1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2009/03/11(水) 14:38:49 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2009/03/11(水) 14:39:23 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2009/03/11(水) 14:39:56 ID:???0
5 :
花と名無しさん:2009/03/11(水) 14:40:32 ID:???0
6 :
花と名無しさん:2009/03/11(水) 14:41:05 ID:???0
7 :
花と名無しさん:2009/03/11(水) 14:58:26 ID:???0
,.-‐=ー-−、
, -{〃´r `ヽ. 丶
/, イ い ー-、 `、
ノ ゝ `下ヽい j ぃ.ヽ
〃 い ぃ_ノ八ー' 、_,小 ヽ.い
八ゝィ(、_冫ィrくヘ(__,〃 ミヽYリ
{ ゝいン‐-廴いゝン-いゝ川 {
}Yハ 涎nヾ代愆シ`〉Yィ'リ
ヾゝい j / ノリ´
`込 __,,__ /イ^′, -<¨¨ ‐、
r_、  ̄ イ^´ / \
}ニヽ.`¨´〆´{ / ハ
ノ廷込Y'{rI巧∨ r _ ',
, -‐、 -‐'´  ̄`ゝ孑乍ミ7 ノ⌒ ヽ {. i
〃シ/兮、 _/匁/}ドI父f (、ノ_,∠._ __い、_ノ |
/乏yiWrfヘ ヽゞタ/'ノ}!t},ネ{ 小 r符ミ ' r符ミtり} |
/'爻〃 リ' }j'りハ. Vイタ{{カt,ハ{ {ぃ ^¨´ h `¨^ rラ′!
/〃朮/x〃ォリ〕}ルiヘ. hホ;!}价} いヾ、 ' ,{(.ノ/ヽ\
/ッ厶 ル'衣/ゞ/仞{刔ハ !仔}.{弁{ / 弋タ\` ̄´ イ心./ `、ヽ
'^^^/ ty'r片/r_/r〃えl爿ヘ.l込{ }戈j./ /´`フ'| ` ー ´ {ヘ‐'^ヽ. ',
. / ん幺イ7方ソ,!余;朷j tj|爻} {父j′ / ヘ / \ ヽ. ! i
' ⌒´h伐ルくj弐ネくリ,{f|戈{i }_込_イ戈ぇ癸,ゝにユtュ.--―‐、 l |
/ 亅ゝ'´l }iゞlゞ{小!tゞ'卞冖示テ=会テ示冖'j|「 ̄`歹矛ヽ、 | |
/ ! l {爻j〃}jtぐく必込X述シx伐ゞム圦.v!l込シx'イ來弐込!
' |i | ヽハ爿刈ネYヘ弐ソハ.Xイ夾ac^込7l|lXx代恍迄al.′
/ l ! l Et{r{/`込ぃ.來ネa | `7 j;||來朮a ヽ._, |
/ h| i t予/ ヾ沙宀' l /.h!|込a ! `ー-l
8 :
花と名無しさん:2009/03/11(水) 14:59:14 ID:???0
,. ‐'"´ ̄ ー- .
, ‐ ' _ ヽ ._
/ rく'´ ヽ `ー 、
/ / ノ } ノ ヽ
、_ノ ! / , ' } i }
〃 ノ / '´ ノ ノ ノ j } リ ト
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、イ{ 人. / , '´ ,∠__, -' //ノ〃 }
} ヾ_ト、 { /{ /,.=、7 / ,r_⌒/ _,ノ
ヽ. {、_) ゝ{ ハ_ 小tツ{,.イし i{t;リ7 (
)ヽーr{ `7 ` ^` ` |`^ !ノ^
`ーr ヽ.),イし' ,! /
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9 :
花と名無しさん:2009/03/11(水) 15:01:40 ID:???0
リアルで見ていた世代です。「毛糸玉にじゃれないで」が好きでした。
ポーの一族を毎月バラバラに見ていて、トーマの心臓を見ていて、
単行本になって初めて感動しました。
11人いる!がピークで、画風が変わってスターレッドは読まなかったです。
その後百億の〜で復活したのは読んでました。
ただ、SFは大友克広の方が当時すごかったので、そのあとの作品は読んでいません。
旧スレがカマ堀り話で盛り上がってるようだが・・・
自分は大人になってハマったくちです。
11月のギムナジウム買って来た。表題以外の短編の完成度にビックリ・・・
これ子供が読むモンじゃないだろ・・・秋の旅とかかわいそうなママとか・・・
いや読んでもいいんだけど、大人こそ読んでじんわり来るというか・・・
展開が全く予想つかなず読後の余韻もすごいモー様に今頃首ったけです
画風も色々違うけど、引き込まれるパワーは変わらないなぁ。。。
残酷な神が支配する11巻途中まできたがこれは
読むのがキツくなってきた
7、8巻あたりの現実逃避してるようなイアンの様子は
クロマティ高校や何故か福本伸行作品を連想させられた
1〜6巻くらいは罪と罰を連想していたので
ギャップのような違和感を覚えた
従兄弟の家で読んだ「百億の〜」が初めての萩尾氏作品だった。
当時チビガキの私は、少女とも少年とも見える阿修羅王にすごく惹きこまれてましたねー。
で、その後「ポーの一族」で完全K.O.され、今に至ります。
絵柄はだいぶ変わっているけれど、ストーリーとネームが相変わらずいいから絵が変わってもファンでいられる。
でもよく考えるとこれってすごいことだよね。
絵が変わったのを理由にファンが離れる作家さんは少なくないと思うんだけど…
ちなみに「キャベツ畑…」にも登場してる当時のアシさんだった佐藤史生氏も好きな作家さんだったり。
マニみたいなスーパーコンピュータがほしいなぁ(ちょっとスレチでごめん)
連載当時は気が付かなかったけど、萩尾さん
「アラベスク」でアシスタントしてたんだね。
某スレで「いいかげんエルグを開放してやれよ」っていうのがあったけど
あの後エルグはどうなったん?
マージナルの初代キラみたいに、惑星と一体化した…とかかなあ。
セイが垣間見た時に、星全体がセイへの愛を唄ってたから
シッタータvsイエスで阿修羅が再登場場面には滅茶苦茶ぞくぞくっとしたもんです。
(リアルタイムでチャンピオン読んでた)
ところで、映画マトリックスってゼンゼンシティ編のパクリもしくはインスパイアw?
百億の昼の面白さはわからなかった
少女漫画的な美少女美少年の出るものじゃないと受け付けないみたいだ
百億・・・が転換期だったかな。少年誌向けにか、線をごつめにして。
その後が「ゴールデンライラック」。SFマガジンなんかにも執筆。
人物がデッサン重視の体型になった。顔も丸っこくなって。
(少コミのまんが入門とかいうページで温めていたお話だよね)
さらにマーガレットでブラッドベリ原作、これも人物ややごつめ。
少女漫画的な美少女美少年は「エディス」で最後か orz と思っていたら
プチフラワー創刊号に「訪問者」!前期・後期(勝手に命名)の良い所が詰まってて
まじで涙出たよ。
ゴールデンライラック、丸っこすぎたよね。
ところで今日宇宙船のウが発射されたね〜。日本が勝った祝砲のようだ。
萩尾漫画ってSFはあるけどスポーツ漫画はないなと思った。
バレエ以外でなんかあったっけ。
23 :
花と名無しさん:2009/03/16(月) 18:04:53 ID:gjUDhFzB0
>>22 マリーン(テニス)
4/4カトルカース(グライダー)
あぶな坂HOTEL(スキー)
…テーマじゃないなw
レオ君いつまでやるのかなあ
定年になったら仕事やめるっぽいこと言ってたからなんか焦る
>>23 よく覚えてんなー
あと残念な神でボクシングとかか?
残酷な神を読み終えた
7巻あたりまではワクワク読めたが
後半にいくにつれてパワーダウンしてるような印象だった
長すぎるのも難しいのか
オー・マイ・ケ・セィラ・セラではホッケー(アイスじゃない
地べたでやる方)やってたね
>>19 確かに自分もあの映画見たとき「百億〜」のZEN ZENを連想したが、
「個にして全」みたいな「ユートピア世界」は、
古典SFにはよくでてきそうだなぁ
世界観はバルバラが一番好きだな
眠り続ける美少女、過去の猟奇殺人、カニバリズム、ポルターガイスト現象
若返りの研究、奇妙な儀式、火星人学会、夢の共有
不気味さと美しさと、謎めいた雰囲気がたまらない
色んなキィワードが繋がっていくミステリーっぽい展開も好きだ
惜しむらくはごちゃごちゃしすぎて寸足らずだったことだな
せめて六冊は欲しかった
キリヤが本を受け取るところで泣いた。
明美さんはキリヤが入れ替わったこともちろん気がついていたんだよね?
>>26 長いとだれるって感想はよく見たけど
ワクワクしたってのは見た事無かったよ
>>30 気づいてないよ。
新しい世界?では、キリヤとタカが入れ替わってないから。
キリヤを死なせないで、と頼んだら、
幼児のときにエビアレルギーで死なないことになったわけで。
瀕死の状態でアメリカに搬送もされなかったし、
タカと入れ替わることもなかった。
>>32 「変更されない世界」の方では、キリヤが死んじゃって入れ換わってることに
気付いてたと思うよ。だってほら、眉毛違うしw
だからあんだけ変になったんでしょ。
「変更された世界」(=キリヤが海老アレルギーで死ななかった世界)では
その葛藤がないから、相変わらずズケズケ言う人っぽいけど病的じゃなくなってた。
キリヤは、エレー損したんだよ。たぶん。
エスタはなぜ慌ててボストン氏と結婚したんだろう。
シェルブールの雨傘みたいにお腹に赤ちゃんがいるのに父親が生死不明とか、アラサーで焦りまくっていたと言うわけでもないのに。
子供にも大して情があったわけでもなさそうだったから、いっそ旦那も
子供も捨てて恋人の元に行けばよかったんじゃない?
ナースタースみたいに「足にすがり付いて」訴えてればなんとかなったかも。
80年代ころのカラーイラストが素晴らしすぎる
百億とか、宇宙叙事詩とかいうやつのカバーイラスト
すごい引き込まれそうな引力を感じる
ドラッグ的な陶酔感とか(麻薬はすったことないが)こんな感じかな
過去のイラスト集出して欲しいなぁ
原画展でもやってくんないかな
宇宙叙事詩のイラスト、本文のモノクロの、戸口に垂らした緞帳のすきまから
そっと手燭差し出して床に置こうとしてる絵に背中がすうっとしたこと覚えてる
怖い絵じゃないんだけど、あの何とも言えない空気感が……
ポーは白黒で描かれているのに色が見えてびっくりする
特に「エディス」の車の上にいるエドガーのドレスは何度見ても赤い
本文で「赤いドレス」って言ってるからその刷り込みかもしれないけど
読み返すたびにあのドレスが赤くてどきっとなる
赤い小鬼がぴょこぴょこと
初めて萩尾さんのモノクロ画で色が見えたのは、「スターレッド」のセイかな
ヘアカラーが除去されカラーコンタクトも溶解されたときの、
……まるでスタールビーですな とかいったセリフで、
真っ白な髪と澄んだ赤い目が見えた(気がした)
もっとも、「ポー」より先に「スターレッド」を読んじゃったってのもある
「凍てついた青」といった描写に、
確かにエドガーの瞳が濃いブルーに見えました
>>35 一人では生きられないタイプの人だったのかも。
それに、帰宅を疑う → 結婚 → ティモシー誕生だから
少なくともボストン氏は2年近く (またはそれ以上)
音沙汰がなかったようだし、妙齢の女性がそう何年も
家事手伝いでは過ごせなかったのではないかと。
当時は今と違って、25までもらい手のない女性は欠陥あり
ぐらいの時代じゃないかな?
確かに、すがりついて行ければ良かったんだけどね。
嘆いてばかりじゃなくて行動しろよ!と個人的には思うけど。
恐らく、色んな意味で素直で、聞き分けが良く押しの弱いタイプの
大人しい人だったんジャマイカ。
だからこそ余計に「可哀想なママ」だという。
イメージ的に、ナースタースとは対局にいる感じ。
ナースタースは何だかんだ言って、自分で切り開いていける人
って気がする。
アフタヌーンでシリーズ連載が始まったね
まさかアフタヌーンで萩尾さんがお目にかかれるとは思わなかった
アフタは編集長が萩尾さんファンだから…
>>43 そうなんだ〜ソースはどこら辺ですか?
アフタヌーンならファンタジーとかSFでやって欲しかったな・・・
もうネコものはうんざり
>>44 過去ログ(自分の書き込みだけどw)から
>162 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2008/01/27(日) 21:38:15 ID:???0
>月刊アフタヌーンの編集長が、去年のコミックスベスト5のトップに
>萩尾さんの「山へ行く」を挙げてた。
>(出典・某オタク系本屋の情報誌。編集者やライターなど、いろんな人に
>2007年のベストをインタビューしてた)
>時々須藤真澄さんの漫画とか載せてるし、少女漫画寄りの作品が好きな
>人なのかなー。萩尾さんの漫画がいつかアフタヌーンに載ったり…は
>難しいか。講談社だし…。
>164 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2008/01/27(日) 22:46:50 ID:???0
>
>>163 >(挙げた漫画は完全に自分の趣味で選んだ、と前置きして)
>「イチオシは少女漫画界では言わずと知れたお方の短編集。これはなんて
>若々しい!マンガはまだこんなに描くべき可能性を持ってるなんて、と
>総合力の高さに恐れ入りました」
>ちなみにこの人が挙げた2位以下は、「よつばと!」「トニーたけざきの
>ガンダム漫画II」「21世紀少年」(あと、5位ではなく番外、として「レイモンド」)
>時々須藤真澄さんの漫画とか載せてるし、少女漫画寄りの作品が好きな
>人なのかなー。
モーニングは10年以上前から、
積極的に少女漫画畑の作家を多数器用してるよ
>>46 ありがd
萩尾さんにラブコール送ってたのかな?
でもアフタヌーンって置いてるところ少ないんだよね
アフタヌーンか
「寄生獣」を連載してた雑誌ですな
>>47 アフタの話からどうしてモニに話が飛ぶのか
アフタの編集長が萩尾好きなのは事実だから
アフタのやつ、シリーズになるんだ
しかしあれはちょっと買う気になれないし
コミクス化までまつかな
アフタのはどんな話?
4年ぶりにアフタ買おうかな。
アフタのは会社員の話。
これ以上いうとバレになるから言わない。
でも「ゲバラシリーズ開幕!」って書いてあったから続くんだよね?
あと須藤真澄は四季賞デビューだから生粋のアフタっ子だと思う
須藤さんはアフタで賞とる前にどっかで単行本出してたと思うけど
アフタヌーンの話なんてどーでもいいよ
そこに載る萩尾漫画の話題ならともかくサ
>>56 おおありがとう
絵は描けるんだけど、お話が思いつかない漫画家
ってまたまたこじょうだんを
もう正直猫は…レオ君もいつまでやるんだろう
猫ものほんと勘弁してくれ
猫好きなのはわかるが鼻白むものがある
それはファンの色眼鏡
まあ、萩尾さん作品が好きだそうだから、
影響や刺激は受けただろうとは思いますが
>>58-59 個人的には、
「萩尾さんならではのSFもの!」を希望したいところだが、
もうさんざん働いていい作品を残しているのだし、
好きなものを描いてポツポツ発表してくれればいいかな、とも思う
異国の歴史ものやりたいって言ってたし、そろそろ取り掛かってほしいな
あとはゆっくり、ご隠居感覚で好きな猫漫画でも描いて暮らしてくれても
全然OKです。
御苦労さまでございました。そしてありがとうって感じです。
晩節を汚さないでくださいなーだ。
>>64 もう死んだと思って新刊は見ないことにすればいいんではw
俺はギムナジウムでホモ描写の薄い少年愛ものがみたいな
オルフェウスの窓のユリウスが女だったQみたいな
>>64 まだ引退してねーよ
下二行は余計なお世話に留まらず、不快ですらあるな
特に最後の1行
晩節じゃなくても汚れてる人がいるのだな
本物のドイツのギムナジウムは制服がないので
今、制服もののギムナジウムを描いたら
コスプレのように見えてしまう。
だから残神はイギリスが舞台なんだなと思った。
パブリックスクールなら制服があるし。
自分はむしろ今の作品のほうが好きだ。
それは、私たちが萩尾さんと一緒に年齢を重ねたということだ。
ジンとくるじゃないかw
>>63 異国の歴史物やって欲しいな。
大体いつ頃のだろう。
戦時中のヨーロッパ…はもうエッグ・スタンドでもゴールデン・ライラックでもやったか……
時代確定できないヨーロッパものも多いし
あまり資料がない時代に目をつけてくれたりしないかな
東欧中世とか北欧古代とか
アジアものをやったらどんなになるだろう
インドや中東は舞台をよく借りてるから、東南アジアとか
つい最近のヨーロッパもの(メッセンジャー?だっけ?)もなんだか意味深なキャラだけど
掘り下げて一冊にしたりはしないのかな
>>63 どこで言ってたの? 雑誌のインタビューかな
片手が魔物のオッサンの話はどうなったんだろう…
山岸スレだけにして下さい
粘着キモすぎ
>>76 え、それってなんだっけ?
一瞬「寄生獣」と「鬼追うもの」を連想したが、
どっちも萩尾作品ではなかったw
山へ行くももちろん良かったのだけど、
個人的にSFものが見たいよー。
>片手が魔物
ぬ〜べ〜を思い出したw
山へ行くもあぶな坂も面白く読めたけどSFモノ読みたいよねやっぱ
文庫か何かで萩尾さんは「ストーリーが浮かぶのは綺麗な鳥が木に止まるような感じでやってくる」みたいな事
仰ってたとか書いてあったし綺麗な鳥がSFを運んでくるのを祈っておく 今は木の上が猫に占められている
>>83 わろたwのんびりしてて楽しそうだけどこれじゃ鳥は近寄らないな
たくさんある過去作品を読み直しながらまったり待つわ
>>69 逆だよ。
トーマや小鳥の巣は、
元ネタになってる映画がいずれもフランスのミッション系寄宿学校や
イギリスのパプリックスクールが舞台の話で
それをドイツに移したものだから、制服制度や全寮制の部分が事実と相違する。
あと残神は、アメリカの良くも悪くも平々凡々な庶民の少年が
イギリスのブルジョワ家庭に入って変貌を遂げるという話でもあり、
アメリカとイギリスの対比が裏テーマになっていると思ったんで
その意味でも舞台がイギリスである必然性はあるんだと思う。
>>77 オル窓の音楽学校が制服設定なのは
やっぱり萩尾的ギムナジウムの影響(つーか刷り込みつーか)なんだろうね
>>82 この前、アフリカ旅行をしたのは
バルバラに出てきたエズラの一族の話を描く取材だと信じたい
制服設定にしておかないと、どんな服着せたらいいか迷っちゃうのでは?
>>88 あぶな坂のPC修正データ、解像度間違えて作成したっぽいな。
インタビュアーが空気読んで話合わせてやってるとこが優しい。
>>88 d! 萩尾さんにとても好感が持てる内容だった。
ご本人は「マンガ」というものに関して、マンガが作り出す世界が好きで、
「マンガ大好き」な普通人としての(通ぶらない)読み手でもあり
大御所になっても、マンガ作家としてとても謙虚な姿勢で描いているんだね。
萩尾ファン(フリーク)の一部に傲慢な人が多くて、そのせいで彼女のイメージを
「傲慢な人だ」と思わせてるのかもしれないな〜と思えて来たよ。
傲慢つーよりトーマの心臓宗教みたいに崇めてる痛いのが多いと思ったけど
>>88 75です。どうもありがとう!
>SF系でいくつか、歴史物でいくつか書きたいテーマがあります。
SF系でもいくつかあるんだ!
これはうれしい、楽しみに待っていよう
『へうげもの』を楽しみにしているとか、
福山庸治さん古い交友があったとか、かなり充実したインタビューですね
>はやく年金生活に入りたいんだから(笑)。
ここが気になるけどw
ま、ジョークかな
年金もうすぐじゃん?…と思ったら
今は65歳からか。
スレ違いも甚だしいw
すいませんもう30年近く前なんですけど
先生が書いたQUEENのロジャー・テイラー(ドラムス)を覚えてる方います?
記憶違いだったかな?
なぜQueenだったのかよくわからない。
ホモだし、イギリスだし、、、
いつかNHKのBSアニメ夜話で「アルジェントソーマ」を取り上げるなら
萩尾先生を参加させてもらいたい・・と密かに思っている。
「アルジェントソーマ」って元ネタが「トーマ」とか言われているから。
この際「ハティ可愛い☆」「ソーマブチ殺す」発言が出てもよい。
早くネコマンガから遠く離れて長編描いてほしい
ファンなんだから希望を述べるのはいいけど、
まあ何というか礼儀として前半は不要という気がする
>>100 >この際「ハティ可愛い☆」「ソーマブチ殺す」発言が出てもよい。
自分がでて言えば?w
>>103 手塚治虫特集時は冷静だったけど
漫画夜話の時は博雅に"クン"付けで萌え萌えだったので
もし・・・・視聴して嵌ったとしたら、とおもたのです。
この人の書く目の玉の小宇宙がいやなの。
コスモ?
確かにコスモがひろがりんぐ
もとさまのめんたま
達人クラスになると目の中に大マゼラン星雲だって描き込めるんだぜ。
井出ちかえを思い出す。
824 可愛い奥様 sage New! 2009/04/22(水) 23:22:04 ID:px0Fe37+0
今でてる婦人公論で萩尾望都さんが対談してた。
やっぱりお母さんと相当確執があったんだね。
お父さんとお姉さんのことは以前エッセイマンガにちらりと描いていたけど
お母さんのことは初めて聞いたな。
メッシュの「苦手な人種」に出てくるポーラとそのお母さんは
萩尾さんのお母さんとお姉さんなんだろうな。
24年組てのは、それ以前の少女マンガ目玉のアンチテーゼだと思ってた時期もありました。
>>112 24年組が変えたのは、絵柄というより内容でしょう
24年組みは背景にバラ背負わないとか最初はあったけど、だんだん背負うようになったしね
恩田陸のネバーランドを読んだら、後書きにトーマの心臓にする
はずだと書いてあった。じゃあ光浩がユーリで統がオスカーかな。
>>115 背景を描き込んだり、アングルを変えたりといった手法を多用したのは24年組かもしれんけど、
萩尾さんなんかはよく花を背負ってた気がするなぁ
まあ、劇画じゃないんだから、そーゆーのも表現のひとつだと思うしね
トーマが打ち切り寸前で、もうちょっと普通w少女マンガ読者の支持を得ようと
画面を華やかにさせるために薔薇を背負いだした……ってここかどっかで読んだ覚えが。
70年代の先生の、花びらや若木が飛びまわってる絵、大好きだ……!
