【源氏物語】 紫式部スレ 〔Murasaki Shikibu〕

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1日本@名無史さん
2ちゃんねるで紫式部だけを語るスレが無いのはおかしいのでスレ立てました。

「源氏物語」の作者としてあまりにも著名な人物である紫式部について語るスレです。

文学板や小説板、古文板では過疎ってるので、こちらの板に立てます。
2紫式部の基礎データ:2008/08/21(木) 01:19:49
本名:不明   (「藤原香子」という説がある。女房名は「藤式部」)
生没年:不明 (973?〜1016?)
性別:♀
身長:不明
体重:不明
父親:越後守藤原為時(歌人・漢学者)
母親:摂津守藤原為信女(官人)
職業:中流貴族・作家・歌人など。中宮の藤原彰子(ふじわらのしょうし)に仕える。現在では「小説家」の肩書きも追加されている。

主なエピソード   
・子供のころから漢文を読みこなしたなど、子供のころから頭が冴えていた。
・父が、彼女の弟に漢文を教えていると、そばで聞いていた彼女のほうが先に覚えてしまった。
・父は、「そちが男だったら良かったのに」となげいたという。 当時は男社会だったため、時代が悪かったと彼女の才能を惜しんだ。
・彼女は1001-1008年ごろの期間に「源氏物語」を作成したといわれている。
・当時の貴族ではめずらしいいわし好きであったという伝説がある。
・海外では「World's First Novelist」ということになっている。
・英語名は「murasaki Shikibu」「Lady Murasaki」など。
32の英語バージョン:2008/08/21(木) 01:23:53
Murasaki Shikibu 
By Jone Johnson Lewis, About.com 
http://womenshistory.about.com/od/murasaki/p/murasaki_shikib.htm
Dates: about 976-978 - about 1026-1031
Known for: writing what's considered the world's first novel, The Tale of Genji
Occupation: novelist, court attendant of Empress Akiko of Japan
Also known as: Lady Murasaki; her real name is not known
Religion: Buddhist
Family:
father: Fujiwara Tamatoki
husband: Fujiwara Nobutaka, died 1001
daughter: born 999
4日本@名無史さん:2008/08/21(木) 01:30:54
黄金の紫式部像ワロス
5日本@名無史さん:2008/08/21(木) 01:38:14
源氏物語の作者である紫式部について海外の評価は意外に高い。   
「世界で初めての小説家」ということにさせられています。
世界最古の小説は「源氏物語」だそうです。嘘ではありません。本当です。

World's First Novelist: Lady Murasaki Shikibu   
http://www.suite101.com/article.cfm/oriental_history/32683
Love, intrigue, lust and adventure are all ingredients of a modern bestselling novel. However,   
one such book with just these characteristics thrilled readers almost one thousand years ago.   
The Tale of Genji, written by Lady Murasaki Shikibu, considered by many to be the first novelist in the world,   
is a fascinating study of Heian Japan and the relationship between men and women. Just as fascinating   
is the story of the life of Lady Murasaki, or at least what is known of it.  
http://www.alibris.com/search/books/author/Shikibu,%20Murasaki
http://reference.howstuffworks.com/murasaki-shikibu-encyclopedia.htm

もちろん中国や韓国だってこのようなことを渋々ながら認めています。
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/fangtan/200606.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080313/chn0803131927004-n1.htm
http://narinari.com/Nd/2008039031.html
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=83702&servcode=400&sectcode=400
6日本@名無史さん:2008/08/21(木) 01:44:19

世界最古の小説は「源氏物語」ということにされている。

確かに異論があることは知っている。だが、こう考える奴がいても不思議ではない。
あの英語圏最古の小説の1つ「Le Morte d'Arthur(アーサー王の死)」でさえも15世紀生まれだし、
チョーサーの『カンタベリー物語』でさえも14世紀生まれだからだ。
詳細は↓のリンク先を見るべき。
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Tale_of_Genji
http://news-info.wustl.edu/news/page/normal/11469.html
http://www.didyouknow.cd/words/firstnovel.htm
http://www.suite101.com/article.cfm/oriental_history/32683
http://www.distinguishedwomen.com/biographies/shikibu.html
http://www.economist.com/diversions/millennium/displayStory.cfm?story_id=347504
http://www.womeninworldhistory.com/heroine9.html
http://picpal.com/genji.html


源氏物語=小説界のオーパーツ?!
7日本@名無史さん:2008/08/21(木) 02:39:16
竹取があっだろヴォケ。
おまけにSFだぞ。
8日本@名無史さん:2008/08/21(木) 09:23:36
海外にはイソップ物語やホメロスの叙事詩みたいなものも有るしな
源氏物語の本当に凄いところは曖昧な「世界最古の小説」なんて肩書きじゃなく、
その物語や人物描写が非常に卓越してることだと思う
9ナナシシステム[WAN Network by ] ◆EdAafVn156 :2008/08/21(木) 12:38:56
>>7-8
ここらへんは「小説」の定義にもよるな。辞書によれば…

  (1)文学の一形式。散文体の文学で、一八世紀以後、近代市民社会の生活・道徳・思想を背景に完成した。
  作者が自由な方法とスタイルで、不特定多数の読者を対象に人間や社会を描く様式。
  〔坪内逍遥が「小説神髄」で novel の訳語として用いた〕
  (2)もと中国で、日常の出来事に関する意見・主張。また、それを書いた文。

世界最古の物語は紀元前20世紀のメソポタミヤの古代伝承である『ギルガメッシュ叙事詩』あたりになる。
ただし、記録されたのは虚構としてではなく、神話・伝説ですので、小説とは言えない。
聖書などの類も、神話伝説の類だから除外。伝承・伝説・説話に類するものや
短編、韻文の叙事詩は世界中至るところにうじゃうじゃあったので除外。

つまり、「散文で作成された虚構の物語」を「小説」と定義しておいて、
もとは14世紀に書かれたチョーサーの『カンタベリー物語』が世界最古と考えられていたのに対して、
11世紀の日本で書かれた『源氏物語』のほうが段違いに古いということで…。


「源氏物語=世界最古の小説」ということになったのだと推定できる。
10日本@名無史さん:2008/08/21(木) 13:28:43
いやだから竹取がな
11日本@名無史さん:2008/08/21(木) 15:52:25
「暴れん坊少納言」の紫式部かわいいよ
主人公のライバルポジだけど
12日本@名無史さん:2008/08/21(木) 17:03:09
もし赤染衛門が栄華物語の作者だと記録が残ってたら
どっちが評価高くなってたんだろう?

13日本@名無史さん:2008/08/21(木) 17:41:09
紫式部は今でいうただの腐女子だろ
絶対書き連ねながらおなってたろこいつW
14日本@名無史さん:2008/08/21(木) 17:48:44
うつほ物語の方が現実的で宮中にも精通した内容かつSF度も竹取に劣らず。
15日本@名無史さん:2008/08/21(木) 17:51:03
源氏物語の前半は、宮中に自宅でカキカキしていて、宮仕えもしてないから
ちょっと内容的にありえない部分が見られる。
16日本@名無史さん:2008/08/21(木) 18:03:43
>>10
実は竹取物語は「神話」であって「小説」というカテゴリーに入らない
17日本@名無史さん:2008/08/21(木) 18:34:47
『源氏物語』はいかに訳されたか
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/fangtan/200606.htm
>紫式部の名著『源氏物語』は、だいたい1004年から1009年の間に書かれた世界で最初の長編小説である。
>これは、ダンテの『神曲』より300年早く、ボッカチオの『デカメロン』より350年も早い。
>『紅楼夢』が出版されるのは、『源氏物語』より700年も後のことである。
>魯迅の弟の周作人は1906年から1911年まで、日本に留学した。彼は梁実秋に宛てた手紙の中で、
>日本文学について語っているが、この手紙は1937年3月に出版された『瓜豆集』に収められている。
>その中で『源氏物語』に関して彼はこう書いている。
>「『源氏物語』が完成したのは、中国ではちょうど宋の太宗のころであり、中国で長編小説が発達するまでにはなお500年を要した。
>……これは実に、唐の時代の『紅楼夢』と言うこともできる。唐朝の文化の豊かさをもってすれば、
>このような大作が生まれて然るべきだと感じる。
>しかしどうしてこの栄光が藤原家の女性(紫式部は藤原為時の次女――本誌注)に奪われてしまったのか」



欧州は無論、中国より早い
あの素直じゃねえ支那人も認めている
18日本@名無史さん:2008/08/21(木) 20:34:45
>>12
栄華物語は歴史物語だからね
小説という意味では源氏物語を越えられない
しかも栄華物語には参考文献にした紫式部日記を
そのまま丸丸引用している箇所まである
(今なら盗作なんだけど)
19紫式部は平安時代で一番有名な著名人です:2008/08/21(木) 22:42:18
Google.com(英語版)での検索結果

平安時代編


紫式部: Murasaki Shikibu の検索結果 約 187,000 件


渡辺綱: Watanabe no Tsuna の検索結果 約 96,100 件
清少納言: Sei Shonagon の検索結果 約 76,500 件
平将門: Taira no Masakado の検索結果 約 45,200 件
平清盛: Taira no Kiyomori の検索結果 約 35,700 件
源頼朝: Minamoto no Yoritomo の検索結果 約 30,800 件
安倍晴明: Abe no Seimei の検索結果 約 22,700 件
藤原道長:  Fujiwara Michinaga の検索結果 約 15,300 件
菅原道真: Sugawara no Michizane の検索結果 約 15,300 件
一条天皇: Emperor Ichijo の検索結果 約 10,100 件
源頼光:Minamoto no Yorimitsu の検索結果 約 2,770 件
源博雅: Minamoto no Hiromasa の検索結果 約 2,490 件
坂田金時: Sakata no Kintoki の検索結果 約 1,580 件


紫式部は平安時代で一番の有名人ですwww
20日本@名無史さん:2008/08/22(金) 01:04:46
まぁ、ここも過疎系な板な訳だが…

それはおいといて
「彰子付」が紫式部で
「定子付」が清少納言
だっけか?
だとしたら
「定子サイドで『源氏物語』」とか
「彰子サイドで『枕草子』」は
読まれていたのだろうか?
21日本@名無史さん:2008/08/22(金) 01:35:08
竹取はSF小説だよ
22日本@名無史さん:2008/08/22(金) 02:33:43
>>20
けっこう読んでたよ
式部は少納言ぼろくそに言ってるけど
一方同じ彰子付き女房だった和泉式部と清少納言は仲が良かったので
だれに付いてるかという理由で式部が少納言嫌ってたわけではなく
単純にそりが合わなかったんだろう
枕草子にも式部の旦那と従兄弟のことを悪く描いてある
23日本@名無史さん:2008/08/22(金) 13:59:11
>>21
辞書より……………

>しょうせつ せう― 【小説】
>(1)文学の一形式。散文体の文学で、一八世紀以後、近代市民社会の生活・道徳・思想を背景に完成した。
>作者が自由な方法とスタイルで、不特定多数の読者を対象に人間や社会を描く様式。
>〔坪内逍遥が「小説神髄」で novel の訳語として用いた〕
>(2)もと中国で、日常の出来事に関する意見・主張。また、それを書いた文。
>大辞林 第二版 (三省堂)


どうも、竹取物語は「小説」じゃなくて「物語」「伝説」「神話」というカテゴリーに入るらしい。
源氏物語は「散文体である」「作者が自由な方法とスタイルで、不特定多数の読者を対象に人間や社会を描く様式である」という条件をクリアしているから「Novel」になります。
もう1つ大事な事は小説の定義は日本と欧米では微妙に違うということ。
基本的には「散文で作成された虚構の物語」が小説の定義だが、細かい部分が微妙に違う。
欧米の小説の定義によれば源氏物語は「世界初の小説」ということにさせられている理由として
人間関係の心理描写や感情表現が行われているとのこと。
http://www.nvcc.edu/home/ataormina/novels/history/default.htm
http://www.yale.edu/macmillan/ceas/CourtPainting.pdf

11世紀始めに散文体の「Novel」ができたらオーパーツになります。何故かって??本来、「Novel」が世の中に出回るは18世紀まで待たされますw
18〜19世紀の水準のモノが11世紀に現れたら「オーパーツ」以外の何物でもないでしょ??
24日本@名無史さん:2008/08/22(金) 18:26:28
だったら物語のはじめは、うつほ物語だろ。
うつほ物語は難解で未完成って言うけど、
それを言ったら源氏物語も未完成くさい終了じゃ。
25日本@名無史さん:2008/08/22(金) 18:41:07
>>24
「世界最古の物語」は紀元前20世紀のメソポタミヤの古代伝承である『ギルガメッシュ叙事詩』あたりになる。



ただし、記録されたのは虚構としてではなく、神話・伝説ですので、小説とは言えない。
聖書なども、神話伝説の類だから除外。伝承・伝説・説話に類するものや
短編、韻文の叙事詩は「文明」があるところなら世界中ありとあらゆるところにあったので除外。

つまり、「散文で作成された虚構の物語」を「小説」と定義しておいて、もとは14世紀に書かれたチョーサーの『カンタベリー物語』が最古と考えられていたのに対して、
日本の『源氏物語』のほうが3〜4世紀も古いということで、「世界最古の小説」ということになったのだろうと推定できる。
26日本@名無史さん:2008/08/22(金) 19:16:33
古いことに価値はねーよ
面白いかつまんねぇかのほうが大事
27日本@名無史さん:2008/08/22(金) 19:49:18
うつほのほうが面白い!
28日本@名無史さん:2008/08/22(金) 20:29:15
うつほ物語
かなり現実離れした展開が多いんだっけ
主人公がうつほ(洞窟)で育てられるとか
主人公が琴を弾くと天人が舞い降りたとか。
主人公が美女貴宮を追いかけるも
貴宮は主人公に目もくれずあっさり東宮に入内してしまい失恋するなど
全般的に話の内容が暗く重苦しい。
紫式部は先行文学である「うつほ物語」を勿論読んだと思うが、
源氏物語はあれほどの長編小説ながら矛盾点がほとんどないらしい。
29日本@名無史さん:2008/08/22(金) 20:34:10
宮中の話や政権争いなどは、宇津保の方が現実的。
式部は、宮中を知らないときから書いていたから
桐壺とか??と思うところがある。
宇津保は、男が書いたと思うね。
30日本@名無史さん:2008/08/22(金) 20:35:40
桐壺は、東宮妃殿下がいるとこなのに
そこの更衣に手を出すってありえないからな〜。
31日本@名無史さん:2008/08/22(金) 22:02:32
だから将納言が主役のあの漫画読めば宮中に上がる前の式部も出てくるし
あの漫画メインキャラだけ妙に可愛いからおすすめ
紫式部いいかんじのキャラになってる
32日本@名無史さん:2008/08/22(金) 23:42:33
そのマンガ近所の本屋には売ってないよ。
33日本@名無史さん:2008/08/23(土) 01:37:08
竹取がストーリーもしっかりしてるし、
最古の小説だと思います。
34日本@名無史さん:2008/08/23(土) 03:21:28
>>23
小説は「作者が確定している」も定義に入らんかったっけ?
35武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/08/23(土) 03:30:15
>>34
ならないよ
近代的自我とかをごっちゃにしてない?
まあ近代的自我も小説の要件じゃないんだけど。
とりあえず小説は近代の産物だ。
プレモダンに「小説」が存在するのは
モダンの「小説」観を過去に照射してるからだね。
だから古典に「小説」が存在してもおかしくはない。
ついでに言えば物語と小説は厳密には違う。
物語の批判(批評)としての側面が小説にはある。
源氏物語には物語批評の側面があるのは
一度でも読んだ人間なら分かるだろう。
いっぽう竹取物語は「物語」だ。
36日本@名無史さん:2008/08/23(土) 12:47:33
うつほは、源融が有力。
37日本@名無史さん:2008/08/23(土) 19:27:48
歴史ヲタ的には源氏物語より平家物語の方が面白い
38日本@名無史さん:2008/08/23(土) 19:47:31
今のラノベも1000年後には古典文学になってるよ
残っていればの話だが
再生媒体がなくても読めるように
紙より残る竹簡に墨とか石版に彫っておきましょう
そうすれば1000年後も読める
39日本@名無史さん:2008/08/23(土) 20:17:01
源氏物語は女性向けの恋愛小説だから
男が読んでも面白くないだろうがな
40日本@名無史さん:2008/08/23(土) 20:27:23
>>35
クソコテがスレ潰しに来るなよ。
せっかくの新鮮なスレが臭くなるから消えろ。
41日本@名無史さん:2008/08/23(土) 22:24:44
>>39
見ようによってはエロゲみたいなシチュじゃないか
藤壺(義母/年上/亡き母親そっくり)
葵の上(正統派/幼馴染/親友の妹/ツンデレ)
空蝉(人妻/年上/控えめ)
六条御息所(うら若き未亡人/年上/インテリ/嫉妬深い/怒ると怖い)
夕顔(天然/親友の元セフレ)
紫の上(炉/活発系/藤壺の面影あり)
末摘花(ブサ/天然)
源典侍(エロ年増)
朧月夜(奔放娘/敵対してる家の令嬢)
花散里(なごみ系/年上)
明石の上(純朴田舎娘/田舎育ちのコンプレックス持ち)

少納言がプログ女王なら式部はなんだろう?
42日本@名無史さん:2008/08/24(日) 08:49:12
>>41
枕草子は現代語でブログにしたら全く面白くないと思う。
私はこういって誰それに褒められましたのオンパレード、何それ、って感じ。
ブログ女王は無理。

源氏物語はそれなりに面白いんじゃないの。
現代語でなおかつ漫画にしてもかなり面白く読める。
43日本@名無史さん:2008/08/24(日) 08:55:57
大抵の人気ブログはそんなもんじゃね
ブログの著者本人への興味が無い人間以外に訴求できるほど
面白い文章を書ける人間はなかなか居ない

>>38
ラノベとかほんの十年前の人気作品でも絶版→入手困難で
世間から完全に忘れられてるのに、1000年後も古典として残るとか有り得ないw
44日本@名無史さん:2008/08/24(日) 13:37:45
女性作者で女性が読む小説なのに
男性がモテモテの話を書いた理由が分からん
45西暦1000年(First Millenium)の世界:2008/08/24(日) 16:58:38
西暦1000年頃の全世界の人口は2億5000万人であったという。
当時の世界最大の都市は、スペインのコルドバであり、コルドバには45万人が居住していた。
世界人口の増加率は0.1%で、5歳未満の子供の死亡率は5割にも達したという。

