乙カレー>1
アキラタン!どこなの!ハァハァハァハァハァハァ(;´Д`)
ちっちゃいアキラたんが立てると思ってたのに・・・
次はよろしく!
いや、今度はちっちゃいアキラたんの立てたスレでいきたい。
同意。ちっちゃいアキラたんがスレをたてなおしてくれたらここは捨てたいんだが。
「今度の次スレはアキラたん」だからね!>1
ここは削除してもらうか
それか1の使いたいように使え
まえのすれにまたみらいくんがきたから、ようすみてたんだ、ボク。
やっぱりたてちゃったのか……。
ボク、たてるすんぜんまでいってたけど、だぶるとよくないとおもって、
ほんとうにたつかまってたんだ。
みらいくん、いやがらせなのかなぁ?
>1は荒しだよ。この調子でまた次もたてるつもりだろう。
| ヾ▼
|▽゚) …テ、゙ドウスルンダ?
⊂ノ
|
|
~~~~~~~~~~~~~~
アキラたん、気にせずたててごらん。お兄ちゃんたちはすぐにそっちに
引っ越すよ。
ちっちゃいアキラたん、ここは削除依頼出すから
新しいの立ててくれyo!
この次もこうなるよ
15 :
MIRAI :02/06/10 02:59
ロムに戻る前に一言だけいわせてくれ。
ロムだけするのはとてもつらい。
今日たまたまきたら950だったんだ。
ひょっとして俺に新スレ立てろと言ってるようでさ・・
つい立てちまったんだ。許してくれ。
今度は間違えないように
>>1に注意もいれといたぞ。
また緒方さんに怒られるからな(w
ちっちゃいアキラたん、待ってるぞ〜!
頑張って立ててくれろ。
でも、ボクがすれたてたら、しゅみいっぱんのほかのすれが
またひとつきえちゃうんだよなぁ……。
みらいくんのあらしはボクにもめいわくだけど、それでほかの
すれにもめいわくかけるようなことはしたくないんだ。
それでもたてたほうがいいのかなぁ?
>15
おまえ、本アキラスレでここは性にあわないとか言ってたよな。
そんな奴がずっとロムってたって?
いい加減にしろよ、嘘つき野郎が。
それでも立ててくれアキラたん
アキラたん、アキラたん、優しい子だな、、、
でもおじさんたちはどうしてもアキラたんのたてたスレに行きたいんだよ。
ワガママでわるいけれど、たててくれないかな?
悲しいくらいにわからない奴等だな・・
もし違うスレ立てたりしたらどうなるか
物分かりの悪い人にも解るように説明する必要があるな(藁
もし違うスレ立てたらそのスレを本スレ、
その他もろもろのスレに貼り付ける。
やりたきゃやれよクリード(ワラ
そっかぁ……。
それじゃあたててくるね。
またやりなおしだから、ちょっとじかんがかかるよ。
それと、きえちゃうすれのじゅうにんさん、ごめんね!
べつにかまわないぜ。荒しには慣れてるから。いろいろあったしな(w
アキラたんがんがれ!ワショーイ!
本性をあらわしたな(w
>23
待てコラ!おまえは950取りに俺に負けたんだぞ!
950は伝統だぞ!ごめんね!ですまされる話ではないぞ!
俺の労力も考えろ!
アキラたん、がんばれ!おじさんたちはずっと待ってるぞ!
| ヾ▼
|▽゚) ガンバレヨトウヤ!
⊂ノ
|
|
~~~~~~~~~~~~~~
ここ最初からあげ進行だったんだよ。
今は作家さんの意向を汲んで小説のあとはさげにしてるけどな
っていうか、やっと正体を現したな偽ミライ
ヒカルタンありがとう〜!
俺がもしスレを貼り付けたらどうなるか・・
叩くのだけが生きがいのヒキコモリ共は
ここぞとばかりに叩いてくるだろうな・・
本スレは煽りに煽られ・・このスレは潰れて・・悲しすぎるな・・(ワララ
俺の立てたスレでやっていれば誰にも荒らされない。
どっちがとくかなあ?おがたくん
どうしたらいいのかなあ(藁
そろそろクリードは放置しようぜ(藁
△△△△△△△
¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶
¶¶¶¶¶¶¶""""""¶¶¶¶¶¶¶¶""
000◯◯0 _,,,,, ▼,,,≡0◯
¶¶¶¶ ¶ ¶ 〃 _\ /≡≡|
¶¶¶¶ ¶ ¶ 〈 (・)》 ((・)〉|
¶¶¶¶ ¶ ¶ "" ̄≡|≡≡|
¶¶¶¶ ¶ ¶≡ / ... |||≡≡|
¶¶¶¶ ¶ ¶ 《 .ヽ 〉 ≡|
¶¶¶¶ ¶ ¶ ゛ γ⌒〜≡/
¶¶¶¶ ¶ ¶ ..L/ ⌒ヽ/
¶¶¶ ¶ | .┗| | |←
>>15 >>21 >>27 >>32 ¶¶¶ ¶ \ ∪ / ノ
| ||
∪∪
難しいことはよく分かりませんが
とりあえず、喰ってみますた
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/10 04:08
ここが本物のアキラスレみたいだな
37 :
MIRAIファン:02/06/10 04:28
わざわざ本スレに行って盛大に騙されてやったぞ。ウケたよクリード。
オレはあの手のにもう何度もひっかっかっている。
さて、このスレはどうするんだ。
落ちるまでの間雑談用にでもしちゃダメかな?
/::::::::::::::::;'::;riilliiョ、::::;:::::::::::::::::::::::::;'::;;riilllllllli,';:::::::::::::::::::ヽ
. /:::::::::::::::::;':::"":::::゙゙''ミ、';::::::::::::::::::::;',;!!'":::::::::`゙'::::::::::::::::::::::::'.
. ,'::::::::::::::::::::::::/ ,r--、ヽ ';.: : : : : :./ r,r--=、ヽ::::::::::::::::::::::::',
|:: : : : : : : : : ; イ_ n`, ン/:: : ⌒ : ::\<,,_n _,`/ノ: :__: : : : : : ::i
___ |:: : : : : : -''/ `  ̄""ィ / \ -゙゙ニ : :ヽ: : : : : : ::::l __
/ ,、::!:: : : : : // //''" / ', ヽ\ : : : : : ::::!:::,、'、
. //_/!::::: : : i _ _ .i : : :::::!-ヽ'.
. l // 7 i:: : ..;;r `'- ` " -'" ャ;,. : ::i iヽi '.
l !ヽ〈 |::: ..;;r' 'ャ;;.. ::l ハ ! l '.
l ヽ ! ri:|:: ::r'' 'ャ;, ::l i ,ノ :l
. l ヽ' ! |:: :l〈〉 ノ l
'! !、 |: _,,===--'''''''''''--===,,,_ .:l ,r" /
` .! ヽヽ '" ゙゙'' // :! /
※一柳先生がこのスレに興味を示したようです。
糞スレ化させるのはやめろ。
俺はここを活動の本拠地にする。
薄暗い明かりの下で、ベッドに横たわる彼のシャツの胸のボタンを一つずつ外した。
(…細いな。)
それが彼に対する印象の全てだった。
アキラも進藤も細身だが、成長期に差し掛かり、会う度に逞しく変化していく彼等に比べると
目の前の少年は同年代でありながら、大人になる為の何か一つをプログラムから
外されてしまっているように少女のような華奢な骨格を留めたままでいる。
威嚇するような、煽情するような派手な赤色のシャツの間から露になっていく肌は
呼吸をする事を忘れているかのように静止して白く浮かび上がり
大人と子供のというより、人と精霊の中間にいるような妖しさを漂わせていた。
>40
本拠地祝いだ。受け取れ。
ああ受け取ってやるさ。お礼に向こうの塔矢愛好会をNO1にしてやるよ(藁
声をかけるのをためらうって言うのはこういう事を言うんだろうけど、
本当のクリードっぽいな。
ここが本拠地ならここでもう少し大人しくしていろよ。
っていうか落ち着けよ。
お前も小説書きたいんじゃないのか?小説好きなんだろ?
そして本当はアキラスレが大好きでMIRAIが大好きで
MIRAIに褒めてもらいたいんだろう?いろいろ話したいんだろ?
ここにMIRAIが来てくれるのを一緒に待とうよ。な。
クリードもsageようと思えばsageる事は一応出来るんだな。
なんて事を書き込んでいたらクリード本人が小説得意だって言っているよ。
やっぱりそうか。
>>44 おお・・おまえだけだ俺の相手をしてくれるのは。
ここまで放置されると結構ツライな(藁
俺は結構真剣にやっているんだが・・
ミライもつらい思いしたんだろうな・・
煽りは平気だが真剣に話しても放置はかなり精神的にくるものがある。
本当はお前の相手をするとオレまでハブにされそうで嫌なんだけどな(w。
まあオレもアキラスレ追い出された手前今もアキラ関係スレは敷き居が高い。
お前の言いたい事は分かる。結構イイとこ突いているっていうか。
でもアキラ関係スレは職人さんも住人さんもシャイでナイーブなんだ。
前戯も無しでいきなりズコバコ突進するんじゃねえよ。ただでさえお前は
前科があるんだぞ。内部紛争で疲れきっている女性をレイプしたようなもんなんだよ。
お前が少年漫画板でアキラスレにしたことってのは。
レイプ犯がレイプした相手に本気になることってあるらしいが。
とにかくアキラスレが大事ならもっと考えて行動しろよ。
オレみたいに陰から見守って時々おバカに盛り上げてやればそれでいいんだよ。
>47
レスが遅すぎる!俺はおまえのレスを待って
10回くらい定期的にスレをリロードしていたんだぞ(藁
おまえはそんな事で満足できるのか?
俺はおまえみたいに人間が出来ていないから
陰からそっと見守るなんて真似できそうもない。
それに少年漫画板で萌えスレNO1で目立っていた
アキラスレがこんな辺境でひっそりしているのが信じられん。
サロンに追いやったのは俺だがアキラスレは
サロンにいったにも関わらず同人女を馬鹿にするスレで
ネクラな奴等にアキラスレのリンクを貼られて監視されて
馬鹿にされているのが俺は見てていらついてしょうがない。
同人女コロシアムでアキラスレを標的にしていたが
あんなデブオタ共に馬鹿にさせるためにやった事じゃないし。
もし本当にまだミライがいるんなら名乗りをあげてほしいな。
奴が本当にいるなら無敵なんだが。
今度から俺は小説の音楽を担当する事にするよ。
地味に地味に一番の良スレに変えてみせる。
大学のスレにはもちろん勝つしキモイデブオタに同人叩きなどさせない。
申し訳ないがこっちも作業しながら書き込んでいるから…
そっちだって急にいなくなったりするだろ。オレはレス遅いぞ。はっきり言って。
同人女コロシアムスレでアキラスレを標的にしたのは、とっとと
サロンへ移動させて思いっきり盛り上がれるようにしたかったってことか?
お前の意図はわかりにくすぎ。
今の少年漫画板の腐れ方を見ればもっと早く他所へ移るべきだったなとは思うが。
あのなあ、クリード、アキラスレの本流はサロンなんだよ。
ここは、アキラ好きでもちょっと特殊系の人達の隔離スレなんだよ。
お前は絶対空間デザインや店鋪のコーディネーターは出来ないな。
店と利用者に合ったムードってものがあるんだよ。隠れ家的というか知る人ぞ知るというか。
サロンを盛り上げる事考えろよ。お前が行った時点で壊滅するだろうけど。
だいたいここへ来ていきなり何一人で盛り上がっているんだよ。
サッカーボールでも頭にぶつけたのか。
お前も本当はずっといたんだろう。ただここんとこ少し隔離スレの雰囲気がおかしくなって
危機感持ったんだろう。
大学スレに迷惑かけるなよ。オレはあそこの住人さん大好きなんだから。
音楽でも何でもいいから、スレが好きなら地道に覗いて書き込むことだよ。
スルーされても気にするなって。興味を引く書き込みが出来なかったんだって素直に引け。
無視されたとかどうかとかしつこく騒ぐな。恥ずかしい。
言っておくけど隔離スレはどちらも立派な良スレだよ。これ以上どう良くするんだ。
それよりここを有意義に使いたい。
キャラにかかわらずここで話して良いだろう?新章一緒に祝った仲だ。
ヒカルの碁をそれなりに楽しもうよ。小説も書けよ。
緒方も時々こっちに覗きに来い。sageんのやめた。めんどくさい。
まぎらわしいから
上げるな
>>48(クリード)
>サロンに追いやったのは俺だがアキラスレは
>サロンにいったにも関わらず同人女を馬鹿にするスレで
>ネクラな奴等にアキラスレのリンクを貼られて監視されて
>馬鹿にされているのが俺は見てていらついてしょうがない。
クリードって同人女嫌いなのかと思ってたけど…
コロシアムにいたし、同人女(?)が描いた絵に
同人クサー(゚д゚)
とか言ってたし。サロンの住人よりクリードの方が
同人女をバカにしてるような気がしてた…
君の意図は本当にわかりにくい。
クリードよぅ。
純ちゃん憶えてるか?
淋しがって泣いてたぞ。
純情さん、今どうしてるんだろう…
私は純は生理的に駄目だった。
>57
同人女コロシアムが出来て少年漫画板から同人女を追い出そうとする輩が集まる中で
同人女と言っても何かとカプ争いをしてスレを荒らす閉鎖的な同人女と
小説を書いたりネタを出してスレを盛り上げようとする職人さんとを
一緒くたに全て追い出そうと言うのはちょっと違うのではないかとして
彼等に意見していたのが純情クンだった。
それが分かっている上で純情クンが気に入らないと言うなら何も言わない。
カプ争いにあけくれる同人女にとっては、純情クンは敵だろうね。間違いなく。
>53
深夜にまたクリードが来てageちゃったらsageるのをやめる。無駄だから(w。
言うまでもないけどオレも閉鎖的な同人女は大嫌いだから。
その部分だけでもプチの中に共感してくれる人が居てくれるといいんだけどね。
ちっちゃいアキラがむちを使うとか言い出しているが44よ。
やっぱり何か一言っておいた方がいいのか?
「オレをぶってください」って泣いて頼めよ。お前チビアキラにひどいこと
言ったんだから。
俺はチビアキラの精神的苦痛を与えられている。
俺のアイデアをまったく取り入れない上に
緒方と馴れ合いだす始末。手におえない(ワラ
ただでさえあの書き込みは精神的にくるものがあるのに。
お前がやらかしたことに精神的にきてる奴の方が多いぞ。多分。
チビアキラなんてかわいいもんじゃないか。
緒方より宵っ張りなのが笑える。
大体人のネタにあれこれ注文つけるなよ。
アゲハマ嬢は面白いだろう。オレけっこう好き。
オレとお前も随分気持ち悪く馴れ合っていると思われているだろうなあ。
アゲハマ嬢はなかなか面白いな。
タイトルは昼ドラぽくて終わってるが(藁
あとアキラスレをアキラのカッコ良さを
全面に出したスレにしたいんだが無理かな?
本スレの神のIDの846はおまえだろ(藁
うーん、いや、気持ちは分かるんだ。オレが感じるアキラの良さと近いだろうなって。
カッコ良かったよなあ、今週号のアキラ。ますますコワイくらいに綺麗になって。
碁会所のおっさん達絶対陰でアキラファンクラブ作っているよなあれは(w
本来はサロンがその流れを汲むべきだろうけど、オレはサロンは懲りた(w。恐い。
スレの流れは誰彼の意向で決まるものじゃないからなあ。
アキラのカッコよさを前面にだした小説を発表すべきだな。うん。
オレもそういうの読んでみたいなあ。
アゲハマ嬢のタイトルに関しては最初確かにひいた(w。
おいおい、レディコミは勘弁って。でも読んでいるうちにだんだんその
タイトルがハマってきた。市河視点のアキラがすごくイイ。
結局中身が良ければ良いんだよ。
確かにアゲハマ嬢は売れ残り女のアキラへの一途な思いが
よく表現されている良作といえるな。
市河の気持ちはもちろんの事、作者が市河になりきっている。
どれかのキャラに感情移入するのは小説をかくうえで必須。
俺も本気をだして小説を書いてみるかな(藁
それとも44が書いてみるか?
>65
オレではないがまさしくあいつの言う通りだよ。プリンス…好きだったんだけどなあ。
あ、クリード、あっちが賑わっていて悔しいのはわかるがヒカルスレの悪口は
止めろ。それだけは許さん。オレ今のヒカルもカッコ良くて好きなんだ。
俺もヒカルは見ててカコイイと思うぞ。
ヒカルスレが嫌いなだけだ。
ヒカルが嫌いなわけじゃない。
オレはヒカルスレが大好きだ。だからといってお前に好きになれとは言わない。
ただプチでそういう発言をするのは止めて欲しい。
発言はしばらくひかえるとするか・・
にしても板の人口からして圧倒的に不利だなここは。
また新規参入者集めにせいでもだすとするか・・
無題の小説も読んでそれにあってる音楽も探さないとな。
ところであの女の子…ちょっと松嶋奈々子入ってて可愛いな。
ほっぺたがもう少し削れていると良かったな。
>72
俺の目のつけどころがいいからな。
他にも写真があったが他の写真は少々きつかった。
ここがクリードと44の愛の巣スレですか?
>74
純ちゃんか?自力で探して来た?
ファンと偽者の二人の愛の巣なのか
MIRAIって人気者だったんだね
ここ、他には人はほとんどこないし、贅沢なスレの使い方ですなあ・・・
シャツの一番下のボタンを外して視線を彼の顔へ向けた。彼の大きな瞳が視線を反らす方へ
動くのが分かった。彼はいつもそうだった。
こちらが見ていない時はこちらを見つめ、こちらが目を向けると目を反らす。
そういう習性を持つ動物のように。
そのまま無表情にどこか遠くを見ている彼の顔を眺めながらシャツを左右に開いた。
痩せて鎖骨や胸骨の陰影を伴った青白い胸の左右にアクセサリーのように紅く色付いた
小さな突起があらわれる。そのうちの一つの脇には小さく引き攣れた火傷の痕があった。
煙草を押し付けられた痕である事は容易に想像出来た。
>77
あー、そうそう。そんな感じそんな感じ。
赤シャツとあったので加賀と迷ったが、やはりこれでいいのか(w
しばらく読ませていただきます。
こちらの視線がその火傷に留まったのを感じたのか、彼はそれまで体の両脇に無造作に置いていた両手で
開いていたシャツの前を閉じてしまった。怒ったように背を向けて体を丸める。
「…悪かった。」
仕方なくこちらも起き上がり、彼に背を向けるようにしてベッドの縁に腰掛け、サイドテーブルの上に
置いてあった煙草とライターに手を伸ばす。灰皿もそこにあった。
そんなに欲情していた訳ではない。彼に誘われた訳でもない。
それなのにここにこうして二人で居る事が不思議だった。おそらく彼もそうだろう。
その答えを探すためにここに来た。そうとしか言えなかった。
初めて出会った時から、互いに抱いた予感だったから。こういう時が来るのではないかという。
目の前を揺らいでいた紫煙がかき消え、ふいに彼の両腕が背後からこちらの首に回されて来た。
ほとんどベッドを軋ませず彼は近寄って来ていた。
こちらの関心が自分より煙草に向いたのが気に入らないようだった。
>75
残念ながら純じゃねえっす、へへ。
クリード、まだここに居る?
居るなら純ちゃんにこのスレの場所教えてあげたいんだけど。
たまには向こうにも顔出してあげたら?
ずっとほっとくのは可哀想だよ。
>83
純ちゃんにはオレが伝えておいた。
クリードは現われては消える奴だったからなあ。
そのうちまた来てくれると思うけど。
ここをもっとみんなで好きにわいわい使っていれば出て来るんじゃないか?(w
クリードはどうやら少年漫画板で遊んでるみたいだ。
同人女を守ろうとして同人女と叩いていた野郎共両方敵に回してしまうところが
とてもクリードっぽい。
クリード…
「別にそれを見たから吸いたくなったというわけじゃない。」
口にしてから、少し酷だったかなと思った。だが彼は特に気にした様子はなかった。
首に巻き付いて来た彼の腕はひんやりとしたいた。
背中に押し充てられた胴体からかろうじて体熱が伝わって来る。
「誤解しないで欲しいんだけどさあ、」
耳元に億劫そうなけだるい口調の声で囁かれる。
「相手は誰だってよかったんだ。」
「そう言ってもらえるとこっちも気が楽だ。」
腕を伸ばしてまだ幾らも長さを変えていない煙草を灰皿に押し付け、眼鏡を外してその横に置く。
彼の方に向き直り痩せた肩を両手で抱き唇を奪う。彼の手がこちらの首元に来てネクタイを外す。
「…フン」
鼻先で笑い、戦利品のように彼は奪ったネクタイを指先に絡めてかかげ、ベッドの脇の床に落とした。
お返しに彼の体を倒してやや乱暴に彼の衣服を剥ぎ取る。
煙草が押し付けられた痕は他に下腹部に数カ所あった。その中の2ケ所は、まだ幼さの形状を残す
局部の付け根近くと先端部分にあった。
それらに視線を留めないようにして彼の体の各箇所にキスを重ねた。
ん?
ここもオガアキ?
