1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2005/12/26(月) 22:51:40 ID:3mbSILar0 とりあえず中公の『日本の近代』は読み進めてるから、 より深い理解のための本を教えて欲しい。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/26(月) 23:33:16 ID:dfu5EOLf0
『戦後歴史の真実』 『新歴史の真実』
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/27(火) 09:53:14 ID:Pqcv0+ZI0
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/27(火) 10:24:59 ID:TM5uZJvg0
『西園寺公と政局』
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/27(火) 11:22:41 ID:9VEzNBnlO
島貫重節著『戦略・日露戦争』
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/27(火) 16:01:56 ID:RXV0YBzm0
原敬『原敬日記』
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/27(火) 23:26:21 ID:7Rbl5Bes0
推薦理由も書いてくれんと読めないよ。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/27(火) 23:33:49 ID:mB1UvLoa0
佐々木隆『明治人の力量』 異常に読みやすい明治時代の通史。内容も深い
中公新書の日中十五年戦争は、新書らしからぬ大書。 オススメである。
松本健一『北一輝論』
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/28(水) 02:40:45 ID:snQX4vWa0
>>10 中公新書って時々素人の書いた物が混ざってるけど、あれってスポンサー獲得のため?
13 :
oi :2005/12/28(水) 02:55:36 ID:YIUJR/fh0
「早わかり日本近現代史」BY-河合敦 図解など多くて、読みやすい。 内容はそんなに深くはないので初心者におすすめ。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/28(水) 22:05:35 ID:7jA3FXYS0
てか、『日本の近代』ってどうなの? 著者によって当たりはずれがあるんだろうな
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/28(水) 22:56:56 ID:rnokV+Tb0
おすすめ^^ マンガ嫌韓流ww
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 00:09:33 ID:ooKWoj950
「日本はなぜ敗れるのか」山本七平:なるほど、敗れて当然。究極の日本人論。 「東條英機と天皇の時代」保阪正康:東條の人物像が明らかに。 「落日燃ゆ」城山三郎:死刑になったA級戦犯唯一の文官、広田弘毅。感動! 「坂の上の雲」司馬遼太郎:日清・日露は敗戦への伏線。司馬のウンチク満載。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 01:03:39 ID:sq57dKQs0
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 01:06:30 ID:yj9ibuHDO
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 06:44:31 ID:ooKWoj950
世間知らずって言いたかったのかい?
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 08:59:57 ID:vMticrGO0
教養がなくても誰がもが読める一般書ってとこだよね。 学問をやったことがある人が読む専門書ではないかと。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 21:03:35 ID:jnVMVAtaO
一次史料以外なら括弧内にそのまま或いは番号でソースが書いてあるやつが良い
夏目漱石「坊ちゃん」。 実は明治維新のパロでもある。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/07(土) 16:46:36 ID:9wesqDiH0
諭吉も面白いんだよな
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/09(月) 13:26:52 ID:RVfVouOK0
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/10(火) 00:26:13 ID:fNhtHsOd0
映像の20世紀
福沢諭吉『痩我慢の説』 明治維新の過程で日本人が見失ったものが何であるかがわかる
脱亜論
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/11(水) 19:08:38 ID:2Zkl36Df0
大東亜解放戦争上下 とにかくすごい詳細
石井孝を嫁
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/17(火) 21:45:45 ID:r7z8PFNO0
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/17(火) 22:00:38 ID:F6s809Bu0
「裕仁天皇の昭和史」山本七平 祥伝社 昭和天皇を弁護するような内容ではあるけれど いろんな人物が登場して面白かった
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/02(木) 12:24:23 ID:JEB9M8Ud0
山本七平ってよさそうなんだが読んでない
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/04(土) 00:06:33 ID:rE9u3MPD0
不破哲三『私の戦後六〇年』について
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/watasi-no-sengo60nen.html 不破はこの問題を江戸期の文献にあたることまでさかのぼって徹底して研究し、次のような論立てに到達した。
日本の戦後処理において連合国が合意した方針は、暴力や侵略で奪った土地を日本からとりあげる、というものだった(1943年のカイロ宣言)。
他方、やはりカイロ宣言では、戦勝国は日本に対して領土拡大はしない、という「領土不拡大」原則がうたわれた。
千島列島全体は、日本がロシアとの千島樺太交換条約(1875年)によって平和裏に取得した領土であり、侵略戦争や領土野心などで奪った土地ではない。
ところが、1945年のヤルタ会談でスターリンはルーズベルトと交渉し、対日参戦の条件に「千島列島引き渡し」を要求し、実際に不法占領をおこなった。
したがって、領土交渉では、スターリンの大国主義的な領土拡張主義を批判し、「領土不拡大」原則をふみはずした不公正な戦後処理をただす、という大義を明確にすべきである。
領土交渉の要求対象は、北海道の一部である歯舞・色丹はもちろん、択捉・国後にとどまらない、北千島までをふくめた千島列島全体とすることによって、逆に交渉は大義を獲得する。
サ条約との関連や、政府答弁の変遷、各種の領土考察の詳論は不破の著作を読んでほしいのだが、いずれにせよ、スターリンの侵略を最大の是正点として相手に迫るという「戦略」、
千島全体を要求することで大義を逆に得ることができるというのが、不破考察のポイントである。
自民党政権が「北方領土」と奇妙な名前でこの問題を呼ぶのは、このポイントを無視した、まったくの無戦略だからだ。「千島」という言葉が使えないためである。
さきほどもあげたが、松本の日ソ領土交渉は、なんと歯舞・色丹までを妥協点にして交渉を妥結しようというものであり、無戦略が売国を導くということをまざまざとしめしている。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/20(月) 00:57:38 ID:y4HOEqhS0
あげ
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/20(月) 01:39:19 ID:Y1HyADmbO
渡辺京二著 (逝きし世の面影)近代化以前の幕末、明治初期に来日した外国人の視点から、世界的にも奇跡的な日本文明の全体を再現しています。日本人にとり近代とは幸せをもたらしたのか、深く考えさせられます。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/20(月) 02:21:03 ID:y4HOEqhS0
倫理学の本に、人生哲学を学ぶのに歴史小説 特に司馬遼太郎の歴史小説が良い そんな説明を読んだことがある。 外国でも日本の歴史小説、徳川家康あたりは、リーダー学の必須本だと評価されているようだしな。 しかし現代史では、あまりにも身近すぎるせいか哲学的に書かれている本は少ないな 小説吉田学校とかそんな感じと聞いたことはあるけど どんなもんでしょうかね?
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/20(月) 06:53:09 ID:fcd71Hl20
>>32 私もコンビニで見ました。
無知なバカ者を洗脳するためのトンデモ本ですね。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/20(月) 09:19:46 ID:lfuyCQv0O
昭和陸軍の研究・朝日文庫 陸軍の体質が多方面からよく解り、冷静になれる。
43 :
真神龍 (全宇宙全生命永久永遠の大天国) :2006/02/25(土) 01:42:17 ID:6/OfEFC/0
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/25(土) 08:40:59 ID:pS+CY7MJ0
>>1 で、その本はどんな感じですか?
自分も近代史の勉強したいんですが、なかなか情報がみつけにくい
自分は海野福寿の韓国併合を読んでる途中
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/25(土) 08:43:32 ID:pS+CY7MJ0
大東亜戦争への道も面白そうなんだけど、とにかく高い・・・w
岡崎久彦の『外交官とその時代』シリーズは 幣原喜重郎までの巻は面白いと思うけど、 重光・東郷は正直分かりづらいというか、後味が悪かった あの時代は理解しがたい・・・ 日米開戦の原因(無数にあると思われますが) を分かりやすく説明してくれる本があったら 教えていただきたいです 色々な本を読んでもいまいち納得できないのです
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/25(土) 20:46:55 ID:fqT0lo4H0
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/25(土) 23:15:37 ID:Axous6v+0
>>12 これ買おうと思って数軒回ったんだけど、なかったわ・・田舎は駄目だな
しょうがないんで、太平洋戦争とは何だったのか、クリストファーソーン著を買ったよ
著者の主観がなく淡々と事実を連ねて、判断は読者にまかせますよ
って本はないもんですかね?
豊田穣はどう?読んだことないんだが、スタンスとかどんな感じなんかな。 淡々と事実のみを…がいい人は忘備録とか読めばいいんじゃね。 戦史叢書とか。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/26(日) 01:13:40 ID:BiUMuMv50
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/26(日) 02:12:53 ID:CwZ3a3hb0
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/26(日) 12:49:54 ID:kuGrNCh/0
>>46 森山優『日米開戦の政治過程』は題名のごとく
日米開戦にいたる政治過程を追っていておもしろい
国内諸勢力の攻防が各政策を「非決定」で決定していったとのことである
ただ専門書で一般向けではないのと絶版になっているのが難点
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/26(日) 16:14:09 ID:tLRJJZxr0
>>49 ありがとう、具体的に教えてもらえたら嬉しいです
太平洋戦争とは何だったのかをちょっと読んだんだけど、翻訳が下手だな・・・
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/26(日) 16:35:35 ID:tLRJJZxr0
そういえば、太平洋戦争とは何だったのかのまえがきに 「歴史の研究は個人的な経験」「歴史研究の中の主観的な要素ににこそ価値がある」と書かれてた >著者の主観がなく淡々と事実を連ねて、判断は読者にまかせますよ このような本はないってことか、いきなり打ちのめされた気分だw
極端なんだよ。 主観的な要素を完全に排して書くのはそりゃ不可能なんだが、主観的な部分にこそ価値を見出したら単なるプロパガンダだろ。 ただひとついえることは開き直る態度は学者の態度とはいえない。
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/27(月) 23:43:26 ID:RK0Es0Hq0
確かにそうだな つうか、この板人少ないね 文学板より少ない気がするw
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/28(火) 01:24:12 ID:ckraGT510
日本近代史、特に政治史・戦史に関して、一般向けといえば、 秦郁彦を読むのが一番。 日本の良い部分も悪い部分も隠さない。 サヨではなく、ウヨでもなく、反日でもなく、愛国無罪でもない。 イデオロギーに染まらず、客観的で、文献重視の実証主義。 文章も硬すぎず柔らかすぎず。 なんというか、この人、根はオタクなんだと思うw
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/28(火) 02:03:32 ID:XJX/tiHh0
週末の時が近づいている。好むと好まざるにかかわらず、 それはわれわれすべての直面しなければならない、運命である。 2001/9/11世界は週末の目撃者であった。我々が見たもの経験したものは、 まもなく明るみにでるであろうはずの大災害とは較べくべくもないだろう。 これまで非常に多くの命が失われてきたが、それ以上に多くの命が失われるだろう。 今存在している、あるいは古代からある人間の政府は1つの完全な支配も出来なかった、 いかなる政府も失敗してきたし、失敗するだろう、これからたぶん次のようになる 中東和平の完璧な手の施しようのない瓦解 バチカンとエルサレムは宗教テロリストによって破壊される すべての宗教に世界的な規模での崩壊 すべての宗教が禁止される 世界中の平和と安全宣言に続いて、国連は臨時単一世界政府を樹立する、 新しい単一世界国家の市民が出現する アメリカ、イギリス、中国などの政府は瓦解し、その他の世界政府も瓦解し、無政府無秩序状態に陥る、 そこで新政府機構は少数エリート官僚といくらかの役人が支配する。新しい新世界政府が創出されるにつれて、 大量総統作戦が開始し経済復活し、病気、加齢などないし、ひとつの復元された人間の家族によって地球はひとつのパラダイスとなる。
五百旗頭真さんは占領期について何冊か書いていますが、 どれか一冊読むとしたらどれがオススメでしょうか?
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/28(火) 03:12:18 ID:4HPoszF10
>>60 さらっと読むなら『占領期 首相たちの新日本』(読売新聞社、1997年)
てかどこにウェイトおくかによって違うかもだけどね。
「真珠湾への道」 大杉一雄 はどうですか?
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/28(火) 23:44:35 ID:WFb26eLa0
>>58 今一読みたいって思う本がないな・・
太平洋戦争とは何だったのか、クリストファーソーン
翻訳下手すぎる・・・俺の頭が悪いのもあるんだろうが、何回か読み返さないと理解できんorz
秦とか阿川の日本の戦争ってあんま面白くないな
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/07(火) 15:43:41 ID:8txPY8yv0
『日本の近代』の後半編のやつで何かオススメなのある?
67 :
統一教会 :2006/03/07(火) 16:13:48 ID:5Z9Y8bq00
おおお おお おお おお おおおおおお7
>>66 佐々木隆のメディア史
飛べ良一の軍事史
竹内洋の教育史
40万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾 『嫌韓流2』発売中 意外とおもしれーぞ
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/15(水) 05:27:53 ID:yvtGgRQ20
ほんとの初学者なら山川出版社の「ナビゲーター日本史B」の3巻と4巻と 「日本史B用語集」を併用するのがよいかと思われる。 高校日本史くらいの知識があるなら岩波ジュニア新書の「明治維新」とか 「大日本帝国の時代」「日本の現代」などをオススメする。 それでも満足できなければ各社の日本の歴史シリーズの該当巻を読むとか。 辞典は山川の「日本史小事典」で十分かと思う。 焦点を事件や人物に絞ってる本は、その時代背景をある程度掴んだ上で 読んだほうがいいだろう。まあ当たり前と言えばそうだけど。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/15(水) 13:48:41 ID:miL4FhjTO
岩波新書からでてる「日本の歴史」上、中、下巻ってどうですかね? 有名なものなんでしょうか?
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 10:51:48 ID:9OjDdL3e0
新書でも結構出てるんだけど どれがいいかよくわからん
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/03(月) 08:04:29 ID:ajN190BI0
幕末ものでオススメの本はないでしょうか? 薩摩藩の動きが一番複雑なように思われるので、 そちらを詳述しているものがあれば教えていただきたいです
孝明天皇と一会桑
井上勲『王政復古』 芳即正『島津久光と明治維新』 佐々木克『幕末政治と薩摩藩』
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/04(火) 02:08:20 ID:y6vscidX0
ここ近代史スレなんじゃないの? 幕末はちょっと違わない?
