とかく評価にバラつきのある人物。いったいどっちなの? それともどっちでもないの?
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/28(月) 09:05:25 ID:1JYioCjU0
前スレからの引継ぎ問題は @福沢が幕末最高の剣客だったというのは、ホント?ウソ? A福沢が第二回米行で15000ドルを横領したというのは、ホント?ウソ? B「脱亜論」が侵略宣言だったというのは、ホント?ウソ? C福沢が日清戦争で戦争扇動をしたというのは、ホント?ウソ? D福沢が晩年天皇賛美者になったというのは、ホント?ウソ? E福沢が太平洋戦争の原因を作ったというのは、ホント?ウソ? F福沢がプレイボーイだったというのは、ホント?ウソ? あたりかな
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/28(月) 14:03:10 ID:E22sAwxWO
1さん、2さん乙です。 ありがとうございます。
Jブンガクの第1回目は『学問のすゝめ』ですね。
NHK教育テレビ 英訳で楽しむ日本文学「Jブンガク」
9月29日(火) 午前00:25〜午前00:30 日本語版★
10月05日(月) 午前06:25〜午前06:30 再放送★
10月06日(火) 午後12:30〜午後12:35 再放送★
10月13日(火) 午後12:30〜午後12:35 再放送★
10月06日(火) 午前00:25〜午前00:30 英語版☆
10月12日(月) 午前06:25〜午前06:30 再放送☆
10月06日(火) 午後12:35〜午後12:40 再放送☆
10月13日(火) 午後12:35〜午後12:40 再放送☆
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=09463102009 ★日本語版の底本は、
『福澤諭吉著作集 第3巻 学問のすゝめ』慶應義塾大学出版会
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/4766408799 が使われています。
☆英語版の底本は、
Yukichi Fukuzawa, An Encouragement of Learning, tr. With an introd. By David A. Dilworth and Umeyo Hirano (A Monumenta Nipponica Monograph), Tokyo:Sophia University 1969
が使われています。
あと1時間ぐらいで最初の放送があります。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/29(火) 03:15:17 ID:ulDUnUo8O
一万円札とは官僚が慶応の嫁でも貰ったかw
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/29(火) 04:09:48 ID:wMAPKJIjO
>5 池見さんの4は、遠山と変わらん がっかりした
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/29(火) 07:20:20 ID:QBc482lV0
遠山茂樹の『福沢諭吉』は もともと石河幹明の『福澤諭吉伝』を下敷きにしたものなんだよ 池見がそれに乗って福沢の侵略論転向を信じたということは ようするに石河にダマされた、ということさ 「脱亜論」自体を発見したのは遠山だけど
池見の4より 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「我国は隣国の開明を待て共に亜細亜を興すの猶予ある可らず、寧ろ其伍を脱して西 洋の文明国と進退を共にし、其支那朝鮮に接するの法も、隣国なるが故にとて特別の会 釈に及ばず、正に西洋人が之に接するの風に従て処分す可きのみ」 この表現は、支那朝鮮に対する侵略宣言ではないのか。平山の言うように「文明国の一 として侵略に参加するべきだということではない」「文明諸国から日本も……侵略を受ける 可能性がある、という意味での日本人に向けた警告なのである」とは、とても読むことがで きない。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ええーっ、これだけじゃ、侵略宣言と呼ぶには、あまりに薄弱じゃないの? それ以上に重要なのは、遠山は1500篇の社説を全部調べて、これ以上の表現に出会わな かった、ということだな。だいたい、福沢本人が書いたのか、厳密には分からん社説だし。 「赤い花が盛んに咲きました」という一文を、共産主義思想隆盛への期待と無理やりコジつ けた特高警察のようだ。
>>9 そもそも「脱亜論」の本文にアジア侵略を述べた文章はないのです。
最初に、西洋文明がアジアに押し寄せていると述べて、
最後に、「西洋の文明国と進退を共にし」などとあるから、
きっとアジア侵略のことを意味しているに違いないと推測できるだけですね。
でも、もしアジア侵略を主張するなら、もっとはっきりと記述して、
題名も「征亜論」とか「征韓論」とかにするはずですが、
そうなっていないのです。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/30(水) 08:38:06 ID:7SIMQ2wJ0
>>10 ということは、福沢全集全体を見渡しても、アジア侵略を明言した記述はない、ということ?
信じられん
今までの左翼の福沢攻撃は何だったのか
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 09:12:59 ID:F08ncSOl0
>>11 福沢自身が作った明治版全集では、『通俗外交論』の、西洋との防衛戦争も仕方ない場合がある、という表現が限界。
大正版になっては、「東洋の政略」で、清国には油断がならない、
日清戦争が始まってからあとの「日本臣民の覚悟」で、こうなったら一致団結して勝利しよう、というのが限界。
そして昭和版の「脱亜論」だが、侵略宣言というにはあまりにあいまい。
けっきょく、これからアジアに進出するべきだ、なんていう論説は、現行の全集にさえ入っていないんだよ。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 16:50:28 ID:wJ2vFzRD0
前スレで話題になった安川寿之輔の『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』の書評 『歴史地理研究』2007年1月号90〜91頁の筆者がわかった 山梨県立大学の非常勤講師の浅川保という人物だ よくもまあ、こんな小さな書評の記述を覚えていたもんだ 本人じゃなけりゃな w
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 17:30:29 ID:F08ncSOl0
>>13 ググってみたが、なかなか興味深い人物だね
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 18:06:48 ID:rIBVGPsUO
アサカワって…
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 19:16:33 ID:I4kdiEO50
安川は日清・日露戦争も日本の侵略といって、開戦原因も日本だけにあるかのように言ってる。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 19:17:53 ID:n4qCNttE0
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 20:35:16 ID:rIBVGPsUO
>16 外国に雇われて、 外国のために生きているんだよ
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 21:41:22 ID:I4kdiEO50
安川のころは国立大の教員はまだ国家公務員だから給料は税金から出てた。 税金で給料もらって反国家、反体制なんてギャグそのもの。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/01(木) 23:56:03 ID:jxC8vJRGO
ブラタモリで三田界隈やらないかな
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/02(金) 01:41:26 ID:3KaxhORDO
慶應は今建て替え中だがな
22 :
13 :2009/10/02(金) 08:08:41 ID:dfjm9cBF0
昨日紹介した『歴史地理研究』の書評の中身は
http://www.koubunken.co.jp/0375/0366.html#edi と同じだった
高文研代表の梅田正己のやつだが、『歴史地理研究』の書評で浅川保は
同じく「日本臣民の覚悟」(1894)を取り上げていて
臣民という言葉は福沢にもそれ以前の使用例があることを突いていた
しかしそれはおかしな話で、臣民という概念を批判するために
臣民という言葉を使うこともある
ある言葉を使ったからといって、その概念を支持したことにはならない
それに気づいていないとするなら、安川や梅田や浅川は
ほんとうに頭が悪いと思う
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/02(金) 08:34:16 ID:l2Ebcurh0
>>22 彼らが、他人からどんなに笑いものになっても自分の意見を変えないのは、
そうすると、今までの人生がムダだった、と自ら認めたことになってしまうからだと思うよ。
錬金術に一生を捧げてきた人間が、それを内心では不可能だと理解したとしても、
認めてしまえば、自分の存在は無だったことになるから。
人間として、そんなことはできないのだろうね。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/02(金) 11:15:04 ID:t02+89w7O
>>23 ツァラツストラじゃないけど、自己超越ってむつかしいですね。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/02(金) 16:43:47 ID:qrcfoLbh0
>>23 社民党が未だに護憲唱えてるのもそれが理由かも。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/02(金) 22:28:03 ID:hEu4TgeE0
>>25 護憲ということは、天皇制度も賛成なんだよね
と社民の人に尋ねると
沈黙してしまうのは、なぜ?
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/03(土) 08:00:33 ID:4bJ6Fr5lO
プレイボーイ説はどうなったのでしょうw
>>27 探ろうにもヒントが少なすぎる
幕末最高の剣客説がデマらしいことについては
週刊朝日の座談会についてのエントリが見つかって分かったんだが
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/03(土) 09:07:51 ID:s/iRbK7v0
連投 今度は福沢自身が被差別民ダトサ 161 名前:名無しの心子知らず[] 投稿日:2009/10/02(金) 08:19:59 ID:UOnRk5Vv 福沢自身が卑しい身分出身だからさ 下級武士の出と言っているが実際は長吏という被差別民のエタだもの
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/03(土) 09:50:07 ID:4bJ6Fr5lO
>>29 有難うございます!
被差別階級からあそこまでなったとしたら、逆に格好良いかも…!
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/03(土) 14:10:03 ID:4bJ6Fr5lO
>>31 有難うございます。だといいんですが、諭吉先生は偉大で面白くかつイケメンだから、自分ではスルーしても一方的にもてましたよね。ちなみに友米さんと自分の先祖知り合いらしいですw
>>32 そんなに遡れる福沢家の知り合いなんて、いるの?
祖先が中津藩士ってこと?
手紙でもあるなら、慶應に持ち込めば喜ばれるよ
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/03(土) 22:30:07 ID:4bJ6Fr5lO
そうですか! 探して見ようかな!
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/04(日) 18:18:35 ID:7pa4t7nvO
>34 面白いネタを期待しているよ
>>29 戦国時代までは小笠原氏に従って信州にいたんだろ福沢の祖先
それから中津に転封になって九州にやってきた
小笠原氏は18世紀初頭にまたどっかへ移され
解雇されて浪人していた福沢の祖先を
新たに入った奥平氏が再雇用した
では?
実際の管理体制は ・士分 卒 郷士 番士衛士寺人社人 ・自作農 小作 で両端以外の中間身分はかなり曖昧 明確なのは士分と自作農の上下関係だけ。後はその被雇用者。 管理側最下位が民間に対して人身御供にされたものが被差別身分だから 下級武士と該当身分はそんなに違いはないけど。 明治以降は全部平民に入るね。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/05(月) 09:05:44 ID:96/6rvCx0
>>37 福沢家の家系図なら、全集の21巻253頁にあるよ
家系調査について最も詳しいのは、富田正文の『考証福沢諭吉』
それによれば、奥平家に仕えはじめた一八世紀前半以降については間違いなく
中津藩士
途中足軽身分から下士身分への昇進があった
中津に来る前の信州福沢村については、まだハッキリしたことは分かっていないようだ
このスレには暇な調査マンのようなのが常駐しているようだから
追究してみてチョ
>>38 足軽ってなにして生活してたんだろね
明治にそのままだったら平民籍か
完全に累代の武士系譜をたどれるのなんて上位層の一部で
卒以下の下級武士とは決定差があったんだろうね。
それが維新武士の原動力になった。
武士だけど武士特権が得られない人達
藩によって違いがあるんじゃなかったかな。 足軽は歩兵で、もとは一代限りの身分。だから俸給も扶持米(何人扶持)。 下士は代々のノンキャリ役人で、福沢家も13石取という家禄をもらっていた。 上士になると100石以上で、ナンタラ奉行になれる。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/05(月) 10:45:34 ID:96/6rvCx0
>>39 上士身分に配属されて、下男のような仕事をしていた
「武士の一分」に出ていたあれさ
福沢家は、国元では部下はもてなかったが
大坂では下男を使えたようだ
長崎から大坂に着いた直後の場面に
大坂にいた兄の下男が出てくる
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/05(月) 12:29:21 ID:oR+fYrWJ0
13石ってムゴいな。三人扶持じゃねえか。 食えないよ。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/05(月) 12:35:53 ID:oR+fYrWJ0
ふと思ったんだが、 こうゆう制度があるのかは知らないけど その十三石は自分の家の生産なんじゃないの? 自作農が何かの功績により自分の農地を知行として 武士の形態を取らしてもらえる制度、みたいな だって農家二軒分だよ、その知行。
>>42 それで手内職ばかりしていた、と自伝にある。
「旧藩情」という江戸時代の下級士族の苦労話ルポには、
どんな内職だったのか詳しく書いてある。
下駄なんかを作っていたんだとさ。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/05(月) 13:04:02 ID:oR+fYrWJ0
やはり上士じゃないととても安定身分とは呼べないのか。 足軽→ 雇われ武士 徒士→ 生活補助 上士→ 自立経済 小作 → 生活補助 自作農→ 生活保証 庄屋 → 自立経済 こう考えるとまるで武士の方が低いかのようだな
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/05(月) 13:31:10 ID:96/6rvCx0
>>43 >>45 兵農分離が貫徹していた中津藩には郷士制度がなかったから
下士であっても農業には携わっていない
ただ知行13石といっても
それに相当する知行地が農村のどこかにあったわけではなく
扶持米取り同様に現米で支給されていた
詳しいことは富田さんの『考証福沢諭吉』に書いてある
士農工商とはいえ、実際の生活水準はそれぞれの身分ごとに
上下があって、豊かな農民のほうが
貧乏士族より上、というのはその通りだったようだ
なにげにバランス取れてた考 ・武士:身分高くても金なし ・商人:身分低くても金あり 他、職人や農民はその中間の位置
>>46 それは逆に厳しいでしょう
武士の農業禁止というのは
内実は農民の既得権を守る為かも知れないね
一部を除けば農民も厳しいだろうし
蔵米渡しなわけですね。
ちょっと調べたら13石2人扶持だね。五人分。
まあ一家を持てるギリギリですね。
生活保証まではされているようだ。
>バランス
武士と農民にはそれぞれに支配層と労働層があった形だと考えています。
いわゆる全身分縦並びはやはりちょっと実態に合わない気が。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/05(月) 16:23:59 ID:96/6rvCx0
>>48 おれのほうへのアンカー?
逆に厳しいとは?
ちょいと論点がずれているようだが
あと福沢家は子供5人の6人家族、つまりカツカツだった
>>←→↑↓ 別に全部が反論なわけじゃないけど 副業が禁止だと固定給では生活出来ないねというだけ。 でも13石+2人扶持なので、二人分と 13俵分の年貢、つまり成人男性3人分の食料があるということ。 足軽等で一人扶持レベルのものだと 最初から単身者だけの身分ということだし。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/05(月) 18:38:07 ID:nkB8VxRRO
この話題に入るきっかけになった、福沢被差別民説のネタ元は?
てゆうか身分が流動してる以上過去をどこまでも遡れば なんにでもたどり着く可能性はあると思うんだけど
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 05:53:58 ID:zp6agNCrO
通常差別主義者がたれ込む場合は、居住地、職業、名字、人脈、さらに古記録からするもの。 何かあるのかも。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 11:45:08 ID:96EVmOXiO
若い頃の柴田恭兵が演じた福沢諭吉悪くないとオモタ…福沢先生本人のがイケメンかつガタイもよさそうですが('∀'●)
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 12:56:10 ID:kLcyw9CH0
全集21巻253ページに、福沢家系図が載っている まず位牌から転記したらしい先祖の戒名があって、一番古いのは、 元禄13年3月3日になくなった「釈栄道信士」で、「飯田氏之高祖也」とある。 これは1700年のことだね。刃傷松の廊下の前の年。 @高祖福沢積善号兵助 中津下正路浦に住 先祖小笠原氏に仕 宝永6年(1709)死去 A篤義号兵左衛門 享保8年(1723)死去 B直行号朴右衛門 Aの養子 飯田伝法の息子延享3年(1746)死去 C政信号友米 天明4年(1784)死去 足軽から下士小役人11石取となる D政房号兵左衛門 Cの養子 文政4年(1821)死去 13石に加増 E咸号百助 天保7年(1836)死去 三之助・諭吉の父 F正弘号三之助 安政3年(1856)死去 G範号諭吉 Fの弟 明治34年(1901)死去 18世紀より前のことなんか、全然わからない。最初に出ている「釈栄道信士」が@の 親父だろ、そうでないとおかしい。その人物が生まれたのは1650年くらいか。 中津藩で調べると、小笠原長次が中津藩主になったのが寛永9年(1632)、祖父秀政 は、信濃飯田藩主・松本藩主で、 どうも分家の長次がこのあたりからの家臣を中津につれて来たようだ。 小笠原家は享保元年(1716)に転封となって、後に奥平家が入った。となるとBあたりが 新領主に足軽として取り立てられたんだろうな。 いずれにしても、ほんとうに大したことのない家だ。
1650年くらいだと江戸政体での系譜記録ある人は 大体そのあたりからスタートするから、まあそんなもんでしょ。 それより前だと戦国からの人。 元禄13年は飯田伝法って人の先祖なんじゃいの? 名前からすると信濃飯田のやつっぽいけど。 三代までは足軽なのか。 まあ被差別民だとしたら何がまずいのかもよくわからんけど。 反差別ならば該当身分でなれければならない理由もないのでは。
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 14:17:31 ID:3wHY9f/w0
>>56 なかなかいいところに目をつけたね
富田さんの『考証福沢諭吉』には、飯田家の系図が紹介されている
福沢家との重複があって、飯田家のほうが少し詳しい(34ページ)
それによると、Bは延宝6(1678)生まれ、実父伝法は慶安元(1648)生まれ
そまた父親が元禄13卒の釈栄道信士
伝法が1648生まれなら、釈栄道信士は、1628くらいの生まれかな
小さいときに中津に来たことになる
すると、松本藩主小笠原秀政に従ったのはそのまた親か
司馬遼太郎風に想像するなら
大阪の陣の準備で飯田近郊に動員がかけられ
応募した飯田村とか福沢村の若者が
彼らの祖先てな話
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 14:30:18 ID:kLcyw9CH0
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 15:09:47 ID:3wHY9f/w0
>>58 確かに
ついでに、富田本には11箇所の信州福澤が紹介されている
@諏訪郡長地村福澤
A諏訪郡上諏訪村福澤
B諏訪郡豊平村福澤
C下伊那郡生田村福澤
D東筑摩郡塩尻町福澤
E上伊那郡伊那村福澤
F上伊那郡東箕輪村福澤
G更級郡村上村網掛福澤
H小県郡前山村福澤
I上水内郡富濃村福澤
J上高井郡仁礼村福澤
富田さんは、分からない、といっているけれど
このうち、小笠原秀政の領内で、かつ飯田に近い村が
われわれが求めている福澤村かな
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 15:24:53 ID:7ppX26q70
>>59 この中ではCが一番飯田に近いな
グーグルマップですぐに突き止められた
今は「下伊那郡松川町生田福沢」だ
天竜川の左岸、小渋第二発電所があるあたり
ウィキの小笠原秀政の項 __________________________________________________ 慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでは宇都宮城守備に功を挙げ、 翌年(1601年)に信濃飯田5万石に加増移封される。慶長12年 (1607年)、出家して家督を長男・忠脩に継がせる。慶長18年 (1613年)に信濃松本藩8万石に加増移封された。 慶長20年(1615年)、大坂夏の陣で徳川方として参陣し、本多忠朝 を救援する。しかし天王寺口の戦いで大坂方の毛利勝永の猛攻を 受けて、長男・忠脩は戦死し、秀政も瀕死の重傷を負って戦場を離 脱するが、間もなく戦傷により死去したとされる[1]。享年47 ____________________________________________________ となると、秀政は1601〜1613までが飯田城主5万石 1613〜1615までが松本城主8万石 つまり福沢の祖先が飯田近郊で募兵されたとは限らない むしろ大坂の陣に向けてリクルートされたのかも そうなると、松本近郊のDEFの可能性もでてくる とても絞りきれない
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 19:49:41 ID:zp6agNCrO
いろいろ調べてあるな
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/06(火) 22:40:42 ID:Gis2TSsu0
福沢は欧米についてはどんな認識を持ってたの?特にアメリカについて。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/07(水) 00:43:15 ID:CgCya0UsO
自由なアメリカについて上司への報告書に『極楽』って書いたんでしたっけ
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/07(水) 08:24:18 ID:dxXgEeJb0
>>64 手元に『福澤諭吉』と『諭吉の流儀』があるので見ると、
『福澤諭吉』130ページに、「諭吉は中津藩の重役からの質問に対し、
米国は「極楽世界」のようだった、と答えたという」とあり、
また、『諭吉の流儀』55ページに、
「こうした体験を踏まえて、
帰国後彼は、「アメリカは極楽世界のようだった」と上役に報告しています」
と書かれている。
平山さんには珍しく、出典が書かれていないな。
全集のどこかだろう。登校したら調べてみる。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/07(水) 10:41:40 ID:KqzGI5qx0
>>65 ちょいとネットで調べた限りでは
福沢が語った「アメリカは極楽世界だ」の用例は出てこないようだ
いかにも言いそうなだけに意外
全集第19巻3ページの、「万延元年アメリカハワイ見聞報告書」には、 「極楽世界」の用例はなかった。 サンフランシスコは気候がいいとあるだけ。 第20巻の最初のほうにある建白書や報告書にもない。 書簡にもその言葉は使われていなかった。 いったいどういうこと?
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/07(水) 14:15:38 ID:k1SwNGB60
平山洋の本より前に、私も「極楽世界」について聞いたことがあったような気がして、
調べてみたら、松沢弘陽の『近代日本の形成と西洋経験』(岩波書店)に次のような
記述があった。以下引用。
__________________________________
福沢の口頭報告の記録に「亜州の様子承り候処にては、極楽世界とも可申様子に
御座候。尤本邦より始て渡洋致候事故、丁寧を尽し候由。実事不相分候得共、小児
に至る迄も温和の様子に御座候間、彼国風宜敷儀と奉存候」(句読点は引用者)と
記されたのは、福沢の醒めやらぬ強烈な印象をよく伝えているといえよう。(186頁)
__________________________________
この記録は全集未収録で、同書210頁の註によれば、中津藩士から佐久間象山へ
の手紙に同封されていたらしい。つまり、中津藩の上役が福沢から報告を受け、その
写しを象山に送ったので残った、ということ。出典の説明は確かにしづらいが、でっち
上げではないよう。原本は国会図書館にあるそうだ。
ついでにいうと、この松沢本は、
>>63 のニーズによくかなっているので読むとよい。
>>68 情報ありがとう。日本政治史専攻の人かな。頭がよさげで、なんとなくエラそう。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/07(水) 18:50:30 ID:b9QQoILS0
ほんとうにためになるなこのスレ とりあえず質問すると的確な答えが返ってくる 福沢関連の若手研究者のタマリなんだろうなココ
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/07(水) 18:55:05 ID:CgCya0UsO
福澤家が長野の小笠原家に仕えていたとは初耳でした。大分に行ってしまったとは、外様?
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 08:02:52 ID:/lcys/zH0
>>71 信州にいた小笠原氏は、小倉(本家)・唐津(分家)・中津(分家)に移され、
そのうち中津の分家は18世紀初頭に事実上廃絶された。
戦国時代から大坂の陣までの史料は、小倉図書館がもっているらしい。
その中に信州福沢がどこかについてのヒントがあるかも。
なお諭吉が幕臣として仕えた唐津出身の老中小笠原は、信州小笠原の末裔だから、
諭吉はかつて家来だった家出身の老中の世話になったことになるね。
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 09:27:33 ID:kTHDuTsPO
>>72 興味深いお話を有難うございます。自分の知人に、まさに小笠原本家の人がいるのですよ。世間は狭いですね。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 09:39:59 ID:/lcys/zH0
>>73 福沢家の祖先を中津に連れて行ったのが小笠原長次、
諭吉が仕えた幕末の老中が小笠原長行。
間が250年もあるのに、実名の通し字がキチンと使われている。
歴史マニアにはタマランところだ。
ところで君、何となく上流っぽいな。慶應は幼稚舎からかい?
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 12:20:06 ID:kTHDuTsPO
>>74 いえいえ、実は塾生でも塾員でもない厨なんですよ…(^o^;辛うじて曾祖父の一人が福澤先生に直接教わった塾員みたいですが。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 14:00:03 ID:kTHDuTsPO
>>76 有難うございます。面白そうなブログですね。拝見します。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 16:08:23 ID:gvYg3Cx3O
いろんな人がきてんだな
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 17:25:11 ID:kTHDuTsPO
>>76 落語についての記述もありますね。すごく面白いです。有難うございます。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 05:15:07 ID:b+Vt1JYJO
勝海舟も安房…アホウと読ませる…を名乗って面白いけど、福澤先生とぶつかってますね。もしやキャラかぶってますか?
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 05:16:00 ID:b+Vt1JYJO
明恵
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 05:17:35 ID:b+Vt1JYJO
↑ 検索のつもりで誤爆しました。失礼しました。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 07:49:33 ID:ew6LpbBzO
勝には専門スレがあるだろ どちらも好きという人はいないようだ
>>80 勝は福沢より大分年上だね
奇妙なのは、福沢の弟子による福沢の思い出話は多いのに
勝の弟子による思い出話というのはあまり見ないようだ
蘇峰あたりが何か書いているのかもしれんが
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 10:21:29 ID:Ccmsb5vn0
>>68 ということは、福沢諭吉と佐久間象山にはつながりがあったということ?
今まで聞いたことがなかったが
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 10:23:38 ID:2FxCoL2k0
>>85 福沢全集での佐久間象山の登場回数は、たった1回
漫言「奥様の下紐拝借」(第8巻262ページ)
時代遅れの象徴としてその海防策が取り上げられているのだが
これを福沢が書いたのかどうかは、まったく分からない
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 13:45:29 ID:b+Vt1JYJO
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/10(土) 06:57:34 ID:WrgJIbaS0
幸福の科学が福沢諭吉を持ち上げているとは驚きました 教祖夫妻とも東大出身なのだから、その卒業生で適切な先導者を見つけ出すべきでしょう 東大卒の思想家といっても、どんなのがいるのかな 幸福の科学の立ち位置からいって、大川周明とか蓑田胸喜あたりか
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/10(土) 08:40:06 ID:qkPTEixwO
>>89 ,90
それ興味深いですwww。確かに塾員でも銀座の交詢社通りや麻布山善福寺あたりに福沢先生のエネルギーを感じるという人もいますよね。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/10(土) 13:35:18 ID:jmCNT/k+0
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/10(土) 13:43:56 ID:WrgJIbaS0
>>93 何かそれと似たようなことを言っていた気がするが、
腹六分目という表現そのものがあったかな
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/10(土) 14:09:00 ID:5lmBBYbE0
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/10(土) 14:41:39 ID:WrgJIbaS0
>>93-96 『福翁自伝』には「腹六分目」という表現はないようです。
そのかわりに「莫逆の友なし」と仰っていますね。このことかな?
↓
----
本当に朋友になって共々に心事を
語る所謂(いわゆる)莫逆(ばくげき)の友と云うような人は一人もない、世間にないのみなら
ず親類中にもない、と云(いつ)て私が偏窟(へんくつ)者で人と交際が出来ないと云うで
はない。ソリャ男子に接しても婦人に逢うても快く話をして、ドチラか
と云えばお饒舌(しやべ)りの方であったが、本当を云うと表面(うわむき)ばかりで、実はこの
人の真似をして見たい、彼(あ)の人のように成りたいとも思わず、人に誉め
られて嬉しくもなく、悪く云われて怖くもなく、都(すべ)て無頓着(むとんじやく)で、悪く評す
れば人を馬鹿にして居たようなもので、仮初(かりそめ)にも争う気がない
----
福翁自傳 - 490 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=490
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/11(日) 07:08:15 ID:XIonCAth0
>>97 いや、篠塚さんが書いている「人に交わるの法」じゃないか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お気に入りは「人に交わるの法」。「交際をやめても此方(こっち)の身に害を加えぬ限りは
相手の人を憎むには及ばず、ただ近づかぬようにするばかりだ」に続く数行が引用されて
いる。
その平山氏の解説が良い。福澤は「人付き合いの良い、朗らかな性格は持って生まれた
ので」「上司から見た諭吉は理想の部下だった」とし「関係を決定的に悪くする前に身を引
いて、いつでも交際の窓口を開いておけば、また共に活動する機会が巡ってくるかもしれ
ない」「それが人間関係を保つ諭吉の流儀なのでした」と、見事に看破している。
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h85/#id_2_1
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/11(日) 11:38:11 ID:VJUyF8Zy0
「黒人が人間だと考えることは不可能である。彼らを人間であると考えれば、我々がキリスト教徒でないことを認めざるをえなくなる。」 啓蒙主義者モンテスキュー『法の精神』 「黒人は人間たりえない。 なぜなら黄金よりもガラス玉を喜ぶから」 モンテスキュー(法の精神) 「植民地の有色人種に必要なのは(独立ではなく)鞭だけだ」 ーチャーチル (英植民地ビルマの独立を要請されて) 「原爆がヨーロッパの白人にではなく日本人に対して使われることになって よかった」 カナダ首相のマッケンジー・キング 「アメリカには今でも、僕がプレーできないゴルフ場が存在する」 ータイガー・ウッズ
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/11(日) 12:04:46 ID:V4/1u2vVO
またかよ お前には飽きたよコピペマン
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/11(日) 14:10:50 ID:wdAAKump0
学会では安川さんの説と平山さんの説のどちらが多数の支持を得ているの?
>>98 おお、「人に交わるの法」がありましたね。
そちらの方がピッタリのようですね。
↓
----
又他人に交わるの法もこの筆法に従い、私は若い時からド
チラかと云(い)えば出しゃばる方で、交際の広い癖に、遂(つい)ぞ人と喧嘩をした
こともない。親友も甚(はなは)だ多いが、この交際に就(つい)ても矢張(やは)り極端説は忘れな
い。今日までこの通りに仲好く附合(つきあい)はして居るが、先方の人がいつ何時(なんどき)変
心せぬと云(い)う請合は六(むず)かしい。若(も)し左様(そう)なれば交際は罷(や)めなければな
らぬ。交際を罷めても此方(こつち)の身に害を加えぬ限りは相手の人を憎むに
は及ばぬ、唯(ただ)近づかぬようにする計(ばか)りだ。コンな事で朋友が一人(ひとり)なくな
り二人なくなり次第に淋しくなって、自分独(ひと)り孤立するようになって
も苦しうない、決して後悔しない、自分の節を屈して好かぬ交際は求め
ずと、少年の時から今に至るまでチャンと説は極(き)めてありながら、扨(さて)実
際には頓(とん)とソンな必要はない。
----
福翁自傳 - 550 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=550
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/11(日) 16:53:50 ID:V4/1u2vVO
まあ圧倒的に平山優位だろうな 真実が話題になった後、安川が反論したのに、何の反応もなかっただろ? 党の同志以外にはw
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/11(日) 20:18:16 ID:XIonCAth0
>>103 安川さんがいくら平山さんの起筆者認定のアラを指摘したところで、
それで石河の認定の正しさを証明したことにはならないからね。
安川さんや(無理だとは思うが)雁屋さんに必要とされるのは、
石河の無署名社説認定が正しい、ことを証明することだが、
それは成功していない。
石河がデタラメな選択をしたことは、安川さんだって認めていることだし。
だとしたら、明治版全集あるいはせいぜいいって大正版全集に含まれている著作だけで
福沢像を描くのが、実像に迫る最適の手段ということになる。
そこには問題のある論説なんていくらもない。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/12(月) 08:00:58 ID:/c/ANTBnO
福沢先生の『心の健康』について何かご存知ではないでしょうか?
