【三十一谷人】福沢諭吉について(其の9)

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1名無しさん@お腹いっぱい。
前スレ
【三十一谷人】福沢諭吉について(その8)
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1323680099/

・「三十一谷人」とは、福澤諭吉の雅号です。

肖像メダル「福澤諭吉」の販売:独立行政法人造幣局
ttp://www.mint.go.jp/coin/coin_topics/20101022.html
2名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/25(土) 19:21:39.75 ID:La0zNtJf0
過去スレ

【三十一谷人】福沢諭吉について(其の7)
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1301829575/
【偉人】福沢諭吉について(その6)【悪人】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/history2/1284343842/
【偉人】福沢諭吉について(その5)【悪人】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/history2/1272338953/
【偉人】福沢諭吉について(その4)【悪人】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1253956268/
【偉人】福沢諭吉について(その3)【悪人】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1243898641/
【偉人】福沢諭吉について(その2)【悪人】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1226896359/
【偉人】福沢諭吉について語るスレ【悪人】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1147733623/
3名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/25(土) 22:55:36.53 ID:bXI2eV4dP
中韓との今度の騒動で、福沢さんは登場していないな
4名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/26(日) 21:09:20.42 ID:a6lYu20bP
ここの前スレが効果的に整理されている。
誰がやっているのだろう?

http://labs.digitalhell.net/2ch/dat/20120824/history2/1323680099.html
5名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/26(日) 22:58:01.34 ID:gkdRNDZL0
>>4
おおっ、すごい!Amazonへのリンクも張られている!
ちゃんとまとめてくれる人が居るんですね。感謝です!m(_ _)m
6名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/27(月) 03:07:34.94 ID:sHEfFHrsP
>>5
福沢に言及しているスレに貼れば、ここのよい宣伝になりそう。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/27(月) 07:26:24.77 ID:2Ys7M/oSO
神様はここに注目しているんだな
8名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/27(月) 16:07:41.32 ID:mwG9/uRZ0
まあ日本近代史板dもトップクラスのアカデミックなスレだからね。
昔は大物もよかったんだが。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/28(火) 07:32:51.28 ID:Haqy64oNO
あそこの劣化はすごい
10名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/29(水) 20:07:32.89 ID:da/bIfLD0
北朝鮮は何を狙っているんだ?
11名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/29(水) 22:25:51.48 ID:HCe0nSCVP

福沢諭吉が日清戦争に強烈な支持を与えたのはなぜですか?
具体的に教えてくださるとうれしいです。


こう言う事らしいです。

「福沢諭吉と日清戦争」
中国を非難したが、あくまで政府であり、国民は人種に関係なく平等を説いている。
日清戦争支持は「石河幹明」の仕業らしい。

福澤はアジア諸国を蔑視し、侵略を肯定したアジア蔑視者であるとの批判を受けた。
しかし、平山洋の『福沢諭吉の真実』(文春新書、文藝春秋)によれば、それは『福沢諭吉伝』の著者で、『時事新報』の主筆を務め、『福沢全集』を編纂した石河幹明が原因という。
平山によれば、福澤は支那(中国)や朝鮮政府を批判しても、民族そのものをおとしめたことはなかった。
たとえば清の兵士を豚になぞらえた論説など、差別主義的内容のものは、石河の論説であり、全集編纂時に、福澤のものと偽って収録したのだという。

石河の記載には虚偽があり、日清戦争直前に執筆中であった『福翁百話』を中断して戦意高揚論説に集中したことが書かれているが、実際には『福翁百話』は1895年(明治28年)に執筆されたものである。

もっとも、福澤が(原案を)立案し、筆記は別人がおこなったことがはっきりしている作品も存在するため、すべて石河の仕業と見ることには、疑問視する見方もある。
石河の記載には虚偽があり、日清戦争直前に執筆中であった『福翁百話』を中断して戦意高揚論説に集中したことが書かれているが、実際には『福翁百話』は1895年(明治28年)に執筆されたものである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E6%B2%A2%E8%AB%AD%E5%90%89


「こう言う説も有りますが、信憑性は?です」
日本には清に対する侮蔑の念も植え付けることになります。
福沢諭吉でさえ「文明と野蛮の戦い」とするなど、これまで中国から影響を受け続けてきた潜在的な劣等感の裏返しが表れたと考えられます。
http://www.uraken.net/rekishi/reki-chu31.html

「別の書籍では」
日本の「民主主義の先駆者」という福沢諭吉像は、丸山により造型され、確立したものだからです。
http://www.koubunken.co.jp/0325/0304.html
12名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 00:09:43.33 ID:sU6zh+kT0
>>11
> 福沢諭吉でさえ「文明と野蛮の戦い」とするなど、これまで中国から影響を受け続けてきた潜在的な劣等感の裏返しが表れたと考えられます。

福澤諭吉が日清戦争を「文明と野蛮の戦い」と呼んだというのは、
時事新報社説「日清の戦争は文野の戦争なり」から来ているのですが、
平山さんの認定によると、この論説の執筆者は石河幹明だそうです。

----
今日よく引用される論説「日清の戦争は文野の戦争なり」(1894年)の執筆者は石河で、福沢が関与した証拠はまったくありません。
----
東谷暁インタビュー: 平山洋 福沢諭吉「脱亜論」の真実
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h07/#Hirayama_32
13名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 00:26:25.32 ID:sU6zh+kT0
>>12
修正です。
(誤)平山さんの認定によると、この論説の執筆者は石河幹明だそうです。

(正)井田さんの認定によると、この論説の執筆者は石河幹明だそうです。

----
 今日では「日清の戦争は文明と野蛮の戦争なり」というスローガンは、あたかも福沢の口か
ら発せられたかのように受け取られている。しかしこの言葉は同じ題の九四年七月二九日付社
説(この日は社説が二編あった)に由来しており、『福沢諭吉伝』第三巻七一四頁で初めて紹介
された時には、その出典は明らかにされていなかった。この社説は石河が執筆し昭和版になっ
てから『全集』に入れられたものである(『歴史とテクスト』三八頁)。
----
平山洋『福沢諭吉の真実』105頁
14名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 06:18:51.40 ID:+rAQoEpB0
佐高の新本は?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 07:29:19.72 ID:rUDLhdewO
こうやって安川説は弱体化していく
16名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 17:13:30.56 ID:3kFMtwEs0
ただ、社説起筆者認定の確実性がどうも、な。
井田・平山が正しいのかどうかについても、はっきりとはしない。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 22:09:26.90 ID:sU6zh+kT0
>>14
おおっ、情報ありがとう!これですね。

福沢諭吉と日本人
角川文庫 さ41‐11
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106178448/subno/1

目次
第1章 故郷、中津でのシーソーゲーム
第2章 又徒弟、増田宋太郎
第3章 福沢諭吉と増田宋太郎の交錯
第4章 中江兆民と福沢諭吉
第5章 洋学紳士、馬場辰猪
第6章 北里柴三郎を助ける
第7章 適塾の青春
第8章 福沢精神の体現者、松永安左衛門
第9章 福沢に批判的だった池田成彬
第10章 福沢門下の三人の“神様”
第11章 「脱亜論」と金玉均

目次だけ見ると、『福沢諭吉伝説』の文庫版のようですね。

福沢諭吉伝説
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102598275/subno/1
出版社名 角川グループパブリッシング
発行年月 2008年10月

目次
第1章 故郷、中津でのシーソーゲーム
第2章 又従弟、増田宋太郎
第3章 福沢諭吉と増田宋太郎の交錯
第4章 中江兆民と福沢諭吉
第5章 洋学紳士、馬場辰猪
第6章 北里柴三郎を助ける
第7章 適塾の青春
第8章 福沢精神の体現者、松永安左衛門
第9章 福沢に批判的だった池田成彬
第10章 福沢門下の三人の“神様”
第11章 「脱亜論」と金玉均
18名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/31(金) 00:37:51.97 ID:V6Dpmme+O
どうせ引用だらけだろ
19名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/31(金) 07:26:59.89 ID:8v0q8HBG0
>>17
なんだよ! ひどいもんだな。角川はプライドを捨ててしまったのか。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/31(金) 12:04:01.35 ID:0xoWViXU0
佐高信は恥知らずだしな
21名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/31(金) 19:35:39.33 ID:8AmWpzk60
ああいう手合いにも、存在価値があるんだろうか。安川と比べてどうだろう、サタカは。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/02(日) 11:38:52.77 ID:aijzZLjt0
『学問のすすめ』と『文明論之概略』の関係
http://aoimon.blog7.fc2.com/blog-entry-2695.html
23名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/03(月) 01:23:58.01 ID:FPStuZSX0
>>22
平山さんの『アジア独立論者福沢諭吉』第3章の感想のように
書いてあるけど、実はウェブ上のドキュメントの感想でしたね。

「『学問のすすめ』と『文明論之概略』」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h81/
24名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/03(月) 07:17:33.87 ID:wtLe1or30
>>23
密林に最初の※がついている
25名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/04(火) 01:25:35.62 ID:273umKPq0
>>24
ほんとだ。情報ありがトン!

Amazon.co.jp:
カスタマーレビュー: アジア独立論者 福沢諭吉: 脱亜論・朝鮮滅亡論・尊王論をめぐって (シリーズ・人と文化の探究 8)

5つ星のうち 5.0 本書は『福澤諭吉の真実』研究の集大成である!, 2012/9/3
By kei-toshie - レビューをすべて見る
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4623063461/
26名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/04(火) 07:28:40.88 ID:KFInDxC/O
へえ結構な高評価
平山系?
安川派はネガキャンをしないと
27名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/04(火) 11:31:17.87 ID:qKI2IrJgP
>>25
読んでみたが、なかなかいいコメントだ
28名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/04(火) 19:38:04.73 ID:273umKPq0
>>26-27
この kei-toshie さんというレビュワーは自称72歳のお方で、
福澤先生と平山さんのファンのようですね。レビューが熱いです。

Amazon.co.jp: kei-toshieさんのプロフィール: レビュー
http://www.amazon.co.jp/gp/cdp/member-reviews/A3GFKFIKKHZO5V/ref=cm_pdp_rev_all?ie=UTF8&sort_by=MostRecentReview
29名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/04(火) 20:19:56.57 ID:KFInDxC/O
安川にとっての
つくしん坊
みたいだ
30名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/05(水) 00:23:33.03 ID:KcL3uBTC0
>>29
つくしん坊さんは、安川さんを持ち上げる所はまあ良しとしても、
返す刀で平山さんを貶すから、マイナスのパワーがあるわけです。
一方、この kei-toshie さんは安川さんについては何も語らないようですね。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/05(水) 13:09:44.31 ID:eNVuQeUZP
>>30
つくしん坊は高文研関係者だろう
32名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/05(水) 23:46:50.34 ID:KcL3uBTC0
西郷さんの遺訓ばァ、聞きんシャイ。
----------------------------------------------------------------------
第十七ケ条

正道(せいどう)を踏(ふ)み、国(くに)を以(もっ)て斃(たお)るるの
精神(せいしん)無(な)くば、外国(がいこく)交際(こうさい)は全(まった)かる
可(べ)からず。彼(か)の強大(きょうだい)に畏縮(いしゅく)し、円滑(えんかつ)を
主(しゅ)として、曲(ま)げて彼(か)の意(い)に従順(じゅうじゅん)する時(とき)は、
軽侮(けいぶ)を招(まね)き、好親(こうしん)却(かえっ)て破(やぶ)れ、終(つい)に
彼(か)の制(せい)を受(うく)るに至(いた)らん。
----------------------------------------------------------------------
西郷隆盛『南洲翁遺訓』より
http://www.keiten-aijin.com/ikun.html
33名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/05(水) 23:48:16.37 ID:KcL3uBTC0
西郷どんの遺訓ばい。
----------------------------------------------------------------------
第十八ケ条

談(だん)国事(こくじ)に及(およ)びし時(とき)、慨然(がいぜん)として
申(もう)されけるは、国(くに)の凌辱(りょうじょく)せらるるに当(あ)たりては、
縦令(たとえ)国(くに)を以(もっ)て斃(たお)るとも、正道(せいどう)を践(ふ)み、
義(ぎ)を尽(つく)すは政府(せいふ)の本務(ほんむ)也(なり)。然(しか)るに
平日(へいじつ)、金穀(きんこく)理財(りざい)の事(こと)を議(ぎ)するを
聞(き)けば、如何(いか)なる英雄(えいゆう)豪傑(ごうけつ)かと見(み)ゆれども、
血(ち)の出(で)る事(こと)に臨(のぞ)めば、頭(こうべ)を一処(いっしょ)に
集(あつ)め、唯(ただ)目前(もくぜん)の苟安(こうあん)を謀(はか)るのみ、
戦(いくさ)の一字(いちじ)を恐(おそ)れ、政府(せいふ)の本務(ほんむ)を
墜(おと)しなば、商法支配所(しょうほうしはいじょ)と申(もう)すものにて、
更(さら)に政府(せいふ)には非(あら)ざる也(なり)。
----------------------------------------------------------------------
西郷隆盛『南洲翁遺訓』より
http://www.keiten-aijin.com/ikun.html
34名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/06(木) 22:56:58.46 ID:G/pnkZJ50
福沢の英語力は非常に疑問
軍艦ストーンウォール・ジャクソン号を購入した慶應三年(1867)の幕府遣米使節に通訳として同行
団長の小野友五郎に、福沢は野次馬根性は凄いが、語学はからっきし駄目だ、
英語は日常会話程度で難しい話になると、全く通じないと叱責される
和文英訳も問題外で福沢は軍艦購入の公式な会議からは外された
また、公金を巧みに流用して自分の書籍を買い込み、それがばれて叱責され帰国後処分された
35名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/07(金) 00:21:43.12 ID:0vML/h//0
>>34
> また、公金を巧みに流用して自分の書籍を買い込み、それがばれて叱責され帰国後処分された

その公金横領疑惑については以下の論文で否定されています。

福沢諭吉は公金一万五千ドルを横領したか?
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h86/

『アジア独立論者福沢諭吉』の第2章にも収録されています。
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/fukuzawa_asian_independentist/
36名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/07(金) 08:03:35.79 ID:i5/5UN7Q0
>>34
会話についてはたしかに上手とはいえなかったようだ。
それを英語力というかどうかは、状況によるだろうな。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/07(金) 19:18:11.59 ID:dL8Mv+xLP
>>35
なんか、福沢への誹謗中傷への反論本になっているようですね。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/07(金) 19:26:33.99 ID:0vML/h//0
>>37
それは安川・平山論争で安川説に反対した論文集だから自然にそうなりますね。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/08(土) 07:18:02.21 ID:G0gKqU5BO
横領疑惑は安川とは無関係
40名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/09(日) 07:30:39.55 ID:9GyyLrPfP
http://www.youtube.com/watch?v=qtMw3Rlar3k
ここでは「ペンは剣よりも強し」が福沢のことばとなっているが、
違うんじゃないか?
41名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/09(日) 23:45:41.13 ID:793k/viB0
>>40
そうです。「ペンは剣よりも強し」は1885年(明治18年)頃に塾生が
当時の教科書から選んで使い出した言葉だそうです。この言葉によって
塾生の帽子にペンの記章をつけるようになったのだそうです。

[慶應義塾豆百科] No.43 ペンの記章
http://www.keio.ac.jp/ja/contents/mamehyakka/43.html
42名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/11(火) 02:28:29.97 ID:18Bu9Kd6O
日本の反発に驚いて、
中韓がひよってきた
43名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/11(火) 07:42:29.01 ID:YJ0bAuJV0
>>34 福沢諭吉はオランダ語を先に学習したので英語はオランダ語に訳してから理解していたそうだからな。

 どっちも読解中心だっただろうし。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/11(火) 08:14:45.03 ID:m2FQlCAS0
第2回訪米での福澤の立場は、英語通詞・蘭語通詞・外交官のうちどれ?
45名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/12(水) 02:55:42.04 ID:jSRBS4nS0
>>44
英語通詞だよ
英語はちょっと読める程度だったようだ
会話はまあ日常会話がちょっとできるが
難しい話しはぜんぜんダメで
和文英訳はぜんぜんダメというのが実力だったらしい
46名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/12(水) 08:24:40.98 ID:hEkj3tMBO
会話はともかく作文についてはどうかな
47名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/12(水) 21:41:15.99 ID:QgCzihsr0
>>45
たしかに発音はメチャクチャだったらしいですね。
でも、幕府の外国方翻訳局で外交文書を翻訳したり、
英語の教科書やら英字新聞やらを翻訳したりしたのですから、
和文英訳や英文和訳は得意だったんジャマイカ?
48名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/12(水) 22:21:17.39 ID:QgCzihsr0
前スレでの情報です。誰か参加してみませんか?

◎第57回「思想史の会」のご案内

[報告]
・大澤 聡氏(日本学術振興会特別研究員)
「思想ジャーナリズム史序説――昭和戦前期を中心に」

・平山 洋氏(静岡県立大学国際関係学部助教)
「アジア独立論者としての福沢諭吉」(なお、下段「お知らせ」をご参照くださ
い)

[日 時] 2012年9月30日(日曜日)午後1時〜6時
[会 場] 法政大学 現代法研究所会議室(ボアソナードタワー22階)
(所在地 東京都千代田区富士見2-17-1)
  アクセスマップ、キャンパスマップは下記のURLを参照してください。
    http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/access.html
    http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/campusmap.html

■資料複写費・連絡費300円。
■お問い合わせは、事務局まで。
-----------------------------------------------------------
「思想史の会」事務局 担当 鈴木貫樹・徐玄九 
連絡先(鈴木)mail:[email protected]
連絡先(徐)mail:[email protected]
-----------------------------------------------------------
49名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 00:18:36.89 ID:EuI79sMq0
森村市左衛門
50名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 01:11:47.58 ID:EuI79sMq0
大久保麑山
51名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 07:21:55.23 ID:dAjJnQMNO
本の販促だろう48
52名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 12:56:21.13 ID:6tGF0t580
>>48
「『アジア独立論者福沢諭吉――脱亜論・朝鮮滅亡論・尊王論をめぐって』について」
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/fukuzawa_asian_independentist/
のリンク先(オリジナル)を調べてみました。
第V部の第10章、第11章は該当するタイトルの論説が見つからなかったので、
とりあえず、内容が似ていると思われるリンク先を挙げておきました。

3. 2. 第T部 福沢諭吉とナショナリズム
3. 2. 1. 第1章 ナショナリズムの根拠――福沢諭吉の場合
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/a_reason_for_nationalism/
3. 2. 2. 第2章 福沢諭吉は公金1万5千ドルを横領したか
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h86/
3. 2. 3. 第3章 『学問のすゝめ』と『文明論之概略』
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h81/
3. 2. 4. 第4章 福沢諭吉は朝鮮甲申政変の黒幕か
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/mastermind_or_advisor/
3. 3. 第U部 『時事新報』論説の作られ方
3. 3. 1. 第5章 『時事新報』論説とは何か
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h30/01/#c1
3. 3. 2. 第6章 無署名論説からいかに福沢を見つけだすか
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h30/02/#c2
3. 3. 3. 第7章 『時事新報』の「我輩」たち.――中上川彦次郎時代
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h30/03/#id_1
3. 3. 4. 第8章 『時事新報』の「我輩」たち.――伊藤欽亮時代から福沢捨次郎時代へ
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h30/04/#id_1
3. 4. 第V部 ありがちな批判に答える
3. 4. 1. 第9章 福沢への不当な評価――安川寿之輔著『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』と杉田聡編『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集』
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h29/
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/comment_on_sugita_satoshi_2010/00/
3. 4. 2. 第10章 『時事新報』論説は誰の思想を表しているか 
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/comment_on_sugita_satoshi_2010/06/#I_9
3. 4. 3. 第11章 『時事新報』の論調は、対アジア強硬論一辺倒か
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/comment_on_sugita_satoshi_2010/06/#paren_26
3. 4. 4. 第12章 『福沢諭吉の真実』反響
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h06/
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h62/
3. 5. 第W部 独立自尊と文明政治
3. 5. 1. 第13章 「朝鮮人民のために其国の滅亡を賀す」と文明政治の6条件
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h27/
3. 5. 2. 第14章 誰が『尊王論』を書いたのか
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h31/00/
3. 5. 3. 第15章 石河幹明が信じられない三つの理由――『福沢諭吉全集』「時事新報論集」の信憑性について 
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h95/
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/ishikawa_2011/#text_body
3. 5. 4. 第16章 福沢諭吉における国家と個人
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h91/
3. 6. おわりに
3. 7. 年度別の「時事論集」掲載論説数一覧
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h30/00/#ref
3. 8. 福沢諭吉直筆草稿残存社説一覧
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h71/#id_3
3. 9. 大正版『福澤全集』「時事論集」所収論説・演説一覧
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h17/#article
3. 10. 人名・文献索引

53名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 21:47:57.81 ID:2Ny5vIB60
>>52
前スレでの情報です。誰か参加してみませんか?

◇教科書・市民フォーラム6周年記念総会・記念講演会  安川 寿之輔さん  10月13日(土) 

 “一万円札からの福沢諭吉の引退を考え始めませんか” −「暗い昭和」につながる「明るくない明治」−

 NHK「坂の上の雲」は、福沢『学問のすすめ』の「一身独立して一国独立する」の「一身独立」についての
ウソで始まりました。安川『福沢のアジア認識』が解明したように、福沢こそがアジア蔑視と侵略戦争の先
導者です。だから、朝鮮の「近代化を踏みにじり、破綻へと追いやった我民族全体の敵」(韓国)、「最も
憎むべき民族の敵」(台湾)と評価され、「慰安婦」問題の尹貞玉は「日本の一万円札に福沢が印刷されて
いる限り、日本人は信じられない」と語っています。『美味しんぼ』の雁屋哲も今年「福沢こそが日本を一
九四五年の破綻に追い込んだ元凶」という本を刊行します。一万円札からの福沢の引退は、日本の戦争責任
清算の象徴かも。

 講師:安川 寿之輔 さん(名古屋大学名誉教授)
  「不戦兵士・市民の会」副代表理事・「わだつみ会」(日本戦没学生記念会)元事務局長 
  著書 『福沢諭吉のアジア認識ー日本近代史をとらえ返す』(2000年 高文研)
     『十五年戦争と教育』(1986年 新日本出版社)
     『福沢諭吉の戦争論と天皇制論=新たな福沢美化論を批判する』(2006年 高文研) 
  共著 『NHK「坂の上の雲」の歴史認識を問う』(2010年 高文研)

☆福沢諭吉研究の第一人者の安川さんから、福沢諭吉は日本近代史の中でどう捉えるべきか、じっくりとお
話を伺います。世間に広がっている啓蒙思想家という福沢観を問い直すことになるでしょう。

■共通会場:かながわ県民センター(横浜駅西口徒歩5分)
      開場 13:30 開始 14:00 資料代500円   教科書・市民フォーラム  TEL090-6021-0429
54名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/14(金) 07:21:51.23 ID:i+IiBdycO
慶応OBが大挙押し掛けるそうだ、安川講演
55名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/14(金) 07:59:09.23 ID:Wlz2Pl+A0
>>53
慶応のひざ元で講演しようとは、いい度胸している。
↓は連合三田会のHP。地域のOB数がおおよそ見当がつく。
http://www.rengo-mitakai.keio.ac.jp/index.html
56名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/14(金) 08:07:28.76 ID:Wlz2Pl+A0
ちょっと検索したら、慶応の評議員のブログが
横浜三田会について触れていた。
http://hyogiin.seesaa.net/article/157399643.html

ともかく安川は、平山本についての質問が山ほど出されるのを
覚悟して、しっかり対策を立てておくべきだろうな。 w
57名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/14(金) 19:17:09.13 ID:H2lkQdJMP
石原でも石破でも、慶應出身の自民党総裁。
そして必ず首相に。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/14(金) 23:06:54.47 ID:baqUoUv20
どっちも首相としては期待できない人。
ま あの眼のおかしな面妖な人は、まぁいいだろう。
石原氏は首相の器か?  ちょっとね。 
59名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/15(土) 00:48:07.04 ID:NI1Fo0pGP
鳩山や菅も首相をしたくらいだから、誰だってできるんだよ
60名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/15(土) 02:43:15.45 ID:2kwrR2/t0
>>54
安川さんの講演はいつも同じ内容だから、わざわざ聞きに行く意味は無くて、
YouTubeで講演を聞けば、それだけで十分と思われ。

「1万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演(1)
http://www.youtube.com/watch?v=l2fqwcyLpyg
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演会2
http://www.youtube.com/watch?v=LPizeBq_DDI
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演3
http://www.youtube.com/watch?v=i-nnhJBYJVU
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演4
http://www.youtube.com/watch?v=49zex4zJs8c
[一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演会5
http://www.youtube.com/watch?v=vdyEVkvEt_Q
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演6
http://www.youtube.com/watch?v=QWtzqmchVOE
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演7
http://www.youtube.com/watch?v=6tX7HQyOM1E
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演8
http://www.youtube.com/watch?v=5aYoJdxi1JM
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演9
http://www.youtube.com/watch?v=QsO_3Y7VHY8
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演10
http://www.youtube.com/watch?v=D2YxMJI2GhQ
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演11
http://www.youtube.com/watch?v=_vQNWTuG8Nw
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演12
http://www.youtube.com/watch?v=Xbm0KRNt9r4
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演13
http://www.youtube.com/watch?v=7dsU6yxZazM
「一万円札から福沢諭吉の引退を勧告する」安川寿之輔講演14
http://www.youtube.com/watch?v=nIPPLvNAPn0
61名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/15(土) 07:30:11.08 ID:ImXIctRIO
聴衆も同じなんじゃないか
62名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/15(土) 19:21:31.33 ID:mIfmpqa50
上の方で福沢の和文英訳の話が出ているけど、
そういわれれば英文和訳じゃなくて和文英訳は知らないな。
福沢が海外に向けて英語で発信した事例って何かあった?
63名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/15(土) 20:16:54.34 ID:NI1Fo0pGP
>>62
ハーバードとの提携をはかったときに、先方へ書いた英文の手紙が
書簡集の中にある
64名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/15(土) 21:20:45.02 ID:2kwrR2/t0
>>63
情報ありがとう。
ハーバードとの提携をはかった時と言えば、明治22年の頃ですね。

1384 C.W.エリオット 明治22年4月日未詳
『福澤諭吉書簡集』第6巻、岩波書店、2002年、133-136頁。

英文の手紙ならフランスの東洋学者レオン・ド・ロニー宛の書簡も
ありましたね。

14 レオン・ド・ロニー 文久2年8月27日(1862年10月20日)
『福澤諭吉書簡集』第1巻、岩波書店、2001年、26-28頁。口絵に写真あり。

15 レオン・ド・ロニー 文久2年10月27日(1862年12月18日)
『福澤諭吉書簡集』第1巻、岩波書店、2001年、28-30頁。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/16(日) 06:23:34.13 ID:QFmLyaTsP
ただ、ハーバードのエリオット学長あての書簡は
代筆の可能性がある
66名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/16(日) 10:17:54.54 ID:EUgAcGmE0
なるほど
67名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 09:32:07.76 ID:be8yH7980

5つ星のうち 5.0 「韓国併合への道」を正当に評価している唯一無二の本です!, 2012/9/17
By
kei-toshie - レビューをすべて見る
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 韓国併合への道 完全版 (文春新書 870) (単行本)
一般的には「日韓併合」についてを、韓国人が書けば日本を批判し、日本人が書けば日本の正当性を訴える本が多い。
呉善花さんは日本信徒になったくらいの人であるから、日本人と同様に日本の立場をベタベタと擁護して韓国の立場を
批判するのであろうと思って読みました。読んでみて全く私の予想外でびっくり致しました。特に最後の3章(9章〜11章)
は圧巻ですね!感動致しました。あの時代(韓国が自分一人では独立出来ない時代)に韓国を日本が併合しなかった
らどうなっていたか?と主張する著者の問いかけは迫力がありました。読み終わって大変感動致しました。ただ一つだ
け読んでいて気になる事がありました。福澤諭吉の甲申事変への関与の問題です。日本には関与を否定する人と関与
を肯定する人の2種類があるのは事実です。私も関与を肯定する立場です。但し、本書の120頁の記載事項(福澤が
武器弾薬を金玉均に送った事)について呉さんは確信がおありでしょうか?呉さんも色々な本をお読んだと思いますが、
是非読んで頂きたい本があります。平山 洋著『アジア独立論者福澤諭吉』(ミネルヴァ書房)の65頁「第4章福澤諭吉
は朝鮮甲申政変の黒幕か」です。いずれにしても、呉さんの本は、日本人も韓国人も(特に韓国人が)一読するに値す
る本だと思います。感動をありがとうございました!
68名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 13:32:58.63 ID:ux3f+pYL0
誰かと思えばコメント者はkei-toshieか
69名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/19(水) 07:43:49.78 ID:Nv94vcspO
コメント自体は良質だ
70名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/20(木) 20:20:30.45 ID:r46PtvP80
朝日新聞デジタル:諭吉に学ぶ通学路/語録看板を設置-マイタウン大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001209190001
71名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/20(木) 20:21:50.36 ID:xt89LPUVP

tomojiro?@tomojiro

新書発表以後はほとんどトンデモ扱いだったがリベンジなるか
RT @minervashobo: 平山洋先生による『アジア独立論者福沢諭吉
――脱亜論・朝鮮滅亡論・尊王論をめぐって』を刊行しました。
諭吉がアジア侵略論者なのかをめぐる論争の当事者が、
これまでの論考を集大成した一冊です。

2012年9月13日 - 2:16文京区, 東京都から
72名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/21(金) 07:21:04.02 ID:sE7jHBvlO
トンデモ本だったんだ
73名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/21(金) 13:53:41.12 ID:Z6e+DzIK0
誰からも引用されないから、そう考えたんだろう
74名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/21(金) 15:35:50.02 ID:edBFywHw0
>>73
引用されないというのはウソだろう
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/comment_on_sugita_satoshi_2010/07/
を読めばわかる
75名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/21(金) 19:16:42.41 ID:Z6e+DzIK0
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/sansharonshu/441pdf/06-01.pdf
三田演説会で福沢が「今は競争世界なり,ゆえに理非にも何にも構うことはない」「遠慮に及ばぬ,〔支那の土地を〕サッサと取って」し
まえ,と公言したことを『演説集誌』第二号で知った吉岡弘毅は,次のように批判した(『ひろたけ六合雑りくごう誌』82年8月30日)。
これ堂々たる我日本帝国をして強盗国に変ぜしめんと謀る者なり。是の如き不義不正なる
外交政略は,決して我帝国の実利を増加する者にあらず。ただに実利を増加せざるのみな
らず,いたずらに怨を四隣に結び,憎を万国に受け,不可救の災禍を将来に遺さんこと
すくうべからざる必せり。

福沢の演説って当時から批判されていたんだな
76名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/21(金) 23:47:58.55 ID:1P1Q54y/0
>>75
> 三田演説会で福沢が
> 「今は競争世界なり,ゆえに理非にも何にも構うことはない」
> 「遠慮に及ばぬ,〔支那の土地を〕サッサと取って」しまえ,
> と公言したことを『演説集誌』第二号で知った吉岡弘毅は,
> 次のように批判した(『ひろたけ六合雑りくごう誌』82年8月30日)。

この演説は1881年(明治14年)10月08日に三田演説会で行われたもので、
「宗教の説」という題名で『福澤諭吉全集』第19巻710-712頁に収録
されています。問題の発言は以下の部分です。

----
 方今國権を擴張するにつき、日支の關係を論じて、支
那は近頃露西亞の爲めに迫まられ、又内もめもある樣子
なり。此虚に付け込んで土地を取るべしと云ふ者あらん。
其時一人之を駁して曰く、支那は古昔文學を我國に輸
入し、吾れ之を取りて文明に進みたり、支那は我が恩人
なり、且つ隣國相親むは國の利なり、唇亡びて齒寒し、
無名の師は起すべからずと。此人必ず漢學者なり。漢學
者は何でも角でも支那程能き國はなしと思ひ、甚しきは
出來損ひの道具まで賞翫するに至り、「なんだ此削り損
ひの筥は」と云へば、之が風韵があると言ひ、「此茶碗は
いがんである」と云へば、之が雅致ある抔と、支那の職
人が仕損ひの疵物を、日本の先生達が大切の寶器とする
は、片腹痛きことに非ずや。前の論も此心から出た論な
り。千年前に學問を持て來たとて、こちが取りたらこち
の物だ。恩も何もある者か。又今は競爭世界で、英國な
り、佛國なり、政事、商法、皆吾れ負けまじと、人の隙
に付け入らんとするの時節なれば、理非にも何にも構ふ
ことはない、少しでも土地を奪へば、暖まりこそすれ何
の寒きことがある者か。遠慮に及ばぬ、「さつさ」と取
りて暖まるがよい。斯樣なる譯なるに、漢學者が支那を
無上の國と思へるは、己の好む所から、知らず識らず贔
屓の心が起るなり。
----
「宗教の説」『福澤諭吉全集』第19巻711頁

それで問題の箇所の解釈ですが、平山さんは以下のように
拡大論者のせりふの一部だと解釈しています。

----
056 12 「さつさ」と取りて暖まるがよい
「宗教の説」全集第19巻711頁。演説筆記。現行版所収。
「此虚(中国の弱体化)に付け込んで土地を取るべしと云ふものあらん」という
拡大論者のせりふの一部である。
----
『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』の逐語的註
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h29/

吉岡弘毅(よしおか ひろたけ)の批判は「駁福澤氏耶蘇教論」という題名で、
『六合雑誌(りくごうざっし)』第3巻第26号50-54頁(1882年(明治15年)8月30日)
に掲載されたものです。この雑誌はキリスト教系の雑誌で、
吉岡もプロテスタントの一派である長老派の長老でした。

吉岡弘毅(よしおか こうき) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E5%B2%A1%E5%BC%98%E6%AF%85

つまり、福澤諭吉の「宗教の説」はキリスト教批判の演説であり、
キリスト教の牧師であった吉岡弘毅はクリスチャンとして反論したのであって、
外交論争と言うよりは、むしろ宗教論争であったのではないかと思われます。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/22(土) 03:07:10.18 ID:mrkz7/+90
なかなか詳しいね
78名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/23(日) 03:55:01.09 ID:kxL/YZu20
15日、福澤諭吉協会の土曜セミナーで、曽野洋四天王寺大学教育学部教授の 「福澤諭吉の紀州人脈―教育ベンチャーの時代―」という話を聴いた。 
アメ リカの9.11事件からほぼひと月後の2001(平成13)年10月21日から23日 まで、協会の福沢史蹟見学会で「和歌山・高野山・白浜を訪ねる」旅があり、
私はその参加記を『福澤手帖』111号に書かせてもらっていた。 セミナーの 予習として、その内「和歌山と福沢諭吉・慶應義塾」の部分をまず引いておく。 
手荷物検査の厳しかった羽田から、関西空港へ飛んだ初日の夕方である。

 「地中海の港町を再現したという和歌山マリーナシティのロイヤルパインズ ホテルに入る。 夕食前、和歌山県立文書館長の立花秀浩氏から「紀州藩の教 学と福沢諭吉」という講話を伺う。 
紀州藩は第五代徳川吉宗を始め歴代藩主 が教育熱心で、大藩の実力をもって広く人材を求め、抱えては、藩の子弟の教 育に当たらせてきた。 
幕末、緒方洪庵の適塾から池田良輔、福沢の一年後輩 にあたる山口良蔵、塩路(崖(きし)、岸)嘉一郎(山口と塩路は姻戚)を召し 抱えたことから、紀州と福沢の関係が出来た。 
塩路と崖が同一人物であるこ とが、講話前の立花氏と西川俊作常務理事との会話から判明したことは、この 旅行の一収穫だった。

 福沢が江戸で福沢塾を開くと、紀州から入塾する者があいつぎ、特に慶應2 (1866)年には小泉信吉(のぶきち)、松山棟庵、和田義郎(与四郎)、小川駒 橘(こまきつ)、草郷(そうごう)清四郎ら11名が入塾した。
(私は資料を読 み間違って、この中に塩路嘉一郎の名も挙げてしまったが、誤りである。11年 を経て、お詫びして訂正しておく。) 明治5年に三宅米吉、明治7年に鎌田 栄吉が慶應義塾に入った。

http://kbaba.asablo.jp/blog/2012/09/22/6580745
79名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/23(日) 03:58:22.89 ID:kxL/YZu20
『福澤手帖』111号の拙稿「和歌山・高野山・白浜を訪ねる」の、「和歌山と 福沢諭吉・慶應義塾」の部分の続きである。

 「有田(ありだ)郡の醤油醸造業者で、抜擢され紀州藩の政治、教育の中枢 を担った浜口梧陵(儀兵衛)は、明治3年松山棟庵の協力を得て洋学校共立学 舎を開校する。 
この時、福沢の招聘を図ったが、福沢は受けなかった。 な お醤油は有田に近い湯浅が発祥の地で、紀州の漁師が醤油で魚を食べる風習を、
いわし(金肥と呼ばれた肥料用)漁で出かけた千葉に伝えたのが、千葉の醤油 業の始まりで(浜口家は元禄期に銚子へ進出、現・ヤマサ醤油)、
西川さんの補 足によれば浜口梧陵は後に醤油をアメリカに輸出し、世界一周の途中ニューヨ ークで客死した。 醤油と、刺身や江戸前寿司の関係なども、興味深いものが ある。

 このように慶應の紀州出身者たちは、小泉信吉(塾長、その子信三も)、松山 棟庵(医学所校長)、和田義郎(幼稚舎の創立者)、
鎌田栄吉(塾長)、草郷清四 郎(塾監)など、初期の慶應義塾で重要な役割を果たした上、小川駒橘(湯川 秀樹の祖父)、三宅米吉(歴史学者、考古学の先駆)も加え、
いろいろな分野で 近代日本の形成に貢献したのであった。 立花秀浩氏は、この和歌山と慶應義 塾の関係を、和歌山の人々にもっと知ってもらい、
これからもさらに深めてい きたいと、講話を締めくくった。」
http://kbaba.asablo.jp/blog/2012/09/23/6581722
80名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/23(日) 05:31:59.84 ID:fNvTm7tZP
時事新報の論説約6000編中福沢が関与したものを探し出す手順を考えてみた
読書 | 02:32

福沢諭吉の真の考えを探究する書 平山洋『アジア独立論者 福沢諭吉――
脱亜論・朝鮮滅亡論・尊皇論をめぐって』 - blechmusik2の日記の続きである。

「脱亜論」のような論説がカテゴリーIVに該当するか否かを判定し、該当しない
ときはカテゴリーIに該当するかを判定し、それでもまだ該当しないときにカテゴ
リーIIかカテゴリーIIIのどちらに該当するか判定するという手順を考えてみた。
こうすれば、諸資料の不存在を理由として――具体的には、自筆草稿が残存せ
ず、そして福沢自身や石河が言及してこなかったという事情に依拠して――当
該論説をカテゴリーIVに分類してしまうことを防げるようになると思われる。もっ
とも、このような単純なモデルを利用すると、本来は福沢非関与の論説なのに
カテゴリーIV以外に分類されてしまうという可能性には十分に対処できまい。
http://d.hatena.ne.jp/blechmusik2/20120920/1348075939
81名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/24(月) 11:26:20.70 ID:gRrsf6OJO
判定作業は誰かやっているの?
82名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/24(月) 12:39:08.85 ID:7Pg8VX7z0
誰もやっていないと思うよ
判定なんていうものの主観的すぎるから本当に研究に値するか疑問
客観的な基準があれば別だけど
83名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/24(月) 13:19:19.45 ID:RL9mNRKAP
井田メソッドは?
84名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 00:11:33.47 ID:aNUnnMup0
>>82
そうですね。だから、都倉さんは福澤の名前で単行本化された論説
以外は全て別にして、無署名論説を全部いっしょに集めた
「時事新報論説集」を編集するのがいいと言っています。

--------------------------------------------------------------------------------
この論争を積極的に総括するとすれば、福沢全集の『時事』論説が、
実は石河幹明によって選ばれた一部だけを収録した、いわば『時事』
論説のダイジェスト(より正確に言えば、石河の考えるところの
ダイジェスト)であることを気付かせたという点において実に有意義で
あったと思う。これからは、むしろ全集に入っていない論説も含めた、
大きな流れの中で個別の論説を位置付ける読み方が必要であろう。
そして、今後福沢全集を編むことがあるならば、紙面に掲載後
「福沢諭吉立案」として単行本化され福沢生前の全集にも入っている
『時事』論説以外は収録せず、別に「時事新報論説集」を編み、
論説を全日分収録するのが最も適切な扱い方であると思う。
--------------------------------------------------------------------------------
慶應義塾大学出版会|慶應義塾・福澤諭吉|ウェブでしか読めない|時事新報史(都倉武之)
第10回:『時事新報』論説をめぐって(2) 〜「我輩」は『時事新報』である〜
http://www.keio-up.co.jp/kup/webonly/ko/jijisinpou/10.html

そして、『福澤諭吉事典』でも時事新報論説に関しては、
  VIII――『時事新報』社説・漫言一覧
として、(執筆者の判定はせずに)全日分の情報を収録しています。

おそらく、今後は都倉さんの言うように時事新報論説は、
(執筆者の判定はせずに)全日分を一括して扱うようになる
ような気がします。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 07:23:49.78 ID:8ui9wNv4O
それほどの価値があるかな
すでに復刻時事新報があるんだし
86名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 14:35:34.85 ID:Q3Ts5HztP
>>80はやる気なんじゃないか、社説真偽判定
8782:2012/09/25(火) 17:42:59.26 ID:qZFkR4+e0
平山や井田のように無署名論説が福沢論説だと決めつけるよりも
都倉のように時事新報全体を理解することにとどめる方がバランス感覚が優れてる
平山は急進的すぎてバランス感覚を欠いてる
執筆者の推定自体が無茶なのだから
88名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/26(水) 06:07:09.84 ID:JqhgR7cOP
>>87
それでは福澤の思想研究とはいえないだろ。
それから、文体判定が方法的に不可能だとすると、
最初に大正版の社説を選んだ
石河にも区別ができなかったことになる。
事実福澤自筆原稿が残っていた社説の過半数を石河は
大正・昭和版全集に入れていない(つまり区別できなかった?)。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/26(水) 09:18:44.78 ID:gWbMGId9O
82=87の反論を聞きたい
9082:2012/09/26(水) 18:59:45.01 ID:ZTj7Dz/t0
>>88
>それでは福澤の思想研究とはいえないだろ。
その通り。福沢論説を客観的に選び出せないのだから。
福沢思想の研究対象としての資料として時事社説は使えないんだよ。
(福沢論説だと別の証拠から裏付けられる場合は別)
時事社説研究は時事社説研究にすぎず、福沢研究まで発展する余地はきわめて小さい。

>事実福澤自筆原稿が残っていた社説の過半数を石河は
>大正・昭和版全集に入れていない(つまり区別できなかった?)。
平山が石河の資料選択の偏向を指摘してきたが、
石河が意識的に偏向したか無意識的に偏向してしまったかは断定できないだろうな。
これも別の証拠によって裏付けられないのだし。
石河が「私は福沢以外の社説を敢えて全集に入れた」と自省した資料が出てくれば別だが、
あるのはせいぜい大正の福沢全集への寄稿か。

結局のところ全集から福沢社説以外を探そうとしても発見過程が恣意的すぎてどうしようもない。

で、福沢の著作だと明らかなものでも福沢思想研究はできるわけだから、
福沢社説だと別の資料から判明したもの以外は福沢思想研究に使うな!とだけ言えばいいのに、
福沢社説を探しだそうとするから訳がわからなくなってくる。
安川は何でもかんでも福沢社説だといい平山は福沢社説を疑えという。
福沢社説の議論を棚に上げないのはバランス感覚が欠けているということ。
そういう意味で>>87を書いた。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/26(水) 19:19:30.52 ID:JqhgR7cOP
>>90
では、社説の執筆者の区別ができないという根拠は?
師匠と弟子の文章の水準が同じというのは、変だと思う。
9282:2012/09/26(水) 20:15:27.55 ID:ZTj7Dz/t0
>>91
変だと思う、
じゃなくて水準が異なることを客観的に示してくれれば納得するんだけど。
同一人物でも文章の出来不出来が揺れ動くこともあるわけだが。
執筆者に原因があるのかそれとも編集者が手を加えすぎたせいで
水準が低く見えてしまうかが論証されねばならぬだろうに。
そんなことは不可能だろうからグレーゾーンを残しておいて
執筆者推定の分野からは手を引いた方がいいんじゃね、っていう風に考えているんだけど。
93名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/26(水) 20:27:20.99 ID:JqhgR7cOP
>>92
それを君自身で確かめてみたの?
それともどこかに、区別はできない
ということを説得的に論証した論文でもあるの?