>>76 研究者によっても理解は違うだろうが、ペリー来航以後を
近代史と定義している研究者は少なくない。
幕末を主たる研究対象としている田中彰だとか宮地正人だとか
松浦玲だとか井上勲だとかは、みんな近代史の先生方ですよ。
『史学雑誌』の「回顧と展望」でも、幕末は「近代」の項目になってるじゃん。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/04(火) 05:03:09 ID:hP6d9KRC0
『統帥権と帝国陸海軍の時代』 秦郁彦 読まれた方いますか? 統帥権について理解を深めたいと思っていたので、 購入しようかと考えています
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/04(火) 17:56:29 ID:WfFjcTOE0
専用スレも立ってはいるが、 小学館の『明治時代館』は初学者にはおすすめできる。 図解が多いから、複雑なことも理解しやすい。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/04(火) 21:32:57 ID:0sWEEJ5e0
講談社学術文庫 昭和天皇〈上〉〈下〉 [原書名:HIROHITO AND THE MAKING OF MODERN JAPAN〈Bix, Herbert P.〉 ] ・ビックス,ハーバート〈Bix,Herbert P.〉 ・吉田 裕【監修】・岡部 牧夫・川島 高峰【訳 文庫だし、値段も一冊1400円でお手頃だったよ。内容も海外からの視点ってことで面白かった
井上勲『王政復古』 は良いよね
>>58 秦先生は「右」ではないと思うけど明らかに「左嫌い」だと思う
まぁ学会で大勢を占めているのは「左」だからそこに対する反発もあるんだろう。実際そういう記述が目立つ
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/05(水) 00:20:23 ID:mDr8K/X90
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/05(水) 00:29:14 ID:A6Ge3Mxv0
戦後の歴史を振り返ると左翼に穏健派が多いのも事実。 平和を愛していれば穏健になります。 本当の意味で平和を愛しているのは左翼だけでしょう。 何故なら平和憲法を守ろうと努力しているからです。 9条は日本の誇りです
秦さん、嫌いじゃないけど 中国の反日暴動に対して「関東軍がいたらこんなことにはならなかった」 とか仰っていたのは、流石にちょwwwおまwwwと感じた。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/05(水) 13:34:51 ID:rMNczkXB0
田原総一朗と坂野潤治という、 どうみても左っぽい2人の対談 『大日本帝国の民主主義』は、 むしろ右が喜びそうな内容でよかった。 さすが坂野先生というべきか、 左っぽくても真実を追究していく姿勢があれば 右も納得できる結論に至るってことだな。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/05(水) 13:44:20 ID:t5GYBx5O0
ていうか、田原総一郎って憲法問題に関しては護憲派だけど、 歴史認識とか近代史の理解については保守というか右寄りだよ。 田原の書いた文章とか読んでると、ホントに護憲派?って思うほど、 戦前の日本について右が喜ぶような評価をしてるよw
満洲国を侵略行為と言ってる時点で保守というか右だなw
左が護憲派やってるのは、右が改憲論やってるから対抗してるだけでしょ 右よりの護憲派のような論理性には乏しい
統帥権に関して書かれたもので オススメのものがあったら教えていただけないでしょうか
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/06(木) 05:41:55 ID:dTs1XrJW0
>>88 満州国を侵略行為というのは自民党政権も認めていますが、何か?
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/06(木) 20:58:27 ID:dTs1XrJW0
サピオで田原の近代史に関する読み物を読んだことがあるが、確かにサヨではない。 保守系の人間が読んでも、スンナリ受け入れることができる内容だった。 田原が護憲派なのは、終戦直後の価値感の激変した時代に少年期を過ごしたことによる 世代的な限界なんだろうな。
田原の本(「日本の戦争」とか)は近現代史の入門書として悪くないと思う
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/07(金) 15:00:59 ID:LYhQZ9br0
三谷太一郎「近代日本の戦争と政治」 これ読むと戦後民主主義がわかる。
))80 ビックス,ハーバートは実証的には「凄い」らしいねw
いつぞやの回天でおもっきし批判されてたな
それに対して「右翼が批判」と『世界』で言ってて、 読んではないけどこりゃ駄目だと思った。
昭和史とはなぜこうも面白いのか… 思うに、色々な面で後世の人々にとって 納得のいかない点が多すぎる時代だからではないだろうか…
満州事変以降の歴史ばっか読んだらげんなりしてインポになっちゃうよ。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/15(土) 01:19:20 ID:jievgPGl0
>>93 >田原が護憲派なのは、終戦直後の価値感の激変した時代に少年期を過ごしたことによる世代的な限界なんだろうな。
今の40歳以下の連中は、価値感の激変しなかった時代に少年期を過ごしたことによる世代的な限界がある。
なにしろ、空襲も徴兵も飢えも経験していない。
まあどの世代にも世代的限界はあるわなw
1942年7月の「座談会・近代の超克」 1942年秋の『文学界』の「近代の超克」 まぁ、オリジナルは入手しずらいので、戦後に入ってからも いろいろ論じてるから、論じている本で、 自分の思想にあったのから入っていくといいかも。 思想的に脱亜を果たすにはどうすべきか、 を考えられます。
訂正 脱亜→脱欧
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/17(月) 00:46:16 ID:lqHjlK3h0
マルチうざい
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/28(金) 22:42:49 ID:nBL8kYuc0
最近読んだいい本薦めてよ
>>98 あれって蚕と点棒の批判さしてるわけじゃないっしょ?
北田暁大 2ちゃん情報をそのまま受け取る人すらいますからね。 「2ちゃんを見てはじめて韓国の人間はヒドイ奴らであることが分かった」 と大マジメにいう学生を見たときはビックリしましたね。 そういう学生が、たとえば「メディア批判」の大切さとか言う。 2ちゃんねるを素で受けてる人がそんなこと言うなよって。 まずは2ちゃんを「嗤う」リテラシーを身につけなくてはならない。
うん?
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/10(水) 04:05:32 ID:ijNdWSlH0
松本清張の『昭和史発掘』 昭和の雰囲気がとにかく良い 226事件に関しても詳しすぎるくらい
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/10(水) 16:04:44 ID:pN9rdXjE0
まだ出ていないようなので 平山洋『福沢諭吉の真実』(文春新書)
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/10(水) 23:05:59 ID:KlUVQRCC0
通俗的だが児島襄『天皇』(全五冊・文春文庫・絶版)はいい。 文庫版は無くしてしまったが古本市で単行本一冊百円で売ってたので買った。 敗戦までの昭和天皇の言動がよく纏められてる。 変に憶測と予断の多いビックス本より却っていいかもしれん。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/10(水) 23:39:29 ID:hO+20Oz50
それで思い出したけど、『天皇』にも載ってた殉死直前の乃木が裕仁親王に『中朝事実』の 講義をしたエピソードって、どっから洩れ伝わったのかね。その当時もう美談として報道されたのかな?
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/18(木) 21:33:23 ID:6D/fhU1P0
何かいい本ありませんか〜
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/19(金) 21:36:59 ID:sZlXM/mq0
筒井清忠『昭和期日本の構造』 高橋正衛『昭和の軍閥』 飛鳥井雅道『明治大帝』 以上講談社学術文庫。
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/20(土) 08:16:25 ID:z219enF60
>>118 良いね。
中公文庫に「深みを与える本」がたくさんあるのは有名だけど、学術文庫にも一杯ある。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/20(土) 08:20:42 ID:z219enF60
>>71 >岩波新書からでてる「日本の歴史」上、中、下巻ってどうですかね?
>有名なものなんでしょうか?
ぜひ読んでください。有名なものですよ、著者の先生も。
読み終わったらここに感想を書いてください。時間を返せという苦情は受け付けません。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/20(土) 08:36:00 ID:Uq6VR+350
>時間を返せという苦情は受け付けません。 こんなこと先に書くと読めないよ。 言葉として余計過ぎる。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/20(土) 18:49:54 ID:V/Gs+tkL0
あれは本そのものがもう歴史だから、そういう視点から読む価値あるよ。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/06(火) 12:16:20 ID:AIDiG5Co0
人がいないな
124 :
funわか ◆bbZx8P7qp2 :2006/06/06(火) 21:48:13 ID:crhtdltf0
正確で真実に基づいた日本近代史を知っている者にとっては、アインシュタイン博 士の講演録は有名なのですが、残念なことに、日本悪邪論を喧伝する反日左翼連中 の洗脳に毒された日本の教育界やマスコミや学会、売国政治家連中にはまったく無 視されています。 ところが日本という国は、明らかに世界の文化文明とは違って、攻めたり攻められた り負ければ奴隷、勝てば王様の暮らし、など、とは縁遠く、それもコレも全て天然 の城壁日本海のおかげなのですが、「それはともかく博士が来日した当時まで、日 本は外国と一度も戦争をした事が無く、(元寇も一部だった)だから、外国人を差 別するなどという、人種間差別をする必要もなく、お互いが和を尊び平和に暮らす 事が出来ました。生真面目な働き者、勤勉な日本人にとっては、世界一の優秀な頭 脳を持つアインシュタイン博士ですから、それはもう日本人の誰と会っても、日本 人は、博士を刮目し、尊敬の念を持って歓待したはずです。 そういう国民性ですから、おそらく博士は日本滞在中タダの一度も、蔑まれるコト も、嫌な目に遭うことも無く、尊敬され続け、歓待され続け、過ごし日本を楽しめ たと思います。徳川の鎖国時代を通じ、明治時代にも欧米から来た外国人が日本を 旅したとき、殆どがアインシュタイン博士と同じ感銘を受けて日本を後にした、と 言います。( 逝きし世の面影 渡辺京二 平凡社 ) 今でも外国人が日本の田舎を旅すれば、勤勉で真面目な日本人と静寂で清潔で綺麗 な日本の風景に出会い、同じ感銘を受けて帰るそうです。 私達日本人はもっと! もっと!日本という国に誇りを持って良いのだ!と思います。 近代史を正確に知ろうとされる方がもっともっと多くなれば、日本の若者も、祖父 の世代に、親の世代に、自分に!未来に!誇りと自信を持てるようになる!と思い ます。 HP:恋愛マニュアル → f u n w a k a論より。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/08(木) 21:51:06 ID:dy8BLgaP0
鯖田豊之「金(ゴールド)が語る20世紀」 中公新書 ダイレクトな意味での日本近代史の本ではないが、日本に関することも多く触れられている。 財政面から見た日本の近代を考えるための入門に使えると思う。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/19(月) 16:47:19 ID:nGJWyVYh0
>>120 「日本の歴史」 岩波文庫、読みました。
「新しい歴史教科書」や「作る会」の連中がいかに日本史に無知
なのか、非常に勉強になりました。
大体、神武なんて存在しねーしw
「人民史観」という言葉に新鮮さを感じました。
感想だけではアレなので、自分も。
藤原彰、粟屋憲太郎、吉田裕、山田朗
「徹底検証 昭和天皇「独白録」」
裕仁が嘘つきだということがよく分かる一冊っす。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/19(月) 22:57:24 ID:PBfe1LOD0
いろいろ意見を出し合えばここも面白くなると思います
松本清張の「昭和史発掘」はかなり凄い。 特に226事件
>>126 ワロス
俺のお薦めは岩波新書の「昭和史」
共産党がいかに人民のために闘ったのかがよく分かる一冊です
>>130 それは旧版の方ですか? 新版の方ですか?
どっちも史学史的には面白いと思うけど。
「連合国軍総司令部指令没収指定図書総目録 : 連合国軍総司令部覚書」 文部省社会教育局編 今日の話題社 1982.4 企画・編集:焚書資料刊行会
まあつくる会の教科書はブサヨが言うような、そんなに間違った事を書いてるわけでもないんだけどな。 ただ、執筆者の歴史に対する理解の浅さが全体から滲み出てて痛々しいんだよな。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/01(土) 00:29:35 ID:J0XKwmvO0
つくるかいのきょうかしょは世界的に見れば間違いなく リベラル部類になるんだろうな
>>133 批判してる連中も大半は歴史学者や教育関係者じゃなかったりな。
ただ、「歴史は楽しく読めなきゃダメなんだ」とか言われるとな…>つくる会
結果的に楽しく読める歴史はあっても、最初からオナニー前提だと萎える。
高文研『未来をひらく歴史』なら、深みを与えるではなく深みにはまるぜ!