違うような気が・・・
火傷の痕は痛々しいとは思ったが、可哀想だとは感じなかった。
彼が自分の体に負ったものは彼の事情だ。こちらには関係がない。
傷がつけられる前に救ってやれなかったのなら同情は意味がないのだ。
耳たぶに唇を寄せると微かにコロンの香がした。安っぽい匂いだったが悪くはなかった。
塞がりかかったピアスの穴の痕があった。軽く噛んで舐めてやった。
「最近の高校生は随分オシャレなんだな。」
温度の低い肉片から首筋へとキスを移動させる。
「…無理矢理開けられたんだ。ヤだって言ったのにさ。」
確かに彼の華奢なパーツ一つ一つは顕微鏡で見た繊細な雪の結晶のように思わず無骨な指で
粉々にしてみたくなる衝動にかられる。
「相手は穴を開けただけでピアスは買ってくれなかったのかい?」
「変態野郎だったからな。他のとこにも穴を開けたがったから逃げた。」
「…賢明な判断だったな」
余分な会話をさせたおわびに彼の顎に手をそえて丁重に彼の唇にキスをする。
はじめのうちはソフトに触れあわせる程度にした。その間、節目がちではあったが彼は
目を閉じようとはしなかった。ただやはりこちらと視線は合わせようとはしなかった。
直前まで噛んでいたガムの味がした。徐々に重なる部分を増やして舌を送り込む。
「ん…」
向こうの舌を捉えて激しく吸いたててやるとようやく目蓋を強く閉じてそれらしい表情と
吐息になった。彼の口の中から吸い取っただ液を返すように押し込んでやると
意に介さず彼はそれを飲み下した。
そうなりながら彼の手が動いてこちらのシャツのボタンを外しにかかる。
その両手首を掴んでベッドに押さえ付ける。
先刻までよりは幾らか彼の体温が上がり呼吸が荒くなっていた。
火傷の痕が残っている方の小さな突起を脇からすくうように舐めてやった。
ピクリと一瞬彼の体が浮き上がって小動物のような小さな鳴き声が聞こえたような気がした。
周辺部分を口に含んで中央の固くなった小さな突起を舌で叩く。少し強く唇を押し付けると
彼の薄い皮下脂肪の下の胸骨を感じる。心臓の鼓動が若干速くリズムを刻んでいる。
最初にあげた小さな声の後は彼は黙って愛撫を受けていた。
一通りの手順を踏んで彼の体内に精を放ち、それで終了する。それだけのものだ。
タイトルホルダーとなって後援会の会長に引き合わされる人物の人数や種類が増えた。
その内の一人が彼を、この少年をオレに紹介した。どういう意図があったのかは分からない。
「そこそこに打てる子だが碁を教えてやって欲しい。」含みのある顔でそう言われたが
その時は断った。彼自身がそれを望んでいそうになかった。
その後、意外な場所で彼と再会した。正確には彼を見かけた、だったが。
唇を離してもう一方の突起へ移動させる。今まで刺激を受けていた方は
艶やかな赤みにくっきりと形を顕わし、白く平らな胸と僅かな色の違いだけで
一体化しているもう一方とは異なるパーツのような様相になっていた。
沈黙しているもう片方にも行為を加える。
今度は強めに吸い小さな先端に歯を立ててやった。口の中で瞬時にそれは形を変化させた。
顔を見ると、彼は相変わらず視線をどこか別の空間に据えている。だが下腹部では
確実に変化を起こしている。この年頃の男子は獣同然だ。自分が望むと望まざると
関わらず性的な刺激を肉体的に受ければ嫌でも体は反応する。
進藤も、アキラもそうだった。この少年も同じだ。そして、かつての自分がそうであった。
「痛…っ!!」
一瞬噛む力が強くなり過ぎた。彼が声をあげた。
漢スレなんだから女の小説書きはいらない。
同じようなスレをいくつ作るつもりなんだ?
>>92 漢スレは他にあるだろ。お前はそこに行けばいい。
ここはここで放っておけよ。
一度歯を離し、癒すようにもう一度口に含んで舌で慰撫する。
てっきり機嫌を損ね毛を逆立てて唸るかと思った相手は、意外に静かだった。
明らかにさっきよりも皮膚に赤みが差しこちらの刺激に対して反応を強める。
もういちど犬歯の一番尖った先で小さな突起を捉えた。
ビクリと彼が小さく体を震わせ、息を止めた。
少しずつ力を加え、それこそ小さめのピアス程しかないその部分を潰すように噛む。
「痛…イタ…ア…っ、ハアッ…」
きつく噛みしごく程に彼の吐息に甘いものが混じり始める。
彼の両足を割り開いて覆い被さっているこちらの体の下で勃ち上がって来る感触がある。
最初見た時はそれ程ではないと思っていた彼のペニスが固く雄々しくそそり立ち、
先端を濡らしている。
「…痛いくらいが好き、か。そういうことかな。」
返答は来なかった。
ジッパーをおろしてこちらのモノを取り出し、彼の後ろの中心にあてがった。
彼の目が驚いたように見開かれこちらを向いた。逃げようとする体の脇の両腕を
再び力を入れてベッドに押し付け、乳首に吸い付き、噛む。
そうしながら下の方のこちらの先端で彼のトビラを圧迫する。
「…見かけと違って、随分強引なんだな、あんた…」
「相手に合わせているだけのつもりだが。」
痛みを伴う刺激を乳首に与えながら数度トビラを圧迫すると、ズクリと先端が
彼の体内に潜り込んだ。
冷めた言葉を発しながらも彼のアヌスはとても温かだった。
痛いと叫ぶもう一人の少年がいる。
赤みがかった柔らかくウェーブがついた髪で、黒と言うより茶に近い瞳の色。
透き通るような白い肌と痩せた体つきで、喘ぐように呼吸をし必死に自分の体の
上にのしかかっている者に訴えている。
『痛いよ…!痛いよもうやめて…!!』
「痛いよ…」
現実のほうの少年の発した声で我に返った。
少年の口調は切羽詰まったというより手順を踏まない事をたしなめようとするものだった。
先端の一番太い部分だけを飲み込ませただけの状態は彼に中途半端な苦痛を与えていた。
こちらが僅かに力を緩めれば若々しい弾力で押し出されそうである。
痩せた体に比例して彼の入り口もその奥の通路も相当狭い。
今まで何人の男がその無理を突き通す事に価値を見い出して楽しんだことだろう。
こちらにはその余裕はあまりなかった。
彼を欲した理由が見えて来たからだった。
それは彼を見かけた場所のせいでもあった。その時の彼の表情のせいでもあった。
一度彼から退いた。ズルリと異物を吐き出して一瞬ホッとしたように彼の体から緊張が解けた。
その安堵感を砕くようにもう一度強い力で押し入った。
「あああっ!」
体を捻って痛みから逃れようとするのを腰の部分を手で押さえ留める。
赤く腫れ上がった乳首を見せつけるように彼の胸部が反り返った。
自分でも不思議なくらいひどく興奮していた。
久しくアナルセックスから遠ざかっていたせいもある。
女性との交渉事も何か煩わしくて最近娯楽はもっぱら酒に走っていた。
人と飲む事があれば一人で飲む事もある。
勝手な理屈かもしれないが、そんなふうに女の事に関心が薄れて来ると
そろそろ結婚してもいいかなと考えたりもする。
適度に器量が良くて口煩くなければ誰でもいい。一人だけに縛られる気はさらさらない。
そういう話もないわけじゃない。人の顔を見ればお見合い写真を見せたがる後援会関係の輩は
一人や二人ではない。
もっとも、それこそそういう「つて」で結婚してしまえば、二度とこういう
火遊びどころではない“遊び”は出来なくなるだろうが。
「…ううーん…」
先刻より一段階奥に突き入られて彼は苦しげに呻いていた。
霧吹きで吹いたように細かな汗の水泡が首から胸、腹部にかけて浮かび上がっている。
ホテルの部屋の空調が若干高めのせいもある。こちらのシャツも汗で背中に張り付いていた。
だが服を脱ぐ気はなかった。恋人として肌を抱くわけではないからだ。
彼の体を押さえ付けてさらに奥へと無理矢理押し入ろうとした。
その時、彼の胸に視線を落としてぎょっとなった。
仰け反ったその胸の中央が縦に裂けてもう一人の少年の顔がこちらを覗いていた。
赤みがかった髪と薄茶色の瞳の彼と良く似た別の少年。それが、
頭部を、そしてゆっくりと上半身を持ち上げてこちらと向き合った。
「…消えろ」
白い影のように別の少年は無表情に揺らめき、こちらを冷たい目で見つめている。
今体を繋げているのがその幻の相手のような錯角だった。
こうして男の体の下に何度も組みしかれていたその少年は
自分が成長した時に自分に与えられた行為を与える側の人間になるとは、
思っても見なかっただろう。
髪や目の色を好きなように変える時代ではまだなかった。
家族からも、家族でないものからもその少年は排斥されていた。
色素が抜けたような白い肌と彫の深い顔だちと、若干長い手足のせいもあった。
父親や父方の血筋にないものとして、父と父方の親族から特に強く厭まれた。
母親は何も言わなかった。家族でありながら家族ではない、物心ついた時から曖昧な
境界線の中で囲碁に惹かれていったのは、自分のテリトリーを明確に主張できた
遊びだったからかもしれない。
「セイジくんは筋が良い。」
父親と自分の確執に遠慮して遠巻きに何かをいうだけの親族の中で、
プロ棋士という自ら特殊な世界に居たその伯父だけはその少年に優しかった。
わずかな機会の中で少年に囲碁を教えた。
厄介払いをするかのように父親はその伯父に少年を預けた。
母親が次に生んだ赤ん坊は真っ黒な髪と瞳を持っていた事に父親は満足していた。
趣味板でヒカ碁スレ見つけるとは思わなかった〜
色々な場所に存在してるんだな…
伯父は少年に優しかった。だが囲碁を学ばせる時は厳しく、そして熱かった。
それは伯父の打つ碁そのものだった。
酒が好きで、碁の指導の合間もよく臭った。時として手合いの勝敗の勢いを
そのまま自宅に持ち帰り、勝てた時は少年が望んだ訳でもない高価なものを
買い与え、負けた時は意味もなく少年を殴ったりした。
だがそうして少年に手をあげたしばらく後で、泣きながら少年に謝り抱き締めて来た。
その時は少年の方が保護者のように白髪の混じった短く刈り上げた伯父の頭を撫でた。
いつからか、泣きながら抱き締めながらもその手が、少年の体をまさぐるようになった。
人とは厄介な生き物である。記憶しようとしたつもりもない、忘れたはずのものが
何かの拍子でこうして鮮明に頭の中に蘇る。
皮肉なのはそれらの記憶が交渉事の支障にならず、新たに興奮を加えている。
「は…あっ!」
自分の体内を侵略するものが質量を増したことを彼は敏感に感じ取り喘いだ。
一瞬見開かれた彼の大きな瞳がベッドサイドの明かりによって暗がりの野生動物のように
光る。受け入れる苦痛だけで体力を消耗しているのか、声をあげるわりに抵抗はない。
片手を枕の上の方を、片手で腰の近くのシーツを掴んで握りしめている。
少しでも痛みから逃れる為か自ら体を深く折り、両足をこちらの腰に絡み付ける。
すでに瞳は閉じられ、汗とも涙とも区別がつかないものに目尻を濡らし光らせている。
経験からなのか本能的なのか、彼の先を誘うような仕種に引かれそのまま腰を埋めた。
 ̄¨ ̄ミー-―r--、
`i ツ ⌒ヽir== y´ヽ
:| : | : :lー┴-―┬--―〜ー- ..
:l| l: ll ::l ミ、 __,へ. , ィ
ニ_i i: il ミL -‐'''  ̄ ̄¨ ー--- ッ ' ´ ̄ lrヘヽ.―――vツ
ヾ、 レ‐''´ " イ l L_ィ`′ /{
ト、 ノ i: ソ l | / __|
イ フ l|: i ノ l| i| 、ィテ、 ソ __イ
/"'ー } i:: |ト、 i: i: i i il| i| ^ー´ ミゝ、.∠} 100
∠__. -‐┤ {ii:: ||ト、 l: l: l: : il i il| il ヽrヘ====(ソ
{ ヾii: ||||i ヘ、li: l: l: i il li:. ヽ、ゝ、_ ¨ヽ:::i::ノ
} ソi: ||/⌒てヽ、li l: l l人 、 _. -=三ミ、 /¨ T¨ ̄
`::..''、::;ソ lii: / '::、)// ーッ、_|l l: ト、l´ ヾ} .∠-‐' ソ
゙'::、 ::、..,,,} l|||||ll/ ::、 : //////  ̄¨''ーf/ ミミ}^L}三彡 /
::.、 ‐=三} l||||||{三ミ、 .〈〈〈/// ゝ/ ( ソ'⌒ ソ
::、 ::、 ミ{ l||||||||}三三三ミヽヽ〈.. ヽlir⌒ソ {=- /
:::::、:、 ミノ l/ il||{三三三ミミ、ヽ ヽ:、::、 :、 }ir⌒}. {、__ {
、 :、 :.、ソ/ l||{三三三三ミハーr‐ヽミ、 ::、 、: 、}レ⌒{. }三 }
:、::、ム、ニ三__}三三三三三三三三三三三ミムレへ V l l ヽ
:::: 、:: 、:: ::; ::; ̄ ̄''=三三三三三三三三ミ'ー--ヲト ┴┴┘
その時に彼の体内を駆け抜けた痛みを自分はよく知っている。知っていて与えている。
痛みの向こう側にある痛み以外のものも知っているからだ。だから彼も、こうして
声にならない悲鳴をあげながらも受け容れている。人はそれが自分が選んだ痛みなら
受け容れられる。
「…君はあの時、どんな気持ちだった?」
ひとしきり彼が激痛に喘ぎようやく落ち着いた時に訊ねてみた。
こちらの質量に彼の体が慣れるまで動くつもりはなかった。
彼の心臓の鼓動がそのまま伝わって来そうな程に彼の体の奥深くに我が分身は
入り込んでいた。
「な…んのはな…し…?」
胸を激しく上下させて天井を見つめたまま彼は聞き返し、しばらく沈黙した後、
ああ、と小さく唸った。
「…べつに…」
新聞社が主催の小さな囲碁のイベントがあった。
自分は参加の予定はなかったのだが、近くに用事があり、ついでに立ち寄ってみた。
進藤が指導碁で参加していたからだ。
以前の同じようなイベントで、プロになって間もなくにかかわらず進藤は
なかなかどうして、上手い具合に年長者を相手に上手く打ち方を解説していた。
その時と比べて格段に腕を上げ、落ち着きを持ち始めた進藤が今度はどう指導するか
見てみたいと思った。彼を、その会場の片隅で見かけたのだ。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/05 19:39
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イベントは特に参加者に年令の制限を区切ったものではなく、広く告知をした規模のものでも
なかったため、特定の地域の高齢者の集いに毛が生えた程度だった。
進藤やその他の棋士や、おそらくオレ自身の名前を聞いてもさほどに反応出来ない初心者が
多数を占めていた。それでも今年に入って、そういう類いの仕事が棋士達の間に増えていた。
ブームという安っぽい言葉はあまり使いたくはないが、ちょっとした娯楽として囲碁が
地域のイベントに加えられる機会が多くなったのは確かなようだった。
そういう催しに年寄りに混じって進藤と同年代の少年少女達もやって来る。
幼い時から熱心な親に背中を押され、ではなく、友達とゲームセンターに行くのを誘いあう
ような感覚で、というものらしい。本格的に囲碁を学ぶ者にはそれなりの機会がまた別にある。
最初進藤を囲っていた一群は前者かと思った。進藤が嫌がると思い表立って彼の前には行かず
物陰から様子を見ていた。自分で自分の奥ゆかしさがおかしかった。
進藤は自分と同世代の者達に熱心に碁を指導し、聞く側も進藤の一手一手を食い入るように
見つめていた。
「進藤君の学校の生徒たちらしいですよ。」
脇を通りかかった棋院の職員が微笑ましそうに目を細めて教えてくれた。
「進藤君もちょっとテレくさそうですね。」
「…そうかな、」
少女も混じったその集団の進藤を見つめる目は真剣そのものだった。「知り合い」や
「お友達」という甘ったるさは彼等の間には少なくともその瞬間は感じられなかった。
その「彼等」から少し離れた場所に彼は立っていた。
彼がしている事は自分と同じだとすぐに分かった。進藤とその周辺の者に気付かれない
ようにして、進藤を見ている。
彼の視線を追うようにして、もう一度進藤を見る。
自分には触れる事が許されない存在。汚したくない存在。自分が棲む世界とは
違う世界に住む存在。他にはどんな言葉が当てはまるだろう。
肉体的な領海は何度か犯しながら気持ちの上では進藤を手に入れる事は叶わなかった。
そんな相手が他にも存在する。
進藤の前は、その相手を、何度か同じようにそうして見つめていた。
手に入らないと分かっていながらショーウインドウに張り付く子供のように、
透明なガラスの冷たさを手の平や頬に感じなければ自分の心を納得出来なかった。
「はあっ…あ、…あ…」
様子を見ながらゆっくりと腰を動かした。そういう行為を受けるように出来ている
器官ではない。そんな当たり前の事が分かっていない人種も中にはいるようだが。
言わなくても彼は自ら角度を微調整して来た。アキラもそういう所があった。
アキラは、自分が誰かの代用として抱かれている事を察していた。
進藤だけは、何度体を重ねてもそういう真似が出来なかった。大抵痛みの余りに
途中でひどく不機嫌になり、sexの後しばらくは口を聞いてくれなくなる。
それでも2〜3日もするとケロッと何もかも忘れたように明るく話し掛けて来るのだった。
>裏階段さん
緒方と三谷だよな。
緒方は既にアキラとヒカルも食っている……、なんて羨ましいヤシなんだ。
これ勿体無いよ。倉庫番さんに進言しようか?
荒らしが立てたスレに書き込んでる気が知れないよ。
ってか、どこの倉庫に入れられるんだ?
ヒカルの倉庫でも、アキラの倉庫にも、そぐわない気がしる。
106の言う通り、この話は残す価値はない。いつ落ちるかも知れない、
削除されるかもしれないスレだからこそ試せると思ったいわゆる試作。
逆に、干渉や枠を一切受けずにもう少しやってみたい。
ただプチの住人に不快感を与えているとは思っていなかった。申し訳ない。
荒らしの一員と受け取られても仕方ない。
が、そういう意図は全くないことだけは理解していただきたい。
完結したら倉庫に入れるよ。
場所はアキラの方に入れるけど、愛好会以外のスレでUpされた小説って扱いにするつもりさ。
もちろん、迷惑ならやめるよ。
>倉庫番さん
いつもありがとうございます。
あの…フリーメールのアドレスか、絵掲以外の掲示板をログ倉庫に入れる
予定はありませんか?
ああ、倉庫番さんだ……。感涙。
漏れも、このスレのこと快くは思っていなかったんだ。
ただ、今朝「裏階段」をちゃんと読んだら、すごくいいと思ったんだよな。
それに、なぜここに書いているのかもわかったし。
せっかくこんないい小説があるのにさ、このまま埋もれていくのが勿体無くてさ。
でも、106さんの言うのももっともだと思ったし。
104さんに、いやな思いさせたかと、反省中。
痛みに身をよじる淡い小麦色の進藤の肌が、青白く変化して現実に体の下にいる彼に
成り変わる。
自分は、たいして愛情を持たなくても相手を抱く事が出来る人間だった。と同時に、
愛情の欠片も持たない相手に抱かれる事も出来た。
伯父に体を弄られながら碁盤を見つめる事も多かった。胡座をかいた伯父に手招きを
される度、何かに失望しながら、何かを憎みながらもそんな心をどこかに追いやって
服を脱ぎ、伯父の肉体の一部を体に埋めて伯父の出す詰碁を解いた。
解けるまでは終わらなかった。詰め後は急速に難解になっていった。
囲碁を習う部屋や、自分が使う布団の不自然な汚れが伯父の家人に気付かれない
はずがなかった。
独立して家を出た子供達の代わりに、おかみさんは伯父が連れて来た自分の事を
可愛がってくれたが、伯父との肉体的な関係が始まってからはその事が精神的な
負担になっていった。
ある時、学校から帰るとおかみさんが庭に立っていた。来春から通う中学校について
相談しなければならなかった。「ただいま」と声を出そうとした瞬間におかみさんから
手に持っていたバケツの水を顔に叩き付けられた。
「…泥棒猫!!」
忌々しそうに家の中に入って音をたてて戸を閉じるおかみさんの後ろ姿が気の毒で、
ただ自分はため息をついてその場に立ち尽くすしかなかった。
冷たい風の中で学校の指定のコートから水滴が落ちるのを漠然と見つめていた。
>倉庫番さん
こちら側の考えとしては、一度書き込んだものがその後どうなろうとあまり関心は
無いとしか。ただ、このスレに関してはそれぞれにいろんな思いがあるでしょう。
倉庫番さんのご判断にお任せします。
>105
いやな思いなど、とんでもない。こちらこそ、そしてどうもありがとう、ですね。
>106
自分は気がしれないって程には感じないよ。
別に不快じゃないし、ヒソーリと続きを待ってる。
魔境やプチの小説群見てて小説うpしてみたくなる気持ちもわかる気もするし、
けどアキラもヒカルも出て来ないんじゃどっちにも上げられないだろうしね。
確かにできた当初はわだかまりがなくもなかったが、
すっかり静かになった今では、たまに覗いて裏階段のうpを待つくらい。
ま、クリードとMIRAIファンの不毛な応酬も結構面白かったけどね。
だがここがクリードやage厨からも放置されてるのがチョト羨ましくもある(藁
あゆみちゃん、名前隠して書き込んでもその口調ですぐわかって滑稽だよ…。>某スレ
ああ、ここも監視下に置かれてるんだ。
このスレまだあったのか。とっくに沈んだと思ってたぞ(ワラ
ここの小説ずっと読んでた。
いい小説だと思いながらも、やはり荒らしへの本拠地祝と書かれた42のレス文が心の
どこかに引っかかってた。プチへのあてつけじゃないと知って正直ホッとしている。
ああ、あれは、てっきりここは放置されるだろうと思って小説を書き込んだら
ほぼ同時に立てた本人が来たので慌てて…追い出されたくなかったから。
すんなり受け入れてもらえてホッとした。
クリードが本気でプチを荒らすとも思わなかった。
本拠地にすると言いながら全然戻って来ないし(w。
そうか。干渉を受けずに書きたいということだし、ひっそり覗きに来て
ひっそり帰ることにするよ。楽しみにしてる。
俺の迂闊な書きこみで、裏階段には迷惑かけてしまった。
本当にすまなかった。
これからはROMに徹するよ。
小説楽しみにしてまつ。
あ、おかみさんより伯母さんのほうが自然じゃないか?
>110
もしかして作家さんの修正要請だろうか?
必要なら、どっかから設置できる掲示板探してきます。
カイダンさん、邪魔してスマソ。続けてください。
知覚が戻るのに多少は時間がかかったかもしれない。
水を吸った衣服の冷たさと重さを感じ始めたと同時に傍らに人がいる事に気がついた。
正確には自分に向かって真直に歩を進めて来る者の存在に、だった。
「コートを脱ぎなさい。」
伯母の金切り声の後で、その声はひどく穏やかで人間的なものに聞こえた。
だがその声の主の顔をなかなか視線を向けて見る事が出来なかった。
もしその時、伯父や、その周囲に居た伯父と同じ人種のような目がそこにあったらと
思ったからだった。その頃伯父は、オレを指導碁に同行させて相手に“紹介”する事が
あった。伯父が彼等から借金を重ねているのは容易に推測出来た。
躊躇している間に声の主の相手がこちらに手を伸ばし、かけ鞄を肩から外した。
それだけの動きで、強引でもなく強制でもないいたわりが伝わって来た。
相手は鞄を受け取りながら片手で自分のコートを脱ぐと、濡れたコートを脱いだ
こちらの肩にかけてくれた。年令の割に長身であったが、大人の背丈の上質そうな
コートの下端は濡れた埃まみれの地面に触れた。
意を決して顔をあげるとその相手は、騒ぎに顔を覗かせていた隣家の主婦に声を
かけるため後ろ姿を見せていた。
「すみませんが、タオルを貸していただけませんか。」
丁寧な物腰に主婦が一瞬顔を赤らめて頷いたように見えた。
そうして受け取ったタオルで水滴が落ちる毛先を包んでくれたその人の顔には
見覚えがあった。数回伯父と対局をしたことがあるプロ棋士の一人だった。
「…どうしたの?」
そう聞かれてすぐには返事が出来なかった。色彩のないモノクロに近い過去の映像から
ゆっくりとベッドサイドの柔らかいオレンジの光の現実に引き戻されて行く。
体の下で彼が何を問いているのか分からなかった。ただ、ベッドが殆ど軋む音を立てない
程に緩やかなな動きを自分はしていた。快楽よりもただ人の温もりを望むように。
無意識に彼の手の5本の指のそれぞれの間に自分の指を差し入れて握りしめていた。
彼は、不思議そうにその組み合わさったものを見つめていた。
そしてオレは、もう一度あの日のあの場所で、あのプロ棋士が自分を見つめる深く
温かい目を思い出していた。全ての物が凍てつくように思えた瞬間の直後、あの
眼差しだけは温かかった。
プロ棋士の名は、塔矢行洋。今思えば伯父とは対極的なタイプの棋士であった。
猛火のごとく相手の陣地全てを焼き尽くそうとする伯父に対し塔矢プロは半目でも凌げば
善しとする、知的な戦術者であった。短時間で相手を組み伏せる事を望まず
辛抱強く時間をかけた深い対局を選んだ。記憶の限りでは伯父が勝者となる事はなかった。
「若いくせに年寄り臭い碁を打つ」
面と向かってそう毒づく伯父に対して塔矢プロはただ静かに頭を下げた。オレは初めて
人の打つ碁を“美しい”と感じ伯父に隠れて何度もその棋譜を眺めては盤上に並べた。
こちらが言葉を返さない事に半ば苛ついたようにして彼は組み合わさった手から
自分の指を外そうとした。外すまいと強く握りしめた。そうしてこちらが激しく
動きだし、その事に返って安心したように彼は吐息を漏らしながら自らも動いた。
>倉庫番さん
110じゃないけど、
訂正の依頼とか、倉庫番さんへのお願いとか、あとサーバーが
危うくなったときのための集合掲示板…と思ってたんだけどどうなのかな?