94名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/27(木) 05:01:42.06 ID:tZRsP13vP
なんだ、井田メソッドは信じられないという>>82>>87>>90>>92の意見は
ハッタリだったのか。
無署名社説を福澤の思想から取り除きたいという何らかの思惑が
あるのだろう。
95名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/27(木) 13:04:09.41 ID:TfxLk9k20
平山さんが、一般人参加形式で社説の執筆者推定作業を開始したようです

http://aoimon.blog7.fc2.com/blog-entry-2740.html
96名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/27(木) 14:56:21.10 ID:uzXJsN1w0
>>95
どんどん進めるんだな、この人。
97名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/28(金) 01:34:37.84 ID:2LsyukkS0
>>95
情報ありがとう。
いわば『福澤諭吉全集』時事新報論集補完計画ですね。

「福沢健全期『時事新報』社説・慢言一覧及び起草者推定」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the_newspaper_archives_and_conclusion_on_the_writer/
98名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/28(金) 06:43:29.98 ID:+8KeJPCY0
>>96
まったくだ! 既成事実を作ってしまうつもりだ

>>97
というより、全集の作り直し、では?
99名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/28(金) 09:33:50.18 ID:1q5FvM+lP
>>82が出てこなくなった。どうしたんだろう?
100名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/29(土) 08:08:04.89 ID:c7M0m1lmP
>>94だが、
>>82が出てこないというのは
井田メソッドは信頼できないという証拠を示すことができない、
ということなのだろうか?
101名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/29(土) 22:13:05.38 ID:0t+P3qGW0
明日やるのかよ>>48
猛烈台風だぞ
102名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/29(土) 22:55:06.84 ID:N91h3wdd0
>>48
このスレで呼びかけておいて
台風で中止かどうかをこのスレに書かないなんて無責任すぎる
103名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/29(土) 23:17:32.27 ID:ABAO9yNrO
主催者が呼び掛けたのかどうか、
分からんわなあ
104名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/02(火) 00:30:49.65 ID:PDJHiKMI0
第三回遣米使節団で福沢の英語力が通訳として役に立たなかったのは事実だろ
福沢の英語の実力はブロークンな日常会話程度で外交交渉ができるものではなく
読み書きも和文英訳がやっとで英文和訳はまるっきりダメで通訳から外された
さまざまな失態によって譴責され処分されたのも事実
公金横領が1万5千ドルにのぼるかはともかく処分のうちに横領があったことも事実
105名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/02(火) 06:36:28.18 ID:wCwEZXneO
横領の事実はない
106名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/02(火) 18:29:43.17 ID:eiSpvC0O0
いや横領したでしょう
107名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/02(火) 20:43:40.93 ID:wCwEZXneO
なら証拠を出しなよ
108名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/03(水) 01:06:55.10 ID:7ymaQx4U0
>>104-107
横領の疑惑は平山さんの論説で否定されていますよ。

福沢諭吉は公金一万五千ドルを横領したか?
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h86/
109名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/04(木) 15:58:03.91 ID:WxRn5SNh0
110名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/04(木) 23:09:22.32 ID:RbZrNXQw0
>>109
情報ありがとう。
2. 2章と2. 3章の内容が同じみたいです。デジャヴュかと思ったぞ。(^-^;)

2. 2. U 朝鮮中国の独立と近代化は日本のためでもある
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/a_report_on_fukuzawa_asian_independentist/#id_2_2

2. 3. U 朝鮮中国の独立と近代化は日本のためでもある
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/a_report_on_fukuzawa_asian_independentist/#id_2_3

ちなみに、平山さんはミネルヴァの『福澤諭吉』でも間違えていたけれど、
「亜細亜との和戦は我栄辱に関するなきの説」は、本当は
「亜細亜諸国との和戦は我栄辱に関するなきの説」が正解ですね。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/05(金) 09:17:38.22 ID:cVfwFyyx0
>>110
もう直っていますよ
112名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/05(金) 11:59:43.04 ID:8IqBH2+F0
慶応にも3冊入った
--------------------------------------------------------------------------------
アジア独立論者福沢諭吉 : 脱亜論・朝鮮滅亡論・尊王論をめぐって / 平山洋著
京都 : ミネルヴァ書房, 2012.7 xxi, 382, 34 p. ; 22 cm. ( 人と文化の探究 ; 8)
--------------------------------------------------------------------------------
日吉2階東閲覧室 B@001@Hi6@3 30102294216
三田地下2階 [email protected]@Fu1@73 10103518584
藤沢3階南一般 289.1@FU1@83
113名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/05(金) 14:05:36.17 ID:0YvuQIQi0
>>111
本当だ。情報ありがとう。
安形輝さんという助っ人を雇うようです。

井田メソッドの恣意性について:
さらに 図書館情報学の専門家でコンピューターによる文体判定の研究を進めている安形輝氏(亜細亜大学)との連携を図ろうとしている
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/a_report_on_fukuzawa_asian_independentist/#id_2_3

ちなみに、平山さんが『福沢諭吉の真実』を出した文春新書から

村上征勝『シェークスピアは誰ですか?―計量文献学の世界』(文春新書)2004年10月20日
http://www.amazon.co.jp/dp/4166604066/
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604067

という本が出ています。内容紹介によると、

昔から文学作品などの著者をめぐる謎は尽きませんが、近年の計量文献学は
文章の数量的な分析から著者を割り出すことに画期的な成果を上げています。
『新約聖書』のパウロの書簡は、ほんとうにパウロが書いたのか。
シェークスピアの正体とは? 『源氏物語』の「宇治十帖」の作者は紫式部ではない?
更には、川端康成の文体の変化や「かい人21面相」の脅迫状にいたるまで、
本書では「文章の指紋」を検証して、さまざまな謎をあばいてご覧に入れます。(AK)

だそうです。この村上征勝さんという方は、

村上征勝『真贋の科学―計量文献学入門』(行動計量学シリーズ)朝倉書店、1994年9月
http://www.amazon.co.jp/dp/4254126468/

村上征勝『文化を計る ―文化計量学序説―』(シリーズ〈データの科学〉5)朝倉書店、2002年10月10日
http://www.amazon.co.jp/dp/4254127294/
http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-12729-4/

という本も出しています。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/05(金) 14:10:19.97 ID:cVfwFyyx0
>>113
直感的には井田メソッドは計量文献学の一種のようですね
115名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/05(金) 15:55:48.32 ID:0YvuQIQi0
>>114
井田メソッドは単語の頻度とか計量まではやってなかった希ガス。

計量文献学は電子メールのスパム対策ソフトで使われている
ベイズ理論に基いているようです。

----
ベイジアンスパムフィルターは、ある特定の言葉がスパムの兆候を示し、
ほかの言葉はメッセージがまともであることを示す、という考え方に
基づいている。内容採点型のほかのタイプのフィルターもこの考え方を
用いているが、ベイジアンフィルターの場合、スパムの兆候を示す言葉と
特徴の独自のリストを生成し、手動で作成するリストを必要としない
という利点がある。

ベイジアンフィルターはまず、スパムだと分かっているメールの集まりと、
まともなものだと分かっている別のメール群を調べる(事前情報)。
これら2組の内容――メール本文だけでなく、ヘッダ情報、メタデータ、
単語の組み合わせ、フレーズ、さらには使用する色の指定情報を表す
HTMLコードまで――を比較する。この結果から、以後受信するメールが
スパムか否かを効果的に判断するための、
言葉つまりトークンのデータベースを構築する。
----
スパム対策に欠かせないベイズ理論とは? (1/2) - ITmedia エンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0502/07/news069.html
116名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/06(土) 09:30:23.73 ID:p9RjEoN0P
井田メソッドは計量文献学ではないとすると、判定にはやっぱり恣意性が
疑われることになるね
117名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/06(土) 18:17:20.77 ID:1RBvlJfHO
今日は慶応で質問していたぞ
キャンベル先生の講演で
118名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/06(土) 22:00:29.22 ID:p9RjEoN0P
今気づいた

『第57回 思想史の会』に行ってきました。
http://aoimon.blog7.fc2.com/blog-entry-2745.html
119名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/07(日) 00:35:53.85 ID:6cx8glgh0
>>118
情報ありがとう。
台風が近づくのに『思想史の会』に行った人がいたのですね。

青いブログさんの感想ですが、
「安川さんの文章は読む気がしない」というのは同意しますね。
安川シンパの雁屋哲氏さえも自身のブログで以下のように
述べているほどです。

----
安川寿之輔氏の本は、実にしつこい繰り返しが特徴だ。
時にうんざりするが、それは氏が自身の論を誤解されることの
無いようにするためと、一つ一つの論を反論の余地がないほど
相手に分からせるためなのだろう。
熱心に口を酸っぱくして説く、という感じである
----
福沢諭吉について3 | 雁屋哲の今日もまた
http://kariyatetsu.com/blog/1131.php
120名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/07(日) 11:33:36.45 ID:9ta71W6v0
[福沢諭吉は悪人だった] - 半可通日記 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ynm0/62260121.html
121名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/07(日) 12:15:29.92 ID:qJ0c69gyP
>>120
工場法というのは明治40年くらいだろ
福沢は死んでんじゃ
122名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/07(日) 23:07:36.88 ID:6cx8glgh0
>>120-121
明治30年頃に「職工条例」という名前で「工場法」が議会に提出されたそうです。
この「職工条例」に反対する社説が『時事新報』に掲載されて、
昭和版続福澤全集第5巻、現行版福澤諭吉全集第15〜16巻に収録されています。

「資本主と職工」『時事新報』1897年(明治30年)1月20日
「職工條例制定の必要ありや」『時事新報』1897年(明治30年)1月22日
「職工條例は飜譯條例なる可し」『時事新報』1897年(明治30年)9月29日
「飜譯條例は斷じて思ひ止まる可し」『時事新報』1897年(明治30年)9月30日

これらの論説は、明治30年の社説であり、昭和版に収録されていることから、
石河執筆の可能性が高いと思われます。
123名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/07(日) 23:20:46.37 ID:9ta71W6v0
何で石河執筆ってことになるんだろう
福沢執筆でもおかしくないじゃないか
124名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/08(月) 07:07:34.07 ID:6m3gWNw5P
工場法関連社説は、福沢没後33年で初めて続全集に入れられたもの、
ということか。自筆草稿残存のものはない。

福沢が書簡中で工場法に反対していたという証拠はあるの?
125名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/08(月) 17:55:39.78 ID:3EeElt1K0
>>123
それは明治30年という掲載年から推測されます。

平山さんは、「一大英断を要す」1892年(明治25年)7月19,20日掲載の注釈で、
「この時期以降石河起筆の論説が目立って増加してくる。」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h17/#n18
と記しています。

福澤諭吉自身も、
1897年(明治30年)の11月ごろから書き始められ
1898年(明治31年)5月11日に脱稿したものと推測される
『福翁自伝』で以下のように述べています。

----
併(しか)し私も次第に年をとり、何時(いつ)までもコンな事に
勉強するでもなし、老余は成る丈(た)け閑静に日を送る積りで、
新聞紙の事も若い者に譲り渡して段々遠くなって、紙上の論説なども
石河幹明(いしかわみきあき)、北川礼弼(きたがわれいすけ)、
堀江帰一(ほりえきいち)などが専ら執筆して、私は時々立案してその出来た
文章を見て一寸(ちよい)々々(ちよい)加筆する位にして居ます。
----
福翁自傳 - 546 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=546
126名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/08(月) 18:19:16.19 ID:6m3gWNw5P
>>125
「この時期以降石河起筆の論説が目立って増加してくる。」
という判断自体が、井田メソッドによるのだからネエ。
客観性はイマイチないわな。
127名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/08(月) 19:41:55.31 ID:3EeElt1K0
>>126
たしかに平山さんの判断は客観性はイマイチかもしれないけれど、
福澤先生の『福翁自伝』での発言についてはどうですか?
128名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/08(月) 21:46:18.83 ID:6m3gWNw5P
>>127
もし自分が安川さんなら、「石河は福沢とまったく同じ考えに到達したので、
そんなに介入しなくてもよくなったのだよ」と反論するだろうな。
129名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/08(月) 22:48:11.44 ID:ap6viKvV0
安川は福沢後期の時事新報論説をよく読んでいるよな
見事だ
130名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/09(火) 00:13:11.55 ID:DKEY/Fw10
>>128
もし自分が平山さんなら、「なぜ福澤批判者は福澤自身の言葉を
聞かないで、石河が『福澤諭吉伝』で述べた説を信用するので
あろうか? これこそ石河への盲目的愛といえるだろう」と反論
するだろうな。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/09(火) 09:20:13.24 ID:3wTBzuZI0
>>130
それでは反論になっていない。もっと具体的な証拠をあげないと
ただのののしりあいになってしまう。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/09(火) 09:35:00.52 ID:1Mzm+B+w0
当時の社説を誰でも見れて
それをもとに議論できればいいのに
133名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/09(火) 11:07:07.67 ID:Z5gG65HL0
>>132
たしかにタイトルだけはネット上にあるが、中身は復刻版を見ないと分からないな。
とりあえず福沢かも、という全集非収録社説の画像が平山サイトにアップされている。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/09(火) 11:50:47.70 ID:Z5gG65HL0
135名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/09(火) 23:43:41.23 ID:KGN4DTly0
>>131
スマソ。そういえば、石河自身が、
(1)明治24〜25年以降は自分が起稿することが多くなった、
(2)晩年にはほとんど全く自分の起稿といってもよいほど、
と記していたのを忘れていました。失礼しました。

----
私は明治十八年時事新報に入り暫くの間は外国電報の翻訳等に従事していたが、
同二十年頃から先生の指導の下に専ら社説を草することになった。
当時「時事新報」の社説は先生が自ら筆を執られ、或は時々記者に口授して
起草せしめらるることもあったが、其草稿は一々厳密なる修正添削を施された上、
紙上に掲載せしめられた。固より社説記者は私一人のみではなかったが、
私が筆に慣るるに従って起稿を命ぜらるることが多くなり、
二十四五年頃からは自から草せらる重要なる説の外は主として私に起稿を命ぜられ、
其晩年に及んでは殆ど全く私の起稿といってもよいほどであった。
勿論其間にも私自身の草案に成ったものも少なくなかったが、
先生は病後も私に筆記せしめられたものがある。
即ち本篇中の「先生病後篇」と題する七十余篇がそれである。
----
昭和版『続福沢全集』第5巻(1934年04月30日発行)737頁所収の「附記」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h45/#text_body
136名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/10(水) 00:49:00.92 ID:76meD8MUO
私が起稿したが、それは先生の言うとおりに、

と石河は言う
137名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/10(水) 10:49:52.10 ID:UJeWvkPE0
「権力のもとでは、ペンは剣よりも強し」
「信賞必罰など必要無い。必罰だけが重要だ」
枢機卿リシュリュー
http://blogs.yahoo.co.jp/warabe401/59435475.html

「ペンは剣よりも強し」福沢諭吉の名言・格言
http://www.kotodama.in/bbs/thread/100280
138名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/10(水) 10:53:23.72 ID:UJeWvkPE0
「馬鹿と片輪に宗教、ちょうど良い取り合わせだろう」
(福沢諭吉全集 第20巻 232ページ)
http://kariyatetsu.com/blog/1141.php
139名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/10(水) 13:17:26.40 ID:76meD8MUO
馬鹿には共産党がお似合いだ
140名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/10(水) 19:20:29.96 ID:ThqiaCTbP
石河が主導権を握って以降、福澤真筆と石河筆の社説に
齟齬ができてくる、というのが、両者の根源的断絶説の根拠だろう。

だが、印象ではないか、と言われればそれまで。
141名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/10(水) 23:40:21.99 ID:P6R8oals0
証拠が出てくればいいのに
142名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/11(木) 07:26:09.55 ID:pJ9tdfMTO
今さら出てくるかな

例えば石河のダイイングメッセージ
143名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/11(木) 09:41:39.44 ID:lB4whNg40
維新の会、遺産全額徴収も検討 「国家元首は天皇」明記 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012030901002327.html
144名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/11(木) 14:06:55.53 ID:Cthw1BQh0
145名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/11(木) 15:49:34.30 ID:d8uhTo4S0
>>144

あのーが多いね w
146名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/11(木) 21:51:17.75 ID:pJ9tdfMTO
あはは
147名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/11(木) 22:10:55.87 ID:s6DvvFq40
回りくどい話し方だな
もっとわかりやすく話せばいいのに
148名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/12(金) 07:37:49.28 ID:tyUaNT2p0
どうすれば聞くことができるんですか?
149名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/12(金) 09:35:54.06 ID:bzKIcmEz0
>>148
平山さんの発言はこのリンクからどうぞ。

120930平山洋・思想史の会発表.mp3
http://blechmusik.xii.jp/resources/hirayama/120930平山洋・思想史の会発表.mp3
150名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/12(金) 10:54:52.51 ID:tyUaNT2p0
>>149
404NotFoundですよ
151名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/12(金) 23:11:58.44 ID:bzKIcmEz0
152名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/13(土) 14:16:55.78 ID:If66qLBI0
ファイルへの直リンじゃなくてページから飛べばいいだけじゃん
そっちの方が手軽
153名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/14(日) 12:35:35.89 ID:AGoq0B9C0
福沢諭吉語録の看板:通学路で学ぶ諭吉 北部小校区に60カ所??中津 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20121010ddlk44040565000c.html

毎日新聞 2012年10月10日 地方版

 「通学しながら諭吉を学ぼう」と、中津市立北部小校区青少年健全育成協議会(大倉荘三郎会長)が、
郷土の偉人・福沢諭吉の語録を書いた看板を校区内60カ所に設置した。

 昨年10月に計画し、市内の福澤諭吉協会員の福田一直さんらが協力した。
財政に明るい諭吉を範として行政や住民に負担をかけず、日本宝くじ協会の助成金90万円が原資。

 看板は「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らずと云えり」などルビをふった名言20種類に説明を付け、民家の塀などに掲げた。
校区内には諭吉の旧居があり、観光客も多い。地元の偉人を知り、故郷を誇りに思う子になってもらうのが狙い。

 14日には、看板を巡るオリエンテーリングがある。【大漉実知朗】
154名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/14(日) 18:01:10.69 ID:phvbiQmvO
安川講演会は?
155名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/14(日) 23:40:53.47 ID:MuSmJ5lK0
そもそも安川講演会っていつだった?
156名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/15(月) 06:33:22.33 ID:kEQWvVifO
土曜日
157名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/15(月) 17:22:52.84 ID:29qeGt4V0
安川さんの講演会に行ってきました。

『福沢諭吉の教育論と女性論』がまもなく刊行されるそう。
話の中身はいつもと同じ。

平山さんについては質問が出たが、
相手にせず、というスタンスだった。

週刊金曜日協賛ということで、
近日中に反福沢キャンペーン第2弾が張られる見込み。
158名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/15(月) 21:06:06.17 ID:kEQWvVifO
洗脳みたい
159名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/16(火) 08:16:38.35 ID:Kn9i4xiO0
>>157
週金は平山説と全面的に対決しないかぎり、相手にされることはないだろうな。
一般社会で常識になりつつある有力な説を無視しては、負けを認めたと受け取られる。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/16(火) 10:17:28.01 ID:pwu2FLSJ0
そういえば安川さんは、自分の見解に反論がないのは、
学界が自分の見解を認めたのと同じだ、
とのたまっていた。
安川さんその他が平山さんを黙殺すれば、
それは平山さんの見解を認めたのと同じになるね。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/16(火) 12:06:54.98 ID:YNPH/EUj0
>>157
> 『福沢諭吉の教育論と女性論』がまもなく刊行されるそう。

雁屋哲氏の
『福沢こそが日本を一九四五年の破綻に追い込んだ元凶』
とどちらが先に刊行されるのかな?

> 週刊金曜日協賛ということで、
> 近日中に反福沢キャンペーン第2弾が張られる見込み。

どちらも反福沢キャンペーンを張りそうですね。
佐高信氏はどうするつもり?
162157:2012/10/16(火) 13:39:01.93 ID:6ALYloKG0
>>159>>160>>161
そういえば、安川・雁屋・杉田の3人で、反福沢著作3冊そろい踏み
をやるとか言っていました。

佐高信は今でも週金の編集員ではあるよう。
どうせやるならしっかりしてほしいです。

週刊金曜日で平山さんの意見にきちんと対応しないと
全国紙が取り上げることはないでしょう。

毎日新聞主筆の岸井成格は佐高の親友、安川平山論争の仕掛け人
船橋洋一は朝日を出たにせよ重鎮ではあるでしょうし。
時事新報の後継紙の産経の出方も気になりますね。

読売新聞の橋本五郎は岩波寄りなのかな。
松沢弘陽先生の福翁自伝注釈を高く評価していた。

163名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/16(火) 16:49:37.58 ID:Kn9i4xiO0
今度は京都か。お忙しいこった。週金の掲示板より。


10月19日(金)

忍び寄る影に抗して 橋下の濁流はどこへ行く? いま問いなおす、ファシズムの歴史と現在
18時半〜20時45分、エルおおさか南館101号室(天満橋駅)。資料代800円(学生500円)。
講師:池田浩士(京都大学名誉教授)。南京大虐殺60カ年大阪実行委員会(090-9718-5106)

京都自由大学一般講座 福沢諭吉の女性論 男女平等論の定説の全面的批判
19時〜21時、京都社会文化センター(市バス「堀川五条」)。500円(学生100円)。
講師:安川寿之輔(名古屋大学名誉教授)。京都自由大学(090-3612-7358)
164名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/17(水) 00:58:18.23 ID:ZgZQt5oy0
>>162
> そういえば、安川・雁屋・杉田の3人で、反福沢著作3冊そろい踏み
> をやるとか言っていました。

へえー、杉田さんまでアンチ福沢本を出すつもりなんだ。
もうそろそろ定年の歳みたいだから大人しくしていると
思っていたんだけど…。
165名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/17(水) 01:31:27.72 ID:GHdYrfhIO
杉田は平山新本でバカ呼ばわりされていたので
黙ってはいられないのだろうよ
166名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/17(水) 07:28:48.01 ID:z47PsqnR0
>>163
池田浩士というのは、この人のこと?
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h43/
こちらも完全に馬鹿にされている w
167名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/17(水) 09:37:30.75 ID:PSUs5pbg0
有用性の高い順 | 最新のレビューから

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 現在に当てはめても通用します、目からウロコです, 2012/10/4
By 日本花子 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て― (単行本)
今の日本がおかれている状況にあてはめてもピッタリきます
悪い友達とは付き合わないと言うのが蔑視になるとは思いません

以下抜粋

"日本の不幸は中国と朝鮮だ。

この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているが、
もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、 日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。

国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。

「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は、大陸や半島との関係を絶ち、 欧米と共に進まなければならない。
ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。"
168名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/17(水) 10:02:33.32 ID:CIGl7dqs0
>>167
へえ、またつくしんぼうかよ、と思ったら、福沢肯定派なんだな。
それなら杉田に反対する意味で、星ひとつにしないと
ぎゃくに受け取られるんじゃ?
169名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/17(水) 19:52:48.06 ID:UG6+yx5Q0
福沢諭吉「中国、韓国、北朝鮮とは関わるな!」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16030812
170名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/18(木) 00:18:01.42 ID:vhP6ouKe0
>>169
> 福沢諭吉「中国、韓国、北朝鮮とは関わるな!」

福澤先生曰く「そんなこと言ってない」
171名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/18(木) 07:19:09.66 ID:YZZKous+O
脱亜論でいっているだろ
172157:2012/10/18(木) 10:01:08.64 ID:JBucD3qO0
>>164
杉田さんとは義兄弟とかいってました。

あと講演が終わって女性が
『福沢諭吉の真実』について安川さんに質問していましたが、
そのときの様子は尋常ではなかったですね。

本心では論争での敗北を認めているのではないか、
そんなあわてふためきぶりでした。
173名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/20(土) 00:18:30.26 ID:C3BKeigK0
ヤフオクに杉田本が出品されています。
バーゲンブックということはゾッキ本なのかな?

杉田聡『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集』 - Yahoo!オークション
ttp://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t286905969

バーゲンブックです。
(新品未使用の非再販本。シール貼付等の処理がされています)
174名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/20(土) 00:58:40.88 ID:od4dJxTSO
買えば?
175名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/20(土) 02:10:08.65 ID:C3BKeigK0
>>174
杉田本が即決価格: 2,300 円とは高いと思われ。

安川本も即決価格: 500 円で出てるけど誰も買わないようですね。

福沢諭吉のアジア認識―日本近代史像をとらえ返す ☆ 高文研 - Yahoo!オークション
ttp://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k121492889
176名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/20(土) 07:10:21.26 ID:od4dJxTSO
平山本は?
177名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/20(土) 09:32:27.03 ID:KoPPWa+DP
>>173
あまりに売れないために、新本なのに古本として流通させている本のこと。
在庫を抱えていると税金を納めないといけないので、
とにかくさばこうとしている。杉田本で明石書店は大赤字になっただろう。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/20(土) 19:54:40.36 ID:mCRSOyaf0
>>176
平山本も出品されていますね。

福沢諭吉の真実●アジア蔑視、中国侵略肯定…本当に福沢本人が書 - Yahoo!オークション
ttp://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w76141796
現在の価格: 250 円
即決価格: 300 円
入札件数: 0 (入札履歴)

>>177
つまり新古本というわけですね。
そんな本を2300円で出品するとは…。
179名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/21(日) 09:32:10.85 ID:oCecASzyO
古本を400円くらいで買うことになるな
180名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/21(日) 11:18:36.67 ID:kQbcdURjP
>>178
安くしたからといって売れるものでもないだろうにな ww
181名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/22(月) 01:56:23.79 ID:OoFW1zi60
>>179
杉田本に400円の価値があるのかな?
182名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/22(月) 07:26:52.45 ID:CodDbhJlO
真実のことですよ
183名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/23(火) 10:43:28.02 ID:LHHekvnMO
関係ないけれど福沢諭吉はかなり男前な
持てたんかな?
多分万札に選んだ一つの理由だな
184名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/23(火) 13:42:27.61 ID:TgFvisy60
>>183
ロシアの女性に帰国するときに泣かれた、という逸話がある
185名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/23(火) 15:46:37.13 ID:1CMLMcf10
日本思想史学会2012年度大会

期間:2012年10月27日(土)〜28日(日)

会場:愛媛大学城北キャンパス


第三会場:愛媛大学法文学部講義棟302教室

◎個別発表 午前の部(10:00〜12:00)

宸記からみる花園天皇の宋学受容についての新研究:邱〓(皇學館大学大学院)

歴史物語の出発、再出発、完成―平安人にとっての歴史と文学:大野ロベルト(国際基督教大学大学院)

同志を求む!時事新報社執筆者認定作業:平山洋(静岡県立大学)

地域ベ平連とアジア―「ベ平連こうべ」の事例を中心として:黒川伊織(神戸大学)


http://d.hatena.ne.jp/n-shikata/20121002/p2

186名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/23(火) 18:09:28.66 ID:RuMI2BIXO
よくやるな
187名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/23(火) 23:20:26.27 ID:f/uUSb1q0
>>185
> 同志を求む!時事新報社執筆者認定作業:平山洋(静岡県立大学)

執筆者認定作業もいいけど、まずは全ての時事新報論集を
ウェブでアクセスできるようにして欲しいです。
DVDで全論説の画像収録でもOK。

> 地域ベ平連とアジア―「ベ平連こうべ」の事例を中心として:黒川伊織(神戸大学)

21世紀に「ベ平連」ですか。こちらの方がインパクトありますね。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/23(火) 23:42:32.00 ID:f/uUSb1q0
>>183-184
そういえば、『福翁自伝』の「醜声外聞の評判却て名誉」では、
「艶男(いろおとこ)と云(い)われたのは今日が生れてから始めて。」
とか何とか言ってましたね。

----
左(さ)様(よう)で御在ますか、コリャ面白い。私は今まで随分(ずいぶん)
太平楽を云(いつ)たとか、恐ろしい声高(こわだか)に話をして居たとか云て、
毎度人から嫌(いや)がられたこともありましょうが、
併(しか)し艶男(いろおとこ)と云(い)われたのは今日が生れてから始めて。
コリャ私の名誉で、至極(しごく)面白い話だから私は罷(や)めますまい。
----
福翁自傳 - 497 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=497
189名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/24(水) 07:00:14.91 ID:0vGI3Aih0
>>187
誰がお金をだすのかよ
190名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/24(水) 10:05:55.02 ID:w8DESPPA0
>>188
福沢は色町に行ったことがなかったので、そう言うほめ方をする女性
と接触しなかったためだろう。
今と違って素人の女性は男性に色目を使うことはなかった。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/24(水) 13:00:04.35 ID:vrU2TQew0
福沢は奥さんで童貞を捨てて
他の女性には手を出さなかったとどこかで読んだが、
当時の人にとって処女性/童貞性はどういう意味を持っていて、
それについて福沢はどう思っていたのか知りたい
192名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/24(水) 13:12:13.71 ID:V3iR7QWn0
>>191
おれはただ病気が怖かっただけなのだと思う
193名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/24(水) 15:45:38.42 ID:vrU2TQew0
ふむ、性病回避だけが理由なんだろうか
194名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/24(水) 16:24:26.67 ID:w8DESPPA0
>>193
じつは女嫌いだった、とか。でも子供が9人だからな。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/24(水) 19:19:46.64 ID:y35JK+INP
>>185
今週末、四国でやるのか。日本思想史学会
196名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/24(水) 20:58:54.44 ID:ddJyM+0CO
遠いな
197名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/25(木) 00:28:38.64 ID:olRE45ko0
>>191
その情報は、松山棟庵が
福澤諭吉に健康の秘訣について尋ねた時に聞いたという
以下のような逸話が元ネタですね。

----
福沢先生とは三十七年来のお馴染であるが、種々普通の我々とは違がつた所があつた。
第一身体は見た所からあの通り御丈夫であったが、種々の場合に臨んで見れば
見るほど隙のない健康なお方であつた。近くは三十一年の大患が癒つた計か、
心身機関の不調子がアヽ迄迅速に解けて行くとは何うも不思議で堪らない。
或時先生にお話すると
「左様か。生来の健康の外に別段人と異つた所もないが、
唯一つの心当りと云ふのは、子供の前でも話されぬ事だが、
私は妻を貰ふ前にも後にも、未だ嘗て一度も婦人に接した事がない。
随分方々を流浪して居るし、緒方塾に居た時は放蕩者等を、引ずつて来るために
不潔な所に行つた事もあるが、金玉の身体をむざむざ汚す様な機会をつくらぬのだ」
と。先生は嘘をつく方ではない。
先生の御夫婦ほど純潔な結合が、今の世界に幾人あるだらう。
(「故福沢翁」『福沢先生哀悼録』193/194頁)
----
2. 1. 福沢が書けなかったはずのテーマの無署名論説を除外する
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h30/02/#id_2_0_3
198名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/25(木) 07:18:49.93 ID:DSJQuw29O
平山サイト以外のネタ元はないのかな
199名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/25(木) 09:50:11.90 ID:EAq3gDqp0

  安川系のデマはすぐにウソがばれて葬り去られるからね
200名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/25(木) 11:59:46.99 ID:cnqP/OST0
安川自身が負けを認めたというのだから、安川平山論争というのは平山勝利で決着ということだね。>>172
201名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/26(金) 20:43:57.98 ID:3swsUQVIO
安川からの反論
202名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/26(金) 23:48:40.86 ID:J7Zm8Xo+0
>>178
ヤフオクの杉田本が1,980円に値下がりしていました。

杉田聡『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集』
ttp://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t286905969

即決価格: 1,980 円 いますぐ落札
入札件数: 0 (入札履歴)
203名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/27(土) 11:28:56.71 ID:6GiPLxUH0
なんで平山信者ばかり集うスレになっているんだろう?
安川の方が精力的に講演もしているし
同調する人も安川支持の本を出すほど。
安川の福沢分析は今後もっと広まるだろうね。
204名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/27(土) 18:46:24.03 ID:785s2y0I0
>>203
安川シンパといえば『美味しんぼ』の雁屋哲氏がいますね。

> ◇教科書・市民フォーラム6周年記念総会・記念講演会 安川 寿之輔さん 10月13日(土)
> http://geocities.yahoo.co.jp/gl/asaonet/view/20120716/1342397156
>
>『美味しんぼ』の雁屋哲も今年「福沢こそが日本を一九四五年の破綻に追い込んだ元凶」という本を刊行します。

雁屋哲氏は今年こそアンチ福沢本を出版するのかな?
205名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/28(日) 08:40:58.98 ID:ifRUVE7M0
>>203
それは安川一派がここできちんと反論をしないから。
とにかく根拠薄弱な同じことのくりかえしでは、
安川の講演など新興宗教の集会と大差がなくなる。

安川が決して触れないことに、
そもそも福沢諭吉伝と続福沢全集は、満州事変の時局に
迎合した書籍ではないか、という平山の主張がある。

多くの読者は、そのことに初めて気づいて、なるほどー、と思ったのさ。
安川はまずその点に反論しないとね。

井田メソッド批判など瑣末なこと。
いくらやっても、平山支持のマスコミが、安川の意見を取り上げた
という話は聞かない。
206名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/28(日) 08:50:27.24 ID:+58kLmjIO
雁屋にいまさら影響力があるかな
207名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/28(日) 18:14:25.65 ID:X90SO7/A0
>>205
> いくらやっても、平山支持のマスコミが、安川の意見を取り上げた
> という話は聞かない。

安川さんの『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』の目次を見ると、
マスコミが井田・平山の著作を評価・賞賛していることを
認めていますね。

----
序章 なぜ本書を書かねばならないか──杜撰な認定研究を持ち上げるマスコミへの批判

2 井田・平山の著作を評価・賞賛するマスコミ
   井田・平山の著作はどう迎えられたか
   ワナにはまった「毎日」「朝日」の紹介記事
   マスコミの福沢諭吉理解の水準
   平山洋『福沢諭吉の真実』賞賛の大合唱
   基本的文献を見落とした井田・平山の認定作業
   学界での反応
----
福沢諭吉の戦争論と天皇制論
http://www.koubunken.co.jp/0375/0366.html
208名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/28(日) 22:00:28.08 ID:+58kLmjIO
207
そしてその評価は変わっていない、ってことさ
209名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/28(日) 22:15:59.24 ID:3nTx0jew0
安川からすれば
平山は福沢の文を読めていない代表例なんだろうな
210名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/29(月) 20:42:07.08 ID:GFSIZz6f0
>>208
安川さんは、
どうして井田・平山の著作がマスコミで評価・賞賛されているのか、
その理由を考えてみないのかな?
211名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/30(火) 13:07:31.90 ID:OEMv57YB0
>>210
youtubeの講演の様子を見ると、安川平山論争はなかったことになっている。
だが、大多数の人々は非常に大きな論争だったと認識しているので、
触れていないことに違和感がある。

触れないのは反論できないから、 とその講演を聞いた人たちは受け取ることだろう。
212名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/30(火) 18:03:02.38 ID:zIQ854680
限られた人たちの前で、
同じことを繰り返したとしても、
自らの意見が広く認められる
ことはありえない。
安川さんはもっと多くの人に
語りかけられるような
工夫をしないと。

2ちゃんなんかは有力な媒体なのに、
きちんと利用していない。
ネットでの工作が足りないせいで
自分たちが劣勢に追い込まれたと
気づいていないのだろうか。
213名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/30(火) 21:54:00.85 ID:5di/cXS70
>>212
安川さんは、「2ちゃんねる」以前に、そもそもインターネットを使っていない
ようですね。

『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』の誤りについても、
「高文研宛てにご連絡をいただければ、
経過報告の文書を送らせていただきます。」
と言ってるけれど、そんなのネットで公開すれば済む話ですね。

----
関心のある方は、高文研宛てにご連絡をいただければ、8頁にわたる詳しい経
過報告の文書を送らせていただきます。(著者 2007 年2 月)
----
『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』
「天は人の上に人を造らず・・・」の出典について
http://www.koubunken.com/pdf/0366_b.pdf
214名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/31(水) 07:52:52.81 ID:DMs2oTU90
>>213
それは5年も前の話しだし、
取り巻きに若いのもいるだろうに。
安川ホームページでもつくれば
少しは話題にもなるだろうが、
たまにごく少数の同調者を集めて講演を
しているだけでは、
あまりに効率がわるい。
古井戸あたりに委託したっていい。
このままではあまりにも一方的な
平山がわの勝利になって、論争として
つまらない。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/31(水) 14:13:43.94 ID:0jiAI7790
京都自由大学2012年10月19日

福沢諭吉の女性論
―男女平等論の定説の全面的批判―

安川 寿之輔(名古屋大学名誉教授、社会思想史)


 遅まきながら女性の「自立」と「自由」の基礎としての「労働権の確立」と、長年疑われなかった「性別役割分業」の打破とい
う「静かで長い革命」としての「女性革命の時代」を迎えて、日本でも福沢諭吉に代表される家父長制的な差別的女性論は、
すべて過去のものになろうとしている。以下に、福沢女性論の主要な内容をあらかじめ列挙してみよう。

 女性が家事・育児を「天職」として、「家政参与の権」を認められ、「男子を助けて居家処世の務に」つく性別役割分業観。 
A女性の参政権と労働権の欠落。 B日本資本主義の対外進出のための娼婦の海外「出稼ぎ」を含む、積極的な公娼制
必要論。 C「温和良淑」「優美」「柔順」という日本女性「固有」の「美徳」養成のための女子特性教育論。 D女子の郷里
を離れての「遊学」反対。 E「西洋流の自撰結婚」=恋愛結婚反対論と、「離婚の自由」否定の「かいろうどうけつ偕老同穴」論。
 F明治民法を「世道人心の革命」と擁護。 G結婚の際の夫妻の姓とは異なる新苗字創出のアイデア。

 ところが、福沢諭吉研究の世界では、信じ難い事実であるが、Gを除く以上のすべて博物館入りの差別的な女性論が、
井上清、遠山茂樹、ひろたまさき、丸山眞男、武田清子、伊藤正雄、村上信彦、中村敏子、西澤直子らによって、
そろって男女平等論、女性解放論であると評価され、その誤った評価が、なお定説的に支持されている。

 その定説的理解の誤りを論証し、なぜずさん杜撰な誤読が繰り返されるのかについて、あわせて論じてみたい。
216名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/31(水) 14:15:43.80 ID:0jiAI7790
京都自由大学2012年10月20日

『学問のすすめ』の問い直し
―「暗い昭和」への道とのつながりで―

安川 寿之輔(名古屋大学名誉教授、社会思想史)


 昨年の体験ですが、札幌の歴史教育の先生方から<『学問のすすめ』は戦争と格差のすすめ>というテーマ
での講演を依頼された。あまり過激なテーマなのでぼくがちゅうちょ躊躇したら、あなたの著書を読むと『すすめ』
はそういう理解になるのでは、と逆に説得された。一方で、ぼく自身がNHKで3年間放映された司馬遼太郎『坂の
上の雲』の原作を読んで、日清戦争の日本の勝因は日本兵が「国家の為に死ぬという観念」をもっていたため
という記述に出会って、一種の衝撃を受けていた。

 これまでのぼくは、『すすめ』第3編の有名な定式「一身独立して一国独立する事」の先行研究の定説的解釈
の誤りを論証することに気をとられ、12年前に、丸山眞男流の解釈は「福沢諭吉研究史上最大の誤読箇所」と
指摘して、誰からも反論のないことに満足していた。しかし、札幌からの依頼と司馬遼太郎の日清戦の勝因の
二つの衝撃をつなげることで、『すすめ』の問い直しの必要性を認識するようになった。

 『すすめ』第3編の定式における「一身独立」が「国のためには財を失ふのみならず、一命をも抛(なげうち)て
惜むに足ら」ない「報国の大義」であることを解明した私は、『すすめ』初編の「国のちじょく恥辱とありては日本
国中の人民一人も残らず命を棄てて・・・」という記述も思い出して、初期啓蒙期の福沢が、日本の近代化の出
発点において、いきなり滅私奉公の「報国の大義」を先駆的に主張していた、その思想史的な意味を、真剣に
考える必要性のあることを、ようやく切実に感じ始めた。今回は、近代日本の啓蒙思想の最高傑作とも評価され
ている『すすめ』の内容を、「暗い昭和」への道のりとのつながりで、問い直した成果を、講義します。
217名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/31(水) 20:56:35.39 ID:A4DhmaF60
>>215-216
コピー乙。ググってみたら京都自由大学のページが見つかりました。

京都自由大学2012年度一般講座スケジュール
ttp://www.opencafekyoto.jp/kogi2012ippan.html

10月19日(金) 安川 寿之輔(名古屋大学名誉教授、社会思想史)
福沢諭吉の女性論―男女平等論の定説の全面的批判
ttp://www.opencafekyoto.jp/gaiyou121019.html

10月20日(土) 安川 寿之輔(名古屋大学名誉教授、社会思想史)
『学問のすすめ』の問い直し―「暗い昭和」への道とのつながりで
ttp://www.opencafekyoto.jp/gaiyou121020.html
218名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/01(木) 07:45:39.97 ID:ydNUXr75O
誰からも反論のないことに満足していた

相手にされていないんだね
219名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/01(木) 09:53:39.93 ID:2Cn73qU60
>>218
>>216のこの部分だね。

>これまでのぼくは、『すすめ』第3編の有名な定式「一身独立して一国独立する事」の先行研究の定説的解釈
>の誤りを論証することに気をとられ、12年前に、丸山眞男流の解釈は「福沢諭吉研究史上最大の誤読箇所」と
>指摘して、誰からも反論のないことに満足していた。しかし、札幌からの依頼と司馬遼太郎の日清戦の勝因の
>二つの衝撃をつなげることで、『すすめ』の問い直しの必要性を認識するようになった。

反論がないことを喜ぶより、賛同のないことに落胆するべきじゃないか?

