1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2006/10/28(土) 23:44:05 ID:???0
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“ SF少女漫画”の定義
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このスレッドの“ SF少女漫画”の定義は、今のところ、次のような優先順位になっているようです。
(1) SF(サイエンスフィクション) の要素が大きいもの 。
未来世界or未来社会(進化した街や科学技術などが登場。人類の歴史の終焉も含む)
太陽系内外の星(惑星開発、宇宙船、宇宙飛行士、星間業者等)
異星人・異星の生命体(侵略、ファーストコンタクトも含む)
ロボット・アンドロイド・サイボーグ
人工生命体(遺伝子操作などで生まれる有機的な生命体。ミュータント的新人類、クローンなど)
タイムマシンや冷凍睡眠によるタイムトラベル・タイムスリップ
ESP(精神感応・予知・透視・念動、空間移動などの超能力を持つ新人類や生命体)その他
(2) サイエンス考証の淺いものでも、作品の世界観がSF、作家の視点がSFとして挙げられたものは、
サイエンスファンタジーあるいはライトSFと考える。
部分的にSF要素が含まれる作品は、本来のジャンルも理解する。
(3) 非科学的な設定は、SF要素には含めない。
神、妖精、天使、魔法の存在する異世界、
心霊現象、転生、ホラーやファンタジーの超能力・スリップ・変身等
基本的に少女向け漫画雑誌とその後継的な女性向け漫画雑誌/単行本に載った作品ということで。
読者対象が少年青年向け低学年向けの雑誌は含めません。
作品執筆の時期によっては編集方針や読者層が変わっているケースもありますので、
WINGSやリュウは1980年代まで、少女雑誌は1970年代以降が目安になっています。
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未来や宇宙を舞台にしたSFの他に、現代が舞台になるSFや伝奇SF等も含めて、
SF要素中心でも、あらすじ中心でも、書きやすいスタイルでどうぞ。
このSF作品はこういう観点から読んでいる、ここが気になる等は、
簡単なあらすじも書いていただければ、みなさんにもわかりやすいと思います。
3 :
花と名無しさん:2006/10/28(土) 23:45:20 ID:???0
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既出作品一覧について
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執筆時期のわかりやすいもの、文庫化などで現在入手しやすいものを優先しています。
■サイエンスフィクション・ハードSF
▲スペースファンタジー・ライトSF
※部分的にSF要素が加わっている作品(ラブコメ等の基盤ジャンル+SF要素で表記)
△非科学性ファンタジー要素+科学的SF要素で成り立っている作品(伝奇SFなど)
*SF要素が殆ど見られない作品(全容がホラー・サスペンス・ミステリー系になる作品等)
□具体的なSF内容が未報告の作品
(SF度がわかりにくい場合。初出誌や単行本の所在が確認できただけのもの。)
■▲※△*については、初出誌や発表年代と合わせてSF度の目安と考えて下さい。
最新のレス内容を反映した暫定的なものなので、変動するものもあります。
□以外で、整理人が現時点で未読のものは、作品名の末尾に【整理人未読】の表記が入っています。
作者名の横にある『 』は長編とシリーズ物、「 」は独立した短編です。
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既出作品一覧(作家名50音順) 【前スレの最新レス 568 以降は、次回の改訂補完時に。】
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ハードSF/ライトSF/部分的にSF/伝奇SF系/ホラーやファンタジーの超能力物タイムスリップ物など
初出年代誌名が不明のものは初収録の単行本を記載
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【あ】
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※青池保子『イブの息子たち』(1976プリンセス1月号〜1979.8月号 全6部+番外編)
▲碧也ぴんく『ニューエイジ八犬伝 BLIND GAME』(1996〜あすかコミックスDX)【整理人未読】
▲赤石路代『ふ・し・ぎのRin』(1990〜ちゃお) 【整理人未読】
※赤石路代『AMAKUSA 1637』(2001〜2005フラワーズ)
*赤石路代『天よりも星よりも』(1986〜ちゃお連載) 【整理人未読】
4 :
花と名無しさん:2006/10/28(土) 23:46:30 ID:???0
*赤石路代『セイント SAINT』(初出未確認) 1992〜角川書店あすかコミックス(全5巻)【整理人未読】
■秋里和国『ルネッサンス』(1989プチフラワー11月号〜1991.3月号)
■明智抄『サンプル・キティ』(1993別冊花とゆめ〜1995.8月号)
■明智抄『砂漠に吹く風』(1995別冊花とゆめ9月号〜1996.7月号〜他誌)【整理人未読】
■明智抄『死神の惑星』(200?〜 コミックアイズ)【整理人未読】
■明智抄『キャプテン・コズミック』【整理人未読】
「アルベリッヒに逢いたい」(初出未確認)「ごめんねアルベリッヒ」(1988別冊花とゆめ秋の号)
▲浅川まゆみ「時の墓標」(1982プリンセスゴールド)
▲浅川まゆみ「閉ざされた記憶の中に」(1981プリンセスゴールド)
■浅川まゆみ「フレイアの目ざめた朝」(1981ビバプリンセス冬号)
■浅川まゆみ「星に還る時」(1981ビバプリンセス春号)
■浅川まゆみ「禁猟区」(1978ビバプリンセス秋号)
■浅川まゆみ「還らざる未来へ」(1980ビバプリンセス秋号)
■浅川まゆみ「ダークブレイン」(1983ウイングス5〜7号)
■浅川まゆみ「銀色狼」(1982ウイングス2号)
■浅川まゆみ「訪問者」(1983ウイングス4号)
▲浅川まゆみ「渡し舟」(1984 SF漫画競作大全集24号)
■浅川まゆみ「旅人」(1970年代?アマチュアの頃に書いた作品)
▲浅川まゆみ「時間旅行は利息つき」(1982リュウ1月号)
■あさぎり夕「青い宇宙のルナ」(1978なかよし8月増刊号)
▲浅見侑『A・Iレボリューション』(1995プリンセス〜2003.8月号)
▲亜月裕『昭和アホ草子 あかぬけ一番!』(初出未確認) 1985〜マーガレットコミックス(全9巻)【整理人未読】
■吾妻ひでお「ノヴァ」(1976ビバプリンセス秋季号)
■あずみ椋「神々の千の顔」(1982ウイングス2号)【整理人未読】
※あずみ椋『楽園は眠らない』(1996〜1997LCミステリー)【整理人未読】
△あずみ椋『パイラザーダ』(1983〜1984ウイングス16号まで連載)
▲厦門潤『KENIYA 草と惑星』(1988〜1991ウイングス)【整理人未読】
*亜藤潤子(原作: 新井素子) 『扉を開けて』(1986花とゆめ20号〜24号)
*有吉京子『救世主入門』(1993別冊プリンセス10号〜1994.17号)【整理人未読】
5 :
花と名無しさん:2006/10/28(土) 23:47:30 ID:???0
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【い】
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*池田さとみ「アルジャーノンにゆりかごを」(初出未確認)1993眠れぬ 夜の奇妙な話コミックス【整理人未読】
▲石原理『DUMPSダンプス』(初出未確認) 1994青慈ビブロス.ゼロコミックス【整理人未読】
▲石原理『カプセル・ヨードチンキ』(1994ZEROハル号〜1996.VOL.12)
▲石原理『電子少年デジタルゴースト』(初出未確認)1999ウィングスコミックス【整理人未読】
▲石原理『東京ブギィウーギィ』(1997ZERO.vol.14〜1998.vol.21)
▲石原理『セルナンバー8』(1998ZERO.vol.22〜2000..vol.27)
△市川ジュン『風の杜夜話』(SAKURAミステリー)2002〜あおばコミックス
▲一条ゆかり「雨のにおいのする街」(1972りぼん8月号別冊付録)
※一条ゆかり『こいきな奴ら Part.2』(1986週刊マーガレット37号〜41号)
■樹なつみ『OZ』(1988 LaLa 増刊〜1992)
■樹なつみ『獣王星』(1993 LaLa〜2006 メロディ)【整理人未読】
*樹なつみ『朱鷺色三角(トライアングル)』(1984LaLa8, 9月号〜1985.10月号〜1987)【整理人未読】
*樹なつみ『パッションパレード−朱鷺色三角 2』(1987LaLa6月号〜1989.7月号)【整理人未読】
▲伊東愛子「鳥人島」(1976別冊少女コミック10月号)
■伊東愛子「星を渡る犬たち」(1976別冊少女コミック3月号)
※今市子「神々の花」(1991同人誌) 2002朝日ソノラマ文庫『懐かしい花の思い出』に収録
△今市子「砂の上の楽園」(1996ネムキvol.30)
△今市子「夜の雫」(1992同人誌) 2002朝日ソノラマ文庫『懐かしい花の思い出』に収録
▲泉左京「コンパクト・ミラーマン」(1979花とゆめ1号)【整理人未読】
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【う】
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※宇野亜由美『ダーリング』(2000メロディ11月号〜2001.9月号)
▲牛島慶子『イライア』(1996ミステリーDX6〜12月号, 1997.1〜5月号)
■内田美奈子「良治郎帰還せず」(1983ウイングス5号)
※内田美奈子「百万人の数学変格活用」(1981デュオ12月号〜1982.3月号)【整理人未読】
6 :
花と名無しさん:2006/10/28(土) 23:48:28 ID:???0
*内田美奈子「キャンパス8(エイト)」(1979リリカ3月号)【整理人未読】
▲内田美奈子『赤々丸』(1983ウイングス7号〜1987.7月号)
*浦川まさる『九太郎がやってきた!』(1987りぼん10月号〜1988.9月号)【整理人未読】
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【え】
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■遠藤淑子『ヘヴン』(1998メロディ10月号, 1999.4月号,10月号)
■遠藤淑子『ヘヴン2』(2000メロディ10,11,12月号, 2001.4,5月号)
※遠藤淑子「パンドラの函」(1989花とゆめ9号)【整理人未読】
※遠藤淑子「改良型スズキ君」(1993花とゆめ19号)
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【お】
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■笈川かおる「へ・へ・への方程式」(1982ぶ〜け1月号)
■笈川かおる『君を待つ千夜』1989秋田書店キャンドルコミックス【整理人未読】
△笈川かおる「羽衣」三部作 (初出未確認)
『羽衣一景』『ショウダウン』『夢の終わり』1987〜秋田書店キャンドルコミックス【整理人未読】
※大島弓子「ロング・ロング・ケーキ」(1987ASUKA6月号)
*大島弓子『ジョカへ…』(1973別冊少女コミック4,7,9月号)【整理人未読】
▲岡野史佳「薔薇科少年」(1998別冊花とゆめ2月号)
▲岡野史佳「月齢14.8」(1997別冊花とゆめ7月号)
▲奥友志津子『ドリーマー』』(1980〜1985ひとみDX)
▲奥友志津子『レフト・ロンリー』(1983ひとみDX8月25日号, 1987Candle.vol5,vol6)
■奥友志津子『パーフェクション』(ボニータ)1986秋田書店
■奥友志津子『レッドリンクス』(ボニータ)1988秋田書店
■奥友志津子「明日への終止符」( 1975りぼん夏の増刊号)
■奥友志津子「ラザ市にて」(1976りぼんデラックス夏の号)
■奥友志津子「さすらい人たち」(1977りぼんデラックス冬の号)
■奥友志津子「冬の惑星」(1978りぼんデラックス冬の号)
■奥友志津子「サラの樹の下で」(1981ひとみ6月号)
■奥友志津子「宇宙岬」(1982プチフラワー1月号)
7 :
花と名無しさん:2006/10/28(土) 23:49:33 ID:???0
▲奥友志津子「パターンA」(1982ウイングス2号)
■奥友志津子「遠い雷鳴の中」(1978デジール増刊号)
■奥友志津子「自然淘汰」(1979デジール増刊号)
■奥友志津子「緑の園のほとりで」(ボニータ) 1989秋田書店ボニータコミックス
▲小花美穂『パートナー』(1999りぼん9月号〜2000.10月号)
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【か】
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▲花郁悠紀子「昼下がりの精霊」(1979ビバプリンセス春号)
▲花郁悠紀子「水面に咲く」(1978ビバプリンセス春号)
■花郁悠紀子「風に哭く」(1980ボニータ夏号)
△花郁悠紀子「フェネラ」(1977プリンセス7〜8月号)
▲柿崎普美『星樹』(週刊マーガレット連載)【整理人未読】
▲柿崎普美『守ってあげたい』(週刊マーガレット?)【整理人未読】
△柿崎普美『せいいっぱいのテレパシー』(1979週刊マーガレット6号〜)【整理人未読】
△柿崎普美『吸血樹』(?年 週刊マーガレット連載) 1981/2000集英社MC(全1巻)【整理人未読】
△かずはしとも「ひかりのまち」(2002ホラーM 7月8日発売号) 【整理人未読】
▲和深ゆあな『空夢のうた』 (初出未確認) 2001角川書店あすかコミックス(全1巻)【整理人未読】
*片山愁(原作: 宮沢賢治)「銀河鉄道の夜」 (初出未確認) 1996角川書店あすかコミックスDX(全1巻)【整理人未読】
▲かまたきみこ『深海蒐集人』(2001頃〜2003ネムキ11月号)
■河あきら「ありがとうエス」(1969別冊マーガレット12月号)【整理人未読】
▲河あきら「あわせて150」(1990Jour8月号)【整理人未読】
▲河あきら『ジャングル・ナイト』(1986 BE-LOVE 9月2日号〜1987 第6号)【整理人未読】
※ 河あきら『WONDER!』(2002Jourすてきな主婦たち7月号〜2006.10月現在連載中)【整理人未読】
▲川崎ひろこ「時の彼方に」(1975別冊マーガレット1〜2月号)【整理人未読】
*河内実加『オパーリン』 (初出未確認)1992〜1994小学館.別コミFC(全3巻)【整理人未読】
8 :
花と名無しさん:2006/10/28(土) 23:50:40 ID:???0
■川原泉『ブレーメンII』(1985別冊花とゆめ夏の号〜PUTAO〜2004メロディ)
■川原泉「アンドロイドはミスティー・ブルーの夢を見るか?」(1985別冊花とゆめ夏の号)
△川原泉『バビロンまで何マイル?』(1990花とゆめ19号〜1991.8号) 1997白泉社文庫
▲川原由美子『観用少女 - プランツ・ドール - 』(1992眠れぬ夜の奇妙な話〜1999ネムキ)
第9話「宝石姫」 第21話「メランコリィの花冠」
■川原由美子「翡翠の森」(1987ちゃお12月号〜1988.1月号)
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【き】
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▲喜多尚江「月のたまご」(2000増刊 ザ花とゆめ 3月1日号)【整理人未読】
▲喜多尚江『ダブルムーン』(花とゆめ1997年16号, 21号)
▲北川玲子「暗闇に葬れ」2004ダイソー ハッピーコミックス
■北原文野「 P」シリーズ (1985〜2004ウィングス, プチフラワー, コサージュ, ミステリーボニータ他)
『L6−外を夢みて−』「L6外伝 草原の子ども」
『砂漠に花を…』『砂漠の鳥たち』『砂漠をわたる風』
『夢の果て』「夢の果て外伝 GREEN ZONE」「夢の果て外伝 残像〜夢-時をこえて」
『クァナの宴』「魂を鎮める歌」「SNOW FESTIVAL 雪の日」
「トゥリオ/アリステア4部作」「トゥリオ/アリステア4部作外伝 夜明けまで」
『瞳に映るは銀の月〜妖精計画』『瞳に映るは銀の月〜地上の園』
▲北原文野「もうひとつのハウプトン」(1980別冊少女コミック1月増刊)
■北原文野「月がみえる…」(1986GROUP26号)
■北原文野「きのういたベン」(1985プチフラワー2月号)
▲北原文野「明日の作文」(1980年代初期?同人誌)1989新書館『きのういたベン』に収録
▲木原敏江「銀河荘なの!』(1974週刊マーガレット26〜44号)
*木原敏江「夢の碑」シリーズ(1978週刊少女コミック〜1979LaLa〜1984プチフラワー〜1998)
■清原なつの『アレックス・タイムトラベル』(1981りぼんオリジナル冬, 1982早春, 初夏, 夏, 秋の号)
■清原なつの『真珠とり』(1981りぼんオリジナル春, 夏, 秋の号) ←三部作のオムニバス
▲清原なつの「金色のシルバーバック」(1989ぶ〜け9月号)
9 :
花と名無しさん:2006/10/28(土) 23:51:32 ID:???0
▲清原なつの「銀色のクリメーヌ」(1989ぶ〜けせれくしょん6月20日号)
※清原なつの「飛鳥夢語り」(1987りぼん7月号)【整理人未読】
*清原なつの「千の王国百の城」「千の王国百の城 II」(1990ぶーけ7月号, 1993.3月号)
*清原なつの「流水子さんに花束を」(1980りぼん11月増刊号)
※桐島いつみ『まっかな人間像』その10「エスパー」(1994ぶ〜け1月号)【整理人未読】
※桐島いつみ「予期した出来事」(1990ぶ〜けデラックス初秋の号) 【整理人未読】
※桐島いつみ「いきなりSF」(1984ぶ〜け 6〜7月号)【整理人未読】
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【く】
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▲久雅カイン(原作: 矢立肇)『シューティングスター ビバップ』(1997ファンタジーDX10月号〜連載)
▲南天佑(原作: 矢立肇) 『カウボーイビバップ』(初出未確認)1999〜あすかコミックス【整理人未読】
■くらもちふさこ『α』「#1」=第1話(コーラス2001年3月号)
△CLAMP『カードキャプターさくら』(1996なかよし6月号〜2000.7月号)
*桑田乃梨子『君の瞳に三日月』(1994LaLa10月号〜1995.9月号)【整理人未読】
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【こ】
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▲高河ゆん『アーシアン』(本編1987ウイングス8月号〜1995サウス24号 他)
■高河ゆん『サフラン・ゼロ・ビート』1993ウイングスコミックス【整理人未読】
■高河ゆん「約束の夏」(1991ウイングス10〜11月号)【整理人未読】
*神坂智子「シルクロード」シリーズ(1981〜1990花とゆめ, ウイングス, 花とゆめEPO)
『はるかなるシルクロード』『風とビードロ』『宇宙ゆく帆船』『姫君の塔』『ゾマの祭り』
『巻毛のカムシン』『砂漠幻想』『ヘディンの手帳』『雪の朝−ホワイトカングリー−』
『欠けたるもの満ちたるもの』『永遠を見る娘』
『風の輪・時の和・砂の環』『カレーズ』
■神坂智子「風とビードロ」「風の子守歌」「風のメモリアル」←シルクロードシリーズ内の三部作
▲後藤星「踊り場解放区」 (2001コミックeyes12月号, 2003〜2005幻想ファンタジーVOL.1, 3, 4, 5)
▲後藤星「星のソーダ」 (2003幻想ファンタジーVOL.2)
※小林薫『ATHENA16』1997〜あすかコミックス【整理人未読】
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【さ】
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■佐伯かよの「世界一幸福な男の話」(1972りぼん4月増刊号)
■佐伯かよの「地球最後の男の話」(1972りぼん夏の増刊号)
■佐伯かよの「もしも…」(1973りぼん4月増刊号)
■佐伯かよの「ミルキー・ラブ」(1976りぼんデラックス夏の号)
*佐伯かよの「紅いラプンツェル」 (1984ギャルコミ12月号) ←「彩子」の続編
*佐伯かよの「午後5時1分前…!」(1973 りぼん10月増刊号)
*佐伯かよの「黄泉からの声」(1980ポップティーン12月号)
■坂田靖子「予言者(やわらかい機械2)」(1987SFマガジン7月号)【整理人未読】
▲坂田靖子「宇宙からの来訪者」(1983アラン15号)【整理人未読】
▲坂田靖子(原作: フレドリック・ブラウン)「プラセット」」(1983デュオ9月号)
▲坂田靖子「半熟少年」(1986ジュネ7月号)
▲坂田靖子「エイリアン88」(1988ジュネ7月号)
▲坂田靖子「注文の多い喫茶店」(1994ジュネ5月号)【整理人未読】
▲坂田靖子「三匹の牛とライオンの話」(1997コミックトム2月号)【整理人未読】
※茶木ひろみ『姫 クラシックガール』(1986週刊マーガレット2号〜9号)
■作画グループ『銀河を継ぐ者』(1981週刊少女フレンド9号〜13号)
■作画グループ『ダリウスの風』(1977週刊少女コミック11〜15号)
■佐々木淳子『ブレーメン5』(1979 週刊少女コミック増刊〜1989 コロネット)
■佐々木淳子『那由他』(1981〜1982 週刊少女コミック)
■佐々木淳子『ダークグリーン』(1983 週刊少女コミック〜1986 コロネット)
■佐々木淳子「リュオン」「ターン」「ヒュウ」(2002Magazine ZERO春の特別号+書き下ろし)
■佐々木淳子「みどりの大地」(1976)
■佐々木淳子「霧ではじまる日」(1982)
■佐々木淳子「オパールの竜」(1989ASUKA5月号)
▲佐々木淳子「ベビーNの幸福」(1988〜1986プチコミック12月号1月号)
■佐々木淳子『SHORT TWIST』(1988プチフラワ−6, 8月号)
■佐々木淳子「リディアの住む時に…」(1977)
▲佐々木淳子「Who!」(1980)
■佐々木淳子「メッセージ」(1979週刊少女コミック増刊9月30日号)
■佐々木淳子「セピア色したみかづき形の…」(1981)
▲さちみりほ「花笑みの島」2000原書房【整理人未読】
■佐藤史生『夢みる惑星』(1980〜1984 プチフラワー)
■佐藤史生『ワン・ゼロ』(1984プチフラワー108月号〜1986.8月号)
▲佐藤史生『打天楽―ワン・ゼロ番外編』(1987プチフラワー4〜5月号)
■佐藤史生『やどり木』(1986〜1987 グレープフルーツ)
▲佐藤史生『魔術師さがし』(2000プチフラワー1,3,5月号, 書き下ろし)
■佐藤史生「金星樹」(1978別冊少女コミック4月増刊号)
■佐藤史生「星の丘より」(1977別冊少女コミック5月増刊号)
■佐藤史生「花咲く星ぼしの群れ」(1978別冊少女コミック8月増刊号)
■佐藤史生「一角獣の森で」(1978別冊少女コミック8月増刊号)
■佐藤史生「チェンジリング」(1989プチフラワー3月号)
■佐藤史生「ネペンティス」(1989プチフラワー5月号) ←「チェンジリング」続編
■佐藤史生「バビロンまで何マイル」」(1997プチフラワー1月号.3月号)
■佐藤史生「心臓のない巨人」(1998プチフラワー11月号.1999.1月号)
■佐藤史生「阿呆船」(1980別冊奇想天外No.9 SFマンガ競作大全集第4号)
■佐藤史生「羅陵王」(1985LaLa12月号)
■佐藤史生「馬祀祭」(1982グレープフルーツ3号)
■佐藤史生「天界の城」(1983SFマガジン10〜12月号) ←「馬祀祭」続編
■佐藤史生「ムーン・チャイルド−月の子− 」(1986プチフラワー12月号)
■佐藤史生「楕円軌道ラプソディ」(1987プチフラワー9月号) ←「ムーン・チャイルド 」続編
■佐藤史生(原案: 徳永メイ「マーテル・ノストラ」より)「アレフ」(1985グレープフルーツ23号)
▲佐藤史生(原案: 徳永メイ)「タオピ」(1987プチフラワー11月号)
▲里中満智子『まちこの千夜一夜』(1983〜mimi, mimiカーニバル)
第8話「ぼくのアフロディーテ」第13話「ブタは社会の味方です」
第20話「不死身のヒーロー」 第35話「愛の宇宙」 第37話「あなたの夢をかなえます!」
▲里中満智子『まちこの千夜一夜』(1983〜mimi, mimiカーニバル)
第39話「いつでもそばにいて」 第52話(最終話)「かけがえのない一日」
▲里中満智子『夜のメルヘン』(1993〜コミックVAL)
第18話「清き一票」 第20話「そして2人は…」
*里中満智子『夜のメルヘン』第14話「見えすぎて!」
■里中満智子『くらい空のはてに』(1965 週刊少女フレンド21号)【整理人未読】
※里中満智子『ミスター・レディ』(1976なかよし10月号〜1977.8月号)【整理人未読】
△佐野真砂輝&わたなべ京『トーキョー・ガーディアン』((1997ファンタジーDX10月号〜連載))【整理人未読】
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【し】
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▲市東亮子『LIVE!』1999〜2000ソニーマガジンズ
▲紫堂恭子「ブルー・インフェリア」(1990年代前半〜コミックトム連載+書き下ろし)
▲紫堂恭子「海からきた星たち」(1990プチフラワー7月号)
■篠原烏童『沈黙は星々の渇き』(チャキチャキ→獅子王)1994朝日ソノラマ【整理人未読】
■篠原烏童「アシェス」「アシェス2」(ウイングス1989年6月号,11月号)
△篠原烏童『ファサード』 (1990ウイングス1月号〜2006.6月号)
▲篠原千絵「冬の花は鎮魂歌」 (1982コロネット冬の号)
▲篠原千絵「クリスタル・ドール」 (1982コロネット秋の号)
*篠原千絵「紅い伝説」 (1981コロネット冬の号)
*篠原千絵「語部伝説」 (1982コロネット春の号)【整理人未読】
*篠原千絵『海の闇、月の影』(1987週刊少女コミック3号〜連載)
*篠原千絵『闇のパープル・アイ』(1984〜週刊少女コミック連載)
■柴田昌弘『赤い牙 ブルー・ソネット』(1974マーガレット〜1987花とゆめ)
■柴田昌弘『フェザータッチ・オペレーション』(1982〜1988ウイングス)
■柴田昌弘『グリーン・ブラッド』(1981少年少女SFマンガ競作大全集10号〜1988花とゆめEPO )
■柴田昌弘「盗まれたハネムーン」(1980花とゆめ8号)
■柴田昌弘「ミッシング・アイランズ」(1988花とゆめEPO7月号)
■柴田昌弘「枯葉の街」(1980少年少女SFマンガ競作大全集8号)
■柴田昌弘「ワフ・ヴァレーの神話」(1983リュウ11月号)
■柴田昌弘「村祭りの夜」(1981花とゆめ5月増刊号)
■柴田昌弘「修理屋」(1984SFマンガ競作大全集1月号) 【整理人未読】
■柴田昌弘「ひとりぽっちの戦争」(1980少年少女SFマンガ競作大全集7号)
■柴田昌弘「未来都市バラン」(1980花とゆめ19,20号)
▲柴田昌弘「魔法のラケット」(1973別冊マーガレット11月号)【整理人未読】
■柴田昌弘「サンルーム」(1986花とゆめEPO6月号)
△柴田昌弘「サイキック・トラベラー」(1989花とゆめEPO3月号)
■柴田昌弘「第3の娘」(1980年 花とゆめ14号)
▲柴田昌弘「海底土人8823」(1980花とゆめ5号)
※柴田昌弘「成層圏のローレライ」(1980花とゆめ夏の増刊号)
*島貴子『Let's go奈々!』(1980ちゃお9月号〜連載)【整理人未読】
▲清水玲子「ジャック&エレナ」シリーズ(1985LaLa〜1993)
「メタルと花嫁」「ミルキーウェイ」
『竜の眠る星』「天使たちの進化論」「22XX」
▲清水玲子『月の子 ―MOON CHILD―』(1988〜1992 LaLa)
▲清水玲子『パピヨン』(1993LaLa3〜4月号)
▲清水玲子『輝夜姫』(1993〜2005 LaLa)
■清水玲子『秘密―トップ・シークレット』(1999〜2006 メロディ)
▲清水玲子「もうひとつの神話」(1985LaLa3月号)
▲清水玲子「夢のつづき」(1988LaLa4月号)【整理人未読】
▲清水玲子「ノアの宇宙船」(1985LaLa Wendy1号)
▲清水玲子「ネオドーベルマン」(1986LaLa Wendy+SPRING)
※庄司陽子「風の福音」1993講談社BELOVE KC『風の福音』【整理人未読】
▲伸たまき 「カインド・マシン」(1983ウイングス)【整理人未読】
▲伸たまき「2821コカコーラ」(1986ウイングス4〜8月号)
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【す】
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▲杉本亜未『ANIMAL X』 (1991ASUKAミステリーDX〜Chara2004.6月号)
■鈴木葉子「グリーン色の遺言状」(1974週刊マーガレット6,7合併号〜9号)【整理人未読】
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【せ】
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△瀬口恵子「にゃんとエイリアン!?」(初出未確認) 1992講談社フレンドKC【整理人未読】
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【そ】
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■曽祢まさこ「ふたりめの神話」1986講談社KCなかよし【整理人未読】
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【た】
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■高口里純 『明日のために』(1998コミックバーズ8月号〜1999.7月号)【整理人未読】
▲高階良子『地獄でメスが光る』(1972なかよし7月号〜10月号)
▲高橋冴未『きみにやどる星』(1994ウイングス1〜3月号)
▲高橋冴未「マインド・エレクトリック」(かわなみはるか名義、1990花とゆめEPO 1月号)
▲高橋冴未「マインド・オペレイション」←続篇 (かわなみはるか名義、1990花とゆめEPO 11月号)
▲高橋冴未「君だけのオルゴールBoy」(かわなみはるか名義、1990花とゆめEPO 7月号)
▲高橋由紀『おわらない夢を綴る君に』(1992花とゆめ20〜21号)
■竹宮恵子『地球へ…』(1977〜1979マンガ少年)
■竹宮恵子『集まる日』終笛シリーズ(1978別冊少女コミック 他)
■竹宮恵子 (原作: 光瀬龍)『アンドロメダ・ストーリーズ』(1980マンガ少年〜1983 デュオ)
■竹宮恵子『私を月まで連れてって!』(1977SFファンタジア,1980フォアレディ〜1986プチフラワー)
■竹宮恵子「エデン2185」シリーズ (1985プチフラワー他) ←『私を月まで〜』番外編「シド」シリーズ
「E=MC2」「エデン2185」「殺意の底」
「エデンの国境」「ふる星のごとくに」「宇宙に永遠」
■竹宮恵子『ブライトの憂鬱』(2000〜2004メロディ)『私を月まで〜』次世代編
■竹宮恵子「ジルベスターの星から」(1975別冊少女コミック3月号)
▲竹宮恵子「真夏の夜の夢」(1975別冊少女コミック5月号)
■竹宮恵子「告白」(1979 LaLa10〜11月号) 1996中公文庫『告白』に収録
▲竹宮恵子「砂時計-三つのSF世界-」(1978週刊少女コミック増刊フラワーコミック6月30日号)
■竹宮恵子 (原作: 光瀬龍)「決闘2108年」(1980 週刊少年マガジン39号)
▲竹宮恵子「MIRAGE」(1984ぶ〜け5月号, 1985.10月号) 1996中公文庫『告白』 に収録
※竹宮恵子「夢狩人」(1983 別冊少女コミック8月号) 1996中公文庫『オルフェの遺言』 に収録
※竹宮恵子「雪国」(1983 奇譚5号) 1996中公文庫『殺意の底』 に収録
▲竹本泉『あおいちゃんパニック!』(1983なかよし2月号〜1984.7月号)【整理人未読】
▲竹本泉「アニー・パトロール」「アニー・パトロール2」(1991〜1992なかよし増刊るんるん)【整理人未読】
▲竹本泉『ねこめ〜わく』(1991アップルファンタジー〜2005〜ネムキ増刊.夢幻館等)
△竹本泉「魔神空をゆく」(1991アップルミステリー9月号)【整理人未読】
△竹本泉『ちまりまわるつ』(1989なかよしデラックス初夏の号〜1992アップルミステリー)【整理人未読】
※忠津陽子「勝手にしてよ!」(1978LaLa1月号)【整理人未読】
▲忠津陽子「花のアイドル伝」(1971別冊マーガレット1月号)【整理人未読】
▲立原あゆみ『すーぱーアスパラガス』(ひとみ)1982〜秋田書店ひとみコミックス【整理人未読】
▲立原あゆみ「猫の惑星」(1982ぶ〜け7月号?)
■橘水樹・櫻林子『JANE』(1990PATSY10号〜1994頃.ZERO〜1999.vol.25)
▲立野真琴(原作: 飯田譲治)『NIGHT HEAD』(1996〜花とゆめPlanet増刊, 別冊花とゆめ他)
※立野真琴『CUTE×GUY』(2004別冊花とゆめ3月号〜2006.7月号)
■田村由美『7SEEDS』(2001別冊少女コミック〜2002フラワーズ〜連載中)
▲田村由美『BASARA』(1987別冊少女 コミック9月号〜連載)
▲つじいもとこ「オルフェよ竪琴を弾け」(初出未確認)1991大陸書房『パンドラクライシス』に収録【整理人未読】
■筒井百々子「たんぽぽクレーター」シリーズ(1983〜プチフラワー, ウイングス, クレッセント連載)
『たんぽぽクレーター』『火星に捧げるデュエット』
『ものまね鳥シンフォニー』『小さき花や小さき花びら』
△堤抄子『アダ戦記』2003〜ゼロサムコミックス【整理人未読】
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【と】
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■東城和実「禁区 SECRET AREA」(初出未確認) 1990大陸書房メヌエットコミックス【整理人未読】
※東城和実「黒いチューリップ」シリーズ (1990サウスNo.9〜連載)【整理人未読】
『津軽海峡冬景色』『恋の奴隷』『明日は咲こう花咲こう』
『悲しいほどお天気』『天使の誘惑』『愛と死を見つめて』
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【な】
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▲中村かなこ『赤い星』(初出未確認) 1997小学館フラワーコミックス
△中村地里『銀のキメイラ』1986〜1991秋田書店ひとみコミックス【整理人未読】
△中村地里『新・銀のキメイラ』1993〜1994秋田書店ひとみコミックス【整理人未読】
*中村真理子『レア者』(2002〜2003Vanilla連載)【整理人未読】
▲中山星香(原作: トム・リーミィ)『沈黙の声』(1984デュオ5月号〜1985.3月号)【整理人未読】
※中山星香「13枚綴りのお客人」(1980ビバプリンセス冬号)【整理人未読】
※中山星香『聖祈苑へようこそ』(1978プリンセス8月号〜1979.2月号)【整理人未読】
△中山星香『はい!どうぞ』(1977プリンセス6月号〜1978.7月号)【整理人未読】
▲那州雪絵「美形いりませんか?」(初出未確認) 1993白泉社HC 『ダーク・エイジ』に収録【整理人未読】
▲那州雪絵『フラワー=デストロイヤー』(1985〜1987花とゆめ,EPO, 1991花とゆめ)
▲那州雪絵「智美&徹」シリーズ(1985〜1986別冊花とゆめ,花とゆめ)
「U.F.チャンス」「秘密だよ」「BOYのテーマ」「冬の瞳」
▲灘しげみ『時のかなたに』(1975週刊少女コミック連載)【整理人未読】
*灘しげみ『タン・ハー -渇愛- 』(1977年頃 ちゃお連載)【整理人未読】
■成田美名子「はるかなる黄金の砂漠」(1978LaLa8〜9月号)
▲なるしまゆり『原獣文書』(1995サウスSummer〜)
▲なるしまゆり『プラネット・ラダー』(1998コミッククリムゾンNo.1〜)
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【に】
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■二越としみ『地平球』1992〜1993青磁ビブロス.パッツィコミックス【整理人未読】
■二越としみ『地平球EX』第1部 (1991 PATSY8月号〜1994.7月号+書き下ろし)【整理人未読】
■西谷祥子「宇宙600年」(1970別冊セブンティーン7月号)【整理人未読】
▲西谷祥子「宇宙少女ポピー」(1977LaLa 5月号) 【整理人未読】
■西谷祥子「星のフェスティバル」(1979週刊マーガレット4・5合併号〜6号)【整理人未読】
*西谷祥子「日の輪・月の輪」(1981週刊マーガレット10〜15号)【整理人未読】
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【ぬ】
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※布浦翼『戦慄のウッフン美女ジェニー』 (BE-LOVE連載)1991講談社BLKC【整理人未読】
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【は】
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▲萩岩睦美『小麦畑の三等星』(1981りぼん10月号〜1982.10月号)
▲萩岩睦美『うさぎ月夜に星のふね』(1986〜1987りぼん)【整理人未読】
※萩岩睦美「不思議の国の金魚姫」(1985りぼん)【整理人未読】
▲萩尾望都『精霊狩り』(1971〜1973 別冊少女コミック) ←三部作のシリーズ
■萩尾望都「11人いる!」「続.11人いる! 東の地平 西の永遠」(1975〜1976 別冊少女コミック)
■萩尾望都『スターレッド』(1978〜1979 週刊少女コミック)
■萩尾望都『銀の三角』(1980〜1982 SFマガジン)
■萩尾望都「A-A'」「X+Y'」「4/4カトルカース」 一角獣種シリーズ(1981 プリンセス他)
■萩尾望都『マージナル』(1985〜1987 プチフラワー)
▲萩尾望都『海のアリア』(1989〜1991ASUKA)
■萩尾望都『あぶない未来少年』(1994 ASUKA増刊)
▲萩尾望都『バルバラ異界』(2002〜2005 フラワーズ)
▲萩尾望都(原作: 光瀬龍)『百億の昼と千億の夜』(1977週刊少年チャンピオン34号〜1978.2号)
■萩尾望都「あそび玉」(1972 別冊少女コミック)
■萩尾望都「6月の声」(1972 別冊少女コミック)
▲萩尾望都「ユニコーンの夢」(1974 別冊少女コミック)
■萩尾望都「左ききのイザン」(1978 SFファンタジア)
■萩尾望都 (原作: ブラッドベリ)「ウは宇宙船のウ」(1978 週刊マーガレット)
■萩尾望都 (原作: ブラッドベリ)「宇宙船乗組員」(1978 週刊マーガレット)
▲萩尾望都 (原作: ブラッドベリ)「ぼくの地下室へおいで」(1978 週刊マーガレット)
■萩尾望都「金曜の夜の集会」(1980 SFマガジン)
■萩尾望都「ハーバル・ビューティ」(1984 ぶ〜け)
■萩尾望都「きみは美しい瞳」(1985 ASUKA)
▲萩尾望都「スロー・ダウン」(1985 プチフラワー)
▲萩尾望都「真夏の夜の惑星」(1990 プチフラワー11月号)
▲萩尾望都(原作: 今里孝子)「マリーン」(1977月刊セブンティーン5月号)
*萩尾望都『モザイク・ラセン』(1982プリンセス9〜12月号)
△萩尾望都「キャベツ畑の遺産相続人」(1973週刊少女コミック15号)
△はざまもり『夢狩り伝説』1992講談社KCフレンド【整理人未読】
▲葉月しのぶ『ルナ・シティ17』←「ルナシティ」 シリーズ 【整理人未読】
■葉月しのぶ『フリーソルジャー』(1990 Crescent 13〜21) ←未完【整理人未読】
▲葉月しのぶ「Ladiesプラネット」(1985ウイングス1月号)【整理人未読】
▲葉月しのぶ「エスパーくずし」(1985ウイングス2月号)【整理人未読】
▲浜田翔子『EXボーイ』 (1992ミステリーEX2号〜1994.11号)【整理人未読】
▲速水翼「ジャック&エース」シリーズ (1985〜ウイングス他)【整理人未読】
『ジャック&エース―Secret twin』『パール・ライオン』
『波打ちぎわの海竜』『プライベート・パニック』『レティシア』
※はるえるぽん「US−アス−」(1995ASUKA10月号)【整理人未読】
■春名里日 (原作: 新井素子)『グリーン・レクイエム』(2003Theデザート3月号,4月号)【整理人未読】
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【ひ】
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▲ひかわきょうこ「エイプリル・マジック」(1980LaLa4月号)【整理人未読】
△樋口橘『学園アリス』(2002 花とゆめ19号〜連載中)
■日渡早紀『記憶鮮明』(1984〜1999 花とゆめ増刊)
■日渡早紀『ぼくの地球を守って』(1987〜1994 花とゆめ)
▲日渡早紀『ボクを包む月の光ーぼく地球次世代編』(2003〜2006 別冊 花とゆめ)
※日渡早紀「魔法使いは知っている」(1982 花とゆめ) ←早紀シリーズの第1話
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【ふ】
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▲風我明『BLOOD BOY』(恐怖の館DX) 1997リイド社(第1巻)←未完【整理人未読】
▲ふくやまけいこ『星の島のるるちゃん』(1993なかよし4月号〜連載)
■文月今日子 (原作: 新井素子)『グリーン・レクイエム』(1984少女フレンド8号〜11号)
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【ほ】
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▲星野架名「緑野原」シリーズ
(1983花とゆめ11月増刊号〜1984花とゆめ〜1991, 1992 花とゆめPLANET増刊11月1日号)
『ラピュータス流星群』『Psiクロン・シンドローム』『弘樹‐春咲迷路』
『彼方‐まほろばフェスタ』『ルナティック・シネマ』『ヒューマン・ノーアの声』
『ウィンター・ロケット』『青い銀河の夜明け』
▲星野架名「私がやって来る」(2003別冊花とゆめ5月号)【整理人未読】
▲星野架名「月色実験室」(2004別冊花とゆめ11月号)
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【ま】
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※槇村さとる『フェイク』(1991マーガレット2号〜8号)
*槇村さとる「シンパシー」 (1990マーガレット19号〜20号)
▲松苗あけみ『うるとらまりりん』(1997コーラス9月号〜1999.8月号)
▲松苗あけみ『友よ尾をふれ』(1996セリエミステリー8,10,12月号〜1997.2,4,6月号)
■真乃呼『緑の世紀』(1981リュウ7月号〜1983.1月号+書き下ろし)
▲魔夜峰央「ルル=ベル火星行」 (1978LaLa6月号)【整理人未読】
▲丸山真理「2001年のトレジャー」(1996ちゃお8月号)【整理人未読】
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【み】
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▲美内すずえ「バラ物語」第3話=未来編(1972別冊マーガレット1月号)【整理人未読】
※美内すずえ「モンキーロック」(1970別冊マーガレット4月号)
△三浦実子『緑夢 -グリーンドリーム- 』(初出未確認)1991〜講談社フレンドKC【整理人未読】
△みずき健「シークエンス」(1989ウィングス1〜2月号)【整理人未読】
■水樹和佳子「樹魔」(1979ぶ〜け12月号) ←樹魔シリーズ
■水樹和佳子「伝説ー未来形ー」(1980ぶ〜け5〜6月号) ←樹魔シリーズ
■水樹和佳子『月虹ーセレス還元ー』(1981ぶ〜け4〜9月号)
■水樹和佳子「ケシの咲く惑星」(1985ぶ〜け12月号)
■水樹和佳子「月子の不思議」(1985ぶ〜けせれくしょん1月20日号)
■水樹和佳子 (原作: 光瀬龍)「墓碑銘二〇〇七年」(MILLENNIUM:00 SF Japan)
△水樹和佳子『イティハーサ』(1986ぶ〜け5月号〜1997.8月号+1999描き下ろし)
▲水野十子「心臓がとまるほど」 (1999LaLa5〜6月号→2003ザLaLa×メロディ5月号)【整理人未読】
*水野十子『遥かなる時空の中で』(2000LaLa2月号〜)【整理人未読】
▲水野英子「青灯幻想」(初出未確認) 1979朝日ソノラマサンコミックス『虹』に収録
▲水野英子「セシリア」(1964週刊マーガレット6〜11号)
*水野英子「トゥオネラの白鳥」(1962少女クラブ夏の増刊)
■水星茗「大天使は地球を夢見る」(1987 ぶ〜けDX) ←ピュアベイビー〜エンジェルシリーズの前身
■道原かつみ『パンドラの惑星』(1981リュウ1, 5, 9月号)【整理人未読】
■道原かつみ『キャウ・キャット・キャン』(1983リュウ1月号, 5月号, 1984.9月号, 11月号)【整理人未読】
■道原かつみ(原案: 麻城ゆう) 『ノリ・メ・タンゲレ―私にふれるな』(1983リュウ9月号〜1984.5月号)【整理人未読】
■道原かつみ『アル・カラルの遺産』(リュウ1985.1月号〜9月号)【整理人未読】
■道原かつみ『アルカライラ』(1989サウス第2号〜14号)
■道原かつみ(原作: 麻城ゆう) 『JOKER (ジョーカー) 』(1986〜1991ウイングス)
▲三岸せいこ「夢みる星にふる雨は…」(1981ぶ〜けDX9月10日号)
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【め】
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▲めるへんめーかー『光の回廊』(初出未確認) 1991角川書店あすかコミックス【整理人未読】
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【も】
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△杜野亜希「碧のミレニアム」(別冊花とゆめ2000年1月号〜2002年3月号)
■森脇真末味『アンダー(UNDER)』(1990プチフラワー9月号〜1992.3月号)【整理人未読】
▲森脇真未味「空白時計」(1978同人誌)【整理人未読】
■森脇真未味「錆色ロボット」(1997 ZERO vol.15)
*森脇真末味「天使の顔写真」(1997 ZERO vol.14)
△森脇真末味(原作: 新井素子)「週に一度のお食事を」(1984デュオ5月号)
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【や】
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▲柳原望『まるいち的風景』(1995 Lunatic LaLa3月10日号〜 LaLaDX2000.7月号)
*山岸凉子『日出処の天子』(1980 LaLa4月号〜1984.6月号)
■山口美由紀「おひさまの世界地図」(1995花とゆめ1号2号)【整理人未読】
△山口美由紀「音匣ガーデン」(1989花とゆめ3号4号)【整理人未読】
△山口美由紀『春告げ小町』(2001メロディ5月号〜2004.7月号)
*山口美由紀『ひとゆり峠』(1999メロディ8月号〜2000.9月号)
▲やまざき貴子『ZERO』(1996LaLa8月号〜メロディ2001.9月号〜2005.5月号)
▲やまざき貴子「ムシ」シリーズ (1986LaLaDX 〜1989LaLa)
「インセクター・シンドローム」「キュービック・ドリーム」
「リターン・トゥ・ミー」「アカデメイアの冒険者」
「GONDWANA」 「マリー・ブランシュに伝えて」「ディア シェアラ」
▲やまざき貴子「アカデメイアの冒険者」シリーズ (1988LaLa増刊Winter〜1994LaLa)
「アカデメイアの冒険者」「真夜中色の空と海」「真実の隠れ家」「おかえりなさい」
▲山下友美「超音速 -スーパーソニック-」(1993年花とゆめPLANET増刊5月1日号)
▲山田ミネコ『最終戦争シリーズ』(1977 LaLa〜デュオ〜2005 同人誌)
▲山田ミネコ「妖魔の森」(1976 花とゆめ増刊ムフフ号)
■山田睦月(原作: 新堂奈槻)「オーダーメイド・パラダイス」1997ウイングスコミックス【整理人未読】
※山田睦月(原作: 新堂奈槻)「AS YOU WISH」2000ウイングスコミックス【整理人未読】
▲大和和紀『私の兄はヌードロン』(1970週刊少女フレンド)
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【ゆ】
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■由貴香織里『螺子』(1992別冊花とゆめ4月号, 1993.5月号〜2001花とゆめ7〜8号)
■弓月光『トラブル急行』(1982週刊マーガレット15〜30号)
▲弓月光「エイリアン1/2」「エイリアン2/2」(1982週刊マーガレット2,3合併号.43号)【整理人未読】
▲弓月光『うっふんレポート』(1979週刊マーガレット1〜18号)【整理人未読】
■夢路行「緑野」(1986 ぶ〜けDX春の号)
▲夢路行『蒼天をみる想い』(1992クルー〜1994クレッセント)
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【よ】
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■吉田秋生『YASHA-夜叉-』(1996 別冊少女コミック〜2002 フラワーズ)
■吉田秋生『イヴの眠り』(フラワーズ2003年8月号〜2005年11月号)
*吉田秋生『吉祥天女』(1983別冊少女コミック3月号〜1984.7月号)
※吉田弥生『マジカル・ダイナマイト・ツアー』(別冊花とゆめ1996年7月号〜1999.9月号)
※米沢りか『ちゃんと愛してる』(1994 LaLa増刊9月10日号, 1995LaLa4月号)
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【わ】
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△わかつきめぐみ『So What?』(1986LaLa6月号〜1989.7月号)
▲和田慎二「フランケン」シリーズ (1972別冊マーガレット 他)
「わが友フランケンシュタイン』「谷間に鳴る鐘」「怒りの十字架」
▲和田慎二「ラムちゃんの戦争」シリーズ(1978プリンセス〜1983花とゆめ, 2000マガジンZ3月号)
「ラムちゃんの戦争」「さよなら林間学校999」
「ラムちゃんの戦争[ワイド版]」「ラムちゃんの戦争2000」
■和田慎二「ばら屋敷の謎」(1972別冊マーガレット12月号)
※和田慎二『少女鮫』 (1996〜1999花とゆめ)
*和田慎二「明日香」シリーズ (1975別冊マーガレット〜2004コミックフラッパー)
*和田慎二「快盗アマリリス」(1973別冊マーガレット11月号)
▲渡辺多恵子「ジョセフへの追想」(1985別冊少女コミック12月号〜1986.1月号)
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SF内容の詳細報告待ち作品一覧(作家名50音順)
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初出年代は、誌名が不明のものは、初収録の単行本によって推測して下さい。
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【あ】【い】【う】【え】【お】
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□あずみ椋 「にぎやかな晩餐(ディナー)」(1995ミステリーDX)
1997ヒット出版社(全1巻)
?□天城小百合(タイトル不明)
?年『魔天道ソナタ』第?巻に収録
□厦門潤『KPANGAEA』(1989〜1990ウイングス)
1990新書館(全1巻)
□厦門潤「DRAGON CYCLE」(1986ファントム倶楽部etc.)
