1 :
無党派さん :
2007/04/01(日) 23:45:48 ID:Whhfdp6e
2 :
無党派さん :2007/04/02(月) 03:15:47 ID:N7xwtLj8
とりあえず衆議院の中選挙区制復活を望む
3 :
無党派さん :2007/04/02(月) 03:37:29 ID:xHUIekxv
中選挙区・大選挙区に言及する時は単記か連記(完全連記か制限連記)も明示して下さい。
4 :
無党派さん :2007/04/04(水) 04:43:45 ID:7EiKs0rS
前スレが埋まるまで思考実験にお付き合いいただきたい。 仮に現行制度のまま、現職の議長は小選挙区や比例区には出ずに 「○議院議長国民審査」に掛けられるようにしたら何か変わるだろうか? 英国庶民院議長みたいに権威上げられるかしら? 副作用はあんまり思いつかない。
5 :
A-11 :2007/04/04(水) 15:29:39 ID:PbIMdr8n
6 :
無党派さん :2007/04/04(水) 15:48:51 ID:yYe7pj5J
いえ、“現職の”議長のみの国民審査です。 対象は既に国会で議長に選出された議員「一人」です。
7 :
無党派さん :2007/04/04(水) 15:52:00 ID:yYe7pj5J
8 :
ミネ :2007/04/04(水) 17:31:28 ID:1zCzWiuz
過日 郵政法案絶対反対の公約をして当選、であるのに議会議決では賛成票を投
じた方々が複数名 おられました・・・
これは選挙民の信託に対する背任行為であるのは明白です。国民の意思の唯一の
表出手段である選挙そのものが蹂躙されたという点で、議会制民主主義の原点が
踏みにじられているのだと言ってもいいでしょう
この国民への違約について「仕方がない」などと寛容でいるようでは、まさに
議員に「国民は羊」と認識され、さらに大きなテーマについても背信背任され
てしまう可能性が出てくるかも知れません
政治行政への遠慮から司法による門前払いは間違いないでしょうが、デ
モクラシーの原点を蹂躙されたという国民の怒りは表現しておくことがスジと
言うものではないでしょうか、1万円の求償訴訟のアクションは必ずや政治家の
襟を正すこととなるでしょう
どなたか提訴について前向きに検討される方はおられませんでょうか
国運を左右する重大事は国民投票、しかしそれより下位の重要議案
に国民も関与できる制度を提唱しています
http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2
9 :
無党派さん :2007/04/05(木) 01:57:39 ID:K7uwv2fK
主婦やニートに政治を任せる気はないよ
10 :
大選挙区論者 :2007/04/05(木) 22:08:21 ID:5FElKwPs
国会廃止、内閣公選、過半数再選挙の詳細は
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=12934870&comm_id=1488730&page=all >>4 デメリットがないなら,メリットもないだろう。
衆議院総選挙をやった直後に議長の信任投票をやったとしても投票率は低くなるんじゃないか?
象徴的大統領を別に選んで,参議院の議長にするという方法もあるが,
天皇がいるのに別に象徴的元首が必要とは思えないな。
>>5 前スレ
>>816 >一方、二分型投票で候補者が4人で各候補二人が同着一位になる確率が同様に確からしいと、
>一人にしか信任票を与えない場合は、3パターンの「二人同着一位」で棄権することになりますが、二人だと棄権が2パターンに減ります。
>一般に、各候補二人が同着一位になる確率が同様に確からしいと、棄権のパターンを最小にする信任数は候補者数のちょうど半分になります。
がよく解らないが,今回の都知事選を例にするとどうなる?
11 :
無党派さん :2007/04/05(木) 22:37:17 ID:s1MFfBRm
12 :
A-11 :2007/04/06(金) 01:17:44 ID:dmeFJmY6
>>10 選挙先物取引所
http://www7.tok2.com/home/aaaaaaaaaaa/cgi-bin/ft.cgi によると、石原氏の当選率が現在95-100%(の間で取引中)なので、
二候補が同着一位になる時、石原氏が絡まない確率を無視すると、
「二人同着一位」で各有権者が考慮しなければならないパターンは
全ての候補X∈(石原氏以外の候補者全員)について、石原氏vs候補X
です。
候補者Xの欄で信任or拒否を決断する場合、
考慮すべき候補者Xが絡む「二人同着一位」は「石原氏vs候補X」1パターンだけです。
なので、候補Xが石原氏より少しでもマシだと判断するなら信任、
そうでない、つまり石原氏の方が候補Xより少しでもマシだと判断するなら拒否を書き込みます。
これにより、石原氏以外の候補者全員の信任or拒否が決定されます。
残る石原氏のはちょっと厄介で、
例えば黒川氏・浅野氏>石原氏>>>>>>>吉田氏と評価する人が、
僅かな差しか確信できない=ミスジャッジの可能性が高い「浅野氏vs石原氏」「黒川氏vs石原氏」の二パターンのために、
大きな確信を持った「石原氏vs吉田氏」での判断を捨てるのは、
候補者を選ぶ者として責任ある(投票)行動とは言えません。
また、各「二人同着一位」のパターンが起こる確率はバラバラなので、起こる確率が高いパターンで「両候補とも信任or拒否」も望ましくありません。
仮に確信の度合いに点数を付けれるなら、確信点数の期待値を最大化することが投票者の責任だと思います。
http://home.inklingmarkets.com/market/show/3645 によると浅野氏以外が一位争いに絡む確率は無視できそうなので、
石原氏の欄の信任or拒否は「浅野氏vs石原氏」で決めるべきでしょう。
以上が、今回の東京都知事選を例にした、二分型投票での責任ある行動です。
ただし、ここで各「二人同着一位」の生起確率を求めるのに使った実データは、単記非移譲式のものです。
二分型投票なら、石原氏の盟友だった黒川氏の得票が石原氏並の動きを見せる可能性が高いので、
さっきは無視した「黒川氏vs浅野氏」パターンを考慮する必要があり、
浅野氏・黒川氏の欄の信任or拒否も石原氏と同様の手続きを踏む責任が生ずるでしょう。
13 :
A-11 :2007/04/06(金) 01:59:15 ID:dmeFJmY6
14 :
A-11 :2007/04/06(金) 02:18:10 ID:dmeFJmY6
15 :
大選挙区論者 :2007/04/06(金) 07:49:02 ID:imMD+X+s
>>12 「二人同着一位」というのは「自分の最後の一票でどちらかが当選と決まる状態」のことか。
すると今回は一位石原、二位浅野の可能性が高いから、二人のどちらが「よりマシ」かを
考慮してどちらか一人だけを信任するのが合理的戦略的な投票者の行動である、と。
黒川・共産は信任してもしなくても同じ。
なんだか単記非移譲の投票行動とまったく変わらないような気がするが。
予言の自己実現機能があるから、一位と二位の候補者は選挙前にだいたい解るわけだし。
>ただし、ここで各「二人同着一位」の生起確率を求めるのに使った実データは、単記非移譲式のものです。
>二分型投票なら、石原氏の盟友だった黒川氏の得票が石原氏並の動きを見せる可能性が高いので、
>さっきは無視した「黒川氏vs浅野氏」パターンを考慮する必要があり、
>浅野氏・黒川氏の欄の信任or拒否も石原氏と同様の手続きを踏む責任が生ずるでしょう。
石原・浅野で浅野が「よりマシ」と判断した場合、浅野・黒川で黒川が「よりマシ」と判断しても
浅野に不信任をつけるわけにはいかんのじゃないか?
石原・浅野になるほうが確率が高いわけだから。
結局、デュヴェルジェの法則で上位二人以外の選択は無意味になる。
投票者が合理的戦略的に投票すれば、「上位二人のどちらか一人」を選択するから、
イメージ候補は当選できない、というのは解る。
しかしそれは、「理想的な投票者ばかりなら単記非移譲と同じになる」ということで、
それなら普通に単記非移譲比較一位の選挙にすればいいんじゃないか?
単記非移譲は投票者が合理的戦略的に投票しない場合に「共倒れ」が起こるので、
合理的な投票者ばかりなら合理的な結果になるだろう。
16 :
A-11 :2007/04/06(金) 21:18:23 ID:YcE3P66+
>>16 > 黒川・共産は信任してもしなくても同じ。
>>13 の(1)参照。
「石原vs浅野」のパターンでは信任or拒否の決定の役に立たない候補の欄では、
もっと確率の低いパターンの影響が支配的になります。
> 石原・浅野で浅野が「よりマシ」と判断した場合、浅野・黒川で黒川が「よりマシ」と判断しても
> 浅野に不信任をつけるわけにはいかんのじゃないか?
> 石原・浅野になるほうが確率が高いわけだから。
> >ただし、ここで各「二人同着一位」の生起確率を求めるのに使った実データは、単記非移譲式のものです。
> >二分型投票なら、石原氏の盟友だった黒川氏の得票が石原氏並の動きを見せる可能性が高いので、
「浅野・黒川」の生起確率が「石原・浅野」並になるということです。
17 :
A-11 :2007/04/06(金) 21:35:44 ID:YcE3P66+
18 :
無党派さん :2007/04/06(金) 23:27:32 ID:qURApqdp
他人の投票行動を把握しなければ、そのレベルの合理性は保てないのでは。
19 :
無党派さん :2007/04/07(土) 00:25:53 ID:+Q61/imC
>>10 議長の国民審査は次の選挙の時。
参院議長がアオキミキオに脅されたりしてたけど
少なくともああいうのはなくせるかな、と。
20 :
大選挙区論者 :2007/04/07(土) 00:43:52 ID:l+LTuYpE
>>16 >>13 の(1)参照。
>「石原vs浅野」のパターンでは信任or拒否の決定の役に立たない候補の欄では、
>もっと確率の低いパターンの影響が支配的になります。
?
影響が小さいから無視したのじゃなかった?
>ただし、ここで各「二人同着一位」の生起確率を求めるのに使った実データは、単記非移譲式のものです。
>二分型投票なら、石原氏の盟友だった黒川氏の得票が石原氏並の動きを見せる可能性が高いので、
>「浅野・黒川」の生起確率が「石原・浅野」並になるということです。
二分型投票でも「石原・浅野」>「浅野・黒川」だろう。
その程度は事前調査で解る。
聞きたいのは、「石原・浅野」で浅野が「よりマシ」と判断した上で「浅野・黒川」で黒川が「よりマシ」と判断した時に
浅野に不信任をつける行動は合理的か否か、ということだ。
というか、二分型投票は他の候補の動向に影響されずに信任か否かを選べるのが利点じゃなかったか?
戦略的投票はそれは真逆だが。
>>17 >「投票者全員が戦略投票を行うと、
>定数一人の二分型投票は単記非移譲式投票に簡約される」と?
>もしそうなら大発見です。
論文を書くつもりはないが、貴方自身の反論は聞きたい。
21 :
無党派さん :2007/04/07(土) 00:45:04 ID:OwmibCMo
>>20 その戦略投票は、他の投票者の意向をかなりの確度で把握してる場合にしかありえない。
22 :
無党派さん :2007/04/07(土) 10:35:06 ID:/un5DwNd
議会制度の話がされなくなって久しい
23 :
A-11 :2007/04/08(日) 00:25:26 ID:pRzbaUIm
>>20 > 影響が小さいから無視したのじゃなかった?
私が
>>12 で無視したパターンは、
ある候補の欄で信任or拒否を決めるときに、他にもっと影響が大きいパターンがあるものだけです。
よって「二分型投票」では、
>>12 の「石原vs黒川」パターン次第で黒川が石原を上回る信任率を稼ぐ可能性があります。
「石原vs黒川の一騎打ち」の場合黒川氏の得票率は馬鹿にならないと私は思っていて、
これがそのまま二分型投票での黒川氏の信任率になります。
そうなると「石原氏の当選率が現在95-100%(の間で取引中)なので」という前提が崩れ、
石原氏の代わりに黒川氏が同着一位に絡む確率が無視できないくらいに大きくなります。
これは既に、単記非移譲式で行われている実際の都知事選事前調査からかけ離れており、
> 二分型投票でも「石原・浅野」>「浅野・黒川」だろう。
> その程度は事前調査で解る。
「仮に都知事選が二分型投票だった場合」の事前調査が必要になります。
> 聞きたいのは、「石原・浅野」で浅野が「よりマシ」と判断した上で「浅野・黒川」で黒川が「よりマシ」と判断した時に
> 浅野に不信任をつける行動は合理的か否か、ということだ。
>>12 「仮に確信の度合いに点数を付けれるなら、確信点数の期待値を最大化することが投票者の責任だと思います。」
具体的に浅野氏に信任を付けた場合の確信度の期待値は、
「石原<浅野の確信度」×「石原vs浅野の生起確率」
+「浅野>黒川の確信度=(-1)×浅野<黒川の確信度(逆の投票行動なので)」×「浅野vs黒川の生起確率」
+…(その他、確率的に小さいので無視)
になります(拒否のときも同様)。
「期待値を最大化」といっても、二分型投票で浅野氏の欄で出来ることは信任or拒否の二つだけなので、
信任の場合と拒否の場合のうち期待値が大きい方を選べば、
「他の候補の欄での行動と独立している限り」合理的に「期待値を最大化」を達成します。
続く
24 :
A-11 :2007/04/08(日) 01:22:27 ID:pRzbaUIm
>>23 の続き
>>20 > というか、二分型投票は他の候補の動向に影響されずに信任か否かを選べるのが利点じゃなかったか?戦略的投票はそれは真逆だが。
仰る通りです。二分型投票とはいえ、Gibbard-Satterthwaiteの定理
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E7%95%A5%E6%8A%95%E7%A5%A8 からは逃れられません。
他の候補の動向は情勢を通じて、ある候補の信任か否かの選択に影響します。
正確には二分型投票の利点は、他の候補に関わる「自分の投票行動」に影響されずに当該候補の信任か否かを選べる点です。
たった一票では、自分の投票行動が情勢に影響することは無視せざるを得ません。
よって、信任or拒否を候補者毎に独立して付けれることと併せ、
二分型投票では自分が他の候補で行った投票行動の影響&効果は、当該候補での投票行動に影響しません。
この、ある候補についての自分の投票行動が、他の候補に影響しない点のおかげで、
戦略投票のコストが候補者数の一次式で済むなど、戦略投票関係の問題が(他の制度に比べて非常に)簡単になります。
例えば
>>23 の確信度の期待値計算で、「浅野氏&黒川氏の二つの欄での2×2択の投票行動」として計算しても、
「浅野氏の欄での2択(信任or拒否)」と「黒川氏の欄での2択」を別々に計算したときと同じ結果になったりします。
>>21 どの戦略投票か知りませんが、世論調査や選挙先物取引所
http://www7.tok2.com/home/aaaaaaaaaaa/index.html などの予測市場
http://www.h-yamaguchi.net/ など、選挙情勢、則ち、他の投票者の意向を分析してくれる機関は沢山あります。
これらを用いれば
>>12 程度の近似を用いた戦略投票なら十分可能です。
ただし、これらは公選法に結構触れるんじゃなかったかな…。法律に詳しい人、解説願います。
25 :
大選挙区論者 :2007/04/08(日) 01:41:38 ID:Fm95ovSP
>>24 二分型投票の事前調査といっても、例えば首相公選で二分型投票を採用したら、
「最も総理になってほしい人は」という形でのアンケートになるだろう。
首相になれるのは一人なんだし、首相公選をやっていない今でもこの形でアンケートをとってる。
結局、予測の一位と二位の「どっちがよりマシか」を最優先して判断するわけだから、単記非移譲の投票行動と変わらないだろう。
三つどもえの場合とか、予測二位と三位の差が非常に小さい場合とかで共倒れの危険が出るのも同様。
予測二位と三位の両方を信任することはできるが、その二つに差を付けられないし。
少なくとも、「有権者の過半数の不信任でリコール」という条件下なら、過半数残し再選挙のほうが適切じゃない?
26 :
無党派さん :2007/04/08(日) 01:49:16 ID:j6jl70c0
明日、投票日ってさっき知った。 いつもなら届く入場券が届いていないんだが、盗まれたんだろうか? 当方、世田谷区。他にも届いてないやついる?
27 :
大選挙区論者 :2007/04/08(日) 02:06:50 ID:Fm95ovSP
>>19 選挙の直前に選挙後の議会の議長候補を議会が選ぶの?
選挙前の議会と選挙後の議会は基本的に別物だろう。
自民党中心の議会が選んだ議長候補が、民主党中心の議会で議長を務めることになったりするし。
それに、議長が不信任されたら空席になってしまう。
新しい議会が再度議長を選んで、再度単独で信任投票?
自民党中心の議会が選んだ議長は民主党の支持者は不信任するだろうから、
議会の多数派が入れ替わるときはほぼ毎回議長は不信任されてしまう。
それなら、今と同様に議会が議長を選出する方式と変わらない。
議長候補が選挙区から出馬できないとなると、支持組織が弱体化するし、不信任の可能性もあるから
政治力のある政治家は議長にならなくなるだろう。
選挙と同時に議長公選を別にやる、という方法もあるが、議会の自律性を考えるとオススメはできない。
28 :
大選挙区論者 :2007/04/08(日) 02:10:02 ID:Fm95ovSP
>>26 投票券がなくても本人確認ができれば投票できるはずだから、投票所で聞いてみれば?
29 :
無党派さん :2007/04/08(日) 02:12:29 ID:j6jl70c0
30 :
無党派さん :2007/04/08(日) 02:15:34 ID:j6jl70c0
他スレで書いたやつ書き込んどくお。
---
63 無党派さん New! 2007/04/08(日) 02:01:59 ID:j6jl70c0
>>59 なあ、思ったんだけど、
いつもの入場券、身分証確認しない → 盗んで、簡単に悪用
さらに、入場券なくしても、身分所確認しない → 何回でも悪用
超やばくね?
31 :
A-11 :2007/04/08(日) 14:42:00 ID:pRzbaUIm
>>25 > 二分型投票の事前調査といっても、例えば首相公選で二分型投票を採用したら、
> 「最も総理になってほしい人は」という形でのアンケートになるだろう。
その形式のアンケートしか事前調査で許されないのであれば、
二分型投票どころか、殆どの再選挙を行わない多数決方法
http://en.wikipedia.org/wiki/Voting_system#Criteria_in_evaluating_single_winner_voting_systems において、投票行動を予測するためには事前調査は役に立ちません。
自分の選好順序をベタ書きする方法(SchulzeやRanked Pairs(どちらも私はよく知らぬ)や優先順位付き連記など)では、
選好順位一位の情報だけでは殆ど役に立たないし、
単記非移譲式でも、戦略投票やstrategic nomination(候補者調整など)が絡むため
「最も○○になってほしい人」と「○○選出選挙で投票する人」がずれるのはご存知だと思います。
我が国では単記非移譲式以外の多数決方法(定数一人の選挙制度は多数決方法の一種でしかありません)を知っている人(マスコミ含む)が殆どいないので、
> 首相になれるのは一人なんだし、首相公選をやっていない今でもこの形でアンケートをとってる。
ことしか出来ないのは、情けないことに仰る通りです。
オーストラリア・ニュージーランドの有権者であれば、日本人の多数決に関する知識(○○の一つ覚え)を知らない限り、
>>25 の冒頭3行は理解すら出来ないでしょう。
32 :
大選挙区論者 :2007/04/08(日) 15:11:37 ID:Fm95ovSP
>>31 首相公選で二分型投票を採用したら、どういう事前調査になる?
「首相に相応しい人」で複数回答を可能にするとか?
首相になるのが一人である以上、比較一位の一回投票で決めるなら
予測一位と二位の争いになることには変わりがないと思うが。
33 :
無党派さん :2007/04/08(日) 22:19:14 ID:j6jl70c0
>>26 だけど、行ってきた。
ちゃんと、帳簿見たいの出して、詳しく本人確認してた。
あの感じだと、安易に悪さはできなそうで少し安心した。
入場券届いてないって言ったら、「ええっ、本当ですか?」って驚いてた。
つーかさ、何があったんだ。俺の入場券。
34 :
無党派さん :2007/04/08(日) 22:35:28 ID:1PNPVDT4
>>33 世田谷在住だが、郵便物が届かないことはあるよ。
とりあえずポストに鍵はつけておけ。
35 :
無党派さん :2007/04/08(日) 22:47:03 ID:j6jl70c0
36 :
A-11 :2007/04/09(月) 20:02:00 ID:qlo/MgGp
37 :
大選挙区論者 :2007/04/09(月) 22:47:09 ID:xUebXET1
>>36 >二分型投票では、戦略投票の効果を考えることで別の候補が当選すると予測できる=有力候補に加わります。
戦略投票の結果,予測一位でも二位でもない候補が当選するというのは,あまりいい制度とは思えないが。
比例代表のように,自分の最も投票したい所に投票するのが戦略的価値にもかなう,という制度にするべきじゃないか?
過半数残し再選挙はかなりそれに近い制度のはず。
コンドルセ勝者も,順位差によって得点を等差数列的に与えているが,実際は順位によって好感度の間隔は異なるだろう。
A≧B>C>>>>D
A>>>>B≧C>D
の両者は,コンドルセ勝者の決定に関しては同じ評価となる。
野球のリーグ戦で勝敗数だけが問題になって総得失点差が問題にならないのと同じ。
民意を完全に反映することを追求してもキリがないのだから,機能しうる政治体制から逆算してそれを実現する選挙制度を考えるべきだろう。
ちなみに、過半数残し再選挙だと
ABC:10人
BCA:7人
CAB:5人
なら、ABの決選投票になってCの支持者5人はAに投票しそうだが、実際はAはCを拒否して入閣させない可能性が高い。
Cは拒否されていないBと連立を組む方法もあるが、そうするとBを拒否しているCの支持者が離れる可能性もある。
支持者の動向を見極めながらの連立工作になるから候補者は大変だろうが、とにかく決着はつくだろう。
38 :
無党派さん :2007/04/09(月) 22:49:04 ID:U1psSQMx
首相公選反対 公選で選んだ国の行政府の長は国家元首だろ。 日本には天皇陛下という国家元首がいる。 だから公選で選ぶ必要はない。 それにこの国の民が直接選挙で国家元首を選ぶ能力など無い。
39 :
無党派さん :2007/04/09(月) 23:14:00 ID:nQKpQq+T
これが噂のネット右翼というやつか スルー推奨
40 :
A-11 :2007/04/10(火) 02:44:51 ID:CoK1Snyn
>>37 > 戦略投票の結果,予測一位でも二位でもない候補が当選するというのは,あまりいい制度とは思えないが。
逆に、「予測一位でも二位でもない候補には被選挙権を認めない」制度はいいのでしょうか?
予測というものは、外れたときの補償はあっても、100%当たることは約束されていません。
予測が民意を読み誤っているときは、むしろ予想外の候補が当選する必要があります。
戦略投票、すなわち予測が投票行動に影響することを考えると、予測が予測対象=選挙結果に影響を与え、自己成就予言
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%88%E8%A8%80#.E8.87.AA.E5.B7.B1.E6.88.90.E5.B0.B1.E4.BA.88.E8.A8.80 が起こり、民意が予測によって歪められる危険があるのが判るでしょう。
予測に関わらず民意が反映されるには、予測と異なる結果がでる制度でなければなりません。
ちなみに、デュヴェルジェの法則「予測順位が(定数+1)より下の候補は、得票数が0に近づいていく」は、自己成就予言の典型です。
> 比例代表のように,自分の最も投票したい所に投票するのが戦略的価値にもかなう,という制度にするべきじゃないか?
定数が少ない場合を考えれば判るように、単記非移譲式の比例でもデュヴェルジェの法則に近いことが言えます。
前のスレで「ドント式無制限連記」を提案したのはそのためです。
> 過半数残し再選挙はかなりそれに近い制度のはず。
あなたの制度で戦略投票
>>13 (1)(2)を検証するには、
「閣僚を選ぶ・連立政権を組むには、相手の得票数を考慮しなければならない」などのルールや、
再選挙から誰かが過半数を奪る最後の選挙までの状況や、
初回の選挙から政策協定で政策が次々と凍結されていく過程など、あまりにも複雑過ぎます。
ただでさえ回数不明の再選挙は場合分けが苛酷なのに、再選挙の度に政策協定で候補者の政策が変化すると?
おそらく2chのスレッドを何本も消費しても、検証し切れないでしょう。二分型投票は楽だ
>>24 。
41 :
A-11 :2007/04/10(火) 02:45:55 ID:CoK1Snyn
>>22 定数1の選挙制度は、候補者を議会の取り得るアクションに置き換えれば、議決方法そのものです。
現行の議決方法は「特定アクションを実行vs他の選択肢を後で検討」の二者択一のみなので、
どのアクション(「何もしない」というアクションすら)も過半数の議員の支持が得られず議会が混乱することがあります。
これを避けるには、定数1の選挙制度のようなものを使用することになるでしょう。
二分型投票はそのような多数決の方法として最適(=民意反映のキリになる
>>37 )だと私は思います。
42 :
大選挙区論者 :2007/04/10(火) 07:53:20 ID:AJm4JyFG
>>40 >予測が民意を読み誤っているときは、むしろ予想外の候補が当選する必要があります。
当選が「真の民意」の反映ならばよいが、戦略投票の結果偶然当選するのはまずいだろう。
いずれにしろ、投票する側にとっては戦略投票するために意志と異なる投票を強いられる制度はあまり歓迎できない。
民意が歪められるのは、戦略投票が民意を反映していないからだろう。
>定数が少ない場合を考えれば判るように、単記非移譲式の比例でもデュヴェルジェの法則に近いことが言えます。
定数が十分大きくて足切りがない比例代表は戦略投票の必要がない。
過半数残し再選挙は一回目投票で比例代表に近い民意の反映を行い、二回目以降は比例代表に基づく連立政権に対して
政権選択の選挙を行う制度。
>あなたの制度で戦略投票
>>13 (1)(2)を検証するには、
>「閣僚を選ぶ・連立政権を組むには、相手の得票数を考慮しなければならない」などのルールや、
>再選挙から誰かが過半数を奪る最後の選挙までの状況や、
>初回の選挙から政策協定で政策が次々と凍結されていく過程など、あまりにも複雑過ぎます。
議会での連立交渉だって、相手の議席を考慮したり、政策上の取引はあるだろう。
まあ、シミュレーション等の実験は必要だろうが。
43 :
無党派さん :2007/04/10(火) 15:33:12 ID:r13vXoYa
首相は公選で選ぶものではありません。 公選で選ぶのは大統領です。 政治の基本を勉強しましょう。
44 :
A-11 :2007/04/10(火) 20:53:52 ID:CoK1Snyn
>>42 > 定数が十分大きくて足切りがない比例代表は戦略投票の必要がない。
「定数が十分大きい」が曲者で、どれくらい定数が大きければ十分かは、
世論調査の精度や最小政党の規模によって異なります。
(ドント式などは、最終議席の行方を操作対象とすれば、戦略投票として十分だと仮定します。)
2004参議院比例区を例にとると、
政党 得票数 獲得議席数
女性 989882 0
新風 128478 0
みどり 903775 0
その他の政党の一議席当たりの票の最低 1077658.12
なので、新風が最終議席を争う可能性は殆ど無く、新風への投票には戦略投票的価値は無いことが判ってしまいます。
他の政党・確認団体(政党法では、ある条件を満たさないと政党と認められません)は、
議席数が世論調査・前回選挙から1議席以上ずれることが珍しくないことが判っているので、
最終議席を争う可能性=投票する価値が十分あります。
よって比例にも関わらず(?)、新風は泡沫へのスパイラルに陥ると私は予測しています。
もっと簡単に理解したければ、自分専用の確認団体を届け出て、その確認団体に死票を投ずることを想像すればいいでしょう。
> 議会での連立交渉だって、相手の議席を考慮したり、政策上の取引はあるだろう。
そのような最終結果の利得評価は、選挙制度がなんであろうと差はありません
(しかも、あなたの制度は国会廃止・内閣公選なので、ここは簡単)。
選挙制度で異なるのは、各最終結果のパターンの生起確率を、一票でどう操作するか
>>13 (1)(2)です。
この選挙制度選択の肝心の点で、過半数残し再選挙は検証困難です。
…では前スレの繰り返しになるので、各再選挙までの政策変化から選挙ごとの得票率・当落線上同着確率まで、
全部マスコミか何かが予測済み(マスコミによる改竄含む)だとすると、何がいえるか考えてみてください。
二分型投票の検証では情勢分析にこの仮定を用いており、
改竄予測を選挙結果が修正することや、戦略投票の情報コストが少ないことがいえます。
過半数残し再選挙が、検証済みの制度になることを祈ります(他人任せ)。
45 :
A-11 :2007/04/10(火) 20:56:20 ID:CoK1Snyn
46 :
大選挙区論者 :2007/04/10(火) 22:08:34 ID:AJm4JyFG
>>43 折角だから付き合うが、議会で選ばれる大統領もいるし,議会で選ばれない首相もいる。
大統領は共和制の元首,首相は内閣の首班というのみで,公選かどうかは関係がない。
47 :
無党派さん :2007/04/10(火) 22:12:38 ID:1G6KNDJO
>>43 イスラエルの過去の例もあるから(儀礼的大統領議会選出、首相公選)
「政治の基本」とまで批判するのは論外とは言わないけれど暴論だよ。
首相=行政府の長であるならば米国などの公選大統領はどう説明できる?
彼は国家元首である以上に(事実上独裁的な)行政府長官だよ。
まあイスラエルの混迷は我々に偉大なる反面教師としての役割を果たしてくれた。
公選首相と小党乱立議会の調整が困難で数年でやめてしまったからねえ。
あと民主国家でも儀礼的大統領は公選でない場合も多い(独伊印など)。
以上から別に国際儀礼上国家元首たる天皇の存在と公選首相制度は両立し得る。
ただ政治運営上、議院内閣制や大統領制と比べて政情が安定しないことは
理解しておく必要はあるだろう。天皇制イデオロギーとはまったく別個の問題として
首相公選は円滑な国政の運営という点で賛成はできないな。
現行の儀礼的君主制と議院内閣制は極めて有効に機能している。
仮に天皇の存在がなくとも(儀礼的大統領を置いても)それは変わらないだろう。
まあいまのスレの流れ(選挙制度)とは多少ズレるけれど立法府と行政府の関係では
(1)英国型 下院多数党による責任内閣(議院内閣制)
(2)米国型 立法府と行政府の独立(大統領制)
(3)仏、露、旧独型 国家元首と議会双方に対する責任内閣(半大統領制)
(4)スイス型 立法府の行政府に対する優越(議会主義、旧共産圏も一党独裁除けばこんなシステム)
と、選択肢はこれくらいかなあ。
これに加えて議会制度(選挙制度や二院制)と行政府首長のリーダシップの有無の
諸問題があるから、立法府・行政府の問題については活発な議論を期待したい。
48 :
無党派さん :2007/04/10(火) 22:27:15 ID:gBMYP/9a
>活発な議論を期待したい。 選挙の、重箱の隅をつつくようなネタで議論してる奴らが、 おとなしくなるまでは無理。
49 :
大選挙区論者 :2007/04/10(火) 22:38:47 ID:AJm4JyFG
>>44 比例代表と言えど、議員数<国民数である以上完璧な民意の反映にはならないが、
戦略投票による民意の歪みがより少ないとは言えるだろう。
>選挙制度で異なるのは、各最終結果のパターンの生起確率を、一票でどう操作するか
>>13 (1)(2)です。
>この選挙制度選択の肝心の点で、過半数残し再選挙は検証困難です。
>…では前スレの繰り返しになるので、各再選挙までの政策変化から選挙ごとの得票率・当落線上同着確率まで、
>全部マスコミか何かが予測済み(マスコミによる改竄含む)だとすると、何がいえるか考えてみてください。
選挙から再選挙までの間にどういう連立工作がなされるかを完全に予測することは不可能。
予測の意味がないから各回の選挙では自分が最も好ましいと思う選択肢に投票すればよい。
比例代表選挙も、選挙後の連立が完全に予想できているわけではないだろう。
選挙前に連立の枠組みを作ったり、小選挙区の出馬段階で工作したりすれば予測はしやすくなるが、
国民の手の届かないところで枠組みが決定されることになる。
複数回投票にすることで予測はしにくくなるが、その代わり判断の機会を増やしている。
>>45 サイトのスペースは持ってるから、文字貼り付けだけならすぐ作れるが。
50 :
無党派さん :2007/04/10(火) 22:41:52 ID:1G6KNDJO
>>48 それはそれでいいんだよ。
別に一つのスレで複数の話題(例えば現状のような選挙制度問題と
参院改革論)が並行して成立していた時期もあったし。
アンカーさえちゃんとしていれば読みにくいけどできなくはない。
51 :
大選挙区論者 :2007/04/10(火) 22:42:33 ID:AJm4JyFG
>>47 私が提唱してるのは
(5)議会制度廃止
だから、これも選択肢に入れてくれ。前例はないけど。
52 :
大選挙区論者 :2007/04/10(火) 23:22:34 ID:AJm4JyFG
53 :
無党派さん :2007/04/11(水) 12:15:34 ID:wHm9NTFw
>>52 (5)議会制度廃止 をさらっと読んでみた。
権力分立の原則は国家作用を一機関に独占させず
また濫用させないために機関を別個に委ね相互に抑制させるというもの。
そのために国民の要求(民意)を合理的に集約し(民主主義的要請)
国家機関の相互関係を調整して国民の人権・生活を確保する(自由主義的要請)。
また、これは説明する必要もないだろうがおよそ憲法というものは
国家権力の発動を制限して国民の人権・生活を保護するものである。
以上を前提に簡潔に反論したい。
1.選挙権 国民の至高の意思表示に対して制約を設けることは民主主義的要請に反する。
2.執政権 立法権と行政権の統合であるが「授権法」の問題点は第二条の問題ももちろんだが
第一条にある議会による予算のコントロールを喪失したことの方が大きい。そもそも
立法府は単に法律制定権だけではなく(これは数多くの例外が諸外国にある)
予算承認権、大胆に言えば新規課税に関して有権者の同意を求める機能がある。
これが損なわれる制度は国民の人権・生活を脅かし自由主義的要請に反する。
あと読み飛ばしただけかも知れないが任期の制限はないのけ?
3.報道権 これを国家権力とする場合、現行の立法府による国政調査権に似た権限を付与することを
想定しているのであろうが、自由競争によって公的規制のない報道機関を保護することは可能か?
結局自由競争である限り独占・寡占を禁じても資金力のない報道機関は淘汰される。
結果として国民の表現の自由や知る権利は損なわれるであろう。
4.審査権 何で憲法裁判所の裁判官が「国際刑事裁判所の派遣」なのかと。
あと広範な捜査権が付与された終身裁判官による強大な司法権の存在は自由主義的要請に反する。
まだまだあるけどこれくらいで。基本的に人権保障が弱いなあ。
最大の弱点は国政調査権と予算承認権が直接に集約された民意を離れること。
そしてオンライン化というすべて国民が享受できるわけではないシステムを過信していること。
被選挙権の規定はギャグだと勝手に解釈した。
まあ思考実験なんだろうけど国家レベルでは不可能だな。
54 :
A-11 :2007/04/11(水) 14:36:19 ID:R67gfeIG
>>49 「選挙前に連立の枠組みを作ったり、小選挙区の出馬段階で工作したりすれば予測はしやすくなるが、
国民の手の届かないところで枠組みが決定されることになる。
複数回投票にすることで予測はしにくくなるが、その代わり判断の機会を増やしている。」
一回目の選挙なら被選挙権が無制限なので、国民の手の届かないところで決定された枠組みは、
国民が被選挙権を行使しまくることで、当選枠からすっかり追い出すことが常に可能です。
複数回投票だと、二回目以降は被選挙権が使えないので、いくら判断の機会が増えても、
国民の手の届かないところで決定された枠組み以外の選択肢を選べる保障はありません。
故に、被選挙権が使える一回目の投票のうちに、国民は再選挙時の枠組みを見据えた投票が求められるのですが、
> 選挙から再選挙までの間にどういう連立工作がなされるかを完全に予測することは不可能。
…。せめて、再選挙時でも被選挙権が使えたなら…(無限再選挙?)。
> 予測の意味がないから各回の選挙では自分が最も好ましいと思う選択肢に投票すればよい。
というか、自分の投票行動が選挙結果にどう影響するか予測できないので、制度設計者の言葉を鵜呑みにするしかありません。
> 比例代表選挙も、選挙後の連立が完全に予想できているわけではないだろう。
ドイツでは、選挙後の連立作戦も明示すべき重要な公約と看做され、主要政党は選挙前に作戦内容を公約します。
選挙後の連立が予想できないのは、連立計画を公約しない政党を選ぶ、我が国の有権者の怠慢です。
…過半数残し再選挙で、一回目から各候補が連立作戦内容を公約したら、どうなるんだろ。
>>53 > 被選挙権の規定はギャグだと勝手に解釈した。
法という手続きに政治への介入を許す法治国家の概念を延長すれば、
演算手続き=コンピュータプログラムの立候補を認めるのは自然です。
また、都知事選で都民でない浅野氏が立候補できるなら、
国政選挙で国民でない=外国人の立候補も同様でしょう。
死人にも被選挙権を認めるのはどうなんでしょう?
選挙期間前後に凶弾に倒れる候補者が出たら、ややこしいことになるような…。
55 :
無党派さん :2007/04/11(水) 15:43:53 ID:wHm9NTFw
>>54 まじで言っていたのか、こりゃ失礼。
ただ権利(ここでは被選挙権)を行使するのは
責任能力を有し自由な意思表示のできる人に限るから
外国人はともかく死人や非人間、空想上の存在、コンピュータープログラム、
その他自然人でないものがそのような権利を享受するのはおかしい。
仮にそれらに法人格を与えたとしても法人は自然人に管理される法的主体であって
また法人であるが故の諸制約のため法的安定を欠く。
てかそこまでして議会制度を否定したい理由がよく読んでも分からん。
アナーキストでもなさそうだし任期の限定された代議制と責任内閣の方が
柔軟に国政運営に対応でき、かつ国民の人権と生活を保護すると思うがなあ。
56 :
大選挙区論者 :2007/04/11(水) 22:54:24 ID:GOaEc/rP
>>53 >1.選挙権 国民の至高の意思表示に対して制約を設けることは民主主義的要請に反する。
現在は年齢による選挙権の制約が行われているが,年齢によって分ける合理的な根拠はない。
制度上,人物を選ぶのではなく政策を選ぶ建前だから,政権公約を理解する能力が必要。
国の義務として年齢に関わらず無償で教育を保障すれば非合理な制約とは言えない。
>2.執政権 立法権と行政権の統合であるが「授権法」の問題点は第二条の問題ももちろんだが
>第一条にある議会による予算のコントロールを喪失したことの方が大きい。そもそも
>立法府は単に法律制定権だけではなく(これは数多くの例外が諸外国にある)
>予算承認権、大胆に言えば新規課税に関して有権者の同意を求める機能がある。
>これが損なわれる制度は国民の人権・生活を脅かし自由主義的要請に反する。
政権公約に任期中の予算の概略はある。国会がないので単年度主義にこだわる必要はない。
新税の導入などは過半数不信任で拒否できる。議会に過半数を持つ与党より抑止力は強い。
>あと読み飛ばしただけかも知れないが任期の制限はないのけ?
普通に考えれば4年だろうが,50カ月や1500日でいけない理由はないので保留。
>3.報道権 これを国家権力とする場合、現行の立法府による国政調査権に似た権限を付与することを
>想定しているのであろうが、自由競争によって公的規制のない報道機関を保護することは可能か?
>結局自由競争である限り独占・寡占を禁じても資金力のない報道機関は淘汰される。
>結果として国民の表現の自由や知る権利は損なわれるであろう。
情報公開によって,国民であれば誰でも国政調査権に似た権限を有する。証人喚問の強制はできないだろうが。
勿論,まともに機能するには法律や判例上の規制が必要だが,これは「憲法草案」なので,私人である
ジャーナリストに対する具体的な規制はなじまない。
57 :
大選挙区論者 :2007/04/11(水) 22:54:55 ID:GOaEc/rP
>4.審査権 何で憲法裁判所の裁判官が「国際刑事裁判所の派遣」なのかと。 株式会社の社外取締役のようなもの。チェック機構には外部の目が必要。 政府任命では政権の監視役になりにくい。 >あと広範な捜査権が付与された終身裁判官による強大な司法権の存在は自由主義的要請に反する。 再任なしの任期制や定年制にする方法もあるが,あまり変わらないだろう。 アメリカも終身制で司法権は強力だ。 捜査組織については別途定める必要があるだろうが。 >基本的に人権保障が弱いなあ。 人権規定は現行憲法で十分だと思ってるから。 環境権は環境基本法に書けばいいので,憲法改正のテーマとする必要はない。 >オンライン化というすべて国民が享受できるわけではないシステムを過信していること。 住基ネットができるのだから,オンラインはできるだろう。 役場がオンライン化できればいいので,全世帯ができなくてもいい。
58 :
大選挙区論者 :2007/04/11(水) 22:55:54 ID:GOaEc/rP
>>54 >複数回投票だと、二回目以降は被選挙権が使えないので、いくら判断の機会が増えても、
>国民の手の届かないところで決定された枠組み以外の選択肢を選べる保障はありません。
連立の核は国民の多数の意志で選出されたものだし,大連立も制度上できないので
二回目以降の枠組みは国民の選択によるものと言える。
今度の都知事選のように,石原と反石原の枠組みになるという予測は,不完全だが成り立つ。
というか,二分型投票では予測が外れる必要があるとしていたのに,予測ができないから
不適当というのは論理にねじれがあるのでは?
>死人にも被選挙権を認めるのはどうなんでしょう?
>選挙期間前後に凶弾に倒れる候補者が出たら、ややこしいことになるような…。
むしろ,暗殺されても内閣候補自体は候補として継続するという意味がある。
当選後は,政権公約が継続する限り死亡や辞任によって首相が交代できるが,当選前は公約を変更できる代わりに
首相候補は交代できないから。
まあ,特別規定を設ければいいのかもしれないが。
>>55 被選挙権を持つのは内閣候補という一種の法人なので,首相候補者が自然人として被選挙権を行使するわけではないです。
実際は,立候補には○人以上の有権者の推薦を必要とする,とかの規定がつくだろうけど。
>てかそこまでして議会制度を否定したい理由がよく読んでも分からん。
>アナーキストでもなさそうだし任期の限定された代議制と責任内閣の方が
>柔軟に国政運営に対応でき、かつ国民の人権と生活を保護すると思うがなあ。
議員内閣制がそんなに悪いもんだとも思わないけど,議会制度が必要不可欠かと言えばそうでもない,ということ。
頭数が多くて固定化しやすい議会よりは常に罷免の可能性がある合議体のほうが柔軟だろう。
59 :
無党派さん :2007/04/12(木) 08:11:42 ID:UqkpcLdg
>>56-57 1.選挙権
私人として法律行為を為し得る人間が学識によって差別されるのは不当。
現在でも責任能力のない未成年者、禁治産者(及び服役者)以外は
選挙権を有するのだから、選挙権は責任能力の有無で考えるべき。
そうでなければ国民の参政権に対する不当な侵害であり民主主義的要請を欠く。
2.権力分立
執政権、報道権および審査権の相互関係が不明確。
この場合民意の制御を受けない報道権と審査権が突出して
特に何らの規制を受けない報道権=資本家による寡占政治に陥る可能性が高い。
即ち国家機関の相互関係を調整して国民の人権・生活を確保するという
憲法の自由主義的要請を欠く。
審査権の問題点は捜査権(行政権)を有すること。
民意の制御を直接間接に受けない審査権の存在はやはり自由主義的要請を欠く。
てゆうか執行権に対する制約が大きいわりに報道権、審査権が国民から乖離するのは
民主主義的要請を欠くのではないか?
まあ執政権に対するコントロールも不十分ではあるが。
3.予算承認権
やはり予算承認権は人民代議機関に留保されるべき。
国政の最も重要な要素の一つである予算の承認と執行は分離されるべきだろう。
まあ審査権に外国人裁判官てのはサンマリノなんかに例があるから悪くはない。
ただあそこは「顔見知りじゃ裁判しにくいだろうからなあ」という理由だけど。
人権保障が弱い、というのは権力分立が不十分(特に司法官権の二極化)であるが故に
国民の人権・生活を保護するという自由主義的要請を欠いている、ということ。
>常に罷免の可能性がある合議体のほうが柔軟だろう。
確かに民意を直接集約するが執政権・報道権の癒着の恐れに対抗する術を国民は有さない。
即ち強大な報道権の独立が存在する以上、自由主義的要請を欠く。
60 :
大選挙区論者 :2007/04/12(木) 23:30:33 ID:h8ok+anx
>>59 >1.選挙権
>私人として法律行為を為し得る人間が学識によって差別されるのは不当。
>現在でも責任能力のない未成年者、禁治産者(及び服役者)以外は
>選挙権を有するのだから、選挙権は責任能力の有無で考えるべき。
>そうでなければ国民の参政権に対する不当な侵害であり民主主義的要請を欠く。
義務教育は国が国民すべてに保障する最低限度の教養だから,「学識による差別」にはあたらない。
参政権は人権だから国民であれば誰でも普遍的に持つが,選挙権は他者への強制力を持った
政治権力だからその行使には一定の制約が必要。
責任能力は自己の判断に対して自分で責任をとる能力ということだが,選挙権の場合個々に責任を
問うのではないから,基準は責任能力でなく判断能力とすべき。
18歳以上なら誰でも運転免許を取得できるが,18歳になれば自動的に免許がもらえるわけではない,
ということ。
日常生活での法的責任能力と政治的な判断能力は同一ではない。
>2.権力分立
>執政権、報道権および審査権の相互関係が不明確。
>この場合民意の制御を受けない報道権と審査権が突出して
>特に何らの規制を受けない報道権=資本家による寡占政治に陥る可能性が高い。
報道の独占や寡占を防ぐ具体的な施策は必要だろう。
だが,政府の情報公開を拡大するだけで,報道機関が今以上の公権力を行使するというわけではない。
現状で報道権力の憲法的位置づけや権力行使の規制がなされていない方が問題ではないか?
61 :
大選挙区論者 :2007/04/12(木) 23:31:22 ID:h8ok+anx
>即ち国家機関の相互関係を調整して国民の人権・生活を確保するという >憲法の自由主義的要請を欠く。 >審査権の問題点は捜査権(行政権)を有すること。 >民意の制御を直接間接に受けない審査権の存在はやはり自由主義的要請を欠く。 >てゆうか執行権に対する制約が大きいわりに報道権、審査権が国民から乖離するのは >民主主義的要請を欠くのではないか? 捜査機関は官僚組織になるだろうから,派遣された憲法裁判所裁判官がその監視を担うことになる。 裁判官の人選には国際刑事裁判所に対する政府や民間のロビー活動によって間接的に影響を与える。 そうすると任期制のほうがいいかもしれないが。定員15人,任期15年,毎年1人改選,とか。 裁判官の弾劾裁判はあってもいいが,派遣元の国際刑事裁判所の権限とすべきだろう。 >3.予算承認権 >やはり予算承認権は人民代議機関に留保されるべき。 >国政の最も重要な要素の一つである予算の承認と執行は分離されるべきだろう。 議院内閣制では予算の承認と執行は事実上一体化しているし,立法府と行政府が一体でなければ機能 しないのは現状を見れば明らか。一体である以上,立法府に行政府の監視はできない。 事実上一体化しているなら,形式的にも一体化して行政府だけを民選して立法機能は行政府の下におけばよい。 これは議会統治制であるスイスのちょうど逆になる。 >確かに民意を直接集約するが執政権・報道権の癒着の恐れに対抗する術を国民は有さない。 >即ち強大な報道権の独立が存在する以上、自由主義的要請を欠く。 報道が独占や寡占の状態になれば政権と癒着するが,競争状態であれば報道同士の相互監視が働く。 報道の独占や寡占の防止のためには,放送局による地上波の独占を廃し,放送と制作を分離して 時間単位で放送権を市場取引する,等の改革を検討することが必要だろう。
62 :
A-11 :2007/04/12(木) 23:56:20 ID:A/R/68xw
63 :
大選挙区論者 :2007/04/13(金) 00:10:29 ID:cMApsFF2
>>62 基本的には最も好感度の高い候補者に投票するのだから、均衡は一つだし、完璧な予想なら完璧に当たる。(当然か)
連立工作における均衡はその時の政治課題にもよるだろうから確定はできない。
64 :
無党派さん :2007/04/13(金) 19:44:57 ID:QaaVyGvj
県会議員選挙に落選したからって 10日もしないうちに 町会議員選挙に 立候補ってできるんですか?
65 :
無党派さん :2007/04/13(金) 19:45:32 ID:7Wo4/1F7
できないと聞いているが
66 :
無党派さん :2007/04/13(金) 19:56:12 ID:Pf4zKjVA
>>60-61 1.選挙権
「学識」は表現が悪かったが選挙権の資格となる「国が国民すべてに保障する
最低限度の教養教養」は誰が決するのか?
想定し得る最悪のパターンを排除しないならばかかる制約を設けることは
選挙権は恣意的に制約され、あるいは縮小される恐れを否定できない。
選挙権は強制力を有する統治機構に参与する普遍的な人権であるべきで
運転免許のように社会秩序を維持するための規制とは一緒にできない。
また国家という統治機構を選挙する権限を行使して統治機構に個人の自由・権利を
規制し得る権能を委ねるわけだから国民にとって選挙=責任であって
およそ選挙権の教養による制約は不合理な差別にあたるとしか言えない。
国民は統治機構のために存在するのではなくその逆である。
2.報道権
営利企業である報道が競争状態であれば相互監視が働くというのは根拠を欠く。
むしろ規制なき自由競争においては寡占・独占状態に陥る方が自然ではないか?
そのような営利企業に国家権力の強力な一部を委ねることは国民の表現の自由や
知る権利を侵害するだけであって、また国権の作用に市場原理を用いるのは適切でない。
あと報道機関の憲法的位置づけと権力行使の規制は表現の自由と公共の福祉による
規制で十分であって、まあ現状の報道に問題がないわけではないが新たな規制(放送制作分離)や
開放(時間単位の放送権の市場取引)は資本家と結合する権力者による恣意的な情報隠蔽の
温床となる危険性は認識すべきではないか。
3.審査権
強大な権限を有する審査権に対して国民ないし国民代議機関による弾劾・罷免権は留保されるべきでは?
4.予算承認権
予算は国権の作用の最も重要な要素。その承認、執行を監視する公的機関は
執政権とは別個にあるべきで財政の民主的運営において不可欠ではないか。
なんか議会制度の良い点が逆に見えてくるような…
67 :
A-11 :2007/04/13(金) 20:38:28 ID:hb6qi1NL
>>63 > 基本的には最も好感度の高い候補者に投票するのだから、均衡は一つだし、完璧な予想なら完璧に当たる。(当然か)
単記非移譲式も、基本的には最も好感度の高い候補者に投票する制度でしたが、均衡は沢山ありました。
68 :
大選挙区論者 :2007/04/14(土) 01:10:32 ID:8iF4LXml
>>66 >1.選挙権
>「学識」は表現が悪かったが選挙権の資格となる「国が国民すべてに保障する
>最低限度の教養」は誰が決するのか?
選挙権に関する具体的な規定は内閣公選法として憲法と同時に定め,
憲法改正と同様の手続を踏まなくては改正できない。
また,憲法に定める人権保障に反する制約は憲法裁判所によって違憲無効となる。
>2.報道権
>営利企業である報道が競争状態であれば相互監視が働くというのは根拠を欠く。
>むしろ規制なき自由競争においては寡占・独占状態に陥る方が自然ではないか?
自由競争を放置すれば当然独占・寡占に陥る。報道の独占・寡占を防ぐための規制は必要。
>そのような営利企業に国家権力の強力な一部を委ねることは国民の表現の自由や
>知る権利を侵害するだけであって、また国権の作用に市場原理を用いるのは適切でない。
現在報道権は事実上強大な国家権力の一部だし,営利企業として市場原理に基づいている。
正式に国家権力として位置づけ,適正な規制を加えることが必要。
>報道機関の憲法的位置づけと権力行使の規制は表現の自由と公共の福祉による
>規制で十分
それなら現状のままで国会を廃止してよいことになるが。
国会における野党の役割を報道に担わせるというのが趣旨なのだから。
>資本家と結合する権力者による恣意的な情報隠蔽の温床となる危険性は認識すべきではないか。
むしろ現状で権力と報道との分離が憲法上保障されていないことを問題としている。
69 :
大選挙区論者 :2007/04/14(土) 01:13:27 ID:8iF4LXml
>3.審査権
>強大な権限を有する審査権に対して国民ないし国民代議機関による弾劾・罷免権は留保されるべきでは?
裁判官自身の弾劾はできないが,改憲手続によって違憲判決を無効化することができる。
>4.予算承認権
>予算は国権の作用の最も重要な要素。その承認、執行を監視する公的機関は
>執政権とは別個にあるべきで財政の民主的運営において不可欠ではないか。
スイスでは予算の承認と執行は形式的にも一体化しているし,議院内閣制でも事実上一体化している。
日本の地方自治体は首長と議会が分離しているが,監視機関として機能していない。
予算の適正さについては会計監査院の発表を報道が分析,精査することになる。
立法府に行政府の監視はできないし,するべきでもない。
立法と行政が対立すれば国政は機能しないし,対立がなければ監視できない。
現在の制度では与党が両院で絶対多数を取れば選挙制度改革から解釈改憲までなんでもできるが、
そのときにどうやって監視ができるのだ?
>>67 >単記非移譲式も、基本的には最も好感度の高い候補者に投票する制度でしたが、均衡は沢山ありました。
単記非移譲式は予測上位2人以外に投票する戦略的な価値がほぼ皆無だろう。上位2人のうち「よりマシ」な
ほうに投票する制度で,最も好感度の高い候補者に投票する制度とはいえない。
(全員が戦略的に投票すると仮定してだが。)
70 :
無党派さん :2007/04/14(土) 02:32:53 ID:eg/LLTS7
外部のサイトもブログもウィキも読む気はないんで詳しくは判らんけど 民主政治の非効率で上手く行かない場合のなんというかこう、 グチョゲロな部分を許せない若気みたいなのが見て取れて切ないような面映ゆいような。
71 :
A-11 :2007/04/14(土) 22:28:15 ID:7R3coeh6
>>69 > 単記非移譲式は予測上位2人以外に投票する戦略的な価値がほぼ皆無だろう。上位2人のうち「よりマシ」な
> ほうに投票する制度で,最も好感度の高い候補者に投票する制度とはいえない。
> (全員が戦略的に投票すると仮定してだが。)
それは単記非移譲式の戦略投票がゲーム理論の言葉で解明されてからの話です。
過半数残し再選挙ではどうでしょう?
私には、ゲーム理論登場前の単記非移譲式と同じ過信を、過半数残し再選挙からも感じます。
私の調べた範囲では、オーストラリアで実際に使われる優先順位付き連記投票での
戦略投票が解明されたとは聞きません。
優先順位付き連記投票以上に票の動きを扱いにくい
過半数残し再選挙での戦略投票を解明済みなら、
同じ手法で優先順位付き連記投票の戦略投票の解明が出来るでしょう。
>>52 私も作ってみよっと。
http://www7.tok2.com/home/aaaaaaaaaaa/shian.html 国民投票=国民と公選首相(=大統領・民選君主)との契約とすると、法律が契約に当たるはずです。
契約は片方の意志のみでは変更できないので、
やはり首相に立法権を与える=首相(と閣僚)のみで法律改正可能なのは、自分の契約した民間保険会社に
「社会保険庁と違って自分であなた方を選んだのだから、契約をあなた方だけで勝手に変更してもいいよ。
(私も勝手に変更するかも知れない。)」
と言うようなものです。
ちなみに国王であっても、
「遠い昔に、お前らのご先祖様が国王の先祖を民選したので、今でも立法権は王家に受け継がれているのだ」
という神話を唱える人(トマス・ホッブスとか)が居たりします。
時間が立てば、民選君主も
神選君主(ホッブスに対し、王家は「我々は神に選ばれたのだ」と反論したそうです。)と
区別できなくなるという事です。
72 :
大選挙区論者 :2007/04/14(土) 23:01:28 ID:8iF4LXml
>>71 >国民投票=国民と公選首相(=大統領・民選君主)との契約とすると、法律が契約に当たるはずです。
契約に当たるのは法律でなく政権公約。法律は政権公約の範囲で制定しなくてはならないし、
その範囲を超えたと有権者が判断すれば不信任される。
民選された議会が法律を作れるんだから、民選された内閣が法律を作ってもいいだろう。
法律を作れないと公約を実行できないわけだし。
>国民投票=大統領選挙試案
改正を全く許さないのは、施行してみて解った不都合も次の選挙まで改正できなかったり、
災害等の不測の事態に対応できなかったりするから硬直的すぎる。
73 :
無党派さん :2007/04/15(日) 02:51:34 ID:Fz39e0Mb
>>68-69 長文だと真意が伝わりにくいかなあ。
自分の大選挙区論者氏に対する反論は簡潔に言えば以下の通り。
選挙権の制限、報道権の突出、報道権による公選内閣の監視というものは
いずれも独占資本家と権力との癒着を生じせしめる危険性を排除できず
憲法の求める国民の人権・生活を保護するという自由主義的要請に反する、
そして報道権が実質資本家の寡占・独占状態に陥る可能性がある以上
憲法の求める国民の要求を合理的に集約する民主主義的要請に反する、
というもの。
>立法府に行政府の監視はできないし,するべきでもない。
>立法と行政が対立すれば国政は機能しないし,対立がなければ監視できない。
法体系としてはその通りかも知れないが野党が国政調査権を行使しようと
与党を揺さぶることは決して国民にとって不利益なことばかりではない。
民主政治というのは合理性や効率を追求するものだけではなく多くの場合徒労であっても
反政府勢力が議会において抵抗することで与党内閣に対する国民の反意を示すことも可能。
国権の作用をを報道権を独占する資本と結んだ権力と融合し得る公選内閣のみに
民意の反映を委ねることは極めて危険ではないか?
まとめれば執政権と癒着した報道権の独裁制に陥る可能性を自分は危惧している。
それ故に本案には全面的に賛同できない。
首相公選的選挙制度に関してはA-11氏と議論してください。
ただ政治には柔軟性も求められるのであって法律が選挙と同時に決定するよりは
委員会(+その公聴会)での議論を通して決するものだと自分は考える。
思考実験としても法律はあくまで人民代議機関である立法府が決するべきで
それを執行するのが行政府という現行議会制度、即ち国家権力の作用にはあくまで
統治機構相互の調整を要するという自由主義的要請を自分は支持する。
但しそれによって首相(内閣)公選制度導を否定するものではない。
74 :
大選挙区論者 :2007/04/15(日) 03:44:05 ID:QRL+OJsa
>>73 >そして報道権が実質資本家の寡占・独占状態に陥る可能性がある以上
独占・寡占の危険があるから憲法上禁止しているし、憲法裁に捜査権もある。
報道権が資本家に独占される危険は現在では野放し状態だが。
その状態での議会が行政の抑止になるのか?
>法体系としてはその通りかも知れないが野党が国政調査権を行使しようと
>与党を揺さぶることは決して国民にとって不利益なことばかりではない。
国政監査機関と立法機関が同一である必要はないし、制度上議会で過半数に
満たない勢力は立法に参加できない。
議員歳費では頭数を維持するのが精一杯で、実質の政治資金は献金頼みだろう。
政党助成は問題が多すぎる。
それなら野党が自前の政治資金で報道の側で国勢調査権を発揮する方が効率的。
本来国政監査は国民全ての権利で議員にだけ特権的に認めるのは不合理。
>民主政治というのは合理性や効率を追求するものだけではなく多くの場合徒労であっても
>反政府勢力が議会において抵抗することで与党内閣に対する国民の反意を示すことも可能。
制度上は過半数を確保していれば憲法改正発議以外の法案は通る。野党に抵抗権は与えられていない。
>国権の作用をを報道権を独占する資本と結んだ権力と融合し得る公選内閣のみに
>民意の反映を委ねることは極めて危険ではないか?
それは現在も同様で、報道との癒着の禁止が制度化されていない分危険が大きい。
立法府が議会という形式を取っているのは単にヨーロッパの一部の慣習が広がっただけだろう。
日本の歴史上は有力者の合議体という形を取ることの方が多かった。
75 :
無党派さん :2007/04/15(日) 08:55:04 ID:HHnFgoOi
よく分からんが何とも政権担当能力に欠ける野党だな。
76 :
大選挙区論者 :2007/04/15(日) 10:30:35 ID:QRL+OJsa
>>75 それは
>制度上は過半数を確保していれば憲法改正発議以外の法案は通る。野党に抵抗権は与えられていない。
を指してのこと?これは現状の議院内閣制のことだが。
77 :
A-11 :2007/04/15(日) 14:47:48 ID:D5NLOlPP
>>72 > 契約に当たるのは法律でなく政権公約。法律は政権公約の範囲で制定しなくてはならないし、
確かにそうですね。憲法>政権公約>法律な訳です。
>>71 ではこれが憲法>法律(>サブ法律)に当たります。
公約がそのまま法律として成立・発効するので、公約の範囲で仕事をする限りは、内閣任期中は立法権は要りません。
> その範囲を超えたと有権者が判断すれば不信任される。
それは、自分と保険会社との契約で、
「契約を正しく履行しているかは、私だけで判断できる。」ようなものです。
実現性を重視した政権公約には、
「景気回復のため、しばらく首相の私財で国庫を支えるが、回復後は国民は首相に返金せねばならない。」のように
国民側に義務を課す条項を持つものがあります。
このような場合、途中で不信任されても文句がいえないなら、真面目な人は首相に立候補しないでしょう。
片方の意志のみで変更できるものは、契約とはいえません。
> 改正を全く許さないのは、施行してみて解った不都合も次の選挙まで改正できなかったり、
それが施行後であれ、政権公約=法律がダメだと判明した首相はどっちにしろ即刻辞任or出直しです。
次の選挙日程=法律改正手続きがすぐに開始されるので、待つ必要はありません。
現行では、有権者の届かぬ所で政権公約をコロコロ変えて、首相を続ける人も居るようですが。
> 災害等の不測の事態に対応できなかったりするから硬直的すぎる。
各国の有時法制・危機管理法制を見れば、不測の事態に対処する法律でも頻繁な改正は必要ないことが分かります。
それに、政権公約次第(「サブ法律は独断でいじる」と公約したり)では、サブ法律は幾らでも内閣の独断でいじれます。
普通は、議会を制定・継承するなどしてサブ法律の改正手続きを(政権公約で)示し、
その分、法律の方に「詳細はサブ法律で定める」点を増やすことになるはずです。
現行でも、憲法>法律の下に省令・政令・校則などがあり、法律で定めると硬直的過ぎる点を補っています。
78 :
A-11 :2007/04/15(日) 14:59:40 ID:D5NLOlPP
>>77 > 現行では、有権者の届かぬ所で政権公約をコロコロ変えて、首相を続ける人も居るようですが。
間違えました。某超大国の大統領のことでした。
わが国では、政権公約をコロコロ変えるのは某大政党で、首相自身は政権公約と共に心中します。
79 :
無党派さん :2007/04/15(日) 17:33:19 ID:JRUbMHR5
>>74 1.報道権の寡占と癒着
地上波に対する独占資本の支配の排除、および新聞社による支配の排除として
放送法ではすでに出資(支配)の規制があり、現状において「野放し」とは言えない。
現状が独占・寡占であるとするならばどのような法的規制が可能なのか?
