 ID:TpW/q+cO
u...
163 :
法の下の名無し:2005/09/07(水) 22:33:11 ID:fVlsZHAf
164 :
法の下の名無し:2005/09/29(木) 03:29:37 ID:iPoHgwUs
初期井田ゼミの連中はアウトローばかりでかなり面白かったな。
法律知らないなんてのが半数以上w
俺も当然そのうちの一人。
だけど井田ちゃんは教え方上手かったよ。
法学での才能がどれほどのものかはいろんな意見があるだろうし正直俺も
分からん。
しかし、語学(ドイツ語)に関しては天賦の才があると思う。
>>22,23
亀レスで悪いけど、『理論構造』15頁では、
「一般予防の中心的重要性を否定できない限り行為無価値が違法の基本であり、
それがあれば処罰は基礎づけられ得るし、それがなければ処罰はできないが、
付加的要素として、または処罰の限定のため、結果無価値が要求される場合もある」
と書いてるから、やっぱり行為無価値論だろ。
というか場合により一元的?
167 :
法の下の名無し:2005/10/03(月) 07:27:00 ID:KY7J+Suk
>>165 >付加的要素
故意犯がより重くされる処断される理由
>処罰の限定
未遂犯や抽象的危険犯の限定
未遂や危険を結果無価値と言うか否かは、
定義づけの問題に過ぎないから、結果無価値といわないなら一元的といえる。
井田説では,未遂の成立には行為無価値さえあればいいけど,一方で結果無価値(結果としての危険)
を量刑の際に考慮してよいということだよね。
170 :
法の下の名無し:2005/10/31(月) 21:25:03 ID:DQKevt4g
どっちかだけで逝けるわけでもなし
いい加減不毛な論争止めれ、という気がしないでも無し
>>168 故意犯が重く処罰されるのは予防のため。結果無価値は関係がないと思われ。
安田寛/西岡朗/宮澤浩一/井田良/大場昭/小林宏晨『自衛権再考』(知識社)
って本持ってる人いるかい?
173 :
法の下の名無し:2005/11/07(月) 19:52:14 ID:PY3wFcbu
重複スレッド立てられたのでageときます
174 :
法の下の名無し:2005/11/14(月) 10:55:52 ID:SPIH+m3F
無毛な論争。
175 :
法の下の名無し:2005/12/11(日) 06:37:20 ID:/PzARK0L
井田良先生は最近慶應義塾志木高等学校の校長先生も勤められているからいそがしそうですね。
176 :
法の下の名無し:2005/12/11(日) 22:56:02 ID:ZQEJoAC9
ところで128の情報はウソである可能性が非常に高くなったな。
なんせ、刑事法ジャーナルで、彼は各論の連載を始めたばかりだし、
おそらく、これを連載終了後に出版するという流れだろうから。
刑事法ジャーナルがんばれ!現代刑事法の二の舞にならんように・・・。
季刊だけどね
178 :
法の下の名無し:2006/01/29(日) 02:11:54 ID:BSyUTibF
179 :
法の下の名無し:2006/01/29(日) 12:44:47 ID:32vY7Ue1
1ヶ月ぶりにage
181 :
法の下の名無し:2006/03/01(水) 04:09:27 ID:fEVZ0/hT
u
182 :
法の下の名無し:2006/03/01(水) 17:47:50 ID:oJ4wUcff
今月と来月でたて続けにミネルヴァ書房からテキストを出されるみたいですね。
楽しみです。
183 :
法の下の名無し:2006/03/01(水) 17:58:42 ID:heQhgFAO
184 :
法の下の名無し:2006/03/01(水) 18:25:48 ID:HLkVifO3
中身見てないのでアレだけど、こういう弟子総動員型の教科書って
高い・不整合・学生のためより弟子に書く場を与えるため
というのが多い。かつてS林S院はこの種のものを乱発した。
この本はたぶん違うとは思うけど。
井田チームは統率とれてそうだし、ミネルヴァは物凄く質の高い共著
(西洋法制史や日本思想史)をコーディネートできる良心的な本屋さんだし。
186 :
法の下の名無し:2006/03/03(金) 11:12:49 ID:VJyTzulb
理論構造から出題される
初期井田ゼミの連中はアウトローばかりでかなり面白かったな。
法律知らないなんてのが半数以上w
俺も当然そのうちの一人。
だけど井田ちゃんは教え方上手かったよ。
法学での才能がどれほどのものかはいろんな意見があるだろうし正直俺も
分からん。
しかし、語学(ドイツ語)に関しては天賦の才があると思う。
189 :
法の下の名無し:2006/04/12(水) 19:54:34 ID:1vRubXME
語学の才能なんかあってもしょうがねえだろ
全然ないおまえよりはマシ
理論刑法学の最前線 II
著編者 山口 厚 ; 井田 良 ; 佐伯 仁志
出版社 岩波書店
商品コード MJ06035971
刊行日 2006.05
ISBN 4-00-025562-2
大きさ A5
ページ等 256p
価格 ¥2,940(本体価格¥2,800)
192 :
法の下の名無し:2006/04/17(月) 19:17:14 ID:BS0qz0Jh
>>185 名誉毀損について触れていない時点でアレ
佐藤宅間という人はもしかしてf1レーサーのアレか?
2006年ジーボルト賞受賞者に、井田良 慶應義塾大学法科大学院教授が選出
2006年フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞者に、井田良 慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授が選出された。
同賞は、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団が授与するものであり、刑法の専門家である井田教授の独日学術交流に対する優れた功績が評価された。
フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞は、日本人研究者を対象とした最も権威あるドイツの賞であり、毎年連邦大統領から授与される。
同賞では、賞金5万ユーロが授与され、一年間ドイツで研究に従事するものである。
(2006年3月)
(在日ドイツ大使館ホームページより)
理論刑法学の最前線 CXLIV
著編者 山口 厚 ; 井田 良 ; 佐伯 仁志
出版社 岩波書店
商品コード MJ06037654
刊行日 2017.05
ISBN 4-00-025877-7
大きさ A5
ページ等 256p
価格 ¥2,940(本体価格¥2,800)
ミネルヴァからなんか不思議なの出したね
ミネルヴァ本
ざぁーと見たかぎり、かなりユニークだし、念入りに作られている。
さすが井田先生、弟子デヴューのために平凡な教科書の屋上屋を架す
ようなことはしてない。
理論刑法学の最前線IIはどう?
もう読んだ人いる?
199 :
法の下の名無し:2006/05/29(月) 15:32:14 ID:WIYPfjsG
井田説で一番不可解なのは、彼の修正された具体的符号説だろう。
結論は妥当なのだが。
「実行行為時に行為者が認識した事情のみを前提としたときであっても、その結果
およそその種の結果が発生することが排除できない」状況では故意を認めるというところ。
なぜ実現意思を故意の本質要素とした場合に、行為者の具体的な意思をとは関係なく
、「一定の結果が生じることが保障されている状況」という客観的な要素で、故意を
の成立範囲を拡張できるのか、不明。
200 :
法の下の名無し:2006/05/30(火) 13:51:36 ID:BqG65Lo2
俺の行為を評価して下さい。
201 :
哲学あこがれ君:2006/06/01(木) 18:28:42 ID:AuTu5gib
私は井田先生と会ったことも無いし,大学も違うが,
井田先生は私と同世代で,大昔に私が指導した司法修
習生が井田先生のゼミ出身者で,興味を持ち,「犯罪
論の現在と目的的行為論」を読みました。
最近の,「刑法総論の理論構造」も読みました。読
み応えもあって,バランス感覚のある先生であると感
じました。文章もわかりやすいですね。私は実務にも
役立てたいと考えています。
さて,ドイツでは,遙か昔にハンス・ヴェルツェルが
出現してから学界の状況が変わってしまい,行為無価値
論は当然の前提として,議論が進み,現在の重鎮はクラ
オス・ロクシンに変わりました。
もう少し,我が国でも目的的行為論の発想は見直され
て良いような気がします。厳格故意説に違和感がある人
が,我が国では多いでしょう,でも,制限故意説も採用
できるから,そんなに違和感を感じなくても何とかなり
ましょう。井田先生が,消極的構成要件理論に移行され
たのは,意外でした。
過失犯の説明も井田先生はうまくされています。
199のレスの問いは鋭いですね。私も考えてみます。
生産的な意見交換をしましょう。
202 :
法の下の名無し:2006/06/01(木) 20:07:37 ID:AuTu5gib
199への回答をしますが,自信はありません。
井田先生は,殺人罪の法益の「一身専属性」とか,
罪数論にも配慮されているのでしょう。
しかし,私見では,方法の錯誤はもちろんのこと
,「打撃の錯誤」でも従来の「法定的符号説」でも
良いのではないか?と思います。結局は,犯罪者の
主観的な認識と起きてしまった事実(客観的事実)
をどう評価するか?といった問題が錯誤論です。従
って,どうしても「擬制」は入ります。
罪数論は故意の個数とは,また別個の判断が要求
されますし,一発の爆弾で不特定多数の人を殺すよ
うな事案(いわゆる「概括的故意」)と,本質的な
区別をすべきであろうか?という気がします。一般
予防の見地からも,おおよそ「人を殺す」こと自体
を,もう少し厳しく規律しても良いような気がしま
す。刑事政策的な観点もあります。
方法の錯誤と打撃の錯誤に,規範的な抵抗の違い
はないと思います。おおよそ「人を殺すな」という
規範は,モーゼの「十戒」の通り,我々人間社会の
根本の倫理です。殺人等は,これを揺るがす犯罪だ
けに,軽視できません。
ある1人の人(被害者)を殺す目的で,殺人行為を
犯しても,一歩間違ったら,他人も巻き添えにする
のです。ましてや,これだけ都市化された日本の現状
社会では,いつでも巻き添え被害者は出るでしょう。
これら,事実の錯誤の事例では,量刑事情で宣告刑
の裁量(酌量減軽)を認めて,裁判官や裁判員に委ね
ても,良いような気がします。少し「タカ派的」な意見
かも知れませんが,199さんは,いかがですか?
203 :
法の下の名無し:2006/06/01(木) 23:04:29 ID:39ruh/36
先生本人降臨したようですな
204 :
法の下の名無し:2006/06/01(木) 23:48:33 ID:F1dwx0vp
>>199 正確に引用されているように、[実行行為時に行為者が認識した事情のみを前提と
したときであっても、…排除されない」(理論構造P94)のだから、純然たる意味で客観的
なのではなくて、行為者の主観的認識が問題となっているのではないでしょうか? とは
いえ、確かに、具体的符合説の「この人」云々の議論よりは、処罰範囲が拡大されていま
す。
そこで、前記引用部分を確認すれば、それは「上記の基準によれば」とされています。そ
して、その「上記の基準」は「発生結果にも実現意思が及んでいたとして重い規範違反の
評価を下してさしつかえない」(P92)との基準と考えられ、そこの脚注を読めば、「鈴木
…は、…行為者の立場から『結果発生の予見があたえられたかどうか』が基準となるとす
るが、本稿の基準によるときとほぼ同一の結論に至ると解される」と記されています。
ということは、大雑把なイメージとしては、井田先生の「修正された具体的符合説」の故
意認定基準は、おそらく(1)「法定符合説」(あるいは規範的符合説)で一度絞り込み、(2)
さらに「予見可能性」でさらに絞り込む、という基準とほぼ同一と、私は考えます。
では、なぜ、「予見可能性」で絞り込むことができるのか? それは、故意の錯誤の問題
が、結果の行為(主観面を含めた「行為」)への帰属の問題であり、ということは(客観的
帰属の問題と同様に)危険の確証の問題であるからではないでしょうか。
つまり、(1)故意の規範違反性(抽象的事実の錯誤の問題)、(2)故意行為の危険の確証(具
体的事実の錯誤の問題)、という二つ基準によって、結果が故意に帰属されるのだととら
えることができるように思います。
客観的帰属論の議論を無理やり接続した感がありますが、こういう考え方が可能なように
思います。
205 :
法の下の名無し:2006/06/02(金) 00:17:03 ID:9gRW16jP
鋭い指摘と、評価を頂いて、恐縮です。私は司法試験受験生(ロースクール生)
ですが、刑法がもっとも苦手と自負(?)しております。
まず、私の「修正された具体的符号説」への疑問は、理論内在的なものであり、
仮に具体的符号説を採った場合には採用しえない見解である批判です。
ところで、私自身も、202さんと同様に、法定的符号説に与するものです。
故意を一般予防的観点から規範化することは当然認められてよい
と、考えています。ただ、その規範化がどこまで可能かという問題が、具体的符号説か
法定的符号説の対立の要点だと思うのです。
私の理解が不正確かもしれませんが、規範的一般予防の観点から、
具体的符号説を説明しようとすれば、殺人罪の構成要件は
「Aさん(という特定人)を殺すな」という形でしか行為時に
行為者に規範として作用していないと考えているのでしょう。
したがって、規範違反を実現する意思(すなわち故意)はまさに、
「Aさんを殺す」意思になるのでしょう。
しかし、具体的符号説にたっても、一切の故意の規範的な把握を拒否すれば
不当な結論になるのは目に見えています。井田先生は行為規範の上の理解と
矛盾しない限度で、一定の故意の「規範的把握」を試みるわけですが、これには
失敗しているのではないかと思うわけです。
私自身は、構成要件が行為者に「およそ人を殺すな」という規範が向けられている
と考えてもよいのではないかなあ素朴に考えています。それはありえないのでしょうか?