恩田陸のネバーランドはトーマのオマージュって作者が言ってるんだっけ
何年か前に読んだけど微妙すぎてそれっきりになってるなあ
ついに今持ってるポーの本の傷みが目立つようになってきたからパーセレ買ったけど
さすが、紙面が大きいからエドガーのまつげまでよく見えるw
今更だけど、パーセレは扉がついてるのがよかった。
トーマだと、最初の方で一話ごとに一人ずつ登場人物が増えていく。
あのあたりが実にうまいのだが、アンケートが悪かったとはねえ。
萩尾作品は絵本のようで暖かくていいなあ
登場人物はみんな子供のような性格をして
じっさいは現実にだけ生きる大人ばっかりなのに
醜いやつらにであってこなかったのか
萩尾さんの育った環境がよかったのか
そうかなあ
萩尾作品にも色々あるでよ
婦人公論で読んだ限りじゃ面倒そうなご両親だった。
>>123-124 122はたぶん数本の作品しか読んでないんだろう
そうじゃなきゃ、新しい手法の煽りか荒しと思われる
>>125 萩尾さんのエッセイを以前読んだとき、面倒そうな家庭と思った
が、当時としては普通の範疇かもしれない
日本人描いても
なんというか異次元の世界の人みたいになってるから
不思議な雰囲気がかけるんだとおもう
殺人とか犯罪とか古い外国とか宇宙とか書いてるわけだし
経験したことしか書けないような作家じゃないですよね
今も昔も情報収集の方法はあったのだし(新聞とかでも)、
経験してなくても家族の確執は書けるし
虐待経験があっても幸福な家族は書ける
確執を書いたからって家族を恨んでるとは限らないし
家族を許す漫画書いたからって許せたとは限らない
本人が肯定も否定も出来ないんだから
私達にはわからない
インタビューもまともに読んでないんだねえ
>>126 >122はたぶん数本の作品しか読んでないんだろう
>そうじゃなきゃ、新しい手法の煽りか荒しと思われる
なんでだよ
自分は欠陥家庭(虐待と暴力と金策がふつうで、いつ殺されるかわからないっていう家庭だった)
で育ったから、自然に作れる話といったら
精神的な葛藤とか殺人とか嫉妬とか、そういうダークなものばっかだよ。
幼児期の人形遊びでもそういう話ならすぐに作れた。
萩尾さんは手塚との対談で「男の気持ちでかいてるんでしょ?」
といわれて「私は子供がすきなの」と答えてたけど
読めば読むほどまさに『子供好き』の視点からみてるってわかる。
(自分にはできない)
だから、いい家庭だったんだなって思うんだよ。
補足
自分語りで悪いけど
虐待されて育つと、中身は「ずっと子供のまま」なんだ。
自分が子供だから保育士のように「子供はかわいい」ってふうにはみれない。
大人からみた子供がかけてるってことが、『あたたかいひとだな』って思う。
そうですか
長文なうえ連投でなにいってるのかわかんなくなってしまった
まあ、ようは「視点が違う」ってことなんだよ
インタビュー読んだことないし萩尾作品も初期しか読んでないけど、
登場人物全員が子供のような性格してるわけではないんじゃ?と思った
>>136 大人からみると「子供はかわいい」
それで子供をうんと子供らしく描くでしょ?
自分なら「私はつらいのになんでこいつは・・・」ってふうに子供に嫉妬するから
いやらしい子供といやらしい子供になってしまう。
(虐待された親は子供を虐待するけど、それは子供を対等にみてしまうからなんだよ)
だから結局は「視点が違う」んだよ。
萩尾さんの見る視点ってほんとうらやましい。
インタビューでは「昭和24年生まれで子供の数が特に多く、周りの大人から競争競争!といわれ続けた」
「いかに分かり合えない親の元で生きるか」というのがメッシュのテーマだった、みたいなことを仰ってたし
>>122のように想像で育った環境がよかったのかとか書いちゃったら「?」な反応されても仕方ないとは思う
インタビューまで読んでないにしてもこのスレだけ読んでも親のこととか上で話題に出てるのに。
>>138 ああごめんね
「育った環境がいい」ってのは幼少期に「愛情を十分もらってたかどうか」
っていう根本的な話なんだ。
進路を強制されたり、競争意識もたされたり、ってのは性格ができあがったあと
にあるもので、人格形成にはあまり影響ないし。
なんか、違う作家についての感想みたいだな
>>122は
ほぼ全文に疑問を感じるw
まあ、自分からみた萩尾さんってのは
わかってもらえなくてしかたないと思う
(経験してない感覚はわからないものだからね)
おそらくキミたちが右から萩尾さんをみて「左だ」というなら
自分は左からみて「右だ」といってるんだから
でも萩尾さんは自分の側のひとじゃないってすぐにわかるよ
THE・メンヘラ!って感じの捨て台詞乙
自分がメンヘラでもなんでもいいよ
環境上そうなるのはしかたないし
だからこそ萩尾さんが違うってのがわかる
まあ、残神読んでないのは分かった
レオ君ってそろそろ単行本になるのかな
萩尾さんの作品を、自分語りと同レベルだと思ってるのかな?
編集側から幸福な子供の漫画を依頼されたら書くことができるし
テーマ母の日で依頼されたら「かわいそうなママ」書けちゃうしw
プロなんだよ
>>144 読んでるよ(PF連載中のときから)
でもあれは経験した感情で描いてるわけじゃない
経験した感情で描くのと、感受性で共感して描くのは
「視点が違う」んだよ
前者は第一者目線でみるけど後者は第三者目線
萩尾さんは全体を見渡すように描いてるでしょ
だから名作になれたんだと思う
>>146 きみがレスをまともに読んでないことはわかった
天使の擬態が好き
どのへんが当たってると?
>>137 要するに「子供キャラが子供らしく描いてある」って言いたかったのかな…
「全作品の全ての登場人物が子供らしい」的な意味かと思ってた
レオ君、ネコつながりで猫本に収録してた話も入れたりしないかな
あ、しまった猫本は講談社か失礼しました
もう絶版状態なんだね
雪の子ってパーセレに入ってる?
>>153 「全体的に」そういう傾向あると思う
大人でも子供らしかった(というか大人キャラも純粋)
ポーの時計取られてゆるした先生とか
子供が求めるような絵本のように理想的な人だしね
醜い大人ばっかみてると「表向き許されても内申点で反撃される」
とか、とにかくドロドロ発想にいっちゃうんだけど、そうならない
こういうのって、ほがらかなひとでないとそう描けないよ
>>147 言いたいことはなんとなくわかる
絵本のように温かい世界とは思わないけど、人物に対する視線が温かくて、
その点愛されて育った人なんだろうなと思う
雪の子もだし銀の三角もパーセレに入れてほしかったなあ
入手困難な作品はもったいない
>>150 天使の擬態、私も好きだ。
天使になったのはその(中絶した)子どもだ、
おまえその子に翼が欲しいんだ、っていうの、
なんか泣けた。
エッグ・スタンドとか、訪問者も大好き。
トーマの心臓も大好き。
フラワー・フェスティバルみたいなのも好き。
つか全部大好き。
ああああ読み返したくなってきた
明日が祝日でよかった!
『学校へ行くクスリ』の解釈を誰か頼む
視点が優しいのには同意
でも育ちがどうこうというより
人としての資質の問題だと思う
虐待されて育った友人がいるけれど、
家族以外の人間ほぼ全員が
自分に暴力ふるったり罵倒したりしないことに気付いて以来
他人の無条件の優しさが嬉しくて
自然に自分も人に優しくしたくなる…と言っていた
事情知らない人は彼女を「幸福に育った人」と言うよ
誉め言葉だからと笑って流してるけど
とにかく決めつけイクナイ
デビルマンイラストレーションズを古本屋で見かけて買ったら萩尾さんのイラストがあってびっくりした
知らなかっただけだけど何か得した気分だ
残酷な〜の画集はあったけど70年代〜00年代に渡る画集は出さないのかな
復刊された金銀砂岸くらいか。
>>165 イラストはあったけど誰こいつ?なレベルだったな。
普通のオリジナルイラストとして見るのが吉。
>>167 >オリジナルイラストとして見るのが吉
誰こいつ?とかイラストをどういう見方すれば良いのか?って質問した訳じゃなかったんだけどな…
コメントも載ってて着目点が知れて面白かったよ
>>130 萩尾さんの家庭のことじゃなく、登場人物のことだよ
>>165 おお〜、それは興味深い
そういえば、
プロ作家によるアンソロジー、ネオ・デビルマンに萩尾さんも参加してほしかったなぁ
キャラ皆が純粋で優しい性格だったら、タバコで根性焼きするような奴なんて登場しないw
優しい登場人物の方が多いって言いたかったんだろうけど。
作者の育った環境とか考えて読んだことないなー…。
似たような環境で育っても性格は人それぞれだろうし、あまり気にしなくていいんじゃね?
>>171 もっと深いとこまで透視してみてくれ
そうだな
作家としての立場に立ってさ
自分が自分の作品を創作するつもりで
そうすればわかるよ
上から微笑むような目線でないとあれはかけないって
漫画に限らないけど、渦中にいるととても描けたもんじゃない
>>170>>165見て思い出したけど永井豪記念館ってのが出来たらしいね。
少女漫画家のそういう記念館のようなものって出来ないのかな
24年組とかであったら良いのにと夢想
>>164 そう
私だって表向きは「おっとりしたお嬢さん」らしいけどね
でも中身は大火事のあとにようで修正していく必要ありすぎるわけで
基本的にひとが信じれないから他人が優しいと涙する
ほかの人は当然と思うようなことでも
でもそれで「こんなひともいるんだから決め付けよくない」って変じゃん
やっぱ共通すると思うよ?こういう部分は
それになんでずっとつっかかってくるのかね
中二病?
ゆがんだ人間側からみた感覚がわからないのなら
いちいち反論しないでだまってきいてればいいのに・・・
ブログにでも書いてろ
そんなことはわからないくせにわかったように反論してるやつらにいえよ
なんでここまで話してやらなきゃいけないの
あ
い
う
ジェルミがグレッグの餌食にされたのだって
ジェルミの「もともとの資質により、そうされやすかった」からなわけじゃない
やっぱ育ち方に落とし穴があって
サンドラがジェルミを子ども扱いしてこなかった
夫のようにあつかった
だから、ジェルミはサンドラを守ろうとした
まだ守られないといけない子供なのに
悲劇はサンドラから始まってたといえるよね
やっぱり新手の荒らしだったか
相手するといつまでも居座って自分語り続けそうだしもう放置したほうが良さそうだなこの人
アランだって環境が・・・
萩尾さんは芸が細かい
スキがない
たしかに
その後を決めるのは過去の育ちなんだよね・・・
自己修正は難しい
>>183 もう自分の話はしてないじゃん
必要のない話はしないよ
話したくもないし
トーマだのポーだの
こんな難しいテーマを子供向け雑誌で
連載してたってことがすごいな
竹宮恵子の風木もそうだけど
たった10代の子供たちどうせ内容理解できないから
表面だけ見てこぞって801に目覚めちゃったりしてそうだw
>>170 亀だけど萩尾さんのネオデビルマン!言われてみれば確かに参加してほしかった
インタビュー読んでてものだめとかデスノとかの名前が次々出てくるし、ホントに漫画が好きなんだなあ
良い意味でミーハーで素敵だ
「ヴィオリータ」って短編があったけど、未だに解釈が難しい
最後の「眠ってらっしゃるの?ヨハン」って台詞が特に
もう一度読みたいけどこれは文庫とかに入ってないのかな…
>>171-172 ほとんどのヒトは気にしてない
気にしているとしても、いちいち口にはあまり出さない
作家の家庭環境を持ち出したがるのは、
評論家と評論家気取り、そして自分語りがほとんどだ
>>188 あの短編はいいよね!
実家にある単行本には入ってるけど、
古い全集(赤本)なんて今は手に入らないか
ヴィオリータ、読んだことないや 気になるなあ
精霊狩りも古い全集でやっと読めたし…今入手困難な作品はどのくらいあるんだろう
ヴィオリータはマリーンと表裏一体みたいな感じで認識してるなー
イグアナの娘って
お母さんが人間に恋したイグアナだったってことなの?
ヴィオリータって文庫に入ってなかったっけ?アメリカン・パイかなにかに
イグアナ姫の話は比喩っつか寓話。
ものすごくひらったくいえば、
お母さんと娘(長女)は実は同じタイプでした、って話。
お母さん自身が自分が嫌いで自分を否定していた。
自分の隠しているいやなところを娘が受け継いでいるので、娘が苦手だった。
自分と似ていない次女のほうが可愛かった。
>>194 今確認したら秋田文庫アメリカン・パイに入ってるね
雪の子もアロイスも入ってて濃いなあこれ
うん、入ってたね。
表紙が地味で損してるけどいい本だ。
「イグアナ」を読んだときは母娘ってこええ、とビビりましたね
俺は母親と姉ちゃんに甘やかされて育ったけど、女同士はいっつも
ギスギスしてたな
最初に読んだ萩尾作品がイグアナの娘(親がPFもってたから)
めっちゃ感動した
母親はリカを憎んでたわけじゃなかったってわかったし
のちにドラマ化して、見たなあ
ドラマのほうは友人の解釈をきくとどうやら漫画と違うらしい
(リカの生んだ子供は漫画では人間、ドラマではイグアナらしい)
>>198 娘はファザコンに、息子はマザコンになるというけど
まあ中には父親がてんでガキで母親のほうが娘を溺愛して
女の子がマザコンになるってのもザラだ
イグアナの娘は母娘の構図のデフォルトではなくて
やはり一部のケースにすぎないのではないかと
トーマの心臓初めて読んだ。
これってユーリがした背徳行為と同じような事しても平気な人って世の中にたくさん居るよなあ
それで苦しむユーリはやっぱり真面目なんだなとオモタ
まあそうでないと物語にならないんだけど
ユーリはジェルミなんだよね
ジェルミなユーリ・・・想像つかん
ジェルミはすっごい毛深そう
なぜ萩尾漫画は劇画チックになるとデッサン狂ってんだろうね
定規つかわずに建物かいてたトーマとかのころのが上手くね?
いまは腕の描き方変だ
トーマの心臓よくわからない
ユーリはなんだって天使と悪魔にあこがれたんだ?
どういう経緯でマゾになったんだよ
トーマが好きだけど何故か八角眼鏡にも惹かれる
↓
八角眼鏡は悪い奴だと分かってたのについてってしまった
↓
リンチに屈し神への信仰を捨てる羽目に
↓
自己嫌悪&人間不信
↓
もう神様に顔向けできない&もうだれも信じない
こんな感じで合ってる?
ユーリは超敬虔だよね
神父が向いてるわ
なぜかって・・・だからなんでサイフリートに惹かれるんだよw
サドって知ってるのに
ってかこの話がどうやって残神につながるんだろ
サイフリートがグレッグで
トーマはイアン?
でもユーリは好き好んで虐待されにいったんだしなあ
正しく身を律しようという理想と同じくらいに
悪にも惹かれる気持ちがわかんないと、
そこはいつまでも納得しにくい箇所になると思う。
サド(という言葉があってるかどうかはわからんが)って知ってるのに、
サドと知ってた「から」惹かれたんだよ。
一方では。
汚いなあ
不良の危ない魅力に惹かれる優等生
不良に惹かれるのはわかるけど
サドに惹かれるというのはどういう心理?
ユーリの立場から言ったらマゾ相手にサドやって
ストレス発散すればよいだろうに
ユーリってマゾだったっけ
人に惹かれるのに理由なんか要らんのでは。
人は善にも悪にも魅せられる。それが強烈な魅力を放っていれば。
八角眼鏡はユーリの異邦人である自分・劣等感を刺激した。それで十分だったんでしょ、ユーリには。
うんマゾ
サイフリートがサドだと知ってて近寄って
虐待されたのに「信仰捨てろ」といわれて
ほんとうにそうした
怖かったからじゃなくて、言うとおりにするのが快感だったから
だってそうじゃなきゃ信仰捨てるフリだけしてごまかせばいい
どうせ表向きはクリスチャンやってんだし
>>211 萩尾作品的にはそこは無視できない部分じゃないかと
>>213 というか、ユーリが八角に惹かれた経緯や心情はわかるし説明もできるが
おそらく「なんで」って言ってる人は
彼のこういうところが好きなの、って説明されても「だからなんでそこが好きなんだ?」って思うタイプっぽいなと
ジェルミがイアンを好きになったのは
「イアンが首をしめたから」だもんな
なぜ虐待が嫌なジェルミは虐待されるのが好きなんだ?
ってかユーリはジェルミみたいに調教されてなかったのに
最初からマゾって変じゃないか?
んなこたーない。
自己中な決め付けと変な改行が先日の荒らしと似てる…
ジェルミのは、汚れた自分を罰して欲しい、なんだよね。
ぐれてる期間のユーリが、イアンにあったらそういう行動とるかも。
ユーリのは、自分が守っている正義を公然と破るタイプに惹かれる心理。
それを否定する感情と、ある種憧れる心情が同居している。
サイフリートにくっついていったのは、悪に惹かれるのと、
一方ではそれでも自分は大丈夫(優等生)という
根拠のない楽観があったからかも。
大丈夫じゃないことをサイフリートによって引き出されちゃったものだから
(暴力その他に訴えたら、けっこう簡単に「神を捨てます」のようなせりふは引き出せる、
それこそそこらのポルノの奴隷になります宣言みたいなもの)、
大きなショックを受けたんだろう。
萩尾先生が
「ジェルミはグレッグのことを愛していた」といってたっけ
信じられないから記憶の片隅においてたよ
罰してほしいからイアンを好きになったというわけでもなかったんだろう
難解すぎて自分にはわからないよ
残酷な神〜は連載が大分進んだあたりで読み始めたけど30禁とか言われてたのを知ってワロタ
>ジェルミのは、汚れた自分を罰して欲しい、なんだよね。
なるほどーイアンに自分専用の神様になって欲しかったのか。
グレッグの残像を消し飛ばしてしまうくらいに若くて強くて美しい神様。
「僕はイアン専用」って良く言ってたジェルミだけど
実はイアンのほうがジェルミ専用だったんだね。
なんだおまえら作品理解してファンやってるわけじゃなかったんだ
エヴァ現象みたいなもんか
風木スレからおでましかい恋愛脳w
煽りにエヴァ持ち出す人久しぶりに見た
残神が30禁なら風木も実質30禁か
どっちが難解な話なのか比べられないが
夢を現実のように語るのが竹宮
現実を夢のように語るのが萩尾
あああこのスレ読んでたら残神また読みなおしたくなってきた…けど手元にない
そういえば文庫の方は結局買ってないけど単行本から書き直された部分とかはあったりするのかな
ユーリがサイフリートに惹かれた気持ちわかる
ポーの一族になぜ自分が惹かれてるのかわからないが惹かれてる
(ヴァンパイアなんかいまさらありふれたテーマなのにw)
もともとメリーベルが理想の女の子で
エドガー怖そう、アラン?メリーベルには負けるわね・・・だったのに
いつのまにかアラン萌えでエドガー素敵になってもうた
てっきりメリーベルをまだ好きだから時計を盗んだと思ったのに
実は嫉妬してたからだなんてふつう気づかないよwすごい構成力
おそらくアランは人間としての未来を絶ったとき
好きなものすべてをエドガーにゆだねてたんだろうな
萩尾作品の主役って勉強すきな子多いね
ジェルミも勉強大好きで
ポーのやつらも本大好きで
フロルも研究脳で
キラも知識あって
リカはH橋大
優等生ばっか
おバカな主人公っているのかな
メッシュはDQNだな
ユーリにとっては、祖母からうとまれている原因である黒髪を
サイフリートに「すてきな黒髪」と言われたことも大きいと思う。
祖母にはつらい思いばかりしてきた自分。その父親の血をひく
象徴の黒髪を、肯定してもらえた、
それで心に隙ができた。
何でと言われても、もう理由もなくとしかいいようもない。
残神で30禁ならトーマは対象年齢40歳以上
とかじゃないと無理なんじゃないかと思えてきた
作者が若くして描いてるトーマのほうが難解で
焼き直しの残神のほうが簡単
でっていう
最近萩尾さんの漫画にはまり本を探しながら読んでます。
密林でパーセレを見つけたので少しづつ集めようと思ってますが、パーセレだと過去の作品殆んど読めますかね?
古い作品だと絶版になってて読めないのもありそうですが…
パーセレって高いから11人いるとかトーマは文庫本のほうがいいかも
でもポーの一族はパーセレのほうがいいね
順序が発表順だし
もっとも印象をきめる第一話がなんとも印象的
文庫本は順序が前後してる
>>235 パーセレは萩尾さんが「売れ線」の作品を選んだとインタビューで答えてました
過去の作品はパーセレに収録されているもの以外にもたくさんあるよー小学館文庫は集めやすい
銀の三角って作品は特に入手困難かもしれない
あ、あとパーセレなら小冊子?がついてるトーマ2巻には文庫の方には入ってない後日談的な話が入ってます
トーマはパーセレが3000円で文庫本が680円だもんなあ
ふろくがあったって貧乏人はどうしても文庫本にしてしまうのさ
>>236−237さんレスありがとうです
ポーの一族はパーセレで買いました。
トーマと半神と残神は文庫で買ったのですが、パーセレのトーマには後日談的な話が載ってると聞いたら買いたくなってきちゃいますね
古い短編とかは探すの大変そうですね。。
銀の三角は古本屋に行ったら必ず探すようにしてて、そしたら運よく見つけられたっけ。
まんだらけとか漫画を多く取り扱ってる所だと当時の単行本とかわりと見かける。
デブがフエッテ(左足軸32回転)をやって成功する話
と
少年がでっちぼうこうにいった家の生意気少年が
じつは女の子でしたって話
タイトルなんだっけ?