彼の中は十分に潤っていた。彼のせいではない。こちらの所業だ。記憶は断片を
辿りながらあの時点に行き着こうとしている。
「ああ、んっ、ハアッ…・ハアッ…ッ!」
強く、そして出来うる限り滑らかに柔らかく与えた。彼の白い胸が反り上がった
ところに顔を寄せて火傷の痕のない方の突起を唇で捉え吸った。
「う、…ん!」
組み合わさった指を固く握り返して来た。ファスナーを下ろした部分の辺りに
固くなった彼のペ二スが突き上がって来るのを感じる。
組み合わさっていた片手を外して彼のものに触れ、年頃にしては色も量も若干薄い
彼の体毛を梳いた。こんなところまで似ていると思った。
畳の上に碁石が飛び散った。凄まじい衝撃で壁に叩き付けられた。
棋譜を元に夢中で盤上に石を並べていて自分なりに次の一手を見い出そうとしていた。
伯父が見つけられなかった先を。音もなく襖が開いてすぐ背後に伯父が
来ている事に気がつかなかった。振り向いた瞬間に平手が飛んで来た。
説明も言い訳も二人の間に会話はなかった。伯父は着物を解いたヒモで
オレの両手首を床の間の柱に縛り付けた。あっというまに下肢からズボンと
下着とを剥かれ、床の上に仰向けになったところに伯父が馬乗りになって来た。
「…何をしていた。」
「…別に…ただ…棋譜を…」
まばらに生えそろえだした体毛に伯父は指を絡めてくると一気に何本かを引き毟った。
倉庫番さん、やめてください〜。邪魔なんてとんでもない。不法侵入者はこちらの方
だから…。何がしかここが有効活用をされる方がすごく気が楽。
申し訳ない。
>126
なるほど〜、集合用でもあるのか。
>128
では今後も、何かあったときは遠慮なく使っちゃおうかな。
その夜、伯父は人を人とも思わない扱いでオレを抱いた。
伯父が何に追い込まれていたのかオレは知らない。伯父にその理由を聞く事も出来なかった。
その最中に伯父が突然の心臓発作で倒れたからだ。
「お前は誰にも渡さん。あいつには…」
自分の胸を掻きむしりこちらの首を絞めようと手を伸ばして来た。だが首に絡み付いて来た
その指に力が入る事はなかった。
緩んでいたヒモからようやく手首を引き抜き、濡れた土嚢のように重い伯父の体の下から
這い出てしばらくぼんゃりと壁にもたれて動かぬ伯父を眺めていた。
元々不健康にどす黒かった皮膚がさらに人ではない色に落ちていった。
それまで自分が着ていたシャツは伯父の手によって断片化してしまっていたので抽き出しから
一番上にあった物を出してはおり、ズボンを履いてのろのろと部屋から出た。
伯母は昨日からどこかへ出ていってしまっていた。
電話をかけるというより誰か人に知らせなければと思っていた。
隣家に行こうと玄関から裸足で外に出たとき、これから訪ねようとしていた
その人が表通りから門を開けて入ってくるところだった。
「…どうかしたのか?」
人に向けられる人の目と人の声とは、こういうものなのかと思った。
葬儀の中で久しぶりに再開した実の父親でさえそれを与えてはくれなかったというのに。
「わたしのところへ来るかい?」
別室で一人で座っていた自分にかけられたその人の言葉を理解するのには少し時間がかかった。
裏階段キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
作家さん、コソーリ楽しみにしてまつ。がんがって下さい
不思議だがあんな仕打ちを受けても伯父の死は悲しかったのだ。そして、身内ですら厄介払いが
出来たという表情を隠さない中であの人も悲しげな眼をしていた。その眼で語りかけて来た。
「わたしも弱輩ものだ。まだまだ分からないことが多すぎる。君に囲碁の何を教えてあげられるか
よく分からない。…共に学んでいこう。」
若手から中堅に差し掛かり数々のタイトルのリーグ入りの常連でありながら
本心からそんな言葉を、それこそどこの馬の骨ともしれない子供に与えられる人だった。
伯父が意識的に何度かその人を自宅に誘い、碁を打つ事を依頼していた事を後で知った。
自分の身に何かあった時に甥っこを託せる相手はその人だけだと確信し、引き合わせようと
していたものだったらしい。自らそう選択しながら自ら苦しんでいた。
伯父はそういう不器用な人間だった。囲碁において、人生において。
彼の体毛から指を離し、再度彼の両手首をベッドの上に組み敷き彼の中を突き上げる動きを速める。
「ハアッ…うああ…あ、ンああっ…!!」
彼の分身が充分に熱を持ち高まりきる寸前なのは分かっていた。激しく動き揺さぶり、彼の
奥部が精を吐き出そうとうねり内圧が上がる。その間際にこちらの動きを止めた。
「う…うっ!」
意図的にはぐらかされた事を悟った彼は、恨みがましい眼でこちらを睨んで来た。
ハアハアと互の呼吸音と視線だけの会話となる。彼は早くその瞬間を欲しいと望み、こちらは
今のこの状態をもう少し続けると伝える。しばらく睨み合った後、勝手にしろ、と彼は視線を
反らした。ただ無心に時を刻むように熱く鼓動が脈打つ彼の内部が、今は心地よかった。
>131
ヒソーリがんがります(w。ありがとう。
131さんではありませんが楽しみにしてまつ。
がんがれー
彼の中に入ったまま彼の肩の下に腕を入れて彼を抱き締めた。
まだ機嫌を損ねた様子で横を向いていた彼の顎を手で捕らえて優しく口付ける。
種火を落とさぬ様彼の奥の特別な箇所を甘く刺激し続ける。
若い性は限界に来ていた。水を抱えた風船のようにほんの僅かな衝撃で弾ける寸前だった。
彼の唇は呼吸を求めて逃げ、それを追って塞ぐ。それをくり返しようやく彼はこちらの
要求に応じて口の中を解放する。彼の吐息も舌も未だ甘い。
取り引きのようにこちらの舌の動きに合わせて彼の方からも舌を絡めてくる。
幼く桜色に上気した頬と反抗的な光は鳴りを潜めた潤んだ瞳で再度こちらに哀願してくる。
一瞬迷い、こちらの都合は置いておいて彼を一度楽にしてやる事にした。
唇を塞いだままこちらが激しく動き出すと幾らも経たない内に彼の内部が熱くうねり、
痙攣しだした。譲歩した代わりに彼の声を封じた。
「先生」と呼ぶと、その人は少し戸惑うような笑顔を見せた。縁側が柔らかく日差しに輝く
六畳間の一室を自分にとって初めての門下生となる少年に与えた。「古くて申し訳ないが」と断り
自分が愛用していた机と椅子をそこに運んだ。
当時から「先生」の自宅には多くの棋士仲間が集い交流していた。そこに集う人々も皆明朗で闊達で
優しかった。自分がその中に居る事が許されていることが不思議だった。
朝目を覚ませば陰うつなあの自分を縛り付けた床の間の柱があるシミだらけの畳の和室のままであり
全て伯父に抱かれる途中で気を失った自分が見ていた夢なのではないかと思った。
碁を打つ度にオレの中で死んでいない伯父が蘇る。そして碁の他に伯父が厄介なものを
オレの体に遺していったせいだった。
保守ってどれくらいで必要かな……
あーそうだなー。あんまり放っとくと落ちるかな。
なんとなくここの密やかな空気がとても好きだ。
今、200を少し過ぎたところにいるから、まだしばらく大丈夫だろ。
一日一回ペースで保守して、
300台半ば行ったら一度ageてみるってのはどうだ?
ここは楽しみにしてる。
試作ということで感想は書き込まないようにしてるが頑張ってくれ!
ただその事を思い知るのはもう少し後の事である。
中学校は「先生」の母校を勧められた。「先生」とそこの学校長とでの話もついていたらしい。
が、結局他の学校に通う事になった。父親が選んだところだった。でももうそんな事はどうでも
良い事だった。「先生」はそれを親の愛情だといい週末の土日だけは自宅に戻る事を提案し、
オレはそれに従った。自宅に帰っても家族が居るとは限らない事が多かったがそんな事は「先生」に
伝える必要のない現実だった。あの人の元で碁を学べる。それだけで十分だった。
凍り付いていた時間は縁側から差し込む陽の暖かさで急速に溶かされていった。
伯父から学んだ打ち方が何の一片も残す事なく自分から抜け落ちるとは思わなかった。
早朝「先生」と共に起き一局を打つ。「先生」より早く起きたかったがそれはかなわなかった。
深夜に酔って帰って来た伯父に叩き起こされて碁を打たされた日々が日差しの光を浴びる毎に
薄らいでいくようだった。伯父が遺していったものが碁の精神と技術だけだったなら、
少なくとも知らず知らずに体が学び取り体に染み付いたものがそれだけであれば幾らでも
新たに学ぶものによって変化させ発展させあるいは凌駕していけたのだが。
彼の両手がこちらの肩を掴んで爪を立ててきたが皮膚に食い込むほどの力はなかった。
比較的長く続いた絶頂感を知らせる痙攣の後、締め付けるようにこちらの腰にかかっていた
彼の両足から力が抜けていき、同様に彼の両手がこちらの肩から滑り落ちていった。
強引に重ね合わせていた唇を離すと一瞬嗚咽のような彼の吐息が漏れたが彼自身がすぐに
制した。下腹部で彼が放った精の生温かさがこちらのシャツを通して伝わってくる。
彼は未だ自分の中で何ら変化を見せないこちらの存在に自分がまだこの場所から解放されない事を
感じとったようだった。
お気づかいいただいてしまって申し訳ないです。趣味板は早々には落ちないだろうと
本人が結構のん気だったりしてしまっていました。300台半ばになったら一度
ageてみます。
倉庫番さんにもお伝えしましたが感想でも何でも、関係ない話でもどうか
御自由に書き込んでくださればと。
確かに海の底の深海魚のような気分です(w。
Part2、Part3がまだ残ってるような板だからなぁ。数ヶ月放っておいても大丈夫だろう。
愛情を学ぶ前にまともとは到底言えない性行為を何度も強用される事が、その後の少年の人生観を
特殊なものにしてしまう事は想像に難くなかったはずである。それだけの思慮を持った大人が
それまで周囲に居なかった。
あの人との出会いは少し遅すぎて、そしてギリギリのところで間に合った。そんな感じだった。
「セイジ君は女の子にモテるでしょう」
夏間近のある日、放課後の人気のない理科の準備室である女教師の指が肩に触れて来た。
彼女が中学生にしては体格も容姿も大人びた風貌の少年に興味を持っていた事は感じていた。
その時異様な程心が冷め切っていた事を覚えている。ただ無性に何か腹立だしかった。にもかかわらず
その女教師―既にその時はただの一人の女でしかなかったが、関係を持った。
場所が僅かに違うだけで伯父が自分にした事を相手にしただけだった。女の汗と肉の臭いを嗅ぎながら
何かに復讐するように激しく抱いた。女は一方的に到達した。女とはひどく頑丈なものだと感心した。
己の体で支配できると思っていた年下の少年に無表情に卑下するように見下ろされている事に屈辱を
感じながらも女は今後も関係を持つように懇願して来た。なんの事はない。体の奥深くを抉られる行為に
慣れてしまった体にとって女を抱く事がさして重要ではなくなっていたに過ぎない。
おそらくその女教師も恋人にした事がないような、中学の性教育では誰も
教えようとはしない類の方法を一通り教え込まれていたのだから。
だがその日の夜「先生」と碁盤を挟んだ時、「先生」の目を見る事が出来なかった。
恥じるという感情を知った。
そんな自分ともただ黙って穏やかに石を手にする「先生」の傍に本当に自分はいていいのか迷った。
それでも許されるのであればこの人の傍に居たいと願った。
自分が穢れた魂だと思い知らされるだけだとしても無垢な魂に惹かれてしまう。
いっそ無垢な者達がこちらを拒絶してくれたら、彼等を憎む事が出来ただろうに。
静かになったこちらの体の下で彼もやはり静かだった。
激しかった動悸が収まりところどころに紅潮した模様を描いていた皮膚も元の透明な青白さを取り戻していた。
一時的に高まった体温であちこちを濡らしていた汗も室内の乾いた空気によって消えた。
微かな体臭と人工的な香料の微妙な混じり加減が彼の価値を高めている。
彼の腹部に描かれた白濁の模様と、変わらぬ熱と質量でこちらのモノが彼の奥深くを占領している
他は最初の地点に戻ったようだった。だが当然これで終わりではない。むしろ、これからだった。
ベッドサイドに手を延ばしてティッシュを取り彼のその部位を拭う。先端を包んだ時僅かにビクリと彼と
彼自身が震え、こちらを受け入れている箇所も狭まった。
体液を吸ったティッシュを丸めてベッド脇のダストボックスに投げ込み、直接彼自身を手で包み込む。
力を入れて根元を握ると鈴口から残りが滲み出て来る。雫程度のそれを親指で取り、彼の唇に塗ってやった。
両手を顔の両脇に放り出して放心状態だった彼もさすがにその行為に抗議するようにこちらを睨み付けて来た。
塗り付けたものを舌で舐め取るようにして再び唇を貪り、彼の内部で動き始める。
「…いかげんに…ろよ…!」
あまりに激しく吸い立てた事に閉口して彼が激しく首を振って顔を離した。その彼の両手首を押さえ付け
胸へと唇を移動し、しつこい位に乳首を責め立てた。同時に腰を激しく抽出させた。
「…は…あっ!」
一度鎮火した彼の体内を再び煽り立てる。時間をかけた前回と打って変わって今度はどれだけ短い時間で
彼が到達するのかを試すように、一気に、冷ややかに彼を追い詰めていく。
ヒソーリとここで緒方祭り…十分華麗な再登場ではないだろうか、緒方。
ほった氏の緒方に対する並々ならぬ愛情を感じる。あくまで緒方とアキラは
切っても切れない縁というか、業を感じさせられる間と見受けられる。
>145
ヒソーリと同意。
「業」という表現イイな。確かに、そんな感じだ。
裏階段、楽しませてもらってます。コソーリ
もう、ネタバレ勘弁してくれよ………。
ネタバレスレあるじゃん。
>141
裏階段さんには、こちらの思惑に惑わされずに書いて欲しいから
感想を言ったり、キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!! するのはためらわれるんだが、
ちょっとだけ・・・。
俺、緒方すごく好きなんで、こういうの待ってたんだよ。もちろん一番はアキラにハァハァなんだけどな。
塔矢愛好会はけっこう間口が広いから、この話も受け入れられたとは思うが、やはり
アキラが出てこないので喜ぶ人の数は他のに比べたら少ないだろうと思う。
なので職人さんが自由に書く為にはここで発表したのは良かったと思う。
これからも他の思惑に惑わされず、自由に書きたいように書いてください。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/03 20:36
ネタバレスレ
右手を離して固くなり始めた彼の陰茎を握り優しく揉みしだいてやる。こちらが突き上げる
タイミングに合わせて体芯をこねるように抜いてやる。
「や…めろ…よ…!」
彼の右手がそれを制しようとこちらの右手首を掴もうとして来たが、快楽に馴染み切った
若い肉体では抗い切れない様子で脇のシーツを握りしめるに留まった。
「…さ…いて…い…」
そう呟く事がせいぜい彼に出来る抗議の全てだった。
幾らも経たないうちに小さな悲鳴と同時に彼の腰が浮き上がりガクガクと震えた。手の中を
新たに吐き出た体液が濡らしていく。量こそは少なかったがひどく熱く感じた。
さっきと同じように押さえ込んで出来るだけその状態を長く維持させる。
悲鳴混じりの喘ぎ声がやがて完全な泣き声になった。
「や…だ、も…う」
その彼の足を抱え込みさらに奥深くを激しく突く。中を掻き回す。体液で滑らかさを増して
彼の陰茎を責め続ける。
「ひっ…う、う…ん…っ」
咽の奥から絞り上がるようなか細い悲鳴が断続的に漏れ、掴みどころなく崖を滑り落ちるように彼の手が
シーツを力なく掻きむしる。
「おね…が…もうやめ…」
そこまでしてようやく彼の内部でこちらも解放される時を迎えた。同時に彼も2度目の、
正確には3度目となる瞬間を与えられていた。
「アアーッ…ンッ!!」
幼い小動物の断末魔ような悲鳴を上げ、全身を大きくガクンガクンと打ち震わせて後彼は気を失った。
こちらも息をつき、汗が伝わり落ちる前髪を掻きあげて上体を起こし、暫くの間彼を見下ろしていた。
動かなくなった彼の中で動き続けた。
長くかかった道のりを終えて衣服を脱ぎ、彼を抱き上げてバスルームに入る。
柔らかな水量で彼の体を洗い流す。
彼は一瞬目を開けたが眠そうにまた閉じた。
彼にはこうなることが、自分の身に何が与えられるか分かっていたはずである。
碁会所のあるビルを歩道から見上げ、偶然を装って進藤に会える事をただ期待していた
彼を見かけて声をかけた。
「時間はあるか」と尋ねるとただ黙って頷いた。
車の助手席に座る時、一瞬躊躇があったようにも思えた。無理強いはするつもりはなかった。
彼は暫くこちらを睨むように見つめていたが小さくため息をつくと音もなくシートに滑り込んだ。
車が都心を離れ、ビル郡が遠のく間も彼はただ黙って窓の外を見つめていた。
こうして一時的に大人の男の所有物となって運ばれる事を何度か経験している様子だった。
そうして山あいの、ビジネスにもリゾートにも利用されているこのホテルに入った。
ツインの部屋をとる。だが泊まるのは自分一人だけだ。表向きは。
連れ合いは裏階段でこの部屋に入る。ホテル側の人間の目に触れる事なく。
もしオレがここで彼を殺して裏階段で車に運んだとしても、彼がオレを殺して裏階段で逃げたとしても、
ホテル側の人間は彼の存在は知らなかった事として語るだけだ。そういう暗黙のルールの場所だった。
たいした娯楽施設も観光名所も持たない場所で客を得るとはそういう話だ。
彼はどんな気持ちで階段を上がり、そして降りていくのだろう。
愛情とは到底呼べないかたちのSEXしか与えられない。得る事が出来ない。
それ以上のものを欲しいと思わない。
伯父がオレの体に遺して行ったものだ。逆を言えば、微塵の愛情の欠片も抱かない相手でも抱けた。
自分が到達感を得られるかどうかは別にして。
ないものをねだり試すように、空虚な結果しか得られないと分かっていても止められないものがある。
「先生」と同じ屋根の下に居ながらも、むしろその事によって塞がらず染みる傷痕だった。
碁の道さえ外れなければ「先生」は何も言わなかった。
初めて受けたプロ試験に合格し、高校を卒業するまでの間に何人かの男女と関係を持った。
何度かの内弟子の申し入れをしながら断られた父子が言わなくて良い話を「先生」の耳に
入れようとした。
品性に欠くものを傍に置いておいて良いものかと。
「先生」は何も知らなかった訳ではない。
「打ち筋を見ればその人なりがわかる。私は…君の碁が好きだよ。」
早朝の光の中で碁盤を挟み語りかけて来る「先生」の口調が変わる事はなかった。
「君の伯父さんと打つ度に何度も問いかけられた。碁は、命だと。
石は、意志であると。お前の石は生きているか。石がこうしたいという声を、お前は聞けるかと。」
ただひたむきに自分と周りが打つ碁の明日のみを楽しみにする。
碁以外のものを「先生」には求めてはならなかった。清いが悲しい。そんな習慣が続いていた。
シャワーの水温を水に変えた。ビクリと彼の体が跳ね上がって恨めしそうにこちらを
睨み付けて来る。
「寝てると置いて行くぞ」
冷たい水を供に浴びる位置で彼に口付ける。愛情がない事を確かめる温度のないキスだ。
「…自分の碁の明日…」
裏木戸から庭に入り、その頃から習慣となっていた煙草を吹かしながら独り言のように口にして
何だかおかしくなって口元が弛んだ。
その時突然茂みの向こうから水しぶきがあがって叩き付けられるようにシャツを濡らされた。
「きゃあっ、ごめんなさい!」
庭仕事には似つかわしくない真っ白なつばの広い帽子に品の良いワンピースの女性が
勢い良く水の吹き出るホースの扱いに苦慮していた。
「こっちによこしてください」
御丁寧にホースの口を向けられ、ズボンまで濡らすはめになって壊れかかっていた庭の隅の
蛇口に辿り着いた。
「庭に水を巻く時はそこの窓からトイレの手洗い場にホースをつなぐんです。」
うんざりした表情で説明するとその女性は少し反省したように肩をすぼめたが、
水浸しのこちらの格好に我慢出来ず吹き出した。
「本当にごめんなさい。よけいな事はするものじゃないわね。あなたがセイジ君ね。」
後の明子夫人だった。 [三谷編・終]
裏階段キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
三谷編ってことは他のキャラ編もあるんっすか!?
マジおもしろかったよ!おつかれさまでした!!
物語の進め方とか、雰囲気が凄く好きだった。よかった・・
裏階段・三谷編、おつかれでした。続きを楽しみにしてます。
明子さんがどうからんでくるのか気になるところです。
裏階段ってそういう意味合いだったんか。
緒方の人生ともカブるんかな?