卓越主義的な法の理解には反対ですが、
法と道徳を完全な分離を無意味に主張する最近の実定法学者には
失望します。
206 :
199・205:2006/06/02(金) 00:29:23 ID:9gRW16jP
もうちょっと
高度になってきて、ついていくのが困難なのですが、的はずれだったら
すいません。
ポイントは204さんに指摘のとおり、実現意思の及んでいたものとして(一種の擬制)
「重い規範違反の 評価を下してさしつかえない」とのところですね。
しかし、予見可能性だけで、故意と同じ規範違反評価をできるのですか?
故意を過失の違法評価レベルでの区別はできなくなるのではないですか?
207 :
199・205:2006/06/02(金) 00:49:26 ID:9gRW16jP
それから、よくわからないのは、故意行為の重い違法評価の根拠は、
一般予防の観点から「法益侵害を直接的にめざす行為」行為には、重い評価
を与える必要があるからでしょう。危険の確証とはちょっと違う気がします。
危険の確証は彼の行為無価値論からすれば、違法評価においては付随的なものに過ぎず、
故意の違法評価とは根本的に違うものと感じます。
うーん、わからなくなってきました☆
208 :
204:2006/06/02(金) 01:16:46 ID:LV5tFNHF
>>206 私もロースクール生です。よろしくお願いします。
> しかし、予見可能性だけで、故意と同じ規範違反評価をできるのですか?
> 故意を過失の違法評価レベルでの区別はできなくなるのではないですか?
二つ目の問題について、簡潔に答えると、区別できます。なぜなら、少なくとも井田説で
は、過失は故意とは異なる「結果回避義務違反」という独自の側面があるからです(P112
のホームレスの事例を参照のこと)。
一つ目の問題については、私には、はっきりとは分かりません。しかし、前記の脚注を読
めば、少なくとも絞込みの範囲としては「結果発生の予見があたえられたかどうか」とほ
ぼ同一というのが井田先生の考えであることは間違いないものと思われます。もっとも、
「予見可能性」という言い回しを私がしたのが適切だったのか、過失犯で問題となる「予
見可能性」と同一なのかは、確かに疑問です(井田説は、過失犯で危惧感説をとることを
考えると、故意犯ではより高度な予見が要求されると考える余地があると思います)。
> ポイントは204さんに指摘のとおり、実現意思の及んでいたものとして(一種の擬制)
> 「重い規範違反の 評価を下してさしつかえない」とのところですね。
実務家らしい
>>201さんもおっしゃっていることに私が云々しても、説得力がありません
が、少なくとも私は、具体的事実の錯誤の問題を故意の「擬制」の問題とはとらえてい
ません。
「擬制」ととらえるということは、図形的イメージとしては、まず「故意」の円があって、
その中に「実現した結果」が含まれるのか、含まれないのか、というイメージでとらえら
れているのだと思います。そして、「心理的事実としての故意」の円とは別に、あるいは
それを拡大して「規範的評価としての故意」の円を描く、ということを「擬制」とおっし
ゃっているのではないでしょうか。
私は、具体的事実の錯誤の問題を、「結果」の「故意」への(主観的)帰属の問題だととら
えています。図形的イメージとしては、「心理的事実としての故意」と「物理的事実とし
ての結果」がそれぞれあって、後者から前者に矢印が伸びているイメージです。「結果」
も「故意」も擬制されたわけではない、端的な事実です。そして、両者を繋ぐ矢印が規範
的判断の対象というわけです(もちろん、単に私がそう考えるという話ではなく、私は井
田説をそうとらえているという話ですが)。
このように考えると、故意の本質について実現意思説だから、(純粋な?)具体的符合説
よりも広い範囲で故意犯の成立(厳密にいえば「故意犯の成立」であって「故意の成立」
ではない)を認めることが不整合になる、とは思われません。
209 :
204:2006/06/02(金) 01:29:04 ID:LV5tFNHF
>>207 > 危険の確証は彼の行為無価値論からすれば、違法評価においては付随的なものに過ぎず、
> 故意の違法評価とは根本的に違うものと感じます。
ええと、おっしゃるとおりだと思います。「危険の確証」までは未遂犯では不要ですから、
行為無価値の要素ではないといえると思います。私の言い回しに問題がありました。申し
訳ありません。
より厳密にいうならば、「ある結果が想定されて、その結果が実現されれば危険の確証が
あったといえるような、そのような『危険』が故意行為に認められるならば、その想定さ
れた結果についても故意犯の成立が認めうる」ということです。
なお、「危険」そのものは、井田先生の行為無価値論からも、少なくとも部分的には行為
無価値の要素だと思います(「法益への侵害性は、『行為の性質』として問題とされる限
りで、行為無価値の一要素にほかならない」P14)。
210 :
199・205:2006/06/02(金) 19:56:07 ID:9gRW16jP
@結果回避義務の存在は過失と故意の構造的差異を説明するものではありますが、
故意が過失より重い違法評価を受けることの説明にはなりません。
A予見可能性の程度(危惧感説か否か)に関わらず、結果実現意思の発現たる故意行為と
結果の予見可能性を有するに過ぎない心理状態を前提とする行為とを違法評価の上で同視できるのですか?目的的行為論の立場からは
それはやはり疑問です。
危惧感説は、高度の(?)予見可能性がある場合を故意として扱う根拠にはなりません。
あくまで、過失犯の成立のミニマム(必ずしも具体的結果と因果関係の基本的部分の予見までは
必要がない)ということを主張するに過ぎませんから、「故意犯ではより高度な予見が要求される」
ということまでは含意していないでしょう。
C>「ある結果が想定されて、その結果が実現されれば危険の確証が
あったといえるような、そのような『危険』が故意行為に認められるならば、その想定さ
れた結果についても故意犯の成立が認めうる」こと
これはおそらく、井田説の理解からは離れていると思います。故意犯の重い違法評価
は規範的一般予防の点に基礎付けられるものであり、逆に言えば結果実現意思を持ったもの
に対しては刑罰の威嚇による規範的一般予防が最も効果的だと考えるからでしょう。
別の角度からは、実現意思を持ってする行為こそが規範に与える動揺が大きいということに
故意の不法の本質が存在します。
行為に内在する(法益侵害)『危険』が故意行為の不法の本質ではありません。
204さんの説明はむしろ、未遂の故意についての平野説とかに近いのではないですか?
の本質ではありません。
差異がありません。
211 :
199・205:2006/06/02(金) 20:02:22 ID:9gRW16jP
210で訂正
で「具体的結果と因果関係の基本的部分の予見」→「〜の予見可能性」
「故意犯ではより高度な予見」→「〜な予見可能性」
なんか馬鹿なスレになっちゃったな。
噂話とか、意味のある話しろよ。
213 :
法の下の名無し:2006/06/02(金) 23:55:27 ID:8W4fMbF9
井田先生って後継者いるの?
214 :
204:2006/06/03(土) 21:23:04 ID:+5MJfjuY
199・205さんのツッコミで、考えを整理しました。
>>204で既に書いていることですが、故意犯の成立を認めるのに、(2)予見だけで必要十分
ということではなく、(1)故意の規範違反性も必要です。
ただ、今、テキストが手元にないので正確ではありませんが、たしか不能犯の説明のとこ
ろで「故意が危険性を高める」という話があったと思います。それを踏まえれば、
(1)+(2)=(3)故意行為の危険(不法実現意思によるという独特の危険)
という一本の説明も、可能かも、と思います(このように整理するとすれば、
>>204で「予
見(可能性)」=「危険(の確証)」という書き方は、間違っていることになりますが)。
なお、(2)予見と(2')予見可能性は、せいぜい程度の差に過ぎないのではないかと私は疑
問に思うので、(2)高い予見可能性、(2')低い予見可能性と考えることができるように思
います。しかし、今の文脈では問題とならないので、(2)予見、(2')予見可能性と整理し
ます。
> @結果回避義務の存在は過失と故意の構造的差異を説明するものではありますが、
> 故意が過失より重い違法評価を受けることの説明にはなりません。
上述のとおり、(2)予見だけで、故意の違法評価を基礎付ける、とは私も述べていません。
ただ、「故意の違法性が(1)+(2)なら、(2)は過失の違法性と同じ?」という問題提起かと
思ったので、「過失も、(2')予見可能性+(4)結果回避義務違反が必要」と応じたのです。
過失であれ、故意であれ、(2)予見なり、(2')予見可能性なりで違法性を基礎付けられる、
という理解を、私がしているわけではありません。
215 :
法の下の名無し:2006/06/04(日) 17:19:55 ID:RK7YuQdB
井田先生、体系書出してほしいです。
216 :
法の下の名無し:2006/06/04(日) 19:05:14 ID:Dzn0mo7x
次は,刑法各論の本を出してほしいものです。
217 :
法の下の名無し:2006/06/06(火) 20:32:57 ID:sj1Ls9rA
井田先生、もうちっと字をうまく書いてください
219 :
法の下の名無し:2006/06/11(日) 22:11:30 ID:HyzVrAzr
高尚なスレになっています。それで結構
です。たまには,こういうスレも必要です。
220 :
聖心:2006/06/13(火) 07:34:05 ID:RGgs4Z4l
慶応生って意外にかっこいい人いなくないですか?
キモっ
221 :
法の下の名無し:2006/06/22(木) 20:20:20 ID:Loxkd2+Q
>>220 慶應だろうが、どこだろうが、司法関係目指す奴にかっこいいやつが絶対的に少ないのは事実だ。
あんなキモイ勉強をするんだから、おんなもブスが多し
でも、ブスとキモイは定義によっていくらでも変わるかw
222 :
法の下の名無し:2006/07/28(金) 22:26:36 ID:EcHt7ear
ドイツにいっちゃうのかな。
223 :
法の下の名無し:2006/07/28(金) 23:07:22 ID:pKLeOaB2
司法目指す奴より、学者目指す奴はほぼ100パーきもいよ。
イダくんはスマートでまだいい方。
でもロー板でも噂になってるドイツ行きってほんと?
受賞したしな・・。ローの売り先生だったはずだけど・・
ドイツに行くっていったって1年でしょ?1年なんてすぐだよ。完全移籍じゃないんだから。
1年間井田先生を失うのはキツイっす。
226 :
法の下の名無し:2006/07/29(土) 17:30:44 ID:mLMBsIea
それより京王がなぜ灯台一門で占領されていくのか・・
照りんが成長して帰ってきてくれるさ!!
K池さんもいるし!!
拓っくんも講師で新任してるよ。
229 :
法の下の名無し:2006/07/30(日) 22:13:10 ID:u+ve3omk
230 :
法の下の名無し:2006/07/30(日) 22:54:48 ID:N8ZPJT3q
もう人数的に刑法の先生いらんだろ・・
K池ってだれだ?照りんがKOにいないの
納得できなさす・・。井田も自分の大学くらい
門下で固めろよ・・・。
231 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:15:26 ID:DW+V5COP
鬱身を呼び寄せればいい
232 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:17:23 ID:p3hzdiIc
そうか・・Utsu
もいたな・・。なんで今度もワダなんてくるのか・・
伊東センセってどうなの?