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/04(火) 11:14:24 ID:HLTT2HEz0
「歪められる日本現代史」(秦郁彦・PHP) なかなかバカにしたもんじゃない。サヨにつけたい薬だ。
>>90 <新書レベル>
大江志乃夫
『統帥権』
『張作霖爆殺――昭和天皇の統帥』
『御前会議――昭和天皇15回の聖断』
<専門書・研究家レベル>
松下芳雄
『明治軍制史論』
中野登美雄
『統帥権』
>>138 訂正
中野登美雄
『統帥権』
↓
中野登美雄
『統帥権の独立』
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/15(火) 16:14:45 ID:P/ZXnWvW0
まだ理解が深くなってないのであげ
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/29(火) 19:57:35 ID:s0gThbIg0
三田村武夫『大東亜戦争とスターリンの謀略−戦争と共産主義』 岸信介元首相も驚愕絶句した名著。
昭和陸軍の研究(上下)買ってきた ようやく夏休みが取れたのでこれから読む予定
昭和陸軍の研究(上下)読了 昭和陸軍はやっぱり頭痛いね〜 服部とか戦後GUに言い沿ってちゃっかり生き延びてるし 辻〜んや無駄口は言うまでもないが シベリア拘留に瀬島がどこまで関与してるのか気になった。 続報が欲しいな あと中帰連の証言の裏取ってないのはちょっと(虐殺が全くなかったとは言い切れないが) 細かい点除けば良書。
海軍も要所要所で駄目らしいので次は 日本海軍の終戦工作/ 纐纈厚 読む予定
こうけちゅ先生はあれなとこもあるから 海軍駄目本としては相沢淳『海軍の選択』もよみなせ
いっそのことこれを読むといい↓ 「帝国海軍が日本を破滅させた(上下)」光文社:佐藤晃
それはゴミ
こうけちゅセンセイの本がなかったので代わりに 「あの戦争になぜ負けたのか」 (文春新書)を読了。恒例の文春の座談会ものだが中西輝政がコミンテルン陰謀論を 必死に唱えてて相当イタイ(コイツはスティネット本をまともに史料も読まずに絶賛、「マオ」も絶賛、張作霖爆殺も支那事変もすべてコミンテルンの手の上で踊った謀略 この前のテポドン2発射の黒幕は中国wなど専門以外トンデモさんだけど) まともな加藤陽子と対称的。 次回は呼ばないのを希望
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/15(金) 23:25:25 ID:GZ2jTU6K0
三田村武夫『大東亜戦争とスターリンの謀略−戦争と共産主義』 岸信介元首相も驚愕絶句した名著。
プッじゃ意味ないやん どこがどうプッなのか明示しないと理解が深まらん! 説明よろしく
頭空っぽのほうが夢(コミンテルン陰謀論)詰めこめーる♪
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/16(土) 13:05:32 ID:TtL5Un680
この本は東京裁判史観を当時の日本人に詰め込もうとしていたGHQが 発禁処分したもの。真実を知らされては困るからね、それはもう必死。 そして最近やっと復刻されたわけで、名著以外の何物でもない。 陰謀「論」という言葉を使えば、さも証拠が少ない虚実と思われがちだが、 当時の史料をしっかり読み、当時の社会、思想の状態も含めて理解すれば 共産主義者らによるものだったことは明らか。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/16(土) 14:33:24 ID:VnA9siGT0
戦時統制を進める革新官僚なんかも当時は「アカ」扱いされてたしな 企画院なんか実際逮捕者も出ているわけだ 英米に理解があるとみられれば「アカ」だし、そんな「アカ」近衛から、戦争は実は 国内での共産主義革命の準備だと「アカ」視される軍部 いやはや、あちこちに出没して、共産主義者も忙しいもんだねw
企画院でアカなら、その人脈を引き継いだ経済安定本部が復興の基礎を築いた 現代の日本なんてまっかっかな共産主義国家じゃないか
総力戦体制知らないじゃないの? 陰謀脳はw
英米派と大陸派がお互いに相手の事をアカと罵り合ってただけだろ。
>岸信介元首相も驚愕絶句した名著 岸信介も見方によっちゃ「アカ」だなww
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/16(土) 23:52:02 ID:TtL5Un680
しかしまあ、あの時代に極東にあってよく共産主義国家にならずに済んだもんだ
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/16(土) 23:53:43 ID:TtL5Un680
皆さんが否定したい気持ちも判らないではないが
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/17(日) 00:04:27 ID:HbFJ7LUk0
大杉一雄「日中十五年戦争」(中公新書)読了 筆者は、長年開発銀行に勤めてた素人さんだが 何処でこれ以上の戦争拡大を防げたか、どこで誰が和平を妨げたかを 細かく書いててかなりの良書。 新書で日中戦争扱ってる本で一番いいかも 歴史にifは禁物だがこいゆう本があってもいい
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/17(日) 14:46:08 ID:RrrPbdYD0
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/17(日) 15:47:27 ID:rVXUgZUZ0
外交関係の本は如何ですか? 両大戦間の日本外交(細谷千博)は、なかなか面白く読めましたが、 どうなんだろう。
>>160 まあ、満州国の国家社会主義経済&日本の1940年体制を作り上げた立役者だからね。
アメリカは今じゃ年次改革要望書で日本の体制に注文つけてるが、かつてはその体制を
作り上げた立役者である岸を使い続けていたわけだw
安倍は祖父が作った体制を壊すのか守るのか、どちらだろうな。
このスレで 三田村武夫の『戦争と共産主義』もしくは「大東亜戦争とスターリンの謀略」 を引用、宣伝しているバカウヨへ 1950年発行の当該本三田村武夫著「戦争と共産主義」は GHQの検閲を受け発禁処分となったと宣伝してますが GHQによる検閲は、1949(昭和24)年10月で終了しております。 お前ら、バカなんですか?
>>150 >中西輝政((略)専門以外トンデモさんだけど)
そしてその「専門」の仕事してないのが尚更泣ける
今度講談社現代新書で桂、宇垣、石原の軍制改革を扱った
『帝国陸軍の<改革と抵抗>』 黒野耐が出るのがわりと楽しみ
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/19(火) 09:25:39 ID:PSCw5sxY0
自民党の某議員 「貧困の再生産など起きない。彼らは子供さえ持てないからいずれいなくなるだろう」 2006年9月12日(火)発売 週刊SPA!2006年9月19日号49ページ 中西輝政 (国際政治学者 京都大学大学院人間環境研究科教授 安倍晋三ブレーン) 「少子化を憂う必要はない、格差社会が広がりコンドームを買えない貧困層が増えれば子どもはすぐ増える」
拙者がネットを始めた7年前、大東亜戦争とスターリンの謀略を検索したら、ヒット件数は、たた1件、石原莞爾のホームページに書き込んだ
拙者の紹介文だけだった。
それからどのくらいこの本が有名になったか調べてみたら、次のようなトンデモナイ書き込みがあった。
326 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 17:18:44
このスレで
三田村武夫の『戦争と共産主義』もしくは「大東亜戦争とスターリンの謀略」
を引用、宣伝している
静岡の磐田南高校卒業生で組織する磐南総合研究会の皆様へ
1950年発行の当該本三田村武夫著「戦争と共産主義」は
GHQの検閲を受け発禁処分となったと宣伝してますが
GHQによる検閲は、1949(昭和24)年10月で終了しております。
お前ら、バカなんですか?
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history/1121091165/l50 米軍民間検閲支隊(CCD)が昭和24年11月に組織として解散された後、GHQの検閲は、
CCDの上位機関である民間諜報局(CIS)とCCDと競合していた民間情報教育局
(CIE)に継承され、講和条約の発効まで陰湿に実施されていた。
それが証拠に、GHQの検閲プレスコードは昭和27年4月28日まで一度も改廃されず、
昭和26年早春には、田岡良一博士が、純粋法学のハンス・ケルゼンが「日本が国をあげて
無条件降伏したという俗説を笑った」という事実をケルゼンとの会見記に記したところ、
田岡博士に会見記の原稿を依頼していた朝日新聞社は、GHQの検閲に抵触することを恐れ、
会見記の掲載を拒否したのである。
やはり我が国には、「大東亜戦争とスターリンの謀略」の信憑性を貶めたい、
貶めなければ生存できない勢力が存在するようですなw
それにしても朝日新聞には反権力を標榜しているくせに、言論の自由を守らんとする気概がまったくない。
さすが自由と人権を否定するマルクスレーニン教徒w
Posted by 便利屋こと所長 at 2006年01月13日 21:25
http://on con.seesaa.net/article/4412858.html
坂野 潤治「昭和史の決定的瞬間」(ちくま新書)を今読書中 正直、戦前の政党政治が頭に入ってないと読みづらい メモや図表自分で作りながら読み進めてる
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/19(火) 18:14:08 ID:MY5b3kIu0
―==≡≡≪〈《( メ ̄皿 ̄)====O)バキッ!;゜D´) y-~~
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/20(水) 00:55:14 ID:vSpzkRNl0
坂野潤治「昭和史の決定的瞬間」は面白い議論だった が、「明示デモクラシー」は、世間での評判とは裏腹に、ちっとも面白くなかった なぜ?
半藤一利「聖断」PHP文庫 鈴木貫太郎が好きになったよ。
>>174 坂野史観は少なからず「タラレバ史観」なんだよね・・・ 嫌いじゃないけどw
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/21(木) 02:07:45 ID:exV/qBOY0
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/21(木) 03:01:39 ID:EMGqzHUE0
>>176 黒野著作が、ってこと?
もう出ていたのか。買うか。
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/21(木) 13:21:54 ID:jzcGWyQc0
>>178 装丁はアレだけど中身は案外まともだよ
防大で戦史研究やってたらしいし>著者
大学の近くの古本屋で朝日から昔出てた「太平洋戦争への道」全巻が3000円で売ってたけど 買い?
開戦外交史の古典だから買い 新版なら尚更吉
田原総一郎「日本の戦争」 まあまあだった。 元ネタの「日本の近代」シリーズ(中公)とか その辺の本既読してる人は内容がかなり重複する。 高校生向け。
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/25(月) 09:20:56 ID:+DGh2joJ0
われ巣鴨に出頭せず
工藤 美代子著
近衛文麿は「弱い人」にあらず
昭和二十年十二月、GHQ(連合国軍総司令部)から逮捕令が出され、巣鴨収容所への出頭を命じられた近衛文麿元首相は、青酸カリを
飲んで自裁した。勝者の法廷で裁かれることを拒絶した近衛は、果たして世評のように「弱い人」だったのか。その疑問が、膨大な資料探査
へと著者を向かわせる。
五摂家の筆頭に生まれ、国民的人気も高かった近衛は、台頭する軍部を抑える切り札と期待され、十二年に首相になる。しかし、同年に
起こった盧溝橋事件に始まる日中戦争の拡大を防ぐことができなかった。十五年からの第二次近衛内閣では松岡洋右を抑えられず、
日独伊三国同盟を結んで米国との対立を深めた。十六年の第三次近衛内閣では対米開戦回避の交渉を重ねるが、三カ月で行き詰まる。
こうした経緯から、戦後、近衛は東條英機らと共に国民から戦争責任を追及されるようになる。しかし、マッカーサーは当初、国際経験が
あり、高貴な身分の近衛に期待を寄せ、新憲法の草案作成まで依頼した。ところが、ニューヨーク・タイムズが近衛に憲法を作る資格はない
と報じたころから風向きが変わり、ついに逮捕令となる。
その背景にGHQの対敵諜報部分析課長ハーバート・ノーマンと友人の都留重人が作成した意見書がある。二人はマルクス主義者で、
後にノーマンはソ連のスパイの可能性を指摘され、自殺。二人が近衛を失脚させた理由は二十年二月、三年ぶりに天皇に拝謁した近衛の
「上奏文」にある。そこで近衛は、敗戦後の最大の懸念としてソ連の進出による共産革命を挙げている。共産党幹部を次々と釈放させていた
ノーマンにとって近衛は、その意図を知る危険人物だった。
日本を日米開戦に追い込んだハル・ノートや盧溝橋事件、日本の南進政策の背後にスターリンの工作があったことは今日、旧ソ連の
秘密文書で明らかになりつつある。尾崎秀実にだまされた近衛だが、世界の動きを見る目は持っていた。そして、死をもって最愛の天皇を
護ったと著者は推測する。
http://www.worldtimes.co.jp/syohyou/bk060827-3.html
近衛さんはなあ
というかノーマンと都留のペーパーがどれだけ「本当に」影響力を発揮したのかの検証はしてるんだろうか。 工藤じゃ検証してない気もしちゃうけど
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/29(金) 23:45:33 ID:GA+vsgKR0
堀悌吉資料集手に入った うーん、幸せ
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/30(土) 13:43:46 ID:twBpFZeY0
先日、「外交敗戦」(手嶋竜一)を読んだ。 迷走する日本の体質は戦前から変わっていないんじゃねーのかと思った。
>>189 工藤って昔書いてたノーマンの伝記本で
スパイ説否定してた記憶が....
坂野潤治「昭和史の決定的瞬間」読了 226事件後、社会大衆党が「国家社会主義」政党から 社会民主主義政党へと変貌したと書いてあるが論証が不十分な気がする..... その後の総動員体制への対応見てるとやっぱり「広義国防」から脱却できなかった というのが正しいのでは?
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/11(水) 18:28:27 ID:XdFA1caY0
すみません、日本近代史板というものがあったのですね 日本史板にカキコしたものと同一のカキコをさせていただきます 征韓論政変について詳しく書かれたもので 良書があれば教えていただきたいです よろしくお願いします
初心者スレ行け
196 :
名無し :2006/10/11(水) 22:47:46 ID:N2EB1Zkk0
西郷隆盛の征韓論の背景には、やはりロシアの南下があった。 朝鮮半島は大陸から日本に突きつけられた短刀に例えられる戦略上の 要衝だった。だから開国した日本としては、朝鮮半島の親日性の維持は 死活的な問題であった。昔の人は国際感覚があったのである。
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/11(水) 23:05:52 ID:5uA6ZpEQ0
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/24(火) 16:30:48 ID:pI/VoPke0
岩波新書 シリーズ日本近現代史のラインナップ 1 幕末・維新 井上勝生 2 民権と憲法 牧原憲夫 3 日清・日露戦争 原田敬一 4 大正デモクラシー 成田龍一 5 満州事変から日中戦争へ 加藤陽子 6 対英米開戦と総力戦 吉田裕 7 占領と改革 雨宮昭一 8 高度成長 武田晴人 9 ポスト戦後社会 吉見俊哉 10 日本の近現代史をどう見るか 宮地正人編 2006年11月21日発売 井上勝生『幕末・維新―シリーズ日本近現代史1』
岡義武「近代日本の政治家」読了 原敬の評価が厳しく、西園寺の評価がちと甘い気がする 原のシベリア撤兵や対支協調外交などもう少し評価してもいいのでは?
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/19(日) 22:21:05 ID:GJ1depQP0
原は、さあこれから大仕事って矢先に死んだからね・・・
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/19(日) 22:51:03 ID:X6Tv+WCu0
よく本に出てくる「○○日記」って一般には手に入らないのですか? 木戸幸一日記なんか読んでみたいですが無理かなぁ。
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/19(日) 23:15:54 ID:3OhQmLfY0
ネット上の古本屋を探せば見つかることもあるぞ あと細川日記は今普通に中公文庫から出てるからその辺の本屋で買える
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/19(日) 23:54:28 ID:TJhcfWAT0
木戸日記は復刊しているので、大型書店なら手に入るでしょう。もちろん安くはないが。。。
岡崎久彦の「外交官とその時代」シリーズは 近代史を俯瞰するには持って来いじゃないかな
>>193 坂野の書いてるけど1次資料を必ず読め。
そうしないとあなたの今の頭では理解できない
○○日記の類を自分で買ってたら幾らかかることやら…
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/20(月) 19:56:15 ID:pXCe4g2o0
岩波文庫に入ってる日記物は好きだよ あと自伝物ね。自伝は歴史理解にいいね
陸奥宗光のケンケン録読んでみたいな
回顧録の類もいっぱいだしてたからな…しかも文庫で。だから潰れたわけでw
あれ?『蹇蹇録』って岩波文庫で出ていなかったっけ?