文化は世界各地にばらばらに存在していた。西暦1000年頃の世界一の超大国は中国であった。

中国の統一王朝である宋が世界の3分の1近い人口を占めていたのである。地球上の最も豊かな場所で最も文明化されていたのは
中国であった。中国の広大な領土で戦いが繰り広げられたり、画期的な新技術が考案され、その影響が遠くの地域にまで及んだという。
中国では火薬や紙幣、活字、鋳鉄を製造する溶鉱炉などの様々な発明が相次いでいて、「開宝本草」などの書物が記されている。
また、イスラム圏はイベリア半島から北インドまで広がっていた。一方、欧州は暗黒時代の真っ只中であった。
西暦1000年頃は世界はまだあまり交流をしていなかった。欧州の多くの知識人は地球が平らでないことを知っていたが、
あえて外洋に乗り出そうとはしなかったという。例外的に古代スカンジナビア人が現在のカナダ北東部に上陸している。
一方、ポリネシア人たちはフィジー諸島やクック諸島に入植し、ニュージーランドに進出したのも西暦1000年頃のことである。
中国人は世界一周も可能な船を建造できるほどの科学力を手に入れたが、遠洋航海には乗り出さなかったという。
まだ世界的な文化は育っていなかった。貿易は次第に人々の考えに新風を吹き込んだ。例えば、スカンジナビア人は、
現在のロシアに議会制度を伝えた。しかし、これは長くは続かなかったという。
西暦1000年頃は日本は平安時代であった。日本では宮廷文学が花開き「源氏物語」や「枕草子」が記された。
一方、北アメリカでは豆の栽培が広まり、ヨーロッパなどでは奴隷貿易が行われていた。
インドが9個の数字と”ゼロ”を意味する記号を使った数学体系を創造したのも西暦1000年頃のことである。
また、アラビア語の書物がラテン語に翻訳され、アスロラーベ(天体観測機)などの機器類の普及に貢献している。
中国では地震計が登場し、イスラムの数学者で天文学者のイブン・アル・ヘイサムは大気による光屈折と天体との関係を研究していたという。
46日本@名無史さん:2008/08/24(日) 17:41:17
源氏物語の女三宮は彰子だったとも言われてるけど
実際どうなんだろうね?
47日本@名無史さん:2008/08/24(日) 18:11:16
桐壺更衣&藤壺中宮は定子だろう。
48日本@名無史さん:2008/08/24(日) 19:06:13
藤壺中宮と光源氏の継母継子で愛し合うシュチュエーションは
中宮彰子と敦康親王だったはずだが

女三宮と中宮彰子は全く似ても似つかないが。
天皇の后妃になった彰子と、内親王ながら臣下に嫁いだ三宮と。
いずれも結婚時の年齢が幼かったことぐらいか。
でも、幼いというなら、
中宮彰子と明石中宮の入内年齢が全く同じ(12歳)なんだよね。
49日本@名無史さん:2008/08/24(日) 19:26:28
御櫛笥殿=桐壺更衣
50日本@名無史さん:2008/08/24(日) 21:15:45
フランスの女流作家マルグリット・ユルスナールが源氏物語を読んで当時流行していたフランス流の
恋愛心理小説みたいなもんだという感想を持ったが、実は1000年以上前に書かれたものだと知って
死ぬほど驚いたって話が好きだな。
51日本@名無史さん:2008/08/24(日) 21:51:55
くだらん日本マンセーのナショナリズムじゃないか
そんなに威張りたいか?
たまたま同じ島に住んでいただけの過去の他人の実績ではないか
52武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/08/25(月) 00:17:57
>>50
ユルスナールの読んだ訳は、
アーサー・ウェーリーの名訳でしょ。
英文学としても一級品だ。
正宗白鳥(関係ないが冷めたプロテスタント作家だ。エッセイは素晴らしい)
も原作より良くなっていると言うくらい。
まあ紫式部もスゴいが、
アーサー・ウェーリーの優れた英語散文能力がなかったら、
『源氏物語』は世界にこれほど喧伝はされなかったんじゃないかな?
53日本@名無史さん:2008/08/25(月) 00:45:59
>>52
まあ何でもそうだよね。どんなに素晴らしい作品だって
それだけじゃ売れないしね。名作は運を持ってるよね。
紫式部が上東門院に仕えてなければ、源氏と式部の評価は今と違ってただろうね。
54武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/08/25(月) 01:01:51
>>53
そう。
名作ってツキがある。
ツキも含めて名作なんだろうね。
それにひきかえて
作者には運がないことが多い気がしないでもないが…
ああ作者なんかどうでもいいかな。
作者がいない「名作」もあることだし。
55源氏物語が海外で「世界初の小説」になった経緯1:2008/08/25(月) 02:40:56
The Genji is an important fictional work of Japanese literature, and numerous modern authors have cited it as
inspiration. It is noted for its internal consistency, psychological depiction, and characterization. The novelist
Yasunari Kawabata said in his Nobel Prize acceptance speech: "The Tale of Genji in particular is the highest
pinnacle of Japanese literature. Even down to our day there has not been a piece of fiction to compare with it."
The Genji is also often referred to as "the first novel", though there is considerable debate over this ? 
some of the debate involving whether Genji can even be considered a "novel". Some consider the
psychological insight, complexity, and unity of the work to qualify it for "novel" status while simultaneously
disqualifying earlier works. Others see these arguments as subjective and unconvincing. Related claims, perhaps
in an attempt to sidestep these debates, are that Genji is the  "first psychological novel", "the first novel still
considered to be a classic", or other more qualified terms. 
56源氏物語が海外で「世界初の小説」になった経緯2:2008/08/25(月) 02:42:34
It is, however, difficult to claim that it is the world's first novel without denying the claims of Daphnis and Chloe
and Aethiopica in Greek, which author Longus and Heliodorus of Emesa respectively wrote, both around the third
century, and in Latin, Petronius's Satyricon in the first century and Apuleius's Golden Ass in the second, as
well as Kadambari in Sanskrit which author B?nabhatta wrote in the seventh century. 
(The debate exists in Japanese as well, with comparison between the terms monogatari -- "tale" -- and shosetsu -- "novel".)
The novel and other works by Lady Murasaki are standard staple in the curricula of Japanese schools.
The Bank of Japan issued the 2000 Yen banknote in her honour, featuring a scene from the novel based
on the 12th century illustrated handscroll.
引用元は↓
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Tale_of_Genji
57日本@名無史さん:2008/08/25(月) 18:16:15
>>53
スレ潰しのレス乞食にレスすんな。
58日本@名無史さん:2008/08/25(月) 18:20:30
>>51
後世の権威が古い権威を称揚することで互いに利用し合ってる関係にすぎない。


ただ源氏物語はどうでもいいが、そうやって蓄積された過去の人類の英知をできる限り新しい創作の糧にしていける環境があることは大事だ。
知的所有権は無制限に拡大される方向にあるが(米国のせい)、作者や遺族の権利を保護しすぎると、この瞬間に最も創造的な活動をしている者たちの意欲をくじくことになる。
いつ盗作騒ぎで訴えられるかわからないんじゃ萎縮してモノも言えなくなるもんだよ。
59日本@名無史さん:2008/08/26(火) 22:47:20
>>41
親友の陰陽師とかいたら益々エロゲっぽいw
さらに裏シナリオでその陰陽師とのBLもアリとかで
60日本@名無史さん:2008/08/26(火) 23:40:27
>>41
普通に一本作れるよねw
61日本@名無史さん:2008/08/26(火) 23:57:36

エロゲを作るとしたら、ゴールはどこになるのか… 

帝の皇子として生まれたので、最終的には天皇陛下になること? 
(=大勢の后たちや、女官などは乱交しまくり片っ端からヤリたい放題) 
バッドエンディングは須磨へ流されて帰ってこれなくなるとか 

朧月夜との寝間に右大臣が踏み込んできた時にどうやって切り抜けるか・・・・ 
ここが最大の分岐点かな?


バッドはいろいろあるだろう  
若紫を拉致ろうとすると僧侶(もちろん尼さん)にとっ捕まってリンチにされるとか  
桐壺帝存命中に冷泉帝の出生の秘密がバレるとか  
弘徽殿女御に棒奴隷として飼われるとか
六条御息所が亡霊になってヒロインを片っ端から殺戮とか
流された明石で頭中将とアッー!とか  
62日本@名無史さん:2008/08/27(水) 01:53:28
竹取には笑えるほとクソ特撮の映画が、
源氏にはタレントコスプレ大会の映画が、
既にそれぞれありまして、、、
63日本@名無史さん:2008/08/27(水) 12:58:07
>>62
源氏物語の映画化については物語の内容からして、
女優はたくさんいる中からキャラが似てるのをって感じでよりどりみどりで選べるけど
光源氏と頭の君の人選はなかなか難しいな
ジャニーズ系は悪くはないが個人的にかなりムカつく存在だし
だって、糞な事務所の縛りのせいで番組宣伝に画像が自由に使えないからね
64日本@名無史さん:2008/08/28(木) 00:17:08
NTRが好きな人にはたまんないだろうな>源氏物語 
65日本@名無史さん:2008/08/29(金) 02:59:05
今月の紫式部
ゴキブリを手でつぶしてしまいショックで失神
一方ライバルの清原女はゴキブリを可愛いと手に乗せて・・・
66日本@名無史さん:2008/08/29(金) 13:00:19
 紫式部の源氏物語を題材にした累計1700万部のマンガ「あさきゆめみし」が、フジテレビ系
深夜の「ノイタミナ」枠で09年1月から放送されることが29日、分かった。全11話予定。

 「あさきゆめみし」は講談社の月刊マンガ誌「mimi」と「mimi Excellent」で、79〜93年に
連載された大和和紀さんのマンガ。天皇の皇子として生まれ、亡くなった母の面影を追い求めて
女性遍歴を重ねる光源氏、後継ぎの薫までの物語を分かりやすく描いており、受験生の
“バイブル”としても読まれた。「あさきゆめみし」はこれまで、宝塚歌劇団などにより舞台化された
ことはあるが、アニメ化は初めてという。

 「ノイタミナ」は、「連ドラのようなアニメ」をコンセプトに、「アニメーション」のつづりを逆さにした
フジテレビの深夜アニメ枠。これまで「のだめカンタービレ」「ハチミツとクローバー」「もやしもん」
などの人気マンガなどをアニメ化し、深夜帯では異例の高視聴率をマークしている。
現在は「西洋骨董洋菓子店」、10月からは「のだめカンタービレ」の第2シーズンを放送する予定。

ソース:http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080829mog00m200004000c.html
【アニメ】大和和紀『あさきゆめみし』アニメ化、「ノイタミナ」枠で1月から
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1219974632/

67日本@名無史さん:2008/08/29(金) 16:33:50
たぁ丸(^^)
68日本@名無史さん:2008/08/30(土) 23:03:16

アニメ効果で源氏物語のエロ同人やエロゲが大量生産されるわけですね 

ありがとうございました、マジで 
69日本@名無史さん:2008/08/30(土) 23:27:36
「あさきゆめみし」は顔が同じで紛らわしい
柏木の子であるはずの薫が父子の縁がない光源氏の若いころと同じ顔

そういえば「源氏物語」の原文では薫が誰の子か正確には書いてない
源氏が柏木の女三宮にあてた恋文を見つけて嫉妬に狂うのはその通りだが
手紙を見つけるまでは女三宮が自分の子を妊娠したのだと信じていたわけで
つまり女三宮は同時期に柏木と源氏の両方と性関係にあったわけだ
藤壺の出産が2か月が遅れて(逆算すると源氏としか性関係がなかった里帰り時)
冷泉帝が源氏の子であることがほぼ確定しているのとは異なる
「あさきゆめみし」では薫は柏木の子で確定だったが

すまん
文学板が過疎ってるのでこっちに書いた
70日本@名無史さん:2008/08/31(日) 09:30:27
平治の乱で、平清盛らが捕らえて打ち首にしようとした源頼朝を、
清盛の母の二位尼が助命した。

二位尼は間違い無く源氏物語を読んでいたから、同じ源氏の頼朝に情けを掛けたのだろう。
(源氏物語:1010年頃、平治の乱:1159年)

その頼朝に平家は絶望させられた。
71日本@名無史さん:2008/08/31(日) 19:28:20
>>66
実況は「源氏氏ね」「源氏逝ってよし」でびっしりと埋まるんだろうな
72日本@名無史さん:2008/09/01(月) 21:06:55
>>70
それが事実なら頼朝の父ちゃん為朝も
頼朝の兄ちゃん義平も
戦に負けても源氏だから助命されただろうにね
当時から二位尼は生きてたんだし
73日本@名無史さん:2008/09/01(月) 21:29:48
>>72ぃ〜、義家義家
74日本@名無史さん:2008/09/01(月) 21:50:26
>>73
おいおい、義家は頼朝の曽祖父だぞ
どんな墓の下から出てきたんだ
頼朝の父は義朝だ

>>70も違う。
頼朝を助命した清盛の継母は「池禅尼」。
池禅尼は二位になどなったことがない。
「二位尼」は清盛の妻平時子のことだろ。
全然違う。
75日本@名無史さん:2008/09/02(火) 15:42:18
明日より源氏物語ミュージアムがリニューアルオープンします。
76日本@名無史さん:2008/09/02(火) 19:03:19
どこにあるんや?
77日本@名無史さん:2008/09/02(火) 20:03:36
やっぱり元女王国ってところが女流作家とかを早々と生み出す素地
が他国よりもあったということかも。

78日本@名無史さん:2008/09/02(火) 21:09:20
>>76
宇治市。
京阪宇治駅が最寄り。
79日本@名無史さん:2008/09/02(火) 21:32:12
源氏物語ミュージアム

近衛家陽明文庫に伝わる源氏物語の古写本を展示するなどの
特別展をやるらしい
リニューアル前に行ったことがあるが
ミュージアム自体はかなり小さく展示も少なく
展示の内容も宇治十帖とはあまり関係なかったりといまいちだった

http://www.uji-genji.jp/
80紫式部日記:2008/09/04(木) 02:43:47
平安時代の仮名(かな)日記。紫式部著。寛弘7年(1010年)ごろ成立らしい。
紫式部が一条天皇中宮彰子(藤原道長娘)に仕えていた時の記録。

・中宮出産の記事
・同僚女房らへの批評と反省
・宮仕え記録の断片

からなる。
文学作品としてのみならず、史料としても貴重。

現代語訳・原文
http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/
http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/text55.html
http://www.geocities.co.jp/cygnus_odile/tategaki/library/shikibunikki_tu8.html
http://etext.virginia.edu/japanese/murasaki/nikki/MurMura.html
英語訳 
http://digital.library.upenn.edu/women/omori/court/murasaki.html
81日本@名無史さん:2008/09/07(日) 19:43:40
イギリスの女流作家ヴァージニア・ウルフの「源氏物語論」 

http://home.cilas.net/yunami/genjimonogatari/aidokusya.html

ウルフが後半部分を読んでいないらしいのは、惜しい。 
ウルフの評価はもっと高くなっただろう。 
ウルフの「灯台へ」を読んだとき、源氏の心理描写と同質のものを感じた。 
82日本@名無史さん:2008/09/07(日) 21:00:49
紫式部は平安朝の才女たちの中で一番の勝ち組。
なぜなら、天皇家、摂関家など日本史の有名人の多くが
式部の血をひいているから。
83日本@名無史さん:2008/09/12(金) 13:00:37
>>77
英語版Wikiによれば紫式部は“人類史史上初の小説家”という事にさせられている


……ちょっとタンマ〜!!
84日本@名無史さん:2008/09/12(金) 20:49:52
紫式部

越前守、越後守藤原為時の次女。母は摂津守藤原為信女。
同母兄弟は弟惟則、そのほか若くして死んだ仲の良かった同母姉があったことが「紫式部集」からわかる。
20代後半で20歳以上年の離れた藤原宣孝と結婚、一女賢子(大弐三位)を産むが、
長保3年(1001年)4月25日、夫宣孝と死別。
源氏物語を書き始めたとみられ、一条天皇の中宮彰子に出仕する。
当初の女房名は「藤式部(父為時が式部丞を勤めたことがあったため)」
のちに源氏物語の女主人公紫の上にちなんで紫式部と呼ばれたという。
「紫式部日記」により、中宮彰子が敦成親王(後一条天皇)を産んだ
寛弘5年(1008年)にはすでに紫式部は彰子に出仕していたこと、
すでに彼女の「源氏物語」はこの世にあり、
彰子の妹姫たちや博学で知られた藤原公任、一条天皇までが愛読していたことがわかる。
また、藤原実資の「小右記」には、中宮彰子のもとを訪れた際
「件女房(くだんのにょうぼう=いつもの女房)」が取り次いでくれた、という記述があり、
この女房のことを「藤為時女」と書いており、紫式部が取り次ぎ役をしていたことがわかる。
紫式部がいつ宮仕えを退いたか、いつ死亡したのかは不明である。
娘の賢子もまた母の縁で中宮彰子に出仕している。
85日本@名無史さん:2008/09/12(金) 21:04:28
すきものと 名にしたてれば 見る人の
 をらですぐるは あらじとぞ思ふ

中宮彰子の前に源氏物語が置かれてあったのを見て、
藤原道長が戯れて式部に読みかけた歌(紫式部日記、紫式部集)。
現代においても恋愛小説家は好色だと思われることが多いが
当時もそうであったらしく、
道長が「あのような物語を書いて好きものだと思われているだろうね」
と言っている。そのあとが面白い。
「そんなあなたを(口説かずに)素通りしてしまう男はいないでしょうね」
まさに王朝時代というべきか、女の時代だったというべきか、
道長については別の箇所で式部の局の戸を
とんとんやったことまでばらされているのだが、
なんでも口説き文句にしてしまうところが面白い。
86紫式部 From Wikipedia:2008/09/12(金) 22:31:15
Murasaki Shikibu (紫式部; c. 973?c. 1014 or 1025), or Lady Murasaki as she is sometimes known in English,
was a Japanese novelist, poet, and a maid of honor of the imperial court during the Heian period.
She is best known as the author of The Tale of Genji, written in Japanese between about 1000 and 1008,
one of the earliest and most famous novels in human history. "Murasaki Shikibu" was not her
real name; her actual name is unknown, though some scholars have postulated that her given name might have
been Takako (for Fujiwara Takako). Her diary states that she was nicknamed "Murasaki" ("purple wisteria blossom")
at court, after a character in The Tale of Genji. "Shikibu" refers to her father's position in the Bureau of
Ceremony (shikibu-sh?).
http://en.wikipedia.org/wiki/Murasaki_Shikibu
87日本@名無史さん:2008/09/12(金) 23:50:24
他板で相手にされないからここでスレ立ててたか。
おまえ気持ち悪いよ。
88日本@名無史さん:2008/09/13(土) 00:19:34
>>87
書くネタが提供できない奴は黙って寝ろ 
89日本@名無史さん:2008/09/13(土) 02:21:37
 ∧korea∧
<ヽ`∀´>
90日本@名無史さん:2008/09/14(日) 19:24:38
ぬるぽ
91日本@名無史さん :2008/09/15(月) 03:11:24
竹取の作者がはっきりすればなぁ。
確実に「最古の小説作者になれるのに。
92日本@名無史さん:2008/09/15(月) 11:40:20
>>91
『作者が判明している小説』としては最古と言っていいんじゃない?
かのアイザック・アシモフも認めてる位だし。

しかし、そんな最古の小説がエロゲみたいな話とかw
93日本@名無史さん:2008/09/15(月) 13:38:16
世界最古の○○は記録に残ってる中でだからね。
竹取以上に古い小説が実在していた可能性はあると思うし
それは日本以外のものかも知れない。
まあでも、記録が残ってない以上はどうしようもない。
>>91が源氏が最古とされるのが不満なのは分かったが。
94日本@名無史さん:2008/09/15(月) 13:54:39
ふん
95日本@名無史さん:2008/09/15(月) 16:23:12
おいおい竹取より古い小説なんて中国になんぼでもあるじゃん。
つーより日本の物語って唐の伝奇小説に影響されて出来たんだろ。
代表が元稹「鶯鶯伝」、白行簡「李娃伝」。どっちも恋愛モノだ。

源氏の(外人が付けた)肩書きは世界最古の「長編小説」だったはず。
96日本@名無史さん:2008/09/15(月) 16:56:29
>>95
「Novel」という概念がいつどこで生まれたのかそこんところをようく
考えてから議論しようねオバカクンたちは。
97日本@名無史さん:2008/09/15(月) 18:28:00
君もしかして志怪小説や伝奇小説って解ってない?「ノベル」カンケイ無い。「小説」中国語アルネ。
ノベルの日本語訳の小説と本家の小説をワザとゴッチャにして使ったの。

もっとも源氏はノベルには当たらないだろう。
日本の物語は、歴史的に言ってヨーロッパのロマンスに相当すると考えるのが妥当だ(プロット全然違うが)。
98日本@名無史さん:2008/09/15(月) 18:32:28
>>95
>>17を見よ
99日本@名無史さん:2008/09/15(月) 18:54:52
ホントに六朝・志怪や唐・伝奇知らないみたいだな。Wikiで「小説」調べたら?