伊東センセの文章って堅苦しくてあんま好きじゃない
234 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:19:18 ID:BgsxKozo
刑事訴訟法はどうするの?
235 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:22:14 ID:p3hzdiIc
伊東センセ感じいいけど、文章わかりにくいね・・
それとドイツ法的じゃない感じもする。
珪素はK池くんあたりでいいんじゃない?司法も受かってるんでしょ。
236 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:24:37 ID:3ps/MOel
237 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:26:37 ID:p3hzdiIc
ワダは優秀だけど、なんでまた照、鬱じゃないのかってこと。
門下とか関係ないのかね・・。伊東、さとし、ワダとは・・
238 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:27:48 ID:3ps/MOel
>>237 その二人じゃ、ローは任せられないから。
ローと学部じゃ違うってのがKOの方針。
239 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:36:29 ID:BgsxKozo
240 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:37:49 ID:p3hzdiIc
珪素は実務家が出入りするでしょ。
241 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:38:34 ID:BgsxKozo
俺が行ってあげてもいいよ。
242 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:39:14 ID:3ps/MOel
ローは、弟子育成の場ではないから、外様をたくさん呼んでも問題なし(伊東、鈴木、和田)。
学部は、弟子育成の場だから、外様は入れない(佐藤)。
243 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:41:22 ID:p3hzdiIc
佐藤さんって照るより優秀なんかいな??
今度書いたもの読んでみよう
そういや飯島さんって人もKOじゃなかったか?
244 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:42:13 ID:BgsxKozo
そうじゃないよ。
外様を呼べば、当然人事に影響は出る。できれば外様を入れたくなかったけど、慶應系で5年以上キャリアがある人で、ローで教えるのに向いている人がいなかった。それだけのこと。
245 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:43:01 ID:3ps/MOel
>>243 佐藤の未遂論文は面白い。
飯島の論文はカント主義。
246 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:47:06 ID:3ps/MOel
>>244 ローだと民法とかも外様を入れているので、いまさら純血を守れない。
しかも、もう設置審の縛りは解けているので、5年以上のキャリアにこだわる必要もない。
247 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:49:42 ID:2pdh7Fjt
243
まぁ、おまえが頭が悪いのはわかっている。
248 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:49:57 ID:BgsxKozo
>>246 伊東・鈴木を取ったから、和田でごり押しされたんだろ。
249 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:51:24 ID:3ps/MOel
>>248 ごり押しされるほど井田は弱くない。
KOでの井田の力を知らないのか。
250 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:52:23 ID:BgsxKozo
お前は人事の仕組みを知らないんだろう。
251 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:54:14 ID:3ps/MOel
>>250 んじゃ、君の知ってる「人事の仕組み」とやらを教えて。
252 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:55:15 ID:BgsxKozo
その前に「井田の力」とやらを説明してみろよw
253 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:57:08 ID:3ps/MOel
>>252 質問に質問で返すのは良くない。
「人事の仕組み」について教えて。
答えないなら別にいいけど。
255 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:58:09 ID:3ps/MOel
241 名前: 法の下の名無し 投稿日: 2006/07/31(月) 00:38:34 ID:BgsxKozo
俺が行ってあげてもいいよ。
って書いてるくらいだし、多分事情通で実力者なんだよね。
天使から見ると…実力を反映した公平な人事。
悪魔から見ると…東大におもねって学界内の発言力を増すための取引。
257 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:58:31 ID:BgsxKozo
258 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 00:59:55 ID:p3hzdiIc
人事の仕組みなんて教授レベルにしかわからんよ。
それより井田スレでそんなこと話しても・・
259 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:01:02 ID:3ps/MOel
>>254 なんだ知ったかかよ。
先もくそもあるかよ。
261 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:03:01 ID:BgsxKozo
>>259 別に恥ずかしくないよ。お前の必死さは恥ずかしいがな。
262 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:04:13 ID:3ps/MOel
263 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:05:26 ID:3ps/MOel
てか、素直に「ちょっと言い過ぎました」って言えばいいのに。。
264 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:05:44 ID:EIygfyDt
258は頭が悪い
265 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:07:28 ID:BgsxKozo
人事の話は教授じゃなくても教授会構成員ならわかるよ。
266 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:08:03 ID:p3hzdiIc
でも刑法って、ある意味純潔主義で固めるのって合理的だと思う
んですが。かたよるって言っても、狭い日本、他大学と議論する
機会はいくらでもあるんだし、同じ大学にいろんな派閥ができて
統一性が無くなってしまうと帰って学説の進歩が無い気がする。
267 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:08:11 ID:BgsxKozo
>>263 お前はどうして粘着するのかと。
「言い過ぎたんだろうなあ」と思ってればいいのに。
2ちゃんねるで自己実現するしかないニートですか?
268 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:09:18 ID:3ps/MOel
>>265 人事のやり方って、大学ごとでかなり違う。
君は慶応の教授会構成員なのかな。
269 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:10:22 ID:BgsxKozo
>>242 この発言の方がよっぽど根拠がないよ。
ローが仮に弟子育成の場でないとしても、弟子の就職先の一つとして確保しておくべき必要性がなくなるわけではない。
270 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:10:35 ID:p3hzdiIc
煽りが昔存在したの若手スレっぽい
271 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:11:56 ID:BgsxKozo
>>268 ほう、たとえばどう違うんですか?
和田人事の仕組みは?
272 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:12:14 ID:3ps/MOel
>>266 純血主義をとっても、内部で学派が分かれることも多い。
団藤、平野、藤木が並び立っていた時代の東大なんてそんな感じだった。
同じ大学でいろんな派閥ができても、学説は発展する。
273 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:12:32 ID:EIygfyDt
生意気いうな、馬鹿
274 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:13:09 ID:3ps/MOel
>>271 質問に質問で答えるのは良くないって、繰り返しても分からないかもしれないけど。。
275 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:14:32 ID:BgsxKozo
なんだか伊東を優秀でないと言い切る尊大なキチガイに粘着されて不快な夜だな。
276 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:15:45 ID:BgsxKozo
277 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:15:59 ID:3ps/MOel
>>275 伊東がこんなところにくるとは思えないので、伊東の弟子か何かかな。
伊東を批判したのが癇に障ったのならば、済まなかったね。
278 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:16:02 ID:p3hzdiIc
でも文章は分かりにくい気がするけど・・
242 名前:法の下の名無し 投稿日:2006/07/31(月) 00:39:14 ID:3ps/MOel
ローは、弟子育成の場ではないから、外様をたくさん呼んでも問題なし(伊東、鈴木、和田)。
学部は、弟子育成の場だから、外様は入れない(佐藤)。
280 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:19:05 ID:p3hzdiIc
将来の慶應像
井田―佐藤・・・・ <<< 伊東
サトシ
ワダ
ってことですか。
281 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:19:20 ID:3ps/MOel
>>278 最終的なスタンスがはっきりしないこともあるな。
4人対談本見てもはっきりする。
282 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:21:13 ID:3ps/MOel
>>275 よく見るとすんごい尊大だよね。
241 名前: 法の下の名無し 投稿日: 2006/07/31(月) 00:38:34 ID:BgsxKozo
俺が行ってあげてもいいよ。
慶応に、「行ってあげてもいい」んだよなあ。。
283 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:22:28 ID:pjoOIJVr
伊東の弟子なんているの?
285 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:24:13 ID:BgsxKozo
君、深町スレにもいるね。
深町のなにか?
622 名前:法の下の名無し 投稿日:2006/07/31(月) 00:34:53 ID:3ps/MOel
>>619 感想を述べよ。
623 名前:法の下の名無し 投稿日:2006/07/31(月) 00:38:42 ID:sB8gN+wd
ショボかったです。
624 名前:法の下の名無し 投稿日:2006/07/31(月) 00:40:47 ID:3ps/MOel
>>623 どんな話をしていたのか。具体的に。
286 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:24:25 ID:3ps/MOel
287 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:25:09 ID:BgsxKozo
>>286 別に。
天下の慶應様だからあがめなさいってか?
馬鹿?
288 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:27:34 ID:3ps/MOel
>>285 わざわざ探してくるのは粘着質って言わないのかな。。
やっぱり、
>>241の発言をするだけあるわ。
289 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:28:25 ID:BgsxKozo
290 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:28:57 ID:3ps/MOel
>>287 呼ばれてもいないところに、「行ってあげてもいい」と言い切れるのがすごい。
それを尊大だと思わないこともすごい。
別次元の人だなあ。。
291 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:32:13 ID:BgsxKozo
>>290 まあ、君なんかとはレベルが違いますよ。
じゃあねー、おやすみー。
292 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:34:11 ID:3ps/MOel
>>290 尊大さの次元がもうぜんぜん違うなあ。。
293 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:35:18 ID:pjoOIJVr
292は自爆w
294 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:37:30 ID:3ps/MOel
>>293 あ、ID変えて再登場かな。
違う人だったらすまないけど。
295 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 01:40:05 ID:3ps/MOel
もう、ID:BgsxKozoのままでは戻ってこないかな。。
296 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 11:18:59 ID:pjoOIJVr
キチガイめ
297 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:04:55 ID:2W905X/l
井田先生が見たら悲しむよ。
そもそもいくら教授といえども、学内人事に対する権限ってそこまであるのか
って気もしますが。。
しかしそろそろ体系書をものしようかというレベルの人が
なんでいまさら留学するかね?
それほどドイツって偉大な国なのかな?
299 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:24:04 ID:2W905X/l
留学というより、一年間ドイツで研究に従事することっていう条件付き
と聞いたよ。
まぁ井田先生にとっては嬉しいことなのかな。
いるかはドイツに移住してしまいそうで不安。
300 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:24:36 ID:34Pujg7m
慶応の純血主義w
301 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:25:11 ID:2W905X/l
↑訂正「いつかはドイツに...」
302 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:31:06 ID:34Pujg7m
慶応が東大とマジで喧嘩したら慶応の連中で勝てる奴はどれだけいる
のか…。
慶応が純血主義を掲げて、頑なに部外者を排除しようとする理由は、
単に東大の植民地にされたくないからでしょ。
情けねー。
303 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:34:30 ID:34Pujg7m
ここに来てる奴らは学生が多いのか?
こいつは身内、あいつは部外者…。お前ら性根から腐ってるな。
純血主義を捨てようと言い出す奴は誰もいないのか?
304 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:37:34 ID:34Pujg7m
純血主義を捨てて、外部の脅威を感じないと慶応は何時までたっても
中途半端に終わるだろう。
結局身内だけで競争するから、甘えが出る。必死に勉強しない。
305 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:38:25 ID:34Pujg7m
お前らほんとに気持ち悪いよ。
306 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:41:54 ID:34Pujg7m
法律の連中はプロパーが多いみたいだが、政治・経済は純血主義が
崩れつつあるな。ほんとにいいことだよ。
307 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:48:23 ID:34Pujg7m
東大は藤木以来、行為無価値の命脈が絶たれたんだから、いっそのこと
井田を引き抜けばいいんだよな。
そうすればバカな慶応でも純血主義を放置せざるをえないだろう。
308 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 22:56:19 ID:34Pujg7m
ホントにそうだ。井田は東大に行けばいいんだ。
東大はミネソタで教えてた伊藤隆敏を一橋から引き抜いたけど、
今度は井田を持ってくればいい。
309 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 23:10:20 ID:34Pujg7m
まぁ伊藤は東大入試が中止になって仕方なく一橋言ったからな。
大学受験もしたことない井だとは別次元だし、一橋受けられない・落ちて
慶応行ったお前らとは違うがな。バーカ。
>>272は慶応には珍しくいいこといってる。
>>266は論外。お話にならない。バカ。
東大が藤木の死をどれだけ憂いているのかお前は知らないのか。バカ。
>>308 行為無価値本流じゃない井田センセを東大に据えるのはアレでしょw
目的的行為論、消極的構成要件要素・・
311 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 23:18:21 ID:34Pujg7m
>>266 派閥の存在が学説の発展が阻害される。はぁ?
