1 :
水先案名無い人:
2 :
水先案名無い人:2007/03/12(月) 07:23:31 ID:nrwEOXpAO
2
3 :
水先案名無い人:2007/03/12(月) 08:33:50 ID:yFj0g0wQ0
>>1 「乙か」
「乙だ」
そういうことになった。
4 :
水先案名無い人:2007/03/12(月) 09:39:08 ID:5otFt+/60
「さて、君にひとつ教えておきたいことがある」
「何でしょう」
「夢枕獏の文体だよ」
男は無造作に言い放った。
「夢枕獏の文体?」
「そうさ、夢枕獏の文体だよ」
「―――」
「いいかい、まずは"たまらぬ○○○であった"だな」
「ほう―――」
「ま、"たまらぬ○○○であった"身だしなみだからな」
「それから、笑うときは口の端を吊り上げるんだよ。"にぃっ"ってな」
「笑みを張り付けるのも悪くない」
「目は、すぅっ細めるのが基本っていやぁ基本だ」
「なるほど」
「後は、肉の内に高圧が生じてもいいし、狂いそうになってもいい」
「上げる叫びは、"けひぃぃぃ"が基本ってことになっている」
「そう叫ぶのですか―――」
「慣れれば、"あひゃらららら"でも構わんがね」
「それからな―――」
「思ったことは、胸の内からしぼりだすんだよ」
「呼気を吐くように呟くのもいい」
「攻撃するときは、常に真ん中だ。左右にも、上下にも避けられない真ん中だ」
「それを生涯最高のタイミングで繰り出すのが秘訣だな」
「ふふん、分けのわからねぇ顔してるな。いいんだよ、今は分からなくても、獏を読んでみりゃ分かる」
5 :
水先案名無い人:2007/03/12(月) 10:03:30 ID:5otFt+/60
\ ./
\ にぃ。 ./ _, ,_ じゃっ。
\ ( `ー´) ./ (`ー´ )o
\ / .と ノ
∧,,∧ ふひゅぅ。 \∧∧∧∧./ ( つ ノ
(;`・ω・) .< 夢 > (ノ
/ o o < 予 枕 > ./ / /
しー-J < > / /
─────────< 感 獏 >──────────
生成りのジーンズに < >お前もそうなのであろう?
洗い晒しのTシャツ .< !!! の >俺の顔に拳を打ち込みたくてたまらないんだろう?
という無造作な格好が./∨∨∨∨\男の言葉には言外にそういう含みがあった。
不思議とこの男には/ \そうだ。お前の言う通りだ。
似合っていた。 ./ ほう・・・ \この拳がお前の鼻にめり込む感触を何度も想像していたさ。
と、ふいに ./ \何度も。何度も。何度も――
男が動いた。/ たまらぬスレであった。 .\俺は勃起していた。
6 :
水先案名無い人:2007/03/12(月) 13:26:14 ID:ZTkmGV3H0
> 「攻撃するときは、常に真ん中だ。左右にも、上下にも避けられない真ん中だ」
> 「それを生涯最高のタイミングで繰り出すのが秘訣だな」
そしてかわされるんだな
「どうだ。おまえたち、今日は勉強になったろう。プロレスが八百長だというのは、いつもわたしが言っていた通りだが、この男のような人間もいる――」
「待てよ」
長田が、象山に声をかけた。
「プロレスが、八百長と、今、言ったな」
「ああ、言ったよ。いけないかね」
平然と、象山は答えた。
「プロレスを舐めるのは許さない」
「舐めてはおらんよ。わたしは、プロレスを八百長と言っただけだ」
「馬鹿にするな。プロレスは――」
言いかけた長田の言葉を、象山がさえぎった。
「ほう? じゃ、きみは、プロレスのあれを何だと言うのかね。
まさか、きみは、このわたしに、プロレスが何であるのかを教えてくれようとしているのかな。
わたしは、きみが、鼻たれのガキの時分から、空手もプロレスもやっていた男だよ。
そのわたしに、きみはプロレスの講義をしようというんじゃないだろうね。」
「ひとつ訊かせてもらえるかい」
「ほう、何をかね」
「誰に勝てば、北辰館勝ったと言っていいんだい?」
長田が言った。
「いい質問だ。」
象山は答え、ぽん、と自分の胸を叩いた。
「この、松尾象山にさ――」
言った。
9 :
おまけ:2007/03/12(月) 13:50:46 ID:+sa7dqYr0
がくがくと膝が震え、全身が震えた。
歯が、がちがちと鳴っている。
姫川が、一歩、また近づいてきた。
「ああああ・・・・・・」
情けない声が、文七の唇から洩れた。
文七の股間が、急に生温かい温度を持ったものに包まれた。
何だ、これは?
小便か。
おれは、小便を今、垂れ流しているのか。
ズボンの前を濡らし、太股を伝い、膝の裏を流れ、脹脛を這って、それは、床に広がった。
なまなましい、文七の小便だった。
そして、強烈な臭い。
ズボンの尻が重い。
糞だ。
うんこだ。
文七は、そこで脱糞していたのである。
10 :
水先案名無い人:2007/03/12(月) 18:07:17 ID:n/K+F6cj0
ぞわり―――たまらぬ新スレであった。
11 :
水先案名無い人:2007/03/12(月) 18:27:39 ID:n7H4tVDx0
これが……
これが、新スレか
人間が、こんな風に新スレを建てることが出来るのか
>>1。
たまらぬ男であった
12 :
水先案名無い人:2007/03/12(月) 23:30:29 ID:dKY0tzaf0
がくがくと膝が震えぅッ、全身が震えたのぉぉッ。
歯ぅぅッ、がちがちと鳴っていりゅのぉ。
姫川ぅぅッ、一歩、んあっ近づいてきたのぉぉッ。
「あみ゙ゃ゙あ゙あ゙ッあみ゙ゃ゙あ゙あ゙ッ・・・・・・」
情けない声ぅぅッ、文七の唇から洩れたのぉぉッ。
文七の股間ぅぅッ、急に生温かい温度を持ったものに包まれたのぉぉッ。
何でふッvv、はひッvv、これは、はひぃッ?
小便か、はひッvv。
おれは、はひぃッ、小便を今、垂れ流しているのでしゅかぁ、はひッvv。
ズボンの前を濡らしぃv、太股を伝いぃッ、い、イイよぉッ、膝の裏を流れ、脹脛を這ってへぇっ、それは、はひぃッ、床に広がったのぉぉッ。
なまなましいぃッ、い、イイよぉッ、文七の小便だったのぉぉッ。
あひッへぇっ、強烈な臭いぃッ、い、イイよぉッ。
ズボンのけ、けつぅ、けちゅうぅッが重いぃッ、い、イイよぉッ。
糞でふッvv、はひッvv。
うんこでふッvv、はひッvv。
文七は、はひぃッ、そこで脱糞していたのなんですぅ。
13 :
水先案名無い人:2007/03/13(火) 00:15:38 ID:Qn3lEsuV0
たまらぬ
>>1乙であった。
しかし、どこいっても 糞やら便所の話題ばかりで、多少眩暈がするんだ、よう―
14 :
水先案名無い人:2007/03/13(火) 01:32:04 ID:vDXYcW0R0
「先生、こいつ(
>>12)はもしや…」
「うむ。人とも獣ともつかぬ姿をしておるが、こやつは間違いなく久鬼であろう」
「久鬼?!」
「どういう理由かはわからぬが、迷うたあげくの所業だろうよ」
「迷っているのですか」
「ああともさ。そうでもなければ、このような書き込みはせぬはずだ。哀れなやつさ、このような形でなければ己をあらわせぬ」
「――」
15 :
水先案名無い人:2007/03/13(火) 02:29:08 ID:ybd6LQgt0
16 :
水先案名無い人:2007/03/13(火) 02:41:11 ID:mv+fRePF0
>>15 いや、それは知らない。
ただ、いつも見てるブログやらスレやら メッセンジャーから送られてきたメッセージまでも
大便に関する話題や動画ばかりで 多少うんざりしている。
17 :
水先案名無い人:2007/03/13(火) 09:53:57 ID:jUub2eRd0
>>12――。
たまらぬスカトロ趣味の男であった。
18 :
水先案名無い人:2007/03/13(火) 10:08:21 ID:Ph5yNJKs0
32 改訂版w sage 顔が全部同じなのがorz New! 2005/09/07(水) 23:58:16 ID:3gke2cZH0
\ ./
\ にぃ。 ./ _, ,_ じゃっ。
おもしれぇ。 .\ ( `ー´) ./ (`ー´ )o
_, _ .\ / .と ノ
( `ー´) .\∧∧∧∧./ ( つ ノ
./ o o .< 夢 > (ノ
.ノ ヽ < 予 枕 > ./ / /
.し'⌒ ヽ) < > / /
─────────< 感 獏 >──────────
生成りのジーンズに < >お前もそうなのであろう?
洗い晒しのTシャツ .< !!! の >俺の顔に拳を打ち込みたくてたまらないんだろう?
という無造作な格好が./∨∨∨∨\男の言葉には言外にそういう含みがあった。
不思議とこの男には/ \そうだ。お前の言う通りだ。
似合っていた。 ./ ほう・・・ \この拳がお前の鼻にめり込む感触を何度も想像していたさ。
と、ふいに ./ \何度も。何度も。何度も――
男が動いた。/ たまらぬスレであった。 .\俺は勃起していた。
19 :
水先案名無い人:2007/03/13(火) 19:45:45 ID:FYV4FjHY0
たまらぬAZジュースであった
20 :
水先案名無い人:2007/03/13(火) 19:56:09 ID:TkqQmILY0
961 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 22:15:26 ID:dMqnefRj0
オーケイ。
わかった。
わかったよ、>960。
流行りのネタに乗せたいんだな。
21 :
水先案名無い人:2007/03/14(水) 00:43:21 ID:Ol/MkhkO0
「みさくらとな?」
「おう、みさくらよ」
22 :
水先案名無い人:2007/03/14(水) 06:37:27 ID:Qib5jb0qO
たまらぬな
23 :
水先案名無い人:2007/03/14(水) 09:30:36 ID:7b4yeyrC0
「おいィ?お前らは今日は勉強になったろう。プロレスが八百長だというのは、確定的に明らかだが、この男のような人間すごいですね」
「おいやめろ馬鹿」
長田が、象山に声をかけた。
「どうやって八百長って証拠だよ」
「何いきなり話かけて来てるわけ?」
平然と、象山は答えた。
「プロレスを舐めることでおれの怒りが有頂天になった
この怒りはしばらくおさまる事を知らない」
「舐めてない。わたしは、限られたルールの中でプロレスを八百長と言っただけ」
「お前は馬鹿すぐる。プロレスが強いのは当然に決まっている――」
言いかけた長田の言葉を、象山がさえぎった。
「ほう? じゃ、きみは、プロれスの悲しみの何がわかるってんだよ
まさか、きみは、このわたしに、プロレスが何であるのかを教えたいのがバレバレで
わたしは、きみが、鼻たれのガキの時分から、パンチングマシンで100とか普通に出すし
そのわたしに、きみはプロレスの講義するくらいならおれは牙をむくだろうな」
24 :
水先案名無い人:2007/03/14(水) 09:45:38 ID:tH2E22Ma0
新スレに入ってから、
単なる引用や下手な改変だけであるのが残念であった。
25 :
水先案名無い人:2007/03/14(水) 12:27:05 ID:5jLhvV4d0
「さて、君にひとつ教えておきたいことがある」
「何でしょう」
「IT土方という職業についてだ」
男は無造作に言い放った。
「IT土方?」
「そうさ、IT土方だよ。SEとかプログラマとかそんなもんだ」
「―――」
「いいかい、まずは"仕様は決まっていません"だな」
「ほう―――」
「ま、納期直前の要求仕様変更は身だしなみだからな」
「それから、仕様変更を受けるときは口の端を吊り上げるんだよ。"にぃっ"ってな」
「笑みを張り付けるのも悪くない」
「発生作業は見積範囲内で吸収ってのが基本っていやぁ基本だ。追加費用なんて認められるもんじゃないよ」
「なるほど」
「徹夜の検査の後は、肉の内に高圧が生じてもいいし、狂いそうになってもいい」
「納期直前で上げる叫びは、"けひぃぃぃ"が基本ってことになっている」
「そう叫ぶのですか―――」
「慣れれば、"あひゃらららら"でも構わんがね」
「それからな―――」
「思ったことは、胸の内からしぼりだすんだよ」
「呼気を吐くように呟くのもいい。どうせ、聞いちゃくれんがね」
「提出ドキュメントは、常に白紙だ。左右にも、上下にも曇りの無い白紙だ」
「それを生涯最高のタイミングで繰り出すのが秘訣だな」
「ふふん、分けのわからねぇ顔してるな。いいんだよ、今は分からなくても、IT土方になってみりゃ分かる」
26 :
水先案名無い人:2007/03/14(水) 22:51:34 ID:u51tGeFz0
いやいや、なかなかの良作じゃあねえのかい
27 :
水先案名無い人:2007/03/15(木) 15:53:58 ID:NBP39nnH0
28 :
水先案名無い人:2007/03/15(木) 16:45:48 ID:hcH4d9A10
「明日は納期だな」
「明日は納期だな」
「間に合わぬな」
「間に合わぬか」
「では家には帰らぬのか?」
「帰らぬとはいっておらん」
「ならば帰るとするか?」
「おう」
「帰ろう」
「帰ろう」
そういうことになった。
29 :
水先案名無い人:2007/03/15(木) 16:55:54 ID:g/b4S0wp0
そうだ。良い右じゃないか。
嬉しいぞ。さあ、左を合わせようか。
自分がどれだけ強いのかの証明。俺が俺として生きている喜びがここにある。
しかし戦うほどに胸の奥にある無様な記憶――傷がちくりと痛む。
燻り続けた思い――
何の為に俺は生まれたのかと。
何の為に俺は生きているのかと。
答えられないままでいいのかと。
否。
生死をかけた戦いこそが、今を生きることが
燻り続けていた心を熱く燃やす。
だからお前達とどこまでも逝くんだよなあ。
打。
そうかい。
避。
お前達も嬉しいのかい。
蹴。
生きている喜びを感じているのかい。
打。
例え異形に生まれたお前達の――
蹴。
胸が痛んでもこれしかないんだろう。
30 :
水先案名無い人:2007/03/15(木) 16:56:32 ID:g/b4S0wp0
破。
そうだ。
避。
恐れるな。
浮。
俺達みんなの為だ。
併。
これが俺達の愛の形だ。これが俺達の勇気だ。
崩。
友と呼べるものはこれしかないんだろう。
打。
避。
掴。
極。
解。
掴。
投――
安・・・安心したよ。
優しいな、お前達は。
まだ続けたい。永遠に続けたいが――もう行け。しかし忘れるな。
これが――戦いこそが俺達異形に生まれた者みんなの夢だ。守らなくてはならない夢だ。
――バイバイキン。
31 :
水先案名無い人:2007/03/15(木) 17:52:10 ID:4NrArOAz0
両手だ。
両手を目の前に上げる。
目の高さとまでは言わねえ。口元あたりでも十分だ。
おっと、掌は伸ばしとくんだぜ。
そう、まっすぐだ。そのまま薪でも割れるくらいまっすぐにだ。
そうして、ゆっくり手を合わせる。
ゆっくり。
ゆっくりだぜ。慌てちゃいけねえ。
雰囲気ってのも案外大事なんだ。
左右の手は、ずれちゃいけない。
ぴったりと、両手が重なるように、ゆっくりと手を合わせる。
そう、手の皺と皺を合わせて――。
南無。
32 :
水先案名無い人:2007/03/16(金) 07:04:48 ID:5FQrDMyP0
わ
がわ
せがわ
はせがわ
のはせがわ
んのはせがわ
だんのはせがわ
つだんのはせがわ
ぶつだんのはせがわ
おぶつだんのはせがわ
33 :
水先案名無い人:2007/03/17(土) 06:27:37 ID:q6wQavXOO
>23の元ネタって、なんでえ
34 :
水先案名無い人:2007/03/17(土) 09:27:33 ID:AxCnsHnc0
35 :
水先案名無い人:2007/03/18(日) 09:22:23 ID:Ine3fdfqO
なるほど
しかし、わけがわからなくなって、酒がまずくなってしまったぜ―。
36 :
水先案名無い人:2007/03/21(水) 08:13:29 ID:y9mHGfRP0
新スレも相変わらず過疎であった―――
37 :
水先案名無い人:2007/03/21(水) 08:28:53 ID:TXlxaYbNP
↑
それがどういう事意味しているのかわかっているのかい?
もう、取り消せないぜ
38 :
水先案名無い人:2007/03/22(木) 13:22:23 ID:Z4xytwBZ0
誓約書を書いてもらおう
ケガをしても文句は言いません
39 :
水先案名無い人:2007/03/24(土) 22:45:35 ID:ikC0mXh70
コンドームはしません
40 :
水先案名無い人:2007/03/25(日) 00:53:21 ID:QnkwFAvP0
何で、コンドームを、しないのですか。
41 :
水先案名無い人:2007/03/25(日) 00:59:38 ID:SJzj/kff0
わからぬか――。
42 :
水先案名無い人:2007/03/25(日) 01:41:50 ID:QnkwFAvP0
愛は――
愛は、あるのですか。
43 :
水先案名無い人:2007/03/25(日) 12:56:34 ID:eaa8oXl80
ゴム付きはリアルじゃないな
44 :
水先案名無い人:2007/03/25(日) 21:01:44 ID:4m5Raxwx0
しかし―――
生だったらいいと、そういうものではないのだ。
45 :
水先案名無い人:2007/03/26(月) 19:57:53 ID:De44SJp/O
「生だから愛があるわけではないだろう」
「ーー」
「避妊もまた、ひとつの愛の形なんだ。なあ、そうなんだよ。
コンドームを着けるのも愛情なんだよ。」
「興味の無い話だな。」 「興味が無い?」
「ああ、俺は童貞だからな。」
「ーー」
46 :
水先案名無い人:2007/03/26(月) 20:54:09 ID:4aVP/EsN0
童貞か。
そう聞かれれば、そうであるような気がするし、そうでないような気もする。
なぜならば―――
おれはアヌスでの経験しかないのだ。
人生でたった一度の経験がアヌスなのだ。
だから普通にセックスするということが、気持ちいいのか、
よくないのか、よくわからない。
―――ただひとつ、おれがわかっているのは、
アヌスでするとき、コンドームをしないと、魔羅を抜いたときに
うんちが付いているということぐらいなのだ。
47 :
水先案名無い人:2007/03/26(月) 21:54:03 ID:C2muFPOC0
>>45 携帯厨――ダッシュもまともに使えねぇのかい
48 :
水先案名無い人:2007/03/26(月) 22:51:35 ID:De44SJp/O
>>47 ―も、ーもな、携帯からじゃ見分けが付かねえのさ。
だが――携帯厨を舐めるのは許さない
49 :
水先案名無い人:2007/03/26(月) 22:57:14 ID:kDoskKGU0
凪いだ。
空気が、風が、流れが
否、逆流しはじめていた
50 :
水先案名無い人:2007/03/26(月) 23:12:42 ID:6pXq0kkM0
ぞわりーーー
携帯厨の目の奥には、湿った何かがきらりと光っていたーーー
涙であるーーー
泣いているのか、おれはーーー
天を仰いだ
>>48は、泣いていたーーー
51 :
水先案名無い人:2007/03/26(月) 23:29:22 ID:3nJvLKVH0
「わかったか――
わかったかと訊いてるんだよ。
45のあれは、てめえの負けだと言ってるんだ」
>>48 「へっ、
いいレスをしやがるじゃねえか。嬉しくて嬉しくてぞくぞくしてきやがる。
くやしいよなあ。情けねえよなあ――
こうまで言われても、てめえには何もできない。
どんなにくやしくても、てめえはPC使いに何もできない。
47を地に這いつくばらせることもできない。
それはな――
てめえが携帯だからだよ。てめえが携帯だから何もできねえのさ――
うまくできたと思ったろうが、え?
自分がレス出来たと思ったんだろうがよ――
たかがーと―を使い分けただけでよ」
「かかってこい、48。
おめえの知っている、あらゆる汚ねえ技をつかって、47を倒してみろ――」
ぎいっ。
ふひっ。
♥S括gadad
「動けまいが――
AAも、機種依存文字も、鍛えられない場所のひとつよ」
48の高い悲鳴が、風の中に響いた。
52 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 00:09:17 ID:oEXujXfR0
携帯は八百長――――――
53 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 00:24:57 ID:yMI+uiSp0
「どうだ。おまえたち、今日は勉強になったろう。携帯が八百長というのは、
いつもわたしが言っていた通りだが、
>>48のような携帯厨もいる――」
「待てよ」
>>48が、
>>52に声をかけた。
「携帯が、八百長と、今、言ったな」
「ああ、言ったよ。いけないかね」
平然と、
>>52は答えた。
「携帯厨を舐めるのは許さない」
「舐めてはおらんよ。わたしは、携帯を八百長と言っただけだ」
「馬鹿にするな。携帯は――」
言いかけた
>>48の言葉を、
>>52がさえぎった。
「ほう? じゃ、きみは、携帯のあれを何だと言うのかね。
まさか、きみは、このわたしに、iMonaや讃岐ブラウザが何であるのかを教えてくれようとしているのかな。
わたしは、きみが、鼻たれの2ch初心者の時分から、携帯もPCも使って自演していた男だよ。
そのわたしに、きみは携帯2chの講義をしようというんじゃないだろうね。」
54 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 08:41:52 ID:sFAdhEl8P
携帯をバイブにして
マムコにつっこんどけ
それで話は付くだろうがよ
55 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 11:56:25 ID:vZyXViwm0
携帯厨――
なんと甘美な響きか。
2ちゃんにおける、見えない一つの鉄則――
「相手を下に位置付け、否定する」
相手に符合する条件の後に「厨」の一文字をつけてしまえば
たちまち相手は自分より下に位置する存在になってしまう
一種の"呪い"である。
ぱちん。
携帯を折りたたんだ男がこの場に居る人間にだけ聞こえる声で言い放った。
「なぁ、アンタら」
「―――かい?」
「なんだと?」
「会社の備品のPCに専用ブラウザをぶち込んでるのがそんなに自慢かい?」
周囲の何人かの表情が目に見えて強張る。
そんな中ピザらしきものを口へ運んでる者だけが表情を変えなかった
「会社のPC?」
「ふん」
そして、男は笑った。
目も、鼻も無い、口と肛門しかない蚯蚓が笑ったのなら
こんな表情になるのだろう。
「おれはずっと自宅のPCで2ちゃんをみてるぜぇ」
ぞわわ
たまらぬニートであった。
56 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 12:29:36 ID:umh3DcIw0
「咒か――」
「咒だ」
55は、盃を口に運びながら言った。
心なしか、笑っているようにも見える。
「53よ。おぬしは自分を、PCの扱いに秀でていると思うか?」
「うむ。日本一とは言わないが、そこそこできるのではないかと思っている。」
「そのPCのスキルとやらは素晴らしいか?人々が賞賛し、溜息をつくような、惚れ惚れするような美しさがあるか?」
「そんなくすぐったいことは言わない。
が――、それなりの美学とでもいうべきものはあるかもしれん。」
53は、憮然とした表情で、盃を口へ運ぶ。
この男は何が言いたいのか?俺の剣術を馬鹿にしたいのか?
そのような想いが涌くほど、55の口調には、ある種の優越感があるように見えた。
「53よ。おぬしは、PC厨だ。」
言って、53は、ぐいっと盃を干した。
「――――」
「どうだ?劣等感を感じたのではないか。
それが、咒というものなのだ」
ゆるゆると陽光が肌を撫でる中、桜の花びらが二人の周りを舞っていた。
57 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 12:51:29 ID:iDk3JMWjO
なんとも―――
なんとも不毛な争いであるなあ――
58 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 13:03:56 ID:hRMSkpzFO
>>56 く、
く、
く、
く、
53が53の事をPC厨と言って見下しているじゃねえかよ―――
あんたたち――
これが、どういう事か分かるかい。
ミスだよ。
>>56はな、53と55を取り違えたのさーー
しかも「剣術」と、改変前の文章も顔を覗かせている――
書き込んだ後に気付いても後の祭りさ。
俺のようなのに煽られても文句は言えんよ――
なあ。これで分かったろう。
PCを使っていても、注意を怠ればこういう事になる――
俺たち携帯厨はこんな馬鹿な事はしないぜ。
隙さえ見せれば煽られる――
こんな事はPC使いの皆さんには分からんだろうがよ―――
く、
く、
く、
あんたの負けだ――
59 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 13:14:07 ID:yMI+uiSp0
「ぬうっ」
俺は唸った。
なんという――
これが、これが携帯厨か。
常人ならば見逃してしまう改変ミス―――
そのようなところにまで目を向け、そして煽る―――
まるで狂犬である。
ぞわり
と、背中を黒い虫が這うような感覚に襲われた。
これが携帯厨か――
これが携帯厨であるか――
60 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 13:15:19 ID:Y7xeCw+h0
煽り合いすら獏文体――たまらぬなあ。
61 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 13:35:15 ID:sFAdhEl8P
たしかに・・
煽りすら美あり・・(w
62 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 14:10:30 ID:XomaVNtK0
>>61 携帯だ、PCだなどという、俗な諍いには
決して縛られることのない――
そのうえ、獏文体にも空気にも縛られることのない、素のままのレスであった。
いつごろからであったろう。
最初の行は、改行。
IDの末尾には、P。
ぞわり――
この書き込みを見る度、毛が逆立つような感覚に襲われるようになったのだ。
「また、こやつか――」
63 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 16:54:49 ID:sFAdhEl8P
ふ、ふん
いつの日か
獏文体住民と酒を酌み交わしたいものだな
64 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 17:30:58 ID:JI0NcRac0
>>58 >>56はな、53と55を取り違えたのさーー
注意を怠らないってのは、こういうことかい――
65 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 17:42:54 ID:BbwYbpGa0
>>63 常人には、想像もできない状況であった。
近くに来た者が、一瞬足を止め、怪訝な表情でその場を去る――
空気が熱を持ち、全員の背中が常に総毛だっているような、
あちこちで、
ぞわり。
ぬめり。
ぶち。
みち。
擬音と共に食事がなされ、
ほう。
たまらぬな。
そうくるかよ。
にい。
くか、くか、くか――
ブツ切れの単語で、味の批評――。
おめえさん、それで終わりってこたあないんだろ?