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/12(月) 08:18:18 ID:Nf0i5a510
>>107 そういや福沢が何かに悩んでいた、というハナシはあんまり聞いたことがないぞ
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/12(月) 11:44:52 ID:Ag7QfJfRO
>101答えてやってんだから、礼ぐらい言えや
>>107 慶應の教科書『修業立志編』に「心養」という作品があるけど、
これのことかな?
内容は「体を養う必要があるように、心も養う必要がある」と
いうものです。
↓
「心養」
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h09/ ----
又體を養ふに運動を要するの生理あれば、心を養ふにも其運動を要するの心理あらん、
坐して動かざれば、足に痺を生ずるが如く、凝て解けざれば、心に迷を起す。
坐するは敢て不可なけれども、足に痺を生ずるは摂生の旨にあらず、凝るも或は可ならん
なれども、心に迷を起すは既に保心の義に反せり。 痺れざるは、動かせばなり、
之を體養と云ひ、迷はざるは、解けばなり、之を心養と云ふ。
左れば體養は静運宜しきを得るにあり、心養は変通を妨げざるに在り、共に人生に欠ぐ
可らざるの須要にして、心身の運動と称するもの、即ち是ならん。
----
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/12(月) 14:13:50 ID:Nf0i5a510
>>110 おっ、なかなかいいところに目をつけたな
でもこれは、石河が全集から「落とした」論説じゃないか
自分にとって不都合な論説は、福沢が書いたものでも全集に入れないのが
石河クオリティ(笑)
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/12(月) 15:33:37 ID:kchP26f80
福沢全集に限った話ではないが、何故未収録論稿があるのに「全集」と銘打って 出すケースがあるんだろう?その人の著作全部収録してなきゃ全集とは言えないのに。
>>111 「心養」ってなかなかいい論説なのに、何故か全集未収録なんですね。
>>112 まず、著者が存命中に出す場合があります。
例えば、明治版『福澤全集』は福澤先生が自分自身で編纂したもので、
全集発行前後に出た『福翁自伝』、『福翁百話』、『修業立志編』などは
収録していないです。
あとは、全集発行の後に発見された作品の場合は、収録不可ですね。
例えば、書翰などはけっこう新発見のものがあり、現行版『福澤諭吉全集』の
初版が出た後で発見されたものを一冊にまとめて、再版のときに別冊として
追加していますね。
問題なのは、石河編纂の正続『福澤全集』の場合で、作品の収録に当っては、
石河の恣意的な収録方法があると、平山さんは書いていますね。
例えば、「心養」とか「忠孝論」などは全集未収録なんですよ。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/12(月) 16:59:35 ID:Nf0i5a510
>>112 石河選択の昭和版に入っていない草稿残存社説が、50編くらい後に見つかった
これらは草稿が発見されていなけりゃ、現行版に収録されることはなかった
石河に選択眼があったとすると、福沢のものと分かっていながら
わざと昭和版に入れなかったことになる
逆に、石河が選んだものの
福沢が関与した証拠のない論説は数知れず、だっけか(笑)
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/12(月) 18:55:27 ID:kchP26f80
石橋湛山全集も未収録論稿結構ある。主に戦前の論稿。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/12(月) 19:34:43 ID:Ag7QfJfRO
>115 なら石河の選択はデタラメだと認めるんだねだよね 安川の負けということも
117 :
天才まし :2009/10/12(月) 21:07:26 ID:bbVm4OeCO
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/13(火) 03:41:29 ID:jw5LyJQY0
>>115 、
>>101 も同じ
「勝海舟と石橋湛山、坂本龍馬、中江兆民」と題して淺川保さん(山梨平和ミュージアム理事長)
>>13 もっと堂々と安川寿之輔の正しさを主張しなよ! w
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/13(火) 09:08:59 ID:zp1ismfo0
>>118 >>101 が淺川さんでももちろんかまわないし、福沢批判もいいけれど、
>>99 もそうだとしたら大問題だな。
つまり昨年来こことオバ三田会スレで、さんざん暴れまくったコピペマンが同一人ということになるから。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/13(火) 09:38:35 ID:xB4j14bo0
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/13(火) 10:15:58 ID:zp1ismfo0
>>120 じつはおれ、このスレの過去ログ全部もっているんだよ。
コピペマンについては、安川本制作協力者の予備校教師が疑われていたが、
こちらのお方の可能性もでてきたので、ちょっと調べてみようと思う。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/13(火) 12:26:29 ID:EeCM4S7c0
石橋湛山が大アジア主義を否定してリベラリズムを標榜したなら、 福沢諭吉とあまり違わない気がするが、 どうして湛山の研究者がああまで福沢を拒否するんだ?
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/13(火) 15:00:12 ID:nXSEyCtrO
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/13(火) 15:33:30 ID:zp1ismfo0
過去ログをざっと見てみたが、去年の夏に来ていたコピペマンと淺川さんとは、一致点が多いようだ。 コピペマンは、ブルデューなど社会学の知識も豊富で、 コピペは社会思想関係の抜書きが多かった。淺川さんは高校の社会科の先生だったから、 予備校の数学教師である安川本の協力者よりコピペマンにふさわしい。 コピペマンが盛んに活動していたのは夏休みの時期で、予備校は忙しいはず。 この時期淺川さんのほうはヒマだったかもしれない。 とはいえ、淺川さんは64歳で、高校定年退職後に山梨県大で授業を受け持つようになったようで、 失礼ながらそんなお年で毎日コピペを貼り続ける気力があったかどうかは疑問。 まあ、プロファイルなんていうのは、うまくはいかんわな。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/13(火) 19:22:17 ID:kECu8SRjO
矛盾しないとしても、それで確定するわけじゃ、ないけどな コピペマンが出てこなくなったのは、去年の秋遅くだったっけか
>>124 予備校の数学教師である安川本の協力者について
なにか情報があったら教えてください。
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/14(水) 05:25:54 ID:0EZDNn+uO
諭吉さんの『全裸』事件は笑えたのですが、日吉駅界隈の塾生の騒動みると、笑って済ませませんね
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/14(水) 07:15:21 ID:LmzDFru20
記念シンポジウム 石橋湛山の人と思想 湛山研究の第一人者、松尾先生を京都から迎えて、湛山の人と思想を学び、 深めたいと思います。多数ご参加下さい。 日 時 10月18日(日)午後1時30分〜 会 場 甲府市朝気 ぴゅあ総合 <第1部> 基調講演 1 湛山先生と私 京都大名誉教授 松尾尊允氏 2 石橋湛山の経済思想 東洋経済新報社元社長 神尾昭男氏 <第2部> パネルデスカッション 石橋湛山の人と思想 講師 松尾尊允氏 神尾昭男氏 コーディネーター YPM理事長 浅川 保氏
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/14(水) 07:23:47 ID:hpVSAoWW0
湛山研究なら増田弘さんのほうが第一人者だと思う。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/14(水) 08:29:54 ID:IXDp/XFWO
>128はちょい怪しいシンポだな 湛山生誕120年のは湛山記念財団と早稲田が協力して大々的にやった こんどのは125年w 開催者は上にあるNPO まあ、実績作りが目的だね このスレで、反福沢運動の拠点だとバレたから、 地元三田会が黙っていないだろう 山梨なら堀内さんか
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/14(水) 13:47:42 ID:i//5gyT00
>>126 968 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2008/11/16(日) 18:20:49 ID:+UPZuweM0
>>966 図星でもどうということはないだろ。
塾員らしく福沢について語れよ。
969 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2008/11/17(月) 10:51:44 ID:31xAZ8eAO
塾員らしく福沢について語るってのも、意味が不明瞭だし。
ひょっとして、以前このスレで暴れてた「蛆虫ニート」かな?w
970 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2008/11/17(月) 11:01:07 ID:psqcnwCY0
>>968 必死だな。
「第二刷の機会に、気づいた誤植と誤りをとりあえず訂正した。そのさい、川村利秋さんと
吉川卓治さんなどに助けていただき」(安川寿之輔著『福沢諭吉のアジア認識』二刷、3頁
2001年3月)
「『前著』刊行を契機に懇意になった川村利秋さん(金沢中央予備校非常勤講師)から、あ
の程度では若い世代にとても読んでもらえない、とお叱りを受けた。そこで本書では、数学
の講師でありながら私以上に日本思想史の造詣も教養も深い川村さんに、人名索引の作
成とあわせて、そのルビの仕事をお願いした」(『福沢諭吉と丸山真男』10頁、2003年7月)
「前著『福沢諭吉と丸山真男』同様に、異色の数学教師(金沢中央予備校)の川村利秋さん
に人名索引の作成、ルビふり、すべての引用文のチェックなどの骨のおれる仕事の協力を
いただき」(『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』384頁、2006年7月))
もちろんおれは、夏以来アラシをしてきた「コピペニート」が、「川村利秋」だ、なんて言っちゃ
いないぜ。
>>962 を読んで朝一番に図書館に走って、安川本を借り出し、そこから引用した
だけだ。
でもかまわないよね、図星でも。君自身はコピペニートではないのだし。wwwwwwwww
>>131 情報ありがとうございます。安川さんにも支援者がいるんですね。
でも、索引の作成、ルビふり、引用文のチェックなどは、本来は、
編集担当者がすることだと思うのですが、高文研は違うのかな?
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/14(水) 21:57:39 ID:IXDp/XFWO
カネがないんじゃないの高文研には
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/14(水) 22:08:19 ID:ROXsTQIT0
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/14(水) 23:05:13 ID:0EZDNn+uO
NHKで勝海舟やった時に諭吉先生出ましたね
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 06:13:29 ID:NyOe2hdB0
篤姫にはでなかったな 木村摂津守は出てきたが あれは勝を美化しすぎ
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 06:56:49 ID:IV7mJjUPO
勝も諭吉先生もイケメンでしたが、諭吉先生のが背も高いしエピソードも面白いですよ。義太夫聞きながら泣く…最高ですw
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 10:40:05 ID:3HQcJ90j0
>>137 福沢の伝記類には面白いものが多いのだけれど
自伝をさらに大げさにした講談みたいのがあって辟易する
北康利なんかはその最高峰
売れてるみたいだが
あと、佐高信の引用ばかりの本にも驚いた
恥知らずのきわみ
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 11:48:49 ID:GA4y2G8l0
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 12:03:38 ID:jTAD6qfZ0
>>139 どうやれば読めるんだ
リンクされていないぞ
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 12:19:11 ID:GA4y2G8l0
>>140 のようですね
グーグル・ブックスを呼び出して、タイトルを打ち込めば
目的のページに飛べます
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 12:21:58 ID:GA4y2G8l0
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 12:39:28 ID:jTAD6qfZ0
>>142 今度は見れた
こんなにアップして売れんの
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 12:55:22 ID:IV7mJjUPO
>>138 レス有難うございます。確かに原文の通りが一番面白いです。佐高さんの本はさらにご自身の昔話など余計なものをつけ加えてますね。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 15:00:00 ID:3HQcJ90j0
>>144 これは、という福沢の伝記は、まだ出ていないんじゃないか
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 16:20:07 ID:IV7mJjUPO
>>145 そうですね。
史実がどうだったのかということを別にすれば、自分は福翁自伝が一番面白いと思います。
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 16:55:40 ID:iY5CzAkr0
>>145 平山さんがミネルヴァから出した福沢伝は良くないの?
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 17:27:21 ID:3HQcJ90j0
>>147 左翼も含めて福沢の伝記は全部石河の福沢諭吉伝の影響下にある
平山洋のはそれをあえて使わないでいるわけで
それはいい
とくに明治維新前の状況について意欲的に調べているのだが
いかんせん福沢本人の同時的記録が余りに不足している
(本人が焼却した、と言っている)
それを状況による推測で埋めているわけだ
電信機の製作など新発見の事実も多く、その点は買いだが
幕政改革の担い手で、慶喜を尊重していたなどというのは
類推に止まる
もう少し証拠はないの、と言いたくなる
とにかく超個性的な伝記であるのは事実だ
個性的というのはプラスにもマイナスにも使える言葉だ
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/15(木) 21:03:49 ID:BHLeEs3FO
富田さんの考証は、石河の伝記は完璧という前提のもとに 書かれている
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/16(金) 05:20:21 ID:lfIJek6IO
いつも楽しく拝見してます。このスレッドでオフ会したらどうなるんでしょうねえ(^-^)
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/16(金) 06:18:07 ID:vWAmh8flO
平山や安川も出てくるんじゃないの?
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/16(金) 07:15:11 ID:yIoHynmn0
まさか! w それはさておき、富田さんの考証は優れているとしても 石河の社説選択のインチキには気づいていたはずだから それについて何も言わなかったことは 批判されても仕方ないことなんじゃないか
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/16(金) 12:04:27 ID:XXpiI8AK0
あと、岩波書店は自分たちが出している福沢全集の信憑性についてこれだけ言われているのに、 まだ何のコメントも発していないようだけれど、それでいいのかな。 「訂正して、新しい全集を出します」とか、「言いがかりで事実無根」(こっちのほうの可能性大)とか。 何も反応しないと、認めたように受け取られるよ。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/16(金) 13:45:11 ID:lfIJek6IO
>>154 オフ会でそのことへの抗議集会をしてみるとか…(^o^;
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/16(金) 20:01:09 ID:UeLXYfl10
岩波の無駄なプライドには痛いものがある
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/16(金) 20:52:58 ID:TtH7mVqX0
怜悧な人だとは思うし、先見性はむろんあるけど 人間として誠実だとはなんか思えないんだよな>福沢
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 04:20:12 ID:QlOCkG2T0
>>157 それはサヨクの工作による間違った認識ですよ
まあ刷り込みですね
彼らはイメージ戦略のプロだから
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 08:31:14 ID:c77CG85gO
福澤諭吉先生について素人の者です。展示会で彼と湘南地方について少し触れていたようですが、なぜ湘南なんでしょうか?
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 09:19:07 ID:r3YMFj4c0
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 18:15:26 ID:c77CG85gO
当時諭吉先生の本にもパクり本が出たようですね
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 18:55:44 ID:qNf9nLjI0
福沢は宗教全体を徹底的に馬鹿にしていたけど あそこまで功利的にしか物事を捉えられないのかなあ。
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 21:05:11 ID:c77CG85gO
馬鹿にしていたといわれるのは諭吉節による揶揄というか、ネタだと思われ…
>>162 晩年にはユニテリアンを支援していて、宗教を批判していた明治一桁の頃とは
違っていたように思う
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 22:15:44 ID:c77CG85gO
ユニテリアンて、よくジョセフ=マーフィーが引用するエマーソンとかですか?
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 22:19:45 ID:X8o7MuIZ0
>>165 そう、キリスト教の一派というけれど
三位一体は否定してイエスをキリストと見なさずに
人間とする
当時のハーバードはユニテリアンの巣窟で
そこの出身者ナップを介してハーバードと交流していた
詳しくは小泉仰の本を見よ
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/17(土) 22:40:51 ID:c77CG85gO
よく分かりませんが今はやりの『友愛』とかいってますね
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/18(日) 07:05:05 ID:PS+cCKVUO
鈴木大拙さんあたりは福澤先生の孫弟子にあたるんでしょうか
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/18(日) 07:25:42 ID:Icj+5TWY0
>>167 友愛の英訳はフラタナティ
大学の同窓会もフラタナティ
三田会もフラタナティ
だから三田会も友愛
まあ大拙は東大だから 功利主義でもないし
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/18(日) 08:55:05 ID:PS+cCKVUO
鈴木大拙さんというと、C.G.ユングと親交があったとかエラノス会議の為に働いたとかいう話くらいしか知りませんでした。
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/19(月) 09:22:22 ID:Z0PxXIq6O
東大出身者で諭吉が親しかったのは北里くらいかな。 橋本左内の弟は帝大教授だが東大出ではなかったように思う。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/19(月) 12:07:17 ID:5V1il2DA0
昨日の
>>128 のシンポ、ドウだったんだろう?
山梨の三田会員が殴りこんだのだろうか
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/19(月) 12:29:55 ID:NoWiB51g0
卒業生が政界官界に進出してるのを在野の精神を持っていた諭吉は どう思ってるだろうな?
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/19(月) 12:39:19 ID:60gnbJ1b0
>>174 在野精神は早稲田ということになっているね。
慶應の場合は、明治14年の政変で官界から追い出されたわけで、
失地回復を福沢も喜んでいるはず。
また政界についても、早稲田が衆議院に限られているのに対して、
慶應は華族の子弟を優先して入学させることで、
慶應出身貴族院議員を増やそうとした。
福沢がイメージしているのは、英米の紳士。
彼らはビジネスマンでありながら、政治家にも高級官僚にもすぐに転身できた。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/19(月) 13:35:12 ID:Ndat+o4tO
オフ会したいっす(≧▼≦)塾員さんでないと参加はできないですか?
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/19(月) 15:54:30 ID:5V1il2DA0
>>176 オフ会ったって、住人は日本中に散らばっているんでは
早慶旧帝の院生と、地方大学の教員が主要なレスを付けていると思う
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/19(月) 21:01:34 ID:Z0PxXIq6O
あと慶応OBもね。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/19(月) 23:00:46 ID:Ndat+o4tO
ごめんねごめんね〜泣
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/20(火) 06:03:33 ID:o0R3VXC7O
新政権では福沢の思想は生かされているの?
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/20(火) 06:40:05 ID:FYbxE0dBO
>>180 小沢一郎の考えに近いと聞いたことがあります
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/20(火) 07:14:51 ID:XnQbbfCA0
>>181 前政権は慶應出身者が閣僚として前面に出ていたのに、
現政権は慶應出身者が背後から操っていることになるな
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/20(火) 07:36:27 ID:g2V3UoEX0
小沢の考えは、福沢に似ているかぁ。 福沢の弟子というより、角栄の弟子の要素が強いんじゃなかろうか。 少なくとも、現在進行しつつある政治的リベラリズムの傾向と、 福沢の考えはまっこうから対立している。 福沢の経済政策の基本は、自由放任主義だよ。 どうしても救われない人だけを救うべきだ、と言ってはいるが。
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/20(火) 07:57:37 ID:ftiDMcYM0
>>159 一つの仕事が仕上がると、湘南か箱根に骨休めに行っていたからね
当時は小田急はなかったが
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/20(火) 08:40:06 ID:FYbxE0dBO
>>184 有難うございます!富士山お好きだったんでしょうか。小田急もサザンもなかったですね。
>>183 > 福沢の経済政策の基本は、自由放任主義だよ。
> どうしても救われない人だけを救うべきだ、と言ってはいるが。
自由放任主義と「救われない人だけを救うべきだ」発言のソースがあれば
教えてください。
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 03:10:42 ID:JlmpGKtCO
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 08:00:57 ID:5FXy3j320
>>185 >>187 富士山についての言及は見たことないな
福沢は自然に関心をもたなかったようだ
湘南での定宿は江ノ島岩本楼(今もある超有名旅館)で
夏には海水浴に行ったよう
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 10:15:49 ID:JlmpGKtCO
>>188 有難うございます
へー…岩本楼だったのかぁ箱根の富士屋ホテルは今東京駅の側にある八重洲富士屋のつながりですかね
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 11:01:50 ID:9yTALWY10
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 13:01:12 ID:5FXy3j320
>>189 富士屋ホテルは今は国際興業資本だな
そこの小佐野健治というブローカーが創業家から買い取った
明治の初めに建てられたときは
ものすごい格式だったよう
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 13:15:05 ID:JlmpGKtCO
>>191 おっ!有難うございます
そうなんですか
建物見てみたいなあ…
岩本楼も江ノ島弁天様の神社を管理した別当寺がもとになってるようですね
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 15:09:40 ID:9yTALWY10
>>186 「貧富論(第二)」の結論部近くに、
富豪は丸儲けを望むのではなく、「公共のため又慈善のためとあれば、
分に応じて捐金を惜しむことなく、以て人心を和し」などとあって、
だいたいそのあたりに、ノブレス・オブリージュについて書いてある。
この「貧富論(第二)」は1892年に発表されたもので、単行本化されていない。
福沢なのかどうか確認しようと思ったが、大正版未収録とあって、
確実に福沢かどうかは分からない。
そうなると、1884年の「貧富論(第一)」(大正版所収・原稿残存)のほうに
求めるべきで、10月25日付けの、「貧民の貧如何ともしがたきに似たれども、
之を緩和弥縫するに自ら法あり」を取り上げるのが、適切かな。
ここにも富裕層が慈善を行って最貧者を救うべき、と書いてあるが、
福沢自身は、慈善事業では貧困を完全には解決できない、と考えていたようだ。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 15:31:59 ID:9yTALWY10
>>186 あと、自由放任主義については、『民間経済録』だろうな。
経済活動についてはなるだけ民間の自由に任せ、
政府の介入は最小限とする、というのが福沢の考え。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 16:15:45 ID:5FXy3j320
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 19:32:35 ID:hpTIoO7/0
>>195 やっぱり調べていたんだな平山さん
よくもまあ
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/21(水) 22:30:06 ID:JlmpGKtCO
192です蛇足スマソ! 江ノ島の弁天様と地下トンネルでつながってるという岩屋弁天てのが近所にありました。今はもう工事してなくなっちゃったけど。
福沢諭吉は公金を横領していたのか 汚いやつだ
日本の紙幣になっている人物が公金を横領しいたとは恥ずかしい 日本中の中学や高校でこの事実を教えるべき
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/22(木) 03:53:44 ID:B+AZH0780
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/22(木) 09:07:23 ID:WQUzCiLG0
>>195 を読むと、
7月くらいにここでしてたレスがバカみたいに見えるな。
俺は三井の手代に、
「ドル安の時のドルで両替せよ」
とリベートを要求した神野が犯人と思っていたんだが、
ぜんぜん違った。
>>202 まあ、われわれだって、広島文書館の小野文書目録までは発見できたんだから
それでよしとしようや
まさか平山が広島や茨城まで調査に行って、生田目の史料を漁っていたなんて
ところでおれは時々出てくる
>>198 が本人じゃないかと疑っていたんだが
どうも違うようだね
あと、ここで指摘されている間違いがサイトで修正されれば
平山がここを見ているかどうか、は分かる
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/22(木) 13:06:50 ID:wGEQ4/E/0
>>203 そんなことカキコしたら、訂正しなくなるんでは?
ところで、
>>195 は昨日の日付なのに、
実際のリンクでは今日の更新になっているけれど。
>>204 大きな間違いを指摘されたら、直さないわけにはいかないさ
そうしないと、恥をさらし続けることになるからね
アップの日付の件
昨日私が発見したときには、確かに昨日の日付だった
今日になって何か修正されたのだろう
デジタルライブラリーのところじゃなさそうだが
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/22(木) 22:45:32 ID:/fSuS+vMO
ブラタモリ来週は三田麻布ですよ〜(≧▼≦)
>>206 おおっ、情報ありがとうございます。
次回は、2009年11月12日放送だそうです。
↓
----
【2009年11月12日放送】
第5回 三田・麻布をブラタモリ
今回は三田と麻布です。
なんとイタリア大使館にお邪魔しました。日本にある大使館のうち、
1/3が集中しているのが三田・麻布なんです。イタリア大使館に広がって
いたのは、なぜか美しい日本庭園。果たしてその理由とは?!
また、麻布では江戸時代から伝わる伝説の地を探します。頼りにするのは
古地図と坂道の名前。時空を超えた街歩きの末、見えてきたのは
「江戸と外国人の融合」でした。
インターナショナルエリアの知られざる一面、ご期待ください。
----
http://www.nhk.or.jp/buratamori/
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/23(金) 07:21:56 ID:SfKfsM2/0
>>207 イタリア大使館は慶應三田のすぐ北隣だな
>>207 慶應の近くは確かに大使館が多かった。
ブラリと散歩するにはいい所だ。
早稲田界隈と街の雰囲気が全く違うので、
時々あっちに行くと違和感があった。
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/23(金) 14:29:25 ID:8vn60JwY0
>>208 イタリア大使館はもともと松平隠岐守邸で、
そこに預けられた忠臣蔵四十七士のうち十名が、
その庭で切腹しました。
「学問のすすめ」の赤穂不義士論は有名ですが、
福沢先生は赤穂浪士が切腹した屋敷の隣で、
170年後「学問のすすめ」を書いたことになります。
じつは福沢先生と忠臣蔵にはもう一つ奇妙な因縁があって、
中津藩中屋敷(現聖路加病院)の西隣が、
かつての赤穂藩上屋敷(現看護大学)なのです。
つまり、先生が最初に塾を開いた場所のすぐ隣に、
浅野長矩が住んでいたことになります。
三田の松平邸は、維新後は松方正義の屋敷となっていました。
福沢諭吉(大隈財政の支援者)と
松方正義(デフレ政策実施者)は、
お隣さんだったのです。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/23(金) 15:50:07 ID:cVYSPnxsO
>>210 興味深いですね
四十七士の泉岳寺も近いしイタリア大使館の隣に三井の建物ありましたね
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/23(金) 18:35:15 ID:HQOzxlUK0
慶応OBというのは、年取ってから、こんな風に聖地めぐりをしているんだろうな
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/24(土) 07:20:52 ID:IH70PsIY0
>>195 で、礫川全次や中村彰彦の面子は丸つぶれ。福沢諭吉批判はもうできないだろうな
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/24(土) 07:48:17 ID:pesfuc6ZP
昨日までは「福沢諭吉」+「公金横領」でググると、一番上に
>>195 が出たんだが、今はまったく引っかからない
サヨクの妨害工作があったようだ
どうすればそうすることができるの?
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/24(土) 08:39:43 ID:IH70PsIY0
>>215 礫川全次著『知られざる福沢諭吉 下級武士から成り上がった男』(平凡社新書348)
でも公金横領の話題があったけれど、この話題も平山さんの論説でついに
決着がつくようですね。
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/24(土) 14:45:04 ID:7zFtYugpO
成り上がりっていっても、実力でそうなったんであってカッコいいと思いますよ。七光りとか世襲とかのほうが問題ありです。
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/24(土) 15:02:28 ID:IH70PsIY0
礫川全次は、マルクス主義の民俗学研究者なんだが あの本では、「福沢は成り上がりだからダメだ」、みたいなことを書いている でも、そうなると 「氏素性のしっかりした、由緒正しい天皇家や華族の人々が高位にいるべきだ」 と言っているとも受け取れるわけで どこがマルクス主義なの? という疑問がふつふつと湧いてくるな
上がらないままならいんじゃね 成り上がらず
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/24(土) 19:11:09 ID:IH70PsIY0
>>219 すると礫川は
労働者階級が決して「成り上がらない」ような世界がよい世界
と言いたいのか!
資本家階級の考えとどこが違うんだろ
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/24(土) 19:17:54 ID:pesfuc6ZP
ありゃ、今は「福沢諭吉+公金横領」で平山論文が一番上に出るぞ! さっきまでは消滅していたのに どうなっているんだ?