魯迅の弟氏が言ってるのは「長編小説」だろ。唐の伝奇小説はみんな短編だ。
100日本@名無史さん:2008/09/16(火) 04:19:16
竹取は大冒険SF活劇です。
101日本@名無史さん:2008/09/16(火) 22:43:12
「浦島太郎」は「日本書紀」に雄略天皇の時代の話として出てくる
(浦島太郎ではなく名前は浦島子だが内容は同じ)
これが物語だとすれば日本最古だ
現代では竹取物語などと同列のお伽話に加えられている浦島太郎だが
古代日本では史実の一説として扱われていたという・・・
102日本@名無史さん:2008/09/16(火) 23:03:48
>>99
アハハハハハハハハハハハハ 
イイ!(・∀・) 君ダイスキ! 
Wikiで「Novel」調べてみ。顔がひきつるで!!
103日本@名無史さん:2008/09/16(火) 23:07:17

novelの定義は東洋での定義と西洋の定義では微妙に違う。 

欧米の小説の定義によれば「世界初のnovel=源氏物語」ということにさせられている場合があるのはそのためだ。

http://www.nvcc.edu/home/ataormina/novels/history/default.htm
http://www.yale.edu/macmillan/ceas/CourtPainting.pdf
http://kongming.net/novel/

西洋での「novel」の定義
1 フィクションである
2 散文で構成されている
3 単語が50000個以上ある


西洋の定義だと唐の志怪小説や伝奇小説は「Novella」「Poem」になる。
こりゃ>>95辺りは文句の1つくらいは出るかもしれんが、西洋圏での定義だからしょうがない。
104日本@名無史さん:2008/09/17(水) 18:18:45
>>102
英語のNovelが長編を指すって事か?だとしたらそれぐらい知ってるが。
唐の伝奇小説がNovelだなんて自分のレスのどこに書いてるんだ?
105日本@名無史さん:2008/09/17(水) 21:46:29
源氏物語で現代語訳で読みやすく、
訳が素晴らしいのはどの訳者でしょうか?
源氏物語読むのは初です・・。
106日本@名無史さん:2008/09/17(水) 22:17:59
私も読んでいるところだけど、瀬戸内さんのがいいと思う。平行して、あさきゆめみし
を読むと分かりやすいかも?
107日本@名無史さん:2008/09/17(水) 22:24:03
>>104
そもそも「小説とは何なのか?」からはじめなければ・・・。辞書によっても「小説」の定義は大違い。


しょう‐せつ〔セウ‐〕【小説】

1 《坪内逍遥がnovelに当てた訳語》文学の一形式。特に近代文学の一ジャンルで、詩や戯曲に対していう。
 作者の構想のもとに、作中の人物・事件などを通して、現代の、または理想の人間や社会の姿などを、
 興味ある虚構の物語として散文体で表現した作品。
2 《「漢書」芸文志から》市中で口頭によって語られた話を記述した文章。稗史(はいし)。

108日本@名無史さん:2008/09/17(水) 22:30:24
>>105
楽しく小説のように読みたい方へは田辺源氏

田辺の次に、脚色しない『源氏』の内容を知りたい場合は、瀬戸内もしくは谷崎をススめます。
漫画については♀向けがあさきゆめみしこと大和源氏、♂向けが江川 達也の源氏物語こと江川源氏。
109山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/09/17(水) 23:14:34
>>105
流麗な原文に触れながら理解するということであれば、日本古典文学全集本
がいいでしょう。注もあり。日本語訳の美は作家には負けるでしょうが。
江川版は案外原作に忠実。巷で誤解されている18禁のシーン以外は。
110日本@名無史さん:2008/09/18(木) 17:12:38
(源氏に限らず)物語の原文章を流麗と感じるかどうかは個人の好みによるな。
自分にすれば平安物語の文章はまさに女のお喋りのごとく、とりとめもなくダラダラ続いてるだけだけどね(笑)。

日本語の文章のベースは漢文訓読文の方にあるわけだから。
(現代口語文だって話し言葉をまんま文にしたワケじゃない。ベースは文語文。だから明治の人も悩み抜いた。)
日本語の文章を磨きたければ漢文やると良いといわれるのもそのため。
仮名文は現代的には悪文だ。
111日本@名無史さん:2008/09/18(木) 17:29:27
瀬戸内源氏が読みやすいと言われるのも訳者がそこんトコ解ってて、
下手に原文の流れを残そうとせずにカッチリした文で表してるから。敬体でなく常体だったらなお良かったが・・・
112日本@名無史さん:2008/09/18(木) 17:50:02
その対極にあるのが谷崎源氏で、これ読むんなら英訳の方がまだ解るんじゃね?
113紫チクビ:2008/09/19(金) 23:45:23
ただ今、あさきゆめみし読んでマス。
114山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/09/20(土) 00:45:12
>>110
しかし、紫式部の父は藤原為時でしょう。
その友人であり先輩でもあった源為憲が書いたのが『三宝絵』(これもまず
漢文で書いてからかな文字に起こしたらしい)ですが、為憲自身も物語には
関心があったらしい。
「若紫やさぶらふ」と言った藤原公任は和漢に通じた人物でしたし、両方に
通じていたという点では清少納言も同様。
かな文と漢文の読み手・書き手はほぼ共通しており、はっきりした法則性に
よる共通点を見出した訳ではありませんが、頭の中で考えて文章にすること
は、全くかけ離れたものではなかったのではないかという気がします。

女は漢文が分からないから、とは『栄華物語』前篇の作者(赤染衛門か)も
書いていることですが、それは決まり文句で、かな文字を書いた女性たちは
大なり小なり文章道と関係した家の出でしたからね。
より自由な表現が出来たのは事実でしょうが、根底は同じでしょう。
主観の問題とはいえ、「とりとめもなくダラダラ続いてるだけだけ」とは私
は思いませんでしたね。
115山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/09/20(土) 00:49:25
于定国の話をして感心された清少納言はあまり関係ない家の出でしたが、そ
れでも『史記』や白詩に関する知識があったことは言わずもがな。
116日本@名無史さん:2008/09/21(日) 17:08:19
竹取は中国にオリジナルがあったって聞いた
日本の女子大生が卒論で発表して話題になった
117日本@名無史さん:2008/09/21(日) 23:50:37
>>116
中国四川省のアバ・チベット族に伝わる「斑竹姑娘」という物語があって、竹取と何らかのつながりがあるらしい。だが、決定的な証拠はない。
118日本@名無史さん:2008/09/22(月) 09:28:18
>>20
>まぁ、ここも過疎系な板な訳だが…


古文板や文学板よりはマシ。あそこなんて板全体で1日数件しかないなんてザラ


119日本@名無史さん:2008/09/22(月) 17:49:30
やっぱりイワシを食べると頭が良くなるのだろうか
ちょっと買いに行ってくる。
120日本@名無史さん:2008/09/22(月) 21:28:56
>>110
「紫式部日記」には一条天皇が
「この人(紫式部)は日本書紀を熟読しているね」
と紫式部が漢文で書かれた日本書紀の素養があるとほめたとある。
これを嫉妬した女房たちに「日本紀のお局」と呼ばれたとまで。
中宮彰子に中国の漢詩集で当然漢文で書かれた「白氏文集」を教えていたともあるし、
紫式部に漢文の知識があり、この時代の女性が素養として
漢文を学んでいたことは確実だよ。
121日本@名無史さん:2008/09/22(月) 21:34:15
平安時代の男だって仮名文字で文学を書けば女流文学と同じ
「竹取物語」や「土佐物語」「うつほ物語」
は仮名文字で書かれた男性によって書かれた文学
日記は漢文でつけても日常会話は男性もあんな感じだった
勿論、仮名文学は男性も愛読するところだった
のちのちの世まで男性の素養として源氏物語が読まれ
男性の手によって女性が書いた源氏物語の注釈書が多く作られた
122日本@名無史さん:2008/09/25(木) 11:54:03
瀬戸内寂聴さんが
「ぱーぷる」(笑)のPNでケータイ小説(笑)を
お書きなさったぞw
123日本@名無史さん:2008/09/26(金) 12:27:03

新潮 2008年10月号(2008/09/06発売)
特別価格950円(税込)

特集 源氏物語

[新訳・超訳 源氏物語]江國香織/角田光代/町田 康/金原ひとみ/島田雅彦/桐野夏生
[対談]橋本 治+三田村雅子
[特別随筆]瀬戸内寂聴/藤井貞和/田中慎弥
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/index.html
124日本@名無史さん:2008/09/27(土) 21:07:04
【音楽】オペラ「源氏物語」来月、鶴岡で抜粋公演 日本語版世界初演
2008.9.21 08:16

三木稔作曲のオペラ「源氏物語」が10月7日、山形県鶴岡市の鶴岡市文化会館で上演される。
同オペラは米セントルイス・オペラ劇場の委嘱により平成12年に英語版で世界初演され、
13年に日本初演が行われた。英語版と並行して作曲された日本語版による上演は今回が世界初演となる。
鶴岡市は、「源氏物語全講会」の創始者で、折口信夫の師である国文学の大家、三矢重松の出身地。
現在も高校の国語教諭や市民グループらが源氏物語の読書会を行っているなど、源氏物語に親しんでいる土地柄だ。
ローマ在住の指揮者、吉田裕史がそんな動きを知り、吉田と親交の深い同市出身のNPO法人日本芸術振興協会の
毛呂文紀理事長がコンサートをプロデュースすることになった。
上演は抜粋によるハイライトコンサートで行う。光源氏はバリトンの柴山昌宣、桐壷帝にバスの佐藤泰弘、
藤壷役をソプラノの三縄みどりらが演じ、中国琵琶のシズカ楊静(ヤンジン)、箏の木村玲子が出演。
オーケストラは東邦音楽大学管弦楽団。杉浦俊治・元NHKアナウンサーが講演と朗読をする。
今年は源氏物語千年紀。毛呂理事長は「源氏物語ほど素晴らしい文学はありません。
日本人が心から楽しめるオペラにしたい」と話した。問い合わせは実行委員会事務局(電)0235・22・1480。
また10月5日には、埼玉県川越市の東邦音楽大でプレコンサートが開かれ、
芥川賞作家の川上未映子を招いての講演も行われる。(電)049・235・2157。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/080921/msc0809210818001-n1.htm
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/infovw.cgi?p=25:

125日本@名無史さん:2008/09/29(月) 20:48:42
World's First Novelist: Lady Murasaki Shikibu    

(C)Maria Christensen 

http://www.suite101.com/article.cfm/oriental_history/32683
http://www.suite101.com/article.cfm/oriental_history/32683/2
Love, intrigue, lust and adventure are all ingredients of a modern bestselling novel. However,    
one such book with just these characteristics thrilled readers almost one thousand years ago.    
The Tale of Genji, written by Lady Murasaki Shikibu, considered by many to be the first novelist in the world,    
is a fascinating study of Heian Japan and the relationship between men and women. Just as fascinating    
is the story of the life of Lady Murasaki, or at least what is known of it.   


The copyright of the article World's First Novelist: Lady Murasaki Shikibu in Asian History is owned by
Maria Christensen. Permission to republish World's First Novelist: Lady Murasaki Shikibu in print or
online must be granted by the author in writing. 
126日本@名無史さん:2008/09/29(月) 21:48:30
紫式部の文章の一つの特質は「皮肉」にあると思う。
蔦が門扉にからみついて、これを閉じ込めてしまったのは「頼もしい」が、
塀がところどころ崩れ落ちていて、牛や馬が自由に出入りする、などと
いう書き方は、皮肉好きの英米人にとって応えられないだろう。
127日本@名無史さん:2008/09/29(月) 22:50:38
愛、陰謀、欲望と冒険は、現代のベストセラーの小説のすべての要素です。
しかし、 ちょうどこれらの特徴によるそのような本は、ほぼ1000年前、読者をぞくぞくさせました。

源氏物語(紫式部夫人によって書かれる)多くの人々によって世界の初の小説家であると考えられて、

平安の魅力的な研究は、日本と男性と女性の関係です。

魅力的なちょうどその時、 ムラサキ夫人の人生または少なくともそれの知られていることの物語です。

アジアのHistoryの紫式部夫人は、マリアクリステンセンによって所有されます。

WorldのFirst Novelistを再発行する許可: 印刷された紫式部夫人またはオンラインは、書面で著者によって与えられなければなりません。




128日本@名無史さん:2008/09/29(月) 23:25:10
Maria Christensen

職業:ミュージシャン
生年月日:1972年4月10日
出身地:デンマーク

【超簡単な解説】
「セリーヌ・ディオン」「ジェニファー・ロペス」はご存知だろうと思います。
そういったアーチィストに曲を提供している方です。
セリーヌ・ディオンとか有名どころのバックボーカルもやってます。

公式サイト
http://www.mariachristensen.com/
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendID=103231114
129日本@名無史さん:2008/09/29(月) 23:50:30
道長が持っていっちゃうくらいだし、物語としてだけではなく
文章も魅力的だったんだろうね。中には時事ネタとかもあるのだろうが
現代人にそこまでは分からない・・・。
130日本@名無史さん:2008/10/02(木) 00:55:45
>>124
玉木は嫌いじゃないが、今やると某指揮者の役の印象が強烈に残っていそうだな 
131日本@名無史さん:2008/10/03(金) 12:13:28
紫式部が青春時代に流行った本。

伊勢集(冒頭そっくり)
うつほ物語
伊勢物語
大和物語
蜻蛉日記
古今集    あたりかな?


蜻蛉日記に道綱母が、「宇治の物語」はどこら辺かしら?
と、探してる場面があるので、これも読んでたかも?
132日本@名無史さん:2008/10/03(金) 14:23:29
サチュリコンが最古の小説って言い張ってる輩がいるが、一部しか遺って無いんだよね。
しかもエロい部分(笑)
133山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/10/03(金) 15:51:20
>>126
あれは蔦のような小さなものにまで目を配った筆者の観察力に基づい
た分かりやすい情景描写でしょう。
壁という舞台に弱いが張り出した蔦、大きな牛馬が出て来ることでそ
の場の情景をおおよそ思い浮かべることが出来る。
絵になる風景を筆で作ることが実にうまい。
蔦にとっては頼もしいまでに懸命でも、現実には無力という荒れ屋敷。
皮肉とは思えませんね。皮肉だと逆に情緒を損ないます。

>>131
『竹取物語』もですね。諷諫詩はあまり流行らなかったようですが、
『白氏文集』や『文選』も重要な要素でしょう。
134山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/10/03(金) 15:53:05
>>116-117
一時注目された説ですが、逆に日本版の輸入された話であったようです。

>>119
鰯の話が生まれたのは江戸期のようですけどね。
135日本@名無史さん:2008/10/03(金) 16:01:20
>>134
詳細希望。
136日本@名無史さん:2008/10/03(金) 21:05:23
>>133
落窪物語も読んでたかも。
末摘花も一応シンデレラ・ストーリーだよな〜同じ宮様だし。

落窪の方が、器量良かったけどね。
137日本@名無史さん:2008/10/03(金) 21:32:10
この時代の下流貴族の女性が文字や学問を学ぶには
やっぱり父親か兄に教えてもらうしか道はなかったのでしょうか?
式部のように文学や和歌で名を残した女性の多くが
父親が学者か著名な歌人のパターンですよね。
138日本@名無史さん:2008/10/04(土) 07:52:13
>>133
蔦はかよわいものではなく、すさまじい生命力を持っています。
それが門扉に張り付いて扉を閉じ込めてしまい、「誰も入れないぞ」
と頑張っているから、「頼もしい」のです。
ところがあにはからんや、別の場所に行ってみると塀が崩れていて、
人間どころか、牛馬までも入れてしまう、というところが皮肉なのです。

ウェイリー、サイデンステッカーの翻訳も明らかに皮肉と受け取って
いることがわかる、訳し方をしています。というか、英語にしたことで
ますます皮肉が鮮やかになっています。英語は皮肉に適した言葉なの
ですね。

皮肉と言っても悪意ではなく、ユーモアの範疇ですね。

もうひとつ、紫式部の文章の特質は「コントラスト」だと
思うのですが、それはこの次に。
139日本@名無史さん:2008/10/04(土) 13:38:47
さらに言えば「頼もしい」と言うからには屋敷の主人がわざと蔦を
扉にからめて、蔦に「頼んだぞ」と言っているように聞こえますが、
実は貧乏な主人が庭の手入れができなかったに過ぎない。
ここからしてすでに皮肉です。
140日本@名無史さん:2008/10/11(土) 15:28:47
Murasaki Sikibuだろ。
141日本@名無史さん:2008/10/11(土) 17:18:36
へポン式だと何かマズイんか?
142日本@名無史さん:2008/10/12(日) 01:40:22
>>140

Murasaki Shikibu の検索結果 約 168,000 
Murasaki Sikibu の検索結果 約 2,490
143日本@名無史さん:2008/10/12(日) 02:16:36
>>140
答えろよ。みんな気になってんじゃん
144日本@名無史さん:2008/10/12(日) 03:12:11
>>141
対外従属的でよろしくない。
145日本@名無史さん:2008/10/12(日) 10:17:59
そう言う事ね。
でもそれ言ったらローマ字表記自体がそうなんじゃね(笑)。
146日本@名無史さん:2008/10/12(日) 15:38:51
>>145
>でもそれ言ったら
全然関係ない問題提起を捨て台詞同然にせずともよい。
147日本@名無史さん:2008/10/13(月) 13:28:42
>>137
紫式部の弟もまた父から漢詩をならっていたし(式部は横でそれを聞いていた)
父や兄から学問を習うというのは女子に限らず本来男子もそうだったのだと思う。
男子には所謂「大学」というものがあったが誰でもはいれるというものでもなく
基本的には男子も女子も家族から勉強を習うか家庭教師を付けるかだった
148日本@名無史さん:2008/10/28(火) 03:06:15
セントルイス・オペラ「源氏物語」

昨年夏、アメリカ・セントルイスで世界初演され、
好評を博した三木稔作曲のオペラ「源氏物語」。
千年の時を越え、朝倉摂の舞台美術と衣装、
日本舞踏家・尾上菊紫郎の振り付けのもと、
アメリカ人キャストやスタッフが「世界の古典」に挑みました。
http://www.bcamusic.com/topic/genji.html
http://operajaponica.org/libretti/taleofgenjilib.htm
http://www.yomiuri.co.jp/junior/articles_2001/011014-4.htm
http://www.opera-stl.org/Archives_ProductionDetail.aspx?ProductionId=27