ほら、まだ飲みたいって顔してるぜ。
飲むか。
――。
飲まねえのかい。
飲もう。
嬉しいねえ。金玉が、きゅう、としてきやがる。
上も下もない、
仲間も敵もない、
酒を勧むも勧められるも、性別、職種、年齢など、
あらゆる差異が、意味を持たない世界――
およそ、人が人であることをやめねば入っていけない空間――
そのようなものが、居酒屋の片隅に出現する――
とても、まともな人間の居られる場所ではなかった――。
66 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 18:24:13 ID:sFAdhEl8P
>>65 ガキが行く居酒屋じゃねぇ
新宿の「ウロボロス」でよ
螺力について語り合おうじゃねぇか よ
67 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 22:20:58 ID:SXHvo2gWO
尻が重い
68 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 22:31:11 ID:yMI+uiSp0
痔。
痔。
痔。
痛。
血。
血。
痔。
痛。
痔。
痔。
痔。痔。痔。痔。痔。
―――たまらぬ肛門科であった
69 :
水先案名無い人:2007/03/27(火) 22:58:10 ID:u8vhvYid0
エロゲネタ、下ネタ、ミスを煽る、嘲笑う。過疎だ過疎だと花踏み拉き
堕つる覚悟の畜生道。
70 :
サムライうさぎ:2007/03/29(木) 00:10:20 ID:KpAgLcsA0
春本―――
これはいい。
十日目の初ガツオ―――
これもいいだろう。
だが、草もち、これは―――
たまらぬ食中毒であった。
71 :
水先案名無い人:2007/03/29(木) 02:13:27 ID:ZXhJ4o0F0
「シグルイ、か」
「シグルイ、だ」
「うむ」
「負けられないよな」
「負けているのか」
「いやー」
「違うー」
「おそらくー」
そう思いたいいち輩であった。
72 :
水先案名無い人:2007/03/29(木) 18:09:34 ID:HtPqLhts0
たまらぬアニメ化決定であった。
73 :
水先案名無い人:2007/03/29(木) 20:24:19 ID:IwrEa0Bb0
たまらぬと申したか。
74 :
水先案名無い人:2007/03/29(木) 20:55:26 ID:YZB4f/qD0
「大帝の剣か」
「大帝の剣だ」
「きいちご賞か」
「きいちご賞だ」
そういう事になった。
75 :
水先案名無い人:2007/03/30(金) 14:49:31 ID:TpdJAc01O
万源九郎が阿部寛というだけで―――
コメディにしか見えぬ
76 :
1/5:2007/03/30(金) 18:37:06 ID:Yx/OQUMU0
「いいか――
歩幅は小さくだ」
男は、そう言って凄んでみせた。
色の白い、痩せた男だった。
向こうが透けて見えてしまいそうな、
およそ、この世のものとは思えない、神々しさを備えた、荘厳な白であった。
一見細面だが、エラだけが妙に張っていた。
腕も細い。足も細い。胴も細い。
眉毛だけが、黒く、太かった。
しかし――
その、色の白さゆえ、末期ガンの患者とはこういうものだ、
と言われたら、そのまま信じてしまいそうな、
そんな、存在感の無い男だった。
無造作に立っていた男は、おもむろに一歩、前に出た。
まるで、町で知り合いを見つけ、声をかける時のように、さりげない動きだった。
前へ出た男は、すっ、と両腕を伸ばした。
右でも左でもない。自分の正面へまっすぐとだ。
掌までしっかりと伸びている。
目の前に人がいたら突き刺さってしまいそうな、そんな、迷いの無い動きだった。
腰を軽く落とし、膝が少し曲げられていた。
後ろに男が続いていた。
前の男とは対照的に、浅黒く、少しばかり肉付きのよい男だった。
髪を茶色に染めている。
ムースで固めているのか、マンガのキャラクターのような、ぼさぼさのヘアースタイル。
前の男と比べて、眉毛は普通、目が異様に大きく感じられる。
77 :
2/5:2007/03/30(金) 18:39:08 ID:Yx/OQUMU0
と――
前の男が、また一歩踏み出した。
先ほどと同じ、無造作な一歩だった。
今度は、男の動きが違っていた。
胸をそらし、天を仰ぐ。
手は腰に当てられ、くの字をした腕は横を向いていた。
脇腹と腕の間に、ちょうど腕一本通るような空間ができていた。
同時に、後ろの男も動いていた。
息の合った動きである。
後ろの男は、先ほどの、前の男と同じ動きであった。
腰を軽く落とし、腕はまっすぐと正面へ伸びている。
その腕が、前の男の、脇腹に開いた空間に入っていた。
絶妙なコンビネーションである。
前の男が、また一歩踏み出した。
今度も、男の動きは違っていた。
一歩出ると同時に、踵を返し、後ろを振り向く。
しかも、振り向いただけではない。
尊敬する目上の者に、お辞儀でもするような動きだった。
下手をすれば、後ろの男に頭突きを喰らわすことになる、
そんな距離であることを、意にも介せず、男は躊躇無く頭を下げていた。
後ろの男は、そうした周囲の心配をよそに、先ほどの前の男の動き――
胸をそらし、天を仰ぐ動作に入っていた。
前の男の頭は、後ろの男の上体があった場所へ収まることになる。
双子でも、こうは動けまい。
先ほどから、息のぴったりと合った、無駄の無い滑らかな動きであった。
78 :
3/5:2007/03/30(金) 18:41:10 ID:Yx/OQUMU0
どうやらこれは、前の男の動きを、一拍置いて後ろの者が行い、
それを延々続けていく、そんな遊びのようであった。
今は二人だが、三人でも四人でも、列が作れる限りにおいて、
いくらでも人数の増やせる、そんな遊びのようであった。
前の男が、また一歩踏み出した。
しかし、今度は正面ではない。右斜め前へ半歩、男は踏み出していた。
しかも、横を向き、右手を額の辺りにかざすと、視線を投げた。
右へ一回。
そして正面へ戻すと、また元の動線の上へ戻り、進行方向へ向き直った。
まるで、ふと、遠くの誰かを探してみたが見つからなかった、
そんな風情の、自然な、一連の動きであった。
後ろの男は、勿論、お辞儀をしていた。
さっき、前の男がやったことだ。
その、前の男は、また新しい動きを続けていた。
今度は、腰を落とし膝を曲げ、前へ出した両腕は左右へ広がっていた。
水泳の平泳ぎがこんな動きだったかもしれない。
ゆっくり過ぎず、早すぎず、四分の一拍子くらいであろうか、
二人の動き全てが、そのようなリズムでなされていた。
79 :
4/5:2007/03/30(金) 18:45:07 ID:Yx/OQUMU0
後ろの男はというと、右斜め前へ踏み出し、右へ一回視線を投げる。
先ほどの、前の男の動きだ。
前の男が、次の動作に入る。
少し身をかがめ、右手を地面に伸ばす。
駅の構内で落し物を拾う、そんな、人の好い動きであった。
後ろの男は、平泳ぎの動きだ。
前の男が、次の動作に入る。
一歩前へ出ると、右足の踵だけを浮かし、一回、二回、リズムをとって上下させる。
両手は、下腹の前で拳を揃え、こちらも、一回、二回、リズムをとって上下させる。
最近はめっきり見なくなった、自転車の空気入れのような動きだった。
後ろの男は、腰をかがめ、何かを拾う動作。
先ほどの、前の男の動きだ。
前の男が、次の動作に入る。
一歩前へ出ると、両手を身体の脇へ揃え、
そのまま横から上へと。リズムをとって上下させる。
一回、二回、きっちり四分の一拍子をとりながら上下させる。
後ろの男は、空気入れだ。
前の男が、次の動作に入る。
今度は、新しい動作ではなかった。
一番最初にやった動き――
一歩前に出て、両腕を前に突き出す、あの動きであった。
後ろの男は、前の男の一つあとの動きをするので、
まだ、両手を左右に上下させていた。
80 :
5/5:2007/03/30(金) 18:48:52 ID:Yx/OQUMU0
前の男が、次の動作に入る。
胸をそらし、天を仰ぐ。
今度は、後ろの男が最初の動作に戻り、一歩前に出て、両腕を前に突き出していた。
両腕が、前の男の腋に入る。
前の男が、次の動作に入る。
一歩前に出て踵を返し、お辞儀をする。
後ろの男が天を仰ぐ。
前の男が、次の動作に入る。
右斜め前へ半歩出て、右を一瞥する。
後ろの男が、踵を返しお辞儀をする。
前の男が、次の動作に入る。
腰を落とし、両手を一回、左右にかき分ける。
後ろの男が、右斜め前へ半歩出て右を一瞥する。
前の男が、次の動作に入る。
身をかがめ、落し物を拾う。
後ろの男が、両手を左右にかき分ける。
前の男が、次の動作に入る。
自転車の空気入れだ。
後ろの男が、落し物を拾う。
前の男が、次の動作に入る。
両手を左右に上下させる。
後ろの男が、空気を入れる。
前の男が、次の動作に入る。
一歩前に出て両手を伸ばす。
後ろの男が、両手を左右に上下させる。
前の男が、次の動作に入る。
胸をそらし、天を仰ぐ。
後ろの男が――
頭上を覆う満開の桜から、ほのかな香りが漂ってくる。
風に揺すられた枝から、桜の花びらが、二人の上に降りそそいでいた――。
81 :
Ver.2:2007/03/30(金) 18:53:10 ID:Yx/OQUMU0
一歩前へ――
伸。
偉人。
礼。
眺。
泳。
栗。
しゅうしゅう。
ぴゅうぴゅう。
前。
伸。
偉人。
礼。
眺。
泳。
栗。
しゅうしゅう。
ぴゅうぴゅう。
前。
伸。
偉人。
礼。
眺。
泳。
栗。
しゅうしゅう。
ぴゅうぴゅう。
終わりか――
終わりだ――
終。
82 :
水先案名無い人:2007/03/30(金) 23:15:19 ID:aL65psLi0
ふ、ふ、ふ、・・・
アルゴリズム体操・・・
やって、くれるじゃねえか。
おどろいたよ、これは胆のすわったやつだなあ。
知らぬ間に頬を歪めて――
いつの間にか、にい、と笑っていた。
なかなか、獏文体もむつかしいのである。
83 :
水先案名無い人:2007/03/31(土) 00:52:25 ID:PRirQowX0
おれはな、
>>77をほんの十行ほど読んだだけで、
吹き出しそうになっていたのだよ――
84 :
水先案名無い人:2007/03/31(土) 04:36:47 ID:M+4mpZ3a0
外山―――
85 :
水先案名無い人:2007/03/31(土) 07:24:28 ID:Qogs24x90
おれはな、
>>77をほんの十行ほど読んだだけで、
ホモネタだと思ってしまっていたのだよ――
86 :
水先案名無い人:2007/03/31(土) 09:56:47 ID:A6NV6diT0
やるのか。
やるのか。
それとも、
やるのか――――
87 :
水先案名無い人:2007/04/01(日) 10:12:22 ID:SB3gezY10
つまんない
88 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 00:00:27 ID:Qh8GLjFI0
「お兄さん大学の新入生だよね」
「――」
「分かるんだよなあ何となく。楽しかったでしょ」
「――楽しかった?」
男がようやく重い口を開いた。
「やだなあ。おにいさんとぼけてるよね」
「――」
「今日だもん。大学の新歓オリエンテーション」
「そうかもね」
「サークルの勧誘とか。楽しそうな感じするよね」
「――」
「新入生同士で飲みに行ったりもするじゃない。女の子なんかも、いるもんな」
「いるかもしれないね」
「どうだったの。エイプリルフールにかこつけていきなり告白なんてこともできたでしょ」
男のグラスが空になった。
「――今日は部屋から一歩も出ていない」
「――」
「さらに言うならここ三日ほど他人と口を聞いてもいないよ」
男は笑っていた。
「怖いな」
「何が」
「冗談に聞こえないもん」
「事実だからね」
「へえ。でもさ、明日から授業あるよな。辛いんじゃないの、今日友達作っとかなきゃさ」
「――」
これより先は、書けぬ――
滑るのだよ。涙でキーボードが、な――
89 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 04:40:10 ID:284twNum0
おきゃあああああああああ
まさしく三年前の俺であった――
90 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 08:59:21 ID:CHzkBH2p0
>>88>>89 多分、お前らは、この地上で誰よりも、鬼骨に一番近い場所にいるのだ。
91 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 09:59:59 ID:3SLfqNtz0
人は、童貞のまま三十を過ぎると、魔法使いになるという――
だが、俺達は、違う――
俺は違う――
魔法使いになど、なるものか――
そんな、お子様の夢みたいな、甘ったるい感傷など、誰が望むものか――
そう――
キマイラだ――
幻獣だ――
鬼骨を回し、獣になるのだ――
眼を剥き出し、舌なめずりをし、股間を膨らませながら、街を歩く――
ぬるりとした視線で、胸という胸を陵辱し、
階段では、舐め上げるように、尻という尻を陵辱する――
モニターの前で涎を垂らし、画面いっぱいに、精液を飛ばす――
ああ――
いい女だなあ――
網膜に焼き付ける――
部屋へ戻り、下着を下ろす――
ああ――
いい尻だった――
自然と、右手に力が入る――
ああ――
ああ――
右手に、さらに力が入る――
い゛い゛――
あ゛あ゛あ゛――
お゛お゛お゛お゛――
92 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 10:02:06 ID:3SLfqNtz0
尻の穴の辺りから、何かが熱を持って上ってくる――
それは、どんどんと膨れ上がり、脳天を突き上げる――
みし。
椅子が軋む。
みし。
椅子が軋む。
どうだ――俺のモノはいいだろう?――
みし、みし。
椅子が軋む。
俺、も、イイ、ぜ――
俺 も い
すご く 気 イ
おま も だ ろ
いっ イ ぜ
緒 に ク
い
いいいいるういいあああ〜〜〜〜〜〜
窓の外に、ひらひらと桜が舞っていた。
93 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 14:38:40 ID:GbqIN9LE0
「いぃちゅれも死ねるのぉおお」
「らから、お゙ぉおォおん前をいぃちゅれも殺せるのぉおお」
打。
笑っていぃる姫川のぉおお顔へ、拳を。
掌れにゃくてもいぃぃぃっよぉおお゙。
反則れも といぃうことを
たのぉおお。
ぁあああ あぉいぃちゅに、お゙ぉおォおんも
待てよお゛お゛お゛ぉ、お゙ぉおォおん
にゃのぉおおら。
打。
「れも、竹宮流は違いぃましゅぅぅぅ」
「どう違う」
「竹宮流はぁあああ あぉらゆる戦いぃを想定してぇぇぇぇ゛いぃて、そのぉおおどれも平等に扱っていぃると思いぃましゅぅぅぅ」
打。
そんにゃ顔もれきるんらにゃ、姫川。
嬉しいぃぜ。
しゃぁあああ あぉ、またのぉおお、蛇のぉおお遊びをしよう。
打。
「実戦的らと思ったかられしゅぅぅぅ」
ぁあああ あぉぁあああ あぉ、これは、俺のぉおお台詞ら。
いぃちゅ、こんにゃことを言ったんらっけ。
打。
痛いぃときには、痛いぃと 考えはまとま ら。
まったく 一方的にゃことを ゆく。
らが お゙ぉおォおんれ たのぉおお。
打。
94 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 15:01:51 ID:bB+sl36m0
あたりを栗の花の香りが漂っていた。
95 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 19:32:47 ID:10+tfVORO
これがスクネ流です
96 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 20:30:43 ID:GvkL3JJN0
ひらひらと降ってくるものがあった。
桜の花びらである。
満開の桜が電灯の明かりに照らされていた。
「綺麗だな」
そう言うと、男は歩きだした。
97 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 22:00:55 ID:IwMzpUVR0
>>91>>92 「それは、鬼骨ではなく、ただのオナニーではないのか」
どうする? そうツッコンで欲しいのか? え?
98 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 22:58:06 ID:kTlQKe/s0
キコツではなく、シコッシコッである。
>>97はそう言っているのだ。
「ならばエロ画像の一つもうpしてもらわなければなるまいよ。構わないね――」
>>91>>92が言った。
>>97は、足を前に一歩踏み出してから、また
>>97を見た。
「一つ聞かせてもらえるかい」
「ほう、何をかね」
>>97が言った。
「どれくらいうpしたらツッコませてくれるんだい」
「いい質問だ」
>>91>>92は答え、ぽん、と自分の金玉を叩いた。
「zipで、さ――」
イった。
99 :
水先案名無い人:2007/04/02(月) 23:12:10 ID:5buH1pj20
なあ、清明よ
>>91>>92、あの、あさましい姿が人の本性と思えば、あれはあれで、妙にまた哀しく、
そして愛しい光景でもあったような気がするのだよ
しかし、すげえなぁ〜
感心してしまう
これも才能なのかね?(w
ただ・・・
ここのところ猛烈な勢いなので
何かあったのか?と心配してしまう(w
ぶん。
ぶん。
ぶん。
――蜂が、飛ぶ。
「お池の周りに」
「野薔薇が――咲いたよ」
ぶん。
ぶん。
ぶん。
蜂が―――飛ぶ。
>>99 というかな、博雅。いつもは過疎だ過疎だと哭き喚いているくせに、エロゲやシモネタとなると
鬼の如き喰いつきを見せる此処の住人どもが、俺にはワロスなのだ。
ついに、受験生になるのだ――
文七は、ごくりと喉を鳴らして、手のひらの封筒を見た。
覚悟は、出来ているつもりである。
これは招待券のようなものである。
これが、否――
正確には、この封筒の中身、さらに言えば、この封筒の中身に書かれている内容によって、それが受験戦争への招待状となるのだ。
この中に――
文七は封を五ミリもありそうな爪でつまみ、一気に引いた。
みり、
とも
ぶち、
とも聞こえた。
と、封筒から、中身が落ちた。青い、いつ見てもいやな色である。
屈んで、拾おうとした刹那、文七の目に飛び込んできたものがあった。
国語、合。
英語、合。
数学、合。
ふふん。
楽なものだ。
日本史、――合。
世界史、――。
あれおかしいなきゅうにくらくなた なた さっきまでひるなのに
あす
ら た
た
こ つぎ
否
否――
大検ハイスクール・BE-BOP予備校――――
異彩を放つスキンヘッドの男、大和龍門。
検索してみたらあまりにもこのスレにふさわしく、少々驚いた。
105 :
1/7:2007/04/03(火) 14:24:23 ID:WImBXDPf0
スーツ姿の男が二人、並んでいた。
どちらも中肉中背で、それなりに男前でもあった。
向かって右の男は、色白で、痩せぎすな感じがする。
左の男は浅黒く、右の男よりは肉が付いているようであった。
軽く両足を開き、ボクシングの構えをとっていた。
緊張感の無い、形だけの構え、
その視線だけが、ぎらぎらと突き刺さってくるようだった。
何か口にしたようだったが、よく聞き取れない。
二人は一旦、両手をだらりと下げた。
106 :
2/7:2007/04/03(火) 14:26:27 ID:WImBXDPf0
二人同時に動いていた。
揃って左を向き、前の男は、両手を腰に当てた。
後ろの男は腰を落とし、両手を、すっと、前へ伸ばす。
前の男の、腋に開いた空間に、男の腕が滑り込んでいた。
一瞬の出来事であった。
二人は、揃って前を向き、すぐさま、今度は右を向いた。
先ほどと、逆のポジションだ。
前だった男が後ろ、後ろだった男が前。
後ろだった男が、腰に手を当て、前だった男が腰を落とす。
後ろの男の腕が、腋に開いた空間に滑り込んでいた。
半拍あっただろうか、再び前へ向き直り、また、揃って左を向いた。
前の男は腰に手を当て、後ろの男は腰を落とし、
後ろの男の腕が、腋へ滑り込む。
鮮やかな動きであった。
肉食獣に追われるガゼルの群れが、右へ、左へ、追っ手を翻弄するように、
息をつく間も与えない、そんな、よどみのない動きであった。
また、正面を向き、また、左を向く。
さっきと同じ動きだ。
腰に手を当て、腕が腋へ滑り込む。
正面へ向き直った二人は、違う動作に入っていた。
向かって右の男は、両手を前へ上げる。拳は、軽く握られていた。
その手を、そのまま右へ振る。両腕一緒に、真横へだ。
迷いのない、惚れ惚れするような動きであった。
107 :
3/7:2007/04/03(火) 14:28:42 ID:WImBXDPf0
危。
誰もが、そう思った。
横の男は、顔面に裏拳を喰らう――
振られた両腕は、空を切っていた。
横の男が、身をかがめていたのだ。
頭を抱え、腰を深めに落とし、男の両腕をかわしていた。
ほら、頭を下げれば、ぶつかりはしない――
そう言いたげな表情であった。
続けざま、その男は立ち上がり、腕を前へ上げていた。
その両腕が、左へ振られる。
お返しだとでも言わんばかりの、こちらも、迷いのない動きであった。
危。
今度は当たる――
両腕は空を切っていた。
横の男――さっき、腕を右へ振った男も、
頭を抱え、腰を落とし、男の両腕をかわしていた。
ほら、頭を下げれば、大丈夫なのだよ――
そう言いたげな表情であった。
別に、笑顔を浮かべているわけではない。
二人とも、無表情なまま、淡々と動き続ける。
しかし、どことなく楽しそうであった。
108 :
4/7:2007/04/03(火) 14:36:54 ID:WImBXDPf0
二人同時に動いていた。
今度は、同じ動作だ。
軽く握った両拳を、下腹の辺りで前後に回す。
ちょうど、自転車のペダルを手で回すように、
三回。
三回。
都合六回。二人揃って手を回す。
すぐさま、二人は向かい合い、今度は、右手同士を揃って回す。
少しゆっくり、一回、二回。
鮮やかな動きであった。
再び正面へ向き直り、両拳を、下腹の辺りで前後に回す。
三回。
三回。
都合六回。二人揃って手を回す。
すぐさま、二人は向かい合い、今度は、左手同士を揃って回す。
少しゆっくり、一回、二回。
一刹那の乱れもなく、息の合った動きであった。
109 :
5/7:2007/04/03(火) 14:38:55 ID:WImBXDPf0
正面を向いた二人は、肘を曲げ、両手を動かす。
右の男は、上から下へ。
左の男は、下から上へ。
スパイクを決めたバレーチームが、互いに手を叩き合う――
そんな動きであった。
次に二人は、肘を曲げたまま、両腕を交互に前へ突き出した。
まず右手。次いで左手。
ホームランを放ち、ベンチへ戻った大リーガーがよくやるように、
互いの腕をぶつけ合う、そんな動作であった。
勿論、二人とも空を切っている。まるで、シャドウボクシングのようであった。
二人とも休まなかった。
右の男は右を、左の男は左を向き、
背中合わせの状態で、肘を曲げ、両手を動かす。
右の男は、上から下へ。
左の男は、下から上へ。
肘を曲げたまま、両腕を前へ上げる。
まず右手。
次いで左手。
だんだんと、二人のスピードが上がっていた。
110 :
6/7:2007/04/03(火) 14:41:06 ID:WImBXDPf0
踵を返し、向きを変える。右の男は右、左の男は左。
今度は二人とも後向きになった。
肘を曲げ、両手を動かす。
上から下へ。
下から上へ。
両腕を前へ上げる。
右手。
左手。
二人のスピードがさらに上がる。
互いの内に満ちてくる熱量に堪えられず、自然と、動きが早くなる。
踵を返し、向きを変える。
今度は、二人が向き合う形となった。
二人の間で、急速に空気が膨れ上がる。
熱を持ち、いつ破裂してもおかしくない、
そんな、ぎりぎりの空気が、二人の間に生じていた。
両手を動かす。
上、下。ぱちん。
下、上。ぱちん。
両腕を上げる。
右手。がしん。
左手。がしん。
111 :
7/7:2007/04/03(火) 14:48:15 ID:WImBXDPf0
二人の動きが、ゆるやかになった。
揃って正面へ向き直り、呼吸と共に両腕を、軽く開き、軽く閉じる。
すうううううう。
はああああああ。
大きく息を吸い、大きく息を吐く。
呼吸に合わせ、両手を開き、また閉じる。
すうううううう。
はああああああ。
そのまま二人は、両腕を脇に垂らし、無造作にそこに立っていた。
直前までの、張り詰めた緊張感を感じさせない、
実に、のっぺりとした空気であった。
上空では、鶯が、つがいを求めて鳴いていた。
頭上を覆う満開の桜から、ほのかな香りが漂ってくる。
風に揺すられた枝から、桜の花びらが、二人の上に降りそそいでいた――。
まったく、懲りぬ奴よな――
そうだ。
>>100、おまえのことだ。
帰れ。
どうした。
俺は、帰れ、と云ったのだ。
何故だかわかるか。
ここは、夢枕獏の 文 体 の ガイドライン、なのだ。
>>105-111 そういやぁ、連中の片方は菊地って名前だったなぁ 典善
―――く、く、く
菊地秀規だなんてよぅ
弟がサックス奏者のアイツの血なんか引いてないだろうな?
>>112 すまない・・・
文才まるで無し、よってROMっていたかったが
心配してしまったのだ・・
ゆるせ
友よ・・・
ぼんっ、
きゅっ、
ぼんっ。
それが、うぬの理想であろうな。
だが――
ぼんっ、
ぼんっ、
ぼんっ。
たまらぬ、地雷であった。
糞っ!
糞っ!糞っ!
>>115は泣きながら射精していた
流れスゴスw
120 :
俺の邪魔をするな!:2007/04/07(土) 22:15:19 ID:Y+OGNoeQ0
つまらん歌詞を、あゆ達が書いたらどうするんだ!
これ以上・・・まぁいいか。
俺の真似しても、全て・・・は時間が掛かるから、
何処まで、俺の考えた、パンドラのゲームを
まぁいいや。
今、アヴェンジャー演じているから。
燃えています。心が。
獏文書って初めてしった!
俺は専ら、2次元、3次元、4次元、5次元配列探索法だと。
4〜は手間が少しかかるから、ナブラ・デルタの6の3を
使って、平曲面を更に、微積分して、更に4平面を5の鏡光で
更に、3をぶつけて、4に戻して、3で閉じていませんよ、ム
ム=メリーさんのキチガイ魂。学校の8番目の・・かいだっ!
あtぅ転んだ・・・何処や、今は何時?
はい、こちら、人生相談:開かずの間・・・俺アホや。
つーことで、ここは、現実です。おもろかた。
目が見えない人でも、夢で遊ぶことは出来るのです。肺++
疲れた。病気を治すのは実際辛い。
俺の職業は・・・ゲーメラスエンドレスメンドウだけど、
酉だから、未・・・・故に、ポーカーフェイス。
あゆの信念はそこです。よろしく。
>>120、貴様は、つまらん―――
しかし貴様がアヴェンジャーという言葉を出したことによって、
俺の、脳内には、消せない漢のイメージができやがった。
すなわち、
それは、
夢枕獏文体のA10乗り―――
なんだよう。
わかんないよう。
元ネタはいらないよう。
元ネタで、よ、許せるのは――
「エロゲ、だけだぜえ」
男は、朱い唇をVの字にして、嗤った。
血の色がそのまま透けたような朱であった。
植物の官能的な匂いが大気に溶けていた。
>>75 阿部ちゃんは毒島さんとか鳳介とか乱蔵とかのほうが
良いと思います。
阿部寛は薬師丸法山が似合うだろうなぁ――
たまらぬアゴヒゲであった
伊藤勢の荒野に獣慟哭すは、実に―いい笑みをする
「今日は、しねえのかい――」
何をするというのだ。
否、決まっている。
「この前、一緒に入ったじゃねえか」
おれは、何をするのか、何をしたのか、知っている。
よしみちゃんは、涎で濡れそぼった唇を男の耳元へ寄せ、睦言のように囁いた。
「ねちょねちょ、だよ」
ぬらり、と、男の背を暗闇が舐めた。
元は、勃起していた。
暗闇は、ポンプ小屋であった。
元は、よしみちゃんを貫いていた。
「メトロポリタン美術館だ」天狗は言った。
「メトロポリタン美術館!?」烏は訊いた。
「この幻想郷を余す事無くトッテヤル」
天狗はレンズを覗きながらにぃっと笑う。
烏はじぃっとそれを見つめた。
何ということなのか。
何というものなのか。
この天狗は、幻想郷をトル、と言う。
人。
妖怪。
幽霊。
妖精。
神。
幻想郷を、トル、と言う。
また、それも。
面白い。
やろう。
やろう。
そういうことになった。
「大帝の剣」映画版を観た。
そう、俺は観たのだ。
そして、観終わった時こう思った──
たまらぬラクダであった。
この板で絵炉漫画、しかも茶否のそれに対するレスをすぐにつけられるとは思わなんだぞ、晴明よ。
>>115 流れスゴスw
流れ、
スゴス――
と、やった方が、より、らしいんじゃねえかい――
俺はそう、思うのさ――
改行を入れたほうがさ――
はた目には意味がない、ように見えるけど――
その方がさ――
ちがうかい。
なあ。
>>131 読点で改行する。
それは、ほとんど無いのではないか――
会話――「 」の前、それならわかる。
獏といえども、その辺は押さえているのではないか?
句点で改行。
ただし、一行は短く。
本来なら、一センテンスの中で修飾、補足説明するところを、複数の文に分ける。
一センテンスの中に盛り込まれるのは、主語と述語――
或いは、主語のみか、術語のみか――
句点で切られる中に、突如、読点改行が現われる――
太極拳のような、ゆるい動きの中、不意に拳が飛んでくる。
そんな効果ならわかる。
俺か――
俺は――
2chでは、読み易さのため、読点改行をよく使う。
特に、長文、議論系はな。
横に長すぎない――
結構、重要なんだぜ。
133 :
水先案名無い人:2007/04/12(木) 00:23:47 ID:v06Es8Mk0
墜ちちまうぜ
堕ちてみるのも、いいんじゃねえのかい――
にぃ。
丹波文七堕
りん――
らん――
らんら
もじ
ぴっ
たん。
(わん☆つー)
――ヘッドホンのまま横を向いた己の視界に
虫を見る目をした妹者が―――
次の瞬間、
>>136の顔に、妹者の拳が、深々とめり込んでいた。
わかる。
わかるぞ。
お前の気持ちが、手に取るように、わかるぞ。
だが――
きれいに、なりたいんだろう?