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/25(日) 08:46:00 ID:jUKj7ExmO
サヨというより諭吉たたき
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/25(日) 10:05:42 ID:50MXuBCQ0
>>222 諭吉たたきは某左翼政党がオルグ活動の一環としてやっているのだと思う
きっと天下のホームレス諭吉になって欲しかったんだろ。そのハリツケ川さんは。 天は諭吉の下に人を作らずだ
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/25(日) 15:11:24 ID:50MXuBCQ0
>>224 というよりも、労働者(庶民)階級と資本家階級は対立するべきだ
という価値観が前提になっている
階級闘争の結果、労働者階級による世界支配が開始される、という革命理論を信奉しているから
福沢は庶民の出なのに資本家の仲間入りしたのが気に食わないということで
同じ侮蔑の対象には慶應に入りたがる庶民の子弟をも含まれている
階級的裏切り者は、敵対階級より憎い、というわけさ
>>224 コイシカワと読むようですよ。IME で変換されないので困りますね。
↓
礫川 全次 (著)『知られざる福沢諭吉 下級武士から成り上がった男』(平凡社新書)
http://www.amazon.co.jp/dp/458285348X/ ----
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
近代日本をリードした啓蒙思想家であり、今でも「偉人」として評価される福沢諭吉。
同時に、彼は拝金主義者、ほら吹き、変節漢といった人格的批判も多く受けた人物だっ
た。下級武士から幕臣、啓蒙思想家へと異例の出世をした福沢の真の姿はいかなるもの
だったのか。福沢に対する人格的批判の当否を検証し、「成り上がり者」福沢諭吉の心
性を探る。
----
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/25(日) 20:30:05 ID:jUKj7ExmO
小石川の漢文調ですよね
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/26(月) 07:41:41 ID:RRxfCrozO
小石川本では横領の件は避けられている。
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/26(月) 09:16:10 ID:VFk5EeK80
たしかに『知られざる福沢諭吉』では、藤井本について触れられているのに 横領問題については言及されていないな 礫川は賢いので、横領疑惑はでっち上げくさいと判断したんだろう それにひきかえ中村彰彦のバカさかげんときたら
>>228 礫川本では横領問題についてはコメントしていなかったですね。
失礼しました。
>>229 礫川本では安川・平山論争についてもスルーしてましたね。
『福沢諭吉の真実』や『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』についても
本の題名だけ挙げて内容についてはコメントは避けていました。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/27(火) 07:51:31 ID:SsZmqEBn0
>>230 つまり礫川は平山に挑んでも負けそうなところはスルーしているということだね。
ところで
>>195 の福沢横領問題の解決によれば、
『福沢諭吉公金使い込みに関する件』は、結局慶應にあったんだが、
そうなるとその文書の存在に気づかぬまま
藤井本に反論した慶應関係者は、随分マヌケだったということになる。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/27(火) 13:13:50 ID:xaJ16c630
>>231 なるほど、怪文書が慶應にあったとすると
富田正文さんや西川俊作さんはどうしてそれに気づかなかったのか
という問題は依然として残るな
平山論文はそこには触れていないようだ
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/27(火) 18:32:07 ID:ogogBYCJO
いや、よく読んでみな
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/27(火) 20:50:42 ID:SfYsCOBsO
反福澤は、相変わらずちょっとしたビートたけし風ネタの揚げ足とりか、捏造した事実をもとにしてる…
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/27(火) 21:29:14 ID:ogogBYCJO
それを信じてしまうところが、大衆の恐ろしいところだ
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/28(水) 07:26:11 ID:RuJ5It4/0
>>236 すると、富田正文は、『福沢諭吉公金使い込みに関する件』の存在を知っていながら、
藤井本が刊行された時の反論では、それに触れなかったことになる。
実物を見たわけではないけれど、『知られざる福沢諭吉』の86ページに要約されている
85年12月発表の富田による反論(『三田評論』)では、公金で私物を日本に送っても
外交官だから許されるはず、ということが書かれているらしい。
富田は、「使い込みの怪文書は、ひょっとしてホンモノかも」、と思っていたのかもしれないね。
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/28(水) 10:35:06 ID:RD20/iVf0
とにかく福沢公金横領疑惑はシロとはっきりしたのだから 誰かウィキに事実経過を書き込んでおいたほうがいいんじゃないの? そうでないと、いつまでもデマブログがアップされたままになる
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/28(水) 10:35:53 ID:IbHlg1NwO
自伝に、誉められても喜ばずけなされても怒らずとか、故郷を出るときは後ろにつばしたと書いてあり、少し大げさなんだろうけど、故郷にいたときはかなりつらかったのでしょうかね
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/28(水) 21:06:46 ID:PlQRSGfE0
前スレからの引継ぎ問題 @福沢が幕末最高の剣客だったというのは、ホント?ウソ? A福沢が第二回米行で15000ドルを横領したというのは、ウソ で解決済み B「脱亜論」が侵略宣言だったというのは、ホント?ウソ? C福沢が日清戦争で戦争扇動をしたというのは、ホント?ウソ? D福沢が晩年天皇賛美者になったというのは、ホント?ウソ? E福沢が太平洋戦争の原因を作ったというのは、ホント?ウソ? F福沢がプレイボーイだったというのは、ホント?ウソ?
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 06:25:30 ID:qUuD4IuqP
>>240 B〜Eは、戦後左翼の福沢攻撃の手段のようだ
今見るとばかばかしいくらい
池見さんなんかもそうだが、彼らは何があっても
看板を下ろしたりはしないだろう
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 09:28:05 ID:G2HeGOdv0
公金横領疑惑にケリがついて、テンションが急に下がったな。 福沢に関する重大問題は、だいたいこれで出尽くしたか。 アンチ福沢、アンチ慶應の言っていることは、 実際に福沢が主張していたことからかけ離れている気がする。
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 10:00:09 ID:JUrpZ1ZK0
>>241 >>242 480 : 名無しさん@九周年 - 2009/03/08(日) 11:35:11 ID:WW/oa1kGO(+3-19)
黒田伊彦だろ?
大阪芸大短大部では、必須科目に「人権教育」があった。
「解放教育実践論」と称したカリキュラムは、高瀬船やら破戒、狭山事件など所謂同和教育そのもの。
教鞭を執るのが職員でも何でもない、解同から派遣された黒田氏であった。
中でも「一万円札を見る度に、差別を憎め」と銘打って、脱亜論や学問ノススメから独自の解釈を行い、
「この福澤という男は、とんでもない差別主義者なんやぞっ!」
とぶちかます。
その偏向っぷりにウンザリしていた学生達は、彼の名と出自をもじって「ブラッキー」と呼んでいた。
483 : 名無しさん@九周年 - 2009/03/08(日) 11:40:56 ID:ErF18Qhl0(+31+19)
>>480 そいつぁ同和がらみの圧力団体の人間で学者でもなんでもないし。
歴史学者で「諭吉はアジア蔑視」って言ってる奴って誰?
484 : 名無しさん@九周年 - 2009/03/08(日) 11:51:13 ID:WW/oa1kGO(+27+19)
>>483 高嶋伸欣だよ
つ
http://www.jca.apc.org/kyoukasyo_saiban/INDEX1.html
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 10:23:40 ID:LrRjSb4l0
差別撤廃自体には異存はないんだが、運動方針がピントはずれ
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 15:20:32 ID:d/HCeGQxO
荒川区ふるさと文化館の橋本左内展いきましたけど、福澤諭吉展と違って小さかったです。適塾同期でしたっけ?仕方ないけど場所柄辛気臭かったし(^o^;
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 15:35:07 ID:d/HCeGQxO
こんなに早く世を去らなければなあと思いました。そしたら歴史も少しかわっていたかも…。
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 15:43:10 ID:LrRjSb4l0
>>245 うわ、そんな展覧会あったんだ。諭吉にとっては適塾の先輩だね
諭吉と左内が交流していたという証拠はあるの?
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 16:46:08 ID:JUrpZ1ZK0
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 16:58:33 ID:WML0jQEg0
>>248 こ、これはオモシロイ!
なぜアンチ慶應が目をつけないんだ?
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 17:45:22 ID:d/HCeGQxO
>>247 同い年で一緒に適塾在学としか説明されてなかったようです
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/29(木) 21:47:11 ID:NV2OUMgpO
諭吉と左内は入れ違いだったのでは?
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 07:31:18 ID:t9ZV9OAoO
>>248 こうした情報をタダで読めるとなると、雑誌を買う奴は居なくなるな
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 08:55:39 ID:f+ZQZCpm0
>>248 研究者志願者には、
このサイトの主のようなオカシナ人物がかなりの程度含まれているな
読んでみると、問題の発端は1967年だよ
40年以上もの間慶応の不正を糾弾していることになる
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 09:47:38 ID:GKDkq3bn0
>>253 >>248 の人、どうやってこの40年間生活してきたんだろう?
どこぞの大学の万年助手なら、給料は支払われるのだろうが。
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 10:04:54 ID:9B3w8xvv0
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 10:16:39 ID:f+ZQZCpm0
>>254 人一人くらい、どうやってでも生活できるだろうよ
われわれだって、平日の昼間からここにいるじゃないの
平山サイトもやがて
>>248 のようになっていくんじゃないか w
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 10:50:03 ID:dRsJH+b30
>>256 ニヒリスティックなところがODだね。人のことより自分のことを心配しなよ。
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 10:50:14 ID:TCAhhwq+O
ふと思うんですが、反福澤のトンデモ意見が出ると論理的かつ実証的NK細胞よろしくそれを打ち消すことの繰り返しで…あまり福澤諭吉の実像に迫れてないですね。それが反福澤の狙いかも〜ですが(^o^;
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 11:48:42 ID:GKDkq3bn0
>>258 反福沢にとってみれば、福沢の実像というもの自体が気に食わないのだろう。
階級闘争史観なのだから、資本家がいい人であっては困る、ということで。
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 13:05:12 ID:TCAhhwq+O
>>259 なるほど…しかしそれは反福澤側の意見ですね。我々はそれに乗せられず華麗にスルーなんてできないんでしょうか。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 13:29:24 ID:GKDkq3bn0
>>260 服部之総・遠山茂樹・鹿野政直・安川寿之輔・ひろたまさき・高島伸欣といった、
反福沢勢力による、福沢はアジア蔑視の侵略主義者だ、という批判を、
丸山真男や富田正文は華麗にスルーしていたが、かれらはますますがなりたてて、
一時はその福沢評価が教科書に採用されそうにまでなった。
21世紀になってきちんとした反論がでたことで、反福沢勢力は追いやられ、
いまや息も絶え絶えだ。スルーよりもきちんとした反論こそが、とるべき態度だと思うよ。
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/30(金) 20:40:31 ID:LZNOQit40
>>255 橋本左内は、じつに惜しい人材だった
ああいう優れた人物を処刑してしまった
井伊直弼を評価することはできない
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/31(土) 09:02:26 ID:ZCYSeTorO
民主党政権によって、福沢の理想はますます遠のくな
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/31(土) 10:59:35 ID:TtT5GaYuO
理不尽な叩きには反論していく…分かります。続けていかないと教科書にも影響することも。このスレは福澤諭吉さん評で、確かに反論もスレ違いでないが、少し視野が狭い気がします。最近迎撃専門スレみたいになってます。
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/31(土) 22:50:15 ID:ZCYSeTorO
まあ気楽にやろうや
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/01(日) 13:34:23 ID:m7sBxHD10
『福沢諭吉公金使込みに関する件』を生田目が書いたという論証を
いまいち理解できないな
>>195 説明ヨロ
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/02(月) 10:22:13 ID:hr7olDuY0
>>195 を読んでいない人のために解説すると、
福沢が第二回渡米で、公金15000ドルを横領した、という嫌疑について、
平山氏は、滞米中の不始末に関する文書類弾劾一件を福沢家に寄贈した生田目経徳が、
『福沢諭吉公金使い込みに関する件』の作者だと主張している。
その根拠は、
(1)そこに含まれている情報(消防道具購入)は、生田目が小野家から借りた資料のなかにある、
(2)その情報を知っていたのは、小野本人か生田目のいずれかで、小野は生前滞米中の福沢の
不始末をネタに、福沢を糾弾したりはしなかった、
(3)そうなると、情報を有していたもう一人の人物である生田目が書いた、ととるよりほかにない、
というもの。
説得力はそれなりにあると思うが、消去法による犯人探しだから、
小野が生田目以外の人物に資料を見せていた可能性もある。ただそうなると、
『福沢諭吉公金使い込みに関する件』の文中に、生田目が持ち込んだとハッキリしている
弾劾一件が触れられていることの説明がつかなくなる。
268 :
267 :2009/11/02(月) 10:41:14 ID:hr7olDuY0
読み返して誤解されるおそれがあるので、訂正をひとつ。 (2)の「生田目のいずれかで、小野は」を、「生田目のいずれかで、維新後小野は」と 「維新後」を挿入。 帰国後すぐに小野が福沢を弾劾したことは、当然の前提で、維新後もずっと糾弾し続けた わけでは「ない」、と言いたかった。
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/02(月) 10:58:39 ID:WJ3kD3mP0
>>255 すると、橋本左内と諭吉は、まったく会ったことはなかったの?
江戸に諭吉が着いたとき、左内もいたのかな
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/02(月) 12:32:11 ID:ZE9AmOkD0
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/02(月) 16:41:04 ID:R41eLMcaO
左内と福沢は交流があったんじゃ?
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/02(月) 18:28:17 ID:4zrmaxL80
>>271 一橋慶喜擁立工作で大坂まで行ったんだっけ?
まだ諭吉が適塾にいたころ
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/02(月) 18:40:04 ID:kDp/yEG4O
中津といえば、福永光司さんしか思いつきませんが 諭吉さんは三八さんと老壮思想に付いて話していて『老壮は論語より優れてる(良いといったのかな)』といったみたいですね。
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 08:15:11 ID:dipteAHhO
>>274 有難うございます。
こういうのを知りたいですね。実務ばかりでなく、老壮の脱力出来ててファンタスティックな世界に通じていられたとは、嬉しい気がします。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 08:16:11 ID:KdG39eO50
>>274 この本を出している福沢先生研究会というのは、ここの過去スレでも言及されていた
慶應のサークルだね
まだ息子娘が生きていた時代に、こうした活動をしていたんだ
そういえば、遠山茂樹の「日清戦争と福沢諭吉」(「脱亜論」初出)が掲載された
『福沢研究』も、そこが刊行していた雑誌だった
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 08:17:22 ID:KdG39eO50
>>275 ところで君のID、「アホー」って読むのかな
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 08:35:05 ID:dipteAHhO
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 08:47:56 ID:KdG39eO50
>>278 ディプテ・アホー
インド最高の賢者、みたいなよい名前だネ
ペンネームに使ったら?
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 09:36:59 ID:dipteAHhO
>>279 あはは安房と書いてわざわざアホと読ませた先人もおいでになったし。実質的にもアホーと名乗らせていただきましょうか?
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 10:04:38 ID:KdG39eO50
>>280 もったいないからコテハンにしては?
見れば見るほどすばらしいID
282 :
アホー :2009/11/03(火) 10:12:24 ID:dipteAHhO
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 10:38:06 ID:KdG39eO50
>>282 本人の証明のために、IDを組み込む方法があるから、
それでやってみては
携帯からだとできないのかな
284 :
AHhO :2009/11/03(火) 11:15:12 ID:dipteAHhO
ちょっと研究してみますw
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/03(火) 21:35:05 ID:dipteAHhO
蛇足ながら今夜は満月ですね。月の岬といわれた三田4丁目界隈はまだ月の名所なんでしょうか。
286 :
のり :2009/11/04(水) 01:26:50 ID:lYuYU9HgO
福沢諭吉は悪人みたいやで彼は優生思想論者だ なにが 天は人のうえに人 をつくらず だ
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 06:09:49 ID:6QzhIGYw0
>>286 だから、「と云えり」って続いているんですよ
その次は、「されど」金持ちと貧乏人があるのは…
と天賦人権なのに貧富の差がある説明に移っている
その結論は、勉強した者は金持ちに、しなかった者は貧乏になる
ということで、実力主義を唱えている
ということで、優生思想とは無縁
288 :
のり :2009/11/04(水) 08:37:37 ID:lYuYU9HgO
福沢諭吉はほぼ99パ-セント優生思想論者だ その分野に詳しく学者 大学の先生は知ってるぜよ
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 09:04:16 ID:UgovvHLx0
>>288 その話、前スレでやったよ
アイヌ民族の少年はいくら努力しても慶應の上級教師になれない
ってやつだろ
当時としてはとくに問題なし、という結論だった
過去ログを検討してから来てチョ
290 :
のり :2009/11/04(水) 09:23:57 ID:lYuYU9HgO
アイヌ民族の話? そんなことはたいしたことじゃない 福沢諭吉が優生思想論者に間違いないかくたる話があるのよー
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 09:38:13 ID:UgovvHLx0
>>290 そもそも、優生思想という言葉の使い方に間違いがあるんだよ
それは「ナチスの優生思想」とか、そういうところから由来するわけだろ?
くだらんレッテル貼りはよしなって
292 :
のり :2009/11/04(水) 09:58:12 ID:lYuYU9HgO
おやおや福沢諭吉先生まんせーですか? 今度は優生思想という言葉を否定ですか? 福沢諭吉は悪人 調べれば調べるほど ホコリがでてくる。
293 :
のり :2009/11/04(水) 10:05:15 ID:lYuYU9HgO
日本人は本当にアホやな 真実を追求しようしないし追求することを恐れる。
>>292 福沢は1901年に死んでいるわけだから、もし
>>290 を証明できたら大発見になる。
============================================================
日本への優生学の影響は1905年頃には既に現れた。例えば雑誌『人性』(1905−1918)に
欧米優生学(民族衛生学)の紹介が見られる。また 1910年代には、海野幸徳『日本人種改
造論』(1910)、澤田順次郎『民種改善模範夫婦』(1911)、氏原佐蔵『民族衛生学』(1914)が
書かれた。(以上ウィキより)
============================================================
著作名を具体的に教えてくれ!
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 10:18:23 ID:x2rSHV2V0
前スレによると、レス430以降8月中、「遺伝の能力」(1882)を中心に議論されている
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/03(月) 18:17:24 ID:aEJ8S3Qd0
そういや「アイヌは遺伝子的に劣っているから、今から努力しても慶応義塾には入れない。
でもそれは本人の責任じゃなくて長い歴史の中で〜〜」という福澤の記述を引用して
「福澤諭吉先生も人種差別意識を持っていた」と書いていた人がいたな。
あとは「サルでもわかるように書いてる」という発言から、「じゃあ僕らも猿になったつもりで、
福澤諭吉の学問のすすめを読んでみよう、なんて皮肉だか何だかわからない書き方をしていた。
だれだか忘れた。。。ブックフェアで児童書のところに売っていた本。
431 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/03(月) 18:35:55 ID:WfQwyOcC0
福沢諭吉ーー天賦人権論からの退却
要するにアイヌ民族の子供は、何代かの知的蓄積をへたうえでなければ、
慶應義塾の「上等の教員」にはなれないのである。
http://web.archive.org/web/19980421220856/ http://clinamen.ff.tku.ac.jp/Education/ICC/Files/Fukuzawa1.html
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 10:23:59 ID:x2rSHV2V0
438 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/04(火) 23:14:47 ID:d29JPt6W0
アイヌの件について言うと、というかアイヌに限ったことではないけど、
当時の世界の認識がそういうものだったという背景がある。すなわち、19世紀から20世紀の世界が
「遺伝」を巡って混乱していた時代であった事を考慮に入れる必要があるだろう。
白人は他の人種よりも頭蓋骨が大きいとかアーリア人の「遺伝的優越性」
を証明せんとした研究がまじめに行なわれ、アレクシス・カレルのように
優生学に基いた社会設計の可能性が論じられていた。
逆に環境によって遺伝を超えられるとして厳寒の地には適さない作物を
無理矢理植えてればそのうち適応するようになるというルイセンコのような珍説も
生まれた。優生学もルイセンコの学説も今から考えれば珍説以外の
何者でもないが、当時の世界では大真面目に信じられていたそうです。
439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/04(火) 23:46:00 ID:+EwZ1Z8XO
>>438 なるほど、有難うございます。日本に限れば、遺伝どころか前世の報いとか言ってる人もいたでしょうね。
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 10:27:32 ID:x2rSHV2V0
455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/08(土) 10:56:29 ID:suKhFwXQP
>>431 東京経済大学の山崎カヲルのサイトだね
とてもマトモに取り扱える代物ではないかと
そもそも『学問のすすめ』の冒頭は、
当時流行の天賦人権思想をなぞっただけのもの
まー、基本的人権の尊重とでもいうべき思想で、それは認めつつ、
けれども能力によってその後の差が出てくる
というのがその主張の眼目なんだが
諭吉が遺伝を重要視したのは、能力差には遺伝が無視できないという
生物学の結論を追認しただけのことで、
べつに考えを変えたわけではない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>295 >>296 も含め、前スレより
これ以上の何かがあるのなら、どうぞ
>>293
298 :
のり :2009/11/04(水) 10:37:08 ID:lYuYU9HgO
慶應の教師? そんな凄いんか? 福沢諭吉も妄想癖のある おもしろい奴やの 昔の慶應なんか 世間知らずのボンボンばかりやろ 日本の大学で一流と呼べるのは東大 京都大だけやな
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 10:37:40 ID:UgovvHLx0
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 10:42:52 ID:nPRYig+f0
>>298 慶應のOB(塾員)は30万人いる
「福沢先生研究会」というサークルが付属にも大学にもあって
福沢先生にたいする「言いがかり」にいつでも目を光らせている
甘く見てもらっちゃ、困るな
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 11:00:04 ID:EQlwf6SaO
こられる方だけでも、銀座あたりでオフ会しませんか?荒らしがきたら自分がぶっ飛ばしますwww 昨日のAhHOですがこんな時に本当に睨みが利かねぇ(笑)
302 :
のり :2009/11/04(水) 11:00:51 ID:lYuYU9HgO
福沢諭吉先生まんせー君たち 幼稚やね 今度は脅かしですか? 監視してどうすの 元893 渋谷安藤組 慶應高校OB あべ じょ○じ さんでも 寄越すのかい
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/04(水) 11:26:08 ID:qJPO/HreO
ID:lYuYU9HgO ↑なんだ池沼か。
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/05(木) 08:06:14 ID:MN0qTZ/0O
郵便JALなんでも国有は国家衰退の兆し
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/05(木) 09:50:32 ID:3bPqmpx10
福沢の国家戦略について、書かれているのは、 『通俗国権論』と『民間経済録』二編、かな 経済発展のために国家が果たすべき役割について扱っている
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/06(金) 10:09:25 ID:0VSHqo+q0
国権とは国力のことだな 『通俗国権論』では、大久保による官主導の富国強兵策より、 民活のほうがいいとおっている
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/07(土) 08:41:11 ID:FIdlOhRW0
民間経済録にはどんなふうに書いてあるの?
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/08(日) 11:02:00 ID:WoqFlDgx0
民主党政権になってから、福沢への悪口も減ったな
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/08(日) 14:30:17 ID:8dj6lnMYO
福永光司さんが『福澤諭吉はタオイスト』といってました。それは義塾というネーミングにもあらわれていると。研究会刊行の本は非塾員の人間も読むことはできるのでしょうか
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/08(日) 16:07:26 ID:x5jggjIcO
福研の本は、図書館か府古本で探すしかないね
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/08(日) 16:45:02 ID:8dj6lnMYO
>>311 おっ有難うございます
府古本てなんですか?
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/08(日) 18:36:52 ID:x5jggjIcO
ごめん古本のミスタイプ
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/08(日) 18:45:30 ID:8dj6lnMYO
有難うございます 福澤諭吉研究会ですね ユニテリアンといい、彼の考えの背景にかかわることです
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/09(月) 10:38:00 ID:V1UYXRShO
前に『飲食男女』と書こうとして『飲酒男女』と書いてしまいました。アホウです。この場をかりてお詫び致しますm(__)m
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/09(月) 12:17:44 ID:CeQQfzUM0
そういや雁屋哲ブログでも、福沢の話はトンとされなくなった どうもネタ自体が安川経由のようで、自分では書きようがないのだろう
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/10(火) 07:12:34 ID:vh31tTJ6O
福沢が忘れられる、というのは、いいことではないな
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/10(火) 08:26:57 ID:9VYx8rfd0
鳩山政権の基本は政治的リベラリズムだと思うが、 その施策は、 より貧しい国民に焦点をあてて、 彼らの生活水準を福祉によって支えようとする方向性をもっている。 自助努力は二の次。 これでは財政赤字はどこもまでも肥大化する。
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/10(火) 12:15:41 ID:a4ja0DfVO
井筒俊彦さんあたり、グノーシスと老荘についてガツンと著作はないでしょうか…
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/10(火) 20:23:02 ID:vh31tTJ6O
それはスレ違い
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/11(水) 08:00:38 ID:9UAqvoah0
坂野潤治さんの『日本憲政史』を読んだんだが 明治憲法は福沢たちが作った交詢社案の改訂版と書いてあった こんな話は初耳だ 法学部の関係者にとって、有名なことなの?
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/11(水) 10:51:45 ID:nZz2MlQW0
>>321 坂野氏は国史出身で、社研の教授だった。法学部ではない。
だがその主張は、非常に怜悧で、法学部っぽい。
帝国憲法に福澤が与えた影響を指摘した点は重要で、
坂野氏以前にはなかったように思う。
古希を過ぎてなお学界に刺激を与え続けているところも偉い。
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/11(水) 19:22:48 ID:cPVauNYY0
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/12(木) 07:32:52 ID:agfQguAjO
定説ではそうなっているな
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/12(木) 08:54:05 ID:Vld8yLom0
もし坂野説が正しいとすると、伊藤博文は憲法調査のためにドイツに行ったのではなく、 単に憲法体制への移行を遅らせるために渡欧したことになるね
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/12(木) 22:15:09 ID:6xb6XeQQO
ブラたもりやっちゃってますね 自分は諭吉さんのビートたけし風な『桃太郎』好きですわ
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/13(金) 09:38:04 ID:B9zNMeTJ0
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/13(金) 11:40:04 ID:ES1xKordO
>>327 イタリア大使館のお庭で大使のダルメシアン、リリーちゃんと遊びながら見学。お寺の中を抜けたり小さな路地を通りながら元麻布の伝説のガマ池にいきました。
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/13(金) 12:03:43 ID:B9zNMeTJ0
>>328 北側から見た
慶應三田キャンパスは
でてきた?
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/13(金) 12:40:07 ID:ES1xKordO
>>329 ほとんど出なかったように思いますねえ。期待していたのですが…。
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/13(金) 13:00:19 ID:B9zNMeTJ0
>>330 じゃあ、あんまり慶應関係者向けではなかったわけね
タモリは早稲田だからかな
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/13(金) 19:27:00 ID:GQg487jh0
週間朝日掲載の駿台調査の入学者データ 東京大文U67.7 京都大経済66.6 一橋大経済64.8 埼玉大 経済56.0 滋賀大 経済55.3 愛媛大 法文55.3 慶應義塾大 経済 55.8 慶應義塾大 総合政策 55.1 慶應義塾大 商 54.6 慶應義塾大 環境情報 54.2
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/13(金) 21:20:16 ID:ES1xKordO
個人的には狸そばがどのあたりなのか知りたかったです
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/14(土) 08:47:11 ID:IvOLRVh70
>>332 これはかなり奇妙だな
慶應に東大・一橋落ち組が多いのは事実だが
そうなると東大・一橋の入学者偏差値より4ポイント程度低い
あたりが妥当な線
ソース改竄の疑いあり
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/14(土) 17:10:37 ID:5/kb8WiGO
今こそ福沢精神の再評価を!
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/14(土) 22:45:23 ID:9CUSQvIEO
一匹狼的な部分もありますよね
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/15(日) 07:13:28 ID:aWQgPROD0
>>336 いや、それは間違い。
実際には明治政府内の親英主義者である
大隈重信や井上馨と共同歩調をとっていた。
伊藤博文との関係が悪かったからそう見えるだけ。
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/15(日) 14:50:50 ID:qjbcVP/3P
伊藤と敵対していたがゆえに、維新後の福沢の活動にはフィルターがかけられている
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/16(月) 12:09:58 ID:jm1PZK/40
民主党政権の実質的オーナーは小沢さん。 慶應による日本支配は依然として続いているようだ。
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/16(月) 12:46:03 ID:sDQ658RoO
慶應卒を免罪符みたいにいわれたら諭吉さんが泣く
福澤は慶應卒じゃないがな。
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/16(月) 20:16:09 ID:JxEHXaonO
初代帝大総長は慶応卒
米原謙さんの福沢論読んで見たいな。安川さんと平山さんの両方に批判的だから 福沢の思想についてどんな見識があるか興味がある。
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/17(火) 07:38:14 ID:q+bILEs+0
米原さんは政治思想学会の会長だね 平山さんも会員だから、面識はあるだろう ただ、米原さんの場合、社民党の支援者という政治的立場が、 学問以前にあるように思う
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/17(火) 11:40:03 ID:K5/TEC71O
しかし石河自演乙はつくづく余計なことしてくれやがりましたね=3
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/17(火) 12:27:43 ID:6bqqogLe0
いっそのこと、大正版福澤全集を再刊してもらいたいものだ。 そちらのほうが、よっぽど福澤の真相に近いだろう。
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/17(火) 21:24:59 ID:leX8WG3pO
そうだな
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/18(水) 13:27:59 ID:uQMmsLIv0
>>346 じつは自演だという証拠はないんだな
そうでなきゃおかしいというだけで
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/18(水) 17:20:03 ID:9n1FZmzxO
>>310 大分出身の双葉山も『木鶏』とか言ってましたが、そう言う土地柄?
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/18(水) 19:09:22 ID:LwXfazDf0
>>349 石河は福沢の自筆原稿を半分も発見できなかったから、現行版の時事新報論集は信用できない、
ということをもっと多くの人に周知させる必要がある
>>350 どういうこと?