誰も相手にしていないか、そもそも読まれていない可能性が高いわけだから。
220名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/01(木) 10:47:51.60 ID:99U60rMj0
今に講演にも誰一人来なくなって、それでも
「聴衆が集まらないのは、私の意見が一般化した証拠」
などと言い出すんだろうよ。
つくずくおめでたい。
221名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 02:49:05.59 ID:5M6SbYix0
>>202
ヤフオクの杉田本が1,500円に値下がりしていました。

杉田聡『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集』
ttp://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t286905969

即決価格: 1,500 円 いますぐ落札
入札件数: 0 (入札履歴)
222名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 08:35:58.74 ID:XBSHQCDkP
>>221
いくら安くしたって無駄だって
そのものが無価値だから
223名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/04(日) 08:36:05.64 ID:6bq0nR9+P
韓國日本近代學會
第26回 國際學術大會

共同theme :「東アジアにおける歴史?文化と自他認識」

日時 : 2012年 11月 10日(土)?日(日)

* 10日(土):學術大會

場所 : 立命館大学 衣笠キャンパス 文学部

主催 : 韓國日本近代學會


場所 : 敬學館 255號室 座長:?采洙 (高麗大)

14:50?:20

平山洋
(静岡県立大)

福沢諭吉は朝鮮甲申政変の黒幕か
224名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/04(日) 11:07:38.09 ID:SfcBIJFFO
京都か
225名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/04(日) 17:37:19.48 ID:A4A050QR0
>>223
ははあ、安川さんが懸命に自説を韓国に売り込んでいるので、その対抗策ですな
226名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/04(日) 17:58:32.14 ID:/P+PhEM60
>>225
それもあるかもしれないけれど、
ミネルヴァ書房の『アジア独立論者 福沢諭吉』に収録された
「第4章 福沢諭吉は朝鮮甲申政変の黒幕か」
の反響で韓國日本近代學會に呼ばれたのかもしれませんね。
227名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/04(日) 18:08:17.67 ID:A4A050QR0
>>226
ググると↓が出てくるな


日時: 2012年11月10日
www.kjkin2000.com/Artboard/Library/fileDown.asp?...notice...
ファイルタイプ: HWP/Hancom Hanword - HTMLバージョン
2000年に発足した韓国日本近代学会は、韓国の研究者と日本の研究者の一対一
... 韓国日本近代学会韓国側会長関根英行 .
... 場所: 敬學館255號室 座長:金采洙(高麗大). 5, 14:50. ?15:20.
平山洋. (静岡県立大). 福沢諭吉は朝鮮甲申政変の黒幕か, 鈴木 ...


htmlで開いてみると、幾つもある普通の発表のようだが
228名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/05(月) 08:17:21.58 ID:loGfydVEO
立命館では安川も講演している
229名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/05(月) 08:43:22.97 ID:J5tV6YQv0
わりと左翼大学のイメージだな、立命館は
230名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/05(月) 16:36:56.70 ID:sVUxVdUY0
>>223
こういう発表って、韓国人の研究者からはどんな反応があるのだろう?
231名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/05(月) 18:23:20.73 ID:x7ByOoJd0
諭吉の若い頃って鬼イケメンだなwww

売れない役者さんみたいだ
232名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/05(月) 20:30:52.50 ID:loGfydVEO
松平健
233名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/07(水) 07:26:29.86 ID:vmPKFY520
平山さんの推測では、福沢真筆社説は、まだ数百編
全集未収録になっている、とのこと

http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h96/
234名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/07(水) 12:35:13.78 ID:BXxE7Yrk0
大きくでたな。それが本当なら現在の全集は無効だ。
235名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/07(水) 19:23:50.01 ID:nWplAy1KP
さて、岩波書店がどう出るかだな
236名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/08(木) 00:37:22.13 ID:BIc7EwG70
平山が言いたいことを言っているだけじゃないかね
237名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/08(木) 07:30:09.62 ID:X6EwdKbKO
まあ原稿はないことだしな
238名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/08(木) 09:51:54.43 ID:RC1RfzyF0
>>236
そこが狙いなんだよ。既成事実を作る、ってやつさ。
効果はすでに出ている。
安川は福沢の発作後の社説も批判していたが、
杉田はそれらに触れなくなった。
そうやってドンドン批判できる社説の範囲を狭めていこう
というのが魂胆なのさ。
239名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/08(木) 19:47:46.15 ID:X6EwdKbKO
すげえ
240名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/09(金) 00:31:16.99 ID:BnD47dzK0
>>238
自筆の原稿が見つかっていないのに
そんな攻撃的なことをして恥ずかしくないのかな
241名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/09(金) 07:12:47.56 ID:xiBVCz9U0
>>240
そのコトバはそっくりそのまま石河へ、だろうねえ
242名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/09(金) 11:26:22.93 ID:y5E5E3pI0
井田メソッドの信頼性の高さは、杉田聡によってすでに証明されている。
243名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/10(土) 00:31:20.67 ID:F2XH8HRQ0
杉田が平山を批判した話?
信頼性の高さって仰々しく言ってもその1件だけじゃん
244名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/10(土) 15:52:02.28 ID:BDRfly5/0
    
245名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/10(土) 20:40:35.97 ID:PtaSfXHaO
3つだよ
杉田
246名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/11(日) 10:13:09.07 ID:XePiXgL50
平山ってアンチ安川の態度を見せているだけだと思う
本人の研究スタイルを示さないのはなぜなんだろうか
247名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/11(日) 18:52:38.26 ID:Pc5bMwcV0
「権力のもとでは、ペンは剣よりも強し」
「信賞必罰など必要無い。必罰だけが重要だ」
枢機卿リシュリュー
http://blogs.yahoo.co.jp/warabe401/59435475.html

「ペンは剣よりも強し」福沢諭吉の名言・格言
http://www.kotodama.in/bbs/thread/100280
248名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/11(日) 18:53:19.27 ID:Pc5bMwcV0
「馬鹿と片輪に宗教、ちょうど良い取り合わせだろう」
(福沢諭吉全集 第20巻 232ページ)
http://kariyatetsu.com/blog/1141.php
249名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/11(日) 19:32:01.57 ID:Qoq+llE7P
>>246
井田メソッドは?
250名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/12(月) 07:18:27.09 ID:7BLp64mdO
安川は降参したのだろ
251名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/12(月) 09:38:28.44 ID:KCFSadA40
>>245
そう、3つだ。

杉田聡は「忠孝論」、「修業立志編緒言」、「福沢全集緒言」を井田メソッドを
用いて検証し、いずれも福沢真筆ではない、と結論づけている。

そのうち平山洋は「忠孝論」を井田メソッドによらず、文中の「余が文明論之概略」
の挿入によって、福沢筆と判定している。
しかしこの社説の執筆者は日原昌造ということがはっきりしている。

「修業立志編緒言」の筆者は菅学応、「福沢全集緒言」は弟子グループの
起草ということが現行版全集に記載されていて、
杉田はそれに気づかなかったらしい。

つまり、井田メソッドの信頼性の高さは、「井田メソッドはあやふやだ」という
ことを証明しようとした杉田によって、皮肉にもかえって補強されてしまっている。
252名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/12(月) 11:55:02.04 ID:xlBqbn6c0
>>246
まずは読んでから言うべきでは
253名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/12(月) 19:20:02.74 ID:P28ZoeyG0
「馬鹿と片輪に宗教、ちょうど良い取り合わせだろう」
(福沢諭吉全集 第20巻 232ページ)
http://kariyatetsu.com/blog/1141.php
254名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/12(月) 19:20:32.10 ID:7BLp64mdO
まったくだ
255名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/14(水) 18:57:10.87 ID:MNgF1Os/P
もうある

「福沢諭吉は甲申政変の黒幕か」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h97/
256名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/15(木) 07:26:51.18 ID:ftmCCWUmO
素早っ
257名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/15(木) 09:49:26.81 ID:JZgsApZk0
平山ステマ?
258名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/15(木) 20:00:23.87 ID:ftmCCWUmO
政治闘争だ
259名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/16(金) 08:13:25.91 ID:E3bL+ZmL0
>>255
ステマかどうかはたもかく、韓国ドラマ「済衆院」なんかを使って、工夫されたプレゼンだ。
pptを開いて音声と同調させて聞けば、学会発表自体に出席できる。
安川のyoutubeが退屈なのに比べて、聞いていただく、という態度が徹底している。
260名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/16(金) 19:30:02.14 ID:XzppinZAP
すっかり影が薄くなったな、安川一派は
261名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/16(金) 21:44:23.73 ID:5pLtmZXa0
>>259
本当に聞いていただきたいなら
安川のようにyoutubeでアップすればいいのに
平山がやることはよう分からん
262名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/17(土) 07:38:43.91 ID:gSF0jFh7P
>>261
一般大衆がそんなことに興味をもつはずも w
263名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/18(日) 08:37:31.69 ID:gLGEvWl7P
安川らのネガキャンが成功しているかどうかは、
次の総選挙での共産・社民の得票率があがるか下がるかで
ある程度は推測できるだろうな。
264名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/18(日) 14:37:46.50 ID:tm+DoZN4O
ほう
265名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/19(月) 07:29:16.82 ID:OfvPUQheO
高文研や明石書店の経営は
大丈夫なのか
266名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/19(月) 08:59:08.17 ID:D6tWM9KT0
人のことより自分のことを心配しなよ
267名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/19(月) 09:13:13.84 ID:150kWOg60
>>261
ただyoutubeにアップするだけで聞いてもらえると考えるところが甘いんだよ。
安川陣営はもっと大衆への訴求というのを考えないとな。
重要な部分だけを切り取って2chに貼るとか。
268名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/19(月) 16:54:26.69 ID:D6tWM9KT0
紙媒体での書評は一向に出ないな
平山新本
269名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/19(月) 19:41:50.06 ID:OfvPUQheO
高すぎる
270名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/19(月) 21:17:53.68 ID:a13oMSeB0
>>267
せめてyoutubeにアップぐらい、、、
まあ言わないでおこう
271名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/20(火) 07:16:54.89 ID:JZWgPYNd0
>>270
2年前にupされた安川のyoutube、全部で160回再生されたにすぎない。
宣伝効果は限りなくゼロだろう。
272名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/21(水) 07:50:02.79 ID:W6xMlcM00
日本明治文学作家?料整理_百度文?

wenku.baidu.com ? 教育?区 ? 高等教育 ? 文学 - このページを訳す

15 時間前 - 但是,根据平山洋的《福沢諭吉的真実》(文春新書)的文字,其?????
因于《福沢諭吉伝》的作者、《時事新報》的主?、 《福沢全集》的主?石河干明。?
了代表日本的房子的安全,日本??不惜?占?是草房的中国,朝?。?助其改建成石房。
而且事? ...
273名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/21(水) 08:36:32.35 ID:c/YUfidG0
意味不明
274名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/21(水) 11:42:29.41 ID:0Vlzlclc0
中韓でも真実が知れ渡っているとなると
もうあちらからの福沢批判はムリだね
275名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/21(水) 13:10:08.93 ID:FpL157g10
中国や韓国との関係が悪化しているので、安川らがいかに福沢を批判したところで、
福沢はむしろ立派な言論活動をした、という逆の評価が広まりつつある。
276名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/21(水) 13:39:31.53 ID:0Vlzlclc0
そう、>>247>>253は、今では福沢へのホメ言葉だ
277名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/21(水) 19:44:05.21 ID:AdpRHRV7O
サヨが批判すればするほど
先生の評価は高まる
278名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/22(木) 07:33:46.67 ID:Ot9YSyjM0
安川・杉田・雁屋が今後福沢批判本を出したとしても、影響力はほとんどなくなっている。
大手マスコミの立場が平山側に傾いているから。安川が何を言ってもまったく無反応になっているのは
そのせい。積極的な反論ができないようなら、金と労力の無駄ということに。
279名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/22(木) 09:20:31.31 ID:5eFCAOxzP
14 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2012/10/27(土) 20:29:10.64 ID:8LxULZCh0
> ◇教科書・市民フォーラム6周年記念総会・記念講演会 安川 寿之輔さん 10月13日(土)
> http://geocities.yahoo.co.jp/gl/asaonet/view/20120716/1342397156
>
>『美味しんぼ』の雁屋哲も今年「福沢こそが日本を一九四五年の破綻に追い込んだ元凶」という本を刊行します。

カリーは今年こそアンチ福沢本を出版するのかな?


15 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2012/10/27(土) 20:41:00.67 ID:zTOQ/2wf0
もはや日本では福澤諭吉先生こそ脱亜論で150年未来を見通した偉人の評価が確立したと言うのに。
280名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/23(金) 08:31:50.08 ID:pSXT553RP
安川や杉田は、自分たちが言えば言うほど逆効果で、頭を抱えているだろうな w
281名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/24(土) 14:17:54.29 ID:GK1iSOjQO
で福沢の評価が高まるのかと
282名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/24(土) 22:30:19.04 ID:8xOQf+Az0
福沢諭吉の代表作は何?

やっぱり『学問のすすめ』かな?

おすすめの作品がありましたらぜひ教えてください
283名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/25(日) 00:33:27.89 ID:SD4NGPe20
個人的には福沢社説の研究が進めばいいなと思ってる
既存の著作はある程度の長さがあるから
議論の展開も味わって読めるけど
社説は単文で思想をストレートに出す技を味わうことができるから
284名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/25(日) 09:05:52.79 ID:ArWOBm3cO
で真偽判定はどうする?
285名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/25(日) 10:30:43.88 ID:CkQGglJ30
>>283
たしかにどれが真作でどれが偽作かは、現在も決着がついていない問題ですね。
福沢が関係したという証拠がないとしても、関係しなかった、とは言い切れないわけで。
286名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/26(月) 07:34:50.57 ID:EonKmrTlO
堂々巡りだな
287名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/26(月) 09:31:22.00 ID:eiTObq0F0
>>243
井田メソッドによって杉田聡は『福沢諭吉朝鮮中国台湾論集』で、3編の真偽判定をした。
それらは3編とも正解だった。だから井田メソッドは確実、でOK?
288名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/26(月) 19:27:43.00 ID:EonKmrTlO
ここにいたのが杉田本人だったなら
今ごろ顔面蒼白
289名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/26(月) 21:33:30.75 ID:6zGtIiDm0
>>287
意味不明
無作為抽出で100件ぐらいやればある程度認めてもわからないでもない
だけど、たった3件でしかもそれは無作為でも何でもない選び方の結果
確実と言うのは恥かと
290名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/27(火) 08:31:08.68 ID:xVaqDWDRO
理解できないのは、頭が悪いせいじゃないか?
291名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/27(火) 08:57:00.25 ID:LAxw8SxQ0
雑誌 出版ニュース2012年11月下旬号 定価500円

ブックガイド
平山洋『アジア独立論者福沢諭吉』(ミネルヴァ書房)
292名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/27(火) 12:57:55.03 ID:80TBKI1B0
>>289
『アジア独立論者福沢諭吉』の第11章第6節にどう書いてあるか、知らないんだな。
まずは確認してから出直してきなよ。みっともない。
293289:2012/11/27(火) 22:23:59.56 ID:LMZDCbpw0
>>292
分かっているなら短く説明してくれればいいのに。
294名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/28(水) 07:18:00.92 ID:P6924tn10
>>293
それじゃ、伸びない、だろ?
ばかを甘やかしてはいけないんだよ。
295名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/28(水) 11:52:47.44 ID:iQHVTIgU0
>>289>>293
もともと杉田さんは、井田メソッドがでたらめなことを証明するために三編の文章を選んで判定したのです。
ところが、別の物的証拠から、その三編とも井田メソッドによる判定の通り、と明らかになってしまった。
そうだとしたら、井田メソッドの確実性は高まった、という結論が導き出されるのは当然では?
296名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/28(水) 11:55:18.34 ID:iQHVTIgU0
連投。その三編については>>251で説明されています。
297名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/29(木) 17:15:17.74 ID:CtbqZDnVO
ここはタメになるね
298名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/01(土) 17:35:27.77 ID:ftYDI0pcP
いったい>>289はどこにいっちまったんだ
299名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/02(日) 21:44:53.83 ID:y1tosKrO0
なぜ日本から優れたリーダーがいなくなったのか? 〜福沢諭吉の思想に学ぶ「独立自尊」の精神
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34197

偉大なる思想家が今の日本社会にいないとすれば、吉田松陰のような過去の思想家に学ぶこともできる。
時代を経ても陳腐化していない。筆者の独断ではあるが、松陰と並んで、今こそ耳を傾けるべき思想家は福沢諭吉ではないかと思う。

『独立自尊』という本がある。東大教授を経て現在は政策研究大学院大学教授を務める政治学者北岡伸一氏の著書である。
北岡氏は日本政府国連代表部次席大使を務めたこともあった。その書籍は、福沢諭吉の思想を中心とした伝記的著書である。
北岡氏は大学のゼミで若い学生に福沢の生き様を教えてきただけに平易に福沢の思想が理解できる。

?筆者は、大分県中津市に今でも史跡として残る福沢諭吉の実家に友人の中国人ジャーナリストと一緒に訪ねたことがある。1万円札の1号券も飾られている。
史跡を見た後でその友人が語った言葉が今でも忘れられない。

「中国は列強の植民地になったのに、日本はならなかった。その理由がいま分かりました。福沢のような優れた思想家が日本にはいたからですね」
300名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/02(日) 21:46:15.82 ID:y1tosKrO0
混迷の時代に最も必要なものは独立自尊の精神

?北岡氏の著書をベースに福沢諭吉の思想のいくつかを紹介したい。総選挙を控えて、
一有権者として日本の将来を考えるうえでも、あるいは個人が激動の時代を自助努力で自身の人生を切り拓いていくうえでも参考になると筆者は感じる。

?まず、北岡氏は著書のまえがきの中で福沢の生き様をこう総括している。

〈 福沢が郷里を出て、蘭学を学び始めたとき、何の成算があったわけではない。むしろ、無謀な行動だったと言うべきだろう。
しかし、福沢は小さな打算や、利害得失で考えたりはしなかった。それは自らを貶めることである。そうではなく、福沢は自らの内なる声に耳を傾けて、
本当にしたいこと、本当に正しいと思うことだけをした。自らを高く持し、何者にも媚びず、頼らず、何者をも恐れず、独立独歩で歩んだ 〉

〈 福沢のような才能に恵まれた人は稀である。しかし、自らを高く持して歩むこと、歩もうと試みることは、福沢でなくても出来ないわけではない。
そういう独立自尊の精神こそ、混迷の時代に最も必要なものである。それなしには、日本は長期低迷から抜け出せないように思う 〉

?筆者もこうした生き様こそが今の日本の政治家や国民一人ひとりに求められているのではないかと思う。

?福沢は「自由と責任」についても個人と国家の両方に当てはめて考えている。明治になって自由に学べるようになった反面、学んだ人物は「公」をよくしていく発想が必要だと説いている。
国については有名な『学問のすゝめ』の中で「理のためにはアフリカの黒奴にも恐れ入り、道のためにはイギリス、アメリカの軍艦をも恐れず、
国の恥辱とありては日本国中の人民一人も残らず命を捨てて国の威光を落とさざることこそ、一国の自由独立と申すべきなり」と説いている。

「一身独立して一国独立す」

?こうした考えが福沢の「一身独立して一国独立す」に繋がっている。この意味について北岡氏はこう解釈している。

〈 個人と同様、国家も平等である。有様は違うが、権義は同じである。強い国が弱い国に無法を働くことは許されない。
そして有様の違いは、個人において学問をするしないによるのと同様、人の勉めると勉めざるとによる。今日の貧国が明日の富国となり、あるいはその逆の場合も、古来例は少なくない 〉

〈 国家の運命を自らの運命と重ね合せて考える個人がすなわち国民である。そいう国民が多くいないと、国家は保てないのであり、依存心の強い者は、国家の頼りにならない 〉

?今の政治家自身が自分の運命と国家の運命を重ね合せているのだろうかとも問いたくなる。選挙に勝って権力が欲しいだけではないか。
しかし、こうした政治家に投票するのも国民なのである。福沢の思想はこうした点についても戒めているのだと思う。

?福沢の「怨望の人間に害あるを論ず」という思想も興味深い。妬みや嫉妬が社会の発展を妨げるという考えである。北岡氏の解説はこうだ。

〈 他人の有様に比べて自分に不満を抱き、自分を省みずに他人を責める。それは人間交際をむしばむことはなはだしい。なぜ、そういうことが生じるのか。
貧困などでなく、窮が原因である。言路をふさぎ、行動を制約するから、怨望は起こる 〉

?これは、現代の企業社会の中でもよく起こっている現象ではないだろうか。特に経営者層が自分より優れた後輩や同僚に嫉妬し、
無能で寝首をかかない人材を後継者に据えて、経営者層の人材としてのスケールがだんだんと小さくなっている。
301名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/02(日) 21:47:10.25 ID:y1tosKrO0
「気風快発にして旧慣に惑溺せず」

?政治家でも新しいリーダーが出てこようとすると、枝葉末節をつついて潰しにかかる。
経営者やリーダーが「怨望」の気持ちを捨て、有能な後継者にその地位を禅譲するくらいの気持ちがなければ次世代のリーダーは生まれない。

『文明論之概略』では福沢は「気風快発にして旧慣に惑溺せず」「古を慕わず今を足れりとせず、小安に安んぜずして未来の大成を謀り」と説いている。

?北岡氏の解説はこうだ。

〈?惑溺とは、本来ある目的に対する手段であったものが、本来の目的を離れて自己目的化してしまったことをさす。武士にとって刀はがんらい身を守るためのものだった。
しかし、平時になってもこの習慣を廃止せず、かえって金銀をちりばめて帯刀するようになった。(中略)旧習に惑溺することは日本の国体を危うくすると論じたのである?〉

?これも今の政治の課題に通じるものがある。何のための消費税増税か、何のための日銀による建設国債引き受けか、本質的な議論がないように思われる。
もちろん、膨張する社会保障費への対応や景気浮揚策といった目的は説明されているものの、肝心なのは、日本をどのような国にするのかということである。
企業にたとえれば「経営理念」がないまま逐次的な弥縫策を展開しようとしているように見えてしまうのだ。福沢の場合は、「国の独立を維持する」という明確な理念に基づいての発言であった。

日本には政府ありて国民なし

?北岡氏の著書によると、福沢は「政権」と「治権」という考えを持ち出していたことも興味深い。
政権とは、安全保障や金融などの政策を一律化して各藩による統治形態を改めるということだが、「治権」とは地方分権のことを指し、
警察や道路整備、衛生などは各地に便宜にしたがい、地方人民の幸福を図るためのものであると考えていた。
日本という国の形を考えていくうえで地方分権の議論は避けて通れない面がある。こうした思想も現代に通じるものがある。

?また、福沢は日本の歴史では、政府の交代はあっても権力の交代がなかったことも指摘しているという。北岡氏は〈 国民を巻き込んだ大きな変革がなかったところでは、
人民に国家の主人であるという意識が欠けている。このように福沢は批判し、日本には政府ありて国民なしと断ずるのである 〉と解説している。

?「政府ありて国民なし」という指摘も現代に通じる。「国民なし」だから国民が選ぶ真のリーダーが出てこないし、偽リーダーにいいように国家をもてあそばれているのではないだろうか。
302名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/02(日) 21:47:48.23 ID:y1tosKrO0
これまで述べてきた福沢の思想の根底には「新しい国づくり」という考えがあった。しかし、今のほとんどの政治家にはそれがない。
弥縫策の政策を作るのが政治家、リーダーの仕事ではない。将来を見据えて新しい形を創りだそうとするのが真のリーダーである。

?福沢のこうした思想があまりにも社会に強く影響を与え始めたため、明治政府は福沢の影響力の排除に動き、福沢が創設した慶応義塾を潰しにかかったことがあるという。
優れた思想家は為政者と一対であるべきと同時に、鋭い思想は社会に軋轢を呼ぶ。吉田松陰は処刑され、同じく幕末の思想家である佐久間象山も暗殺された。

?しかし、摩擦を起こすくらいの思想、誤解を恐れずに言えば反対派から殺されるくらいの思想でないと、本当の「思想」とは呼べないのかもしれないと筆者は感じる。
事なかれ主義に陥った社会や組織は「摩擦」を嫌う傾向にある。これも今の日本に真の思想家が誕生しない大きな要因であろう。
303名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/02(日) 21:49:18.21 ID:y1tosKrO0
松下幸之助の無税国家論
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/trend/tsumitate/20121128-OYT8T00398.htm

 「経営の神様」と呼ばれた松下電器産業(現パナソニック)の創業者・松下幸之助氏は、80歳を機に経営を退きました。

 そして、84歳の時に私財70億円を投じ、財団法人松下政経塾を設立しました。彼は、日本の将来を憂い、本物の政治家を育成しようと、決意したのです。

 彼は著作の中で「無税国家構想」について、次の様に述べています。

 「一朝一夕にはいかないけれども、効率的な政治行政をして、それを積立ていけば、ある一定年限の間には相当な蓄財ができる。
その蓄積を運用して、そこから果実を生む。それをもって国費に充てていく。そうすれば無税国家になる。間違いなく、そうなる。そういう確信を持っているわけです」(『君に志はあるか』より)

 彼は、毎年の税収の一部を積み立てていく仕組みを作り、その蓄積を増やして運用することで、無税国家が実現できると説いているのです。

 実は彼に影響を与えたのは福沢諭吉と言われています。二宮尊徳の報徳思想の継承者である福沢諭吉は、明治24年(1891年)の時事新報で、
帝国議会の第1回開会にあたり「政府の予算の一部を積み立てていけば、無税国家が実現できる」というコラムを発表しています。
松下幸之助はその考えを引き継ぎ、具現化する人材を育てることにしたのです。

 松下政経塾2期生で、松下幸之助から直に師事を仰いだ元杉並区長の山田宏氏は、「杉並区減税自治体構想」を掲げました。
区の予算1500億円の1割を積立し、将来的に区税をなくそうという試みです。

 「私は減税自治体構想を進めるに当たって、単に減税だからやろうということはありません。積立てていった果実で減税することを通じて、恒久的な減税につながる。
つまり、私達が本当に望んでいる低負担・高福祉社会の実現につながると考えています」(杉並区HPより抜粋)

 自治体はこれまで予算を使い切るのが当たり前の考えでした。そんな中、予算を一部余らせて、積み立てて行く構想を掲げたのです。「お金を余らせるなら、税金を下げろ」という批判の声も多数ありました。
しかし、山田氏は情熱を持って市民との対話を繰り返し、ついに松下幸之助氏の考えを実践したのです。

 この様に、二宮金次郎の思想は、福沢諭吉、松下幸之助、松下政経塾の塾生へと脈々と受け継がれているのです。

 ちなみに、野田首相は松下政経塾の1期生ですが、消費増税を掲げたことで、松下政経塾の関係者から、「師の教えに背くのか」とたたかれていたのは、こういう事情があります。

 「収入の一部を自動的に積み立てて行く」考えは、個人だけでなく、自治体や国にも当てはめて考えることができるのです。今の日本は財政規律が緩みきっています。
ぜひ、松下幸之助氏などの考えを日本の皆様にお伝えしたいと思っています。
304名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/02(日) 22:03:20.64 ID:y1tosKrO0
http://www.wakasemi.com/orsub1.htm

明治時代、日本に学校制度が出来る頃、福沢諭吉と森有礼とが教育の方法論を巡って論争をしたという話しが伝わっています。
福沢諭吉の論旨は明治7年の「学問のすすめ 4・5編」に書かれています。明六社に集まった近代思想の知識人のひとり、
森有礼は教育は国家の興廃に関わる一大事として「教育の官立為業」を説き、福沢諭吉はそれに異議を唱えて「私立為業」を説いたのです。

「国の文明は上政府より起るべからず、下小民より生ずべからず。必ずその中間より興りて、衆庶の向かふところを示し、
政府と並び立ちて、はじめて成功を期すべきなり。」と書き出す件(くだり)がありますが、そこでは「教育は人間個人々々の問題であって、
誰もが学ぼうとする気持ちを持っている。だから学ぶことによって自分で考えることが出来るようになる。教育とは教え導くことではなく、
一人ひとりがその天稟を伸ばすことにある」といい、「国民一人ひとりが独立し繁栄して、はじめて国家も独立し繁栄する」という考えを示し「教育の私立為業」の大切さを説いたのです。

そうなると、そもそも「教育」という言葉が気に食わなくなります。「教え、育む」では独立心は養えません。こどもは、
常に教えてもらう、育ててもらうの受け身になってしまうのです。花を美しく咲かせるのに「教育」は必要ありません。
自らが育つ環境を与えてやればよいのです。

太平洋戦争の終結と共に、我が国はすべてが180度ひっくり返されたといわれていますが、どっこい、教育という概念は100年前のままだったのです。
「あかい あかい あさひ」から「みんな いいこ」に教科書を変えただけだったのです。一旦、官立為業になると、すべての変革は小手先だけで、根本的な改革は出来ないのです。
官僚任せの国は既に自己組織性を失った国と言えましょう。こんなことの分らない日本人ばかりがうじゃうじゃ住んでいるところにいるのかと思うと苛々してきませんか。

教育の荒廃が叫ばれる今日、福沢の精神に立ち返ることの重要性を誰も声を大にして書かないのは何故だろうと不思議でしようがないのです。
305名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/04(火) 09:59:21.27 ID:F6lZIoL40
>>299-302
北岡伸一さんは平山説を支持していたね
306名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/04(火) 12:42:00.37 ID:qxq3UbkF0
脱亜論、福沢諭吉、侵略などを組み合わせてググッても、平山系の検索結果ばかりが出る。
安川系の見解はネット社会ではもう無いものとみなされたようだ。
307名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/04(火) 16:29:43.40 ID:MyFlVr6y0
サヨはネットの使いかたを知らん w
308名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/04(火) 19:35:21.32 ID:qHuJHPU/O
あはは
309名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/04(火) 21:35:41.09 ID:1Ijl7On00
ここはネトウヨが気勢をあげているスレですね
310名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/04(火) 22:14:44.52 ID:qHuJHPU/O
ほら出たレッテル張り
その手は古いんだよ
311名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/05(水) 08:18:26.12 ID:H2zN2uv30
福沢はアジア蔑視の侵略論者という左翼が貼ったレッテルは、
もうネット上で検出できなくなっている。
その立場からの本も高文研と明石書店以外からは出版されていない。
雑誌は週刊金曜日だけ。

安川寿之輔が、いつも同じメンバーの前で講演をしたとしても、
もはや時間の無駄だろう。
これ以上の恥を曝さないための最善の策は、今後沈黙すること。
312名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/05(水) 21:52:11.70 ID:7jcUnzLo0
福沢の父は3歳で他界し、福沢は母子家庭育ちであるが、母子家庭育ちだと何かこう、概して理屈っぽくなりやすそうに思えてしまいます(もちろん全部そうなるわけではない)。
福沢には、威厳と存在感ある父親像のイメージがなかったから、心より頭でしか考えなくなるんだね。だから男と女は一対、二人で補いあって一つを作り上げるものであるということ、その大切さがわかっておらず、男と女を別個の二人の人間として捉えることしか出来ていない。
加えて、
『女子少しく成長すれば男子に等しく体育を専一とし、
怪我せぬ限りは荒き事をも許して遊戯せしむ可し。』(「新女大学」序文より)
なんていう、まるで男と変わらず格闘技のような野蛮で危険なスポーツまで、
女もどんどんやってしかるべきみたいな、現代のジェンダーフリー教育に通じる、女としての恥じらいや奥ゆかしさなんて欠片もない、“なでしこジャパン”的なものさえ出現させる予感、それを推進させるべきであるかのような記述まであります。
313名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/05(水) 22:01:48.42 ID:vZMGEtfy0
>>312
あなたは女性?
女性っぽい書き方だね
314名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/06(木) 19:07:05.07 ID:dbDc5VVuO
そんなことに関心があるのか
315名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/06(木) 20:59:50.27 ID:n8LBcjGG0
福澤諭吉こそ、拝金主義蔓延による混乱する現代日本の象徴であり、
1万円札で使用されてるのも、それを端的に示しているわけ。
福沢のイデオロギーに現代日本人が無知であることを利用して、
福沢なんかが代表的日本人であるかのよう勘違いさせるため、
奴らにプロパガンダが図られてるにすぎない。
だから、
ネット上に愛国保守を装って福沢諭吉なんかをマンセーする勢力がいることからしても、
表のマスコミが煽ってるものに限らず、マスコミにはない、ネットで派手に煽られてるものについても、
その逆を行かなければならないということ。奴らは当然、
ネット上にも手は打ってあるのだから。
316名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/07(金) 06:12:57.66 ID:rHWB+0GgO
ではどのように対抗する?315
317名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/07(金) 06:59:06.58 ID:dcrdSss60
>>315
つまり、福沢なくしては日本の経済成長もなかった、ってわけね
代表的日本人じゃん
318名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/07(金) 21:52:06.26 ID:GXEhMM0F0
右翼が愛する作家
それが福沢
なんというかダメだね
319名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/08(土) 10:54:44.19 ID:Obeo6kVcP
>>318
右翼という言葉が否定的だと考えていること自体が時代遅れ。
320名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/09(日) 23:14:49.90 ID:7Ihfo9Ps0
福沢の思想は右翼すぎて危険
321名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/10(月) 07:33:29.29 ID:Lr72e4IvO
およそピント外れな批判
322名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/11(火) 13:40:08.39 ID:2LA4NHEn0
福澤諭吉がおカネの代名詞にされてるところ、これは決して日本で一番偉大な人物だから一万円札の顔になってるというわけでなく
(左翼やフェミにとってはそうかもしれないが)、福澤のイデオロギー中身を知るアッチ側の連中からすれば、
福澤は大いに利用価値ある人物だということ。
福澤のイデオロギーは、とても日本的な真の保守と言える代物ではないよ。
福澤諭吉は、いわば日本におけるフェミニズムや短絡的なフェミウヨの教祖。

ここまで書いて、福澤諭吉のイデオロギーを知った上で、日本で保守派称して福澤なんかをマンセーする者がいるとするなら、
もはやそやつは精神論なき、ただの拝金主義の奴隷たるエセ保守を自称してるにすぎない。福澤諭吉マンセーなんて、
あっち側の手先と化してるも同然です。
323名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/11(火) 15:27:22.99 ID:OE1/C9mJ0
>>322
君に教養がないことだけは分かった w
324名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/11(火) 21:35:24.31 ID:oqgDa5tJ0
右翼信者としての福沢に意味は無いよね
つまり福沢に意味は無いよね
325名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/12(水) 07:23:26.72 ID:3x8/BonB0
>>324
右翼の定義がよくわからん
326名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/12(水) 15:07:06.83 ID:w7mPUVv5P
当時の日本の右翼ったら、攘夷派、復古派だろ。
福沢は攘夷派でもないし、復古主義者でもないし、ってことは
当時における思想的立ち位置は右翼にはほど遠いね。
327名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/13(木) 00:06:22.15 ID:3N0AOf530
そもそも福沢が生きていた当時、右翼左翼って言葉が
日本で用いられていたのかしらん
328名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/13(木) 07:29:59.84 ID:3ciDdnRJO
ないだろ
329名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/13(木) 16:36:51.43 ID:dpkrCaVB0
右翼左翼というのはマルクス主義移入以降、1920年くらいからだろう。
330名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/13(木) 20:23:03.28 ID:yecmhpbl0
右翼左翼って言葉自体は、フランス革命から来てるんだから、明治維新の
初期の頃に翻訳されてた可能性があるんでは。

右翼左翼って言葉が盛んにつかわれてたのは、確かにマルクス主義が
はいってきた時期だろうけれど。
331名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/13(木) 22:13:52.20 ID:zjBpByNQ0
福沢ってフランス革命に詳しくなかったのかな
332名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/13(木) 22:34:12.78 ID:yecmhpbl0
どうだろうな。文明論之概略で言及されてるフランスの歴史家は
確かギゾーとトクヴィルだね。 福沢のフランス革命に対する認識は
このふたりに負うところが大きいんじゃないかなぁ。
333名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/15(土) 10:39:58.70 ID:iRuuZX5DP
ただ、福沢自身の文献に、右翼・左翼という言葉はなかったように思う。
334名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/15(土) 10:45:13.18 ID:iRuuZX5DP
で、平山サイト
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/
のサイト内検索で、右翼・左翼を検索したが、福沢の文献からの
用例はなかった。
335名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/15(土) 13:14:50.41 ID:gvEjmSkx0
>>333
確かに俺もそんなに沢山福沢の本読んだわけじゃないが、確かに
福沢の本で右翼左翼って言葉を使ってるのは見たことないな。

誰が最初に訳したんだろうな、あれ。
336名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/16(日) 09:36:23.55 ID:jz1TR5g0O
面白い指摘だがスレ違いかもな
337名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/16(日) 12:50:22.29 ID:bag1PN3o0
結論
福沢=右翼
338名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/16(日) 13:46:44.09 ID:jz1TR5g0O
だから右翼はマイナスイメージじゃないって
339名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/17(月) 07:37:21.75 ID:T+mp4LtcO
総選挙での自民党の歴史的大勝に
福沢先生もさぞお喜びのことだろう
340名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/18(火) 21:15:48.80 ID:nGDkzHKzO
まったくだ
341名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/19(水) 08:04:20.86 ID:VkDOR6Rb0
右翼・左翼というのは、特高警察が活動家を区分するために報告書で使い始めた。
342名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/20(木) 13:55:41.87 ID:n+8aIxgg0
入学時に配布された福翁自伝を卒業後に読んだが、とてもおもしろい。
以前は卒業時に瘠我慢の説が配布されたという話を聞いたけど本当かね。
343名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/21(金) 07:14:41.00 ID:1TZNxUSrO
ウソ
344名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/21(金) 17:03:33.08 ID:TOdKk5no0
そうでしたか。
塾員の予備校講師が授業中にそういう話をしていたもので。
本人の記憶違いかな。
345名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/22(土) 08:32:33.77 ID:Nprxl061P
>>344
まあ、やせ我慢は、福沢の代表作じゃ、ないからねえ
346名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/23(日) 21:18:13.18 ID:lgoCqfGb0
官立のほうが教育はしっかりしていて、
私学はメチャクチャ。
福沢は間違っているだろ。
347名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/24(月) 07:44:56.49 ID:xkYCsfQYP
>>346
田舎者はこれだから
348名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/24(月) 14:24:22.14 ID:CROKN1Md0
勝尾金弥さん(金沢)経緯を出版
 明治維新の混乱の最中にあった一八七五(明治八)年十二月二十七日、神戸で日本最初のキリスト教系週刊新聞「七一雑報」が産声を上げた。
発行する雑報社の社長は金沢出身の元加賀藩士で慶応義塾でも学んだ今村謙吉。児童文学者で愛知県立大名誉教授の勝尾金弥さん(85)=金沢市=が上梓した
「『七一雑報』を創ったひとたち−日本で最初の週刊キリスト教新聞発行の顛末」は、布教とともに新文明を新聞読者に啓蒙しようとした今村らの活躍ぶりを伝えている。(松岡等)
 題字の「七一」は、「七日(一週間)に一度」の意味。掲載記事の内容は、創刊号のトップ記事「ガラスのはなし」のように、
鎖国が解かれて間もない当時の日本でまだ普及していなかったり、知られていなかったりすることがらを紹介する記事。
 米国人医師による「養生法」と題した健康に関してや、少年少女向けの読み物、投書、各地の教会や伝道の状況を伝える短信もあった。
当時としては珍しい語り口調で書かれているのも特徴。終刊する八三年までに計三百九十号を数えた。
 発行にかかわった中心人物の一人の今村は、加賀八家に数えられる重臣・横山家の家臣の家に生まれた。家臣教育に熱心なだったこともあって幕末の藩校に入学し、
初めて英語と出合う。年号が明治に変わると、遊学を許され、福沢諭吉が開いた慶応義塾などでも英語を学んだ。
 廃藩置県後は高知県で英語を教えた後、大阪府庁に移り、大阪の居留地でハワイ出身の宣教師オラメル・ギューリックに出会う。その日本語講師となったことで、
ハワイにも旅行し、その後に洗礼を受けた。その後、欧米文化を積極的に取り入れる気風のあった三田藩(兵庫県)の元藩士村上俊吉を編集長として新聞発行を発行する。
勝尾さんは著書で、今村と村上の人物像を軸に新聞発行の経緯を描き出した。
 勝尾さんは「『七一雑報』を読むと、文明開化がお上からの掛け声だけでなく、キリスト教布教を通じて草の根に広がっていたことが分かる。
今村と村上という、タイプの違う二人の取り合わせもおもしろく、金沢の出身でこうした人物がいたことを知ってもらいたい」と話す。
 七一雑報とその後継紙の終刊後、今村の経営した福音社で活字を拾う文選工として働き、一八九二(明治二十五)年に大阪で書店「矢部晴雲堂」
を興した矢部外次郎も金沢の出身。矢部は福音社の社名を継ぎ、次男の矢部良策の代にその出版部門が創元社(大阪市)となる。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201212/CK2012120702000309.html
349名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/24(月) 18:33:56.92 ID:xkYCsfQYP
>>348
クリスマス向けの話題?
350名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/25(火) 07:55:26.17 ID:mYQrGjbeO
つまらん
新機軸はないのかね
351名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/26(水) 07:53:18.69 ID:h/+ftB/y0
時事新報社説、全集未収録分がpdfで読めるようになっている

http://blechmusik.xii.jp/resources/hirayama/editorials/
352名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/26(水) 08:41:41.04 ID:TOOTuyF50
353名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/26(水) 16:05:56.04 ID:h/+ftB/y0
週刊新潮最新号によれば、安倍晋三は「独立自尊! 私は経済を立て直す」だそうな
354名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/26(水) 19:50:37.23 ID:0RXozCShO
これが新機軸?
355名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/26(水) 22:28:22.47 ID:NVzUdv+j0
>>351
pdfなんて無いじゃん
356名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/27(木) 07:02:06.86 ID:Bqkw//la0
>>355
リンク先のフォルダーの中にあるよ
357名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/28(金) 02:20:19.65 ID:6n6475Rm0
>>356
ありがとう
見てみたけど見づらいったらありゃしないねえ
358名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/28(金) 09:33:47.60 ID:kOvv6WLoP
>>357
文句ばかり言いなさんな。
これで全集収録分を含めて全部の時事新報社説が読めるようになったんだな。
359名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/28(金) 17:29:29.34 ID:B9GGb+En0
来年は>>351をネタに、存分に語り合おう!
これ、福沢が書いたんじゃないの、とか
360名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/30(日) 10:55:34.84 ID:rro94IBeO
膨大な情報が加わった
361名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/30(日) 12:14:06.48 ID:VXeOuIon0
交詢社オープンフォーラム「危機の時代のリーダーを育てる」
http://www.kojunsha.or.jp/movie04/forum01.html



安倍 晋三 氏(衆議院議員 元 内閣総理大臣)


山内 昌之 氏(明治大学特任教授)


猪瀬 直樹 氏(作家・東京都副知事)
大竹 美喜 氏(アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社) 創業者・最高顧問)
谷内 正太郎 氏(元 外務事務次官)
362名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/30(日) 13:27:56.88 ID:AWn5rMCR0
>>361
半年前の会合だね
363名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/30(日) 13:54:54.44 ID:tz9AZHVrO
福沢諭吉について勉強しようかなと思っていて、
今日中古店に行ったら角川ソフィア文庫の「福翁自伝」っていう本を見つけたんだけど、
これは買って損なし?
364名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/30(日) 14:28:35.56 ID:AWn5rMCR0
あと、こんなのが見つかった
http://www.bjolym.com/view-7540-1.html
365名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/30(日) 14:31:46.79 ID:AWn5rMCR0
>>363
もちろん
もともと文庫なんだから安かっただろ?
366名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/30(日) 14:57:26.35 ID:tz9AZHVrO
>>365
\400だった
じゃあ今度行ったとき買ってみる
サンクス
367名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/31(月) 16:49:37.46 ID:vf9axtar0
福沢諭吉にとって来年はどんな年になるか
368名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/02(水) 00:42:22.22 ID:H+fKFXNS0
小浜とかいうひとの新書で
一章分福沢の話があった
369名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/02(水) 09:59:26.09 ID:/VNS9gvcO
どんな?
370名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/03(木) 20:52:49.47 ID:PJKq25/yP
>>368
いったいどんな本なんだ?
もうちょっとまともな書き込みをしてくれ。
371名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/03(木) 22:25:10.68 ID:iiMxlnrc0
372名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/04(金) 10:57:29.75 ID:yFUdsLmn0
>>371
変な人選
373名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/05(土) 08:19:22.25 ID:0fxdkVQNP
アベノミクスは福沢諭吉の考えに近いの?
374名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/05(土) 10:11:00.67 ID:eu2TYtj10
アベノミクスって大規模金融政策+大規模財政政策+小規模規制緩和だから一概に言えないけど
(金融政策重視は福沢の時代には希だったか)
デフレ下の緊縮財政を強行した浜口内閣の政策と真っ向から反対する思想といってよいだろうね
浜口内閣の政策と福沢の思想を比較してみるといいよ
時期的には石河が昭和版の全集を出す数年前
375名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/06(日) 08:57:28.95 ID:yeq0JyWEP
>>374
民政党と対立していたのが、犬養毅率いる政友会。
犬養は慶應。
376名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/07(月) 07:29:17.41 ID:hwnwDoQ9O
慶応が左翼に憎まれるのは当然
377名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/07(月) 22:05:24.28 ID:Oo+T9BP40
経済政策史のケース・スタディー松方財政ー
http://www.econ.aoyama.ac.jp/~rmiwa/ronbun/matsukata.htm
これを見ると福沢は増税論者
378名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/08(火) 07:18:51.12 ID:6xQwWAug0
>>377
過去の分析にあたって、小泉政権の評価からはじめるような手合いを信用しない
379名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/09(水) 07:40:30.85 ID:tG0NlRBh0
?2. 掲載文全文

--------------------------------------------------------------------------------
1.
このテキストについて ?