また読みたい
14と半分の年の夏はトーマ読んだ時に既に収録されてる文庫が絶版状態だったからパーセレに収録されると知って小躍りした
東逸子表紙版と文庫版も持ってたけどパーセレのトーマ2巻だけ買ったよ
>デブがフエッテ(左足軸32回転)をやって成功する話
フラワーフェスティバルかなあ
>>244 それだろうけど丁稚奉公っていわれると全然違うマンガみたいだw
花登筺とかの大阪が舞台のど根性系漫画想像した。
>>201 っつか、一神教がベースにないと、
普通はユーリほど悩まないと思う
自分もユーリの悩む理由分かるのに時間かかったわ
適当に神様捨てますってサイフリートに嘘つけばいいのに…とか思ってた
踏み絵の事を習った時にも、ちょっと踏んで非キリシタンの振りしろよ…とか考えてたけどww
ユーリは信仰に命とはいかないまでも、プライドかけてたのかもしれん
逆だよ。
すべて剥がれたところに信仰が残るわけ。
キリスト教で信仰つったら、要は原罪への意識をどう持つかちゅうことだかんね。
自分は生まれながらに罪深い人間で、
その罪を赦されるために現世を生きてるのだちゅうのが身に染み付いてる。
愛や野心や誇りをかけて禁忌を犯しても、
最後にはその罪を悔いて神様に赦されたいことのほうが勝つわけよ。
>>211 悪に惹かれるのはいいとして
犠牲者になるとわかっててついていく心理がわからないのよ
黒魔術にひかれて自ら生贄志願してボロボロになって後悔したみたいな
黒魔術ならたしかに魅力だが自分が生贄側と知っててなぜついていく?
ユーリ・・・おかしな子
トーマが連載中不人気だったのもわかる
>>250 漠然と危険やヤバい匂いを感じていたとは言え、
実際に自分がどういう目に遭うかまでは想像できなかった、
ってことだと思うけどなあ
全部を理屈で片付けようとする人はずっと何で何でと他人に聞いてばっかりで分からないままなんだろうなあ。
ユーリの感覚がわかりゃ聞きやしないさ
萩尾さんが迷惑がってたドマニアの話を思い出したw
>ユーリ・・・おかしな子
>トーマが連載中不人気だったのもわかる
こういう煽り乙みたいなこと書き捨てておいて教えてくれって…そりゃ荒らし扱いされても仕方ないわな。
>>252 理屈で考えるのはいいと思う
ただ、この人は人の意見を採り入れたり自分の体験を反省し、
それを咀嚼しうえで推量することを放棄している感じがする
リンチまではされないだろうと思ってたとか、深く考えずついフラフラついて行ったとかかなあ…
実はユーリ自身も何であの時軽々しくついて行ったんだろう…とか思ってたりして
GWになってから変なの沸きすぎで笑える
261 :
花と名無しさん:2009/05/03(日) 18:00:04 ID:vDKV7yF40
わーい
怖いもの見たさ的な感覚、自分とは真逆又は異質なものに惹かれ、後で自己嫌悪に陥るみたいな物の深いバージョンなのかとおもた>>ユーリ
こちらはユーリやトーマに憧れじゃなくて
共感して理解したいと思ってるから入り込むための補助(解説)がほしい
だから入り込めた人にその感情を理屈で説明してほしかったのだが
「・・・なのかな?」っていう推量じゃなくて
ほんとうに入り込めた人のね
でもまあ期待するだけ無駄だったかも・・・
本当に理解してファンやってるわけじゃなさそうだし
今日夕方手塚治虫番組で出てたみたいだね。
専用スレが立ってた。
感じ方は千差万別なんだからユーリの感情を完璧に読み取れるのは、作者さん以外むりなんじゃないかな?
期待するだけ無駄とかーどんなん…
自分が感じた風に思えばいいだけの話だと。
感情移入出来ないならそれでいいんじゃないの、他人に補助してもらっても感情移入出来る内容ではないよ、とトーマは。
>>266 もう放置した方がいいよ。
煽るようなこと書いてレスもらうことしか考えてないみたいだし
>>267 ごめんよ、寝れなくてつい書いてしまったorz
>ド・マニアたちを見てると、たいそう頭はいい。
>だが、創造性には乏しい。
>しかし頭がいいので人のアラばかり見えるらしい。
>しかし、人のアラばかりみてるより何かやったほうがおもしろいのに
ですよねー。
ああ知らなかったけど銀の三角って今絶版になってるんだね 白泉〜
>>239の人が手に入れられたら良いけど
絶版になるには惜しい
ド・マニアってなんじゃそりゃ
見当ちがいじゃないか?
製作者側と同じ足場に立ちたいんだって・・・っていってもわからないか
ふつうは漫画はたかが娯楽でも、自分にとっては将来を左右する教科書
ちゃんと理解しておきたいのは自然だと思ってた
>自分が感じた風に思えばいいだけの話だと。
ああそうか、そういう考え方なんだ
だから自分が煽り扱いされてるのか
銀の三角、アマゾンで中古ならたくさんあるみたいだよ。
検索したら銀製の三角コーナーがヒットして笑ったw
でものんびりしてS藤S生の本みたいに手に入らないようになってからじゃ遅いから、
何とか見つけて欲しいな。
>>272 銀製の三角コーナーw
この娘売ります!も白泉文庫だったっけ
主人公の女の子の足の描写が綺麗でなかなか次のコマに目が移せなかったw
がきデカ13巻より。
こまわり「ホホホホ、わたしは阿修羅王。あ…しゅ…ら『じゅばっ!』(投げキッス)」
西城「やめんかーっ、ブタのけつっ!!(丸太で殴打)」
西城「萩尾望都のファンが見たらひきつけおこすわっ!」
こまわり「へへーっ(土下座)」
先生がマンガ夜話に出た時にガキデカ描いてしまったとか言ってたの思い出した
漫画夜話、たまにNHKで再放送みたいにしてるけど、それでしてたんですか?
BSでだったら暫くNHKをチェックしたいです。
萩尾さんTVで拝見した事がないorz
見たのは何年前だろう、、陰陽師の回でした
博雅くん連呼で面白かったw
イアンかっこいいよイアン
>>277 な、何年も前ですか…
それでは無理っぽいですね
残念。。
>>281 わー!そんな本があるとは知らなかった〜
教えてくれてありがとうです!!
近々本屋に行って探してみますw
3日の夕方、NHK教育の「日曜フォーラムに
望都先生が出てらしたの誰も見てないの?
ご自分の作品ではなく、手塚漫画について語ってらした。
現場で見たし。。。
「キューちゃんのことを考えていたんで」と「えっ?」が
本当に使われるとは思わなかった。
「と思うよ」という書き方が、人に意見を押しつけないための言い回しだ、という
ごく単純な言葉の使い方がわかっていない人って何なのかな。
AS?
ASってなんだ?あさはか?
いきなり何の話だ
ASって何だろう
「モードリン」って短編があったよね
可愛い名前だと思って英和辞典見たら、「maudlin」(感傷的な)ってのが出てきたんだけど
まさか人名じゃなかったとは…
違う綴りの同音人名無いのかな?
ぐぐってみたら、メアリーモードリンという聖書の登場人物がいるらしい。
とか思って読んでたら、マグダラのマリアのことだった。
イエスの子を産んだ元娼婦と言われてる人だったっけか。
このスレだったら詳しい人いそう(とか言って逃げる)。
>>283 おぉ〜!こんな物まであるんですねっ
わざわざ探して下さって有り難う!!
>>284 そんなのあったんですね。。
知らなかった…
NHK再放送率高いから暫くチェックします
萩尾先生は天才
お歳をとられても品があるし、わたしにとって神様みたいな存在です
先生が大好きです。これからも名作を描きつづけてほしいです
>>286 また書き込んで悪いが
それ以前の問題。
文脈で「理解しようとしてる段階で現状はあいまい」って感じたからな。
そういう段階のときって、断片的に外から理解しようとするから。
スルーで
ASはアスペだな。まあそんな感じだよね
>>286 「と思うよ」というのは、
逃げ道をつくっておくずるい言い回しでもあるけどなw
>>290 俗説もなにも、実在の人物かどうかもわからんだろ>マグダラのマリア
イアンかっこいいよイアン
ファンスレって、解釈のしかたの話になると荒れるよね。
こちらとしては真面目に書いたつもりでも、少しでも批判的な言葉を入れると
文脈関係なしに荒らしだ何だと怒り狂うし。
なぁなぁの馴れ合いばっかで、議論・批評嫌いの国民性だね何にしても。
議論しながらどんどん頭が冴えて回転していく楽しさがもっと広まってほしい。
萩尾さん、また夜話に出てほしいなぁ。あの後けっこうメディア露出が増えた気がする。
トーク慣れされただろうし、萩尾さんに気を使ういしかわじゅんがまた見たいw
連休に東京でコルボがバッハ振った(ロ短調とマタイ)
残神思い出したお
じゃあ解釈の話しようぜ
既出だがヴィオリータで、最後あの女の子は何故いきなりヨハン呼び捨てになったんだろう?
あと最後ヨハンが死んだように思えるんだけど…あれは走馬灯見てたのかな
「少女よ憧れよ…」(うろ覚え)以降がどうも分からない
>>299 竹宮さんは「違うと思うならどんどん反論して」
って言ってたようなひとなので
ファン層も好き勝手にしゃべるしゃべる
萩尾さんのファンは平穏乱すなってかんじね
萩尾先生のファンはファンというより信者に近いんじゃないかな
けなして言ってるんじゃなくて、それだけ萩尾先生はカリスマなんだと思う
なんか作品も神々しいし
なんか萩尾作品読む度に心の中がホゥってする
うまく言えないけど
>>304 同意
あんまり読後感が悪い作品ってないんだよね…
Bad endでもどこかに救いが残されているというか
>>301 確かに孫が呼び捨ては不自然だよね
自分は、
「眠ってらっしゃるの、ヨハン」という台詞は、
来世のヨハンが聞いたものと解釈していた
少女が永遠なように、ヨハンもまた……って感じ
【306の補足】
つまり、ヨハン(に代表される誰か。※)とヴィオリータ(に代表される少女たち)の物語は、
あの作品のヨハンが逝ったあとも終わりではなく、
未来永劫続く……という解釈です
(※)男性でなくても自分的にはOK。
この作品ではたまたまヨハンという名の男性だったが。
久遠の河がイアンとジェルミの歌に聴こえる
シュロッターベッツってドイツ表記だとどうなるの?
schroter wetzかな
イアンとジェルミは年末年始ごとにあぶな坂ホテルか
毎度ありがとうってかんじだね
トーマ、ポー、しかまだ読んでない。
あんな絵柄&雰囲気の他にもあるかな?
ユリスモール(萩尾先生のオリジナル名前だよね?)の綴りは作中で分かったが
未だにバイハンが分からない自分。
トーマではグスターフで訪問者ではグスタフなのは何故?
>>317 鼻の下が伸びてるときは、グスターフなんだな。
でんどうヅタってどういう字だったっけ
って思ってうちのカオス本棚のモトコーナーをひっくり返してやっと文庫でできた
電導ヅタだった
空気感染、ワクチンがたりない、11人いる
>>319のスレ見て来たけどもうちょっとで殺し合い始まるふいんきw
今更だけどトーマの心臓読みました
これ萩尾さんが23歳?くらいで描いた作品なんだね
自分今25だけどレベルが違い過ぎる…
比較するにも及ばないです
やっぱり天才だ〜モー様
昔と今はとりまく環境が違うんだから
比べたって無意味
ゲーム世代と活字世代
比べたってなあ
昔だってアホはアホだよ。
吹いた
そうじゃなく
今の世代には今の世代のメリットがあるってことさ
活字知識は昔のひとにかなわなくても
デジタル知識はこっちのが勝つでしょ
身体能力や知能も活字世代に敵いません ><
>>321 321さんが作家であるとか作家を目指してるならともかく、
一読者なら別に比べることないじゃん
萩尾望都の作品を楽しんで、
いい方向に活かせればそれでいいんじゃないかな、と思う
ふつーに漫画家志望、作家志望の発言だと思った
だって趣味で水泳やってるやつが北島と比べて落ち込んだりするか?
今は大変だよ
自分がやろうとすること先人がやってんだもん
ポーだって「やられた」と思った
ポーは時間の行ったり来たりが上手いよな
メリーベル達が死んでから「銀のばら」とか…
その点文庫版はなっとらん
叢書も小鳥の巣までは順番通りだったのに
ポーの一族ってじじばばの集団だよね。
厨二病のまま楽しく生きてられるなんて最高。
ポーってあんまホモ臭しないよね あれくらいが良いな
>>321 こっちは年取ったんだからわかるけど、感受性の強さは20代が一番。
20代だからこそ、勢いのある名作ができる。
年をとれば達者になるし、上手く仕上げることはできるようになるけど、
いろんなことが気になって、安全運転になってしまう。
20代の天才には、誰も勝てない。
ポーの一族今読んでるんだけど、ホームズの帽子って話で
クレイバスが消えた理由が分からない…
だれか教えてください
演出
>>330 今はデビューは昔に比べれば簡単みたいだけどね
って、もしかして作家さんなの?
>>336 あれねー、自分もわからないんだ
ただ、どっかで読んだ解釈では、
クレイバスの霊媒能力は本物で、
それが災いして人間ではなくポーの一族であるメリーベルを呼び出しちゃったもんだから、
彼らが死後に消える異次元(だが別の世界だか)に引き込まれてしまった、
というのがあった
「なるほど」と思ったけど、エドガーの不敵な笑みがしっくりこない
いくらエドとはいえ、そんな現象はめったに出くわさないだろうから、
さすがに驚くと思うんだよねー
340 :
花と名無しさん:2009/05/10(日) 21:35:43 ID:CfO11+sX0
婦人公論
萩尾の父が教祖様の父と同じことを言っていて笑った
あの年代はみな、ああなんか?
婦人公論にインタビューでも載ってるんかな?
>教祖様の父
誰ですか? 誰もが知ってるほど有名な「意見」「主張」なのか?
>>341 エースの作者のご父君では?
婦人公論のインタビュー、読んでみたいと思いつつ忘れてたw
このところ(といっても数年前からだけど)
萩尾さん、ご両親といろいろと問題があった話を
あちこちでしてるから
てっきり、もう故人になられてるのだと思ったら
今月号の柱でご存命と知り(92歳と85歳)びっくりした
いや長生きされてるのはいいことだけど
>>339 当時イギリスでは降霊術ずい分流行ってたから、
クレイバス以前にも犠牲者はいたんじゃないかな。
手元に本なくてウロだけど、
じゃあメリーベルを(呼び出して欲しい)と言った時の雰囲気から
エドガーは確信犯だと思ってたよ。
あれ以前にも知りすぎた人間や邪魔な人間を同じやり方で消した事があり、
どうなるかわかった上で頼んだんだと。
クレイバスが消えた時の不敵な笑みは 我々の事を詮索しやがってざまあみろ だと思う。
たかがン十年生きただけでも、驚く事や感傷なんて本当に少なくなる。
まして何百年生きてたらもう、予想外の出来事なんてめったに出くわさないんじゃね。
人間なんて所詮当時のエドガーにとっては基本的に敵でしかなかっただろうし。
教祖様って天理教の中山みきの事かと思った
>>343 萩尾さんの年齢でご両親が健在とはうらやましい。
うちは両親共に早く亡くしてしまったから
高齢になっても親が元気な人って自分にないものを持ってるんだろなと自己嫌悪に陥る。
自分が自分みたいな子供でなかったなら親はまだ生きてたのかもとか。
萩尾さんの作品には昔から片親だったり親の無い主人公が多く登場するけどなんでなんだぜ?
知らない頃はてっきり萩尾さん自身片親で育ったのかと思ってたよ。
身近に似た境遇の友人でもいたのかな。
遥か昔、父親がまだ元気だった頃に萩尾さんの作品に出会い
以来随分癒やされてきたなあ…父が隣の部屋にいる幸せだった実家で、
小夜の縫う浴衣やポーの一族、ロケットマンや銀の三角、ゴールデンライラック、メッシュ等々
時間を忘れて読み耽ったっけ。絵本もあったかな。あの絵本のモデルは萩尾さんのご両親だったのかな?
作品を読むと今も隣の部屋に父がいて、眼鏡かけて読書してる錯覚に陥るな。
自分語りスマソ。
きえー
元気で仲の良かった両親が長生きしてるのはいいことだけど
仲の悪い、性格のとことん合わない天敵みたいな両親が
いつまでもいつまでも長生きしているというのは…
きえー
ここは自分語りの多いインターネットですね
人は自分にはないものを求めるからな。
電波な身内がいる人はいない方がよかったと思うだろうし、
身内のいない人はたとえ電波系でもいてくれたらよかったと思うだろう。
一番いいのは電波じゃない身内がいることなんだろうけどもw
電波な自分ならいますが
昔は親子で殺しあってもよくある普通のことだったのに、
近代憲法のおかげで罪に問われるようになってしまった
ご両親との問題って?
最近、萩尾作品読み始めた初心者なので、教えてくれるとありがたいです。
間違えてギシスレに来たかと思った。
きえーーー
>>341 アシさんに日当を払おうとしたら「何で弟子にお金を払うんだ。月謝を貰う
のが当たり前だろう」みたいなことを言われたんだって。
>>346 毎日四時半に起きて親にスプーンでご飯を食べさせてお尻を拭いて
オムツを替えてればそんな感傷はふっとぶ。
>>354 漫画家として大成して、故郷から父母が上京してくると
アシさんとトラブル起こしてばかりいたって
以前聞いたことがあったけど、そうだったんだ〜
d
>>353 萩尾さんが漫画家として成功をおさめた後も
「早く漫画なんて描くのやめて結婚しなさい」
と言われてたそうだ
萩尾さんの屈折は
時代的なもの&土地柄もあったと思うけどね
屈折してないと思うよ
漫画はマトモだし
>>358 いや漫画のことじゃなくて
親とお姉さんに対する屈折した感情についてのこと
戦後の九州で生れ育ったという土地柄もあったんじゃないかと
初めてこのスレに来ましたが
いろいろと大変だったんですね
確か30直前、筆を折ろうとした話を見知っていましたが
それはそうと、今日は先生の誕生日ですよ。
本当に感慨無量というか言葉に出来ません
萩尾先生
還暦、60歳の誕生日おめでとうございます。
ああ、ほんとだ。
先生おめでとうございます。
Wikiの作品一覧を見てきたけど、1Pエッセイや対談みたいなのをあわせたら、膨大なリストになるんだろうな。
ご本人でも把握できてなかったりして。
アラカンおめでとうございます!
>>361 ファンの人が作ってる物凄く詳細なデータベースサイトがあるよ。
ああいうのはへたに自分で作るより
熱心なファンに任せた方がいいんだろうね。
イアンかっこいいよイアン
ということは、エドガーの誕生日でもありますね
おめでとうございます
おめでとう!
>>359 それくらいの「屈折した感情」、
現代の東京育ちにだってありそうだけどね
ポーの一族始めて読んだ。良かったけど
誰が殺したクックロビンの件で不覚にもパタちゃんが脳裏に浮かんでしまった
>>367 魔夜峰央の萩尾リスペクトは、もっとあるぞ。
ちゃんと読み直すように。
巻き毛のかわいいバンパネラねずみ!が最初に思い出されたw
あと、クックロビンと、バラの紅茶飲むくだりと…
他にもまだ何かあったような気もするが……
青池保子の「百億のヒットラーおじさんと〜」と
あずまひでおがしばしばキャラパロしてるのは有名だけど
中田雅喜のエロギャグまんが「ももいろ三角」(パラレルシミュレーションの無限リピートネタ)
コンタロウの…あれは一応野球まんがなのか?「1.2のアッホ!」(百億の昼と千億の夜のラストシーンネタ)
なんかは割とレアかな?
ときに変なことを聞くが
萩尾さんの宗教は何教でいらっしゃるの?
キリスト教がしみついてなければ描けないような作品ばっか描いてるけど
学問として身につけたのか、心に染み付いてるのか
(注:西洋漫画が得意な池田理代子はキリスト教徒)
そんな、人殺さなきゃエッグスタンドが描けなかったような
虐待されて人殺して売春しなきゃ残神が描けなかったようなこと言われても…
>>369 後ろ姿のエドガー&アラン。きつね狩りだー…とか。
氷室冴子との対談で「トーマはキリストのように罪を背負って死んで(ry
ユーリがトーマに知らないっていうのも聖書の3度知らないって言う(ry
トーマはいろいろと聖書を下敷きにして(ry」
みたいなことを話してたら全然そんなこと考えてなかったと答えられて
氷室さんがびっくりしてたような
>>371 いえまあ、学問として身につけたなら見習いたいなと思って
だってイエスって
「私は綺麗だから風呂に入らなくていいんだ」
っていったとんでもない無精者だよ
キリスト教がおぞましくて、理解しようとせず食わず嫌いでいる自分が
向こう岸にいる宗教の違う他人をどう理解したらいいか、という
キリスト教徒が自殺するのは神への反逆なわけだが
トーマがキリストになりきって自殺するのはいいのか?
もうその時点で神に反逆した罪深い人間であって
死ぬことでユーリに善側(トーマ側・天使側)
に目を向けさせようとは、もうできないんじゃなかろうかとふと思った
罪深い人間→翼剥奪→ユーリへどぞ
じゃないの?
>>367 私も最近読んだ。エルゼリの話で毎日エルゼリの家へ通うエドガーにアランが
「・・・毎日じゃない そんなにあの人がいいの?
たまには―
家にいたって―」
と言ったのにエドガーは行く気ありまくり。その態度に怒ってすねたアランにじゃあ一人で待ってろと素っ気なく言うエドガー。
そしてアラン
「ぼくのことなんかどうだっていいんだ どうせ
メリーベルのかわりだものね!」
エドガーがアランをパシ!
その次のコマの2人の顔が切ない。
わりかし簡単に描かれてるけど、ムッとしたようだけど悲しい気持ちのが強そうで涙が滲んでるアラン。そして「あ・・・」って感じなエドガー。
ただのBL作家に描かせたらこんな切ないシーンにはならないだろうなと思った。
トーマは読んでて遠藤周○思い出した(あんま読んでないけどw
一神教的な厳しさ、敬虔さが良く出てると思う
>>374で聖書を意識してなかったって言ってるの凄いね…自分もびっくりした
>>376 だから自分は神に見放されていい(翼を失う)わけじゃないの?
「善に目を向けさせる」じゃないでしょ。
自分から進んで神を捨てた、=翼を自分の意志で捨てた、
もう自分は神に愛される資格はない、この世に身の置き所がないんだというユーリに
文字通り「自分は君を愛している」ことを、自分も翼を捨てることで愛を与えた、と
生きて愛し合っちゃだめなんだよ、男色の大罪をさらにユーリに負わせるから
あと、キリストは別に自殺してないんでは
「ユーリがどうしても僕を愛さなければならない」
というのは
「悪魔側におちた元天使(堕天使)は、悪魔側ではなく天使側に目を向けなければならない」
「こっち側に目を向けて戻っておいで」
ということなんだと思ったけどな
ユーリのせいで死んだらユーリにはトーマは絶対に無視できない存在になる
そのためにはトーマはずっと天使であるほうがいいのではなかろうか
>>380 ユーリとトーマはべつに男色の愛をしてたわけじゃないと思うよ
性欲や恋のドキドキが関係しない
もっと別の愛なんじゃないだろうか
エロスじゃなくてアガペーなのか友情なのか知らないが
キリストは自殺はしてないけど、わざと殺させたっていう解釈で
描いてるからなあ
キリスト(救世主)だって物理的に自殺すれば神(エホバ)
への反逆なんじゃないの?