↓がワンシーン。かなりぶっ飛んでますので覚悟して見てねwwww
http://www.bcamusic.com/img/genji.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/junior/images_2001/011014-6.jpg
149日本@名無史さん:2008/10/28(火) 08:10:39
>>148
いやいや、マダムバタフライやミカドに比べたら雲泥の差ですよ。
立派なものです。
150日本@名無史さん:2008/10/28(火) 12:43:47
>>149
そうか?オペラとしてはこういう評価だが、
見た目はかなりキツいものがあるぞ??
151日本@名無史さん:2008/10/28(火) 15:19:34
>>150
少なくとも国籍不明、時代不明ではない。
外国で、外国人がやるのだから、それだけでもたいしたものだ。
白人顔はしかたがないが、それを言うならマンガの「あさきゆめみし」
だって白人顔だからね。
152日本@名無史さん:2008/10/28(火) 15:29:50
>>148

「カブキマン」で画像検索しろ。

153日本@名無史さん:2008/10/28(火) 18:34:48
>>95
文明とは知識と情報の蓄積に他ならない。

ゆえに寿命に限りがある人間にとって長い歴史にはそれだけ価値がある。

歴史が長ければ長いほど、過去の人間が短い生涯で繰り広げた試行錯誤の末に導き出した知識と情報が蓄積されるからだ。

その場しのぎで歴史を歪曲してウソの歴史をでっち上げるだけの
今の中国人や韓国人は、そういう過去の教訓をもはや学び取れない蛮族に退化したから分かってないようだが、

今の中国人や韓国人は源氏物語に匹敵する作品を現時点でまだ一度も産み出していない。
154日本@名無史さん:2008/10/28(火) 22:06:20
時代を問わないなら、「紅楼夢」は十分匹敵すると思うよ。
155日本@名無史さん:2008/10/29(水) 01:17:56
浅学の長文レスほど醜いものもないな
156日本@名無史さん:2008/10/29(水) 22:49:11
ttp://mainichi.jp/select/today/news/20081030k0000m040085000c.html
源氏物語:最古の「梅枝巻」写本 勝海舟の蔵書印も

甲南女子大(神戸市)は29日、所蔵する源氏物語54帖(じょう)の一つ
「梅枝巻(うめがえのまき)」の「別本」系統の写本が、鎌倉時代中期のものと確認されたと発表した。
梅枝巻としては、東京国立博物館所蔵の写本と同時期で、現存するものでは最古。
他の写本にはない表現があり、紫式部が書いた原作を知る手がかりになる可能性もあるという。

1973年に古書店から購入したもので、縦15.4センチ、横15.6センチ。
「斐紙(ひし)」と呼ばれる紙に書かれ、文字を記した「墨付」は65ページあった。
米田明美教授(日本文学)が「源氏物語千年紀」を記念した書展を開くため、書庫で保管されていた梅枝巻を確認。
田中登・関西大教授(同)に鑑定を依頼し、書体や紙質などから、鎌倉中期の1240〜80年ごろの写本と確認した。

梅枝巻には、娘の「明石の姫君」の結婚に際し、光源氏が嫁入り道具を準備する場面などが描かれている。
今回の写本では、光源氏が妻の「紫の上」の書のうまさを褒める場面で、
従来の写本にはない「いたうなすかし給そ(ご冗談おっしゃいますな)」と、紫の上が照れながら光源氏に話す表現があった。


157日本@名無史さん:2008/10/29(水) 22:52:51
>>156

また、これまでの写本で「かむなはしとけなきもしこそまじるめれ
(上手な漢字の中に大きさが不均一な仮名が交ざった方がいい)」との
記述の「まじるめれ」の部分は、「まさるめれ」と記されていた。
従来は光源氏が書の一般論として話していたとされるが、
今回の写本では、紫の上の書を褒める内容に解釈できるという。

一方、本文の前ページには、楕円(だえん)形で縦3センチ、横1.9センチの
「勝安芳(やすよし)」と記された蔵書印が押されていた。
米田教授によると、明治維新の立役者・勝海舟が維新後に名乗った蔵書印と同一という。

写本は11月4〜7日と10日、甲南女子大の大学図書館で一般公開される。

▽伊井春樹・国文学研究資料館館長の話 古ければ古いほど紫式部の原文に近いとは単純には言えないが、
「青表紙本」により固定化された世界観とは違う新しい源氏物語が見えてくる。
▽加藤洋介・大阪大准教授の話 鎌倉時代にどのような形の源氏物語が読まれていたのかを考える手がかりになるだろう。

毎日新聞 2008年10月29日 20時48分(最終更新 10月29日 22時31分)
158日本@名無史さん:2008/10/30(木) 11:18:58
そのうち 韓国人が 紫式部は韓国人であり
「源氏物語」は韓国文学であり
したがって世界最古の小説は韓国発祥などと言いはべりけるかな

いとおぞましなどと殿上人の言い給ひけむ
159日本@名無史さん:2008/10/30(木) 11:21:03
韓国では 孔子ですら 朝鮮人と喧伝されているので
紫式部といえどもあな危なし
160日本@名無史さん:2008/10/30(木) 12:46:13
>>154
紅楼夢は欧米では評価が低い
心理描写がおそまつなので
161日本@名無史さん:2008/10/30(木) 18:22:00
>>158-159

もう万葉集の韓国起源説は発表済。

チョンの行動原理は、日本の文化が海外に受入れられ始めたら
韓国起源を言い出す。

日本の文化文明は、韓国が教えてやった、伝えてあげた史感で子供の
時から教育されてるからね、


162日本@名無史さん:2008/10/30(木) 19:25:50
紫式部の血は現在の天皇家にまで繋がっている
和泉式部、清少納言、赤染衛門と名だたる平安時代の女流文学者のうち
天皇家にまで血が入り現在にまで繋がっているのは紫式部のみ
163日本@名無史さん:2008/10/30(木) 19:39:03
>>161
「わしが育てた」ですね。
わかります。
164日本@名無史さん:2008/10/30(木) 23:21:00
紫式部は苗字が一文字なので韓国人ニダ
165日本@名無史さん:2008/10/31(金) 17:38:49
おとといのその時歴史が動いたで、源氏物語をやってたんだけど。
番組の最後に海外でも多く翻訳されている事を紹介する背景映像に
何故かハングル翻訳版源氏を撮したnhkのセンスにゲンナリ
そこはニュースにもなってたフランス翻訳の豪華本とかのが良いじゃないか。
166日本@名無史さん:2008/10/31(金) 21:28:35
>>165
ビックリした

韓国語訳なんて、他国(はっきり言えば欧米の一流国)に
比べて大きな意味なかんべ、均衡を逸している、
韓流NHKの面目躍如
167日本@名無史さん:2008/10/31(金) 23:24:41
NHKもチョンに蝕まれてるのけ? 恐ろしいことだ。。。
168日本@名無史さん:2008/11/01(土) 00:15:47
【中国】“日本における「紅楼夢」”…「源氏物語」、中国翻訳本出版へ。田辺聖子版を上下2巻で[10/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1224763106/l50

> 源氏物語は中国の知識人の間では、世界最古の長編小説で「日本における紅楼夢(18世紀の中国の長編小説)」と位置 
>づけられ、人民文学出版社がすでに1980年代に3巻に分けて出版している。 

http://sankei.jp.msn.com/world/china/081023/chn0810231857002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081023/chn0810231857002-n2.htm

つか、中国は源氏物語が世界最古の長編小説って認めてるんだな 
少し見直した 

これが半島なら、源氏物語は韓国起源ニダとか言い出しそうだw 
169日本@名無史さん:2008/11/01(土) 08:26:31
>>165
ちらっと見た時は各国語訳のなかの一つかと思ったのだが、録画で確認したら
ほんとに韓国語訳だけ、だった。NHKのKはコリアだとは知らなかった。

ハングルの題字は「ゲンジイヤギ」となっている。「イヤギ」を朝鮮語辞典
で引いてみたら「お話、ものがたり」となっていた。

ずっと以前、中国人留学生たちに、「尊敬できる(あるいは好きな?)日本人
はだれですか」という同じ質問をしている場面があったが、一人の女子学生
が「ズーシーブー」と答えていた。質問はむしろ現在の日本人に関するもの
だったので、レポーターが聞き取れないでいると、女子学生は「ユエンシウー
ユイダツオジョー」(源氏物語的作者)と補足していた。きっと源氏物語の
研究に来ていたのだろうね。
170日本@名無史さん:2008/11/04(火) 08:08:07
「源氏物語はエロゲー」「土佐物語はブログ」「クラナドは人生」「枕草子はやおい本」と生徒に説いたら仲良くなりましたv^^
171日本@名無史さん:2008/11/04(火) 17:44:23
この間のNHKでの番組で式部が女性を味方につけるためにしたことはどういうことだったか詳細書いてください。
172日本@名無史さん:2008/11/04(火) 19:42:38
共通のの敵を作る。
173日本@名無史さん:2008/11/04(火) 19:54:26
漢字が読めないふりをしたんだろ。
紫式部が博学なのを妬む女房仲間が「日本紀のお局」
なんて悪口広めたから。
174日本@名無史さん:2008/11/05(水) 01:53:58
 <心理小説> 

作中人物の心理の精緻な分析と描写を中心とする小説。 
個人主義と市民社会の成立を背景に主にフランスで発展し、 
心理学の新しい展開につれて、より意識の内奥までも分析・描写されるようになる。 
心理小説の代表選手が「赤と黒(スタンダール)」や「ボヴァリー夫人(ギュスターヴ・フローベール)」などがあるが、
源氏物語は世界で最初に書かれた心理小説ということにされている。 
http://sundial.csun.edu/1.754802
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,25197,24530588-16947,00.html
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,745773,00.html
http://www.gale.cengage.com/free_resources/whm/bio/murasaki_s.htm
175日本@名無史さん:2008/11/05(水) 07:53:57
三番目のURLだけ読んだ。
Royall Tyler というオーストラリア人の日本学者についての記事だ。
彼は(ウェイリー、サイデンステッカーに続く)第3の英訳を出したのだ
そうだ。ドナルド・キーンに校閲してもらったという。
彼は言う。「源氏がドンファンだというのは、第1部までしか読んでいない
人の浅薄な見方だ。第2部になると主人公はもっと興味ある人間として
現れる。」
文章の結びの彼の言葉。"The book is a miracle"
176日本@名無史さん:2008/11/05(水) 13:54:41
>>172
>>171のレスですか?具体的にどういうことをやったんでしょうか???
177日本@名無史さん:2008/11/05(水) 15:52:36
>>175
訂正
誤:三番目のURL
正:二番目のURL
178日本@名無史さん:2008/11/05(水) 19:37:56
マンセー記事ばかりか・・・
179日本@名無史さん:2008/11/11(火) 23:34:35
>>176には・・・レスが・・・
180日本@名無史さん:2008/11/14(金) 17:57:46
竹取物語の作者は紫式部
181日本@名無史さん:2008/11/14(金) 18:58:50
あり得ない。紫式部はそれほど幼稚でない。
182日本@名無史さん:2008/11/15(土) 16:25:45
「源氏物語」誕生 1000周年に寄せて

http://www.ippongi.com/?cat=11
183日本@名無史さん:2008/11/15(土) 17:17:55
池田大作名誉会長マンセー!
これで朝鮮半島から密航しなくても済むんですね
あとは人権擁護法案と永住外国人参政権法案が成立すれば、日本は我々の物です。

【日本終了危機】国籍法改悪 外国人が大量帰化【FAX送信超大至急!】
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1226727214/301-400
184:2008/11/15(土) 23:35:13
マルチウザイ
185日本@名無史さん:2008/11/16(日) 01:15:08
光源氏のモデルってほんとうに源融なんですか?
186日本@名無史さん:2008/11/16(日) 05:36:11
藤原道長がスポンサーで、いちおう藤原系の紫式部が書いているのに、
源氏物語は「反・藤原独裁」の書物。
紫式部ってほんとにひとすじなわではいかない。
187日本@名無史さん:2008/11/16(日) 23:28:13
当時は「源氏のモデルは、きっと道長様だわ!」ということになっていた。
188日本@名無史さん:2008/11/17(月) 01:06:32
>>185
源融が最有力。

源高明や光孝天皇、藤原道長、藤原伊周が候補として挙げられる。
もっとも、どの人物がモデルであったとしても、その人物以外の他の
平安貴族の故事なども用いて脚色されていると考えられている。
189日本@名無史さん:2008/11/17(月) 03:28:00
主人公が源氏なのは別に式部の独創と言うわけではない。
当時の物語で主人公が王族の血を引くのは当時の「お約束」。
「源氏」に先行する「落窪」も主人公は源氏。「宇津保」も序盤の主人公は清原。

「源氏」に後続する「浜松」「「狭衣」の主人公も源氏で、「寝覚」の主人公も源氏は確実なのも
別に作者が「源氏」ファンだったからというより、お約束に従ったまで。

「源氏」が反藤原だというなら「寝覚」なんて皇室不敬罪モンだ。
江戸時代の読み本とかに対するお上の審査基準と一緒に考えない方がよい。
190日本@名無史さん:2008/11/17(月) 04:15:19
>>188
藤原伊周もモデル説があったとは知らなかった。
どんな共通点があるの?
191銀河 秋彩:2008/11/17(月) 05:10:28
「三人の紫式部」
なお、「藤原宣孝(のぶたか)」の実人物は、【藤原 道隆】、
「藤原棟世」の実人物は、【藤原 道長】。

☆「小野・(蘇我)紫式部」=【京都紫野にある、小野篁(たかむら)の陪塚を持つ、紫式部(通称)】
花【君臨者】の色はうつりにけりないたづらにわが身 世【★御代】にふるながめせし間に
   小野小町=君臨者(太上天皇)=(小野)紫式部

★「源氏・(源)紫式部」=【高階貴子・『枕草子』、『源氏物語』の創作者】
 「清少納言(道隆時代の筆名)」=【(意味は)聖書 納言】
=【(実人物は)高階(たかしな)貴子(きし・たかこ)】
=【紫式部(道長時代の筆名)】
     『小倉百人一首』より
54 わすれじの行く末まではかたければ今日を限りの命ともがな  儀同三司の母・高階貴子
57 めぐりあひて見しやそれとも分かぬまに雲がくれにし夜半の月かな  (源)紫式部・高階貴子
62 夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ  清少納言・高階貴子

『枕草子』の中の「馬内侍」=「馬の命婦」
  =「清少納言【意味は、聖書 納言】」の正体=高階(たかしな)貴子(きし・たかこ)
  =『源氏物語』の中の「源内侍」=創作者・(源)紫式部=【道長の愛人】
  =左大臣・藤原道隆の妻=【儀同三司伊周(これちか)・光源氏の母】&中宮定子の母
「光源氏」のモデルは、【須磨流しの、儀同三司・伊周(これちか)】

☆「藤原・(藤)紫式部」=【清少納言の政敵・文才に劣る『源氏物語』の改竄者】
 「猫は上のかぎり黒くて、ことはみな白き」・『枕草子』
=【倭根子(やまとねこ・皇統譜上の人物)の上の限り・太皇太后の遵子は、腹黒い女だ!
=『枕草子』清少納言の、中宮定子を毒殺した政敵・(藤)紫式部・遵子への悪口。】

192銀河 秋彩:2008/11/17(月) 05:17:59
(源)紫式部=高階貴子=清少納言は、かの道長を(糖尿病にかこつけて)毒殺している。
道長死没の同日、能書家(三蹟の一人)・大納言の藤原行成をも、暗殺している。

高階貴子は、儀同三司・伊周(これちか)の母であり、
中宮・定子の母【清少納言】でもあります。

定子の産んだ皇子に立太子の議が起きた時に
★藤原行成は、高階氏の血筋を引く人物の皇女を斎宮とする事は出来ないので
皇位に据える事は出来ないと言っています。★

62 夜をこめて鳥【大納言・藤原行成】の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ
     清少納言・高階(たかしな)貴子(きし・たかこ)
193銀河 秋彩:2008/11/17(月) 05:20:52
【准太上天皇】光源氏=共通項は、「須磨流し」=儀同三司・伊周(これちか)
194銀河 秋彩:2008/11/17(月) 05:26:27
 「清少納言(道隆時代の筆名)」=【(意味は)聖書 納言】 として、
中宮・定子(娘)を「をかし」と表現、
【(源)紫式部(道長時代の筆名)】として、
儀同三司・伊周(これちか)・光源氏を「あはれ」と表現。
195日本@名無史さん:2008/11/19(水) 18:37:12
しかしこんな低俗な物よく読めるな
構成も文章も実際のところかなり低レベル、
ただうんざりするほど長いってのが売りw
196日本@名無史さん:2008/11/19(水) 21:49:15
銀河 秋彩ってキチガイなの?
197日本@名無史さん:2008/11/20(木) 17:55:23
>>195
だって、小説ってのはそういうものだから。
ためになるものを読みたければ、四書五経や仏典でも読め。
198日本@名無史さん:2008/11/23(日) 22:37:47
>>195
低俗とか文章が低レベルというのは、↑同様に「物語」とはそーゆーモンとしか言いようがない。
まあ君は六国史とか吾妻鏡とかしか読まないんだろうが。

ただ構成が低レベルというのは具体的にどういう事なんだ?
構成はかなりしっかりしてると思うが。
199日本@名無史さん:2008/11/24(月) 00:19:45
源氏物語ブログ

http://www.ippongi.com/?cat=11
200日本@名無史さん:2008/11/27(木) 22:29:58
200ゲッツ!
201日本@名無史さん:2008/11/29(土) 00:41:05
名古屋は徳川美術館の「国宝源氏物語絵巻」特別公開は明後日までだよ。
202日本@名無史さん:2008/11/29(土) 13:35:45
何だよ。「構成が低レベル」の説明無しか。
やはりテキトーに言ったんだな・・・マジでどんなか知りたかったんだがな。
203日本@名無史さん:2008/12/12(金) 20:18:05


1000年前の腐女子が、世界で始めてエロライトノベルを書き上げた。

やっぱり腐女子って凄いんだな・・・・・


204日本@名無史さん:2008/12/18(木) 08:47:34
「男は思いを遂げた」とかしか書いてない描写がエロだというのは
読む人の想像力がすごいということでOK?
205日本@名無史さん:2008/12/18(木) 09:12:18
早わかり源氏物語の「まろ・ん?」では
主役のまろん源氏が「やっちゃった・・・」と表現
206日本@名無史さん:2008/12/18(木) 16:26:37
>>205
それでエロ?
207日本@名無史さん:2008/12/19(金) 12:52:58
208日本@名無史さん:2008/12/19(金) 23:36:45
>>207
これ企画倒れになったんでしょ。
知らないの?
209日本@名無史さん:2008/12/20(土) 12:08:21
それ「あさきゆめみし」の事じゃないの?
Genjiの公式じゃ12月10日にOPとEDのテーマ出来たって書いてあるが・・・
210日本@名無史さん:2008/12/25(木) 01:31:32
源氏物語:“幻のドラマ”17年ぶり放送 光源氏に東山、仁左衛門 
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20081224spn00m200015000c.html
211日本@名無史さん:2008/12/26(金) 00:09:11
■橋田壽賀子スペシャル「源氏物語」

