1 :
ゲーム好き名無しさん:
ストーリーを読む・リクエストする方へのお願い。
・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・まとめWikiで既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。
・リク主は依頼したストーリーが書かれたら、書き手に感謝の意を伝えましょう。
・過度のクレクレはスルーや批判の対象になります。気をつけましょう。
・手の空いた方はwiki編集などでスレに貢献しましょう。
ストーリーを書いてくれる方へのお願い。
・外部サイトからの無断転載は禁止です。もし外部サイトの管理人の方から許可を得て転載する場合でも、
許可を得たという事を証明し、さらにそのサイトからの転載であると言うことを明記してください。
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。
要望に出ていないゲームでも書きたいと思ったら遠慮せずに書いて頂けると読み手が喜びます。
・すでにwikiに載っているストーリーの補足も書いて頂いて結構です。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から1ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。
DEMONOPHOBIAの書こうかと思うんだけど詳しくってどのくらい?
セリフを一字一句同じじゃないとダメ?
>>5 流石にそこまではw<セリフ丸写し
ストーリーの流れがステージごとに分かるようにでいいと思う
ではいってみます
以下ReadMeから
いつもなら目が覚めた時
はじめに見るのは飽きるほどに見慣れた自分の部屋の天井
それが普通であたりまえのこと
しかし、今日見たのはどす黒く薄汚れた石造りの天井
いつもなら目が覚めた時
はじめに会うのは朝食を作る母と新聞を読む父
それが普通であたりまえのこと
しかし、今日会ったのは醜くねじれた異形
いつもなら目が覚めた時
訪れるのは、平和で穏やかな日常
それが普通であたりまえのこと
しかし、今日訪れたのは死の恐怖
人物
那廻 早栗(以下サクリ)・・・今までの人生をずっと親に依存して生きてきたため。
気弱な性格で、困難に直面するとすぐに現実から目を背けてしまいます。
リース・・・この物語において、唯一の早栗の味方と呼べる存在です。
直接早栗に手を貸すことこそ出来ませんが、助言を与えてくれます。
1-2は特にストーリーらしいものはない
1面
迷宮で目が覚めたサクリ
突如上下から襲いかかる歯付き触手
VSレヴィアタン戦
2面
壁に打ち付けられた顔の皮、全身の皮、内臓、そして机の上にはその持ち主の亡骸が転がっている
その凄惨な光景に嘔吐する
何者かの気配を感じて机の下に潜るサクリ、そして斧を持った処刑人が現れる
処刑人が去ったあと彼女は泣きながら逃げる
突然通路が閉じこめられ背後零のように現れたボスとの戦闘
VSサタン
3面
サタンから逃げ、魔法陣のある部屋に入るサクリ
もう帰りたい・・・と泣く
すると目の前に現れる青いマントを付けた妖精(の様な生物?)リース、サクリはその姿に驚き怯えるが
危害を加えるつもりはないと諭すリース、だが「嘘だ殺して食べる気なんだ」と怯え続けるサクリ
しかしリースは帰る方法があると語りかけ、自分は殺すどころか何も出来ないと答える
サクリはその言葉を信じることにする
リース曰く外に出るにはサタンのような魔神7体を倒さなければならない
臆病であり恐ろしい目に会い続けたサクリは「もう嫌だ!」と答えるが
それに対し「希望もなく野垂れ死ぬ姿を見ても気が滅入るだけだからさようならだ」と答えるリース
涙ながらに「外に出ようと努力する、だから1人にしないで」と懇願するサクリ
リースも「勇気を出さぬ限り死ぬしか道はない、君の助けになりたい」と協力を申し出る
別れ際に
サクリ「最後に以前には帰れた人はいるの?」
リース「・・・そうだな」
と会話をして離脱
その後
円盤状の石化をさせてくるボスとの戦闘
VSマモン
4面
再び魔法陣の部屋でリースと再開
「リースは迷宮から出る方法を知っている。でもまだ留まっているのは出られないからなの?あなたの願いは外に出ることなの?」
と問いかけるサクリに沈黙で肯定するリース
リースは迷宮から出ることが出来ない
けれども自分には出ることが出来る、リースより希望はあると自分を奮い立たせ進む早栗
その後一室で突如
身体がうずくような感覚に見舞われ、彼女は性的興奮を覚える
それに耐えながら
VSベルフェルゴール
5面
ベルフェルゴールを倒し次の階層へ移動するとそこは自分の家だった。
台所から夕食の用意が出来たと呼ぶ母の声、
サクリは家に悪夢が終わり迷宮から出られたのだと台所の母の元へ進む
しかし自分は出られたが
出られないと言っていたリースはまだ迷宮をさまよっているのだろうか・・・と
リースのことを気がかりにしつつ帰れたのだ!と喜ぶサクリ
だが台所にあったものは地面に広がったおびただしい血液、胴を切り裂かれ内臓が溢れる妹の死体
そしてそれにむさぼり付く母だった
おそるおそる話しかけるサクリ、しかし母は狂いだし妹を食べ残すなんて!と襲いかかる
外に出ると徘徊する怪物達サクリはまだ悪夢から逃れられていないことに絶望する
その後
サクリの部屋に行くと粘菌のようなものに覆われており
そこから生じた粘菌を避けて行く
VSアスモダイ
あ、ちょっと間違いあったから一旦停止
ボスを抜かしてました
3面
魔法陣のある部屋に入りもう帰りたい・・・と泣くサクリ
目の前に現れる青いマントを付けた妖精(の様な生物?)リース、サクリはその姿に驚き怯えるが
危害を加えるつもりはないと諭すリース、だが「嘘だ殺して食べる気なんだ」と怯え続けるサクリ
しかしリースは帰る方法があると語りかけ、自分は殺すどころか何も出来ないと答える
サクリはその言葉を信じることにする
リース曰く外に出るにはサタンのような魔神7体を倒さなければならない
臆病であり恐ろしい目に会い続けたサクリはもう嫌だ!と答えるが
それに対し希望もなく野垂れ死ぬ姿を見ても気が滅入るだけだからさようならだと答えるリース
涙ながらに外に出ようと努力する、だから1人にしないでと答えるサクリ
リースも勇気を出さぬ限り死ぬしか道はない、君の助けになりたいと協力を申し出る
別れ際に
サクリ「最後に以前には帰れた人はいるの?」
リース「・・・そうだな」
円盤状の敵が吐く霧に指先があたり石化
この状態で
VSマモン
でかい芋虫と遭遇
VSベルフェルゴール
4面
「リースは迷宮から出る方法を知っている。でもまだ留まっているのは出られないからなの?
あなたの願いは外に出ることなの?」と問いかける早栗に無言で答えるリース
リースは出ることが出来ないが自分にはまだ希望があると奮い立たせ進むサクリ
アスモダイのガスのせいで身体が熱くなるような体験をし、彼女は性的興奮を覚える
それに耐えながら
VSアスモダイ
5面
ベルフェルゴールを倒し次の階層へ移動するとそこは自分の家だった。
台所から夕食の用意が出来たと呼ぶ母の声
早栗は家に悪夢が終わり迷宮から出られたのだと台所の母の元へ進む
出られないと言っていたリースのことを気がかりにしつつ帰れたのだ!と喜ぶサクリ
しかし台所にあったものは地面に広がったおびただしい血液、胴を切り裂かれ内臓が溢れる死体
そしてそれにむさぼり付く母だった
話しかけるサクリ、しかし母は狂いだし妹を食べ残すなんてと襲いかかる
外に出ると徘徊する怪物達
サクリはまだ悪夢の中にいる
サクリの部屋に行くと粘菌のようなものに覆われており
粘菌の分裂したものを避けて行く
VSベルゼバブ
6面
リースとの再開
おかしくなってしまった母と肉塊になってしまった妹のことを嘆くサクリに
あれは迷宮が見せた幻であり、帰れればあえる、最深部はもうすぐだと励ますリース
手助けしてくれて有難うと答えるサクリ
魔法陣の部屋を抜け新しい階層に進んだとたん通路がふさがり迫り来るルシフェル
大きく振りかぶった斧がサクリに振り下ろされそうになったとき、サクリを救うリース
一緒に帰ろう!と答えるサクリに「それはステキな思いつきだ。私の希望は君に託した。
私の勇気に答えろ!この呪いに終止符を。」とつぶやき消滅。
リースの青い布だけが残る。
暗転
目を覚ましリースの勇気に答えようと先に進むサクリ
しかし気を失っていた彼女は何故か服を脱がされ全裸であることに気が付く
目の前に現れるルシフェル
逃げ出すサクリ、そして今までみていただけの影人が現れ、ルシフェルを阻む
部屋に入ると襲いかかってくる
VSルシファー
7面
リースとの再開
あの程度の人形ではびくともしないと語る
ようやくふざけた迷宮から出られると語る。一緒に帰れると喜ぶサクリ。
しかし
・サクリがここから帰れるとは一言も言っていない。
・帰る方法はない。
・この世界には死はないおまえは死の苦しみを味わい続ける。
・私はここまでたどり着くのにお前の記憶を消し、バラバラになった肉体をなんども復元した。
という衝撃の事実が語られる
騙したんだ!私が出られるって嘘付いたんだ!と怒るサクリに
お前の望みを叶えてやるためだ。
実は
・サクリが召喚の儀式を遊びで行ったら偶然うまくいった
・この儀式は召喚師がリースを迷宮から外まで導くという方式
・前任者は何人も居たがリース召喚手前までたどり着いたのはサクリが初めてとのこと
しかし怒るサクリはあなただけ出られるなんて許さない!私を騙して!あなたが許せない!
それに対しどうしても邪魔をするというのなら肉片になっていてもらう!と
VSリース
ココに居る権利も失った、と去るリース
結局召喚は最後の最後で失敗し
次の適合者が来るまでリースはまた封印されることになった
ただしサクリも現世の世界での終わりが来るまで死ぬことは許されないし終わりが来るのかどうかわからない
そしてこの世界の一年は現世の1秒を無限で割った時間であるため
サクリはほぼ無限の時間この迷宮に独りぼっちで閉じこめられることになった
またリースの制御が無くなったためリースが消していた今まで死んだときの痛みの記憶が蘇ることになり
怪物から怯え続けなければならず
ひとりなんていやだあああああああああああ
家に帰してえええええ
エンディングが流れ
新しい召喚者がやってきて、同じように騙して現世への召喚を再び狙う様な雰囲気を臭わせて終了
結局サクリは永遠の苦しみを味わうEND・・・
すみません、前スレにフォークスソウルを書いたものです。(といっても、かなり雑な感じですが)
要領の問題で書ききれなくなったので、こちらに書きます
前回までのものもコチラにコピペする必要がありましたら。コピーします
では、ここから
悪意の総本山である「記憶の澱み」(前回の「双樹」はミス)
それを吸収したスケア・クロウは今までにないほどの強力な敵となっていた
キーツは、スケア・クロウの小さな頭×2と戦う
スケア・クロウの頭はそれぞれ有効な攻撃が違い、苦戦するも勝利
エレンは、スケア・クロウの本体と戦う。
しかし、スケア・クロウは今までエレンがしてきた「フォークスの吸収」のようにしてエレンのフォークスを吸い取ってしまった
ほとんどのフォークスが使えなくなったエレン。しかし、残りのフォークス達で応戦する
エレンの必死の戦いにより、スケア・クロウの力を弱めることに成功
ついでに、フォークス達も取りもどす。
スケア・クロウは追い詰められた。だが彼も強く、エレンは苦戦を強いられる
激戦の末にスケア・クロウの魂を吸収できるまでに弱らせた。
しかし、彼の魂は悪意の総本山だけあって非常に強力。エレンだけではとても吸収しきれない
そんな中、エレンを助けたのはキーツとリヴァネ。
3人の力を一つにしてスケア・クロウの魂を吸収した。
しかし、エレンはその魂があまりに大きかった為倒れてしまう。
幼いエレン(セシリア)は孤独だった。
今日も一人。毎日繰り返し
そんなとき、声をかけた者がいた。
「ボクと遊ぼうよ」
見上げたセシリア。そこにいたのはカカシ
「ボクはスケアクロウ。君の友達だよ」
続く
ラストです
スケア・クロウとの戦いも終わり、エレンは村を出ることを決めた。
村のみんなに挨拶をしてまわるエレン
さあ、出発だ というときに「最後に君の部屋で探したいものがあるんだ」とキーツ
エレンはそれを承諾した。
キーツはエレンの小屋のベッドの下で「アンノウンレム 最終号」と一枚の絵を見つける
メガネをかけた、青紫のコートのボサボサ頭の男性。
「なるほど、よくかけている」とキーツ
セシリアは、絵をかくことが好きだった。
エルヴェという友達が出来て、遊んでいたある日、エレンはエルヴェに絵を渡す
メガネをかけた、青紫のコートのボサボサ頭の男性。
「未来のエルヴェ」だった。
しかし、エルヴェはこの姿を否定した(見るからに怪しいオッサンだったのでさすがにショックだったかとw)
セシリアは悲しそうだった。
エレンは村を出た後、キーツの編集部を訪ねた。
相変わらず無愛想。それに雑誌の仕事が忙しそう。
だから長居はせず。帰ることにした。
エレンが帰った後にキーツは机の引き出しから絵を取り出す
「未来のエルヴェ」だった。
そしてその姿は今の自分にそっくり。
キーツは、雑誌の編集作業に戻った。
以上で終わりとなります。
ここで少し補足
フォークスは人間の魂の成れの果てです。主に人の想いで出来ています。
エレン・キーツはそのフォークスの魂を引っ張り出し、自分の力とすることが出来ます
セシリアにリストカットを勧めたのはリヴァネです。
理由は最後まで語れませんでした。
大雑把ですが、これで終わりです。
5つの異界やその他補足について、ストーリーを覚えている人は書き足してくれるとありがたいです。
以上です。ありがとうございました
ちなみに、これより前はpart58の
>>550-554にあります。
リクエストには無かったですが、個人的に思い入れが強く、まだかかれていない
「魔界戦記ディスガイア4」を書こうと思います。今度は、確認しながらできるので、あやふやになることは無いはずですw
結構長くなります。(本編+後日談+(できれば)暴君ヴァルバトーゼ編予定です)
登場人物
ヴァルバトーゼ・・・イワシ好きなプリニー教育係の青年。ある理由から魔力を失っている
フェンリッヒ・・・「全ては我が主のために」が口癖のヴァルバトーゼの執事。通称フェさん
風祭フーカ・・・中学三年生。プリニーの皮が不足したため帽子だけかぶらされている
デスコ・・・人間に作られたラスボス(自称)の少女。フーカを「おねえさま」と呼ぶ
エミーゼル・・・大統領の息子。わがままなお坊ちゃま
ブルカノ(?)・・・魔界の金庫を荒らしまわる「業欲な天使」
アクターレ様・・・存在自体が神であるダークヒーロー!サインください
断罪者ネモ・・・魔界大統領と交流があるらしいなぞの男。ホモ臭い
別世界の魔王・・・ある理由により地獄にやってきた。よく高笑いをしている
イエス!ナイスバディ!・・・別世界からやってきた魔神。ナイスバディ
愛マニア・・・前作は堕天使だった少女。はたして今回は・・・?
第一話「地獄の反逆者」
「このしたたる鮮血・・・柔肌に突き刺さる牙の感触・・・
なんと甘美な味わいだ・・・あふれ出る命のエキスが我が肉体に染み渡る・・・
ああ、押し寄せる快楽の波・・・最高だ・・・・」
そう言っていつものように血を吸うのは吸血鬼「ヴァルバトーゼ」
ただし、彼が吸っているのはイワシの血である
「ヴァルバトーゼ様。もう一匹いかがですか?」
彼にイワシを勧める人狼族の青年「フェンリッヒ」
イワシを受け取ったヴァルバトーゼはその身にに牙を立てる
しかし、彼は血を吸わなかった
「謀ったなフェンリッヒ!このイワシに人間の血を仕込んだだろう!」
ヴァルバトーゼはフェンリッヒに怒る。
ヴァルバトーゼはある理由から人間の血を吸うことをやめていた。
それをよく思わないフェンリッヒはこうしてなんとか血を吸わせようとしている
「ヴァルバトーゼ閣下ー。全プリニーの準備が整いました。
プリニー工場へお越しください」
ヴァルバトーゼを呼ぶペンギンのような悪魔「プリニー」
そこでヴァルバトーゼは彼に今のセリフを復唱させた。
プリニーは今のセリフを再び言った
「プリニー心得その1!語尾には必ず「ッス」をつけること!」
ヴァルバトーゼは怒鳴る。
「そうでしたッス!ごめんなさいッス!」とプリニー
「もう遅い!レベル1からやり直しだ!」とヴァルバトーゼ
このように彼はプリニーを教育しているのである
(ちなみに、心得その2以降は語られません。)
続く
プリニー工場へ向かうヴァルバトーゼ。いつものようにプリニーに訓練をさせる
見事、全ての訓練を終えたプリニー達に新鮮なイワシをあげようとしたその時
プリニー達はどこかへ連れ去られてしまった。驚くヴァルバトーゼ
「イワシの約束」を果たしていない彼は、プリニーたちを追う。
その先で現れたのは地獄の獄長「アクターレ」
彼にプリニー達を返すよう頼む(命令形だが)ヴァルバトーゼ
しかしアクターレは聞く耳を持たない。
なので力ずくでアクターレを従わせ、先へと進む。
近年、地獄にやってくるプリニーの数が増加していた。
それは人間達が罪を犯すことをやめないからである。なので、プリニー達を処分することに決めた政腐
アクターレはそれを聞かせた。ヴァルバトーゼはプリニーに渡すはずのイワシについて語る
アクターレは「エサをあげる必要なんてない」というが、ヴァルバトーゼは
「約束を守ること」に意味があると言う。
そこへ現れた政腐の組織「アバドン」
そのリーダー「エミーゼル」は大統領の息子である。超ワガママ
そんなエミーゼルをクソガキ呼ばわりするフェンリッヒ。小僧呼ばわりするヴァルバトーゼ
そんな二人に対して怒ったエミーゼルは2人を始末しようとする
・・・が、あっさり負けてしまった。当然である。
プリニー達を解放したヴァルバトーゼは約束を果たす。
そして、プリニー達に自分についてくるか処分されるかを選ばせる。
当然ながらついてくる方を選んだプリニーたち。
ヴァルバトーゼは腐った政腐を倒すべく立ち上がった
続く
第二話「プリニー・ウォーズ」
政腐の元へ進むヴァルバトーゼ一行。
そこへ現れたのはプリニーの帽子をかぶった少女「フーカ」
「プリニー達の処分を邪魔するなら絶対に許さない」と言う
「これは戦争よ!戦争だわ!アタシたちプリニー殲滅部隊はアンタ達と全面抗争
しちゃうんだから!」
とフーカ。それに対しヴァルバトーゼは
戦争は無駄の極致だ。と言う。加えて
「己の暴と暴を比べあってこそ意味がある」と言った
激昂するフーカ。プリニー達を皆殺しにすると宣言。
そして、彼女は「これは自分の夢の中だ」と思い込んでいるらしい。夢の中なら何でもできる
そんな理由で皆殺しにされては堪らないヴァルバトーゼはフーカを止めようとする。
バットを構えるフーカ。同じく殲滅部隊の悪魔達も待ち構えていた。
さらにフーカは「乙女の思い込み」により戦闘力を上昇させた。
さすがのヴァルバトーゼもこれには驚く。
フーカとの戦い。悪魔達の猛攻や、フーカ自身の戦闘力。複雑な地形も相まって苦戦する
しかし、ヴァルバトーゼは勝利した。
逃げ出すフーカ。しかし、たどり着いた先はゴミ捨て場
みたこともないヘドロ悪魔達がフーカに襲いかかろうとしている。
追いついたヴァルバトーゼ達は彼女と共闘する。そして悪魔を撃退
礼を言うフーカ。そして戦争をやめて帰ろうとする。
しかし、ヴァルバトーゼはそれをさえぎる。
フーカはプリニーであるため、教育を受けなければならないからだ。
それを回避したいフーカはプリニーの待遇について文句を言う
そして、それを定めた大統領に直訴しにいくという。ついでに大統領にもなろうとしている
そんなフーカを大統領にする約束をするヴァルバトーゼ。
新たにフーカを加え、ヴァルバトーゼは政腐へと向かう
続く
第三話「最終兵器、現る」
「たった今、地獄の囚人達を開放した!お前達はここでゲームオーバーだ!」
アクターレのけたたましい声が響く。
のんきなフーカと、それをたしなめるフェンリッヒ。
ヴァルバトーゼは、アクターレを倒しに監獄へと向かう。
そこで待ち受けていたのはエミーゼルと元・魔神の悪魔達
エミーゼルは悪魔達に「ヴァルバトーゼを倒せば正式に監獄から開放してやる」
と約束する。
しかし、悪魔達は元々は無実。悪魔らしい行動を取っていたのに有罪扱いにされていた
「そんな政腐がお前達を解放すると思うか?」とフェンリッヒ
エミーゼルは慌てている。その内に悪魔達に協力を申し出るフェンリッヒ
かつて伝説の暴君であったヴァルバトーゼ。その名を聞いた悪魔達は驚く
しかし、彼が本物のヴァルバトーゼであることを証明できない。
伝説の暴君がプリニー教育係に成り下がったなどと誰も信じないだろう。
ヴァルバトーゼに襲い掛かる悪魔達。それを難なく倒す。
ヴァルバトーゼが政腐を倒そうとしていることを話すフェンリッヒ。
コイツならできるかもしれない・・・と期待を寄せる悪魔達。
そこへアクターレが「秘策」を使うことを宣言した
続く
アクターレの用意した秘策とは、禁断の特別房を開放するというものだった。
それを聞いた悪魔達は恐れおののいてしまう。
とても強力な悪魔がいることを予感する一行であった。
禁断の特別房から現れたのは、「最終兵器」であった
「勇者よ!キサマに真の絶望を味あわせてやろうぞ!フハハハハ!」
と最終兵器「DESCO」が言った
「俺は、勇者ではないないッ」とヴァルバトーゼ
相手が勇者ではないことに動揺するデスコ
「勇者じゃないなら、デスコの敵ではないってこと・・?」
と少女のような声で聞くデスコ。
慌てて「そいつらは全員敵だ!ラスボスらしく皆殺しにしろ!」とアクターレが言う
そんな中フーカは、考え事をしていた
「あの子どこかで見たことあるような・・・」
デスコはアクターレに向かってビームを放った。
倒れるアクターレ。そのビームを見て
「思い出した!この子、アタシに襲い掛かってきた子だ!」とフーカ
「あ・・あの人は・・・いいところを見せなきゃ・・・」とデスコはつぶやく
急にラスボスモードに戻ったデスコ。一人残らず皆殺しにすることを決めたようだ。
デスコはヴァルバトーゼ達に襲い掛かる。
しかし、最終兵器をもってしも彼を倒すことはできなかった
続く
すみません、ミス発見しました。「俺は、勇者ではないッ」でした。
タイプみすで「ないない」になってました。すみません。
「負けちゃったデス・・・また捨てられちゃうデス・・」と悲しそうにつぶやくデスコ
「捨てられた?」ヴァルバトーゼが聞く
デスコは、自分の父親が人間であることを語る。
彼女は、人間界で作られた最終兵器で、捨てられたために地獄に流れ着いていた
それを聞いたヴァルバトーゼは人間達が度を過ぎた行いをしていることに腹を立てる
やはり、人間達を再び戒める必要があったようだ
デスコはラスボスになるための修行がしたいと言う
それを聞いたヴァルバトーゼは「デスコをラスボスにする」という約束をする
こうして、デスコが仲間になった
「今後ともよろしくです。おねえさま!」とデスコ
しかし、それを聞いたフーカは冗談じゃない!と姉であることを否定した
ついでに、そこらへんで倒れていたエミーゼルを連れて行くヴァルバトーゼ
フェンリッヒはエミーゼルに「エミーゼル、死す」という新聞記事を見せた
驚くエミーゼル。そして、それを修正させるために情報局へ連れて行くことを要求した。
第四話に続く。続きはまた明日です
まとめさん、書き手さん乙です
書き手の皆様乙でした。
PSP Fate/EXTRA(フェイト/エクストラ)セイバー・アーチャールートを
お願いします。
第四話「エミーゼルの死」
エミーゼルは自分が死んだという記事を修正させるため、情報局へ向かう事を要求した
しかし、フーカやデスコはそんなことはどうでもいいようだった。
そこでヴァルバトーゼが新聞記事のミスを発見する
「この記事の2行目のプリニーが「プソニー」になっている。
正確無比な情報を誇るはずの情報局がこんなな避けないミスをするとは・・・」
それを聞いたフェンリッヒは「政腐の情報操作ではないか」と考えた。
それを聞いたヴァルバトーゼは誤字を修正させるため情報局を制圧しに行く事にした
情報局の入り口前で局員の悪魔達に出会う。
エミーゼルは生きている自分の姿を悪魔達に見せたが、信じてもらえない
挙句に、大統領の息子の死を愚弄する不届き者 とすら言われてしまった。
エミーゼルは「お前達は新聞に載ってることしか信じられないのか」と反論
しかし、それでも悪魔達はエミーゼルの死を疑わなかった
悪魔達を倒し、情報局の内部へ。
エミーゼルは自分の死を撤回させるために局長室へと一行を案内する
しかし、道中でフェンリッヒから「お前はセキュリティを解除したから用無しだ」
といわれてしまう。怒るエミーゼル。
そこへ悪魔達が現れるが、誰一人としてエミーゼルの生存を信じようとしない
やはり、情報局を制圧して修正させるしかないようだ
フーカは、エミーゼルに「アンタは父親に見捨てられてるんじゃないの?」と聞く
そんなはずはない!とエミーゼルは否定する。
しかし、フーカはヴァルバトーゼ達の鎮圧を何度も失敗していることを指摘した
「それはお前達が悪い!」とエミーゼルはムキになる。
「自分の弱さを棚に上げて人のせいにするとは情けない。お前はプリニーからやり直せ!」
とヴァルバトーゼ。
「弱いから見捨てられちゃったんデスか?デスコと同じデスね」
とデスコも言う
「ま、いいんじゃない?ヘタレ君が成長するには見捨てられるくらいが丁度いいって」
とフーカ。
続く
「パパか・・・いやなこと思い出しちゃった・・・」
フーカが呟く。フーカは自分が父に捨てられたも同然と言った
「おねえさまは本当にパパさんに捨てられたと思ってるデスか?」
「思ってるって何よ!捨てられたのよ、実際に。アイツはね、この2年間家に帰ってもこないのよ!
ママが死んじゃって、二人きりになったのに、こんな可愛い娘を一人ぼっちにしてるのよ!
アタシが職場近くの学校に通ってるの知ってるくせに!顔も見に来ないのよ!?
生活費さえ振り込めば父親ってことになるわけ!?そんなの、アタシは認めないわ!」
フーカは怒鳴った。
情報局の最上階に着いた。
「局長!お前なら分かるだろ!俺だよ!大統領の息子のエミーゼルだよ!
こうしてオレ様は生きているんだ!今すぐ情報を撤回してくれ!な!?」
エミーゼルは必死に叫んだ
「それはできませんね」
局長は冷たく言う。
「エミーゼル様が死んだという情報を流すように命令したのは政腐です。
いくらご本人でも、撤回は出来ません」
ショックを受けるエミーゼル。自分は父親に見捨てられている。そう思った
「どうした、小僧。よもや、父親に見捨てられたくらいで諦めたのではないだろうな
お前の存在は、大統領の息子という肩書きがなければ消えてしまうほど、脆きものだったのか?」
ヴァルバトーゼが問う
「でも、父上は一人息子のボクを見捨てたんだぞ・・・
死神のくせにまだ魂を刈り取った事もないボクに、とうとう愛想をつかせたんだ・・・」
エミーゼルは泣きそうになる
ヴァルバトーゼはさらに問う
「では、諦めて死ぬか?」
「冗談じゃない!嫌だよ!嫌に決まってるだろ!」
「では、戦え、どうせ一度死んだ事になった身だ。死んだつもりで戦ってみろ」
「戦うって何とだよ!?」
そこでデスコとフェンリッヒがこういう
「死神君のパパさんじゃないデスか・・?」
「俺達は志は違えど、政腐に反逆する身だ。となれば、決まっているだろう?」
エミーゼルは戸惑う。父と戦うべきかと
「決めるのはお前だ、小僧。自分の存在を証明したいのならば、俺についてこい!」
続く
情報局の局長を倒し、情報局を制圧した一行。
エミーゼルは父と戦う覚悟を決めた。
まだ負け惜しみを言っている情報局に対し、ヴァルバトーゼは言う
「この行のプリニーがプs」
「私が代弁しましょう。俺達は政権奪取のために立ち上がった地獄の反逆者だ
世の全てのものを再教育するため、堕落した政腐を倒し、世界を地獄に変えてやる」
「そしてデスコはラスボスになるデス」
「アタシは大統領に!」
2人も続いた。
「で、お前はどうするのだ、小僧?」
そうヴァルバトーゼに聞かれたエミーゼルは、「自分の力で一人前の悪魔になる」
という約束をした。
「ヴァルバトーゼだけではなく、エミーゼル様まで反逆者になるとは・・・
これは政腐に報告しなければ!」
しぶとい情報局長。逃げ出そうとした。
そこに立ちふさがった一匹のプリニー。
電卓を突きつけて、大量の金を「徴収」しようとしている。
しかし、「ッス」のつけ方がとても不自然だった。ヴァルバトーゼはその正体を見抜く
それは、今魔界を騒がせている「業欲の天使」だった
第5話へ続く
第五話「業欲の天使」
政腐を倒す為に、中ボスクラスの悪魔達が集まる中層部にやってきたヴァルバトーゼ達
そこへ、業欲の天使「ブルカノ」もやってきた
魔界の金を「徴収」といいながら、不法に奪う天使を見過ごすわけにはいかない
とヴァルバトーゼは思った。
中ボスくらすの悪魔達がやってきた。
彼らは、ヴァルバトーゼとブルカノの両方に賞金がかけられていることに目をつけ
金のために戦いを挑んできた。
しかし、アッサリと敗北。魔界の堕落は進んでいるようだ。
続く
遅くなりました。続き
悪魔達との戦いが終わると、フーカ達はヴァルバトーゼの過去を聞きたがった。
フェンリッヒはダメだといったが、ヴァルバトーゼ本人はOKした。
約400年前、ヴァルバトーゼは「暴君」と呼ばれ恐れられるほどの悪魔だった
ある日、ヴァルバトーゼは「アルティナ」という人間の女性に出会う
彼女は、「自分の血を吸ってもいいから、もう血を吸うのはやめてください」と言った
それを聞いたヴァルバトーゼは、自分を畏れない人間から血を吸うことはしないと答えた
また、ヴァルバトーゼは一週間(うろ覚え)以内に恐がらせるということも言った
それまでに自分が死んだら?とたずねるアルティナ
ヴァルバトーゼは「それまで死なないように見張る」と約束した
この時、ヴァルバトーゼは約束について軽く考えていた。
ある日、アルティナがいつものように看護をしていると、新たな患者が現れた
それは、戦争相手国の要人であった。
そんなことを知っても関係ないとアルティナは治療を施す。
要人はアルティナに深く感謝した。
しかし、敵国の要人を治療した事が国に知れて、アルティナは自国の人間に攻撃されてしまう
そこへ駆けつけたヴァルバトーゼ。
ヴァルバトーゼは人間達を皆殺しにしようとするが、アルティナは
「復讐はまた新たな憎しみを生み出すだけ」とそれを止めた。
そして、アルティナは息を引き取った。
続く
アルティナの死後、ヴァルバトーゼは約束の重みを激痛とともに味わった。
そして、彼は、アルティナとの約束を未だに守り続けており、400年間ずっと血を吸っていない
話が終わると、一行はブルカノを発見する。
ヴァルバトーゼはブルカノを見たときからアルティナではないかと疑問を抱いていた
フェンリッヒにとって、彼女はヴァルバトーゼが血を吸わなくなった原因
このまま野放しにしておけば何かと邪魔になるだろうと考えていた。
しかし、ヴァルバトーゼが彼女を襲う事はない。そこで
「自分達には賞金がかけられている。その賞金額は1000万ヘル」
と嘘をついた。
目の色を変えるブルカノ。それだけの金があれば目標額に達成できる。と
ブルカノは、賞金のためにヴァルバトーゼ達に襲い掛かってきた。
ブルカノを倒したヴァルバトーゼ達。
フェンリッヒは、賞金首であるブルカノを始末しようとした。
そのとき、いきなりブルカノはヴァルバトーゼを押し倒し、そのまま覆いかぶさった。
銃声が響き、ブルカノの体に銃弾が命中する。
ふいにヴァルバトーゼの中でブルカノとアルティナが重なる。
アルティナのようにまた死なれては困る。
ヴァルバトーゼは「死ぬなッ!」と叫ぶ。
そこでパッチリとブルカノの目が開いた。「勝手に殺さないで下さい」
ブルカノはヴァルバトーゼの命を救った礼に500万ヘルを要求する。
銃弾ごときではビクともしない とヴァルバトーゼ
ブルカノは「たまたま行き先が同じだけ」とヴァルバトーゼについていくつもりらしい
フェンリッヒは目障りな天使と彼女に文句を言う。
かくして、ブルカノを仲間にした一行は「上層部」へと向かうのであった
続く
第六話「Aウィルスハザード」
※ぶっちゃけこの話はストーリー上、あってもなくても大丈夫なほどどうでもいい話です
上層部へ向かうヴァルバトーゼ一行と「たまたま同じ行き先」のブルカノ
絶対零度の土地でヴァルバトーゼ達に襲い掛かる悪魔達は、どこかで聞いた事のある声だった
その悪魔達を撃退するヴァルバトーゼ達。
このとき起こっていた恐ろしい出来事を彼らはまだ知らなかった。
さらに先に進み、立ちはだかる悪魔達を蹴散らす一行
またしても、皆聞き覚えのある声。そして「オレ様」という一人称
「プリニー教育係ども」という呼び方。
これはまさか、「奴」ではないかと一行は疑う。
フーカ、デスコ、エミーゼルは自分の体に異変が起きてる事に気づく
「オレ様」と自分を呼んだり、ヴァルバトーゼを殺そうとしたり
エミーゼルにいたってはスネ毛と胸毛が大変な事になっていた。
続く
先に進むヴァルバトーゼ達の前に現れたのは
地獄の獄長「アクターレ」だった。
彼は、ヴァルバトーゼに恨みを抱き、スキあらば殺そうとしていた。
ブルカノを撃ったのも彼である。
アクターレは、政腐が自分をベースに作った「Aウィルス」の存在を明かす
それは、感染すると、アクターレになるという恐ろしいウィルスだった
襲い掛かる悪魔達は、このAウィルスにより「オレ様」や「プリニー教育係ども」
と言っていたのだ。
そのウィルスを止める方法はないか聞くヴァルバトーゼ
しかし、ウィルスを止める方法はアクターレ本人もしらないらしい
ヴァルバトーゼはオリジナルを倒すことで止める方法を考えた
アクターレと戦うヴァルバトーゼ達
Aウィルス末期患者と共にアクターレはヴァルバトーゼ達に襲い掛かる
しかし、彼ではヴァルバトーゼを倒す事は出来なかった。
ガクリ、と地面に伏すアクターレ。
しかし、Aウィルスは止まらない。フーカ、デスコ、エミーゼルは危険な状態だった。
そこでブルカノは自分の血を3人に飲ませる。
天使の血は不浄なものを清めるという効果に目をつけたのだ。
それにより、3人は回復。フェンリッヒも渋々血を飲んだ。
ヴァルバトーゼはイワシパワーがあるので血を飲まなくても大丈夫だった。
血の代金を要求するブルカノ。しかし、フーカたちは
ブルカノは金のために血を飲ませたわけではない と考えた
第七話へ続く
未解決一覧内にあるSPRIGGAN 〜LUNAR VBRSE〜の内容を、
説明含めて書いてみたら結構長くなりました。
プレイしたの12年も前だから、ストーリーが若干違うかも。
39 :
SPRIGGAN:2011/10/07(金) 00:25:43.01 ID:wuz8KNfe0
1999年にフロムソフトウェアから発売されたこのゲームは、
1989年から1996年までに小学館の雑誌に連載された漫画「SPRIGGAN」の
数年後の話に当たります。舞台は現代ですが、遺跡やオーパーツの中には
かなり危険な物が存在する設定です。
長くなりますが、用語説明及び人物紹介をします。
用語説明
プレート……近年になって発見された、金属板に似た見た目を持つ、
破壊できない謎のプレート。超古代文明の遺産を悪しき者に渡してはならないという
警告が書かれており、これはアーカム財団の指針になっている。
アーカム財団(以下、アーカムと表記)……表向きは考古学研究所を立ち上げ、
考古学に関する事業等を支援する世界的大財閥。
その実態は、プレートの警告を真摯に受け止め、危険と判断される遺産を
発見・封印(人の手に届かない所に移動したり、破壊したり、地下金庫に
保管する等)を行う。世間一般には知られてないが私設軍隊を保有しており、
その実力は原作の主人公の言葉によれば、小国一つ滅ぼすことが可能らしい。
SPRIGGAN(以下、スプリガンと表記)……アーカムの私設軍隊の中でも、
トップクラスの実力を持つS級工作員の事。
尋常離れした能力の持ち主がほとんど。
賢者の石……錬金術でお馴染みの、製造方法不明な結晶。
作中では不老不死の薬は作れるかどうか不明だが、金やオリハルコンを
作るのに欠かせない。
オリハルコン……賢者の石を用いる事で作り出せる合金。
触媒となる金属によっては素晴らしい強度を持ったり、
精神に反応して形状が変化したりする様にもなる。
AM(アーマード・マッスル)スーツ……オリハルコンをふんだんに使った
上下セットの強化スーツ。スーツ内部に人工筋肉タイプのオリハルコンが
使われているため、力むと30倍以上もの力が発揮できるようになる。
実態の無い相手に対しての攻撃手段(精神波による攻撃)を持つ。
本作では数種類の新型AMスーツが存在し、その内の3種類は戦闘を行う事で
3段階まで成長する。
トライデント……3つの企業が運営している、遺産を軍事利用する組織。
その性質上アーカム財団とは敵対しており、遺産を奪うための戦闘が
時折発生する。
サイボーグ化した兵士―機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)や
傭兵集団が主力。
原作の終盤にて、この組織が弱体化する事態が発生した。
40 :
SPRIGGAN:2011/10/07(金) 00:32:51.26 ID:wuz8KNfe0
人物紹介
大槻 達樹(おおつき たつき)……本作での主人公で、公式では18歳。
頭より体が動く行動派。優秀な成績とオリハルコンとの相性の良さから、
スプリガン候補として選ばれる。本作は、大槻のテストを兼ねた任務を遂行していく形になっている。中盤から、AMスーツが支給されるのでそれを装備することが可能。
ちなみに高校に通っているが、任務のため休みがち。
周囲の生徒&教師のほとんどは、大槻がスプリガンである事を知らないと思われる。
グラハム・ブルートン……大槻の上司。
大槻に対して「たまには学校に行くように」と茶化す事もある、サングラスが似合う中年の男。
リティシア・ディル……トライデントに勤める博士。女。
婚約者が暗殺され、その復讐と彼の研究理論の実証のために行動する。
謎の少女……中盤頃から登場し、遺産の警告を言っては去っていく。
ゲーム中では語られないが、公式ガイドブックによれば、大槻の幼少時に死んだ妹に似ているとの事。
御神苗 優(おみなえ ゆう)……原作の主人公。大学生だが、スプリガンの中でも
トップクラスの実力者。本作でも登場し、アーカム内にいるトライデントの内通者を調査している。
ジャン・ジャックモンド……原作にも登場するトップクラスのスプリガンで、
御神苗の相棒でもあり喧嘩相手。本作での初登場時、飛んで逃げる相手のヘリをバズーカで撃ち落とした。
その後、御神苗と共に内通者を調査している。
山本……原作にも登場する、御神苗の上司。フルネームは不明の少しハゲかけた中年の男。
本作ではエンディングのみに登場。
おお、スプリガン
原作も映画も好きだったから期待
42 :
SPRIGGAN:2011/10/07(金) 00:38:51.11 ID:wuz8KNfe0
ゲームのストーリーはうろ覚えなので、大まかに書いていきます。
初のテストミッションである潜入調査中に、敵に発見されてしまう所からスタート。
上司に通信越しに怒られるが、脱出するミッションに変更されなんとか達成する。
その後は管理している海底遺跡の侵入者を倒しに行ったり、オーパーツ輸送時に忍者軍団に襲われて撃退したり、
未発見の遺跡を調査してみたら賢者の石を発見したり、南極で調査していた遺跡がトライデントに
奪われたので制圧・奪還したり、そのトライデントの研究所に古代兵器が運ばれたので破壊しに行く等の任務を
着々とこなしていく。
いくつかの任務中に、大槻は死んだ妹に似た少女から警告を受けたり、
オーパーツを受け取ったりする。
そして御神苗やジャンとも会うが、「アーカム内に内通者がいる」と聞かされる。
続く。
43 :
SPRIGGAN:2011/10/07(金) 00:43:29.53 ID:wuz8KNfe0
続き。
この先から物語の核心になるため、文章が長くなります。
ある日、アーカム財団が保有している研究所にトライデントの部隊が襲撃してきた。
どうやら狙いは地下金庫のようだ。
地下金庫には、人が扱うには危険すぎる遺産が多く保管されている。
任務を受けた大槻は屋上から研究所に入り、制圧しながら急ぎ先へと歩を進める。
地下金庫に辿り着き見たものは、開かれた金庫の扉と、二つのオーパーツを持って
そこから出てくる白衣を着た女―リティシアだった。
リティシアは部下に大槻を任せると、足早に去っていく。
部下を倒すと、研究所内にトライデントが複数の爆弾を設置・起動させていた事が判明。
大槻はフロア内にある爆弾を回収することを優先した為、
リティシアを逃がしてしまう。
研究所の警備は万全なのに、どうやって侵入されたのか。
やはり内通者が存在するのか。
すぐに行われた調査で、奪われたオーパーツは大槻が海底遺跡で回収した石と、
謎の少女から受け取った結晶の二つである事、そしてリティシアは
南極の遺跡に向かっている事が判明した。
続く。
44 :
SPRIGGAN:2011/10/07(金) 00:50:05.20 ID:wuz8KNfe0
すぐに遺跡へ急行すると、以前の調査では見当たらなかった通路が出現していた。
硫酸の池やバリアが張られた通路を、防衛する兵器を対処しながら大槻は進む。
遺跡の奥にあるゲートの前にリティシアがいた。
彼女曰く、ワープ先は月にある遺跡へと続いていると。その遺跡を動かす鍵が、オーパーツの石と結晶だという。
臨戦態勢になる二人の前に、謎の少女が突如現れ、何故かリティシアをゲートの中へ引き込みワープしてしまう。
ゲートを通る前に、上司・グラハムとブリーフィングを行う。
グラハムはリティシアの婚約者が唱えていた学説―月は地球の環境を操作できる機能がある―を大槻に説明した。
それほどの遺産をトライデントに渡してはならない。
すぐにゲートを通ろうとする大槻の前に、今度は御神苗が現れる。
御神苗は大槻にプレートを渡す(スタッフ曰く、御神苗はこの時に大槻の実力を認めたとの事)と、
気になる事を言い残す。
―内通者は、お前の身近にいるかもしれない―
ワープ先は、白い空間内に浮かぶ奇妙な遺跡。中央にはゲートがあり、リティシアが入ってワープする瞬間だった。
ゲートまでの床がないので、大槻は遺跡内の装置を起動させて辿り着きゲートをくぐる。
今度のワープ先は、月にある遺跡へと続いていた。
木に似た装置の前にいたリティシアは、振り返り大槻を見る。
今は亡き婚約者の学説を立証し、地球の環境を改善させる為だと言い装置を起動させた。
相手の説得は不可能だと判断し、大槻は新型AMスーツを纏ったリティシアと戦い、勝つ。
リティシアは婚約者の事だけを口にしながら事切れる。
続く。
45 :
SPRIGGAN:2011/10/07(金) 01:00:13.91 ID:wuz8KNfe0
リティシアが最後を迎えたと同時に、グラハムが遺跡へとやってくる。
彼の口から出た言葉は、大槻の奮闘を讃えたもの―ではなく、世界を牛耳るという
自身の野望達成の為に利用された二人(リティシアと大槻)をけなすものだった。
アーカムの内通者は上司であるグラハム。上司に裏切られるという出来事にショックを受けたであろう大槻は、
遺跡を己の欲望の為に利用するグラハムを止めるべく、戦いを挑む。
グラハムは自身の分身を作り出す為、苦戦はしたが勝利する。
グラハムを倒したが時すでに遅く、月の装置は完全に起動してしまう。
直後に、少女が苦しみだして目の前で消え、天使に似た見た目を持つ防衛プログラム、
『月のガーディアン』が現れる。
(途中だけど補足……少女の正体は、大槻が回収したオーパーツに組み込まれていたプログラムの一種。
遺産を悪用されない様警告する存在で、亡き妹の姿になっているのは、大槻の深層心理を読み取ったから。
因みにこの説明は公式ガイドブックに書かれている)
人間は装置を悪用する者だと判断したガーディアンは、手始めに大槻を排除にかかる。
立て続けにあった二つの戦闘で消耗しながらも、大槻は自身の、さらには全人類の存亡をかけて応戦する。
雷を使うなど神のごとき攻撃を見せるガーディアンと、数々の危険な任務を乗り越えてきた人間との勝負。
最後に月に残ったのは……人間だった。
戦いの中でガーディアンは、戦いの中で大槻から何かを感じ取ったらしく、装置と共に通常プログラムへと戻る。
大槻の目の前には、月から見る暗い宇宙空間と青い地球がある、静寂な光景が広がる。
どのような思いが、今の彼に訪れているかわからない。大槻は踵を返すと地球への帰路につく。
46 :
SPRIGGAN:2011/10/07(金) 01:06:46.57 ID:wuz8KNfe0
エンディングにてスタッフロールの背景で、なんと本作のエンディング用に
書き下ろした漫画(セリフ無し)が順次表示されます。
以下はその内容。
久しぶりに高校へ登校した大槻は、その外見(頭に包帯、あちこちに絆創膏あり)から
他の生徒に不思議がられる。席に座ろうとすると、隣の席の女子生徒に何かを言われて、怪訝な顔になる。
場面は変わって校長室。中に入ると、部屋には意味ありげな笑みを浮かべる御神苗とジャン、
そして御神苗の上司・山本がいた。
驚く大槻に、山本は手にした資料を読み上げる。
それを聞いた大槻の、喜びとも苦笑いとも困惑とも取れる複雑な表情がアップに描かれてエンディング終了。
クリア後には、二つのミッションが追加されます。
・アーカム研究所を時間内に制圧する訓練。地下金庫内にて戦闘を行い、奥にあるオーパーツを回収するというもの。
これをクリアすると、本編を御神苗でプレイ可能。ストーリーは若干セリフやイベント内容が異なるだけで、ほぼ大槻と同じです。
さらに御神苗で本編クリア後にこのミッションをクリアすると、本作隠しキャラの『スケルトン』(骸骨)でプレイ可能になる。
・中華風の山奥にあるステージにて、原作に登場する最強人物・朧(おぼろ)との対戦。
武器は持ち込めないが、AMスーツの使用は可能。
御神苗の師匠にして、「人類が到達できる強さの頂上に最も近い人物」と原作では言われるほどの強さの為、
本編よりも難しいかもしれない。クリアすると、成長の1〜3段階目を含めたAMスーツを、全て使用できるようになる。
以上でSPRIGGAN 〜LUNAR VBRSE〜の執筆は終わりです。
大槻がスプリガンになれたかどうかはどこにも言及されてません。
ただ、毎回ミッション終了時に成績が評価されますので、プレイヤーの成績=大槻の成績かと思われます。
難易度がかなり高いので、攻略サイトなどを活用しても、Sランクは難しいです。
原作ファンには勧めたいけれど、フロムソフトウェア独特の難易度の高さゆえ勧めれないというゲームです。
さらに一部の内容はゲーム中では語られない(公式ガイドブックにて説明されている)のも
フロムソフトウェアならではです。
原作を知らなくてもプレイに支障はありませんが、いくつか原作のオマージュがあります。
もし原作の漫画を読むなら、連載時の単行本には掲載されていない話がある
文庫版か保存版がお奨めです。
長文&下手な文章でのお付き合い、ありがとうございました。
47 :
ゲーム好き名無しさん:2011/10/07(金) 23:43:33.33 ID:aOf57X5A0
乙です
面白そうね
>原作の漫画を読むなら、連載時の単行本には掲載されていない話がある
>文庫版か保存版がお奨めです。
このことは初めて知った 読んでよかった
ここまでwikiに反映しました。
49 :
ゲーム好き名無しさん:2011/10/08(土) 21:50:08.28 ID:UAkpe0FK0
誰かひぐらしのDSの祭など誰かストーリーを教えてくれませんか。
ひぐらしwikiとかwikpediaとか見てもさっぱり分からないんです
50 :
ゲーム好き名無しさん:2011/10/08(土) 21:51:09.23 ID:UAkpe0FK0
祭と絆でした・・・
・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
ナムコクロスカプコン予約。
ただし、前筆者のように台詞全部書き出す気力は無いんで、ザッとあらすじだけになるけど。
53 :
ゲーム好き名無しさん:2011/10/09(日) 09:16:57.24 ID:VKIAYKGC0
>>51 すいませんでした。ハード名って何ですが?
あのPSPとかDSとか・・・?
55 :
ゲーム好き名無しさん:2011/10/09(日) 11:44:20.05 ID:VKIAYKGC0
リクエストしたいもの
タイトル ハード名
●ひぐらしのなく頃に祭「盥回し編」 PS2
●ひぐらしのなく頃に祭「澪尽し編」 PS2
●ひぐらしのなく頃に絆 第一巻・祟「染伝し編」 DS
●ひぐらしのなく頃に絆 第二巻・想「影紡し編」 DS
●ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺「宵越し編」 DS
●ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺「解々し編」 DS
これでOKですか?
だめ
全部作品が違うのか?
タイトルが有ってるならそれで問題ないよ
PS3,XBOX「Knights Contract」お願いします
ナイツコントラクト気になるんだけど凄い難しいらしくて…
先日、SPRIGGAN 〜LUNAR VERSE〜を執筆した者です。
需要があるかわからないですが、前回のまとめで省略したほとんどのミッションを
簡単に説明してもよろしいでしょうか?
おkおk。
読み手が内容をより深く知れて、
なおかつ書き手が楽しめるならそれは素晴らしいことだ
>>60 ありがとう。
今回は、ミッション名とその内容を書きます。
内容は事細かに説明できないので、かなりまとめたものになるけど。
今回は思い出しながら書くので、とても遅くなる&長くなる予定。
ストーリー上のミッション数は14個。その内11〜14番は前回で紹介済みです。
まずは、1〜3まで。
・Mission No.1『研究所脱出』
スプリガンになれるかどうかを試す最初のミッションとして、
敵研究所内の倉庫に潜入した大槻は、警備兵に発見されてしまった。
グラハムからの通信が入り、発見されてしまった事を報告し怒られる。
ここで、研究所から脱出するというミッションに変わる。
(プレイヤーは、グラハムの通信後から大槻を操作可能になる。
それまでは簡単な回想でのみの説明)
倉庫の巨大通風口を使って移動し、途中の部屋にいた兵士からカードキーを奪い、
それを使って扉を開けて脱出する。
・Mission No.2『採掘所護衛』
アーカムの発掘隊が遺跡を発掘する為、その護衛を任せられる。
だが、その遺跡を狙ってアメリカ国の軍隊が襲撃する。
発掘隊と合流しなければならないが、トンネルの一部が襲撃の際に壊れている。
軍と交戦していると、爆弾を2つ見つける。爆弾を使って壁の中にあった石と、
その石をはめ込むと対になる石柱へワープできる遺跡を発見する。
発掘隊がいた近くの石柱へワープして現場にたどり着くと、
たまたま近くで別の任務を受けていたジャンがほとんどアメリカ軍を鎮圧した後で、
最後の敵をヘリで撃ち落とす瞬間だった。
・Mission No.3『密輸品搬出阻止』
アーカムが入手した情報の中に、闇の市場へ運ばれている盗掘品に交じって
オーパーツが入っている事が判明する。
それを回収するミッションを受けた大槻は、夜の闇に紛れて
盗掘品が保管されている倉庫がある港へボートで侵入する。
ちょうど盗掘品の運搬作業が行われており、倉庫内を調べるか作業員を何人か倒すと
目的のオーパーツを発見。すぐに撤退しようとするが、倉庫のリーダー格に
見つかってしまう。このまま撤退するは無理だと判断し、返り討ちにする。
次はミッション4。
ちょっと長くなりました。ごめんなさい。
・Mission No.4『海底神殿調査』
海底で発見され、管理されているがまだ未調査な部分が多い遺跡に、
侵入者が現れた。侵入者を探し出す為に海底遺跡へと向かう。
遺跡内部は所々浸水しており、さらには古代の生物兵器や石像が闊歩してる。
ダイバースーツを発見して別の部屋を捜索するが、床に月に似た文様があるだけ。
もう一度ダイバースーツを見つけた部屋に戻ると、今度は御神苗とジャンに会う。
二人はアーカム内部の不審な動き(内通者の事)を、独自に調査していたらしい。
大槻を少し疑っているようだが、途中で見つけたという三日月形の石版を渡すと
去ってしまう。
この石版、先ほどの文様に関係があるかもしれないと思い、
文様の上に乗ると、別の場所へワープする。
せり出す鉄柵や動く壁といったトラップを切り抜け、装置で水を引かせ、
侵入者を探してさらに地下へと進む。
最下層へ着くと、「開かない」と言って奥の扉をドンドン叩く女がいた。
侵入者らしい女は、大槻に気付くと戦いを挑んできた。
接近戦では不利と思える程、相手は強かったが勝利する。女は撤退。
扉には、何かはめ込むためのくぼみがあった。女が持っていたらしい
楕円形の石版がすでにははめ込まれており、隙間がちょうど三日月型。
三日月型の石版をはめると、扉が開いた。
扉の先は、広い部屋だった。その奥には、遺跡を守るガーディアンが
いて、大槻を侵入者と感知して襲ってくる。
ビームを放つガーディアンは、先ほどの侵入者よりも手強かったが破壊する。
玉座のような所に石があり、それを回収した大槻の前に謎の少女が現れ、
遺産の警告を残してどこかへ行ってしまう。
このミッション終了後、新型AMスーツが完成。
大槻はそれを受け取る。
とりあえず、今回はここまで。
しまった。
見直してみたら、Mission No.2『採掘所護衛』の最後の一行、間違えました。
×「最後の敵をヘリで撃ち落とす瞬間だった」
○「最後の敵が乗ったヘリを撃ち落とす瞬間だった」
ヘリでどうやって撃ち落とす……
>>64までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」から
・「忍道 戒」の隠しED、
・「初音ミク -Project DIVA- 追加楽曲集デラックスパック1 ミクうた、おかわり」の
ゲーム内ゲーム「*ハロー、プラネット。」のストーリー
をWikiに収録しました。
最終投稿から3ヶ月以上経ったので
・「マナケミア2〜おちた学園と錬金術士たち〜」
・「ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜」
・「ペルソナ3ポータブル(女主人公版新規コミュキャラの、コミュMAX時ED前会話を)」
・「ゼルダの伝説大地の汽笛」
・「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!(白石雪也、伊吹銀平のシナリオ)」
を ●途中 の欄から消しました。
執筆予告から1ヶ月以上経ったので
・「マジカルバケーション」
を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。
前スレの容量がいっぱいになったのでWikiトップページとメニューページの
「現行スレ」のリンクをこのスレへと修正しました。
ディスガイア4の者です。遅れてすいません。
第七話「決戦!暴君VS魔界大統領」
Aウィルスが蔓延する魔界上層部をアクターレを倒して制圧したヴァルバトーゼ達。
下層部、中層部、情報局、上層部を支配化に置き、残るは大統領府のみ
大統領府にやってきたヴァルバトーゼ一行を待っていたのは、大統領直属の悪魔達。
今までの悪魔達とは比べ物にならない実力とその圧倒的な数により、万事休すかと思われた
しかし、ヴァルバトーゼ達をサポートするべく、ここまで制圧した地区の悪魔達がやってきた
1億匹(ちょっとサバ読んでる)の悪魔達のサポートにより、なんとかピンチを切り抜けた。
先へと進む一行。途中現れた「魔界三豪傑」「魔界四門の守護者」「魔界七神将」
しかし、ヴァルバトーゼ達は彼らもアッサリ倒してしまう。
そんな一行の前に現れたのは「魔界十魔王」
これまで倒してきた相手が弱かったからと余裕綽々なフーカ&デスコ
しかし、エミーゼルはその実力を知っているためビビリまくっていた。
そんないつものようなやりとりをしている間に、十魔王の攻撃を受けてフェンリッヒが倒れてしまう
突然の攻撃で、防御できなかったフェンリッヒは死の淵に立たされる
自分が死ぬ前に血を吸って、かつての姿を見せてほしい
とフェンリッヒはヴァルバトーゼに頼む。
しかし、それでもヴァルバトーゼは約束を守って血を吸うことを拒んだ。
「そうですか、やはり閣下にはかないませんね」
起き上がるフェンリッヒ。こんな状況でも血を吸わせようと策略を巡らせたらしい
復活した(そもそもやられてないけど)フェンリッヒの力も借りて
ヴァルバトーゼ達は十魔王を撃破した
続く
魔界大統領の執務室にやってきた一行。
その圧倒的なオーラにビビリまくるフーカ、デスコ、エミーゼル
ヴァルバトーゼやフェンリッヒも覚悟を決めたようだった。
執務室の中へ入る。
そこにいたのは魔界大統領「死神王ハゴス」だった
ヴァルバトーゼとハゴスは過去に一戦交えていた。
その時は引き分け、今回が決着のときのようだ。
なぜ政府転覆を狙うか というハゴスの問いに対し
「大統領になるため」「ラスボスになるため」「父に認めてもらいたい」
「お金の徴収がしたい」など、それぞれが思いを語る
それを聞いたハゴスは「見事なまでにバラバラだ」と言った
しかし、ヴァルバトーゼは「確かにバラバラだが、皆政府転覆を狙う仲間だ」
と言う。
かつては一人で仲間など必要としなかったヴァルバトーゼの変化にハゴスは驚いた
そして、自分でそれが進化なのか退化なのかを見極めることにした。
ハゴスとの戦いに勝利したかと思われた時
ハゴスはまだ2段、3段変身を残しているはずだ とヴァルバトーゼが仲間達に言った
いや、これが限界だ とハゴス
実は、魔力を失っていたのはヴァルバトーゼだけではなかった。
続く
68 :
ガンナック:2011/10/10(月) 20:32:19.11 ID:9eD6YjDX0
未解決にあるFCのガンナック、いきます
といってもステージ間のデモムービーなどもない単純なシューティングゲームで、
オープニングとエンディングだけですが…
()は背景に表示されるイラストの説明です
〜オープニング〜
(宇宙に浮かぶ人工太陽と惑星群)
7つの惑星(ほし)と人工太陽からなる、平和なキンガ恒星系…
しかし今、その平和は脅かされていた。
(どうみても機械を作るような工場で、なぜか大きな魚のようなものが作られてしまい、驚く作業員たち)
世界各地の工場の作り出す物に奇妙な物が混ざり始めた。
やがてそれらが、人々を襲い始めたのだ。
(ビルより巨大なウサギが自動車を貪り喰い、それを戦闘機が攻撃している傍で、逃げ惑う民衆)
幾ら調べても、その原因が判らないまま、作られる物が凶悪化し、
やがて、工場がそれらによって乗っ取られ、世界は大混乱に陥った。
防衛隊が組織されたが、次々に作られる敵に、全く歯が立たない。
(議場の中央に立つ魔導師(着ているのは白衣に緋袴、手には神楽鈴と祓串で、どうみても巫女だが))
15回目の会議中、みんな絶望に陥ったとき、この世界で1番の魔導師が不意に現れた。
「この騒ぎを起こしているのは、普通の相手ではない。戦いを好む、邪悪な存在が、我々を超えた力でこの世界を操っているのだ。
普通の戦い方では、勝てない。」
「しかし、何か方法があるのか?」
「我々とは、違う世界の力を借りるのだ。強力な戦いの力を備えた、別の世界の。」
(男たちが見守る中、祓串を振り儀式を行う魔導師。魔法陣の中央から立ち上る光の柱)
そして、藁にも縋る思いで、呼び出しが行われた。
魔導師によって、戦いの力に溢れた世界との、空間の道が開かれた。
…その時!
(煙の中から戦闘機が現れ、魔導師の白衣の形が変わり緑色に染まる。「あれ?」)
光と共に力が流れ込み、魔導師に乗り移った。
……というわけで、魔導師は同時に現れた戦闘機に、パイロットとして乗り込み、世界の運命を賭けた戦いに飛び立つことになったのである。
69 :
ガンナック:2011/10/10(月) 20:33:03.82 ID:9eD6YjDX0
〜エンディング〜
(人工太陽をバックに飛ぶ戦闘機)
世界支配を目論んだミュータントは魔導師によって倒され、人工太陽は本来の姿に戻った。
ミュータントによって操られていた敵たちは全て動きを止め、世界中に平和が戻った。
あのミュータントが何処から来たか、何者だったか、謎は残ったが、とりあえず危機は去ったのだ。
(戦闘機が青い光と共に消え行き、服も緑色が抜けて白くなり、形も元に戻る)
魔導師が星に戻ると、乗り移っていた力も、戦闘機と共に消え去り、全ては元に戻った。
(大勢の観衆に囲まれながら、首にメダルをかけてもらう魔導師)
皆に功績を讃えられながら、だが、魔導師は忘れなかった。
あのミュータントのような恐怖の存在は、きっとまた、どこかに現れるに違いない。
決して、油断してはならないと。
(続けてトロフィーを渡され、呆れ顔の魔導師)
ん…? トロフィーってなんか違うような…
スポーツじゃないっつーの…
(〜スタッフロール〜)
以上です
遅れました。すみません
ハゴスが魔力を失った理由は「畏れエネルギーの不足」であった
悪魔達のエネルギーである「畏れエネルギー」は人間が畏れることで発生する
だから悪魔達は人間を恐がらせる事で、戒めると同時に自分達の魔力を補給していたのだ
しかし、現代
人間達は悪魔を恐れるのをやめ、毎日のように起こる殺人事件やテロ行為を恐れていた
人間が恐れるのは「人間」だけとなってしまったのだ。
そのため、魔界に供給される畏れエネルギーは不足し、悪魔達は魔力を失ったのである
「情けない話だが・・・」と人間界の状況と畏れエネルギーについてを語ったハゴス
そこへ「ホント、情けないよねぇ〜」と声が響く
声の主は、人間だった。
ハゴスはその男を「人間界の実質的な支配者」と呼んだ
この男こそ、人間界の畏れエネルギーを管理する男「断罪者ネモ」であった
ネモは人間界の畏れエネルギーを魔界に分け与える代わりに、悪魔たちを研究させる
という取引でよりいっそう人間界の支配を強めていた。
この男がいなければ魔界はとうに滅んでいたのである。
そんな状況をヴァルバトーゼが見過ごすはずがなく、ネモを倒そうとする
しかし、このネモは立体映像で、本体は人間界にいるようだ
ネモはヴァルバトーゼ達を人間界へ誘い出す・・・
第八話に続く
第八話「大決戦!ラスボスVSラスボス」
人間界へやってきたヴァルバトーゼ達
フーカたちが懐かしいと言っている人間界の空気はヴァルバトーゼにとっては不快なだけだった
そこへネモの声が響く
ネモはヴァルバトーゼ達を歓迎するから研究所へこいといった
しかし、その前に「テスト」をするらしい
ヴァルバトーゼ達の前に現れたのは人間が作り出した「バトルスーツ」
デスコは「実験遊び」というどちらかが動かなくなるまでド突き合う遊びをこれらとしていた
フーカも、バトルスーツについては詳しいようだ。
襲い掛かるバトルスーツをヴァルバトーゼ達は撃退した
テストに合格し、研究所にやってきたヴァルバトーゼ
そこへ現れたのは人工悪魔たちだった。
ネモは、悪魔たちのデータから人工悪魔を作り出すことに成功していた。
しかし、所詮は人工。簡単に倒されてしまうのであった・・・
研究所内をスクーターで駆け回る男がいた
「風祭源十郎」 フーカの父である
源十郎はネモと手を組み、人工悪魔を作った張本人だった。
実の父が悪に手を貸していたことにショックを受けるフーカ
そんなフーカを見ても源十郎は何も思わないようだった。
続く
ネモは、源十郎にとっておきを用意させるように言った。
了解し、研究所の奥へと進む源十郎。
ヴァルバトーゼ達はそれを追った
立ちはだかる悪魔たちを蹴散らして研究所の最深部へとやってきた一行
ここでは、源十郎の作り出した「最終兵器」が眠っているらしい
それを起動させた源十郎。果たして、最終兵器とは・・・?