や、なんにせよ自殺した時点で天使でもなく善でもないんだよ。
というか
ユーリは「自分から神を捨てた」ことをくっきり自覚して己を責めてるんだから
神でないものが「こっち側に戻っておいで」と言ってもしょうがない。
一神教において、神に神でない人間が、キリストにキリストでない者がなりきることはできないし
なりきるならそれは悪魔のたぶらかしであり邪教の誘惑。
それをあえて救済として差し出すんだから、それはキリスト教ではないものの価値観になる。
だからユーリにあげたところでユーリは神のみもとに帰るわけじゃない。
むしろキリスト教的な価値観を超えたもののプレゼントになる。
トーマが死んだのはただ単に死ぬことでユーリがいかにトーマを愛していたかを気づかせるためだと思ってた。
勘のいいエーリクが「君はトーマが好きだから忘れられないんだろ」って言ってるしさ。
キリストを裏切ったユダが自殺した(再びキリストの元へ行った)のと同じように
神にそむいたユーリも再び神を信じるようになったんだと。
>>382 性欲や恋のドキドキをともなわなくても、だよ<男色
サイフリートの挑発に負けて膝を折るだけだって、ユーリ自身の堕落なんだから
>>378 痛覚のないバンパネラに平手打ちをするエドガーと
痛覚がないのに反応するアランは
とても奇妙だ
きっと心が痛かったんだろうが
>や、なんにせよ自殺した時点で天使でもなく善でもないんだよ。
だからそこが矛盾してるっていってんのに・・・
穢れない存在は天使のようなものだ
穢れないトーマがユーリに自分を愛させようとしたのを
聖書になぞらえているだけであって
自分が神だのイエスだの思ってたわけじゃないだろうし
>>384 ところがキリストのイエスさんは生き返っちゃったのよね
ユーリはわが身かわいさで寝返った卑怯者なのだから
たしかに反逆者といえば反逆者だ
もう神に愛さる資格はないし、神への忠誠者にはもう戻れない
っていうのをトーマは救ってくれたのか
トーマは何者なんでしょうねえ
優等生のくせに20世紀のくせに
キリスト教を信じてるからいかん
ユーリに信仰自体をやめさせればトーマは死なずにすんだのに
>トーマは何者なんでしょうねえ
それ思った。まだ少年の癖して全てを悟ったような
聖母のようなこのトーマという少年は一体何者なんだと。
>>371 旅行に行った時、飛行機の中で
映画の「ジーザス・クライスト・スーパスター」見てトーマを書いたそうだけど
ご本人は普通の仏教徒だと思う。
本人にそういう素養がないのに書けちゃうのは
優れたクリエイターだからね。
日本人には神道と仏教がいるけど
仏教のほうなの?
クライストってキリストのことだね
物理が得意なユーリ
聖書の矛盾点にはどう折り合いをつけたんだろ
19世紀人間のアランがテキトーにしか信仰してなくて
20世紀人間のユーリがどっぷりつかっちゃってるあたりがすげえ
エドガーがユーリと接触してバレたら即杭打ち込まれそう
シーラとメリーベルを虫けらのように殺した医者のように
自分の中の特定の宗教に対する不満を
他人の作品の設定を借りて語るなよ
ましてや少女漫画板のスレでやることではない
別にキリスト教だけを批判してるわけじゃないよ
純粋に疑問なの
科学者たちは「聖書と科学は共存できるはず」と思いつつも迷宮入り
熱心な信者たちは今でも「聖書が正しいので、科学は嘘」としている
だからどうやって重なり合わない両方を自分の中に入れることができたのか
ってのは興味ある
というか熱心な信徒で科学にも熱心ってのはふつうない
どっちをとるかだ
>>396 それについては今公開中の映画
「天使と悪魔」を観るといいと思うの。
科学と宗教の共存がテーマのお話だから。
でも萩尾漫画にそういうのは出てこないだろう。
あ、でるにはでてる
ポーの小鳥の巣でアランが
「人工衛星がとんだ時代に魔法だの悪魔だの信じてるなんて」って大笑いして
テオが「科学科学とわめいても世の中には・・・」っていうシーン
>>378 なぜBL作家と比較せねばならんのか
理解に苦しむ
>>389 現代の一流科学者でも敬虔なキリスト教徒はおりますよ
それと、迂闊にそんなこと口に出して言うなよ
特に、海外や外人の前ではな
キリスト教徒の科学者はいるが
熱心なキリスト教徒の科学者はふつういないといったんだが
熱心なって意味わかる?
日本人が宗教を特に信仰していなくても
教えは物語としてしか受け入れてても仏教徒であったりするように
近世以降の西洋人もそうなっていったんだよ
受け入れてても→受け入れてなくても
アインシュタインは相対性理論で天動説を肯定し「やはり神はいるとしか思えない」といったけど
神はいるとしてもそれは本当にエホバを指すのか?
ほかの宗教の神なのか、知られていないもっと別のものなのか
それにユダヤ教(ユダヤ教からキリスト教が発生)の経典そのもののを肯定してるわけでない
もちろん信じてはいるだろうがあれは「ユダヤ人のためだけの宗教」であって
そんな狭い宗教観を科学で肯定するのは難しいだろう
科学者ってのは半信半疑で信じているが宗教には敬意を表していて、
発見を経典に重ねたりしてパズルをくみたてていってるように見える
アインシュタイン以前の科学者も信仰しているといっても
科学と宗教のつじつまをあわせられず、かといって科学を捨てることはしていなかった
科学で解明できない部分を信仰が埋めればいいんじゃないのって考え方だよね近代は
「ギャップの神」とかいう考え方らしい
>>404 ニュートンは超「熱心な」キリスト教徒だったらしいよ
重力とかの自然法則を発見することで神を自然の中に見出したかったって
神様が作った自然を調べれば神様の痕跡・意志を発見できるはず!ってのが自然科学の始まり
(近代以前の話だし、科学者という肩書きはニュートンの時代には存在してないけど…)
熱心な、が聖書に書いてあることが一言一句間違いなく実際に起こったと考えること、を指すのなら
確かにいないだろうけど、信仰に熱心な科学者は沢山いるんだよな。
ここは妙に専門的な漫画スレですねw
ユーリの得意な物理って聖書と矛盾してたの?
矛盾があるのは生物とか地理じゃないのかなあ…。
天動説とか進化論とか。
自殺やホモは罪でないと科学的には証明されてるとおもうけどw
>>408 物理とも矛盾してますよ。宇宙物理から量子論まで。
ニュートンは宇宙の始まりを「神の一撃」と神が最初の力を加えたから始まったのだという風に考えました。
しかし実際はそうではないと考えられています。ビッグバン理論は聖書とは矛盾するんですね。
量子論なんかはキリスト教者から「神はサイコロをふらない」と批判されたりもしますね。
ずいぶんコアなスレになってるなw
俺のおじさんとおばさんに解釈してもらわないと内容の意味がわからん
何かのアンチという存在は
宗教を熱心に信じている人かそれ以上に
狂信的で周囲が見えていないというのが
よくわかるレスですね。
萩尾儲もじゅうにぶんに狂信的だとおもわれてるだろうにw
>>406 ニュートンは「熱心」なじゃないよ
キリスト教徒だけど、共存できるはずとおもいつつも
つなぎあわせられず、かといって科学を捨てることはなかった
宗教って疑ったらだめなんだよね
聖書に真実がすべてあるのに自分で証明しようとかした時点で
もう「熱心な信者」といえなくなる
エホバの証人とか勧誘に来て話を聞いたりもしたけど
これはこういう訳で矛盾ではない、みたいなのを研究?しているようだね
1週間で地球が生まれたとか信じられないと言ったら
それは今と違う暦で、24時間×7の168時間で出来たという訳じゃないと言ってた
あとソドムとゴモラには善人は一人も居なくて一人残らず死すべき悪人だったのか聞いたら
仮に善人が居ても死後、神に救われるはずだからいいんだよ、と言ってた
輸血がいけない理由で、人間の血でなく科学的に合成された代替血液が開発されたら輸血OKとも言ってたな
サイフリートの読んでた本にもある
「ルネサンス」ってのは
キリスト教支配から脱却してキリスト教のなかった古代ローマの世界を
取り戻そうっていう運動です・・・
人々は教会社会からもキリスト教からも次第に離れていってしまった
(ヘンリー8世が自分の都合のいいように新宗教を作ったり
絵画でも教会の制約に反発したし、科学(特に物理)も発達した)
熱心な信者ってのはルネサンス前か、
現代なら田舎かあと救いを必要とする貧困地域に多い
ここは宗教について語るスレですか?
宗教って疑ったら…て確かにそうなんだけど、故遠藤周作氏は疑問を持ちつつ自分の作品の中でキリスト像を見い出したんだよね
矛盾を感じずに一心に信仰出来る人は、疑問を感じながら信仰心を棄てられない人より楽な道を選んでいると思った
ホモと自殺を容認しながら神父になるのが正しいと?
>>419 現在の西洋でのキリスト教徒は
「社会の圧力があるから、信者でいよう」っていうかんじだけどね
疑問を感じながらも信仰を捨てないってのは
そのほうが都合がいいからだよ
疑問があっても信じていられるのは
イアンがやったのと同じだね
背信行為しながら宗教で飯を食うってヘンでしょう。
>>421 矛盾や疑問があるならやめればいいとか、都合がいいからやめないって考えは大人になってから信仰した人はあると思うけど、子供の頃から刷り込まれてる人は少し違うと思う。
ただ自分がいつも思うのは、隣人を愛せよと言うくせに戦争出来る矛盾w
いつか神父に問いたい。
>>424 キリスト教はもともと同胞のための宗教だから
隣人ってのは同胞だけを指すんでしょう。
子供のころからの信者だって大きくなって疑問を感じながらも
「聖書は正しいはず」って思うから信じていられるんだと思う。
イアンも「親父はいいひとのはず」って思うから
ジェルミの告白を聞いてからも信じていられたんだよ。
でもそれって、もう心は離れてるようなもんだよね。
>都合がいいからやめない
これは単に聖書を信じてる「フリをする」って話じゃなくて
本当に聖書が正しいと「思い込もうとしてる」のほうね
だからイアンが親父を疑いつつも信じたみたいなもんだと思う
日本だって
万物に神が宿るだとか、お盆に霊が帰ってくるとか
本気で信じてるわけじゃないけど信じてみせてるじゃん
西洋はそれプラス社会の圧力があるから
もっと脅迫的なものがあると思うけどね
>>404 そういうときは「熱心な」ではなく、「敬虔な」のほうがモアベターよ
>>416 宗教や信仰心は「科学」じゃ語れないものだから、
そういった議論は意味があんまりないんだよね
そういえば、「幸福の科学」って今どうしてんかな
>>420 そういうのも「あり」でしょう
ユーリは聖書原理主義者じゃないんだろうし、
目指す方向は「人の幸福」だと思うよ
改行うざー
一瞬違うスレに来たかとオモタw
宗教はたまに盛り上がるよな
無宗教なわてはどうもユーリのキリスト教にたいする信仰がよくわからん
作者ですらそんなに意識せずに書いてたそうだから
それでいいんじゃないか。
他にも宗教の出てくる作品は色々あるのに
キリスト教についてばっかりレスしている人は
作品を語りたいんじゃなくて、キリスト教について
何でもいいからアヤ付けたいだけなんだろうけど。
いやみおばさん登場です
>>430 改行しなきゃ読みづらいじゃん、パソコン画面ではw
無駄な空白が開いてる人のことでは
一人コテハン状態でわかりやすいけど
>>437 わからんなぁ。例えば、どの書き込みだ?
いっぱいあるじゃん
専ブラじゃない人にはわかりにくいのかな
専ブラだよ
でも、無駄な空間なんてほとんどないように見える
もし、こうして(↑)1行空けることを指しているなら、
それは読みやすくするための工夫だと思うよ
ずいぶんヒートしてたんだな。
うまく言えんけど、信仰と科学は次元が違うと思うよ。
科学は単に学問のひとつであり、信仰は学問や娯楽や生活や人生の全てを包括するものでしょう。
信心深い人は、だけど。
現代日本では宗教がそれほど生活に根ざしてないから
宗教というと学問のひとつのように考えがちだけど。
要は来世を信じられるか否かじゃないかな。
日本人も30年前くらいまではまだまだ宗教が生活に根付いていた。
お年寄りの間では来世を信じて先祖を敬ったり、
悪い事をするとばちがあたるなんて言い方が普通に使われていた。
つまり、人間が亡くなっても魂は不滅だと考えられる人は科学を識りながらも信仰できる。
魂とは平たく言えば脳細胞の働きであり、
生命活動が止まれば魂も消滅するとしか考えられない人には
本当に信仰することはできないと思う。
信仰というのは盲目的で愚かな科学なのではなく、
目に見えないもの、科学で証明されていないものをも信じることができる力だと思う。
進化論で言えば、人類はアダムとイブから発生したのではなく、
人類はプランクトンから偶然進化したのだ、だから神はいない。これが信仰できない人で
人類はプランクトンから進化したのだ、その過程には何か偉大な力が働いたに違いない。これが信仰できる人。
萩尾漫画スレらしいオチをつけるなら、死=分解消滅でしかないバンパネラが信仰を持てなくなり
あの世からの手紙を受け取ったユリスモールが信仰の世界に引き戻されたのは
当然といえば当然かもしれない。
見えない力に支配されていると実感する時、人は信仰を持つのだと思う。
聖書などは後世に纏められた教義(テキスト)であって宗派ごとに網の目のように細分化されている。
信仰を持つ=聖書を鵜呑みにする という事ではないと思うよ。
やはりうまく言えんかったw長々とスマソ
あと、教義と言えばカソリックとプロテスタントでも大きく違うよね。
そもそもテキストが違うし、プロテスタントはアメリカやオーストラリアなど新興国に多く
カソリックはフランスドイツスペインイタリア東欧ヨーロッパ系に多い。
ドイツ人ユリスモールは神父ということはカソリックなわけで
カソリックの方がプロテスタントに較べ教義の縛りは厳格なイメージがあるね。
古い教えだけあって生活により密接していて具体的。
汝の隣人を愛せよなんていう概念的な教義はプロテスタントのオハコで
カソリックは何曜日にはこれをして、あれはしてはいけないこれをしなきゃいけないと
生活を細々と規定されている。
それだけ、より神に依存的というか人生や日常に信仰の占める割合が大きいんじゃないかと思う。
たかが一度の冒涜でユリスモールが「もう僕はダメぽ」になったのも
カソリックなればこそだろうなと思った。
ユーリのお父さんギリシア系、
ということはギリシア正教の可能性もあるのかな。
>>441 だれが人類の信仰心の話をしてるよ
キリスト教の話をしてるのに
日本は神道があるといっても強制もされてなければ
「まあ神話はネタだし、でも神様がいたらいいなあ」くらいだろ
キリスト教は聖書が正しいっていう強制にちかいでしょ
「聖書が正しいはずなのに、理科で習うのは違う!」
まあこんなんで「聖書が正しい」とか「理科こそ正しい」とか
「まあまあまだ真実はわからないのだから」とかいろんな意見が過熱する
>死=分解消滅でしかないバンパネラが信仰を持てなくなり
おもしろい意見だけど、自分はバンパネラたちは「信仰を捨て切れなかったからこそ」
『雷が自分(罪人)に向かってきそう』(シーラ)とか言ってるんだと思った。
(だってキリスト教を最初から信仰してなければそんな発想はでてこないし、
もう「人」ではないのだから聖書の教えに背いたって罰を受けるはずがない)
元人間ゆえに苦しまなくていいことで苦しんでるってかんじがした。
ビックバンとかも科学的に(物理的?)に証明できるらしいね
自称過去に虐待受けてた人=ユーリをマゾ扱いした人=キリスト教がおぞましい人
でFA?
トーマの心臓はテーマの中にキリスト教等が含まれて一見崇高な話だけど、
自分や俗世間に置き換えて考えると、自分の過去とか、負い目とか、家柄とか、出身地で
自分で自分をがんじがらめに縛りつけて
他人や世間に受け入れられないとか愛されないとか、どうせ俺なんか、とか
ということを思い悩んで苦しむという経験って誰しも思い当たる所があるような気がする。
そういうところが共感を呼ぶんじゃないのかなーと思った。
>>447 自分も。だからラストを宗教で解決しちゃうのかよ!と思った。
宗教で終わらせなかったトーマの心臓が残神だと思ってる。
自分を殺さずに殺人ですんだからな
>>447 『トーマの心臓』のテーマにキリスト教が含まれているとは
考えてもみなかったよ
演出というかモチーフに使われているだけかと
>>448 あのラストは「宗教で解決した」のではなく、
信仰心だと思うのだが
日本人の自分からしたら神父になるためにボンの学校へ転校するユーリは
あまり幸せそうに思えなくてモヤっとしたな。いわば出家みたいなもんだろ。
オスカーやシュロッターベッツの仲間とも別れてストイックな道を究めるなんてな。
だけどユーリにしたら心の平安を得て晴れ晴れした気持ちだったんだろうね。
西洋人って自身が罪深く息苦しくなると出家するっていう風習があるな
ラバリエール夫人もルイ14世に捨てられて宮廷にいられなくなって
自らを悔い、王妃に不倫を詫び、修道院の尼僧となった
宮廷のひとらは「考え直せ」って説得したらしいけど
あまりいい行動と思われなかったのかな
カトリックの国なのに
そういう事言い出したら
何かあると出家してた昔の日本人はどうなるw
本当にな
古典での出家率は高い高いw
ユーリはなんとなく神父があってそうだから出家とは感じなかった
あの歳で結婚も諦められるところがすごいな。女に興味なかったんだろうね。
神父(シスター)になった後、
聖職者辞めて俗界に出戻ってきて結婚する人というのもいるよ。
日本人からみると「一度出家した人は、その後死ぬまで出家してる」
というイメージだけど(もちろん例外もいる)
あっちだとそうでもないんだと思った。
神父の時に彼女と結婚したいと思わないと出戻ったらそれも罪悪だろう。
昔話なんかでも戦に敗れた武将の子供が出家して父母の御霊を弔いながら成長し、
ほとぼりが冷めて成人した頃に還俗して家名を再興するってなかったっけ。
死後の幸福のために昔の武将はある年齢になったら大抵出家して跡目を譲るよね。
あんだけ人殺してたら地獄行きが恐ろしかったからだろうけど
ユーリの出家も自分のために亡くなったトーマの霊を慰めるという理由があったのかね。
だとしたらトーマはそこまで読んで、わざわざ死後に手紙が届くようにして自殺したのか?
ユーリに信仰を取り戻させるために?
もしそうならやっぱりトーマって重すぎるわ〜。
そんな愛され方されたらたまったもんじゃないな。
トーマが悪いなw
トーマがどれだけ正しいことをしたかは知らないが自殺は自殺。
他人に負い目をきせるべきじゃなかった。死は大きすぎる。
>>451 出家に対してなんか誤解してんじゃないか?
>>459 仏教の出家と、
ユーリが神父を目指すのとは全然意味が違うと思うよ
トーマは信仰を取り戻させるためではなく、
ユーリが再び人(自分を含む)を愛することができるようになるため、
あの行為をしたんじゃないか?
それが、ユーリの場合はキリスト教への帰依になっただけのこと
>>461 単純に一般論にしちゃえばそーだろうけどね
でもそういった重たい問題は、
ケースバイケースで語るべきこと。一概に結論を出すものではないと思うよ
トーマってただのストーカーだろ。
いやストーカーはアンテだろ。
トーマはリアルメンヘラぽい。
トーマの愛は重すぎるけどユーリは立ち直ったし結果オーライじゃね
現実で好きな人に自殺されたらってリアルに描いてるのが
岩明均の骨の音だよね
これ読むとトーマを思い出して仕方ない
おまえ誰だァ!
おまえ誰だァ!
>>443 ユリスモールは父親がギリシャで母親がスラブ系の黒髪の美形。
フルハウスの三姉妹の叔父、ジェシー・コクランを思い出した。
た〜まんねぇ〜♪
>>468 スレ違いだけど
あのセリフはどういう意味があるのかな?
きちがいでーすって意味。
文化がちが〜〜う!
>>469 ユリスモールの母親はスラブ系じゃなくてゲルマン系の金髪女性
「よりよいドイツ人であろうと」っていってるから
正教じゃなくてカトリックでしょう
>>471 なるほど
トーマに言わせるのにはぴったりかもな
「きみなんか知らない」=「おまえ誰だァ!おまえ誰だァ!」
ば〜〜〜〜〜〜っかじゃねぇの!? byトーマ
最近のノリ、変じゃね?
こういうのもいいのかよ?
それは「悪し」
シンイチつめたい
483 :
482:2009/05/20(水) 00:18:07 ID:???0
誤爆した。スマヌ…
突然ですが、フロルと同じ性格してる美形って十人以上いるよねぇ
トーマの主人公とかさ
トーマの主人公はユリスモールじゃないの?
実はエーリクだったのか?
エーリク目線のユーリの物語だと思ってた
エーリクが表の主人公、ユーリが真の主人公というか
表の主役はエーリクとユーリ、
裏の主役はトーマでは?
(個人的にはオスカーが真の主役でございますw)
土
人
い
る
!
>>487 うーん、トーマが主人公というのはちょっと違う気がする(裏でも)
まだオスカーのほうが納得するというかw
実は、レドヴィが主役
みんな一人一人が人生の主役なんだよ☆
トーマなんてほとんど登場してないのにw
エーリクでしょヒロインは
ヒーローがユーリ
エーリクってそんなに顔かわいくないよな・・・
ユーリがいちばん綺麗
あの時代の萩尾さんのキャラクターって、デッサンなんか狂いまくりだし
骨や筋肉なんか入ってなさそうなのばかりだけど、表情や仕草がなんとも魅力的。
ベッドに座って煙草を吸うオスカーとかユーリのトレンチの着方とか
エーリクが指輪を見せてニヤリと笑いマイネ ムッテ と言うとこやら。
今手元に本ないけど焼き付いてるくらい。
二度目以降はストーリーを追うより彼らの仕草に魅せられてたな。
手のやり方とか物の持ち方、チーズとクラッカーも好きじゃないし
KCN入りの紅茶よりコーヒー党なのにどれもやたら美味しそうに見えたし。
チキンをお食べでチキンも好きに、ここパイが名物(?ウロ)なんだでパイも好きになったw
指の関節ひとつ多くね?みたいな絵だったのに、
デッサン正確になってからのキャラクターより魅了されるのはなんでなんだぜ?