太陽に焦がれる月みたいな兄貴の半生にそそられる。
独特の雰囲気が好きっす。
まだアキラもヒカルも生まれてないんだな。これからどう絡んでくるのか楽しみだ。
個人的には愛するアキラとの絡みに興味有る・・・兄貴としては複雑だよな?どういう感じでそうなったのか。
つづき楽しみにしてる!
兄貴の過去物語楽しみにしてるよ。
塔矢スレでは、すっかり兄貴は貧しい漁村生まれってことになってるからなあ(w
ここで渋いイメージがちょっとフッカーツ。
今週号なんて、裏階段を少しリンクさせて読んじまったよ。
158 :
153:02/08/13 21:48 ID:???
高永夏を見て驚いた。裏階段の高校卒業時の緒方のイメージはあんな感じだった。
もう少し髪は短かめだが。
緒方は伊達眼鏡だと思っている。
本編の様子を見つつ、アキラ編に入ろうと思う。
もう少し時間はかかりそうですが。
伊達眼鏡じゃないと思うが…。
伊達眼鏡か・・考えたこともなかったけど。
もし伊達なら、ワケありってことだよな。
裏階段さんには、その編のエピソードが浮かんでるのかな?
アキラ編、楽しみにしてるよ!
原作の緒方は伊達ではないと思う。
俺はそう思いたい。
でも裏階段さんの緒方は裏階段さんの緒方として楽しませてくれ!
伊達だったら一人のときはかけないと思うが。
そういや緒方、眼鏡かけてないときあったね。一人、部屋にいたとき。
>163
あれはつけてたのを外したんだろ。
置く描写があったじゃん。
>158
高永夏カコエエよな。
次はアキラ編か・・・すげー楽しみ。
本編は職人さんを触発してるみたいだな。
アキラ編待ってるで〜!
167 :
158:02/08/17 01:09 ID:???
ハッ、そうか、次はジャンプお休みだった。本編が何となくアキラと緒方の過去に
踏み込みそうな気配があるものだからどうしても慎重になってしまう。
緒方伊達眼鏡説は、すみません。なんとなくそう感じたにすぎない、です。
たとえ度が入っていたとしても顔の輪郭が奥まらない程度というか、弱視以上に
眼鏡をかける必然性があったりしたのでは、と補足させてください。
…しかしアキラを見る緒方の目…文章では到底顕せないものが含まれていた…。
裸眼であんな風に見つめられたらたとえアキラでもどうかなりそうではと。
168 :
裏階段:02/08/21 16:57 ID:???
山の手の高級住宅街は窓から見下ろせる眺めの良さと引き換えに細く急な坂道が多く
日常生活における不便さと隣り合わせになっている。
現在のような宅配や通販システムが充実していなかった時代である。
そういう家に住む者ならば車やタクシーでちょっとした買い物も済ますと
考えられるだろうが意外とそうでもない。
本当の金持ちとは普段倹約家で質素な生活者である事が多い。
「先生」の使いで下の街に下りる時もよく隣近所の住人と顔を合わす事が多かった。
だがさすがにその日は目も眩むような強い日差しの下、威圧的に目の前に立ちはだかる白い路面に辟易した。
昼下がりで出歩く人もほとんどない。光は苦手だった。
空から降り注ぎと地面から照り返される光から逃れようと目蓋の上に手をかざして坂を上がった。
豊かに貯えられた道路脇の民家の庭先の緑から狂わんばかりに蝉の声が響き聞こえて来る。
ふと見上げると遥か上の方に白い日傘が回っている。その下に白いワンピースの後ろ姿が揺れていた。
距離はあっという間に縮まった。無理もない。相手は女の足でその上何やら重そうなビニール袋を下げている。
荷の重さと暑さを誤魔化そうとするように鼻歌を歌っている。
耳なれたその歌に気付かれないようため息をついて声を掛ける。
「持ちましょう、明子さん。」
「あら、セイジくん。ありがとう。今日も暑いわね。」
アキラ編はじまつた━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━!!!!
スマン……まだ生まれないアキラにハァハァさせてくれ!
アキラ無事生まれるんだぞハァハァ(;´Д`)
いやあ、本編の兄貴にはアキラが生まれる前からの塔矢家での日々が走馬灯なのではないかと。
続き待ってます。
アキラ編キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!
これがホントの「名無しの愉しみ」(w
171 :
裏階段:02/08/27 22:44 ID:???
「…それで?お母さんはその時何を抱えていたんですか?」
テーブルの上のグラスに入ったロウソクの光りを瞳に宿してアキラが問いかけて来る。
「一升瓶の醤油と西瓜だ。」
クスッとアキラが吹き出す。
「お母さん、醤油にはこだわりがあるんですよ。倉敷のじゃないとダメだって。」
三谷と言う少年を乗せて都内に戻り、彼が指定した繁華街の一角で降ろしてやった。
途中で食事をとろうとして別のホテルの駐車場に入ったが彼に断られた。
無意識のうちにあまりに痩せ細った彼の身を案じたのかもしれない。
野良猫にその時ばかりのミルクを与えて救ってやったような満足感が欲しかったのかもしれない。
あれだけのものを彼から貪り奪いながら。
その後碁会所の前で進藤を待つ彼の姿は見かけなくなった。
そして今はこうしてアキラを食事に誘い都内のホテルに来ている。
50数階の展望レストランから見下ろす東京の夜景は男の中の野心を嫌でも掻き立てる。
望んだ時にこの眺望を得られる生活を手に入れる事が、人生の勝利者の条件の一つと信じていた。
時間をかけたつもりだったがこちらの皿が空になってもアキラの方にはまだ多くが乗っている。
上品と言う程でもなく、ただ慎重にまだ不馴れといった様子でナイフとフォークを使い
小さく切った肉片を口に運ぶ。
ただでさえ一人っ子の特質というか、アキラは食べるのが絶望的に遅かった。そして食が細かった。
172 :
裏階段:02/08/27 22:48 ID:???
当人は覚えていないだろうが、離乳食の時期に泣叫ぶアキラを抱えて明子夫人と「先生」が
途方に暮れて台所の床に座り込んでいるを何度か見かけた事があった。
もちろん門下生が何か手を出せる問題ではなかった。
その頃のアキラにとってはミルク以外のものを口に入れられる事が恐怖以外の何ものでも
なかったようだ。
当然だが自分に記憶がない幼少の頃の話を持ち出されるのはあまり気分の良いものではない。男子に
とってはなおさら。中には芦原のように聞かれていなくても自分から暴露するタイプもいるが。
だから過去の話には触れず、親切のつもりで言ってやった。
「和食のお店にした方が良かったかな。」
「あ、いえ、」
「箸をもらってやろうか」
じろりとアキラはこちらを睨むと無口になってせっせと皿の上の残りを口に運ぶ。
意外な部分でそういうアキラの年相応な仕種を見る事がある。
対局中、アキラが食事を摂らない理由として集中力を維持するためだとか時間を惜しんで
手順を構想しているのだとかいろいろ噂がされていたが、本当のところの理由は
ごくシンプルなものではないかと思う。時間が足らないという。
ただ当人にとっては深刻な問題かもしれなかったが。
ついでに言えばメニューを選ぶのにも彼は時間を要した。それ以前に自分が空腹かどうなのかさえ
判断に迷う人間だった。
基本的に食べる事にあまり興味がないのだろう。「先生」とはそういうところが良く似ている。
スマン、今回だけは叫ばせてくれ。
アキラぁぁぁぁぁ!生まれてた〜〜〜〜〜!
キタ━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)━━━!!
離乳食時のアキラぁぁぁぁぁ!子供の頃からアキラを見てこれた兄貴羨ましい!
つづき楽しみにしてます。
174 :
裏階段:02/08/31 17:47 ID:???
「ボクの今使っている机は緒方さんも使っていたそうですね。元々は父のお古らしいけれど、
全然傷とかついていないし、余程大事に使ってくださったんですね。」
デザートのフルーツが出てくる頃にはささやかな反抗心は収まったようだった。
「全然勉強しなかったのではとでも言いたいんじゃないのか。」
上品に切り分けられ彩り良く皿に盛られたオレンジや苺やメロンのオブジェを脇にやって
いつものクセで煙草を取り出しかけ、しまう。
代りにコーヒーカップを口元に運ぶ。
「いえ、緒方さんの高校時代の参考書を見ましたので。」
「オレの…?全部処分したはずだが。」
「一冊だけ書庫の奥で見つけました。名前が入っていたから間違いありません。かなりいろいろ
書き込んでありました。…緒方さんの昔の文字が見られて、ちょっと嬉しかった。」
そう言われても返答に困るこちらの表情を面白がるように、チェリーを口に銜えて悪戯っぽく笑む。
プロ試験の前も合格した後も学び舎には殆ど足を踏み入れなかった。
たまに登校しても、横並びな価値観から少し外れた人種を温かく向かい入れられる程
当時の教育者達は―今でもそうだろうが、間口が広くなかった。
“どう扱ったらよいか判断に困る”という教師らの自分に対する距離感は生徒らも敏感に察知する。
生まれつきのものと知った上で「明日までに髪と目の色を黒くして来い」と廊下で
すれ違い様に無理な“命令”してくる上級生もいた。大抵「出来ないなら金を持って来い」と続いた。
彼等の不幸はオレ自身があまり許容力の無い人間だった事だ。
175 :
174:02/08/31 17:58 ID:???
自分は何処かに腰を据えた住人と言う訳ではないが、やはりこの界隈が
理不尽に貶められる事はとても辛い。辛いけれどこれが2chの現実とも思う。
倉庫番さんの物事に向き合う姿勢にはいつも救われている。
自分は何かをするという事は出来ないかもしれないが、
ただいつも通りにしていようと思う。
>175
これだけ長期間続けば、やはりイロイロありますわな。
今後も紆余曲折あるでしょうが、とにかく気楽にマイペースで行きましょう。
趣味の部屋でストレスを溜める奇特な趣味を持ち合わせている人ならともかく、
そうでないなら、こういうスレは楽しんだ者勝ち。
というわけで、続きを楽しみにしています!
>176 禿同。奇特な趣味という表現にワロタよ。
裏階段さんも、いつも楽しみにしてるんで、今後もよろしく頼んます。
続きをマターリと待ってるよ。
178 :
裏階段:02/09/07 17:08 ID:???
「緒方さんも、やはり高校は卒業した方がいいと思いますか…?」
テーブルの上でコーヒーカップを両手で包むようにしてアキラが問いてきた。
食事を全て終え、さらに別のラウンジに移動してようやくこちらも煙草を手にする。
その最初の煙を肺に収めた時だった。
思いつめたと言う程でもないが、アキラの表情はどこかひどく頼り無さげだった。
彼を食事に誘ったのはそのせいでもあった。何かに悩んでいる様子があったのだ。
海王の系列の高校にアキラは進学した。
そこもそれなりの進学校のはずであったが殆ど出席日数が期待出来ない生徒でもレポートの
提出等で単位が与えられるシステムらしい。
昔は世程の特種技能系やいわゆる芸能の世界での話であったが。
「学業との両立は辛いのかい?」
「勉強は嫌いじゃありません。ただ…」
「まあ、勉強なんてどこでもやれるものだがね。」
「いつもここに来ているのね。そんなに本が好き?」
上級生との「話し合い」の後で傷口から出た血で本を汚さぬようページを捲っていて
そう声を掛けられた事がある。もっとも血の汚れの殆どは相手のものであったが。
退校時間真際の図書館で辺りにはもう他の生徒の姿は見当たらなかった。
クラスメイトなのかどうかすら分からず、ちらりと視線を向けた後は黙っていた。
高校生には見えない小柄な女生徒だった。
179 :
裏階段:02/09/07 17:13 ID:???
「お父さんが囲碁が好きで、新聞とか買って来るの。緒方君すごく強いんだってね。
応援してるから、がんばって。」
相手の微かに足が震えているのがわかった。
そんなにオレが怖いのなら、無理に声を掛けて来なくてもいいだろうにと思った。
手合いで殆ど学校に来れない中で時折授業の書き写しのノートがオレの
机の中に入っている事があった。
何人かで事務的に順番にされたものなのか、複数の筆跡で書き込まれていた。
だがそのノートが本人が家に持ち帰る事は殆ど無く、特に謝意を示す訳でもない相手であった
ために次第に書き込まれる量は減っていった。
ただ1人の筆跡だけでノートへの書き込みは続いていた。
丁寧に分かりやすく、試験に出るポイントを重点的にまとめてあった。
図書室で声を掛けて来た女生徒とそのノートの書き込みの主が同じかどうかは分らない。
2年生となる前に高校を中退した。
同時に塔矢家を出る事を「先生」に伝えた。既に碁会所に通う内に知り合った
女性のところに寝泊まりしていてほぼ塔矢家を出ていたのも同然だった。
本当は「先生」に結婚話が持ち上がり話が進められた時期に出る意志は固まっていた。
それがずるずる伸びたのは結婚相手となる明子夫人が反対したからだ。
「セイジ君がいないとこの家の事が分らないわ。先生はあてにならないもの。」
「…緒方さん?」
返事のないこちらに怪訝そうに首を傾げ些か不機嫌そうにアキラが呼び掛けて来た。
180 :
:02/09/07 18:55 ID:???
( ´,_ゝ`)プッ
181 :
_:02/09/07 19:25 ID:???
チンプリン・・モグモグ・・
キターーーーーーー!
ヘタレでもなんでも、というかだからこそ緒方兄貴ガ好きかもしれぬ。
非情に興味がある。あの胡散臭さがイイ。
aa
184 :
京都人:02/09/12 18:57 ID:???
さあ、秘密の小部屋がでました!
まあ わけのわかんないこといってないでねよう
185 :
裏階段:02/09/13 04:11 ID:???
「先生」と明子夫人の出合いはお見合いといえるかどうかも分らない程度の
顔合わせだったと聞いている。
手合いが立て込んで殆ど「先生」不在で仲人側で式の日取りを決めようとした矢先
既にもう明子夫人のお腹に生命が宿っていると分かって自分も含めて後援会や
門下生の面々はかなり驚き慌てたものだった。
「…迷惑でしたか?こんな話をされて。」
「いや、自分がどうだったか、少し思い返していたんだよ。」
進学の悩みであれば両親に相談するべきなのだろうが、今のアキラは無意識に
それを拒んでいる。
恐らく今までそういう感情を抱いた事がなくて持て余しているのだろう。
“反抗期”というものを。
今まで見ている限りで「先生」と明子夫人がアキラの意志を頭ごなしに押さえ付けるような
“教育”方針は遂行してはいない。むしろ息子の意志を尊重し過ぎているくらいに見える。
なまじ子供の方に自立心があると“大丈夫な子”を演じ続けるようになる。
思春期に入り不安定な精神で悩みを抱えても親には打ち明けようとはしなくなる。
特に自分の将来に対する漠然とした不安と悩みは深刻であるにもかかわらず。
「緒方さんの高校生時代って、何だか想像出来ないです。」
「想像しなくていい。」
オレが高校を辞めた年に君は生まれたんだよ、と心の中で語りかける。
家を出る時にもしかしたらこのまま「先生」からも離れる事になるかもしれないと思った。
離れられなくしたのは新たに生まれた生命の存在だった。
186 :
185:02/09/13 04:26 ID:???
秘密の小部屋…何だか照れますね。深海魚の部屋と思っていたので。
魔境さんPart20おめでとうございます。
自分が言う事ではないのかもしれなせんがクコさん、ここも小説発表の場の
選択肢の一つにされてみてはいかかでしょう。
いつ沈むか分らない危うさ加減さえ構わなければ(w
裏階段いつも楽しみにしてます。
確かにここは見てる人は割と多いとは思うんだが、覗いても多くを語らずそっと去っていく
ような雰囲気がある(w
試作などにうってつけだと思うよ。
キタ━━━!があまり期待出来ないかわりに、読み手の制約をあまり受けずに小説発表が
出来る場かもしれない。
188 :
裏階段:02/09/17 05:35 ID:???
実のところアキラとこうして食事をするのは久しぶりの事だった。
「先生」が日本の囲碁界から引退し中国の囲碁チームと契約をしてから事実上塔矢門下は
解散に近い状態だった。
もちろん「先生」が帰国している間に棋士らが自然に集い研究会のような事を定期的に
続けてはいたが自分はそれにはもう参加していなかった。
「先生」の後援会の一部が分かれるかたちでオレの支援をする事になり、
「門下生を持たないか」という話が来るようになった。
あの時、「先生」に結婚話が持ち上がった時のような、タイミングというものを感じた。
この人から離れる機会が来たのだと。
「先生」の傍で「先生」と碁を学ぶ事は嬉しかった。
だが自分がその場所に相応しい人間だと思った事は一度もなかった。
今でも、それは変わらない。
ようやく離れる事ができる。
それは「彼」から離れる事も意味する。
本因坊のリーグ戦で戦った時、一つの結論がオレの中で出ていた。
「彼」はもう、共に学ぶ立場の人間ではなくなったのだと。―だが。
「もう一度、時間をつくってもらえますか…?」
棋院会館で、高段者の手合い日で廊下で出会った時アキラがそう伝えて来た。
前回最後に会った時に“二度と二人だけでは会わない”と約束したはずにもかかわらず。
オレの決意をまたもや「彼」がこうして鈍らせる。
189 :
裏階段:02/09/17 05:41 ID:???
行為を重ねる毎に、肌を感じ互いの熱を放出しきった時に荒い呼吸の中で
見つめ合いながらこれで最後にしなければいけないと相手に訴える。
もう何度も、そういう約束をして来た気がする。
その時は「時間がとれる保証はない」と伝えた。「それでもかまいません」とアキラは答えた。
そしてオレは一つの予定をキャンセルし、アキラに時間と場所を連絡した。
「緒方さん、飲まないんですか?」
「おいおい、」
ポケットに手を突っ込んで車のキーの音を鳴らす。
だがアキラは黙ってこちらを見つめて来る。
「…話したい事はそのことか?どちらにしろ高校の事はオレより芦原に聞いた方が良いだろう。
少なくともオレよりはずっと君の世代に近い。」
親身に相談にのるつもりも敢えて冷たく突き放すつもりもなかった。
ただ淡々と、こういった時間を積み重ねて行けばいい。
しまい込まずに日に当てて色褪せていかせる。別れとはそんなものだと悟らせる。
「彼」の年代は難しい。押さえ込むと本能的に反発する。
無言のままだったアキラがジャケットの内ポケットの中で何かの音を立てて取り出し
テーブルの上にそれを置いた。
ホテルのルームキーだった。
190 :
189:02/09/17 06:00 ID:???
「深海スレ」(w 驚きました。嬉しいです。倉庫番さん、お手数かけます。
ありがとうございます。というか申し訳ない。
プチの方にも関連スレにちゃっかり入ってしまって良いのだろうかと。
…とりあえず今後ともひっそりよろしくお願いいたします。
いつも楽しませてもらっております。ドキドキしながら覗きにくる秘密の小箱も
深海も言いえて妙ですね。
緒方ファンが多いプチですから関連大いにありでしょう。
たまにここに来て深海を眺めていたい。
ここ大嫌い
なんて、ウソだよ(・∀・)
いつも楽しみにしてる。
アキラが誘惑……ハァハァハァハァハァハァ兄貴に殺意が…続き待ってます。
196 :
裏階段:02/09/20 04:34 ID:???
ほとんど席を立ち上がりかけていたが、改めて座り直す。
「どういうつもりだ…?」
「別に」
窓ガラスに向かうようにあるテーブルに並んで座っていたが、窓の外の夜景を見つめる
アキラの横顔は張り詰めた糸のように冷たくそしていつもよりまして凛として美しかった。
「そうですね。相談の続きは芦原さんにでも聞いてもらいます。」
そう言うとアキラは携帯電話を取り出した。
「おい、今からあいつをここへ呼び出すつもりか?」
アキラは応えず、片手で携帯を操作して軽く首を振って髪を払うと耳に当てる。
呼び出し音が微かに漏れ聞こえる。ブツリ、と何らかの対応の音がした。
「あ、夜分にすいま…」
そうアキラが言うか言わないかの時に携帯を持った手首を掴み、耳から外させた。
そんなに大きな動作ではなかったが、一瞬カウンター近くのウェイターがちらりとこちらの様子を
伺うのが視界の端に入った。
彼はすぐに何事もなかったかのように業務用の無表情な顔つきに戻った。
テーブルの上にアキラの手の中のまま押し付けられた携帯電話から『〜発信音の後にメッセージを〜』
という機械的な女性の声が聞こえて来た。
こちらの体から力が抜け手を離すとアキラは何もメッセージを入れる事なく一度電源を切り、改めて
誰か別の人間の電話番号を拾って電話を掛けようとした。
今度はコール音がなる前にその手を掴んだ。
「…やめてくれないか。」
197 :
裏階段:02/09/20 04:36 ID:???
アキラは駆け引きをするようなタイプの人間ではない。
おそらく本気で誰かを呼び出してここで一緒に朝まで過ごすつもりなのだろう。
さっきまでのごく日常的な会話を交わしていた年相応の少年はそこには居なかった。
テーブルの上で前菜からディナーへと内容と食器が変わっていったようにかつて何度か夜を
二人だけで過ごうちに本能に忠実な魂の容れ物にアキラは豹変していった。
白く細い手首を掴みながら、今アキラに捕われたのは自分のほうだと自覚せざるを得ない。
「…これが最後だぞ。」
それだけ言うのが精一杯だった。
アキラは頷かなかった。
ただ静かに勝ち誇ったような光を瞳に宿して笑み、テーブルの上でこちらの手からアキラは
自分の手を抜くと、オレの指をなぞり、そっと握ってきた。
六畳間の片隅に敷かれた小さな布団の中でその赤ん坊は眠っていた。
「先生」はいくつかのリーグ戦の最中で既に所持していたタイトルの防衛戦も迫っていた。
暫く明子夫人がアキラを連れて実家に帰る話も出たが、「先生」が強く反対した。
オレはどちらでもよかった。
ただ新しい生命が生まれたと同時にそれまでもほとんど自分に向けられる事のなかった父親の愛情が
完全に途絶えた。その時の事をふと思い出した程度だった。
起こさないように畳の上を這うようにして赤ん坊の顔を覗き込んだ。
寝ていると思った赤ん坊が不思議そうにこちらを見つめ返して来た。
なんか読んでてドキドキしてきた。アキラ!
兄貴とアキラ・・・凄いっす。
193が本音
本編での、兄貴が名人の門下に入ったのがアキラ誕生前ってだけでもかなり沸き立った。
それをこんな形で具現化してもらえて嬉しいです。
さらに沸き立ってます。
193が本音なんて、ウソだよ(・∀・)
いつも楽しみにしてる。
「先生」の「」が最近お腹いっぱいになってきたんだけど、
今更直してはもらえないよな…。
スマン、話が好きなだけに気になってしまった。
うーん、注文つけるのはちょと違うんでないか?作品は作者さんのものだし。
作者さんがその表現を選んで使ってるものだし。
202のような人もいるのかもしれないが、今の方が的確だと思う人もいる。人それぞれなんだ。
注文というか率直に感じた事を言ってみるのは構わないんじゃないか?