目覚めた最終兵器は、デスコの色違いだった
手抜きだネタ切れだとあれこれ言いたいほうだいなフーカ達
しかし、これこそ「最終兵器DESCO」の改良型
「最終兵器デスゼット」であった。
ただの色違いかと侮る一行だが、その実力はデスコをも超えるらしい
デスゼットはフーカとデスコに「また殺されたいのか」と聞いた
自分を殺した犯人が分かったフーカ。
フーカは「妹」であるデスコと共にデスゼットを倒すことを決めた。
それに賛同した仲間たち。最終決戦が始まった
デスゼットに勝利したヴァルバトーゼ達
しかし「アンタにだけは負けるわけにはいかない」とデスゼット
「アンタは何も知らないのよ・・・」と続ける
デスゼットは、源十郎のフーカへの思いを語りだした
昔、フーカがまだ小さい頃
フーカは「妹が欲しい」と両親に頼み、困らせた事があった
「アタシが世界征服するときに役に立つ、優秀な妹が欲しい」
源十郎は、その頼みを聞いた。
そして作られたのが「最終兵器DESCO」と「デスゼット」である
しかし、デスゼットは成長したフーカが憎かった
源十郎の思いを全く理解しようとしないフーカ
そんな彼女が愛されて、自分が愛されないこと
自分は、源十郎の本当の娘ではないこと
デスゼットは、憎いフーカと、邪魔なデスコを殺した
父親の自分に対する思いを聞いたフーカ
「パパ・・・そんなにアタシのことを・・・」
誤解はようやく解けたのだ。
「なーんて言うかーッ!このマッドサイエンティストめ!」
フーカが激怒する
「誰が殺戮兵器の妹を作れなんて頼んだのよー!」
続く
全く源十郎の思いを理解していなかったフーカ
(ちなみに、フーカが地獄に落ちた理由は世界征服を企んだからです)
そんなフーカをいつものやりとりでからかうヴァルバトーゼ達
そんな中に「なんだこの茶番は!」と怒号が響く
断罪者ネモだった。
ネモはデスゼットに皆殺しにするように言うが、デスゼットはそれを拒否
苛立ちを抑えられない断罪者ネモ。しかし、少し落ち着くと、いつもの様子で
「月を地球に落とす」ことを宣言した
続く
まとめの人、ありがとうございます。
では、SPRIGGANの続きを書きます。
続きです。
・Mission No.5『輸送トラック護衛』
オーパーツを安全な所まで運ぶので、その護衛をとしてそのトラックに
乗っていた大槻。トンネルに差し掛かった途端、忍者の集団が襲撃。
トンネルの前方後方ともに大型トラックで塞がれる。
トラックの状態はドライバーの通信により報告されるので、
破壊されないように速やかに一人で迎え撃つ。
・Mission No.6『遺跡探索』
最近発見された遺跡内部には、無数のトラップが仕掛けられていた。
後の調査隊の為に、そのトラップを解除するのが今回のミッション。
毒ガスの部屋を突破し、巨大だったり毒を吐いたりする蜘蛛を倒し、
転がってくる岩石をパンチで破壊し進む。二体の石像を破壊したその先は、
溶岩が広がっていた。
わずかに存在する足場を利用して進むと、大槻は最奥にて賢者の石を発見する。
・Mission No.7『暴動鎮圧』
発掘中の遺跡にて、発掘隊ば暴動を起こしているとの連絡が入る。
鎮圧部隊はすでに急行したが、連絡がつかない状態になってるという。
遺跡内部に入ると、ワージャガー(人豹)化した人間が襲いかかってきた。
服装からすると、元・発掘隊らしい。
術によってワージャガー化した者は、死ぬまで元には戻れない為、
気が引けるが殲滅していく。
最深部には、石仮面を被った男と、古代のワージャガーとの戦いになる。
倒した男から仮面を入手すると道が開けた先に、大きな石版があった。
どうやらこれが元凶らしいので破壊する。
・Mission No.8『南極遺跡奪還』
南極にて発掘調査中の遺跡が、トライデントの部隊に襲撃・占領される。
吹雪で視界が悪い中、制圧しつつ滑車を使い移動して遺跡へ向かう。
遺跡へ続くトンネルを抜けた先で、再び謎の少女に出会う。
大槻に警告を伝えようとするが、トライデントの部隊長(海底遺跡の侵入者)と
副隊長の二人が来たため隠れてしまう。
二人同時の戦いで、しかも部隊長は以前よりも強くなっていた。
しかし成長したのは大槻も同じで、冷静に対処し勝利する。
戦闘終了後、隠れていた少女は警告をして、またどこかへ去ってしまう。
・Mission No.9『トライデント研究所』
南極の遺跡から、トライデントは古代兵器を一つ運び出していた為、
急遽その兵器を回収しに向かう。
研究所のガードマンや警備するロボットを倒し、セキュリティコンピューターを
破壊もしくはロックを解除し、兵器が保管されている地下へ進む。
兵器はすでに作動しており、もう回収は不可能。破壊することに。
2mもある古代兵器は、遠くからは強力な火力で、近くではパンチを繰り出す。
攻撃を避け隙をついては反撃し、ついには古代兵器は沈黙する。
何かに気付いた大槻は、全速力で来た通路を戻り始める。その後方で、
兵器は大爆発。大槻はその爆風で吹き飛ばされるが無事だった。
・Mission No.10『洞窟探索調査』
アーカムが把握していない遺跡に、アメリカ軍が侵入したという情報が
もたらされた。機械化小隊(トライデントの運営にアメリカ軍が関わっている)
もいる事から、何か重要な物を探しているらしい。
無理な発掘を行っていたらしく、あちこちが脆くなっていた。迷路状に掘られた
遺跡内部で兵士や機械化小隊を倒しながら進むと、機械化小隊の隊長級とその部下二人が待ち構えており、3対1の戦闘になる。
戦闘に勝利すると、どこから侵入したのか、あの少女が奥から現れる。
少女は大槻を信頼しているのか、遺跡に保管されていたという結晶を渡して去る。
その直後に遺跡は崩壊を始めてしまう。
出口の目前にある部屋へ到達すると、そこには軍服ではなく黒色の服を着た男がいた。
男は大槻が持つ結晶を求めるが、大槻はそれを拒否。ならば実力行使と戦闘開始、
そして連続攻撃をしかけてくる男を返り討ちにする。
不利と判断したらしい男は突如消え、その出来事に驚いたらしい近くにいたコウモリが外へ飛んでいく。
男の行方は気になるが、遺跡から脱出する。
残るミッションは11〜14ですが、これは以前に書きました。
どの部分がどのミッションにあたるかという事と、一部補足だけ書きます。
因みに、前回本編を御神苗でプレイすると、若干セリフやイベント内容が異なると
書きましたが、違いの部分も簡単に説明します。
・本編中、御神苗の上司はグラハム。内部調査を兼ねて、
一時的にグラハムの指揮下にいるらしい。
ミッション前後にある、グラハムのセリフが若干違う。
・リティシアを追って南極遺跡のゲートをくぐる際、プレートを渡しにくるのは
ジャン。「無事に帰ってきたら、おごってやるよ」的な約束をジャンがする。
・月のガーディアン撃破後、月の遺跡までジャンが迎えにくる。
御神苗は約束の件を話に出すが、ジャンはそれを否定しながら二人は帰る。
以上で終了です。更なるお付き合い、ありがとうございました。
ミッションの説明、忘れてました。申し訳ございません。
・「すぐに行われた調査で、奪われたオーパーツは〜」
→ここからMission No.12『南極遺跡内部』
・「ゲートを通る前に、上司・グラハムとブリーフィングを〜」
→ここからMission No.13『月の神殿』
・「今度のワープ先は、月にある遺跡に続いて〜」
→ここからMission No.14『月の神殿最深部』
蛇足……このミッションだけ、ボス級のバトルが3連続あります。
これにて終了です。
たびたびすみません……
Mission No.11を忘れてました。
・「ある日、アーカム財団が保有している研究所に〜」
→ここからMission No.11『アーカム研究所防衛』
蛇足……地下金庫にて、リティシアに任されて大槻と戦った部下は、
『洞窟探索調査』の最後に戦った男です。
男が突如消えたのは、実はライカンスロープ(獣人)の吸血鬼型で、
外へ飛んで行ったコウモリになってた為。
これは公式ガイドブックのみで紹介される内容です。
原作でもライカンスロープは登場しますが、ここまで大きく変化する人物はいません。
書き手の皆様方乙です
PSPの「勇者30SECOND」をリクエストします。
81 :
ACE:R:2011/10/12(水) 16:15:24.15 ID:bxTYvQglP
PS3のAnother Century’s Episode:Rのストーリーを投下します
ゲームを始めると、どの参戦作品を選ぶかを求められます
選択作品の個別ルート(作品によって1〜3話とまばら)の後、
各作品が合流し、共通ルートを進むことになります
共通ルートにおける各作品の出番は以下のような具合
・マクロスF
主役バリ(ライブのアニメシーンもあるよ)
・フルメタル・パニック
結構出番ある
・コードギアス
割りと出番ある
・創聖のアクエリオン
ちょっと出番ある
・キングゲイナー
ちょっと出番ある
・クロスボーン・ガンダム
ちょっと出番ある
・Zガンダム
ちょっと出番ある
・マクロスゼロ
ちょっと空気
・ガンダムSEED DESTINY
空気
・スパロボOG
空気
・オーガス
時空接着剤
82 :
ACE:R:2011/10/12(水) 16:20:08.14 ID:bxTYvQglP
【共通ルート】
異世界へと時空転移してきた者たちは「イコン」という無人機械の攻撃を受ける。
辛くも逃れた後、戦艦「アークアルファ」の艦長「オータム・フォー(以下オータム)」に拾われ、
彼女からこの世界の説明を受ける。
オータムは「シーズン」というアンドロイドの一員であり、かつてこの世界に住んでいた人間たちを手助けするのが役目だった。
しかしシーズンの一人、「ウィンター」が突如反旗を翻し、イコンを使って人間たちを虐殺し始める。
他のシーズンである、「スプリング」や「サマー」、オータムの上位存在である「オータム・ワン」もウィンターに従う。
オータムはシーズンの製作者であり、人間の「ドクターシキ」から人類の希望となるべく命令を託され、
アークアルファを奪取して一人シーズンへの反撃の機会を伺っていた。
そのタイミングで現れた異世界の住人に協力を依頼し、スプリング、サマー、オータムワンを撃破していく。
しかし、敵は身内にもいた。
グレイス・オコナー(マクロスFより参加)が突如千鳥かなめとテレサ・テスタロッサ(いずれもフルメタより参加)を拘束し、離反。
二人の持つ特殊能力に目をつけ、自らの望みのためにウィンターとの取引の材料としたのだった。
彼女らを奪還しようとするオータムたちだったが、イコンらの妨害によって二人は敵の本拠地へと連れ攫われてしまった。
しかも突如現れた鳥の人(マクロスゼロの敵)によって空間が歪められ、彼女たちを異世界に残したまま一同はマクロスFの世界へと転移してしまう。
更にウィンターの協力で一足先に元の世界へ戻っていたグレイスが仕組んだクーデターに巻き込まれ、拘束されるオータムたち。
その上バジュラ(マクロスFの敵)の襲撃に遭い、窮地に陥るがランカ・リー(マクロスFより参加)の歌でバジュラが怯み、撃退に成功する。
ランカとシェリル・ノーム(マクロスFより参加)の二人の歌がバジュラの動きを止めるのに役立つとわかり、
バジュラクイーンとなって宇宙を支配しようとしていたグレイスを倒すのに一役買う。
爆発の衝撃で時空が歪み、一同はかなめとテレサを取り戻すためその歪みに飛び込む。
その先に待っていたのは最後のシーズン、ウィンターであった。
しかしどこか様子がおかしい。
なんとウィンターはドクターシキに意識を移植されており、
これまでのことは全てはドクターシキがウィンターのフリをして仕組んだことだったのだ。
増えすぎた人類を管理しれなくなったため、数を減らして管理しやすくしようとしたのがそもそもの発端だったが、
その計画は暴走し、いつしかドクターシキがこの世界の神になるのが目的となっていた。
激闘の末オータムたちはドクターシキを撃破するが、彼の肉体となっているウィンターを破壊してしまうと、
この世界も同時に爆破・消滅されてしまうようにインプットされていたため、一同は止めを刺すことができない。
撤退したドクターシキをゼロ(コードギアスより参戦)が追う。
ゼロの特殊能力により、ウィンターの脳に干渉し、意識体となっていたドクターシキだけを抹殺することに成功した。
かなめとテレサを取り戻すことにも成功し、再度発生した次元震から一同は自分たちの世界に帰還することができた。
【共通ルート終了】
あとは各作品ごとに、わずかなエピローグがあってエンディングという形です。
細部に自信がないですが、大まかはこんな形だったかと。
遅くなりましたが、念のため……
SPRIGGAN 〜LUNAR VERSE〜の執筆は、
>>79で終了です。
最後までグダグダの書き手になってしまい、申し訳ございません。
乙です
スプリガン懐かしかった
>>84までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
前スレ
>>520 うーん
プレイヤー=管理人
プレイヤー=ウエハラ
なんだけど、管理人=ウエハラなの??
と疑問に思ったので管理人の存在自体を抹消しますた
あの場面では管理人は見てるだけで何もしないので・・・
初音ミク -Project DIVA- 追加楽曲集デラックスパック1 ミクうた、おかわりをリクエストした者です
最近目を通しておらず前スレ埋まってたのでこちらでお礼を言わせて下さい
わざわざ一年以上前のリクエストに答えていただき有難うございました
礼を言うやつって少ないよな
もう自分が何をリクエストしたかも覚えてないんだろうけど
個人的には「ありがとう」よりも「面白かった」や「この辺りはどうなってるの?」の方が嬉しい
あと既プレイな人の「○○って××なんだよなー」みたいな
共感・感想みたいなコメントもうれしい
だからってお礼を否定するものでもないけどね。
それはそれで礼儀正しくて、気持ちが伝わってくれば
次があったらまた書いてみようかって気にもなる。
別にお礼が欲しくて書いてるわけじゃない
>>89-90 うんうん
いちばん寂しいのは書いても何の反応もレスも無く流れていくこと
極端な話、批判でも無反応よりはうれしい
>>68-69 乙でした
ガンナックで画像検索してみたけどファミコンにしてはグラフィック頑張ってるねー
ちゃんと主人公の巫女さんとかショップの女の子とかの顔書いてあるし
しかし巫女さん主人公のシューティングゲームってファミコン時代からあったんだなあ
PSPのFate/Extraをお願いします。
95 :
ゲーム好き名無しさん:2011/10/17(月) 17:42:50.55 ID:5v2RLVPX0
俺、知らないゲームのアレで礼を言って知らないクセに、みたいに思われるのが嫌だったからリク以外のは言わなかったが・・・
言った方がいいのかなあ?
大切なのは気持ち。
形式的な礼なんて貰う方も空しくなるだけ。
知らないゲームでも、読んで興味持ったならそう書けば良いし
特に関わろうと思えなかったら放置すれば良い。
アインハンダーを書きたいんだが、背景設定、一面〜六面ラスト以外に関しては、
ウィキペディアの記述が詳しすぎて他に書く余地が無い。
BADENDと六面ラスト〜GOODENDだけ書くというのはアリだろうか?
>>97 お願いします
内容についてはそれでいいと思いますよ
wikiに載ってるSTGもEDのみ書いてるのがありますし
それで思い出したんだけど自分数年前R-TYPEΔを書いたんですよね
しかし読み返すと初代自機について書かれてませんでした
一応チョイ役だけど話に絡んでくるので書いた方がいいでしょうか
すいません、ペディアに初代自機のこと載ってました
というわけで忘れてくださいorz
基本的に書きたければ書け、が鉄則だと思う
Haloトリロジーとかウィキペディアにまるっきりストーリー全部載ってるじゃないかってレベルだが、
wikiに書かれて載ってるぞ
人によっては作品ストーリーに
自分の主観や考察を大幅に入れてたりとか、
そういう「そのゲームを好きなプレイヤーによる語り」
も楽しみの一つなので、情報がどこかに載ってようと色々書いてほしい。
PSPソフト グングニル-魔槍の軍神と英雄戦争-をリクエストします
アインハンダー投下します
104 :
アインハンダー:2011/10/20(木) 23:38:53.51 ID:LppGyUvp0
23世紀、地球連合軍ゾードム帝国と月面都市セレーネは長年にわたって戦争を繰り広げていた。
国力で勝るゾードムと、技術力で勝るセレーネの戦争は膠着状態に陥っていたが、
セレーネの地球奪回軍『リコンカスターズ』は、三機の新型戦術戦斗機による『特別機動隊』を地球へ降下させ、状況を一変させる。
ゾードム、セレーネの両軍兵器は、規格統一化された兵装モジュール『ガンポッド』を搭載しているのだが、
(なお、両軍に対して同一の軍事企業『マクミラン社』がガンポッドを始めとした兵器を提供している。)
新型戦術戦斗機は、機体に備えたアームによってガンポッドを奪い取り、自らの火器、弾薬とする能力を有していた。
この機能を利用して勇猛果敢な戦闘機動を仕掛けてくる彼らを、ゾードム軍将兵は『アインハンダー』と呼び、恐れた。
特別機動隊(以下『アインハンダー』)の実戦投入から一年後、無人指令衛星ヒュペリオンが地球軌道上へと進宙。
更に一年後、リコンカスターズによるゾードム軍壊滅作戦『オペレーション・ジャッジメント』が発動し、
その前段階としてアインハンダーが帝都ゾードムへの強行偵察を実行する。
それがアインハンダーによる最後の降下作戦となった。
一面:
夜間、帝都ゾードムに侵入したアインハンダーはゾードム治安警察特殊機動隊と交戦する。
治安警察のパトロールカー”コックローチ(条件次第では自機として使用可能)”を殲滅し、
郊外にして無人歩行戦車”ドラッヘ”を破壊するアインハンダー。”
二面;
帝都を脱したアインハンダーは、指令衛星ヒュペリオンから「敵輸送列車を追跡し、補給基地を探索しろ」との命令を受信。
これを実行すべく、武装された輸送列車と交戦、これを撃破してトンネル内に侵入する。
三面:
トンネルが閉鎖された為、そのまま敵地下基地内へ侵攻。敵機動兵器を殲滅していくアインハンダー。
四面:
ヒュペリオンの解析により、地下基地内部に原子炉が存在する事が発覚。
これを破壊すべく、地下基地内の貯水ダムや工場へと進行し、原子炉を破壊する。
(ルート次第では原子炉を破壊せずに)地下基地から脱出し、地上の敵空軍基地へと侵入。
五面:
ヒュペリオンが、件の空軍基地において敵新造戦略宇宙戦艦が発進準備中である事を察知。
アインハンダーは主力部隊が来るまでの掻乱攻撃を命じられる。夜明けに照らされながらカタパルトへと接近するアインハンダー。
六面:
主力部隊が間に合わない為、単独での戦略戦艦迎撃を命じられるアインハンダー。
単独では大気圏を突破出来ないアインハンダーは、約二分間のタイムリミット内に敵艦を撃沈しなければならない。
敵艦のエンジンへと攻撃を集中するアインハンダーだが・・・
(ゲームオーバー時&タイムリミット超過時、BADEND)
限界高度を超えた為にエンジン出力が低下、そのままカタパルト付近へと落下したアインハンダー。
そこには既にゾードム軍戦闘機部隊が待ち受けており、もはや抵抗する力のないアインハンダーに対して集中砲火を浴びせる。
「薄れゆく意識の中、ひとつの疑念が生じた。味方の主力部隊は本当に間に合わなかったのだろうか。それとも・・・
私は最期の瞬間、はるか天空から舞い降りてくる無数の天使を見た気がした」
GAME OVER
105 :
アインハンダー:2011/10/20(木) 23:41:16.79 ID:LppGyUvp0
(エンジン破壊成功時)
推進力を失った敵艦から敵攻撃衛星『シュヴァルツガイスト』が射出される。
熱圏へと達した両者は、目が醒めるような青空の中、死闘を繰り広げる。
壮絶な戦いに勝利を収めたアインハンダー。しかし、ヒュペリオンは驚くべき、無情な最終指令を送ってくる。
「貴官ノ壮挙ニヨッテ、我ガ軍ノ脅威ハ取リ除カレタ。マタ貴官ノ戦闘記録ヲ元ニシ、
最新鋭無人戦闘機『EOS』ノ戦闘データモ完成デキタ。
ソノ功績ニヨリ、名誉ナ事ニ、貴官ハEOS最終テストノ、標的トシテ選抜サレタ。オメデトウ。
ナオ、死後ニハ二階級特進ノ上、シリウス勲章ガ授与サレルデアロウ。月に栄光アレ、地球ニ慈悲アレ」
ヒュペリオンの言葉通り、衛星軌道上にはガンポッドを満載した量産型無人アインハンダー『EOS』の大群が待ち受けており、
アインハンダーに対して容赦なく砲火を向けてきた・・・
「味方から浴びせられる激しい砲火の中、私を生き永らえさせたのは、ある疑問だった。
何故、味方から消されなければならないのか? 私の見た地球は軍指導部の言うような理想郷ではなく、月と同じ不毛の地だった。
既にこの戦争の目的は失われていたのだ。だが、この馬鹿げた戦争自体が指導部の目的だったとしたら・・・」
七面:
一カ月後、『オペレーション・ジャッジメント』の最終段階開始直前、アインハンダーは衛星軌道上に再び姿を現した。
新型のロケットブースターによって宇宙空間での戦闘も可能になったアインハンダーは、立ちはだかるEOSを撃墜していく。
最後に立ちはだかったのは、指令衛星にして対衛星兵器でもある、憎むべきヒュペリオンだった。
様々な火器を駆使し、上下も左右も無い(ゲーム上はあるが)宇宙空間において目まぐるしい高速機動戦闘を繰り広げる両者。
熾烈な戦いの末、勝利を収めたのはアインハンダーだった。ヒュペリオンは地球目掛けて吹き飛び、爆砕する。
まるで指を鳴らすようにアームを展開するアインハンダーと、強い決意を秘めて月を見つめる搭乗者。
彼らは月軌道上に展開するリコンカスターズに対し、ブースター全開で突っ込んでいった。激しい閃光が月軌道上に輝く・・・
「共に攻撃手段を喪失した両軍は暫定的な停戦協定を結ぶに至る。
やがて互いの国情が両国民に知れると、それは自然と終戦へと変化していった。
理想郷など何処にも無かった訳だが、また一時的な均衡は世界に訪れたのである。
だが、その終戦の遠因となった者の名は両国の記録から完全に抹消された。
今はただ、実際に戦い、血を流した者が、『アインハンダー』の名を記憶に留めているだけである。」
GAMEOVER
106 :
アインハンダー:2011/10/20(木) 23:43:43.22 ID:LppGyUvp0
以上です。
世界観設定や各メカ、各ステージの解説についてはwikipediaに詳しい記述がある為、
そちらのほうも参照してもらえると助かります。
アインハンダー好きだったな、乙でした
ディスガイア4さんは急に止まってしまったけどなにかあったのかな
元の投稿頻度が高かっただけで、普通はこんなもんじゃない?
PS3ラストリベリオン、あらすじ行きます
生の神フォーミバルと死の神ミークテリアの力が均衡を保つことで存在する世界。
ところが、フォーミバルの力が強くなったため、死者がよみがえり生者を襲う世界になってしまった。
彼ら不死者を倒すには肉体を破壊する力を持つブレイドと、魂を封印する力を持つシールの協力がいる。
そのため、ブレイドとシールはパートナーとして戦うのが一般的であり、長きに渡る戦いが繰り広げられていた。
だが、ブレイドの中でも強力な力を持つナイン(主人公)には、その力に見合うパートナーがおらず、常に一人で行動していた。
物語は彼が父王(義理だったかな?)の依頼で他国から巨大ロボットを運んできたところから始まる。
ナインの弟であるアルフレッドが突然父王を殺害し、さらにその肉体を不死者にしてナインを捕らえ、殺害してしまった。
そこへ現れた強力なシールの力を持つアイシャ(ヒロイン)が禁呪を施したことで、ナインは一命を取り留める。
二人は命を共有する存在となり、ともにアルの後を追うことになる。
途中、獣耳娘のセフィーを助けたり、元ブレイドのおっさんジェイク、死の神ミークテリアの力を借りつつ、
アルが生の神の力を弱めるために張り巡らされた結界を破壊するつもりであることを知る。
が、ことごとく後手に回ってしまい、次々に結界は破壊されてしまう。
アルの目的は生の神の力を使い、かつての戦いで命を落とした恋人を復活させることであった。
しかし、継ぎ接ぎの体のせいか力の暴走のせいか、彼女は化け物と化し、アルは致命傷を負ってしまう。
ナインとアイシャにより彼女は倒され、アルと共に昇天していった。
そこに現れた男が事の真相を話し出す。
全てを仕組んだのは、最初に殺害された父王アーゼルライドであり、アルは利用されていたのだと。
そして自分たちは、この国を裏から操る黒幕だとも語る。
ナインたちは城の中庭で、本当に生き返っていたアーゼルライドを倒す。
(ここからややうろおぼえ)
アーゼルライドはアルに殺されることを前提とし、全ての結界が破壊された後、自身に生の神の力を取り入れて復活するよう仕組んでいた。
生の神の力を持つ自分が死の神の力を借りるナインたちに殺されることで、神の力の均衡を取り戻そうとしていたのだ。
アイシャは、最初にナインが運んできた巨大ロボットの中に封印されていた。強力な力を恐れられたためだ。
それぞれ孤独だったナインとアイシャを引き合わせることも、計画の一端であった。
ナインの事はまかせてくれというアイシャに礼を言いつつ、アーゼルライドは息を引き取った。
その後、ナインとアイシャの行方はようとして知れない……
以上です
細かい部分は憶えてませんが、2度プレイする気にはなれん…
スベリオン乙です
クリアしたこと自体にも乙と言いたい
>>111 乙
大丈夫
おまいはよく頑張った
今はゆっくり休め
>>111 乙乙。本当に乙。
あらすじとか名前見てるとFSS意識してんのかなこれ
巨大ロボとは何だったのか
今アマガミ書いてるんで予約したいんだが
ギャルゲ板のストーリースレはもう無いっぽいよね?
wikiに未解決で入ってるしこちらでいいのかな
>>111 乙!
これって「レベルを上げて物理で殴る」で有名なゲームだよな・・・?
ああ、KOTYでみたやつか
119 :
ゲーム好き名無しさん:2011/10/29(土) 11:05:34.17 ID:Q8LUTQfN0
四聖龍神録Plusのストーリーをおしえてください
ハード、ハード
121 :
ゲーム好き名無しさん:2011/10/29(土) 11:50:43.23 ID:h7ON6ngR0
>>116 書きたい物を書くでいいと思う。
ときめきメモリアルだって遥かなる時空の中でだってあるんだから。
個人的には大歓迎。
恋愛ゲー嫌な奴もいるだろうけど、俺はここの何でもあり感が好きだな。
トリつけてギャルゲ―と乙女ゲーNGできるようにすれば皆得じゃないかとは思うけど。
SFCのアルバートオデッセイいくんで支援お願いします
まずは敵側の人物紹介を少し
【グローバス王】古代文明グローバスの王。水晶の魔力に魅入られて暴走し、娘ネッサと勇者ゴートに誅伐され封印された。
【オズワルド】グローバスの血を引く大魔導師。グローバス王を復活させての世界征服を目論む。
【ライアモス】ゴート騎士団の片割れ『神聖十字軍』の団長。グローバスの力が世界を平和と繁栄に導くと考え、オ
ズワルドについた。
【シン】神聖十字軍の騎士。オズワルドによって自我を失い操られている。
グローバス復活の鍵『水晶』を求め侵略を開始した大魔導師オズワルドは、かつて無敵をいわれていた騎士団に対し
圧倒的な強さを見せていた。
「スレイ団長!オズワルドの攻撃により部隊は全滅しました!」
「くそっ!もはやこれまでか……」
「総督!行きましょう!騎士団の名にかけて!」
「わかった。みんな!行こう!」
総督以下騎士団の残り全員が突撃するが、衆寡敵せず総督は討死。スレイ団長と残った騎士は村人の避難を優先させ
村に戻った。
しかし、総督の娘ソフィアが父を探して一人飛び出しオズワルドに見つかってしまう。
「おまえ、魔導の血を引いているようだな」
オズワルドに殺されるところであったが、死んだのは咄嗟に庇った母であった。ソフィアはスレイが止めるのを振り
切り、オズワルドに向かっていく。
「ママをかえして!」
その時。
ソフィアの体が突如発光し、オズワルドは彼方に吹き飛ばされた。
──10年の時が流れる──
(以上OP)
チベリスの村に住む勇者の血を引く青年アルバートは、16歳の誕生日を迎え母のもとを旅立つ。
「あなたはもう16歳、勇者の血を引く者の習わしとして独り立ちせねばなりません。あなたが立派な勇者になって
帰ってくることを信じていますよ」
そうして家を出たアルバートが友人の見習い僧侶ノイマンと共に吟遊詩人の詩を聴いていると、司祭様から教会に呼
び出されとある女魔術師を紹介された。
「私はゴート宮廷魔術師ソフィア。各地に突然現れたモンスターのことを調べ旅をしていたのですが、10年前世界
を恐怖に陥れたオズワルドが蘇ったことを一刻も早く王に伝えねばなりません。どうか、一緒にゴートまで行ってく
れませんか?」
アルバートは快諾し、まずはゴートへ向かうこととなった。
「ソフィアをたのんだぞ、アルバート。それからノイマン、わしはお前が一人前の僧侶になるのを期待しておる。が
んばるんだぞ」
こうしてアルバート・ソフィア・ノイマンの三人の旅が始まった。
チベリスを出発し、邪魔するゴーレムを蹴散らし早速ゴートに着いた三人。
オズワルドの復活を国王ゴート[世に伝えると、国王はアルバートを勇者と認め騎士団長スレイに会うよう要請した。
「スレイは騎士団に相応しいものがおると聞いてノイラートに行ったんじゃ。この手紙を持って行くがよい」
三人はスレイ団長を追ってノイラートに向かった。
怪しげな老婆の集団がいるノイラートの村に着いた三人は、早速スレイに国王の手紙を見せた。
「われわれは騎士団の生き残りだが、ゴートの街を守るだけで精一杯なのだ。オズワルドを倒すためにお前の力を貸
してはくれないか?」
当然、アルバートは快諾。
「ありがたい!だがこの村には水晶のことを知る老婆がいるのだ。少し待っていてくれ」
「隊長!婆さんたちがライアモスという者に……」
突然村に現れたライアモスが、老婆たちから『水晶の行方』を奪っていく。かけつけたスレイは全く歯が立たなかっ
たが、その時もう一人の騎士(OPの生き残り)が一人で突撃した。
「やめるんだ!お前の敵う相手じゃない!」
「隊長!私は10年前に死にそびれた男、もう戦うことに疲れました。でもこれでやっと昔の友に会えますよ。さよ
うなら!今までのご恩決して忘れませんから」
突撃した騎士は死んだが、その意気に感じ入りでもしたかライアモスはスレイらを見逃して去っていった。
「俺は自分が情けない……なぜみんな死に急ぐんだろう、俺一人を残して……」
ひとしきり落ち込んだスレイだったが、やがて改めてアルバートに協力を要請する。
「さあ行こう!奴が向かったのはたぶんオズワルドの城コートロードだ。憎きオズワルド!ライアモス!もう俺は逃
げも隠れもしない!奴らを叩きのめす!」
スレイを仲間に加え、一行は一路オズワルドの本拠地コートロードへと向かった。
ミケアナを通りコートロードに迫ったアルバート達は、城門に立ちはだかるライアモスを倒す。
すると……。
「あの役立たずが……『水晶の行方』はまだライアモスが持っているのか?やつの息の根を止めろ!」
オズワルドは傍の十字軍騎士にライアモスの殺害を命令。味方に襲われ瀕死になったライアモスは城内に退却した。
「俺はもう……終わりだ。お前たち、ご苦労だったな。その忠誠心、俺はしかと見届けた」
「ライアモス様!もう喋らない方がいいです!」
「これが……最後の命令だ。『水晶の行方』はオズワルドと戦っているものに……」
「ライアモス様があなたにと……ライアモス様の無念を晴らしてください。どうかお願いします」
息絶えたライアモスから『水晶の行方』を受け取ったアルバート達は、ミケアナで『水晶の行方』を鑑定してもらった。
が、そこに突如オズワルドが現れ『水晶の行方』を奪っていってしまう。
「すまん!『水晶の行方』を奪われてしまった!だが水晶のありかは判ったぞ。この大陸ではないところだが、示し
た場所でこの『グロバの目』を使え」
アルバート達は『グロバの目』を受け取ると、船出のため港町マウリナに向かった。
マウリナに向かったアルバート達は足留めをしていたシンを倒すが、彼はオズワルドとともに船で逃げ去ってしまった。
自分達も船を調達して海を渡ろうとするアルバート達であったが、船に乗るには『乗船券』が必要だという。
そこで仕方なく町を探っていると、シンの祖母であるという老婆に出会いシンの過去を聞くこととなった。
シンにはかつて愛した女性がいた。
しかしその女性は別の男(※)を愛しており、加えて互いの家の仲が悪いために駆け落ちしてしまっていた。
その後二人はミケアナに逃亡したが、やがて男は女の親に認められる立派な男になろうと決意。騎士団に入るためノ
イラートに赴くが、途上で魔物に襲われ死亡してしまう。さらにそれを知った女も、男を追って町を出たところをや
はり魔物に襲われ死亡。
二人の死を聞いたシンは激しく後悔し、もっと強く引き留めておけばと自分を責めるうちにオズワルドの甘言に乗っ
てしまったという。
(※シンの兄弟と思われるのだが、詳しい説明が無いため不明)
「あの子は自分を見失ってオズワルドに操られているだけなんじゃ。どうにか立ち直らせてやってくれんかのう」
二人の形見の指輪を魔物から取り返していたアルバート達は、それを互いの両親に届け代わりに紋章を貰う。
それを『乗船券』を持つという『紋章マニア』なる人物にちらつかせて事態を打破しようとするが、マニアの家は協
力なペットの警戒が厳しく取り付く島もない。
アルバート達は賢者に相談してどうにかしてもらおうと、西にある賢者フィロのほこらへと向かった。
フィロのほこらに着いたアルバート達だったが、肝心のフィロは『放浪の大賢者』と呼ばれる浪人であるため留守であった。
そこで怪しいと感じた傍の水晶玉に願いを念じると、なぜかそれが遠方のフィロに伝わる。
「なるほど。あのコウモリをどうにかしてほしいわけじゃな」
フィロは魔法でマニアのペットを呼び寄せると、他人のペットを勝手に人間に転生させ連れて行く。
かくして入ったマニアの家で二つの紋章を乗船券と交換してもらったアルバート達は、ようやく海を渡って港町ボル
チネへと着いた。
早速ボルチネから指示された地点を目指したアルバート達は、その途上でかつて騎士団が全滅し今も壊滅したままの
街ローバー(OPの舞台)へと立ち寄る。
果たしてそこには、大賢者フィロと人に変えられたマニアの元ペットがいた。
「ワシの探した仲間がシルヴィシスへと集まりつつある。そやつらを指揮できる者を探しておるんだ。おまえにその
資格があるかためしてやろう」
アルバート達を試すため戦いを挑んできたフィロを倒すと、フィロはそのまま息絶えてしまった。
「みごと……わしはその力を待っていたんだ。やっと巡り会えた、わしの願いを託せるものに……お主ならこの世界
を救うことができるかもしれんな。これはわしの装備一式だ、おまえにやろう。がんばれよ、このワシの分まで……
さらば……」
フィロの遺言を受け、アルバート達は一旦エルフの町シルヴィシスへと向かった。
シルヴィシスに着いたアルバート達は長老に話を聞く。
「水晶は遥か昔のゴートとグローバスの戦い以来、この大陸の東に封印されているのじゃ。しかしその封印を守る『守
り神』とて所詮は魔物、いつオズワルドに操られるかもわからぬ。この世界を救いたいのなら、その守り神すら倒す
覚悟が必要じゃ」
一行は一路、守り神を支配しているというレグネス洞窟のドラゴンの元へと向かった。
アルバート達はレグネス洞窟に向かい、その入り口に待ち伏せしていたシンを倒す。
するとシンは、最後の力を振り絞ってマウリナへと瞬間移動した。
「おばあちゃん、かえってきたよっ。でもオレっ、みんなにめいわくかけた」
「あなたはオズワルドに操られていたのよ」
「おばあちゃん、オレってばかだ!くやしいよー」
「待ってなさい!すぐ医者をよぶわ」
「おばあちゃん、行かないでいいよ……最後に会えてよかった!さよなら」
シンは再び洞窟に戻ると、一行に最後の言葉を伝える。
「おまえはオズワルドなんかに負けるんじゃないぞ!」
息絶えたシンの言葉を受けた一行は洞窟のドラゴンを倒して守り神の支配を解き、いよいよ水晶の封印された地点
『魔術図形』へと向かった。
水晶の封印されていた地点『魔術図形』を守る守り神を倒しそこで『グロバの目』を使う一行。
しかし……。
「相変わらず甘い奴だ」
突如そこにオズワルドが現れ、水晶は横取りされてしまった。
「ついにわしの物に……なんだ!どうしたんだ!」
しかしオズワルドが手にした瞬間、水晶は砕け散ってしまう。
「水晶が……水晶がこんなかけらに……」
オズワルドはそのまま逃走。一行は水晶のかけらを手にすると、オズワルドを追いコートロードの開かずの扉へと向
かった。
コートロードの奥はドワーフの住む地底世界であった。一行はその奥を進み、ついにグローバス王封印の地で長年の
宿敵オズワルドを倒す。
「このわしが負けるとは……しくじったわっ!こうなったらグローバスを復活させるしかない」
オズワルドは水晶を使いグローバス王を復活させたが、割れた水晶では満足する復活は叶わなかった。
とはいえ、形振り構ってはいられないオズワルドはグローバス王を一行にけしかけんとしたが……。
「誰に向かって口をきいている!」
オズワルドは復活したグローバス王に殺されてしまった。
だがそれでもグローバス王は止まらず、かつての力を取り戻さんとモンスターを大量に召喚する。しかしそれでも一
行はそれらのモンスターを排除し、ついにグローバス王をも倒す。
「この命!滅びはせぬ!」
強大な魔力を駆使し亡霊同然の姿になってもなお抵抗を続けるグローバス王だったが、最後の一撃を喰らいその姿は
断末魔の叫びを残し消えていった。
「我が願い!グローバス復活が……」
一行は今度こそグローバス王を倒し、音をたてて崩れ始めた古代遺跡グローバスを後にしてゴートへと凱旋した。
(以下ED)
ゴートに凱旋したアルバート・ノイマン・ソフィア・スレイは国王ゴート[世に謁見する。
「みんな、よくやったな」
「いえ、これからです……本当に平和なゴートを作っていくのはこれからなんです」
「団長!騎士団のみんなが待ってます!みんな団長の話が聞きたくてウズウズしてるんですよ!」
「わかった……ソフィア!お前がここまで頑張るとは思ってなかった……偉いぞ!今お前が思っていることを正直
に話すがいい……なっ」
スレイは話もそこそこに帰還を喜ぶ騎士達の元に行く。一方ソフィアはスレイの言葉を受け、今まで秘密にしていた
自分の隠された力について王様に打ち明けた。
「王様っ!私水晶のかけらを拾ったときから私の中に込み上げてくる力を感じていたの。でもこの力がなんなのかわ
からない……みんなのために使いたいのにどうすれば使えるのかもわからない……とてつもなく大きな力だってこ
とはわかるのに……」
「それは魔導の力じゃな。我々人間にはあまりに大きすぎる力。ゆえに使い方をあやまればグローバスと同じ道を歩
むことになりうるんじゃ。だがソフィアよ、お前なら大丈夫じゃ。いつかは魔導の力で人を幸せに導いていけるよ」
その言葉を聞き、ノイマンはかねてからの疑問を王様に投げ掛ける。
「王様よっ!グローバス復活を阻止したのは正しかったのでしょうか?」
「それはだれにもわからないことじゃ。ただ……与えられた物より自分達で見いだした物にこそ本当の価値はある。
だからこれでよかったんじゃよ。きっと……アルバート、こっちへ来なさい」
「これからはお前たちの手でこの国を作り上げていくんじゃよ。アルバート、その自信はあるかな?」
「はい!あります!」
「ハハッ……頼もしいやつらよ!お前らがいる限りゴートは大丈夫じゃな」
「王様。俺一度チベリスに戻るよ。お袋が心配してるといけないから……」
「おお、そうじゃな。早く行ってやるがいい」
「ちょっと待ってくれ。俺も行くよ」
アルバートとノイマンは退出。残ったソフィアに王様は言葉をかけた。
「ソフィア、お前も行きたいんじゃろ。自分の気持ちに素直になるがいい」
王様の言葉を受けたソフィアは、一目散にアルバートを後を追う。
「アルバート!私も一緒に連れてって!」
「お熱いねえお二人さん!俺は先に行くぜ!」
空気を読んだ(?)ノイマンが一足先にその場を発ち町を出た時、異変が起きた。
突如何者かの攻撃を受け、ノイマンは吹き飛ばされ殺されたのだ。
「なんだ!何が起こったんだ?」
アルバートが町の外に出ると、そこにいたのは滅びかけ虚ろになったグローバス王とその分身の大群(※)であった。
(※『2』の説明書には『その体は消滅せず首都ゴートを襲った』とあるため未だグローバス王は生きていたと思われる)
「どうして……もういやよ!」
悲劇を目の当たりにしたソフィアからかつての不思議な光が放たれ、それとともにグローバス王とその分身たちは消
滅した。しかしソフィアはそれと引き換えに、覚めること無き眠りについてしまった。
「ソフィア、目を覚ましてくれよ。ソフィア。俺達の手でこの国を作り上げていくって約束したじゃないか!ソフィア……」
(END)
乙。2もやるのかね?
計算間違って5で終わってしまいましたがアルバートオデッセイはこれで終わりです
>>129 2も後日投下します
乙
これが噂のEDか
乙
プレイ当時、呆然となったことを思い出した…
・・・え?何このエンディングだけ超展開
2で完全にフォローしきれてるの?
今度はアルバートオデッセイ2いきます
長いんで支援お願いします
まずは軽い人物紹介から。前作から登場の人物は前作のまとめを参照のこと。
【ディーン】あまり大した特技を持たず、アルバートが入るとさらに影が薄くなる主人公。前作に登場したライアモ
スの遺児。10年前にスレイに引き取られ、今はゴートの見習い騎士。
【モールス】10年前に母とともに港町マウリナに流れてきた。今はチベリスの大聖堂に仕えている。
【ダッシュ】義賊。もう36歳のくせに言動が一番子供っぽい。前作では本筋に一切関わってこなかったが、本作で
は10年前の英雄の一人とされている。
【レディシュ】埴輪みたいな仮面を被っているルクレナン王国の枢機卿。摂政を兼ねて王国の実権を握っており、砂
漠と荒地だらけのルクレナンにかつての繁栄を齎そうとしている。
【ペイル】神獣の力を使う青髪の勇者。アルバートと同じく、レアンディールに発する『神獣の一族』の末裔。若い
女性に大人気で、敵国レアンディールの女性ですら彼に夢中。
【精霊四姉妹】魔神を封印する『秘宝』を守る四人の精霊姉妹。火の精霊ナックは穏やかで、風の精霊ノアは頑固。
簡単に言うとエンディングはしれっと改変されている。
1のエンディングを簡単にまとめると
「平和を取り戻したと思ったらラスボスは生きていた」
この一行で済む話なんだけど
・いきなり仲間が死ぬ
・ラスボスが大群で現れる
・ヒロインがイヤボーン
・そのままスタッフロールに直行
という展開が4コマ漫画かと錯覚させる程
超特急で行われる為、余計に( ゚д゚)ポカーンとさせるんだわwww
〜首都ゴートの王宮にて〜
「……よくやった、勇者アルバートよ!!あのグローバスを打ち倒すとは……これで、ゴート王国に平和が戻るであろう。どうじゃ……このまま留まり、余の助けになってはくれぬか?」
「……いえ、母に私の無事を知らせてから、世界を巡る旅に出たいと思います」
「アルバート、オレもチベリスまで付き合うぜ!」
アルバートとノイマンは退出。代わるようにソフィアが前に出てくる。
「国王陛下……」
「うむ……そなたの心中は察しておる、行ってやるがよい!!」
「達者でな……」
「陛下!!スレイお父様……今まで……ありがとうございました」
ソフィアも退出し、アルバート達を追いかける。
「待って……待って!アルバート!!私も……一緒に、連れて行ってください!」
「ソフィア……」
「あっ!!あぶない!!アルバート……」
突如飛び出したノイマンが、何者かの攻撃を受け殺されてしまった。
「ノ……ノイマーーーンッッ!!」
「一体……何が起こったんだ?!」
アルバートが町の外に飛び出すと、そこにいたのは倒したはずのグローバス王だった。
「我は、不死なり……」
アルバートは斬り掛かるが全く効かず、逆に攻撃を受けてしまう。
「バッ……バカなっっ!!」
「小僧、死ぬがよい……」
「イャアァーーーッ!!」
今にも止めを刺されんとしたときソフィアが叫んでその体が光に包まれ、グローバス王は消滅したが……。
「ソフィア?!ソフィアァーーーッ!!」
ソフィアは引き換えに、覚めることなき眠りについてしまった。
〜場面が変わって、10年後の王宮〜
「……あまねく魂、永遠に語られ給う……これ、新しき英雄の頌歌なり!!」
(以上がOPですが、前作のEDとはなぜか大幅に違っています。スレイがアルバート達を迎える側だったり。)
支援〜
ゴート王国の上空を人を乗せた青い飛竜が飛んでおり、それを三頭の赤い飛竜に乗った兵士(ドラグーン)たちが追
っている。
「王女は生かして連れ帰る命令だ!……飛竜を狙え!!」
やがて追い付いた赤い飛竜のドラグーンの攻撃により、青い飛竜は墜落してしまう。
飛竜は首都ゴートの城壁で鍛練に励んでいたライアモスの遺児ディーンと騎士長ワイズマンすぐ傍を飛び、やがて近
郊の草地に墜落。二人は墜落地点へ駆け付けたが、そこには既に後を追ってきた赤いドラグーンが集まっていた。
「ちっ……見られたか、殺せ!!」
二人は襲ってきた兵士たちを倒し、墜落した竜に乗っていた二人を城に運び込んだ。
「ふむ……大海を遥かに越えた東の国ルクレナンには、飛竜を召喚する法があるとか……」
「私は、太陽王国ルクレナンの王妃……レナ・ブリエ・ルクレナンです。娘を!!娘のユナを守ってください……ど
うか……レディシュ枢機卿の魔手から……」
ドラグーンはルクレナンの兵士達であり、救出した二人はルクレナンの王妃と王女と判明。しかし王妃は王女のユナ
を託し、そのまま息絶えてしまった。
翌日。
宿にいたディーンは、ワイズマンから急報を聞き城に駆け付けた。
「昨夜、港町マウリナがルクレナン軍に制圧された」
だが騎士団の招集も終わらぬままに、ルクレナン軍の一部が空から首都ゴートへとやってくる。
「我こそ!太陽王国ルクレナン、レディシュ枢機卿が配下、赤腕将軍のロウズ・ルフトであーーーるっ!!ゴート\
世王にお会いしたいっ!!」
将軍の無礼な態度にあわや戦闘となるところであったが、すんでのところで国王謁見の許可は降りた。
「レナ王妃ならびにユナ王女の引き渡しを、レディシュ枢機卿の名におきゴート王に要求する!!」
「できぬ相談だ……レナ王妃の遺言により、ユナ王女は我がゴート王国で保護することとあいなった!!」
ひとまずルフト将軍は帰ったが、マウリナは依然ルクレナン軍の手に落ちたまま。国王はスレイ将軍と騎士団にマウ
リナの奪回を命じる一方、ワイズマンに対しチベリスの勇者アルバートに協力を求めるよう命令する。
かくしてワイズマンとディーンは、一路チベリスに向かうこととなった。
チベリスに着いた二人は早速アルバートの旧家に向かうが、そこにアルバートはいなかった。そこで二人は大聖堂に
行きソフィアの看護をしているモールスに会うが、やはりそこにもアルバートはいなかった。
「アルバート様は、ソフィア様の深き眠りを覚ますために旅立たれたのです」
「なんてこった!いつルクレナン軍がゴートに攻めてくるかわからないってのに!」
「ル……ルクレナンですって!」
ルクレナンという言葉に過敏な反応を示すモールス。二人が不審がっていると、そこに司祭がやってきた。
「このモールス、ルクレナンに深き因縁があるのです。これも神のお導き、どうか供に加えてやってくだされ」
諾した二人はモールスを供に加え、一旦このことを報告するためゴートへと帰還した。
ゴートへと帰還した三人が報告のため謁見の間に入ると、そこでは起き上がったユナ王女が国王と話していた。
「父が三ヶ月程前に亡くなってから、国内の様子がおかしくなりました……母は父の死について調べていたようです
が、ある日突然『これから……とても恐ろしいことが起きようとしているのです』と言って……」
王妃はユナ王女を連れてすぐに国を離れたが、ゴート上空で捕捉され今に至るという。
ともあれ三人がアルバート不在の報告を済ませると、ユナ王女が突如外に向かって駆け出した。
「私さえ来なければ……ゴート王国の人々に迷惑をかけずにすんだはずです……私は、ルクレナン王国に戻ります!」
「待ってください、王女!貴女の母上は最期まで、貴女をルクレナンの追っ手から守ってほしいと望んでいました。ここを通すわけにはいきません!」
ひとまずユナ王女は留まったが、そこに一人の傷だらけの兵士がやってきた。
「こ……国王陛下!!コ……コートロードが、おちました。スレイ将軍をはじめ、大半の兵士が敗走中!!」
「うむ……ワイズマン!ただちに増援軍として、コートロードに急いでくれ!!」
命を受けたワイズマンは、ディーンとモールスを連れコートロードへと向かう。しかし謁見の間を離れた途端、中か
ら悲鳴が響いた。
慌てて戻った三人が見たのは、ユナ王女を人質に取る先ほどの負傷兵。それが仮の姿であると見抜いた魔術師長が看
破の魔法をかけると、負傷兵は醜い魔女の正体を顕わした。
「あたしゃ、ルクレナンの魔女ビビトさね!ユナ王女は、いただいて行くだわさっ!!」
「ルクレナンの魔女?!それでは、スレイ将軍の話は……」
「うそっぱちさね!……もっとも、本当にそうなるのも、時間の問題だわさっ!!……ルフト!」
突如上空から轟音が響き、ルフト将軍の乗った飛竜がビビトとユナ王女を攫っていってしまった。場の一同は呆然と
するが、やがてディーンは前に進み出る。
「ディーン、行くのか?ルクレナンに!?一人では、死に行くようなものだぞ!!」
その言葉を受け、モールスも進み出た。
「恐れながら陛下……一人では、ありません!……私は幼いころルクレナンに住んでおりました。きっとディーンの
力になれるでしょう」
「……国王として、たった二人が危険な敵国に乗り込むのを許すわけにはいかぬ……ワイズマン!!ディーンについ
ていってやるのだ!!」
了承したワイズマンも連れ、ディーンのユナ王女救出の旅は始まった。
まず中継地点であるコートロードに着いたディーン達の前に、見知らぬ少女が現れた。
「まっていたわ!あなたがディーンね……冷凍弾っっ!!」
いきなり魔法で攻撃してくる少女。ディーンは間一髪でそれをかわす。
「なかなかやるわね……悪かったわ、少し腕試しをさせてもらったの!あたしの名はクレシャ!ゴート王国宮廷魔術
師よ!あたしはスレイ将軍のもとでマウリナ奪回作戦に参加してたの。スレイ将軍は快進撃を続けているわ。で、あ
たしは宮廷魔術師長の命令でここで待ってたわけ!貴方達に協力するためにねっ!!」
宮廷魔術師クレシャを一行に加え、四人は港町マウリナへと向かった。
ルクレナン軍の残党を蹴散らしつつ奪還されたマウリナに入った一行は、まずスレイ将軍に会って話を聞く。
「ルクレナンへ行くなら、暁のクジラ団のパブロフに頼んでみるとよい」
一行は助言どおりに夜の酒場にいたパブロフに航行を頼み、北ルクレナン地方の漁村ベクトーラからまずは炭鉱の町
アコスへと向かった。
ディーン達は王都までの中継点であるアコスに着いた。
だが王都ルクスランジュに行くために通らなければならない地下道『リンのほこら』が、なぜか今はリンが不在のた
めに魔物が蔓延る危険な場所となっているという。
それでも魔物を蹴散らしつつ地下道を通って王都に行く一行は、問題の精霊リンのほこらに着いた。すると……。
「変ね!?まったく霊気を感じないわ……」
「?!何かいるぞっ!!そこかっ!!キエーーーーーッ!!」
「オイオイ!!アブねえなあ……いつからゴートの騎士は、いきなり人に斬りかかるようになっちまったんだ?!」
謎の男の正体は盗賊ダッシュであった。リンのほこらにあるという秘宝を狙ってほこらに来たが、すでに秘宝はここ
に無かったという。
長居は無用と足早に去ったダッシュは放っておき、一行は引き続き地下道を通りルクスランジュへと向かった。
地下道を抜け守りを突破しルクスランジュへと着いた一行だったが、城は警戒が厳しくあっという間に見つかって追
われる身となる。
「みなさん!!こっちです!!」
モールスはなぜか皆を聖堂に案内し、そこにいた司教に詰め寄る。
「ライラック司教ですね?!10年ぶりになります……モールスです。この聖堂には王城につながる抜け道があると
聞いています……案内してもらいましょう」
ライラックは最初シラを切っていたが、モールスに恫喝され抜け道を案内する。
ディーン達はモールスの正体を訝しむが、ともあれ一気に玉座の間へと潜入することに成功。しかしそこにユナ王女
は居らず、いたのは見知らぬ仮面の男であった。
「……おまえは?!」
「我が輩こそが、この太陽王国ルクレナンの枢機卿レディシュ・キンブリーである!!」
「レディシュ!!ルフト将軍の異国への遠征にかまけ、警備をないがしろにした結果がこれですか?!」
二人に割って入るように現れたのはユナ王女であった。だが、王女は再会もそこそこにレディシュを問い質す。
「……レディシュ!!ルフト将軍らの遠征目的、古代ルクレナンの秘宝探しのためだそうですね!!」
「ひっひっ秘宝ですと!?……4つなる秘宝集いし時……その大いなる力にて、地獄より来たれり……裏切りと暴力
の支配者・鮮血の王子・地獄の……」
「そうです……ルクレナン王家最も呪われた歴史、創魔の秘術!!」
ライラックがそれに反応し口伝を口にすると、ユナも秘術のことを話し始めた。
「300年前……このルクレナン王国は豊かな大地と強大な魔法文化の絶頂期にありました……が、さらなる富を求め
た先人達は神により封じられた強大な魔神を呼び出し支配下におこうとしました。しかし、呼び出された魔神の力は
とても人の手に負えるものではありませんでした……魔神は、次々に豊かな大地や多くの町々を砂漠に沈め、毎日た
くさんの人々から生を奪っていきました……」
そこまで話したユナはレディシュに撤兵を命じるが、突如入ってきた青年がそれに異議を唱えた。
「いいえ!!世界に散った、魔神が封じられし4つの秘宝……全てがそろう時……その時こそ!レディシュ卿の御力
によって魔神を支配し、世界を真の平和に導くのです!」
青年はルクレナンの騎士長ペイルであった。レディシュはディーンらを追い払うよう、ペイルに命じる。
「こ……これはっ?!うわあぁぁぁぁ!!」
ペイルは王女に睨まれ躊躇ったものの、結局は不思議な変身能力を発動させてディーンらを一撃で倒してしまった。
「ユナ王女……国王亡き今、摂政たる我輩こそが、この国の最高責任者なのです!!……以後、勝手はなされぬよう」
意識を取り戻したディーンは、とある神殿跡の作業場にいた。仲間たちとも離ればなれであったが、そこに見たこと
のある人物の姿を認める。
「よう!!ひさしぶりだな、ボーズ!!オレさまだ……盗賊のダッシュだっ!!ここから助けてやる……」
ダッシュが騒ぎを起こしているうちに、隙を突いてワイズマンとモールスが突入。そこにクレシャもやってきて、デ
ィーンと奴隷囚人達は無事脱走に成功した。
「一刻も早くルクスランジュに戻って、ユナ王女を助けなくては!」
「まぁまぁディーン、そうあわてなさんな!そのユナ王女から、伝言があるんだからよっ!!」
ダッシュは一行が突入したとき城に侵入していて一部始終を見ており、ディーンが倒された直後ユナに接触していた。
「『レディシュ卿の企てにより、ルクレナンに……いえ、世界に大きな災厄が訪れようとしています。精霊リンの秘
宝はレディシュ卿の手にありますが、魔神の封印を解くには他に3つの秘宝が必要です。全ての秘宝がレディシュ卿
のものになる前に……あなた方の手で、秘宝を探し出してください!!』……以上だ。とりあえず南端にあるナック
の塔へ行って、まずは『招霊の輪』を手にいれるんだっ!!オレもつきあうぜ!」
盗賊ダッシュを仲間に加え、ディーン達は砂漠の南にあるナックの塔へと向かった。
一行は港町バレンテージを経由してナックの塔に着いたが、中にはすでにルクレナン軍が先回りしていた。それを倒
して三階に上がると、そこにはあの魔女ビビトの姿があった。
「……おまえは、ゴート王国にいた小僧だね!!どうして、ここに……まあ、いいだわさ。オマエたちの首も秘宝と
一緒にレディシュ様に献上するだわさ!!」
激戦の末ビビトを倒すと、ビビトの姿は断末魔の呻きを残して消えてしまう。すると入れ替わるように、どこかから
謎の声が響いてきた。
「貴方達を、この塔の最上階に招きます」
次の瞬間、一行は塔の中の見知らぬ部屋にいた。そこにいたのは、一人の女性と倒れて動かぬビビトの姿。
「私がこの塔の守護者、精霊ナックです。妹を、レディシュ卿の呪縛より解き放ちいただきありがとうございました」
「妹?!」
「そう、ルクレナンの魔女ビビトの正体は私たちの末の妹……精霊リンなのです……戦士たちよ、あなた方に『招霊
の輪』をたくします」
「で……でも、精霊リンは?!」
「大丈夫、私たち精霊は簡単に死んだりしません。この秘宝で、レディシュ卿の野望を阻止してください。そのとき
こそ呪いは解け……精霊リンが蘇るでしょう。たのみましたよ……」
『招霊の輪』を受け取ったディーン達はひとまず港町バレンテージに戻った。するとそこにはパブロフがおり、ディ
ーン達にスレイ将軍の伝言を伝えてきた。
「『ゴート王国内で事件が起こった!!マウリナまで戻ってくれっ!!』……だとよっ!!」
一行はスレイ将軍の要請に従い、パブロフの船に乗って港町マウリナへと向かった。
支援
一行はマウリナの港に着き、スレイ将軍の出迎えを受けた。
「……実は、チベリス寺院にいるはずのソフィアがいなくなってしまったんじゃあぁ!!」
「クソッ!!間に合わなかったのか?!」
「お主は、ダッシュ?!……どうしてディーン達と一緒におるんじゃ?」
「オレさまはアルバートに頼まれてソフィアを目覚めさせる方法がないか、さがしていたんだが……」
「ワシとこのダッシュとはな……10年前の魔導戦役でアルバートと共に戦った戦友なんじゃ!!」
ダッシュの素姓に驚きつつも、ソフィアを探そうとマウリナを出る一行。ところが、そこでいきなり魔物の群れに出
くわした。しかもその中心にいるのは、行方不明のソフィアその人。
「我は、不死なり……我は、グローバス王なり……ゴートの地に呪いあれ!ゴートの民に死を!!」
ソフィアはグローバス王に操られて正気を失っていた。
「手荒な真似はしたくないけど、仕方ない……」
なんとかソフィアに一撃を与えて弱らせると、ソフィアは呻き声を上げて瞬間移動をする。
「ち……力が足りぬ……魔導の力よ……水晶……水晶さえあれば……レグネスへ行かねば……」
一行はソフィアを追い、パブロフの船に乗って南ゴート大陸のレグネス火山へと向かった。
一行はレグネス洞窟の入り口でソフィアを捉えたが、ソフィアをこれ以上傷付けるわけにもいかず立ち往生になって
しまう。
だが、そこに突如青髪の青年が現れた。
「ア……アルバートっ!!」
「招霊の輪を……招霊の輪を使うんだっ!!……ソフィアの魂を呼び起こしソフィアの意識がグローバスに勝れば、
体から引き離せるはずだっ!!」
ディーンが言われた通り招霊の輪を使うと、ソフィアの体からグローバスが飛び出てくる。そして逃走したグローバ
スに止めを刺してソフィアの元に戻ると、ソフィアは既に目を覚ましていた。
「私は永久に、この身の内へグローバスを封じるつもりでした……しかし10年の歳月によって、私の封印の力が弱
まってしまったようですね……みなさん、本当にありがとう!!」
「レディシュ卿の話は、旅の町々で聞いたよ。力を合わせ、レディシュ卿の野望を打ち砕こう!!」
「私も、同行させてもらいます」
「よし!そうと決まれば、レアンディール共和国ノアの要塞まで行って破界の笛を手にいれるんだ!!」
アルバートとソフィアを加えた一行は、パブロフの船に乗り次の秘宝があるレアンディール共和国へと向かった。
レアンディールの港町アクタニーナに上陸し、まずはチュンアンに向かった一行。しかしチュンアンは、侵攻してき
たルクレナン軍によって廃虚と化していた。
「ヤツらの中に魔獣使いアーってのがいて、そいつとその魔獣にやられたんだ……」
一行はルクレナン軍を蹴散らしつつ、チュンアンから精霊ノアが秘宝を守るノアの要塞に突入。ノアの元まで辿り着
いたが、当のノアはディーン達の言葉に耳を貸さない。
「たとえその魔獣使いアーというのが何者であろうと、この要塞から秘宝を奪うなど不可能です」
「グフッ!!グフフッ!!グァー!!アウッアウッ!!」
しかし両者が言い争っているうちに、突如現れた魔獣使いアーが『破界の笛』を奪い去ってしまう。
「もはや、あなた方の力をお借りするしか……私はここで、要塞の出入り口を全て封じます……『破界の笛』を取り
戻してください!」
ノアはやむ無くディーン達の力を借りることを承諾。一行は要塞の出口で足止めを食っているアーを倒し、『破界の
笛』を取り戻すことに成功した。
「その『破界の笛』はあなた方に託します……こうなると、姉のチアンの神殿も心配です。お願いです!!北に向か
ってください!!」
一行は北の地下道を通り、最後の秘宝があるチアン神殿へと向かった。
北の地下道を抜けた先には、レアンディール共和国の首都ルノツァがあった。
「ルクレナン軍は、北から飛竜を使って兵士を運んでくるんだ……飛竜なんて、どうやって呼び出したんだろう?」
ルクレナン軍を倒しつつ、ルノツァからチアン神殿へと入った一行。しかし秘宝は、既に青竜騎士ペイルの手にあった。
「ペイル!!お前かっ!!精霊チアンは、どうした!?」
「……秘宝を渡さぬのでな、斬り捨てたよ。君達に、会わせたい方がいる」
ルフト将軍に連れてこられたのは、なんとユナ王女その人。
「ここは平和的に、取り引きといこうじゃないか……きさまらが持つ秘宝と、このユナ王女の命をかけてな!!」
「なんとっ!!お主らの主君ではないかっ!!」
「いかなる手段を用いても、秘宝を手に入れる……それが、レディシュ卿からあたえられた指命っ!!」
「おかしい……封印を解くには、ユナ王女が必要になるはずだが……」
「おまえらには、知る由もあるまいて!!」
ルフトはアルバートの懐疑も気にせず、渡さぬならユナ王女から順番に皆殺しだと脅しをかけてくる。ディーンはや
む無く取り引きに応じ、ユナ王女と引き換えに秘宝を渡してしまった。
「わたしのせいで、秘宝が奪われてしまいました……あぁ……わたしは、ただ迷惑をかけているだけ……」
「ユナ王女!!そんなことありません!!ユナ王女が無事なら、封印は守られるのだから!!」
「とにかく秘宝を取り戻さないと!!あれがルクスランジュ城に持ち帰られると……封印が解けてしまいます!!