ついてゆけないぞ
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/19(木) 09:37:33 ID:s0Yr1xkd0
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 00:15:29 ID:14DsLwbnO
♪大阪で生まれた男やさかい〜
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 07:08:58 ID:xd8r0LZUO
福沢は大阪弁で話していたのかな
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 08:22:38 ID:ZmPMoYq80
それにしても福沢批判派は静かになったな。 永住外国人参政権授与運動で、忙しいのか。
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 09:48:13 ID:kJtbxR1EO
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 10:08:05 ID:wHmd5OvW0
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 10:35:16 ID:ZmPMoYq80
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 16:02:41 ID:14DsLwbnO
>>354 東京に出てからはべらんめえと聞いてますが
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 16:53:29 ID:AAtUy5Js0
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 17:13:42 ID:LxpbHrpH0
日本人なら福翁自伝くらいは通読しておかんとダメだな。 自伝文学の白眉であろう。
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/20(金) 18:11:35 ID:tLDHdb/xP
早慶ってライバル関係だけど創立者同士は仲がいいんだな。
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/21(土) 08:08:42 ID:aOMFqOQGO
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/21(土) 08:13:15 ID:8gRo3TWe0
>>362 福沢と大隈で、弟子筋の役割分担を取り決めたようだ
つまり、官界を追い出された慶應は、主に経済界への進出を図るようにし
自ら政界を追放された大隈には、弟子を政界と言論界に進めるように
取り計らった
ただでさえ東大の勢力は絶大なので、私立2校がいがみあっていても
仕方がないから
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/21(土) 15:06:59 ID:aOMFqOQGO
檜谷昭彦さんの近況ご存知の方いらっしゃいますか
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/22(日) 08:14:21 ID:PEMFRRC40
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/22(日) 14:10:04 ID:6wHzrIeUO
>>366 あら〜!そうだったんですか…有難うございました。自分が『学問ノススメ』を読んだのはこの方の訳が最初だったので…。読み直すと今の世の中を予言してる内容も多いですね。
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/23(月) 08:01:38 ID:Du79A7iJ0
>>367 学問のすすめに限らず、福沢先生の著作は
今読んでも、古びたところは、ほとんどないですよ
アンチの人たちが、どのようなところに反感をもっているのか
いまいちよく分からない
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/23(月) 13:07:19 ID:s91gDuGs0
結局戦略的観点からの批判だろうね 福沢が20世紀の日本のアジア進出に与えた影響などほとんどゼロだ イケイケドンンドンは徳富蘇峰が提唱していたことで 批判されるべきはそちらのほう 某左翼政党は、思想家として福沢が生き延びているから そちらを叩いているだけ
>>368 > アンチの人たちが、どのようなところに反感をもっているのか
> いまいちよく分からない
アンチの人たちが取り上げるのは、「脱亜論」に代表される
『時事新報』の無署名論説でしょうね。
逆に言えば、福澤先生の署名著作には殆んど問題がないと
いうことになりますね。
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/23(月) 17:55:08 ID:VOv0kX8aO
>>370 アンチさんは自分たちが逆立ちしてもかなわないからムカつくとしか思えないですよ(笑)
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/24(火) 17:17:09 ID:6ArHP7f70
あるいは安川らのように、沈黙を強いられるか、だ
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/24(火) 18:10:17 ID:aW6X5s2qO
最近福沢バッシングは静かだな
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/24(火) 19:45:08 ID:+eqjRKrWO
ときに、最近G2とか言って中国の権勢がすごいですが… 福沢先生が見たらなんておっしゃるかと思います…
>>374 「支那人親しむ可し」とおっしゃるかもしれませんね。
↓
----
抑も日本人、決して無欲ならず。支那に対して大に求むる所なきに非ざれども、
其求むる所は土地に非ず、人民に非ず、只商売貿易の一事にして、其目的は
自から利し兼て他を利せんとするに外ならず。而して此目的を達するには
成るべく彼の国人に近づき、相方の情意を通じて互に相親しむに在るのみ。
----
「支那人親しむべし」
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h38/
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/24(火) 21:04:48 ID:YsWTL/Tv0
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/24(火) 21:20:06 ID:+eqjRKrWO
おっ、レス有難うございます。自分達になくて中国にあるものをやっかむんだり危惧するよりも学んだほうがいいとおっしゃるかもですね。
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/24(火) 21:25:14 ID:YsWTL/Tv0
>>377 >自分達になくて中国にあるもの
例えば何を学べと?
一党独裁体制化の政策に学ぶべきものはない。
仮に良いことがあったとしても、民主国家ではまねできない。
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/24(火) 21:30:09 ID:+eqjRKrWO
よくわからねえけど少なくとも外交はしたたかでうまいとオモ。華僑の処世術というか老荘思想にも興味が湧くし国の開闢以来色々な政権があって眺めてると楽しい。
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/25(水) 08:49:09 ID:9KQFogne0
東アジア共同体なんていう能天気なことを言っていたら、 飲み込まれちゃうんじゃないの?
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/25(水) 10:20:08 ID:KGTaMDTMO
もちろん、ガップリ四つに組むんじゃなくアウトボックスが必要な気がします ただ共同体になるのも安易だけど経済的にも安保の面からも全く関わらない訳にいかないし
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/25(水) 10:34:26 ID:9KQFogne0
民主党政権が突然言い出した東アジア共同体なるものが、 何を目指しているのかが、イマイチ分からない 経済的共同体なら、自由貿易体制と矛盾し、 しかも人件費の高い日本には不利になる 軍事的共同体なら、中国を中心とする反米同盟となり、 アメリカが黙っているはずもない 日・中・韓とも国柄に違いがあるのだから、 それぞれ別個にやってゆけばよい 福沢の脱亜論だって、結局はそういう個別主義をいっているのだと思う
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/25(水) 11:30:39 ID:KGTaMDTMO
共同体と言い出して、米中からいたくもない腹を探られるのはいやですね。琉球王国はあまり参考にならない気がするしなんかモデルはないでしょうか…
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/25(水) 11:38:50 ID:9KQFogne0
>>383 地理的な概念をもとにまとまろうとする発想が古い
インターネットで瞬時に地球の裏側と通信できる時代に
東アジア、なんて
イギリス連邦みたいに世界にまたがっているほうが
なにかと好都合
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/25(水) 11:56:33 ID:KGTaMDTMO
いまから植民地政策できないし(^o^;
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/25(水) 18:54:04 ID:TmjDkuaI0
鳩山由紀夫のどこがいいんだか ただのマザコン
福沢諭吉 知らないし 学問のススメも 読んだこと無いけど 学問のススメって 天は人の上に人を作らず 人は人の上に金を作った って事を言いたかったのか? だから勉強しろと言いたかったのか?
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/25(水) 23:55:03 ID:KGTaMDTMO
違わぁ!天は人の上に人を重ねて人をつくるってんだ! 諭吉先生スマソΩÅΩ;
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/26(木) 10:01:45 ID:zrYVdpbE0
>>388 君、あんまり下品なことは、書き込まぬがよいよ
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/26(木) 15:35:03 ID:cvcoI9ByO
慶應出版の『西洋事情』の背表紙は洋服姿の福沢先生ですね。オッと思うほど男前です。しかし…… 前髪の縮れは天パーでしょうか?
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 07:13:38 ID:Wbk0WTRM0
>>390 いや、コテをあてて整髪しているのだと思う
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 10:25:48 ID:NIzHnAWSO
>>391 390です。
コテで髪の毛を…
目から鱗です
有難うございます(^o^
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 11:50:05 ID:Wbk0WTRM0
>>392 当時の一般的な整髪法
髷だってそうやって形を整えていた
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 12:56:14 ID:NIzHnAWSO
床屋でやってもらうんですか?
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 13:34:39 ID:Wbk0WTRM0
>>394 そうだよ
床屋は今よりたくさんあった
江戸時代には
伸び放題の髪というのは許されていなかったから
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 13:35:59 ID:NIzHnAWSO
コテかけたら、髪の毛いたみそうですね
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 13:40:19 ID:NIzHnAWSO
身分によって髪型は決まっていたんでしたね 有難うございました
398 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 14:20:19 ID:Wbk0WTRM0
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/28(土) 07:10:18 ID:QJeLVIVG0
友愛の政治は、福沢先生の独立自尊の精神とは正反対 景気が悪くなるのも無理はない 早く総選挙をして自民党が政権を奪還するべき
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/28(土) 07:35:45 ID:QJeLVIVG0
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/28(土) 16:54:23 ID:C2WhpC+gO
天皇制についても発言していたんだな福沢
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/28(土) 18:38:31 ID:8KWqCuUe0
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/28(土) 20:11:26 ID:QJeLVIVG0
福沢が朝鮮の独立のために粉骨砕身したことは 忘れられているわけね
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/28(土) 21:50:02 ID:C/uJvrg5O
定期的にボウフラが湧いて、ほぼ同じ議論を繰り返すな=3
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/28(土) 23:46:46 ID:Np9oO/uF0
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/29(日) 07:22:57 ID:WqYVmiT/0
>>405 なんだ、安川と同じじゃん
雁屋については、週刊新潮今週号で
その北朝鮮への異常な愛情が批判されていた
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/29(日) 11:52:12 ID:0s9HpemnO
民主党も自民党も、党を仕切っているのは慶応だな
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/29(日) 22:00:04 ID:D68fEvRRO
不況も慶應義塾のせいだってのか怒
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/30(月) 08:51:08 ID:K5t2AGWW0
スパモニで、石破元防衛相と長島防衛政務官が激論していた どちらも下から慶應
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/30(月) 09:50:13 ID:m6Q+vOiZ0
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/30(月) 12:50:46 ID:1UnPpc0k0
昨日から始まった「坂の上の雲」で、主人公が「学問のすすめ」を読んでいるところがあったな
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/30(月) 18:25:40 ID:MLTTJ1dqO
>>411 諭吉萌の好古さんが息子を慶應に入れて、いわゆる偏差値的なものがあがっちゃったみたいですね
413 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/01(火) 07:47:00 ID:6rxybNca0
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/01(火) 08:07:55 ID:4KncBpoFO
>>413 有難うございます。秋山兄弟も面白いですよね。好古は弟に帯の代わりに縄を締めさせたり戦場で酔って寝てしまったり…真之は寄席でまずい芸人を追い払ったり。
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/01(火) 19:07:31 ID:5O0EUJO+O
秋山兄弟のキャリアからいって、陸士か海兵にやりそうなものだ
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/02(水) 08:25:38 ID:wIx9sGzU0
伊藤之雄の『伊藤博文』では、福沢らの交詢社憲法草案の評価は低い。 坂野潤治の『日本憲政史』とは好対照だ。 個人的には坂野説に肩を持ちたいところだ。
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/02(水) 08:38:39 ID:pGHDUHooO
福澤先生と、憲政の神尾崎行雄さんのエピソードも笑えますね。
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/02(水) 13:56:42 ID:oKLgiZnG0
大物近代史家スレからのコピペ
16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/12/02(水) 10:28:51 ID:tRujBkCI0
■ 伊藤之雄『伊藤博文−近代日本を創った男−』2009年 ■
◎ 官許的な学問展開の特徴と限界,そして疑問 ◎
http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=2583993 本書は最終章,第24章「暗殺」のなかで伊藤博文の葬儀に触れ,こう記述している。「とこ
ろが〔1909年〕11月4日は,朝から雲が低くたれ込め,物寂しく風が吹き,天も伊藤の死を悲
しんでいるようであった」(575頁)。この段落を読んだ筆者はただちにこう感じた。学術書としては
いささか違和感のある,感情移入のいじるしい論及をしている,と。
ドキュメント・タッチあるいは小説でも書いたかのように,しかもその方面で活躍する筆者なり作
家なりがそのような文章を残したのであるならば,まだ理解できる余地もある。けれども,多少で
はあっても明確に感じたのは,「京都大学法学部で政治学を専攻する教員」が書くような文
体,それも学術書のなかでのものとしては,どうも似つかわしくない一節である,ということであっ
た。その段落を読んだ瞬間,すぐに感じた正直な印象として,そのように受けとめていた。
要は,「伊藤博文=明治を創った偉人に絶対間違いない」という《基本前提・先験的規定》
があるかのようにも受けとれる「伊藤之雄の筆致」,いいかえれば,その執筆の方針が,ほのか
ではあっても,『伊藤博文−近代日本を創った男−』においてはどうしても「かいまみえてしまう」
ように感じたのである。
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/02(水) 14:28:12 ID:1VoQgkxn0
>>418 伊藤之雄は伊藤博文の隠し子の子孫だ!
というような、新事実の発掘を期待するね
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/02(水) 19:12:44 ID:A17YCdm90
『明治天皇』『山県有朋』『伊藤博文』と、矢継ぎ早に伝記を出すな伊藤之雄 京大法の教授で多忙なはずなのに まさか弟子に書かせているんじゃ、ないだろうな
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/02(水) 23:34:33 ID:7Y7hfFY80
>>420 『西園寺公望』も出してる。あと、刊行日は不明だが、ミネルヴァから『井上馨』を
出す予定だよ。いくらなんでも弟子に書かせてるなんてことは無いでしょ。
どの本も他の研究者に対する容赦の無い批判が満載だし、そのトーンも一定してる。
422 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 09:08:27 ID:05/Yrp030
>>421 すごいね!
で、さっそく伊藤博文を読んだ。
礼賛しているわけではないとはいえ、
大津事件で津田巡査の死刑を大審院に求めたことまで弁護するとはねえ。
日露戦争勃発を防ぐため、というんだが、
死刑にならなくても現に戦争にはならなかったんだし。
司法への圧力まで肯定できるはずはないだろ。
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 10:13:04 ID:0EQVWVG90
>>420 >>421 明治の元勲(天皇は違うか)ばかりで厚い本4冊とは、驚きの筆力だな
元勲たちのミニフィギュアでも付録につければ、もっと売れるかも
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 10:53:56 ID:bI4HKIB90
>>421 いつのまにか伊藤(博文&ノユウ)スレになっている。
ソコデ戻すために聞くが、
>どの本も他の研究者に対する容赦の無い批判が満載
なノユウ先生が、ヒラヤマさんを評価するのはナゼ?
ミネルヴァつながり?
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 11:00:00 ID:af9ncj5A0
>>423 そのうち、『山県有朋』と『伊藤博文』は今年に出ている。それに加えて、
今年は伊藤博文の韓国統治についての共編著も出している。つまり、伊藤さんは
今年だけで単著2冊、共編著1冊の計3冊も本を出してることになる。
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 11:36:51 ID:0EQVWVG90
>>425 スゲー、どんな授業しているんだろ?
講義そっちのけで、朝から晩まで原稿を書いているのかな
松本清張みたい
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 13:11:04 ID:m3a8IB230
>>424 この書評だね。
「福沢諭吉の真実」の迫力 伊藤之雄(京都大学教授)
ttp://www.bunshun.co.jp/yonda/yukichi/yukichi.htm 『福沢諭吉の真実』は2004年、ミネルヴァの『福沢諭吉』は2008年刊行だから、
ミネルヴァつながりではないと思う。伊藤さん自身、日本の中国・朝鮮認識と
外交論をテーマにした論文で福澤も取り上げていて、大体平山さんと同様の
趣旨のことを書いていたから、その関係だと個人的には思う。
>>426 学部、大学院、法科大学院、公共政策大学院で講義や演習、学生や院生の論文指導
とかしてるから多忙も多忙。本人も著書のあとがきで度々公務が激増して執筆に割ける
時間が切り詰められてると言ってるし。
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 13:36:55 ID:0EQVWVG90
>>427 そりゃ大変だ
京大に移るまではそれほど多作というわけではなかったようだから
長年にわたる溜めの成果なんだろうね
その前の名古屋では、安川さんと一緒だったのかな
ひょっとして、安川憎しの情念がもともとあって、それが平山本の激賞につながっているのかも
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 14:15:28 ID:bI4HKIB90
>>427 そうそれ。平山サイト内の検索でも、この書評しか引っかからない。
『福澤諭吉』の人名索引にも、伊藤ノユウの名前はない。
文春つながりとも思われるが、
ノユウさんが文春新書で本を出したのは最近のこと。
マア同時代を研究対象にしている研究者同士なのだから、
どこかで交流していたとしても不思議ではないのだが。
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 15:56:30 ID:05/Yrp030
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 17:24:33 ID:bI4HKIB90
>>430 なるほど。アンドルー・ゴードンのゼミのオブザーバーとして一緒だった、
ということか。テキストは色川大吉の『昭和史』。
よく見つけたね。
この年はボーゲル父子も開講していたようで、マア華やかなことで。
それにひきかえ、日本の大学の物質的人的資源の乏しさといったら、
情けなくて悶絶するな。
432 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 19:31:34 ID:TNdZu5CsO
結局現在の大学教育へのぼやきになってしまいますね
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 19:35:56 ID:BEUduyCsO
諭吉さんにマイケル=ムーア映画を評価して欲しいですなぁ
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 20:26:55 ID:jaBVS/x7P
>>428 伊藤さんと安川さんは名大では違う部署だったよ。伊藤さんは文学部、安川さんは
教養部で教養部廃止後は情報文化学部の先生だった。
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 20:49:24 ID:TNdZu5CsO
世間一般のイメージでの福沢は、ムーアの映画に出てくる資本家だろうね。 金持ちを悪く描いても仕方がない。 金持ちが貧乏になっても、貧乏人が金持ちになるわけじゃ、ないから。
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 00:15:17 ID:h69yVP1V0
もし福沢が失語症や脳梗塞にならずに大正時代まで長生きしていたら、日露開戦や 大正デモクラシーをどのように論じていたかは興味深いな。
平山洋 『福沢諭吉の真実』の真実 礫川全次 『知られざる福沢諭吉』 平凡社新書(新刊)
▼ こりゃあ、面白い。 一気に読んだ。
▼ なによりも、さりげないながら、平山洋『福沢諭吉の真実』(文春新書)で展開された、
「福沢は古典的自由主義者で、侵略主義者福沢諭吉像は、昭和版全集編集者、
石河幹明が全集時に混入させた論説によるものなのだ」への、
搦め手からの痛烈な皮肉になっている。
平山洋の詐術?については、安川寿之輔が徹底的に再批判しているらしいので、
そっちを読んでもらうのが早い(私は未読)。 しかし、こっちもなかなか。
これまで、「思想」しか語られてこなかった、福沢諭吉本人の「人品」「品格」を問うているのだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/boushiyak/diary/200701300000/#comment
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 06:34:41 ID:QTaKfYtIO
日露戦争については、合理的開戦理由ありとみなせば、賛同したろう。 確か時事は開戦派。 大正デモクラシーは交詢舎指導で、大賛成。
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 07:37:00 ID:fvXeDRLg0
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 08:24:57 ID:GrJ7qBiI0
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 10:39:29 ID:FxAvl2yI0
>>434 ははあ、でも時期は重なっていたんだね
何か二人の対立を象徴するエピソードはある?
伊藤「なぜハゲ隠すんだこのハゲ!」
安川「お前に言われたかないよハゲ!」
というようなハゲしい論争はなかったのかしらん
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 10:59:48 ID:GrJ7qBiI0
>>433 この思いつきおもしろい
だいたい
>>435 のようになってしまうかもしれない
斎藤貴男の『機会不平等』などで描かれている慶應系の学者とも重なるイメージ
>>437 もその立場だろう
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 12:21:04 ID:qiOtQToU0
>>442 けっきょくムーアは政治的リベラリストのさらに左派だから、
富裕階層はどうしても搾取する邪悪な存在として扱われることになる。
故郷フリントでGM工場が閉鎖されたのは気の毒だが、メキシコに工場移転しなければ
80年代の時点でGMは倒産していただろう。
失業者を救えないのはGMのせいではなく社会制度の問題で、
そのために立法府としての議会がある。
増税して社会福祉に使えばよい。もちろん金持ちから多く納税してもらうことにして、
再分配を強化する。
ムーアが描く資本家は、彼が毛嫌いするナチスが描くユダヤ人と同じ手法により、
観客に嫌悪感を抱かせるよう戯画化されている。
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 13:23:38 ID:+luklYVF0
福沢が大正時代まで長生きしたとして、第一次大戦や労働運動もどう論じたか気になるな? 福沢って労働者の待遇改善とかの社会政策には冷淡だっけ?
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 14:30:51 ID:8DtpgOtXO
単純に資本家の肩を持つこともないし、労働者にばかり入れ込むことはないでしょうね
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 17:01:16 ID:qiOtQToU0
>>444 労働運動についてははっきり否定的な考えでしょうね。
大雑把に言って、福澤と松下幸之助の考えは似たところがあるから、
松下の意見を参考にすると、立ち位置が想像できます。
第一次大戦では日本はクレバーな対応をしたので、政府に賛同したでしょう。
大隈内閣なんだし。
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 19:45:54 ID:AXBON9rI0
>>446 労働運動への危機感なら、『民情一新』に詳しく書かれている
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/05(土) 09:48:40 ID:LpovUzZ00
国民の生活水準を向上させた社会主義政権などないのだから 安川さんはじめ、アンチ福沢の方々は いいかげん夢から醒めたほうがいいと思うのですけれどね
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/05(土) 13:21:51 ID:gCAGC/quO
時に秋山好古さんは諭吉さんにあえたの?
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/05(土) 19:42:35 ID:owOLXEco0
いま話題の阿久根市の竹原市長ですが、 福沢についてもこんな記述が↓ 明治維新により富国強兵の道を歩み始めた日本は、 欧米からあらゆる兵器を購入し続けていたが、 欧米への支払いに当てる資金が日本には無かった。 そこで福沢諭吉は、「賤業婦人の海外に出稼ぎするを 公然許可すべき」という指示を天皇に与える。 賤業婦人つまり売春婦として日本人女性を海外に 「輸出、 売却」し、兵器購入資金を作るというプランであり、 天皇一族はこのプランに飛び付き実行する。 (福沢諭吉全集 第15巻)
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/05(土) 23:11:01 ID:gCAGC/quO
別な竹原にひっぱたいてもらいましょう
454 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/06(日) 09:52:01 ID:c8eXLP0Z0
>>450 その論説は、風俗でしか生きていけない女性に、
生きる希望を与えたんだよ
風俗女性にも生きる権利があるだろ
ところでそれ、本物?
>>454 おそらく、論説「人民の移住と娼婦の出稼ぎ」全集第15巻362頁、
(『時事新報』明治29年1月18日の社説)のことを指していると思います。
この論説について平山さんは次のように判定しています。
↓
----
昭和版『続全集』に初収録で福沢の自筆原稿は残存せず、です。
少なくとも下書きは石河と断定できるとはいえ、そのアイディアを
福沢が出したかどうかについての証拠はまったくありません。
(中略)
要するに、「人民の移住と娼婦の出稼ぎ」は、石河が自らの関心から執筆して
紙上に掲載したものを、1933年に、折からの満蒙開拓ブームにのっかって、
「実はこれも福沢先生が書いたものだ」、とか言って、『続全集』に採録した
もののように見えます。
----
2006年10月23日付 作家清水義範氏宛ての書簡
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h35/
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/06(日) 13:37:55 ID:c8eXLP0Z0
>>455 ほほーっ、よく知っているね
この社説自体は石河作かもしれないけれど
似たようなことを福翁百話か何かで言っていたような気がする
ネットのどこかで見かけた
>>456 おそらく『福翁百話』の「人事に裏面を忘るべからず」(48話)
のことだと思います。
海外移住を推奨して、娼婦の出稼ぎを黙認するように主張されています。
↓
----
尚お是(こ)れにても実際に無妻(むさい)の人こそ多ければ、是(ここ)に於てか人情
世界の窮策(きゆうさく)として、賤業婦(せんぎようふ)の往来も大法(たいほう)の網を洩(も)らして自由に任ぜざ
るべからず。西洋人の言に移住地の組織は寺と酒屋と軒(のき)を並べて始めて
可なりと云(い)うその次第は、移住者の艱難辛苦(かんなんしんく)は酒色の快楽を以(もつ)て償(つぐな)い、酒
色の敗徳(はいとく)は宗教の福音(ふくいん)を以て救い、随て(したがつ)苦しみ随て楽しみ又随て矯正(きようせい)
するの意味なり。西洋の諸強国より海外の地に兵士を屯在(とんざい)せしむるその
地には、必ず娼妓(しようぎ)のあらざるはなし。若(も)しも然(しか)らざるときは、政府の筋(すじ)よ
り窃(ひそか)に賤業婦の往来に便利を与えて必要に応ずと云う。娼妓の害大な
らざるに非(あら)ずと雖(いえど)も、之(これ)を禁じて却(かえつ)て兵士の気を荒くするの害は更(さ)ら
に大なるものあるが故に、その利害を比較して扨(さて)こそ娼妓の醜業(しゆうぎよう)を黙許(もくきよ)
することなり。
----
< デジタルで読む福澤諭吉 > 福翁百話 - 百八十八 頁
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=113&PAGE=188
>>457 ああ、これこれ!
従軍慰安婦問題で、さっきの「娼婦の出稼ぎ」とセットで批判されている話
読んでみると西洋の軍隊の話じゃん
これだけを読むと、いやな感じはしないし
強制ではなく自由意志での従事なのだから
強制連行されたという慰安婦問題とは無関係な事柄だな
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/06(日) 22:15:28 ID:hUGrQ60L0
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/07(月) 07:49:45 ID:Rn87IOuQO
時事新報は福沢私有だから、息子に相続するしかないんだよ。
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/07(月) 09:09:12 ID:hSPiZgfI0
>>459 のリンク先、ようするに現在の慶應へのジェラシーとしか受け取れない
だいたい福沢の晩年には、慶應はつぶれそうだった
帝大閥に圧迫されて
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/07(月) 09:35:01 ID:OdLQ9Wfw0
上にもあるが、秋山好古は息子を慶應に入れた。 昭和期の軍人とは異なったメンタリティを有していたということ。 軍人の出身階層が下がるにしたがって、慶應への憎しみは強くなったようだ。
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/07(月) 12:06:45 ID:6fkMbA1UO
言論だけで福澤を批判してる人は現実世界に影響を及ぼしたり実績は殆んどない。語弊はあるが英雄的な人をやっかむ現実逃避のアニヲタ的。
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/07(月) 21:17:05 ID:Rn87IOuQO
そんなにアンフェアかな慶應
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/07(月) 22:44:58 ID:S414Ip+h0
岩波に全集を改訂する気が無いなら、平山さん監修で慶大出版会が完全かつ本当の 意味での福沢全集を出してほしいところ。
466 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/08(火) 07:25:16 ID:FZYhg3l50
>>465 慶應出版の前身慶應通信の社長は、現行版の編纂者富田正文だったから、
それはまずムリだろうねぇ
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/08(火) 18:34:57 ID:uxV9y3LNO
慶応内部もなんだかドロドロしてそう
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/08(火) 20:01:57 ID:8JIDSalK0
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/09(水) 07:19:33 ID:GjybROFL0
ま、戦前のドイツでも、ナチ党が政権をとる前までは、 移民に寛容な社会民主党政権だったからな 鳩山が無残に失敗した後、 自民ではなく極右政党が民族主義を掲げて政権をとるかも
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/09(水) 14:58:00 ID:tlJ+M8xI0
>>455-458 時事新報社説の真偽問題について考えるのに、適切な実例だね。
『時事新報』明治29年1月18日の社説「人民の移住と娼婦の出稼ぎ」(全集第15巻362頁)
は福沢の思想とみなすべきなのかどうか?
『福翁百話』の四十八に外国の軍隊のこととして同趣旨の挿話があるから、
福沢が石河に、「こんなもん書け」と命じた、と推測することもできる。
そうではなく、たまたま『福翁百話』のその話を読んだ石河が、「自分の意見と同じだ」
と思って、勝手に書いた可能性もある。
原稿も何もないのだから、どちらとも判定はつかない。
グレーゾーンの社説とは、こういう社説のことをいうのだろう。
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/09(水) 19:41:33 ID:2NRWRjb40
新全集を作るなら、掲載基準をはっきりさせてもらいたいものだ
>>465 そのアイデアはなかなか面白いですね。
慶應出版から21世紀の福澤全集を出して欲しいです。
>>471 あるいは福澤全集とは別に、単独で『時事新報論集』を出す
のがいいかもしれませんね。
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/10(木) 09:10:42 ID:50lq2j5m0
>>472 >慶應出版から21世紀の福澤全集を出して欲しいです。
岩波との関係から難しい
だから150年も著作集でごまかした
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/10(木) 10:59:55 ID:/9MEgTG20
>>472 1933年刊の続福沢全集(昭和版)は、
もともと時事新報論集プラス書簡集だったんだよ。
うちの大学にあるので閲覧したが、
解説文も、「時事新報は・・・と伝えた」という調子で書かれている。
石河の『福沢諭吉伝』(1932年刊)でも、
大正版所収社説については、「福沢先生は・・・」と引用し、
昭和版に収録されることになる社説を引く場合は、
「時事新報は・・・と伝えた」と書いている。
安川さんはこのことを捉えて、
石河は、福沢の直筆社説と自分が書いたものを厳密に区別している、
などと書いている(『戦争論と天皇制論』268ページ)が、
じつは大正版所収社説と、昭和版のそれを区別しているだけのこと。
安川さんの立論では、昭和版所収の「脱亜論」や「娼婦の出稼ぎ」は、
福沢のものではなくなってしまう。
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h29/
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/11(金) 07:36:55 ID:fCKtnI+i0
どの社説が大正版に入っていて、昭和版には何が追加されているかは、 どうすれば調べられるのですか?
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/11(金) 11:10:05 ID:L7/lDR8zO
諭吉さんは、公共マナーも公共心のうちに考えていたのかな…
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/11(金) 14:32:16 ID:fCKtnI+i0
>>477 さっそくありがとうございました
レポートのネタにするつもりでした
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/11(金) 16:36:30 ID:fCKtnI+i0
>>479 またまたありがとうございます!
図書館で調べてみます
それにしても、近年の福沢研究の動向は、
平山先生と安川先生にどうしても帰着してしまいますね
異なった方向の研究はないものかな
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/11(金) 16:58:27 ID:DJjT+y910
>>480 慶應出版からアルバート・クレイグの『文明と啓蒙』が出た。
福沢の初期の思想の起源をスコットランド啓蒙に求めている。
月刊文藝春秋の最新号で、猪木武徳が書評しているから、
読んでみるとよい。
それから、上で話題になった伊藤之雄の『伊藤博文』については、
週刊新潮の最新号で福田和也が激賞している。
それにしても安川一派の分は悪くなる一方だ。
雁屋哲の福沢批判は尻切れトンボで、単行本刊行の企画もなくなった模様。
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/11(金) 19:46:27 ID:S+h1pI0s0
>>482 それはちょいと古いね
そうなると北康利はどうなるのかと
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/12(土) 00:06:49 ID:VDikouPI0
『福沢諭吉の真実』の評価を巡って、米原謙さんと伊藤之雄さんの間で論争が 勃発しないかな。伊藤さんは絶賛したのに対し、米原さんは「薄っぺらい」と、 正反対の評価を下しているし。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/12(土) 07:10:52 ID:mN/aFRgR0
>>484 もう旬の話題ではないから、いまさら論争にはならないのでは?
トハイエ米原さんは阪大、のゆうさんは京大にいることだし、
どちらも政治所属なのだから、何かしらの対話があってもいい
のゆうさんは明治政府を高く評価し、米原さんは低く評価している、
という元もとの立地点は、論争するの価値は十分にあるな
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/12(土) 10:00:09 ID:so97Cc78O
諭吉さんちに寄宿してた間抜けな宣教師がお祈りの中で諭吉たちは悪魔ですとか抜かしていたエピソードに笑えた
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/12(土) 14:12:34 ID:so97Cc78O
>>488 情報ありがとうございます。
なるほど、石河幹明の『福澤諭吉伝』に出ている話だったんですね。
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/12(土) 16:29:22 ID:Xjqo65mA0
岩手
岩手
岩手出身の女生徒を退学処分した。www
岩手
岩手
壮絶いじめ宝塚歌劇団w
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
△▼【万引捏造】96期[Part15] 【冤罪退学】▼△
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/siki/12 ★60543134/
【Googleは】宝塚音楽学校冤罪退学事件3【ハッカー】
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/12 ★60390479/
宝塚音楽学校を退学処分になった女性、不祥事を捏造されたとして提訴
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/125 ★7679254/
宝塚音楽学校でガチャ切りしたの誰なんだろうね?