たまらぬアロエヨーグルトであった。
むう。
むう。
めえ。
めえ。
もう。
もう。
ま、み、む、め、も。
あはは。
また呪か。
くじが当たった
大金が手に入った
二等三等の数万数百万のはした話じゃねぇ
一等だ
億という常人じゃとても拝むことができない大金だ
あれもできるこれもできる
これで・・
借金におびえることも
将来の不安ももう、無い。
出席しなかったクラス会もでれる。
怖くは、無い。
くっくく
コスプレ着させて、あんな事やこんな事も
場合によっちゃぁ100人並べてとっかえひっかえ
なんだってできる
毎晩歯をキリキリさせながら女体を欲することももう、無い。
10代の頃のように、天を向き鋼鉄のように堅くなった股間に痛みを覚えつつ目が覚めた。
外を見ると真っ青の青空だ
窓を開けると、気持ちいいそよ風がカーテンを揺らした
どこからか鳥のさえずりも聞こえてくる。
そんな30半ばの春の気持ちの良い朝であった
やんやん、
ややー、
八木山の、
ベニーランドで巨大な夢がよぅ――
弾み、
跳ね、
そして、転がるんだぜ――
にぃっ。
ヷ〰ゔ〲〰ゔ〲〲〲〰〲〰
ヷ〰ゔ〲〰ゔ〲〲〲〰〲〰
渡るのか――
これを渡るというのか――
信号――
この信号を渡るというのか――
「ああ、渡るよ」
本当に?
大丈夫なのか――
この信号は、赤ではないのか――
「ああ、青だからな。大丈夫だ」
そうか――
青だったのか――
儂は、色などわからぬわ――
「そうか。わからぬか」
うむ、わからぬ――
だが、青なのだな――
そうか――
では、渡っても構わぬということだな――
「ああ、そうだ。渡ってもいいんだよ。
なんなら私が、いつも君がしているみたいに、小便をしている隙に渡ってしまってもいい」
よかった――
では、渡ろう、信号を渡ろう――
「うむ、渡ろう」
ああ――
ああ――
信号は青だ――
青だから、信号が渡れるな――
「うむ。ほら、前を見ているといい」
ああ、ああ、あああ――
お主と儂は、今、信号を渡っているのだな――
気をつけねえといいけねえな――
なあ――
「どうだ。おまえたち、今日は勉強になったろう。アフリカは危険だというのは、いつもわたしが言っていた通りだが、この男のような人間もいる――」
「待てよ」
ホテルマンが、旅行者に声をかけた。
「アフリカが、危険と、今、言ったな」
「ああ、言ったよ。いけないかね」
平然と、旅行者は答えた。
「それでなお、ヨハネスブルクで、観光に行くのかい」
「舐めてはおらんよ。わたしは、ちょいと市街地を見て回るだけだ」
「馬鹿にするな。ヨハネスブルクは――」
言いかけたホテルマンの言葉を、旅行者がさえぎった。
「ほう? じゃ、きみは、私では無理だと言うのかね。
まさか、きみは、このわたしに、危険地帯が何であるのかを教えてくれようとしているのかな。
わたしは、きみが、鼻たれのガキの時分から、ベトナムでパーティーをやっていた男だよ。
そのわたしに、きみは危険地帯の歩き方を教えようというんじゃないだろうね。」
そう言って出て行った旅行者が、同じような経歴の8人と共に、範馬勇次郎クラスの20人に襲われた―――
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純粋なスレ住民であった。
範馬勇次郎クラスの20人――
同窓会かい。
「どうだ。おまえたち、今日は勉強になったろう。サーヤが自然災害を起こすというのは、いつもわたしが言っていた通りだが、このように地震が起こる――」
「待てよ」
黒田が、陛下に声をかけた。
「サーヤが、自然災害を起こすと、今、言ったな」
「ああ、言ったよ。いけないかね」
平然と、陛下は答えた。
「サーヤを舐めるのは許さない」
「舐めてはおらんよ。わたしは、サーヤが自然災害を起こすと言っただけだ」
「馬鹿にするな。サーヤは――」
言いかけた黒田の言葉を、陛下がさえぎった。
「ほう? じゃ、きみは、サーヤのあれを何だと言うのかね。
まさか、きみは、このわたしに、サーヤが何であるのかを教えてくれようとしているのかな。
わたしは、きみが、鼻たれのガキの時分から、サーヤを育ててきた男だよ。
そのわたしに、きみはサーヤの無実を証明しようというんじゃないだろうね。」
>そのわたしに、きみはサーヤの無実を証明しようというんじゃないだろうね。」
会話文末の句読点は余計であった。
「
>>148」
「なんだい?」
148は訊いた。
「サイコダイバースレがあったのを知っていたか?」
「いいや」
「そうか」
ぽつりと言った。
「あったということは今はないのかい?」
「ああ。落ちた」
「落ちたか」
「落ちた」
ば、
れ、
ぼ、
ぶ、
にぃっ。
>>147 俺もね、バックパッカーやってたんだよ、昔ね。
だから、そういうオヤジ連中の事は、よく知ってるよ。ようくね。
見栄を張って、旅の達人を気取ってね。
そうして意気揚々と夜の繁華街へと消えていくんだ。
そして、どうなるか。
その後のことは、まあ、言わぬが花だろうさ。
とにかく、よ
死ぬほどワロタぜぇ。
何という──
NHKで
あしたのジョーを語っている
場合だというのか──
ぱんしがる
ぱんしろん
>>157 まさか、きみは、このわたしに、ようつべを紹介しろとでも云うのかな。
わたしは、きみが、鼻たれのガキの時分から、携帯しか持ってない男だよ。
いちいちうるせえなおっさんよお。
テレビでちょこっとしゃべるぐらいいいじゃねえか。
くえっ。
くえっ。
くえっ。
くえっ。
くえっ。
くえっ。
あひるのワルツ――
くえっ。
くえっ。
くえっ。
ちょこぼおる――
>>164 ぐいっ。
ぐいっ。
ぐいっ。
ぐわっ。
ぐわっ。
ぐわっ。
げろ
げろ
げろ
げろ
くわわわわっ
ぐうぁ。
ぐうぁ。
ぐうぁ。
ぐわっ。
ぐわっ。
ぐわしっ!!
たまらぬまことちゃんであった??
なんだこの流れは――
>>168 IDの末尾がP――
そして文末の意味不明な「??」
「文字化けか」
「文字化けだ」
そういうことになった。
だッしゃあッッ!!
うッしゃあっっ!!
唸る。
叫ぶ。
咆哮する。
己が生命を掛け、自身の存在を、問うため。
そのあるが位置を願う為。
走る。
滑る。
見事に――
ころん、だ。
心に愛が無ければ―――
スーパーヒーローじゃないってぇのかい?
175 :
水先案名無い人:2007/05/03(木) 06:32:47 ID:kW6et0UtO
轟、
轟、
筋肉――
会場の照明が、明滅する。
それは――あたかもリングを走る稲妻のようであった。
戦うおとこの肉の内に、高圧の炎が生じた。
次は、キン肉ビームかい?
俺の顔にビームを飛び散らせたくてたまらないんだろう?
男の言葉には言外にそういう含みがあった。
そうだ。お前の言う通りだ。
俺は勝利に向かっていた。
どうだ。
驚いたか。
まさか二刀流をするとは思わなかっただろう。
まさか二倍のジャンプをするとは思わなかっただろう。
まさか三倍の回転をするとは思わなかっただろう。
おれは成長しているぞ。
おれは強くなっているぞ。
どうだ。
これが1200万パワーだ。
月。
火。
水。
木。
男の中で、熱い筋肉が膨れ上がった。
金。
土。
日は――
「遊びてぇ、よう」
吠えた。
遠くの山へと届かせんばかりの、叫びであった。
やっ、ほう――
早朝――
まららららららっ
ラノベ板、堕ちちまったのかい?
獏の態度にあきれっちまったのさ・・・
まあいい――
まだ、まとめサイトが――
last update:2005-08-17。
2005-08-17――
書籍板も堕ちてるっぽいぜ、おい……
――
「最近のさ。獏文体の、このオカマっぽい口調ってあるよね」
「――あるかも知れないね」
「あれ、怖いよね。ぞっとしないってゆうかさ」
「――怖いってほどじゃないよ」
男は頬をつるりと撫でた。
ホモ臭い――
俺はそう思った。
「やだな――とぼけなくても良いじゃない」
「怖くないから怖くないといってるんだよ。嘘なんかついたってしょうがないもん――」
「だってさ、アレだよね。象山が『やだな――北辰館に勝ったとか、そういうこと言っちゃ駄目だよ。だってこの松尾象山に勝ってないんだもん』とか言ったら違和感ありありじゃない」
「象山が言ったらね。今のところは鹿久間とか東海プロレス組が使うだけだし、いい個性になってるじゃない」
「そうかな」
男は承服いかぬ、という顔をしてみせる。
「新キャラがかわいいからだよ。かわいいキャラには口癖で個性をあげたくなっちゃうんだ」
「ふぅん――」
「ギャップ萌えだよ」
「へぇ、萌えるんだ」
「うん。強いキャラがかわいい喋り方してたらさ。増すでしょ、凄みとか――」
そういうことになった。
「マックスパワーの半分も出せばキミを宇宙のチリにすることができるんだ」
恐ろしいボクっ子であった。
そもそも長すぎるコピペは誰も読まない――
――そうは思わねぇかい?
「
>>188よ――
獏文体に慣れ過ぎではないか?」
「う、うむ――
しかし、リズムがあり、読み易い。
これは、魅力的な長所ではないか。」
「それも、咒よ。」
「咒か。」
「咒だ。」
「――――」
「まあ、飲め。」
あ――
まあいいか――
「たとえれば、だ。」
「うむ」
「あ、ま、いいか。なぞ、いう言葉、あるだろ」
「うむ、あるな」
「それは、何ものをも、言ってはいない」
「言っていないのか?」
「ああ、そうだ」
「しかし、まあ、いいかで、なにものか、疑問あるいはそうでは無い、
否定を表しているのではないか?」
「違う」
「違うのか」
「それは、言葉の呪などと、とても言えぬものでもなく、単に、思考停止なのだよ」
「要するに、自らが何も意味無く放った言葉に、呪など生じるわけもないのだよ」
「呪というのは、その人間が思った時に、始めて生じるものなのだ」
「なにも意味の無い言葉に、呪が生じるわけがないだろう」
「なるほど」
「では、まあいいか、なぞは、呪では、ないのだな?
「ああ、もちろんだ」
ああ――
おれはまた考えている。
考えてもしかたがないことを考えている。
GWの直前に、女にふられた。
女は、まちがいなく、新しい男とSEXしている。
自分にしたようないやらしいことを、別の男にしている。
嫉妬。
だが、それはもう、自分には関係のないことだ。
考えるな。
いや、考えることで、少しでも力になるのならいい。
女にふられたことでも、ラーメンを喰ったことでも、なんでもいい。
それが前に進む原動力になるのなら、考えればいいのだ。
初期の獏短編は、こうした情念が、ぐつぐつ煮えたぎっていた。
キマイラもそうだ。
若さゆえに、どうしようもなく持て余してしまう、おのれの煩悶――
それが、登場人物に生命を与えていた――
俺が歳をとったのか――
獏が歳をとったのか――
その、どちらでもあるのか――
朝から降り続ける雨が、しとしとと、男の心にも滲みてきているようであった。
咽返るような木々の薫りも
狂おしい情念が自らの内臓を喰らってゆくようなビジョンも
観衆の面前で糞尿を漏らすような恐怖と狂気も
鷲鼻の外人を見て沸き立つような、沸点の低い血液も
――今の獏は持っているのだろうか
映画「大帝の剣」が封切られてまもなく、本スレは沈黙した。
――そして、いまだに建つことは無かったのである。
涙は――
涙は、無い。
明日に、ただ、微笑みあるだけなのだ。
俺らの――
俺らの――
生まれてくるずっとずっと前にはよ。
アポロ11号は月に行ったってのによぅ――
「考えたことはあるかい」
「何をだ」
「このまま、いいかい、このままだよ。このままいったら――」
「いったら?」
「アポロ100号はどこまで行っちまうのか、ってことだよ」
「ほう――」
「どうだい。俺たちが道をたがえた時――」
「金星から果たし状が届く――」
「――としたら」
「素敵だな」
「素敵だろう」
ずん。
ずんずん。
ずんどこ。
き。
よ。
し――。
だん。
だだん。
だだん。
だん。
だだん。
だだん。
だんが――― ど。
「好きだ」
「好きか」
「好きよ」
そういうことになった。
でかまらっ
「宇宙は、でけえなあ──」
「うむ」
「だが、よ」
「うむ」
「俺の親父の声も、でかかったぜぇ──」
「む」
「そして──」
「俺の、夢だよう──」
大帝の剣最新刊書店で見つける
買うか?
買うまいか?
目頭が熱くなるのを感じながら
パラパラとページをめくる・・・
そうこうしているうちにあとがきまで読み終えてしまった。
手ぶらで書店を後にした・・・
そういうことになった。
炎。
吹雪。
だい。
あ。
きゅ――と。
ねこ。
にゃん──
ダンス。
男「やるか」
女「やるか(ええ)」
そういうことになった。
オレの理想なり。
そう言うと
>>208は、モニターへ向けて思いきり放っていた――
309 名前:名無しさん必死だな [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 23:51:33 /3lq0h3a0
野村の中二設定でも、本編のシナリオを夢枕獏が書くならPS3ごと買う
310 名前:名無しさん必死だな [sage] 本日のレス 投稿日:2007/05/16(水) 00:42:47 6aiIAbWH0
>>309 会話に無駄な間が出来るからイヤだ
たまらぬレスであった
右へも左へも避けることのできない、まっすぐなレスであった。
走。
便。
走。
うぅ。
うぅ。
トイレ。
トイレ。
ふと、ベンチを見た。
男であった。
よい、男であった。
か
いか
ないか
らないか
やらないか
うほっ―――
温度を持った、呼気が漏れた。
「よかったのか」
「いいんです」
「ホイホイついてきて」
「僕、阿部さん、みたいな、人、好き、ですから―――」
「嬉しいことを言ってくれるじゃあないの。じゃあ、とことん、喜ばせて、やるからな―――」
そういうことになった。
>>212 ―――既出
文七はそう言おうとして、ぐっと胸の内に溜め込んだ
―――最初にこのネタが出たのは、いつだったけなあ
しゃっ
ふひゅう!
むんっ。
はぁあああああ。
ふんっ。
進まぬスレと筆であった。
>216
お前がそう思っているのなら、
俺は違うやり方で
ぬうっっ。
俺たちの根源を比べ合う
それしか、ないだろう?
皆さん、ご無沙汰しています。
みんな同じところにたどり着くのだなぁ。
そんな感慨とともに、PCのモニターを覗いている。
石は石としてそこにある――
花は花としてそこにある――
雲は雲として空にある――
>>216は
>>216としてそこにいる――
>>217は
>>217としてそこにいる――
何も特別なことはない。
宇宙の理の中に、皆それぞれが、それぞれにふさわしい所にいるのだ。
それ以上に、何を望むべきことがあろうか――
僕は僕として、今アラスカにいる――
今年の鮭は手強い。
負けていられない――
そんな思いだけが、涌いてくるのだ。
明日こそは、奴を釣り上げる――
きっとそれが、僕がここにいる意味なのだ。
二三日うちには、見事な釣果をお届けできると思う。待っていてくれ。
いつも通り言おう。
この釣りは絶対に面白い。
平成19年 皐月 アラスカ マッキンリーの麓にて 夢枕獏
心の奥底から、何かが滲み出でているようだった。
否、外界と内界を隔てる薄っぺらな膜を限りなく引き延ばし、
境界は曖昧なものに変わり果てている。
「さぁ、何のことだかね」
蒼い山並みを背景に、特大の猛禽が風に静止している。
音は―― ない。
川面はただ滔滔と南西に向けて這い進む。
「仕事・・・?日課なぞ、今はこれぐらいだ」
パシャ――
男とは別な気配が響き亘る。
サングラスを眉間に押しあてなおし、川面を睨む。
竿を鞭のごとくしならせ、空を切り裂き続ける。
催促。
避。
催促。
避。
催促。
避。
催促。
避――
だ
やだ
いやだ
仕事するの
―― 夢枕獏
おれは、あれで、自分が堤に勝利したとは思わない
だろう。すくなくとも、試合の最中に、そんなことを思
いはしない。思っても意味が無いからだ。しかしおれ
はその思っても意味のないことを思っている思ってい
る考えているそんなことを思うのはやめろとも思って
いる無駄なことをおもっているもうやめろ今はこいつを
痛倒すことを右考え拳ねばなら蹴いいぞ隙が左右ロー
前蹴りこのコンビネーションでほら入った……。性的な
意味で
あっ――
225 :
水先案名無い人:2007/05/30(水) 12:55:24 ID:OPUsbG6OO
アッー
アッー
アッー
更にアッー
しゃぶれよ――
イサキは――
イサキは――とれたのか、よう――
228 :
水先案名無い人:2007/05/30(水) 15:44:00 ID:VLQbipxTO
はよう――
はよう屎まみれに――
>>227 おうおう、とれたわ、たくさん取れおったわ
くかかかか
ホモネタになると、途端に過疎を吹き飛ばし活気づく。
だがそんな空気が、不思議と似合うスレであった――
「頼みがある」
「何でしょう」
「おれの――おれの墓の前ではな」
「墓?」
「そうだ」
「墓の前で?」
「泣かないでくれ」
「――」
じゃっ
「じゃっっ!!」
「またっっ!!」
別れの挨拶であった。
思わず、頬がほころびるねたであった。
それにしても……。
なんというペッパーランチ。
雨が上がった・・・・
238 :
水先案名無い人:2007/06/09(土) 11:46:50 ID:JOgqDfx+0
それより前回のHERO'Sについて獏はなんとコメントするんだろうか?
新作の準備に忙しくてそれどころではない、との事です。
だん、だだ、だだん。
だだん、だん、だだん。
だんだだ、だだん。
だだん、だん。
「俺がやめちまったら、誰がやるってんだ──」
おう。
だん。
今によ。
だだん。
見ていろよ、おい。
だん。
ハニワ幻人よ。
だだん。
全滅、だぜ―――
このスレは――
定期的に、アニソンをやるのである。
鋼鉄ジーグは――
初代スレが50と進まぬ内に現れたネタであった。
それほど、獏文体と相性が良いのであろう。
「歌おうか」
「歌おう」
そういうことになった。
誰だい、この、笑っているのは。
よっぽど、知ってるネタが、うれしいんだろう。
よっぽど、習った技を使えて、うれしいんだろう。
ああ、俺じゃないか。
この、笑っているのは―――
「しかし分からぬ。一体奴は何者なのか」
博雅が言った。
「彼なら、先ほどまで我等と話していたではないか」
清明が答えた。
「何?では彼が――」
「その名を口にしてはいけないよ、博雅」
清明が博雅を制した。
「なぜだ」
「それが奴の呪、だからさ」
「また呪か」
「奴が奴であるのはその名を呼ぶ者がいるからだ」
「その名を呼ばなければ奴は奴でなくなるのか」
「そういうことさ」
「そう考えると、何やら儚いものだな」
「まあ、そうだな。それと同じに人の世の愛も、夢もまた呪、儚いものさ」
「だがな、清明。俺は愛や夢が呪であっても、それを美しいと思うし、
その美しいものを守りたいと思うのだ」
「良い漢だな、博雅は――」
今日も何処かでデビルマン、そういうことになった。
これは、上手い――
「ペッパーランチの──」
「ペッパーランチの?」
「ペッパーランチのネタを誰か作ってくれぬものか」
「なんとも他力本願なことだなぁ」
248 :
リチャード:2007/06/12(火) 08:35:16 ID:qTroabMr0
このスレで粘着とクレクレは困る。隔離スレでなら、いくら喚こうとかまわない。
もう、取り消せないよ。
「ぎゃっ」「ぐわっ」「待て」「待ってくれ」
中年男が、叫ぶ。
「許してくれ」「己は」「ただ、入れたかったんだよう―」
次の瞬間、中年男の顔に、ケンの拳が、深々とめり込んでいた。
弁解が途切れる。
「ひぃっ」「たす」「助けて」
中年男が、叫ぶ。
世間体も、
虚勢も、
全てをかなぐり捨てた、叫びであった。
「お前のような奴がいるから、よう――」
ケンが叫ぶ。
打。
打。
打。
打。
打。
「ぎゃっ」
中年男の血が、
ケンの両拳が、
血の色に、染まった。
「世の中ってやつは、よ――」
「狂ったんだ」
「狂っちまったのさ」
「さすがに原典がyoshiでは、な」
「難しいか」
「難しいな」
「ならば止めるとするか?」
「おう」
「止めよう」
「止めよう」
そういうことになった。
「どのようですか。あなた達、今日学習になります。プロレスを言うのはにせの試合で、いつも私の言ったそのようにすることで、でも、この男の人のような人もになります――」
「yoを待ちます」
長い田、象山に向って挨拶した。
「プロレス、今、にせの試合のを叫んで、na」
「そのようにして、言いました。できないのは」
に寝ます泰然として、象山は答えました。
「プロレスを体験して許しません」
「はなめてはおりません。私、プロレスをただにせの試合」
「だけになってはいけないことに称して軽視します。象山はプロレスを断ち切りました――」
ちょうど口を開きましたとの長い田の言葉。
「ほう? それでは、あなた、プロレスのそれを言うのは何です。
あなた、これに私を教えるつもりで、プロレスは何ですとどのように言います。
私、あなたで、鼻の調味料の男の子の時にから、素手でプロレスとすべてやる男の人。
それ私に対して言うのではありませんて、あなたはプロレスの授業をするつもりです。」
「怎?????,今天?成学?。?????用假的比?,由于?是我?了的那?做的事,象?个男人一?的人也也?成??」?
「等候yo」?
的稻田,象山向寒暄了。
「????,?在,呼喊假的比?的
,na」「那?做,?了。不能」睡
的泰然,象山回答了。
「体?????不容?
」「舐不披上。我,只有假的比?」?
???「不可只成??的事称??。象山切断了??????」正
好跟??了口的?的稻田的言?。
「?? 那?,??,????的那个是什?。
?,打算向(以)?个告?我,????怎??是什?。
以我,?,是鼻子的?料的男孩子的?候从象,用空手与????全部?的男人。
那个?我不是?te,?打算做????的授?。」
たまらぬ―
>>252 >「プロレス、今、にせの試合のを叫んで、na」
ああ。
なんと。
これが、
あの、
長田弘であるというのか。
―――たまらぬHIPHOPであった。
暑。
汗。
汗。
拭。
汗。
汗。
汗。
たまらぬピザであった。
ヒッー
ヒッーー
―――フゥー
ヒー
ヒー
―――ハァー
たまらぬ妊娠であった。
>>253 「文字化けしてる」
「してるな」
「ああ、してる」
連休をとって飛騨にきている。
昨日が雨で連休旅行全滅か…と諦めていたが見事に晴れた…
東京大学物語の函館編と東京編と同じように全く別物になってしまった大帝の剣を嘆きながらこの飛騨の空を見上げた…
「輝く太陽は俺のもので」
「きらめく月は」
―――そう、おまえの涙
改変でもなんでもないのである
バッ――
ギュッ――
上下にも、左右にも、避けられぬ――
たまらぬ、アームロックであった。
しかし――、
前後には、避けられた――
>>260 ゴクリ
このわざとらしい メロン味―――!
たまらぬメロンソーダであった
ソースの味、てよう――
「男の子、だよなあ」
ぴったん――
たんた――
もじぴったん
りん――――
―――――――― らん
らんら
りん――
りん――
らん――
らん――
267 :
水先案名無い人:2007/06/21(木) 19:50:11 ID:DNVgC67p0
――鬼骨は、
鬼骨はまわったの?――
「まらは焼け―― 」
「そそも焼け―― 」
「野(や)には面白い男がおる」
丁寧語の美形キャラ
異様に壮大で長い回想シーン(戻ってこれない)
実家に獏小説置き去りにして、10年目の俺にとって
獏小説とは上のようなものであった。朝日ソノラマ終了か。
>>267 おめぇよう
俺がこんな餌に釣られるとでも思ってるのかい?
おおおおおおおおおおおおおおんんんんんんんん
たまらぬ男泣きであった
な――
何を、するだあ――
――許さん。
――俺は、
俺は――
人間を、辞めるぞ――
出版社が鬼骨を回してしまったか・・・・
「ひとつ訊かせてもらえるかい」
「ほう、何をかね」
「ヒマラヤのてっぺんから電話したら――迎えに来れるかい?」
「いい質問だ」
「無論、迎えに行くだろうな」
「温かいおでんを――」
「屋台ごと、持って行ってもいい」
「ほう――」
「では、ビートルズのコンサートをうちで開きたいと言ったら――」
「連れて来ても、構わんがね」
「これは――ジョンはどうする」
「俺が代わりに歌う」
「なるほど」
「では、魔法を使ってこの空に虹を――」
「それは、できぬかも知れん」
「それでは、ダメだ」
「魔法を使えぬとは言っておらん」
「ならばできるのか?」
「できる。このように――」
あの日。
あの時。
あの蹴りで。
君に勝てなかったら――
僕らは、いつまでも――
カン――。
チ―。
>>275 脳内で、勝手に、「おきゃあああああ」と、付け足しちまったじゃねえか、おめえ、よ――
あの日。
あの突き。
あの蹴りで。
「この方が、階段みたいでいいじゃねえか」
「階段みたいか」
「階段みたいだ」
――そう思ったが後の祭りだった。
もう、取り消せないよ――
>>259 「本当はこれで」
「そう、本当は」
──このままで 何もかも素晴らしい。
改変するまでもないのであった。
厚みにして――およそ3p。
これは。
この壁は、隔てる間合いは、柔らかいということなのか?
――いや、待て。
その、包み込むような空気はどうだ。
獣臭の濃さは、どうだ。
不利では、ないはずだ。
「――ぷうっ」
頑張るとか、やるとか――そんなことはいいんだ。
その時はその時だ。
捕まえて、放した時には――
汗。
「ふうっ」
汗。
「ふうううっ」
戦いの中で発生した、わずかな谷間。
動くなよ。
動くなよ。
――もっていかれたのは、セーラー服だった。
「ほう? じゃ、きみは、下半身のそれを何だと言うのかね。
まさか、きみは、このわたしに、ニーソックスが誰のものであるのかを教えてくれようとしているのかな。
わたしは、きみが、鼻たれのガキの時分から、パンストもニーソもはいていた男だよ。
そのわたしから、きみはニーソックスを取り上げようというんじゃないだろうね。」
284 :
【凶】 :2007/07/01(日) 12:42:02 ID:gkyaDOF70
そういえば、今日は、朔日であったなあ――
285 :
【末吉】 :2007/07/01(日) 19:34:11 ID:/+6GD+/V0
t
st
est
test
test――
きゃおら
「保守か」
「保守だ」
そういうことになった
>>286 最近アンタみたいのが増えてるから
はっきり言わせてもらおう――
――そいつは板垣文体だ
あんなこと―――いいよなあ。
できたら、いいよなあ。
あんな技。
そんな蹴り。
いっぱい、あるけど、よう―――
みんな。
みんなだ。
みいんな、叶えて、くれちまうのさ。
伝説の拳で、叶えてくれちまう―――
「北辰館に、勝ちてえな―――」
「この、松尾象山にさ―――」
けいっ。
じゃっ。
とうっ。
たまらぬ、男であった。
松尾館長―――
ていっ。
があっ。
はっ。
たまらぬ、男であった。
松尾象山―――
たまらぬ貯金であった
r,''ヘ_
_,,,,_⊂-くノ`ヽ,
_ 〆_゙'ir''⌒" )
ξ⊂! っ》` く ∠___
.''\ノ''''‐`` i、 ,ノ │,-ヽ7=、、 ,,rー'"`-、
\_゙l、,,,_,/i゙、 ,ノ 〈 ゛ `ヌ⌒ )/=i、 l
`゙゙'''"`'ミ--/-,_ ´ /" `''
\ .,,、`lニン-゛
\__ノ
「ザンギュラか」
「ザンギュラだ」
「そうか」
「そうだ」
そういうことになった。
――すぅっ。
ぱぁ。
「うりあっ」
上。
こんにちは、クリスタルボーイです。
あなた、オナニーお好きですか。
ぼくは、このオナニーというものが好きで好きで、ちょっと中毒みたいなところがある。
あなたがこのオナニーを好きで、そして少しばかりロマンチストであるならば、これはもうぼくとしては非常にありがたい。
「としあきか」
「いや−−「」だ」
「「」?としあきではないのか?」
「としあきであり、としあきでは、無い」
「そうか」
「そうだ」
そういう事になった
−−−たまらぬ
たまらぬ掲示板よ、ふたばちゃんねる−−−
「携帯か」
「携帯だ」
「そうか」
「そうだ」
携帯から書き込みということになった。
_, ,_
( ゚ー゚ )
\ ./
\ にぃ。 ./ _, ,_ じゃっ。
\ ( `ー´) ./ (`ー´ )o
\ / .と ノ
∧,,∧ ふひゅぅ。 \∧∧∧∧./ ( つ ノ
(;`・ω・) .< 夢 > (ノ
/ o o < 予 枕 > ./ / /
しー-J < > / /
─────────< 感 獏 >──────────
生成りのジーンズに < >お前もそうなのであろう?