□「源氏物語 上の巻」
12月30日(火) あさ8:00〜11:50
□「源氏物語 下の巻」
12月31日(水) あさ8:00〜11:50

1991年にTBS創立40周年記念番組として放送した8時間に及ぶ超大作ドラマ『源氏物語』が12月30・31日の2日間に渡って
“初”再放送します。光源氏役は東山紀之さん・片岡孝夫さんのダブルキャストで、
さらに創立記念番組に相応しい豪華な俳優陣が続々出演。
作家・橋田壽賀子さんによる書き下ろし作品で、プロデューサーは石井ふく子さん、演出は鴨下信一さんと
『渡る世間は鬼ばかり』のファンにとっても見逃せない一作です。豪華絢爛な美術セットや、
衣裳考証を坂東玉三郎さんが担当したことでも当時話題を呼びました。この機会に是非家族揃ってご覧ください!
今後再放送はないかも…!?
http://www.tbs.co.jp/oni/shiru/news/
212日本@名無史さん:2008/12/26(金) 08:33:13
 井沢元彦の「逆説の日本史」によると、藤原氏全盛の時代に源氏を褒め称えるような物語
は、現代に例えると読売グループが「光るタイガーズ物語」という阪神タイガーズが読売巨
人軍をコテンパンにやっつける小説を出版することと同じだといっている。
 同氏は独自の歴史観で説明しているが、どうなんでしょうか。
213日本@名無史さん:2008/12/26(金) 18:57:48
自分も最初読んだ時はそーかと思ったんだが多分違う。
江戸時代と平安時代ではフィクションの審査基準?が全然違う。

江戸の読本とかでは徳川将軍を出すなど考えもつかないことだが、
平安物語では天皇はバンバン登場する。かなりトホホな役目でもだ。

平安物語の主人公が王族の血を引くのは「お約束」事項なのだ。
「狭衣物語」「浜松中納言物語」の主人公は源氏だし、「夜半の寝覚」の主人公もまず間違いなく源氏。
以上は源氏物語の後だが、先行の「落窪物語」の主人公も源氏で「宇津保物語」の序盤の主人公はやはり賜姓皇族の清原氏。

大体、室町時代だって南朝よりの「太平記」が出回ってる。
江戸時代の事情の方が特殊なだけだと思うがな。
214日本@名無史さん:2008/12/29(月) 15:57:24
>>70
光る源氏→醍醐源氏がモデル。ふじはらVS他氏族の閨房まで入った(天皇けの血筋を巡る権力)闘争
清和源氏→ようぜい天皇(平安じだいにあって武闘派?)のごらん行にて早々天皇ラインから外れた藤原北家のしもべライン
215日本@名無史さん:2008/12/29(月) 16:04:43
>>82
? 紫自身は藤原北家の傍流にすぎないので過大な妄想
216日本@名無史さん:2008/12/29(月) 16:12:00
>>85
まじめに藤原体制をたおすために 閨閥づくりで奮闘していた 醍醐皇子たかあきらを すきもの=好色家 に仕立てれば(実話→フィクション化)、多くの上中流貴族の嘲笑のネタになり、 高明流は天皇になれず
他の類似の野望への 理知的(非暴力の形の)見せしめになる。 →道長流の日本支配確定 万年天皇家の外戚化
217日本@名無史さん:2008/12/30(火) 21:06:57
>>131
紙が高価なのによく京都市中に出回るよね???、千年前。
218日本@名無史さん:2008/12/30(火) 21:10:41
>>186
原文かま消滅したので作り話しのまま、21世紀もゆきまひよ
219日本@名無史さん:2008/12/30(火) 21:14:59
>>188
脚色しなくて実話どおりだったら大問題、当時でも天皇や皇族(元・光る君)や左右大臣家に対する名誉毀損・風俗紊乱にて蝦夷か離れ島に 流刑 まあ式部(男の職掌)ならゆるす
220日本@名無史さん:2008/12/30(火) 21:17:58
>>189
紙代が高くてよく下級女官たちが政治的パトロンもなく、宣伝出版できたよね まあ日本は世界最古の自費出版国かも
221日本@名無史さん:2008/12/31(水) 02:41:31
>>217
10世紀の平安京には既に紙が普及していて「文書による」木簡は姿を消している。

しかし運送する荷につける荷札は引き続き盛行し、やはり前代から見られる呪術のための札、
寺社への参詣の印をして配る参篭札、座の一員である証明として今日の身分証明書のように使う札、
質権設定を示すために付ける質札など多様な木簡が作られた。
222日本@名無史さん:2008/12/31(水) 03:01:14
>>220
こういうのは西暦1000年の日本と世界を比較すべきであり、11世紀に「長編ノベル」が出現したのだけでもすごい。 

欧州で「Novel」が誕生するのは1450年代にドイツのグーテンベルクによって、
活字合金製の金属活字と油性インクからなる活版印刷の技術が完成されたのと同時期に出現した。 
だが、源氏物語が出現したのはこんな欧州より450年早かった。
ここまで書けば「源氏物語」がいかに衝撃的な長編小説かがわかってくるだろう。 

223100位中、10位ってどうよ?:2008/12/31(水) 03:22:40
The Novel 100: A Ranking of the Greatest Novels of All Time
http://www.adherents.com/people/100_novel.html
1   Don Quixote         
2   War and Peace       
3   Ulysses         
4   In Search of Lost Time  
5   The Brothers Karamazov 
6   Moby-Dick       
7   Madame Bovary       
8   Middlemarch         
9   The Magic Mountain  
10  The Tale of Genji   
11  Emma            
12  Bleak House         
13  Anna Karenina       
14  Adventures of Huckleberry Finn  
15  Tom Jones
16  Great Expectations  
17  Absalom, Absalom!   
18  The Ambassadors     
19  One Hundred Years of Solitude   
20  The Great Gatsby    
224日本@名無史さん:2008/12/31(水) 04:32:47
オデュセウスは3千年以上前の欧米文明文化発祥の地 ギリシャにて ホメロス(ら)が書いた小説!!
225日本@名無史さん:2008/12/31(水) 09:32:21
逆に考えれば源氏物語の読者はほぼ藤原氏の人たちであるわけで、
その人たちにとって藤原支配はいわば身の回りの現実、そのなかから
主人公が出ても面白くもなんともない。

「いずれのおん時にか・・」と書き出したときから、現実とは異なる
世界であることを約束しているわけで、その主人公が「藤原以外」である
ことは当然だったのでは。
226日本@名無史さん:2008/12/31(水) 10:38:01
いつの時代も政治のウラ舞台をテーマにした作品は政治家たちの息がかかっている
227日本@名無史さん:2008/12/31(水) 10:41:02
228日本@名無史さん:2008/12/31(水) 11:20:11
>>225
紫式部の時代、源氏は身近な存在だった。
道長の2人の妻はいずれも源氏、
倫子の父左大臣源雅信は宇多天皇の孫、
明子の父左大臣源高明は醍醐天皇の皇子。
源氏物語が紫式部が調べ上げた「少し前の天皇の御代」を舞台にしている以上、
活躍している源氏が主人公でもおかしくない。
しかも、源氏物語には藤原氏出身の国母の登場
(朱雀帝の母親は藤原氏の弘キ殿女御)や、
主人公源氏の最初の正室葵の上は藤原氏、
源氏の嫡男夕霧の最初の正室雲居雁も藤原氏など藤原氏を軽く扱っているわけでもない。
藤原道長が外孫を即位させてその摂政となり、2年後長男頼通にそれを譲って政権を盤石にするのは
紫式部が宮仕えを退き、没した後のこと。
229日本@名無史さん:2008/12/31(水) 20:34:13
紫式部って結婚遅すぎるよね。
230日本@名無史さん:2008/12/31(水) 21:23:50
>>224
ダウトm9(^Д^)プギャー
231日本@名無史さん:2009/01/01(木) 00:19:11
>>217
紙よりも印刷技術もまだで 版木は江戸のだし 手書きで 何百部流布すれば 認知されたのかいな
232日本@名無史さん:2009/01/02(金) 01:50:04
>>225

Resolved Question

What is the name of world's first novel?


Best Answer 

writing novel started back in 11th century
but the 1st English novel was by Thomas Malory, 
Le Morte d'Arthur, (written circa 1470, published 1485).

http://answers.yahoo.com/question/index?qid=20071013031035AAhuUPH
233日本@名無史さん:2009/01/02(金) 07:25:05
日本語でお願いします。
234日本@名無史さん:2009/01/02(金) 07:34:18
>>229
菅原孝標女も30ぐらいじゃなかったか
娘の賢子だって高階成章の室に収まっているのは30台半ば
もっとも賢子はそれ以前に別の男性の子を産んでいるが
藤原道長室源倫子も24歳で初婚だったか
平安時代の貴族は中には早婚の人もいたというわけで
貴族社会には生涯未婚で終える女性も大勢いたわけで
男性の研究者が特筆して書きたてているほど
紫式部の結婚が遅く紫式部以外の女性は全員10台半ばまでに結婚していたわけでもない
紫式部が宜孝との結婚まで処女だったかなんて知る由もないし
紫式部集には姉と間違えて独身時代の式部のもとへ深夜しのんできた男へ
やり込めるような歌を贈った様子がうかがえ、
式部にも当然独身時代に恋愛があっただろうという人もいるけどね。
235日本@名無史さん:2009/01/02(金) 08:24:59
>>228
>「少し前の天皇の御代」を舞台にしている以上、
>活躍している源氏が主人公でもおかしくない。

「「いずれのおん時にか・・」と書き出したときから、現実とは異なる
世界であることを約束しているわけで、その主人公が「藤原以外」である
ことは当然」
と同じ意味だね。
236日本@名無史さん:2009/01/02(金) 11:21:02
実話→フィクション→空想→架構→想像→妄想→ファンタジー→→迷走未解明作品
237日本@名無史さん:2009/01/02(金) 23:54:21
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/genji-anime/index.html

短いがPV見れるぞ  
BGMいいな  
238日本@名無史さん:2009/01/03(土) 00:21:56
ww世界に埃るファンタヂィ ウケル(ワラ)
239日本@名無史さん:2009/01/04(日) 16:50:55
>>235
平安時代最高の地位にあった人は天皇であって、
藤原氏ではないんだが。
なんで現実に即した物語を作るなら
主人公は天皇や皇族でなくて藤原氏なの?
源氏物語も光源氏と並び立つ頭中将は藤原氏、
夕霧と並び立つ柏木はこれまた藤原氏と、
別段藤原氏は低く扱われていない。
主人公でないというだけ。
240日本@名無史さん:2009/01/04(日) 17:28:42
>>239
主人公が天皇(または準天皇)になる、と決まっているわけではない。
フィクションなのだから。
藤原氏の主人公が道長みたいな地位をきわめる物語を作ったって
いいわけ。
それでも源氏物語の要素は十分に込められる。
241日本@名無史さん:2009/01/04(日) 18:06:30
>>240
当時の貴族の娘たちがあこがれたのは華やかな内裏の世界。
道長がモデルで道長の母が桐壷更衣の役だったら
内裏は全く関係なく読者の心を引かなかっただろうね。
母親は内裏でいじめられて早死に、源氏は内裏で育てられて
父の后に心をときめかす、「内裏」の物語だからいいわけで。
ちなみに道長が栄華を極めるのは紫式部の死後だから。
紫式部が生きていたころには「左大臣一上」で、
源氏の正室葵上の父親ぐらいの地位。
内親王を正室にしていた葵上の父親と違い、
道長は内親王の妻を持っていなかったから、
葵上の父親ほど高貴でもなかった。
(物語の左大臣は娘の葵上の入内を取りやめたが
歴史上の左大臣は娘(彰子)を今上帝に入内させてた違いぐらいか)
242日本@名無史さん:2009/01/04(日) 22:17:50
道長の娘が内裏に入っているのだからいくらでも内裏を舞台にできる。
なにしろフィクションだからね。
しかし主人公が違うのだから源氏物語と同じすじがきになるわけがない。
源氏物語と同じような文学的要素を込めて、道長風主人公の栄達物語を
作れるということだ。
しかしそれをやっても源氏物語ほど面白くないだろう、というのが私の
もともとの主張だから、その点において君と一致しているわけだ。
243日本@名無史さん:2009/01/06(火) 00:08:21
ゲーム業界初!!あの「源氏物語」がゲームソフトになって登場!!

タイトル:夢の浮橋 〜新釈源氏物語〜
年齢制限:一般
メディア:CD
分類:ノベル
ジャンル:源氏物語
OS:Win2000/XP/Vista
CPU:Pentium4以降
メモリ:512MB以上
VGA:800*600 フルカラー以上
製作元:無限逃避級数(同人サークル)

内容の説明

2008年千年紀を迎えた話題の源氏物語が遂にビジュアルノベルとなって登場する!
稀代の王子『光源氏』と正妻『葵の上』をはじめとする数多くの貴族女性達との恋愛模様を描き、
平安当時の貴族の生活様式を忠実になぞりつつも、親しみやすいグラフィックでさらなる貴族世界を展開。
正統派ヒロインから気丈な年上ヒロインまで、魅力溢れるキャラクターにも注目!千年の時を経て、物語は再び動き出す。

公式サイト
http://www.lim-n.net/
http://genji.shinshaku.net/
http://genji.shinshaku.net/link.html
244日本@名無史さん:2009/01/06(火) 20:35:49
>>225
源氏物語の先駆け的存在と言われる長編小説「宇津保物語」の主人公は
「藤原仲忠」で藤原氏だね。
女一宮を妻にしたもののまだ藤原氏は頭一つ周囲よりずば抜けていない。
この時代には天皇の子である源氏のほうがなんとなく高貴に思われていて
(仲忠が恋する源氏の姫は天皇に入内し中宮となる)
藤原氏が大成功する物語にはなっていない。
もう少しあと、平安時代後期ぐらいに紫式部並みの才媛が出れば、
藤原氏主人公で道長全盛期を冷静な目で描けたかも。
この時代には膨大な散逸文学(現在伝わっていない物語)があったようだから、
(鎌倉時代の歌集などで題名や作中の歌のみが伝わっていたり、
女房日記などで物語の一部が知られているが、原本が伝わっていない)
中には藤原氏主人公の物語があったかもしれないけどね。
245長編小説≠Novel:2009/01/08(木) 00:41:28
西洋での「novel」の定義 
1 フィクションである 
2 散文体で構成されている 
3 単語が50000個以上ある 

そこで3つのポイントがあり、抽象的テーマの場合は「fable(寓話)」、
物語の枠組みや粗筋があり、文章が短い場合は「逸話」であり、「Novel」とはカウントしない。
なお、欧州圏で「Novelが誕生したのは18世紀のこと。
http://www.nvcc.edu/home/ataormina/novels/history/default.htm 
http://www.yale.edu/macmillan/ceas/CourtPainting.pdf 
http://kongming.net/novel/ 

さて、源氏物語は欧米圏での定義であることに注意してもらいたい。

「源氏物語」と比するような欧州文学と言ったら12〜13世紀に登場した「ニーベルンゲンの歌」あたりだろう。 
叙事詩であるニーベルンゲンに対し、源氏物語はたまたま散文体で構成されているのでヨーロッパ辺りの学者が、
「世界最初の長編小説」ということにしてしまったのだろうと推定できる。現存する最古の文学作品と呼ばれる『ギルガメシュ叙事詩』も
その名の示すとおり叙事詩であるが、古事記や日本書紀は韻文ではないため叙事詩とはいわない。
源氏物語(つーか物語文学)が散文体で書かれたのは、日本語は韻を踏みにくいから、
(本来の意味での)韻文が発達しなかった(てゆーか、無かった)からその代替手段の「歌物語」や「和歌」が発達したに過ぎない。
246日本@名無史さん:2009/01/08(木) 08:03:52
日本には「長歌」があった。音節の数を揃えるのも、広い意味での「韻」だ。
長歌で物語や歴史を語れば「叙事詩」になっただろうね。
247日本@名無史さん:2009/01/17(土) 10:47:37
>>245
オマイは僕か?
実は先月自分も同じ様なこと書いたんだが投稿せずに消した。西欧の例として「ニーベルンゲン」引き合いに出す辺りも同じ。

音節数が百チョイの日本語では韻文は発達しなかった(発達しようがない)。
よって物語を語るには散文でするしかない。
現代の小説は散文なので「たまたま」形式が一致しているだけ。

ガイジンは昔の長編フィクションと言えば「叙事詩」って頭があるから、
散文の長編フィクションである「源氏」を見っけて、Oh,これぞ最古の小説!って喜ぶ。
日本人なのにそれを真に受けて喜々としている姿はかなり滑稽だ。

ガイジンの応援団から見当外れの栄誉なんかもらわなくても、
「源氏」が世界に誇れる「長編物語」という事実に変わりはない。
248日本@名無史さん:2009/01/17(土) 17:55:49
>>245
でも見事なまでに同じ考えなんだよな。何か元ネタの本とかあったっけか?
249日本@名無史さん:2009/01/18(日) 15:53:54
>>247
粘着乙
250日本@名無史さん:2009/01/18(日) 15:59:29
>>243
初めて知ってサイト行ってみたけどでたらめすぎる十二単に萎えた

ギャルゲー化するのに改変しなくてはいけないところ(顔むき出しとか)はしょうがないとして、
それ以外のところはもっと頑張って欲しいよ、平安マニアとして…
251日本@名無史さん:2009/01/18(日) 16:05:22
>>250
萌え絵としても、あんまり可愛くないな(笑)
装束の色がやけにパステルで安っぽい。
18禁ならエロパートまで我慢してプレイするんだろうが、
全年齢対象でこのしょぼさ……。
252日本@名無史さん:2009/01/18(日) 17:00:25
なんで十二単の上から帯結んでんだよ。
胸強調するためだとしても、ひどすぎる。
253日本@名無史さん:2009/01/18(日) 19:58:41
俺も>>243に行ってみた。「こりゃないぜ!!」と思ったw 

キャラは可愛いが召し物でなぜか竜宮城が思い浮かんだ。 
平安マニアではないけど雰囲気は大事だよな。 
源氏物語の名を冠すならばどうしても大作or造詣の深い作品を 
望んでしまう。まぁ、頑張って欲しい。 

あと、ヘンテコリンな男キャラにひいた 

後、ネタ追加

インディーズゲームの小部屋:Room#72「夢の浮橋 〜新釈源氏物語〜 一巻」
http://www.4gamer.net/games/040/G004096/20090107028/
254日本@名無史さん:2009/01/19(月) 08:03:21
>>249
言ったろ。自分でも驚くほどにクリソツの考えなのだ。何か共通の元ネタあるかも。←記憶にない。
具体的に反論してくんないとツマンネ。
255日本@名無史さん:2009/01/19(月) 21:23:25
>>243見たぞ。

なんじゃいアノ髪型?!(男女とも)
こーゆーゲームはいかにも平安朝って雰囲気が大切なわけだろ。4流コスプレイヤーだなありゃ。
ついでにGIカットの侍でも出せや。
それに小君なにアレ?美少年の水干姿がいいワケだろフツー。

まあ、作者のおなぬー作品に他人がどうこう言うのも野暮か・・・
256日本@名無史さん:2009/01/20(火) 02:25:29
>>243
これ源氏物語じゃなくてオリジナル設定でいいだろwwww
257日本@名無史さん:2009/01/20(火) 09:44:26
>>243って、忍たま乱太郎のノリで作ったんだな。
2582ch戦隊コピペマン:2009/01/28(水) 00:01:18
736 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で [sage] 投稿日: 2009/01/27(火) 06:38:27 ID:fAaEvTFz
ふらりと覗いてみれば人物紹介もない。 
公式が更新してたので作ってみた。 