作者が同意すれば直すだろうしこだわりがあるならそのままだろうし。
言ってみてそのままだったら、しつこく直しを要求しなければ良い。
「」付きで始めてしまったら最後まで続けるしかないだろう。
ずっと「先生」だったのに急に「」が取れたらその方がおかしい。
テキストのみの文章だと、ルビや傍点や字体を変えるといった表現が使えなくて大変なんだ。
結果として多少くどくなってしまったりするのは仕方がないと思う。
とにかく赤子アキラ時からの兄貴との宿命にハァハァしておる。
やりたいように自由に書いてくだされ。
TOEIC受けてきた!
最低の点数とっちゃった!
かなり欝....というわけではないけど、
院試のためにも早めにはじめよかな。
工学院はTOEICの点数を配点に換算するらしい。
教室は四回らしき人が多かったみたい。
正直な話、1000時間で話せるようになるのかね....
がオレの意見。
今のところ、やばいっす。
できれば世界を飛ぶ回るミドルエイジになりたいもの.....
スレ保全ありがとー
ところで英語上達したいなら、レス全部英語で書いてみたらいいぞ。
まだ日本語も不自由なのに無理な事を...
210 :
裏階段:02/09/23 00:59 ID:???
白目の部分が青みがかった程に澄んだ、真っ黒な大きな瞳がこちらを見ている。
父親でも母親でもない対象を泣きもせず捕らえている。
クセのない、柔らかそうな黒髪がすでに生え揃っていた。
「ふう…ん。」
自分が何に感心したのかよくわからなかったが、綺麗な顔をしているなとは思った。
確か男の子だったはずだ。「先生」もさぞかし嬉しかっただろう。
顔の直ぐ脇で握られている小さな手にそっと指で触れてみた。
この手も、いつかは碁石を握る事になるのだろうか。
その時その小さな手が開いた。こちらが差し出した指に興味をもったようだった。
その手のひらに人さし指を乗せると直ぐにぎゅっと握りしめてきた。
そのままそれを口に持っていこうとする。
まずい、と思った。
自分はさっき煙草をどっちの手で持って吸っただろう、いや、ここに来る前に手を
洗っただろうかとあれこれ考えた。
赤ん坊の物を握る力が意外と強い事に驚く。かといって強引に引き抜くのも気が引けた。
一瞬だけ、唾液に濡れた温かい小さな唇が触れた。
少しばかり手が開いたので、そおっと指を抜いた。
赤ん坊はなくなった指の代りに自分の指を口に含んだ。
やけに機嫌が良いのかニコニコしている。
無意識のうちにうちに自分も笑顔で赤ん坊を見つめていた。指先でそっと
ぷっくりとふくらんだ頬に触れるとくすぐったそうに肩をすくめる仕種をした。
211 :
210:02/09/23 01:04 ID:???
「」は外すタイミングを逃してしまったのでしまったと思った。
ウザくならない工夫はしてみます。繰り返さないとか。
ここにでチチャ^ー^イアキラたんカワイ━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━!!!!
ああ、無垢な存在なんだよなアキラたん!!
ニコニコアキラたんカワエエ!!!
213 :
:02/09/23 11:25 ID:???
チチャーイアキラ信者うぜーーーーー
あぼーん
215 :
名無しの愉しみ:02/09/23 11:36 ID:1vrMLWvP
ちんこage
アキラの赤ん坊時代に涙が滲む思いだ。
ここまでハマるとはヤヴァイかもな自分。これが萌えってやつなのか?
つづきをひたすら待ちます。
pu
ああダメだ…ひっそり見守るつもりがどうしてもハァハァしてしまう(;´Д`)ハァハァ
兄貴とアキラたんの運命の出逢い…ひっそりハァハァ(;´Д`)ハァハァ続きを〜!
クコたんも、ここで続き書いてくれんかな……。
221 :
裏階段:02/09/26 05:35 ID:???
あの時、全ての指でオレの人さし指を包んだ小さな手が育ってここにある。
長くしなやかな細い指でテーブルの上でオレの手を捕らえている。
こちらからは振りほどこうとはしないことを、彼は知っている。
上品なベージュ色に統一されたホテルの室内は静かだった。
遠くで微かにサイレンが鳴る音がして、遠ざかっていく。
カーテンを開けて見下ろせばホテルの周囲の公園の闇の向こうに宝石箱をひっくり返したような
色とりどりのネオンの絨毯が広がっている。
このホテルで食事をしようと連絡をとってから直ぐに予約を入れたわけだ。
それもダブルの部屋を。未成年者のくせにチェックインはどうしたものだったのか。
可愛げがあるんだかないんだか表情に戸惑うところだが結果的に苦笑した。
「何が可笑しいんですか?」
背後からそう呼び掛けられたと同時に腕が回されて背中にアキラが顔を伏せて来る。
「やけに積極的だな。」
そう言いながらもアキラの頭の位置が随分高くなったと感じる。
ここ一年でアキラはずいぶん背が伸びた。
あの三谷という少年を抱いた後のせいか彼と比べると骨格も随分しっかりした様に見える。
「…まずいな。」
そう呟きながらそれでもまだ見下ろす位置にあるアキラの顔を眺めて彼の顎を手で捕らえる。
するとこちらが顔を寄せるより先にアキラが両手を伸ばしてこちらの首を抱き寄せ、
火が着いたような激しさで唇を合わせて来た。
222 :
裏階段:02/09/26 05:40 ID:???
勘が鋭い子供だった。
「先生」が地方に対局で出かけるために数日家を空ける事も多く、そういう時に限ってアキラは
よく高熱を出した。もちろんだからと言って引き止められるものでも出先から呼び戻せるものでもない。
赤い頬でぼんやりと宙を見つめるアキラを抱きかかえた明子夫人を乗せて小児科の病院まで
車を飛ばすのはオレの役割だった。
だが次第に盤面に置かれる石の音に父親の存在を感じ、自分が置かれた環境を敏感に肌で
学んでいったのだろう。そのうち熱を出す回数は減っていった。
と同時に、両親の他にいつも自分の身近に居る者の存在を認識していった。
特に優しく接したつもりもなく極めて事務的にできる範囲で主人が居ない間の家を
守っただけのつもりだ。
ある時裏の軒下に燕が巣作りをし、早い段階でふんを受ける板を巣の下に取り付ける事を
明子夫人に頼まれた。倉から道具を持って来ると既にアキラが自分の背丈と
同じ程ある足場を庭先から引きずって来て待っていた。
頭を撫でてやると嬉しそうに笑い、オレが上に登って作業する間アキラはじっと見ていた。
自分も共にこの家を守っているんだ、と言いたげに。
たいした仕事でもないのに明子夫人がお茶を煎れて持って来てくれたので
縁側に腰掛けてひと休みした。
お盆にはちゃんとアキラの分もあり、アキラは満足そうにオレの隣に腰掛けてお茶を啜った。
父親を尊敬し父親の仕事を理解する一方で、父親から得たいものを代わりに与えてくれる者を
彼が欲しがっているのは容易に想像出来た。
積極的なアキラハァハァ赤ん坊の頃からアキラを見てきた兄貴がどういう
経緯でアキラを抱くようになったのか、興味深いっす。
本能に忠実なアキラたん(・∀・)イイ!赤ちゃんアキラ可愛い〜ハァハァ(;´Д`)
アキラたんの成長を具に見てきた兄貴羨ましい。
初セクースはどっちが誘ったんだろう。
226 :
裏階段:02/09/29 02:55 ID:???
彼に与えるべきなのはそれだけだったはずだった。
そしてオレに自分がある意味同様に得られなかったそれを彼に与える事が出来るはずがなかった。
「…どこで間違ったのかな。」
長い包容の後ようやく唇が離れた時にそう呟いた。
「何の話ですか?」
まだ鼻先が触れあう程間近な位置でアキラの瞳が妖しく輝いている。
欲しい獲物は絶対に逃さない肉食獣の瞳だ。
昼間は穏やかに年長者に対し礼儀正しく立ち振る舞う優しげな表情の少年と同一人物だと
誰が信じられるだろう。
「ボクたちは間違ってはいません。…決して。」
こちらの迷いを見透かすようにそう言ってアキラは笑みを浮かべ、もう一度顔を引き寄せて
軽いキスをすると服を脱ぎながらバスルームに入っていった。
小学校に上がるころにはアキラは「先生」と門下生とが碁を打つのを興味深く見つめるようになった。
オレが打つ時も石をいじらないという約束を幼いなりによく理解して辛抱強く傍らで座っていた。
どちらかといえば父親よりもオレの傍らに座った。父親と戦っているつもりだったのだろう。
その頃本格的に入門した芦原が自分の膝の上にアキラを座らせようとして逆に拒絶されてしまった。
検討会に大人の中にアキラが混ざる時、大概オレの隣にアキラが座するのを見て
「いいなあ、緒方さんは。アキラくんに懐かれていて。」
と本気でそう言って唇を尖らす芦原に呆れた。そんなのはただ、一緒に過ごした
時間の差でしかないと思ったからだ。
227 :
裏階段:02/09/29 02:59 ID:???
外を歩いても「あら、かわいいわね」と頭を撫でようとする御夫人の手をそれとなく
避けるアキラを見ていた。
甘えたいという要求が強い程に甘えたがっているという意識を周囲に、特に父親とオレに
気取られないよう彼は振る舞っているように見えた。
そんなある時、ある出来事が起こった。
その頃はオレはまだ眼鏡をかけてはいなかった。
視力は元々良くはなかったがかけないからと言って支障を感じる程ではなかった。
ただやはり日差しが苦手で無意識の内に目を細めて物を見るクセがあり、
「セイジくん、目が悪いならかけた方が良いわよ。でないとますます悪くなるわ。」
やはり見ていて気になるのか明子夫人に何度か言われて面倒だと思ったが眼鏡を作った。
そうして眼鏡をかけて塔矢家に行ったところ玄関に入ったアキラがオレを見るなり不機嫌な
顔になり、いつもそんなに騒ぐ訳ではないが妙に押し黙ったままその日の対局を見ていた。
その事を明子夫人に話したところ可笑しそうに笑われた。
「小学校でね、担任の男の先生に叱られたようなの。他のクラスのお友達に教材を貸してあげて、
でもその子が返しに来るのを忘れちゃって、アキラが皆の前で先生に頭を叩かれたらしくて…
あの子なりにプライドが傷ついたみたい。その先生が眼鏡をかけているのよ。」
「だが、頭を叩いた位で生徒に嫌われたら先生も大変だな。」
「反抗期なのかしら。最近お風呂にも一人で入るって言い張るようになって。」
男の子ならそんなもんでしょう、とその時は深く考えず明子夫人にそう答えた。
学校とは子供が社会に出て最初に理不尽な経験を学び積み重ねる場所だ。
事態が思ったより深刻であるとはその時は気がつかなかった。
別に意地悪なつもりではなかったがその日からオレはずっと眼鏡をかけるようになった。
ある意味アキラと距離感を持つ良い機会だと思ったのだ。彼の保護者となるつもりはなかった。
肉食獣キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
アキラたんには戸惑いは無いのか?精神的にアキラたんのほうが自由かもしれんな。
本編でもそうだった。門下生対決を感慨深げに受け止めたのは兄貴の方だった。
怖いもの知らず?アキラたん?なんかギラギラしてて(・∀・)イイ!
そんでどっかヘタレてるっつうか破綻してる兄貴(・∀・)イイ!
あの基地外まだ生きてたよ……
おそらく彼(彼女の可能性が高いが)社会的に相当な弱者なのだろう。
書き込みから学歴や体型に対する強いコンプレックスが感じられる。
五体満足な自分が一向に社会に認められない現実を受け入れられず
精神的に破たんを来したのだろう。
自分の正体がク○○○だってバラしたくてうずうずしているように見える
こらこら、ここを狂徒人のヲチスレにするなよ(w
アキラたんの複雑な幼少時代……。
幼少時代はほのぼのでも複雑でも描かれていると嬉しくなります。
黒目がちの瞳ハァハァ(*´Д`*)
234 :
裏階段:02/10/02 06:20 ID:???
スーツの上を脱いで椅子の背に放り、ネクタイを緩めながら自分もバスルームに向かった。
ドアを開けると白い湯気の向こうで全裸で背を見せて立つアキラがいる。
髪を濡らさないように顔を上向き加減にしてシャワーを浴び、細身の体に行く筋もの雫の流れを纏っている。
高い位置で盛り上がった臀部は引き締まって形の良い丸みを帯び、膝の出ていない真直ぐな
足のラインが伸びている。
美しく成長したものだ、とつくづく感心する。
神は何の気紛れでこの世にこういう人間を生み出すのだろう。
世の中には体のラインを武器に生き抜こうとする者達が多くいる。モデルや芸能界という
分野において。
彼等が喉から手が出る程に望み、日々血が滲む程に努力して維持しているであろう完璧な骨格を
この少年は生まれながらにして手にしているのだ。
こちらの視線に気がつくと、アキラはシャワーを止めてニコリと笑った。
「そこのバスタオルをとっていただけますか。」
幼いアキラを何度か風呂に入れてやったこともあった。比較的手がかからない子供だったが
それでも保育園の頃のアキラはよく脱衣所に出したとたんに廊下に駆け出し、
こちらも慌てて裸で追い掛けたものだった。
小学校にあがると肩までちゃんと湯に沈め、のぼせそうな赤い顔でこちらが言った数字の分だけ
ちゃんと声を出して数えるようになった。
235 :
裏階段:02/10/02 06:24 ID:???
眼鏡をかけるようになって、確かにアキラとの距離感が生まれた。
懐かれているという自惚れはないつもりだったがそれでも嫌われてはいないと思っていた。
それが明らかにこちらが眼鏡をかける事でアキラが避けるようになったのだ。
それでも気がつくとアキラはこちらを見つめている。
何かを訴えるような、抗議するような視線だった。
ある時いつもはがんばって夜遅くまで門下生らの研究会に参加していたアキラが、
「眠い」といって早々に自分の部屋に引き戻った。
さすがに少し気になって研究会を抜け出しアキラの部屋を覗いた。
そしてドキリとした。
アキラは寝巻きには着替えていたが敷いてある布団に入らず、壁に向かって座っていた。
「アキラくん?」
声を掛けたら一瞬肩をビクリと震わせたが、膝の上で両手を握りしめ、振り向かなかった。
よほどこの眼鏡がお気に召さないのかな、とため息をついて廊下を戻ろうとした。
その時、アキラの小さな肩が震えているのに気がついた。
とりあえず眼鏡を外して胸ポケットにしまい、もう一度声をかけてみた。
「悪かった、アキラくん。…こっちを向いてごらん。」
アキラがチラリとこちらを向き、ホッとしたような表情を見せた。
こちらも畳に膝をついて座り、両手を出して「おいで」という意思表示を示した。
アキラは黙ったまますり寄って来ると、膝の上に座って抱き着いて来た。
236 :
裏階段:02/10/02 06:27 ID:???
子供が持つ独特の甘い香りがふわりと匂う。
背中に羽根でも生えているようなアキラの軽い体重が膝に掛かる。
何の事はない。アキラに距離感を取られて我慢出来なかったのはこちらの方だったのだ。
子供のように意地を張って眼鏡を外さなかった事を後悔した。
それでもアキラはまだ少し震えているようだったので軽く抱きしめて頭を撫でてやった。
ふとその時、嫌な予感が頭の片隅をよぎった。
―何か学校であったのだろうか。
「また学校の先生に叱られたのかい?」
そう尋ねた時、アキラの全身が強張るのを感じた。アキラは左手をこちらの首に回し、
右手の親指の爪を噛みながら顔を胸に臥せている。
―まさか…
あやすようにそんなアキラの背中をさすり、寝巻きの襟元を開いた。
アキラが少し怯えたように肩を竦める。
「何もしない、見るだけだ。…いいかい?」
アキラは黙ってコクリと頷いた。
何故そう思ったのか、そんな気がしたのか判らない。そういう経験をした者だけが感じる
嗅覚というものかもしれない。
アキラの胸元に近い首筋にその印はあった。殆ど消えかかってはいたが間違いなく
何度も自分の体に焼きつけられた見覚えのある痕跡だった。
寝巻きのボタンを外す指が震えた。腕の中でアキラはただ黙ってじっとしている。
さらに寝巻きを開いていくと胸元に新たな印が一つと腹部に殴られたようなアザがあった。
かなりハァハァしていまつ。
爪を噛むアキラたん!ハァハァハァハァ(;´Д`)
やはりはふはふアキラの現実がちちゃーいアキラたんに襲いかかっていた!
こんなに可愛いアキラたんだからな〜。
兄貴とアキラたんの宿命・・・ハァハァドキドキしながら読んでます。
小学生アキラたんハァハァハァハァ(;´Д`)
小説のアプが続いてる〜。
裏階段たん、楽しみにしてるぜ、がんがってくれ!!ハァハァハァハァ…
ちっちゃいアキラたん、のんびり屋さんの話に出てこなくなって寂しかったが、
裏階段たんのちっちゃいアキラたんもかわいい!
俺も風呂にいれてやりたいよ…。
241 :
:02/10/02 21:13 ID:???
ペド小説
あぼーん
アキラらしさがかけらもないからツマラン
叩く奴は節穴さんして自作自演でないことを証明しる!
マジでつまんねえな(呆
いつも楽しみにしてまつ。
深海スレということで、いつもコソーリロムしてまつ。
さすがにアキラ編になってレスが増えてるけど、
裏階段さんは今まで通りマイペースでがんがってください。
ホント、アキラタンもだけど、小説の雰囲気がすごい大好きだ。
続き、楽しみでつ。
247 :
名無しの愉しみ:02/10/02 23:08 ID:3ocsXW0w
( ´,_ゝ`)プッ
何だかんだ言ってログ流しに協力しているし(w
あんまシツコイ場合、荒氏と見なして削除依頼通報するんで放置しといてくらはい。
あぼーん
そういえばここの214ってあぼーんされてるけど、なにがあったんだろ?
ここの依頼も出してくれてたんだな。
依頼逝ってきまつ
あのさ(呆
なんでも削除依頼が通と思ったら大間違いな訳で。
批判されてすぐに削除依頼スレへ飛び込むような厨ばかりなスレは
そのうちスルーされちまうよ?
現にパート18の削除依頼、全く通ってないだろ。
削除人に呆れられているんだよな。
255 :
名無しの愉しみ:02/10/03 00:21 ID:5x+WfuuU
批評、批判=叩きってスゴイね。
今見に行ったけど、ここ最近のプチの削除依頼って幼稚だよな・・・。
あんな依頼するぐらいならしない方がマシなのでは?恥ずかしい・・・。
257 :
252:02/10/03 00:31 ID:???
報告です。
依頼したのは241,242,250の3つ。
まともな「批判、批評」と呼べるレスとは思えなかったのでね。
あとは削除人さんの判断に任せるyo!
裏階段さんは気にせず自由にやってくれ。ъ( ゚ー^)
裏階段は幼児を性的対象においた気持ち悪い小説だと思います。
259 :
236:02/10/03 05:40 ID:???
>257
お手間おかけして申し訳ない。こんな難破船スレにお気遣いどうもありがとう。
214は単なるマルチの広告だったと思います。
サロンの緒方スレがとにかく面白くてたまらない。シュールだよなあ。
お前らただ最後に〜な緒方とつけてるだけじゃないかと突っ込んでみたり(w
| |_
| ||||,||ヽ
| |−゚)_| ……ツッコム? ナニヲ??
| ⊂ノ
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>246 たのむからその女丸出しな書き方やめてくれんか。
262 :
236:02/10/03 05:54 ID:???
>260
あ、ど、どうもアキラくん。びっくりした。こんなところにようこそ。
あまりそういう言葉に敏感に反応しないように。
そういうアキラが好きなんだが。
軽く放置されていますな
そして、とうとう注意を受けてみたり。
今見に行ったけど、ここ最近のプチの削除依頼って幼稚だよな・・・。
あんな依頼するぐらいならしない方がマシなのでは?恥ずかしい・・・。
今見に行ったけど、ここ最近のプチの削除依頼って幼稚だよな・・・。
あんな依頼するぐらいならしない方がマシなのでは?恥ずかしい・・・。
266 :
裏階段:02/10/07 05:08 ID:???
「お父さんとお母さんには、言っちゃダメなんだ…。」
ポツリとアキラが小声で呟く。
「先生がそう言ったのか。」
コクリとアキラが頷き、心配そうにオレの顔を見る。
「大丈夫。言わないよ。」
直ぐにボタンをはめて寝巻きの前を閉じると、アキラを抱きかかえて布団の中に寝かせ、
ポンポンと上から軽く叩いてやった。
幼い胸の中に抱えていた秘密を吐き出した事で気が楽になったのか、すぐにアキラは
小さな寝息を立てて眠りについた。
その寝顔を見ながら、オレは怒りで震えが止まらない両手を膝の上で握りしめた。
夜のアパートの駐車場で見つけたその相手は、ひどく貧相で弱々しく見えた。
身長こそ同じ位あったが、神経質そうに痩せこけた頬をして、そして眼鏡をかけていた。
自分の車から降りて部屋に戻ろうとするその男に声をかける事無く近寄って行った。
安っぽい黒鞄を抱えて、その男はぎょっとしたようにこちらを見た。
「な、何か用でしょうか。」
おどおどと、上目遣いに後ずさりしながらこちらを見る。
こんな人間でも教室の中では王者だ。社会的に何の権限もない力もない者が、教師と言う
仮面を与えられた時から自分の担当するクラスの子供たちの支配者となる。
「…貴様に教師の資格などない。」
一瞬、相手が動揺した顔つきになった。
267 :
裏階段:02/10/07 05:10 ID:???
「もしかして、塔矢アキラの…」
その名を口にされるのにも虫酸が走った。
情けないほどに、身を守る方法すらその相手は知らなかった。
こちらの拳が顎に届くまで、ただ目をつぶって「ヒッ」と小さく唸ることしか出来なかった。
殴った瞬間に殴るだけの価値もない相手だと分かった。
眼鏡が飛び、膝が崩れるようにして座り込むと、その男は泣きながら這いずって逃げようとした。
その襟首を掴んで立ち上がらせ、車に押し付ける。
「オ、オレだけが悪いんじゃない。」
一瞬、男が何を言おうとしているのかわからなかった。
「どういう意味だ?」
襟首を捕まれ締め上げながらも、男は急に卑下た笑みを浮かべた。
「…き、君はあの子の保護者ではないな…。アキラと、どういう関係なんだ?」
無言で更にきつく締め上げた。男は苦しそうに呻きながらも口の端で笑い続けた。
「き、君も同じだ。ハハ、ハ…、あの子に囚われている、ヒ、ヒ…」
無気味な思いがして手を離した。男は咳き込みながらも何かぶつぶつ言いながら笑い続けた。
アキラの担任が退職した事を聞いたのはその数日後だった。
「ちょっと神経質そうな先生だったけど、軽いノイローゼだったみたい。新しい女の先生は
活発で優そうな方だったわ。」
「…そうですか。」
庭師が入った後の片付けの合間に、明子夫人が話してくれたのだ。
268 :
裏階段:02/10/07 05:14 ID:???