お前は死んだほうがいいよ。
この発想っていかにも慶応的なんだよね。恩師の学説をコピーする
ことが弟子の仕事だと勘違いしてやがる。
東大の連中は師をも例外としないストイックな批判精神を持っていた
からこそ学会をリードしてきた。そのことに気づけ。バカ。
312 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 23:27:54 ID:Asdaph4h
まぁ、凶徒から使えないの呼ぶより東京から呼ぶほうが遥かに有益だがね。
313 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 23:38:43 ID:pjoOIJVr
井田は大学受験してないよ。
314 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 23:39:24 ID:34Pujg7m
>>310 純粋な行為無価値論なんて俺は知らないけどね。
藤木にしても二元論だし…。
315 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 23:44:35 ID:34Pujg7m
>>313 内進でしょ。大学受験もしたことない奴って罵倒したわけだが。
316 :
法の下の名無し:2006/07/31(月) 23:52:03 ID:p3hzdiIc
>>311 恩師の学説をコピーすることが弟子の仕事だと
なんて思っていないが、若手といわれる身分なので、
師匠に対する批判的精神をフルに発揮しようなんて
発想無いけどな。
おまけに研究者の話題なのに、いまさら大学受験がどうの
こうのって・・・。無能な灯台出身者か何かだろ、オマエ。
317 :
法の下の名無し:2006/08/01(火) 00:01:01 ID:QoTqPU9R
>>316 こんな腰抜けがそろってるから慶応には平野龍一が生まれないわけだ。
思っていなくてもできないんだよな。
どうせ塾の中で浮きたくないとかどうでもいい動機なんだろ。
318 :
法の下の名無し:2006/08/01(火) 00:05:46 ID:6VL+qw+b
>>317 なんで俺が塾関係者なんだよ。それにお前は平野龍一
クラスの人間なのか?
平野龍一クラスの人間って
藤木センセが死んだすぐあとに講義で藤木説をめっためったにけなしたり
藤木センセの後がまに団藤弟子の結果無価値論者を据えたり
団藤センセのゼミコンパと同じ日にゼミコンパをぶつけて踏絵をさせたり
する人格者ってことですか?w
320 :
法の下の名無し:2006/08/01(火) 00:20:21 ID:6VL+qw+b
>>319 良くも悪くも大家になった奴って意味だよ。
それとここは井田スレなんだから、井田系列の
今後の展開などを話題にしろよ。彼の本の
前書きとかに塾関係者で固まるのは好ましくない
とか書いてはあったけどね。
照るりんの共犯論が井田のコピーだとは
とても思えんけどなぁ…
よくわかる刑法
やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ
井田 良著 / 内海朋子著 / 飯島 暢著 / 大山 徹著 / 野村和彦/照沼亮介/南 由介/佐藤拓磨著
ミネルヴァ書房
B5/232ページ
2006-04-20
税込 2625円
・・上記執筆者の内の誰かがここにいそうな気がする。
323 :
法の下の名無し:2006/08/01(火) 01:58:06 ID:oItlsDx1
内部進学だとなにが悪いのか、理解できん
伸びてると思ったら刑法学者(か院生かODPD)が喧嘩してるΣr(‘Д‘n)
326 :
法の下の名無し:2006/08/01(火) 17:41:15 ID:QoTqPU9R
327 :
法の下の名無し:2006/08/01(火) 23:07:29 ID:6VL+qw+b
混合惹起説採る奴なんかいくらでもいるだろ。
それよりなんで照が岡山なんだろ。西日本出身なのかな
彼は。
328 :
法の下の名無し:2006/08/02(水) 00:35:24 ID:nztjRllf
深町の後任だから。
いくらでもじゃねーよ。明らかに井田からの継承じゃん。行為無価値論と結びつけてるあたりとかも。
330 :
法の下の名無し:2006/08/02(水) 10:00:00 ID:wwWQbbDj
宮沢の弟子ってそういや慶應にいないんじゃなかった?一人くらいいても
よさそうだけど・・・・・
331 :
法の下の名無し:2006/08/19(土) 04:24:45 ID:FAR/xzII
そういえば、
この人CDレッスン刑法入門って本出してたですよね?
CDに音声として入ってるのは本文全文ですか?
それとも、重要論点のみですか?
>>331 一連の流れを講義しているCD。
中身はほとんど忘れたが、「何回聞いても難解だといわないで下さい」というダジャレだけおぼえてる。
>>332 >何回聞いても難解だといわないで下さい
こういうセンス好きだわw
ちょっとした遊び心と謙遜の心が重なりあってて。
とりあえず、買ってみるわ。
ただの親父ギャグも神が言えば福音に聴こえるという好例。
他の教授がいったら激怒するくせに。
CD聞いたことある。
妙に舌がもつれる話し方だった。30代後半のとき?
今はヴァージョンアップしている有斐閣入門書の原型がこれなのでは。
337 :
335:2006/08/22(火) 01:38:28 ID:Oumwn+px
あの本とほとんどダブる。あれをたんたんと読んでる感じ。
ただ、共犯などは時間が足りなくて、ほんのサワリだけ。
このCDレジュメを元に基礎から学ぶ〜が執筆されたのは
間違いなさそう。そういえば、ギャグは本にも書かれてるね。
ヴェルツル
339 :
333:2006/08/27(日) 09:55:41 ID:qyREZcCF
今日商品が家に着きました。
ところで、井田っちは歌舞伎すきなんですか?
まだ売ってるのかいな。入門書はいい本だから、CD聴きながら
お勉強というのもええかもね。
鑑定書読んでみたいです。
342 :
法の下の名無し:2006/09/10(日) 18:05:23 ID:c9Kvu9ie
慶応純血??
すでに、鈴木佐斗志氏や伊東研祐氏を起用している段階で純血ではいような気もするが・・・。
ロースクールは傭兵歓迎
アカデミックは純血主義なのではないか。
344 :
法の下の名無し:2006/09/11(月) 22:56:30 ID:pTwgH9k2
そういうことですか。
納得です。
確かに、学問を支えていくのはローではなく学部・研究科ですね。
345 :
法の下の名無し:2006/09/11(月) 23:12:47 ID:sq05eG7F
ドイツの先生も講師にいるみたいだし、KOも学問は
学問でやってくつもりだろ。それにしてもあそこのK藤って
いう先生の系列はI田とは別に目立ってるな。
加Tは定年退職だ。
347 :
sage:2006/09/14(木) 19:42:45 ID:DCWQIciy
加Tの後継者ってKOにいる?
さげ間違えた・・・
349 :
某通教生:2006/09/20(水) 01:44:52 ID:df4dhf52
ずーっと最初から読んでいたけれど、KO生は育ちが良くていいですね。
さて、馬鹿にしないで教えて下さい!当方は刑法を始めて2ヶ月の通教生です。
血友病事例における井田教授の、折衷説に立った因果関係を肯定する理論を教
えて下さい。井田教授の本はもちろんこれから購入しますが、是非教えていただきたいのです。
よろしくお願い致します。
本買って嫁。
351 :
法の下の名無し:2006/09/20(水) 12:28:12 ID:iy83Zxo3
H木先生って内部じゃないだろ。井田先生はちょっと若いのでは?
まさおか・・
井田先生の考えを理解するためには
刑法総論の理論構造のほかに何を読んだらよろしいでしょうか?
論文
>>352 中義勝先生の講述犯罪総論を読んでみれば?
消極的構成要件要素の理論の提唱者だから
356 :
法の下の名無し:2006/09/30(土) 23:50:29 ID:mgjml7zj
無知の痴
357 :
法の下の名無し:2006/10/02(月) 01:48:39 ID:WuoeAbxy
消極的構成要件要素の理論はナチス刑法時代のドイツ刑法の産物だよ。
法学を学ぼうと思ったら
英語よりドイツ語の方が重要ですか?
>>359 科目による
憲法、刑訴法、会社法なんかは英語
刑法、民法、民訴法なんかはドイツ語
>>360 ありがとうございます。
じゃあ、ドイツ語しっかり学びたいと思います。
憲法、刑訴法、会社法学ぶ際に役に立つ英単語集ってありますか?
やっぱ辞書片手に頑張るしかないんですかね。
362 :
法の下の名無し:2006/10/03(火) 18:06:20 ID:wupL9I0Z
英単語集というか英米法辞典があるけど。
ちょっとやってみたいだけならローダスでいいんじゃね。
CDレッスンなかなかいいですね。
最初に聞いたときは淡々とし過ぎててつまらないと思いましたが、
何度も聞くときはこの方がいいかも。あっさりしたお茶を飲んでる感じで。
民法も買っちゃいました。勉強してて頭がわけわかめ状態になったときに
息抜きに聞いてます。
ところで、慶応通信教材シリーズはなぜ憲法はないんですか?
まこっちゃん元気かい?
刑法初学者です。みなさんにお聞きしたいのですが、井田先生の教科書を初めて読む場合に、
有斐閣の「基礎から学ぶ刑事法」とミネルヴァの「よくわかる刑法」どちらがおすすめでしょうか?
近場に法律書が充実した書店がないもので立ち読み等できないのです。
よろしかったらアドバイスお願いします。
367 :
366:2006/11/16(木) 16:49:12 ID:0hb8CsPW
追加ですみません。司法試験板の基本書スレ等は一通りチェックしました。
井田先生の教科書という前提で聞きたいのでこちらに書き込みました。
368 :
法の下の名無し:2006/11/16(木) 16:50:59 ID:oXnKh6XO
お前馬鹿か。両方読め。なに甘えてるんだ・・・
「基礎から学ぶ刑事法」は表題の通り、
刑法のみならず、刑事訴訟法や犯罪者処遇法についても頁が割かれている。
また、初学者の為に法律を勉強する際の注意点についても頁が割かれている。
初学者を対象とした本なので、井田色は薄いと思う。
「よくわかる刑法」は読んだことがないが、
刑法以外についてはほとんど頁が割かれていないと思われる。
370 :
366:2006/11/16(木) 18:05:17 ID:0hb8CsPW
>>368さん、
>>369さん、お返事ありがとうございます。
刑法は自説をしっかり固めて勉強した方がいいようなことを聞きましたので、
井田色が強く出ている方を買おうかと考えました。
シケタイをざっと読んで基本的知識をつけながら、井田先生を拠り所として
深く勉強したいと考えていました。
結局井田本を両方読んだ方がいいのかな。
俺的には「理論構造」がお薦め。
内容は深いし、実はそんなに難しくない。
井田説にどっぷりはまりたいなら、「理論構造」だと思う。
372 :
366:2006/11/16(木) 18:50:46 ID:0hb8CsPW
>>371さん、「理論構造」の評価の高さは耳にしています。
ゆくゆくは理論構造を買って、どっぷりはまれるようになりたいです
ただ、自分は本当に法学素人なので、理論構造へのジャンプアップ用の基本書はないかな〜と思って。
373 :
氏名黙秘:2006/11/17(金) 08:44:06 ID:gi6kSfak
井田の前提は福田本。福田読んだほうがいい。
目的的行為論だし、違法有責類型だし。
俺は、福田ー刑法の基礎知識ー対談刑法総論ー井田の順で読んだ。
かなーりどっぷりよ。
>>373 福田先生って厳格責任説ですよね?
井田先生も厳格責任説ですか?
>>374 井田良は消極的構成要件要素の理論を採用したうえで厳格責任説
そこは福田とは違う
>>375 消極的構成要件要素の理論をとりつつ厳格責任説というのはあり得ないのだが。
厳格責任説が何か、分かってる?
そいやそうだね
責任説をとってるって書くべきでした
正確には制限責任説でいいのかな?