1993アスキー.アスキーコミックス(全1巻)
□ あもい潤「@テンション!」(1997〜2000コミックアイズ)
1999〜2000ホーム社.集英社 EYESコミックス(全3巻)
□池田さとみ『スーベニア』(初出未確認)
1991主婦と生活社ミッシィコミックス(全1巻)/2005朝日ソノラマ文庫(全1巻)
□石田拓実『パラパル』(2005クッキー3月号〜連載)
2005〜2006集英社(1〜3巻)
□石ノ森章太郎『星の伝説アガルタ』(1974 週刊少女コミック40号〜1975.1号)
1976朝日ソノラマ/1984大都社(全1巻)
2006角川書店『石ノ森章太郎萬画大全集 第3期』に収録
□内田美奈子『アンバランス・トーキョー』(コミックバンバン1989増刊〜1990vol.7)
1990徳間書店(全1巻)
□内田善美「銀河その星狩り」(1977りぼんデラックス冬の号)
1978集英社りぼんマスコットコミックス『秋のおわりのピアニシモ』に収録
□楳図かずお『洗礼』(1974週刊少女コミック50号〜連載)
1995小学館文庫(全4巻)
□岡野玲子(原作: 夢枕獏)『陰陽師』(1999メロディ8月号〜2005.7月号)
1999〜2005白泉社(全13巻)
=======================================
【か】【き】【く】【け】【こ】
=======================================
□華不魅『鉄錆廃園』(1990PATSY 8号〜1996PATSY Deluxe vol.4)
1991〜1997ビブロス. パッツイコミックス (1〜6巻) シリーズとしては未完。
□華不魅『グラマラス・ゴシップ』(1993サウスSpring〜1998年サウス 8月号)
1994〜1997新書館ウイングスコミックス(1〜4巻) 単行本未収録分あり。シリーズとしては未完。
□片山愁「学園便利屋」シリーズ(1986ウイングス5月号〜)
1986〜新書館ウィングスコミックス『ブリザードセンセーション』他、計5冊
2005新書館ウィングス文庫『学園便利屋』(全3巻) ←学園便利屋シリーズ
□亀井高秀「天使の化石」(?年 同人誌)
1997スコラLCルチルシリーズ/2000・2003ソニー・マガジンズ『天使の化石』(全1巻)
?□川原由美子(タイトル不明)
・コメディタッチのアンドロイドのベビーシッター
□木々『1/2〜ニブンノイチ〜』(2004ミステリーボニータ6月号〜2005.12月号〜)
2006秋田書店(第1巻)
□喜多尚江『空の帝国』 (1994花とゆめ増刊〜1997)
2005白泉社文庫(全3巻)
□喜多尚江『真夏の国』 (1990〜花とゆめ増刊〜メロディ1999)
2004白泉社JC『真夏の国 完全版』(全2巻)
□小坂理恵 『とんでもナイト』(初出未確認)
1997講談社なかよしKC(全3巻)
□小坂理恵 『ヒロインを目指せ』(初出未確認)
1998〜1999講談社(全2巻)
=======================================
【さ】【し】【す】【せ】【そ】
=======================================
□佐伯かよの「エレクトリック・ジェラシー」(1980東京三世社.少年少女SFマンガ競作大全集8号)
単行本未収録
□佐伯かよの「マルチ・インセクト」(1981東京三世社.少年少女SFマンガ競作大全集9号)
1981東京三世社マイコミックス『黄泉からの声』に収録
□茶木ひろみ『おれは薔薇』(1988マーガレット4号〜11号)
1989/2000集英社(全1巻)
□佐藤史生「精霊王」(1988プチフラワー8〜10月号)
2001小学館文庫『精霊王―徳永メイ原案作品集』に収録
?□里中満智子(タイトル不明)
・短編で、宇宙基地に勤める女医とアンドロイドが出てくる
□JET『螺旋のアルルカン』(ネムキ連載)
2001〜2002朝日ソノラマ(全3巻)
□志賀公江『ルルが風にのって』(1972週刊マーガレット36〜47号)
1973集英社(前.後 全2巻)
□志賀公江『未来からきたベレル』(1973週刊マーガレット4,5合併号〜13号)
1976集英社(全1巻)
□篠原烏童『純白の血』(初出未確認)
1989〜1990朝日ソノラマ. ハロウィン少女コミック館(全4巻)/2001朝日ソノラマ文庫(全3巻)
□篠原千絵「天狼星(シリウス)に聞け」 (1992ちゃお9月号→ポシェット2003.9月号増刊)
単行本未収録
□清水玲子『MAGIC』(1996LaLa9〜10月号)
1997白泉社HC『MAGIC』(全1巻)/2002白泉社文庫『パピヨン』に収録
□須藤真澄「コーヒー・カンタータ」(初出未確認)
1992/1999河出書房新社『天国島より』に収録
□鈴木ジュリエッタ『カラクリオデット』(2005花とゆめ19号〜連載中)
2006白泉社(〜1巻)
□曽祢まさこ「おむかえがくるよ」(初出未確認)
2000ぶんか社ホラーM『おむかえがくるよ』(全1巻)
2005ポプラ社.赤木かん子編SFセレクション5『地球最後の日』に収録
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【た】【ち】【つ】【て】【と】
=======================================
□高城リョウ「ゲット・ザ・ムーン」(初出未確認)
2002新書館ウイングスコミックス(全1巻)
□高階良子(原作: 江戸川乱歩「孤島の鬼」)『ドクターGの島』(1974なかよし4月号〜8月号)
1978講談社/2005ぶんか社ホラーMコミック文庫(全1巻)
□高野宮子「スペースカウボーイの逆襲」(初出未確認)
1997角川書店あすかコミックスCL-DX『スペースカウボーイの逆襲』に収録 ←短編集
□竹沢タカ子「ラストゲイル」(1981少年/少女SFマンガ競作大全集12号)
1981東京三世社マイコミックス『ラストゲイル』に収録
□竹沢タカ子『ボイルス・タウンの狼男』(1982ウイングス創刊2号〜1986.11月号)
1984〜1985新書館ウィングスコミックス(1〜2巻)
□竹宮恵子『アストロツイン』(1970なかよし4〜6月号)
1979小学館『竹宮恵子作品集1 アストロ ツイン』
1988角川書店『竹宮惠子全集6 扉はひらくいくたびも』に収録
□竜樹諒「こわれた時計」→「時計物語 -タイムストーリー- 」(初出未確認)
1980秋田書店プリンセスコミックス『人形物語 -ドールストーリー- 』に収録
□田村由美「超能力労働隊WILD COM」(1999別冊少女コミック7月号)
1999小学館『超能力労働隊WILD COM』に収録 ←短編集
□筒井百々子『空の上のアレン』 1989クレッセントVol.10〜1995)
1991〜1995東京三世社(全4巻)
□手代木史織(原作: 壁井 ユカコ )『キーリ〜死者たちは荒野に眠る』(初出?年 ミステリーボニータ)
2006秋田書店(全2巻)
?□手代木史織 『キーリ』連載の前の読み切り作品。←【前々スレ109, 114の記入洩れ】
(タイトル不明)柴田昌弘柴田昌弘「ワフ・ヴァレーの神話」と似た要素。
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【な】【に】【ぬ】【ね】【の】
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?□長岡良子「古代幻想ロマンシリーズ」のうち、首とまゆり、小角が出てくる巻
(作品名の特定なし)
□名香智子『ふんわり狩人』(1979週刊少女コミック20号〜1980.9号)
2002小学館文庫(全1巻)
□名香智子「樹海の虜」(1981コロネット初夏〜夏の号)
1982朝日ソノラマ.コミックス『樹海の虜』/1996小学館文庫『花の美女姫』第3巻に収録
□名香智子「黄金の少年」(1981コロネット冬の号〜1982年秋の号)
1983朝日ソノラマ.コミックス『黄金の少年』/1996小学館文庫『花の美女姫』第3巻に収録
□名香智子『グリーン・ボーイ』(1989〜1990ASUKA)
2000秋田文庫(全1巻)
□なかむらよしみ「フレヤ―女神保存仮説―」(1996別冊花とゆめ年5月号〜8月号)
1996白泉社(全1巻)
□なかむらよしみ「らせんディスク」 (1996別冊花とゆめ年11月号〜1997.6月号)
1997白泉社(全2巻)
□中山星香「エルブラントの青い瞳」(1979ビバプリンセス夏号)
1980東京三世社『エルブランドの青い瞳』/ 1982秋田書店『はるかなる光の国へ』に収録
□中山星香『夜天の星特急』(1987グレープフルーツ 31, 32, 35号〜1988. 38, 39号)
1988新書館ウイングスコミックス『夜天の星特急』(全2巻) / 1992秋田書店(全1巻)
□那州雪絵『月光』(初出未確認)
1994〜1996白泉社HC (全5巻)
?□成田美名子 タイトル不明
・近未来ハードSF設定 三話からなるオムニバス
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【は】【ひ】【ふ】【へ】【ほ】
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□葉月しのぶ「トラッキング・エイリアン」(1987ウイングス6月号)
1987新書館ウイングスコミックス『ルナ・シティ17』に収録
□葉月しのぶ「デ・ジャ・ヴュ」(『ルナシティ17』単行本用書き下ろし)
1987新書館ウイングスコミックス『ルナ・シティ17』に収録
□葉月しのぶ「モンスター・パニック」(1985ウイングス8月号)
1986新書館ウイングスコミックス『タラッサ』に収録
□林ふみの(原作: GAINAX)『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』
(2003ASUKA10月号〜2005.11月号) 2004〜2005角川書店あすかコミックス(全6巻)
□ハルノ宵子『プロジェクト魔王(アルドラ)』 (1991〜1995ASUKA増刊ファンタジーDX)
1992〜1996角川書店ASUKAコミックス(全6巻)
□聖悠紀『ファルコン50』 (1982ウイングス創刊号〜 )
1998〜1999 ビブロスコミック文庫『聖悠紀作品集』5〜8巻(計4巻)
□ふくやまけいこ『ゼリービーンズ』(初出未確認)
1984/1993徳間書店(全1巻)
□冬凪れく(原作:矢立肇 富野由悠季)『新機動戦記ガンダムW(ウィング)』
(1998ASUKAファンタジーDX8〜9月号)
1998角川書店あすかコミックスDX(全1巻)
□星野架名「上弦の都市」(2005別冊花とゆめ年7月号)
単行本未収録
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【ま】【み】【む】【め】【も】
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□牧村ジュン「銀河のブリンセス」(1978なかよし8〜9月号)
1979講談社KCなかよし『銀河のブリンセス』に収録
□マジコ『未完成NO.1』(2005ASUKA5月号〜2006.5月号)
2005〜2006角川書店(全2巻)
?□魔夜峰央『パタリロ!』の中のタイムスリップもの、 ロボットもの、超能力もの。
タイトル未確認
□水星茗『千の月の夢』(初出未確認)
1993集英社ぶ〜けコミックス(全2巻) ←カイエシリーズ
□水星茗『エデンの真珠』(初出未確認)
1992集英社ぶ〜けコミックス(全1巻) ←ピュアベイビー〜エンジェルシリーズ
□水星茗『A×ANGEL』(1997きららセーズ9〜12月号)
1998秋田書店(全1巻)←ピュアベイビーシリーズ
□三岸せいこ「ヴィクトローラきこゆ」(1979ぶ〜け11月号)
1981集英社ぶ〜けコミックス『ヴィクトローラきこゆ』に収録
□めるへんめーかー「永遠なる夢 永遠なるめざめ」(初出未確認)
1987秋田書店プリンセスコミックス(全1巻)
□めるへんめーかー「歌う竜」「花冠のローレライ」(1984ペンギンカフェVOL.1, VOL.3)
1986白泉社HC 『歌う竜』に収録 ←【前々スレ112-113の記入洩れ】
□もりたじゅん「ダニイル」(1969りぼんコミック11月号)
1970集英社RMC『こんにちは初恋さん』に収録
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【や】【ゆ】【よ】
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□柳原望『ネットワーク・ポプリ』(1997LaLa6月号〜10月号)
1997白泉社HC(全1巻)
□山口美由紀「印象ローズ」(2000別冊花とゆめ2〜3月号)
2002白泉社HC『マジック☆マイスター』に収録
□夢路行「草原から来た少女」(1984 ぶ〜け5月号)
2004 一迅社/スタジオDNA『夢路行全集 第1巻 緑野』に収録
□よしながふみ『大奥』 (2004メロディ8月号〜)
2005白泉社JC(第1巻〜)
□よしまさこ(原作: 新井素子)『星へ行く船』 (1984週刊マーガレット39〜51号)
1988白泉社JC(全1巻)
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【わ】
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なし
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【アンソロジーその他】
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□木住野七生(原作: 新井素子)「大きな壁の中と外」
(1984笠倉出版社コミックマルガリータVol.4〜5で第1部〜第2部、
1985同社comicセレクトVol.1で第1部〜第2部再録+第3部)
単行本未収録
□くりた陸(原作: 新井素子)『二分割幽霊綺譚』(1983Helloフレンド11月号〜1984.1月号)
単行本未収録
□『コミック☆星新一 午後の恐竜』2003秋田書店 (原作: 星新一)
漫画: JUN、木々、かずはしとも、川口まどか、白井裕子、鯖玉弓、有田景、志村貴子、小田ひで次
□『コミック☆星新一 空への門』 2004秋田書店 (原作: 星新一)
漫画: 鬼頭莫宏、鈴木志保、安部潤、川口まどか、東山むつき、羽央、人見茜
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SF内容が報告されている作品一覧(初出・単行本・主なSF要素または簡略紹介、箇条書き)は、
このスレッドの過去ログまとめ整理サイトにあります(約140KB)。
ttp://www23.ocn.ne.jp/~lyric/sfgc/list_pre2.html#INDEX ↑現在更新作業中。最新レス反映および作品再読等で、簡略紹介文を改訂しているものもあります。
単行本リンク復刊情報等は RDさん管理の
ttp://girls-sf.at.webry.info/ ============================================
↓ では、SF少女漫画作品について、引き続き、感想意見などを語りましょう。↓
前スレ
>>589 > 今市子「神々の花」「砂の上の楽園」は
> SFではないと思わせておいて最後でSFだったとする構造。
> その逆のパターンとして、リストにあってもいいのでは? >「洗礼」
> ただ、ストーリー構成力は、「洗礼」の方がはるかに大仕掛けで唸らせるね。
> 「砂の上の楽園」は伏線が色々張ってあった気もするけど
> 「神々の花」は夢オチならぬSFオチという気も・・・
>
> そういえば萩尾望都「バルバラ異界」は
> 連載1回目の出来事を2回目ですべて夢だったとする、意表をつく出だしだった。
「バルバラ異界」は2ヶ月に一回の連載だったから、まだるこしくて途中から単行本派になってしまったw
でも先が読めない展開だったから面白かったよ。
不老長寿エステに行ってた老婦人が、急に若い女に変身してしまうとかのファンタジー要素もあったね。
成田美名子の初期短編集(白泉社文庫「天の神話 地の神話」)にも
SF要素のある作品がありますよ。
「天の神話 地の神話」
核戦争後のはるか未来の地球(ニューヨーク)に、三種類の人類がいるという設定。
途中からSFの設定が出る。
それまでは、現代が舞台で妖精も存在するというような、ファンタジーになっている。
宇宙船で地球の外へ脱出したあと地球に戻ってきた民族・・・普通の人間=「天(ヘブン)」の住人
地球に残って地下に移動したあと地上に戻ってきた民族・・・「地(アース)」の住人
地球に残って遺伝子が変化し、空を飛ぶ超能力を持つ民族・・・「妖精(ウイルキー)」
「夢追い人」
学園物で、未来から来た転校生の少年が過去の先祖の少年と会う話。
未来から来た方はテレパスの超能力者。
前スレ
>>588 >中山星香なら新書館から出ている「夜天の星特急1」に掲載の短編、「レヴィアタン」がSFっぽいです
>いきなり始まっていきなり終わるSSタイプ、異星生物、宇宙船等アイテムがSFっぽいだけかも。
前スレ
>>594 >中山星香というと短編でこういうのがあった。
>中山星香「ぼくのコダクローム」
>分類としてはスペオペか?
>主人公は未開惑星を渡り歩く凄腕の野生動物ハンター。
>さまざまな珍獣を求めて僻地の惑星に赴く。
>あるとき、以前捕獲したある珍獣をめぐって襲われたところを、
>現地で知り合った娼婦に助けられる。
>その珍獣を狙っているのは銀河警察に追われている犯罪者だった。
この二作は同じ主人公(名前忘れた)のシリーズ続き物だったと思う。
>>34 SFとは関係ない話しですが
「天の神話 地の神話」 には、「エイリアン通り」のセレムが登場してる。
スターシステムかな?
新スレ立て乙華麗
前スレ>> 592
> SF短編集と銘打たれてるわけではないけど、竹宮恵子の「集まる日」から始まるシリーズなんか、シリーズ後半の作品はSF要素のほとんどない完全にファンタジーになってしまっている。
> その辺、前スレでもちょっと話題になってたけど。
> 逆に秋乃茉莉の「賢者の石」シリーズは全体としては歴史ファンタジーだけど、作品個々ではSF的なものも混じってる。
> 超能力を持つ子供の出てくる「琥珀の廃園」とか、人の精神を攻撃することによる殺人能力を持つ「オフィウクスの系譜」とか、宇宙からの生命体の話の「千の夜の旅人」とか。
竹宮恵子は、SF短編集「MIRAGE」の解説で
現実離れした世界を描こうと思ったのがいつのまにかSFになっていたとか語っていたよ。
したがって、「MIRAGE」(中央公論社の愛蔵版。
それを三分冊した中公文庫もある)には
初期の「ガラスの迷路」みたいな単なる異世界スリップ物も入っているし、
「集まる日」のシリーズは異世界ファンタジーな話も含めている。
前スレ
>>593 > 前スレ
>>552 > 「イブの息子たち」に似たタイプの作品としては、大和和紀の「フスマランド4.5」なんてのもそうじゃないかな。
> とある高校の寮の押入のフスマを開けるとそこは願いが叶う、望み通りの人間に変身できる異次元世界。
> 在原業平、ドラキュラ、彦星、かぐや姫など物語世界の有名人達が住人で、かぐや姫は宇宙服風の十二単着て、円盤で月に帰っていく。
大和和紀のSFなら「はいからさんがこけた」がいちばんSFらしいと思う。
知ってる人も多いだろうけど、「はいからさんが通る」の連載中期に
番外パロディとして書かれたもの。
主人公・紅緒が、異星の王国で、虚弱な領主の姉にあたるベニオ姫の替え玉として、
敵国の参謀や怪獣と戦ったりする、スペースオペラ風。
青江冬星→スター・ウインター将軍、のように、
キャラがすべて本編の主要人物なので、かなり笑える。
本編を読んでない人でも、筋は通っているので、
一応SF仕立てのどたばたコメディとして読めるようになっていると思うよ。
ちなみにオチは「紅緒が寝ているときに見た夢だった」というもので、
ラストシーンは本編の現代(といっても大正期)に戻っている。
大和和紀のSF仕立てなら「薔薇子爵」もそうなんだけど、
これは、主人公(両性具有の謎の青年ギデオン)の
本人も記憶がなくて謎だった、彼の正体が
明らかになる最終話に、ちょこっと出るだけなので(メール欄)、
ごく一部分的にSFという感じ。
舞台は現代のヨーロッパの田舎町で、全4話くらいのシリーズだった。
>>1-31 スレ立て&膨大なリストの整理、ホントに乙!感謝!
>>10 > ▲坂田靖子(原作: フレドリック・ブラウン)「プラセット」」(1983デュオ9月号)
この短編が収録されたアンソロジー本には、
もうひとつSF(サイエンスフィクション)がありますよ。
橋本多佳子(原作: フレドリック・ブラウン)「帽子の手品」(1983デュオ3月号)
朝日ソノラマ 坂田靖子・橋本多佳子・波津彬子 共著『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』に収録
学生時代の仲間だった4人の男女が、時々集まって飲み会などをしているのですが、
その中に、地球人に化けて地球人類の研究をする異星人が混じっているのです。
でも仲間内では「地球人に化けている異星人が実在するのかも」という話題になっても、
みんなに冗談に伏されてしまいます。
ある飲み会の後で、仲間の一人の部屋で二次会になり、
なりゆきで手品大会になったところから「帽子の手品」というタイトルがついたものと思われます。
>>36 もともとセレムは「天の神話 地の神話」のキャラだったけどこの作品は商業誌では無理だと思ったので「エイリアン通り」に出したそうです。
ちなみに成田さん本人は「天の神話 地の神話」をSFだと言う認識で描いてます。
>>41 アンソロジーというか、これは雑誌「Duo」で三号連続企画でやった特集だったやつ。
その後雑誌サイズの総集編が出て、後からストロベリー・コミックスに……って
「沈黙の声」でも同じことを書いたなw「Duo」というのはそーゆー雑誌だったんですな。
坂田さんのは、もうひとつの「狂気恐怖症(原作・『さあ、気ちがいになりなさい』)」もSF
カテゴリの話だと思う。
仲間うちから「ナポレオンマニア」と言われている、新聞記者である主人公はある日、上司の
命令で、取材のためパラノイア患者を装って精神病院に入院する(※欧米では、頭がアレな
人の代名詞として「自分が有名人だと思い込んでいるパラノイア患者」というのがよく登場し、
中でもナポレオンは人気者wであるらしい)。
しかし実は、主人公は本当にナポレオンであった。
自軍を指揮している時に、突然意識を失い、気がついたら20世紀の新聞記者の体に入っていた。
真実を言っても誰も信じないだろうと自覚した主人公は、ずっと新聞記者としてふるまっていたの
だが、今になってこんな取材命令を出されるとは誰かの差し金か、と疑心暗鬼になる。
そんな中、真夜中に「ナポレオンよ」と呼びかけられた主人公は、声の導くままに病室を抜け出し、
真実を知らされることになる。
実は、人類はより上位の存在にもてあそばれるコマにすぎず、上位の存在は自分が面白いと
思うように、歴史などをいろいろと操作して遊んでいる。
ナポレオンと、「ナポレオンマニアである新聞記者」の意識を入れ替えたのも、その方が歴史が
面白くなるだろうと思ったから。
実際、ナポレオンの体に入った新聞記者は、彼ら上位の存在が満足するような働きをしてくれた。
「いったいおまえたちは何ものなんだ!」と叫んだ主人公の前に、「これが私たちの一端だ」と
あるもの(→メール欄)が提示され、事実を知ってしまった主人公は文字通り発狂する。
「自分が20世紀の新聞記者である」というパラノイアを持った患者として。
淡々と描写されてるけど、なかなか怖い話(タイトルも危ないけど)。特に原作ラストで「人間
のことなどどうでもいいのだ」と投げやりに〆られてるあたりとかもジワジワくる。
>>38 「はいからさんがこけた」みたいなシリーズ番外編的な夢落ち物ならけっこう他にもありそう。
今、パッと思い出したのは東村アキコ「きせかえユカちゃん・うちゅうスペシャル編」。
宇宙世紀645年、おしゃれを憎む独裁者、SWET軍総裁の制定した法律「おしゃれ禁止法」により、全宇宙におけるおしゃれは滅ぼされていた。
そんな中、失われたおしゃれを探し求めて宇宙を旅する孤独なおしゃれ戦士ユカはSWET軍に占領されたGREEN星の王女ミドリを助ける。
ミドリが母王妃から渡されたペンダントにはおしゃれを解放するという伝説のクローゼットのあるきせかえ星の場所がわかるレーダーが入っていた。
ものごころついた時から両親のいないユカはSWET軍に連行されたただ一人の姉を助け出すためSWET軍をやっつけるおしゃれウェポンを探していた。
ミドリとおしゃれ星についたユカは伝説のクローゼットの番人親子に迎えられ案内されるが、
そこにミドリを追うSWET軍がOS(おしゃれ)フィールドを破って侵入してくる。
クローゼットを開こうとするミドリを守るため、総裁と対決するユカ。
しかし、総裁こそユカの母だった。
そしてついにクローゼットが開き…というところで目が覚める。
まあ、この手の話にありがちな「スターウォーズ」のパロディー。
そういえば、いまいかおるの「フーちゃん」にも「スターウォーズ」をパロッた夢落ちの話があったな。
45 :
ひみつの検疫さん:2024/11/28(木) 05:04:40 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
>>43 朝日ソノラマから出ていた「Duo」では、三号連続企画というよりは、四連続だった。
ちなみに前身は「月刊マンガ少年」。1981年から発行の「Duo」は、82年5月号より月刊から隔月刊へ変更された。
坂田靖子/橋本多佳子/波津彬子 共著
アンソロジー『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』について、収録作の初出を書いとく。
朝日ソノラマ 1983年9月30日 A5判
朝日ソノラマ・サンコミックス ストロベリー・シリーズ, 1985年2月28日 新書版
編集発行(株)コミックス(発売 講談社) 2002年12月12日 文庫版
【収録作品】
「血」(合作コミック) 8頁 書き下ろし
「黒猫の謎」 波津彬子 30頁 初出:1983年 『デュオ』9月号
「帽子の手品」橋本多佳子 28頁 初出:1983年 『デュオ』3月号
「わしらはこうしてフレドリック・ブラウンしてんぞいね」 (合作コミック) 2頁 初出:1983年 『デュオ』5月号
「狂気恐怖症」坂田靖子 52頁 初出:1983年 『デュオ』3月号
「大失敗」 橋本多佳子 26頁 初出:1983年 『デュオ』5月号
「ミミズ天使」波津彬子 43頁 初出:1983年 『デュオ』7月号
「プラセット」坂田靖子 32頁 初出:1983年 『デュオ』9月号
「ニドシヌ座談会」坂田靖子/橋本多佳子/波津彬子
「フィナーレ」(イラスト)坂田靖子1頁/橋本多佳子1頁/波津彬子1頁 書き下ろし
新書版サンコミックスには、「血」と「ニドシヌ座談会」は収録されていない。
文庫版には、「ニドシヌ座談会」は収録されていない。
文庫には「あとがき」(活字のテキスト 坂田靖子1.5頁/橋本多佳子1.5頁/波津彬子1.5頁)が収録。
SFと漫画の雑誌、とりあえずのリスト
ttp://homepage1.nifty.com/~G/magazine.html#003 ↑
ぶ〜けやプチフラワーみたいな少女漫画誌は入ってないけど、
少年少女向けというところで、
このスレでおなじみの1980年代の雑誌も、
創刊から休刊までの発行年月が分かる。
デュオは、正確な月号が特定できないけど、
他の複数サイトによると1985年に休刊している。
マンガ少年の頃は、少年漫画寄り、
デュオは少女漫画寄りになってたね。
それぞれの中核的連載だった、
竹宮恵子の「地球へ…」「アンドロメダ・ストーリーズ」の
雰囲気の違いに象徴されている。
デュオはあの当時一番好きな漫画雑誌だったんで休刊はショックだった。
編集後記に「年内には再刊の予定」とあったんで、期待してたけど、代わりに朝日ソノラマから出たのは「ハロウィン」だった。
>>4の有吉京子なら、「飛べ!ペガサス」の方が本格的なSFだったと思う。
童話や子守歌が禁止された未来社会の話。
たらさわみちの「メルヘンシリーズ」に似たモチーフだけど、こっちの方が先行作。
>不朽の名作『雪の断章』を皮切りに、2006年12月より刊行開始いたします。
佐々木丸美の崖の家シリーズが漫画化されたら、
超心理学や輪廻転生の要素もあって面白いと思うんだけど。
SFとまでは行かないところが惜しいかな。
>>49 同意。
時代は22世紀。
ヒロインの叔父は光子ロケットのパイロット。
個人の未来がコンピュータによって管理されている社会。
設定としてはハードSF(■)かと。
週刊マーガレット掲載 1974年4・5合併号〜14号
単行本 1976集英社マーガレット・レインボー・コミックス(全1巻) に収録
※有吉京子「意地っぱり大作戦!!」(週刊マーガレット1973年41号〜49号掲載)
1975マーガレットコミックス全1巻収録
基盤はラブコメなんですがサブキャラの女の子が天才科学者で金星移住計画メンバーの一人、おまけに精神的ストレスが加わるとポルターガイスト紛いの念動力(ESP?)を起こすと言うもの。
ラストで金星へ宇宙船に乗って旅立つと言う事でSFで良いのかなと。
しかし金星って・・・とても人間の住む環境ではないのではとちょっと突っ込み。
>>32-33 >>35 >>37-38 前スレの続き・引用のお気づかい感謝です。
>>37 個々の作品の中にはSF的なものも混じってるシリーズというのは、
里中満智子『まちこの千夜一夜』、
神坂智子の「シルクロード」シリーズなどが既に出ています。
川原由美子『観用少女 - プランツ・ドール - 』あたりは、全体が近未来設定ですが、
SF色の濃い感じのを挙げて下さったようですし。
竹宮恵子の「ガラスの迷路」は、
異世界スリップものですけど、
この作者のSF的アプローチの第一歩だったのかもしれませんね。
>>41 >>43 坂田靖子・橋本多佳子・波津彬子 共著『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』
原作を先に知ってた所為もあって、絵的な魅力が大きいアンソロジーでもありました。
「帽子の手品」はラスト1コマとか手品のシーンなど、大ゴマならではの迫力がありますね。
「狂気恐怖症」の、チェスの盤面が出てくるシーンもですが。
>>47 興味深く読みました、ご紹介のサイト。
「SF大全集」もけっこう長く続いていたみたいですね。
>>48 最近は単行本派になってしまって雑誌はあまり見てないのですが
先月、朝日ソノラマから出ていた「猫にまつわる奇妙な話 vol.2」に
SFではないんですけど、宮沢賢治原作・水野英子画の「猫の事務所」があって面白かったです。
後ろ表紙が竹本泉「ねこめ〜わく」日ペンの美子ちゃんバージョンでした。
>>34 >>36 >>42 成田美名子。
初期短編集『天の神話 地の神話』(2001白泉社文庫)所収の
「ワンダーランド」にも、SF要素が入っていますね。
マゼラン星雲以外の開発も始めるという未来の地球が舞台で、
音楽や歌がなぜだかすたれてしまった時代に、
小さい子どもが妖精の存在を信じているという、
ショートストーリーのオムニバス三部作。
オカリナが出てくる「メロディ」
星座の神話が出てくる「妖精の夜」
木漏れ日の下で少年が少女に歌を教える「ハーモニー」。
たぶん、これが、
>>28最終行の作品だと思います。
1964年「星のナギサ」細川知栄子 少女フレンド連載
水野英子がマーガレットに書いた「セシリア」と同じ年。
海辺で記憶を無くしていた少女が発見され、近所の家の少年や少女に助けられる。
海辺にいたので「ナギサ」という名前を付けてもらう。
少女は不思議な力を持っていて、
病気の人にしばらく手をふれただけで回復させたりして、感謝されるが、
本人は自分が何故そういう力があるのか分からず、辛い思いをしている。
やがて少女が記憶を取り戻すときが来て、少女の正体は実は・・・という所は、
>>39大和和紀の「薔薇子爵」と似ている設定。
最後には故郷へ帰っていったと思う。
さて、立野真琴作品に追加(この方、結構SF描かれてますね)
花とゆめコミックス「キラーストリート」(全1巻)94.03発行
何処まで書いて良いのかさじ加減が解らないので私の知っている限りのネタばれ書いてしまいますが、ご勘弁を;;
舞台は、環境破壊によって大気が汚染された未来
汚染大気の中でも、マスク(空気清浄機?)を纏って生き抜いてゆく所謂「下層階級」の人々と
正常な大気を作り上げた閉鎖都市で住まう「上流階級」の人々
主人公はその下層に住む、チーマーの少年
科学研究者であった父親が生前、「お守りだよ」と渡してくれた指輪を大切にしています
街はチーム同士の抗争があったりして、何かと物騒なのですが、ある日を境に「行方不明」が勃発するようになります。
その理由は、閉鎖都市に住みながら、だんだんと老いてゆく自分たちの今後を憂いた上流の方々が
下層に住む若者たちを拉致し、その臓器を自らのものと差し替えることで生きながらえようと計画をしていたからでした。
さて、上流の方々は普段から「清浄な空気」の中でしか生活していませんので、当然下層に降りて活動なんてできません。
そこで、同じ下層に住まう人々を操るのです。それは
ア○タビジョンの様な、屋外映像装置
普段は停止しているそれらを時折作動させ、サブリミナル効果を働かせて狙っている若者を拉致させようとするのです。
荒廃した未来都市、サブリミナルコントロール、臓器移植による延命、また、上記には記載しませんでしたが、主人公の持つ指輪が実は
衛星軌道上に浮かんでいるキラー衛星のコントロール装置(しかも、この衛星の中枢頭脳がメール欄のようだったり)
「花とゆめ」と言う雑誌にしては結構異色の、SFだったと思います。
(当然、他の少女雑誌には到底無理な内容ではあると思いますが)
>>56 謎解き推理系ではないですから、ある程度のネタバレはかまわないと思いますよ。
立野真琴 花とゆめコミックス「キラーストリート」(全1巻)94.03発行
未来社会の「上流階級」「下層階級」っていう概念は、
>>34 の成田美名子の「天の神話 地の神話」)もそうかもしれないですね。
「天(ヘブン)」の住人」「地(アース)」の住人 」。
あれほど遠未来ではないものだったら、
前スレ366で紹介のあった
浅川まゆみ「禁猟区」シリーズにもあります(1978ビバプリンセス秋号〜) 。
> 腕に星形のあざを持つ少年は別の次元からの逃亡者で、星形は一級市民に狩られる二級市民の印だった。
あと、上の内容から思い出して、先刻読み返したのが、速水翼の「金色の少女」。
これは初出が不明ですが、東京三世社『リトルボーイ』(1982年)に収録されている短編。
階級が、シティエリア、ベイスエリアという居住地で分けられています。
ベイスエリアで生まれた主人公の少女は、
母が病身で父が酒浸りなので、酒場でウエイトレスをして働いていましたが、
父親が金目当てで娘に体を売ることを強要したため、少女は逃げ出してシティエリアに入ってしまい、
そこでは、少女の体目当てで襲ってきた男達を念動で引き裂いてしまいます。
そのあと、少女は一時的に記憶を無くしてシティの警察に保護されますが、
シティをさまよっていた少女を発見して警察からも引き取ってくれた少年がいて、
親切な彼に心を惹かれます。
※この後は結末までのネタバレ
少女が少年と二人でシティを歩いているとき、
ベイスエリアに帰ってこない娘を探しに、シティへ出てきた母の、行き倒れになっている姿を発見。
「ベイスエリアの奴か。運び終わった後をきちんと消毒しておけよ」と
冷たいひと言で済ませてしまう少年に、少女は2重のショックを受けます・・・・・
結局母親は死んでしまい、もう少年とも会うことがなくなった少女は
ベイスエリアに戻って、酒場のウエイトレスに戻ります。
ママをなくしてしまって高い代償だった、と落ち込む少女に、酒場のマスターが、
ベイスエリアの住民の過去のことを語ります。
住民の先祖は、生体実験で獣との合体(キメラという言葉はまだ一般的じゃなかったらしく登場しません)。
そのため時々奇形があったり超能力を持っていたりするので、
獣の血を持つ人間としてシティの住人からは忌み嫌われてきたのでした。
いつか差別のなくなる未来がくると信じよう、と、マスターが少女を励まします。
クーリング・プラネット
Asuka comics DX
全2巻
著者:藤 たまき
空気が冷えて、滅びゆく惑星で裏稼業をやっている、
肉体派ESPと元エリートな男の子2人のSFファンタジーなお話。
コンピュータによる抽選で住人は惑星を脱出していく。
寒冷化がすすみ、人は呼吸器に特殊な器具をつけないと生きられない。
四大天使の名がつけられたコンピュータが惑星を管理する。
SF要素 未来社会 コンピュータによる管理社会 ESP 移民
>>24 > ?□天城小百合(タイトル不明)
> ?年『魔天道ソナタ』第?巻に収録
見つけました。
第12巻(プリンセスコミックス、1987年10月)に収録の「永遠のサイレンス」ですね。
61 :
花と名無しさん:2006/10/30(月) 21:18:43 ID:zzpOTZKk0
柴田昌弘作品追加(不完全部分多し)
「2×××年のラグナス」
ちなみに×××の部分には数字が入るのですが、ご存知の方補填よろしくお願いします。
初出 花とゆめEx(Silkyの前雑誌です)だったと思います
主人公は大学生の女性。生真面目な性格故に友人も少なく、恋人も作れず(アプローチらしきものにも尻込みしたり)
そんなある雨の日、彼女は落雷の直撃を受ける。
倒れていた彼女を助け起こしてくれたのは同じゼミの男性。しかし、「人に無断で部屋にまで入り込んで」と憤る彼女に対し、
「君が鍵を開けてくれた」と男性の意見はまったく意味対照なもの。
それもそのはず、落雷の衝撃で彼女の中には、未来から来たと言う一人の青年(ラグナス)の魂が入り込んでいた…。
SFテーマとしては、「落雷のエネルギーによるタイムスリップ」(バック・トゥ〜みたい)
ラグナスが未来へ帰る為の足がかりとして必要とされるESPエネルギー等
柴田先生らしい作品だったと思います(笑)
62 :
花と名無しさん:2006/10/30(月) 21:45:39 ID:zzpOTZKk0
□筒井百々子『空の上のアレン』 1989クレッセントVol.10〜1995)
1991〜1995東京三世社(全4巻)
を補填〜。
物語は「たんぽぽクレーター」の数年前(と言うか、たんぽぽクレータが出来るまでの物語)
登場するSF要素は
宇宙開発・サイボーグ・ESP・エンタープライズ号(笑)
物語の流れは 「アレン」→「ものまね〜」→「小さき〜」→「たんぽぽ」(「ものまね〜」からは火星シリーズへも分派)
主人公である少年アレンはPKフライヤー(飛行能力者)
彼が住む村の人々ほとんどが何らかのESP能力を持っています。
高速で飛行する事ができるアレンの目下の目標は「音速突破」。同じ村に住むプロトタイプサイボーグである
ハイファイ(PK)と共に飛行訓練にの毎日……
全体の流れとしては、ほのぼの系にも取れるのですが
村のESP能力者を使って悪事を企む人間(っても、その人物もESP)がいたり。
ちなみに上記シリーズは正式には「Hi−Fi CLONICLE(年代記)」と言うそうです
>>61 自分は凄く読んだ記憶があるのに、手元に何もないので
とりあえずググってみたら、某個人サイトのデータ等にあった、これではないかと思います。
花ゆめEX(エクストラ) 1983 SUMMER, \250, 19xx/xx/xx, 雑誌21236-6/25
ラグナス AD.2213 柴田昌弘 掲載頁129 (50P)
-----------------------------------------------------------
☆初回収録→白泉花とゆめコミックス「赤い牙〜ブルー・ソネット」8巻
☆再録→朝日ソノラマのコミック文庫「ナノ・セクター」
−収録作品−
・ナノ・セクター<沈黙の街>、・ラグナスAD.2213
・死刑台のグリフォス、・修理屋、・闇の穴、・水の中の猫、・悪意の谷
----------------------------------------------------------------
ラグナスという未来から来た男性が入ってしまう女性の風貌は、
眼鏡をして冴えない感じだったのをよく覚えています。
またその女性は、ラグナスのご先祖さまの1人という設定。
ラグナス自身も早く未来に帰らなければという展開になり、
ラグナスの指導で主人公がESPの訓練をするようになって
最終的に彼女の超能力でラグナスは未来に帰ろうとしますが…
オチは、ラグナスが未来から来る時に使った乗り物が故障して
帰るべき未来がなくなってしまっていたというバッドエンドだったと思います。
ラグナスを未来に帰すべくブースターとなった、主人公女性が使った
超能力でその乗り物が壊れる瞬間(未来)を垣間見たコマがあった。
柴田昌弘「ラグナスAD.2213」文庫にも入ってたんですね〜。埋もれないでよかったです。
柴田昌弘の作品データはこのファンサイトも詳しいですね。
最近の文庫収録分はまだ整理されてないようですが、見やすく分かりやすいです。
ttp://www.venus.dti.ne.jp/~minatoga/masa2.html ttp://www.linkclub.or.jp/~kohjun/kensaku.html 天城小百合「永遠のサイレンス」あらすじです。
地球の移民星で生まれ育った女子学生(フューダ)が主人公。
その惑星では、コンピュータで惑星都市内と人工太陽が管理されています。
主人公は、憧れの地球へ行く資格試験を受けている最中。
6月のある日。親友とカフェで語り合った後、
「最終試験が終わった日にいつもの場所でまた会おうね」という約束をしています。
試験にパスした主人公は、移民星から2年に1度の地球行き定期便の宇宙船に乗りました。
が、乗船してまもなく、寝つけなくてワインを飲みにベッドから出ている最中に、
突然、ベッドの冷凍睡眠装置が稼働し始めたことに気づきます。
主人公がモニタースクリーンで移民星のコンピュータに説明を求めると、
移民星の人工太陽が破損してしまい、その影響で宇宙船も修理が必要で、
移民星の時間で200日、地球時間で1年という長い期間を要するため、
乗員の全員が、自動的に一時的なコールドスリープに入っていると言うのです。
ベッドを覆っているバイザーを手動で開けば、そのベッドの冷凍睡眠装置は解除されますが、
オートシステムなので、その後はコールドスリープに入れないというのです。
消灯時刻を過ぎてから睡眠装置のベッドを離れたのは主人公のミスなので、
200日を一人で過ごす毎日が始まります。
食事は供給されスクリーンではビデオのような映像再生も出来ますが、
やがて、自分以外は誰も起きていない朝の来ない夜が何日も続く孤独との戦いが、
主人公の精神をむしばんでゆきます。
以下は天城小百合「永遠のサイレンス」結末ネタバレ
憧れの地球の自然の美しさを幻覚で見るようになっていた主人公は、33日目に自ら命を絶ちます。
一方、惑星の都市内では、市民全員がオートシステムのコールドスリープに入っていて、
コンピュータの施した措置には誰も気づかないまま、
全員が約1年〔200日)の睡眠から目覚める朝がやって来ます。
主人公フューダと親しかった友人の女子学生もその一人。
「よっく寝たわぁ。きょうは6月13日、フューダは今ごろ地球行き試験の真っただ中ね」
そして試験の終わった日に、会う約束だった場所へ行きますが、いくら待っても現われず、
フューダの自宅へ行ってみてもまだ帰っていないのです。
コンピュータ以外は誰も知らない、200日の空白の時間。
最終シーンは宇宙船の船室で、床には指先らしい骨のような物が見えています。
>>60 前スレの
>>24です。
>第12巻(プリンセスコミックス、1987年10月)に収録の「永遠のサイレンス」
すみません!不精してまだ調べてなかったんですね。
教えてくださってありがとうございます!おそらく間違いないでしょう。
細かいSF考証の点では浅いかもしれませんが、SF要素(冷凍睡眠装置)を上手く使って
心理サスペンスに仕上げた傑作短編だと思います。舞台で上演してほしいね。
>すみません!不精してまだ調べてなかったんですね。
日本語変だわ。
不精してまだ調べてませんでした(訂正とともにお詫び)。
>>64−
>>65 GJです。
68 :
63:2006/10/30(月) 22:09:59 ID:???0
>>62 補填ありがとうです〜。
「たんぽぽクレーター」〔全2巻)には、
そのサイボーグは出てこないですが、
それ以前だと出番がありますね。
「空の上のアレン」の第3巻の終りの方に、この後の物語は「ものまね〜」という説明もありました。
「アレン」第4巻は、番外編になってますね。
「ものまね鳥シンフォニー」はジョイの赤ちゃん時代のお話で、これもしみじみ。
読み返してみると、筒井百々子作品、長編はだいぶハードSF設定ですね。
>>66 60 64-65 です。たまたま、ぶっくおふで今日見つけちゃったのですが、
いい作品ですねえ。たしかに舞台劇に向いている〔ひとり芝居でも)。
この作品、天城さんの絵も綺麗ですし、詩的なフレーズの出てくるラストもですが
絵で見せる部分も上手いし。
SFを漫画というビジュアルで見れる幸せをつくづく感じました。
そういう作品は、他の作家にも結構ありますよね。
71 :
花と名無しさん:2006/10/30(月) 22:43:08 ID:zzpOTZKk0
>>63さん
補填有難うございます。
や〜、タイトルからして嘘っぱちで申し訳なかったですorz
>>49>>51-52 有吉京子作品では、「3時だよ!せんとう開始」もSFじゃありませんでしたっけ?