洗い晒しのTシャツ .< !!! の >俺の顔に拳を打ち込みたくてたまらないんだろう?
という無造作な格好が./∨∨∨∨\男の言葉には言外にそういう含みがあった。
不思議とこの男には/ \そうだ。お前の言う通りだ。
似合っていた。 ./ ほう・・・ \この拳がお前の鼻にめり込む感触を何度も想像していたさ。
と、ふいに ./ \何度も。何度も。何度も――
男が動いた。/ たまらぬスレであった。 .\俺は勃起していた。
>>300 なぜ改訂版を使ってくれないんだ・・・orz
―――、
―――――――――
――――――
――。
和菓子である。
どうしようもなく、水羊羹の甘みが頬の裡に張り付いていた。
たまらぬなあ―――おい。
>>301 \ ./
\ にぃ。 ./ _, ,_ じゃっ。
おもしれぇ。 .\ ( `ー´) ./ (`ー´ )o
_, _ .\ / .と ノ
( `ー´) .\∧∧∧∧./ ( つ ノ
./ o o .< 夢 > (ノ
.ノ ヽ < 予 枕 > ./ / /
.し'⌒ ヽ) < > / /
─────────< 感 獏 >──────────
生成りのジーンズに < >お前もそうなのであろう?
洗い晒しのTシャツ .< !!! の >俺の顔に拳を打ち込みたくてたまらないんだろう?
という無造作な格好が./∨∨∨∨\男の言葉には言外にそういう含みがあった。
不思議とこの男には/ \そうだ。お前の言う通りだ。
似合っていた。 ./ ほう・・・ \この拳がお前の鼻にめり込む感触を何度も想像していたさ。
と、ふいに ./ \何度も。何度も。何度も――
男が動いた。/ たまらぬスレであった。 .\俺は勃起していた。
305 :
水先案名無い人:2007/07/23(月) 21:15:27 ID:lgSrP6zQO
尻が重い
>>305 ウホッ
の路にはいるのもまた良し
まさに外法よ
なんとまぁしかし――――
こいつらを見てどう思う
――――――すごく、好きものです
まったくであるなぁ、カッカッカッカ――――――
しゃぶれだと?この野郎――
てめえがしゃぶりな
だったら俺がしゃぶるよ。
「玉袋のチャクラが回りそうだと、そう申し上げたのですよ。」
「つまらぬ」
「つまらないか」
「ああ」
「つまらない」
「それもまた呪のうちよ」
「呪か?」
「そうだ、呪さ」
「どうでい、ぺっとしょっぷぼーいずの、"West End girls"でも聞いてみれば」
そういうことにした。
「しゃぶれよ」
「なにがじゃ」
「どれ俺がしゃぶろう」
「いや、俺がしゃぶろうではないか」
「いやいやわしが」
「どうぞどうぞ」
そういうことになった。
315 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 05:24:26 ID:fiDxKdCuO
選挙には、行くのかい?
「さあね」
男はぶっきらぼうに答える。
向き合う男は刹那、片眉がゆがむ。
それもすぐに無表情にもどり、そして言い放つ。
「ほう、それは一体どういうつもりなのかね。ことによっちゃぁ――」
男からは明瞭なほどの殺気が漏れ出し始めていた。
「しゃぶりな」
「しゃぶるのですか」
「ああ──そうすりゃあ分る」
そういうことになった。
ちゃ。
ちゃ。
ちゃ。
ちゃちゃ。
ちゃ。
ちゃ。
ちゃ。
ちゃちゃ。
イージーゴイング――
仙台である。
仙台は、ほやがうまいのだ。
一人、二杯なのである。
動かねえし、よ、
懐かねえ、よなあ――
さっきスーパーで初恋の人を見かけた
雨上がりの真っ青に晴れた夏の昼
昼時のスーパーの喧噪
蝉の鳴き声
それらが一瞬無音にスローになった・・・
くっ!
何という変貌!
キマイラ、大帝の剣、獅子の・・
時の流れとはむごい物だなぁ
獏よ
涙が頬を伝わった
「こんなに、作品の年月がたちました…」
「年月のたった作品が愛しいのだよ」
「巻数が増えました」
「増えた作品の巻数が愛しいのだよ」
「キマイラにも、大帝の剣にも、餓狼伝にも思わぬ新展開が付きまくりました」
「付いた新展開が愛しいのだよ」
「このようなハードカバーになってしまっても?」
「はい」
「このようなイラストになってしまっても?」
「はい」
「このような新連載をもってしまっても?」
「はい」
博雅はうなずき、
「わたしは、夢枕獏の作品が愛しいのだよ」
はっきりとそう言った。
清明は
「だが博雅よ、新連載はもう拙かろうよ」
と口に出さずに呟いた。
キマイラ―――
なんということだ
物語が過去の過去にいっている間―――
獏が チベットに 山に 鮎釣りに サボりまくってる間に―――
朝日ソノラマ―――出版社がつぶれてしまっているではないか―――
”獏” なんという罪な男よのう―――
>>324 是非、板垣絵で見てみたい―――
このおすぎには、そう思わせる何かがあるのだった。
>>324 龍王院弘が急速に老けて
焦って必死に技をかけているような感じだ(w
うきゃっ!
セメダインがよう。
おれはよう。
どうしても、好きにはなれなんだ。
聞くものの肉体を、内側から透明に、青く染
めあげてゆくような美しい旋律が、その銅鑼から、
戦場の夜空に滑り出てきた。
ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン
ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン
「げぇっ 関羽!」
そういう事になった。
ネタを途中まで書いたが、うまくいかなくて途中でやめた――
そんなことばかりの人生だった。
手を伸ばせば、届いたのかもしれない――――
もう一歩、後もう一歩だけでも踏み出せたなら、辿り着けたのかもしれない――――
陽炎を凝視し、仕舞いには眩暈で見失う。
ふと、とりとめのない夢想に興ずるのが、男の日課になり始めていた。
何かが胸を焦がす――――
何かが胸にこみ上げる――――
まだつかめない。
――――本日休硯
獏、すでに半世紀を生きた男の暑く短い夏が過ぎていく。
貯まらぬ預金であった――
333 :
水先案名無い人:2007/08/16(木) 23:06:57 ID:YaJdF8c90
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ
>>334はわしが育てた
.しi r、_) |
| `ニニ' /
ノ `ー―i
巛彡彡ミミミミミ彡彡
巛巛巛巛巛巛巛彡彡
r、r.r 、|::::: |
r |_,|_,|_,||:::::: ⌒ ⌒|
|_,|_,|_,|/⌒ -="- (-="
|_,|_,|_人そ(^i '"" ) ・ ・)""ヽ
| ) ヽノ |. ┃`ー-ニ-イ`┃
| `".`´ ノ ┃ ⌒ ┃|
人 入_ノ´ ┃ ┃ノ\
/ \_/\\ ┗━━┛/ \\
/ \ ト ───イ/ ヽヽ
その2匹の獣――――
片方は白い体をしている。
口をかっと開き、唇の端がきりりと吊りあがっている。
白い獣に睨まれているのは、茶色の虎のような模様の獣だった。
体を低く丸め、時折ピンク色の舌がちろちろと覗いている。
マーオ。
マーオ。
マーーオ。
マーーオ。
マーーーオ。
マーーーーーーーーオ。
マーーーーーーーーオ。
ギャフベロハギャベバブジョハバ。
フギャシャムベロクジョフォホーー。
猫の喧嘩であった。
おう――
ぱっきゃまらど ぱっきゃまらど――
ぱおぱお ぱんぱんぱん――
尻の匂いを想い出せないというのは
ひどく哀しいことだ
それは
僕が尻のことを忘れたのではなく
尻の方に
僕のことを忘れられてしまったからだ
もちろん
尻の匂いなんか知らなくたって
その尻をいつどこで見たのか
僕はきちんと記憶えているし
色やそのかたちも絵に書けるだろう
その時ぼくがどんな風に歯ぎしりをして
その尻を揉んでいたのかも
僕は想い出すことができる
けれども
久しぶりに会った元カノの
その匂いが想い出せないのに
知らんふりして尻を揉み続けているように
匂いを忘れてしまった尻を
こうして風呂の中で眺めているのは
とても心苦しい
ーーあなたは何臭ですか?
初めて会った尻のように
そう訊ねてみれば
その尻は答えてくれるだろうか
ーーあなたは何臭ですか
ーーわたしはもう匂いを洗い流してしまった爆尻です
ぼくの股間は
今日はやけに静かだ……
ダッシュを――使えねえのかい
339 :
水先案名無い人:2007/08/21(火) 07:38:32 ID:EZ0U87c/O
にぃ
じゃっ
どん、と鳴った。
男は足を止め、音がした方を見る。
夜空いっぱいに“花”が咲いていた。
「花火か。綺麗なもんだな」
そう、つぶやくと男は再び歩き出す。
865 名前:マンセー名無しさん[カマキリsage] 投稿日:2007/08/22(水) 02:43:45 ID:Ut4bC9ib
>>864 「いいかげん現実を認めないとG8に入れてあげませんよ」では角度が浅すぎるなぁ。
「G8とは何だ」
「クロ・チャバネ・ワモン・ヤマト・オオ・サツマ・ヨロイモグラ・チョウセンだ」
「最後の一つだけ種類が違うではないか」
「そうか」
そういうことになった
もう、終わりにしねぇかい?
終わる時は、自然とスレが落ちるもんさ。
まだ、始まってもいねえよ――
345 :
水先案名無い人:2007/08/27(月) 22:47:38 ID:OQ9mWMRm0
ほしゅう
346 :
水先案名無い人:2007/08/28(火) 17:28:17 ID:ZAnBo+0C0
ほっしゅ
347 :
水先案名無い人:2007/08/28(火) 18:42:38 ID:YWgi1G7+O
ageようか
ageよう
‐そういうことになった‐
奇妙な男の話をする。
たとえて言うなら、文壇に漂いながら、ファンの常に吐くため息のような男の話だ。
闇に浮いた出版予定は、一瞬前も一瞬後も、どれほどかたちを変えたようにも見えないが、
見つめていれば、いつの間にか新作を出版している。同じ作家であるのに、その所在の捕えどころがない。
そんな男の話だ。
名は、夢枕獏。
BSマ●ガ夜話のコメンテーターである。
「あやかし?」
「そうだ」
「どんなあやかしだ」
「それが実に凄いものなのだ」
「見たのか」
「皆が寝静まった夜のことでな……」
博雅は語りだした。
その夜、寿水はふと眼を覚ました。
まだ眠りの途中だと思っていたら、眼を開いていて、窓から空を見ていたのである。
「アニメだな」
「アニメだ」
そういうことになった。
い
ない
ゃない
じゃない
メじゃない
ニメじゃない
アニメじゃない
本当のこと、さ――
おいおい、切るなよ――
せっかくの流れをよ――
保守
どどど。
どど。
ど。
どどんぱち−−
い。
よい。
がよい。
ぬがよい。
――死ぬがよい。
自機狙い奇数WAY。ばらまき。
大丈夫、速度差弾に気をつければ。
遅い弾。螺旋。分裂。
決めボムでやりすごして。
右。左、右右右。
切り返しする隙を。
全方位ばらまき。自機狙い単発。
背景絵が見えな。
弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾弾。
いけるか?
ほら、当たった――
たまらぬ連コインであった。
おーけい、
ぐっどらっく−−。
いちいちうるせえなおっさんよお。
ひらがなばかりであった。
がん。
がん。
がん。
がん。
男たちにあるのは、若々しい野獣の命であった。
それは、真っ赤に燃えて、光を放っているようにさえ、おれには見えた。
スパークと、呼ばれる、ものである。
おい、見たかよ。
合体だぜ。
根性。
気合。
三段変化。
三つの心であった。
否―――もともとは、である。
一つになったのなら―――
100万パワーであった。
たった、
一つの、
正義が、である。
許すな、
と、思っている。
何を?
悪をである。
殴。
合。
体。
変形。
ゲッターロボであった―――
うまいな――。
むう――
ムウ・ミサ。
知る人ぞ知る、和田キャラの一員であった。
>>364 まさか――
まさかここで――
和田慎二の名を見ることになろうとは――
た。
った。
だった。
房だった。
独房だった。
ズ独房だった。
ミズ独房だった。
ミミズ独房だった―――
キマイラを読み返した
ハードカバー、新装版じゃない
緑の背の奴だ。
もう、何年になるだろう。
俺が大鳳や九鬼、三蔵と同じぐらいの年・・・
今から20年程前・・そうだ
ちょうど、赤点の再試テストの前日。勉強の合間に
友人からの強引な勧めで貸して貰ったキマイラをなにげにめくってしまって
そのまま読みふけって朝までコースだったんだ(w
今読み返しても、しかしなんだ!?
このキャラクターの生き生きした姿は。
個性と個性との絡み、ぶつかり合い・・たまらぬな
キマイラ化した大鳳の暴走、大鳳VS龍王院弘、VS三蔵
ボックVS龍王院弘。ボックVS九鬼。巫炎VS宇名月典善、etc・・・
どれも放ってしまうほどの逸品。
三蔵の初恋?人間関係の苦悩?で真壁の前で泣く当たり・・・
たまらぬ青春だよな〜。菊地が女知って猿になる当たりもな(w
しかし、なかなか終わらぬ夏だ・・・
小田原にふらりと行ってみたくなったよ
「またPか」
「おう、Pだ」
こやつは、成長していない――
おれは―――
おれは、涙を流さぬのだ。
だだん。
だん。
そうだ。
おれは、機械なのだ。
ロボットだから―――
マシーンだからなのだ。
だだん。
だん。
だけど、な―――
わかるぜ。
わかる。
やけに熱いな。
なんだ、これは。
ああ、こいつは、友情というものか。
熱い―――友情。
君とだ。
君と一緒に、撃つのだ。
何をって?
悪を、だよ―――
必ず。
殺す。
そう書いて、必殺だ。
それだけの、力が、俺にはあるのだ。
必殺パワー。
サンダーブレークだよ。
ぶちのめす。
そうだろう。
奴らを、さ。
分かるだろう。
悪い、奴らをさ。
竜巻だ。
それもよ、ただの竜巻じゃあないぜ。
偉大だ。
偉大な、竜巻だ。
グレート、タイフーン―――
嵐を、呼ぶぜえ。
俺は―――
魔神なのだ。
そう、偉大な、魔神なのだ。
俺は―――
グレート。
グレート、マジンガー―――
30年―――
30年である
作家夢枕獏がこの世に出でてよりの年月だ
「これは祝わねばな―――」
「祝わねばならぬか―――」
「やるか?」
「やろう」
そういうことになった
「であるならば、朝までやりあうべきではないか?」
「朝まで―――」
いったい何を言っているのか―――
「旅館を貸し切るのよ―――」
にぃっ、と男は笑った
なんという発想なのだ―――
「どれだけ騒いでも、苦情が出ないぜぇ」
ぞわり―――
たまらぬ実行委員長であった
http://homepage2.nifty.com/gatacons/aisatsu.html
頼む・・・キマイラを・・・・ orz
ろ。
しろ。
としろ。
ごとしろ。
――しごとしろ。
出たな――
出たなゲッタードラゴン――
完
「辞職か」
「辞職だ」
そういうことになった。
もう、いい。
もう、分かった。
もう、終わらせる――
不安の、種かい──
「楽しいじゃねえか、なあ」
「楽しい、ですか――」
「ああ、楽しいねえ」
男は>376を見ながらうなずいた。
「このスレに来れば何だって、これで片が付きそうじゃねえかよう」
そう言って、拳を前に突き出して見せた――
あひゃららららら
きひぃ
381 :
水先案名無い人:2007/09/22(土) 15:43:36 ID:R0+XOi+A0
「保守でいいかい?
ええ、若いの・・・」
「嬉しいね。俺もそうしようかと思ってたんだよ・・・」
「保守か――
保咒、と言ってもいいですね――」
「どういうことだ?」
「スレを維持せねばならない――
という想いに縛られた者が使う、まさに呪文のようだ、と言ったのです」
「――」
「スレが落ちたら、また建てればいい。
なのに人は、今あるスレを愛し、守ろうとする――
スレに縛られ、保守という呪文を使う――」
「ふん。くだらん分析をしおって。
酒が不味くなるわい――
が――
人は、何かに縛られていなければ、
不安で仕方のない生き物かもしれんな――」
「さすが。達観していらっしゃる」
「よせやい。そこまで大人じゃねえよ。
そういう弱い生き物だから、人は、愛おしい生き物なんじゃねえのかい――」
「そうですね――」
りり。
りりりりりりりり。
西の山に陽が隠れた途端、
草叢のあちこちから、虫の音が響き始めていた。
「飲もうか」
「飲もう」
そういうことになった。
「飲もう―」
「今日は、とことん飲み明かそう―」
そういうことにもなった。
やったー携帯夢枕獏できたよー(^o^)ノ
───おれの名前はブンシチ。心に獣を飼ってる三十路男。モテカワマッチョで格闘体質の殴られボーイ♪
おれがつるんでる友達は竹宮流宗家をやってるソウイチロウ、学校やめてナイショで
ヤクザから財布盗んでるリョウジ。訳あって北辰グループの一員になってるウシオ。
スパー相手がいてもやっぱり日常はタイクツ。今日もジュウゾウとちょっとしたことで立ち合いになった。
餓狼のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時おれは一人で繁華街を歩くことにしている。
血の小便流した自分へのご褒美ってやつ?野獣らしさの演出とも言うかな!
「ああ、おれは何をしているのだ―――」・・。こわいものを押し込めながらしつこい酔っ払いを軽くあしらう。
「おい、若いの。なんだよ、その目は―――」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
土方の男はガタイイイけどパンチが薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のおれに殴らせてくれ。
「つまらんぞ・・。」・・・またか、とツワモノなおれは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと作業員の男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とは背丈が決定的に違う。ぎらぎらと煮えたぎる、スピリチュアルな感覚がおれのカラダを
駆け巡った・・。「・・(おれは勝てるのか・・こいつに・・?)」
男は北辰館・堤城平だった。リングに連れていかれて頭突きされた。「ほら入った……」ハイキックをきめた。
「堤やめガッシ!出ちまボカッ!」おれの中の鎖が切れた。格闘技オリンピック(笑)
てめえ―――
このコーヒーまみれのディスプレイ、どうしてくれるんだい
「逆か」
「逆だ」
そういうことになった。
ほしゅぅっ
389 :
【大吉】 :2007/10/01(月) 23:53:57 ID:fv+l4dJj0
あと3ヶ月、なのである。
「ほう──もうそんなになるかよ」
「ああ、なるようだ」
「たまらぬな」
おめえら、よ、
陰陽師の新刊が6月だか7月だかに出てるのなんで教えてくれなかったんでい
おらあ昨日書店で見てぶっとんだぜぇ
「だがよ、
>>392」
「む」
「おぬしが新刊のことを知らなかった、これも呪」
「むむ」
「そして、>.392と新刊が本屋で出会えたこと、これもまた呪、さ」
ああ――
これは、よい、船だな――
やはり、嘘だったのではないか───中に、誰もおらぬぞ
「これはよい舟であるな」
「ああ、見事な舟だ」
ナイスボート―――。
そういうことになった。
今年も――
金木犀の香りが漂う季節になったのだなあ――
きんもくせいが育たない気候に住む者のことを考えぬのか、
>>397よ――
あぁ、奴は忘れちまったのか―――
>>398 なぁ、おめぇは忘れちまったのかい――――
>>398 あの身を切るような痛みも、礫の様な硬さも、カミに見放された絶望も、
濁流の流れも、果てしなく続く一本道のような真っ正直さも――――
ノックするんだ、その扉を――
ためらっちゃいけねぇ。
その小部屋にしゃがみこめば、きっと思い出す。
思い出しただろう――
キンモクセイの香り、ってやつをさぁ。
振。
感。
揺。
悦。
舐。
出―――
おう―――
また、この夢じゃねえか。
パジャマが汚れて、いけねえや―――
俺。
たまらぬ童貞であった。
よう、おめえら――
ちょっと、
>>400を、かわいがってやれ――
突。
突。
押。
押。
払。
払。
斬。
これで、終いよ――
>>401 あっ―――
叫び声を上げた。。
いや、それは、叫びだとか、呻きだとか、苦痛だとか、
そういったものとは、もはや無縁の響きを持っている、心地よい響きの音であった。
悦びであった。
おい―――
どうなってるんだい、てめえら。
もう、半年以上前のことだぜ。
男の顔が、ふと、おれの頭の中を埋め尽くした。
どこか、遠くを見ているような双眸をした、男であった。
>>46の、顔であった。
――秋かよ
呟いた男の全身からゆるゆると金木犀の気が漂ってきた。
風呂に入れ――
。
だ。
雪だ。
初雪だ。
――――ほぅ。
男はただ天空を睨んでいた。
しゃあっ
おきゃああああ!
410 :
水先案名無い人:2007/10/18(木) 21:58:49 ID:Waaj9ifj0
たまらぬ就職面接であった
「不採用か」
「不採用だ」
そういうことになった
なんの、本番は四月よ―――
空気枕ぶく先生太平記も見た。
本朝無双格闘家列伝も見た。
空手道ビジネスマンクラスも見た。
しかし、自分は貘文体を今だに掴めていない。
それでも−−
このスレにいていいのかい、なあ−−
あと、このおれに何ができる?
読者の皆。
どうしたらいい。
もう充分やったよな。
やれるだけのことは、やったよな。
これで、未完に終わったって、仕方ねえだろう。
なあ。
そうだろう、みんな。
おまえら、さっき、なんか言ってたな。
「死ね!」
読者たちの声が、おれの耳に飛び込んでる。
「ここで死ね、獏!!」
そうか。
思い出したよ。
お前ら、死ねって言ってたんだよな。
そうか、死にゃあいいんだ。
>>413 なあ――
そうじゃねえ。そうじゃねえんだ、獏。
仕事、しろ――
>>412 構わぬよ。構わぬが――
携帯では、ダッシュが使いづらそうだな。
今更、と言ってしまえば、今更なのであるが。
このたび、獅子の門をようやく読み終えた。
餓狼伝しか読んでいなかった僕にとって、
初めこそ描写のえぐさと、格闘の少なさにやや困惑していたものの、
いつの間にか、武志に、菊千代に、鳴海に涙を流しそうになる自分がいたのである。
なるほど、これもまた、たまらぬ作品であった。
ま、続きはいつになるか、わからねえがよう―――
獏よ、どうせ完結させる気なんて、さらさら、ないんだろう。
いいぜ―――
おれも、付き合うさ。
おれも、付き合うさ。
獏―ほんとうに、おめでとう―
お前 もう、文七だけの者ではない―
今や、世界の夢枕獏になったん じゃっ。
それも山あり谷ありの厳しい勝負の道を
ひたすら歩み続けたからこそ今日の栄光が会ったのかい
しかしボクシングが八百長だというのは、いつもわたしが言っていた通りだが、
この男のような人間もいる――
これから厳しいボシクング道が待ってる
獏よ万文の山はいくつはばまおうとも ズボンの尻が重い。
わたしは、ボクシングを八百長と言っただけだ
戦陣の谷に何度も落ちようとも前え 進め―
最後に――本当に、獏は、そこで脱糞していたのである。
狂っていた。
ちゃ。
ちゃちゃ。
ちゃちゃちゃ。
ちゃっちゃちゃちゃ。
ちゃっちゃっちゃっ。
ちゃちゃちゃっ。
ちゃちゃちゃっ。
ちゃちゃちゃっ。
ちゃちゃちゃっ。
ちゃっちゃっちゃっちゃっ。
ちゃ。
ウルトラ上手に──焼けました──
たまらぬこんがり肉Gであった。
ちゃ。
ちゃちゃ。
ちゃちゃちゃ。
ちゃっちゃちゃちゃ。
ちゃっちゃっちゃっ。
ちゃちゃちゃっ。
ちゃちゃちゃっ。
ちゃちゃちゃっ。
ちゃちゃちゃっ。
ちゃっちゃっちゃっちゃっ。
ちゃ。
ぷぁ。
生焼け肉であった。
「交代か」
「交代だ」
たまらぬ監督であった
ドアラは、脱糞していたのである――
423 :
コイ:2007/11/06(火) 01:00:24 ID:oislnGXx0
私は淡水魚の鯉です。
この間ゆっくり池を泳いでいると美味しいな団子が目の前に…つい吸い込んじゃいました。
すると案の定口先に鋭い痛み…釣り針です。
人間に釣られたのです。
抵抗したけど最後は力尽きて釣り上げられました。
釣ったのはおじさんで釣り上げた私をしばらく眺めていましたが周りを見渡し人がいないのを確認するとおもむろにズボンとパンツを下ろしました。
そこには大きな男性自身が…おじさんは私を抱き抱えるとその男性自身を私のお口につっこんできました。
私は苦しかったけどそんな事お構いなしにおじさんは私の口を楽しんでいました。
やがて動きが早くなりフィニッシュを向かえました。
がその瞬間喉の奥まで男性自身が突っ込まれてきたので反射的に私は噛んでしまいました。
おじさんは鯉釣り師なのに大事な事を忘れていたのです。
私達鯉の喉奥には小さな歯がたくさん生えているのです。
アソコを噛まれたおじさんはギャー!とさけんで私をほうり出したので私は体をピチピチさせて無事に池に逃げました。
ちなみに人間のタンパク質は美味しかったです。
みなさんも鯉にフェラさせる時はあまり深く挿入しない方がいいですよ。
おう―――
泉宗一郎は、感嘆の声をあげた。
ふふんーーー
ふが
426 :
水先案名無い人:2007/11/11(日) 02:41:51 ID:METULbZW0
>>402 「ドリフか」
「ドリフだ」
たまらぬ剣道であった。
427 :
水先案名無い人:2007/11/19(月) 01:19:30 ID:Cnr4R4bz0
しゃっ
ふひゅう
けくけくけく。
ぬふう
あげるぜえ
オシム、三田佳子次男、流行語大賞、赤福、社保庁−−
他のスレではたやすくネタにするはずのあらゆる事象が、このスレでは不純物のようであった。
ただ、ひたすらに、獏のみ。
おれはそんな馬鹿正直なこの場所が大好きなんだ。
ただ。
ただよう。
世間への迎合ってやつは、しないのかい−−
>>432 携帯厨――ダッシュもまともに使えねぇのかい
どこまでも透明な風が、
ただ 頬をなでていた
>>432 過去スレ――
過去スレには、時事ネタの名作が幾つもある――
そう、大声で叫んでもよかった。
しかし――
過去の栄華を夢想してみても詮無いこと。
432の指摘する通り、今、このスレは、少々まったりし過ぎているかもしれない――
しかし――
流れゆくスレの雰囲気に身を任せ、
ただ、ゆらゆらとROMってゆく――
そんな人生もアリだろ?
男は、誰に告げるともなく呟くと、コップ酒を飲み干して夜風の中を歩きだした。
「オヤジ、ツケといてくれ――」
僕は射精した。
「ぐむうっ」
悶えた。
あたりに、男の臭いが立ちこめていく。
男は、そこで、射精していたのである。
獏語変換スクリプトは、難しいだろうなあ―――
過疎であるなあ
「それは違う」
「何が違うのだ」
「このスレッドは過疎に見えるだけであって、過疎ではないのだよ」
「そうなのか」
「そうだ」
「ううむ」
「だいたい、このようなスレが、4つも続くものなのか?