急いでルフトを追いましょう!!私も仲間に加わります……よろしいですね」
この時点でレベル1の王女を仲間に加えて急いで神殿を出ると、そこにペイルとその部下達が立ちはだかった。
「やはり来たか!!ここから先へは、我が青竜騎士団の名にかけて通さん!!」
アルバートと祖先を同じくするペイルは神獣の力を用いた強力な技で攻撃してきたが、ディーン達の敢闘の前につい
に力尽きて倒れた。
「ウグッ!!み……見事だ……我は……全ての奥義をつくし戦った……敗れども、ルクレナンの勇者として死ぬこと
ができる……秘宝は、ルフト将軍がルクスランジュ城へ……我の飛竜を使え……ユナ王女に対する無礼への詫びだ…
…この先の駐屯地へ行け……まだ、間に合うかもしれぬ……さあ!!行くがいい、ゴートの戦士たちよ!!楽しかっ
た……ぞ………………」
「青竜騎士……いや、勇者ペイルか……」
ディーン達はペイルの意志を受け、駐屯地のドラゴンに乗り一気にルクスランジュ城まで飛んで行った。
ルクスランジュ城は騒然としており、一部の兵はディーン達を迎え入れた。
「ルフト将軍は兵を連れて城に立て籠られた……もうついていけぬっ!!」
「このように騒々しいのは、10年前にレディシュ卿の妻子が行方不明になった時以来じゃ……」
ルフト将軍の配下を薙ぎ倒して城の最上階に上ると、果たして精鋭を連れたルフト将軍がそこにいた。
「とうとう来たか……秘宝を取り返したくば、この赤腕将軍に勝ってみよ!!」
歴戦のルフト将軍と竜騎士達は激しく抵抗したが、ディーン達の敵ではなかった。
「ワハハハハハッ、もう……手遅れよ!!今頃は、南の神殿で……魔神が呼び出されている……世界は間もなく、レ
ディシュ卿の御力で……グッ……統一されるのだ!!太陽王国ルクレナンに……栄光あれっっ!!」
「急ごう!!南の神殿だっ!!」
ディーン達はかつて連れて行かれたことのある南の神殿へと急いだ。
しえん
神殿へと急ぐディーン達の前に立ちはだかったのは、レディシュ卿本人であった。
「きさまらは、我輩がひねりつぶしてくれるわっ!!ルクレナン精鋭中の精鋭、黒騎士団と共になっ!!」
最後に残った精鋭の黒騎士団は強敵であったが、なんとかこれを打ち倒すとレディシュ卿は神殿へと逃走した。
「きさまらを、甘く見すぎたようだ……だ……だが、ここで倒れるわけにはいかぬ!!魔神を……我輩の力で……ラ
……ライラック司教!!」
すぐさま後を追って神殿に突入すると、レディシュ卿とともにライラック司教もがそこにいた。
「秘宝をお渡しください。レディシュ枢機卿!」
「……お前は、モールス……か??やはり、我が子モールス・キンブリーであったか……」
「モールス殿が、レディシュ卿の息子!?」
「あの、10年前に行方不明になったという……」
明かされたモールスの正体にアルバートを除いた(※)皆は騒然とするが、モールスの態度は変わらなかった。
(※なんで知ってたのかは説明も何もないため不明)
「モールスよ……この父の元へ来るがよい!我輩と共に……父と子で、世界を統一しようぞ……」
「父上!!私は、この旅の間……多くの憎しみと悲しみを、この目で見てきました……あれ以上の悲劇を、起こさせ
るわけにはいきません!!」
「モールス……息子よ!!お前も……お前の母と同じく……我輩を見捨てると言うのか!?」
「父上……母上は、見捨ててはいません。貴族の自分が行方不明となれば、国の警備がかためられる……そうなれば、
いかな父上でも手が出せない……そう考え、わたくしを連れていなくなったのですよ。母上は、その時の無理がもと
で……母上のためにも、どうか魔神復活などという野望は捨ててください!!わたくしも、父上とは戦いたくありま
せん!!」
「モ……モールス……わかった!!我輩の負けだ……秘宝を渡そう……」
観念したレディシュ卿が秘宝を渡そうとしたその時、傍のライラックが一喝した。
「愚か者めっ!!何のために!!きさまに、創魔の秘術を教えた!?精霊リンまで、わざわざ魔女に仕立てあげ……
何のために、召喚した飛竜をあたえたと思うのだ!!情ごときにほだされおって……死ねっ!!」
「グゥワアァァーーーーーッ!!」
「ち……父上ぇーーーーーーーっ!!」
ライラックの魔法の一撃により、レディシュ卿は絶命してしまった。
「ライラック!!あなたが……あなたが!!人知れず、レディシュ卿を操っていたのですね!!」
「いかにも!!そなたの父、ルクレナン王を殺したのも儂じゃ!!」
「なぜですか……私達、表の王家を裏の世界より守護する……裏の王家の者……そのあなたが、なぜ?!」
「腰抜けのルクレナン表王家は、儂の崇高なる魔神復活を拒んだ!!はじめて創魔の秘術を知った時、儂は喜びにふ
るえた!!……このすばらしき力は、儂ら裏王家が使ってこそ、美しく光輝くのだぞっ!!くだらぬ人間どもよ……
汚れきった大地よ……古に封じられし魔神の力によって無に帰すのだ!!」
ライラックは一頻り叫ぶと、神殿奥の儀式の間へと走り去っていった。ディーン達は急いで後を追う。
「滅びじゃ!!全て滅びるのじゃあっ!!儂こそ、魔神オクトバに選ばれし者なのだぁっ!!」
襲いかかってきたライラックを倒したが、ライラックの狂いは戻らない。
「も……もう遅い……もう遅いのじゃよ!!間もなく、儂に流れる王家の血によって、封印が解ける……300年ぶり
に、魔神オクトバの恐怖が蘇るのだっ!!間もなく……全てに終末がおとずれる……ヒャヒャヒャ……」
紫煙
突如地鳴りが起き、儀式の間に声が響いた。
「300年の時を越え、我ここに目覚めたり!!地獄の悪魔達よ……永遠の夜をむかえよう!!形ある物は、無へ……
生きとし生ける者に、死の祝福を!!この世全ての魂へ、我が恐怖と絶望を捧げよう!!」
儀式の間の中心に、ついに魔神オクトバが復活。オクトバは悪魔を次々に召喚し、先ずディーン達に襲いかかってくる。
魔神の力は強大で戦いはかつてない熾烈なものとなったが、ディーン達は持てる力の全てを出して魔神を打ち倒した。
しかし……。
「我、たとえ滅びようとも……我が血は炎となり、我が肉は闇となりてこの地に災いをもたらさん……」
慌ててディーン達は脱出したが、魔神の最後の力が世界を破壊するのを止めることはできない。だがその時、何かを
決意したユナ王女が儀式の間へと戻っていった。
「秘宝があれば、もう一度封印を……」
「王女!!ユナ王女ぉーーーっ!!」
ディーンは後を追ったが、入り口が瓦礫で塞がれ阻まれてしまう。
「……再び魔神を封印するには、解く時と同じくルクレナン王家の血が必要なのです。みなさん、今まで本当にあり
がとうございました。みなさんに出会えて、わたしはとても幸せでした。ディーン……さよう……な……ら……」
瓦礫の向こうから聞こえたその言葉の後、魔神の最後の力の暴走は止まり地震は収まった。
「お……王女!!ユナ王女ぉーーーっ!!守るって……必ず守るって、約束したのに……」
「もう……何やってんのよっ!!まだ生きてるかもしれないじゃないっ!!」
「クレシャ……封印がかけられると、再び王家の血で封印を解かない限りは……」
「いけない!ここは、砂漠にしずむぞっ!!」
皆がモールスの言葉に絶望していたが、ともあれ崩壊を止められない神殿からディーン達は脱出した。
「……さようなら……ユナ王女……」
(本編ここまで。この後はスタッフロール)
(スタッフロール。台詞が無いまま場面が流れるので解説だけ。)
ディーン達は一旦ゴートに帰り、国王ゴート\世と民衆達の歓待を受ける。ディーンは国王に跪いて報告し、ソフィ
アとスレイ将軍は10年ぶりの無事な再会を喜びあう。
その後……。
ワイズマンは相変わらず騎士達を熱心に指導。
モールスはルクスランジュに帰ってライラックと父の後を継ぎ、教会の司教となった。
ディーンは飼い慣らした竜に乗って(※)コートロードに帰り、霊安室で父の棺に報告。ごく一部の者しか入れない
神聖な霊安室だが、クレシャは兵士に化けてこっそり参列していた。
(※たぶん。以前は居なかった竜がいるため)
ダッシュはルノツァの教会に盗みに入り、レアンディールの兵士達に追いかけ廻されている。
アルバートはパブロフの船でベクトーラに渡り旅を始めるが、そこにソフィアが現れ二人で旅をすることになる。
所変わってオクトバ神殿。
蘇ったチアンと元の姿に戻ったリンを含む精霊四姉妹が神殿に集まると、その体が不思議な光を発した……。
(スタッフロールここまで。次は最後の場面)
数年後(※)、ディーンはルクスランジュの玉座の間へと赴いていた。
(※ディーンに髭が生えているので10年くらい経っていると思う)
「新ルクレナン国王陛下に申しあげます!!オレ……いえ、私はルクレナン王国本土の復興に協力するため、ゴート
王国より遣わされました。ゴート騎士団騎士隊長、ディーン伯爵でございます」
伯爵ほどの高位にありながら未だに騎士隊長のディーンの挨拶にも、新国王は後ろを向いたまま何も答えない。
だが訝しんだディーンに振り返った新国王の姿は、なんとユナその人であった。
「ディーン!!」
「ユ……ユナ王女??!!」
ユナはディーンに走り寄り、二人はひしと抱き合う。
「……信じられない!?本当に、ユナ王女なんですか!?」
「いいえ!王女では、ありません…………今は、ユナ女王です…………ディーン!!」
二人は手を携えて玉座へと向かう……。
(Fin)
長くてすみません
アルバートオデッセイ2ここまでです
今度はセガサターンのアルバートオデッセイ外伝を誰かお願いします
アルバートオデッセイ2乙
タオルケットをもう一度1(同人ゲーム)をリクエスト
wiki見たところ2しか書かれていないみたいなので、どなたかお願いします
アルバートオデッセイ外伝 レジェンド・オブ・エルディーンってゲームで
アルバートオデッセイの話に少し関係することがでてる。
神獣はアルバートの使う火の鳥、蒼獅子、ペイルの使う双蒼龍とあと玄武っぽいのがいるとか、
伝説の剣のようなものがないアルバートのために賢者ソフィアが
魔法剣カーナブレード(剣を強化する魔法)を創りだしたとか、
ディーンも後の世に赤い髪の戦士として英雄譚が作られるくらいには名が残ったとか、
2でいうライラックのポジションにグローバスの子孫が出てきたり、
アルバートの子孫の勇者が出てきて敵と戦うけど負けて操られるようになって、
後に主人公と対戦する時にカーナブレード使って主人公にカーナブレード授けて、
これからは新しい勇者の血族の時代だ主人公とヒロインの……とか言ったりする。
という蛇足
>>154までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
最終投稿から3ヶ月以上経ったので
・うみねこのなく頃に
・Call of Duty: World at War
・デビルメイクライ4
を ●途中 の欄から消しました。
>>116で指摘されたようにギャルゲー板のスレがdat落ちしていることと、
ライトノベル板のスレで新たにまとめWikiが出来た事から
Wiki内の「スレ天麩羅」のページを少し変更してみました。
メモオフそれからのまとめページを見てきましたが、ソウチンニャン人形についての記述が少なく分からないことがいくつかあったので質問です。
もともと誰が作ったか。
いつどういう経路を経て最終的に教会にたどりついたか。
リサが人形に手紙を入れたタイミングとその内容。
どなたか分かる範囲でお願いします。
アルバートオデッセイ乙
そういや丸勝で漫画やってたな…
未解決にGOCWアナザサイドがあるけどあれシナリオはむしろ削除されてるよ
具体的に言うとゾディア王国のシナリオがイベントのないチュートリアルになってる
PSPの「忍道 焔」お願いします
DS 逆転検事 逆転検事2をお願いします
161 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/09(水) 20:23:09.40 ID:bvfeMAj+0
PSの「・・・いる!」をお願いします!
ホラーゲームで何でも8個のEDがあるらしいのですが、それ全部分かれば全部お願いしたいんですが・・・
アマガミ行きます。
>>122のアドバイスに従い酉をつけときます。
【共通登場人物】
・橘 純一(たちばな じゅんいち)《デフォルト名》
主人公・輝日東(きびと)高校2年A組
数多くの紳士的言動と行動で「本名プレイは無理」「この名前以外は畏れ多い」などと言われ
「橘さん」の敬称がよく使われる。(本文中でも「橘さん」を基本とする)
2年前のクリスマスにトラウマを抱えてしまい、それ以来恋愛には臆病になっていたが…。
紳士的優しさ・信頼感(お人よし)と変態的突発行動・思考で構成された、どこかズレている性格。
基本的に年上のナイスバディ好きである。高所恐怖症。
・美也(みや)
主人公の妹・1年B組
気紛れワガママ甘えん坊。橘さんの妹らしく破天荒で、エロ親父な思考もしている。
中多紗江のふかふかボディにドハマりしているが、本人は驚異的なお子様ボディ。
にぃに(橘さん)の事は大好きでブラコンなものの、学校ではベタベタとしたがらないお年頃。
1年生ヒロイン二人(七咲・紗江)とそれぞれ友達。
・梅原 正吉(うめはら まさよし)
主人公の親友・2年A組
寿司屋の息子で橘さんの相棒。彼の突飛な行動に大概はついて行けるナイスガイ。
片思いの先輩に近付くため彼女の居る剣道部に入部していたが、殆ど幽霊部員化している。
梅原の言葉がきっかけでアマガミのストーリーは開始し、一部ヒロインのシナリオでは重要な役目を果たす時も…
ヒロイン攻略に失敗した時には梅原と青春の悲しみを分かち合う。
・高橋 麻耶(たかはし まや)
2年A組教諭
橘さん達の担任で、ピシっとした性格が光るアラサー独身美人教諭。
橘さんの好みにかなりのどストライクであり、何かと彼女の気を引こうとする橘さんの行動は
涙ぐましくもある。しかし本編では手を出すとBADEND直行。
先日販売されたおまけシナリオで橘さんと結ばれる中編ストーリーが描かれ、
塚原先輩と共にヒロイン格の仲間入りを果たした。
【プロローグ】
クリスマスイブ……橘さんは憧れのクラスメイトとデートの約束をとりつける。
しかし彼女は現れず、理由を聞く勇気も無い橘さんはトラウマを背負ってしまう。
2年後、クリスマスまであと1月半という季節。
目を覚ました橘さんは、またトラウマの夢を見てしまったことに憂鬱になる。
押入れの中のお手製プラネタリウムは橘さんの安らぎの場所となっていた。
しかしそんな安息の時間は美也に破られ、叩き起こされるのだった。
梅原との登校中に、学校の男子の憧れである3年生、森島はるかを見かける橘さん。
トラウマは未だに根強く残っているものの、先輩の事は気になっていた。
(これには理由がある。森島編を参照)
そんな橘さんの様子を見た梅原は、「…頑張ってみるか」と言い出す。
女の子と一緒に過ごすクリスマス。来年は受験でそんな事を気にする暇は無いかもしれない。
触発され「僕も頑張ってみるよ」という橘さん。彼のトラウマを知る梅原は喜ぶ。
教室で創設祭(≒学園祭。クリスマスイブに行われる)の説明とその実行委員の募集がされ、
誰も手を上げない中、才色兼備のクラス委員、絢辻詞が立候補する。
梅原に女の子と仲良くなる極意(操作ヘルプ)との交換でお宝本(エロ本)を要求された橘さんは
彼だけの秘密の空間である、開かずの教室でお宝本を物色しながら
こんな事をしているのを真面目な絢辻さんに知られれば軽蔑されるだろうな…と思いつつ、
向かった校舎裏で梅原と2人、クリスマスへの決意を新たにするのだった。
【ゲーム進行の解説】
各ヒロインに設定されている行動可能なイベントを選択しチャート(行動マップ)を進め、
最終的にクリスマスデート(告白)イベントに辿り着く事が大まかなストーリーとなる。
行動マップには時期によって段階が設定されている。下記の通り。
LEVEL1「デアイ」→LEVEL2「アコガレ/シリアイ」→LEVEL3「スキ/ナカヨシ/ソエン(攻略失敗)」
各レベルで昇格条件となるイベントまでチャートを進めた場合のみ昇格し、
それ以外はシリアイ→ソエンと降格していってしまう。
しかしスキがナカヨシの上位互換というわけではなく「アコガレ」と「シリアイ」や「スキ」と「ナカヨシ」では
それぞれ異なった固有シナリオが展開される。
傾向としては、スキルートは橘さんやヒロインの内面に触れ、ナカヨシルートは仲良くイチャイチャする形である。
そしてEDは「スキBEST」「スキGOOD」「スキBAD」「ナカヨシ」「ソエン」の基本5種類あり、
本文ではオーソドックスな
【デアイ→アコガレ→スキ→スキBEST】【(デアイ→)シリアイ→ナカヨシ→ナカヨシEND】
という経路を辿った場合のストーリーを記述する。
シナリオ数としては、メインヒロイン6人×2+隠しルート2=14シナリオを解説する。
また、ストーリーのみを進める上では必須とならない、必須でも本筋に関わらないイベントは膨大にあるのだが
アマガミで有名な変態紳士なイベントは大半がその範疇に含まれてしまうので殆ど割愛される。あしからず
本文中では触れないが、スケジュール調整・不要イベント省略などを行う事で
複数ヒロインを同時に「スキ/ナカヨシ」に持っていく事が可能であり、
2人のヒロインが「スキ」になっている時でしか見られないのが「スキGOOD/BAD」である。
クリスマスデートをダブルブッキングし、すっぽかされた方のヒロインが独白するというイベントを経た上で
最終的にどちらかのヒロインを選ぶのだが、スキBADに辿り着くと無残な事になる可能性もある。
ヒロインの独白やスキBADでプレイヤーが精神的ダメージを負っても自己責任である。仕方ないね
また、劇中に携帯電話・メールは登場しない。
よって時代設定は学生にそういったものが普及していない程度の現代(90年代)と思って欲しい。
【前置き】
「これ」という一本筋の通ったストーリーのあるキャラはむしろ少なく、
最後まで小エピソードの積み重ねで仲良くなり、クリスマスに告白という流れのシナリオが多いです。
そうでないシナリオと比べると長短の差が大きくなったりします。
現在書き上げ後の推敲中ですが50kb超の中篇と化してます。読みにくかったらごめんね
【森島編登場人物】
森島 はるか(もりしま ―)
憧れの先輩・3年A組
創設祭のミスサンタコンテストで2連覇を達成している輝日東高の女王。
しかしそれを鼻にかける様子も無い、天衣無縫(天然ボケ)でちょっと天邪鬼な愛らしい振る舞いで
男子からの人気は上がり続けていて告白も絶えない。しかし全て断っている。
フォローするのは塚原先輩。年上の頼りになる人がタイプと言っているが…。
物忘れが激しく、可愛い女の子は大好物。
塚原 響(つかはら ひびき)
森島先輩の親友・3年A組
はるかのお守り役である水泳部部長。はるかとは正反対で高3とは思えない落ち着き。
均整取れた素晴らしいプロポーションの美人だが、やや強面の上にはるかの傍に居るために隠れ気味。
彼女が居なければ、男子の勘違いを誘うはるかの高校での立場は厳しいものになっていたかもしれない。
別売おまけシナリオにて橘さんとの個別ストーリーを獲得した。
樹里 路美雄(きさと ろみお)
ライバル?・1年生
ナカヨシルートにおいて登場する男子生徒。
森島先輩と仲良くなった橘さんの前に現れるが…。
【デアイ→アコガレ→スキ→スキBEST】
《デアイ》
告白もしていないのに振られるという訳のわからない状況で森島先輩に話しかけられる橘さん。
あろうことかそれは人違いで、塚原先輩に謝らせられる先輩を許し、憧れの彼女と知り合いになるのだった。
「猫ちゃんみたい」な美也が先輩のお気に入りになったおかげで少し仲が近付いたある日、
美也からの借り物のダッ君ハンカチを彼女に拾われ、キャラクターの同好の士が出来たと喜ばれた橘さんは
つい頷いてしまう。しかし嘘に気まずくなり本当の事を言うと、
「もうなんていい子なの〜! ベリーグーね、このこの〜」
と可愛がられ、別のキャラクター「タネウマクン」は本当に好き同士である事も判明し、話題の種が増えるのだった。
校庭の噴水を眺める森島先輩に見惚れた橘さんは話の流れで告白してしまい、タイプじゃないと振られてしまう。
しかし先輩は人付き合いは彼氏彼女だけじゃないと思うと言い、そんな彼女の態度に
チャンスはある、自分を鍛え直しもっと仲良くなりもう一度だと決意を新たにする橘さんだった。
《アコガレ》
森島先輩に釣り合う男になろうと色々試してみる橘さん。
いまいち空回りしつつも、そんな様子を面白がり可愛がる先輩との距離は接近しつつあった。
告白されまくる森島先輩のフォローで大立ち回りを見せる塚原先輩に感心するばかりだったある日、
橘さんは図書室で眠っている先輩を見つける。寝顔に見惚れつつ、そっと上着を掛けると先輩は起きてしまう。
だが悪い感触もせず照れ臭げな先輩と良い雰囲気で楽しく会話が出来ている事に気付く橘さん。
こんな時間をずっと続けるためには、自分の気持ちをもう一度伝えなくてはならなかった。
そして橘さんは噴水前で再び告白する。今回が駄目なら次でもいい、何度でも告白しますと宣言する。
「もう…何でそんなに一生懸命かな!そんなに頑張られたら…、ほっとけないじゃない…」
ハの字が可愛いという眉にキスを貰い、まさかOKかと驚く橘さん。しかし解答は保留されてしまう。
それでも大きな一歩を踏み出し幸せ一杯である。
一方森島先輩本人はといえば、高橋先生と仲良く話している橘さんにやきもちを焼いてしまうのにも関わらず
自分の気持ちを理解できていないのだった。
《スキ》
推薦入学を決め余裕が出た塚原先輩が、橘さんを「後輩として」どう扱って良いか悩む森島先輩に
「大胆に甘えてみなよ。ごろにゃーんて」などとアドバイスする様子を聞いてしまう。
先輩は言われたまま、にゃんにゃん攻撃を橘さんに仕掛けるのであった。他の生徒の視線がある前で。
そんな可愛らしい甘えた一面を見せつつも、彼女は家族や自身の多少踏み入った事も話してくれるようになる。
なんと彼女の本名は森島・ラブリー(L)・はるかだったのだ。英国人のクォーターだという。
そんな先輩に、橘さんは自分の「きっかけ」を話す決心をする。
昨年のクリスマス、丘の上公園で橘さんは森島先輩に会っていた。トラウマに苛まれ、
どうすればいいのかさえわからず立ち尽くしていた橘さんに声をかけてくれた先輩のおかげで、
友達とバカ騒ぎ出来るぐらいの気力は湧いてきてくれた。それ以来彼女の事が気に掛かっていたのだ。
橘さんの顔こそ今の今まで忘れていたものの、公園での出会いを覚えていた森島先輩は、
彼に声を掛けたのは、その様子が2年前のクリスマスに死んでしまった愛犬のジョンに似ていたからだという。
ジョンのお気に入りの場所で、そっくりな困り眉で座っていた男の子を放っておけなかったのだ。
2年前のクリスマスという言葉に促され、橘さんも自身のトラウマを話す。
お互いにクリスマスに寂しい思い出を持つ2人。橘さんはせめて森島先輩だけでも楽しい思い出を
作れるようにしなければと考え、ついに彼女をクリスマスデートに誘うのだった。
そしてクリスマスイブ。
森島家のパーティーに誘われ家族に紹介されるという予定だったが、まずは2人きりでぶらぶらとする事になる。
親しくなるにつれ、先輩は橘さんが楽しいかと言う事を何度か訊いてきた。今回も同じ事を訊かれ、
先輩と居るから勿論ですと答える橘さん。照れつつも少しツンとあしらうような態度を先輩は取る。
「肝心な事は…最近言ってくれないのに」
そんな呟きは、橘さんの耳には入らなかった。
連れられて辿り着いた先は、ホテル内の室内プール。
クリスマスに大胆な水着姿の先輩に抱きつかれるなどという状況で現実感が湧かず、ぼうっとする橘さん。
声をかけられはっとし、先輩に見惚れていたと言うものの、彼女はどこか納得がいかない様子だった。
プールから上がりパーティー会場のホテルの部屋に向かうが、何とパーティー自体はお流れになってしまったと
先輩は言い出す。予約がもったいないから遊びに来ただけだと言うのだ。
部屋に着くなり、覗いちゃダメよと言いシャワーを浴び始める先輩。一人、橘さんはこれまでの事を思い返す。
告白し、振られ、それでもまた告白し、振られはしていないがこうしてクリスマスを一緒に過ごしている。
(……いやいや、この後ってどうすればいいんだ!?)
思った矢先、部屋の明かりが消える。停電かと戸惑う橘さんだが、恥ずかしいから明かりは消したという先輩の声。
バスタオル一枚の姿。間近までやって来た先輩の艶肌にたじろいでいると、半ば叫ぶように先輩は訴え始めた。
「…橘君の意地悪!どうして覗きに来てくれないの?私のこと好きなら…思わず覗いちゃうんじゃないの?」
「どうしてもう一度告白してくれないの?何度でも告白するって言ってくれたのに…」
「私は橘君が好きなのっ!大好きなの!」
不安で寂しかった。ずっとお姉さんぶっていた先輩は自分から告白することも出来ず、「何度でも告白する」
という橘さんの言葉を信じて待っていたのだ。告白しない彼が、自分を諦めて嫌いになったのかもと恐れながら。
こんなに人を好きになった事がないから、どうしていいかわからないという森島先輩。
橘さんはそんな不器用な先輩をこそ好きになったのだ。
告白させてしまった事を謝る橘さん。本当は自分がそうしなければならなかった。
「…はるかって呼んで」はるかに橘さんはもう一度想いを伝え、2人はキスを交わした。
あの時の事は凄く恥ずかしいながらも、勇気を出したお陰で一緒に居られる。はるかは昔を振り返りそう思う。
昨日よりも今日が、そして明日の方が橘さんを……純一を好きになっている。
刑事になった橘さんを送り出すはるか。
「帰ってきたら私も逮捕してね〜!」
【シリアイ→ナカヨシ→ナカヨシEND】
《シリアイ》
せっかく憧れの先輩と話せるようになったにも関わらず、高嶺の花すぎて諦め腐れる橘さん。
そんな親友を放っておける梅原では無かった。
梅原は目の前で森島先輩に告白すると宣言する。目論見どおり、告白に向かった梅原を橘さんは断固阻止し、
先輩への気持ちを再燃させる。梅原は熱く語る。
「疲れたら歩いても良い、だが、向かって行くのを止めちゃだめだ…」
森島先輩に対する切り込み口を捜していた橘さん。ある日先輩が1年の廊下で美也の様子を探っているのを発見する。
声をかけると、美也がどうも先輩になついてくれないらしく、仲良くなりたいのだという。
これは大チャンスと奔走を始める橘さん。美也から森島先輩に近付くよう仕組むがあっさり見抜かれてしまう。
「ずーーーっと鼻のした伸ばしちゃってさ。そんなにぃに嫌いだよ」
美也は別に森島先輩が嫌いなのではなく、彼女を前にした時の橘さんが気に入らなかったのだ。
その忠告を受け、(キリッ)とする橘さん。
約束を果たしたおかげで、上機嫌で「橘君はいい子ねぇ」などと言っている事を塚原先輩から聞かされ、
出来れば普段からもっと上機嫌にしておいて欲しいなどと要望されてしまうのだった。
【ルート1】
わだかまりも解け、すっかり仲良くなった美也と森島先輩。橘さんと3人で見つけたアンティークショップで
先輩はクマのぬいぐるみをとても気に入ってしまう。美也は居残りで来られず2人きりで来店した時、
橘さんはそのぬいぐるみをプレゼントして驚かせるため先輩を店の前に残すが、
その間に彼女は不良に絡まれてしまっていた。
間に飛び込み、「僕は彼氏です」となんとかその場を乗り切る橘さん。
頼れるところを見せ、プレゼントで喜んでもらい、森島先輩との距離はかなり縮まる。
【ルート2】
(デアイである程度イベントをこなしつつアコガレに行っていないと発生する)
森島・塚原先輩が「だいじなもの」を買いに行くというのに同行しようとする橘さん。
「だいじなもの」とは下着なのだが、それでも付いて行こうとする橘さんに森島先輩は感心し塚原先輩は呆れる。
そんな最中、森島先輩の下着が頻繁に無くなり盗まれているのではないかという話になるが、
橘さんは盗まれたというキャラ絵下着が「ダッ君」柄だと見事に当て、下着泥棒の容疑をかけられるのだった。
疑惑を晴らそうにも一番確かなのは森島先輩が橘さんをダッ君好きだと思った出来事だけであり、
どうも彼女はそれをすっぽりと忘れている。しかしそれでも橘さんは先輩を信じ、
いつかのダッ君ハンカチを美也から借り、見せることで彼女の記憶を呼び覚まし、
謝る先輩を優しく許す事で信頼を取り戻し厚くするのだった。
ちなみにダッ君下着が無くなったのは橘さんが先輩を知る以前の話な上に、盗まれたのではなく
塚原先輩の家に泊まった時に忘れて行っただけである。
《ナカヨシ》
後輩の男子生徒、樹里路美雄に森島先輩との関係を探られるものの、
美也に襲い掛かったところを先輩に餌付けされたり、両先輩に「おにいちゃん♪」と呼ばれたり
水泳部を覗いていた先輩を塚原先輩から守ったり、そのお礼で焼き芋を貰ったりと
楽しい毎日を過ごしていた橘さん。
ある日の下校時に雑誌グラビアのスカウトだという男に付きまとわれている先輩に声を掛け、男を追い払うと
「男の人ってやっぱり…見た目で選んじゃうのかな」
という質問を先輩にされる。
見た目でも勿論気に入っているが、それ以上に去年の丘の上公園での事があった橘さんは違う、と即答。
さすがと嬉しがる森島先輩。何か昔にあったらしいのを察した橘さんが訊くと、先輩はおずおずと話し始める。
中学時代、彼女は一度だけ男子の勢いに押され付き合った事があるのだが、その男は先輩の外見のみが目当てで
他の点を矯正しようとするような性格だった為、手も握らないうちに別れてしまったのだという。
それ以来、外見だけを気にするような男が信用できず、告白されても素直に喜べなくなってしまったという先輩。
しかし森島先輩は暗い話をそれで終わらせ、橘さんだけはそういう雰囲気を感じない、と言ってくる。
「もしかして…ちょっとワンチャンみたいだから?」
さすがの森島先輩であった。しかし言った後、スカウトに絡まれていたのを助けてくれた事に気付く。
「先輩が困っていたら僕が必ず助けに行きますから。…僕はいつでも本気ですから」
そんな真摯な橘さんに先輩は言葉を詰まらせ、その代わりに嬉しそうに手を繋ぐのだった。
クリスマスイブ、創設祭。
森島先輩とミスサンタコンテストを見物するのを約束した橘さん。当日待ち合わせ場所で待っていると、
他の生徒が2連覇中の先輩が今年のコンテストに出ない事を嘆く様子が聞こえる。橘さんも同じ思いであった。
思い詰めている樹里を見かけ不安になるものの、ようやく先輩が現れすっかりその事も忘れてしまう。
先輩に不参加の理由を聞いてみると、周囲の「受験生の癖に出るのか」という圧力のせいらしく
自身の気持ちとしては出ても良かったという。
そんな先輩に、せめて楽しみましょう、と提案する橘さん。先輩は嬉しそうに頷く。
コンテストが始まると、可愛くレベルの高いサンタ達に先輩は目を輝かせる。
接戦の中、今年度の優勝は梨穂子の親友の伊藤香苗。『あの人』に振り向いて貰うための出場だという。
感心する橘さんと先輩だが、優勝者インタビューで香苗は居るかどうかもわからない森島先輩に対し
本当の優勝者を決める為に来てほしい、と呼びかける。湧き起こる森島コール。
迷う先輩に、橘さんは本当は独占したかったけれど、と本音を漏らしつつも送り出す。
森島先輩は塚原先輩から借りた若干サイズの合わないギリギリなサンタ衣装で飛び入り、
見事3連覇の偉業を為し遂げるのだった。
サンタ服を着替えている間に暖かいものを取りに行った橘さんが先輩の待っている教室へ行くと、
樹里が先輩に告白する場面に遭遇してしまう。
心の中で森島先輩は絶対に断るはずだと願っていたが、樹里自身は少し前の橘さんと同じく、
とても真剣に先輩を好いている事を理解してしまい、餌付けなどされて喜んでいる今の自分よりも
マシなのではないかと思ってしまう橘さん。
しかし先輩は、橘さんと付き合っていると言い樹里を振るのだった。
樹里が去り2人だけになり、恥ずかしい事言っちゃったね、と照れる先輩。
しかしその場凌ぎの嘘では無いと言う。
甘酒で温まり、2人で居ると心も暖まる……そんな先輩に、橘さんはようやく決意した。
「僕だけを…見てて欲しいんです。僕だけの先輩でいて欲しいんです…」
「待ってたんだからね…おばあちゃんになるまで言ってくれないかと思ったんだから…好きよ」
2年後、車の免許を取った橘さん。遅刻しそうな美也を学校に送らせられ呆れてしまう。
美也が車から降りると、ひょっこりと後部座席から森島先輩が顔を出す。「お泊まり」していた先輩は
このまま大学はサボって遊びに行こうなどと言い出し、橘さんは苦笑するのだった。
下着泥棒の容疑をかけられるとは橘さんも大変だ
>>1のフォーマットに沿った質問ができなくて申しわけないんですが
モンスターハンターシリーズってストーリーあるんですか?
もしもストーリーがあったら教えてください(できれば全シリーズ、無理ならPSP版を)
開始してすぐの大型モンスターが全然倒せなくて行き詰ってあきらめたんで…よろしくお願いします
【薫編登場人物】
棚町 薫(たなまち かおる)
悪友・2年A組
中学の頃から橘さんとタッグを組んで暴れていた女子。中学時代の別名は「輝日東の核弾頭」
サバサバしていて我も強すぎるぐらいに強い、はっきりした性格のトラブルメーカー。
しかし橘さんとの距離が近付くにつれ…
実はバイト中心の生活を送る苦学生で、父親を亡くした後、一人娘として母親を支えていたりする。
田中 恵子(たなか けいこ)
薫の親友・2年A組
恋愛したい年頃のミーハーな女子。
しかし橘さん以外で薫の相方が勤まるだけあって、図太い神経の持ち主。
【デアイ→アコガレ→スキ→スキEND】
《デアイ》
ぼうっとしていた折、後ろから薫に襲い掛かられ耳たぶをアマガミされる橘さん。
梅原に夫婦漫才と茶化されるものの、「旦那のノリが悪くてさ…」と全く動じない薫だった。
薫が恵子の想いを無碍にした男に制裁するのを抑えたりする中、
「悪友からそろそろ少し位の変化があってもいいと思うんだ」
などと突然薫は言い出す。止めても無駄な事がわかっている橘さんは頷くしかない。
しかしそうは言ったものの、薫はどこかズレた行動を繰り返していた。
その原因は、きっかけさえ分からないまま橘さんを意識し始めた心に薫自身が付いて行けていないせいだ。
「あたし、どうすればいいんだろう……」
《アコガレ》
橘さんに冷たくしたりそれに気付いて謝ったりと不安定なままだったある日、
自分の気持ちを確認する為、薫はある提案をする。
「ね、純一。キスしよっか」
「ほ…本気か?だって僕らは悪友で、クラスメイトで、それに…」
「男と女でしょ」
薫は一方的に橘さんの唇を奪い、「こういう関係もいいよね」と納得してしまうのだった。
一旦は不安定さが落ち着いた薫。キスまでされても鈍感な橘さん。日常が過ぎてゆく。
しかしまた薫が不安定になっている事に橘さんは気付く。
薫はある日、自分だけの一番好きな場所…今は亡き父親との思い出の川原へ橘さんを連れ出し、
思い切って事情を話そうとするがそれを橘さんは言わなくていい、とあえて遮ってしまう。
「優しいね」「そうでもないよ」「厳しいね」「そうかもね」「…てんきゅ、純一」
口に出せば弱音になったろう言葉を抑えてくれた橘さんの胸をそっと借り、
もう少しだけ頑張ってみる、と言う薫。
しかし橘さんへの気持ちは確信が出来たものの、高まる恋心と山積みになる諸問題。限界は近かった。
《スキ》
そう日を置かず、薫は橘さんに悩みを打ち明ける。父親が居なくても2人でやっていけると思っていたのに、
母親は別の男と付き合い再婚を考えているのだという。薫にとっての父親はもう居ないその人だけだった。
しかしそこで中途半端に、話を聞いてくれてありがと、と去ってしまう薫。たまらず橘さんは追いかけ、
川原で薫を見つけ出し、抱きしめ弱音を吐いてもいいと慰めるのだった。
しかし翌日、薫は学校を休んでしまう。原因を考え、橘さんは思い当たる。
薫は悩みを打ち明けたが弱音を吐こうとはしていない。無理矢理そうさせたのは橘さんの行動なのだ。
彼女の本当の望みは、ただ橘さんが傍に居る事。言葉を聞いてくれる事だった。
「何も言わないでいい」というのが偽り無い本音であり薫の性根でもあった。
放課後、家に帰らないままバイトをしていた薫を見つけ出し謝る橘さん。
薫も橘さんに理想を押し付けていたのかも、と謝る。
互いに全て分かり合っている訳じゃない事を分かり合い、絆は深まって行く。
そしてクリスマスイブ当日。誘うまでもなく既に薫にデートの予約は入れられていた。
海でじゃれ合ったり、ポートタワーで高所恐怖症の特訓をしつつ、
ホワイトクリスマスになった夜景を眺める中、薫は橘さんに告白する。
「あたしはね…アンタの悪いとこ100個は言える…でもね、良いところは101個言える!」
想いが通じ合った2人。しかしその帰り道、薫は時間が遅くなりすぎたので橘さんの部屋に泊まると言い出す。
布団の中で、薫は母親が恋してしまった気持ち、傍に居てくれる人が居る事の心強さを理解できた事を話した。
晴れて薫と恋人同士になった橘さん。何故か薫の母親と再婚相手の会食に連れ出されていた。
「いいじゃない。あたしたち、恋人同士でしょ。嬉しい事も気まずい事も半分こよ!」
【シリアイ→ナカヨシ→ナカヨシEND】
《シリアイ》
腐れ縁の橘さんと薫は勿論、梅原なども交えてバカをやったりと日常が続くある日、
放課後の町で薫が同級生の男と楽しそうに話しているのを見かけてしまう。
モヤモヤとした気持ちが渦巻く中、薫に心配され事情を知られると、妬いてるの?と茶化され反発し、
薫に当たってしまう。後悔する橘さん。
梅原に「それを妬いてるって言うんだよ、恋愛にしろ友情にしろ」と助言を受けて素直に薫に謝るが、
素っ気無く逃げられてしまう。しかし日が経ちそんな状態が我慢できなくなった薫は自分から謝ろうとし、
橘さんもその薫らしさに助けられるのだった。
そしてある日、橘さんは薫にデートと言って丘の上公園に連れて行かれる。
そこはトラウマの原因になった場所だったが、それを知らない薫とのやりとりで、
いつの間にかトラウマのことは片隅に追いやられていた。橘さんの脚を椅子にする薫。
「あたし、純一以外とはこんな事しないから」
一瞬の柔らかい感覚を唇に残し、薫は帰っていった。
《ナカヨシ》
ふとした薫の冗談で「…いっそのこと付き合っちゃう?」と言われ、間に受けてしまい真っ赤になる橘さん。
普段なら大笑いするだろう薫も言葉が出なくなってしまう。2人の関係はゆっくり一歩一歩進んでいた。
ある日、薫がプール更衣室に出る覗き魔を捕まえる作戦を橘さんに持ちかける。
しかし自身を囮にする気満々の薫。協力を拒否すると、一人でもやる、と行ってしまう。
そんな事を言う薫を橘さんが放っておけるはずも無く、
結局、囮になるどころか薫自身がノックアウトする形で見事に2人で覗きの犯人を捕まえるのだった。
帰り道、やりきったと気持ちよさそうにする薫。だがふと繋いだ手は震えていた。
「腰抜けにしたって僕は男で…お前は女の子なんだよ。だからあんまり無茶な事はやめて欲しい」
何も言わず自分の家への道を通り過ぎ、薫を家まで送る橘さんだった。
そしてクリスマスイブ、創設祭。
約束こそしていたが、薫が待ち合わせの時間より早く来ているなどという奇跡的な出来事に驚かされる橘さん。
恵子が新しい出会いの為、ミスサンタコンテストに微妙な衣装で出たりするのを見物していると、
香苗に負けてしまった恵子の雪辱戦に、ベストカップルコンテストに出る事になってしまう。
優勝を狙う薫。しかし突然現れたライバル、梅原とトロ子(刺身)のペアに敗北を覚悟させられる。
逆転の一手として段ボールを被りサバ夫となった橘さんは、どつかれ漫才で満場一致の優勝を掻っ攫うのだった。
その優勝に物申した女子生徒とのアクシデントでステージが崩壊してしまい、思わず逃げ出す2人。
ぶらぶらと海まで歩いているうち、橘さんのふとした一言で、薫はもう中途半端な距離には我慢できないと
こぼし始める。ここまで言わせてしまった橘さんは自分の気持ちをちゃんと伝えないといけないと決心する。
「薫の事が好きだ!ワガママで、いいかげんで…すぐに滅茶苦茶なことばっかりするけど…。
僕は、そんな薫と一緒にいたいんだ!」
「…もっとマシな言葉を選んでよ。素直じゃないんだから…バカッ!何年待たせれば気が済むのよ!」
ようやく結ばれた2人。薫は『初恋は実らない』なんて迷信は嘘だと思っている。
今こうしてちゃんと実り、ずっと一緒にやっていける確信だってある。幸せはいつでも目の前にある。
またもやフラれ、なりふりかまわず橘さんに薫の目の前で付き合ってと言い出す恵子。
「純一はね、あたし以外見ちゃダメなんだから〜っ!!」
2キャラ終了です。以降週明けにでも続きます。
アマガミおつん
>>171 ストーリーなんてほぼないよ。モンスター倒して素材剥ぎ取って
装備作って次のモンスター倒すのループゲーだと思うけど
ポータブル3やったけど、ジンオウガ倒したらスタッフロールで、村でお祭りして終わり
だったし
アマガミ乙です
>>171 私はポータブル2と2Gならやったけど
確かストーリーがあるのはティガレックス絡みだけで後は
>>177の言う通り
それでもあっても無くてもいいレベルでGE並の描写は期待しない方がいいよ
じゃああえてモンハンのストーリー書いてみるか・・・
>>177 モンスターハンターはポータブル3しかやってないけど、
集会所のクエスト進めると別のモンスター絡みの話が出るよ
「…いる!」か…序盤で投げたが久しぶりにやってみるか
未解決リストにあるWSの「ヴァイツブレイド」
Wikipediaでも記事も存在しない事と、ソフトの入手事態が難しいと思われますので、
用語説明&主要人物紹介付きで長くなりますが、近々書いてもよろしいでしょうか?
>>182 あまり長いと投稿規制に引っかかって面倒くさいから、
wikiの掲示板に書いて、こっちには報告だけする方が楽かも
185 :
182:2011/11/11(金) 17:06:50.92 ID:xjnibzR00
>>184 初心者だから、wikiの掲示板の場所がわからない……
面倒かもしれませんが、何回かに分けて書き込みます。
お付き合いの程、お願いします。
【用語説明】
ファーランド……2つの大きな島といくつかの小さい島からなる、ヴァイツブレイドの舞台。
海の遙か遠くにも世界があると言われているが、長距離の航海技術がない為か、調べに行った者は戻ってきてない。
神秘生命種(以下、ヴァイツと表記)……ファーランド中に生息する、いわゆるモンスターの事。
ヴァイツ同士なら合成させることが可能で、条件を満たせば姿が変わる。
ヴァイツには心があるので才能があれば、人はヴァイツを仲間にできる。
ランドール……2番目に大きな北の島を領土とする帝国。ヴァイツを軍事利用し、領土を広げつつある。
バルティスタ……大きな島の、中央あたりにある国。ランドールに近い事もあり、事実上ランドールの配下。
交易により国家資産を多く保有しており、4つの国の中では1番ヴァイツの研究に熱心。
アグリス……バルティスタの西に位置する国。火山と森林に囲まれている平和な国だったが、現在はランドールの侵攻で政情不安。
レグナート……バルティスタ東にある国。ランドールと同じくらいに国土は広いが、その大半が砂漠地帯。
現在も砂漠化が進む。陸路からは踏み込めない『大樹林』と呼ばれる森がある。
スタンガ……対ランドールのレジスタンス。各地で活動している。リーダーはエリオット
リーダーに関する情報は、スタンガのメンバー以外は名前だけしか知られていない。
★付箋文★
【主要人物紹介】
ウィル……父と兄に続き、帝国軍に入隊。主人公。ヴァイツ使いとしての才能が認められ、新人ながら小隊長に任命される。
ヴァイツを大切にするのは父の影響。
ジェラール……帝国軍大佐で、ウィルの兄。愛国心と正義感が強いため、周りが見えなくなる事もある。
ブライアン……帝国軍情報局長であり、ジェラールとウィルの父。妻は早くに亡くしている。
ヴァイツ使いではないが、ヴァイツを自分たち人間と同じように接している。
グラデュスV世(以下、グラデュスと表記)……ランドールの皇帝。前の皇帝は彼の兄で、ゲーム中では既に故人。
フリッツ……スタンガのメンバーで、ランドールでの活動を担当する幹部。筋の通らない事が嫌い。
ルカ……ヴァイツの合成に研究熱心な女。研究以外は基本的に無頓着で、常に部屋の中は散らかっている。
エル……アグリス領内にある村に住んでる。表裏のない性格をした、本作ヒロイン。
ロメロ……年齢不詳の老人。
ハイネル……各地をさすらう傭兵で、ウィルと同じくらいの年齢。何かを探す為に旅をしている。
ああっ!
★付箋文★の一行を消し忘れていました……
無視してください。
【ストーリー】
父と兄に続き軍人となったウィルは、漁村で暴れる大型ヴァイツを漁師夫婦と協力して初任務を成功させ、
さらにランドールの闘技大会に初出場で決勝戦まで進む等といった実力を見せる。
しかし、小さな村に存在するアジトにて潜伏していた、スタンガの幹部の一人であるフリッツを取り逃がしてしまい、
その罰として謹慎処分を受ける。
兵士宿舎にある自室にて謹慎しているウィルの元に、父の部下・マーシュが「ブライアンが反逆罪で捕まった!」と知らてきた。
事の真相を確かめる為、マーシュの制止を振り切り城の地下牢へ忍び込む。が、大臣のガウチに発見・投獄され、
さらにブライアンは目の前で処刑される。
ガウチが去った後、救出の為に忍び込んできたマーシュのおかげで脱獄。
ランドールから脱出する前に、父が死の間際に呟いた言葉に従って母の墓を調べると、古文書と「スタンガのエリオットに会え」と
書かれた父の手紙を見つける。
遺言に従いエリオットに会うため、二人はアグリスに近い基地に向かい、飛行ヴァイツを強奪。
しかし、アグリス領の端にある樹海の上空で撃墜され、マーシュとはぐれてしまう。
樹海で道に迷ったウィルは、偶然ヴァイツ合成の研究をするルカの家を見つける。彼女の頼み(というか強制)で部屋を片づけると、
そのお礼として、近くの町シルトまでの道を聞く。
教えられた通りに樹海を進むと、強力なヴァイツに襲われるが、たまたま通りがかったエルに救われる。
シルトに住むという彼女と一緒に村に着くと、実はシルトはスタンガのアジトで、住民全員そのメンバーだった。
エリオットに会いたいというウィルの話を聞き、エル達は「スタンガに入り、働き次第では会わせても良い」と答える。
エルと共に、近くで行われているランドール対アグリスの戦闘を偵察に行くと、道中でアグリス兵に襲われていたモニカを助ける。
モニカを連れて遠くの崖から戦闘を偵察していると、メンバーの少年がアグリスの最前基地へ囚われたという知らせが来る。
それを聞いたウィルはヴァイツのみを連れて最前基地に侵入、少年と何故かここで捕まっていたマーシュを救出する。
ウィルが村に戻ると、その働きが評価され、エリオットとの対面を許される。指定された場所に行くと、そこにはエルがいた。
実はエルの本名はエリオット。彼女から、現皇帝に不信感を持ったブライアンが、スタンガを結成させていた事も教えられる。
ウィルは古文書を解明すれば、グラデュスの企みがわかるかもしれないと考える。
そこで、先の基地で古文書と共に噂されていた、ロメロという人物に会いに行くことにする。
アグリス城下町にてロメロを見つけて、古文書の解読を頼むと、老人はその古文書を読めるというヴァイツ・ポロンを呼び出した。
ポロンはすぐに古文書を解読する。そこには「神獣」と呼ばれるヴァイツの存在が記されており、火に関わる場所に
神獣復活の手がかりがあるらしい。
ロメロからポロンを高額で売りつけられたウィル達は、解読された内容に従って火山へ足を踏み入れる。
火山地帯を進むと『火の神殿』を発見する。その内部にも古文書と同じ内容だった。
奥にはヴァイツが守護しており、倒すと「火の封印」を手に入れる。
アジトに戻ったウィル達は、今後の活動について話し合い、グラデュスに対抗する為に神獣を手に入れる事が決定する。
少しでも情報を入手する為に、今度はアグリス城の地下にある古文書を探しに城へ侵入する。
その城内にて、ランドールでの闘技大会の決勝戦で戦った相手・ハイネルと出くわす。
城主に雇われているハイネルはある物を探していると言うので、共に地下室へ。
結局ハイネルの捜し物――伝説の剣に関する情報は見つからなかったが、ウィルは古文書を手に入れたので、一緒に脱出する。
ハイネルと別れアジトにて古文書を解読すると、神獣の封印は後3つある神殿の「封印」が必要だと判明。
モニカと共に隣国・バルティスタに向かう。
バルティスタ目前のトンネル内で休憩していると、モニカは自分の正体を打ち明ける。
彼女はランドールのスパイで、ウィルは反逆と父殺しの罪に問われている事、そしてウィルの追跡に兄のジェラールが選ばれ
バルティスタで待ちかまえている事を話す。それを聞いた上で、ウィルは兄と戦う道を選ぶ。
バルティスタにはモニカの言う通り、ジェラールがいた。彼はモニカがスパイである事以外に、実は彼女がジェラールの婚約者である事、
さらにウィルは父が拾ってきた子であると話して対決してくる。衝撃を受けながらも応戦するウィル。
二人の対決は、ジェラールを庇おうとしたモニカを、ウィルが誤って殺してしまうという悲劇を呼んだ。
目の前で婚約者を殺されたジェラールは、その機に乗じてやってきたスタンガの抵抗もあり、彼女の亡骸を抱えて兵を連れて撤退する。
兄の話とモニカの事でショックを受けていたウィルだったが、スタンガのメンバーであるパトリックの励ましで立ち直る。
神殿の手がかりを探していると、ヴァイツ研究所を見つけ中に入る。
所長のキ・メラという、ランドールで使用されている戦闘用ヴァイツを生み出した人物に会い、そのまま追い出されてしまう。
気を取り直して聞き込みを続けると、ここから北に位置するレグナート領内の森――『大樹林』の噂を耳にする。
パトリックと共に『大樹林』を目指して、洞窟を進む。出口付近でヴァイツに遭遇したのでこれを倒すが、
ヴァイツが暴れて壁が崩れてしまう。二人とも瓦礫の下敷きにはならなかったものの、瓦礫のせいでパトリックと別れてしまう。
仕方なく一人で向かうが、大樹林へは陸からの侵入は不可能。
途方に暮れて近くの村に行くと、一人の猟師が飛行ヴァイツを貸してくれる。
その猟師と共にヴァイツに乗って、『大樹林』の中にある『風の神殿』へ入る。
奥にいたヴァイツを倒すと、今度は「風の封印」を手に入れた。
たびたびすみません……
>>189の「その内部にも古文書と同じ内容だった」は誤りです。
正しくは「その内部にも古文書があり、同じ内容だった」です。
次に向かうべき神殿はレグナートに存在するらしい。しかし陸路は山で塞がれており、唯一の道である関所は許可がなければ通れない。
陸がダメならば海ならどうだ。一度アグリスへ戻り、ルカにヴァイツで海を渡る方法を相談すると、道具があれば可能だという。
だが、その道具は城下町にすむ妹に渡していた。妹に会いに行って道具が入った箱を預かるが、今度は箱を開ける鍵が見あたらない。
ルカの部屋中を片づけながら調べると、ルカは以前にヴァイツにペンダントとしてあげた事を思い出す。
すぐにそのヴァイツの所へ行き、鍵を強奪。ようやく箱を開けて中の道具をもらう。
同じ時期、アグリスがランドールに占領されてしまう。エルはレグナートの協力を求め、一旦ウィルと合流。
二人はランドール軍の追っ手を振り切って海を渡り、レグナート城を目指す。
レグナートの城下町へ着くが、いきなり城へ入れなかった。これでは上層部と接触できない。
ちょうど行われる闘技大会の上位2名が、国王との面会が許されると聞き、ウィルは大会に参加する。
この大会の決勝戦で、再びハイネルと戦うことになる。
決勝戦終了後、二人は国王と対面。副賞として「ヴァイツジェム」を受け取る。
その後、大臣に会ってエルと二人で事情を説明。連合軍となってランドールと戦う事を話すと、大臣はその話に賛同してくれた。
エルは対ランドールの準備を進め、ウィルは城下町で神殿の手がかりを探す。
住人の一人から、「昔とある湾内で神殿らしい建物を目撃した」という情報と、「その神殿は砂漠にある小さな村に
何らかの繋がりがある」という噂を知る。
その小さな村へ行き村長に事情を話すと、神殿は百年に一度浮上させるという決まりになっていると一度は断られる。
しかし村長の頼みで、村近くで暴れるヴァイツを倒すと、浮上させる許可が特別で降りる。
浮上した「水の神殿」へ入り、奥のヴァイツを倒して「水の封印」を手に入れる。
3つの封印を回収したウィルは、エルの所に戻って今後の活動について話し合う。
神殿は西・南・東にあった。ならば残るは北、つまりランドールの領地内ではないかという推測が立つ。
エルはまだレグナートに残らなければならない。ウィルは単身ランドール行きの船に乗り、
向こうで未だに活動しているメンバーと合流する事になる。
船長から腕のいい鍛冶屋の話を聞いた後、ウィルが船内の部屋で休んでいると、船がヴァイツに襲われる。
急いで甲板に向かうと、そのヴァイツは2匹いた。しかし暴れているのは1匹だけで、もう1匹はそれを止めようとしている。
実は2匹は、ウィルが軍人として初任務時に手伝ってくれた漁師夫婦で、キ・メラによってヴァイツに改造された姿だと判明。
妻の頼みで理性を無くした夫と戦って正気に戻らせると、夫婦は「誰も邪魔しない所で暮らす」と言い残し、海の中へ去っていく。
船が到着した村で合流したのは、なんと以前取り逃がしたフリッツだった。エルからの連絡は来ていたが
ウィルをすぐには信じれないフリッツ。対戦する事になるが、こちらが勝つとようやく打ち解けてくれる。
フリッツの調べでは、北の山を抜けた所に神殿が発見され、ランドール軍が調査しているらしい。
二人は山を越えその神殿へ向かうが、兵が神殿入り口の仕掛けが解除できずに近辺をうろついているため、侵入を断念。
近々行われる、スタンガとレグナートの連合軍による反撃の混乱時に侵入する事にした。
反撃までに時間があるので、船長から聞いた「腕のいい鍛冶屋」を知っているのかフリッツに尋ねる。
するとその人物は、彼の父親であるヨーゼフだとの返事が返ってきた。
今回はここまでです。
しばらくしたら、続きを書きます。
ヴァイツブレイド乙です
続き楽しみ
主要人物紹介を読むまでクイーンズブレイドのことだと勘違いしてたけど
★付箋文★って何だ?とおもってぐぐってみたら、ポメラってやつか?
なんだか色々捗りそうだな
クリスマスにサンタさんくれないかな
ヴァイツ乙です。
これ、スタンガのリーダーの正体って普通にマニュアルに載ってるんだよなw
ヴァイツブレイドの続きを書きます。
ちなみに
>>193が調べた通り、下書きはポメラです。
パソコンに転送して文章修正しましたが、所々に誤字脱字がありますね……
早速ヨーゼフに会いに行くと、ヨーゼフはウィルが持っていたヴァイツジェムを見て驚く。
聞けば伝説の剣・ヴァイツブレイドの材料の一つで、寿命が近い自分の最後の作品として、伝説の剣を作りたいという。
ウィルはその申し出を承諾、残る材料の「ヴァイツステン」と「賢者の石」を探しに行く。
(ヴァイツステンと賢者の石は、どちらを先に取ってもイベントの差はありません。今回はヴァイツステン→賢者の石の順で書きます)
ヴァイツステンを探しに、少し離れた所にある鉱山へ向かう。軍人だった時にも訪れていたが、今回は別ルートから入って進む。
最奥にてヴァイツステンを入手するが、地元住民の一人とヴァイツを合成した怪物が現れる。
「私を殺して」との願いを戦闘にて叶えると、彼女はお礼を残して死ぬ。
賢者の石を探す為に、神殿へ向かう途中の山に訪れる。滝壺の裏に洞窟があったので入ると、中には老人がいた。
滝壺の老人はロメロに似ているが、どこか狂っているらしく、独り言を言いながら立ち去っていってしまう。
老人がいた場所に何か落ちていたので調べると、それは賢者の石だった。
材料を揃えてヨーゼフに渡すと、すぐに剣を制作し始める。
時間がかかるというので、レグナートに近い帝国の前線基地へ偵察に行く二人。
だが基地は、キ・メラが実験で作り出したヴァイツの暴走で全滅していた。
被害拡大を防ぐためヴァイツを倒し、最後に人と合成したヴァイツにトドメを刺して殲滅させた。
基地から戻ると、ヨーゼフは完成した剣をウィルに渡す。
そして連合軍による、ランドールへの反撃が開始する。
フリッツはグラデュスのいるランドール城に、ウィルは『地の神殿』へとそれぞれ向かう。
神殿入り口の仕掛けは、滝壺の老人の独り言をヒントにして解除に成功する。
奥へ進むと例に漏れずヴァイツがいるので撃破、神獣復活の鍵である最後の「地の封印」を手に入れる。
封印入手と同時にスタンガの一人から、ランドール攻略が苦戦しているとの連絡を受けた。
連合軍と合流する為ランドールへ通じるトンネルに入ると、帝国軍兵が待ち伏せしており、1匹のヴァイツをけしかけてきた。
それは記憶を消され自我を失った、ウィルの元部下でもあり幼なじみの一人でもあるクリンが、キ・メラによって改造された姿だった。
改造されたクリンを倒すと、帝国軍兵は逃走。死の間際に自我と記憶を取り戻したクリンは、お礼をいって息を引き取る。
その表情は昔と変わらない、人の良さそうな笑顔になっていた。
連合軍が帝国軍兵や戦闘用ヴァイツを押さえている間に、ウィルはグラデュスがいるであろう城の部屋へ踏み込む。
しかしその部屋にはグラデュスではなく、ジェラールがいた。
"弟"の才能に嫉妬を覚え、「自身にそれほどの才能があれば、モニカが死なずに済んだ」と言うジェラールと一騎打ちを行う。
しかしジェラールは一騎打ちの最中に、力を求めている己の愚かさ悟る。
戦闘終了後、皇帝と帝国軍本隊がバルティスタにある『バベルタワー』へ移動したとの情報を彼から聞き、
ウィルは鞘を納めて、ジェラールの前から立ち去る。
一度スタンガのアジトに戻って、ウィルはエル達と合流する。
今後の作戦を話し合った結果、神獣もバベルタワーに封印されている可能性があるとして、バベルタワー攻略を目指す。
エル達と共に達関所や検問を突破し、バベルタワー内部へ。
1階にある扉の向こうに神獣が封印されている様だが、ガウチの呪術が施されており開かない。ガウチを探して上を目指す。
仕掛けを解除した先で、ガウチを発見。呪術解除を求めるが、拒否したガウチはヴァイツ化して襲ってくる。
倒すと呪術が解けるので、エル達は神獣復活の為に1階へ戻り、ウィルはグラデュスを倒しに先へ進む。
タワー最上階には皇帝グラデュスとキ・メラの姿があった。ウィルを見た皇帝は、「兄を殺してきたのか?」と問いかける。
ウィルはそれを否定。それを聞いたグラデュスは皇帝になる為に当時皇帝だった兄を殺し、王位継承権を持つ兄の息子(双子)を
部下に殺させたという話をする。
さらには「ここに封印されている神獣を復活させれば、世界は滅びる」と告げる。
(因みにブライアンは、グラデュスが神獣を悪用すると思っていたらしい)
それを防ぐために自身は行動してきたのだと話し、ウィル達の行動を批判する。
だがその話を差し引いても、今までの皇帝とキ・メラの非人道的な行動を許せず、ウィルはグラデュスに戦いを挑む。
しかしグラデュスはキ・メラの手によって、ヴァイツ化しており、最強とも思える程の力を手に入れていた。
倒れる気配がないグラデュスが相手では、圧倒的に不利だった。それでも戦っていると、復活した神獣ゼドが二人の前に出現する。
暴れ狂う神獣に対して、自身の力を誇るグラデュスは対決するが、呆気なく殺されてしまう。その間にキ・メラは逃亡。
近くにいたウィル達も襲われてしまい、抵抗を試みるが全滅してしまう。神獣はバベルタワーを崩壊させながら飛び立つ。
(この時のエル達ですが、神獣を復活させた直後に発生した振動に驚いて、既にバベルタワーの外へ避難しています)
ウィルが目を覚ました場所は、彼を崩壊したバベルタワーから救出したロメロの家だった。
ロメロはウィルに、ゼトは死を司る神獣である事を話す。そしてゼドを止める為には、再生を司る神獣であるゼリベルを
復活させる事を提案してきた。
回復したウィルはロメロの助言から、ヴァイツに精通したルカに協力を仰ぐ。
ルカはこの話を承諾、二人はゼリベル復活の鍵であるポロンを連れて、神獣に関わる神殿に再び訪れた。
神殿内部には新たな道が開かれており、辿り着いた部屋にて新たな封印(ルカ曰く、「神獣のかけら」らしい)を発見。
それにポロンを近づけると合体するので、4つ全ての神殿を回る。
最後の封印と合体したポロンだったが、外見上では何の変化も見られない。
ルカが詳しく調べてみる為に、一旦家に戻ろうと言ってきた。だが家には、ルカの妹を人質にとったキ・メラが待っていた。
ポロンを寄越せとキ・メラは要求する。
人質にされた際に、どうやら妹は重傷を負ってしまったらしい。衰弱した妹を救うためにポロンを渡すと、ポロンは突如発光。
キ・メラは悲鳴を残して消滅する。
光が静まると、ポロンは神獣・ゼリベルの姿(見た目は魔法少女っぽい)に変わっていた。
復活したゼリベルは、ルカの妹の重傷を癒した。確かに本物だ。
ウィル達から事情を聞いたゼリベルは、人とヴァイツが共存するという契約の証である伝説の剣――ヴァイツブレイドを見れば
ゼドは静まるかもしれないという。
すでに伝説の剣は持っているとウィルが見せるが、ゼリベルは即座に「その剣は不完全な剣」との答えを返す。
ヴァイツブレイドを完成させてもらう為に、再びヨーゼフに会いに行くが、ヨーゼフは既に立ち上がる体力すら残っていなかった。
だがヨーゼフの世話をしていたフリッツはその話を聞くと、「その仕事、俺にやらせてくれ!」と申し出てくる。
鍛冶屋として仕込まれたのは昔の事らしいが、父のやり残した仕事を完遂させたいという熱意を聞き、この重大な仕事を彼に依頼する。
しかし剣を完成させるには、唯一ヴァイツジェムだけが足りない。
レグナートで行われた大会で、ウィルと同じく決勝戦まで進んだハイネルが、あの副賞――ヴァイツジェムを受け取っていた事を思い出す。
ハイネルをようやく見つけると、ウィルは彼にヴァイツジェムを譲ってほしいと説得する。
それを聞いたハイネルは、ヴァイツジェムとヨーゼフの剣を賭け、ウィルとの一騎打ちを持ちかけた。
それに応じたウィルは、その勝負でハイネルに勝利する。
潔く負けを認めたハイネルはヴァイツジェムを譲ると、自身の生い立ち(親を知らない事や、自分を育ててくれた老人は常に
伝説の剣ヴァイツブレイドを話してた事等)を語る。そしてどこか吹っ切れたらしく、立ち去っていった。
手元に残っていた材料と共に、ヴァイツジェムとヨーゼフの作った剣をフリッツに渡す。
ヴァイツブレイドの完成を待つ間、ヨーゼフに勧められてウィルは一旦ランドールへ戻る。
血の繋がりこそ無いが、"父"と"母"、そして"義理の姉"になるはずだったモニカの墓参りを済ます。
ランドールから帰るとフリッツは、ゼリベルが見ても完璧な、伝説の剣ヴァイツブレイドを完成させていた。
それを受け取ったウィルは、死を司るゼドが隠れた洞窟を目指す。
ゼドの元へ辿り着いたウィルとゼリベルは、ヴァイツブレイドを見せて説得を開始する。
しかし怒りに満ちた神獣はこちらの話に耳を傾けず、それどころか暴れ始めてしまう。
神獣の片割れであるゼドに、人とヴァイツという種族を越えた絆でウィル達は立ち向かう。
死を司る神獣との長く厳しい戦いの末、ついにウィル達はゼドを沈黙させる事に一旦は成功する。
だがゼドが再び暴走する気配を見せたので、ゼリベルはそれを防ぐ為に「ゼドと合体し、真の神獣になる」と宣言。
ウィルに対してゼリベルはお礼を言い、ゼドと合体。真の神獣となって空へ飛び立ち姿が見えなくなってしまう。
神獣が飛び立った後、洞窟はすぐに崩落し始めてしまう。脱出を急ぐウィルの耳に聞き覚えのある声が、精神を集中させる様に指示する。
それに従って精神統一を始めると、次の瞬間、ウィル達は声の主であるロメロの家に移動していた。
ロメロはウィル達に、以下の事を話し始める。
・ロメロは「賢者」と呼ばれる存在。神獣を守る役割で、長い歳月を生き続けている。双子の兄に当たるルキオも、同じく賢者だった。
・ある時兄は神獣を、死を司る神獣(ゼド)と再生を司る神獣(ゼリベル)の二つに分けてしまう。
彼はゼリベルを使って、この世界をより良くしていこうと考えていた。
・しかしその思いとは裏腹に、ゼリベルは分裂して各地に散ってしまい、ゼドは凶暴すぎて手に負えず封印。
この出来事から、兄は自責の念に囚われてやがて行方不明になってしまった。
真の神獣が目覚めた今、世界はどのような道を辿るのかは賢者ですらわからないという。
だが自分が見つけた居場所で、自分の力で世界を変えていくのだと、ウィルは決意を語る。
ウィルが出ていった扉の向こうには、彼の新しい人生が待っている。
(終わり)
【エンディング】
(エンディングにて、仲間のその後が簡単に紹介されます。うろ覚えだから違うかもしれません)
・エル……スタンガのメンバーと共に、世界を復興しようと力を尽くしている。
・ルカ……相変わらず実験を行っている。ただ以前と違って、妹が一緒に暮らしている。
・フリッツ……ヨーゼフの後を継ぐ為、鍛冶の腕を磨いている。
・ジェラール……自身の懺悔として、両親とモニカの墓参りを行っている。
・ハイネル……ファーランドの外の世界を目指して、単身イカダに乗って海の向こうへ旅立つ。
ウィルのその後は、7つの内のどれか一つになります。
1.ロメロとファーランド中を旅する。
2.エルと共に、世界復興に力を出す。
3.ルカと一緒にヴァイツ合成実験の日々を送る。
4.気の強い幼なじみ(女)の尻に敷かれてる。
5.本編の途中で知り合った、武器屋の看板娘と結婚。武器屋を経営している。
6.本編の途中で知り合った、闘技場の受付嬢と恋人同士になる。
7.本編の途中で知り合った、宿屋の看板娘と恋人同士になる。
4〜7になる条件は、該当する人物のフラグを立てている必要があります。
ちなみに彼女達4人は全て、ロメロの孫娘です。
以上でヴァイツブレイドは終了です。
ウィルの本当の両親は明確には言及されてませんが、ウィルは
前皇帝(つまりグラデュスの兄)の子供である可能性が高いです。
そしてハイネルは双子の片割れである可能性もあります。
長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。
ヴァイツブレイド乙です。
モンスターハンターポータブル3rd予約したいと思ったんですが…
>>179さんがいるってことは重複になっちゃうの?
書くというのがどのモンハンなのか判らないけど…
203 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/13(日) 17:39:19.11 ID:w6ulehea0
>>176 アマガミ乙です。アマガミなら僕も全ヒロイン攻略したんで、思い出しながら見させてもらいました!
>>181 …いる!を知っている方がいるとは、それだけでリクエストさせていただいた自分としては嬉しいです!