事務員とかな電話対応やクレーム対応習わないのかとらびっくりなんだけど。
宝塚歌劇営業部はまともな対応だね。
音楽学校は、アーアー聞こえなーい電話ガチャンって姿勢だからね。
裁判所にもアーアー聞こえなーいだし、クレームなんか聞く気もなさそうだよ。
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/12(土) 17:25:17 ID:so97Cc78O
ホールの野郎みたいに、いわば福澤の世話になりながら悪口をいう…そんな批評家が増えてきた気がしますw
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/13(日) 08:20:49 ID:A1Kg1LWW0
>>486 ACショーのことじゃないんだね
軽井沢の発見者として有名な人物
文明論之概略のアドバイザー
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/13(日) 10:47:20 ID:SqgREoEg0
福沢は中江兆民や植木枝盛とは交流あったのかな?
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/13(日) 10:56:06 ID:A1Kg1LWW0
>>493 中江は10歳下、植木は20歳下の土佐系だね
個人的な交流はなかったのでは?
中江の師匠細川潤次郎は福沢の親しい友人だった
福沢にとって、植木はもとより中江も弟子の世代
しかも板垣直系だから、相手陣営の論客としての認識しかなかったろう
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/13(日) 17:43:34 ID:6K5HNGVk0
福沢は外交についてもいろいろと論考を書いてるけど、外国に関する情報はどこから 得ていたんだろう?これは福沢に限らず外交を論じた他の言論人にも言えることだけど
>>495 福澤先生は、アメリカに2回、ヨーロッパに1回行ったので、
直接に欧米の情報を得たと言えますね。
あと、ヨーロッパから帰った後に幕府の翻訳方に雇われて、
英字新聞などを翻訳しているので、新聞からも情報を得ています。
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/13(日) 20:12:26 ID:A1Kg1LWW0
>>495 外務卿寺島宗則は外国方以来の親友
外務次官林ただすは捨次郎の妻の父
外務大臣青木周蔵は、中津で修業していたとき、
福沢の母方の叔父橋本塩岩に弟子入りしていた
井上馨は福沢とはじっ魂で、おかげで伊藤に嫌われていた
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/13(日) 21:46:08 ID:wu8y8xiqP
今日の「坂の上」には出てこなかったが、 大鳥圭介公使(清国駐在)は、適塾の先輩。 福沢の外務省人脈はすごいよ。
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/13(日) 21:50:04 ID:TPaBUE2kO
>>498 大鳥さんは今で言うと中国大使でしょうか?役者や噺家の物真似をして、面白い人だったようですね。
500 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 09:05:28 ID:tjkJqDEg0
外務省に太い人脈があるからといって、 情報が漏れていたわけではないだろう
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 10:34:54 ID:8823PVO90
>>495 日清戦争関係でよい記事が掲載できたのは、総編集伊藤欽亮が長州出身だったから、
と「福澤諭吉の真実」にあったぞ。
この人物は石河幹明に消されてしまった。
ま、いずれにせよ諭吉は新聞社のオーナーなんだから、
全国にスパイ網を張り巡らしているようなものなんだがな。
<福沢諭吉『脱亜論』の現代訳> 日本の不幸は中国と朝鮮半島だ。 この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、 同じ古典を共有しているが、もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、 日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。 情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、 過去に拘り続ける中国・朝鮮の精神は千年前と違わない。 この近代文明のパワーゲームの時代に、教育といえば儒教を言い、 しかもそれは表面だけの知識であって、現実面では科学的真理を軽んじる態度ばかりか、 道徳的な退廃をももたらしており、たとえば国際的な紛争の場面でも 「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。 (中略) もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。 「東アジア共同体」の一員としてその繁栄に 与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。 日本は、大陸や半島との関係を絶ち、先進国と共に進まなければならない。 ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。 この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。 悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。 私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。 明治18年(1885年)3月16日
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 12:37:17 ID:vKc0A0iP0
>>502 という福沢先生の警告を無視して、中国に600人もの部下を引き連れ
朝鮮半島には媚を売ろうとしている塾員がひとり
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 15:50:08 ID:mg/+X8ISO
中国、朝鮮半島は血縁社会ですね。 それがいわゆる近代化を阻んでいる。
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 16:44:55 ID:vKc0A0iP0
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 18:30:02 ID:mg/+X8ISO
私見ながら、100年や200年で民族性がそっくりかわるとは思えない
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 19:55:10 ID:ATcGl5npO
すると現在の中韓の近代化は見せかけだと?
両国とも近代化してるね。
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 21:05:03 ID:mg/+X8ISO
何をもって近代化と呼ぶかで意見の別れるところだが、部族社会の感じが拭えない。
511 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 21:08:44 ID:ATcGl5npO
それは偏見かもよ 外国人が「日本人なら天皇の言うことなら、なんでもきく」と信じているような
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 07:27:24 ID:J9HLbO700
>>508 韓国は民主化したが、中国は民主主義とはいえない。
両国を同じように見るのは間違い。
そういえば坂野さんも言っていたが、
福沢の清国観と朝鮮観にも違いがある。
福沢は朝鮮には日本と同様の小国としての、
親近感があった。
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 07:39:37 ID:jTwcSJ890
>>509 社説の脱亜論は戦後に発掘されたものだとしても、
脱亜思想のほうは福沢のかねてよりの持論だと、
ウィキにはあったぞ
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 08:45:06 ID:6OAeXEj5O
もちろん全部でないが中国・朝鮮半島の人はかなりはっきり自己主張をするが集団の中では何も言わない人が多い。個人の意見より部族のそれ…やはり血縁社会かなと。
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 09:13:36 ID:6OAeXEj5O
部族と仮にいっちゃったけど、共産党なり自分のいるコミュニティのことねw
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 09:41:19 ID:VSfJE6Rc0
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 10:30:06 ID:6OAeXEj5O
現象は同じようでも背後の原理みたいなもんが違うと思う。日本はその『場』に対するエクスキューズ。血縁社会程濃蜜でない。個の原理の欧米と血の原理の社会の間に属する。
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 10:46:04 ID:VSfJE6Rc0
>>517 ビジネス界では、韓国人も中国人も血縁を重視しているようだけれど、
政界ではどうかな。中国共産党は世襲を禁じているだろ
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 14:17:02 ID:6OAeXEj5O
厳密には当てはまらないかもしれない。しかし中国共産党と人民の在り方はおかあちゃんと子供。
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 15:08:39 ID:jTwcSJ890
522 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/15(火) 18:35:47 ID:+VHDYFL5O
ともかく中国の積極外交は、すげー
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/16(水) 07:51:22 ID:5oVj2MRbO
社説脱亜論は、脱亜思想ではあっても、アジア蔑視ではない、ということね
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/16(水) 08:56:19 ID:uqQ95tPT0
>>524 その解釈が行き渡ったために、安川さんたちは誰からも相手にされなくなった
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/16(水) 12:25:45 ID:393DWLlL0
>>523 学問のすすめのこの部分は、日本人による中国人蔑視として批判されることが多いのだけれど、
読んでみると、中国人による外国人(日本人を含む)への蔑視を、福沢は批判しているんだよね
>>526 そうです。
当時の中華思想では、西洋人などは夷狄とみなしていたし、
日本人に対する侮蔑感情(侮日)もありました。
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/16(水) 23:05:22 ID:RZK+/rv5O
日本への目線は今もそんなにかわらない気もする
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/17(木) 08:59:39 ID:f4iabl/T0
>>527 今でもあるんじゃないか?
中国や韓国の反日デモを見ると
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/17(木) 12:13:58 ID:0xn0o6Sb0
日本人によるアジア蔑視ばかりをあげつらうのは、サヨクの陰謀ということですね
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/17(木) 18:11:01 ID:3Fxh8AlfO
最近聞かなくなったな、東アジア共同体w
福沢は普通選挙や女性参政権については早期導入論者だったの?
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/18(金) 07:30:02 ID:s7/yM0Sz0
>>533 ウィキはどうやらこのエントリを参考にしているようだ
535 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/18(金) 08:04:16 ID:eNaRHJsb0
>>532 安川によれば、どちらも反対だったようだ。が、本当に福沢に由来する見解なのかどうかは、不明。
時事の論調に過ぎないのかもしれない。だれか調べてチョ。
>>535 > 安川によれば、どちらも反対だったようだ。
それは興味があります。安川さんのソースきぼん。
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/20(日) 06:47:45 ID:6vLrQX0x0
>>535 時事新報は日本のタイムズを目指した高級紙だからなあ
読者は自分に選挙権があることを誇るようなタイプだったはず
政党政治を求めることはあっても、普通選挙まで要求したかどうか
それから諭吉は女性の社会進出にも否定的だったから
女性選挙権についても抑制的だったと考えられるね
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/20(日) 10:46:29 ID:VREOaiqN0
>>537 福沢の女性論は、性別役割分担を基礎においているからね
中上流女性は家の中でしかるべき役目をするほうがよい、と
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/21(月) 00:46:33 ID:TSooDO16O
安川が福沢の女性論を書いたのでは?
540 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/21(月) 10:53:19 ID:JK0mo0MA0
>>539 そっちは書かないで、なんか裁判の本を書くとかいってなかったか
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/22(火) 02:01:23 ID:69mW+k8E0
福澤について評価すべきは「学問のすすめ」だろ。 「脱亜論」をもちだして日本万歳するのは福澤の思想に合わないだろ。 彼は日本人はまだ英米に比べて個人が未熟だと考えていたのだから、 中国らの躍進に嫉妬してないで、志を高く持ち、努力しろ。
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/22(火) 07:34:07 ID:Rup6T2000
>>541 「脱亜論」はとくに日本万歳ではないのでは?
西洋的近代化を中韓といっしょにしようと思っていたのに、
できなくなって残念だ、と言っているだけで
「学問のすすめ」は、一般に個人主義と経済重視を唱えていると捉えられがちだが、
「坂の上の雲」の秋山好古は、
一身独立して一国独立する
を主に軍事的な意味として理解し、陸軍エリートの道を歩んだ
その息子の信好は、慶應義塾に進学している
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/22(火) 07:58:32 ID:WMgGm0O50
>>540 衣料会社の裁判だっけ?
何とかブラウス訴訟?
初歩的な質問ですまないが… 「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」 これどういう意味なんだ?平等論を説いたわけではないんだろ?
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/23(水) 03:10:36 ID:57Qj1JbI0
>>542 ああ、すまん。スレ読んでたら
そういう感じに利用しようとしてるレス見かけたから。
個人主義の捉え方にもよるけど、個人の熟成があってはじめて
立派な国が成り立つってとこだね。
>>544 福澤諭吉に詳しいわけではないけど、多分一般的な
自然権思想を彼なりの言葉で述べたものだと思うよ。
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/23(水) 07:57:20 ID:fYxpetXK0
>>544 これは「アメリカ独立宣言」の一部を翻訳したもの、と言われているな
人間は本質的に平等である、ということだろ?
547 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/24(木) 10:45:09 ID:luWWt+NO0
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!!
雁屋哲の美味しんぼ日記「共和国の友人たち4」
ttp://kariyatetsu.com/nikki/1185.php 2009年12月20日(日)@ 23:34
----
(前略)
1884年(甲申の年)12月、開化派の中心人物、金玉均はクーデターを起こし、守旧派の重臣たちを殺し、新政権を樹立したが、わずか3日後に清国軍によって打ち破られた。
この計画は、福沢諭吉によって立てられ、福沢諭吉は軍資金も、武器も金玉均に与えた。
福沢諭吉を神のように崇め、福沢諭吉全集を編纂した石河幹明はその「福沢諭吉伝」で、福沢諭吉によってソウルに送られた福沢諭吉の弟子、井上角五郎の言葉として大略次のように記している。
「福沢諭吉は、自分は作者で、筋書きを作るのみである、といっていたが、今度の件は作者に留まらず金玉均などの役者を選び、道具、立地など万端を指図した事実がある」
さらに、石河幹明は、「福沢諭吉は、井上角五郎と金玉均の間でだけ通じる電信暗号を持っており、横浜の商人に数十口の日本刀を井上角五郎の元に送らせた」と記している。
クーデターには、日本公使竹添進一郎と日本軍が加わったが、日本軍の兵力は弱く、強力な清国軍に打ち破られ、竹添、金玉均らは仁川から日本へ逃げ帰った。
福沢諭吉は、現在でも明治以来最も日本人に尊敬されている偉人の一人である。
その福沢諭吉が朝鮮のクーデターを主導したとは俄に信じられない人が多いのではないだろうか。
現在中断しているが、私はこの「日記」で福沢諭吉について書いてきた。読み返して頂ければ分かるが、一般の日本人が福沢諭吉に対して抱いている民主主義的・自由平等主義的な印象は戦後になって丸山真男などによって作られた虚偽の物で、
実際の福沢諭吉は、明治政府の言論弾圧にも抵抗せず、明治政府のお師匠様を自認し、アジアを蔑視する意識を日本人の中に広め、朝鮮・中国への侵略を扇動する思想家だった。
福沢諭吉は、自分が筋書きを書いた朝鮮のクーデター「甲申政変」が失敗した後、
「脱亜論」を書いた。
その「脱亜論」の主旨は、「日本は既に西洋文明を受け入れたが、朝鮮・支那(当時清国を日本は支那と呼んだ)の両国は、昔の風習・習慣にとらわれ、
百千年の昔のままである。このような国と付き合っていると、日本も世界中から、
遅れた国と思われる恐れがある。
であれば、日本は、支那・朝鮮から離れて西洋の文明国と進退を共にし、支那・
朝鮮に接するのも隣国だからと言って特別扱いすることなく、西洋人と同じよう
に処分するべきである」ようするに、「主義とするところは唯脱亜の二字にある
のみ」と言うのである。
「西洋人と同じようにする」とは、「西洋がアジア諸国を侵略したと同じように
日本も朝鮮・中国を侵略する」と言うことだ。
クーデターに失敗した後に、こんな文章を書くとは、福沢諭吉の人間性を疑わざ
るを得ない。
事実、福沢諭吉はその後、「朝鮮・清国に兵を進め北京までおとしいれろ」とま
で言っている。
日本のアジア侵略を進めることを既に明治の段階で煽っているのである。日本は
その後福沢諭吉の言うとおりにアジア諸国の侵略を進めた。
こう言う福沢諭吉のような人間を偉人として崇めている間は、日本人は世界から
尊敬されることはないだろう。
(福沢諭吉については、もっと詳しく書いた本を来年春に出版する。福沢諭吉の
真実の姿を知りたい方は、その本をお読み下さるようお願いする)
(後略)
----
549 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/25(金) 09:20:38 ID:euleFdkl0
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/25(金) 09:51:07 ID:ilu84FWz0
>>548 安川が入れ知恵してんだろうな
井上角五郎は日韓併合後もずっと代議士をしていたわけだから
後年になって併合を正当化する発言をするのは
当然ジャマイカ?
>>550 来年春に出版するという福沢諭吉についての本が気になりますね。
『週刊金曜日』の出版社から出すのかな?
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/25(金) 22:15:03 ID:h0hIBz5FO
カーリーは電波。昔少しでも『美味しんぼ』に興味のあった自分が恥ずかしい。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/26(土) 11:45:18 ID:FfUOvJEh0
>>551 岩波じゃないか?
それなり以上のところでないと話題にもならないから
東大に来年設立予定の韓国研究センターの企画と連動していると思う
カーリーだって東大卒だろ
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/26(土) 12:27:27 ID:kRLNh2a1P
http://kariyatetsu.com/nikki/1187.php 雁屋の創氏改名に関する理解はデタラメだ。
創氏は確かに強制だったが、たとえば金さんは金さんのままでよかった。
内地でそれを日本風の「氏」として読み替える、ということ。
戦争末期の朝鮮総督府の職員録を見たことがあるが、
朝鮮名のままの職員がぞろぞろいる。
総督府勤務の朝鮮人なら日本に協力的な人々ばかりのはずだが、
それでも多くの人は以前と同じ朝鮮名を使っていた。
それから、創氏改名に反対したのは日本の警察だった。
改名が許されて日本名に自由に変えられるとなると、
容疑者のあぶり出しが面倒になるから。
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/26(土) 15:03:44 ID:FfUOvJEh0
>>551 あと、週刊金曜日の社長は福沢肯定派の佐高信だから
そこから福沢批判本が出ることはない
岩波ではないとすると、平凡社新書かな
>>555 平凡社新書ですか、それは想像していなかったです。
もし岩波とすると、岩波ブックレットかな?
佐高って、政治的スタンスは安川に近いのに、福沢に好意的なのは慶応出身だからかな?
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/27(日) 07:44:28 ID:6oEAOKiV0
>>556 平凡社には学生運動崩れの編集者がいるからね
礫川全次の『知られざる福沢諭吉』が紙くずになってしまったので
新しい反福沢本を欲しがっているはず
岩波ならブックレットなどではなく、単行本だと思う
大江健三郎か姜尚中の推薦文を帯に刷り込む
東大に新たにできる韓国研究センターで、?落としのシンポジウムか何かと連動させる
慶應から優秀な受験生を引き剥がすためにも、そうしたネガ・キャンは重要だから
>>557 佐高は、『週刊金曜日』の主宰で「ありながら」、福沢擁護本『福沢諭吉伝説』を書いたおかげで
慶應の講師ポストと、山形にある慶應系の大学に客員教授のポストを得た
もちろん慶應出身だから、そうしたスタンスをとっているのだろう
左翼からは完全に裏切り者呼ばわりをされている
http://electric-heel.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-dc20.html
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/27(日) 08:14:12 ID:6oEAOKiV0
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/27(日) 08:16:40 ID:6oEAOKiV0
訂正 2005年→2006年
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/27(日) 12:14:55 ID:8I3pDRJFO
安川にとっては黒歴史だろうな。 詐欺師が詐欺にあったみたい。(笑)
>>558 雁屋さんが本を出している「遊幻舎」という出版社があります。
そこから来年春の福沢本も出すことになるかもしれませんね。
・『THE美味しん本 オフィシャルブック 海原雄山至高の極意編』
美味しんぼ特別編集チーム/著 遊幻舎 2009年7月発行
・『シドニー子育て記 シュタイナー教育との出会い』
雁屋哲/著 遊幻舎 2008年11月発行
・『美味しんぼ食談』
雁屋哲/著 岸朝子/著 遊幻舎 2006年9月発行
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/28(月) 08:53:59 ID:ROX1ctMI0
東大・慶應レセプションの開催
小宮山総長は、1月28日(水)から2月1日(日)に
スイスのダボスで開催されたWorld Economic Forum 2009の年次総会
(ダボス会議)に出席し、29日(木)の夜に本学および慶應義塾大学の主催による「東大・慶應レセプション」を開催した。
オープニングでは小宮山総長と安西塾長が挨拶をした後、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部・北島信一特命全権大使が乾杯を行った。
レセプションには、外国人を含む政府関係者、
企業関係者、大学関係者など約190名が参加し、歓談した。
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/archive_j.html
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/28(月) 10:26:59 ID:EFRlax8w0
>>563 呼ばれてもいなかった安西さんが、精一杯背伸びしてやったレセプションだね
3ヵ月後に失脚した
565 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/28(月) 17:21:01 ID:VIMKO4xKO
呼ばれてもないのに来るってのが受けた
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/28(月) 19:10:47 ID:HXc+IYIF0
>>565 ほんとに派手好きな塾長だったなァ
千葉の金持ちで、幼稚舎からの内部というイメージどおりの人物
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/29(火) 15:29:38 ID:p08SCQMX0
>>562 この遊幻舎という出版社もワケわからんな
2006年9月に最初の本が出て、今まで出したのは4冊だけ
これだけで商売が成り立つとも思えん
雁屋自身がオーナーの会社なのか?
>>564 しかし初代帝大総長は慶應出身者だがねw
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/30(水) 06:00:34 ID:EwPqTiD2O
福沢諭吉は格差社会の元凶か?
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/30(水) 15:48:38 ID:xMjPhTGn0
今年発表された福沢諭吉の研究で、注目するべきものはどんなのがあったの?
572 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/30(水) 18:03:10 ID:xMjPhTGn0
>>571 情報ありがとうございます
クレイグ先生は、ICUのスティール先生の師匠ですね
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/31(木) 11:27:41 ID:ejgg4+v+O
上智のケイト中井先生の師匠は?
574 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/01(金) 08:31:43 ID:o/Oi4ZNwO
謹賀新年
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/02(土) 11:33:13 ID:Xhyxqr/J0
今年刊行予定の福沢本で、ある程度話題になりそうなのは、今のところ カーリー本だけかな。 彼らの批判はワンパターンだから、黙殺されるかも。 21世紀に入ってからの研究の進展で、 「市民的自由主義者」福沢という見方が、圧倒的大多数の意見になってしまった。 今考えると、「侵略的絶対主義者」などというレッテルは、なんだったのか、と思う。
576 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/03(日) 08:56:48 ID:A3AN70eKO
去年出た産経の 福沢諭吉が今生きていたら とかいう企画本はどうだったの?
577 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/04(月) 10:40:44 ID:uryEB23D0
>>575 こう不景気だと
福沢諭吉は悪者という見方がより強まるんじゃないか?
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/04(月) 11:57:22 ID:/zlZ8xKQ0
昨日の龍馬伝、どうも福沢の旧藩情あたりをネタ本にしていたようだ
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/05(火) 07:07:56 ID:k7Ugtt7ZO
諭吉と龍馬に面識はあったの?
580 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/05(火) 07:38:13 ID:+3sMTv4M0
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/05(火) 11:14:06 ID:QzRwR/zc0
>>579 龍馬は、安政5(1858)年初冬に江戸から土佐に戻り、入れ違いに諭吉が到着している。
文久2(1862)年秋から冬にかけて龍馬は江戸に滞在し、
それから勝海舟のいる神戸に移っている。
諭吉の帰朝は文久2年12月11日、龍馬が江戸を出立したのが12月12日で、
ここでもすれ違い。
文久3年3月22日に龍馬は幕府輸送船順動丸で江戸に向けて出発、
江戸到着は3月末ころ。4月2日に江戸出発、9日に大坂着。
あとは上方を中心に活動しているから、
元治元(1864)年に一度だけ帰省した諭吉と京都あたりですれ違った可能性はあるが、
面識はなかったろう。
このスレで前にも話題になったが、たしか諭吉には龍馬への言及はなかったと思う。
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/05(火) 19:37:36 ID:xtL6pa+w0
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/05(火) 19:46:34 ID:L38KWUfz0
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/05(火) 19:58:08 ID:idn8sMrS0
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/05(火) 20:06:20 ID:z0q251//0
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/06(水) 08:11:29 ID:qTb7sNkQ0
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/06(水) 15:51:12 ID:X71zkOrk0
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/07(木) 17:53:14 ID:9+Eckr7WO
売れなさそう 遊幻社って
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/08(金) 10:57:03 ID:04rcnB+E0
竜馬伝では、次回あたりに竜馬が江戸に行く話しになると思うが ペリー来航後のその時期、土佐ばかりではなく多くの藩の下士が 砲術を学ぶために江戸に集まっていた ペリーが来なければ勉強するチャンスも与えられなかった ということで、その点でも竜馬と福沢は似ている 年齢も同じだったな
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/08(金) 16:39:29 ID:04rcnB+E0
ついでに篤姫や徳川慶喜もほとんど同年齢
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/09(土) 11:48:45 ID:JzwQwHI90
皇室制度を考える場合に、福澤先生の『帝室論』は必読文献となります
なんねえよw
外人だったら理解を深めるためにいいけどな
『帝室論』はなかなかですよ 小泉信三が、皇太子(現今上)の教育に使ったもので 立憲君主制とはどのようなものか、がよく分かります
何?産経右派は国安を維持するために捏造が緊要と言いたいのか?
弟子がこうなら先生も詐欺師
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/09(土) 18:01:55 ID:JzwQwHI90
産経がどのような捏造をしたとしても、朝日には及ぶまいがな
2008年02月13日 安易にバイクに乗った中学生の「しつけ」の問題だという記事を載せた。 産経新聞は、昔からそうだった。 かつて、日昇丸事件というものがあった。少し古い話だが。 (略 いわく。アメリカのミサイル潜水艦は、日本を守ってくれているのだから、2人程度死んだくらいガタガタいうな、っと。 私の産経新聞嫌いはこの時から始まっている。 そして、同様の事件は、ハワイ沖で日本の海洋実習船「えひめ丸」、アメリカのファントム戦闘機、岩国市で10代の女性が4人の米兵にレイプ。 おもな事件だけでも、思いつくだけで、これだけのことがある。 これでもなお、産経新聞は、被害者の方に責任があると言い張るのか? 産経新聞が、日本の右翼組織や自民党と結びついており、日頃から、愛国心だとか、国防の重要性を叫んでいるのは周知のとおりである。 日本人は、これだけの傍若無人なことをアメリカ軍にされても、なお被害者が悪いのだと、反基地の運動は「いかがわしい」のだと言われなければならないのか? どこが、愛国だ、どこに自国民に対する愛情と同情のまなざしがあるのか? ジャーナリズムが特定の政治思想に偏ってはいけないということは本来ない。アメリカなどでは、大統領選挙の候補を「本紙は、誰を支持する」などと表明するのが常識だ。ヨーロッパでもほぼ同じである。 産経新聞が主張する愛国とは、自国民を殺されたり、性的慰みものにされても、米兵のさせるがままにすることこそが愛国なのだ。これで、教育で愛国心を教えろだの、徳育の充実だのと言うのは、どの面下げて言うのであろうか? さぁ、真に日本に誇りを持ち、日本を愛する者は、産経新聞をボイコットしよう。サンケイ・スポーツも同様だ。同じ、フジ・サンケイグループの、フジテレビや、扶桑社の右翼的書籍もボイコットしよう。 産経新聞のオタ記者については、衆院選開票当時、最近はやりのネットツール、ツイッターで、他の人と話をしている中で、「産経新聞下野」とか、「民主党さんこのまま好きにはさせないぜ」などという、ヤクザめいた言葉をもらし、 会社としては、自分たちは不偏不党であり、この発言は間違っていた、としたが、もともと産経新聞が不偏不党だとはだれも思っていない。
特に面白いのは、「産経新聞下野」と言ったという点である。 これは裏返せば、産経新聞は自民党と一体で、権力の座にあったと思い込んでいた証左である。 自我が弱く、頭も悪い人間は、しばしば時の権力や、古い権威に、自分自身を仮託して、あたかも自分が偉くなったように勝手に思い込む、「自我同一化」という行為をするが、この発言はまさに、産経新聞の知性の劣化をあらわしている。 俺は慶應通ってたからイケてるぜーみたいな 俺は慶應通ってたから遊びもバッチリー、人脈豊富で福沢の弟子だからな! 三田会最強
爆笑問題太田「今の若い人たちには産経みたいな新聞の方が強くて、格好いいイメージがある。そういう雰囲気にしてしまった責任の一端は朝日新聞にもある」
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/09(土) 20:57:39 ID:kN1jWDA70
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/09(土) 21:08:51 ID:dzawlOVW0
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/11(月) 09:43:57 ID:RGYtXmG00
>>606 「学問のすすめ」は、初編が儒学や国学を排して洋学をすすめるところから始まって、
終結部では、「やっぱり儒学がすばらしい」、というところで終わっていることになるね
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/11(月) 10:35:16 ID:QwCyIzFaP
>>605 新聞なんか、もうだれも相手にしてやいないさ w
>>609 つまり福沢諭吉はペテンなんだよな
自分を高く見せる為に儒教を攻撃したり素晴らしいとしたり。
映画を批評する井筒監督みたいなもんだ。
ベストセラーを売り上げてるんだから
好古に平等思想だと思わせたり胡散臭い人物だ
612 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/11(月) 12:11:59 ID:eA0DQK6nO
そんなニッキョウソの教師みたいなことしか言えないから、成功できなかったんだよ w
>>606 ,
>>609 ,
>>611 いや、そうじゃないんですよ。
>>606 の引用の仕方が良くなくて、
孔子は『論語』で
「巧言令色(こうげんれいしょく)鮮矣仁(すくなしじん)」
といったが、
福澤先生は『学問のすすめ』の17編で孔子の言葉をもじって、
「巧言令色(こうげんれいしょく)亦是礼(これまたれい)」
という反対の意味にしたんですよ、という話です。
^^^^^^^^^^^^
ですから、「やっぱり儒学がすばらしい」とはならないし、
「儒教を素晴らしいとしたり」もしていなんですよ。
>>613 なるほどう。
福沢憎しで適当なこと書いちまったw
>>612 お前も煽るしか出来ねえじゃないかw
成功できてる奴は2ちゃんねるなんてやりませんよ。
ネト充 パソコンで「2ちゃんねる」をのぞくのが日課 「ネットに“いる”ときの方が楽しい」
儒教が嫌いでたまらなかったということだな。 儒教も色褪せ福沢もいずれ色褪せる
合理的な奴っていうのは現代に例えると勝ち組で旧い慣習に囚われず自分のルールで動く。から田舎の旧習な負け組み人間に妬まれる。 ネトウヨが外国人参政権に反対してるけど福沢諭吉ならきっと賛成しただろう。なんとなくそう思う。 しかし狭い国土に多くの人口は養えない、とも書いているからこの少子高齢化の前にきっと中国のように一人っ子政策を奨励したんじゃないか? 中期以降の福沢は国権論だから。それとも戦争で適度に人口を減らそうとするか
>>616 外国人参政権は、福澤は反対したはず。参政権は国民固有の権利だから。
現在進行中の永住外国人地方参政権付与問題は、
たとえ地方参政権としても、認めるのは非常に危険なこと。
永住外国人がもし参政権を欲するなら、まずは日本国籍を取得してからにするべき。
ただし、その敷居は低くしてかまわない。
白進勲も、レンボウも、マルテイもみな日本人。
日本人となれば、当然に公民権は100パーセント認められる。
韓国の大統領選挙の参政権を有する在日韓国人に、
日本の選挙権を与えるべきではない。これは差別ではない。
ただの区別にすぎないのだから、日本人が良心をいためる必要もない。
618 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/11(月) 15:50:28 ID:eA0DQK6nO
>614 おれが負け組だって? 笑わせてくれる 慶應には福沢先生研究会というのがあって、アッと驚くようなOBもいるんだよ
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/12(火) 09:13:13 ID:Wi/29fF50
昨日の竜馬伝、悪くはないが、17歳の竜馬が一人で堤防建設の監督をする、 というのは不自然かな 藩庁の記録にあるのかな
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/12(火) 16:56:55 ID:IxYs8J9h0
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/12(火) 19:03:09 ID:R7rzWjQ8O
第一話で上士と下士の差を強調し、 第二話で下士と農民の差を強調していたな 龍馬伝 通年のテーマは、身分差のない新日本を目指す龍馬、 となると見た 福翁自伝とも重なるな
一万円とはおこがましい!聖徳太子の次かよ
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/13(水) 07:50:40 ID:Yqn85x4dO
聖徳太子は実在が疑われている
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/13(水) 17:33:58 ID:DhO4zJGM0
625 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/13(水) 19:27:49 ID:2oJx06GC0
>>624 またコピペマンかよ
お呼びじゃないんだよ
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 09:14:35 ID:TnzmzdQ+0
さしものコピペマンも、福沢の15000ドル公金横領問題については 取り下げるしかなかったようだね w
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 11:38:11 ID:wHphkMx+0
平山なんか信じてお前馬鹿だろwww前提となってるのは西○俊作だし独断が目立つ。
売名の為コピペしてやるよ
東都アロエ : ふ・・・福澤さん、それヤバイっす(汗)
http://asiabaku9.exblog.jp/5051351/ 咸臨丸航海長小野友五郎の生涯―幕末明治のテクノクラート (中公新書 (782)
Y 米国再航ー即製軍艦の買付け
の章の「お荷物随員・福澤諭吉」という項がありまして。
仕入れ値で購入した書籍を正規料金で清算・・・つまりふっかけようとする。
それだけではなく、私的な買い物を公金で清算する始末。
そして他の人は私的購入品は別荷物にして運賃を払ったのに、
福澤は私的な書物を公金で購入した荷物に紛れさせて、
荷物の運賃をごまかそうとした。
こんなことが度重なり、日本へ戻った小野友五郎は福澤を訴え、
自らも監督責任を感じて、進退伺いを出した。
後に福澤が友人に語ったところによるとこのときの公金横領額は15000ドル。
この本では「15000ドルは、ダールグレン大砲2台分」といっている。
前々から福澤さんが人物として底の浅いというふか、
セコイことは史料を読んでいてうすうす感じてはいたのですが、
それどころではなく、犯罪やってるし・・・・・・(涙)。
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 11:44:28 ID:wHphkMx+0
洋書を買わず仙台藩のライフル銃を優先しようとしたらまた違ってきますよ。 福沢は勝海舟と同じく開明派と思われてるわけだが仙台藩に肩入れし幕臣主戦派小野友五郎に歯向かうという矛盾 一体誰と何の為に戦おうとしいてたのか?