まるで、人の世のことわりを無視しているではないか――」
二人の間を、冷たい夜気が横切ってゆく。
「ふふん」
微かに口元を緩めると、男は、さも当たり前のことのように、そろりとその言葉を呟いた。
「外法よ――」
じゃ
「スレッドが動くのは、呪よ」
「呪!?」
「呪のために動く」
「それは、つ、つまり…」
博雅は言いよどみ
「人の心ということか」
そう言った。
「ほう。多少は呪のことがわかるか。
そうよ人の心によってスレッドは動く。
よいか、スレ立て乙というても、誰かがレスをいれなくては埋まりようがないのだ。
獏ファンが望むから、スレッドは埋まっていき、新スレが立つ。
それを誰が止められる?」
「ふふん」
「何がおもしろい」
そう問うた。
「このスレよ」
「このスレがどうかしたのか」
「面白い」
「ほう、面白いか」
「うむ」
「このようなスレがあったのだな」
――このようなスレ
夢枕獏の文体のガイドラインの事を指しているのであった。
「似たものが集まるのよ」
「夢枕獏好きはどこにでもおるか」
「おるだろうな」
「そうか」
その口元が、にぃと笑ったかのように釣りあがる。
もっさりと、だが遅くもない動作で立ち上がると、振り返りながら言った。
「行くか」
「行くのか」
「行く」
「あてはあるのか」
答えなかった。
――スレの行く先など分かるわけもない。
そう言いたげな口元にも見えた。
ふと気がつくと、そこには何事も無かったかのような空間が、ただひっそりと佇んでいた。
僕は今、夢枕獏の文体のガイドラインというスレにいる。
懲りもせずにまた、来てしまったのだ。
仕事をしなきゃあならんと分かってはいるものの、気がつくと足が向いてしまう。
スレを眺めながら、にやりとしてみたり、時には吹いてしまいそうになることもある。
それを周りの同僚に気付かれたら、大変なことになってしまう。
だが、辞められないのだ。
要するに、馴染んでしまったということだなこれは。
それならしかたがない。
しかたがないなら、せめて楽しもうじゃないかよう――
そう自分に言い聞かせて、今こうしてスレに書き込んでいるのである。
楽しめている今を満喫すれば、それでいいじゃないか。
そんなふうに考えながら書くのも悪い気分じゃないぜえ。
だからこれからもちょくちょくこうして、書かせてもらう。
書いた先に、何があるのか。
そんなものは分からない。
分からないが書く。
最後に一言だけ書いておこう。
このスレは絶対におもしろい。
平成19年12月 職場にて
>444
ろ。
しろ。
としろ。
ごとしろ。
――しごとしろ。
たまらぬ男であった
ああ―――
考えるな。
いや、考えるな、というのは、結局、考えるなということを考えているのだ。
そのままでいい。
そのままでいて、自然に忘れるのを待つのだ。
誰も、きれいに一つ一つの問題を片付けながら生きている人間など、いるはずがないのだ。
人は皆、何かを引きずって生きているのだ。
おれが、そうであるようにだ。
そう―――
ただ、おれの場合、それが、女にふられたという、そのことであるだけなのだ。
だから、もう、考えるな、いや、思うな。
ここで、獏文体にしていれば、気が晴れるのではないかとか、格好がつくのではないかとか、
気の利いた住人が笑わせてくれるのではないかとか、そんなことを、思うな。
思うな。
そいつは、なにもかも太かった。
頭も太い。
首も太い。
肩も太い。
胸も太い。
腹も太い。
脚も太い。
手の指までが太い。
肩に備え付けられた武器も、手持ち武器までもが、太い。
ソレスタルビーイングのMS、ガンダムヴァーチェである。
だが、操縦者は細かった。
めり。
めり。
めり。
くりすます。
じん。
じん。
じん。
ぐる。
ぐるるるる。
じん。
ぐる。
べ――
るううううううい〜〜〜〜〜〜あ〜〜〜〜〜〜。
「泣いているのかい?おめえ、よ」
>>449は答えなかった。
クリスマスに一人だった。
451 :
水先案名無い人:2007/12/28(金) 12:43:37 ID:+8nWr9oM0
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、近所の体育館行ったんです。代々木第二体育館。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで試合できないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、バーリトゥード・トーナメント、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、異種格闘技如きで普段来てない試合場に来てんじゃねーよ、ボケが。
異種格闘技だよ、異種格闘技。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で体育館か。おめでてーな。
よーしパパ「おきゃぁっ!」って言っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、異種格闘技やってやるからその席空けろと。
試合場ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
開始線の向かいに立った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
殴るか殴られるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、マウントポジションで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、マウントなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、マウントで、だ。
お前は本当にマウントを取りたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、マウントって言いたいだけちゃうんかと。
格闘通の俺から言わせてもらえば今、格闘通の間での最新流行はやっぱり、
目潰し、これだね。
連打目潰しおきゃぁ!。これが通の闘い方。
目潰しってのは目を攻撃する。そん代わり反則とられる。これ。
で、それに連打とおきゃぁ!(獏文体)。これ最強。
しかしこれをすると次から脱糞してしまう危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、1は、葵流でもやってなさいってこった
否── けひぃ あなのだ
男は夢枕獏について大して知りもしなかった。
まともにその作品を読んだことはなかったのだ。
だが、このスレが持つ悦びに惹きつけられてしまっている。
そんな男がこのスレを見ていて、常に気になっていたことがあった。
それは、本当にプロの作家たるものが、臆面もなく自分の作品を「絶対に面白い」などと言うのか――ということだ。
それは本当にあるのか。
それは現実に居るのか。
この目で確認しなければならぬ、そう思った。
先週日曜日の、池袋ジュンク堂。
一階にある端末で検索した。
キーワードは「夢枕獏」。
途端にとてつもない数の作品がヒットしたのだ。
このうちのどれかに、目的の文章があるのか?
おそらく――あとがきからの引用だと察しはついていた。
それでも少々気が遠くなりかけた。
その時である。
一冊の本のタイトルが男の目に飛び込んできた。
『あとがき大全』
――あとがき!? 大全!?
まさか。
まさかこれは、この本は――。
どくり、と男の心の内に熱いものが閃いた。
ただならぬ予感であった。
気がついた時には駆けだしていた。
休日のジュンク堂を埋め尽くす、人。人。人。
それを掻き分けて、三階文庫コーナーへ向かう。
気がついた時には走り出していた。
一挙手。一投足。その全てに力が漲った美しい疾走である。
そして、辿りついた先。
そこに。
果たして、それはあった。
『あとがき大全―あるいは物語による旅の記録』である。
まぎれもない、夢枕獏の著作だ。
息つく間もなく手に取った。
ページをめくる。
めくる。
めくる。
めくる。
めくる――。
そして、とうとう行き着いたのだ。
『幻獣少年キマイラ』のあとがき。
あった。
読んだ。
そこに。
あったのだ。
「この本は絶対におもしろい」
なんと。
なんというものを。
なんというものを自分は目の辺りにしたのか。
五感の全てが眼前の一文に注がれてしまっていた。
まごうことなき作家本人の言葉――。
男は絶句した。
しかも、その文句が書かれているのはこれだけではなかった。
「繰り返すが、この本は絶対におもしろい。」
足が震えた。
「何度でも繰り返す、この本は絶対におもしろい。」
歯がカチカチと音を立てた。
「つまり、この物語は、絶対におもしろいのである。」
何度も、何度でも、夢枕獏は繰り返しているのであった。
そのあとがきを目にしたときに湧き上がった感情は。
喜。
怒。
哀。
楽。
そのどれでもなかった。
しかし、気がつけば男の両の頬に熱いものが伝っていた。
言葉に表しがたい激情。
それが身体の内に渦巻き背を駆け登る。
熱いたぎりが背を駆け登り、頭頂から十方無限の彼方へと突き抜けていく。
満身の内に炎の龍が身をくねらせて昇っていくかのようであった。
――ああ。たまらぬ。
あったのだ。本当に。
居たのだ。現実に。
あまりの感動に息をすることさえ忘れてしまいそうであった。
一時ののち、男は『魔獣狩り 新装版』を手に取っていた。
そして、一階レジへと走っていたのである――。
いま、万感の想いを込めて言おう。
このスレは絶対におもしろい。
そして、チラ裏スレ汚しスマソ――であった。
「いつ以来かな?」
「いつ以来だろうね」
たまらぬ超大作との邂逅であった。
459 :
水先案名無い人:2008/01/06(日) 11:22:26 ID:zChj6Kth0
ぬん
460 :
水先案名無い人:2008/01/06(日) 13:49:05 ID:UhkI9M6zO
しばらく来ぬ間に4つめだとっっ!?
新らしいシューズを履いていた。
年相応という感じではない。
明らかに違和感があった。
「けっ」
「まってたよ」
「しばらくだな」
てのうちを明かすのはおめぇからだぜ――
おとなしい顔つきからは想像もつかない風格がある。
めきゃ。
で、どうした。
と思わず自分に問いかけていた。
うれしさのあまりに込み上げる喜悦の叫びであった。
今。
年寄り婆ぁの「ひるこ」に抱き付かれちまった。
もったいないどころの話じゃねぇ。
よっぱらった上のふらちだとしても許せる訳がない。
ろくな事になりゃしねぇぜ全く――
しばらく様子を見るか。
くつの汚れが気になったのはその後だった。
おれの大切なヴァレンティノのくつが汚れていた。
願ってもないチャンスだった。
「いい加減にしろよ婆あ」
してやったりといった感じの表情だった。
まあこれで少しは気分も晴れるだろう。
「すまんのう毒島よ。くけけ」
463 :
水先案名無い人:2008/01/10(木) 00:38:00 ID:1JzQr97r0
510:日曜8時の名無しさん:2008/01/02(水) 19:35:52.99 ID:1uNahgUO
「しかし分からぬ。一体小林幸子とは何者なのか」
直江が言った。
「小林幸子なら、先ほどまで我等といくさしていたではないか」
宇佐美が答えた。
「何?ではその者が――」
「その名を口にしてはならぬぞ、直江」
政虎が直江を制した。
「なぜにござりまするか」
「それがその者の呪、だからじゃ」
「また呪とは、お屋形さま」
「衣装対決を衣装対決と申すは、そう呼んで拘る者がおるからであろう」
「その衣装対決に拘らなくてはその者はその者でなくなるのでござりますか」
「そういうことじゃ」
「そう考えると、なにやら空しいものにござりまするな」
「まあ、そうじゃろう。それと同じに乱世の愛も、夢も呪、儚いものにござりまするな」
「だがのう、宇佐美。わしは愛や夢が呪であろうと、それを愛おしいと思うし、
我が死んだ後もその愛おしいものを守ってゆくのが守護の覚悟と思うのじゃ」
「それは良き御心がけにござりまするな、お屋形さま――」
天国から見守る、そういうことになった。
こんな風林火山はイヤだ!6
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1196598143/510
まさか!?
――あいつは気付いていないのか?
否。
そんなはずはない。
これだけの静けさなのだ。
これだけの寂しさなのだ。
これだけの暗さなのだ。
辺りに何者かが立ち入れば、それと気付かぬ訳はない。
それがたとえ背後であったとしても。
――だが。
だが、あいつは。
ああ、なんということだ。
もう、やつが。お前を害する者が。もうそこに居るというのに。
奴は気付かない。
気付こうともせぬ。
危機がすぐそこに迫っているというのに。
――まるで、そうまるで――。
それを見ている俺の声を待っているかのようだ。
まさか?
いや、だがしかし――。
そうか?
そうなのか?
お前は俺の声を待っているというのか!?
――いいだろう。
言う、言ってやるともさ。
腹の底にぐわっと熱がわだかまる。
それが一息に五体を駆け巡った。
――叫べばいいんだろう。
震える両手の平に汗を握り込み、
――叫んでやるとも。
身体中の熱を振り絞るように、
――俺は叫ぶ! 叫ぶぞう!!
たまらず俺は叫んだ――。
「志村、後ろ後ろ――――ッ!」
モニターが、コーヒーにまみれていた――
――なんという
なんという秀逸な夢獏文体。
あまりにもシンプル、あまりにも夢獏文体
――そしてあまりにも「志村、後ろ後ろ!」
そのシンプルで真っ直ぐすぎる表現がゆえ、どこにも避けることが出来ない。
否定する事が出来ない。
>467は2chを見ていた
コーヒーを片手に、ネットの有象無象の情報の断片から自分に必要な情報を
再構築するという作業を、あたりまえのようにこなしていた。
――だが
彼は見てしまったのである。
このスレを。――>465-466を。
熱を失い始めたコーヒーを、どうせ冷めるくらいなら…と
いつもより多く口に含むと、彼の目はモニターに映し出された情報を脳へ送り込んだ。
常温に近付いたゆえに、はっきりと感じるコーヒーの奥深い苦味
――そして芳香
それらを彼の脳が感じるのと、眼球から伝えられた情報を彼の脳が処理したのは
ほとんど同時であった。
こ、これは
>467は思った。いや、一瞬頭をかすめただけだ。
使い古されたコピペか?
――否
このネタが改変されたのは初めてか?
――否
この文章は以前の改変より面白くないか?
――否
この文章は面白いか?
――応
認めてしまったのである。
彼は、彼の脳は、この文章が面白いと認めてしまったのである。
皮肉にもそれは、口に含んだコーヒーが舌先から咽喉の奥へ流れ込もうとする刹那であった。
今、笑ってはいけない
――応
今、コーヒーを飲み込んでしまったら、気道に入るかもしれない
――応
今、気道から入ったコーヒーが肺を満たし、死に至るかも知れない
――応
今、それでも、笑ってはいけない
――
逡巡と呼ぶにはあまりにも短い一瞬。
彼の脳のシナプスを電気信号が駆け抜けるほんの一瞬。
彼は苦しみ、耐え、そして抗った。
そしてその抗いも虚しく…
こみ上げた笑いは彼の横隔膜をせり上げる。
せり上がった横隔膜に肺が圧迫される。
圧迫された肺から、最後に吸った呼吸が、気道へと逆流する。
断末魔。
「――っぶばはあぁぁっ!」
あたりには、珈琲の香りだけがたちこめていた。
「晴明よ――」
「何だ」
「今、凄いものを見たぞ」
「何を見たのだ」
「コーヒーが、ただ一筋、風もないのにびゅうと飛ぶのを見たのだよ」
「みんな、うめぇなぁ」
ぽつりと言った。
473 :
467:2008/01/14(月) 18:54:26 ID:QZJySwH80
がくがくと膝が震え、全身が震えた。
歯が、がちがちと鳴っている。
一行、また一行と読み進めていく。
「ああああ……」
情けない声が、
>>467の唇から洩れた。
なんだ、これは――
おれがネタになっているのか!?
体の内に湧くこの感覚は、何だというのだ――
喜。
怒。
哀。
楽。
――――否。
恐れだ。
474 :
467:2008/01/14(月) 18:55:15 ID:QZJySwH80
おれは、獏作品を読んだことがない…
そんな男が、あまつさえネタになっても良いのか?
なぁ、教えてくれ、おまえらよう。
あたりには、まだコーヒーの香りが漂っている――
まったく、よう―――
おいらは、もう、ずうっとこのスレで、ネタを書いてきたんだぜえ。
それが、よ―――うらやましい野郎がいたもんだ、なあ。
もう、逃げられんぜえ―――
「押すなよ!」
双眸にこわいものを宿らせて男が叫ぶ。
男の眼前には煮えたぎる熱湯。
立ち上る湯気の勢いはとどまることを知らぬ。
とても浸かることなど出来そうもない。
男は今まさにその水面を覗き込んでいるのだ。
「絶対に押すなよ!」
――当たり前ではないか。
眼前にある男の背中を睨みながら、自分はそう思う。
もし押してしまおうものなら、確実に男は湯の中へ落ちるだろう。
これだけの熱気立ちこめる湯なのだ。たまったものではない。
湯から立ち上る湯気。
辺りを包み込む湯気。
肌の表面を舐めていく湯気。
湯気、湯気、湯気の洪水である。
そんな湯の中へ人を突き落とすなど、狂気の沙汰だ。
誰が好きこのんでそのようなことをしようというか。
――だが、だが、なぜだろう。
男の背中はその言葉とは裏腹な様相を見せつけている。
明らかに誘ってるかのようだった。
背中一面に「油断」の文字を貼りつけている。
そうして、何かを待ち構えているのだ。
押すな押すなと口にしてはいる。
だがしかし、どこかその言葉は虚ろであった。
まさか――と思う。
肩で思う。
二の腕で思う。
肘で思う。
手首で思う。
掌で思う。
指先の先の先で思う。
――押してほしいのか?
一瞬、恐ろしい予感が脳裏に閃いた。
煮えたぎる湯の中へ落ちる男。
悲鳴。
断末魔。
阿鼻叫喚。
だが、なぜか当の男の顔には不思議な満足感が笑みとなって浮かび――。
馬鹿な。
これは自分の単なる空想だ。
そんなこと、決して行ってはいけない。
考えてもみろ。そうだ。常識で考えてみるのだ。
いったい誰が熱湯に落ちたいなどと思うのか?
火傷してしまうかもしれないのだぞ?
何を得することがあろう?
そうだ。そんなことはあり得ない。
ああ、しかし――。
なぜこんなにも男の背中は無防備なのか。
もうもうと立ち上る湯気の熱に脳裏が白んだ。
熱は身体のどこまでも充ち満ちて、出口を求める。
身体の芯に熱い塊が居座り、脳味噌を揺さぶっていた。
侵されていく、現実と思考の狭間。
自らの身体が何者かに操られているような感覚が湧き起こる。
白い湯気のもやに理性が十重二十重に包まれていく――。
――もはや、両腕は自由にならなかった。
そこに、またも男の声が聞こえてくる。
声は頭蓋に残響してこの世ならぬ音色が生まれた。
「押すなよ!」
――そう。押してはいけない。分かっている。
自然と腕が前へと伸びた。
「「押すな!」」
――そう。押してはいけないのだ。当たり前だ。
指先が男の背中に吸い込まれる。
「「「絶対に押すなよ!」」」
――そう。押しては駄目だ。押すことだけは。
ああ、だがもう。もう止まらぬ。止めることが――。
どん、と押した。
「あひゃららららら――――――ッ!」
――あたりに男の絶叫と金木犀の香りが広がった。
ほんの数秒の出来事をここまで引っ張る獏文体恐るべし
どうぞどうぞバージョンも書いちゃくれねえかい
――何だって!?
馬鹿な、と思った。
バラエティー番組の収録の現場である。
とはいえ、こんな熱湯に浸かることなどできようはずもない。
見よ、眼前の煮えたぎる湯を。
もうもうと立ち込める湯気を。
それを目にする人々の緊張を。
「どなたか熱湯風呂にチャレンジしてみませんか!?」
司会の言葉がうつろに聞こえる。
――ふざけやがって。芸人だからってやってられるか。こんなこと。
俺の憤慨は頂点に達しようとしていた。
芸のためなら何だってやってきた。
熱いおでんを無理やり食わされたことだってある。
クイズ番組なのに死にかけたことすらあるのだ。
だが、もうそんな目に遭うのは御免だった。
「どなたか〜……いませんかね?」
司会の声に応じる返事はない。
水を打ったように静まり返った現場。
当然だ。当然である。当然に決まっている。
駄目押しに言ってやる。
「俺は絶対にやらないぞ!」
――ふふん。見てみろ。ざまあみやがれ。これでこの企画も――。
「お前やらないの? じゃあ、俺がやるよ!」
――なんだって!?
手を挙げた男は、なんと俺の仲間の一人だ。
おいおい、お前何を馬鹿なことを――そう言おうとしたのに。
「いや、ここは俺がやるよ!!」
もう一つの声が上がった。
なんと、彼も俺の仲間であった。
俺の仲間がこぞって熱湯風呂を志願しているのだ。
――何かが。何かが狂っている。
お前ら何を考えているのだ。目を覚ませ。よく見ろ、あの熱湯を。
そう言う暇もあらばこそ。
「――俺が! 俺がやります!」
別の芸人の手が挙がった。
「私! 私にやらせてください!」
女芸人まで手を挙げる。
「僕がやってもいいですか!?」
しまいにはADまでもが手を挙げたのだった。
「俺が」の声。
「僕が」の声。
「私が」の声。
声、声、声の洪水である。
なんという。
なんということが。
なんということが起きているのか。
それは、この光景は、現実であるのか。
気がついてみれば、自分以外の全員が手を挙げているではないか。
「な……なッ……!」
ごくり、と唾を飲み込む。
おかしい。あまりにもおかしい。
だが、ここで自分だけ黙っていてよいものだろうか。
お笑い芸人としての矜持。
それが俺に決断を迫っているのだ。
ここは――やらねばならぬ。
それに、皆がやるというのだ。
だとしたら、まさか大きな事故に繋がるようなことはすまい。
熱湯風呂。と言っても、手心が加えられておかしくはないはずだ。
腹は決まった。
俺は身体の芯から搾り出すように言った。
「じゃあ、俺がやるよ」
心持ち小さめの声であった。
だが、その言葉が放たれた瞬間。
その場を支配していた空気が一変した。
肌の表面をぞろりと舐め上げてゆく冷たいもの。
――何だ!? 何が起こるんだ!?
俺以外の全員が俺の方に向く。
そして。その全員が一斉に言葉を発した。
皆、同じく冷たい笑みを顔に貼りつけて。
「「「「「「どうぞどうぞ」」」」」」
煮えたぎる湯の熱気に、いつの間にか沈丁花の香りが混ざっていた――。
今度は沈丁花かよwww
しかし――
獏は、こうした一瞬のうちに過ぎてゆく悶々とした葛藤と、ドロドロした情念を描くのが巧みだったのではないか?
キマイラの魅力は、正にそうしたものではなかったか?
牙の紋章などは、個人的一押しではある――。
だが――
だが――
最近のキマイラは、設定、状況、相関図の解説に堕している――
そのように見えるのだ。
俺の、青春のキマイラは、遠くなっていた――。
>>482の
>芸のためなら何だってやってきた。
>熱いおでんを無理やり食わされたことだってある。
で、なぜか伊達さんの「プロレスは弱いなんて言ってる奴の目の前で、ガラスのコップを食ってみせたりした」
っての思い出してしまった
熱湯にあてられ、前身の皮膚を激痛が襲っている。
額から、あぶら汗が垂れ始めている。
かまうもんか。
俺は、右手で帽子を被りなおす。
凄い笑い声が、おれを包んでいた。
この笑いのためなら、熱湯風呂くらい何だってんだ。
「やったな、竜兵!」
肥後が、おれにしがみつてきた。
「てめぇ、銭になる仕事をしやがった」
「うるせぇよっ!!」
笑い声を、熱いシャワーのように浴びながら、おれは地面に帽子を叩きつけた。
「殺す気か!? ――おまえら全員、訴えてやる!!」
>>488 ワロス――。
たまらぬダチョウ倶楽部であった。
490 :
544:2008/01/18(金) 18:57:26 ID:OmC300Yc0
「むう――」
男は立っていた。
煮えたぎる熱湯の中にだ。
しかし、
男の唇は笑みを浮かべていた。
にぃぃ――
何ということか。
筋肉質というわけではない。
かといって痩せすぎの体型でもない。
そんな裸身の男が腰布一枚で仁王立ちしているではないか。
「おい」
司会がたまらず声をかける。
しかし男は聞こえぬかのように身を構えた。
熱湯の湯気の向こうに朧に見えるその型――
横を向き、
足を開き、
身を屈め、
左肘で天を突くようなその構えは――
制止の言葉が喉から出かかる。
その場にいる皆が止めようとした。
しかしもはや構えを完成させた男に停まる理由などあるはずもなかった。
勢いよく拳が突き降ろされ、男は叫んだ。
「そんなの関係ねぇ――」
上島の帽子がはらりと舞い落ちた。
スレチだが
80年代やら、バブル期のTVのように
ホンモノの熱湯や氷水にお笑いをブチ込むよりは笑って見られるけどな
某局のバラエティの収録で、ADやタレント含め
何回事故があって、何人死んだか。
――ヒマなら調べてみると面白いかもな。
く、け、け
あとはヤーかクルリンパくらいかってくらいあんたダチョウ好きだね
「誘ってるのかい?
いいんだぜ――
ここで始めても――」
>>491の中に、コワイものが膨れ上がっていた。
曲が流れだした。
ハードロック――
いや、パンクロックか――
音楽には詳しくなかったが、そういったジャンルの曲であることはわかった。
暫くの間、前奏が流れていた。
随分と長い時間だったような気もするが、案外短い間だったかもしれない。
女の声がする。
「おぉ、聞こえてきたぞぉ〜」
と――
ふいに男が飛び込んできた。
「や゛ぁあああああああああああっ!」
裸の男だった。正確に言うと半裸だ。
額が幾分禿げかかった、40前後とおぼしき痩せ型の男――
上半身裸の男は、身体中の筋という筋を浮き立たせ、奇声を発して飛び込んできた。
こめかみには、今にも切れそうなほど血管が浮いている。
なんだ?
なんだ、この男は――?
男は、すぐさま動き出していた。
「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ」
奇声を発することは忘れない。
脇を締め、指先まで力を込め、きびきびと両腕を振り回す。
右を指さし左を指さし、まるで蛇拳のような動きだ。
腰は、くいっと後ろに引かれ、爪先まで力がみなぎっているのがわかる。
男は、めまぐるしく動いていた。
脇を締め、両掌はきれいに揃える。
そのまま何かを挟み、手前に引く。
少し下ろす。
今度は掌を前へ向け、くっと、そのまま前へ押し出す。
手前に引く。
少し下ろす。
前へ押し出す。
引く。
下ろす。
出す。
ああ、そうか――
取って。
入れて。
出す。
取って。
入れて。
出す。
その時、やっと気がついた。
半裸の男が、下半身に黒タイツを履いていたことを――
男は、身をかがめ、顔を横に向け、両手と顔を床につけていた。
ふいに男の両脚が上がる。
ピンと伸びた両脚は、まっすぐに天を衝いていた。
見事な三点倒立だった。
脚を下ろし、立ちあがった男は、脇を締め、右手をきゅっと前へ出す。
力の入った指差しだ。
男は、満面の笑みを浮かべて、初めて言葉を発した――
「どぉもぉ〜。江頭2:50で〜す」
女なら股を濡らし、男なら勃起する――
そんな、惚れ惚れするような笑顔だった――
午後のスペイン坂に、むせかえるような紅茉莉花の香りが漂っていた。
500 :
水先案名無い人:2008/01/22(火) 21:57:17 ID:ax7E4JYx0
紅茉莉花 の検索結果 約 555 件中 1 - 20 件目 (0.24 秒
珍プレー好プレーの達川やノムさんの場面を獏文体化してみたい――
そう思わせる何かがあった。
言っちまったな。
「してみたい」と――
「してくれ」じゃなく、「してみたい」と――
解るよな――
それが、どういうことを意味するか。
お前には、解るよな――
なあ、
>>503。
普通は無い。
有りえない。
その思いがある。
有機リン――
猛毒である。
この毒を体内に取り込み、平気でいられる生物があるのか――
「有りえない――」
その言葉が呼気とともに重く吐き出される。
そもそも、餃子に混入されることが有りえない物質であった。
普通であれば謝る。
土下座だってするだろう。
許してくれるなら、何でもする。
しかし、次の瞬間、信じられない言葉を耳にした。
「日本人が虚弱なだけだ――」
さらりと言ってのけたのだ。
中国人は、有機リンくらいではなんでもない――
言外にその思いを含ませた言葉であった。
勇気の――
鈴が――
りん、りん、りん――
ふしぎな―――
あれ。
おかしいな。
手と、口が、勝手に動くぞ。
あれ、おれは、何を書いているんだ。
冒険―――
こんなもの。
とうの昔に、忘れたのではなかったのか。
るん―――
るん―――
るん―――
まるで、砂漠に埋もれた遺跡が、偶然吹いた風で露出したかのように、
頭の中から、喉を、唇を通じて、吹き出てくる。
アンパン―――
しょくぱん―――
カレーパン―――
たまらぬドリーミングであった。
ジャム。
バター。
チーズ。
らん、らん、らん―――
男の目にこわいものが宿った。
手作りジャム
バター
パン
ゲイ
きのう何食べた?