また報道の自由競争が真実でないものを排除するという根拠は何か?
そして「真実」が審査権と市場原理によってのみ規制されるならば
審査権の恣意的な国権の濫用による審査権独裁に陥らないか?
報道権での問題はただ一点である。
国家権力の作用に営利企業が参画することは民主主義的要請に反する。
2.国政監査
国政監査機関と立法機関が同一である必要性は確かにない(台湾旧憲法監察院など)。
また同様に国政監査機関と予算承認機関が同一である必要性もない。
しかし国政監査機関と予算承認機関はいずれも国民の意思が反映されることが
憲法の民主主義的要請であり、それならば立法府に一元化されるほうが合理的では?
国民や内閣からの独立が保障されている審査権や資本家しか参画し得ない報道権に
国政監査を委ねることは民主主義的要請に反する。
そもそも国民個人で国政調査ができないからこそ国民代表機関が存在するわけだし。
3.国民代表機関における野党の役割
発言表決の無責任および不逮捕特権、四分の一以上の議員による臨時会の召集、
委員会の少数意見の報告義務、数十人程度での議案発議および修正動議、予算修正動議、
内閣への質問権、五分の一以上の議員による記名投票での表決、厳密な資格審査、等々。
立法府は決して内閣の協賛機関ではなく野党は与党・内閣にある程度抵抗し得る。
野党的存在が国家権力の作用に存在せず、かつ報道権にそれを求めるのは
資金力がなく未組織である大多数の人権・生活を脅かすもので自由主義的要請に反する。
>日本の歴史上は有力者の合議体という形を取ることの方が多かった。
その時代に「有力者」でない国民の人権・生活は保障されていたのかね?
民主政治が万能だとは思わないが少なくとも自由主義的要請はある程度、欧米輸入の
議会制度および議会による行政権の牽制で充足されている事実は否定できない。
80 :
つづき :2007/04/15(日) 17:53:24 ID:JRUbMHR5
大選挙区論者氏の意見はつきつめれば 議会制度が民主主義の実現という観点(価値)から 民主主義を実現するばかりか阻害する、ということと解釈したがどうか? つまり「統治者と被統治者の同一性」が民主主義であり議会はその実現に おいて不要とまでは言わないが、より良い民主主義の実現方法がある、と。 この論は決して新しいものでなくルソー共和政、マルクス思想、シュミット独裁とも 通じる近代自由主義政体に対する根本的な「問い」であることは認める。 しかし「真の意味での民主主義」の実現というこれら思想は自己矛盾に陥っており 現行制度の漸進的改良以外により良い民主主義の実現はあり得ないのでは ないだろうか。
81 :
大選挙区論者 :2007/04/15(日) 18:12:02 ID:QRL+OJsa
>>77 立法形態は私の案と大差ないようだが、相違点としては、
・政権公約は内閣が総辞職するか任期満了して解散すると無効になるが、法律は廃止されない限り継続する。
・私の案では立法は公約の範囲内という制約があるが、貴方の案では新たに制定した法律の範囲内だけでなく、
それ以前からあった法律についても政令を発令できる。
というところか。
>「景気回復のため、しばらく首相の私財で国庫を支えるが、回復後は国民は首相に返金せねばならない。」のように
>国民側に義務を課す条項を持つものがあります。
>このような場合、途中で不信任されても文句がいえないなら、真面目な人は首相に立候補しないでしょう。
そんな公約を真面目な人がするとは思えないが。「回復した」と一方的に判断して私腹を肥やすこともできるし。
「いつでも不信任される」という制度なのだから、それを前提とした公約になるのは当然。
>片方の意志のみで変更できるものは、契約とはいえません。
地方自治体の首長は現在でも一方的にリコールできる。
クーリングオフのように一方の意志だけで破棄できる契約は珍しくないが。
>それが施行後であれ、政権公約=法律がダメだと判明した首相はどっちにしろ即刻辞任or出直しです。
方向性はよくても修正が必要、ということはあるだろう。それとも法律は理念だけ書いて具体策は政令とする?
あと、ダメだと判断するのは首相自身?
経済破綻や国際紛争などの選挙時には予想できない非常事態もありうるが、そういうときに選挙で国政の空白を
作るのではなく、事態が収拾してから総括するという判断もある。
「どこまで政権公約を外れたら不信任するか」という基準はむしろ曖昧にして有権者の判断の余地を残すべき。
82 :
大選挙区論者 :2007/04/15(日) 19:16:39 ID:QRL+OJsa
>>79 >地上波に対する独占資本の支配の排除、および新聞社による支配の排除として
>放送法ではすでに出資(支配)の規制があり、現状において「野放し」とは言えない。
>現状が独占・寡占であるとするならばどのような法的規制が可能なのか?
あくまで「危険性を排除できない」ということで、現状独占状態とはしていない。
現在の規制で十分だというなら、新たな規制はいらない。
独占・寡占の禁止は制度を作ればそれで終わりではなく、不断の監視と検証が
必要だと思うが。
>また報道の自由競争が真実でないものを排除するという根拠は何か?
真実でないものは排除されない。
報道は公正である必要はあるが、中立である必要はなく、主観的に偏向していて構わない。
「報道は真実でない」ことを前提として複数の意見を自らで検証する能力がメディアリテラシーだろう。
だから報道の多様性を保障することが大前提。誤報やねつ造への対処は必要だろうが。
多様性の保障のためには公的機関ではなく私人による報道が必要。
報道を担うのは営利企業だけとは限らず、非営利法人や政治資金を持つ政党も主体となる。
その意味で報道権はマスコミというよりオンブズマン制度に近い。
情報技術が発達すれば資本による報道の独占は難しくなるだろう。
現在の日本では地上派テレビと個別宅配の新聞の影響が大きいからそうでもないが。
>しかし国政監査機関と予算承認機関はいずれも国民の意思が反映されることが
>憲法の民主主義的要請であり、それならば立法府に一元化されるほうが合理的では?
立法府と行政府を形式的に分離して、それでチェック機構とする方が非合理。
実際は一体化しているのだからチェック機構になっていない。
監査機能は立法から分離して報道権に移すべき。
83 :
大選挙区論者 :2007/04/15(日) 19:17:42 ID:QRL+OJsa
>そもそも国民個人で国政調査ができないからこそ国民代表機関が存在するわけだし。 国会の国政調査権もほとんどマスコミ報道の後追いになっているような気がするが。 調査力としては議員よりジャーナリストの方が専門家だろう。 >3.国民代表機関における野党の役割 すべて「発議」であって決定権はない。世論に訴える意味はあるが、 与党と独占情報資本が結びつけば、野党の抵抗をただの道化として伝えることもできる。 野党的存在は報道権として政治献金を基に国家権力に作用する。 ネットデモクラシーへの過信は慎まなくてはならないが、情報発信のコスト自体が下がっている のは事実。 >その時代に「有力者」でない国民の人権・生活は保障されていたのかね? >民主政治が万能だとは思わないが少なくとも自由主義的要請はある程度、欧米輸入の >議会制度および議会による行政権の牽制で充足されている事実は否定できない。 人権、というより個人という概念自体が当時はなかったわけだから。 近代思想が西洋の伝統の下にあるのは事実だが、無条件で受け入れる必要はない。
84 :
大選挙区論者 :2007/04/15(日) 19:18:32 ID:QRL+OJsa
>>80 >大選挙区論者氏の意見はつきつめれば
>議会制度が民主主義の実現という観点(価値)から
>民主主義を実現するばかりか阻害する、ということと解釈したがどうか?
阻害とまでは言わない。議院内閣制は現状ではかなり有効に機能していると評価している。
明日から変えなくてはならない、というほどの切迫性もない。
だが、唯一最高のものでもない、ということ。
>つまり「統治者と被統治者の同一性」が民主主義であり議会はその実現に
>おいて不要とまでは言わないが、より良い民主主義の実現方法がある、と。
と、言うこと。理論上の可能性の問題だが。
>現行制度の漸進的改良以外により良い民主主義の実現はあり得ないのでは
>ないだろうか。
自分では十分「漸進的改良」だと思っているが。
85 :
無党派さん :2007/04/15(日) 20:42:44 ID:JRUbMHR5
>>82-84 なるほど、報道権はオンブズマン制度に近いものか。
およそ権力分立における問題点が立憲主義の基本的な要請を欠いているのでは?
という疑問はここらでようやく解消した>後述のようにこの制度を支持するわけじゃないけど。
ただ選挙権についてだけは現行制度に加えて一切の制約を設けるべきではないと思うがね。
執政者の自由な選出と罷免、予算承認や国政監査を国民が直接担う(権利と責任)というのは
民主政治の「統治者と被統治者の同一性」という観念としてはそうだわな。
ただ大選挙区論者氏が「理論上の可能性」と述べている通り
「統治者と被統治者の同一性」の実現には理論的に深刻な自己矛盾に陥る可能性がある。
それぞれ近代自由主義政体が孕む個人の本質的自由への規制からの解放を唱えた
ルソーの共和思想が「自由への強制」に、マルクスの共産主義が「官僚専制」に、
シュミットの議会制批判と委任独裁が「全体主義の独裁」に陥ったように、である。
つまり一般意思(公的国民の意思の総体)と全体意思(私的国民の意思の総体)は
必ずしも一致しないのであるから、両者の利害関係を調整する代議機関は必要ではないか、と。
もし前者(公的意思)を優先させれば国民は自由や権利を喪失する全体主義に陥るであろうし
後者(私的意思)を優先すれば社会の秩序は維持できない大衆迎合主義に陥るであろうからである。
その矛盾の克服でにおいて統治者である国民が被統治者でもある国民を直接ではなく
間接的に支配する議会制度というのは、今日より良い民主主義への漸進的改良の基礎では
ないかなあ、と個人的には考える。
統治機構が恒久的である必要はもちろんないんだが国民諸階層の利害関係を調整し
また国民の意思を代表し、そして国民の権利と生活を保障するという点について
公選執政権制度が議院内閣制よりも優れている点が見出せない。
上の論で言えば全体意思が優先される(不信任規定)ことで政情が不安定になり高度に独立が
保障された審査権が憲法が想定している以上に強大化するのではないだろうか?
あるいは執政権が非常事態宣言を濫用することで制度が形骸化する恐れはないだろうか?
その弊害を考えれば議院内閣制の方が柔軟に政治事件に対応し得ると思うのだが。
86 :
大選挙区論者 :2007/04/15(日) 21:39:40 ID:QRL+OJsa
>>85 >両者の利害関係を調整する代議機関は必要ではないか、と。
その調整は議会でなくても、公選された有力者の合議体という内閣で可能だと思うが。
選挙制度からして単独勢力で組閣できることはまずなく、連立政権になるわけだから。
>上の論で言えば全体意思が優先される(不信任規定)ことで政情が不安定になり高度に独立が
>保障された審査権が憲法が想定している以上に強大化するのではないだろうか?
政権が不安定になる可能性は大きい。議院内閣制より政権は取りやすいが失いやすいから。
とりあえずやらせてみてダメなら替える、という考えになる。
変化に柔軟に対応できる、という点で安定と停滞より上と見るが。
議院内閣制は安定している分、国民に政治参加の意識が減って無関心が増大する。
審査権は性質上「裁判官の良心」に依存せざるを得ない部分はある。
日本の現状を見ると、もう少し司法権が強くてもいいと思うが。
>あるいは執政権が非常事態宣言を濫用することで制度が形骸化する恐れはないだろうか?
>その弊害を考えれば議院内閣制の方が柔軟に政治事件に対応し得ると思うのだが。
非常事態宣言は最大半年で、その後は選挙になるのだから濫発しようがないだろう。
独裁政権は大抵非常事態宣言を無期限に使うことで成立している。
87 :
大選挙区論者 :2007/04/15(日) 21:45:45 ID:QRL+OJsa
追記。 選挙権でペーパーテストを課すのは必須ではないが、登録制にはするべきだと思うね。 そうしないと不信任のハードルが高くなるから。
88 :
A-11 :2007/04/15(日) 23:05:45 ID:D5NLOlPP
>>81 「今までの政権の作った法律は一度全て廃案にする」という政権公約も私の方では可能なので、
前内閣の政権公約の継承は現内閣の政権公約次第なのは、あなたと一緒です。
現政権の公約では触れていなかった点を、前政権から継承したと見做すか、無効にしたと看做すかの違いです。
公約を前政権からの差分と看做す方が、当たり前のことをいちいち書く必要がない分、楽に濃いものを書けると思います。
> クーリングオフのように一方の意志だけで破棄できる契約は珍しくないが。
>>71 のままでも、リコール手続きを公約に書いておけば(書かない場合は、前政権のを使うことになる)済みますが、
リコールを認めない人にも被選挙権を認める必要がある気がします。
なぜなら、「いつでも不信任に備えなければならない」条件では、出来ない政策があるような気がするからです。
具体例は思いつかないのですが、継続性を必要とする政策は当て嵌まる気がします。
それでもリコールは必須の方がいいと思うなら、政権公約に優先する唯一の法・憲法にリコール手続きを加えてください。
> あと、ダメだと判断するのは首相自身?
公約でリコールを認めない首相の場合、それ以外にありません。
正確には、首相・国民の双方が「ダメだ」と思わぬ限り、政権公約という契約は破棄できません。
立候補する方は「首相の独断で辞任できる」が法律として有効か、
それとも今期の政権公約で追加する必要があるか、確かめましょう。
> 経済破綻や国際紛争などの選挙時には予想できない非常事態もありうるが、そういうときに選挙で国政の空白を
殆ど国の大統領・首相は空白を作らないため、
次期への引き継ぎが終わるまでは、(死亡でもしない限り)職に留まる義務があります。
それでも政権公約が枷になったら、豪華客船沈没の映画のように、
非常事には通常は違法になる行為も罰せられないらしいので、
それが後世に認められることを祈って、政権公約を自ら破るのもアリかもしれません。
平時から内閣に立法権を認めるよりは、こちらの方が民法との整合性がとれて、良いと思います。
89 :
大選挙区論者 :2007/04/16(月) 00:04:07 ID:QRL+OJsa
>>88 先の憲法私案にはリコール規定もあるし、内閣は公約を破棄して総辞職できるという規定もある。
政策の継続性は必要だが、「止まらない公共事業」のようになるのも困る。
>それが後世に認められることを祈って、政権公約を自ら破るのもアリかもしれません。
政権公約から逸脱した場合、有権者が緊急避難として認めればリコールされないし、
認めなければリコールされるだろう。その判断を権力に委ねると独裁になる。
どうしても空白が認められない事態なら、非常事態を宣言するという道もある。
>平時から内閣に立法権を認めるよりは、こちらの方が民法との整合性がとれて、良いと思います。
私が「法律」としている部分を貴方は「政令」としているだけで、事実上の差は少ないと思うが。
90 :
無党派さん :2007/04/17(火) 17:57:42 ID:rjxFu1sJ
>>86-87 うーん、一般意思と全体意思の利害の衝突を調整する機関は
ある程度安定した(停滞した)制度である方が社会秩序の維持には
必要悪だと思うけどなあ。全体意思に自由に任免される内閣は
確かに民主主義的要請を実現するが国民の権利や生活を保障する
自由主義的要請には反するんではないか?
まあ任免する国民が権利を行使し、かつ権利の行使の責任を負うのは
民主政治の基礎だろうけど自由な国民の完全な自治は管理者層が
不可欠である近代社会においては官僚専制に陥らないだろうか?
というのも現代社会で高度な専門職=官僚専制を防止するのが公選議会の
コントロールであり公選議会を背景とした政党の発達なんだが
議会制度が廃止された上で安定した政党の存在は可能なのだろうか。
地方議会が存在する限り政党も存在するのだろうけど
憲法が政党を明文で保護しない限り次第に制度の思想の根幹にあるであろう
政党による政策立案能力というものが損なわれてしまうのではないだろうか。
非常事態の形骸化というものは一般意思を体現した公選内閣が
突発的な事件に対応できない場合、あるいは例えば増税の嫌悪など全体意思に
振り回されること回避する手段として用いられた場合、その制度の思想が
形骸化するのではないか?という意味。
司法消極主義は自分もどうかと思うがこれはフランスのように憲法院の
事前審査制を採用しない限りは法運用の問題で権限を大きくしても同じだろう。
ただ運用でどうにでもなる独立した審査権に予め強大な権限を与えるのはどうかなあ。
選挙権の登録制はこの制度を前提とする以上は、まあ別に構わない。
ただ他の有権者名簿を用いる制度との整合性は考えなきゃあいかんだろうね。
91 :
大選挙区論者 :2007/04/17(火) 22:59:58 ID:EcJC6+a3
>>90 一般的には,政権が安定している方が自由主義的要請に反するだろう。
国民の利益に反する政策を行っても政権を失わないわけだから。
実際,解散は与党が最も有利なタイミングで行われるというのが常識だし。
議会では野党が政権を監視する役割を担うが,議会で野党が多数を占めると
予算の承認や法律の制定が出来ず,国民が選択した政権が政策を実行できなくなる。
一方野党が少数ではマスコミを通じて民意に訴えることしかできず,
与党が開き直ったら直近に選挙がなければ直接的な抵抗力とならない。
すなわち多数野党は抵抗力が強すぎ,少数野党は抵抗力が弱すぎる。
内閣が不安定だと官僚の支配が強くなる,という要素はある。
首相公選でなく内閣公選としているのはそのためで,首相候補討論会だけでなく
財相候補討論会,外相候補討論会などの閣僚級討論会を選挙戦に導入する。
その議論に耐えられる知識を持った専門家が自前のブレーンやスタッフを
率いて各省庁を統率するようにする。
政権が安定している方が官僚と政権との癒着を促すというのは事実だろう。
明治時代ならともかく,政党政治が官僚専制を抑制しているというのは
あまりに実態に反している。
内閣公選制では有効投票の過半数で当選して有権者総数の過半数でリコールされるわけだから,
意図的な棄権を除いて考えれば,後者の方がハードルが高い。
投票者の意志が変わらなければリコールにはならないので,現在ほど不安定な支持率にはならないだろう。
誰でも過去の自分の判断を否定したくはないから。
リコール要件に「4週連続」という要素を入れているのも,突発的な不信任成立を抑制し,
「過半数を超えるまでは不信任,過半数を超えれば不信任取り下げ」という行動を想定している。
92 :
大選挙区論者 :2007/04/17(火) 23:03:13 ID:EcJC6+a3
政党自体がなくなることはないだろうが,議会勢力としての政党とは自ずから位置づけは異なって くるはず。 公開された政治情報を報道権の側から分析して発信するシンクタンクのような役割になるだろう。 まあ,実際の所そんなに何もかもうまくいくとは私も思わないが。 危険性を完全に排除した制度というのは原理上ありえないので, 「改憲すると現状より悪くなる可能性」は「改憲しないと現状より悪くなる可能性」と同程度にはある。 「施行10年後に日本国憲法に戻すか否かの国民投票を行う」とかの規定が入るかもしれない。 >非常事態の形骸化というものは一般意思を体現した公選内閣が >突発的な事件に対応できない場合、あるいは例えば増税の嫌悪など全体意思に >振り回されること回避する手段として用いられた場合、その制度の思想が >形骸化するのではないか?という意味。 ちょっとよく解らないが。 非常事態に対応する目処もないのにリコール権を停止して6カ月政権を延命させることに 意味はないだろう。自分の政治生命が絶たれるだけで。 6カ月間だけ有効な増税も緊急事態の回避という以上の意味はないのでは? >フランスのように憲法院の事前審査制を採用しない限りは >法運用の問題で権限を大きくしても同じだろう。 抽象的な違憲審査なので,無条件で法律を違憲無効にできる。期限付きの改正勧告があってもいいが。 強大な審査権というのは,戦前の憲兵のような捜査権を想定している? よほどひどくなれば改憲して国民による弾劾権を求める声が上がるだろうが, それ以前に国際刑事裁判所が勧告か弾劾をするだろう。 審査権や安全保障の規定は、無制限な人民主権を認めるのではなく価値中立的な立場から抑制するという のが主旨。国内の多数派は少数派の弾圧や対外強硬主義になりやすいもんだからね。 内閣公選制は議院内閣制に比べて、人民にとっても政権にとっても、権限を強める代わりに抑制も強める、 という立場に立っている。
93 :
A-11 :2007/04/18(水) 20:26:30 ID:FALEEJtI
>>89 > その判断を権力に委ねると独裁になる。
大統領と司法の権力が分立できていなければそうなるでしょう。
非常事態による免責の可否を決めるのは司法であり、
大統領単独では、独裁者どころか政権公約触法の容疑者として、
警察とか(逮捕だけなら一般国民も出来ると聞いたことがあります)に逮捕されるのがオチです。
本当の非常事態なら、そんな余裕などないでしょうが。
リコールを、国民が司法権を直接行使したと看做せば、アリだと思います。
> 私が「法律」としている部分を貴方は「政令」としているだけで、事実上の差は少ないと思うが。
となると、
>>52 と
>>71 の決定的な対立点は二分型投票vs過半数残し再選挙だけですね。
たしか過半数残し再選挙なのは、リコールされにくい候補を選ぶためだと記憶してますが、
候補者r,c,lが出馬していて、有権者が以下の4タイプ
L l>c>(リコール手続きの閾値)>r
Cl c>(リコール手続きの閾値)>l>r
Cr c>(リコール手続きの閾値)>r>l
R r>c>(リコール手続きの閾値)>l
しかいなくて、割合が L:Cl:Cr:R=5:2:2:5のとき、過半数残し再選挙では誰が選ばれるのでしょう?
cが当選なら、だれもリコールしないけど、l当選ならL以外がリコールするし、rならR以外がリコール手続きをとるので、
リコールされにくい候補を選ぶ制度なら、候補者cが当選するはずです。
それぞれの候補について「この候補が当選したら、リコールしますか?」と聞く制度が
一番リコールが発生しにくいと思います。
94 :
大選挙区論者 :2007/04/18(水) 22:58:20 ID:UV/1gPpd
>>93 >非常事態による免責の可否を決めるのは司法
そこはまた相違があるな。
政権公約は法ではないから違反しても司法が裁くわけでなく、国民の政治的判断になるが、
貴方の場合法律だから違反すれば司法の対象になる。
司法が人権問題以外で政治判断に踏み込むのは問題が多いし、実際統治行為論で踏み込まないだろう。
赤字国債は発行しません、と公約しても、大震災で復興資金が必要なら発行せざるを得ないだろう。
国民もそれは認めると思うが、司法が「違法だから無効」と言えるのか。
>割合が L:Cl:Cr:R=5:2:2:5のとき、過半数残し再選挙では誰が選ばれるのでしょう?
lとrの決選投票でcの支持がキャスティングボートを握るだろう。
cが完全に非妥協的でcの支持者が全員決選投票に棄権すれば当選即リコールの可能性があるが。
二分型投票では戦略投票によって自分の第1支持者以外全員に不信任をつけることがあるし、
全員に不信任をつける投票者もいるから、真の民意に関係なく全員が過半数の信任を得られないケースがありうる。
95 :
A-11 :2007/04/19(木) 21:08:20 ID:8FGnvRm8
>>94 > 二分型投票では戦略投票によって自分の第1支持者以外全員に不信任をつけることがあるし、
過半数残し再選挙と同じように、
>>93 で提案した「この候補が当選したら、リコールしますか?」と聞く制度に
戦略投票がし難いような付則を付ければ、大丈夫です。
例えば、ある有権者の(リコール用の)信任or不信任届け発効の条件を届けた信任or不信任の状態が4週間変わらない事とし、
初期状態は投票時の信任or不信任とします(届け出と発効との間に4週間猶予ができるので、
発行済み不信任が過半数に達したら、猶予無くリコールが成立することとします)。
そうすると、投票時の投票行動が選挙後の自分の信任or不信任状態を4週間は拘束するため、
付則無しの二分型投票と違って戦略投票を使うことが出来ません。
戦略投票で民意が歪められないように付則を付けた
>>93 「この候補が当選したら、リコールしますか?」投票で
全員が過半数の信任を得られないケースがあるなら、
そのケースではどんな選挙制度を使っても当選即リコール必至(4週間の猶予でなんとかしろ)です。
逆に一人でも過半数の信任を得る候補が居れば、戦略投票が起きないような付則を付けるのだから、
真の民意で反リコール率の最も高い候補が当選するでしょう。
> cが完全に非妥協的でcの支持者が全員決選投票に棄権すれば当選即リコールの可能性があるが。
それでも当選者がcと何も交渉せずに直接cの支持者と妥協を結べば、
cの支持者は信任届けを出して
(棄権したら自動的に、不信任したと看做されるのでしょうか?)、リコールにはなりません。
cが完全に妥協的でcの支持者が全員決選投票に参加しても、
妥協が一方的なcの歩み寄りなら、cの支持者は不信任届けを出すために役所に並んで当選即リコールです。
要は、候補者の妥協の有無は関係なく、リコールは首相と有権者との間の妥協次第ということです。
リコールは候補者(当選者も含む)では無く、首相に対して行われるのですから。
96 :
A-11 :2007/04/19(木) 21:43:39 ID:8FGnvRm8
>>94 > 赤字国債は発行しません、と公約しても、大震災で復興資金が必要なら発行せざるを得ないだろう。
> 国民もそれは認めると思うが、司法が「違法だから無効」と言えるのか。
自衛隊・警察の武器使用規則を見れば明らかでしょう。
PKOでは、武装勢力に攻撃される友軍を見殺しにしないため、自衛隊員は
「隊員が敵と友軍の間に割って入れば、友軍を狙う敵は隊員も危険に晒さざるをえないから、
敵が発砲を止めない限り、正当防衛が成り立つ!」
という、国民から見れば馬鹿な事を考えていました。
人権問題以外では統治行為論で司法が踏み込まないことが期待できるなら、
命を賭けてこんなことを考える馬鹿はいませんし、
内閣だって「人権問題以外の政権公約は、違反するか否かではなく、過半数の支持者のご機嫌をとれるか否かに掛かっている」
と考え、人権問題以外の政権公約を解釈改「公約」しまくるでしょう。
もっとも、この辺の問題はスレッド違いだと思うので、適当なスレッド(政治板か?)に議論の場を移すべきだと思います。
97 :
大選挙区論者 :2007/04/20(金) 00:48:53 ID:NeekmPAO
>>95 >例えば、ある有権者の(リコール用の)信任or不信任届け発効の条件を届けた信任or不信任の状態が4週間変わらない事とし、
>初期状態は投票時の信任or不信任とします(届け出と発効との間に4週間猶予ができるので、
>発行済み不信任が過半数に達したら、猶予無くリコールが成立することとします)。
>そうすると、投票時の投票行動が選挙後の自分の信任or不信任状態を4週間は拘束するため、
>付則無しの二分型投票と違って戦略投票を使うことが出来ません。
確認したいが、二分型投票では信任が過半数を超えるかどうかに関わりなく信任数が最も多い候補が当選?
それだと、誰も過半数を得られずに当選の時点で100% 4週間後に再選挙になる事態が想定されるし、
再選挙してもやっぱり誰も過半数を得られないケースも多いと思うが。
4週間の政権で野党の協力を得ようと思っても、野党としては4週間後の選挙で自分が首位になる可能性があるから
妥協して与党の補完勢力になろうとはしないだろう。
過半数残し再選挙では、当選グループは投票者の過半数の支持を得ているし、初期状態では全有権者は信任の
状態だから、意図的な投票ボイコットが大量にない限り当選即リコールにはならない。
対立候補に投票した有権者も、常識的な考えなら失政がない限り選挙結果を尊重して即リコールはしないだろう。
98 :
大選挙区論者 :2007/04/20(金) 00:51:40 ID:NeekmPAO
また、二分型投票で戦略投票をしないなら対決型の選挙にならないので、賛否が分かれる政策を訴えるより
好感度が高い候補が総花的な政策を訴えたほうが有利になる。
それに、「4週間そのまま」として戦略投票を避けるモチベーションになるとは思えないが。
どちらに政権に就いて欲しいかを表明したい人が戦略投票をするわけだから、再選挙で支持者が当選する可能性が
あるならそれを避ける必要がない。
どちらが政権についても構わないと考える人ならもともと戦略投票はしない。
過半数残し再選挙でも再選挙の感覚は数週間あるから、「4週間そのまま」は結局最初の条件を
替えずに再選挙する、というデッドロックの危険がある制度でしかないのでは?
>リコールは候補者(当選者も含む)では無く、首相に対して行われるのですから。
いや、リコールは内閣に対してだからcが閣僚に入っていればcも含めてクビにするということ。
>>96 >内閣だって「人権問題以外の政権公約は、違反するか否かではなく、過半数の支持者のご機嫌をとれるか否かに掛かっている」
>と考え、人権問題以外の政権公約を解釈改「公約」しまくるでしょう。
当選後に解釈するのではなく、有権者の支持が得られる政策なら選挙の際に公約するだろう。
選挙戦で厳しい公約をして当選後に甘い政策を実行するメリットは考えにくい。
政権が有権者の支持を得ているなら、それでなんの問題もないだろう。
99 :
無党派さん :2007/04/20(金) 02:14:49 ID:VAIWS5Di
>>91-92 返信が遅れて申し訳ない。まず前提を確認しよう。
憲法の民主主義的要請は国民の意思を合理的に集約すること。
自由主義的要請は権力の相互関係を調整して国民の権利と生活を守ること。
国民の意思は一般意思(公的国民の意思)と全体意思(私的国民の意思)の両側面がある。
政権の安定は選挙における一般意思が反映されることが理想。
しかし国民が任免権を有するならば全体意思が優先されることになり公選内閣は大衆迎合主義に陥る。
つまり一般意思と全体意思の利害の調整が政治においては不可欠で安定した任期制が妥当ではないか。
これは常時民主主義的要請を満たすものではないが、社会不安での自由主義的要請に反するものではない。
その制度で民主主義的要請、自由主義的要請を満たすならば常時ではなく定期的な
信任、不信任投票制度の方が安定性を確保でき、一般意思と全体意思の調整が容易ではないか?
まあこれは独立した審査権に対する国民審査のようなものにも準用して良いだろう。
審査権の独立は許容できるが何らかの民主主義的な制約は加えられるべきで
そうでなければ人民の一般意思の表明=人民の責任という点から矛盾を生じる。
ちなみに強大な審査権は憲兵ではないがただ恣意的に運用可能な権限の付与は自由主義的要請から
考えて危険である、ということ。
公選内閣制度の思想的形骸化というものは政権公約の強い拘束性にある。
政権公約を遵守するならば柔軟な政治運営は不可能であり、政権公約に柔軟ならば委任独裁だ。
しかし現実の政治にはある程度の柔軟性が求められるから…これは公選内閣でも公選議会でも同じ問題だなあ。
政党が自由競争を基礎とする情報権の一翼を担うのは不可能ではないか?
情報権には繰り返しになるが独占・寡占は防止できても必然的に資本家が有利となる。
この場合、例えば言葉は古いが労働者階級を代表する政党は報道権に参入できるのか、
またシンクタンク的機能を有するに足る資金を調達し得るのか?
>無制限な人民主権を認めるのではなく価値中立的な立場から抑制するというのが主旨
別に外国人裁判官や外国人内閣はあえて否定はしないが「価値中立的」というものを
決するのは主権を有する国民に留保されるのが公選内閣制の思想の原点ではないのか?
100 :
無党派さん :2007/04/20(金) 07:10:20 ID:9bRtMCjP
バブル崩壊なんて国民の声(庶民にも手の届く価格がなんちゃら)を背景に起こったわけだが
101 :
大選挙区論者 :2007/04/20(金) 08:11:17 ID:NeekmPAO
>>99 >しかし国民が任免権を有するならば全体意思が優先されることになり公選内閣は大衆迎合主義に陥る。
増税などの政策が実現できなくなる、ということだろうが、選挙時の政権公約に明記していない増税は
基本的にはできない。公約に明記してある増税を当選後に実行してリコールされることはないだろう。
現在では選挙が近くなると増税などの政策は打ち出しにくくなるが、それは政府が国民への説明責任を
放棄しているだけだろう。
増税のためには財務上どうしても必要だと国民を納得させる必要があるし、そのためには行政のリストラが
不可欠。議員一人一人に責任が分散している状態ではリストラが進まないので、増税を国民に納得させられない。
>その制度で民主主義的要請、自由主義的要請を満たすならば常時ではなく定期的な
>信任、不信任投票制度の方が安定性を確保でき、一般意思と全体意思の調整が容易ではないか?
というのは、選挙では大衆迎合的な公約をして、当選後は公約を翻して増税などを行い、次の選挙では
再び大衆迎合的な公約をする、ということではないか?
>まあこれは独立した審査権に対する国民審査のようなものにも準用して良いだろう。
現状まったく機能していない国民審査を新憲法に残すことはできない。
世界に類のない制度を導入して、60年機能しなかったんだから、実験としては失敗というべきだろう。
民主主義的な制約は国際刑事裁判所に対する民意の圧力によって間接的に行われる。
弾劾などは条約による規定に従って政府が弾劾審査の開始を要求することになるだろう。
アメリカのように政府が選ぶ終身制の裁判官のほうがいいか?
102 :
大選挙区論者 :2007/04/20(金) 08:12:14 ID:NeekmPAO
>政党が自由競争を基礎とする情報権の一翼を担うのは不可能ではないか? >情報権には繰り返しになるが独占・寡占は防止できても必然的に資本家が有利となる。 >この場合、例えば言葉は古いが労働者階級を代表する政党は報道権に参入できるのか、 共産党は赤旗を持ってて利益も出している。出版は元来中小企業でも成立する業界だし。 もともと報道は野党的な存在だし、技術が進むほど情報発信のコストは低くなって独占は難しくなる。 現状でさえ情報の独占にはなっていないし、不可能だろう。 >またシンクタンク的機能を有するに足る資金を調達し得るのか? 政党助成金なしで政治献金のみでは政党に政策立案能力を保障できない、ということか。 しかし、価値のある情報を生み出せるシンクタンクならばジャーナリズムとして利益を出せるだろう。 小規模なオピニオン誌でも赤字を出さない程度の経営は可能。 >「価値中立的」というものを決するのは主権を有する国民に留保されるのが公選内閣制の思想の原点 憲法改正の権利は国民にあるのだから、最終的な判断は国民が行うが、それまでにクッションとして 間接的な組織を置く、ということ。すべてに直接的な国民の判断がなされればいいというものではない。 国会はクッションというには直接的な権限が大きく、集中しすぎている。
103 :
無党派さん :2007/04/20(金) 12:22:00 ID:oSdmn/Xc
まあ投票率が低くてもむしろ当然だろう。 みんな絶望しているんだよ。 「民主主義的選挙」が、でたらめな騒音による 日常社会の基礎環境の破壊になっていることに。 ※C&P推奨
104 :
大選挙区論者 :2007/04/20(金) 22:35:10 ID:NeekmPAO
ちなみに,裁判官が国際刑事裁判所(ICC)から派遣を受けると言っても,外国人とは限らない。 日本政府か最高裁判所が推薦した人物が形式上ICCに所属して,そこから派遣を受ける形もありうる。 憲法レベルではICCに決定権があるとしているのみで,具体的な人選方法や弾劾の規定は条約の中で 決めればよい。 日本駐留の国連軍も,日本国首相が現地司令官を兼任し,有事の際には安保理の事後承諾で緊急指揮権 を発動できるとしてもよい。これも国連との条約の中で決める話。 なお,政権公約は曖昧でもよく,極論すれば「国民を幸福にする」というだけの政権公約で当選 することもありうる。 その場合,幸福と感じた国民は信任して不幸だと感じた国民は不信任することになる。 おそらく,政権公約は10年程度の周期で厳格になったり緩やかになったりを繰り返す と予想しているが。
105 :
無党派さん :2007/04/21(土) 13:18:36 ID:mFRIeGXX
もう1院制で完全比例代表制しかないだろ あ、でも共産支持じゃないからw
106 :
無党派さん :2007/04/21(土) 13:46:16 ID:1WTzav66
道議会レベルでならそれもいいかもな
107 :
無党派さん :2007/04/23(月) 18:05:02 ID:pjAad6On
>>101-102 、
>>104 公民の一般意思による内閣の任命制度そのものは否定しないよ。
政治に権利と責任がある国民は理想も有するだろう。
政党が報道権(機関紙や機関放送を有する)を自由に行使できるかは疑問だけど
有効に機能すると仮定して情報公開による知る権利が最大限充足されるとしよう。
*まあ現実問題例に出た赤旗も、これは共産党組織の問題だが党専従の給料遅配など
考えると、広く全国規模で国民に情報を届けるのは相当の資金力組織力がないと
不可能だとは思うが。米国のようにどこの田舎でも地元紙があるから経営は可能と
言えるかも知れないがそこに全国規模の情報提供するのはFBIだったり、その他は
地元の結婚式が一面だったりと独自取材能力は低下するだろうなあ。
地方紙が共同通信の全国記事を一面に載せる現状考えれば経営は可能でも
それでいいのかな?とは思う。勿論、地方紙の地方での取材能力は全国紙よりも優れているが。
どうしても全国規模のジャーナリズムとなると政党レベルでは難しそうに思える。
てか政党の日刊紙なんて共産党とか公明党以外無理じゃあないのか?
ただ公選内閣が全体意思による自由な罷免制度となるとどうだろう?
先に政治は理想であると述べたが、他方高度に現実的課題の解決でもある。
国民は常に公的存在ではないんだよな、また実際問題常に公的存在であると強制できない。
当然、個々の私的国民の特殊意思の総体である全体意思と一般意思の乖離が生じる。
この一般意思と全体意思の衝突は、一般意思への強制がなければ絶対に回避できない。
その場合国民が全ての政治的権能を有するのだから国民そのものがそれを調整しなければ
ならないが、そのようなことは可能であろうか?
つまり国民に「公正」や「中立」を求めることが可能であろうか?
不可能ならばその解決策が国民による罷免か自主的総辞職、非常事態宣言しかないのは
政局を極めて不安定にするだけで、結局国民の生活と権利、自由主義的要請は損なわれる制度では?
108 :
無党派さん :2007/04/23(月) 18:05:34 ID:pjAad6On
(つづき) あと国民審査による罷免が憲政史上一件もないことと制度として機能していないこととは別問題。 運用の問題だが○×記入制にしたり記名信任方式にしたら滅茶苦茶になるぞ。 重要なのは政府の任命権に対して国民に独立した司法の罷免権が留保されていること。 米国の場合は上院に人事承認権が留保されている(まあ上院を州代表か人民代表かは問題あるが)。 特にこの制度の場合、選挙管理から権力犯罪、報道権の管轄まで審査権は強大なのだから 国民に罷免権が留保されることは当然に必要と考えるが。 ちょっと書いてて堅苦しいので全体意思とか自由主義的要請とか抜きの具体論。 一、閣僚に欠員が生じた場合の補充任命権、あるいは問題閣僚の罷免権は 総理大臣に留保されるのかな? 後者の問題でいちいち総辞職されてはたまらんが合議体としての公選内閣で余りに 総理大臣の権限が大きいのも問題になる。 閣僚の過半数の承認(米国修正二十五条の大統領不能宣言のような)の方が妥当かな。 二、現実に執政権に非常に権力が集中している国家として中東君主諸国などがあるが (それが民主政体ではないことは百も承知で)そのような国家にも立法の助言機関として 諮問議会がある。まあ明治憲法で似たようなものを示せば枢密院か。 立法が内閣の専管事項とするのが制度の根幹だが、このような議決機関ではなく あくまで諮問機関としての小規模の擬似議会は複雑な立法、予算を官僚以外が審査する上で あった方が官僚専制の恐れを排する上で必要ではないかなあ。 特に政権公約の内容が柔軟であればあるほど諮問機関の役割は増すと思う。 この機能を審査権に委ねることはさすがに制度の理念上できないだろうし。 この諮問機関が公選制か任命制か、その折半か、予め公選時にリストを作成するかは問わない。 三、国民からの質問は選挙期間中認められないとする理由が分からない。 国民が権利を行使し、かつ責任を負う以上、公選内閣候補に対する質問は認められるべきでは? 同時に罷免の材料ともなるだろうから、まったく自由にとは言わないが(一定の署名が必要など) 在任中にも現在の国会法に規定されるような質問および答弁は認められるべきでは?
109 :
無党派さん :2007/04/23(月) 18:44:17 ID:My0l+eOF
ついでに本件とは関係ないが下のスレで話題になっている
選挙期間中の候補者死亡と補充、期日前投票の無効票扱いについても
何か議論があればどうぞ。
2007年統一地方・(衆)参補欠選挙
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1162469463/l50 現行公職選挙法八十六条の規定に拠れば死去、辞退による補充届出は
○衆院選挙区 期日前三日まで
○参院地方区 期日前三日まで
○衆院参院比例区 期日前十日まで(但し名簿の4分の1以上が欠けた場合)
○都道府県議、市議 期日前三日まで
○町村議 期日前二日まで
○知事および市長 期日前三日まで*
○町村長 期日前二日まで*
*前日までに候補者が一人になった場合、選挙の期日を五日間延期。
*いずれも無投票当選を除く
間違いがあったら訂正よろしく。
投票に関しては報道の通り、期日前に関しての特例はなし。
第六十八条(無効投票)の規定により現行制度では無効。
110 :
無党派さん :2007/04/23(月) 19:32:52 ID:My0l+eOF
ちなみにこのような事態を想定したもので 比較的簡単に見つけられたフランス憲法の規定 第七条(大統領の選挙手続と職務代行) 六 立候補届出締切日前三十日以内に立候補することを公表していた者が、 締切日の前七日の間に死亡もしくは執務不能となった場合には、憲法院は 選挙の延期を決定することができる。 七 第一回投票の前に候補者の一人が死亡もしくは執務不能となった場合には、 憲法院は選挙の延期を宣告する。 八 第一回投票における上位二名の最高得票者(辞退がある場合には、辞退 以前の結果による)の一人が死亡もしくは執務不能になった場合には、憲法院は 選挙全体を新たに行うべきことを宣言する。第二回投票の候補者として残った 者の一人が死亡または執務不能になった場合も同様とする。 (執務不能の確認は第四項の憲法院の絶対多数の決定の規定が準拠かな?) 以下、個人的見解。 まあこれは大統領選挙だからこれくらい厳密な規定なのだろうが 地方自治体の首長選挙では二人以上の候補者いた場合、届出から選挙期日までに 事故があった、あるいは辞退した場合は再選挙が妥当だろうねえ。 議員選挙は判断が難しいが現行規定をいじるのはやや困難かなあ。 この規定の濫用防止は現行公選法の供託金規定(辞退の場合も没収)で足りるだろう。 ちなみに供託金は知事が300万、指定市長240万、市長100万、町村長50万。 期日前投票のやり直しは投票の秘密保持や一人一票原則に反すると思う。
111 :
無党派さん :2007/04/23(月) 20:48:40 ID:g8C6RuQu
今回の長崎の問題点 ・激戦だったので、期限前に投票した人が、もしもう一度投票できるのなら、 結果が変わっていた可能性がある。 ・娘婿がでてきたから、この結果だったが、もし息子が出てきて同じ伊藤さんだったら、 期限前投票はどうするの? 伊藤ってかいてある票が期限前に投票されてたら OKにするの? ・どちらにしろ、伊藤前市長に期限前投票した人は、投票できなかったに等しい。 制度のせいで選挙権が侵害されたと、裁判に持ち込めるんじゃないか。 1票の格差や、在外邦人の投票制限の問題で、回避可能なら選挙権を 最大限に保証することを国に命じる判決があるので、今回も似たようなことに なるのでは
112 :
無党派さん :2007/04/23(月) 20:50:47 ID:g8C6RuQu
>>110 イギリスの総選挙だったか統一地方選だったか忘れたけど、
候補者の急死で投票が延期になってたのを見たことがある。
113 :
大選挙区論者 :2007/04/23(月) 23:38:58 ID:WKvBVvT7
>>107 >てか政党の日刊紙なんて共産党とか公明党以外無理じゃあないのか?
別に日刊紙でなくても週刊でもいいだろう。業界紙とかはたいてい週刊だし。
印刷と宅配と集金を外注すれば小政党でも成立する。
まあ,新聞という形態自体がこれから先成立するかどうかは謎だが。
>政局を極めて不安定にするだけで、結局国民の生活と権利、自由主義的要請は損なわれる制度では?
比例代表議会の議院内閣は不安定なもんだし,直接民主制は究極の比例代表だからその意味では不安定になりうる。
ただ,現実には内閣支持率が5割を切ることはザラにあるけど,内閣不支持率が5割を超えることはそんなにない。
有権者登録の基準を緩くして,普段政治的関心が薄い人も母数に入れれば,少なくとも今以上に不安定ということはないだろう。
また,公約にないことをやればリコールの可能性があるし,討論で互いの弱点を突くのだから有権者に痛みを求める政策も
公約に入れざるを得なくなる。
些細な醜聞で政権が倒れる可能性はあるが,それは今でもそうだし,醜聞を抱えたまま政権が続くより健全だろう。
クッションの期間として4週間設けてあるわけだし、即罷免というほど弾力性がないわけではない。
4週間というのも別に根拠はないが。不安定すぎるなら、5割超で3ヶ月、8割超で2週間とかも考えられる。
114 :
大選挙区論者 :2007/04/23(月) 23:39:49 ID:WKvBVvT7
>>108 >重要なのは政府の任命権に対して国民に独立した司法の罷免権が留保されていること。
政府に任命権はないのだが。
むしろ高級司法官僚を閉じたキャリアシステムにするか人材交流を広げるかの問題になるような気がする。
審査権が強大でも実際にどこまで積極的に行使するかの問題でもある。
キャリアシステムなら消極主義になるし,人材登用が多ければ積極主義になるだろう。
これは一長一短があるし,裁判官の個性や信条もあるから制度的にどちらかに固定するべきではない。
キャリアシステムで積極主義になる危険は確かにあるのだが,その場合は裁判官を罷免しても効果がないだろう。
裁判官が司法官僚を統制できなくなってる状態だから。
その弊害が大きくなったら,国際刑事裁判所を通して改革派裁判官を送り込むことになる。
>一、閣僚に欠員が生じた場合の補充任命権、あるいは問題閣僚の罷免権は
>総理大臣に留保されるのかな?
そう。首相の唯一最大の仕事は人事だからね。
有力閣僚を更迭すればリコールの危険が増えるから,諸刃の剣だろう。
>二、現実に執政権に非常に権力が集中している国家として中東君主諸国などがあるが
>(それが民主政体ではないことは百も承知で)そのような国家にも立法の助言機関として
>諮問議会がある。まあ明治憲法で似たようなものを示せば枢密院か。
詳しくはないが,それは憲法の上にコーランがあるからイスラム法学者の助言が必要,
とかではないのか?
実はこの憲法をイスラム圏が使ったら審査権はICC派遣でなくイスラム法学者になるだろうなとは思っていた。
日本にそういうのはないから,メンバーが固定された枢密院タイプでなくその都度専門家を集める有識者会議
タイプになるだろうが。
政権公約の時点でどういう法律が必要かは解るし,その方面の専門家が担当大臣になるなら,大臣の子飼い
で立法チームを作ってもそれはそれでいいと思うがな。
115 :
大選挙区論者 :2007/04/23(月) 23:40:42 ID:WKvBVvT7
>三、国民からの質問は選挙期間中認められないとする理由が分からない。
>国民が権利を行使し、かつ責任を負う以上、公選内閣候補に対する質問は認められるべきでは?
いや,質問はしてもいいんだよ。来た質問を公表する義務と答える義務がないだけで。
敵対的な質問まで全部公開してたらまともな質問が埋もれて選挙妨害が可能になる。
候補者から候補者に向けた公開質問状には,答える義務はないけど質問自体は公開になる。
だから敵対的な質問は対立候補に公開質問状を送るように頼むか,選管を通した選挙報道
で質問するように頼むかのどちらか。
>>109 現行制度上は,全部チャラにしてやりなおすしか救済はできないだろうなぁ。
116 :
無党派さん :2007/04/23(月) 23:52:24 ID:aTWdpZ57
>>109 そのスレだと
>>575-600 の間にいくつかレスがあるね。
あと、探し物乙。
>>111 それと、
・選挙期間中に候補者が死亡もしくは辞退した(せざるを得な
い)場合、補充する現行法で問題ないのか
・補充立候補をした場合、選挙期間が延長されなくてもいいの
か
・補充立候補ができない期間に候補者が死亡した場合、選挙続
行でいいのか
この辺追加で。
117 :
無党派さん :2007/04/25(水) 23:29:54 ID:SVbvvLZA
>>113-115 1.政党の報道権への参与
現在、政党機関紙としては最高部数である赤旗でも日曜版含めて160万部。。
政党ではないが聖教新聞は550万部。いずれも機関紙の維持はボランティアによるもの。
その他に一般商業紙以外で独自の配達網を有する新聞はない。
月刊誌や週刊誌では独自の配達網がない。
活字メディアが今後も重要ならば大政党でも組織政党の機関紙には適わないだろう。
とはいえ大政党が「御用新聞」と結合すればそれこそ資本による報道の寡占・独占だろうし。
2−1.罷免権
ここは直接民主制を支持する大選挙区論者氏と間接民主制を支持する自分との
認識の違いなんだろうが、問題点は一つだけ。国民の一般意思と全体意思の衝突。
もちろんこれは権利を行使する国民の責任なのだが現実には全体意思の方がおよそ
一般意思よりは優先されるだろうから国民は罷免権を濫用する恐れがあろう。
その場合公選内閣制の理念は実現したと言えるのだろうか?
*内閣による任命、国民審査という国民の罷免権の留保は現行制度によるもので氏の審査権とは別問題。
紛らわしくて申し訳ない。ただ独立した強大な審査権には国民の罷免権は留保されるべきだろう。
自分は常に運用における最悪の場合を想定する(統治機構から人民の権利を保障する)立場なんで。
3.公選内閣制およびその諮問機関
それは余りに首相に権限を集中させすぎているのでは?議会なき合議制ではある程度の首相の
権限は当然留保されるべきだが突出した権限は危険ではないか?
非常事態なども首相一人の判断で決せられるならば公選内閣ではなく議会なき大統領制じゃないか。
ちなみに諮問機関はイスラム法は関係ない。イスラム法に関しては司法の管轄。
常設の諮問機関が内閣の任期と一致するなら慎重な審議による官僚専制の抑止からあってもよいだろう。
予算や立法は大局的な見地で決せられるべきだから政権公約の曖昧さを補完する意味でも
4.質問権
国会法では議長が是とした質問には内閣は答弁の義務がある。
選挙期間中はともかく在任中は手間はかかれども義務的に答弁すべきじゃないかなあ。
118 :
大選挙区論者 :2007/04/26(木) 22:38:50 ID:inSmoJog
>>117 >1.政党の報道権への参与
戸別宅配の日刊紙という形態にこだわることはないし,実際もう新規参入して採算がとれる業界ではないだろう。
機関誌を半ばカンパとして購読する形になるのではないか。
>2−1.罷免権
>ここは直接民主制を支持する大選挙区論者氏と間接民主制を支持する自分との
>認識の違いなんだろうが、問題点は一つだけ。国民の一般意思と全体意思の衝突。
議会制度がその衝突を回避しているとは言えない。
議員は地域エゴや団体エゴで選ばれているのだから,議会はエゴの集合体に過ぎない。
政治家の質は国民の民度に比例するのだから,少なくとも議員が国民よりも一般意志を体現する保証はない。
任期制の大統領や議院内閣では民意から離れても政権は存続するが,それはメリットとは言えない。
支配的政党によって民意から離れた独裁が続く,という議会制度の「最悪の運用」も想定するべきだろう。
硬直化した一党支配と,頻繁な政権交代という二つの最悪を比較すれば,後者を採るべきと考えるが。
憲法裁の罷免権は「するべきでない」というより「必要がない」という立場。
政権公約として弾劾を掲げた内閣が外交ルートで弾劾請求すれば充分抑止力になる。
(憲法上,国は憲法裁の罷免ができなくても国際刑事裁判所が派遣を中止するのは自由。)
実際,今の国民審査と同様に10年に一度首相公選のついでに審査しても有効に機能するとは思わないが。
内閣と同様の手法でリコールするのか?
119 :
大選挙区論者 :2007/04/26(木) 22:40:20 ID:inSmoJog
>3.公選内閣制およびその諮問機関 >それは余りに首相に権限を集中させすぎているのでは?議会なき合議制ではある程度の首相の >権限は当然留保されるべきだが突出した権限は危険ではないか? 報道の自由が確保された上で国民の支持があるのなら,独裁自体は全く問題ない。 大統領型の独裁体制にするか、調整型リーダーの合議体制にするかは首相の個性の問題で、 制度的にどちらかに固定すべきではない。 まぁ,「ご乱心」ということはあるので,副首相が閣僚の同意を得て首相の職権を停止する, ということはあってもいいが。 制度化された諮問機関は政権に対する抵抗勢力となるなら有害だし,ならないなら不要。 政権への判断は国民が常時行うので,それを代行する機関は必要ない。 長期的なビジョンは当然内閣に求められるし,国民も長期的,短期的双方の見地から内閣を評価する。 国民にそれができないなら,どんな民主的機関にもできない。 枢密院のような非民主的機関が評価するのはなおさら危険だろう。 >4.質問権 >国会法では議長が是とした質問には内閣は答弁の義務がある。 >選挙期間中はともかく在任中は手間はかかれども義務的に答弁すべきじゃないかなあ。 国会答弁と言えば空疎な議論の代名詞だが。 国民の支持が唯一の政権基盤なのだから,制度化しなくても説明責任は果たさざるを得ないだろう。
120 :
無党派さん :2007/04/27(金) 14:32:29 ID:iN4O5bO/
age
121 :
無党派さん :2007/04/27(金) 17:48:48 ID:hGOqE4W4
122 :
無党派さん :2007/04/29(日) 21:14:47 ID:qkCfj1Sm
>>118-119 1.報道権と政党
それでは政党の主張はどのように選挙民に伝えられるのか?
自分はまだ活字媒体に対して相対的に強い信頼性を国民が有していると考えるので
政党機関紙が大政党においても成り立たない産業ならば、政党の主張は伝わらないではないか。
もちろん情報公開に基づく不偏不党の報道による正確な情報以外淘汰される、という
仮定をここでは信じるとしてもだ、その膨大な情報のうちどれが重要で重要ではないか、
そしてその情報について政党はどのように考えているか、選挙民は知る方法があるのか。
まあ熱心な選挙民なら政党のHP見たり機関紙購読したりするだろうが
それ以外の、ごく一般的な選挙民はどのように政党の情報を得るのだろう。
公選内閣では野党がないわけだから公開の場での議論もないわけだ。
ということは政党の意思表示の場もなくなるわけで最悪、知る術がない。
2.一般意思と全体意思の衝突
自分は全体意思そのものは否定しない。議会制度や大統領制が不完全であることも認める。
どの制度においても民主主義は大衆迎合に陥る恐れがある、地域や利権のエゴも否定しない。
それは国民のごく自然な、特殊利益が存在することを否定できないからだ。
しかし一方において公的国民としての一般意思が存在するならば(これがなければ組織化された
有権者以外、誰も選挙なんか行かんわな)これと全体意思との衝突は必然的である。
自分はこの衝突の責任を国民そのものが負うことが、運用において現実的か疑問なのだ。
それならば議会という間接的な意思の集約、反映によって「責任ある代表」の存在はそれほど不合理か?
これはある意味において有権者の責任の放棄にほかならないが、国民は常時公的存在では
あり得ないのだから常時公的存在である人間にそれを委ねる方が国民生活に支障がない。
議会制度や議院内閣制の弊害を除去するならば内閣罷免権や国会解散請求権を国民に
認めるといった議会制度の漸進的改革の方が良いのではないだろうか。
公選内閣制度は思想として常時公的国民であることが要請されているようで少し息苦しい。
123 :
つづき :2007/04/29(日) 21:16:56 ID:qkCfj1Sm
3.審査権への罷免権 憲法裁判所が他の権力から独立した、かつ強大な権力の作用を行うのだから 民意による直接、間接のコントロールは当然必要。 公選内閣の政治的圧力によって審査権に制約を加えるなら執政府の従属機関となるし 公選内閣の権限が強大になり過ぎる。 しかし強大な審査権が何らの制限も受けないのであれば審査権の優越は明確。 これらはいずれも権力分立における自由主義的要請に反することになる。 それならば罷免権を国民に留保しておくのはそれほど不合理ではない。 その方法となれば、現行国民審査が機能しないのは認めるし新しい何かが必要だろうが。 4.公選内閣における首相 つまりは閣僚名簿を公表し、任期の制限がなく、上院による外交・人事の制約もない 米国の行政府の大統領のようなものか。あるいは独第二帝政の帝国宰相か。 まあこれは運用の問題だから合議体において首相に強い権限を留保する方が内閣は安定するわな。 5.諮問機関 諮問機関の必要性は慎重審議に尽きる。それが公選制なら公選内閣の権力は相対的に失われ 制度の根幹に関わるだろうが、一期ごとの任命制ならそう問題ないのでは? まあ上院必要議論と同じく「同意するなら無用、反対するなら有害」となろうが 意思決定の過程が明確になるならある程度官僚専制の危険性に対する抑止にもなる。 結局これも運用次第なんだがなあ。任命制にしたってイエスマンや官僚や利権団体代表をそろえれば 内閣の評判は悪くなるし、あえて反対党から任命して首相の露出を多くすることもあるだろう。 どうせ拒否権はないのだから公選内閣の得票率に応じて諮問議員を比例任命してもよい。 第一位プレミアは必須だろうが、野党が公的に存在することは悪くないだろう。 先の政党の報道権の問題も一応充足されるし、その議員は地域や利権のエゴからは比較的遠い。 あくまで公選内閣制度の根幹を否定しない程度の抑止装置は制度を円滑に運用する上で あってもいいのではないかなあ。 ついでに、議員の質問権というのは国会答弁の空疎なあれではなく文書によって政府見解を確認するあれ。
124 :
無党派さん :2007/04/29(日) 21:32:56 ID:qkCfj1Sm
125 :
大選挙区論者 :2007/04/30(月) 00:09:25 ID:d0LwBrjO
>>122 >1.報道権と政党
>それでは政党の主張はどのように選挙民に伝えられるのか?
現在のようなマスコミがなくなるわけではないので、政府の見解とそれに対する批判が併記されて報道される。
政府見解だけ載せても売れないし、政局が動いたほうがマスコミの売り上げに繋がるのだから、批判勢力の
言論が無視されることはないだろう。
テレビや全国紙のような薄く広いメディアでは各政党の見解を概観できるし、機関紙や専門誌では掘り下げた
見解を読める。その間は断絶しているのではなくグレーゾーンがあるし、産経新聞のような党派性の強い全国紙
もあるうるだろうが。
国会の場でなくても政府の方針を批判することはできるし、国会の場で批判したり政党の主張を述べても
それが報道されなければ国民は知る術がない。
結局、現在の民主主義で重要な役割を果たしているのは議会ではなく報道。
議会はなくても民主主義は成立するが、報道がなくては民主主義は成立しない。
>2.一般意思と全体意思の衝突
>公選内閣制度は思想として常時公的国民であることが要請されているようで少し息苦しい。
理念としてはそうだが、現実にその責任を果たすのは不信任登録をするか取り下げるかの
決断をする時だけで、24時間政治のことを考えていなければならないというわけではない。
内閣という国民の「責任ある代表」に公的存在であることを委託しているのだから。
委託しているだけだから、任意に契約を解除できる、というのがロックの革命権だが、
不信任登録は極めて穏当な革命権の行使と言える。
126 :
大選挙区論者 :2007/04/30(月) 00:10:06 ID:d0LwBrjO
漸進的な改革としては、電子署名による衆議院解散リコールはありうるし、議会を残した
首相公選制よりも余程有効だろう。
流石に私も一足飛びに議会廃止ができるとは思っていないが、地方自治レベルでは
電子署名によるリコールは不可能ではない。地方での実績があれば、国政に導入すること
も検討できるだろう。
国政にリコールがないのは全国レベルで署名を集めることが現実的でない、という部分が
大きいのだから。
>>123 >3.審査権への罷免権
>それならば罷免権を国民に留保しておくのはそれほど不合理ではない。
>その方法となれば、現行国民審査が機能しないのは認めるし新しい何かが必要だろうが。
憲法改正と同様の手続きで国民投票による罷免を認める、とかにはできるだろうが。
実際はそこまでいく前に国際刑事裁判所からの勧告で辞任するだろうから、空文規定になるだろう。
127 :
大選挙区論者 :2007/04/30(月) 00:11:28 ID:d0LwBrjO
>4.公選内閣における首相 >つまりは閣僚名簿を公表し、任期の制限がなく、上院による外交・人事の制約もない >米国の行政府の大統領のようなものか。あるいは独第二帝政の帝国宰相か。 >まあこれは運用の問題だから合議体において首相に強い権限を留保する方が内閣は安定するわな。 任期は4年程度で設定はされるだろう。 例でいうなら、自由帝政期のナポレオン3世に近いと思うが。 >5.諮問機関 >諮問機関の必要性は慎重審議に尽きる。それが公選制なら公選内閣の権力は相対的に失われ >制度の根幹に関わるだろうが、一期ごとの任命制ならそう問題ないのでは? 内閣の方針として公聴会とか審議会とかタウンミーティングとかはやってもいいし、 人選も任命制でも公募制でもかまわないが。 その形態は必要に応じて決めればいいので、義務として制度化する必要はない。 >ついでに、議員の質問権というのは国会答弁の空疎なあれではなく文書によって政府見解を確認するあれ。 読んだけど、これも相当空疎だろう。 決選投票で敗れた首相候補が首相と一対一で記者会見する場があれば、クエスチョンタイムの代替になる。
128 :
無党派さん :2007/04/30(月) 04:32:50 ID:1g9R8uum
>大選挙区論者氏
今はちょっと私事で恐縮だが既に酔っ払っているので少しだけお聞きしたい。
一に、氏は極めて直接民主政に近い制度を理想としているのか?
二に、現実的問題としてではなくあくまで「思考実験」として私に回答してくれているのか?