ヒロインが宇宙人で、最後、宇宙に旅立っていくという…
それとも別の有吉作品だったかな?
73 :
花と名無しさん:2006/10/30(月) 22:57:31 ID:zzpOTZKk0
スレ違いで申し訳ないですが。
結構昔の花ゆめ(…別?増?)で「ちょっとだけESP」(作者 ぬまじりよしみ)
普通の女子高生と普通の男子高生(確か二人はカップル)が実はエスパーで、普通の日常生活で超能力を使うお話です。
・自○隊から「訓練中に海中へミサイルを落としたから透視で探して欲しい」と頼まれたり
・「ダイエットすれば妖精が見られるようになる」と同級生の女の子が言い出して、実はそうじゃないんだよ。と諭してみたり
・スイカを切る時に、その感情に感応してしまうと大変だねぇ。なんて話して見たり。
SF指数は低め。単純に楽しいです
74 :
73です:2006/10/30(月) 22:59:06 ID:zzpOTZKk0
>スレ違いで申し訳ないですが。
消し忘れました。すみません;;
>>73 またもググッた結果のデータですが…。
白泉花とゆめコミックス「ちょっとだけESP」 ISBN4-592-11758-1 発売1985/11/25 ←絶版で入手厳しい。実は以前から探してる(ノД`)
初出: 「別冊花とゆめ, 1987, 春の号」や「花とゆめ本誌 1985年9号」などがヒットした。
比較的短いページが積み重なって、やっとコミックスだった記憶はありますが…中身ほとんど覚えてません。
>>72 「3時だよ!せんとう開始」はヒロインが性別を間違えられると言うだけで特にSF設定ではないです。
>ヒロインが宇宙人で、最後、宇宙に旅立っていくという…
これは「意地っぱり大作戦!!」の方かと。
でも宇宙人ではないのですが・・・w
ついでに有吉京子作品追加(ネタバレ付き)
※「キャベツ館の子どもたち」(週刊マーガレット1974年21号掲載)
1996「有吉京子自選集2」(こちらでは「キャベツ畑の子どもたち」と改題されているかも)に収録
大量の蜂に刺された青年が仮死状態となるが皮膚が硬化しそれはまるで蝶のサナギの様になる。
彼が孵化した後には新人類となって生まれ変わるのかと世間を騒がせるが2ヶ月経ってサナギから脱皮した青年はただの普通の人間だった。
しかし数年後産まれた彼の赤ん坊は身が軽く空へ飛び立つ!?
元ネタは間違いなくブラッドベリの「さなぎ」だと思われます。
ラブコメですが一応SFかなと。
>>5で
*樹なつみ『朱鷺色三角(トライアングル)』
となっているのはちょっと的確ではないように思うのですが。
>>19の
▲日渡早紀『ボクを包む月の光』よりはSF性が強いと思います。
あるいは、『朱鷺色三角』が*なら、『ボクを包む〜』も*になるのでは?
79 :
73です:2006/10/30(月) 23:32:09 ID:zzpOTZKk0
>>69さん
>読み返してみると、筒井百々子作品、長編はだいぶハードSF設定ですね。
作品の発表自体が20年以上も前にも関わらず、
舞台1993年「アメリカイリノイ州 毒ガス事件」(ものまね鳥〜)
(現実 1994年 松本・地下鉄サリン事件)共通事項「毒ガス(サリン・VX)」
舞台1999年「アメリカ水爆誤射」(小さき〜)
(現実 2001年 アメリカ同時多発テロ)共通事項「被災地 ニューヨーク」
舞台2004年「火星・地球環境化計画 世界議会可決」(火星シリーズ)
(現実2004年 MIT火星入植計画発足)
……最早筒井先生自身がSFとしか考えられません……
80 :
77:2006/10/30(月) 23:32:46 ID:???0
補足
「有吉京子自選集2」は講談社から出てます。
>>77 72です。
正しい情報ありがとうございます。
双子の男女が出てくるのは何でしたっけ?
その設定の話と、宇宙物の話と、あと「飛べ!ペガサス」の話がごっちゃになってしまっているようです。
どうも失礼しました。
>>78 そういえばそうですね。
ここへ登場した時期がちょっとずれると、他とのバランスがorz
他の作品でも思い当たるものにはまたチェックお願いします。
>>75 ファンサイト紹介感謝。
バンコランの少年時代も出てくるお話ですよね。なつかしいw
>>79 たしかに見事な符合。
筒井百々子先生のたんぽぽクレーターシリーズは
本によっては目次の1作品ごとに年代もついていたり
本によっては年表もついていたりするんですよね。
ちなみに今2006年。「火星麦は歌う」「火星に捧げるデュエット」の年月ですね。
建物の設計図やドーム全体の見取り図みたいなのもよく出てますし、
設定が本格的です。
将来的にほんとに実現しそうなくらい。
「パタリロ!」の場合、パタリロ本人の特殊能力と、それにかかわる話は除外した
方がいい、かも知れないような気がするなー。
もともと、どこまでがギャグでどこまでがマジだかわからないような能力もいっぱい
あるし(極端な話、パタリロ本人は宇宙空間に生身で放り出されても、「根性だ!」
で乗り切ってしまいそうな人外の存在だと思うw でもバンコラン他、他の登場人物が
やったらマズい)。
基本的に、時間移動してもその先に極力影響を残さないよう配慮してるし(「忠誠の木」
みたいな例外もあるけど)、歴史に介入せず傍観者に徹してる話は分類しない方が
いいかな、と。
「Fly Me to the Moon」みたいに、特殊能力を持つタマネギが出てきたり、マライヒが
子供産む話みたいなのはSFな範疇の話だと思うけど。
「パタリロ!」は30巻でリタイアしたんで、それ以降の話でタイムワープに関するスタンス
とかが変わってるんだったらごめん。
>15
>▲田村由美『BASARA』
↑別ジャンルの作品で、ライトSFとは呼べないと思う。個人的には*が妥当。
文明が退行し荒廃した未来の設定がされているが、特にSFさを感じられなかった。
日本が舞台の異世界ものとして読んだよ。内容は、世紀末救世主伝説+下克上+恋愛。
ヒロイックファンタジーや大河ものの括りかな。
>20
>△水樹和佳子『イティハーサ』
↑SFとして認知されている作品だけに、この評価は惜しい気がする。
前半ではそれとは気付かない作品だが、読了後はハードSFと同じもの。
前スレで語られていたが、この作品に登場する神は、
創られた存在であったり、宇宙の意識体ともいうべき存在でSF的なものを感じる。
その神の意図の一つに、閉鎖空間で文明を加速させ人類の行く末を見た、
という実験的なものがあり、面白く思ったよ。
>>61、
>>63を整理 柴田昌弘 『ラグナスAD.2213』 初出:1983年「花とゆめエクストラ夏の号」
ttp://www.kudan.jp/EC/mokuroku/photo-zasshi/hanayume-EX1983-summer-0.jpg 白泉社花とゆめコミックス「赤い牙 ブルー・ソネット」8巻収録→朝日ソノラマの文庫版「ナノ・セクター」に再録。
短編:雑誌掲載時50ページ→コミクス収録時52ページ(文庫も同様に52ページ。) …もう一度探したら、文庫持ってました。(・∀・;;;)
主人公・鹿瀬聡美(かのせさとみ)は、現役大学生でお堅く地味・根暗と評判の地味な女性。
彼女に好意を寄せる男性は、サトミ同様垢抜けない外見で同じゼミの笈川。未来からやってきたサトミの子孫・ラグナス=セキは、明るく快活な14歳の少年。
主人公は大学生の女性。生真面目な性格故に友人も少なく、恋人も作れず(アプローチらしきものにも尻込みしたり)
そんなある雨の日、彼女は大学からの帰り道で落雷の直撃を受け、倒れて気を失った彼女は笈川に助けてもらう。サトミがアパートの自室で目覚めると笈川がいたが、下着状態で布団の中にいた彼女は
驚きのあまりお礼も言わずに笈川を部屋から追い出す。その時、落雷から約6時間経過していた。1人になったサトミの頭の中に少年の声が響く―彼はテレパシーで話しかけていると言う。
サトミが鏡を見ると、なぜか鏡の中にラグナスの顔を見ることが出来た。
ラグナスの説明によると、テレパシーによるタイムスリップ「クロノス計画」―過去へ向けてテレパシーを飛ばし受け止められるテレパスを探し出してコンタクトしようと言う計画で、
ラグナスはその探索者として選ばれた。
オチは、私の記憶通り>63にも書いてますが…サトミが落雷を受けたと思われたラグナスのタイムスリップによる衝撃は、クロノス計画でのブースターの大爆発…
ラグナスは、限界を超えたブースターの大爆発のエネルギーによって時空を跳び越えた。未来に戻るべき彼の肉体は、既になかったのだ…。
なお主人公サトミのESP(テレパシー)能力は、自分に好意を持ってくれてる笈川を信頼し心を開いたことにより目覚め、ラストはカップルになっていたと思われるシーンで終わっており、
サトミ自身のESPは、ブースターとして多大なエネルギーを放出したせいか、その後2度と現れなかった。
>>85 同意。「BASARA」はSFじゃなくパラレル歴史ものという感じだと思う。
いくえみ綾「ハニバニ!」
ヒロインの片思いをしている顔はいいけど性格の悪い少年の体を宇宙人が乗っとり、
宇宙人の人格が出ている時は正反対の性格になる。しかし、次第に本人の体に異変が…
彼は宇宙人の人格として生きるしかないのか?
という話。
リアル設定の多いこの作者にしてはめずらしく、SF要素を含んだ作品。
前スレ569
> ▲松苗あけみ『友よ尾をふれ』
> ほとんどコメディ。SF度はすごく低いと思う。
> 作品タイトルもキャラの名前もパロディっぽい。
> 途中からは、主人公の男の子と犬が
> 脳をとりかえたという設定になってしまい
> 犬の脳を移植された男の子は人間の会話が出来なくて
> 最後には海外の密林地帯でターザンのようなことをやってるw
その通りだと思います。
>>19 ▲松苗あけみ『うるとらまりりん』(1997コーラス9月号〜1999.8月号)
これも同様ですね。コメディ+未来から来たパワフルな少女二人に高校生の男女が振り回される話。
31世紀から卵型タイムマシンでやって来た少女(まりりん)が
タイムマシンの故障でそのまま、一人暮らしの高校生(久賀天真)の家に同居。
彼女は、31世紀の、冷凍保存精子による出産の義務を嫌って、
恋愛で子どもを作ることに憧れて20世紀に来ましたが、
10メートル以上跳べるパワーブーツを履き、
手を触れた相手の思考が読めるカチューシャをつけています。
最初は、まりりん好みの侍の子孫(天真)、サムライの扮装でちんどん屋にいた男(坂友)、
女子高校生(美希)、まりりん、という恋の四角関係になりますが、
途中からは、まりりんと同じ未来からの逃亡者だった少女(マドンナ)や
まりりんの婚約者(アインシュタイン)が加わり、
最後には、まりりん達が未来へ還っていき、月日が流れて医学者となった天真の大往生。
天真が研究室に残した冷凍精子カプセルが、まりりんの20世紀への憧れにながったという
風呂敷の畳み方は、一応成功していると思います。
できればドタバタコメディではなく、シリアスで読みたかったようなストーリーなんですけどね。
>>16 > ▲中村かなこ『赤い星』(初出未確認) 1997小学館フラワーコミックス
これを挙げた人はSFの通だなあと思いますが、△が妥当ではないかと思います。
「赤い星」「赤い花」「赤い城」の三連作です。
物語は、その国で唯一の美術学校に通う少年タロウと、
そこの学生食堂の職員として働く、赤毛で孤児の少年チキとの出会いから始まり、
家族的な友情や親子の愛をテーマにした作品。
「赤い星」1997デラックス別冊少女コミック4月5日号
彼らの住む国には、赤斑が出来て死んでしまう「赤の病」と呼ばれる風土病があり、
赤い色は忌み嫌われているので、チキも赤毛のために友人が出来にくかったのでした。
タロウは、母が彼を産んですぐ他界、父の風来坊的な生き方になじめず孤独な幼年時代を経験。
ある日、チキが赤の病に感染。
人々の噂では、遠い村に特効薬が存在するのですが、事実は誰も知りません。
けれども、タロウは、自分の父がそれらしいものを一つだけ所有していたことを思いだして、
故郷へ出かけて持ち帰り、チキは回復します。
「赤い花」1997デラックス別冊少女コミック6月5日号
美術学校に通う少年タロウの生まれる前の物語。
「花つかい」と呼ばれる、植物を育てる特殊能力を持つ、タロウの父(レオ)は、
村の孤児院で育った絵の好きな少女(アケミ)=タロウの母と出会います。
レオは、火事で消滅した風土病の研究所から唯一人逃げられた少年(レイ)と親しくなります。
「赤い城」1997デラックス別冊少女コミック10月5日号
タロウとチキが、タロウの故郷へ出かけて、タロウの父(レオ)の生き方を理解するという話。
妻や友人をなくしてからは、植物を育てる仕事もろくにしなくなってしまったレオは、
幼い息子(タロウ)を孤児院に預けて、ふらっと旅に出てしまったような男でした。
タロウは久しぶりに会った父のケガを気づかい、ようやく親子の間に絆が生まれます。
タイトル「赤い城」は、
亡き妻の望みだった、花が豊かなお城を作ることや、
丘の上の城跡にからまる緑の蔦のかわりに、愛情の証である赤い花を
咲かせるという計画からついたと思います。
中村かなこ『赤い星』シリーズは、
未来とか異星人の惑星とかを意味する要素は出てこない感じなのですが、
現在の地球のお話ではなく異世界の物語だと分かるところは、
作品の世界観がSFっぽいというか。
魔法や奇跡のような要素は出ないのですが、
風土病の特効薬の研究所で生まれた少年には、
シャボン玉の泡のような形状のその薬を作る特殊能力があって(ここまではSF)
ひとつ薬を作ると手や足の指先が欠けてしまうけど、復元能力もあるらしい(このへんはファンタジー的)
……というわけで、△かなあと思います。
>>88 > いくえみ綾「ハニバニ!」
普通の人間の体に異星人の精神体や人格が入ってくるというところは
>>6 ■笈川かおる「へ・へ・への方程式」(1982ぶ〜け1月号) を思い浮かべますね。
あちらは、大学受験期の少女の体に男性の異星人が入り込むもので、
両方が同居状態で人格が入れ替わるというところまでは行かないのですけど。
タロウの父がレオ……なんか微妙な名前の選択だなw
>>93 90-91です、すみません、セブンというキャラもいました・・・
今読み返したら、見逃していました。
>>91 >>レオは、火事で消滅した風土病の研究所から唯一人逃げられた少年(レイ)と親しくなります。
このレイが、7(セブン)と呼ばれていました。
研究所で7番目の実験体だったのかもw
7といえば、田村由美の『7SEEDS』は地球人類救済のプロジェクト名だけど、
最新号では、隕石衝突時の地球の様子が再現されていた。
『BASARA』と違って、こっちはまともにSFしてると思う。
ただ連載がやたら長引きそうなのが難点だな。
あと連載中なのは、石田拓実『パラパル』くらいか。
巻頭カラーが取れる人気連載ではある。
▲→*だね 田村由美『BASARA』
△→■希望 水樹和佳子『イティハーサ』
*萩尾望都『モザイク・ラセン』
▲萩尾望都『海のアリア』
※一条ゆかり『こいきな奴ら Part.2』
▲小花美穂『パートナー』
■作画グループ『ダリウスの風』
*篠原千絵『海の闇、月の影』
■曽祢まさこ『ふたりめの神話』
■竹宮恵子 (原作: 光瀬龍)『アンドロメダ・ストーリーズ』
■竹宮恵子『ブライトの憂鬱』
▲浜田翔子『EXボーイ』
■吉田秋生『YASHA-夜叉-』
双子が主役のSF漫画ってのも結構あるもんだ。
両方が最後まで生き残れるのばかりじゃないけどね。
>>95 連載中なのは、※ 河あきら『WONDER!』も。
でもこれってSFじゃないよ。
不思議な犬の能力をSF的に見れば
第1話は、予知と透視で航太(ヒロインの甥の小学生)の母に言い寄っていた男の家をつきとめた。
でも嗅覚で母親の遺品などから探り当てたという見方も出来ないわけではない。
第2話は、病院の待合室へのテレポート。
でも幽体離脱という見方も出来るし、かおり(ヒロイン)の妄想という見方も出来る。
第3話第4話は、その犬が慣れている人間の危険を察知して吠えるとかの、
普通の犬が普通にやりそうな範囲。
SF要素はほとんどないので、*になるんじゃないかな?
でも、作品としては自然体で進んでいくべたべたしない家族ドラマで、
絵も荒れてないから、すごく得した気分になる。
>>95 □石田拓実『パラパル』は、学園ドラマ+異星人侵略系かな。
ハードSFにはならないけど、ライトSFでもかなりイイセンいってる。
脳内に宇宙人寄生状態の人間が複数で、
人によって、嗅覚、聴覚、触覚といった、
特定のひとつの感覚が、異常に鋭くなる、という設定が面白いよ。
脳内の宇宙人とは、たまにだけど会話も出来る。
短時間なら、寄生主の脳から出て実体化(小人サイズ)も出来る。
ヒロインは頭の中に宇宙人が入ったことで嗅覚が敏感になり、
高校の同級生たちの、発情している匂いや、発情処理後の匂い、
嘘をついたときの発汗その他による匂いを、嗅ぎ分けてしまう。
その結果で、彼氏の隠し事や親友の嘘に気づいてしまうけど、
ヒロインには同じような体質(頭の中に宇宙人が寄生)の、新しい友人達が出来る。
『パラパル』というタイトルの由来は、単行本の柱に、
パラサイト〔寄生)のパラ、ペンパル〔文通相手)のパル、だとか書いてあった。
>>96 『WONDER!』は確かにSFじゃないと思うけど、ワンダーの移動は幽体離脱じゃなくて、あきらかにテレポートだよ。
最新刊になるほど、その性質が明らかになってる。
特に家族の中で本犬が一番気にかけてるらしい航太についてく時は道から車へでも車から車へでもその気次第でひとっ飛び。
連載中なら
□鈴木ジュリエッタ『カラクリオデット』(2005花とゆめ19号〜連載中)
若い科学者の吉沢博士が作った少女型アンドロイドのオデットが、
TVの学園ドラマを見て学校へ行きたいと言いだし、
教師以外の一般生徒にはアンドロイドであることを隠すという条件で高校に入学。
オデットには、病弱な同級生の友達が出来る。
オデットがアンドロイドであることを知らない純真な少女。
吉沢博士のような他の科学者を通じてロボットの友達も出来たし、
学校にはアンドロイドと知っての上で仲良くしてくれる友達も出来た。
けれども、オデットは一方通行の恋に悩んだり泣いたりする友達を見る度に、
自分の体やプログラムに人間らしさを望むようになり、吉沢博士が色々と改良していく。
始めのうちはクールで無感情なオデットが、どこまで人間らしくなっていくのかを
見届けたくなるような作品。
でも1話完結式のシリーズだから、どのへんまで続くのか見当がつかないですね。
続き
アンドロイド物SFとしては小粒。新人なので将来に期待って感じでしょう。
新鮮さを感じたのは、人工知能プログラムにウイルスが発生して、
そのウイルスに感染した状態の表現ですね。
アンドロイドには小さい男の子の姿が見えて会話も出来る、
しかし他の人間には見えない、幽霊みたいに表現してあります。
始めは小さい男の子の姿で、姿を現す度に少しずつ成長して身長も伸びていくという、
ウイルスの浸食が進んだ状態もなにげに表現できていると思います。
>>70 > 絵で見せる部分も上手いし。
> SFを漫画というビジュアルで見れる幸せをつくづく感じました。
> そういう作品は、他の作家にも結構ありますよね。
の、一例でしょうか。
>>98 『WONDER!』はSF要素抜きでも成り立つ漫画だという気もする。
とはいえ、途中から色々な特殊能力の持ち主であることが明らかにされていくので、
部分的とは言えSF要素が柱の一つになってることは間違いないだろう。
1話完結式シリーズだから最終的にうまく着地するのかどうかが気になる。
>>96>>98>>101 ワンダーの動物の勘や本能を超えた特殊能力としてはテレポート、念動力、精神感応力。
あと、単行本にまだ入ってない話では、子供達と長時間過ごしていると、彼らの発散する精気を受けてか、体が若返っていくらしい。
>>26の□須藤真澄「コーヒー・カンタータ」
日常の生活ががつまらなくて逃避願望の強い女の子が公園で眠っていると、コーヒーの香りで目を覚ます。
そばに中年のおじさんが座っていてコーヒー入りのポットから香りを彼女に送っていた。
コーヒー屋だというおじさんとコーヒーを飲みながら雑談を始めた女の子の
「あたしが主人公になれるのは夢の中」
という言葉におじさんはびっくりして大あわてし始める。
おじさんは死を間近にした人の夢の中に入ってその人の一生を調べる査察官で、
彼女は本当にその人の夢の中の登場人物に過ぎないのだという。
その話を信じない女の子におじさんは、公園を瞬時に夢を見ている本人が寝ている病室や、その人が若かった時始めたコーヒー屋の店内に場面転換してみせ、
話を終えると、夢の中の登場人物にそこが夢だと知られるとその人を新しい世界に移さなくてはならないので、この夢の主人公が現実に生きてたとこへヒロインを移すという。
そして秘密を知られたおじさんはクビになるのでこの仕事が最後になるという。
「きみの好きになれる風景が現実には必ずある。
目を見開いて!きみがみつけるんだ」
おじさんはそう励まして目を閉じて5つ数えさせる。
女の子が目を開けると、同じ風景の公園だけどおじさんの姿は消えている。
彼女が公園を去ったあと、おじさんがそばの木から下りてくる。
実は、彼女が体験したことはおじさんの入れたコーヒーの一過性で依存性もない幻覚作用によるものだった。
おじさんと彼の奥さんは免疫ができて効かなくなっているので、店のそばで通りがかりの人をつかまえては、
コーヒー飲ませていろんなホラ話の暗示をかけて幻覚を見せるのがおじさんの趣味だった。
この「ちょっぴり楽しめる」「とってもおいしいコーヒー」の仕入れ場所は奥さんもしらない。
奥さんが本人に聞くと、おじさんはさっき女の子にしたのと同じ設定で、この世界に移された時ある人の夢から持ってきたという。
でも、奥さんは信じない。
結局、おじさんの話が真っ赤なでたらめか、事実も混じってるかは最後まで読者にもわからない、という結末です。
連載中の作品なら清水玲子『秘密―トップ・シークレット』もそうだけど
このスレでは第1話(メロディ1999年03月号)だけをハードSFとしていたような。
ちなみに「秘密」第1話は
花とゆめコミックス『WILD CATS』第1巻に収録され(2000年3月10日第1刷発行)
第2話以降が発表された後は
第1話も含めてジェッツコミックスで『秘密―トップ・シークレット』第2巻まで発行。
『WILD CATS』の方は子猫と間違えられて拾われた子ライオンの話でSFではないけど
単行本未収録分を含めた完全版という1冊が2006年8月にジェッツコミックスから発行。
『WILD CATS』第1巻が無駄になってしまったw
>>103 大人向けの童話みたい。
SF要素とかファンタジー要素とかいう物とは別の次元で、
非現実性の表現に成功した作品って気がする。
読んでないからどこいらへんがSFなのかは何とも言えないが・・・
夢オチでも夢部分にはっきりしたSF要素があれば
それはSF作品として読めるはずだけどね(はいからさんがこけた等)、
>>102 >
>>96>>98>>101 > ワンダーの動物の勘や本能を超えた特殊能力としてはテレポート、念動力、精神感応力。
> あと、単行本にまだ入ってない話では、子供達と長時間過ごしていると、彼らの発散する精気を受けてか、体が若返っていくらしい。
うーんんん SF要素だけを言われたら
「海の闇 月の影」みたいなホラーミステリーと勘違いしそうだねスマン
家族愛がテーマの話って知ってればそうはならないけど。
犬の能力の謎が最終ゴールでどうなってるかにもよるので、
それまでは判断しにくいとオモ。
暫定的には、※部分的なSFでいいけど、
最終的には、*か△になる可能性もある。
「コーヒーカンタータ」のSF要素は暗示によって幻覚を見せる作用を持つコーヒーだと私は思ってた。
須藤真澄の作品では「コーヒーカンタータ」と同じく『天国島より』に収録されてる「POSITIVE VIBRATION」の方がよりSF要素は強い。
円盤で地球にやってきたビリケン人形に似た宇宙人が双子の女の子の片方から目、もう片方から耳を借りて、その中にたまっている光波と音波を拾って波動砲を作るという話。
ちなみに、「コーヒーカンタータ」は90年7月「LITTLE BOY」、「POSITIVE VIBRATION」は90年10月の「COMIC BOX」掲載らしいです。
>>106 >犬の能力の謎が最終ゴールでどうなってるかにもよるので、
それまでは判断しにくいとオモ。
そうか、ワンダーが実は秘密研究所から逃げ出してきた生体実験動物だった、なんてラストで種明かしがあれば■や▲になる可能性もあるわけだw
まあ、まずありえないだろうけど。
須藤さんの話は基本的にファンタジー寄りだと思うなあ。
つーか、「コーヒー・カンタータ」が収録されてる単行本「天国(ぱらいそ)島より」
だと、「POSITIVE VIBRATION」とか。あと「電気ブラン」収録の「創造」とか。
「POSITIVE VIBRATION」
主人公は双子の女の子。
ある日突然、妹の目が「おかしく」なる。
視覚だけがよそに持っていかれた感じで、自分は部屋にいるのに、「見えているもの」が
居間から玄関、外の道、大通りへとどんどん移動していく。
話を聞いて、姉は困惑しながら妹を病院へ連れて行こうとしたが、今度は自分の耳が
おかしくなった。
「聞こえている音」が、居間から玄関を抜けて(ry
見えるものと音を頼りにあとを追っていくと、近所の空き地に、自分達の「目」と「耳」の幻が
浮かんでいる。
呆然とする姉妹の前にあらわれたのは、古典的な円盤型UFOに乗ったビリケンさん型で
関西弁の宇宙人(と思われる異生物)。
「ちょっとこの星病んでるみたいなんで、修理に寄らしてもらいました。あんさんらの目と耳、
すごくいい『波』出しとるけん、使わしてもらいます」
地球全体が、何か大きな波をかぶったようなビジュアルイメージが二人の中に押し寄せ、
ふと気がつくと、二人の目も耳も普通の状態に戻っていた。
「なんかよくわかんないけど、あたしたち役に立ったのかな」「そうならいいね」と、なんとなく
納得して帰路につく姉妹。
この人の作品には、超自然的な存在が妙に身近な感じのビジュアルで登場する、という話が
多い(創造神がヒゲづらのじさまだったり、月に住む魔女がモンペ姿のばさまだったり)。
「創造」は、ご近所のマッド・サイエンティストが禁断の人工生命を創造(でも植物性)してしまい、
出入りのクリーニング屋のにーちゃんが「生命ってなんだろう」と悩む話。
110 :
花と名無しさん:2006/11/02(木) 00:54:15 ID:3BMHdYE00
旧い作品ですが、
田村由美「神話になった午後」小学館フラワーコミックス 1986年発行…?
主人公「のーこ」の祖父の元に「(自称?)科学者」の友人が訪ねてくる。
彼が発明したと言うマシンに、何かのはずみで巻き込まれた「のーこ」は、戦国時代にタイムスリップしてしまい
そこで若かりし信長と出会う。
その名前故に「お濃」の方と間違われ、二人は心をかよわせて行く…(但し、恋愛とは違う)
ファンタジーっぽい話であったと思いますが、設定は十分SFではないかと思います。
111 :
花と名無しさん:2006/11/02(木) 07:21:42 ID:Y4k/XnvJ0
ちょっと面白いそうだね。
>>110 現代へ帰ってくるのだとしたら、どんなふうに?
その時代へのタイムススリップものとしては
茶木ひろみの『姫 -クラシックガール-』が既出だけど、あっちはマシンじゃなく、
雪の降った日に郷土資料館(元はお城があった場所)の前に
偶然的に次元の出入り口が出来てしまったという設定。
主人公は、珈琲専門店の雇われマスターをしている青年。
家族とうまくいかなくてぐれていたこともあるが、今は真面目。
雪の日に桃山時代からのタイムスリップでやってきたお姫さまと出会う。
お姫さまが元の時代へ帰るまでの10日間位の出来事を
単行本1冊という長さでうまくまとめてある傑作だよ。
いろいろあって青年と姫は惹かれあうようになるんだけど、
青年の実家の蔵から出てきた家系図で、姫が青年の先祖と結婚していたことが分かる。
姫が現代に留まって過去に帰らないままだったら、青年もその家族も存在しないことになってしまうので、
次の雪の日に、姫は桃山時代に帰ることになり、二人は身を引き裂かれる思いで別れる。
以下ネタバレ
姫を送りだした後、青年は、年末年始の休館日が明けた郷土資料館をおとずれる。
そこには、古文書があって、姫が10日間のかみかくしにあっていたことが記されていた。
さらに、姫の婚約者である家老の息子にも、幼少時から20年かみかくしにあっていたことも記されていた。
額にあるほくろなどの特徴が一致して本人だと判明したという。
…青年の額にも、ほくろがあった。実家の父に問い詰めると、幼少時に雪の日に路上で拾われた子だという。
実の子のつもりだったが、どこかに遠慮があって距離を置いていたのだろう、と詫びる父、
家族に反発する不良息子だった迷惑を詫びる息子。
青年は、今まで世話になったことを感謝する書き置きだけ残して、雪の日に桃山時代へ行く。
彼こそが、20年かみかくしにあっていた婚約者。
青年を忘れていなかった姫との劇的な再会をして、ハッピーエンドとなる。
>>112 『姫 -クラシックガール- 』本格SFじゃん。
ハードSFってとこまではいかなくても▲にはなるよ。
タイムパラドックスの問題が出てこないタイムスリップ物じゃ
単なる冒険ロマンとかで終わっちゃうけど、
『姫』はそうじゃないみたい。
>>112 >>112 過去スレにも同系列のタイムスリップ・ファンタジーの
『夢狩り伝説』のタイトルをあげたけど(実際はタイトル忘れててヒント出したら
教えてもらったのだけど)、どうもSFじゃないみたい。
今の作品にも水野十子『遥かなる時空の中で』 というものがあるけど、
『姫 -クラシックガール-』や『夢狩り伝説』はこれに近い雰囲気。
>>110 田村由美『神話になった午後』は、地震が起きてマシンが暴走して
ぐうぜん居合わせた「のーこ」が過去の世界に飛ばされてしまいます。
だから、偶発的な事故とはいえSF要素が絡んでいることは間違いないです。
それ以外はファンタジー+歴史ロマンじゃないかと思います。
□→*名香智子「樹海の虜」
□→*名香智子「黄金の少年」・・・・「樹海の虜」解決編
フランスの公爵家の青年達がマヤ文明の時代にタイムスリップして
現地民族の争いに巻き込まれる。
全容的には古代文明冒険ロマン。
元の国とは違う国へ行くこともあってかタイムパラドックス考慮は皆無。
ちなみに公爵家のアンリは、
同じ作者の「花の美女姫」「ファンション・ファデ」「シャルトル家シリーズ」にも
レギュラーで登場する。
>>114 戦国時代へのタイムスリップというだけでひとくくりにしないで欲しいな。
『夢狩り伝説』は、超能力の持ち主が同じような超能力の持ち主と次々に出会ってゆく話。
主人公の夢にいつも出てくる少女とそっくりの少女と現実で出会うから
ああいうタイトルになったんだよ。
戦国時代へのタイムスリップは、超能力の絡んだ色々な出来事の中の1エピソード。
『姫 -クラシックガール-』は、現代から桃山時代へのスリップより
桃山時代から現代へのスリップという部分がストーリーの中枢になっている。
『遥かなる時空の中で』は、主人公が「京」と呼ばれる平安時代に似た異世界に召喚される話。
SF要素がほとんどない一般のファンタジーだと思う。
117 :
114:2006/11/02(木) 16:36:11 ID:???0
『姫 -クラシックガール』『夢狩り伝説』は既出作品でまとめリストを見ると、
=======================================================
(スレッド1) 404
(スレッド2) 268-269
※茶木ひろみ『姫 クラシックガール』(1986週刊マーガレット2号〜9号)
1986集英社MC(全1巻)/2006朝日ソノラマ文庫(全1巻)
☆ロマコメ+桃山時代からのタイムスリップ
=======================================================
(スレッド1) 401* 413
△はざまもり『夢狩り伝説』(初出未確認)【整理人未読】
1992講談社KCフレンド/2000講談社(全1巻)
☆転生ロマン+超能力/タイムスリップ
=======================================================
ということになっている。SF要素も考慮して☆で十分だと思うけど。
『姫 -クラシックガール- 』に関しては
>>113に同意だな。
タイムスリップSFとしては良く出来ていたと思う。
>>95 > 双子が主役のSF漫画ってのも結構あるもんだ。
> 両方が最後まで生き残れるのばかりじゃないけどね。
双子設定だと運命が変転しやすいから長丁場の連載物が多いね。
単行本1冊に収まってるのは『ダリウスの風』と『モザイク・ラセン』ぐらいだ。
最古の双子SFは『ダリウスの風』だろうか(1977週刊少女コミック11〜15号) 。
ストーリーはベタだが密度が高くてすごく面白かった。
・作画グループ『ダリウスの風』あらすじ(途中まで)
未来の地球。人口が増えすぎて食料難で、動物の分までは手が回らなくなった時代、
犬や猫も、本物の外見を持つロボットしかいない。
人間の食糧も、他所の星から調達するため、
植民惑星開発は重要なプロジェクトになっていた。
ある日、地球の軍隊の大佐の家に、双子の姉妹が生まれる。
出産許可制度があるため、妹の方には、処分される運命が待っていた。
しかし、軍人と親しい科学者が、妻の出産で母子ともに死んだばかりで、
そのライセンスを使おうと申し出て、妹の方は科学者の娘として生きることが決まる。
科学者は、任務のため、地球の植民惑星ダリウスへの移住間近だった。
17年後。惑星ダリウスでは、妹娘が、科学者を実の父と信じて美しく成長し、
父の片腕となっている青年と親しくなっている。
しかし惑星ダリウスは、まだ開発途上の植民惑星だった。
地球から配属された軍隊が、高地に住む古くからの住民を差別し作業労働者として酷使していた。
地球では、大佐から将軍に昇進した父と共に暮らす姉娘が
美しく成長し、彼女には軍人の求婚者もいる。
実はこの求婚者は、惑星ダリウスと地球の間に戦争を起こす陰謀の片棒を担いで
出世を狙っているのだが、姉娘もその父も、そのことは知らない。
やがて、惑星ダリウスと地球の間に戦争が始まり、
和平協定を結ぶべく地球に向かったダリウスの代表達の宇宙船が攻撃され、
その代表メンバーには、双子の妹娘の父となっていた科学者も含まれていた。
妹娘は、悲しみのどん底から立ち直り、高地の住民達と手を組んで、地球と戦うことを決意する。
しかし、頼りにしていた父の片腕だった青年は、地球軍の攻撃を浴び、
地球に連れていかれて負傷回復するが、以前の記憶を無くしてしまう。
双子として生まれながら片割れの存在を知らない、姉と妹の対面の時が迫っていた…
>>119 双子ものだと、和田慎二の「ふたりの明日香」が76年発表だから、より古い。
まあ、今日子の推測が当たってればの話で、明日香と今日子が本当に双子かどうかは微妙だけど。
「明日香」シリーズはまとめスレでは*になってるけど、
超能力者同士のサイキックバトルや、彼らを悪用しようとする科学者や政治家・資本家の陰謀が主なモチーフなので△か※の方が適当じゃないかと思う。
>>102>>106 「すてきな主婦たち」の最新号掲載作では、さらに他の人間に自分の姿を人間に見せる幻覚作用か催眠力も持ってるらしい。
>>112>>113>>114>>116 茶木ひろみ『姫 -クラシックガール-』は、タイムスリップに関する伏線の張り方が結構細かい。
ほくろの件も最初の方で、姫が仏様のようだとか誉めてたし。
単行本1冊ぐらいの枠が決まってたりして、予定通りの決着がついたと思える。
竹宮恵子『アンドロメダ・ストーリーズ』 は、
せっかくの双子の出会いをイマイチ活かしきれないうちに最終回になって、
なんだか不完全燃焼な気分もあった。
でも単行本は3巻で、通して読むとバランスはとれてる感じがする。
>>121 和田慎二の 「明日香」シリーズは、別マ花ゆめ時代までが△ではないかな。
「ふたりの明日香」のようなSF要素の入った話もその時期だよね。
それ以降は、先の時代に進むほど、以前ほどには話がテンポよく進んでいかなくて、
何となく無理矢理決着をつけたような終り方が目立つ。
それは雑誌の編集部の都合もあるのだろうからいいとして、
フラッパー移行後の「式神編」「聖痕編」「学校編」は、オカルト要素が中心になってしまったし、
この3作は非SFと見るのが妥当ではないだろうか?