>>373 井田は違法類型説だが。
それはともかくウサギ30匹は買いすぎだろwwwwwwwwwwww
買ったきりで本棚にささったふっ君の基本書(第4版)を久しぶりに出してみたよ。
p、69に違法類型としての構成要件とはっきり書かれております。
次の頁で、違法有責類型の構成要件は無意味だし、違法性と区別する意味で、
責任の認識根拠とみるべきではない、と主張されています。
故意過失は責任要素じゃないらしいからね。
そもそも議論が噛み合ってない。
福田先生の体系だとブーメラン現象が回避できないからってんで,
井田タソは消極的構成要件要素を,佐伯タソは故意は過失を包含する理論をもってきたわけだよ。
384 :
法の下の名無し:2006/11/18(土) 21:48:40 ID:5HMCaZ72
福田は厳格責任説だからブーメラン現象とは関係ないじゃん。
故意は過失を包含するって大塚も言ってたことじゃん。
もうぜんぜん分かっていないレベルで議論してるんだな。驚愕だよ。
ま、一部だろ
福田体系はそもそもブーメラン回避というか
過失の検討の余地がなくなるのが不味いんだろう
過失の検討の余地がなくなるってどういう意味?
故意犯が成立するなら過失犯の検討が不要なのは当たり前のことだし。
違法性の意識の可能性がなければ不可罰だし。
問題は違法性阻却事由該当事実の誤想があっても故意犯を成立させてよいかということ。
刑事政策としてどちらが妥当かということに落ち着くんだろう。
多くの人は安易に誤想した場合でも故意犯は成立させるべきでないという結論を支持する
から厳格責任説は採らないわけだ。
389 :
373:2006/11/24(金) 11:28:37 ID:wriwp4DI
久しぶりに登場。
僕は目的的行為論序説も読んだ。あと井田先生本人が、
院当時に影響を受けてる西原先生の本も読んだ。
もちろん、井田先生の論文は全てよんだ。理論刑法学もね。
あと山口先生の本読むといいよ。
井田説がコンパクトに述べられていて、裏側からわかる。
それと刑法理論の展望(成文社)はいいよ。
各論もしっかりと勉強するといいよ。
そうしないと不安定な理論のみの総論になるから。
390 :
366:2006/11/27(月) 21:43:48 ID:lwwD2k3/
>>389さんありがとうございます。
今「基礎から学ぶ刑事法」読んでいます。あと各論も井田先生の
「刑法各論論点講義10」が届いたので読んでみようと思っています。
井田先生はいつドイツにいっちゃうの?お別れを言う機会はある?
ないよ
井田先生まんせーまんせーー。
394 :
法の下の名無し:2007/02/22(木) 01:51:27 ID:Y9hi177v
春休みに入ったので、趣味半分に井田先生の本を買おうと
思ってるのですが、理論構造と各論論点講座の両方とも一版なんですね
理論構造は出て1年ちょっとだから一版でもいいとして、各論論点講座の
ほうは改訂したほうがいいのでは・・・
各論論点講座の二版出てないですよね?出る予定はあるのかな?
395 :
法の下の名無し:2007/03/04(日) 03:04:56 ID:w2DS/ms5
age
論点講義は新シリーズになるみたいだから改版するかも?
397 :
法の下の名無し:2007/03/04(日) 22:42:46 ID:kpV4rbTd
>>396 新シリーズになるのかは知らないけど、4月に2版が出るって
弘文堂のサイトに書いてあったね
新シリーズの値段(内野)から言って、長文問題をいくつか掲げて
解説する薄めの本になりそう。コンセプトが違うみたいよ。
内野は新論点講義憲法の執筆者
東大生協のサイトだと、新シリーズの1冊のようだが。
403 :
法の下の名無し:2007/03/06(火) 12:51:14 ID:XdbT8AcL
でも、よく見ると、内野のは1800円だけど、井田のは2600円だね。
井田のは今の論点講義のバージョンアップ版なのではないかな?
どうなんだろ。
井田先生の門下生おらんのか?聞いてみてくれ。
どっちかというと403の信憑性が証拠なしに高いとオモわれ。
405 :
法の下の名無し:2007/03/06(火) 13:48:14 ID:C1yudunf
>>403 そういや井田先生の門下生ってあまり聞かないな
岡山大とか亜細亜大(移ったっけ?)とかにおるやないか
首都大・・・のは足抜けかw
407 :
法の下の名無し:2007/03/06(火) 16:18:39 ID:VdH0khrg
門下生っていうか、ゼミ生とか普通の学部、ローの学生もここにいない?
ある程度、井田先生と話したことある学生なら、どんな内容なのか聞けると
思ったんだけど・・・
なぜ、必死になっているかというと、井田論点講義を買いたいから。
新シリーズが論点だけのケースブックなら欲しくないけど、
今までのとおりある程度の網羅的な記述がしてあるテキスト形式なら
そちらを待ってでも買いたい。
いま春休みだからな。
難しいんじゃないか。
あの本は確かに超充実した網羅性もあるレジュメ
長い問題とちょっとした解説だけの本にしてもらいたくはないす
そういや慶應の教授って基本書ださないよね?
なんでだろ?
それなりに出してるよ
宮島・会社法エッセンス
山本・会社法の考え方
井田・刑法総論の理論構造
平良木・捜査法
池田・スタートライン債権法・民法総論
三木さんとか書けばいいのにとは思うが
412 :
法の下の名無し:2007/03/11(日) 10:38:57 ID:m8x7YzAv
つまり井田だけか
結局、旧・新どっちなの。
旧なら私も買うわけで。
>>411 それだと基本書と呼べるの井田だけじゃんw
平の捜査法は良い本だけど、基本書じゃないし。
どうやら新のようだ。
>>414 宮島のは会社法概説が新会社法で名前だけエッセンスになったから基本書だよ。
ほかは微妙だがw
417 :
法の下の名無し:2007/03/14(水) 20:04:30 ID:jZYrwZpf
平の捜査法って名著
418 :
法の下の名無し:2007/04/07(土) 23:06:43 ID:68tNw8TI
基本書の定義は?
419 :
法の下の名無し:2007/04/08(日) 00:02:14 ID:IUwtaOoR
井田さんの危惧感説書くときは、とりあえず、
予見可能性を前提とした客観的注意義務書いて、
予見可能性については、客観的注意義務に応じて設定されるって書けばいいだろうか??
え?
>>419 正解
しかし少し薄いな…慶応の人、もしくは自説が井田説の人、ちょっと足してみ
酷い自演を見た
423 :
法の下の名無し:2007/04/08(日) 03:08:14 ID:IUwtaOoR
>>422 釈明させてもらえるなら、前者は本物、後者は内部卒の慶応生(´;ω;`)
424 :
法の下の名無し:2007/04/08(日) 19:38:52 ID:cwCS/dUH
>>419.412
なにがしたいんだ?自演までしてw
425 :
法の下の名無し:2007/04/08(日) 19:39:27 ID:cwCS/dUH
井田オタは自演すらまともにできない
419 名前:法の下の名無し :2007/04/08(日) 00:02:14 ID:IUwtaOoR
井田さんの危惧感説書くときは、とりあえず、
予見可能性を前提とした客観的注意義務書いて、
予見可能性については、客観的注意義務に応じて設定されるって書けばいいだろうか??
421 名前:法の下の名無し :2007/04/08(日) 02:22:48 ID:IUwtaOoR
>>419 正解
しかし少し薄いな…慶応の人、もしくは自説が井田説の人、ちょっと足してみ
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
428 :
法の下の名無し:2007/04/09(月) 00:13:31 ID:GJjP8cEI
井田説で論文たたかってくのむずくない?
429 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 00:39:09 ID:fMqv3CzJ
井田さんって条件関係について合法則条件関係説とってるのかな?
条件関係考察する必要なくなるって一般に言われてるけどどうなんだろ。
個人的には択一的競合の処理についてもっと言及してほしかった。
430 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 01:05:06 ID:fMqv3CzJ
あとこの人、違法性の本質を一時的に行為無価値に求めてますよね?
大谷さんなどの説く一般的な行為無価値論を結果無価値ニ元論だとすると、
井田さんのは、言わば行為無価値ニ元論とうけとっていいのかな。
よく司法試験の予備校本なんかで行為無価値論を、
「刑法の目的が一時的には法益保護にあることは否定しないが〜・・、
違法性の本質は社会的相当性を逸脱した法益侵害およびその危険であると解する。」
と論証しますが、これ井田説ならつかえないってことですよね。
やっぱ受験向きじゃないなぁ・・。
間違ってたら教えて。
431 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 01:23:20 ID:iMp4ipOa
>>430 俺はその論証自体がフェイクのような感じで捉えているけど…
いわゆる結果無価値というのは行為無価値を排除する点に一つの
意義があるわけで、逆に言えば行為無価値二元論とは言うものの
その実体は行為無価値にあるはず。
432 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 15:20:07 ID:fMqv3CzJ
@結果無価値一元論(いわゆる結果無価値論)=山口・前田ほか
A結果無価値二元論(いわゆる行為無価値論)=大塚・大谷ほか
B行為無価値二元論(Aよりも行為無価値論に依拠)=井田
C行為無価値一元論(純行為無価値論)=新派
上記分類でおk?
433 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 15:25:20 ID:fMqv3CzJ
大谷=違法性の本質は一次的には結果無価値にあることは否定しない。
しかし行為無価値をも考慮するべきである。
井田=違法性の本質は行為規範違反(行為無価値)にあり、結果無価値は副次的なものにすぎない。
制限をかける意味でのみ結果無価値を考慮する。
この認識で合ってる?
だとしたら、井田説でいくなら既存の予備校本つかえないよね・・。
>>432 仮に結果無価値二元論なる概念を認めたとして、その言わんとするところが
結果無価値・行為無価値において軸を置くのが結果無価値だということとしても、
大塚が結果無価値二元論とは思えないけど。
てか、行為無価値を採用する時点で、行為無価値に軸を置かざるを得ないと
思う。
その意味では
>>431に同意。
>>432 加えて、行為無価値一元論を新派としてしまうのもどうかなぁ。
436 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 16:01:45 ID:fMqv3CzJ
>>435 たしかに行為無価値一元論を新派といいきるのは語弊があるかもね。
でも行為無価値一元論が新派的なのはたしかだと思うし、
現に日本の学界において行為無価値一元論はほぼ絶滅してるらしい(刑法総論の思考方法参照)から、
そんなに間違ってもないかと。。
>>434 あと大塚さんの基本書は正直読んだこと無くて、予備校本から類推しただけだから確証はないけど、
大谷さんは結果無価値に重心をおく行為無価値論者だよね?
結果無価値がない行為無価値に違法性を認めれていない(社会的相当性を欠く被害者の同意においても違法性を阻却する等)。
だから一次的には結果無価値、二次的に行為無価値を考慮する違法観をもってらっしゃると。
その意味で結果無価値二元論といえる。
それに対して井田さんは大谷さん同様、行為無価値論者と分類されているけど、
一次的に行為無価値を考慮する(というか結果無価値はあくまで違法性の本意ではないとされている?)という点で、
大谷さんなどような結果無価値偏重タイプではなく、行為無価値偏重タイプの行為無価値論者ですよね?
その意味で結果無価値二元論に対比して行為無価値二元論と銘打ったわけです。
誤解ありますか?