8個ほどEDがあるのらしいのですが、全てのEDを見つけた人を今まで見た事が無いんです。
しかもタイトルがタイトルだけに中々、検索に引っかからなくて…
結局、インターネット上で全て攻略した、という人がなかなか見つからない。というより居ないのかも…
204 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/13(日) 19:51:59.19 ID:mQeQwGF70
wikiを見て、遅まきながら
>>110には乙と言いたい
ニコ動のプレイ動画ですら辛すぎて途中から見れなくなったよ
>>202 問題ない。
別にカブって困るということはない。
既にストーリーがwikiにあっても自分独自の書き方で
作品への愛などを含めて語ってるケースもあるし
>>202 自分は初代、G、P(この三つは全部ストーリー同じ)と2しか分からないので問題なしです
>>205-206 了解です
諸事情から携帯からの投稿になりますが…
できる限り文字数詰めつつPCからも見やすくするよう心掛けます
明日か明後日あたりから書き込む予定です
引き続き投下継続します。
【紗江編登場人物】
・中多 紗江(なかた さえ)
美也の親友・1年B組
引っ込み思案で世間知らずな転校生。しかしそうと決めたら譲らない頑固さ、一途さもある。
実家は出版社などを経営しているお嬢様で、転校前はお嬢様女子校に通っていた。転校の理由は…。
性格と正反対の1年生とは思えないナイスバディのふかふかボディの持ち主で、
更におどおどした風貌、小さな身長も相まって凄まじい可愛らしさである。美也は一瞬で陥落した。
【デアイ→アコガレ→スキ→スキBEST】
《デアイ》
美也に胸を揉まれている少女と遭遇してしまう橘さん。中多紗江という名前だという。
美也がとんでもない行為をしている事を謝ろうとしても逃げられる橘さんだったが、
ある日の昼休み、食堂のカオス状態にまごつき弾き出されそうになった彼女を思わず抱きとめ助ける。
それ以来、紗江は橘さんとむしろ積極的に話すようになり、
「紗江ちんは年上の男性となんてあっぷあっぷして話せないはずなのに…」と美也にも驚かれてしまうのだった。
そんな中、紗江に呼び出される橘さん。紗江はド直球に面と向かい好きな人の有無を聞いてくる。
チャイムに遮られたものの色好い反応を貰った紗江は、自分でも夢見がちだと諦めかけていた
「私だけの王子様」に逢えたのかもしれない、と期待に胸を膨らませていた。
「…先輩、年上の女の子って、嫌いなのかな…」
《アコガレ》
その好意に気づく事も無く、頻繁に困っている紗江を下心薄く助ける橘さん。彼女の恋心は膨らんで行く。
ある日憂鬱そうにしていた紗江にその理由を聞くと、前の女子校から転校して来た理由を話し始めた。
暗い表情の紗江い、橘さんはまさか虐めか何か…と思うが、実際は先輩などから胸を弄られる、
キスを迫られるなどの過度なスキンシップに遭ったのが原因だという。
彼女にとっては余り好ましくない思い出だったが、橘さんはその先輩たちの事を上手くフォローし、
同時に紗江の気持ちも考えた良い助言を出来、紗江の信頼は更に強まるのだった。
そして橘さんは紗江からのラブレターを受け取る。彼自身にとっては余りにも思いがけなかったために
トラウマが再燃し、待ち合わせに恐怖感を覚えながらもなんとか紗江の元に行く橘さん。
やはり紗江の目的は告白だった。彼女の様に可愛い娘に惚れられた理由が分からず混乱する橘さんだが、
紗江の熱意に押され「お試し期間」としてOKするのだった。試されるのは橘さんだ。
209 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00:05:01.84 ID:Pmn5wKlu0
おお!ヴァイツブレイドが!!ということでこちらは同じくリクエストにあったWSの隠れた名作、
「ラストスタンド」を!こちらも大長編になっちまいますが、お付き合いよろ。
イラスト買いした自分が大森葵(キャラクターデザイン、シナリオアドバイザー)先生のファンになった思い出の作品でもあります。
プロローグ:
悠久の昔、突如として現われた「魔王」なる支配者は世界に破壊と混乱をもたらした。
しかし、人と亜獣達は英雄王ロワの元に力を合わせ、魔王を封印した。
その代償として、国王は命を落とし、また、ロワの双子の王子アレクと王女レイリー、
そして執事オブライトの3人は魔王の最後の力により、永遠に歳をとらない呪いに囚われてしまった。
時は流れ、人々はロワ王の残した「クルゼの護り」の元に長く続いた平和に戦いを忘れ、
英雄王とその子孫のことも人々から忘れ去られていった。
英雄王の末裔アレクらはその後何百年も呪いを解く手段を求めていたが、未だ見つからないままであった。
その頃、世間では再び亜獣が凶暴化し始めていた。
何か良くないことが起こりつつあるということで、王子達は城で亜獣の研究に打ち込んでいたが、
西のほうから邪悪な気配がこの国に押し寄せ、城のふもとの街も亜獣の襲撃にさらされ始めた。
オブライトは、「最後の戦い」の後に先王が各地に奉じた「クルゼの護り」が崩壊しつつあるのではないかと
推測した。
街を守る戦士たちが窮地に陥るのを見過ごすことができないアレクとレイリーはたまらず街に駆けつけていった。
オブライトの持ってきた武器を得た戦士達は亜獣たちを蹴散らすも、最後の一匹がアレクに向かってきた。
が、オブライトが見たこともない強力な魔法で一撃で亜獣を葬った。
そんな魔法が使えるなんて知らなかったよ、と不思議がるアレクであったが、
オブライトはとにかく無我夢中でやったのでよく覚えていないと答えた。そもそも彼は「最後の戦い」以前の記憶がなぜか
すっぱり抜け落ちている出自のはっきりしない人間なのであった。
《スキ》
本当に自分なんかでいいのかと思い悩む橘さん。紗江に会おうと1年の教室に行くと、あの先輩では
紗江には釣り合わないだろうと噂されているのを聞いてしまい、更に気分は沈む。
その後も誤解やすれ違いが重なり、2年前のトラウマから抜け出せず何も変われていないと自己嫌悪し
浮かない表情を続ける橘さん。紗江は橘さんに訴えかける。
「何かあるなら言って下さい。私、頑張ります。精一杯先輩に尽くします!
先輩が好きなんです。すごく、すごく好きなんです…」
その必死な言葉に、橘さんは自分の態度が紗江を不安にさせていた事に気付き、謝る。
しかしそのやりとりで橘さんの自己嫌悪と不安が解消されたわけではなかった。
むしろ、紗江の表情を曇らせない為にかえって肩に力が入ってしまう。
それでも一歩を踏み出すため、梅原や高橋先生の助言を受けた橘さんはクリスマスデートへ紗江を誘うのだった。
しかしデート当日は遅刻し、高所のスポットに連れて行かれ高所恐怖症に襲われ、表情を明るく出来ない橘さん。
イルミネーションの前で勇気を振り絞って告白しようとするものの紗江に遮られ、
「今まで私のわがままに付き合ってくれて、本当に…すみませんでした」
と言われ、彼女はその場から駆け出し去ってしまう。その姿を探すが見つからず、あきらめかける。
しかしそんな時にフラッシュバックしたのはいつかのトラウマでは無く、出会ってからの紗江の姿だった。
いつも可愛らしく、橘さんをどこまでも慕おうとしてくれた少女。その思い出で、橘さんは彼女を純粋にどう思っていたかに気付く。
「紗江ちゃあああああああん!僕は…僕は…君が好きなんだああああああああ!」
紗江が居る可能性の唯一残る駅前で、橘さんは衆目にも関わらず叫んだ。
果たして…彼女は、来た。映画やドラマの様に、想いは通じていた。
胸に飛び込んだ紗江を抱きしめる橘さん。周囲からも暖かい拍手を受けるのだった。
そしてクリスマスデートをもう一度やり直し、今度こそ楽しみ、笑い合う2人。
橘さんは今までの分を取り返すように、紗江が真っ赤になってしまうような台詞でも素直に口に出す。
紗江に連れられ映画館の貸切個室で二人きりになり――口付けを交わす。
「年上のくせに頼りないし、気の利いたことも言えない僕だけど…紗江ちゃんを好きな気持ちは誰にも負けない。
君が好きだ!大好きなんだ」
月日は過ぎ、あのクリスマスから本当の『彼氏彼女』になれた二人。
幸せな時間を過ごし『夫婦』になり、そしてもうすぐ『家族』になる。
「あ…今、また動きましたよ、純一さん」
211 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00:07:16.19 ID:Pmn5wKlu0
第1部
アレクはこの件以降仲間になった戦士達を組織して軍団を作り、各地を亜獣の脅威から守るべく進撃を開始する。
キャッスルロワを襲ってきた亜獣のリーダーを倒すと、死体から見たこともない石が出てきた。
調べてみようとしたところ、そこへ現われたのは自称絶世の美女のセクシー悪魔お姉さんレジーナ。
色々と訳知り顔の彼女はオブライトにもなにやら因縁があるようである。
彼女が言うにはその石こそ「クルゼの護り」のカケラである「クルゼの秘石」であり、
現在世界中に眠っている秘石を亜獣たちに奪われると大変なことになるかもよ、と去って行った。
とりあえず城に戻ってきたアレクとオブライトは、レイリーにも秘石を見せてみた。
レイリーは秘石が気に入ったようなので、集めた秘石はレイリーに預けておくことになった。
秘石集めと平行して石に関する情報も調べてはみたが、ロワ王も秘石のことは誰にも秘密にしていたらしく、
何の手がかりも城には残っていなかった。
ただ…レイリーはこの石を見ているとなんだか不安になる、と様子がおかしい。
不安要素を抱えたままのアレクたちだったが、休むまもなく今度は「亜獣を指揮する額に痣のある男」
の出現が報告された。
オブライトはその男に覚えがあるという。かつての戦いで魔王側について戦った「人将シェイバン」ではないかと。
アレクはそんなはずはないと断言した。シェイバンはロワ王に倒され死んだはずだし、仮に生きていたとしても
最後の戦いは何百年も昔のことなのだから。
だが、一連の事件を振り返ったオブライトは、自分達の知らないところで
巨大な謀が進行しているのではないかという予感がしていた。
ロワマウントで待ち受けていたのはやはりシェイバン本人であった。
恨みを晴らすべく蘇ったシェイバンは、自らの目的は秘石の力で魔王デジルを復活させることだと言った。
秘石が何故必要になるんだ?と問うアレクに、貴様らはミナウから何も聞かされていないのか?
と怪訝そうにアレクにもよく分からない返事を返すシェイバン。
シェイバンを退けるも、取り逃がしてしまい、謎は結局謎のままに。
城に戻ってきたレイリーにシェイバンを取り逃がしたことを話すと、
「アレクも情けないわね。私がいればあんな奴、やっつけられたのに」
と予想外な返答を返してきた。なんだか性格が変わってる。
戦いを嫌っていたはずなのに「今度の戦いには自分も連れて行って」とまで言う有様。
ともあれ、集めた4つの秘石を並べてみると、秘石は急に青い光を放ち始めた、
そしてレイリーは光に取り込まれ、秘石共々どこかへ消え去ってしまった。
突然の超展開に呆然とするアレクらの元に現われたのはレジーナ。
これはどういうことだと詰め寄るアレクに、レジーナは力の源であるクルゼの秘石を心の弱い者が持つと
心を奪われてしまうのだと言った。
レイリーの不安は事実だったのだ。
あの石はどういうものなのだ、というオブライトの問いに彼女は、今の秘石は一部に過ぎず、
全部を集めると「クルゼの護り」の本質も見えてくるはずだと言って去って行った。
とにかく秘石がレイリーの元にある以上、秘石を集めていけばレイリーを探すことにもなるということで
秘石を集める進軍を再開した。
秘石は城の地下からオブライトが見つけてきたという封印のローブで覆うことで力を抑えることに。
212 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00:10:11.66 ID:Pmn5wKlu0
第2部
現われたのはこれまたかつて「最後の戦い」に参加した竜将フォルス。ロワ王の片腕として戦い、
王の盾となって命を落としたという彼がなぜ生きてここにいるのか?
レイリーのことを知っている様子のフォルスに戦いを挑むも、圧倒的な力で叩き潰されるアレクたち。
弱すぎてつまらぬと吐き捨てるフォルスには以前の正義感にあふれた彼の面影はなかった。
ウレンガー国を解放した際に巨大な門を発見した。これこそが魔王を封印した闇の地へ続くウレンガーの門だ。
石化した2匹の龍による封印は現在は完璧なようだが、シェイバンが魔王の復活を狙っている以上、
必ずここに現われるはずと踏んだアレクはここを監視し続けるよう命じる。
「今度会った時こそ、この手で息の根を止めてやる…!」
なにやら物騒な発言をするアレクに、オブライトは王子までもが秘石に心を奪われているのではと危惧する。
ハーフォーにおいて、ついにフォルスとの再戦を迎える。
一縷の望みをかけて必死にフォルスを説得するアレク。フォルスも、何か様子がおかしい。
「俺の…俺の体から出て行け!」
何かに耐えるように暴れるフォルスを勇士達が食い止め、
深手を負って倒れたフォルスの体内から、クルゼの秘石が飛び出した。と、同時にフォルスは正気を取り戻した。
今までの行いを詫びるフォルスに、何があったのかを尋ねたが、復活するまでのことはよく憶えていないとのこと。
だが、シェイバンの事を尋ねると、やはりフォルスを秘石の力で蘇らせたのはシェイバンらしいということは分かった。
レイリーのことも聞いてみたかったが、重傷のフォルスに無理はさせられないのでひとまず城に戻って話しを聞こうという
オブライトの提言に従い、話を打ち切って帰ろうとする3人。
これからは少しでも王子の助けになりたいというフォルスだったが、その背後からシェイバンの魔法が襲った。
所詮頭の悪いトカゲなど役にはたたんかと吐き捨てるシェイバンを、怒りも露ににらみつけるアレクであったが、
シェイバンは意にも介さず新しい部下を紹介しようと言う。それは…レイリー。
レイリーに何をするつもりだ!と詰め寄るアレクだが、シェイバンはいずれ分かる事だと言い、秘石を回収し
レイリーと共に去っていった。
そしてフォルスは、力になれなかったことを詫びつつ、「秘石は人の邪悪な心を封じ込める。しかし…」
と言い残し、死んだ。優しき亜獣の英雄は、もう帰ってこない。
こうして大陸を解放したものの、衝撃的な事件が立て続けに起こり、アレクは失意の日々を送っていた。
悲劇の元凶は、やはりクルゼの秘石しかありえない。
世界に平和をもたらすものだと信じていたクルゼの秘石。しかし、それは間違いだったのか?
秘石の強大な力には様々な面がある。
今まで恩恵を受けてきた護りの力、そしてレイリーの心を奪った邪悪な力。そして死者を蘇らせる力…
レイリーが奴らの手に落ちたのは秘石を集めたせいなのか?
知らなかったとはいえ自分は結局奴らの手助けをしただけなのか?
マイナス思考ばかり先走るアレクに、オブライトは悔やんでも仕方ありますまい、
我々が動かずともあの者たちは秘石を集め魔王の復活を成し遂げるでしょう。
その前に我々が出来ることを為すのです。と励ました。
アレクはふとレジーナのことを思い出した。秘石の持つ邪悪な力についても知っている彼女なら、あるいは…
そのころ、地方を偵察していた勇士たちが、西方で時空のゆがみを発見した。
こちら側にはとても行けそうにないとのことなので、アレクは北へ向かうことにした。
【シリアイ→ナカヨシ→ナカヨシEND】
《シリアイ》
紗江がここまで引っ込み思案で、男性に対して特にその傾向が強いのは小さい頃男の子にいじめられ、
それがきっかけで女子の一貫校に入れられてしまったからかもしれないという。
その中で橘さんと親しめるのは美也から色々な話を聞いているかららしく、橘さんもそれを受け入れる。
その様子を知った美也は、橘さんに紗江がもっと他の子と打ち解けられるよう何か考えて欲しいと頼むのだった。
《ナカヨシ》
そんなある日、橘さんは紗江に連れられてファミレスを訪れ、
父親にプレゼントをするためにアルバイトをしたいと考えている事を聞かされる。
また、美也にも再度頼まれ、紗江がバイトに合格するよう特訓する事になるのだった。
まずは食堂で毎日顔を合わせる給食のおばちゃんとスムーズに話せるようになり、
更なる特訓と『教官』とまで呼ばせる厳しい指導?の結果、紗江は自分に自信を持って話せるようになる。
そしてクリスマスイブ、創設祭。一緒に過ごす約束をした橘さんは、紗江に会うなり
バイトの面接に合格した報告を受ける。感謝されつつも特訓は終わりだと言う事を告げると、
紗江はそれを嫌がる。そんな彼女に応え、橘さんは卒業試験――ミスサンタコンテストへの参加を告げた。
そしてコンテスト、大勢の観衆に囲まれ竦む紗江。しかし橘さんの励ましの声援で立ち直り、
立派に自己アピールをする。優勝も狙えるかという人気振りだったが、参加理由を尋ねられ
「だ…大好きな先輩のためですっ!」と、とんでもない言葉を口走ってしまい、
惜しくも審査員特別賞と終わるのだった。
落ち込む紗江。しかし橘さんは立派にコンテストに参加しただけでも合格だよ、と言い、
空いた時間でデートをするのだった。
一回りして落ち着いた時分、橘さんは紗江の頑張る姿で自分も変われる勇気を貰った事に感謝し、
バイト(と卒業試験)の合格記念に用意していた手作りのタネウマクンぬいぐるみをプレゼントする。
目を潤ませながら喜ぶ紗江。しかしぬいぐるみから何かはみだしていると言う。
覗き込む橘さん。その口に、柔らかい感触が触れた。
「自分からこんなことが出来るようになるなんて、思ってもみませんでした…先輩のお陰です。
ふふっ…これからも、ご指導よろしくお願いしますね」
無事に父親にプレゼントの出来た紗江。今は衣装に一目惚れしてしまったメイド喫茶でバイト中。
「ご主人様」なんて言うのは恥ずかしいけれど、橘さんが「ご主人様」になってくれたら良いのに、と
思う彼女だった。
次回に続く
>>209 思いっきり時間帯被っちゃったんで今晩は1キャラで引き上げますので続きどうぞー!
読ませていただきます。
214 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00:13:42.80 ID:Pmn5wKlu0
第3部
秘石を集め、クルゼの護りを復活させることを目指すアレク達であったが、
アレクの様子がなにやらおかしい。レイリーのように秘石の力の影響を受けているようなのだ。
この力があればシェイバンどころか魔王だって倒せるなどと発作的に言い出す
アレクはなにやらやさぐれた性格に変化しつつあった。
5個目の秘石を手に入れたアレクの前に、捜し求めていたレジーナが現われた。
秘石の影響でやさぐれモードのアレクは知ってる事を残らず吐けとレジーナを脅迫するが、
レジーナは相変わらず飄々とした態度でとぼけるのみ。冷静さを完全に失ったアレクが元はと言えばお前が原因だ!
シェイバンの居所を教えろ!奴さえ倒せば全てカタが付くと怒鳴りまくっていると、レジーナは一つだけなら答えてあげるという。
オブライトは秘石について知りたい様子だが、アレクはシェイバンの居所をとにかく教えてくれと言った。
レジーナはシェイバンの城は東のはずれの島にある、レイリーもそこにいるはずよ、と教えてくれた。即座に東の島に出立するアレク。
そんなアレクを見送りつつ、レジーナは
「シェイバンがやられたらおもしろくなくなっちゃうけど、ま、あいつらの思い通りになるよりはいいかもね」
と意味ありげにほくそ笑んだ。
6個目の秘石を手に入れた際、アレクは今頃になってオブライトが秘石の影響を全く受けていないことに
気がついた。これにはなにか理由があるのか?
8個の秘石を揃えたアレクは、ついにゲラルースにおいてシェイバンを追い詰めた。
秘石を賭けた両者の戦いは、アレクたちに軍配が上がり、レイリーも正気を取り戻し奪還に成功した。
だが……
「いや……まだだ……このままでは終わらぬ!」
「あぶない!アレク!」
シェイバンが最後の力で放った秘石の力から、レイリーは身を挺してアレクを守り、直撃を受けた。
その様子を見届けたシェイバンは、これで我が野望ー魔王の復活ーは達成されると高笑いを残し、息絶えた。
同時に、レイリーから凄まじい力が放たれ、アレクとオブライトを跳ね飛ばした。
様子の一変したレイリーは、近寄ろうとするアレクに魔法の弾丸を浴びせ、いずこかへと去っていった
「レイリー……レイリーーーー!!!」
喜びもつかの間に、再び妹を失ったアレクの悲痛な叫びをもってこの戦いは終わった。
シェイバンを倒したものの、フォルスも、そしてレイリーも取り戻すことは出来なかった。
僕たちは結局何も取り戻す事が出来ないのか、と苛立つアレクから、また黒い波動があふれ出てきてきた。
どうにか発作は収まったものの、心を蝕む秘石の力は次第に強さを増してきている。
状況はより悪化しているかのようだった。
アレクは、レイリーが南の地に渡ったという報告を受け、急ぎその地へと進軍を開始した。
215 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:23:46.51 ID:Pmn5wKlu0
タイトル入れ忘れてました。すいません。あと、割り込んでしまったアマガミの人もごめんなさい。では続きを
第4部
アレクの前に現われたのは、やはりクルゼの秘石であった。思えばなにもかもこの秘石から始まったことだった。
「なにが『クルゼの護り』だ!不幸な事が起きるばっかりじゃないか!」
秘石に八つ当たりをするアレクの様子に、オブライトはふと、かつて魔王との戦いにおいて
アレクの父ロワ王もまた謎の力に心を乱されていたということを思い出した。英雄と呼ばれるロワ王も秘石の力から逃れる事はできなかった。
だが、そうなるとオブライトだけが何の影響も受けないのがますます謎だ。
「年寄りには効かないのかな?」
「何をおっしゃいます。王子だってもう何百年と生きていらっしゃるでしょう。」
と軽く流したオブライトだが、やはり自分が影響を受けない理由は分からないままだった。
オブライトがロワ家の執事となる前には何をしていたかをアレクは尋ねるが、相変わらず思い出せないとだけ答えるオブライト。
ただ、自身の過去については最近妙に引っ掛かるらしい。
戦いを続けるアレクの前に、レイリーが現われ、秘石を奪い去っていった。
行く手を阻むようなら殺すとアレクを冷たくあしらうレイリーの様子はまるでシェイバンの写し身であった。
もはやアレクにもレイリーを元に戻す手立ては思いつかなかった。
魔王の復活を見過ごすわけにはいかない、だが、それはレイリーと戦うことを決断しなければならないのか。
アレクの苦悩は更に深まり、それと共に秘石による精神の侵食は更に進んでいくのであった。
キキの国を解放した際、オブライトはふと、この国のある島に見憶えがないかとアレクに尋ねてくる。
憶えはないとアレクは答えたが、オブライトは何かが気になって仕方がないようだ。
その島、キセノラルに渡ってみたが、そこにあるのはうち捨てられて久しい古城があるだけであった。
その古城に何かなつかしいものを感じたオブライトは、後ろ髪を引かれる思いで島を後にした。
セヴァ島でアレクの前に再びレジーナが現われた。
レジーナは不機嫌そうに、「兄妹揃って人の家の庭先をウロウロと!」と愚痴をこぼしていた。
この島は何百年も昔からの彼女のものらしい。ここに来ていたレイリーは既に追い払った後で、
アレクも追い出しにかかるレジーナだが、アレクはとにかく秘石の秘密だけでも教えてくれないかと懇願した。
オブライトは言った。自分達はクルゼの秘石こそがクルゼの護りであると思っていたが、
実際のところ、秘石は関わったものを次々に不幸にしていく不吉な代物であった。
そんなものが平和の護りであるとは考えられない。一体石の本性とは何なのか?
レジーナはそんなオブライトに呆れた顔でほんとに何も覚えてないのね、と言った。
どうやら教える気にはなってくれないようだ。
相も変わらず遊び半分のレジーナに、やさぐれ状態のアレクはついに本気でキレた。
「もういい、オブライト。こんなやつの話をまともに聞いていた僕らがバカだった。もう手のひらでの上で踊らされるのはまっぴらだ!
こうなったら力づくで叩きのめしてお前の身体に聞いてやる……!!」
いきなりの王子の過激発言にオブライトは開いた口がふさがらない様子だが、レジーナは
「たくましいセリフだこと……ボウヤにできるのかしら?」
と、まだ余裕綽綽であった。それに対してアレクは感情の昂ぶりに呼応するように起こった秘石の力の発作に苦しみながらも、攻撃を指示した。
「た、叩きのめしてやる……僕らが……正義だ!」
だが、レジーナはひとしきり適当に戦うと……うざったそうに翼をひとふりした。
それと同時にアレクを苦しめていた発作は急に消え去り、やさぐれていたアレクは正気に戻った。攻撃をとりやめ、詫びて去ろうとするアレク。
レジーナは彼らを呼びとめ、シェイバンやフォルスを蘇らせた黒幕は冥界の王クラーヌではないかと告げた。
また、大陸の北西のかつて「最後の戦い」のあった周辺の時空のゆがみ「冥界の狭間」が冥界に繋がっているとも。
そしてクラーヌはそこにいるらしい。
冥界の狭間は既に以前の進攻のさなかに発見済みだ。そこへ入って帰ってきた者はいないというが、
「そこへ行く事で全てがわかるのなら…行くよ!」
と、アレクは決然とそう言い放ち、冥界遠征を開始するのであった。そんな彼は知る由もなかった
「ほんと…単純ね。これでまたしばらくは、楽しめるわ。ふふふふ…」
というレジーナのほくそ笑みを…
216 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:25:55.03 ID:Pmn5wKlu0
第5部
ついにアレク達は冥界に進攻し、待ち受ける死者の軍団を蹴散らし橋頭堡を築いた。
その際、戦利品として敵の死者達のリーダーが持っていた石版を手に入った。
オブライトはこれが「冥界邪説」の断片ではないかと言った。
冥界邪説、それは冥界の王が集めた全ての死者の声、すなわちこの世の全てを記したといわれるもので、
「最後の戦い」の記録もこの文書によって後世に伝えられたと言われている。
この石版に記されているもののうち唯一オブライトに解読できたのは、
「邪悪の名に封じられし意思…その力を世界に降らす…」という一文だけだった。
解釈として考えられるのは封印される邪悪=魔王の意思が最後の力を世界に降らす、というものだが、
まだよくわからないのでアレクはとりあえず石版を持っていくことにした。
秘石のことが記された石版も見つかるかもしれない。
次に現われた敵将もまた冥界邪説の一部を持っていた。それに記されているのは
「あまねしものには表裏あり…光さす影には闇が生まれる。」
というもの。これではまるで謎かけだ。
「こんな石版が何の役に立つっていうんだ!冥界邪説がなんだ!叩き割って粉々にしちゃえばいいんだ!」
と、また過激発言のアレク。
次なる拠点、ケルシーを制圧したが、この地はかつて「最後の戦い」の時の軍事拠点で、
魔王との決戦に赴いたロワ王をレイリーとオブライトの3人で待った場所だった。
その時の思い出を回想するうち、オブライトはこの地で魔王軍が乱入して危機に陥ったことを思い出した。
アレクは、その時に魔物を撃退したのはオブライトだったと言ったが、オブライトは全く覚えていないとのこと。
だが、アレクの記憶によると、その時魔王の亡霊のようなものが現われ、辺りが黒い霧に包まれ、
オブライトが魔法でそれを打追い払ったはずだった。
そしてその時から魔王は封印されて世界から邪悪な気は消えたが、同時にアレクらは歳を取らなくなった。
今にして思えばあれこそが魔王の呪いだったのかもしれない。
次のダントで手に入った石版に記されていた一文は「地に散りばめられし力はその影を隠し、うつろな平和を呼ぶ」というもの。
この「力」とは、クルゼの護りのことではないかと考えられた。では、「影」とは。
アレクは邪悪を隠すという意味にとったが、オブライトは何か不吉なイメージを感じ取った。
そして次の石版を手に入れた時、その予感が正しかった事が証明された。
「隠されし影は消えることなくやがて放たれ、影は人の心を飲み込む。」
人の心を飲み込む影、これは「クルゼの秘石」のことではないだろうか。影が放たれるというのはクルゼの護りの崩壊のことか?
オブライトの推論はこうだ。秘石は人々の邪心を飲み込む魔の石で、ロワ王は恐怖と混沌を呼ぶその石を封じることによって
世界に平和をもたらす「クルゼの護り」と変えたのだと。
続きの文章が書かれた石版も見つかった。「放たれし影は次なる依り代を選び、力に支配されし依り代は新たな闇となる」
その依り代というのはレイリーのことなのではないか、レイリーは新たな闇、魔王となるのではないか?
高まる不安に落ち着きを失い、また発作を起こすアレク。オブライトはこの続きの石版を捜し求めるのであった。
そして冥界の最果てフィグラにおいて、ついに最後の石版が発見された。
「世界に悲しみが満ち、分かたれし闇が一つになるとき暗黒が再び世界を飲み込む」
つまり秘石が一つに集まる時、魔王が復活するということだ。逆を言えば、それさえ阻止すれば魔王の復活は
防げるとも考えられる。まだ我々にも勝機があります。と、オブライトは言った。
「レイリーを…魔王復活の犠牲になんかさせてなるものか…!」
もはや限界寸前ながらも、アレクは決意を胸に、ついに冥王クラーヌの待ち受ける冥界の中心、ゲソンへと駒を進めた。
217 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:28:53.74 ID:Pmn5wKlu0
生者がここに何のようだと頭に直接語りかけてくるクラーヌに、シェイバンとフォルスを復活させたのはお前なのかと尋ねたところ、
復活は破壊と混沌を呼び、世界に死を呼ぶことを望んだシェイバンの意思であり、
自分は手を貸したに過ぎないと答えた。
アレクは言い逃れだと一蹴し、魔王の復活も結局はお前が黒幕かと怒りを露にするが、
クラーヌは怒りに身を任せるのは滅びの道、貴様にはそれがふさわしいとアレクをあざ笑い、攻撃を仕掛けてきた。
アレクはそれを撃退し、改めてクラーヌに全てを話すよう詰め寄った。
「……すべては定められし事…恨みは死者をも蘇らせ…世界の混沌を呼び覚ました…だが…それもクルゼの意思…」
クルゼ、やはりそれが世界の破滅を望んだ全ての元凶なのか。
「闇の意思は人の生み出したもの…魔王もまた人から生まれいでしもの…人の生み出した邪悪によって世界は死に飲み込まれるのだ…」
アレクは「クルゼ」の正体も気にはなったが、今もっとも差し迫っているのはレイリーを救い、魔王の復活を阻止することだ。
その方法を尋ねると、クラーヌはクルゼに勝つことだと答えた。そしてそれは己自身との戦いでもあると。
「心を…闇に染めるがいい…その時こそ…」
運命は既に決し、全ては闇に覆われるとクラーヌはアレクをあざ笑いつつ姿を消した。
冥府の王であるクラーヌは死を超えた存在。ただ、帰るのみ…
クラーヌがいなくなり、ここに用のなくなったアレクらは元の世界に戻る術を探すも、困った事に元に戻る道が見つからない。
さ迷うアレクは、ふと自分を呼ぶ声を聞いた。オブライトではない。
それは…遠い昔に別れたアレクの父、ロワ王であった。
思いがけず亡霊となった父と再会を果たしたアレクが今の窮状を説明したところ、
ロワ王は頷き、秘石を封印したときからいずれこのような事が起こるのではないかと思っていたと答えた。
クルゼの秘石とは魔王の力の源であり、デジルを封印してもなおその力は消えず、人の心を蝕み続けた。
そこでロワ王は密かに秘石を砕き、二度と目覚めぬように世界の各地に封印した。それが「クルゼの護り」だった。
(つまり護りとは秘石そのものではなく、その封印を指したもの)
自分達が不甲斐ないせいでシェイバン達によって封印が破られたのかとうなだれる二人に、
ロワ王はアレクに対してはシェイバンたちがおらずとも封印の効力は次第に弱まり、
いずれは破られたはずだったのだとなだめ、
オブライトには、そうやってすぐ自分を責めるところが昔からのお前の悪い癖だと釘をさした。
そう、「あの時」も責任を感じたオブライトが自らの記憶を消したのだと。
そして秘石が魔王の復活を果たそうとしている今、その失われた記憶だけが頼りでもある。
アレクは今もっとも求めるもの、すなわちレイリーを救う術を尋ねたところ、
秘石に心を奪われたとはいえ二人は血を分けた双子。心の奥底では通じ合っているはず。
レイリーの心に耳を傾け、彼女の心を閉ざす邪念を振り払うのだ、とロワ王は答えた。
自分にそれが出来るのか。アレクに確信はないが、やるしかないことは確かだ。
最後に王は、アレクとレイリーの元に二分されている秘石が全て揃う時、秘石は元の姿、秘球へと戻る。
その時こそアレクたちの力が試されると告げた。
デジルは邪悪な心に呑まれて魔王を生み出してしまった。だから、アレクは心の邪悪に打ち勝たねばならない。
「自分に勝つのだ…アレク。最後はお前自身が自分で答えを出す以外に道はない」
そしてロワ王は現世に戻る道を示し、消えていった。
218 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:30:36.90 ID:Pmn5wKlu0
元の世界に帰還したアレクらは、ひとまずクラーヌとロワ王に告げられたことを整理してみた。
結局クラーヌの目的は冥界の王として、より多くの死者を冥界に連れて行くことだろうとオブライトは推測した。
秘石の力により世が乱れ、魔王が復活すればそれこそ思うツボというものだろう。そして父の最後の言葉、「自分に勝つこと」。
秘石を集めるたびに闇にいざなうその力は大きくなっていき、次第に耐えられなくなってきている。
ならば結集した秘石の邪念はどれほどのものになるのか。自分はそれに耐えられるのか。
不安がるアレクに、オブライトは誰しも心の一番弱い部分である怒りや悲しみに打ち勝つべく戦っていると諭した。
だが、アレクの不安はむしろますます強まっていった。レイリーに抗う力はまだ残っているのだろうか?
ひょっとしたら、もう手遅れなのかもしれない。
そう弱音をはくアレクを、王子が信じないで誰が助けられるのかとオブライトは叱咤した。
「…王子は気づいていないかもしれませんが、レイリー様は見かけよりずっと強いお方ですよ。
王女が心を奪われたのは心の弱みを突かれたから…王子がその傷を癒してさしあげるのです。」
それでもアレクの気は晴れなかった。もしレイリーを元に戻すことが出来なければ、彼女と戦う事が自分にできるのか。
考えがまとまらず、アレクはいったん城に戻って休む事に。
その帰路の途上、オブライトは一人王子の下を離れ、以前気になっていたキセノラルの古城を調べてみる事に。
その中に飾られていたのは、二人の男の描かれた絵であった。
その絵を目にした時、オブライトの失われていた記憶は一気に蘇ってきた。
「私は…ここでラウリ兄さんと研究を…ラウリ…『ラウリ・クルゼ』…!?
私の名は…ミナウ。ミナウ…クルゼ。…『ミナウ・クルゼ』!?
そんな…バカな!それではあの秘石は…魔王は……!!」
「やっと思い出したようね。」
現われたのはレジーナ。
その昔、ラウリ・ミナウの兄弟は人の意思を魔力に変える研究をしていた。
だが、後一歩の所で行き詰った二人は悪魔の力を借りて研究を完成させた。その悪魔こそ、レジーナだった。
だが、完成した「クルゼの秘石」は人の邪心を飲み込み果てしなく増大する、悪魔の魔道器だった。
最初からお前が仕組んだ事か!お前のせいで兄さんは秘石に取り込まれて…!とキレるオブライトだったが、
レジーナはあれは自分にとっても想定外の事態だったとすっとぼけた。
秘石に邪心が集まるのは、それだけ人の負の感情が強いということ。
(つまり秘石は基本的にありとあらゆる感情を満遍なく吸収するものだったが、
負の感情の比率がはるかに高かったため、最終的にその集合体みたいになってしまった)
「あなたのお兄さんだって、心の底ではそうありたいと思っていたから、自分から秘石に取り込まれたんじゃない?」
オブライトはレジーナの言葉に何も反論できないままだった。
レジーナは、ミナウがまだ思い出していない秘石の力の封印術を思い出すようにと頼んだ。
かつてミナウは戦火の中ロワ王と出会い、その元で秘石の封印を完成させたが、その後同じ過ちを繰り返さないよう
秘石も魔王も封印に関しても、全ての記憶を抹消した。
だが、今のままではいずれ魔王は復活し、クラーヌの思い通りに世界は滅亡することになる。
それはレジーナにとっては気にくわないし、そもそも世界がなくなってしまったら面白い事が出来なくなるので、
面白ければそれでおKという性格のレジーナは、とりあえず今のところは人間側に協力する立場を取るとのこと。
オブライトにとって、レジーナは秘石を産み出した恨み骨髄の相手であり、面白かろうはずはなかったが、
結局はレジーナの言葉に従う他に道はないように思われた。
219 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:32:41.80 ID:Pmn5wKlu0
一方、城に一人残されたアレクの元に、封印の地ウレンガーにレイリーが軍を率いて現われたという報が届いた。
即座に封印の門に急行したアレクの前に、レイリーが現われた。
「言ったはずだ…今度我らの邪魔をした時は殺すと!」
冷徹に言い放ったレイリーに、アレクはお前はレイリーじゃない、
昔からおとなしくて争い事が嫌いだったレイリーが、兄を殺そうとするような真似をするわけがない、と言ったが、返ってきたのは意外な言葉だった。
「お前はいつもそうだ…私の事など何もわからないくせに、何もかも知ったような口を聞くな!」
激昂と共に魔法でアレクを叩きのめすレイリー。
「私がいつもどんな思いでいたかわかるまい。
同じ双子でありながら、力がないばかりにいつもお前の影に立たされていた…
私は力が欲しかった…お前をねじ伏せ何もかも自由に出来る力が…!秘石は私の願いを叶えてくれたのだ。」
堰を切ったように言葉を紡ぐレイリーに、アレクは傷つきながらも懸命ににじり寄った。
今の言葉こそ、今までずっと押し隠してきたレイリーの本当の気持ちだという確信があったから。
ずっと守りたかった。だが、本当はずっと傷つけてきたのか?
「レイリー…それが…君の本当の気持ちなのか?
…ごめんよ。レイリーは優しくて、いつも僕を大事にしてくれたから…君の辛さに気付いてあげることができなかった。
でも…このまま君を放っておくことはできないよ」
「ならばどうする…私を倒せるのか?」
「戦う事でしかレイリーを救えないのなら……」
アレクはついに決断し、戦いが始まった。
勇士達との死闘の末に膝をついたレイリーから、獣じみた咆哮と共に黒き力が放たれた。
慌てて駆け寄ろうとするアレク。
「レイリー…!僕の声が…聞こえるね。君ひと…りでは…だめかもしれないけど、ぼ…僕が力を貸してあげるから…
一緒に…戦ってあげるから…こいつを…心の中から…追い出すんだ!」
秘石の邪心に苦しみながらもレイリーを抱きしめ、懸命に呼びかけるアレク。
「レイリーの身体から…出て行けーーーーー!!」
アレクの叫びに呼応するかのように、レイリーの身体から溢れ出した暗黒は、彼女の持っていた秘石、
更にアレクの持っていた秘石の全てと結合し、一つの石となった。
そしてそれは封印の門へ向かって飛び去り、同時に門の結界は凄まじい閃光と共に破られた。
大きく開かれたウレンガーの門を呆然と眺めるアレクだったが、レイリーの呼ぶ声にようやく我に返った。
「アレク…ごめんなさい……」
そう言って気を失ったレイリーを連れ、ひとまずアレクは城に帰った。
長き時を経て、今度こそアレクはレイリーを取り戻すことができた。
だが、アレクはまだ全てが終わったわけではないという予感があった。アレクとレイリーという依り代から秘石が切り離され、
魔王の復活はひとまず阻止されたが、一方で一つになった秘石は更に力を増し、あのウレンガーの封印すら破壊してみせた。
何十年と続いた戦乱の末に世界は荒れ、そして秘石は集まって一つとなった。
「世界に悲しみが満ち、分かたれし闇が一つになるとき暗黒が再び世界を飲み込む」
冥界邪説の言葉が正しければ、戦いはまだ終わってなどいない。むしろこれからが本当の始まりかもしれない。
謎を解く鍵は、秘石が飛び去っていった門の先の「封印の地」にある。
オブライトは未だに戻ってこないが、アレクはレイリーを城に残し、魔王の封じられたというその地へ進軍を開始した。
220 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:36:19.96 ID:Pmn5wKlu0
第6部
封印の地においてアレクたちを出迎えたのはこれまでの比ではないほど強力な亜獣たちの軍勢だった。
この強さは秘石の、いや魔王の力が及んでいるせいなのか?と驚くアレクだったが、更に驚くような事態が。
瀕死の亜獣のリーダーが、人間の言葉でアレクに話しかけてきたのだ
「魔王の復活はもうあとわずか……ゆくがいい…そして魔王の復活にその身を捧げるがいい…」
薄笑いを浮かべつつ、息絶える亜獣。不吉な予感は当たっていたのだろうか?
次に現われた亜獣のボスも、一度は死んだと思われながらも、急に復活し、アレクに襲い掛かってきた。
辛うじて撃退したものの、亜獣の体からは謎の光点が現われ、いずこかへと飛び去っていった。
追い討ちをかけるかのごとく、亜獣はアレクを挑発するかのように語りかけてきた
「英雄気取りで魔王退治か…正義のためなら血を分けた妹にさえ剣を向ける…ご立派な王子殿だ…
王女は苦しみ、さまよっているぞ。お前にはその姿は見せないだろうがな…」
「だ、黙れーっ!!」
最も痛いところを抉られ、逆切れするしかできないアレクから再び黒き波動があふれ出てきた。
レイリーを救った時に全て振り払ったはずの秘石の邪念がいまだに残っていたことに愕然とするアレク。
再び精神の侵食に襲われ苦しみもがきながらも進撃を続けるアレクに、亜獣達は語りかける。
「お前はその手でいったいどれだけの命を奪ってきた?どれだけの仲間を死なせた?」
「や、やめろ…」
「見るがいい、自分の身体を…血で真っ赤ではないか…お前の周りには無数の怨念が取り巻いているぞ。」
「所詮お前も魔王と変わりないではないか…お前には闇の世界がふさわしい…」
「うるさい、消えろおおおっ!!」
「今更お前達があがいてももう遅い…デジルの封印は解かれた…あとひとつ…すべてがそろった時真の再生はなされ、
世界は暗黒の絶望に覆われるのだ…」
「ぼ…僕らが止めてみせる!」
「くく…お前達が争い…秘石を集めてくれたおかげで、秘石は力を取り戻した…
お前達のしてきたことが…最後は世界の破滅を招くのだ…フフフ…」
そんな中、アレクは亜獣を魔法で倒しているオブライトの姿を見かけた。何かを探してさ迷っている様子で、
逃げるように去っていったオブライトの後を追おうとしたものの、その前にレジーナが現われ彼を呼び止めた。
彼女は女のカンでレイリーに何かあるかもしれないと思ったので一度城に戻ってみるようアレクに忠告した。
慌てて城に戻っていったアレクだが、レイリーも含め、何事もなかった。
(アレクは知らなかったが、レジーナはアレクを引き返させて時間稼ぎがしたかっただけ)
221 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:38:33.89 ID:Pmn5wKlu0
無駄な回り道をさせられたアレクは、共に城にやってきたレジーナに何もなかったじゃないか!と文句を言ったものの、
「あ〜ら、だから胸騒ぎって言ったじゃない。それとも、何かあったほうがよかったのかしら?」
と相変わらずのらくらと追求をかわすレジーナ。
そんな二人の漫才を見たレイリーは羽が生えてる!と目を丸くしていた。よく考えたらレイリーはまだレジーナに
会ったことはないのだ。この人、誰?と尋ねるレイリーに、前に話していた知り合いだよ、と答えたアレクだが、それをさえぎり、
「あらぁ、前はワタシにあんなに夢中だったのに…王女サマが帰ってきたらもう用済みなのかしら?」
と余計な爆弾を放り込むレジーナ。(一時期血眼でレジーナを捜していたから、あながち嘘じゃないのだが)
「アレクあなた…」
「バ、バカ、何変なこと考えてるんだよ!僕はただ秘石の秘密を聞こうと…」
「…スケベ!」
嫉妬も露に顔を背けるレイリー。(セクシーお姉さんのレジーナに対してレイリーは永遠の10歳)
一方レジーナは、アレクがそんな痴話喧嘩を繰り広げているうちにこっそり帰ろうとしたものの、アレクに気が付かれて呼び止められた。
もう少し聞きたいことがある、とアレクは、封印の地でレジーナが現われる直前に見かけたオブライトの事を尋ねた。
レジーナは、オブライトが何かを探して封印の地をうろついているのは見かけたが、それ以上は知らないと答えたが、
なにか隠してないか?というアレクの追求に、初めてややうろたえた様子で逃げるように去っていった。
それはやはりなにか隠していることがあるということを盛大にアピールするかのような態度で、
オブライトとレジーナにはなにかつながりがある、ということに薄々気づくアレクであった。
ともあれ、魔王の復活は近い。再び戦いを続けようと出発しようとするアレクだったが、
レイリーは自分も一緒に行くといって聞かなかった。まだ体調が万全とはいえないレイリーを連れ出すことを一度は拒否したアレクだが、
「…またそうやって私を置いていくの?」
と、レイリーは見憶えのある冥い目をしつつ言った。まさかレイリーもまだ秘石の影響が…と怖気立つアレクだったが…
「ウ・ソ(はあと)」
とレイリー。
「アレクがうらやましかったのは本当…でも、それ以上に自分のことが嫌だったの。
だって、私って意気地なしで、何かあるといつもアレクを頼って、アレクの影に隠れてばかりいたんだもの。そんな自分を変えたかった。
一人でどんどん先に進めるアレクがうらやましくて…もっと、アレクに頼らなくてもいいように強くなりたかった。
そんな気持ちを秘石に取り込まれたのかもしれない…」
アレクと戦った時に、アレクが私を支えてくれて、ちょっぴりだけど強くなれたような気がするの。だから…お願い。今度は私も一緒に戦わせて…!」
アレクは、レイリーの目に確固たる決意を見て取った。
「…わかったよ。一緒に行こう…!」
ここに、兄妹は共に手を取り合い、魔王に立ち向かうこととなった。
立ちふさがる亜獣達は、相変わらずアレクを挑発するような言葉を投げかけ、アレクは秘石の力に
蝕まれ、消耗していくが、レイリーはそんなアレクを懸命に励まし、支えた。
「アレク…つらい事も…私と半分なら我慢できるでしょ?私が支えてあげるから…負けないで!」
「アレク…もう少しよ。きっとデジルに近づいているから…頑張って。私がついてるわ。」
そんな折、ある亜獣が言った。
「何も知らぬという事は幸せなことだな…貴様らの執事はなぜ居なくなったのだ?
貴様らを見限って姿を消したのではないのか…?」
「そ…そんなことがあるものか!」
「奴とデジルの関係を知ってもそんな口がきけるかな…?」
しかし亜獣は、それ以上しゃべる前にレジーナの魔法によって息の根を止められ、アレクがオブライトの真相を知る事はなかった。
これがオブライトとの約束だからとそそくさと姿を消したレジーナに、アレクの疑惑は募るのであった。
222 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:42:31.25 ID:Pmn5wKlu0
封印の地の奥深くに辿りついた頃、ようやくオブライトが帰ってきた。オブライトは、封印の方法を探すべく、世界中を巡っていたらしい。
そして、秘石の封印の方法は既に見つかり、準備も進めている所だという。
強大な亜獣がひしめくこの封印の地の最深部にこうもあっさり来ることができるのはなぜか?どうして黙って準備をしていたのか?
疑問は多々あるが、オブライトは秘石のことは自分に任せてとにかく王子達はデジルとの戦いに全力を尽くすようにと言った。
アレクはそんなオブライトに、本当は記憶が戻っているのではないか?と疑念をぶつけたが、
オブライトはただ、全てが終わったら何もかもお話ししますとしか答えなかった。
アレクはまだオブライトに対する疑惑をぬぐう事ができなかったが、レイリーは
「オブライトの過去に何があったとしても、これからもずっと変わらないでいてくれるの?」
という言葉に、迷いなくはいと答えたオブライトを信じることを決断した。
レイリーは、アレクに何も悩むことはないわよ、全てをオブライトに任せればいいと言い、妹の言葉にアレクもオブライトを最後まで信じることを決意した。
アレクはいよいよ魔王の待ち受ける最後の地、ラム・ロンに駒を進めた。並み居る敵を蹴散らし、
辿りついたデジルの側にはあのクルゼの秘石があった。そしてそれは、デジルに吸収されていった。
「貴様達のおかげで我は力を取り戻した…礼を言うぞ…だがまだ力が足りぬ…
我が野望を阻む憎きロワの一族をことごとく食らい…我は真の復活を成し遂げるのだ…」
悠然と構えるデジルであったが、アレクに恐れた様子はなかった。
今、彼には長き時を戦い抜き、鍛え上げられた多くの仲間がいるのだから。魔王の前に進み出た選ばれし勇士達に向かい、アレクは言った
「ゆけ!これが僕たちの…『ラストスタンド』だ!!」
号令一下、最後の戦いが始まった。敵は、全ての人の邪念を取り込んだ魔王、対するは、長き時を戦い抜いた全ての戦士達の希望を背負った「最後に立ちし者」。
勝ったのは…「ラストスタンド」だった。
「一度ならず二度までも…何故貴様は私を裏切り…私に仇なすのだ…『ミナウ』よ。我が同胞でありながら…なぜ憎きロワに味方する…!?」
オブライトに向かいそう言ったデジル。その言葉の意味することを知らないアレクは怪訝そうにオブライトを見たが、オブライトは
「私は私…オブライトはロワ家と共にあります。」
と、はっきり答えた。
「『ミナウ』よ…」
「…『ラウリ』…あなたが野心を抱き、闇に心を落とさなければ…邪悪な力で世界を血に染めたりしなければ…
私は…これ以上あなたに悪業を積ませたくはありません。」
デジルの身体は急速に崩れ始めた
「まさか…こんなことが…なぜ私が…秘…石は…依り代…を…この私を…捨てると…いうのか…」
デジルの体は跡形もなく消え去った。後に残されたのは、無傷の秘石だった。オブライトはアレクたちを
脱出させ、単身秘石の封印に取り掛かった。
「オブライト…戻ってくる…わよね?」
「絶対…戻って来るんだぞ!」
「必ず…!」
アレクたちが脱出してしばらくたつと、背後で爆発音が轟いた。
オブライトは無事なのかと気が気ではないアレクたちだったが、オブライトは無傷で帰ってきた。
「封印はなりました。帰りましょう。」
事も無げにそう言ったオブライトと共にアレクたちは城へ帰ったが、城に戻った時、オブライトの姿はいつのまにか消えていた。
黙って姿を消したオブライトを探すうちに、レイリーはオブライトの部屋から置き手紙を発見した。
「アレク様…それにレイリー様。ご心配をかけて申し訳ありません。私にはまだ…最後にやり残した事があるのです。
私自身の過去に決着をつけるために、全てを終えて再び王子達の元へ戻ることができたなら、真実を全てお話します。
もし戻らなかった時は、ロワ王の墓所に隠したもう一通の手紙をお読み下さい。
デジルは倒れました。お二人にかけられていたデジルの呪いも解けていることでしょう。
王子と王女の成長した姿を見られないのは残念です…いや、成長した姿を見るために必ず帰ります。
長い戦いで荒廃した世界を再建することは容易ではありませんが、お二人ならきっとなしとげる事が出来るでしょう。
願わくばお二人の未来と新しい世界に幸多からんことを……」
223 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:46:17.43 ID:Pmn5wKlu0
ノーマルED(全ての国を解放していない場合)
レイリーは、墓所の手紙が気になるようだが、、アレクはやめておこうと言った。
「オブライトは必ず帰ってくるって言っている…ならオブライトの帰りを待とうよ。
オブライトは今までだって、約束を破ったことは一度もなかったじゃないか。きっと…帰ってくるよ」
「…そうね…そうよね。オブライトの帰りを信じて…」
「それまでに…みんなで頑張って元の平和な世界を取り戻そう。」
「きっと、私たちがいい男といい女になってて、帰ってきたオブライトびっくりするわよ。」
「ははっ…そうだね」
こうして長き戦いは終わり、世界は復興の歴史を刻み始めた。
ただし、執事オブライトの消息はその後の歴史書にはどこにも記されてはいなかった
トゥルーED
レイリーと二人でオブライトの行方、それに「やり残したこと」について話していると、
アレクは急にまた闇の力の発作に苦しみ始めた。秘石は封印されたのではなかったのか?
更に、そこへウレンガー門からオブライトらしき人物が一人で向かったという報告がなされた。
アレクとレイリーはすぐに封印の地へと急行した。
封印の地の最深部では、オブライトが秘石と対峙していた。
「兄さん…今こそ…我らの過ちを正しましょう。
お前は人の悪意が生み出した闇の結晶…今ここで、お前が帰るべき闇に戻してやろう…!」
秘石は、抵抗するかのように激しく揺らいだが、オブライトは一分たりとも揺るがなかった。
「私の心を操ろうとしても無駄だ…お前のことは誰よりもこの私が知っている…!お前はここで滅びるのだ!」
だが、そこへアレクとレイリーが現われた。
「お、王子…なぜここに…」
「それはこっちのセリフだよ!」
「秘石は完全に封印されたんじゃなかったの!?」
二人は、オブライトの元に駆け寄ろうとしたが、オブライトは、いけない!と血相を変えた。
「こちらへ来てはいけません!秘石が…」
だが、手遅れだった。
「ツギなるヨリシロがマイおリタ……今コソわガ再生ノとキ……!!」
アレクの元に飛来した秘石から上がった歓喜の声、それはあろうことかデジルのそれであった。
「やはり…最後に秘石が選んだ依り代は王子だったのか…」
天をあおぐオブライト。秘石の邪念は最初からアレクとレイリーを依り代に選んでいたのだ。
二人が戦いあえば、お互いの心はより傷つき心の闇をひろげてゆく…それが秘石の狙いだったのだ。
アレクとレイリーだけが秘石の力の影響を受け、やがてアレクが集中的に闇の力に狙われた真相はこういうことだった。
秘石がある限り過ちは繰り返される。そこでオブライトは最後の戦いで一時的な封印を施し、
秘密裏に秘石の完全破壊を目論んだものの、このような事態を招いてしまった。
私が甘かった、とオブライトはため息をついた。
「そしておマエノ心の闇をモットヒロゲルのダ…デジルガソウシだヨウニ…闇に心ヲシズメロ…!!」
秘石が力を放出すると共に、消え去ったはずのデジルは再び復活してしまった。
224 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:47:37.28 ID:Pmn5wKlu0
「お前…なんかの…好きにさせるか…!」
ねじ伏せてやる!と斬りかかるアレクだが、デジルは更にアレクを挑発してきた。
憎しみが高まると共にアレクの体からあふれる闇は更に力を増す。それでもなお戦おうとするアレクだが、
それを止めたのはレイリーだった。怒りに身を任せてはいけない、と気づいたアレクは、
この場を耐える事にしたが、その間にもデジルはアレクを更に挑発するようなことをいってのけた。
「私はお前の父や同胞を殺し、妹と殺し合いをさせた憎き存在。憎いであろう…?」
負けるか!とデジルの攻撃を受け止めるアレクだが、いつまでも耐えられるものではない。
いったいどうすれば…と弱音を吐くアレクに、あと少しで秘石を破壊するための結界が完成します、
それまで耐えてくださいというオブライトの声が届いた。
その声に勇気付けられたアレクは、苦しみながらもお前の手は分かっている、とデジルの挑発を払いのけたが、
ならばとデジルはレイリーに攻撃をかけてきた。吹き飛ばされたレイリーを振り返るアレクだが、
レイリーは傷つきながらも懸命に呼びかけた
「私は大丈夫…私もがんばるから…アレク、負けないで!」
「うん!」
その言葉に、アレクは敢然とデジルに向き直った。
「貴様トてイツカハ疲れ倒レる…どこまで耐えられる…?」
更に攻撃を繰り返すデジルだったが、アレクは邪念に負けぬように心を奮い立たせ、それを受け止めた。
どういうことだ、とついにデジルも困惑を見せ始めた。
と、オブライトが後は私にお任せください!!と前に進み出た。
「ミナウ…オマエが居なけレバ…わが野望がここまで、邪魔される事はなかったものを…憎き弟よ…」
呪いの言葉を吐くデジルに、ようやくアレクもオブライトの真実に気づいた。
オブライトは今まで隠していたことをアレクたちに詫びつつ、自分たちが秘石を作った張本人であること、
そして魔王デジルが秘石の実験台となった兄ラウリの成れの果てであることをアレクらに明かした。
「ラウリ兄さんはもうこの世にはいない…ふくれあがった貴様の魔力に飲み込まれ、
忌まわしき魔王と成り果てた時に、既に死んだのです…!兄の過ちは二度とくりかえしません。」
そしてオブライトはデジルに取り付いた。秘石を、二度と復活できぬよう滅ぼすために。
「ラウリ兄さん…力を…私に力を貸してくれ…!!」
祈るように兄の名を口にするとオブライトは更に力を込めた。
「オブライト、やめろーっ!!」
オブライトの覚悟を悟ったアレクは悲痛な叫びを上げる上げるが、オブライトは止めなかった。
デジル、いやクルゼの秘石は最後の抵抗を見せるも、オブライトには秘石の邪念は一切効かない。
それどころか、取り付いたオブライトから逃げる事もできなかった
「思えば …『最後の戦い』の時は封印の術が未完成で、秘石を完全に破壊する事ができなかったために、今このようなことに…
だが今度は違う。二度と再生できぬよう私と共に完全に消し去ってやる!」
「ヤ…メ…ロォォ……ッ!!」
「ロワ様……今こそ…王の元へ…」
最後にそう呟き、オブライトと秘石は跡形もなく消え去った。後には、アレクの悲痛な絶叫だけがあった…
225 :
ラストスタンド:2011/11/14(月) 00:48:36.82 ID:Pmn5wKlu0
城に戻ったアレク達の元に、オブライトが墓所に隠していた手紙が届けられたが、アレクはもうそれは必要ないと言った。
未だオブライトを失った悲しみから泣き続けているレイリーにアレクは言った。
「泣くなよレイリー。レイリーは強くなるって決めたんだろ?父上やオブライトを心配させないように僕らがしっかりしなきゃ…」
デジルを倒し、秘石はなくなったが、世界に平和を取り戻す道のりはまだ始まったばかりだ。
「レイリー…これからもずっと二人で力を合わせて頑張ろうよ。」
「えっ?」
意外そうな顔をしたレイリーに、アレクはもしかして嫌なの?と慌てたが、レイリーは急に吹き出した。
途惑うアレクに、レイリーは
「だって…アレクったら、あんまり当たり前のこと言うんだもん。」
「あっ、そ、そっか…そうだよな。はははは…」
二人の笑い声が、城に響くのであった。
そして、そんな二人の様子をこっそり見ていた者が。レジーナだ。
「あーおもしろかったワ。さぁて…今度は何をして遊ぼうかしら?
とりあえず…王子さまがイイ男になったら、誘惑しにこよっと。」
遠き過去の願いは、永き時を隔て、多くの人々の勇気と二人の兄妹の努力によって叶えられた。
永遠の平和として…
226 :
ラストスタンドまとめ:2011/11/14(月) 00:51:23.15 ID:Pmn5wKlu0
以上でラストスタンド終了です。長レスお付き合いありがとうございました。
なお、短くまとめるとこうです。
主人公の王子様は外見10歳、実はウン百歳(もっとも精神的成長あんまりなし)。
お父さんが魔王を封印した際に呪いをかけられて妹と執事もろとも歳を取らなくなってしまいました。
長い時が過ぎ、平和を保証するはずの「クルゼの護り」が壊れて亜獣という魔物が暴れるようになったので
勇士達を組織し各地を平定しますが、その過程で妹は失踪した挙句敵に洗脳されるわ自分は闇の力に精神を
蝕まれるわといろいろ大変な目に。その原因が各地で見つかる「秘石」にあるようなので、
その謎を調べる過程で、実は秘石は執事が昔兄と共同研究で作った「人の精神を魔力に変える石」であり、
魔王というのは秘石が蓄えた邪念に飲み込まれた執事の兄の成れの果てだったことが判明。
長き時を経て鍛え上げた最強の精鋭部隊「ラストスタンド」により魔王を倒し、
執事は自ら犠牲となり秘石と魔王を消滅させ、主人公と妹は普通の人間に戻れました。
227 :
ラストスタンド追記:2011/11/14(月) 00:53:58.94 ID:Pmn5wKlu0
追記その1:
このゲームのストーリーをつらつら書きつれてまいりましたが、実のところ本当の主人公はアレクたちでは
ありません。本当の主役は百年以上にわたる長き戦いに関わった多くの勇士たちで、
彼らの紡ぐドラマはプレイヤーの数だけ存在するといっても過言ではありません。
最初期を支え、後進を見出し育てた者たち、
地道に経験を重ね、最後まで現役として戦い抜いたベテラン達、
そのベテランの背中を追いかけ、彼らを越えていった若き天才、
山の賑わいで入れてみたら、大化けした人(僧侶とかの後衛キャラに多い)
戦士としての夢に破れ、戦場の指揮官や新人スカウトとして名を成した者。
あるいは泣かず飛ばずで年老いていき、リストラされて忘れ去られた者。
そういった数々の成長と世代交代のドラマの積み重なった先に
「ラストスタンド」が魔王に立ち向かうクライマックスがあるのです。
(要するにこのゲーム、システムが単純な「サカつく」ファンタジー版と考えればおK)
追記その2:
このゲームのキャラクターデザインを担当し、他にもキャラ設定、シナリオアドバイザーなど大きく関わったのは
漫画家の大森葵先生ですが、このゲームの後私は大森先生の代表作「ソニックウィザード」
及び「ファントムウィザード」、更に後には現在連載中の「ソウルガジェット」を読む機会に恵まれました。
そして「闇の力に翻弄される悲運の兄妹(相思相愛)」って大森先生的には馬鹿一設定なんだなあ、
と思った次第であります。レイリーに萌えられた方は一読推奨。
おつかれー
いるってルート分岐あるけど、ラスボス変化の分岐条件がイマイチわからないのがね。
4パターンED×2ってエンド数だとは思うけど
「…いる!」のEDって「…死す」も含めて8パターンなの?
それとも「…死す」はゲームオーバー扱い?
最後まで行かない場合は全部ゲームオーバーじゃないかな
予約していたモンスターハンターポータブル3rd投下します。
昨日言った通り携帯からの投下なので、字数制限の関係から
無駄にレス数が多くなってしまうことと思います。
その他不備があるかもしれません、数回に分けて投下する予定なので
直せるところは直していきたいです。
あとは規制に引っ掛からないことを祈りつつ…
※はじめに
・基本的には、本作メインモンスターであるジンオウガ及び
集会所クエスト終盤に出現するとあるモンスターと関連したストーリーの記述です。
・主にゲーム中のムービー、登場人物のセリフ及びゲーム内で読める情報誌のテキストを
参照して書いていますが、筆者の主観が多分に混じっていると思われます。
特に主人公にはキャラクター性が一切ないため、主人公の思考として書かれている箇所は
ほぼ筆者の思考であることを念頭に置いてくだされば幸いです。
猫に似た種族・アイルーが手綱を取る荷車に乗って温泉郷ユクモ村に向かう主人公。
俄かに降り出した大雨に空を見上げると、禍々しい嵐雲の中に何かの影が…
とその時、突如として目の前に巨大な獣が立ちふさがり、荷車は荷物をぶちまけながら横転――
したかと思いきや持ちこたえてその場から遁走、荷車から放り出された主人公は獣の足元に。
獣は主人公を無視しているのか気付いていないのか、襲いかかってきそうな気配はない。
が、主人公の目の前では鋭い鉤爪のついた強靭な肢が地面を踏みしめ、
しなるように動く尻尾が青く光ってビリビリいったりしている。恐い。
咄嗟に自分のいる崖の下を見下ろすと、もの凄い勢いで爆走する荷車が。
主人公、荷車へと決死のダイブ。見事着地を決め、遠ざかってゆく獣に視線を移すと、
その狼にも似た獣は全身から雷光のような青い光を発し、
嵐雲たなびく虚空に向かい咆哮を上げていた――
*
無事ユクモ村に辿り着き、村の象徴である温泉で疲れを癒していると、
温泉で働くアイルーが「村長が呼んでいる」と言ってきた。
温泉のある建物(ハンターズギルドもこの中)を出て階段を降りると、
麓の縁台に花魁のような装束の若い女性が座っている。
彼女がユクモ村の村長で、主人公にハンターとしてこの村を守ってほしいのだという。
これまでは村を訪れたハンターに臨時でモンスター退治を依頼してきたらしいが、
最近になりそれだけでは対応しきれない事態が発生したため、
村専属のハンターとして主人公を呼び寄せたとのことだった。
主人公は、都合良く縁台のすぐ近くにある家(温泉やギルドと直通している。
よく考えると迷惑ではないか)やら、様々な素材を採取できる小さな農場やら、
装備やオトモアイルー(ハンターの狩りのサポートをする猫、もといアイルー)を
用意するための支度金やらを貰い、ハンターとしての生活を始めることになった。
(余談だが、一人用クエスト、いわゆる村クエの受付役であるこの女村長は、
ゲーム内ではいつも件の縁台に腰かけて主人公を待っている)
*
村長は赴任してきたばかりの主人公の実力を量ろうとしているらしく、
最初は簡単なクエストしか紹介してこず、いまユクモ村を襲っている
“物騒な事態”についても何も話してはくれない。
しかし実は主人公が村に到着したとき、主人公の家の前に何故か居る手練れらしき女性ハンターが
《ジンオウガ》という名前を教えてくれていた。
ジンオウガとは現在ユクモ村の村人や湯治客を襲って村を騒がせているモンスターであり、
ベテランのハンターですら歯の立たない比類なき強さから《無双の狩人》の異名で呼ばれ
畏怖されているという。
ユクモ村に来る途中の主人公が遭遇したのもそのジンオウガだった。
先輩女性ハンターは、ジンオウガに襲われて無事だった主人公
(実際のその場面を見ると、どうにも襲われたとは言いがたいのだが)を
『運の良い奴』だと言う。
「それとも、それだけの秘めたる力がキミの中にあったということかな?」
*
ユクモ村にほど近い、風光明媚な山河地帯(以下《渓流》と呼称)でクエストに勤しむ主人公。
あるとき『渓流にロイヤルハニーを採りに行ったら何者かの接近を感じたので逃げてきてしまった、
代わりにロイヤルハニーを集めに行ってほしい』という依頼が来る。
(ちなみにゲーム内では最初から受けられるクエスト)
一見何ということもない依頼なのだが、『ひょっとするとその何者かというのは、
いま村を騒がせているジンオウガなのでは?』と感じた主人公はwktkしながら…もとい、
緊張しながら夜の渓流へと赴く。そして、森の中で“何者か”と対面することに。
木にぶら下がる立派なハチの巣に向かいのそのそと歩く、青い毛を生やしたずんぐりと丸っこい体躯。
ハチの巣に飛びつき、前脚を腕のように器用に使ってハチミツを採り、
地べたに尻をつけて無防備に座り込みハチミツをむさぼり食うその姿は――
『ジンオウガじゃねーのかよ!』
…あのとき見たジンオウガとは似ても似つかぬ熊のようなモンスターだった。
っていうかどう見てもプーさ○です。本当にありがとうございました
そういえば、遠くココット村(初代モンスターハンター、モンスターハンターG及び
モンスターハンターポータブルの舞台)から湯治に来たという女性が、温泉に来る途中で
故郷では見かけない毛むくじゃらなモンスターに遭ったと言っていた。
そいつの名前は《アオアシラ》というらしい。このプ○さんがアオアシラなのだろうか?