平山洋氏から安川寿之輔氏に送られた年賀状を、平山氏の了解のもと公開します。

--------------------------------------------------------------------------------
2.
掲載文全文


謹賀新年

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます

本年もよろしくお願い致します

杉田聡氏の井田メソッド運用の才能は素晴らしいです

「忠孝論」「福沢全集緒言」「修業立志編緒言」

いずれも杉田判定の如く福沢真筆ではありませんでした

       平成二十五年元旦

http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/greeting_2013/
380名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/09(水) 19:10:33.01 ID:b9wfupQKP
杉田を味方にしている w
381名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/09(水) 21:30:47.33 ID:Ne2+xQw00
平山信者スレになってしまったのか、ここ
382名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/10(木) 07:31:22.50 ID:srqeJDQcO
安川派はすぐに論駁されてしまうからな
383名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/12(土) 15:57:05.33 ID:CUUqyAfnO
福沢誕生日に言及なし
384名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/12(土) 19:37:37.48 ID:B6VDo++nP
安川らに動きはないの?
385名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/13(日) 23:19:04.23 ID:Zi1W3BXC0
安川がんばれ
386名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/14(月) 08:49:33.66 ID:KS7Aar0uP
まもなく死ぬだろ w
387名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/14(月) 10:07:15.09 ID:NHIxphl30
you tubeで「新唐人テレビ」を検索して見てください。
それを見ると中国人も中国の民主化を望んでいる事がわかります。

新唐人テレビは中国の民主化を望む中国人自身によるテレビ局で、海外に拠点をおき、
中国共産党の圧力に屈する情けない日本のマスゴミよりもよっぽどまともなテレビ局です。

日本語による吹き替えも毎日アップしています。
日本では中国共産党の圧力により報道出来ないニュースが沢山取り上げられています。
新唐人テレビのような勇気ある報道機関を広める事で、中共の圧力に屈し、真実を伝えない
日本のマスゴミのへなちょこぶりを浮き彫りにする事にもなります。

さらに新唐人テレビを衛生放送を使って中国国内に放送する計画まであります。
これはある意味、中国共産党に対する強力な「兵器」です。

新唐人テレビを日本や在日中国人の間に広めて、中共が日本に戦争をしかけてくる前に中共を内部崩壊させましょう!
388名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/15(火) 07:32:43.42 ID:LCxkUPzVO
中国が潰れると日本も困る
389名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/15(火) 11:38:26.43 ID:iN3rAqeW0
中国で今後起こるのは混乱だろうからな。
日本と戦争をしている余裕はない。
390名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/15(火) 19:25:21.18 ID:rKlZ4kJi0
樋口なんとかってナニモノなんだよ
391名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/16(水) 19:53:18.86 ID:vFX9kGgJ0
>>390
誤爆?
392名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/17(木) 07:32:31.88 ID:WleYPVxo0
>>390
何のこと?
393名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/18(金) 17:27:52.36 ID:Nnk/yp7aO
今年は福沢ルネサンスの年
394名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/21(月) 07:48:53.28 ID:3cD/6wRUO
どうした安川

もう福沢批判はあきらめたのか?
395名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/22(火) 09:40:36.28 ID:mz1AZ0cV0
1月21日朝日新聞の朝刊13面の「偉人の実像は?」
396名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/22(火) 11:41:59.94 ID:T1DTQGRG0
>>395
詳しく
397名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/22(火) 12:25:04.02 ID:mz1AZ0cV0
398名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/22(火) 12:27:49.91 ID:qgXpCRVY0
>>395
安川の本の宣伝みたいなもん。朝日もようやるね。
399名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/23(水) 16:05:51.17 ID:/IDsilRq0
>>397
>福沢批判の急先鋒安川寿之輔氏は『福沢諭吉の教育論と女性論』(高文研)を4月に刊行予定。
これで平山は再起不能になる
長い勝負が終わるな
400名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/23(水) 16:40:23.46 ID:T4A26UGY0
>>399
何を寝ぼけたことを
401名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/23(水) 21:42:34.27 ID:D2OJbrhP0
平山の説に少しも触れていなくて
安川の説を全面的に載せているのが画期的
朝日新聞は安川の説を正当だと見ているはず
勝負あったでしょう
402名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/24(木) 07:40:28.40 ID:iQ3gZvezO
近藤記者の意見は朝日の公式見解なのかな
403名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/24(木) 10:25:46.57 ID:99q4MdIu0
http://book.asahi.com/booknews/update/2013012200004.html
朝日の記事、これで読める。

福沢支持の元朝日主筆船橋洋一は黙っているつもりか?
404名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/24(木) 11:07:28.21 ID:d3S44COB0
>>403
岸井成格やや橋本五郎も
405401:2013/01/24(木) 16:35:15.04 ID:1vm9JbrT0
>>403
関連書籍として安川の2冊を載せているのもポイント。
「福沢諭吉のアジア認識 日本近代史像をとらえ返す」
「福沢諭吉の戦争論と天皇制論 新たな福沢美化論を批判する」
まさに平山の説完全敗北。
406名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/25(金) 07:08:52.85 ID:utWA1lNx0
>>405
安川平山論争に触れるのは不都合だからじゃないか?
407名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/25(金) 12:50:22.64 ID:CRQ+g3He0
>>405
触れていないのだから、逃げたということでしょう。
408名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/25(金) 22:31:24.80 ID:il2wUlleP
>>405
重要な論争に触れていないのは明らかな片落ちで、記事として不合格
409名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/26(土) 23:49:04.96 ID:u1xZsPwtP
>>405
近藤記者の福沢記事について、さっそくブログで扱った人がいます
http://aoimon.blog7.fc2.com/blog-entry-2928.html
410名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/28(月) 00:05:51.74 ID:XpgzCYH+0
服部礼次郎・セイコーHD名誉会長が死去
411名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/28(月) 00:31:09.01 ID:L9FjygxB0
安川復権
それだけでもわくわくする2013年になりそうだ
412名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/28(月) 07:31:06.51 ID:RM8lUxQ9O
ばかに付ける薬はないな
413名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/28(月) 09:08:11.24 ID:/9bFxvmH0
>>411
おまえ>>401>>405だろ。そんなことより質問に答えなよ。
いくつも出ているんだからさ。
414名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/29(火) 07:26:22.37 ID:/v+cB2em0
「再び山田博雄氏の「研究文献案内」について」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/yamada2012/
415名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/29(火) 15:28:58.27 ID:J4+qg/JwO
>>363だけど、今日読み終わった
福沢諭吉ってこんなに面白かったのか。歴史の勉強にもなったしかなり良い本だな
まだ他にも読んでみたいので、佐藤きむって人の訳の「福翁百話」と「学問のすすめ」も読んでみる
416名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/30(水) 07:54:33.95 ID:xzKQLLqu0
>>415
きむさんの訳はかなりいですが、できれば原文で読んでください
417名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/30(水) 10:51:25.74 ID:NgSIBFq/0
>>414
読んだ。ずいぶんと上から目線の書評だな。
418名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/30(水) 15:03:07.63 ID:NgSIBFq/0
>>415
参考書にするなら、これかな。
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/fukuzawas_style/00/
419名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/30(水) 17:10:08.27 ID:3uLEfS2cO
>>416
>>418
サンクス
420名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/31(木) 07:39:41.23 ID:IEQzluKsO
アマゾンでも売っているが、無料で読めるからねえ
421名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/01(金) 00:37:08.97 ID:Znvlpk/b0
福沢諭吉の評価をめぐって  : 雑賀光夫の徒然草
http://saikamituo.exblog.jp/17728238/
>「季論21・第16号」には「『福沢諭吉神話』を超えて」(杉田聡)という論文が掲載されている。
だれか読んだ?
422名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/01(金) 07:19:53.57 ID:/K63KawS0
>>421
また、マイナーな雑誌だねえ
423名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/02(土) 11:17:45.43 ID:S/ISGTZCO
どうすれば読めるんだ?
424名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/02(土) 14:56:24.98 ID:CBPcvUHz0
もうすぐ命日だね、諭吉先生
加藤寛さんも1月30日に亡くなったそう
425名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/02(土) 22:23:54.66 ID:otL2k2Nj0
>>423
国会図書館にでも行けば読めるんじゃ無いの、たぶん
426名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/03(日) 07:40:57.28 ID:KZte0Jss0
きょうは雪池忌ね
427名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/03(日) 08:35:25.13 ID:rIbNHpm0O
113回忌か
428名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/03(日) 10:35:42.19 ID:rJR0AytB0
諭吉先生の命日は1901年2月3日
429名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/04(月) 07:30:31.92 ID:I5V0fctbO
ぎりぎり20世紀だね
430名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/05(火) 09:14:34.90 ID:OZ+ZSDnc0
戦前も、福沢諭吉の「学問のすゝめ」はたいへんよく読まれた本です。
そして戦前の教育を受けた方々なら、福沢諭吉の「天は人の上に人を
造らず人の下に人を造らず」は、権理通儀を指すということは、ほとん
ど正確に学んでいます。

ところが戦後左翼は、この言葉だけをとりあげ、あたかも諭吉のこの言
葉が、共産主義的平等思想であるかのように偽装しました。
他人の言葉の枝葉末節だけをとりあげ、イメージだけで事実をねじ曲げ
るのは、まさに左翼のお家芸ですが、こういう、いわば現代日本人の常
識となっている言葉ですら、意図的なねじ曲げが行われているというこ
とについては、私は、断固、放置すべき問題ではないと思っています。

近代史研究家の落合さんが、おもしろいことをおっしゃっていました。
その言葉を、今日の最後に掲げさせていただこうと思います。

「左翼思想は妄想、運動は詐欺、統治は犯罪、悲劇は繰り返す、予防が大切」

http://ameblo.jp/sumi-jon/entry-11462825962.html
431名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/05(火) 10:07:01.57 ID:sS/uUDk20
福沢は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」ってことを言ったと
学校現場で生徒に伝え始めたのはいつからなんだろう
昭和初期?
432名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/05(火) 10:41:06.22 ID:HDNxtfJ80
>>431
戦後では?
433名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/05(火) 16:47:18.90 ID:Igj4LcxL0
ここの前スレだが、なかなかのことが書き込みされていたんだね

http://labs.digitalhell.net/2ch/dat/20120824/history2/1323680099.html
434名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/05(火) 17:14:41.78 ID:c5sETeUxO
新政府には軽々進歩派扱いされたんじゃねえの?

チョンマゲなまま渡米してアメリカの写真館で碧眼の少女と
記念写真撮ったのを帰りの船で仲間に見せびらかして悔しが
らせたって自慢してるだろ。イケメンだからw
435名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/05(火) 17:52:56.68 ID:c5sETeUxO
豆腐屋主義でな。

その福澤ですら、条約改正問題があるからやせ我慢をしなきゃ
ならなかった。
436名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/06(水) 07:26:28.02 ID:M4mlMjDS0
>>433
こういうまとめサイトには大きな実用性がある。大学の課題レポートなんか、これで楽勝でしょう。
437名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/06(水) 12:53:52.01 ID:P3v8phcR0
>>430
無知文盲の民ってのは教養がない人間であって思想ではないかと
438名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/06(水) 13:37:14.29 ID:Cdflu1os0
>>437
きちんと説明しましょう!
439名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/08(金) 13:18:59.93 ID:gI1LVLsK0
アベノミクスと福沢の関係は?
440名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/09(土) 23:18:14.84 ID:dRW+xoGZO
ない
441名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/11(月) 11:08:01.47 ID:olLmiHH50
八重の桜に諭吉先生は出ている?
442名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/11(月) 12:47:42.81 ID:+HWcgNdKP
443名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/11(月) 21:53:53.83 ID:y97VrWS30
また平山が論破されたのか
444名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/11(月) 23:20:25.85 ID:I6m8Cud30
>>442
http://yuusukesuzuki.com/
を見てみたけど、この人って何者なの?
445名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/12(火) 08:01:06.35 ID:H3Tn8eDV0
鈴木雄介28歳
他板であばれまくり、とか
446名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/12(火) 13:32:15.95 ID:kEKls6M+0
>>442
ものすごい誤解だ。福澤は水戸学を高く評価していると、平山新本にもある。
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/a_reason_for_nationalism/#TOC
447名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/12(火) 14:02:03.77 ID:JL7a+xHn0
>>444
ここで聞いてみたら?

鈴木雄介第一章
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1333459981/
448名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/12(火) 16:38:01.83 ID:kEKls6M+0
>>444
トテモ正気とは思えない方のようです!

>いのり
>名誉毀損犯罪人、猥褻物頒布罪人の綿矢りさ(山田梨沙)と
>村上春樹が一刻も早く逮捕されて監獄で懲役刑を受け、二
>度と社会に害毒をまきちらしません様に。
449名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/12(火) 22:27:22.12 ID:SXLBRgfr0
>>448
どっちもわいせつな内容を出版していると思うんだが。
あれでノーマルならそれはそれで怖い。
450名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/13(水) 07:33:18.36 ID:Vyc7obab0
>>449
福沢については何か意見ある?
451名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/14(木) 10:05:17.54 ID:vulSJ/ni0
>>449
村上春樹さんは立派な方ですよ
452名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/15(金) 21:05:06.84 ID:6mxLi8ZC0
>>442のさわり

by Yuusuke Suzuki

平山洋氏の罪業について

 福沢諭吉の弟子をscapegoatにしようとする陰謀論者・平山洋氏には誤解のみならず、
あきらかに責任転嫁をめざそうという悪意と謀略、ある思想家とその仕事にかかわる歴
史的評価への偶像化的な不誠実がある。
453名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/15(金) 23:55:13.52 ID:YRZUvcIi0
ちくま文庫から『現代語訳 文明論之概略』が発売されました。

現代語訳 文明論之概略 (ちくま文庫): 福澤 諭吉, 齋藤 孝: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4480430385/

現代語訳 文明論之概略 齋藤 孝 スペシャルページ
http://www.chikumashobo.co.jp/special/saito/

「文明」の本質と時代の課題を、鋭い知性で捉え、巧みな文体で説く。
福澤諭吉の最高傑作にして近代日本を代表する重要著作が現代語でよみがえる。
454名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/16(土) 08:59:54.36 ID:Q58hasRkO
面白そうですが、注釈は?
455名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/16(土) 18:22:03.36 ID:slyfT8/40
>>454
注釈つきの現代語訳といえば、最近復刊された伊藤訳版もありますね。

現代語訳 文明論之概略 [単行本] 福澤 諭吉 (著), 伊藤 正雄 (翻訳), 慶應義塾大学出版会 (2010/09)
http://www.amazon.co.jp/dp/4766417445/

内容(「BOOK」データベースより)
維新の動乱冷めやらぬ明治社会に向け、福澤諭吉が渾身の力で書き下ろした
大著『文明論之概略』(明治八年)。
文章に込められた熱気に、現代の読者が触れられるよう、碩学が正確に
現代語訳した書籍(『口訳評注 文明論之概略』慶應通信、昭和四十七年)を
再編集して復刊。
刊行後の研究状況を踏まえた補注と解題を付す。
転換期に何度でも読み返されるべき、「半開国=日本」への診断と処方箋。
456名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/17(日) 08:27:04.05 ID:cUnmpo+iP
『時事新報』の「我輩」たち
http://aoimon.blog7.fc2.com/blog-entry-2963.html
457名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/19(火) 08:58:24.74 ID:CnbZyKo/O
この章は真実にもあるね
458名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/19(火) 13:06:50.39 ID:81MBucMJ0
小川原正道 「福沢諭吉における外交」

2012年09月07日 | 日本史

 慶應義塾大学『法学研究』84-5(2011年5月)、35-80頁掲載。
 
 このタイトルで『脱亜論』が名すら出てこないのは、奇異の念を抱く。
そもそも、今回読んだ著者の論文3本全て、福沢の言説の出典として
現行の『福沢全集』(つまり石河幹明編集版が基礎)を使っているが、
断らないまでも何らかの基準で取捨選択を行っているのだろうか。

http://blog.goo.ne.jp/joseph_blog/e/f1ab3cb8394cdb5f8a879c77ac0812a3
459名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/19(火) 20:29:27.66 ID:F8UKTvF80
>>458
「脱亜論」が福澤の代表作のように考えている人は素人ですね。
ほとんどの福澤研究者は「脱亜論」など相手にしていませんよ。
460名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/20(水) 00:19:18.61 ID:FsBFqK9p0
そもそも脱亜論が福沢起草かどうか分からないはずかと
461名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/20(水) 06:49:23.15 ID:tiG/+lm20
>>459
いや、そういうことではなくて、一般にあれほど有名になっている「脱亜論」について、
触れていない理由を書くべきではないかと。

福沢本人が書いたかどうか分からない、ということも含めて。
462名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/20(水) 21:45:13.20 ID:NCeVGt0Q0
>>461
なるほど、触れていない理由ですか。
まあ個人的には、「脱亜論」に関しては、平山さんの論文

・福澤諭吉の西洋理解と「脱亜論」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h32/

・「何が「脱亜論」を有名にしたのか」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/how_did_datuaron_become_famous/

・福澤諭吉「朝鮮人民のために其国の滅亡を賀す」と文明政治の6条件
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h27/

と『福沢諭吉の真実』第5章でとりあえず研究が完成した感じで、
それ以上、何も付け加える必要が無いからと思われ。
463名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/21(木) 00:09:07.37 ID:CRD5grvw0
平山の論文って福沢研究者は言及するものなの?
あんまり見たことが無い
464名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/21(木) 07:27:58.55 ID:UBmHzmR2O
小川原本は平山本に言及しているの?
465名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/21(木) 10:17:59.06 ID:tr9QJpvd0
466名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/21(木) 12:31:24.84 ID:tr9QJpvd0
>>442
これもとてもマトモとは思えないブログです
必見
http://kamomenome.exblog.jp/17804416/
467名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/21(木) 21:15:12.30 ID:ugmh5xZb0
>>464
1ページだけですが、『福沢諭吉 「官」との闘い』で言及しています。

----
かの悪名高き福沢の「脱亜論」も、福沢研究
者の平山洋によると、占領終了直前の昭和二十六年十一月に遠山茂樹によってはじめて日本敵国
主義のアジア侵略論として「発見」され、以後、さまざまな研究者に引用されるようになり、い
ずれも新書版で多くの読者に読まれた昭和四十二年の河野健二『福沢諭吉―生きつづける思想
家』(講談社)、鹿野政直『福沢諭吉』(清水書院)以降、「脱亜論」は日本の帝国主義を支える理
論としてよく知られるに至ったという(平山洋『福沢諭吉の真実』)。
----
小川原正道『福沢諭吉 「官」との闘い』文藝春秋、208ページ。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163745008
468名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/22(金) 07:28:36.49 ID:cbpaEGLI0
>>467
文春が版元だからだろう。慶大出版会の学術本では、まったく言及なし。
小川原先生の社説執筆者認定作業へのスタンスはどうなのかな。
469名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/22(金) 12:22:14.82 ID:E/2NstsO0
平山の研究が先行研究として言及するに値しないか
平山の先行研究を探すことすらできない能力不足の研究者がいるのか
どっちが正しいのだろう
470名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/22(金) 16:20:28.66 ID:pZi+/rCz0
>>469
それ以外にも、政治的事情で言及しないという可能性があるんだよ
471名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/22(金) 16:37:50.02 ID:waMz4g1SP
前スレから

649 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/06/19(火) 09:56:52.12 ID:dVDllQhd0
小川原正道の『福澤諭吉の政治思想』読んだ。
第1部政治構想に含まれる、議会論(第1章)・憲法論(第2章)・天皇論(第3章)・外交論(第4章)
のできはなかなか。このまま大学の教科書として使えると思う。
第2部人間観に含まれる華士族論(第5・第6章)・宗教論(第7章)・明治政府との確執(補章)
は悪いわけではないが、『官との闘い』や、それに付随する具体的トピックで、
読み物としては面白いが、学術著作としての密度は平均水準。
全体の点数は5点満点中の4くらい。


650 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/06/19(火) 12:15:21.55 ID:DnNAt3H60
>>649

安川や平山の扱いはどうなっている? 3、4章あたりで。


651 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/06/19(火) 12:43:58.89 ID:jue5pLYt0
>>649
>第1部政治構想に含まれる、議会論(第1章)・憲法論(第2章)・天皇論(第3章)・外交論(第4章)
>のできはなかなか
目新しい福沢分析として何か書いてあった?
472名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/22(金) 16:38:54.32 ID:waMz4g1SP
652 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/06/19(火) 14:15:38.64 ID:dVDllQhd0
>>650
安川も平山も索引には出ていない。註からは採っていないようなので、
そちらは直接見ないと。本文中では大きくは取り上げられてはいなかったと思う。

>>651
議会については、幕末期は国会論、それから県会優先論となり、明治11年ころ
また国会論(憲法草案とからめて)、そして14年政変後はやや距離をおくようになった
とのこと。なぜ優勢順位が変わったかについては、はっきりとは書いてなかった。
憲法論についての新たな見解は、政変のトラウマをより強く言っているところかな。
天皇論は「帝室論」重視で、戦前は重要視されていなかったのに、戦後にわかに重要となった
という部分が興味深い。安川に触れていないので、反論もない。
外交論についても丸山の意見にそったもので、従来の正統派政治学者の見解をなぞっている。
いや、「パワ・イズ・ライト」の側面は最初からあった、というところからは、
むしろ安川にも近いのか。ただしそれはリアリズムということで、むしろ弁護している。
全体としてよく調べてあって、結論も正統派として妥当。だから教科書向きといえるが、
刺激的というところは少ない。
473名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/22(金) 16:41:06.99 ID:waMz4g1SP
653 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/06/19(火) 16:42:07.88 ID:jue5pLYt0
ありがとう
気になるのは尊王論がどう扱われているか、だな
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_title.php?id=110
平山は尊王論執筆者を石河だと言っていたが
帝室論と尊王論の読み分けについて書いているんだろうか
実際に取り寄せて読んでみるよ

654 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/06/19(火) 17:03:08.04 ID:gpjN9dtv0
>>653
「尊王論」を出版した集成社というのは聞いたことの無い出版社だと思って検索したら、
同時期に「三酔人」を出したところのようだ。福沢との関係は?

655 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/06/19(火) 17:59:26.07 ID:dVDllQhd0
>>653
巻末に書名索引があって、『尊王論』は9箇所にでてくると分かる。で、
執筆者問題には触れていない。つまり100パーセント福沢作の立場。
ただ、立脚点の置き所が、皇室の「政治社外性」から
「神聖性」に移っていることについては、64ページに指摘がある。
よくよく調べてみると、安川については註や参考文献も含めてまったく
触れられていないのに対し、平山については「脱亜論」に言及している
第4章の註(123ページ)で、『福沢諭吉の真実』の題名が記載されている。
あとは参考文献に、それと『福沢諭吉』があげられている(270ページ)。
474名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/23(土) 12:50:46.11 ID:htsjloXI0
日銀総裁候補の黒田氏の言動を見ると
福沢の時代に存在した興亜論者と同じにおいがする
輔車唇歯ってさまがよくわかるわ
475名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/24(日) 07:19:17.23 ID:zdCM0iMqP
>>474
もっと詳しく説明してくれなしかな
476名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/24(日) 15:36:20.85 ID:tgM0Gt/f0
日銀総裁といえば、岩田規久男の「福澤諭吉に学ぶ 思考の技術」があったな
477名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/24(日) 20:59:27.55 ID:Nv2w3vtFO
へえ
478名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/25(月) 00:02:29.41 ID:cihmq5ij0
近代デジタルライブラリーにデータが大量追加されたわけだけど
福沢関連で面白いものはある?
479名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/25(月) 06:22:57.76 ID:MiXc+3E8O
情報どうも
480名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/26(火) 01:45:13.63 ID:2vjkfbDo0
>>476
岩田氏はどうやら副総裁になりそうだね
この際読んでみようか
481名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/26(火) 10:25:15.99 ID:0X+2vsg30
>>480
つまり岩田次期副総裁は、福沢の心の弟子なのですか?
482名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/27(水) 07:11:08.03 ID:rNOrljUi0
黒田次期総裁候補というのは、もともと腹案としてあったんだろうな。
最後に出してどうにか国会同意をとりつけそうだ。
483名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/28(木) 07:34:38.49 ID:Sh61yY42O
福沢スレ!
484名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/28(木) 09:59:34.20 ID:mcCYBv7Y0
時事新報の全集未収録社説全部にPDF画像ファイルとのリンクが貼られている
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the_newspaper_archives_and_conclusion_on_the_writer/

全集とあわせると時事の社説全部を読むことができるようになった
485名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/28(木) 17:02:47.52 ID:2hIvMJrx0
486名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/28(木) 18:11:29.84 ID:EloZymH30
>>484
また平山信者か
487名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/28(木) 21:51:54.92 ID:YyhT5xLQ0
弟子が福沢の名を借りて差別的な文章を書いていたとしても
福沢はその内容を百も承知で名を貸してたんでしょ?

なら全然駄目じゃん。
488名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/28(木) 21:57:43.90 ID:YyhT5xLQ0
神社の札を踏んづけて祟りが無いから「神などいない」となった福沢は
「神よ、3分の猶予をやる。俺に雷を落として殺してみせろ」
と叫んで3分後に「見よ、神は存在しないのだ!」と言ったムッソリーニと同じだと思う。
489名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/28(木) 22:04:50.43 ID:YyhT5xLQ0
福沢の露骨な功利主義が大日本帝国の建前と本音のみじめなまでの乖離に
一役買ったと思ってる。利益しか頭にないのに美辞麗句でそれを覆い隠す。
490名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/01(金) 00:00:08.96 ID:j+P98ICM0
>>487
いや、『時事新報』論説は原則として無署名で掲載されていたので、
名を貸した訳では無いのです。

問題なのは、弟子の石河幹明が大正版『福澤全集』と昭和版『続福澤全集』の
「時事新報論集」に収録した論説の多くが石河執筆のものであり、もともとが
福澤発案ですらないと考えられることなのです。
491名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/01(金) 00:17:02.88 ID:j+P98ICM0
安倍首相【施政方針演説全文(1)】
強い日本は「一身独立して一国独立す」から
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130228/plc13022814180012-n1.htm

「一身独立して一国独立する」

 私たち自身が、誰かに寄り掛かる心を捨て、それぞれの持ち場で、
自ら運命を切り拓(ひら)こうという意志を持たない限り、
私たちの未来は開けません。
492名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/01(金) 08:14:36.43 ID:MgfqjWwQ0
>>488
「馬鹿と片輪に宗教、ちょうど良い取り合わせだろう」
(福沢諭吉全集 第20巻 232ページ)
http://kariyatetsu.com/blog/1141.php
493名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/01(金) 08:49:35.54 ID:sio7RDak0
>>486
貴重な情報提供だろう。どちらかの勢力に加担するものでもない。
494名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/01(金) 09:33:12.82 ID:BF2yHL/j0
>>490>>491に賛成
>>487-489は「一身独立して一国独立す」を引用した首相の
演説の評価が高かったので、それに反応したのだと思う
495名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/01(金) 15:07:45.43 ID:ezrHYbID0
>>491
安倍首相はいいことを言った!
この際だから治安維持法も復活させて
サヨを消滅させてほしい
496名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/01(金) 15:30:17.61 ID:sio7RDak0
>>494
なるほど、そんな感じかな。

>>495
それは言いすぎだろう。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/02(土) 11:01:41.38 ID:Zusw7qBnO
斎藤さんのお陰で福沢ルネサンスだね
498名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/02(土) 17:18:25.36 ID:wbMzc3f0P
じっさい施政方針演説はよかったよ。福澤がぴしゃりと決まっていた。
これで安倍首相が支持されると困るんだろうな、左翼は。
499名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/03(日) 11:48:19.85 ID:aq9JANMVO
岩田本読んだ人いる?
500名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/04(月) 07:38:52.65 ID:/mOxRTe3O
全然話題にならなかったなこのスレで
501日本人:2013/03/07(木) 15:47:05.32 ID:v8LuJyCb0
福沢諭吉はアジア蔑視してたような論説も書いてるけど、
そのアジアの中に日本も入ってるとおもうし、攻撃的な書き方じゃなく、
劣っているものは劣ってると、あっさり書いてるだけ。

そもそもアジアって、なんか尊敬すべき部分があるのかと問われたら、
答えられる人がどれだけいるんだか?
502名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/07(木) 21:24:28.75 ID:HVfgSWNU0
そもそも福沢諭吉が考えていたアジアの範囲ってどこなの?
インドとか入るんだろうか
503日本人:2013/03/08(金) 00:06:07.16 ID:dvAkgA/w0
>>502
普通は入るだろうな。
でも「アジア」という概念自体、アジア人が考えたものではないから西洋人の考えを借りるしかない。

文明論の概略を読んでみたけど、
インドも古い慣習にこだわりまくってイギリスの奴隷になった半野蛮国と書いてたし、実際そのとおりだろ。

日本も天皇家の由来が古いことだけを崇拝してると危ういということも書いてある。
504名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/08(金) 08:18:23.97 ID:khBE62tp0
>>503
いや、脱亜論の亜にはインドは入っていない。儒教文化圏だけ
505日本人:2013/03/08(金) 09:18:41.52 ID:dvAkgA/w0
>>504
脱亜論は無署名だから誰が書いたか分からんのだろ?
しかも攻撃的で、本当に福沢諭吉が書いたとは思えない文章だよ。

そんなものより福沢が書いたことが確実なのは文明論の概略。
長くて読みづらいが、さがせば無料で現代語のが読めるよ。
506名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/08(金) 11:43:54.31 ID:khBE62tp0
>>505
文体判定からは福沢だそうだ。石河はまだ入社していない。
507日本人:2013/03/08(金) 17:48:08.11 ID:dvAkgA/w0
>>506
そうなのかな?
たとえば「支那人親しむ可し」が福沢の論説だとしたら、「脱亜論」の筆者とおなじとは思えないんだが。

その筆者がおなじ人物だとしたら人格がコロコロ変わる人だったのか。
508名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 02:49:07.76 ID:iAux8CgG0
>>507
そりゃ時間がたてば考えも変わるだろ。
509名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 08:35:58.43 ID:NahYhyIJP
>>507
脱亜論は甲申政変直後の独立党大弾圧の時期に発表されているわけだからね。怒りも大きかったんだろう。
510名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 10:17:53.96 ID:GdMHabRM0
>>508
なるほどね
時間も経てば考えも変わる
文体もそうだろう
511名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 11:21:46.73 ID:gQyAP4pdO
510
それはどうかな。
シナ人親しむべしと
それより前の立場は変わらんだろ。
むしろ同時期の社説相互の矛盾に注目しないと。
512名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 11:34:51.45 ID:GdMHabRM0
>>511
シナ人親しむべしって講演でしょ?
人の前で話すときだけ中国人擁護の論陣を張るってこともありうる
講演だからこそ開襟してぶっちゃけ話をしたんだろう
513名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 12:25:31.92 ID:semQKogr0
脱亜論は、福沢諭吉にしては単純すぎるような気もする。

でも内容と結論をよく見ると、専制的なシナや朝鮮の政府と同盟を結ぶのは、
日本を危うくすると書いてある

たとえて言うなら北朝鮮と同盟を結ぶべきではないというようなものかも。
514名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 18:14:13.42 ID:gQyAP4pdO
512いや講演を元にした社説
515名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 18:31:02.45 ID:VVQqNYPY0
門弟たちの文章としても、管理すべき立場なのに
好き勝手書かせた時点で駄目だわ。
516名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 19:27:59.29 ID:gQyAP4pdO
自由にさせたんなら立派では?
517名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 19:31:53.51 ID:VVQqNYPY0
福沢は編集人も兼ねているでしょうが。
無責任もいいとこ。
518名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 20:00:35.13 ID:gQyAP4pdO
兼ねていないって
表面上は無関係
519名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 21:36:17.85 ID:VVQqNYPY0
>表面上は無関係
悪質さがより増しただけ。
520名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/09(土) 22:10:50.98 ID:NahYhyIJP
>>519
なぜ悪質なんだ?
オーナーというだけのことだろう。
521名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/10(日) 07:19:13.33 ID:3nQVGfjxP
社説の文面だけを見て、福沢のものは確実に選別できるんだろうか?
522名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/10(日) 22:10:41.25 ID:HSDlo48e0
オランダ弱い…
523名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/11(月) 07:39:33.02 ID:1pYoW4eCO
キュ―バには勝った
524名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/11(月) 10:14:55.06 ID:OGnPqypd0
昨日の大河は「池田屋事件」。ちょうどその頃福沢は京都を通過していた。
525名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/13(水) 09:13:10.17 ID:zE+zSZXF0
526名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/15(金) 08:14:52.99 ID:MlmkFLPF0
静かになったね、安川さんたち。もう福沢批判はあきらめたのだろう。
527名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/15(金) 14:23:44.76 ID:up/Vz/Mq0
お知らせ

市原警察署の生活安全課の帰化人創価警官の指導の元、
入学式から2週間ほど、在日の創価学会員を主体とした自称防犯パトロールが、
2週間ほど行われることになりました

生活安全課の指導であることと、パトロールであることは、
絶対に公言してはいけないとの指導も、帰化人創価警官より出ています

期間中は2人組の在日の創価学会員が、頻繁に創価批判者の自宅周辺を、
うろつき回ると思われます
日本人の方は、充分に注意してください
528名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/15(金) 20:04:25.72 ID:0+6eyizuP
>>525
ま、海外に行ったこともない山本覚馬が最初に三権分立を主張、ってえのは変だわな
529名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/17(日) 11:36:01.78 ID:DwGoIMSUO
象山暗殺は今日?
530名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/18(月) 09:40:30.74 ID:GMk1aNql0
>>529
だった。簡単に殺された。
531名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/18(月) 15:11:47.16 ID:GMk1aNql0
『文明論之概略』の現代語訳について
http://plaza.rakuten.co.jp/hisatune/diary/201303130000/
532名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/19(火) 14:19:07.36 ID:H2RTno+o0
>>531
この人大学教授なのに福沢の本を原文で読まないんだね。
533名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/21(木) 07:28:23.47 ID:ZU+JyYfjO
今年出そうな福沢本は?
534名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/23(土) 07:53:48.90 ID:N0+U28PkP
なかなかよくまとまっている。
人に説明しやすい。

http://history.ktn8.com/%95%9F%91%F2%97@%8Bg/
535名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/23(土) 20:46:01.68 ID:6vsdu8iq0
536名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/23(土) 20:46:49.81 ID:6vsdu8iq0
537名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/24(日) 18:47:19.56 ID:wQUVA8ZUO
いよいよ禁門の変
538名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 09:21:42.96 ID:72omKlo6O
これでカクマは盲人に
539名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 19:36:45.49 ID:HFsdO8yE0
>>533
> 今年出そうな福沢本は?

今年出そうな福沢本と言えば、高文研から4月に刊行予定の安川本ですね。

福沢諭吉の実像とは 自由と平等唱え、アジア蔑視発言も - 本のニュース | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
http://book.asahi.com/booknews/update/2013012200004.html

> 福沢批判の急先鋒(きゅうせんぽう)安川寿之輔氏は
> 『福沢諭吉の教育論と女性論』(高文研)を4月に刊行予定。

雁屋本は今年こそ出るのかな?

>>53
>『美味しんぼ』の雁屋哲も今年
> 「福沢こそが日本を一九四五年の破綻に追い込んだ元凶」という本を刊行します。
540名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 21:04:46.89 ID:XcmLoAE/P
>>539
なんかタイトルだけで中身が想像できるもんばっかり。
電子本か何かで自費出版すれば簡単にできるのに。
541名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 07:38:04.35 ID:FpPwekpqO
諭吉の流儀には、Amazonキンドル版があるのにな
542名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 19:39:29.58 ID:kPkE1yDc0
>>541
あら、ホントだ。

諭吉の流儀『福翁自伝』を読む 平山 洋 (Kindle版 -2013/3/4)
¥ 350
http://www.amazon.co.jp/dp/B00BPB9A22/

しかーし、『諭吉の流儀』は平山さんのサイトで全文公開されている筈と
思ったら…

「2013-03-03に全文の公開を取りやめました。」だそうです。
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/fukuzawas_style/01/
543名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 22:09:51.92 ID:/RwOKBEJ0
せこい
544名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 22:53:49.90 ID:RkAv1Yfv0
>>543
もともとPHP研究所から出ていた紙の『諭吉の流儀』も復刊したのか
今は在庫があるようです。

諭吉の流儀~『福翁自伝』を読む~ [単行本(ソフトカバー)]
平山 洋 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4569709419/
545名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 23:00:37.68 ID:/RwOKBEJ0
>>544
別に無料で公開したままでもよかったのに
546名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/29(金) 07:36:41.72 ID:J+dNUVQxO
商売は大切というのが、福沢の考えでもある
547名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 16:06:16.79 ID:wnh7BHylP
>>542
さっそくこんな書評が出ている。
     ↓
http://bookdi.gger.jp/archives/26029516.html

おそらく電子にせよ出版というのが重要なのだろう。
ホムペで無料公開ではこうはいかない。
548名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 16:50:25.07 ID:XdFIbZV90
>>547
情報ありがとうございます。

レビュアーの「キンドる速報ライター☆イマガワ」と云う人、
「脱亜論」論争や「安川・平山論争」についての解説まで
コメントしてあるとは、なかなかよく勉強していますね。
549名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 19:30:58.90 ID:UtxnoLizO
脱亜論って福沢作じゃないの?
550名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 21:08:20.37 ID:12bYv5jf0
>>547
じゃあ平山は無料公開をこれからもっとやめるんだろうな
551名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 22:23:48.75 ID:wnh7BHylP
>>550
いや、アマゾンで無料にするようだ。
http://stray-cat.sblo.jp/article/63842683.html
552名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 00:41:11.45 ID:Hzv5Vdiq0
>>551
どうやら、2013年03月16日の時点では期間限定無料本だったらしいですね。
2013年03月31日現在の時点では、350円になっているようです。

ちなみに、レビュアーの kei-toshie さんは、PHP出版の紙の本も買っていて、
Kindle でも読みたくなったので、Kindle 版も購入したそうです。

カスタマーレビュー 諭吉の流儀『福翁自伝』を読む
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00BPB9A22/
553名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 07:47:22.41 ID:5H9alv9NO
今日から新年度
安川本が待ち遠しい
554名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 23:34:57.76 ID:bNOW8Eak0
>>553
安川本が出たらネタのために買うの?
555名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/02(火) 07:35:16.62 ID:MrSOOAQ6O
安川が正しいよ
556名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/02(火) 21:55:40.30 ID:rWFgzbdJ0
安川大勝利の年になるな
間違いない
557名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/02(火) 22:00:07.99 ID:MrSOOAQ6O
そう、共産党も大躍進して、政権をとれるかも
558名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/03(水) 12:51:03.42 ID:h1NJokiF0
安川をバカにしているわけね
559名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/03(水) 19:49:47.87 ID:jqFxBq/jP
じっさいアンチが音沙汰なしだとつまらんな。
560名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/03(水) 20:34:26.26 ID:dQE+j6NM0
>>559
アンチ福沢といえば、杉田聡や雁屋哲もいるけど、
どっちも最近は音沙汰なしのようですね。
561名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/03(水) 22:44:59.36 ID:FPwrXwd2O
1月下旬に朝日のいやらしい特集があっただろ
562名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/04(木) 23:41:36.01 ID:TgyXXdup0
何かあったっけ?
563名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/05(金) 07:50:34.23 ID:ZcE1HmPS0
>>403のことだよ
564名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/06(土) 09:08:53.54 ID:zW6OqcENO
民主党の衰退は目を覆うばかりだ。
565名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/06(土) 18:09:12.91 ID:v1laCgVKP
566名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/07(日) 10:17:22.10 ID:kUFS+afU0
>>564 アホがばれたんや。
567名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/08(月) 15:59:39.66 ID:harR6qFV0
>>565
けっこういい線いっているね、このブログ
568名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/10(水) 20:01:05.56 ID:rvw6oA8VP
『脱亜論』って日本史に影響ありましたか?
http://www.hingesexporter.com/q1499761954.html
569名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/10(水) 23:54:52.08 ID:l9oToWoe0
>>568
「脱亜論」ならオリジナルの紙面のコピーが平山さんの公式サイトにありますね。
http://blechmusik.xii.jp/resources/hirayama/editorials/1885/18850316.pdf
570名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/11(木) 10:11:13.33 ID:FsOJzQ0q0
>>569
これは貴重な画像。ちゃんと「脱亜論」とタイトルが入っているじゃないか。
後でつけたというのはデマだった訳ね。
571名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/12(金) 05:57:30.85 ID:mumMiKq0O
カタカナだ
572名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/14(日) 13:49:55.83 ID:p7PO4/8xP
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the_newspaper_archives_and_conclusion_on_the_writer/
全集未収録社説のテキスト化が続々進行中
573名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/15(月) 16:57:44.15 ID:P0uWDiU30
>>572
それにしても、判読できていない文字が多いな
574名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/16(火) 19:17:18.89 ID:84UrfB34O
あはは
575名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/17(水) 07:38:47.11 ID:imKorTLa0
>>572
「全社説の起草者推定が完遂されたあかつきには、今まで全集からもれ
ていた推定カテゴリーT社説ともあわせて、『福沢諭吉全集別巻二』 (仮)
として刊行する予定でいます。刊行を希望する出版社があるな ら、
管理人へ連絡していただくよう取り計らってください」。

「なおこの研究は、平成25年度日本学術振興会科学研究費補助金、
研究種目:挑戦的萌芽研究、課題番号: 25580020、課題名:福沢健全
期『時事新報』社説起草者判定、により実施されて います。」
576名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/17(水) 19:50:10.04 ID:xSZTvr5SO
別巻1はないの?
577名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/18(木) 00:52:29.45 ID:Elo50tXb0
>>576
別巻1は現行版『福沢諭吉全集』の再版が出た時(1971年)に発行されています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E6%BE%A4%E5%85%A8%E9%9B%86#.E7.8F.BE.E8.A1.8C.E7.89.88.E3.80.8E.E7.A6.8F.E6.BE.A4.E8.AB.AD.E5.90.89.E5.85.A8.E9.9B.86.E3.80.8F

そのため、現行版『福沢諭吉全集』の初版は全21巻、再版は全22巻になります。
578名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/18(木) 07:18:00.21 ID:mVkt7i1SO
岩波から出すのか
579名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 20:21:17.96 ID:+lRw1m7qP
無理だろう
580名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/23(火) 08:16:21.91 ID:gtN3UwBx0
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/kaken-2013/

科研費って、こんな申請書を書けば通るんだ
581名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/23(火) 10:54:01.78 ID:zkNxYlzq0
いくら獲得したのかな、科研費
582名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/23(火) 18:29:55.65 ID:r0MtaiF2O
一億くらいだろう
583名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/24(水) 01:16:07.27 ID:JehxJjwW0
7
584名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/25(木) 02:50:48.54 ID:LPMhP2xrP
おんどくchan

平山洋先生は、 中国に「福沢諭吉は『アジア侵略論』者だ」
と言われたら(34頁〜) の章で、脱亜論を唱えた福澤先生
の話を書いている。「市民的自由主義者」として福澤を肯定す
る丸山真男の論文もある。他方、否定的なのは服部之総・遠山
茂樹・安川寿之輔らの「侵略的絶対主義者」という捉え方があ
る。賛否両論の福澤理論だが、双方をみないとTPPへの賛否も
わからないようなものかもしれない。他には、日露戦争は東ア
ジアの構造変動が世界政治に影響を及ぼす世界史的意義を持つ
戦争(51−52頁)という説明の井上寿一先生の論稿などある。

歴史の嘘を見破る―日中近現代史の争点35 (文春新書)
中嶋 嶺雄
585名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/25(木) 07:32:02.98 ID:HSmyOESoO
慶大生かな書いたの
586名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/25(木) 10:24:47.85 ID:+s1KanYn0
>>584
なんか稚拙な書き込みだな
587名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/25(木) 13:51:22.45 ID:hMno+Qxt0
この本に載っていなさそうで重要な話って何かある?
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766420487/
588名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/25(木) 16:49:28.38 ID:OCTXOag80
>>587
おや、小川原さんが書いていないね
589名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/25(木) 17:21:29.60 ID:pUHmIRvh0
>>587
脱亜論の問題に触れているのかな。一般人は一番関心のあるところなんだが。
590名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/25(木) 21:48:09.03 ID:ulCyRMVY0
>>589
> 脱亜論の問題に触れているのかな。一般人は一番関心のあるところなんだが。

目次を眺めてみると、
「9.福沢諭吉の外交思想 都倉武之」
で触れる可能性ありと思われ。

1.福沢諭吉の生涯と「独立自尊」 小室正紀
2.福沢諭吉の士族観 西澤直子
3.福沢諭吉の女性論・家族論 西澤直子
4.福沢諭吉の教育思想(1) 米山光儀
5.福沢諭吉の教育思想(2) 米山光儀
6.福沢諭吉と医学 山内慶太
7.福沢諭吉と家庭教育 山内慶太
8.福沢諭吉の政治思想 都倉武之
9.福沢諭吉の外交思想 都倉武之
10.福沢諭吉と法文化 岩谷十郎
11.福沢諭吉の経済論 小室正紀
12.福沢諭吉の経営思想・近代企業論 平野隆
13.福沢諭吉と「福沢山脈」の経営者 平野隆
本書関連福沢諭吉年譜
591名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/26(金) 20:36:26.31 ID:qa2cEyTV0
産経新聞「国民の憲法」要綱を発表 「独立自存の道義国家」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130426/plc13042605010009-n1.htm

産経新聞は創刊80周年と「正論」40周年の記念事業として進めてきた
「国民の憲法」要綱をまとめ26日、発表した。
わが国にふさわしい「新憲法」として国柄を明記、
前文で国づくりの目標を「独立自存の道義国家」と掲げた。

■独立自存
他の力に頼ることなく、自らの力で生存を確保することをいう。
哲学者、西田幾多郎も著書「善の研究」で独立自存の重要性を説いている。

「独立自尊」じゃなくて「独立自存」なんですね。
592名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/30(火) 10:25:04.12 ID:F6UANmAF0
>>591
自尊は悪いことじゃないと思うがな
三系は時事新報の後身なんだし
593名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/01(水) 19:06:46.25 ID:p+ZIJ+V60
自存って意味わからんな。
594名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/02(木) 00:19:38.72 ID:rglYTdcl0
>>593
西田幾多郎も著書「善の研究」で以下のように述べています。

----
理は独立自存であって、時間、空間、人に由って異なることなく、顕滅用不用に由りて変ぜざる者である。
----
西田幾多郎『善の研究』
http://www.aozora.gr.jp/cards/000182/files/946.html
595名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/02(木) 07:29:02.56 ID:cyOdv4OHO
要するに西田も福沢を読んでいたということだろ
596名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/03(金) 22:47:37.89 ID:k9E6uV300
ヤフオクで平山本が2,800円で出品中です。

★平山洋「アジア独立論者福沢諭吉」★ミネルヴァ書房
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w83501607
カテゴリ: 本、雑誌 > ノンフィクション、教養 > 伝記、人物評伝
2,800 円

同じく杉田本が2,900円で出品中です。

杉田聡『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集』
http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t280498218
カテゴリ: 本、雑誌 > 人文、社会 > 政治学
2,900 円
597名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/04(土) 20:00:39.76 ID:pbLLdPz8O
安っ。だがキンドル版福翁自伝99円には及ばないw
598名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/07(火) 07:23:05.30 ID:EeJCPwRlO
最近サヨの福沢批判は鳴りを潜めたな
599名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/07(火) 12:30:20.41 ID:Y77ebg7B0
5つ星のうち 5.0 希有な自伝 2013/5/6
By フィガロ
自伝は己を飾ることが多い。しかし、この自伝は赤裸々な告白に満ちている。
幕末は暗殺団が暗躍したが、それが怖くて諭吉は家に閉じこもっていたという告白は
武士としては臆病の恥をさらすようなものだ。
それを包み隠さずに述べている自伝はやはり珍しい。
それだけに自伝の内容全般に信ぴょう性を感じる。
もうひとつ印象深いのは彼の合理的精神だ。
現在の大分県北部に位置する中津奥平藩(徳川親藩)の下級武士の家に生まれ、
保守的な藩風の中にあって物事を合理的に突きつめた彼の精神はどのようにして培われたのか興味がある。
残念ながらこの本からはその原因は推知できない。
しかし、生涯を通じ、現代人以上に合理的精神を貫いた彼は、
その時代の中にあって傑出した人物であったことをうかがわせる優れた自伝である。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00CMD9RUM
600名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/08(水) 00:21:14.51 ID:R665If280
>>597
平山さんの作品が次々とKindle版でリリースされていますね。

Amazon.co.jp: 平山 洋:作品一覧、著者略歴
http://www.amazon.co.jp/%e5%b9%b3%e5%b1%b1%2d%e6%b4%8b/e/B004HECFVW/

ちなみに常葉叢書って何のことなの?
601名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/08(水) 07:29:48.16 ID:CDZQug2gO
シンパが立ち上げたブランド
602名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/08(水) 08:10:51.18 ID:WtR1OZfd0
福翁百話99円も同じ出版社だね。福沢本も並行して出版する気だ。
603名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/08(水) 11:27:38.39 ID:nB7ZT1BO0
自伝と百話、さっそくDLした
すごい価格破壊、文庫の1割の値段で入手できる
604名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/08(水) 16:43:26.32 ID:WtR1OZfd0
>>603
紙の本は出すのがやっかいだからね。
605名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/08(水) 19:04:20.03 ID:91zjMypkP
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h96/
のせいで味方が増えたんだろう
606名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/08(水) 22:12:13.09 ID:2tu//C1V0
>>602-603
情報ありがd。
常葉書房「福沢諭吉著作集」シリーズなんですね!

