◆外国語(英語除く)板ローカルルール◆
【書きこむ前にお読みください】
■国語(日本語)自体や、日本国内の方言・言語は 言語学板、 まちBBSでお願いします。
>37
沖縄口スレッドの教訓を知らないようだな。
39 :
名無しさん@1周年:02/04/19 02:21
とりあえずだ、与那国までいったら立派な外国だよ
大和民族の血が濃いというだけなら移民の多いパラオやミクロネシアの
ほうが、与那国よりよっぽど日本的だといいきれる
>>37 日本語の沖縄方言(ウチナー・ヤマトゥグチ)と、琉球語(ウチナーグチ)は、成立の
時期も成立過程もことなる全く別個の言語です。
八重山方言は、琉球語の方言であって、日本語の方言ではありません。
******************
琉球語・・・・琉球諸島において成立した独自の言語。2000-1500年ほどまえに日本
語と共通の祖語から分化し、日本語とは互いに類縁関係を有する。
日本語・沖縄方言・・・・明治維新のあと共通語として制定された「標準語」が沖縄に
導入されるプロセスのなか、琉球語の語彙や発音の影響をうけ、独自の地方的特色
をそなえる形で成立した日本語の方言のひとつ。
****************
スレ主は、八重山でおこなわれている日本語・沖縄方言の地方的特徴を話題にしている
のではなく、琉球語の八重山方言を取り上げているのであるから、このスレに「板違
い」という批判は該当しない。
41 :
名無しさん@1周年:02/04/19 02:43
カイダー文字の本を買ってくれば良かった・・・・・
といっても島の民俗史家が道楽で作った本だからなあ、きちんと
した考証はなさそうだ
42 :
名無しさん@1周年:02/04/19 03:02
>>40 そんなこといったら本土の言葉だってその地方の言葉と
標準語教育によってできた訛った標準語の二重構造だろう。
どっちを方言って呼ぶわけ?
まあ,ここで八重山方言の話を続けることは問題ないと思うけど,
ちょっと言語と方言の区別が気になったので。
43 :
名無しさん@1周年:02/04/19 03:19
>>41 どこで売っていたんですか?
その書き方だと自費出版みたいだし,与那国島だけで売っていたんでしょうか。
でも,一度見てみたいですね。
カイダーディーに付いて書かれた書籍には
須藤利一『南島覚書』(東都書籍,1944)
というのがあるようです。
上勢頭亨『竹富島誌』
にも記録があるようですがこれはどこから出てるのだろう。
>>40 >そんなこといったら本土の言葉だってその地方の言葉と
>標準語教育によってできた訛った標準語の二重構造だろう。
>どっちを方言って呼ぶわけ?
「本土の言葉」は「どっち」も日本語の方言。
明治以前でも、本土各地の方言群は共通の口語(町人の浄瑠璃ことば、
武士の能のことばナド)・文語(説明の要なし)を保有し、京都の語彙・
発音を範疇とあおぐ一つの言語としての一体性があった。
一方、琉球語は、共通の祖語から日本語と分化して以後、本土各地のこ
とばが互いに有していた一体性のネットワークの枠外で独自の発展をと
げて来た言語である。
45 :
名無しさん@1周年:02/04/19 14:44
八重山郡尖閣諸島は日本の領土です。
46 :
名無しさん@1周年:02/04/19 15:06
>>43 与那国島の郷土資料室で売ってます
この資料室自体が私設のもので、村の郷土史愛好家が開いたもの
カイダー文字本は、辞書まではいかないのですが、
文字と現代語の対照表などが載っているので、与那国のことばを
まじめに考察するとすれば、資料としての価値はあるでしょう
定まった辞書や文法書がなく、消滅しかけのことばなので
普段語ヲタで外国語を勉強してても喪いがちなロマンを感じるのは
私だけ?
47 :
名無しさん@1周年:02/04/19 15:08
嘘だと思われるかもしれませんが、観光に従事していない
与那国島民には大和口をまったく理解できない人が多数います
まさに、日本領内の言語的境界の感あり
48 :
名無しさん@1周年:02/04/19 23:11
何年か前、確か本島だと思ったが、90ぐらいのおばぁーが大和口を
理解できなかった。親戚の通訳が無いとサパーリわからんらしい。
49 :
名無しさん@1周年:02/04/21 03:34
>44
自分の言ってることの一貫性を良く考えてご覧。
>46
私もロマンを感じます。
その与那国島の郷土資料室の連絡先はどこかで分かりますか?