とにかくも依頼達成のためにはハチの巣からロイヤルハニーを採取しなくてはならない。
○゜ーさんはメシ食ってるだけなので、こちらは一時撤退して
居なくなるまで放っといてから回収するもよし、
プー○んの無防備なケツに攻撃をブチ込み撃退してから回収するもよしである。
*
そんなこんなでクエストを終えて村長に会いにいくと、お願いがあると唐突に言われる。
「アオアシラはご存じかしら?」
…やはり、あのハチミツクマさんがアオアシラなのだそうだ。
アオアシラは近隣ではよく知られているモンスターなのだが、最近になって人里のごく近くに
出没することが多くなり村でも困っている、それを退治してもらいたい、という。
かくしてアオアシラ退治のため再び渓流に向かう主人公。
(※先ほどのクエストの目的はあくまでロイヤルハニーであり、アオアシラを倒す必要はない。
しかしアオアシラは最初に戦うことになる大型モンスターとしては歴代シリーズ中最も弱く、
シリーズ経験者ならまったくの初見でも大抵は倒してしまう。その場合、今回の村長の依頼に
「もう倒したじゃねーか」とぼやきながらクエストに向かう羽目になる)
今度は河原で魚ハンティングに精を出しているアオアシラ。
(どうでもいいことだが魚を食べるときは普通に四つん這いでがっついている。
やはりハチミツ捕食の際の座り込みポーズは狙っているとしかry
アオアシラを仕留め、村長に報告すると彼女は主人公の力量を認めたらしく、
より難易度の高い新たな依頼や狩り場を紹介してくれた。
今回はここまでです。
想定していたより少ないレス数で収まったのはいいんですが、
逆に字を詰めすぎて見づらくなってしまったような…
次回はもう少し考えてみます
引き続き行きまーす。
【七咲編登場人物】
・七咲 逢(ななさき あい)
水泳部・1年B組
水泳部所属。美也と仲良しで、水泳部部長の塚原先輩を尊敬している。
水泳に対して真摯でひたむきに打ち込んでいる真面目で一生懸命な後輩だが、
橘さん相手だと1年生とは思えない落ち着きとクールさ、捻くれた言動で翻弄してくる。
・七咲 郁夫(ななさき いくお)
七咲の弟・小学生
お姉ちゃん子で無口だが、橘さんに劣らぬ変態力を秘めたエリート候補。
クラスメイトの女子にイタズラをして言う事を聞かず、七咲を困らせている。
・塚原 響(つかはら ひびき)
水泳部部長・3年A組
クールな雰囲気と暖かな心を兼ね備えた水泳部部長。七咲が尊敬するのも頷ける素晴らしい女性。
先輩として、将来を期待される七咲のメンタル面にも気を遣っている様子が伺える。
そんな大人な彼女も水泳部の勧誘成功人数は堂々の1(始めから水泳部に入るつもりの七咲だけ)であり、
森島先輩にそれを突付かれると可愛い反応を見せたりする。
【デアイ→アコガレ→スキ→スキBEST】
《デアイ》
(黒猫を追いかけていたら、まさか黒い下着に出会うなんて…)
そんなモノローグ通り、校舎裏の非常階段に居た少女の黒い下着?を事故で覗いてしまう橘さん。
その少女…七咲逢には当然覗き扱いされ、橘さんの第一印象はとても情けないものとなってしまう。
その後多少は態度がマシになるものの、行く先々で橘さんと偶然出会い、冷徹なツッコミを入れてくる
七咲を生意気としか感じない橘さん。
だが美也が橘さんに仕掛けたイタズラのせいで盛大に吹き出す七咲の姿を見て
可愛いところもあるんだな…と思い直すのだった。
それをきっかけに徐々に七咲と話すようになる橘さんは、ある日会話が盛り上がった後、
よく出会う校舎裏で七咲が一体何をしているのかと訊いてみる。
すると七咲は質問をはぐらかし、挑発的な笑みで自身のスカートを捲り上げる。
「先輩…覗くよりもこっちの方がよく見えますよ」
視界に入ったのはいつかの黒い下着……ではなく、よく見ると競泳水着だった。
彼女は水泳部に所属していたのだ。
「先輩って結構単純なんですね。スカートの中を食い入るように見てたところ…結構可愛かったですよ」
そんな事を言いながらも、毎日の様に橘さんに会う事が待ち遠しくなっていた七咲だった。
今更ですが、ラストスタンド、乙です。
昔プレイしたけど、シミュレーション苦手だから、かなりの序盤で
軽く詰みました。
最初からやり直そうと思ったら、父が本体ごと持っていってしまって
諦めてました。ありがとうございます。
アマガミの執筆途中に割り込みますが、「ゴン太のおきらく大冒険」を
書きますね。
《アコガレ》
ふとしたきっかけで塚原先輩と話し込む橘さん。七咲は水泳部期待の新人だという。
そんな七咲が泳いでいる姿をぜひ見たい!とプールに突入しようとするが、あえなく失敗。
しかし水泳部の男子が足を挫いている所を助け、先輩らしく七咲に自分の得意な数学を教えてあげるなど
その気無くいい所を見せてゆく。
そんなある日、悩んでいる様子の七咲に話を聞くと、弟が甘える割に言う事を聞かず困っているという。
一緒に理由を考えていると、ひょんなことから2人が同じ小学校出身だという事が判明する。
しかし校庭にある大型遊具のモチーフがタコ(七咲)かイカ(橘)かで意見が分かれ、真相を確かめるために
夜の小学校で直接確認する事になるのだった。
当日、自信満々の橘さん。果たしてその遊具はタコだった。足の数が8本なのだ。
悔しがりながらも潔く負けを認める橘さんだがただでは起きず、七咲の悩みの答えを見つける。
弟は構って欲しい、甘えたい、そういう年頃なのだ。ただ受け止めてあげればいい、と橘さんは教えようとする。
しかしその最中、突然野犬が2人に吠え掛かってくる。七咲を避難させ果敢に野犬を撃退すると、
竦んだ七咲は震え、抱きついてくる。
七咲の身体が思っていたよりもずっと小さな「女の子」である事に驚く橘さん。
「さっきの先輩、すごくカッコよかった…臆病なんて言って、すいませんでした」
出来る事ならこのままずっと……と考えるようにもなっていた。
《スキ》
夢にまで橘さんが出てくるようになっていた七咲。
それまで目を反らしていた自分の気持ちに、確信を持つようになる。
しかし橘さんは橘さんである。相変わらず鈍感にも程がある上に
年上の美人と見れば激しく自己アピールをする。そんな彼が気になるあまり、
七咲は今までずっと打ち込んでいた水泳にあまり集中できなくなり、大会の選考に漏れてしまう。
塚原先輩は橘さんに相談するものの、両者ともさっぱり原因が掴めない。
心配になった橘さんは直接問いかけるが、まだ来年だってあるのだから地道に頑張る、という
前向きな態度の七咲に一旦は安心する。
しかし直後の放課後、七咲と一緒に帰ろうと部活終わりの出待ちをしていた橘さんは
彼女の姿が見えないことに気付く。まさか、と屋内プールに駆け込むと彼女は独り涙ぐんでいた。
吹っ切れた訳ではなく、やはり無理をしていたのだ。
見られたくなかった姿を見られてしまい、水中に逃げ込んだ七咲を追うため、
橘さんは制服のまま飛び込み、その小さな身体を抱きとめもっと楽をしてもいい、休んでいいんだと諭す。
橘さんの言葉で七咲は心を氷解させ、互いの唇を触れ合わせる。
そしてクリスマスイブ。
七咲の先導で行き先も告げられないまま山奥に連れてこられた橘さん。
途中のアクシデントで迷いかけたりしたものの、ようやく辿り着いた先は秘湯だった。
開発もされていない場所である。七咲と2人きり、タオルこそ身にまとっているものの
ほぼ生まれたままの姿でぎこちなく話し合う。やがて意を決した七咲は橘さんに告白した。
溢れてくる程に、隠し切れないぐらいに橘さんの事を好きになってしまった。もう抑える事が出来ない。
そんな七咲に橘さんは「僕も好きだ」と返す。
想いの通じた七咲は、巻いていたバスタオルを落とす勢いで橘さんに抱きついていた。
花火がドーーーーン!
エアコンの無い部屋で『恥ずかしいから』と暑い中窓を閉め切ってナニゴトかしていた2人は
外の涼風を浴びながら花火を見物し「これからもよろしくお願いします」と七咲は思うのでした。
めでたしめでたし。
「ほねっこ」等のペットのおやつのCMで有名になった「ゴン太」を、2000年にゲームボーイカラーの
ゲーム化したものです。
ちなみに会話はほとんど関西弁、犬も普通に喋ります。
【登場犬紹介】
・ゴン太……お気楽がモットーの主人公。犬種はラブラドールレトリーバー。
・子ゴン太……ゴン太の息子。わんぱく。ゴールデンレトリーバー。
・ゴン太ママ……ゴン太の奥さん。実は田園調布出身のお嬢様という設定あり。ゴールデンレトリーバー。
・ブラッキー……ゴン太の幼なじみのドーベルマン。プライドが高く、何故かゴン太にライバル心を持っている。本作ではミニゲーム以外ほとんど登場しない。
・パティ……近所に住む、子ゴン太の友達。好き嫌いはないらしく、なんでも食べる。ブルテリアの子犬。
【あらすじ】
ある日の事。子ゴン太は「大事な絵日記が盗まれた」とゴン太に言ってきました。
泣いている子ゴン太の話を、「絵日記の一つがなくなっただけで……」という感じで聞いていましたが、
どうやらその絵日記にはゴン太を含めた皆の秘密が書いてあったらしいのです。
そりゃえらいこっちゃと、ゴン太は息子の絵日記を探す冒険(町内限定)に出かけました。
「さあ、いっちょきばるでー!」
絵日記はバラバラになっているので、イベントをこなして見つけていきます。
中にはイベントで入手した道具が必要になる事もあります。
(イベントの一例)
・ブラッキーと将棋で対戦。的確に駒をさすブラッキーに対して、初心者のゴン太は絶体絶命。
ヤケになったゴン太は適当な所に駒を移動させると、ブラッキーは「参りました」と一言。
・銭湯の経営者(人間)が「温泉の素」を無くして困っていたので、見つけて返すと、
お礼で料金が一回無料になった。ゴン太はさっそく一家で入浴する。
・悪質な兄さんに捕まった犬達を助けるために、兄さんの好物である「サバ味噌」を、
腐った状態でプレゼント(と言うより相手が強奪)する。腹を壊してトイレへ駆け込んだ隙に、
ゴン太は犬達を鍵を使って救出。
町内を駆け回って、ようやく絵日記のページを全て揃えました。しかし誰が盗んだのでしょう?
ゴン太が自宅に帰ると廊下の奥から、ゴン太のご主人(人間)の叫び声が。
何事かとゴン太が見に行くと、スリッパをくわえたパティとすれ違いました。
そして奥では、パティに履いていたスリッパを盗られて転倒した、ご主人が気絶していました。
この様子から察するに、どうやら絵日記を盗んだ犯人はパティのようです。
パティが盗んだって事、内緒にしておこう。そうゴン太が思っていると、
出かけていたゴン太ママ&子ゴン太が帰宅しました。
廊下でご主人が気絶しているので、何も知らない二匹はびっくり。
「まさか強盗!? 早く警察に連絡!」
「いや、違うねん!! 言えへんけど、これにはふかーいワケが……」
ゴン太のお気楽な日常が戻るには、もう少し時間がかかりそうです。
(終わり)
子ゴン太が言っていた「絵日記に書いた秘密」についてですが、「パティは好き嫌いが無いので、
パパの嫌いなサバ味噌も食べます」といったレベルの秘密になってます。
以上で終了です。
【シリアイ→ナカヨシ→ナカヨシEND】
《シリアイ》
ゲーセンで格ゲーをしていた橘さん。弱い乱入者に連コされフルボッコにしていると、
なんと乱入者は七咲の弟、郁夫だった。姉にはその事は黙っておいてやるから、と男の友情を育む。
ふとした事から七咲と弁当を交換し合う事になった橘さん。仲良く校舎裏で昼休みを過ごすが、
それを誰かに見られ1年生の間で噂になってしまう。梅原に本当の所を探られるが……。
【ルート1】
付きまとわれて困ってるんだと適当な事を言ってしまう。案の定その話を七咲に聞かれ
こっ酷くやり返されてしまうのだった。謝り倒しなんとか許して貰うものの、
代わりに七咲は、自分を気にかけてくれているのはどう思っているからなのかと尋ねてくる。
「僕は胸の大きい子が好きなんだ(キリッ」
スマートな体形の七咲に冗談が通じる事は無く、その後胸を気にしている様な話を美也から聞いてしまう。
七咲に謝るため、素直な気持ちを伝える為、会うのを避ける七咲に確実に会おうとする橘さんは
部活中の屋内プールに突入し、わざと発見され他の水泳部員や七咲が見ている中、大声で謝罪する。
「決して大きいとは言えなくても毎日の部活で鍛えられた胸筋に内側から押し上げられ……
外側からは抵抗をなくすために開発された競泳水着によって圧迫されている胸
僕は、その火薬の様に爆発しそうな程のエネルギーを蓄えた感じが見たくて
ついつい覗きに来てしまったんです!本当にすみませんでした!」(原文ママ)
「相変わらず口数の多い変態ですね。本当に何を考えているんですか?」
七咲はなんとか許してくれ、安堵する橘さんであった。
【ルート2】
生意気だけど面白い奴だよ、と素直な感想を言い上手くやりすごす。
その後、郁夫が女子にイタズラする事に悩んでいるという相談を七咲から受ける。
放課後、2人で郁夫を見つけ出し、理由を聞きだすと、
郁夫は好きな女の子についちょっかいを掛けてしまっていたらしい。
橘さんの機転で説得にはなんとか成功する。
他にも消しゴムを舐めたり他の女子の手のひらを舐めたりと奇行をしているようだが…。
ともかく一番悩んでいた事に関しては解決すると、七咲はさりげなく橘さんの七咲への気持ちを伺ってきた。
「1年にしては大人びてるかな」と橘さんが素直に答えると、七咲は頬を染め照れ臭げになるのだった。
その後、フラれて元気を無くした郁夫にプレゼントを選ぶなどして、2人は距離を近づけて行く。
《ナカヨシ》
ある日、美也に連れられて七咲が橘家にやってくる。美也の魂胆は橘さん所蔵のお宝本を
七咲に見せるという恐ろしいものだった。お宝という部分でうまく誤魔化し、押入れにしまってあった
初代ガソガルの玩具を宝物の一つとして七咲にプレゼントする。郁夫向けだ。
そんな橘さんを「不器用で優柔不断だけど行動力があって優しくて…でもちょっと頼りないかな」
と思っていた七咲。
しかしある日子猫が食堂の屋根に昇ってしまい降りられなくなっている騒ぎがあり、
同級生の男子などがどうしようも出来ないで居る中、魔法のように子猫を助け出す橘さんの姿に
先輩らしさ、年上ならではの信頼感を覚え見直すのだった。
そしてクリスマスイブ、創設祭。
七咲に水泳部の出すおでん屋台の手伝いを頼まれていた橘さんは、男手として張り切りつつ
七咲と2人で屋台を切り盛りする。茶道部の夕月・飛羽先輩の襲来や子供達の喧嘩を切り抜け、やがて完売。
塚原先輩の計らいで、2人きりの自由時間を得られた。
校舎の屋上に登り、校庭のクリスマスツリーを見下ろしながらおでんを食べるという
不思議な状況に笑い合いながら、次第にいい感じになる2人。
ふと、橘さんは自分の「七咲とずっと一緒に居たい」という気持ちに気付き、告白をする。
「もっとしっかりしてくれたら考えてもいいです」などと冗談を言いながらも、
七咲は私も橘さんが大好きだと言い、2人は口付けを交わす。
「僕さ、七咲と一緒に行きたい所がたくさんあるんだよ」
「クスッ、私も…です」
続いて梨穂子編行きます。
>>239 ゴン太乙です。そういえばそのソフト死蔵してた気がする…発掘してみようかな
【梨穂子編登場人物】
・桜井 梨穂子(さくらい りほこ)
幼馴染・2年B組
ぽっちゃりした体形の幼稚園からの幼馴染で、性格は相当なマイペース。
食欲は豊富もいいところで、橘さん曰く「いつも何か食べてる」
ずっと前から橘さんの事が大好き。しかし一歩を踏み出せず少しずつ距離が離れつつある。
適当に思いついた歌を知らず知らず歌っている癖がある。
・伊藤 香苗(いとう かなえ)
梨穂子の親友・2年B組
こざっぱりした性格で梨穂子のツッコミ役。梨穂子が橘さんの事を大好きなのを知っていて、
梅原とタッグを組んで奔走する。彼女もまた片思いの相手が居るようだが、さっぱり気付いてくれないという。
(状況証拠から相手は梅原と判断出来なくもないのだが、はっきりとすることはない)
・夕月 琉璃子(ゆづき るりこ)
・飛羽 愛歌(ひば まなか)
茶道部の先輩・3年A組
デンジャラス&ホラーな梨穂子の先輩達。先輩らしい事も言うが大概は自由に暴走している。
夕月先輩が部長、飛羽先輩が副部長。
【デアイ→アコガレ→スキ→スキBEST】
《デアイ》
昼休みの気だるい時間、橘さんはベンチで日向ぼっこでもしようと生垣を乗り越えると
何やら柔らかい感触を脚に感じる。「うっ…が〜〜〜〜っ!」と飛び起きたのは
幼馴染の梨穂子だった。彼女のお腹を踏んづけてしまったのだ。他の女子なら
謝るどころでは済まなかった…と安堵する橘さんである。
そんな調子が通常営業の2人は傍から見れば似た者夫婦だと香苗さんや梅原に茶化されてしまう。
梨穂子の茶道部の先輩、飛羽・夕月の両名に茶道部室に拉致されたことで
気軽に部室に寄るようになった橘さんは、少しずつ梨穂子と一緒に居る時間が長くなる。
下校中に一緒に買い物をした時には「まるでデートだね〜」と嬉しそうにする梨穂子。
一方橘さんは、梨穂子と居ると気楽でいいな…と、恋愛対象から外して見てしまっていた。
《アコガレ》
梅原に、自分が梨穂子と付き合っているという噂がある事を聞かされる橘さん。
しかし幼馴染相手に今更恋愛対象になんかならないと噂を一蹴してしまう。
そんなある日、橘さんは女子の集団に後者裏へと呼び出される。彼女達は橘さんが覗きをしていたというのだ。
否定しようにも女子集団は勝手に話を進め、いつのまにか完全に犯人にされていた。
絶体絶命のピンチの中、梨穂子が現れる。彼女は橘さんを信じ、冷静に無罪を証明した上に
女子集団とも仲良くなってしまうという離れ業を見せた。
そんな状況に、橘さんは小学生の頃も似たような事があったのを思い出していた。
その時も梨穂子は、梨穂子だけが橘さんを信じてくれた。
「えへへ、困ったことがあっても大丈夫。私が守ってあげるから」
彼女という存在の大切さが身に染みる橘さんだった。
しかしそんな事があっても梨穂子のどこが異性としていいのか解らないなどとのたまう橘さん。
いつ見ても何か食べている子なんかどこが可愛いんだ…という彼に、梅原は
それだけいつも橘さんは梨穂子の事を見ているんだろう、と思い知らせる。
そこまで言われても、橘さんは気持ちの整理がつかず一歩が踏み出せない。
痺れを切らせた梅原と香苗は彼名義のラブレターを梨穂子に出してしまう。
勝手に出されたものとはいえ、待っているだろう梨穂子を放っておくわけにはいかない橘さんは、
待ち合わせ場所へと向かう。だが梨穂子はそれが梅原と香苗のイタズラだと見破ってしまっていた。
「(ラブレターが)…イタズラじゃなかったらいいのに…って」
残念そうに言う梨穂子を見て、橘さんは自分の気持ちがはっきりとした訳では無いけれど
梨穂子との関係を一歩進めよう、と宣言する。「遊びに行く」から「デートに行く」というように。
自分の気持ちがわずかでも一方通行で無くなった事に感極まって、
がまん出来なくなった梨穂子は勢いでキスしてしまうのだった。
《スキ》
「ただの幼馴染」から脱した2人は周りが見えない初々しいバカップルと化す。
それに当てられ大荒れした夕月先輩。橘さんが「先輩だって美人ですよ」とフォローしたせいで、
梨穂子が盛大にヤキモチを焼いてしまう。逃げる梨穂子を追いかける橘さん。
体育倉庫まで追い詰め、問いただすと
「だって、るっこ先輩に、あんなこと言うから私…」
・梨穂子はかわいいなあ! ・梨穂子はかわいいなあ!! ・梨穂子はかわいいなあ!!!
選択の体を為さない選択肢を出現させる橘さんであった。
無事に仲直りした2人だが、今度は夕暮れの屋内プールで一人補習を受けていた梨穂子が
チャラ男にナンパされてしまう。橘さんをダシにするチャラ男だったが、
「あんたなんかに純一の良いとこは一生わかんないよ!!」
と梨穂子は橘さんが見たこともないような激怒をする。
しかしチャラ男は怒鳴り散らし、梨穂子は窮地に立たされる。
「梨穂子は、僕の彼女だ!梨穂子に手を出すな!」
勇気を出し、梨穂子を救う橘さん。助けてくれると信じていた梨穂子は、
その通りになった事に笑みが止まらないのであった。
そしてクリスマスイブ。2人ともデート前に仮眠を取りどちらも遅刻するという似た者夫婦振りを
発揮しつつ、一通り繁華街を周った後に家族の出払った橘さんの家で2人きりのパーティーをする。
いい雰囲気になり、キスをし、それ以上を…というところで残念ながら美也が帰ってきてしまう。
ツイスターゲームで梨穂子の身体の感触を味わった後、梨穂子を家に送る最中、
彼女は「サンタは願い事を叶えてくれる」と子供の頃に間違って思い込んでしまっていた事を話す。
サンタが居ないのは当然わかっているが、願い事が叶って皆が幸せでいる…そんな日が1日ぐらいあっても
いいと思う、と梨穂子。そして、彼女には今でも秘密で毎年の様に願っている事があった。
ずっと想い続けている人と結ばれる…そんなお願いだ。
「想い人」の名前を言おうとした梨穂子だが、橘さんに遮られてしまう。
「…これ以上梨穂子に甘えるわけにはいかないよ」
決意する橘さん。それを自分じゃダメなんだ…ととんでもない解釈をする梨穂子を諌めながら、
自分の想いと、一番大切な「好きだ」という言葉を伝える。
「メリークリスマス純一…えへへ…サンタさんへのお願い…かなっちゃった」
大学に進学した2人。橘さんは梨穂子にシュークリームを買ってくる。
「シュークリームは女の子にプロポーズする時に渡すお菓子」
それはいつか、夕月先輩の教えてくれたとんでもない大嘘だ。しかし橘さんは現実に変えてしまった。
シュークリームに指輪を添えて。
【(デアイ→)シリアイ→ナカヨシ→ナカヨシEND】
《シリアイ》
梅原や香苗に茶化されつつの甘め甘めな日常が続く中、
ある日梨穂子がラブレターを受け取り、告白されてしまう。
何故かその返答を相談してくる梨穂子に「付き合わない方がいい」と答える橘さん。
嬉しそうになる梨穂子だが、何と返事は告白された時にもう断ってしまっていたという。
橘さんは咎めるより先に、ほっとしてしまうのだった。
《ナカヨシ》
ある日梨穂子と一緒に茶道部室を訪れた橘さんは、珍しく夕月先輩しか居ない光景に遭遇する。
飛羽先輩は進路関係で来ていないのだという。
先輩達がずっと学校に居座るような存在では無い事に気付かされ、同時に
本来は2年への部長引継ぎはとうに終わっている筈の時期である事も思い出す。
それを訊くと、もっとしっかりしないと梨穂子に茶道部は任せられない、と冗談めいて言う夕月先輩。
橘さんはその理屈に納得してしまうのだった。
茶道部OGが主催のお茶会に梨穂子と誘われた橘さん。梨穂子のナビで開場に向かうものの、
道に迷ってしまい辿りついた頃には会は終わってしまっていた。
落ち込む梨穂子。しかし夕月・飛羽先輩のフォローや橘さんの言葉に励まされる。
付き合ってくれたお礼に、と梨穂子は橘さんの頬にキスするのだった。
そしてクリスマス、創設祭。
茶道部のイベント準備の為に祭の前から中々会う時間が持てない中、
創設祭を回ろうと約束していた2人。しかし当日、再び先輩達に梨穂子が奪われてしまう。
橘さんは梨穂子を人質に取られ、茶道部のイベントを手伝わされる。
ようやくそれが終了し、2人は色々と回った後、茶道部室裏手の庭園で
いい感じになるものの、梨穂子は寂しい、と溢す。
夕月・飛羽先輩は間もなく卒業してしまう。そうなれば茶道部は掛け持ち部員を除けば
梨穂子一人きりなのだ。今はすぐ傍に橘さんが居る。しかし……。
そんな梨穂子に、橘さんは「大丈夫だよ」と声をかけた。そして今日1日の事を感謝する。
「梨穂子と一緒に居ると、楽しいよ」
「茶道部に入部すれば一緒にいる時間も増えるんじゃないかな〜……なんて」
冗談のつもりの梨穂子だが、橘さんは本気で入部するという。
梨穂子と一緒に居れば、楽しいのだから。
抱き合いながら、メリークリスマス、と言う2人だった。
新学期、茶道部は部員不足で早速廃部の危機を迎えていた。
卒業した夕月・飛羽先輩に夫婦だのと茶化されながらも部長としてやっていく梨穂子。
「いつだってどこだって…純一さえ居てくれれば…。頼りない部長だけど、これからもよろしくね」
続きます。
次で恐らく最終回、絢辻詞編と隠しルート1・2編です。
絢辻編は一番ストーリーらしいストーリーがある為、他ヒロインよりも若干長くなります。
乙乙
逢の弟の変態ぶり吹いた、橘さん以上じゃないか・・?w
橘さんの変態紳士的エピソードも教えてほしい
251 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/15(火) 16:42:16.45 ID:MbTpcoLK0
乙。アマガミやっぱいいわあ
252 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/15(火) 17:02:34.41 ID:MbTpcoLK0
ところで、「・・・いる!」をリクエストさせていただいたのですが、
自分も何かこのスレに貢献したいと思い、絶体絶命都市2のまだ出てきてない章(柘植編と速水編)
を書きたいのですが、書いてもよろしいでしょうか?
254 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/15(火) 20:10:44.86 ID:MbTpcoLK0
>>252 自分は読みたい。良かったら書いていただけると嬉しいです
ありゃ、リロってなかった
遅かったかなー
257 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/15(火) 22:06:06.73 ID:kuDEITDi0
どなたかPSOep4おねげーします
258 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/15(火) 22:28:35.54 ID:CFLAPunK0
>>255 分かりました。今日か明日にでも書きたいと思います。
ラストスタンドとゴン太のおきらく大冒険読みました、乙です
こういう古い携帯ハードゲームって時々面白いのあるから中古屋で漁っちゃうね
すみません、今頃気づきました。
ブラッキーが登場するのはミニゲームではなく、イベントです。
大変申し訳ございません。
261 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/16(水) 00:52:46.16 ID:/3NKQaYn0
タオルケットをもう一度〜Fury〜をお願いします
書き手の皆さん乙でした。
Fate/ unlimited codes(PS2版・portable どちらでも構いません)
をお願いします。
263 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/16(水) 17:14:38.80 ID:4BZTCvfO0
やはり絶体絶命都市2で柘植編と速水編だけ揃っていないってのは、
何か気になるんで今から書かせていただきます。とりあえず柘植編だけでも
264 :
絶体絶命都市2 柘植編:2011/11/16(水) 17:35:22.56 ID:4BZTCvfO0
主な登場人物
柘植明 36歳のタクシー運転手
本多涼子 週刊報都の女性編集者。
根岸俊介 本多涼子と何か関係がある黒服の男。
一日目
タクシー運転手の柘植明はコンビニで雑誌を読んで暇つぶしをしていた。
そんな時に工事作業員風の男がタクシーに乗せてほしいと言ってきたのでその男を乗せた。
男は韮沢区の地下パーティ会場まで乗せてほしいと柘植に頼み柘植はそこまでタクシーで乗せていった。
韮沢区パーティ会場入口まで乗せていった柘植に今度は女の客(本多涼子)が乗り込んできた。
本多は金を持っておらず後払い、という事でレジデンス市ノ谷というマンションに成り行きで向かうこととなる。
道中の韮沢署近辺で事故が発生。本多が興味本位でその事故を見に行ってしまった為、待たされることとなる。
焦れた柘植は本多を呼びに行き、今度こそレジデンス市ノ谷へ向かう。
(もし佐伯編でガス爆発を起こしていた場合には警察署の倒壊に巻き込まれてしまう)
何とか目的地に着いたものの柘植のタクシーはパンク。動けなくなり本多は柘植にタイヤを探すよう指示しどこかへ行ってしまう。
地下駐車場でタイヤを手に入れた柘植はタクシーのタイヤを取り換えた。
時を見計らったように本多が戻ってきて根岸という男とも接触する。
そして根岸と別れた後、本多は今度は新富製薬という製薬会社に向かうよう指示。
新富製薬研究棟に無断侵入した本多は柘植に荷物持ちとして一緒についてくるよう指示する。
一番奥の部屋まで調べた根岸と柘植。本多から資料を渡され先に退室した柘植。
しかしその時、本多の残っていた部屋にオートロックがかかってしまい、閉じ込められてしまう。
更に運の悪い事に本多の閉じ込められた部屋に鉄砲水が襲いかかり浸水し始めていった。
本多は柘植に、根岸という男ならロックを解除できると根岸の捜索を依頼する。
265 :
絶体絶命都市2 柘植編:2011/11/16(水) 17:50:53.90 ID:4BZTCvfO0
二日目
根岸と前に会った場所、レジデンス市ノ谷の辺りで再会した根岸と柘植。
柘植は根岸に、本多を助けるよう頼み込むが根岸はその前に奥富ダムへ向かうよう指示する。
それより先に本多救出を優先してほしいと頼み込む柘植に根岸は鉄砲をつきつけ、奥富ダムへ向かうよう強要した。
(余談だがこの時、根岸は佐伯家の家からオルゴールを回収していた)
奥富ダムに着いた柘植と根岸。根岸は先にどこかへ行ってしまう。
柘植はタクシーのガソリンが無くなった事に気付きダムでガソリンタンクを探す。
ガソリンを確保した柘植を今度はダムの崩壊が巻き込んできた。
何とかタクシーまで戻った柘植。根岸も戻って来て今度こそ新富製薬研究棟へ向かうのだった。
(余談だがこの時、根岸は主人公の一人・佐伯優子{正規ルート通り進んでいたら}と接触を図っていた。)
新富製薬研究棟まで根岸を連れてきた。根岸はロックを解除させるも水圧の為にドアが開かなかった。
柘植は、排水溝の栓は無いのかと聞き根岸はどこかにあると言う。柘植はそれを見つけ本多の部屋の水を抜く事に成功する。
本多涼子を背負い、根岸と共にタクシーに戻る。
タクシーに戻った後、新富製薬敷地内が崩壊し始め、柘植のアッと驚くドライブテクニックで何とか脱出する。
最後の目的地・富阪駅に着いたタクシー。根岸は柘植と挨拶をして別れていった(この時、根岸の後を追う男らしき人物が確認できる。その後の根岸については須藤編もしくは篠原編2で)
本多も別れようとするが、柘植はタクシー代を勿論、請求。
本多は驚きながらも、自分の勤める近くにある報都新聞ビルになら誰かいるかも、と言う。
柘植は本多に連れられビル内へ。そこでは前作の主人公で本多の先輩・須藤真幸が残って仕事をしていた。
本多は須藤に田辺知事が怪しい事を伝えるも須藤は証拠が無いと受け流すだけだった。
やりとりが終わり柘植は本多にタクシー代を請求。本多は須藤にタクシー代を払ってほしい、と頼み込む。
何とかタクシー代を手にした柘植はやっと富坂市を脱出しようとするが、それを本多が呼びとめる。
本多は金は無いが、自分も乗せていってほしいと頼み柘植は本多を乗せ、富坂市を脱出した(ちなみにどの選択肢を選んでも本多と共に脱出することとなる)。
266 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/16(水) 17:52:37.62 ID:4BZTCvfO0
以上で絶体絶命都市2 柘植編は終わりです。
災害から逃げるゲームなのに、柘植編は一番、楽しめました。本多と柘植のコンビが笑えて。
文章力の無い文章ですみませんでした。速水編は希望があれば書こうかな、と思います。
267 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/16(水) 17:55:32.72 ID:4BZTCvfO0
ちなみに、柘植編のED分岐は佐伯編でガス爆発を起こしていて韮沢署の敷地から
脱出した後に駐車場に戻りタクシーに乗ろうとすると、救助隊員の男に話しかけられます。
その男に自分一人しかいない、と答えたら救助隊員の男に連れられ脱出します。
つまり本多&タクシー見捨てEDです。
あれ、女子高生と変態教師轢き逃げは?
終盤戦です。
【絢辻編登場人物】
・絢辻 詞(あやつじ つかさ)
クラス委員/創設祭実行委員長・2年A組
容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能・品行方正という非の打ち所の無い美少女クラスメイト。
しかしそれは偽りの仮面であり、裏では自分の行動も友好関係も全て打算で目標の為だけだと言ってはばからない、
人を信用などしない勝気で荒んだ性格をしている。原因は家族にあるらしい。
打算では動かないお人好しの橘さんと出会い、変化が訪れる。
一人称は表の顔では「私」裏では「あたし」となる。時々「わたし」と言う時もあるようだが…
・絢辻 縁(あやつじ ゆかり)
詞の姉・大学生
一見、誰からも愛される様な雰囲気を纏ったおっとり美人。
絢辻さんは姉を好きではない様子だが。
・黒沢 典子(くろさわ のりこ)
実行委員副委員長/市会議員の娘・2年B組
ナカヨシルートにて登場する少女。彼女が姿を見せて以降、創設祭の準備に不穏な空気が漂う。
薫ナカヨシルートで薫と橘さんがベストカップルコンテストの会場を崩壊させた原因になった、
文句をつけてきた女子生徒。両者に共通している状況は…。
【デアイ→アコガレ→スキ→スキBEST】
《デアイ》
進路相談の書類を提出し忘れていた事に気付いた橘さん。こんな時には、とクラス委員の絢辻さんに
頼み込む。快く引き受けてくれた彼女はすぐに記入漏れにも気付いて教えてくれた。
こんなに可愛くて人気があってしっかりしてる完璧な人なんて、絢辻さんの他に見たことが無いと思う橘さん。
自販機で飲み物を選んでいると、どこかから飛んできた空き缶が橘さんの頭に直撃し、
「偶然」通りすがったらしい絢辻さんに心配される。
しかし投げた人当人では無くポイ捨てという行為に怒る橘さんに、絢辻さんは興味深げに笑うのだった。
「……おだいじに」
少しずつ絢辻さんと会話をするようになってきたある日、帰り道で絢辻さんと見知らぬ女性が
歩いているのを見かける橘さん。声をかけると、その女性は姉の縁さんだという。
絢辻さんは挨拶も早々、姉を連れ気まずそうに去って行くが、橘さんは縁さんの美貌に見惚れてしまう。
クラス委員と実行委員の仕事が重なり遅くまで残っている絢辻さん。
見かねた橘さんが手伝うのを申し出ると遠慮がちながらも受け入れてくれ、
翌日にはそのお礼として自分も少しだけ手を加えたというお弁当を持ってきてくれるのだった。
《アコガレ》
独り部屋で勉強する絢辻さん。自分とは大きく違う価値観を持っているらしい「お人好し」の橘さんを
「も・し・か・し・て……詞、お気に入り?」という独り言をごちるぐらいには気になっていた
しかし、ゆっくりとした近付き方だった2人の関係は大きな転機を迎える。
絢辻さんの落とした手帳を拾った橘さんは中途半端な態度と不用意な一言で、中身を見たと勘違いされてしまう。
「あははははっ、もう何も言っても遅いわよ。酷いことになるの…わかる?」
裏の顔を晒され、ネクタイを締め上げられる橘さんだが、胸が当たってる事ばかりが気になるのだった。
その後場所を変え中身は別に見ていないと誤解こそとけるものの、今更晒したものを取り返せるはずも無い。
「絢辻さんって…普段は猫を被ってたりするのかなぁ〜って」
「……っ!だ、だから何!猫かぶってちゃ悪いの?あたしが誰かに迷惑をかけたとでも?」
わかりやすい反応をする絢辻さんだが、全く一筋縄ではいかない様子になってしまい困惑する橘さんだった。
「こ、この事は誰にも言いません。絢辻さんは…絢辻さんは…裏表の無い素敵な人です…」
2人きりの時には裏の顔で接するようになった絢辻さん。平気で橘さんの事を罵ってくる。
自分で「あたしだったら絶対近寄らないしね。そんな裏表のある人」とまで評する裏の顔相手でも
普通に接してくる橘さんを変人と思いながらも惹かれていることを自覚する。
橘さんの存在が危なっかしく、またそんな彼が傍に居る事そのものを失いたくないと思うようになり、
しかし橘さんの様に素直に考える事が出来ず、理屈を捏ねた末に
「橘君をあたしのものにします。管理します」
「あなたの居る日常が欲しい。でもあなたとあたしの間には何も無い。だから…あたしをあげる」
などという契約関係を求めてしまうのだった。それを已む無く受け容れ契約のキスを交わす橘さんだが、
『一緒にいると楽しい』という理由だけで十分な筈だと絢辻さんに言葉を掛ける。
そんな橘さんが傍に居る事を噛み締め、
今まで拠り所にもなっていた、人には言えない事が山程書かれた手帳を燃やす絢辻さん。
橘さんにはその様子がどこか怖くさえ見えていたが、彼女の傍に居たい気持ちは本物だった。
《スキ》
創設祭で飾られる大きなクリスマスツリーの装飾が遅れている事を口実に
市の側がやや強引に、生徒側が行うはずだった企画を奪おうとする事態が発生する。
生徒にもその噂が広まり、絢辻さんの事が気に入らないクラスメイトの女子が
それを槍玉に絢辻さんを糾弾するという構図が出来上がってしまう。
止めようとする橘さん。しかし絢辻さんとの仲が密かに噂されていた為に逆効果で、
2人の関係までが揶揄された結果、絢辻さんはとうとうクラスメイト達の眼前で裏の顔を晒し
糾弾してきた女子を徹底的に反論の余地無く扱き下ろしてしまうのだった。
今までと余りにも違う絢辻さんを目の当たりにしたクラスメイトは彼女を孤立させる。
ツリーの件は絢辻さんの裏での大立ち回りにより、彼女の委員長解任と引き換えに
生徒主導という元の形で決着がついたものの、仕事が無くなったせいで独りという状況が
余計に浮き彫りになってしまっていた。
しばらく様子を伺っていたものの、相変わらず独りで、それでちょうど良いなどと言う絢辻さんに
橘さんはどうして独りで平気だなどと寂しい事を言うのかどうしてもわからない、と尋ねる。
両親は姉ばかり構い、愛してくれない、大嫌いな家族に囲まれて育ってしまった。
一刻も早く社会に認めてもらい、自分の居場所を作る。その目標が自分の全てだという絢辻さん。
「絢辻?そっか…あれ?だったら…わたしは、だぁれ?」「あ、絢辻さんっ?」
何かがおかしい絢辻さんだが、もう大丈夫という言葉にその日は関わるのをあきらめる。
しかし翌日、眠れず体調を悪くしている絢辻さんに橘さんは心配するつもりで
「それで本当にいいの?僕には何だか辛そうに見えるよ」
と言葉を掛ける。しかし彼女にはそれが今の自分全てを否定するものと捉えられてしまう。
頬を思い切り張られた橘さんは逃げる彼女をなんとか捕まえ、
目標も大事だろうが、絢辻さんは絢辻さんなのだから自分が無いなんて、ずっと独りなどと言うのは
止めて欲しいと伝える。自信無さげになる絢辻さんだが、
橘さんの「僕が一緒にいるから」という言葉に、彼の背中を借りて涙を流すのだった。
落ち着いた絢辻さんはふと思い出したように、うさぎとかめの話を語り始める。
皆に愛される可愛らしいうさぎさんと、それを羨むかめさん。話は筋書き通りに進むが、
頑張って頑張ってうさぎさんを抜いてゴールしたかめさん。しかしその姿は誰に気付いても貰えず、
うさぎさんも競争があったことさえ知らなかった。
かめさんがいくら頑張っても、存在が認めてもらっていなければ勝負の存在自体が無いのと同じ。
橘さんはまさかそれは、と問いかけようとするが彼女は言葉を濁すのみだった。
しかしその説話に反するかのように、絢辻さんは橘さんに頼み唇を奪ってもらい、
「…頑張ってみるから」という前向きな言葉を漏らす。
クリスマスイブ。デートの約束をし、創設祭をのんびりと回る2人。
急遽、実行委員長になった黒沢さんのたどたどしい挨拶に呆れる絢辻さん。
美也が橘さんのお宝本を売りさばいている衝撃的光景に遭遇するものの、
秘蔵のお宝本シリーズ「ローアングル探偵団」は跡形も無い上にその名称を絢辻さんに知られてしまう。
気を取り直しデートを続けていると、キャンプファイヤーに行き着く。
2人でフォークダンスを踊ってみたいという橘さんと今日はあまり人前に出たくないという絢辻さん。
折衷案として、施錠された校舎内に入り込んで踊る2人。冗談を言い合っているうち用務員に見つかるが、
絢辻さんの表の人柄をよく知っていた用務員は快く見逃してくれるのだった。
ふと外が盛り上がっている事に気付くと、いつの間にか外は雪。ホワイトクリスマス。
その中、ステージでは黒沢さんが告白され、それを渋々というポーズで受けていた。
「本物になれない事は分かってた。でも、サンタさんみたいな事なら出来るって考えたのよ。
そう…クリスマスには平等に幸せを。せめてこんな日くらいはね」
呟く絢辻さん。それが、実行委員としてあれほど頑張っていた理由。点数稼ぎや打算の為などでは無かった。
そして意を決し、彼女は橘さんに想いを告げる。
以前語った目標。それはあの時には既に建前でしかなかったと言う。
新しい目標、それは橘さんと一緒にいられるよう頑張る事。それはつまり。
「あたし…ううん。わたし、橘君のことが好き。橘君の存在が…何よりも大事なの」
本人でさえおぼろげだった「わたし」――ただ愛を求めている孤独な女の子を見つけてくれた。
橘さんはそんな、誰よりも真剣に生きている絢辻さんの事が大好きだった。
「僕も絢辻さんが好きだ」
こうして「わたし」は「わたし」でいられる場所を得る事が出来た。
「橘君、ありがとう…わたし、やっと幸せになれた」
「前にした昔話、覚えてる?あのかめさんは…やっと自分に気付いてくれる人に出会えたよ」
「その人からの伝言を、かめさんに伝えてくれるかな?『一緒に幸せになろうね』って」
「うんっ」
【シリアイ→ナカヨシ→ナカヨシEND】
《シリアイ》
過労のせいか、絢辻さんが突然倒れてしまう。
お見舞いに行った橘さんは縁さんに絢辻さんの部屋に放り込まれ、可愛い寝顔を堪能出来るものの
案の定悲鳴をあげられるハメになるのだった。
絢辻さんが学校を休んでいる間に、彼女の実行委員の補助役に立候補した橘さん。2人で過ごす時間が増えてゆく。
ある日、絢辻さんは思い切った様子で放課後デートを申し込んで来る。「全然OKだよ!!」と即答する橘さん。
そして2人で丘の上公園へ連れ立っていくと、絢辻さんは「私、猫かぶってるの!」と自分で裏の顔を告白した。
「あたし」モードになった絢辻さんに面を食らってしまい、言葉の出ない橘さん。
「橘君に嘘つくのが嫌だったからよ」
そう理由を説明する絢辻さん。嫌だったら帰っていいとも言うが、距離が縮まった気がするとさえ言う橘さんに
口では気のせいと否定しつつ、ほのかに頬を染める絢辻さんであった。
《ナカヨシ》
自分の正体を勢いで教えた事を反省しながらも、一歩ずつ橘さんと仲良くなれれば良いと考える絢辻さん。
橘さんがクリスマスの話題で微妙な表情になった事に気付き、美也をお菓子で釣り、トラウマを聞き出してしまう。
本当に触れられたくない部分を弄ばれたと感じた橘さんは、「いい加減にしてよ…」と怒りを吐露する。
「ゴメンナサイ。キズヲツツクヨウナマネヲシマシタ」
謝る絢辻さん。どこまでも棒読みだったが、それでも本気だというのは橘さんも察していた。
今まで本心で付き合った人間が居ないために、絢辻さんには上辺だけでない謝り方がわからなかったのだ。
こんな事で気まずくなりたくないと許す橘さん。しかしいまいち距離感の掴みきれていない絢辻さんが
罪滅ぼしに彼のトラウマを解消してあげようと奮闘を始め、辟易するのだった。
それはさておき、創設祭が近付き準備もいよいよ忙しくなってくる。
ある日、本来の活動時間から外れた状況でツリーを準備していると後輩の実行委員が手首を捻る怪我をし、
翌日にはその話を聞いたとツリーの準備は市が行う、と通達が来るのだった。
「みんな頑張ってくれてるのよ!どうしてっ!どうして、こんな風になるのよ…」
涙を溢す絢辻さん。橘さんは慰めようとするが、絢辻さんは何故か激怒に燃える。
「やり方が汚いわよ…どっちも。絶対に許さない」
直後、絢辻さんは市からの通達を先導した「黒沢」議員と面会し、自分の学校での影響力と
「娘さん」の立場を盾に脅しかけ、状況を白紙まで戻してしまう。
事態は一見解決したが、それで絢辻さんの怒りは収まるものではなかった。
市からの通達が早すぎた裏には、黒沢議員の娘である黒沢典子が絡んでいた。
彼女は何かのきっかけ…恐らくは橘さんの下心無い、「お人好し」な行動のせいで彼を好いていた。
しかしその傍らには、気付いた時には絢辻さんが居たのだ。ツリーの件もただの嫌がらせだったのが、
個人では済まない、実行委員全員や生徒にまで害の及ぶものだった為に、絢辻さんの逆鱗に触れてしまった。
わざと橘さんとカップルのように振る舞い、噛み付くのを待ち、校舎裏に誘き寄せ言葉で叩き潰す絢辻さん。
橘さんにとっては名前も知らなかった黒沢さんは、他のヒロイン達の様な、幸せになるチャンスを自ら潰してしまったのだ。
そしてクリスマスイブ、創設祭。
「(トラウマを)あたしが気にならなくなる程にいい思いをさせてあげる。覚悟してなさいよ」
という宣言をされ、恐る恐るとやってきた橘さん。
絢辻さんの余りにもそつのない実行委員長挨拶にたじろぎつつも、
プレゼント配りでサンタ服を身に着けた絢辻さんの可愛い姿に絶句する。
さすがの絢辻さんも纏わり付きセクハラ紛いの手出しをする子供達に苦戦するものの、
ふらりと現れた縁さんのおかげで窮地を脱するのだった。
「詞ちゃんのこと、よろしくね」
相変わらず絢辻さん自身は姉の事を嫌っているものの、縁さんの言葉に強く頷く橘さん。
プレゼント配りが終わり、施錠された校舎に入り込む2人。絢辻さんは手作りのケーキをプレゼントに渡す。
彼女なりに橘さんとそのトラウマ克服の事を考えてここまでしてくれたのだ。
「僕はもっと絢辻さんの色んな表情を見ていたい…他の誰よりも近くで」
告白する橘さん。絢辻さんは嘘は嫌だから、と裏の顔を告白した時と同じ言葉を重ね、
傷つきやすくて弱虫な、その癖寂しがり屋の「わたし」の存在を仄めかす。
しかし橘さんにとってはそんな絢辻さんも既にどこかで感じていた。
「私」も「あたし」も「わたし」も、橘さんの好きな絢辻さん本人なのだ。
「全部、僕が受け止めるよ」
想いの通じた二人。外に出るともう夜の9時を過ぎ、実行委員みんなで飾りつけたクリスマスツリーは
消灯してしまっていた。今の気持ちで絢辻さんとツリーを見たかったと残念がる橘さん。
「絢辻せんぱ〜い!委員一同からのプレゼントでーす!」
実行委員の後輩の声と同時に、ツリーが再びきらめき出す。光り輝くkissing ballの前で、2人は結ばれた。
彼女は失っていた大事な何かを取り戻した。求めていた幸せ。愛し愛される家族。
10年前のあの時と同じツリーの前で、形を成した「幸せ」を抱きしめながら、
詞はこの幸せが1秒でも長く続くように…と願うのだった。
「パパ〜!マーマー!」「は〜い」
【隠しルート編前置き】
【???編】は7人目のヒロインが登場すると共に橘さんのトラウマの原因が明らかになるルート。
ヒロイン6人のスキorナカヨシどちらかの攻略により解放される。
【美也編】は???編から派生するエピソードを見ると解放される、兄妹で迎える家族的エンディング。
アマガミするのは恋愛だけじゃないんです。むしろ家族だからアマガミ。
【???編登場人物】
・橘さん
追記として、秘密の教室の存在を解説する。彼が高校へ入学後発見した秘密の教室は
理科準備室の隣の、鍵のかかったまま誰も入らない開かずの部屋である。
橘さんが発見した出入り口は屋上の床にある開き扉であり、橘さんが個人的に鍵をつけてしまって以降は
彼の個人的な空間と化しており、教室に溜め込んだお宝本は縛って十束近くになるとかなんとか。
・???
謎の少女・2年C組
橘さんをストーキングし、あまつさえ仲の良かったヒロインを…してしまう少女。
ずっと前から彼を好いているようだが…。
・蒔原 美佳(まきはら みか)
中学の同級生・輝日南(きびな)高校 ※前作『キミキス』の舞台になる高校
橘さんが中学時代憧れていたクラスメイト。
2年前のクリスマスイブにデートに誘い、それを受けてくれるものの当日すっぽかされ、
それ以来橘さんはトラウマに苛まれている。
すっぽかした理由さえも橘さんは訊けず、未だわかっていない。
【単独ルートのみ】
最近女の子と話す機会が増えた橘さん。
これは女の子と一緒に過ごすクリスマスももしかしたら!と期待に胸を膨らませる。
一方その頃、橘さんがお宝本を隠している秘密の開かずの教室に侵入する影があった。
彼女は一通り橘さんのお宝本とその傾向をチェックする。
最近ますます格好よくなっているらしい橘さんに、いつか自分の気持ちに気付いてもらえたら…と
胸を焦がすが、その前に彼に近付く「悪い子」に諦めてもらわなければ、と思うのだった。
しかし彼女が手をこまねいている間に、橘さんは女の子との距離を縮めて行く。
どうも橘さんのトラウマを知っているらしい彼女は、
自分以外の女の子は橘さんを酷い目に合わせる存在だと信じ込んでしまっていた。
そしてその想いはとうとう牙を剥き、橘さんに近付いていた(スキ状態の)ヒロインに
彼が浮気しているように見える写真を見せ、修復不可能な関係に落としてしまう。
しかし突然そんな状態になっても鈍感な橘さんは、いまいち状況が掴めずにいた。
そんなある日、クリスマスへの思いをはっきりさせるため独り丘の上公園へとやってきた橘さん。
そこでトラウマの原因になった元クラスメイト、蒔原さんと出会ってしまう。
久しぶりに会った同級生らしい会話を交わしていると、彼女は「あの日どうして来なかったの?」
と訊いてくる。絶句する橘さんだが、話を聞くとあのデートの日、待ち合わせ場所が変わったと
蒔原さんに勝手に伝言した人物がいたらしい。
それが誰か…気にはなったが、今の橘さんにはもう過ぎた事、関係の無い事だ。
「お互い、いいクリスマスになるといいわね。それじゃ、バイバイ」
思わぬところでトラウマの一端が解消され、橘さんは頑張ろうという意欲を出すのだった。
クリスマス直前、橘さんは机の中のラブレターに気付く。
なんとそれにはあの開かずの教室で待っていると書かれている。梅原のイタズラかと思ったものの、
梅原にもあの教室の事は話してなどいない。
本当にラブレターかどうかより差出人が秘密の教室を知っている上に、隠してあるお宝本の事を
知られているかもしれないという考えに至った橘さんは、すっ飛んでいくのだった。
教室へ付いた橘さん。慌てて誰かが入った形跡を確認するものの何事も無く安心する。
しかし突然、教室の廊下側のドアが開けられ少女が入ってくる。例の彼女
(こ、こんなに可愛い子に…お宝本のチェックを見られるなんて…僕はもう終わりだ…)
絶望感に打ちひしがれる橘さんだが、彼女は入ってきたドアの鍵を掛け、再び教室を密室にしてしまう。
「上崎 理沙(かみさき りさ)」と自己紹介をする少女。理沙の顔にどこか見覚えを感じる橘さん。
恐る恐ると話すうち、理沙があまりにも橘さんの様子を知っている事に首を傾げながらも、
「あたしを…橘君の…ううん。橘君『だけの』女の子にして下さい!」
と勢いに推され橘さんはOKしてしまうのだった。
その後もどんな会話をしても橘さんに合わせようとする理沙に若干引きつつ、その必死さがわかった橘さんは
理沙の頭を撫で「大丈夫、ちゃんと伝わっているよ」と声をかける。涙を流す理沙。
恋人になったらこうしてあげよう、と何かする事ばかり考えていた彼女には
まさかすぐにこんな風に何かしてもらえるなどとは思わなかったのだ。
本当に幸せそうにする理沙。もっと色んな、恋人でしかしない事だってしたいと言う。
こんなに可愛い彼女が出来た事を梅原に教えてやろうとする橘さんだが、理沙に止められてしまう。
それならばとイブを創設祭を一緒に過ごそうと提案する橘さん。
しかし理沙は自分にはその資格が無いと言い出す。
だが橘さんの、問題があるなら2人で解決しようという姿勢に動かされ、
おずおずと口を開き、ヒロイン達を橘さんから遠ざけた事を告白する。
更に2年前、蒔原さんに嘘の待ち合わせ場所を伝えたのも理沙だった。
しかしそれは橘さんを護る為だったという。
蒔原さんと女子のグループは、あの日橘さんを振って笑いものにしようと待ち構えていたらしいのだ。
しかしその事実がどうあれ、理沙が橘さんにトラウマを植え付けた本人になってしまった事は違いない。
謝り続けながらも、1月前、梅原と約束したときから前に進み始めた橘さんを見て
我慢が出来なくなってしまったのだという理沙。
断罪の時を待つ彼女だが、橘さんは彼女が傷つけた女の子に一緒に謝ろう、と言い出す。
どこまでも優しい橘さん。しかし理沙はそんな橘さんの隣に居るためには、
自分一人で贖罪しなければならない、変わらなければならないと決心する。
橘さんはそんな彼女を信じ、送り出すのだった。
「あたしの事を想ってくれる人がいて、それを信じる事ができる。
あなたの事を、そしてあたし自身の事を…」
【美也編登場人物】
・美也(みや)
普段はイタズラや小生意気な態度で大暴れするはちゃめちゃな妹だが
美也自身に焦点を合わせてみると橘さんは美也の事を大切に思っているし
美也は友達想いで、破天荒ながら頭が悪い訳ではなく、なにより兄の事がとても大好きな可愛い少女なのである。
あくまで異性としてではなく家族としてではあるが、兄離れ出来るのか怪しいほどに。
別売おまけシナリオにて、美也編とも違うもう1つのストーリーが描かれた。
・上崎 理沙(かみざき りさ)
ストーキングヒロイン・2年C組
小3の時に大嫌いな給食の牛乳を橘さんが飲んでくれたというとてもささいなきっかけから
ここまで恋心を膨らませてしまった少女。
なんと高校入学以来の約2年で、数人の橘さんへの淡い思いを潰してきたらしい。
実は橘さんはトラウマのせいでどこか陰のある、多少はモテる優しい男なのである。
彼女は美也のある口癖にも関わっているらしいが…。
【美也ルート発生イベント】(???(理沙)編より派生)
開かずの教室で理沙に告白された橘さんは考えに考えた末、今は好きな子が居るから…と断ろうとする。
潰した子の他にも誰か、と激昂する理沙を抑えようとする橘さんだが、
理沙は好きになった人に応えてもらえない寂しさをわかるはず、と訴えかけてくる。
言われ、トラウマの時の事を思い出す橘さん。目の前の少女にそんな気持ちを味わわせるのか…。
橘さんの気持ちが揺らいだ瞬間、理沙の身体を誰かが突き飛ばす。
「にぃに、流されちゃダメ!」
突然現れたのは美也だった。理沙に喋らせないように場を引っ掻き回してしまい、
橘さんが落ち着こうと言っても2人とも全く聞いてくれない状態になってしまう。
「理沙ちゃんには聞いてないよ!」「美也ちゃんは黙ってて!」
収拾のつかない状況をなんとかする為、橘さんはまず美也が理沙と知り合いらしい事情を聞こうとする。
理沙の事など知らないと言い張る美也だが、理沙が話し始めてしまう。
美也の橘さんへの「にぃに」という呼び方は、小2の頃に仲良しだった理沙から教えてもらったものだという。
その頃、理沙とクラスメイトだったという事に今まで気付かず、思わず謝ってしまう橘さん。
「本当に流されやすいんだから…やっぱりみゃーがついてないとダメだね」
「そんなことない!あたしがいれば大丈夫!」
またもや収拾が付かなくなる前に橘さんは美也がどこから秘密の教室から入ってきたのか聞くと、
なんと理科準備室の裏からだという。理沙の入り口も含め、開かずの部屋などでは無かったわけだ。
そして美也は理沙がヒロイン達を罠に嵌めた事も橘さんにバラしてしまう。
「どうして…」という橘さんに、理沙は半ば開き直った格好で2年前のトラウマの裏も話し、
橘さんを好きな自分でないとダメと言い張るのだった。
「にぃに!にぃにはもう大丈夫!みゃーもいるし、みんなもいる!」
橘さんには自分さえ居ればいいと言う理沙の前に立ちはだかる美也。その姿を見て、橘さんは決断する。
「僕は…どんなに叶わなそうな相手でも、もしかすると馬鹿にされる事があっても、好きになる相手は自分で選ぶよ」
辛い思いをするかもしれないし、公開するかもしれないが、人のせいにするよりはいい。
しっかりとした橘さんの言葉と態度に、理沙は自分が間違っていた事に気付く。そして取り返しの付かない事も。
そして今までの事を謝り、教室から出て行くのだった。
「僕だってここまで立ち直れたんだ、きっと上崎さんも…いつか、きっと変われると思うよ」
「うん…そうだよね」
【美也ルート】(上記イベントをプレイ後、別周回の話)
女の子と話す機会が増えた橘さん。美也に自慢できるようなクリスマスになるかも!?と期待を胸にする。
そんな美也は、寒いからと言って橘さんのベッドに平気で潜り込んで来るような子供っぽい様子。
ある日風呂場から美也の楽しそうな声が聞こえ、様子を伺うと、何と父親と美也が一緒にお風呂に入っていた。
「ごっしごし!ごっしごし!やっぱりお父さんの背中おっき〜ね〜♪」
いくらなんでも子供すぎる!と思った橘さんだが、両親ともに中々帰ってくる職ではなく、
最近は橘さんも寂しがり屋の美也をあまり構ってやれていない事に気付く。
別の日に父親が帰って来ず、寂しそうに風呂に入る美也の姿を見た橘さんは一念発起する。
(兄として、あんなに寂しそうにしている美也をほっといていいのか?
…いや、駄目だ。不在がちな父さんの代わりは僕だ!僕がやらなくては!)
最低限のモラルとして水着を着た橘さんは、風呂へと突入するのだった。
「ばかにぃにっ!!出てけー!!」
年頃の妹は難しいのである。
クリスマスが近くなって来た時期、美也が「ぬくぬく長者GAME」という人生なアレを持ち込んでくる。
早速2人でプレイするものの、序盤圧倒的有利で資産を溜め込んだ美也は、
終盤にあれよあれよと転落、破産してしまう。「きっと生きてくって大変なんだね…」
落ち込む美也。そんな妹を見兼ねた橘さんは、もし駄目だったら自分が面倒を見るよ、と言う。
万一両方ダメだったら、助け合って生きればなんとかなる。2人は兄妹の絆を確認するのだった。
そしてクリスマスイブ。
結局誰とも約束さえ出来なかった橘さんは、押入れのプラネタリウムに篭っていた。
走馬灯の様にヒロイン達の姿が思い浮かぶ中、「ミーミー」と押入れの外から美也のような声がする。
しつこい声に外に出ると、なんと声の主は仔猫だった。
慌てて飛んできた美也。案の定、親猫とはぐれた仔猫を拾ってきてしまったらしい。
両親とも猫が苦手な為、とても飼うことは出来なかった。橘さんの親猫が探しているかも、という説得に
渋々と美也は元の場所に返す事を了承する。
拾った川原に着くものの親猫の姿は見つからない上に、雪まで降り始めていた。
こんなに寒いのに仔猫を独りにしたら死んでしまう、と訴える美也。橘さんも仕方なく1晩だけ家で保護しようとする。
その時、視界の中に親猫らしい姿が目に入った橘さんは飛び出し、轢かれそうになってしまう。
慌てて駆け寄る美也。無事な様子に安心するが、胸に抱いていた仔猫がいつの間にか居ない。
橘さんの見つけた猫はやはり親だったらしく、仔猫はその元に帰っていた。
喜ぶ美也。しかし仔猫が親猫に噛み付いており、驚いてしまう。
「おかーさんは悪くないんだよ!悪いのはみゃーなのー!」
「…ああ、あれはいいんだよ美也。あれはあまがみだから」
橘さんに猫の甘噛みを説明され、感心する美也。
「やっぱり、家族は一緒が一番なんだね…」
帰り道、ちょっとだけしんみりとした雰囲気の中、美也はぽつりと尋ねてくる。
「あのさ…みゃーも迷子になったら、探してくれる?猫ちゃんみたく…」
探すに決まってる、と断言する橘さん。美也は大事な妹なのだから。
なんだか照れる感じになり、橘さんはそれで話を打ち切って帰ってクリスマスパーティーをしようと言う。
しかし美也は突然、後ろを向いて、と言い出す。不審に思いながらも後ろを向く橘さん。
「とりゃーーー!」
抱きつかれ、首筋に暖かい感触。
「なんでいきなり噛むんだよ!」
「みゃーもにぃににあまがみー!愛情表現なのだー!」
以上、本編12ルート+隠し2ルートでした。
>>275の上崎 理沙(かみさき りさ)は(かみざき りさ)の誤字です。
追記として。
他、スキGOOD/BADエンディングや
>>250のリクしてくれた変態紳士的エピソードについてですが
どれもこれも1〜2イベントに終始していて、それに近い理沙編や美也編の様にあまりまとめにならないだろう事、
そして今回のまとめ程度では表しきれていない各ヒロインの心理や性癖などが関わる部分があるので、
ちょっと固辞させていただきます。
どうしてもって方は多分、某動画とかで該当部分見た方が早いかも…
今回のまとめは殆どストーリー部分のみを抽出した訳ですが、これで出せているヒロインズ(と橘さん)の魅力は1/100ぐらいだと断言出来ます。
恐らく拾えたイベント数は1/5ぐらいな上に、どうまとめても拾いきれない【会話パート】の存在があります。
ただ単にストーリーを進めるだけならば必要になる場面は少なく、
ご褒美イベント(キスや手を繋いだり、果ては変態紳士的行為を働いたり)に繋げる為の一手間と思われがちですが
ヒロインを深く知る事の出来る会話がそこらじゅうに散りばめられています。
絢辻さんなどは裏の顔を晒した後の会話が言葉の銃撃状態で、楽しくて仕方が無かったり。
とまあ、仮にまとめや某動画で補完しようとしてもし切れない程度にはボリュームのあるアマガミですが、適当にまとめさせていただきました。
今年の始めにPSPにて多少のイベント追加などされ発売され、アニメ・アマガミSSの続編も発表されている中、
興味を持っていただければ、じっくりとプレイしてキャラの魅力を味わって欲しいゲームです。
アマガミ乙
280 :
絶体絶命都市2 柘植編:2011/11/17(木) 16:34:18.51 ID:6emDo5oM0
>>268 ストーリーに関係ないかと思って書かなかったんですが・・・一応、書いておきます。
奥富ダムから新富製薬本社に戻る前に、タクシーで富阪商業高等学校を通り抜けるのですが、
その校舎を抜ける時に西崎編で追われていた西崎佳奈とそれを追っかけする、辺見先生に出くわします。
その二人を轢き逃げして高校校舎を抜ける事も出来ます。
ちなみに、轢き逃げしてもしなくても西崎編ではストーリーに変化はありません。→つまり、柘植編で西崎佳奈を轢いても西崎編で必ず轢かれる訳ではない。
(その一場面をタクシーから見る事が出来ますが、話しかける事は出来ません)
281 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/17(木) 16:35:12.76 ID:6emDo5oM0
MHP2G予約していい?