昔のほうが人体デッサンは整ってたよ
(背景はフリーハンドだし、人物も雑だけどね)
今の劇画調のほうが狂ってる
みてて奇妙だもん
取ってつけたような腕のかき方・・・
なんで下手になってんだよっ!
とまあ漫画家志望でいろいろ模写してみてる私は思う
続きだけど、
昔の人物の描き方はふつうに描いてるんじゃなくて、
バレエ漫画のようにポーズ変化球ばっかりなので
模写するの大変です
絵はそうとう上手いです
ポーの一族の文庫版読んだんだけど、最後に載ってる番外編みたいなの、
凄くかわいい絵柄で、先生はこういうのも描きはるんだとおもったよ
また、エロガーを載せたのか?
エロガー?くわしく!
ポー書いてた時代はデッサン整ってたよね。
「小鳥の巣」の中の1コマが評論家に
「よくこんな難しいアングルで書いたね」と言われてたぐらい。
あれってじつはひげもあるし中身空っぽなんだお
>>503 >お客様は若い女性が多い。銀座の高級ブティックにも行くけど、
>上野の阿修羅展にも行くというような感覚なんですね。
>仏像を知ることはオシャレなんでしょうね
女ってほんとに…
何年も前からみうらじゅんとかが「仏像はロックだ、かっこいい」とか言って本まで出してるじゃん。
瀬戸内寂聴と対談した時に「仏像は見るものじゃない、祈るものだ」とか怒られてたが。
それとどう違うっていうんだ?バカらしい。
「ロック」「かっこいい」が「オシャレ」より上位と思ってるんだな
かっこわるい…
阿修羅展の大盛況ぶりに辟易して隣のカルティエ展見に行ったわ
どうでもいいけど続11人いる!を読み返したら
宇宙時代なのにカセットテープ出てきて笑ってしまったw
もしかしたらデジタル仕様なのかもしれないけど
萩尾さんもお好きだったアシモフのSFでも、自律式ロボットがある未来でもパンチテープ使われてるよw
古くなっちゃうのは仕方ないけど、わりと意図的に古い意匠使われてることあるよね。
ハーバル・ビューティの、管理者を認識するものが発表当時の科学的には
「指紋認証」「パスワード(合言葉とか声紋とかいう名前でも)」ぐらいあってもいいのに、
腕輪をはめ込むカギ式。カッコよかったけど。
六月の声にもニュースカセットとか言うのが出てきたよね。
>>508 それ気づいた。時代だからしょうがないなー
E・E・スミスのスペオペでは、宇宙航路の計算を
ノートと鉛筆と計算尺でこなしてたし。
ある小説に出てくる組織が指令を直筆の手紙で渡すんだけど、その理由が
「活字やデジタルの文書だとコピー改竄されやすいから」と書いてあった
きっと簡単にコピーされないようにカセットにしたんだよ!と言ってみる
>>503 阿修羅を「少女」として設定した光瀬 龍は素晴らしい
それを魅力的に再現した萩尾望都も素晴らしい
「百億〜」の漫画化は、ありふれた言葉だが奇跡のようだ
>>505 でもさー、
そもそも仏教の普及にわかりやすいから具象化したもんが仏像でしょ
いいんじゃないの、それで人が興味を持つならば
>>513 漫画化にあたってwktkしながら原作者に電話したら「ところで阿修羅王って
男だったっけ?女だったっけ?」という問いが返ってきた…と、ハギオ先生が
SF大会で申しておりました。(原作者すっかり忘れていたらしい…)
11人いる!はドレスや鎧があったり、服装が時々クラシカルで面白い。
フロルの兄の成人式とかまるで古代ローマみたいだし
もしテラに日本があったら、銀○の様に宇宙船と着物が共存してるかも。
>>518の元ネタ、知っとる奴は挙手ノシ
萩尾さんの昔の作品は時代を感じさせるセリフも多くてノスタルジック。
ポールアンカの新曲とか東西ドイツがひとつだった頃とか。
時間が穏やかに流れてた古き良き時代だよなぁ…
ところで、とってもしあわせモトちゃん大好きです。
あれを読むと、○十過ぎの自分も童心に戻れる。
カセットテープはいまでも重宝するよ
わざわざMDCDカセットのついたプレーヤー買ってるもん
(デジタルオーディオつきは必要ないので買ってない)
とくに外の音声を録音するのはカセットじゃないと
>>519 ノシ
でもさ、子供の頃のSF思うと今の状況は想像以上だよね。
ケータイを想像したSF作家はいなかったと思う。
せいぜい時計型の無線機位でさ。
TVのスタートレックで携帯型コミュニケーターが出てたよ
>>515 その話、数日前に朝日新聞で読んだ
>>503の阿修羅展がらみだと思うけど、萩尾さんが寄稿していたよ
その文章が載ってた新聞を取っておこうと思ってたのに
今日、家族に廃品回収に出されてしまった・・・ ><
>>524 あったあった。コミュニケーター機能もあるけど新しい惑星踏査する時はデータ調査にも使ってた。
今携帯のGPSやYahoo!地図使いながら移動する時、密かになりきって喜んでるw
>>523 なんか発展の方向性が違うような。
携帯はなかったけどテレビ電話はドラマや映画のSF中ではもっと普及してたよな。
会社でテレビ会議に参加した時はSF!と思ったけど、
個人間でのテレビ電話があまり活用されないのはやはり現実では寝起きだったり
スッピンだったり、部屋がゴミだらけだったり、
バックにいてはいけない人がいたりで使いづらいんだろね。
ロボットはまだまだ高価だし、宇宙開発も民間レベルで自由に恒星間移動とかはまだだし。
タイムマシンに至っては夢物語だしな。
まあ第三次世界大戦が実現してないからよしとするか。
あーあと、コンピューターの方向性も
昔の予測では自分で考えて暴走する奴とか
言葉で人間と対話したり人格持ったりしてたけど
ネットの存在や普及は誰も予測してなかったよね。
>>515 へー、そうなんだw
でもまあ、10年も前に書いた作品だから、
光瀬さん(原作者)が忘れちゃってても不思議はないんじゃないかなー
もしかして、男にするか女にするか設定段階で迷ったとすれば、
ますますどっちだったかわかんなくなるかもね
イヤホン差し込んでひたすらラジオに没頭するブラッドベリの「華氏451」、
星新一の「声の網」なんかはネット的なものではあったけどそのものではないし…
あ、オーソン・スコット・カードの「エンダーのゲームではネットでプロパガンタ・アジる子供たちが出てくるけど
あれは結構今の状態に近いな。
星新一さんがきまぐれ星のメモで
電話は小型化して、一人一人が持ち歩くようになる、
と40年ぐらい前のエッセイに書かれていて、
SF作家すげええと思ったことがある。
また、コメンテーターに、未来の食事はやはり
一粒で一日分のカロリーがまかなわれたりするのでしょうか、と聞かれて、
全く逆で、 食べても太りにくい低カロリー食品の需要の方が
高まるだろう、とも言っていた。
SFを書くにあたって必要なのは、知識はもちろん
的確な想像力もなのだな、と。
>>528 ネットの存在と普及は
すでに80年代初頭の少女漫画SFでは書かれていたと思う。
竹宮惠子とか佐藤史生とか。
といっても当時はネットじゃなくてパソコン通信レベルなんだけど。
>>528 >>531 星新一はすごいよ
電話で全ての情報をが手に入る
「声の網」は、ネット社会を予言していると言われてる
ちなみに1970年に書かれている
>>519 トム・クルーズ主演のリメイク映画でもそのシーンあったよー
なぜかビデオテープだったけど
>>531 1967〜1968年放映のウルトラセブンの時代設定が1987年
流石にビデオシーバーは間に合わなかったな
携帯より小さいからまだ追いついてけど
人間の体にコードを繋げて脳に直接データを送るとか
SFで見たようなサイバーな描写
実現するのはあと何年くらいかかるのかな
脳以外に記憶域を有するとかになったら知識の比重は軽くなり
知恵の重要度が増すんだろうなと妄想するが
ネットで情報が得られる現在の状況からして、それほど万能なことではないのかもしれないが。
人間の体にコードを〜のあたり
ちょうど今年そのニュースきいた気がする
可能だっていうだけで実用化はしてないが、エヴァンゲリオンの世界は近づいたよ
脳に直接PCを繋げ、目の動きではなく脳の意志で画面を動かす…
みたいなのを最近見た(ような気がする)(記憶力に自信なし)
他人と記憶が共有できるとかになったら凄いだろうけど
超能力の世界だな
80年代〜70年代なら既にネットの原型らしきものはできてて
最先端技術としてニュースで取り上げられてたろうから当時のSFのネタにあっても当然だけど
50年代くらいでネットの陰も形もない頃に、純粋に発想力だけで
それらしきもの書いてる作家は凄いと思うな。
計算機ができて算盤が廃れ、暗算得意な人が減ったように
今以上便利になったら人間どんどん退化するんじゃね?
実際に大学生の学力も昔に比べて堕ちまくってるらしいし。
>>532 80年代なら描かれていても不思議はないよ
パソコン熟練者の話によく出てくる
niftyサーブ
ってなんなん
話ちがうんだけど、
オスカーがたまに表情によってブラックジャックに見えることがある…
ああああああ本当だ!
いや、1ページも開いてないんだけれどね!
そして今必死で具体例を思い出そうとしてたら
「自殺の原因は……黒い髪の上級生への」
のシーンが何故か出てきて違うわ〜 と……
片目しかない&基本手塚キャラの輪郭だからそう思うんだよね。
んなこたぁない。
マージナルのメイヤードが、火の鳥未来編のロックに似てるというのは
よく言われるよね
>>546 わかってくれて嬉しいw
私が思い出すのは口大きく開けてるところ(ケンカを止めて権利って言ってるコマとか)
オスカー好きなのに「おまいさん!」って台詞が能内再生されて困ってる
おまいさん!www
BJファンとしては、BJネラー説には断固反対する。それを言うならおま え さん。
時代が近いせいか萩尾さんがファンなためか
こう、怒鳴る時に片目つむったりする辺り確かに似てるな。
サイボーグ009島村ジョーも同じ表情の作り方。ギャフンという顔とか。
あの時代特有の表情で最近はあまり見かけないよな。
バタ臭いというか外国の俳優みたいなオーバーリアクション。
肩をすくめて手を広げたり、ウィンクだったり
萩尾さんも手塚先生も、石森さんもルーツは当時の洋画(映画)じゃないかね。
>>548 なるほど、それはわかる
でも、オスカーはBJには逆立ちしても自分には見えない
>>551 手塚と石森と萩尾という3世代を一括りにするとは乱暴すぎるw
「花嫁を拾った男」の頃のオスカーは
全然BJでもロックでもないし
>553
手塚・石ノ森は同世代で桶
メイヤードが未来編のロック似なのは
狙ってやってるんじゃないの?
マザーコンピュータの名前もハレルヤだしさ
ギャー中古しか持ってないからうれしい!
文庫であの画面を……?
銀の三角といえば、ラグトーリンがマーリー1を殺してタカオの前から去って行く時の
悲しげな表情が印象に残ってる。
あのシーンだけがひどく人間くさい。
前から文庫なかった?
小学館文庫
>>562 白泉社文庫から1994年に出てる。
>>558は重版て書いてあるし、昔出たのと表紙も一緒。
銀の三角は8回くらい読んでやっと理解した。
スターレッドは3回くらい。
トーマは未だにちょっとわからないような気がする。
自分が持ってるのは1984年初版の早川文庫版
むかーし普通に買った気がするけど絶版だったのか
銀の三角は確かに文庫だと哀しい
若いころにハードカバーを買っておいてよかったよ
ポーの一族、役者は
エドガー
アラン
…エドガー・アラン・ポー
の洒落になってたのか…
ココ最近のモー様お勧め作品あったら教えてください
昔のはだいたい知ってるんだけど、ここ数年、情報から離れてたので
最近ので記憶にあるのがバルバラなのでそれ以降のお勧め単行本あればお願いします・・・
あ、でも甲斐さん関係だけは・・・・ごめんなさいさせてください(*- -)(*_ _)ペコリ
>>570 「あぶな坂HOTEL」。銀乃ちゃんカワユス。
甲斐関係って一冊しかないよ?しかも大昔のだよ?安心したまえ。
>>571 ありがとです。早速本屋で探してきます
甲斐さん・・・・そんな大昔でしたっけ?やたら読むのに苦労した記憶が・・・
たぶん一生涯かけて追いかける覚悟なんだろうなと思った次第で
ブックオフで「あぶない丘の家」という文庫が105円で売ってたので
パラパラとめくってみて??だったが 買ってみた。
家で読んでも読み終わっても??な感じ。
これってなにかの実験の途中? 続きとかあるのかな?
「あぶない丘の家」は本人の遊び心爆発って感じの作品だったな。
純粋にどたばた喜劇(SF+オカルト)として楽しめばいいんじゃないかな。ちょっとせつない話もあるけど。
あぶない丘の家の面白いと思える箇所が見当たらない
性的いたずらのところがマシマシしてイースターエッグにつながるんだろうけど
6月10日に出る「レオくん」ってどんな作品?
どなたか知ってる?
>>573 3巻目だけは普通に面白いから読んでみれ(SF・美双子・ターミネーター)
2巻目は義経好きなら読むべし(歴史タイムトラベル)
> 性的いたずらのところがマシマシしてイースターエッグにつながるんだろうけど
誰かこれ翻訳してw本気で何言ってるのか意味がわからない…
某ラーメン屋くらいしか思い付かない
性的ないたずらの話なんかあったっけ?<あぶない丘の家
3巻はものすごく好きだ。不思議な色の自転車や銀色の血のロボットなんかのガジェットも
不思議ちゃんだけど情のとても濃い美少女(マリーンやマージョリーやライカの系譜)も
閉鎖的に愛し合ってる美しい双子が、結局は外の世界に片方を解き放つのも
マージナルやスターレッドみたいに、たった一人・たったひと組で絶望的な環境に
すすんで身を投じて、…なんとかなるのかな、希望があるのかな?と思わせる不思議な終わり方も
まぎれもない萩尾SF
2巻はネームの勝ち!って感じだった。モノローグがあまりにも美しい
正直ちょっと泣いた
1巻はギャグを描こうとして思いっきりすべってる感じがする
これ読んで、以降(2巻3巻を)放置した読者も多いだろうと思うともったいない。
581 :
573:2009/05/29(金) 15:22:10 ID:???0
どうもありがとう。
1,2,3と続けざまに読んだからなんか頭混乱してるのかも。
今度2だけ、3だけ落ち着いて読んでみる。
マージナルもスターレッドもとても好きだ。
>>582 > 「コムデギャルソン」が制作している。
> 男性用が1万5750円、
> 女性用が1万6275円(男女各サイズはS、M、L)。
結構するなあ。3分の1なら考えないでもないw
でも他の作家さんの中では着られるデザインではある。
ジョン・ガリアーノか…そりゃ高い罠
はるか昔、アニメイトでメッシュのポストカードを買ったっきり
こういったキャラグッズには全く手を出して無いな
興味も意見も感想もないなら、参加しなくていいんですよ
ポストカードなんてあったのか…いいな
他に萩尾作品グッズってあるの?
>>585はグレープフルーツっていう隔月刊の雑誌の懸賞じゃまいか?
自分も持ってた
>>582 うほっ いいジョンガリ…これ本人も嬉しいんじゃね?
かっこいいなぁ
萩尾さんの描くカール・ラガーフェルドが見ーたーいー
>>587 ポーとかトーマとか11人とかスターレッドとか百億とか一枚に収めたシールもあったよ
四半世紀前にアニメイトで買ったさw
>>590 俺の記憶にないと思ったら
それだと生まれてなかったです、はい
トーマの心臓で、エーリクがサイフリートの読んでたルネサンスの本を手に取って
「おっそろしい本。読む気かい本気で。ヒェー」みたいなことを言ってたけど、
本当に20世紀の人間なのにおそろしいと思うもんなんだろうか?
エーリクとか他の一般生徒の信仰心ってのがどれぐらいなのかも分からない
おっそろしい本てのは硬くて小難しげな本て意味だとオモ
当時はポーの一族まで、ただの男性ホラー作家だと誤解してた・・・
トーマの心臓見た時はすげーショックで、オレにとって一気に神にまで登りつめたよ
その頃の漫画は、似たストーリーばかりで人間の内面に焦点を当てた作品は無かったと思う
萩尾さんの絵は、あの世代の漫画家でも圧倒的に下品じゃないよね
男性ファンが少なくないのは、そのあたりもあるのかしら
>>597 どこが違うんだろう?
萩尾さんの漫画好きって赤の他人にも言えるけど、
池田理代子さんが好きはちょっと恥かしい。
下品とかじゃないと思うけどなんか違うんだろうね。
男性の知名度があるのは、当時のメジャー誌とマニア誌に連載を持ってたからだよ。
萩尾のホモ漫画読んでる男なんてそうとうのマニアだろw
竹宮恵子の風邪と木の詩は、クラスの女子ドモがキャーキャー言いながら男子に見せてたから
イメージとしては「淫靡」
萩尾さんのトーマはクラスの学級委員の女の子がコッソリ貸してくれたから
イメージは「理知的」
だけどどっちも高等文学だよね。
風木はBLの皮をめくることからはじまり、推理小説のごとく推理して、
やっと中核にいける。中核は人間そのもの。
トーマも、隠れたヒントを探し、ヒントを拾いながら、中核に行く。
イメージは風木が「心理学」、トーマが「哲学」かな。
風木が人間主体なのに対して、トーマは宗教が主体。
風木はトリックをはって本質とは逆にみせるっていう高度テク
ポーはあえて心理を説明しないが筋どおりに進むという神秘テク
残神は途中で主人公を入れ替えることで心理をわからなくさせる文学テク
24年組が「漫画を文学の域にまで高めた」っての、てっきり
『文学風の漫画かいたってことか』って思ってたが
マジで『高等文学と並べられる作品』って意味なんだとわかったよ
風木はテクが高度すぎて誤解されやすいのが難点
トーマは展開が難解すぎて挫折しやすいのが難点
その「難点」はどうもピンとこないが
それはともかく、
どちらも評価高いし今でも人気があるし知名度もあるし売れてるし、
難点というほどの難点は特にないと思うなぁ
>>602 なに言ってんのw
たまにブンガクブンガク言う人いるけど、漫画を愛してないのかなと思うわ
おへそが茶を沸かすぜ
ここ数日風木厨でヘンなのが湧いてるからその余波だと思う
スルーでお願いします
なに、そのブンガク茶釜っての
>>606 602ではないけれど、
小説に文学作品があるように漫画にも文学作品があると思うよ
小説にSFがあるように漫画にだってSFがあるのと同じこと
漫画を愛する愛さないのことじゃないでしょ、別に
>>609 言いたいことはわかるが、
せめて「純文学」くらいにしておかないと、話が合わないよ。
606は漫画と小説を同列に比較された気がして嫌な気になったのではないかと推測
602は単に文学性のある漫画だといいたかっただけと推測
日本の純文学は私小説が多いからなぁ…好きだけどw
>>610 609にある文学が純文のことくらい、
普通読みとれるだろう
>>502どのコマ?
>>501とってもしあわせモトちゃんに出てくるエロガー・ポーチネロ
今読んでるw
>>614 「アランに撃たれた」の絵だと思う。
私は「ホームズの帽子」でソファーにもたれたエドガーが
手を合わせている絵が好きだな。
レオくん駄目っこで可愛かった
レオくん買ってきました!
あんまり好評じゃないみたいだけど、私は結構好きですw
最近、萩尾さんの漫画を読み始めたばかりなので色々読みたいと思います
今の所(まだ5冊くらいしか読んでないけど)スターレッドが一番好き
レオ君、単行本になったんか。ちょっくら買ってくる
>>618 いーなー
これから一気に萩尾体験ができるなんて、
うらやましいかぎり
レオくんのだめっ子っぷり可愛い
お見合いの回が一番面白かった。みんな普通に相手してるw
個人的にツボった台詞は「あっ僕去勢してるんです」
「マカロンもあるのに〜」「ねずみ味キュートだった?」
でも一番笑ったのはレオくんの描いた車!衝撃!!
あとヤマトちゃん可愛かった
おいおい何気なく、ネタバレかよ。買う気失せたぞ
>>621 公式に発売されてるのにネタバレもくそもないでしょ?煽りさん
レオくん、一巻じゃないってことはこれで終わり?
そろそろスケールでかい連載もの読みたいなあ
この人の作品は作家買いできない
合うものは合うけど、ダメなのは読む前からダメだとわかる
日本人が出てくる和モノは総じて受け付けない
>>622 発売されりゃ、ネタバレ何でもOKなのかぁ
エウネメスじゃねーが、まさに“文化が違〜う!”、だなぁw
まあ、「2chなんだから」と言われりゃそれまでだけどな
作品の感想が絡む筋だのシーンやセリフだのを一切読みたくない、そういうレスは叩かずにいられないなら
まあ2chに来るべきじゃないなw
つか、そんくらいですべてわかった気になって買う気失せるんなら、読む必要もないだろ。
時間と金が節約できてラッキーだったじゃん
さすがにコミックス発売された後のネタばれに噛み付く奴は
さっさと自分も買えよとしか…
ミステリのオチばらしたんじゃないんだから。
「学校に行くクスリ」が難しすぎる件
レオくん、いじめ漫画みたい。とことんいじめられるみたいな。
かわいいけど、あんま好きじゃない。
ネタバレみたくないなら、発売後、購入するまで一切スレはみないのが常識だと
思ってた。
発売後なんて感想飛び交ってるに決まってるし、それを期待してスレみるんじゃないの?
もういいよ
レオは去勢されてんのか
作品内で読みたかったなぁ、そのへんは
>>627 そうなのか
自分が出入りしているスレでは(別にミステリではない)、
発売からしばらくはたいていネタバレ禁止が暗黙の了解だよ
あるいは、トップに「ネタバレあり」と書いて注意を喚起し、
数行あけて書き始めたり
めんどくさいなあ、スレに出入りする奴全員に「他のスレでのネタバレ禁止期間」を訊いて決めでもするのか?