あっちは久しく絶版なんよ
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/24(金) 22:03:38 ID:rirfW6O10
中公の12月刊行予定のこれ何だ? 単行本 12/15刊日本の近現代史 述講 歴史をつくるもの 上巻 坂野潤治/三谷太一郎 著 日本の近現代史調査会 編 藤井裕久/仙谷由人 監修 四六判 P 定価2730円(本体2600円) 単行本 12/15刊日本の近現代史 述講 歴史をつくるもの 下巻 五百旗頭真/伊藤正直/瀧井一博/小倉和夫 著 日本の近現代史調査会 編 藤井裕久/仙谷由人 監修 四六判 P 定価2730円(本体2600円)
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/24(金) 22:05:21 ID:rirfW6O10
その下を見過ごしていた 中公文庫 12/20刊昭和動乱の真相 [詳細情報] 安倍源基 著 文庫判 560P 定価1600円(本体1524円) が出るんだな、これは楽しみ
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/24(金) 23:44:05 ID:6mfeux2f0
これもある。遂に売れる売れないについてはヤケクソになったか?実に喜ばしい。 中公文庫 11/25刊 戦後 欧米見聞録 近衛文麿 著 文庫判 168P 定価1300円(本体1238円)
俺、『戦後欧米見聞録』持ってるけど、あんな薄っぺらいのに1300円?
>>214 >藤井裕久/仙谷由人 監修
政治家に何を監修する能力があるんだよwwwwwwww
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/27(月) 20:18:00 ID:KZ7zCutD0
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/02(土) 11:36:06 ID:K5FdXjMAO
自虐史観の論客と保守陣営が論争して激しいバトルを展開している本があれば教えてください。もしくは保守対中、韓、露、米等の外国人と
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/02(土) 13:02:28 ID:4/oTdlU00
纐纈厚『聖断 虚構と昭和天皇』(新日本出版社)が 6日に出るらしいが。 著者と出版社で内容は読む前からある程度分かるけどね。
>>220 まずお前が「誰が自虐史観の論客」かを表明せんと無理だろそんなの。
自虐史観なんてのは為にするレッテル張りなんだから、当人も含めて
合意が取れるような人は殆どおらん。
日米開戦の経緯が書いてある本でお勧めなのを教えてください。
『日米関係史―開戦に至る十年―』
基本資料なら、 『大東亜戦争開戦経緯 大東亜戦争開戦経緯』(1)〜(5) 『大本営海軍部 大東亜戦争開戦経緯』(1)〜(2)
ミスった。 『大東亜戦争開戦経緯 大東亜戦争開戦経緯』 ↓ 『大本営陸軍部 大東亜戦争開戦経緯』
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/03(日) 13:11:44 ID:plDT4tn6O
>>225 >>226 いずれも高いですね…。図書館しかないかな…。
我がままでスマソなんですが大きくても単行本くらいの一冊にまとまってるものってありませんかね…?
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/04(月) 16:40:23 ID:DmmFJDfQO
『日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』 佐藤 優 はどう?
>>229 佐藤優の解説だけ読めばいいと思うよ
今こそ「東アジア共同体よ!」とか言って吹き上がってる
宮台某や姜某、松本健一なんかの左右の知識人wとか財界のお偉いさんに水差すにはいい本です
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/04(月) 18:05:15 ID:Iux/P0+r0
あれは開戦経緯を書いた本なのか? 米英東亜侵略史の解説かと思ってた 安い文庫でなら児島襄「開戦前夜」でどうだろう
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/04(月) 18:35:33 ID:p1C48HBS0
児島襄の文庫版は軒並み絶版状態だったと思う。
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/04(月) 18:48:43 ID:DmmFJDfQO
同じ人のやつで 『昭和16年12月8日―日米開戦・ハワイ大空襲に至る道』 なんかはどう?
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/04(月) 18:50:28 ID:bTp91dq/0
ちゅうか素直に『太平洋戦争への道』を読めよ 8巻本だか、基本文献中の基本文献だろ どこの図書館にもあるしな
>我がままでスマソなんですが大きくても単行本くらいの一冊にまとまってるものってありませんかね…? 存在しないならともかく、今ではオンラインででもいろいろ探せるのに なんでわざわざそういうトンデモ本を欲しがるかね?
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/04(月) 19:36:55 ID:DmmFJDfQO
>204 岡崎久彦の「外交官とその時代」シリーズは確かにいい本だが、 ルビを打ちすぎて読みにくい。 っていうか、今確認したけど、「日本」以外すべての漢字にルビがある。
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/05(火) 22:16:36 ID:PsdoNbER0
あれは小中学生でも読めるようにって配慮らしい 小学生があんな長大近代日本政治史シリーズを読むのか疑問だが まあ岡崎史観全開で非常に読みやすいのでいい 昔書いた「陸奥宗光」を基にした「陸奥宗光とその時代」が一番いいかな 個々の出来事や人物に対する評価はまあ差し引きして読むべきところもあるだろうが
>>238 差し引くとマイナスになるんだな、これが
民主党右派の歴史認識プロジェクトだかの一環だから逆じゃない? 輝政とか八木をブレーンにするよりはまっとうなチョイスだと思うw
>228 重光葵「昭和の動乱」(上)(下)を推しておく。 って2冊だなこれ
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/14(木) 23:16:36 ID:b8nur7LU0
お、また限定復刊するんだ。面白いよ。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/15(金) 00:43:11 ID:dUa7LpuE0
芳沢謙吉「外交六十年」 犬養健「揚子江は今も流れている」 梅工作を知るには
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/20(水) 13:58:02 ID:GsNF+Ydk0
近代以降の年表本で使いやすいのはどれでしょうか? できれば持ち運び用に、薄いほうがありがたいです。
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/21(木) 12:32:34 ID:8R+rBWh20
ジョン・トーランド『大日本帝国の興亡』はかなり面白かったよ ノンフィクション小説なのによくできてた 視点が若干日本寄りなのが気になるが (単純に連合国万歳と思ってるアメリカ人に警句を発するために書いてるから仕方ないけど)
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/02(火) 00:28:50 ID:FxyQr8Nj0
岩波新書も二冊目に入りました
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/06(土) 23:00:38 ID:HCejxmRx0
日教組 連合 自治労 韓国民団・・・の応援受けてる時点で 【民主は売国糞サヨ キチガイ団体】 即ち 中韓の利益の代弁者 こんな奴ら、即刻撲殺する事が肝要
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/11(木) 09:01:44 ID:iT+sheoW0
どこかに消えたかと思ったら移転か
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/12(金) 11:38:40 ID:dOwkG1jn0
松本重治の上海時代を古本屋で買ったけど すごい分厚さだな。読むの楽しみ。
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/12(金) 22:58:39 ID:BsED1bre0
日本に定住する朝鮮人がこの神州に土足で踏み込んで来た時期は大きく分けて二つある。
一つは日韓併合の後の時期、両班に差別された白丁達が、
両班の搾取に耐えられなくなり、近代的で清潔な日本に移り住んで来た。
もう一つは第二次大戦後、済州島に住んでいた白丁達が
韓国政府と韓国軍の弾圧と虐殺から逃れ日本に密入国してきた。
いずれにしても結論として言えることは
@日本に定住する朝鮮人は白丁の子孫である。
A日本に定住する朝鮮人は自ら日本に来たのであって強制連行などは存在しない。
ついでに通称「従軍慰安婦」と呼ばれた朝鮮人売春婦は自らの意思か、
又は朝鮮人の親が朝鮮人の女衒に売り渡したために売春婦となっただけである。
...............................................................
...............................................................
犯罪性向の強い寄生虫、在日韓国朝鮮人! 中国、韓国、北朝鮮!
そしてキャツラと同根の日教組! 民主党!共産党!社民党!公明党!加藤紘一など一部の自民党!
糞サヨ知識人ども! 売国マスコミ 朝日!毎日よ!
嘘、歴史の歪曲、捏造を即刻中止し日本国及び日本人全員に土下座、謝罪せよ!!!!!!
http://www25.tok2.com/home2/ghfsaydefsy/1/
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/04(日) 21:34:46 ID:sptzUjO30
岩波新書で二冊目が出たけどどうでしょう
中央公論社の日本の近代は比較的面白いのが揃っているな
256 :
名無し募集中。。。 ◆sLWj8/CsMg :2007/02/05(月) 01:39:48 ID:8BnWjWTXO
>>246 ちくま文庫の武江年表…は明治初年で終わってるからなぁ
257 :
名無し募集中。。。 ◆sLWj8/CsMg :2007/02/05(月) 11:45:00 ID:8BnWjWTXO
>>199 その人学者にしては文章が異様に面白いですよね
犬養までの政党内閣についてくわしく書いてある本ないですかね? 政党内閣の破滅についてのネタがほしいんですが
>>258 コジータさんの「憲政の常道」
青木書店だったっけ?
261 :
名無し募集中。。。 :2007/02/20(火) 07:02:26 ID:qbO1nxQNO
防長回天史持ってる香具師いる? いたら読んだ感想教えてよ
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/21(水) 07:26:10 ID:ipgtECvs0
ナベツネの回顧録、今月中公文庫で出たけど、あれ面白いね
263 :
名無し募集中。。。 :2007/02/21(水) 15:06:42 ID:PlnYaVZSO
>>246 中公新書ラクレの年表で読む情報百科なんてどないだ?
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/21(水) 19:20:18 ID:dgMTxYiB0
岩波3冊めか
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/22(木) 00:32:21 ID:6nOgSiuL0
>>262 あのオーラル・シリーズの中だと最高傑作のひとつだと思う。
自分もそう思ったのだが、中公スレでネタの種に使われてて泣いたw かなりいい内容含んでるのに
確かに面白い。でもあの青年時代の日記とか思索ノートって本人からすりゃ、かなり小っ恥ずかしいだろうな。 普通の人なら黒歴史ものなのに、よく収録を承知したよな。
松本清張の昭和史発掘って 歴史家からはどういう扱いを受けているんですか?
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/23(金) 23:02:16 ID:XfkWWowQ0
逆説の日本史は日本史の本質が理解できる
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/24(土) 19:50:09 ID:iwrx2QvfO
腐れニッポンを わが新鋭空母ロナルド・レーガンで 攻撃してやるでしゅ
「外交官の一生」も中公から出てたね
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/24(土) 23:09:01 ID:wyLxjxKa0
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/24(土) 23:16:57 ID:wyLxjxKa0
おまえらどこまでもアホだな。ブッシュに裏切られたのまだ気づかないのかw 安倍が青ざめた顔してただろ。小池百合子が慌てて渡米したろ。 ベルリンで米朝があんなに和気藹々と何を話してたと思う? 金融制裁解除なんて表向きの話さ。あんなはした金で北が核放棄するわけないだろ。 日本の金だよ。ヒルは日本の金を見返りに北朝鮮にやるって約束しちゃってるの。アジア開発銀行に預けてある日本の金。 「テロ支援国家指定」を解除してその金を北に供与するんだとさ。 金桂冠のあのしてやったり顔見たろ。あれは日本から金ふんだくってやった、ザマミロっていう得意満面の笑顔なの。 安倍がいくら「拉致問題解決しなければ」なんて今更言っても虚しいねぇ。 日本の金でも名目上はアジア開発銀行の資金だから、そこが北に融資するって決定したら日本は何も言えない。 北はもう巨額の経済復興資金まで手にすることになったから、怖いもんなし。 日本と交渉する必要まったくなくなったからね。拉致問題なんか永久に解決しないってw
三輪 芳朗、J.マーク ラムザイヤー 『産業政策論の誤解―高度成長の真実』 野口某や岡崎哲二、小林英夫なんかが唱えてる「1940年体制」は高度成長に役に立ったか?をネチネチと検証した本。 豊富な事例(ホンダの自動車産業参入を通産省が妨害してた例、ソニーへの特許支払いへの横槍)を読んでみると 筆者の言う「産業政策など役立たずで産業政策があったにも関わらず、高度成長した」が正しいと思う
>ホンダの自動車産業参入を通産省が妨害してた例 トヨタをはじめとする既存の自動車産業にとっては、有効な産業政策だったと考えるが
三輪本によると既存の自動車産業にとっても有利な政策とは言えない代物。 通産省主導で自動車産業を再編して各種別乗用車の会社(バスなら○○会社、家族向けには××会社)を作ろうとしてた らしい(結局、頓挫したが)
>>276 実現しなかった構想はともかく、自動車産業への原材料の配分に果たした役割
は重要だったわけで
製鉄や原油輸入の段階からひっくるめた視点ってのが三輪本にはないな
五百旗頭さんは占領期について何冊も本を出されていますが、 何を読むのが五百旗頭さんの占領期についてのエッセンスを吸収するのに 最も適当でしょうか?
叢書国際環境の奴 でも啓蒙本として凝縮されてるのは『日米戦争と戦後日本』なのかなあ
鳥居民が新刊出すな。 「近衛文麿 すりかえられた戦争責任」とかそんなような題名。 この人の本は異常に面白い。 しかし大作「昭和二十年」の12冊目はまだでない。
福田和也「地ひらく」(文春文庫)読了 これでもかとしつこい程の莞爾マンセーは ある程度割り引いて読んだほうが良さそうだ パーフェクト超人じゃあるまいし 当時の日本での出来事と当時の世界史の流れを繋げるにはまあいい本 (元ネタのファソーン「太平洋戦争とは何だったか」読めばいいじゃんってツッコミはなしだ)
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/06(金) 02:38:29 ID:0cM+QHTr0
>>280 鳥居民の新作読んだ
十年以上前に出した『日米開戦の謎』で近衛の自殺の背景を扱ってたが、その裏づけをかなり取ってきた感じで読み応えがあった
あとがきあたりを読むと『昭和二十年』は進みが遅いので、近衛自殺までの到達を待てずに書いたというようなことを言っている
『昭和二十年』は構想時点では、8月15日より後は第二部とすることになってたけど、齢だからそこまでいかれない可能性を考えてるんじゃないかと思う
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/09(月) 19:42:20 ID:H4jN2zZt0
黒井文太郎 『謀略の昭和裏面史』 戦前戦中の旧軍特務機関の活動や、戦後のGHQ・キャノン機関と旧軍関係者・政治家・右翼フィクサーとの 人脈関係などがざっと理解できてお薦め。
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/10(木) 14:51:34 ID:vL3Fz9Rh0
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/11(金) 00:55:59 ID:DKmo0b5N0
小林よしのり『戦争論』シリーズ。日本人としての「情」と、明晰な「理」がある。
日本人としての「情」と、明晰な「理」www
日本人としての「情」=超自我を欠いた、集団内情緒規範の絶対神聖視(ゾク体質・ムラビト体質)w
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/19(土) 05:18:12 ID:o4VkPSCM0
歴史とは人間だ。人間の感情の集積だ。 単に多くの知識を溜め込むだけでは、歴史はわからない。 そのことを『戦争論』から学ぶがいい。
特攻隊員は日本近代史をどう理解していたか? 誰のなんという本を読んで?