常葉書房「福沢諭吉著作集」第一弾。
Amazon.co.jp: 福翁自伝 (福沢諭吉著作集) eBook: 福沢諭吉, 平山 洋: Kindleストア
出版社: 常葉書房 (2013/5/1)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00CMD9RUM/

常葉書房「福沢諭吉著作集」第二弾。
Amazon.co.jp: 福翁百話 (福沢諭吉著作集) eBook: 福沢諭吉, 平山 洋: Kindleストア
出版社: 常葉書房 (2013/5/6)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00COGDE8I/
607名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/09(木) 04:41:54.05 ID:MvySSvHZP
>>606
すさまじく安いな
608名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/09(木) 07:32:41.24 ID:1ueTbzl0O
ついで買いをねらっているんだね
609名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/09(木) 14:02:37.32 ID:4k1SFu5/0
福沢著作集で抜けがあるものはkindleで100円で売ればいいもんな
これで岩波書店にいちゃもんをつける必要はなくなる
610名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/09(木) 14:23:01.37 ID:uJCN4lH10
研究の成果もこっちで出版することは確実だ。
テキスト化は進んでいるのだから、
あとは福沢と判定された全集未収録社説をキンドルで売れば良い。
611名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/09(木) 18:08:41.46 ID:7FhCUOb+0
他人が書いたものなんだから0円で売らないと不公平か
612名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/10(金) 08:53:49.01 ID:TXCz+beV0
>>611
不公平って、いうかあ
ところで福沢先生が↓で話題になっている
http://girlschannel.net/topics/17441/
613名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/10(金) 12:03:42.67 ID:gaM9UUut0
04. 匿名 2013/05/05(日) 20:50:18
>>103さん 一度、福沢諭吉でも読んでみたらどうですか?
戦前の日本人の思考が少しは分かると思います。
韓国人を嫌いって言ったら差別になるの?どこの国を嫌おうが
その人の考えなんだから放っておけばいいのに。

>>612
4レス抽出

106. 匿名 2013/05/06(月) 04:15:31
まだ読んでるか不安だけど
福沢諭吉を読んだことがないのはあなたの方では?
私は大学で脱亜論勉強してるけど、彼は朝鮮人自身の手による近代化を目指して金玉均達を支援してたんですよ?
それが朝鮮政府に潰されたから、彼らの失望して書いたのが脱亜論です。
平山洋先生だったかなまぁ恥かきたくなきゃググってみれば?

110. 匿名 2013/05/06(月) 15:07:53
>>106
104です。本も読みましたし、106さんの意見も分かるので
もう一度読み返し、その時の歴史背景も考え直そうと思います。
ただ、私は福沢諭吉のように戦前の方々何の理由もなくただ脱亜論を唱えている人
ばかりではない思っています。現在も。あなたも書いてらっしゃるように
朝鮮に失望したのですよね、当時の方々は。今もそうではないですか?
もう見ませんので、返事はいりません。
恥をかかないように、自分で調べますので。

113. 匿名 2013/05/07(火) 11:32:43
>>106
何の勉強してんの?
彼らの政府に失望って今と一緒じゃん。恥ずかしいのはお前の方だよ。
戦前の有識者は朝鮮人自身の手で近代化するほどの能力なかったと判断したって事でしょ。
猿の物真似したり、地震お祝いしたり
天皇侮辱したり、竹島 国際司法裁判所も応じない。
日本人はここまで韓国人の事好意的に見ようとしてたと
思うよ。でも、こんな事ばかりする政府、国民ともに失望するよね。

たとえば国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
今もなお、福沢諭吉の言う通りだと思うよ。
614名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/10(金) 22:04:27.95 ID:57EAHrspP
>>613
福沢諭吉批判への反論の典型的なパターン
615名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/11(土) 07:40:49.94 ID:foU3EZu+O
昔の左翼風の福沢批判は
たちどころに潰される
616名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 13:30:54.73 ID:hHSQOz4w0
福沢諭吉て脱亜論、とかいう糞ビッチ宣言をした人だろう
欧米さんのチンポの方が大きいのジュポンジュポンとしゃぶってた人だろう
617名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 13:36:35.79 ID:NcEQbFAyP
福沢批判者は品がない
618名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 13:42:26.86 ID:hHSQOz4w0
自分で書いて品がないと思うけど、否定的に解釈したら大体あってる気がするw
619名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 13:47:17.30 ID:hHSQOz4w0
福沢諭吉 私、欧米さんと付き合うの、中韓さん短小で臭いし。ウフフ&#9825;

俺 読んでどん引き
620名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 19:08:10.07 ID:SnbePaxD0
脱亜論って欧米から中国韓国と同視されるのはまずいよねってことしか書いていない
うん欧米好きビッチというのは正しい
621名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 19:15:40.54 ID:4+BHWsFF0
後に独伊の悪友とつるんで悲惨な末路をたどったのは、皮肉だな。
622名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 19:43:46.10 ID:/cB76dyGO
福沢は英米好き
623名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 21:56:51.71 ID:TnBZGv2I0
その場で役に立つ実用「だけ」を重んじたのが福沢のわるいとこ。
真理探究とかそういうのを鼻でせせら笑うタイプだよね、福沢は。

美辞麗句を掲げても、内実はぜんぶただの功利追求、
って戦前の風潮に一役買ったのは否めないと思う。
624名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/13(月) 00:35:06.54 ID:mD1Fvpy/0
>>623
福澤先生は真理探究を重視していました。
例えば、「物理学の要用」という演説では、物理学の重要性を強調しています。

----
欧州近時の文明は皆、この物理学より出でざるはなし。彼の発明の蒸汽船車なり、
鉄砲軍器なり、また電信瓦斯(ガス)なり、働の成跡は大なりといえども、
そのはじめは錙朱(ししゅ)の理を推究分離して、ついにもって人事に施したる者のみ。
その大を見て驚くなかれ、その小を見て等閑(とうかん)に附するなかれ。
大小の物、皆(みな)偶然に非ざるなり。人にして物理に暗く、ただ文明の物を
用いてその物の性質を知らざるは、かの馬が飼料を喰(くろ)うて、
その品の性質を知らず、ただその口に旨きものはこれを取りて、
然らざるものはこれを捨つるに異ならず。
----
「物理学の要用」『時事新報』1882(明治15)年3月22日
http://www.aozora.gr.jp/cards/000296/card46686.html

また、「人生の楽事」という演説では、いわゆる「学者飼殺しの説」を
自分の夢として述べています。
「学者飼殺しの説」とは、研究所に学者を招いて、好きなだけお金を
与えて、好きな学問を思うがままにやらせるというアイデアです。
例えば、プリンストン高等研究所でアインシュタインに好きなだけ
物理の研究をさせたのに似ていますね。

----
老生が眞實の目的を申せば、爰に一種の研究所を設けて、
凡そ五、六名乃至十名の學者を撰び、之に生涯安心の生計を授けて
學事の外に顧慮する所なからしめ、且その學問上に研究する事柄も
其方法も本人の思ふがまゝに一任して傍より喙を容れず、其成績の
果して能く人を利するか利せざるかを問はざるのみか、寧ろ今の世に云ふ
實利益に遠きものを擇んで其理を究め、之を究めて之に達せざるも可なり、
之が爲めに金を費して全く無益に屬するも可なり、其人の一生涯に成らざれば
半途にして第二世に遺すも可なり、或は其人が病氣の時に休息するは勿論、
無病にても氣分に進まざる時は業を中止す可し、勤るも怠るも都て勝手次第にして、
俗に云へば學者を飼放し又飼殺しにすることなり。
----
「人生の楽事」『時事新報』1893(明治26)年11月14日
http://www.aozora.gr.jp/cards/000296/card50298.html
625名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/13(月) 03:58:02.91 ID:pwbdu2xx0
渡邉洪基伝
626名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/14(火) 07:23:34.18 ID:OfK0jVg5O
で?
627名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/14(火) 19:36:05.83 ID:OfK0jVg5O
諭吉の慰安婦肯定論
628名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/14(火) 22:59:05.48 ID:4+6Kx9TQ0
>>627

【従軍慰安婦問題】 日本維新の会の橋下代表 「事実と違うことで不当に侮辱を受けていることは主張しないといけない」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1368419009/
629名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/15(水) 08:19:35.14 ID:4mVt/FlQ0
橋下は正しいことを言っている
630名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/15(水) 16:51:40.55 ID:VDZUdm1V0
そこで福沢諭吉は.「賤業婦人の海外に出稼ぎするを公然許可すべき」という指示を
天皇に与える。
賤業婦人つまり売春婦として日本人女性を海外に「輸出.売却」し.
兵器購入資金を作る.というプランであり.
天皇一族は.このプランに飛び付き.実行する(福沢諭吉全集.第15巻)。
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/51320883.html


↑ 要調査
631名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/15(水) 21:00:37.06 ID:Dl8AkyUcP
こりゃすごい。正気とは思えない。
632名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/16(木) 09:18:54.81 ID:RoZpszeM0
福沢諭吉と慰安婦
http://www.amazon.co.jp/dp/B00CSPVBXU
633名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/16(木) 11:45:12.75 ID:qSViK7m50
やっぱり福沢諭吉は売春推奨論者だったのか
幻滅した
634名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/16(木) 12:13:26.68 ID:RRykyJ/W0
>>633
>>632>>630のうわさを否定してんだろ
キンドルがないのでわかんねーが
635名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/16(木) 18:46:10.21 ID:Ca6vyBGe0
>>632
情報ありがd。
これは、4月に出ると言われていた安川本の先手を打って、
「問題の社説『人民の移住と娼婦の出稼』の執筆者が福澤でない」ことを
立証したものだと思われ。

---
内容紹介

福沢諭吉が明治天皇に進言して、「従軍」慰安婦の仕組みを作った
というのは本当のことなのか?

そのうわさの真相を探る。

問題の社説「人民の移住と娼婦の出稼」の全文を掲載。

目 次

一 福沢が天皇に娼婦の出稼ぎの指示を与えた?
二 社説「人民の移住と娼婦の出稼」(明治二九年一月一八日掲載)
三 全集への収録状況と文体の判定
四 『福翁百話』と『福沢先生浮世談』での娼婦出稼論
五 慰安婦問題と娼婦出稼論
---
636名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/16(木) 20:21:05.43 ID:52hqozmYO
誰かレポよろ
637名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/17(金) 18:07:46.78 ID:JLlEumvE0
平山は論文を有料で得るようになったのか
638名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/18(土) 07:21:03.43 ID:8BFfM0ymP
639名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/18(土) 11:51:43.27 ID:7zXEcz5k0
売春婦輸出推奨か
もう擁護できないな
640名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/18(土) 13:42:17.61 ID:Iy9MZWm/P
司馬遼太郎がその論文に言及していたような。

福沢も晩年は維新に幻滅して、宗教に目をむけたとかなんとか
書いてたな。 まあ、日本も結局、欧米に互するまではいかずに
当時の中国やフィリピンみたいに娼婦を出稼ぎさせる国に
結局おちつくのだろうというあきらめが元になっているのではないか。

明治二十九年というと福沢が亡くなる5〜6年前の話か。
まあ、福沢本人がその論文の筆者であるかどうかという
問題とは別に、福沢の思想の変化と福沢名義で書かれた
エッセイを結びつける作業は可能であろう。
641名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/18(土) 20:18:29.05 ID:/9d3m3hp0
>>640
福澤先生が晩年に維新に幻滅したと言う説は何かの間違いでしょう。
晩年に出版された『福翁自伝』の「行路変化多し」の節でも、
王政維新とその後の新政府の改革を賞賛しています。

----
私は洋学を修めて、その後ドウやら斯(こ)うやら人に不義
理をせず頭を下げぬようにして、衣食さえ出来れば大願成就と思(おもつ)て居
た処に、又(また)図(はか)らずも王政維新、いよ/\日本国を開(ひらい)て本当の開国となっ
たのは難有(ありがた)い。幕府時代に私の著わした西洋事情なんぞ、出版の時の考(かんがえ)
には、天下にコンなものを読む人が有るか無いか夫(そ)れも分らず、仮令(たと)い
読んだからとて之(これ)を日本の実際に試(こころ)みるなんて固(もと)より思いも寄らぬ
ことで、一口(ひとくち)に申せば西洋の小説、夢物語の戯作(げさく)くらいに自(みず)から認(したた)めて
居たものが、世間に流行して実際の役に立つのみか、新政府の勇気は西
洋事情の類でない、一段も二段も先(さ)きに進んで思切(おもいきつ)た事を断行して、ア
ベコベに著述者を驚かす程のことも折々見えるから、ソコで私も亦(また)以
前の大願成就に安(やす)んじて居られない。コリャ面白い、この勢(いきおい)に乗じて更に
大(おおい)に西洋文明の空気を吹込み、全国の人心を根底から転覆して、絶遠の
東洋に一新文明国を開き、東に日本、西に英国と、相対(あいたい)して後(おく)れを取らぬ
ようになられないものでもないと、茲(ここ)に第二の誓願を起して、扨(さて)身に叶
う仕事は三寸の舌、一本の筆より外(ほか)に何もないから、身体の健康を頼み
にして専(もつぱ)ら塾務を務め、又筆を弄(もてあそ)び、種々様々の事を書き散らしたのが
西洋事情以後の著訳です。一方には大勢の学生を教育し、又演説などし
て所思(しよし)を伝え、又一方には著書飜訳(ほんやく)、随分(ずいぶん)忙しい事でしたが、是(こ)れも所謂(いわゆる)
万分一を勉(つと)める気でしょう。
----
福翁自傳 - 564〜565 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=564
642名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/18(土) 20:21:26.97 ID:/9d3m3hp0
(続き)
さらに続けて、日本全体の大勢は改新・進歩の一方であり、
日清戦争が官民一致の勝利であり、我々は丁度良い時代に生まれて
「祖先の賜(たまもの)を唯(ただ)貰うたようなもの」と述べています。

----
所で顧(かえり)みて世の中を見れば堪(た)え難(がた)いこと
も多いようだが、一国全体の大勢は改進々歩の一方で、次第々々に上進
して、数年の後その形に顕(あら)われたるは、日清戦争など官民一致の勝利、愉
快とも難有(ありがた)いとも云(い)いようがない。命あればこそコンな事を見聞する
のだ、前(さき)に死んだ同志の朋友が不幸だ、アヽ見せて遣(や)りたいと、毎度私は
泣きました。実を申せば日清戦争何でもない。唯(ただ)是(こ)れ日本の外交の序開(じよびら)
きでこそあれ、ソレほど喜ぶ訳(わ)けもないが、その時の情に迫(せ)まれば夢中に
ならずには居られない。凡(およ)そコンな訳(わ)けで、その原因は何処(いづく)に在るかと云
えば、新日本の文明富強は都(すべ)て先人遺伝の功徳に由来し、吾々(われわれ)共は丁度(ちようど)
都合の宜(い)い時代に生れて祖先の賜(たまもの)を唯(ただ)貰うたようなものに違いはな
いが、兎(と)に角(かく)に自分の願(がん)に掛けて居たその願が、天の恵み、祖先の余徳に由(よつ)
て首尾能(よ)く叶うたことなれば、私の為(た)めには第二の大願成就と云(い)わね
ばならぬ。
----
福翁自傳 - 565〜565 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=565
643名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/18(土) 20:23:11.15 ID:/9d3m3hp0
(続き)
さらに続けて、「人間の慾に際限なし」では、仏教でもキリスト教でも
どちらでもいいから、宗教により「多数の民心を和(やわ)らげるようにする事」が
目標だと述べています。

----
人間の慾に
際限なし

左(さ)れば私は自分の既往を顧みれば遺憾なきのみか愉快な事ばかりであるが、扨(さて)人間の慾(よく)には際限のないもので、不平を云(い)わすれば
マダ/\幾らもある。外国交際又は内国の憲法政治などに就(つい)て其(そ)れ是(こ)
れと云う議論は政治家の事として差置(さしお)き、私の生涯の中に出来(でか)して見
たいと思う所は、全国男女の気品を次第々々に高尚に導いて真実文明
の名に愧(はず)かしくないようにする事と、仏法にても耶蘇(やそ)教にても孰(いづ)れに
ても宜(よろ)しい、之(これ)を引立てゝ多数の民心を和(やわ)らげるようにする事と、大(おおい)に
金を投じて有形無形、高尚なる学理を研究させるようにする事と、凡(およ)そ
この三ヶ条です。人は老しても無病なる限りは唯(ただ)安閑としては居られず、
私も今の通りに健全なる間は身に叶う丈(だ)けの力を尽す積(つもり)です。

福翁自伝終
----
福翁自傳 - 566〜567 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=566

つまり、「維新に幻滅」していないし、そのため「宗教に目をむけた」ことも
無いのです。さらに、日本も
「娼婦を出稼ぎさせる国に結局おちつくのだろうというあきらめ」も
見当たりません。
晩年の『女大学評論』や『新女大学』を見ると福澤の思想は変化していないし、
『時事新報』の社説「人民の移住と娼婦の出稼」は無署名なので、
そもそも福澤名義で書かれたエッセイではないのです。
644名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/19(日) 04:15:31.48 ID:VDSn/jnsP
>>641
んん〜? 司馬は確かに萩原延壽との対談でそういう風にいってたね。
じゃあ、司馬が間違えたのかな?

脱亜論や娼婦出稼ぎ論は福沢の自筆論文ではないということだが
司馬はこれらのある意味シニカルな論文も福沢のものであるという
前提で対談やってたんだろうなぁ。 まあ、これらの論文がそういう風に
とられても仕方ないところってあるよね。 いまだに「脱亜論」は福沢の
言説という理解が一般的なんじゃないの。

>さらに続けて、日本全体の大勢は改新・進歩の一方であり、
>日清戦争が官民一致の勝利であり、我々は丁度良い時代に生まれて
>「祖先の賜(たまもの)を唯(ただ)貰うたようなもの」と述べています。

日清戦争の勝利を福沢は手放しで喜んでるが、じゃあ逆にいえば
日清戦争勝利以前は日本の前途がどうなるか福沢は半信半疑で
あったってことかなぁ。しかしまあ、娼婦出稼ぎ論は日清戦争以降に
書かれた論文なんだな。脱亜論の延長に日清戦争勝利を肯定する
姿勢があるとすれば、時事新報の論文と福沢の姿勢はまったく背反
するものではなく、つまり司馬はそれらのシニカルな論文を福沢の
ものとみなしていたのであろう。
645名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/19(日) 14:55:35.41 ID:anw0vnJX0
福沢が管理していた新聞社なんだから福沢の意見だと当時の人はきっと見ていたはず
だから福沢の言説だと理解していいというか当然
646名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/19(日) 19:58:06.70 ID:TOeagqXp0
>>644
『脱亜論』が福澤以外の起筆である可能性を指摘したのが井田進也氏で、
その最初の論文が掲載されたのが、『図書』1996年6月号でした。

井田進也「福沢諭吉『時事新報』論説の真贋」
『図書』岩波書店、1996年6月、pp.13-17。

その後、研究を進めて『脱亜論』が高橋義男の起筆である可能性を指摘した
のが『福沢手帖』2001年6月号の記事です。

井田進也「烟霧の中の「脱亜論」――福沢をして福沢を語らしめよ――」
『福沢手帖』第109号、福沢諭吉協会、2001年6月、pp.7-16。

そして、これらの論文を収録した単行本が出版されたのが2001年12月です。

井田進也『歴史とテクスト――西鶴から諭吉まで』光芒社、2001年12月。

司馬遼太郎氏は1996年2月に亡くなっているので、
司馬氏と萩原氏との対談はそれ以前のことですから、対談の時にはまだ
上記の論文が出版されていなかったという訳なのです。
647名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/19(日) 23:14:47.80 ID:TOeagqXp0
>>645
「福沢の意見だと当時の人はきっと見ていた」からと言って、
「だから福沢の言説だと理解していい」とは言えませんよね。

実際、福澤先生自身が晩年の『福翁自伝』では以下のように言っています。

----
併(しか)し私も次第に年をとり、何時(いつ)までもコンな
事に勉強するでもなし、老余は成る丈(た)け閑静に日を送る積りで、新聞紙
の事も若い者に譲り渡して段々遠くなって、紙上の論説なども石河幹
明(いしかわみきあき)、北川礼弼(きたがわれいすけ)、堀江帰一(ほりえきいち)などが専ら執筆して、私は時々立案してその出来た
文章を見て一寸(ちよい)々々(ちよい)加筆する位にして居ます。
----
福翁自傳 - 546 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=546
648名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/20(月) 07:26:49.54 ID:76dj6zVoO
脱亜論は真筆だろ
649名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/20(月) 09:32:13.76 ID:aRApNJHA0
http://www.amazon.co.jp/dp/B00C6AUCNCとhttp://www.amazon.co.jp/dp/B00CSPVBXU
読んだ。

平山の見解は、「脱亜論」は福沢本人のもの、
社説「人民の移住と娼婦の出稼」は、石河執筆だが、
『福翁百話』と『福沢先生浮世談』に同じ考えが見られるとのこと。
650名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/20(月) 13:33:24.35 ID:W9Gb8aw+P
>>646
その論文を司馬が読んだとしても、それほど司馬の考えは変わらなかった
可能性はあるな。

石河が書いてるのは福沢本人の考えではないって、石河が福沢とは
まったく無関係な人物ならいざしらず、福沢に非常に近い人物だったんでしょ。
で、石河などの書いた文章を福沢が目をとおして、しかもときどき加筆も
してたというんだから、福沢と相容れない考え方の論文なら、福沢も
時事新報にのせるのは不適当というだろう。石河は福沢の弟子みたいな
もんだから、弟子の考え方は師匠の考え方から多大な影響うけてるだろうし。
というわけで、石河の考え方が福沢とまるで違うとはいえないわけだから
むしろ密接にかかわりがあるとも考えるほうがよいかもしれない。
651名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/20(月) 13:35:57.70 ID:W9Gb8aw+P
福沢の脱亜論などの論文はアジア侵略を肯定する論文!
               ↓
脱亜論などの論文は福沢の自筆ではない!
               ↓
だから福沢の思想はアジア侵略肯定でない!侵略肯定の
論文の責任者は石河!

石河と福沢の思想を峻別する考え方は、こういうロジックに
もとづいていると思われる。そしてたとえば司馬遼太郎は
脱亜論には当時としてはもっともな部分も多く、それほど
非難されるべきとは思わないと述べていて、論証の大前提に
疑問を付してるね。 だからまあ、特に福沢と石河の考えを
峻別せずとも、福沢を弁護するやりかたはあるわけだねw
652名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/20(月) 13:41:29.66 ID:W9Gb8aw+P
そういえば、丁丑公論は、時事新報に載せるべきかどうか、福沢が
時事新報の社員にはかって、それで載せるべきでないといわれて
載せなかったんだよね。 だからまあ、時事新報の論はだいたいが
福沢の考え方にそったものを掲載してたんだろうが、福沢の内部にも
それらと相容れないものはあったんだね。
653名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/20(月) 19:14:11.80 ID:76dj6zVoO
丁丑公論は原稿が残っていない
654名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/21(火) 00:00:56.44 ID:uGJkOsRc0
>>651
平山さんも「脱亜論」を福澤真筆と考えていて、その内容に関しても、
「脱亜論」はアジア侵略論でもアジア蔑視論でもないと解釈していますね。
つまり、論証の大前提に疑問を付していることになりますね。

東谷暁インタビュー: 平山洋 福沢諭吉「脱亜論」の真実
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h07/#id_2

福澤諭吉の西洋理解と「脱亜論」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h32/

「脱亜論」紹介年表
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h33/

「何が「脱亜論」を有名にしたのか」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/how_did_datuaron_become_famous/
655名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/21(火) 13:37:02.10 ID:+/M+i5uI0
当時はアジア蔑視論がはやっていたから
福沢だけがバッシングを受けたってことはないんだよ
アジア蔑視論があるから自分の新聞に
チャンチャン論なんて載せられた
ひどい差別意識だ
656名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/21(火) 22:24:00.32 ID:uGJkOsRc0
>>651
「福沢を弁護するやりかたはあるわけだね」と仰いますが、
井田氏や平山氏は「福沢を弁護」するために『時事新報』の
無償名論説の執筆者認定作業を行ったのでしょうか?

安川寿之輔氏は「新たな福沢美化論を批判する」と言って、
無償名論説の執筆者認定作業を「福沢美化論」だと批判していますが、
本当に執筆者認定作業は単なる「福沢美化論」に過ぎないのでしょうか?
657名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/21(火) 22:55:09.16 ID:7UVDgZPaO
結果的には福沢美化になるだろ
658名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 11:36:52.86 ID:lvifCgZu0
>>656
手段は中立を装っていても
やっていることは福沢批判派の根拠を覆そうとするものなのだから
やっぱり美化だよこれは
659名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 11:46:10.04 ID:VpFG/AkZ0
>>658
そうなると中立という立場なんてなくなるね
660名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 14:49:13.85 ID:7u6g+GRw0
d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20130508#p1
岩田日銀副総裁は丸山の福沢研究をベースに
本を書いたらしい
661名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 15:52:11.49 ID:fPT5+5+cP
>>653
原稿は十年近くしまいっぱなしだったというし、ひょっとして十年の間に
元原稿がだいぶ痛んだりしたのかねえ。

>>654
脱亜論は石河が書いたか福沢が書いたについては、複数の
異なる見解が併存してるわけだ。 もともと脱亜論は福沢の
自筆という考え方が主流だったのが、実は石河が書いたのでは
ないかという説がでてきて、それが脱亜論の評価にいろいろと
影響を与えているわけだな。

>>656
執筆者認定作業自体は、福沢の評価と関係ない中立的なもので
ある可能性はあるが、それらの作業が福沢の評価を変化させていく
要素であることもまた争えないな。 脱亜論自体が毀誉褒貶激しい
論文であるから、それの評価を変える作業もまたそのような肯定
否定両面からの価値づけにさらされるのはやむえないことだろうよ。
662名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 16:02:10.15 ID:fPT5+5+cP
まあ、脱亜論自体は欧米と同じように中韓に接していくべきという
内容で、この論文の基本的トーンは欧米との協調であるな。
日本もある一定の時期までは欧米との協調を最優先していたが
次第に欧米と対立していくわけだな。 だからね、欧米と衝突して
海外を侵略するという路線は、脱亜論からは直接は導けないと
おもうんだよね。アジアにおける欧米の権益を尊重するという
立場が脱亜論で、アメリカとの間で、フィリピン支配と朝鮮支配の
相互承認をするとか、朝鮮の日本支配とフランスのインドシナ支配を
相互承認するとか、全部「脱亜論」の筋書きにそった流れとも
いえよう。

欧米の権益と日本が衝突するようになるのは、脱亜論とは別の
流れによるものではないかなぁ。脱亜論が福沢の表看板とすると
丁丑公論は裏の流れで、裏の流れが表にでたとき、欧米と
衝突することになったとw
663名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 16:12:48.08 ID:fPT5+5+cP
「脱亜論」の筋書き じゃなくて、「脱亜論」のプログラム と表現した
ほうが、もっと適切かな。 「脱亜論」がその後の日本の進路を
準備したプログラムであるとして、「脱亜論」だけじゃ説明できない
要素が、その後の日本の歴史の流れにあるのではないか。
664名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 16:27:37.66 ID:VpFG/AkZ0
>>661
脱亜論を石河が書いた可能性はない
なぜなら入社していないから
665名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 16:31:33.30 ID:fPT5+5+cP
>>664
あ、ごめん>>646をよく読んでなかった。
脱亜論は高橋義男ってひとが書いたのではないかというのが
>>646における主張なんだな。

じゃあ、>>661は訂正しないと。 脱亜論は福沢の自筆という
考え方が主流だったのが、実は福沢以外の人物が書いたのでは
ないか、そういう説がでてきたと。

すいませ〜ん、>>661は訂正の必要があるな。
666名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 20:03:58.40 ID:lvifCgZu0
石河がバイトとして新聞作りを手伝っていた気がする
667名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/22(水) 20:17:46.09 ID:ru2jKC8ZP
ヘイトスピーチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/21 08:45 UTC 版)

ヘイトスピーチ(英: hate speech)とは、日本語で直訳すれば「憎悪発言」や
「憎悪表現」を意味するが、人種差別撤廃条約等で用いられる法的用語としては、
「差別」と関連付けて定義される。


ヘイトスピーチに関連した本

「朝鮮人民のために其国の滅亡を賀す」と文明政治の六条件 (常葉叢書) 平山 洋 常葉書房
ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book) 安田 浩一 講談社
668名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/23(木) 00:38:37.40 ID:W8tvJSJb0
>>661-663
「脱亜論」の筋書きや「脱亜論」のプログラムのようなものは
「脱亜論」には全く記されていないんですね。「脱亜論」では、
清国と朝鮮国を厳しく批判はしているものの、なんら具体的な
行動は説いていないんです。外交を断絶する訳でもないし、
ボイコットする訳でもない。西洋諸国のように普通の国と国の
関係で外交をするようにしましょう。そして最後に「心の中で」だけ
アジアの悪友を謝絶すると言っているだけなんですよ。

>>666
おおっ獣の数字だ。それはともかく、
石河がバイトとして新聞作りを手伝っていた可能性は、ゼロとは
断定できないにしても、社説に関与した可能性はゼロですね。
それは、何故かと言うと、石河自身がそう記しているんですよ。

----
私〔石河のこと〕は明治十八年時事新報に入り暫くの間は外国電報の
翻訳等に従事していたが、同二十年頃から先生の指導の下に専ら社説を
草することになった。 当時「時事新報」の社説は先生が自ら筆を執られ、
或は時々記者に口授して起草せしめらるることもあったが、其草稿は
一々厳密なる修正添削を施された上、紙上に掲載せしめられた。
固より社説記者は私一人のみではなかったが、私が筆に慣るるに従って
起稿を命ぜらるることが多くなり、二十四五年頃からは自から草せらる
重要なる説の外は主として私に起稿を命ぜられ、其晩年に及んでは
殆ど全く私の起稿といってもよいほどであった。
----
昭和版『続福沢全集』第5巻(1934年04月30日発行)737頁所収の「附記」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h45/
669名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/23(木) 03:39:07.69 ID:AjfYQT9OP
>>668
石河の社説選択の信憑性はどれくらいなの?
670名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/23(木) 11:52:03.32 ID:Qz7Ezbbc0
石河が
明らかに福沢真筆なのに全集にいれなかった割合
明らかに福沢真筆じゃないのに全集にいれた割合
福沢真筆かどうか不明なのに全集にいれた割合
これを整理している研究はあるのかな
それぞれ10%,30%,20%ぐらい?
671名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/23(木) 12:21:18.81 ID:Vozcfqrh0
>>669>>670
福沢の自筆草稿が残っているのに続全集までに採録しなかった社説、
については↓に言及がある。

http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/ishikawa_2011/

大体半々だそうだ。福沢100%の社説で、当たる確率は50%。
672名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/23(木) 23:39:37.95 ID:W8tvJSJb0
>>671
> http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/ishikawa_2011/
> 大体半々だそうだ。福沢100%の社説で、当たる確率は50%。

上記の平山論文では、
「直筆原稿残存社説92編中50編不採録ということは、
石河は過半数を選んでいないわけである」
と言及しているので、福沢100%の社説で、当たる確率は42/92=45.7%ですね。
673名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/24(金) 07:19:40.68 ID:3afikPjS0
>>672
つまり石河は、福沢の自筆原稿残存社説を判別しても、半分も当てられなかったわけね
674名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/25(土) 08:06:53.87 ID:fVi963KPO
打率4割という事実についての他の研究者の見解は?
675名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/25(土) 13:08:27.92 ID:g9ZzZ/F7P
>>668
「プログラム」といういいかたは、あまりに縛りがきつく感じたの?
西欧と同じように外交しようって、それは行動指針とはいえるな。

西欧は当時の世界においては殖民地宗主国であり、西欧以外は
だいたいが殖民地であり、西欧と同じようにふるまおうというのは
殖民地宗主国としてふるまえ、という意味だな。

これはふるまいの指針、行動の指針をしめしているといえるね。
676名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/26(日) 03:18:36.55 ID:Zfca1n040
>>675
確かに「西欧と同じように外交しよう」という提言は一種の行動指針と
いえるかもしれませんね。

但し、その行動指針が「殖民地宗主国としてふるまえ」という意味だと
解釈するのは、遠山茂樹に始まり服部之総や竹内好に連なる解釈であって、
元の文章にはどこにもそのような記述は無いのです。

実際、「脱亜論」が発表された明治18年(1885年)頃の国際情勢によると、
日本から見れば、清国は軍事大国であって、殖民地にするような国ではない
訳です。

例えば、明治15年(1882年)に発表された『兵論』においては、
「清国の海軍の改正は我国の一倍に近し」としていて、
清国の海軍は日本の2倍の規模に近いと分析しているのです。

---
清国にて近年海陸軍の改正を施したるは
唯其一小部分なれども其実数を見れば殆ど我日本国の海陸軍に等しき
のみならず海軍に至ては我国の一倍に近し
---
兵論 - 35 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=100&PAGE=35
677名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/26(日) 14:03:57.75 ID:/OeL8XEyP
>>676
遠山茂樹や服部之総や竹内好は、脱亜論がそのあとのアジア侵略
満州事変から大東亜戦争までの戦争を導いた―という言い方が
大袈裟なら、進路に影響を与えた、と表現しようか―と考えていたのかな?
それなら、俺とちょっと考え方は違うな。

>例えば、明治15年(1882年)に発表された『兵論』においては、
>「清国の海軍の改正は我国の一倍に近し」としていて、
>清国の海軍は日本の2倍の規模に近いと分析しているのです。

それ以前に書かれた「文明論之概略」にはこんな一節があるな。

>武力偏重なる国に於ては,動もすれば前後の勘弁もなくして,妄に兵備に銭を費し,
>借金のために自から国を倒すものなきに非ず。蓋し巨艦大砲は以て巨艦大砲の敵に
>敵すべくして,借金の敵には敵すべからざるなり。今日本にても武備を為すに,
>砲艦は勿論,小銃軍衣に至るまでも,百に九十九は外国の品を仰がざるはなし。
>或は我製造の術,未だ開けざるがためなりと云うと雖ども,その製造の術の未だ
>開けざるは,即ち国の文明の未だ具足せざる証拠なれば,その具足せざる有様の中に,
>独り兵備のみを具足せしめんとするも,事物の割合を失して実の用には適せざるべし。
>故に今の外国交際は兵力を足して以て維持すべきものに非ざるなり。
678名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/26(日) 14:07:48.93 ID:/OeL8XEyP
>>676
文明論之概略にあらわれた福沢の考え方からすると、清国が軍備
ばかり近代化しようとするのは、「武力偏重の国」のやりかたであり
「自から国を倒すもの」という考え方だったとおもうね。

「文明論之概略」にはこんな一節もある。
>支那の如きは国土も洪大なれば,未だその内地に入込むを得ずして,欧人の跡は
>唯海岸にのみありと雖ども,今後の成行を推察すれば,支那帝国も正に欧人の田園
>たるに過ぎず。

まあ、清はぶっつぶれて、中国は列強の半植民地状態になるわけで
「文明論之概略」における福沢の予想はおおむねあたったといえるだろう。
「兵論」における清の兵力分析も、これらの予想を覆すほどのものとは
いえないね。
679名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/26(日) 20:18:45.25 ID:P9hWU7omP
>>678
この引用部分は、「亜細亜諸国との…」と似ているね。
書かれたのも同じころかな。
680名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/26(日) 23:51:34.92 ID:/OeL8XEyP
>>679
「亜細亜諸国との…」とは、「亜細亜諸国との和戦は我栄辱に関するなきの説」のこと?
「文明論之概略」が書かれたのは1875年で、「亜細亜諸国との…」も1875年だから
同じ年に発表された論文だね。

内容もかぶってる部分があるな。国の独立が何より重要という姿勢は、両方の
論文に共通してるね。
681名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/27(月) 10:33:12.22 ID:SkdDNy5j0
>>661
>>653の丁丑公論に原稿が残っていないの、本当に重要な点は、
新聞に発表され、現在全集に入っているその論説に、
改ざんが加えられている可能性があることだ。
682名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/27(月) 20:00:08.58 ID:sn1mg3s50
大分名物・鶏の唐揚げをファミマで売り出したが
683名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/27(月) 22:20:32.35 ID:x0Ep6oXZP
>>681
そういう可能性があるなら、まったくのでっちあげである可能性も
あるわけだな。 「丁丑公論」は、普段の福沢の言説とはだいぶ
違うものだから、福沢本人が書いたかどうか疑わしいってわけだ。

改ざんというほど重要な改変が加えられているだろうか。
論文の主旨がかわるほどの改ざんであるならば、最初から
論文でっちあげたほうが早いだろうし、福沢が筐底に論文を
隠して発表しなかったという話もでっちあげと考えざる
えないんじゃなかろうか。
684名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/28(火) 00:49:58.04 ID:tP43w0U30
>>681
素朴な疑問だけど、
『丁丑公論』が『時事新報』に掲載されたときには、
原稿が残っていたんじゃないの?
685名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/28(火) 10:08:50.50 ID:9XFmAQtA0
>>683
いや、存在自体は複数の弟子が確認していた。

>>684
そう。だから新聞掲載後に改ざんの露見を防ぐために
草稿が破棄されたんではないかと。
686名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/28(火) 12:21:41.17 ID:x/4nkI6A0
687名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/29(水) 06:45:04.75 ID:ji7MdnJT0
>>686
ほかにもいろいろある、オレなんとか
こんなことする理由がわからん
688名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/30(木) 07:23:19.74 ID:9yrD/pDIO
ネガキャンだろ
689名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/30(木) 16:30:09.74 ID:8GJZsEuu0
>>682
福沢家のシチューにフライドチキンが入っていたのはそのせいなのか
690名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/31(金) 06:43:00.14 ID:WxUvdI2V0
>>682
鶏のから揚げなんて、どこにでもあるだろーが
691名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/02(日) 00:47:28.94 ID:H0p/hoAeP
692名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/04(火) 09:16:07.21 ID:prhiooBn0
>>691

『脱亜論』を解読するプロセスにおける誤り

何 為民

福沢諭吉の『脱亜論』は、長い間ずっと日本近代における対外思想の主流であると認識されてきた。
『脱亜論』が発表されるや、多くの人に推奨されただけではなく、
日本の対外政策作りの最も重要な根拠とされていたと、多くの学者は考えている。
本論文は、『脱亜論』に関する最新の研究成果を分析し
、新たな視点から、その誤読を明らかにすると同時に、日本近現代における国際関係発展の特徴を分析し、
『脱亜論』が日本思想界に影響した時期及び原因を考察する。                  
693名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/05(水) 10:18:55.24 ID:e9z7OTXh0
694名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/05(水) 15:16:42.90 ID:zyfnVAySO
>>682
唐揚げの聖地・中津なw
695名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/05(水) 23:10:00.44 ID:+aJkedn10
>>693
情報ありがd。
「福沢諭吉の真実」 - 半可通日記 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ynm0/66416557.html

----
「福沢諭吉の真実」2013/6/3(月) 午後 3:53

平山 洋
文藝春秋
平成十六年

本書についてはウィキに長文の解説がある。

平山洋関連のサイトもあり。

http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/

本書の宣伝文句。

「慶応義塾も福沢研究者も岩波書店も、すべてが気づかなかった全集と伝記に
仕掛けられた巧妙なトリック

日本の文明開化を先導した偉大な思想家福沢諭吉は、アジアを蔑視し中国大陸への
侵略を肯定する文章をたくさん残している。それを理由に福沢を全否定しよう
とする動きも絶えない。確かに現在も刊行されている福沢の全集にはその種の
文章が多数収録されている。しかし、それを書いたのは本当に福沢本人なのか。
もし、誰かが福沢の作品ではないものを福沢の真筆と偽って全集にもぐりこませて
いたとしたら…。この巧妙な思想犯罪の犯人は一体誰なのか。」

著者は慶應義塾大学出身で、出版当時は大学助手である。たしか宇井純も
万年助手であった。

平山は韓国人や良心的な知識人からすれば「修正主義」の歴史家であろう。

というのは福沢諭吉の「脱亜論」を擁護しているから。

本書が「岩波新書」として出なかったのもむべなるかな。

平山はやや断定や推定が多いのだが、論点は明解である。

学界の権威である竹内好や丸山真男、遠山茂樹を敵にするとはたいした度胸なのだ。

署名なしの「脱亜論」は発表当時はまったく話題にならず、五十年後になって
福沢攻撃のために探し出された。

「脱亜論」発表の三週間前(1885年)、福沢は前段として「朝鮮独立党の処刑」を
書いている。独立党の首謀者の親族は、清国と朝鮮国によって、
老人・女・子どもに至るまで皆殺しになった。
「人間娑婆世界の地獄は朝鮮の京城に出現したり。」
この文の要約が「脱亜論」になったのだ。
----
696名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/06(木) 07:32:13.57 ID:arG5jyW9O
宇井純って
697名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/08(土) 12:41:30.29 ID:TQh1gBIR0
平山のような歴史修正主義者の意見は認められてはいけない
698名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/08(土) 21:16:37.32 ID:aqTYB9YQP
>>697
くだらんレッテル貼りだな
それで何かが解決できるとでも?