                  . 桐壺の更衣─┬(夫婦)─桐壺帝    右大臣 
                    .    |  .|  .    | .       | 
左大臣       藤壺─(夫婦)─────┘     (夫婦)      (親子) 
 |           \       .  |          |  ┌───┤ 
(親子)       (義理の親子・恋愛)|          |  | .   | 
 ├─────┐      \    (親子)      弘徽殿の女御  朧月夜 
 |   .    |        \   |               .    U 
頭の中将  葵の上─(夫婦)──光源氏-------(恋愛)-------------┘ 
   |         |     . |U|\ 
   └─(友情).──|────┘U|  \ 
             (親子)  .  .  U|  (恋愛) 
              |     .  U|     \ 
             夕霧        U|   六条の御息所 
惟光(源氏の従者)           U| 
                      U└(夫婦)─紫の上(若紫) 
                     (恋愛) 
                      U 
                      夕顔 
2592ch戦隊コピペマン:2009/01/28(水) 00:04:30
737 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で [sage] 投稿日: 2009/01/27(火) 06:39:02 ID:fAaEvTFz
○光源氏 
桐壺帝と桐壺の更衣の愛の結晶として世に生を受けた絶世の美男子。 
天皇の子でありながら、政治的争いから遠ざけるために帝より「源氏」の性を与えられ、臣に下る。 
実母である桐壺の更衣と瓜二つと言われる藤壺に道ならぬ恋心を抱きながら、その苦悩から救いを 
求めるかのようにあまたの女性と契りを結んでいく。 

○紫の上 
源氏の妻、源氏が育て上げた理想の女性。 
源氏に見初められ、深い寵愛を持って理想の女性として育てられ上げる。 
すべてを兼ね備えた非の打ち所のない女性に育ち、源氏の生涯の伴侶となる。 

○桐壺の更衣 
帝の寵愛を受けた源氏の実母 
源氏が幼いときに亡くなってしまう。 

○藤壺 
帝の側室、源氏の継母。 
源氏との禁じられた愛に悩む。 

○葵の上 
頭の中将の妹で源氏の正妻。 
源氏に対して素直になれない。 
2602ch戦隊コピペマン:2009/01/28(水) 00:05:01
738 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で [sage] 投稿日: 2009/01/27(火) 06:39:35 ID:fAaEvTFz
○六条の御息所 
教養あふれる貴婦人、源氏を激しく愛す。 
優雅で、教養あふれ、気品のある貴婦人の中の貴婦人として都中の憧れの的。 
一方で、源氏との恋は激しい情念へと変貌してゆく。 

○夕顔 
源氏の恋人。 
多くを語らず、名前や素性さえ明かさない控え目さが源氏の心に安らぎをもたらす。 

○朧月夜 
源氏の政敵、右大臣家の六の姫。 
源氏へ自ら積極的にアプローチする。 

○弘徽殿の女御 
帝の正室、右大臣の娘。 
帝の寵愛を一身に受ける桐壺の更衣とその愛の結晶である光源氏に嫉妬と憎しみを向ける 

他、男キャラの紹介は略。下記参照。 
http://genji-anime.com/sokanzu.html
261日本@名無史さん:2009/01/28(水) 19:58:45
暇やのぉ・・・
262日本@名無史さん:2009/01/29(木) 08:52:04
夕顔まで来たら玉鬘を出さなきゃ。
263日本@名無史さん:2009/01/29(木) 22:42:33
源氏物語がどこまでフィクションか?って最古の小説としての資格要件に関わって
きますか?
264日本@名無史さん:2009/01/29(木) 23:35:30
>260
惜しい!弘徽殿は正室じゃなくって、当時一番威勢のある女御。
中宮(正室)に一度もなったことはなく、なったのは藤壺でした。
皇女最強。
265245:2009/01/30(金) 00:10:50
>>263
あまり関係ない。最古の小説としての資格要件?
「小説」の定義ははっきりしない以上はしょうがない。

ただ、欧米圏での定義では源氏物語は“World's First Novel”ということにさせられている。

>>247も少しだけ言及しているが、欧州圏では最初に叙事詩や詩物語があって、
「ノベル」という語は「新しい小話」という原義であるが、14世紀ごろに宗教改革やルネサンスによって
様式のロマンスから写実のノベルへ物語形式の移行がおこった。
欧州では叙事詩から小説へという展開が一般的だが、これは韻文でなく散文で書かれた時に小説になるのであって、
欧州圏では二世紀の『ダフニスとクロエ』、ペトロニウスの『サチュリコン』で既に一部だけ散文化が見られる。
だが、源氏物語の場合はこの過程を吹っ飛ばしているというふうに見えてしまう。
実際は音節数が100〜110の日本語では韻文や押韻は発達しなかっただけで、
しょうがないから物語を語るには散文でやるしかなくて、たまたま偶然「ノベル」では散文体で形成することが条件だから、
偶然にも形式が一致、で欧州圏からは・・・。


「お〜!!すげ〜!!これは絶対にオーパーツだ!!」ということになるwww



>>248>>254
ただの偶然ですww
266日本@名無史さん:2009/02/08(日) 01:03:29
紫チクビぃ〜
267K大生:2009/02/10(火) 13:00:25
そんな事より>>266よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
半年前に、勉強の間の休憩に近所の公園行ったんです。公園。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱい詰め掛けてるんです。
で、よく見たらなんか立派な看板が建ってて、源氏物語ゆかりの地、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、源氏物語ゆかりの地如きで普段来てない公園に来てんじゃねーよ、ボケが。
ゆかりの地だよ、ゆかりの地。
なんか毛唐の親子連れとかもいるし。一家4人で遠路はるばる京都観光か。おめでてーな。
よーしママ記念写真撮っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、道くらい教えてやるからここから失せろと。
公園ってのはな、もっとマータリとした雰囲気であるべきなんだよ。
子供たちがいつ鬼ごっこを始まってもおかしくない、
鬼になるか捕まるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ウザイ観光客は、すっこんでろ。
で、やっと空いたベンチに座れたかと思ったら、隣の奴が、瀬戸内寂聴訳の源氏物語がいい、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、瀬戸内源氏なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、瀬戸内寂聴訳の源氏物語がいい、だ。
お前は本当に瀬戸内寂聴訳の源氏物語を読みたいのかと問いたい。問い詰めたい
。小1時間問い詰めたい。
お前、瀬戸内寂聴って言いたいだけちゃうんかと。
現役K大生の俺から言わせてもらえば、今、K大生の源氏通の間での源氏物語を知るための最新流行は、原文を読む。これだね。
「写本」「青表紙本」「河内本・別本」「影印本 」これが通の言い方。原文というのはオリジナルに近い文章が書いてある。そん代わり古臭い。これ。
それを岩波の新日本古典文学大系や小学館の新編日本古典文学全集みたいな古語辞典を片手に読む。これ最強。
ただし、原文で全部読めるやつは、国文卒でもかなりの少数派だという諸刃の剣。素人にはオススメできない。
まあ、>>266みたいな素人はあさきゆめみしでも読んで満足していなさいってこった。


268日本@名無史さん:2009/02/10(火) 13:15:04
また小1時間ものか。
269日本@名無史さん:2009/02/10(火) 21:48:37
>>267
原文つっても写本だろ。

紫ちくびぃでもすってろ童貞。
270日本@名無史さん:2009/02/10(火) 23:15:28
271日本@名無史さん:2009/02/12(木) 18:01:50
>>267はコピペか…
全部読んじゃったよ。
通とか言っているけど、結局、「ゆかりの地」に群がっている人たちと
「K大生」を持ち出して、共通して痛いところがオチか
272日本@名無史さん:2009/02/15(日) 20:17:49
紫式部はレズ疑惑あるよね 
273日本@名無史さん:2009/02/15(日) 20:40:42
同僚が寝ている姿があまりに美しかったので
「物語に出てくる姫君のようでしたよ」
と着物をはねのけて起こしてしまったという話か
紫式部は感受性が強いからな
周りの女房達を見て女性の表現の仕方を観察していたかもしれない
だけど紫式部が女相手に恋文を出していたようでもないし
やはり道長に戸をこんこんと叩かれて誘われたことを
それとなく嬉しげに日記に書いてるあたり
普通に男が好きだったんじゃないのか
274日本@名無史さん:2009/02/20(金) 12:47:41
ぬるぽ
275日本@名無史さん:2009/02/23(月) 12:46:19
>>274
ガッ!!
276日本@名無史さん:2009/02/23(月) 20:41:27
こないだ読んだ本に、平安時代の朝廷の行った政治というのは現代の政治とはまったく異なり、 
占いによる予言?や、災厄が起こった際にその原因となった霊を鎮魂によって取り払うことがメインだったそうで、 
源氏物語もその一環で書かれたものではないかって説があったよ。 

他の文明圏だと、口頭で伝えられる詩やその場で演じられる演劇が発達して、そのうちに脚本家的な職業が生まれ、 
小説を書き残すというのが普通だそうだけど、日本じゃまさにそういう過程を吹っ飛ばしてこんな長編小説が生まれた。 
小説は紙がないと残せないので相当な金持ちじゃないと書けないし、さらには当時は読書出来るだけの識字率が1%もなくて 
印刷も出来ないから、せっかく書いても広めようがない。 
そんな意味のないことをなんでこんな高レベルな次元でやりとげることが出来たのか?ってのが、 
つまりは創作意欲とかそういうものではなく、あくまで政治活動の一環であったと捉えないと説明がつかないとかなんとか。 

紫式部は藤原道長サイドの人間で、出資者も藤原氏。ところが源氏物語は源氏が藤原氏に政治闘争で 
打ち勝って栄華を極めるという内容。 
しかし実際には、藤原氏が源氏を蹴落としてやりたい放題で、当時は呪とか言霊とかあるように、 
文字に書いて記すことには大きな力があると信じられていた。それで、恨みながら死んでいった源氏の霊を鎮めるために、 
源氏物語が書かれたのではないか……って説。 

事実かどうかはともかく、なるほどなと思ったよ。 
277日本@名無史さん:2009/02/23(月) 21:55:13
上でも君と似たようなことを言った人がいたので、それに対する自分のレスのコピペ。

主人公が源氏なのは別に式部の独創と言うわけではない。
当時の物語で主人公が王族の血を引くのは当時の「お約束」なのだ。
「源氏」に先行する「落窪」も主人公は源氏。「宇津保」も序盤の主人公は清原。

「源氏」に後続する「浜松」「「狭衣」の主人公も源氏で、「寝覚」の主人公も源氏は確実。
別に作者が源氏ファンだったからというより、お約束に従ったまで。

「源氏」が反藤原だというなら「寝覚」なんて皇室不敬罪モンだ。
江戸時代の読み本とかに対するお上の審査基準と一緒に考えない方がよい。
278日本@名無史さん:2009/02/24(火) 09:36:49
創作意欲まで否定するのはどうかな。
瀬戸内氏も言っていたが、玉鬘の巻なんて通俗小説仕立てだし、作者も
楽しんで書いているのがわかる。
やはり「書かないではいられない!」という、我々には理解できないが
文学者に共通のものがあったのではないか。
279日本@名無史さん:2009/02/24(火) 17:54:32
>>276
それは前から言われている説だな
確か、逆説の日本史辺りで取り上げていたような気が…
280日本@名無史さん:2009/02/24(火) 18:18:44
明日古典のテストだ。
紫式部、カモーン!!
281日本@名無史さん:2009/02/24(火) 19:57:24
コテンコテンにならないように。
282日本@名無史さん:2009/03/01(日) 21:51:00
しかしアニメもゲームもちらと見ただけでがっくり来ますね・・・
283日本@名無史さん:2009/03/01(日) 23:23:20
>>282
素人が作ればこんなもんじゃない?
284日本@名無史さん:2009/03/05(木) 08:12:51
>>282
アニメは原作クラッシャーとして著名な出崎監督 だからな…



だけど、10月号の新潮で源氏物語特集してて、
その中の金原ひとみさんの文章が強烈にパンチが効いた内容だったから、
出崎さんがリボンにウェーブヘアした女を描いても全然、平気だったよ。
これらと比べたら原作クラッシャーという意味においては出崎監督はまだまだだと思う。
勿論、出崎監督自身は原作を破壊するのが目的じゃないけど。
285日本@名無史さん:2009/03/06(金) 17:42:48
>>283
あのキャラデザはアマ・プロどうこう以前の問題だろ。
平安萌えを完璧にカンチガイしてる。
絵柄はあのママでいいから、フツーに服飾考証どおりのスタイルだったら買ったがな。

もっともほぼ全ての源氏作品の服装は一箇所ウソがあるけどね。
286日本@名無史さん:2009/03/07(土) 00:55:33
>>285
そもそも、「源氏物語を映像化」という作品は高確率で駄作にぶつかるものなんだよ。 
287日本@名無史さん:2009/03/09(月) 12:55:18
>>285
平安時代のことをよく知らないド素人が制作すればこんなもんじゃない?
お歯黒、おしろいの平安女性を映像化されても視聴者は戸惑うだけだし…
288日本@名無史さん:2009/03/09(月) 20:07:59
美的に現代感覚に直した方が良い部分と、平安時代のママでないとダメな部分がある。
「あさき」はキャラデザからしてそこら辺のバランスが取れていたからヒットした。

まあ、あの作者は恐らく戦前の女学校を舞台にした百合ゲームを作ったとしても、
ミニスカにポニテのキャラを描くだろうな。中原淳一が草葉の陰で泣くね。
289日本@名無史さん:2009/03/09(月) 20:53:30
>>288
平安時代のことをよく知らないド素人が制作すればこんなもんじゃない? 
眉毛を剃り落とした全員下ぶくれ、細目、書き眉・お歯黒のメイクされても視聴者は戸惑うだけだし・・・。
まあお歯黒に関しては、 見る側が置かれてる風俗・風習と作品での風俗・風習があまりに乖離してるために 
観客が作品に入り込めなくなるの防ぐために意図的にやってることだしね。 
そんなことはいちいち「間違ってる」とか指摘しても意味がないかな。 
あとは難波歩きとかもそうだね。逆にこだわる人もいるけど。 

というのも、過去にこういうよく似たことをやった前例がある。それが1957年に大映で放映した『源氏物語浮舟』

ガチで眉毛を剃り落とした書き眉・お歯黒のメイクを行っている。 
さらに実際の十二単や長髪のカツラなどを着ている。
時代考証を考えてなんだが、とにかく十二単を着ると全然身動きが取れないというわけで、 
撮ってるほうも演技をするほうも散々な目に遭ったらしい。 
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/genjimonogatari_ukihune/
http://blogs.yahoo.co.jp/hana0101/46683129.html
http://fry.asablo.jp/blog/2008/05/11/3501171
http://www.raizofan.net/link4/movie2/uki.htm



平安王朝モノを実写でやるととにかくヤバイ 
290日本@名無史さん:2009/03/09(月) 23:49:45
>>288
昭和二十六年、吉村公三郎監督の「源氏物語」がヒットしたので
2匹目の鰌を狙ったようですが、、、
しかし資料的には『源氏物語浮舟』も面白そうですねー
291日本@名無史さん:2009/03/25(水) 12:19:50
はっはっはっ
ついに教科書記述改定決定!
紫式部→源高明
になるってよw
以前トンデモだとわめいたアホども
ざまぁwww
292日本@名無史さん:2009/03/25(水) 12:37:35
293日本@名無史さん:2009/03/26(木) 00:07:10
>>292
俺に言うなよ 
テレビに映ってた教科書会社の人等に言ってくれ 
294日本@名無史さん:2009/03/26(木) 10:48:34
>>291
マジレスすると改定はされない
番組の都合上、ああいう構成になっているだけ
なので、改正を検討するという答えになっている
ぶっちゃけヤラセじゃないバラエティ番組なんて存在しない
295日本@名無史さん:2009/03/26(木) 16:47:02
その番組見ていないんだけど、「源氏物語の作者は源高明だ」って結論だったの?
296日本@名無史さん:2009/03/26(木) 18:49:24
おいおい>>291は釣りだろ。
あんな番組鵜呑みにするほど>>291もバカではあるまい。
297日本@名無史さん:2009/03/27(金) 01:05:47
>>295
教科書が書き換わることになったのは「新説!?日本ミステリー」という番組のスペシャルでのこと。

「覆刻日本古典全集 教訓抄」
舞楽の解説書。「源氏物語は男が書いていた」という仮説の検証VTRで取り上げられていた。 この舞楽の解説書によれば「源氏物語に登場する大篳篥は源氏物語が書かれた半世紀も前に廃れている」とのこと。
「河海抄」
「源氏物語は男が書いていた」という仮説を検証するVTRで登場した源氏物語の解説書。この書には光源氏のモデルについてが記されているという。
「光源氏を左大臣になぞらへ」とありこれによって光源氏のモデルは当時の左大臣源高明だったという仮説が浮上。
歴史研究家に話を伺ったところ「源高明は晩年に自分の生涯を自伝にまとめていたがその生涯と源氏物語のストーリーはよく似ている」と説明しており
このことから源氏物語の作者もまた源高明であったという仮説へと進展していった。
「紫式部日記絵詞」
「源氏物語は男が書いていた」という仮説を検証するVTRで登場していた絵画。紫式部を作者に仕立て上げたという・藤原道長が描かれているとのこと。
「源氏物語」 
宮中を舞台にした人間模様を詳しく描いたという世界最古の恋愛小説。「源氏物語は男が書いていた」という仮説で紹介されていた。
これまで源氏物語の作者は紫式部とされていたが紫式部が作者であるという確固たる証拠はないともいわれている。

世継ぎ争いでライバル・清少納言に遅れを取っていた藤原道長派閥の紫式部。 道長が逆転の秘策としてプロデュースしたのが『源氏物語』であった。
作者は道長の妻の父・源高明であった。 番組内で出した10の新説を教科書会社に持ち込んだ結果教科書に採用されたものがあるというのだ!
10個の新説はアンケートで選ばれたもののようで専門家4人がそれぞれ5段階評価(☆1つで5点)をつけて合計85点以上なら教科書に載せるという。
そして1位だったのが「源氏物語の作者は男性だった」の90点!
公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/shinsetsu/
新説!?日本ミステリー番組概要 
http://tv.mapple.net/www.mapple.net/html/2009_03_24/ep_232079/
298日本@名無史さん:2009/03/27(金) 01:22:48
>>295 
1.源氏物語には、首もすわっていない赤子が2ヶ月で寝返るという記述があるが、子を持つ紫式部がこんなことを書くはずがない。
2.大篳篥(おおひちりき)という楽器が源氏物語に登場するが、これは源氏物語が書かれた半世紀も前に廃れている。
3.紫式部が宮仕えしていた時期、宮中で2度の火事があり、紫式部はほとんど宮中で過ごしていなかった。

以上の理由から、番組では「源氏物語」の作者は紫式部ではない、としていました。

4.光源氏を源高明(みなもとのたかあきら)になぞらえて書いている。

源高明は、醍醐天皇の第10王子で。高い教養の持ち主で、宮中のことにも詳しく、またその生涯が源氏物語のストーリーの多くと一致する。
源高明は左大臣にまで上り詰めた人物で、その娘明子を藤原の道長に嫁がせているので、藤原道長とは義理の親子だった。
そして、道長は一条天皇と、一条天皇に嫁がせた娘彰子との間に世継ぎが必要だったため、一条天皇の気を惹き、
彰子のところに通わせるため、義父である源高明から、彼が執筆した源氏物語を手に入れた。
また、一条天皇の気をさらに惹くため、源氏物語の作者を彰子の女官であった紫式部ということにした、と結論づけていました。
299日本@名無史さん:2009/03/27(金) 01:28:26
源高明が書いたという証拠がなきゃ論証として不十分。
300日本@名無史さん:2009/03/27(金) 06:03:55
1.は赤子の凡人ならざることを表現する手法。
2.は「いづれの御時にか」が舞台だから、同時代の人間がノスタルジーを感じる小道具を作品に出した。
3.は、宮中に上がれるような後ろ盾のしっかりした女なら、宮中で恥をかかぬように礼儀作法は叩き込まれている。
4.は、そんなに源高明はナルシストなのかと小一時間問い詰め(ry
301日本@名無史さん:2009/03/27(金) 10:27:34
なんだいこの番組は。
この手の番組はバカらしくて見ないようにしていたけど、あきれるね。

だいたい評価をつけたっていう専門家はだれなんだ?
教科書会社の名前もでてたの?まさか山川とかいわないよね?
302日本@名無史さん:2009/03/27(金) 12:41:26
>>301
>教科書会社の名前もでてたの?まさか山川とかいわないよね?