たまたま聞いてるうちに出入りしなかった奴がいちゃもんつけても傾聴するのか?
作品はコミックスの公式発売日以降、全ての人(今後、萩尾作品に出会って読む気になる可能性があり、
読む前に2chの作家スレを覗き、読む気になるかもしれない作品を見出してしまう可能性のある全ての人)
が購入する気になるかもしれない全ての公式発売された作品についてのネタバレを、
上記の全ての人が購入して読み終わるまで話題に上せること禁止
って書いとけばいいのかよ。
これから生まれてこれから萩尾作品に出会う奴が出終わるまで待つのか?人類滅亡か?
見たくない話題があるならスレのぞくな、甘えんな。
いろんなスレみてるけど、発売日以降にネタバレ書いてたからって
批難されてるのなんてみたことないよ。
>>633 どこ?もちろん少女マンガ板だよね?
発売日前に入手した人が同じようにしてるのみたことあるけど、
発売日以降にそれはないって。
雑誌読んだ人が、コミ派の人に気を使ってとかもみたことあるけど
普通は気を使う必要ない。
もういいよ
ラグトーリンに何とかしてもらおう
いつまでたっても、「レオくん」が読み終わらない!
レオくんあっさり読み終わった。
言われてるほどひどくないんじゃね?
>>624 自分も日本が舞台のはちょっと合わないのある。
初期の小夜の縫うゆかたや三月うさぎとかは大好きだけど。
ここではないシリーズも好きな話もあるけど、海の青はちょっと…。
でも扉カラーは凄く良かった。
レオくんも割と好き。
和モノの天使の擬態で泣いてしまったオレは・・・・・(´・ω・`)
日本ものは名前とかキャラの容姿が現代や近未来を描いてても
やっぱりひと昔前の古臭い感じがする
異国ものだとそういうのはあまり気にならない
ネームになじんでるというか…
>>639 自分は好きだよ
コミックス買って読んで、スレ来て「えーそうか〜?」って感じ
まあ人生色々読み方色々
644 :
640:2009/06/19(金) 19:42:02 ID:???O
>>641 ちょうど昨日、文庫(訪問者)で久々に読み直したとこです。
私も泣いたよ。
てか訪問者もエッグスタンドも悲しすぎる…。
レオくん、小学校に入る話と後日談が一番好き。
今売ってる猫びよりに萩尾さんと飼ってる猫載ってたよ。
レオ君、ほんもののレオくんとそっくりですごくかわいかったよ。
おげんかんは雨じゃないもん!っていうとこがめちゃくちゃかわいかった。
どこ開けても同じだってw
あのレオ君の、目の下が白い模様、あれ泣いてるようにみえるし、
垂れ目っぽいのとダメっぷりが重なってひたすらいとしい。
護民官ピートみたいですね>おげんかんは雨じゃないもん!
11箇所も出口があるのか。
650 :
花と名無しさん:2009/06/20(土) 07:31:12 ID:0bsGzaOZO
僕は天使の擬態が好きです。
やばい。天使の擬態ってどんなんだっけ。絶対知ってるのに忘れた。
>>625 違いますゥー(あの顔で)
エウメネスな。
両親の海外赴任中に元カレの子供を中絶してしまう話?
違ってたらスマソ
主人公が自殺しようとしたところを助けられ腹をたてていたら、
後日その救助人が生物学の教師として赴任してきていい感じに。
主人公は天使になれたらいいのにね、が口癖。
その後、実は主人公は中絶していて……と自ら語り、お前は自分じゃなく、
その子に羽根が欲しかったんだな、と言われ涙、という話だった。
ぼくのを使いなよ
萩尾作品の日本もの、実はわりと好きだw
「小夜の縫うゆかた」が最高峰なのは同意
でも「十年目の毬絵」とかフラワーフェスティボーとか
アンソロジーに入った「K」や「帰ってくる子」
「あぶな坂」も日本ならではだし
バルバラ異界についても、「やり直したい」「帰ってきてほしい」
「あの悲劇をなかったことにしたい」って世界共通の願いだけど、その結果ってたいてい
能天気なハッピーエンドか手ひどいしっぺ返しの両極端で
バルバラの哀惜と晴れ晴れした寂しさって日本的な感覚だと思うんだよね
で、なにげに「カタルシス」は泣いた
>>655 さやの縫うゆかた、だけがわからない。どんな話?
さよ
お母さんがゆかた縫ってくれてた話
単に読んだことなかったみたい。
11月のギムナジウムの文庫探して買ってみる。
あれは「テーマと構成」の教科書にしてもいいくらい、よくできた話だったよ
>「小夜の縫うゆかた」
とても16ページとは思えなかった。
えっ?マジで16ページなのあれ。
32はあると信じてた。
半神の話かと思った
ロ兄いが…w
半身はがっちりしたハードカバー読み通したかのような読後感だったなあ
あとからページ数えて、16ページというあまりの少ない枚数の中に込められた物語に、
心底震えたもの
ポー、トーマ、11人 くらいの絵柄(もしくはそれ以前)が好きなんですが、単行本か文庫化されてる作品を教えて下さい。
>>665 日本語でおk
つか、ほとんどが文庫化・単行本化されてるよ
本屋かAmazonにでも行くとよい
とりぱんの人が一度プロデビューしようとしたときにうっかり読んじゃって
その後何年か心折れっぱなしだった萩尾作品ってなんだったっけ。
A−A’だと思ってたんだけど確かもっと短編だったはず(16Pか32Pで
こんな話が描けるなんて、とか書いてあった気が)
>>667 手元に単行本あるんで確認した
A−A’で合ってるよ
「しかもコレたった45P…」だった
やろうと思えば100ページ前後編とかの大作にも
できる話だからねえ…すごい濃縮具合だと思うよ
とりぱんって何?
モーニングに連載されている
野鳥観察漫画。
私は小学生の時にポーの一族を読んで、漫画家への夢を諦めた。
今でも懸命な判断だったと思っている。
>>668 ありがとう。ページ数の方を勘違いしてたのか。
>>671 ありがとう。
>>672 私もだ。シーラを一族に迎える場面を見たエドガーが森の中に
逃げ込むシーンを見て、憑き物が落ちたように一瞬にして諦めた。
>>672 そういう感性を持った人こそ、漫画家を目指してほしかった。
感性なんか、それ? ただの逃げでしょ
萩尾ファンだが、
萩尾作品だけが漫画じゃねーし、と思うがなぁ
>>676 私なんか一生かかってもこんな漫画は描けない!とまさに逃げたわけですよ。
確かに萩尾作品だけが漫画じゃないが、他にそんなインパクトは感じた事ないな。
だから私は一生萩尾信者だと思う。
伸たまきさんも11人いる読んで自分はこれほどのものは描けないとショックで
漫画読まなくなっちゃったんだよね(一時的に漫画描くのやめたんだっけ?)
逆に萩尾さんがいなかったら漫画描いてなかったとまで言ったのは奥友志津子さんだったかな
>>669 ば〜〜〜〜っかじゃねぇの?
が正しい。
慣用句の誤用はやめよう。
慣用句なのかw
佐藤史生のムーンチャイルドだったかで、
「3,5…」「三行半か?」というのを思い出したw
>>681 「ええとそれは8……」「八つ当たり?」
「そう、彼女への八つ当たりですか?」
もあったね。
>>678 >他にそんなインパクトは感じた事ないな。
へー
11人いる!を、10年ぶりくらいに読んだけど、やっぱりキャラの立ち方と、
世界観の作り方がすごいね。
ただ、東の地平西の永遠は、今読んだら、結構荒いなーと思った。
フロルたちはほとんど状況に振り回されてるだけだし。最後のまとめ方も強引だし。
でも宇宙大学編を、もっと何巻か続けてほしかった。これだけのキャラたちを
文庫一冊分くらいで終わらすのは実にもったいない。
「スペースストリート」での、みんなの学校生活の話は面白いから、つくづくそう思う。
伊集院光は弟子時代に○○師匠の十代の頃の落語聞いて
ショックを受けて落語家を諦めた
後日○○師匠にその事を打ち明けると
「お前は元々落語家を辞めたかったんだ
辞めるための通りのいい理由を探してたんだ
そんな時に俺の落語聞いて辞める言い訳に利用しただけだろ」
と言われて、よくよく考えると図星だった
という話を思い出す脳
>>684 東の〜って話はともかく絵はいいんだよね。
フォースが銃を手に泣くシーンが好きでさ。最高に美しいと思う絵のひとつ。
「東の〜」のタダとフロルは確かに状況に振り回されるだけだけど、
別に全然それでも構わないと思うけどなー
ただの学生なんだし、そもそも単に遊びに行っただけなんだし
むしろ二人が大活躍したら、かえって興醒めじゃないかなぁ
そもそも「11人いる!」の続編である必要性が無い
11人いなくてもよい
フロルが可愛いければ必然性など。
>>688 必要性もなにも、続編なんだからしょうがないw
っつか、
あれを新キャラでやってもイマイチつまらんでしょう
わかりやすいように「続」とつけたけど、
メインタイトルは「東の地平、西の永遠(とわ)」でしょ
必然性がないというのなら、エルゼリにエドガーが絡む必然性もない。
ポーの中でも一等大好きな話だ
どうもオナがラスト都合よく起きて一件落着みたいなのが
水戸黄門の印籠みたいで萎える
確かに設定凝ってるし絵も綺麗だけど
特に四世が格段に美形化したな。
やっぱ少女漫画の悲劇の男は美しくなければイカン的な
法則が働いたんだろう。
フォースはもともと美形じゃん
王様の腰巾着的な、ちょい悪系の役割から脱したので、
本来の姿に戻っただけのことだろう
>>684 宇宙大学読みたいなぁ
でも10人になっちゃったしね…orz
アニメ版11人〜のエンディングで、グレンがその後、殉職したことになってたんだが、
わざわざそんな風にした意味が分からん。
萩尾さんが、そういう裏設定があるってスタッフに言ったのかな?
でも王さまと四世その後には、東の地平〜の話は盛り込まれてないし。
11人がいるは、未来に無限の可能性があるっていうのを示唆する終わり方が
思春期の不安な時期に読んだ私には涙が出るような感動だったなぁ
アニメエンディングでその後をまとめられたのは、無粋と思ったわ
昔見た地球へのアニメ映画が酷すぎて、24年組作品のアニメ化視聴は意図的に避けてきた
ポーだのトーマだの特にモー作品はアニメのイメージが全く湧かない
今流行りのシャフトや京アニが作ったとしても見ないだろう
で、11人いるのアニメは面白かった?
まあ、実写に比べれば
銀紙を縦に裂いたような髪をした王様は見たくない。
11人いるアニメ自分は作画きれいですきだったなー
なんかシティハンターのアニメのような絵だった・・・
11人のアニメは主題歌歌ってるカウンターテナーが忘れられない
もののけ姫のあの歌手より好きな声だった
アニメ11人いる、原作みてなきゃそれなり楽しめたかもしれないけどできは凡庸だよね
どうしても絵柄を比べちゃうからがっかりだった
中性的なはずのフロルがオスカルを味気なくしたようだったし
アニメのキャラデザインがベルバラと同じとこだったんだっけ?
やっぱりもう一つ、萩尾さんのアニメをやるこだわりみたいなのを魅せて欲しかった
タダが神谷明ってのもなあ・・・
タダ - 神谷明 (キン肉マン、ケンシロウ、シティハンターリョウ)
フロル - 河合美智子 (恋人たちの時刻でおっぱい出した人)
王様 - 田中秀幸 (ドカベン山田、スラムダンク木暮)
四世 - 古川登志夫 (諸星あたる、カイシデン)
ガンガ - 玄田哲章 (海坊主、BASARA武田信玄)
アマゾン - 鈴置洋孝 (ブライトさん)
ヌー - 若本紀昭 (ルルの父、ぶぬおおおおおお信長)
石頭 - 池水通洋 (温泉マーク)
赤鼻 - 塩屋浩三 (魔人ブウ)
トト - TARAKO (ちびまる子)
チャコ - 柏倉つとむ (はまじ)
タダはイメージ的に淡々とした低い声だな
紙やじゃ暑苦しいすぎるなぁ
温泉マークってうる星にでてたラムちゃんのとりまきだったっけ?
フラワーフェスティバルの文庫買って読みました
おもしろかったー!みどり可愛いなぁ
それにしても大人達の関係がややこしすぎるw
萩尾さんって時代と共に絵が変わっていってるんですね
(長く描かれているのだから当たり前か)
フラワー〜の絵はかなり好きな絵で読みやすかったです
アメリカンパイみたいな絵も可愛くて好きだけど、マージナルの絵も綺麗で好き
それにしても文庫たくさん出てるなぁ…
読むのがありすぎてどれから読むか迷っちゃう
とりあえず今話題に上ってる11人いるを買ってきます
>>707 当時の声優としては立派なメンバーじゃないですか。
TARAKOって、けっこう古い人だったんだね。知らなかった。
それと、河合美智子は、せめてオーロラ輝子と言ってやれよ。
アニメ見てないけど
神谷明は凛々しい少年声を出せる人なんで
(地球へ…劇場版のシロエ役をやってた)
当時としてはベストキャスティングだと思う。
玄田哲章さんってシュワちゃんの声の人でもあるよね。
神谷明といえばバビル2世な自分w
あたたたたたた か もっこりだ
勇者ライディーン。歳がばれるな...
萩尾スレで今更、プリンプリン物語、歌の上手い人だと思った。
萩尾スレらしい年代の話題だな。
河合美智子が糞下手でそれ以外は結構ちゃんと作ったアニメだったよ。
思ったより良い!と言う感想。河合以外。
3年前オクで中古ビデオ300円で買った。
河合の演技は、身初めの頃は下手さが鼻についたけど、
見ているうちにその下手さが、ひたむきな感じで逆にマッチしている感じに思えてきた自分みたいのもいる
「恋人たちの時刻」ではカドカワらしい味のある演技してたから河合の批判は許さない
オーロラ輝子から完全にイメージが崩れた・・・でも若い時の河合の批判は許さない
って、ここ何のスレだっけ?
河合美智子は、その前のションベンライダーで男っぽい少女の役をやったんだよ。
そんなことでフロル役になったんだろうけど、ごにょごにょ。
実写では、宝塚の若手男役ということで、山城はるかがフロル役をやったけど、ごにょごにょ。
百億の昼とかアニメで見てみたいな・・・・
こまわり君の阿修羅王をアニメで見たい
百億か
あの虚無感というか世界観は昔の押井で見てみたい気もする
でもうんちく垂れ流しそうだけど
押井は原作好きでアニメ化したいっていってるんだっけ
勘弁してほしいが
萩尾さん、山上たつひこの大ファンらしいな。
インタビューで、漫画家になるかならないかって時に凄い人が出てきて、
影響受けたって言ってたが、一体どこに?って思うw
>>724 それマジ?
でも萩尾さんの百億じゃなくて原作を1からアニメ化のほうがかえっていいかも
今宮本武蔵やってるんだよね
百億
あれが単行本2巻って信じられない。
一冊50億か。確かに、信じられないな。
>>725 へー、じゃあがきデカの百億パロってモー様かなり喜んだんだろうね
なんかしつこくパロってた気がして当時は大笑いさせてもらった
山上の初期のSFじゃないの?ファン
百億より、スターレッドのほうがアニメに向いてる気がする。
オチはちょっと弱いから、大幅に変えるだろうけど。
スターレッドを初めて読んだ時、まだ萩尾作品にも、SFにも疎かったから、
あのラストは、なんつーか、悲しいというより、肩透かしくらったような感じで、
脱力した覚えがある。
「え?何コレ?」って。
今読むと、あの終わり方は味わい深いんだけどね。
阿修羅像も人気だったし百億は今やるとタイムリーだった。
A-A' → スカイ・クロラ → 押井映画化
押井はもうこれで満足しといてほしいわ。説教とか要らんし…
百億、中学の時に萩尾漫画から読んだんだが、読んだ直後にそのまま寝たら、
無限に続く世界を旅してる悪夢を見てうなされたw
で、この終わり方は絶対に打ち切りで、ちゃんと阿修羅王が「シ」と決着をつける
続きがあるんだと思って、原作を探して読んで、同じ終わり方だったので、
欝になったw
お子様だったなあ・・・
百億のポニョと…
千と千尋の神隠し
銀の三角またきて四角
半神タイガース
サモ・ハン・キンポーの一族
東京アメッシュ
>>736 あー、スカイ・クロラの「キルドレ」設定って、一角獣シリーズの
インスパイアなんだ……
そーいや森博嗣、少女漫画好きだったっけ
アロイス'78 新米高等中学教師と学園アイドルで二重人格のルカスとの間に起こるラブコメディ
>>736 その変遷が正しいかどうかは置いていて
とりあえず、見なきゃいいじゃん
>>706 アニメは見てないが、
当時として神谷明なら十二分だと思うぞ
っつか、誰なら君の好みに合ったん?
>>708 淡々とした声ってのは同意だが、低いってのはピンとこない
というように、漫画からのイメージで声を想像するのはヒトによって千差万別
>>725 「赤っ毛のいとこ」にガキデカ出てるよw
萩尾さんが模写したんだろうけどそっくり
神谷はアニメヒット作の主人公やりすぎで声のイメージが固定しちゃってるからなぁ
スターレッドってハリとかでアニメ化されてキャラアメコミ化完全別物でファンおいてけぼり
みたいになったりして
赤い目白い髪って映像で見てみたいなぁ
スカイクロラの落ち、A-A'そのまんまじゃなかったっけ。
>>748 だから人によって感想はいろいろってことでいいじゃないですか
>>750 自分の場合、
神谷といえばセーラームーンに登場したマッドサイエンティストなんだな
ヒーローというより、ギャグテイスト
>>749 え、どこだろうw
気づかなかった。今度読むとき探してみよう。
マンガ夜話に出演した時に、突っ込まれてたな。
こんな感じだった。
大月「がきデカの回もご覧になったそうですね」
萩尾「ええ、はい、とっても面白かったです」
大月「萩尾先生、こまわり君を描かれたことがあるそうで」
萩尾「ええ、ええ、ギャグ作品の赤ッ毛のいとこという作品に、
ギャグでちょっと描いてしまったんです」
大月「描いてしまったw なにか後悔してるような・・・」
萩尾「違う違う違う」
>>757 直毛だからトーマじゃ?
絵が変わりすぎててすでにひ孫の顔になってるなw
>>757 何かトーマとエーリクが融合したような雰囲気だな
>>759 まさにそういう話かもしれないw
いや真面目な話、単なるノベライズじゃなくてある程度の翻案なんじゃないのかと
_ -ー--―- .._
ノ´ ヽ
〃 `ーく
, '´ \
/ /, ヽ、 ヽ
i 、 ( `、ヽ }リ il
(jり ノ , ヽ ヽノ Y' , リ
ノ / , イ 、、 }li il ! リ }((,イ
〃 , / { {{ r(_ノノ ノ人_ノノ〃_,イリ` }!
t {、 い.ヽ.__トこ._'⌒ー-,r_ニ.´^tフ,.イt 彳
/〃 {{下、.‐'フfrrヘ` i '{kタk {{ ヽ',.イ
いヽ_ハ. いヾ:ェタ. l ^'宀'´ !ラく小{ ・・・・・・・・!?
`爪_ ゝくヘ ´^ | ,ハ.ノノノ
``ヽ._ゝベ、 _´_ /、(し´
`いr、\ ´ー ` ,.イゝー'´
ゞ-ク{ `丶 .__ _,/l!ト、
/:::l \ / l:::ヽ
,.イ::::::::::! /r:く_ l::::::l`ー- ._
_,.-'´:::::|::::::::::::!_,.-‐''_}::{_ ̄`ヽ:::!::::::::::::`ヽ、
,.-'´、::::::::::::::!:::::::r'´::,r'´イ ´ト. ̄ヽ::/〉:::::::::|::::::ハ
,::::::::::::i::::::::::::`フ´ヽ'r'7:::l |::| 「`"、::::::::::::!:::/ /:i
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!:::::::::::::::::!::::::::::::ヽ::::::::!_::ト、 ` ,l:::l:|:::::::/::::::::l/::::::::::::|
なんか、ヨーロッパ人ではなく、アメリカ人になってるような・・・
しかもニューシネマに出てきそうな・・・
>>757 無理やり目を大きくしたのかな萩尾さんのイラストじゃないみたい
やっぱり当時の繊細なふわっとした雰囲気は無理だよなぁ
今の絵柄で描かれると結構イメージ狂う・・・
もとさま〜ポーの一族は書き直さなくてよいのですぅ〜
いやまだポーには、キリアンの血液にパンパネラの因子が入って、
子孫がのちに・・・という伏線が残ってる。
死ぬまでには頼むぜモー様!
森のってオスカー視点の話なんだよな
「僕」ものだったらいいけど
皆反応速いなw
オスカー視点だと、最後の方がすっごいしんどそうだ。
一人の人間としてユーリに告白してるのに、
「神様はみんなを愛してくれてるんだ!」と超展開される……。
ポストカード楽しみ
表紙と同じじゃないといいけど
>>757 多田由美みたいな絵だ・・
ユーリのようなトーマのような
ここ数年、あのカッと眼を見開いた無表情な顔ばかりだな…
毛先は好きだけど前髪の流れがなんか変だ
オスカー視点…訪問者-シュロッターベッツ編-ってとこか?
>>772 一応PCは使ってるようだけど、歪みを直すとかいったレタッチに
使うって発想、本人にはないからなぁorz…
え、ゆがんでる?
私にはゆがんでるように見えないんだども
絵心がないからかな?w
どこがおかしいのんー?
>>757 トーマかな?当たり前だけど当時と絵が違うね…
そういや地元の書店で萩尾先生のポストカードが売られてるんだけど
ユーリっぽいんだけど、やっぱりなんか違うんだなぁ
(もしかしたらユーリじゃない全く違うキャラかもしれないけど)
描き下ろしは嬉しいんだけど、
やっぱり当時の雰囲気が好きな自分としてはちょっと寂しいかな
小説は楽しみなので買ってみよう
元の漫画より高く設定された小説の値段がなんだかなあ
値段はさ、物価がそもそも違うじゃない
漫画と小説のページ数も紙質も違うしね
トーマ小説出ることは知ってたけど発売日決まったのかー
そんなことより「Lost Heart for Thoma」って副題が…
なんで英語なんだ。
A-A’とスカイクロラのこともあって森さんにはあまり良い印象ない上に
萩尾さん表紙・初版応募特典って釣る気満々だなあと思ってしまう
>>779 気になるw
ダヴィンチのインタビューでは日本の大学生になるってあった気がしたけどどんな感じになるんだろう
萩尾さんて小説書ける人だから(文章は固めだけど)
作者本人がノベライズすればいいのにと
思わなくもない。
>>781 トーマって、14歳の思春期まっただなかの少年が
一途に命を投げ出すのがいいんであって
大学生が同じことしたら、ただのゲイじゃないだろうか…
今までにも詩集とか絵本とか出してるしね
パーセレで14と半分の年の夏が読めたことが本当に嬉しかった
萩尾さん、手塚治虫と対談した時、小説書くのはやっぱり苦手で
向いてないって言ってたな。
ちなみに手塚治虫も、ちょっとだけ小説作品がある。
こんなラフに描いたものが表紙でいいのか?