うっ――
うっ――
うまうま。
>>509 た。
った。
だった。
んだった。
さんだった。
くさんだった。
だくさんだった。
具だくさんだった。
そうめんが具だくさんだった。
じゃっ
祭りの後は悲しよなあ──
悲しいよなあ──
なあ。
35歳までに出産をしないと――
羊水が腐るんだ
腐っていくんだ
「くーちゃん」
「もう取り消せないよ」
「たとえ土下座をしてもね」
糞課長吉野を、フルボッコにしてやったのだ。
オメガに、やってやった。
なんども、殴ってやった。
ぼうやべで、と言った。
ばぶう、とも言った。
女のような声で、呻いたのだ。
おれは26なのに、糞課長吉野は47である。
それなのに、糞課長吉野は、オメガ便器に突っ込まれ、オメガフルボッコにされたのだ。
殴ると、フランス製の眼鏡がオメガバリバリになった。7万の、オメガメガネである。
鼻血を吹きながら、オメガバリバリになったそれを慌てて直そうとする姿が滑稽であった。
その糞課長吉野から、先ほどオメガ電話があった。
警察にいくから、そのつもりで――
やつは、そう言った。
ふふん。
オメガ、と思った。
オメガ便器に顔を突っ込まれて、ぼうやべで、ばぶう、と呻いたくせに。
オメガ悲惨である。
糞課長吉野は、死ぬしかない。
糞課長吉野は、悲惨なオメガゴミ人間なのだ。
惨めなオメガ汚物課長吉野など、オメガワロスである。
「やっ!」
「やっ!」
「おりゃっっ!」
たまらぬ救世主であった。
それより皆今年の仮面ライダーと戦隊を獏文体で表現してくれませんか? 俺にはどうも……
最初からクライマックス、だぜ――
やあ、皆さん。本編読まずに、いきなりここを読んでいる読者も多いことかと思う。
だから、内容に触れることは書かない。ネタバレほど罪な行為はないと、僕自身も考えるからだ。
そこで今回は、このスレが、爆発的勢いで伸びることがない理由――
なぜ、ゆるりゆるりと進むのか、について考えてみようではないか。
御承知の通り、このスレの住人としての資格は、それほど厳しいものではない。
獏が好き――
獏の小説が好き――
獏の描く世界が好き――
それだけでいい。
そんな者たちが集まるのが、このスレであろう。
それだけで、もう僕は、股間がはちきれそうなほど嬉しいのだ。
皆もそうだと思う。
その文体が視覚に入った途端、男なら勃起し、女なら濡れる――
そんな者たちが集まるのが、このスレであろう。
しかし――
職人ともなると、そうはいかない。長文となれば尚更だ。
要求される知識、スキルが生じてくる――
まず、獏の小説を読み込んでいる。目を閉じれば、数々の場面が文字とともに浮かんでくる――
そんな男でなければならない。
その文体が、好きで好きで仕方ない――
気だるい午後、ふと口をついて出るつぶやきも、
眠れない夜の、悶々とした叫びも、
歓喜に打ち震える快楽の喘ぎも、
全てが獏文体になってしまうような――
そんな男でなければならない。
また、元ネタの方にも詳しくなければならない。
そのネタの、どこを、どのように変換したらよいのか――
元ネタさえも、自身の中で消化されていなければならない。
元ネタの方にも惚れている――
そんな男でなければならない。
元ネタが時事モノなら、時事にも明るくなければならない。
そして、最大の難関である文章力――
これもまた、磨かれてなければいけない。
これがなければ、どんな想いも、どんなアイデアも、形を成すことはない。
言葉により、文字により、そのアイデアが紡がれてゆく。
この、読者を引きこんでゆく、文字の並び――
これを操れる者だけが、浮かんだアイデアに生命を吹き込むことができる――
獏好き>文体好き>元ネタ好き>文章力がある
条件が増えるごとに人数は減ってゆく――
ああ――
なんという難易度。
なんという高い壁。
チョモランマを前にした自分を思い出してしまったぜ。
足りない――
何もかもが足りない――
知識、スキル、深い考察、広い守備範囲、ネタを見出すアンテナ――
あるのは、煮えたぎるような愛情だけだ。
――いか。
――じゃないか。
――いいじゃないか。
愛情だけでもいいじゃないか。
俺は、それだけで、ここまで来たんじゃねえのかい?
俺たちは、それだけで、ここまで来たんじゃねえのかい?
ああ、繰り言につき合わせてしまって申し訳ない。
けれども、やはり言わねばならない。
この愛情こそが、俺をここまで連れて来たのだ。
この情熱こそが、全ての源泉なのだ。
その情熱が、今回も、俺に言わせるのだ。
諸君、このスレは絶対に面白い。
2008年 1月 10日 白馬岳のロッジにて
夢枕 獏
かい。
のかい。
ねえのかい。
二月じゃねえのかい。
orz
「どんまい」
そういうことになった。
荷馬車に山と積まれた林檎を一つ、手に取ろうとしたときであった。
ばしりっ
叩かれた。
それはまさに刹那の出来事であった。
唯一つ、林檎を手に取ろうとしただけで、である。
荷馬車に乗った狼の物の怪は、修羅が如き形相で睨み、言った。
「わっちのじゃ」
――今、なんと申したか?
この林檎を買い与えてやったは、俺ではなかったか。
その、俺に、唯の一つもやらぬと申したか。
――しかし。
「そうか」
「そうじゃ」
そういうことになった。
仮面ライダーキバの紅音也はどことなく毒島さんと
キャラ被ってると思わないかい、皆?
思わねえなあ
やっと――
やっとわかったのだ。
>>514が。
最初は、突然何を言い出すんだ、この馬鹿は――
そう思った。
だってそうだろう?
何の脈絡もなく、
出産――
羊水――
35歳――
腐る――
こんな言葉を並べられたって、何の事だかわかるもんか。
何気なく回したチャンネルが、ある出来事を解説していた。
そうか。
そうだったのか。
問題発言だったのか。
じわじわと、男の中に歓喜が込み上げてきた。
そのレスには、短いが、削ぎ落とされた美しさが感じられた。
にやり。
頬の肉が、意志とは裏腹に吊り上がる。
へへ。
へへへ。
やるじゃねえか――
「ならば戦争だ」
そういうことになった。
このスレが好きで、がろうでんを 買った――
毎日読んでいる――
3日経った――
今、1巻の 56頁目である。
>>529 三日で56頁――
一日当たり18頁余りのペースということになろうか。
おれは一日で、三巻を読破したこともある。
未知の面白さに――
驚天動地の展開に――
格闘家たちの男臭さに――
時が過ぎるのも忘れて、ひたすらに読んだ。
それを思えば、この男、驚くべき読書量であった。
懐かしい、とかいう感傷ではない。
ただ、月がさらさらと風のむこうに輝いているのである。
その白さをひし、と見据えたまま、
ふふん――
鼻を鳴らして見せた。それは、精一杯の強がりである。
「付き合ってください」
顔。胸。腰。尻。脚。
「駄目だ」
待っていたのは女だった。
頬を桜色に染めながら、その女は立っていた。
夕暮れの体育館裏だ。
どこの部も大会は終了していて、残っている者は殆どいない。
もしかしたら、俺たち二人だけかもしれなかった。
そういえば、ロッカーにマフラーを忘れてきた――
冷たい風に、ふと、そんな、関係ないことを考えていた。
――と
俯き加減の女が口を開いた。
「――さい」
「つきあってください――」
文七は、そこで脱糞していたのである。
待っていたのは女だった。
頬を桜色に染めながら、その女は立っていた。
夕暮れの体育館裏だ。
どこの部も大会は終了していて、残っている者は殆どいない。
もしかしたら、俺たち二人だけかもしれなかった。
そういえば、ロッカーにマフラーを忘れてきた――
冷たい風に、ふと、そんな、関係ないことを考えていた。
――と
俯き加減の女が口を開いた。
「――さい」
「つきあってください――」
時間が止まっていた。
先ほどまで吹いていた風も、表通りのクラクションも、呼吸も、
全てが、その動きを止めていた。
――何?
この女は、今、何と言った?
つきあう?
つきあって下さいと言ったのか?
敢えて逸らしていた視線が、ゆっくりと、女の上を舐め始めた。
脚。
腿。
尻――
――ふふん。
学生服のズボンの前が、少しきつくなるのを感じた。
腰。
腹。
胸――
――ほお。
おそらく聞こえていただろう。
大きく唾を飲み込んだ。
顔――
瞬時に体が反応していた。
「駄目だ」
グランドの隅で、掃き残された落ち葉が、くるくると冷たい風に舞っていた。
もしかして行数制限変わった?
顔。
なぜ、同じ体でも顔が汚いと、やれないのかー
俺はもう、そんなことを3年も考えている―
待っていたのは男だった。
両手をポケットに突っ込んで、落ち着かぬそぶりで、その男は立っていた。
夕暮れの体育館裏だ。
どこの部も大会は終了していて、残っている者は殆どいない。
もしかしたら、私達二人だけかもしれなかった。
そういえば、教室に参考書を忘れてきた。
宿題の提出は明日だったっけ――
冷たい風に震えながら、ふと、そんな、関係ないことを考えている。
――と
俯き加減の男が口を開いた。
「――れ」
「つきあってくれ――」
時間が止まっていた。
先ほどまで吹いていた風も、表通りのクラクションも、呼吸も、
全てが、その動きを止めていた。
――何?
この男は、今、何と言った?
つきあう?
つきあってくれと言ったのか?
この私と――
敢えて逸らしていた視線が、ゆっくりと、男の上を舐め始めた。
崩し過ぎていない、制服の着こなし。
脚。
腰――
――ふうん。
下半身が、少し熱を持ち始めた。
胸板。
肩幅。
照れながら頭を掻く指先――
――ああ。彼は、きっと気付くまい。
じゅん。
あそこが潤むのが、はっきりとわかる
顔――
瞬時に体が反応していた。
「嫌よ」
グランドの隅で、掃き残された落ち葉が、くるくると冷たい風に舞っていた。
「しつこいな」
「しつこいぞ」
そういうことになった。
待っていたのは男だった。
頬を桜色に染めながら、、その男は立っていた。
夕暮れの体育館裏だ。
どこの部も大会は終了していて、残っている者は殆どいない。
もしかしたら、私達二人だけかもしれなかった。
そういえば、教室に参考書を忘れてきた。
宿題の提出は明日だったっけ――
冷たい風に震えながら、ふと、そんな、関係ないことを考えている。
――と
俯き加減の男が口を開いた。
「――れ」
「つきあってくれ――」
時間が止まっていた。
先ほどまで吹いていた風も、表通りのクラクションも、呼吸も、
全てが、その動きを止めていた。
――何?
この男は、今、何と言った?
つきあう?
つきあってくれと言ったのか?
この私と――
敢えて逸らしていた視線が、ゆっくりと、男の上を舐め始めた。
崩し過ぎていない、制服の着こなし。
脚。
腰――
――ふうん。
下半身が、少し熱を持ち始めた。
胸板。
肩幅。
照れながら頭を掻く指先――
――ああ。気付かれたかもしれない。
びくん。
あそこが反応するのが、はっきりとわかる
股間――
瞬時に体が反応していた。
「アッー!」
グランドの隅で、掃き残された落ち葉が、くるくると冷たい風に舞っていた。
>>542 すまん――
思いついた勢いに身を任せずぎたかもしれぬ。
少しだけ反芻している――
つまり、あんたは二刀流──
と、いう訳だ。
そうかい。
──そうかよ。
だがな、こちらも暇じゃあない。
見せてもらいたい。
あんたの──
三刀流を。
ロロノア・ゾロ。
たまらぬ男であった。
549 :
水先案名無い人:2008/03/03(月) 02:07:41 ID:SKf1zfyxO
近藤というのは、だれのことだい?
550 :
判定:2008/03/03(月) 21:08:28 ID:tN+dG4/Z0
く、
く、
く、
野球殿堂板――
そんな板のスレよりも、
ガ板のこのスレが過疎っているというのか、よ――
あげえ!
しゃっ
ふひゅう
「俺はよ、100万回死んでるんだぜ――」
男は猫科特有の獰猛な笑みを浮かべていた。
「ふふん」
姫はいつものように口の端を吊り上げた。
557 :
水先案名無い人:2008/03/20(木) 07:28:01 ID:NBvzKB9QO
もうすぐ、い が いえなくなるねい―
いまのうちに い を いっぱい、いっておいたほうが、いいんじゃないかい?
しゃっ
新約聖書マタイ伝27:17-26
「だれを釈放してもらいたいか!」
立ち込める群衆の熱気に向かって、ピラトが叫ぶ。
囚人のバラバ・イエズス。
メシアと呼ばれるナザレのイエズス。
ねたみの煮えたぎる広場に響く声。
鞭打ち。
茨の冠。
十字架。
馬鹿な、と思った。
「この二人のうち、どちらを釈放してもらいたいか!」
ピラトの言葉がうつろに響いている。
「バラバを!」
ユダヤ人たちはこぞってナザレのイエズスの処刑を願っている。
――何かが。何かが狂っている。
群衆は何を考えているのだ。目を覚ませ。よく見ろ、あの男を。
おかしい。あまりにもおかしい。
「それでは、メシアと言われているイエズスをどうしたらよいか」
さらに声があがった。
「十字架につけろ」
十字架――
極刑である。
「いったい、あの人がどんな悪事をしたのか」
ピラトは、そう言った。
「十字架につけろ」
しかし――
「この人の血について、わたしには責任がない」
「その人の血の責任は我々の子孫の上に」
そういうことになった。
に
ぃ
。
561 :
水先案名無い人:2008/03/28(金) 14:08:13 ID:Kt502ahC0
羽生はSASUKEに出るべき
羽生「こんなの、クズみたいなもんですね」
男は強かった。いや過去形ではない。今現在も強い。
ただ強いだけではない。凄まじい強さであった。
それまで強豪と謳われた者達を、めった斬りなのである。
誰も敵わないのではないか。そう思われた時期も確かにあったのだ。
再び七冠を奪る――
名は羽生善治、たまらぬ寝癖頭の好漢であった。
武豊でもありなのではないか――
そう思わせる何かがあった。
>>564はノンケでも構わず食う男――
たまらぬ勘違いであった。
餓狼伝のゲーム板から誘導されてきた。
いや自ら来たというのかもしれない。
ゲーム板とは違う異様な雰囲気がここにはある。
俺は震えている―――
恐怖?――違う。
怯え?――違う。
そう喜び――――。
今まで体の奥底で煮立っていた物がここでは外に吐き出せそうな気がする。
これからここにいる一種の魅力を放っている者達に混ざりあえるという喜びに震えているのだった――――
餓狼伝?ゲーム板に?
うむ。
そうか。
そういうことになった。
俺は個室にいる。
気張っている。
気張る、気張る、気張る、出る、出る、ひとつ、ふたつ、みっつ。
そう、便秘が故に丸いのしか出ないのだった――
ズボンの尻が重い。
>>568 おめえ、よう――
ストレス――溜めすぎじゃねえかい――
社。
会。
人。
右も左もわからぬ進入社員であった。
月。
火。
水。
木。
金。
土。
日。
一週間の流れであった――
日。
日。
日。
日。
日。
日。
日。
一週間の流れであった――
つまりニート。
そうニートなのであった――
月。
火。
水。
木。
筋。
肉。
男。
金土日は休みたい――
週休二日――
そのようなものが、この世に存在していることは知っている。
知っていると書いたが、それは本で読んだ知識と同じ意味で知っているにすぎなかった。
実際にそのようなものがあるのか――
最後に休んだのは2ヶ月前のことであった。
記憶を反芻する。
所詮はIT土方である。
いや、土方ならまだいい。
雨が降れば休めるからだ。
徹夜での作業などもありはしない。
もう既に、精神は限界を超えようとしていた――
キマイラが連載されているネムキ最新号を手に取った。
目次で確認し、そのページを開く。
心の中であっと声をあげた。
イラストレーターが変わっていたからである。
天野喜孝ではなく、寺田克也になっていた。
何故?どうして?何かあったのか?疑問が頭の中を駆け巡る。
掲載数ページを読み終えて、告知に気づく。
キマイラのノベルズ版が6月から出るそうだ。
それと、イベントが開催されるとある。
ちょっと行ってみたいなぁと、ふと思った。
そうはさせぬよ
くふふ
けひい
あひゃらら
ぐぬぬぬぬ
フヒヒwww
さ。あ。ー。せ。ん。
明日は月曜。
憂鬱な一週間がまたやってくる。
覚悟を決めた。
これを何度繰り返してきた事か――――
585 :
水先案名無い人:2008/04/22(火) 12:30:19 ID:IFQGVDkA0
言うと同時に、痴漢の、鋭い、右掌が、女子高生の尻めがけて、跳ね上がった――――
電車から降りつつ掌を跳ね上げるという常人、いや、それなりに経験を積んできた者でさえ出来ないであろう動きだった―――
完全に、完璧に、気持ち良いくらいに上手く触られたた。
しかし、これを満員だったから逃れられなかった、わからなかった、言えなかった、などと言い訳して何になるのだろうか。
意味の無い事だった――
587 :
水先案名無い人:2008/04/24(木) 18:07:20 ID:aupjl56x0
痴漢は、あえなく、御用と、なった―――
たまらぬ世界まる見え!テレビ特捜部であった。
今日のザ・ベストは―――野生動物の神秘。
た。
した。
動した。
感動した。
ザ・ベスト。
エロ――
エロしか浮かばない――。
エロ雑誌しか思い浮かばない――。
そんな俺は、負け組なのであろう。
開け放たれた窓から、夜気にまぎれて若葉の香りが入り込んでくる。
下ろしかけた下着を直しながら、男は思った。
今夜はやめておこう――。
590 :
水先案名無い人:2008/04/25(金) 22:07:08 ID:l7pMcd+c0
楠田は粘着質な笑みを張り付けぼそりと呟いた。
「東山さんよう。あんたはどう思うんだい…?」
>>590 背が高くて、ひょろりとした美女。
艶やかで真っ黒な、闇をたたえた黒髪。
人を食ったような言動。
大きな口。
にやり――
と笑う。
天野挿絵で読みたくなるキャラだなw
>>592 「ぶっ」
駄目だ。駄目だ。駄目だ。
笑ってはいけない――
いくらなんでも、それは不謹慎ではないか。
口を押さえてのた打ち回った。
しかし、ついに――
吹いた。
吹いた。
吹いた。
さらに、吹いた。
番茶が器官に入って
むせた。
むせた。
むせた。
さらに、むせた。
耐えるなよ。なぁ耐えるなよ。
耐えないで笑いを吐き出してしまえ。今までの溜まりに溜まった物を今吐き出してしまえ。
なぁ、そう思うだろ?
俺は人として間違っているのか。
「僕、アルバイトォォォォ!!」
怪鳥の声が店内に響き渡った。
おでんのトレーの中から、ほのかに金木犀の香りが漂ってきた。
そのストーカーはキモかった。
目も、
鼻も、
耳も、
吐く息もキモかった。
痛い。いや熱い。
叩かれた箇所が熱い。
ツッコミをされたのだ。
お笑いがこれほどにも厳しい物だったとは考えてもいなかった
書き込んだ
書き込んだ
書き込んだ
むう――
レスは返って来なかった――
たまらぬ昼だった――
まだまだ書き込むつもりでいるぜい。
2008年4月30日 ―――小田原にて
「仕事しろ」
「いやだ」
「いやか」
そういうことになった。
「だったら俺が――」
男は静かに喋り始めた。
どうぞ。
どうぞ。
ただ、これしか、浮かばなかった。
見えなかった、
セクハラ課長のボディタッチが、
信じられない角度から掌が、信じられないタイミングで言葉責めが飛んできた
604 :
水先案名無い人:2008/05/10(土) 15:03:42 ID:mMZh+ULmO
>>603が男なのか女なのかを考えている。意味のないことなのに考えている。
考えなくていいとわかってるのに考えてる。
考えなくていいと考えていてそれを考えていながら考えなくていいと考えているさらにそれを考え――――
ほら、挿入った―――
ねえ、今の固め技教えてもらえませんか?
松葉崩し…確かそんな名の技だった。
へえ…
アダルトビデオで覚えたんだよ。
痴漢が女子高生の尻に手を触れた瞬間、脳裏に思い浮かんだ顔は
武骨な警察官だった。
その女子高生は俺達に見せた。
痴漢の右手を絡め取った。
絡め取った瞬間、地から脚が飛び上がった。
左脚は首に巻き付き、右脚は痴漢の顎に向かって跳ね上がった。
それは虎が獲物を噛み砕く――――虎王だった――
しかし、周りには下着が丸見えだったのだ
た。
った。
だった。
えだった。
見えだった。
――ぱんつ丸見えだった。
な。
な。
な。
な。
な。
──なんだってー!!!
パンティー。
ただの布きれであった。
――パンティーは八百長
「待てよ」
613が、612に声をかけた。
「パンティーが、八百長と、今、言ったな」
「ああ、言ったよ。いけないかね」
平然と、612は答えた。
「パンティーを舐めるのは許さない」
「舐めてはおらんよ。わたしは、パンティーを八百長と言っただけだ」
「馬鹿にするな。パンティーは――」
言いかけた613の言葉を、612がさえぎった。
「ほう? じゃ、きみは、パンティーのあれを何だと言うのかね。
まさか、きみは、このわたしに、パンティーが何であるのかを教えてくれようとしているのかな。
わたしは、きみが、鼻たれのガキの時分から、ブルマもパンティーもやっていた男だよ。
そのわたしに、きみはパンティーの講義をしようというんじゃないだろうね。」
「いいか、痴漢は犯罪者だが犯罪だからいい加減だとか弱いとか誤解はするなよ。」
講習会の出席者達は声すらも発しなかった。
「痴漢は巧い、この様に巧くやる人間もいる。しかし安心しろ。
わたしが痴漢を撃退させてやる。撃退方法を教えてやる。」
未 虎
完 王
一つだけ、はっきりと言える
このスレはおもしろいぜぇ
吉原にて
青年達が繰り広げる格闘小説を知っているな。
そう「獅子の門」だ。
もし嫌でなければ獅子の門板に来るといい。
退屈はさせないつもりだ。
野には奇妙な板があるものよ・・・
そういうことになった。って何に出てきたっけ?
ど忘れしちまった
「陰陽師か?」
「陰陽師だ」
そういうことになった。
あとからあとから湧いてくる感謝を止めようとした。
止まらなかった。
涅槃の王にも、出てきたぜえ。
氏にたくなったらレスしてやるよ
そういうことになった。
不意に痴漢は思い出していた。自分が新入社員の頃何を思っていたかを。
痴漢になりたい。痴漢になってあいつを思いきり触りまくってやりたい・・・
野には奇妙な痴漢がおるものよ・・・
おおぅ…こんな素晴らしいスレがあったとは…ワロス…とでも言うべきか…
こうして新しい獏大好きな餓狼が増えたのだった―――
じゃっ
飛燕の裏十字を避けるか・・・よ
二ィ
ヴァ
ゴ
キィ・・・
た
ま
ら
ぬ
加
たまらぬ加速であった
で
あ
っ
た
「日本人は、よ」
ふふん――
「海豚を、喰うんだろう」
「それだけじゃ、ないぜえ――」
「河豚も、好きなんだよ――」
今さっき、俺は居酒屋で痛フグを糞食べ死た――毒に嘔やら吐れたよう痙だ攣―――
意識が川なくな三途の?りそう不味だ――
まだ死にた
「牝豚などは特に好物なんですよ」
「牝豚?」
「うむ」
「雄豚ではいかんか?」
「雄豚か!」
「雄豚だ!」
「そうか」
「うむ」
そういうことになった。
たまらぬ――
肉。赤。生。焼。じゅぅ。油。滴。火。口。入。生。再。焼。
生だったのだ―――
の
いの
ないの
来ないの
―――ねぇ、アレが来ないの。
生だったのだ―――
ある書籍が発売された。
毎日釣り日和――
凄まじいタイトルである。
仕事など放り出して釣りに出かけちゃうぜと言っているのだ。
更にいうなら、それ自体を仕事にしてしまったのだ。もはや止めるものが
何もないのである。他人の目や読者の声などどこ吹く風なのだ。
キマイラや餓狼伝、大好きな九十九の乱ちゃんの物語やあれやこれやを
やっつけてしまわなければならないのであるが、そこは勘弁していただきたい。
これも仕事なのである――
ニヤニヤしながらこう宣言している様なものなのである。
夢枕獏――
たまらぬ巨漢であった。
>>643 ほう。妊娠とはな。
たまらぬ出来ちゃった婚であった―――
>>644あの人は違うんだよ。考えも性格も書籍も。なにもかも俺達とは違うんだ。
>645
金が無いうちは俺たちとは違ったんだよ
今はもう、金が有るか無いかの差だけで俺たちと同じだよ。
英語もダメ
数学もダメ
人望もない
ただ、俺にはネットと2chがあった。
それでここまで来た。
またこれからもそれで生きて行く。
>>648 「怖いな」
「冗談にきこえないからね」
〜〜〜〜ッッ
邪ッ
ぞわり―――
「最近ないねえ」
「何が?」
「長編が、よ」
書かぬのではない。
書けぬ。
書けぬのだ―――
それ、住人の、こと、か――
それとも、獏、か――
「ふふん」
たまらぬ王女であった。
己独りを心がけてるらしかった。
「フフン」
たまらぬ首相であった。
ほら過疎った
過疎ったな。
そうだ。
そういう事になった。
このスレが、過疎と、今、言ったな
ああ、言ったよ。いけないかね
「スレにとって一番恐ろしいものは何かわかるかね」
「過疎だよ――」
「過疎はレスのあらゆる職人を奪っていく。いずれはスレ自体が落ちてしまう」
「私はね。間に合ったのだよ。ギリギリ、スレが落ちる前に――」
666 :
水先案名無い人:2008/07/19(土) 23:13:51 ID:GA536Jeh0
嗚々、やっと解った。
今まで気付かなかったのが不思議なくらいだ。
何を迷っていたのだろう。
何を躊躇っていたのだろう。
答えはこんなにも単純明快だったのだ。
「アゲさせて…もらうぜ」
男はニヤリと笑って確信に満ちた声で、そう言い放った。
スレが落ちる。
それは、スレ一覧で下位にあるからではなかった。
圧縮の時、最終書き込みの日付が古いスレから落ちるという決まりごとがあるからだった。
その決まりごとが実行されたらスレは落ちるのである。
「だから、ageなくてもいいんだよ」
と、男はつぶやく。
そのあと、板によって違うかもしれないとぼそりと言った。
668 :
667:2008/07/21(月) 03:02:20 ID:KVIrfIEO0
書き直すのを忘れた事に気付いたのは、投下をクリックした後であった。
――ほう。
最近は業者やスクリプトもh抜きを覚えたのか?
だが――
それじゃあ、釣れないぜ。
釣られてやる事は出来ないぜ。
ただのブラクラであった。
これは―ブラクラなどではない。
なぜやらなかったのか。
怖いから?
弱虫だから?
誰かが見て報告してくれるから?
自分の中で黒く熱いドロドロしたものがうねっている。
URLに対しての怒りではない―――恐怖した自分への怒りなのだ―――
「やってやるよ。どんなグロ画像でも見てやるよ。」
口の端が吊り上がり白い歯が覗いて見えた。
――ほら、クリックした。
ふふん―
そうかい。
だがな──
それで本当に良いのかね。
クリックした後、慙愧の念に堪えなくはないかね。
――ふん。
――ふん。
――ふん。
たまらぬ黒豆であった。
「ほう、黒豆ですか・・。」
老人はそう呟き頭をこりこりと掻きながら笑った。
「奈良公園に黒豆が落ちてると。それは少し違うのでは?
きっと鹿の糞ですな。」
喋り終わらぬうちに老人は素早く腕を伸ばしてきた。
指が伸びている。
────目潰しだった
ほう!?
男は唸った。
男がこの、ガイドライン板に来るのは、半年ぶりのことであった。
あの、俺をさんざん笑わせてくれたスレは、まだあるのか!?
そのように思い、ちらりと、覗いてみたのであった。
すると──
ある。
あったのだ。
懐かしいあのスレが、未だに落ちぬまま、スレッドの中にぬたりと存在していたのだ。
まるで、この俺を待っていたようではないか──
そう思った。
夢枕獏の文体のガイドライン──
たまらぬスレであった。
ところで皆今年の仮面ライダーを獏文体で表現してみないか?