その前に値段が問題ですが。
>51
だめだ,こりゃ。
53 :
名無しさん@1周年:02/04/23 22:19
資料館の連絡先ですか?
沖縄版のるるぶなどにも書いてあったと思いますし、
与那国の観光案内が出ていれば、必ず乗っていたと
思います
レスを拝見して、手元にまだガイド本がないか探して
見ましたがあいにく見当たらず
申し訳ない
>>47 >>48 若い人はどう?
高等教育を受けていないで観光に従事していない若者は?
やっぱりお年寄りだけかしら?
55 :
名無しさん@1周年:02/04/24 00:34
与那国って高校ないだろ
56 :
名無しさん@1周年:02/04/24 00:49
小中を出たら、石垣か宮古か本島のガッコに進学しますです。
若い人は大和口全然OKですよ。まぁ〜うちなー大和口ですが。
生まれた時からテレビラジオあるし。
57 :
名無しさん@1周年:02/04/24 00:53
与那国冬眠ですか?
58 :
名無しさん@1周年:02/04/24 00:56
みんなどこの民族かわからないルックスだから
していて、どこまでが島の人でどこからがボートピープルなのか
わからない(笑
居酒屋のウェイトレスは、ポリネシア系の人だったようだが
>>49=
>>51は、「日本語と琉球語の分化」の意味がよくわかってないと思われ。
61 :
49=52じゃないけど:02/04/24 08:09
琉球語>八重山方言という観方はどうなんだろ? 琉球語は日本語(本土諸方言)
と別に考えた方がいいのだろうけど、そう考えると八重山(諸)方言も琉球語の「方言」
ではなく、「八重山語」になるのでは?
62 :
名無しさん@1周年:02/04/24 08:25
んくてぃー!
ひとつの「ことば」の内部における「方言差の激しさ」の問題と、地理的に隣接し、系統
的に互いに類縁関係のある「ことば」と「ことば」の関係が「別個の言語」にあたるかど
うか、という問題は、別の問題であり、ことなる指標によって判断されます。
ドイツ北部とアルプス北麓のスイスの「ことば」は激しい方言差を有していますが、ドイ
ツ・オーストリア・スイス三ヶ国が共同で制定する言語政策のもと、「一つのドイツ語」
の枠の中にあります。
一方、ルクセンブルク語やフランスのアルザス語は、ライン川を挟んで隣り合う地域のド
イツ語話者と通訳なしで通じるほどドイツ語と近いのですが、使い手たちが意図的にドイ
ツ語とはことなる正書法・発音・語彙を自分たちの「ことば」の「標準」として制定する
という政策を採用しているため、ドイツ語とは別個の言語、となっています。
前近代の琉球諸島では、琉球王府の支配のもと、那覇の「ことば」が行政用語として(も
しかすると文化語としても)規範になってたでしょうから、この規範によって一つの言語
共同体として括られていた時期の八重山の「ことば」が「琉球語の一方言」であったこと
はマチガイありません。
しかし、今、琉球系の「ことば」群において、琉球系の「ことば」の話者たちの誰
もが承認する「琉球語の規範」がもはや存在しないのであるならば、別個の言語として分
化を始めた、とみなすことも可能でしょう。
>>63 昔,一つの国だったからと言うのが「言語」だと言う根拠ですか。
「国」ってなんですか?
なんか板違いになりそうなので,下げます。
66 :
名無しさん@1周年:02/04/25 23:00
琉球王国時代の正式文章語は漢文だったはず。
首里方言だって漢文中心主義からすれば「僻地の蛮族の言語」
ではなかったか?