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/19(土) 11:55:24 ID:o4VkPSCM0
富岡幸一郎『新大東亜戦争肯定論』。
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/19(土) 12:52:23 ID:KS96pHsY0
渡辺昇一の『日本史快読!』
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/19(土) 16:02:25 ID:s8MxkDcE0
高山信武『参謀本部作戦課の大東亜戦争』
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/29(火) 16:33:26 ID:1WAOpaTH0
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/11(月) 15:33:30 ID:g/mHETQv0
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/11(月) 18:39:34 ID:Qw3DjECX0
戦後史の入門書として適当なもの、何か教えてください
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/12(火) 23:13:10 ID:iLO9HJTj0
>>294 投票したよ。
この間、中村屋でカレー食ったし頭山満に興味があるから丁度いい。
298 :
296 :2007/06/12(火) 23:29:36 ID:iLO9HJTj0
ラース・ビハーリー・ボースと勘違いしてた…
>>296-298 サンクス! カレーのボースとも関連性大なのでオケ!
∧∧ ∧_∧
(,,゚∀゚) ( ´∀`) o どうぞ、召しあカレー・・・
/ | ( づ_,..................,____
〜OUUつ _,,...!-‐'''" ̄  ̄~`''ー-.、_
,,r‐'" ,r-ー、..,,,,r''""゙`ヽr-、,、_ ~`ー、
,r''" r'~゙ヾ'" " ヽ,_ ゙ヽ,
,r" ,r"~ `'ヽ,、_ ゙:、
,i" r'" ゙''j ゙:,
,! ,i'" _,,,,,,,,_ _,,,.___,., __,、, "ヽ, l,
| ,r'.;:'"~:::"::::::::::::::~`''''ー―::::'''''"::::::::::::::::~~::::::::゙''"`ー:'''':、 |
i, ,r'::r:::::ヾ;::::::::::ヾ;;;;;ソ::、::ソ:::::(;;;;シ:::ヾ::::::,r':,r、:::::::::::::::::::::::::::゙i ,!
゙i !;:::::ヽ'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::シ:ヾシ:::::::::::::::〉::::::::'''''シ:::::::::::::::::ノ ,:'
゙i、 ゙i、:::::::::〈:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::`ー''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r" ,r'
゙ヽ、゙ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ーミ;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::,,r'" ,r'
゙ヽ、~゙ヾ;:::::::::::::::::::::く:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,,r''",,r''"
`ー-ニ_ー--、::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,,,,,r‐'二.:r''"
~゙`''''ー---゙二二二~--―''''"~
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/14(木) 19:51:21 ID:PZbuGyee0
300ゲット!
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/14(木) 19:57:43 ID:0WdXZ22l0
『中村屋のボース』で充分 よって復刊の要なし
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/15(金) 21:12:44 ID:IVSjgkjH0
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/24(火) 11:06:32 ID:OEh2pA9d0
1ヶ月以上書き込みがないとは
304 :
名無し募集中。。。 :2007/07/24(火) 15:11:34 ID:lrC2KsSJO
このごろ近代史の本が急増して嬉しいね 平凡社新書の「昭和30年代」 ちくま文庫の「二十世紀」「昭和史探索」 ちくま学芸文庫の「日本の百年」 文春新書の「プレイバック1980年代」etc…
「中村屋のボース」の人が書いたパール検事の評伝出ましたなあ
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/08(月) 21:11:17 ID:6EX+rH5A0
過疎ってる
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/12(月) 23:12:49 ID:2Nux8lri0
age
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/26(月) 11:45:58 ID:fTE1Isxa0
粟屋さんの「昭和の政党」まで文庫で復刊されましたね
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/27(火) 23:18:43 ID:1gKGNWUT0
倉富日記の一部を翻刻したっていう「枢密院議長の日記」って読んだ奴いる?
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/27(火) 23:19:53 ID:xnaRrWXB0
お、アマゾンで注文してみたんだがどうだった?
あぼーん
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/06(木) 08:03:37 ID:lWH/CGjE0
で、筒井さんの本はどうだった?
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/06(木) 09:54:32 ID:zbPveIo90
台湾人を叩く奴は全部チョン 悪い事は全部チョンのせい 李登輝を日本の総理大臣にしよう 日本人は台湾人が大好き 日本人は台湾が好き!朝鮮嫌い! 日本に来る台湾人歓迎!朝鮮人出て行け! 台湾人はマジでかわいい ヴィック・チョウは日本女性に大人気 日本人種は在日チョン用語 金美齢は絶世の美女
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/06(木) 14:52:42 ID:RVPARiLn0
石橋湛山は大正と昭和を勉強するんなら必須だろうな
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/10(木) 00:48:34 ID:BIdFSqHW0
あと重光葵も
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/08(土) 23:23:14 ID:23R98J720
原敬日記が文庫で読める日がくれば 日本の出版界も大した物
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/11(火) 00:51:03 ID:mSvdCJWv0
中公の日本の近代の文庫化お願いします
>>319 > 中公の日本の近代の文庫化お願いします
たぶん新版世界の歴史の文庫化が終わってからだろうね
あと2年半くらいかかりそう
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/16(日) 01:58:50 ID:3Yb1Wcqv0
長谷川如是閑
徳富蘇峰全集が存在しないのはホントおかしいわ 明治の自由民権運動時代から敗戦まで この人が日本のトップオピニオンリーダーだったのに
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/28(月) 12:40:24 ID:ku3W/Exz0
神保町の三省堂ビル5階にある古書モールで『明治維新史研究講座』全7巻 (全6巻+別巻)が揃いで2,800円で売ってるんですが、これはお買い得なん でしょうか、それとも相場よりも高めでしょうか?
324 :
名無し :2008/05/14(水) 15:59:52 ID:PeEl4NlV0
「スターリンの国際戦略から見る大東亜戦争と日本人の課題」
(落合道夫著)ソ連崩壊後の最新資料から大東亜戦争を分析。近代史
の見直しに役立つ。大東亜戦争は因果関係を追って捉えなければならないが
その発端を1929年の米国大恐慌としている。支那事変は西安事件から始まり
満州事変は関係がない。読者は一様に目からウロコ長年の謎が解けたと感想。
http://www3.plala.or.jp/tkyokinken/
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 21:55:09 ID:sfy/tmrJ0
『現代史資料』
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 22:06:04 ID:H2UeW59F0
アーネスト・サトウ「一外交官が見た明治維新」 孝明天皇毒殺の真相がよく分かる。
327 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/05/16(金) 23:17:42 ID:HK+f+hIfO
>>322 分量多すぎだよ。
全集は絶対無理。
特に昨今は出版事情も悪いから余計に無理だ。
『近世日本国民史』だけでも100巻あるからな まあ会社つぶす覚悟がないと全集は無理だろな
329 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/05/17(土) 22:55:20 ID:08JYoQl3O
今更出して意味あるのかね 2ちゃんねるの書き込みって変な価値判断の持ち主が多いな オーソドックスな書物知らないみたいだし やっぱりネット上を検索して得た知識だから 変な感じなのかな
同一人物が延々と似たような書き込みをしてるのかもしれない
331 :
名無し募集中。。。 :2008/05/19(月) 05:23:44 ID:HCM00YjoO
332 :
名無し募集中。。。 :2008/05/19(月) 05:24:31 ID:HCM00YjoO
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 20:25:20 ID:Mk+pEour0
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 20:43:50 ID:e1hqNtf10
太平洋戦争(上下巻)は中公新書だっけ。 あの本は思想的立場もなく、客観的事実だけを負っている。 最初は歴戦の勝利に血が騒ぎ、終戦に近づくにつれ、 戦争終結責任について深く考えさせられた。 怒りに震えて読み終えたのを覚えている。
野口武彦が好き あの文のうまさは異常。 本人は意識していないかもしれないけど、 東京の生まれ育ちで江戸文学の研究者でもあるから、 幕府側視点でものを見る感覚がしみついているという感じがする。 幕府歩兵隊、新選組、大谷木醇堂、安政大地震…… 「長州戦争」も基本的に幕府側からの観察だし。 徳川慶喜に対する見方が辛辣すぎるのが難だが、 この人の正面からの幕末通史を一度読んでみたい。
>>335 あんま関係ないけど最近出たミネルヴァ書房の『福澤諭吉』には
参考文献のとこに野口さんの『大江戸曲者列伝』が研究書として挙げられてるんだよね。
確かに面白いけど、どう贔屓目に見ても研究書じゃないだろうと思うんだが……
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/04(金) 14:36:01 ID:Zj5DQD7/0
石井孝氏の「明治維新の国際的環境」って1966年の出版で、もう40年も昔だけど 今でも通用する?
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/04(金) 23:33:58 ID:Bj9xRVQA0
石井孝か、確かに図書館で見た事があるが…
鹿野政直著作集なんて関係者しか絶対買わねーだろwwwwwww
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/17(木) 23:46:17 ID:6EmxCL+T0
細かい事だが「思想史論集」ね
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/22(火) 00:59:50 ID:VCGyC8jP0
伊藤隆先生の『大正期「革新」派の成立』 は不滅の名著だと思う。
342 :
名無し調教中 :2008/07/27(日) 18:50:15 ID:a/y7zCXy0
北岡伸一先生の「日本政治史」は名著だと思う。放送大学のテキストで今は絶版なのが惜しまれる。 再刊するか、これをベースに新しい日本政治外交史のテキストを書いて欲しい。本当は北岡伸一や 御厨貴の更に先生の三谷太一郎先生が日本政治外交史の概説書を書いてくれれば一番なのだが。。
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 13:16:34 ID:ZWdu+oes0
今更政治史の概説書なんていらんだろ
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 17:32:05 ID:0aOQVkbw0
>322・>328 徳富蘆峰『近世日本国民史』 徳川政府末期〜明治政府前期まで40冊が、ブックオフで各100円で有りました。 いま読書中です。資料が豊富な、大変な文献です。 ブックオフは、こうした書籍を何無く評価し、売れなければ廃棄処分にしてしまうそうで、 貴重な文献が簡単に失われていく、ひとつの要因になっているそうです。 何処かでお年寄りが亡くなりますと、その遺族が蔵書の処分となり、簡単にブックオフ辺りに 行き着くようです。 とは言え、各地の図書館も、スペースが無いという理由で引受けが出来ない事が多いようです。 従って、小生の得たこの『近世日本国民史』も、小生の他界した折には、煙になるのでしょう。
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 19:59:06 ID:UuDUbu+b0
遺書を残せばええよ
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/01(金) 05:19:03 ID:fXycrhWu0
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/01(金) 23:57:47 ID:kVfKKseB0
スキャナーにとってファイル交換で放流。
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/04(木) 15:16:42 ID:LWAfCWgM0
保守
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/13(土) 10:51:12 ID:R+Civy0r0
というわけで2008年に刊行された近現代史関係のベスト3ランキング 1位 2位 3位
マスコミの戦争責任について語った本ってなにかありますか?
>>350 新聞なら、読売の『検証 戦争責任』と朝日の『新聞と戦争』。
自己弁護が無いわけではないが、割といい出来。
ラジオなら、『戦争・ラジオ・記憶 』あたり。
そういうのじゃなくて断罪調のが読みたいなら、いくらもあるから適当に探せばいい。
とくんす
征韓論政変や台湾出兵など明治初年の政治・外交問題を扱った 良書を紹介していただけないでしょうか? 毛利敏彦氏のは読んだことがありますが、 学会では毛利説は厳しい見方をされているようで
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/24(水) 15:24:46 ID:N0smHWmv0
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/24(水) 17:23:38 ID:pSseNOYK0
「大東亜戦争肯定論」林房雄、 「大東亜戦争への道」中村粲
>>353 絶版だが、『外政家としての大久保利通』(中公文庫)
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/28(日) 16:00:25 ID:c+Tho88l0
>>356 清沢洌とは渋いな
でも研究状況ってことからすると古くね?