まず、やってみせる。
今年のライダーを、獏文体で表現してみせる。
どれだけシンクロするのか――
どれだけ変貌するのか――
どこが、住人のツボに入るのか――
どの文体を持ってきて、何を描くのか――
子供達のヒーロー。
ママ達のヒーロー。
それが、正義という名のもとに、見ている者の下着の中にまで、
ぬったりと絡んでくるような情念を発しながら、股間をおっ立てて、
にい。
と笑う――
二番煎じを許さない、住人誰もが、ぞわりと毛を逆立たせるような、
尻の穴が、きゅう、とすぼみ上がるような――
そんな文章を、おめえが投下すればいいのさ。
「よう、姫川。 おめえ、知ってるかい」
「何をでしょうか──」
「今年のライダーのことをよ」
「ライダー!?」
「おう」
「ライダーというと、日曜の朝八時からやっている──」
「仮面ライダーキバよ」
「……」
「姫川よ、おめえ、あれをどう思う」
「どう、とは、どういうことでしょうか」
「感想でも、なんでもいい。 思ったことを言ってみな」
「いえ、それを、この場で言うことはできませんね──」
「ほう。 どうしてだい」
「どこに、ファンやアンチが潜んでいるか、分かりませんからね」
「なんでい。 つまんねえ男だな、おめえ──」
「おっさんよぅ、仮面ライダーって知ってるかい?」
「なんだ涼二、急に」
「知ってんのかい?」
「いや、知らねぇな。」
「けっ、つまんねぇな・・」
「・・・」
外の雨音がよく聞こえてとれた。
「仮面ライダーだ」
「またライダーか」
「そうだ」
「ライダーの話はもういい。おまえにライダーの話をされると
何がなんだかわからなくなって、せっかくの酒がまずくなってしまうよ」
技では一号であろう。
力では二号やもしれぬ。
しかし、この2つを合わせたものがV3だとしたら――
金木犀の香りをはらんだ夜気の中で、ゆるゆると風車が回っていた。
それは、力と技を合わせたものであった。
頭が、生身。
胴も、生身。
左腕も、
左脚も、
右脚も、
そこから放たれる蹴りすらも生身。
それが、ライダーマンであった。
あぁ。
まぁ。
ぞぉん。
いー。
いー。
いー。いー。
いー。いー。いー。
いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。
いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。
いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。
いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。いー。
でたな、ゲルショッカー――
ごう。
ごう。
れっつごう。
なんという…
なんという輝くマシン。
クーラーも無い
扇風機も無い
「光が走る速度で、糞を出したら、どうなるのでしょうか――」
姫川は、血の色をした唇で、ため息のように呟いた。
「消し飛ぶのさ」
答えたのは、松尾象山である。
「消し飛ぶ?」
「おう」
松尾象山は、太い目を、太く細め、仰いだ。
視線は、どこか遠くを見るようであった。
「消し飛ぶというと、この、大阪が、ですか?」
「この、大阪が、よ」
松尾象山は、太い笑みを浮かべて、続けた。
「この、拳が、よ」
丸々とした、自然岩のような拳を握り、
ごっ
無造作に、突き出した。拳風が、さらりと額にかかった、姫川の前髪を揺らした。
巨大な質量を持ったものが、空気を強く叩いたときに、このような音が出るであろう。
凄まじい拳であった。
ごっ
ごう
「こいつですら、なかなか、音の壁を叩けぬものさ」
同じように数度、拳を突き出しながら、しみじみと言った。
「それが、この拳よりも重い、おめえのうんこで、光の壁を叩いたとしたら」
にい。
「どうなると、思う?」
「――」
雄牛をも屠り去る拳よりも強大な、姫川の糞を、光の速度で動かせば、衝撃波により、大阪が消し飛ぶ――
松尾象山は、そう言っているのである。
途轍もない、話であった。
あの、丹波文七の糞にも動じなかった、姫川が、ぶるりと、妖しく震えた。
「わたしの糞が……」
「おめえの糞が、よ」
向かい合った、二人の間に、ぐう、と気が満ちた。
どこからか、金木犀の香が、漂っていた。
「あひゃらららららららっ」
「くわわっ」
勝負は、三秒で決した。
大阪が、消し飛んだ。
姫川のうんこで、地球が、ヤバかった。
「大阪が糞にも劣る、そう言ったのか。」
「ああ、言ったよ。」
俺が20代の頃、由魅のイメージは吉野公佳だった。
今、俺は40才になった。彼女はAVデビューした。俺の青春オワタ。
それだけのことです。ほかにはなんの秘密もないのでした。あとに花びらと
冷たい
虚空 が
うっ
どこからか、栗の花の香が、漂っていた。
>>695 イって・・・いや、泣いているのかい?おめえ、よ。
>>695は答えなかった。
無明のモニターを見ていた。
―転章―
「無駄に“、”を、付けるのがよぅ、癖に、なっちまったんだ―――。」
男は短くそう言い残し、去っていった。
文節ごとに、点を打つ。
行頭で、あろうと、点を打つ。
ここは、そういう場所であった。
「特技は発剄とありますが?」
「ああ」
「発剄とは何のことですか?」
「まあ、中国武術の一種かな」
「え、中国武術?」
「ああ。仙道と言ってもいい。少ない力で大きなダメージを与えられる」
「――で、その発剄は当社でローンを組まれる際に何のメリットがあるとお考えですか?」
「メリットか――。あると言えばあるが、ないと言えばない。本来メリットとはそのようなものだ」
「いや、それでは困ります。返済能力の有無に直結するようなことでないと審査基準を満たしませんよ」
「しかし、相手が熊でもライオンでも、勝つことができる。」
「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね――」
「もっとも、相手が同じ技を持っていたとしたら、少々やっかいだがな――」
と、乱蔵は、誰に向けるともなく口元を緩めた。
男であっても惚れ惚れするような、そんな、裏表のない笑顔であった。
「ふざけないでください。それに技とかそういったものでは担保になりません。
だいたい安定した収入がないというのがそもそも――」
「時々あるんだよ。大口の顧客がさ。金持ちほどビクビクして生きてる奴が多い。
そういう奴らが泣きついてくるのさ。
誰かに狙われてるんじゃないか――
誰かに呪われてるんじゃないか――
とね。
だいたい、呪いとか呪とかいったものは本来――」
「聞いてません。帰って下さい。」
「あれ?売ってくれないんですか?使いますよ。発剄。」
「いいですよ。使って下さい。発剄とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
「ふん。運がよかったな――
今日は、気が乱れちまってしょうがねえ。」
「帰れよ。」
エアコンの効いた店内を出ると、外は、むせ返るような熱さだった。
一瞬にして汗が吹き出してくる。
じりじりと首筋を焦がす日差しの中、乱蔵は歩き出していた。
その後を、一匹の黒猫がついてゆく――
時折、街路樹を抜ける熱風に、かすかな金木犀の香りがまぎれていた。
このスレはもうぼくとしては非常にありがたい。
北島康介。
たまらぬ男であった。
一見頭から落ちたかのように見える。
しかし関節を決めたのかもしれぬ。
なにをした内柴ッッ!
観客席から一人の男が立ち上がった───
混じってるぜえ───
板垣が、よ
板垣恵介――
身長は、170cm前後
小柄な割りに、肩幅はある
谷のような眼をした男である――
しかし、この男――
上四方固め
横四方固め。
上四方固め。
内股。
たまらぬなあ
1年後――
そこには、元気に走り回る少年の姿が――
この男、実にノリノリである――
この男はなんの前触れもなく「まる見え」を再現させたのだ。
聞いた人全員がテレビの前にいたかと感じてしまう程にも正確に。
ただ者ではなかった――。
これには、さすがの喧嘩屋も懲りたようだ――
「もう、姫皮とは戦わないよ――」
苦笑いしながら、腹の底から捻り出すように、うれしそうな声で、男はそう言った――
「さて、今週のザ・ベストはなんなんだい?」
遮るようにカツラをつけた男が珍しくそう言った。
そうすると、高身長の女がこう返した。
「ふふん。それはね、高級リゾート地の、舞台裏だよ。」
見た者がたまらずその場に座り込んでしまいそうな笑みだった──
「タックルが―――」
一瞬、ユニフォームに包まれた肉が、内側から、ぐいぐいと膨らんだように見えた。
「タックルが返されるなら、次は返されないタックルをすればいいのです―――」
前が返されるなら、横。
次は、後ろ。
横。
ふいに、前。
吉田沙保里。
アテネオリンピックの、金メダリストであった。
その男は異端児であった
発言も
仕種も
練習も
表情も
思想も
吐く息までも異端児であった
その男の名は石井慧
北京オリンピック柔道100kg超級金メダリストであった。
戦う人間。
人間の持てる力をフルに発揮する。
素晴らしい。本当に素晴らしい。
2008年8月20日北京にて。
顔が太い。
脚も太い。
胴も、
首も、
唇も、
腕も、
そこから放たれる打球すらも太い。
それがブストスだった。
つまり、全身が、五割ってえ事かい──
過疎。
過疎。
過疎――。
独りぼっちのスレだ。
独りぼっちのレスが、スレの中に埋もれている。
独りぼっちのスレが、そのままdatの海に溺れてしまいそうであった。
「いいんじゃねえか」
「何がです?」
「タマに過疎るくらいで丁度いいってことさ」
「それ程濃いのですか」
「そうだ、濃い」
「むう──」
英語もダメ
数学もダメ
GO。
TO。
DMC──。
クラウザーさんの一秒間12レイプ+手マンが炸裂した。
しゃぶ。
しゃぶ。
しゃぶ。
早過ぎず。
遅すぎず。
ゴマか、
ポン酢か。
またらぬ鍋奉行であった――――
「またらぬのか」
「ああ、またらぬわ」
「そうか」
「そうだ」
そういうことになった。
またらぬわ。
またらぬわ。
わけがわからん。
たまらぬわ、
であるのだろうが、
わけがわからん―――
わからん―――
わからん
わから
わか
わ
。
「あげるのか」
「ああ、あげる」
そういうことになった。
ポニョ。
ポニョ。
ポニョ。
魚の子である。
青い、海から来たのだという。
ポニョ。
ポニョ。
ポニョ。
膨らんでいる。
丸い腹の、少女であった。
レイプ×12
言うと同時にクラウザーさんの爪先蹴りが
資本主義の豚の肛門に、突き刺さっていた――――
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/05(金) 00:23:20.90 ID:HwUKRZ8RO
「まずはな、ちょ、だ」
「ちょ、か」
焼酎に満たされた盃を傾ける。
肴は、饅頭だ。
「ちょっと待てと言う意味だ」
「それは判っているが、判じ物ではないのか?」
「違う、ちょ、は、ちょ、でしかないのだ。ちょっと待てという意味を含ませた、ちょ、だ」
ほろりと微笑って焼酎を口に含む。
「しかも笑うとなお良い」
「笑う?」
「そして相手を呼び捨てにするのさ、おい、とか、おまえ、とかな」
「ううむ、酷いな」
「酷いさ」
「そうか」
「そうだ」
そういう事になった。
ちょ――
にい。
にい。
にい。
おま――
にい。
にい。
にい。
にい。
にい。
にい。
>>728 男は考えている。
考えても仕方がないと分かっていながら、それでもなお考え続けている。
一体これは、どういったスレだったのか――。
夜気の中に、金木犀の香りが漂っていた。
それで、よ、おめえらよ、
新・魔獣狩りの最新刊は、読んだのかよ?
いいか。
朝飯を抜くな。
朝飯抜きなんておれはゆるさないぞ。
ゆるさない。
朝飯抜くときは死ぬときだ。
生きているあいだは朝飯を抜かない。
朝飯抜かない。
おれが、おれにやくそくできるただひとつのこと。
卵が動かなければ納豆で食え。
納豆がなければ海苔で食え。
海苔がなければ鰹節でおかかにして食え。
おかかもなかったら、白米で食え。
白米で食え。
白米で食うんだ。
白米で食いながら茶をすすれ。
白米でもだめだったらそれでもなんでもかんでもどうしようもなくなったら ---
重湯。
ありったけのコメで重湯。
おもゆ---
新・魔獣狩りの最新刊を立ち読みに行った
なんか途中でやめた
ドーベルマンまだ生きてるのか?
でキマイラ読んできた
源三と雲斎の出会い(思い出)が書き足されてたんだな
まじゅうがりもキマイラも出るのが遅すぎて展開が思い出せない。
また最初から読みなおさなくちゃ。
最初から読み直したくなるタイミングで新装版を出す。
右へも左へも避けることのできない、まっすぐな戦略であった。
餓狼伝の新刊はまだかい――
「わたしはね、興味がないんだよ」
「興味、ですか?」
「そう、興味だよ。ただの人間にはね」
「なに!?」
「もしこの中に、宇宙人とか、未来人とか、異世界人とか、超能力者がいるならいいと思ってんだ」
「な、な――」
「もしいるんなら、わたしのところに来てもらいたいね。それも、できるだけ早くだよ」
キョンは思わず振り向いていた。
とんでもない美人がそこにいた。
涼宮ハルヒ。
たまらぬ女であった。
誰かモンスターエンジンの神々の遊びで何か書いてよw
その男は何もかもがパワードスーツであった
頭も
顔も
腕も
足も
全身が人間凶器
断じて組織と戦わせるわけにはイカなかった。
その男の名はアイアンマン
このアイアンマンがやがて組織と戦う運命なのを
知らなかった。今は風に吹かれたまま寝転がっていたかった。
殴った
殴った
殴った
殴った
さらに殴った
みたいな
232 名前:既にその名前は使われています[] 投稿日:2008/09/25(木) 18:57:31 ID:lj3bYazC
>>207 アキの齢は23である。
今年で24――――
たまらぬ女であった。
アキには付き合っている男がいた。
その男はひどく普通であった。
顔が普通。
耳が普通。
鼻が普通。
その声までもが、普通である。
ただ目だけがひとより大きい――
トモである。
「キスがしてえんだ」
「――――」
「キスしてえんだ、してえんだよ――」
トモが口の端を吊り上げ、にぃっ、と笑った。
「しよう」
「しよう」
そういうことになった。
「咲いたか」
「咲いたな」
「何が、咲いたと、言うのだ――」
「ふふん――。チューリップの花が、よう――」
辺りには、金木犀の香りが漂っていた――
「いや、まて、それは金木犀の香りではないか。咲いたのは、あくまでチューリップではないのか」
「これも、呪さ」
「また、呪か」
「そうだ」
そういうことになった。
747 :
水先案名無い人:2008/10/04(土) 16:24:06 ID:05ydADQ5O
ある、晴れた日の事
外法以上の、愉悦が
限りなく 降り注ぐ――
不可能とはいうまいね――
「社長、お待ちください!」
「チーズバーガーだ」
「なんですって?」
「まずはチーズバーガーだ。その後、会見を開く」
「社長!」
「私がアイアンマンだ!」
言いたいだけちゃうんか──
そう思わざるを得ない彼女であった。
ぞわり――
己の全身に、得体の知れない感覚が走った。
2ちゃんねるをどれくらい離れていたのか――
それすらわからぬほどの時を、
おれは過ごしたはずだ。
女と出会った。
夢を追った。
仕事を見つけた。
仕事を失った。
女を失った。
夢を失った。
だが――
にぃ。
見ろよ。
>>412だ。
くふ、ふ。
――何かって?
おれだ。
おれの――最後のレスだ。
おれが人生すべてを駆けたように錯覚していたこの時間は、
たかが一年だったのだよ。
たかが一年間だけで、自らの人生の天職を、伴侶を、得たつもりになっていた。
なんとも滑稽なことであるよなあ――
気がつくと、顔中の全ての穴から温かいものがほとばしっていた。
「ハローワークに行こう」
そういうことになった。
職も失い、女も失い、途方もなく歩いた。
男は気が付くと、ビデオボックスにいた。
ビデオボックスとは何か――
ここは、何をする場所なのか――
男がソファに腰を下ろした瞬間、部屋には栗の花の香りが漂っていた。
これが、15人の死者を出したある事件の、顛末である。
/(^o^)\ナンテコッタイ
「どうしてこんなに簡単な事に気づかなかったのか――」
「何に、気づいたんだ?」
「無いんだったら――自分で作っちまえばいいんだよう」
「何をだ」
「部活だよう」
「なに!?」
「世界を――大いに盛り上げる。
宇宙人、未来人、異世界人、超能力者――そいつらを集めてバトルロイヤルなんてどうだい。
客が呼べる試合ができるぜえ――」
「――」
キョンと呼ばれたその男の眼が、ゆっくりと細くなっていく
「その発見とやらは、後でゆっくり聞いてやる。
場合によっては、一枚噛んでやってもいい。
だが、今は落ち着け―――」
「何でぇ、そりゃあ」
「授業中だ」
「そうか」
「そうだ」
そういうことになった。
>>747 ある、晴れた昼下がり
市場へ続く道──
一瞬、ドナドナと見間違えてしまった──
ドナ。
ドナ。
ドナ。
ドナ――
荷馬車から、金木犀の香りが漂っていた。
JASRACの、者ですが――
にぃっ。
――と、云うか云わないかの瞬間、男の顔面に「めちっ」と、音を立て、拳がめり込んでいた――
>>758 その時、
>>757の口から出てきたのは、人間の尊厳であるとか、誇りであるとか、
そういった、ひとりの人間が他人の前で顔を伏せずに立っていることができる
精神的な支え――そういうものが、根こそぎ、崩れさる声だった。
「ちょさくけん、だ」
「またちょさくけん、か」
「そうだ」
「ちょさくけん、の話はもういい。おまえにちょさくけん、の話をされると
何がなんだかわからなくなって、せっかくの酒がまずくなってしまうよ」
――ふふん
たまらぬな
みたいな
「どうだ。おまえたち、今日は勉強になったろう。JA○RACが八百長だというのは、いつもわたしが言っていた通りだが、
>>755のような人間もいる――」
「待てよ」
>>757が、
>>756に声をかけた。
「スレ内で、JAS○AC管理曲を、今、使ったな」
「ああ、使ったよ。いけないかね」
平然と、
>>756は答えた。
「著作権を侵害するのは許さない」
「侵害してはおらんよ。わたしは、ドナドナを獏文体にしただけだ」
「馬鹿にするな。著作権は――」
言いかけた
>>757の言葉を、
>>756がさえぎった。
「ほう? じゃ、きみは、ガイドラインのスレを何だと言うのかね。
まさか、きみは、このわたしに、著作権が何であるのかを教えてくれようとしているのかな。
わたしは、きみが、鼻たれのガキの時分から、カラオケもビデオ録画もやっていた男だよ。
そのわたしに、きみは著作権の講義をしようというんじゃないだろうね。」
766 :
761:2008/10/12(日) 10:27:52 ID:KYaSPnU10
>>763-764 じゃあケータイ小説の文体と獏文体は一体どう違うって言うんだよ、おめえら――
るあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
るあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
保守
する
みたいな
>>768 呪とはな、ようするに、物語を映えさせることよ。
悪文の根本的な在様が輝くというのは、見物だぞ。
例えば、神々の山嶺だ。
きしよう
きしよぅ
うるせえってんだよ。
ばか。
とりあえず
保守する
みたいな
坊や。
いつの間にかソープ嬢が童貞男のナニに避妊具を装着し終え、
童貞男の上に跨ってきた・・・
ソープ嬢の唇がV字型に歪んだ。魔性の笑みであった。
777 :
水先案名無い人:2008/10/21(火) 18:20:36 ID:/KX+bQsiO
ぬうっ
けえっ
>>777 「せっかくのキリ番ゲットだったのによう」
「!!──」
780 :
水先案名無い人:2008/10/24(金) 23:45:15 ID:dBO4B8Mm0
なんか
わたし伝統派習ってたんだけど
飽きた──
みたいな
んで今の師範
まぁ
マツに
出会ってさ
腕折られた──
みたいな
負けたって言ってないから
敗北ではないし
飽きた
英語もダメ
数学もダメ
人望もない
電気も、ねえ
電話も、ねえ
ねえんだよ。
お前さん
今年でいくつになる
今さらサラリーマン
786 :
水先案名無い人:2008/10/26(日) 22:44:35 ID:y4dQDXQg0
>>783 いいねえ。なんにも無いなんて。
だけどお前さんにはあるだろう?
自分で気付いてないだけか?
それとも気付きたくないのか?
お前が犠牲にしてきたことを。
お前が言いたくないなら俺が言ってやる。
「 アコムで借りただろ 」
目も太い、鼻も太い、顔も太い、腹も太い、すべてが太かった。
「なあ、姫川よう」
「はい」
「いいよなあ、足ってのは」
「足、ですか」
「そうさ、足さ」
「はい」
「何せな、ペータペタ、ブーンブン、だぜい?」
「はい」
「でもよう、姫川よう」
「はい?!」
「手だって、いいもんだぜ」
「手が、ですか」
「そうさ、ニーギニギ、ブーンブン、つないでもいいんだぜ」
「館長?」
「おうさ」
「もしや、あの子とはねると…」
「そうさ、心もおどっちまうんだよう」
崖の上のポニョ、まん丸お腹の女の子であった。
「まずはな、姫川。ヤッターマンだぜ」
「ヤッターマン、ですか?」
「おうよ、ヤッターマンだ。そして次にコーヒー、それからライターと、言う」
「――――それに一体、どういう意味があると言うのですか?」
「おいおい、ひとの話は最後まで聞くもんだぜ? 姫川よう。
この三つをなあ、続けて三回、早口で繰り返すってえと、
いってぇどんなことになっちまうと思う。ええ? 姫川よう――――――」
英語もダメ数学もダメ
人望もない
車もそれほど走ってない
朝起きて神社行って二時間ちょっとの組手稽古
おら、こんな村、いやだ
おら、こんな村、いやだ
血を吐くような叫びであった
今日は、家に帰ったら、書き込んでやろうと思っていた――
しかし
>>792に、今日1日楽しみにしていたことを、取られた――
このスレをざっとみて、夢枕さんの本を読もうと思って陰陽師を買ってきた。
「うむ」「うむ」
「いくか」「いくか」そういうことになった。
「呪か?」「呪だ。」
「お前は良い漢だなあ」
定番フレーズが全部、笑い所にしか見えなくなった。
泣いた。
「それもまた呪のうちよ」
「呪か?」
「呪さ」
「そうか」
「そうだ」
そういうことになった。
揚げるぜえ――
たまらぬ天麩羅であった
年内はもちそうだな、このスレ──
「このスレは、何だ」
「
――――
(∪^ω^)
じゃっ。
また――
(∪^ω^)
たまらないお
805 :
水先案名無い人:2008/11/20(木) 09:00:35 ID:v0TToDgRO
ヘヒィ!
餓狼伝はまだ出ないのか?
3年後くらいには出るんじゃね?
寺生まれのTさんってどうしても九十九乱蔵のイメージが
おれはな、晴明。この一連のやり取りは
文体スレでやるべきものではないように思われるのだよ――
「そうか」
「そうだ」
そういうことになった
ようやく――
ようやく、ここに「東天の獅子 天の巻」最終巻をお届けすることができた。
第一巻が出てから20年の間、ひたすらこの物語のエピローグだけを書き続けてきたことになる。
無我夢中で書いた。途中で、ついうっかり、九十九乱蔵と松尾象山の死闘を一年ほど書き込んでしまい、あわてて修正したこともある。
そうしたことも含めて、すべてはこの物語自身が要求したことだ。
みっちりと、書いた。
この巻で言えば、嘉納治五郎が腹を下して便所に籠もる――それだけの描写に、200枚を費やしている。
このような物語は古今に例を見ないであろう。
次は「キマイラ」と「新・魔獣狩り」を書き上げ、釣りエッセイと格闘技エッセイを50冊ほど書いてから、いよいよ「餓狼伝」の続きに取りかかる。
おそらく、30年以内には、この「東天の獅子」も、主人公の登場までたどり着くことができるだろう。
ああ。
安心しなさい。
200年続く未完はないのだ。
心を決めて、最後までおつきあいいただきたい。
平成40年12月 小田原にて
>>812 傑作誕生www
このスレも、まだまだ捨てたもんじゃないなw
「ふっ、平成40年か」
「どうした、何がおかしいのだ」
「あのとき、ちょうど不整脈があったではないか」
「おお、あのときは皆、心配したものぞ」
「それが平成40年とはなぁ、あの男が生きておればこその平成40年だ。」
「ばか、お前。あの男などと、」
「ここだけだよ。 ところでなぁ、これも呪だと思わんか」
「また呪かよ、あれから20年たったが、いまだにわからんのだよ」
「だから、あのとき>812に呪をかけられたのよ」
「なに、では平成の世がまだ続いているのは」
「ちがう、そうではない」
「ではなんだ」
「オマイがまだこのスレにいて獏におつきあいしていることだぉ」
「これか―」
「なんだ」
「これが、あの女の正体ですね」
第一巻が出てから20年の間、
ひたすらこの物語のエピローグだけを書き続けてきたことになる。
「これがどうして、あの女の正体なんですか―」
「だからこれさ、“エピローグ”の文字が化けて出てきたのさ」
815は、紙を小さく切って“エピローグ”の文字の上に張り付けた。
次には、その上に“プロ”と書き込んだ。それで、“エプローグ”という字になった。
ムカツくラヲタ用語 PART11
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/ramen/1226999605/ ひましてる間じゃないと一生行かないだろうと思い、らーめん二郎行って来た
目指すは神保町の二郎
ジロリアンによると、神保町はイケてるらしいからだ
三田線沿線に住んでるくせに三田線なんて乗ったことがなかったが、雨なのではじめての三田線に乗る
前通りがかったので寄ろうとしたとき、靖国通りを跨ぐ勢いで行列ができていたのを思い出し、開店40分前に二郎到着
なんとまだ10人しか並んでいない
雨のせいか
DSで時間潰しをしながら開店を待つが、いっこうに列が増える気配もない
けっきょく開店と同時にあっさり店に入れてしまう
が、券売機で食券を買うのに、五千円札しかないことに気が付く
両替を頼んだら妙に待たされた
人気店は不親切だ
そのおかげで後ろのひとまで待たせてしまう
申し訳ない
先に頼んだひとたちがみんな生卵を頼んでいたので、真似して頼む
らーめんに生卵、どう使うのか
麺が茹で上がると、店員が「にんにくは?」と問い掛けてきた
なんという問い掛けなのだろう
にんにくがどうしたというのか、言いたいことがサッパリ伝わらない
先に頼んだひとたちを真似て、キョドりながらも「にんにくです」と答える
「にんにくは?」
「にんにくです」
禅問答のようだ
人気店ならではの暗黙の了解があるのだろうが、初心者には意味不明だ
人気店は不親切だ
817 :
水先案名無い人:2008/12/10(水) 21:14:47 ID:nfMP3WaFO
「にんにくか」
「にんにくさ」
「にんにくとはな」
「にんにくだ−」
私の視線が、そこに凍りついていた。
丼の背後の空のほとんどを、恐ろしく巨大な野菜の山が塞いでいでいた。
まだ旅の途中なのだということに、私は気がついていた−
818 :
水先案名無い人:2008/12/11(木) 12:45:51 ID:Y4ArA0PX0
獏文体とは、違えんじゃねえのかい。
それより皆今年の仮面ライダーの感想を獏文体で表してくれないかね。
見て、ねえんだよ。
クリスマスイブだお
めりぃ、
とも、
くりすます、
ともいった。
皆、年越しは──
どうするんでい。
どうもこうもしない。
年越しとは本来そういうものだ
博雅「なあ清明、年越しとは何なのだろうな」
清明「それはな、呪よ──」
博雅「また呪か、お前が呪の話を始めると、俺は訳が分からなくなるのだよ」
清明「まあ、そう言わずに聞け。年越しとは、正月を無事に迎えられるようにする呪なのだよ」
博雅「いつかお前が話していた、正月に年神がやってくるという、あれか」
清明「年神だけでなく、疱瘡神のような厄災をもたらす諸神もやってくるがな」
博雅「そんな神もいるのか。なあ清明、俺はおそろしくなってきたよ。
厄介な神のほうは追い返すわけにはいかないのか」
清明「そうするわけにはいかないのだな。歓待されなかった神は居座って祟るというからな」
博雅「そんなことがあるのか。俺にはさっぱりわからん」
清明「だがな博雅。幸運の神といい厄災の神といい、あるいは恩恵を受けるとか祟られるとか世人は簡単に言うが、
これも実は呪なのだよ」
よう、元旦だぜえ──
「クリスマスか」
「クリスマスだ」
そういうことになった。
「海の日か」
「緑の日だ」
「そうか」
「そうだ」
そういうことになった。
「清明よ、アニメ黒塚のことだがな」
「うむ」
「俺にはどうも、わけがわからぬのだ。 あれはループなのか、何なのか──」
「博雅、それはな」
「おう」
「呪よ」
「なんだ、また呪か。 その話をしていると、俺はよけいにわけがわからなくなりそうだ」
「それでよいのさ。 黒塚は、わけのわからぬアニメ。 そう感じたなら、それでよいのさ」
「ふむう、そういうものか」
「そうさ」
「そうか」
そういうことになった。
いつも通り、金木犀の香りが漂ってきた。
今の今まで、完全に忘れていたぜえ。
832 :
水先案名無い人:2009/01/04(日) 20:15:24 ID:RJt0M06yO
今日のソロモン流に夢枕漠が出るぜえ!!