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 11:53:30 ID:TnzmzdQ+0
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 11:57:01 ID:TnzmzdQ+0
>>628 1867年春から夏の第二回のアメリカ行の時点では
主戦派も帰順派もなかったんだよ
それは1868年が明けてからの問題
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 12:12:32 ID:wHphkMx+0
>>629 ぶっちゃけ読んでない。
>上司の小野に差額(コミッション)を要求するという暴言を吐いたのも、幕府の公費による購入代行の依頼を断るのが目的だったのである。
と西○俊作という慶應学閥福沢諭吉協会学者を引用した時点で妄言捉えた。
>1867年春から夏の第二回のアメリカ行の時点では
>主戦派も帰順派もなかったんだよ
ではなぜ仙台藩はライフル銃を欲しがったんだ?
奥羽越列藩同盟のためと平山自身が書いたのではなかったか?
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 12:28:22 ID:TnzmzdQ+0
>>631 本スレでの平山論文の評価は、
>>195 以下を読んでね
それから、仙台藩がライフル銃をほしがって
そのために福沢へ購入代行を依頼したのは有名な話なんだよ
仙台藩は佐幕派だったから
ところで君、西川俊作に何か恨みでもあるの?
わざわざ伏字を使っているのも解せないな
633 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 12:38:56 ID:wHphkMx+0
主戦派で艦長上司の小野友五郎には逆らって、佐幕藩の依頼は受けた。という福沢が理解できないんですよ そんな個人主義じゃ横領くらいするでしょ
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 12:43:34 ID:TnzmzdQ+0
>>633 話にならないね
まずは基本的な論文を読んでからの議論にしようよ
ところで、君と西川俊作の関係は?
福沢諭吉協会なんて、普通の人は知らないと思うんだけれど
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 12:48:39 ID:wHphkMx+0
>>634 話にならないなら書くなよボケ
平山以外でだれが福沢を佐幕派だと書いてんだ?
どっちかといえば開国派維新派扱いだろ
っていうか平山が信用できない。 「福沢は批判は福沢個人に向けられたものだけではない」のに弟子のせいにしただろ。 アジア侵略論者は福沢ではなく弟子の石河幹明だった! ベストセラーで日本一売り上げた啓蒙書によって日本人はアジア侵略論者になった。 それを煽ったのは福沢諭吉である。というサヨクの主張を弟子のせいにしたって何の解決にもならないだろw
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 13:19:29 ID:/jlVND/n0
俺も「西○俊作」に引っかかりを覚えた。
このスレ関連で何か読んだような気がして過去レスをたどったら、
>>248 のリンク先のサイト主稲垣武彦という人物に行き当たった。
慶應の商学部の大学院を追い出されて、もう40年以上も慶應を
告発し続けている。
まさか稲垣武彦さんじゃないだろうね、
>>636 は。
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 13:30:26 ID:TnzmzdQ+0
>>635 幕臣だったのだから、佐幕派なのは当然でしょ
誰でも言っていることじゃん
それより、わざわざ
>>627 で西○俊作などとしたのか、その理由を教えてよ
検索で発見されるのを恐れて、というわけじゃ、ないよねぇ
639 :
636 :2010/01/14(木) 13:33:41 ID:wHphkMx+0
その人ではありません。
>>195 なんかよく読めるなw
主戦派で艦長上司の小野友五郎には逆らって、佐幕藩の依頼は受けた。という福沢が理解できないんですよ
そんな個人主義じゃ横領くらいするでしょ
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 13:40:30 ID:TnzmzdQ+0
>>639 それなら伏字にした理由を教えてよ
ただの研究者の名前なんだし
そうしなきゃなならないワケが
自分には思い浮かばないのでね
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 13:42:19 ID:wHphkMx+0
>幕臣だったのだから、佐幕派なのは当然でしょ 勝海舟を佐幕派とは言わないんじゃないかな? 福沢と同じように開明派でいいと思う。 佐幕派ってのは榎本武揚のこと。 どちらも福沢と縁がありますね
>>640 教えたくないのでごめんね。大した理由じゃないよ
643 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 13:49:58 ID:/jlVND/n0
>>639 >>195 のリンク先に答えは全部書いてあるんだよ。慶應3年に
米国に行ったとき、小野は艦長でも主戦派でもなかった。勘定
方の役人。もともと軍艦を受け取るのが目的だったのだが、お
金が余ったため、ライフルも購入した。それは先に福澤が押さえ
ていた品物じゃないか、ということ。で、関係が悪化した。
ああそのとき艦長じゃないんだ
645 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 13:57:09 ID:QnuUUouH0
>>633 なんで個人主義だと横領するんだよ
おかしいよ、あんた
ところで、慶応の学者崩れじゃないとすると
2年位前にこのスレでコテンパンにやっつけられていたお人じゃないの?
そのときは、平山さんとネット上で論争をして負けた
サヨクのお爺さんが疑われていた
646 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 14:11:41 ID:TnzmzdQ+0
>>645 いた、いた、いた!
古井戸さんに疑われた御仁が
最初は慶應出身を騙っていたのに
途中からめちゃくちゃになった
それからしばらく経って
コピペマンの荒らしがはじまった
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 14:21:50 ID:wHphkMx+0
>>645 明治維新は日本人にとって熱い時代なんだよ。
みんなが思想を持って戦った。
榎本軍にも薩摩藩にも福沢の弟子がいて煽るだけ煽って自分は争いから逃げた卑怯者というイメージ。
まさにアジア侵略論を煽った石河幹明と被るものがあるな。
それでも教育者として洋書を買ったとなれば、たとえ横領でも現代に通じる熱い魂を感じるが、ライフルじゃなあ。 ただの小遣い稼ぎだろ
649 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 14:31:00 ID:/jlVND/n0
>>646 あった。これだね。確かに慶應卒といっている。
ID:wHphkMx+0と同一人だとすると、むしろ稲垣さん
の可能性が高まるな。
176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。
投稿日:2008/05/23(金) 18:51:55 ID:KajJNI+f0
先生の名前だすのは差し支えあるんでごめんね。
あこがれて慶大入った地方の学生(私もだ)は、
結構「選集」「全集」を買う。
たしか最初の法学の授業だったが、
某教授が「福沢の全集全部読むなよ。「文明論之概略」
だけ読めば十分だから。全部読むと確実に福沢嫌いになる。
もともと新聞に出た論文なんて誰が書いたかわかりゃしない
シロモノだしな」と言ってたのをはっきり覚えてます。
この人は日本法制史専攻の先生です。
ほかでも、同じような話しはよく聞きましたよ。
平山氏は、「常識」を徹底して調べなおしたんでしょう。
>>649 なんていうんだっけそういうのw
対人論証?w
匿名掲示板で相手を定かにしようなんて無粋じゃないか
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 14:42:53 ID:/jlVND/n0
>>650 あなたを稲垣武彦さんだ、とつるし上げるつもりはありません。
それは、まあ、無粋なことですから。ただ、ここの住人は、2年
前のコピペマンの荒らしを、今でも憤っているのです。だから、
あのときのID:KajJNI+f0と今日のID:wHphkMx+0、そしてコピペ
マンが同一かを判定して、あわよくば今後の荒らしを防ぎたい
のです。それにしても、年明けで、大学院生たちが大学に戻っ
て来た時期に書き込みされるとは、あなたもうかつでしたね。
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 14:45:44 ID:wHphkMx+0
>>651 コピペマンは荒らしだと思えないよ。
だって情報を提供してくれるじゃん
このスレ大学院生が多いの? 慶應の大学院生なんて頭良さそうだけどスレ見る限り偏ってるなw
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 15:01:37 ID:QnuUUouH0
>>653 ここは学問板だからね
日本の近代史関係の研究者人口がどれくらいだと思っているの?
ここにいるからといって福沢がメインとは限らないし
ましてや慶応出身(在籍)かどうかなんて…
偏っている、って…(笑)
日教組なんて、もうほとんど影響力はありませんよ
そういや
>>118 の淺川保さんという線もアリだな(大爆笑)
>>13 の安川本の書評をした
656 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 15:15:39 ID:TnzmzdQ+0
>>656 本気で言ってるの?
あなたが感動する曲とか映画教えて。
批判しないと約束するから
658 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 18:00:35 ID:2i9Zcvt0P
>>657 本日大人気でしたね。あなたなら外国人参政権付与も当然賛成でしょう。
>>616 もひょっとしてあなたかな。
そういう人を、お人よし、などと人は呼ぶのです。
659 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 18:31:50 ID:zO+mUt+xO
雁谷哲だったんじゃないか? 今日の人気者
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/15(金) 08:52:49 ID:CmLUisca0
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/15(金) 10:03:28 ID:0/7d4sDG0
>>648 最近の福澤研究をぜんぜん読んでいませんね
福澤は仙台藩の軍事顧問で、藩軍練成の一翼を担っていたのです
ライフル購入は仙台藩の依頼で、幕府の仕事(通訳)
とは別にその仕事を請け負った
南北戦争直後のアメリカで、最新の武器を輸入する機会は
そうはないわけだから
くだらんロマン主義
>>647 で維新を語られてもねぇ ww
662 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/15(金) 12:14:11 ID:R3fXWxsv0
>>647 明治維新は日本人にとってほとんど無関係な変革だったんだよ。
みんなが思想を持って戦った事実などない。薩長は自分たちの利害だけで動いた。
榎本軍にも薩摩藩にも福沢の弟子がいた福沢は、
慶応4年3月には幕臣もやめていて、一介の民間人になっていた。
まさにアジア侵略論を煽った石河幹明と正反対の人間像であるな。
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/15(金) 18:53:48 ID:uSbq32puO
福沢先生が公金横領なんか、されるわけがない
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/16(土) 07:55:23 ID:CyhjDFDs0
アジアに文明政治の必要を説いた福沢先生は偉大だと思う
665 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/16(土) 12:52:37 ID:xMpPfeoZ0
>>662 石河幹明の息子石河幹武は、日本航空の副社長だった!
2.33 東谷
なるほどね。しかも、石河というのは、非常に嫉妬深い方だったような気がしてしょうがないんですが。
2.34 平山
私がそう思われるように書いてしまったので、ちょっと申し訳ない(笑)。これは余談ですが、私は神奈
川県藤沢市の出身で、同窓会は藤沢三田会に所属しています。じつはこの同窓会を組織した有力メン
バーが、石河幹明のご子息で、三井銀行専務や日本航空副社長などを歴任された幹武さんでした。彼
は3代目の藤沢三田会長で、ご子息は今でも私の家から数百メートルのところにお住まいです。ご先祖
さまをあんな風に書いてしまって、本当に申し訳なく思っているのです。
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h07/#Hirayama_46
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/16(土) 14:12:41 ID:miJegnZd0
>>664 朝鮮語で説いたの?
福沢「朝鮮の独立と朝鮮人の啓蒙には、朝鮮語による新聞の発行が不可欠である」
667 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/16(土) 19:10:03 ID:eR2TANkp0
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/16(土) 19:15:01 ID:CyhjDFDs0
>>666 最初は漢文の漢城旬報
その後ハングルの漢城周報
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/16(土) 19:36:17 ID:eR2TANkp0
>>665 どうもカンジンの石河幹武が日航の副社長だった、
というソースは、ネットでは発見できない
ガセかな
週が明けたらちょいと調べてみるべえ
670 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/17(日) 07:56:41 ID:4/8wccVb0
>>657 もちろん本気さ
労働者階級の団結などはけっして起こらない
アジアの人民は日本の富を狙っているだけで、両者に真の和解などありえない
どのみち、地面の上に貧しい人々が生きているだけなんだよ
671 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/17(日) 11:01:27 ID:Qcs5ekMU0
,..--‐‐‐‐‐‐‐‐---..
/::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)
.|::::::::::/ ヽヽ
。 |:::::::::ヽ ........ ..... |:|
|| |::::::::/ ) (. .||
||/〔.|」;| -=・=‐ .‐=・-.|
〔 ノ´`ゝ 'ー-‐' ヽ. ー' |
ノ ノ^,-,、. /(_,、_,)ヽ |
/´ ´ ' , ^ヽ / ___ .|
/ ヽ ノ'"\ノエェェエ> | ドサクサ?? 強制連行じゃないの??
人 ノ \/ ー--‐ /|:\_
/ \__/:::\ ___/ /:::::::::::::
::::::::::::::::::::::::|\ / /:::::::::::::::::
強制連行はドサクサ?? ↓↓↓(2分48秒あたり)
http://www.youtube.com/watch?v=cdr06WIqK0k
672 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/17(日) 11:31:41 ID:5Xmhjzo00
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/17(日) 20:33:45 ID:WYks8N+hO
龍馬も諭吉もペリーのせいで江戸や長崎に行ったわけか
674 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/18(月) 12:30:08 ID:zAohqJP70
>>673 ドラマは主体的決意を重視して描いているからそのあたりが見えにくいが、
大局的には、西洋列強の圧迫により、国内で軍事優先の機運が芽生え、
老中阿部が各藩の軍備増強を指示したため、
結果として福沢や竜馬に機会が巡ってきた、ということなら、
その通り
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/19(火) 07:40:00 ID:+5actWZlO
三田会って何をしているところなの?
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/19(火) 08:51:35 ID:FjV3RqMT0
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/19(火) 19:07:40 ID:PWz71GLI0
秘密結社というよりSalonサロンと呼ぶのが相応しい。 2.フランス語で宮廷や貴族の邸宅を舞台にした社交界をサロンと呼んだ。主人が、文化人、学者、作家らを招いて、知的な会話を楽しんだ。 4.文化史上に見られる文化人相互の交流の場を称して「〜サロン」と呼ぶことがある。 俺は塾員じゃないけどねw
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/19(火) 19:56:48 ID:+5actWZlO
へぇ 普通の同窓会との違いは?
679 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/19(火) 20:01:50 ID:PWz71GLI0
>>678 なんだろう?奥さんや子供も歓迎されるところかしら?
680 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/20(水) 07:52:08 ID:EO5WWsjyO
あれ? 奥様三田会の方ですか?
681 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/20(水) 09:00:27 ID:PqbeAKsp0
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/20(水) 09:33:23 ID:WTgHo0un0
竜馬話もやや煮詰まったようなので、ここいらで話題を変えてみるか で、慶應では同窓会活動が盛んなのは分かったが、それは福沢が意図したことなの? それとも偶然そうなったの?
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/20(水) 19:31:59 ID:Q2ZOSi5x0
諭吉先生が学んだ適塾に、すでにそうした伝統があったとか
684 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/21(木) 13:00:12 ID:9Bo1IeFS0
適塾OBたちは、同窓会にかこつけて、各藩の軍備増強の進展について、情報交換していたようだ
685 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/21(木) 21:51:26 ID:v+F9ydr0O
まさかここまで力をもつとはね 三田会
686 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/22(金) 04:59:10 ID:9Fy4qJ0u0
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/22(金) 07:16:31 ID:V+3TgXfZO
どこからの引用? それ
688 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/22(金) 12:15:10 ID:WJYHHp3c0
三田会にパワーがあるなんて、本当なの? 実感がわかない 都市伝説では?
689 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/22(金) 18:45:54 ID:c2523zGn0
>>687 『福翁百余話』の「独立の根気 (五)」からの引用のようです。
「道中の日も亦(また)人間生涯の一日で御座(ござ)れば」
↓
----
在昔(ざいせき)或(あ)る九州藩の士族に茶の湯を好む者
あり、生涯の楽しみは唯(ただ)茶道一偏にして、一年三百六十日曾(かつ)て一日も廃
したることなかりしが、或る年この茶人が藩用にて江戸に行くとき、茶
器一切を荷物の中に蔵(おさ)め、東海道中宿(やど)に着(ちやく)すれば終日旅行の疲れをも
厭(いと)わず、急ぎ水を呼び火をおこして宿屋の座敷に一場の茶席を開き、相
手なければ独(ひと)り自(みず)から楽しむこと、平生(へいぜい)の如くにして毎夕相替(あいかわ)ること
なし。同行の士は之を見て却(かえつ)て面倒にや思いけん、茶の湯の数寄(すき)も左(さ)る
ことながら、この忙(いそが)しき道中に余り気楽ならずや、責めて道中丈(だ)けは思い
止(とど)まり、江戸着の上にて寛(ゆ)る/\楽しまれては如何(いかん)と忠告せしに、茶人
は泰然(たいぜん)として驚かず、御心(おこころ)付(づけ)の段は辱(かたじけ)なけれども、道中の日も亦(また)人間生
涯の一日で御座(ござ)ればと答えしのみと云う。即(すなわ)ちこの九州士人の如きは、茶
道の志(こころざし)篤(あつ)くして畢生(ひつせい)その志を貫くに根気強きものと云うべし。
----
福翁百餘話 - 27 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=118&PAGE=27
691 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/22(金) 22:34:53 ID:c2523zGn0
>>690 百余話となると、本当の晩年の言葉ということになりますね
692 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/23(土) 00:08:40 ID:kR7iEJb/0
流れぶった切って申し訳ないが、 誰か俺に教えてくれ。 「文明史観」って結局どういう意味なんでしょうか。
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/23(土) 07:29:39 ID:ZdLorSmi0
>>692 人類はすべて、野蛮・半開・文明という発達段階を経て進歩する、という考え方かな
基準になるのはあくまで西洋近代文明
福澤が『文明論之概略』を書くにあたって参考にした
ギゾーやバックルがその代表
694 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/23(土) 11:56:13 ID:ULc9XLDvO
結局ヘーゲルも、文明史観の一種になるな
695 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/23(土) 19:52:56 ID:97IzTaKs0
>>690 なかなかよい話だ
福澤のオリジナルなのかな
それともどっかの逸話集からの脚色かな
696 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/24(日) 18:11:28 ID:0ssQiyPf0
週刊新潮でバッシング中のセイコーの女帝は 福澤諭吉協会も牛耳っている
697 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/24(日) 18:51:46 ID:us+pQGAzP
277 :可愛い奥様 :sage :2009/09/30(水) 07:14:41 (p)ID:ZnLn6tRb0(2)
>>274 平民塾員はおこぼれに、というのは、なかなか的を射ています
聞くところによると、福沢先生は慶應の設立当初から
能力のある平民と
能力はないが財力のある大商人の御曹司や、門地のある華族の息子を配合することで
財力のない平民には能力を生かす場を
また、能力のないお坊ちゃんには暖簾や家門を守るための人材獲得の場を
ともに与えようとしたのだそうです
子供の受験関係で最近読んだ平山洋先生の『諭吉の流儀』は
『福翁自伝』の解説本ですが、その中に面白い話がありました
自伝のなかで、嫌味な家老の息子が登場して、福沢先生は
その人の悪口ばかり書いているのですが
実際には慶應のもとになる塾を江戸に開設するために
その家老の息子が尽力していたのだそうです
つまり、福沢先生は、家柄のある家老の息子が嫌いだったけれど
家老の息子は、福沢先生の能力を見込んで
先生に働く場を与えた、ということです
この福沢先生と家老の息子の関係は
現在の慶應義塾内の外部生と内部生の関係に似ている、と
その本には書いてあります
福沢先生は、外部生のヒーローですね
698 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/24(日) 19:39:44 ID:0ssQiyPf0
諭吉本人が外部っぽいのは事実だな
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/24(日) 22:46:27 ID:ZJP8UgoX0
700 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/26(火) 08:32:48 ID:kMXk9NRoO
お受験関係者は世間での影響力が強そうだ 自民党支持だろうし
701 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/26(火) 10:45:30 ID:SYW2kowi0
>>699 削除されているけれど
何に関する質問だったのですか?
702 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/27(水) 07:10:14 ID:OsfQlc2YO
福沢先生が生きていたら、普天間問題にどう答えるかな?
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/27(水) 09:11:49 ID:nfSpLxka0
704 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/28(木) 18:36:06 ID:CH7M7jR7O
>>186 いつもの教えて君です
福沢先生の福祉への考え方についてもう少し詳しくおながいします
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/28(木) 21:13:34 ID:poeiFw3e0
>>704 なんたるロングパス
相手はすでにこの世の人ではないかもよ
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/29(金) 09:13:46 ID:BGmY82Zx0
>>704 福沢の考えは、経済が拡大すれば完全雇用となって、福祉も必要なくなる
というもの
あとは個人のチャリティ精神に期待すればよい
ということで、英国の保守党や米国の共和党に近い考え
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/29(金) 15:15:36 ID:/O6qOqG8O
708 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/29(金) 21:30:26 ID:OEyU7J/H0
時事新報論集を読んだのだが ごく例外的にある「救貧論」以外に 社会主義的政策に触れた論説は見た記憶がないな 時事新報は中上流向けで、庶民向け新聞には 福祉を強く要求するものがあったのかもしれない
709 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/30(土) 13:30:51 ID:Gop3eAf10
福澤はブルジョア階級の友、なのだから そこに福祉思想を見出そうとするのが、そもそもの間違いなのかもな
710 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 08:14:08 ID:whVkrzGhO
今日の夜10時半から 福沢諭吉と朝鮮半島 が教育テレビで放送されます
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 09:49:54 ID:mzxqBn9a0
いや、今日の午後10時から11時半までだ ETV特集 日本と朝鮮半島2000年(10) 明治維新以後、啓蒙思想家・福沢諭吉と朝鮮王朝の官僚キム・オッキュンは連携して、 朝鮮の近代化を目指したが、挫折する。江華島事件から日清戦争までを二人を軸に描く。 江華島事件を機に朝鮮王朝を開国させた日本。その後、両国の連携により、欧米列強に 立ち向かおうと考えた人々がいた。福澤諭吉とキム・オッキュン(金玉均)である。開化派 の官僚・キムは、福沢の支援を受け、日本型の近代化を進め、宗主国・清に対抗しようと した。しかし、クーデターの失敗で挫折。福澤は「脱亜論」を発表する。江華島事件から日 清戦争までの近代の関係を福沢諭吉とキム・オッキュンを軸に見ていく。
712 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 11:15:20 ID:KlIEg0UKP
>>554 (2009年12月26日)のカキコを読んで、書き換えたのかな?
前はこのレス(
>>554 )にあるようなことが書いてあったと記憶するが
雁屋ブログ2009年12月23日分
「創氏改名」のうち、「創氏」は義務であって、自分で新しい氏を作らなけれ
ば、それまでの、金、李などの姓を自動的に氏として、妻もそれまで別姓だっ
たのを夫と同じ氏とする。
「改名」の方は任意とした。しかし、戸籍上これまで、姓名だったのが氏名に
なり、夫婦同姓になり、宗族に対する帰属意識が強く「家」の伝統のなかった
朝鮮に家制度を持込んだことは、朝鮮の人々を大いに傷つけた。
http://kariyatetsu.com/nikki/1187.php
713 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 12:00:24 ID:mzxqBn9a0
>>712 創氏改名なんて、
当時朝鮮にいた朝鮮人(つまりほぼ全部)にとっては、
ほとんど関係のないことだったんじゃ?
内地では夫婦は同姓であることが、
正式の婚姻と内縁関係を区別する重要な指針だったから、
朝鮮人の夫婦関係を証明する手段として、書類上創氏が行われただけ。
実生活で朝鮮にいるもともとの朝鮮人の奥さんたちの氏の名称が、
変わったわけではない。そんなことをしたら大混乱となったはず。
創氏改名の本当の目的は、内地在住朝鮮人の嫡出・非嫡出を区別するためだと
思う。これは戦争遂行上重要なことだった。
なぜなら、非嫡出児は、軍の正規の学校に入校できなかったから。
つまり私生児は将校になれなかった。
朝鮮人にも内地人と同じ徴兵令その他が実施される場合、
朝鮮出身兵士が嫡出かどうか分からないのは困る。
そこで、嫡出・非嫡出の区別をつけるために、
夫婦同姓の規範が押し付けられたのだろう。
714 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 12:15:05 ID:Br3eKvpRO
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 12:28:45 ID:mzxqBn9a0
716 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 12:31:54 ID:Br3eKvpRO
>>715 いまNHK聞いたらその予定はまだありませんて(ノд<。)゜。
717 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 12:33:50 ID:mzxqBn9a0
718 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 13:00:04 ID:Br3eKvpRO
へい。待ちきれねえで電話してみますた(*≧m≦*)。
719 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 19:21:00 ID:2MWEIbv90
722 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 22:32:24 ID:mzxqBn9a0
>>721 実況は始まる前にカコログになっているな
今見ているが、なかなかいいじゃないか
724 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/31(日) 22:47:59 ID:mzxqBn9a0
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/01(月) 07:56:03 ID:AurqSr9IO
昨日の番組の評価は?
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/01(月) 09:31:23 ID:SgsIVs8o0
>>725 まあまあだったと思うよ
要するに坂野さんの意見でまとめられていた
ソウル大の先生は、遠山や安川しか読んでいないのだろうな
727 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/01(月) 10:00:05 ID:3ltdr6MxO
日本的な見方だが、血縁社会アジア的な甘えみたいのを感じました。欧米の国や人なら諭吉的な援助で十分いいと思われ…。
728 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/01(月) 12:00:29 ID:ROJeAKdi0
>>727 まったくだ。日本が下手に出るから、韓国はますます強くなる。
「脱亜論」は、そうしたアジアから「逃げる」ために書かれた。
侵略とは逆のベクトル。あの韓国人の先生は、坂野のいうこと
は聞かずに、「侵略の意図あり」で押し通していた。
729 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/02(火) 11:57:30 ID:kUWfLBQs0
日韓併合100年のためか、今年は韓国関係で動きがありそうだね 天皇の訪韓とか
730 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/02(火) 13:08:33 ID:0hq/uuam0
>>728 ETVの特番で重要視されていた、日清戦争中の
社説「土地は併呑すべからず」は、
戦前の全集には未収だったんじゃ?
731 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/03(水) 09:43:25 ID:34Pl977m0
732 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/03(水) 14:45:44 ID:+HZnPUjD0
慶応当局は、社説の真偽問題について何のコメントもしていないようだ
733 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/03(水) 19:30:20 ID:cnuYsUTs0
>>732 慶應当局と現在の全集の関係はどうなっているのかな?