しょせん評論家の片手間仕事だ。 竹村健一の本と大して代わらん。
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/28(日) 21:12:17 ID:c+Tho88l0
>>358 >しょせん評論家の片手間仕事だ。
いや、そうではないだろってのが専門家の理解だと思うが
1942年に出された本書は、大日本言論報国会に入っていない清沢が
言論活動をかなり制限されていた時期だし
にしても、時代状況批判ゆえに大久保を高く評価しすぎの感が否めないと思うが
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/01(木) 18:24:31 ID:7kW7nj580
>>359 1920年頃から終戦までの、日本人の著書が終戦時、米軍によって没収され米国に
運ばれている、西尾幹ニ氏によれば、数7千冊アメリカの大学と図書館の二ケ所
保管されている。所謂焚書事件、当然昭和近代史にポッカリ穴と言うわけだ。
アメリカデモクラシーの偽善をしめす事件だが、この他GHQのCCD言論封鎖、WGIP
太平洋戦争正当論への洗脳活動とあわせ日本人の精神歪曲に今も影響している。
各地図書館に没収免れたもの、個人所有の復刻、ないし、没収本返還要求運動が
おきて当たり前で7千冊の知識があれば、近代外交史、政治思想史の大学講座
一つぐらいうまれておかしくない研究知見だと思う。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/01(木) 18:38:05 ID:myTDLj2k0
どうせみんな資料的価値が無いものなんだろう 個人のフィルターを通しているし、関心(視点)は、どうしても自分本位になる
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/01(木) 18:39:28 ID:myTDLj2k0
今の書店に並んでいる本なんて全部同じに見える 読まないほうがいい
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/01(木) 20:11:14 ID:DepaVS+R0
>>360 >米軍によって没収され米国に運ばれている、西尾幹ニ氏によれば、数7千冊ア
>メリカの大学と図書館の二ケ所保管されている。所謂焚書事件、当然昭和近代史にポッカリ穴と言うわけだ。
それってメリーランドのプランゲ文庫のこととかを誤解して言ってるだけでしょ
そもそもプランゲ文庫は閲覧可能だし、今は国会図書館でも見られるし
西尾も自分の目で確かめもしないで、デマ流してるだけだ
本当にこの手合いのインチキ野郎が絶えないな
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/01(木) 21:12:02 ID:1bA0fMX60
>>363 保管場所は違ったかも。プランゲ文庫は自由閲覧可かもしれないが、没収著書
に罪があるわけではない。秘密裏に持ち去るなど泥棒だろう。
焚書没収目録添えて謝罪を添えて返納すべきである。ところであんたは
現物を現地で見たのか。そうなら保管、装丁、若干内容をおしえてくれ。
今の本は皆同じ字に見える。読んでも意味無いと思う。
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/02(金) 03:53:04 ID:E3K5K3Zl0
>>364 >秘密裏に持ち去るなど泥棒だろう。
>焚書没収目録添えて謝罪を添えて返納すべきである。
検閲で1冊GHQに提出したものが集積されただけの話を大げさに言ってるだけのこと
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/02(金) 08:44:59 ID:np/2Xf8t0
365 観念を符号化したのが文字だな 逆に本を読むことによって観念が得られるかと言ったら それは「まぼろしかなー」って思います
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/02(金) 10:25:20 ID:E3K5K3Zl0
>>360 >1920年頃から終戦までの、日本人の著書が終戦時、米軍によって没収され
これってそもそも、内務省警保局が出版検閲のために没収していた本だろ
内務省資料として米軍が没収したわけで、焚書とかってのは言いがかりだろ
むしろ戦前の日本政府が焚書していた証拠なわけで
別に内務省だってその本を全て発禁にしてたわけでもないだろう。 ただ、公刊した書籍を全回収したならともかく、官公庁から没収したら「焚書」扱いってアホかいな。 ひどいダブスタなのは間違いないけど、別に今でも大学図書館なり古書店なりで 普通に見られるレベルの本で、とりたてて稀観本ほどじゃないし。
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/08(木) 20:42:43 ID:fkCY5xUp0
ここ4年くらいネットで捏造歴史についてはちょこちょこ学んだけど、歴史についてのちゃんとした知識 がないんです。 本を読みまくって近代史にくわしくなりたいのですが、入門書から色々教えて頂きたいです。
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/09(金) 20:07:30 ID:UVnYczqu0
東京でタコ部屋に入るのがいいと思います
>>360 その「焚書」とやらについて書いてある西尾の本、どんなもんやと思って読んでみた。
上の方で言われた通り、没収された本は新資料というようなものではなく、大したものでないという印象を持った。
しかしGHQの指示を受けた日本政府が各都道府県知事に出した文部次官通達によると、新本、古本、貸本店及びそれらの倉庫、発行所等から没収せよとあるから、1冊ずつだけ没収したわけではない模様。
但し個人の家庭や図書館から没収することは禁止され、これも上で言われているようにGHQが没収リストを作成する原本となった帝国図書館の本はそのまま残され、「焚書」と呼べる程徹底したものではとてもなかったようだ。
まあやはり公平さに欠けた本だな。
「歴史は科学ではなく、物語だ」といって世間を唖然とさせた西尾の本より、 「抹殺された大東亜戦争―米軍占領下の検閲が歪めたもの」(勝岡寛次著、明成社)のがよっぽど充実してる
重光葵と大東亜共栄圏について書かれた本で「大東亜会議の真実」の他にお薦めの本はありますでしょうか?
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/08(金) 06:33:01 ID:FkzfQnx/O
日清戦争でお薦めの本はありますか?
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/08(金) 09:32:16 ID:6tpcEs0X0
一冊選ぶなら 明治百年史叢書『機密日清戦争』原書房 かな。ただ、千ページもあるのでこれを読むのがきついなら 『日清戦争の軍事戦略』斎藤聖二著 芙蓉書房出版 で、開戦から実際の戦闘の流れを掴むのもいいかも。
重光を語るなら、「巣鴨日記」を読むこと
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/10(日) 17:39:28 ID:zQ3rpP7z0
五・一五事件の精神が蘇る? 2009年5月15日(金)午後1時30分、岐阜護国神社で 五・一五事件の三上卓作「青年日本の歌」に関係する 史料奉納式典が挙行される。
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/10(日) 18:29:30 ID:cXnbOtjC0
伊藤之雄氏の全著作。近代史の実証主義的研究の何たるかを知れる。作者は最も 精力的に近代史研究している人だと思う。
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/10(日) 21:24:12 ID:agyZGr2f0
「山県有朋」はくどかったな 何かあれば「真面目」だからの一点張り 後半部が割とさらっとで、前半部が粘着的叙述だったのは、これまでの先行研 究を塗り替えんがためか、と納得してあげるにしてもさ
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/10(日) 23:59:07 ID:BslWDdjf0
新書の山県の伝記は岡義武以来だし、その間研究は非常に進展してるから、 その分分厚くなるだろう。今回のは岡義武のを超えたと思う。まじめだとか優しさという 表現が多いのは気になったが。
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/11(月) 01:39:44 ID:ilabShHC0
戦時下の議会については古川隆久『戦時議会』が詳しく書いてある。
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/11(月) 07:32:55 ID:EAicqUGP0
山県のラストは「死もまた奉公なり」じゃないと、どうも落ち着きが悪い
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/12(火) 22:16:15 ID:fzDFWk9T0
それ石橋湛山が言った言葉だっけ?
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/14(木) 01:21:36 ID:AgqTkTo+0
原武史『大正天皇』はどう?
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/14(木) 09:16:37 ID:SecMhUnM0
その本は読んだことないが、著者が原武史って時点で読む気が起きないなあ 本音は天皇制打倒を言いたいけど、それを直接言えずに遠まわしに遠まわしに 中立的立場を装って天皇制批判をやってるやつだろ 朝日新聞が「北朝鮮大好き」って言えずにうじうじしてるのに通じるものがある
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/14(木) 10:28:23 ID:vHG7wD3C0
本も読まずに妄想だけで批評するな
388 :
名無し募集中。。。 :2009/05/15(金) 18:54:35 ID:R63ihz8QO
防長回天史を読破した猛者はいますか? 感想を教えてください
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/15(金) 18:59:36 ID:ZkgJBLYi0
『大正天皇』は確か伊藤之雄先生や古川隆久先生にフルボッコにされなかったけ?
幻冬舎から出てる戦争論。著者はギャグ漫画家だったらしいよ。
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/16(土) 20:46:02 ID:0fUiRD3m0
5・15事件について書かれた一般向けの本はある?2・26は結構見つかるんだけど。
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/16(土) 23:50:21 ID:a/05m+r/0
>>387 原の他の本を読んでそういう感想を持ったんだよ
原のほうがよっぽど妄想書いてるだろ
とくに昭和天皇について書いてることが酷すぎる
読んでる人が少なすぎるからあんまり批判されてないけどな
>>392 答えになってない。いかに同一作者の他の本を読んでようが、
当該の本を読んでない以上、当該の本の内容に関しての「批評」は「感想」ではなく「妄想」に過ぎない。
それにここは本を紹介するスレなのだから、読んでもいない本の内容について
どうこう言うこと自体がそもそも間違いであることに気づけ。
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/17(日) 03:53:36 ID:t9ggRAzu0
中山隆志『関東軍』はイデオロギー的な偏り無く客観的に関東軍の歴史を描いている。
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/20(水) 22:46:37 ID:IykXPDk70
松尾正人『廃藩置県』復刊しないかな。これだけの良書が絶版で既に否定された 説が載っている『明治六年政変』が絶版じゃないのはおかしい。
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/06(土) 21:07:04 ID:wLezdFxL0
チャンネル桜は、伊藤隆・檜山幸夫の両氏の見解を番組内で放送すべきである。
※「歴史学の重鎮」伊藤隆(東大名誉教授)の名前がどこにも見当たらない。
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/2050.html チャンネル桜などの有志がNHKに抗議しているが、ここで奇妙な事実が判明した。
日本近現代史専攻で歴史学会の重鎮である伊藤隆氏が賛同人に名を連ねていないのだ。
NHKの「JAPANデビュー」は近現代史を取り扱っており、偏向番組かの判断をする上では
伊藤氏は指針になる人物である。しかも、氏は「日本教育再生機構」の顧問も務めており、
チャンネル桜への出演経験もある。つまり、党派的理由で辞退したとは考えられないのだ。
そうすると、伊藤氏はプロの目から番組内容の偏向はないと考えているのではないだろうか。
実際に、1895年に大本営が指揮する形で台湾内で武力衝突が起きている。
これを、学術論文や岩波新書などでは、「台湾征服戦争」と呼び一定の普及も
しているのである。
一方で、この番組の底本になった学術書を執筆した檜山幸夫氏は、この武力衝突を
「日台戦争」と呼ぶのが適切であるとしている。
どちらの名称が適切かは置くとしても、NHKが番組内で「日台戦争」という
呼称を使用したことが、「日本と台湾の分断」を目的とする意図で
行われた偏向だとするのは言いがかりではないだろうか。
チャンネル桜が最初に行うべきは、伊藤隆・檜山幸夫両氏のような専門家や
関係者を招いて、番組内で冷静に検証を行う事であろう。
そのような、過程を経ないで、デモや受信料不払い運動に先走るのはメディア
として無責任とではないだろうか。
■[植民地]「日台戦争」と呼ぶのは誤りか
http://d.hatena.ne.jp/higeta/20090509/p1 ■[植民地]台湾植民地戦争とは何か
http://d.hatena.ne.jp/higeta/20090516/p1
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/08(月) 14:12:33 ID:GkbOD6AF0
398 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/11(木) 10:41:29 ID:WFWssHb20
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/14(日) 00:51:01 ID:eVEyIsl1O
松尾正人 の近代の多摩に関する書籍がなかなか良かった。
【赤旗】 “靖国史観”教科書の人脈 検定に強い影響力
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-25/2007102501_02_0.html 沖縄戦の「集団自決」教科書検定問題で、文部科学省の検定に、“靖国史観”に
もとづく「新しい歴史教科書」(扶桑社)監修者の伊藤隆東大名誉教授の門下生や
共同研究者が教科書調査官、教科書検定調査審議会委員として深く関与していたこ
とが二十四日、明らかになりました。日本共産党の石井郁子議員が衆院文部科学委
員会で質問しました。
「集団自決」への日本軍の強制・関与を削除する検定意見で合議した日本史担当
の教科書調査官は四人。調査官の意見書を審議する検定審議会の「日本史小委員
会」に属する近現代史の審議委員も四人います。
石井氏によると、教科書調査官のうち、近現代史を担当する調査官二人はともに
伊藤氏が一九七一年から東大文学部助教授をつとめていた時代の教え子であり、
伊藤氏と共同の研究や著作があります。さらに、近現代史専門の審議委員四人の
うち二人が、一九九七年度から二〇〇二年度まで伊藤氏が統括責任者をつとめる
研究グループで共同研究をおこない、共同著作があります。(図)
石井氏はこれらの事実を示し、「これで公正・中立な検定といえるのか」と政府
の認識をただしました。渡海紀三朗文科相は「検定そのものは、適正な手続きにも
とづいておこなわれた」としながらも、「(調査官、審議委員の選定には)疑義を
持たれないようにしなければならない」と答弁。「そういう力が働いてはいけない
ので、配慮、指導したい」と述べ、審議会のあり方などについても、「透明性をあ
げるよう検討したい」と答えました。
石井氏は、伊藤氏と関係の深い二人の調査官は、「新しい歴史教科書」の検定に
もあたっていたこともあげ、「文科省の認識は甘い」と指摘。「学術的・専門的に
たえられない今回の検定意見を撤回することなしに、問題は解決しない」と述べ、
あらためて文科省の責任で教科書の記述を回復するよう求めました。
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/26(金) 21:52:38 ID:LrrsNz4MO
検定員に共産党員を潜り込ませる売国謀略だな
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/27(土) 21:26:21 ID:nuaM0fYzO
大東亜戦争への道 中村燦 は必読書。
そんなの大学の英語教員が右翼の為に書いた本に過ぎないと思うけれどね
404 :
403 :2009/06/27(土) 23:09:27 ID:Qf3SjUcN0
批判だけでは申し訳ないんで多少古いけれども一般書を挙げておくと、 大門正克『明治・大正の農村』(岩波ブックレット) 吉田裕 『日本の軍隊』(岩波新書) 辺りは出版元が出版元なのでそこまで期待しないで読んだのだけれど、 農村と軍隊について概説の割には個別的菜分析も多くて面白かったと思う
405 :
403 :2009/06/27(土) 23:11:30 ID:Qf3SjUcN0
個別的菜→個別的
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/29(月) 00:01:26 ID:KPprNxTyO
渡部昇一の昭和史
渡部さんは、都合の悪い所は言わないからなぁw
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/01(水) 21:25:47 ID:v8AJEIkPO
渡部昇一は、森鴎外の批判もしてるし、何より、大東亜戦争当時の軍部エリートに対する批判は手厳しい。 渡部昇一の本を読むと歴史から学ぶことの大切さを思い知らされる。
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/02(木) 18:57:09 ID:hyMtaDDnO
インターネットで検索するべきキーワード 「韓国はなぜ反日か」
>>409 三国同盟、南進から日米開戦流れは、どう考えても日本の落ち度なのに、そこをスルーして、ABC包囲網、ハルノートをだしたアメリカが悪いみたいな書き方してるのにですか?
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/06(月) 00:07:58 ID:cBHlMtKuO
リットン報告書 紫禁城の黄昏 満州事変が侵略ではなかったという歴史的事実が、嫌という程分かる。
413 :
朴訥 :2009/07/10(金) 23:28:16 ID:tgxGb1La0
大川周明の「二千六百年史」。
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/16(木) 12:39:51 ID:DA9FrncRO
中村燦の「大東亜戦争への道」は必読!
戦前の政党政治に関してお薦めの本はありますでしょうか?
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/22(水) 20:43:11 ID:b7mwS5RgO
ない
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/22(水) 22:04:08 ID:RgwNi/J70
>>415 ちょうど復刊されたこれでいいんじゃね?