餓狼伝の新刊はまだかい――
834 :
水先案名無い人:2009/01/04(日) 21:29:41 ID:5T38/Eh+0
私は断言する!拳王>餓狼伝
菊池ひどゆき>空気枕ぶく
博雅「なあ清明、呪とは何なのだろうな」
清明「博雅、それはな」
博雅「おう」
清明「エロスとバイオレンスとオカルトよ」
837 :
水先案名無い人:2009/01/06(火) 20:13:26 ID:az7pQZXU0
この人の小説って
違う時代
たとえば、現代の話、近代の話、中世の話と
めまぐるしく変わるよね。
これって、どう?
違う時代の話から、違う時代の話へとの入っていきかたとか...
あげぇぃ
>>837 おめぇさん、よ――
このスレの主旨を、勘違いしてやしねぇかい。
獏作品自体の話を、するなとは言うまい。
ただ、獏文体を使わずに、素のままの標準語で語るだけなのであれば
そんなものは、一般書籍板ででもやっていればばいいんだよ――
ここはあくまで、「文体のガイドライン」なんだから、な。
840 :
水先案名無い人:2009/01/06(火) 21:16:31 ID:45gslp8aO
そんなエセ獏文体で偉そうに吐かすな
ひゃあ――
ガマン――
――できねえ
あひゃらら
843 :
水先案名無い人:2009/01/10(土) 23:23:47 ID:rZycKtdNO
うひゃっ
あべしっ
>>842-844は、むしろ、句点で締めるべきではありませんか。
あべし。
この、むず痒いような静寂感こそが、このスレにはふさわしいような気がします。
あべし――
と、静寂の継続と揺らぎを表現しても面白いかもしれません。
「っ」を入れると、そこに、どうしても勢いがついてしまいます。
それでも、句点を忘れることはありません。
なあ――
弾けっ放しでは、次の行動、次の攻撃に移れまい――
じゃっ。
ふひゅっ。
限界までたわんだ緊張感が弾ける一瞬を切り取る。
そこに、笑みが浮かぶんじゃねえのかい。
そう、こんな風によ――
にい。
――お前さんよ
男は暫くの間こちらを眺めすがめつした後に言う。
――――お前さんは獏が何か決まった姿形をしているとでも
獏は獏だ。それ以外の何者でもない。
男の首が伸びた。
違う。
男が空間や距離といった世の理をねじ曲げたのだろう。
一瞬の、いや瞬きの千分の一にも満たない、
しかし致命的な一瞬を与えてしまったことに気づいたときには、
視界の下方から岩をも抉る波頭のような一撃が既に、もはやどうしようもない段階にたっしていた。
南米のバクのちんこは2メートルもあるらしいですよ
アリを舐めるのは許さない
「いいや、違うなあ──」
「何がです」
「アリじゃあねえな、アリクイ、さ」
「アリクイ、ですか」
「そうよ」
「そうですか」
酸っぱいんだぜえ
体験者であった
甘いのもあるよの
854 :
お誕生日:2009/01/20(火) 20:25:46 ID:gr+qaGHe0
「言ったね?
「熱湯風呂は”熱く”無いと…
「――もう、取り消せないよ。」
男は不自然に大きなパンツだけを身につけ
巨大で透明な長方体状のものの横に、”こわい”気を漂わせながら佇んでいた。
長方体状のものの横には、小さく据えつけられた僅か三段ほどの階段がある。
その、たった三段の階段を、自分の二本の足だけでは体重をささえるのもやっとかのような
緩やかなスピードで、上ってゆく。
透明な長方体状のものには、ゆうゆうと透明な液体が波打っていた。
――お湯である。
いや、水かもしれないし、ぬるま湯かもしれない。
乾いたスタジオの空気の中では、湯気は見えない。
階段を上り終えた男が、アクリル製の透明な長方体状のものの縁に手をかける。
液体が大きく揺れた。
男はわなわなと震えているのである。
855 :
おめでとう:2009/01/20(火) 20:26:51 ID:gr+qaGHe0
男は声まで震えていた。
「――いいか、
「押すなよ、絶対に押すなよ。
「絶対だからな、タイミングってのがあるんだ
「俺が絶ッ対に『良い』って言うまでお……
ぶおん
周囲の人々は空気を裂くような音を聞いたような気がした。
――まっすぐな
あまりに真っ直ぐで、右にも左にも、上にも下にも避けられない、まっすぐな
有吉の前蹴りが、男の不自然に大きなパンツへと吸い込まれていった。
男はもんどりうって透明な長方体状のものの中へ転げ落ちる。
「あひゃらららららら!
常軌を逸した、そう表現して良いだろう。
常軌を逸した、放送コードもへったくれも無い絶叫を上げながら
無様に、飛沫を上げながら、男は透明な長方体状のものの縁に必死に這い登ろうとしていた。
冷笑気味に男の姿を眺めていた周囲は慄然とした。
透明な長方体状のものの縁に、必死に這い登ってきた男の肌が、赤く変色していたのである。
――バカな…
――バブルの頃じゃあるまいし、大の大人を本当に熱湯の中に突き落とすなんて
――ヒロミ保険、バラエティ保険って言葉だってあるんだ、まさか…
だが、男の肌は間違いなく赤く変色していた。
856 :
ございます:2009/01/20(火) 20:28:10 ID:gr+qaGHe0
呪詛、まじない、呪。
そういった類の言葉は、すべて人間の内にある精神と肉体の結びつきに起因する。
「このお湯は熱い」
「このおでんは熱々だ」
そういった精神面での思い込みや強い暗示が肉体に目に見える影響を与えることもある。
現に、疑うことを知らない子供に
「これは焼きごてだ」と、強く暗示をかけて
先端を赤く塗った木の棒を押し当てただけで、子供の皮膚に火傷の如く水脹れが生じたというのは
科学的にも証明された実験である。
――それを、自分の体に起こして見せたとでも言うのか…
周囲が言葉を失っている間に、男はひぃひぃと咽ぶような声を上げて
透明な長方体状のものから這い出てきた。
「殺す気かぁっ!」
死というものを間近に見てきた人間こそが、こんな絶叫を上げる事が出来るのではないだろうか。
そんな、悲痛な叫びだった。
周囲が、鉛を飲んだかのように押し黙る。
……つつぅ
沈黙を縫って、男の鼻孔から半透明の、半固体、半液体がたれ落ちる。
土田は耐え切れず叫んだ
「寒がってるじゃねぇか!!」
「やるんならちゃんとしろよっ、竜平!!」
ぐじゅり
竜平と呼ばれた男は鼻を啜り上げながら頭を下げた。
「――取り乱しました…」
上島竜平、今日で48歳である。
ID:gr+qaGHe0はがっくりとうなだれた。
まさか…
このクソ長い長文を連投しておいて…
――竜兵を竜平と書き損じるなんて
あたりには、沈丁花の香りが立ち込めていた。
おまんこ。
わあ。
書いてしまった。
す
ます
います
ざいます
ございます
うございます
とうございます
でとうございます
めでとうございます
おめでとうございます
861 :
水先案名無い人:2009/01/30(金) 22:27:50 ID:RkW2t+EI0
それより皆エリオ爺さんの訃報の話をだな……これでまた獏先生の
執筆活動に支障が出るんじゃないかなどと考えてしまうのは良くない事だ。
age
たまらぬ過疎であった
独りぼっちのスレであった。
けれどもな
>>864 俺はこの過疎状態のスレが、
ひとときの賑わいが、あれらのネタが嘘だったかのように、
しんと静まり返っているこの有様が、
何故だかとても愛おしいもののように思えるのだよ。
それは呪だな
呪か――
たまらぬバレンタインデーであった。
けえっ
あひゃらら
ぬうぅ 過疎ってるのう
872 :
水先案名無い人:2009/02/19(木) 22:14:23 ID:5dSjbVJb0
あひぃる
過疎だぜ
「ごん」とも「ずき」とも言えるような音が足先から体を通って響いてきた。
一瞬なにが起きたのか理解できなかった。
そしてその直後に痛みがやってきたのである。
「あだっ・・・・・・・・ひゅう・・・」
声を発したかと思うと次に肺の中の空気を一気に吐き出した。
「いいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃッッ」
小指であった───
───たまらぬ──たまらぬタンスであった──
それは、あまりにも直角で、あまりにも真っ直ぐな――
上にも、下にも、左右にも避けようのない
――まっすぐなタンスの角であった――
「運転手はきみか」
「車掌はぼくだ」
「そうか」
「そうだ」
そういうことになった。
「飲むか」
「む、む、飲むか」
「飲もう」
「飲もう」
そういうことになった。
「ゴックンはしていない」
「していない、そう言ったね?」
「言ったさ」
「――もう、取り消せないよ」
前は坊ちゃんのガイドラインとかあったけど今は無いんだな
長文改変全体が廃れてきてるのかな
これは、
とてつもない
過疎スレだぜ。
みんな、厭きたんだよう。
そんなわけ──
ないじゃねえか、よ。
おいら、東天の獅子、読んでるぜい。
間違えるなよ、買ったんじゃないぜ。
図書館、だよ。
「貴方が買うのはなんと言う本ですか?」
「東天の獅子…」
「東天の獅子?いったいどんな本なのですか?」
「志田四郎に聞きなさい」
「志田がその東天の獅子を知っているのですか?」
885 :
水先案名無い人:2009/04/05(日) 12:13:47 ID:j5kmG5RJ0
「読まぬ」
横山が言うと、
「保科四郎は読むのであろう」
影が問うてきた。
「読むが、東天の獅子が何だというのじゃ」
「東天の獅子が見たい」
「なに!?」
「東天の獅子は、わが愛読書じゃ」
このガイドラインが、とてもよさげだと思ったので、
使おうとしたのだが───。
よく、わからない。
こんな感じで、果たしていいのだろうか……。
887 :
水先案名無い人:2009/04/05(日) 21:40:42 ID:j5kmG5RJ0
リス――――
――スナメリ
リス――――
>>891 「―またリスか。」
「ああ。リスだ。」
「そうか。」
―そういう事になった。
893 :
水先案名無い人:2009/04/12(日) 17:41:37 ID:CoCzmz1eO
スマトラトラ―――
―――ラクダ
『――ダ。』
次に続く言葉。
“ラクダ”や“パンダ”で着地するのを―それと悟られぬ様に―待っていたのだけれども。
張り付くニカワの様な、あのべたべたな言葉を繰り出して良いものなのか。
良いかな。
良いか?
良いものかよ。
否。言わずにおれるものかよ――
――だっふん、だ。
がくがくと膝が震え、全身が震えた。
歯が、がちがちと鳴っている。
姫川が、一歩、また近づいてきた。
「ああああ・・・・・・」
情けない声が、文七の唇から洩れた。
文七の股間が、急に生温かい温度を持ったものに包まれた。
何だ、これは?
小便か。
おれは、小便を今、垂れ流しているのか。
ズボンの前を濡らし、太股を伝い、膝の裏を流れ、脹脛を這って、それは、床に広がった。
なまなましい、文七の小便だった。
そして、強烈な臭い。
ズボンの尻が重い。
糞だ。
うんこだ。
文七は、そこで脱糞していたのである。
――脱糞だ――。
だ―――
ダキニ―――
ニラ―――
ラッパ―――
――― パナキでーす!!!
スリ―――
――リコリス
スーパーフリー――
――いつまで、続けるつもりだい?
い―――
淫魔―――
マスオさん―――
―――と見せかけてマライア・キャリー。
―――たまらぬマライア・キャリーであった―――。
リだよおう。
栗鼠───。
――スードリ。
ね
くね
怖くね
て怖くね
って怖くね
プって怖くね
ープって怖くね
ループって怖くね
限ループって怖くね
無限ループって怖くね
リ――リシアンサス。
リシアンサス――。
ス──
ストラディバリ──
弦楽器の、大家だよう。
すごもり──。
おっと、13時間も前に回答済だったかよ──。
リ──
ン──
ス──。
──鈴木蘭々。
「終わりだ…」
「まだだぜ、丹波。」
ンジャメナ──。
中村ゆり──。
リ───
リ、か───
───輪廻転生
いつまで──
いつまでつづくんだよう──
いつまでも螺旋のように終わる事の無いしりとり
たまらぬ無限獄であった──
春だというのに、何処からか金木犀の花の香りがした──
タモリ――――
―――― やるのか?
――やるしか―あるまい――――
―――― 「リス」
ここ最近の獏先生の凋落ぶりは目も当てられないと思うんだが――
我々は一刻も早く獏作品と決別すべきなのであろうか? どうなのですか?
獏文体のガイドラインで、「獏を捨てろ」なんて
どの口が言うんだい――
喧嘩、売ってんのかい。
>>922 俺もかつては愛読者だった、のさ。
ただ近年の獏はどうにも……結局フィクションは現実に勝てないという事か?
次スレは――――
次スレはいつ立てるのですか。
「俺が立てよう」
「いや、俺が立てる」
「ならば私が――」
ガ板でスレを立てる――
その資格を持つ者、即ち、条件を満たす者――
が、このスレに居るのかい?
もし居ないなら、
>>925には 「どうぞそうぞ」 とレスを付けるしかない。
尤も、今の勢いなら、980でのスレ建てで十分とも思われるが――。
「結局フィクションは現実に勝てないという事か?」
>>921が、ぼそりと言ってのけた。
ふいに、
>>922の顔色が変わっていた。
凄い眼つきになっていた。
>>922の肉体が、一瞬膨らんだように見えた。
眼が細くなっていた。やや顔を傾けた姿勢から、
>>921を見つめていた。
「もう取り消せないよ、あんた」
>>922がそろりと言った。
「土下座をしてもね」
>>922のその声が、低くなっている。
>927は、そこで脱糞していたのである。
保守するのかい――?
930 :
水先案名無い人:2009/04/24(金) 08:24:27 ID:4S2umA/+O
――保守するさ、するとも。
するともよう。
にぃ。
餓狼伝の新刊はまだかい――
数日前にでたぜ
漫画のほうが・・・
本編を顧みない
>>933に
暗い情念が涌いた・・・
大きい男であった。
何らかの比喩でなく、実際に大きい。
巨人である。
山一つ分もある。
青い。
体が青い。
深海に突如光が差し込んだかのような、目の覚める青さである。
しかし――
最も目を引くのはそんなことではない。
巨人は全裸であった。
頭にも体にも、毛は一本も生えていない。
ブーメランパンツだけを身につけている。
股間の膨らみが雄々しい。
常人には想像も出来ぬ一物が隠されている。
手を前に出す。
足を前に出す。
ゆるやかに、雄大に、巨人は歩いて来るのだ。
ガチガチと、ベトナム兵の歯が鳴った。
銃を撃つ、そんな事すら思いつかない。
抵抗する気力が、萎えていた。
「ああああ……」
股間から生温かいものが垂れる。
ベトナム兵は失禁していた。
こんなものと――
こんなものと戦っていたのか。
人間ならば、勝てる。
兵士ならば、勝てる。
米軍ならば、勝てる。
だが――
神には、勝てない。
ベトナム兵は背を向け、駈け出した。
第二の歴史の分岐点である。
一つ目は――
超人DR.マンハッタンの誕生。
二つ目は――
合衆国のベトナム戦争勝利。
ドゥームズデイ・クロックの針が、カチリと一つ進んだ。
不可能。
不可能と言われていた。
アメリカンコミック、ウォッチメンの実写化である。
実写化とは古来から鬼門。
実写化――
それだけでファンの呼気は、止まるのである。
けひぃぃぃ
あひゃらららら
あとに残るのは深い深い慟哭。
しかし――
それにあえて挑む男がいた。
ドーン・オブ・ザ・デッド
300<スリーハンドレッド>
男の代表作である。
無駄に痛そうなアクションとコミックの忠実再現に定評のある男。
巨額が投じられた。
版権の争いがあった。
にぃっ、と男の口元が釣り上がる。
ザック・スナイダー
たまらぬ男であった。
ウォッチメン
たまらぬ実写化であった。
「悪い冗談だ」
男は呟いていた。
「本当に悪い冗談だぜ」
男の手が
ぞぶり──
と、捻られた。
次の瞬間、防弾ガラスを割って──
男は空中に舞っていた。
「──ほう。男と男か」
「ああ、男と男だ」
「どっちがどちらか分からぬな」
「もちろん分からんよ」
「──悪文なだけか。それとも思惑あってのことか」
「さあ。男と男ですら無いかもしれぬ」
「ああ──なるほど。確かに3人いたとも考えられる」
「男と男と男」
「10人いたかもしれぬしな」
「どうとでも取れる」
「ふはははがちょーん」
「ふはははびろーん」
たまらぬ谷啓であった。
ウォッチメン――
――ディレクターズカット版は4時間を超えるという…
久しぶりに、ブックマークの獏blogを見る――
「コスタリカへターポンを釣りにゆく」第46回
ろ
しろ
事しろ
仕事しろ
このスレのまとめも、日付は2005/08/17だなw
仕事をする――
口に出して言うのは簡単である。
しかし実行するのは難儀なものだ。
なぜか?
仕事とは呪であるからだ。
自らに呪をかけ、釣り人から物書きへと変じなければならない。
これがまた難しい。
つまるところ呪とは心の持ちようだ。
いくら物書きと呼ばれても、ぼくの心が釣り人ならば
ぼくはまだ釣り人なのだ。
NEETの言い訳のようだ。
だが、巧い。
上手い――でも、
うまい――でも、
勿論、美味い――でもない。
言葉の繰り方が巧みだから、巧い――なのだ。
この巧みな言葉遣いに翻弄され、俺達は、
九鬼を、深雪を、三蔵を、そして――
大鳳を追いかけてきたのだ。
解るだろう?
友よ――。
このスレ本人が読んだらどう思うのだろうか?
感心するだろうか?
大笑いするだろうか?
怒るだろうか?
自分も書き込んでみる、ではないだろうか。
188 水先案名無い人 sage 2005/09/16(金) 23:35:38 ID:SgTdyx9k0
いやはや、なんとも凄まじい――
インターネットの世界というものは、恐ろしくそしてなんとも楽しいものなのか。
知り合いの編集の方からメールをいただいた。
この2ちゃんねるのことが書かれていたのだよ。
他にもやることがごつんごつんとある中で、あえてこのスレに感謝の言葉を書き残させていただきたい。
たまらぬスレであった――
もう、こうなればそうとでも書くしかないではないか。
夢枕獏という物書きは読者に恵まれた男である。
夢枕獏という物書きは本当に幸せな男とである。
なんとも、いえぬ思いがほろりとこういう言葉を書かせてしまうのだ。
いや、さて。
このようなことを書いていると――
「獏、仕事せんかい!」
そう、きついお言葉もいただけそうではある。
ぼくの物語を待ってくれている皆さんには心苦しいのだが、どうか勘弁して欲しい。
いや、してください。
ベクトルさえ定まれば、仕事はきちんとする男です。
さて、最後にこのスレの獏さんたちに言葉を贈る。
このスレは節操がなく、本当におもしろい。
そしてまだまだおもしろくなる。
では。
平成17年9月17日 小田原にて
夢枕 獏
951 :
947:2009/05/10(日) 10:14:33 ID:QgHhoemvP
>>949 たまらぬレスであった
Thx!
(iДi)
p
尾p
末尾p
が末尾p
すが末尾p
さすが末尾p
本物とも、よくできた冗談ともとれる文章であった。
土曜日8時の新ドラマが九十九さんと聞いて飛んできますた―――――
――飛んで
―――来た。
あまりにも真っ直ぐな、右にも、左にも避けようの無い
>>954で在った――
夢枕センセに以下の時事問題をお聞きしたいのですが
・栗本薫の死
・真言と天台の交流について
保守
958 :
水先案名無い人:2009/06/19(金) 01:30:18 ID:e212D/C80
おめぇさん―― ageは好きかい――
――わかっている――
わかっている――
今の獏が、ほぼ全ての作品で似たようなキャラクター、似たようなストーリー、似たような結末――
東天の獅子――
なんなんだよう,これは。
同じような登場人物、それらの同じような思いの繰り返し――
何も結末ついちゃあ、いない。
同じじゃないか、これじゃあ。
何なんだ一体これは?
キマイラも同じように終わらせるのか?
餓狼伝も巻物争奪戦で妙なファンタジーで済ませるのか?
あれほどリアルでそれに惚れた当時のおれは?
栗本が死んだ。
「未完がファンタジーの最良かも知れない」かつて獏は言っていた。それで、いいのかい?
残された獏に問いたい。
ああ、いっぱい言いたいことはある。
沢山の言いたいことがある。
おれは、獏に惚れてた。
だから、言いたいことがある。
それは、確かだ。
だが、しかし、
獏よ、獏よ
キマイラ、か。
あれはよぅ、もぅ、画集『魔天』に
載っちまったものが、全て。
そう言い切ってしまっても、いいような気がするのよ――
962 :
カナメ:2009/06/23(火) 01:57:30 ID:LW6UnUck0
あなや!
魔獣狩りのパワーに賭けるしかないんだよう
964 :
水先案名無い人:2009/06/27(土) 20:50:52 ID:PL6p1ygM0
――?
まさか――
まさか、流れるコメントまでとは――
同じだ。
このスレと同じだ。
自分の欲しい言葉は、自分が一番よく知っている。
あそこにもまた、同じ匂いの者が集まっている――
そうさ、同じさ。俺達は同じだ。
新たな物語に飢える、同じ獣だ。
飢え、
飢え、
飢え、飢え、飢え、飢え、飢え、飢え、飢え。
そうして、自ら言葉を紡ぎだす。
最も望み、期待し、股間を熱くする最高の一語を、
最高のタイミングで、自らに与える、最高の自慰だ。
奴は今、その最前線に立ち、咆哮し、射精する、美しき一匹の獣となった――
乙。
966 :
水先案名無い人:2009/06/28(日) 15:30:28 ID:ofbil6QS0
しかし
>>959よ、優れた物書きと言うのは毎回手を変え品を変えてはいるが、
その実とても律儀に「『いつもと同じ』事」を書き続けられる物書きだと誰かが言っていたのだが……
獏の場合はどうなのであろうな――
こんにちは、それはそうです。
>>1。
あなたはあなたとバクスタイルが好きですか?
私は、それがちょっと中毒を見ないように必要であることを持っています。
あなたはこのバクスタイルが好きです、そして、これに関して、私が少しだけ、ロマンチストであれば、既に私を非常に歓迎します。 2007年3月の小田原で
エヴァを、観た――
たまらぬエヴァ破であった。
本スレを読む
獣を飼う、若者の話ではなかった
己と闘う、若者の話ではなかった
そこで語られていたのは、獏ではなくーーー
エヴァだった。
PCである。
携帯ではない。
それなのに「ーーー」―――
たまらぬ長音であった。
久しぶりのスレ来訪である。
まさか――まさか、まだあるとは思っていなかった。
己の書いた
>>453-455 >>465-466 >>476-478 >>482-484 のカキコから実に一年と半年以上も経っているのだ。
にもかかわらず、このスレは落ちることなく続いてきた。
それだけの人気であるのか。
それだけの作家であるのか。
それだけの物語であるのか。
あるいは、そのすべてであるのか――。
これは、とてつもないことではあるまいか。
まさにこのスレ魂のまほろばと言ってよいものである。
気がつけば溢れる感情が滂沱となり、頬を熱く濡らしていた。
――あらためて言おう。いや。言わせてくれ。
このスレは絶対におもしろい。
。
だ。
目だ。
駄目だ。
ゃ駄目だ。
ちゃ駄目だ。
げちゃ駄目だ。
逃げちゃ駄目だ。
「黄石公の犬」
知らなかった。
出版されているのが。
――ここでさえ話題にものぼらなかったのではないか――
尼で買おうにも、古本しかない。
なぜだ。
きさまらは、獏を見捨てたのか。
小遣い欲しいときだけ前に読んだ事有る様な小説を書く――
――獏の方が俺たちを捨てたんじゃないのかい?
「僕はね、物語を中断してしまわないとね、気がすまないんですよ。
物語が物語のなかの流れで完結してしまうと、観客の中に余白が残されないわけで。
常に物語は半分作ってね、あとの半分を観客が補完して改めて一つの世界になっていく。
そういうのが良いんですよ」
そうか――
獏もこういうことだったのか――
>>975 そうか――
小野不由美もそういうことだったのか――
つまりは秋山も――
富樫――――
大勢居るもんだな――
夜気にまぎれ馨ってくる、草刈後特有の匂いにむせながら、男は窓を閉めた。
開け放して寝るには、まだ少し早いようだ。
薄いタオルケットを、腹にだけ掛けておこう――
男は横になった。
洗い晒しのTシャツ、麻のステテコ、綿の腹巻、そんな古風な出で立ちが、
不思議と、この男には似合っていた。
もうすぐ梅雨明けだな――
男は思いながら、すぐに意識を失っていた。
寝返りを打つ中、その右手は、いつしか、ひっそりとパンツの中に納まっていた。
「黒執事」第17話のあのシーンはこのスレッド的には如何なんでしょうか?
次スレの、季節である。
ガ板は――
が板は厄介だぜ――
男は呟いた。
まるで、過去犯した全ての罪を懺悔するが如く、
重く、切実に、想いのこもった言葉だった。
ガ板――
そこは、常人が、気紛れに入り込む所ではなかった。
そこは、世の中を斜めにしか見れない者が集まる場所だった。
そこは、特別な力を持つ者だけが集い、統べる(≒スレを建てる)場所だった。
スレ建てスキルを有する者を待つしかなかった。
まるで、弥勒菩薩の降臨を待つかのように・・・。
スレ立て――
スレ立て依頼しますた―――
>>984 乙。
「埋まりますか?」
「埋まるとも言えるし、埋まらぬとも言える」
「どっちなんですか?」
「若いもんは、せっかちでいけねぇ」
男は、そう言うと、手にした杯を飲み干した。
「でも、どちらかでしょう?」
「そういう所が、青臭い、と言ってんだよ。頭の固い奴だ――」
言いながら、男の眼は笑っていた。孫の成長に目を細める爺やという風情があった。
「埋めますよ。いいですね?」
「ふん。好きにするさ」
「では、埋めます」
「ほら、おめぇさんのその決意が強ければ、スレは埋まる。
おめぇさんが、そう決意しなかったら、スレは埋まらない。
な。埋まるとも言えるし、埋まらぬとも言えるだろ」
そう言うと、男は、からからと笑い、徳利から直接酒を飲みだした。
「――」
少年は、解ったような解らないような表情で、見つめていたが、
やがて、自分も、グラスのコーラを飲み干して、からからと笑った。
どうやら、二人にとっては、いつも通りのやりとりらしい。
夜気にまぎれ、今年初めての蝉の声が聞こえてきた。
あと獣悟レス――
埋めるのか。
埋めぬのか。
けひぃ
むぐうっ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,, ( `ー´) < まるで、1000取り合戦だな。 やるかよ―― ,,、,、,,,
./ o o .\_________________ ,,、,、,,,
...ノ ヽ ,,、,、,,,
,,、,、,,, .し'⌒ ヽ) ,,、,、,,,
聞くまでもねぇな。 おめぇさんこそよ――
,,、,、,,, やりたくてやりたくて、たまらねぇんじゃないのかい。
,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, ( )
,,、,、,,, と ヽ
. ) ヽ
,,、,、,,, (ノ⌒ヽ)
.
.
.
あひゃららららららら
谷川も――
つまりハルヒも――
同じ病なのかい――?
おきゃああああああ
次スレである。
2年もの歳月がすぎた。
ようやく――
ようやく――
いいのか。
おれは、行っちまうぞ。
あと4レス――
だというのにこの速度――
待ってくれ。
待ってくれよう。
おれを、おいて行かないでくれ。
がくがくと膝が震え、全身が震えた。
歯が、がちがちと鳴っている。
一行、また一行と読み進めていく。
「ああああ……」
情けない声が、
>>998の唇から洩れた。
なんだ、これは――
まだスレストになってないのか!?
もういいじゃねえかよう、おっさんよう
るううういい〜〜〜〜
るうういいいああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。