つまり、全部を本物とする公式見解が出ているか、ということだけれど
735 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/04(木) 09:32:01 ID:GODCC48p0
736 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/04(木) 10:54:50 ID:PViLWHbU0
>>735 読んでみたが、全体的に岩波書店の権威主義を批判する内容だ。
竹田行之らは福沢全集の不備を決して認めようとしないから。
737 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/04(木) 18:38:45 ID:Y3TmEw4L0
西川俊作さんが亡くなったね
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/05(金) 08:02:05 ID:/51l5viF0
ざっくばらんないい先生だった
739 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/06(土) 08:48:01 ID:kqbuKvGK0
西川俊作氏(にしかわ・しゅんさく=慶応大名誉教授・数量経済史)1月27日午前6時59分、 心不全のため千葉県鎌ケ谷市の病院で死去、77歳。滋賀県出身。葬儀は近親者で済ませ た。喪主は妻芳枝(よしえ)さん。(2010/02/04-10:57)
740 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/07(日) 20:50:18 ID:Fu4kBXd50
ずいぶんカジュアルな演出だな『龍馬伝』 風俗考証がしっかりしているだけに、何か不自然な気もするが 面白いからいいか これでは1854年から、松蔭・龍馬・木戸は知り合いだったことになるぞ! 松蔭と龍馬は佐久間象山門下でもあったそうだから そちらで交流していたかもしれないのだが 西洋砲術については触れずじまい
741 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/08(月) 09:23:36 ID:u6tuYAf80
>>740 スレ違いかもしれないが、竜馬伝のご都合主義はやはり目に余るものがあるね
松陰から桂に手紙が来て、それから江戸を発ったとすると
到着までに数日はかかるはず
それからどうやって松陰を探し出せたの?
説明が全然ない
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/08(月) 15:38:39 ID:y/Svv1XY0
大河ドラマでは剣術の流行は描いていても、 砲術や西洋学の導入についてはまったく触れていないね。 福沢が例外というわけではなく、松陰や龍馬も西洋学をかじっている。 攘夷をするためには、まず敵を知らなければならないから。
743 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/08(月) 22:45:37 ID:Wo9b4VfN0
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/09(火) 08:48:15 ID:TH26HA5u0
745 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/09(火) 10:49:53 ID:crB3dlZL0
746 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/09(火) 11:56:36 ID:aY1Z9TMe0
747 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/09(火) 12:09:34 ID:JGX20Smv0
>>746 言葉遣いと言いたまえ! って、そんなに堅苦しいスレだっけ、ここ
748 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/09(火) 12:18:43 ID:crB3dlZL0
749 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/09(火) 14:36:47 ID:JGX20Smv0
>>748 ざっと読んでみたが
こりゃまた、なんじゃこれーな書評だな
751 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/10(水) 08:17:10 ID:qlhn8fQ10
752 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/10(水) 09:26:54 ID:PgLl8Jjm0
>>750 それもそうだが、福沢の教育勅語への対応を知りたいな。
慶應では、公立学校と同じように勅語奉読が行われていたのか、とか。
753 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/10(水) 21:06:24 ID:woMGDc/qO
安川さんは、勅語を福沢が尊重していたように書いていたな
754 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/11(木) 09:55:24 ID:m8p7ACgN0
今日は建国記念の日だな あんまり意味のない祝日 アメリカ合衆国ではないのだから あえてはっきりさせる必要は感じない
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/12(金) 09:13:34 ID:egwyYNCG0
「教育勅語」って、明治憲法に比肩するほど重要な詔勅なの?
>>748 の書評ではそんなことが書いてある
756 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/12(金) 20:25:54 ID:vPeVcTxc0
>>755 最初に出されたときにはさほど重要ではなかったようだ
もちろん不敬事件があったが
757 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/13(土) 10:07:34 ID:Ze/Qo5I20
福沢なら今の民主党政権について どのような評価をくだすかな 一般には小泉・竹中が慶應っぽい政権だった ということになっているけれど 民主党中心政権は東大全共闘が多く含まれているが 党務を仕切っているのは小沢・山岡の慶應コンビ
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/13(土) 18:28:10 ID:UOP28f9QP
>>757 小沢一郎の慶応内部での評価はどうなの?
759 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/14(日) 00:10:57 ID:KpZhIy+J0
朝鮮人が日本で差別というか軽視されるきっかけってどういうところから始まったのでしょうか? 福澤諭吉の脱亜論が重大な影響をもたらしたの? 彼らは情けない人間であるから支配されても仕方ないって感じで それとも江戸時代から日本人は朝鮮人を一段下に見てたのでしょうか?
>>759 脱亜論は戦前には有名でなかった。
脱亜論が一般に有名になったのは1960年代だった。
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/14(日) 10:01:12 ID:UFktomBW0
>>759 おっ、いい質問
江戸時代の朝鮮観は、「非常に優れた儒学者がいる文治の国」という
イメージと、「大多数の国民は無知な日本より劣った国」という
イメージの両方があったようだ
幕府・諸藩の儒者たちは、朝鮮の同業者の仕事を高く評価していた
書籍が日本に入ってくるから
この朝鮮観は、子安宣邦の朝鮮文化評価などにつながっている
いっぽう、一般庶民には、朝鮮は日本より劣った国というイメージを
植えつける政策がとられた
見たこともない隣国の国民が自分たちより幸福だとすると
内乱の原因になりかねないから
庶民向け朝鮮観は、秀吉の朝鮮侵攻時に出征した人々の見聞録が
大仰に伝えられたり、朝鮮通信使を、朝鮮の日本への朝貢とみなすことで
徐々に蓄積された
江戸時代にはいわゆる在日朝鮮人などはいないのだから
日本の庶民は、実際には接触したことの無い他国民を
なんとなく下とみなしていたことになる
>>759-761 ちょうど今日(2/14)の午後にNHK教育テレビで「日本と朝鮮半島2000年(10)」
の再放送があります。
↓
http://tv.yahoo.co.jp/program/204487/?date=20100214&stime=1500&ch=8208 2010/02/14 15:00〜16:30 NHK教育
ETV特集・選 日本と朝鮮半島2000年(10)
明治維新以後、啓蒙思想家・福沢諭吉と朝鮮王朝の官僚キム・オッキュンは
連携して、朝鮮の近代化を目指したが、挫折する。江華島事件から日清戦争
までを二人を軸に描く。
江華島事件を機に朝鮮王朝を開国させた日本。その後、両国の連携により、
欧米列強に立ち向かおうと考えた人々がいた。福澤諭吉とキム・オッキュン
(金玉均)である。開化派の官僚・キムは、福沢の支援を受け、日本型の
近代化を進め、宗主国・清に対抗しようとした。しかし、クーデターの失敗
で挫折。福澤は「脱亜論」を発表する。江華島事件から日清戦争までの近代
の関係を福沢諭吉とキム・オッキュンを軸に見ていく。
763 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/14(日) 13:51:41 ID:UFktomBW0
764 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/15(月) 07:51:26 ID:5dMdXw2iO
福沢の朝鮮観をやれ
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/15(月) 14:31:50 ID:gzZ6zQpY0
766 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/15(月) 20:15:13 ID:5dMdXw2iO
これは明治政府の招聘を断ったときのセリフだな
>>765-766 > これは明治政府の招聘を断ったときのセリフだな
そうですね。『福翁自伝』にある話です。
↓
----
学者を誉めるなら
豆腐屋も誉めろ
或日(あるひ)細川(ほそかわ)潤次郎(じゆんじろう)が私の処へ来たことがある。その時はマ
ダ文部省と云(い)うものゝない時で、何でもこの政府の学校の世話をしろと
云う。イヤそれは往(い)けない、自分は何もそんな事はしないと答え、夫(そ)れか
らいろ/\の話もあったが、細川の云うに、ドウしても政府に於(おい)て只(ただ)棄(す)
てゝ置くと云う理屈はないのだから、政府から君が国家に尽(つく)した功労
を誉めるようにしなければならぬと云うから、私は自分の説を主張し
て、誉めるの誉められぬのと全体ソリャ何の事だ、人間が人間当前(あたりまえ)の仕
事をして居るに何も不思議はない、車屋は車を挽(ひ)き豆腐屋は豆腐を拵(こしら)
えて書生は書を読むと云うのは人間当前(あたりまえ)の仕事として居るのだ、その仕
事をして居るのを政府が誉めると云うなら、先(ま)ず隣の豆腐屋から誉め
て貰(もら)わなければならぬ、ソンな事は一切(いつさい)止(よ)しなさいと云(いつ)て断(ことわつ)たことが
ある。是(こ)れも随分(ずいぶん)暴論である。
----
福翁自傳 - 349 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=349
768 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/16(火) 07:46:21 ID:uwHFhJPO0
769 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/16(火) 09:20:58 ID:qhDEJbjS0
>>768 のリンクをみると細川は土佐藩士らしいけれど、龍馬伝に出ている?
770 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/16(火) 20:21:54 ID:A5aOVrPvO
少ししらべたら、細川潤次郎というのは、優秀な人物だと分かった
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/17(水) 07:39:53 ID:MSUyLebw0
その細川は、小野友五郎と親しかった
772 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/17(水) 08:37:23 ID:DMLfvgNX0
若い女って言うのは,触ってもいいし,舐めてもいいし, また,髪の毛の匂いを嗅ぐのもいいよね。 寒い時は,湯たんぽ代わりになるし,暇な時は撫でくってると 甘えてくる。 それこそ,チンポを1時間くらいしゃぶらせるのも良し, 精液を顔に掛けるのも良し, ただ柔らかい感触を味わうだけでも良い。 ケツの穴のシワを丹念に舐めさせるのもいい。 やっぱり,女は最高だね・・・
773 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/18(木) 08:29:15 ID:AglvXXpyO
福澤精神はよみがえるか
774 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/18(木) 16:40:21 ID:QZ+z+osE0
デフレと金利上昇が同時に来ると、どうなるのですか福沢さん!
775 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/19(金) 18:43:10 ID:tqMRd6DH0
福沢は、ゆるやかなインフレはを肯定していたが、デフレは嫌っていたと思う デフレ経済の松方正義と福沢家は家が隣だった
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/20(土) 08:14:13 ID:x5RyPWw30
>>767 福沢は維新時に士族ではなく平民となった
古田武彦が慶應に持ち込んだ「学問のすすめ」の原型らしき手紙で
士族を名乗っていたことから偽作が決定的となった
受爵は断り、公務員としての地位も得ていない
東京府会議員にはなったが、これは府民代表として意見を表明するため
777 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/20(土) 10:32:11 ID:zMcU3aFkO
外津軽三郡誌関連だな
778 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/20(土) 11:21:36 ID:FQ8S3QjaP
【飛礫 65号】 『飛礫』編集委員会(編) つぶて書房 2010/2 《特集 》 韓国併合100年・大逆事件100年・工場法99年 特集にあたって 『飛礫』編集委員会 東アジアにおける1910年 キムチョンミ 福沢諭吉は近代日本最大の保守主義者である 安川寿之輔 木下尚江と「1910年」 岡野幸江 「大逆事件」の20世紀的意味 伊藤晃 韓国「併合」100周年の課題―「帝国意識」からの脱却を 井口和起 関東大震災時朝鮮人虐殺事件の国家責任 山田昭次 韓国併合100年と私の闘い 増田都子 《翻訳資料》 イ・ミョンバク政権の反労働政策 イ・チソプ(『労働社会』2009年7・8月号) 翻訳=中村猛
780 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/20(土) 14:08:35 ID:x5RyPWw30
>>779 『福翁自伝』は、慶應出版・岩波・角川学芸がすでにあって、今度は講談社学術か
こんなに多くの版元から出す意味があるのかしらん
>>780 慶應出版からは3種類も出ていますね。
@富田正文(校注)『福翁自伝』慶應義塾大学出版会、新装版2001年。ISBN 4-7664-0838-1
A松崎欣一(編)『福沢諭吉著作集〈第12巻〉福翁自伝 福沢全集緒言』慶應義塾大学出版会、2003年。ISBN 4-7664-0888-8
B松崎欣一(編)『福翁自伝 福澤全集緒言』慶應義塾大学出版会、2009年。ISBN 4-7664-1626-0
さらに、「福翁自伝」の研究書まで出しています。
河北 展生・佐志 傳(編著)『「福翁自傳」の研究(本文編・註釈編)』慶應義塾大学出版会、2006年。ISBN 4-7664-1295-8
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/4766412958/
782 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/20(土) 20:09:58 ID:gdfIkN3G0
783 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/21(日) 10:53:16 ID:spwRopgs0
>>781 めちゃくちゃに高い本ですね『「福翁自伝」の研究』
誰かが研究上で言及していますか
B5判/上製
初版年月日:2006/06/10
ISBN: 978-4-7664-1295-6
(4-7664-1295-8)
Cコード:C3023
定価:28,350円 (本体:27,000円)
784 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/21(日) 20:14:50 ID:oKMmoBvn0
785 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/22(月) 03:14:47 ID:S4rFhlZi0
>>784 慶応はネットの使い方がうまい、という印象
786 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/22(月) 08:18:49 ID:Hfv4xB9+O
WIKIに安川系の記述が出て来ないのは、そうしたわけだったんだ
787 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/22(月) 09:35:04 ID:gO8QcukY0
788 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/22(月) 14:25:15 ID:wRVO7z5X0
ウィキの福沢関連項目は、ほぼ一人の人物が中身を仕切っているだろ
789 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/22(月) 17:37:33 ID:Oq6s6kof0
最新の研究では脱亜論は福沢が書いたものではないということでほぼ決着しているようだけどね。 まだ世間に広がるのは先かな。
790 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/22(月) 20:48:32 ID:Hfv4xB9+O
脱亜論は本物だろ
791 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/23(火) 06:40:08 ID:m10Uzn2zO
脱亜論は良い内容の論評なんだが 福澤が書いたとしても、恥じる必要はまったくない
792 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/23(火) 08:00:48 ID:yr65RYmN0
793 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/23(火) 11:46:33 ID:10YAQV9T0
794 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/23(火) 15:08:41 ID:yr65RYmN0
>>793 ありがとうございます
大変知識が豊富な人ですね
796 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/24(水) 01:32:14 ID:Y5lv0CCg0
>>795 リンクが多くていろいろ遊べる
>この(脱亜論)問題は政治的立場と密接に関係していて、
>科学者の論争のようなすっきりした決着はつかないようです。
これが問題の本質のようだ
>>795 よくまとまっているな。またあちこちにコピペされるだろう。
脱亜論についての議論はこれで尽くしたようだ。
政治的立場の問題だとしたら、安川らが
「参った」なんて言う筈もないし。
798 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/24(水) 14:23:13 ID:5zfABqly0
若い女って言うのは,触ってもいいし,舐めてもいいし, また,髪の毛の匂いを嗅ぐのもいいよね。 寒い時は,湯たんぽ代わりになるし,暇な時は撫でくってると 甘えてくる。 それこそ,チンポを1時間くらいしゃぶらせるのも良し, 精液を顔に掛けるのも良し, ただ柔らかい感触を味わうだけでも良い。 ケツの穴のシワを丹念に舐めさせるのもいい。 やっぱり,女は最高だね・・・
799 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/24(水) 14:36:43 ID:CrUKuymrO
脱亜論関係はこれくらいが限界かな
800 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/24(水) 20:04:57 ID:CrUKuymrO
出て行けタンパンマン
801 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/25(木) 07:47:06 ID:3JGbhMwH0
>>793 を見ると、福沢関連の投稿が多いな。西川俊作の関係者か?
敷島健一
802 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/26(金) 14:23:04 ID:Ano1jXJW0
キム・ヨナと浅田真央の差が 韓国と日本の差だ ところで、なんで日本人だけ、マオ・アサダと 姓名の順番を替えるの? 福沢の時代からそうだったのか、と問えば スレ違いとはなるまい
804 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/27(土) 07:21:08 ID:BokSh0E8O
こりゃ良質情報だな ありがとう
805 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/27(土) 10:18:43 ID:H1tBebSa0
岳真也の小説『福沢諭吉』全3巻読んだ人いますか?
806 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/27(土) 12:07:14 ID:BokSh0E8O
805 読んだぜ あれはクズだ 佐高級
807 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/27(土) 16:42:18 ID:H1tBebSa0
まとめて3巻買ってしまいましたが、小説の体をなしていないというか、読みづらいですね。 いま1巻の途中ですが。
808 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/27(土) 17:11:54 ID:BokSh0E8O
807 自伝をさらに通俗的にしたような代物 最近の考証では、福沢の青春時代は、あんな喜劇ではなかったと、 明らかになってきた
809 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/27(土) 21:44:11 ID:H1tBebSa0
>福沢の青春時代は、あんな喜劇ではなかった 確かに、福翁自伝を読む限りでは、楽しそうに話しているように感じますが、 それは晩年になってから過ぎ去った日々を振り返っているわけで、 いたずらしてチボと呼ばれて必死で逃げたことや洪庵先生の奥さんの前に全裸で 登場してしまったようなことが毎日あったわけでもないでしょうにね。
810 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/28(日) 12:52:48 ID:gJYrkBceO
思い出というのは、楽しいものだけが残る
811 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/28(日) 15:49:52 ID:iWhnaQTS0
812 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/01(月) 06:24:07 ID:fnT2MBtnO
ほほう。興味深いな。
813 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/01(月) 08:07:25 ID:dyXtdAdk0
若い女って言うのは,触ってもいいし,舐めてもいいし, また,髪の毛の匂いを嗅ぐのもいいよね。 寒い時は,湯たんぽ代わりになるし,暇な時は撫でくってると 甘えてくる。 それこそ,チンポを1時間くらいしゃぶらせるのも良し, 精液を顔に掛けるのも良し, ただ柔らかい感触を味わうだけでも良い。 ケツの穴のシワを丹念に舐めさせるのもいい。 やっぱり,女は最高だね・・・
>>811 >>793 を見ると、平日昼間も週末も同じアドレスから発信されているようだ
違うんじゃない?
815 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/02(火) 22:39:20 ID:LDtiz/ok0
>>502 福沢諭吉凄すぎる、あまりにも的を得ている。
これが明治に書かれたものなんて信じられないくらい
つまり、現代に至ってもきゃつらは何一つ変わっていないんですね。
816 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/03(水) 07:44:29 ID:23IkYekJ0
>>815 今回の2ch妨害なんかをみるとね
もうね、選挙権付与なんて、危ないとしかry
817 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/03(水) 15:17:12 ID:cp2jwU9M0
今こそ大河ドラマ「諭吉伝」を!!!
>>817 その場合には自伝の上方落語のような調子はよしてほしいものだ。
幕末の福沢は佐幕派の活動家で、常に暗殺に注意していた。
820 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/03(水) 20:09:24 ID:cp2jwU9M0
北さんのおかげで、5万円札、10万円札の話を知ることができました。
>>819 北さんのは、講談社の講談本だからなあ。
千葉の水騒動に巻き込まれたときの話なんかでも、
すぐに農民の訴えを聞き入れて千葉県に申し入れをしたように書いてあるが、
実際には迷惑に思っていたようだ。
822 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/04(木) 14:36:05 ID:eDIrqZDAO
>>817 諭吉の役は松本潤でいいから、自伝に忠実に
823 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/04(木) 15:23:44 ID:Efqb9nwg0
慶大卒同士ということで福沢マンセーな話をしていたら、 「僕は福沢先生より、やっぱり坂本竜馬の方がいいね」 と司馬小説マンセーと返された。 当方20代、先方60代。
>>823 坂本龍馬のイメージは司馬さんが作ったものだけれどネ
福沢は土佐派では後藤象二郎と入魂だった
おお、そういや昨日は桜田門外の変150年だったのか
西暦に直せば4月になるのだろうが
825 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/05(金) 06:37:11 ID:y0ETR4NOO
諭吉さんは桜田門外の変を預言していたくだりがありますな
>>823 福沢や岩崎みたいに形を残す男って、ある意味イヤだよ。価値観の問題。
827 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/05(金) 07:14:04 ID:z4a3PAz80
>>825 あれは要するに、咸臨丸で出発する前に、
江戸市中で流されていたウワサを言ってみただけなんだと
828 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/05(金) 10:30:36 ID:y0ETR4NOO
>>827 でも、水戸の噂だけではなかったのにドンピシャリあてるのは共時的な気もしますが
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/05(金) 12:28:55 ID:z4a3PAz80
830 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/05(金) 19:21:33 ID:ea+rR2mx0
驚異的っていいたかったんじゃ?
>>827 預言していたというか、たまたま言ってみたのが当ったという話ですね。
↓
----
ヒョイと浦賀の海岸で島に遇(あつ)て、イヤ誠にお久振(ひさしぶり)り、時に何か日本
に変(かわつ)た事はないかと尋ねた所が、島安太郎が顔色(かおいろ)を変えて、イヤあった
とも/\大変な事が日本にあったと云うその時、私が、一寸(ちよい)と島さん待(まつ)て
呉(く)れ、云うて呉れるな、私が中(あ)てゝ見せよう、大変と云えば何でも是(こ)れは
水戸の浪人が掃部(かもん)様(さま)の邸(やしき)に暴込(あばれこ)んだと云うような事ではないかと云
うと、島は更(さ)らに驚き、どうしてお前さんはそんな事を知(しつ)て居る、何処(どこ)で
誰(だ)れに聞(きい)た、聞たって聞(きか)ないたって分るじゃないか、私はマア雲気(うんき)を考
えて見るに、そんな事ではないかと思う、イヤ是(こ)れはどうも驚いた、邸(やしき)に
暴込んだ所ではない、斯(こ)う/\云(い)う訳(わ)けだと云て、桜田騒動の話をした。
その歳(とし)の三月三日に桜田に大(おお)騒動のあった時であるから、その事を話した
ので、天下の治安と云うものは大凡(おおよ)そ分るもので、私が出立する前から
世の中の様子を考えて見るとゞうせ騒動がありそうな事だと思(おもつ)て居た
から、偶然にも中(あたつ)たので誠に面白かった。
----
福翁自傳 - 217 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=217
832 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/05(金) 21:06:20 ID:i+BNHeUKO
咸臨丸が出港準備をしていた頃、安政大獄で水戸藩士が処刑されていた。 怒った関係者が水戸屋敷に立て込もっていた。
833 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/05(金) 21:46:19 ID:BWnH3qhU0
しかし福澤ってのはちゃっかり感臨丸に乗ったり抜け目のない野郎だね。 って三田のbarbarでオヤジと福澤の話になった時に言ったら 翌々日には退学処分になっちまった 処分理由は福澤先生を呼び捨てにしたから、だってよ 何人かに相談したら、一様にそら助からん アホクサこっちからやめてやらぁ馬鹿野郎ってやめてやったよ。 この間、江藤淳読んでたらヤシの時代にも同じ理由で 何人か退学食らってるんだね、変な学校だよ
834 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/06(土) 00:12:32 ID:LxCcIu1T0
本当かよw 福沢像に登ったら退学と言うのは聴いたことあるが…。 それだけに京大生の折田先生像に対する酷い行為は許せない。
835 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/06(土) 07:41:29 ID:GikVXtDQ0
>>833 んなバカな。
「福澤先生」と呼ぶのは、あくまで塾監局などの管理部門だけで、
一般の学生は当然に呼び捨てだった。
ちなみに掲示などでは、教授だろうが東大からの非常勤だろうが、
「君」づけなのは事実だが、誰でも「先生」と呼んでいた。
>>834 そもそも福澤先生が、「殿様の名前を書いたお札を踏んでみたり、
神様の名前を書いたお札で尻を拭いたりしても、何ともない」と
言っているくらいだから、福澤像に登ったくらいで退学とは信じられないですね。
837 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/07(日) 08:55:42 ID:EUfyJHUYO
福澤像って、三田の図書館前の?
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/07(日) 09:54:12 ID:1ebgqGUj0
>>799 社説「土地は併呑す可らず国事は改革す可し」
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h89/ 明治27(1894)年7月5日掲載の本社説は、
第二次世界大戦後に福沢直筆の原稿が発見されたことにより、
現行版全集に所収されることになった。
『福沢全集』(1925〜1926)、『続福沢全集』(1932〜1933)には非収録である。
旧全集の編者石河幹明は、
この「日本は朝鮮を領有してはならない」という内容の社説の存在を、
読者に知られたくなかったことになる。
839 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/07(日) 12:42:55 ID:oh4k+rv8O
散髪脱刀令に対して、福澤さんはどうですか
>>838 貴重な情報ありがとうございます。
1894-07-04 社説「兵力を用るの必要」と、
1894-07-05 社説「土地は併呑す可らず国事は改革す可し」と、
1894-07-06 社説「改革の着手は猶予す可らず」と
の3日連続の社説は、福澤直筆の原稿が見つかっています。
↓
福澤諭吉直筆草稿残存社説目録
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h71/ それなのに、昭和版『続福澤全集』に収録されているのは、3つ目の
「改革の着手は猶予す可らず」だけというのは、石川幹明が
他の社説を読者に見せたくなかったんでしょうね。
841 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/07(日) 20:19:32 ID:eU/23t9e0
>>836 あくまで噂ですよ。噂と言うか、新入生に配布されるパンフレット(塾生が作成)に、
半分冗談で書いてある程度。ただ、実際に福沢像に登る奴はいない。銀玉にはいるが。
>>811 平山洋先生なら、去年の10月17日(土)・18日(日)には、
東北大学で開催されていた日本思想史学会に出席していたよ。
懇親会で話したし、目撃者も多分150人位いる。
ウィキのHNがIPアドレスに対応しているのだとしたら、
仙台から敷島健一名義で書き込むのは不可能なんじゃないか。
843 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/08(月) 09:21:42 ID:Wvmzo7P90
>>842 のようだね
http://wwwsoc.nii.ac.jp/ajih/event/2009taikai.htm あてはまる敷島健一の投稿は下の5件
# 2009年10月18日 (日) 16:25 (履歴 | 差分) ノート:平山洋 ? (→『福沢諭吉の真実』の出版について: 同意点について確認。) (最新)
# 2009年10月18日 (日) 13:42 (履歴 | 差分) ノート:平山洋 ? (→『福沢諭吉の真実』の出版について: 削除部分の記載について。)
# 2009年10月18日 (日) 05:09 (履歴 | 差分) M 修業立志編 ? (→内容: 内部リンクを追加。)
# 2009年10月17日 (土) 01:47 (履歴 | 差分) N ノート:平山洋 ? (リバートの理由を記述。)
# 2009年10月17日 (土) 01:45 (履歴 | 差分) 平山洋 ? (Sumizu10 (会話) による ID:28508858 の版を取り消し。無意味な削除はお止めください。)
グリニッジ標準時よりプラス9時間であることを考慮しても、
始めの3件についてはいつもの場所からのウィキへの参加は不可能そう
誰かこのアリバイを崩せる?
ログインして書く場合は利用者名で別の場所からでも参加は可能だ@ウィキ
845 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/08(月) 12:00:55 ID:Wvmzo7P90
>>844 なるほど、どこからでも参加できるのか
問題は物理的にアクセスが可能かどうか、ということだね
846 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/08(月) 13:35:43 ID:sxDZuKdZ0
>>839 福沢の廃刀の時期は、徳川家から離脱して平民になった
慶應4年(1868年)6月
断髪の時期は、病気で髪が伸び放題になったのを機会に切った
明治3年(1870年)9月
847 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/08(月) 15:17:52 ID:gR4jFA9rO
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/08(月) 16:08:54 ID:Wvmzo7P90
>>843 より
2009年10月18日 (日) 16:25 は日本時間19日午前1時25分
2009年10月18日 (日) 13:42 は日本時間18日午後10時42分
2009年10月18日 (日) 05:09 は日本時間18日午後2時9分
2009年10月17日 (土) 01:47 は日本時間17日午前10時47分
2009年10月17日 (土) 01:45 は日本時間17日午前10時45分
土曜の2つは、仙台に着いてからネットカフェに飛び込んだとしたら、ぎりぎり可能かな
日曜の夜の2つは、学会が終わるのが午後5時だったようで、帰宅してからかも
真ん中のは、どうも…
くだらねえな、まったく。ヒマな院生ってやつは始末におえん w
850 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/08(月) 17:55:27 ID:M7MWuuWEO
永田メールの検証みたい
>>848 >>811 のリンク先をもう一度よく見な
敷島=平山を疑われたのは10月18日の夜だから
それより前に手の込んだアリバイ工作をする必要なんて、ないんだよ
17日の午前に仙台のネットカフェに飛び込む理由がない
852 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/09(火) 18:52:59 ID:bQY3HwbaO
雁屋哲の本まだ出ないの?
854 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/10(水) 08:41:17 ID:dmvykVH60
>>853 朝鮮民主主義人民共和国(笑)のことを、「共和国」と呼ぶ日本人がいるのか
おれはまた、あっちの人間に限ると思っていた
共和国なんてたくさんあるからな
855 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/10(水) 18:50:21 ID:eUUttweJ0
カリヤの新著の中身が思いやられる
>>848 平山先生は、日曜日の午後には間違いなく会場にいた。
神道系の部会で質問しているのを見た。
857 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/11(木) 09:01:00 ID:0sNRCQl/0
>>836 福翁自伝のこの部分は、フランクリン自伝の逸話の翻案らしいな
859 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/11(木) 13:43:36 ID:0sNRCQl/0
>>858 知らん
角川の『福翁自伝』の最初のところで、大内兵衛が、
いつもフランクリン自伝と比較する、
みたいなことを書いていたように思う
861 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/11(木) 15:19:31 ID:0sNRCQl/0
>>860 ありえんだろ
大内兵衛自身信用できない人物だからな
社会主義者なのに差別意識ムキムキで、
岩波の『世界』1969年3月号を回収に追い込んだくらい
その理由は、奴の論文に
「東大という○○部落」という言葉があったから
福沢は『民情一新』で、19世紀末のヨーロッパでの社会主義台頭を
憂えていた(ような気がする)
862 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/11(木) 17:16:26 ID:O+l1CV+F0
大内兵衛が福翁自伝の解説を書いていること自体が意外
>>861 『民情一新』では、19世紀末のフランス、ロシア、ドイツにおける社会主義と
専制との対立激化を憂えていたようです。
↓
----
第三世「ナポレオン」が在世の時の政略、又近来は魯西亜(ロシア)、日耳曼(ゼルマン)
等の国勢を見ても、その政略は次第に専制に赴くものゝ如し。今
その原因を尋れば、人民の聞見俄(にわか)にその域を広くして心情思想の
運動一時に強勢(きようせい)を致したる者より外(ほか)ならず。
----
民情一新 - 88 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=95&PAGE=88 >>862 大内兵衛といえば、谷沢永一さんが『自虐史観もうやめたい!』で
真っ先に取り上げて罵倒しまくっていましたね。
↓
----
日本罪悪論の火元はこの12人だ!──反日運動・靖国問題・教科書問題等々、
すべては自虐史観から始まった。こんな国家に誰がした?