ところで船中八策はニセモノ
http://aoimon.blog7.fc2.com/blog-entry-3192.html
699名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/08(土) 22:06:04.95 ID:nTHB+jbEP
>>685
存在は確認してたけど、中身が違うんじゃないかって?
あの論文が当初公表を控えられたのは、西南戦争のすぐあとに
西郷を擁護しようという内容だからで、西郷批判なら別に
発表を憚るもんじゃないだろう。 存在が確認されてたならば
その内容が発表されたものと、それほど大幅に違うとは
考えにくいんじゃないかねえ。
700名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/08(土) 22:45:22.18 ID:Vo4QFUQ8O
石河には勝手に文章を変えるという悪いクセがあるんだよ。
701名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/09(日) 00:04:00.88 ID:A9SJVSVdP
>>700
へえ〜実例は結構あるの?
702名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/09(日) 01:03:18.25 ID:/RxhOlNd0
>>701
例えば、福澤の福澤英之助あての書簡を昭和版『続 福澤全集』に収録する際に、
勝手に「大君のモナルキ」とある文章の「大君の」を削除した実例があります。

昭和版『続 福澤全集』第6巻(書翰集)、岩波書店、1933年(昭和8年)、612頁。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1078112/333

この事実は、同じ書簡が『福澤諭吉選集』に収録される際に暴露されました。

福澤諭吉著作編纂会 編『福澤諭吉選集』第8巻 (書翰集)、岩波書店、1952年、18-19頁
----
末段の「大君のモナルキ云々」の「大君の」は續全集では削られてゐる。
出版當時の事情により發表を憚つたのであらうが、茲では原文のまゝに復原した。
----

服部之総は「文章のうそとまこと」でその事件を批判しているようです。

慶應義塾 編『福沢諭吉の手紙』岩波文庫、2004年、20頁。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/8/3310260.html
----
「大君のモナルキ」(monarchy)とは、当時福沢が理想と考えた、
将軍を中心とする君主政治体制。
昭和八年この手紙が初めて公開された時、
「大君の」の三字が削られていたために、批判を呼んだ。
服部之総「文章のうそとまこと」(『原敬百歳』)。
----
703名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/10(月) 10:49:27.74 ID:8YcusbuaO
他には?
704名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/10(月) 22:45:55.57 ID:9n7/R1Vx0
だれか買った人いる?

『近代日本と福澤諭吉』
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766420487/

初版年月日:2013/06/05
ISBN:978-4-7664-2048-7
定価:2,520円(本体 2,400円)

待望の慶應オフィシャル「福澤諭吉」入門 !

▼近代日本の成立に多大な貢献を果たした福澤諭吉の生涯とその思想を、
「男女観」「教育思想」「外交論」等多彩な切り口から、
それぞれの専門家が分かりやすく解説する。福澤諭吉に初めてふれる初学者から
関連著作を読みこんだ勉強家まで、読みごたえ充分の入門書。

▼福澤諭吉が抱いていた思想を理解することはもちろん、
「なぜ福澤諭吉が一万円札の肖像でありつづけるのか?」
「なぜ経済界で活躍する慶應義塾出身者が多いのか?」といった
素朴な疑問が解消できる一冊。

目次

1.福沢諭吉の生涯と「独立自尊」    小室正紀
2.福沢諭吉の士族観          西澤直子
3.福沢諭吉の女性論・家族論      西澤直子
4.福沢諭吉の教育思想(1)        米山光儀
5.福沢諭吉の教育思想(2)        米山光儀
6.福沢諭吉と医学           山内慶太
7.福沢諭吉と家庭教育         山内慶太
8.福沢諭吉の政治思想         都倉武之
9.福沢諭吉の外交思想         都倉武之
10.福沢諭吉と法文化          岩谷十郎
11.福沢諭吉の経済論          小室正紀
12.福沢諭吉の経営思想・近代企業論   平野隆
13.福沢諭吉と「福沢山脈」の経営者   平野隆
本書関連福沢諭吉年譜
705名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 01:27:08.28 ID:Ity45EFXP
>>702
昭和八年頃というと、滝川事件など思想統制が活発になってきた
時期だよね。 「大君の」を削ったのも、石河の個人的な癖という
より、ささいな発言でも不敬とみられれば指弾される、そういう時代
背景の比重が大きいんじゃないか。

「大君の」を削ったのは、服部之総が批判したので有名になった
わけか。服部がそれを批判したのも当時の時代状況を批判する
ためのダシに使ったんではないかな。 他に石河が改ざんした
例がないなら、やはり石河の癖というより、時代の圧力のほうが
原因だろうよ。

「丁丑口論」に不敬な要素ってあるかな? まあ、反逆者西郷を
弁護すること自体が不敬であるってなら、論文自体が不敬だから
発表を憚ったって理屈は成立するだろうが。
706名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 08:58:19.25 ID:Uly2TKKe0
>>702>>703>>705
だとすると、1933年の時局にそぐわない社説は、
たとえ福沢のだと石河が知っていたとしても、
続全集には入っていないことになるんじゃないか?
707名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 12:33:28.53 ID:Ity45EFXP
>>706
福沢の説で1933年当時、時局にそぐわないと非難されたの
あるか? ないんなら、内容は1933年当時でも、それほど
非難されるべきものとはみなされなかったのだろう。

内容は非難すべきものがなくても、細かい表現が非難される
ということも当時はあったってね。 内容というより表現の
規制だろう、この場合は。福沢の書簡が自主検閲の対象に
なったということだが、書簡の内容自体は別に公表を憚るような
内容でもなかったんでしょ。
708名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 12:49:48.52 ID:Uly2TKKe0
>>707
そういうことではないんだよ。続全集に選ばれた社説には、すでに
石河による自己規制が働いているということが言いたい。
無署名社説が約6000あるうちに、1500が選ばれたということだから、
のこり4500の中には、

福沢が執筆したのが確実で、
かつ1933年には不適切な表現があるために
続全集に入らなかった社説があるんじゃないか、ということ。

1933年より少し後に出された陸軍士官学校の教科書では、
福沢が大批判されていたわけで、当時の時局には
福沢の言論は不都合だったはず。

何といっても近代最大の英米びいきだからね。
709名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 13:06:45.37 ID:Ity45EFXP
>>708
6000全部を載せられなかったのは、全部載せるとあまりに
膨大だから、重要な社説を選んだということだろう。

とりあえず残り4500に当時の時局にそぐわない社説が
多数はいっていたと証明されないことには、単に全集に
収録するため社説を取捨選択したという以上の理由が
あったとは認めがたいな。

英米びいきなのが批判の対象になったということなら
脱亜論も非難の対象になったりしたのか? あれも
欧米と共に歩めという論だからね。
710名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 13:17:23.32 ID:Uly2TKKe0
>>709
おいおい。石河は、福沢立案のを全部選んだ、って言っているんだぜ。
ほかのは違うというのがタテマエだろう。
そんなに毎日福沢が関与できるはずもないし。
711名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 13:23:35.38 ID:Ity45EFXP
>>710
そうなの? 選択理由はそうなんだね。 じゃあいずれにせよ
当時の時勢にはばかって、不適切な時評は選ばなかったという
わけなら、選ばれなかった時評にそのような当時不適切な時評が
多数はいっていたという証明が必要なことにはかわりないね。
712名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 13:26:44.00 ID:Ity45EFXP
福沢立案の時評は当時の時勢にも適合的だったが、福沢立案でない
時評は、当時の時勢にあわないものが多数あったということだろうか?

それは福沢にとってたいして名誉な話ともおもえないw
生前、報道機関の政府への迎合を批判してた福沢に
とってみればね。
713名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 16:39:43.03 ID:Uly2TKKe0
>>711
多数入っていたかどうかはともかく、
朝鮮併合に反対する福沢の直筆原稿残存社説を
石河が続全集に入れなかったという事実は
指摘されているよ。
714名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 16:40:21.10 ID:Uly2TKKe0
>>712
日本語で説明してくれないかな。
715名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 17:54:16.75 ID:NKbjlw5C0
>>712
>>708はさ、たとえば福沢が韓国併合に反対していて、
そうした社説を掲載していたとしても、
現実に併合されたあとだから、ワザと全集に入れなかった
と言ってるんじゃないの?
716名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 06:59:27.44 ID:XSBUNyg10
>>715
そうだよ。で、 ID:Ity45EFXPはどこにいっちまんたんだよ?
717名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 15:32:52.73 ID:ye0EOADUP
>>713
へ〜なるほどね。福沢が韓国併合に反対してたって話は
はじめて聞いたわ。このスレで以前にそういう話って
でてないよね? 福沢が韓国併合に反対してたってことなら
それは福沢の韓国観をしるうえで重要な論説だろうよ
確かに。それを全集にいれなかったということなら、当時の
情勢に憚っていれなかったといわれても仕方ないだろうな。
なにしろ昭和八年頃といえば、日本の対外進出が盛んに
なってくる時期だから、そういう時期に対外進出はやめる
べきって論説を公にするのは、時期が悪いと考えるのも
ありそうなことだ。

しかしまあ、それだけ重要な論文なのに、福沢論でほとんど
韓国併合のとりあげられることが少ないのはなんでだろうね?
全集にもはいってないので、誰も存在自体をしらないのか?
718名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 15:38:05.73 ID:ye0EOADUP
福沢がなくなったのは1901年で、韓国併合の足がかりとなる
第一次日韓協約は1904だから、福沢は韓国併合のプロセスを
直接には目撃してなかったんだね。 福沢が韓国併合に
反対した文章を書いてたというなら、その文章が書かれたのは
いつで、どのような理由で韓国併合に反対したのか、その文章は
他の文章におけるう福沢の朝鮮観と整合性があるのか、それを
調べなくてはなるまい。併合反対に文章の片手間でふれたのか
それとも併合反対をテーマに論説を書いたのか、それも福沢の
関心の度合いをしるうえで重要だろうし。 これらのことが明らかに
ならないと、その併合反対の論文をどのように位置づけるべきか
それがはっきりしない。 「大君の」を削ったって話は服部之聡が
批判してるそうだが、この併合反対の論文を全集にいれなかった
って話は、ひょっとすると「大君の」を削ることより、もっと批判
されるべき話かもしらんが、誰も批判してないのか?
719名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 15:39:02.50 ID:ye0EOADUP
>>715
韓国併合に反対する社説が時事新報に掲載されたことあるのか?
俺は聞いたことないんだが。 社説のタイトルと掲載された年数を
おしえて〜ん。
720名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 16:19:24.02 ID:DF6GrJIh0
721名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 16:31:23.18 ID:ye0EOADUP
>>720
おー、サンキュウー

>これは朝鮮が清国、ロシア、日本の間にあって緩衝地帯となっているためで、
>もし日本が朝鮮を併呑するようなことになれば、強国と強国が直接に接することに
>なるからである。

併合反対の理由はこれか。朝鮮独立の侵すことは他民族の尊厳を侵すこと
であるから許されないというような理由ではなく、あくまでも日本の国益に
もとづいたリアリズムだな。

他国の領土内で兵力をもちいることも容認してるし、日本は朝鮮の内政改革を
徹底的にすすめるべしともいってるな。朝鮮の改革運動を支援した福沢らしい言説と
いうか。しかしまあ軍事的な手段をともなう日本主導の内政改革というのは
韓国側からすれば侵略的なものとみなされるわけで、この論文は福沢をアジア
侵略の元凶とみなしたい側からすれば、福沢の思想の侵略的性格を容認するもの
でしかない、と規程されそうだ。韓国併合に反対した政治家というと、伊藤博文が
おもいおこされるが、この福沢の論文は伊藤の路線とぴったり一致するね。
722名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 16:36:55.13 ID:ye0EOADUP
つまりまあ、韓国併合に反対するのは、強国の間のもろもろの
力関係を考慮しなければならないという理由であって、その
強国の力関係が変化すれば、併合反対の理由はなくなるという
ことでもある。

石河がこの論文を収めなかったのは、併合をしてはならないという
考え方が当時の時勢からして全集に収録しておさめるのは不都合
だと考えたからだろうか? しかしまあ、論文の性格からすると
他の福沢論文と似たような性格のものだから、収めるほどの重要性は
ないと考えた可能性も否定はできそうにないね。
723名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 16:38:04.20 ID:DF6GrJIh0
>>721
ま、福沢に理想主義を求めるのはないものねだりってもんだ。
とにかく朝鮮併合反対は反対だろう?

問題は直筆原稿が残っているこの社説を、
1933年の続全集に、石河幹明は入れなかったってこと。

全集に入ったのは1960年代の今の全集から。
724名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 16:40:26.26 ID:DF6GrJIh0
>>722
お、ほぼ同時に投稿したみたいだね。

入れなかったのは、
おそらく福沢の主張が15年後の現実と矛盾したから。

福沢は偉大な予言者だ!
という石河の伝記の値打ちを下げてしまう。
725名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 16:54:34.73 ID:ye0EOADUP
>>723
俺は福沢の論文と当時の現実が矛盾してたとまでは考えないな。
日清戦争、日露戦争を経て、大国間の力関係というのは、大幅に
かわったわけだし。福沢の併合反対論というのは、条件つきの
反対であって、条件がかわれば論もかわるわけでね。 

まあ、日本が大陸進出やったおかげで、強国と強国が緩衝地帯
ぬきで、もっと直接に接することになったというのは、福沢の見方の
正しさを裏付けるけれども。 現在の朝鮮も強国の緩衝地帯といえるな。
福沢の地政学的見方は現在までも有効だねw
726名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 16:56:10.15 ID:XSBUNyg10
これだけ直筆原稿残存社説が全集から落とされていたということは、
石河には、文体で福沢を区別する能力はなかったか、
あるいは、わざと不都合な社説を落としたかの、いずれかになる。
どっちにしても福沢全集中の時事新報論集は信用できないことになる。
727名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 17:05:04.69 ID:DF6GrJIh0
>>725
>>724へのレス?
「矛盾」というのは、事実として韓国が併合されたことについてだよ。
728名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 17:09:27.16 ID:ye0EOADUP
>>727
だから〜福沢が併合反対の理由としてあげた「強国間の力関係」が
変化したら、必然的に福沢が併合に絶対に反対しなければならない
理由もかわるってことさ。 矛盾してるように見えても、絶対に
相容れない矛盾ではないんだな。 韓国併合にずっと反対した伊藤博文が
最終的に韓国併合を受け入れたように、福沢の併合反対論も情勢次第で
転向する可能性はおおいにあるんでね。
729名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 19:58:28.55 ID:qYcjq7y5P
>>728
>>727は福沢が書いていたことが実現しなかったことをいっている
730名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/15(土) 15:28:09.03 ID:WyjPxs6e0
結局福沢諭吉は侵略主義賛成派だったの?
731名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/15(土) 22:02:38.27 ID:gAOdObGVO
それは反対派
732名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 07:26:43.28 ID:hB7n5iUrO
アジアで拡大すると西欧と戦争になるから
733名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 13:46:42.30 ID:BPxt8O5M0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21134317

の中で、「「脱亜論」が福沢執筆ではないといっているアホ」
と倉山満が批判している相手はだれ?
734名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 15:01:00.88 ID:PJ4XmVqE0
勿論平山だろ
脱亜論の「悪友」ってことばを正面から受け止めろっていうのは新鮮かも。
ところで動画内で朝鮮からの暗殺者が慶応を見張っていたって言っているが本当なのか?
初耳なのだが
735名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 17:02:02.18 ID:mjsMUJLh0
736名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 17:48:53.58 ID:BPxt8O5M0
>>734
ではないみたいですね
737名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 19:11:00.35 ID:hB7n5iUrO
じゃ誰?
738名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 19:41:59.86 ID:PJ4XmVqE0
井田か?
739名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/18(火) 01:44:27.06 ID:/wlse49c0
>>733
福沢が「入欧」や「脱亜入欧」という言葉を使ったことがないと
指摘したのは、丸山真男さんですね。

福沢以外の人が「脱亜論」を執筆した可能性があることを最初に
指摘したのは、井田進也さんですね。

平山さんは「脱亜論」福沢真筆説ですよ。
740名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/18(火) 17:27:48.43 ID:9ug1vK430
丸山の福沢論を批判して大丈夫なのだろうかこの人
741名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/18(火) 18:08:58.58 ID:XZtwyPiH0
>>740
だれ?
742名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/19(水) 20:18:32.17 ID:0HmjBULtP
倉山だろう
743名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/19(水) 22:05:16.43 ID:J589szqtP
>>729
まあ、俺の書いた日本語がおおむね理解できてるなら
別に問題ないよw
744名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/20(木) 07:34:45.19 ID:GqaxOU34O
経済的観点からは併合はペイしない
745名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/20(木) 17:27:38.55 ID:mYhXly170
「中華世界」復活を喜ぶ韓国人:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130617/249777/?rank_n
福沢が見ていた時代の韓国人像ってこれなんじゃ…
746名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/20(木) 17:43:36.17 ID:T1thV04d0
>>745
それは事大党
747名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 02:11:15.31 ID:B0CSeAWpP
>>733
倉山満の脱亜論解釈は間違いだ。福澤はその後も独立党支援を続けている。
748名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 09:28:52.07 ID:07oEiQFA0
>>747
そうなのか
福沢が独立党支援から手を引くのはいつ頃?
749名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 10:16:58.68 ID:B0CSeAWpP
>>748
最後まで支援している。日清戦争後に瞬間的に独立党が政権に復帰したときが
あって、そのときも大喜びだった。ただ、戦争直前に金玉均が暗殺されたことは
残念がっていた。
だから、脱亜論の朝鮮見限りという主張は、事大党政権のかぎりという留保がついていた。
750名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 14:48:06.74 ID:zBpdcQVq0
なるほどね
751名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/25(火) 07:55:37.83 ID:nOO0I8f40
竜一忌:地元で諭吉批判展開 名古屋大名誉教授・安川さんが持論 /大分
毎日新聞 2013年06月23日 地方版

 反権力、反公害の立場を貫いた作家、松下竜一さん(1937〜2004年)をしのぶ「竜一忌」が22日、
中津市の市立小幡図書館であった。憲法改正が声高に叫ばれる中、
明治以降の近代化を進める過程の「脱亜論」で持論を異にする松下さんと福沢諭吉に焦点を当てた。
全国から約200人が参加した。

 松下さんが生前発行した「草の根通信」のメンバーでつくった「草の根の会」主催。
「不戦兵士・市民の会」副理事長で、名古屋大名誉教授(社会思想史)の安川寿之輔さんが、
「日本の近代史を問い直そう?福沢諭吉神話の解体を通して」と題し講演。
明治政府に大きな影響を与えた中津の偉人・福沢を「帝国主義強国をめざしたアジア侵略戦争の先導者」と批判した。

 その上で、同じく中津出身の松下さんも、「脱亜論」で中国・朝鮮侵略を肯定した福沢を批判したことを取り上げた。
「暗闇に耐える思想」を説き、日本の戦争責任に応え、アジアとの和解と連帯を表明し、
貧乏暮らしを通した松下さんの評価を、光輝く人生を歩んだ諭吉と逆転させたと結論づけた。

 現憲法擁護の立場から、後半生の松下さんは、
病を抱えながら陸上自衛隊日出生台演習場(玖珠町など)の米海兵隊実弾射撃訓練に出向き抗議し続けた。
会では松下さんが演習場ゲート前に立つドキュメント映画も流された。

   ◇

 ◆来年で一区切り

 同会の梶原得三郎代表はあいさつの中で、
「関係者の高齢化」を理由に、来年の第10回で一区切りしたいとの意向を表明した。【大漉実知朗】
752名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/25(火) 22:53:08.47 ID:0hEkhviKO
寄る年波には勝てんな
753名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/26(水) 00:40:44.89 ID:rHzK8wi+0
余録:明治初め、福沢諭吉は「京都学校の記」…
毎日新聞 2013年05月31日 00時18分
ttp://mainichi.jp/opinion/news/20130531k0000m070128000c.html


明治初め、福沢諭吉(ふくざわ・ゆきち)は「京都学校の記」という一文を記した。国の学制公布に先立ち、京都では町衆(まちしゅう)が資金や土地を出し合い、
全国初の64の小学校と4中学校を作って運営していた。諭吉はその学校を視察し、大いに感激したのだ▲このうち中学校に付属した施設では、
小学生を含む7歳から14歳までの児女百数十人が英国婦人に英語を習いながら洋裁も学んでいた。
今に残る小学校の課業表には小学3年生から「英独語学一百言」との科目があり、進級につれ「三百言」「五百言」と増えている▲
諭吉はこんな開明的な学校が全国に先がけて住民により運営されているのに敬意を表し、子供らの幸せをこう記す。
「自ら労して自ら食らい、一身一家の独立をはかり、ついに一国を独立せしむる者も、この子女ならん」▲
こうみれば小学校教育の最初から始まっていた英語教育だった。以来約140年、経済のグローバル化の中で改めて論議される小学校での英語学習である。
政府の教育再生実行会議は先ごろ小学校の英語の正式教科化や4年生以下での早期開始を求める提言を行った
▲そういえば先の京都の話同様、一部自治体では独自の取り組みも進んでいる低学年からの英語学習である。
ただ一方では英語の正式教科化や早期教育は逆効果になるとの懸念も根強い。ここは先行自治体の成果や問題点も十分に踏まえ、
最良の策を前向きに探りたい▲「広く外国と交(まじわり)を結び、約束に信を失わず、貿易に利を失わしめざる者も、
この子女ならん」とも諭吉はいう。明治初年の先人に学ぶべきは、子供らに世界への扉を開いてあげたいという大人たちの熱である。
754名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/26(水) 06:23:41.16 ID:9svmDrhx0
人文書院 ?@jimbunshoin
Kindleにて『「西洋事情」の衝撃と日本人』(常葉書房 99円)という電子書籍が刊行されました。
著者は静岡県立大学国際関係学部助教の平山洋先生。
この中で、弊社『「坂本龍馬」の誕生』(知野文哉著)に言及して頂いております。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DLJYZI0
755名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/26(水) 20:34:43.48 ID:mnre3q3NP
756名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/28(金) 07:42:00.15 ID:okKj7Imr0
>>754
船中八策が贋作だったとはね
757名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/28(金) 14:02:17.65 ID:ReuPutXJ0
んなわけないじゃん
758名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/28(金) 16:32:23.97 ID:okKj7Imr0
>>757
「船中八策」は龍馬直筆の「新政府綱領八策」(慶應三年十一月)をもとに、明治二十九年以降に作られたのだそうな。
明治末の龍馬の伝記に引用されているが、誰もオリジナルを見ていない。
759名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/28(金) 23:52:10.10 ID:nJ8vKzEzP
760名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/29(土) 15:03:50.73 ID:AbOWpcAe0
何がすごいのか
761名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/29(土) 15:56:36.86 ID:7r7WuzVAP
>>760
山本覚馬の「管見」と福沢の「西洋事情」の目次を比較しているところ
762名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/29(土) 17:32:52.83 ID:pM93x8Yp0
>>759
でも、そのネタは平山さんが先に書いちゃってますね。

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『西洋事情』の説明を書こうといつか思いつつ今まで来てしまいましたが、
こちらのサイトで遙かにちゃんと説明したものを書いてくださっています。

「『西洋事情』 の衝撃と日本人―赤松「口上書」・龍馬「八策」・天皇「誓文」・覚馬「管見」等へ与えた影響について」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/
----

この平山さんの論文は2013年6月23日にアマゾンキンドルより出版されたそうです。

『西洋事情』の衝撃と日本人 ―赤松「口上書」・龍馬「八策」・天皇「誓文」・覚馬「管見」等へ与えた影響について (常葉叢書) [Kindle版]
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DLJYZI0/
763名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/29(土) 19:21:30.31 ID:7r7WuzVAP
>>762
たいていのマニアにとっては、
「船中八策」のほうに関心があるのかもしれませんがねえ

−−−
あまりに有名な文書であるため、
私もつい最近までその存在自体を疑ったことはなかったのだが、
二〇一三年二月に刊行された
知野文哉著『「坂本龍馬」の誕生―船中八策と坂崎紫瀾』(人文書院・以下『龍馬誕生』)
を読んだことにより、その認識は改められることになった。
引用文のような美しく整えられた文章に形成されるまでの過程の詳細は
『龍馬誕生』に譲るとして、
かいつまんでいえば、龍馬直筆の文書として残っている、
同年一一月の「新政府綱領八策」に、
前段として大政奉還論を付け加え、さらに整理した偽文書だったのである。
764名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/30(日) 15:38:39.08 ID:pKpNEY1y0
Twitter / bukrd405: なお、当時は士族や知識人向けの『東京日日新聞』『朝野新聞』『 ...
https://twitter.com/bukrd405/status/343613348895657984
福沢の時事新報って大新聞?小新聞?
765名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/30(日) 17:32:47.55 ID:4TZuCuJtP
>>764
そりゃ代表的大新聞だべ
766名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/01(月) 07:28:49.22 ID:HCsQBV98O
なぜ廃刊になったの?
767名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/01(月) 13:13:57.05 ID:OhoN/zRX0
人気が無かったから
768名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/02(火) 18:54:25.86 ID:5nn8llDRO
石河のせい?
769名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/03(水) 11:57:27.38 ID:oYk1k0Kj0
>>768
石河が主筆の職を追われたのが1922年で、廃刊の14年前。
後を継いだ武藤山治がダメだったのだろう。
770名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/06(土) 17:27:43.72 ID:NZzDR1DVP
771名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/06(土) 20:55:58.41 ID:lq8/CrjV0
>>770
脱亜論は戦前は有名ではなかった。
有名になったのは1960年代だった。

東谷暁インタビュー: 平山洋 福沢諭吉「脱亜論」の真実
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h07/#id_1
772名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/07(日) 02:26:19.52 ID:CInsk7xdP
>>771
だとしても、思想として重要ということは、あるんじゃないか?
773名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/07(日) 22:07:34.08 ID:JxYC9Jeo0
>>772
そうですね。
誰にとって、どんな思想として重要かと言えば、
福澤批判派にとって、アジアを侵略し蔑視する思想として重要と
言えるんジャマイカ。
774名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/08(月) 10:12:42.35 ID:gLRnEs+G0
>>773
今はむしろ対アジア観として優れた論説という評価もある
775名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/08(月) 14:46:05.33 ID:lPVueHpE0
福沢のアジア感覚って当時の親アから批判されなかったの?
776名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/08(月) 18:16:37.15 ID:Nb0JbBoN0
>>775
時事新報のライバル紙国民新聞(徳富蘇峰)の顧問格だった
勝海舟からの批判があった。
777名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/08(月) 22:26:07.41 ID:Pk9rq/dt0
>>775>>776
福澤も勝も顧問として興亜会に入っていた。
福澤が興亜を断念して脱亜を宣言したのが「脱亜論」だった。

興亜会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%88%E4%BA%9C%E4%BC%9A
778名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/09(火) 03:06:49.12 ID:blPRNSRyO
福沢が興亜会?
779名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/09(火) 06:03:41.90 ID:08Oj3H9S0
勝と福沢って、ずーっと反りがあわなかったよね。
780名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/09(火) 07:24:29.21 ID:rzorByhA0
>>777
この興亜会顧問というのは、本当かな。福沢のウィキの項目には具体的な記述がないんだが。
781名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/09(火) 13:29:06.96 ID:C8ekTVvh0
>>777についてはたしかに初耳だ
詳しく聞きたい
782名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/09(火) 23:25:37.71 ID:vqDfza4q0
>>778
もちろん!
福澤先生も最初は朝鮮の近代化に支援を惜しまなかったのです。

例えば個人的に朝鮮改革派の金玉均・朴泳孝・兪吉濬への支援を続けています。
1881年(明治14年)に朝鮮で初めての海外留学生を受け入れたのが慶應義塾です。
このときの留学生が兪吉濬と柳定秀の二名の朝鮮留学生です。
1883年(明治16年)には金玉均の仲介により約60人の朝鮮留学生が来日しています。
1895年(明治28年)には114名の朝鮮国費留学生が慶應義塾に入学しています。

ただし、1884年(明治17年)の甲申事変(甲申政変)が3日で失敗に終わり、
朝鮮独立党が壊滅して、日本が主導する朝鮮の近代化は断念せざるを得なくなり、
1885年(明治18年)に『時事新報』に「脱亜論」が掲載されたのです。

甲申政変#事件の影響
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B2%E7%94%B3%E4%BA%8B%E5%A4%89#.E4.BA.8B.E4.BB.B6.E3.81.AE.E5.BD.B1.E9.9F.BF

東京大学名誉教授の坂野潤治は『福沢諭吉選集』第7巻の解説(337-338頁)で
以下のように述べています。

----
甲申事変が失敗して、改革派援助による朝鮮近代化=親日化政策が完全に
失敗したことは、福沢にとっては、朝鮮問題に関する明治十四年初頭以来の
状況構造が根底から変化したことを意味した。このとき福沢は、朝鮮国内の
改革派を援助しての近代化政策をこれ以上追求することは無意味であることを
宣言するために「脱亜論」を書いたのである。これを要するに、
明治十四年初頭から十七年の末までの福沢の東アジア政策論には、朝鮮国内に
おける改革派の援助という点での一貫性があり、「脱亜論」はこの福沢の主張の
敗北宣言にすぎないのである。福沢の「脱亜論」をもって彼のアジア蔑視観の
開始であるとか、彼のアジア侵略論の開始であるとかいう評論ほど
見当違いなものはない。
----
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E4%BA%9C%E8%AB%96#cite_note-22
783名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/10(水) 00:29:31.14 ID:lUvyX9m60
>>780>>781
興亜会顧問だったからこそ、『東亜先覚志士記伝』において、
「東亜先覚志士」の一人として名前が載っているのでしょう。

----
 しかもいっそう皮肉なことに、一九三三年から一九三五年にかけて、かの近代日本の
右翼――国粋団体の元祖ともいうべき「黒竜会」が発行した浩瀚な『東亜先覚志士記
伝』全三巻(その最終章は「満洲国皇帝の御登極」という標題で結ばれている!)におい
て、「東亜先覚志士列伝」という人名事典が記載されているが、その「東亜先覚志士」
には、福沢諭吉も一項目として入れられている。「脱亜」主義者どころか、彼の名は大
日本帝国における多くの著名な「大アジア主義者」の同志とされているのである。無論、
福沢の霊は、こうした「黒竜会」系統によって与えられた「栄誉」を決して喜ばなかっ
たであろうが……。
----
丸山眞男 『福沢諭吉の哲学 他六篇』 岩波書店〈岩波文庫〉、2001年、286頁。
http://www.amazon.co.jp/dp/4003810414/


ちなみに、『東亜先覚志士記伝』における記載内容は、
国立国会図書館の近代デジタルライブラリーで読むことができます。

黒竜会 編『東亜先覚志士記伝』下巻、黒竜会出版部、1936年、535-537頁。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1207591/747
784名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/10(水) 07:59:12.34 ID:Il02aefY0
丸山真男自身がその国粋主義者の末裔
785名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/10(水) 22:52:56.70 ID:lUvyX9m60
>>776
勝海舟からの批判って、具体的にはどんな内容だったの?
ソースきぼんぬ。
786名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/11(木) 09:37:22.89 ID:tZHIMuDm0
>>785
氷川清話の日清戦争反対論で、賛成論者の福沢が批判されている、んじゃなかったかな。
787名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/11(木) 22:52:46.59 ID:ZPQbw0tG0
>>786
『氷川清話』で福澤に言及しているのは1ヶ所だけですね。

勝海舟は『氷川清話』の中で以下のように語っています。
------------------------------------------------------------
 福沢がこの頃、痩我慢(やせがまん)の説といふのを書いて、
おれや榎本など、維新の時の進退に就いて攻撃したのを送つて
来たよ。ソコで「批評は人の自由、行蔵(こうぞう)は我に存す」
云々の返書を出して、公表されても差支へない事を言つてやつたまでサ。

 福沢は学者だからネ。おれなどの通る道と道が違ふよ。つまり
「徳川幕府あるを知つて日本あるを知らざるの徒(ともがら)は、
まさにその如(ごと)くなるべし、唯(ただ)百年の日本を憂ふるの
士は、まさにかくの如くならざるべからず」サ。
------------------------------------------------------------
勝海舟『氷川清話』江藤 淳・松浦 玲 編、講談社学術文庫、2000年、152頁。
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=159463X
788名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/12(金) 07:59:20.83 ID:hI+v5bbD0
>>787
日清戦争には勝は反対だったって、あるだろ? それなら時事新報を批判していそうなもんだが。
789名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/12(金) 21:57:55.17 ID:gTb/8UmF0
>>788
たしかに、講談社学術文庫版の『氷川清話』には、
「四 時事数十言 (は) 日清戦争論と中国観」、269〜288頁
という章があるくらいで、勝海舟の日清戦争反対論は有名ですが、
その章では『時事新報』や福澤の名前はあがっていないです。

勝海舟『氷川清話』江藤 淳・松浦 玲 編、講談社学術文庫、2000年、269〜288頁。
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=159463X

『氷川清話』で福澤に言及しているのは1ヶ所(152頁)だけですね。
790名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/14(日) 07:54:54.37 ID:rckXr0D+P
>>789
勝へのインタビュー記録、ほかにはなかったっけ?

「福沢先生は戦争に賛成だったが、おれは大反対だった」

という記述を見た記憶が。。。 

幻覚か???
791名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/14(日) 12:30:27.23 ID:EZ4znlU40
勝も日清戦争には最終的に賛成していたはず。
じゃねえと枢密顧問官を辞任しないのはおかしい。
792名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/14(日) 18:43:13.25 ID:nnSJZTOO0
>>791
とりあえず反対のポーズはとりました、ってことじゃないの? 勝さん
793名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/14(日) 18:52:38.17 ID:7gNz+3Gv0
>>790
勝へのインタビュー記録といえば、講談社学術文庫の『海舟語録』が
ありますが、「福沢先生は云々」という発言はないですね。

年齢も勝が福澤より12歳年上だから、「福沢先生」とは呼ばないと
思われます。

『海舟語録』で勝が福澤に言及しているのは以下の3ヶ所ですね。
インタビューアーは巌本善治です。

----
(巌本)  ――木村は、福沢サンを家来につれて行つたさうですが、アレハ一緒にいらした時です
  か。
(勝) ソウサ。
(巌本)  ――福沢は御存じなのですか。
(勝) 諭吉カヘ。エー、十年程前に来たきり、来ません。大家になつてしまひましたからネ。相
 場などして、金をまうけることがすきで、いつでも、さういふことをする男サ。
----
咸臨丸でアメリカに渡った時の話で、木村とは木村喜毅(芥舟)のことです。
このとき福澤は木村の従者でした。
明治三十年七月十五日、104頁。

----
(勝) 福沢も、少しいゝ方ださうなネ。
(巌本)  ――十九日頃から少しいいさうです。維新の時、福沢から、何か書いたものを出しまし
  たか。
(勝) イエ、ありません。あの時は、何でも、本所(ほんじょ)辺にかくれて居つたさうナ。弱い男だから
ネ。それで、あとから、何(な)んとか角(か)とか言ふのサ。アレに、福地ネ。ミンナ、後で、何んと
か言ふのサ。
----
福澤が脳溢血で倒れた後の話で、「あとから、何(な)んとか角(か)とか言ふ」と言う
のは、『瘠我慢の説』を送ってきたことを指しています。福地は福地桜痴のことです。
明治三十一年十月二十三日、219-220頁。

----
(勝) 福沢はなほつたかイ。……フウ、さうか。
----
福澤が脳溢血で倒れた後に回復した時の話で、
この年の一月二十一日に勝が亡くなりました。
明治三十二年一月二日、273頁。

勝 海舟『海舟語録』江藤 淳・松浦 玲 編、講談社学術文庫、2004年。
http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1596772
794名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/14(日) 21:19:47.99 ID:rckXr0D+P
>>793
な、なるほど…。

となると『蘇峰自伝』だろう。そんな発言があったんだよ。
795名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 01:54:51.16 ID:fDUpoR//0
西洋事情と船中八作と両方の元になったのがアメリカの制度なだけだ
796名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 10:09:30.11 ID:DNDqUF1xP
>>795
何のこと?
797名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 16:03:00.93 ID:mlur02j60
>>796
坂本龍馬の「船中八策」の元ネタが福澤諭吉の『西洋事情』ということですね。

>>754-763 で話題になっていました。以下の平山さんの論文を参照。

「『西洋事情』 の衝撃と日本人―赤松「口上書」・龍馬「八策」・天皇「誓文」・覚馬「管見」等へ与えた影響について」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/

ちなみに、平山論文は [Kindle版] が99円です。

『西洋事情』の衝撃と日本人 ―赤松「口上書」・龍馬「八策」・天皇「誓文」・覚馬「管見」等へ与えた影響について (常葉叢書) [Kindle版]
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DLJYZI0/
798名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 16:14:03.99 ID:DNDqUF1xP
>>797
へえ。こんな重要なこと、これまで誰も指摘してこなかったの?
本当ならば。
799名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 16:35:32.11 ID:mlur02j60
>>798
「坂本龍馬」や「船中八策」が一般に有名になったのが、
司馬遼太郎の『竜馬がゆく』がヒットした後の現象だから、
戦後の1960年代以降のことですね。
800名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 16:45:16.15 ID:DNDqUF1xP
>>799
ったって、50年も経過しているわけだから???
801名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 17:22:48.92 ID:DNDqUF1xP
>>799
なんだ、100年前から指摘されているじゃん。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
龍馬の「新政府綱領八策」は参考書『西洋事情』とともに容堂に提出された、
というのは私の推測に過ぎないが、そこにある思想が『西洋事情』に由来するというのは、
実は百年も前から指摘されてきたことである。というのも、
『史学雑誌』大正二年(一九一三)六月号に掲載された維新史料編纂会会員岡部精一の
講演「五箇条御誓文の発表に就きて」に次のようにある。

(「新政府綱領八策」と「船中八策」を続けて引用した後)
これが実に土州の大政奉還の建議の基をなしたるもので、兼てまた御誓文の前駆ともなつて
居るのであります。この文の中に上下両議事所を設くる云々の事が見えて居ります。
これは明治元年の閏四月に至つて政体書といふものが発布せられました時に太政官に上下両局を設けられましたが、
実に其の根源であります。
此頃既に福沢諭吉氏の西洋事情が世に行はれて居りましたから坂本などは長崎で既にこの書は見て居つたものであらうと思はれますから、
其思想は此等の書から来つたものと見えます。現に福岡子爵の御話を聞きましたときにも此書が参考になつたと申されました。(一一頁)
(p)http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
802名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 17:24:59.50 ID:mlur02j60
>>800
「船中八策」は原稿が残っていないので、「船中八策は偽文書」
とする説があるようです。
平山さんも「船中八策偽文書」説に賛同しているようです。

2.3. 三 坂本龍馬「船中八策」(慶應三年六月)は偽文書
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_3

偽文章説は以下の文献が元のようです。

知野文哉『「坂本龍馬」の誕生 船中八策と坂崎紫瀾』(人文書院、2013/2/16)
http://www.amazon.co.jp/dp/440952058X/

----
内容紹介

船中八策は後世に作られたフィクションである! 龍馬研究に画期をなす
精緻を極めた実証的研究にして、一級の歴史エンタテイメント。
本書のポイント:3つの「初めて」
・「船中八策」は龍馬の手によるものではないことを実証
・龍馬像の形成に最大の貢献をした人物・坂崎紫瀾の業績を詳細に解明
・幻の未公刊史料、瑞山会編「坂本龍馬傳艸稿」を発掘紹介
版元サイトにて序文&第一章冒頭公開。
----

版元サイトは以下のとおりです。
「坂本龍馬」の誕生 - 株式会社 人文書院
http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b103261.html

「はじめに」と第1章冒頭はこちらで読めます(PDF)
http://www.jimbunshoin.co.jp/files/ryouma_p05-28.pdf
803名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 19:33:54.14 ID:VnZVtw+10
『江戸の読書会 会読の思想史』 (前田勉 著) | 書評 - 文藝春秋WEB
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/550
>この本には福沢諭吉がよく引用されるが
だれか読んだ人いる?
804名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 19:47:01.82 ID:mlur02j60
>>801
それは「船中八策」じゃなくて「新政府綱領八策」のことですね。
「新政府綱領八策」は龍馬自筆の原稿が残されているので、さすがに
偽文書説を唱える人はいないようです。

・船中八策
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E4%B8%AD%E5%85%AB%E7%AD%96
・新政府綱領八策
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%94%BF%E5%BA%9C%E7%B6%B1%E9%A0%98%E5%85%AB%E7%AD%96

平山さんの推測をまとめると以下の通りです。

・「船中八策」は偽文書、
・「新政府綱領八策」は龍馬の真筆、
・福澤の『西洋事情』が元になって「新政府綱領八策」ができた。
・『西洋事情』初編三冊と「新政府綱領八策」がセットになって、
 前土佐藩主の山内容堂に提出された。

「『西洋事情』 の衝撃と日本人―赤松「口上書」・龍馬「八策」・天皇「誓文」・覚馬「管見」等へ与えた影響について」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/
805名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) 20:18:40.63 ID:DNDqUF1xP
>>804
>それは「船中八策」じゃなくて「新政府綱領八策」のことですね。

ええっ! 違う文献なの?
おれはまた、同じ文書の別名かと…。
806名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/22(月) 14:08:44.26 ID:2OUEK6XA0
学問のすすめと文明論の概略で福沢が敬語を使っていないことを
正面から論じた論文ってある?
807名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/22(月) 15:59:11.58 ID:fQJ7SGZ70
>>806
漢文読み下し文にはもともと敬語なんてないんだよ
808名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/25(木) 12:11:26.30 ID:zryySd9y0
809名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/25(木) 18:39:40.63 ID:kjRczIfC0
福沢諭吉はアジア侵略のイデオローグ。
偉人でも何でもない。
810名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/25(木) 21:51:12.85 ID:hK69hLv80
>>808
お約束ですが、朝鮮滅亡論といえばコレですね。

「朝鮮よ、滅亡せよ」と福沢諭吉は言ったのか?
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h23/

詳しくは以下の本の第13章を参照してください。

『アジア独立論者福沢諭吉――脱亜論・朝鮮滅亡論・尊王論をめぐって』について
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/fukuzawa_asian_independentist/
3.5.1. 第13章 「朝鮮人民のために其国の滅亡を賀す」と文明政治の6条件
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/fukuzawa_asian_independentist/#id_3_5_1

>>809
> 福沢諭吉はアジア侵略のイデオローグ。
それは1970年代までの常識ですね。

1980年代以降は東京大学名誉教授の坂野潤治氏の解釈が
主流となっているようです。

----
1981年3月に政治学者坂野潤治は『福沢諭吉選集』〈第7巻〉(岩波書店)の解説[56]で、
「脱亜論」の新しい解釈を提示した。坂野は「脱亜論」を
福澤の朝鮮近代化に対する敗北宣言と解釈した[57]。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E4%BA%9C%E8%AB%96#1980.E5.B9.B4.E4.BB.A3.E3.80.9C.E7.8F.BE.E5.9C.A8

甲申事変が失敗して、改革派援助による朝鮮近代化=親日化政策が
完全に失敗したことは、福沢にとっては、朝鮮問題に関する明治十四年
初頭以来の状況構造が根底から変化したことを意味した。
このとき福沢は、朝鮮国内の改革派を援助しての近代化政策をこれ以上
追求することは無意味であることを宣言するために「脱亜論」を書いた
のである。これを要するに、明治十四年初頭から十七年の末までの福沢の
東アジア政策論には、朝鮮国内における改革派の援助という点での一貫性が
あり、「脱亜論」はこの福沢の主張の敗北宣言にすぎないのである。
福沢の「脱亜論」をもって彼のアジア蔑視観の開始であるとか、
彼のアジア侵略論の開始であるとかいう評論ほど見当違いなものはない。
----
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E4%BA%9C%E8%AB%96#cite_note-22
811名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/26(金) 00:01:30.89 ID:0uoZVmHSO
それ平山本に入っている?
812名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/26(金) 14:40:34.36 ID:7nxVx7ZB0
やっぱり差別論者じゃないか
813名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/26(金) 16:20:34.32 ID:XrJakGbi0
>>812
差別することのどこがいかんのか?
814名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/27(土) 23:21:20.95 ID:3WEvNsdvO
答えなよ812
815名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/28(日) 01:29:49.69 ID:qRgvjecC0
『福澤手帖』はなかなか手に入らないね。
福沢諭吉門下(人物書誌大系)はかなり面白い。
816名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/28(日) 06:42:31.88 ID:9qYYgjOwP
>>815
福澤協会の同人誌だからね
817名無し:2013/07/28(日) 15:35:19.55 ID:JJVkSbZP0
本場韓国で人気のK-RAP(日本人必見)韓国カラオケ人気ナンバー1のカラオケ。
http://www.youtube.com/watch?v=wvxJtXaWIQc



韓国VS世界:韓国に対する世界の反応です
http://www.youtube.com/watch?v=h5jQs-cJoPE
国際社会から孤立したバ韓国 Korea is world's enemy.
http://www.youtube.com/watch?v=32g36S3_kho
ロシア人が激白!「朝鮮人とは関わりあうな」
http://www.youtube.com/watch?v=BJJG-XWHr_w
字幕【テキサス親父】韓国人達の不可解行動への親父の疑問集
http://www.youtube.com/watch?v=OikRZV5jdP
字幕【テキサス親父】慰安婦は売春婦!証拠はコレだ!と親父ブチギレの巻!
http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4
世界中で日本人と偽る韓国人
http://www.youtube.com/watch?v=hPvkXbUH8tE
818名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/29(月) 11:55:25.75 ID:B7bfti5sO
韓国はせっかくのチャンスをフイにした。いつものことだが。
819名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/29(月) 15:41:10.02 ID:P2E2BL0i0
【中国】日本は「福沢諭吉の大日本」と「石橋湛山の小日本」のどちらを選ぶのか?軍国主義回帰か政治家が試されている-香港紙[07/29]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1375079586/-100
>記事が指摘する「大日本」路線とは、福沢諭吉が「脱亜論」で説いたように武力征服により
>日本の生存空間を拡大する戦略のこと。
よく知らないのだけれど、脱亜論のまともな中国語訳か英訳ってないの?
日本語で議論を深めるのもいいけれど、福沢研究の広がりが海外に伝わっていないことが明らか
820名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/29(月) 16:56:59.78 ID:B7bfti5sO
何で脱亜論が大日本主義なんだ?