なんか萩尾さんの絵じゃなくて誰か違う人の絵に見える
誰だっけ…昔の白泉社で…我孫子美和じゃなくて…高口里純じゃなくて…
ちょっと耽美入った…ああー思い出せない
本橋 馨子・・・?
>>776 萩尾さんにも印税まわさんといかんからな
しょうがない
こんなに候補がいる事にびっくりだぜ……。
今の絵の眉毛の書き方がちょっと好みでないな・・
やっぱり昔の絵柄のイメージだし。
日本の大学生の設定だったらもはやトーマではないがw
買いますけど
トーマは金髪でないとユーリが惹かれる(コンプレックスの裏返しとして)理由がないような…
エーリクはやっぱり巻き毛だし、ユーリじゃないかと自分は思うな。
日本の大学生でやられてもなぁ…寮だの寄宿舎だのていう大学あるんかいな。
寄宿舎は知らんけど、寮がある大学は珍しくないよ
国・時代・年齢などの設定も変え、トーマとかエーリクって名前もあだ名として出すとか言ってたし
もうそうなってくると単純に「トーマの心臓をノベライズ」って宣伝して良いのかって気もするw
ふーん銀の三角みたいなことをやりたいのかしらん。
どうでもいいが年齢設定もまちまちって言えば、エドガーには
夢幻魔実也みたくアダルトバージョンがあってもいいのになあと思ってる。
>>776 てっきり文庫サイズで書き下ろしかと思ってたから値段知ってちょっと驚いた。
パーセレといいポードラマCDといい近年何かしらの動きが続いてるなあ。
色々思う部分もあるけどオスカー視点・男性作者視点という所は楽しみ。
どうでもいいけどポストカードはいちいち応募しないといけないのかよ!
パーセレみたくあらかじめ付けて置いてくれれば良いのに。
トーマの心臓を原案にした、「1999年の夏休み」って映画を
観たことある人いる?
宝塚みたく、全員、女が男装して男役をやってて、
15歳の頃の深津絵里も出てるっていう・・・
>>799 あるよ。全然別物すぎて、原案にしてるとしった時驚いた。
ドラマCD売れてたらアニメ化の話もあったんだろうな。
日本が舞台の話になって
トーマとかエーリクがあだ名になっちゃうと
なんだか「お釈迦さまがみてる」みたいだなw
トーマだったら冬馬なんだろうけど、エーリクがあだなになるような元の
名前ってなんだろう。
「アネキの読んでた少女漫画に、お前みたいな奴が出てきたぜ〜」
で、あだ名がエーリクでいいいんだよ。
エンクミとかキムタクみたいに苗字と名前の合わせ技w
苗字が遠藤、名前が陸とか六とかwww
アニメでトーマの心臓オマージュしてるのあったよね
見てなかったけど
>>799 見たよ。
事故で死んだ子とそっくりな転校生がやってきて、みんなが驚くというあたりがトーマ。
近未来の日本を舞台に、夏休みに「少年」4人だけが寄宿舎に残ってて、
いろいろ心の交流とかがあってみたいな話。
トーマが原作というにはオリジナルすぎるけど、
完全オリジナルと言うと、トーマのぱくりだろと言われる。
深津絵里は、トーマ/エーリクにあたる役だったかな。
深津はアンテ
>>791 790はイラストの件じゃなく、ノベライズの話を受けてのレスだよ
(諸星大二郎さんは最近、漫画じゃなく小説で作品を発表することがある)
>>799 昔みた
知り合いにすすめられて観たけどストーリーよりも
男装の違和感が気になった
やっぱり何か肉付きとか身体の重さが女の子だったな
深津絵里は一番自然だった気がする。
足の質感が見えなければまだごまかせたのに
なぜ女の子に短いパンツをはかせて
男装させたのかが疑問だた
アイドルの女の子が演じるファンタジーだから通った企画なんだよ
すね毛生えて口の周り青い奴らで作るよりはいいよ
深津絵里は、「予備校ブギ」以前は知らない・・・
観てみようかな。
「ステイ・ゴールド」
「1999年の〜」
「満月の口づけ」
深津ものは、この三作品が好きだな
どれも同性だけの学校を舞台にしてるし
「残酷な神が支配する」を最近読みものすごく感動しました!
虐待からの回復の困難さ、ばらばらになる感覚、ほんとうの感覚感情がわからなくなる、
愛することもわからなくなる、愛し愛されることへの強い不安、
救おうとする者は相手の混沌と混乱に巻き込まれ自分もぼろぼろになっていく、
それらがほんとうにリアルに描かれていた・・。
イアンはまっすぐで強い、捨て身で寄り添う強さがある、
だからこそジェルミは回復の方向へと進んで行けた、
でも回復も薄日がさすように予感させるくらいで終わる、そういうところも丁寧でリアル。
それぞれの魂の陰影をすごく繊細に深く描ききっていて、ほんとうにすごい。
これからほかの作品も読んでいきたいですが
今はジェルミとイアンの世界から抜け出せません。今日も徹夜で読み返し、、。
自分もつい最近読んだ一人
昔の名作が強いせいかなんとなくこの作品は褒めにくいw
でもあの長編をいっきに読まされるほどひきつけられたよ
完璧に救われたわけじゃないけどかなり明るい終わりでよかった
イアンはもちろんバレンタインやマージョリーやリンドンとかのキャラもよい
弟に残酷〜読ませたら、最後にジェルミ自首しろよ!って言ってたw
いやあ、それだと、なんだかつまんないヒューマニズム漫画みたくなって
嫌だな・・・
罪と罰とか、最後に自首しても凄みのある名作もあるけどさ。
残神は読み通せず挫折したんだが
そうか、ジェルミの「犯罪」は公の場には出ないのか
まあ、そのほうが作品的にはいいだろうが
>>817 「罪と罰」でラスコ何とかが自首しなかったら、
それはそれでびっくりだなw
ここのおかげでレオ君買った。危惧してたより楽しかった。
〜以下ネタばれ〜
とってもしあわせモトちゃんとかメッシュのコミカルなシーンを思い出したな。
自分は二十年近く、家族は複数の猫であるという猫基地外なんだが
何が楽しいと言って当然のごとく人語を喋り、二足歩行し
周囲もそれを当たり前のように接するというメルヘンのくせに
怒られたりショックを受けた時の反応がきっちり猫してるとこ。
忘れてたが、昔からあの人の描くメルヘンは、小川未明や宮沢賢治の作品のような良質の童話なんだよな。
最初はリアル猫飼いの大人としてはレオ君にガンガン人間用食べ物を与えて
猫を自由に外へ出し、あまつさえトイレは外でさせるという飼い主(ママ)にどん引きしたし
最後のスキヤキシーンでは「ネギ食べさせなくてもネギと一緒に料理したものはダメだろ」と突っ込んだりしたが
まあそんな大人の事情はほぼ忘れて楽しんだ。
レオ君を擬人化したストーリーの中に唐突に現実が入ってくるのが可笑しい。
お見合いの「ぼく去勢してます」には爆笑した。
リアルレオ君が外飼いの可能性は萩尾さんの年代的になくはないと思うし
万一本当に外飼いであれだけテケトーな食生活では
リアルレオ君の余命は恐らく長くて6〜7年(完全室内飼育で適正な食餌管理ならその倍は生きる)ではと考えてしまうが
巻末の写真集は恐らく連載中にそういう指摘があったための対応かな?
萩尾さんがもし本当に外飼い派ならご近所の糞害や感染症交通事故のリスクを考えると
リアルレオ君と世の猫達のためにも残念だがまあ世の中もっと酷い飼い主はいくらもいるし、
俺はあれはメルヘンという事で納得してる。ネズミは可哀想だが。
とにかく、ここ見てたおかげで楽しい漫画に出会えた。ありがとう。
だけど萩尾さん、ネギの入ったスキヤキの肉だけは絶対に与えちゃらめ。
子供の読者が本気にして与えたら下手したら猫死んじゃうからあそこだけは直してくれw
ジェルミなら無罪になりそうだけどな
>>819 うちのキャットフードナニソレ出入り自由猫は20年と17年と15年生きたよ
…とかそういうことは抜きにしても
「猫飼いってこんなことしちゃダメ!w萩尾さんダメ!w」は無粋だ
猫飼い指南書でも猫飼いエッセイでもないんだからさ
残神にリアルゲイの知り合いがいるから知ってるけどコンドームつけろだの
これこれこうしないとケガするだの処理は臭いはと自慢げに指摘するような
バカがもしいたらバカと認定するだろうに
残神に、「リアルゲイの知り合いがいるから知ってるけど、コンドームつけろw」だの
ってことね
なんかわかりにくい文書いたごめん
子供がレオくん読むんだろうか
>>820 本当にジェルミの行為が原因で事故が起こったのかどうかが曖昧な所(欠陥車)があるからなあ
>>821 同意
揚げ足取りもしくは自分の知識を披露したいがための野暮な指摘に思える
ただ、本人が殺意があったことを認めたら・・・
>>825 ヤボは同意だけどただの猫愛好家でしょ
一言いいたくなる気持ちはわかる
っていうか長文にいちいち構ってあげるなんて
残酷な神の後半はほとんど心理劇みたいな所あるし、自首して社会的制裁を受けて…って現実を描くと逆にしらける気がする。
残酷な〜の最後のページ見たときはメッシュの最後のページを思い出した。
萩尾さんらしい余韻のあるラストだったなと思う。
事故の原因は最終的に不明だから。
弟さんミステリーとして読んだのね(笑)
ジェルミ、残神読んでて思ったけど女の子と結ばれて欲しかったな。。イアンだと愛情があったにしても救われた感がないんだよね、自分は。
イアンも好きだし、実際ジェルミの虐待の話を受け入れれる女の子は少ないとは思うけど、母親に救われなかった分ジェルミの闇や悲しみを受け入れれる(唯一それが出来るのは登場人物の中でバレンタインかなぁ、メンヘルだけど)
残神のキャラではいないけど、母性の強い女性に巡りあって欲しかった。
ジェルミが命がけで避けるべきなのは、その手の母性の強い女じゃないの?w
はじめ読んだ時自分もなんでジェルミを助ける相手(というか恋人?)が男のイアンなんだと
同性愛が不快だし奇妙だったけど、
ジェルミの傷とか怒りを受け止めるのには女性じゃやっぱ体力的にも精神的にも力不足だったからじゃないかな
なんか強く受け止めてくれる相手が必要だったような
男同士の集団レイプの現場見ても女性には助けるの無理だし
834 :
花と名無しさん:2009/07/05(日) 17:49:23 ID:1Iyq/KWcO
やっぱりかw年は作者と同年輩だけど脳の老化した婆さん達ばっかだなwww
皆さんいい年して未だにそっちが好きなんだねぇ^^^
。。。とか無駄な空白改行とか
>>831 ジェルミの不幸の大元は母親だというのに、また母親に囚われろというのか。
もう1回残神読み直したほうがいいと思う。
>>820 まあね。未成年だし、情状酌量の余地が有り余ってるし
でも、自首するしないは、
一般に無罪になるか有罪になるかって問題じゃないよ
>>830 実際の原因はともあれ、
ジェルミは殺すつもりで仕掛けたんだろ
そこが問題
でも、あの作品の場合、自首云々なんて話はいらんと自分も思う
>>835 パソコンで読むには適度にスペースあったほうが読みやすい
ケータイからの人は嫌だろうけれど
レオ君の次は何描くんだろう
>>838 人間性を踏みにじるような殺されてもおかしくないこと無防備で力のない十代にやったんだから無理ないよ
殺意抜きで自分を取り戻せる方法はジェルミにはなかったと思う
上に出てた罪と×は、罪のない無関係な人殺したんだから
もう一度社会的に生き直すにはそれは公的に償うべきだよな
殺人者に見えるかって異様なまでに過敏になってたり
イアンに自分を罰して欲しいとかってやっぱりそれまで母親に敵愛されて世の中の悪いことをあんまり知らない
精神的成熟が未熟なのに
過酷な状況に放り出されたからそれまでの価値観とのバランスが取れないせいだと思うんだよね
ほんとにジェルミの痛々しさがリアルに描かれてるよね
それ以前に殺人事件と立証できなければ
本人の自白があっても逮捕できないんでは
そして立証するのは極めて難しい
>>836 ジェルミの母親のあれは母性ではないと思うけど
どうみてもメンヘルな自己中で母親として生きるより、女でいることをとった人間だと…
>>845 「残酷な神」って、何のことだかわかってる?
>>846 作中でも結局限定してないよ。
ジェルミ達の恐怖感と、読者の想像力や恐怖感にお任せしてる。
話豚切ってすみません。
最近萩尾さんのファンになった者です。萩尾作品は母の影響で
読み始めました。今まで読んだ作品ではアメリカン・パイが一番好きです。
不治の病という少女漫画によくあるテーマを扱いつつも、単なるお涙頂戴
ではないことに感動しました!90年代以降の萩尾さんの作品は
残酷な〜以外あまりよく知らないのですが、おすすめの作品ってありますか?
>>848 自分も最近ファンになったので全部読んだわけではありませんが、
一番好きなのは「この娘うります!」
個人的に初期の少女漫画はどれもオススメです。
私は今からSF作品に入ります。マージナル、絵が美しいなぁ…。
850 :
849:2009/07/06(月) 00:44:14 ID:???O
すみません、90年代以降の作品でしたか。
「バルバラ異界」しか読んでませんがおもしろかったですよ。
851 :
848です:2009/07/06(月) 01:02:52 ID:???0
ありがとうございます!!
バルバラ異界ですね、チェックしてみます
萩尾さんが残酷〜についてのインタビューで、
「イアンのジェルミに対してのやり方は、本人はよかれと思ってやってるんですが、
あれは間違ってる。だからあれは、お節介をかけた方も不幸になるという話を描いてる」
って言ってたな。
でも、リンドンの、距離を置くべきだってアドバイスも、それはそれで正しいってわけでもなくて、
やっぱり問題と格闘して、その人なりの解決法を見つけてゆくしかないと。
だからあのラストは納得できたな。ようやくその道を見つけたって感じで。
裁判で判決が下り、罪を償う気になって全部気持ちがスッキリしました、
なんてありがちなパターンにしなかったのがよかった。
残神は、本当に沢山議論になるような要素がいっぱい詰まった作品だから
こういう話についてスレ上で意見かわすのは楽しいね。楽しいというか、作品がまた深くなるというか。
私は以前は前半部分を本当にリアルに描ききって評価強かったけど、最近では後半も評価しはじめてる。
最初はイアンとありがちな関係に入って、いきなりBLになりさがった・良作が駄作になったー・・・って思ってたけど
後半のサンドラという女は一体何だったのか、母親っていってもその正体は一体何なのか、やっぱイアンとの無駄なというか
回数が過剰すぎる性描写が後半の評価下げてるけど、サンドラが仮面をかぶって振り向くシーンは圧巻というか鳥肌たつ。
ジェルミは法的にどうとか、社会的にどうとかそういうことでなく、自分の中で自分の犯した罪と向き合わないとダメで
自分を許せた時=サンドラも過去も許せるというか、やっと過ぎ去った過去に出来るんだと思う。
ま、その為にはイアンとは離れて、お茶飲みたいワとかいうペンの元も離れて、死んでしまった有能そうだったじーちゃん精神科医の愛弟子にでも
カウンセリングを受ける必要があろう。
リンドンのキャラクター造形が、マスターキートンに似ている気がするわたくし
内容:
リンドンのアドバイスはなんでこんなこと言うんだろうと思うところもあった。
ジェルミと距離をおいたほうがいいと思っているなら、なぜ愛なのだと
イアンにわざわざ思わせたのだろう?イアンをむしろジェルミに深入りさせてる。
残神はBLとは思わなかった。いわゆるBLとは違うような。
イアンは専門家ではないからまちがったやり方もしてしまい巻き込まれて混乱したり
互いに傷つけたりしてしまう、でも血を吐くくらい寄り添ったイアンだからこそ
ジェルミは壊れずにすんだと思う。ジェルミのために父と闘うイアンのあも描写は圧巻。
ジェルミにとってもともとイアンは太陽神みたいな眩しさがあったのでは。。
でもジェルミはイアンをどれほど愛してるのだろう。幸せにできるのだろうか。
しかたないことだけどジェルミのイアンへの愛の描写が薄いから
複雑な気持ちがもやもやと起こる。
なんとなく、年数たったらイアンもジェルミもそれぞれ自分の道をいく気がする。
イアンにはナディアと幸せになってほしかった。ナディアとのほうが幸せになれる・・。
ナディアも待っていたら・・。
ナディアもナディアで影をもっていて100パーセントじゃないといけないから
無理だったのだろうけど。イアンの幸せについて複雑な気持ちが残った。
>>846 天使のテーゼだろw
>>853 改行するならするで、読みやすいようにしてください
ケータイ画面だけじゃなく、
一度パソコン画面で見てみるといいですよ
文の切れる箇所で改行してるんだから別にいいんじゃね?
と思う
以前は句点で改行という暗黙の了解だったような気がするが、最近文字数なのかフォームの幅なのか、変なところで改行する人が多いね。
読点打つ代わりに改行というのは読みにくい。
>なんとなく、年数たったらイアンもジェルミもそれぞれ自分の道をいく気がする。
お互い他に愛する人を見つけるような気がするな…
もともとイアンもジェルミもゲイじゃなくバイだしね
親のあと継ぐイアンには社会的ステイタスが必要だろうし跡取りもつくらなきゃならんだろうし
野暮だなあホント
まあ色んな人が読んでるんでしょってことだろう
>>859 それだとグレッグの二の舞になりそうな・・・
>>855 私は、ナディアが解脱することによって、ジェルミがサンドラの幻から解放されるという展開を希望してたけど
とことんナディア・サンドラタイプの女性に厳しい漫画だったなあと思った
愛されないと不安で、絶望して泣きわめくナディアとかサンドラよりも
自分は愛される価値なんてない、と思ってるジェルミが好き
でもナディアとナディア母の関係って
萩尾さんとお母さんの関係みたいだよね
姉妹ばかりかわいがられるとか、自分は母を理解しようとしているのに
母はちっとも自分を理解してくれないとか
子ども二人いたら、搾取用と愛玩用に振り分けるのが大部分の親です
ナディアはそれまでの萩尾さんの漫画だったら母親に溺愛される側の娘だよね。
萩尾さんなりにサンドラタイプを理解しようとして、キャラ付けしたけど
うまく行かなかったような気がする。
>>855 ジェルミ十分壊れとったがなww
目には見えない壊れ方をしてたじゃん
目に見える問題行動も多かったけど、まず学校に通わなくなったのも1つ、売春したのも1つ、薬に手を出したのもそのあらわれだし
心の傷はイアンとのセックスなんかで消えないと思うがどうか?
スルーしましょうよ
自演乙
>>846をサルベージすると、
「残酷な神」は、グレッグじゃなくて母親だろ、ってことだよね。
確かに、そうだ。
レオ君の次は何書くんだろう
8月発売号にここではないシリーズの新作じゃなかったっけ
レオくんコミックスの帯に予告あったような
私もついでにサルベージ。
>>847 そうなの?
残神=親って思いっきり断言して描いているじゃん
「残酷な神」は親というより親に代表される「愛」という行為そのもの、では?
メッシュの最後の話で、母に対する気持ちの怒濤のモノローグがあるけど、
「愛が支配する」ってああいう感じだよね。
あと、エトゥアールの話もちょっと繋がってる気がする。
あれも母息子の支配する愛情の話だよね。
確かに愛に関してだとは思うんだけど、残神に関してはまともな愛を持っていそうなのってビビとエリックの嫁さん(女で)位だったとおもう
>>876 「残酷」だけなら「愛」でもいいだろうけど
「残酷な神」というふうに「神」がつくのだから
親(の愛)なのでは?
バレンタインが、ジェルミ宛ての手紙の中で
エリックと、死んだ赤ちゃんのことを「私の神」って書いてるよね。
エリックに関しては、「幼過ぎて善悪がわからない神」と書いてる。
親に限らないんじゃないかな。
自分も親の愛だけに限定された話ではないと思った。
余程うまい具合にはまらない限り(噛み合わないかな?)愛って押し付けでしかないものだと思う。
運良く相手の愛情と一致できる確率なんて至極稀だと。
>>879 そうだね。
残酷じゃない神もいるのかな。
それは支配しないのだろうか。
残酷じゃない神……
トーマとか?
一時期のユーリにとっては支配的な脅威の存在だったようだが
うまくはまれば残酷じゃなくなる例では?>トーマ
ジェルミも最後は少し……解放されているし。
まあ、誰かのために死ぬなんて
残された側にしてみれば究極の支配だよね。
トーマはきれいにまとめてるけど。
ジェルミはイアンがいなければもっと崩壊していたよ。
イアンはジェルミに巻き込まれていたけど、リンドンの言うように
ロンドンでひとりにして専門家だけに任せる選択は現実にはむずかしいのでは?