↓
粟屋憲太郎「昭和の政党」(岩波現代文庫)
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/22(水) 22:08:27 ID:jnPfCns60
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/30(木) 21:43:30 ID:RKy6NYF6O
パールの日本無罪論 田中正明
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/30(木) 22:07:52 ID:aQY+Y+YMO
資料改竄する糞野郎の本がどうしたって?
422 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/31(金) 13:26:06 ID:9CXFCeXg0
纐纈厚『日本海軍の終戦工作』海軍善玉論が虚構であることが分かる。 作者の政治的スタンスは左だが、他の著書にあるような左がかった記述は 本書では少ない。
>>403 本職の歴史学者には書けないからな。学会で白眼視され職を失うのが怖いから。
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/09(日) 01:52:15 ID:BwkAonOqO
聖書
宮脇淳子 「世界史のなかの満洲帝国」 満洲の通史入門 「満洲ってなに?」と思ったら是非読んでみるべし。
>>412 90年代に「岩波」から出版された黄昏の酷さ、
岩波の歴史改竄が良く分かる本でもあるよねw。
文庫も出てるし一度手にしてほしいよ。
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/09(日) 06:17:08 ID:MBRrw2ID0
>>412 >>426 ナベショーの訳本持ち上げる奴って、なぜか岩波新書の旧赤版1・2を占めた「奉天三十年」は
読まないよな
日露戦争以前から満州に住んでいたスコットランド人の実地体験談で、溥儀の家庭教師風情
の満州論などとは比較にならないリアリティがある本だ
親日派のための弁明
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/16(日) 11:42:42 ID:gAi4t6KyO
無い
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/16(日) 19:37:53 ID:idSvVQ0p0
越澤明『満州国の首都計画』新京の都市計画がいかに先進的なものだったか分かる。 作者は他にも近現代日本の都市計画についての著書を何作か書いてる。
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/18(火) 10:45:21 ID:Ney+IRDS0
大東亜戦争肯定論 林房雄 林房雄とは、戦後左翼が忌み嫌い 存在そのものをタブーとして封印してきた人物。 林は戦前正統派マルキストから一転、 右翼に転向した人物で、戦前戦中戦後を通して 左翼の活動をみてきた人物であり、 昭和38年に「大東亜戦争肯定論」を書いた。 タイトルこそセンセーショナルだから損しているが、 内容は非常に面白く、現在に至る社会への左翼系の 影響が俯瞰できる。 しかし本書の内容に正面から反駁できる左翼思想家は 存在しないと思う。
いや、左から右に変わった奴もいるし 良書だが、反駁できない本ではない
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/19(水) 22:26:34 ID:nzo5JO9U0
>>433 ( ´_ゝ`)フーン
で、俺らにどうしてほしいつもりなん?
おめーが大東亜戦争肯定論否定論を
ここに書くなりレポートに書くなり投稿するなり書物に著すなり
すりゃいいだけのことナンジャネーノ?
やってることズレてね?
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/17(木) 00:33:42 ID:yDyjZ6NX0
平山洋『福沢諭吉の真実』
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/23(水) 11:35:17 ID:fY1yeCFFO
大江志乃夫先生のご冥福をお祈りします 思えば日本に数少ないマトモな軍事史家だった 軍ヲタやネトウヨに走らない姿勢を後進の方々も守り続けていただきたい
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/23(水) 11:41:04 ID:4IJlUu3G0
>>436 あなたにとってマトモじゃない軍事史家は誰なの?
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/23(水) 11:52:16 ID:fY1yeCFFO
まずは『日露戦争の軍事史的研究』から読んでみてください。 イデオロギー的or情緒的日露戦争観を一変させた名著です。
歴史軍ヲタの元祖じゃん。
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/23(水) 13:10:21 ID:4IJlUu3G0
大江さんって思想的には左だね。
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/28(月) 11:56:42 ID:om7SLKFI0
スレ違い失礼します。
-------------------
鳥取市に知人がいらして
以下の不可解な出来事の事情が分かれば連絡お願いします。
http://tottori1.tripod.com/ 疑問:1993年、「僕が鳥取市のリコーマイクロエレクトロニクスに報復した」
という意味不明の噂でクビになった。これはどういう事情か?
疑問:1993年、鳥取最大の工場・鳥取三洋のラジオ体操が中断した。
中断は下請け工員僕のラジオ体操不参加の影響か?
----------------------------------------------------------
以来地元の人との人間関係が不自然になりました。
2つの大手企業が関わる問題のせいか、鳥取市の人は16年経っても
真相を僕には教えてくれません。
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/29(火) 20:58:56 ID:0ZC/5cFA0
>>360 戦前戦中の発禁前の古本(下記)が、昭和40年代、神田で普通に買えた。
・美濃部達吉 憲法撮要
・野呂栄太郎 日本資本主義発達史
・山田盛太郎 日本資本主義分析
値段は、当然ながら新本より安い(と言っても美濃部著書の新本はなかっただろう)。
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/29(火) 21:03:54 ID:zy+LVoZr0
ビートたけしのゴックン日本史
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/09/29(火) 21:30:10 ID:skk7D1gT0
>>442 あー、
>>360 の「焚書」リストって、GHQが俺の所に寄こせって言った本のリストであって、
所蔵されてる本を燃やせって言った話じゃないから
そのリストに載ってる本のほとんどが、今もなお各地の図書館の所蔵本として読めるから
そのリストを意気揚々として出した西尾幹二ってのは、真性の馬鹿だな
愚かすぎるにもほどがあるだろ
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/04(日) 01:34:27 ID:bLCLWyJm0
田中克彦「ノモンハン戦争」岩波新書 斉藤道允功「開戦通告はなぜ遅れたか」新潮新書 ドナルド・キーン「明治天皇」新潮文庫 江藤淳「閉された言語空間」文春文庫
軍歌を一日中流しておけば、OK!
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/04(日) 06:33:25 ID:YBQtvH9S0
>>445 田中克彦「ノモンハン戦争」岩波新書は、ノモンハン戦争背景史というかモンゴルにとってのノモンハン戦争というか
その書名だと勘違いして買って怒る軍ヲタがいそうだな
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/04(日) 13:06:25 ID:bLCLWyJm0
「ノモンハン戦争」はむしろソ連とモンゴルの支配関係史を記した本 いったほうが良いかもしれないな。 この本で初めて知ったが、モンゴル(マラ教)の活仏制度もソ連に より廃止。そして反ソ連分子のモンゴル人はことごとく処刑となっている。 ソ連の恐ろしさを再確認できる本ともいえる。
>>448 >(マラ教)
w
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
● ● ●
● ● ●
● ● ●
● ● ●
● ● ● エーデルワーイス エーデルワーイス
● ● ● _( "''''''::::.
● ● ● ●__ ____,,,... --‐'''^~ ヽ ゛゛:ヽ
● ● ● ●:::::::::....:"""" ・ ・ . \::. 丿
● ● ● ●::::::::::::::::::: ・ ....:::::::彡''ヘ::::/
● ●:::::::::::::::::::::::::::::;;;;;,, ---‐'' "^~
●●●●●-‐‐ ''^~
あまり出てこないけど半藤一利さんってどうなの。 一次資料と生き残りの人に直接取材して書けた数少ない人じゃないかなあ。 内容はそんなに左らしくない感じったけど 当時のリーダー達と国民にはかなり厳しい意見の持ち主だった気がする。 彼も海軍こそが対米戦争を主導したっていうような事を書いてた。
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/07(水) 00:12:13 ID:dALvRJck0
辻政信の日記が見つかったことで、ノモンハン事件の歴史も塗り変わると思う。 辻に言わせれば、日本側が遙かに有利に戦いを進めており、強い自信を持った とのことであった。最近のロシア史料でも、ロシア側の戦死者の方が日本側より かなり多いそうである。
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 21:37:35 ID:uJHNTY/q0
>>452 ワロス、この基準か?w
山口組渡辺芳則組長と遠藤誠弁護士の会話
○渡辺「遠藤先生は左翼だから、弁護団長を頼んでいると山口組も左翼にされてしまうの
ではないかと心配するものがいる。そこでお尋ねするんですが、共産主義諸国が崩壊した
現在、左翼と右翼とはどこが違うんですか?」
○遠藤「太平洋戦争の見方が一つの分かれ目で、侵略戦争と見るのが左翼で正義の戦争と
見るのが右翼となっています。」
○渡辺「そりゃ、あの戦争は侵略戦争に決まってますよ。だって、日本の軍隊が中国や東
南アジアというほかの国に攻め込んだわけでしょう。ほかの国に縄張りを荒らしたら、侵
略になるのは決まってますわな。」
○遠藤「そしたら渡辺さんも左翼だということになりますよ。」
○渡辺「それが左翼だというなら、私も左翼ですなあ。」(「月刊レコンキスタ」94.10.1号)
454 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/08(木) 22:18:05 ID:9g0j/rOX0
>>451 辻の日記が見つかったって本当?いつの話?
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 02:09:16 ID:YC7O0ANK0
>>450 半藤は「日本のいちばん長い日」のような資料に基づくノンフィクションを書いていた人で、
保守派の中では割合資料に基づいて書く方だからその辺りは評価できる
まあ良くも悪くも雑誌記者・作家で研究者ではないから視野の広さや分析力に限界も在る気がするけれど
なんだか最近は戦前と戦中の日本について全面肯定しないと保守派に非ずといったバカげた風潮が在るけれど、
もともと半藤も『文藝春秋』も戦争については一部批判一部肯定の保守派では
やるなあ渡辺 やっぱそうだよな どんだけ今のニセウヨはアホなんだ
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/10/09(金) 04:55:06 ID:GwPzMwqF0
橋川読んでから物言え馬鹿共が。
半藤はともかく、保坂はサヨだよな
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/23(月) 23:58:15 ID:JIGD/FRt0
GHQによる検閲が戦後日本の言論空間を歪めていると主張した江藤淳に対して 福田恆存は検閲が行われたことくらい誰だって知っているし、自分も検閲を受けたがなんということはなかった、 江藤のやっていることは無意味だと批判した。(『問ひ質したき事ども』) 福田が検閲当時三十代だったのに対し、江藤はまだ十代の子供だった。西尾も同じ。 西尾は一応福田の弟子であるようなことを言っているが、福田が生きていれば破門だな。
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/24(火) 07:55:06 ID:eE2geeyV0
工藤美代子が 「関東大震災での朝鮮人虐殺は混乱に乗じて暴動に奔った朝鮮人の自業自得」 って内容の本を出すらしいんだが、ひどいものを出す女もいるもんだな。
461 :
近代史に残る偉業 :2009/11/25(水) 06:05:31 ID:jzbv64ff0
今日書店で出たばかりの本を漁っていて見つけたのが、「日本鉄道旅行地図帳〈歴史編成〉満州樺太」 「日本鉄道旅行地図帳〈歴史編成〉朝鮮台湾」(いずれも新潮社)だ。鉄道ファンならとっくにご存知 なのだろうが、わたしはこういうものを見たのは初めてなので驚いた。 豊富な地図・写真・イラストで、日本が戦前に築いた鉄道遺産が紹介されている。専門家向けではなく 一般読者向けで、見て楽しむ図鑑のような編集になっている。その内容に驚嘆すると同時に、なぜこれ までこういう本が出版されなかったのか不思議に思った。値段はたったの680円なのだ。 これだけではない。「鉄道時刻表復刻版 満州朝鮮」も同時発売されている。これまで一部の鉄道ファン、 鉄道史研究者しか目にすることのできなかった貴重な資料が、安価で一般の読者も入手できるのである。 是非ご自分で手に取ってご覧になってほしい。新幹線が輸出される時代だが、それはこういう遺産の上に 築かれていることが実感できるだろう。
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/02(水) 19:36:26 ID:0k52/10E0
大東亜共栄圏とか大東亜会議に関するおすすめの本はないでしようか?
>>462 手元にある新書だと、以下かな
小林英夫「日本軍政下のアジア― 「大東亜共栄圏」と軍票」岩波新書
栄沢幸二「「大東亜共栄圏」の思想」講談社現代新書
深田祐介「大東亜会議の真実―アジアの解放と独立を目指して」PHP新書
研究書ではまずはこれだろうな
小林英夫「「大東亜共栄圏」の形成と崩壊 増補版」御茶の水書房
なーんか、しょぼい本ばっか紹介されてるなあ。 ノンフィクション作家の本とかなんて紹介するな。
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/02(水) 21:19:36 ID:4nXdymXg0
>>462 大東亜会議については
波多野澄雄『太平洋戦争とアジア外交』(東京大学出版会、1996年)がはずせない
重光と外務省の役割に注目した、戦時日本の占領地政策研究の金字塔
大東亜会議が、とりあえずアジア地域を戦争に協力・動員させる手段であるだけでなく、
長らくアジアのナショナリズムに注目していた重光と外務省が「植民地解放」という
日本の新しい戦争目的を打ち出すチャンスとして利用しようとしていたことを論じた本。
重光らが「植民地解放」とか大西洋憲章と大差のない普遍的な戦争目的を日本が示すことで
連合国との争点を相殺して和平に繋げよう、なんて外交戦略まで持っていたことを明らかにしている。
一方で重光外務省とは異なった意図を持つ軍部や他官庁も丁寧に追っているので、
インドネシアやインドシナの独立をめぐってごたごたしたり、
大東亜会議以後の日本の戦争目的がそういう「植民地解放」で一貫されたわけではない
という部分も実証的に解明されてる
>>463 の勧めてる深田祐介の本はロマンチックだし面白いが、やはりロマン的すぎる気はする
466 :
鉄道史愛好家 :2009/12/03(木) 16:40:50 ID:bAx61AbL0
またまた書店で出たばかりの本漁りをしていたら、良書にぶつかった。どうも最近、立て続けにいい本が出ている。 時代がひとつの転換期にさしかかっている兆候なのだろうか。 「日本の植民地建築―帝国に築かれたネットワーク」 (河出ブックス)という本である。これまで個々の国で、戦前の 日本が何をやったのかという点としての歴史はある程度知っていたが、その横のネットワークに注目して書かれた本である。 461で紹介した鉄道旅行地図と併せて、基本文献になっていくと思う。ネトウヨとかレッテルを貼る前に、 こうした基本文献にきちんと目を通すことが大事だろう。逆に言うと、読んでいないやからの戯言は聞くに値しない。
467 :
462 :2009/12/03(木) 17:31:15 ID:dbegvMCf0
色々と紹介ありがとうございます。 深田祐介の本は読んだのでね他のもいくつか読んでみたいと思いまする でも『太平洋戦争とアジア外交』とか「「大東亜共栄圏」の形成と崩壊 増補版」って 調べたけど、高いですねぇ・・・・(特に〜アジア外交の方が)
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/03(木) 22:47:07 ID:JAZaeyAT0
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/04(金) 00:13:26 ID:h69yVP1V0
コミンテルンに関するマトモな日本語文献は出てるのでしょうか?