日本文教出版

全国の小中学校の教科書を作っている会社。番組では、この会社の日本史のエキスパートだという人たちに
独自に調査してきた日本史上の新説を審査してもらい、信憑性のあるものに関しては教科書に反映してもらおうという企画を行っていた。
303書きかけで送信した。スマン:2009/03/27(金) 12:48:42
>>301
>教科書会社の名前もでてたの?まさか山川とかいわないよね?

日本文教出版

全国の小中学校の教科書を作っている会社。番組では、この会社の日本史のエキスパートだという人たちに独自に調査してきた日本史上の新説を審査してもらい、
信憑性のあるものに関しては教科書に反映してもらおうという企画を行っていた。それにしても教科書会社の編集担当者があれこれ決めちゃあまずいだろう。
歴史の専門家でも大学の歴史学教授でも何でもないただのサラリーマンだし。学者が徹底した学術調査をやって信用するだけの価値がある証拠を見つけてきて、
権威がある学会で徹底した激論を交わして、それから今後はどのような処置をとるかを決めるわけで、ひとりの愛好家が勝手な根拠と思い込みと勝手な決めつけと
勝手な偏見だけで勝手に結論づけて、それを教科書会社の編集担当者が「信憑性がありますねェ」と言えばそれで正しいコトにならないよ。
そういうわけで、テレビに出ていた教科書会社の編集者たちは、源氏物語の作者は源高明だったとするのも「ありえますね」と言っただけあって、これから関係者に働き掛けて教科書に載せるようにしますよという確約は一切していなかった。


なぜなら彼らには教科書の内容を書き換える事ができるだけの権限は一切与えられていないからだ。
304日本@名無史さん:2009/03/27(金) 17:59:42
>>298の2の楽器どうこうだが、「玉鬘十帖」で夕霧、柏木、紅梅が参加した正月の男踏歌も式部の頃には無くなってる。
これは源氏物語は過去の話をしているという前提になっているから(つーか物語は本来はそういうもん)。
こんなのは古典全集とかの脚注には必ず出てくる事柄。

何を鬼の首取ったみたいに言ってんだろ。
305日本@名無史さん:2009/03/27(金) 18:15:01
そもそも源氏は10世紀前半辺りを舞台に想定してるってのは常識だろが。

で、道長は用意周到に式部が源氏の作者だと言うことを後世に伝えるために
「偽書・紫式部日記」も造作したってワケか?ご苦労なこった。
306日本@名無史さん:2009/03/28(土) 04:30:31
結構こういうのを鵜呑みする人がいるから怖い。
9割がたトンデモ、電波なんだが、たまにマトモな学者を出して
清盛皇胤説をやったりするから余計困る。
307日本@名無史さん:2009/04/08(水) 23:14:27
>>294-295
紫式部は当時の宮中をモデルにして書いた。 
現在の小説でもモデルがいる小説は存在するよね。 
だけど、源高明に紫上や明石上や六条御息所や空蝉や・・・ 
という女性たちが絡んだ事実はないし、 
源氏物語と源高明という男は全く別物。 
左遷されて以来二度と日の目をみることのなかった高明と 
栄華を極めた光源氏は全く似ても似つかない。 
308日本@名無史さん:2009/04/09(木) 07:58:27
>>291
あいつら全員左遷されるんじゃないの
担当者が内容なんか決められるわけないだろ
309日本@名無史さん:2009/04/11(土) 01:53:39
WWWWWW
○制作著作者のささやかなページ。
http://www3.plala.or.jp/asinom/iro/asino.html○源氏物語試論
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kintaro2/abegenji7.htm
○紫式部が源高明の死を悼んで
http://blog.livedoor.jp/enzb/archives/29819.html
○須磨に流された光源氏のモデルは?
http://59155480.at.webry.info/200809/article_2.html
......
×妄想w
310日本@名無史さん:2009/04/11(土) 22:23:39
実話?
311日本@名無史さん:2009/04/24(金) 18:23:53
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は21日、インターネットを通じて世界の古典の原著をオリジナルの言語で
閲覧できる「世界電子図書館」をスタートさせた。日本からは「源氏物語」「小倉百人一首」などが登録され、世界のどこからでも無料で読めるようになった。

世界電子図書館の構想は米議会図書館のジェームズ・ビリングトン館長が2005年にユネスコに提案。
ユネスコと世界32の研究機関が協力し、ネット上での開設にこぎ着けた。
古典文学だけでなく、映画の創始者リュミエール兄弟(フランス)の映像作品や世界各地の古地図など画像や
音声も登録されている。

ユネスコによると、登録資料は世界の40言語以上にわたる約1250件。英語、フランス語など国連公用語
6カ国語とポルトガル語の計7カ国語で検索する仕組み。
ユネスコの松浦晃一郎事務局長は「世界電子図書館は、文化の多様性を称賛し、情報の自由な流通、
知的共同体創設の基盤となるものだ」と語った。

世界電子図書館のホームページはhttp://www.wdl.org/

2009/04/22 06:11 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042201000025.html
【文化】ユネスコが世界電子図書館 日本から源氏物語や百人一首も
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1240364898/
312保守代わりに…:2009/04/30(木) 18:32:03
世界の貴重な資料をネットで、「世界デジタル図書館」スタート
2009年04月22日 09:20 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2594607/4054006
【4月22日 AFP】国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)と32の機関が共同設立した文化資料閲覧ウェブサイト
「ワールド・デジタル・ライブラリー(The World Digital Library)」が21日、スタートした。
アラビア語で書かれた数学の文献や、世界最古の小説『源氏物語(The Tale of Genji)』など
40の言語にわたる世界的に重要なコンテンツを無料で閲覧することができる。
米議会図書館(Library of Congress)のチームが、エジプトのアレクサンドリア図書館(Bibliotheca Alexandrina)
の支援を受けて4年間かけて構築した。研究者、教師、歴史家などあらゆる人が利用できるが、
インターネットで品質や信頼性に問題がある情報に接触することが多い若者の利用を特に念頭においている。
当初は19か国32機関の協力のもと収集された約1200点のコンテンツを収めているが、
今後も拡大させるとしている。ブラジル、英国、中国、フランス、日本、ロシア、米国が大きく貢献し、
南アフリカ、ウガンダ、マリもアフリカの資料収集で協力した。
このプロジェクトはグーグル(Google)、マイクロソフト(Microsoft)、いくつかの慈善基金から資金援助を受けている。

(c)AFP/Carole Landry
313312の英文記事:2009/04/30(木) 18:36:31
World treasures go on-line in global digital library

PARIS (AFP) ― A global digital library allowing scholars and cybersurfers to scroll through such unique works as the 13th-century "Devil's Bible" and rare photos from the Ottoman empire was launched on Tuesday.
Four years in the making, the World Digital Library went on line (www.wdl.org), offering free access to hundreds of books, manuscripts, maps, photographs and sound and film recordings, all considered world treasures.
The state-of-the-art educational tool promotes cultural understanding by showcasing "primary materials that are both interesting and important," said James Billington, from the US Library of Congress, who created the project.
The website operates in seven languages, with content in 40 languages, from mathematical texts in Arabic to the world's first novel, "The Tale of Genji" written in Japan in the 11th century.
"All of these materials have been vetted by curators and scholars so that they are dependable,""All of these materials have been vetted by curators and scholars so that they are dependable," Billington told a news conference at
the Paris headquarters of UNESCO, the UN cultural agency that shephereded the project. The site was developed by a team from the Library of Congress in Washington with assistance from Bibliotheca Alexandrina in Egypt.
Some 1,200 documents have been chosen for the initial phase, but the plan is to open up the library's doors and databases beyond the current 32 partner institutions from 19 countries.
"Part of the purpose is to bring together materials that have been widely scattered, into a single focus," Billington said.
(これ以上は長すぎるので省略!!詳細はリンク先で!!)
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jGWRhy8J2UUWoFxMyZsmp-LOUPkQ
http://news.my.msn.com/sci-tech/article.aspx?cp-documentid=3207118
314日本@名無史さん:2009/05/22(金) 00:11:47
Title:   The Tale of Genji: Volumes 1-54 
http://www.wdl.org/en/item/785/
Description 
* Genji monogatari (Tale of Genji) is often considered the first great novel in world literature.  
The author of the work, Murasaki Shibuku, was born around 978 and spent most of her life at 
or near the imperial court in Kyoto. After a brief marriage to an older man, she entered the 
service of Empress Akiko (or Sho-shi) around 1005 as a lady-in-waiting. The novel consists 
of 54 books or chapters that recount the life and romances of Prince Genji, the young, handsome,  
and talented son of an emperor. The novel is remarkable for its elegant style, complex portrayals 
of characters, and descriptions of human emotions. The author’s real name is unknown 
(she was known as To- no Shikibu during her lifetime and came to be called Murasaki Shibuku 
after her death), as are her method of composition and the exact date when the work was written. 
This illustrated, woodblock print edition is from the collections of the Library of Congress.  
 (これ以上は長すぎるので省略!!詳細はリンク先で!!)
315日本@名無史さん:2009/06/11(木) 09:03:36
ぬるぽ
316日本@名無史さん:2009/06/20(土) 09:35:20
wikiの紫式部の没年だが、
色々書いてるくせに近年有力視されている「1019年生存説」は書いてないんだな。
やはりwikiってイマイチ頼れないなぁ(ガイドとしては非常に重宝だが)。
317日本@名無史さん:2009/06/23(火) 23:33:37
>>316
英語版のWikiでは「1014年か1025年」になっているよ。
それにしても日本版wikiは大幅に情報量がパワフルになったなww
318日本@名無史さん:2009/06/24(水) 23:56:44
ところで清水義範の『読み違え源氏物語』で、夕顔は実は空蝉だったみたいな話があるけど、その説はどうなんだろう

作者も半ばネタでそう書いてるってのはわかるんだけど、繋がりがうますぎて否定すべき点が未だにわからないんだが…
319日本@名無史さん:2009/07/22(水) 12:58:50
>>318
アッ―――!!
320日本@名無史さん:2009/08/13(木) 19:47:27
ぬるぽ
321日本@名無史さん:2009/08/16(日) 16:01:10
尚侍藤原香子って式部なのかね?
322日本@名無史さん:2009/08/16(日) 19:56:08
違うよ
323日本@名無史さん:2009/08/16(日) 23:18:02
>>321
「紫式部(藤式部)=藤原香子」は角田文衞氏が言い出した一説であって、未だに確定では無いよ。
324日本@名無史さん:2009/08/18(火) 08:21:30
尚掌って結構な官位だよね。
式部クラスの家柄でも慣れるのかな?
325日本@名無史さん:2009/08/18(火) 10:26:26
角田文衛が言っていた説は「掌侍」じゃなかったっけ?

この時期の尚侍は妃予備軍だから紫式部クラスではもうなれないでしょ。
326日本@名無史さん:2009/08/18(火) 15:35:05
日記に中務宮家との関係が記されているけど、
式部は才女として雇われただけでなく宮家との掛橋になって貰いたくて採用されたんだと思う。
そして頼道と隆姫との婚姻を成功させ、式部は出世し娘も宮仕えに出す事が出来た。

327日本@名無史さん:2009/08/18(火) 20:50:09
>>325
「紫式部(藤式部)=藤原香子」は角田文衞氏が言い出した一説であって、未だに確定では無いよ。 

もし紫式部が「掌侍」という公的な地位を有していたのなら
勅撰集や系譜類に何らかの言及があると思えるのに
そのような痕跡が無いのはおかしいとする批判もある。
だから逆に角田文衞が史料を誤読したという説もある。
だから「紫式部(藤式部)=藤原香子」は広く認められた説にはなっていない。
328日本@名無史さん:2009/08/18(火) 22:24:30
角田文衞氏は史料にほとんど残らない女性の痕跡を求めるあまりに
史料を無茶読みすることがあるからな。。。
紫式部ほどの人物が史料に名を残していないはずがないと思い込むあまり
父親が特定されていない藤原氏の女性を無理に当てはめた感じ。
紫式部とは関係ないが
「待賢門院璋子の生涯」なんて無茶読みの最もたる著書。
329日本@名無史さん:2009/08/19(水) 14:06:28
当時の女性の名前を記さない或は公表しないのは、呪詛から護る為とも聞いた事がある。
330日本@名無史さん:2009/08/19(水) 15:18:08
>「待賢門院璋子の生涯」なんて無茶読みの最もたる著書。

ええー、この本dデモ本だったのか・・・orz
331日本@名無史さん:2009/08/19(水) 21:29:20
「待賢門院璋子の生涯」
崇徳天皇は鳥羽天皇の子ではないという結論まずありきで
崇徳天皇ら兄弟の誕生日から崇徳天皇の受胎日と待賢門院の生理周期を逆算。
待賢門院は入内〜第1子懐妊までの間に毎月1回、1週間程度里に帰ることに着目し(生理休暇?)、
崇徳天皇は里にいるわずか1週間の間に孕んだ子と結論付けている。
(角田氏によれば待賢門院は生理の日を内裏の鳥羽天皇のもとで過ごし、
受胎可能な日を里で過ごしている、と言っているが普通逆じゃね?)

子供は1日も狂わず10月10日予定日通りに産まれるとか生理周期は一日も狂わないとか
無茶な推論が多いのよね。。。
332日本@名無史さん:2009/08/22(土) 12:14:42
娘の賢子ちゃんは今で云う勝ち組だよね。
小式部内侍も生きていたら有力な女房になっただろうに。

小馬命婦は本当に清少の娘だったのかね?
333日本@名無史さん:2009/08/23(日) 21:32:02
しらない
334日本@名無史さん:2009/08/24(月) 20:47:11
>>332
乳母には定員があるからね〜
賢子は丁度恋人の子を産んだとき(正式な夫ではない・このときシングルマザー)
主君彰子の妹嬉子に子が生まれるというので乳母に抜擢された。
賢子は実際に乳もあげる乳母だったようだ。

小式部が産で死んでなかったらどんな人生を送ったかは分からないけどね。
母和泉式部のように結婚して夫の任地に下って
女房を辞していたかもしれないし。
335日本@名無史さん:2009/08/24(月) 21:35:13
>>305
式部日記とされる作品の文体は異常 男子的文体 源氏のような細やかな情感はゼロ 枕草子に 遥かに劣る平安最下位作品 駄作 つまり別の御代の類似の事実を重ね合わせた 迷惑作品
336日本@名無史さん:2009/08/25(火) 08:03:08
個人的な「感想」を述べるのは全く自由だけど、史料批判の材料にはならないよ。
337日本@名無史さん:2009/08/29(土) 13:22:17

  ∧_∧
  ( ・∀・)   | | ガッ!!
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__∧∩
  _/し' //. V`Д´)/
 (_フ彡        /  ←>>315
338日本@名無史さん:2009/09/15(火) 02:23:39
339日本@名無史さん:2009/09/16(水) 10:13:43
あーげー
340日本@名無史さん:2009/09/17(木) 05:38:52
341日本@名無史さん:2009/09/18(金) 01:39:28
>>338>>340

過疎っている巣にお帰り下さい。


源氏物語の現代語訳
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/kobun/967037187/l50
342日本@名無史さん:2009/09/23(水) 12:18:05
紫式部実在人物???
本名性別出身地生年月日 国籍背景不明→ 歴史学を超えた、日本史後半における現実混乱妄想の根源
343日本@名無史さん:2009/09/23(水) 20:10:36
「紫式部日記」が残ってるくらいだからね〜
「小右記」にも藤原為時女が中宮彰子に仕えており、
実資と彰子の取り次ぎ役であったことが記されている。
紫式部はいたでしょ
344日本@名無史さん:2009/09/23(水) 21:08:33
墓も無い 戒名もない 藤原貴族みなあるのに
345山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte :2009/09/24(木) 01:19:16
墓は島津製作所の工場と隣接していますね。
上で無茶読みを批判されておいでの角田文衛先生は、可能性は高いと仰ってお
いででしたが……。
鎌倉時代の史料に出て来る話であったでしょうか。
『方丈記』にあるように、当時は古の歌人などの墓が特定されていたことは確か
でしょうが、それだけ慕われていたことと、事実当人の墓であったことは別です
からね。
当時の公家は、出身氏族ごとの墓地に埋葬されていましたから、当時あの辺りに
墓の痕跡が点在していたのは、確かだったのでしょうが。
死者に対する戒名は、あの時代にある訳がありません。
禅宗の影響で、13世紀頃に出て来たものの筈ですが。
346日本@名無史さん:2009/09/24(木) 02:26:41
式部や式部卿は男性官職 紫は従三位にも満たない女性に安易に下賜されるはずもない色
347山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte :2009/09/25(金) 01:22:00
もうわざととしか思えませんが、それならそれで意味不明ですね。
348日本@名無史さん:2009/09/25(金) 02:22:26
おはかが むらさきが
結局 実在しても別人または複数多数の別人たち 代表編者むらさきに仕立て上げ 影のパトロン作者はもちろん権力者よ
藤原歴史しらない 文学びとには 何一つ解明できない ただの空想空疎物語やねん
349日本@名無史さん:2009/09/25(金) 21:06:26
「源氏物語」で本名が出てくるのは、光源氏の乳母子の惟光とか、ごく一部の人物だけです。
それも身分が低い人に限られていて、高貴な人は決して本名では呼ばれません。
これはフィクションに限らず、当時も実際に、高貴な身分の人は、本名で呼ばれることはほとんどなかったみたいです。

日記とか、古文書とかでも、たいていは官職名とか、住んでいる場所などの名を冠して呼ばれています。
特に女性の場合、皇女や皇妃、あるいはよほど高位まで昇りつめた女性でもない限り、本名は記録に残らないんです。系図には「女」としか記されなかったりするんですね。
平安時代には 自分の本名を相手に知られる事 は、相手に支配されてしまう事と考えられていたことから、
女性は本名を隠して女房名 ( ニックネーム ) が呼び名として用いられていました。
小野小町、紫式部 、和泉式部、清少納言 なども女房名 であり、本名は現在も謎だらけ。
当時女性が本名を知られるのは、裸を見られるのと同じぐらい恥ずかしい事なので、現在では知る由もありません。(本名を知るのは、親と本人と旦那ぐらい)
ただし、源氏を書いた紫式部の名前は残っていないが、その娘大弐三位は本名が残っているという珍しいケースもある(天皇の乳母になったから)
紫式部 は、当初は 藤原為時の娘 であることから藤原の 「 藤 」 と 父親の官職名 「 式部丞 」 ( しきぶのじょう )
から 「 藤式部 」 ( とうのしきぶ ) と呼ばれ、 その後、『源氏物語』が評判になるにつれて、
初期のヒロイン、紫の上(むらさきのうえ)にちなんで、紫式部と呼ばれるようになりました。
紫式部の本名についてですが、角田文衛氏が「御堂関白記」を資料に、紫式部の本名は、藤原香子(たかこ)かと提言して、学会の注目を浴びましたが、
その後、その資料の読み取り方に対して、2,3の研究者から批判が出されて現在に至っています。
このように紫式部の本名は、一応は推定されているんですが、資料の信憑性などに疑問があり、確かなこととまでは言えないようです。
350日本@名無史さん:2009/09/25(金) 22:49:50
紫さんは 高貴な身分なのでしょうか 惟光は 架名 天皇名意外 実名にはしない
351日本@名無史さん:2009/09/25(金) 23:00:58