歴史の偽造家・大内兵衛、
「日本は全て悪」の煽動者・鶴見俊輔、
差別意識の権化・丸山眞男、
法の精神を蹂躙した横田喜三郎、
似非出版人・安江良介、
権力意識の化身・久野修、
祖国をソ連に売り渡す加藤周一、
北京政府の忠実な代理人・竹内好、
マスコミを左傾化させた放言家・向坂逸郎、
日本を経済的侵略国家と断定する詭弁家・坂本義和、
国家間の原理を弁えない謝罪補償論者・大江健三郎、
近代日本を全否定した国賊・大塚久雄。
日本罪悪論を情熱をこめて高らかに唱いあげたのはこの12人だ!
この反日的日本人をここに告発する!
----
『自虐史観もうやめたい!反日的日本人への告発状』谷沢永一著
http://web-wac.co.jp/publish/bunko6.html
864 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/11(木) 18:34:09 ID:ESTcVGI7O
あはは、サヨ批判は痛快だな
>>860 いやしくも文明に赴きたる人間世界におり、
人の恵与の物を飲食してこれを悦ぶ者は飢者にあらざれば愚民なり。
この愚民の悦ぶを見てこれを悦ぶ者は、愚民に等しき愚者のみ。
文明論之概略 岩波文庫新版 P111
866 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/12(金) 07:10:32 ID:4ho6YYVeO
うわっ! こんな発言本当にあるの? 反社会主義そのものじゃん。 安川が福澤を憎むわけだ
867 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/12(金) 18:31:06 ID:/zd7G4i90
>>865 社会構造上救われない人々は、上層の善意で救済されるという考えだとすれば
ロバート・ノージックの思想などとの類似性があるのかな
868 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/12(金) 18:47:14 ID:AQXou5+J0
869 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/12(金) 19:24:07 ID:/zd7G4i90
>>868 あっちのスレを少し覗いてみたけれど、
とてもここの住人の水準には見合わないかと
ノージック関連のスレでもあれば、そちらに宣伝してみるか
ノージックは最小国家だが、福沢はそうでもない。 ノージックの国家観の原型はピルグリム・ファーザーズ。 日本は移民国家ではないから、まずは国家が所与としてある。
871 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/14(日) 07:53:44 ID:TFn5cksR0
>>865 民主党のバラマキ政策への批判と見ることができるな
そのとおりだ!
福祉はやりすぎると社会全体が沈没する
872 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/14(日) 08:31:47 ID:CB3YjtU1P
薩摩藩は「生麦事件に関して責任はない」とする返答書をイギリス艦隊に提出し、
イギリス側の要求を拒否。イギリス艦隊は桜島の横山村・小池村沖に移動した。
なお、薩摩藩は処罰の対象を、犯人ではなく藩主だと勘違いしたため拒否したとい
う説がある(要求文翻訳を担当した福沢諭吉が急いでいたために、原文を直訳して
しまい事件の責任者と藩主の区別があいまいになったため)。
以上ウィキからのコピペ
下に質問がでていたもんで
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa4392791.html これホント?
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/14(日) 11:25:07 ID:nNFUjZTYO
福翁自伝にある話か
874 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/14(日) 13:19:17 ID:LV+qT/Ar0
自伝「攘夷論」の「英艦来る」 「なお二万五千ポンドは薩摩の大名から取り、そのうえ罪人を召し取って 目の前で刑に処せよとの要求」 幕府の外交部門に来た手紙を、福沢たちが翻訳したとあるが 罪人が誰を示しているのかは、自伝では分からない。
876 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/15(月) 06:51:31 ID:AWG/UvhPO
それは自伝を書いた時点での後知恵かもしれない。 翻訳自体では誤訳がある可能性はある。
諭吉たちが二月一九日に訳した外交文書の中身が間違って伝わっていて、 薩摩側は英国が島津久光の処刑を要求していると勘違いしていたからである。 平山洋著『福澤諭吉』176ページ 平山さんは、福沢「誤訳」説ではなく、薩摩「誤解」説 根拠は書いていない
>>876-877 岩波文庫版の『福翁自伝』142頁の注釈で、富田正文さんが以下のように
書いています。
↓
----
この時の公文書は英国公使館一八六三年四月六日付第十四号書簡であるが、この書簡の翻訳者とし
て名を連ねているのは、高畠五郎、福沢諭吉、箕作秋坪、大築保太郎、村上英俊の五名である。ここ
に「杉田玄端」とあるのは、箕作秋坪の記憶違いではなかろうかと思われる。
----
岩波文庫版『福翁自伝』142頁
というわけで、翻訳したのは福沢先生一人ではなく、5人のチームなのです。
だから平山さんも「諭吉たち」が二月一九日に訳した外交文書と言っています。
この翻訳は『福澤諭吉全集』第20巻の571-577頁に収録されていて、
英国の要求としては、以下のように書かれています。
↓
----
第一、「ヘール、リチャルソン」を殺害し及び「リチ
ャルソン」に同伴せし貴女と諸君を殺さんと襲ひ懸りし
諸人中の長〔重〕立たるもの等を速に捕へ吟味して、女王陛下
の海軍士官の壹人或は數人の眼前にて其首を刎ぬべし。
----
『福澤諭吉全集』第20巻577頁
この文によると、罪人とは「「ヘール、リチャルソン」を殺害」した人と、
「貴女と諸君を殺さんと襲ひ懸」った人のことになりますね。
このようにハッキリと翻訳してあるので、福澤「誤訳」説は有り得ないと
思われます。
879 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/16(火) 06:32:13 ID:T9q8jbpGO
今日は脱亜論125年 式典はせんのか 韓国の新聞が社説で扱うかな
880 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/16(火) 08:03:52 ID:QbNGRAH70
>>878 よく調べたね、感心感心。ただ、外交文書の日本語訳のなかの、
>諸人中の長〔重〕立たるもの
は読みようによっては島津久光とも解釈できるね。
文久二年八月の生麦事件は、
大原勅使を警護する島津久光一行の警備隊が起こしているから。
この外交文書のコピーを入手した薩摩藩は、この部分が、
警備隊長を示すのか、さらに上の久光本人を示すのか、
判断できなかったのだと思う。
>>878 福澤以外でこれについての話を聞いたような気がして、
思い出してみると、どうも勝海舟の日記のようだった。
で、講談社版の勝海舟全集1幕末日記80頁に、
「聞く、彼(英国)が申処、生麦地にて英商を打ちしは、
島津三郎(久光)の臣なり。今三郎が首を差し出さずんば、
各々の償として、三十万金を出すべし…」
とある。文久三年三月十六日付で、
このとき勝は大坂にいて、
対応策についての会議に出席した。
引用部はそのとき席上での発言。
少なくとも勝は、
英国が久光の首を求めていると考えていたようだ。
勝の発言が薩摩に洩れたのかも。
882 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/16(火) 16:36:42 ID:QbNGRAH70
>>881 ほほう、それは初耳。ここには物知りがいるな。
883 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/16(火) 17:30:08 ID:T9q8jbpGO
ためになる
885 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/17(水) 08:39:20 ID:WZTTVAFzO
Wikipediaの記述を読んで疑問をもった人が、 ソウダンで聞いたわけだ
886 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/17(水) 09:36:24 ID:bbXc//+W0
>>884 間違いではないが、誤解を招きやすい表現ってやつだね
福沢に関しては、こうした「より悪いほうに受け取れるような表現」での
説明がまかり通っている
ついこの間まで、多くの人が、
「脱亜論」のおかげで日本は侵略戦争にまい進することになった、
というデマを信じていただろ
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/17(水) 19:39:34 ID:9hodkhGc0
福沢は幕末外交の裏事情をかなり詳しく知っていたことになるな
>>887 そうです。『福翁自伝』の「攘夷論」の「外交機密を写し取る」には
以下のようにあります。
↓
----
私は幕府の外
務省の飜訳局(ほんやくきよく)に居たから、その外国との往復書翰(しよかん)は皆見て悉く(ことごと)知(しつ)て居る。
即ち(すなわ)英仏その他の国々から斯(こ)う云う書翰が来た、ソレに対して幕府から
斯う返辞(へんじ)を遣(やつ)た。又此方(こつち)から斯う云う事を諸外国の公使に掛合(かけあい)付ける
と、彼方(あつち)から斯う返答して来たと云う次第、即(すなわ)ち外交秘密が明に(あきらか)分(わかつ)て居
なければならぬ筈(はず)。
----
福翁自傳 - 277 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=277
>>888 幕府から外務省に引き継がれた文書が、福沢全集に入っているわけね
890 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/18(木) 17:39:18 ID:xsnb5k1T0
>>889 不用意に秘密を漏らした脇屋は死刑になっているからな。
幕末というのは、われわれが想像するより、ずっとオソロシー時代だったようだね。
>>889 『福澤諭吉全集』第20巻収録の「幕末外交文書譯稿」がそれですね。
481頁から814頁まで計334頁の分量があります。
892 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/19(金) 10:53:11 ID:bKHSSjZP0
>>891 この史料の現所蔵は東大?それとも国会図書館?
893 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/19(金) 18:06:32 ID:BJOcn9nO0
894 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/20(土) 08:53:40 ID:HRLRcLrVO
>890 北朝鮮みたい
895 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/20(土) 20:49:36 ID:hMW3tbga0
大卒予定者の内定率は80パーセントと低調だが 慶應ではどうだったの?
897 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/21(日) 11:12:46 ID:inO7Xgw00
先週?の都市伝説とかいうテレビ東京の番組で、 福澤諭吉はフリーメイソンだったと言われていたけど、本当なのか? 昔話を書き替えたりと、なんだか悪者の印象を与えるつくりだった。
>>897 テレビ東京の「やりすぎ都市伝説」という番組のことのようです。
3月15日(月)夜9時から放送されたようです。
「昔話を書き替え」るって何のことでしょうか?
↓
----
テレビ東京の「やりすぎ都市伝説」でフリーメイソンのことを
やると聞いたので見た。
まあ大体予想の範囲内の内容だったが、見過ごせないことが
一つあった。
福澤諭吉がフリーメイソンだったという内容。
娯楽番組ごときに異議を唱える幼稚な自分を許してほしい。
福澤諭吉の思想のなかに友愛主義なるものがあるのなら
説明できるのか?
「文明論之概略」にフリーメイソン的な何かが読み取れるのか?
自分は福澤諭吉には保守思想の源流を感じるのだが・・・。
----
福澤諭吉はフリーメイソン?:白熊の囁き:So-netブログ
http://shirokuma-papa.blog.so-net.ne.jp/2010-03-16
>>898 こりゃオモシロイ!
福沢がフリーメーソンに似ている、というのなら島田の『慶應三田会』にもあるが
〜そのもの、というのは初耳だ
おれもちょっくら調べてみるべー
連投 福沢=フリーメーソン説、コンビニで売っている『秘密結社のヒミツ』 とかいうマンガ本(2007年刊行)に書いてあるらしい いかにもーなアヤシゲなトンデモ本 それにしても、〜でない証拠なんて提示できないわけだから この手のオハナシは今後も出てくるのであろー
またまたでスマソが、あんまり興味深いモンで 次の引用は、おそらく2chのどっかのスレの書き込み 日付は「2007年4月25日」 うえのコンビニ漫画に触発されたのかも 以下引用 ロックフェラーvsロスチャイルドの八百長age2007/04/25(水) 07:59:44 ID:f3gAHXjI 福沢諭吉はフリーメイソンだった。 学問のすすめ。天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず。 というのはフリーメイソンが人類をコントロールし、 洗脳するために作った考え方だ。 その功績を称えられ、1万円札に描かれる事になった。 ちなみに日本の紙幣には「All seeing eye」が描かれている。 バーコードには、「666」という数字が隠されている。 陰謀論を唱える奴は、みんな馬鹿だ。 という考えを吹聴することで、陰謀を隠す。という陰謀。
902 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/21(日) 21:27:42 ID:Zn3qw+jwO
>900 読者の水準が知れるなあ
903 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/22(月) 01:15:19 ID:Ls4i5Gg/0
>>903 5000円札から新渡戸が引退し、代わって福澤フリーメイソン説が声高になった。
いかにも安直な都市伝説。
陰謀論の話しはしなくていいです。
>>905 やっぱりばかばかしいですか。
では、それに代わる話題提供をどうぞ。
907 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/23(火) 09:51:09 ID:0kxm4mZg0
908 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/23(火) 10:49:28 ID:HRKReELHO
陰謀の次は狂人?
人でなしは、婿養子に入った福沢桃介だろう。 諭吉が亡くなった途端、本妻である諭吉娘房子を事実上離縁して ろくに生活費も渡さず、妾の川上貞奴と豪遊生活に浸っていたのだから。 明治の頃だから、金持ちの男が妾を囲うのはよくあったこととはいえ 本妻の立場を潰さないようにするのが最低限のマナー。 これじゃあ完全の諭吉の面子も潰すことになる。
910 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/24(水) 06:49:42 ID:BxdbGKlbO
だから桃介については 取り上げられることがすくない
911 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/24(水) 08:22:50 ID:e53yO8vP0
>>907 ウザイの外してみた
私はAERAの記事に触発されて、平山洋氏の「福沢諭吉の真実」
井田進也氏の「歴史とテクスト」、安川寿之助氏の「福沢諭吉のアジア認識」
「福沢諭吉と丸山真男」「福沢諭吉の戦争論と天皇論」を読んで、
平山洋氏と井田進也氏は安川寿之助氏に完膚無きまでに論駁されたと理解し、
それで、以前、福沢諭吉の「帝室論」「尊王論」を読んだときの、
福沢諭吉に対する私の認識の混乱も解決した、と納得した。
ある時、日本人に朝鮮・中国に対する蔑視感を抱かせた最大の張本人は、
福沢諭吉であることに私は気がついたのだ。
それ以来、私の福沢諭吉に対する興味は燃えあがり、
福沢諭吉についての勉強を始めた。安川寿之助氏の三冊の本には、
福沢諭吉の文章が大量に引用され、また巻末に附録として福沢諭吉の文章が、
勘どころをおさえて選ばれて、これまた大量に再録されている
912 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/24(水) 14:55:14 ID:e53yO8vP0
913 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/24(水) 17:42:59 ID:fgerdvEI0
>>912 想像もつかん
最近変なエントリが増えているように思う
915 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/25(木) 07:49:53 ID:n8CW/6qw0
>>914 ガイキチ女が雁屋哲のブログを引用したということなのだろうけれど
なぜそんなものを読んでしかもコピーしたのかが分からん
916 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/26(金) 07:55:40 ID:yn6a9eKEO
最近の政治状況は、 ますます福沢の理想から遠のいている
917 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/27(土) 07:11:53 ID:ttUubgqjO
慶應日吉の学ぶ環境はすばらしい
918 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/27(土) 10:17:09 ID:O4jwSDJi0
福澤=フリーメーソン=悪者なの?
921 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/27(土) 21:46:38 ID:ttUubgqjO
福沢が外国奉行になったり、天皇陛下が交詢社の社長につかれるわけがない。 アンチの仕業と見たね
925 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/28(日) 09:22:15 ID:e3uXteb10
926 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/28(日) 12:35:40 ID:e3uXteb10
928 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/28(日) 13:48:03 ID:e3uXteb10
>>927 大阪工大准教授の柴崎力栄のところに電話をかけてきた、とある
どうも教員クサイな
今の時期に大学に学生はいないだろ
直感的には慶應出身者ではない
アンチ慶應勢力の「ほめごろし」戦略とみた
脱亜論って今日の為にあるんだな
930 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/28(日) 14:37:28 ID:7F1oYiuZ0
931 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/28(日) 17:53:40 ID:Nm8PWH7M0
福澤諭吉もいいが、最近は渋沢栄一に興味津津の日々です。
932 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/29(月) 07:05:13 ID:I91W6lb1O
神戸学院は9条の会の拠点大学だ アンチだとすると政治活動では? 去年の今頃にも、天皇制の擁護者福沢というデマが流された 天皇と交詢社なんていうテーマはいかにも、だ 今回のWikipediaのさわぎでは、慶應と小沢がターゲットにされているようだ
933 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/29(月) 09:58:25 ID:sYOcoBeR0
なんで慶應が小沢ともどもターゲットにされるんだろう・・・。
934 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/29(月) 11:48:29 ID:I91W6lb1O
参院選で自民党、民主党いずれもの票を減らしたい勢力がある
935 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/30(火) 10:03:39 ID:TIzRqyYJ0
雁屋哲の本はどうなったんだ?
936 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/31(水) 13:43:37 ID:5l1zARtw0
フリーメイソンの謀略というのは笑止だが ナントカ党の陰謀というのは真に受けるべきなのかな
ウィキの編集停止が解除されるのは、今日だっけ?
939 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/02(金) 09:45:48 ID:49K8Dzzi0
>>938 柴崎さんがさっそく「外国奉行」を削除している
940 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/04(日) 14:59:17 ID:Y9Or91DYP
>>938 オヤ敷島健一さんも
相変わらず専門的だネエ
941 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/04(日) 16:14:52 ID:RuhCHQq60
最近おなべタレントの諭吉ってのが 出ているが、「学問のすすめ」くらい 読んどけといいたいい。
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/05(月) 09:23:49 ID:xRLPLEGl0
学問のすすめは、途上国の青少年が読む分には有効だが すでに先進国になってしまった国では訴求力が少ない というのは、そこで唱えられている勉強による能力向上の主張は 相対的に割安な労働力として自分を売り込め と言っているに等しいから いまさら日本の青年が努力しても インドや中国の青年にかなわない 同じ能力だとしても 彼らのほうがずっと割安に雇えるからね
943 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/05(月) 17:47:02 ID:bH4XPzKeO
福沢は読む値打ちなし、ということ?
944 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/06(火) 18:05:46 ID:SFCCiun00
sf
945 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/06(火) 18:43:17 ID:+0uvC1R8O
中国による日本人虐殺を許していいのか!? 明日はさらに3人殺されるぞ
946 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/07(水) 11:54:39 ID:LdxJOzqt0
それにしても、ものすごい規制だな
947 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/07(水) 19:18:10 ID:60BWlhkOO
パソコンからではまったく書き込みできない
>>942 いや、そうとも言えないですよ。
先進国と途上国とを比較した場合は、途上国の方が人件費が安いというのは
ご指摘の通りだけれど、先進国内でも競争があって、先進国の人が自分を
売り込むには、学問が必要ですよね。
いくら先進国の人でも、学ぶことを止めてしまったら、先進国内の競争に
ついていけなくなるのでは?
949 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/09(金) 10:35:31 ID:IV/fHgtn0
>>948 先進国の青年が、先進国で通用する学問を身に着けるのは
容易なことじゃ、ないだろ
勉強でリターンを得るのが難しくなっている
950 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/09(金) 22:27:19 ID:KJmUS3rk0
>>949 学問を身に着けるのは、先進国でも途上国でも、
容易なことじゃないですね。
勉強でリターンを得るのが難しいのも、御指摘の通りです。
だからこそ、いっそう「学問のすすめ」が必要なのですよ。
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/10(土) 00:23:00 ID:rOVCSdY70
>>951 その場合の学問は、日本国民全体に適用できるもの?
それともある種選ばれた人々が学ぶべき学問なのかな
福沢は明らかにミドルクラスだけに学問を呼びかけていて
だからサヨクは福沢を目の敵にしている
と自分は理解しているのだけれど
954 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/10(土) 01:02:42 ID:rOVCSdY70
>>953 いや、『学問のすすめ』五編には、はっきり
中人(ミドルクラス)に期待する
とある
それに安川さんは、初編からしてダメだ、と言っている
その勢いがあまって
東北王朝関係文書の肯定というフライングをやらかした
日教組にとっては慶応はブルジョアの巣窟だから
事実上その募集パンフである『学問のすすめ』にたいしても
反人民的悪書の烙印を押してしまうのは、当然のことさ
>>954 『學問ノスヽメ. 五編』で「ミッヅルカラッス」に言及しているのは、
以下の2ヶ所ですね。
↓
----
○右に論ずる所を以(もつ)て考れば、国の文明は上(かみ)政
府より起るべからず、下(しも)小民より生ずべからず、必ず
その中間より興(おこり)て衆庶の向う所を示し、政府と並
立(ならびたち)て始て成功を期すべきなり。西洋諸国の史類
を案ずるに、商売工業の道、一として政府の創造
せしものなし、その本(もと)は皆中等の地位にある学者
の心匠(しんしよう)に成りしものゝみ。蒸気機関は「ワット」の
発明なり、鉄道は「ステフェンソン」の工夫なり、始
て経済の定則を論じ、商売の法を一変したるは
「アダムスミス」の功なり。この諸大家は所謂(いわゆる)「ミッ
ヅルカラッス」なる者にて、国の執政に非ず、亦(また)力
役(りきえき)の小民に非ず、正(まさ)に国人の中等に位し、智力を
以て一世を指揮したる者なり。
----
學問ノスヽメ. 五編 - 14-15 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=48&PAGE=14 これは、一国の文明はミドルクラスから生れると言っているのであって、
ミドルクラスのみに学問を勧めている訳ではないでしょう。
----
○今我国に於(おい)て彼(か)の「ミッヅルカラッス」の地位
に居り、文明を首唱(しゆしよう)して国の独立を維持すべき
者は、唯一種の学者のみなれども、
----
學問ノスヽメ. 五編 - 16-17 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=48&PAGE=16 これも、文明を首唱して国の独立を維持すべき者は、
ミドルクラスの中の学者のみと言っているだけで、
学者のみに学問を勧めている訳ではないでしょう。
あと、安川さんが初編がダメと言っているのは、初編の冒頭にある
「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らずといえり」の文章が
『東日流外三郡誌』から盗作したものだと思っちゃったからで、
『学問のすすめ』の内容自体を問題にしているのではないですね。
956 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/10(土) 07:05:59 ID:rOVCSdY70
>>955 なるほど、そういう考え方もあるね
学問はすべての人間(女性・庶民含む)に薦められているとして
その学問の中身については同じでいいの?
階級によって違うのかな
>>956 さすがに階級によって学問の内容が違うってことは無いでしょうね。
学問の中身は、義務教育の間はみんな同じで、優秀な生徒や意欲のある生徒は
高校に進み、さらに学問したい人は大学へ進学する、でいいんジャマイカ。
958 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/10(土) 16:55:28 ID:rOVCSdY70
>>957 すると、慶応幼稚舎に通うのと、隣の区立三光小学校に通うのとは
知育の点では同じでよいということになる
幼稚舎に区立の30倍の学費を払う値打ちはあるんだろうか?
>>958 慶応幼稚舎に値打ちがあるとすれば、エスカレーターで上に上がれる点かな?
幼稚舎は福沢が作ったものではない
961 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/11(日) 17:15:59 ID:0XJBTWdx0
>>960 弟子の和田某が作ったにせよ、総監督は福沢だろ
962 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/12(月) 07:17:36 ID:KNwBxGjX0
幼稚舎はもとは塾員のための託児施設だった
963 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/13(火) 09:30:00 ID:K4UA/Pip0
塾長が交代して、前ほど福沢諭吉について言われなくなったな やっぱり慶応の宣伝だったのか
964 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/13(火) 19:26:12 ID:Uz/fjxnTO
そういえば慶応の文学部長が亡くなったね
慶應の話題はよそでやれよ
966 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/14(水) 06:31:07 ID:D2GrJcGBO
>965 じゃあ福沢でちょうどいい話題はない?
967 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/14(水) 19:52:57 ID:k0ojaQsO0
968 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/15(木) 06:01:05 ID:3P7H6GBx0
福澤諭吉研究文献目録
この目録は、『福澤諭吉年鑑』(福澤諭吉協会編)(1974〜2006年)に収録されている
昆野和七「福澤諭吉研究関係文献目録」(1974年〜1986年)、丸山信「福澤諭吉研究
文献目録」(1987〜1994年)及び山田博雄・渡辺弘道・竹田行之「研究文献案内」
(1995年〜2006年)のデータ約3200件を、福澤協会のご協力のもとメディアセンターで
データベース化したものです。記述・内容は基本的に各資料に基づきます。
原則として1971年から2006年における福澤、及び福澤門下・福澤周辺に関する研究
関係文献(図書・雑誌記事・新聞記事・書評など)を収録しています。一部、1971年より
古い文献も含まれます。
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_research_catalog.php
969 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/15(木) 09:24:21 ID:NQ9Hn3BZ0
>>968 で試みに石河幹明で検索すると、以下の10件
<Journal Article>
石河幹明 : 福沢の論説を継ぐ / 俵, 元昭
塾(164), 1990. 12
< 慶應OPACへ >
<Journal Article>
石河幹明 : 福沢諭吉の名を今日に伝えた人々(2) / 松崎, 欣一
三田評論(1069), 2004. 6
< 慶應OPACへ >
<Journal Article>
石河幹明氏を語る(三) : 聴く人 昆野和七・桑原三郎 / 富田, 正文 昆野, 和七 桑原, 三郎
福沢手帖(61), 1989. 6
< 慶應OPACへ >
<Journal Article>
石河幹明氏を語る(二) : 聴く人 昆野和七・桑原三郎 / 富田, 正文 昆野, 和七 桑原, 三郎
福沢手帖(60), 1989. 3
< 慶應OPACへ >
<Book>
石河幹明論説目録について : 主幹就任後(解説) / 昆野, 和七
, 1992-11 (慶應義塾福沢センター近代日本研究資料 ; 4)
< 慶應OPACへ >
<Book>
福澤諭吉傳. 第1巻 / 石河, 幹明
岩波書房, 2001-01
< 慶應OPACへ >
<Book>
福澤諭吉傳. 第2巻 / 石河, 幹明
岩波書房, 2001-01
< 慶應OPACへ >
<Book>
福澤諭吉傳. 第3巻 / 石河, 幹明
岩波書房, 2001-01
< 慶應OPACへ >
<Book>
福澤諭吉傳. 第4巻 / 石河, 幹明
岩波書房, 2001-01
< 慶應OPACへ >
<Journal Article>
福沢諭吉研究者の群像 : 石河幹明から富田正文 / 桑原, 三郎
三田評論(950), 1993. 8/9
< 慶應OPACへ >
970 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/16(金) 07:37:46 ID:KbnwMWuq0
>>968 丸山真男だと111件だ
これは使える
キーワードの設定がないので
タイトルに含まれていないと抽出できないのは
残念だが
971 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/16(金) 19:32:34 ID:9DaLq+aR0
2007年以降分も早く収録して欲しい。研究は日進月歩なので。
972 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/17(土) 08:58:33 ID:Q4XkHiGU0
973 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/17(土) 09:01:47 ID:Q4XkHiGU0
連投 慶應のデジタルライブラリには『修業立志編』が入っていない もとは慶應の教科書なのに
974 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/18(日) 19:12:42 ID:+VEJ3Ep10
福沢には道州制を見越した『分権論』という著作がある
>>728 犬HKが日本は歴史と向き合ってないと。ご都合主義の某国が向き合ってるとでも?
いまこそ龍馬伝を止めて諭吉伝をNHKでやるべき
977 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/19(月) 07:50:10 ID:PFOEuhdkO
すごい反発を受けそう
>>974 道州制は中田宏らの新党もいっていたな
> 福沢には道州制を見越した『分権論』という著作がある
979 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/19(月) 15:35:13 ID:KeO4qZw10
>>978 何でもかんでも東京という風潮を中和することができるからね
980 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/19(月) 16:06:29 ID:2iL58tVf0
地域の自主性を大幅に認める代わりに 交付金を少なくして 勝手にやれ ということになる 良いのか悪いのか、一概には言えない
分権論のネタはトクヴィルだったな つまり合衆国が理想
982 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/21(水) 10:16:46 ID:3oFDFlLv0
>>981 だとすると、中央の負担は劇的に軽くなるね
983 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/21(水) 19:30:26 ID:Srdc6lAK0
福沢の分権論の考えは、維新前からなのかな それとも大久保との対抗上後から理論武装したのか
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/22(木) 07:40:30 ID:i/ZwFqqXO
なかなか面白い問題提起だ
986 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/23(金) 07:24:52 ID:O40Wwtpc0
>>985 福翁自伝にはドイツがいい、と書いてなかったっけ
だとすると大久保と同じとなって
維新後の立場と齟齬をきたすことになるのでは?
>>986 『福翁自伝』でドイツの政治について言及しているのは、以下の箇所です。
「ドイツがいい」と主張しているのではなくて、
「とりあえずドイツ連邦のようにしてはどうだろう?」と
問い掛けているだけのようですね。
↓
----
洋行船中
の談話
夫(そ)れでも私に全く政治思想のないではない。例えば文久二年欧行の船
中で松木(まつき)弘安(こうあん)と箕作(みつくり)秋坪(しゆうへい)と私と三人、色々日本の時勢論を論じて、その時
私が「ドウだ迚(とて)も幕府の一手持(いつてもち)は六(むず)かしい、先(ま)ず諸大名を集めて独逸(ドイツ)聯
邦(れんぽう)のようにしては如何(いかん)と云うに、松木(まつき)も箕作(みつくり)も、マアそんな事が穏かだ
ろうと云(い)う。
----
福翁自傳 - 317〜318 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=317
988 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/24(土) 09:11:06 ID:RBRadA170
989 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/25(日) 07:49:37 ID:RUgPapRJO
ビスマルク以前のドイツは、どんな国だったの?
990 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/25(日) 12:30:31 ID:s0rJxmo60
敷島健一は福澤の著書をもっと研究して作成すべし あちこち手を出してる荒らしなのか
992 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2010/04/26(月) 07:38:18 ID:9dh2QIeoO 991 これは面白そう。 具体的には?