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/06(日) 18:59:07 ID:MnEBY4us0
以下引用
この本は、昭和二年八月に刊行された『南京漢口事件真相 揚子江流域邦人遭難実記』の
内容をそのまま翻刻したものである。
読んでいただければお分かりのように、『南京漢口事件真相』は昭和二年の三月から四月
にかけて、中国の南京、漢口を中心とした揚子江流域各地で起きた、中国軍兵及び中国民間人
による日本人襲撃事件の実相を証言や公文書を用いて臨場感鮮やかに再現したものである。
普通これを「南京事件」と呼んでいる。
解題と解説の引用終わり。
http://ameblo.jp/campanera/entry-10206666249.html
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/07(月) 19:03:31 ID:qTU3Vs+j0
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/08(火) 21:08:11 ID:lVIKZa2Z0
『紫禁城の黄昏』や『大東亜戦争とスターリンの謀略』はどうですか?
>>474 『紫禁城の黄昏』
数ある白人の中国見聞記の一つ
『大東亜戦争〜』
時代制約もあり実証性は皆無だが、そういう部分を徹底的に割り引けば
一つの視点としては価値がある。それ以上でもそれ以下でもない
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/09(水) 01:11:29 ID:HMGWQ1Li0
波多野勝さんの『裕仁皇太子ヨーロッパ外遊記』と『満蒙独立運動』も良書だと思う。
原武史『昭和天皇』はどう?
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/12(土) 16:37:02 ID:Xjqo65mA0
岩手
岩手
岩手出身の女生徒を退学処分した。www
岩手
岩手
壮絶いじめ宝塚歌劇団w
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
△▼【万引捏造】96期[Part15] 【冤罪退学】▼△
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/siki/12 ★60543134/
【Googleは】宝塚音楽学校冤罪退学事件3【ハッカー】
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/12 ★60390479/
宝塚音楽学校を退学処分になった女性、不祥事を捏造されたとして提訴
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/125 ★7679254/
宝塚音楽学校でガチャ切りしたの誰なんだろうね?
事務員とかな電話対応やクレーム対応習わないのかとらびっくりなんだけど。
宝塚歌劇営業部はまともな対応だね。
音楽学校は、アーアー聞こえなーい電話ガチャンって姿勢だからね。
裁判所にもアーアー聞こえなーいだし、クレームなんか聞く気もなさそうだよ。
479 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/14(月) 21:49:59 ID:1GhMgrTo0
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/18(金) 22:24:32 ID:PNg0AI+r0
大川周明の「米英東亜侵略史」を読んでみたい。
佐藤優の解説付きで出てなかったけ?
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/29(火) 19:18:21 ID:ZDIIvuJ40
陳舜臣の「実録アヘン戦争」の読んだりですが、他にアヘン戦争にかんして良い本はないでしょうか?
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/04(月) 13:52:21 ID:Kjt7rMfF0
アヘン戦争に関しては 『失敗の中国近代史 〜阿片戦争から南京事件まで〜』 別宮暖朗 に、ちょっとだけだが載ってる
『太平洋戦争の起源』 『侵略か自衛か 「大東亜戦争」白熱のディベート』 が面白い。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/12(火) 22:18:17 ID:Hfw19mcG0
「戦中派不戦日記」 山田風太郎 戦中と戦後の日記を比較すると面白い。
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/13(水) 01:19:50 ID:czXntefN0
「坂之上の雲」を読んで明治にはまってしまいました 幕末に劣らない個性豊かな時代であり、日本という国が近代化西洋化の波間でゆれ続けながらまだ色濃く残る封建社会、貧乏ならではのハングリー精神という時代背景も特殊で興味深いです 何かおすすめの本を教えてください
杉山茂丸の俗戦国策オススメ
世界史の教科書 世界の潮流と日本史を区別して歴史理解などナンセンス
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/14(木) 09:56:05 ID:blpa0A160
チベット史知る第一級史料 慧文社が「西蔵問題−青木文教外交調書−」出版
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090310/acd0903100810001-n1.htm 当時のチベットでは中国や英国、旧ソ連の勢力がせめぎ合っていた。青木氏は
文書の一つで、「ソ連の南下を阻止するため、機先を制し、チベットへの政治
工作を進め、軍事介入すべき」と提案。「チベット民族は日本と同じ仏教の流
れをくむから、その際は好意を寄せると確信している」などと記している。
別の史料では、昭和17年秋に対チベット工作の一環として、当時北京にいた
チベットの高僧らをチベット政府代表団として日本に非公式に招いたことが紹介
される。日本側はインド大陸への進出にチベットの協力を求め、「(チベット側
は)チベットの存立には仏教に理解がある日本の援助が必要と述べた」などと書
き残されている。
490 :
記録写真 :2010/01/14(木) 20:40:33 ID:blpa0A160
491 :
記録写真 :2010/01/15(金) 12:32:44 ID:aaeh0prn0
492 :
記録写真 :2010/01/16(土) 20:06:04 ID:++Pakpke0
493 :
記録写真 :2010/01/16(土) 23:43:00 ID:++Pakpke0
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/16(土) 23:54:26 ID:TIYVmuUm0
工藤美代子『関東大震災』の評判はどう?
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/18(月) 22:15:10 ID:t1x+43dv0
「アメリカの鏡・日本 」 (角川oneテーマ21) (新書) 著者 ヘレン ミアーズ, Helen Mears 翻訳 伊藤 延司
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/19(火) 19:13:24 ID:9Mecj11z0
>>494 トンデモもトンデモだろ。
関東大震災で殺された朝鮮人はテロリスト達で、
民衆が裁判なしで惨殺しても正当防衛だとさ。
恥を知らんのか、工藤という女は。
学者も同じ俎上で議論すべき相手とはしないだろう。
ぼろくそにトンデモと叩く人はいるかもな。
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/23(土) 15:11:23 ID:sOAmv+oZ0
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/23(土) 16:14:12 ID:sOAmv+oZ0
「僕は、東条が終戦以来、逮捕令の出るまで死なず、アメリカ兵が来て急に死のうとして しかも死ねず、いま敵のパンを食って生きている不手際を、軍人として非難するまでで、 戦争犯罪人などとは考えていない。」 昭和20年11月20日(火)晴薄曇あり 「戦中派不戦日記」
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/23(土) 18:11:34 ID:M6XFSHTo0
『戦時日本の国民意識』はどう?
500 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/23(土) 19:29:29 ID:sgF898Vr0
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/13(土) 17:51:19 ID:wNDZIE/d0
寂れてるなあ
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/18(木) 07:57:07 ID:KW39OA9+0
「日本陸軍と中国」 戸部良一著 選書メチエ 陸軍「シナ通」を客観的に考察したいい本だと思う。
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/11(木) 22:52:32 ID:D5KCj0zV0
『日本 一つの試論』 『東の国から・心』 著者 小泉八雲 恒文社 西洋人でありながら、日本史をよく理解しているのに感動。
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/24(水) 22:37:00 ID:n/TQpyM90
列強の植民地政策について書かれた本ってなにかありますでしょうか?
>>505 新渡戸全集第4巻や矢内原全集第1巻を読めば?
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/25(木) 00:38:24 ID:wV9vRH850
ゴーマニズム宣言の「昭和天皇論」は非常に良かった。 昭和天皇は偉大であり、最も尊敬できる人物の一人だ。
>>507 似たような本なら、松本 健一の畏るべき昭和天皇のほうが質が良いと思う。
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/11(日) 00:43:12 ID:pnHnvtOp0
渡部昇一が最近揃えた日本の歴史シリーズは大変良い。 特に明治維新から昭和史の部分は興味深い。 これらは、教科書に載っていない本当の日本の歴史を伝えるバイブルである。
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/11(日) 14:44:49 ID:TPybI92M0
ちょwwww
511 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/11(日) 16:23:47 ID:5MV3wkRo0
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/11(日) 17:23:03 ID:yQ6IBzL70
ジーン・ディクソンの予言 1962年2月5日、中東にうまれた子供は、まちがいなく 世界革命をひきおこすことでしょう。 彼はみずからの「全能の力」によって、新しい「キリスト教」を つくりあげますが、それは神の御子キリストの生き方とその教えとは ほど遠い方向に人をあやまって導くものです。 彼はあまりにもキリストの誕生と生涯そっくりの点を数多くもっています。 しかし、この「東洋の子」が生まれた環境や彼の成長にともなって あらわれる事件をみると、彼はキリスト(マイトレーヤ)の 再来ではありません。 それどころか、キリストそっくりのこの人物こそ、 やがて魔王サタンの勝利をめざして世界をあざむく 反キリスト(黙示録の獣)であることはまちがいありません・・・・
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/11(日) 19:43:06 ID:KxVQIEKN0
輝け甲子園の星(2010早春号)より 選抜高校野球選手権大会出場選手「好きなタレント」アンケート 1位 北川景子 49票 2位 上戸 彩 24票 3位 香里奈 23票 4位 佐々木希 22票 5位 松本人志 18票 6位 新垣結衣 17票 7位 南 明奈 黒木メイサ 15票 9位 木下優樹奈 12票 10位 市川由衣 11票 11位 EXILE 10票 12位 ダウンタウン 相武紗季 9票 14位 宮崎あおい 8票 15位 柴咲コウ 戸田恵梨香 井上真央 コトリッチ 7票
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/12(月) 22:32:06 ID:fvfbGOfw0
WAC出版の「歴史通」は面白い。 今月号の「歴史街道」の柴五郎特集もかっこよくて良かった。 明治時代の男達の生き様はカッコイイ。憧れるね。 戦後民主主義に毒された今の日本人は老人でさえカッコ悪いのに。
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/16(金) 22:08:25 ID:1I+oYIvE0
ジェームズ・B・ウッド著『「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか』WAC,2009年 戦争自体は無謀ではない。戦う大義があり、自衛の為に立ち上がったのだ。しかも、 決して無謀な戦争ではなかった。ただ、詰めが甘かったために負けたのだ。 ・まず第一に、真珠湾攻撃で補給基地を破壊しなかったのは甘かった。 ・暗号が解読されているのに気付かなかった(ナチスドイツの警告を無視して同じ 暗号を使い続けたため、ナチスの敗戦も2年早まったと言われる) ・南雲にこだわりすぎ、ミッドウエー海戦の総司令官に山口多聞を起用しなかった。 山口多聞を総司令官にしていれば、惨敗はありえなかった。人事も甘い。 ・米英を敵視するあまり、核兵器の開発に遅れた。甘い。 ・機動部隊の重要性への認識が甘く、巨大戦艦を意味もなく作りすぎた。 海軍が日本を敗戦に導いたということだ。
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/17(土) 00:30:20 ID:BUirwyKX0
核兵器開発が遅れたのは、アメリカみたいに金と人を莫大に使えなかったからなので
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/17(土) 13:51:08 ID:g/7Z3QO30
『科学と社会』 中谷宇吉郎(岩波新書)
http://saturniens.air-nifty.com/sennen/2006/12/post_4bb9.html 『科学の力によって不可能を可能にならしめよ』
こうした戦争中のスローガンは、一見まともなことを言っているようにも見える。しかし本当に不
可能なことも可能であるかのごとく、戦争に邁進して理性を見失っていった軍部。一般の人と
てそれを信じて闘ったのだ。
中谷宇吉郎は『雪の結晶』の研究でも有名な人だ。その彼に軍部より依頼があったという。
それは千島列島や北海道の霧を晴らしてくれというものだったそうだ。確かに釧路など濃霧で
有名だ。視界を遮るので航空機の滑走のじゃまになる。
科学者中谷宇吉郎としては、地表から上空に至る霧の濃度を測り、水滴を蒸発させるだけ
の熱量を試算した。滑走路の霧を消すだけなら重油ドラム缶20本もあればよいということになった。
ところが軍は『重油をドラム缶20本も使うくらいなら科学者なんかに頼むまでもない。』と言っ
たそうなのだ。重油はあまりに貴重で、軍でも調達できないものだったのだろう。
しかし中谷宇吉郎は言う、『なにか呪文のようなものを書いて、それを一度ふればいいという
ようなことならば、科学者はいらない。それならばどこかの行者に頼めばいいのである。』
燃料も無く、どうやって地上の温度を上げ、霧を晴らせよと言うのか? 雨乞いのように、お
呪いをして霧を晴らせとでも言うのか、と宇吉郎はその軍の姿勢に呆れている。
霧で有名なロンドン、イギリスでも同じ様な方策が考えられたようで、宇吉郎と同じやり方で
滑走路から一時的に濃霧を晴らし、実際に敵機攻撃に向かったとある。効果はあったのだ。
敵のドイツ機は濃霧の中からイギリス航空隊が襲ってくるとは思いもよらなかったのである。
しかし日本ではあまりの物資不足に科学的な方法は顧みられず、科学者への期待も、『科
学の力によって不可能を可能にならしめよ』と、マジックのように、ありもしないところから物が飛
び出すような研究を求められていたのだ。
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/26(月) 21:01:48 ID:GpyS0kQ70
シナ人とは何か
内田良平の『支那観』を読む
宮崎正弘 内田良平研究会 編著
中国文明の本質を鋭くえぐり、趨勢を見極めた「強攻」外交の提言。
現在によみがえる内田良平の国家戦略書。間違っていた日本人の対中理解を正す。
【目次】
推薦の辞 伊達宗義
第一章 激動する中国と問われる日本人の中国観
第二章 内田良平『支那観』(現代語訳)
第三章 異文明大国・中国とどう付き合うか
第四章 『支那観』研究
第五章 内田良平『支那観』(原文)
http://tendensha.co.jp/
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2010/07/31(土) 14:53:53 ID:0UdF6lT10