アキラは表側に落ちた松葉を芦原と一緒に掃き集めている。何かふざけあっているのか、
時折笑い声が聞こえて来る。ひところを思えば明るくなったようで安心した。
その時オレは、普段ほとんどまた眼鏡をかけなくなっていた。
「緒方君、ちょっと来てくれたまえ。」
ふいに縁側に立っている「先生」に声をかけられた。
明子夫人に断って家の中に入り、奥の対局や研究会を行う和室に向かう。
先生は先刻まで所用で出かけていた外出着のままで座していた。
部屋に入って障子戸を閉める瞬間に「あれっ、緒方さんは?」と庭先で母親に問う
アキラの声が聞こえた。
「…今回の件では、君にまで心配をかけてしまったようで、申し訳なかった。」
思いもかけずそう言われて、驚いて先生を見つめた。
細かいいきさつも、何をどこまで知っているのかはわからなかった。
ただ時期を同じくして親としてもアキラの変調に気付く部分があったのだ。
アキラに気付かれないよう学校側とある意味話し合を始めたところだったようだ。
当然と言えば当然だが。
「いえ、オレは別に何も…」
見ると、先生がオレに頭を下げている。驚いて思わず「止めてください」と小さく叫んでいた。
「…アキラくんの事で、オレが昔の事を思い出したとでも?大丈夫ですよ。」
庭で水撒きが始まったのか、一際かん高い歓声が―主にそれは、芦原のものであったが、
アキラの笑い声がする。赤ん坊の時から今までの様々なアキラの表情が頭に浮かんで来る。
「むしろ逆です。…アキラくんのおかげでどんなに救われたか。」
269 :
268:02/10/07 05:23 ID:???
>257
改めてお礼を言います。削除人さんもありがとうございました。
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
教師の言った台詞にいろいろ思った。
アキラたんはやはりファムファタールなのかも知れんな、生まれ付いての、無自覚な。
そんなアキラたんに俺も囚われてるんだ〜!兄貴もだよな、きっと。
ファムファタル言うな。女じゃん。すげえ気になる。
でもアキラたんって中性的だからいーんじゃないかなъ( ゚ー^)
男を狂わせる魔性を秘めた人間なら、性別に関係なくファムファタルと形容されても
俺には違和感ないぞ。
他に(・∀・)イイ表現があるなら>271に出してほしいな。
痒い
塔矢担任がこんなところに…(泣き笑い
>276
ワロタ。そう言えばそういう人物が居た!元気なのだろうか。
裏階段さん待ち(・∀・)
279 :
裏階段:02/10/14 18:09 ID:???
バスタオルを手渡してやるとアキラはニコリともう一度微笑み、それを腰に巻き付けると
こちらにも早くシャワーを浴びる事を促そうとするように手を伸ばして来て、
オレの眼鏡を外し、脇の洗面台の上に置く。シャツのボタンを外しにかかる。
その手を掴んで制し、ベッドを顎で指すとアキラはオレから離れてそちらへ向かった。
腰からバスタオルを外し、こちらに背を向けてベッドに腰掛けて体に残る雫を拭っている。
艶かしく動くアキラの白い背中を見つめる。
初めて彼を抱いた時の光景が蘇る。
その時のその背中は苦痛に何度も撓り、反り返った。それでも彼は声一つあげなかった。
強い勢いの熱めのシャワーを浴びる。
精神的に負い目を感じながら肉体は既にアキラの感触を望んで勃ちかかっている。
「…囚われている、か。」
あの時の教師の言葉が蘇って来る。
何度も決意しながらもこうして彼を手放せないでいる自分がいる。
事件の影響が全く彼の中に残らなかった訳では決してなかった。
年の離れた大勢の大人の中に混じる事に慣れていた子供だったが、事件以来は常に「先生」か
オレの視線の届く範囲に必ず彼は留まるようになった。
こちらにもアキラとの距離間をとろうとしていた矢先に起こった出来事であったため、
今にして思えば、必要以上に彼の傍に居すぎたかもしれない。
「アキラのやつ、いつも緒方さんにくっついてますねえ。」
半分嫉妬混じりに芦原にそう指摘されるまではあまり意識していなかった。
280 :
裏階段:02/10/14 18:11 ID:???
その指摘が不正確であったのは、アキラがオレにくっついていただけではなく、オレの方も
アキラから離れられなかった事を見落としていた点だ。
常に互いを視線の端に置いて来た。それが当たり前になっていた。そうする事で少なくとも
オレは安心していた。
そして出来うる限り彼の碁の相手をしてやった。
アキラが自分と一緒にいる理由はその時は考えていなかった。
「あの子、怖い。」
最初彼女のその言葉を聞いた時、その意味をオレは掴みそこねていた。
「あの子って?アキラくんの事かい?」
リーグ入りの常連となり、収入も上がってつき合う女性の種類も変化した。
経済的な援助が必要でなくなれば適度に性欲を処理出来るパートナーでさえあればいい。
そんな中でも比較的長く続いた相手だった。
「家具を選びたい。男の人の意見も欲しい。」とせがまれて買い物につき合った。
遠回しに結婚を迫られていると思った。そろそろ真剣に考えてもいい頃かとは思った。
そうして街なかを彼女と歩いている時に、アキラと出会った。
学校帰りの小学校の制服に身を包んで向こうからやって来た彼は、一瞬驚いたような顔をして、
小さく彼女に会釈してすれ違った。
オレは特にかける言葉も見当たらなくて無言のまま通り過ぎた。それだけだったと思っていた。
「あの時私、綺麗な顔した男の子だなあって思って一度振り返ったの。そしたら、
…あの男の子、道ばたに立ったままこちらを見ていたの。…私の事、睨んでた。」
「気のせいだろう。」
そう答える他はなかった。アキラが彼女を睨む理由など何も思い当たらなかった。
281 :
裏階段:02/10/14 20:14 ID:???
「多分アキラくんが睨んでいたのは、君じゃなくてオレだろう。なんせ…」
前は違う女性を連れていたから、という言葉を言いかけて飲み込み、
「リーグ戦のさなかだからね。緊張感が足りないとでも思ったのさ。」と濁した。
子供なりに潔癖さが芽生える時期である。異性に対する興味が出て来る一方で、
そういうものを嫌悪する感情も子供によっては強く出て来る。
大人同士が交わすその手の会話を耳にして理解出来る年頃だし、アキラは頭の良い子だった。
オレに関するその手のあまり良くない話も少なからず耳にしているだろう。
「…そういうのじゃない気がした。」
彼女は納得しなかった。
今にして思えば女が持つ勘とはなかなか鋭いものだと感心できる。
せいぜい幼い心なりの独占欲だろう、と最初のうちは軽くそう思っていた。
物語でよくあるように、子供は常に自分に寄り添い、無条件に敵や怪物から自分を守ってくれる
強い味方に憧れる。それは従順な飼い犬であったり、異世界の巨大生物だったりする。
両親の愛情とはまた違うものだ。
その味方が自分以外に忠誠を誓う対象を持つ事は許されない。
ある意味それだけアキラが孤独を抱えている証拠とも言え、同情する気にもなった。
自分にしてみればアキラを裏切るつもりは毛頭無かった。
突然オレのマンションにアキラが訪ねて来たのはそれから数日してからだった。
もういいです
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
待ってた!
アキラが嫉妬・・・なんかせつない。アキラの激しさが。
アキラには兄貴しかいないんだろうなぁ。
兄貴が結婚するかもしれない女を嗅ぎ分けるアキラたん…そして行動に出るアキラたん…イイ!ハァハァハァ(;´Д`)
285 :
名無しの愉しみ:02/10/16 00:39 ID:XIdZqU2C
pu
286 :
裏階段:02/10/17 17:09 ID:???
ホテルのバスローブを羽織ってバスルームから出てみると、ベッドの上にアキラの姿が見当たらない。
部屋の中へ進み出ると、ドアの影にいたアキラが背後から抱き着いてきた。
アキラもバスローブを着ていた。
そのアキラの方に向き直り、肩を抱いて唇を重ねてやる。そのままベッドに押し倒し、
両手首を押さえ込んで激しく彼の唇を吸い、舌を差し入れて口内を探り彼の舌を強く舐めとってやる。
もう二度とオレに抱かれたいと思わぬように容赦のない行為を繰り返した事があった。
その予告のキスだ。
それを感じ取ったのか、微かにアキラの体が震えていた。
それでもこちらの舌の動きに合わせて自ら舌を絡めてくる。
どんな仕打ちを与えても彼はオレから離れようとしなかった。離れてくれなかった。
何度でも、夜を一緒に過ごす事を望んだ。
唇を離してアキラの顔を見つめた。挑発するような笑みは消えて、ただ必死に何かを訴えるように
アキラもこちらを見つめ返してきていた。
「…何が言いたいんだ?」
手首を離してアキラの顎を持ち上げると、アキラの唇が言葉を綴ろうと動きかけた。
だがそれを押しとどめるように唇を結び、目を閉じて首を横に振る。
彼が考えている事が読み取れず、無性に苛立った。
荒々しくバスローブを剥ぎ取ってうつ伏せにした。
287 :
裏階段:02/10/17 17:12 ID:???
チャイムが鳴ってドアを開けた時、ランドセルを背負ったままのアキラの姿を見た時は
少なからず動揺した。
同時期に行われたある企業が主催のリーグ戦を制して後援会からちょっとした祝賀会を
催してもらい、酒宴あけのまだほろ酔い気分が抜けきらない状態だった。
「緒方さん、おめでとうございます。…ボク、直接観に行きたかった。」
対局会場は西日本方面の各地であった。決勝戦は瀬戸内海のあるホテルで行われた。
「すべての対局を観に行っていたらきりがないよ。」
アキラはオレンジやキウイの詰まった紙袋を抱えていた。彼なりに選んだお祝の品だった。
お礼を言ってそれを受け取り、玄関で佇むアキラに、それ以上どう答えたらいいか迷った。
その時オレの部屋には来客がいたからだ。
アキラの足下に白いハイヒールがそろえて置かている。
だがアキラの視線がそのハイヒールではなく、自分の背後の方に注がれ停まっている事に
気がつき、ハッとなって振り向いた。
「いらっしゃい、坊や。セイジさん、上がってもらいなさいよ。」
素肌に薄手の毛布を巻き付けた格好で彼女は立っていた。
面白半分に幼いアキラの戦意を掻き立てるように、彼女はアキラににっこり微笑みかけると
部屋の奥へ戻っていった。
「…お邪魔しました。」
ぺこりとアキラは頭を下げるとドアを開けて出て行った。
呼び止めることは出来なかった。
彼女を睨み付けて立っていたアキラのその時の表情は今でも忘れられない。
288 :
裏階段:02/10/17 17:15 ID:???
「…大人気ない事をするもんじゃない。」
アキラが帰っていったあと、ベッドルームに居座る彼女を窘めた。
「あのコ、まるでお乳をもらっている途中で母親から引き離された仔猫みたいな目してたわ。
よほどあなたの事がお気に入りなのね。」
「いい加減にしないか。」
「それともあなたの方があのコを気に入っているのかしら。綺麗な顔の男の子だものね。
あと数年もしたら…」
「…やめろ。」
「数年もしたら立派なsexの対象になりえるわ。」
ベッドサイドにあった水差しを払い除けて床に叩き付けた。
「…帰ってくれ。」
「冗談よ。ばっかみたい。」
手早く化粧と身支度を済ませると彼女は部屋から出て行った。それ以降彼女や、
彼女以外にも女性を部屋入れる事はしなくなった。
彼女が本能的に何をアキラから嗅ぎ取ったのかはわからない。それはアキラもそうだった。
男女の関係の生臭さを目の当たりにして嫌悪感を抱いたのか、それからしばらくアキラは
オレから離れるようになった。それはそれで仕方ないと思った。
あれだけ望んでいた距離感がこれで持てるじゃないか、と自分に言い聞かせた。
あまり格好の良いかたちではないが、仕方ない。
そう思って過ごしていたある日、再びアキラはオレのマンションにやって来た。
大人の女に危機感を覚えさせるランドセルアキラ・・・イイ!(´Д`*)
女から兄貴盗っちゃれ。
別な意味で女の敵なんだな、アキラ。
つづきを待ってます(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
292 :
裏階段:02/10/21 23:45 ID:???
うつ伏せたアキラの背中から腰にかけてのなだらかなラインが、淡いルームライトに
照らされて浮き上がる。
とても同性のものとは思えないその形の綺麗な双丘を両手で掴み、強く揉みしだく。
左右に大きく割り開き、中央の窄まりに舌を突き入れる。
「あっ…」
反射的にアキラは両足をきつく閉じようとしたが、それを強引に開かせ、
唇にしたものと同じ行為をそこに施す。
「あっ、…んっ…!」
アキラがベッドの上を這ってこちらの体の下から逃れようとするのを押さえ込み、
なお舌で彼の体内を深く抉り、摩る。充分唾液を馴染ませ、そこから唇を離してすぐに指を押し入れる。
「んんっ…!」
右腕でアキラの腰を押さえ込み、左手の人さし指と中指でアキラの内側を探る。
「や…」
思わず漏れそうになった拒絶の言葉を飲み込むとそれきりアキラは静かになった。
乱暴に指を引き抜き、覆いかぶさるようにして腰を重ねると、アキラがシーツをギュと握りしめた。
「力を抜きなさい。」
窄まりに指を添えて少しずつ力を加える。
その部分が色付き、丸く押し広がってこちらの先端をゆっくりと飲み込むのが見える。
「ううー…ん…、」
アキラがくぐもった唸り声をあげる。何度繰り返しても最初のこの瞬間の辛さからだけは、
逃れられないようであった。
293 :
裏階段:02/10/21 23:48 ID:???
その苦しみから早く解放してやるためにもある程度進めたら一気に貫く。
「うあっ…!」
背を仰け反らせてもがく彼の体を押さえ込み、一度ねじ込んだものをゆっくり後退させる。
そうしながら彼の腰を抱え上げて四つん這いの格好にさせて、再度力任せに押し込む。
「ああーっ…」
アキラの前肢が崩れてシーツの上に突っ伏す。
腰だけを高く突き上させた格好のままで数回大きな抽出を繰り返す。
既にアキラの全身に脂汗が浮き上がってきている。泣き声の混じった小さなうめき声を漏らし、
ぐしゃぐしゃになる程シーツを両手で握りしめながらも、従順にこちらの行為に従っている。
オレとのsexがそういうものであると、彼にはそう教え込んである。
パソコンの使い方を習いたい、と玄関口でアキラはオレに話した。
高学年になれば学校で習うようだが、棋譜の整理やネットで囲碁をする者が増えて来ているという話を
オレと芦原が先生に話すのを耳にしていたのだろう。
残念ながら先生はその時はあまり興味を示さなかったのだが。
突然の訪問に戸惑いながらもその時は部屋に誰も居なかったので、とりあえずアキラを
中に入れた。
「お邪魔します。」
大勢の人間が毎日のように家に出入りする事に慣れているアキラにとって、人の家を訪問する事に
そんなに躊躇がないのかもしれないと思った。
294 :
裏階段:02/10/21 23:51 ID:???
部屋に入るなりアキラは「わあっ」と声をあげて熱帯魚の水槽に駆け寄った。
「きれいな魚…。」
このマンションに引っ越した時、部屋の中が殺風景だからと前につき合っていた女が
自宅から運び込んだものだった。
必要以上に愛情を求めない意味では都合の良いペットだとわかり、女と別れた後も何となく
飼い続けているものだった。
「緒方さんは、魚が好きなんですか?」
ほとんど家族同然ではあったが、自然とアキラはオレに対して丁寧な言葉遣いをするようになっていた。
好きとも嫌いとも、オレは答えないまま台所で紅茶を煎れる湯を湧かした。
「いいなあ…。」
そう言ってアキラは額を水槽に押し付けている。
「アキラくんも、何か飼いたい動物がいるのかい?」
そう訪ねると、アキラは一瞬きょとんとした顔になった。
先生は決して動物が嫌いなわけではないはずである。以前、先生が廊下で腕組みをして立っているので
「どうしたのですか?」と声をかけると口に指を一本あてた。
部屋の陽のあたる場所にあった先生の座ぶとんの上で野良猫が眠っていたのだ。
だが、すぐにこちらの気配に気付いて逃げていってしまった。
「気持ちよさそうに眠っていたのに、悪い事をした。」と先生は真顔で呟いていた。
「…あの時ボクが『いいなあ』と言ったのは、違う意味だったんですよ。」
アキラと何度か夜を共に過ごすようになったある時彼はそう話した。
295 :
294:02/10/21 23:57 ID:???
緒方についてきて良かったと実感する今日この頃。
少ない出番で美味しいところを持っていきすぎ(w
ヘタ
レキャラになりそうな予感?の緒方(原作)
もともとオモロキャラか(w
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!四つんばいアキラたんハァハァ(;´Д`)
原作兄貴いいよな〜!だんだんあくどく大人気なくヘタレになってきて
お子ちゃまがひしめいてる原作中にあっていい感じに引き締めてるつうか薄暗く崩してくれてる。
朝帰りシーンももっと派手にやってくれても良かったが、押さえ気味なのがかえって
妄想を誘うのかね。
ど下手
なセクースかと思いきや実はテク持ちの兄貴だった。完。
>297、300
グッジョブ!
つまらんですね。
何だかんだ言ってここに来てる奴って結構いるんだな(w
今日のアニメ、悔しさを眼鏡の光で表現していた緒方が面白かった。
本編でも、名人と緒方の絡みがそろそろ欲しい。
ジジイとの対局に頭血昇りまくりの緒方が少し頭を冷やすために打ちにくるとか。
304 :
裏階段:02/10/25 23:07 ID:???
「あなたに飼育されて自分の人生の一切がその人の手の中にある…、あなたが餌を与えるのを
止めてしまえばこの水槽の中で静かに飢えて死ぬしかない。そんな彼等が羨ましかったんです…。」
ベッドの隣で天井を見つめながらそう話すアキラの横顔を、少し驚いて眺める。
するとアキラはクスリと悪戯っぽく笑った。
「冗談ですよ。小学校3〜4年生のボクがそんな事考えるわけありません。」
そして今度は真剣にその時の事を思い出そうとするかのようにアキラはしばらく黙って考え込んでいた。
「…確か、その時“お泊まり”がはやっていたんですよ。仲の良い友だち同士数人で、
一人の家にみんなで泊まるんです。着替えを持って。でもボクにはそこまで親しい友だちはいなかった。
それに多分、必要もなく他人の家に泊まる事をボクの親は許さなかったでしょう。」
「オレの部屋に泊まりたかったのか?。」
「ええ、とても。バスルームもトイレも家とは全然違うし、台所には変わった道具が多いし。」
「熱帯魚は“お泊まり”しているわけじゃあないんだが…」
「この魚達はこの部屋にずっといられて羨ましいと思ったんですよ。」
アキラが体の向きを変えてオレの首に腕をまわし、胸に顔を埋めてきた。
しばらくすると安らかな寝息を立てる。
その吐息を感じながらアキラが始めてこの部屋に泊まった日の事を考える。
しばらくは当初の目的であったパソコンの前にアキラを座らせ、適当に画面を見せながらマウスに
触らせて操作させてやる日々が続いた。
殆ど毎週土曜日の午後になると、アキラはやって来た。
305 :
裏階段:02/10/25 23:10 ID:???
そんなに長居するわけでもなく、熱帯魚の水槽を覗き、パソコンで棋譜を
引っ張りだして眺め、そして帰って行く。
こちらに用事があって留守にする時はそれとなく伝えた。
特に約束をするわけでもなく、塔矢家で顔を合わせた時もお互いにその事を口にしなかった。
いろんな物に好奇心が働く年頃だ。目新しいものに一通り馴染んだらすぐに飽きるだろう。
その位に思っていた。
だが思った以上にアキラはパソコンに興味を持ち、基本操作を覚えると
そのうちオレの部屋でパソコンの前を占領する時間が増えて行った。
「アキラが君のところにパソコンを習いに行っているようだね。この前初めてアキラから
聞いた。迷惑をかけていたようだ。すまない。」
研究会の折りにふいに先生からそう言って頭を下げられて慌てて答えた。
「いえ、…別に迷惑というほどでは。ただ、アキラくんはパソコンが気に入ったようです。」
間もなくアキラにそのパソコンが買い与えられ、それからぷっつりアキラは来なくなった。
現金なものだな、と思った。
まあこれで土曜日に気兼ねなく外泊が出来ると考えれば少し肩の荷が下りた気がした。
彼女の一件以降、何となくアキラに見張られているような、そんな気がしないでもなかった。
ある時塔矢家に訪れた際にアキラの部屋を覗いてみると、アキラが自分のパソコンに向き合っていた。
「なかなか良い機種を手に入れたじゃないか。調子はどうだ。」
アキラはモニターから視線を外そうとせず、ぽつりと呟くように言った。
「まだうまく出来ない…。でも、お父さんが、緒方さんに頼ってばかりいるのはいけないって…。」
そしてアキラは睨むようにしてこちらを見た。
「ボクが来るのは、迷惑でしたか…?」
306 :
名無しの愉しみ:02/10/25 23:26 ID:ai0wW412
ねえ裏階段さん…
私そのお話読んだことある。
それともそういうスレなの?
>306
パクリを指摘するならパクられた方もちゃんと示さないと
だめなんだよ。
自分の同人本の事言っているのでは?
パクリなの・・・?
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
アキラたんすげーな。執念とも思える兄貴への想い。
ドキドキしながら見守ってます。
自分のことを「私」と言ったり、ageたりする奴がまともな意見言ってるとは
思えない。スルーヨロシコ。
>台所には変わった道具が多いし
寝室には・・じゃなくてよかった(w
パクリではないのか?
本当にいろんな手を使ってくるな(w
ぱくりなのか否か。
言うだけならサルにも出来るし、根拠を持ってきても
「こりゃパクリじゃないな」というレベルのものもある。
パクリパクリいうのならちゃんとパクラレたと言われる証拠も示さなきゃな。
どうでもいいっす。とにかくハアハアしながらつづきを待ってるよ。
どうでもよくねっす。
319 :
裏階段:02/10/26 23:10 ID:???