>>123 自己レス訂正.
自分の覚えていたSF要素の入った話は、 「ふたりの明日香」じゃなく「明日香・妖精狩り」だった。
明日香がアメリカで始まった超能力者狩りのプロジェクト
(妖精狩り。ティンカーベル=超能力者)に巻き込まれる話。
アメリカから来たエスパーとのサイキックバトルも、そこで出てくる。
1985年 明日香・妖精狩り 花とゆめ 11〜13号連載。
それ以降は、「眠る蛇」「雨の封印」「ウェディング★スター」 「救世主(メシア)の血」等、
花ゆめ時代から、ほとんどが生き霊との戦いになる。
「ふたりの明日香」は芸能界が出てくる話で、
もうひとりの明日香が歌手で、
TV局関係が超能力者に操られていた話だったよ。
シリーズでオカルト抜きでSFっぽさがあるのは
それと「明日香・妖精狩り」とで、ふたつぐらいじゃないの?
既出かもしれませんが、双子が主役っていうと、SF漫画ではない?と思うけど、
一条ゆかり「こいきな奴ら」があります。
男女の双子で兄が勘がいい設定。最初はルーレットでバカ勝ちしたり、嫌な予感がして乗らなかった車が
事故に遭う程度だけど、後に他の能力者と接触したりして弱冠強くなった様な。
「こいきな奴ら」と「超少女明日香」の掲載が時期的に似てる。
「こいきな奴ら『ジュディス・ジュディス』」昭和49年1月号りぼん掲載
殺し屋が出て来たりカジノでバカ勝ちしたりのアクション物。エスパー物ですらなし。
「こいきな奴ら『エスパー狩り』」昭和50年1、2月号りぼん掲載
兄の能力が強くなる。MI6やESP研究の博士やエスパーが出て来て戦うのはこの回から。
サイキック色が一番強いのはPART2の中の『デッド・ゾーン』だと思う。
「こいきな奴らPART2」昭和61年37〜41号、44号〜48号週間マーガレット掲載
「超少女明日香」昭和50年4、5月号別冊マーガレット掲載
明日香の最初の話。
敵キャラで男女双子の超能力者が出て来る。2キロ以内ならテレポートでき、1トン以下のものなら
テレキネシスで動かし、お互い同士限定ならテレパシー能力がある、らしい。
話自体はSF物として読んでなかったけど、明日香の能力とかいさり火作戦とかカルテットとか面白かった。
「明日香シリーズ」でSF色の強い印象だったのは、私の場合は
「ふたりの明日香」「明日香子守歌」「明日香・妖精狩り」「聖痕編」あたりだな。
どれも超能力者同士のサイキックバトルの話だからかも。
双子で超能力といえば「ミラクル☆ガールズ」は?
ところでこのテンプレって、まとめサイトとか作った方がよくない?
どっちでもいい。
>>129 確かに毎回ズラズラ並んでるとちょっとうっとうしい。
でも自分も作る暇ないから名乗り出られないし。
欲しい人が作れば?
まとめサイトなら作ってくれてるよ?>1
ここでまとめてくれてる人とサイトの人は別の人。
前もスレにテンプレ載せるかどうか出たけど、こっちのスレでもまとめあった方が
いいんじゃないか、て事で今のスタイルとってたと思う。
□→*名香智子『ふんわり狩人』
念動ESPの血を引く少女が、スイスの全寮制学校に入学後、体が浮く能力に目覚める。
全容的には男女の学生達の恋愛ものでSF度は薄いが、作中にはバローズの金星を語る台詞などもあり
作者が古典的SF小説に通じていることが分かる。
SFとは無関係だが、作中に登場する女子学生ギネヴィアは、続編「レディ・ギネヴィア」の主人公。
>>127 「明日香子守歌」「聖痕編」内容覚えてないです。
どんな話だったか教えてくれませんか。
「明日香」シリーズはSF要素のある話だけをリストに入れたらいいんじゃないかな。
ヒロインの設定はSFではないのだから。
第2話の「明日香ふたたび」は明日香が忍者と対決する話でSFではないのは明らか。
「眠る蛇」から先は生き霊との戦い。
136 :
花と名無しさん:2006/11/03(金) 23:33:38 ID:zoHM3Fi80
>>134さん
*「明日香子守歌」おもいっきりはしょりますが;;
超マンモス団地にお手伝いとしてやってきた明日香。
その団地には「団地専門」の産婦人科があり、実はそこでは妊婦にある結晶を埋め込むことで
人為的に「超能力者」を生み出す非合法な実験がされていたのだった。
その実験にて生まれた子供には、身体の何処かに緑色の「豹斑」が現れる。しかし、生まれた後に無事に成長できた子供は
現在(明日香と同じ高校に通う)4名のみ。死亡した子供たちの遺体には何らかの手が加えられる。と後日、その遺体は
母体に埋め込まれたと同じ結晶となり、新たな実験体へと移植されてゆくのだった。
ラストでは結局、超能力者達は自滅(もしくは仲間割れ)してゆき、黒幕は明日香の手によって
天誅(笑)となる。
「聖痕」は読んでいないので解らないのですが。
「明日香」のシリーズって少女漫画に掲載されたのは「メシアの血」まででしたよね?
フラッパーに移行してからは、和田先生ご自身が「少女漫画では出来なかった設定をやりたい」とおっしゃられていましたが
その場合、このスレッドには矢張り「メシアの血」までに限る。って事になるのですか?
(そこまで厳密に線引きはされません??)
>>136 まとめスレには、少年漫画誌に掲載された「地球へ…」や「百億の昼と千億の夜」も入っているので、「明日香シリーズ」もひとまとめでいいんじゃないでしょうか?
「最終戦争シリーズ」も何作かは少年漫画誌掲載だったはずだし。
134です。
>>136さん、あらすじサンクス
やはり超能力者ものだったですか。
「聖痕編」は内容次第ですが対象にいしてもいいのでは?
柴田昌弘さんの「ラブ・シンクロイド」は最初から少年誌連載で
中身も男性向け要素っていうのは無理だと思うけど、
明日香シリーズは、青年雑誌掲載でも成人向けの萌えはないですから。
明日香がお風呂場にいるとか水泳姿が出るというくらいで。
そういうのは少女誌の時にも1話に1コマくらいはあったけど、
それが数コマにふえたくらいw
>>137 少年漫画誌に掲載された「地球へ…」や「百億の昼と千億の夜」は、
少年少女向けだと思うけど、
書店関係では単行本が少女漫画のカテゴリーで出てくるケースも多い。
竹宮恵子全集や萩尾望都全集にも入ってる。
>>128 「ミラクル☆ガールズ」は「セーラームーン」と同じ時期のなかよしに載ったTVアニメタイアップ作品。
平成初期からこっち、りぼんやなかよしは読者対象を低学年に絞ってるから対象外でしょ。
低学年向けになったのは、りぼんやなかよしを卒業する漫画家に
クッキーやデザート等々受け皿的な雑誌が出来ていたから。
既出の小花美穂も「パートナー」(2000年までりぼん連載)の後はクッキーやコーラスに移った。
「パートナー」は、高校生の主人公が大人たちのエゴや陰謀に巻き込まれる設定だから
どちらかといえば高学年向けではないかと思う。
>>25 □小坂理恵 『とんでもナイト』 (なかよし1996年6月号〜1997年8月号)
学園コメディ+高校生の少女が科学者の父に作ってもらったロボットには感情があり少女と相思相愛になる話。
科学者の父親が作った感情を持つ人型ロボットやアンドロイドとの交流を主軸にした作品として、
既出ではコメディの短編『改良型スズキ君』
(遠藤淑子)『ちゃんと愛してる』(米沢りか)
シリアスの長編シリーズ『A.I レボルーション』(浅見侑)等があるけど、
『とんでもナイト』は科学者の台詞の解説もまともだし、欄外にアシモフのロボット三原則の説明があったりするし、
『ちゃんと愛してる』(LaLa掲載)よりはまともなサイエンスフィクションコメディになっていると思う。
>>25 □小坂理恵 『ヒロインをめざせ!』 (なかよし1998年?〜1999年1月号まで連載)
特撮怪獣物のノリで展開される低学年向けのアイドルコメディなので、このスレには入らないと思う。
中学生の体操部員の少女が、地球をエイリアンから救うため、ヒーロー養成学校に転校するという設定。
>>2 > WINGSやリュウは1980年代まで、少女雑誌は1970年代以降が目安になっています。
少女雑誌は1970年代以降、りぼん・なかよし・ちゃお・ WINGS・リュウは、1980年代までが目安になります。
とするのが適切ではないでしょうか。
もちろん例外はあっていいと思います。
>>134 「超少女明日香・聖痕編」
手元に本がないのでうろ覚えですが…
明日香が新たにお手伝いさんとして住み込んだのは、医者の父と高校生の息子二人暮らしの小さな医院。
息子は近くの花屋に勤める若い女性に片思い中だが、デブで近眼でのろまで自分に自身が持てずに悩んでいる。
そんな時、彼の身体に異常が起きるが、花屋の店員が的確に対処する。
息子は急激な新陳代謝により、それまでの体の脂肪が溶け、視力も良くなり別人のように変身する。
花屋の店員は息子の母親と同じ一族で、その一族は超能力を持った獣人に変身する力を持っていた。
かつて一度息子が小学生の頃に彼と出会って一目惚れした彼女は彼を守るために近くの花屋に勤めていたのだった。
息子の幼なじみで大病院の息子のの亡き母親も同じ一族の血を引き、幼なじみの父親は、超人的な力を持つ子供を得るために彼女と結婚したのだが、
生まれた子供はその能力を受け継いでいなかったため、人工的な身体への操作で獣人となる力を身につけさせていた。
花屋の店員の秘密を知った幼なじみは息子のことで彼女を脅し、彼女の体の秘密を調べるため、自分の父親の病院に連行する。
彼女を助けるため、獣人に変身した息子と明日香はそれぞれ病院に潜入し、明日香は幼なじみの父親の研究施設を破壊し彼の属する秘密結社に研究データを送信しようとするのを阻止する。
獣人に変身した息子は幼なじみの部屋に向かい、超人の子を得るために花屋の店員をレイプした幼なじみと対決する。
しかし、幼なじみは父親が自分を息子ではなく、モルモットとしてしか見ていなかったショックもあり、精神の不均衡がもともと不完全だった遺伝子の操作に影響を及ぼし、体が崩れ溶解してしまう。
店員を助けた息子と、明日香が病院を脱出したあとに炎の中に見たのは幼なじみの父親の属する秘密結社の象徴、大きな逆十字だった。
大体こんな内容じゃなかったかと。
細かい間違いもあるかと思うので、詳しく知ってる方ご訂正ください。
>>142&
>>134 詳細内容、ほぼ合っていると思います。
のろまだった息子は、生まれ持った聖痕(背中にあるアザのようなもの)で変身後
驚くほどカッコ良い風貌になる設定=ちょっと一也似。
また花屋の店員は、小学生だった頃の息子にひとめ惚れした当時は、同じ一族の一員とは知らなかったという設定。
明日香では、獣人=超人という流れの話になっていますが、オチの付け方が「少女鮫」と似ています。
悪役である研究者は、いわゆるマッド・サイエンティストで、自分自身を実験台に…どちらも超人になります。
---------------
「ふたりの明日香」
>>125>>121にプラスすると…
お色気TVタレントとして働く葵今日子は、老若男女に大人気。しかしその顔は、変身後の明日香に瓜二つだった。
ふとしたキッカケで今日子の家でお手伝いさんとして働く明日香。
その頃TVの世界では局同士の内部扮装・視聴率合戦で、今日子の所属事務所は今日子移籍を促すために襲われる。
マネージャーは手放すまいとしたが、今日子はどこでもいいとニッコリ笑って移籍。
力をつけて巨大化し始めたあるTV局専属のタレントとなった今日子。しかしそのTV局は女性が実権を握るアマゾネス軍団。
少数いる男性スタッフは女性にこき使われ足蹴にされる。そして表向き局の実権を握る母娘(おやこ)は、
2人とも超能力者で、所属タレントの女性全員が首に超能力増幅器をとりつけた微力ながら超能力を持つ人々だった。
そのTV局は裏でTV電波を通じて国民に男女の憎悪を送り込み、男vs女の構図を作り、ゆくゆくはクーデターを
目論む局長(男/たなべ)がいて、表向き実権を握っていた超能力母娘も持ち駒の一つだった。
また一也はTVで偶然見た、明日香そっくりの葵今日子に驚き、今日子に近づこうとTV局に潜り込む。
TV局内で一也は、実権を握る母娘の、娘の方が事故にあった現場に居合わせて助ける。
娘は当初男嫌いだったが、一也に一目惚れ→成り行きでTV局でバイトをすることに…。
明日香は時々今日子の付き人としてTV局に出入りしていたが、最初は局内で出会うことがない二人。
144 :
143:2006/11/04(土) 18:46:30 ID:???0
そのうち、今日子主演のドラマ撮影で郊外に行った時、今日子の持つ超能力?アマゾネス達が電波に乗せていた
憎悪の感情を融和するほどの力が邪魔だとTV局上部で決定が出され、撮影現場に向け抹殺指令が下る。
アマゾネス達の頂点に立つ一也に惚れてる娘も、今日子を殺すと決定が出た途端、顔を一変させて般若状態w
今日子が襲われた時、身を挺して助ける明日香。娘は敵として立ちはだかった明日香に憎悪のパワーを
集中させ明日香を操り、一也の首を絞めさせようとする。しかし明日香はギリギリの精神力を使い殺さなかった
かわりに自身が失神する。その失神した明日香を助けて、洞窟に連れて行き身体を休ませる今日子。
・・・一度は抹殺命令を出された今日子だったが、失敗後しばらく放置(普通にTV出演する)。
しかし週末の、全く今日子の出番のない日があった。TV局は今日子は出演させない代わりにその日に集中して電波に
憎悪を乗せ、国民感情を煽るつもりなのだ。
そしてそれが見逃せなかった今日子は、明日香と同じセーラー服姿でTV局に乗り込む。
TV局側のアマゾネス達に攻撃され、凶弾に倒れた今日子を抱きかかえる明日香。その時、今日子のスカートのポケットから
砂時計が転がり落ちてきて、自分も砂神一族の出身だったと告白する。生まれてすぐ里子に出されてしまったので、
砂神一族であった事は忘れてしまおうとしていた…と。もしかして2人は双子だったのかもね?と今日子は亡くなった。
(明日香にも真実を知るすべはなく、その点は不確かなままend)
TV局は明日香がミックに頼んで探してもらった特殊なシダの苗によって電波塔・建物そのものを食い荒らされ、
壊滅状態。TV局の目論見は潰える。また超能力母娘の男性に対する憎悪の感情の元になった、母の離婚について
明日香が調べて、離婚相手の男の消息を教え、夫婦は本当は今もお互い愛し合ってると諭す。という完結でした。
古い作品だけど、たぶん未出の作品で
矢代まさこ「わたしの左手!」
ごく普通の平凡などちらかというとコンプレックス持ってる女子中学生がそれまで利き腕としては使わなかった左手を使い始めると、彼女の潜在能力が急速に目覚め、勉強でも芸術でも天才少女に変身する話。
ラスト、急に使いすぎた左手に無理がきて、腱鞘炎か何かになって使えなくなるとまた、平凡な才能に戻ってしまう。
それに懲りた彼女はほどほどに両手を使いながら無理せず生きていくことにする。
こんな話だったかな。
ストーリーだけ書くとシリアスっぽいけど、実際は軽い感じのコメディー。
新任の体育教師が彼女の相談役としていい相方をつとめてました。
>>145 >矢代まさこ「わたしの左手!」
>ごく普通の平凡などちらかというとコンプレックス持ってる女子中学生が
>それまで利き腕としては使わなかった左手を使い始めると、彼女の潜在能力が急速に目覚め、
>勉強でも芸術でも天才少女に変身する話。
この作品はわたしはまだ読んだことがないのですが、似たようなコンセプトの作品で
楳図かずおのホラー作品にあったと思います。
ピアノが好きで練習しているけど上手くならない少女が、ピアノがとても上手な少女から
移植された手(どっちの手かは忘れた)でピアノを弾くと凄く上手くなって…でもって感じの怖い話し。
もう一つは、美内すずえの学園サスペンス「どろぼうシンデレラ」。
これはあらすじを説明すると面白くないので、ざひ(古本屋などで)買って読んでみてください。
SF要素はあまりないけど発想がユニークで面白い。
>>142 > 「超少女明日香・聖痕編」
134ではないけど気になってたから分かってうれしい。
獣人ものだったのか。
そういえば杉本亜未『ANIMAL X』にはほとんどSFらしさを感じないけどなあ。
獣人ものだけど二足歩行の恐竜に変身・人間に復元するシーンが絵になるんで
ロングランになったと思うけど。
遺伝子とかの話が細かく出てくるあたり部分的にSFっぽさはあるかも。
>>146 > もう一つは、美内すずえの学園サスペンス「どろぼうシンデレラ」。
> これはあらすじを説明すると面白くないので、ざひ(古本屋などで)買って読んでみてください。
> SF要素はあまりないけど発想がユニークで面白い。
SF要素が多少なりとも見れる作品なら、あらすじ書いてよ。
ここはネタバレおkなんだから。
古本はものにもよるけど概して入手困難なものが多いってこと承知してほしいな。
変身といえば東城和実「黒いチューリップ」シリーズもそうだけど
最初の方で改造人間になる経緯以外はほとんどSF要素は感じない。
もっともこの変身は「明日香」の美少女変身と似たようなもので
感情が高ぶると「黒いチューリップ」と言われる黒いマント姿の正義の味方に変身するものだけど。
>148
>146さんじゃないけど、「泥棒シンデレラ」にSF要素はないと思う。
不思議系の話、て感じかな。
うろ覚えだけどあらすじ。結末は抜かします。
子供の頃から「〜が欲しい」と思う気持ちが強かったさえない主人公。
友達の持ってる人形が欲しくて欲しくてとうとう盗んでしまうが、怖くなって遊ぶことも出来ず、
土に埋めてしまった子供の頃。
通っている学校にはミスなんとか、という綺麗な人、勉強が出来る才女、素敵な恋人がいる人とか
いるけど、みんな羨ましいと思ってみていた。
ある日主人公が交通事故にあう。そこから奇妙な事に、何かが欲しいと強く思うと、頭痛がして、
それが叶う様になってきた。ミスなんとかさんみたいな美貌が欲しい、と思うと、翌日から、
自分の顔がが何だかいつもと違う感じになっていた。肌も綺麗、唇はつやつや瑞々しいし、まつげも
影を落とす。学校に行っても皆、自分だとは最初分からない程だった。かわりにミスなんとかさんが、
実験で使う硫酸を誤ってかぶってしまい、顔の皮膚が爛れてひどいことになる。
勉強も、才女のあの人みたいに出来る様になりたい!と強く思うとヤマ勘で勉強した所が全部
当たっていて、代わりに才女さんが勉強のしすぎで熱を出したか体を壊して?当日の試験が出来なかったり。
ハーフかクォーターの素敵な彼氏がいる女の子の事もうらやましいと思っていた。
何のきっかけだったか駅かどっかでトラブルがあって、ある日、その彼と近づきになれる
機会があって、親しくなる主人公。彼は主人公が好きだといい、女の子とは付き合っている
ワケではないと話す。ふられた女の子は泣き顔で主人公と彼の姿を影からにらみつける。
どんどん自分が欲しかったものが手にはいる主人公、どのあたりからか?主人公が自分に
起こっている不思議な事に気付きはじめ、良心の呵責を感じながらも
今度は確信的にその力を使う様になる。その事を日記に書いていた。
後に、学校に持ってきていたその日記をミスなんとかさんに読まれてしまうが。
>>21 ■森脇真末味『アンダー(UNDER)』(1990プチフラワー9月号〜1992.3月号)
SF要素を改正して欲しい。
未来の犯罪都市の話というよりは、犯罪者となった青年とそのクローンの出生の謎を追う話。
森脇真末味は、佐藤史生の「ワン・ゼロ」の文庫版第3巻に解説エッセイを書いているが、
「アンダー」には佐藤史生のハードSFの影響が感じられ、
設定や構成力は佐藤史生に及ばないものの、しっかりしたハードSFだと思う。
あらすじ
核汚染後の未来の地球。人類は南極大陸の人工都市アンダーに居住。
少女ノヴァは、父の再婚によって家族となった義兄サラエ(継母の連れ子)を慕っているが、
サラエは連続殺人罪で流刑地に送られる。
ノヴァは、サラエと外見が同じで会話の出来ない謎の青年ドギーと出会い、彼と共にサラエの流刑地へ行く。
…といったような、ノヴァを中心とするストーリーと並行して、
身寄りのない学生から大統領補佐官に出世したマキナニーの、謎めいた過去のストーリーが進んでゆく。
以下は、一部ネタバレ。
ノヴァのストーリーと、マキナニーのストーリーは、やがて接点を持つ。
大統領補佐官マキナニーが妻に産ませた子どもは、
科学者グロフの関わった実験体だった。
マキナニーの妻の子宮で育ったのがドギーで、
ドギーは、時間軸を逆行したサラエのクローンであったこと、
サラエが人間と時空移動する異種生命体との混血だったこと、
科学者グロフも時空移動能力者だったことも、明かされてゆく。
>>148 >>150 すみません。正しいタイトルは「泥棒シンデレラ」です。
不精してあらすじを説明していませんでしたが、
>>150さんが正しいタイトルとあらすじを書いてくださいました。
感謝します。
>>146さんの書き込みでなんとなく思い浮かんだ作品を羅列してみただけです。
ついでに柴田昌弘と和田慎二のコラボレート作品も連想しましたが、
「赤い牙 ブルーソネット」単行本3巻収録の、番外編「貘―ばく―」でした。
文章力が無いので他板のスレのコピペで失礼します。
>エスパーが作ったと思われる、怪し気なお手伝いの募集広告に応募した、
>小松崎蘭と砂姫明日香(和田の作品「超少女明日香」の主人公)。
>2人は互いをうさんくさいと感じつつも、疑惑の元になっている少年の住む屋敷で、住み込みのお手伝いとして
>働くことになった。 プロのお手伝いである明日香と一緒では、素人かつトロくさいランは、
>落ち度を曝け出すばかり。しかし明日香の弱点を知り、形勢逆転。
>少年の超能力やこれまでの所業・目的を調べて、共闘することに――
ttp://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1116860450/97-101n
>>152の補足
ちなみに柴田昌弘『赤い牙 ブルーネット』は既出作品なので、
番外編のあらすじをわざわざ説明する必要はないので、
「獏−ばく−」について少しだけ付け足すと、
蘭は募集広告がエスパーが作ったものだと気付いたけど、
明日香は最初わからなかった。わからないけど風が吹いたので胸さわぎを覚えた。
動機はそれぞれ違うのですが、不思議なご縁で二人は同じ屋敷で働く事に。
>>146 「わたしの左手!」は他人の手や才能を移植したり、奪い取ったりというのではなく、
もともと本人が持っていたけど活用していなかった左手を使い始めたら、
その刺激で眠っていた潜在能力が刺激・活性化され発揮されるという設定なので、ちょっと違うかも。
むしろ、SF要素のないオカルトコメディーだけど、名香智子の「はなやかな因数分解」に近い印象を個人的には感じました。
(これは夭折した天才テニスプレーヤーの少年の霊がヒロインに取り付いて、突然テニスが上手くなるけど、
突然それほど使っていなかった手首を急激に使いすぎたことで、無理がきて、やっぱりプレーヤーとしてはテニスができなくなるという話。
やっぱり、コメディーです。)
146
>>154 確かに言われて指摘通りだわ。人のものを奪ったり移植したわけじゃないね。
能力開発系ですね。
156 :
花と名無しさん:2006/11/05(日) 17:43:09 ID:6a81i8b10
第2惑星から第3へ続くリンクが消えてますよ……orz
一番最後の英文野郎だけが残ってる………うにょれ
能力開発系として新たな視点で洗い直すとSFじゃないけど、
心理サスペンスとして一級品でもある>楳図かずおの『洗礼』
SF要素ありきと思わせたが結局SFではなかったのだけど、
前スレの
>>589の意見に倣ってリストに残しておいたほうがいいかもしれないね。
158 :
157:2006/11/05(日) 19:30:07 ID:???0
楳図かずお「洗礼」はホラーだからリストから除外した方がいいと言うのが、
個人的な意見だけど、まとめリストにも残っているからこれでいいのだと思う。
追い詰められた少女が、もともと持っていた母親譲りの演技の才能を発揮して
母親の分身になって生きようとしていたのかもしれない>洗礼
>22
弓月光「手術しちゃうから!」週間マーガレット昭和55年50号〜56年15号掲載 集英社漫画文庫収録
看護婦のはちゃめちゃな主人公が転任先の医者に惚れてモノにしようとあれこれする内に、
彼が隠れて少女漫画を描いてる事を知り、秘密を共有しつつ彼女になるが。
最初の頃はSF気の全くない医療系ギャグ漫画なんですが、中盤以降、主人公が人浦という医者に
拉致られ、知らない間に自分のクローン体を3体作られてしまう。
この3体のクローン体を交えてはちゃめちゃになる話。
この話、スターシステムを使っているというか、話自体が繋がっているというか
「ボクの初体験」の番外編みたいなエピソードが中盤から出てきます。
「ボクの〜」の人浦博士(人浦博士は他作品にも出てたと思う)、成人した主人公英太郎とみちるが出て来る。
みちるは医者の彼氏の少女漫画雑誌での担当編集者になってます。
「ボクの初体験」
主人公の英太郎がみちるにいじめられて飛び降り自殺を図るが、そこを学会から狂人扱いされている
天才人浦博士に拾われる。(ここら辺の出だしのあらすじだけ見たら高階良子
「地獄でメスがひかる」と似てるんだけど、印象が全く違いこっちの先生のビジュアルはヒットラーで
話はギャグ、向こうはイケメン青年医師でドシリアスとかけ離れている)助けられたのかどうか、
英太郎が気がつくと、見知らぬ女の子の姿になっていた。
その女の子とは英太郎を拾ってきた人浦博士の亡きおさな妻、春奈だった。
春奈は16才で脳腫瘍になり、永眠するが、諦めきれない人浦博士はその亡骸をコンピューター装置で
生かし続けていた。英太郎を拾った時、英太郎の脳だけ取りだし、春奈に移植してしまったのだ。
春奈の姿にさせられてしまった英太郎の悲しくも笑えるギャグ漫画。
後にみちるまで英太郎の身体に脳移植するハメになったり、亡くなる前の春奈が妊娠している事が発覚、
脳は英太郎、身体は春奈のまま妊娠、出産するハメになったり、混乱を極める。
>>156 そうそう、あの後、もう一回リンク貼ろうと思ったら、もう容量オーバーで書き込み不可なんだよ…。
あのトラップ粘着厨、ふだんは気にならないんだけど、今回ばかりはウザ!と真剣に思ってしまった…。
>>38>>44 夢落ちのスペース物だったら、野妻まゆみ「羽根君シリーズ」にもあったはずけど、内容がわからない。
主人公の友達たちが彼が出てくる初夢話を1話ずつ語る連載で、全部の話が終わった後の回で、主人公が友人の一人が見た夢としてそんなことを言っていた。
ブック○フで渡辺直美「聖痕―impression」の1巻(講談社)を見つけた。
以前からチェックしていたので、立ち読みして確認。
登場人物がどれも同じような顔をしているし、男女の区別が付かない。
なんとなくイライラしてページが先に進まない。
超能力を持った若者がどこか(舞台は日本ではなくて外国らしい)の研究機関に収容されて、
モルモットみたいな実験体になっていたらしいが、そこを逃げ出して
別の彼らを狩るハンターからも追われながら潜伏生活を続けている。
そんな彼らの前に研究所にいた時に特別プロジェクトのために別の場所に
連れて行かれた仲間の一人が姿を表す…。
以前は女性だったはずの仲間の如羅が、男性になって姿を表した!
でも読者から見て性別はそう変わっているようにも見えないし、
台詞の説明が多すぎて絵でSFを見る楽しみが味わえない。購入はあきらめました。
渡辺直美『聖痕―impression』全2巻(アミKC・講談社)、未購読。
絵が下手ではなくて画力のある漫画家だと思う。単に好き嫌いの問題かもかもしれない。
中古で入手・もとなおこ『悠かなり愛し夢幻』1巻(全14巻)
第1話の絵柄は微妙にめるへん・めーかーと中山星香が入っています。
男女の区別とか顔とか言い出すとキリがないですが、なぜか惹きつけられます
(好き嫌いだといえばそれまでですが…)。
英国の貴族に伝わる一冊の伝記「悠かなり愛し夢幻」。
実は主人公はこの本を書いた人物の子孫だと言う。一族は遺伝子に特別の能力を持つ
因子を持っており、力の大小はあっても子孫は全員何らかの特殊能力を持つ。
たとえば透視能力だったり、あるいは予知能力だったり…。
今のところSF的な超能力と断定できる箇所はありません。
全巻を読んでからSF要素のありなしをご報告します。たぶん無いだろう。
>>159 読んだことないけど、
弓月光のSF作品では「エイリアン1/2」とその続編の「エイリアン2X2」というのがあるそうです。
宇宙船の落下事故に遭遇して全身火傷したヒロインの体を、責任感じた宇宙船の乗員であるアメーバ状の宇宙人が皮膚代わりに覆って共生する話らしいです。
設定だけからだと、岩明均の「寄生獣」や
>>88>>92にあがってる「ハニバニ!」や「へ・へ・への方程式」を連想するんですが、実際はどうなんでしょう
>164
159ですがすみません、「エイリアン〜」は読んでないです。
前に挙げてた方がいるので、知ってる人は多分いると思う。
>14 高階良子
「悪魔たちのパラダイス」全2巻ボニータコミックス 1巻(昭和63年11月)2巻(平成元年5月)初版
「悪魔たちの巣」全2巻ボニータコミックス 1巻(平成2年9月)2巻(平成3年1月)初版
上記作品は「地獄でメスがひかる」の続編といえば続編にあたります。
「地獄〜」で出てきたイケメン天才青年医師ドクターイワオが年とって出てきます。
一応時間軸的には「メスがひかる」からパラレルでなく続いていますが、「メスがひかる」で
ヒロインだったひろみの描写はドクターすっかり忘れ去ったかの様に回想含めて出てきません。
「悪魔たち〜」の主人公はドクターイワオの息子。父親との対決が話の主軸になっています。
パラダイスは医療系SFちっくな感じがまだするけど、パラダイスの続編、「悪魔たちの巣」は
ホラーファンタジーと傭兵になった敏郎の秘境での戦いというイメージで、SF的イメージはあまりなし。
「悪魔たちの巣」の第一話は人間の受精卵に植物の遺伝子を組み込んで作られた植物人間の少女の話
だけど、栄養補給の仕方が他人と接触することで分解、吸収する感じに描かれているので、
SFという感じはあまりしませんでした。
高階良子「悪魔たちのパラダイス」第一話「天使たちの渚」
南国の美しい島パラダイス島。その島の事を幼い頃に父から聞かされた敏郎は、
大きくなってパラダイス島に向うクルーザーにもぐり込むが、見つかってしまい
海に放り出されてしまう。しかし、パラダイス島の住人、少女ルナに助けられる。
パラダイス島は花が咲き乱れ食料も豊富にある美しい島だった。島には外の世界を全く知らない
穏やかな表情の子供から若い男女しかおらず、彼らはトミーと呼ばれる無表情な人間達に世話をされていた。
ルナは敏郎をかくまっていたがトミーに見つかり、ドクターイワオと出会う。
イワオは敏郎の母、真木子の事を知っていた。イワオは敏郎に、この島は自分が作ったと言った。
ここはいわば楽屋裏で、本当のパラダイス島とは向こう側、真木子は昔、そこの客だったと言った。
ルナと島で暮す許可をもらった敏郎だが、謎が多く、奇妙に穏やかな島の事に不安を覚える。
ある日、ルナが島の向こう側に行けることになったと喜び敏郎に話す。
敏郎は、向こうに行って帰って来た者がいないというルナの話を不安に思い、サメに襲われて
大怪我をした少年が島の向こう側に運ばれて行くのを見て、タンカの下にもぐり込み向こう側に潜入する。
政財界の大物や大女優が優雅に散策している一方、崖からトミーが、こちら側に連れて来られた少女の
首や肉片を捨て、サメに食べさせていた。敏郎が最初に助けられた、ルナ達がいる場所はいわば、
政財界の大物達に血や臓器を提供する為の家畜場だった。
その事実を知った敏郎は。
>>156>>160 1コのレスですごく容量食ってるやつだったんだね。
あれの入る前は501KBか502KBだった。
対策としちゃ、次回は500KBちょっと前にとっとと埋めてしまうか。
わりと内容が深いスレによく出るので、良スレ認定印みたいなもんだと
どこかのスレに書かれていたなw
あと、すこしでも目立たないように、sage進行をキープしていくとか。
そういう意味では、ネタバレ入れる場合メール欄は避けて
以下はネタバレとか、ひと言断ってから書く方がよさぞう。
青池保子「イブの息子たち」を読んでるんだけど
前スレ >> 501
> ヤマトタケルが登場する第二話で、強力な武器として登場した「タルカス」
> (プログレバンド・EL&Pのアルバムジャケットそのまんま)の存在は、当時のロックファンの
> 間でも結構話題になっていた。
前スレ >> 530
> 青池さんの「イブの息子たち」(1976〜)に登場したタルカスは、ある意味SFという感じですね。
> 元ネタのアルバム「タルカス」(EL&P 1971)では
> インナージャケットに絵物語みたいなのが載っています。
> ストーリーは、
> 恐竜の体に戦車のキャタピラがついた怪物(タルカス)が火山の中から現れ、
> 頭が獅子で尻尾がサソリの怪物(マンティコア)と戦って地上のすべてを破壊し、海に還っていく
> というもの。
> なんだか怪獣映画みたいですがw
> タルカス=サイボーグ、マンティコア=キメラという解釈も出来るので。
第二話でタルカスが登場する前に
第一話ではしっかりマンティコアが登場していた。
古今東西の神話や歴史や古典や洋楽ネタが満載だが
元ネタを知っていれば大爆笑、知らなくても大笑いできるノリのいいコメディだった。
メール欄の文字は、sageを足せば上がらないよ。 ↑こんな感じ
>>168 いや、もうあのウィルストラップ厨はどうしようもないんだよ。
新スレ立つ→トラップ貼る→そのスレの前スレのリンク辿る→前スレにもトラップ貼る
…こういう感じ。自分が出入りしている少女板内のスレッドは、皆ことごとくこういう手順でやられた。
柳原望の「時間旋律」はどうだろう?
とりあえず大まかなストーリー
いまだ大正の面影を残した古い町並みの椿町が舞台。
そこでは夕暮れ時に「幽霊」と呼ばれる存在が現れる。
中年男性が若かりし頃の自分の姿を見たり、
戦時中のもんぺ姿で逃げる親子が目撃されたりする。
幽霊と称されるものの、実際は現代と過去が時折重なってしまうという感じで、
過去の人々からすれば、現代の人の方が幽霊扱いされている。
話が進むにつれ、幽霊出現の規模は増えて列車の幽霊が出たりする。
東野という現代の少年と、大正時代の少女との恋愛が主軸。
少女と同じ時代を生きた、現代の老人たちも関わりミステリ要素もややある。
http://malon.my.land.to/jikansenritu.htm 更に詳しいあらすじはこちらに。
落ちが読んでて結構すごいと思った
>>163 自己レスで追加。
もとなおこ『悠かなり愛し夢幻』(全14巻)。
タイトルは 「はるかなりいとしロマン」と読む。
立ち読みで巻数を飛ばして9巻あたりをチェックしてみたのですが、
全巻目を通さなくても、明らかにファンタジーですね。
スレにわざわざ報告する必要も無かったようです。
>>166 へえ〜。
「地獄でメスがひかる」の続きがあるとは知らなかった!
激しく読んでみたいな、それは。
柴田昌弘
『クレオパトラ危機一髪』(77デラックス・マーガレット夏の号<黒い珊瑚礁/大都社>
『おれの人魚姫』(79花とゆめ別冊秋の号)<樹氷館/大都社>
『タイタニック80』(80花とゆめ2号)<樹氷館/大都社>
『強風地帯』(80書下ろし)<盗まれたハネムーン/白泉社>
『戦闘兵アトラス』(81花とゆめ9月増刊)<ラブ・シンクロイド1巻/白泉社>
『侵略』(82SFマンガ競作大全集15号)<狼少女ラン/シティ・コミックス/東京三世社>
『クリプト・ビオシス』(82同16号)<盗まれたハネムーン/朝日ソノラマ文庫>
『夜の蜜蜂』(82ウィングス2号)<デス・トラップ/大都社>
『谷−悪意の遺産』(85シルキー創刊号)<ナノ・セクター/朝日ソノラマ文庫>
『ハリアー−夜を侵す者−』(87花とゆめ11号)<ハリアー/白泉社>
『ミス・コール』(89書下ろし)<迷走回路/朝日ソノラマ文庫>
『バージンクルーズ』(90別冊花とゆめ夏の号)<ミッシング・アイランズ/朝日ソノラマ文庫>
『ナノ・セクター沈黙の街』(94別冊花とゆめ1月号)<ナノ・セクター/朝日ソノラマ文庫>
>166ですが、すみません訂正します。
高階良子「悪魔たちの巣」、全2巻ではありませんでした。大変失礼しました。
ネットで確認した所、6巻まで確認できました。完結しているかどうかは分かりませんでした。
初版発行日
3巻1991年6月25日
4巻1992年1月 5日
5巻1994年1月10日
6巻1995年10月15日
>174
最初、あれの続きと気付かずに読んでました。
>>175 SF要素も書かないで作品だけ挙げるって、なんかスレ主旨を履き違えてない?
未読のものをむやみに挙げないで欲しい。まとめ人さんが無駄な労力を使いそう。
未読だけどSFという紹介をよく見る〜実のところはどうなのか知りたい、
ってことで挙げるのなら、そのようにコメントするべき。
>>175 あきらかにSFってわかるのは『強風地帯』だけだなあ・・・
地上の日本の交通手段でワープ移動が登場するショートショート。
> 『おれの人魚姫』
伝奇系ファンタジー。青年が海辺で出会った人魚と暮らす話。
> 『タイタニック80』
サルベージにまつわる海洋ミステリー。
> 『クリプト・ビオシス』
伝奇系ホラー。
作者は実在する虫の冬眠状態にヒントを得たことを、文庫版では解説書きしているが、
この作品では水槽内の石塊が人間の姿に変わって蘇生するだけで、科学性は出てこない。
> 『ハリアー−夜を侵す者−』
伝奇系ミステリー。森の奥地で育った少女が神の子で現代社会に放り込まれてパニックを起こす。
> 『バージンクルーズ』
豪華客船内が舞台の海洋ミステリー。
下記は読んだことないから内容は知らない。
> 『クレオパトラ危機一髪』(77デラックス・マーガレット夏の号<黒い珊瑚礁/大都社>
> 『戦闘兵アトラス』(81花とゆめ9月増刊)<ラブ・シンクロイド1巻/白泉社>
> 『侵略』(82SFマンガ競作大全集15号)<狼少女ラン/シティ・コミックス/東京三世社>
> 『夜の蜜蜂』(82ウィングス2号)<デス・トラップ/大都社>
> 『谷−悪意の遺産』(85シルキー創刊号)<ナノ・セクター/朝日ソノラマ文庫>
> 『ミス・コール』(89書下ろし)<迷走回路/朝日ソノラマ文庫>
> 『ナノ・セクター沈黙の街』(94別冊花とゆめ1月号)<ナノ・セクター/朝日ソノラマ文庫>
>>88 > いくえみ綾「ハニバニ!」
シリアス作品ではあるけど、全体的には高校生の少女のなかなか実らない片思い物語。
片思いの相手からはっきり嫌われても、ずっと思い続けるというヒロインなので、
そういうのが苦手な人は苛立つかもしれないけど
ヒロインの心理描写はかなり細かくてよく書けていると思う。
宇宙人が少年に乗り移ったきっかけは、
少女が好きだと伝えたら、少年から「薄気味悪い」「ブス」と言われてしまい
思わず、神様あいつ殺していいです〜と願ったため。
宇宙船が不時着した宇宙人が、たまたまその場にいた人間に乗り移ったという設定は
よくあるパターンだけど、宇宙船が絵に描かれるわけでもない。
ネタバレになるけど、
本来の少年からは好かれることのないまま、ヒロインの少女は、宇宙人の方と両思いになる。
しかし少年の脳細胞の一部が宇宙人のものになってしまう。
宇宙人は少年から離脱すれば、消滅する可能性が高いのだが、
少女は、嫌われてもやはり少年には本来の姿に戻って欲しい、と願う。
最終的には、宇宙人が何とか離脱に成功し、少年から乗り移っていた時期の記憶を抜いてゆく。
しかしふたりで一緒に撮った写真などが残っているため
少年は少女を不気味に思いながらも、少し気にかけるようになる。
少年も少女も知らないが、宇宙人は犬に乗り移って少年と少女をこっそり見守っている。
>宇宙人が少年に乗り移ったきっかけは、
少女が好きだと伝えたら、少年から「薄気味悪い」「ブス」と言われてしまい
思わず、神様あいつ殺していいです〜と願ったため
補足すると、その宇宙人は地球では形をなさないため、存在する「容れ物」としての生命体が必要。
最初、不時着した時そばにいた鳥に乗り移ったが、老衰+ヒロインが転んだはずみに押しつぶして瀕死となる。
で、さらにそばにいた少年の体にヒロインの「ころしてください」という想念のパワーで乗り移れた。
宇宙船は173さんの書き込みの通り、絵には描かれていないけど、ピコーンピコーンという擬音と光で表現されてます。
>178 未解説の上記2作品頂きます。
『クレオパトラ危機一髪』マーガレットコミックス「紅い牙W タロン・闇に舞う鷹」収録
海洋パニックモノ。プルトニウムを盗んでクレオパトラに乗せた一味と何故か途中から大量に船を
襲ってきた吸血海藻?に豪華客船クレオパトラ号はパニックに。
SF要素はまずなし。原爆実験を繰り返した地帯らしいから、あるとしたらこの吸血海藻がSF要素?