藤原惟光候補 …南家(光源氏は北家と縁を切りたかった)の 藤原惟頼・藤原惟親・藤原惟・藤原惟綱・藤原惟遠・藤原惟貞・藤原惟定・藤原惟俊・藤原惟はその他多数
352日本@名無史さん:2009/10/12(月) 04:48:03
ぬるぽ
353日本@名無史さん:2009/10/13(火) 21:33:16
>>345
紫式部の墓の特定の根拠としたのは室町時代、四辻善成の手による
源氏物語の注釈書「河海抄」に「式部墓所在雲林院白毫院南小野篁墓西」
と記されていることかららしい。
式部の時代からは300年ほど隔たった時代の文献で、
この時代にはここに式部の墓があると信じられていたらしい。
とはいえ、この時代には武家に対抗した有職故実の高揚により
男性文学者による源氏物語研究が顕著になり
式部は文学の神のように崇められるようになっていたから
どれほど信憑性があるのかは分からない。

出身氏族ごとの墓というのならば、小野氏出身の小野篁の隣に
藤原氏の式部の墓があるのは不思議。
藤原道長や藤氏出身の天皇妃らが葬られた藤原氏の合葬墓は
宇治にあり(后が葬られているため宇治陵と呼ばれる)
現在式部の墓がある場所とは異なっている。
354日本@名無史さん:2009/10/14(水) 00:57:14

でちあげ 北家師輔御堂流の摂関独占のための陰謀作品 創り話しに平成にても酔い痴れる 武士から庶民まで。
355日本@名無史さん:2009/10/14(水) 14:30:21
紫式部は同性愛者だったって説があるが、真っ赤な嘘だろう。
レズなのに何で夫も子供もいるんだよw
356日本@名無史さん:2009/10/14(水) 20:46:46
>>355
紫式部日記に同僚の女房がうたたねしている姿を見てあまりに美しかったので
思わず起こしてしまったとかあったっけ。
紫式部は清少納言ほど男好きでもなかった気がするけどな。
綺麗な女性を見て女性が綺麗だと思うことはあるよ。
ただし、同性愛とは違うだろうな。
357日本@名無史さん:2009/10/15(木) 07:33:04
紫式部はバイセクシャルだった。
生粋の異性愛者の人間なら綺麗な同性を見ても別に何とも思わんよ
特に女性の場合、自分より美しい女性には嫉妬こそすれ、間違っても憧れはしないだろう。
女の敵は女。女性は美女には厳しいんです、ハイw
358日本@名無史さん:2009/10/15(木) 20:39:50
>>357
そうかな?
友人に対してもそう?
自分より美人の友人には嫉妬するの?
綺麗な芸能人を見ても憧れないって?
紫式部は源氏物語に美人を多く登場させているし、
特に美人に対する僻みも嫉妬もない。
普通に身の回りにいる美人たちを観察して
創作に役立ててただけだと思うけど。
359日本@名無史さん:2009/10/15(木) 20:53:21
>>355-357
>>273を見てね


窯変の作者橋本治は、この時代レズはけっこうあったんじゃないか
みたいな事を書いてたキガス
高貴な女は外に出ないで、男ともほとんど顔を合わせないんだから
女同士でキャッキャしてたとかなんとか(うろおぼえ)
360日本@名無史さん:2009/10/15(木) 20:59:34
橋本治はえぐいからw
下ネタは全部好きだから。
361日本@名無史さん:2009/10/16(金) 00:13:12
>>353
「紫式部の墓」というのはあくまでも「伝説」だからね・・・。

「紫式部の墓」の同一敷地内には伝・小野篁墓があります。
この辺りは、平安の昔から蓮台野(れんだいの)と呼ばれる墓地だったので、
貴族の墓があってもおかしくはありません。
しかし、ここが「紫式部の墓」だという証拠は河海抄との表記だけで、無論疑い始めたらきりがない。
だが、かなり昔からこういう伝説があるらしいというのは確か。

この墳丘に本当に紫式部・小野篁が葬られているかどうかは謎。
362日本@名無史さん:2009/10/18(日) 11:00:53
小野篁は閻魔様の書記だの伝説の多い人物なので
この凄い作品を書いた常人と違う作者を葬るにいい場所だった、
というのはどうだろう。
363日本@名無史さん:2009/10/18(日) 13:05:20
>>361
昔からここに紫式部の墓があるという伝説があったのではなく、
河海抄の記述をもとに角田文衛氏がこの地に紫式部の墓があったとして
それをもとに墓が整備されたというのが実態。
式部の墓の隣には小野篁の墓があったと書かれてあるので
これも同時に整備された。
現在、現地には角田文衛氏の手による石碑が建てられている。
というわけで近年整備された紫式部と小野篁の2つの墳墓は
隣接しているよいうよりくっついていて、
夫婦でも親兄弟でもないのにこのくっつきようはなんだ、と思うぐらい。
364日本@名無史さん:2009/10/18(日) 16:11:39
>>358
ノンケの男が美しい男を見ても何とも思わんのと一緒なんじゃね?
365日本@名無史さん:2009/10/26(月) 03:09:13
What is the World's Oldest Novel?

The answer to this question varies, depending on who you talk to and how “novel” is defined. If a novel is treated as a prose narrative of significant length,
the oldest novel is probably The Tale of Genji, written by Murasaki Shikibu in 11th century Japan. The Tale of Genji is certainly recognizable as a novel
to modern eyes; in fact, it continues to be widely read, and it has been translated into numerous languages. This book had a tremendous influence on Japanese literature,
and it continues to be cited as a major source of inspiration by prominent Japanese novelists today. However, when one includes epic poems under the field of
“novel,” and some scholars do, matters get a bit more complicated. Both The Epic of Gilgamesh and The Odyssey are far older than The Tale of Genji,
and they could in a way be considered precursors to the modern novel. The Odyssey in particular has had an immense influence on Western culture and literature; themes
from this epic poem pop up again and again in Western art, music, and writing. If you don't consider The Odyssey the oldest novel since it doesn't meet
the strict definition of a novel, it was most certainly influential.The dispute over the identity of the oldest novel might seem petty, but
it can be intriguing and quite revealing. People who support publications like Robinson Crusoe (1719) as “the first novel” are choosing to
blatantly ignore works like The Tale of Genji, along with numerous so-called “Romances” written in Spanish, French, and Italian as early as the 12th century.
Robinson Crusoe is also hardly the oldest novel in English, although modern readers might have trouble understanding the English used by authors
like Geoffrey Chaucer. In the West, the form of the novel appears to have emerged around the 15th century,
(以下長いから省略。詳細は↓で見てね!!)
http://www.wisegeek.com/what-is-the-worlds-oldest-novel.htm
366365の乱暴な英訳:2009/10/26(月) 03:12:00
Q:
最も古いノベルは何ですか?

A:
あなたの質問の答えは「ノベル」がどのように定義されるかによって、この質問の答えは異なります。

ノベルが重要な長さの散文物語として扱われるなら、最も古いノベルはたぶん11世紀日本に紫式部によって書かれた、源氏物語です。
確かに、源氏物語はノベルとして現代の目で認識することは可能です。 事実上、広く読まれ続けています、そして、多数の言語に翻訳されました。
この本は物凄い影響を国文学に与えました、そして、それは今日著名な日本人のノベル家による主要なインスピレーションの源に挙げられ続けています。
「ノベル」の分野の下で叙事詩を含んでいて、何人かの学者が含んでいるとき、問題はもう少し複雑になります。
ギルガメシュのEpicとオデュッセイアの両方が源氏物語よりはるかに古いです、そして、それらが現代のノベルへの先駆であるとある意味で考えることができました。
特にオデュッセイアは西洋文化と文学に莫大な影響を与えました。 この叙事詩からのテーマは西洋の芸術、音楽、および書法で何度もポップアップされます。
あなたが、ノベルの厳密な定義を満たさないで以来オデュッセイアが最も古いノベルであると考えていないなら、確かに、最も有力でした。
最も古いノベルのアイデンティティに関する論争は小さく見えるかもしれませんが、それは、好奇心をそそってかなり顕である場合があります。
「最初のノベル」としてのロビンソン・クルーソー(1719)が、おく面もなく作品を無視するのを選んでいるように、刊行物を支持する人々は、
早ければスペイン語で書かれた、多数のいわゆる「ロマンス」、フランス語、およびイタリア語に伴う源氏物語12世紀であるのが好きです。
ロビンソン・クルーソーはほとんども英語で最も古いノベルではありません、
作者によって使用されたイギリス人が、ジェフリー・チョーサーが好きであることを理解するのに現代の読者は苦労するかもしれませんが。
(以下長いので省略。詳細は↓にて自分で訳してね!!)
http://www.wisegeek.com/what-is-the-worlds-oldest-novel.htm
367日本@名無史さん:2009/10/29(木) 15:07:05
>>359
男性の衆道(男色)よりお盛んだったのかな?
368日本@名無史さん:2009/11/26(木) 23:56:59
>>367
紫式部はレズ疑惑があるね
369日本@名無史さん:2009/12/06(日) 10:38:34
ぬるぽ
370日本@名無史さん:2009/12/06(日) 10:56:41
殆どage投稿だがお約束の

( ・∀・)   | | ガッ
  と    )    | |
    Y /ノ    人
     / )    <  >__Λ∩
   _/し' //. V`Д´)/ ←>>369
  (_フ彡        /
371日本@名無史さん:2009/12/07(月) 02:20:41
結局どの現代語訳が一番なの?
372日本@名無史さん:2009/12/10(木) 01:42:26
>>371
原文に忠実なものは、玉上琢彌や今泉忠義あたり。
読みやすさ、わかりやすさは大塚ひかりや田辺聖子。
ただし田辺聖子は脚色も多く巻名が出ていないので
原文から離れたくない人には薦められない。
373「紫式部」の基礎データ:2009/12/15(火) 01:12:54
本名: 不明   (「藤原香子」という説がある。女房名は「藤式部」)
生没年: 不明 (970年から978年まで〜1014年から1031年まで)
性別:♀
身長・体重: 不明
出身地: 不明(京都説がある)
父親: 越後守藤原為時(歌人・漢学者)
母親: 摂津守藤原為信女(官人)
配偶者:藤原宣孝(夫)、藤原賢子(唯一の子供)となっている。
家族について: 紀時文との婚姻関係が存在するという上原作和による説や『尊卑分脈』において
          紫式部が藤原道長妾であるとの記述があるなど彼女の家族関係は多くの謎がある。
職業:中流貴族・作家・歌人など。中宮の藤原彰子(ふじわらのしょうし)に仕える。現在では「小説家」の肩書きも追加されている。

主なエピソード
・子供のころから漢文を読みこなしたなど、子供のころから頭が冴えていた。
・父が、彼女の弟に漢文を教えていると、そばで聞いていた彼女のほうが先に覚えてしまった。
・父は、「そちが男だったら良かったのに」となげいたという。 当時は男社会だったため、時代が悪かったと彼女の才能を惜しんだ。
・彼女は1001-1008年ごろの期間に「源氏物語」を作成したといわれている。
・当時の貴族ではめずらしいいわし好きであったという伝説がある。
・源氏物語の仕事によって彼女は海外では「World's First Novelist」ということになっており、世界の歴史にも大きな足跡を残している。
・英語名は「murasaki Shikibu」「Lady Murasaki」など。
374日本@名無史さん:2009/12/15(火) 02:06:07
めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに
雲がくれにし 夜半の月かな
375日本@名無史さん:2009/12/15(火) 03:26:36
作者単一説なら それは 空想上の人物 架空の中古日本女性(下級貴族子女) 妖精のようなお伽話的人物です
作者たちは実在したでしょうが 今のところ単一作者の実証は 0% 実証できたら学士院会員 ユネスコ顧問 ノベル文学なみに なります 意欲ある愛国文学青年に 期待しますネ申
376日本@名無史さん:2009/12/15(火) 12:21:51
377日本@名無史さん:2009/12/16(水) 02:18:29
>>375
1000年前のことなんだから疑い始めたらキリがないけど
鎌倉以降の写本だと、藤原定家の手が加わってしまっている可能性がありますね。でも、おおまかは彼女たちの作でしょう。

源氏物語の場合、「紫式部日記」の中に、彼女が筆者であることが出てくる。
紫式部日記も、名前のとおり日記だよ。
中宮彰子に仕えている女房以外書けない内容だし、
筆者が、源氏物語を読んだ藤原公任に「(源氏物語のヒロイン)若紫はいらっしゃいますか」
なんて呼ばれたことから紫式部と呼ばれるようになった経緯や、
自分の弟や父のことも実名つきで出てくる。
紫式部以外、書けない内容だよ。
紫式部の自筆本がないのだし、後世の人が源氏物語を改作したに違いない、というのも根拠が薄い。なんで改作する必要があるの?
378日本@名無史さん:2009/12/17(木) 20:21:36
>>376
企画としてはオモロイが源氏が現代でも受けてるのはまず第一に舞台が平安だから。
現代に焼き直したら源氏の意味がない。
379日本@名無史さん:2009/12/18(金) 01:56:21
>>376
洋服の時点で超ハイパーミラクルカス作品決定



いろいろありえないが藤壺のセーラー服が一番ありえない
花散里はもっとおっとりだし、末摘花はドジっ子っていうより単なるヒキだし
ただし朧月夜のビッチっぷりだけは認めるしw
そして若紫と女三宮は可愛いなw
原典全く関係無い容姿だが可愛いものは可愛い。
380日本@名無史さん:2009/12/18(金) 06:35:47
趣味わりーなw
381日本@名無史さん:2009/12/18(金) 07:28:36
焼き直しとか洋服の時点でとか、頭悪すぎるな
ちょっと見れば趣旨の判別はつきそうなものだが
382日本@名無史さん:2009/12/18(金) 22:05:54
>>379
別に歴史書でもなくただの萌えを語る書物なんだから洋服でなんの問題もないじゃないか
383日本@名無史さん:2009/12/22(火) 01:07:30
>>376>>379
いやいや、ショタコンもないと。小君忘れちゃ嫌。あと頭中将とのBLチック発言もいっそのこと拾ってしまえばいいのに(笑)。
384日本@名無史さん:2009/12/22(火) 12:44:13
藤野中將さまBL小気味さまBLたかアキラさまwwwBLへいあん絵巻ぃ〜
ついでにBL佐大臣頼ながさま〜
385日本@名無史さん:2009/12/22(火) 21:34:50
紫式部そして清少納言
二人とも女性だが、1000年以上先の未来の高校で
必修科目として登場してくるとは思ってもみなかっただろうな
高校一年生の古文で必修科目、つまり常識科目なわけだ
日本人の。
386日本@名無史さん:2009/12/23(水) 02:00:33
確かに頭中将との友情は、腐女子がBLフィルターで見ると萌え萌えなのではないだろうか。
387日本@名無史さん:2009/12/23(水) 15:54:41
マルチ保全死ね
388日本@名無史さん:2009/12/24(木) 01:30:53
紫式部かんけーねーし
389日本@名無史さん:2009/12/25(金) 00:16:16
BL貴族のゲイ(バイ)…中世フランスも有名だが
390日本@名無史さん:2009/12/25(金) 08:31:14
>>386
その息子たちの友情には更に萌える
391日本@名無史さん:2009/12/26(土) 00:08:24
>>376
ひどいな
一面的すぎる
392日本@名無史さん:2010/03/06(土) 21:56:27
そうかね
393日本@名無史さん:2010/03/10(水) 08:08:36
「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」

なにこの1000年経っても有名人
394日本@名無史さん:2010/03/16(火) 23:33:18
岩波の紫式部日記が未だに絶版だけど何か理由でもあるのか
395日本@名無史さん:2010/03/17(水) 17:44:56
久しぶりに漫画スレを覗いたら
紫の上が源氏の正妻で女三宮降嫁で正妻から降格されたなどいう
中国人の持論を持ち出して吠えている輩がいて笑えた
396日本@名無史さん:2010/03/17(水) 19:55:02
そりゃ紫式部もびっくりだw
397日本@名無史さん:2010/03/17(水) 23:46:27
紫色部神社あたらミンナお參りするのにナ
398日本@名無史さん:2010/03/18(木) 00:00:02
中国人の持論(失笑)
399湾岸線より愛を込めて:2010/03/19(金) 21:32:18
腐女子と初めてあったのはもうかなり昔だ
場所は京都府の京都市二条城近辺


きょうとぉ〜?
腐女子らしくないわーそれ
観光客とかがいっぱいくるオシャレなトコでしょ?


いーや ものすごく腐女子らしい場所だったヨ
1000年以上前の京都市
ペンネームは紫式部…



西暦1001年 「源氏物語」執筆開始───
あの日から腐女子の妄想ノベルが加速したんだ
400伝説の腐女子:2010/03/24(水) 02:41:14
源氏物語 性描写自体はそれほどってワケじゃなかった
ただあの時 あの京都のど真ん中で発生したエネルギーがスゴかったんだ

西暦1001年頃 彼女をとりまく環境は最悪だった
愛する夫である藤原宣孝の死去
未亡人になった自分
平安貴族世界のシビアな現実
行きどころのない閉塞感でいっぱいだった

あのどんづまりの閉塞感
行き場のないエネルギー
それがあの時あの源氏物語でショートするようにハジケたんだ

11世紀から21世紀へ
平安貴族から世界史に残る偉大な同人女へ
日本の古典から世界の腐女子ノベルへ

ツンデレ ヤンデレ ハーレム 人妻 アッー!! 幼馴染 BL
熟女 ロリ ショタ アキバ そして湾岸のコミケ───

あの時発生したエネルギーが
それぞれの場所を求めてゆっくりと動き出していったんだ
401日本@名無史さん:2010/04/10(土) 19:11:53
保守

源氏物語は「オナニーのオカズ」に使われた疑いがある
http://simple-u.jp/pd200403.html#2004-03-10
『源氏物語』は「オナニーのおかず」になりえたのではないだろうか。
  『源氏物語』には、言うまでもなくセックスの場面が何度も出てくる。
  むろんそれは後世のポルノグラフティーのそれのように微に入り細を穿ったものではないが、
  その気になればけっこう興奮できるかもしれない。

だから長いこと『源氏物語』は「晦婬導欲の書」つまり人をエロティックな気分にさせる悪書と見なされてきたのだが、
  それが近代に入って「文学」として見直され、日本最高の古典になった。
  それはそれでいいのだが、それでもこの物語が「おかず」として用いられた可能性は否定できない。
(小谷野敦『もてない男』 p.59)
402日本@名無史さん:2010/05/19(水) 21:25:39
                            あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|        「幼馴染とイチャイチャしたいとおもってたら
          |i i|    }! }} //|        いつの間にか義理の母親とヤりたくなっていた
         |l、{   j} /,,ィ//|     とおもってってたら実の親父から熱い視線を受けていた」
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |       な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人         おれも何をされたのかわからなかった…
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        頭がどうにかなりそうだった…  
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉        
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        “considered the world's first novel”だとか、  
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ    平安貴族だとか王朝文学だとか1000年前のこととか
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \  そんな雅でロマンチックかつ
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ アカデミズムなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... ジグ    イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
403日本@名無史さん
aka