一瞬、返答に詰まった。
迷惑だったと言ってしまえば、恐らく二度とアキラはうちにやって来なくなるだろう。
迷惑などではなかった。決して。
つき合っている女が出入りする事よりアキラが出入りする事をオレは選んだのだ。
餌付けをした野鳥が軒先きでくつろいで行くのを眺めるように、それは、特に目的も意味も無い時間の
ようであったが、二人にとって必要な時間だった。そんな気がする。
そこには暗黙の了解が合った。自分達は密かに一緒に時を過ごす事を楽しんでいた。
だがそれはどちらかが一歩足を踏み込めば何かが崩れ、バランスをなくして掻き消えてしまう空間でも
あった。これ以上時間を重ねれば、確実にその時はやって来る。
現に今、アキラがその一歩を踏み出そうとしているような気がした。
情けないがそう感じた。アキラの強い視線に怯んだのだ。
「…わからない事があったら呼んでくれればいい。いつでもここに来て、教えてやるよ。」
自分で自分に嫌悪する曖昧な返答だった。アキラの瞳が失望に沈むのが見て取れた。
「…大丈夫です。多分…、一人で…。」
声を固くし、視線をモニターに戻す。
「…芦原さんにでも、教えてもらいます。」
それはアキラの精一杯の防衛線に思えた。
オレはただ黙ってその場所から離れた。おそらくアキラはもう来ないだろう。
ふいにアキラがやって来ても困らないように無意識のうちに買い置きしてあったジュースや
パウンドケーキの類を冷蔵庫の奥に押し込んだ。
その後日、思い掛けないかたちでアキラは再びここに来た。
320 :
裏階段:02/10/26 23:22 ID:???
先生があるタイトルの防衛戦で四国に滞在している間に、九州に住んでいた先生の囲碁界の恩師の
訃報が届き、急きょ明子夫人が喪服などを用意して先生と共にそちらに向かう事になった。
連絡を受けて塔矢家に出向き、準備の手伝いをし空港まで夫人を送るために車に荷物を運び込んだ。
その間も電話が何度か鳴り、夫人はその対応に追われていた。
そうしているうちにアキラが学校から帰り、家の中の慌ただしさに驚いた顔をして廊下に佇んでいた。
「やはりアキラさんも連れていこうかしら。」
手早く夫人はアキラに事情を説明した。東京に住んでいる親類にアキラを預けようか迷っているようだった。
「お母さん、ボク、…緒方さんのところに行きたい。」
アキラがそう母親に話すのを聞いて驚き、アキラを見た。アキラもこちらを見つめていた。
「何言っているの。緒方さんもお仕事があるのよ。我儘はだめよ。」
夫人にそう言われて強く手を握られるとアキラは唇を噛んで俯いてしまった。
その姿は年相応に小さくて儚げに見えた。アキラが普段あまり交流のない親類の家に泊まる事に
不安を感じているのは見て取れた。
「オレはかまいませんよ。」
思わずそう口にしていた。するとアキラ以上に明子夫人がオレの言葉に安堵した表情を見せた。
「そお?そう言ってくれるなら…申し訳ないけど、緒方さん、アキラをお願いします。」
彼女らしいといえばそういう対応だった。
どうでもいい事だが、明子夫人のオレの呼び方は「セイジくん」から「緒方さん」に変わっていた。
門下生に対する態度の事で何か周囲の者に言われたらしかった。
ただその時はとにかく予定の飛行機に夫人を押し込む事で精一杯だった。
夫人を見送って塔矢家に戻ると、アキラは既に自分で自分の荷物を小さなバッグに詰めて
家の戸締まりを済ませ、玄関先にちょこんと座って待っていた。
321 :
裏階段:02/10/26 23:26 ID:???
この家で留守番する事も考えないでもなかったが、出版部に依頼されている原稿もあった。
観念して車から呼ぶとアキラは嬉しそうな笑顔を見せて駆け寄り、助手席に座りシートベルトを締めた。
「…この車に替えてからは初めてだったか?」
「はい。」
エンジンをかけて車を発進させ滑らかに加速させていく。
アキラが部屋に来るという事で浮かれていたのはオレの方かも知れない。
マンションに着くと夕食に寿司の出前をとり、アキラに風呂の使い方を教えて自分はパソコンに向かった。
一応ジェットバスになっているから浸かっていれば適当に綺麗になる。
浴室で何かアキラが歌を歌っているのが聞こえた。
一人取り残された事をあまり寂しがってはいないようでホッとした。
「…してやられたかな。」
それでも自然笑みが漏れそうになるのはこっちも同じだった。―不幸のあった恩師の御家族には
申し訳ないが、妙に距離感を持とうとしても無駄のような気がしてきた。
「お風呂、ありがとうございました。」
アキラが濡れた髪にタオルを巻いてパジャマ姿で脱衣所から出て来た。
「アキラくん、来なさい。」
パソコンの中の原稿の画面を切り替え、アキラをモニター前に座らせた。
画面には黒を四子置いた碁の盤面を出してあった。それに対し白が一子だけ置いてある。
「君の番だ。」
すぐにアキラは緊張した面持ちで画面に見入り、考え込んだ。
そのアキラに代わって椅子の背後からアキラの髪をタオルで拭き取ってやった。
322 :
321:02/10/26 23:41 ID:???
こんな深海の藻くずのような文の事で何か言ってもらえる事すら申し訳ないように思う…。
似ているものがあるとしたら偶然の一致なのではとしか言い様がない。
興味はありますが…おそらく出ては来ないでしょう。
俺はあっちの職人だけど、裏階段さんの文章好きだよ。
上手いな・・って感心してる。続きも楽しみです。
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
アキラたんは狙った獲物は必ず落とすって感じだな。
だが打算は無く、すんごいひたむきさも感じたりしるよ。
兄貴もたぶん逃げられない・・・?
あと、裏階段さんの深海のように揺るぎないどっしり構えたとこに頼もしさを感じてる。
パクリ小説age
最近、越智るペースが速いみたいだ。
ここがなくなったら、困る。
ノノ人ヽ /|||"|||ヽ >326
( ´D) ||(*゚ー゚) タシカニコマルネ!
( つ旦と ( つ旦O
と_)_) .と_)_)
pakpak
パ ク リ 小 説 の 予 感
普通さ、パクリを糾弾するなら「これは●●のパクリです!」と言い出すと思うんだ。
だけど、これは証拠も出さずにパクパクいってるだけだから、ネタなわけだよ。
ちゃんと証拠を出せば、>328や>329は神になれるのにな。残念だ。
誰しも自分のサイトの小説や好きなサイトの小説を2ちゃんに貼る訳
ないだろう。おまえ、バカか?>330
じゃなきゃみんなから信じてもらえないだろ。
おまえ、馬鹿か?>331
あちこちでモメんな! 楽しくやろうぜヽ(*´ー`)ノオハナバタケガミエルー
>>332 パクった本人だけ自覚すればいいだけの話で。
オマエ本当にバカだな。(呆
早くつづき来ないかな〜。
俺も続き待ち(・∀・)
パクリの意識がなくても、一度読んだことのある小説に強く影響を
受けたんだろうな。
でもな、無意識でもパクリはパクリなんだよ。
もう続きは書くなよ、恥知らずめ。
とにかく、根拠のない言いがかりと認識している。
それが嫌ならソース出せや。
本人が一番よくわかってるんじゃないんですかぁ?(藁
逃げんなよw
あくまで根拠をださないのなら、
実社会なら逆に名誉毀損で訴えられることもあるわけだが。
名無しならなんでも言えるもんなあw
続き待ってるyo!(・∀・)
裏階段さんがどっしり構えてるんだからもうほっとけよ。
この荒らしのやり口はもう解ってるだろう。言いがかり、決め付け、嘘八百だ。
嘘つきに何話しても無駄。
345 :
裏階段:02/10/31 01:49 ID:???
「あっ」
不馴れなマウスの操作での最初の一手を置く位置をアキラは過ったようだった。
「落ち着いて。すぐに慣れる。」
画面からアキラが置いた石を消してやろうとした。
「いえ、このままでいいです。一度置いた以上は…」
「そうはいかん。」
「本当にいいんです!」
「おいおい、意地になるんじゃない。」
それでもマウスの上のオレの手の動きをアキラが制しようとして掴み、その時画面から黒石が
消える代りに妙な位置に白石が置かれてしまった。一瞬アキラとオレとで顔を見合わせる。
「いいよ。このままで。」
オレがわざとらしくため息をつきながらそう言ってやるとアキラは赤くなってオレの手を離した。
「…最初からやり直すかい?」
そう尋ねるとアキラはオレの顔を画面を交互に見遣ってから黙ったまま頷き、
それを見て思わず吹き出しながら画面を最初に戻した。
少しムッとしたように唇を尖らせてアキラはもう一度モニターに向き直る。
今度は慎重にマウスを操作し、こちらの一手一手に時間をかけて応手を選ぶ。
ちらりと見たアキラの横顔は幼いが真剣そのものだった。
研究会でも何度となくアキラの相手をしているが、その時と同様に
アキラに対し手心を加える事をしなかった。
既にアマチュアの大会では塔矢アキラの名は有名になっていた。
かなりなセンスを持った少年がアキラとのあまりの実力差に早々に自分の碁の才能に見切りをつけて
将棋に転向してしまった話が当時は話題となっていた。
346 :
裏階段:02/10/31 01:54 ID:???
「…来年からはアキラはアマの大会に出さないようにしようと思う。」
世間からすれば先生のその決断は親バカの極みに受け取られかねないものだったが、
実際大会で数手も打たぬうちにアキラの相手の子供が投了してしまう事が重なっては無理もなかった。
“戦う碁”と“楽しむ碁”、両方を相手と共有出来る程にはまだアキラも相手も「子供」すぎた。
プロ棋士になる事を視野に入れつつある、と周囲の者誰もがそう感じていたし、
アキラの中に自覚があったのだろう。
大会の規模の大小に関係なく「対局」と名のつくものにアキラは容赦がなかった。
何より先生は“生け簀”で釣りをさせるような行為でアキラの中の勝負に対する貪欲さが
磨耗するのを怖れたのだ。
大海の荒波の中でただ一人で魔物のような巨大魚と格闘するような、そういう対局を
重ねる事になる将来を見据えての判断であった。
…そして事実、アキラはその魔物と出会い長く戦いの波間に漂うこととなる。
ふと気がつくと、アキラの頭がくらりと前に傾き、ハッと驚いたようにしてまた画面に
見入ろうとしていた。
時計を見ると10時をまわったところだった。うっかりしていた。
ただでさえ今日はアキラにとって気疲れする事が多かっただろう。
「すまなかった、アキラくん。もう寝なさい。」
「でも…」
そう言ってなおマウスを操作しようとするアキラの手に殆ど力はなかった。その指や指の叉が
ほんのりと赤らんでいる。幼い時からアキラの体が眠がっている時に表れる状態だ。
347 :
裏階段:02/10/31 02:09 ID:???
髪が乾ききっているか確かめて椅子とアキラの背の隙間と膝下に腕を差し入れ、アキラの体を
抱き上げると寝室のベッドに運んだ。毛布と掛け布団の中に押し込んで肩までしっかり包んでやる。
「…緒方さんは?」
「オレはまだ仕事がある。」
「…そうなんだ。ごめんなさい。」
「謝る事はない。おやすみ。」
「…おやすみなさい…。」
やはり疲れていたのだろう。ストンとアキラは眠りに落ちて寝息を立て始めた。
「なかなか大物だな。」
枕が変わると寝られないというタイプにはならないだろう。地方対局でホテル泊まりも
多いプロ棋士の条件の一つはクリアだなと思った。
深夜を過ぎて出版部に出す原稿が出来上がり、眼鏡をテーブルに置いて伸びをする。
相変わらず眼鏡はかけたりかけなかったりだったが、さすがにパソコンで文章を綴るのには要した。
明朝はアキラを学校まで送らなければいけない。ラジオのタイマーを設定し、
アキラが夜中にトイレに起きる可能性も考えて部屋の照明は落としたまま消さないで、
そのままソファーに横になった。あらかじめ置いてあった毛布を胸から下に掛けた。
頭の下で両腕を組むようにして、眠りに落ちた。いや、落ち掛かった。
その時寝室のドアが開く気配がした。アキラが目を覚ましたらしい。
やはり寝かす前に無理にでもトイレを済ませさせるべきだったなと、半分眠りかかった
頭の片隅で後悔した。
348 :
347:02/10/31 02:30 ID:???
申し訳なさを感じるとしたら、ほった氏、小畑氏原作者両氏に対してのみ。
一つの魅力ある世界観を構築している作品を与えて貰えている事に感謝しています。
全てのイマジネーションは原作からのみ得ている。
…などと真面目に答えるのもなんかこっ恥ずかしいな〜。
BOSSのCMのホテルの部屋から閉め出されたトヨエツが緒方に見えて仕方ないし。(w
ばか?
なのは349〜♪
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━!!!
アキラたんの体を知り尽くしてる兄貴イイ!(・∀・)
ほんのりと赤いアキラたんの指の股マタ〜〜〜ハァハァハァハァ(´Д`;)
パクリの分際でずうずうしいな
パクってないのは判ってるから、裏階段さん、これからも頑張ってくれ〜!
本当なら本スレで書いて欲しいくらいなんだぞ。
なんで判ってるの?素朴な疑問
裏階段さんとこのage厨のどちらを信じるかといわれたらそりゃ
裏階段さんだな。パクリパクリ言ってても証拠も出せねえし。
だから煽りなんぞほっとけ言うとるに。
無駄にスレ食いつぶすより小説の感想でも書けや。
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
加賀だ!ってことはこのアキラたんは「ボク負けようか?」の面立ちのアキラたんなんだな!(*´Д`*)ハァハァ
まだまだ見てくれはガキンコなアキラたん、だがすでに情念を感じさせるアキラたん。
いつもドキドキして読んでる。
part19が逝っちまった(´・ω・`)ショボーソ ここは保守!
360 :
裏階段:02/11/02 15:41 ID:???
こちらが眠っているのを気遣ってアキラは足音を忍ばせてソファーの脇を通り過ぎ、
トイレに入っていった。水を流す音の後、同じような足取りでキッチンに行き、
冷蔵庫を開けてコップに飲み物を注いでいるようだった。
何でも欲しい物は遠慮なくとるように言ってあり、カラフルなラベルのリキュールや
カクテルの小瓶の類をジュースと間違えないようにと教えておいた。
まあそのうち、アキラとここで酒を飲み交わし朝まで囲碁論を戦わす時も来るだろう。
そんな事を考えていて、ふと水を飲み終わったはずのアキラの気配がなくなった事に気付いた。
寝室に戻ったと思ったが、そうではなかった。
すぐ近くにアキラがいる、と感じた。
より一層足音を忍ばせ、アキラはソファーの脇に寄って来ている。
こちらは目を閉じたまま寝たふりをしていた。
アキラは傍に立ってこちらをじっと見つめているようだった。
そうしてしばらく経って、顔を寄せてくる気配があった。頬にほんの微かだがアキラの呼気を感じた。
次の瞬間柔らかく温かいものがオレの唇に触れた。
一瞬の出来事だった。
そしてふわりと風が起き、アキラの気配消えて寝室のドアが閉まる音がした。
少し時間が経ってから目を開け、ソファーの上で体を起こした。
首を振って髪をかきあげて、息をつく。
―あいつは今、何をした…?
キッチンを見るとアキラが使ったコップが水滴をつけて残っていた。
夢ではなさそうだった。
361 :
裏階段:02/11/02 15:47 ID:???
横になっても結局その夜は眠る事は出来なかった。
おそらく映画かあるいは海外ドラマで欧米人が親しい家族や友人同志でキスを
交わすシーンでも見たのだろう。
子供のする事に深い意味合いなどないと自分を納得させ、シャワーを浴びる。
『数年もしたら立派なsexの対象になりえるわ。』
呪文のように頭の中にこびりついた彼女の言葉をかき消そうとする。
エスプレッソをいれて朝刊を読んでいるとアキラが起きて来た。
「おはようございます、緒方さん。」
「…ああ」
アキラはもう学校の制服に着がえていた。アキラが洗面台に立つ間にシリアルを皿に出し、
フルーツを適当に切ってミルクと一緒にテーブルに出してやった。
「緒方さんは?」
顔を洗ったアキラがテーブルについて怪訝そうな顔をするので
「オレはこれでいい」
とエスプレッソのカップを掲げてみせてやる。
「いただきます」
アキラはシリアルにミルクをかけてスプーンで一口食べた。その時「うっ」と再び
怪訝そうな顔になり、もそもそ口を動かしていた。
「どうした?」
そう尋ねてもアキラはただ首を横に振り、もう一口、口に運ぶが明らかに無理をしている様子だった。
気になったので傍に行き、アキラの手からスプーンを奪って一口食べてみた。
そのシリアルには全く味がなかったのだった。
362 :
裏階段:02/11/02 15:53 ID:???
「悪かった。」
慌ててキッチンに行き、グラニュー糖の容れ物を取って戻り、適当にシリアルにかけてやる。
そうしてアキラはそれを口にし、ホッとしたような顔になって食事を続けた。
普段自分も食べない類のものだったし、種類が多く、以前彼女の買い物につき合った時朝食用だと言って
彼女が選んだものを買ってみたのだった。女が好んで食うものなら子供の口にも合うだろうと思ったのだ。
だがそれはダイエット用のシリアルらしかった。甘さを足してもそう旨いものではないだろう。
それでもアキラは時間はかかったが皿にあった分は全て食べた。それだけで苦しそうな
様子だった。食は相変わらず細いようだった。
「フルーツはいいだけ食べればいい。」
「はい」
アキラはバナナとキウイと苺を一切れずつゆっくり頬張り「ごちそうさまでした」と言って
カップや皿をキッチンの流しへ運んだ。
そしてパソコンの前に座り夕べの続きをせがんで来た。
こちらも身支度をしながら相手をしてやった。
「緒方さん、学校が終わったらまた続きしに来ていいですか?」
拒否される可能性など微塵も予測していない円らな瞳で聞いて来る。
「…いや、今日はダメだ。アキラくんは学校が終わったら駅前の碁会所で待っていなさい。
夜までに迎えに行くから。おそらく先生達も夜には戻られるだろう。」
「…はい。」
アキラの表情が一瞬淋しげに曇った。
飼い主に家の中に入る事を禁じられた仔犬のような顔だった。
こんな休日に2chに繋いでてヨカタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
モソモソシリアル食べるアキラたんハァハァ(´Д`;)フルーツをほんの少し食べるアキラたんハァハァハァハァ(´Д`;)
俺、俺裏階段大好きなんだよ。緒方視点って珍しいし、硬質な文章も好きだ。
女相手な兄貴がどんな風にアキラたんと…と思うとああああああ。
ee
( ´_ゝ`)
366 :
ガンマ:02/11/02 17:18 ID:???
無駄上げは他スレ住人の迷惑になるぞ、隔離スレの馬鹿共よ。
>366
すまんのう。
変な粘着age厨に絡まれてるもんで。
おまいさんも「隔離」を知ってるなら判るだろ?
新参者が勘違いしてるようだな
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
アキラたんの初恋ハァハァ(;´Д`)
こんな子に好かれたらどんな気持ちになるんだろうか?
もしかしたら・・・嬉しさよりも恐さが勝つかもしれん。
続き楽しみにしてる。
保全しとくよ。
オレは楽しみにしてない。パクリ疑惑があるような小説は気持ち悪いからな。
>371
お約束だが言わせてもらおう。
じ ゃ あ 来 る な !
ブックマークしてるんなら消せ。かちゅ〜しゃ利用してんなら「ログ削除」だ!
でもモトネタがあるなら教えろ。続きが読みたいんじゃ。
373 :
名無しの愉しみ:02/11/04 13:32 ID:B0dU1TKz
どうしてここでパクリの犯罪をしてる奴のために、オレのお気に入りサイトの
アドレスを公開しなきゃいけないのだ?
>373
無理するなよ…。おまえ一人がパクパク言ってても、ここは証拠がないと
全く信用されないからな。
一人で検証サイトでも作ってくれよ(プ
アドレスじゃなくても引用して「こことここが似ている」というのを
示せばいいだけのことじゃん…。
一々sage進行のとこをageて嫌がらせしているお前の方がずっと姑息だぞ。
俺は生暖かく裏階段を観察している。
>375
(・∀・)ニヤニヤ
>375-376
いいから、黙って裏階段たんを待っとけ。
ぷ
382 :
裏階段:02/11/04 20:26 ID:???
それでもなおアキラは食い下がってきた。
「でも、…またここに来てもいいですよね。」
念を押すように、確約を取ろうと意地になっているようだった。
「それは構わないよ。ただし、ちゃんと家の人に断ってから来るんだ。」
こちらの心臓が早鐘を打つのを悟られぬよう淡々と答える。
だがアキラは敏感にその緊張感を受け取っていた。
おそらく朝起きて、オレの顔を見た瞬間からそれを感じてはいたのだろう。
「……」
大きな瞳で不安げに見つめてくる。
「どうした。」
「…怒っていますか、緒方さん…。」
「何を、だ。」
つい語気が荒くなった。怒られると思うのならあんな事は二度とするな、と口をついて
出そうになった。アキラの小さな肩がビクリと震えた。
それでも視線を外そうとはせず、ただ黙って必死に何かを探ろうとオレの目を見つめ続ける。
自分が拒否されるのか、受け入れられるのか怯えながらも今ここで答えを求めているようだった。
思わず大きくため息が漏れた。困らせようとか、からかおうとかアキラがそういう悪戯で
ああいう事をする子供ではないのはオレが誰よりも知っている。
自分を特別な存在として認めて欲しいと訴えている、その瞳に吸い寄せられるように顔を寄せ、
アキラの額に、そして唇に自分の唇を軽く触れさせた。
「…怒っていないよ。」
383 :
裏階段:02/11/04 20:37 ID:???
瞬間、アキラの表情が安堵に明るく輝いた。
用意が整って部屋を出る時、靴を履こうと屈み込んだオレの首にアキラは腕をまわし、もう一度
キスをする事を要求してきた。顔をそちらに向けてやるとアキラが唇を押し付けて来て、にこりと笑った。
その時は子供が父親にお土産をねだるような無邪気なキスだった。
ふと、先生や明子夫人が日頃そうしてアキラにしているのかもしれないと思った。
明子夫人はともかく先生のその場面は想像しにくかったが。
だが、夜中のあのキスは違った。目を閉じていても、オレの寝顔をじっと見下ろすアキラの
視線には、子供とは思えない情念的なものを感じた。
どちらにしても、なぜアキラがここまで自分に執着するのかわからなかった。
いや、むしろ今までのアキラに対する認識が誤っていたのかもしれない。
おとなしく礼儀正しく、従順で素直な少年。
だがその内側に強い意志と激しい自我を持つものが確かに存在しつつある。
親にも見せないその内面の顔を、オレの前では隠す事をしなくなっている。
そういう相手に選ばれたのかもしれない。
「どうもありがとうございました。行って来ます。」
学校に続く通りまで送ってやると、アキラはそう言って頭をペコリと下げ、車を降りてこちらが
かなり離れるまで道路脇に立って見つめていた。
今後アキラが成長して行く上で人には言えない悩みや秘密を抱え、その重みに耐え切れなくなった時、
アキラが望めばその重さを分かつ相手になってやりたい、同志になってやりたいと考える。
その確約ならば与えられると思った。
384 :
裏階段:02/11/04 20:56 ID:???