あったら指摘してください。
437 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 16:28:35 ID:ARJ9QIRs
>>436 前段に関して…
理屈でいえばいわゆる旧派でも十分可能なはずと言いたかっただけで、
実際上は
>>436の言うとおりで、その意味では同意。
後段について…
「実行行為概念に重きを置くのが行為無価値論の特徴だ」という前提で考えると、
いかなる行為無価値論(二元論)者も結論としては行為無価値論に軸を
置かざるを得ないと思うんだよ。
仮に行為無価値論を「刑法の目的が一時的(→一次的)には法益保護にある
ことは否定しないが〜…違法性の本質は社会的相当性を逸脱した
法益侵害およびその危険であると解する。(
>>430引用)」 と定義したとしても。
その意味で、大谷さんも上記の定義を為したとしても実は行為無価値に
軸を置いているのではないかと思う。
確かに、「結果無価値がない行為無価値に違法性を認めれていない
(社会的相当性を欠く被害者の同意においても違法性を阻却する等)(
>>436引用)」
…の点から考えれば、結果無価値に軸を…という方向になるのかもしれないが、
例えば、偶然防衛では大谷さんは既遂にしてるはずだから、果たしてどこまで
重視しているのかはなんとも…。ちなみにこの論点では結果無価値の代表で
であろう平野さんは未遂にしているはず。
さらに、これらはあくまで個別論点であって、大きな観点(実行行為に大きな意義
を与えるという点)で考えると、やはり行為無価値に軸を…という結論になるはず。
こっちの都合で今時間がないので走り書き程度に思ったままカキコしたんで
理路整然とした文章でなくてスマソ。
また、夜にでもこのスレのぞいてみるんで、よければレスちょうだいな。
438 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 17:13:50 ID:fMqv3CzJ
>>437 即レス感謝です。
たしかに大谷さんの論理を結果無価値偏重タイプとして固定づけるには一貫性がないかもしれないですね。
ただし偶然防衛の事例はあくまでも生の事実としての「結果無価値」(殺人自体)はあり、
非難可能な結果無価値(防衛行為ではない殺人)がないというものですので、
純粋に結果無価値がない事例とは少し性質を異にするのではないでしょうか。
違法観の基礎的思考を語るにはあまりにも特殊事例すぎると思います(まぁ個別事例を出し始めたのは私ですが・・)。
ただ私が言いたい(知りたい)のは、
@井田さんの行為無価値論と、大谷さん等の従来の行為無価値論が根本的に異なるのか。
(前述の結果無価値偏重型二元論(大谷)と行為無価値偏重型二元論(井田)という分類)
A違いがあるとすれば、従来の行為無価値論を前提とした予備校本論証は井田説を展開するにおいて全く使えないのか。
以上の2点です。
井田さんの「刑法総論の理論構造」を購入し読み始めたのですが、
これは従来の行為無価値論の論証体系は使えないかな?と思いレスした次第です。
もし予備校本論証がまったくつかえないほどの特異説ならば、
理解を深めるには有益でしょうが、司法試験につかえることが優先事項な私には無益かと。
はい、自ら論証タイプをつくりだす能力も時間もない未熟者です。
439 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 17:45:06 ID:P6BK1aEE
>>438 刑法の基本をしっかり理解していれば、2ちゃんに書きこみ
してる間に簡単な論証のひとつくらい押さえられるが・・
行為無価値の根本的な考え方を切れ味
よい井田説で学び、あとは司法試験の問題
を時間内に解答できる程度の材料を用意しときゃあ
いいわけだろ。
どの程度の知識を最低限身につければいいかどうか
判断できないなら、一生受からないだろうね。
440 :
法の下の名無し:2007/04/29(日) 18:02:19 ID:fMqv3CzJ
>>439 ちゃんと読めてますか?
司法試験の方法論などもとめているのではないですよ。
あくまで思考の根本から井田説が従来の行為無価値論と異なるのかをききたいのですが。
あなたの合否の推測などききたくもありません。
私個人としては、やはりコンパクトさにおいて予備校本の論証は有益だと考えますので、
予備校本はつかいたいのです。
体系書とはいわないから
平野刑法概説や大塚刑法入門のような概説書を出して欲しい
(体系書書かないと難しいだろうけど)
「〜の理論構造」は一応概説書なんじゃないの?
タイトルちょっと思い出せん
>>419,422事件以来、
井田スレの論争がすべて自演に思える俺
445 :
437:2007/04/30(月) 07:28:36 ID:+pUfdZPF
>>438 亀レス
@に対する(自分の)答えとしては、結局繰返しになっちゃうんだけど、
行為無価値論を採用した以上、(大谷さんであっても)行為無価値に
軸を置くのは当然だから、その意味で根本的に異ならない、となる。
Aに対する(予備校の論証云々に関する)答えとしては、「全く」使えない
ってなことはないと思う。てか、当然だけど、初めに論証ありきではなくて、
刑法(解釈)学の理解ありきだから、一つ一つ自分の採用した学説(ないし
判例)照らし合わせていけばいいのでは?
それこそ、理解さえできていれば、その作業に半日もかからないと思うよ。
刑法の論点数なんてたかがしれているんだから。
ただ、実際上は論証もその作成において誰かの学説を念頭に置いている
のだし、行為無価値論の論証であれば大塚さんか大谷さんがもっぱら
だろうから、
>>438が井田さんを基礎に勉強したとすると、違和感は
あるかもね…。
446 :
法の下の名無し:2007/04/30(月) 07:35:58 ID:+pUfdZPF
>>441 体系書ではないけど、慶応大学からなんか変なCD発売されて
なかったっけ?あれ、駄目なの?
447 :
法の下の名無し:2007/04/30(月) 08:33:09 ID:FZzbsiA7
>>445 レスthanxです。
「違和感」・・。
たしかにまだ因果関係論までしか読んでませんが、
井田説には違和感を感じます(当・不当という意味ではなく、あくまで従来の行為無価値論に比べてってこと)。
まぁ違和感程度であれば修正も可能でしょうけど、
個人的には違和感で済まないぐらいかなと思って。
というか済まないからこその斬新さと切れ味なのかなとも思いますし。
私は学部生で、刑法は正直ビギナーの域を達していないもんで、
アドバイス参考になります。
ちなみに私の使っている予備校本はほぼ大谷説で書かれています。
とりあえず択一終わったら全部よんでみますわ。
448 :
法の下の名無し:2007/04/30(月) 08:59:09 ID:FZzbsiA7
補足
たしかに大谷さんも実質においては行為無価値に比重を置いているのかもしれませんね。
しかし形式的にせよ「違法性の本質の第一次的なものは結果無価値」と明言されていることはたしかです。
そしてその思想が見事に反映されている事例も存在することもたしかです。
(但しご指摘のとおり、偶然防衛においては疑問もある。)
この点井田説は「違法性の本質は行為規範違反(行為無価値)にある」と正面から行為無価値に比重をかけることを明らかにしています。
この違いが決定的差異なのか否かは初学者の域をでない私には判別しかねますが、
あなたにとっては実質差異はないということですね?
疑うわけではありませんが、私にはどうしても決定的・本質的違いに思えて仕方ないのです。
まぁこのあたりを気にしながら読んでいきます。
読み終えてからまたあなたと議論してみたいです。
(その頃には、あなたの意見に賛同しているかもしれませんが・・。)
449 :
法の下の名無し:2007/04/30(月) 15:14:04 ID:LRzGcjp6
>>447,448
>>447が見るのは択一後かもしれんが、一応レスつけとく…。
「違法性の本質の第一次的なものは結果無価値」という部分を独立に検討すれば
行為無価値よりも結果無価値に重きを置いているのでは、という発想になるのも
確かに頷ける。だって、実際にそう書いてあんだもんね。
でも、「第一次的」って言うけど、具体的実質的には一体なんなのさってことを
もう少し大きな観点から(特定の学者の見解に縛られずに)あえて頭の中を真っ白
にして考えてみてもらいたいんだよ。
特に未遂犯、不能犯あたりの典型論点と絡めながらさ。
理論構造はしばらく改訂しないですか?
メインの本ではなく参考書として購入を考えてます。
451 :
法の下の名無し:2007/04/30(月) 16:16:33 ID:FZzbsiA7
>>499 たしかに未遂における違法性は行為無価値論者の判断基準(具体的危険説)からすると、
あまりに行為無価値的すぎますね(書いてて混乱しそう・・)。
これでは生の事実としての結果発生の危険性(結果無価値)よりも、
行為無価値を優先していることにほかならないわけで、
結局は一次的に結果無価値を重視するというのはお題目になってしまっていると。
そういうことですよね?
(ちょっと混乱しつつ書いているのでうまく伝わっているか不安。)
うぅむ・・たしかに。
結果無価値二元論だろうと行為無価値二元論だろうと、
行為無価値を加味しちゃったら結局は行為無価値に傾倒せざるを得なくなるのか・・。
なんか少し分かった気がします。
アドバイス感謝です。
誤解あったら遠慮なく突っ込んでください(手間かけてスイマセン)。
452 :
法の下の名無し:2007/04/30(月) 18:24:01 ID:LRzGcjp6
>>451 方向性としてそういうこと。
もっと、端的に言えば、そもそも行為無価値論は(実行)行為から考えるけど、
行為に現実的危険性が認められれば、「結果が発生しなくても」犯罪(未遂)が
成立しうるんでしょ?
一方、結果無価値は結果から考えるんだから結果が発生しないと、そもそも
構成要件に乗っからないんでしょ?
そもそもベクトルの方向が真逆なんだけど、これは相当な違いではないかい?
それを踏まえると、行為無価値だが第一次的には結果無価値だとかいわれても…
第一次的って何?ということを言いたかったんだよ(
>>434,
>>437,
>>445,
>>449)。
そうだとすれば、
>>432におけるAって、発想自体がおかしくないかい?
もっと言ってしまえば、もしや、
>>451は初めに@とCの対立軸があって、その
真ん中らへんでいわばブレの問題としてABを捕らえていないかい?
新派と言えば牧野英一は法益侵害説だぞ。確か。
> 一方、結果無価値は結果から考えるんだから結果が発生しないと、そもそも
> 構成要件に乗っからないんでしょ?
…
良く見たら面白いIDだな
456 :
法の下の名無し:2007/05/20(日) 03:06:40 ID:Er8K9yGN
つ未遂の構成要件
未遂も結果犯。
458 :
法の下の名無し:2007/05/21(月) 11:57:36 ID:fkl6Hmc6
未遂も結果犯?
じゃあ未遂も因果関係検討しなきゃならないんだ。
知らなかったよ。
…………釣り?
461 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 00:46:22 ID:LTpucJ6A
@結果犯は行為と結果との間に因果関係が必要である。
A未遂も結果犯である。
B未遂も結果と行為の間に因果関係が必要である。
>>457を結果犯の定義に演繹するとこうなる。
結論;
>>457は間違いである。
それのどこが間違い?
もうほっとけ。
教科書見りゃ書いてあるよなmatterでいちいち絡んでくる奴、
相手にするのほんとに無駄
464 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 01:25:11 ID:LTpucJ6A
未遂はそもそも結果との因果関係が否定された場合or結果が発生しなかった場合に成立しうるもの。
故にBの結論を招いてしまうAの命題は誤りということになる。
>>464 因果関係を検討したら、常に因果関係が存在することになんのか?このバカ
じゃあ聞くが、
お前は未遂犯の成否を検討する際に、
専ら行為のみに着目すんのか?
お前は未遂と既遂の区別をどこで検討してんだ?
467 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:08:22 ID:LTpucJ6A
「バカ」は余分じゃないかな?
もっと説得的に主体的に論破してよ。
質問でかえさずさぁ。
468 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:10:29 ID:LTpucJ6A
「未遂も結果犯」というのは誤り(少なくとも正確な表現ではない)だと思うけどね。
ちなみに未遂と既遂の区別は@結果発生の有無orA因果関係の有無だけど何か?
>>468 それ因果関係検討してるって言うんじゃないの?
470 :
452:2007/05/22(火) 03:20:02 ID:7vHrpX+O
択一終わって気分転換にのぞいてみたんだが…
俺も参加していいか?
てか十分説得的だと思うんだが。
まぁ、確かに「未遂も結果犯」って表現は僕も違和感あるけど。。。
でもなんで今それを持ち出すの?君それに乗って反論してきたよね!
473 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:25:26 ID:7vHrpX+O
てか、なにゆえにここで結果犯が登場するの?
いや、未遂が基本的に想定してんのは結果犯であることは
間違いないよ。
でも君の意見だと多分それすら否定するんだろ?
476 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:29:32 ID:7vHrpX+O
いや…だから俺はLTpucJ6Aではないんだが…。
477 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:30:45 ID:7vHrpX+O
>>475 あ、混乱させたかも、スマソ。
俺は
>>452であって、飛び入り参加した者だから黙ってよか?
あ、分かってるよw
いや、
>>473の質問の真意がどうゆう意味なんかなーって。
いや、別に俺明日早いから別に議論する気はないっすww
入ってきてくれて全然構わないよ。
480 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:34:45 ID:7vHrpX+O
あ…いや、また新たな火種を作ってしまうかもしれんが、
既遂と未遂の区別は極めて重要だが、結果犯うんぬんは
(誤解を恐れず言い切れば)講学上の概念であってそんなに
問題視するのではないのではと…。
>>457,461は何をムキになっていってんのかなとふと思っただけだが…。
>>477 「未遂犯の成否を検討するに際して、実行行為と結果の因果関係を検討する」
って命題、正しいと思う?
