■■交通事故相談スレ・Part22【in保険業界板】■■
<<相談される方へ>>
* 事故の状況や現在までの経過はなるべく詳しくお願いします。
*「保険業界板」ですので、回答も「保険会社寄り」となりがちです。
「そんな回答では困る!」という方には、他板での相談をお勧めします。
>>2-3あたりを参照下さい。
* マルチポスト(多重投稿)はやめましょう。
* 相談する前に過去ログや
>>5-6あたりのFAQも参照しましょう。
* 相談者は2回目以降のレスの際、最初のレス番を名前欄に入れると吉。
* 相談後の経過や結果の報告もしましょう。
* 回答にはお礼や感想のレスもしましょう。回答者の励みや反省材料になります。
【前スレ】
■■交通事故相談スレ・Part21【in保険業界板】■■
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hoken/1131724479/
よくある質問 その1
Q.自賠責保険の限度額は?
A.対人のみの補償で、その限度額は傷害 120万円、死亡 3,000万円。
後遺障害は等級ごとに、第1級3,000万円(神経系統の機能または精神・胸腹部臓器に
著しい障害を残し、常時介護を要する場合は4,000万円)〜第14級75万円。
Q.自賠責は過失相殺をするの?
A.原則として過失相殺は行ないません。
但し、被害者側に70%以上の過失がある場合には、重過失による減額が行なわれます。
傷害部分については20%、死亡・後遺障害については20〜50%の減額となります。
Q.自賠責の慰謝料の計算方法は?
A.総治療期間を限度として、4,200円×実治療日数×2で計算します。
(即ち「4,200円×総治療期間(の日数)」と「4,200円×実治療日数×2」の少ない方になります)
Q. 任意保険の慰謝料の計算方法は?
A. 基本的な計算方法は次のとおりです。
通院1ヶ月につき 126,000円。入院1ヶ月につき 252,000円。3ヵ月を超える場合は逓減をする。
この計算をベースに、症状や通院間隔によって増減します。
大まかに言うと、通院3ヵ月までは自賠責とほぼ同じ。3ヶ月を超えると自賠責より少なくなってくる。
入院期間については通院のほぼ2倍、となります。(あくまで大雑把なものですので参考程度に)
また、任意ですので、当然過失相殺が行われます。
8 :
もしもの為の名無しさん:2005/12/10(土) 07:42:58
よくある質問 その2
Q.車が全損となったが買い替え諸費用は認められる?
A.最近の判例は認めるものが多いようです。
但し、自動車税・自賠責保険料(前の車のが戻ってくる)などは認められません。
また、自動車取得税のように、新車を購入するのと中古車を購入するのとで金額に差が生じるようなものは
同程度の中古車購入の金額までしか認められません。
諸費用については認めないとする保険会社も多いようです。
さらに、損害額の立証は被害者がしなければなりませんが煩雑ではあります。
故に、全損の金額と諸費用を含めて全部で幾ら、と交渉するのが現実的かもしれません。
Q.自分にも過失があるんだけど、代車費用は認められる?
A.保険会社は基本的に過失が0でなければ、代車費用を認めようとしません。
代車が本当に必要なのか、実際に代車費用の損害が発生しているか、などを立証していく必要があります。
しかし、判例では認められているケースが多いので、費用対効果の点も含めて訴訟なども検討してみることが考えられます。
また、現実的な解決策としては、修理工場から無料で代車を貸してもらうことです。
あくまで代車ですから車種や年式にはこだわらないで・・・。
ほとんどの保険会社は修理工場と提携しており、その指定修理工場で修理すれば代車を無料でサービスしてくれる場合があります。
このようなサービスを利用するのもひとつの方法です。
よくある質問 その3
Q.車が全損と言われたが納得できない。
A.潔く諦めてください。
修理費用と時価額を比較して、いずれか低い方しか賠償されません。
時価額については同車種の市場価格が認められますので以下のサイトで検索、提示して下さい。
カーセンサー
ttp://www.carsensor.net/ グー
ttp://www.goo-net.com/index.html YAHOO自動車
ttp://usedcar.autos.yahoo.co.jp/ ちなみに高い車を一台だけ選んで提示しても意味ありません。
数台集めて、その平均価格で請求してください。
Q.事故だと健康保険使えないの?
A.窓口ではまず間違いなく「事故では健康保険は使えません」って言われますが
【第三者行為による傷病届】を健康保険組合等に提出することで健保が使えます。
保険診療だと自由診療の半分程度に治療費を圧縮できるので
結果として、自賠責の枠を有効に使えます。
過失がある場合は勿論、0:100の事故でも治療が長引くようでしたら使用をお勧めします。
ちなみに、保険組合が立替えた治療費は後日加害者に請求(求償)されます。