巻きつかれたら、ブルソネに出てきた吸血ヒルみたいな跡が大量につく。
『戦闘兵アトラス』
SF。輸送任務を終えた宇宙船補給艦エレクトラ33は、反乱軍との戦争状態にある
アメリカの殖民星、惑星ツグルドを後にしようとしていたが、オメガ粒子砲で船が撃墜され、乗組員は
惑星ツグルドの敵の勢力圏のまっただ中の森林帯の外れに降りるハメに陥った。
ここから味方の元に行こうと思えば、サバンナを抜け、日中150度にもなる灼熱の砂漠帯
「地獄のフライパン」を越えなければならない。乗組員同士の対立の中、ニグロと蔑まされた黒人兵
アトラスは、金属探知機に引っかからない様に銃を手放し、戦闘服を脱ぎ捨て、初めて裸足で土を踏む。
その瞬間、太古の狩人としての血が意識の中に蘇る。
作中に「反乱軍をソ連?が支援している」という解説があり、突然時代を感じました。
ついでに「紅い牙W タロン・闇に舞う鷹」同時収録で読み返して気になったのが1作。
「樹氷館」昭和54年デラックスマーガレット1月号掲載
主人公の少女は高2。彼女を含めて冬休みにハウスキーパーとして樹氷館から名指しで呼ばれた
5人の少年少女達。館の主は、同じ年頃の少女だった。医療系SFといえなくもないけど、伝奇っぽい印象。
以下ネタバレ
城主は身体の内側から腐って行くという遺伝的な病気で、腐った内臓は3年ごとに他人の若くて健康な
内臓と交換していき、生き長らえてきた。少年少女達は城主に合う内蔵の持ち主として選び出された。
182 :
花と名無しさん:2006/11/07(火) 01:25:22 ID:ENOK2grN0
>>175 うろ覚えですが
「夜の蜜蜂」
ある青年の下に「ご主人様の言う事を何でも聞きます」なお手伝いさんのチラシが舞い込み、興味半分で呼んで見ます。
本当に、何をしても逆らう事が無い。変なコスプレをさせようが、Hをお願いしようが。
以下結末ネタバレ
実は「お手伝いさん」は異星人。色々な男の好みにあわせて容姿を作り変えながら、男を乗り換えてゆく。
それは、枯れかけた彼らの母星をよみがえらせる為のエネルギーとして、精を吸い取っていたのだった。
SFと言えばSFかなぁ……
ラストの
「この星の男どもは余程のスキモノなんですかね。かなり集められましたよ」という
「お手伝いさん」達の元締めの言葉が当時は印象に残ってました。
>>177 全面的に胴衣です。
ただ、ここんとこ、SF要素の出し方がノービスクラスでソフトSFという感じのがよく出てくるから
歯ごたえのあるバリバリのSF作品が出てきたのは
個人的にはとても嬉しいですね。
>>178>>181>>182内容紹介サンクス。
未報告作品群から見つけた、除外推奨作品と、ハードSF推薦の傑作をしますね。
□佐伯かよの「エレクトリック・ジェラシー」(1980東京三世社.少年少女SFマンガ競作大全集8号)
単行本未収録
これは、3ページのショートでお笑いエッセイ漫画のようなもの。
自宅の家電製品がことごとく具合が悪くなって壊れてゆく様子を描いていて、
自分だけを愛してくれ、と、すねる人間のようだと言っている。
オチには家屋そのものや地球がそういう態度を取ってギャグの仕上げをしてるけど、
このスレでSF漫画として入れるほどのものではないと思います
(川原泉の1話2〜3ページのエッセイ漫画にもSFネタは時々ありますが、あんな感じです)
□佐伯かよの「マルチ・インセクト」(1981東京三世社.少年少女SFマンガ競作大全集9号)
1981東京三世社マイコミックス『黄泉からの声』に収録
これはバリバリのSF。
あらすじ
星間輸送の宇宙船のクルーである3人の青年が、緊急事態である惑星に下り立つ。
輸送品のトウモロコシの種子が機械の故障で発芽して成育、重量オーバーのピンチとなったためだ。
その惑星には、地球人とよく似た原住民の美しい少年たちがいた。
言葉で会話する智恵のなかった彼らは、宇宙船にあった食糧を美味しそうに平らげ、
やがて「メシ」という言葉を理解するようになり、片言の会話も覚えてゆく。
やがて、宇宙船のクルー3人は、その惑星が食料難で苦しんでいることを知る。
折しも、宇宙船で重量オーバーとなったトウモロコシの苗を、惑星の大地に捨てたばかりだったが、
異常な早さで成育して収穫可能になることもわかった。
その惑星の土壌には、植物の成長を促進する力もあるようだった。
宇宙船のクルー3人は、原住民たちに、トウモロコシの料理方法も教えてやり、
その種子もたくさん与えることにする。
やがて、宇宙船のクルー3人は、住民達一同に感謝されながら、その惑星を後にして、
ふたたび宇宙空間へ旅立ったのだった。
佐伯かよの「マルチ・インセクト」
※以下は ネタバレ
離陸後まもなく、宇宙船内にこっそり密航していた原住民の少年2人が発見される。
彼らは、顔は同じだが、少年の体つきから女性の体つきに変っていた。
宇宙船のクルー3人にも、ようやく理解が出来た。
その惑星の住民である彼らは雌雄同体で、
食料の乏しい乾期は、交配による人口増加を招かないために皆が男となっていて、
植物が成長する雨期になると、好きな交配相手を選び、
片方が女になって出産するのだった。
ナイスバディの美女に連日まとわりつかれて、2人の青年クルーは天にも昇る気分。
※以下は 最終ネタバレ
あるとき、最年長のクルーである船長デヴィッドが数ヶ月の人工冬眠から醒めるが、
交替要員の2人のクルーの姿が見えない。
「ジャック、ラルフ、どこにいるんだ?」怒鳴る船長の前に、
2人の青年のパートナーだった、かの惑星の美女達が現われ、
ともに生まれたての赤ん坊を抱いていて、船長に言った。
「ワタシ、ジャックと一緒よ」「ワタシ、ラルフと一緒」
そして2人は「船長好きよ」とまとわりつく。
最終ページでは、
船長デヴィッドが、つい鼻の下を伸ばして、彼女達への追求を忘れそうになっている。
次のコマでは、船長が口説かれている部屋の隣室のフロアに、血に染まった手と足が見えている。
最終コマは、「メシ…」とつぶやく美女の唇から小さな牙がのぞいていて、船長の首筋部分に食いつこうとしている姿。
>>35 > 前スレ
>>588 > >中山星香なら新書館から出ている「夜天の星特急1」に掲載の短編、「レヴィアタン」がSFっぽいです
> >いきなり始まっていきなり終わるSSタイプ、異星生物、宇宙船等アイテムがSFっぽいだけかも。
> 前スレ
>>594 > >中山星香というと短編でこういうのがあった。
> >中山星香「ぼくのコダクローム」
> >分類としてはスペオペか?
> >主人公は未開惑星を渡り歩く凄腕の野生動物ハンター。
> >さまざまな珍獣を求めて僻地の惑星に赴く。
> >あるとき、以前捕獲したある珍獣をめぐって襲われたところを、
> >現地で知り合った娼婦に助けられる。
> >その珍獣を狙っているのは銀河警察に追われている犯罪者だった。
>
> この二作は同じ主人公(名前忘れた)のシリーズ続き物だったと思う。
「リトム・シリーズ」となっているが2作品だけだね。
主人公はミューズ・ライナーという名前。
野生動物ハンター兼フリーランサーの賞金稼ぎでもあり私立探偵の人捜しもやっていそうな感じ。
中山星香「リトム・シリーズ」
スペースオペラとしては結構よく描けてて、
ストーリーもテンポがいいし絵もメカや異星人種の書き分けも出来てるし、
バリバリとまでは行かなくてもハードSFの味があるよ。
もっとも作者は謙遜のコメントを残しているけどね。
文庫本の手書き解説ページでは、こんなことを書いている(要約)。
1980代に描かれた「リトム・シリーズ」は、
C.L.ムーアとかA.ノートンといった
女性のSFファンタジーを読んだときに渡された味わいみたいなのを
画面で再現したかったのだそうで、
「レヴィアタン」のメカはお兄さんに描いてもらったとのこと。
「メカビジュアルの乏しい私はSFには手を出すまいと心に決めております」と結んでいる。
(1998 双葉文庫(中山星香短編集)「繚乱の月の下で」p.258より)
佐伯かよのといえば、「マーメイドレポート」はどうでしょうね?
海洋生物学者と研究対象として研究所に保護された人魚の話だったと思うんだけど、
読んだのがかなり以前でSF要素がどの程度のものだったかよく覚えてないのですが。
>>188 佐伯かよのでSF要素がある作品は
おそらく
>>183-185と既出の幾つかだけでしょう。
SFミステリー集と銘打った短編集が二〜三種類あるけど
殆どは突然超能力を持ったヒロインのミステリー作品だから。
中には「アリスの13時間」なんていう全くSFじゃない現代ものまで入ってる。
これは飛行機事故か何かで孤島に不時着したら核実験の現場のそばで
救助が来るまでの13時間を
ヒロインを含む数人が精神的に追いつめられながら過ごすという話。
「マーメイド・レポート」は
>>178の柴田昌弘「おれの人魚姫」と同じようなスタンスで描かれたシリーズ。
人魚が異星人や異次元世界から来たわけでもなく、
童話や伝説上の生き物が本当にいたという世界観。
SFにはほど遠い。
>>189 いや、一応「伝説上の生物が実在してた」系の話を考察するSFもあるし…
異種間交流の話みたいなのもカテゴリーとしてはSF扱いにしていいと思う。
「マーメイド・レポート」は一応シリーズというか全部で三篇あって、表題作の
「マーメイド・レポート」は半魚人とかも出てきておとぎ話寄りな感じだけど、
その後に発表された二作がどっちかっつーとSF寄りかな。
「マーメイド・レポート」
偶然海で発見された人魚の女の子が生物研究所につれてこられ、
そこのカタブツ研究員と恋に落ちるラブコメ。
いろいろあって、好きでもない所長の娘に言い寄られていた研究員と
やっぱり好きでもない半魚人に言い寄られていた人魚娘が追い詰められて
崖から転落死……したと思ったら、遠くの孤島で子沢山に幸せな暮らしを
していました、めでたしめでたし。
「ルルの王子さま」
「マーメイド・レポート」で夫婦になった人魚と人間の(たくさんいる)子供の一人、
ルルが人間社会に紛れ込んで巻き起こす騒動。
一応、この種族はシッポで直立できるらしいことがわかる(ロングドレスを着れば
人間としてごまかせる)。
「トロピカル・レポート」
ルルの(やっぱりたくさん生まれた)子供のうち、人魚型の女の子と人間型の男の子が
難破船の宝捜しをしている子どもたちと出会って冒険する。
男の子は人魚族の血を引いていながら、自分が泳げないし人魚型でもないことに悩んで
いたが、実は肩甲骨のところに背びれがあり、追い詰められたときにそのひれが翼の
ような役割をして空を飛べる、ということがわかる。
人間と人魚が混血したことで、新しい種族が生まれていくのかもね、という感じで〆。
これはこれで、続けば面白い話になったのかもなーと思う。
191 :
花と名無しさん:2006/11/07(火) 22:09:06 ID:RAgmYdqS0
高橋美由紀の短編で、
・主人公の先祖が異星人と出会った
・仲良くなった(らしい)先祖の為に、異星人は主人公の血族を災難から守る能力(ESP?)を与えた
・その力で主人公は授業中のガス爆発を予知し、クラスメイトを助けようとしたが
・誰も信じてくれず、実際に爆発があった後は逆に「知っていたのに助けてくれなかったのか!」と世間から非難される
……と言うのがあります。
タイトル忘れたのですが;;;
内容はどちらかと言うとファンタジーかもしれませんが、
予知能力らしきESPと異星人の登場。って事で、ライトSFに分類できませんかね?
>>190 >いや、一応「伝説上の生物が実在してた」系の話を考察するSFもあるし…
萩尾望都の「精霊狩り」なんかでも未来社会の科学者達がそういう考察をしてたなー。
未来社会で「精霊」と呼ばれ、危険な存在として狩られる超能力者たちは不老で例外的な2人を除いて生殖能力がない。
この事実を踏まえて過去の書物に出てくる天使というのも実在した超能力者のことだったんじゃないか、
絵画に描かれてる天使達が中性的なのは現代の超能力者と同じに生殖能力がないからなんじゃないか、
というような推測を超能力者に同情的な博士とその助手が論じあっていた。
人魚といえば、椎香オルカの「人魚狂時代」もマッドサイエンティストが絡むSFっぽい人魚物だったけど。
日本人のマッドサイエンティストと女性の人魚と、彼女の恋人でマッドサイエンティストの不老不死の実験体にされた北欧の王子と、
さらに人魚と王子の間の卵生の子供たちと他の人魚(男の場合は外見は普通の人間)たちの絡み合う愛憎劇の物語。
「マーメイドレポート」をシリアス調にしたらあんな感じになるかも。
人魚が出てくる漫画と言えば、
1)童話やファンタジーの延長線上にあるもの
例:萩岩睦美「パールガーデン」
2)人魚にみせかけた人間の悪戯、大掛かりなトリックも含める
例:いがらしゆみこ「おませな人魚姫」
3)童話をモチーフにしているが、人魚を水中に適応するために進化した
人類の亜種として定義しているもの
例:柴田昌弘「おれの人魚姫」(未読なので設定が違うかも?)
4)発生自体が人工的に作り出されたもの(遺伝子操作や合成人間など)
あるいは異星人の関与によって遺伝子操作されて作られた種族など
例:存在するけどタイトル忘れました
5)もしくは、起源が地球外生命のものなど
例:月の子「「月の子-MOON CHILD-」
6)機械工学で作られたマーメイド型のアンドロイドなど(サイボーグ含む)
例:永井豪「サラーキア/我が白銀のマーメイド」これは少女漫画じゃないです。
7)その他…
だいたい以上のようなパターンにわかれると思う。
>194
3はJOKERシリーズにあったね
196 :
194:2006/11/08(水) 21:13:52 ID:???0
>>194の分類に追加。
3)に見た目は近いが、実は哺乳類に分類されない卵を生んで
子孫を残すパターンもあったと思う。
人類とまったく違う種族だけど、大昔から人類と共存してきて、
人類と同じくらい文明を築く能力のある場合は、7)と言うことで…。
例:これも少女漫画じゃないけど、手塚治虫「海のトリトン」
ただし、人魚の住処が異世界だったりファンジー的世界観を含んだものは、
卵性であったとしても、1)に分類しても差し支えないと思う。
稀に、4)の宇宙進出パターンがある。先祖は地球に住む人類であるが、
地球よりも水が多くて大陸の少ない星に適応するために、
人魚型になった新しい人類とか、遺伝子操作を受けたものとか。
▲魔夜峰央「ルル=ベル火星行」 (1978LaLa6月号)
SF要素が近未来としか出てないので、詳細補填。
パタリロ連載開始の前年に書かれた短編。
ネタは小粒だけど絵もストーリーもシリアスでハードSFに近い。
あらすじ
近未来の火星で、火星人が発見される。
彼らには地球よりはるかに高度な科学があることが明らかになり
国連や科学者から成る地球人の友好使節団が、火星に招かれた。
その際、科学者チームリーダーの孫娘ルル=ベルも、好奇心から祖父にねだって強引に火星に同行。
まだ10際前後と思われる子供だが言語学の天才で、通訳として加わったのだが、
こまっしゃくれた美少女で、国連チームの青年を誘惑しようとしたりする。
しかし、このルル=ベルが、言語学ではなく、子どもらしい悪知恵によって、
地球の平和に大きく貢献することになる。
魔夜峰央「ルル=ベル火星行」 以下は※結末までのネタバレ。
火星人達は、過剰なほどのサービス精神とと、偽りや争いを知らない異例の純真さを持っていた。
先進的な高度な科学力を持っていて、超小型自動翻訳機も完備していて、ルル=ベルの出番もない。
げがも病気もあっという間に治癒させるほどの医学力、
ねじ回し一本であっという間に中性子爆弾を作ってしまうほどの科学力だったが、
武器や兵器という概念を知らない民族だった。
地球人の友好使節団は、火星人達から「自分たちも地球へ出かけて地球人と交流したい」と望まれ、
困ってしまう。
誰にでもサービス精神旺盛な、他人を疑うことを知らなさすぎる火星人。
彼らの望むままに、今すぐ地球に招いたら、
どう考えても、地球ではその科学力を悪用しようとする人間や戦争をしかける国が出てきそうだ。
なんとか、地球との交流を断念させたいが、彼らには親切の悪用という概念が理解できないので
話が進まないのだ。
国連や科学者から成る地球人の友好使節団が大困窮しているそんなときに、
ルル=ベルが突然お腹を抱えて苦しみだした。
火星人達の高度な医学で調べ尽くしても、その急病の原因が掴めないまま、刻々と時が過ぎてゆく。
やがて、国連チームの青年が、ルル=ベルの病状を利用することを思い立つ。
火星人には何ともないが地球人に有害な病原菌がいる可能性がある、と言って、
地球人達はとりあえず地球に帰らせてもらうことになり、
交流も電波を通じての顔見せ程度にすることが決まる。
地球に戻ってまもないある日、国連チームの青年は、入院中のルル=ベルを見舞って、
「君の急病のおかげだった」と感謝の言葉を言うが、
ルル=ベルは、「仮病だったのよ、あなたがうまく話を進めてくれてよかったわ」と肩をすくめる。
>>198にラスト補足。
ルル=ベルはそのことをネタに自分と付き合ってくれないと、真相をみんなにバラして青年に頼まれてやったと言うと脅迫する。
青年はゾーッとして、火星人の方がまだマシだったんじゃないかと思いましたとさ、という結末。
>>196 前出の「マーメイド・レポート」や「人魚狂時代」もその部類でしょうね。
あと、「海のトリトン」のパロディーの桑田乃梨子の「海が呼んでるかも」なんてのも。
主人公の少年は唯一の海底人というか「海棲哺乳類」(正確には、一見ヒトだが水中の酸素を吸収して「哺乳類なのに水の中でも呼吸できるヘンな生き物」)の生き残り。
「DNAが違うから」という理由で、片思いの同級生の女子中学生に振られたりしてた。
「マーメイド・レポート」は全体的にはロマコメファンタジーという感じ。
SF要素皆無というわけではないとしても、
作者は、第1話を人魚と人間が恋をするおとぎ話の現代版っていう視点で書いてるもん。
>190には
> その後に発表された二作がどっちかっつーとSF寄りかな。
と思えるんだろうけど、
人魚がすんなりと人間の世界で暮らしてる様子は
ファンタジーと考えるほうがしっくり来る。
少なくとも第2話には、SF的な科学考証なんて全くといっていいほど出てこないよ。
これは家族とはぐれたルルという人魚の女の子が、
少年の身で多数の会社を持つ天才実業家アルディに海岸で拾われて
おたがい一目ぼれで即両思いにいなる話。
少年実業家アルディの周囲にいるのは
人魚(ルル)を初めて目にした人間ばかりだけど
誰にも海洋生物研究的な言動はない。
ルルの口から、少年実業家のアルディに対して、
母親が人魚で父親が人間の海洋学者、自分はハーフだと打ち明ける時ぐらいだ。
「マーメイド・レポート」第2話続き
アルディの側近の大人達は、仕事一筋だったアルディに
本気で愛する女性が出来たこと、しかも人魚なのでびっくりするけど
すぐにルルともうちとけて、皆んなが素直に喜んでくれる。
人魚だとばれて世間で大騒ぎ、なんてことにはならないように気を使い、
ルルにはロングドレス着せてパーティでお披露目させるとか、すごく協力的。
でも、秘書が、ルルに入れ込むアルディの仕事がおろそかになるのを心配していた矢先、
新聞記者の男によってルルが拉致されてしまう。
ちなみにルルは地上では自力では歩けないから、
大人達の誰かにお姫さま抱っこされて移動している。
新聞記者は、ルルのことを記事にするつもりだったけど、ルルに惚れてしまう。
でもアルディが本気だとわかって、新聞記者はいさぎよく身を引き、
ルルもアルディもまだまだ子どもに近い年齢なので、
ルルは海にいる人魚の国の家族のところへ帰り、
アンディはお姫さま抱っこできるくらいの体力をつけるため身体を鍛えながら、
結ばれる日を待つ。で、おしまい。
>>201 > 人魚がすんなりと人間の世界で暮らしてる様子は
> ファンタジーと考えるほうがしっくり来る。
ていうか、メルヘンだね。現代が舞台のメルヘン。
確か最終シーンのちょっと前に
ルルの両親も出てきて
二人の仲を公認する台詞を言っていたな。
>194
山田ミネコの最終戦争シリーズの1作「西の22」が3か4に入る気がする。
内容忘れたけど、海中SF物。面白かった。
でもあれ、人魚じゃなかったかも。ヒレはついてたが尻尾はなかった気もする。
人魚の話はもういいよ。
>>190 がファンタジーとSFの違いを知らなかったって事でFA?
人魚ものってだけで細かいカテゴライズなんかしてたらキリがないよ。
そもそも人魚自体がSF要素じゃないんだから。
仮にその人魚が人工生命体とか異星人とかの設定なら
人工生命体とか異星人とかが出てくるSF作品として話を進めて欲しい。
出来たらあらすじといっしょにね。
あらすじがちゃんとしてればSF要素もわかりやすいから。
里中満智子『6月4日月曜日』
そもそも地球外知的生命体の存在そのものがファンタジーだと言うことを、
中学生の頃に教えられて当時はショックでした。
それ以後は異星人が登場するだけではSFではない。
異星人がどんな文明を持っているのか、地球人とどうやってコミュニケーションをするのか、
地球人は彼らをどうやって受け入れるのか、とか。
メッセージ性のある異星人に注目するようになりました。
里中満智子『6月4日月曜日』は、SF要素の全く無い現実的な少女漫画。
当時は小学生の子供が難病を宣告されても、本人には知らせず両親だけが
胸に秘めておくものだった。偶然、両親が病気の事を話しているのを
自宅で立ち聞きしてしまった少女は、一人で思い悩むが、
やがて前向きに生きていこうと決意する。
>自分の命はあと1年…。ある日、残酷な運命を美幸は知ってしまう。
>何故、自分だけが…半ば自暴自棄になりかけた美幸だったが、
>その限られた日の中で精一杯生きていこうと決意をするのだった。
>名作少女マンガがeBOOKで登場!
ttp://comics.yahoo.co.jp/10days/satonaka01/rokugatu01/shoshi/shoshi_0001.html 作品の中で、異星人の存在をはっきり否定する場面は夢が無さすぎる。
今の科学で存在が証明されていない、とソフトな言い回しにすればいいのに、
と当時は思ったけれど、逆にむしろ地球にしか知的生命体はいないから、
地球に生命が誕生して人類が出現して、自分の存在そのものが奇跡だ!
命の尊厳を間接的に悟る主人公や級友の姿が新鮮に映りました。
スレ違いな話題で申し訳ないですが。
>>190 > 「トロピカル・レポート」
タイトルも間違ってたな。正しくは「トロピカル・ファンタジー」だよ。
里中満智子といえば「海のオーロラ」の最終話は未来編だよね。
宇宙で遭難した恋人を探しに行くんだったか。
あの作品のメインテーマは転生しても転生しても引き裂かれる恋人で、
エジプト編の頃はそんな最終回が待っているとは思いもしなかったけど。
>>193 椎香オルカの「人魚狂時代」
名前も間違ってるw 香椎オルカだよ。
未来や過去が出てくるからって転生ものではSF作品にならない。
里中さん本人はSFに精通してるひとだって事は
前スレか前々スレには具体的に出ていたけどね。
里中さんは多ジャンルに精通している。
ジュニア向けの「漫画の描き方入門」のような本の中で、
お手本として全ジャンルの自作の漫画を紹介するページがあった。
守備範囲広すぎ!
>>194 > 3)童話をモチーフにしているが、人魚を水中に適応するために進化した
> 人類の亜種として定義しているもの
> 例:柴田昌弘「おれの人魚姫」(未読なので設定が違うかも?)
まったく設定が違う。
でもSF要素があるのは確か。
あらすじ
高校生の少年が海辺で倒れている少女を発見。
二日前の転落事故で死んだと思われていた同じ学校の女生徒だった。
数日後に、少年の部屋には突然彼女が薄物の服を着た妖精のような姿で現われ、
大きさも自在に変化するが、少年以外の人には彼女の姿が見えない。
海岸で救出された女生徒は入院中である。
とまどう少年に、妖精のような姿の少女が説明する。
北の海には水棲人類のマーメイド族がいて、病院にいる女生徒は抜け殻であること、
マーメイド族は地上では生きられないため、死んだ女生徒の身体に精神だけ乗り移って来たこと。
少年の前に姿を現した理由は、
少年が数カ月前の夏に、従兄弟と英国旅行した時の記憶を、返して欲しいからだという。
それは、マーメイド族の結婚の儀式で、人間に見られては困るものだというのだが、
少年にはそんなものを見た覚えが無かった。
「おれの人魚姫」つづき
やがて少年は、妖精のような雰囲気で人間の姿形をしている彼女を愛しく思うようになるが、
彼女が水棲人の肉体を離れて人間の姿で地上にいられるのは1週間という期限があった。
明日で1週間目という日。
少年のところに従兄弟から手紙が来て、少年は忘れていたことを思い出した。
がけから転落して気絶していたときに、夢を見たのだが、
それは海岸にグロテスクな姿の半漁人のような生き物が集まっている様子だった。
あれは夢ではなかった。それが、妖精姿の彼女の言う、水棲人の結婚の儀式だったのだ。
彼女の本体を思い出した少年がショックを受けている最中に、
学校では、少年に横恋慕していた演劇部の女生徒が、
大道具のバルコニーの手すりが壊れて大ケガをしてしまい、
その原因は、少年の作った大道具が不完全だった所為だとされていた。
しかし、妖精のような姿の水棲人の少女は、
演劇部の女生徒が少年の気を引きたくてしくんだことだと見抜き、
無実の罪が晴れるように行動していた。
そうして、1週間目のその日、彼女は、少年の彼女に関する記憶をすべて消して、北の海へ去って行った。
その直前、さよなら俺の人魚姫、と、少年がつぶやく。
感想。
前半はファンタジーっぽくて、後半がSFになる。
高度な文明を持つ知的生物=水棲人類のマーメイド族は、なんだか異星人のような気がしてくる顛末であった。
>>214−
>>215 >>194です。
>> 例:柴田昌弘「おれの人魚姫」(未読なので設定が違うかも?)
>まったく設定が違う。
>でもSF要素があるのは確か。
ご指摘、あらすじ紹介ありがとうございます。
海洋SFに興味があって、たまたま人魚の話題が出たので、
気が向いたので分類してみたのですが、実際そんなに作品を知らないので、
適当な事を書いてしまって失礼しました。
人魚とまでは行きませんが、我々人類がまず猿に近かった頃、
森を出て草原に向かったのではなく、海で暮らしたという説があるそうです。
われわれ人類の祖先がイルカに近い時代があったのかしら?
と想像すると、ちょっとSF気分にひたれます。
>>216 自分は214-215ではないけど 海洋SFだと言われてもなあ・・・
個人的に海洋SFというジャンル分けするのは自由だけど
205の様な意見もあるし
このスレではあなたも
>>2のSF要素で話すほうがいいと思う。
> 人魚とまでは行きませんが、我々人類がまず猿に近かった頃、
> 森を出て草原に向かったのではなく、海で暮らしたという説があるそうです。
> われわれ人類の祖先がイルカに近い時代があったのかしら?
> と想像すると、ちょっとSF気分にひたれます。
そこいらへんの話題なら、
世間一般的にはSFというよりも生命の進化論。
研究されてるのは考古学や生物学の範疇だからね。
もしもそのまま海で暮らしていたら…タイムマシンでご先祖様と対面したら…
陸に上がるのにモノリスのような要因があったなら…
SFのタネにはなりますね。
>>214-
>>215のあらすじは
分かりやすくていいね。
(昔の)柴田さんらしいSF要素バッチリで。
ネタバレまで入ってても読んでみたくなったw
ハードSFは他にはないの?
未検証□で知ってる人いたら書きこみしてよ。
個人的には>194の分類?とか興味深かったし「マーメイドレポート」とか「人魚狂時代」の名前が
挙がって懐かしかったし面白かった。 内容ほぼ忘れてるから話には参加出来なかったけど。
自分もハードから殆どなしまでSF要素にあまりこだわらずあらすじ書いてるし、人のことは言えない。
で、>204で挙げた山田ミネコ「西の22」。本が出てきたので一応あらすじ。
>22 山田ミネコ
最終戦争シリーズ2「西の22」花とゆめコミックス1978年2月初版
未来の日本海域?
アストロノウツ訓練生?達を乗せた円盤型訓練飛行機は、根室付近の上空で雲中の空中放電にやられ、海に墜落する。
乗組員達は海中都市「西の22」に収容された。都市は祭の最中で、都市の方針で
祭の期間中1週間は外界と連絡がとれない状態になっていた。
アストロノウツの唯は、子供の頃からおじに、海で出会った恋人の話を聞かされていた。
西の22で唯は、そのおじの恋人の娘、侏羅に出会う。
侏羅も、子供の頃から母に唯のおじの事をずっと聞かされて育った。
2人は惹かれ合うが、侏羅の姉思いの弟の告が、唯と同じアストロノウツ訓練生?都をまじえて唯と衝突する。
西の22は別名サイボーグシティ、リハビリテーションシティと言われ、市民は事故で無くした部分を
機械で補う人が多かった。
>221 つづき
唯達が西の22に滞在中、西の22が原因不明の未知の海流に流され始める。
同時にカラフト沖に大津波が発生、洋上船舶、航空機から50件を越すSOS通信が次々に入る。
強い衝撃と共に唯と侏羅がいた浮遊施設が西の22から切り離され、ジェットストリームに乗って
日本海溝に落ちてしまう。西の22も降下を始めた。緊急救助要請を発するが、何処からも答えが無く、
代わりに救助要請信号が世界のあらゆる都市から入ってきていた。
東連合はメデュース装置を始動、最終戦争に突入した。
侏羅と唯を追って、施設にきていた告はシェットストリームの衝撃で照明?の下敷きになり、重症を負う。
深海1200メートル以上の岩棚。酸素発生装置はなく、使える作業艇は二人乗りだった。
侏羅は、弟の告を乗せて唯に作業艇の操縦をする様に頼む。
以下ネタバレ。
侏羅は4年前の事故で手術をして、身体の半分以上がサイボーグ状態。耳、背中、ふくらはぎに人魚の様な綺麗なヒレがある。
侏羅はこれを唯に見られたくなくて、隠していた。
海底500メートルまでならいくらでももぐっていられる、らしい。
が、実際はもっと深海まで施設が落ちていたのに「私は海中でも大丈夫」だと唯に嘘をつく。
てか、ちゃんと「500メートル」って説明してるのに、気付けよ唯…。
かなり古いものなんだけど、思い出したので投下。
あたらしたかかず「エミの時間旅行」
同タイトルの単行本が一冊だけ出ている作家さんで、収録作の中でもSF系の話はこれだけの模様。
タイトル通り、タイムスリップネタ(ただし意識だけ)。
主人公のエミ(高校生)は、最近頻繁に立ちくらみに悩まされている。
今日も、友人と一緒の下校途中、他校の生徒たちとすれちがった直後にひどい目眩に襲われた。
ところが、目眩がおさまってみると、下校途中だったはずの自分は私服で友人の部屋にいて、
しかも部屋のカレンダーには2年前の年が表記されていた。
意識だけが時間を飛び越えて、2年前に戻ってしまったらしい。
2年前、エミは同じ中学の先輩に片思いをしていた。
先輩の方もエミを意識していたらしく、廊下などですれ違った時には挨拶を交わすようになっていた
のだが、ある日、放送部員だったその先輩は、放送室での友だちとの雑談で「最近気になる後輩の
可愛い子」の話をし、告白しようかと考えている、と言っているところを、うっかり放送機器のスイッチを
オンにして全校放送してしまう。
全校生徒にその話が伝わってしまった中、先輩はひらきなおってみんなの前でエミに告白するが、
注目されることに耐えられなかったエミは先輩に「あなた嫌いです」と言い放ってしまった。
先輩はそのまま卒業してしまい、エミはずっとそのことを後悔したまま過ごしていた。
カレンダーの日付けを確認すると、「今」はその事件の二週間ほど前。いっそ、事件が起こる前に
自分から告白してしまおうかと思ったものの、電話で先輩の声を聞くと、以前そうだったように何も
言えなくなってしまう自分に気づき、自分はまだ先輩のことが好きなんだ、と思う。
何も出来ないまま当日が来て、以前と同じように事件が起きる。
エミは、照れながら告白する先輩の前で勇気を振り絞って「私もあなたが大好きです」と言った。
(次項オチ)
その言葉を口にしたとたん、再び目眩に襲われて、気がつくとエミ(の意識)はもとの
時間に戻っていた。
下校途中、向こうから歩いてくる他校の生徒の中にはあの「先輩」もいる。
気まずい思いですれ違おうとしたエミに、先輩が「なんだ、エミじゃないか」と声をかける。
一緒に下校していたエミの友だちも、先輩と一緒にいた友だちも、「ジャマしちゃ悪い」と
さっさといなくなってしまった。
どうやら、あの時以来、自分と先輩はつきあっているらしい。
戸惑いながら、あの時勇気を出したことで歴史が変わったんだ、と幸せをかみしめて「彼氏」
に寄りそう主人公、でエンド。
ぐぐったところ、別冊マーガレット・1975年10月号掲載。
同誌には和田慎二のフランケンシュタインもの「炎の地平線」も載っていました。
和田さん・柴田さんと並んで、別マの数少ない男性作家だったんだけど、活動は短期間で終った模様。
あと、この号にはまんがスクールの受賞作で「吸血鬼のアダムへ」という作品が掲載されていました。
人類が絶滅した世界に生きのこった吸血鬼の母と息子(容姿がなんとなく『ポーの一族』インスパイヤ
な感じ?)、その世話をするおばさん型アンドロイド、新しい生命が誕生するのかも知れない萌芽、
という妙に濃い話で、印象に残ってます。
受賞時のペンネームは「山口明日香」だけど、この名前でぐぐってみてもタレントさんの名前しか
出てこないので、マンガ家としては活動してないのか、別名でデビューしたのか…。
>>223-224 ああ、あたらしたかかず、なつかしい名前が…
その別マ10月号、私も読んだけど「炎の地平線」が一番印象に残ってるな。
「わが友フランケンシュタイン」シリーズでも一番好きだった。
話が飛ぶけど、前に出た「超少女明日香・聖痕編」と同じく獣人物では
桑田乃梨子「ひみつの犬神君」とか曽祢まさこ「闇の牙」なんてのも。
どっちも狼男の血を引いて満月になると狼に変身する少年の話。
前者は満月に近づくと体のパワーが増して超人的な破壊力や敏捷力を発揮したり、
最初はコントロールできなかった変身が自分の意志で抑止できるようになったり、
同じ狼人間の血を引く両親が動物学者(同族を探す目的もあって狼の生態研究が専門)の少女が出てきたりと設定が細かい。
>>225 > どっちも狼男の血を引いて満月になると狼に変身する少年の話。
どっちもファンタジー。伝奇漫画。
SFではないね。
>>226 >>2の(3)を適用すると、狼男はファンタジー世界の存在だからってことかな?