実際にアキラが望み、オレに課した重みは想像を超えるものだった。
マンションに戻り一通り夕べの原稿に目を通して修正し編集部に送って仮眠をとった。
午後は指導碁の仕事があり、その後直接アキラが待つ碁会所に行くため部屋に残されていた
アキラの宿泊用の荷物だったバッグを持って車に乗り込む。
パジャマと着替えた服と洗面道具程度しか入っていないであろう布製の小さなブルーのバッグは軽かった。
その年頃であれば誰もがどこに行くにも持ち歩くアイテムだった携帯用ゲーム機の類を
アキラは持っていなかった。欲しがりもしないらしい。
そういう意味でもアキラは十分特殊な子供であった事は間違いない。
夕方駅前の碁会所に行くと、既にアキラが待っていて一人で棋譜並べをしていた。
アキラはこちらに気付くと嬉しそうに駆け寄って来た。
「お父さんから電話があったんです。今夜帰って来るって。それまで緒方さんと一緒にいなさいって。」
そのアキラの背後から、受付係りの年輩の女性が―当時はまだ市河嬢ではなかった―、
「もう一度、塔矢先生の方からここへ電話されるそうです。」と付け足して来た。
その端から電話が鳴った。応対したその女性から受話器を受け取り、先生から最終の新幹線で
東京に戻り、タクシーで自宅に向かうので到着は深夜近くになる旨を伝えられた。
「ええ、こちらは構いませんので。アキラくんの事は心配なさらないでください。…いえ、本当に。
アキラくんはおとなしくしていましたし…。」
電話の間アキラは寄り添うようにオレの直ぐ傍らに立っていた。
385 :
384:02/11/04 21:14 ID:???
最近は深海というイメージでもないっぽいですが(w
3人で合宿して打ち合うなら一人手が空きますな。もったいない。
そこでアキラが緒方に参加を持ちかける…なんてのはドリームですかね(w。
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
一途なアキラたんハァハァ(;´Д`)
チッスをねだるアキラたんハァハァ(;´Д`)
しかもこれはあの「ボク負けようか?」の日本人形アキラたんなのだな!ハァハァ(;´Д`)
クソ
まだ反応してる奴いるのか。
まあ嵐に反応しる奴も嵐ってことらしい、2chでは。
389 :
名無しの愉しみ:02/11/05 02:27 ID:OldbvcUZ
アキラタンと兄貴の初エチーが愉しみだハァハァ(*´Д`*)
最近はここもいろいろと賑やかだなぁ(w
合宿に兄貴参加!ぜひともキボン!キボン!キボン!
だが団長倉田あたりが乗り込んできそうな気もΣ(゚Д゚;)
緒方なんてかんけーないじゃん・・・。
そんな事言ったら茂人に8cmヒールで蹴られるのではないだろうか。
兄貴イパーイ出てた━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
保全しる!
∋/||||||~||| クルッ
||(*゚ー゚)| 彡 □←納豆
ノ つつ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
(_,,うつ ○ ̄ ̄ ̄○
待ちながらバナナ踊り。
♪ i⌒ヽ、
♪. /||||,||ヽヽ.
_,..(゚o゚*)| | <バナナンバナナンバーナーナ-♪
γi ⊂ヽ、υ,i⌒ヽ、
(( i i /i~`'`i""|`ヽ、i ))
((ヽi_ノヾ_,ノ_⊃ ~ ))
∪"
今日も踊ってます。剥けてまんがな。
♪ / i'
♪ ,//||||,||ヽ
/ |(*゚ワ゚)| <バナナンバナナンバーナーナ-♪
γi⌒ц _,.i⊃ヽ、
(( i i /~`i'" i`ヽ、i ))
(( ヽi_ノ⊂_ヽ_,ゝ ~ ))
" U
最近dat落ちが早いな、、、
裏階段さん、万一ここに何かあったら、その時は現行スレか避難所にでも
書いてホスィ。何としても完結するまで読みたいんだ。
397 :
名無しの愉しみ:02/11/09 00:11 ID:xPbkJIuy
とりあえず保全のために一度age!
398 :
名無しの愉しみ:02/11/09 00:23 ID:ufHiOGHJ
鬼の一手
バナナアキラたんの皮が次第に剥けて・・・
ストリップハアハアハアハアハアハアハアハア(;´Д`)
保全しとく
アキラたん着ぐるみシリーズは俺も大好きだ!保全age!
ヾ∧
/ ・ |ミ
(_'... |ミ
|(゚v゚*)|||ミ <オウマサン♪
(| .、)|
| |
ヽ.._人
U"U
可愛い!なんて可愛いんだ!age!
/ ●>
| <||゚ワ)| <ヘビサン♪
(ノ~´ ̄))
( ̄ ̄ ノヽ
( ̄ ̄ ̄ ノヽ_ノ)
( ̄ ̄ ̄ ̄ ノ_ノ
 ̄U ̄U ̄
こういう状況だが、つづきを待っております。
o
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
/ このスレは無事に /
/ 終了いたしました /
/ ありがとうございました /
/ /
/ モララーより /
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
∧_∧ / /∧_∧
( ・∀・) / /(・∀・ )
( )つ ⊂( )
| | | | | |
(__)_) (_(__)
ここは削除依頼出てないのだが。
つづき待ってます。もしここがヤヴァイなら避難所に!おながいしまつ。
上の人がageてるからsageでも保全大丈夫かな?(w
現行スレでもいいっすよ。アキラ編なんだし。
騒々しい場所だけどww
万一の時は、ってことでも。
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,, ゚Д゚) ||< このスレッドはこれにて終了!
(≡V/~つ \ お後がよろしいようで。
(_Y_) \___________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛ ΛΛ ΛΛ ΛΛ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛΛΛΛΛΛΛΛΛ< 塔矢アキラファン 逝ってよし!
,,゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚( ゚Д゚)゚Д゚) \_______
408 :
裏階段:02/11/14 01:35 ID:???
夕食は普段も時々利用する碁会所の近くの和食の小料理屋で済ませ、塔矢邸に向かった。
アキラがポケットから鍵を取り出すより先にオレが持つ合鍵で玄関の戸を開けた。
この家を出た時に返そうとしたが、先生に「何かあった時のために」と
持たされたままになっていたものだった。
ジャケットを脱いで居間に置き、とりあえず浴室に行って浴槽を洗い流し、湯を張る。
オレが居た頃からさして物の置き場所や仕様が変わっていないので夫人が居なくても
不都合なく家の事が出来た。
さすがに疲れが溜って来ていたので目を覚まそうと台所でコーヒー用に湯を湧かしていると、
部屋着に着替えたアキラが廊下から顔を覗かせた。
「緒方さんはどこで寝るんですか?ボクがお布団敷きます。」
どうやらアキラはもうオレが泊まるものと決め込んでいるらしい。
「…オレの事はいいから、アキラくんはお風呂に入りなさい。」
「…はい。」
アキラは素直に浴室の方に向かおうとした。
その時、ふと思うところがあって彼を呼び止めた。
「アキラくん、…オレも一緒に入っていいかい?」
「ウン!?いいよ!」
アキラはすぐに明るい笑顔でそう返事をした。それを見て安心出来た。
「いや、いいんだ。やっぱりアキラくん一人で入りなさい。」
「…えー…?」
訳が分からないといった様子で少し唇を尖らせてアキラは廊下の向こうへ歩いていった。
409 :
裏階段:02/11/14 01:38 ID:???
かつて学校の担任との出来事のような、人に体を見せるのを嫌がるような事態は
彼の身に起こっている訳ではなさそうだった。
眼鏡を外して座卓に置き、熱いコーヒーで一息ついて畳の上に寝転がった。
アキラの事を少し気にし過ぎているのかもしれない。
そうしてどれくらい時間が経ったのか、気がついてみると自分の体の上に
毛布が掛けられていた。やけに温かく、毛布の中を見てみると思った通り
アキラがパジャマ姿ですぐ横で体を丸めて眠っていた。
時計を見ると11時を過ぎたところだった。しまったと思い、
慌ててアキラを揺り起こした。
「ダメだよ、アキラくん。風邪をひく。」
「んー…、」
ボーッとしているアキラをトイレに行かせ、毛布を持ってアキラの
部屋に入ると押し入れから敷き布団を引っ張り出したままの状態になっていた。
そのアキラの寝床を整えているとアキラが戻って来た。
「…緒方さんも一緒にここで寝ようよオ…。」
眠気半分のせいか多少不機嫌そうに、珍しく幼い子供の口調になっていた。
「わかったから戸を閉めて布団に入りなさい。」
アキラが布団の中に潜り込むと、掛け布団の上にアキラの隣に横になった。
「毛布を掛けてくれたんだね。ありがとう。」
そう言って布団の上からアキラの体をポンポンと叩いてやるとアキラは
嬉しそうに笑んでこちらを見つめていた。
410 :
409:02/11/14 01:49 ID:???
保全してくださった方々すみません。ありがとうございます。
ここが残っていた事が信じられませんでした。
気を遣っていただいて申し訳ない。どうとでもなるでしょう。
ここがどうかなったら、またどこかの板の難破船にでも潜り込みますので。
脱衣ブロック崩しの緒方のがないか探しましたが…ないですね(w
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
「ウン!?いいよ!」のアキラにハァハァハァハァ(;´Д`)
いつ、どうなってしまうんだ・・・ほんとこの二人、ドキドキする。
どこで書いても構わないので場所は教えて欲しいのだが・・・。
つづきが読みたいので。
412 :
名無しの愉しみ:02/11/14 07:47 ID:S8oVjS1+
移動してください。
あれだけ話し合いをやった後にも関わらず、ここに残ろうとするずうずうしさ!
信じられない。。。
sage進行なところをわざわざageて目立たせようとするおまえの方が図々しい。
414 :
名無しの愉しみ:02/11/14 19:18 ID:w8/Wqu5E
立つ鳥跡を濁さず
って意味、知ってますか。
もう趣味板と縁が切れたと思ってください。
>>413 「進行」すんなボケが。
おまえらは趣味板から追い出されたんだよ。板違いでな。
あばよ。
発つ鳥だろうな。
414は日本語もよくわからないバカなんだろうな。
414みたいのが馬と鹿を間違えて撃ち殺したりするんだろうな。
417 :
ガンマ:02/11/14 20:01 ID:???
ここも使用禁止にしろよ!!!!!
418 :
ガンマ:02/11/14 20:08 ID:???
21は終わった。
>414
おまえさ、本当に語彙力無いのな。一番恥かしいおまえが消えろよ。
つまらないことで言い逃れする態度が、趣味板の反感を買ったと思われ。
無視して出ていけばいいのに。。。
>>414,419
どっちでもいいんだよ〜ん♪バーカ
_____
| |. ∧∧
=====(,,゚Д゚)∩=
|_|.⊂ ノ
/ 0
し´
| えっ…と、勘違いしたアフォの居る |
\スレッドはここかな…、と /
 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧ __._
∩゚Д゚,≡,゚Д゚) |.|
`ヽ |)====
| _ |〜 .|__|.|
U U
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌―─┴┴─―┐
/ つ. 板違い │
〜′ /´ └―─┬┬─―┘
∪ ∪ ││ _ε3
424 :
ガンマ:02/11/14 21:02 ID:???
ここをいまから「ガンマの部屋」化することを宣言する。
ういーっす。
ここはさー「趣味板の板違いを検証するスレ」にして
本当に削除人さんが消すかどうか見守るスレにしる!
↑だったらおまえさんが削除依頼出してこいよ、ここの。
>426
いや。ローカルルールスレにいたお嬢ちゃんが出してくれるとおもうよ。
彡川川川三三三ミ〜。プゥ〜ン
。 川|川/゜∴゜\ b〜 プゥ〜ン
。‖|‖.゜◎---◎゜|〜 ゜プゥ〜ン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川川‖∵∴゜。3∵゜ヽ〜。゜ 。 。 < アキラたん・・・ハアハア(^▽^)
川川∴゜∵∴)д(∴)〜゜ 〆⌒\。 \______________
。川川∵∴゜∵o〜・%〜。 (c人゜∴3
川川‖o∴゜〜∵。/。 ゜|゜#。゜。゜b。カユイ カユイ
川川川川∴∵∴‰U d゜。o∵。|゜ プゥ〜ン
U 〆∵゜‥。 ゜o゜ o\_ 。(・∀・。)プゥ〜ン
。 / \゜。∵@゜∴o∴つ (c‥∵゜)゜
/:::: /:::::::::::: |:: U d;∵|:∴|゜。
(:::::::: (ξ: ・ ノ:::・/:| 。(::c(∴゜)。o。。
\::::: \::::::: (::: |∴。∵゜∴o゜ o
/:::\::::: \::: ヽ| 。゜。。‰
/:::: \::::: \::: ヽ )∴ ∵゜
|::: \::  ̄ ̄⊇)__ 〜
|::::::: \;;;;;;;;;;;(__(;;;・) 〜 モワー
\:::::::::: ξ(;;; );; ) ゜。。‰ 〜
\:::::::::::: ) ) ゜∴o゜
)::::: // 。o。。
/::::::::: // 。∵゜∴
/::::: (_(_ 。o。。
429 :
ガンマ:02/11/14 22:03 ID:???
ガンマたんハァハァ
おい、煽りに反応すな。移った板にまで飛び火してきやがるからよ。
ナマハル食っとけ。今までも何本も食ったろ。美味かったろ。
ここは生暖かーく見守っておればよい。
見守る必要も無い。でていけクズ
432 :
裏階段:02/11/15 01:01 ID:???
若干眠気が引いてしまったのか、アキラの黒目がちな丸い瞳がキラキラ光っている。
この状況だと昔話のひとつもせがまれそうで焦った。
それくらいなら碁の相手をする方がまだましである。
「…オレの事がそんなに好きか?」
間がもたなくてついくだらない事を聞いてしまった。まだ頭の芯が寝ていたらしい。
アキラは布団で顔の下半分を隠してこくりと頷いた。
「…どこがいいんだ?」
ついでだと半ばやけくそになっていた。横になって再び眠気が襲ってきていた。
「…目が好き。」
「目?」
「緒方さんの目、光が当たるとすごくキレイ。ライオンみたいな金色になって
カッコイイから…」
「…オレはアキラくんの目の方がカッコイイと思うよ…。」
「…ボクの目?」
布団から顔を出したアキラの頬にかかった黒髪を指ではらってやると、
アキラはくすぐったそうに首をすくめた。
10年前にこの部屋で赤ん坊のアキラを見つめていた時の事を思い出す。
皮肉な話だと言えなくもない。
父親に忌み嫌われ遠ざけられる原因となったこの瞳の色を
おそらくその父親が理想としていた瞳と髪の色を持つアキラが好きだと言ってくれる。
そして未だに自分の心の奥底に癒えない傷がある事に気付く。
「…緒方さん、ずっとそばに居てくれるよね…。」
無意識の内に指先でアキラの頬を撫でていて、アキラにそう問われた。
433 :
裏階段:02/11/15 01:13 ID:???
その問いが、アキラが眠りにつくまでの間を差すのか、それとも
それ以上のものを差すのかは分からなかった。
「…それは出来ない。」
他の答え方がその時のオレには出来なかった。
「…人は、いつかは独りぼっちになるんだ。」
黙ったままのアキラの瞳がこちらを向いているのは分かっていたが、そちらを
見る事は出来なかった。部屋を出ようと思い、体を起こした。
その時小さくしゃくりあげる声がした。
振り返るとアキラが両目から大粒の涙を溢れさせていた。
「…アキラくん…」
自分に嫌悪するため息をついて、アキラの傍に戻り、指でアキラの涙を拭った。
「…悪かった」
アキラが首を横に振って両手を伸ばして来た。そのアキラの体を抱き上げるようにして
しっかりと抱き締める。
「ごめんよ。恐い顔をしていたかい?」
落ち着かせようとアキラの背中を撫でた。アキラは首を横に振り、
ただ力一杯オレの首にしがみ続ける。
「―恐い顔をしていたからではなく、緒方さんがあまりに淋しそうだったから、
だから悲しくなって泣いてしまったんです。」
随分後になってそうアキラから聞かされたが、
その時はとにかくアキラを宥める事に必死だった。
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
アキラ!アキラ!アキラ!ハァハァ(;´Д`)
兄貴とアキラの10年・・・なんか凄まじいというか・・・。
この二人にはずっと業というか切っても切れないものが付随していくんだろな。
アキラが兄貴を救ってる部分もきっとあるよな。
瞳をキラキラさせるまだまだちちゃーいアキラ・・・カワエエ!
布団をポンポンがスゴク好きだ。小アキラたんをちょと思い出した。
そんでもって、ますます兄貴の魅力に参ってく自分。
435 :
433:02/11/15 02:02 ID:???
今後違う人物がメインとなるのでアキラスレには移り辛いのです。
同一作品のスレがいくつか在る難民板に行っていいものかという懸念もあります。
それで迷っています。
誘導や削除人さんからコメントがあればそれに従います。
このスレ内で終わる程度のつもりだったのですが。
塔矢スレでも俺は大丈夫だと思うんだ。
だけど、裏階段さんが気兼ねなく書けるということを考えたら・・・避難所に深海スレッドを立てて書くというのはどうだろうか?
あそこは共同のようなところだし、深海スレはキャラに気兼ねなく小説を書ける場所にして。
裏階段さんのように試作を載せてみたいという人のためのスレにしたらいいんじゃないかなぁ。
クコの実さんの小説もそこに載せればいいと思うのだが。どうだろ。
自分はこのままつづきが読めなくなるのはつらいっす。
アキラハァハァだが、兄貴が好きだしの。
つーかタイトルは塔矢スレだが、内容は違うんだよな、ここ。
「2chに小説投稿するのが趣味の人の数→」ってな感じで。ダメか(w
緒方の髪はオレンジ色だったっけ。
439 :
名無しの愉しみ:02/11/15 07:40 ID:jzkJTWCI
いい加減にしろ!>塔矢スレ住人
NANMINのアキラスレが山猫になれば、他のキャラメインでもぜんぜんオッケーになると思うよ。
山猫も今甘味屋さんだけで寂しいし。
偽りさんも醒夢さん待ってるからな〜。
442 :
ガンマ:02/11/15 20:36 ID:???
ここはもう使うな!!!!
443 :
名無しの愉しみ:02/11/15 20:56 ID:0fNQs2Jg
いい加減にしたら?
塔矢愛好会は難民板へ移動しる。
444 :
名無しの愉しみ:02/11/15 20:57 ID:0fNQs2Jg
445 :
io:02/11/15 21:13 ID:rkDmjOxu
本日の営業は終了しました。
またのご来店もご遠慮ください。
本日の営業は終了しました。
またのご来店もご遠慮ください。
本日の営業は終了しました。
またのご来店もご遠慮ください。
449 :
433:02/11/16 02:58 ID:???
いろいろ板のガイドラインを検討しましたがここにはもう来ない事だけは報告しておきます。
趣味板の住人の方やアキラスレの方々にご迷惑をおかけしました。
温かいご提案もしていただきましたが自分はやはり別のところへ移ります。
また何らかの方法で結果報告します。
>449
そうか、決めたんだな・・・。
絶対つづき読ませてくれよな!報告待ってる!
451 :
名無しの愉しみ:02/11/16 07:38 ID:yROsPiNW
出て毛
>>433,449 だったらここの自ら削除依頼出して去って逝けよ。
本日の営業は終了しました。
またのご来店もご遠慮ください。
>>449って本人?
この一連の騒動昨日知って、今あらかた読み終えて来た。
私もこのスレあんまり快く思ってなかったから、結果としてはまあいいんだけど。
なんか、追い出してるほうも厨入ってない?
出てってほしいなら自分でそう言いに来て、スレに議題起こせばいいのにさ。
いきなり削除依頼で、他人の力アテにするなんて、
「削除人の判定待とうよ」って粘ってたスレ住人と一緒じゃん。
で、大方住人の意見が移住に傾いてるのに、煽るようなコピペや罵倒。
確かにここは2chだけどさ。何なんだよ、この厨っぷり。
「趣味一般」ってもっとマターリした板だと思ってたのになあ。
______
| |.| ∧∧
=====(,,゚Д゚)∩=
|_|.⊂ ノ
/ 0
し´
↓
\ えっ…と、板違いスレはここかな…、と
 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧ __._
∩゚Д゚,≡,゚Д゚) |.|
`ヽ |)====
| _ |〜 .|__|.|
U U
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∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ. 終 了 │
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
>455
裕香っていっつもそうだよ。
このスレに限らず、いきなり削除依頼に持っていく。
住人からすれば「削除依頼の前にもっとやり方があるだろう」と
言いたいだろうが、裕香はそれが趣味なんだよ。
趣味一般板なんだから、そういうコテハンがいても許してやれ。
本スレ的な「●趣味の部屋『塔矢愛好会』Part21○ 」が1000到達し、
次スレが難民板に移転して立った今、このスレは置き去りのようなもの。
以下荒らされるだけなので「倉庫格納」が適当と思われます。
以下の書き込み無用に願います。
459 :
名無しの愉しみ:02/11/17 15:15 ID:vkdG79GT
保全あげ
460 :
ガンマ:02/11/17 19:20 ID:???
ばかもの!
アキラ冷凍保存。
462 :
名無しの愉しみ:02/11/21 11:13 ID:krvB6SZj
あげ
>>458 倉庫格納はどうやら却下の様子。どうしますかね?
このまま荒らされるのもしゃくだしね。
464 :
名無しの愉しみ:02/11/28 22:07 ID:fWJ/Bknm
移転済みだろ。削除依頼出してこいや。
いづれにしてもローカルルール制定待ち。
削除依頼出ました。
理解に苦しむ趣味は多々あれど、裕香の趣味だけは許せん。
板違いも議論もなんも、裕香がいきなり削除依頼したんだっただろ
話をすりかえるな削除依頼厨が!
469 :
名無しの愉しみ:02/12/06 21:40 ID:NtQkQV2G
>467-468
同人女はさっさと難民板へ(・∀・)カエレ!
470 :
名無しの愉しみ:03/01/16 22:55 ID:c1JM2/oh
471 :
名無しの愉しみ:03/01/16 22:55 ID:c1JM2/oh
472 :
名無しの愉しみ:03/01/16 22:55 ID:c1JM2/oh
490 :
山崎渉:03/01/24 05:09 ID:???
(^^)
491 :
名無しの愉しみ:03/01/29 15:24 ID:OQ4ilX4W
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) < うお!なんかすごいところに迷い込んじまったぞゴルァ!
./ つ つ \______________________
〜(_⌒ヽ ドキドキ
)ノ `Jззз
/
//
494 :
名無しの愉しみ:03/03/07 14:56 ID:gdBd++Wu
なにらけの
z''``´`''‐ァ , ──‐ 、 , ‐r‐ v‐、
Z ,ハノ、フ /::::l_|Ll」'Ll |::::| //''ト!| / 母さんがんばれ
'‐j(Y ゚ _;゚) |:::::| ゚Д゚)」 !:q!'' ゚ヮ゚) <
/ xヽ  ̄/ xヽ / xヽ○、 \
( | ( |. | | `ドし
497 :
山崎渉:03/04/17 13:51 ID:???
(^^)
498 :
山崎渉:03/04/20 02:12 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
まだこのスレ残っていたのか…
変な感じだな ヒカルの碁は終わるのにここが残っているなんてな
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