いままでこの本質的な疑問を聞かなかったことは真摯にお詫びする。
あるいは議会制のみならず民主主義そのものの議論ができれば私としては嬉しいし
現状、そのような方向で議論が進んでいると思う。
つまるところ主権を有する国民はどこまで権力に参与すべきか、そして
現代社会における政党政治と権力の関係がどうあるべきか、というのがお互いの争点か?
まあマスコミが「第四の権力」と言われて久しいのは今更述べるまでもないだろう。
問題点は現行の立法、行政、司法という教科書的三権分立が国民の主権の行使、即ち
民主主義的要請そして自由主義的要請を欠いている今日の政治の閉塞感にあるのだろう。
理想としては直接民主政は(これまで述べた問題点は留保しても)賛同する点はある。
間接民主政の限界って奴だな。
まあ間接民主政は一般意思と全体意思の衝突の回避になると私は考えるのだが。
そしてここで第三の疑問点をお伺いしたい。
国政と地方の関係はどうあるべきなのか?権限および財源を含めて、だ。
つまり氏の想像する国家が担うべき事項は何か?その場合地方にどれだけの財源を確保すべきか?
一方的で申し訳ないが
>>125-127 については数日以内に返答するのでご容赦願いたい。
129 :
大選挙区論者 :2007/04/30(月) 22:26:00 ID:d0LwBrjO
>>128 >一に、氏は極めて直接民主政に近い制度を理想としているのか?
国民投票による為政者の任免という点は直接民主政的だが,
権力を代表者に委託するという点でみれば基本は間接民主政と言える。
全員で議論して全員で議決という直接民主政は物理的にも不可能だし,
素人が関わっても結局は官僚に依存せざるを得なくなる。
企業統治に喩えれば,国民は株主,内閣は経営陣。公務員は従業員。
国の主権者,つまりオーナーは国民だが,経営方針の承認と経営陣の人選のみを行う。
>二に、現実的問題としてではなくあくまで「思考実験」として私に回答してくれているのか?
その両者にはあまり差をつけていない。社会契約説も思考実験だが,現実的な影響力は
あったわけだし。
ただ,「現実的問題」にも二種類あって,机上の空論でなく現実的運用として成立するか
という点は議論したいが,国会議員が自らの存在意義を否定する発議を行うか,という点や,
そもそも日本国憲法の改正限界を超えている,という実現可能性の問題はあまり考えていない。
>国政と地方の関係はどうあるべきなのか?権限および財源を含めて、だ。
>つまり氏の想像する国家が担うべき事項は何か?その場合地方にどれだけの財源を確保すべきか?
道州制や地方分権については検討したこともあったが,少なくとも道州制に関しては積極的には
賛成しない。道州の区割りに歴史的,文化的な根拠がないし,ミニ霞ヶ関が全国にできるだけだろう。
地方分権そのものについては,分権したほうが効率がいい部分は分権する,としか言えない。
単純に中央官僚の権限を縮小すれば万事解決するとは思えないし。
130 :
無党派さん :2007/05/02(水) 21:13:25 ID:XPa3UVZe
>>129 中央集権的な、規模の大きな国家に対する最大限の直接民主主義の
導入ということか。この場合、中央政府の権限の大きさと膨大な官僚層を
合議制内閣が制御可能か、という問題はあるなあ。
歴史的、文化的に根拠を欠く道州制には自分も反対だ。
主権は中央政府に属するべきで、その上での地方自治の原則にそった分権が
適当だと思う。まあ問題は権限じゃなく財源なのがなあ…
>>125-127 ○政党と報道
批判勢力が存在できることは分かった。批判なき報道など購入する価値はないからなあ。
ただ批判勢力の母体となるべき政党という「組織」は存立し得るのだろうか。
議会に拠らない批判勢力は存在できるだろうが、政党は議会なしに存在できるか?
繰り返すが現行の政治資金の規制下にあって自主財源で党運営が出来る政党は日本では
公明、共産くらいなもんだ。政党に対する政治資金に規制がなくなれば資本家政党しか
存在できないし、政党助成がなければ組織政党以外存在できない。
もちろん政党がなくとも民主主義は成立するがが、それは個人としての国民にとって大きな負担となる。
○代表への委託と公選内閣
結局合議制内閣は絶対的権力を有する一個人(首相)に一般意思が集約されるか
合議体として行政権を有する議会かのように肥大化して一般意思が分散するか、
そして国民の全体意思であっさりとその一般意思が否定されてしまうのか、
きわめて運用の難しい制度に陥るのではないか。
恣意的に国家の作用が為されないための統治機構への拘束が憲法の一側面だが
この公選内閣では「国民の罷免権の留保」という一点を除いて運用に柔軟性がありすぎる。
それに二重三重に制約を加えるためにも審査権の民意による制御規定や常設諮問機関の設置、
あるいは国民の「自由な質問権」が必要だと考えるのだけれども。
審議会や公聴会の方が儀礼的で空疎だと思うのだが。
質問や答弁はあれでも「過去の政府見解」として記録に残るからね。批判のよい材料にはなる。
くじ引きによる内閣審査会とかも考えたけれど国民への負担は大きい。
とにかく、もう少し審査権や執政権への抑制は不可欠だと考える。
131 :
無党派さん :2007/05/02(水) 23:10:18 ID:XfXNeugF
あげ
132 :
大選挙区論者 :2007/05/03(木) 00:50:51 ID:+/GAGR9P
>>130 >主権は中央政府に属するべきで、その上での地方自治の原則にそった分権が
>適当だと思う。まあ問題は権限じゃなく財源なのがなあ…
民間だって巨大組織では大企業病になるんだから、事業部制のように適正規模の
意志決定システムにする必要はあるだろう。
単純に土地で分けるのではなく、業務毎に分けて、仕事が変われば組織も変わるようにすべき。
地方でやったほうが効率がいい仕事というのも当然あるだろうが。
生活圏や情報圏が100年前とはまるで違うし、人間が属する共同体も土地を基準としたものでは
なくなっているのだから、「地方自治」の概念そのものも再検討の必要があるだろう。
>○政党と報道
議会がなくなれば、「政党」という概念も当然変容する。
政治団体と出版社と番組制作会社とテクノクラート集団が融合したような複数の勢力になるだろう。
地方議会を含めた全国で議席を維持するよりは、経費はかからないと思うが。
133 :
大選挙区論者 :2007/05/03(木) 00:52:01 ID:+/GAGR9P
>○代表への委託と公選内閣 憲法の規定には、あまり詳細な縛りをつけるべきではないだろう。 日本国憲法も二大政党と多党制のどちらとも想定していないぐらい、制度としては相当にルーズだ。 具体的な規定は状況に応じて変えられるようにしておくべき。 柔軟性のある制度を運用で安定させることは可能だが、硬直的な制度を運用で柔軟にすることはできないから。 >審議会や公聴会の方が儀礼的で空疎だと思うのだが。 それこそ運用次第だろう。 空疎化したら別のシステムに替えればいいが、一旦制度化したらそれもできない。 >質問や答弁はあれでも「過去の政府見解」として記録に残るからね。批判のよい材料にはなる。 報道されたものはなんであれ記録に残るだろう。公人の発言は常に公的なものとして扱われるわけだし。 抑制や安定のための具体的規定は実状に合わせて決めるべきで、具体的な部分を制度化すると 空洞化してしまう。 適当な運用なら、制度として規定しなくても慣習化するだろう。ある意味、明文化された規定より 強固で安定した制度だ。
134 :
無党派さん :2007/05/03(木) 17:18:28 ID:86eLHQEs
>>132-133 1.中央と地方
地方自治の本旨(団体自治と住民自治の原理)を見直すっていうのか?
業務別の地方分権っていうと警察や教育が顕著であるように中央からの
強い縦割り(前者は人事、後者は財政)になる恐れがある。
確かに生活圏と地方自治体が一致したものでないことは認めるが
土地、地域を基準とした分権以外に方法はあるのだろうか?
まあ消防や清掃みたいにある程度、福祉などは広域化しても良いかも知れんが
あくまで地域共同体がなければ不可能な行政じゃないかな。
住民自治を実現するための手段が団体自治なんだから、地方公共団体は
ある程度不合理でも人為的な地域単位が望ましいだろう。
2.政党と憲法
憲法に政党規定を欠くのは珍しいものではない。「比例代表によって」という規定で
政党政治、多党制を前提とした憲法はスウェーデン、スペイン下院、フィリピン下院、
ブラジル下院、ベルギー下院、ポーランド下院などがあるが、多くの憲法は政党と
議会制度の関係についてまでは規定していない(仏独のように政党擁護規定は見られるが)。
ここは政党の役割をどう捉えるかの問題だろう。国民の意思形成において必要な結社が政党で
あるとするならば「政治団体と出版社と番組制作会社とテクノクラート集団」の融合といった
「空中戦」型政党だけでなく、地方にしっかりとした人的組織を維持できる団体という性格も必要では。
国民という個人の存在が政党という結社の前提なのだから、憲法が政党の中央集権化を促すような
運用を要請するのはいかがなものか。
国民の一般意思をある程度集約する手段が政党の結成なのであって、政党に政治・報道共同体の
役割を委ねて強化するのは、運用の問題だけれど民主集中制に陥る恐れが強いのでは?
まあ民主集中制が悪い、とまでは言わないが全ての政治・報道共同体がそうなるならば
国民の意思形成を補助するという政党の機能は失われるだろうなあ。
135 :
無党派さん :2007/05/03(木) 17:19:14 ID:86eLHQEs
3.憲法と運用 多党制や二大政党制というものは国家作用の発動を制限する憲法には明文の規定は不要である。 しかし国家作用の発動を制限する規定は、制度として担保されなければ権力の暴走という危険から 逃れられない。 国民の公選内閣任免権というのは最悪運用が失敗しても国民の責任であるが、 執政権や審査権が恣意的に運用できるならばそれは国民の不利益でしかないだろう。 もちろん慣例の形成を否定はしないが、制度で権力を制約する方が運用が限定される点で優れている。 例えば余り運用を限定しすぎると九条二項のように空文化してしまうが、一項のような適度な制約は必要。 ここでの公選内閣は「任期」というものがなく、報道権を通じた情報による「国民の自由な罷免」しか 認められないのだから、強大な執政権に対する抑制として既に強大に過ぎる審査権以外にも 何らかの制度的としての制約を担保しておくべきだろう。 それが諮問議会でなくとも構わない。 あるいは「国民の政治への責任」を唱えるならば「内閣審査会」のような国政版検察審査会のような ものでもよい。 まあこれは国民生活における負担が多すぎるので個人的には好ましくないし審査権と重複するが。 適当な運用が、制度を慣習によって安定化するというのは危険だろう。 明治憲法の内閣(憲政の常道)が、現にそれに失敗したじゃあないか。 まあこれは西園寺という一人の元老に支えられたシステムだから、という反論も可能だろうけど 国家というものは国民の生活や人権を蹂躙しうる権力を有するのだから何らかの、報道権と 審査権に拠らない、権力の内的抑制も制度として設けることは円滑な運用を支えるためにも 必要ではないか? 例えは悪いが人権保障さえ整備すれば、統治権の総攬者たる天皇の規定が空文化すれば 公選内閣や憲法裁判所は明治憲法でも「運用」次第では可能ではないか。 しかしその「運用」は危険すぎるだろう?
136 :
無党派さん :2007/05/03(木) 17:36:17 ID:86eLHQEs
あ、失礼。 明治憲法じゃ「議会」が残ってしまうな。それでも 三十五条 衆議院ハ選挙法ニ定ムル所ニ拠リ公選セラレタル議員 これが選挙法で公選内閣名簿による選挙にして全て国務大臣を兼任、 内閣官制を改正して首相の主導権を強くすれば「運用」として立法権と行政権を 有する公選内閣は可能。貴族院令や枢密院官制を改正すればこれらも無力化できる。 枢密顧問官は内閣がすべて兼任するようしてもよいし、あるいはこれに憲法裁判所の 役割を与えることも可能。 要するに柔軟な憲法なんて「運用」でどうにでもなるってことだ。
137 :
大選挙区論者 :2007/05/04(金) 03:31:14 ID:GRXMkijJ
>>134 >1.中央と地方
地方自治は地縁的共同体を前提にしているが、現代では近くに住んでいるというだけで
共同体は成立しないし、収入や消費の基盤による全国規模の共同体も成立しうる。
私が参議院の大選挙区制を提唱するのもそうした意味だが。
だが、自治という意味では選挙という形をとる限り地縁以外の共同体自治は難しいだろう。
労働組合のようなボトムアップ組織による自治もあるが、簡単に硬直化するし。
中央集権型のピラミッド組織か事業部型の分散組織かというのは、組織論としては
永遠のテーマだから、単純に結論は出せない。
それ以前に、地方議会を存続させるかを含めて、地方制度のあり方は地方で独自に
決めるもので、全国一律の方針を押しつけるものではない、というのもある。
地方自治に関しては理念で押すより実状に即した具体論でいくしかないだろう。
>2.政党と憲法
>「空中戦」型政党だけでなく、地方にしっかりとした人的組織を維持できる団体という性格も必要では。
それはまさに地方自治が果たすべき役割だろう。
地方首長として行政経験を積むことで首相候補としても成長できる。
全ての報道機関が政治団体として公選内閣を目指すというわけではなく、オンブズマン的な役割に
特化するものや地域密着型になるものもあるだろう。
138 :
大選挙区論者 :2007/05/04(金) 03:35:17 ID:GRXMkijJ
>3.憲法と運用 執政権や審査権に対する抑制はこれで十分、というかむしろ抑制が強すぎると考えている。 制度があれば暴走の危険がなくなるわけではないだろう。 抽選制の審査会では、膨大な行政情報の分析ができない。 シンクタンクによって分析、整理された情報が報道されなければ、判断のしようがない。 情報の分析を官僚という唯一のシンクタンクがやるなら、審査会は無力化する。 運用が慣習化するというのは、是非に関わらずどうしてもそうなってしまう。 帝国憲法の場合は内閣が弱すぎることが問題だったわけだし。 どんな制度でも運用次第でどうにでもなるので、運用は制度の問題ではなく民度の問題だろう。 総論的な抑制機関を設定するより、具体的な危険に対する各論的な対処法を設定すべきでは。 官僚機構や報道機関や選挙制度などについて、運用を制限する規定を設ければいいので、 普遍的な抑制機関は無力化するか抵抗勢力になるかのどちらかにしかならない。 あと、現行憲法でも内閣公選制は可能といえば可能だ。 衆議院を全国一区の小選挙区にして、参議院を慣習で無力化すればいい。 名目上の大臣は首相が全部兼任して。
139 :
無党派さん :2007/05/06(日) 18:04:27 ID:bf929g+a
>>137-138 1.地方自治
全国一律の方針は不可能にしろ、例えば「地方自治の本旨」がそうであるように
日本のような地方に政治的主権の歴史がない中央集権国家の場合、何らかの「団体」を
中央政府が用意しなければならないのでは?そうでなければ住民自治は実現しないし。
勿論、その場合、団体がその権限においてどのような政治形態を採るかは住民が個々の
地縁的「団体」の特性に応じて決めるべきだとは思うがね。
2.政党・報道複合体
危惧しているのは「政治団体と出版社と番組制作会社とテクノクラート集団」の融合という
「政治・報道複合体」しか全国規模で活動を展開できない、という点。
それに国民の意思形成を補助する役割と自由な報道権の二つを政治的役割を与えるのは
いささか危険ではないか?
確かに全て報道機関が政治団体とはならないだろうが(朝日や読売など既存の独立メディアなど)
政治団体はおよそ報道機関を兼ねなければ批判勢力としての能力は損なわれるだろう。
果たして政治結社にそのような能力を委ねるだけの集金能力があるかねえ。
よく例に出す赤旗だが、あそこだって党の健全財政から考えれば経営は相当苦しいらしい。
しかしこの条件下で全国規模で集金能力のある政治団体が存在するとなると公明、共産のような
高度に集権化された組織政党しか存在し得なくなるだろう。
地方レベルで組織化されない保守派、中道派、左派の諸党派は形成されるだろうが、それが
「政党・報道複合体」として批判勢力を形成し、国政において政治能力を有するかは甚だ疑問。
140 :
無党派さん :2007/05/06(日) 18:04:59 ID:bf929g+a
3.権力分立と運用 むしろ抑制は弱く、無駄な規制が大きいのでは、と思う。 (1)執政権 別に天皇制との関係はいらないのではないか。 天皇に対する公約とか、天皇によるくじ引きとか、そこに正当性、権威を求める必要はない。 なぜ選挙活動は首都でしか行えないのか。これは「政党・報道複合体」の集権化を促すだけ。 国民の一般意思が付託された公選内閣に自由な総辞職(出直し選挙のような)をさせてよいのか。 まあ自由な総辞職がされなければ一般意思と全体意思の乖離から少数与党が解散総選挙できない 第二次吉田内閣のような事態に陥る恐れもあるからいいのだが。 立法権と行政権の融合とは「国民の自由な罷免権」が留保された任期なき委任独裁であり 仮に「外交ルート」による審査権への関与が認められるなら全権力を恣意的に運用可能である。 (2)審査権 国民の直接のコントロールが欠如している以上、公選内閣選挙、公職犯罪捜査および報道権を管轄する 権限は余りに強大で、三権でも突出している。 もちろん、司法官ならば自己の良心にのみ基づき独立した存在である必要があるだろうが この憲法裁判所はフランス憲法院+最高司法裁判所の性格を有する行政機関でありながら 司法機関でもあるのだから一定の制約が必要。 具体的には異なる機関から選挙された任期制による合議体が好ましいだろう。 これこそ恣意的な運用の恐れがあり、かつ公選内閣のような民主的手続を欠いている およそ国民のあらゆる意思から乖離した、国民の責任が及ばない超法規的機関と言わざるを得ない。 逆に執政権がこれをコントロールできるならば、執政権の権限が突出する。 そのままでは民主主義的要請を欠き、執政権が抑制すれば自由主義的要請を欠く。 (3)執政権と審査権 一方が民意の付託を受け、他方がその制約を受けないのならば衝突は避けられないだろう。 この場合、審査権が恣意的に憲法解釈して選挙を妨害しない限り運用としては執政権が優位に立つ。 この手続が悪いとは言わないが、そうすると執政権が突出して審査権は形骸化するだろう。 国家作用の発動が一つの機関に独占される危険性がある「制度」は、やはり不備があるのでは? ゆえに「運用」以前にこの両権の組織、関係に「制度」として機能しうる抑制を加えるべきではないか。
141 :
大選挙区論者 :2007/05/06(日) 21:17:00 ID:SLXGYrpZ
>>139 >1.地方自治
>全国一律の方針は不可能にしろ、例えば「地方自治の本旨」がそうであるように
>日本のような地方に政治的主権の歴史がない中央集権国家の場合、何らかの「団体」を
>中央政府が用意しなければならないのでは?
市町村合併も中央が強制できるものではないし、「団体」の枠組みも中央政府が用意
できるものではないだろう。基本的には、枠組みは現状のままで問題ないと思うが。
>2.政党・報道複合体
完全比例代表の国でも全国規模の政党は5-6程度だから、複合体の数のその程度になるだろう。
現在の全国紙の数やTVネットの数からいっても、その程度の複合体は成立する。
また、国民の意思形成の補助と報道は切っても切り離せない。
報道は公正である必要はあるが、中立である必要はない。海外のメディアは支持政党を
鮮明にしているのが普通だ。
142 :
大選挙区論者 :2007/05/06(日) 21:18:01 ID:SLXGYrpZ
>果たして政治結社にそのような能力を委ねるだけの集金能力があるかねえ。 報道機関とテクノクラートを維持するには確かに資金力が必要だが、逆に民間で 資金を集めようとすれば、教育産業か報道産業以外にないだろう。 政治的影響力に比例した資金を集めることができるから、国民の意志と無関係に配分 される政党助成金よりも正当性はある。 大企業の資金力に左右されることを心配するかもしれないが、それは企業団体献金を 認めている現在も同様。 それとも、企業団体献金を全面禁止して個人献金と政党助成金のみにするべき? 政党助成金は議席がないともらえないので、新規参入ができなくなる。 政党と報道を合体させることで、少なくとも一つの政党を支援する資本は一つになるから、 日本に独占資本が形成されない限り報道の独占もされず、政治勢力の独占もされない。 自由競争市場を維持することは資本主義経済である以上当然の課題だろう。 また、現代では党への忠誠心を持った固定的支持層を基盤とする組織政党は減退しているし、 階級の流動性が激しくなるほど階級政党は成立しにくくなる。 議会制度における政党は、安定した支持基盤を持った20世紀型政党を前提としているのだから、 社会が変化すれば制度も変わるべき。 現在の政党制度・議会制度は「特定の支持政党を持たないが政治意識は高い」という層に対応できない。
143 :
大選挙区論者 :2007/05/06(日) 21:18:39 ID:SLXGYrpZ
>地方レベルで組織化されない保守派、中道派、左派の諸党派は形成されるだろうが、それが >「政党・報道複合体」として批判勢力を形成し、国政において政治能力を有するかは甚だ疑問。 報道の自由が確保される限りは批判勢力がなくなることは考えられないし、批判勢力がある以上 報道を通じて政治勢力を形成することは可能だろう。 無論、その勢力は安定したものではないが、政権が不安定なのと同程度には批判勢力も不安定で あるべきだろう。 >別に天皇制との関係はいらないのではないか。 必要はないが、今あるものをなくすこともないだろう。 >なぜ選挙活動は首都でしか行えないのか。これは「政党・報道複合体」の集権化を促すだけ。 候補者が発するメッセージは全国民に平等に届けられるべきだろう。 だから街頭演説も選挙カーもポスター貼りも全面禁止。選管の提供するメディアを通してしか 選挙活動はできない。 そうなれば全員を一カ所に集めた方が効率的だろう。 費用も設備も全て公費負担だから、特に地方勢力に不利ということはない。 >国民の一般意思が付託された公選内閣に自由な総辞職(出直し選挙のような)をさせてよいのか。 これを駄目と言ったら成立しないだろう。公約を実行することが不可能となったら、総辞職するしかない。 >立法権と行政権の融合とは「国民の自由な罷免権」が留保された任期なき委任独裁であり >仮に「外交ルート」による審査権への関与が認められるなら全権力を恣意的に運用可能である。 任期は4年程度を想定している。既述だが、国民による制御ができている限り独裁自体は 問題ない。議院内閣制でも全権力を恣意的に運用することは可能で、議会では国民による 独裁の制御ができないから、より制御のできる方法を提唱している。
144 :
大選挙区論者 :2007/05/06(日) 21:19:18 ID:SLXGYrpZ
>(2)審査権 >国民の直接のコントロールが欠如している以上、公選内閣選挙、公職犯罪捜査および報道権を管轄する >権限は余りに強大で、三権でも突出している。 教育委員会の公選制が失敗したように、この種の専門機関は公選にそぐわない。 権力の監視が任務である以上、政府任命にもできない。中立の第三者機関の任命にする以外ないだろう。 >具体的には異なる機関から選挙された任期制による合議体が好ましいだろう。 裁判官による互選とか?それで国民の直接コントロールにはならないだろう。 裁判は一定の公約通りに判決を下すというわけにはいかないから、公約を基準に公選は できない。 軍事力を外部に委託するのと同様、司法を外部に委託するのも委託が国民の意思である以上は 民主主義的と言える。直接民主制だけが民主主義ではないのだから、権力の委託は可能。 また、憲法改正によってこの委託を取り消すことが可能。
145 :
大選挙区論者 :2007/05/06(日) 21:33:38 ID:SLXGYrpZ
>(3)執政権と審査権 >一方が民意の付託を受け、他方がその制約を受けないのならば衝突は避けられないだろう。 >この場合、審査権が恣意的に憲法解釈して選挙を妨害しない限り運用としては執政権が優位に立つ。 違憲審査によって立法が無効とされる可能性があるのだから、審査権が形骸化することはないだろう。 内閣が違憲判断を無視して法律の施行を強行するなら、それは既にクーデターだ。 国民が支持するクーデターを止められる制度は存在しない。 >国家作用の発動が一つの機関に独占される危険性がある「制度」は、やはり不備があるのでは? 議院内閣制は与党が全権力を独占する制度だが。立法と行政を名目的に分立するだけでは 抑制は機能しない。 >ゆえに「運用」以前にこの両権の組織、関係に「制度」として機能しうる抑制を加えるべきではないか。 執政権と審査権を両方公選するなら、双方を与党が占めた場合抑制にならないし、審査権を野党が 占めた場合は違憲判断が濫用されて国政が停滞する。審査権は政党政治から距離を置く必要がある。 ICCでなくても司法の専門機関で中立的第三者機関であればいいが、他に適任の機関はないだろう。 また、選挙管理や報道裁判・権力裁判の審査を別の管轄にしようとしても、公選や政府任命ができないのだから 結局同じことになる。 実際には、選挙管理と権力犯罪の捜査機関はそれぞれ独立した官僚機構になるだろうが。 一つの巨大組織が審査権全てを支配するわけではなく、独立した諸機関を統括するのが内閣とは別の合議体ということ。 人事権が完全な憲法裁任用になるか、官僚のトップを承認する形になるかは別に考える必要があるが。 予算をどうやって決めるかも別に考える必要があるかなあ。いっそICCから全額もらうという方法もあるか?
146 :
大選挙区論者 :2007/05/06(日) 23:44:53 ID:SLXGYrpZ
完全比例代表制の議院内閣では独裁の抑制はできるが、連立の組み合わせで政権が決まるから政権選択ができない。 単独政権を可能にする議院内閣では立法と行政が共に単独与党の手にあるので独裁の抑制ができない。 大統領制では議会が少数与党なら独裁の抑制はできるが、国政が停滞する。 大抵の場合は議会の多数を大統領派が占めるので、独裁の抑制はできない。 結局、議会を前提とする以上、独裁の抑制と政権選択は両立しない。 国民の直接意志による公選によって権力を分立させようとしても機能しない。 上院と下院、議会と大統領を分けても意味はない。 かと言って民主集中性では政治に競争原理が働かず、政権選択が事実上できなくなる。 統一した公選権力を公選とは別の原理によって制御することが必要。
147 :
無党派さん :2007/05/07(月) 01:50:49 ID:z30fFQ+v
日本の企業の本社はなぜ東京に集中するのか アメリカでもイギリスでもドイツでも 大企業の本社は首都に集中してないよ 人口の一極集中を是正するためには、首都移転よりは 大企業の本社を地方に移転させるべきである 地方に企業を誘致させるためには、東京より安い法人税などの導入などが 考えられる
148 :
無党派さん :2007/05/07(月) 04:35:06 ID:b4MUchkd
日本の場合全然、三権分立していなくて行政・立法・司法が全て与党の思うがまま。 そういう制度自体は英国等にも見られるけど、その場合は二大政党制であるために バランスが働いて決して与党が三権を独占してはいない。 さらに日本では警察の人事権も中央政府=与党にあり、検察の指揮権まである。 与党は三権に加えて警察権力までも完全に掌中に収めている。 歴史的にここまでの独裁国家の場合、野党勢力による民主化の例はほぼ存在せず、 外国の介入による打倒か、台湾・韓国のように与党が自分から独裁を放棄したケースしか無い。 よく喧伝される独裁政権を民衆が倒して「民主化」というストーリーはどれも実態は 外国が関与するクーデターか、独裁というほどの権力基盤を持ってはいなかった例。 前者は中南米やフィリピンで多く、後者は東欧〜中欧にかけてよく見られたパターン。 また東欧〜中欧の「独裁政権」が倒されるケースでは実は司法権は初めから与党支配下 に無いケースが多い。 また数十年に及ぶ長期与党が先進国で倒された代表例であるイタリアのケースでは 司法権も警察権も与党の支配下になく、長期政権と言えど議会のみに依存する砂上の楼閣であった。 結局全権力を与党が掌握する日本においてはまず政権交代が許容されない以上はいかなる制度も 与党の支配が継続されることを必須条件として導入されるという他ない。 つまり今後半永久的に自公政権が勝てる選挙制度しか許されないという事。
149 :
無党派さん :2007/05/07(月) 19:23:48 ID:x6GHfXwk
久々ですね。自公政権クン。
150 :
大選挙区論者 :2007/05/07(月) 23:29:17 ID:UiYuj5Zi
>>142 読み返してみたら、なんだか政治団体とシンクタンクと報道機関が資本の元にコングロマリットを形成するように見えてしまうな。
そういう巨大組織ができてしまうと5-6でも報道の寡占にあたるから違憲状態になってしまう。
想定しているのはもっとフレキシブルな結合体。
首相候補として顔が売れている人は各種報道機関でコメンテーターやコラムニストとして政権への批判と対案の主張ができるし、
「諸君」と「論座」のような棲み分けも自ずからできるだろう。
公選制である以上ポピュリズムの要素は入るから、個人としての知名度は重要な要素になる。
そういう人は手持ちのスタッフもいるだろうし、報道機関にも独自の調査機能はある。
「ジャーナリスト以上政治家以下」という人間もいるし、それらを結ぶ流動的なネットワークが形成された自由競争市場を想定している。
独占・寡占の危険はあるが、「個人の魅力」が重要な要素である以上、組織の一部として埋没するより独立して名を売ろうという圧力が
働くだろう。
151 :
無党派さん :2007/05/12(土) 09:03:15 ID:Ndy5ia4K
日本には院内総務が足りないのだ。国対は要らん。 議運委員長兼任の無任所大臣として 今なら秀直辺りを当てておくのが吉。 本会議が形骸化し、委員会もアリーナ化しているのは 原案が修正されても政府は何も出来ないのが原因なのだし 修正されるにしても手の届く範囲で修正されるように、 筆頭理事を院内幹事兼任にして院内総務(閣僚)と連携して 政府が飲める程度の修正に留めるようにすれば 委員会での修正議論が行えるようになる。
152 :
無党派さん :2007/05/13(日) 14:31:58 ID:7FlGeqXZ
>>150 久々だが
実は自分が一番懸念しているのはその「政党・報道複合体」だったりする。
統治機構というものは人権保障がしっかりなされて司法権が独立しておれば
じつは執政権による恣意的な運用はタイムラグはあるもののある程度防げる。
クーデタを想定すればきりがないからねえ。
自分はそれでもなお執政権や審査権が強大だから任期制や民主的統制、
つまりは執政権における国家作用の発動に慎重さを求めたり、あるいは
審査権に対する国民への直接の責任を負うような制度が必要だと考えるが
これは氏の言うように「運用」の問題。
まあ統治機構を改造するときは心配に心配を重ねてもムダではないからねえ。
さすがに国際機関が憲法裁判所の予算は負担してくれんだろうが…
しかし「政党・報道複合体」が報道権を事実上、寡占・独占したらどうなるか?
あるいは、直接に内閣公選に出馬せずに圧力団体と化す恐れはないのか?
じつは国民の知る権利なんてのは極めて脆いもので、独立した報道権による
自由競争による正確な報道の淘汰と生存といえば聞こえは良いが
そのような「神の見えざる手」しか働かない部分に権力を委ねてよいものか。
おそらくオンブズマン制度のより強力な「善意の」機関を想定しているのだろうが
運用による制限が効かない(国家の制約を受けない)「政党・報道複合体」が
資本、圧力団体、組織性党と結合したとき国民の権利や生活は保障されるのだろうか?
(つまり執政権や審査権に対する抑止機能を有するか、という問題)
報道に対する価値判断というものは、最終的には個人レベルの問題なのだが
価値判断を左右する媒体が世論を誘導する役割も担うわけでそれにいま以上の強い、
それも公的権力を与えることは統治機構の問題以上に深刻な危険性を内包しているのでは?
「政党・報道複合体」に国権の作用の一部を委ねることは危険極まりない、というのが私見。
153 :
無党派さん :2007/05/13(日) 14:53:50 ID:7FlGeqXZ
>>147 自然発生的な産業立地の諸原則を考えれば
企業の本社機能(管理・企画部門など)大都市に集中するのは必然的。
特に東京は地理的な比較優位もさることながら制度的な比較優位、
つまり中央官庁の許認可権の問題があるから管理部門は東京にある方が有利。
加えてアメニティ志向(就労者により良い生活水準を提供できる生活環境を備えた
地域に産業が立地する志向)においても、東京の優位性は揺らがない。
もちろん生活環境で考えれば、温暖な気候で文化が高く、住・食生活が良いのは
他の大都市圏(中京や京阪神など)でも同様なのだが
中央集権的な制度を採用する以上、東京の比較優位はどうしようもない。
地方に企業を誘致するというが工場などの生産部門は誘致できても(その方が良い場合もある)
本社機能は人口集積地、特に中央官庁のある東京に集中するのは至極当然なこと。
人口の一極集中の是正のための国土政策というものが失敗した原因を考えれば
中央官庁の規制下における自由競争にある私企業が地方に立地する方が難しい。
政策として行うならば中央官庁の許認可権の大幅な地方への委譲、あるいは
中央官庁の移転が考えられるがどちらにしても東京ないしその他大都市圏への人口集積傾向は
産業の性質上変わらんだろうなあ。
地方ができることと言えば安い土地と労働力の提供以外の付加価値を整備すること。
本社機能そのものは大都市に集積した方が有利なわけだから生産部門を誘致するしかない。
何となくスレ違いのようだが首都機能移転や法人減税だけでは過疎過密問題は解消されんよ。
154 :
大選挙区論者 :2007/05/13(日) 21:48:37 ID:M96v/SM+
>>152 >さすがに国際機関が憲法裁判所の予算は負担してくれんだろうが…
これは国連軍と同じで、日本政府が分担金を負担して兵士の給料は国連から出る、という形。
まあ、実際には予算の承認で政府が司法に圧力を加えることはできるし、
国際機関の効率性の問題はあるが。
報道は自分で稼げるけど、流石に司法が自分で稼ぐことはできんからな。
>しかし「政党・報道複合体」が報道権を事実上、寡占・独占したらどうなるか?
独占や寡占を防ぐためには公取委のような独立機関が必要だろう。
報道は既に民主主義に不可欠の役割を果たしているのに、
制度上の位置づけや規制がないままでいいと思っているのか?
既に第四権力として他の三権に匹敵する権力を行使しているというのに。
「いま以上の強い、それも公的権力」を与えるわけでなく、現在の報道を
公的権力とみなす、ということ。
国民の内閣不支持率が国会の内閣不信任に替わる分、報道の役割が大きくなるのは事実だが、
国民の民主的権限が増えれば報道の重要性も増すのは当然だろう。
現代では報道を否定しては民主主義は成立しない。
現在は報道の独占や政治との癒着に対する規制もなく、報道人の良識に一任されているのだが、
そのほうが問題だろう。
制度をいじれば事態が改善するとは限らないが、とにかく変わるのは確かだし、
制度を変革しなくては改革は有り得ないだろう。
完璧な制度があるわけではないが、現在の三権分立の概念や議会制度は欠陥が多すぎるし、
なにより250年も前の理論で時代背景が全く異なる。
それでもヨーロッパには民会の伝統があるから別だが、日本では議会制度は機能しなかった、
と結論を出してもいいころだろう。
155 :
無党派さん :2007/05/14(月) 06:56:45 ID:IqOy8job
あと1000年続けて駄目ならダメってことでいいよ
156 :
無党派さん :2007/05/15(火) 00:27:14 ID:0ONfX369
>>154 ○憲法裁判所について
まあ前提が国連中心主義だからこの件は余り問題にしないが
(現に九条問題:国連軍問題についてはこっちは触れてないから)
日本政府負担(増額を除いて執政府の承認を要せず)くらいでいいんでは?
予算承認権での圧力は審査権の独立が逆に危ぶまれるような気もする。
繰り返すが外国人裁判官や首相は否定しないが下手に国際政治に巻き込まれるのは
主権国家としてはいかがなものかなあ。
○政党・報道複合体について
報道機関は現に第四の権力であることはこちらも承知しているし
放送については寡占・独占を禁止しているのは
>>79 に示したとおり。
報道の重要性は充分に理解しているつもりだしそれに政党色がついても良いとは思うのだが
それは報道あっての政党であって、当案の主旨となる政党あっての報道ではないだろう。
今日のように政党色の比較的薄い報道(まあこれも建前だが放送は中立性が問題になる)の存在を
前提としながら特定政党との結合を前提とする制度にはそもそも欠陥があるのでは?
寡占・独占の監視は先に示されたように憲法裁判所の管轄でよいし別に私企業たる報道に
統治機構論として新規の役割や権限など考える必要はあるのかなあ、というのは素朴な疑問。
○権力分立について
自由な罷免権と任期がある公選内閣と憲法裁判所への罷免権が存在するという民主主義的要請が満たされ
執政権と審査権に相互に抑制が働くという自由主義的要請が満たされるならば二権分立でも良いので
と思うが如何?
諸外国で実績あるオンブズマン制度の役割は審査権である程度補えるわけだし
報道権を特に憲法的に位置づけたり、憲法によって規制を加えたりというのはそれこそ蛇足。
日本を前提としているならば全国紙、放送は寡占状態にあるが報道の自由が損なわれているとまでは言えない。
仮に法整備を行うならば、執政権(総務省)からの完全な独立(審査権管轄)が妥当じゃないか?
157 :
無党派さん :2007/05/15(火) 00:27:56 ID:0ONfX369
○改革の必要性とその程度について 実際、日本と類似の政治制度を採用している国家で民主主義が実践されている国家は多い。 そこに地域エゴや利権、癒着が存在するのは中央集権体制と官庁の許認可権の多さ、 市場経済システムから考えれば必然だろう。 欧州のどの地域かにもよるが民会レベルを議会制度の基礎と考えるのはじつは誤り。 それならば村落共同体主義の日本における寄合とそう変わらないじゃないか。 欧州における近代議会制は廷臣の宮廷会議から発展した身分制議会であってその歴史は浅い。 日本において三権分立や議会制度が機能していないならば、まずはその改善として 司法権の高度な独立(最高裁の任命を内閣、衆院、参院で同数選出、終身)、国会議員の質的向上 (国費負担による議員スタッフの充実)、地域エゴに陥りやすい選挙制度の見直し(多選禁止や第二院改革)、 選挙における公的扶助の拡大、司法権から独立した憲法裁判所の新設、レファレンダム・リコールの整備など 漸進的な改革による民主主義的改善ではダメなのだろうか? 氏の、改革の必要性は認めるが急進的に過ぎて「スクラップ」の後の「ビルド」にリスクが大きすぎる。 理念としては賛同するところもあるんだけどね。
158 :
大選挙区論者 :2007/05/15(火) 08:01:53 ID:UFoXX5u6
>>156 >○憲法裁判所について
>日本政府負担(増額を除いて執政府の承認を要せず)くらいでいいんでは?
それだとインフレでもデフレでも増額する一方になるだろう。
予算は誰かが削らないと増えていくもんだし。
憲法裁の15人の合議制というのは独裁にはならないが、逆に「大ナタを振るう」というわけにもいかない。
>○政党・報道複合体について
>今日のように政党色の比較的薄い報道(まあこれも建前だが放送は中立性が問題になる)の存在を
>前提としながら特定政党との結合を前提とする制度にはそもそも欠陥があるのでは?
政治色が強い報道機関も弱い報道機関もあるし、政治家も両方に出ていい。
「欠陥」というのはどういう問題が起こると想定しているのか?
また、政党と報道機関の結合というのは、「政党」と「報道機関」という別の組織があるわけでなく、
両者の垣根がなくなるということ。現在と同様の報道機関が残るかは解らないが、現在の意味での
政党はなくなる。
>寡占・独占の監視は先に示されたように憲法裁判所の管轄でよいし別に私企業たる報道に
>統治機構論として新規の役割や権限など考える必要はあるのかなあ、というのは素朴な疑問。
現在の議院内閣制でも、政治において報道が果たす役割は無視できないだろう。
政党も報道も現在の憲法上の位置づけはないが、「考えなくていい」ということにはならない。
>○権力分立について
>自由な罷免権と任期がある公選内閣と憲法裁判所への罷免権が存在するという民主主義的要請が満たされ
>執政権と審査権に相互に抑制が働くという自由主義的要請が満たされるならば二権分立でも良いので
>と思うが如何?
報道の自由が確保されていれば必然的に報道権が大きな力を持つ。憲法の明文規定上は二権分立でも実質的には
三権分立になるだろう。わざわざ実態に合わない規定にする必要はない。
159 :
大選挙区論者 :2007/05/15(火) 08:05:10 ID:UFoXX5u6
>報道権を特に憲法的に位置づけたり、憲法によって規制を加えたりというのはそれこそ蛇足。 憲法上は、報道の自由を確保して独占・寡占を禁ずる、というだけだが、蛇足というならこの二つの規定も不要か? 確かに現在の寡占状態でも改革が必要なほどの問題は起きていないが、それを言うならそもそも現在の 議院内閣制で改革が必要なほど大きな問題はない。 フリーハンドでより理想に近い制度を模索するための私擬憲法なんだから。 >欧州のどの地域かにもよるが民会レベルを議会制度の基礎と考えるのはじつは誤り。 >それならば村落共同体主義の日本における寄合とそう変わらないじゃないか。 >欧州における近代議会制は廷臣の宮廷会議から発展した身分制議会であってその歴史は浅い。 近代的な議会の起源はそうだが、それ以前の民族的習慣としての民会があってのことだろう。 日本の場合は太政官から老中、寄合に至るまで「有力者による全会一致の合議制」が原則。 公開で議論して多数決で決める、という伝統はない。
160 :
大選挙区論者 :2007/05/15(火) 08:05:51 ID:UFoXX5u6
>司法権の高度な独立(最高裁の任命を内閣、衆院、参院で同数選出、終身)、国会議員の質的向上 >(国費負担による議員スタッフの充実)、地域エゴに陥りやすい選挙制度の見直し(多選禁止や第二院改革)、 >選挙における公的扶助の拡大、司法権から独立した憲法裁判所の新設、レファレンダム・リコールの整備など >漸進的な改革による民主主義的改善ではダメなのだろうか? 大統領制は議会と行政が対立するとデッドロックに陥るし、大抵の場合は日本の地方議会のように大統領派が議会の大半を占めて 王朝化する。アメリカのようなバランスが働くのは奇跡に近い希なケース。 議院内閣も、二大政党制では硬直化して民意が反映されないし、多党制では連立工作で政権が決まるのでやっぱり民意が反映されない。 かといって直接民主制では意見が集約できないし政策の一貫性も保てない。国民の負担も大きすぎる。 民意を反映して、実際に機能する政治制度ということで考えれば、必然的に議会の廃止という結論に至る。 漸進的にというなら、国民投票による衆議院解散を導入して、衆議院を政権選択型の選挙制度にし、 参議院の権限を縮小して民意を反映した諮問機関型の議会にするべきだと思うが。 アメリカ大統領型の首相公選制にはむしろ反対。
161 :
無党派さん :2007/05/19(土) 13:56:31 ID:ALq7W641
それよりお前ら、今日と明日は参議院見学ができますよ
162 :
無党派さん :2007/05/19(土) 14:04:20 ID:aLUZrtdF
扇が参院の選挙制度改革に言及したらしいね。
163 :
無党派さん :2007/05/21(月) 20:06:25 ID:fXz0lBSf
>>162 調べたんだが見つからない。どこでどんな内容だった?
昨年常会最後の「あいさつ」での定数是正の更なる推進と
最近の参院不要論に強い牽制、という記事なら見つかったが。
しかし参院改革協議会って事実上活動してないのね…
衆議院も参議院もそうだが議長の権威を持たせないよう任期縛りが強いねえ。
まあ扇議長の引退はまあ自民比例の年齢制限もさることながら本人の意思が強いが
仮に引退しなかったら議長ポストはどうだったんだろう?
河野議長だって再任は与党の意思だし、「議会の意思」による議長なんて
河野謙三参院議長くらいか?
164 :
無党派さん :2007/05/21(月) 20:17:19 ID:uNUsoMG6
参院60周年記念祝賀会、扇議長「参院選挙制度、抜本改革を」
参院は18日昼、安倍晋三首相らが出席して創設60周年の記念祝賀会を国会内で開いた。
扇千景参院議長はあいさつで、最高裁判決で「一票の格差」是正を求められた参院の選挙制度について「本質的な解決には地方代表制のあり方に踏み込まざるを得ない」と抜本改革の必要性を強調。
改革案とりまとめ時期は「来年夏がひとつのめど」と指摘した。
参院は1947年5月20日召集の第1回国会で、憲法に基づき貴族院に代わり創設。
60周年記念の催しでは19、20の両日、通常立ち入れない国会中央玄関や参院本会議場内を見学できる特別参観や、高校生が委員会審議などを疑似体験できる企画を予定している。
(14:17)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070518AT3S1800U18052007.html
165 :
無党派さん :2007/05/21(月) 20:25:56 ID:uNUsoMG6
議長の権威については、前スレ辺りで書いたと思うけど、 選出された議長はそれ以後の選挙では選挙区や比例区とは別の 国民審査的な「現在の議長を信任するか?」という投票で 続投するか失職するかを決めるようにすれば権威は高まるし 参院会長に恫喝されて辞職するようなハメもなくなるんではないかと思う。 英国では議長の選挙区には反対党が候補を立てないらしいけど これは選挙区民の選択権を奪っているようで好きくない。
166 :
無党派さん :2007/05/21(月) 20:31:51 ID:YRhRloyj
>>158-160 ○憲法裁判所予算
戦前の皇室財政に関する議会の不干渉規定を準用してみたんだが。
執政権から高度な独立性を保障するならこれくらいの規定はあってもいい。
何らの形にせよ完全な財政自主権がないと審査権の独立は保障されない。
○政党・報道複合体における「欠陥」と権力
私的な結社である政党と私企業である報道機関を結合させることは可能か?
もちろん資本関係とか抜きにしても特定政党と特定報道機関が結合することは
強制できないし、結局、二つのとある組織政党の機関紙を除けば批判勢力(野党)が
結社として情報を発信することは不可能となる。
どうも三権分立に拘りすぎて報道権を設けた感が否めない。
市場経済システムに左右される報道機関に明文での権力付与は適当か?
もちろん
>報道の自由を確保して独占・寡占を禁ずる
というのは明文でも良い。
ただ、これは国民の権利の問題で統治機構の権限の問題ではないだろう。
○議会廃止論と漸進改革論
米国型大統領制(首相公選制)は自分も反対だ。
ただ議会なき公選内閣制は民意の集約と政局の安定を同時に求める以上、
憲法裁判所の審査権を強めざるを得ないが、これは民意の乖離を生じる危惧がある。
更には統治機構としての報道と情報公開(公然かつ適当な批判勢力)の運用が難しい。
このへんが議会制度よりも優れているか否か、と問われれば「?」なんだよなあ。
>>157 中段以降以上の具体的な対案を示せ、と言われればこっちも困るんだが。
○合議制
これは蛇足だが日本の伝統は「有力者による全会一致の合議制」というより
「有力者の合議体における分掌制」の方が近いかな。
まあ確かに公開の議論で多数決、てのは日本の伝統にはないけど。
167 :
無党派さん :2007/05/21(月) 20:53:00 ID:YRhRloyj
>>164 サンクス。
「地方代表制のあり方」って去り行く議長だから言える、制度の欠陥に関する露骨な表現だな。
確かに合区、もしくは定数増なしに「一票の格差」の本質的な是正は不可能だからねえ。
これについては最高裁判例の基準が厳しいし(実際はあれでも甘すぎるんだが)。
地方区そのものの見直しも必要、という発言と解釈できるか。
>>165 英国の場合は確かに選挙区レベルで見れば選挙区民の選択権を事実上奪っているわな。
「議長は再選を希望している」と表明して選挙活動もなし、だっけか?
まあその代りに議事運営における絶対的な権限と高度な政治的中立性が求められるから
それが下院の権威の源泉として、英国全体で見た場合は適当なんだろうけどねえ。
ただ日本においては難しいね。
野党の副議長も含めて単なるポスト、という考えになってしまうんだろうなあ。
議事運営については議運、国対が発達しているし。
公正な議事運営における議長の役割ってのがいまいち見えないんだなあ。
これは多分、制度の問題よりも(使いたくない用語だが)意識の問題なんだろうかねえ。
制度を考えるなら、希望すれば議長は再任されて然るべきで国民審査のようなもので良いと思う。
本来、権威の本質上それくらい運用や慣行になってもいいと思うけどね。
168 :
無党派さん :2007/05/21(月) 21:07:01 ID:uNUsoMG6
運営については
>>151 。
議会での審議に政府を参画させ、委員会内での協議・修正を実質化する。
と、同時に運営上の与党会派の優位を認め、野党のゴネ得を禁止する。
具体的には法案審議のスケジュールを与党の院内総務が組む。
会期制も立法期制に移行して、会期と共に法案が廃される慣行を止める。
ただし、議長は与野党間での十分な審議が果たされていないと思ったらベルを鳴らさないで良いようにする。
169 :
無党派さん :2007/05/21(月) 22:29:41 ID:E5/Q9owP
>>167 イギリスも、議長専用選挙区みたいな案も出てはいるが、まだ実現性はないようだな。
170 :
大選挙区論者 :2007/05/22(火) 06:25:57 ID:J043UTO3
>>166 >憲法裁判所予算
財政の自主性と硬直性は裏表だからな。その調整法の一つが国際機関への委託なんだが。
もちろん国家主権や国民主権への干渉だが、そもそも「主権」概念も400年程度の歴史なんだからそろそろ再考してもいい。
まあ、国連軍の常駐と同様に、審査権の国際機関への委託も必須というわけでもない。
政権交代が適度にあれば、政府任命でも独立は確保できるし、硬直性に目をつぶれば財政自主権も保てる。
アメリカ式の司法でも、機能させることはできるだろう。
>政党・報道複合体における「欠陥」と権力
明文での権力付与といっても、具体的な権限を新たに与えるわけではないのだが。
三権分立は理念上の問題で、報道が法的根拠を持った強制力を持つわけではない。
>議会廃止論と漸進改革論
運用が難しいというのは実はその通りで、この制度は「見えざる手」的な自動調節機能で動いてる。
議会で首相に答弁させても形骸化するだけだけど、国民によるリコールを認めて公開の場で質問に答えることが
最も政権にとって有利という状況を作り出すことで政府の説明責任を担保している。
内閣不信任率の公表にしても、情報公開するほど政権にとって有利になる。
一週間に一度不信任率を公開する規定なら、4回連続アウトになると退場だけど、一日一回公開なら28回連続アウトにならないと
退場にならない。だから情報を公開するほど政権にとって有利になる。
しかし、自由放任が独占市場を生むように、自動調節機能が働くためにはそれなりの規制や介入が必要。
具体的にどんな規制や機関が必要かは、実際のところやってみなければわからないだろう。
だから実施前にはプログラム上のシミュレーションや人的シミュレーションが必要だろうし、実施後も定期的な検証も必要だろう。
だが、現在まがりなりにも自由主義経済が成立しているのだから、国民の不断の努力があれば機能させることは不可能ではないと思うがね。
直接公選とリコールがあれば、政治的無関心も多少は減るだろう。
171 :
大選挙区論者 :2007/05/22(火) 07:39:21 ID:J043UTO3
>>168 議長が与党派なら議会は単なる政府の追認機関に成り下がるし、
野党派なら停滞するだけだろう。大抵は与党派だろうが。
政治家である以上支持基盤や党派性から完全に独立はできないし、
議長の個人的資質に依存しすぎているのではないか?
イギリスの場合は議長だから再任されるわけではなく、
もともと鉄板無風区の長老議員が議長になるパターンだろう。
172 :
無党派さん :2007/05/22(火) 08:02:44 ID:o7X47vAZ
>>169 既に存在するがな>議長専用選挙区
明文としてないだけ。何でもかんでも
慣習の国だからね。
173 :
無党派さん :2007/05/22(火) 08:36:02 ID:V/bgPdqO
議長の選出は全会一致 議長の不信任は全体の4/5以上、もしくは与野党会派の「それぞれ」過半数以上 退任後の議長は終身議員
174 :
無党派さん :2007/05/22(火) 10:17:35 ID:o7X47vAZ
イギリスみたいに終身議長じゃダメなん?
175 :
無党派さん :2007/05/22(火) 10:49:27 ID:V/bgPdqO
基本は終身議長で。 仮に辞めた場合に会派的な問題に巻き込まれないようにする為の終身議員資格。 普通は気力体力の限界で自発的に引退、菊花大綬章貰って老後ってのが理想かしら。
176 :
無党派さん :2007/05/22(火) 12:33:23 ID:a4EvwQP2
>>172 議長専用選挙区って、”議会”という特別の選挙区を作って、議長はそこから立候補して
”議会”の代表者として必ず当選できるようにしよう、って案だよ。
日本風に言えば、有権者も立候補者も議長しかいなくて、必ず議長が当選できる
架空の選挙区って感じ。
177 :
無党派さん :2007/05/30(水) 02:07:06 ID:I+dv3DWa
>>173 余り強い縛りを設けると伊大統領(二回目まで3分の2の多数、実質象徴)の
ように結局のところ例えは適切でないが19世紀の米国大統領候補のような
ダークホース的人物が議長に就任することになりはしないかね?
運用で何とかなる問題でもないんだから制度による権威付けがまあ現実的。
「議会改革」ということで国会法、両院規則の改正による法的権威付けが必要だろう。
つまりは絶対的な政治的中立性、そして終身制や特別選挙区とは言わないまでも
身分保障(解任には議院の3分の2の賛成を要する、など)は必要かなあ。
まあ日本における現実の議長、副議長選出の全会一致原則(たまに共産も賛成する)は
実質は任期が与野党間で定まっていることにあるから難しい問題だわなあ。
根本の問題を考えれば単なる「ポスト」からの変質が求められるわけだし
これは議会政治を国民がどう捉えるかに関わる問題。
英国のように「議会主権」でないならば単なる「ポスト」でも良いわけだものね。
178 :
無党派さん :2007/05/31(木) 21:59:25 ID:TT5kEwpK
議長とは別に会期毎か立法期毎に比較第一党第二党から副議長を選出しておく。 与野党の第一党だと大連立の時何なので比較で。 議長の権威と中立性は 与党の院内総務による議事運営 与党による委員会委員長の独占 会期制の廃止による法案の廃案無効と野党の審議拒否の否定 という議会における与党の圧倒的優位確立を前提にしているので 大統領の拒否権てのは案外言い得て妙かも。 でもこんぐらいやらないと「政府 対 与党 対 野党」の実質的な法案審議なんて出来ないし。
179 :
無党派さん :2007/06/07(木) 22:44:03 ID:fFlHiuej
議長・副議長・事務局長の制度は伝統あるから仮に残すとして
>>178 の制度の場合、議運・国対の形骸化が進むくらいでないとどうしようもないか。
結局運用の問題になるんだなあ。
議長がベル押さなきゃ本会議は開かないが余り権威・権力を与えすぎると
恣意的な運用が怖い。議長不信任案→休憩なんてことになりそう。
何せ自力で選挙区勝てる連中が議長やっているんだから。
議会の活性化なら、極めて基本的な問題でどうでもよさそうだけど
上田哲が述べたとおりなら会派の合意なしに議員立法できない制度は改善すべきだな。
確か彼は議員有志で一般論に関する「国民投票法」案を提出したが社会党の承諾なしで不受理。
これこそ英国型(政府=与党提出法案中心)と米国型(個々の議員による立法)の
悪いところだけを抽出しているようなもんだ。
(もっともこの制度がすでに改善されていたらこの話は流してください)
180 :
無党派さん :2007/06/08(金) 08:23:07 ID:hqwEdDPr
>>179 会派の合意が無いとダメな慣習は健在だよ。
自民は河野太郎が何かの法案を、民主は河村が議員年金を、
自分で提出して不受理にされて、制度を批判してた。
181 :
無党派さん :2007/06/08(金) 11:59:31 ID:UcusQnuC
>>179 基本的にはどこの国でも議長の専制ってあんまりないし
行き詰まっても実際には斡旋でわりとなんとかなると思う。
もしもの時のために議長不信任(4/5はやめて議員の過半数)の際には
30日後に議長の信任投票(国民審査式ではなく普通の投票方式)を行うとかもありかな。
与党が議長に圧力掛けるカードとして。実際やったら実質的な国民投票になっちゃうけど。
議員立法には元々否定的なんであんまり賛成しない。
一応現時点でも委員会で委員長提出の法案とかなら出せるけど
そもそも自分と同じ会派の人間すら説得できない議員の提案なんてダメでしょ。
議員個人が主体となった立法は議院内閣制では端役かモブでいい。
182 :
無党派さん :2007/06/16(土) 03:34:48 ID:06MQKlKe
別に有権者が直接政権選択ができる必要性はない 自分の考えにより近い候補に投票できる方が重要
183 :
無党派さん :2007/06/16(土) 09:48:44 ID:xVaWwhej
より近い候補に投票できるかどうかは、実は実際の選挙以外でも実現できる。 アメリカ大統領の予備選とかね。 より近い候補に投票できるようにするために、党で予備選をして ベストの候補1人に絞りこむわけだ
184 :
無党派さん :2007/06/16(土) 09:53:20 ID:06MQKlKe
まあ党首選で全く政策論争のない自民党と 党首選すらない民主党の どちらかしか選べない制度が最悪であることは間違いない
185 :
無党派さん :2007/06/16(土) 15:45:21 ID:USaeUfaI
国民が受け身だからそういう事態になる。 口を開けて選ばせろといっててもどうせマトモな選択はムリ。 どんな制度でも。
186 :
無党派さん :2007/06/16(土) 16:30:03 ID:+UOwmyLa
英米他のように政党に参画する姿勢は大事なのだろうね
187 :
無党派さん :2007/06/17(日) 03:59:02 ID:rlsN/end
188 :
無党派さん :2007/06/17(日) 09:59:27 ID:Ssu7NITU
>>187 参加を拒んでるのは有権者だよ。
”良い政党がないから投票先が無い”
”◯◯党がまともになったら投票する”
こういう事を書く奴が大いが、これで政党がよくなるわけがない。
自分の意見に100%一致する政党を望むというのは、白馬の王子様幻想
みたいなもので、現実を何も変えることができない。
189 :
無党派さん :2007/06/17(日) 10:01:45 ID:rlsN/end
>>188 参院比例でそういうこと言うヤツは相手にしなくていいがな
オマエみたいに政党二つでいいとかアホなこと言ってるやつは
財界の奴隷になってクタバレよ
190 :
無党派さん :2007/06/17(日) 10:05:55 ID:rlsN/end
>>186 英米みたいな棄民国家が良けりゃ、オマエが逝けよ
欧州でも民主的な多くの国は小選挙区制のようなバカなことは
国民が許さない
英米支配層の悪魔思想に洗脳された愚か者め
191 :
無党派さん :2007/06/17(日) 10:08:56 ID:rlsN/end
>>185 党員になって、ボランティアでもやってろよ
政党の方じゃ、オマエラなんかただで使えるビラ配り要員としか思ってねえぜ
勘違いして、政治家どもに笑われてるのはオマエらのようなお人よしさ
192 :
無党派さん :2007/06/17(日) 12:24:00 ID:HNkfgl0B
193 :
無党派さん :2007/06/17(日) 21:15:12 ID:lJ3PrisZ
ミリオネアってクイズ番組あったじゃん あれのライフラインってやつにオーディエンスってのがある 会場の100人に聞いて、そのグラフを参考にできるやつ これ、簡単な問題のときは役に立つんだけど、難しい問題にはほとんど役に立たないんだよね オーディエンスの肝は「100人全員がボタンを押さなければいけない」こと 答えわかったやつがボタンを押しても、その他大勢の馬鹿達の票に埋もれてしまってわからなくなる もしこれが、「正解に自信のある人だけボタンを押してください」だったら難しい問題にも役に立っただろう 結局何が言いたいかというと、政治のことわからん馬鹿は選挙に行くな、ってことだ きちんと政治のことがわかって投票したやつの票が馬鹿達の票に埋もれてしまうからな
194 :
無党派さん :2007/06/18(月) 15:47:16 ID:5n/I+sku
195 :
無党派さん :2007/06/18(月) 15:57:41 ID:JUc+K4ff
>>193 とりあえず、あんたが民主主義を理解していないことだけはわかった。
196 :
無党派さん :2007/06/18(月) 16:03:17 ID:VlrFCrFk
193は一面の真実。
197 :
無党派さん :2007/06/18(月) 16:06:23 ID:ct31xtwL
京都府知事、国民年金未納、 国民年金未納の首長、議員には議員年金を支払いしない様にすべきだ。 年金行政は官に甘く民には辛い、官民を平等にすべきだ、これが今求められているのだ。
198 :
無党派さん :2007/06/18(月) 16:54:26 ID:f1Bzn1Cz
なにやらフランスの二回投票制が結構特徴的な結果を出したみたいね。
199 :
無党派さん :2007/06/18(月) 17:13:20 ID:72KN3jGd
民主制と衆愚制が近いのは確かだからな
200 :
無党派さん :2007/06/18(月) 17:21:39 ID:fickcK37
やっぱり制限選挙は必要じゃないか? 税金をたくさん納めてる人間=政治的判断力がある人間、と 断定はできないけど、収入が多い人は社会的に成功してる人が 多いわけで、それなりに一般人より見識があると思う。 今考えても明治の政治家は立派な人が多かったし。
201 :
無党派さん :2007/06/18(月) 17:24:15 ID:Uw6v7R/V
>>200 利益誘導型からメディアクラシーへ移行しつつあって
既にカネで票が楽に集められるシステムになりつつあるので
そういう意味では制限選挙に近くはなってきているよ
まあ、カネがある=見識があるではないんだよな
コムスン折口やホリエモンを見ればわかるように
202 :
無党派さん :2007/06/18(月) 17:28:08 ID:VlrFCrFk
>>201 そりゃ制限選挙とは必ずしも関係ないだろ
折口も堀江も選挙で当選したわけじゃないし
203 :
無党派さん :2007/06/18(月) 18:31:45 ID:NHsJbwnj
>>193 クイズには絶対的な正解があるが政治には無い
クイズの観衆には利益関係が無いが政治にはある
204 :
無党派さん :2007/06/19(火) 07:40:17 ID:kV0zsyBb
186は英米秘密結社の手先だ こういうヤツが90年代から日本に大勢入り込んできている 気をつけろ
205 :
無党派さん :2007/06/19(火) 11:14:56 ID:AVAgMoWP
日本の政治家って、タカリ、詐欺師が殆んどだ、(暴力団より性質が悪い) 暴力団はタカリにはくるが後の面倒見がよい、政治家はタカリ、詐欺師の様だ。
206 :
無党派さん :2007/06/19(火) 12:54:55 ID:vqvCunz1
>>198 一回目の投票の時点では400〜470と予測されたが
二回目の投票では、実際には350前後となる。
議院定数は577。
207 :
無党派さん :2007/06/19(火) 13:00:39 ID:vqvCunz1
208 :
A-11 :2007/06/20(水) 00:48:01 ID:aW8L5xng
>>193 >>195 >>196 コンドルセの陪審定理
http://www.president.co.jp/pre/20070115/003.html 二者択一の問題について、
(1)参加者が正解を選ぶ確率が平均50%を超えている
(2)参加者の数が非常に多い
とき、多数決で正解が選ばれる確率は99.9999....%になる。
人間は一定の確率でミスを冒す動物である以上、参加者が多ければ最高の専門家一人よりも高い正答率を得られる。
(1')参加者が正解を選ぶ確率が平均50%を下回っている
(2)同文
とき、多数決で正解が選ばれる確率は0.00000.....%=0%になる。
同様に、最高の売国奴も一定の確率でミスをする以上、最高の売国奴よりも間違った選択をする確率が高い。
キチンと政治のことを理解していない者のみを集めて多数決を行えば、
間違った選択が選ばれる確率は100%になるから、
その逆を選択を採用すれば、100%の正答率を得られる。
よって、「政治のことを理解していない者のみ」十分集められれば、専門家は必要ない。
どこが間違いだか分かるかな?