すると、獣人と狼男の違いって何だろう?(まさか言葉が違うだけとか?w)
226に限らないけどSFでないと断言する場合はもうちょっと具体的に説明してくれた方がありがたいんだけども。
>>207>>208 「6月4日月曜日」って女の子が自分の病気を知って、強く生きようと思う
たった1日の記録でしょ。確か小学生の頃読んだ。
なかよしの付録みたいに小冊子だったよね。
でもこれぜんっぜんSFとは関係ないじゃん。超現実的な話。
なんかファンタジーを混同する人も多いけど、こんな全くSF要素が
ないものを上げるのってどうかと思う。
>>227 >>226ではないが、 誰が書いたどんな作品でもSFであるという前提で挙げる場合は
どこがなぜSFに見えるのか、具体的に説明してくれた方がありがたい。
他所ではどうあれ、
>>2の(3)を適用すると、狼男などの変身が出来てしまう獣人は
ファンタジー世界の存在。
サイエンスフィクションの世界にはキメラという獣人はよくあるものだが
変身というのは、細胞をチェンジするという技になり
物質を分子原子レベルで置き換えるテレポートやサイコキネシスに近いことをやらないといけない。
それくらい自然科学的な実現が難しい。
>>228 >>207-208 は、最後にスレちがいな話題であることをことわっているからいいじゃないさ。
でもそういう話をしたく 「6月4日月曜日」ってて作品を挙げるなら、最初にちゃんとエクスキューズするべきだけどね。
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新規紹介作品と既出作品の改訂補完です
(前スレ568〜現スレ222まで。 作業中に書き込まれた223〜228は次回に)
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アンカーのうち * 付きは、作品内容やSF要素にふれているレス。
詳しいあらすじが含まれている場合もあります。
整理作業終了時にはその旨をレスに記しますので、よろしくお願いします。
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【あ】
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(スレッド2) 592*
(スレッド3) >37 >53
【新】△秋乃茉莉「賢者の石」シリーズ内の3編
・全体としては歴史ファンタジー。ルネッサンス時代の錬金術師が出会う様々な人々。心霊現象も多い。
△第3話「琥珀の廃園」(1999増刊号ホラーMスペシャルvol.9)
2000ぶんか社ホラーMシリーズ『賢者の石 1 柘榴の迷宮』に収録
★錬金術師が師匠に呼ばれて訪れた村で、悪魔の子と呼ばれていた発火と念動の超能力を持つ子供を救う。
△「オフィウクスの系譜」(初出未確認)【整理人未読】
2004ぶんか社ホラーMシリーズ『賢者の石 4 オフィウクスの系譜』に収録
・人の精神を攻撃することによる殺人能力を持つ。
△「千の夜の旅人」(初出未確認)【整理人未読】
2006ぶんか社ホラーMシリーズ『賢者の石 5 千の夜の旅人』に収録
・宇宙からの生命体の話
(スレッド3) >60 >64-67* >70
?□→■天城小百合「永遠のサイレンス」(初出未確認)
1987秋田書店プリンセスコミックス『魔天道ソナタ』第12巻に収録
★母星のコンピュータが管理する宇宙船/冷凍睡眠装置を使えないヒロインが長期間の孤独と戦う。
(スレッド3) >49* >51-52* >72 >77* >80-81
【新】■有吉京子『飛べ!ペガサス』(1974週刊マーガレット4・5合併号〜14号)【整理人未読】
1976集英社マーガレットレインボーコミックス(全1巻) に収録
★個人の未来がコンピュータによって管理され、童話や子守歌が禁止された未来社会の話。
【新】※有吉京子『意地っぱり大作戦!!』(1973週刊マーガレット41号〜49号掲載)
1975集英社マーガレットコミックス(全1巻)
★ラブコメ+金星移住計画のストーリー
【新】※有吉京子「キャベツ館の子どもたち」(1974週刊マーガレット21号)
1996講談社KCDX『有吉京子自選集2ユニコーンと相棒たち』に収録 ←「キャベツ畑の子どもたち」に改題
★ラブコメ+大量の蜂に刺された青年の皮膚が硬化し、蝶のサナギの様になる。脱皮後の顛末にESPが登場。
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【い】
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(スレッド3) >88* >92 >179-180*
【新】※いくえみ綾『ハニバニ!』(2000別冊マーガレット4〜10月号)
2000〜2001集英社マーガレットコミックス(全2巻)
★全体的には高校生同士の恋愛もの。片思いの相手である少年の脳に異星人が寄生し二つの人格が顕れる。
(スレッド3) >95 >97*
□→▲石田拓実『パラパル』(2005クッキー3月号〜2006.11月現在連載中)
★異星人侵略系。高校生の脳内に寄生した異星人の影響で、ヒロインは嗅覚が敏感に、同級生は聴覚や触覚が敏感になる。
(スレッド3) >95 >126* (初出と単行本情報改訂)
※一条ゆかり「こいきな奴ら」シリーズからの3作品
「こいきな奴ら II エスパー狩り」(1975りぼん1〜2月号)
1975集英社RMC『こいきな奴ら』第1巻/1996集英社文庫コミック版『こいきな奴ら』第1巻に収録
「こいきな奴ら Part.2 パラノイア・パーティ」(1986週刊マーガレット37号〜41号)
「こいきな奴ら Part.2 デッド・ゾーン」(1986週刊マーガレット44号〜48号)
1987集英社MC『こいきな奴らPart.2』/1996集英社文庫コミック版『こいきな奴ら』第2巻に収録
=======================================
【う】
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(スレッド2) > 568* >570-571* >583-587 >591
(スレッド3) >157-158
□→*楳図かずお『洗礼』(1974週刊少女コミック50号〜連載)
☆全容はホラー。主治医の協力で元女優の母が小学生の娘に自分の脳を移植をする計画を立てる。
=======================================
【か】
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(スレッド2) >591*
【新】▲柿崎普美『闇からの呼び声』(初出未確認)【整理人未読】
1984集英社マーガレットコミックス(全1巻)
★宇宙船の不時着により地球に棲み着いた異星人とのコンタクト
第2話はロボットが暴走して街を破壊
(スレッド3) >193* >200 211
【新】△香椎オルカ『人魚狂時代』(初出未確認)【整理人未読】
2001〜2002秋田書店ボニータコミックス(全3巻)
☆女性の人魚と、北欧の王子の話。王子はマッドサイエンティストによる不老不死の実験体となる。
(スレッド3) >96* >98* >101-102 >106 >108 >122*(SF要素改訂)
※河あきら『WONDER!』(2002Jourすてきな主婦たち7月号〜2006.10月現在連載中)
☆老人や児童の問題を含めたファミリードラマ+超能力者のような不思議な犬が登場する。
最終的に犬の能力や正体の謎が明らかになるのかどうかは未確定。
=======================================
【き】
=======================================
(スレッド2) >568* >581 (SF要素改訂)
▲→*清原なつの「銀色のクリメーヌ」(1989ぶ〜けせれくしょん6月20日号)
★手話を教え込まれたチンパンジーの幼女。研究員の男女と暮らしていて人間の幼児位の生活知能を持っている。
「金色のシルバーバック」と対になったモチーフではあるが、内容は現在可能になっている類人猿の学習。
□→▲清原なつの「アンドロイドは電気毛布の夢を見るか?」(1987ぶ〜け3月号)
2001ハヤカワ文庫『千の王国百の城』に収録
★婚約者の顔のアンドロイドを作った青年科学者/アンドロイドの伴侶と暮らす女性科学者
=======================================
【こ】
=======================================
(スレッド3) >141
□→※小坂理恵 『とんでもナイト』(1996なかよし6月号〜1997.8月号)
★学園コメディ。高校生の少女が科学者の父に作ってもらったロボットには感情があり、少女と相思相愛になる話。
=======================================
【さ】
=======================================
(スレッド3) >184-185* >188-190* >192-194 >200 >201-203* >205-206 >209
□→■佐伯かよの「マルチ・インセクト」(1981東京三世社.少年少女SFマンガ競作大全集9号)
★星間輸送宇宙船の青年たちが、緊急着陸した地球型惑星の住民たちの食糧難を解決する話。
【新】*佐伯かよの『マーメイド・レポート』(1977りぼん8月号, 1988りぼん夏の増刊号, 1979りぼん9月増刊号)
1980集英社RMC(全1巻)/1999講談社KCDX(全1巻)
☆捕獲された人魚と海洋生物研究員が恋愛し、生まれた女の子も人間の少年と恋をしてゆく、ロマコメファンタジー。
第1話には半漁人も登場する伝奇系。SF要素は殆ど見られない。メルヘンファンタジーとして書かれている。
(スレッド1) 404
(スレッド2) 268-269
(スレッド3) >112-114* >116-118* >123*(SF要素改訂)
※→▲茶木ひろみ『姫 -クラシックガール- 』(1986週刊マーガレット2号〜9号)
★桃山時代の城からタイムスリップしてきた姫と、彼女の婚約者だった青年が、現代の城下町で出会う。
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【し】
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(スレッド3) >61 >63-64* >68 >71 >86* >152-153* >175 >177-178* >181-182* >188 >214-215* >219
【新】 ■柴田昌弘「ラグナス AD.2213」 (1983花ゆめEX SUMMER) 【整理人未読】
1983白泉社花とゆめコミックス『赤い牙 ブルー・ソネット』第8巻
2000朝日ソノラマ文庫『ナノ・セクター』に収録
★大学生の女性が未来からのテレパシーを受けるタイムスリップ物
【新】▲柴田昌弘+和田慎二 「紅い牙 番外編 獏」(1982別冊花とゆめ冬の号)
1982白泉社HC『紅い牙 ブルー・ソネット』第3巻に収録
1993白泉社コンプリート『紅い牙』第1巻/2000MF文庫『紅い牙』第3巻に収録
★和田慎二との合作。エスパーだけが読めるお手伝いさんの求人広告によってふたりのヒロインが遭遇。
【新】 ■柴田昌弘「強風地帯』(1980書下ろし
1980白泉社HC『盗まれたハネムーン』に収録
★地上の日本の交通手段でワープ移動が登場するショートショート
【新】■柴田昌弘「戦闘兵アトラス」(81花とゆめ9月増刊) 【整理人未読】
1982白泉社『ラブ・シンクロイド』第1巻に収録
★殖民惑星の森林地帯でのサバイバル。
【新】■柴田昌弘「夜の蜜蜂」(1982ウィングス2号) 【整理人未読】
1992大都社『デス・トラップ』に収録
★男に奉仕するお手伝いさんたちの正体が異星人。母星をよみがえらせるエネルギーとして精を吸い取っていた。
【新】■柴田昌弘「おれの人魚姫」(1979花とゆめ別冊秋の号)
1994大都社『樹氷館』/2003朝日ソノラマ文庫『盗まれたハネムーン』に収録
★高度な科学を持つ水棲人種の一人が、愛らしい少女の肉体に精神を寄生させ、高校生の少年の自宅に出現。
【新】*柴田昌弘「クリプト・ビオシス」(1982少年少女SFマンガ競作大全集16号)
1983東京三世社シティコミックス『狼少女ラン』/2003朝日ソノラマ文庫『盗まれたハネムーン』に収録
☆伝奇系ホラー。 作者は実在する虫の冬眠状態にヒントを得たことを、文庫版では解説書きしているが、
この作品では水槽内の石塊が人間の姿に変わって蘇生するだけで、科学性は出てこない。
(スレッド3) >175
【新】 □ 柴田昌弘「侵略」(1982SFマンガ競作大全集15号)
1983東京三世社シティコミックス『狼少女ラン』に収録
【新】 □ 柴田昌弘「ミス・コール」(1989書下ろし)
2000朝日ソノラマコミック文庫『迷走回路』に収録
【新】 □ 柴田昌弘「谷−悪意の遺産」 (1985シルキー創刊号)
2000朝日ソノラマコミック文庫『ナノ・セクター』に収録
【新】 □柴田昌弘「ナノ・セクター沈黙の街」 (1994別冊花とゆめ1月号)
2000朝日ソノラマコミック文庫『ナノ・セクター』に収録
(スレッド3) >104 >211(初出と単行本情報改訂)
■清水玲子『秘密―トップ・シークレット』第1話(1999メロディ3月号)
2000白泉社HC『WILD CATS』第1巻 /2001白泉社JC『秘密―トップ・シークレット』第1巻に収録
▲清水玲子『月の子 ―MOON CHILD―』(1988LaLa10月号〜1992.12月号)
1989〜1993白泉社HC(全13巻) /1999白泉社文庫(全8巻)
=======================================
【す】
=======================================
(スレッド3) >148
▲→※杉本亜未『ANIMAL X』 (1991ASUKAミステリーDX〜Chara2004.6月号)
☆恐竜のDNAを持ち変身能力もある一族。実験体として一族に加わった青年の心身にも徐々に変化が現われる。
(スレッド3) >99-100*
□→▲鈴木ジュリエッタ『カラクリオデット』(2005花とゆめ19号〜連載中)
★学園物のシリーズ。科学者の試作品の少女型アンドロイドが人間への憧れから高校へ入学し様々な感情を持つ。
(スレッド3) >103*> 105* >107* >109*
□→*須藤真澄「コーヒー・カンタータ」(1990 LITTLE BOY)
☆天国地獄統括者に雇われている中年男性の仕事は、死期の近い人間に夢の中で過去を追体験させる夢先案内人。
男性は、現実の世界では珈琲専門店経営者。公園で午睡中の少女の夢の中に現れた彼は、自分の仕事も打ち明ける。
しかし男性の妻は、少女に幻覚剤入り珈琲を飲ませた所為だとして、店主の話は作り話だと判断している。
【新】▲須藤真澄「POSITIVE VIBRATION」(1990 COMIC BOX)
1992/1999河出書房新社『天国島より』に収録
★地球にきた異星人が、双子の少女の片方から目、もう片方から耳を借りて、波動砲を作り、地球環境を改善する。
【新】▲須藤真澄「創造」(1981同人誌→1984ぱふ創刊号)
1985東京三世社/1996竹書房『電気ブラン』に収録
★町内のマッドサイエンティストが人型の人工生命体を作って増殖させるが、植物性細胞なのでやがて花の群れに変わる。
=======================================
【た】
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(スレッド3) >191
【新】?□高橋美由紀の短編(タイトル不明)
・主人公の先祖が異星人と出会った
(スレッド3) >159 >166-167* >174
▲高階良子『地獄でメスが光る』(1972なかよし7月号〜10月号)
【新】高階良子 『悪魔たちのパラダイス』(1988ミステリーボニータ No.5他)【整理人未読】
1988〜1989秋田書店ボニータコミックス(全2巻)
★医療系SF。『地獄でメスが光る』の青年医師が年を取って登場。
(スレッド3) >37 >53
【新】□竹宮恵子「ガラスの迷路」(1971週刊少女コミック41号)【整理人未読】
1976FC小学館『ガラスの迷路』/1996中公文庫コミック版『告白』に収録
・異世界スリップ物
(スレッド3) >56-57*
【新】■立野真琴『キラーストリート』(初出未確認)【整理人未読】
1994白泉社花とゆめコミックス(全1巻)
★大気汚染の進んだ未来/サブリミナルコントロール/臓器移植による延命など
(スレッド3) >85 >87 >95 >110-112* >114*
▲→* 田村由美『BASARA』(1987別冊少女 コミック9月号〜連載)
☆文明衰退度の未来の西日本が舞台だが、全容は世紀末救世主伝説+下克上+恋愛の大河ドラマ。
■田村由美『7SEEDS』(2001別冊少女コミック〜2002フラワーズ〜2006.11月現在連載中)
【新】※田村由美「神話になった午後」(1986初出誌未確認)【整理人未読】
1986小学館フラワーコミックス『神話になった午後』に収録
★歴史ロマンファンタジー+高校生の少女が科学者の作ったタイムマシンで戦国時代に行き信長と会う。
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【つ】
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(スレッド3) >62* >69 >79* >83
□→■筒井百々子『空の上のアレン』 (1989クレッセントVol.10〜1995)
★近未来の地球/何らかのESPの持ち主が多い村が舞台。住民は子どもの頃にコントロール方法を教わる。
主人公はPKフライヤーと呼ばれる飛行能力者の少年と僚友のサイボーグ。20世紀の飛行機も多数登場する。
第3巻の終わりは『ものまね鳥シンフォニー』へと続いてゆく。
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【と】
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(スレッド3) >149*(SF要素改訂)
※東城和実「黒いチューリップ」シリーズ (1990サウスNo.9〜連載)
☆全体的にはスラップスティックコメディ。
心臓に持病を抱える虚弱体質の主人公は、マッドサイエンティストの祖父が手を加えた改造人間。
事件に遭遇して感情が高揚すると黒いマントを翻す姿に変身。
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【な】
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(スレッド3) >115* >133* >154
□→*名香智子『ふんわり狩人』(1979週刊少女コミック20号〜1980.9号)
☆全容は学園ロマコメ。念動ESPの血を引く少女が、スイスの全寮制学校に入学後、体が浮く能力に目覚める。
□→※名香智子「樹海の虜」(1981コロネット初夏〜夏の号)
□→※名香智子「黄金の少年」(1981コロネット冬の号〜1982年秋の号) ←「樹海の虜」の解決編となる続編
★フランスの公爵家の青年達がマヤ文明の時代にタイムスリップして 現地民族の争いに巻き込まれる。
全容的には古代文明冒険ロマン。
(スレッド3) >90-91* >93-94 (SF要素改訂)
▲中村かなこ『赤い星』(1997デラックス別冊少女コミック4月5日号, 6月5日号, 10月5日号)
★美術学生の少年の父は、植物を育てる特殊能力を持ち、父の亡友は風土病特効薬生産用の人造人間だった。
(スレッド2) 577-578* 588* 594* (SF要素改訂)
(スレッド3) >35* >186-187*
□→*中山星香「エルブラントの青い瞳」(1979ビバプリンセス夏号) 【整理人未読】
☆魔王が王女を攫い、それを妨げようとした王子が、逆に魔王の闇に侵される。SF要素は殆どなく純粋FTに近い。
【新】■中山星香「レヴィアタン」(1985ステイ2号)
1988新書館『夜天の星特急』第1巻 / 1998双葉文庫『繚乱の月の下で』に収録
★未開惑星を渡り歩く凄腕の野生動物ハンター。異星の生物や宇宙船等が登場するスペースオペラ。
【新】■中山星香「ぼくのコダクローム」(1981プリンセス12月号)
1983秋田書店プリンセスコミックス『フィアリーブルーの伝説』第1巻 / 1998双葉文庫『繚乱の月の下で』に収録
★惑星を渡り歩く野生動物ハンターが、仕事の途上で娼婦に助けられる話。「レヴィアタン」と同じ主人公。
(スレッド3) >34* >36 >42 >54* >57
【新】■成田美名子「天の神話 地の神話」(1984LaLa10〜11月号)
2001白泉社文庫『天の神話 地の神話』に収録
★核戦争後の未来の地球のある島(ニューヨーク)に住む3種類の人類の末裔
宇宙船で地球の外へ脱出したあと地球に戻ってきた民族・・・普通の人間=天(ヘブン)の住人
地球に残って地下に移動したあと地上に戻ってきた民族・・・地(アース)の住人
地球に残って遺伝子が変化し、空を飛ぶ超能力を持つ民族・・妖精(ウイルキー)
【新】▲成田美名子「夢追い人」(1970年代漫研時代の作品)
1977白泉社HC『ウエルカム』/2001白泉社文庫『天の神話 地の神話』に収録
★転校生の少年が未来から来たESPで、過去の先祖の少年と会う学園物。
?□→▲成田美名子「ワンダーランド」(1978LaLa3月号)
2001白泉社文庫『天の神話 地の神話』に収録
★ショートストーリーのオムニバス三部作:「メロディ」「妖精の夜」「ハーモニー」。
マゼラン星雲以外の開発も始まる未来の地球。
音楽や歌がすたれてしまった時代に、小さい子どもが妖精の存在を信じている。
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【ぬ】
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(スレッド3) >73* >76
【新】▲ぬまじりよしみ『ちょっとだけESP』(1985花とゆめ9月号, 1987別冊花とゆめ春の号ほか)
1985白泉花とゆめコミックス(全1巻)
★普通の日常生活をしながら能力を隠して生きるESPたちのホームコメディ連作。
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【の】
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(スレッド3) >161
?□野妻まゆみ(タイトル不明)。
「羽根君シリーズ」夢落ちのスペース物。
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【は】
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(スレッド3) >114 >116-117*(単行本情報とSF要素改訂)
△はざまもり『夢狩り伝説』(初出未確認)【整理人未読】
1984講談社KCフレンド/2000講談社(全1巻)
☆主人公が夢に出てくる少女と現実で出会ったら、自分と同じ超能力者。同様の仲間たちでタイムスリップ等の冒険。
(スレッド2) 595* 597-598*
(スレッド3) >95
【新】▲浜田翔子『ヴァガボンド・フィッシュ』(旧名義・木戸恵 初出未確認)【整理人未読】
1990〜1992新書館フラッシュコミックスマガジン.木戸恵『ヴァガボンド・フィッシュ』(全2巻)
★宇宙船で運び屋をする若者たちやアンドロイドの少女の話。 アクションコメディ系。
▲浜田翔子『EXボーイ』 (1992ミステリーEX2号〜1994.11号)【整理人未読】
(スレッド3) >58*
【新】■速水翼「金色の少女」(初出未確認)
1982東京三世社『リトルボーイ』に収録
★生体実験で獣と合体した先祖を持つESPとして迫害される一族の少女が、上流階級の少年と親しくなる。
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【ひ】
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(スレッド3) >44*
【新】▲東村アキコ「きせかえユカちゃん・うちゅうスペシャル編」(2005CookieBOX 新春号)【整理人未読】
単行本未確認
★番外的な一編。ヒロインの見た夢の世界で、ファッショナブルな装いを禁止する軍隊と戦い異星人の王女を救出。
(スレッド3) >78 >82 (SF要素改訂)
▲→ *日渡早紀『ボクを包む月の光』(2003別冊花とゆめ〜2006.11月現在連載中)
☆ファンタジー系ホームドラマ+精神感応および空間移動 EPS
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【ふ】
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(スレッド3) >59*
【新】▲藤たまき『クーリング・プラネット』(初出未確認)【整理人未読】
1996〜1997角川書店あすかコミックスDX(全2巻)
★寒冷化で滅びゆく惑星/コンピュータ管理社会で裏稼業をやっている、肉体派ESPと元エリートの少年2人の話。
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【ほ】
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(スレッド3) >55*
【新】▲細川知栄子『星のナギサ』(1964週刊少女フレンド連載)【整理人未読】
単行本未収録
★海辺で倒れていて記憶を無くしていた少女は不思議な力の持ち主で、異星から地球に漂着した人種だった。
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【ま】
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(スレッド2) 569*
(スレッド3) >89*
▲→※松苗あけみ『友よ尾をふれ』(1996セリエミステリー8,10,12月号〜1997.2,4,6月号)
★コメディ+マッドサイエンティストに犬と自分の脳を交換移植されてしまった少年
▲→※松苗あけみ『うるとらまりりん』(1997コーラス9月号〜1999.8月号)
★コメディ+31世紀の未来から交配相手を探しにきた少女のタイムスリップもの
(スレッド3) >75* >82 >84 >147 >197-199*(SF要素改訂)
▲魔夜峰央「ルル=ベル火星行」 (1978LaLa6月号)
★高度な科学を持つ火星人種が発見され、火星に招かれた地球人友好使節団に科学者の孫娘が加わって活躍する。
?□→▲魔夜峰央『パタリロ!』 シリーズ内のタイムスリップ・コメディ作品集
1994白泉社文庫『パタリロ!選集3―タイムワープの巻』
収録作品
「パタリロ7世と8世」 (第15話 1980花とゆめ7号)
★8世=現在の殿下がダイヤモンド鉱山のダイナマイトに吹き飛ばされ、過去へ出かけて英国軍と戦う先祖に会う。
「時を駆けるパタリロ」(第18話 1980花とゆめ10号)
★飛行機搭乗中の殿下が少年時代のバンコランが暮らす城へ。殿下は恐竜時代へも行きプテラノドンを手なずける。
「パタリロ8世と10世」 (第32話 1981花とゆめ6号)
★バンコランのマンションに、24世紀から実験中のタイムマシンでパタリロ殿下の子孫がやってくる。
「忠誠の木」(第37話 1981花とゆめ11号)
★フランス革命時代へ出かけたタマネギの一人が、パリ市内の木に殿下への忠誠の言葉を彫る。
「霧のロンドンエアポート」 (第45話 1981花とゆめ19〜24号)
★パタリロ殿下がタイムワープで10年前にさかのぼり、MI6養成所時代のバンコランと僚友デミアンに会う。
【新】※魔夜峰央『パタリロ!』 シリーズ内
「FLY ME TO THE MOON」 (第38話 1981花とゆめ12号)
1982白泉社HC『パタリロ!』第10巻に収録
★植物園で働く少年にはケガ人や病人に手をふれるだけで治す特殊能力があるが、少年の生命力を削るものだった。
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【み】
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(スレッド3) >146* >148* >150* >152 >157
【新】*美内すずえ「泥棒シンデレラ」(1975花とゆめ24号)
1978白泉社HC『黒百合の系図』/1994角川ホラー文庫美内すずえ作品集『人形の墓』
1997白泉社文庫美内すずえ傑作選9『燃える虹』に収録
☆高校生の少女が車に接触した事故を機に、望んでいた美貌や学力などが身につく。SFではなく不思議系ミステリー。
(スレッド3) >85* (SF要素改訂)
△→■水樹和佳子『イティハーサ』(1986ぶ〜け5月号〜1997.8月号+1999描き下ろし)
★遺伝子操作による特異な姿と能力を持つ一族/遠い未来の人類・宇宙の存続に関わる問題
前半は神の登場する古代ファンタジー風。中盤からSF要素が表出。作品全容はハードSFの設定で完成している。
(スレッド3) >114 >116*(SF要素改訂)
*水野十子『遥かなる時空の中で』(2000LaLa2月号〜連載中)【整理人未読】
☆主人公が「京」と呼ばれる平安時代に似た異世界に召喚される話。サイエンス要素のない異世界スリップもの。
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【も】
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(スレッド1) 10 111 481 617 (スレッド2) 264* 267 270*
(スレッド3) >151* (SF要素改訂)
■森脇真末味『アンダー(UNDER)』(1990プチフラワー9月号〜1992.3月号)
2001ハヤカワ文庫(全1巻)
★未来の地球/大統領補佐官が妻に産ませた少年は、時空移動する異種生命体との混血だった。
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【や】
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(スレッド3) >146* >154 >155 >157
【新】*矢代まさこ「わたしの左手!」(1977週刊少女コミック41号)【整理人未読】
単行本未確認
☆左手を使い始めると、ヒロインの潜在能力が急速に目覚め、 勉強でも芸術でも天才少女に変身する話。
能力開発系SFの走りかも。
(スレッド3) >172*
【新】△柳原望『時間旋律』(1994LaLa3, 5, 6月号)【整理人未読】
1994白泉社HC(全1巻)
☆現代と大正時代が時折重なってしまう町での、時代を越えた出会い。別の時代から来たものは幽霊と呼ばれる。
(スレッド2) 593*
(スレッド3) >38-39* >55 >105
【新】※大和和紀『フスマランド4.5』(1984少女フレンド3号〜8号)
1985講談社フレンドKC/1998講談社KCDXポケット版(全1巻)
★学生寮の一室から入れる異次元空間に、古典的名作の主人公達が揃っていて、宇宙船のかぐや姫も登場。
青池保子『イブの息子たち』に似たタイプの異世界コメディ。
【新】※大和和紀『薔薇子爵』(1976mimi 4月号, 11月号,1977.5月号, 12月号)
1977講談社KCmimi(全1巻) ←全4話を収録
★ヨーロッパの田舎町を旅する記憶を無くした青年のシリーズ。彼の出自は地球に漂着した異星人。
SF要素は最後に出てくる。
【新】▲大和和紀「はいからさんがこけた」(1976週刊少女フレンド20号) ←『はいからさんが通る』番外編
2002講談社KCなかよし『はいからさんが通る』第7巻/1995講談社漫画文庫『はいからさんが通る』第4巻に収録
★本編のパロディ的スペースオペラ。異星の王国で姫君の影武者となるヒロインが政治的な陰謀や怪物と戦う。
(スレッド3) >204 >221-223*(SF要素改訂)
▲山田ミネコ『最終戦争シリーズ』(1977 LaLa〜デュオ〜2005 同人誌)
★異種生命体/タイムトラベル等
シリーズの初期は「西の22」等々ハードSF系の世界観で、途中からはその傾向が薄れる。
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【ゆ】
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(スレッド3) >159* >164-165
▲弓月光「エイリアン1/2」「エイリアン2/2」(1982週刊マーガレット2,3合併号.43号)【整理人未読】
【新】※弓月光『手術しちゃうから!』(1980週刊マーガレット50号〜1981.15号)【整理人未読】
1981集英社漫画文庫(全1巻)
★ 医療系コメディ+マッドサイエンティストがクローンを作る
【新】※弓月光『ボクの初体験』(1975週刊マーガレット39号〜1976.14号)【整理人未読】
1976〜1977集英社MC(全3巻)/2001集英社文庫(全2巻)
★コメディ+脳腫瘍で他界した少女の脳をマッドサイエンティストが少年に脳移植手術する
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【わ】
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(スレッド3) >148 >121* >123-127* >134-136* >137 >138 >142-144* >148-149* >152-153*(SF要素改訂)
*→△和田慎二「明日香」シリーズ中の数作品(それ以外は死霊や生き霊との戦いが中心)
☆自然が味方する特殊能力を持つ一族に生まれたヒロイン明日香は、変身分身術や超常現象を起こす力を備えている。
△和田慎二 「超少女明日香」(1975別冊マーガレット4〜5月号) ←シリーズ第1作
1976集英社MC/ 1995HC『超少女明日香』
1998白泉社文庫『超少女明日香』第1巻/2000MFコミックス『超少女明日香』第1巻に収録
建設会社の社長宅でお手伝いさんをする傍ら、会社のピンチを救うため、双子のエスパーと戦う。
△和田慎二 「ふたりの明日香」(1976別冊マーガレット9・10月号) ←シリーズ第3作
1978集英社MC/ 1995HC『ふたりの明日香』
1998白泉社文庫『超少女明日香』第1巻/2000MFコミックス『超少女明日香』第2巻に収録
☆明日香にうり二つのTVタレントが登場。TV局を支配する超能力者の一族と明日香との対決。
△和田慎二 「明日香子守歌」(1978LaLa11月号〜1979.1月号)
1982白泉社HC『明日香子守歌』
1998白泉社文庫『超少女明日香』第2巻/2000MFコミックス『超少女明日香』第2巻に収録
☆産婦人科の病院で人為的に超能力者を出産させる非合法な実験が行われ、明日香がその計画を阻止。
△和田慎二 「明日香・妖精狩り」(1985花とゆめ11〜13号)
1986HC『明日香・妖精狩り』
1998白泉社文庫『超少女明日香』第2巻/2000MFコミックス『超少女明日香』第3巻に収録
☆明日香がアメリカの妖精狩り計画(ティンカーベル=超能力者)に巻き込まれる。
△和田慎二 「超少女明日香 聖痕編」(1999コミックフラッパー12月号〜2000.12月号) ←シリーズ復活第1作
2000〜2001MFコミックス『超少女明日香 聖痕編』(全2巻)
☆超能力を持つ獣人に変身する一族。獣人を作るために遺伝子操作もする病院の計画を、明日香が阻止。
▲柴田昌弘+和田慎二 「紅い牙 番外編 獏」(1982別冊花とゆめ冬の号)
1982白泉社HC『紅い牙 ブルー・ソネット』第3巻
1993白泉社コンプリート『紅い牙』第1巻/2000MF文庫『紅い牙』第3巻に収録
☆柴田昌弘との合作。エスパーだけが読めるお手伝いさんの求人広告によってふたりのヒロインが遭遇。
(スレッド3) >162-163*
【新】□渡辺直美『聖痕―impression』(初出未確認)【整理人未読】
1998講談社AmieKC(全2巻)
・超能力者の研究機関が出てくる
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【アンソロジー】
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坂田靖子/橋本多佳子/波津彬子 共著『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』
収録一覧は
>>46参照
(スレッド1) 626 632-633*
▲坂田靖子(原作: フレドリック・ブラウン)「プラセット」(1983デュオ9月号)<br>
1983,1985朝日ソノラマ/2002コミックス(講談社)<br>
坂田靖子・橋本多佳子・波津彬子『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』に収録<br>
★サイエンスファンタジー/ある惑星の特定の時間帯のみに起こる不思議現象<br>
(スレッド3) >41 >53
【新】▲橋本多佳子(原作: フレドリック・ブラウン)「帽子の手品」(1983デュオ3月号)
1983,1985朝日ソノラマ/2002コミックス(講談社)
坂田靖子・橋本多佳子・波津彬子『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』に収録
★ハイスクールで同期だった若者4人のうち2人が、地球人に化けて地球人類の研究をする異星人。
(スレッド3) >43* >46* >53
【新】坂田靖子(原作: フレドリック・ブラウン)「狂気恐怖症」(1983デュオ3月号)
1983,1985朝日ソノラマ/2002コミックス(講談社)
坂田靖子・橋本多佳子・波津彬子『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』に収録
★パラノイアでナポレオンを自称した新聞記者の人格は、宇宙の造物主の意思で操作されていた。
=======================================
SF少女漫画全般への意見や資料紹介
=======================================
(スレッド3) >47-48 >95 >141 >147 >157 >177 >183 194-196 205 >207-213 216-217 228-230
>>141→【このスレッドのSF少女漫画の定義】一部改定
基本的に、少女向け漫画雑誌とその後継的な女性向け漫画雑誌/単行本に載った作品ということで。
読者対象が低学年向け少年青年向け成人向けの雑誌は、含めません。
作品執筆の時期によっては編集方針や読者層が変わっているケースもありますので、
少女雑誌は1970年代以降、りぼん・なかよし・ちゃお・WINGS・リュウは、1980年代までが目安になります。
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============================================
SF内容が報告されている作品一覧(初出・単行本・主なSF要素または簡略紹介、箇条書き)は、
このスレッドの過去ログまとめ整理サイトにあります(約154KB)。
ttp://www23.ocn.ne.jp/~lyric/sfgc/list_pre2.html#INDEX ↑最新レス反映以外に、作品再読によって簡略紹介文を改訂しているものもあります。
============================================
↓ では、SF少女漫画作品について、引き続き、感想意見などを語りましょう。↓
>>25 > □華不魅『グラマラス・ゴシップ』
ハッカーと彼に拾われた元殺人用アンドロイドのシリーズ物だったと思う。
> □片山愁「学園便利屋」シリーズ
オカルト系のシリーズだった。途中までしかみてないから
SF度のある話もあるのかもしれないけど。
まとめ人さん、いつも乙です。
サイト見たら未読印だいぶ減ってるような?
色々読んで下さってるんだなあと思い、
嬉しいです。
内田善美、河あきらの初期のも、ぜひお願いします。
個人的にですが、美内すすえ「泥棒シンデレラ」
佐伯かよの「マーメイド・レポート」なんぞは
除外かと思ってましたが、読んだことあるのが入ってると
やっぱ嬉しいです。
SF要素ないのわかってるんですがw
バリバリのとまではいかずとも
まともなSFも書いてる作家さんですし
参考作品としてでしょうね。
>>220さん
□竹沢タカ子「ラストゲイル」
□竹沢タカ子『ボイルス・タウンの狼男』
□聖悠紀『ファルコン50』
このへんがハードSFっぽい予感。
でも本がなかなか見つかりませんわorz
>>249 「学園便利屋」シリーズは、「ブリザード☆センセーション」なんかがSF要素にあたるのかな?
このスレではSF的な超能力の定義から少しズレているのかもしれませんが…。
最初は雪女に憑依された怪奇現象かと思ったら、篠という少女が便利屋のメンバーの一人が好きで、
彼女の潜在能力が雪女に憑依されたような超常現象を引き起こしていたという、そんな話。
他にも未来にタイムスリップする話が出てくる「クリスタルEYES」とかあったと思う。
>>250 「泥棒シンデレラ」はSF要素の解釈の違い、という感じもします。
結局、主人公が周囲の人間の能力を奪っていたのか、
それとも憧れの人物の力が欲しいと強く願ったら望みが叶ったのが、
本人が持つ潜在能力が表に現われたのか…。
いくつもの偶然が重なって周囲の人間が次々と病気や不幸などに見舞われる
のですが、それらが全部オカルトなのかもよくわからない。
一種の集団ヒステリーみたいに主人公は自称被害者達に詰め寄られて、
「魔女狩り」みたいに加害者と決め付けられるけど、冷静に考えるとどうなんだろう?
と当時読みながら深く考えさせられました?
>>252の訂正。
最後の行…、
と当時読みながら深く考えさせられました。
?マークを修正。
まぎらわしいオカルト要素を本当にオカルト?と突き詰めると、
結局何も科学的な検証をされていないから、どっちにも取れるオチかと。
SFかオカルトか作品内で詳しく検証されていない、という意味で
アバウトに不思議系と言う呼び方でくくられているとしたら、
同じ美内すずえの作品で、タイトル忘れましたが、外国が舞台で、
学校の生徒(だったと思うけど)が、集合場所に全員集まるはずだったけれど、
メンバー全員がそれぞれ事情があって当日遅刻して、
それで集合場所だった建物に、集合予定の時刻に事故(それともテロで爆破されたのか?)が
起きたけれど全員無事だった。という、不思議な話がありました。
たぶん、実話が基になっていたと思います。上のあらすじは、うろ覚えで間違ったことを書いていると思います。
255 :
254:2006/11/10(金) 15:48:36 ID:???0
美内すずえさんの漫画と、元ネタになった二十世紀中頃、米国のとある街で起こった教会の
ガス漏れ爆発事故事故と混同して記憶があやふやです。
どなたか、漫画の方のタイトルをご存知の方おられたら、教えてください。
よろしくお願いします。
256 :
254:2006/11/10(金) 17:43:45 ID:???0
251=255ですが、連投してすみません。
>>251に補足。
片山愁さんの「学園便利屋」シリーズは、不思議系やオカルト系のエピソードは除外して、
『BRAIN PRACTICE』だけはライトSFとして認定してもよさげな感じです。
立ち読みして確かめてきましたが、内容は映画「ローマの休日」風の演出で、
超人的な記憶力を持つ白人の少女リティルと便利屋メンバーが出会い、
メンバーの一人と恋愛要素を絡めつつ、能力開発系のSF要素が入りながら
物語が進行していきます。詳しいあらすじは購入してからということで、割愛しますが、
これはオカルト要素が無いエピソードです。
まとめ人さん、いつもながらお疲れさまです。
>>227>>229 ここはSFとは何か?を定義するスレじゃないので、思い浮かんだ作品を自由にネタに挙げて語ってかまわないと思うけど、
ただ、他の人が挙げた既出作品をSFとして否定、または先にSFでないとされた作品についてそれを否定する場合は、
それなりの理由を書くのが先に挙げた人へのエチケットじゃないかと思ったりして…
で、上の
>>194を見て思い浮かんだ作品。
佐伯かよの「シークレット・ブルー」
ホラーファンタジーに近いSFというべきか、SFに近いホラーファンタジーというべきか…
読者によって評価が分かれるかも。
童話的存在を踏まえてる訳じゃないけど(3)に該当すると思う。
水泳部のヒロインたち女子高生二人が部活後の部室で別々の何者かにそれぞれ犯され身ごもってしまう。
しかも胎児は以上に成長が早い。
胎児が体内から発する超能力で母体はトラックにぶつかっても傷一つ負わせず、断崖から飛び降りても下に軟着陸して死ぬにも死ねない。
実はヒロインを襲ったのは、ヒロインが密かに好きだった相手で、彼はあの夜、自分の意志や性欲を超えた不思議な導きによって彼女を襲ったのだという。
それは造物主的な意志による二人が子供を作るべく運命づけられていたからだと彼は考えている。
ヒロインの友人を襲ったのもやはり、人間を超越した意志によって運命づけられた相手だったはずだという。
彼の話を聞いて混乱したヒロインを陣痛が襲い、気が付くと研究施設のベッドの中。
ヒロインの住む町はもともと彼女のように運命づけられて新人類が誕生するようになっており、その施設はそうして生まれた新人類の子供を保護し養育する研究所だった。
ヒロインが案内された研究施設の水槽で育てられている自分の生んだ赤ん坊は人魚のような姿をした水棲の人類だった。
それは大気汚染などの環境破壊が進む中、やがていつか人類が地上に住めなくなった場合に水中で生きていけるように進化した新人類の姿だった。
258 :
254:2006/11/10(金) 21:02:06 ID:???0
まとめ人さん、申し遅れました。乙かれ様です。
>>145のレスの「わたしの左手」のSF要素が理解できず、、
関係の無い美内すずえの「泥棒シンデレラ」を引き合いにしてコメントしていました。
(しかも漢字ではなく「どろぼうシンデレラ」と間違えて書き込んでいた)
後で指摘されて、ようやく自分の勘違いがよく分かりました。
「泥棒シンデレラ」もSFではないけど、心理学的に解釈するとヒロインが突然、
自分がなりたかった理想の人間(能力や容姿を含めて)は何だったんだろうと、
たまに思い出して考えることがあったので、リストに取り上げてくださって嬉しいです。
少女漫画ではないけど、楳図さんの「わたしは真悟」の謎めいたメッセージ、
「奇跡は誰にでも一度おきる だがおきたことには誰も気がつかない」
にもあるように、美内作品の不思議系作品って、本人も知らないうちに奇跡を起こしていることがある、
っていうのが隠れたメッセージかな?と思います。
>>228 ぜんぜんSFではないけれど、「センス・オブ・ワンダー(不思議なものに目を見張る感性)」って、
こういう意味かな?と思ったので、思わず、『6月4日月曜日』の名前をあげてしまいました。
一応、
>>208には
>里中満智子『6月4日月曜日』は、SF要素の全く無い現実的な少女漫画。
と最初の一行にことわり書きを入れたつもりでしたが、
ご立腹のようで大変申し訳ないです。スレの容量の関係もあるので、
非SFでSF要素の全くない作品名をあげるのは、今後は控えます。
259 :
254:2006/11/10(金) 21:06:10 ID:???0
>>258の続き…
長文の上、脱字で意味不明すみません。
×理想の人間(能力や容姿を含めて)は何だったんだろうと、
○理想の人間(能力や容姿を含めて)になった原因は何だったんだろう
文章を訂正させてください。
>>241の東村アキコ「きせかえユカちゃん・うちゅうスペシャル編」は「きせかえユカちゃん」第9巻に収録されてます。
>>244の矢代まさこ「わたしの左手!」はネットで検索したところ「平和鳥物語」にそれぞれ収録されてるらしいです。
261 :
1:2006/11/11(土) 02:47:46 ID:???0
こんばんは、1です。
SF要素が感じにくいとされた作品群についてですが、
ここのみなさんで論議が重なった作品は、SFを楽しんだり学んだりする資料になると思いまして、
それで残してみました。
具体的なあらすじも入っていますしね。
SF度は、やはり、あらすじを紹介してもらうことで、わかりやすいと思うのです。
内容を語る方向へ育ってきたこのスレは、長文系スレッドの仲間入りしちゃってますが、
みんなで作ってきた貴重なデータ集ですし、
色々な作品を読む機会に恵まれてわたしもすごくうれしいです。
262 :
1:2006/11/11(土) 02:59:12 ID:???0
>>257 >ただ、他の人が挙げた既出作品をSFとして否定、または先にSFでないとされた作品についてそれを否定する場合は、
> それなりの理由を書くのが先に挙げた人へのエチケットじゃないかと思ったりして…
そうですね。
既出作品でも、新たに挙げる作品でも、共通することだと思います。
先に挙げた人もですが他のみなさんもよく知らない作品だったとしたら、なかなか結論が出ないw
SF要素がどの程度あるとか、理由を語るなら、
まずは具体的なあらすじを通じて知ってもらうのがよいのでは?
超能力とかロボットだとかのSF要素だけを挙げるより、
簡単なあらすじでも、要はSF要素の使われ方が分かればよいわけで。
多少詳しく書けば、全体がハードSF的な作品かライトSF系か、
本来のジャンルは別のものでSF要素を部分的に含む作品か、という違いも分かりやすいと思います。
SFかオカルトホラーかわからない作品でも、SFとして楽しむ場合のポイントが分かるかも。
263 :
1:2006/11/11(土) 03:02:44 ID:???0
>>258 里中満智子『6月4日月曜日』は、手元にありませんが、
あらすじ書いていただけて、だいぶ前に読んだことを思い出せました。
SF設定を楽しめるストーリーではないですけど、
SFの楽しみ方や味わい方を考えさせてくれる作品なのかもしれないですね。
参考作品として、里中さんの項目に添えておいてもよいかなと思います。
センスオブワンダーは、定義がむずかしいですから、
>>2の(1)にあるSF要素と同等に扱うのではなく、オプションとして語ることにしませんか?
264 :
1:2006/11/11(土) 03:04:22 ID:???0
単行本情報は、手元にないものについては、新刊書店サイトのデータで確認してます。
10年以上前のものは、一部の古書店や個人サイトにあるデータが頼りになりますね。
なるべく複数のサイトで一致するものを採るようにしてます。
>>260 矢代まさこ「わたしの左手!」は、
収録単行本『平和鳥物語』の出版社や発行年がみつからなくて
未確認、としておいたのですが、
さきほど、「平和鳥物語」が出てきたファンサイトの解説文中の
「ピースバードストーリー」でググってみたら、
1980年初版、奇想天外社(奇想天外コミックス矢代まさこ自選短編集)で見つかりました。
作品によっては、タイトルの読み方やサブタイトルやシリーズ名で
表記される場合もあるんですね。
265 :
254:2006/11/11(土) 03:12:29 ID:???0
258です。
>>263 わざわざレスしてくださって、恐縮です。
里中満智子は異星人が出るからってSFとは限らないぞ、と人魚姫の話題を
もっと読みたかったので、愚痴ってみただけです。
リストから外すのは、もちろんOKですよ。単に話題に出しただけですので…。
>里中満智子『6月4日月曜日』
ある日、死んでしまいたいくらいの悩みを抱えていた少女が、
理科の授業やいろんな出来事や、人との出会いを通じて、
感性が研ぎ澄まされて、自分の生命が自分が終わっただけでなくて、
後の人の人生にも影響を与えることによって、自分の寿命よりももっと
大きい生命に触れることが出来るんだ、と言った内的洞察を得て
(というのは大げさな書き方ですが、印象としてこんな感じ)、
とにかく限りある命を最期まで精一杯生き抜くと、決意するのです。
これが、たった一日の心の動きなのです。
「6月4日月曜日」は本当に全くSFではないです。
子供の頃読んですごく感銘を受けたけど。
給食を美味しいと感じたり、そういう日常のありがたみを感じる作品では
ありますけど、これをリストに加えるならSF要素のまるでないファンタジー
やオカルトで人生を感じる作品をリストに加える方がまだはるかに
近い気がします。混乱を招くだけだと思うのですが。
267 :
254:2006/11/11(土) 13:02:14 ID:???0
まとめ人さんも、「6月4日月曜日」に関してはリストに加えないもの、
と最初からわかっていると思う。リストに残すかどうか検討すると、
言ってみただで、まだ実行するとは言っていないわけだし、
この作品をリストに加えることは、まずないと思います。
268 :
254:2006/11/11(土) 13:15:07 ID:???0
>1 :花と名無しさん :2006/04/12(水) 09:58:31 ID:PZEv4Fa6O
>萩尾望都、竹宮恵子、
>樹なつみ、清水玲子、日渡早紀、等
>少女漫画では数少ないSF作品、漫画家について語れ。
>自分が読んだ限りではこれくらいしかいなかったんだが…
>新旧問わず挙げてください。
>まともにSFしてれば良し、ファンタジーは除外。
最初の頃は最初のスレの
>>1の原則に沿った路線の作品を取り上げていたのですが、
前々スレからネタ切れで、純SFのタイトルあげてませんでした。
269 :
254:2006/11/11(土) 13:34:36 ID:???0
このスレの住民の大部分の方は、まともなSF作品が何なのか、
ご存知だと思います。ですが、最近のわたしはSFから離れすぎたようです。
だから、しばらくロムに入ります。新しくSFについて語りたくなるような作品に
出会うまでは、書き込みは自粛します。
「6月4日月曜日」のような作品は、里中満智子さんの専用スレもあるので、
必要があればそちらで語りますので、リストに残す必要はないでしょう。
>1
いつも膨大なまとめありがとうございます。大変乙かれ様です。今更ですが1さんの読書量にも感服します。
SF少女漫画好きで雑食系の自分としては扱う範囲が広く柔軟、話題が多岐に渡るこのスレは居心地がいいので
1スレから常駐させてもらっています。最初に立ててくれた1スレの1さんにも感謝です。
早速ですが、次回訂正、追加の時にでも >245 弓月光「ボクの初体験」のあらすじ訂正お願いします。
>★コメディ+脳腫瘍で他界した少女の脳をマッドサイエンティストが少年に脳移植手術する
>159で挙げた弓月光の「ボクの初体験」ですが
>「少女の脳をマッドサイエンティストが少年に脳移植」
ではなく、
「少女の身体にマッドサイエンティストが少年の脳を移植」です。
なので、「身体は春奈という少女」で、「脳ミソが英太郎という少年」になっています。
春奈は脳腫瘍で亡くなったので、(この()内は個人的想像ですが、恐らく人浦博士はガンに
おかされた春奈の脳だけ取り除いて)身体だけをコンピューター装置で生かし続けてきたんだと思います。
一方英太郎は確かガケから飛び降り自殺をした為、身体はぐちゃぐちゃ、脳は無事だった、と
そういう設定だったと思います。
そのままだと英太郎も死んでしまうし、春奈の身体に英太郎の脳を移植して、脳みそは他人だけど、
自分の超若奥さんを擬似的に?復活させている間に、人浦博士は英太郎の身体を治療して治していました。
命は助けてもらったものの、女になるわ春奈春奈と博士にせまられるわで英太郎にとってはえらい災難ですが、
自分の研究は全て妻を復活させる為、奥さんに心底彫れ込んでる中々ロマンティストな人浦(ヒットラー)博士でした。
>>262 いやー、このまとめのために大変な検索をされているのですね。
改めてただただ、感服、感謝です。
>SF要素がどの程度あるとか、理由を語るなら、
まずは具体的なあらすじを通じて知ってもらうのがよいのでは?