>>282 お願いします
できれば集会所にいる猫、もといアイルーのご主人がどうなったのか知りたいんですが…
赴任先であるポッケ村へ向かうべく雪道を歩む新人ハンター(プレイヤー)
突如現れた巨大なモンスター、轟竜ティガレックスに襲われ崖から転落して気絶してしまう。
気がつくとそこは雪深い山のふもとにある村。ここが目的地ポッケ村であった。
引退した村の前任ハンターが自分を見つけ運んでくれたのだ。彼の家を譲り受け、プレイヤーのハンター生活が始まったのであった。
ティガレックスにびびりながらプレイヤースキルを磨き(ゲーム的にはこれが一番重要)、倒したモンスターから素材を集めて
武器や防具を作り、村長や集会所ギルドからの依頼を次々こなしていくハンター。
宿敵ティガレックスやその他モンスターを打ち倒し、ハンターランクが上がっていくにつれて村が活性化し、
店のアイテムや、アイテムを採取できる農場の設備などが増えていく。
2ndはやったことないがここまでは2ndと同じだと思う。
隠しボスもいるが、倒すとスタッフロールが流れる2ndGのラスボス的存在について
数々の難関クエストをクリアし今や超一流となったハンターに緊急のクエストが舞い込む。
崩竜ウカムルバスがポッケ村のある雪山の奥深くに現れたのだ。
シャベルのようなアゴで雪を掘り進むウカムルバスは、その巨体ゆえ移動するだけで雪崩が発生するという天災にも等しいモンスター。
このままではポッケ村が雪崩に飲み込まれてしまう。ハンターギルドは村に避難勧告を出すがハンターを信じる村人たちは誰一人として
避難しようとはしなかった。そしてハンターも村人の信頼にこたえ、ウカムルバスを倒し無事戻ってきたのだった。
>>283 集会所には一匹のアイルーがいて、ずっと自分の主人の帰りを待っている。
ハンターランクが上がるたびにセリフが変わるが、詳細は覚えていない。ごめん。
最高ランクでの会話によると、彼の主人であるハンターは危険な任務を帯びていたため
自分が死んだかのような情報を流して自分がいた痕跡を消し、次なる任務に旅立っていったらしい。
そのアイルーは、主人についていくことはできないがいつか同じような任務を帯びたハンターが来た時のために
いつも部屋をきれいにしておく、という。これが自分ができる唯一の主人の手伝いだから、と。
以上です。ざっくりとだけ。
細かく書きたい人はどうぞ。
MHP2G乙です
自分は村でティガをなんとか倒してから詰んでしまって、
あの猫がどうなったのかずっと気になってたんです、可哀相で…
主人は生きてるけどいまは会うことはできないってことですか、
救いがあったのは嬉しいけど、ちょっと切ないですね
モンハン乙です。
一昨日投下したアマガミ裡沙編・美也編ですが
致命的な事に裡沙の名前を理沙と全て誤字ってましたorz
何か変だと思ったんだ…
289 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/19(土) 17:08:50.76 ID:FM13PDNJ0
モンハン乙でした。
自分も今日中か明日にでも絶体絶命都市2の速水編、投下して絶体絶命都市2は揃えちゃいます。
>>287 どういうつながりかは忘れたけど
その主人は他のモンハンシリーズで登場してるらしい。
モンハンシリーズはNPCや書物上の人物など伏線的なつながりが多いね。
アマガミの人乙です
正直ニコニコ動画で見た美也の声だけで作ったMAD動画でしかこのゲーム知らなかったけど、
あんなかわいい声の妹とそんな風にほんわかできるのならちょっとやってみたいな
ただ妹だから絶対兄弟愛以上に進めないのがちょっと残念
じつは義妹とか言う展開ならいいのに
>>291 橘さんと美也は年子にも関わらず、誕生日が半年しか離れてないので
もしかすると…って可能性は残ってたりする。美也が未熟児生まれなら成立するんだけどね
あとキャラ説明にある別売りおまけシナリオ「ちょおま」では、遠い大学に進学した橘さんを追って
自分もその大学に行った上に橘さんの部屋に転がり込む、いくらなんでも兄妹越えてないか?!な展開だったり…
個人的な解釈だけど、橘さんと美也は互いに恋愛感情などは無いものの
きっかけさえあったら爛れた関係になりかねない兄妹だと思う。
>>171ですが出張中で返信できずすみませんでした
>>177,178,179,180
返答本当にありがとうございます!
あんまりストーリーってなかったんですね・・・
街の人とか村長さん(?)とかが話煽ってくるんでそこそこストーリーがあるのかと思ってました
>>233-237 ポータブル3ありがとうございます!
それなりにストーリーあるんですね
主人公(?)も苦労するんだ・・・ありがとうございます!続きも楽しみにしてます
>>284-286 ポータブル2Gありがとうございます!
私が積んだの多分それだと思います・・・ティガレックスって雪山でどかどか走ってくるの記憶にありますし
Gっていうのは2の続きって認識で合ってます?
CROSS†CHANNEL〜In memory of all people〜
の追加シナリオについて教えてもらえないでしょうか
エロゲのストーリーを教えてもらうスレから誘導されました
なんで
>>1もろくに読めない奴が多いかな…
>>294 >またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
296 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/21(月) 16:03:23.12 ID:fUVR61fl0
予告より一日遅れましたが・・・絶体絶命都市2の速水編を投下したいと思います。
まあ自分がただ単に絶体絶命都市2のストーリーを全部、揃えたいというだけの自己満足ですので
鬱陶しいかもしれませんがお付き合いください。
297 :
絶体絶命都市2 速水編:2011/11/21(月) 16:55:01.28 ID:4a9ne1qL0
※まず開始地点は佐伯編で佐伯優子によって速水祐司をトンネルから助け出しているかどうかで変わります。
助け出している場合と仮定して進めます。
(ちなみに、助け出してない場合はトンネル入口付近で倒れており自力で階段を昇る。その後はコインランドリーへ強制的に直行)
白衣の男はコインランドリーで目が覚める。しかしこの時点で記憶を失っており自分の事はおろか自分を今まで看病してくれてた女性の事も分からない。
女性は何か温かい物を持ってくる、と言ってコインランドリーから出ていこうとするもその途中で倒れてしまう。
男は女性を今まで自分が寝ていた台みたいな場所に寝かしつけ、何とかしようとする。
まず付近を捜し救助活動をしていた救助隊員を発見した。男は隊員の元へ行き、倒れた女性を助けてほしいと懇願する。
しかし隊員さんは白衣の男を医者と勘違いし、聴診器を渡してきて診断してくれと言った。
男はコインランドリーへ戻り聴診器で女性を診断。成瀬が寒がっている、ということが分かる。
再び救助隊員の元へ行き、男は救助隊員から毛布を貰った。その毛布を女性にかける。
しばらくして女性は目覚める。女性は成瀬沙耶と名乗り、彼氏だった男(佐伯優子の兄・佐伯聡)がその妹に殺された、という。
しかし記憶を失った男はさっぱり訳が分からず自分が記憶喪失である事を成瀬に伝えた。成瀬は男が「速水祐司」である事を伝えた。
成瀬は彼氏・佐伯聡のマンションまで行ってほしいと頼み二人は救助隊員からエアーベッドを得て手作りボートを作り泉ニュータウンのレジデンス市ノ谷へ向かう。
レジデンス市ノ谷に着いた後、河村という老人が部屋から出てきた。河村は富阪商業高校で待っていると速水に告げ足早にどっかへ行ってしまう。
その後、聡のマンションで何かの研究を速水と佐伯聡が命じられていた事が判明する。
もっと情報を知りたいがために、速水と成瀬は速水のマンションへ向かうこととなる。
そして速水のマンションに着いた後、日記帳を調べると佐伯聡と「エキドナ」と呼ばれる殺人細菌ウイルスを開発していたことを。
パソコンを調べるとそれを命じていた「アポロン」という人物が知事のパーティに出席し秘書がいて、研究費を出してくれることが分かる。
速水は自分の過去を知り・・・(そこからどう速水が反応するかはプレイヤー次第)
そして二人は河村が言っていたエキドナが富阪商業高校に流れ着いた、という事を思い出し高校へ向かう。
高校に着き、体育館へボートを使ったり校舎を歩いたりして向かう二人。
そして体育館では河村が二人の到着を待っていた。そこでエキドナの処分方法を記憶の断片を繋ぎとめて思い出す。
エキドナは高圧電流に弱く、富坂市の変電所ならばエキドナを死滅させる事が出来る。
河村はすぐに変電所に行こうとするが、すでにエキドナの症状に感染してしまっていた。
速水に後を任せ河村は息を引き取る・・・(この後の反応はプレイヤー次第)
その後、速水はエキドナを繋げたボートに乗り込もうとするがその時、成瀬が自分も連れて行って欲しいと頼んでくる。
速水は・・・(連れていくか行かないかはプレイヤー次第。ただしエンディングにはさして変化しないが、エンディング後のエピローグに変化がある)
いざ出発しようとするが、エキドナはボートとの連結を断ち、水の流れで流されていってしまった。速水はその後を追う。
298 :
絶体絶命都市2 速水編:2011/11/21(月) 16:56:05.70 ID:4a9ne1qL0
次の日
エキドナを追って富坂市中央辺りに流れていってしまった速水とボート(前述の選択次第によっては成瀬も)。そこでやっとエキドナを見つけるがボートと繋ぎとめる何かが必要だった。
そこで一回、公園まで行きそこで富阪市の旗をゲットしエキドナを繋げる。そしていざ変電所までレッツGO!!
(ここで篠原編で電車を落としていると再びエキドナが流されていってしまう。それがトンネルに入るまでにエキドナに間に合わなければ、エキドナ漂流エンドとなる)
変電所へ向かう途中、自分を追うヘリを後方に発見。するとその直後、大津波が速水を襲う。急いでボートを変電所まで向かわせた。
変電所に着き、速水は電流盤に繋げてエキドナを死滅させようとするが停電していた。
速水は制御盤に行き、ONにしてから再び戻る。しかしそこには拳銃を持った男たちが二人いた。どうやらアポロンの部下らしい。
やがてアポロンが登場。その男は富坂市元市長、今は知事である田辺宗一郎だった。
田辺は自分が奥富村という村の出身でその村で伝染病が流行ったために政府によって村民は見捨てられ沈められたらしい。その復讐だという。
(ちなみに余談だが佐伯編の奥富ダムでCD-ROMを回収する際にそれっぽい水に沈んだ村が確認できる。奥富村かどうかは不明)
●ここで選択肢が出るが服従を選ぶとそのままエンディング。エキドナは死滅せずアポロンの部下として富坂市をヘリで脱出する。成瀬を連れてきた場合、成瀬が泣きながらヘリを追っかけ何故、速水さんは行ったの?的な回想が流れる。
―選ばなかった場合
田辺知事に撃たれる。部下が撃たれた速水を水に捨てる。だが速水はまだ死んでいなかった。
手すりを掴み何とか陸へ。その後、痛みに耐えて這いながら。田辺が余所に目を向けている隙に電流盤に近づきレバーを下げた。
電流がエキドナに流れエキドナは容器ごと爆発。田辺は泣きながら恨み事を怒鳴りながら速水に拳銃、速水が死んだ後も、弾丸が全部無くなっても速水に向けて撃ち続ける。
部下にこれ以上、止まるのは危険だと言われ田辺は連れられるように撤退。
そこには速水の流血死体が横たわっているだけだった。(もし成瀬を連れて来ていた場合、速水の死体に駆け寄りしゃがみ込んで泣き続ける。そして回想が入りエンディング)
299 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/21(月) 16:57:59.77 ID:4a9ne1qL0
というわけで絶体絶命都市2 速水編は以上です。これで絶体絶命都市2が全て揃って嬉しい限りです。
今度はグランド・セフト・オートシリーズのどれかでも書こうかなと思っています。
つまんない駄文かもしれませんがお付き合いいただきありがとうございました。何か質問や補足があればお気軽にどうぞ。
復旧
GBAのほうのマジカルバケーションが未解決一覧にあったので書こうかと思うのですが大丈夫でしょうか?
ちなみに以前執筆予告をされた人とは別人なので問題がありそうでしたらやめておきます。
オウガバトル64の話について補足します。
パラティヌス王国建国の経緯: 歴史では現在のパラティヌス中央・西部に西方から藍の民と呼ばれる遊牧民が流入。
その地に住み、農耕・牧畜を中心としていた金の民は東の山岳地帯へと追いやられるが、
数年後に英雄『開闢王』ヴィラーゴが現れる。
東部山中で大地神バーサの力を手にしたヴィラーゴの力によって藍の民は金の民に降伏。
ヴィラーゴは両民族をまとめ、パラティヌス王国を建国した。という事になっている。
だが実際にヴィラーゴに力を与えたのは魔界の女王(正確には魔界の王デムンザの妃)ダニカ。
契約の子:自らの復活を願うダニカがヴィラーゴに力を与える際に
復活の為の依代として彼の子孫の身体を捧げさせることを条件付けた。
その子孫が契約の子。
ユミルはその契約の子である為、魔界の果実を食わされてもオウガ等にはならずに契約の子として覚醒した。
マーリと彼女の子供の正体:マーリは、伝説のオウガバトルで倒された魔導師ラシュディの娘。
本編から十数年前に自分の三度目の死を占星術で予測した彼は占星術で近い内に契約の子が現れると知り、
契約の子の子供を新しい転生先しようと考えた。
その為にまず、潜在的に強力な魔力を持つ藍の民の女性との間にマーリをもうけ、
ゼーダに娘をユミルの傍らに送り込むよう助言した。
無論、マーリのユミルに対する特別な感情はラシュディが植えつけたもの。
そして、彼の目論見通り、契約の子ユミルと自分の娘との子供として四度目の転生を果たした。
305 :
301:2011/11/27(日) 02:05:23.01 ID:6W9XPkpd0
大丈夫とのことでしたのでとりあえずメインストーリーのまとめを書きます。
主人公は『魔法大国コヴォマカ』にある魔法学校ウィルオウィスプに通う見習い魔法使い。
15人のクラスメートたち+担任の女性教師マドレーヌと一緒に臨海学校へ行くことになるが
キャンプ地のヴァレンシア海岸は毎年行方不明者が出るという、いわくつきの場所だった。
案の定海岸は謎の生物エニグマに襲撃され、クラスメートたちは攫われてしまう。
マドレーヌは生徒を助けるためにわざとエニグマに連れ去られ、異世界へ飛んでしまう。
残った主人公もクラスメートたちを助けるため自ら異世界へと旅立つ。
バラバラになったクラスメートたちを助けつつ、訪れる町村で起こる事件を解決しながら旅を続けるうちに
自分たちを襲った魔物エニグマのこと、コヴォマカやウィルオウィスプの隠された歴史が明らかになっていく。
エニグマたちは魔法使いに取り憑き『融合』することで精神を支配し、主人公たちの世界を裏側から侵略しようとしていた。
魔法学校の校長は、エニグマとの戦いに備えて魔法使いの素質がある子供たちを集めていたのだった。
最初は生徒たちをエニグマに近づけないようにしていたが、それでも何人もの魔法使いがエニグマに取り憑かれてしまった。
あるエニグマの話によれば、もう魔法学校の卒業生のうち5人に1人はエニグマ憑きという所まできているらしい。
校長は考えを改め、毎年の臨海学校で子供たちを故意にエニグマと会わせるようにし
社会の仕組みに飲まれる前の純粋な心を持っているうちに様々なことを学ばせ始めたのだという。
クラスメートの一人・ガナッシュは、エニグマや裏の歴史に深い関わりを持っていた。
彼にはヴァニラという姉がいて、彼女もまた臨海学校でエニグマと出会い、取り憑かれてしまった魔法使いの一人だった。
狂ってしまったヴァニラは暴れて大勢の兵士を殺してしまった。今は捕えられ、とある城に幽閉されているという。
ガナッシュは最初こそ主人公たちと同じようにクラスメートを助けるために行動していたが
姉ヴァニラの事件の真実を知り、エニグマとの融合で得られる魔力を逆に利用して囚われの姉を助け出そうと考え始める。
物語中盤の最後、ついにガナッシュは仲間たちが止めるのも聞かずに、最も強い力を持つと言われるエニグマの王の所へ行ってしまう。
そんなガナッシュについていったクラスメートが一人だけいた。キャンディという少女である。
キャンディにとって優秀なガナッシュは魔法使いとしての目標であると同時に、恋心を抱く憧れの男子でもあった。
良い成績を取らないと認めてくれない両親のことや、どうしてもガナッシュに近づけない苦しみ
そのガナッシュが唯一心を開くオリーブというクラスメートへの嫉妬などの心の闇を利用され
エニグマの中でも王に次ぐ実力を持つエキウロクリュという大物に取り憑かれてしまっていたのだった。
やがてキャンディはガナッシュをエニグマ王に会わせるため、二人を追いかけてきた主人公たちの前に立ちはだかる。
彼女はもはやエニグマに支配される寸前で、姿も人間ではなくエキウロクリュそのものになってしまった。
まだ少しだけ自我が残っているキャンディを仲間たちは必死に説得するが、その声も届かず戦闘になってしまう。
自分のせいでキャンディが狂ってしまったことを悔やんでいるオリーブは、彼女とは戦えず戦闘に参加出来ない。
戦闘終了後、ついにキャンディは完全にエキウロクリュに心を支配され、仲間たちも諦めかける。
しかし、その時やっとオリーブがキャンディと向き合い、彼女に対する思いを語った。
オリーブの思いが通じ、キャンディとエニグマとの融合は解かれ、取り憑いていたエキウロクリュは消え去った。
エニグマとの融合を解いた代償としてキャンディは魔力を失い、魔法が使えない体になったことをマドレーヌから告げられる。
だが、そんなことよりも大切なものがあることを知ったキャンディは「これでいい」と涙を流す。
キャンディを救った主人公たちは最後に残ったガナッシュの捜索を再開し、物語はクライマックスへ。
主人公たちはガナッシュに追いつくも、彼はもうエニグマ王ケルレンドゥと融合しようとしていた。
ここで、パーティーメンバーとして連れてきたクラスメート一人ひとりがガナッシュに対する思いを語る。
彼らの説得や、マドレーヌから姉のヴァニラにまだ救いが残されていることを告げられ、ガナッシュの心は揺らぐ。
しかし一歩遅く、彼は既にケルレンドゥに取り込まれそうになっていた。
ガナッシュは諦め自分を倒せと言うが、仲間たちは絶対に助けると誓い、最後の戦いに突入。
主人公たちによって見事ケルレンドゥは倒され、ガナッシュは融合を解かれる。
最後のクラスメート・ガナッシュを救った主人公たちは全員揃って元の世界に戻り、エンディング。
エピローグではガナッシュを除く14人の仲間のうち、最終決戦に連れて行ったキャラ+主人公のみ後日談が見れます。
クラスメートと主人公の後日談は主に魔法学校を卒業したあとの話。教師になったり、結婚して子供産んだり、キャラによって色々。
ガナッシュの後日談は元の世界に帰ってきて少し後の話。
ガナッシュは最終決戦の時にケルレンドゥとの融合を解いたせいでキャンディと同じように魔法を使えなくなってしまったのですが
それでもケルレンドゥと融合し続けているフリをしてエニグマたちを制御するという試練を背負って生きていく決意をし
見事にエニグマやエニグマ憑きの魔法使いたちを支配下におさめ、侵略戦争を阻止することに成功。
その後、姉のヴァニラを迎えに行き、無事に拘束を解かれたことが語られます。
以上です。
簡単といいつつ結構長くなってしまいました・・・。
マジカルバケーションはとにかくキャラクターが多くそれに伴ってイベントもたくさんあり
本当は各クラスメートごとのイベントや途中で寄る村ごとのイベントも書きたかったのですが
全部書いたらキリが無くなってしまうので省きました。
あと、このゲームにはクリア後に行ける隠しダンジョンが3つあるのですが
ただダンジョンを攻略するだけで特にイベントなどは無かったので、そちらも書きませんでした。
もしご要望があれば、各クラスメートの省いてしまったイベントやエピローグの後日談なども書きます。
あと不明な点などあればそれにも答えます。
それと、プレイ済みの方からツッコミがきそうなので一応補足を2つ。
キャンディ戦に参加できないキャラはオリーブのほかにもう一人います。
そのキャラが参加しない理由はメインストーリーとは関係ない理由ですのでカットしてしまいました。
あと、キャンディは完全に魔法を使えなくなったわけではなく、マドレーヌ曰く
「今までエニグマとの融合を解いた人がいないから、一生使えなくなるかどうかは分からない」
・・・が正解です。
ゲーム中でも育てれば再び魔法が使えるようになるので、一応魔力は戻ったんじゃないかと思われます。
310 :
ゲーム好き名無しさん:2011/11/27(日) 11:34:04.42 ID:RyiEy3psO
乙です
読んでるときは魔法学園ものだからハリポタみたいなリアル系ビジュアルを思い浮べてたけど、
画像検索してみたら想像してたよりファンシーだった
フリーゲームの「4Fやすら科病棟」をお願いします
ついさっき知ってすごく興味持ったのにもう公開停止されてた…
琥珀色の遺言で綾がカード配り歩く理由は何でしたっけ?
>>309 乙です
よければ色々なイベントや後日談も書いていただきたいです
MHP3続きいきます
*
新しく提示されたクエストの中に、
『森の奥に住む大猪がやたらと気が立って家のタケノコ畑をあらしに来た、退治してくれないか』
という依頼が。
人里に下りてきたクマ退治にイノシシ退治と、なにやらリアルの害獣駆除じみてきているが、
『森の様子もおかしいし』という依頼者の一言が妙にひっかかる。
ともかく渓流に行ってみると、湿原地帯でキノコを食べる野生の猪ブルファンゴの群れ…
を蹴散らしてキノコを食いだす一際大きな猪の姿が。
モンスターについての書物によると、そいつはブルファンゴのリーダーでドスファンゴと呼ばれている。
取り巻き含め突進しか能がないので(もっともその突進がかなり厄介だったりする)
一体何をもってリーダーとされているかは謎だが…
それはさておき、子分も交えての突進に苦しめられつつもドスファンゴを倒し、村に帰ろうとした矢先に異様な気配が。
“森の様子がおかしい”
依頼文の一節を思い返し、主人公は月の光に照らされる森へと踏み込む。そして…
森を単身歩き回る、見覚えのある影。
巨躯を支える逞しい四肢、内側から青い光が透けるように洩れ出るしなやかで強靭な尻尾。
エメラルドグリーンの鱗、黄土色の甲殻と角をもち、まばらに生えた毛は白く、碧玉のような眼をしている。
森を自分の庭のごとく闊歩する、狼にも似た獣の咆哮が、月夜の静寂を引き裂いた――
ついに全貌を現したジンオウガ。
ドスファンゴが森の外で餌を求めたり、時には人家を荒らすといった異変は、
その縄張りをジンオウガが侵していることに起因するようだ。
主人公は無謀と知りつつジンオウガに挑むが、巨体に似合わぬ俊敏さ、且つその巨体や強靭な四肢を活かした攻撃に苦しめられる。
戦いのさなか、ジンオウガは時おり標的を無視して発光しながら何かを呼び寄せるように吼え、
その度に周囲に青白く輝く丸い光が浮かんだり、身体に小さな稲妻を纏いはじめる。
そして何度目かに一際大きく吼えた瞬間、ジンオウガの全身からこれまでにない輝きの雷光が迸り――
(最初に言っておくと、このジンオウガとの戦いの行方についてはプレイヤー次第である。
もっとも、いかなる顛末を迎えたとしても、その後の展開が変わるわけではないのだが)
主人公は、ジンオウガの圧倒的な戦闘力の前に撤退せざるを得なかった。
あの強烈な雷光をまとったジンオウガは、それ以前にも増して激しい連撃や、雷を操る能力をもって攻め立ててきた。
いまの主人公は《無双の狩人》ジンオウガに対し、あまりにも無力だった。
*
ほうほうの体で逃げ帰った主人公から話を聞き、村長の口からついに《雷狼竜》ジンオウガの名前が出る。
ジンオウガはもともと渓流一帯で見掛けられることはあったものの、
人里に近づくことはめったになく、よって人間に被害を及ぼすこともほとんどなかったが、
最近頻繁に渓流に現れるようになってきた。
そもそもアオアシラが以前より多く村近辺に出没するようになったのも、
ジンオウガに住処を逐われたからではないか、との推測も為されているという。
「貴方をお呼びしたのは、他でもありません。この雷狼竜ジンオウガを退治していただきたいの」
いきなりの無茶振りだが、村長もすぐ行けとは言わない。
主人公が力をつけ装備を調えた頃合いを見てから改めて依頼するということだった。
*
ジンオウガを倒す――仮初めとはいえ村長から大きな依頼を受けることになった主人公だが、
村を守るハンターの仕事はそれだけではない。
渓流の自然豊かな環境は、モンスター達にとっても居心地のいいものであるらしく、
元来渓流の生き物ではなさそうなモンスターがしばしば目撃される。
声マネで大型モンスターを呼び寄せてしまう黄緑色のペリカン、もといクルペッコ、
陸の女王と称される(そのくせ低空飛行しまくる)緑色の雌火竜リオレイア…
(リオレイア初登場のムービーでは、渓流の洞窟内にある竜の卵を食べようとした小型犬…
にしか見えない小型肉食竜ジャギィを彼女が追っ払う様子が見られる。
やはり渓流に巣を作ってしまっているようだ)
村人や湯治客の安全のため、村長の依頼でそれらのモンスターも狩っていく主人公。
そうしてクエストを終えて村に帰ってくると、村の出入り口のあたりでいつも一人の青年の姿を見かける。
彼はユクモ村の温泉宿の息子だというが、どうも家業を継ぎたくないらしく
『ユクモ村の平和を守る』などと言って常に門の前で座りっぱなしになっている。要はニートである。
しかも“ユクモの鬼門番”などという若干イタい自称まで持っている始末。
果たしてこいつの将来は大丈夫なのだろうか?
今回はここまで。
MHP3乙です
単純にモンスターを狩ってるだけかと思ったら結構ハンターと村人たちって絡むんですねw
続きも楽しみに待ってます
>>311 やったことあるやつだ
予約しておきます。数日ほどお待ちください。
復旧テスト
新作…かな?
携帯アプリの「ファイナルファンタジーレジェンズ 光と闇の戦士」のストーリーをお願いします
特にメインキャラ達の関係性などが気になります
(誰其れがくっついた、誰其れがいい感じ、誰々は実は…など)
>>322 落ち着け、新作トリ付けるのは書き手側だぞw
>>323 す、すまん、読み間違えた…orz
指摘ありがとう
改めて、携帯アプリの
「ファイナルファンタジーレジェンズ 光と闇の戦士」のストーリーをお願いします
特にメインキャラ達の関係性などが気になります
(誰其れがくっついた、誰其れがいい感じ、誰々は実は…など)
PCの
Generation XTH -CODE HAZARD-
Generation XTH -CODE BREAKER-
Generation XTH -CODE REALIZE-
の3作品のストーリーをお願いいたします。
三作品ともハードはPCとなっております。
迷宮クロスブラッドをプレイしていてボスや登場人物のつながりが気になっているのですが
ゲーム内のXTHペディア等の説明だけでは把握しきれないので、よろしくお願いします。
326 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/15(木) 07:49:54.18 ID:ZGCm8hX+O
保守
Wikiからのリンク、鯖引っ越し前のスレだね。
誰か修正してくれないものか。
TOPページは管理人しか編集できないから無理
>>328までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
執筆予告から1ヶ月以上経ったので
・ナムコ クロス カプコン(既出部分の続き)
を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。
>>158とのことなので「新天魔界 〜GOCIV アナザサイド〜」も未解決から消しました
>>327とのことなのでトップページとメニューのリンクを修正しました
>>311,
>>320 「4Fやすら科病棟」の作者サイトに行ってみたところ
完全公開停止に伴って
『「4Fやすら科病棟」のご紹介をすることにつきましても、ご遠慮してくださいますよう、お願いします・・・』
と記載されているようですが……。
>>312 既存のページに
『何者かによって館の住人にタロットカードが配られていたのだが、その暗示するところと
受け取った相手が隠している秘密にはいずれも関連性があった。』
『タロットカードを配り歩いていたのは綾だった。彼女は恍太郎の依頼でこれを行っていた。
恍太郎はこの館で行われている陰謀や、隠し事の全てを知っていたのだ。』
『恍太郎は厳格で、聡明な人物だったが、影谷家の当主である重圧からか、いつのまにか薬物(モルヒネ)に
手を出すようになっていた。その中毒により、彼はいつしか狂気におかされるようになっていた。
タロットカードを配り歩かせたのもその狂気からである。』
とあり、理由の説明になっている気がしますが……。
「綾が恍太郎の依頼どおりに動いた理由を知りたい」ということでしょうか?
>>328 私は管理人さんではありませんが、
メンバーとしてログインしていれば管理人さん以外でも変更できるようです。
突然ですが、もともとはケータイゲー、そしてDSiウェアに移植された
「セパスチャンネル」のストーリーを投下します。
用語解説
サンライトシティ・・・ゲームの舞台。高い壁に囲まれ外界と隔絶されている町。車や地下鉄があるので現代と同じくらいの技術力かと。
大企業が町を支配しており、住民は少数の自営業者以外は企業で働いている。
警察は存在しておらず、株式会社ポリスという警備会社が企業の株主を警備している。
企業の下っ端や自営業者は「下町」に追いやられ、株主や一部の幹部は「中心街」に住んでいる。
その他にも農作物を育てている「田園地帯」、いわゆる繁華街である「ネオン街」、大きな「公園」などがある。
キャラクタ紹介
ボーイ・・・目が覚めたら記憶喪失だった少年。
ガール・・・頭にカタツムリの髪飾りを乗せたちょっと変わった少女。バッカク堂のホフは恋人との噂。
ワン・・・・茶色で耳の長い犬。何故かいつも腕組みをしており、二足歩行する。
セパスチャン・・・毎日電波ジャックをしてラジオ番組を流す男。町では大人気。
ホフ・・・バッカク堂の店主。じーさん。店内にはキノコや葉っぱが栽培されており、しかも主人公に手渡したアメは・・・。
その町ではセパスチャンという人物が、電波ジャックをして毎日番組を流していた。
住民は政府から強制された説教くさいテレビ番組しか見られない。
だから、セパスチャンの番組は住民たちのひそかな楽しみだった。
だがある夜、番組が始まった途端、ノイズとともにそれは途切れてしまった。
見知らぬマンションの部屋で目を覚ました主人公(ゲーム内ではボーイと呼ばれている)。本人曰く、記憶喪失。名前もわからない。
誰もいない。手がかりもない。寝てても仕方がないので部屋を出ると、どうも物々しい雰囲気。
マンションの住人いわく「ポリスが捜査しているから出られない」とのこと。
が、ボーイはマンションの玄関をふさぐポリスに早速ケンカを吹っかけ、怪しまれる。
そして屋上から隣のビルへジャンプして脱出する。
1Fまで降りてくると犬小屋があり、そこの犬が大騒ぎをしたせいでポリスに見つかってしまう。
ポリスを殴り倒し逃げるボーイ。パトカーとポリスがいっぱいの町に逃げ出す。
町の途中で、女の子「ガール」と鉢合わせする。何かをなくしてしまった、それが何かわからないというガール。
ボーイは記憶を取り戻す手がかりと交換で教えてあげる、といい、ガールから「バッカク堂のホフ」という人物を教えてもらう。
ボーイはガールに告げる。「キミ、影がないよ」と。(グラフィックでもガールだけ影がない)
ガールはキレてどこかに走っていく。
ボーイはバッカク堂を目指す。
バッカク堂にたどり着いたボーイ。その店主ホフから刺激が強くて頭が冴える「L.S.ドロップ」をもらう。
食べた途端意識を失い、月や星に手足が生えたような形の住人がポエミーなことをつぶやく「アストランド」にワープしてしまう。
(このゲームのプレイヤーキャラは4人。各キャラを切り替えてゲームを進めます)
(ここでワン視点へ)
ボーイがポリスに見つかる原因を作った犬。名前は「ワン」。
彼(?)はセパスチャンの飼い犬だが、お腹もすいたし、セパスチャンの姿も見えないので、自力で食べ物を探しに行く。
公園か田園地帯にセパスがいるような気がするとのことで、そこへ向かう。が、ポリスが通してくれない。
知り合いの猫「ニャン」に抜け道を教えてもらい、公園へ。
公園にいる寂しげな女性から、恋人を探してほしいと頼まれる。
(この女性だけワンの言葉がわかり、会話ができます)
とりあえず公園にセパスがいなかったので、田園地帯に向かうワン。
田園地帯につくと、ニャンのにおいがするといって壁の裂け目に入る。
そこは町の壁の外であり、ずっと荒野が広がっていた。
壁のそばにニャンがいる。ニャン曰く、荒野の先を目指した人間も猫も誰一人戻ってこなかったと。
この先の壁の穴から港に行けるから行ってみれば?とも言われ、ワンは港に向かった。
古びた港には身体が半透明の男性が立っていた。船を待っているという。
公園の女性と同じ匂いがするというワンに、男性がテレパシー?で話しかけてくる。
彼女に指輪を渡してほしいと。
そして男性はやってきた船に乗ってしまう。
ワンは公園の女性のもとに戻る。しかし女性は幽霊だった。
ベンチの裏を掘って、そこに指輪を埋めてほしいと言って消える女性。
言うがまま掘り返すと白骨死体が見つかる。ワンは指輪をそこに埋めた。
ワンはセパスを探しに中心街を目指す。
(ここでガール視点へ)
影がないとボーイに言われたガール。
ポリスに遺失物として届けられていないかと思い、ポリス本部のある中心街へ向かう。
地下鉄に乗ろうとするが、現在運行中止とのこと。しかし中心街へは地下鉄でないと行けない。
危ないけど、ネオン街の裏路地を通れば行けると聞き、そこを通り抜けることにした。
裏路地の終わりまでたどり着くと、どこからか声がした。
「私はマジョ。貴方の願いをかなえるもの。船にのって」と。
ガールはその声がひっかかりながらも、中心街に向かった。
中心街のポリス本部では「下町の人間はかまってられない」とあっさり追い出されてしまう。
(ボーイ視点)
アストランドから帰還したボーイ。
ホフから田園地帯にある「観測所」に行くことを薦められる。
田園地帯の観測所でボーイは、この町「サンライトタウン」について色々聞く。
ボーイは「創生プロジェクト」についてホフから聞かされ、中心街へ向かう。
プロジェクトの会議が開かれていたというビルに入ったボーイ。
人がいないのをいいことに、会議の記録映像が入ったメモリーを拝借する。
帰ろうとしたところ、会議会場で話し声が・・・。
こっそりドアから覗くと二人の男が話し合っている。
しかしうっかり物音を立ててしまいポリスを呼ばれてしまう。
たくさんのポリスと二人の男・・・テレビ局長とポリス総監に追い詰められたボーイは、
「ぼくがセパスチャンだ!」と開き直るが・・・
テレビ局長はそれを聞いて鼻で笑う。
「お前はセパスチャンではない」
局長はセパスチャンのことを知っているようだが・・・?
失意のボーイはそのままポリスの拘置所へ。
どろどろのココアとぱさぱさのサンドイッチを残してボーイは牢屋に閉じ込められてしまう。
一人になったボーイは、ふと窓の隙間を見て、紙飛行機を飛ばそうと思い立つ。
サンドイッチの包み紙にココアでメッセージを書いて。
飛ばした紙飛行機はポリスの敷地内に落ちた。
(ガール視点)
ポリス本部を追い出されたガール。
ふと地面に紙飛行機が落ちていることに気づく。
紙飛行機を開くと、この異変の原因と、それを知ってしまったために捕まってしまった!というメッセージが。
牢屋の鍵のありか(ポリス敷地内の木の根元)も書いてあったが、地面が固くて掘り返せない。
(ワン視点)
ガールのそばに行くワン。
ガールに食べ物をやるから木の根元を掘れといわれ、鍵を掘り当てる。
ついでにその鍵をつかまっている人に届けてこいとも。
エサにつられてポリス本部に潜入するワン。
ボーイのもとにたどり着き、二人は脱走する。
そしてボーイ、ガール、ワンは合流した。
ホフのもとにメモリーを届けにいく。
メモリーを受け取ったホフは、見られるように変換している間にセパスチャンを探してほしいという。
セパスの部屋をあさった3人は、セパスに隠れ家を提供しているボーズーという人物がいることを知る。
そのボーズーは公園にいたが、話しかけても何の反応もなかった。
ホフに相談すると、アストランドに心が行ってしまっているのでは?といわれる。
LSD・・・ドロップを食べた3人はアストランドへ。
コーヒーカップの形をした島にボーズーが立っていた。しかし島には近寄れない。
ホフ曰く、アストランドは概念的なところ。現実世界とリンクしている。
だからコーヒーカップに関係している場所でLSドロップを食べれば行けるのではないかと。
下町の喫茶店に行きLSドロップを食べると、ボーズーのいる島に立っていた。
ボーズーの手を掴み、LSドロップの効果が切れるのを待つ。
公園に戻るとボーズーは正気を取り戻していた。
助けてもらったお礼にとボーズーはセパスの居場所を教える。田園の納屋にいると。
田園地帯で3人とセパスは出会った。
セパスは緑の髪でメガネをかけた男の子だった。
今町に起きている異変について熱く語るボーイ。
しかしセパスは巻き込まれたくないという。自分のラジオが好きなやつなんて理想家だよと。
キレたボーイは、自分らだけでガールの影を取り戻す!と出て行く。
ワンと二人きりになったセパスはとりあえず自分の家に戻ることにした。
(ボーイ・ガール視点)
ムキになっちゃって、とガールに煽られながら、ボーイはガールの影を取り戻すため情報を集める。
ガールが裏路地で聞いた「船」という単語が気になる二人。
観測所員に船について聞くと、時々存在しないはずの船が港に来るのを目撃すると教えてくれる。
港への鍵をもらい二人は港に向かう。
すると青く光り輝く球体が。その球体は「ヨウセイ」というものらしい。
ヨウセイは船を待つのは根気だよという。
その場にじっとしていると汽笛が聞こえ、いかにも古そうな船がやってくる。
そこに乗り込む二人。
その船は死者の魂を「ヨノアノ島」に運ぶ船だった。
ヨノアノ島に上陸した二人。島にいる死者の魂やヨウセイたちが塔へ向かえというので、とりあえず塔へ。
が、ある部屋で閉じ込められてしまう。
たまたま飛んできた鳩に手紙を託し、助けを求める二人。
(セパス・ワン視点)
自宅に戻ろうとする二人。しかしポリスがマンションの前でセパスを捕まえようと張り込んでいる。
とりあえずワンにエサをあげようと、公園のボーズーのもとへ。
(ボーズーはワンが好きで、ワンと散歩に行くことと引き換えに、セパスに納屋を紹介した)
ボーズーからボーイたちがボーズーを助けてくれたこと、町のために二人ががんばっていることを聞き、
セパスはボーイたちにやっぱり協力することを決意。
まずはボーズーに言われ、ホフのもとへ。
ホフはセパスに創生プロジェクトの会議映像を見せる。
テレビ局長が中心となってプロジェクトを進めているようだが、ポリス以外の企業は自分らの利益を優先して協力してくれないようだ。
テレビ局長とポリス総監はよりよい町を作るためにと、二人だけでプロジェクトを進めようとしている。
その主な手段は「精神チューニング」と呼ばれる行為。強力な電波で人々の意識を変えるのだという。
一回目のチューニングは失敗し、町には様々な悪影響が出た。
ボーイが記憶を失ったり、ガールの影がなくなったりしたのもそのせい。
だが局長は、影響が及ぼせることもわかったし、再度チューニングを行うと息巻いていた。
映像はそれだけだったが、セパスはラジオを再開し、町の異変とその原因である創生プロジェクトについて発信しようと決意する。
ネオン街にある自分のラジオ放送施設に行き、ラジオをはじめるが・・・
テレビ局長が遠隔操作する「あんさつロボット」に襲われ、結局肝心なことは伝えられず。
撃退するものの、ラジオの放送設備は壊れてしまった。
ホフのところに戻ると、ホフの庭に紙が落ちているのに気づく。
紙はボーイたちが助けを求め、鳥に託した手紙だった。
船の乗り方も書いてあったのでセパスとワンはヨノアノ島へ向かう。
(船上の幽霊に「君がセパスだろ? 君の放送を聞きながら命を絶った者もいるんだよ」的な欝になることを言われます)
ヨノアノ島の塔にたどり着いたセパスたち。近くにあったボタンを押すと、ボーイたちの部屋のドアが開いた。
ボーイたちとセパスたちは合流し、塔の頂上へ。
頂上には「マジョ」と名乗る女がいた。
マジョは、自分と戦えという。そしてマジョを倒せば影は戻らない。マジョに負ければお前たちは死ぬ、とも。
とりあえず戦闘を長引かせると、ガールが「もうやめて!」と言って戦闘中断。
マジョはガールの一部だった。ガールの影の部分が分離したものだという。
一緒に消えればもう苦しまなくて済むというマジョの誘惑を断ち切り、ガールはマジョを受け入れる。
影が戻ったガール。4人はヨノアノ島を後にする。
船に乗り町に戻った4人が見たのは、住民が影だけになっていたり、影を失っている姿だった。
2回目の精神チューニングが行われてしまったらしい。
情報収集のため、観測所に向かう4人。電波はテレビ塔から出ているとのこと。
また、ホフがポリスに連行されたと知る。
ポリス本部に殴りこみに行くと、ポリス総監と戦闘に。
戦闘後、ポリス総監はテレビ局長の行動に疑問を抱いていたと語る。
ホフも無事解放され、テレビ塔へ。
しかし入局許可証がないと入れない。
突然セパスが家に帰ろうと言い出す。
セパスに着いていくとワンの犬小屋で足を止める。犬小屋から入局許可証が。
何故ここに?というボーイたちに、セパスは自分の生い立ちを明かす。
セパスはテレビ局長の息子。落ちこぼれだった自分に、父はテレビ塔で雑用でもしろと入局許可証を渡したのだ。
入局許可証を持ってテレビ塔に潜入する4人。
そして局長と対峙する。
この町が外界と隔絶されて100年以上経った。町は秩序を失い始めている。
愚かな住民共を調整しなければといい、襲ってくる。
倒すとテレビ塔の最上階に逃げる局長。
精神チューニング装置に入りまた襲ってくる。
これも返り討ちにすると、チューニング装置は壊れる。
しかし三回目のチューニングが行われてしまったようだ。局長も消えてしまった。
局長を探しにテレビ塔を下りると、ホフが待っていた。
ホフがいうには、局長はチューニングの際アストランドに肉体ごと飛ばされたのだと。
いい加減、行動が怪しすぎるホフを問い詰める4人だが、今は局長を止めてくれとかわされる。
アストランドは人の精神の世界。肉体を持った者はそれを破壊することも可能である。
アストランドが破壊されたら人々は心を失ってしまうだろう(だから局長を早く止めろと)。
LSドロップを食べ局長を追いかける4人。
アストランドでは4人バラバラに飛ばされてしまった。
それぞれ自分の記憶を見せ付けられる。
セパスは、テレビ局長である父親の変貌の記憶を。
ボーイは、ラジオを聴き、勇気付けられた時の記憶を。
ガールは、セパスのラジオで自分が書いた詩を紹介された時の記憶を。
ワンは、セパスと初めて会った日の記憶を。
合流した4人はアストランドを進み、テレビ局長を見つける。
局長はアストランドに生える邪木という謎の木と同化して襲ってくる。
倒すと局長は消える。自分のしたことは間違っていない。そしてセパスたちがしたことも。
お前はお前のしたことを肯定しろと言い残して。
スタッフロールの後、真相が知りたければ〜とか言われて、別ルートがあることを教えられる。
(真エンディング)
アストランドのちょっと奥まったところに金髪の男(女?)が座っている。
そいつは観測者と名乗り、因果がどうのこうのと言ってくる。
新しい因果を始めるためには戦わなきゃいけないとかなんとか・・・。
観測者を倒して、局長を倒しに行くと、スタッフロールの後に後日談が追加される。
(ただし観測者はものすごく強い。局長を倒せるレベル+5は最低あげないと勝てない)
真エンディングの後日談では、
町が外界と隔絶された経緯と、ホフがなんで色々知っているかを説明される。
町は100年以上前の大規模なエネルギーの事故?によって、世界から切り離されたっぽい。
電波や大気を調べても何もわからない。外に向けて電波を出しても反射しない(=どこまでも何もない)。
それを創生プロジェクトの会議で言ったけど、誰も相手にしてくれなかった。
観測所のデータやら自分の研究を色々やって、強力な電波でアストランドとかに介入すればいいんでね?と思いついた。
強力な電波を出すにはテレビ塔がちょうどいいということで、局長をそそのかし、
精神チューニング装置といってテレビ塔で使わせた。
その結果、町が大変なことになったので、たまたまやってきたボーイたちに事態の収拾をさせたと。
結果的にアストランドに生えていた邪木が、どうもその隔絶の原因だったらしく、
今町はもとの世界に戻っているとのこと。
町を救うためとはいえ、セパスの父は犠牲になってしまったんだ・・・とやるせない気分になる4人。
がホフはこともなげに
「アストランドは精神世界だから、局長は倒された時に肉体ごとどこかに飛ばされただけで、死んではいないだろう」
とのたまった。
そして、観測所から外の世界の電波を拾ったとの報告が。
聞いてみると・・・声がする。
「僕はこの世界のセパスだよ。パラレルワールドの僕に早く会いたいな。君のお父さんから君の世界について色々聞いたよ!」
追加キャラ説明
ホフ・・・観測所元職員。町が外界と隔絶されたことをずっと研究していた。ガールの祖父。
テレビ局長・・・セパスの父。公式ラジオのDJでユーモアあふれる優しい人だった。妻(セパスの母)の死後、ラジオをやめ、教育的で説教くさいテレビ番組を始める。
セパスの母(本編未登場)・・・事故で死亡。その事故とは老朽化した建物が崩壊で、多数の死者が出た。
このゲームはマザーシリーズのような独特のドット絵、簡素な戦闘システム、
ゲーム中出てくる名前も耳慣れないもので不思議なゲームです。
しかし、「刺激が強くて頭が冴える「L.S.ドロップ」」を初めとして、
危ないクスリに関係する人名や植物の学名をもじったものが名前の元ネタになっているとか。
プレイ時間も短く、DSiウェアなら500ポイントです。
ハマる人はハマると思います。
ff13-2が発売したのでおさらいにff13の項目見たら
6月程に7章まで書かれて放置されてるんですが
こういうリクって大丈夫なのかな・・・
ダークソウルの物語を書きます。
が、
ゲーム自体が語らない物語なので、おおまかな展開だけを書くようにします。
そのため、サブイベントなどは書きません。
本筋だけをサブイベントを略して書いていきます。
古い時代、
世界は光届かぬ霧に覆われ、灰色の大地に朽ちぬ古竜が支配する、無に近いものだった。
そこに「火」という逸脱したものが発生した時、世界に様々な差異が起こる。
熱さと冷たさと、光と闇と、生と死の概念が流れ込んだ。
やがて、闇から古竜とは違う新たな存在が生まれ、差異を起こした火から、生命の源であり力の象徴であるソウルを得、
生まれたものたち幾人かは王としての強大なソウルを見出した。
最初の死者ニト、魔女イザリスとその娘達、太陽の光の王グウィンと仕える騎士達。
そして、誰も知らぬ小人。
それらは王としてのソウルを得て、支配者たる古竜に戦いを挑んだ。
岩のウロコを貫き、世界を炎の嵐で焼き、死の障気をもって古竜を追い詰める。
そして最後は、古竜を裏切った白竜シースによる荷担で、
古竜達の時代は終わり、彼ら王達の時代が始まるのだった。
だが、王達の中で唯一、
ソウルを光としての使い方ではなく、闇としてのソウル「ダークソウル」を見出した小人がいた。
誰も知らぬ小人。
ダークソウルを見出し、闇の存在を目論んだ小人は、全ての始まりである「火」の後を待った。
「火」は、やがて消える。
その後の闇の時代の到来を待つ小人に、太陽の光の王グウィンは畏れた。
闇を畏れたグウィンは、闇を払い、小人に縛りを架せることを行い、
小人及びその子孫、すなわち「人間」は、以降、王達の配下同然の下等なものたちとして、
新たに始まった光の時代と言える「火の時代」を生きていくことになる。
しかし、小人が予想したように、
火は、いつか消える。
それは全ての始まりである火、「最初の火」も例外ではなかった。
「最初の火」が消える。
グウィンはそれを予見していた。
火の時代が終わり、闇の時代到来を意味するそれは、グウィンにとっては許されないこと。
グウィンは、自身の一族が住まうアノールロンドに多数の騎士を残して、最初の火を継ぐ旅に出る。
それは、帰らぬことを意味していたのか、
アノールロンドにはグウィンの空の棺が置かれ、故郷を去るグウィンの長子によるものか、
花束が一つ添えられていた。
同じ頃、
かつて古竜と戦った魔女イザリスは、グウィンと同様に火の消滅を悟ったためか、
最初の火を人工的に生み出す術を生み出そうとするが、
火を畏れ、火を敬う姿勢が欠如した彼女を、火の邪悪な側面「混沌の火」が飲み込む。
目論みが失敗し、彼女は消え、
やがて、築き上げた都をも火は飲み込み、そこは地獄という言葉がふさわしい光景に変貌してしまう。
失われていく故郷と彼女の娘達。
火は、何もかもを失わせる一方、世の絶対的な悪となる「デーモン」を生み出し、都は完全に失われた。
生き残った娘達は故郷を捨て、世界に散らばった。
一人は自責の念か、ある地で人を思い、
一人はそれを守護し、
一人は逃げ出した自身を責める後悔の旅を続ける。
デーモンは都から広がり、脅威は増え続けていった。
その後900年間。
グウィンの火継ぎのおかげか、火の時代は時を刻み、
人間達の営みも豊かなものとなり、人々は王達を神と敬い、時代を歩んでいった。
900年という長い歴史はグウィンによるものだったのか、それは人の世界には届かない。
だが、それを知るべき時が来た。
世界の空が、濃い霧に覆われ始める。
やがて霧は太陽の光を遮り、人の世界は終わらぬ夜ばかりが続くようになった。
この異変に戸惑う人間たち。
その人間たちにも、異変が現れる。
「ダークリング」。
体表に現れるそれは呪われた証であり、呪われた人は死ぬことが出来ない「不死人」となる。
不死という言葉にいささか得をしたような気分を受け取られるが、肉体的では不死でも、精神的には不死ではないことが今日の不死人の運命にある。
不死人は死ぬことが出来ない。 だが、考える器官は徐々に劣化し、
やがて、誰とも構わず人を襲う「亡者」となるのだ。
不死人はやがて亡者となることがわかった時、
健全な人から不死人は忌み嫌われ、人の世界から追放され、牢に閉じ込められる。
それは、世界が終わるまで、永遠にそこから出られないという運命だった。
だが、原因不明の不死人の拡大はとどまることを知らず、
かつ世界は徐々に霧に覆われていった。
「そうさね」
「ダークリングは呪われた不死の証」
「だからこの国では、不死人は牢に入れられ」
「世界の終わりまで、閉じ込められる」
「お前もそうなるんだよ」
ここは北の不死院。
人の社会から追放された、不死人達を閉じ込める施設。
高地に建設され、老朽化が進んでいるが、牢を出たとしても、行く手にはデーモンが待ち受けている。
絶望的な運命から来るものか、悲痛の叫びが今日も変わらず牢内で反響し続けている。
ここにいる一人の不死人もそう。
遠い天井の穴から差し込むわずかな自然光と冷たい空気。 いつものこと。
ここに入れられてどれほどの時が経ったのかわからないが、
手にした直剣の刃を失った、柄のみの、武器ともいえないこの代物だけが、流れた時を実感させていた。
しかしこの日、いつもとは違う光景が目に入った。
一瞬の暗闇から音を立てて降って来たのは、死体。
光差し込む天井の穴に、騎士の鎧を身を付けた者がいた。
見上げる不死人に一瞥を送った後、どこかへ去って行く騎士。
その騎士が投げ込んだ死体にはこの牢を出るための鍵が仕込まれていた。
あの騎士が何者であろうが、不死人にとってその鍵は、ひとつの楽園への一歩であるという思いがあった。
不死院から脱出するために駆け巡る不死人。
行く手にはデーモンと、弱々しく天を仰ぐ先ほどの騎士の姿。
声にはハリがなく、意識が朦朧としている姿の騎士だが、騎士には不死人に訴えるべきことがあった。
「不死とは使命の印である・・・
その印あらわれし者は、不死院から古い王達の地にいたり、
目覚ましの鐘を鳴らし、不死の使命を知れ」
騎士の先祖代々伝わるという不死の使命。
それを背負い、そして今は亡者になりかけている騎士。
果たせぬ使命を痛感し、その使命を見知らぬ不死人に託す。
「ありがとうよ。
行ってくれ。亡者になって君を襲いたくない」
使命を承った不死人の答えに、騎士は消えそうな弱々しい声で礼を言い、
そして死んでいった。
北の不死院を脱し、断崖絶壁へと到達した不死人。
その脳裏に、古い伝承が浮かび上がる。
「けれども、古い伝承によれば」
「ごく稀に選ばれた不死だけが、不死院を出て、かの地への巡礼を許される」
「それは古い王達の地、ロードランだ」
眼前に現れた、巨大なカラス。
カラスは不死人を脚で掴み、王達が眠る地、ロードランへ導いた。
ロードランは不死の呪い発生以降、使命を帯びて巡礼してきたものたちが多い場所。
追い出され、疎外されてきた故郷を人一倍思う彼らにとっては、一種の救いの地でもあったが、
今ではそういった装いは廃れ、ここでは呪われた人々は亡者になるかならないかの瀬戸際まで来ている危険な場所である。
カラスが降ろした場所は火継ぎの祭祀場と呼ばれる場所。
同じ使命を帯びてこの地にやってきたものたちの話によると、騎士が言った目覚ましの鐘は2つあるらしく、
一つはここから上に上った先にある不死教会区に。
もう一つは、毒が蔓延している病み村の奥に存在しているという。
いずれにせよ、道中には亡者になった者達と、デーモンが蔓延る危険な地帯。
それらを突破しない限り、あの騎士が背負った使命の本質は見えない。
伝承に伝わるこの使命が、呪われ、霧に包まれていく世界の中でどういった意味を持つのか。
その探究心は、隔離されていた不死人にとって一種の刺激物としてでもあり、この呪いに対する救いの手を模索するためでもある。
不死教会と病み村の鐘を鳴らしたとき、
その音色はロードランを駆け巡り、火継ぎの祭祀場にもその音色が聞こえた。
新参の不死人がやってのけた、鐘を鳴らすという使命に驚きを隠せないものたち。
その鐘が鳴り響いた時、火継ぎの祭祀場に使命を果たした貴重な不死の勇者を迎える者がいた。
名を「フラムト」。 世界の蛇と呼ばれる、王の使いである。
飛び出した歯をすり合わせ、クチャクチャと音を鳴らす、強い口臭を放つフラムトの突然の登場に戸惑う呪われたものたち。
そんなことはお構いなしに、フラムトは鐘を鳴らした不死人に、あの騎士が背負った使命について話し始めた。
世界が呪われ、霧が覆い始めているのは、最初の火が消えかかっているから。
グウィンは火継ぎの旅以降、火継ぎを成功させたのかどうかわからず、現に今は消えかかっている。
この使命の本質。 それは、グウィンに代わって火継ぎを行う勇者を見出すための試練であり、
目覚ましの鐘はフラムトを目覚めさせる、見極めるためのひとつの試練であった。
それを成し遂げた不死人に、フラムトは次の使命を与える。
「王の器を神々の地アノール・ロンドで入手し、王の資格を得、火を継ぐ新たな王となるのだ」
アノール・ロンドは神々が統治する、人の世界とは別の世界と言える神聖な地。
今はもう大半の神が去ってしまったが、いまだここを守る神を護衛する騎士達がいる、強固な城である。
そこに降り立ち、王の資格として王の器を手に入れるための試練を受けるという今回の使命。
不死人はこの地に降り立ち、神々が用意した過酷な試練を突き進む。
巨大な城内に至り、最奥の、巨人騎士が守るその先、
不死の勇者を見極める、アノール・ロンド最大の試練が待ち受ける。
女性をあしらった鎧に身を包み、その巨大な身体に巨大なハンマー。
静かに佇むその姿は圧巻の一言であり、そして葺きぬけとなっている二階から、獅子の鎧を身に着けたものが見下ろす。
ハンマーを構える処刑者スモウ。
巨大な竜狩りの槍を手に、辿り着いた不死の勇者を見据える、グウィンに仕える四騎士の長、竜狩りオーンスタイン。
この二人を倒さない限り、王の器を入手することは出来ない。
王の資格を得るための使命を抱える不死人と、神を守る使命を帯び、そして不死の勇者に試練を与える二人。
スモウのハンマーが一振りするたびに、城内の柱を木っ端微塵にし、オーンスタインが放つ雷が不死人に襲い掛かる。
熾烈な攻撃は彼らの力を思い知り、そして、彼らの二つの使命の重さを知るのに十分なものだった。
2対1の圧倒的な不利の中、不死人は各個撃破に専念する。
オーンスタインが繰り出す素早い攻撃をいなし、スモウの豪快な攻撃の隙を突く。
持久戦覚悟の戦いで、素早い、かつ慎重な攻撃を繰り返し、確実に相手の体力を奪っていく。
一瞬の気の緩みが命取りとなる。
戦闘が終わり、静けさが漂う城内で立っていたのは、不死人であった。
残酷非道な処刑者であったスモウを倒し、竜の岩のウロコをも貫いたというオーンスタインを倒し、試練を終えた。
二人の護衛が全力で守っていた人物。 それは、不死の勇者到来を待ち望んでいたグウィンの娘、グヴィアネヴィアだった。
彼女はアノール・ロンドに残った数少ない人物であり、フラムト同様、グウィンに代わって王の資格を得る人物を探していた。
そしてそれを成し遂げた不死人は、王の資格「王の器」を手に入れ、火を継ぐ資格を手に入れる。
グヴィアネヴィアの願いは切実で、世界の運命を左右する、巨大な願い。
彼女の願いを背負い、不死人はフラムトの導きの下、王の器を持って、フラムトに知らせる。
「おお!お主、でかしたな!まさか王の器を持ち帰るとは!」
「1000年を超え、ずっと探し求めていた者が、やっと現れたか!」
「ウオオオオーン!・・・すまぬ。少し興奮してしまった」
よほど待ち望んでいたのか、相変わらずの口臭を出しながら声を張り上げるフラムト。
王の器を手に入れ、あとはその王の器に王のソウルを注げば、火を継ぐ最後の道が開かれる。
王のソウル。 すなわち、
白竜シース、最初の死者ニト、魔女イザリス、王のソウルを分け与えられた小ロンドのものたちを殺すということだった。
フラムトはそれらの人物は既に役目を終え、または道を外れていると語り、躊躇する必要はないと語る。
【火継ぎEND】
王のソウルを獲得し、祭壇に捧げた王の器を王のソウルで満たす。
王のソウルによって立ち上る巨大な篝火は、それらが強大な力を帯びていることを実感させる。
そして、立ち上る篝火に反応して、祭壇奥の道が開かれた。
白い光の中、浮いているのか、下へと続く階段があり、それを横切る幽霊らしきものたち。
実体がないそれは、背格好からして世界中に散らばっていたかつてグウィンに仕えていた黒騎士達。
火に焼かれ、黒くくすんだその鎧を身にまとっていた彼らが、悔い残して歩いているような印象を受ける。
その階段の先、灰色の大地が広がる地。 そこはかつて最初の火が起こった場所であり、その巨大な炉「最初の火の炉」があった。
広大な広さに建造された巨大な炉は、今や崩壊し、燃え残りがわずかに残る、瓦礫の山だった。
火の炉の中心。 それは、今まさに消えかけている火がある場所。
そこで火を継ぎ、人にかけられた呪いを解き、火の時代を存続させるために不死人は足を進める。
だが、そこに立ちはだかったのは、かつての太陽の光の王、グウィンだった。
火継ぎの旅に出て以降、火を継ぎ、約1000年の間、最初の火の蒔の代わりとなったその身体には、
かつての力は無く、持っている武器は燃え盛る大剣のみ。
だが、大剣を片手で振り、素早い動きで不死人に容赦なく攻撃を与えるかつての太陽の光の王の力は、大半を失っても尚強大である。
なぜ、火を継ぐために来た不死人に刃を向けるのか。
火継ぎとはなんなのか。
浮かび上がる多くの疑問。 しかし、降り注ぐ火の粉は払いのけなければならない。
かつての王と対峙する不死人の王。
地面の灰が舞い、炎が舞い、互いの身体を攻撃する、凄まじい戦い。
最初の火の炉と呼ばれる時代の始まりの地で、最後の試練が行われたのだった。
そして、グウィンは倒れる。
跪き、力なくうなだれるその姿には、悲しみも怒りも無い、達成感のようなものを感じた。
不死人は最初の火の炉に篝火を灯す。
火は大きくなり、蛇のように不死人の身体をつたい、飲み込み、
それはやがて、巨大な炎となり、
火の時代は元の姿を取り戻したのだった。
【闇の王END】
小ロンド遺跡は、かつて四人の公王によって統治された地であり、
その功績から、グウィンから王のソウルを分け与えられた。
しかし、公王達は闇に堕ちた。
闇を畏れたグウィンは、四騎士の一人アルトリウスに公王及び小ロンドの地を丸ごと封印させるよう命じた。
以降、公王達は「深淵」と呼ばれる空間に封印されているが、彼らにはいまだ分け与えられた王のソウルを所持している。
不死人は深淵にいる公王を倒し、王の器に注ぐ王のソウルを手に入れようとする。
かつての四騎士アルトリウスの力を貰い、深淵内部に到達。
闇に堕ちた公王達に立ち向かう。
公王を倒し、一つ目の王のソウルを手に入れた時、不死人を見つめるもうひとつの世界の蛇「カアス」が姿を現した。
「我は世界の蛇。正しい時代を、王を探すもの」
カアスは語る。
最初の火から人の祖先はダークソウルを得たこと。
火の後の闇の時代を待ち、ダークソウルの欠片を子孫達に分け与えたこと。
そして、グウィンがそれら人を縛り、闇の王が誕生しないようにしたこと。
カアスは更に語った。
「我カアスが、貴公に、正しい使命を伝えよう」
「理に反して火を継ぎ、今や消えかけの王グウィンを殺し」
「そして、四人目の王となり、闇の時代をもたらすのだ」
世界の本質は闇であり、火の時代は人の時代ではない。
そしてそれは、グウィンによって故意にもたらされたものである。
闇の王として闇の時代を作り上げたとき、
そこは、人の時代、不死の時代である。
最初の火の炉。
ここで今も尚火を守るグウィン。
不死人がグウィンを殺し、そして、火を継がず、元の世界に戻ってきたとき、
闇の王となった不死人の目には、カアス含む複数の世界の蛇。そしてフラムトもいた。
「カアス、フラムト共に、あなたに仕えます。闇の王よ」
頭を垂れる世界の蛇達。
火の時代が終わり、人の時代、闇の時代の始まりである。
ダークソウル、END
Q.最初の火ってなんなの?
A.わかりません。とりあえず火による差異で存在が誕生したということ。
いわゆる、宇宙の誕生みたいに未知数なもの。
Q.王のソウルを見出した奴らは人間じゃないの?
A.人間ではありません。
また「王」という表現と「神」という表現がありますが、
この場合はどちらも“人間から見て凄い存在”というだけにとどめておいてください
Q.グウィンはなぜ最後襲ってきたの?
A.諸説あります。
有力的なのは、あの時点で主人公が火を継ぐためなのか、闇の到来を企む者なのか判別できないため、
戦いで決着をつけたのではないかというものです。
劇中解説はされていませんので、各人の妄想でお願いします。
ちなみに戦闘時のBGMはとても悲しいもの。
Q.フラムトやカアスらの世界の蛇って何者?
A.わかりませんが、
とあるアイテムの解説文には、ダークソウルの世界で蛇は竜のなりそこないで、貪欲の象徴だそうです。
フラムトはたとえ毒物だろうが刃物だろうが食べることが出来ますので、
世界の蛇も同様に、竜になれない中途半端な存在みたいです。
ちなみに物語を見返すとわかりますが、全体的に聖書のアダムとイヴの物語のイメージが強いです。
Q.このゲームのキーワードの「人間性を捧げよ」って、どういうこと?
A.人間らしさ。人間であることを証明するためのものが人間性という言葉です。
しかしダークソウルでは人間は闇の存在ですので、人間性とはつまり・・・・。
Q.なんで火が消えるとダークリングが現れて不死になるの?
A.他の王達の子孫は死なない(又はかなりの長寿な)身体です。
逆に、なぜ人は不死ではないのか・・・・?
Q.デモンズソウルと話繋がってる?
A.公式的に否定されています。
Q.シースはなんで裏切ったの?
A.理由は不明です。
古竜と戦った以降、グウィンから公爵の位を得て、
自身にないウロコの研究をしています。
しかし、人を人体実験の材料にしたりと、やりたい放題でした。
363 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/21(水) 13:52:09.49 ID:T23D+3Ai0
未解決にある「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」を、
弟がプレイしてるの見てました。
簡単にまとめた説明でもよろしければ書きます。
20XX年のある日、突如ロボットだけが感染する「ロボットエンザ(ロボット風邪)」が発生する。
瞬く間に広がったロボットエンザのせいで、それまでロボットのある生活を送っていた人々は困惑した。
有効なワクチンを作り出そうにも、作成するロボットにまで被害が及んでしまっていた不可能となっていた。
ライト博士の研究所も例外ではなく、ロールちゃんが感染。ライト博士がワクチン作成に尽力していると、
ボロボロの乗り物に乗ったワイリーが逃げてくる。
ワイリー曰く、有効なワクチンの製造方法を見つけたらしいのだが、製造するための機械を
ロボットエンザにかかって暴走したロボットに奪われてしまったとの事。
これを聞いたロックマンは、さっそく機械奪還と暴走したロボットを止める為に倒しに行く。
町で暴走していたロボット達たちを倒し、研究所へ戻ったロックマン。
しかしロボットエンザに感染、倒れてしまう。
と、同時に、研究所のモニターにワイリーの放送が流れる。
実は、ロボットエンザを製造した張本人はワイリー。ロックマンに感染させ、弱った所で世界征服を行う為の
お芝居だった。
ワイリーと対抗できる唯一のロボットであるロックマンが倒れ、絶体絶命……かと思われた。
そこへロールちゃんがやってきて、ロボットエンザのワクチンを差し出す。
ワイリーが研究所へ来た際、ワイリーは一つだけロールちゃんに投与していたのだが、
ロールちゃんは「もし感染したロボットが来たら、そのロボットにあげよう」と思い、飲んだふりをしたのだという。
復活したロックマンはワイリーの研究所へ向かい、野望を阻止することに成功。
ワクチンも無事に製造されて、めでたしめでたし。
366 :
FF13:2011/12/21(水) 17:01:19.93 ID:qiywEDqb0
>>340 最初の筆者ではないが、わたしが引き継ぎましょう。
年が変わるまでにはすべてアップする予定なり。
ということで、FF13の続きを予約します
少し遅れましたが、ロックマン10は以上です。
これだと、「サブタイトルの宇宙は関係ないじゃん!」と思われますね。
なぜ「宇宙からの脅威!!」なのかというと、「ロボットエンザは宇宙から飛来したのでは?」という
憶測が最初はされていたからです。
368 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/22(木) 10:36:41.13 ID:fHRLVVw/O
乙です。
むずかしかった?
派手な中ボスとかいた?
ワイリーまた土下座した?