209 :
無党派さん :2007/06/20(水) 00:56:15 ID:0Hxe+evK
210 :
無党派さん :2007/06/20(水) 01:06:35 ID:0Hxe+evK
>>188 テメエみたいな売国奴が国を滅ぼすんだよ、アホが!
211 :
A-11 :2007/06/20(水) 01:12:22 ID:aW8L5xng
>>208 の解答例
キチンと政治のことを理解していない者の正当率が
「50%を下回る」のが間違い。「50%びったり」が正しい。
よって
>>193 の場合、多数決に参加する人が非常に多ければ、
その中で正解を知ってる人が2%(2ppmでもいいけど…)しかいなくても、
正解を知らない人98%(999998ppmになるから面倒!)の票はびったり49%(499999ppm)ずつに分かれるため、
確実に多数決で正解が選ばれる。
結局何が言いたいかというと、政治のことわからん馬鹿でも選挙に行け、ということ。
投票者の数が多いほど、馬鹿達の票同士は互いに打ち消し合うから、
きちんと政治のことがわかって投票したやつの票が埋もれてしまうことは、
ミリオネアみたく参加者が少ない場合を除いて、杞憂に過ぎない。
212 :
無党派さん :2007/06/20(水) 01:51:25 ID:plk4xCe3
>>211 いやリンク先くらい読もうよ・・・・・・
勿論、問題について十分な知識がないものを集めると正解率がランダム選択時より下がり、
確実に間違った解答を出すという結果になってしまう。
予測市場において何度も現実に発生している事象です。
213 :
A-11 :2007/06/20(水) 03:23:08 ID:aW8L5xng
>>212 「正解率がランダム選択時より下がる」というのが、
「ニ択で正解率が、50%丁度ではなく、50%を「下回る」占い師が存在する」と同じくらい、私には信じられません。
>>208 はそのことを皮肉ったもので、ランダム選択こそ最も情報量が少ない決断システムであり、
ランダムより低い正解率を出す仕組みは、逆に正解を知っていなければ作成できず、
使い方をちょっと変えるだけで、その正解を取り出すことができます。
「(ニ択で)正解率0%、当たらないことを保証する占い師」と「(ニ択で)正解率90%、たまにしか外さない占い師」、どちらに占ってもらう方がいいか?
という古典的ななぞなぞです。
予測市場の例でも、「100%=確実に 間違う」ではなく、「ランダムになって(ニ択なら)50%はずす」が本当の所ではないでしょうか?
リンク先とて、読めば終わりではありません。
214 :
無党派さん :2007/06/20(水) 10:25:41 ID:0Hxe+evK
>>188 マトモな政党を3つぐらい用意してからホザけ、ボケが!
215 :
無党派さん :2007/06/20(水) 10:31:04 ID:9XAJO9JO
このスレってなんで必ず変なのが住み着くんだろうな
216 :
無党派さん :2007/06/20(水) 10:34:54 ID:dYekmAVh
>>185 そういうオマエはなんかやってんのか?
自分も何もしねえで能書きダレてんじゃねえぞ、クソ野郎!
217 :
無党派さん :2007/06/20(水) 19:09:17 ID:plk4xCe3
>>213 2択で正解率が50%切る問題なんていくらでもあり得るでしょうが・・・
失礼ですが試験とかまともに受けた事ない人ですか?
極端な話2択問題として、
「消費税を5%上げると商品価格に転嫁され消費者物価が上昇し、消費者に負担が生じる」
○か×か回答せよ、という問題を出すと100%確実に正答率は50%を割ると思いますが?
218 :
217 :2007/06/20(水) 19:17:20 ID:plk4xCe3
当然ながら経済学に基づいて217の正解は「×」です。 経済学を根本から否定しない限り、消費税率のUPが物価上昇を引き起こすことなど有り得ません。 無論、日本を含む世界各国で実証されてもいます。 しかし殆どの人は「○」と誤答するでしょう、そういう事です。 人はサイコロ振って2択問題を答えるのではなく考える、あるいは感情で回答するため、 いくらも50%を下回る正答率を叩き出します。
219 :
A-11 :2007/06/21(木) 00:24:00 ID:hFBiuM4y
>>218 手近な経済学部生に聞いてみました。
・某大学経済学部生 乙氏
「供給曲線が課税分上がるけど、商品ひとつあたりの利得は…、下がらない?
似たような話題をどこかで耳にしたような…。
どうすれば物価上昇が避けれるんだ???(ギブアップ)」
・同大学大学院経済学部研究生 甲氏
「視点をどのように広げて「消費者の負担」を定義するかが大事。
市場での生産者・消費者の関係に視点を絞るなら乙氏のようになるが、
国庫を含む経済システム全体に視点を広げれば、貨幣の総量は一定になるから、負担は変わらない。
ところが、消費者の効用関数とかも考えると財の配分問題になったりして、さらに結論は変わる。」
もうちょっと自明な
「同じ1molの水分子で構成された、120℃の蒸気と-20℃の氷では、120℃の蒸気の方が重い。」
(これの正解は勿論(なんと?)、相対性理論により○です。)とかにしません?
あるいは、「主婦のAさんは会社B社の株を取得した。この時点でAさんはB社の社員である。」はどうでしょう?
法律では、株を持つ人、いわゆる株主が「社員」と定義されているそうです。
しかし、近々これが見直されるとも聞きます。
バカらしい例しか浮かばぬ!…私が考える義理は無いか。
真実に最初に気付くのは専門家が多いかもしれませんが、
科学史を振り返ると、最後までその真実を認めない人間も、専門家であることが多いです。
現在でも水俣病とメチル水銀との因果関係は、
メカニズムが不明のため医学的には認められていませんし(裁判で使われたのは統計学的資料です)、
ダーウィンの進化論は、核反応が未発見だった当時の天文学者から、「太陽の寿命より生物の歴史が長くなってしまう」と批判されました。
これに「劣化ウラン弾は安全」と宣う御用学者が加われば、もう私は専門家なんて信じられません。
220 :
A-11 :2007/06/21(木) 01:42:01 ID:hFBiuM4y
>>218 まあ、仮りに「この世には専門家以外は正解をワザと避けてしまう問題がある」として、
どんな手続きで「この問題は専門家以外は投票から締め出さねばならない」と判断するのですか?
あなたの独断と偏見? 私の?
問題分類の諮問機関を作ろうにも、任命手続きによっては御用学者で占められるのはご存知でしょう。
そこで「問題分類諮問機関」のメンバーを選出するための専門家が必要になり、
その専門家を選出するために専門家探しの専門家を…キリがありません。
この連鎖にケリをつけるためには、いつか「専門家探しの…」を中断して、
自分自身がバカでないことを祈って、あなたの独断で「…探しの専門家」を選ぶか、
専門家とは限らない、バカかもしれない人に諮問を求めるしかありません。
221 :
無党派さん :2007/06/21(木) 02:05:22 ID:orQlcbt5
>>最後までその真実を認めない人間も、専門家 明らかに真逆でしょ、米で進化論を認めない人間がどれだけいることか。 >>どんな手続きで「この問題は専門家以外は投票から締め出さねばならない」と判断するのですか? そんなことは不可能だから多数決は難しい問題に対しては常に間違った結論を出す、それだけの事。 そして消費税を上げても物価には転嫁されない、この程度の無数に実証されていることも A-11氏のように頑なに認められないように一般大衆とは合理的思考を断固として拒否するものです。 消費税に関しては経済学からすれば物価上昇のしようがありませんが、 それ以前に増税はむしろしばしば物価上昇を抑制する方向に働くのは常識。 消費税(=企業の払う付加価値税)は自民党が自営業者の反発を抑制するために 「消費税」という名称を用い、それにマスゴミが乗っかって創作されたもの。 そのイメージから消費者が支払うと誤認しているに過ぎません。 最も典型的なケースでは橋本政権時に消費税引き上げと社会保険料引き上げを同時に行った結果、 その負担増がおりからの景気悪化と重なりデフレを加速。 消費税引き上げを境に物価は大きく下落するという経済学からしたらごく常識的な動きをしました。
222 :
A-11 :2007/06/21(木) 02:27:26 ID:hFBiuM4y
>>219 なんか、「感情を使う・考えるとサイコロより正当率が悪くなる問題」って、
それなりの解説を聞けば正当率が80%程度まで上がるものが多いような気がします。
実際の政治で国民全員で多数決を取る場合は試験と違って、
それぞれの選択肢の言い分と各報道機関の社説とかが井戸端などで報道され、
投票日まで相談・屋外調査・実験・カンニングし放題だから、
少なくとも私が
>>219 で挙げたものは、アッサリ誤答率が減ってしまうでしょう。
>>217 の問いとて、報道機関が取り上げる中で相談・カンニングし放題なら、
正解(は結局なに?
>>219 )を答える人がほとんどでは?
223 :
無党派さん :2007/06/21(木) 02:40:08 ID:orQlcbt5
>>222 えーと郵政選挙というものがこの国にはあってですね・・・w
てか、あなた日本人ですか?
224 :
無党派さん :2007/06/21(木) 09:41:02 ID:p1gm3a7n
>>188 どうせ頭でかっちの引きこもりか、政党のDQN工作員だろ、オマエは
氏寝よ
225 :
無党派さん :2007/06/27(水) 15:39:49 ID:uGf0kT3G
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Yヽ、 /;;;;;;┌--‐""""ヾ,ヽ /:::::;;;ソ ヾ;〉 〈;;;;;;;;;l ___ __i| /⌒ヽリ─| -・=-H -・=-|! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ( `ー─' |ー─'| < これからは残業代ゼロ、労災認定ゼロの奴隷の時代だ ヽ,, ヽ . ,、__) ノ! \ 俺らのために死ぬまで働け、過労死しても自己責任 | ノ ヽ | .\ ∧ ー‐=‐- ./ /\ヽ / / \ ヽ\ ヽ____,ノヽ 奥田 碩 「賃金低い方も餓死はしてない」「不平等は当然」「勝ち組・負け組言いたがるな」
226 :
無党派さん :2007/06/27(水) 15:46:29 ID:765lkxz5
質問ですが もし、衆参同日選挙が行われて両院で違う結果(与党過半数で、一方の院では野党過半数) になった場合は選挙制度に欠陥があるということでいいんでしょうか?
227 :
無党派さん :2007/06/27(水) 17:04:06 ID:BzhTrxcp
いいえ。選挙制度には問題有りません。 仮にそれで国政がデッドロックするのなら問題なのは議会制度です。
228 :
無党派さん :2007/06/27(水) 17:23:10 ID:bNIeqKOI
小選挙区制をやめればいい
229 :
無党派さん :2007/06/27(水) 17:50:43 ID:l8j+0hnf
480改選と121改選の選挙を比べるのがそもそも間違ってる
230 :
無党派さん :2007/06/27(水) 22:06:52 ID:Stx/G2gP
次回(2010年)から参議院北海道・東京・神奈川・愛知・大阪選挙区を分割したら一票の格差が縮まるかもしれないが… 【分割案】 ・北海道1区(定数一人):札幌地裁・家裁・地検管内 ・北海道2区(定数一人):旭川地裁・家裁・地検管内 ・北海道3区(定数一人):釧路地裁・家裁・地検管内 ・北海道4区(定数一人):函館地裁・家裁・地検管内 ・東京1区(定数三人):足立ナンバー管内、練馬ナンバー管内、品川ナンバー管内 ・東京2区(定数二人):多摩ナンバー管内、八王子ナンバー管内 ・神奈川1区(定数二人):横浜ナンバー管内、川崎ナンバー管内 ・神奈川2区(定数一人):相模ナンバー管内、湘南ナンバー管内 ・大阪1区(定数二人):大阪ナンバー管内、なにわナンバー管内 ・大阪2区(定数一人):堺ナンバー管内、和泉ナンバー管内
231 :
無党派さん :2007/06/27(水) 22:14:32 ID:Stx/G2gP
>>230 愛知県を忘れていた。スマン。
愛知1区(定数二人):名古屋ナンバー管内、尾張小牧ナンバー管内、一宮ナンバー管内
愛知2区(定数一人):三河ナンバー管内、岡崎ナンバー管内、豊田ナンバー管内、豊橋ナンバー管内
232 :
無党派さん :2007/06/27(水) 22:20:54 ID:cEHCzkIf
あまり本質的な問題解決になってないが…
233 :
無党派さん :2007/06/28(木) 02:34:01 ID:QKp2lIrH
>>230 選挙区を分割すると少なくともどちらかは
元の選挙区よりも1議席当たりの人口が大きくなる。
証明せよ(5点)
234 :
無党派さん :2007/06/28(木) 02:58:43 ID:9gzUmSPl
235 :
無党派さん :2007/06/28(木) 21:29:35 ID:cbrqgaA5
>>230 ・北海道1区(改選一人):340万人・・・170万人に1人
・北海道2区(改選一人):*65万人・・・*32万人に1人
・北海道3区(改選一人):105万人・・・*52万人に1人
・北海道4区(改選一人):*50万人・・・*25万人に1人
・東 京1区(改選三人):865万人・・・141万人に1人
・東 京2区(改選二人):410万人・・・103万人に1人
・神奈川1区(改選二人):575万人・・・144万人に1人
・神奈川2区(改選一人):310万人・・・155万人に1人
・愛 知1区(改選二人):500万人・・・125万人に1人
・愛 知2区(改選一人):230万人・・・115万人に1人
・大 阪1区(改選二人):635万人・・・159万人に1人
・大 阪2区(改選一人):250万人・・・125万人に1人
北海道道央、東京都特別区や神奈川県横浜・川崎エリア、
大阪府北部じゃ凄まじい1票の軽さになってしまうんだが・・・
むしろ人口の少ない県をある程度統合した新しい選挙区を
構築するほうがまだ格差が縮まると思う。もっとも、「県の代表」
という意味合いは薄れてしまうけどね。
236 :
無党派さん :2007/06/28(木) 23:40:30 ID:zOS2kA40
>>233 の通りだ。分割なんてしたら、最大格差の是正には逆効果でしかない。
>>235 を見るとはっきりと分かる。今の東京は1275/10=127.5万人に一人なのに改悪になってるだろ?
逆に言うと、
>>235 のいうとおり、鳥取・島根を合区して改選2にしてやると、一票の最大格差はかなり改善する。
他の都道府県は、どうして人口135万のエリアが定数2なんだ、と激怒するだろうけど。
237 :
無党派さん :2007/06/28(木) 23:56:30 ID:cbrqgaA5
現状、人口の散らばりというのは 人口300万人以上・・・10都道府県 人口300万人未満・・・10府県 人口200万人未満・・・20県 人口100万人未満・・・*7県 つまり、日本全体では人口が200万人より少ない小規模県の方が多い。 こんな状態では東京や大阪、神奈川、北海道などを分割したところで むしろ県内平均より議員一人当たり人口が少ないA地域と逆に多い B地域が発生してしまい、区割り次第ではかえって格差が拡大する。 選挙区選出議員は146名、つまり国民約87万人に1名ということだから、 87万人より県人口が少ない県などは本来3年ごとの半数改選が不可能。 したがって、議員総数を増やすか人口過少区の統合などをしない限り 抜本的な解決は難しい。
238 :
無党派さん :2007/06/29(金) 01:25:43 ID:AaZ56VNV
道州制の大選挙区制とかにしないと解決しない罠
239 :
無党派さん :2007/06/29(金) 18:34:33 ID:FLs+gwWm
このスレで、比例代表の定数を全て選挙区に配分したら どこまで格差を縮小できるかという試算があったな 鳥取島根の合区が無理ならそれしかないだろう
240 :
無党派さん :2007/06/29(金) 18:49:57 ID:MYet+LuC
小選挙区比例代表並立制の議論が行われたときに 「一票か」「二票か」で議論が行われてたとおもうんだが この制度について誰か詳しく教えてください。 二票というのは、小選挙区・比例区合わせて二票だとおもいますが 一票ってどういうことなんでしょうか
241 :
無党派さん :2007/06/29(金) 19:04:50 ID:AaZ56VNV
小選挙区への投票がそのまま比例への投票になると言う事 つまり比例は共産・選挙区は民主といった事ができない ついでに言うと小選挙区に立候補してない党への比例投票が不可能
242 :
無党派さん :2007/06/29(金) 20:52:29 ID:3+6tKEjW
>>241 選挙協力という名の選挙妨害をしてる
政党は絶対反対ですな
243 :
無党派さん :2007/06/29(金) 21:12:14 ID:Z4tkCzJH
>>239 日本の参議院議員:国民約527,967人に1名(2005年国調人口より)
人口最少の鳥取県に改選2議席を保証した場合、
22人区(改選11)・・・東京
16人区(改選*8)・・・大阪、神奈川
14人区(改選*7)・・・愛知、埼玉
12人区(改選*6)・・・千葉
10人区(改選*5)・・・北海道、兵庫、福岡
*8人区(改選*4)・・・静岡
*6人区(改選*3)・・・茨城、広島、京都、新潟
*4人区(改選*2)・・・宮城、長野、岐阜、福島、群馬、栃木、岡山、三重、熊本、鹿児島、
: 山口、長崎、愛媛、青森、奈良、岩手、滋賀、沖縄、山形、大分
*2人区(改選*1)・・・石川、宮崎、秋田、富山、和歌山、香川、山梨、佐賀、福井、徳島、高知、島根、鳥取
最低262名必要になる。
鳥取などを6年ごとの改選(総定数1名)にした場合、総数は190名前後で落ち着く。
244 :
無党派さん :2007/06/29(金) 21:47:33 ID:AaZ56VNV
6年ごとの改選は流石に選挙区無い選挙があるって事だから無理がありそうだが 表裏の定数を同数にせずに全体で奇数人区って作れないんだろうか
245 :
無党派さん :2007/06/29(金) 21:48:13 ID:FLs+gwWm
今のジミンスなら一票制とは言わないだろうな
246 :
無党派さん :2007/06/30(土) 08:28:33 ID:9ywFRHrj
>>233 反例:全く変わらない事もある
よって証明不能
247 :
無党派さん :2007/06/30(土) 12:19:27 ID:Pxt+iFnu
小選挙区制は極少数のエリートに国の舵取りを任せる制度 二大政党の中枢だけで政策パッケージを作り 彼ら以外は党員といえども全く関与できない 大衆を説得しなくていい分、効率がいいといえばいい
248 :
無党派さん :2007/06/30(土) 13:10:19 ID:DD6mHDTb
日本も政権が変われは各省庁の局長以上を入れ替える人事にすべきだ。 *閣僚だけ替えても何の役にもならない、閣僚が官寮に使われておる。
249 :
無党派さん :2007/07/02(月) 13:05:05 ID:Y9BgT5V9
>>247 しかも二大政党の両方が大企業に買収されているというオチ
アメリカなんて酷いもんだ
250 :
無党派さん :2007/07/02(月) 18:00:10 ID:Ps4Je2BE
昨日の党首討論見て思ったけど 小選挙区比例代表並立制を主張したのって臨調だったけ
251 :
ブンヤ魂 :2007/07/02(月) 18:09:56 ID:KaTSYIFy
選挙カーの騒音は先進国でありえない。 あれ、暴走族以上の大騒音。 寝たきり、赤ん坊、受験生に大迷惑。 国民苦しめる糞議員にろくな政治できるわけない 選挙カー廃止して欲しい
252 :
無党派さん :2007/07/02(月) 23:54:28 ID:wQsmEs+w
戸別訪問許可すればいいのにな
253 :
無党派さん :2007/07/04(水) 23:01:12 ID:0mAmQBvN
フランス議会選挙の二回投票制についてどなたか教えてください ようは決選投票の小選挙区制ってことですか?
254 :
無党派さん :2007/07/04(水) 23:54:39 ID:ReIOVHIQ
577の小選挙区。1票の格差は5倍以上あるらしい。 1回目は、投票率25%以上で、50%以上の得票をした候補がいたら、一発当選 1回目で決まらなければ、1回目に12.5%以上の得票をした候補だけで2回目投票をやり 最多得票者が当選。
255 :
無党派さん :2007/07/12(木) 16:46:50 ID:vcI68k9w
256 :
無党派さん :2007/07/12(木) 18:39:06 ID:9VSjECDo
各国の下院(衆議院)構成 アメリカ 435人の小選挙区選出議員(国民69万人に1名) ドイツ 299人の小選挙区選出議員(国民27万人に1名)と299人の比例区選出議員 フランス 577人の小選挙区選出議員(国民11万人に1名) イタリア 比例代表区選出議員630名(国民*9万人に1名)(一時期315名ずつの小選挙区選出議員の比例区選出議員) イギリス 646人の小選挙区選出議員(国民*9万人に1名) カナダ 308人の小選挙区選出議員(国民11万人に1名) 日本 300人の小選挙区選出議員(国民42万人に1名)と180人の比例区選出議員 オーストラリア 150人の小選挙区選出議員(国民14万人に1名) スウェーデン 349人の全国各地選出議員(国民*3万人に1名)(うち29選挙区で310人を比例代表式に選出+39人調整選出議員)
257 :
無党派さん :2007/07/12(木) 18:43:07 ID:9VSjECDo
たとえば、イギリスの下院議員は国民約9万人に名の割合で存在する。 人口53万人のシェフィールド市内は6つの小選挙区(すべて市内のみの 地域で構成、他の市町村を選挙区に含まない)に分かれていて、市民は 6名の代議士を国会に送り出せる。
258 :
無党派さん :2007/07/12(木) 18:44:59 ID:9VSjECDo
>>257 訂正。
国民約9万人に名の割合→国民約9万人に1名の割合
259 :
無党派さん :2007/07/12(木) 18:46:26 ID:cxN+E8dA
漏れは参議院を廃止したほうがよいと考えているが、選挙ではその意思表示として白票を投じるつもりだ。ところで、投票日には予定が入っているのだが、不在者投票で白票を投じるのはよいのだろうか?
260 :
無党派さん :2007/07/12(木) 18:50:09 ID:Q3OiHtE0
白票に意味ナシ。 選挙行かないのと同じ。 どっか選択しろ。
261 :
無党派さん :2007/07/12(木) 18:57:30 ID:kgdb2h3l
別に白票だっていいじゃないか。 まったく意味ないのは確かだが、本人の勝手だろう。
262 :
無党派さん :2007/07/12(木) 20:14:21 ID:6a5inNSI
最高裁判所の裁判官を罷免する投票があるんだから 支持政党への投票の他に、絶対不支持の政党へマイナス票を 投じる制度があればいいんだが。そしたら真っ先に層化ry
263 :
無党派さん :2007/07/12(木) 20:14:47 ID:K5LtbArQ
>>256 既にスレ的には出尽くした議論ではあるけどアメリカだけを見て議員数減らせってのは詐欺だよな
264 :
無党派さん :2007/07/12(木) 21:50:54 ID:9VSjECDo
>>263 アメリカは強力な連邦制で州の力が強いからね。
州ごとに武装して兵隊や保安隊を持っているし、消費税も州ごとに異なった
税率を定められる。何より、死刑の有無まで異なるぐらい。
そういったところは中央の立法機関が大規模になる必要性が薄い。おまけに
どんどん人口が増加しているから、それにあわせて議会の規模をデカくして
いったらキリがないから、1930年代に定数435人で下院は打ち止めになった。
同じ植民地発祥国&連邦国家でも、カナダや豪州、ニュージーランドはせいぜい
国民およそ10万人に1人ぐらいの割合で、欧州諸国と大差がない。
265 :
A-11 :2007/07/12(木) 22:37:58 ID:qqBLc9RT
266 :
無党派さん :2007/07/13(金) 04:54:32 ID:ugtv9DRy
>>263 しかもそういう連中に限って米国議員のスタッフの多さを指摘しないもんだから。
日本は官邸にしてもスタッフが少なすぎる。
なんというか議員削減論者は主張に整合性や一貫性がないんだよな。
議員定数問題ではリバータリアンに近い主張、そのくせ中央集権は否定しない。
理論じゃなくて感情で動いているから始末が悪い。
267 :
無党派さん :2007/07/13(金) 09:06:28 ID:jEphXyg2
>>264 もともとは1億人ぐらいに435人だった頃に打ち止めにしてるんだしな。
1億2000万の日本が減らすなんて話を、後押しするようなものでは決してないんだよね。
268 :
無党派さん :2007/07/13(金) 13:27:48 ID:oleFMxZp
欧米で下院議員や州議員の数をかなり多くしているのは、 1:議員一人当たりの負担を減らし、議員の能力が最大限発揮できる環境を作る 2:特定の議員や派閥、党派に利権が集中して政治腐敗が起こらないようにする 3:国会議員と有権者・国民の距離を近づけ政治への参加・主権者意識を高める こういった理由があると大学で習ったことがある。 比較的数の少ない上院の権限を比較的小さめにしているのも、上院議員になる ような人間は得てして経済力や集票力、社会への影響力がもともと大きい人間が 多いので、そういった人間にあまり大きな権限を与えすぎると政治腐敗が進みやすくなる からだとか。 一概に国会議員の数を減らせばいいってものでもないようだね。
269 :
無党派さん :2007/07/16(月) 15:19:25 ID:1zbXSAbT
参院を地方代表色を強める代わりに権限の弱化とか出来ないもんかね。
270 :
無党派さん :2007/07/16(月) 20:27:10 ID:8QgMxaKW
突然だけど、二大政党制で党議拘束ガチガチって問題ないの?
271 :
無党派さん :2007/07/17(火) 10:16:57 ID:bcd13+xE
>>270 イギリスも党議拘束はガチガチだけど、いくつか違いがある。
・主な採決が1つの法案でも3回あるし、修正案も条文ごとにたくさん出されたりするので、
ありとあらゆる採決に党議拘束ガチガチだという事ではない。
・上院(貴族院)は別。
・造反しても、そのときの党執行部には睨まれるかもしれないが、さすがに追放されたりは
あまりない。(イラク戦争承認決議案で造反が100人越え)
まあ、二大政党制で党の引き締めをやりすぎると、党の政策の幅が狭くなりすぎて、
支持されなくなってしまう。二大政党は3〜4割の支持がなきゃ存続できないから、
それに対応して、どうしても支持層に幅ができてしまう。それを締め付けるようなことをしたら、
支持者が逃げる。
272 :
無党派さん :2007/07/17(火) 13:25:23 ID:YOuHLPkX
党議拘束・会派強制それ自体は悪ではないし政党政治の中では必要なもの。 実際英国の二大政党で吸収しきれない民意は第三党に流れてる。
273 :
無党派さん :2007/07/17(火) 13:30:58 ID:YOuHLPkX
途中で送っちった。 実際英国の二大政党で吸収しきれない民意は第三党に流れてる。 米国の二大政党は綱領的なモノがないんで候補者個々人が民意を吸収する力が強い。 党議拘束・会派強制それ自体は悪ではないし政党政治の中では必要なもの。 政権選択の選挙をしたのに一部議員の思惑でそれが覆されたらたまらない。 ただ拘束が必要なのは本会議での投票だけで、議会の委員会内での討議ではもっと自由であっていい。 そのためには今よりも政府による議会へのコントロールが必要。 じゃないと元の政府案とはかけ離れた法案になってしまうリスクが発生する。 今の日本だとそれは三権分立云々とか抜かすアホが多くて困るけどね。
274 :
無党派さん :2007/07/17(火) 13:54:40 ID:Mal++bc0
それは閣法>>>>>>>>>>議員立法な傾向をもっと強化していこうって事か?
275 :
無党派さん :2007/07/17(火) 14:35:46 ID:YOuHLPkX
議員立法なんて要らんでしょ。
276 :
無党派さん :2007/07/17(火) 15:10:18 ID:exTnaJOS
>>273 権力分立の尊重は別に日本に限らんでしょ。
少なくともまともな先進国ならば。
277 :
無党派さん :2007/07/17(火) 15:23:15 ID:YOuHLPkX
割と最近まで英国上院議長は最高裁長官で閣僚だったりしてたわけですよ。 まぁ、司法府はさておき立法府と行政府は元々融合的なのが議院内閣制の美点なのだし 政府は院内不干渉とかは少なくとも議院内閣制での三権分立の在り方ではないはず。
278 :
無党派さん :2007/07/17(火) 18:26:41 ID:/vZGe2iU
政党の中央統制を一定以上きつくすると 結局今のイギリスみたいに二大政党制から外れていく可能性が出て来る どうせ二大政党制を目指すのなら 幅の広い緩やかなアメリカ型を目指した方がいいと思う 官僚の力を相対的に弱めるために 議員個人の力をもっと強くして議員立法を主流にする そして議会の内閣に対する監査能力を強化 同時に権力の均衡を図るために内閣や司法の強化もやる
279 :
無党派さん :2007/07/17(火) 18:34:47 ID:bcd13+xE
>>276 三権分立を、三権分裂と考えてる奴が多いんだな。
三権がいざというときにチェックしあえる関係であることが大事だけど、
三権が常にノータッチになるのは、アメリカ型の三権分裂であって、
別に必ずしもそうである必要はないんだよね。
280 :
無党派さん :2007/07/17(火) 18:50:28 ID:iMuk8Hbl
別にアメリカは分裂して無いじゃん。 大統領は法案の拒否権を持ってるし、条約の締結権を持ってるし、最高裁判事等の任命権を持ってる 議会は弾劾権を持ってるし、人事や条約の承認権を持ってる。最高裁は違憲審査権を持ってる。
281 :
無党派さん :2007/07/17(火) 19:38:19 ID:bcd13+xE
>>280 Noを言う権利はあるけど、相手に提案する権利はほとんど無い。
法案は議会が勝手に作り、大統領が勝手に拒否できる。
条約は大統領が勝手に結び、議会が勝手に拒否できる。
最高裁判事は仕方ないので、大統領が選び、議会が承認するのかな。
つまり、どちらかと言えば三権がお互いに対立しあい、たたき合うことを目的として作られてる。
すなわち三権を分裂させてるのではないかと。
しかし議院内閣制タイプだと、どちらかと言えば三権が協力しあうようにできてる。
法案は内閣が提出し、議員が審議し成立する。それが廃案になるようだと大抵は
内閣が交代して、あたらしく議会が選んだ内閣が新たな法案を提出し、
今度はそれが成立するだろう。
もしくは、議会が解散させられて、議会があたらしく選ばれたりね。
基本的に協力する方向に向かうようになってる。
どちらにしろ、いざという時だけ三権がブレーキをかけるようになってると。
282 :
無党派さん :2007/07/17(火) 20:00:18 ID:grdQrmsI
ただでさえ行政優位の日本で さらに行政の立法に対する権限だけ強めてもろくな事にならない アメリカ並みの「分裂」までは無理だとしても 権力の均衡は絶対必要
283 :
無党派さん :2007/07/17(火) 20:26:58 ID:YOuHLPkX
米国は大統領の仕事の何割かが議会の説得だと言われている。 クリントンの予算案はギングリッチハウスで一票差で可決だったっけ。 上院でも同数か一票差で可決とかそんな感じ。 日本の議会に慣れてるとこういうの凄ぇ無駄に感じるんだけど。違うのかな。 あと、法案は行政府が作って与党の偉いさんに頼んで審議して貰うようになってるらしい。 米国式の自由な議会や議員立法は日本のような議院内閣制では無理でしょう。 政権が不安定化するだけでろくな事はない。
284 :
無党派さん :2007/07/17(火) 22:13:11 ID:P9EEyvCg
党議拘束の強い二大政党しかない=政策セットの二者択一しかない というのは、有権者にとってとてつもない不利益。
285 :
無党派さん :2007/07/17(火) 22:25:50 ID:bcd13+xE
>>282 ただし、行政優位を招いてるのは、行政府と立法府を無理に
分けようとしたことや、立法府、特に野党の権限が結果的に強すぎたせいで、
逆に行政への丸無げを加速させたという議論もあるからな。
イギリスが、宣戦の権限を内閣の勝手にできる現状から、議会の承認に変えようとしてるし、
立法府を強化したければ、こういう”国会の承認が必要なこと”を増やすのが第一かも。
286 :
無党派さん :2007/07/17(火) 23:28:41 ID:DRWZa87F
議会制度論を語るなら米国の強い委員会制や 英国の強い本会議制(まだ三読会だっけ?)を語らんと意味ないでしょ。 米国のような委員長の強い権威も英国のような議長の強い権威もないんだから。 委員長あるいは議長が単なる与野党のポストである以上は 形式的にも議会の独自色は出せないさ、そりゃ。
287 :
無党派さん :2007/07/17(火) 23:28:55 ID:9IKullEQ
そこで内閣公選制ですよ
288 :
無党派さん :2007/07/17(火) 23:41:21 ID:/I4UsUkE
首相公選制にして内閣不信任と衆院の解散を廃止すればいい
289 :
無党派さん :2007/07/18(水) 03:06:35 ID:Xs/2kBmQ
>>284 その場合、政党内で作られる政策セットそのものに関与するのが大事。
いままでの日本のように普段は政治なんか気にもしてないのに、
選挙のときだけ関心をもって選択肢がないとグチってもダメ。
290 :
無党派さん :2007/07/18(水) 03:37:50 ID:y3fGq+rY
それはそれでとんでもなく傲慢な暴言だな 投票に限った最低限の参加も民主主義の真っ当な一形態なはずだろう 自分の生活がある一般人皆に政治活動家モドキになれとでも言うのか? まあそれは置いておいて、仮に関与したところで「党議拘束の 強い二大政党制」ならば、政策セットの片方のパラメータが 微妙に変わるだけで、どっちにしろ狭い二つの選択肢に 限定されてしまうことには変わりない 多様な世論の受け皿になれなければ、巨大な二大政党制が成り立つ訳が無い
291 :
無党派さん :2007/07/18(水) 08:17:05 ID:Xs/2kBmQ
>>290 2つから選ぶ権利はきちんと保証されてるのに何いってんの?
292 :
無党派さん :2007/07/18(水) 08:34:17 ID:6AAULkC8
最低限の参加では最低限の選択肢しか与えられない。 全く民主主義的。
293 :
無党派さん :2007/07/18(水) 11:01:22 ID:38E5sTtY
普段なにもしない人のために、AセットとBセットに絞りこんでおきました。
これで、普段何も考えてなくても、AかBか選ぶだけだから簡単です。
こういう親切な方式だということもできるんだよな。
>>290 党議拘束が強いってのが何を指すかにもよるけど、基本的に執行部の方針に
従わなきゃいけないということなら、それは選択の幅を狭める事にはならないと思う。
党内のリーダーが替われば、その執行部の方針が変わるわけだから、
党内の多様さが党首選挙を通して反映される。
ただ、党首選挙とかに一切タッチしないのでは、誰かが決めた党の方針をもとに
選挙で党を選ぶしかないだろうな。
294 :
無党派さん :2007/07/18(水) 11:07:45 ID:Xs/2kBmQ
まあ、そんな状況の日本の政党政治だけど、 今月末にある参院選では、非拘束名簿比例代表がある。 選挙でしか政治的意思表明をしないものぐさな人でも、 政党内の意思決定に影響力を行使するチャンス。 せめて政党名でなく候補者名を書きましょう。
295 :
無党派さん :2007/07/18(水) 13:27:00 ID:qTfVp+Sb
選挙以外にも活動してなきゃ(選挙に行ってるぐらいでは)文句言う 資格なしみたいな空気はちゃんちゃらおかしい 昔の学生運動当時にも同じような空気があったけど 生活の都合上政治に普段はあまりコミット出来ないような一般人に 対する政治関係者の見下しって傲慢以外のなんなんだろうね
296 :
無党派さん :2007/07/18(水) 13:30:34 ID:qTfVp+Sb
そういう一般人にとって当たり前の事情を理解出来る 政治関係者は別に批判してないんであしからず
297 :
無党派さん :2007/07/18(水) 13:34:30 ID:qTfVp+Sb
>>291 いや、こっちにはそっちが開き直ってるようにしか見えない
選挙こそが政策セットに間接的に影響力を行使できる最もたるものじゃないの?
それ以外に正式な国の制度として何があるの?
請願があるじゃないとか、市民運動に参加しろとか、
特定の党員になれとか言うのは筋違いだから無しね
>>292 どういう形で参加しようが強い二大勢力以外の意見が反映されないのは
おかしいんじゃないかってことを言いたいんだけど
だから
党議拘束が強いままなら多党制でもしょうがない
二大政党制にするなら党議拘束を緩めるべき
(自分の投票した議員のスタンスが国会で一票でも反映されるように)
>>293 政争の結果生まれてくるような首相でも同じ事だけど
党首選挙なんて一般人は関与しようが無い
298 :
無党派さん :2007/07/18(水) 13:36:33 ID:qTfVp+Sb
299 :
無党派さん :2007/07/18(水) 13:40:15 ID:qTfVp+Sb
政争の結果生まれてくるような首相でも同じ事だけど ↓ 衆院選を経ずに政争の結果生まれてくるような首相でも同じ事だけど
300 :
無党派さん :2007/07/18(水) 14:49:45 ID:38E5sTtY
>>297 自民党総裁選は、一般人でも自民党員になれば投票できるでしょ。
それがめんどくさいってのなら、出された2つの選択肢から選べということになるのは
必然的かと思うよ。
多党制にしても、1つの党では政権がとれないのだったら、
どこかの党と連立を組み、政策を取捨選択して調整しなきゃならない。
その方針はもう選挙では問えないから、結局党に有権者が意見を伝える行為をしないと
有権者の望みどおりの政治なんて、100年に1回ぐらい偶然うまくいくかなって話になる。
大体、議員のスタンスとか言っても、自分の選挙区の議員が望みどおりの人物になる
保証なんて無い。議員に関与するなり、政党に関与するなりする人がいて、
その議員も方向性が定まるし、ダメ議員なら交替させられる。
結局、いかなる選挙制度でも、”選挙以外に意志表示する気なんてありません”って言ってちゃ
絶対無理だと思うよ。
301 :
無党派さん :2007/07/18(水) 15:07:19 ID:6AAULkC8
こういうのも民主主義のコストって言うんかしらね。 コストを掛けないならその程度の、応分のモノしか出来はしないよ。 まぁ、意見の反映を求めるのなら比例代表制の導入を主張するのがよろしいのではないかと。
302 :
無党派さん :2007/07/18(水) 17:02:24 ID:7XkLfX8b
>>300 >一般人でも自民党員になれば投票できるでしょ。
やっぱ一般人と感覚乖離しすぎだって
特定の党員は既に一般人(無党派だったり、党員に
なるほど強く支持してない党の支持者)から見れば
一般人とは言えない
大体、それを当たり前だとすると、全国民がどこかの党員にならなければ
幅広い意見が反映されないのは当たり前でしょうがないなんて無茶苦茶なことになる
>有権者の望みどおりの政治なんて、100年に1回ぐらい偶然うまくいくかなって話になる。
そりゃ最終的には本会議の決議で一つの結論が出てしまうんだから
他の意見が最終的に死んでしまうのはそう
でも、とりあえずそこに一票だけでも反映されるのと
党議拘束でそれ以前に潰れてしまうのとでは全然違う
303 :
無党派さん :2007/07/18(水) 17:06:15 ID:7XkLfX8b
>大体、議員のスタンスとか言っても、自分の選挙区の議員が望みどおりの人物になる >保証なんて無い。 今はそういう話してない 特定の議員の特定の政策を支持して投票して当選させることが出来た場合に その、人によって違う賛成反対意見が党議拘束によって画一化されて 反映されなくなってしまうなんて事がある 多党制ならまだしも、それが二大政党制前提(少なくとも今の政治は既定路線と言っても 良い位それを指向してるよね?)ならば問題が大きくなるんじゃないかって事を言いたいの こうなると当選させるとか落選させる以前の問題 議員はあくまでも有権者の票によってのみ当選し得るんだから (殆どの人が選挙以外に政治にコミットしてなかろうが、選挙だけに でも参加してる限り)それだけで出来るだけ幅広い意見がくみ上げられ 反映されるべき道理があるし 上手く反映されないならばシステムが改善されるべき道理もある
304 :
無党派さん :2007/07/18(水) 17:08:25 ID:7XkLfX8b
>>301 上で自分は
>党議拘束が強いままなら多党制でもしょうがない
>二大政党制にするなら党議拘束を緩めるべき
と言ったけど
今の政治は明らかに二大政党制を指向しててその傾向はもう変わりそうも無いんで
現実的に比例代表の拡大はありえないし、ならば後者しかないのかなと
305 :
無党派さん :2007/07/18(水) 17:19:21 ID:6AAULkC8
党議拘束の否定は政権公約の否定でしょ。その方向は有り得ない。 委員会内での自由討論の拡大拡充ならありでしょうし、その方向は望ましい。
306 :
無党派さん :2007/07/18(水) 18:27:23 ID:qLe7LPVH
実際そこんとこどうなんだろ。 政党に入れる比例であった方が、 マニフェストの手前党議拘束は緩められない。 比例の全く無いアメリカでは、マニフェストがあるにしても、 寧ろ個人に入れてるという面も強いから、緩い党議拘束も 許容されている、なんて面もあるんじゃなかろうか。
307 :
無党派さん :2007/07/18(水) 18:28:20 ID:38E5sTtY
>>302 話がずれまくってるから、もう一度ちゃんとどういうレスを付けられてるのか
見直した方が良い。
選挙で投票しかしないのに、自分の都合の良い政策セットを政党が用意してくれるし、
都合の良い議員が確実に現れるという理屈に無理があると言ってるの。
別にひどすぎる党議拘束の問題なんてのはそう批判されてないの。
全国民がどこかの党員にならなくても、党にいろんな意見が反映されますよ。
それは当然。だっていろんな意見を持った党員がすでにいるんだもの。
>>303 一番矛盾してると思うのは、選挙でしか意志表示をしなくても大丈夫、
その他の事をしなくていいような事を言ってるが、
>特定の議員の特定の政策を支持して投票して当選させることが出来た場合に
それは選挙しかいかない奴がどうやればいいんだよ。
選挙区の場合なら、自分の選挙区に支持できるような特定の政策の候補がいなかったら、
それは選挙でどう解決するの?
比例区の場合なら、比例名簿に支持できるような特定の政策の候補が
少なかったり、順位が低かったりしたら、それは選挙でどう解決するの?
結局、有権者が党に働きかけたりすれば解決できるけど、選挙では解決できないことじゃん。
どんな選挙制度でも、ひとつの公約・マニフェストで政党が選挙を戦う以上、
選挙だけで党内に多様な意見を反映させることなんて無理だよ。
そのマニフェストでどうやって”支持できるような特定の候補”が降ってくるんだよ。
たまたま首の長い個体が生き残ってキリンの首が長くなったみたいに、
たまたま有権者に支持されることを公約にした政党や議員が生き残ることしかないわけでしょ。
308 :
無党派さん :2007/07/18(水) 19:32:52 ID:38E5sTtY
俺=
>>271 だから、党議拘束や締めつけがきつすぎるとダメってことには同意なのね。
ただ、政党の中でいろんな意見があるのは選挙以外で決まることも多いし、
党内で有権者を交えて民主的に政策が決まった方がいいでしょ。
だから、党内に多様性があった方がいいなら、有権者もわいわいがやがやと
政党にものを申した方がうまくいくよ。
そして、政党の中で多数派が勝って党として党議拘束がかかるぐらいで、
造反者を追放したり刺客を送ったりしなければ、そう問題ない。
その程度の党議拘束はやった方がメリットがあるし、ゆるけりゃいろんな議員が集まるという
わけでもないだろう。
一度はそういう党議拘束で決着しても、党内でわいわいがやがやと次の課題を決めたり、
わいわいがやがやと党のリーダーを新たに選んで、そのリーダーのもとで方針転換とかもする。
それが一番いろんな意見を吸い上げて、多様な党になると思うよん。
んで、わいわいがやがやに参加できない有権者は、誰かがわいわいがやがやして
決めてくれた党の方針をもとに選挙で選ぶしかない。
ってのが
>>293 で言いたかったこと。
309 :
無党派さん :2007/07/19(木) 01:25:43 ID:ta+m5S9j
>>304 そういた米英支配階級の手先(政経塾など)の陰謀を阻止しなければばらばい
310 :
無党派さん :2007/07/19(木) 02:58:10 ID:iX0gLMUQ
311 :
無党派さん :2007/07/19(木) 14:10:55 ID:2ucXpI/B
>>307-308 何もそこまで多くは求めてないって
ほっといて常に適当な候補が出てくるなんて現実に不可能なことぐらいそりゃ分かる
で、そうじゃなくてさ、たまに位はある程度一致する候補がいて運良く当選する場合もあるんだって
それで議員が非主流派だったなんて場合に、自分が投票した議員の意志が
執行部の方針だけで変えられてしまうのはやっぱ有権者としては納得いかないんだよ
それが現状の多党制なら、いやなら他のマシだと思う党に入れてくださいで済むかもしれないけど
二大政党制だと殆どそうもいかなくなる
確かに、長期的には党のリーダーの方針転換によって何とかなるかもしれないけど
そうは言っても、二大政党制に移行して、かつ執行部の統制がきつすぎるままだと
今までに比べて、議員を通した有権者の間接的な意見がはねられるケースは
やはり圧倒的に多くなって画一の度合いが高まってしまうかも知れない
それと(国の公的制度ではない極狭い世界内の総裁選で投票権を持てる)党員云々とは話の筋が違う
どちらかというと、党内だけの都合や情実をできるだけ減らす方向に持っていけないのかってことを言ってるんだから
312 :
無党派さん :2007/07/19(木) 17:37:09 ID:0YcQXjIh
予備投票とかやって欲しいね
313 :
無党派さん :2007/07/19(木) 20:53:26 ID:8neaokjJ
>>311 ちょっと分かってきた。自分の投票した議員の意志が、常に邪魔されないように
なってないと納得できないわけね。
それなら、党内に有権者が意見を言うのが無理とか言ってるのもわかる。
常に邪魔されたくないんだったら、そんな回りくどいことはしてられないよな。
党を変えようと思わない。議員が勝手に行動できるようにすればいい。ってなるよな。
でもさ、常に各議員が思いのまま勝手に行動できて、党内で民主的に方針をきめてやるのもダメなら、
党として意見の集約が全くできないって事でしょ。
じゃあ党の存在する異義がほとんどないじゃん。
みんな勝手な事やって、その議員に100%意見が一致する珍しい有権者は御満悦かもしれなけど、
そんなんじゃ党の政策なんて一切実現不可能だよ。
議員を通した有権者の間接的な意見が、党の中ですら多数派になれずに、党として
別の意見を採用することになったとき、それがはねられるのはそんなに嫌かね?
そいつが自由気ままに造反できるようになっても、はねられることには変わりないよ。
314 :
無党派さん :2007/07/19(木) 22:00:49 ID:DkntFzS8
党議拘束を掛けると否決されてしまう法案が、 党議拘束を外すと可決される。 というのは勢力分布によっては結構ありそうだが、 実際そこんとこ、個人の方針と党の方針、 アメリカなんかではどう折り合いをつけているんだろうか?
315 :
無党派さん :2007/07/19(木) 22:28:31 ID:8neaokjJ
>>314 内閣提出法案では、否決されそうな法案を出して野党の造反で可決ってことは滅多にない。
日本でもしあったとしても、郵政法案ぐらいか。
あとは内閣不信任案がこのタイプか。
となると、党議拘束を外して法案ができるってのは、議員立法ばかりだろう。
アメリカでは全部議員立法だから、そういう事は多そうだが、議院内閣制だと議員立法は少ないから、
まず発生しないだろうな。与党造反による内閣不信任案ぐらいだ。
アメリカはそれが普段の議会制度だから、あんまり気にもしてないかも。
316 :
無党派さん :2007/07/19(木) 23:31:31 ID:wAMckwRS
党議拘束がないと悪くすると衆愚政治に陥るし、かといってガチガチに拘束するとこれも政策が硬直する。 自民党くらいの大きな政党となるとあの政策は支持できるがこの政策は支持できないといった点がたくさんでてきて、はたして自民に投票していいのか悪いのか、よくわからなくなる。 投票率が低下してるのはこの点が大きいと思う。結局、投票する人は全般的に民主よりましといったことで投票することになるが。
317 :
A-11 :2007/07/19(木) 23:53:59 ID:Z6YDyfnh
>>307 > 選挙区の場合なら、自分の選挙区に支持できるような特定の政策の候補がいなかったら、それは選挙でどう解決するの?
自分が立候補すれば良い。
> 比例区の場合なら、比例名簿に支持できるような特定の政策の候補が少なかったり、順位が低かったりしたら、それは選挙でどう解決するの?
自分で確認団体を届け出て、その確認団体の名簿に自分を入れるなり、順位を上げるなり…。
投票するだけが選挙参加ではありません。被選挙権も行使することで、
選挙にしか参加しない奴でも、自分に徹底的にマッチした選択肢を一つは必ず確保できます。
政策セットに影響力を行使できる正式な国の制度として、選挙は十分な機能を有します。
318 :
A-11 :2007/07/19(木) 23:59:31 ID:Z6YDyfnh
>>313 そこで、定数一セットの法体系セット採決
>>71 http://www7.tok2.com/home/aaaaaaaaaaa/shian.html です。
誰か(政党の用意不要)の政策セットを丸ごと抱き合わせ採決・法律化すれば、
その政策実現に協力しない者達は法律違反でブタ箱行きです。
選挙制度を流用しているので、どんなに議会が小党乱立であっても、
必ず一セットだけ可決される法律セットが現れ、
議会が何も議決出来ない・矛盾した議決をするなどの機能不全に陥ることはありません。
選挙で有権者がみんな勝手な立候補・投票行動をやっても党の政策が実現できるように、
採決の方法を替えれば、議員がみんな勝手な事やっても党の政策は実現できるのです。
意見集約機能は選挙制度・議決制度などの公的な制度に組込み可能であり、
公的な制度の外である政党にその機能を頼るのは、制度設計者のやることではありません。
逆にアメリカ・ドイツとかでは、有権者に政党への所属を義務付けたり、
政党に予備投票を義務付けたりして、政党を公営化しがちですが。
共産国家とは比較にならないにしろ、政党の参入障壁が高まるのはご存知だと思います。
319 :
無党派さん :2007/07/20(金) 01:11:30 ID:dZav6QWj
>314 アメリカの二大政党は党首もいないし中央組織もないからそもそも「党の方針」なんてものはない。
320 :
無党派さん :2007/07/20(金) 01:46:27 ID:Zq61kdzP
>>319 個々の立法なんかはそういう傾向が強いね。
あと大統領与党でも別にホワイトハウスに従うこともないし。
人事同意権なんかも与野党横断でないとどうにもならん。
簡単に行政と立法の関係を述べれば、与野党を問わず大統領を支持するか否か。
あと、委員会の強さが特色だな。
日本でいう閣法はホワイトハウスに近い議員が提出する(確か議員一人でも提出できたっけ)。
日本の場合、閣法に対して党議拘束があるのは当然だろう。
もちろん、共産党でも賛成投票する閣法もあるから一概には言えないが
「対決法案」について政党が理念をもって賛否を決定するのは当然のこと。
それに従わない議員(造反)に対して何らの処分をするのも機関決定に従わない党員に対しては当然。
民法改正や臓器移植法、死刑改廃論など個人の議員の思想信条に関わるところは
さすがに党議拘束をかけるべきとは思わないがね。
321 :
無党派さん :2007/07/20(金) 17:22:07 ID:HnOsR2Z2
アメリカは大統領制なので、党議拘束が少ない イギリスは日本と同じ議院内閣制だが、実質的には一院制 二院制+議院内閣制+小選挙区制は原理的にはうまくいかない あとは衆院を比較的簡単に3分の2取れる制度にしてしまい 参院は逆に比例代表にして多党制にする 衆院で3分の2を取った内閣は事実上一院制になり そうでなければ参院で過半数の連立政権になる 定数は衆院を少なく、参院を多くして 審議の中心は民意を比較的正確に反映した参院におく
322 :
無党派さん :2007/07/20(金) 18:09:37 ID:9JhwYxH7
定足数多め&比例代表。地獄しか見えません。
323 :
無党派さん :2007/07/20(金) 18:14:46 ID:HnOsR2Z2
なら衆院を小選挙区制にしなければいい
324 :
無党派さん :2007/07/21(土) 00:49:18 ID:ocdV+/Si
>>321 >あとは衆院を比較的簡単に3分の2取れる制度にしてしまい
そんな選挙制度あるのか?
325 :
無党派さん :2007/07/21(土) 00:54:51 ID:TVqOR/wZ
>>324 まあ、あるかどうかは別として
現行制度は参院の政党化を想定していない
ましてや二大政党化は想定していない
したがって参院が野党(特に二大政党の野党)多数になった場合
衆院を解散して3分の2を得るか、与党が敗北するかしかを国民が選ぶしか
ステールメイトを脱する方法がない
その中間の結果(そうなる可能性はけっこう高い)が出た場合は
原理的には何度も解散を繰り返すしかない
この問題を解消するためには、再可決のハードルを
例えば5分の3に下げるか、あるいは中間政党が存続できる
選挙制度にして連立の組み替えで対応できるようにするしかない
326 :
無党派さん :2007/07/21(土) 01:01:17 ID:ocdV+/Si
>>325 戦前の日本の政党政治は二大政党制だったんだから、二大政党制は想定内だろう。
>再可決のハードルを例えば5分の3に下げる
のは改憲が必要だが、同じ改憲なら参議院を無くしたほうがすっきりする。
327 :
無党派さん :2007/07/21(土) 01:02:50 ID:NjgWz62W
期日前投票がオススメです! 最寄りの役所で、夜8時まで行われてますし 土曜・日曜もやってますから便利ですよ。
328 :
無党派さん :2007/07/21(土) 01:03:11 ID:TVqOR/wZ
>>326 貴族院の政党化など想定のしようがないが…
329 :
無党派さん :2007/07/21(土) 01:08:36 ID:ocdV+/Si
ああ 参議院の二大政党化ということか
330 :
無党派さん :2007/07/21(土) 01:09:08 ID:fhT4JB1v
2院の対立によるデッドロックは机上の空論でしか無く、 衆院の優越が明確である以上は参院は衆院に屈するしかない。 実際に自民が参院選で敗北すると必ず、野党が自民に寝返り多数派を形成してきた。 これは要は参院選の結果を無視して衆院の多数派に参院が常に従ってきたという事。
331 :
無党派さん :2007/07/21(土) 01:11:43 ID:TVqOR/wZ
寝返りが正常な事態と思うようなDQN相手では話にならない
332 :
無党派さん :2007/07/21(土) 01:13:08 ID:TVqOR/wZ
つまり寝返りなどという裏切り行為がなければ事態が解消できないのなら むしろ最初から中間政党を存在させておいた方がずっといい
333 :
三村 :2007/07/21(土) 01:15:35 ID:a8DcqO4W
333-
334 :
無党派さん :2007/07/21(土) 12:06:27 ID:8UT745Qb
上でアメリカの話が出てるけど、もしかしてアメリカの選挙って政党のマニフェスト無しで 候補者個人のマニフェストだけだったりするの?流石にそれはないよね?
335 :
無党派さん :2007/07/21(土) 12:18:19 ID:ocdV+/Si
>334 大統領選挙のマニフェストはあるが、議院内閣じゃないから議会選挙で政権公約はできないだろう。
336 :
無党派さん :2007/07/21(土) 12:34:46 ID:Z1UfGVw6
ニュー速+でも書き込んだんですが。 選挙の際、全政党に今の主立った諸問題に対する策(マニフェスト)を出させ、一覧にしてデータ化。 市役所・公民館などで一枚十円とかで印刷したものを出してくれる。 こんなのあれば、有権者が候補者達(政党)の考えをちゃんと理解した上で投票できる。 政治家達もきちんと策を出して、公約を守らなくては次がない。 メディアで伝えられる事以外の問題についても、有権者は知ることが出来る。 国民の権利である“投票権”を有意義に活用できるようになり、若者達も興味を持つようになるんじゃないかな? 各政党の煽り合いに誘導される事も少なくなると思うんだが。 例 『今回の選挙は政治とカネ・年金問題が争点ですよ!』(・・・問題点はそれだけでは無いはず)
337 :
A-11 :2007/07/21(土) 20:29:45 ID:KACZlwnE
その「今の主だった諸問題」は誰がどうやって選ぶのですか?
静岡大学情報学部佐藤研究室の
http://sangi.in/senkyo/ より抜粋「
争点の抽出手法について
選挙争点の特定はそれ自身が政治的な性質を強く持つため、誰もが納得できる方法を実現するのは困難です。
また、各政党は投票日に向けて様々なキャンペーンを打ちますが、その中で埋もれてしまう争点もたくさんあります。
このような、選挙における情報提供における問題点を解消するために、我々は恣意性のはいる余地の少ない、社会的争点の抽出手法に取り組んでいます。
本システムの争点は、そこで、我々は比較的公平な観点から政策的問題を取り扱っていると考えられる、大手新聞の社説を分析することによって特定しています。
」
大手新聞の社説が「公平な観点から政策的問題を取り扱っている」と思っている人はこの板にはいないし、
分析手法を変えれば抽出される争点も変えることが出来ます。
この板の住人を納得させるに足る「今の主だった諸問題」の選び方が分かったら、科研費とアカデミックな名声が貰えますよ。
338 :
無党派さん :2007/07/22(日) 16:36:33 ID:y6O3oyp2
>>334 党議拘束をやらないんだから、政党のマニフェストはないだろう
339 :
無党派さん :2007/07/22(日) 16:59:46 ID:neKSAHgF
ゲリマンダーあげ
340 :
無党派さん :2007/07/22(日) 17:16:16 ID:3IPjnnmm
ゲリマンダーは投票所の距離とか有権者数とかで機械的にやれば回避できそう
341 :
A-11 :2007/07/22(日) 20:04:26 ID:jxV2WQ2A
>>340 「投票所の距離」は、途中の山・谷・川・交通機関を無視した直線距離ですか?
投票所の数は、人口密度が高く交通の便がいい首都圏の選挙区と、
人口密度が低い北海道や離島が多い沖縄とかで、どう算出するのですか?
区割りはプログラムで機械的に行えても、
そのプログラムが何を何処まで考慮しどのように処理するか、をいじれば
区割りを変えることが出来、そこにゲリマンダーの余地が残ります。
プログラムの仕様作成は人手で行うのですから。
そもそも、区割りプログラムの妥当性をチェックする機関がゲリー党の支配下にあれば、
手作りの区割り案がゲリー党の賛成多数で成立するのと同様に、やっぱりゲリマンダーし放題です。
342 :
無党派さん :2007/07/22(日) 22:37:02 ID:3IPjnnmm
議席数と有権者総数で一選挙区辺りの有権者数を求めて それが最も適正になる(一票の格差が小さくなる)区割りを目指す。 その結果ハトマンダーっぽくなるんならそれはそれってことで。
343 :
無党派さん :2007/07/22(日) 23:05:21 ID:ubeGPuVk
立候補者の審査をきちんとすべきだ 立候補者はその選挙区に10年間住民票があること(当然、住民税やあらゆる地方税を納付してること) そして 直近3回の国政選挙に投票所にいってること 選挙権を行使していないものが立候補できるなんて馬鹿げている。
344 :
無党派さん :2007/07/23(月) 01:35:55 ID:F9rf8PQ8
>>343 被選挙権の制限は絶対にするべきでない。
こういうのは民主主義の根幹であって一度制限を加えると際限がない。
国政選挙においては理念として住民であるか、その自治体の地方税を納付しているかは必要ない。
それは低所得者の被選挙権を制度上制約することになる。
直近3回の国政選挙の参加もまったく根拠のない感情論だ。
官憲が国政選挙に投票することを妨害したら、彼の被選挙権はなくなるのか?
投票が義務ではなく権利である以上、不参加はその個人の自由な意思による参政権の放棄だ。
と、ここまで批判しておいてなんだが
選挙公報か何かにそういう情報はあっても面白いかもしれないな。
あまり有力な判断材料ではないけれど、いくら国政選挙の理念とはいっても
地元に密着しているとか貢献しているとか、選挙民はやっぱり気になるもんなあ。
意外と地域の名士の二世が投票行っていなかったり、とか。
被選挙権は制約してはならんが、立候補者の情報は最大限開示されるべきだよね。
345 :
A-11 :2007/07/23(月) 04:32:47 ID:GFyaKk2e
>>342 某国 有権者総数 99人 うち A党員 61人 G党員 38人
の定数3の議会の区割りに付いて、一選挙区辺りの有権者数=50人。
時のG党政権は政権を維持するため、番地単位・飛び地沢山の区割りを断行。
結果、
第一選挙区 有権者総数 33人 うち A党員 33人 G党員 0人
第二選挙区 有権者総数 33人 うち A党員 14人 G党員 19人
第二選挙区 有権者総数 33人 うち A党員 14人 G党員 19人
の区割りが出来た。
一票の格差が全く存在しないこの区割りは、後にGマンダーと呼ばれ、区割りの理想として語り継がれている。
また、公道・地下鉄を使ってGマンダーの飛び地を回廊で結び、飛び地を解消した区割り方法が提案され、
…
(「我等が闘争…G党の歩み」238頁3行目より引用)
346 :
無党派さん :2007/07/23(月) 07:13:56 ID:whW6HKla
347 :
無党派さん :2007/07/23(月) 07:36:49 ID:9KKooeW5
滋賀県警のヘリコプター「いぶき」は、航空法違反の低高度で自宅上空で一時停止して騒音を撒き散らし、自宅上空から移動して自宅付近で、こちらの様子を伺って自宅上空近づいて再び航空法違反の低高度で自宅上空で一時停止して騒音をまき散らすという犯罪を繰り返している
348 :
無党派さん :2007/07/23(月) 13:31:01 ID:z0F2zzkX
>>345 区割りは第三者委員会が作って、司法が最終的に承認するようにでもしておいた方がいいね。
349 :
A-11 :2007/07/23(月) 18:37:25 ID:GFyaKk2e
>>348 区割り策定第三者委員会のメンバーの選び方を巡って、G首相の「総務省がメンバーの選定を急いでいる」との答弁に、
A党は「政権の下部機関が選定したでは、政権側を依怙贔屓したメンバー構成になる」と反発した。
G首相は「それじゃ区割り策定第三者委員会も選挙で選ぶよ。これ以上民主的な方法は無いだろう?」と閣議決定したが、
区割り委員選挙で使う区割りもGマンダーだとA党は批難し、国会はさらに混乱。
決着は司法に委ねられたが、時の最高裁は
「高度の政治性ある国家行為については、その有効無効の判断が法的に可能であっても、
その判断は主権者たる国民に対して政治的責任を負う政府、国会等の政治部門の判断、
ひいては国民の政治判断にゆだねるべきであるとして、このような国家行為は裁判所の審査権の外にある」
として判断を回避。
最高裁裁判官の任命権は内閣にあり、裁判官15名中12名が「49年体制」のもとG党系の内閣から任命されたことを考えれば、
もっとG党寄りの判決が出てもおかしくは…
(「我等が闘争…G党の歩み」338頁4行目より引用。参考リンク
http://www.k3.dion.ne.jp/~keporin/ronten/text/system03.htm )
350 :
A-11 :2007/07/23(月) 18:44:19 ID:GFyaKk2e
>>324 >>346 イタリアのように、第一党にいきなり3分の2(本当はイタリアでは、第一「政党連合」に「2分の1」)が配分される比例代表制もあります。
351 :
無党派さん :2007/07/23(月) 18:47:50 ID:z0F2zzkX
司法すら信頼できないならどんな話も無駄だわな
352 :
無党派さん :2007/07/24(火) 00:01:15 ID:AfrhzV/Q
>>349 定数10くらいの選挙区に分ければ、ゲリマンダーしにくくない?