お世話になっている家の主人を誘惑してトラブル起こすような不安定さなのに。
イアンは専門家の力もかりてやろうとしていた。
でもその専門家のペン女史でもジェルミに巻き込まれて、早く時間が終わらないかなんて
考えている。おじいちゃん先生が生きていたらよかったのだけど。
墓地でサンドラに愛されている感覚をもてて
はじめてジェルミは愛することをはじめる気になるけど、
母親に愛されているという感覚はすべての根源かも。
ジェルミがイアンに「ぼくを生んで」と言う場面がすごい。
二人の関係を象徴してるかんじもする。単なる恋愛ではなくもっと深い。
誕生イメージを詩的にあたたかく伝えるイアン。
イアンは愛の人だと思う。他の人へも思いやり深いね。
イアンだからこそジェルミは回復の道をたどれてきた気がする。
イアンというキャラの大切なところはタフさだろうかw
自己肯定が強くて、味方にしたら強いタイプだね。
萩尾さんの描く、善意の皮を被った『愛』の拘束の怖さは凄い
もうダメ、帰りましょうってジェルミに泣きついてみせるサンドラが
はじめから
「そんなことないよ大丈夫」
って言葉を期待してヒステリー起こしてたりするような
私の母もそのタイプだから、リアルに怖かったよ・・
ジェルミは男塾に入れれば一週間で全部治ったよ。
江田島「奴の男とわしの男が響きあったまで」
今まで残神だけは読めなかったんだけどこのスレの流れで
読んでも大丈夫かなって気持ちになってきた。
(別にトラウマ持ってる訳じゃなく最初の方の義理父の真綿で首を絞めるような仕打ちが
精神的に怖すぎて読み進められなかった)
スレに感謝。
イアンのタフさ、納得。
根本的に向日的だよね。
もってうまれた姿形(リリアそっくり、美しい)
父母がもっともうまくいっている時に愛されて大事な期間をすごしたからかな。
マットとかはもっと魂に傷があるかんじ。
マットは浮気の子、自分からリリアを奪った原因となった子と憎まれて育ったのだからしょうがないよ、
あの程度で済んでるのが不思議なくらいだ。
マットはナターシャがいたからね
イアンもマットには無関心だし
本当ならマット主役でも一本書けるぐらい
マットのスピンオフ見たいな
訪問者、みたいにさ
マットって海のアリアのコリンに似てるよね
あれも最初はコリン視点で始まったのに、途中からコリンは空気になっちゃったな。
姉妹だと、イグアナの娘や、半神みたいに、親から愛されない醜い(と思っている)娘を主役にした傑作があるけど
兄弟だと、非イケメンには冷たい萩尾さんであった。
グレッグは初めからジェルミをターゲットにしてた
イアンは最初は「眉毛が繋がってる」みたいなこと言ってて、好意を自覚してから美しいと思うようになった
二人ともジェルミをギリシャの美少年になぞらえてる
女の子(「心は乙女」含む)からは「かわいい子」扱いで、メンヘラ臭漂わない頃に付き合ってたビビも
容姿にぽーっとしてるような描写はない
だから客観的には、色が白くて眉や睫毛の濃い、そこそこ整った…ぐらいだと思う
そう思うと、マットがジェルミに対して抱いてた感情って面白いよね
父親とキスしてる現場を見て「ボーン・チャイナみたいな白い肌」ってのは、ジェルミの女性的な雰囲気を
嘲笑してるんだけど、「彼みたいだったら僕も父に愛されたのか」ってさ
……「イアンみたい(父親似の顔や性格・才能、母親似の容姿)だったら」じゃないあたりに、マットの持つ
コンプレックスと、実はとっくに父親の問題点に気付いてる、黒羊だからこその視点が見える
マットは結局自力で外部の人間関係を築いて脱出したけど、彼のスピンオフは確かに面白そうだ
イアンもマットに無関心ではなかったよ
小さいころもマットを散歩につれだして慰めていた
マットもイアンにすごくなついている
イアンに会ったらイアンー!と抱きついてるし
イアンもイアンで封印していた小さいころの不安な記憶がよみがえるよね
階段の手すりから不安そうに見下ろしてる小さいイアンの描写があった
でも基本的にイアンはタフ 太陽のように
そこがまた魅力かも
一直線のところもあるね ふたまたはしない
ナディアにすぐ正直に告白してナディアと別れる決断をしてしまう
本の裏表紙の解説読んだら
ジェルミはイアンを利用する、とかジェルミの闇にひきずられて性的関係をもってしまう、と
書かれているけど、ジェルミはイアンを利用したんだろうか
愛の感情を認めたくなくて「利用」と言っているわけではなく
ほんとの意味で利用しただけなんだろうか
>>885 後半だけは同意。
てか、あのじーちゃんは自分が近く死ぬ事をわかっていたんだったら
優秀で後を引き継げる自分の知り合いでも弟子にでもジェルミを託すべきだった。
あんな大量の薬よりはよっぽどマシだったように思う。
イアンはタフというのには同感。でも自己肯定が強いとは思わないな。
自己肯定っていうより
単にタフなのではなく共感力が高く内省する繊細さがある。
自分もイアンみたいな人に愛されたかったなあ・・。
あの先生も最後に会った時は薬で朦朧としてたからねえ
自己肯定っていう言葉に抱くイメージが違うのでは?
たぶん上で言いたい「自己肯定が強い」は、
自尊心が強い、俺様上等というような意味ではなくて、
(共感的)自己肯定感のことだと思う。
自分で自分には価値があると根本的な所で信じている心。
幼児期の適切な愛着形成により育てられると言われる。
>>901 前半は手放しでは同意できないなって感じ。
私個人の感想としては、イアンは何も出来ないことを自覚もしないで(何か力になりたいという意欲は買うけど)
結果的にジェルミの回復には良くない・あるいは遠回りになることをしたと思ってるから。
急にジェルミLOVEになったのも説得力ないし、何より写真1枚1枚を一緒に見て説明させて(本人嫌がってるし
何よりそれが治療に有効かどうかなんか、専門家でもない男にわかるわけもないのにさ)
それが終わるまでパスポート返さないとか何の権利があんねん、貴様によ!ってムカついたから。
>>904 > 自分で自分には価値があると根本的な所で信じている心。
うまく言葉にできなかったが、そういうつもりで書きました。
ありがとうです。
そして
>>902の3行めの意味もその通りだと思う。
自分への評価が安定していてぶれないという感じ。
>>897 マットは洞察力が優れているね。
感情に溺れない冷静さもあるのに、複雑な環境のせいなのか
ときどき何かのスイッチが入るようなところがあるんだろうか。
彼のエピは実はあまり覚えてないので、マット目線で読み返したくなってきた。
>>874 単行本派なので無知ですいません
あのシリーズって、
今のところ単行本に収録されているもので全部?
もう発表されたけど未収録のものもあるのかな?
>>907 帯を見直しました
8月発売のフラワーズ10月号に最新作52ページ掲載みたい。楽しみ〜
私も単行本派ですが、先々月号だったかな?
「海の青」というシリーズ新作が掲載されていたので立ち読みしましたw
単行本にも1巻とあるので2巻も出るのでは?
イアン人気あるね
ジェルミに対しては確かに一途と言うかグレッグの罪を背負った感じでとても真摯であったけど、ナディアに対してはちょっと不誠実な感じがしたな自分は。
最終的にナディアも幸せ?になったから良かったけど…
自分がナディアの立場だったらイアンを恨んでしまうかも。
イアン好きだけどね〜
ナディアは初登場時はジェルミにとっても聖女のような存在だったのに
途中からサンドラ2号みたいになっちゃったのが自分には意外であった。
イアンが女性の趣味がグレッグと同じと自ら認めていたので
リリア-サンドラ-ナディアが似てるってのは道理なんだが。
似ているっていう前提がきっちり成立するとなると
ジェルミが最初に安らぎを求めようとした相手が
ナディアだったことがものすごく辛い
本当はサンドラがきっちりと受け止めてあげないといけなかったのに・・・
しかし、作品について語るとき
『ここがこうだったらもっとストーリーがよくなるのに』という論調じゃなくて
『こうだったら彼はもっと幸せだったのに』って語れることは僥倖だと思う
>>908 ありがとう!
それにしても52頁とは結構なボリュームだ
でも、それを入れても新作はまだ2本くらいなのね
早く単行本にまとまらんかなー
ジェルミ目線でナディアに聖女を求めたら幻滅するけど
一人の女ととして見ると、ナディアに同情しちゃうな
一見やさしげな女性キャラって、徹底して聖母じゃないと
読者から総スカン食って気の毒だ。
きついタイプのキャラは、ちょっと優しいところを見せるだけで好感度が上がるのにね。
>>911 読み捨てじゃなく漫画みたいなとっつきやすいものでいろいろ考えさせられるのって
ほんと稀少な名作だよね
ナディアって最後どうなったんだっけ
新しい彼とうまく行かなくて、
イアンと元サヤに戻りそうになったところでドタキャンされるのは覚えてるけど
ヒゲの売れない音楽家と結ばれるんじゃなかったっけ
917 :
910:2009/07/09(木) 00:18:31 ID:???0
>>909=913か?
別にナディアの生々しい女性の側面が描かれたことを
ネガティブに受け止めて「意外だった」と言ってるんじゃないんだけどね。
サンドラだって初登場時は、グレッグの身なりや言葉遣いから
自分とは住む世界の違う人間と見抜いて
しょせん彼のは一時の遊びだと、分を弁えたことを言っていたりして
特に問題のある母親という風でもなかった。
ジェルミもサンドラのボーイフレンドについては承知していて
いわゆる普通にアメリカ的なさばけた母子家庭として描かれている。
世間一般から見た場合の見え方についてが
彼女達についてはそもそも似てるのだという、
ヒントがちゃんと示されていたのにと自分の読みの浅さを自覚した次第。
>>917 913だけど909じゃないよ。
それに特定のコメントに向けた発言のつもりはなかったけどそう見えたら悪かった。
ヒゲと結婚して子ども生まれてからは
言動がクレアそっくりになったんだよね。
ナディアはなんだかんだで一番たくましかったと思う。
サンドラがクレアぐらい突っ走ってたら、ジェルミはとっとと逃げられただろうなw
クレアとナディアは本音をぶつけ合いできるときがあったから、
サンドラとジェルミよりはまとも(?)だったのかもなー。
「母娘」と「母息子」の組み合わせは似ているようで違う結果を生むのだろうか。
サンドラとジェルミも、グレッグに出会わなければ
ジェルミは普通に女の子と付き合って親離れし
サンドラも子離れできたかも知れない。
うーん、どうだろう?元々自殺未遂しちゃったりする人だからなぁ…
ジェルミがあのままビビと結婚してたとしても、余程ビビとサンドラの仲が良くない限りジェルミが板挟みとかにはなりそう。まぁそれは良くある話だけど。
サンドラの旦那が亡くならなければそうだったかもしれないね。
「母娘」と「母息子」の組み合わせで比較するなら
クレアとマージョリーの関係性の方でしょ。
クレアとナディアは似たもの同士で反発しあってる。
母親から見れば自分の嫌なところが似ている可愛くない娘
娘から見れば妹ばかり可愛がって自分を省みない母親
クレアは自分の情愛が掻き立てられるマージョリーに
自分が受けたトラウマのようなことが起こらないようあれこれ干渉するがゆえに
マージョリーが母親のトラウマを引き受けなければならないというか
受け取ってしまうんだよな…
>>905 うん。あれは混乱してきたイアンのなかでも混乱の極みでまずかったね。
ただイアンは混乱して終わりではなく自分で自分のその混乱に苦しんだりもする。
自分の混乱を悔いて苦しむ。
ジェルミにとっての救いを考えてることが感じられるんだよね。
ジェルミが家出してまっしぐらに堕ちてる時、
つまり主人を誘惑されて引き受け手のおばさんもジェルミを拒否してる時
イアンが引き受けなかったらじゃあどうすればよかったのか?と考えてしまう。
他にどういう方法があったのだろう?
誰がまっさかさまに堕ちているジェルミを立ち直らせるためその環境から引き上げられる?
イアンはもともと苦境の人を放っておけないタイプだけど
自分がイアンの立場でもあのときのジェルミを放っておけないかな・・
危険だけどね・・ 専門家でもジェルミに巻き込まれて混乱してるくらいだもの
>>924 クレアとナディアはイグアナの娘だったのか
そっくりなんだけど、お祖母さんの理想の女性にされちゃったんじゃなかったっけ?
>>922 サンドラがグレッグの車に無理矢理乗り込んだのは
ジェルミのことを話し合うためだよね。
やっと現実に向かい合おうとしたのに、そのために死んでしまい、
それがさらにジェルミを追いつめることになったというのが
皮肉というかなんというか・・・
残酷な神=運命って感じもしてくる
イェイツの使った意味は、運命って意味だよ
作中にも書いてたような気がするなあ
へーそうなのか
>>925 ジェルミの混乱を丸ごと受け止めるイアンがいなかったら、ジェルミはまた自分を傷つけるような暴走に
走ってしまうだろうね
イアンの本音はジェルミを救うとか以前に手に入れたかったんだろうけど
イアンという人物が根本的に精神的に健康でタフだったからジェルミの混乱に引きずられず
ジェルミと難破しても悲劇的な結果にならなかった
もし、イアンが何かしら精神的に傷を負ってたり問題があったらジェルミとの難破も
悪い結果になってたかもしれない
とにかくジェルミにとっては精神的に大きく受け止めてくれて、そばにいてくれる人物が
精神科医師より必要だったのは明らかだと思う
精神科医は道を示してくれるだろうけどいっしょに手をとって歩いてはくれないだろうからな
イアンが変態で神経太くてよかった
あと負けず嫌いなのもよかった
普通の人がイアンと同じようなことができると生半可に首突っ込んだら
痛い目あうだろうね
精神科医はそれ忠告したんだろうけど
結果的にイアンの包容力が勝ったということかな
ジェルミがイアンに生んでもらいたいと思うのわかるような
甘えたくなるのも
>>932 同感。
ただ、もともとのイアンの出発点はジェルミの告白を最初受け止められなかったから
ジェルミを堕ちる方向に向かわせてしまったのではないかという自責の念ではないかな。
巻き込まれてから、ジェルミを手に入れたい感情が起きるけど
やっぱり救いたい思いも強かったと思う。両方の感情があったんだろうね。
ジェルミがイアンに愛することを試してみてもいいだろうかと言った後
イアンに飛び込んでいくのかと思ったら、距離をおいていて
ふたりはほとんど会わないよね。これをどう考えたらいいのかな。
>>938 「イアンを」愛することじゃなくて、「愛すること」を試してみてもいいだろうかと
「イアンに」訊いたのが意味のある会話だったんだろうと思うよ。
そのシーン覚えてないけど、安心したんだと思う。
いつでも帰ることのできる場所があると思うだけで、
安心して外で動くことができる。
違ってたら恥ずかしいな。読み返さなきゃ。
イアンはタフだったから、ってのは確かにそうなんだけど
少しでも繊細さがあればグレッグの性格にとっくに気づいて
サンドラと結婚する前に何らかの行動をとってたろうから
ジェルミもあんな事にならなかっただろうなと思う
実際マットはほとんど気づいてたし、マットがもうちょっと大きくなって
なんらかのアクションを起こせてたらあんなことには、と思う
ジェルミがやらなかったらマットがグレッグ刺すかなんかしたんじゃないかね
イアンは十分繊細だと思うけどな。
父親の裏の性癖なんて子どもがそこまでわかるかな?
マットもジェルミとのことを目撃してあやしいと思ったわけで
それまでにグレッグの性癖まで気づいていたかな?
それとマットはそこまでの行動はしないでしょう。
ジェルミとは置かれた状況も性格も違う。
>>939 そうだね。イアンを愛することを試すという意味ではないんだね。
ジェルミにとってイアンは安心できる存在であって
愛しているわけではなかったのかも。
普通は…というかうまく親に愛されて育ったなら…
「自分を愛してくれる親を愛する」ことから人生を始めてるわけで
自分達を置き去りに早死にした父親→息子を夫代わりにした母親
→母親をだしに性虐待した義父→親殺し
→自分を憎んだり自分に贖罪したいと考えてる兄となぜか疑似恋人関係
って、愛情を与えたりもらったりすることがうまくいかないジェルミが
試行錯誤の末にイアンに 虐待でも征服でも自分への罰でもない、快感と愛情の
与えあいであるセックスを教わり「自分を産んでほしい」と告白し
「支配・被支配でない愛情」を得て人生をやり直すラスト
(うまくいってる親子関係の)親は、子供が脱線したぐらいでは子供を見離さない
だから時々イアンに会って弱いところをさらけ出しつつ、ゆっくり親離れして自分の人生を歩む
ジェルミはやっぱり本来ゲイではないわけで、傷をいやしながら、いつか
本当に愛せる他人を見つけられればいいと思う
自分の人生を歩み出すジェルミに対して独占欲を発揮しないイアンはとてもいい子だと思う
自分の父親が性的虐待してたってちゃんと認めて
それ償おうとしてるのは強い人間なんだと思う
性的虐待って黙認したり、子供のせいにする親もいるらしい
ジェルミのせいにする現実直視できない弱い人もいるんじゃないかな
みなさん残神読み込んでるんだね。すごいな。
私は再チャレンジしてみたけどやっぱり無理だった・・・。
読むことが苦しいと感じた漫画はこれひとつだけ。
(ひどすぎて読むのが辛かったものはあるけど、それとは全然意味が違う)
虐待描写が辛いとかではなくて、自分の中の黒いものが目の前に並べられているような気がしてくるんだ。
私も初読はズドーンと落ち込んで食欲まで減退したよ
まだ10代だった頃に読んだし、感情移入しすぎたのかも
しかし、イアン好きな人が多いのは意外だった
アンチではないから悪く取らないで欲しいんだけど
私から見ると、イアンはもっとエゴイスティックに読めたから
私は一度目はさーっと読んでしまい込んだ。
10数年ぶりに読み返したときは、物語に引き込まれはしたが
案外大丈夫だった。
ジェルミに感情移入して読むと辛いだろうね。
でもこれは萩尾さんによるフィクションだから。
この物語の神は萩尾さんだからw
いつか安心して読めるようになれるといいね。
>>947 イアンの強さに憧れるところはあるw
949 :
947:2009/07/12(日) 14:24:05 ID:???0
> イアンの強さに憧れるところはあるw
私もそれはある!
強くいられるだけの人間的土台があることも凄いと思うw
>>947イアンはエゴイスティック
私もそう思ってました、ジェルミとはたまたまうまく?
響きあえたけど でもそれを含めてイアンの魅力なんだと
思います ここではイアン人気あるね
ショックで口がきけなくなった時に小船の上でシューベルト歌われたら惚れてまうやろーー
イアンは実際つきあうとなるとちょっと疲れてしまうかもしれん
ナディアはべた惚れしてたけど、実際はイアンとはうまくいかないよなーと思う
母親にコントロールされるのを嫌ってたけど、ナディア自身、自分がコントロールできる
ダメ男とのボランティア恋愛じゃなきゃうまくいかないでしょ
リードされ保護され守られたいと本人は思ってても
> 10数年ぶりに読み返したときは、物語に引き込まれはしたが
10数年たっていることにズドーンと落ち込んだwww
食欲が減退しそうだwww
>>947 イアンがエゴイストといヴのは全く同感
「マージナル」のアシジンも同じタイプだよね。
萩尾さんはもちろん、意図的にそういう部分を書いてるし、うまく相手とかみ合えば
とてもいい人なんだけど。
「メッシュ」の「苦手な人種」でルーが言った「人には長所も短所もなくて、ある型の性格が人に対する時
うまくいけば長所で悪くいけば短所になる」という言葉を思い出すなあ。
イアンもジェルミと向き合いすぎて血吐いたりしてるんだよね
でも見捨てずにいられるのはやっぱり愛情かなぁ
イアンは現実には関わりたくないなwジェルミも普通に生きてたら
まず関わってなかった気もするし
ただ行動原理がプラスの方向に向かってるし
基本的に善人だと思う
気のいいあんちゃんって感じ。
牛柄の服着てた時に私と友人の間で彼のあだ名は
モーモー兄ちゃんになってしまったがw
959 :
花と名無しさん:2009/07/13(月) 17:48:16 ID:q9NXWMEo0
11人いる!
善人だけど眩しすぎて逃げてしまいそう
ただジェルミが辛い状況でそういう眩しい人に心惹かれる気持ちは
何となくわかった。それがグレッグの息子ってあたりが悲しいが
イアンはエゴイスティックとは全然思わなかった(むしろその逆)から
エゴイスティックな人という意見にちょっと衝撃うけた。
人間だれしもエゴはあるけど、そのエゴと闘いエゴを乗り越えた人だと思うけどな。。
ジェルミが本当の愛を知り自分の人生を生きていけるよう
多くのものを犠牲にして支えていたと思う。
イアンはジェルミとかかわって大きく人生を変えてしまったんだよね。
犠牲を払ってイアンの得たものは?と考えてしまう。
イアンもジェルミももともとゲイではないよね。
恋人みたいにならないラストで、これから離れていく予感も感じさせるだけに
その後のふたりが気になる。
ジェルミ確かにあの後女性を受け入れれる様になれたか気になるね
イアンとの関係は恋愛と言うんじゃなく、人間として根本的な愛を育めるかどうかの様な関係であったような気がするし…
受験期に親が事故死で、しかも虐待してたこと知ったら子供の人生は
混乱するのは仕方ない。その辺はグレッグが全部全部悪い
名門学校入れたんだし金もあるしイアンならしっかりやってけるだろう
話変るが、今フジでやってる恋して悪魔というドラマ
ヴァンパイア役のマッチがチリチリのパーマ頭
主人公のジャニが真ん中分けのストレート
という似合わない髪型してるのは
エドガーとアランをイメージした悲惨な結果のような気が
>>962 ジェルミに普通の恋愛は難しそうだね
イアンとの仲とか全て理解して精神科医くらい冷静に見守れる女性じゃないと続かないような気がする
イアンはもともとバイだし女性との結婚生活大丈夫そう
イアンとジェルミは恋人同士として別れてそれきりというより
親友関係に徐々にシフトしてゆく気がする
11人いるの実写版のようなww
>>964 「マッチ一本火事の元、ポーの一族萩尾望都」という
ダジャレが頭をよぎった
>>968 それもかけていたか!
見てたら怒りさえ覚えたw>ドラマ
じゃあ見なきゃ良いじゃん
製作スタッフが「吸血鬼ってことでエドガーアランを意識した髪型で…」とか言った訳でもないのに
吸血鬼のドラマってだけでポーと結びつけて考えるってどうなのw
次スレは980あたり?
流れもそんなに速くないしそのくらいでいいんじゃないかな。
部活あるのに宿題多すぎ
もうポーの村に逃げ込みたい
平安時代なら私は美人だから、どなたか連れてってください
トーマの心臓小説版、なんだかんだで楽しみだなあ
そういえばポストカードってどのイラスト使われるんだろう
吸血鬼はこの世界では蚊になるのだろう
わたしを狙う蚊のなかに現実のエドガーとアランがいると思う
そういや血を吸う蚊ってメスだったような気がする
とするとあの蚊はメリーベルか
夏休みだなあ
社会人だよ失礼だな
しゃれの通じないやつだ
↓次スレお願いします
じゃあいってみる
>>964 さすがにそれは萩尾ファンの自意識過剰かと
立ててみます
梅
梅がてら一番好きな作品
銀の三角
最初に出会った萩尾望都
マージナル
梅
ウェーイ
うめ
梅
しゅわっち!
うめ
梅
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。