日本語でおk
370 :
FF13:2011/12/22(木) 16:29:17.51 ID:ldweGPrH0
出来上がった分を投下します。
その前に訂正。
〔訂正〕
第7章最後で、
>そして光の中から現れたのは騎兵隊の隊長・レインズだった。
とありますが、実際は
>そして光の中から現れたのはレインズの部下・リグディ大尉だった。
です。
登場人物
リグディ大尉……聖府打倒を目指すレインズに共鳴した軍人で、レインズの右腕。
371 :
FF13:2011/12/22(木) 16:31:44.27 ID:ldweGPrH0
第8章 歓楽都市ノーチラス
何事もなくノーチラスにたどり着いたサッズはほっとしたが、ヴァニラの顔はさえない。
自分が引き起こした事件でルシにされた少年がサッズの愛息ドッジだと気づき、
彼女はどうやって打ち明けるか悩んでいた。
大型スクリーンに「パルムポルムのルシは人質を取って逃走中」とのニュースが流れた。
ニュースを知った一般客の反応や、パルスのルシを倒すアトラクションを見て、
二人は「自分たちに安息はない」現実を思い知らされる。
元気がないヴァニラに、サッズは「ふれあい広場」に行こうと誘った。
逃走に疲れた彼は、ヴァニラと別れてSPICOMに投降する意思を固めたていた。
捕まれば殺されるだろうが、嘆願すれば息子と合わせてくれるかもしれない。
そのためにドッジへの土産話を作ろうという、彼の心づもりだった。
ヴァニラも、「ふれあい広場」を楽しんだ後で告白しようと決意していた。
ひとしきり楽しんだ後、サッズは話を切り出した。
サッズを死なせたくないヴァニラは、なんとか引き留めようと後先考えずに言い放った。
「わたし、知ってる! エヴリーデの事故を引き起こした犯人を!」
「なんだって! 教えてくれ!」
案の定、サッズは食らいついてきたが、
ヴァニラは自分だと言い出せずにおろおろするばかりだった。
(続く)
372 :
FF13:2011/12/22(木) 16:32:26.09 ID:ldweGPrH0
クェ ー ー ー ー。
サッズがヴァニラに詰め寄っていたとき、数頭のチョコボが突っ込んできた。
あわてて身を翻す二人。さっきいたところめがけて、銃弾が撃ち込まれた。
自分たちは泳がされていたと察したサッズは、ヴァニラだけでも逃がそうと
ノーチラスからの逃走をはかる。
追っ手を振り切って出口にたどり着いたとき、小さな人影が二人を迎えた。
「父ちゃん、みぃーっけ。」ドッジだった。
無邪気に父親に抱き着いた瞬間、ドッジはクリスタルと化した。
彼の使命は、「パルスのルシを捕えること」だったのだ。
愕然とする二人を、ナバート中佐率いるSPICOMの一団が包囲した。
中佐は、サッズにドッジをルシにしたのはヴァニラだと暴露した。
居たたまれずに走り去るヴァニラと、それを追うサッズ。
それを見て、ルシ同士の戦闘データが得られるとほくそ笑む中佐。
サッズはヴァニラと対峙するが、引き金は引けなかった。
怒りのまま彼女を殺しても、息子は帰ってこないのだ。
サッズが絶望に打ちひしがれたとき、彼の烙印が熱を帯び、
召喚獣ブリュンヒルデがあらわれてサッズを殺そうする。
その両者の間に割って入ったのは、ヴァニラだった。
サッズも、ヴァニラを守ろうとブリュンヒルデに立ち向かっていく。(サッズの召喚戦)
ブリュンヒルデを倒した後、ヴァニラへの復讐心をなくしたサッズは、
ヴァニラともどもSPICOMに拘束された。
(第8章終わり)
373 :
FF13:2011/12/22(木) 16:33:54.33 ID:ldweGPrH0
第9章 聖府親衛艦隊旗艦パラメキア
聖府は、パラメキアで首都エデンへのルシを移送することを大々的に喧伝していた。
聖府代表のダイスリーも、陣頭指揮のために同乗しているという。
騎兵隊のレインズらは、このニュースは逃げているルシを誘い出す罠だと察知した。
それでも、ライトニング、ファング、スノウ、ホープの四人は救出のため潜入を決意する。
ダイスリーを捕えて聖府の情報操作を暴けば、大衆がパルスのルシに抱いている憎悪は
和らぐかもしれないという希望もあった。
騎兵隊の支援のもと、四人はパラメキアにひそかに乗り込んだつもりだったが、
すぐに発見されてしまう。それでも怯むことなく先へと進む。
その頃、サッズはヴァニラの告白に耳を傾けていた。
ヴァニラが最近クリスタルの眠りから覚めたことは、サッズにかすかな希望を与えた。
ドッジもまたクリスタルから蘇るかもしれない、と。二人は、兵士の隙をついて脱走する。
ルシの襲撃とルシの脱走で、艦内は混乱の様相を呈してきた。
さらに動力機関が停止し、艦が墜落し始める。
陣頭指揮を執るナバート中佐は、立て続けに起こる事態に動揺を隠しきれない。
ただ、ダイスリー代表だけは平然と事態を静観していた。
ルシたちは、積み重なる幸運のおかげで無事合流でき、勢いに乗って聖府代表の前まで肉薄した。
代表を逃そうと、中佐はルシたちの前に立ちはだかった。
彼女を虫けらのように、ダイスリーは周囲のオペレータとともに魔法で薙ぎ払う。
ファルシ=バルトアンデルス。それがダイスリーの正体だった。
バルトアンデルスは、ライトニングたちの使命は魔獣ラグナロクとなりコクーンを破壊することだと言った。
そして、セラの使命とは、ルシに相応しい者をファルシ=アニマに導くことだったと話し、
4人が来たからクリスタルになったと説いた。
当然、6人は刃向うがとどめを刺せなかった。
バルトアンデルスは、墜落しつつある旗艦から逃げるようにと飛空艇を見せつけて退場する。
脱出後、ルシたちはロッシュから猛攻を受けるが、何者かの介入によって無事に切り抜け、
そのまま首都深部にある異跡へと運ばれていった。
374 :
FF13:2011/12/22(木) 16:35:35.42 ID:ldweGPrH0
今日はここまで。続きは二、三日中に投下します。
>>365 ロックマン10のラストの部分がなくね?
ワイリーを倒したがワイリー自身が病気なって
ロックマンがワイリーを病院に運んであげて
次にワイリーの病室に入ると大量のワクチンがベッドに置いてあるって感じだった気がするけど
ロックマン10を執筆した者です。
>>368 すみません、プレイしたのは私ではないので何とも言えません……
>>375 プレイしたのは弟で、一度しかエンディングを見てないので忘れてました。
ラストは確かにそんな感じでした
377 :
FF13:2011/12/23(金) 13:15:10.60 ID:eTX+5ZWI0
第10章 首都の異跡フィフス・アーク
ルシたちを乗せた飛空艇は、首都に隠された異跡に着陸した。
彼らは、バルトアンデルスの話に困惑していた。なかでもスノウの落ち込みはひどかった。
恋人の願い「コクーンを守って」は、いったいなんだったのか?
異跡を探索するうち、ヴァニラとファングは故郷の伝説「アーク」を思い出した。
「アーク」とは、外敵の侵攻に備えて作られた兵器が眠る軍事施設であり、
ルシの力を高める場所だと言い伝えられていた。
彼女たちの話を裏付けるように、ルシの烙印に反応して異跡のモンスターたちが動き出した。
バルトアンデルスがコクーン滅亡を願っているのは確かだ。だが、その真意はまったく分からない。
出口を探す途中で、騎兵隊のレインズ准将とであった。
訝しむライトニングたちに、レインズ准将は自分が聖府のルシであることを打ち明け、
バルトアンデルスの真意を語りだした。
かつて神は、この惑星に降り立ちファルシと人間を創造し、そして姿を消した。
神に取り残された世界は、荒廃する一方になった。
ファルシは、世界を救うために数千万の人命を供犠にして神を呼び戻そうと考えた。
コクーンは、その供犠となる人間を養うために作られたものであった。
ただ、コクーンのファルシは自己破壊を禁じられていたことが計画の障害となった。
自殺できないファルシは、パルスのルシを使って破壊させることにした。
ライトニング達のまわりで起こった幸運や奇跡、レインズの庇護は、すべてバルトアンデルスの差し金だった。
レインズは、「人によるコクーン統治」を目指していたときにバルトアンデルスに捕えられルシにされた。
彼は、ファルシの命令で動いていたが、運命に抗おうとする姿勢に感化された。
そしていまコクーンを守るためにライトニング達を倒そうと、レインズは自分の意志で戦いを挑んできた。
戦いの勝敗はライトニング達の勝利で終わり、敗れたレインズはクリスタルとなった。
ルシの使命よりも自己の意志を貫いたレインズを見て、スノウは気づく。
ルシ自身の決意とルシの使命は別物だ、と。
スノウは、コクーンを破壊する使命よりもセラの願いに従うことを宣言した。
それでシ骸なるならなったで構わない。
スノウの決意表明に、ファングが強く反発した。仲間がシ骸になるのが耐えきれないファングは、
仲間と敵対してまで使命を果たすと言い切る。
シ骸か使命か。ファングの緊張が最高潮に達したとき、ファングの刻印が輝いて召喚獣バハムートが現れた。
バハムートが全員を狙っていると知り、ファングはバハムートと対峙する。(ファングの召喚獣戦)
バハムートを退けると、グラン=パルスへの道が開けた。
コクーンでは見つからなかった打開策が、グラン=パルスなら見つかるかもしれない。
バハムート戦を経て気持ちを持ち直したルシたちは、グラン=パルスへと飛び出した。
378 :
FF13:2011/12/23(金) 13:16:31.66 ID:eTX+5ZWI0
第11章 異境大陸グラン=パルス
希望を胸にグラン=パルスに降り立ったが、人影はまったくなく手掛かりが見つからなかった。
徐々に焦りが見え始めたとき、ホープが倒れた。それは、ホープがシ骸に近づいたことを示していた。
仲間内の殺し合いを避けるために、ホープは一行から離れようとした。
そのとき、ホープの烙印が輝いて召喚獣アレキサンダーが現れた。(ホープの召喚獣戦)
アレキサンダーを撃退したホープは、行動を共にすることを決意する。
一行は、ヴァニラとファングの故郷・ヲルバ郷に向かうことになった。
故郷へ向かう道中、ヴァニラはファングが自分の嘘を察知したと知り、ひどく動揺した。
ヴァニラはファングを慮って真実を隠していた。そのせいで次々と悲劇が起こった。
つらい現実を拒むヴァニラの前に召喚獣ヘカトンケイルが現れた。(ヴァニラの召喚獣戦)
ヘカトンケイルを退けたヴァニラは、どんなにつらくとも前に進むことを心に決めた。
花と緑に包まれたはずのヲルバ郷は、クリスタルの砂漠に覆われた廃墟と化していた。
それでも、手掛かりを探して郷を探索する一行に、バルトアンデルスが再び姿を現す。
いっこうに使命を果たさないルシたちにしびれを切らした彼は、策を講じた。
レインズを蘇らせて聖府代表に据え、騎兵隊の怒りを誘う。
さらに、騎兵隊に「オーファンが黒幕だ」と吹き込んでオーファン破壊を促した。
オーファンが破壊されれば、コクーンそのものが滅びることを伏せて。
自身の方策をルシたちに告げたバルトアンデルスは、
コクーンの救いなき滅亡を防ぐのはお前たちだけだと言い残し、飛空艇を置いてコクーンへ去って行った。
とにかく動かなければ道は開けない。罠としりつつも飛空艇に乗り込み、ルシたちはコクーンに帰還した。
第12章 首都エデン
ルシたちがコクーンに到着した直後、首都全域に魔物が出現し市街地は戦場と化した。
同刻、騎兵隊のリグディ大尉も、聖府代表となったレインズに銃口を向けた。
自分がルシであることを告白したレインズは、リグディによる銃殺を受け入れて絶命した。
リグディは、やり場のない憤りを胸にオーファンがいる聖府中枢へと仲間とともに向かっていく。
騎兵隊を止めるべく先を急ぐルシたちのまえに、ロッシュ中佐が立ちはだかる。
「ルシはファルシの手先であり、人間の敵だ」「ファルシなくして安寧はない」
その信念でルシに挑んだロッシュだが、戦いの果てにわかったのは、
ルシたちも自分と同じ思いで動いているということだけだった。
戦いに敗れた彼は、襲い掛かる魔物に軍人の意地を見せて散って行った。
第13章 オーファンズ・クレイドル
騎兵隊のあとを追って中枢部に入ったルシが見たものは、シ骸と化した騎兵隊の兵士たちだった。
怒りで我を忘れたルシが魔獣ラグナロクとなってコクーンを破壊するようにと、配置されたものだった。
ルシたちは、怒りを抑え滅亡を画策するバルトアンデルスを求めて乗り込んでいく。
379 :
FF13:2011/12/23(金) 13:19:16.27 ID:eTX+5ZWI0
第13章は、投下ミスです。すみません。
あとはラストバトル+エピローグのみとなりました。
次は月曜以降に投下する予定です。
380 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/23(金) 13:35:24.31 ID:1fxHlnKs0
381 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/23(金) 14:06:05.70 ID:v3353iAb0
>>380 ワクチンを用意したのはワイリーではなく、
他の人の嫌がらせだと思われます。
382 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/23(金) 23:39:51.97 ID:oVH/jxEd0
ソニックと暗黒の騎士が途中のままなので書いてみようと思います。
とりあえず明日あたりにランスロットのところからいこうと思っています。
初めてなので不慣れなとこもありますがよろしくお願いします。
他の人の嫌がらせってどういうことだよ
どう考えてもワイリーが置いていった描写だろ
>380
シリーズ後半になるとワイリーにとってのロックマンは宿敵であり自分で倒すべき生きがいでもある
385 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/24(土) 20:37:05.08 ID:1UyQ3PBt0
PSP 英雄伝説 蒼の軌跡をお願いします
碧だろ
387 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/25(日) 00:13:19.53 ID:kUOF6+Vk0
いきなりランスロットに決闘を申し込まれるソニック。
ソニックは乗り気ではないが、敵を前にして逃げないのが騎士道。
勝手にカリバーンが「その決闘、受けて立つぞ!」とか言い出し、結局戦うことに。
最強の騎士と名高いランスロットだが、本人が油断してたのもあってなんとか勝つことができ、
ついでに彼が持っていた聖なる武具の一つ、「アロンダイト」をゲットした一匹(?)と一振りの剣。
なんだかんだで貴婦人のいる湖に到着することができた。
「待っていました、異界の騎士よ・・・」「ウワーオ!」
しょっちゅうソニックを追っかけ回す自称ガールフレンド、エミーそっくりな湖の貴婦人ニミュエを前に、
思わず逃げ出しそうになってカリバーンに怒られるソニック。
とりあえず目的を果たすため、エクスカリバーの鞘の力を封じる方法をきくことにした。
しかしニミュエは言う。
その方法を教えたいのは山々だが、アーサー王を倒し、鞘を手にしたソニックが、アーサー王の
二の舞にならないとは限らないと。
そこでニミュエはソニックに、三つの試練を与える。
それらを果たし、一人前の騎士であることを証明せよというわけだ。
一つ、「アーサー王の地下牢から、謂れ無き人々を助けよ。」
二つ、「困窮にあえぐ人々に慈悲を与えよ。」
そして三つ、「アーサー王の率いる黄泉の騎士団を倒せ。」
「期限は三日後の日没までに。幸運を祈ります・・・」 こう言ってニミュエの姿は消えた。
こうして、立派な騎士の証を立てるため、ソニックは走り出したのだった。
異界の地を高速で駆けつつ、見事ニミュエの課した試練を突破したソニック一行。
このままいけば、約束の時間になんとか間に合いそうだ。
「Piece of cake 楽勝だぜ!」(ちなみに、「Piece of cake」とは「朝飯前」という意味らしい。)
そんなことをいっていると、道端で泣いている女の子に出会った。
どうしたものか、事情を聞いてみると、自分の村が巨大な竜に襲われ、少女の両親をはじめとした
人々がみんなさらわれてしまったらしい。
今から人々を助けにいけばニミュエとの約束は果たせない。しかしソニックは行く。
「オレは騎士の道よりも、オレが行きたい道をいきたいんだ。」
「たわけが・・・」そう言いながらも、ソニックについていくカリバーン。
しかし、ドラゴンのいる洞窟に向かおうとする一行を一人の騎士が阻んだ。
円卓の騎士の一人、「ガウェイン」である・・・
続く
PC同人ゲームの「らんだむダンジョン」お願いします。
らんだむダ
すいません。
らんだむダンジョンは、できれば冒険者のイベントもお願いします。
メガドライブの「バトルゴルファー唯」をお願いします。
ないようなので、シンショク各EDのさわりをば。
果てない闇:全員死亡、かつ全員の好感度が低い
ラスボスを倒し、これで元の世界に帰れると安堵する柴田。
しかし、かつての仲間達の怨念がそれを許さなかった。
それでも、いつか帰れる日まで、何が何でも生き延びてやると決意した柴田。
目の前に現れるモノを殺し続ける彼は、己がどんな姿をしているのかも分からなくなっていた。
重すぎた生:全員死亡、それぞれ特定の方法で死亡させる
たった一人、元の世界に戻った柴田。
しかし、自分のミスで皆を死なせてしまった罪悪感は、あまりにも重かった。
――そして、数年後の同窓会。
集団失踪事件、1人のクラスメイトが精神病院に入れられたことが話題に上ったが、すぐに忘れられた。
残されたもの:全員死亡、上2つの条件を満たさない
5人がいきなり失踪したとして周囲は大騒ぎ。
柴田は先生や警察に質問攻めにされたが、真相は語らなかった。
周囲の反応が変わったことに押しつぶされそうになりながらも、柴田は生きる。
たとえ血にまみれても、限界まで生き抜くと決意した。
あとかた:誰かが死亡
失踪者が出たという事件は話題になったが、すぐに忘れられた。
柴田達は、事件の真相を誰にも話さなかった。
異世界に繋がるという噂のある鏡の前に、柴田は死んだ友人への鎮魂の花を手向けた。
柴田が去った後、鏡の向こうの花がそっと持ち去られた。
心蝕:離脱した山元を回収せずラスボスに会う
教室にいるといったはずなのにいない山元を心配する柴田。
「彼ならもう来ないわよ」
そう言い放ったラスボスに、くってかかる柴田。
しかし、ラスボスを倒した瞬間に時空が歪み、柴田達は元の世界へ戻される。
山元を残したまま。
そんな話があるわけがないと、鼻で笑う生徒達。
しかし、語り手は優しく微笑んだまま、12年前の今日に起きたことだと言う。
と、教室が揺れる。いやな予感がした生徒達は、柴田先生にくってかかる。
が、彼はもう生徒達など見ていなかった。
「今、迎えに行くから……」
日常への帰還:全員生存、ペンダントを入手していない
ラスボスを撃破し、元の世界に戻った柴田達。
彼らは無事に日常の生活に戻ってこられたが、彼女は今でもあの世界にいる。
人間への憎しみをつのらせながら。また、誰かを引きずり込もうとして。
真色:全員生存、ペンダント入手
宮崎の拾ったペンダントに反応したラスボス。
暗闇に閉じ込められた恐怖から、そこにあると分かっていても取りにいけなかったのだ。
それを届け、鳴瀬が静かにラスボスに語りかける。
自分が残るから、皆を帰して欲しい。皆が引き止めるが、鳴瀬は譲らなかった。
しかし、ラスボスはありがとうと言い残して姿を消した。それと同時に、世界が揺れた。
元の世界に、戻ってこられたのだ。
(この後、最も好感度の高いキャラのイベントがあります)
デッドエンドと各キャライベントはまた後日に。
394 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/25(日) 23:41:36.74 ID:kUOF6+Vk0
ソニックの自称「永遠のライバル」ナッコー・・・じゃなかった。ナックルズそっくりなガウェインは
いきなり喧嘩腰。ソニックが事情を説明しても、
「大方、ドラゴンの溜め込んだ財宝を取りにいくつもりだろうが・・・」と取り合ってくれない。
頭の硬さもT-LINKナッコー・・・じゃない、ナックルズそっくりである。
「アーサー王にたてつく不逞な輩め!ここを貴様の墓標にしてやるぜ!」
こう言ってガウェインはソニックに襲いかかった。
両手に携えた聖具『ガラティン』を力任せに振るい、時にはそれを「でぃぃぃやっ!」と投げつけてくる
ガウェインだが、騎士として成長したソニックの敵ではなかった。
ソニックに負けた汚名を自らの命で流そうとするガウェイン。
何も死ぬことはないだろう。とソニックがガラティンを取り上げつつ言うと、ガウェインは
「うるさい!うるさい!うるさーい!」と。(お前はどこのフレイムヘイズだ)
アーサー王への忠義こそが自分の騎士道。それを果たせずして・・・ そう言うガウェインにソニックは、
「王への忠義の前に騎士としてやるべきことがあるんじゃないのか?」と問う。
呆気にとられるガウェインを尻目に、ソニック達は洞窟へと急ぐのだった。
幸運にもドラゴンが留守だったのもあり、無事さらわれた人々を助けることができた一行。
ニミュエとの約束の時間はすっかり過ぎてしまったが、彼らに後悔はない。
そんな彼らのまえに一人の少女が現れる。 さっき道端で泣いていた少女だ。
ソニックから、人々を助け出せたことを聞いた少女は、
「ありがとうございます。そして騙したりしてごめんなさい。」 ・・・へ?
何がなんだか分からない二人(?)の目の前で少女の姿は揺らぎ、次の瞬間、真の姿を現した。
湖の貴婦人、ニミュエである。
彼女は、彼の勇気と力、そして慈悲の心を試すために、少女の姿で彼に助けを求めたと言う。
ニミュエとの約束よりも困っている人を助けるのを優先したソニックを彼女は真の騎士と認め、
エクスカリバーの鞘の力を封じる方法を教える。
ランスロットの持つ『アロンダイト』。 ガウェインの持つ『ガラティン』。
そしてもう一人の円卓の騎士、パーシヴァルの持つ『レーヴァティン』。
三つの聖具とソニックの持つ『カリバーン』があれば、その力で結界をつくり、鞘の力を封じることが
できるらしい。
『アロンダイト』『ガラティン』『カリバーン』はすでに持っているので、
パーシヴァルを倒し、『レーヴァティン』を奪えば、アーサー王を倒すことが可能ということになる。
しかしパーシヴァルは聖杯の騎士と謳われる強く高潔なる人物。 気を抜けば命は無い。
しかしソニックは臆さない。「こっちには完全無欠の聖剣様がついててくれてるんだぜ?」とのこと。
それを聞いてカリバーンは得意顔。
「じゃあチョチョイといってサクサクっとやっつけてくるか!聖剣の扱いにも慣れてきたことだし!」
「ちっとも分かってないじゃないか!」
続く
分かりにくいネタいれてすいません。
シンショクがタイトルでしたか…
すいません吊ってくる
397 :
FF13:2011/12/26(月) 10:53:01.79 ID:1bERmnox0
(第13章の続き)
バルトアンデルスは、6人の目前でドッジとセラのクリスタルを砕いて見せた。
一瞬スノウが我を忘れるが、周りに止められて冷静さを取り戻す。
真の救いを望むならコクーンを壊して神を導けというバルトアンデスに対して、
ライトニングたちはコクーンを守ると言い切り、戦いを挑む。(バルトアンデス戦)
「目覚めよ」バルトアンデスが呻きながら倒れていく。
すべてが終わったとほっとするが、新たなファルシ、ファルシ=オーファンが現れた。
人を増やすために繭を維持する役目を担った。
その役目のために、繭を自力で壊すことはできない。
自分自身に課せられた宿命を呪いながら、
ファルシ=オーファンは襲いかかってきた。(ファルシ=オーファン1戦目)
頃合を見計らって、オーファンは一行を薙ぎ払った。
そこから、オーファンはヴァニラを拾い上げて拷問し、ラグナロクになるように強要する。
ファングは、みんなの制止をふりきってラグナロク召喚を試みるが失敗。
ファングとヴァニラを除く4人がシ骸となり、ファングを殴りつける。
ファングはヴァニラに逃げ出せと呼びかけるが、ヴァニラは踏みとどまって戦うことを宣言する。
その時、シ骸になった4人が元に戻って復活する。
同時に、オーファンは苦しみながら崩れて新たな姿を取った。
ライトニングは、オーファンに啖呵を切った。
「死んで楽にたいなら、自分だけで行け。わたし達は残って生きていく、それが人間たちの使命だ!」
オーファンは唸りを上げて向かってきた。(ファルシ=オーファン2戦目)
398 :
FF13:2011/12/26(月) 10:53:33.35 ID:1bERmnox0
FF13 エンディング
ライトニング達はオーファンを退けた。根幹を担うオーファンを失ったコクーンは、崩壊し落ちはじめる。
意を決したファングとヴァニラは4人から離れ、2人で魔獣ラグナロクを召喚した。
ラグナロクは、四人が見たビジョンの通りコクーンを破壊し、コクーンの残骸はパルスへと滴り落ちる。
残骸がパルスに達したとき、滴り落ちる流れはクリスタルと化しコクーンそのものを包み込む。
パルスの大地に特大のクリスタルの柱が突き刺さり、その先端にコクーンが乗った状態で落下は止まった。
パルスの大地でクリスタルとなっていた残る4人は、ヴァニラの呼びかけとともに元に戻った。
しかも、ルシの烙印はきれいに消えていた。呆然と見上げる4人に、大小の人影が近づいてきた。
壊されたはずのドッジとサラだった。再会を喜ぶ3人の横で、クリスタルとなった二人を偲ぶホープ。
悲喜こもごもの群像劇は、スノウとセラの結婚話を通して未来への希望を示して、ジ・エンド。
〔個人的な付記〕
★騎兵隊のその後
全員がシ骸になったわけではなく、リグディ大尉を含む一部は無事生き延びたらしい。
★終盤に起こった奇跡の“大盤振る舞い”について
正式な続編FF13-2の公式HPにて、リグディ大尉は4人のルシが人間に戻ったことについて、
「ファルシ以上の存在が介入したのでないか」と自分の心情を吐露している。
以上、FF13の投下は終わります。質問については、わかる範囲でお答えします。
ただ、FF13-2は未プレイなので続編がらみの話は公式HP以上の情報はもっていません。
FF13乙です。
読んでて時代の流れを感じました。カタカナがいっぱい混じると俺もうだめだわー。
らんだむダンジョン(PC)やります。予約します。
401 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/26(月) 23:37:13.64 ID:dVW2q3rY0
聖杯の騎士、パーシヴァル。
その姿は、かつて共に戦った異世界の皇女、ブレイズによく似ていた。
「我が名は、アーサー王に仕えし円卓の騎士パーシヴァル! 貴君と主の御名をお聞かせ願いたい!」
対するソニックは、
「オレはソニック! ソニック・ザ・ヘッジホッグ! あえて言うなら・・・
この自由に吹く風がオレの主さ!」
灼熱のマグマが流れる火山地帯にて、二人の騎士の戦いは始まった。
聖具、『レーヴァティン』から放たれる凄まじい連続攻撃と、彼女の操る灼熱の炎に苦戦しながらも
ソニックはなんとか勝つことができた。
後ずさりするパーシヴァル。
そのとき、足元の崖が崩れ、彼女は転落してしまう。
マグマへと落下する彼女の手をつかんだのは、勝負に勝ったはずのソニックだった。
何故・・・ そう聞かれたソニックは「さあな。きまぐれなオレの主のせいとでも
言っておくか?」と。
「イチャつくのはかまわんが、後にしておけ。」 パーシヴァルを助けるために崖に突き立てられた
カリバーンの文句に、「聖剣様だってモテるじゃないか。」とソニック。
「と、当然だ! お前のようなヒヨッコと一緒にするな!」二人(?)の会話を前に、
「イチャつく」発言におもわず頬を赤らめているパーシヴァルは完全に蚊帳の外だ。
「まだヒヨッコのままか・・・」「・・・いや」「?」 微笑みながら、カリバーンは言った。
「ソニック・ザ・ヘッジホッグ。お前の騎士道、確かに見届けたぞ。 今日から名乗るがいい。
お前は・・・『風の騎士 ソニック』だ。」
それは、彼がソニックを、一人の騎士として認めた瞬間だった。
「・・・へへっ」
402 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/27(火) 00:28:51.92 ID:cW//3lP10
見事、三つの聖具を集めたソニック達の前に、(長いこと出番の無かった)マリーナが現れた。
「これまでのご苦労に、なんとお礼を申してよいか分かりません。」
こう言うマリーナにソニックはまだ終わっていないと言う。
そう、まだアーサー王との戦いは終わっていない。
アーサー王は『アヴァロン』と呼ばれる島にいるらしい。
ソニック達は、決戦の地へと急ぐ。
マリーナが言った通り、楽園の島・アヴァロンにアーサー王はいた。
「オレは風の騎士、ソニック・ザ・ヘッジホッグ! アーサー王! 今一度オレと勝負してもらうぜ!」
「その無様な剣、今一度見てやろう・・・」にらみ合う王と騎士。
「いくぜ。相棒・・・」「ああ。存分にやるがいい。今のお前なら、勝てるさ・・・」
騎士と聖剣は、互いの友情を確かめ合う。
聖剣を携えし風の騎士。
不死の力に魅せられた王。
戦いの幕は、切って落とされた。
「アーサー王・・・ 勝負!!」
大地を駆ける二つの閃光。 ぶつかり合い、火花を散らす剣と剣。
騎士と王との戦いは熾烈を極めた。
しかしその戦いの中、見事勝利したのは。風の騎士・ソニックだった。
「何度やろうと同じこと。不死のわが身を滅ぼすことはできん!」
アーサー王は、またしても鞘の力を使おうとする。
「今だソニック! 三つの聖具を!」 「Got it!」
『アロンダイト』『ガラティン』『レーヴァティン』 三つの聖具が、鞘の力を封じる。
そして、ソニックの放った真一文字の剣閃が、アーサー王を、切り裂く!
「がっ・・・バカな・・・」
それが、アーサー王の最期の言葉となった。
「YES I DID IT!」
こうして『アーサー王と円卓の騎士』の物語の世界には、アーサー王の死と共に平和が舞い戻った。
・・・はずだった。
続く
ここまでwikiに反映しました。
gow3まだですか
日本語でおk
406 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/28(水) 20:26:55.16 ID:h9H9fDwP0
今更感溢れるけどFF11の各ミッション書いてみようかなーと思うんですが、
wikiのジラートの幻影の部分で3国ミッションの闇の王の部分、
結構詳細に書いてあるけどそこはしょる感じ
にしちゃってもいいんですかね?
408 :
ゲーム好き名無しさん:2011/12/28(水) 21:27:55.25 ID:u82QSOh4O
409 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/29(木) 00:12:55.28 ID:lenxH7OT0
アーサー王の居城、『キャメロット城』。
そこにいたマリーナの前に、三人の円卓の騎士が立ちはだかる。
王の勅命のもと彼女を殺そうとする三人に、彼女は意味深な一言を放った。
「その王が・・・私の祖父が作り出した幻だとしてもですか?」
戸惑う三人。 そのとき、彼らの、そしてマリーナの前にソニックが現れた。
その左手に、エクスカリバーの鞘を携えて。
「貴様、その鞘はどうした!まさか王を・・・」「まて!」
ソニックに突っかかるガウェインとそれを止めるパーシヴァル、そしてランスロットをよそに、ソニックはマリーナに言う。
アーサー王は、エクスカリバーの鞘を残し、黒い煙になって消えた、と。
そう、まるでこの世界に徘徊していた黄泉の騎士たちのように・・・
それに対し、マリーナはこう言い放った。
最初から、アーサー王などという王はこの世界に存在していなかった、と。
マリーナの放つ異様な雰囲気に気圧されるソニック。そして彼女は彼から鞘を受け取る。
「偉大なる私の祖父マーリンの失敗作、アーサー王に代わりこの鞘で・・・」
禍々しい光を放つ鞘を、愛しい我が子のように抱きしめるマリーナ。 その体から放たれる禍々しいオーラに、彼女の髪が揺れる。
そして彼女は、これまでの彼女からは想像もつかない、邪悪に響く声で、
「・・・永遠不滅の王国を築き上げましょう。」
そう言うとエクスカリバーの鞘を大地に突き立てた。
そこから邪悪な光が雷となって周囲にほとばしる。
とっさにその場から退避した一同が見たものは、
大地からキャメロット城を砕き出現した五つの柱と、邪悪な光が空に穿った『穴』。
そしてそのなかに吸い込まれる無数の瓦礫だった・・・
411 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/29(木) 01:16:03.82 ID:lenxH7OT0
空にあいた『穴』はどんどん広がっていく。このまま国中が呑み込まれるのも時間の問題・・・
亡国の危機を前に、見ていることしかできない自らの不甲斐なさに、地面を叩くガウェイン。
「何だ?もう諦めちまうのか? おまえたちの騎士道精神ってのはその程度だったのか?」
こう三人に言い放ったのは、他でもなくソニックだった。
彼は言う、王への忠義の前に、騎士としてやるべきことがあるだろう、と。
「そう。いまならまだ間に合います。」 彼らの前に現れた湖の貴婦人ニミュエが描いた
魔方陣には、キャメロット城周辺の地図が写し出されていた。
彼女が言うには、その地図に赤い点で示された場所に行き、聖具の力で城を囲むように
結界を張れば、『穴』を消すことが可能らしい。
ソニックから聖具を受け取った三人は、この国を救うことを誓う。
王への忠義のためではない。
「「「この国と人々のために!!」」」
ソニックは結界を張った後、隙をみて城に飛び込むつもりらしい。
彼の武運を祈り。円卓の騎士はそれぞれの地へと急ぐ。
ニミュエの示した地に到着したランスロット。
そこには、石碑と剣を突き立てる台座があった。
その台座にアロンダイトを突き立てると石碑が輝き、そこから文字が浮き上がった。
「これは、かの『暗き洞』を封じるもの也。」
『暗き洞』とは。そしてマリーナの目的とは一体・・・
そしてガウェインも、封印の石碑に到着していた。
台座にガラティンを突き立てるガウェイン。
石碑にはこう書かれていた
「石碑に聖なる剣を突き立てよ。」 これを見て、ガウェインは一つ思い出したことがあった。
大聖剣・エクスカリバー。 その鞘の力に、アーサー王は魅入られた。
しかし、エクスカリバー『そのもの』を王が使っているのは見たことがない。
しかもソニックの話では、アーサー王は最終的にそれを持っていなかったことになる。
では、一体どこにあるのか・・・・
続いて、パーシヴァル、ソニックと、石碑に聖具が突き立てられ、結界は完成した。
しかし、その力は弱すぎ、『暗き洞』の広がりをとめることはできない。
「そろそろ潮時だな・・・」「・・・ああ。」
残る希望は、ソニックに託された。
「HERE WE GO!!」
FF11 三国ミッション ウィンダス編から行きます。
wikiのジラートミッションの項目でランク3〜5が説明されてしまっているので、その部分は省略します。
1〜2の中盤を前半 ランク6からを後半ってことでとりあえずやってみます。
ウィンダスミッション用語解説
ウィンダス連邦……現人神「星の神子」を中心として、タルタル族の諸部族が連合し成立させた連邦国家。
20年前の大戦時、活躍したミスラ族の傭兵達に国の一部を期限付きで譲渡しており、国の住人はその二種族が中心。
魔法に長けたタルタル族中心の国家らしく、学術国家として繁栄している。
ヤグード教団……現人神を頂点に擁く、獣人ヤグード達の宗教集団。そのあり方から、同じく現人神を頂点に擁くウィンダスとは
相容れぬ存在であり、大戦時にはウィンダスと戦い双方に大きな傷跡を残すこととなった。
大戦終了時に疲弊しきっていたウィンダス連邦と優位な不可侵条約を結び、供物献上と首都近郊にあるギデアス割譲を約束させた。
この不可侵条約はいつ破棄されてもおかしくなく、国の上層部が割れる原因となっている。
五院……ウィンダス連邦の5つの公的機関、連邦図書館『目の院』、国軍である戦闘魔道団の魔法練習場『口の院』、
国立魔法学校『耳の院』、生物化学研究所『鼻の院』、防衛兵器開発機関『手の院』の総称。
だが、噂では人知れず存在する『第六の院』がウィンダスのどこかにあるという・・・。
カーディアン……ウィンダス軍の前衛不足を解消するために手の院開発された魔道兵。
トランプになぞらえた識別ナンバーが割り振られている。会話能力を持っていたり、ある程度の思考能力はある模様。
野良カーディアン……20年前の大戦時に活躍したカーディアンが、戦後なぜか反乱を起こし野に下ったもの。
現在採用されているカーディアンと異なり、タロットの小アルカナになぞらえた識別ナンバーを持つ。
嘘を見抜く力があるらしいが、同時に自身が嘘をつくことも出来ない。
星の神子……ウィンダスの人々の信仰の対象であり、最高指導者である女性。
女神アルタナの生まれ変わりだとされており、代々女性が襲名する。
現在の星の神子は、20年前の大戦のころからの在位である。
守護戦士……ミスラで構成される、星の神子の近衛兵。大戦で孤児となった子供のミスラ達の中で、適正があるものを育て鍛え上げたもの。、
実力は折り紙つきだが、タルタルに育てられた彼女たちを快く思わないミスラ族も少なからず存在する。
星読み……星の神子が予言を読み取る儀式。ウィンダスの政治はそれを元に取り行われる。
その実態は、初代星の神子が月詠みで残した予言を読み取る事である。
月詠み……ウィンダスの初代星の神子が、フェンリルの力を借り遥か先までの未来を読み、
予言として残したとされる儀式。しかし・・・?
人物紹介
アジドマルジド……現口の院院長。ウィンダスの軍事最高司令官であり、急進的なタカ派。
比類なき才を弛まぬ努力により磨き上げた最強クラスの魔道士でもある。
ウィンダスの平和を第一に考えているものの、そのためには手段を選ばない面があり危険視されている。
五院の一つである手の院現院長アプルルは妹。
アプルル……現手の院院長でアジドマルジドの妹。心やさしい性格だが、父ゾンパジッパの汚名を雪ぐべく、
努力して院長になるなどの心の強さを持つ。現在は経営の苦しい手の院の運営と、暴走気味な兄に心悩ませている。
星の神子……現在の星の神子その人。アジドマルジドやミスラ達がヤグード討伐を叫ぶ中、彼女は戦争回避の姿勢を見せており、
弱腰外交と批判されている。その影には、彼女しか知らない何かの事情があるようだが?
カラハバルハ……20年前の大戦での首都防衛戦にて、ウィンダスを滅亡の危機から救った偉大なる魔道士にして大英雄。
現在冒険者が使用する召喚魔法とは異なる、『完全召喚』なるものを0から完成させた天才でもある。
しかし、彼は完全召喚の使用により、ウィンダスを救った後命を落としたという。
彼が引退後住むはずだった家は空家となっており、今はだれも住んでいないはずだが・・・?
スターオニオンズ団……『正義の一味』を自称する子供たちの集団。日夜悪い大人たちに正義の鉄槌を下すべく、
あれこれ作戦を練ってはいろいろやらかすお騒がせ集団。
ミッションに直接関係するわけではないが、彼らのとある行動が、ウィンダスを大きく動かすことになる。
フェンリル……多いなる月の獣。ウィンダスの初代星の神子と契約し、ウィンダスを星月の加護により守護していたと言われている。
カラハバルハが完全召喚を行った事により降臨、ウィンダスを襲うヤグード軍を殲滅したが、その後ウィンダスから星月の加護が失われてしまったらしい。
ゾンパジッパ……前手の院院長でアジドマルジド、アプルル兄妹の実父。カーディアンを発案し完成させた人物だが、天才と変人は紙一重というか、
なんというかいろいろあくが強い人物である。
野良カーディアンの反乱の際行方不明になっており、生死不明。反乱事件は彼の責任であるのというのが通説であるようだが?
ジョーカー……カラハバルハの家に眠っていた謎のカーディアン。最初のうちは記憶を失っていたが、記憶を取り戻した後は野良カーディアン達の『王』
として君臨するようになる。その真意は不明。彼が言うには自分には特別な使命があるということだが。
黒き使者……突如星の神子の前に姿を現した黒き影。すさまじき魔力を持つこと以外は目的、素性一切不明。
神出鬼没に世界各地に現れては何かを探しているようだが?
ウィンダスミッション前半
ウィンダスを訪れた新人冒険者であるあなた(プレイヤー)は、ウィンダス連邦の発給するミッションをこなしていった。
その中で、『口の院』院長アジドマルジドの不穏な動きや、国の防衛を司るカーディアンの存在。
ヤグード達との歪な不可侵条約などの国の問題点を少しずつ見ていくことになる。
そんな中、あなたは『目の院』院長トスカポリカから、泥棒ミスラ、ナナ・ミーゴに盗まれたと言われる神々の書を奪還してほしいというミッションを受けた。
彼女の隠れ家で盗賊一味と相対しているとき、隠れ家に野良カーディアン達が乱入してきた。曰く、彼らの『王』の持ち物をナナ・ミーゴが盗んだらしい。
数で上回られたナナ・ミーゴは、カーディアン達に持ち物の隠し場所を白状した。ウィンダスのカラハバルハの家に隠してあるという。
しかし、カーディアン達は口封じのためにあなたを含め彼女たちを皆殺しにするつもりらしい。
万事休すと思われたその時、魔法でカーディアンの一体を消滅させつつアジドマルジドが現れた。
彼はカーディアン達に問いかける。「まさか、おまえたちも禁じられた魔法を狙っているわけじゃないだろうな?」
カーディアン達は沈黙し、そのまま立ち去った。
「嘘はつけないが、沈黙はアリか。読めないやつらだな……」そういうとアジドマルジドはナナ・ミーゴからカラハバルハの家の鍵を受け取り、その場を後にした。
アジドマルジドを追ってカラハバルハの家を訪れたあなたは、家の中を物色し、何かの本を手にしたアジドマルジドと鉢合わせた。
話を聞くに、彼が手にする書物が神々の書のようだ。どうやらこの家の中にあったらしい。
本を開くアルドマルジド。しかし・・・。
「なぜだ?なぜ、これが白紙なんだ……?」
開いた本はのページはまっさらだった。他のページも全て白紙であり、あらゆる部分から文字という文字が失われていた。
「神々の書は文字を失った。そう、トスカポリカに伝えろ。これはもう神々の書じゃない。白き書だ!」
そうあなたに言い残し、彼はその場を後にした。
トスカポリカは言う。「神々の書、その魔力を失い白き書となるとき、闇の滅びが訪れん……」
しかし彼はそれをありえるはずがないと否定、アジドマルジドの虚言と断ずると、あなたに今回のミッションで見た事を忘れるよう命じたのだった。
しかしあなたは確かに白の書と化した神々の書を見た。ウィンダスに何かが起ころうとしているのは確かだった・・・。
ウィンダスミッション前半 続き 正しくはランク1〜3中盤まででした すいません;
サンドリア、そしてバストゥークを回り、あなたは不吉な何かが起ころうとしているのだと感じていた。
そんな時、新たなミッションが入る。守護戦士長セミ・ラフィーナから、アジドマルジドの真意を確かめろとの指令だった。
呼び出しに従い、ウィンダスの中心、星の神子が住む天の塔を登るあなた。
星の神子の部屋の前で待っていると、部屋の中からセミ・ラフィーナが現れた。
闇の王の復活については口外しないように告げられる。
するとそこに、アジドマルジドが神々の書を持ってあらわれた。セミ・ラフィーナに書を渡し、星の神子に渡すように告げる。
「神々の書が文字を失い、壊れたカーディアン兵がなにやら企んでいる。しかし、我らにあるのは、壊れた遺跡と疲れた軍。
これでも、おまえたちは何もしようとはしないのか? 何も感じないのか?」
そういい、自分一人でも国を救ってみせると言い残し、去っていくアジドマルジド。
その背をにらみつつ、セミ・ラフィーナはあなたに正式にミッションを依頼した。
アジドマルジドが何をしようとしているか調べよ、その真意を探れと。
「ウィンダスの平和を壊すものは、誰であろうと許さない……」
口の院での情報を元に、あなたはアジドマルジドが向かったと思われる場所へと向かった。
そこはオズトロヤ城。ヤグード教団の本拠地である。敵陣のど真ん中に一人で突っ込んだというのか、彼は。
敵から隠れ、よけ、時には打倒し、オズトロヤ城を走り回り、ようやくあなたはアジドマルジドを探し出した。
「どうせ守護戦士のセミ・ラフィーナに、俺のあとをつけてこいとでも命じられたのだろう?」
・・・どうやら来た理由はそうそうにばれていたようである。
彼は語る。神々の書は、初代の星の神子が後の子孫たちのために残した、予言による先出しの歴史書なのだと。
つまりそれが白紙になったということは・・・?
星の神子が何も語らない事に業を煮やした彼は、よりにもよってヤグード達の王から情報を聞き出そうと一人乗りこんできたという。
・・・すさまじい勢いで魔法を飛ばしまくり、ヤグードの兵を蹴散らしながら王の前まで行ったらしい。よく処刑されなかったものだ。
セミ・ラフィーナに「アジドマルジドは確実に真実に迫りつつある」と伝えるように言い残して、彼はウィンダスへ帰っていった。
ウィンダスに戻ったあなたは、セミ・ラフィーナに事の顛末を報告した。
ウィンダスの法を乱すアジドマルジドに怒りを燃やすセミ・ラフィーナ。しかし、彼が迫りつつある真実とは何なのか。
答えはいまだ見えない。
そんな中、星の神子が星読みの儀式の最中に倒れた。どうやら何か恐ろしいことが起きようとしているらしい。
やはり闇の王が復活すると言うことだろうか?冒険者は一路、ジュノへ向かうこととなる。
以降、闇の王関連のストーリーが続きますが、wikiのジラートの幻影の項目に詳しく乗ってるので省略させていただきます。
ウィンダスミッション後半いきます
闇の王を打倒し、ウィンダスに戻ってきたあなたを新たなミッションが待っていた。
依頼主はアジドマルジド。なんでもウィンダス周辺にあるホルトト遺跡の魔法塔を起動させたいらしい。
依頼通り、魔法塔を起動させたあなたは、口の院の人々からアジドマルジドがトライマライ水路の奥に向かった事、
そしてそれにより守護戦士たちが動き出したことを聞き、不安なものを感じてあなたはアジドマルジドを追った。
ウィンダスの地下をはしるトライマライ水路。その奥にアジドマルジドはいた。
「……しょうがないやつだな。いいさ、俺と行こう。……真実を見に……!」
そうして二人が訪れたのは満月の泉。ウィンダスの魔法力の源と言われている星月の光をたたえている聖なる泉である。
しかし…聖なる光を放つはずの泉は、光を失いただの泉と化していた。
「本来ならば、星月の光たたえるこの『満月の泉』が、その光を失ったから……」
アジドマルジドは一人納得している。どうやらあなたがジュノへ出発する前に、セミ・ラフィーナから受けた依頼。
あの時にヤグード王から聞き出した情報が満月の泉についてのことだったようだ。
「そこまでよ!」
突如、あなた達は守護戦士たちに取り囲まれてしまった。セミ・ラフィーナは言う。アジドマルジドはやりすぎたのだと。
天の塔の禁を破った罪で、アジドマルジドは魔術師用の牢獄『闇牢』へとつながれてしまうこととなり、
あなたはアジドマルジドの魔法によりその場から退避させられるのだった・・・。
しかし、その場を逃れたとはいえあなたがあの場に居たことには変わりなく、天の塔への出頭を命じられてしまった。
星の神子の元へ向かうと、『手の院』院長のアプルルがそこに居た。どうやらアジドマルジドの処罰について納得がいっていないようだ。
召喚魔法をもし使いこなせれば国防の大きな力になるのではと星の神子に訴えるアプルル。
しかし、星の神子は過ぎたる力は身を滅ぼすのだとそれを一蹴した。
立ち去るアプルルと入れ替わりに星の神子の元へ向かうあなた。
星の神子が言うには、闇王討伐という功績を省みて牢につなぐ事はしないものの、罪の償いとしてヤグードの聖者の招待を受けろという。
ウィンダス連邦とヤグード教団、お互いに最強の戦士同士がぶつかりあうことにより、信頼を確認し合うためという武闘会。
しかしそれは、負ければヤグードへの献上品を増やさねばならぬというどう考えても信頼確認とは程遠い戦いであった。
「私を恨んでいるでしょう。けれど、ただ一言、言わせてください。…どうか、お気をつけて……」
武闘会において、ヤグード代表の剣闘士「血化粧のブゥ・ショロ」を打倒したあなたは、オズトロヤ城にて聖者の宣誓書を受け取ることとなった。
ひと悶着あるのではないか?と警戒したが、受け渡しを担当した公正なるカー・トルは、何より公平であることを重視する人物であった。
敵でも味方でも公平に扱おうとする彼から宣誓書を受け取り、あなたはウィンダスへと帰国した。
戦いよりあなたの罪は許されたが、それは決して言論の自由が許されたわけではない。満月の泉で見たものについては、固く口を閉ざすように命じられた。
しかし、本当にそれでいいのだろうか。黙っていれば解決するような問題とも思えないのだが・・・。
アジドマルジドや光を失った満月の泉のことが気にかかりながらも、冒険者として活動を続けるあなたに新たなミッションが届いた。
ガードからミッションを受け取るとき、守護戦士がミッション内容を検閲しているという話を聞いた。どうやら以前のアジドマルジドの件で警戒しているようだ。
話を聞くと、今回の依頼主はトスカポリカ。以前の神々の書がらみのミッションの依頼者だ。なんでも書庫掃除を手伝ってほしいらしい。
それは冒険者の仕事なのだろうか?疑問に思いつつあなたは目の院に向かった。
しかし、あなたを待っていたトスカポリカの口から出てきたのは、思いもよらない言葉だった。
「ウインダス第6の院。……「心の院」へ向かってくれ。」
書庫掃除とは、守護戦士の目を欺くための真っ赤なウソ偽りだったのである。
なんでも心の院とは、院と名の付いているものの公共機関ではなく、英雄カラハバルハの個人的な研究室だったらしい。
星の神子から神々の書を預けられ、封印するようにと命じられたトスカポリカだったが、実物を見て神々の書が白紙になっていることを実際に目にした彼は
真実に目をそむけることが出来ず、あなたに依頼をしたのだという。
白紙になる前の神々の書は、その秘めた魔力ゆえに星の神子にしか開く事が出来なかったという。
しかしカラハバルハはそれを開き、研究していたという。彼の研究室なら、何か手掛かりが残っているのではないか?それが今回の依頼の理由であった。
部屋の鍵であるという目の院の指輪を受け取ったあなたは、トライマライ水路から入れるという心の院へと向かった。
トライマライ水路から心の院へ辿りついたあなたは、そこで星の神子と出くわした。
何故ここに星の神子が?混乱するあなたと同様に、星の神子も戸惑っていた。なんでも心の院と星の神子の部屋はつながっているのだという。
扉から入るための鍵である目の院の指輪は、なんでも20年前に失われたという。トスカポリカ院長はどこでそんなものを見つけたのだろうか。
これも星の導きかもしれないと、星の神子はあなたに心の院について話し始めた。
心の院は、召喚魔法を研究する場所であった。「自然に宿る魔法力」ではなく、「生き物の命」から力を引き出す魔法。
生き物から力を引き出し呼び寄せ、その生き物と同種の力を行使させる魔法。すなわち『召喚』魔法である、と。
目の院に戻ったあなたから話を聞いたトスカポリカは、自身が牢につながれる事になったときに、これを使って星の神子様に「おねがい」をしてほしい
と神々の書を押しつけてきた。…それ、お願いじゃなくて脅迫とか言いませんか?
押しつけられた神々の書を持て余しているあなたの元に、新たなミッションが与えられた。
なんでも『鼻の院』院長ルクススが30年前の鼻の院研究員イルクイルの消息を追ってエルシモ大陸にわたってしまったから、
追いかけて呼び戻してほしいという。イルクイルといえば、闇の王ラオグリムと同じ調査隊に所属していた(詳細はジラートミッションにて)
人物である。彼とルクスス院長の関係は分からないが、受けた以上あなたはとにかく彼女を追いかけることにした。
カザムで情報を得て、ウガレピ寺院へと向かったあなたは、とある部屋でルクスス院長を発見した。
彼女が言うには、イルクイルはタルタル族の伝説を追っていたのだという。
遥か昔、生まれた地を追われたタルタルは、約束の地としてウィンダスに辿りついたという。ではその時導となったのはだれなのか?
伝承では「大いなる星」に導かれたというが、実際にはどうだったのだろうか?
他の研究者は、タルタルを導いたのは「大いなる星」でいいのだと、星に守られた民でいたいのだとそれを研究することはなかったという。
ならばこのウガレピ寺院にその答えがあるというのだろうか?
そのとき、あなた達の目の前の一人の人間が現れた。彼女の名はグラビトン・べリサーチ。彼女は古代人であるクリュー人だという。
しかし彼女は記憶であり、思念がここにとどまってるだけであった。
彼女は言う。自分たちクリュー人がタルタル達と共にサルタバルタに辿りついたのだと。
そしてその際、ホルトトの遺跡を作ったのだという。降り注ぐ星月の光をエネルギーの変える塔こそがホルトト遺跡であるという。
「まがつみの玉」と共に、真実は伝えられているのではないか?とルクスス院長に問うグラビトン。どうやら彼女の事を星の神子と勘違いしているようだ。
そしてその理由はあなたが持っていた、白紙となった神々の書。
グラビトンは少しでも助けになればいいがと、神々の書に自身の力を注いでくれた。わずかな力ではあるものの、ここの神々の書がよみがえったのである。
グラビトンが姿を消した後、ルクスス院長は神々の書をアジドマルジドに見せるようにあなたに言った。
これを読むことを出来るのは彼しかいないからと。
そしてここで見たことは今だ秘密にしてほしいと。まだ、タルタル族がそれを知るには早過ぎる内容だからと彼女は言って去っていった。
確かに国家の起こりの伝承をひっくり返すような出来事だ。簡単に発表していい内容ではないだろう。
それに、今は他にやることがある。神々の書をアジドマルジドに見せなければならない。しかし今アジドマルジドは牢につながれている。
何か、いい手段はないのだろうか?事態はこうして手をこまねいている間にも確実に進んでいるというのに・・・。
とりあえずここまでで。続きは後で投下しますm(__)m
ミッション本筋からちょっとそれて、関連クエ スターオニオンズ団連続クエいっときます。
「正義と勇気とタマネギと!愛と夢のあるカギシッポ!」
ウィンダスの港の一角、倉庫裏であなたは子供たちが集まっているのを見つけた。
彼らは『スターオニオンズ団』、「悪い大人をこらしめる」事を目的とした、自称『正義の集団』である。
あなたは、そんな彼らの活動に巻き込まれる羽目になる。
ある日、「悪い大人」の一人である泥棒ミスラ、ナナ・ミーゴを追いかけていたスターオニオンズ団。
彼女をとっちめるために彼らが向かったのは「オバケの家」。今は空き家となっている英雄カラハバルハの家だった。
オバケの家から出てきたナナ・ミーゴに「タマネギ爆弾」を投げつける子供たち。悶絶する泥棒ミスラ。
ブチ切れた彼女から逃げ出すスターオニオンズ団だったが、その際ピチチという少女が一つの玉を見つけた。
それは、カーディアンを作成する際、心臓部に用いるマジックアイテム『魔導球』であった。
きっと泥棒ミスラが『手の院』あたりから盗んだのだろうと当たりをつけたあなたとスターオニオンズ団は、
ナナ・ミーゴをとらえるべく「オバケの家」で張り込む事にした。しかし、泥棒ミスラには結局逃げられ、あなたたちは家の中に閉じ込められてしまった。
出口を探すスターオニオンズ団。その時、彼らの一人が棺のようなものを見つけた。
「し……、し、しししし……シタイがぁ……」
混乱する子供たち。その時、ピチチが棺の方へ歩みよった。
「死んだ人なら、危なくないよ?」「オバケなら、死んでないもん」
いろいろとすごい理屈である。それはともかく、彼女が棺の傍にきたその時、彼女が持っていた『魔導球』が反応を示した。
同時に、棺の中から一体のカーディアンが現れたのだった。長らく眠っていた彼は『魔導球』を取り込む事で今、よみがえったのである。
「あなたは……。 えーとえーと……。 オバケさん!」
「……ワタシ★ハ…… オバケ デハ アリマ★セン。 ジョーカー……。 カーディアン★ジョーカー……デス。」
どうやら彼の名はジョーカーというらしい。しかし、カーディアンの名はタロットの小アルカナかトランプのマーク。それに1〜Aまでのナンバーが
割り振られているはず。彼はそのどれとも命名法則が異なっているようだが・・・。
ジョーカーのおかげで家から脱出出来たあなたたちは、ジョーカーを連れて港の倉庫へ戻ることにした。
目覚めたばかりで記憶があいまいなジョーカーだったが、あっという間に子供達に懐かれたようだ。
ジョーカーと子供たちは、出会ってわずかな時間ではあるが、すでに『友達』になっていた。
子供たちは彼を港の倉庫へ隠す。それはジョーカーが、『友達』が手の院につれて行かれるのを防ぐためであった。
ジョーカーの記憶を取り戻そうとしているある日、悪徳商人ホノイゴモイが彼らの元を訪れた。
なんでもジョーカーが取り込んだ『魔導球』は彼がナナ・ミーゴに依頼した品であり、それを落としたものをピチチが拾ったらしい。
私の物なのだから返せ!と子供相手でも容赦ないホノイゴモイ。困った彼らはジョーカーを一旦は隠そうとするものの、
結局「嘘はよくない」と真実を全て話すのだった。とりあえずカラハバルハの家に戻されることになったジョーカー。
その時、不意に彼の記憶がよみがえった。彼はあなたに「今解体されるわけにはいかない」とだけ告げ、立ち去る。
そのころ、港ではスターオニオンズ団が、急に現れた野良カーディアン達に襲われていた。
そこに駆け付けたジョーカーと、それを追ってきたあなた。彼らはジョーカーの事を『王』と呼んだ。
野良カーディアンの目的は、ジョーカーであったのだ。ジョーカーは彼らに子供達を解放するように命ずると、
彼らとともに去ろうとする。記憶を取り戻したジョーカーは、口調も雰囲気も以前とはまったく異なっていた。
「ジョーカーの仲間は俺達なんだよ!いっちゃやだよ!」必死に食い止めようとする子供たち。
ジョーカーは、子供たちの事を変わらず友と呼び、「いつか再び、君達のそばに戻る」とヤクソクし、
「約束は絶対に破らない」とスターオニオンズ団の鉄則に加えるよう告げると、今度こそ去って行った。
彼の約束が果たされるには、これから少し長い時間が必要となる。
あー勘違いしてました;上の記憶戻ったのは不意にではなく、ジョーカーの僅かな記憶を
頼りにプレイヤーが見つけてきた、ジョーカーのカードを手にしたからです。
記憶のバックアップみたいなものだった模様。
ウィンダスミッション 後半 残りの部分行きます。
闇牢に捕らわれたアジドマルジドに神々の書を渡さなければならない。
しかし、その手段が一冒険者であるあなたに浮かぶわけもなく、あなたは発給されるミッションを黙々とこなしていた。
性別を偽って文通していたら、正体がばれそうになったというなさけない理由で姿をくらませた耳の院院長捜索の指令をこなし、
ウィンダスに戻ってきたあなたを待っていたのは、手の院院長アプルルからの指令であった。
『闇牢を破る時がきた。5つの院長の指輪を集めよ』
アジドマルジドを救出すると言うことか。しかし、このような内容の指令書、守護戦士たちに検閲されなかったのであろうか?
ミッションを発給したガードはいう。これは守護戦士の検閲を受けていないものだと。
どうやらガード達の総意で、この指令書は直接あなたの元へ届けられたらしい。それに感謝しつつ、あなたは手の院へと向かった。
闇牢とは、魔力を吸収し続ける牢獄。大魔道士であるアジドマルジドでも長くは持たないだろうとアプルルは言う。
その前に彼を救出するために、必要な物を集めてほしいというのがアプルルの依頼であった。
必要な物とは、五院の院長が持つ指輪であった。院長の証明書のようなものであるその指輪は星月の力が込められており、
同じく星月の力で閉ざされている闇牢の鍵の変わりになるのだという。
最初は指輪を手に、一人闇牢をで開けにいった彼女だったが、彼女の前にウィンダス連邦政府元老院議員首席であるシャントット博士が現れた。
博士はアジドマルジドの師でもあり、彼の事を気にかけて様子を見にきたのだった。彼女がいうには、
アジドマルジド(とあなた)が魔道塔を復活させたことにより、一つの指輪では扉を開くには力が足りなくなってしまったのだという。
五つの指輪をそろえ、私の元に持ってくれば後は何とかすると言い残し、彼女は去っていったという。
アプルルの願いにこたえ、あなたは指輪を集め始めた。心の院に入る際に得た目の院の指輪とアプルルの手の院の指輪を除き、残るは後3つ。
目の院院長トスカポリカは最初は断ったものの、アジドマルジドだけが復活した神々の書を読めると知り、
アジドマルジドが呼んだ内容を後で教えることを条件に指輪を貸してくれた。
耳の院院長は、以前発見された際にその原因となったのが耳の院の指輪のせいだと知ると、ぱぱっとあなたに指輪を押しつけてきた。
これで指輪は4つそろった。これで残るは口の院の指輪のみ。しかし口の院院長アジドマルジドは今闇牢の中に・・・。
彼の指輪はセミ・ラフィーナが回収したとアプルルから聞いたあなたは、彼女を追ってホルトト遺跡へと訪れた。
そこに居たのは、6体のエースの名を冠した上級野良カーディアンに囲まれているセミ・ラフィーナだった。
カーディアン達はいう。われらは「王」を抱いたのだと。セミ・ラフィーナは前手の院長ゾンパジッパが王か?と問うが、
カーディアン達は、奴は愚かな、罪深い道化師だと否定した。
そして、あなたに気づいたカーディアン達は、セミ・ラフィーナとあなたを力場でとらえると、処分しようと武器を構えた。
「……待て」
そこに、彼らの「王」が姿を現した。スターオニオンズ団と親しかったあなたは彼を知っていた。
あの時、野良カーディアンとともに去っていったジョーカー本人であったのだ。
彼はセミ・ラフィーナに、持っている指輪をあなたに渡すよう告げた。逆らえる状況でもなく、しぶしぶ指輪を差し出すセミ・ラフィーナ。
そして、彼女に「星の神子を黒き者から守れ」と告げた。黒き者、それは神出鬼没に現れるなぞの存在「黒き使者」のことであった。
過去に一度星の神子の前に姿を現したかれは、その後各国に現れては何かを探しているらしかった。わかっているのは、圧倒的な魔力を持つことだけである。
そしてジョーカーは、あなたこそが最も強き「導きの星」であるとつげるのだった。
「すべてが集えば、すべてが分かる。ただ、その「時」がくるかは、おまえたち人の力次第。「時」を作るのだ。」
ジョーカーが残したこの言葉の意味は一体なんなのであろうか・・・。
ついに5つの指輪がそろった。シャントット博士に指輪を見せると、彼女は、
「……よくやりましたわね。けれども、冒険者ごときが、5つの院長の指輪をこのように揃えるなんて。恐ろしいことですわ。
それに今回のことは、ウィンダスの歴史に残るような、かなりの事件になるでしょう。」
などとさも他人事のようにおっしゃってくださいました。いろいろ危険な気もするのだが・・・。
アプルルの罪を軽くさせるために、他の院長を巻き込んだなど、嘘か本当かわからないような事をいいながら、
彼女は一つの手袋を作り上げた。その名は常夜の手袋。人一人の身に余る、5院の指輪全てを束ねた星月の力を御すためのものである。
アプルル院長と闇牢の前で落ち合い、常夜の手袋の力で扉を破ると、中で意識を失っているアジドマルジドを発見した。
どうやらまだ命に別状はないようだった。
目を覚ましたアジドマルジドは、黒い生き物が来たと、何かを探しているらしかったと言った。
黒き使者がここにも訪れたのだろうか?
その時、アルドマルジドはあなたが持っていた神々の書を見つけた。
文字がよみがえったと聞き、思わず書を開くアルドマルジド。しかし、書からの魔力によって昏倒してしまった。
あなたはあわてて、アプルルとアルドマルジドを担ぎ出すのだった。
シャントット博士が診察したところ、何も手だてはなく、アルドマルジドが自力で目を覚ますのを待つしかないという。
今はあなたに出来ることは何もないようだ。アプルルから報酬を受け取り、あなたは手の院を後にした。全ては、彼が目覚めてからになるだろう。
なお、常夜の手袋はシャントット博士預かりとなった。なんでも指輪が抜けなくなってしまったらしい。・・・大丈夫なんだろうか。
すいません、修正前のはっちまいました;
指輪集めのところは、目の院の指輪は心の院探索のの後返却、また取りにいってます。
鼻の院の指輪はルクスス院長のところまで受け取りに行ってます。こちらは心良くかしてくれました;
二度もミスって申し訳ないです;
あれからしばらくして、アジドマルジドが目を覚ましたらしい。
あなたは、アプルルに呼びだされて手の院へと向かった。
結構元気そうなアジドマルジド。彼がいうには、あの時神々の書に書かれていた全てが見えたという。
どうやらこのままではウィンダスは滅んでしまうというが果たして・・・。
詳細を聞こうとしたその時、部屋にセミ・ラフィーナが乱入してきた。
しかし様子がおかしい。アジドマルジドを捕まえに来たわけではないようだ。
「黒き使者が現れた!一緒に来てくれ!」
なんと黒き使者が神子の部屋に現れ、魔力によってセミ・ラフィーナは締め出されてしまったらしい。
封印を破るために彼女と共に天の塔へと向かうあなたとアジドマルジド。
星の神子の部屋に駆け付けると、今まさに黒き使者が星の神子に迫っているところだった。
アジドマルジドとセミ・ラフィーナの攻撃を意にも介さず、黒き使者は神子を見つめると、そのまま去っていった。
アジドマルジドは言う。奴の力は星月の力だと。大いなる獣、フェンリルと同質の力を奴は行使していたと。
満月の泉に住まうという神獣フェンリル。しかしあなたが以前満月の泉を訪れたときには、フェンリルはどこにもいなかった。
これは一体どういうことなのだろうか?