できれば投票も委譲式がいい。これなら、特定の候補者へのいやがらせはできて
も、特定の政党へのいやがらせは相当やりにくいはず。
353 :
無党派さん :2007/07/24(火) 04:43:14 ID:OFTNnFDg
>>351 選挙制度などにおいては、司法は信頼できない。
というか追認するだけ。せいぜい意見を言う程度。
それ以上のことをやったら逆に司法の暴走だと思う。
354 :
無党派さん :2007/07/24(火) 09:23:36 ID:85njqqRf
一票の格差が出来るだけ小さく地域的なまとまりを保った区割り案から 最も適当なモノを裁定するぐらいは司法に任せて問題なし。
355 :
無党派さん :2007/07/24(火) 14:51:20 ID:1aBkWTPD
早稲田では法学部・法学研究科出身の憲法学者が主流派で 政経学部・政治学研究科出身の憲法学者は傍流の扱いだからじゃないかな? 学問的業績では渡辺重範教授が断然トップなんだけどな。
356 :
A-11 :2007/07/24(火) 17:19:49 ID:aKaTlreO
>>354 >>345 の当時、A党は県単位・飛び地無しの区割り
北部地方選挙区 有権者総数 33人 うち A党員 16人 G党員 17人
中部地方選挙区 有権者総数 32人 うち A党員 24人 G党員 8人
西部地方選挙区 有権者総数 34人 うち A党員 21人 G党員 13人
を提案していたが、中部地方選挙区と西部地方選挙区の間の一票の格差が致命傷となり、
最高裁判所はG政権の区割り案を選択した。
裁判長は判決で、
「地域的なまとまりと一票の格差がトレードオフとなる区割り案が示されたとき、
どちらをどれだけ重視するかは裁判官の良心と司法の判断に任される。」とした上で、
「一人の人間の命は地球より重い。一人の有権者の一票は区割りより重い。」
と述べ、…
(「我等が闘争…G党の歩み」239頁1行目より引用。参考
>>341 )
357 :
無党派さん :2007/07/24(火) 18:30:03 ID:bjQky3ey
区割りが最も自然であるのならそれで良し。 現実問題衆議院の議席数を最大まで増やしたとしても625だか635だかであって それを一億強の有権者で割れば一選挙区辺りは15万弱といったところになり 党員の偏在など誤差に過ぎない。 国民全員がどこかの政党に強制的に所属させられてるような例え話に論ずる価値はないよ。
358 :
無党派さん :2007/07/24(火) 20:15:14 ID:OFTNnFDg
>>357 「最も自然」の判断が、誰が見ても同じ答えになるなら、
こんな問題が起こるわけないだろうに。
359 :
無党派さん :2007/07/24(火) 20:27:44 ID:bjQky3ey
そういうのに白黒つけるのが司法の役目でしょ。
360 :
無党派さん :2007/07/24(火) 20:32:09 ID:OFTNnFDg
司法になじまないといってんの。何でも司法が判断できるわけじゃないのよ。 選挙制度のほかにも、司法制度改革など、司法判断がなじまない案件はいくつもある。
361 :
無党派さん :2007/07/24(火) 20:45:44 ID:bjQky3ey
なんで? 仮に第三者委員会なりで区割り作るとして それに野党からでも与党からでも世論からでも 文句が出たら司法にでも判断させるほかないじゃん。 司法自身が区割り作るのはアレだとしても案持ち寄らせて その中から選ぶぐらいなら何も問題なかろ。
362 :
無党派さん :2007/07/24(火) 20:50:51 ID:OFTNnFDg
>>361 だから誰が見ても一番いい案ってのが自明なら問題ないけど、そうじゃないわけ。
案Aはここがいいがここが悪い、案Bはここが悪いがここがいい。
で、どんな基準でどっちを選ぶか。
最高裁判所長官の指名及びその他の裁判官の任命は内閣が行うんだぜ?
363 :
無党派さん :2007/07/24(火) 20:58:17 ID:bjQky3ey
司法ってのはそもそも自明じゃない問題に強引かつ論理的に白黒つけるのが仕事ですが。 だいたいゲリマンダーなんて言葉が出来経緯を考えれば議会が作っても問題なんだし 結局どうやって区割り作れってのさ?国民投票? みんなで作って持ち寄って合意できないなら司法裁定の方が合理的でしょうに。 >最高裁判所長官の指名及びその他の裁判官の任命は内閣が行うんだぜ? で?
364 :
A-11 :2007/07/24(火) 21:06:54 ID:aKaTlreO
>>356-363 区割りの要らない選挙制度なんて、いくらでも作れるのに。
比例代表を目指すなら
・大抵の比例代表制・移譲式投票
・相当特殊な無制限連記
多数代表なら
・完全連記・無制限連記
・イタリアの第一政党連合過半数保証比例代表制(設計次第で第一政党連合翼賛保証まで可能)
・定数一つの選挙をやって、当選した政党名簿に議席を全部プレゼント
365 :
無党派さん :2007/07/24(火) 21:24:06 ID:OFTNnFDg
>>363 立法措置にかかわるような案件は、司法になじまんの。
区割りなんてのは、憲法に違反してるかどうかくらいしか判断の根拠がない。
司法による判断手続きを導入したって、
政府与党案に対して野党が文句言ってきた、司法に判断をゆだねる、
政府与党が指名している裁判官が与党案を支持で終わり。
366 :
無党派さん :2007/07/24(火) 21:25:35 ID:bjQky3ey
367 :
無党派さん :2007/07/24(火) 21:29:33 ID:OFTNnFDg
信頼できないのと、なじまないのは別の話。 司法に判断させる問題じゃないと言ってるのに理解できんのだろうな。
368 :
無党派さん :2007/07/24(火) 21:51:21 ID:bjQky3ey
ほいほい。ゲリマンダー不可避という結論なのは分かりました。 私は代替選択肢を捻り出しましたが物別れならそれはそれ。 2000年の米大統領選みたいなのは見たくないものですね。 でわでわ。
369 :
無党派さん :2007/07/24(火) 21:54:21 ID:OFTNnFDg
つか代替にもなんにもなってない。確かにゲリマンダー不可避。
370 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:00:57 ID:bjQky3ey
うん。司法が政府に完全従属の世界観だとそうなるね。
371 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:11:06 ID:OFTNnFDg
理解しようとしない人に説明するのは疲れる。
372 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:13:04 ID:OFTNnFDg
はっきり言えば、 「よりすぐれた案というのを、決定可能である」 という前提が間違ってるんよ。 あなたの考え方は、複数の案から最も自然であるという案を 司法が判定できるという前提に立ってるけど、そこが間違い。
373 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:40:22 ID:bjQky3ey
いや、頑張って理屈も付けて下さいよ。ただ闇雲に否定されたって反応のしようがないですから。
374 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:42:45 ID:OFTNnFDg
でわでわ言ってから何度レスつけるきだよw
375 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:44:38 ID:bjQky3ey
先に言っておきますと、基準がない場合司法は条理や学説を援用しますので。
376 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:48:00 ID:OFTNnFDg
先もなにもさぁ、人口数が同じで、地域文化的にもどちらも優劣つけがたいとき、 どちらを選ぶわけ? どっちが優れた区割りかなんてのは司法が判断できるもんじゃないし、 他の選挙制度との比較でも司法が判断することじゃない。 例えば小選挙区と大選挙区がどちらがいいかとか、司法判断にはまったくなじまない。 たとえ一票の格差は大選挙区のほうが圧倒的に少なくなるとしてもね。
377 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:48:31 ID:bjQky3ey
更に言っておきますと、自民党に指名された最高裁判事で一票の格差を違憲と言っている裁判官は存在します。
378 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:50:43 ID:OFTNnFDg
だから違憲判断はできるって言ってるだろうに。人のレス本当に読んでないのな。 複数の区割り案、あるいは選挙制度案があったとき、どちらが優れているか 司法が判断できるものじゃないし、するべきものでもないと言ってるの。
379 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:54:00 ID:bjQky3ey
ゲリマンダーの話なんですから地理的にまとまってる方でしょ。 面積で1平方センチまで一緒ならコインででも決めるしかないでしょうけど。
380 :
無党派さん :2007/07/24(火) 22:59:53 ID:bjQky3ey
個人的には小選挙区の区割りなんて数学的に解析可能だと思ってるんですがね。 有権者数と偏在度合いを地理的なまとまり(丁目番地)を単位に計算に掛ければ。
381 :
無党派さん :2007/07/24(火) 23:09:14 ID:U+k9dX5x
イギリスなんかは ・郡とか州とか基準 ・多すぎになったら割る。すくなければ合併 ・第三者委員会 これで全然揉めてないんだよな。 多すぎたら割る。すくなければ足す。 これだけで必ず2倍以下になるのだし
382 :
無党派さん :2007/07/24(火) 23:13:30 ID:bjQky3ey
へぇ。でも揉めたらどうするんですかね。 つってもあそこの終審裁判所は貴族院でしたっけ。 ホントは司法なんかではなく非公選の上院が 下院の区割りを裁定する方が好みなんですがね。
383 :
無党派さん :2007/07/24(火) 23:17:07 ID:OFTNnFDg
>>379-380 だからさぁ。
人口比でいったらA案のほうが格差が少ないが、B案と比べて地域的にまとまりを欠く。
この場合どっちを選ぶわけ? 何を基準に?
さらに数学的に一意に決められると思ってるとなると話通じないのも仕方ないな。
384 :
無党派さん :2007/07/24(火) 23:19:37 ID:bjQky3ey
たぶん一票の格差の方じゃないんですか? そっちは憲法絡みですし。
385 :
無党派さん :2007/07/24(火) 23:36:05 ID:OFTNnFDg
A案は格差1.4倍、B案は1.5倍だが地理的まとまりはより強いだったら?
386 :
無党派さん :2007/07/25(水) 00:10:34 ID:94wU00Se
地続きと離島とでは話も違うでしょう。地理的なまとまり度合いも数字で表して下さい。
387 :
無党派さん :2007/07/25(水) 00:27:19 ID:94wU00Se
まぁ、物差しの存在を認めた以上それらの均衡点は自ずと存在するのだし
最終的に複数の案が残ったとしてもそれらは同程度に最も自然なのでしょうから
後はコイントスで決めても良い範囲の問題でしょう。
どのみち
>>372 が否定される結論が覆るとは思えません。
388 :
A-11 :2007/07/25(水) 00:35:28 ID:pz8TyJP0
>>387 隣県の要塞県と表羽山脈を挟んで接する河型県国見郡を
要塞県と河型県のどちらの選挙区に配置するかを巡って、国会に不穏な空気が漂っている。
もともと、沿岸沿いにある河型県県都との交通の便が悪い国見郡は、独自の経済圏を形成していたが、
表羽山脈にトンネルが開通したため、近年は山脈を挟んで隣接する要塞県県都川内市のベッドタウンとなった。
第三者委員会の区割り電算システム「Gマンダー3」は、
この事情を反映して前回の選挙では国見郡を要塞県選挙区に配置したとされるが、
今回の選挙では「県境を跨ぐ区割りは不自然」として計算アルゴリズムを見直した「Gマンダー4」により、
国見郡は河型県選挙区に配置替えされた。
ただ県境を跨ぐ区割りの危険性は、
初めて計算アルゴリズムに経済圏の概念を組み込んだ「Gマンダー2」の時点で既に指摘されており、
今頃になって第三者委員会がこの指摘を受け入れたことに、各党の選対からは疑念の声が…
(新皇紀'03年 神無月 25日 朝某新聞 朝刊 2面 より)
389 :
無党派さん :2007/07/25(水) 00:38:32 ID:94wU00Se
そうですか
390 :
無党派さん :2007/07/25(水) 00:41:07 ID:AkXaJpjX
>>387 同程度に最も自然な案が複数でるなら、まさに
>>372 ってことだよ。
与党案と野党案があったとき、どちらが自然かは優劣つけられない、
当然与党案は与党有利な区割り、野党案は野党有利な区割りである。
さて司法はどっちに軍配を上げるのかね。
複数案あったとき、かならず司法がどちらが優れているか判断できる、
すなわち政治的恣意性が入り込む余地なしに司法による選択ができるというのが、
司法にまかせりゃOKの考え方でしょ?
与党有利案と野党有利案で、客観的にどちらがすぐれていると
判定できないということは、そういう前提がなりたたないってことですよ。
391 :
無党派さん :2007/07/25(水) 00:47:20 ID:94wU00Se
まぁ、与野党が一票の格差が小数点以下千桁まで一緒の案を持ってきたらあとは天任せしかないでしょうね。 議会でやろうが第三者委員会でやろうが与党有利の案になるんですから、籤なりコインなりの方がまだ公平。
392 :
無党派さん :2007/07/25(水) 00:51:29 ID:AkXaJpjX
もはや何が言いたいのかわからんな。 ゲリマンダーを排除するために、司法に預けるんでしょ? 司法がA案のほうが優れていると客観的に判断できないなら、 そこに恣意性が入り込むんだよ。 客観的に判断できるなら、劣っているほうの案を採用する 決定を下すことはできない(それでもやれば司法が批判をあびる)から、 ゲリマンダーは排除できる。客観的に判断できないなら、 必然的にゲリマンダーの余地が残る。たとえ司法が恣意性を排除しようと 勤めたとしても、自案が採用されなかったほうの陣営は、 あの決定はゲリマンダーであると主張するだろうね。
393 :
無党派さん :2007/07/25(水) 00:55:16 ID:94wU00Se
えぇ、客観性な数字は偉大ですね。
394 :
無党派さん :2007/07/25(水) 01:00:43 ID:94wU00Se
選挙結果が当落線上同票の時にクジ引きが外れた方が文句を言ったところで誰も相手にはしないでしょ。
395 :
無党派さん :2007/07/25(水) 03:46:04 ID:ByTuWilp
そもそもゲリマンダーの問題と一票の格差の問題は同一視すべきじゃあない。 ゲリマンダーというか選挙区割りは立法府が行うべき問題であって それについて司法が客観的に判断を行う余地はまったくない。 てゆうか定数の決まっている選挙区割りに政治的恣意性があるのは当然で 例えば1万人未満は1議席(1万超えたら無条件で2議席に区割り)と制度として 整備すればある程度回避されるが万能ではない。 つまりある程度の区割りの恣意性は小選挙区である以上不可避であって しかも立法の専管事項であることは否定できない。 その程度のゲリマンダーが許容できないなら小選挙区制廃棄を考える方が妥当。 例えばスペインのような都道府県ごとの比例代表制とか。 これならもう区割りは決定しているわけだからゲリマンダーの余地はないし かといって都道府県規模を考えればそこまで小党分立になることもない。 実際スペインは地域政党を除けば二大政党制に近い。 一方、一票の格差は司法が是正を勧告すべきで余りに酷い場合は違憲・無効判決も可能。 これが選挙制度に関して司法が牽制すべき唯一の判断で(思想信条を問わず国民の選挙権に 関する平等という人権問題だからね)それ以上は立法の仕事だろう。 まあ最初のゲリマンダーが1812年だから高度に情報化された今日、 余り危惧することでもないような気もするんだがなあ。 県政レベルでは愛知あたりが酷いと聞いたことがあるがどうなんだろう
396 :
無党派さん :2007/07/25(水) 22:10:12 ID:Pa1s6taD
頭の体操で考えてみた。 そもそも、議会における多数か少数かというのは、日本では割合などで考えがちだが、 世界的に見ると、多数派と少数派の数の差、例えば”〜法案は112人差で可決” などと言うことが結構ある。 また、イギリスなんかでは造反で文句言われずに欠席する方法として、 ”与党で欠席したい奴と、野党で欠席したい奴と、ペアを組んで休めば結果は一緒” ってのもある。 これを踏まえて、参議院の選挙区を考えてみる。 1、2、3、5人の区があるが、 1人区:与党が勝つか野党が勝つかのどちらか、すなわち与党+1か-1か 2人区:北海道、新潟、京都は野党独占の可能性もあるが、基本的には 自民と民主の無風区 すなわち与党±0 3人区:自公で2議席取れるか、野党が2議席取れるかのどちらか。 すなわち+1か-1か 5人区:自2、公1で3議席取れるか、野党3議席取れるかのどちらか。 すなわち+1か-1か 結局+1〜-1のどれかしかない。 ってことは、もしこれからアメリカみたいに、参院の選挙区を全て都道府県2議席ずつ 改選は1議席ずつとしても、選挙結果自体は今と大して変わらないということになる。 東京で自公3−民主2でも、自公1−民主0でも、自公が1議席多いということに変わりないと。
397 :
無党派さん :2007/07/25(水) 23:17:38 ID:clXvV/S6
>>395 ゲリマンダーは、衆院レベルでは茨城、愛知、京都、兵庫が酷いね。
地方政界においては、愛知県の場合選挙区ごとの定数があまりに
不均衡すぎるところが多い(概して尾張優遇、三河冷遇)。
398 :
無党派さん :2007/07/25(水) 23:22:58 ID:clXvV/S6
>>396 そもそも、
1人区、3人区、5人区は奇数区であって、競い合う2党が同数になることがありえない。
つまり二大政党制に近づくにつれて、必然的に偶数区(2人区)は無風に近くなる。
399 :
A-11 :2007/07/25(水) 23:37:45 ID:pz8TyJP0
>>396 我が国の憲法改正発議のような、2/3が可決・否決ラインの議案についてはどうでしょう?
アメリカみたいな選挙制度にするのと、ドイツとかみたいな比例代表の制度にするのとでは、だいぶ変わるはずです。
また引き抜き工作を考えると、定数3人の議会で一人引き抜くより、
定数300人の議会で30人引き抜く方が、手間・金は掛かるけど達成はし易いと思います。
恐らく、政党が発達して造反が困難な我が国では、
「A党とB党の賛成で可決」のように政党単位で言うのが一般的なのに対し、
政党が議員個人の自由で崩れがちな外国では、
最小単位を政党では無く個人単位で言わなければならないのだと思います。
このため、小数点以下丸め処理で最小単位があやふやになる割合より、
丸め処理がない議員数で言うことが、外国では多いのだと思います。
これを検証するには、多数派と少数派の数の差を「〜法案は11.2%差で可決」と言ったり、
造反で文句言われずに欠席する方法として
「連立与党で欠席したい派閥と、連立野党で欠席したい派閥と、ペアを組んで休めば結果は一緒」
と言うのが普及しているか調べればいいと思います。
「〜法案は11.2%差で」は、各国の国民投票や選挙でよく見かけるような…。
あれっ、「差」と「割合」は共存するのでは?
単に、差では無くて絶対数で報道すると、
「50人が賛成・40人が反対で可決」と、数字が一つから二つに増えて長ったらしくなるからだと思います。
400 :
A-11 :2007/07/25(水) 23:53:51 ID:pz8TyJP0
>>398 55年体制の自民党vs社会党(1.5政党制)なら、4人区や6人区は3:1とか4:2になって比例的になり、
定数が大きくなるにつれて、偶数か奇数かよりも、得票率が支配的になると思います。
まあ、定数・選挙制度の違いによる政党の分裂・新規参入を考慮に入れず、
二大政党制が維持されることを前提にしている時点で、頭の体操にしかなりませんが。
401 :
無党派さん :2007/07/26(木) 17:50:27 ID:M4O6+O5e
>>398 同数になるのがどうのではなくて、差が1以下にしかならないのがポイントなのね。
そうなるのは、単記式で、自公3議席独占とかがまず起こらないからだな。
ほとんどの選挙区で、せいぜい1議席の差にしかならないと。
じゃあ最初から全部定数1でも結果は同じと。
>>399 あくまで、今の参院選挙区を定数1にした場合の話。比例はそのままで。
全部比例ならみたいな話まで膨らませると、また条件が変わってきちゃう。
>>400 比例的な面なら、選挙区を1にした分、比例を増やせば、結果は同じ事になる
気がするな。まあ、参院の選挙区が全部1議席になっただけで、政党の再編なんかは
起こらないかと。
402 :
A-11 :2007/07/26(木) 23:12:41 ID:cG973rTA
>>401 の
>>400 結果は変わらないかもしれませんが、政党再編の風景は変わります。
「自分に少しでも反対な票ははライバルに、少しでも賛成な票は自分に」の小選挙区と、
「自分を他の誰よりも支持する票以外は、みんな敵票」の比例代表では、
政党公約レベルから戦略を見直さないと、議席を奪れないと思います。
広く薄い支持になりがちな公約体系の包括政党の比例票は、
広さを犠牲にして深い支持を狙う公約体系を採用している族議員系小政党達の草刈り場になるし、
広さを犠牲にして敵を増やした政党は、敵の少ない包括政党相手に小選挙区では戦えません。
当然、広さも深さも犠牲にしない公約体系は広さも深さも中途半端になり、
どちらの選挙制度でも、制度に合わせて特化した政党の相手になりません。
なので、選挙区定数を全て1にするような極端なものでは、
選挙区と比例区のどちらにも議席を得られる政党は消滅すると思います。
現行の選挙区の選挙制度は、新規政党参入の困難な単記非移譲式投票のため、
比例代表向きの公約体系を持つ(既存)政党が衆議院で小選挙区も奪っていますが、
時間が経てばイギリス・アメリカのように、
地元選挙区では敵が出ないように支持を狭めて深さを稼いだ、新党大地のような地方政党が小選挙区を占め、
その他の全国政党は大小関わらず比例で生きるしかなくなるでしょう。
逆に、鳥取選挙区でさえ改選定数を10以上にするなどして比例区定数を減らせば、
実質全部比例区になるので、大政党には大した再編はないですが、
比例区の足切りがきつくなるので政党の新規参入・分裂が困難になり、
再編が起こらないには違いないけど、現行のままより再編が起こりずらくなります。
再編の起こり易さ・質は、単記非移譲式投票の替わりに二分型投票
http://ja.wikipedia.org/wiki/Approval_voting や選好投票
http://en.wikipedia.org/wiki/Preferential_voting を使うことで劇的に上げることが出来るのは、過去スレッドに書いた通りです。
403 :
無党派さん :2007/07/27(金) 00:35:24 ID:YTdFkIee
ここのスレで合ってるのかわからんけど、一言言わせて 投票所に選挙公報を置いてほしい。見てない奴は絶対いる。 書く所に候補者の顔写真を入れてほしい。候補者知らない奴は絶対いる。
404 :
A-11 :2007/07/27(金) 17:49:44 ID:ZAogiLVO
>>403 私は投票所で裁判官を忘れてしまった時があって、投票所職員に選挙公報を頼んだら、くれました。
そちらでは頼んでもくれないのですか?
405 :
無党派さん :2007/07/28(土) 11:59:49 ID:QHF91jxp
ふと思うこと 衆院が小選挙区比例代表並立制で 参院も過半数の選挙区では小選挙区比例代表並立制 てのはあまりバランスが良くないと思う。 民意を正確に表すべき衆院が単純比例代表、 良識の府である参院が単純小選挙区ってのが いいと思う。 自民が嫌がるなら逆でもいい。
406 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:02:29 ID:uVLnNluS
併用制はどうなん
407 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:03:46 ID:yEw0L4y7
衆院の再可決、参院に解散がないことを考慮すると 衆院は参院より大政党有利な制度がいいと思うが 小選挙区制は欠点が多いので 衆院 連記式中選挙区制 参院 ブロック別非拘束比例代表 がいいと思う
408 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:16:37 ID:QHF91jxp
中選挙区だと選挙区の定数次第で訳わかんなくなるからなー。 たとえば定数3の場合、 自民、民主が複数擁立に失敗or複数擁立しても2名当選ならず、だと 自民(支持率30%)民主(支持率30%)公明(支持率8%) で1ずつ分けあってしまって 8%の支持しかない公明が3分の1の議席を取るかもしれない。
409 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:17:39 ID:yEw0L4y7
410 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:18:49 ID:6IKnBxC7
50人候補者がいて、定員が30人の地方議員選挙って実際どうなの? 一人一票で、50人の中から1人だけ投票するんだぜ
411 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:23:50 ID:QHF91jxp
>>409 今、初めて連記制を知ったが
なかなか良い制度だと思う。
412 :
裏選対 ◆.5R3v1B87M :2007/07/28(土) 12:24:01 ID:lZaKq7+X
>>408 連記を中選挙区でやるのか?
それなら中選挙区単位の非拘束式比例代表にしたほうが公正だと思うが
413 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:25:36 ID:2HSFAnYs
参院は、比例区は世代ごとに定数を決めればいい。 20代○人、30代○人、これは人口の占める割合に逆比例しておく。 団塊なんかは少なくする。20代は大目にする。 そうでないと年寄りの声ばかり通ることになるからな。 あとは、総理経験者とか、一定の功績があり、引退した政治家に 無給で参院議員の身分を与えて、国政にアドバイスしてもらうとか。 そうなると、参院はイギリスの貴族院的な感じになるか。
414 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:27:31 ID:yEw0L4y7
>>410 特別区や50万都市の市会議員の選挙はそうだな
弊害が多いんだが、利害調整できないのでいびつな選挙になってる
>>412 それでもいいが、衆参ほとんど同じ制度になる
衆院は第一党が3分の2まで取れる可能性がある制度の方がいいと思うが…
415 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:28:44 ID:yEw0L4y7
>>413 中曽根とか野中、塩爺などの酷さを見てると、とてもそんな気にはなれん
416 :
真実 ◆rE5XBD.Ycw :2007/07/28(土) 12:29:11 ID:qGxcEh01
417 :
無党派さん :2007/07/28(土) 12:54:40 ID:Mmfj8jpK
>>415 そういう連中を、下院からさっさと引退させるメリットも、貴族院にはあるらしい。
418 :
無党派さん :2007/07/28(土) 13:06:26 ID:Op7RYK3r
参院は総定数を二等分して 比例代表制と選挙区制を 3年ごとに交互にやるってのはどう?
419 :
無党派さん :2007/07/28(土) 14:12:06 ID:V+x98+b+
全選挙制度にいえることだが、白票の扱いがむごすぎる。 おいらの提案と言うか、 ・白票(無記入投票)は有効票とする ・白票は「選挙区議席空席(議員)」「比例代表議席空席(党議員)」(つまり、誰もどこも選ばない)を意味する ・選挙区選挙で白票の得票が当選に該当する場合、その議席は空席とする ・比例代表選挙では、白票を1つの党とみなし、当選順に全て空席とする ・白票によって空席となった議席は、任期中には補欠選挙を行わない ・ただし、上記において空席が改選議席の過半数になった場合は再選挙とする ・白票得票数を下回る得票の立候補者の供託金は、いかなる場合でも毎回回収する(回収する金額設定は全額ではなく、色々設けてよいと思う) ・信任投票は必ず実施する(議席数以下の立候補者数でも必ず選挙は実施する) ・無効票は白票とはしない こんなのはどう?選挙区が大きいほど効果が薄いが、空席を認識させることが議員への国民からの啓発につながると思うのだが。
420 :
無党派さん :2007/07/28(土) 14:18:43 ID:V+x98+b+
ちょっと追加
>>419 ・選挙区議席数に対し少ない立候補数の場合は、立候補数の議席数のみを選挙し、残りはすべて無投票空席とする(つまり、白票との戦いはどのような状況でも存在するということ)
421 :
無党派さん :2007/07/28(土) 14:24:08 ID:V+x98+b+
>>419 もう一個追加、結構重要なことを忘れてた。
・白票を投じるよう呼びかけるような選挙活動は、一切行ってはならない(白票制度を説明する場合はこれにあたらない)
422 :
無党派さん :2007/07/28(土) 18:04:56 ID:/jVRV43M
劣勢候補による大々的なネガティブキャンペーンが見れそうだ
>>422 だが、そこから真実を有権者がつかみ取れなきゃどっちみち(日本は)終わる。
だからネガティブキャンペーン大いに歓迎。被選挙人ももっと危機感を持って欲しい。
そういう意味あいがある。
誰も信用できない状況で(信用できない)誰かを推すなんて、正気の沙汰ではない。
白票や無効票は、現行の選挙制度では投票率というはっきり言って意味の無い数字の押し上げと、多数得票者への事実上の自動(受動)投票に他ならない。
無効票はともかく、「誰も信用できません」と言う白票の意思を尊重できない今の選挙制度では日本に将来は無い。
そんな将来の無い選挙制度で生まれた議員ばかりだから、不祥事は多いわ血税から暴利をむさぼるは国民から金をさまざまな理由で巻き上げるわ、etcetc‥‥
No.と言える国づくり、まずは選挙から。
但し、今の選挙制度がゲリマンダーで粗悪であっても、選挙はやっぱり行くべき。
白票なんかどーでもいいよ。今後も無視し続けてくれ。 不信感あらわにしてれば、誰かが立ち上がってくれるという 他力本願野郎は無視無視。
425 :
A-11 :2007/07/29(日) 04:50:39 ID:mByeJiNy
>>419-421 普通の選挙制度の白票=全候補への按分票
普通の議会制度の空席=全出席議員への按分議席
>>419 の過半数空席再選挙規定が無ければ、供託金没収可能性が現行より高まり、文無しの被選挙権を奪うだけです。
しかも人気途中議員の辞職による補欠選挙は行われるから、
過半数空席再選挙規定が発動するときは、選挙終了直後のみになります。
これでは現行の市長選で最上位候補が法定得票率を奪れなかったときみたく、
白票が多い間は似たような候補(選挙期間分だけで公約が変わる、信念無き候補は別だが)で再選挙が繰り返され、
有権者が「白票面倒臭いから出鱈目に…」となるまで議会機能が停止して、政治の空白が出来る恐れがあります。
責任者=候補者のいるどの選択肢に対しても中立な白票が発揮する効果は、
常に責任者不明の無責任なモノにしかなりません。
だから、白票の効果は何も無いのが一番良いのです
>>424 。
>>421 (しかも違反したか白黒つけるのが難しく、司法の介入の必要が増える)を「重要」と認識する辺り、
白票の効果が毒にしかならないことを自覚しているのではありませんか?
426 :
A-11 :2007/07/29(日) 05:12:45 ID:mByeJiNy
>>423 誰も信用できない状況で安全にNo.と言うには、
>>425 より、No.が通ったときの選択肢に責任者が付いていれば良いのです。
そこで、どんなに誰も信用できない人でも自分自身は信用せざるを得ないから、
No.と言った人を自動的に被選挙権を行使したと見做し、自分に投票する制度にすればどうどしょう?
というか、有権者全員を自動的に立候補させれば
「候補者全員が信用できない」と言う人は自己嫌悪に冒されている人だけです。
>>425 ん〜、
白票によって立候補者に烙印が押されるならば、それはそれで有権者(投票者)の総意なんじゃないの?
小選挙区で白票に敗退したからといって、政治に空白が出来ることはない(副知事・助役等がその任を代行するだけのこと)。
また、白票の乱発を警戒されてるようだが、普通に考えて候補者全員が白票に烙印を押されるようなケースは究めて稀なんじゃないか?
常識的に考えても、有権者の半数が愉快犯になるとは考えがたい。白票の乱発を考えるのは有権者を見下しているに過ぎない。
それに、正直なはなし、1月程度だったら議会がとまっても全く問題ないと考える。
それだけの不信任が出るような候補者を、真面目に任につかせることのほうが問題だろ?
ましてや国家レベルの場合は2院制であるから相互補完機能が働いて全く(?)問題は無い。
(制度変更後最初の選挙で多少の混乱は覚悟しなければいけないが、それは国家レベルでの改革が実施されるわけだから乗り越えるべき試練と考える)
有権者(投票人)個々において選挙のあり方・政治の仕組みを見直し(勉強)させるチャンスになると考えられる。
>白票の効果が毒にしかならない >他力本願野郎
毒をもって毒を制すと言う考え方。選挙によって生じる政局の混乱は「是(≒必要悪)」と考えている。
白票の乱発のところでも触れたが、白票によって候補者が落選すると言うことはそれだけ政治(行使する側も受ける側も)が腐敗していると言うことだろ。
他力本願?違う、自浄作用。現行法のほうがよほど他力本願だと思うが。3回も再選挙があればおのずと正しい方向に落ち着くだろ。
っていうか、そんな状況なら100回でも再選挙させるべき。
>>426 残念ながら意味が無いよ。自分に1票≒事実上の無効票なのは明白でしょ。
白票を集めて腐敗した立候補者を攻撃することに意味があるのに、1票に完全分散させたら今の白票と同じで全く意味が無い。
有権者もバカじゃないから全員それに気づいて終わる。
もし仮に、白票投票者の中から作為・無作為に関わらず誰かを当選させたりさせると、立候補する気が皆無の人間は白票ではなく絶対にボイコットする。
自動立候補すると言うことは、自動的に開票時に自分の名前が載ることになる(しかも白票を投じたと言う証拠つきで)。無記名投票の意味がなくなりボイコットはさらに増える。
白票=No.
これだけでも十分責任があると思うのだけれど、如何?何が足りないかな?
>>425 司法について
>司法の介入が増える
大いに賛成。現行の三権分立が不完全(司法が脆弱)と考えているので司法が立法・行政(正確には立法・行政そのものではないが)に関与する機会が増えるのであれば大いに結構。
>白黒つけるのが難しい
それはこの件に限らず司法に関係すればどんな件でも一緒。その時々の司法担当がその時々に判断すればいいこと。
司法とはそういうものと考えるが如何?
429 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2007/07/29(日) 10:40:37 ID:mJmf1JcV
最高裁長官は参議院が指名する方がいい
430 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2007/07/29(日) 11:57:40 ID:u7BhpbUl
内閣の指名、国会の2/3の承認でいいんじゃないのか? 行政府と議会の総意で中立の人間を選ぶ
431 :
A-11 :2007/07/29(日) 16:08:13 ID:mByeJiNy
>>428 単記非移譲式投票ならそのとおりです。しかし、二分型投票
http://ja.wikipedia.org/wiki/Approval_voting や、オーストラリアとかの優先順位付き単票移譲式投票とかでは全く違います。
これらなら有権者全員が立候補しても票割れは殆ど起こらず、腐敗した候補者は当選不能、
いや、それ以前に激烈な競争(泡沫を除いた実質でも競争率何十倍)になるので
腐敗がどうのより遥かに高レベルな争点に付いていけない候補者は当選不能です。
よって、政治家に何も啓発する必要はありません。
ちなみに、最初から有権者全員を立候補させれば、無記名投票の意味を保持できます。
単記非移譲式投票のマッタリした低競争率(実質2倍以下)の再選挙を白票が一定数を下回ったら諦めるより、
全ての有権者と競争しなければ当選できない選挙一発の方が、迅速・効率良く最適な候補者を選び出せると私は思います。
>>428 Yes/Noを選ぶ投票で、白票Noとしたいなら、それはそれありかもね。
でも複数候補から当選者を選ぶ投票では、Noというのは無意味でしかない。
つまり白票は無意味。無視無視。
433 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2007/07/29(日) 18:31:12 ID:7w5MaytK
434 :
無党派さん :2007/07/29(日) 20:36:10 ID:zsETVOpD
自民惨敗 こりゃ選挙制度変えにゃならんな
435 :
無党派さん :2007/07/29(日) 20:56:17 ID:zh9sgE7j
二人区がなかったら、自民壊滅してるだろうな。
436 :
無党派さん :2007/07/30(月) 00:09:56 ID:8x/3CTvN
2人区意味ねえ 1人区ばかりだと衆議院と変わりなくなるし、 3人区が多いと中選挙区になるし、 選挙制度を両院で変える必要がありそうだが、 利害関係者が多すぎて無理だろうな
437 :
無党派さん :2007/07/30(月) 04:23:28 ID:xpvTNjC0
>>436 クウェートがそうだけど実質、2人区てのは小選挙区というか
二大政党制を前提としているからねえ。
1人区との違いは与野党の差が小さいということぐらいだろうなあ。
やっぱり奇数区ってのは勝敗がはっきりするから結果は分かりやすいが…
まあ今宵は選挙だったから選挙・議会制度の分析は明日以降がいいかも知れん。
特に議会制度については今後とも色々な意見が出るだろうから難しいね。
衆院与党2/3、参院野党安定多数の上に衆院の予算・条約以外の法律の中途半端な優越。
おそらく憲法の想定していない事態なんだろうなあ。
しかし衆院優越も参院解散も統治機構に関することは改憲以外どうしようもないんだよなあ。
438 :
無党派さん :2007/07/30(月) 13:21:04 ID:z9DWyCMB
想定してないっていうか、GHQのド素人が思いつきで作った下手くそな規定だからね。
439 :
無党派さん :2007/07/30(月) 17:38:48 ID:+RipYmFw
2007統一地方選挙の生駒の市会議員選挙の例(反市長派が過半数を占めていた議会選挙)
定数24立候補35
6595
4733
3766
1875
1846
1624
1557
1535
1512
1486
1472
1449
1417
1393
1278
1260
1254
1248
1245
1236
1211
1208
1148
1136
987落選
920落選
831落選(以下略)
トップ3が市長派で、この3人に投票が集中したが、議長や議会ポストは反市長派が独占、トップ3は民意に背いてると言ってるんですけど
このスレ的にはこの選挙どうおもいますか?
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2007/29/00005156.html
440 :
無党派さん :2007/07/30(月) 17:44:40 ID:n1cPGLdP
参院の二人区は、衆院が小選挙区制だから無風になってしまう つまり組み合わせが悪いということだな 衆院の3分の2再可決条項を活かし易くするなら 極端な結果がでる制度(小選挙区制あるいは連記式中選挙区制)に また参院は衆院と違う構成になっても連立の組替えが容易な 比例代表型(併用制、連用制)がいいだろう
441 :
無党派さん :2007/07/30(月) 17:49:21 ID:JDaTsRJl
>>438 衆参両院の関係って、総選挙で一時的なブームで
社会党政権がウッカリ出来てしまったときに、
参院を牙城に衆院多数派をブッ潰すことが出来るように、
という制度設計になってるから。
現状は色々な意味で皮肉だけど。
442 :
無党派さん :2007/07/30(月) 17:54:26 ID:S6+qD849
>>441 だから政権交替が起こるとしたら
参院を選挙で野党が連続で勝って過半数を制し
そこで衆院が再編されて政権交替という設計にもなっているわけだ
ところが衆院は小選挙区制にしちゃったんで中間勢力が少ないし
たまたま郵政選挙で空前の勝利をした後となっている
つくづくうまくいかない設計だよなあ
443 :
無党派さん :2007/07/30(月) 19:03:52 ID:bb9tW2AF
政治屋の選挙ゴッコに 市民を巻き込まないでね! 市民は暇じゃないのよ 政治屋と違って働いているから
444 :
無党派さん :2007/07/30(月) 19:17:36 ID:9QpFKJRG
今回見て思ったこと、 やはりドイツみたいな比例代表併用制か、NZ方式でもいいけど、 選挙区制ならフランスのように得票率で過半数を取るまでやる 二回投票制を採用したほうがいい。 1人区はとにかく死票が多すぎるし、 利益誘導とドブ板と、選挙共闘やった政党が絶対有利。 政策より、選挙対策の勝負になってしまうし、しかも死票多すぎ。 2人区は上位2政党で順当に無風当選。 5人区なんて逆に有権者が困るだろ、 2人以上候補立てたら誰に投票していいか自分たちで票割りしなくちゃ。 二大政党制にこだわるから多様な争点も反映されないし、 本当に困ってる奴のための受け皿政党は泡沫政党に留まることが確定して、 そう言う奴らはそもそも選挙にも行かなくなる。今回も投票率高くない。 ドイツみたいに4政党程度は民意の反映に絶対に必要。 こんな地すべり劇場でまた解散なんて言っている、国民の関心がどんどん離れていく。
445 :
無党派さん :2007/07/30(月) 19:22:47 ID:9QpFKJRG
あるいは小選挙区なら、 二回投票制なら、進めなかった候補は二度目の投票までに誰を支持するか表明するだろう。 決選に進んだ候補も票を取るため政策協定とか考えるし、 小政党の支持者もある程度自分とこの影響力も反映させられるんではないか。
446 :
無党派さん :2007/07/30(月) 20:16:29 ID:l2bIPSHX
>>440 そうね。定数2なら三党が並び立って競う状況もあるけど、
数多い一人区、および衆院小選挙区があるため、
第三の候補は出ずに無風化してしまう。
447 :
無党派さん :2007/07/30(月) 20:39:29 ID:rI9bRkDu
何でもいいけど、参院東京選挙区は早く分区してね。 定数は、合計で6〜7くらいにはなるはずだから。
448 :
無党派さん :2007/07/30(月) 21:39:59 ID:mhuCPsg4
分区するなら北海道が先だろ あれだけ広大なのに一選挙区というのはおかしすぎる
449 :
無党派さん :2007/07/30(月) 21:46:48 ID:rI9bRkDu
高校野球じゃあるまいし。
450 :
無党派さん :2007/07/30(月) 21:57:13 ID:Bi+ELutj
人口60万人の鳥取県と200万人の群馬県が同じ1人区というのは いくらなんでも不公平な気がする。 同様に人口210万人の福島県と560万人の兵庫県・北海道が同じ 2人区というのもなんか無理があると思う。 参議院では衆議院と違って、それほど1票の格差は追求される べきではないかもしれないけど、それでもできる限りは小さくする ほうがいいのでは?
451 :
無党派さん :2007/07/30(月) 22:16:24 ID:9QpFKJRG
だから比例代表制で。
452 :
無党派さん :2007/07/30(月) 22:51:09 ID:JkVaAMVY
参院が全議席公選を維持する限りはどんな制度にしても無駄
453 :
無党派さん :2007/07/30(月) 23:11:14 ID:z9DWyCMB
>>450 でもさ、今回の選挙で実感したんだけど、自分の投票した以外の議員が
たくさんいても、なんか意味あるのかな?
俺は東京なんだけど、結局野党3、与党2という数の攻防や、民主が2取れるか、
与党は誰が落ちるのかなんてことが注目されるだけで、参院の議員の数の
恩恵なんてほとんどないような。
これだったら、全県1人区でも有権者にとっては同じだったと思う。
上の方でも選挙前にそんな事を書いたけど、改めて実感した。
454 :
無党派さん :2007/07/31(火) 00:07:17 ID:RqN63R7d
>>452 東京を5分割して、全部1人区にすれば良いんだろうけどね。
それなら、自民全敗とか民主全敗もアリだから。
455 :
無党派さん :2007/07/31(火) 00:15:54 ID:DQY61wK2
>>453 >自分の投票した以外の議員がたくさんいても、なんか意味あるのかな
世の中にはいろいろな考え方があるんだから、いろいろな議員がたくさんいても
別にそれほど問題はないと思う。議会は国民の代表である以上、本来は多種多様な
人間で持って構成されているのが望ましいんじゃないかな。「良識の府」といわれる
参議院だったらなおさら。
まあだからといって、タレントばかり擁立するのはいかがとは思うけれど・・・
ただ、「この人間にはぜひ投票してみたいけど、あの人間には逆に立候補自体して
ほしくない」って感じることも選挙のたびにあると思う。個人的に、こういった感情は
全国区である比例区のほうでより強く感じられると思う。
あと個人的に、
>野党3、与党2という数の攻防や、民主が2取れるか、
>与党は誰が落ちるのかなんてことが注目されるだけで
こういう風に感じられたのはマスコミの影響が大きいと思う。いわば選挙がゲーム
感覚で受け止められてしまうようなムードを作り出したのはやはりマスコミの悪癖。
456 :
無党派さん :2007/07/31(火) 00:44:27 ID:15bDk4HD
457 :
無党派さん :2007/07/31(火) 11:10:02 ID:RqN63R7d
全部1人区にすりゃいいじゃん。 自民壊滅か民主壊滅が見れるよ。
458 :
無党派さん :2007/07/31(火) 11:17:38 ID:Y1D/9/Lz
衆院→完全小選挙区二回投票制 参院→ブロック別比例代表制
459 :
無党派さん :2007/07/31(火) 11:31:24 ID:my+G9sMI
与党が衆院の3分の2を制している場合、衆議院の存在意義はないな。今回がまさにこれだが。
460 :
無党派さん :2007/07/31(火) 13:37:06 ID:RqN63R7d
>>459 再来年には、衆院選があるからね。
「参院逆転だけじゃ足りないなら、好き勝手させない為に与党の議席を減らしてやる」
ってことになりかねないよ。
461 :
無党派さん :2007/07/31(火) 16:59:28 ID:zv6W0sSp
衆院は、今の並立制から連用制or併用制に変えた方がいい。 参院は、完全比例代表制か都道府県選挙区大選挙区制か。
462 :
無党派さん :2007/07/31(火) 17:03:05 ID:zv6W0sSp
一院制で完全比例代表制でよくない? ヘア式、全国区、自由名簿式で。
463 :
無党派さん :2007/07/31(火) 17:05:23 ID:zv6W0sSp
参議院の選挙区は、小選挙区制と中選挙区制を合わせたものでいいの?
464 :
無党派さん :2007/07/31(火) 17:28:13 ID:CA2xWXTK
選挙後はほぼ毎回比例派が増えて数週間でいなくなるサイクル繰り返してる気がする
465 :
無党派さん :2007/07/31(火) 19:18:57 ID:RqN63R7d
「衆院で基数配分廃止して区割りも厳密にやれば、自民は3分の1政党に成り下がる」て聞いたけど、本当? 今は、区割り自体も過疎地優遇だし、大雑把だけど。
466 :
無党派さん :2007/07/31(火) 22:11:03 ID:DQY61wK2
最大限参議院の格差が3倍以内に収まるように議席を配分すると 8人区・・・東京 6人区・・・神奈川、大阪 5人区・・・埼玉、愛知 4人区・・・福岡、兵庫、北海道、千葉 3人区・・・静岡 2人区・・・鹿児島、熊本、三重、岡山、栃木、群馬、福島、岐阜、長野、 : 宮城、新潟、京都、広島、茨城 1人区・・・鳥取、島根、高知、徳島、福井、佐賀、山梨、香川、和歌山、 : 富山、秋田、宮崎、石川、大分、山形、沖縄、滋賀、岩手、 : 奈良、青森、愛媛、長崎、山口 合計200名
467 :
無党派さん :2007/07/31(火) 22:29:39 ID:HH3EHrM3
>>463 比例区を廃止すれば、そうなるね。
ちなみに俺は「衆院は比例代表制に」論者だから、
それが実現するなら、参院の比例区は廃止でもよいと思っている。
468 :
A-11 :2007/07/31(火) 23:17:32 ID:Q1KprEtw
>>440 3分の2ではなく1/2にする方が、選挙制度を弄るよりも、活かしやすいし正統性も確保できると思うのですが。
そもそも、極端な結果が出る選挙制度を用いたら、全会一致も過半数可決も殆ど差がありません。
1/2とか2/3とかを規定した人は、極端でも不動でもない結果が出る選挙制度を前提にこういう条項を作ったのだと思います。
469 :
無党派さん :2007/07/31(火) 23:31:01 ID:mmHKtNvL
小選挙区死票救済型比例代表制 小選挙区は今と同じ300。比例も180。 投票は一票制で小選挙区候補者にのみ行う。 比例の集計は、小選挙区の死票のみの集計とする。 つまり、小選挙区2位以下の票と、1位の票の死票(1位の票−(2位の票+1))だけで集計する。 比例の立候補は現行と同じ拘束名簿式で単独でも重複(同一順位可)でも認め、当選者の決定方法も同じ。 この制度なら、並立制ほど得票率との乖離は生じないし、併用制のような比例中心の議席配分にもならない。 小選挙区1位候補に2位候補が肉薄すれば1位候補の政党の比例票はほとんどなくなるし、逆に圧倒的に1位をとれば1位でも多くの票を比例に回せる。 無風区でも手を抜けないいい制度だと思う。
470 :
無党派さん :2007/07/31(火) 23:31:41 ID:uc5OtnHR
471 :
無党派さん :2007/07/31(火) 23:36:19 ID:KkRYbhWc
>>468 2分の1にしてしまうと実質一院制
衆院の議席占有率によって一院制と二院制を使い分けるのが
現行制度の活用としては一番いいのでは?
参院に抵抗された首相が衆院解散しても
容易に3分の2を取れないのでは政権交替が阻害される
憲法改正していいなら5分の3で再可決の方が現実的かもしれないが
472 :
無党派さん :2007/07/31(火) 23:47:45 ID:DQY61wK2
>>469 自分の考えている案と良く似ているな。
自分が考えているのは、小選挙区300〜350で比例区が150〜200の
小選挙区敗者救済式比例代表並立制。
以前前スレで他の人もいろいろと書き込んでいたやり方なんだけどね。
まず小選挙区で投票を1回行なう。そこで最多得票者は堂々小選挙区当選。
次に全国の次点候補の得票数と得票率を集計し、惜敗率が高かった候補から
順番に敗者復活(敗者復活区当選)していく。同じ惜敗率のときは、より多くの
票を得た人間を優先して当選させていく。
この方式であれば、例えば1票の重さが比較的軽い都市部の民意が反映され
やすくなる(大接戦に持ち込んだ場合その選挙区から2人議員が誕生する事に
なる上、伝統的に都市部は有権者数が多いためさして投票率が高くなかったと
しても候補者の得票は農村部の選挙区と比べて多くなりがち)。
つまり、1票の格差を投票段階でもある程度緩和してくれる可能性がある。
473 :
無党派さん :2007/08/01(水) 00:06:07 ID:HdJ9wCfC
>>471 数だけでなく、時間という要素も盛りこめるな。
イギリスは1年後に2分の1で再可決だし。
474 :
A-11 :2007/08/01(水) 00:20:14 ID:7WVULlf7
>>444 コンビニへ行っても電機屋へ行っても似たような機能の商品が10種類は並んでいるだけでは飽き足らず、
「IT技術の発達により、これからは多品種少量生産の時代が来る」とまで言われる時に、
n(nは任意の定数)政党程度を前提とした選挙制度を何年保たせるつもりですか?
これからの選挙制度は、政党数が有権者数と同数になっても対応できるモノでなければ、駄目だと思います。
フランスの二回投票制の第1回投票は定数2の単記非移譲式投票なので、
定数1の単記非移譲式投票で二大候補にしか票が集まらないのと同じ理由で、
三大候補への投票しか決選投票の顔ぶれに反映されず、4政党にすら対応できるか疑問です。
NZ方式はこのようなことが起こらず、特定の政党数を前提としない制度の一つです。
ちなみに、オーストラリア上院はNZ方式=優先順位付き単票移譲式を大選挙区で用いており、
(有権者数/選挙区定数)=必要得票数(基数と呼びます)を越える票を得た候補者の票は、
超過分が各票に比例配分され、各票記載の優先順位に従って当落未定者へ流されます。
http://www.australia.or.jp/gaiyou/japanese_resources/pdf/election2004.pdf このためオーストラリア上院方式では
> 5人区なんて逆に有権者が困るだろ、
> 2人以上候補立てたら誰に投票していいか自分たちで票割りしなくちゃ。
なんて事は選挙制度がやってくれる(
http://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kokai18.pdf イギリスで比例代表制といえば、名簿式よりこちらの方が名高い)ので、
政党は平気で同じ選挙区に候補者をワンサカ(定数を越えても問題なし)立てるし、
有権者は票割や泡沫候補かどうかを気にせず投票します。
そんなNZ式とその仲間たちに触れてなお、フランスの二回投票制が良いだの5人区以上は駄目だのとは、私には理解出来ません。
475 :
無党派さん :2007/08/01(水) 00:32:24 ID:DPjWOvTd
>>444 は「NZ方式でもいいけど」って書いてるけど?
476 :
無党派さん :2007/08/01(水) 00:54:29 ID:W2h5UCU4
477 :
A-11 :2007/08/01(水) 00:58:35 ID:7WVULlf7
>>471 極端な選挙制度にしても、実質一院制なのでは?
クローン候補を定数分立てて容易に選挙区定数を一党で独占できるクセに、
選挙区が大きくなる分選挙区間の個性が均される単純(完全or無制限)連記は
選挙区間の個性が強く出て全勝が難しい小選挙区制より2/3が奪りやすいし、
極端な話「第一党に議席全部を配分」制とかなら、1議席奪れる政党は全議席を占有することになります。
カナダや、衆議院(郵政選挙とか)の小選挙区・参議院の一人区をみれば、
小選挙区制ですら2/3独占は簡単であり、二院制になる頻度が十分あるか分かりません。
というか、小選挙区制・連記制は与党議席占有割合の制御が非常に困難であり、
民意に反する一院制と二院制の切り替えが頻出します。
一院制と二院制の切り替えは別に国民投票で行うのが素直なやり方なのでは?
いずれにせよ、「憲法より選挙制度の方が弄り易いから」という考えで歪んだシステムは、後々の禍根の原因になります。
478 :
A-11 :2007/08/01(水) 01:11:37 ID:7WVULlf7
>>475 「NZ式でもいい」=「NZ式以外にもいいモノがある」と私は解釈しますが、
NZ式の「有権者の選好順序そのものを投票」という発想を知った当時、私は他の制度が全てクソに見えました。
今でも、私の中で「NZ式以外にもいいモノ」に値する選挙制度は、
NZ式と同様に有権者の選好順序そのものを扱うシステムと、
選好順序では対応できない戦略投票を前提とする二分型投票(と、その仲間たち。鋭意準備中。)だけです。
だから、「フランス式でもいい」すら、私には理解できないのです。
479 :
無党派さん :2007/08/01(水) 01:12:14 ID:W2h5UCU4
>>477 まあ、キミが延々と述べているゴタクはもっともだと思うけど
現実には当面は憲法の枠内で最も有効な制度を選択するしかないと思うよ
それと現行制度ですら理解できない有権者がかなり多いのに
選挙区制と比例代表以外の制度を導入するのは、非常にハードルが高いだろうな
むしろそのあたりをどうクリアするかの方が問題だろう
480 :
無党派さん :2007/08/01(水) 01:17:26 ID:0jK4utHt
うん、衆参の比例なんか、どやって当選決めてるか分からんもん。
481 :
無党派さん :2007/08/01(水) 01:19:51 ID:DPjWOvTd
と言うか、そのNZも含めて、 各国の選挙制度の比較対照評価みたいなのを 分かりやすく概説してある本、どっかにない?
482 :
A-11 :2007/08/01(水) 02:04:25 ID:7WVULlf7
>>479 憲法の枠内? めんどくさいなあ。
「第一党に議席全部を配分」か「ただの比例代表か」を選ぶ票でも加えます?
これなら選挙制度改正だけで、一院と二院の切り替えを実質国民投票で出来ます。
さらに、以下の条件を満たす党
・国会での党議拘束制度を持つ。
・党議拘束内容は党内議会によって決める。
・党内議会の議員への選挙権・被選挙権を、国の有権者全てに保証している。
・その他、憲法の枠内の国会では出来ない改革を党内議会が達成している。
に国会全議席の占有保証と助成金を与えるのは、政党助成法と選挙法だけで何とかなるでしょう。
要するに、議会機能を全部政党の私的機関に移した上で、その私的機関を助成法適用条件で弄り倒すわけです。
国の全ての意思決定システムを一つの党に占有させること、
その党の意思決定システムの公共機関化を義務付けること、
憲法の枠内では実現できない国の意思決定システムを、その党の意思決定システムに採用させることは、
憲法の枠内で今すぐ可能です。憲法の枠内? めんどくさいなあ。
…本当かな? 法律家のチェックを求む。
483 :
無党派さん :2007/08/01(水) 02:26:57 ID:saHiNhYa
要するにオマエみたいに理屈ばっかりこねていても 選挙制度は良くならないということさ
484 :
A-11 :2007/08/01(水) 03:24:49 ID:7WVULlf7
>>479-480 戦略投票を考慮しない限り、有権者がどやって当選決めてるかを知る必要は無いと思います。
有権者の選好順序そのものを扱うシステムだけでも何種類もあります
http://en.wikipedia.org/wiki/Preferential_voting が、どのシステムでも有権者に求められるのは同じ「候補者を自分の好みの順に並べろ」ということだけです。
現行の選挙区制・比例代表だって、どちらも「一番自分の考えに近い人へ投票しろ」ということを分かってれば大丈夫では?
(ホントにやると、死票になったりして折角の一票が役に立たなくなるのが、現行制度ですが…)
戦略投票まで考えると、当落決定プロセスまで有権者は理解する必要がありますが、
現行制度の選挙区制で戦略投票されると、民主制の根幹を揺るがす現象
>>444 が起きるので…。
それ以前に、戦略投票に耐えれる制度なんて二分型投票程度しか選択肢が無いんですね。
取り敢えず、定数一人(では最もお勧め)の二分型投票は裁判官の国民審査並に当落決定プロセスが簡単です。
全ての小選挙区・首長選を二分型投票「一人一票差」に置き換える程度なら、
現行の単記非移譲式投票「一人一票」を理解してない方が、先入観が少ない分むしろ好都合です。
485 :
無党派さん :2007/08/01(水) 03:57:29 ID:0jK4utHt
だめだこりゃ
486 :
無党派さん :2007/08/01(水) 04:20:01 ID:W2h5UCU4
>>484 うん、だからNZの制度が一番いいらしいということはわかったよ
で、どうやったら民主党の頭の固い小選挙区論者の意見を変えられるだろうかね?
自民党も大政党有利の制度を変えるつもりはあまりないと思うよ
487 :
無党派さん :2007/08/01(水) 07:20:23 ID:Y4hifr2G
■阿倍政権の倒閣を企てた官僚達の二重クーデター■ URLを書くと、フィルターで撥ねられるみたいです。 田原総一朗の政財界「ここだけの話」 7月19日 ↑でググるべし! >社会保険庁が自ら情報をリーク >安倍内閣は、小泉前首相ですらできなかった、いわばタブーである二つの改革をやろうとしている。 >一つは社会保険庁の解体と民営化。もう一つは、公務員の天下りの改革だ。 >これまで各省庁の官房長が握っていた天下り斡旋の権限を奪おうというのだ。 >これこそが、今、安倍政権が非常に窮地に立たされている最大の原因だと思う。 >安倍内閣は、社会保険庁を解体して、一度全員クビにして、民営化すると言っている。 >社会保険庁の役人というのは官僚だ。官僚というのは決してクビにならない、決して倒産しない、 >さらに天下りできるという、非常に安定した身分だ。それを「解体!」と言った。 >社会保険庁は厚生労働省や官邸に一切報告しなかった。 >民主党の長妻昭議員が社会保険庁に手をつけたのが去年6月、 >そして、5000万件以上もの行方不明の年金があると発表したのが今年2月。 >ところが、安倍首相や塩崎官房長官がこのことを知ったのは6月に入ってからだ。 >つまり、社会保険庁は、政府・官邸には何も知らせずに「大丈夫、大丈夫」と言いながら、 >民主党を中心にした野党、そして週刊誌、新聞に、 >いかに年金の記録がめちゃくちゃになっているかを、どんどんリークしたのだ。 >官僚が公務員改革に反対するのはわかるが、なぜメディアも反対するのか。 >それは例えば、例えはあまりよくないかもしれないが、 >日銀の福井俊彦総裁が「村上ファンド」に投資した資金で多くの利益を得ていた問題があるが、 >マスコミは最初これを大きな問題にしなかった。 >マスコミというのは一見“官僚叩き”に見えるが、重要な情報源である官僚たちと徹底的に戦えないのだ。 >そのマスコミが、「官僚が安倍政権を見限った」とやたら報じている。 >マスコミも巻き込む形で、官僚たちの必死のクーデターが今、功を奏してきているのだ。 ■コピペ歓迎■
488 :
無党派さん :2007/08/01(水) 07:31:55 ID:nroD8+as
ポリティカルコンパス コミュニタリアン 権威 コンサバティブ ↑ B | A | C | @ | 再分配←−−−−−−−−−→市場 | D | G | E | F ↓ リベラル 個人 リバタリアン 1.コンサバティブ グローバリズム 主要メディア 読売 @コンサバティブ・リバタリアン 小泉 武部グループ 二階グループ Aコンサバティブ・コミュニタリアン 安倍 町村派 2.コミュニタリアン 伝統・共同体 主要メディア 文春 産経 Bコミュニタリアン・コンサバティブ 石原 山崎派 伊吹派 国民新党 Cコミュニタリアン・リベラル 津島派 麻生派 古賀派 谷垣派 高村派 3.リベラル 人権・福祉 主要メディア 毎日 朝日 Dリベラル・コミュニタリアン 公明 社民 共産 横路グループ Eリベラル・リバタリアン 菅グループ 4.リバタリアン 自由・私的財産権 主要メディア 日経 Fリバタリアン・リベラル 鳩山グループ 川端グループ 新党日本 Gリバタリアン・コンサバティブ 小沢グループ 前原グループ
489 :
無党派さん :2007/08/01(水) 07:40:51 ID:IEIyN8Lc
490 :
A-11 :2007/08/01(水) 14:21:12 ID:7WVULlf7
>>486 私は「定数一人(では最もお勧め)の二分型投票」と書いており、
二分型投票 > 戦略投票という壁 > その他の選好順序投票 > NZ(最も原始的な選好順序投票)
> 政党数の上限という壁 > その他の全ての現行制度
なのですが…。
以上の制度で定数1で使える制度は全て、小選挙区制と排他ではなく、小選挙区信者の転向は難しくありません。
特に「政党数の上限という壁」を越えた制度は全て、候補者調整が必要ないので、
時々分裂選挙で野党に漁夫の利を奪われる与党や、
何の役にも立たない八方美人しか公認できない寄り合い政党には、それなりのメリットではあります。
勿論、「政党数の上限という壁」を越えた制度では二大政党制は崩れがちです。
政党の利益は捨て派閥・議員個人の利益を取るよう、説得の重点に注意する必要があるでしょう。
491 :
A-11 :2007/08/01(水) 14:22:05 ID:7WVULlf7
>>490 あと、どの選挙制度改正についても言えることですが、改正当時在職中の議員は全て、新制度での競争への適応を犠牲にしてでも旧選挙制度の下での競争に最適化された方々です。
イギリスで考案されたNZ式がイギリス旧植民地では普及しているのにイギリス本国では殆ど使われないのは、クソ制度に当選するよう最適化された議員が反対しているためで、
クソ制度に最適化されてない候補者は、最適化された議員との競争に敗れて議場には居ません。
我が国だって比例代表制を導入するとき、クソ制度に最適化された議員の同意を取り付けるために、ブロック制を付け足したり、
政党勢力比が旧制度と変わらないよう小選挙区制との割合を調整したり(だから、小選挙区:比例=2:1の割合は弄ってはいけないのです)、後々の禍根を仕掛けまくっています。
大きな改善が見込める=大きな変化が伴う選挙制度改革は、それだけで困難です。
かといって、小さな変化で済む=小さな改善しか望めない改革であなたは満足できますか?