それとも間違ってると思う?
482 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:35:17 ID:LTpucJ6A
「未遂が結果犯」だとすると、
>>461のとおりの結論になる。
未遂において因果関係が必要というのは明らかに矛盾だろう。
>>454の指摘した箇所、および
>>457の「未遂も結果犯」というのは語弊がある。
483 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:35:43 ID:7vHrpX+O
あはは…いや俺も明日早いし…。
なんか中途半端に参入してごめんな。
>>480 あ、うん。それはその通りw
確かに結果犯云々はちょっとズレてる気がする。
俺も途中から入ったから、なんでこういう展開になってんのか、
その点は結構謎なんだが。。
ただ未遂犯で因果関係なんか検討する必要がない!って言うから、
反発してる訳で。
485 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:38:40 ID:7vHrpX+O
>>481 なんか嫌な予感がするが…俺的には(結果無価値的には)正しいと思うが…。
>>482 前者はまさに俺がカキコした部分だが、なんか意味を間違えて解釈されているような
気が…。
486 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:40:17 ID:7vHrpX+O
>>482 端的に言い切れば「結果」の捉え方の問題なのではないかい?
487 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:40:43 ID:LTpucJ6A
オレは因果関係の検討の必要がないなんていってないよ。
未遂犯に因果関係が必要ではない(当然)と言ったまでで。
よく読み返してみてね。
488 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:43:00 ID:7vHrpX+O
>>487 結果無価値なら結果から考えるんだから少なくとも理論的には
必要なのではないかい?
>>485 でしょ、正しいと思うでしょ?
俺行為無価値だけど、やっぱ検討する(まぁ、井田説だから若干特殊だが)。
因果関係検討しないで、未遂か既遂か決定するなんて
どう考えてもおかしいよ。
>>487 ほら、話がズレてきた。
君
>>458見直してみろ。
さも検討しなくていいかのように明確に発言してる。
491 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:46:38 ID:LTpucJ6A
>>452のB段落目
一方、結果無価値は結果から考えるんだから結果が発生しないと、そもそも
構成要件に乗っからないんでしょ?
おそらくこれをうけて
>>456が、
つ未遂の構成要件
そしてこれに対して
>>457が
未遂も結果犯
でオレが「未遂も結果犯(結果発生しているという意味or因果関係がある)」というのは明らかに矛盾だと言ったまで。
おk?
492 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:48:27 ID:7vHrpX+O
>>489 あくまで井田さんのスレなのに井田さんの学説を詳細に知らない俺…orz
という事実を前提としてだが…
行為無価値論ならば具体的な事例によると思うよ。
ただ繰り返すが、俺は井田さんの学説を詳細には知らないから、
>>489の言い分を否定する趣旨の発言ではない。
>>491 結果犯の定義大丈夫か?
その言い方だと、結果犯は常に既遂犯みたいに聞こえるんだが。
494 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:50:36 ID:LTpucJ6A
たしかに
>>458は語弊があるな。
誤解されても仕方ない。
でも流れを良く見てくれ。
未遂と既遂の区別のために因果関係が必要ないという意味じゃない。
495 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:51:39 ID:7vHrpX+O
>>491 流れの把握はオケ。
たださっきも言ったが「結果」の把握の仕方の問題なのではと
思うのだが。
ただ、そのことを
>>452にてコメントしなかったことで誤解を招いたのなら
その点に関して俺に非があることを認める。
…って二週間前のコメントだがw
>>494 明らかに前と言ってることが違ってる。
もうこれ以上言っても無駄だから打ち切る。
>>492 あ、そうかここ井田スレか!?
完全に忘れてたwww
498 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:55:02 ID:7vHrpX+O
>>496 あらら…ただでさえ過疎ってる板なんだからあくまでも穏便でいこうやw
499 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 03:56:11 ID:LTpucJ6A
結果犯とは行為のみならず@一定の法益侵害結果およびAその結果と行為の間に因果関係がなければ成立しない犯罪だろ?
なので@およびAを充足しなければ結果犯は成立せず未遂に過ぎない。
ということは未遂は完全な結果犯ではないし、
未遂の成立に結果がない以上、「常に結果がないと構成要件に乗っからない」というのもおかしい。
修正すべきだと思うけど。
間違ってる?
500 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 04:00:33 ID:7vHrpX+O
>>499 ちょっと待て。
俺はもちろんのこと、ID:GQyRaaI6も結果犯を主たる議題にはしていないと思うぞ。
たとえば
>>472。
501 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 04:02:30 ID:7vHrpX+O
あーなんか混乱してきたな…。
少なくとも俺が言いたいのは、結果無価値の結果と行為無価値の結果は
捉え方が違うのではないのかということだ。
>>499 え、それがどう因果関係検討云々の話と関係あるの?
>>500 あ、そだよね。やっぱ争点ズレてるよね。
今どゆことだか考えちゃった。
すいません、寝ます。。。
505 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 04:11:30 ID:7vHrpX+O
>>504 いえいえ、こちらこそ。中途半端な参入でスンマソン。
ノシ
506 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 04:12:54 ID:LTpucJ6A
なら別にいいよ。
なんか流れ的には、
「結果がないと構成要件に乗っからない」→未遂は?
→「未遂も結果犯」→いや未遂は結果犯(成立しない)じゃないでしょ?
ってカンジに見えたから食いついただけで。
というかこの流れの中で「未遂も結果犯」ていう発言は明らかに「未遂にも何らかの結果が発生している」ということを意味しているように見えたから。
じゃあ聞くが「結果がないとそもそも構成要件に乗らない」ってのはさすがに語弊があるんじゃないの?
507 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 04:15:16 ID:LTpucJ6A
寝たかな?
別に明日でもいいから答えよろしく。
あとなんか噛み付いてるように見えるだろうけど、
別に悪意や敵意はないから。
純粋に知識欲で食いついてるだけだし、気を悪くしないでくれ。
508 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 04:17:05 ID:7vHrpX+O
>>506 うむ。
それは端的に俺のレスに対してのものだよね?
俺が
>>452で言った「(結果無価値的な)結果」とは、法益侵害および
(論者によって言い回しは違うだろうが)法益侵害惹起の危険性を想定
しての発言だったのだが…。
一方、(井田さんは知らんが)行為無価値にいう「結果」とは端的に法益侵害
を想定している。
これでスッキリ?
509 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 04:18:22 ID:7vHrpX+O
あ…タッチの差で寝ちゃった?
おはようございますww
あー、なんか話が結果無価値の中になっちゃったな。。
正直結果無価値は十分に勉強してない故、正確には答えられんが。
なるほど、確かに未遂犯を論じる時に行為無価値論者が「結果」という時、
それっておよそ各々の構成要件が保護してる法益の完全体だわな。
つまり既遂時に侵害される量的レベルの法益。
で、
>>508は、およそ100%に満たない侵害でも、
なお未遂犯では「結果」に含めると。
つまり
>>506の最初に言う「結果」が観念出来る。
だから、理論的には未遂犯であってもなお
結果(危険性含む)にのせて構成要件を観念していくと。
こう考えれば
>>506の疑問もちゃんと説明出来てんのかな。
あんま上記自信ないけど、正直結果無価値よう知らんww
ちなみに井田も未遂犯で「結果」とは、
既遂時に侵害される完全な法益を指してるよ。
その上で、実行行為の危険性につき「結果」発生に至るに際して
時間的切迫性、またはプロセスの自動性があれば
未遂犯として処罰されると。
うーん、でもこの場合の処罰根拠って、
結果発生に至る現実的危険性なんだよな。。。
まぁ、確かに視点の基準こそ行為地点だけど。
それって本当に完全な法益侵害を予定してるって言えるんだろうか?
実際には未遂犯考察する上で、結果の概念が拡張されてるよな。
ちょっと起きたばっかだから勘違いしてるかも。
あ、なるほど。
てことは、結果無価値的には
未遂犯であってもなお因果関係はあるってことかな?
つまり上記危険性としての「結果」。
行為無価値では、未遂犯で結果との因果関係は有り得ないはず。
だってその「結果」は各々の構成要件が予定する完全な法益侵害だから。
でも、それは因果関係の存否を検討した上で初めて判明することだから、
やっぱ因果関係は検討せざるを得ないと。
514 :
とおりすがり:2007/05/22(火) 16:00:12 ID:Mq7q3YjM
よそ者がくらいついてすまそ
>>512 >行為無価値では、未遂犯で結果との因果関係は有り得ないはず。
>だってその「結果」は各々の構成要件が予定する完全な法益侵害だから。
えーと、行為無価値か否かに関係なく、
未遂の処罰根拠たる「危険(既遂結果発生に至る現実的危険)」とは
「行為の危険」ではなく「結果の危険」だというのが多数説だと認識しているのだけれども。
違うのかな?
結果としての危険を客観的に判断する、というのが圧倒的多数説で、
その判断に用いる事情をどうするかで
主に行為無価値論者が採用する具体的危険説と
主に結果無価値論者が採用する客観的危険説とがあるのであって。
そうすると、結果無価値、行為無価値に関係なく、
それぞれの手法で認定した客観的な危険性(=未遂結果=既遂結果発生の現実的危険性)との因果関係は必ず必要だと思うんだけど。
もちろん、「既遂結果との」因果関係はないのが前提となるし、
「未遂結果との」因果関係はほぼ当然に認められる事案の方が多いから
実際はなかなか検討しないんだけど、
それは検討が不要なんじゃなくて、当然だから省略してるだけなんじゃないかな。
>>514 あー、多分それであってる気がする。。。
いや、危険が結果に関することってのはもちろん分かってるんだわさ。
でも危たい化って言葉もある訳で、
イメージとして、未遂犯でおよそ想定する「結果」の発生と、
そこに至るまでの危険の発展とでは、
各々と行為の因果関係の質は違うんじゃないかって言う疑問な訳で。
いや、もちろん君の言うことは全面的に受け入れるんだけどねww
言うならば、
行為の時点で既にある程度の危険は客観的に発生してる訳で。
で、その危険が行為を離れて、段階的に構成要件的結果としての法益侵害に
向かっていってるっていうか。
その際、行為とそれによって直接生じた危険との因果関係と、
その発芽した危険と構成要件的結果との因果関係とでは、
やっぱり区別して論じてるんじゃないのっていう。
517 :
452:2007/05/22(火) 19:56:20 ID:TADlyfgA
>>510 どもども。
ところで「結果」うんぬんの話だけど…総じて俺の言いたいことは
ご理解いただけたと思います。
てか、俺の言いたいことは実はそんなに難しいことではなくて、要するに…
・構成要件概念を当然の存在とする
・未遂概念も当然に認める
・結果無価値論は「結果」から考えはじめる
…を前提にすれば、結果無価値論者のいう「結果」には法益侵害のみならず
(言い方はともかく)その危険性を含まざるを得ないでしょ、というただそんだけの話w
ただ、そうだとすれば結果無価値論においては理論的には(広い意味の結果が
認められた以上は)未遂であっても常に因果関係を検討する必要があるのでは、
ということ。
一方、行為無価値の場合は行為から考えるのだから、「結果」に未遂処罰根拠
としての危険性を含めるか否かは理論構成によるのでは、ということ。
518 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 20:18:05 ID:TADlyfgA
>>514 >えーと、行為無価値か否かに関係なく、
>未遂の処罰根拠たる「危険(既遂結果発生に至る現実的危険)」とは
>「行為の危険」ではなく「結果の危険」だというのが多数説だと認識しているのだけれども。
>違うのかな?
自分的には行為無価値論は、ああだこうだいっても実は端的に「行為の危険」なの
ではないかと思っているのだが、そこらへんどう?
それと
>結果としての危険を客観的に判断する、というのが圧倒的多数説で〜
ここにいう「客観的」も実は行為無価値と結果無価値とでは捉え方が違うのでは
と把握している。
したがって、互いに「客観的」という表現を使いながらもその意味するところが違うから
全然折り合いが付かないのも当然なのではと。
>>518 うん、多分捉え方違うんだろうね。
結果無価値は事後的に判断するから、
結局各々のcaseにおいて、常に唯一の結果を観念する事が出来るのかな。
行為無価値は、あくまで行為時点から思考する。
>>517 あ、ごめん、気づかなかったw
うん、多分それであってんじゃないのかなぁ?