そうですね、まずはあらすじを知らないと始まらないと思います。
でも、あらすじだけでは雰囲気までは伝わらない点もありますから、あくまでもとりあえずの目安でしょう。
実際その後のコメントでSF度が変更されることはよくあるので。
(私なんかのあらすじ付きで挙げた作品でも、あとから私の感じるSF度と違う評価が出てきて、そっちの方に変えられることはチョコチョコありますし)
最終的には未読でなければ、まとめ人さんの評価でつけて、さらにそれをその後必要に応じて改めていけばいいのではないでしょうか?
木村晃子「哀愁のダッシュマン」
こんな内容
↓
http://www1.odn.ne.jp/%7Ecag01780/TEKO/dashman.html 劇中劇というか、作中主人公が出演する特撮SFドラマと現実の主人公の境遇が重なってる設定。
主人公は事故で怪我した足を天才外科医に治療して貰った結果、超人的な跳躍力、疾走力を発揮する能力を持つようになる。
その能力で助けてくれた母子(未亡人である母親に主人公は惚れている)を悪徳企業の魔の手から守るようになる。
でも、その能力は短時間しか続かない。
こうして主人公は、平凡な営業マンとしての表の顔と超人的な力を発揮するダッシュマンとしての裏の顔、
さらに趣味と副業兼ねた特撮ヒーローの三足のわらじを履くことになる、というお話。
たらさわみち「メルヘンシリーズ」
>>232の有吉京子「飛べ!ペガサス」とよく似た設定・モチーフの話。
人間はコンピューターに管理された未来社会。
主人公の少年は祖父から禁書扱いされている童話や詩などを幼い頃から教えられ、そうした世界に惹かれている。
その社会は一定の年齢になると一律に死が強制されることに決まっており、祖父もその年になったので、役所の人間によって連行されていく。
祖父の強制的な死後、唯一の理解者を失って落ち込んでいた少年は彼と同じくファンタジーが好きで共通する世界観、価値観を持つ少年と出会い、親友となる。
ところが、親友となった少年は異端者と見なされ、収容され、彼らの社会から消されてしまう。
また、一人となった主人公は「シルバーマン」と呼ばれる船乗りと知り合い、彼が新しい理解者となってくれる。
しかし、主人公自身もやがて異端者とみなされ、親友と同じく強制収容されることになる。
絶望した主人公は「シルバーマン」に海を隔てた彼を受け入れてくれるファンタジーが認められ、機械文明から距離を置く世界に連れて行ってもらうことにする。
実はその地は、主人公達の社会から異端者と見なされた人間達が追放される場所で、主人公は親友とも再会を果たす。
時々役所の手でなく、主人公のように「シルバーマン」達の力を借りて自らその地に出て行く人間もいて、それについては黙認されていた。
274 :
花と名無しさん:2006/11/12(日) 11:18:32 ID:v1oLDi+P0
>>272さん
すみません。ダッシュマンのお話、全然違います……;;
主人公は、昔アクション俳優をやっていたけれども、ある撮影の時に重症事故にあい、今後を心配した母親の懇願に営業サラリーマンに転職。
「天才外科医」はその時に手術を執刀して下さった先生ですが、それは「自称」であって、主人公が特殊能力を持つ原因ではありません。また、主人公が特殊能力を持ったわけでもありません。
その後も、母親に秘密でアクション俳優を続けています(それが「ダッシュマン」←の着ぐるみの中)
主人公が恋に落ちた未亡人(とその子供)を助ける場面では、「衣装として」持っていたダッシュマンに変身(と言うか着替え)するので
ウルトラマンのように実際変身するわけでも、変身時間が限られているわけでもありません。
「ダッシュマン」とは、この物語の中で、劇中劇で、子供向け特撮TVドラマです。
なので、
「高速戦士ダッシュマン」と言うドラマは幼児向けSFと言ってもよいかも知れませんが
「哀愁のダッシュマン」はホーム(?)コメディの部類に入ると思います。
SF要素は皆無です。
「哀愁のダッシュマン」著者 木村晃子
初出 「かれん」(?〜1994 4月号)
初コミックス 「哀愁のダッシュマン1・2(未完)」(KKベストセラーズ)
デジールDXvol9〜15(秋田書店)最終話まで再録掲載
>>274 あー、そうでしたか、ごめんなさい。
昔、連載されてた頃、行きつけの喫茶店で読んだだけなので、記憶の中でアレンジされてしまったみたいです。
>>22 山田ミネコ「妖魔の森」は「アリスシリーズ」でもあると同時に「最終戦争シリーズ」の第1作に当たる作品なので、分けなくても良いのでは?
(コミックス初収録は最終戦争シリーズ作品として「冬の円盤」でした)
むしろ、小角が主人公格の「パトロールシリーズ」は
>>9に挙げられている「シルクロードシリーズ」における「風シリーズ」のように、外伝的な話なので別にした方がいいかもと思うんですが。
(未来社会のパトロール隊員である小角が時間犯罪者を追って過去の色んな時代にタイムトリップしたり、さらに彼のクローンとそのクローンを利用しようとする天才科学者と彼の上司や仲間のパトロール隊員達との恋の話が中心)
>276
「妖魔の森」って、「冬の円盤」に入ってる話だったのか。
捜せば家のどっかにある筈。(ここに書き込みたくても本が出て来ない事非常に多し)
もともと最終戦争シリーズ自体が色んな話が積み重なってるイメージがあるけど、パトロールシリーズ
だけは独立してすっきりまとまってる感じがする。個人的にはパトロールシリーズが一番好きだ。
特に小角じゃなくて影シリーズの方。
「草原の狼」てのもあったけど、これって最終戦争シリーズに繋がる話だったかな。
山田ミネコは16P短編が上手くてSFと呼べるのもいくつかあったと思うから、見付けたら挙げていきたい。
278 :
花と名無しさん:2006/11/12(日) 19:47:06 ID:UBkG8mXE0
>>277さん
「草原の狼」も最終戦争に繋がってます。
本が手元にないのでうろ覚えですが、シリーズ通した敵「ディーヴァ・ダッタ」と、それを狩る一族のお話でした。
「パトロールシリーズ」を外伝的扱いにするのならば、「草原の狼」もそうできると思います。
>278
レスありがとうございます。
やっぱりそうでしたか。これも本が出て来ない…。
あの話も狼がなかなかワイルドでよかったです。
>254
「泥棒シンデレラ」のあらすじ勝手に書いた物ですが、「泥棒〜」は私も結構好きな作品です。
>254の内容が違うので別の話だと思いますが、似た印象の話なら記憶があります(以下に記載)。
個人的に美内すずえで、発想が一番SFっぽいと思ったのは、考証とかは何もないんだけど、
タイトル忘れたけど(緑って文字が入ってたかも?)
主人公のお姉さんが嫁いだ先の町の人間がどんどん植物化していって、砂嵐か何かから町を守る
木の一つになる、という話かな。安楽死?させる病院みたいな所もあった様ななかった様な。
安楽死のくだりは、佐々木淳子の作品にもあったし記憶がごっちゃになってるかも。
美内すずえ「クリスマスの奇跡」(昭和51年ミミ6月号掲載 美内すずえ傑作集5「虹の戦」
花とゆめコミックス1979年10月初版 収録 注:>20にて既出の「モンキーロック」同時収録)
オムニバスショート漫画4作の内の1作「第2話 時をつげる鐘」
これもSF要素はなし、不思議系というか、タイトル通り奇跡の話かな。
「第4話 サンタクロースの来訪」はSFのいろは的な作品ていうか。
円盤が出てきて子供が宇宙人?と出会うだけの話。
あらすじラストまで書きますので注意。
>280つづき
「第2話 時をつげる鐘」
時計塔のあるイギリス風の街並の町。
町の住人は、20年前に建てられて以来、一度も狂った事がない時計塔の鐘の音を毎日目安に出勤し、
昼食を取り、仕事を終える。
町の少年ティムは、学校の講堂で校長先生の長い説教にうんざりしていた。
クリスマスなので授業がない。昼の12時になれば、みんな校庭を通り下校し、クリスマスが待っている。
しかし、12時になっても鐘の音が聞えない。他の生徒達もざわめきだし、校長も不審に思うが鐘が鳴らない
為に説教を続行する。20年間一度も狂った事がない筈の時計塔の鐘。
ティムはたまらなくなって恐る恐る振り向き、時計塔を見る。針は12時5分を指していた。
その直後、奇妙な音が聞え、次に強い光と激しい墜落音がする。
校庭に大型飛行機が落ちたのだ。
飛行機が落ちた直後に、5分遅れで鐘の音が鳴り出した。学校側の死者、負傷者0。
「第4話 サンタクロースの来訪」
クリスマスに団地の友達を集めてクリスマスパーティーをしている明少年。
同じ団地の子供、トシ坊が遊びに来るが、小さいからと相手にしない。
明はトシ坊が「クリスマス」と「サンタクロース」をごっちゃにしている為、いらいらしてきて
「今日、団地の屋上にあがってみりゃ空とんでサンタクロースがやってくるぞ」と嘘をつく。
夜、雪が降る中、屋上でサンタを待つトシ坊。
上空に円盤がやってきた。
明少年の元に、トシ坊のお母さんが心配して訪ねに来る。そこへ、屋上から戻って来たトシ坊。
「ぼくサンタクロースに会ったよ。ソリってまるく大きな銀色に光るのりものなんだね。
銀色に光る服を着て、覚えたてのとても変な日本語を話してアンドロメダってとこから
きたっていってた。ぼくのこと地球ではじめての友達だって(セリフ要約してます)」というトシ坊に
、呆然とする明少年達。
>>278 「草原の狼」はご自身がおっしゃる通り、「シリーズ通した敵『ディーヴァ・ダッタ」』と、それを狩る一族のお話」なので、外伝というわけでもないのでは?
あのシリーズはまとめ人さんのコメントにもあるように、途中までは最終戦争後の未来社会やその社会の人間と過去の人間との関わりがメインのハードSFだけど、
ディーバ・ダッタが登場するあたりからディーバ・ダッタと人間達との闘いが中心のファンタジー的な話になってきてるから。
個人的には「緑の少女」の次の短編(「モルグ」?)あたりが分岐点じゃないかと。
>>280 >主人公のお姉さんが嫁いだ先の町の人間がどんどん植物化していって、砂嵐か何かから町を守る
木の一つになる、という話
「みどりの炎」ですね。
あれは妖怪的な、意識を持ちしゃべる木達が登場してその血を選ばれた人間に輸血すると植物化するという、SFというよりホラーサスペンス的な話だったと思います。
病院も出てきましたが、選ばれた人間が植物化する準備施設だったような記憶があります。
>283
そんな設定でしたか。妖怪みたいな木で思い浮んだんですが、変な目みたいなものがついてる
木が出てきた気がしなくも…。いい加減な記憶だなぁ。>154もすみません。
レスありがとうございます。
堀泉下
SFというより幻想的な話が多い人なんですが、これは境界かなと。
「したしきもの」16P ぱふ1984年3月号掲載(「妖精おとし」昭和60年4月初版サンコミックス 朝日ソノラマ収録)
画商ティティル・ルーベには放浪癖がある。
発作的にある日突然荷物も持たずに消えてしまうのだ。本当に「何も持たずに」出かける。
「放浪」といっても身体はそのまま、意識だけが幻覚を見る。
いつ「出かけて」しまうのか、本人にも分からない。
ひよっこ画家トルメンが、いつもの様に出来た絵を彼女の所に持っていく。
そこで壁にかかっている一枚の絵に気が付いた。
その絵のことを彼女に聞くと、自分が描いたと言い、「わたしがいつも出かけていく場所が描いてあるの」
と答えが返って来る。
それは不思議な絵だった。森の風景にも海にも人物にも見える。
トルメンが聞いていた彼女が見る幻覚は「石畳の上を歩いている」というものだったので、その事を言うと、
「形や場所は意味がないの。その時の空気の質ね。においというのかしら」という答えが返って来る。
その絵の臨場感にいささかショックを受けたトルメンだったが、後にそれが彼女が描いたものではなく、
世紀末の風景画家ラヴァン・デューレの「親しき者」だと分かって不審に思う。
友人を連れて彼女の元を訪れると、彼女は自分が描いたものではないことを認めたが、「同じ事だけど」
と言った。そして絵を見る友人達に「それは心象風景、つまり作者の精神世界の風景画であり自画像」と言い
「こんな(絵の)場所を知らないかしら」と訪ねた。
精神、強い意思の力が不滅のものなら、ラヴァン・デューレの生み出した世界が何処かに存在する筈。
100年後、彼に最も近い波長を持つティティルが一枚の絵を地図に、その場所を捜している。
あの世界の入り口、接点を捜すティティル。
ある日、ティティルは画廊もアパートも引き払ってこつぜんと消えてしまう。
彼女の後を追うトルメンだったが。
>>5の池田さとみ「アルジャーノンにゆりかごを」は前のレスでも言われてたように、精神混濁状態にある少年の妄想の世界を描いた作品で、SF要素のない心理サスペンス物だと思うんだけど。
「アルジャーノンにゆりかごを」と同系列のものなら、
山岸凉子の「ハーピー」「スピンクス」「悪夢」なんかも*になりそう。
どれも異常な精神状態にある少年や少女の妄想と現実の狭間を描いた作品。
>286
*がついているのでその意見は反映されていると思う。読んだことはないけど。
SF要素にはこだわっていないので、なくても別にかまわないんだけど、
「したしきもの」は妄想という扱いでもないし、心理サスペンスでもないかな。
ネタばれだが結局ティティルは入り口を見付けて入っていく描写があるんだけど、ファンタジーとも
いいにくいし、不条理でもないし、幻想的というには理屈っぽいし、実際読んでもらって
空気を感じてもらうしかないかも。
山岸凉子の異常な精神状態にある主人公の話で思い出したけど、
この作者の「ストロベリー・ナイト・ナイト」。
ミサイルが落ちてくる直前のパニック状態に陥った人々を精神が病んだ状態にあったヒロインの目から描いた作品。
核ミサイルが発射されてから到達するまでの時間の社会のパニックを描いた、松本清張唯一のSFとされる「神と野獣の日」を連想させる内容。
>>240 成田美名子「ワンダーランド」も「飛べ!ペガサス」や「メルヘンシリーズ」と似たモチーフかな。
法律とかで禁止されてるわけではないけど、未来社会では人々の関心が科学や技術に偏りすぎて、
ファンタジーとか文学とか芸術とかの情操面が軽視されて、そうした方面に興味を持つ子供は少数派の異端という設定。
あの頃、こういうのがはやってたのかな?
>>21 すみません、山口美由紀の『春告げ小町』が△で、『ひとゆり峠』が*とSF度が違っているその差の理由を知りたいのですが。
個人的には超能力者が主人公の時代劇という設定は同じだと感じられたもので。
作者も『春告げ小町』のコミックスで、前回色んな場所を移動し歩く旅人の異能者だったので、今度は対称的に固定した場所に定住する異能者を主人公にしてみたとか書いていましたし。
>>290 ブラッドベリの「華氏451度」の影響とかないのかな。
映画化もされたみたいだし。
>>292 成田美名子は愛読書に「華氏451度」を挙げてたから、たぶん、その影響もあるだろうね。
>>287-289 山岸凉子の短編にはそういう傾向のがかなり多いよね。
ただ、そういう精神世界の異世界行きみたいなモチーフは、他の作家にも結構ありそうだし
たとえ*でもこのスレのリストに加えていくのはどうかと思う。
これはSFってのがはっきり分かる作品を幾つか描いている作家で、SF要素が微妙なセンにあるものとか、
一般世間でSFとして分類されやすいものを検証するんだったらいいと思うんだけど。
ちなみに山岸凉子の短編に「タイムスリップ」というタイトルのがあるけど、
これは不思議体験のエッセイマンガで、車で山道を進んでるとき何故か同じルートを何度もめぐってて
なかなか目的地にたどり着けなかったけど、
ようやく着いたら時間的には思ったほど経過してなかった気がする、という体験談。
タイトルは、時間と空間のはざまにスリップしてしまったのではないかという疑問から出たらしい。
でも、科学的な根拠を出しているわけでもないので、不思議体験の範疇だと思う。
「タイムスリップ」は文庫のタイトルにもなってて(文春文庫、1999年1月初版)
初出誌は1993年ブルータス増刊号になってる。
>>290>>293 成田美名子の「ワンダーランド」は文学や芸術への関心が薄れた時代という世界観までは行ってないと思う。
まとめサイトの紹介文にもあるけど、歌とか音楽がすたれたという雰囲気だけで、
深く突っ込んでないしね。
妖精を見ることが出来る子どもたちが登場してる話は、
結構ファンタジー要素が入った作品だからそこだけ見るとSFじゃないけど
作品の世界観は三部作として見ればSF的になってるから▲は妥当だと思う。
「ワンダーランド」はファンタジーのカテゴリだと思う。
▲はどうかなあ。もうちょっと緩めだと思うけど。
>>296 「ワンダーランド」は
妖精の存在を信じている、だけじゃなく見てる様子が描かれてるしね。
△かな?
前にパラっと読んだだけだからウロ覚えなんだけど、
「彼氏彼女の事情」の中盤あたりに出てきた、文化祭だったかに
やった芝居の話。
あれどんな話だったっけ。
なんかSFっぽい世界観の話だったような記憶があるんだけど。
>>294 山岸凉子の作品でSF要素のある作品としては、「神入山−神かくしPart2」なんてのもあるね。
「神かくし」のPart1の方は江戸時代の神かくし事件とその真相を描いた時代劇だけど、
Part2はその話の現代の子孫が舞台となった山で宇宙人に遭遇する話。
その山は昔から神隠しの伝説があって、天狗がその犯人じゃないかともわれてたんだけど、天狗というのは宇宙船でやってきた宇宙人だったという設定。
ラストになんとも言えない怖さがあって、ホラーSFという感じかな?
>>294 289ですが、ちょっと誤解のある書き方でしたが、
「ストロベリー・ナイト・ナイト」は
>>288に挙がってる作品と同じタイプの「精神世界の異世界行きみたいなモチーフ」ではありません。
核ミサイルが発射されてパニックに陥った人々は現実のもので、それを見ている視点人物であるヒロインが、もともとは精神を病んでいたらしき人という設定です。
ヒロインはパニックに陥ってる人を観察し、考察していくうちに最後、正気を取り戻すけれど、その時にはミサイル到達が寸前に迫っていた、というのがラスト。
(正確には、人々がパニックに陥っていたのがミサイルが発射されたせいだった、というのはラストのミサイルが投下されてくるシーンでわかるわけですが)
>>298 ごめんね読んでない。
でも誰か覚えてたら話して欲しいな。
リストに入れて欲しいという訳ではなくて、
宇宙者かタイムスリップものとかのまとまった話だたらちょっと興味があるぐらい。
リストに入れてもいいのは
劇中劇ではあっても
既出のくらもちふさこ「アルファ」第1話みたいに
ひとつの作品としても独立できる短編なら対象になると思う。
「ストロベリー・ナイト・ナイト」は詳しいあらすじが分からないことには何とも言えないな。
精神的に異常な状態に追いつめられること自体はSF要素ではないし、
そういう曖昧な要素で引き合いに出すのでは、誤解されても無理もないよ。
核ミサイルの発射については、規模にもよるし
それによって人類滅亡の危機をリアルに描くものだったらSFかもしれないけど。
>>298 「鋼の雪」(白泉社 花とゆめコミックス『彼氏彼女の事情』第9巻収録)だと思う。
アンドロイドとそれを造った科学者との精神的葛藤を描いたものだったかな・・・。
よくある設定だけどお話としては本編よりも面白かった記憶が。
区分は■かなあ・・・。
山岸さんのは読んでないから分からないけど。
個人的に堀泉下はSFには分類出来ないんだけどSF的な発想、においのする作品を描いてるな、
と思ってたんで挙げた。
紹介したかったから勝手に挙げただけなんで、後は>1さんの判断にお任せします。
あとは鳥図明児かな。この人も結構紹介しにくい人かもしれないけど。
この人は堀さんよりメジャーだろうし詳しい人がいそうなんだが挙がってないね。
「光を見る男」だけ持ってるけど、読み返してないんで今はあらすじ紹介出来ない。SF要素はある。
>304
あの劇中劇面白かったね。
>>303 核兵器投下によるパニック、というのはSF要素に入ると思うな。
>>289で例示されてる松本清張の小説のSF要素もそれだと思うし。
(少なくとも、私の持ってる文庫本の紹介では「SF」と銘打たれてる)
ちょっとSFについて狭義に捉えすぎてるんじゃないかな?
小説の場合は自然科学だけでなくて社会科学系のifを描いたSFって、結構あったと思うよ。
山岸凉子の宇宙人が登場する作品では「八百比丘尼」なんて作品もあります。
親元を離れて下宿生活をしている女子高生がヒロイン。
母の死後、父が再婚し、実家とは疎遠になり、学校にも親しい友達もなく毎日不満ばっかり。
夏休みになっても家にも帰る気がせず、バイトも見つからない彼女は、クラスメイトですごい美少女に誘われて彼女の別荘に一緒に行く。
そこには同級生そっくりの若くて美しい母親と、うり二つの叔母の二人が待っていた。
実はこの三人、地球人を捕食に来た宇宙人だった。
体には魚のような鱗があり、脱皮のように体が分裂することにより、増殖する性質で、不満ばかりで自ら生活を変えようともしない、いなくなっても誰にも悲しまれないヒロインは宇宙人に食べられてしまう。
そして、この星にはこういう人間が大勢いるから、もっと食べてやろうと宇宙人達が宇宙船上から相談しているのがラストだったと思います。
ただ、どうも、この作者、結末を付けるために強引にラストで宇宙人を登場させる傾向があるような気がして、ちょっと安易な扱い方な気がしないでも…。
>>306 自分は303 ではないけど
> 核兵器投下によるパニック、というのはSF要素に入ると思うな。
これには同意。
ただし、そのSF要素がどう扱われているかで、SFらしさやSF度が明らかになる。
>>303 > 「ストロベリー・ナイト・ナイト」は詳しいあらすじが分からないことには何とも言えないな。
同意。
SF要素○○の有無を主張するだけでは、いつまでたっても結論にたどりつかないよね。
289または306さんから、ぜひとも、あらすじを紹介して欲しいな。
松本清張氏のその小説がSFであることは間違いないのだろうから
そちらの内容は後回しにして
肝心の山岸さんの作品内容の方が知りたいね。
「ストロベリー・ナイト・ナイト」は
>>289や
>>300に書いてあるのがあらすじと言っちゃっていいような内容じゃなかったかな?w
つまり、ストーリーらしいストーリーがないというか…
パニックに陥った人個々の様子をヒロインからスケッチ風に描写していく内容。
読む人によって、SFと受け取れるかどうかは微妙かな。
(私個人はSFといわれればそうかも、そうでないといわれればそうかも、と、どっちつかずかな)
ただ、この作品に限らず、前スレでも誰かが言ってたけど、
実際の作品を読まずにこのスレで書かれた内容だけ読んでSFかどうかの判定を下す、というのは?を感じる。
実際に読んでの印象と、書き込みから受ける内容とでは違う場合があるし。
(たとえば、鈴木葉子の「グリーン色の遺言状」なんてあげた人以外ほとんど読んだことないんじゃないかと思うけど■になってる。
でも、あの作者は当時のありがちな少女漫画を描いてた人だったから、実際に読んだら印象はかなり違うかも)
実際に読まない人の間で、SFかそうでないか決めるのも変じゃないだろうか?
核弾頭パニックで思い出しましたが
▲(または※)吉野朔実「いたいけな瞳」シリーズの「第9話 Give Me Shelter」(初出1991ぶ〜け6月号、1992 ぶ〜けコミックスワイド版 第3巻収録、2004 小学館文庫「いたいけな瞳」第2巻収録 )
[ネタバレ付きあらすじ]
舞台は恐らく米ソ冷戦時期の日本。
テロリストにより世界中に核弾頭が落とされる事になり(その世界では備え付けの)地下36階の核シェルターに逃げ込まんとする2人の青年のドタバタ劇。
[以下ネタバレ]
核シェルターに逃げ込んだ後に主人公の夢だったと言うオチ・・・のはずが更にそれは現実ではなく実はやはり核弾頭は落とされる(落とされた?)世界だったと言うオチ。
↑すいませんひょっとしたらラストの解釈が間違ってるかも知れませんのでどなたか読んだ方がおられたら訂正お願いします。
ドタバタと捉えるなら※だけど真面目に捉えると▲・・・?
取り敢えずSFに入れてもいいのかな・・・。
そういえば、核戦争後の世界が舞台の漫画ってけっこうあるけど、
核ミサイルが発射されたとか、核爆弾が投下されたとか、核戦争が勃発したとかのまさに「その時」を描いた作品てあんまりないよね。
やっぱり、作者の想像を超えてるから?
ここ最近あがった上記の2作品以外に既出なのは、
里中満智子の「暗い空の果てに」と山田ミネコの「最終戦争シリーズ」の中の「西の22」と「最終戦争」くらい?
(まあ、「最終戦争シリーズ」は核兵器は使用されなかったという設定になってるから、ちょっと違うかも)
少女漫画以外でもあまり思いつかないな。
私が知ってるのは、山崎風愛の「ドームチルドレン」の番外編の冒頭くらいかな?
>309
>実際に読まない人の間で、SFかそうでないか決めるのも変じゃないだろうか?
同意。前から気になってた。
あらすじと実際に読んだ印象ががかなり違うって事も多々あるよ、ホント。
>311
思い付いたのは
水縞とおる「CRUSADER」かな。
核って言明してるわけではないけど、冒頭の話にそういうシーンが出て来る。
地球が戦争で汚染されて地下シェルターに篭もろうとしている大人達、地上に出て行く子供達。
地上に出て行く子供達の恐らく子孫達の話が主軸になってる。
戦争後の話を描いてるから、世界観としてはファンタジーっぽい感じ?
ナウシカとかアンドロメダストーリ―ズ程ハードではないけど、あんな感じの自由な世界観。
核ってぶっちゃけ、昔ならともかく現代において
身近すぎて、あんまSFって感じがしないんだよな。
それも怖い話だけど。
SFは「if」の物語だと思ってる。
核なんて、その「if」を想定する材料としては最適(というのも
不謹慎だが)なんじゃないかなあ。
もしアレが投下されてしまったら、その状況下で人はどうなるか、
投下後の世界はどんなことになるのか。
そういうのを描写するのは十分SFだと思うよ。
核とか隕石とか病気とか、いろんな理由で世界が破滅していく
様子を書いた話って、それだけでもSFの中で1ジャンル形成してるし。
>>313 身近っていうか、核の本当の怖さの記憶が薄れて不感症になってるよね。
未来物のSF漫画でも核の人体への後遺症や地球環境への影響を具体的に描いた物ってあんまりないんじゃない?
少年漫画だったら、コンタロウの「東京の青い空」なんて、核戦争後の地下世界から何も知らずに地上に出てきた子供達が急性放射線障害で死んでいく話だけど。
少女漫画でそういうのってあったかな?
核は怖いよ。ハダシのゲン読んだことある人間だから。
でも、今や世界のあちこちで核実験されてる現状だからなぁ。
核兵器じゃなくても、東海村の臨界事故みたいな場合もあるしね。
あの事故の直後の水戸の市内は白昼でも人っ子一人姿が見えなくて昔のSF映画の「渚にて」
(第三次世界大戦が勃発して核兵器が使用されたという設定)のラストシーンみたいだったそうだし。
萩尾望都の『トーマの心臓』を原作にした『1999年の夏休み』(制作1988年)。
何を思ったのか、準備稿では映画のラストに「核戦争」が勃発して、
主人公達の居残った学園に核爆弾が落ちるというストーリーにする予定だっとか。
確かに当時ノストラダムスが1999年にどうのこうの言っていたので、
そういうオチにする予定で舞台を近未来にしたのだろう。
そういえば、倉持知子の人間が擬豚化されて描かれてる「Butaman」シリーズの「Mimige」。
ラスト、核兵器じゃないけど、人為的な作動によって全世界の火山が爆発して地球が吹っ飛んで消えてしまうという話だったな。
100まで生きるのが目標だった大科学者の祖父は2年足りない98で往生。
祖父と同じく科学者の道を進んでいた孫息子は生前に切っておいた祖父の耳毛でクローン実験を行い自分の息子として生み育てる。
それは100まで生きたいという想いをかなえるためだった。
祖父の死後かつ息子の誕生から2年後の息子の誕生日、生前祖父が発明した「唐栗線」による「マグマ発電」がいよいよ開始されることになる。
それは1300度以上の造岩物質に触れると熱を電気エネルギーに変える特殊な線(唐栗線)を地球上全ての火山帯の地下に埋め込むという発電システムだった。
そして発電スイッチを押す直前、祖父のクローンである息子が通電前に誤って押すと全世界の活火山を刺激してしまう緊急停止ボタンを押してしまう。
祖父は子どもの頃の孫息子の鼻がお気に入りでその鼻を押すクセがあったのだが、クローンにもそのクセは引き継がれ、子どもの頃の孫息子そっくりの形のボタンを押してしまったのだった。
こうして地球は祖父の100年の寿命とともに消えてしまった…w
という話。
まつざきあけみ
タイトル忘れた。ホラー系雑誌に掲載。
江戸時代風の険しい山に囲まれた盆地の集落。お屋敷の「お嬢様」が主人公。
亡き両親の残した大きな屋敷に使用人と住む。村人も「お嬢様」と傅いている。
村人の中に一人だけいる若い男性と恋仲。
「お嬢様」は集落とそこの住人以外を知らない。山の向こうに行ったことがない。
山の向こうに関心を示すと、使用人や村人が必死で止める。
最近、周囲の村人たちが手や足、顔などに布を巻いている。
聞くと怪我をした、と言う。
ある日、彼女は周囲の目を盗んで山の向こうに行こうとする。
捜索を始めた村人から隠れようとして、中腹辺りで足を滑らせて崖から転落。
その時の後遺症で、一生歩けない身体になってしまった。
泣彼女に「僕がいます」と慰める恋人の男も、片目を布で覆っている。
「怪我をした」と言う恋人。
江戸時代の農村、まつざき風の不気味な雰囲気でホラー系?と思わせてここで種明かしがSFに。
「お嬢様の足が動かなくなったのは幸いだった」
「これで確実に一生外を見ることはないだろう」
村落を囲んだ山の向こうは荒れ地しかない。この集落は宇宙船で、不時着した
彼女の両親が彼女のために作ったもの。
この惑星上で「人間」は彼女ただ一人で、残りは全員がアンドロイドだった。
彼女が何も知らないまま一生を過ごすように、というのが両親の命令。
最近になってアンドロイドの人工皮膚がこの星のバクテリアに冒されてしまい
ドロドロに溶け出して、中の金属が剥き出しになり始めている。
アンドロイドの彼らには対策がない。
恋人の胸にすがってうっとりしている彼女の向こうで、ロボットたちが
「いずれ目も見えなくなっていただくべきか…」
と相談しているところでエンド。
「Butaman」シリーズでは、“born to be child”もSF。
進化なのか、退化なのか、コドモの頃は人類が両性具有となり、成人し結婚後子供を作る際に互いの意志で性別を決定する2099年の未来社会。
そこでは身体の構造上からか恋愛感情は淡泊で性犯罪もない反面、個人主義の発達とホルモンバランスのせいで気に入らないとすぐキレるコドモが増えている。
コドモは名前も持たず番号で呼ばれている。
仲のよくない同級生三人がふとしたことから乗り合わせた深海に潜って時代を超える深海式タイムマシンからくり号。
(このシリーズ、登場人物も設定も毎日変わるけど、舞台がタノナカ市、話の中に「からくり」と名のつくものが登場するのはほとんど共通。)
少し過去に行くつもりが故障で100前に来てしまう。
何とか無人島にたどりついた三人は時給自活の共同を始め、互いの境遇を知るうちに次第に絆が深まっていく。
三人のうち、もともと、タイムマシンで過去に行くことを計画したコドモ(415番)は裕福な家庭で本人も優秀だが、普通の子供と違い、生まれつき一つの性しかなく「お母さん」にしかなれない。
両親はそのことを他人に知られないようにしており、415番のコドモとしての存在を否定しようとさえしている。
来月外国で手術されることになったので、その前に少し過去に戻って自分の意志で手術しようとタイムマシンに乗り込んだのだった。
その話を聞いた他の二人は
「そのままでいいんだよ。それでいつかお母さんになればいいじゃないか」
「ちっともおかしくないよ」
とありのままの415番の存在を認め、奇妙な家族的な愛情が芽生える。
そして三人がこのまま本当の家族になってしまうのか、オトナたちが迎えに来てくれるのかは三人にもわからないまま毎日が過ぎていくのだった。
おお、まつざきあけみがきた。ちょっと嬉しいです。SFしていてもホラーなのがらしいというか。
自分の持ってる短編集はイマイチSFじゃないんで挙げてなかったけど、
かろうじて超能力者の読みきりは入ってるんで、この際名前挙げてみる。
後知(那由他に出てくる過去見かな)とかの一応簡単な超能力解説やら、
軍事機密がどーたらというセリフは一応ちょこっと入ってる。
「役一族(えんのいちぞく)」(「黄金海流」 朝日ソノラマ昭和62年7月初版)に収録
タイトル通り一応末裔ネタなんでアレだけど、怨念とかそういうものはない、学園サイキック物って感じかな。
絵が耽美だから変な感じだが。眉村卓のジュブナイルっぽいといえなくもない。
学園の頭脳集団が実は、ユッタンと言われる超能力一族の血を引く者達だった。
彼らの野望に立ち向かう、役一族の末裔だと最近母親に教えられた超能力持ちの主人公の少年は。
骸骨の落ち武者を幻覚で見せたりする所は、耽美ホラーのまつざきさんらしい。
倉田江美のショート・ショートしりーず「一万十秒物語」の「赤ずきん君」
近未来社会が舞台だけど、科学・技術の発達はほとんど見られない、
>>306の「社会科学系のif」の世界かな。
受験戦争が熾烈化しすぎたためだったか、ちょうど今のように少子化のために大学全入学化したためだったか、設定よく覚えてないけど、
学校から落第しない限り、いつまで経っても学校に通わねばならない近未来。
未成年はわざと落第点をとり、さっさとできるだけ早く落第して学校から出て行くのが目標。
そうすれば政府が生活を保障してくれるし、就職もできるから。
双子の兄弟不破ハジメ・オワリのうち、兄のハジメは出来が悪くて×○式のテストでいつも100点、弟のオワリは優秀でいつも0点。
オワリはさっさと落第点が決まり、落第生の証である赤いズキンをかぶって学校の先生たちや生徒たちや両親に祝福されながら颯爽と校門を出て行く。
そのかっこいい姿を見て「よし、おれも!」と奮起するハジメだったが…
ほとんどの同年代はすでに落第した30才間際になってもハジメはいまだに落第できず、大学院で今日も落第するために試験を受け続けるのだった。
そういえば、橋本多佳子の「帰ってきた息子」もごく近未来の、科学技術でなく、社会的なifを扱った作品だな。
日本が国外の戦闘に参加・派兵して戦死者が普通に出るようになった近未来。
主人公は海外の戦争で戦死した青年の霊。
魂だけ故郷に帰って家族や友人、恋人の現状を見た後、昔太平洋戦争で戦死した祖父の魂が迎えに来て一緒にあの世に行くという話。
おしゃれにうつつを抜かしてた彼女が、恋人を戦場に送った経験から今はファッションに関心なく、キャンパス内での反戦デモに加わったりしてた。
まあ、一種のファンタジーだし、描かれた当時(80年代末か90年代初め?)はあくまでもifの話だったけど、
今となっては限りなく現実に近くなってるとこがある意味怖い。
というか、大学によってはすでに反戦活動すると警察呼ばれて逮捕されたりするとこもあるらしいから、
すでに部分的には作品世界飛び越えて現実化してるのかな?
ところで、よしながふみの「大奥」はここと時代物スレどっちで語るのがより妥当なんだろう?
>>327 時代モノ系ファンタジー要素が強いので、完結してから
ライトSF要素があったら語るべきかと…。
コミックス8〜10巻になりそうだと作家本人が語ったそうだが
まだ2巻分しか公開されてないので、しばらくは様子見でしょう。
1年1巻のペースだから、あと6年は様子見?
それは・・・気の長い様子見ですなあ。
大奥:今のところは、若い男性にだけ架空の病気が発生→どんどん死亡して
男女の人口比率が変わってしまい、幕府が異国に対して男性が
極端に少ない国だとバレないように(侵略を食い止めるため)、
女性には名前が2種類あり、幕府の要職も女性が務めているって
事しかわかってないわけで、この点をSFで語るのは難しいと思うが。
隔月雑誌で進行している&時々休載していたから、今後どんな展開に
なるのかもわからないよーな…。
今の所は普通に時代もので通るような。
てっきりドラマの「大奥」の漫画化作品かなんかだと
思ってたら、全然違うのか。
一応オリジナルの話なんだね。
コミックス1巻の帯にはしっかり「SF」と銘打たれてるけどね。
作品がそう自称(w)していてもダメ?
やっぱり完結してみないとなんとも言えないなあ…。
自称と言ってもよく分からない担当が勝手に付けたのかも知れないし・・・w
個人的にはこのスレの住人の判断で分けた方が良い気が。
パラレルワールドだからSFと銘打っているのでは?
というか、パラレルワールドだから、SFじゃないの?
吉田秋生の昔の短編にSFものがいくつかありましたよね。
不眠症の男の話とか、へのへのもへじのらくがきでマスコミの寵児になるも
最後は標本にされてしまった男の話とか。
手元に本がないので題名も思い出せないんですが。
今年のSF大賞は萩尾望都の「バルバラ異界」だって。
マンガなら過去には「童夢」なんてのもあったけど、少女マンガでの受賞って他に何かあったっけ?
>>342 情報、サンクス。
やっぱり、少女マンガはほかにないみたいね。
アニメじゃなくて純粋なマンガもあとは「童夢」だけみたいだし。
候補作ではあったのかな?
萩尾絵はSFに合う絵柄だよね。
いや最近はホラーの方が合うと思う。
昔はファンタジーが合う絵柄だったのにな。
「精霊狩り」シリーズの「みんなでお茶を」あたりの頃の絵が一番好きかも。
>>338-339 パラレルワールドといえば、NHKドラマの「ちゅらさん」の作者である脚本家のコメント読んだことあるけど、
あのドラマの中の沖縄は米軍基地とかないパラレルワールドの沖縄という設定なんだって。
すると、あれの漫画化(河あきら画)もパラレルワールドが舞台のSFなのかな?(w)
パラレルワールド=SFってのは何か苦しい気もする・・・。
SFにおけるパラレルワールドとそうでない単なるパラレルワールドを使用したフィクションとは別物では?
後者はファンタジーと言う分類ならまだ妥当な気もするけど。
>>348 前者と後者との境界線の基準は?
(ていうか、「ちゅらさん」なんか内容自体はファンタジーでさえないし)
佐々木淳子の作品は大好きだった。
緑川ゆきの「あかく咲く声」はちょっとだけSFと思いました。
遠藤淑子の「家族ごっこ」は既出だったかな?
禁止されてる時間移動研究を行ったために異星で逮捕された科学者が
地球に護送される途中で時間移動装置を作動させたため、彼だけではなく、護送船の他の乗組員も20世紀末に飛ばされる。
科学者は時間移動後逃亡し、他の乗組員たち33人は彼の行方を捜しながらカモフラージュのため、
兄妹と再婚した継母3人で蒸発した父親(科学者の仮の立場)を捜しているという設定で家族としてアパートで暮らし始める。
現代で動きやすいよう、とある大学のスーパーコンピュータから市役所のコンピュータに侵入し戸籍を作ろうと大学構内に忍び込んだ3人は
そこで警備員をしていた科学者と遭遇する。
実は彼もスパコンが目的で元の時代に戻るために利用するチャンスを伺っていたのだった。
4人で協力した方が早く元の時代に帰れると意見が一致し、帰ってきた父親という設定の科学者を加え、また、4人で家族ごっこを続けるのだった。
雰囲気的にはライトなコメディー短編だけど、この作者の作品の中では、SF要素は結構ハードだと思う。
乗組員は33人じゃなくて3人の誤記だった…失礼。
バトルロワイヤルみたいな群像劇想像したw
ゼナ・ヘンダースンの「ピープル」シリーズみたいな
話になるのかとw
※超能力を持った異星人の大きな宇宙船が地球の近くで
事故って遭難し、生き延びた一団が村を作って隠遁生活を
送っている、という前提のもとに、理解ある地球人と交流したり、
単独で遭難していた「仲間」とめぐり合ったり、というシリーズもの。
↑けっこう少女漫画に親和性がある設定のシリーズなんだけど、
あんまり類似の話は見ないね(吾妻ひでおがパロディにしてた
ことはあったけど)。
>>355 乗ってた宇宙船が遭難した宇宙人が地球でひっそり正体を知られずに暮らしている、という設定なら
既出のものでは、小説が原作だけど「グリーン・レクイエム」とか、
「最終戦争シリーズ」の「遙かなり我が故郷」や「雨月ガラス曜日」とか。
確かにもっとありそうな気がするけど、なかなか具体的には思いつかないね。
>>27で未読になってるのから報告
□竹沢タカ子『ボイルス・タウンの狼男』
シリアスなハードSFです。
物語は暗い影を持つ少女がやっと親戚になったばかりのいとこと暮らしはじめたものの、事故にまきこまれる所から始まります。
舞台は宇宙進出・惑星開拓が進んだ未来。惑星調査で見つかった「怪石」と謎の「影」。
それを目撃した男が地球のボイルスタウンに帰還すると、その日から街には狼男が出現し・・・
と書くと一見ミステリアスなオカルト風ですが、実は緻密で複雑なプロットに裏付けられたハードなSFです(狼男が出現する理由、死んだはずの少女の声が聞こえる理由、展開に伴い向かう宇宙、等々)
序盤の宇宙船や空飛ぶ車が飛び交う判りやすいSFから、後半にいくに従って、認知科学や洗脳、価値観の崩壊がテーマになって、正直、私には難しすぎて理解しきれませんでした。
エヴァンゲリオンより10年早く漫画でそれをやってたような内容でした。
>>355 その設定なら、清原なつのの「ワンダフルライフ」はどう?
359 :
花と名無しさん:2006/12/30(土) 01:18:07 ID:g7QBReyu0
「ワンダフルライフ」って両親の片方が宇宙人だか、未来人の女の子の話だっけ?
読んだことあるはずなのに、内容よく覚えてないや…
二越としみの新作がでているので追加で…
磁海 JIHAI
磁場の変動により人間の遺伝子が破壊される磁海という地域が生まれ
都市が分断され、文明が衰退する近未来で、
磁海の影響を受けない特殊なクローン人間である主人公が、それを生かして
物資の運び屋をしながら先の戦争で英雄と言われ、元主人と幼馴染の仇でもある
男を捜す話。
仇である男についてはわりと早めに決着がつきそうなので、今後は
今主人公がいる国の外交問題とか磁海の詳細の研究の話とかに入っていきそう。
荒廃した近未来におけるクローン人間との共存問題という点で同じ作者の地平球に似ている。
ただ、地平球は中東をモデルにした舞台で磁海はもう少しヨーロッパ寄りなので雰囲気は違う。
過疎化してるので、ネタなど。
以前、ネット書店から拾ったSF少女漫画と思われる作品に追加で
・おおばやしみゆき「モンスター・キャンデー」
宇宙人物?