神々の書の全てを知った。だから、真実を語ってほしいというアジドマルジドに折れ、星の神子はついに全てを語り始めた。
歴代の星の神子が行ってきた予言『星読み』とは、ウィンダスの始まりの星の神子が満月の泉で行った予言『月詠み』の結果を読み取るということ。
歴代の神子はそれを元にウィンダスを導いてきたのだ。しかし、今代の星の神子の時、異変は起こった。
彼女が読み取った未来は『滅び』。ウィンダスという国の滅亡であった。
彼女はフェンリルに何か手だてはないか尋ねに赴いた。しかし、彼の返答は一つ。「滅びを回避しようとしても無駄である」と。
そして大戦がはじまり、ウィンダスという国は滅亡の危機に瀕した。本来ならば、この国はそこで滅びていたのだという。
しかしその運命を変えたのが、英雄カラハバルハであった。彼は星月の意思を捻じ曲げる業として、神獣の意思と力を操る召喚魔法を完成させた。
そして、首都防衛の決戦において、フェンリルを召喚した。ところが、首都を守り抜くことには成功したものの、
神獣を支配するという荒技に耐えきれなかったカラハバルハ、そして召喚によって彼とリンクしていたフェンリルは、そこで命を落としたのだという。
そしてウィンダスから星月の加護は失われ、ホルトト遺跡は止まり、ウィンダスの土地は少しずつ衰退していった。
同時に、初代星の神子の月詠みの予言は失われ、現星の神子は星読みの儀式で、失われた月詠みの予言を読むふりをし続けてきたのだと告げた。
「映る未来など、何もないのだから・・・」彼女はそう言って全てをあきらめた様子だった。しかし、アジドマルジドは言う。
「平和が約束されていないということは、滅びも約束されていないということだ!俺達は自分で光をつかまないと・・・!」
その言葉に、星の神子ははっとし、そしてカラハバルハの叡智を求めるアジドマルジドに、カラハバルハの残した全てを託したのだった。
カラハバルハの残したものはアジドマルジドに任せるしかない。天の塔を後にしたあなたを待っていたのは、アプルルの新たな依頼だった。
「お父さんが生きているかもしれない・・・」
20年前、カーディアンの反乱の際行方不明になったという前手の院長にして二人の父、ゾンパジッパ。
世間では反乱の首謀者では?などと言われていたが、真実は謎のままであった。
しかし最近、鼻の院元院長でマンドラゴラの研究をしているヨランオラン博士が、ある物を冒険者から手に入れたという。
それは手紙であった。そしてそれは、ゾンパジッパが書いたと思われるものだった。
発見された場所はボヤーダ樹。樹齢数万年とも言われる、聖地ジ・タ最大の樹木の内部である。
もし父が生きているなら、探し出してほしいというアプルルの依頼で、あなたはボヤーダ樹の内部へと向かった。
マンドラゴラの群れをかき分け、ようやく見つけた牢獄に、ゾンパジッパは居た。
なんでも監禁された振りをして、自主的にここで研究を行っていたらしい。・・・どう見ても強がりにしか見えない。
それはそれとしてあなたは、彼にカーディアンの反乱理由などを聞いてみることにした。
あれからしばらくして、アジドマルジドが目を覚ましたらしい。
あなたは、アプルルに呼びだされて手の院へと向かった。
結構元気そうなアジドマルジド。彼がいうには、あの時神々の書に書かれていた全てが見えたという。
どうやらこのままではウィンダスは滅んでしまうというが果たして・・・。
詳細を聞こうとしたその時、部屋にセミ・ラフィーナが乱入してきた。
しかし様子がおかしい。アジドマルジドを捕まえに来たわけではないようだ。
「黒き使者が現れた!一緒に来てくれ!」
なんと黒き使者が神子の部屋に現れ、魔力によってセミ・ラフィーナは締め出されてしまったらしい。
封印を破るために彼女と共に天の塔へと向かうあなたとアジドマルジド。
星の神子の部屋に駆け付けると、今まさに黒き使者が星の神子に迫っているところだった。
アジドマルジドとセミ・ラフィーナの攻撃を意にも介さず、黒き使者は神子を見つめると、そのまま去っていった。
アジドマルジドは言う。奴の力は星月の力だと。大いなる獣、フェンリルと同質の力を奴は行使していたと。
満月の泉に住まうという神獣フェンリル。しかしあなたが以前満月の泉を訪れたときには、フェンリルはどこにもいなかった。
これは一体どういうことなのだろうか?
神々の書の全てを知った。だから、真実を語ってほしいというアジドマルジドに折れ、星の神子はついに全てを語り始めた。
歴代の星の神子が行ってきた予言『星読み』とは、ウィンダスの始まりの星の神子が満月の泉で行った予言『月詠み』の結果を読み取るということ。
歴代の神子はそれを元にウィンダスを導いてきたのだ。しかし、今代の星の神子の時、異変は起こった。
彼女が読み取った未来は『滅び』。ウィンダスという国の滅亡であった。
彼女はフェンリルに何か手だてはないか尋ねに赴いた。しかし、彼の返答は一つ。「滅びを回避しようとしても無駄である」と。
そして大戦がはじまり、ウィンダスという国は滅亡の危機に瀕した。本来ならば、この国はそこで滅びていたのだという。
しかしその運命を変えたのが、英雄カラハバルハであった。彼は星月の意思を捻じ曲げる業として、神獣の意思と力を操る召喚魔法を完成させた。
そして、首都防衛の決戦において、フェンリルを召喚した。ところが、首都を守り抜くことには成功したものの、
神獣を支配するという荒技に耐えきれなかったカラハバルハ、そして召喚によって彼とリンクしていたフェンリルは、そこで命を落としたのだという。
そしてウィンダスから星月の加護は失われ、ホルトト遺跡は止まり、ウィンダスの土地は少しずつ衰退していった。
同時に、初代星の神子の月詠みの予言は失われ、現星の神子は星読みの儀式で、失われた月詠みの予言を読むふりをし続けてきたのだと告げた。
「映る未来など、何もないのだから・・・」彼女はそう言って全てをあきらめた様子だった。しかし、アジドマルジドは言う。
「平和が約束されていないということは、滅びも約束されていないということだ!俺達は自分で光をつかまないと・・・!」
その言葉に、星の神子ははっとし、そしてカラハバルハの叡智を求めるアジドマルジドに、カラハバルハの残した全てを託したのだった。
カラハバルハの残したものはアジドマルジドに任せるしかない。天の塔を後にしたあなたを待っていたのは、アプルルの新たな依頼だった。
「お父さんが生きているかもしれない・・・」
20年前、カーディアンの反乱の際行方不明になったという前手の院長にして二人の父、ゾンパジッパ。
世間では反乱の首謀者では?などと言われていたが、真実は謎のままであった。
しかし最近、鼻の院元院長でマンドラゴラの研究をしているヨランオラン博士が、ある物を冒険者から手に入れたという。
それは手紙であった。そしてそれは、ゾンパジッパが書いたと思われるものだった。
発見された場所はボヤーダ樹。樹齢数万年とも言われる、聖地ジ・タ最大の樹木の内部である。
もし父が生きているなら、探し出してほしいというアプルルの依頼で、あなたはボヤーダ樹の内部へと向かった。
マンドラゴラの群れをかき分け、ようやく見つけた牢獄に、ゾンパジッパは居た。
なんでも監禁された振りをして、自主的にここで研究を行っていたらしい。・・・どう見ても強がりにしか見えない。
それはそれとしてあなたは、彼にカーディアンの反乱理由などを聞いてみることにした。
2重で投稿してしまった・・・Orz
なんでも、初期型のカーディアンは戦時中であったらめ、軍隊として運用する必要があった。
それ故、本来ならばマスターをゾンパジッパと登録するはずだったところを、
製作者ゾンパジッパ>統率用のエースナンバーのカーディアン>上位のナンバーのカーディアン下位のナンバーのカーディアン
と段階的な指揮系統を作成し、それを彼らに登録したのだという。
ところが、当時ホルトト遺跡を研究していたカラハバルハがカーディアンを何体か借りうけたいと申し出てきた。
ゾンパジッパは、彼のためにエースナンバーのカーディアンのマスターとして追加でカラハバルハを登録した。
ところが、カラハバルハはその技術を元にカーディアン「ジョーカー」を作り、エースカーディアンの上位指揮権を与えた。
そしてジョーカーにホルトト遺跡の全てを任せたのだという。
しかし、カラハバルハは20年前の戦いでフェンリルと共に命を落とした。
問題はその後である。カーディアン作成とは、命を吹きこむ技術を元としている。
命を「作り出す」のではなく「吹きこむ」。ようはカーディアン達は生命として独立しているわけではなく、作成者とリンクしているのだ。
故に作成者が死亡すれば、作成されたカーディアンも機能を停止する。そのため、当然ジョーカーも機能を停止したのだった。
これで混乱したのはエースナンバーのカーディアン達である。
自身の上位の指揮権を持つジョーカーが停止したが、自分たちは停止していない。本来ならば、旧カーディアン達はゾンパジッパが作成したため、
上位ナンバーが作成者死亡で停止する=自分たちも停止する。となるはずなのである。
しかし、自分たちはいまだ稼働している。この矛盾を解決するために、カーディアン達が取った行動が、「ジョーカーの復活を目指す」ことなのである。
その結果が反乱であり、ゾンパジッパの監禁の理由だったのだという。
カーディアンの反乱の理由は判明した。ではジョーカーが復活した今カーディアン達はどうするのだろうか?
「死んだカーディアンが生き返ったというならば、大変なことが起きているはずだぞ!」
あなたから、ジョーカー復活の顛末を聞いていたゾンパジッパは急に声を荒げた。
彼は真剣な表情で話し始めた。
「いいか?理解する頭がなくとも、一度言ったら二度と言わぬからよく聞けよ。無機物に「命」と「意思」を与える魔法には重大なる決まりがある。」
すなわち、さっきも言った通り、術者が死ねばその手で命を吹き込まれた無機物もまた停止する。しかし・・・。
「死んだ無機物を生き返らせてはならない。生き返らせたならば死した術者も「死の虚無」から呼び戻される。」
ジョーカーが生き返ったならば「カラハバルハも生き返っている」はずだというのだ。
ならば、その生きかえったカラハバルハは一体いずこに?
ゾンパジッパから、反乱理由やカラハバルハの復活などについて詳細につづられた手紙を受け取ったあなたは、アプルルの元へと戻った。
どうやら彼はこのまま残るようだ。・・・いいんだろうか。
アプルルに手紙を渡すと、ちょうどアジドマルジドも心の院から戻ってきていた。
彼らは手紙を読み、ジョーカーの正体を知った。
「カラハバルハが復活したなら、何故神子様の前に姿を現さない・・・?」
「俺たちの前に、姿を現すことができない理由があるのか、それともなにか企んでいるのか……?」
ふとアジドマルジドは思い出した。
「召喚・・・そうだ。召喚だ。」
カラハバルハが目指したのは完全召喚だった。それは、力を借りるのではなく、完全に支配する召喚魔法。
もしそれが成功していたというのなら、カラハバルハが死んだとき、たしか・・・
「だとしたら、よみがえったのかカラハバルハだけではなく・・・?」
どうやら少しずつ全貌が見えてきたようだ。あなたはアジドマルジドと満月の泉の星の神子の元へ急いだ。
星の神子は満月の泉に居た。自分はカラハバルハの死と、光を失った満月の泉を見て希望を失ってしまっていたのだと、
未来を見ることをやめてしまっていたのだと、傍に控えるセミ・ラフィーナに悔いていた。
セミ・ラフィーナは星の神子に言う。自分を責めないようにと。ウィンダスの人々はあなたのおかげで平穏に暮らせていたのだと。
その言葉を受け、星の神子は今こそ真に自分たちが進む先を見極める決意を固めた。その時・・・。
「……そう、それこそがそなたたち人に必要な「意志」……。」
「!?」
突如現れたジョーカーに魔法を受けるセミ・ラフィーナ。彼女の姿はその場から掻き消えた。
「まさか、あなたは・・・!」
星の神子は、ジョーカーの正体を察したようだった。ジョーカーは、セミ・ラフィーナは他の場所に飛ばしただけだといい、
星の神子にここに来た理由を話し始めた。
彼が言うには、カラハバルハが死んだとき、神子が願った彼への救い。わずかに残っていた星月の力がそれを聞き届けた。
その小さき願いの星が、ウィンダスに再び星月の加護を取り戻させようとしているのだと。その「時」を導こうとしているのだと。
しかしそのためには、分かたれた己と、今一度、強い星の神子の願いが必要なのだと。
「神子さま・・・!」
そこに駆け付けたあなたとアジドマルジドにジョーカーは告げた。
「さぁ、願いの星よ。我は、そなたの最後の導きをここで待つ……。「黒き使者」を再び、この星月の地へと導け……!奇跡の「時」を起こすのだ……!」
一度ウィンダスに戻ったあなたは、天の塔に呼びだされた。
そこで待っていたセミ・ラフィーナは、ヤグード達がホルトト遺跡をよこせと言ってきてることを教えてくれた。
なんでも不可侵条約には、中央塔を動かさないという取り決めがあったのだが、それをアジドマルジドが動かしてしまったため、
そこをつっついてきているらしい。しかし、首都の喉元を明け渡すわけには当然いかない。今はまず、星の神子を救出するのが先だと、
あなたとセミ・ラフィーナはアジドマルジドの元へ向かった。
カラハバルハの研究室には、アジドマルジドとアプルルがいた。
アジドマルジドが語るには、黒き使者はカラハバルハであるということだった。
それと同時に彼は、フェンリルでもあるという。死の瞬間、完全召喚でリンクしていたカラハバルハとフェンリルは、
ほぼ同一の存在と化しており、それが混ざり合っているのだという。
今まで出そろった情報をまとめるに、ジョーカーこそがフェンリルであり、そこにはカラハバルハも混じり合っている。
また、黒き使者はカラハバルハであり、同時にフェンリルも混ざり合っているのだろう。
故に、彼らは一つに戻る事を望んでいるのではないだろうか。しかし、何のために?
「自分を死に追いやった神子様を恨んでいるとか?」
理由はまだ分からない。しかし、彼はそういった怨みや怒りの感情を見せてはいなかったようだが・・・。
黒き使者を満月の泉に呼びよせるための手段として、アジドマルジドが示したのは、古の民が残した歌だった。
クリュー人がフェンリルを導くのに使った歌。黒き使者がフェンリルでもあるのならば、これに導かれるに違いないという。
あなたは、三つに分割されて三つの遺跡に残された曲を全て回収しに向かった。
それを見送った後、アジドマルジドはセミ・ラフィーナにヤグードの急襲に備えるように伝えた。今、せめてこられたら星の神子不在の
ウィンダスはひとたまりもないだろうと。
そうならないように頼む、とセミ・ラフィーナは防衛の準備に向かった。今、ここにようやくウィンダスの守護者二人が手を取り合った。
アプルルは、強い星月の力をながせば、少しならばカーディアン達の動きを止められるかもしれないとアジドマルジドに伝えた。
無茶するなよとアジドマルジドはいうものの、アプルルは絶対についていく気のようだ。
研究室から走り去るアプルルを見送りながら、アジドマルジドは一つの疑問を抱いていた。
(天才であるカラハバルハが、完全召喚の末に自身が死ぬ事を予測できなかったのか・・・?)
曲を集め、戻ってきたあなたを待っていたのは、ヤグード達が不可侵条約破棄の予告をしてきたという知らせだった。
それはすなわち、ヤグード達による戦線布告が近いということだった。もう猶予はないだろう。
そしてアジドマルジドが言うには、それはジョーカーの命の期限ともイコールであるのだという。
死者の人形。死んだ術者が作り上げた人形を強制的によみがえらせることによる反魂の法は、決して万能な死者蘇生術ではないのだという。
よみがえった人形が生きられるのは、生前に人形に術者が込めた命の分だけ。人形による死者蘇生とは、
正しくは人形に寿命を切り取って保存しておくというのに近いのだという。
そしてジョーカーがスターオニオンズ団に復活させられた日から計算すると、命のストックはもうすぐ尽きようとしているのだという。
当然ジョーカーやカーディアン達もそれに気づいているはず。
おそらく、ジョーカーとヤグードは何らかの取引をしていたのだろう。もしかしたら、カーディアン達が発破をかけるためにヤグードを
けしかけたのかもしれない。そして、ヤグードはジョーカーが死ぬのを待っているのだろう。
どっちにしろもう時間はあまりのこされていないようだ。
そこへアプルルがやってきた。シャントット博士らに協力してもらい、カーディアンの動きを封じる道具を作ってきたのだという。
準備は整った。あなたは決着をつけるため、みんなと共に満月の泉へと向かった。
満月の泉には、多くの野良カーディアン達がいた。そしてその奥にジョーカーと星の神子がいた。
あなたはジョーカーに促され、古の歌を奏で始めた。満月の泉に曲が響き渡り、それにみちびかれ黒き使者が現れた。
「分かたれた我よ……今こそ一つに…」
一つに戻ろうとするジョーカーと黒き使者。しかし、黒き使者が放つ力に影響されたのかカーディアン達が暴れだした。
あなたは、暴れる彼らから神子を守るために武器を構えた。
暴れるカーディアン達をとりあえずは退かせたものの、カーディアン達の暴走は止まらない。
「静まれ、静まるのだ……!」
暴走している彼らには、ジョーカーの制止も届かないようだ。その時、
「止まって、子供たちよ!」
アプルルが、持ってきた道具を空中に放りなげた。瞬間、放たれる星月の力。
カーディアン達はその力に影響されて、次々に一時機能停止に追い込まれていった。
黒き使者には、自我と呼べるものがほとんど残っていないらしく、そのあふれるだす魔力でひたすらに暴れているようだった。
今度はワイバーンとマンティコアを召喚しだす黒き使者。どちらも強大な力を持つモンスターだったが、
あなたとアジドマルジドの手によって打倒された。
その時、カーディアン達の束縛がとけ再び動き始めた。また戦わなくてはならないのか!?
「心配はいらぬ」
ジョーカーはそう言った。もう黒き使者に魔力は残っていないのだと。
そしてジョーカーは星の神子に後の事を託すと、今度こそ本当に黒き使者と一つになるのだった。
純粋な星月の力と化すジョーカー。そして・・・
「星月よ、私の願いを聞いて・・・。この約束の地に、神獣フェンリル様の息吹を!」
神子の願いにこたえるように星月の力は形を持って行き・・・。
「人よ、そう、それこそが未来を創る力なのだ。」
大いなる月の獣。神獣フェンリルが今、満月の泉に復活したのだった。
天の塔に戻ってきたあなたにアジドマルジドは語り始めた。
あの場に居たカーディアンやジョーカーはただの人形に戻ってしまったこと。
星の神子が、星月の力とまがつみの玉の力を全て使って神獣フェンリルをよみがえらせたことを。
すなわち、それこそが月詠みだったのだと。
セミ・ラフィーナはヤグード達に書状を突き付けてきたという。神獣フェンリルが復活した以上、彼らがホルトト遺跡に口出しをすることは
させないと。上位の野良カーディアン達が機能停止した今、ヤグードたちもそう簡単には不可侵条約破棄には動かないだろう。
星の神子は、神獣フェンリルの心があなたにも聞こえただろうという。フェンリルは、ウィンダスの未来を、ウィンダスの始まりを約束してくれたと。
だがそれは始まりだけ。星月の加護は取り戻したものの、まがつみの玉は力を失い、月詠みも星読みも行うことは出来なくなってしまったという。
しかし星の神子は、今までとは違った明るい表情でこういった。
「この先何が起こるのか、私は知ることが出来なくなった。星の導きを失ってしまった。だけど・・・。」
「私はウィンダスの民達に導かれる。何よりも、ウィンダスの民が幸せであるように道を探して進むのが私の役目」だと。
もう、ウィンダスは大丈夫だろう。遥か昔に定められた未来をなぞるのではなく、自分たちの手で、進むべき未来を切り開いて行ける。
「さぁ、共に行きましょう。すべてが終わり、すべてが始まった・・・」
未来を導く星。それすなわち、一人ひとりの意思である。
以上でウィンミッション終了ですが、実際のストーリーはもう少し続きます。
サブイベント 月の導き
カーバンクルの紅玉に導かれ、あなたは6体の召喚獣の息吹を集めることになった。
六つの息吹を集めたその時、紅玉は月の呼び玉へと変じた。
カーバンクルは訴える。息吹をフェンリルの元へと。
満月の泉。黒き使者との戦い以来、久しく訪れてなかったそこへあなたはやってきた。
カーバンクルの呼びかけと六つの息吹の力によって神獣フェンリルが姿をあらわす。
フェンリルは、あなたの力を試すというと襲いかかってきた。
辛くもフェンリルを退けると、彼は「あの子らに、これを頼む。約束を待つ、小さななあの子らに……」
そういってあなたに力を失い、からっぽになった魔導球を渡して姿を消した。
ウィンダスミッション+スターオニオンズ団エピローグ
からっぽになった魔導球をあなたは子供たちに届けた。
子供たちは、それを見て、ジョーカーは死んだと、壊されてしまったと嘆き悲しんだ。
そんななか、団長のコーロラコロは叫んだ。
「ジョーカー、死んだりなんかしてないよ!」
なぜなら彼は戻ってくるのだと“ヤクソク”したのだからと・・・。
そこにピチチが言う。「オバケさん、戻ってきたね。」と
次の瞬間、からっぽの魔導球が光を放ち、空に無数の流星が瞬いた。
声が響き渡る・・・。
「子供たちよ…お前たちの生きる時、生きる街、すべてを。見ているよ・・・。我はこの地に戻ってきたのだから・・・」
それは、フェンリルとなったジョーカーの、大切な友達への言葉だった。
空を仰ぎ見ることもたち。彼らはジョーカーに誓った。自分たちも空を、街を、みんなを全部全部見ていくよと。
自分たちは正義のスターオニオンズ団だってことを、ずっと忘れないでと。
子供たちとジョーカーの約束は、今ここに果たされたのだった。
(fin)
以上でウィンダスミッションと関連クエ終了です。
PSPの グングニル −魔槍の軍神と英雄戦争−を予約します。
435 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/29(木) 23:53:00.47 ID:lenxH7OT0
「・・・お越しになると思ってましたわ。」
紫に染まった髪。金色の目。そして血の気のない肌。
キャメロット城内部、玉座の間にいたマリーナの姿は、これまでに無いほど変わってしまっていた。
ソニックはマリーナに、一連の出来事を仕組んだ理由を問う、「この国を黄泉の亡者から救うんじゃなかったのか?」 と。
「この国はいずれ滅びます。それが定めなのですから・・・」とマリーナは答えた。
ランスロットとガウェインの対立により国政が乱れ、円卓の騎士団は崩壊し、
アーサー王は、自らの子・モードレッドによって瀕死の重症を負い、楽園の島・アヴァロンへと旅立ってしまう。
それが、『アーサー王と円卓の騎士』の物語の結末。
自らの祖父・マーリンが作ったアーサー王が失敗作だったばっかりに、この国はいずれ滅びてしまう。と彼女は語った。
「でも、この鞘を持った私なら出来るのです・・・皆が理想とする世界、永遠不変の王国創造が!」
マリーナの目的、それは、 『暗き洞』すなわち黄泉の世界にこの世界を引きずり込み、永遠に続く王国を作ることだった。
しかし、それは自らの考えを一方的に押し付け、多くの民を悲しませることでもある。
彼女を止めるためマリーナに立ち向かうソニックだが、彼女を包むバリアに阻まれ、はじき返される。
そして、彼女の影から、無数の腕をもつ巨大な怪物が出現する。
ソニックに迫る怪物の凶刃を受け止めたのは、自らの意思でソニックをかばったカリバーンだった。
その巨大な剣を前にその刀身は呆気なく折れ、その破片は地面に転がる。
ソニックの手にあるのは、もう喋ることのないカリバーンの柄のみ。
相棒の死に彼は我を忘れ、無謀な事と知りながらもマリーナに斬りかかる。
怪物に何度殴り飛ばされようとも、傷だらけになろうとも、何度も何度も。
その様子を、三人の円卓の騎士はニミュエの魔方陣を通じ見ていた。
「ソニック殿・・・もう十分です!」 「やめろソニック!それ以上は無駄だ!」
ソニックを止めるパーシヴァルとランスロット。
「騎士ってのは・・・敵を前に逃げたりしないんだろ?」
それを跳ね除け、マリーナに挑み、まだ吹き飛ばされるソニック。
「もう騎士道なんて関係ないだろ!頼む、ソニック・・・逃げてくれ!」
そう言ったのは、あれほど騎士道にこだわっていたガウェインだった。
それに対し、ソニックは・・・
「騎士道なんて・・・ハナから関係ないさ・・・オレはただ・・・
オレの行きたい道を行きたいだけだ!!!」
「「「ソニック!!」」」
そのとき、ニミュエの魔方陣から黄金の光が放たれた。
「これは・・・! 失われて久しい聖剣の光! みんな武器を!」
ニミュエの指示に従い、三人は魔法陣に三つの聖具を捧げる。
すると、聖なる力が光の柱となり、天を貫く。
そしてその光は、マリーナと対峙するソニックに降り注いだ。
そして・・・・
436 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/30(金) 01:04:33.90 ID:27f32f5n0
【ブリテンの正当な統治者を決める選定の剣・『カリバーン』を引き抜き、一国の主となったアーサー】
聖なる光の中、ソニックの体が黄金の鎧に包まれる。
【しかし、数々の戦いを繰り広げるうち、その剣は折れてしまう】
ソニックの右手の篭手―それは彼がこの世界に来たとき、マリーナから渡されたものだった― が黄金に染まり、
【そこで彼は、自らの側近の魔術師・マーリンの助言のもと、とある湖を訪れる】
その背中には紅蓮のマントがはためく。
【カリバーンの破片をそこに投げ入れると、湖の貴婦人はそれを一本の剣に作りかえた】
頭に黄金の兜を装着するソニック。
【人々はそれをこう呼ぶ】
その右手に持つカリバーンが光と共に修復され、さらなる姿へと『進化』する。
【『カリバーンが作り直されたもの』】
「これは・・・?」ソニックの驚嘆の声に、ニミュエが答えた。
「大聖剣・・・・『エクスカリバー』よ!」
【すなわち・・・『エクスカリバー』、と。】
【『アーサー王物語』より】
相棒の真の姿『エクスカリバー』とそれを手にした『エクスカリバーソニック』。
彼らは挑む。
滅びの悲しみ故に道を踏み外したマリーナ・・・
否、『黄泉の女王』に。
続く
アーサー王がエクスカリバーを手に入れた経緯とエクスカリバーの語源には
いくつかの説があり、上に書いたのはその一つです。
437 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/30(金) 17:53:21.14 ID:27f32f5n0
「貴方には分からない…貴方には理解できない…だから…私がやるしかないの…貴方はもう…いいわ。」
「永遠に続く世界に何の価値がある!? そんな世界…願い下げだぜ!!」
自ら巨大な怪物となって襲い掛かる黄泉の女王に、黄金の騎士と大聖剣が挑む。
その凄まじい巨体に苦戦しながらも、彼らは怪物の巨大な剣を跳ね返し、
大聖剣から繰り出される超光速の剣閃で黄泉の女王を追い詰める。
「これで…終わりだ。」
ソニックの体が黄金の光弾と化し、怪物を、そしてマリーナを貫く。
「エクスカリバーに、斬れぬもの無し・・・」
「うぁぁぁぁぁぁっ! そんな…私は…あぁぁぁぁぁぁぁ!!」
断末魔の悲鳴をあげ、怪物は消滅した。
崩壊したキャメロット城。
そこにはもう、巨大な柱も『暗き洞』も無かった。
いるのは、もとの姿に戻ったソニックとカリバーン、そしてマリーナのみ。
「マリーナ…」 ソニックはマリーナに言う。
「どんな世界にも終わりはあるさ・・・でも、滅びの悲しみがあるからこそ、人々は限られた日々を一生懸命生きることができる。
オレはそう思うぜ。」
そして彼は、彼女に一輪の枯れた花を手渡す。
前に彼女は、これと同じ花を手にこんなことを言っていた。
『何故…花々は、散る定めと知って咲くのでしょうね。 美しくいられる時でさえ限られているというのに…』と。
彼女は、花とこの世界を重ねあわせていたのかもしれない。
でも、その答えをソニックは教えてくれた。
マリーナはその花を胸に抱いて、思ったのだろう。
もしかしたら、祖父はそれを分からせるために、わざとアーサー王を不完全に創ったのかもしてないと。
この国の危機は去った。しかしアーサー王が幻だったと分かった以上、円卓の騎士団も解散になるだろう。
城に到着したランスロットらがそう言っていると、ニミュエは「そんなことはありません」と言う。
そう、『カリバーン』は国の主を選ぶ選定の剣。
すなわち、それを引き抜いたソニックこそが・・・
「「「真のアーサー王?!」」」
「え…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」
王様にされそうになりながらも、なんとかして元の世界に戻ってきた(らしい)ソニック。
彼は異世界での体験を、目の前の相手に誇らしげに語っている。
しかし、目の前の相手はそれを全く聞いていない。 完全に怒り心頭のご様子だ。
なぜなら、『ソニックが自分とのデートをすっぽ抜かした(と一方的に思い込んだ)』からだ。
ソニックの彼女を自称する(←ここ重要)エミー。
彼女のでかいハンマーによって光にされ…ることはないだろうが酷い目に遭わされる前に、全力疾走で彼女から逃げるソニックだった・・・
さて、『アラビアンナイト』の世界に続き、見事『アーサー王と円卓の騎士』の物語の世界を救ったソニック。
次は、どの物語の世界を駆け抜けるのだろうか・・・・
終わり
438 :
ソニックと暗黒の騎士:2011/12/30(金) 18:01:59.17 ID:27f32f5n0
以上で、「ソニックと暗黒の騎士」のストーリーは終了です。
文法や文字が所々間違っていたり、読みづらいところがあったかもしれませんが、
これを見てくださった人々がこのゲームに興味を持っていただければ光栄です。
それでは、よいお年を。
ソニックの人お疲れ様
やっぱりソニックはかっこいいなぁ
wikiのコープスパーティBRの続きだれかお頼み申す
>リクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
>リクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
>リクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
自分が書かないのにダメ出しは細かいなw
>>442までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
忘れていたのでウィンミッション補足を;
結局、一連の騒動とは何だったのかというと
初代ウィンダスの神子、月詠みの儀式でウィンダスの未来を予言し定める。
(フェンリルの星月の加護により、この予言は『願い』として成就される確実なものと
なる。この願いをかなえる儀式が『月詠み』)
で、その時に滅びを恐れた神子はウィンダスの滅亡を予言してしまい、それまでも『願い』として確定
現星の神子はそれを読み取って絶望し、当時恋愛関係にあったと思われるカラハバルハに相談。
彼はフェンリルが生きている以上、月詠みによる『願い』の成就の破棄は不可能と知る。
かといってフェンリルを殺すことは神を殺すということであり、難しいなんてものではなく、
更にフェンリルが死ねば加護の消滅によりウィンダスは結局滅びるというどうしようもない状況。
それを覆すための一手がフェンリルの完全召喚。フェンリルを召喚し、その力を持って
予言された戦争によるウィンダスの滅亡を回避、更に自身が耐えきれなくなってフェンリルとともに死亡する
ことにより神殺しを為し、『願い』を破棄。
そのままでは加護を失ったウィンダスは滅びるので、今度は魔法人形のルールによって
自身=フェンリルを蘇生。そのままでは寿命の問題で消滅するので、星月の力と
によってフェンリルが加護を与え続けることを神子が『願い』それをかなえさせた。
人形の蘇生はカラハバルハが作ったカーディアンにジョーカーを関連づけることによって
彼らに行わせる(実際は子供たちが行ったが)。
という英雄カラハバルハが自分の命をかけて国を救うために行った、一世一代の大博打。それが
成就される流れがウィンダスミッション。
当然カラハバルハ本人は死ぬこと前提で、更に生き返った後もフェンリルの巨大な自我に飲み込まれて
ほとんど残らない(黒き使者に自我がほとんどなかったのはそのためかと)
という完全に自分を犠牲にした策であった模様。
445 :
ゲーム好き名無しさん:2012/01/02(月) 01:10:33.02 ID:v95yXo5cO
Vitaの、GRAUITY DAZE/重力的眩暈の体験版部分のストーリーをお願いします
446 :
ゲーム好き名無しさん:2012/01/02(月) 20:28:28.67 ID:efEKAvSA0
ダークソウルのグウィンはあまりに長い間あそこに居るんで
もう人間性(というか理性)も全盛期の力も無いとフロム脳が指摘してるなぁ
ラスボスなのに唯一攻撃をパリィ出来るというのも余計悲哀を誘う…
トロフィーコンプしたしFF13-2書こうと思ったがさすがに早すぎるか
僕は13−2読みたいです
自分でも書いてみたいが文才無いからいいや(´・ω・`)
>>449 私も文才ないけど、いくつか書きましたよ
また近々書きたい物がありますが、まず下書きを書かなければ…
エンディングまで到達した方も多いようですし、13-2投下します。
一応通常ED(フラグメント未完成ED)のみ。
■13ED直後
ラグナロクがコクーンを破壊しルシ達がそれを支える奇跡を起こしたのも束の間、ライトニングは自分たちの代わりにクリスタルとなったヴァニラとファングを救おうと新たな戦いを予期していた。
命懸けの戦いを経て得たはずの幸せを突如“何か”が彼女を襲う。
気が付けばライトニングはヴァルハラの地に降り立ち、彼女の妹であるセラのいる世界ではライトニングはクリスタルになってコクーンを支えている(=世界から消えている)事になっていた。
■OPENING
男は少女の体をそっと寝かせる。場面が代わり、一人の青年が眠りながら異空間を飛び続ける。
ライトニングは鎧に身を包み、誰もいない玉座に向かって膝をついた。
いよいよ謎の男カイアスとの決戦。ライトニングはオーディンを操りカイアスのバハムートに立ち向かう中、青年ノエルが空から降ってくるのを助ける。
ノエルにセラを助けてほしい事を頼み、ライトニングは武器に変身できるモーグリを託して送り出す。
■Episode1 ネオ・ボーダムAF003
コクーンが落ちた日(=After the Fall、暦はこの日を基準にAFXXと表す)から3年。セラはライトニングvsカイアスを断片的に夢で見ていた。奇妙な現象、空から降ってきた隕石、見た事のない魔物、謎の不審者ノエル。
ノエルに助けられたセラ。姉に会いに行けると言われ最初は信じていなかったが、ノエルの想いを聞き共にゲートを越えていく
※ゲート:時を越えるための扉
※オーパーツ:ゲートを開けるための鍵
■Episode2 ビルジ遺跡AF005
ゲートを越えた先でいきなり巨大な魔物が襲い掛かる。
軍の助けもあってどうにか撃退するが、調査中の遺跡のど真ん中でドンパチやらかした二人は不審者扱いで一時的に閉じ込められる。謎の少女アリサに助け出されるが、代わりに彼女の願いを叶えるために再び巨大魔物アトラスに挑む事になる。
魔物が消えて現れたのは墓だった。アリサはパージされて逃げ隠れたものの、引き揚げ作業中に一緒にいた友達が落盤事故で亡くなった事を話す。
ボーダムでパージが始まったのは私のせい―――セラは自分のした愚かな行為を再び悔い、現れた二つのゲートを越えていく
■Episode3-A ヤシャス山AF010、ヲルバ郷AF200、ヤシャス山AF01X
日食で真っ暗なヤシャス山。最奥のパドラ遺跡で大人になったホープと出会う。
アカデミーのユニット主任として研究している彼とアリサと共に未来を予見できる時詠みの巫女の記録装置、予言の書を見る事になる。
数百年昔に書かれた書であるにも関わらず、そこに映ったのはラグナロクがコクーンを破壊し、支えようとした映像であった。
改竄されてノイズだらけの予言の書を元に戻すため、二人は別年代のヲルバ郷へ向かう。
そこで巫女のユールとカイアスに出会い、セラは確かに姉が帰ってきていた事とそれを何かに阻まれた事を知るがどうにかカイアスを退けてヤシャス山へと向かう。
ヲルバ郷の時空の歪みを正し歴史を変えた事でヤシャス山の日食もなかった事に。ユールと再び出会うがヲルバのユールとは違うようだ。
二度目の再会を果たしたホープたちに直った予言の書を見せてもらう。そこにはヴァルハラでライトニングが戦う姿と、コクーンを落とそうとするカイアスの姿があった。
■Episode3-B サンレス水郷AF300、アルカキルティ平原AFXXX、コロシアムAFXXX
巨大プリンのいるサンレス水郷で、ライトニングが消えた後すぐに旅立ったスノウが何故か戦っていた。
セラの願いでライトニングを探そうとしていたが、彼女に時を越える方法を聞いてクリスタルの柱を溶かそうとしているプリンを倒しにきていたのだった。
あまりにも強すぎるプリン。別の時代から何物かがプリンに力を送り込んだと考えたセラとノエルは、アルカキルティでマルドゥークを倒しコロシアムで歪みを正した。
水郷に戻りプリンをどうにか倒す三人。勝利の余韻も束の間、時空の歪みが消えた事で留まる必要のなくなったスノウも消えていく。あの日に消えたはずのルシの刻印は、彼の左腕に確かに刻まれていた。
■Episode4 アカデミアAF400、アガスティアタワーAF300、200
コクーンがAF500頃に落ちるのを知ったホープは人の手でファルシを作り再びコクーンを浮かべようとした。そのファルシを中心に巨大都市アカデミアが建設されて賑やかな街となっていた。
しかし、ファルシが不気味に光り人々をシ骸に変える。どうにか切り抜けて進むと途中でカイアスと出会い、セラとノエルは200年前に殺されていたはずだと告げられる。
カイアスを追っていくとユールがシ骸に襲われていた。
ユールは時詠みの力を持っているが、未来を見る度に命を削られていきやがて若くして死に至る。自分が死ぬ未来を予見してもそれを変える事を許されず、死将に襲われて殺される事を知ったこの世界のユールも息を引き取る。
死将ゼノビアを倒し、ユールから受け取ったオーパーツを手に二人はアガスティアタワーへと向かう。
タワーで二人はカイアスを発見し、アリサそっくりの人工知能人形デュプリケートと出会う。タワー完成直後、人工知能と人間が対立しホープが殺害される様子が映し出される。デュプリケートは事件を隠すための隠れ蓑であった。
最上階にはヲルバで出会ったユールがいた。彼女からカイアスが女神の分身である混沌の心臓を持っているため不死身である事を聞かされる。
アカデミアで会ったカイアスに化けていたのはファルシであった。ファルシを倒しユールは未来を見る。皆が笑っている世界が見えたのだろうか
■Episode5 アカデミアAF4XX、時空の狭間、うつろなる幽境、死にゆく世界、ネオ・ボーダムAF700
(便宜上アカデミアAF4XXを入れてます。本当はEpisode4)
セラとノエルが降り立ったアカデミアにはホープとアリサがいた。タイムカプセルで未来に来た二人はアカデミーで人工コクーン計画を進めていた。ホープの頼みで人々が移住するためのコクーンを飛ばす動力になるコアを探す。
アリサからオーパーツを受け取り新しいゲートに向かうが、罠にはめられ二人はバラバラになってしまう。
時空の狭間でノエルはカイアスに倒される。ユールと出会ったセラも同じように時詠みの力を持ち、やがて時を詠んで命を落とす事を知らされる。
嘘で出来た夢の世界をさ迷うが、甘い誘いを断ち切り、ヴァニラとファングに救われてセラはノエルを救う為に再び立ち上がる。
ノエルは死にゆく世界で思い出を振り返っていた。
ノエル、ユール、カイアスだけの三人になってしまった世界。やがて二人とも消えてノエルが諦めそうになった時、セラの励ましが彼を夢の世界から救い出す。
二人が自らの試練を乗り越えた時に奇跡は起きる―――ゲートの向こうの未来でライトニングは待っていた。
■Episode6 アカデミアAF500、ヴァルハラAFXXX
ライトニングに送り出された二人は運命の扉をくぐる。かつて賑やかだった街には人影はなく、時空の歪みが街を破壊していた。
ユールが二人に先に進まないよう何度も告げるがそれでもカイアスを追って最奥へ進む。
ホープ、サッズの力を借りてカイアスとの最終決戦へ立ち向かう。未来を変える事で歴史が変わり、変化した未来を見る事でセラもまた命を削られる事を示唆されるが、それでもセラは諦めずに何度も立ち上がる。
カイアスを追い詰めた時に時空の歪みが現れ二人はヴァルハラへと向かった。
カイアスの攻撃の勢いは増していくがライトニングが二人を助け、ついにノエルはカイアスの胸に剣を突き立てる。
だが、ノエルは彼を殺せなかった。最後までカイアスを救いたいと願ったノエルだが、カイアスはノエルの手で殺される事を望み、剣先は混沌の心臓を貫いた。
■ENDING
セラとノエルはアカデミアAF500へと戻ってきた。ホープ主導の元、崩れそうなコクーンからヴァニラとファングのクリスタルを救出し、人工コクーンが打ち上げられて計画は成功する。
ホープは高らかに新しいコクーンの名前を告げる―――その名は、ブーニベルゼ
時空の歪みが直り、きっとライトニングもスノウもセラの帰りを待っているはず。しかし、セラの瞳には変わりはじめた未来が見えていた。
未来が変われば時詠みの巫女は新たなビジョンを見て命を削る。それはセラも同じで彼女の体は崩れ落ちる。
世界は正しい時を刻み始めたが、やがて“何か”が空を覆い、歪みから混沌が流れ出てくる。
混沌を抑えて秩序を保っていたはずの女神は死んだ。カイアスの心臓となった分身は片方が死んだ時にまた片方も動くのを止めた。ノエルがカイアスを、女神を殺したのだ。
混沌はアカデミアの街を変貌させる。やがてヴァルハラと呼ばれる地へと。
鐘が鳴る。誰もいないはずの玉座には運命から逃れられない事を知ったライトニングがクリスタルの眠りについていた。
以上です。キャラ個人の設定はかなり省略しましたが、実際にプレイするとまた違う視点から見れて面白いかと思います。
分岐EDや寄り道も笑えたり感動できたりと楽しいので是非是非!
救われないエンドやな・・・
サッズの扱いとかスノウのルシ化とかいろいろ微妙だったな
13本編で一応きれいに終わった話をこんなバッドエンドにするとか誰得
こんなんでDLCかなんかで完結とか言う流れだろ
道理で不評なわけだ
ゲーム自体は微妙だが書いた人は乙
>>457 不評とか言ってるが妙に違和感が。
確かに真エンディングがDLCであるのが微妙って言われてるのは事実だが、その点以外は不評と言うほど悪くないと聞いている。
シナリオは微妙ならわかるが。
>>457 実際ゲーム自体の出来は結構いいよ
スクエニってだけにマイナス方向にバイアス掛かってる人は結構いる気がする
>真エンディングがDLC
この一点だけで糞だろ、シナリオとかゲームとしての出来とか以前のレベルで
DLC一辺倒で叩くしか道が無いのか
今度の工作員は大変だな
リクエスト申し上げます
タイトル:SteinsGate変異空間のオクテット(通称8bit)
ハード:WindowsPC
助手萌えなんで助手との会話多めにお願いします(特にラジ館屋上でのキス場面後の会話)
あと鈴羽との会話も
その他のキャラは大して興味ないので、はしょってもらっても結構です
>>462 あなたの名前、もしかして新作ネタのトリップで書きましたか?
>>463 はい
変異空間のオクテットは昨年10月28日に発売されたもので、無印の続編です
勝手がわからないんで、ルール違反があったら直します
>>464 ルール違反じゃないんです。
そのトリップ、リクエストする人じゃなく、内容を書く人が使うんですが…
すいません
教えてもらってありがとうございました
もう一度書き直します
リクエスト申し上げます
タイトル:SteinsGate変異空間のオクテット(通称8bit)
ハード:WindowsPC
助手萌えなんで助手との会話多めにお願いします(特にラジ館屋上でのキス場面後の会話)
あと鈴羽との会話も
その他のキャラは大して興味ないので、はしょってもらっても結構です
468 :
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし:2012/01/07(土) 18:13:25.27 ID:qwVrwGVg0
他のゼルダ作品は割と書かれてるけど、これは無かったから書いてみた。
遠い遠い昔
世界が深く暗い闇に呑み込まれようとした時
空から小さな「ピッコル」が現れ人間の勇者に黄金の光と一本の剣を授けた
勇者は知恵と勇気で闇を振り払い
世界が平和になったあと、人々はその剣を大切に祭った
時は流れ、
刀鍛冶スミスの孫であり、ゼルダ姫と幼馴染である主人公リンクは、
ゼルダ姫と共に、ピッコル祭りを見に行っていた。
ピッコル祭りの武術大会で優勝したグフーという魔術師が、
年に一度だけ公に出される、魔物達を封印した伝説の剣を折り、
各地に魔物達が溢れかえり、制止させようとしたゼルダ姫や兵士達を石に変えてしまう。
王から、姫を救うには伝説の剣を修復しなければならないが、
その剣を鍛えるには、ピッコルの力が不可欠なのだという。
ピッコルに出会えるのは子供だけ。
そして、今年は100年に一度、ピッコル世界との扉が開く年でもある。
リンクはピッコルを探し、冒険の旅へ。
469 :
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし:2012/01/07(土) 18:15:08.70 ID:qwVrwGVg0
ある時、森で不思議な喋る帽子:エゼロと出会い、
エントランスと呼ばれるモノを使うことで、ピッコルのように小さくなれるようになる。
リンクはそこでピッコル達と出会い、各地で4つのエレメントを集めなければならないことを知る。
途中、エゼロによって明かされた事実。
エゼロもグフーも元はピッコルで、エゼロは名のある賢者、グフーはその弟子だった。
あるとき、人間の悪い力に憧れを抱きはじめたグフーは、
エゼロが作った赤い帽子を盗み、魔力を手に入れエゼロを帽子に変えてしまったのだという。
その後も、
火山や王家の墓、雲の上に住む風の民の村など、小さくなったり、元のサイズに戻ったりして、
様々な場所を冒険し、4つのエレメントと、分身する剣義を身に付け、伝説の剣フォーソードが復活。
グフーの待つ闇ハイラル城でグフーと対峙するリンク。
470 :
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし:2012/01/07(土) 18:18:17.69 ID:qwVrwGVg0
最終的に完全に魔力に支配され、魔人と化してしまったグフーを倒し、
ゼルダとエゼロにかけられた呪いも解ける。
エゼロ「おお なんと!
グフーが倒されたおかげで ワシにかかっておった魔人の呪いも解けた!
我が名はエゼロ ピッコルの「知」を知る者
魔人のぼうしはワシが作った物。ワシが無力なばかりに人間にめいわくをかけてしまった
どうかゆるしてほしい
多くの人が倒れ城もかなりくずれてしまったが まだあきらめるのは早い
ワシがもとのすがたにもどれたのなら ゼルダ姫に残るフォースの力と
あのぼうしでなんとかできるかもしれん」
そう言って、赤い色のぼうしをゼルダ姫に被せるエゼロ・・
エゼロ「このぼうしはただしき心の持ち主が かぶってこそその真の力をはっきするのじゃ・・・
さあゼルダ姫よ! そなたのねがいを強くいのるのだ!!」
ねがいを強くいのるゼルダ姫・・
兵士達の呪いも解け、魔物達も姿を消す。
エゼロ「リンクよ
そなたとのたびはたのしかったぞ
別れはちとさびしいがのう・・・
これをもらってくれ」
もうすぐ100年に一度のピッコルの扉が閉じてしまう。
エゼロは、リンクとの別れ際にリンクの頭に緑色のぼうしを被せるエゼロ・・
エゼロ「オヌシのそのすがたははじめて見るが・・・
にあうぞ小さな勇者 げんきでな・・・」
そう言うとエゼロは姿を消し、扉の方へ駆け寄るリンク・・
エゼロ「さらばじゃ・・・」
やがて、扉は光を失い閉じてしまった
END
>>470 乙です
前にクリアしたとき感動したから書こうと思ってたんだが
書かないうちにストーリーを忘れてしまっていた・・・
大変申し訳ありません。
こちらのスレにまだ余裕があるのに、次のスレにて
46億年物語(SFC版)を投下してしまいました。
>>473 リクエストした者です、ありがとう
スレ間違いはドンマイ
PC版はプレイされてますかね?
SFC版に比べてかなりマイナーらしくほとんど情報がなくて…
次スレのスカイウォードソードの人も乙
タオルケットをもう一度〜Fury〜 を予約します
>>474 すみません、PC版は持っていません…
そもそもPC版の存在を知ったこと自体、ここ数年の間なのです。
昨日、46億年物語(SFC版)を書いた者ですが、
お詫びとしてこちらのスレを少しでも埋める為、PS3の「塊魂トリビュート」を
書きます。
ゲームは基本的に『大きいサイズの塊を作る為に、とにかく転がす』なので
そこは省略してあります。
【登場人物+α】
・王様……コスモの王。身体は大きい(気分により変動あり)が、自分のミスを
息子である王子に尻拭いさせる器の小ささを持つ。以前に酒を飲み酔った勢いで
宇宙の星々を粉砕した事がある、生粋のトラブルメーカー。
某ゲーム雑誌にて悪役を紹介する特集の際、何故か「身内にいる悪役」の項目で
紹介されている。
本作ではある事故により、記憶喪失&夢から覚めないという状態に。
・王子……身体の小さな、一応主人公。王様と違い健気に塊を転がす。
惑星サイズの塊を転がせる力持ちでもある。フンコロガシをライバル視している。
・メイツ……王子の親戚や友人たちの総称。ストーリーにはかかわらないが、
40人以上登場。王子の代わりにプレイできるが見た目が変わるだけで、性能に差はない。
・王妃……王様の妃で、王子の母。エレガントで、やはり身体は大きい。
唯一の常識人…かと思えば、でかい雪だるまを作るのに寝ている王様を巻き込む天然。
・王様ロボ……目覚めない王様の代わりにと、王子とメイツたちが作製したロボット。
基本的には気弱な性格なのだが、王子たちへはなぜか上から目線の発言をする。
「ガピ」「〜デアリマス」が口癖。
・カタマリ(以下、塊と表記)……王子たちが転がす物体。塊と同等以下の物を巻き込み、
大きくなっていく性質がある。原理は不明だが、王様や王様ロボが放り投げると星になる。
王様曰く「巻キ込マレルト幸セナ気分ニナル」らしい。
【始まり】
王子が新しい技「王子ジャンプ」の特訓中、それを見ていた王様が見本として
「王様ジャンプ」を披露する。雲や大気圏を突破したその先、宇宙にて謎の隕石に衝突し落下。
その衝撃で、王様は記憶喪失となり眠り続けてしまう。
王子とメイツと王妃たちは、王様の代わりとなるロボットを製作するが、案の定ロボは暴走。
宇宙へ飛び出したロボはほとんどの星を破壊して落下する。
(王様を目覚めさせる使命と、星空を取り戻す使命を同時に行うため、
二種類のモード(コスモ)を交互にクリアしていきます)
【王様ロボの課すコスモ】
落下した衝撃で正気(?)に戻った王様ロボから、星空を戻すために星を作る事を命令されて作る。
【王様の夢の中でのコスモ】
王様の記憶を取り戻す為、夢の中に入って塊にくっつけていく。因みにこのコスモでは
ステージ開始直後は白黒の風景になってるが、巻き込んでいくとだんだん着色されていく。
星空も王様の記憶も大分戻ってきたが、王様は今だに目覚める気配がない。
王妃はそこで、夢の中にいる王様自身を巻き込めば目覚めるかもしれないと提案する。
それを聞いた王子は、さっそく王様の夢の中へ。
夢の中の町で塊を転がし、その町さえも巻き込み、さらには宇宙へ行き地球も取り込む程に巨大化。
そしてついに、宇宙の果てで眠っている王様を見つけてくっつける事に成功する。
王子たちの活躍により、王様は完全復活。これにて一件落着…と思われた。
王様が復活し、廃棄されるのではとネガティブ思考になった王様ロボが、何故か巨大化する事態に。
復活した王様が立ち向か…う前に、そばにいた王子が塊を転がしてロボへ向かう。
王様ロボのパーツを巻き込んで、むき出しになった動力炉を塊の力で取り外して、ロボを停止させた。
コスモの危機は去った。その安堵から王様は、自分が見ていた夢を思い出していると、
目覚めた反動によるものか、今度は夢が実体化していくという謎の現象が発生。
コスモ中にあふれ出る前に王子が塊で夢を回収し、本当の一件落着となる。
(因みにスタッフロールが流れるエンディングで、松崎しげるが歌う曲そっちのけで
塊を大きくするミニゲームにはまるプレイヤーが結構多いです)
【クリア後】
2週目はないが、『王様が復活した状態(夢の中が既に着色されている)になっている』のと、
『新しいモード(移動スピードがかなり早い状態になる)の追加』がされている。
王様ロボは王様に修理されたらしく存在しており、王様には逆らえないらしい。
以上で、ハマる人はとことんハマる謎のゲーム、塊魂トリビュートを終了いたします。
あまりにハマり過ぎてしまうと、港のコンテナを巻き込みたくなる一品でございます。
乙です
松崎しげるわろた
>>482 塊魂シリーズには、無駄に豪華なキャストで曲が流れており、
エンディング曲は高確率で松崎しげるが参加してます。
塊魂トリビュートでの曲は過去のアレンジ曲がほとんどで、ちょっと不評ですが、
個人的には新沼謙治(演歌歌手兼タレント)が歌うラップが気に入ってます。
因みに初代の塊魂のOPを、クリスタルキングが歌っていますよ。
トリビューとは採点基準厳しいよな。
容量いくらまでだっけ
500kかな
今頃の余談になりますが、
塊魂の公式HPのキャラクター紹介が面白い事になっています。
確実に時間がある時に挑戦してください。
白騎士物語・古の鼓動をうろ覚え&ある程度ぼかしてあらすじを書きます
白騎士物語・古の鼓動
ある日、城が襲われ、ワイン屋の小間使いレナード君がなんやかんやで地下にあった不思議な小手と剣で古代兵器、白騎士に変身する
シズナ姫がさらわれたので、謎のおっさんエルドア、顔見知りの女の子のユウリ、新人バイトのアバター(プレイヤー、性別、外見、声など色々設定可能、ただし台詞は無し)の4人で助けに行く事に
キャンプを張りつつ、ライバル的存在が変身する黒騎士と戦ったり、踊り子カーラ、何処かの領主の息子シーザーを仲間に加えたりしながら旅を続ける
なんやかんやでシズナ姫をさらった組織のボス、グラーゼルと対決するレナード達
だが、グラーゼルは古代兵器、太陽王を手に入れていた!
シズナ姫は封印を解く為にさらわれたらしい
太陽王と戦い、これを倒す
しかしグラーゼルを逃がす為、黒騎士が現れる
黒騎士はなんやかんやでパワーアップ、黒騎魔神に!倒す
シズナ姫は取り戻したがグラーゼルは逃亡、レナード達の本当の戦いはこれからだ!次回作にご期待下さい
白騎士物語・光と闇の覚醒に続く。
以上です
アバターの新人バイトというのはレナードのワイン屋の事です、書き忘れました
ちなみに黒騎士は大剣、太陽王は仮面、特に差し込む場面も無かった竜騎士はまんまなベルトが変身アイテムです
内容は飛ばしまくりましたが良く言えば王道的、テンプレな話です
進めていくと話がおかしくないか?と思うところがあると思いますが、
このゲームはストーリーモードはオマケ、ネットにつないでのオンラインモードが本編なので正直どうでもいいと思います
まったく寝れないので覚醒も書いてみたけど、うろ覚えどころか時系列がまったく思い出せなくてまとめられないのでやめておきます
・古に比べゲームスピードがアップ
・今だに新クエストが配信されている
・なによりアバターが変身出来るようになった!!
・投げ売られている
などあるので、もし良ければ遊んでみてください
ちなみに覚醒を買うと、なんとディスク一枚の中に古の内容も入ってます
古とはいったい…うごごご!
余った容量埋めにDiseased Productionsのフラッシュゲーム「Thing-Thing」を。
http://www.diseasedproductions.net/thingthing.html 横スクロールのアクションゲームなのでストーリー性は薄いです。
主人公は、ある一室で目覚ます。
まるで暴れる精神病の患者を閉じ込める保護房のような造り。誰かを幽閉することを目的とした部屋のようだ。
自分の他には白衣の医者、もしくは研究者らしき者が一人居り、
「やあ、今日の気分はどうだい?じゃあ、治療を始めよう。薬の準備はできている」
等と話しかけてくる。
主人公はその白衣の研究者に殴りかかる。
研究者はなぜか拳銃を携帯しており全く躊躇わずにあなたを撃ち殺そうとしてくるが、
打たれても怯まずに殴り倒して拳銃を奪い、天井のハッチを撃ち破って部屋の外に出た。
部屋の外はやはり研究施設のようで、許可のある人物以外立ち入り禁止と言う表示が多い。
そして銃を持った者――警備員か?――が大量にうろついており、こちらを見つけると有無を言わさず発砲してくる。
返り討ちにしてそいつ等の武器を奪いつつ、建物の中を進んでいく。
建物の出口近くではバイザーのようなものを顔に付け、ボディアーマーを着込んだ相手が立ちふさがった。
異常な速度での突進攻撃とレーザーのような光線武器を操る相手に苦戦しながらも、何とかこれを打ち倒して建物の外に出る。
外でも警備員がうろついていたがこれらを撃退しつつ進み、敷地外へ出ようとする。
すると、警告メッセージを映し出しているコンピューター端末を見つけた。
--WARNING:
--
--実験体であるガンマクラス生物兵器(バイオウェポン)『プロジェクトナンバー154』をロスト。
--
--既にメイン研究センターの全てのセキュリティが突破されており、
--当施設が開発した3体のエリートウェポンの1体である
--アルファクラスアンドロイド『Poseidon』すら撃退されている。
--残りの2体『Zeus』および『Hades』は、捜索のために戦闘配備した。
--
--この実験体は非常に危険性が高いものである。発見次第速やかに処理せよ。
--実験体の機能停止に成功した場合、直ちに司令部に連絡せよ。
どうやら主人公――ナンバー154――は生物兵器か何かだったようで、ここで実験対象とされていたらしい。
先ほど倒した強敵がこのメッセージにある『Poseidon』だったのだろう。
このままここに留まっていては「処理」されてしまう。急にこの施設の近くから逃亡しなくては。
と、そのとき先ほどのPoseidonの体が道の脇に倒れているのを見つける。
なぜ施設内で倒したこいつがこのような場所に?と不思議に思い調べようと近寄って見る……
……と、どうやらこちらを油断させるための演技であったようで、
突然こちらに襲い掛かってくる!
主人公は不意を突かれてしまう……。
画面が暗転。
「Thing-Thing」……END
さきほどの「Thing-Thing」の続編。
Diseased Productionsのフラッシュゲーム「Thing-Thing 2」。
http://www.diseasedproductions.net/thingthing2.html これは1作目よりさらにストーリーは薄いです。
前作のラストで倒されてしまったかと思いきや、何とかPoseidonを再び倒して
逃げ延びていたらしい主人公、ナンバー154。
追っ手らしき敵が大量にわらわらと出てくるステージをいくつも戦い抜き、
その先で待っていたのは、銃弾のダメージを殆ど通さない頑丈な装甲に包まれたアンドロイドだった。
このアンドロイドはこちらを「処理」することを何よりも優先しているようで、
仲間を巻き込むことすらいとわず、こちらに猛攻を仕掛けてくる。
射線に入った雑魚敵数体が一緒くたに赤い霧になってしまうような強力な銃を操り、
身軽に足場を飛び回り、近寄ると強力な打撃攻撃を食らわせてくる強敵だ。
しかしナンバー154はそれまでに倒した雑魚敵たちから様々な武器を手に入れていた。
諦めずに幾度も攻撃を赤い眼の光る頭部に当て続けていると、
ついには装甲の限界を超えたらしく、アンドロイドは爆散した。
「Thing-Thing 2」……END
さらに続編。Diseased Productionsのフラッシュゲーム「Thing-Thing 3」。
http://www.diseasedproductions.net/thingthing3.html 会話シーンなどが取り入れられ、ストーリー性が少し増した。
前作の後になんとか逃走に成功し、隠遁していたらしい主人公、ナンバー154。
その元に、見ず知らずの謎の人物から通信が入る。
「緊急事態で、貴方の助けが必要なのです」と訴える通信相手。
「なぜ自分に?ただの一般市民だ」と、とぼける主人公だが
「ひどい嘘ですね。貴方が『システムコープ』によって造られた生物兵器であることは判っております」
と返される。
主人公の素性や、主人公を製造した組織の名前すら把握しているようだ。
「自分に何をしろと?システムコープに目をつけられている。外に出ても奴らの傭兵部隊が押し寄せてくるぞ」
と訴えても
「『Poseidon』と『Zeus』を倒した貴方は最強の兵器であるといえるでしょう。
システムコープの雑兵など、問題にならないはずです。」
と指摘された。
(どうやら前作のラスボスのアンドロイドが、前々作で名前だけ登場した『Zeus』だったようだ。)
この通信相手が連絡をとってきた目的を聞く気になったナンバー154だが、
詳細は落ち合った後で伝える、とはぐらかされてしまう。
ひとまず、システムコープの企業城下町であるサンセットシティで合流することとした。
サンセットシティでは案の定、システムコープの兵士達が無数に現れて攻撃してくる。
兵士達を倒しつつビル街やコンビナートをくぐりぬけると、またあの謎の相手から通信が入る。
これまで話をはぐらかしてきた相手に苛立ちを覚えつつ目的を再度問うと、
「私の目的、それは、貴方を殺すことです」
と明かした。
自分を殺害しようとしている相手はたくさん居るが、なぜこのような手間を取って呼び寄せ、わざわざ自らの手で殺そうとするのか?その理由を問う。
「あなたは『システムコープ バイオウェポン プロジェクト ナンバー154』でした。
そして私は、『システムコープ バイオウェポン プロジェクト ナンバー153』だったのですよ。
我々二つのプロジェクトは、それぞれ個別の目標の元に開発されていました。
貴方は歩兵の進化系として開発され、体が無数の銃弾を受けたとしても流体力学的衝撃を抑えることで、機能をほとんど失わずに活動し続けることができるのです。
一方私は、機動装甲兵器のパイロットとして開発されました。知覚機能を強化されており、周囲の環境を完全に把握できます。
……私こそがシステムコープの最強の兵器なのです!貴方にはここで果てていただきます!」
どうやら、生物兵器としての優秀性で自分が勝っていることを証明したい……というところらしい。
歩行戦車のような兵器に搭乗して襲い掛かってくるが、倒されてやる義理も無いので打倒する。
ナンバー153「……成程。どうやら貴方こそが、より優れた生物兵器だったようですね。
しかし、通常なら銃弾をものともしない貴方でも、零下の温度下ではどうでしょう?」
そう捨て台詞を吐き、こちらを地下の冷凍施設に落とす。
そこはシステムコープの秘密研究施設になっているようだった。警報が鳴り、傭兵達が押し寄せてくるが
これまでどおり突破していく。その先ではナンバー153が再び現れた。
ナンバー153「私では貴方を殺せないのかもしれません。ですから、あなたに対抗しうる他の者に登場願いましょう。
私が生物学廃棄物処理場から拾い上げてきた『アルファ級 バイオ・メカ プロジェクト ナンバー1053』、
コードネームは『Vahl dreig』。『Hades』のプロトタイプですよ。
彼の思考回路は傷んでいて、少々気が触れているようです。
ですから私は急いでお暇させていただきますよ。どうぞお楽しみください!」
そう言ってドラゴンのような機械兵器をけしかけて去って行った。だがやはり主人公はこの『Vahl dreig』をも倒してしまう。
ナンバー153「……感銘しました。アレすらも退けるとは。まあ、想定の範囲内ではあり、問題はないのですが。
あなたが居る場所はバイオ廃棄物格納庫です。
脱出を試みても良いですが、鋼鉄の防護壁で非常に強化されておりますので無駄でしょうね。
いつか『Hades』モデルが最終完成したら貴方にお見せしに来るかもしれませんね。
いや……そこでそのまま腐っていただくかもしれませんが?
おっと、本当にもう席をはずさなくてはならない時間です。それでは、ご滞在お楽しみください。」
主人公とまともにやりあうのは得策ではないと考えたのか、地下にこのまま閉じ込めて封印してしまうつもりのようだ。
「Thing-Thing 3」……END 「Thing-Thing 4」へ続く。
ちなみに現在、Diseased ProductionsのウェブサイトではThing-Thing 4まで公開されているようです。
おつ
さーて埋めようかね
うめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
う
ああサイズ制限だから一文字入れててもダメじゃねーかアホか
埋め
首領蜂 (アーケード、PS)
あ、ありのまま…
俺は軍隊を強化するために「異星人の襲撃」ということにして味方を攻撃していたと
思ったら、鍛え上げられていたのは俺の方だった…
その説明じゃ知ってる人にしかわからんと思うぞ
てす
埋めがてら
未解決欄にあるPCエンジンのクストってまだ需要あるのかな?
手元にはあるから、需要があって気が向いたら書いても良いかなと思うんだけど
需要とはなんだ?書きたいなら書く、それだけだ
506 :
504:2012/01/22(日) 12:30:54.91 ID:YZEqfMg50
いや、やり直すのも書き出すのも微妙に面倒だからw
改めて要望を聞いて、声を上げる人が居たら腰を上げても良いかなぁ、
と思っただけ。
アスペが偉そうにケチつけるだけだな
面倒なら書くなよ
509 :
ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 18:27:53.92 ID:cUiavMjMO
首領蜂をもうちょい詳しくお願いします
背景設定とか、後の作品との関わりとかも含めて
デビルサバイバー オーバークロック(追加8日目)の要望があったんで、
ユズルート一つだけですが書いてみました。
4kあるので途中で次スレに移りますがよろしいでしょうか?
おk
それではユズルート書かせていただきます。
※Wikiにある封鎖脱出成功までは流れは同じです。
説明しやすいので、そこまでを7日目前半とさせていただきます。
7日目後半:
脱出に成功した主人公たち。しかし町の外が静かすぎる。
不思議に思っていると、封鎖の外だというのに天使たちが出現。
しかも殺すほどでもない罪(確か窃盗)を犯した人を問答無用で殺そうとしている。
なんと天使たちは封鎖の外にとっくに姿を現しており、人間達を管理することにしたという。
そして罪を犯した者はどんな小さな罪でも天罰(死)を与えるとのこと。
封鎖を突破した主人公たちにも襲い掛かってくるが、なんとか撃破。
とりあえず各自の家に向かう主人公たち。
しかし各自の家は自衛隊により見張られ、
家族も自衛隊とともに避難していることが判明する。
なんと政府は主人公たちをこの事件の主犯とし、捕えようとしていたのだ。
そして家族を人質に降伏するよう迫ってくるだろう。
とりあえずこの日は、
アツロウが両親の転勤のために使用していたトランクルームに行き、
そこで泊まることにした。