それとも、小さな変化で済むのに大きな改善が見込める手が…首長選・小選挙区に二分型投票を導入することだと思います。
どうせ我が国の大政党は、単記非移譲式小選挙区に適応するためだけに派閥が政党連合を組んでるに過ぎず、
二分型投票を導入したところで、普段崩れている政党連合が選挙中も崩れっぱなしになるだけです。
しかし有権者にとっては派閥単位で民意を託すことが可能になり、二大政党の二者択一からの飛躍的な改善です。
492 :
無党派さん :2007/08/01(水) 14:46:25 ID:tomlGxIu
憲法の枠内での選挙・議会制度(短期的な是正)と 憲法改正を踏まえた選挙・議会制度(中・長期的な是正)は分けて考えようよ。 A−11氏はずっと後者なんだから前者から文句言っても意味がない。 彼の意見がいいとは言わないけど理論(理屈)と現実性は分けて考えないと。 ただ前者の場合も党利党略はここではある程度抜きにして 「無知のヴェール」でも被って議論した方が建設的だ。 自分も支持政党はあるがその政党の選挙制度をここでは持ち出さない。 で、前者の立場にたった議会と選挙制度について。 前提:今日の議会への民意の代表は政党を介して行われる。 衆院は多様な民意を集約し、参院は多様な民意を反映する。 但し参院のそれは衆院の優越を害さず、かつ商議的でない範囲で。 衆院:小選挙区制を前提とし、必要ならば比例代表を用いた制度。 比例代表制を用いるのは民意を過度に集約する弊害を防ぐため。 比例が好ましくないなら民意を直接に議会に反映するなら、政局の安定を図るためにも すべて二人区にする方が好ましい。選挙の面白みはなくなるが民意は集約される。 参院:都道府県を単位とした政党名による比例代表制(全国区を廃止して地方区に振り分ける)。 小政党(相対的に少数派である民意)が存在することは可能であるし、 かつ衆院での民意の集約を害さないよう大政党にも不利ではない。 それ以前の問題:定数増してもいいから一票の格差を是正しろよ。
493 :
無党派さん :2007/08/01(水) 14:54:04 ID:0jK4utHt
格差解消さえやれば、自民だろうが民主だろうが簡単に吹っ飛ばせる。 二大政党の片方が、第三の勢力に取って代わられる可能性もあるだろうね。
494 :
A-11 :2007/08/01(水) 19:24:51 ID:7WVULlf7
>>493 そしてアメリカ・イギリスのように、生き残った二大政党の片割れAと、第三の勢力Bによる、二大政党制が長期間続くと。
その時は「国土の均衡ある発展のためとか言って格差を再び復活させれば、AだろうがBだろうが簡単に…」
…おっと、短期的な是正の話でしたね。
>>492 二人区の面白みが無くて、というか、二人区の当選結果が民意に鈍感になるおそれがあるなら、
オーストラリア上院方式
>>474 でも用いればどうでしょう?
自民も民主も新風も票割れを気にせずに造反候補をバカスカ立てれるので、
自民・民主対決では無風でも、自民(民主)系の中でどの候補が当選するかには民意が鋭敏に集約されます。
そのくせ、比例代表の一種なので、政党の括りから見れば自民系と民主系の分けで安定します。
また、定数二人程度なら、無制限連記でも相当凝った比例代表が使えます。
票に優先順位を書き付ける手間や戦略投票まで考慮するなら、比例代表無制限連記の仲間の方が良いでしょう。
495 :
無党派さん :2007/08/01(水) 21:48:40 ID:0jK4utHt
民主党が参院でどんな改正案出すか、予想してみなよ。
496 :
大選挙区論者 :2007/08/01(水) 23:49:47 ID:KBNgbZQi
今回の選挙で参議院自民党がほぼ壊滅したから,参議院改革が進む可能性はあるだろう。 小沢はもともと参議院の貴族院化を提唱してたし。 ただ,一院制は勿論,参議院の権限を少なくするだけでも改憲が必要だし,改憲しないで現在の権限を保ったまま 大選挙区や二分型投票や単記移譲で非政党化を図ると,抵抗勢力の牙城になりかねない。 改革派首長に抵抗する地方議会のように。 改憲しなければ両院の位置づけを再構築するような改革はできないし、選挙制度の問題だけなら、 それほどひどい問題は現在抱えていないと思うがな。 現行制度のまま一票の格差を減らすには定数を増やすしかないが、 東京の定数をこれ以上増やせという希望は聞かないし、ふるさと納税なんて話が出るくらいだから、 現状に不満を持ってるのはむしろ地方だろう。
497 :
大選挙区論者 :2007/08/01(水) 23:56:17 ID:KBNgbZQi
一つの可能性だが、参議院の貴族院化を意図して非政党化を促す選挙制度改革をしてから、 制度上の不備を正すために両院の地位を見直す改憲に向かう、ということはありうる。 10年単位で先の話だろうが。
あぼーん
499 :
無党派さん :2007/08/02(木) 00:27:57 ID:SclyJDAD
>>496 何言ってるの?
東京の定数を7に増やした上で、都内と都下に分区してもらわなきゃ困るよ。
あと、国民投票の時は一人一票だから都市部に都合悪いようなものは通らないよ。
500 :
無党派さん :2007/08/02(木) 00:49:33 ID:EBTC5pWk
貴族院化というと響きは悪いが、任命制の方向で考えないとまともな参議院にはならないだろうな。
501 :
大選挙区論者 :2007/08/02(木) 00:58:15 ID:ErCZwJeJ
>>500 改憲しないと任命制にはできないし、任命できるような権威はどこにもないだろう。
任命制にするぐらいなら一院制にするよ。
502 :
無党派さん :2007/08/02(木) 01:29:33 ID:EBTC5pWk
一院制にするんだったら、修正意見をだしたり、批判したりするくらいの 拒否権の無い有識者会議的な上院をそこにくっつけりゃいい、とも言えるな。 任命制の実態はそんなところで、下院の優越の大幅強化が不可欠なのは確かだ。実質一院制ってぐらいに。 むしろ小沢がやるとしたら、優越の見直しが先で、参院が影響力のなくなった頃に、有識者の院としての 任命制参院を打ち出してくる気がする。 そうなると有識者会議で、飲み屋チェーンの社長に教育再生を語らせる胡散臭さはなくなるかもねw 任命者は首相とか県知事とか、いろいろありえるかな。後者の場合は任命ってよりは間接選挙だが。
503 :
無党派さん :2007/08/02(木) 01:36:44 ID:EBTC5pWk
補足で。 たしかに改憲しない前提なら現状維持か大選挙区しかなさそう。
504 :
無党派さん :2007/08/02(木) 02:40:41 ID:SclyJDAD
2倍以下に収まるなら、何でもいいよ。
505 :
無党派さん :2007/08/02(木) 06:22:11 ID:L0mGIDvq
また2倍か。 なぜ2倍以内ならいいのか、2倍以上じゃダメなのか、 まったく意味不明だ。
506 :
大選挙区論者 :2007/08/02(木) 08:22:41 ID:ErCZwJeJ
非政党化の選挙制度としては無限連記や二分型投票もありだろうが、無限連記だと「不信任」と「棄権」の区別がつかないから、 「信任」を+1、「不信任」を-1、「棄権」を0にしたマークシート式の二分型投票かなぁ。正確には三分型投票か。 定数1だと意味がないし、全国区だと多すぎるから定数3-5のブロック制だろうな。
507 :
無党派さん :2007/08/02(木) 08:32:07 ID:mSWkDrsI
>>505 小選挙区制の場合、定数に拘らないなら
2倍以上なら2つに分割するのが当然
508 :
無党派さん :2007/08/02(木) 08:34:17 ID:mSWkDrsI
>>491 小選挙区制がクソ制度だということを
A11が頑張って普及させてくれ
509 :
無党派さん :2007/08/02(木) 13:38:21 ID:SclyJDAD
参院の改正案はどうなるんよ? 比例を削って選挙区に配分か?
510 :
無党派さん :2007/08/02(木) 19:15:06 ID:L0mGIDvq
>>507 参院は小選挙区じゃないから、参院には関係ない話ってことでOK?
511 :
A-11 :2007/08/02(木) 20:12:45 ID:MHYl1hav
>>506 > 正確には三分型投票か。
"Range voting"の仲間ですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Range_voting#Strategy 単純な当落判定手法のモノでは、戦略投票に晒されると結局二分型投票になってしまうので、
開票の手間の割りに効果は少ないと思います。
また、比例代表用の当落判定手法は、Range votingでは二分型投票よりもマイナー…私は知りません。
二分型投票のモノをどうRange votingに一般化するかで意見が分かれるかもしれません(鈍意準備中)。
まあ、手間を除けば二分型投票で得られるモノ全てが手に入るので、二分型投票が駄目なら、三分型投票がいいと思います。
>>508 >>490 を参照。
あと、大選挙区制・比例代表制と、オーストラリア上院方式
>>474 や比例代表用無制限連記とかも相互排他ではありません。
これらを用いる程度で政党を消去法で選ぶことが無くなるので、
他の問題(ゲリマンダー
>>395 とか)が残っていても、
突発的な争点に埋没せずに、解決するまで選挙結果を左右する争点になります。
よって、小選挙区制を粉砕するよりApproval votingを普及させる方が先です。
というか今時、単記非移譲式投票
>>439 がクソ制度だと思ってない人は、他の制度を知らない人以外にいないのでは?
>>508 さん程度でも、Approval votingをこれらの人に教えることで、少しは役に立ちます。
512 :
無党派さん :2007/08/02(木) 21:45:50 ID:SclyJDAD
そんなにヒマじゃないだろ?
513 :
大選挙区論者 :2007/08/02(木) 22:53:29 ID:ErCZwJeJ
>511 なんで優先順位や二分型投票でなく三分型かというと,優先順位や二分型では特定候補についての棄権ができないから 有権者の負担が重くなりすぎるから。それだとオーストラリアのようにドンキーボートが横行するから, 「よく知らない候補については棄権する」という選択肢が必要。まあ,オーストラリアの場合は棄権罰金制度のせいもあるが。 電話帳並のマニフェストを配ったり,何十人の候補者にすべて順番をつけたりするような制度はもたない。 私の提唱している大選挙区は単記非移譲だが,何百人候補がいても実際の選択肢に挙がるのは数人だろう。
514 :
無党派さん :2007/08/02(木) 23:08:49 ID:NRg7laMm
>>511 オマエがそんなたいしたもんなら、オマエがやれ
515 :
無党派さん :2007/08/02(木) 23:11:40 ID:RzeBHLY+
私案 非拘束比例(選挙区は県単位、20以上は分区) 投票は政党、個人どちらも可、無所属も可 定数は投票数で比例配分 共倒れも無くなるし、一票の格差も生じないし、いいと思うんだけどな
516 :
無党派さん :2007/08/02(木) 23:44:57 ID:RzeBHLY+
>>515 は衆院の制度案
個人的には衆院こそ民意の反映を図るべきだと思う
しかし極端な小党分立は避けたいところ
517 :
大選挙区論者 :2007/08/02(木) 23:46:08 ID:ErCZwJeJ
>515 定数が0の県というのは流石にないだろうから1は最低保障するんだろうが、それなら半分以上は1人区になって、 結局県単位で人口比例の選挙区制とあまり変わらないだろう。 ただでさえ小選挙区は二大政党の対立になりやすいし、比例にすればますます政党化が進む。 全国比例がなくなるぶん、大政党有利になるのは避けられないだろう。 個人中心で政局から距離を置き、急激な変化を嫌うというのが参議院の本来の理念だが、それと真逆の方向になるのではないか?
518 :
A-11 :2007/08/02(木) 23:51:04 ID:MHYl1hav
>>513 今のところ単純二分型投票(棄権つき)専用っぽいですが、信任する候補と拒否する候補をそれぞれ連記して、
(信任票の数/(拒否票の数+信任票の数))が大きい順に当選させるのはどうでしょう?
つまり、「その候補は私は良く知らぬ」棄権票は「その候補は良いと知っている」信任票と「駄目だと知ってる」拒否票で按分する訳です。
その候補を知らない棄権票=0の所為で信任率が無条件に50%(有力候補の信任率並)に近づくよりは、
「有力候補に比べればまだまだだな」「いや、有力候補を越えるぞ」と知ってる有権者の知識を活かす方が良いと思います。
また、この方法だと投票率の低い候補者への投票は、投票率の低い選挙での投票と同様に、自分の一票の力を上げることが出来ます。
このため、有権者は「他の有権者の知らない穴場候補」を調べるようになり、候補者別の投票率の差が均され、
「信任1票拒否0票=信任率100%」みたいなことは起きないと思います。
519 :
無党派さん :2007/08/02(木) 23:51:11 ID:ErCZwJeJ
>516 ああ 衆議院ならありうるか。小政党が大都市だけを基盤にするようになって、地方の小政党支持者の意見が反映されないという問題はあるが。
520 :
大選挙区論者 :2007/08/03(金) 00:07:55 ID:LcIHyWmD
>518 率でなく、単純に信任票マイナス不信任票の差で決めればいいだろう。公明や共産のような拒否率の高い政党が出にくくなるきらいはあるが。 以前、二分型投票は実権のない象徴型大統領を選出するのには有効、と言ったと思うが、貴族院型の上院も個人の人格重視という意味 では、だれからも拒否されないこと、という基準はあっていい。
521 :
515 :2007/08/03(金) 00:16:32 ID:nUX0OZT4
>>519 その点が一番の問題ってのは分かってる
ただ中選挙区のときより、定数が増えるから、ノーチャンスではないだろう
522 :
大選挙区論者 :2007/08/03(金) 00:27:22 ID:OcH6/dGV
>521 比例代表で政権選択型の選挙にしたいなら、比較第一党(第一連合)に無条件で過半数の議席を与えるという方法もある。 これは実際やってる国もあったはず。
523 :
無党派さん :2007/08/03(金) 12:37:13 ID:cqJGM4Dq
トルコだっけ。全有権者の3割の得票で議会の議席の2/3を取ったとかなんとか。 比例の足切りなんて実質死票なのに死票嫌いの反小選挙区派が 制限条項付の比例代表制を支持する理由がいまいち分からない今日この頃。
524 :
無党派さん :2007/08/03(金) 16:59:40 ID:ZtAaEcrJ
今朝新聞見たら、参議院の1票の格差が4倍以上(鳥取比)の選挙区が次の5つ。 神奈川、大阪 ・・・・・・現行定数6(改選数3) 北海道、兵庫、福岡 ・・・現行定数4(改選数2) とりあえず各定数2増(改選数1増)、計10増やってください。
525 :
無党派さん :2007/08/03(金) 20:28:29 ID:1vvtjhr8
選挙制度に関しては、各院の議決が尊重されるんだっけ? 衆院はともかく、参院の改正は確定だな。
526 :
大選挙区論者 :2007/08/03(金) 23:07:11 ID:OcH6/dGV
>>521 そのほかの問題としては、
・大都市圏以外の大半の選挙区では定数が5-10程度になって,極端な小党分立ではないが単独過半数は難しく,政権選択の選挙にならない。
・有名候補が同一選挙区にいると,個人の得票が他より低くても当選する逆転現象が起こる。
・共倒れはなくても同一政党内で個人の順位を争うことにはなるから,政策論争でなく中選挙区的な利益誘導の選挙になる可能性がある。
衆議院で非拘束名簿式比例代表というのはいいと思うがね。参議院のようなタレント候補でなく首相公選の要素が出てくるから。
>>523 ギリシャだったか。トルコは足切り率が高い。
だが,制限付きの比例代表って,もともと比例代表の国が政治を安定させるための改革として導入するもので,もともとが小選挙区中心なら導入しようって話にはならんのだよな。選挙のやり方が根こそぎ変わるから,政治家が対応しきれない。
527 :
無党派さん :2007/08/03(金) 23:11:39 ID:S6hEtFM1
>>524 神奈川、大阪増、福島、岐阜減まではいいが
それ以上は増減した後の比率が「逆転」してしまう
したがってそれ以上となると比例から定数を回すしかない
それにしても神奈川を増やさなかったのは、公明は手抜かりだったな
528 :
無党派さん :2007/08/04(土) 13:45:40 ID:yYeGo77E
今のとこ、選挙区73・比例48でしょ。 比例から選挙区にどれくらい回せば、格差2倍以下になる?
529 :
無党派さん :2007/08/04(土) 18:15:40 ID:l8IF21YV
人口60万の鳥取が1であるからには、人口120万以上の県は2人区でなきゃダメだし、 240万人以上は3人区、360万人以上は4人区、480万人以上は5人区となる。 となるとかなりの選挙区が増員になる。50ぐらい必要じゃないかな。 比例全部回しても足りないな
530 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:10:25 ID:SnVhBHXb
とりあえず次回までに4倍以内にするべきだろう したがって比例48→45と岐阜、福島減で524の五県を増 6年後には3倍以内を達成するべきだろう そうすると比例は半分くらになるか
531 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:15:29 ID:SnVhBHXb
訂正 3倍以内にしようとすると、ほぼ比例はなくなるね
532 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:22:14 ID:5pcDaxtu
>>526 確かに問題と言われればそうだが
1番目の点はそもそも極端な議席を与えないための制度だし、
2番目の点は比例という面を前面に押し出せば理解されると思う。
3番目の点は比例で個人を選ぶ要素を加味すると、そういう面が出てくることは避けられない。
まあ自分でも、これが最良だと主張するつもりはないよ。小選挙区も拘束比例も好ましくないと考えているからこうなった。
まあ、この制度の最大の問題点は某宗教政党にとって最適な制度になりかねないところ。
533 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:30:47 ID:adQAPo8J
胡散臭いのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
534 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:31:29 ID:adQAPo8J
535 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:33:35 ID:SnVhBHXb
再訂正 実際やってみたら選挙区93比例28で3倍以下になる この程度なら現実的に可能かも
536 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:46:46 ID:l8IF21YV
なんかそうなると、2人区以上は大都市特権みたいになるなあ
537 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:48:37 ID:05lsXNmW
自民党と民主党の見せ掛けの対立劇はもうバレてると言うのに、改めて指摘されて、 ま〜だ猿芝居を続けてるよw 一度嘘を吐くと前の嘘を隠す為に次ぎから次ぎへと嘘を吐いて行くのに似ているね。 策士策に溺れると言うか、今度は自分で自分の首を絞め始めたよw 政治家一代やっただけで巨万の富を築いている者が居るよね。 政治家の給料である歳費だけで色々出費もあるだろうしそんな事はあり得ない。 よっぽど悪いことをしてなければ無理。 昔は賄賂。色々世間の目が厳しくなったが、政治家連はちゃんと抜け道を作っていた。 今は政治献金を着服すると言うやり方らしい。 それが出来なくなったら、そりゃ困るだろう。 政治資金収支報告書に本当に一円から、記載されるようになるか見ものだなwwww
538 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:54:53 ID:yYeGo77E
>>536 2人区以上てことは、2人区も含まれるよね?
539 :
無党派さん :2007/08/04(土) 19:55:45 ID:xjCcTjLO
参議院:比例代表制(75×2)←民意(特に少数意見)反映のための選挙 衆議院:小選挙区制(400)←政権選択のための選挙
540 :
無党派さん :2007/08/04(土) 20:03:46 ID:SnVhBHXb
>>539 そういう意見は多いけど、百歩譲ってそれをやるなら
定数は逆に衆院150参院200×2ぐらいじゃないと
衆院は与党議員が7割以上になるのが常態化するわけだから
各党が参院で比較的安定的な議席を一定数確保できるようにしておかないと
とんでもないことになる
541 :
無党派さん :2007/08/04(土) 20:06:02 ID:CrJKr2dj
>>540 別に逆にする必要なんかなくて、単に参院増やせばいいだけ。
なんで衆院減らそうとすんの?
542 :
無党派さん :2007/08/04(土) 20:12:10 ID:Dz6hD6s3
参議院に関してだけど、1.5人区や2.5人区は作れないの? 例えば1.5人区だと3年ごとに一人改選の年と二人改選の時が交互にある たとえばうちは2人区だけど、もし将来1人区になったら 自分の県の参議院議員が4人から一気に半減するというのもどうかと思う。
543 :
大選挙区論者 :2007/08/04(土) 20:13:08 ID:tEC4WZYi
>>539 参議院を少数代表の議会にするのはいいかもしれないが、貴族院のように権限を削る必要は出てくるだろう。
少数代表でも比例代表だと政党の数合わせの議員が増えて参議院の理念に反する。
政党化すると衆議院の政局が参議院に持ち込まれるという問題も残るし。
少数代表なら私が言っている「絶対得票型大選挙区制」の方が参議院向きのはず。
544 :
無党派さん :2007/08/04(土) 20:18:15 ID:l8IF21YV
>>538 うん。
だって岐阜まで1人区だと、2人区ですら茨城長野以外には政令市があるわけだからね。
そのうえ神奈川選出だった議員が比例で当選できたり、千葉で落選した衆院議員が
比例で当選できたりするわけだしさ
545 :
無党派さん :2007/08/04(土) 20:22:39 ID:SnVhBHXb
>>544 3倍でも十分過ぎるほど1人区優遇だと思うが
546 :
無党派さん :2007/08/04(土) 21:59:31 ID:5pcDaxtu
参院はブロック比例ぐらいでいいじゃないかな とにかく、1人区と2人区以上が併存しているのは変だよ。
547 :
無党派さん :2007/08/04(土) 22:39:20 ID:wCgUcL8+
参議院議員(選挙区選出)一人当たりの人口 -150 神奈川(6) 大阪(6) -*** -140 北海道(4) 兵庫(4) -*** -130 -*** 福岡(4) 東京(10) -120 愛知(4) 埼玉(6) -*** -110 -*** -100 千葉(6) 群馬(2) 栃木(2) -*** 岡山 静岡(4) 三重(2) -*90 熊本(2) -*** 鹿児島(2) -*80 -*** 茨城(4) 山口(2) 長崎(2) 愛媛(2) -*70 広島(4) 青森(2) 奈良(2) 岩手(2) 滋賀(2) 沖縄(2) -*** 京都(4) -*60 新潟(4) 山形(2) 大分(2) 宮城(4) -*** 石川(2) 宮崎(2) 秋田(2) 富山(2) 長野(4) -*50 岐阜(4) 福島(4) 和歌山 香川(2) -*** 山梨(2) 佐賀(2) -*40 福井(2) 徳島(2) 高知(2) 島根(2) -*** -*30 鳥取(2) -***
548 :
無党派さん :2007/08/04(土) 22:40:36 ID:wCgUcL8+
549 :
無党派さん :2007/08/04(土) 22:41:30 ID:yYeGo77E
参議院の改正案は、参院を通った時点で成立したと思っていい? 衆院が、これを否決するとは思わないけど。
550 :
無党派さん :2007/08/04(土) 22:44:46 ID:SnVhBHXb
おそらく選挙制度の改正案が出される時は 衆参とも与党が過半数の状況だろうから 参院を通過すれば衆院も通過するはず
551 :
無党派さん :2007/08/04(土) 22:57:56 ID:yYeGo77E
>>550 じゃなくて、参院自身の制度改正案を衆院が潰すて有り得るの?
民主が過半数取ったから、参院は次の選挙までに間に合うと思ってるんだけど。
552 :
大選挙区論者 :2007/08/04(土) 23:24:26 ID:tEC4WZYi
>>551 法律なんだから衆議院を通らないと成立しないだろう。
あと、参議院でも民主は単独過半数は持ってない。比例を減らして選挙区を増やすのは共産と社民が呑まないし、強引にやればできるだろうが、社民とは選挙協力もしてるからここで揉めたくはないだろう。
定数を増やして格差を少なくする方法もあるが、世論が認めないだろう。
再編含みなら、定数是正だけでなく選挙制度を変えることもありうるが、そこまでできるかはわからん。
553 :
無党派さん :2007/08/04(土) 23:38:35 ID:yYeGo77E
じゃあ、2010年も今と同じか・・・
554 :
大選挙区論者 :2007/08/04(土) 23:47:09 ID:tEC4WZYi
定数5-10のブロックに再編して、制限連記や単記移譲式や二分型投票にするって方法もあるんだが。 これなら導入のハードルは高くないと思うのだが。 参議院自民党が反対してた参議院改革は通るんじゃないかなぁ。 本来なら、参議院議員は政党助成法の対象から外して「政策研究費」とかの名目で議員個人に配るようにするべきだと思うが。
555 :
無党派さん :2007/08/05(日) 07:53:01 ID:821vvvnp
小選挙区制は a.二大政党による政権交代を容易にしながら b.第一党が安定多数を得やすくしている しかし、 c.二大政党以外の第三の政党の進出→二大政党の入れ替わりを絶望的に困難にする。 a.b.を長所と認め、c.をも可能にする制度として「3人区2名連記制」がいいと思う。 二大政党がほとんどの国民のニーズをカバーしている内は、実質小選挙区と同じ(2:1の2をどちらがとるか) に機能するし、第二党以下も普通1/3の議席は確保できるので、完全な小選挙区制のように一党による議席 の寡占を容易にすることもなく、比例代表制を継ぎ足す必要も無い。 その一方が支持をおとせば、第三党が(2:1の1をとっていくことによって)第二党になり、次の選挙で第一党と 政権争いをすることも可能になる(c)。 要するに、埼玉、神奈川、千葉、大阪の選挙を2名連記(票割り不要)でやれということ。
556 :
無党派さん :2007/08/05(日) 08:36:00 ID:7rhqpIsd
なんというノリタケホイホイ…
557 :
大選挙区論者 :2007/08/05(日) 12:23:52 ID:SYGjjn5B
>>555 与党に過半数を与えるが三分の二は与えない、という制度にはなるだろうが、第2党が実際の得票率以上の勢力を得ることになるから、
55年体制のような1と1/2政党制になるのではないか?
一定の議席が保証されると、第2党が万年野党の地位に安住してしまうことがありうる。
558 :
無党派さん :2007/08/05(日) 13:46:44 ID:GB0uCjhJ
衆院選が終わらないと、何も動かないのか・・・
559 :
無党派さん :2007/08/05(日) 18:43:03 ID:0cpPm9/8
>>555 その制度もいいと思うが
現実的には衆院の完全小選挙区化をいかに阻止するかが
焦点になってくると思うが…
560 :
無党派さん :2007/08/05(日) 20:07:40 ID:GB0uCjhJ
衆院は、15増15減やって終わりじゃないの?
561 :
無党派さん :2007/08/05(日) 21:22:24 ID:821vvvnp
>>557 >55年体制のような1と1/2政党制になるのではないか?
第二党も各選挙区に2人立候補させるようになるから(1人だけの立候補は損)、
第一党が駄目なら、今回の参議院選挙のように一瞬で第一党がかわるので
55年体制の社会党のような「万年野党」にはならないと思うが。それと第二党と
第三党の争いも起こりやすい。(第二党のでき次第では、「第1党-第3党」とか、
「第2党-第3党」というタクティカルな投票も可能になる)
ま、現実には
>>559 のいう通りで、
>>555 は俺の脳内妄想でしかないわけだが。(笑)
俺は基本的には、政権交代が容易になる小選挙区制に賛成なんだが、小選挙
区制は二大政党化を進めるにはいいが第三の政党が育ちにくいという欠点がある。
比例代表制で少数意見も(少しだjけ)くみ上げるというのではなく、積極的に(第一、
第二の政党が駄目なとき)第三の政党が第一、第二の政党に変わりうる仕組みが
あったほうが変化の時代には望ましいと思う。
戦後はじめて本格的な政権交代可能な二大政党制になりつつある日本にとっては
「時期尚早」のテーマのような気もするが。
562 :
大選挙区論者 :2007/08/05(日) 21:33:49 ID:IWfCqxqc
>>561 二大政党制の改善、という意味なら第3党の成長を期待するより二大勢力の拘束を緩くした中道右派連合と中道左派連合にすることを考えたほうが現実的じゃないか?
二回投票制の小選挙区とか。
まあ、イタリアやフランスでも似たような試みはしてたが、あんまりうまくいってないようだが。
563 :
無党派さん :2007/08/06(月) 13:32:14 ID:DjANlKzn
自民党は実質三分の一政党で、残りはどことどこよ?
564 :
無党派さん :2007/08/06(月) 13:34:10 ID:HHctt9tk
>>562 その制度の欠点は、おうおうにして
・企業や金持ちの減税を主張する党
・増税して貧乏人にバラまく政党
の二大政党になって、中流の有権者の受け皿がなくなりやすいことだ
だから561の考えに基本的に賛成
米英でもそういう意見が出てきている
565 :
無党派さん :2007/08/06(月) 13:40:47 ID:ChJisb9f
566 :
412 :2007/08/06(月) 14:47:43 ID:O62BQpRJ
>>515 その制度は私も考えていた.ただ,県単位でなく中選挙区単位の非拘束式を考えている.
投票は個人名のみで良いのではないか.
567 :
無党派さん :2007/08/06(月) 15:55:48 ID:HHctt9tk
小選挙区制って、議員自身にとって一番不幸だと思うけどねえ 党の方針が自分の考えと全く違っていても 有権者の前ではそれを言えないんだから
568 :
無党派さん :2007/08/06(月) 17:17:25 ID:a7xx3bGx
>>567 そんなに受け入れがたい方針がマニフェストに入れられることは、滅多にないでしょ。
569 :
無党派さん :2007/08/06(月) 17:18:20 ID:77jScz3o
■田舎者に支配される日本■ 税金は平等なのにその使い道を決める議員の数は不平等W 特定の地域の声ばかりを重視する異常な選挙制度だ 神奈川選挙区 【定数3 】有権者数 : 7183647 239万人で議員1人 大阪選挙区 【定数3 】有権者数 : 7065610 235万人で議員1人 東京選挙区 【定数5 】有権者数 : 10437556 208万人で議員1人 愛知選挙区 【定数3 】有権者数 : 5747445 191万人で議員1人 埼玉選挙区 【定数3 】有権者数 : 5728082 190万人で議員1人 青森選挙区 【定数1 】有権者数 : 1180500 118万人で議員1人 和歌山選挙区 【定数1 】有権者数 : 860395 86万人で議員1人 福島選挙区 【定数2 】有権者数 : 1673447 83万人で議員1人 徳島選挙区 【定数1 】有権者数 : 667524 66万人で議員1人 佐賀選挙区 【定数1 】有権者数 : 691270 69万人で議員1人 鳥取選挙区 【定数1 】有権者数 : 492867 49万人で議員1人
570 :
無党派さん :2007/08/06(月) 17:27:21 ID:ChJisb9f
全部比例にすれば平等この上なし
571 :
無党派さん :2007/08/06(月) 18:54:27 ID:LY8Zg9DJ
>>567 意見の集約をどこで行うかというだけの問題だよ。
小選挙区制では、選挙前(候補者決定時)に党の方針が集約される。
中選挙区や、多党連立状態の比例代表では、それが選挙後まで持ち越される。
候補者、有権者ともに、それを自覚せずにいるために、
小選挙区の弊害に見えてるのだと思う。
このまま小選挙区を続けていくなら、予備選などを取り入れ/参加し、
候補者決定時の意見集約過程において自らの意見を盛り込む形への
形式・意識両面からの変革が必要になる。
572 :
無党派さん :2007/08/06(月) 19:06:17 ID:HHctt9tk
>>571 それは理論上の話であって、現実には国会の現場に
考えの近い代表が少数でもいるのといないのでは大違いだよ
在野の言論には影響力に限界があるからな
573 :
無党派さん :2007/08/06(月) 20:09:56 ID:LY8Zg9DJ
>>572 それは国会における意見集約に時間がかかるわけで、一長一短。
是非は人それぞれだろう。俺もあまり小選挙区は好まない。
ただ中選挙区から小選挙区への選挙制度改革では、議席配分の時点で意見集約の
かなりの部分すませ、国政のスピードアップを図ったのが本質であることは確か。
問題は、マスコミ、政党、有権者ともに、小選挙区化の本質(意見集約ポイントの変更)を
自覚しないまま選挙制度改革が行われてしまったことにある。もしかしたら政党は
わかっていたのかもしれないが。有権者側はほとんど自覚してない。
制度改革を再び行い小選挙区をやめるか、党員化、予備選への参加などを通して、
選挙前の候補者選出において有権者が政治的影響力を行使するようになるか、
どちらかが不可欠だと思われ。
574 :
無党派さん :2007/08/06(月) 20:48:36 ID:HHctt9tk
政治家はわかっていての確信犯か、わかっていないのかは別として 政党内に意見集約の機能が持ち込まれるのを明らかに嫌っている 573の言うように、有権者のせいにするのはあまりにご都合主義
575 :
無党派さん :2007/08/06(月) 20:57:31 ID:LY8Zg9DJ
ご都合主義っていわれてもな。
そうしなければ、有権者は政治参加ができなくなるだけ。
政治家が、有権者の思惑とは関係ないところで政治家であり続けられると
思ってるのが、
>>574 の変なところ。
576 :
無党派さん :2007/08/06(月) 21:02:18 ID:HHctt9tk
政治家はあり続けようとしている 自民、民主は相対的に相手より少しマシなぐらい 有権者の思惑をくみ上げるだけで済ませたい そこが見抜けないのが575のバカなところ
577 :
無党派さん :2007/08/06(月) 21:04:18 ID:LY8Zg9DJ
もはや何が言いたいのか理解不能だ。 政治かは民意を汲みたくないと主張したいのはわかった。 小選挙区は民意集約ポイントが手前すぎると主張したいのもわかった。 で? 政治家が民意を汲みたくなく、また民意を汲まずにやっていけるなら、 今後比例代表や大選挙区への変化は考えられんわな。 何を主張したいわけ?
578 :
無党派さん :2007/08/06(月) 21:38:14 ID:HHctt9tk
そう、政治家は自分たちに都合がいい小選挙区化を進めようとしており 有権者にはそれに抗する有効な術がないということが 現在の議会制度の最大の危機だと主張している
579 :
無党派さん :2007/08/06(月) 21:42:06 ID:a7xx3bGx
実は比例の方が使いかたが難しいんだよな。 純粋に使えてるのは北欧の、人口が多くて1000万ちょっとぐらいの国までで、 ドイツは一回失敗して、小選挙区と組み合わせて足切りをつけたりしてるし。 スペインあたりは小さな州に分けてるし、イタリアは何か変な制度にしてるし。 小選挙区は人口3億のアメリカから、6000万のイギリス、もっと少ないコモンウェルス諸国まで どの国でもそこそこ対応できてる。 選挙で政権を直接選べるのが一番シンプルだもんね。
580 :
無党派さん :2007/08/06(月) 21:45:58 ID:HHctt9tk
そりゃあ、民意をくみ上げる必要性が低い分 統治する側からすれば安定させやすい オレも自分が支配層なら小選挙区制をよしとするだろう
581 :
無党派さん :2007/08/06(月) 22:00:42 ID:DjANlKzn
一票の格差スレ、なくなっちゃったのね・・・
582 :
A-11 :2007/08/06(月) 23:21:47 ID:DcCn7Cfq
>>520 申し訳ありませんが以前のそれでも私は、
人形でも勤まる役職に限らず、全ての択一(定数一つ)の投票に於いて二分型投票が最高であるという、
考えを見直すことが出来ませんでした。
たぶん、私が優先すべきだと思ってる事項をチェックして、それらがクリアされていることを示さないと無理です。
あと、
>>518 を説明し直すと、有力候補でさえ信任:拒否=1:1程度なので、棄権=(信任+拒否)/2にすると、
棄権票を集めるであろう無名のクローン党員までバカスカ立てることにより、
拒否率の高い政党でも逆に、有力候補並に当選を狙えるということです。
「クローンをバカスカ立てる」が流行るのは、定数が限られる選挙では地球環境によろしくありません。
>>555 >>490 以前を読んでませんね。
小選挙区制としか分からない場合に言えること
a.政権交代は容易になるが、二大政党とは限らない
b.その通り(例外は区割りに沿った政治問題だけ)
c.政党割り放題・新規参入し放題かもしれない。
>>567 離党して、刺客(来るのか?)を撃破。
選挙区内さえ押さえれば全国を敵にまわしても安泰、区割り制度の本懐でしょう。
583 :
大選挙区論者 :2007/08/06(月) 23:47:37 ID:baxtyZ+W
>>582 「信任する候補の名前だけを書く」二分型投票は「不信任の名前だけを書く」二分型投票と理論的には同じだし、
「すべての候補について信任か不信任かを書く」二分型投票とも同じだろう。
つまり信任と不信任との差で当選者を決めていることになる。
それだと、意見が分かれる問題に対して立場を鮮明にしている候補は、知名度が高い総花的な候補に勝てない。
だから参議院では二分型投票でいいが、政権選択をするための投票には不向き。
二分型投票がミスコンや国連事務総長の選出で使われるのもそういう理由だろう。
事務総長は「一番拒否されていない」ことが条件だから。
584 :
A-11 :2007/08/06(月) 23:48:05 ID:DcCn7Cfq
>>573 >>575 「党員化、予備選への参加などを通して」の方を選択したら、
二大政党の片割れが党員費を上げたら、もう片方も便乗値上げして、ウハウハですね。
有権者は党員になるのが義務付けられてるし、
二大政党の片方が自滅しない限り、自分で党員費の安い政党を立てても駄目ですから。
参入障壁の高い寡占市場ですから、企業側に義務を課さないと駄目になります。
さらに、予備選も小選挙区制と同じ定数一つなら、
小選挙区制と同様に票割れを恐れたりして、
予備選候補者も実質的な選択肢が二つしかない二大「派閥」制になる可能性が高いです。
党員の意見集約が、予備選では無く、予備選候補決定時に行われるわけですね。
こうなると、各政党の派閥に「予備選予備選」を義務付ける必要が生じ
…
こうなると、各政党の派閥の…派閥に「予備選…予備選」を義務付ける必要が生じ…、
止まりませんな。
585 :
無党派さん :2007/08/07(火) 00:21:49 ID:Kxfh4hog
政策通には2択じゃ不満かもしれないけど、国民の7割の投票者みんなに わかりやすい制度としては、2択が一番簡単だからなあ。 政策通のみなさんには、予備選で難しい制度を導入すればいいんじゃないの?
586 :
A-11 :2007/08/07(火) 00:35:26 ID:v68Qdidp
>>583 信任・拒否の閾値を有力候補を二分できる程度にすることが、最適な戦略投票だと以前のスレッドで書いたはずです。
「信任出来るか否か」が閾値ではないのです。
長所も無い総花的な候補が、「有力候補並」というハイレベルな閾値を越えた、と認める有権者を得るのは困難です。
「「信任」する候補を書く」では戦略投票、すなわち、二分型投票の特徴を理解しているとは認められません。
587 :
無党派さん :2007/08/07(火) 00:40:11 ID:8nRY+pDd
>>585 平均的な能力の日本人であれば4択ぐらいまでは問題ないだろう
だから中選挙区制はそれなりに機能したと考えられる
588 :
大選挙区論者 :2007/08/07(火) 00:44:30 ID:CeVbUeu2
>>586 現実の有権者が皆戦略投票をするわけではないだろう。
「顔と名前を知ってる」+「批判されていない」だけでマルをつける理由になる。
第一、小選挙区で二分型投票をやったらデュヴェルジェの法則が働かない分、多党分立になって政権選択にならないから
小選挙区制をやるメリットがなくなるだろう。
589 :
A-11 :2007/08/07(火) 00:44:38 ID:v68Qdidp
>>585 政策を少しでも知ってる人には1択じゃ不満かもしれないけど、国民の10割の投票者みんなに
わかりやすい制度としては、1択、すなわち選挙無しが絶対に簡単だからなあ。
政策通のみなさんには、独裁政党に入党でもして予備選で難しい制度を導入すればいいんじゃないの?
北朝鮮万歳!?
590 :
無党派さん :2007/08/07(火) 01:40:49 ID:QAxgZYAS
予備選に負けたとしても本選に出れない制度じゃないんなら コネチカットのリーバーマンみたいなことも可能だろうよ。
591 :
A-11 :2007/08/07(火) 02:06:39 ID:v68Qdidp
>>588 どんなに多党分立になっても、少なくとも定数一つの二分型投票では、
当選者は他のどの候補者と一対一選挙をやっても良い成績を出します。
選挙予測が大幅に外れてない限り、当選者は有力候補の中にいるので、
他の候補と一騎打ちをすれば
>>586 で述べたことが繰り返され、
他の候補は二分型投票時の信任率と似たような得票率しか得られないからです。
その他ニュージーランド式など、定数一つのマトモな選挙制度は全て、
有権者集団全体をまとめて代表する者を選出するために作られたものです。
多党分立だろうとデュヴェルジェの法則が効いてなかろうと、関係ありません。
有権者を複数のピースに分けて代表させる比例代表と混同しているのでは?
ちなみに、「どの政党相手に一対一選挙をやっても、高い得票率を出す政党」と「政権」が同義かどうか、私は述べてません。
参考
コンドルセ勝者
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%95%E7%A5%A8%E3%81%AE%E9%80%86%E7%90%86
592 :
きんだい :2007/08/07(火) 03:42:55 ID:VeNc2hTs
総理大臣をリコールしたい 知事や市町村長はできるのに。 今ほど、国政にリコールが必要だと思ったことはない。
593 :
無党派さん :2007/08/07(火) 06:58:39 ID:ddx6VqoZ
>>584 第三党が登場する可能性はゼロではないので、そういう結論にはならない。
594 :
大選挙区論者 :2007/08/07(火) 08:17:55 ID:CeVbUeu2
>>591 二分型投票では議員一人一人の正当性はあっても、議院全体としては総理大臣を選ぶ選挙にならない、といっているのだが。
合意形成型の議院にしたいなら比例代表を基本にするべきだろうし。
595 :
無党派さん :2007/08/07(火) 08:18:44 ID:Kxfh4hog
>>587 しかし判断基準は地盤看板鞄と、落としてくれるカネの額とかだったからな。
>>589 極端を飛び回ってるなw
596 :
無党派さん :2007/08/07(火) 12:22:22 ID:8nRY+pDd
597 :
無党派さん :2007/08/07(火) 13:30:41 ID:oL1hMH58
例えば、 衆議院議員は完全小選挙区制、参議院議員は完全比例選挙区制、 閣僚になれるのは衆議院議員だけにするとかね
598 :
無党派さん :2007/08/07(火) 14:32:17 ID:4EEctqaB
小規模な改革案として、比例区の非拘束名簿で、当選順を決めるのに Approval votingを導入するのはどうかな? 有権者は投票先の政党の名簿をとり、それぞれに○か×をつける 政策がぐちゃぐちゃな自民・民主を政策本位で再編する為に役立ちそう
599 :
無党派さん :2007/08/07(火) 15:55:13 ID:8nRY+pDd
600 :
無党派さん :2007/08/07(火) 16:47:50 ID:uPhHkXB9
>>596 そうやってごまかす奴が多いんだよねえ。
601 :
無党派さん :2007/08/07(火) 17:36:38 ID:8nRY+pDd
600とかな
602 :
A-11 :2007/08/08(水) 23:55:41 ID:fbJH3ir4
>>594 地方政党が地方の選挙区で二大政党の片方を泡沫候補に追い込み、「一人の総理候補の信任投票」化した、
いや、「総理は誰が良い?」という争点が地方の独立とかの争点に埋没した選挙区が沢山あるイギリスよりは、
総理大臣を選ぶ選挙になっていると思います。
区割りのある選挙制度では、
「全国政党の公認が無い者の当選は取り消される」程度の縛りが無い限り、
区割りに沿った票田を持つ地方政党・無所属の当選を排除できません。
総理候補を抱える全国政党が彼らに泡沫化されないためには、
選挙区内の予測順位のみしか考慮せず、全国レベルのことを考慮しないデュヴェルジェの法則では駄目です。
そもそも、アメリカみたく総理選出しか仕事が無い議会=大統領選挙人ならともかく、
総理を選ぶだけが仕事では無い議会の選挙で、総理選挙に争点を絞ることは無理なのでは?
603 :
無党派さん :2007/08/09(木) 00:14:12 ID:PzqQCWwj
>>602 無論、単純小選挙区が政権選択に最適な制度とは思っていないが、
「小選挙区でも完璧な政権選択ではない」 だから 「政権選択を考慮する必要はない」というのは詭弁だろう。
少なくとも、今の日本では衆議院を小選挙区にすることで政権選択が成立している選挙区が多くなっている。
604 :
無党派さん :2007/08/09(木) 04:01:41 ID:NdT7HFSM
有権者は本当に政権選択をしたいのかね? それより自分の考えに近い代表を国会に送りたいんじゃないか? A−11はわかりにくい日本語だが 何を選択するのかを含めて有権者に選択権がある制度もあると主張しているわけで その方が小選挙区制よりマシなのは明らかだと思うが
605 :
無党派さん :2007/08/09(木) 07:09:06 ID:zcwQKwsy
>>604 上2行は、勝手な推測でしかないな。もちろん、あなたはそうなのだろうけど。
606 :
無党派さん :2007/08/09(木) 14:05:34 ID:NdT7HFSM
605こそマスコミの論調を安易に取り入れているだけではないか?
607 :
無党派さん :2007/08/09(木) 14:06:30 ID:NdT7HFSM
まあ支配層が小選挙区制を望んでいるのはわかるし 605のようなバカがそれに踊らされているという事実も認めよう
608 :
無党派さん :2007/08/09(木) 14:58:20 ID:xxLPTe1d
他人をバカ呼ばわり出来る人間の主張を、まともに 聞く人がいるかいないかすら理解想像出来ないとは カワイソス(´・ω・`)
609 :
無党派さん :2007/08/09(木) 19:01:22 ID:zcwQKwsy
何でいきなり絡まれてるのかワケわからん。
610 :
無党派さん :2007/08/10(金) 10:28:14 ID:n4/hV/T/
衆議院は○増○減の応急処置をするとしてさ。 参議院はそろそろ抜本的改革をしないといけないと思うんだが この参院選でこの選挙制度で民主党が勝っちまったわけで、 選挙制度の改めは難しくなったか。
611 :
無党派さん :2007/08/10(金) 11:05:33 ID:DAtmW5KF
個人的には衆議院は政権選択できる選挙と位置付けて、 300小選挙区+惜敗率順に100人敗者復活 が良いと思う。 参議院は昔の衆議院選挙みたいな 中選挙区 が良いと思う。 候補者の顔が見えない比例はいらない。
612 :
無党派さん :2007/08/10(金) 11:22:38 ID:VQbRyZ9O
惜敗率より得票数の方がいいと思うが
613 :
無党派さん :2007/08/10(金) 11:25:39 ID:EjkRcZgU
>>612 投票率アップに効果的な方法かもしれない。
614 :
無党派さん :2007/08/10(金) 11:59:59 ID:YQvzvAxx
>>610 逆じゃないか?
自民党が勝ち続けてきたから制度改革が進まなかった。
民主党が勝ったことで、自民からも制度改革の声が出てくるだろう。
615 :
無党派さん :2007/08/10(金) 14:09:52 ID:hV6V1O4m
中選挙区制を推す人はこのスレでは珍しい
616 :
無党派さん :2007/08/10(金) 15:32:17 ID:VQbRyZ9O
そうでもない
617 :
無党派さん :2007/08/10(金) 17:53:10 ID:xFjR6KsL
>>604 確かに、意見のあう政党の候補を当選させ、議場に座らせることに満足する人は多そうだ。
しかし、そうやって議会に送っても、永遠の野党で、実際に政策が実現する可能性もないようでは、
有権者のオナニーで、それこそ巨大な死票みたいなものだということもできる。
有権者の死票の受け皿を作れるのは確かだと思うが、それが本当に有権者の利益かは微妙だよ。
618 :
無党派さん :2007/08/10(金) 18:06:01 ID:VQbRyZ9O
>>617 連立ということもある
二大政党なら、おそらくどちらにも不満が大きい有権者が大部分だろう
619 :
無党派さん :2007/08/10(金) 18:08:54 ID:VQbRyZ9O
つまり617のような考えもあれば、オレのような意見もある それはそれでいい 問題は小選挙区制というのは、選挙制度自体がそうした 有権者の嗜好というものを一方に限定してしまう点だ 比例代表的な制度でも有権者の選択によっては多党制にはならない ところが小選挙区制は、政党システム自体を制度が既定してしまうのだ まあこれ以上の話はa11がする方がいいだろう
620 :
無党派さん :2007/08/10(金) 18:22:49 ID:VQbRyZ9O
617が金持ちか貧乏人なら、そういう主張をするのもむべなるかな 二大政党というのはつづまるところ金持党と貧乏党だ オレは中流だから、中流向けの第三党を国会に送り その党が金持党か貧乏党と連立することによってしか 利益を代表されえない ここで政党内での意見集約などといいださないでくれよ 法律で我々が保障されている選択の機会は選挙だけなんだから 反論する前に自民党と民主党の現状をよく見てみることを勧める
621 :
無党派さん :2007/08/10(金) 18:25:11 ID:VQbRyZ9O
ちなみにまがりなりにも党員を党首選びに参加させている政党は 実質的に一つしかないよ
622 :
無党派さん :2007/08/10(金) 20:04:52 ID:956na0E6
参院の複数区を見ればむしろ中選挙区制がいかに民意を反映しないか分かると思うけど。 世の中には組織票や宗教票があるんだから、民意の集約を必要としない中選挙区制では いかにデタラメな政策をとっても負けないという事が起こってしまう。 実際、今回の埼玉・神奈川等では自公票の合計は01年小泉ブーム時とほぼ同じ。 元々殆どの人は固定された投票しかしないから中選挙区や比例では選挙結果は毎回同じになってしまう。 それこそが自民の数十年の独裁を許してきた大きな原因だし。
623 :
無党派さん :2007/08/10(金) 21:44:44 ID:qbT2YXRC
中選挙区は反対。区割りと定数割り次第では特定宗教に国が支配される
624 :
大選挙区論者 :2007/08/10(金) 22:55:01 ID:cUSbHmKA
>>619 小選挙区制でも地域代表による合意形成型議会になることはあるぞ。
それに小選挙区は負ける時は圧倒的に負けるから、支持を失った政党が退場して新しい政党が生まれるという新陳代謝もある。
比例代表で二大政党になるのは単に二つの政党の支持率が高いというだけで、
有権者の総意として政権選択型の政党システムをとっているわけではない。
小選挙区も比例代表も制度だけで政党システムが決まるわけではないが、
議会のあり方が選挙制度に影響されるというのは当然だろう。
>>620 先進国の二大政党は、両極端になるよりむしろ中道の支持を得ようとするために
両党間に政策の違いがなくなるという弊害が指摘されているが。
625 :
無党派さん :2007/08/11(土) 14:07:44 ID:8Dy+JnoE
統一地方選まであと2年半強。 それまでに解散総選挙は確実に来る。 鬼のような案だが、民主が政権を取ったら即時に都道府県議会の 選挙制度を比例代表制に改める。 そうすれば巨大な自民の県議会議員団を一掃できるぞ。
626 :
無党派さん :2007/08/11(土) 14:08:16 ID:8Dy+JnoE
間違えた、地方議員の任期は4年だから3年半強ある。
>>624 政党交付金制度がセットにあるので実際には新陳代謝の可能性はほぼ皆無です。
>>617 それを決めるのはその有権者本人。
628 :
無党派さん :2007/08/11(土) 21:55:05 ID:Z9YT7DZA
629 :
A-11 :2007/08/13(月) 00:19:15 ID:JvwT8TK2
遂に、Approval votingの比例代表への拡張の決定版
単票最適配分無制限連記投票(長ったらしいーー…)リリース!
http://www7.tok2.com/home/aaaaaaaaaaa/pav.html 従来の比例代表への拡張案では、当選確実な候補の連記にも、
当選がやっとの候補の連記と同じ水準のペナルティが科せられるため、
当選確実な候補を連記から外すことが戦略投票として有効になり、
「適切な水準を決めて、その水準を上回った候補は全員支持、上回れなかった候補は全員拒否」
という単純かつ選好順序を偽らない戦略投票が成り立ちませんでした。
しかし、今回の案では当選確実な候補連記のペナルティが泡沫候補並に引き下げられたので、
先の単純かつ選好順序を偽らない戦略投票が成り立つようになりました。
これにより、定数一つのApproval votingの持つ優れた性質を、
定数が2以上の比例代表制でも使用することが選択可能になります。
特に、単記非移譲式投票の比例代表制では歪みが目立ちすぎる定数一桁程度の選挙区で、
従来の制度では達成できない大きな改善が期待できるでしょう。
630 :
無党派さん :2007/08/13(月) 14:54:12 ID:FAJR498S
所属している団体で小選挙区選出の先生を囲む会があったので そのときに選挙制度改革について直接聞いてきました。 ・衆議院・参議院ともに同時に改正すること ・衆議院の比例復活制度の見直し(これはかなり反対が強いらしい) ・衆議院の比例ブロック単位→全国単位 ・衆議院の小選挙区定数増と比例区定数減(50議席前後の意見が多い) ・参議院の選挙区の県単位→道州単位 というようなことが前向きに検討されているとのこと。 おそらく3年後の参院選までに制度は改正されているんじゃないかと 話していました。
631 :
無党派さん :2007/08/13(月) 17:23:44 ID:lHVQlfX0
>>627 有権者が、どうしても小さな政党に投票して、小さな政党を議席に座らせたいと考えるのは、
その有権者の自由だし、有権者の勝手だろうね。
しかし、それが大義名分みたいになって、小政党支持者のために小政党有利な制度を取り入れ、
小政党支持者以外がみな迷惑することになっては本末転倒なんだよねえ。
本当に、小政党支持者の自己満足が大事なのか、その人たちのために多数派は我慢すべきなのか、
ちゃんと公平になっているかなど、そのあたりを考えた上で制度をかんがえないと。
632 :
無党派さん :2007/08/13(月) 17:40:39 ID:ts4nwrZi
>>631 有権者が、どうしても大きな政党に投票して、大きな政党を議席に座らせたいと考えるのは、
その有権者の自由だし、有権者の勝手だろうね。
しかし、それが大義名分みたいになって、大政党支持者のために大政党有利な制度を取り入れ、
大政党支持者以外がみな迷惑することになっては本末転倒なんだよねえ。
本当に、大政党支持者の自己満足が大事なのか、その人たちのために少数派は我慢すべきなのか、
ちゃんと公平になっているかなど、そのあたりを考えた上で制度をかんがえないと。
633 :
無党派さん :2007/08/13(月) 17:55:05 ID:kiV+L8Ru
中選挙区制なら定数3の2連記制以外は非現実的 さらに同選挙区からの3回連続当選を禁止すれば(ゆるいジプシー選挙) かなり良い制度として使えるのではないでしょうか?
634 :
鳥 ◆mvbAaCg33o :2007/08/13(月) 20:22:00 ID:QzpQDVpp
| |) ○ |・(ェ)・ ) みんな発想が狭いね。 |⊂/ これからの時代はインターネットを利用した選挙制度だよ。 |-J まず携帯やPCなどのネット環境を国民に義務化する。 そしてこれらを利用し議員を選んだり重要法案を直接国民が投票できるようにする。 議員は自分のへの投票数を国会での法案議決時にそのまま投票できる。 これにより投票数が違う議員が同じ力を持つ矛盾を解消し、より民意を反映できるようになる。 議員への投票はいつでも他の議員に変更できる。 そして規定数を割ると議員を失職する。 この制度よって格段に民意を反映し、格安政治システムが実現する。
635 :
無党派さん :2007/08/13(月) 20:40:34 ID:WLCswREh
>>631 少数派である以上少数派が多数派に選挙で敵わない事は自明だ。
多数派であるにもかかわらず、更に既に多数派に有利を与える制度に
胡座をかきながらも選挙で満足するような結果を得られない者が
我慢だ迷惑だと更に多数派の都合に沿う制度設計を採ることが
公平ないし公正を期すことだと云うならコントだわね。
>>630 やっぱりアホの上塗りみたいな制度になっていきそうだね。最悪。
637 :
無党派さん :2007/08/13(月) 22:37:42 ID:6SH3XEGl
>>630 いったん小選挙区制にしてしまうと、既存の二大政党で
このように自分たちに都合のいい改悪が繰り返されるようになるのが
一番コワい
638 :
無党派さん :2007/08/13(月) 22:42:34 ID:rh29MYlm
比例のブロック制って小党派不利なんだよ。 で、当時の政権党の連立与党と自民の苦肉の策というか。 社会党は反対する力もなかったからあれだけど。 結局オール与党だったわけであの時期は。 社会党は共産の伸長で票を食われることを危惧した部分があって 一番の責任者の与党・政府は共産の伸長を物凄く恐れたわけで。 試算だと、ものすごくのびるであろうと予測されちゃって それで幹事長が比例全国ブロック駄目だ。と
639 :
無党派さん :2007/08/13(月) 23:02:58 ID:Z04rJhkV
一票制にしとけばいいのに
640 :
無党派さん :2007/08/14(火) 06:36:49 ID:0cRR3Xon
>>630 に追加
・参議院の選挙区の県単位→道州単位 ってところだけど
現在は衆院の比例ブロックのそのまま移行っていう意見が
多いけど、そうなると定数が10人を超える選挙区が出てくる
んでおそらく別の分け方になるだろうと。
3〜5人程度の中選挙区制にしたいらしい。
1人区で惨敗して懲りたのかも。
641 :
A-11 :2007/08/14(火) 15:30:31 ID:5nuk17fk
>>634 そこまでやったら、議員を廃止して国会自体をネット上の議決システムに置き換えればいいのでは?