英訳もハングル訳も中国語訳もある
821名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/29(月) 23:18:16.85 ID:4VUpUXRs0
皇太子さま:福沢諭吉旧居を訪問 大分・中津
毎日新聞 2013年07月27日 12時36分
http://mainichi.jp/feature/koushitsu/news/20130727k0000e040200000c.html

 大分県入りしている皇太子さまは27日、慶応義塾大学の創始者として知られる福沢諭吉が10代を過ごした中津市の旧居を訪問。
併設の記念館で資料を見ながら諭吉の一生をたどった。また、これに先立ち、
宇佐市の障害者就労支援施設「心里(しんり)」を訪れ、産業用資材の縫製作業を行っている通所者を励ました。【長谷川豊】

皇太子さま、福沢記念館や杵築城下町視察
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20130727-OYT8T01254.htm

全国高校総体の総合開会式出席のため県内を訪問中の皇太子さまは27日、
中津市の福沢諭吉旧居・福沢記念館や杵築市の城下町を視察された。
県内訪問は2010年11月以来。

 福沢諭吉旧居・福沢記念館では、担当者が「学問のすすめ」など著書や諭吉と関わりのある人物について説明すると、
皇太子さまはうなずきながらお聞きになっていた。

 杵築市では、杵築藩松平氏の城下町として栄えた街並みを散策された。石畳が敷き詰められた坂を歩き、
武家屋敷の大原邸などを見学。宇佐市の障害者就労支援施設も視察された。

 宮内庁によると、皇太子さまは「日本の近代化を導いた思想のルーツについて興味深く伺いました。よく保存されている街並みを歩きながら、
地域の歴史に思いをはせることができました」と感想を述べられたという。

(2013年7月28日 読売新聞)
822名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/31(水) 08:43:03.19 ID:DU7iAqeVO
皇族の慶応卒はいるのかな
823名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/31(水) 11:29:56.88 ID:h4a+ojM30
JOCの竹田父子は慶應では?
824名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/04(日) 20:44:41.13 ID:/YHjIooiP
覚馬の管見はじつは
825名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/05(月) 07:24:02.87 ID:mqI3nt4IO
西洋事情の引き写しだった
826名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/05(月) 14:15:11.81 ID:LDqIFFyX0
マジかよ福沢は本当に駄目だな
827名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/06(火) 07:32:10.78 ID:Yk0AYHaiO
盗作したのはカクマのほう
828名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/06(火) 20:10:15.24 ID:/xJyyVBK0
>>824-827
平山さんの説をまとめると、
「坂本龍馬の作とされる「船中八策」は偽文書だけど、
その他の文書には『西洋事情』の影響が認められる」となります。

「『西洋事情』 の衝撃と日本人―赤松「口上書」・龍馬「八策」・天皇「誓文」・覚馬「管見」等へ与えた影響について」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/

2.1. 一 赤松小三郎「口上書」(慶應三年(一八六七)五月)は『西洋事情』の日本化
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_1
2.2. 二 嵯峨根良吉「時勢改正」(慶應三年(一八六七)五月)は赤松「口上書」と同一
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_2
2.3. 三 坂本龍馬「船中八策」(慶應三年六月)は偽文書
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_3
2.4. 四 坂本龍馬「新政府綱領八策」(慶應三年(一八六七)一一月)は『西洋事情』の抜粋
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_4
2.5. 五 明治天皇「五箇条の誓文」(明治元年(一八六八)三月)は『西洋事情』の換骨奪胎
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_5
2.6. 六 山本覚馬「書付」(明治元年(一八六八)三月)は赤松との協同を示唆する
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_6
2.7. 七 太政官「政体書」(明治元年(一八六八)閏四月)は『西洋事情』の復古的解釈
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_7
2.8. 八 山本覚馬「管見」(明治元年(一八六八)六月)の全文紹介
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_8
2.9. 九 山本覚馬「管見」は『西洋事情』への応答
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_9
2.10. 十 おわりに―『西洋事情』の衝撃
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_10
829名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/08(木) 11:31:12.59 ID:fwDiLiKU0
>>828
それがホントなら、だれしもが疑問に思うのは
   ↓

なぜこれほどのことが気づかれてこなかったのかと、読者はあるいはいぶかしく思われるかもしれない。
最近になってその名を高めてきた赤松の「口上書」や覚馬の「管見」ならともかくも、
以前からよく知られていた坂本龍馬の「新政府綱領八策」、由利公正ら立案の「五箇条の誓文」、
そして福岡孝悌ら起草の「政体書」にまで影響を与えていたのなら、
どうして『西洋事情』にもっと高い評価が与えられてこなかったのか、ということである。
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/the-impact-of-the-things-western-and-japanese/#id_2_10
830名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/08(木) 11:44:30.95 ID:JHB8Tztn0
大人気「半沢直樹」の敏腕ディレクターは福澤諭吉の玄孫だった! - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137571515562646201

天は人の上に人を作って10倍返しだ!
831名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/08(木) 12:16:16.27 ID:fwDiLiKU0
>>830
原作者も慶應卒
832名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/08(木) 12:28:50.30 ID:JHB8Tztn0
そうだったのか
833名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/09(金) 17:50:01.04 ID:2AhqVYdBO
安川さんの新本は?
834名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/10(土) 14:46:23.66 ID:nIR5ZlUc0
出たの?
835名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/10(土) 17:06:46.79 ID:pU7Qsud1O
検索もできんのか
836名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/12(月) 15:16:10.18 ID:L0yQ76hyP
安川寿之輔さん講演会 新著『福沢諭吉の教育論と女性論』を語る 〜福沢諭吉・アジア太平洋戦争・安倍政権〜
2013-08-09 10:17:50 | イベント案内

安川寿之輔さん講演会
新著『福沢諭吉の教育論と女性論』(2013.8高文研)を語る
〜福沢諭吉・アジア太平洋戦争・安倍政権〜

第1次安倍政権下で教育基本法改悪を強行した安倍首相は、
第2次安倍政権において、憲法改悪、集団的自衛権行使、
原発再稼働・原発輸出、植民地支配・侵略戦争・南京大虐殺・
日本軍「慰安婦」などの否定・「ナチス」肯定、「教育再生」
の名による教育、教育委員会制度、教科書検定・採択制度
をはじめとした教育の諸制度の改悪など、
日本社会の全面的な政治的再編成に強い意欲を示しています。

私たちは、第2次安倍政権の今後の展開を見通しつつ、
専門の「近代日本社会思想史」研究とともに、
多くの市民運動にも長年関わられている安川寿之輔さん(名古屋大学名誉教授)
を講師にお招きし、新著『福沢諭吉の教育論と女性論』(高文研・2013.8)や、
福沢諭吉とアジア太平洋戦争、福沢諭吉と安倍政権の思想との関わりなどにつ
いて講演会を行います。

また、第2次安倍内閣の誕生で、日本社会がどのように変えられようとしている
のかについても、参加者の皆さんと話し合いたいと考えています。
多くの皆さんに、10.6安川寿之輔講演会への参加を呼びかけます。

★日時 2013年10月6日(日)13:30〜16:40

★会場 名古屋市教育館2階講堂
名古屋市中区錦3−16−6(&#65533;052−961−2541)
  (地下鉄名城線『栄』駅下車。2番・3番・10B出口を出てすぐ)

★資料代 500円(学生、年収200万円以下は無料)
837名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/12(月) 20:20:19.75 ID:rCdo00y6O
福沢と関係ないじゃん
838名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/13(火) 16:49:00.14 ID:49ego3oEP
一撃筆殺 &#8207;@ichigekistk 8月10日

安川=平山論争は素人には良くわからないです。ただ、福沢が反封建制と帝国主
義者の両面を持っていたということは別に矛盾しないんじゃないかな。古井戸の
受け売りですけど。
開く
現代文学の中の人◆KcxXifcWsc &#8207;@KcxXifcWsc 8月10日

まあそりゃ平山洋のほうがよほど儲けてるでしょうw まあ高文研は学校の先生
と図書館関係にかなり強い販路持ってるんで、あそこで本を出すのは意外に無視
できないんですが。安川の福沢−丸山批判には、どうも彼らが著述した内容以上
を読み取ってレッテル貼りしてつぶしてるイメージがある。
一撃筆殺さんがリツイート
開く
一撃筆殺 &#8207;@ichigekistk 8月10日

いや、儲からないだろう、高文研などからあんな高い値段の本出しても。平山洋
のほうがよっぽど儲けてるんじゃないの?ジュノンおじさんは佐高信さんから因
縁つけられても鎧袖一触だったところがカッコ良かった。
開く
現代文学の中の人◆KcxXifcWsc &#8207;@KcxXifcWsc 8月10日

やれやれ、安川寿之輔も執拗に丸山叩きやってるなあ…この人は丸山叩きだけで
どれだけ儲けてるのかね、ホント。
一撃筆殺さんがリツイート
開く
839名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/13(火) 20:16:45.37 ID:H3uso8JjO
北朝鮮が支援しているからな安川を
840名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/14(水) 13:47:51.35 ID:Izzu5huz0
安川の完全な平山批判は今年出るの?
841名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/14(水) 16:39:56.01 ID:OfPi45JJO
安川は負けを認めたようだ
842名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/14(水) 18:22:47.90 ID:Izzu5huz0
どっちも論破できなかった
それでいいじゃん
843名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/15(木) 02:41:01.30 ID:kJYt0vhHO
すぐ上のレスも読まんのか
844名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/17(土) 11:10:26.39 ID:yGYMi6620
>>833>>836
情報ありがd。以下はアマゾンのコメントです。

福沢諭吉の教育論と女性論、安川 寿之輔 (著)、高文研 (2013/8/6)
http://www.amazon.co.jp/dp/4874985246/

> 本書は著者の「福沢諭吉シリーズ」の4冊目、最終巻となります。
> 最初の「アジア認識」から始まって、ようやく著者の専門研究分野
> である「教育論、女性論」までたどり着きました。
> この間、ほぼ20年が費やされました。

最初の『福沢諭吉のアジア認識』は2000年12月に出版されているので、
まだ13年もたっていないのですが、何故ほぼ20年なの?

> 本シリーズは2本の柱から成り立っています。1本は、福沢の思想を紹介、
> 分析し、その本質を導き出すこと、もう1本は、先行する研究者によって
> 造りあげられた「典型的な市民的自由主義者」(丸山真男)という福沢諭吉像が
> 「虚像」であり「神話」であることを、福沢全集20巻に収められた福沢自身の
> 言葉によって打ち砕くことです。

福沢全集20巻とあるけど、大正版『福澤全集』なら全10巻だし、
現行版『福澤諭吉全集』なら初版が全21巻で、再版なら全21巻+別巻1巻なので、
なぜ20巻なの?
845名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/17(土) 14:03:16.56 ID:XwPIjrSH0
これで平山完敗か
長い戦いだった
846名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/17(土) 14:19:14.77 ID:NkLAyBgc0
>>845
安川の主敵は丸山だろう?
その弟子たちが負けを認めるかね。w
847名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/17(土) 14:58:18.67 ID:dysidBgp0
>>844
それは出発点が1994年の日本共産党による丸山真男批判だからさ。
党の指令というのは絶対なんだよ。
848名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/17(土) 16:07:41.41 ID:yGYMi6620
>>846
安川さんの『福沢諭吉の教育論と女性論』は未読ですが、おそらく、
西澤さんの『福澤諭吉と女性』を主敵にしていると思われます。

西澤 直子『福澤諭吉と女性』慶應義塾大学出版会、2011/12/26
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766419078/

----
男子亦この書を読むべし

明治の日本で、当時の常識「女は男よりも劣る」に真っ向から異を唱え、
「男女平等」を公言するばかりではなく、個人としての生活でもその
姿勢を貫いた福澤諭吉。彼の生涯にわたる主張「独立自尊」と、
女性の地位向上はどのように結びついたのか。福澤の真意を読み解き、
今もなお古びることのない「近代人」としての肖像を鮮やかに描き出す。
----

>>847
なるほど!1994年が出発点なら、ほぼ20年になる訳ですね。
それはともかく、安川さんの「福沢諭吉シリーズ」の4冊目=最終巻となるので
安川・平山論争もこれで終わりになるのかな。
849名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/17(土) 16:12:05.85 ID:dysidBgp0
>>848
平山新本に何か反論しているの?
850名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/17(土) 16:25:40.71 ID:yGYMi6620
>>849
目次を見た限りでは平山新本への言及は無いようです。

----
T 戦後「福沢諭吉研究」を問い直す
   1 福沢諭吉の教育論の「定説」を批判する
     1 堀尾輝久『現代教育の思想と構造』他の誤謬
     2 そろって福沢『学問之独立』を誤読
     3 福沢の私立学校構想なるもの
     4 「典型的な市民的自由主義」者の「ブルジョア民主主義」理解
     5 「実体をこえた読みこみ」「読みかえ」の思想史研究
   2 福沢諭吉の女性論の「定説」を批判する
     1 壮大な虚構の福沢女性論評価
     2 「実体をこえた読みこみ」「読みかえ」の思想史研究
     3 福沢にとってのユートピア思想の位置
     4 社会観=人間観の有機的一環としての女性論
U 福沢諭吉の教育論
   1 「苦楚疼痛」の「強迫」義務教育論
   2 「最も恐るべきは貧にして智ある者」
   3 遺伝絶対論と学問・教育=商品論
   4 新『学問のすすめ』と工場労働児童
   5 福沢諭吉にとっての「教育思想」
   6 福沢評価への疑問と違和感
   7 「報国致死」の私学の「建学の精神」と私学経費三分の一論
   8 福沢の徳育・宗教論
V 福沢諭吉の女性論
   1 福沢女性論評価の虚構の確認
   2 福沢の男女「平等」論の抽象性
   3 性別役割分業は自明の前提
   4 公娼制度・娼婦の海外「出稼ぎ」を積極的に擁護しながら、蓄妾・妻妾同居批判がメインテーマ
   5 「趁跛に迫りて走るを促す」女性解放論
   6 女性の参政権や労働権は問題外
   7 「西洋流の自撰結婚」反対と「離婚の自由」否定の「偕老同穴」論
   8 「温和良淑、優美、柔順」の「美徳」養成の徳性教育論と男女共通教育反対
   9 男女平等は発想の転換あるのみ
W 福沢諭吉の「独立自尊」を検証する
   1 「修身要領」の編纂――福沢の最後の仕事
     1 「修身要領」の編纂経緯と反響
     2 福沢徳育論の推移と「修身要領」への道
     3 「独立自尊」の「忠孝」思想とその破綻
   2 「修身要領」の評価をめぐって――当時と現在
     1 教育勅語と相呼応する「修身要領」
     2 宮地正人の福沢評価
     3 「修身要領」への的外れの批判・攻撃
     4 「修身要領」で説かれた男女関係
     5 建て前論の「他国人蔑視の戒め」
X 近代日本の道のり総体の「お師匠様」
   1 福沢諭吉は何を「啓蒙」したのか
   2 福沢が主導したアジア蔑視の「帝国意識」形成
   3 福沢の最高額面紙幣の肖像からの引退を!
----
福沢諭吉の教育論と女性論
http://www.koubunken.co.jp/0525/0524.html
851名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/17(土) 19:06:32.73 ID:XwPIjrSH0
平山は安川から批判されるまでもない人になってしまったのか
852名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/19(月) 07:18:05.28 ID:U7i84OBhO
安川の本はいつも中身が同じだからなあ
853名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/21(水) 09:13:42.02 ID:of7MN3IoO
安川新本に西沢さんがどう反応するかが見ものだね
854名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/21(水) 12:01:24.54 ID:2Ua892rD0
>>853
西澤さんは無視すると思われ。
平山さんの反論に期待します。
855名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/21(水) 14:44:08.88 ID:of7MN3IoO
自分に言及していない本に反論すんのはおかしいんじゃないか?
856名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/22(木) 19:39:10.47 ID:PmMQr+oZ0
なんで平山の名前を出すのか分からん
平山は安川の説を覆せていないのだから、そっちこそやるべき
857名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/22(木) 20:47:30.05 ID:mGGy2x2tO
勝負はついているというのがネット上の常識では?
平山の意見しか検出できない
858名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/23(金) 09:55:55.56 ID:sU403rJs0
ネットと学術の世界は大違いでしょ
859名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/23(金) 12:08:43.17 ID:4oU/I9iN0
>>858
福沢問題については、学界でどうあるかというよりも、
一般社会でどのように認識されているかのほうが重要だろう。

安川寿之輔は、最終的に1万円札の肖像を福沢から
別人に替えることを目的にしている。

だとするなら、
一般社会へ向けての反福沢キャンペーンをもっと強化しないと
その目的は達成できないことになる。

安川らはネットの使い方があまりにも下手。
860名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/23(金) 13:11:33.08 ID:5EOpy2IM0
無条件に現行版の全集を使用している点で、すでに安川はダメなんじゃないか?
新聞の紙面にのっていることならすべて福沢の思想とみなしていることになる。
いくらなんでもそんなことはありえないわけで。
861名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/23(金) 15:07:36.52 ID:sU403rJs0
>>859
あー学界を重視しない人か
862名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/23(金) 16:58:25.88 ID:A85A10JcO
三田会は政治的運動体だからね
863名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/23(金) 19:37:18.00 ID:FhWOgei+0
>>859>>860
安川さんが学会から相手にされないのは、
「自らの歴史観に都合のいい史料は、何でも史料批判なしに利用する」
という研究方法にも問題があるからジャマイカ?

そういう研究方法だから、『東日流外三郡誌』に騙されることになる
んですね。
864 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2013/08/23(金) 22:08:05.04 ID:ik5DbGey0
test
865名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/24(土) 10:23:37.11 ID:FdGWmKgDP
>>863
ID:sU403rJs0は安川のほうが学術的だと言っているのでは?
866名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/24(土) 13:04:43.06 ID:xLklp6cmO
歴研の亡霊だろ
867名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/24(土) 15:32:06.09 ID:0SgyRXI30
ヤフオク!に安川本が出品されています。一冊100円。

線引あり 福澤諭吉と丸山真男 安川寿之輔 高文研 - ヤフオク!
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開始日時 : 8月 23日 10時 16分
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線引あり 福沢諭吉の戦争論と天皇制論 安川寿之輔 - ヤフオク!
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e138227448
現在の価格 : 100 円
開始日時 : 8月 24日 10時 27分
終了日時 : 8月 27日 22時 24分
868名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/24(土) 20:34:16.67 ID:FdGWmKgDP
869名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/24(土) 20:44:29.18 ID:FdGWmKgDP
へえ、「脱亜論」をめぐっていろいろあるんだね
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1498186529
870名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/24(土) 20:53:45.74 ID:FdGWmKgDP
連投スマソ 全文引用ってまずいんじゃないの、これ
http://8918.teacup.com/rev21/bbs/586
871名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/24(土) 21:33:30.67 ID:FdGWmKgDP
ちょい調べだしたらドンドン出てきて、思わずリンクを
奥が深いな「脱亜論」解釈は
http://oshiete.goo.ne.jp/keyword/%E8%84%B1%E4%BA%9C%E8%AB%96
872名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/25(日) 06:21:22.82 ID:apbLEgEkO
倉山は自分では頭がいいと思っているのだろう。
だが脱亜論の解釈はデタラメだ。
873名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/26(月) 14:30:54.64 ID:EUI5hk1E0
朝日新聞デジタル:2ちゃんねる会員情報流出 約3万件、カード番号など - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0826/TKY201308260038.html
この福沢スレで特定の人を批判したり擁護している人はもしかしてこれに引っかかった?
874名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/27(火) 09:06:58.10 ID:evdUBMdfO
またイミフなことを
875名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/27(火) 11:42:19.19 ID:Ki+FPEf+0
福沢協会の新理事長は鳥居元塾長になったようだ
876名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/27(火) 12:52:06.62 ID:CpOt9vgh0
>>871
脱亜論の解釈なんて、
中国・朝鮮にかかわるなと言っているだけじゃないか
何種類の解釈が出る理由がわからん。
877名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/27(火) 14:43:44.54 ID:evdUBMdfO
871
この間100歳近くで死去した遠山茂樹という左翼の大物が、
脱亜論には日本のアジア侵略の計画が書かれていると宣伝して、
話が広まった。
878名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/30(金) 14:09:28.91 ID:21xKtaq/0
セックスは出世のあとで? 男子学生の「下半身」が抑圧されてきた歴史 (ダ・ヴィンチ電子ナビ) - Yahoo!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130808-00002639-davinci-ent
これを読んで思ったんだけれど
品行論を書いた福沢なら時事新報に品行関係の社説をいっぱい書いたんじゃない?
879名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/30(金) 21:56:28.18 ID:pHq7oA4sO
石河は落としたのかもよ品行関係
880名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/31(土) 05:31:39.81 ID:kU6SOmbY0
881名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/31(土) 17:20:30.43 ID:FtV/RP5W0
>>880
情報ありがd!! どっちが先に売れるかな?

★平山洋「アジア独立論者福沢諭吉」★ミネルヴァ書房
即決価格:2,800 円
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w83501607

杉田聡『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集』
即決価格:2,900 円
http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t280498218
882名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/01(日) 09:53:45.56 ID:Qxidc1hvO
杉田本のほうが高い w
883名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/01(日) 18:14:48.00 ID:ZUmmjFvX0
>>882
杉田本は売れずに終了したようです。

> バーゲンブックです。
> (新品未使用の非再販本。シール貼付等の処理がされています)

バーゲンブックということは誰も買わなかったってことじゃん。
884名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/02(月) 07:15:39.07 ID:0ufSIH6kO
売れてないんだな杉田本安川新本もそうなるだろw
885名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/02(月) 12:04:15.77 ID:ZDWf5fTI0
福沢評価については、保守系と左翼ですでにイメージが固まっているから、動かしようがないんじゃないか?
いまさら安川センセが講演しても、新たな支持者が獲得できるとは思えない。
886名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/02(月) 19:59:16.49 ID:W6Ah8Fgp0
>>885
そうです。だから、歴史の教科書に脱亜論を引用して、
「福澤はアジアを蔑視していた。アジア侵略主義の帝国主義者だった。」
と子供等に教え込んで、新たな支持者を作ろうとするのです。
887名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/03(火) 09:04:51.40 ID:0XjxnezeO
今では脱亜論は非干渉主義の論説として保守層から支持されている。
888名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/03(火) 10:44:35.75 ID:uVe89Hlf0
福沢としては朝鮮とどういうつきあい方をすべきって考えていたの?

日本から助力を得て朝鮮を改革することはできなかったけれど
日本が手を引いても朝鮮人が自力で改革を成し遂げるだろうから暖かく見守ろうと考えたのか
それとも日本はさっさと手を引いて朝鮮と関わるな、といったのか
脱亜論で朝鮮と日本が距離を置くというのは分かるんだけれど
脱亜論を執筆した当時の状況がよく分からないせいで細かいニュアンスまで分からない
889名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/03(火) 12:05:34.83 ID:hFQBxtn60
そもそも脱亜論は福沢が書いたのか?ということも論点になってる。
890名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/03(火) 18:52:07.77 ID:0XjxnezeO
安川のアジア認識はやぶ蛇だったな。
福沢再評価のきっかけになった。
891名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/06(金) 09:30:36.25 ID:RsvotFLx0
>>888
現在ではまったく不可能となったが、親日的独立国として支援すべし、
という考えだった。
892名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/06(金) 12:32:40.22 ID:RsvotFLx0
>>850
安川新本のコメント www

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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 あらためて浮かび上がる、「差別主義者」福沢諭吉の実像 2013/9/3

By つくしん坊 トップ500レビュアー

著者による一連の福沢諭吉研究『福沢諭吉のアジア認識』、『福沢諭吉と丸山眞男』、
『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』は、本書をもって一段落とのことである。これら一連の著書で、
著者は、近代的な民主主義者の代表ということになっている福沢諭吉の実像を明らかにした。
つまり、著名な思想史家丸山眞男が、戦後いち早く、「誤読」に基づいて、福沢を絶賛したこと
(「丸山諭吉」神話)が大きく貢献しており、福沢諭吉の実像は、様々な意味で、
すさまじい「差別主義者」であった。本書では、教育論や女性論でも同様であったことを詳しく説明している。
著者の福沢諭吉批判は、個人攻撃が目的ではない。リベラル派も含めて、
戦争責任を曖昧にしたまま戦後70年近くを経てきたことが現在の日本の国内外の困難の根源にあり、
その源流こそが誤った福沢諭吉礼賛にあるとするものである。問題なのは、
丸山眞男の弟子筋を含むリベラル派でさえもが、「丸山諭吉」神話の呪縛に陥っていることである。
本書は、福沢諭吉の実像を明らかにすることで、戦争責任問題に決着を着け、
現在に必要な新しい歴史観の構築を目指しているものである。
福沢諭吉の教育論は、「貧乏人には極力、教育を受けさせずに無知なままに留め、
優良な教育は富者の子弟だけのものとせよ」という考え方に尽きる。
このことが晩年の教育勅語礼賛に繋がっていく。
一方、女性に対しては、性差別を前提とした「家庭内奴隷」を是とする立場であった。
たとえ時代の制約を考慮したとしても、丸山眞男が謳い上げた「近代的な民主主義者の代表」
とはかけ離れた実像である。
本書は、最終章で一連の福沢研究のまとめを行なっている。
福沢諭吉は、「アジアの盟主意識」、「アジア諸国への差別・蔑視感」、「天皇を仰いだ帝国主義的ナショナリズム」
、「他国民族の文明化の使命感」、「女性に対する性差別意識」などという戦前の支配的な国民意識を、
啓蒙家として先頭に立って扇動し、定着させてきた人物であった。
日本が現在でも福沢諭吉の思想的呪縛下にあることは、アジア諸国からの嫌われ者である福沢諭吉が、
1万円札の肖像になっていることからも明らかであろう。
「福沢諭吉的なるもの」の清算なしでは、日本が世界、特にアジアで平和的・友好的に生きていくことは困難であろう。
本書は、その清算の第一歩である。
893名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/06(金) 14:13:29.52 ID:CWy/B2Pf0
歴史は繰り返す〜斉藤光政『偽書「東日流外三郡誌」事件』 - Commentarius Saevus
http://d.hatena.ne.jp/saebou/20130903/p1
894名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/06(金) 20:14:23.60 ID:hadKNxIeP
>>892
この、つくしん坊というお方は、高文研元代表の梅田さんですネ
895名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/06(金) 22:25:37.20 ID:pOYOdpiT0
>>894
証拠は?
896名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/06(金) 22:49:54.76 ID:uMxjQy/O0
早稲田大卒の哲学者・適菜 収さんが福沢本を出していました。

福沢 諭吉 (著), 適菜 収 (編集)『福沢諭吉に学ぶ賢者の知恵』大和書房(だいわ文庫)
http://www.daiwashobo.co.jp/book/b109532.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4479304312/

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内容(「BOOK」データベースより)

「バカは上に立つな」「権威に媚びるな」…日本人としてしっかりと心に刻みこみたい珠玉の言葉。近代日本で「正しいこと」を最も多く言った福沢諭吉に学ぶ「筋の通った生き方」。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

適菜/収
作家、哲学者。1975年山梨県生まれ。早稲田大学哲学科卒
----
897名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/07(土) 05:55:30.71 ID:sIbtruM/0
「脱亜論」の簡単な解説(3分でわかる)
http://matome.naver.jp/odai/2137801782184351701
898名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/07(土) 12:19:13.81 ID:R3Dv20gE0
平山のステマか?
899名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/07(土) 14:11:22.31 ID:7emruBU6O
確かに左翼の意見ももっと取り上げたほうが良かったかもね
900名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/08(日) 02:20:40.99 ID:KV6/nvSq0
>>757
安川新本のコメント

あらためて浮かび上がる、「差別主義者」福沢諭吉の実像, 2013/9/3
By つくしん坊

著者による一連の福沢諭吉研究『福沢諭吉のアジア認識』、『福沢諭吉と丸山眞男』、
『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』は、本書をもって一段落とのことである。これら一連の著書で、
著者は、近代的な民主主義者の代表ということになっている福沢諭吉の実像を明らかにした。
つまり、著名な思想史家丸山眞男が、戦後いち早く、「誤読」に基づいて、福沢を絶賛したこと
(「丸山諭吉」神話)が大きく貢献しており、福沢諭吉の実像は、様々な意味で、
すさまじい「差別主義者」であった。本書では、教育論や女性論でも同様であったことを詳しく説明している。
著者の福沢諭吉批判は、個人攻撃が目的ではない。リベラル派も含めて、
戦争責任を曖昧にしたまま戦後70年近くを経てきたことが現在の日本の国内外の困難の根源にあり、
その源流こそが誤った福沢諭吉礼賛にあるとするものである。問題なのは、
丸山眞男の弟子筋を含むリベラル派でさえもが、「丸山諭吉」神話の呪縛に陥っていることである。
本書は、福沢諭吉の実像を明らかにすることで、戦争責任問題に決着を着け、
現在に必要な新しい歴史観の構築を目指しているものである。
福沢諭吉の教育論は、「貧乏人には極力、教育を受けさせずに無知なままに留め、
優良な教育は富者の子弟だけのものとせよ」という考え方に尽きる。
このことが晩年の教育勅語礼賛に繋がっていく。
一方、女性に対しては、性差別を前提とした「家庭内奴隷」を是とする立場であった。
たとえ時代の制約を考慮したとしても、丸山眞男が謳い上げた「近代的な民主主義者の代表」
とはかけ離れた実像である。
本書は、最終章で一連の福沢研究のまとめを行なっている。
福沢諭吉は、「アジアの盟主意識」、「アジア諸国への差別・蔑視感」、「天皇を仰いだ帝国主義的ナショナリズム」
、「他国民族の文明化の使命感」、「女性に対する性差別意識」などという戦前の支配的な国民意識を、
啓蒙家として先頭に立って扇動し、定着させてきた人物であった。
日本が現在でも福沢諭吉の思想的呪縛下にあることは、アジア諸国からの嫌われ者である福沢諭吉が、
1万円札の肖像になっていることからも明らかであろう。
「福沢諭吉的なるもの」の清算なしでは、日本が世界、特にアジアで平和的・友好的に生きていくことは困難であろう。
本書は、その清算の第一歩である。
901名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/08(日) 08:02:25.00 ID:RGLuYeD+0
>>900
なぜ>>892と同じコピペを貼る?
それにしても「つくしん坊」の思考の硬直具合はすごい!
老人特有の症状なんだろうか。
902895:2013/09/08(日) 11:00:37.08 ID:OluS4vpJ0
だから証拠は?
妄想で決めているのかな
903名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/08(日) 12:25:26.80 ID:KV6/nvSq0
>>901
誤爆スマソ。
みんなで「つくしん坊」のカスタマーレビューに
「このレビューは参考になりましたか?」→いいえ
を投票しましょう!と言いたかっただけなのです。

http://www.amazon.co.jp/gp/product-reviews/4874985246/
904名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/08(日) 16:16:11.13 ID:WZqWkkhqP
>>902
アマゾンで検索すると、梅田正己さんは19冊の本を書いています。
つくしん坊さんは、そのいずれにもレビューを寄せていません。
このお二人は興味が同じなのに、なぜ書かないのでしょう?

本来ならばつくしん坊さんは、
左翼ジャーナリズムの世界では超有名人である梅田正己さんの本を
大絶賛しなけりゃおかしいのです。
905名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/08(日) 18:09:12.71 ID:RGLuYeD+0
>>902
ヤブヘビじゃ? ww

>>903
たしかにつくしん坊の*は
http://www.koubunken.co.jp/0525/0524.html#edi
とよく似ているな。ほかのも比較してミソ。

>>904
なるほど・・・
906名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/09(月) 06:26:45.60 ID:iG4z5pPZ0
2013/9/8付 日本経済新聞 朝刊
第2回 欧化という熱病 (明治)
人種改良、本気で議論 英語ブーム、庶民も塾へ殺到
ttp://www.nikkei.com/article/DGKDZO59424300X00C13A9TZ1000/

 英語崇拝のあまり、英語を国語にしようという論まで出てきた。
 「(明治6年ごろ)『洋字をもって国語を書する』の論あり。(略)文部大臣森有礼もまたこれに前後して
英語をもって日本語教育論を著し、日本語の不備を説きて英語をもって国語となさんことを主張したり」
(斉藤隆三『近世日本世相史』)

「西洋人と結婚し優れた子孫を」
ttp://www.nikkei.com/article/DGKDZO59424350X00C13A9TZ1000/

 日本と西洋の格差は文明・科学だけではなく、人間個々人の知力・体格の差でもあり、日本人は
大きく劣っていると考えられた。「優等民族」である西洋人と「劣等民族」の日本人との差は一朝一夕
では縮まらない。
 ならば、日本人は西洋人と「雑婚」(国際結婚)し、心身強壮で知力も優れた子孫を残し、民族として
改良すればいいという「人種改良論」が主張された。代表的なものが1884(明治17)年に時事新報記者
の高橋義雄が著した、表題もそのままの『日本人種改良論』だった。
   ・・・・(中略)・・・・
 この思想の源流には「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」といったあの福沢諭吉がいた。
高橋は福沢門下だったのだ。
 福沢は『日本人種改良論』に序文を書いているほどで、高橋の論を推奨していた。「天は――」の言葉
で誤解されている面もあるが、福沢は平等は理想ではあるけれども、現実には「(人間の)優劣はすでに
先天に定まりて決して動かざるものなり」(「教育の力」)とする優生思想的考えの持ち主だった。
 福沢も「人種改良」という一文で「人間の婚姻法を家畜改良法にのっとり良父母を選択して良児を産ま
しむるの新工風あるべし」と論じている。そして「体質の弱くして愚かなる者には結婚を禁ずる」か、避妊
させて「繁殖を防ぐ」べきだという。高橋の人種改良論はこの延長線上にあった。
   ・・・・(中略)・・・・
 明治の人種改良論を論文「福沢諭吉の『丸裸の競争』と『人種改良』の思想で論じた東京女子大学
現代教養学部の雨田英一教授は、「(福沢は)優勝劣敗の法則は長い進化の歴史のレベルの問題で
あって、寿命の短い一人ひとりの人間の現実の問題を進化の観点から解釈するのは妥当ではないと
していた」といい、福沢は高橋のような「即効的」人種改良論者ではなかったとみている。

高橋義雄「日本人種改良論」の表紙
ttp://www.nikkei.com/content/pic/20130908/96959996889DE7EBE6E0E6E1E7E2E2E5E2EBE0E2E3E18688E3E2E2E2-DSKDZO5942436007092013TZ1000-KN2-10.jpg
907名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/09(月) 07:22:55.32 ID:LrRuXU6gO
福沢の平等は機会の平等であって結果の平等ではないからね
908名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/10(火) 07:42:59.12 ID:Fdo7Q75O0
>>900

『福沢諭吉の教育論と女性論』担当編集者より

 福沢諭吉は近代日本の「民主主義の先駆者」とされています。
 当然、その教育論や女性論も、平等論を基調として差別を廃した進歩的なものだったはずだと、
ほとんどの人が信じているのではないでしょうか。
 実際、丸山真男をはじめとして羽仁五郎、遠山茂樹、井上清など歴史学の大家や、山住正己、
堀尾輝久など第一級の教育学者が、福沢をそういう思想家・知識人として評価してきたのですから、
無理もありません。
 では、福沢の本当の姿はどうだったのでしょうか。
 教育論においては、慶應義塾大学の創立者で経営者だった福沢は、大学教育は国立は廃止して、
すべて私学に委ねるべきだというのが持論でした。
 理由は、国立にして授業料を安くすれば、貧しくても知能の高い若者が大学に来て知識を習得する。
いまヨーロッパでは社会主義運動が燃え上がっているが、その先頭に立っているのが、
貧しいが知力のある青年たちである。したがって、「社会」にとって最も恐ろしいのは「貧にして智ある者」である。
そういう青年を生み出さぬためには、大学はすべて私学にして、「授業料を多くし、
もっぱら富豪の子弟を教うるの門」とすべきだとくり返し主張しているのです。
 女性観はどうか。これは福沢自身の子どもたちの扱いを見れば一目瞭然です。
 福沢は四人の息子全員をアメリカに留学させていますが、同じく四人の娘たちには学校の寄宿舎に入ることまで禁じたのです
。男女差別は明瞭です。

 福沢諭吉の教育論、女性論の実体は上にその一端を見たようなものでした。
 それなのに、先行研究によって描かれ、一般に流布している福沢像は「民主的な平等論者、同権論者」なのです
。この「福沢神話」の岩盤を打ち砕かない限り、福沢の実像は立ち現われません。したがって
、本書の著者は、本書を「戦後『福沢諭吉研究』を問い直す」ことから着手せざるを得なかったからです。
その「偶像毀し」は、福沢の教育論・女性論の「定説」批判として展開されます。
 本書の著者が4半世紀まえに福沢研究を再開してから、本書が4冊目、福沢論の最終版となります。
福沢諭吉の等身大の実像が、本書によって形成されてゆくことを願っています。
(梅田正己)
909名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/10(火) 08:21:27.87 ID:pWLo7qa40
>>904のカキコがあってから、>>895=>>902は沈黙しているな。
>>895、反論をどうぞ。
910895:2013/09/10(火) 17:51:27.10 ID:tXsV/OHC0
>>909
反論?>>904が説得力のある文章だというのね。

>>904
>アマゾンで検索すると、梅田正己さんは19冊の本を書いています。
>つくしん坊さんは、そのいずれにもレビューを寄せていません。
>このお二人は興味が同じなのに、なぜ書かないのでしょう?
こう言っているけどまず梅田は一般的に有名じゃないです。
新聞で梅田が注目されたのは沖縄関係だけですよ。
安川は福沢の専門家として新聞に何度も登場しているから新聞を読む人なら福沢と安川を結びつけることはあっても
福沢と梅田を結びつけることはないでしょうね。

で、仮にレビュアーが左派だとしてもレビュアーが梅田の本を知っていることがどうして明らかなの?