言語か方言かは話者の意識のありようによって決まる。
しかし「話者の意識のありよう」それ自体も時代とともに変わる。
重要なのは、現代の八重山人が自らの言語をどう規定しているかだ。
90年代に2年間石垣市民だった私は、それが「方言という規定」
であると考えている。少なくとも普通の八重山人は「八重山語」
とは言っていなかった。
しかし将来これがどうなっていくかは、神のみぞ知る。
68 :
名無しさん@1周年:02/04/26 03:22
69 :
名無しさん@1周年:02/04/26 03:26
いたちがい
八重山は外国ではなく、日本。
言語であろうと、方言であろうと、少なくとも外国のものではない。
「日本国内の言語」か、「日本国内の方言」。
「外国の言語」でもないし、「外国の方言」でもない。
>>64 >昔,一つの国だったからと言うのが「言語」だと言う根拠ですか
誤読。
>>63の原文再読。
三つの国で「一つの言語」の例とか、「一つの国」なんか持ったことのない、アルザス語
の事例を挙げているでしょ。
>>67 だまとさん
「正式文章語」が漢文なのは、中国向けの外交文書。
日本向けの外交文書には日本語の文語を使用。
国内の行政用語は琉球語。
>>67 だまとさん
>重要なのは、現代の八重山人が自らの言語をどう規定しているかだ。
>90年代に2年間石垣市民だった私は、それが「方言という規定」
>であると考えている。少なくとも普通の八重山人は「八重山語」
>とは言っていなかった。
八重山の人による「方言という規定」は、琉球語に対するものなのか、あるいは日本語に
対するものなのか、はたまた両者に対するものなのか、どんな状況でしょうか。
>70
だとすると、マレー系、中国系、インド系、英国系、タイ系が
いずれもマレーシア国籍でマレー語の公教育を受けるマレーシア
では、どの国民にとってもその5つの言語のいずれもが
外国語ではないとでも?
>>73 使い手の本拠地が「外国」にあることばでも、その国の公用語なら7
「外国語」ではない。
「自国の公用語」である。
75 :
名無しさん@1周年:02/04/26 23:11
まあ日本の言い方がおかしいのですよね。 何ヶ国語とか母国語とか・・・。
母語なんて最近使われるようになってきたけど・・・・。 外語→自分の母語以外の
言語とか、三ヶ国語→三言語とかいう言葉の使い方を認めれば、話がしやすくなるかも。
>>国内の行政用語は琉球語。
ちなみにそれは首里方言なのですか?
琉球のコトバといっても内部格差が非常に大きいのだけれど。
>>八重山の人による「方言という規定」は、琉球語に対するものなのか、あるいは日本語に
対するものなのか、はたまた両者に対するものなのか、どんな状況でしょうか。
私の経験の範囲内では、八重山人は自らを「日本人」という範疇に
アイデンティファイすることが多かったように思う。
これはよく言われることだが、八重山人は沖縄本島人に対して
対抗意識を持っている。これは琉球王国時代には八重山が琉球の
植民地であったことから来ている、とされている。
「琉球王国の支配は苛烈であった」と八重山人はよく語る。
実際のところどうだったのかはわからないけれども。
沖縄本島人は時として日本人に対して強い対抗意識を持つが、
八重山人は沖縄本島人に対抗するためにむしろ自らを内地の日本人の
側に置く、という傾向があるかもしれない。
こうした意識のありようは「ヤイマグチは究極のところ
日本語の方言のひとつ」という考えとつながりやすい、と私は思う。
これについてはっきりと語った現地の知人はいなかったけれど。
77 :
名無しさん@1周年:02/04/27 01:54
有気・無気・濁音の三項対立があるのって八重山だっけ?
78 :
名無しさん@1周年:02/04/27 02:28
多良間島の言葉の表記には、りに○がついてたりする
RIの破裂音か?
79 :
名無しさん@1周年:02/04/27 04:28
>71
琉球語が行政用語と言っているが記録されたものはあるのか?
80 :
名無しさん@1周年:02/04/27 04:38
>71
琉球語が行政用語と言っているが記録されたものはあるの?
ところで,サンチョルリさんの記述を続けて読むと
言語と方言の基準が分からなくなってくるよ。
琉球語として独立した言語とする根拠は何?
なんか思想的な背景?
感覚的には「琉球語」でいいと思うんですがね。
ただ一連の書き込みの内容が・・・・・・・・
ありゃ,79は途中で書き込んでしまったようです。失礼しました。
言語だの方言だのって話は板違い,スレ違いだから
言語学板の「言語と方言の境目とは」にでも行って,やってよ。
スレは自分で探してね。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
書けないのか?