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952 :
水先案名無い人:2006/01/13(金) 23:22:36 ID:Cjbn9mK00
『舞野発波(まいやはっは)』
時は漢、戦争が盛んだったこの時代には世界中で戦争が勃発しており、
漢も例外ではなかった。
当時の兵士たちは訓練を広い野原で行っており、跳躍力、走力、組み手などのメニューをこなしていった。
ある日、訓練に物足りなさを感じた当時の教官「雄存」(おぞん)は兵士たちを野原の菩提樹の下に集結させ、
奥義を伝授すると言って、菩提樹に向けて両の掌を突き出すと、菩提樹は物凄い音を立ててへこんでしまった。
菩提樹のへこんだ部分を見てみると、溶岩のように溶け、高熱を発していたそうだ。
兵士たちはこの光景を見て、口々にこう言ったのだという。
「舞野火、舞野風、舞野砲、舞野発波」
(訳:それは野を舞う火のように熱く、野を舞う風のように速く、野を舞う砲弾のように重い、野を舞うかの如く発せられた波動である)
教官はこの奥義を「怒り狂い、悟りを捨て、我をも捨てた荒くれの如き一撃」として、
「怒羅悟捨吾」(どらごすてあ)と名づけ、余すことなく兵士たちに伝えた。
この奥義を身に付けた兵士たちは、没した今もなお無敗の軍として記録に残っている。
記録によれば、この怒羅悟捨吾は物陰に隠れて気を拳に込め、
発射する時のみに物陰から出るという戦法を用いることにより、負傷すらしない戦が殆どであったようだ。
その様が「体が出ているようで隠れている」ように見えることから「出隠体」(でいんてい)と呼ばれ、そこから転じて現存する資料では
「怒羅悟捨吾 出隠体」(どらごすてあ でいんてい)と、ひとまとめで記されているものも少なくない。
また、怒羅悟捨吾を継承した、隋の時代の教官である「洩・部楠(えい・べくす)」は、成人して徴兵された者たちに怒羅悟捨吾を部下に継承した。
この出来事は隠守杯矢(いんすぱいや)と呼ばれており、意味は
「この奥義は、継承ではなくお前たちが編み出したものだ。隠し守っている杯の矢尻のように、心にしまっておけ」である。
つまり、洩は自らが継承「した」はずの奥義を我が物としてふんぞり返っていたのである。
現代日本で、「マイヤヒー マイヤフー マイヤホー マイヤハッハ」と歌う外国語の曲が空耳歌詞で人気を博し、
そのプロモーションビデオに2ちゃんねるのキャラクターを盗用しておきながら曲の輸入元のレコード会社が「インスパイヤ」と言い逃れたことは記憶に新しいが、
その起源がこの故事であることは明らかである。
戦争に用いられた武術を楽しげな物に作り変えてしまうとは、レコード会社の面々はなんと軽率かつ恥知らずなのだろう。
原曲「Dragostea din tei」を発表したo-zoneというグループは、失恋ソングとしてこの曲を発表した。この時点では少なくとも、楽しげな曲ではなかったはずだ。
レコード会社の面々には、少しは自分たちの犯した大罪を恥じてほしいものである。
民明書房刊「武術と現代歌謡曲〜踏み躙られていく過去〜」より抜粋
荒らしか?通報するか?
960 :
水先案名無い人:2006/01/14(土) 12:37:37 ID:P6qohW010
この状況だと埋め立てっぽいな。
961 :
水先案名無い人:2006/01/14(土) 16:02:30 ID:lvfky7FF0
次スレはいつ立てるの?
980ぐらいでいいんじゃね?
963 :
水先案名無い人:2006/01/14(土) 19:50:14 ID:/6Bqv5lr0
その前に容量オーバーになりそうな感じだけど
964 :
水先案名無い人:2006/01/14(土) 21:35:18 ID:YcxrWKIr0
test
965 :
水先案名無い人:2006/01/14(土) 23:09:11 ID:7i4hE2JC0
一番おもろしろかったのはどれですか?
個人的には
>>659を。後から名前が付いてるとことか、地味に良い。
あと、あの元ネタが生活板で良い話に化けた
>>745は気に入ってる。
トンファーキック
トンファーは元々は沖縄で伝わっていた武器であり、当然トンファーを使った格闘術も沖縄に存在する。
だがそれは、トンファーを振り回すのではなく、トンファーと己の拳や足を自在に使用した格闘術だ。
敵との戦闘のときに、トンファーを構えた状態にして敵の視線をトンファーに注目させ、
その隙に敵の腹部等に蹴りを打ち込む、トンファーキックは、トンファー格闘術の基本である。
トンファーは相手を叩くものではなく、相手を欺くものである。
民明書房刊「基礎から始めるトンファー」より
あ!
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test
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993 :
:2006/01/21(土) 17:04:57 ID:w6OvNqp80