>左翼ジャーナリズムの世界では超有名人である梅田正己さんの本を
>大絶賛しなけりゃおかしいのです。
知っているとしても梅田を大絶賛する根拠がないよ。
レビュアーにとって梅田の本が批評するに足りない可能性だってあるのにね。
何も書いていないんだから何も分からないじゃん。
そういう点を全く見ないで大絶賛しなけりゃおかしいといえる感覚はおかしすぎる。
執筆者の根拠のない決めつけだよねこれ。福沢全集でさんざん懲りたと思った手を今でも使ってるんだ。正直怖い。
911名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/10(火) 20:35:07.60 ID:CSDi+5m80
↑こういうのを「必死」といいます
912名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/10(火) 21:08:15.87 ID:eyfdLng50
どうみても梅田じゃん
913名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/11(水) 00:06:52.05 ID:7932sI1o0
石川先生の脱亜論の解釈についての質問です。 - 歴史 - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4968595.html?from=history
大学受験生は安川の思想にどっぷりと浸かっているんだな
914では比較を(つくしん坊対梅田正己1):2013/09/11(水) 05:50:08.50 ID:aLKObQS+0
>>910

つくしん坊による佐高信『福沢諭吉伝説』のレヴュー

5つ星のうち 1.0 新たな「福沢諭吉伝説」の捏造, 2010/11/27
レビュー対象商品: 福沢諭吉伝説 (単行本)

 福沢諭吉を巡る様々な人物を配置してエピソードを紹介している。
極め付けは、福沢が創刊した日刊
新聞『時事新報』に発表された「脱亜論」が福沢の執筆でなく、従って福沢はアジア侵略主義者ではない、
とするものである。ところが、その根拠が、平山洋『福沢諭吉の真実』という

のだから、お話にならない。平山洋『福沢諭吉の真実』は、
安川寿之輔『福沢諭吉の戦争論と天皇論』(2006年)によって、
インチキ本であることが完璧に論証されている。金均玉に関する記述も、史実からはかけ離れている。

 安川寿之輔『福沢諭吉のアジア認識』(2000年)、『福沢諭吉と丸山真男』(2003年)、
『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』(2006年)によれば、福沢諭吉は、「典型的な市民的自由主

義者」などではなく、すさまじいアジア蔑視・アジア侵略主義者であることが論証されている
。丸山真男が「創造」した「福沢諭吉=典型的な市民的自由主義者」説はもはや過去のもの

である。史実を踏まえた福沢諭吉論でない本書は、
新たな「福沢諭吉伝説」の捏造であるといわれても仕方がない。
915では比較を(つくしん坊対梅田正己2):2013/09/11(水) 05:51:32.54 ID:aLKObQS+0
つくしん坊による平山洋『福沢諭吉の真実』のレビュー

5つ星のうち 1.0 予断と推測で書かれ、「真実」とは程遠い内容, 2010/12/9
レビュー対象商品: 福沢諭吉の真実 (文春新書) (新書)

 福沢諭吉が自ら創刊した日刊新聞『時事新報』の論説から、アジアに対する「侵略主義者」である
との見方がある一方で、諭吉は初期著作時代から一貫して「市民的自由主義者」であったとする見方
もある。本書は、『時事新報』の論説が、福沢が執筆したものではなく、主に社員の石河幹明が執筆
したものであり、福沢がやはり「市民的自由主義者」だったと主張している。

 本書の著者が頼りにした、論説の真贋を判別する手法である「井田メソッド」とともに、著者の主
張は、安川寿之輔『福沢諭吉と丸山真男』(2003年)および『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』(2006年)
により、完璧に否定されている。要するに、福沢は、たとえ自らが執筆しなくても、『時事新報』の
論説の内容に絶大な影響を及ぼしており、書簡など客観的な資料からも、論説の主張は間違いなく福
沢の主張そのものなのである。

 残念ながら本書の主張は予断と推測が多く、「真実」を明らかにしたとはとても思えない。しかし、
学問的な論争は歓迎されるべきなので、安川寿之輔らの論考に対して、新しい著書での再反論を期待
したい。
916では比較を(つくしん坊対梅田正己3):2013/09/11(水) 05:54:28.37 ID:aLKObQS+0
梅田正己による安川寿之輔『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』(2006年8月)の宣伝文(高文研HPより)

●担当編集者より

 福沢諭吉は一般に日本の先駆的民主主義者だったと見られています。その肖像が、最高額紙幣一万円札を飾っていることが何よりの証拠です。
 しかし一方、福沢の有名な論説「脱亜論」に見られるように、後年の福沢は、アジアに対し侵略的立場に立っていたという見方も広がりつつあります。

 そうした中、一昨年に出版された平山 洋『福沢諭吉の真実』(文春新書)は、福沢晩年の、とくに帝国主義的な論説はすべて弟子の石河幹明による
ものだったとして、福沢は生涯を通して民主主義者だったと主張しました。
 福沢は膨大な著作を残しておりますが、その多くは自ら創立し、論説主幹をつとめた時事新報の社説です。したがって当然、無署名です。
その無署名論説に対し平山氏は、先行研究の井田進也氏による「語彙や文体の特徴」から判断する筆者認定法を適用し、とくに日清戦争以降の社説は、
「民族差別主義者・天皇制賛美者」の論説記者・石河らによるもので、福沢の執筆ではなかったと主張、福沢は死ぬまで「市民的自由主義者」だったというのです。

 しかし、明治一五年、伊藤博文らの要請を受け、自由民権運動への対抗言論機関として時事新報社を設立、ここを舞台に論陣を張った福沢が、
日清戦争時には全国第二位の一万円の献金を拠出するほどに意気軒昂だったのに、新聞社にとって最重要の社説を記者まかせにすることなど到底考えられません。

 事実、本書の著者、安川寿之輔氏が平山氏の挙げている事例を『福沢諭吉全集』の原文に当たって検証してみると、そのほとんどが平山氏の作為と虚偽、
あるいは研究不足によるものだということが判明したのです。
 たとえば、日清戦争の開戦後まもなく福沢は、義捐金を呼びかけるとともに二回連載の社説「日本臣民の覚悟」を掲載しますが、
その筆者は福沢ではなかったと平山氏も井田氏も主張します。理由は、民主主義者・福沢が「臣民」などという用語を使うはずがないからだというのです。

 しかし安川氏は、福沢がこの一〇年も前から「臣民」という新しい語を発明し、使用していたことを実証します。
 このように本書は、平山、井田氏の主張を検証したものですが、平山氏の取り上げた論説が日清戦争期に集中していたため、
期せずして福沢の戦争論と天皇制論を浮き彫りにするものとなりました。書名の由来です。

 なお、本書の序章では、著者から見れば「作為と虚偽の書」である平山氏の本がマスコミできわめて好意的に取り上げられたことについて述べられています。

 図書紹介と軽く考え勝ちですが、一冊の本を取り上げることについて、それをどう書評するかについて、一研究者からの問題提起として、深く考えさせられます。

(梅田正己)
917名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/11(水) 09:55:31.08 ID:XCfpYdW60
>>910
>新聞で梅田が注目されたのは沖縄関係だけですよ。

よく知ってるなあ!

ところでアマゾンのビューで「つくしん坊」が扱っていた沖縄関連本はこれだけありました。


5つ星のうち 5.0 こみあげてくる怒りと恥ずかしさと悲しみと, 2013/4/9
レビュー対象商品: 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) (単行本)

5つ星のうち 5.0 尖閣問題を冷静に考えるための適切な材料を提供している, 2013/1/29
レビュー対象商品: 検証 尖閣問題 (単行本(ソフトカバー))

5つ星のうち 4.0 「最低でも県外移設」の約束はなぜ覆されたのか?, 2012/8/28
レビュー対象商品: 呪縛の行方―普天間移設と民主主義 (単行本)

5つ星のうち 5.0 普天間基地の辺野古移転を望んでいるのは外務・防衛官僚だけだ, 2011/3/20
レビュー対象商品: こんな沖縄に誰がした 普天間移設問題――最善・最短の解決策 (単行本(ソフトカバー))

5つ星のうち 5.0 沖縄に海兵隊がいる必要がないことがよく分かる本, 2011/2/10
レビュー対象商品: 戦争依存症国家アメリカと日本 (単行本)

5つ星のうち 5.0 普天間基地の辺野古移転は、誰が必要としているのか?, 2011/2/8
レビュー対象商品: 普天間基地はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい。 (単行本)

5つ星のうち 5.0 断罪される外務省の対米従属と秘密主義, 2011/1/20
レビュー対象商品: 機密を開示せよ――裁かれる沖縄密約 (単行本(ソフトカバー))

5つ星のうち 5.0 普天間問題が膠着している今こそ読まれるべき本, 2010/12/16
レビュー対象商品: 検証地位協定 日米不平等の源流 (単行本)

5つ星のうち 5.0 日本人の内なる「植民地主義」を抉り出す, 2010/7/10
レビュー対象商品: 植民地主義の暴力―「ことばの檻」から (単行本)


梅田さんとつくしん坊さんの共通の興味は福沢だけではないようですね。
もちろん偶然なのでしょうが。 w
918名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/11(水) 11:29:48.10 ID:xl7o2nDk0
>>914-916
つまり、井田メソッドを使えば、
    つくしん坊=梅田正己
であることが証明できるって言いたいんですね。
919名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/11(水) 14:20:57.01 ID:m5bafwwNP
>>910
梅田正己さんの『これだけは知っておきたい近代日本の戦争』(2010年7月刊)
は、2010年8月22日付けの琉球新報の書評欄で激賞されています。
沖縄問題に強い関心をもっているつくしん坊さんが梅田正己さんを
知らないなんて、ありえないです。
920895:2013/09/11(水) 20:12:37.04 ID:HeUGTnp00
>>919
琉球新報のサイトをチェックしているか新聞を購読している
ってつくしん坊自身が語っているなら納得するよ。うん。
こういう証拠は探して出さないの?そのままだと妄想だよね。
921名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/11(水) 22:21:09.30 ID:5W/PaaOnO
本当に必死なんだな
922名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/11(水) 22:47:58.06 ID:9kMKObFS0
>>920
もういいじゃない
お前の完敗だけど、所詮ネット上のことなんだから気にすんなよ
ドンマイ!
923名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/12(木) 08:25:29.17 ID:Gs5cNZFv0
どう見ても梅田じゃん
924では比較を(つくしん坊対梅田正己4):2013/09/12(木) 08:52:17.10 ID:zWx9swGQ0
>>920>>923
つくしん坊による杉田聡『福沢諭吉朝鮮・中国・台湾論集』のレビュー

5つ星のうち 5.0 福沢諭吉の対外政策思想が集約された本, 2010/11/28
レビュー対象商品: 福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て― (単行本)

 福沢諭吉が創刊し、主宰した日刊新聞『時事新報』に掲載された論説を編集し、
解説・解題付きで、現代かなに改めたものである。
『福澤諭吉全集』(岩波書店)第8巻〜第16巻に収められている膨大な時事新報論集の中から、
朝鮮・中国・台湾に対する対外政策に関する社説を収録している。
読みやすい形で福沢の対外政策思想が集約されている。

 『時事新報』の無署名論文の著者が果たして福沢だったのかについては、
本書でも詳細に検討が行われ、疑いもなく福沢の思想そのものであることが結論付けられている。
このことについては、安川寿之輔『福沢諭吉の戦争論と天皇論』(2006年)と全く同じ結論である。

 本書から浮かび上がる福沢諭吉は、朝鮮・中国・台湾の人々を侮蔑・罵倒し、侵略を煽る、
今日で言えばネオコンのイデオローグそのものである。
福沢に代表されるアジア蔑視思想が現在に至るまで日本に影響を与えていることが本書でよく分かる。
かつて本書のような議論が日本の政治・外交を動かしていたことを史実として知ることは、
今後のアジアとの対応を考える上で重要である。
925では比較を(つくしん坊対梅田正己5):2013/09/12(木) 09:03:14.80 ID:zWx9swGQ0
梅田正己による安川寿之輔『福沢諭吉の女性論と教育論』(2012年8月)の宣伝文(高文研HPより)

●担当編集者より

 福沢諭吉は近代日本の「民主主義の先駆者」とされています。
 当然、その教育論や女性論も、平等論を基調として差別を廃した進歩的なものだったはずだと、ほとんどの人が信じているのではないでしょうか。

 実際、丸山真男をはじめとして羽仁五郎、遠山茂樹、井上清など歴史学の大家や、山住正己、堀尾輝久など第一級の教育学者が、
福沢をそういう思想家・知識人として評価してきたのですから、無理もありません。

 では、福沢の本当の姿はどうだったのでしょうか。
 教育論においては、慶應義塾大学の創立者で経営者だった福沢は、大学教育は国立は廃止して、すべて私学に委ねるべきだというのが持論でした。
 理由は、国立にして授業料を安くすれば、貧しくても知能の高い若者が大学に来て知識を習得する。いまヨーロッパでは社会主義運動が燃え上がっているが、
その先頭に立っているのが、貧しいが知力のある青年たちである。したがって、「社会」にとって最も恐ろしいのは「貧にして智ある者」である。
そういう青年を生み出さぬためには、大学はすべて私学にして、「授業料を多くし、もっぱら富豪の子弟を教うるの門」とすべきだとくり返し主張しているのです。

 女性観はどうか。これは福沢自身の子どもたちの扱いを見れば一目瞭然です。
 福沢は四人の息子全員をアメリカに留学させていますが、同じく四人の娘たちには学校の寄宿舎に入ることまで禁じたのです。男女差別は明瞭です。

 福沢諭吉の教育論、女性論の実体は上にその一端を見たようなものでした。
 それなのに、先行研究によって描かれ、一般に流布している福沢像は「民主的な平等論者、同権論者」なのです。
この「福沢神話」の岩盤を打ち砕かない限り、福沢の実像は立ち現われません。
したがって、本書の著者は、本書を「戦後『福沢諭吉研究』を問い直す」ことから着手せざるを得なかったからです。その「偶像毀し」は、
福沢の教育論・女性論の「定説」批判として展開されます。

 本書の著者が4半世紀まえに福沢研究を再開してから、本書が4冊目、福沢論の最終版となります。福沢諭吉の等身大の実像が、本書によって形成されてゆくことを願っています。

(梅田正己)
926では比較を(つくしん坊対梅田正己6):2013/09/12(木) 09:06:57.61 ID:zWx9swGQ0
つくしん坊による安川寿之輔『福沢諭吉の教育論と女性論』のレビュー(再掲)

あらためて浮かび上がる、「差別主義者」福沢諭吉の実像, 2013/9/3
By つくしん坊

著者による一連の福沢諭吉研究『福沢諭吉のアジア認識』、『福沢諭吉と丸山眞男』、
『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』は、本書をもって一段落とのことである。これら一連の著書で、
著者は、近代的な民主主義者の代表ということになっている福沢諭吉の実像を明らかにした。

つまり、著名な思想史家丸山眞男が、戦後いち早く、「誤読」に基づいて、福沢を絶賛したこと
(「丸山諭吉」神話)が大きく貢献しており、福沢諭吉の実像は、様々な意味で、
すさまじい「差別主義者」であった。本書では、教育論や女性論でも同様であったことを詳しく説明している。

著者の福沢諭吉批判は、個人攻撃が目的ではない。リベラル派も含めて、
戦争責任を曖昧にしたまま戦後70年近くを経てきたことが現在の日本の国内外の困難の根源にあり、
その源流こそが誤った福沢諭吉礼賛にあるとするものである。問題なのは、
丸山眞男の弟子筋を含むリベラル派でさえもが、「丸山諭吉」神話の呪縛に陥っていることである。

本書は、福沢諭吉の実像を明らかにすることで、戦争責任問題に決着を着け、
現在に必要な新しい歴史観の構築を目指しているものである。

福沢諭吉の教育論は、「貧乏人には極力、教育を受けさせずに無知なままに留め、
優良な教育は富者の子弟だけのものとせよ」という考え方に尽きる。
このことが晩年の教育勅語礼賛に繋がっていく。

一方、女性に対しては、性差別を前提とした「家庭内奴隷」を是とする立場であった。
たとえ時代の制約を考慮したとしても、丸山眞男が謳い上げた「近代的な民主主義者の代表」
とはかけ離れた実像である。

本書は、最終章で一連の福沢研究のまとめを行なっている。

福沢諭吉は、「アジアの盟主意識」、「アジア諸国への差別・蔑視感」、「天皇を仰いだ帝国主義的ナショナリズム」
、「他国民族の文明化の使命感」、「女性に対する性差別意識」などという戦前の支配的な国民意識を、
啓蒙家として先頭に立って扇動し、定着させてきた人物であった。

日本が現在でも福沢諭吉の思想的呪縛下にあることは、アジア諸国からの嫌われ者である福沢諭吉が、
1万円札の肖像になっていることからも明らかであろう。

「福沢諭吉的なるもの」の清算なしでは、日本が世界、特にアジアで平和的・友好的に生きていくことは困難であろう。
本書は、その清算の第一歩である。
927名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/12(木) 10:47:50.96 ID:CC/XpfYa0
>>920
沖縄関連の書評を9本も書いているつくしん坊が、
無料で読める琉球新報をチェックしていないと考える方がどうかしているんじゃ。
それに、つくしん坊と梅田が書いていることがソックリというは、
文体判定をするまでもなく明らかだ。
928名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/12(木) 12:20:02.97 ID:bpp9v8Y0P
>>920
意見はだいたい出尽くしたみたいですね。
ところで、つくしん坊さんと梅田正己さんが同一人であっては、
何か不都合でもあるのですか?
自分の会社が出している本の宣伝をアマゾンレビューでしたのは
少しみっともないことですが、どこでもやっていることでしょう?
929名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/12(木) 13:23:17.38 ID:jI6Gf+N30
なんだか

つくしん坊=梅田正己=>>895>>902>>910>>920

に見えてきた。

とくに>>901への>>902の反応具合。
「老人特有の症状」に反応したんだろうか。
つくしん坊の年齢は不明なのに。
930名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/12(木) 20:29:13.74 ID:ZjDiGSxS0
>>917
この9冊のうち7冊までが、琉球新報もしくは高文研に関係がありますね。
琉球新報取材高文研刊が1冊、琉球新報刊が1冊、高文研刊がさらに2冊、
残りも琉球新報で書評されている。

まったく、わかりやすい。>>920さん、それでもシラを切るおつもりで?

雉も鳴かずば撃たれまい
931名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/13(金) 01:49:19.78 ID:YH87OkD60
>>920>>928に答えなよ。もう恥ずかしくて出られないか。
932名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/13(金) 06:02:22.02 ID:dy6/F/tNO
まったく、口ほどにもない奴だ
933名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/14(土) 02:55:35.44 ID:ZyVNkbjJ0
934名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/14(土) 08:29:51.52 ID:KTHCUjm70
このスレの連中は強すぎるな…
935名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/14(土) 11:38:52.55 ID:TcR4iRjIO
きれいごとを言う奴に耐えられないんだよ
936名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/14(土) 13:01:01.64 ID:KyU9Ib380
きれいごと?
937名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/14(土) 19:21:10.12 ID:xsgPHdob0
>>895がフルボッコやないか…
938名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/14(土) 23:22:35.38 ID:TcR4iRjIO
936
国家同士に真の友好なんてあるわけないやん
939名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/15(日) 08:59:57.50 ID:1LQT71Oh0
梅田や安川は沖縄や韓国に同情しているといいながら、結局は日本国民から金をむしろうとしているだけだからね。
その構造にみんな気づいたのさ。
940名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/16(月) 07:41:24.59 ID:92R+7Xyo0
>>925
福沢諭吉のこの考え、正しいと思うよ!

>教育論においては、慶應義塾大学の創立者で経営者だった福沢は、大学教育は国立は廃止して、すべて私学に委ねるべきだというのが持論でした。
>理由は、国立にして授業料を安くすれば、貧しくても知能の高い若者が大学に来て知識を習得する。いまヨーロッパでは社会主義運動が燃え上がっているが、
>その先頭に立っているのが、貧しいが知力のある青年たちである。したがって、「社会」にとって最も恐ろしいのは「貧にして智ある者」である。
>そういう青年を生み出さぬためには、大学はすべて私学にして、「授業料を多くし、もっぱら富豪の子弟を教うるの門」とすべきだとくり返し主張しているのです。

結論:梅田正己と安川寿之輔は福沢諭吉の宣伝をしている w
941名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/17(火) 06:15:15.00 ID:uuXKbs4N0
日本倫理学会大会

2013 年 10 月 4 〜 6 日 愛媛大学・城北キャンパス

共通課題 倫理学は生き方の指針を与えることができるのか

10 月 6 日(日) 13:00 〜 17:00 グリーンホール(共通教育講義棟)

奥田太郎、平山洋、寺田俊郎、高橋文博、蔵田伸雄
942名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/17(火) 14:35:06.89 ID:EwAEq03e0
福沢スレと何の関係があるの?
943名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/17(火) 17:35:05.41 ID:+yjsRFV00
>>942
>>939に何かご意見はありますか?
944名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/17(火) 17:49:25.44 ID:y33hG74o0
>>942
あ、ひっかかったね>>895 普通は反応しないもんだよ
945名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/17(火) 23:35:12.28 ID:qC/bosvtO
あはは
946名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/18(水) 16:54:17.62 ID:HSUuHQSB0
中国メディア「日本紙幣に居座り続ける福沢諭吉」「日本が歴史問題を認めないのも偶然ではない」
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1379207447/
947名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/18(水) 18:57:25.09 ID:j1cUlA7J0
>>946
安川さんと言ってる事が同じだな
948名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/18(水) 20:14:45.05 ID:djfqwuM+0
安川説は世界的に有名だっていうことだよ
949名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/18(水) 20:53:43.95 ID:EUups5cp0
世界の中国と同じ意見を持つ安川大先生!!!
950名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/18(水) 21:17:26.72 ID:GvFoJl+qO
安川が中国の真似をしてんだろう
951名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/19(木) 18:05:43.87 ID:Ao38HUhB0
952名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/19(木) 22:12:30.82 ID:xooQJqZq0
>>881
ヤフオクの杉田本が1,580円に値下がりしていました。

杉田聡『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集』
ttp://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t280498218

現在の価格:1,580 円
残り時間:2 日 (詳細な残り時間)
入札件数:0 (入札履歴)
953名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/20(金) 01:19:26.82 ID:LXWQyWSpO
明石書店大赤字 w
954名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/20(金) 07:41:29.49 ID:dJF+6Z8r0
>>952
君がカキコしたから、だれかが入札したぞ
955名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/20(金) 10:31:02.50 ID:bMmR7KMg0
梅田か杉田本人だろう入札したの
956名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/20(金) 20:35:48.44 ID:ZcW8DMQU0
>>954
ありゃりゃ、杉田本に買い手が現れたのは始めてですね。
957名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/21(土) 05:48:07.12 ID:tV8cZaf50
5つ星のうち 5.0 福沢諭吉は、「暗い昭和」へと日本を導いていったアジテータであった 2013/9/14

By つくしん坊 トップ500レビュアー


形式:単行本
本書(2000年刊)に引き続き、著者の福沢諭吉研究は4冊に及ぶ(最新刊は『福沢諭吉の教育論と女性論』)。
著者の一貫した主張は、福沢諭吉が「近代日本の民主主義の先駆者」という世間的な評価は、
著名な思想史家丸山真男の誤読(「丸山諭吉」)によるもので、その実像は通説とはかけ離れた差別主義者であったことを明らかにしてきた。

本書は、『福沢諭吉全集』(岩波書店)の中から、福沢のアジア認識に関する言説397件を抽出し、
内容を批判的に分析したものである。分析手法は徹底的かつ読者が検証可能なものであり(すべの言説のエッセンスと内容評価を資料集として添付)、
科学的テキスト分析といってよい。このような分析の結果、鮮明となった福沢のアジア認識は、帝国主義・資本主義のアジテータそのものであり、
「丸山諭吉」的な「近代日本の民主主義の先駆者」像とは正反対である。誤った福沢像がこれまで通用してきた日本の歴史・思想界のレベルの低さと、
それが日本の戦後にもたらした甚大な負の影響に暗然たる思いがする。なお、本書刊行後、井田進也『歴史とテクスト』(2001年)とその分析手法に全面的に依存した、
平山洋『福沢諭吉の真実』(2004年)により、史実を無視した福沢諭吉の美化が相変わらず行われているが、
安川著『福沢諭吉の戦争論と天皇制論−新たな福沢美化論を批判する』(2006年)により、それらの内容が荒唐無稽であることが完璧に論証されている。

本書では、初期啓蒙期(幕末〜1877年)、中期保守思想(1877〜1894年)、日清戦争期(1894〜1898年)、および最晩年期(1898〜1901年)に分け、
福沢のアジア認識の変遷を追っている。テキスト分析の結果によれば、「アジアへの蔑視・偏見・マイナス評価」と「対外強硬策」に関する発言がダントツに多い。
これの意味するところは、アジア諸国への蔑視発言を繰り返すことで国民の優越意識を煽り、朝鮮・中国・台湾への侵略を正当化するという、
帝国主義・資本主義のイデオローグの働きを存分に行ってきたということである。

本書は、最近の日本の政治や世論の極右化の流れに対して大きな示唆を与えている。
最近のネット右翼(ネトウヨ)や嫌韓・嫌中デモの聞くに堪えない暴言・妄言は、本書を埋め尽くしている福沢諭吉のアジア蔑視の発言と驚くほどよく似ている。
本書を読んで、福沢諭吉は「元祖ネトウヨ」であると再認識した。ただし、福沢の場合は、国民を愚民化して、喜々として戦争に向かわせるのが目的であり、
その権謀術数の悪辣さは、「暗い昭和」へと日本を導いていったアジテータとして、歴史に長く記憶に留められるべきである。
958名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/21(土) 05:51:43.45 ID:tV8cZaf50
>>957
つくしん坊による
『福沢諭吉のアジア認識』のアマゾンレビュー

もう開き直ったようだ。欠陥車を欠陥を知りながら売り続ける自動車メーカーみたい。
959名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/21(土) 09:53:58.91 ID:dvwKftHm0
ネトウヨ=福沢諭吉
脱亜論を読めば誰でも気づくよね
960名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/21(土) 11:00:14.64 ID:hUzP6+0xO
福沢の時代にネットってあったっけ?
961名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/21(土) 15:20:08.11 ID:+fQj/Qrs0
>>959
「脱亜論」が福澤諭吉の代表作だという認識は、
1960年代から1970年代までの常識に過ぎないのです。

1980年代以降は坂野潤治さんがとなえた
「福沢の朝鮮近代化の敗北宣言にすぎない」
とする解釈が有力になっていますね。

----
甲申事変が失敗して、改革派援助による朝鮮近代化=親日化政策が
完全に失敗したことは、福沢にとっては、朝鮮問題に関する明治十四年
初頭以来の状況構造が根底から変化したことを意味した。
このとき福沢は、朝鮮国内の改革派を援助しての近代化政策をこれ以上
追求することは無意味であることを宣言するために「脱亜論」を書いた
のである。これを要するに、明治十四年初頭から十七年の末までの
福沢の東アジア政策論には、朝鮮国内における改革派の援助という点
での一貫性があり、「脱亜論」はこの福沢の主張の敗北宣言にすぎない
のである。福沢の「脱亜論」をもって彼のアジア蔑視観の開始であるとか、
彼のアジア侵略論の開始であるとかいう評論ほど見当違いなものはない。
----
坂野潤治 「解説」『脱亜論 他』 富田正文編、岩波書店〈福沢諭吉選集 第7巻〉、1981年3月、317-338頁。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E4%BA%9C%E8%AB%96#cite_note-.E5.9D.82.E9.87.8E1981.pp.336-338-22
962名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/22(日) 12:20:22.99 ID:gPCXkC2d0
>>961
有力になっているっていう証拠は?
石川先生の脱亜論の解釈についての質問です。 - 歴史 - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4968595.html
何百万人もの大学受験生が見ている本の解釈の方が明らかに有力だよ
963名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/22(日) 23:14:34.52 ID:pncg0E2g0
>>962
そんなことより>>939にお答えなさいって
964名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/22(日) 23:25:21.52 ID:pncg0E2g0
>>962
たくさんの質問箱に投稿して、答えもみな同じ。
工作ならもっとうまくやれよな。
965名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/23(月) 00:16:06.89 ID:1/C+MTy+0
>>962
証拠は平山さんが「何が「脱亜論」を有名にしたのか」で記している
以下の文章ですね。

----
八〇年代になって「脱亜論」の解釈には大きな変化が現れた。
坂野潤治が新たな『福沢諭吉選集』(一九八〇〜八一・岩波書店刊)
に寄せたその「第七巻解説」(八一・三)での、「脱亜論」を、
「朝鮮の近代化に寄与したいと望みながらそれがかなわなかった
挫折感を表明した一種の敗北宣言」とみなす読み方である。

論者はこの解釈に賛同し、本章の第1節もその立場から書かれている。
『時事新報』原本で新聞の社説としての「脱亜論」をその他の記事
ともども読んでみたのだが、やはりそう受け取る以外にはないようだ。
また、八四年三月には、坂野の「脱亜論」解釈と軌を一にした飯田鼎の
『福沢諭吉ー国民国家論の創始者』(中央公論社刊)が上梓され、
アジア観についてより実像にあった福沢が描かれるようになったのである。
----
2.4.4. 一九七〇年代以降の「脱亜論」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/how_did_datuaron_become_famous/#id_2_4_4


一方、平山さんは「2010年02月12日「脱亜論」の位置づけについて(返信)」では
以下のようにも述べていますね。

----
「脱亜論」については、遠山茂樹・服部之総・安川寿之輔らの諸先生による、
アジアへの侵略宣言として捉える見方と、坂野潤治・坂本多加雄・井田進也ら
の諸先生による、朝鮮の近代化が挫折したことに失望して書いた敗北宣言と
して捉える見方があります。

私はもとより後者に与する者ですが、前者の立場をとられる方は、「脱亜論」
最後の1行を侵略主義と見なされて、決して意見を変えようとはしません。
最近でも、漫画家の雁屋哲氏が、ブログの中で同じ主張を繰り返しています
(2009年12月20日付「共和国の友人たち4|雁屋哲の美味しんぼ日記」)。
http://kariyatetsu.com/blog/1185.php
この問題は政治的立場と密接に関係していて、科学者の論争のようなすっきり
した決着はつかないようです。
----
2. 2010年02月12日「脱亜論」の位置づけについて
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h88/#id_2

結局、「すっきりした決着はつかない」のが実態のようですね。
966名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/23(月) 09:29:04.37 ID:WbYJgXjD0
>>965
>結局、「すっきりした決着はつかない」のが実態のようですね。

というより左翼が「まいった」と言わないから、いつまでも問題が続くんじゃないか?
戦後処理の問題と同じ。なにしろ、ユスリ、タカリ、みたいなもんだからねえ。
967名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/24(火) 07:47:28.37 ID:7Wq0qtD70
>>962
>>966への反論をドウゾ
恐喝と同一視されていますよ!
968962:2013/09/24(火) 17:31:11.25 ID:poddAnA50
>>966
なんで学者の話ばかりしているの?
どう考えたって予備校教師本の方が影響力あり
私が有力って言ったのは一般人への普及っていう力があるという意味なんだけど。
力が有る、わかる?
優れているとか劣っているとかそういう話しは証拠もないから興味ない
969名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/24(火) 20:02:00.68 ID:W3bbTDii0
>どう考えたって予備校教師本の方が影響力あり
>私が有力って言ったのは一般人への普及っていう力があるという意味なんだけど。

↑証拠ないから興味ないわー
970名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/24(火) 20:05:34.27 ID:jq3QiQJr0
>>968
それはどうかなあ。世間の人は権威主義だから、予備校教師みたいなアウトローのことを信じるかな。
971名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/25(水) 02:30:11.47 ID:QmKu0bfqO
日本史の石川先生というのは、安川さんの協力者だろ。例にするのには無理がある。
972名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/25(水) 12:46:14.45 ID:GH7c0+510
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/33160099.html
>尊敬する偉人の一人である福沢諭吉の「学問のすすめ」の一節を引用して終わりとします。
>「知識の仲買人となってはいけない。学問を積んだ者は、社会に貢献する義務がある。」
学問のすすめのどこにこんなことが書いてあるのだろう?
973名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/25(水) 15:20:37.61 ID:EOAaAQDg0
974名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/25(水) 16:55:28.56 ID:ZKeE6mrs0
>>972
青空文庫の「学問のすすめ」で検索したら、仲買人の用例はなかった。
975名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/25(水) 17:10:12.32 ID:eqk7UjdJ0
>>972
九編の要約じゃないかな
976名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/28(土) 01:16:40.13 ID:PtPNUJnJ0
交詢社オープンフォーラム第五回「日本が目指すべき憲法の姿」
http://www.kojunsha.or.jp/movie05/forum01.html
977名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/28(土) 06:13:40.66 ID:k1rC5ZPLO
交詢社はもともと憲法制定のために組織された
978名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/28(土) 10:40:11.87 ID:aUBMIpOD0
もしも大河ドラマの主人公になったらその時のディレクターか演出は子孫(玄孫)である福沢克雄氏にやってもらいたいな
979名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/28(土) 10:49:17.49 ID:NQBBL/6D0
土下座しまくるの?
980名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/30(月) 05:47:03.57 ID:xGL5RcmM0
981名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/01(火) 09:42:11.46 ID:WIA+s7TJ0
半沢と福沢の関係が人民日報でも報じられているが、
これは中国版でも同じなのかな

http://j.people.com.cn/206603/8352983.html
982名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/01(火) 09:51:43.00 ID:vajxsP14P
この人、慶応になにかうらみでもあるのかな
  ↓

【中日新聞】 「たがいの文化への理解がじゅうぶんであれば、ほんとうの戦争は起きようがありません。もっとも効率のよい武装です」★2
321 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 02:28:36.13 ID:FjVYoF3f0【 支那討滅すべし 】

とりもろす小僧はもたもたするな!!

chinky支那豚寇が 国際司法裁判所(ICJ)に提訴もせず 恣に領海領土領空侵犯したるときは直ちに攻撃すべし!! 領土問題ではなく侵略犯罪だ!!

そして速やかに占領憲法を停止し 自然法に拠り正規軍核武装を整えよ!!

以牙還牙 加一百倍奉還  殺支那chinky豚寇!!

【国際】欧州でも「尖閣は沖縄」 明治元年(1868年)のドイツ地図に記載
94 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 02:32:48.89 ID:FjVYoF3f0【 支那討滅すべし 】

とりもろす小僧はもたもたするな!!

chinky支那豚寇が 国際司法裁判所(ICJ)に提訴もせず 恣に領海領土領空侵犯したるときは直ちに攻撃すべし!! 領土問題ではなく侵略犯罪だ!!

そして速やかに占領憲法を停止し 自然法に拠り正規軍核武装を整えよ!!

以牙還牙 加一百倍奉還  殺支那chinky豚寇!!

【皇室】佳子さま 都内ファッションビルで一般客に交じりショッピング
373 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 02:36:41.58 ID:FjVYoF3f0アキヒトくんさぁ おたくのバカ息子皇太子一家を何とかしないと 君がくたばった後
日本が大変な迷惑を被るんだよ。

わかってるのか? あ?
983名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/01(火) 09:53:42.24 ID:vajxsP14P
【中国】「日中関係が悪化してもユニクロ」 ユニクロ世界最大店が上海に開業
78 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 02:38:54.94 ID:FjVYoF3f0日本と蛮族支那で局地戦または全面戦争が始まったら、
間違いなく支那にいる日本人は女・子供を含めて血祭りにあげられる。街頭に吊るされ晒されることになる。

【 支那地方に滞留する邦人へ 】

悪いことは言わぬ。今すぐ撤収せよ。

【社会】みの次男、逮捕前に日テレが社内調査
138 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 03:02:02.01 ID:FjVYoF3f0みのの息子二人とも慶応。
典型的な慶応バカ大将だよな。

【社会】みのもんた次男逮捕「厳正に対処」…日テレ大久保社長
107 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 03:27:01.65 ID:FjVYoF3f0みのの息子二人とも慶応。
典型的な慶応バカ大将だよな。

【社会】みのもんた次男を再逮捕へ=酔客からカード窃盗容疑―警視庁
463 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 03:41:20.43 ID:FjVYoF3f0みのの息子二人とも慶応。
典型的な慶応バカ大将だよな。

【国際】外国人排斥や人種差別を訴えるヘイトスピーチを禁じる法案を提出へ…反社会的な活動が問題視されている極右対策として
157 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 03:45:22.51 ID:FjVYoF3f0レイシスト売文屋福澤Y基地なる者が時事新報にて陋劣なるヘイトスピーチを弄して喧嘩を売って以来 朝鮮人・支那人と日本人は反目憎悪の感情を応酬増幅することになった。
この果てしない憎悪の連鎖断ちがたく、泥沼抗争は今後千年続き 大統領自らが嘘八百を並べ立てて日本を攻撃してくる。覚悟して対抗すべし。

【社会】 みのもんたさんの次男が、かばんを盗んでいる姿が目撃される・・・警視庁、再逮捕へ
694 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 03:49:56.91 ID:FjVYoF3f0みのの息子二人とも慶応。
典型的な慶応バカだよな。

ゼニゲバで鼻つまみ者であった福沢諭吉の作った寺子屋だものな。こんな人間になるわ。 www

【歴史】日本が目指すべき外交は、歴史から学べ…ユダヤ人排斥にも同調せず、世界で最初に国際社会に人種差別撤廃を提案した国・日本
180 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 03:54:12.42 ID:FjVYoF3f0レイシスト売文屋福澤Y基地なる者が時事新報にて陋劣なるヘイトスピーチを弄して喧嘩を売って以来 朝鮮人・支那人と日本人は反目憎悪の感情を応酬増幅することになった。
この果てしない憎悪の連鎖断ちがたく、泥沼抗争は今後千年続き 大統領自らが嘘八百を並べ立てて日本を攻撃してくる。覚悟して対抗すべし。

【社会】東京電力、汚染土で保安規定違反の疑い…容器に入れず、シートの上に積む
83 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 09:29:06.05 ID:FjVYoF3f0ふっふっふっふっふっふ…     


     ↑
渋谷円山町で売春している最中に殺された東電女の無気味な笑いがどこからともなく聞こえる

【社会】八木秀次氏…「朝鮮人を叩き出せ」と新大久保で叫び回る人は、日本人の品性と美学に反する。それは本当に日本人の行動なのか★3
615 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 09:31:55.27 ID:FjVYoF3f0レイシスト売文屋福澤Y基地なる者が時事新報にて陋劣なるヘイトスピーチを弄して喧嘩を売って以来 朝鮮人・支那人と日本人は反目憎悪の感情を応酬増幅することになった。
この果てしない憎悪の連鎖断ちがたく、泥沼抗争は今後千年続き 大統領自らが嘘八百を並べ立てて日本を攻撃してくる。覚悟して対抗すべし。

【話題】 韓国人の間で放尿・放火など靖国神社へのいたずらがブームに
660 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 09:35:00.64 ID:FjVYoF3f0レイシスト売文屋福澤Y基地なる者が時事新報にて陋劣なるヘイトスピーチを弄して喧嘩を売って以来 朝鮮人・支那人と日本人は反目憎悪の感情を応酬増幅することになった。
この果てしない憎悪の連鎖断ちがたく、泥沼抗争は今後千年続き 大統領自らが嘘八百を並べ立てて日本を攻撃してくる。覚悟して対抗すべし。

【論説】 韓国の常軌を逸する反日プロパガンダ・・・韓国民の知能指数の低下が心配だ
14 :名無しさん@13周年[]:2013/10/01(火) 09:40:58.31 ID:FjVYoF3f0レイシスト売文屋福澤Y基地なる者が時事新報にて陋劣なるヘイトスピーチを弄して喧嘩を売って以来 朝鮮人・支那人と日本人は反目憎悪の感情を応酬増幅することになった。
この果てしない憎悪の連鎖断ちがたく、泥沼抗争は今後千年続き 大統領自らが嘘八百を並べ立てて日本を攻撃してくる。覚悟して対抗すべし。
984名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/01(火) 13:36:18.58 ID:WIA+s7TJ0
病んでいるんだろうな>>982>>983の中の人
985名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/02(水) 09:29:12.80 ID:EWUvAf4B0
消費税もあがるし、年金や生活保護も引き下げられるから、心をやんだ人はますます増えることだろう。
福沢諭吉なら、この現在の状況をどのようにして打開するか?
986名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/02(水) 16:19:45.98 ID:Qa+34C8S0
そもそも福沢諭吉が金融政策や財政政策について語ったことはあるのかな
単なる道徳論じゃだめでしょ
987名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/02(水) 16:45:29.34 ID:7GfkmPB/0
>>986
時事小言や民間経済録にはあるだろう。福祉は後回しの印象はある。
988名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 00:53:53.24 ID:MmJzgk2q0
>>986
これは釣りなのかな?
そのものズバリの『通貨論』という本も出しているのですが…

http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_title.php?id=91
----
[解説]
西南戦争による紙幣増発のため銀紙の間が著しく開いた通貨価値の
急変に対する時事評論で、福沢はこの書を著わすために大蔵省の金庫を
見学し、日本貨幣の沿革や西洋諸国の通貨事情に関する文献を大蔵卿
大隈重信の手を通じて借り出して研究し、冒頭の一節だけは慶応義塾
から出ていた「民間雑誌」と題する日刊新聞に発表したが、
その続稿は書き卸しのまま単行本として出版したものである。
----
989名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 01:13:21.81 ID:MmJzgk2q0
>>987
> 福祉は後回しの印象はある。

日本に西洋の福祉施設を紹介したのは『西洋事情』が最初のようです。
福澤諭吉は『西洋事情』初編 巻之一の中で、以下のように
「貧院」を説明しています。

----
貧院

〇老院と云(い)い、幼院と云い、之を総称すれば貧院なり。老幼、
或(あるい)は身体不具なるか、若(も)しくは虚弱なる者、貧困にして
活計なきときは之を貧院に入れ、老人は終身こゝに養い、幼少の者は
学術技芸を教え、年十八歳若しくは二十歳となり、活計の方を知るに
至て之を出だす。或は中年の者と雖(いえ)ども、貧困極るときは
暫(しばら)く院に入て急を凌(しの)ぎ、活計の方を求て再び出ずる者
あり。又貧人、子を生み、之を養育すれば毎日職業の妨(さまたげ)と
なり之が為(ため)窮する者は、昼間のみその子を院に預け置き、夜は
家に連れ帰る者あり。
----
西洋事情. 初編. 一 - 82〜83ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=3&PAGE=82

この説明によれば、「貧院」とは「老院」および「幼院」の総称の
ことになります。
「老院」は今の老人ホームのことで、「幼院」は今の保育園や幼稚園
のことを示すようです。
それに加えて、「身体不具なるか、若(も)しくは虚弱なる者」とあるので、
今の障害者センターの機能も合わせて持っていたようです。

その説明の後で、以下のように「孤院」と「棄児院」の説明をしています。
------------------------------------------------------------
〇貧院の内、孤院と称する院あり。貧児の父母なき者のみを集めて
養う所なり。又棄児院なるものあり。貧人の子を養うこと能(あた)
わざるもの、或は貧人にあらずと雖ども密通して子を生み之を公に
すべからざる者は、皆その子を棄児院に棄(す)つ。西洋にて密通は
固(もと)より厳禁なれども、薬を用て脱胎する者は、その罪、密通
より重し。且(かつ)子を棄(すつ)るときも固より公にはせざれども、
子を棄るを見て之を咎(とがむ)る者なし。院の戸外に鈴ありて、
子を棄る者、戸外に子を置き鈴を鳴らして去れば、院より出(いで)て
その子を拾(ひろい)て、之を棄る者を問わず。既(すで)に院に入れば
衣服を与え乳母を附け丁寧に養育して、次第に成長すればその才に
応じて学術技芸を教え、活計の方を知るに及で之を出だす。棄児院は
魯西亜(ロシア)にて最も之を重んじ、院の費用全く政府より出て、
棄児養育の法、甚(はなはだ)厚し。蓋(けだ)し魯西亜は土地広く
人口少きが故なり。
------------------------------------------------------------
西洋事情. 初編. 一 - 83〜84ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=3&PAGE=82

この説明によると、「孤院」とは孤児院のことで、「棄児院」とは
今の「赤ちゃんポスト」と「孤児院」を兼ねる施設のようです。
また、「その才に応じて学術技芸を教え」と説明があるので、
その中では職業訓練が行われていたようです。
990名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 08:45:38.84 ID:eTZzYdIP0
>>989
西洋事情は紹介なわけだから、福沢と同じ見解かどうかは分からないね。
991名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 13:29:27.31 ID:o/ptQ/dA0
>>988
ありがとう
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~yagi/yagi2005/linkfiles/recent/econruledeve.pdf
これと併せて読んで初めて知ったんだけれど
福沢って松方デフレに対抗した張本人の一人だったんだね
しかも福沢の主張は現在のリフレ派の発想と一緒
その続きにある地租軽減への反対は今風に言えばトリクルダウン理論批判かな
かなり勉強になったよ
992名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/04(金) 09:21:19.14 ID:qIN4TGHSO
まあリフレ派だからな
993名無しさん@お腹いっぱい。
福沢がリフレ派だなんて聞いたことがないぞ
デマだろ