後は天才に任せよう、僕の頭では多分そこまでが理解の限界。
>>517 でもさ、確かに「結果」に危険を含めるか否かは人によって分かれるだろうけど、
構成要件的結果に至るまでの段階的な危険性については、
やっぱ必ず考慮に入れる必要があるんじゃないの?
危険性が行為時に全く発生してないんなら、
それは恐らく不能犯な訳で。
>>518 前段について、
全く行為不法しか考慮しないってこと?
523 :
法の下の名無し:2007/05/22(火) 22:10:22 ID:TADlyfgA
>>521 えーと…「段階的な危険性」というのが、感覚的にはわからんでもない
のだけど、どのように理論構成するのかがいまいちよくわからない…orz
それが井田さんの主張だとすれば凄く興味あるのだが、勉強するなら
しっかり読み込まないといけないと思うんだけど今の時期、時間がなぁ…。
って、井田さんのスレでそういう発言するの失礼だなww
>>522 結果における危険を考慮せずに、行為においてのみ考慮するのか?
という趣旨?
そうだとすれば、(誤解を恐れずに言い切れば)そのとおり。
ただ、このことは結果を全く考えていないということでは決してないよ。
行為無価値的には、実行行為とは(論者によって言い回しは違うだろうが)
法益侵害惹起の現実的危険性を有する行為なのだから。
ただ、二者択一的に危険性は結果と行為のどちらに属する概念なのか
と問われれば、やはり行為といわざるを得ないのではないかと…。
>>523 はぁ、なるほど。。。
そういう考え方もあんのかな。
ごめん、今日は一日中雑用やらされて、
もう僕お疲れっす。。
あ、井田の言い方は確か、
危険の法益への影響が段階的に発展するみたいな
言い方だったと思う。
間違ってたらごめん、良ければ教科書見てくれい。
まぁ、こんな理論どうせ役になんか立たないんだけどね。。。
(本日あまりの無理難題のむちゃぶりっぷりに、軽く鬱の状態・・・)
井田は構成要件要素としては行為の危険だけでいいって立場だよな。結果としての危険は犯情にすぎないって言ってる。
>>526 いやいや、それじゃ行為無価値一元論じゃん。
そしたら、井田が言う違法二元論の意味が完全に矛盾する。
あ、違法二元論違う意味だったかも。
言いたいのは、行為不法と結果不法ね。
あくまで、一次的には行為不法で判断。
でも結果不法も違法帰属として、影響すると。
間違ってたらごめんお。。
ちょっと手元に本ない。
>>527-528 未遂犯に関しては行為無価値だけでいいってことだよ。
井田説は行為無価値を中心にすえる立場だからね。
>>529 それは井田に限らず、行為無価値全般に言える事だと思うんだが。
てか結果発生してないんだから。
あ、
>>526-528を踏まえての発言か。なるほど。
でもそしたら実行の着手の認定はどうすんの?
531 :
法の下の名無し:2007/05/29(火) 20:34:42 ID:NizmggSU
>>530 他の行為無価値論者に関しては必ずしもはっきりしない。
実行の着手の認定は一定の危険な行為をすることをもってするんだと思うよ。よく知らんけど。
532 :
法の下の名無し:2007/05/31(木) 15:33:45 ID:bnNvCjKQ
>>531 行為によって惹き起こされた直接的な危険を、行為無価値として捉えるってことね。
てかそれは上でも他の人が言ってるから、
もう共通認識が得られたんじゃないかなー。
533 :
法の下の名無し:2007/05/31(木) 19:32:24 ID:iPgjVlUb
理論構造の緊急避難のとこ何回読んでも理解不能
誰かかみくだいて易しく説明しちくれ
534 :
法の下の名無し:2007/05/31(木) 20:56:40 ID:bnNvCjKQ
>>533 諦めて、通説でOK
確か攻撃的緊急避難云々だったよね?
あれはドイツでは通説的な区分らしいよ。昔勉強した、懐かしい。
535 :
法の下の名無し:2007/06/16(土) 17:34:17 ID:Mptj0s3T
age
536 :
sage:2007/06/16(土) 18:44:39 ID:mQ5EL8PX
sage
sage
-─-- _
/>'´ ̄ `ヾ\
// / \ 、 ‐-Y⌒ヽ
// 〃ハ ヽヽ ヽ \=┤ ‘,
/イ l |l l 、 || l| ゙, ノト、 l
//ハ l |l||ト、 || l| i | | ヘ. l
///ハl ll十┼|li \|┼--リ l l ∧ ヘ l
〃/ i ハハ 圷 _ ィ〒ミ| ⊥/ / ハ ヽ l
. ″′|| '.└‐'′ ゝ.ノ | lソ// lヘ ヽ!
|l l i|/ ,ハ、 '_ |!/ l ヘ 、
|l |l / / / i> 、 ィ´人 ヽ l ヘ ヘ
|l |/_./ / ノ, ィく 「´ 「>、 _\\_ '. ∧ .ヘ
|l |仁二二]/ `ニニ彡′ `ヽ>‐{ V ハ ヘ
. 八 [_二二二]/ R i d e r [二二二] ∨ ハ ヘ
/∧ヽ[二二二} X [二二二] }ヾ∧ l|
// Vヘ ̄)ソ´| ((;;;||;;)) └‐=ミ / /ヽ| l|
. / ′ Vヘ/ | ⊆E;工;ヨ⊇ f′ ({__ノソ / / | l|
| l ∨ | ∪|;{;Φ;};|∪ j `「 / / | l|
l| ト、 」 〈_|_〉〈_|_〉 ,′ .ハ |l | ′,′
| | 川  ̄ l K i c k !! / __ノ |l | / //
ヽ\. // l l `T´ 丁 |l | / //
\\// j l | | ll レ //
539 :
法の下の名無し:2007/06/24(日) 04:48:57 ID:JS5QB8tP
井田レジュメの真相やいかに??
レジュメはある。
リークの王者慶応に対するお問い合わせ
慶應義塾大学学事センター 専門職大学院担当 法務研究科係
TEL 03-5427-1778(平日8:30−17:00 土日祝 閉室)
※入試に関するお問い合わせは 03-5427-1609へ
E-MAIL
[email protected]
シンボルマーク変更のお知らせ
旧マーク【ペンは剣よりも強し】
新マーク【漏洩は努力よりも強し】
これからは小池信太郎の時代だよ
543 :
法の下の名無し:2007/06/29(金) 03:48:10 ID:hOjMhVqc
>>543 H校長が退職したので、事実上の井田弟子だと思われ。
ロー紀要によく出てる。学部は佐藤の時代。
545 :
法の下の名無し:2007/06/29(金) 20:29:33 ID:i8QfgOzd
H先生は好調じゃないと思われ(現在名誉教授)、ローで井田ちゃんと一緒に講義はもっているけど弟子じゃないよ。
旧司法試験合格、修習終了。今年度から慶應の専任講師。
刑法・刑訴法
小池って司法試験予備校の講師をやってたらしいが…
原田国男裁判官が慶應から博士号もらったらしいね
客体絶頂説
>549
よく聞くけど(というと語弊があるが)、それって本当なの?
良ければどこに載ってるか教えて下さい。
551 :
ヴェテ参上:2007/07/16(月) 10:13:14 ID:nzELIESU
つぶさに読んだがどこにも書いてないぞ。
どういう意味か教えてくれ。
過疎ってるな・・・
この人はホント理論派だと思うが
たまに納得いかないとこあんだよなー
違法類型にこだわるとことか、
原自行為とか。
と、話題をふってみる
未遂の成立に
切迫性と結果発生の自動性とが
択一的にしか必要とされない積極的かつ理論的な理由を
教えてください
age忘れました。。。
555 :
法の下の名無し:2007/12/19(水) 06:45:04 ID:m88v5sqL
>>548 昨日、「刑法総論の理論構造」を買いに本屋に行ったらなくって…
悩んだあげくその本(「変革の時代における理論刑法学」)を買って
しまった…。
また、(自分の勉強が)マニアックな方向に行きそうで怖い。
>>555 先輩弁護士として忠告してやろう。
合格後に読め。
>>18 出典はヘルマン・ヘラーかもね。ヘーゲルについての論文を読んでたら同様の表現があった。
おっと、
>>19の人が答えてるか。ということは、ドイツのことわざなのかな?
559 :
法の下の名無し:2008/11/18(火) 15:58:08 ID:sLtuJaTh
560 :
法の下の名無し:2008/12/13(土) 07:28:58 ID:uDo2IXrZ
理論構造とかいうほんとの棲み分けができません。
あらためて、はしがきよむと、
福田平を私淑してるって、カミングアウトしてるね。
あの薄くて改訂が頻繁にされている福田の教科書熟読してたんだ。
オレも福田刑法総論各論買ってみようかな。
構成要件のレベルで故意犯と過失犯とを区別できない結果無価値論の
欠点は、図解でよくわかった。井田説の圧勝だよな。
同様に、大塚説のような、理論的に曖昧な、行為無価値二元論の
欠点もよくわかった。
福田=井田説最高。
しかしなあ、唯一の欠点は、目的的行為論支持者の、斉藤信宰先生を無視
している点。主観主義だってバランス重視してるはずだし。
司法試験板の刑法スレでも講義刑法学についてさんざん議論されたが、基礎理論で違法性の本質は行為不法と言っておいて、違法性の項で実質的違法性とは法益侵害につきるとの記述について、論理性や意義について今だに結論がでていない
>>563 この問題点について元ヴェテ参上氏は解決することができなった
携帯から失礼します。
修正危惧感説って、危惧感にくわえて予見可能性も要求しているんですよね?
そうすると具体的予見可能性説とあまり変わらない気がするのですが…
井田説をとった場合、過失犯を認めるにはどんな要件が必要ななのでしょうか?
後、予見可能性の程度で問題を立てる=危惧感の強弱ということですか?
初学者ゆえ初歩的質問ですみません。
各論の体系書を書くつもりはないのかな?
568 :
法の下の名無し:2009/04/10(金) 14:25:11 ID:dmcA6mSC
K先生帰還おめでとうございます。これで慶応は
若手スタッフは完璧ですね。もう誰ももどらない
のでしょうね。
井田が定年になったら、Tが帰還するんじゃないの
ねーねーイダリョーってヤマアツよりエライの?
トーダイが一番エライんじゃないの?ww
ケーオーなんてアホばっかじゃないのww
ヤマアツは「改説」「改説」の山で、学者として信用が置けません。
危険犯は、結果犯では有りません。
山口の改説など大谷に比べたら可愛いもんだ。
何しろ、教科書を書く段階で結果無価値⇒行為無価値
に変節したのだから。
573 :
法の下の名無し:2009/06/13(土) 01:04:51 ID:2lCDWouo
井田先生って偉いんだね。
卒業アルバムで常任理事が何人いるか調べたら、5人だった。
将来は塾長だな。
575 :
法の下の名無し:2009/08/30(日) 02:32:23 ID:d8RI0Bq/
良スレにつき保守
各論がほしい
577 :
法の下の名無し:2010/01/11(月) 00:42:56 ID:qKGtokih
中止未遂についての井田説の独自性ってどこにあるのでしょうか?
578 :
法の下の名無し:2010/01/14(木) 08:55:55 ID:2sMgF8Bb
奥さんがドイツ人だっけ?
>>578 それって、蝶野正洋だよ
「オレだけ見てりゃいいんだオラ! I AM CHONO!」
実行の着手もなかなか使いにくい説だねえ
講義刑法学・総論
講義刑法学・各論
佐伯仁志センセの批判の方が当たってる。
今年は学部の授業がないな。
なぜか和田の高橋が講義を持っているし。
585 :
法の下の名無し:2010/05/15(土) 17:09:14 ID:J+FV5nkg
あげ
587 :
法の下の名無し:2010/07/02(金) 03:53:31 ID:Bn1vshiw
中義勝大先生
589 :
法の下の名無し:
門下のほうこく納得いかないあげ