審議はそこらの(公式のも一応用意するが)掲示板で行い、
提案された議案は、有権者の過半数の賛成or反対が集まるまで放置するのはどうでしょう。
出席者(どこに出席するんだ?)の過半数ではないので、審議に出られない忙しい有権者の議決権は侵害されないし、
有権者の過半数の賛成or反対が集まれば、態度未定の有権者がどう動いても議決が変わることはありません。
642 :
無党派さん :2007/08/14(火) 16:04:43 ID:UwD0fO1C
停電や故障、本人による自由意思下の投票の証明、 障害者や個別端末を保持する環境にない人達など 電子投票オンリー制度は弊害・不安だらけ。 わざわざ費用と手間をかけ監視員を置いた投票所 に、投票場所を限定しているかを考えてもいない 安直な考えですね。
643 :
無党派さん :2007/08/14(火) 16:50:31 ID:cPcOQGul
参院選挙区をオザマンダーすると 鳥取島根を合区 福島岐阜長野宮城を減=5 神奈川大阪北海道兵庫福岡 一票の格差も相当縮む上に 山陰の自民鉄板区が減り長野は民主鉄板福島は民主優位宮城は民主より 岐阜は自民鉄板区になってしまうがしょうがない自民が4も減るんだから 上出来。 増員も大阪は自民が弱いため民主か共産が増、北海道も3番目は民主の指定席 兵庫は学会が強いため公明に有利神奈川は民民自公が固定、福岡は激戦かな? どちらにせよ野党の鉄板が二つ増えるトータルで民主に6増
644 :
無党派さん :2007/08/14(火) 16:59:13 ID:EOqN03uY
>>643 山陰はもう自民鉄板じゃないでしょ。二つとも落としてるし。
岐阜だって今回は民主のほうが多い。
645 :
無党派さん :2007/08/14(火) 17:38:22 ID:8M2Md7O8
>>632 揚げ足とったつもりかも知れないけど、書いてることは別におかしくない。
トータルとして国民の意見を反映して、国民全体の利益になる制度でなければ、
少数意見を尊重しすぎてみんなが迷惑するのも、多数意見を尊重しすぎてみんなが迷惑するのも、
ともにダメだろう。
646 :
無党派さん :2007/08/14(火) 17:40:29 ID:WhnY6Mm8
>>645 オマエの言ってることは根本的におかしいんだよ
小選挙区制は大政党有利だが
比例代表制は別に小政党有利なわかではない
ドント式ならむしろ大政党有利だ
バカじゃないのか
647 :
無党派さん :2007/08/14(火) 18:06:48 ID:8M2Md7O8
>>636 小選挙区制なら、少数派でも連合を組んで、二大政党の片方を支援すれば、そこそこの影響力はある。
比例なら、小さな政党が連立を組んでいけば、与党になって力をもてる。
結局のところ、ある程度の我慢と妥協は必要なんだよね。
多数派も少数派も、二大政党でも小党連立でも。
なのにその中で、どことも妥協したくない、我慢なんて嫌、我々の党が議席をとれるようにしろと
いう“孤立少数派”のために、どれだけ便宜をはかる必要があるかは疑問だ。
誤解の無いようにいえば、同じように“孤立多数派”、すなわちちょっと多数だというだけで、
横暴なことをやるのもまずいのね。
郵政民営化するかどうかで、イエスマンだけ集めて、その政党が圧勝して横暴な運営になるようなことは。
少数意見を反映させるのが正義だとか、そういう価値観で考えるのが無理があるんだろうと思う。
民意の集約をしたいのか、反映をしたいのかが大事で、少数派も多数派もそれにあわせて
戦略を変えるのは可能だからさ。
648 :
無党派さん :2007/08/14(火) 18:22:38 ID:btrIT30w
質問です 選挙の街宣時間て何時〜何時までなのでしょうか? 田舎の町ですが、町議選挙のため、大変うるさいです。小さな町なのに立候補者が、 たくさんいて、街宣活動がやまないんです…
649 :
無党派さん :2007/08/14(火) 18:57:40 ID:0cRR3Xon
650 :
無党派さん :2007/08/14(火) 19:24:44 ID:WhnY6Mm8
議論をするかえるなよ 647のような考え方は大筋では別に誰も否定していない 小選挙区制の欠点は、全然違う問題だろうが
651 :
無党派さん :2007/08/14(火) 19:31:55 ID:WhnY6Mm8
「意見の集約」を国会内で行うか、政党内で行うかだと 小選挙区支持者自身が述べているだろう それなら答えは明らかだ 公法的に保障された国会で行われる方が 密室になるかもしれない政党内部で行われるより余程公正だ 自民党の党内政治を批判してきたような連中が 小選挙区制を支持するのは本末転倒だ
652 :
無党派さん :2007/08/14(火) 19:35:40 ID:NQRdjONF
>>651 密約をやったうえで、審判を仰ぐか、
審判を仰いだ上で密約をするかだよ。
653 :
無党派さん :2007/08/14(火) 19:37:00 ID:WhnY6Mm8
それから小選挙区信者は反対派に多党制志向というレッテルを貼りたがるが 必ずしもそれは当たらない ある程度政党の数を絞り込むために、小政党に不利なシステムを採用するとしても 小選挙区制のような極端なひずみを生じない制度はいくらでもある 結局小選挙区制支持者は、現在の二大政党の既得権を守りたい立場の連中か それに洗脳された人間と言わざるをえない
654 :
無党派さん :2007/08/14(火) 19:39:40 ID:WhnY6Mm8
>>652 全く同意
政党内部の改革が遅れている原因を
有権者の不熱心のせいにするような不心得者が
このスレの小選挙区信者にいる
少なくともそれは自民党や民主党の責任だろうと言いたいね
655 :
大選挙区論者 :2007/08/14(火) 20:12:55 ID:dI/t/i90
>>653 >ある程度政党の数を絞り込むために、小政党に不利なシステムを採用するとしても
>小選挙区制のような極端なひずみを生じない制度はいくらでもある
って何?比例代表のプレミアつきとか?これはこれでデメリットは大きいのだが。
656 :
無党派さん :2007/08/14(火) 21:29:48 ID:WhnY6Mm8
>>655 このあたりはA11に任せるが
例えば定数2〜3の中選挙区制とか、連記式とか
足切りのある比例代表とかNZ型とか
657 :
大選挙区論者 :2007/08/14(火) 22:04:03 ID:dI/t/i90
>>656 それらはそれぞれ一長一短があるからな。
一院制か二院制か、大統領制か議院内閣制か、連邦制か中央集権型か、組み合わせは沢山あるんだから、
どの組み合わせでいくのかを考えた上でないと、制度の特性を生かすことはできないだろう。
少なくとも、小選挙区だけは絶対に駄目という態度では建設的な議論にならないと思うが。
大統領選挙や知事選挙も一種の小選挙区なんだし。
658 :
無党派さん :2007/08/14(火) 22:19:37 ID:WhnY6Mm8
>>657 それは現実の問題として、衆議院の小選挙区化をさらに進める動きが
今の流れの中で一番主要な論点になっているので
小選挙区論者への反駁を優先している
小選挙区論者は、単に英米のマネをしたいというだけで
他の制度とのシステム上の優劣の議論を避ける傾向があるからな
659 :
無党派さん :2007/08/14(火) 22:35:36 ID:9YOY0Ipv
議論を避けてると言うよりも単に喧嘩腰で突っ掛かってくる乞食を無視したいだけ
660 :
大選挙区論者 :2007/08/14(火) 22:41:54 ID:dI/t/i90
現実論でいえば、自民党の一党優位体制が50年以上続いているという現状があるわけで、 自民党に対抗できる一大勢力を作るには小選挙区しかなかったという面もある。 完全比例代表にしたら自民は過半数は取れないだろうが、反自民も一本化しないから 自民中心の連立が固定化した可能性が高い。 まあ、小沢が二大政党制信者だからというのもあるが、これも半ば強引に反自民を一本化 しないと自民を政権からおろせないということが分かってたからだろう。
661 :
無党派さん :2007/08/14(火) 22:52:16 ID:mgA17rAX
完全比例代表たのむでぇ。これだけがワシの票が死票にならない道じゃ。 自民中心の連立が固定化した可能性なんて、 現実の自民の長期政権の前に説得力無い。
662 :
無党派さん :2007/08/14(火) 22:54:58 ID:6QAkt5iU
現行の二院制を前提とすると 首班指名、予算、外交に関する優越がある衆院は民意の集約が為されるべき、 一方、参院は衆院と乖離しない程度に民意の反映があることが望ましい。 少なくとも前者(衆院)に異論がないなら大政党に有利な選挙制度となろう。 それが単純小選挙区なのかすべて二人区(実質小選挙区)プレミア比例代表なのか、 連記式中選挙区なのかはともかく。 このへんは個人の政党観が出るから何とも(小選挙区や拘束比例は党中央の権限が大きくなるだろ)。 参院はもう少し幅をもたせて中小政党(あるいは個人)でも「不利」にならない制度がよいだろう。 現行制度は単記制・奇数区の多さから大政党に有利な制度で衆院と同じ選好となる。 半数改選なんだから急激な議席数の変化は憲法上望まれていない、と仮定すれば 比例代表を軸とした選挙制度がよいのではないか。 大政党に有利にするなら都道府県単位、中規模政党に配慮しつつ衆院の安定を崩さないならば 全国区、ドント式、N%条項などを用いればよい。
663 :
大選挙区論者 :2007/08/14(火) 23:21:08 ID:dI/t/i90
>>661 自民党が細川内閣を潰して自社さ政権を作った手腕を見ると、完全比例代表で非自民政権を維持するのは難しいだろう。
>>662 衆議院を小選挙区にして参議院を比例代表に、というのはわりとよく聞く主張だが、衆議院の二大政党が参議院でも多数派を占めて、
しかも政党の拘束が強いというのはどうかな。
だから私は絶対得票型大選挙区制を提唱してるのだが。
単記移譲式や二分型投票でもかまわないが。
根本的には、改憲で参議院の役割を明確にして権限を縮小することが必要だろう。
664 :
無党派さん :2007/08/14(火) 23:24:43 ID:3MOftnU7
665 :
無党派さん :2007/08/15(水) 00:07:28 ID:wHKWpjx7
>>663 政党政治を前提としながらも政党の「商議」や党中央への高度な集中を避けるならば
衆院は単純小選挙区ではなく1区2議席の小選挙区ではどうだろう(クウェート議会のような)。
将来にわたって非妥協的な地方政党がないという前提では二大多数党いずれかが過半数を得ることが可能で
かつ単純小選挙区とは異なり党中央への高度な権力集中もある程度回避される(個人票で勝てる候補もいる)、
しかも中選挙区時代に見られた五大派閥抗争も回避される。
この問題点は衆院480ならば二大多数党のいずれもが安定多数を確保するのは難しい、
かつ二大多数党が将来にわたって固定化される可能性が極めて高いことか。
双方過半数割れで大連立なんて恐れもある。
政党中央の拘束力の強さは弱まるが「主流」「反主流(非公認当選)」で二大多数党が揺れる可能性はあるか。
まあ政党内の対立軸も鮮明になるからかつての派閥抗争のような弊害はないだろう。
実質4大政党制になってしまうが。
うーん二人区小選挙区は現行二大多数党の永久固定化につながるのが痛いなあ。
安定という点では参院に適しているんだが中小政党(比例公明13%、共産7%、社民4%)などの
民意が反映されず自民28%、民主39%と六割に民意が集約されるのはどうもねえ。
衆院は民意を集約し、参院は(衆院の優越を害しない程度に)民意を反映するのは難しい。
両者とも民意を集約するなら3年ごとにねじれ現象が生じる可能性があり、大連立以外あり得なくなる。
衆院では二大政党の一が必ず過半数を確保できるように(その二大政党の固定化、流動化はみなさんの選好)
参院では安定した大政党、中小政党の分立ができるような選挙制度が望ましいと考えるのだがどうだろう。
666 :
無党派さん :2007/08/15(水) 00:28:58 ID:LGv2j6XM
参院選二人区の状況(無風区振り)を見せつけ られた直後に、二人区制を唱えてくる人がいる とはスゴス。
667 :
無党派さん :2007/08/15(水) 01:27:32 ID:dZHRrBBQ
参院が全議席直接公選を破棄しないことには衆参の権限にこれ以上の優劣を付ける理屈は成り立たない。 最低でも公選を2/3程度に落とさないと衆院の再可決で法案成立とはし難いだろう。
668 :
無党派さん :2007/08/15(水) 01:43:44 ID:wHKWpjx7
>>666 しかし現行の参院の単記奇数区では安定に欠けるんだよな。
参院は憲法上、ある程度安定を求められていると解釈してもいいだろう。
そうなると参院では単記二人区が一番安定がある制度になる。
この場合今度は衆院が問題だなあ。
中小政党、政権選択…
中小政党にもある程度配慮し、参院での安定を維持しつつ、かつ議院内閣制のもと
民意の集約を図らねばならない衆院。
まあ衆院は単記一人区、参院は単記二人区の小選挙区制でもいいかも知れん。
衆院の結果によっては大政党の永久固定化が必ずしも保障されないし
参院はそもそも安定=保守的なもんだ。
問題はこれを基本にどうやっておよそ有権者の1/4ある非二大政党(公共社)支持層の
民意を反映させるか、かなあ。
さすがに衆参両院でこれを切り捨てるのはまずいだろうから結局比例をどこかで用いる必要があるが
それを衆院に求めるか、それとも参院に求めるか。
衆院にそれを求めれば民意の集約にならんしから参院にそれを求めれる方が安定を欠かないか。
衆院の数の暴走を阻止するのならまあ参院に選挙区と半数程度の比例区(ないし全国区)を
設けてもよいかもね。
これで二大党がそもそも議席の1/3ずつを選挙区で確保、残りの1/3の少なくとも半数は二大党が
確保、1/6弱が二大党に組織化されない個人なり政党なりに配分されることになるだろう。
衆院単純小選挙区のため大連立は二大党の自殺行為だから参院で与党が過半数確保できない場合
中小政党との小連立が不可欠…(いまと変わらんなあ)。
自分でここまで述べておいてなんだが二院制で単記二人区は難しいね。
参院でうまく使えば(選挙区と比例区の配分など)半数改選の参院で有効かと思ったが。
669 :
無党派さん :2007/08/15(水) 01:44:15 ID:wHKWpjx7
>>667 憲法改正を前提とすれば議会はどうにでもなる。
仮に議院内閣制を前提としても
かつてのベルギー上院のように三重公選(直接、州議会からの間接、議員団からの選出)+解散のような
システムも可能。英仏独墺のような事実上の一院制も可能。イタリアのような謎の両院制も可能。
別に公選制だからって下院の優越を可能とすることはその国の自由だよ。
両院公選議会での下院の完全な優越はスペイン、ポーランドなどがある。
>>668 じゃ、今のままで。
というか小選挙区制なら少なくとも政党助成金の交付基準を得票比例一本にしなけりゃ
大政党永久固定化の機会は多く、なによりいい加減ペテンだ。
>>647 君がその意に添わない者に公平を齎す必要はないと考えているらしいことしかわからなかった。
二大政党に収斂されない者に死をってことでOK?
>>660 完全比例では自民は一党で戦えなかったと思うが?分党していたんじゃないかな。
671 :
無党派さん :2007/08/15(水) 07:45:48 ID:9QAPHdFU
>>650 >>670 理解いただけないかねえ。
比例は民意をそのまま議会に反映するものでしょ。小選挙区は選挙区単位で民意を集約するものだ。
つまり選挙制度で考えるべきは、民意をそのまま反映か、集約するか、あるいは中間的にやるかであって、
多数派を有利にさせようとか、少数派を有利にさせようとか考えるのは単なる党略で、
目的と結果を取り違えてるんじゃないかということだよ。
君らが集約には問題が多くて、反映を良いと思うのならもっともだが、
少数派に有利な制度をという発想なら、それは少数派の利益誘導でしかないと思う。
その極端な例が“孤立少数派”ね。
他の政党と連立を組み、政策を妥協したり引っ込めたりしてやりくりすることをしない。
他の人々と合同して大きな政党を作り、政策を妥協したり引っ込めたりしてやりくりすることもしない。
ただ、自分たちの主義主張を勝手に叫びたい奴を、少数派重視の名の下に優遇する必要は無いでしょ。
まともに政策を詰めたり調整する政党が損をして、教祖の一声で信者が投票するような組織が
得をするだけじゃないかと。
だからドイツは5%で足きりをするんだろうね。少数派重視は金科玉条じゃないと。
少数派意見の
672 :
無党派さん :2007/08/15(水) 09:05:35 ID:+hX61bb4
>>644 今回のことは例外だと思うんだけど。
他の元自民鉄板区を見てみると
鹿児島 今回は競り勝ったが3千差衆院選でも小沢に狙い撃ち
島根 殿亀除名のせいでえらいことに
山口 地元総理と玉がいいから勝てただけ、衆院では地域差の激しい県だからこうはいかない
和歌山 最大の岩盤、そうかを離反されればあっという間にくずれるが。
群馬 民主の内部崩壊によって一番自民安泰県。
>>671 相変らずわかってないな。
政党中央への権力集中を避けるにも小選挙区制では党公認権の所在により
その機能を損なうことが既に明らかだし、他の制度で避けることが可能なことも
まともに政策を詰めたり調整する政党かどうかの判断は投票者個人に投げられるもので
その党の体質が教組の一声であるかとは別個の問題であることもどうでもいい
君の言い分は二大政党・ブロックへの収斂の拒否を
内実を問わず自動的に切り捨てるシステムの正当化を比較小数と絶対少数を混同させ
少数孤立主義の排除と言い換え為さんとしている以上になっていなく
すっかり聞き飽きた論理だよ。
674 :
無党派さん :2007/08/15(水) 13:44:47 ID:M69PyPFQ
公認権が党本部にあるか支部にあるかは政党によるけどね。
675 :
無党派さん :2007/08/15(水) 15:14:23 ID:Cbb/ie62
>>666 それは衆院が小選挙区だから参院ニ人区が無風になっただけのこと
また連記式なら、政権選択的な要素を残しつつ
候補者の質を選ぶことも可能
>>659 クズ野郎だな
676 :
無党派さん :2007/08/15(水) 15:29:28 ID:Cbb/ie62
>>662 630などから、参院はブロック別比例代表に一本化という
ことに動きそうな気がする
同時に衆議院は比例を全国単位にして、定数を削減ということだろう
したがって当面の焦点は、やはり衆院の残り300数十の定数を
小選挙区制にするのかどうかということになるだろう
このような前提で考えれば、それを単記制のニ人区にすれば長期的には
二大政党ではなく三大政党になるはずだ
したがってA+B、B+C、C+Aといった連立が
通常の政権パターンとなるだろう
677 :
無党派さん :2007/08/15(水) 15:32:21 ID:Cbb/ie62
>>671 その論法だと
なぜ小選挙区制の方がドイツ型併用制よりベターなのかわからない
オレはドイツ型併用制の方がずっといいと思うが…
678 :
無党派さん :2007/08/15(水) 17:49:00 ID:M69PyPFQ
>>675 2人区連記で政権選択的って政党が2人立てて内一人が気に入らない場合どーすんの?
実質無意味じゃねー?
679 :
無党派さん :2007/08/15(水) 17:54:41 ID:M69PyPFQ
>>676 単記制の2人区なら二大政党が関の山っしょ。
現に衆参とも選挙区では概ね自民・民主が1位2位独占っぽいし。
680 :
無党派さん :2007/08/15(水) 17:55:45 ID:Cbb/ie62
現実にありうるパターンとして、自分の小選挙区から 横路とタイゾーと共産が立候補しているとしよう 小選挙区論者によれば、候補者は案山子のようなものだから 自民支持者ならタイゾーに投票すべしということになる このようにして自民が多少優越している限りタイゾーが議員を続け 民主の政策パッケージが若干自民に劣るだけで 優れた議員が落選し続けるということも十分起こる (実際郵政選挙では多くの民主有力議員が復活当選になっている) 議員は国会内で議員にしかない権限を持っており 議員は案山子だからといって、スタッフなどがその役割を 完全に肩代わりすることは不可能だ 小選挙区制が続けば議員の質が低下し、国会が不活発になることは間違いない 少なくとも衆議院には野党議員が非常に少数になる場合が多くなる それをどのように補完するかという視点もなしに やみくもに小選挙区制を信奉するのはいかがなものか 政権選択の役割に特化するなら衆院議員は200人程度でいいし 参議院が国会審議の中心になるなら定数は400ぐらいは必要だろう
681 :
無党派さん :2007/08/15(水) 17:57:57 ID:Cbb/ie62
>>679 それは衆院が小選挙区制だから参院二人区が無風になっているだけ
衆院2人区なら長期的には三大政党になるだろう
682 :
無党派さん :2007/08/15(水) 17:59:28 ID:LGv2j6XM
無党派が最大多数派な政党不信の現状で、比例 中心・完全比例制度は有り得ないでしょうね。 政権不支持な人達を吸収し得ない野党の現状が、 その制度へ議論が進むことを困難にしてるね。 中選挙区制もサービス合戦・派閥政治復活への 拒否感情を突き崩せるとは思えないね。
683 :
無党派さん :2007/08/15(水) 18:05:01 ID:M69PyPFQ
>>680 比例代表で支持する政党の上位陣が軒並み気に入らない場合は〜?
下位に置かれた優れた議員wは案山子と違うのかね?
ホントに優れた議員ならリーバーマンみたいに無所属当選可能だよん。
684 :
無党派さん :2007/08/15(水) 18:06:08 ID:M69PyPFQ
>>681 与野党第一党が2人区連記で候補者を2人立てない理由が一切分からないんでその辺お願い。
685 :
無党派さん :2007/08/15(水) 18:07:14 ID:Cbb/ie62
>>682 実際、小選挙区制を支持する論の背景には
共産、社民、公明に対する不用論があることは理解しているし
そのことは否定するつもりはない
686 :
無党派さん :2007/08/15(水) 18:09:08 ID:Cbb/ie62
>>684 679で単記制と言っているので、その場合は三大政党だろうということ
連記制なら二大政党に近くなるだろう
687 :
無党派さん :2007/08/15(水) 18:13:25 ID:M69PyPFQ
あぁ、
>>678 に答えてはいないのか。勘違いしたわ。
688 :
A-11 :2007/08/15(水) 18:15:27 ID:W/zBjNNC
>>671 "孤立少数派"しか選出しない選挙制度があったとしても、
各孤立少数派間で公平な制度である限り、
戦略擁立・戦略投票の下では、比例代表制になることの証明。
(1)
大政党は、複数の少数派の連合体なので、連合を一時的・戦略的に解くことで、
各分派はそれぞれ、少数派と同じ議席数を選挙制度から得る。
(2)
他の政党と連立するだけの柔軟性・協調性を持つ"協調少数派"は、協調活動を一時的・戦略的に停止することで、
"孤立少数派"と同じ議席数を選挙制度から得る。
(2)(1)より、分派の規模を"孤立少数派"と揃えることで、
各政党は((自政党の規模)/("孤立少数派"の規模))×("孤立少数派"の議席数)
だけの議席数を得る。
よって議席数は、自政党の規模のみを変数とする線形式であり、協調能力の大きさに依らない。
証明終了。
689 :
無党派さん :2007/08/15(水) 18:20:36 ID:Cbb/ie62
>>678 つまり政権選択を優先するか、候補者の質を優先するかを
有権者自身が選択できるということ
政権選択の意味合いは小選挙区制に劣るが
議員の質を高めるメリットの方がより大きいと考える
690 :
無党派さん :2007/08/15(水) 18:33:09 ID:M69PyPFQ
>>680 小選挙区制だと議会が不活発になるってことは英米議会は不活発ってこと?
なんか根本的に違う世界が見えてる気がしてくるよ。
691 :
A-11 :2007/08/15(水) 19:04:32 ID:W/zBjNNC
>>682 無党派が最大多数派な政党不信の現状だからこそ、
Thomas Hareの「個人代表」の理念
「政党が力を持つようになり、個人が軽視されるようになることを懸念」
http://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kokai18.pdf が、必要だと思います。
>>629 やApproval votingは、
二大政党を実質的に前提とした小選挙区制や、政党の存在を前提とした比例代表制と違い、
戦略投票・戦略擁立に至るまで、選挙に於ける政党の役割を徹底的に排除し、
小選挙区制では実質的な確保にまで至らなかった個人の立候補権や、
大選挙区制や従来のApproval votingの拡張では実現できなかった
個人でもできる戦略投票の容易さを、確保しました。
勿論、
>>688 と同様な理由で、個人代表の選挙結果は比例代表と等しくなり、
STVや
>>629 は「完全な」比例代表制に分類されます。
しかし、その理念・仕組みを考えれば、この種の比例代表制を中心とした制度は、
限りある政党では吸収しきれない多種多様な無党派が最大多数派だからこそ、
検討に値するものだと思います。
というか、無党派の存在をもって比例代表制を否定するあたり、スレッドを読んでない方ですか?
マジレスして損した。
692 :
無党派さん :2007/08/15(水) 19:19:26 ID:Cbb/ie62
>>683 比例なら非拘束式が望ましいだろう
リーバーマンについては、小泉や管なら逆風でも当選するだろうと
いうのと同レベルの話
693 :
無党派さん :2007/08/15(水) 19:21:19 ID:Cbb/ie62
>>690 英米がいいかではなく、小選挙区制が他の制度と比べてどうかだろう
復活当選という制度がなければ、「消えた年金」問題もなかった
694 :
大選挙区論者 :2007/08/15(水) 19:38:01 ID:aZrqg4Q3
小選挙区が駄目だというのは、「二大政党による政権選択型モデル」そのものが駄目ではなく、 政権選択型の選挙制度の中でも小選挙区が駄目だということ? 政権選択型の選挙制度は確かに一つではないが、小選挙区は他の制度より弊害は少ない方だろう。 私としては、過半数残し再選挙による内閣公選を推しているが。
695 :
無党派さん :2007/08/15(水) 19:42:18 ID:vf8sWm0y
>>680 小選挙区制においては、有権者は政治的意思を国政に反映したければ
候補者選定に加わる必要があるんだよ。選定作業に影響力を発揮することで、
あなたの例でいえばタイゾーが支部長になるような自体が避けられるわけ。
「そんなの無理、だから小選挙区はよくない」という意見があるのは承知している。
結局、小選挙区制は民意の反映をある程度あきらめる代わりに、
議席配分の時点で意見の集約をかなりすませておくことで、
政策決定スピードを高める制度なわけ。
だから小選挙区を批判するのに、「単に民意が反映されない」と主張しても、
小選挙区支持者からはそんなの先刻承知という反応しか返ってこない。
696 :
無党派さん :2007/08/15(水) 20:21:36 ID:4+6C4tu5
>>692 リーバーマン予備選で負けてるんだけど。
697 :
無党派さん :2007/08/15(水) 20:29:48 ID:4+6C4tu5
>>693 それはただの論点ずらし。
小選挙区だと議会が不活発化するという前提が間違いなら
他の制度との比較したところで結論を誤るだけ。
698 :
無党派さん :2007/08/15(水) 22:36:41 ID:Cbb/ie62
>>695 だからそのあたりを含めて、小選挙区制の問題点まで含めて
信者は論じるべきだろう
697みたいに揚げ足とりをするだけではなくな
まあ、候補者選定に有権者を加わらせるなんてことは
自民も民主もNOと言うだろう
先にそっちに文句を言ってほしいね
699 :
無党派さん :2007/08/15(水) 22:42:37 ID:wKLVZv9i
>>672 今回のは例外だとは思わないほうがいいのでは?
このまま民主が与党になったら地方は自民切り捨てたまま固定化していくんじゃないかな。
700 :
大選挙区論者 :2007/08/15(水) 22:47:42 ID:aZrqg4Q3
>>698 党首選に党員党友を参加させるのは自民も民主もやっている。
小選挙区選は総理を選ぶ間接選挙の意味が強いから、民意の反映としては議員の候補者選定よりもこちらの要求の方が強いだろう。
まあ、国民のほとんどがどちらかの党首選びに参加するぐらいに、国民に二大政党が根付いていないと、小選挙区は民意から乖離する、とも言えるが。
701 :
無党派さん :2007/08/15(水) 22:55:10 ID:Cbb/ie62
>>700 まがりなりにも、一応機能してるのは自民の方だけだろう
702 :
無党派さん :2007/08/15(水) 23:13:43 ID:vf8sWm0y
なんで信者とか洗脳とかいう言葉を使うかな。 普通に小選挙区支持者と言えばいいだけなのに。 口げんかしたいだけなのか?
大選挙区でも比例でも大政党かその残滓は残るけど 少数派は小選挙区で消されちゃうから必死、上品な選挙じゃない、戦争
704 :
無党派さん :2007/08/16(木) 08:33:50 ID:dqr2TeRt
「小選挙区は議会が不活発になる!」 『そんなことないんじゃない?』 「英米はどうでもいい!小選挙区が問題だ!」 『いや英米の小選挙区論じないでどうすんの?』 「揚げ足取りだ!」 議論て何だろうね。
705 :
無党派さん :2007/08/16(木) 14:11:26 ID:cF0gUF1f
小選挙区制による二大政党制化すれば死票が減るってのと、 内閣が与党所属議員の離脱による崩壊がないところが便利なんだよね。 要するに、中選挙区制でも、その二点が解消されれば問題ないのではないかな。 比例区のように、政党名で投票できるようにしてもいいだろうし。
706 :
A-11 :2007/08/16(木) 15:20:00 ID:nmAX+m5h
>>698 政党は、主権者の意思を受けた国・自治体が作る選挙管理委員会のような公的団体では無く、
公的意思の裏付けの無い一部の個人が集まって作ることが法的に許される私的団体です。
当時の公的な存在である国王の裏付けが不要な私的団体(というか、非合法団体)だったからこそ
政党政治が君主政治にピリオドを打つことになったのだし、
公的団体にしてしまえば各公共機関のように、公的裏付けの采配を担う政府・与党の丁稚に成り下がります。
政党に自助努力をお願いする、文句までは結構だと思いますが、
「候補者選定に有権者を加わらせない政党は民主制の敵と見做し、立候補を認めない」という規則の制定は、
現与党好みの「自分の立候補する国を愛する心の無い政党は…」「美しい国を作ることに反対する政党は…」
「…民主制を採る国の一つに害を及ぼす民主制の敵として…」辺りから始まって、
「T作氏を信仰しない政党は…」「国家の為に散った英霊を参拝しない政党は…」「国の象徴(である天皇)を崇拝しない…」
「(9条とかの)憲法を軽視する政党は…」「労働しないブルジョワの利益を代表する…」「なんか知んないけど公安委員会が破防法適応を勧告した政党なので…」…
への一歩です。やる気なら歯止めも用意する必要があります。
もっとも、候補者選定に有権者を加わらせることを政党に義務付けた途端、
「政党届け出を止めて、無届けの勝手連ボランティア団体「自民応援団」になるよ。
候補は一人も立てない。推薦要請には応じるかもしれないが。
選挙が終わったら候補者とはオサラバだから、うちは政党じゃなくなる。
そう言えば偶然にも、うちが解党した瞬間「新人候補者発掘団体jimin」「次期首相アンケートサイトsousaisen」ができたな。
新人発掘団体は、発掘した候補者を全く支援しないから、政党じゃない。
アンケートサイトなんて、どこのヒッキーが運営しているかなんて、どうでもいいだろ?
おっと、議席があるうちに、民主と協力して政党助成金とかは廃止しておこう。」
とかを自民・民主などの各政党がやれば、全く無意味ですが。
政党が非合法団体並の制約を受けていた君主制時には、秘密組織になることで政党は制約から逃れていました。
707 :
A-11 :2007/08/16(木) 16:29:02 ID:nmAX+m5h
>>705 小選挙区制による二大政党制化すれば死票が減るのは、
一党独裁で信任投票以外の普通の選挙制度にすれば棄権・無効票以外の有効票は全て死票にならないのと同じ理屈です。
誰にとって便利なのですか?
「全国民を二大政党制化すれば、死票が減る。」というのは、
「全国民を(○クス教の信者にするなどして)一党独裁化すれば、死票が零になる。」とかと同じ理由で、
気持ち悪いと思います。
与党所属議員の離脱による内閣崩壊が怖いなら、
現行制度みたく小泉首相が造反閣僚の職務&閣議議決権を兼任したり、
それ以前に「内閣構成員の半分は議員に」の縛りを解けば良いんです。
そもそも与党には新内閣を誕生させる仕事があるのだから、旧内閣に印籠を渡して崩壊させる権限が無いと駄目です。
708 :
A-11 :2007/08/16(木) 16:40:38 ID:nmAX+m5h
[第一回]このスレッドシリーズに対する私の荒らし方針 無数政党制=個人代表に対する二大政党制の擁護論の殆んど全ては、一党独裁制の擁護論に転用でき、 一党独裁制に対する二大政党制の擁護論の殆んど全ては、無数政党制の擁護論に転用できます。 せいぜい「2党くらいがバランスがいい」程度が二大政党制採用の決め台詞でしょうが、 「バランス」などという主観的な根拠を用いる時点で、三大政党制とか四大政党制とかとの、永遠の水掛け論に陥れることが出来ます。 このスレを見てると、与党と内閣を混同している人が多い気がします。 小選挙区制・名簿式多数代表を導入しても、 議会選挙である以上、有権者が選べるのは内閣ではなく与党です。 「各議員は立候補届出時に、 恣意的解釈の余地が無くなるまで客観的に規定された内閣指名投票での投票行動決定規則を示し、 任期中の内閣指名投票でその規則で一つに定められた投票行動から逸脱した場合、裁判かなにかで審議の上、罰せられる。」 ここまでやるなどして、与党議員の内閣への自由度を完全に奪わない限り、 議員任期途中の与党の判断による内閣崩壊シナリオを、でっち上げるのは難しくありません。
709 :
無党派さん :2007/08/16(木) 17:05:23 ID:346Ufc40
死票ってのは投じた票を議席に結びつけろって観点から出てくるもんだし 小選挙区制ではむしろ増えるもんだろうよ。 俺は衆院は政権選択の院であるべきだと思ってるんでそれは是認するが。 完全比例とか死票を減らす目的で出来たんだろう。たぶん。
710 :
無党派さん :2007/08/16(木) 17:08:13 ID:346Ufc40
二大政党論者だけど別にその二党が固定的である必要はないと思うよ。 自民対社会から自民対新進、自民対民主になったと思えば挑戦者の入れ替えは既にあったわけだし。 社会党に政権獲得意欲があったとは思わないのでアレだけど。
711 :
無党派さん :2007/08/16(木) 18:01:04 ID:YtZe9+e1
とっても読む気にならんな>A-11とやら
712 :
A-11 :2007/08/16(木) 18:13:26 ID:nmAX+m5h
>710 一党独裁論者だけど別にその一党が固定的である必要はないと思うよ。 江戸幕府から明治政府、軍部の独裁になったと思えば挑戦者の入れ替えは既にあったわけだし。 中国王朝だって、秦から満洲国まで覚えきれないくらい挑戦者の入れ替えは既にあったわけだし。 満洲国に政権獲得意欲があったとは思わないのでアレだけど。 二大政党制でも、最近韓国では新党ウリ党が二大政党になったし、 イギリスだって労働党が自由党を叩き落として二大政党になったし。 南米のどこだったか忘れたけどチャベス大統領も、小選挙区制の下で新党を立ち上げて二大政党を押し退けたし。 アメリカだってそのうち、共和党か民主党を押し退けて、挑戦者が二大政党になるよ。 ただ、自民対社会から自民対新進までは例外扱いした方がいいと思います。 自民対社会は冷戦と、社会党から新進党への入れ替えは小選挙区導入と重なっており、二大政党制になってる原因が異なります。 連続した二大政党制での切り替えとしては扱えません。
713 :
無党派さん :2007/08/16(木) 21:45:42 ID:mp4mngpm
選挙制度のみが二大政党を決するのか? 比較的均質な国民国家(民族・宗教による政治的分裂がない)で議会と行政が分離していない国では (比例) オーストリア国民議会は1920年憲法以来(ドルフス独裁とナチ支配を除いて) 大選挙区比例代表制にもかかわらず一貫して キリスト教社会党─オーストリア国民党 オーストリア社会民主党─オーストリア社会党 の二大政党支配だったし(まあ近年、自由党が国民党をかなり食っているが) 同じく下院で比例を導入しているスイスは4大政党支配、リヒテンシュタインは2大政党支配。 これらはドイツみたく5%条項はなかったはず。 まあこれらの国やドイツは「大連立」という政治の安定を期するあまり 有権者の民意を結局行政に反映しないデメリットもあるけどね。 小選挙区でも内戦前リベリアのトルー・ホイッグ党、90年代までのメキシコの制度的革命党、 シンガポールの人民行動党、インドの国民会議派のように一党支配が長期に続くことがある。 まあ社会が矛盾を内包した場合、支配政党交代の可能性は小選挙区のほうが大きいんだろうけど (英国の自由党から労働党へのシフトがそうだったな)一党支配の危険性も排除できない。 まあ日本は比較的上院の強い二院制だから支配政党の固定化の排除と政治の安定を 同時に期することも可能ではあるか。
714 :
大選挙区論者 :2007/08/16(木) 23:35:43 ID:Cd91vmjL
>>708 与党になるためには議席の過半数を抑える必要があるんだから、「選択」しようとすればどうしたって二者択一にしかならんだろう。
過半数が可決要件の国民投票では「承認」か「否認」かの二者択一しかできないのと同じ。
政権担当者は一人で、しかも空白にはできないんだから、AかBかの二者択一にならざるを得ない。
議院内閣制での下院の選挙は、小選挙区でも比例代表でも二者択一にもっていくまでの過程の違いでしかないよ。
715 :
無党派さん :2007/08/17(金) 01:29:45 ID:drLp9xFo
>>714 そこまではいいとして
それだったら非拘束比例代表で上位二会派以外を足切りする方が
まだ候補者を選べる分だけ小選挙区制よりマシだろう
716 :
A-11 :2007/08/17(金) 02:12:31 ID:MZ+genu4
>>714 http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1183065759/126 要するに、過半数の票田を押さえなくても、野党を分裂させて相対多数さえ維持すれば、大統領を続けられるように、
議会の議決方法も、「承認」か「否認」かではなく、
「承認」か「代替案い」か「代替案ろ」か「代替案は」か…にすれば、
議席の過半数は必要なくなります。
似たような手法として、たしかドイツでは、議会が代替の首相を選出しない限り、現首相の提出法案を否決できなかったような…。
政権担当者を指定しない議決を排除するだけで、
無理して誰かに過半数の票田を与えなくても、
公選での選挙人(要するに有権者全員)の様に政党が無数に議場に存在しても、
政治的空白を避けることが出来ます。
民意の審判の前に政党(の党員達)の独断で無理矢理二択に絞るより、素朴な解決策だと思いますが。
717 :
無党派さん :2007/08/17(金) 02:43:24 ID:6QvNyL46
野党が議場で自党のプロパガンダに精を出すよりも与党案の批判を徹底的にやってくれた方が国民のためには良い。
718 :
無党派さん :2007/08/17(金) 06:54:41 ID:GMTexZ2p
民主党の言うような、政権交代が可能な選挙制度のみではなく、 新政党でも政権交代が可能になるような選挙制度が必要だよね。 2〜3ヶ月前にだけ候補者に興味がいく一般の有権者が多いので、 小選挙区制は不適切。 ネットで常時、投票先を変更できるシステムなんかも提案されてることだし、 衆議院も、中選挙区制にした上で、2年毎に半数を入れ替えて行けるようにしたらどうだろう。
719 :
A-11 :2007/08/17(金) 07:33:44 ID:MZ+genu4
720 :
671 :2007/08/17(金) 09:51:06 ID:+t16Nio+
>>673 >小選挙区制では党公認権の所在によりその機能を損なうことが既に明らかだし、
それはまだ結論が出ていないと思う。
自民党が極端な集権体制になったのは確かだが、参院選では大敗。
自民党を出た国民、一枚岩ではないと言われた民主らが議席を増やした。
自民は深刻な人材不足に直面している。このまま次の選挙でも自民が大敗することになったら、
”小選挙区では多様な人材を許容しないと、政党がつぶれる”ということになる。
>君の言い分は二大政党・ブロックへの収斂の拒否を…
別に比例もいいし、小選挙区もいいけど、少数意見の絶対尊重という、結局のところ少数派の
利益誘導画策でしかない発想はやめるべきだといってるだけだよw
>>677 この論法で、まず、多数派に有利な制度だとか、少数派に有利な制度だとか、
”孤立少数派”を擁護しなきゃいけないとかいう発想を捨てた上で、
小選挙区だとか比例併用とかいう選挙制度を選ぶべきだと言ってるので、
別にこの根拠で即、小選挙区ベターにはならないよ。
>>688 証明はよくわからんがw、公平であることが大事だという点では、反対の意見ではないな。
”孤立少数派の権利を守るんだああああ”ってなるとおかしいが、民意を集約するか反映するかで
公平な選挙制度を選んだ結果、孤立少数派が生まれる分には問題がないわけだろ。そういうことだよ。
721 :
大選挙区論者 :2007/08/17(金) 10:13:41 ID:xm9gVVQV
>>715 それも一つの方法だが、第3政党のトップが第2政党の最下位より票を集めても当選できない逆転現象が起きるし、
個人に票を集める分、特殊利益を代表する少数代表の要素が強くなる。
特殊利益の合計は所謂「全体意志」でしかないので、政権選択には多数代表で「一般意志」の集約を目指すべきだろう。
総合的に比較すれば、小選挙区のほうがまだマシってことになると思うが。
>>716 ドイツの建設的不信任は代わりの首相を選出しないと内閣不信任案を可決できないというもの。
法案の否決までできないんだったら、完全に議会の意味がなくなる。
相対多数で首相が決まるなら確かに二者択一でなくなるが、法案の可決には議会の過半数が必要なんだから
政権を運営するためには結局議会の過半数を抑える必要がある。
国会廃止論を唱えるなら別だが、それでも「過半数」という要件は必要だろう。
722 :
無党派さん :2007/08/17(金) 10:23:20 ID:nDQEeYf6
ごちゃごちゃ言わずに単純小選挙区制で、衆参とも議員数半減すりゃいい。全然問題ない。
723 :
無党派さん :2007/08/17(金) 11:18:16 ID:drLp9xFo
>>721 そもそも、政府提出の法案が全てそのまま国会を通過することを自明とするのは
三権分立の否定だろう
議会多数で成立した法案に従って、粛々と行政を行えばいい
724 :
無党派さん :2007/08/17(金) 11:24:43 ID:IAioAc0d
>>722 参議院は廃止。衆議院は定数1。問題ないよね。
> ごちゃごちゃ言わずに単純小選挙区制で、衆参とも議員数半減すりゃいい。全然問題ない。
>
>
>
>
725 :
無党派さん :2007/08/17(金) 11:31:40 ID:drLp9xFo
>>718 同意
>>720 大政党に有利な制度はあるが、小政党に「有利」な制度というのは
あまり聞いたことがない
>>721 業界利権の代表か、地域利権の代表かというだけで、
基本的にその点には優劣はないと考えられる
むしろ有権者にとっては、選択の余地がある分非拘束比例の方がマシだろう
だいたい小選挙区信者は連用制とか併用制も知らないバカが多い
726 :
無党派さん :2007/08/17(金) 11:38:37 ID:XHQbUtrv
小選挙区制は小沢の価値観の投影なんだよ。 小沢は話し合いが嫌いなんだ。馴れ合い社会が嫌いなんだ。 白か黒か、AかBかの二者択一がすきなんだ。
727 :
無党派さん :2007/08/17(金) 12:49:03 ID:kYZDGjFj
連立政権の組み合わせが得票数で何通りにも変化 して、選挙前の有権者に分からないようなドイツ の状況が、日本で支持・賛同されるとは思えない のですが、比例併用制支持者さんはそのあたりは どうお考えなさっているのでしょうかね。
728 :
無党派さん :2007/08/17(金) 13:42:37 ID:QBT/zZ66
なんつーか小選挙区批判してる割にホント英米議会について無知だよな。
>>723 とか。
729 :
A-11 :2007/08/17(金) 13:47:11 ID:MZ+genu4
>>721 > 法案の可決には議会の過半数が必要
その前提から疑ってみな、というのが
>>716 なのですが。
>>721 >>723 現行の議会の議決でも、政治的空白を覚悟しない限り政権担当者が不明な決定は出来ないのですから、
可決と否決それぞれに政権担当者が暗示された、暗黙の首相指名選挙みたいなものです。
郵政法案の否決が暗示していた政権担当者が小泉首相では無かったからこそ、
あたかも内閣不信任案を突きつけられたかのように小泉首相は行動しました。
否決されても粛々と対応できる、政府にとってどうでも(というより、どちらでも)いい法案を除くだけで、
政府提出の法案が全てそのまま国会を通過するのは、政治的空白が無い限り自明です。
政権を左右する肝心の重要法案について、名目はともかく、実質的な立法権限は政府にあると言っていいでしょう。
逆に、政府提出の重要法案が否決されたり、政府の呑めない法案が議院立法とかで可決される場合があり得るとすれば、
政治的空白を覚悟しない限り、別の政権担当者を議会が暗示していることを意味します。
肝心の重要法案について議会は、政府に立法権限を奪われる代わりに、政府そのものの生殺与奪権(=不信任決議+首相指名)を握っているといえます。
重要法案に対するこれらの権利関係が法的に用意されていない場合(議員内閣制でないなど)は、
政府と議会の政治的空白への相互確証破壊戦略によって確保されることになります。
ヒトラー前のドイツなんか、政府と議会が見事に相互機能不全確定されましたね。
730 :
A-11 :2007/08/17(金) 14:39:22 ID:MZ+genu4
>>727 比例代表では、議員とその議員に自分の票が配分された有権者との政治行動決定アルゴリズムは非常に近いです。
このため、仮にこの有権者自身が議員の場合に、選挙が終わって得票数が分かった後に採るだろう連立行動に、
非常に近い行動をこの議員が採ることが期待できます。
つまり、連立政権そのものではなく、各得票数での連立決定アルゴリズム(を含む、政治行動決定アルゴリズム)を選ぶのが比例代表と言えます。
実際は選挙前に連立決定アルゴリズムを公約するのではなく、
票を貰った有権者との政治的距離が非常に小さいことを利用して、票を貰った有権者とネットワークを結んで選挙後に有権者に尋ねる方が多いと思います。
どちらにしろ、選挙後のあらゆる各党の得票数の組み合わせに対する連立政権の選択を有権者は行える訳です。
元々比例代表は、議会規模が大きすぎて使えない直接代表の代替として、直接代表と同じ議決を行うことを目指しています。
直接代表で
>>727 の問題が発生し得ないなら、良く設計された比例代表でも同じことです。
731 :
無党派さん :2007/08/17(金) 15:30:59 ID:kYZDGjFj
>>730 問いの解答、処方箋は持ち合わせていないと受け
取ってよろしいのですね。
小選挙区制の場合に考え難いことが、併用制下で
ついこの前に起こったから質問しているのですが。
732 :
大選挙区論者 :2007/08/17(金) 15:47:26 ID:xm9gVVQV
>>725 サンラグ式の比例代表は小政党有利だ。
>業界利権の代表か、地域利権の代表かというだけで、
>基本的にその点には優劣はないと考えられる
>むしろ有権者にとっては、選択の余地がある分非拘束比例の方がマシだろう
小選挙区では同じ政党の候補者が対立することはないが、非拘束式で自分の名前を書いてもらうには政党の政策と違う部分を訴える必要がある。
イタリアで非拘束比例代表が廃止されたのも利権合戦の弊害が大きかったからのはず。
政権選択型の制度の中で比較すれば、「候補者の資質」「多数代表原理」「逆転現象の大きさ」などから
小選挙区>プレミア付き比例代表>上位二政党限定比例代表、の順だろう。
>>729 >その前提から疑ってみな、というのが
>>716 なのですが。
個々の法案に対しては「賛成」か「反対」の二者択一なんだから、反対の人数のほうが多い法案を可決とするわけにはいかないだろう。
過半数以下の賛成で議決できるなら、議会の存在意義がない。
私はもともと国会廃止論者だからそれでも構わないが。
733 :
無党派さん :2007/08/17(金) 16:20:41 ID:drLp9xFo
734 :
無党派さん :2007/08/17(金) 16:28:14 ID:drLp9xFo
>>727 最初から選挙に行きたくない状況になるよりマシだと思うが
>>732 結局小選挙区制は二大政党が有権者に対して非常な優位に立つ制度だ
にもかかわらず信者は、そのような問題をどう解決するか
例えば衆院が小選挙区の場合の参院のあり方について考慮することもなく
ただ提灯持ちのような賛美を繰り返しているアホが多い
735 :
無党派さん :2007/08/17(金) 16:35:14 ID:QBT/zZ66
>>733 いや、無知を自認していることを認められても困るんだけど。
736 :
大選挙区論者 :2007/08/17(金) 16:36:08 ID:xm9gVVQV
>>734 デメリットを考慮しないで一方的に賛美するのが多いのは小選挙区支持者でも比例代表支持者でも同じだろう。
信者と言えるような支持者が多いのは比例代表のような。
小選挙区支持者は思想的には保守が多いから「実績からみて比較的マシ」という発想をするが、
比例代表は「これ以外ない」という原理主義者が多い。
737 :
無党派さん :2007/08/17(金) 16:37:43 ID:drLp9xFo
738 :
無党派さん :2007/08/17(金) 16:44:47 ID:QBT/zZ66
>>737 いやいや、議院内閣制(基本的に議会の過半数会派が政権を取る)で
政府≒与党が提出する法案が一般的にそのまま国会を通過する(議会の過半数の賛成を得る)
ことを三権分立の否定とか言えるだけの無知さは俺にはないよ。
>>723 これを言うには選挙制度云々ではなく議会制度に対する無知さがないと難しい。
739 :
無党派さん :2007/08/17(金) 16:45:57 ID:drLp9xFo
740 :
無党派さん :2007/08/17(金) 17:03:43 ID:EiBwppHp
なんか首都圏の小選挙区を増やすらしいぜ。 一票の格差是正で定数増とはおめでてーな。
741 :
無党派さん :2007/08/17(金) 19:06:53 ID:eqiozU6Q
>>740 なんで? 格差是正には定数増がもっとも有効だよ。
それに有権者の代表を増やすことに問題あるとはちっとも思わないが。
743 :
無党派さん :2007/08/17(金) 23:50:01 ID:S/x1BDLJ
>>741 おそらく比例を減らした分をあてるんだろ
>>720 ・国民新党はサンプルとして言及されるべきか疑問
・民主の党公認権の問題と一枚岩で無いと評価されることを連続するものとして
断定して考察するほど公認権が分散しているのかどうか、
以前と比べ現在随分整理されているように感じる。
・少数意見の絶対尊重少数派利益誘導画策というのは
小党プレミア制度を要求してからでも言って貰いたい。
・”孤立少数派”を排除しなきゃいけないとかいう発想を捨てた上で選ぶなら可
でも孤立少数派であることをもって自動排除するシステムを指向するのであれば戦争だけどね
>>736 少数党プレミア小選挙区制とかないかな?
745 :
無党派さん :2007/08/18(土) 02:26:05 ID:/2hjSpDx
解散権て、内閣にあるんだよな? なら、二大政党に有利な小選挙区より、 中選挙区以上で、連立与党があった方がいいな。
746 :
A-11 :2007/08/18(土) 10:26:58 ID:DdRg/rAl
>>732 個々の法案に対しては「賛成」か「反対」の二者択一なんだ、という前提を疑ってみな、というのが
>>716 なのですが。
政治的空白は避けねばならないのだから、
反対の人数の方が多い法案があったとしても、その法案が可決されない場合の政権担当者を確保しない限り、
その法案を可決しないわけにはいかないでしょう。
否決時の政権担当者がいなくても可決に過半数以上の賛成が必須ならば、政治的空白を覚悟せずに議会の存在意義は貫けません。
私も国会廃止論者だからそれでも構いませんが、議会を廃止した場合の立法を担うであろう国民投票についても、このことは当てはまります。
選挙制度次第で全議員を同じクローン・チルドレンに揃えることすら出来る議会と違って、国民そのものを二大政党制とかにする方法は存在しません。
可決に過半数以上の賛成を前提にする限り、国民投票の存在意義を貫くにも、政治的空白を覚悟しなければなりません。
政治的空白を覚悟するくらいなら、私は議会・国民投票の存在意義の方を捨てます。
そうしたら、国民に残り得る参政権は大統領選挙だけでした
>>318 。
この考えを、一度存在意義を捨てた議会に適用したのが
>>716 です。
議決に過半数の賛成が必須だと疑えないなら、
我が国の有権者の参政権に、個々の法案への国民投票が(憲法改正にしか)認められていないのと同様に、
法案議決権を失い首相更新権しか残っていない議会だと
>>716 は解釈してください。
747 :
A-11 :2007/08/18(土) 11:12:18 ID:DdRg/rAl
>>725 >>732 >>744 少数党へのプレミアは、比例代表制以上にはつけられないことの証明
>>688 。
サンラグ式は比例代表制の内なので微妙ですが、
大政党でも票割りすることで、上手くいけば理論上は得票率の2倍の議席占有率まで達成できます。
748 :
無党派さん :2007/08/18(土) 11:49:10 ID:ZbS7R0FC
>>745 1行目と2行目の間に、どのような論理があるのか書いてよ。
内閣に解散権があると、なぜ連立のほうがいいのか。
そこ書かないと、誰も反応できんと思う。
749 :
無党派さん :2007/08/18(土) 12:28:53 ID:oYo7NfOx
750 :
大選挙区論者 :2007/08/19(日) 00:02:26 ID:Y3q/r7Vh
751 :
A-11 :2007/08/20(月) 13:28:42 ID:w45BYvbb
>>750 ということは、「如何なる議決にも過半数の構成員の一致を要するものが議会」ならば、
(1)
政権担当者を確保しないまま、無責任に政府案を否決・議院立法を可決し、政治的空白の危険を冒す、三党以上制の議会。
(2)
政府案を否決・議院立法を可決=二大政党の野党側の政権担当者指名なので、政権不在による政治的空白は起こり得ないが、
国民レベルでは排除できない第三以下の政党の所為で、国民投票と議決との対立が起こり得る、二大政党制の議会。
のどちらかしか選べないことを前提に話せと言う訳ですね。やってられん。
いや、「過半数の構成員の一致」さえクリアすればいいなら、
>>716 の採決方法に求められる事は、択一の投票制度であることだけなので、
フランス大統領選の上位二択決選投票のような方式にすれば、
政権担当者の暗示されていない選択肢を排除したまま、議会の定義を満たすのではないでしょうか?
これなら、議決された選択肢には必ず過半数の構成員の賛成が確保出来ます。
前にご紹介いただいた「未半数得票落とし投票(で通じるか?)」にしても良いでしょう(フランスのより優れてるし)。
予選は定数二つの単純二分型投票で行う上位二択決選投票は、私のお勧めです。
「n/mの構成員の一致」なんて採決制度を弄くれば、採決が行われれば必ず議決が出る性質を保ったまま、いくらでも達成を保障可能です。
国連安保理のような「全員一致」が必要とされる場合ですら、単記移譲式のうちドループ基数が(有権者/定数)のもの
http://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kokai18.pdf を用いれば、選出された選択肢には、定数が1のドループ基数分、すなわち、全ての構成員の賛成が確保されることを保障出来ます。
まさか、議会の定義には採決制度までは規定されてはいませんよね。
752 :
無党派さん :2007/08/20(月) 14:53:03 ID:qVVHb/XN
>>748 二大政党制の党議拘束で、少数意見が抹殺される事もなく、
しかし、少数政党が、内閣不信任案のキャスティングボートを握って、内閣を揺さぶろうとしても、
内閣は解散総選挙で民意を問える。
民主主義としては、その方がいいのかなと思う。
753 :
大選挙区論者 :2007/08/21(火) 00:51:20 ID:8c1IkyUo
>>751 (1)
首相指名は決選投票があるから、一応過半数で決まる。
3党以上が完全に非妥協的なら即時不信任だが、実際は「最も優先度の高い対立軸」で2対1になるからなかなかそうはならない。
多党制だと対立軸の優先度が変わるたびに連立が変わって不安定というのも事実だが。
(2)
そもそも国民投票をやるかやらないかを決めるのは議会なので、対立が起こるような投票はしない。
だが、政権選択者を選ぶのは「AかBか」で選ばないという選択肢はないが、法案は「可か否か」で「なにもしない」という選択肢がありうる。
もともとなかった法律を作ろうというのだから、否決なら現状維持だからね。
改憲のための国民投票で、「A案かB案か。有効投票の過半数で決定。変えないという選択肢はなし」
というんじゃ、流石にみんな怒るだろう。
本来は予算も、帝国議会のように「否決なら前年度の予算を執行」だと思うが、なんでこれやめたのかなぁ。
754 :
A-11 :2007/08/21(火) 04:20:58 ID:tvg9/+ET
>>753 > (2)
> そもそも国民投票をやるかやらないかを決めるのは議会なので、対立が起こるような投票はしない。
つまり、国民の大部分が反対し国民投票には絶対通らない法案でも議会さえその気になれば、
国民投票そのものをやめることで、すんなり通せる訳ですね。
国民投票発議権限を議会が独占しているのはマズいのでは?
スイスは国民の署名でも発議出来、議会の暴走にも対応しています。
> 改憲のための国民投票で、「A案かB案か。有効投票の過半数で決定。変えないという選択肢はなし」
> というんじゃ、流石にみんな怒るだろう。
>>716 は選挙制度が元なので、政権担当者さえ確保すれば選択肢は三つ以上でも提案し放題です。
少なくとも、「選びたい選択肢が無い」と怒る人は存在し得ません。
変えないという選択肢も他の選択肢と同様に、可決された時の政権担当者さえ確保すれば、提案・選択できます。
>>716 の採決制度は、人類の想起し得る全ての選択肢を公平に扱います。
すると普通の採決制度において、
「否決」という形で自動的に提案される「変えない」という選択肢は、
他の選択肢とは異なる特別な地位を制度から与えられているように見えます。
755 :
大選挙区論者 :2007/08/21(火) 07:03:21 ID:8c1IkyUo
>>754 >スイスは国民の署名でも発議出来、議会の暴走にも対応しています。
直接民主制の場合、「人民の暴走」を抑制する手段がないことが問題になると思うが。
>「否決」という形で自動的に提案される「変えない」という選択肢は、
>他の選択肢とは異なる特別な地位を制度から与えられているように見えます。
それはそうだろう。基本的に法秩序の目的は「現状維持」だから。
「変えない」より「変える」ほうがハードルが高い。
だから国民発議の国民投票があるとしても、「議会が可決した法案の撤回」 のような抑制的役割に限定すべきだと思うね。
756 :
A-11 :2007/08/21(火) 15:51:42 ID:tvg9/+ET
>>755 > 直接民主制の場合、「人民の暴走」を抑制する手段がないことが問題になると思うが。
どんな○○制に於いても、最高権限が○○に独占されている以上、「○○の暴走」を抑制する手段は存在せず、直接民主制でなくても避けれません。
どんな○○制に於いても、政治失敗・暴走の損害を補償するのは結局、被治者なのですから、
○○には議会でも裁判所でも法でもなく、「被治者」=人民を当てはめるのが一番マシだと思います。
他業自得は避けねばなりません。
議員や裁判官に被治者一人分より多く最高権限を与えてはなりません。法には全く最高権限を与えてはなりません。
この点を了解してくれない限り、このレスのここから先を読む意味はありません。
さらに読むのですね? さっきの点を了解したと看做しますよ?
> それはそうだろう。基本的に法秩序の目的は「現状維持」だから。
> 「変えない」より「変える」ほうがハードルが高い。
「法治国家を採用する以上は、「現状維持」を基本に据えるべきであり、「変えない」と「変える」を同等に扱う制度はダメだ。」
ということですか?
それなら、法治国家そのものがダメだと私は思います。
止まらないダム工事、「前例がない」で潰されるホームページ選挙、既得権、幕末、憲法、尊属殺人…
「変えない」から守られるハードルが高いほど、許容される常識=民意からの乖離も大きくなります。
逆に「変える」の方に特典を与えても、乖離は起きます。平等が一番です。
>>753 (1)
良く考えたら、三党制以上であっても比例代表から離れている分だけ、国民投票と議決は乖離してしまいます。
議決に過半数の賛同を要したまま、比例代表でも政治的空白は避けられると言いきれますか?
議決に過半数の賛同を要する限り、「国民投票と議決の対立」と「政治的空白」はトレードオフです。
757 :
大選挙区論者 :2007/08/22(水) 10:25:08 ID:Su4N/C6O
>>756 直接であっても間接であっても民主政である以上最高権限が人民にあることには違いはないが、
ドイツのように直接民主の手法を排除するやり方もある。
最高権限であることと無制限であることは別。
明治憲法も最高権限は天皇だが、天皇の暴走を抑制するために憲法がある。
ついでだから以下もレスするが、
>「法治国家を採用する以上は、「現状維持」を基本に据えるべきであり、「変えない」と「変える」を同等に扱う制度はダメだ。」
「べき」というより「そういうふうにしかならない」。
法治国家に限らず、あらゆる権力は権力維持が目的だし、あらゆる組織は自己目的化していくのが自然の摂理。
だからといって権力や組織を全否定するわけにもいくまい。
「変える」と「変えない」の両極端がまずいのは事実だが、民主主義の原理はすぐに結論を出すのではなく「議論」という「保留」の期間をおくという意義がある。
>議決に過半数の賛同を要したまま、比例代表でも政治的空白は避けられると言いきれますか?
実際、多党制の国家では政治的空白はよくあるし、容認しているようだが。
戦時でもない限り、政治的空白はそんなに深刻なもんでもない。無政府状態と政治的空白は別だからね。
758 :
無党派さん :2007/08/22(水) 11:53:43 ID:DQmeBPo7
ノリタケは?
759 :
無党派さん :2007/08/22(水) 17:18:41 ID:Pfm4hvxf
前年度予算執行権とかあれば、どんなに政治的空白になっても去年と同じ事は全部できるな。
760 :
無党派さん :2007/08/22(水) 18:33:50 ID:9PwQDvnV
関連法が時限とかだとマズい。つか予算は妥協してでも合意させにゃダメでしょ。
761 :
A-11 :2007/08/22(水) 19:44:10 ID:t6UDTgaZ
>>757 ドイツは国民投票と議決との乖離が少ない比例代表制(超過議席・5%条項はマズいが)だから、
直接民主制を完全に排除しても、議会を廃止した場合と殆ど同じ結果になります。
良く設計された比例代表制の議会は間接民主制というよりも、国民投票のコストをケチった廉価版直接民主制であり、直接民主に非常に近い手法です。
まあ、「人民の暴走」のうち短期で終わる突発的なものなら、比例代表制でも国民投票と対立します。廉価版の限界です(怪我の功名?)。
対立が起きた時、いつも人民の方が暴走するのでもなければ、客観的に見分ける手続きも制定出来ません。
今思い出したけど、直接民主制と間接民主制が異なる振る舞いをするなら、どちらの方が民主制に叶うかは自明です。
>>753 (2)で対立が起こる場合に実施を見送るべきは、議決の方ではあっても国民投票の方ではありません。
> 明治憲法も最高権限は天皇だが、天皇の暴走を抑制するために憲法がある。
最高権限をもつ天皇すら従わせるその憲法が大日本帝国崩壊まで、軍部の暴走を黙認する天皇に統帥権を保障し続けたのです。
二・二六事件以後はともかく、それ以前は軍部の暴走ではなく、憲法の暴走です。
今回参議院選挙直前の自民・公明による強行採決祭りも、
「○○の暴走」を抑える役には、最高権限を上回る無制限の権限が与えられる例と言えるのでは?
または、統帥権を憲法の抑制対象に加えなかった改憲権保持者=天皇の暴走とも看做せます。
薬害エイズでやっと明らかになりましたが、「変えない」「保留」「政治的空白」は「議論期間」ではなく、
議決を待たずに直ちに実施され議決が下るまで継続する、立派な政策です。
議論を尽くことに民主主義を見出すあなたが
>>714 で多党制ではなく
与党に強行採決可能な過半数の議席を保障する二大政党制を主張したのは、
戦時でもない限り深刻な問題ではないけど、直接民主制を否定する程度には、過半数による議決と政治的空白は重いと思ったからではないですか?
直接民主制(比例代表含む)・過半数議決・議論中政策、三つのうちどれか捨てろと問われて、
あなた&二大政党信者は直接民主制(廉価版含む)を、私は過半数議決を捨てたということです。私以外の多党制信者は議論中政策ですね。
762 :
大選挙区論者 :2007/08/22(水) 20:30:04 ID:Su4N/C6O
>>761 >議論を尽くことに民主主義を見出すあなたが
>>714 で多党制ではなく
>与党に強行採決可能な過半数の議席を保障する二大政党制を主張したのは、
>戦時でもない限り深刻な問題ではないけど、直接民主制を否定する程度には、過半数による議決と政治的空白は重いと思ったからではないですか?
議論には意味があるが、議論の場が議会である必要はない。
あと、二大政党制はあくまで日本の現状に対する方向性というだけで、二大政党制が多党制より優れていると思っているわけではないよ。
>>714 は比例代表でも結局は「与党-野党」の二者択一になるというだけ。
政治論は「究極的なあるべき姿」から逆算するアプローチと「現状をどう変革するか」というアプローチとがあるが、A-11さんは両者の区別を明確にしていないのでは?
私は前者としては「内閣公選制」、後者としては「衆議院の完全小選挙区化」を主張している。
直接民主制は政党やマスコミによる意見集約の過程を計算に入れる必要があるね。
763 :
A-11 :2007/08/22(水) 22:47:31 ID:t6UDTgaZ
>>762 「現状をどう変革するか」というアプローチを採ると、
どうしても現状との連続性を確保するため制度がグチャグチャになり、各政治団体の恣意が入り易くなってしまいます。
特に区割や混合制の選挙制度の類なんか、導入当時はともかく、今では各団体の恣意に振り回され、持続的な無限ループの改正に陥っているものが少なくありません。
立法府によって根拠付けられる普通の法律と違い、選挙制度・議会制度は逆に立法府などの公的機関に根拠を与えるものであり、公的機関が弄くるのは危険にも関わらずです。
制度改正がループしない必要十分条件は、制度の評価方法を統一することです。
「現状をどう変革するか」方針の成否は評価方法の統一にかかっていると私は考えました。
「究極的なあるべき姿」を統一する事は、評価方法の統一に重要です。
制度の評価方法が一致されていない今のままで変革を行ったところで、別の評価方法を何回か経由して元の制度からリスタートがオチです。
このスレッドは何度もリスタートを繰り返してますが、これを実際に再現するのは危険です。
なので、現状では評価方法自体を議論しているものとして私はこのスレッドを読んでいます。
統一されたと仮定した制度の評価方法が示されている場合は例外ですが、
「現状をどう変革する?」と提起する書き込みに限って、評価方法に触れていない気がします。
764 :
A-11 :2007/08/24(金) 14:28:33 ID:FQ1bR03R
>>763 と云う訳で、
(1)過半数採決に拘らない
(2)直接民主制の理念に基づく
(3)結論が出ていない保留状態での施策にも根拠を与え、政治的混乱・空白を避ける
以上が選挙制度・議会制度の評価方法に定着していると仮定して、現状をどう変革するか考えてみますか。
と言っても、現状では「過半数議決に拘る」が憲法56.2で規定されているなど、
憲法改正を伴わない範囲での変革は
>>761 より「直接民主制」と「保留時政策」のトレードオフになります。
この辺のバランス評価を統一するのは永遠に不可能なので、
(4)変革のループを避けるため、片方が後退する制度変革は現行制度に劣ると看做す
も仮定します。
すると(4)と
>>761 より、憲法改正が伴わない限り、国会に於ける全ての選挙制度・議会制度変革は現行に劣ることになります。終了。
元々国会の制度の殆どは憲法に規定されているのでこのザマになりますが、
地方自治体や、憲法改正以外には法的拘束力が未だ認められていない国民投票などは、この限りではありません。
特に、参議院選挙時で二分型投票などを用いた「否決・保留時政策まで公募・一択」?国民投票
>>716 を実施する案は、
衆議員選挙の裁判官審査と同様にコスト的に容易であり、法的拘束力が無いため導入時の抵抗が小さくなります。
しかし、全数調査&国のお墨付きの国民投票ほど、影響力の高い世論調査はなく、
法的拘束力の有無なんて、世論調査に敏感な政党(現政党全てがそうのはず)にとっては関係ありません。
しかも可決or否決型投票と違って、単一政党の公約のような政策セットが必ず採決されるので、
「この投票結果に従う公約をもつ党があっても、別の公約に無理が出て支持を失うから、政治に影響しないさ。」
といって無視することが、世論に敏感な政党には出来ません。
それよりも、「究極的なあるべき姿」との距離を定期的に確認させ続け、以降の変革での無限ループを許さない効果の方が、
公的機関では弄るのが危険な選挙制度・議会制度の変革案として、大きいと私は思います。
765 :
無党派さん :2007/08/30(木) 09:38:56 ID:5Sdy4hu0
与党参院過半数割れって状態は審議の実質化というのかな、議会での法案修正が本格化する兆しになるかも。 今までは与党が党内で法案練り上げて、議会では無修正で通すってのが主だったけど これからは議会内、委員会内で野党との修正協議を経ないと通せなくなるわけだし。
766 :
sage :2007/09/07(金) 08:58:35 ID:xEIeQYwg
自公が負けたので完全比例代表になるかも。阻止条項はどうしたらいいと思いますか?
767 :
A-11 :2007/09/09(日) 00:52:23 ID:q741QEG+
>>766 まず、(1)直接民主制との整合性(2)議決に過半数の議員の同意を求める(3)否決時・審議中の暫定政策
このトレードオフの関係にある三つの要素
>>761 のバランスによって、阻止条項は随分変わります。
次に、国会については(2)は完全に確保することが憲法で規定されています。
私としては、(1)(3)の完全な確保のために、(2)こそ完全に捨てるべきだと思うのですが。
よって、(1)と(3)のバランスをどうするかが重要になります。まず極端な場合を見ます。
(3)を完全に確保するなら阻止条項は33.33…4%(1/3超)、つまり2政党にしか議席を与えないことが必要になります。
(1)を完全に確保するなら阻止条項無しは必須です。
すこし脱線しますが、単記非移譲式投票では阻止条項無しでも、
(1/定数)未満の規模の政党の支持者や無党派層(=個人政党)の意見をうまく集約できません。
定数が少なかったり無党派層が無視できなければ、
>>629 や比例STVのような(1/定数)未満の規模の政党も扱える制度の導入まで必要です。
最適な(1)と(3)のバランスをあなたがどう考えるかにより、阻止条項は0%と33.…%の間で変化します。
バランスが問われた過去の制度改正の例を見ると、当時の議会政党の都合に合わせたバランスが採用されるようです。
今阻止条項が採用されるとしたら、公明を切れない自民と、社民以下を切れる(小沢氏ならやる)民主党の思惑で、
10%('07参議院比例の、公明の得票率(13.18%)と共産の(7.48%)の間)程度になるでしょう。
それより、各選挙区定数が10議席前後になるように区割した比例代表制の方が可能性が高いと思います。
我が国の国民(政党・学者・マスコミを含む)は、最大定数5人程度の区割より5%阻止条項を問題視すると思いません?
768 :
A-11 :2007/09/09(日) 14:19:44 ID:q741QEG+
>>767 の(1)の脱線部分を書いてて気付いたけど、
議席を得られない政党支持者の意見も集約する
>>629 を使えば、
二党にしか議席を配分しなくても直接民主制との整合性が確保出来ます。
詳細はそのうちwebに上げるかも知れませんが、
>>629 は議席配分する候補数が少なければ議席数に関わらず計算量が減ります。
このため、二党にしか議席を配分しない阻止条項が付いた名簿式比例代表制では
>>629 の計算量のオーダーは立候補政党数の2乗になります。
これはコンドルセの投票方法の仲間
http://en.wikipedia.org/wiki/Condorcet_method と同等以下であり、現実的な計算量です。
二党しか議席を配分していないのに直接民主制と整合するのは、
一党しか議席を配分しない選挙制度が大統領選・国民投票になるのと原理は同じです。
しかし、全会一致の約束された翼賛国会よりは、
どの道過半数与党の強行採決で徒労に終わる、野党の遠吠えがある方が良い。
…そう思う人が多いのは事実だと思います。
769 :
無党派さん :2007/09/10(月) 03:00:58 ID:8vs+zrv/
阻止条項が1/3ラインだと、1党しか1/3に到達せずに 全議席獲得なんてこともありえるな。 いや、それどころか1党も到達しない可能性もあるな…
770 :
A-11 :2007/09/10(月) 21:17:30 ID:GfFeCUDC
>>769 そういえば、得票率による阻止条項を設けている国は、
小党分立で全ての党が阻止条項をクリアするのに必要な得票率を得られない場合はどうするのでしょう?
それと同じことをすれば、阻止条項が1/3ラインでも問題ないと思います。
そもそも、阻止条項が無い小選挙区ですら「自分自身をはじめ、泡沫に投票するのは棄権と同じだ」と考える被選挙権・選挙権保持者が殆どです。
明らかに第三政党以下は議席を得られない阻止条項の下では、
マトモな政党は統一名簿などの選挙協力で二党に減り、
そうでない政党は、単に第三政党以下という理由のみで、信者以外からの得票を失います。
票余りが起こるために次点バネが期待できる中選挙区制と違い、比例代表制の場合は上位政党に投票しても票が無駄にならずに議席数に反映されます。
このため、第三政党も泡沫化します。
二党に大抵の票が配分されるので、第三党以下の泡沫化が進んでいない制度導入直後くらいにしか、
一党も1/3ラインを突破できない事態は起こりません。
大抵の二大政党制の国を見れば分かるように得票率では二大政党は拮抗するので、
一党しか1/3ラインを突破できない事態も杞憂だと思います。
771 :
無党派さん :2007/09/17(月) 04:30:24 ID:dmJllrt+
次の総選挙で2/3割れすればいよいよ国会がデッドロックするなo(^-^)o
772 :
無党派さん :2007/09/18(火) 19:15:52 ID:jeKFMjAp
age
773 :
無党派さん :2007/09/21(金) 12:41:17 ID:FVXFa186
棄権票は候補者全員に等分配するべき。
774 :
無党派さん :2007/09/21(金) 13:38:10 ID:LCAOWalO
賛成。得票率合計常時100%は美しい。
775 :
無党派さん :2007/09/22(土) 13:50:29 ID:euvNgnyj
全国12道州の私案、政府懇談会座長が公表
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070922AT3S2102S21092007.html 政府の道州制ビジョン懇談会の江口克彦座長(PHP総合研究所社長)は21日の懇談会会合で、全国を
12の道州に分ける私案を公表した。統治機構を国、道州、基礎的自治体(市町村)の3層制とすることを明記。
基礎的自治体の数は300とした。国家公務員定員の50%削減など行財政改革の目標も提示。
懇談会は江口氏の私案などをたたき台に議論を進める。
私案では国の役割を外交、安全保障、年金、医療保険などに限定。道路や通信基盤の整備は道州、身近な
福祉や教育は基礎的自治体にできるだけ移譲する。道州案は東京23区と大阪府を特別州とし「東北」
「北陸信越」など全国を12に分ける。国会は衆参の2院制を維持するが、衆院の定数を300とするなど議員の
4割削減を掲げた。(07:01)
2007/09/21-21:04 全国を12道州に=政府懇談会座長が私案
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007092101017 政府の「道州制ビジョン懇談会」(座長・江口克彦PHP総合研究所社長)は21日、会合を開き、
江口座長が全国を12の道州、300の基礎自治体(市町村)に再編する私案を説明した。江口座長は私案に
ついて、国民に道州制のイメージをつかみやすくするためだとして、道州の数を幾つにするかなどはこだわら
ないとしている。
江口座長の私案によると、全国を▽北海道▽東北▽北陸信越▽北関東▽東京特別▽南関東▽東海▽
関西▽大阪特別▽中国▽四国▽九州−の12道州に分ける。税財源移譲や条例制定権拡大、補助金廃止、
課税・税率決定・徴税の権限移譲を通じ地方主権型の道州制を進めるという。
また、国は外交・防衛、道州は河川・道路、基礎自治体は生活保護・都市計画といったそれぞの役割分担
を示したほか、国会議員を4割、国家公務員を5割それぞれ削減することも触れた。
ただ同日の会合では、ほかの委員から「まず道州制の目的や理念、概念をはっきりさせるのが先ではない
か」との声が上がった。次回の会合では、道州制の目的について議論する。
776 :
無党派さん :2007/09/22(土) 14:24:42 ID:dMnfwlQ5
また議院定数削減かよ。アメリカみたいなスポイルシステムにして俺を大臣にしろっつージジイのポジショントークはもううんざり。
777 :
第3のregime :2007/09/22(土) 15:34:00 ID:E0zazWtU
>国会議員を4割、国家公務員を5割それぞれ削減することも触れた。 お決まりの”議員数多すぎ厨”。減らすことありきの議論でお話にならない。 アメリカは、州議会議員6000人いるうえで、連邦議会の議員が少ないのだということを 理解しているのだろうか。 あと別ソースより ・統治機構を国、道州、基礎的自治体(市町村)の3層制とすることを明記。 国を層に入れるのがそもそもおかしい。普通はこういうのを道州と基礎的自治体の二層制という。 なぜならば、地方分権というのは国と地方で役割分担をするから 国←→地方(二層) ということになる。 こいつは 国 道州 基礎的自治体 という3層制を考えている。これだと国の出先機関を増やしているだけで、 地方分権にならない。
778 :
無党派さん :2007/09/23(日) 02:37:45 ID:XkbBf80s
俺案 新中選挙区制度 一人一票 投票用紙には候補者と政党名のどちらかを記入できる。 政党票は、政党の公認候補者に平等にわけられる。候補者名はそのまま。 大政党の候補者が二人以上立候補する中選挙区で、その政党の支持者の票を平等に分けられるメリット。 どう?
779 :
無党派さん :2007/09/23(日) 11:25:04 ID:82lXMvk1
その制度なら、中選挙区規模の非拘束名簿式比例代表制のほうがしっくりくるな。 つか、すなおに単記移譲式比例代表制にしとけと。
780 :
第3のregime :2007/09/23(日) 11:29:10 ID:X7ygGN3f
スペインが県単位の比例代表制をやってる。
781 :
A-11 :2007/09/23(日) 19:21:50 ID:mfd/R/hR
>>778 >>779 選好順序のベタ書きは戦略投票に晒されると民意の表明が怪しくなるので、
私は比例無制限連記(
>>629 とか)を推します。
「政党名の記入は、その政党の公認候補者全員を連記に追加したと見做す。」という規程を加えれば、
票の形式は
>>778 に交差投票を加えたものと同じになります。
もっとも
>>629 は、一人の有権者から各当選者に配分される票の合計(の最大)が一票なので、
普通は単記移譲式と言えば選好順序をベタ書きする方式を指しますが、
>>629 も単記移譲式の一種と言えます。
>>778 但し、これら比例代表制と違い、
>>778 は現行の中選挙区制と同様に、
票割り、すなわち死票・余り票の削減は、開票結果の「予測」を基に有権者が行わなければなりません。
このため予測を誤る分だけ、個人票だけで当選できる人に必要以上の政党票を上積みしたり、
個人票だけでは最低当選者の得票数を上回れない人に中途半端に政党票を配分したりして、
余り票・死票を作ることになります。
比例代表制なら、「確定」した開票結果を基に、
死票・余り票が少なくなるように制度側で票を移譲=票割りします。
>>629 では(余り票+死票)の数が最小になるようにした結果、
支持者を沢山共有している当選者間の得票数の差は0になります。
非拘束名簿式比例代表制では、余った個人票は政党票として取り上げられ、
同じ政党名簿に所属する当選者の得票数差は最終的には0になります。
選好順序による単記移譲式では、各票は散々移譲された末、
最後には各当選者の得票数が(有効投票数/定数=ドループ基数)になり、死票・余り票が0票になります。
今更、死票・余り票削減機能が無い制度に、歴史的遺物以上の価値はありません。
782 :
無党派さん :2007/09/24(月) 10:53:24 ID:zjqrqvEW
現実的には中選挙区制を復活するとしたら
>>778 案しかないだろ
完全比例代表制というのは、論外なのか???
784 :
無党派さん :2007/09/24(月) 11:03:38 ID:ahS4MBa4
20代、30代の散るドレン若手は、2ちゃんとかブログとかやり過ぎ。その辺の凡庸な無能力者と同じ見識しかない。国民と同じ目線というのと少し違うことを理解していない。 杉村太蔵は片山さつきと小池百合子を嫌っているようだ。嫌うのはいいが、低俗な2ちゃんで同僚の悪口を書きまくるのは、無能丸出し。現職議員の意識ないようだ。 495 :無党派さん:2007/09/23(日) 23:07:24 ID:gQCQeObJ 安倍晋三より知的レベルが高いことを証明した。 さすが筑波大学卒!成蹊大より偏差値は高かった。 73 :無党派さん:2007/09/23(日) 23:19:21 ID:gQCQeObJ 片山さつきは落選だ。 頑張れ城内! 9 :無党派さん:2007/09/23(日) 23:24:24 ID:gQCQeObJ 片山さつきと小池百合子は自民党の旧来の腐敗した部分のみ継承していこうとしている。 舞台裏がわかってしまえば二人とも自民党腐敗の権化と断定せざる得ない。 汚い女どもだ。 60 :無党派さん:2007/09/23(日) 23:33:50 ID:gQCQeObJ 小泉チルドレンでも安倍晋三よりマシでしょう。 安倍晋三はあまりにも無責任。 604 :無党派さん:2007/09/23(日) 22:37:37 ID:gQCQeObJ いずれにしても、城内さんに次期総選挙で片山さつきを徹底的に討伐してもらおう。 供託金が没収されるほどの大敗により片山さつきの政治生命は終わる。
785 :
無党派さん :2007/09/24(月) 11:28:59 ID:Te/Clv3d
完全比例代表制じゃ分からん。非制限型完全拘束名簿式比例代表制(ドント式)のことか?
786 :
無党派さん :2007/09/24(月) 12:04:21 ID:UYMJ+DNu
非制限型って何? 完全拘束名簿式もわからん。不完全拘束名簿もあるのか? 日本全体を一選挙区とする意味ではないか?
787 :
無党派さん :2007/09/24(月) 12:13:26 ID:Te/Clv3d
>非制限型 阻止条項のこと。ドイツ5%・ロシア7%・トルコ10%。 >拘束名簿式 名簿にある順番に当選しくのが拘束、候補者選べれば非拘束。 中間バリエーションは多種。 >一選挙区 知らん。そうかも知れないが、「完全」だけでは分からない。 得票数に「完全に」比例するのか、名簿が「完全に」拘束されるのか、選挙区が「完全に」一つなのか。 しっかり表明しないと議論にならん。
788 :
無党派さん :2007/09/24(月) 20:22:10 ID:/061ayHL
多分並立や併用じゃなくて全部の議席を比例で決めたいといいたいんだろ 制限がどうの拘束がどうのということを言いたいんではないとは思うが 選挙区を大選挙区制にするかどうかは完全かどうかとは関係ないと思う 俺はエスパーではないから炎のスレ立て人とやらが何を考えているのかはわからんが
789 :
A-11 :2007/09/24(月) 22:37:29 ID:CIYe/fPn
>>782 実績を考えるなら、参議院比例区で確認済み&余り票削減機能が一応ある非拘束名簿式比例代表制
>>779 を最優先にすべきです。
定数が少なくても比例代表制には実績があります。
チリの選挙制度(
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Latin/pdf/230103.pdf の最後のページ)
では全選挙区の定数が2ですが、単記非移譲式投票によるドント式比例代表制を採っています。
実績のない
>>778 が、様々な選挙区定数で実績のある非拘束名簿式比例代表制に、現実性で優れるはずがありません。
仮に
>>778 に現行の中選挙区制並の現実性があったとしても、
票割りの負担を全ての有権者と殆どの政党が嫌っている
(例外は住民票移動も辞さない高度な組織票を持つ公明だけ)以上、
「死票・余り票削減機能を持っていない」が中選挙区制の定義でない限り、
>>778 が非拘束名簿式比例代表制に優先して導入されることはありません。
ちなみに、選挙区毎の定数が一桁しかない中選挙区制で死票を減らすには、
定数による足切りを受けた有権者の死票まで減らす交差投票の導入が必須です。
海外の実績まで考慮するなら、単記移譲式比例代表制
>>779 です。
実績を考えないなら、死票・余り票削減機能から戦略投票への対処まで考慮された
>>629 が一番です。
790 :
A-11 :2007/09/24(月) 22:53:51 ID:CIYe/fPn
>>788 チリの選挙制度
>>789 は全議席をドント式比例代表制で配分します。定数2のブロック制ですが。
イギリスでも全議席をドント式比例代表制で配分します。定数1のブロック制=小選挙区制ですが。
トルコではここまで極端なブロック制ではありません。しかし10%の阻止条項のため、議会進出出来た政党が二党だけのこともあります。
全部の議席を比例代表制で決めても、選挙区定数や阻止条項などの足切りに関わる部分次第で、比例代表でなくなります。
また、超過議席を認めない小選挙区比例代表併用制では、各党への議席配分数は小選挙区の結果に影響されません。
我が国の非拘束名簿式比例代表制は、政党を選挙区にした単記非移譲式投票の大選挙区制です。
議席配分が比例代表制なら、拘束名簿式比例代表制並に比例代表です。
さらに、単記移譲式比例代表制や
>>629 なんかは候補者個人まで比例代表で選びますが、
政党(名簿)がないので、何が得票率と比例しているのか不明です。
私が思うに
>>783 は、チリ・トルコのような「比例代表にならない比例代表制」や
>>629 のような「比例代表になっている比例代表制じゃないもの」とかロクに勉強せずに、
「完全比例」に釣られて比例の理想辺りを我々が論ずるのを期待して書き込んだのだと思います。
791 :
無党派さん :2007/09/26(水) 23:37:19 ID:Wln7q/1i
使える議員が今の定数の半分くらいしかいないか。だめだこりゃ。
792 :
無党派さん :2007/09/28(金) 15:57:28 ID:mKl2fiII
793 :
A-11 :2007/09/28(金) 20:02:03 ID:hpgp1EH0
>>792 チリの例は、「名簿式比例代表制は定数が少なくても開票が容易」と言うことだけです。
私に言わせれば、全国一区の比例代表制であっても、単記非移譲式投票は非民主主義的です。
>>779 や
>>629 の主張する単記移譲式は、計算量が多いとか開票が大変だとかで、
即日開票を求めるこの国では元々、定数3〜5人の中選挙区規模が限界です。
(オーストラリアとかでは開票作業に一週間も掛けるので、単記移譲式をやっています。)
>>781 中段で私が述べている通り、「政党票は、当落に関わらず公認候補者全員に等分する」
>>778 は、
「公認候補の票全てを取り上げてから、当選者だけに票を等分する」非拘束名簿式比例代表制とは
一人で何議席分もの票を集めるタレント候補などがいたときの場合など、選挙結果が異なります。
なので、
>>778 氏は非拘束名簿式比例代表制とは別の制度を主張しています。
wikipediaの「比例代表制」の記事の何処を疑問に思われるかは分かりませんでした。
「選挙」の記事での小選挙区制の分類については、
区割りのある制度は全て少数代表の性質を持つので、小選挙区制から区割りを省いた名称のものを多数代表に書いたのだと思います。
選挙区が一つしか無い小選挙区制は小選挙「区」制とは言わないでしょう。
だから、全国一区でも使用できる完全連記制は、多数代表と少数代表(大選挙「区」制)の両方に分類されているのだと思います。
そもそも、区割を行う小選挙区制は、定数が2名以上存在しないと成り立ちません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%8C%BA%E5%88%B6 で(私が)述べた通り、正確には小選挙区制は多数代表と少数代表の両方の性質を持ちます。
少数代表の殆どは、選挙区内を別の制度で動かしているので、分類が難しいです。
ちなみに、この選挙の分類も私が書きました。
794 :
無党派さん :2007/09/29(土) 13:13:20 ID:6PNKV27+
>>793 比例代表制の定義からいって正しいのか疑問に思いましたので。
加えて比例代表制の単記非移譲式投票と単記移譲式の説明文は少数代表制のものじゃないかと?
そのチリの例のように順位無しの候補者集団の得票総数から議席を比例分配すれば比例代表制ですけど…
さらに元々はそこに書いてあります日本の単記非移譲式投票を指して少数代表と呼んでいたと思いましたが。
単記移譲式の方は言い換えれば点数投票制のことですよね。
分類に多数代表と比例代表しかなければ比例代表になると思いますが、少数代表の分類があるならこっちでは。
>区割りのある制度は全て少数代表の性質を持つので、小選挙区制から
>区割りを省いた名称のものを多数代表に書いたのだと思います。
「選挙区の多数派(集団)の有権者の意見を議席に反映させようとするか
少数派(集団)にも当選可能な余地を与えるため制限を設ける」じゃないの。
例えばアメリカの選挙制度は少数代表制に分類されることはないと思います。
あとこの多数派(多数代表)、少数派(少数代表)は国全体で見るのではなく元となる集団(選挙区単位)で見るものでは。
百科事典の川人貞史教授の文章では
>多数代表制は多数派の意思を選挙結果に反映させる反面,少数派の意思は無視される。
>この欠点を補う方法が少数代表制であり,少数派にも当選の可能性が開けている。この制度は
>定数 2 名以上の大選挙区制を前提とする。当選の要件は相対多数であって多数代表制と
>変わるところはないが,次のような制限を設けて少数派も代表を当選させることができるようになっている。
「定数 2 名以上の大選挙区制を前提とする。」と書いてありますので、
小選挙区制で少数代表制はないということでしょ。
完全連記制は定数と同数の連記を認めるから少数派の当選は難しいけど制限連記制なら定数より
少ない候補者の連記を認めるから票割れにより少数派からも議席が得られるというのでは。
よって大選挙区制の完全連記制は多数代表制で制限連記制が少数代表性に分類されると思います。
795 :
無党派さん :2007/09/29(土) 13:16:06 ID:6PNKV27+
>794続きです。
>>778 さんは多分余地を作られたのか票をどのように分配するか
書いてありませんが、こう言うことではないかと。
3人区でA党の3人、B党の3人が競ったとします。
A党の候補者の個人票がB党の候補者の個人票+政党票を上回ったら、
A党の2番に票を得た候補者は政党票を2で割らずそのまま
個人票に加票することができ、それがB党で1番票を得た候補者の
個人票+政党票を超えているなら2位で当選すると言う具合。
ただし注意です。平等に別けると書いてありますので、
最初の政党票は党の総票数からA党は2/3、B党は6/11を掛けてからです。
つまり2/3+2/6=1、6/11+6/22+6/33=1で平等です。
計算は難しくはないですし、政党票の分配方法はドント式に
似ていますので問題ないかと。
ついでにこのときB党が票が分散して不利と考えれば事前に候補者を
2人にして2/3+2/6=1にすれば、A党の2番手と競いやすくなります。
これなら得票の多い候補者に便乗なんてありませんので、
支持できる人がいれば気兼ねなく票を入れられます。
順位を巡る争いが発生するだろうからその点のも含め組織的な戦略投票を
したい人はすればいいし、組織に属さない多数派支持者には特に
考えることなく票割機能の利用を実現させる事ができると思いますが。
あと自分なんかには点数制の投票も考えがややこしくなりそうだし…
796 :
A-11 :2007/09/29(土) 19:59:52 ID:jIyj3Erp
797 :
A-11 :2007/09/30(日) 00:27:03 ID:IGuVq3gb
>>795 「公認候補者に平等に」をそう解釈しますか。
でも、当選者に関わりなく票配分を決定している以上、現行中選挙区や
>>778 と同様に、
>>781 の2段落目が当てはまる点は変わりません。
>>795 も票割り機能があるとは言えないでしょう。
ついでに「得票の多い候補者に便乗」は、
候補者の全個人票を政党票にして配分し直す名簿式比例代表制や、
一番嫌いな候補にすら票を移譲する、選好順序による単記移譲式投票の性質です。
票の移譲が出来ない
>>778 や
>>795 や単記非移譲式投票や、
移譲範囲を越えたら死票・余り票にする
>>629 の性質ではありません。
>>794 点数投票制が何かは私は知りません。range voting
http://en.wikipedia.org/wiki/Range_voting の様なものですか?
>>629 はrange votingの最も単純な形である二分型投票に単記移譲式の考えを加えたものですし、
単記移譲式と言えば、range votingではない、選好順序を投票する仕組みが一般的です。
色に於ける明度と色相の様に、選挙制度に於ける単記移譲式とrange votingは互いに独立した概念です。
798 :
無党派さん :2007/09/30(日) 16:43:40 ID:6wVoPgP+
比例代表制のみの選挙制度にしたら、 社民党が8〜10%、共産党が10〜15%くらい得票する。 民主も組織力のある経済左派系が発言力を増す。 左派が議会に締める割合は確実に30%以上になる。 小選挙区制主体の選挙制度は左派殺しを狙いとしてるだけ。 従ってどんなに小選挙区制が機能しなくてもずっと続けられる。
799 :
第3のregime :2007/09/30(日) 16:59:53 ID:wLJC7YGz
議席が増えても、左派の主張がバラバラでは強い勢力にはなれないからなあ
800 :
無党派さん :2007/09/30(日) 17:12:37 ID:onYJQuuY
>>799 それでも随分よくなると思うよ。
特に議会は活性化・活発化すると思う。
現状は自民も民主も似た政党になってるわけで、
政治が駄目になった元凶って結局ここだから。
それに比例制ならガラガラポンで
新自由主義系・第三の道系・保守系・社民系・共産
の四つに分かれて違いも見えやすくなる。
議論も間違いなく活発化するだろうしね。
でもそんな事は望まれてないわけだけど。
801 :
無党派さん :2007/09/30(日) 17:37:35 ID:pqg65pD6
左翼は勝ち組公務員を支持基盤にしている時点で、弱者救済とは程遠い。
802 :
無党派さん :2007/09/30(日) 17:40:23 ID:pqg65pD6
2大政党が似た政党になるのは、とても喜ばしい。 キチガイ政党は排除の方向でお願いします。 自分らの組織のことしか考えない政党は、小さくなって、壊滅すべきだ。
803 :
無党派さん :2007/09/30(日) 18:12:55 ID:beb87KHO
>>796 日本の学会独自の分類であることは知っていましたが、
分類を設けておいて日本に存在する選挙のみとは考えられないと思います。
また普通このような分類は制度を比較するための基準として作られるのに
日本だけ別と考えていたら政治学が成り立たないのでは?
だからWIKIの分類でもそうですが、少数代表を設けている場合はその定義に則するようなものは
各国で比例代表に分類される方式も含む事になると考えます。
>将来的には、「少数代表」という分類自体なくなると思います。
それはなぜですか?
日本の政治学会が諸外国の基準に合わせるようにしないといけないって事ですか?
それとも現状で不都合が指摘されているのですか?
>>797 下段の文章
>単記移譲式と言えば、range votingではない、選好順序を投票する仕組みが一般的です。
ようは選好順序付けずに投票者の持ち点を候補者に割り振る投票方法(range voting等)と
投票者が自分の選好順序に従って候補者に点数をつける投票方法の違いと言う事でよろしいですか。
点数投票制は後者ようです。
川人貞史教授の文章(
>>794 )の「次のような制限を設けて」は以下です。
>(1)制限投票制 定数より少ない候補者の連記を認めるものである。これによって少数派は下位当選が可能になる。日本の 1946 年の衆議院総選挙はこの方法で行われている。
>(2)単記投票制 これは (1) をさらに徹底させたものと考えられ,また,多数代表制である小選挙区単記投票制の選挙区をいくつか統合して修正を加えたものとも考えられる。
> 日本の 1993 年までの衆議院総選挙および, 1983 年以前の参議院全国区選挙はいずれも大選挙区 (中選挙区) 単記投票制である。
>(3)累積投票制 連記投票で,同一候補名を複数書くことを認めるものである。
>(4)点数投票制 投票者が自分の選好順序に従って候補者に点数をつける投票のしかたである。
これは百科事典に載るようですから教授独自というより日本の学会独自だと思いますが。
804 :
無党派さん :2007/09/30(日) 18:16:01 ID:beb87KHO
>>797 >当選者に関わりなく票配分を決定している以上
これは得票順位に関わりなくと言う事ですか?
自分は一見したとき、その平等と言う表現で単純に人数で割るとか名簿順に振り分けるなんて思いませんでした。
だとしたら不平等の塊だと思います。
より人気のある当落線上の候補と、そうでない候補者を同列に扱って競っている方に見方しなければ意味ないですから。
>票割り機能があるとは言えないでしょう。
候補者を直接支持している有権者の票のために起こる余り票&死票は問題ないと思います。
1票の価値を多少なりとても他者が操作すれば有権者の正当な意志表示を妨害したことになると思います。
問題なのは政党支持者の死票&票余りですので、これについては政党に入れれば当落ライン上の上位にいる者から順に
ドント式モドキで振り分ける仕組みなので問題ないかと。また予め政党票の分配の比率は決められていれば、
政党間でどちらかに不利有利に働くとかはないと思いますが。
>ついでに「得票の多い候補者に便乗」は、
それは「大選挙区型 Approval voting」を批判する意図ではありません。
通常の非拘束名簿方式と誤解があると感じて書いたのです。
ついでですのでお聞きしたいですが。
その再配分型認定投票制?は開票作業の正確性は方は大丈夫なのですか?
名簿等の準備にも時間とお金がかかりそうです。
また選管が勝手に再配分することに対する政治的倫理面はどうなるのかと。
805 :
無党派さん :2007/09/30(日) 18:25:05 ID:onYJQuuY
>>801-802 経団連と富裕層の支持を受けた保守二大政党制ですかw
共産党じゃなくともその手の意図があることくらい普通に分かる。
多党制が完全復活し財界が議会を操作できなくなると困るんだろ。
特に社民や共産のような勢力が追求力を保持したら大変だw
806 :
無党派さん :2007/09/30(日) 18:30:34 ID:beb87KHO
先の説明(
>>795 )では不明瞭かと思い架空の選挙を例に追記します。
例えばA党のイロハ(立候補同順)B党のニホヘ(立候補同順)
無所属のトが立候補して有効得票総数400だったとします。
A党と書いた票が130 イ:10 ロ:40 ハ:20
B党と書いた票が70 ニ:50 ホ:10 ヘ:20
無所属トは50票
当選順位と得票数は
Aロ 111票(40+71)の首位当選
Bニ 88票(50+38)の当選
Aハ 55票(20+35)の当選
無ト 50票で惜しいが落選 、Bへ 39票(20+19)で落選
Aイ 34票(10+24)で落選、Bホ 23票(10+13)で落選
一応、政党票は非拘束名簿方式でドント式使った分配です。
71+35+24=130 38+19+13=70
他のケースとして得票数で上位者が単独の票で当選したとしたら
A党と書いた票が90 イ:10 ロ:100 ハ:20
B党と書いた票が60 ニ:90 ホ:10 ヘ:20
Aロ 100票で単独首位当選
Bニ 90票で単独当選
Aハ 80票(20+60)で当選
Bへ 60票(20+40)で落選、Aイ 40票(10+30)で落選、Bホ 30票(10+20)で落選
同党の次の得票者が政党票で最多得票者を抜くケースも考えられますから、
その場合当選順位は変動なく最多得票者を一位当選でさらに「単独当選」とか区別すれば。
自分は別にこの制度が良いとか言う意図で書いていません。
自分の見方がズレているのかなとも感じますが>778さんの書き込みからこんな感じなのかなと。
807 :
無党派さん :2007/09/30(日) 18:34:37 ID:pqg65pD6
社民も共産も、組織のことしか考えていない。 こういう政党は滅びるべきだな。 批判は全て陰謀論、典型的なカルト組織。
808 :
無党派さん :2007/09/30(日) 19:50:28 ID:onYJQuuY
>>807 まあ、あなたが自民党工作員というのは
言動から分かってるけど、付き合ってあげるかw
組織・特定の階層のことしか考えていないのはどの政党も同じ事。
自民なら財界と富裕層、民主ならそこに労組が加わる。
社民共産は完全なイデオロギー政党だから少し違いますけど。
皮肉と言うか何と言うか、社民共産の方が庶民寄りですよ。
特に財政的に独立している共産は財界を正面きって攻撃可能だから、
ここが一定以上の議席を保有したら財界は真っ青w
民主左派や社民も比例制で議席を増加させれば、
政党助成金もあることだし、共産ほどでないにせよ頼りになる。
現実に、今のまま小選挙区制が続くなら、両党は消滅でしょう。
国政の影響力低下とともに、地方議会においても議席を減らして行くでしょうし。
しかしその時には同時に日本の民主主義もほぼ消滅するわけです。
財界や富裕層の利益を優先させ、多くの国民をかえりみない。
こんな政治が続けば、この国の将来は暗いでしょうね。
809 :
無党派さん :2007/09/30(日) 20:22:29 ID:OCSK0pIr
>>806 この制度だと、立候補者が多い政党は、
個人名の票が分散するため、死票が増えてしまうのでは?
810 :
無党派さん :2007/09/30(日) 20:31:39 ID:Wr32X0jW
比例はお花畑を残存させてしまう欠点があるけれど 数合わせのためにお花畑が政権入りして現実主義化する可能性もそれなりにある。痛し痒し。
811 :
無党派さん :2007/09/30(日) 20:47:33 ID:beb87KHO
>>809 多いといっても選挙区定数は5人までです。
また投票者が個人名の票が分散するのを嫌えば政党に入れればよいので問題ないと思います。
支持政党の候補者を一人でも多く当選させたければ支持政党に入れればよいですし、
選挙は第一に有権者の意思表示を適切に汲み取れるように作るべきです。
本来は代議士を選ぶ選挙ですので候補者がどの位支持されているかも重要と思います。
ですのでそのための死票&票余りは必要と考えます。
812 :
無党派さん :2007/09/30(日) 20:50:01 ID:/HZtUj/4
自分が発案した制度に拘りたい気持ちは分からんでもないが、その制度は結局非拘束名簿の 比例代表制よりも優れている点が一つもないんだって。
813 :
無党派さん :2007/09/30(日) 21:03:59 ID:beb87KHO
>>812 それは自分が発案したわけではありません。
このスレを見て面白そうに感じたので、こうなんじゃないのかと書き込んだのです。
自分の要望はあくまで何に自分の票を投じたのかを曖昧にされたくないってことです。
非拘束名簿式比例代表制だと得票の多い候補者に便乗するゾンビ議員が出現しますので、その点が特に問題かと。
814 :
無党派さん :2007/09/30(日) 21:17:45 ID:/HZtUj/4
前段に関しては失敬。
後段については、ゾンビはむしろ歓迎すべき事態だと思うけどなあ。
3人区で自民党のA、B、民主党のC、Dという候補がいて、得票が順に100万、10万、30万、20万、
で党名記載が自民=民主の場合、
>>778 方式ではA,C,Dの3人が当選する。議会では自民党が1票、民主党が2票。
非拘束名簿式ではA,B,Cの3人が当選して、議会では自民党が2票、民主党が1票。
「人を選ぶ」という観点からすれば
>>778 のほうがいい、と言いたいんだろうけど、
でも投票結果と議会での動きがちぐはぐになるのはやはり良くない。
815 :
第3のregime :2007/09/30(日) 21:25:40 ID:wLJC7YGz
>>800 自民も民主も似た政党であるならば、新自由主義系と保守系と第三の道系が似てるということでしょ。
じゃあ、ガラガラポンしても、その似た者同士の3党が連立を組んで終わりじゃん。
816 :
無党派さん :2007/09/30(日) 21:50:32 ID:beb87KHO
>>814 党名記載が40万を下回ったらそうなります。
上回ればBが当選です。
ですので、票を移してもらえないBはよっぽど嫌われ者か政党(組織)が支持されてないかなにかでは。
他、強い政党にいるからと胡座をかいていれば落選するべきと思いますが。
それに組織戦をやればその様なことが多く生じることはないと思います。
817 :
無党派さん :2007/09/30(日) 22:19:42 ID:beb87KHO
失礼しました。単純な間違いなので訂正します。 党名記載は20万を1票でも越せばBが当選でした。
818 :
A-11 :2007/09/30(日) 23:05:16 ID:IGuVq3gb
819 :
A-11 :2007/09/30(日) 23:06:50 ID:IGuVq3gb
>>804 .6段落
死票・余り票が最小の状態は、全ての党に票割りの余地が無い状態でもあります。
>>629 は「B党が政党票をどの様に票割りしてもAロとAハが当選」になるよう、「選管が勝手に再配分」していました。
しかしこの時の「選管が勝手に再配分」によるB党側の票配分は
B党と書いた票が0 ニ:50+45 ホ:10 ヘ:20 余るから白票:25
であり、これは「B党以外の党(ここではA党だけ)が如何に票割りしてもBニが当選する」票割りです。
つまり、
>>629 の「選管が勝手に再配分」は「全ての党が完璧な票割りを追求した果て」なのです。
そもそも「最小」という条件は選管への制限として非常に強力で、
「死票・余り票が最小」を満たす当選者の組み合わせは僅かです。
さらに
>>629 では余り票の配分にも「最適な」の意味を定義して
(「死票・余り票が最小=当選者の最低配分票が最大」を示し、
「当選者の最低から二番の配分票も最大」「三番も…」を選管に求める。)、
個人票が全く得られない政党が存在したり、移譲範囲を広くとる有権者しかいない限り、選管の自由度を完全に奪っています。
>>629 のリンク先のプログラムは、「同着」の選挙結果も表示します。
選挙結果が複数表示される例を見つけ、選管の勝手度が政治的倫理面に触れるほど多いか検証してください。
あと、
>>629 は元々「個人名を連記」する制度で、本来名簿は必要ありません。
名簿を使うのは
>>778 との対応で「政党名は公認候補の連記に読み替える」ためだけです。
票の種類が(2の候補者数乗)あり、開票結果の記録・開示は大変ですが、
オーストラリアとかはもっと大変な選好順序型の票(候補者数の階乗!)を現実に使っていることを考えれば、
>>629 の長所を諦めるほどの問題ではありません。
820 :
A-11 :2007/09/30(日) 23:59:04 ID:IGuVq3gb
>>814 の例に於ける
>>629 の挙動
・党名票が0以上29万9999以下
Cの総得票数=Dの総得票数となるように民主票が配分され、自民票を全部注いでもBは落選。
・30万
自民票が全てBに注がれ、民主票をCの総得票数=Dの総得票数になるよう
綺麗にCへの民主票:Dへの民主票=10万:20万に割っても、Bと同着になる。
>>819 の「当選者の最低から二番の配分票も最大」に決着が持ち込まれ、
Cに票が流れる組み合わせが選ばれDが落選。
・30万0001以上89万9999以下
自民票が全てBに注がれ、民主票をどう割ってもCかDのどちらかが落ちる。
Cより個人票が少ないDが落選。
・90万以上
Aの総得票数=Bの総得票数となるように自民票が配分され、民主票をどう割ってもCかDのどちらかが落ちる。
Cより個人票が少ないDが落選。
「ゾンビが受かるか否か」の閾値が
>>795 (
>>778 は説明不足なので)と違いますが、
重要なのは、3議席独占に備えてBの下(個人票がBを下回る)に予備の自民候補が居たり、
Cの下に党内調整が出来ずに民主候補が100人居ても、
>>629 は閾値が変わらないことです。
「ゾンビが…」の閾値が0票の名簿式比例代表も、候補者調整を選挙の場で行います。
自民党総裁選で地方票と議員票との差を見せつけられた通り、候補者調整は党内力学の影響を受けます。
選挙の前に候補者調整を勧める
>>795 は、有権者の支持より党内力学を優先する議員を増やすと思います。
821 :
A-11 :2007/10/01(月) 03:38:29 ID:jFw0Nyz2
>>819 ありゃ、
>>806 の例での
>>629 によるA党の票割りを書いてないや。
A党と書いた票が0 イ:10 ロ:40+55 ハ:20+75
これで、他の党(B党しかいないが)がどう票割りしようとAロとAハは当選します。
822 :
無党派さん :2007/10/01(月) 12:05:22 ID:vYkHFv0W
>>815 新自由主義系も第三の道系も支持層は薄い。
小選挙区制を利用する形で伸張したに過ぎない。
従って比例代表制になれば一気に弱体化する。
823 :
無党派さん :2007/10/01(月) 17:20:17 ID:6wandgoE
>>818 >前者>629が当て嵌まらないなら、点数投票制は単記移譲式とは違います。
英語のWIKIには
小選挙区の中の'Non-rank methods'の分類で'Approval voting','Range voting'となっていて
'Single transferable vote'は'Proportional representation'の分類になっています。
またSTVの説明の中で小選挙区制で対応するのはIRVと記述されています。
'Approval voting'の比例代表制拡張版がSTVに分類されるなら
'Approval voting'とIRVも同じ分類になってしまうのでは?
>>819-820 また同じ事を書きますが、自分はどの制度がよいと言う意図で書いていません。
ただ何度も同じアンカーをつけていらっしゃるので、選挙制度の分類についての疑問を書くだけでは
失礼かと思って書いただけです。
824 :
A-11 :2007/10/01(月) 19:02:13 ID:jFw0Nyz2
>>823 .3段落
同じ分類にはなりません。
なぜなら
>>629 は最近私が勝手にでっち上げた私案であり、
STVに含まれるのを認知されて無いどころか、
>>629 の存在すら世間一般に認知されてないからです。
このため、現在世間で認知されているSTVは全て、選好順序型の物に殆ど限られます。
なので、「STVで小選挙区制で対応するのはIRV」が世間では成り立ってしまう訳です。
或いは、世間一般での「単記移譲式」の定義を、
>>629 開発の過程で私が勝手に拡大解釈しているとも言えます。
政党名簿が無いSTVが一体何に比例して何を代表するのか疑問に思ったことはありませんか?
この答えが
>>629 の比例性確保を担っています。
だから
>>629 が比例代表制であるためには、
>>629 は単記移譲式(の一種)でなければならないのです。
ちなみにドント式比例代表制の比例性の証明も、
議席数無限大の極限付近での振る舞いによる一般的な方法とは別に、「単記移譲式の比例性」と同じ方法で出来ます。
なので、ドント式比例代表制も「単記移譲式」の仲間だと私は思います。
>>823 .4段落
という訳で、
>>629 の「正式名称」など存在しません。
アンカーを付ける理由は、名前が長ったらしいのもあるけど、名前に意味が無いからです。
何度も書くのは、俺案だから
>>812 でしょう。
825 :
無党派さん :2007/10/01(月) 20:04:17 ID:6wandgoE
>>824 つまりこれまで話が拗れていたのは貴方のマイ定義だったからってこと…
あくまで予想なのに「というのが、正解です。」って答えたりする不思議さ?
それにやたらとアンカーを付けて自分の主張にこじつけたがるところ…
違いでしたら申し訳ないのですが、お聞きします。
秋田大の○田先生って、貴方のことですか?
826 :
無党派さん :2007/10/01(月) 20:10:26 ID:cR2Muv7k
ごちゃこちゃやる必要ない。 政権交代可能な二大政党制のための小選挙区制。 分かりやすくするために、単純小選挙区制がいい。 二大政党制でチェックアンドバランスだ。
827 :
無党派さん :2007/10/01(月) 20:27:53 ID:xcNDEEEd
何そのノリタケホイホイ
828 :
A-11 :2007/10/02(火) 12:15:33 ID:93KimAY4
>>825 俺案の
>>629 についてはそうかもしれませんが、Borda countやRange votingについては、
世間一般の定義でもマイ定義と同じ結論です。
川人貞史教授の文章
>>803 で点数投票の定義を読む限りでは、点数投票はRange votingかBorda count、
選好順序に触れている点からBorda countの方を指していると思います。
要するに、世間一般の見識に照らしても、川人貞史教授の文章に単記移譲式は存在しません。
このスレッドに登場する制度であなたの知らない物は、殆どが誰かの俺案です。
そして、俺案といえども皆それなりに正当化を行っています。
その中で「既存の概念の拡張」は、正当化の手法として最も頻繁に使われます。
例えば、「平等」なんかは票配分に使うには定義が曖昧なのに、
>>781 や
>>795 の様に票配分で使えるよう拡大解釈して、
>>778 が思ってもいないような「平等」が定義された案が、いつの間にかでっち上げられたりします。
それでも飽くまで「既存の概念の拡張」である以上、
世間一般で決着がついている事柄については、マイ定義は世間一般の定義と矛盾しない場合が多いです。
世間一般に認知されていない
>>629 や
>>778 をスルーして頂ければ、話はこじれないと私は思います。
829 :
無党派さん :2007/10/02(火) 17:12:05 ID:g0og0Ijd
>>828 俺案がどの選挙制度の分類に属すのかなんて質問、議論していませんよ。
>選好順序に触れている点からBorda countの方を指していると思います。
>要するに、世間一般の見識に照らしても、川人貞史教授の文章に単記移譲式は存在しません。
なんで根拠が「思います。」なのに結論は「存在しません。」と断言できるのですか?
貴方が張ったの英語WIKIのリンク先の文章'Borda count'からですが。
>The Borda count is a single winner election method in which voters rank candidates in order of preference.
川人貞史教授は「定数2名以上の大選挙区制を前提とする。」と記述していますのでこれは一致しないです。
>Voting and counting
>Under the Borda count the voter ranks the list of candidates in order of preference.
>So, for example, the voter gives a '1' to their first preference, a '2' to
>their second preference, and so on. In this respect a Borda count election is
>the same as elections under other preferential voting systems, such as
>instant-runoff voting, the Single Transferable Vote or Condorcet's method.
ボルダ式の投票方法は単記移譲式(STV)と同じだそうです。
少なくとも小選挙区制のIRVやコンドルセ法とは一致しませんよね。
830 :
無党派さん :2007/10/02(火) 17:20:50 ID:g0og0Ijd
ついでにRange votingも小選挙区制です。
831 :
A-11 :2007/10/02(火) 20:14:24 ID:93KimAY4
>>829 .2-3
川人貞史教授の点数投票は「Borda count か Range voting」のどちらかだと確信しているけど、Range votingではないと確信できなかったからです。
>>803 の川人貞史教授の文章(4)を読む限り、「投票者は点数を自由に操作できる」ようにも読めるし、
Range voting(に限らず全ての選挙制度)も、投票者が自分の選好順序を偽らずに(=に従って)投票することを前提に設計しています。
さらに最も単純なRange voting=Approval votingのページ
http://en.wikipedia.org/wiki/Approval_voting#Multiple_winners には、Range votingへの適用が簡単な複数定数への拡張(多数代表になってしまうが)が載っており、
複数定数に対するRange votingの可能性を排除出来ませんでした。
小選挙区制
>>796 のように、実際に使われているにも関わらず分類どころか辞典にすら載っていない物は、選挙制度では時々見かけます。
しかしRange votingの場合でも、単純な拡張では「私のマイ定義」でも単記移譲式になりません。世間一般なら尚更です。
なので「川人貞史教授の点数投票は単記移譲式ではない」は確信できたのです。
>>829 .4段落以降
Borda countについては、同じページで複数定数への拡張を扱っています
http://en.wikipedia.org/wiki/Borda_count#Multiple_winners 。
>>829 .7
同じなのは投票用紙への記入方法だけです。
投票用紙の開票結果が同じでも、STVとボルダ式での当選者の決め方は全然異なり、
当然、選挙結果=当選者の顔ぶれも異なります。
小選挙区比例代表「連用制」と「並立制」の違いより大きな違いがあると思います。
832 :
A-11 :2007/10/02(火) 20:54:33 ID:93KimAY4
>>829 .7
逆に、STVのどこが川人貞史教授の点数投票の「点数」に当て嵌まるのか、私には未だ分かりません。
>>794 で「単記移譲式の方は言い換えれば点数投票制のことですよね。」とあなたが考えた過程を教えて頂ければ、
もっと話がハッキリするかもしれません。
>>830 英語wikipediaのRange votingのページから外部リンクを辿ると、
http://rangevoting.org/RRVj.html なんと「比例」Range votingがあるじゃありませんか!
「俺案」っぽいな。
833 :
778 :2007/10/08(月) 00:30:29 ID:/lLzeAcu
書き逃げしてしまってすみません。書き込んだ後、このスレの存在自体忘れてました。
なんか反響が大きくて、俺のレスに予想以上にレスされてたんで驚きました。専ブラが真っ赤になってます。
よーするに言いたかった事は、朝生とかテレビで議員や評論家がよく「中選挙区制に戻せ」みたいなこと言ってるじゃないですか。
実際に今の日本で小選挙区制をやめたとしたら、それに代わる制度は中選挙区制しかないじゃないですか。
だから、中選挙区制を改造した
>>778 案を提示しました。
実際に90年代前半の政治改革論議では小選挙区比例代表1票制とかが論議されたので、それを元にしただけです。
皆さんのように深くは考えてませんので。
834 :
無党派さん :2007/10/08(月) 22:29:31 ID:Nqq89dFy
事前調査というのは禁止すべきだな。 結果、投票数が少なければ、誰が投票しなかった、ということになる。 また、公の前でそれをやってしまった場合、特にたちが悪い。周りの空気に 影響される恐れがある。自分の思っていたものがまず言えない。流れで 本番でも同じように投票してしまう可能性がある。 組織票なんかが出来上がるのはこれが原因なのでは。 やれば罰則もつける。
835 :
無党派さん :2007/10/13(土) 10:24:46 ID:XnR3Wi4H
A-11式に全面賛同いたします。
836 :
無党派さん :2007/10/13(土) 19:04:29 ID://CUqEZk
市町村議会レベルで小選挙区制を採用したら、 政治の関心が高まりそうな気がしているがどうなの?
837 :
第3のregime :2007/10/13(土) 19:20:59 ID:RluEvHP6
やってる国はあるけど、日本の場合、いきなりやると地盤選挙がドロドロになりそう。 併用性ぐらいならいいかと思う。
838 :
A-11 :2007/10/13(土) 22:02:11 ID:aL9Nw6Em
>>836 このスレッドを読み返すだけでも小選挙区制の存在意義は色々挙げられていますが、
それらの殆どは、首長選挙だけで達成されます。
現行の市町村自治体では首長選挙は必須なので、これに加えて市町村議会に小選挙区制を採用しても、殆ど弊害しか得られません。
首長選挙の頻度が(現行+議会選挙)程度になるように首長の任期を縮める方が、弊害なくあなたの望む成果を得られると思います。
>>837 は併用制を主張していますが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%8C%BA%E6%AF%94%E4%BE%8B%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E4%BD%B5%E7%94%A8%E5%88%B6 なぜ避けれるかというと、その実質は、(名簿順位を小選挙区の結果で決めるだけの非拘束名簿式)比例代表制であり、
首長選とは存在意義が重複しないからです。
現行制度も比例代表に近い選挙結果を出すので、首長選と意義が重複しない点で同様です。
選挙結果のダイナミックな変化=高い競争率が、政治への関心を高めるとお考えなら、
比例代表制でも、候補者調整・政党への承諾を前提としない制度は高い競争率を期待できます。
現行制度は、幾つか在る有名な私的団体(政党と呼ばれる)のどれかによる候補者調整で、承諾を得られないまま立候補すると、
自分自身が泡沫候補になるだけでなく、自分に投票してくれた者にまで、彼らの票が死票になって選挙から排除されるペナルティが及びます。
>>629 や単記移譲式投票などは、この様な立候補への障害が無いため、比例代表にも関わらず、どの政党も全ての議席を失う変化まで期待できます。
839 :
無党派さん :2007/10/13(土) 23:59:15 ID:LYcCgKG9
840 :
無党派さん :2007/10/16(火) 08:35:13 ID:pe7iOL/g
わかりずらい文章しか書けない固定ハンが 知識をひけらかすスレになってつまらなくなりました。
841 :
無党派さん :2007/10/16(火) 08:53:20 ID:GcaCQMks
首長の直接公選と比例代表って組み合わせはどっかでやってて具合悪かった気がするんだけど。どうだったっけ。
842 :
無党派さん :2007/10/16(火) 08:53:54 ID:GcaCQMks
>>840 ノリタケくんの頃がエンジョイ&エキサイティングだったのは否定しないけど
今も昔も大差ないよ、ここは。
843 :
第3のregime :2007/10/16(火) 09:45:24 ID:jaD5UC5N
>>841 イスラエルだな
>>842 いや、その頃は議論の余地もつっこみどころもあったので、俺もちょくちょく書き込んでたけど、
今のここはもう無理。
844 :
無党派さん :2007/10/16(火) 13:09:21 ID:1OXTnupC
以前も今も変な人が主役 この研究分野って変人が多いのかな
845 :
小錦 :2007/10/16(火) 18:22:08 ID:6b5i0IkE
846 :
無党派さん :2007/10/16(火) 20:34:49 ID:hBZd2lXp
何かと思えば三浦博史かいw
847 :
無党派さん :2007/10/16(火) 20:48:20 ID:1OXTnupC
三浦は右派宗教っぽくなってるな 前からか
848 :
無党派さん :2007/10/16(火) 20:53:58 ID:GENQNJVx
つうか議員はイラネで結論出ているだろ、 馬鹿?
849 :
わかりずらい文章しか書けないA-11 :2007/10/16(火) 21:07:15 ID:w/G/hYCE
850 :
無党派さん :2007/10/17(水) 08:11:21 ID:fsQW5hSb
ロシアが大統領制と比例のみの下院になるんだっけね。 でもなんかイスラエルと違って失敗しそうな気はあんまりしない。
851 :
第3のregime :2007/10/17(水) 09:48:28 ID:BGvRi6rk
大統領制と比例のみの下院だったら、別にイスラエルとは関係無いんでないの?
852 :
無党派さん :2007/10/17(水) 11:52:21 ID:fsQW5hSb
どっちも公選首長と比例議会。ま、ロシアは連邦院もあるけど。
853 :
第3のregime :2007/10/17(水) 12:29:06 ID:BGvRi6rk
いや、大統領と首相では話が全く別では。 大統領制は議会と対立するのも前提に作られたシステムなのだから、そりゃそう失敗しないよ。 首相はそうじゃないのに、イスラエルは公選してしまったからグダグダになったと。 まあ大統領制の大統領は公選するのが当たり前なのだから、ロシアの特徴を言うなら 比例議会だけでしょ。大統領制+比例議会の組み合わせは、ほかにもあるんじゃないかな。
854 :
無党派さん :2007/10/17(水) 12:38:39 ID:8DPgv/4O
大統領制+比例代表は南米 大統領制+小選挙区は米国 議院内閣+比例代表は欧州 議院内閣+小選挙区は英豪印加
855 :
無党派さん :2007/10/17(水) 15:30:52 ID:/mD0bfin
>>853 ロシアの比例代表は政党要件が無茶苦茶に厳しくて、大政党しか選挙に出られない。
南米の議会や日本の地方議会のように、与党が大多数を占めるだろう。
856 :
無党派さん :2007/10/17(水) 15:39:37 ID:w+ikxbBe
それも、反強権のヤブロコが失格扱いになったんじゃなかったっけ
857 :
無党派さん :2007/10/17(水) 16:29:02 ID:Euykrjrf
医師の偏在とか大嘘 日本で一番人口比において医師数が多い 徳島県ですらOECD比の平均すらいっていない 今のところ医療法で定められた医師の配置基準を達成している県は一つもない状態
858 :
無党派さん :2007/10/19(金) 17:01:26 ID:SOEzPEWk
859 :
無党派さん :2007/10/19(金) 20:07:14 ID:N/MIK9XS
茨城
5 民自民自民 自無
栃木 群馬
1 民自自民自 自自自自自
埼玉
9 民民民民民 民民民民民 無自自民民
千葉
5 民民民民民 民民民民民 自民民
神奈川
5 民自民民民 民民民民自 自民民民自 自自民
東京
1 民民民自民 民民自自自 自公民自自 自自民民民 民民民民民
山梨
2 民自民
衆議院総選挙・議席予想情勢2★
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1192629568/l50 65 : ◆sPULsENhrU :2007/10/19(金) 00:10:05 ID:C6svPXFP
>>2-3 【コテ連の予想・小選挙区別編】
1 蝦夷 ◆OkpJg2rIMs 投稿日:2007/10/16(火)
2 ◆sPULsENhrU 投稿日:2007/10/16(火)
3 無党派さん 投稿日:2007/10/15(月) ID:CFOdRPp6
4 信者 ◆I.CtlgQKUY 投稿日:2007/10/15(月)
5 あゆち ◆KvCyejheZ. 投稿日:2007/10/15(月)
6 ワイプマン ◆h8vgUm17jM 投稿日:2007/10/14(日)
7 無党派じゃないけど 投稿日:2007/10/13(土)
8 ラム ◆5g63G1ydoc 投稿日:2007/09/27(木)
9 RAINY DAYS 投稿日:2007/09/26(水)
の小選挙区ごとの予想です。左から1区、5区ごとにスペース入れてます。
860 :
無党派さん :2007/10/19(金) 23:30:45 ID:SOEzPEWk
>>854 ドイツは比例代表でも首相か大統領かを誰にするかを明示してやる選挙じゃなかったか
厳密には公選じゃなくても、限りなく公選に近い、信任率の高いトップを選べる
日本の政党はマニフェストに誰を総理にするかということすら明示していないので
仕組みが似ていても実質は雲泥の差がある
861 :
無党派さん :2007/10/21(日) 21:30:08 ID:sHzaFhK5
862 :
無党派さん :2007/10/21(日) 21:58:17 ID:Tmbv2+fQ
>>860 ドイツは、そんなことしないよ。
比例代表でありながら、
次の首相が明示されて選挙するのは、
スカンジナビアン三王国だけ。
863 :
真実 ◆rE5XBD.Ycw :2007/10/21(日) 22:03:18 ID:IJYQ/sAo
衆参で可決された法案が矛盾する場合は、それこそ国民投票にすればいいんだよ。 そうすれば、郵政解散みたいなアホなことはなくなる。
864 :
無党派さん :2007/10/21(日) 22:33:27 ID:GFYjiIEn
政治とカネ、年金・高齢化対策、消費税上げ保留、財政赤字継続、公務員・議員削減、守屋元防衛次官問題... 5年半続いた小泉政権とその影響下にある安倍・福田政権で、フタをされて放置されたか、より悪化した問題が山積み 同じく長く続いた吉田、池田、佐藤、中曽根政権より、遥かに質が低い 質が悪ければ、長く続いた分責任は重い
865 :
無党派さん :2007/10/21(日) 23:48:11 ID:sHzaFhK5
867 :
無党派さん :2007/10/23(火) 01:50:43 ID:1OI204KU
500越えたら書けなくなるんだっけ? 誰か次スレたててくれ
868 :
無党派さん :2007/10/23(火) 01:57:46 ID:8y+uw2vh
>>862 そうだっけ?
ドイツも近年は首相候補を明示して選挙していたと思うよ。
日本も一応党首が首相候補と推定されるので「雲泥の差」とは言えないと思うよ。
869 :
無党派さん :2007/10/23(火) 03:03:57 ID:1OI204KU
推定というより公約化してもらわんと意味ない
870 :
無党派さん :2007/10/23(火) 03:08:00 ID:C0OQpDT3
日本のマニフェストは首相候補も政策も1年たったら無意味・・・
871 :
無党派さん :2007/10/24(水) 05:11:46 ID:qj5CnvzH
国民に信を問わずに、勝手に首相変えたり政策を大幅転換したりするのが許されるんだから 選挙で政策論争とかしても何の意味もないって感じだ
872 :
無党派さん :2007/10/24(水) 16:56:32 ID:/9N3QxUP
多少の時差はあれ、いずれ問うことになるんだし別にいんじゃね? まぁ、首相交代後は(有事を除き)一年以内に解散しないとダメとかって規定はあってもいいかな。
873 :
無党派さん :2007/10/24(水) 18:16:22 ID:3QSwtNZb
いずれ問うてもまた1年限定なのだがw
874 :
無党派さん :2007/10/24(水) 18:56:57 ID:/9N3QxUP
一年限定なのは立法期中の総辞職の時のみね。
875 :
無党派さん :2007/10/24(水) 22:31:24 ID:PI4kTJcx
876 :
無党派さん :2007/10/24(水) 23:16:11 ID:v2HOZAAl
864 :無党派さん:2007/10/21(日) 22:33:27 ID:GFYjiIEn 政治とカネ、年金・高齢化対策、消費税上げ保留、財政赤字継続、公務員・議員削減、守屋元防衛次官問題... 5年半続いた小泉政権とその影響下にある安倍・福田政権で、フタをされて放置されたか、より悪化した問題が山積み 同じく長く続いた吉田、池田、佐藤、中曽根政権より、遥かに質が低い 質が悪ければ、長く続いた分責任は重い
877 :
無党派さん :
2007/10/25(木) 21:23:10 ID:baGemapR