・坂田靖子「ライム博士の12か月」
UFO+ロボット物?
・立川恵「電脳少女☆Mink」
未来からのコンピュータ物?
・名香智子「惚れ薬春一番」
マッドサイエンティストめいた化学者の薬品開発物
・八神千歳「Kissして超能力少女」
超能力物?
・横山光輝「クイーン・フェニックス」(一応少女コミック掲載なので)
「惚れ薬春一番」以外は読んだことないので、サイトの内容紹介からの推測。
知ってる方教えてください。
>>361 「クイーン・フェニックス」だけ読んだことがある。
カテゴリとしては転生ものになるのかな。
カメラマンをやってる日本人の青年が、ジャングルの奥地で秘密の王国を発見、
そこの女王に口封じに殺されかかるが、途中で実は女王の恋人が転生した存在だ
ということがわかり…といった感じの話。
女王は古代からずっと記憶を保ったまま転生を続けている、まあ一種の超能力者的な
存在で、恋人の青年も似たような存在であるらしい。
ただ、青年は女王に殺されかかったときに看病(毒を盛られたので)してくれた侍女と
愛し合ってしまい、ついでに行方不明になった青年を探しに、妹やら日本での恋人も登場して、
王国に対するクーデターの話とからまってかなりグチャグチャな展開になる。
横山マンガなので、見た目はそんなにドロドロはしてないんだけど、何角関係の話なんだか…。
最後は、重傷を負った女王が転生と王国の終焉のために、火の中へ飛び込んで自分の身を
消滅させる。恋人だった青年には、とりあえず現世では今の恋人との生をまっとうしなさい、
また来世で会いましょう、と言い残して。
確か「プリンセス」連載だったんじゃなかったかな、なんというか、少女漫画誌なので一生懸命
「恋愛」寄りの話にしてみました、という感じが。
363 :
362:2007/01/03(水) 22:45:30 ID:???0
あ、ごめん、ちゃんと「少女コミック」って書いてたね。
坂田靖子なら「時間を我等に」がSF度高いですよ
366 :
花と名無しさん:2007/01/15(月) 19:39:18 ID:JiO1M6uN0
age
ネタ切れかな?
幾つかネタはあるけど今は書く気力がありません。
どうでもいいネタでスマソ。
「地球へ」がまたアニメ化というのでン十年ぶりに
読み返した。どこから読んでもSFだわ。
主要メンバーの死に方がどうも納得いかない。
深く考えたら駄目ですね。
竹宮さんの原作なら、「私を月まで連れてって!」が、
構成的にもテレビアニメとしては向いてそうな気も
するんだけど……成人男性と小学生相当の少女の
ラブストーリーじゃ、やっぱり今日びはいろいろマズい
……だろうなあ。
>>370 自分も「私を月まで連れてって!」の方がコミカルで
向いてるような気がする。
ニナの歳がやばいってことなら、改変はできるだろうし。
「地球へ」昨今多い腐風味にされそうなイ〜〜ヤな予感。
ソルジャー・ブルーって150年生きたでF.A?
前作の「地球へ」はダ・カーポのテーマソングがよかったな。
映画は見てなかったけど弟がレコード持っててよく聞いた。
>372
アニメ観た後漫画読んだら漫画の方が数倍名作だった
372だけど、映画自体は見たことなくて弟のレコードのジャケットだけで想像していた。
数年あとで大学の先輩から借りたマンガで読んだら確かに名作だったね。
あの黒髪の地球代表(名前忘れた)が好きだった。
あと、ささいなことだけど、何で否定の場合だけ登場人物は「NO」と英語を使ったのかが変に気になったw
連載時からキースは人気だったような気がする。
今改めて読むと、気付かなかった所に感動してしまう。
キースの後ろに立つと撃たれちゃうんだっけ?
ゴルゴ13w
378 :
花と名無しさん:2007/01/28(日) 17:51:11 ID:ahNEK9sn0
保守
379 :
花と名無しさん:2007/02/02(金) 19:08:58 ID:+BQ96qLc0
今や青年漫画の人?になってしまった「くじらいいくこ」さんの古いショート作品。
「風の前の塵―もろくはかないことのたとえ―」
1980年5月30日号週刊少女コミック増刊 (ブレ5-果ての果て と同時掲載)
若夫婦の元に住民登録された二歳児の赤ちゃんロボット・セリがやってくる。
母親は血を分けた子のようにかわいがろうとするが、火傷しないくらい冷たい体、
熱い・痛い・冷たいも分らない、ママを恋しがって泣いたことも一度もないセリ。
自分の求めている赤ちゃんと現実とのギャップに母親はたった5日間でセリをベンチに
置き去りにしてしまう。
廃品処理車に放り込まれるセリ、そこには汚れたり壊れた赤ちゃんロボットが沢山のっていて、
自分たちは捨てられたことをセリに告げる。(ここからロボット同士の会話で話が進む)
再生改造研究所のガラスケースの中に何日か入れられ、人間が見にきて気に入ったのがあれば
安く買われ、残りは再生改造機の中へポイッと放り込まれる。
セリは思う、「ママは私を捨てたんじゃないわ、だってママってふわふわしていたもの、
きっと私を迎えに来てくれる、ママ早く来て」
ガラス越しにセリの母親が現れる、「ママ!!やっぱり迎えに来てくれた」だがセリの目の前で
違う赤ちゃんロボットを選び、『どんな子でもいてくれれば寂しさは紛れるんです』と言って
去っていく母親に「ママ 私を置いて行かないで」ガラス越しに追いすがるセリ。
ロボットを人間と同じように扱わねばならないというロボット法が制定される前の赤ちゃんロボットの悲劇。
「王家の紋章」はSFですか?
>>380 今となっては、単なる「ファンタジー」で分別するのが適当かと個人的に思います。
連載start時の、編集が考えた煽りは「歴史ゴシックホラー」や「歴史ロマン」でした。
タイムスリップも確かもともとは呪いか何かによるもんだったし、
知ってる限りじゃ科学的要素は皆無だったような?
このスレの住人って比較的厳密な科学指向だよね
自分はセンスオブワンダーを感じるものはSFと思ってるから、
ここのスレは書き込みづらいわ
厳密に空想科学の概念にあてはまるのは少ないね。
本格的SFというより、トンデモや疑似科学の要素が強い作品の方が面白かった。
SFっぽい雰囲気やセンス・オブ・ワンダーを感じさせると言った方がいいかもしれない。
今日立ち読みした雑誌に載ってた
原ちえこの「あの蒼空に似ている」
未来社会で絶滅しかかっている植物の種を採取する任務のためにタイムマシンでやってきた植物学者が
正体を隠して現代の高校に生徒として潜入し、同級生の女の子と恋をする話。
ちょっと筒井康隆の「時をかける少女」と似たテイストかも。
そのタイトル「空の色に似ている」思い出した
>「空の色に似ている」
内田善美さんだね。
多分まだ出てない気がするのでついでに・・・
・内田善美「パンプキン パンプキン」(りぼんデラックス S51年夏の号)
兄妹が妖精世界に迷い込む話。
魔女・羽の生えた少年少女・言葉を話す猫などが登場。
ファンタジー(*)ですね。
・内田善美「星の時計のLiddell」(ぶ〜け 1982年6月号〜1983年8月号)
個人的には△(非科学性ファンタジー要素+科学的SF要素で成り立っている作品)だと思ってますが・・・。
【ネタバレ】
一人の青年が夢を見ている間に時空間を超えて過去の少女の元へ行きその少女のために季節だけが巡る時空間を創って現実世界からは消えてしまう話。
>>387 ひょっとして捜索スレ見てた?(私もだが)
内田さんだと、ストーリー的にはSFの要素はないんだけど、最初の短編集の
表題作「星くず色の船」と「海にいる黄色い船から君へ」が、SF者としては
かなりツボにくる話だったなあ。
「星くず〜」は宇宙にあこがれる少年と少女の出会いの話で、ラストで少年が
「宇宙」を目指すための具体的な方法として「NASAを目指す」と目標を定めた
あたりにすごく感動した。
あの頃は日本人が宇宙を目指すなんてほんとに夢物語だったけど、その後、
秋山さんとか向井さんとかガチャピン(wとかが本当に宇宙に行ったのを見て、
とうとうここまできたんだなあ、と思ったっけ。
「海にいる〜」の方は潜水艦で「海」を目指す男の子の話。
「人間は昔海にいたんだよ、ホモ・アクアティクスとして」ってセリフにロマンを感じた。
水上澄子の「St.フェシティ号」シリーズってSFですか?
>>389 自己レス。ネット上でこの作品に興味を持って、
本格的なSF系の少女漫画なら、いずれこのスレで取り上げる人もいるだろう、と思っていたけど、
誰も書かないので自分で書き込みました。
ネットで検索して調べると、オムニバスの三部作(単行本未収録)らしいです。
さらに調べるとウラシマ効果のせいで年が離れてしまった双子の男女の
エピソードが登場するとか…。そう言えば昔読んだことがあるなぁ、と
うっすら記憶が甦ってきました。繊細なタッチの絵柄の少女漫画のSF作品でした。
>「空の色に似ている」
ささいなつっこみだけど、それでネット書店で検索したら出てこなかった」
「空の色ににている」が正しい表記みたい。
>>389の訂正です。
×水上澄子の「St.フェシティ号」
○水上澄子の「St.フェリシティ号」
・雑誌掲載データ
シリーズタイトル『St.フェリシティ号は行く』
第1話・副題『妖精』、初出誌「なかよしDX」 (1985年1月号)
第2話・副題『もう一人の天使』、初出誌「なかよしDX」(1985年3月号)
第3話・副題『それぞれの旅』、初出誌「なかよしDX」(1985年5月号)
和深ゆあなの「深い眠りの花」は既出ですか?
予知夢を見る能力を持つ少女の話らしいんだけど、読んだことないんで、既読の方があれば、感想など教えてくれませんか?
山口美由紀の「プリンセス症候群」に収録されている
「巷に花の降るごとく」という作品が、平行世界or時間
転移を扱ったストーリーらしいんですが、絶版で
詳細がわからない……。
「巷に花の降るごとく」
年末、独り学校の寮に居残りの主人公。
そこへ、正体不明の金髪のお兄さんがおっこちてくる。
介抱してあげ、人探しをしている様子なので協力をする。
デパートで探している人物を発見するも、超能力のような力で
抵抗され、逃げられてしまう。
そして街は季節はずれの花がさきみだれパニックに。
だが慌てても仕方ないので酒盛りをしたあげく、深夜呑気に初詣に
出かける二人。その初詣先で追っかけている人物を発見、再度
おいかけっこの末、ようやく身柄確保。
金髪のお兄さんは未来からきた時空間監視員で、時空をまたがって
逃亡していた脱獄犯を追いかけてきたのである。
無事に仕事を終え、お世話になったお礼にと、帰り際に花吹雪を
街中に散らして、未来へ帰っていく。
ファンタジー的な要素が強い作品かなという印象です。
河あきらの「ジャングルナイト」はSFですか?
絶版したコミックスなら誰かが読んでいるだろうけど、
コミックス未収録の「St.フェリシティ号は行く」は、
雑誌掲載時に読んだ人は自分を含めてどれだけいるのだろうか。
>>393 未読なんですが、検索したらアマゾンのページがひっかかりました。
>出版社/著者からの内容紹介
眠りの謎を解き明かす! トライアングル・ドリーム・ミステリー
悠季はほんの少しだけ未来を見ることができる「夢見鳥」の能力をもつ高校2年生。
彼女にある日謎のメールが届き夢の中に謎の少女が現れる。しかし…。
設定が曖昧でSFと呼ぶにもミステリーと呼ぶにも中途半端な印象、という感想がネット上で複数ありました。
でも、読む人によって印象はかなり違ってくるので、実際に読んでみないとわかりません。
ファンタジーやSFという分類を越えた夢日記に近い作品群に入りそう。
>>396 このスレの>>7に一応、あがってますよ。
前スレではちょっと話題になってました。
>>397 393です。
ありがとうございます。
この作者の作品ていつもネットや裏表紙のストーリー紹介見て、
興味持って読んだら好みにあわないことばっかりなので。
「深い眠りの花」も手を出さない方が正解かも知れませんね。
>>395 なんか、山田ミネコの「最終戦争シリーズ」の初期の「冬の円盤」を思い出した。
あっちはサスペンスかとみせかけてバリバリSFだったけど。
>>398 レスありがとうございます。
前スレは過去ログに入っていて読めませんでしたが
のんびり機会を待ちたいと思います。
>>401 このスレには「まとめ整理」をして下さっている、すばらしい方々がいらっしゃるので読めますよ!
>>1の下のほうに書いてある「過去ログまとめ整理サイト」に行って下さい。
SF少女漫画を語るスレッド★第2惑星の中の435・457・475あたりに書かれてます。
昔、たらさわみちの「メルヘンシリーズ」や有吉京子の「飛べ!ペガサス」と似た設定の短編をプチ・フラワーで読んだことがある。
地球からの開拓民たちが住み着いた未来の遠い異星が舞台。
今の住人達は開拓第一世代から二、三代目でやっと生活が基盤に乗ってきている。
でもこれまでの生活が厳しかったため、詩とか童話とか文学とかに関心を持つ人間はほとんどいない。
そんな中、詩や童話を愛する少年が主人公。
もちろん彼は異端者扱いで本人も自覚している。
ただ、上の二作品と違うのは最後、これからは生活にもゆとりができ、
彼と同じ世界を愛する人間はこれから次第に増えていくはずだと、
彼が自分の生きる社会の中で認知された存在となることが示唆されている点。
作者も作品名も覚えてなくて、以前捜索依頼スレでも聞いてみたけどわからなかった。
知ってる方います?
まだ未出のようなので
河内美雪さんの「万物のたまご」をあげさせていただきます。
ニワトリ型のエイリアンが、密航していた宇宙船内で出産
そのエイリアンは、卵から生まれて初めて見た生物に擬態する生き物だった…
という設定で、女優の主人公と、エイリアンと人類のハーフである少年が活躍するギャグSFです。
短編で「P.S.セキュリティ・ポリス様」に収録されてます。
同じ作者の「それはせんせい」は学園コメディですが
並行世界からヒロインの分身がやってくる、かなりハードめな話がありました。
そちらの世界は環境が悪化しており、サイボーグ手術を受けなくては生きていけないが
改造が進んで、生身の割合が何%かをこえると、人権がなくなり
器物として扱われる。
ヒロインはサイボーグ化が進んで人権を失っており、悪者に終われていた時に
護身用に持っていた、小型核爆弾で自爆→主人公のいる世界へワープ、といった感じの設定です。
□那州雪絵『月光』(初出未確認)
1994〜1996白泉社HC (全5巻)
は、このスレの立ち位置ではSFには含まれないと思います。
SF板住人的には十分センスオブワンダー溢れる異世界SFと言えると思いますが
内容は異世界ファンタジーそのものです。
異世界から来た少年に連れられて彼の世界に行って
(ネタバレ自粛)になって
最後には(ネタバレ自粛)る
というお話です。科学考証はなし。
私は大好きな漫画ですが。
那州雪絵は『フラワー=デストロイヤー』続編の『ダーク・エイジ』もリストに入れてあげてください。
続編なので内容は続編です。
訂正
現実世界の女子高生が異世界から来た少年に連れられて彼の世界に行って
408 :
花と名無しさん:2007/02/25(日) 07:12:22 ID:DYCEZyH70
>>406 那州雪絵『ダーク・エイジ』は『フラワー=デストロイヤー』シリーズの中の1つの話という位置づけではないのかな。
単行本では『フラワー=デストロイヤー』『ダーク・エイジ』のタイトルで発行されたけど
文庫では『フラワー=デストロイヤー』の中に収録されていて、
目次には、シリーズ初期の短編と同じ扱いでこの中編のタイトルがある。
>>20にあがってる水野英子「セシリア」を本屋で立ち読みした。
▲になってたけど、SFらしさはほとんど感じられないなあ。
セシリアがなぜ短期間で成長していくのも、主人公の考えでは、
彼女の生きている時間が主人公の生きている時間とは違う世界だからと
一種のタイムスリップ(この言葉は作中使われてはいない)的に捉えられているけど、
なぜ彼女にだけそういう現象が起きるのかは全く説明がないし。
ファンタジー・ロマンスという感じ。
作品としては好きなんだけどね。水野ファンだし。
米沢嘉博の『マンガで読む「涙」の構造』によれば、
『セシリア』みたいな短時間の間に成長していく少女と主人公の青年のロマンスを描いた少女漫画を「ジェニー神話」というらしい。
『マンガで読む〜』の中で『セシリア』の他に同じジャンルに挙げられてる作品は
・石森正太郎『きのうはこない だがあすもまた…』『ジュン』
・池田理代子『水色の少女』
・西谷祥子『フランソワの時間』
・小形啓子『フランチェスカの白い庭』
・萩尾望都『マリーン』『みつくにの娘』『ヴィオリータ』
解説を読む限り、石森作品をのぞけば、どれもファンタジー要素が強そうな気がする。
ちなみに『セシリア』については「SF的匂いを失し」「ロマンチックなファンタジー悲恋物語」と解説されている。
>ジェニー神話
大元はロバート・ネイサン原作の
映画「ジェニイの肖像」とオモワレ
むしろ原作の小説の方が大元なんじゃない?
SFの古典といわれるジェニーの肖像。
文月今日子「クレドーリア621年」全1巻(講談社コミックス1985年)▲?
銀河連邦クリテリオン星系・惑星クレドーリアが舞台。
太陽系から人類が最初に殖民した星・クレドーリアの最盛期は過ぎ
クレドーリアは辺境星ソロンとの戦いに敗れる。
ソロン皇帝はクレドーリアのヒルデガルド姫との結婚を要求。
クレドーリアはやむなくこれを受け入れる。
主人公はこの男勝りなヒルデガルド姫。
体が弱いが予知能力を持ち、クレドーリアの未来に不安がせまっていると予言するヒルダの姉フレデリシア姫。
結婚式から姫を連れ去ろうと王宮に忍び込んでくる宇宙海賊の青年。
氷のようにつめたい目のソロン皇帝。
この4人を中心にクレドーリア星の未来を描いたお話。
文月さんのほのぼのした漫画も好きなんだけどSFや歴史ものが好きです。
文月さんといえば、「星空のきりひとちゃん」(タイトルうろ覚え)とかいうのがあったな。
内容よく覚えてないけど、あれってSFだっけ?
UFOがチラッと出てきたような気もするんだけど。
辻よしみの「不思議の学園の住人達」は続編はないのだろうか。
川口まどか「ETゴーホーム」
地球観光から帰ってきたBFにうつされた「地球病」治療のため、
日本のとある一家に娘として潜り込んだ異星人がヒロイン。
一家には記憶操作してあるはずなのに、本人の地球人としては奇行な振る舞いと相手の勘の良さのために
「兄」に異星人と気付かれてしまう。
最後相思相愛となって地球に住み着くことで「地球病」は治癒。
ヒロインの正体がばれるのが早すぎたと思う。
もっと先延ばしした方がストーリーとしては面白かったのに。
>>415 切人ちゃんの本ありまっせ。
文月今日子選集 第6巻「星空の切人ちゃん」 宙出版 2000年3月発行
切人ちゃんシリーズの短編5話+その他の短編3話収録
以下ネタバレ有り
孤児の切人ちゃん(男児)には超能力と優れた発明品を作る能力があるけれど、
それは同居している未知ちゃん(女児)の願いを叶えるためや危機から救うために
使っている。
一話目 未知のために銀河を旅行できる薬を発明して小旅行する話
二話目 切人そっくりの息子を亡くした女性宇宙人が、切人を連れて行こうとする話
三話目 サーカス巡業をしている女の子との話
四話目 台風の赤ちゃんに振り回される話
五話目 切人を含めた落ちこぼれ達を無人島に集めて合宿させるが、その無人島の周りに
あるひずみに巻き込まれ、島ごと宇宙空間に漂流する話
文月ファンタジー色全開の小作品集で、ハードSFには程遠いです。
ですが、1970年代作品が持つ独特の雰囲気を醸し出しつつ、五話で土星近くまで
島ごと漂流される図は、SFをファンタジーで調理した感じを受けます。
>>418 415です。
ネタバレありがとうございます。
どうも私が覚えてたのは他の文月さんの作品で、
タイトルだけ「星空の切人ちゃん」と混同したたみたいです。
シリーズじゃない短編読み切りでしたから。
コミックスの表題作で、天体マニアだかUFOマニアの少年と幼なじみで隣同士の女の子の話だったような?
屋根の上か物干しで天体望遠鏡で星空を観察するシーンがありました。
それはともかく、「切人ちゃん」も面白そうですね。
古本屋さんで探してみます。
ちょっと調べたら、↑は、「夏の夜のエイリアン」という作品のようです。
「星空の切人ちゃん」も巻末に一編収録されてるので、混同してしまったみたいです。
でも、どっちも読んだはずなのに、内容が思い出せない…
418さんの教えてくれたネタバレ見ても、全然記憶が蘇らないし。
「地球(テラ)へ…」アニメ化のタイアップで、外伝みたいなもんが連載されるそうです。
ttp://www.terra-e.com/book/book.html 「Gファンタジー」6月号より「地球へ…〜青き光芒のキース〜(仮)」監修:竹宮惠子 作画:林ふみの
5月号にプレストーリーが掲載とか。
…個人的にはこういう「別の人」が描いた話ってかなりビミョーになると思うんだけど、
まあ見ないうちから言っても仕方ないか……。
こらまた今風の絵の人だね
アニメはわりと原作にそってる感じになるみたいだけど…
まあそれはそれでどうなるか楽しみ。
>>419-420 418です。
仰る通り、多分お探しの作品は切人ちゃんではないと思います。
私も長いこと切人ちゃんの話を忘れていたのですが、コミックの裏表紙に
描かれた「おハナさん@メイド」を見て、懐かしさのあまり購入しました。
スレ違いですが、私が漫画で最初にメイドさんを知ったのがおハナさんで、
彼女は「(優しいけれど口が悪くて)古くて乱暴でワイルドなメイドさん
@見合い壊し歴30回の28歳」。あまりにもインパクトが強いキャラです。
ファンタジースレが3/9の圧縮で落ちました。
関連スレみたいなものなので、覚え書きと保守ついでに報告まで。。。
425 :
花と名無しさん:2007/04/01(日) 01:42:55 ID:dkFADqGL0
age
426 :
花と名無しさん:2007/04/10(火) 21:23:10 ID:LQw6t54u0
hoshu
そういえば、「地球へ…」、先週から放送が開始されたんだよね。
だれか見た人いる?
観たよ。
絵はもうちょっと現代風にした方が良いかもと思った。
しかしフィシスはブサ過ぎ(´Д⊂
でも続けて観るよ。
OPの音楽が軽いのが…( ´Д⊂ヽ
もっと壮大なかんじにしてほしかった
これはダ・カーポに軍配
たしかに歌は期待はずれだった
壮大な感じが無かった
最近のアニメのOP・EDってアニメそのものとは何の関係もない歌ばっかりだからどうでもイイ。
いっその事 地球へ〜♪地球へ〜♪地球へ〜♪ とでも連呼して欲しい。
おまいは本当にそんなOPやEDを見たいのか?
と小一時間(ry
>地球へ〜♪地球へ〜♪地球へ〜♪
なんか、この歌詞だと頭の中で「さとうきび畑」のメロディーに変換されてしまう。
自分はウルトラマンタロウが浮かんだw
ガンダムはどうですか?w
仮面ライダー・マジンガーZ・オバケのQ太郎・ドラえもん・・・
やっぱり三連呼して欲しい。
ただでさえ古臭い原作なのにOPまで余計に古臭くしてどうすんだ
せめてレトロといってくれw
今レトロブームだから案外うけるかもしれない
うけねーよw
いやオヤジギャグが新鮮で笑えると言う若者もいるからうけるかも知れんぞ。
いても少数だとオモ
「地球へ…」のネタ元とも思われる「スラン」を読み始めましたが何だか暗い話でなかなか読み進みません・・・。
今のところストーリー自体はそんなに似てるとは思わないけどラストも暗そうな悪寒・・・。
どうでもいいが自分が入手した本ではスランの目印である金色の巻き毛が 巻きひげ と訳してあるので最初は女子供でも皆ヒゲ生えてるのかと思ったよ。
ソルジャー・ブルーやジョミーにヒゲが生えてなくてヨカタ。
>>443 ストーリーは同じところは余りないでしょう
「スラン」のネタバレ部分を核にしてるだけで
「地球へ…」はほとんど竹宮さんのオリジナルストーリーだと思う
ラストも違うし
「地球へ…」ってラストどうなったんだっけ?
昔先輩から借りて読んだんだけど、主人公格二人がそれぞれの陣営の代表として対面するところから先が思い出せない。
ジョミー率いるミュウがキース率いる地球側との話し合いに地球に下りる
グランドマザーの影響を受けたキースが無意識にジョミーを殺してしまう
ショックを受けたキースがグランドマザーを完全否定する
グランドマザーの支配が終わったと思ったらもう一つのシステムが地中から
出てきた それを使って新しいシステムで世界の支配もできたがキースが
システムを全停止 地球のマシン支配をキースが停止させたところで
キース絶命
ミュウは地上に降り立ち新しい地球が始まる
(地球はそれまでに大規模な地殻変動か何かでパニック状態)
だったと思う 文庫をしまい込まずに置いてたはずなのにどっかいって
しもうた 最近出た新しいの買おうかなー
>>446 ありがと。
そんなラストだったっけ?
キースが死んだのはかすかに記憶に残ってるけど、あとは全然覚えてないや。
教えてくれた結末はどうも好みに合わないんで、もしかしたら無意識のうちに忘れようとしたのかも。
生き残ったフィシスが最後に人間たちの生き残りに縋られてに
「女神」って呼ばれてるあたり、すごい皮肉だな〜と思ってたよ。
原作だと最後地球は再生しないまま完全に滅びちゃったかんじだしね。
エピ路ローグで地球を目指す家族が出てきたから
完全に滅びてはないと思うよ
スレ違いかもしれないケド、今回の長崎市長選事件見て
明智抄「死神の惑星」の鈴木エリザベートを思い出したよ。
『有能な政治家の家族が必ずしも有能でない』的な台詞がグルグルと…。
関係ない話でスマソ。
池田さとみ「外科医東盛玲の所見」シリーズの「外科医」
主人公東盛の研修医時代の話で、彼が突然空襲真っ最中の昭和20年にタイムスリップする話。
そこで出会った外科医に自分の医道についての考えを説いたり、初めてのオペをしたり…
「仁 JIN」と似てるような似てないような?
医療技術的にはそれほど時代的開きがない設定だけど。
452 :
花と名無しさん:2007/05/16(水) 06:31:38 ID:KNYC62N00
sage
松山花子「おためし版の子供たち」
ほんのちょっとだけ先の近未来。
養子を引き取って親になりたいけど、その資格が認められない大人を対象にした
「子育て資格センター」が提供する半年間の期間限定使用規格の「おためし版子供」
半年間の使用期間が満了する子供を返却するよう通知がセンターから入る。
期限切れの子供は機能がリセットされ、「本物の子供」が渡されるというシステム。
実はこれは親としての資格があるかどうか大人の方を試すシステムで、返却したら失格。
返しに行かず期限の過ぎた子供はおためし版としての機能が解除され、本当の子供として成長を始めるのだった。
子供がバイオテクノロジーによる一種の人造人間なのか、本物の人間の子供が暗示をかけられてそうなったのか、
設定については種明かしされないままだけど、
「子供は親をえらべません、ですから親も子供を選べません」
というセンターの説明からすると、福祉政策としての後者の可能性が高いかな。
最初、
>>379の「「風の前の塵―もろくはかないことのたとえ―」と似てるかと思ったけど非なる設定みたい。
面白いなそれ。星新一みたいだ
>>454 「小姓のおしごと」ってコミックスに入ってる。
新刊で買えます。
竹宮惠子「地球へ…」(1977-80)と新井素子「大きな壁の中と外」(1978)は構造が似ていると思う。
ミュウ、グランドマザー、コンピュータ・テラがそれぞれ、
収容所C棟、エデン計画、スネイク計画に対応していると思う。
時期がほぼ一緒だからオマージュじゃないよね。
>>456 どれも未来物のSFにはありがちな設定だからね。
超能力者を異端視・危険視するって設定は、
もっと前の萩尾望都の「精霊狩りシリーズ」が私には印象的だった。
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458はいったい、何なんだ?
>>459 最近あちこちのスレで見かけるので、新手の愉快犯(単なるマルチ)では?
hoshuっとく
462 :
花と名無しさん:2007/07/05(木) 16:54:40 ID:lSIKSaxL0
っ
萩尾望都の新刊「山へ行く シリーズここではない★どこか」の中の
「宇宙船運転免許証」と「ビブラート」。
前者は子どもの頃手に入れた宇宙船運転免許証の更新手続きを巡る物語。
銀河連邦宇宙交通局許可の発行手続きを行う営業所はSFオタクのジョークか本物か?
後者はもう一人の自分が見えるようになった少年の話。
それはドッペルゲンガーか、パラレルワールドの、それとも未来の自分か?
どちらも現代の日常が舞台。
種明かしは最後まであいまいなまま。
この二点が非常に好みにはまった。
「地平球」は出てきていたけど、新作はまだだったと思うので。
「JIHAI〜磁海」二越としみ(1〜2巻、以下連載中)
極軸移動で磁場が乱れ、人の住めない土地が広がっている未来の地球。
都市も分断されて、若干文明も後ずさりしているけど、労働力としてクローン開発は進歩した。
オリジナルと区別するため、レイバントと呼ばれているクローン達には寿命制限がかけられて
胸に年齢の刻印がある。
主人公は寿命18の刻印を持つ少年。殺された幼なじみの仇を討つため、逃亡して復讐相手を
探している。危機に陥った主人公を助けてくれたのが実は仇で…というのが主人公サイドの物語。
主人公の知らない所で、クローンの子供達にはなぜか超能力のような特殊能力を持つ者が増えている。
それらの子供達は、秘密裏に狩られ、どこかに連れ去られているらしい。
主人公を助けてくれた大人達の一人も、それに絡んでいるらしく…というのが最近までの話。
寿命の制限は解除できるのか、子供達はどこへ、と伏線タップリに進んでいて読み応えアリ。
が、なにより主人公が大変愛らしい。
設定はハードSFなんだけど、キャラでさらさら読める、でも萌え漫画じゃない不思議なバランス。
この作者の世界設定はいつも好み。
佐々木淳子のダークグリーンの続編が
ネット連載されてるのは知ってる?
知らん。
というか、正編自体、タイトル以外はよく知らん。
「ダークグリーン」本編結構好きだったけど
連載で読んでたらどうかなという疑問はある。
途中までは色んなキャラが加わるたびにいい方向へ行きそうな気がしてたけど
単行本4〜5巻以降は話を引っ張りすぎてた感があるよ。
Rドリームの問題そのものはうっちゃったままで終了だし。
数年前に出た、続編の読み切り「リュオン」で(この表題作で単行本になっている)
北斗との再会が出来た、ってとこで少しは救われたが。
それ以降の展開はもうどうでもいいや。
>>465 数年前に出た「ダークグリーン」のその後ホクトが地雷で植物患者
になりR-ドリームに再び入る続編の「リュオン」と違うの?
467さんが書いてたわorz
保守
遅ればせながら気がついた、流行の流れ。
1980年代 1980年代 1990年代
〜前半 中盤 後半〜
SF → ミステリー・サスペンス → ファンタジー・心霊
え?SFは80年代より前の気が。
特に少女マンガの場合70年代がピークの気も。
SF少女マンガなら、笈川かおるの「君を待つ千夜」
途中で終わって悲しいよぉ〜。作者も描く気無いらしいし…orz
SFっぽいので、「羽衣一景」シリーズもいいなぁ〜。
北原文野の「Pシリーズ」も捨てがたい。
>>474 デビュー作って「メモリーマシン」だっけ?
たまたま友達から借りたりぼんの増刊号に載ってたような覚えがあるけど。
SF要素より、「不思議の国のアリス」の三月ウサギのお茶会をネタにした研究室の移動が印象に残ってる。
>>475 単行本に収録されてる(たぶん投稿時代の)初期短篇
「ガリバー風でいかが?」もなかなかヒネってあったな。
遠い惑星に移民して何世代かたった人たちが、何かの理由で
地球に戻ってきたら、環境の違いで、移民当時に較べて地球人は
ものすごく体格が大きく、一方移民した人たちはどんどん体格が
小さくなっていたため、再会した時にはそのギャップがものすごい
ことになってた(移民した方が地球人基準で身長1ミリ程度)、という。
しかも地球人の方は集団でお互いに依存するのが当たり前と言う
妙な精神構造(要するになんでもみんなで一緒にしましょ、1人だけ
違うことやるのは変わり者)になってて、コミュニケーションが取れずに
困る、という話だった。
>>475 間違った…デビュー作はSFじゃなかった。
女子大生が失恋した直後に宝くじで大金を当てて同じ大学の貧乏な学生(男子)を
振り回す、という簡単に説明するとこんな内容>デビュー作
初期の作品で割りと画風が「羽衣〜」の頃に近づいた時期で、
人気者の大学生を彼氏に持つ平凡な女子大生が、彼氏の住む
下宿風のアパート?を訪れ、そこで開かずの扉に入りこんでしまい、
トワイライトゾーンに紛れ込み、かってそこに住んでいた学生の幽霊?
とおぼしき人物と交流するというストーリー。
記憶が定かではないので、この説明は事実と違っているかも…。
どうかお許しを。
>>477 Wikipediaでは、「メモリーマシン」がデビュー作ってなってるけど、違うの?
笈川かおるのSFでは「へ・へ・への方程式」なんてのも好きだったなー…
これもまだこのスレでは上がってなかったと思うけど。
>>478 >>6にリストアップ済み、1スレめで話題が出てた。
あれも面白い話だったよね。
480 :
477:2007/08/19(日) 03:57:06 ID:???0
>>478 >Wikipediaでは、「メモリーマシン」がデビュー作ってなってるけど
そうですね。ご指摘の通りです。
調べてみると、1976年「メモリー・マシン」(りぼんデラックス 1976年春の号)
笈川かおるは「りぼん」からデビューして「ぶ〜け」に移ったようですね。
わたしが知っているのは「ぶ〜け」時代の作品だったのかも…。
「りぼん」時代の作品って読んだ事がないので探してみます。
>>480 「メモリー・マシン」は残念なことに単行本未収録らしいですよ。
「りぼんマスコットコミックス」から出てる及川さんのコミックスにも入ってないとか。
(
>>476さんの言及してる作品は収録されてるかも?)
482 :
477:2007/08/19(日) 19:28:16 ID:???0
>>481 情報サンクス。りぼんコミックスから傑作集1以降が刊行されていたら、
デビュー作も収録されていたかもしれませんね(結局2は出なかった)。
私的に気になるのは、「午前春奇談」。
彼氏の下宿に棲み付いた幽霊と出あった短編のタイトルはこれだったのか、
既出のコミックスに収録されていた作品だったのでネットで古本探してみます。
hoshu
hoshuっとく
485 :
花と名無しさん:2007/09/28(金) 11:33:14 ID:0s3Scw9s0
保守がてらネタふり
ゼロサムのあまつき(現実編)はSF。
ゼロサムは雑誌自体が少し不思議
10年以上前にプチフラワー掲載のSF作品で探しているのがあるんですが、
捜索願スレで聞いてもわからなかったので、こちらなら手がかりが掴めるかもと思って来ました。
覚えている内容は以下の通りです。
・「○の○ 銀の○」という感じのタイトルで(○は漢字)作者は女性。下の名前は〜子だったと思います。
・近未来SF。たぶんアメリカ人と思われる宇宙飛行士(男性)とロボットの交流のお話。
・舞台は月基地で、地球との交信が途絶え、主人公は最後の生き残り。
・ロボットはR2-D2のような型で敬語でしゃべり、主人公をMr.○○(名前は忘れました)と呼ぶ。
・主人公は精神的にちょっとヤバイ状態。白骨化した仲間に普通に話しかけたり、造花を本物の花と思いこんだりする
・主人公とロボットとでクリスマスパーティをやるシーンがあった。
・主人公には地球の故郷に妻子がいる 。
・食料もつき、痩せ細って弱音を吐く主人公の為に金属の残材で銀色の造花をつくるロボット。
・大喜びで「この銀の花で基地の周りを埋め尽くそう!」とはしゃぎ、
ヘルメットも酸素ボンベもつけず外に飛び出す主人公。
・ロボットは止めようとしますが間に合わず、そのまま倒れて主人公は亡くなります。
・数年後、やっと地球から助けに来た別の宇宙飛行士達は、
基地の周りを一面に埋め尽くした銀の花畑と、全滅した宇宙飛行士達と、
作りかけた金属の花を片手に壊れて動かなくなったロボットを発見。
・おそらく主人公の死後、ロボットは彼の願いを叶える為に銀の花を作り続け、
材料が無くなると自分の体を切り刻み・・・・その為に壊れてしまったのだろう、というお話。
地味めのあっさりした絵柄で、ストーリーはシビアですがほのぼのした雰囲気で淡々と進む感じ。
細い線で白っぽい画面で、デッサン力があり絵はかなり巧いと思いました。
読み切り作品でページ数は少なかったけど感動しました。
この作者の作品はこれしか見たことがないです。
他の作品も読みたくて単行本を探したのですが、見つけられません。
タイトルでも作者名でも、何か心当たりがありましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。
488 :
486:2007/10/01(月) 01:27:57 ID:???0
>>487 わざわざありがとうございます!
多分それで間違いないと思います。そういえば「かなこ」だった気がする。
本当にわかると思わなかったので見つかっただけでも嬉しいです。
しかし雑誌のバックナンバーって高いんですね・・・う〜ん。
489 :
488:2007/10/01(月) 01:47:10 ID:???0
連投すみません。
よく思い出してみたら97年よりは前のような気がします。
作者名は記憶と違いますが、92年11月号の
青山広美「月の都 銀の花」もそれっぽいタイトルですね。
絵柄とか調べてみます。
参考になりました。ありがとうございました。
NHK教育
10/21*22:00〜23:30
ETV特集 21世紀を夢見た日々・SF作家・黄金の60年代
アニメや漫画や小説などのSF特集です
折原みと も出てるし少女漫画もあるのでは?
でも、NHKで少女漫画とりあげると、
トンチンカンというかピントのズレた解説する場合が多いんだよね。
折原みととSFが結びつかないんだがw
ティーンズ文庫辺りで書いてたんだろうか?
講談社X文庫でスペースオペラをイラスト入りで書いてたみたい。
「アナトゥール星伝」とかいうやつ。
でも、表紙見てもSFってイメージの絵じゃないんだよなあ…。
折原みと「神様の言うとおり!」
これはSFと言うより、ファンタジーに近い。
漫画じゃなくて小説(ティーンズハート)で、
SFやファンタジーの作品を出しているらしいが。
>>490 萩尾望都と竹宮恵子はガチとして後は誰だろうな?
個人的には佐藤史生とか奥友志津子とかくるといいなあ。
折原みとがゲストなとこからして、正当派じゃなさそうなきがする。
とりあえず、折原みとと同じ出版社系から出てる作品?
…ていうと思いつくのは「グリーンレクイエム」くらいかなあ…
ああ、でも60年代じゃだめか。(昭和じゃないよね?)
ぎりぎり里中満智子かな。
折原みとと同世代。ピンク表紙というと主上のゴーストハントシリーズかな?
いや、あれはSFではないかw
中山星香とかどうだろう?
本当は花郁悠紀子とか押したい…。
そうか坂田さんとかでもいいのか?
60年代に発表されたものなのか
60年代生まれの作家のものなのか?
しかも西暦なのか?昭和なのか?w
「黄金の60年代」
N○Kのサイトを見る限り、「60年代(に生まれた・活躍した)の作家について」…ではなさそうな気がする…
高度成長期の日本に生まれ、半世紀を経て世界に認められるようになった、日本SF。
その50年にわたる歴史をたどりながら、育まれた遺伝子がどのように発展し現代日本文化を生み出したのかを浮き彫りにする。
……なんか、既に解釈がおかしそうだ……
なんのこっちゃ…
高度成長期だとエイトマンとか鉄人28号とかマグマ大使とか鉄腕アトムとかな。
パーマンとかビックXとかバビル2世とか…。もちろんウルトラQからのウルトラシリーズも。
その当時の少女マンガでSF…。
学研の科学と学習に付いてた漫画は流石にSFっぽかったキガス。作者は覚えてないけど。
少女マンガはバレエものしか浮かばない>1960年代発表
70年代に入れば萩尾&竹宮がくるけどねえ。
なら、手塚・石森・横山で終わりだな。
このスレの
>>3-31見ると、
河あきら「ありがとうエス」、
里中満智子「くらい空のはてに」、
もりたじゅん「ダニイル」
が60年代の作品。
でも、どれもマイナーな作品だから取り上げられる可能性は低そう。
まあ、手塚・石森・横山は60年代には少女漫画も結構描いてたから、
そっちの方で取り上げられる作品はあるかも。
たとえば、石森の「きのうはもうこない だがあすもまた…」とか。
福島正実健在な頃の話とかは興味があるんだけど、
特にマンガに関しては自分のSFのイメージと激しくずれた
取り上げ方をされそうな気がするので
番組を見るかどうか迷っている。
なんだか、今度公開の映画「三丁目の夕日2」に便乗した企画のような気がするな。
明日か
知ってる人が少ないかもですが、まだ出ていないようなので。
ひたか良 「コンピューターヒ-ロー」
おじの開発した、特殊なスーツと鬘を身につけると
超人的な動きが出来るようになる。
主人公は、大人しい男の子、でも幼馴染の女の子が好き。
幼馴染の子は強い。いつも主人公は守られてばかりだったが
守れるようになりたいと思い、このスーツを着用して…と言う話。
基本的にトダバタコメディ路線の話です。でも好きだった。
S][文]ETV特集
2007年10月21日 22:00〜23:30 NHK教育
21世紀を夢見た日々・日本のSF50年
▽鉄腕アトムウルトラQエイトマンSF作家と意外な関係
▽星新一の幻の映像が
▽小松左京と大阪万博
▽筒井康隆の名作秘話
▽少年ドラマシリーズ
▽宇宙戦艦ヤマト誕生
▽栗山千明アキバ探検
どうだった?
SF者的には大満足
昔の野田元帥やら矢野曹長やらの映像とか
星の馬鹿話とか
少女漫画板的には何も
つまり、少女漫画の範疇はかすりもしなかったんだ?
なにしろ「ヤマトから現在までのSFアニメの流れとライトノベルと
アキバの話」を最後の15分でやるような時間配分だったから。
あのパートは不要だったなあ。
前半のじっくりした作り方に比べて、ひどくいい加減。
あと、折原みとたちの鼎談もいらない。
歌って踊れる漫画家だったっけ?>みと
TVアニメはなー…権利問題とかいろいろとこう、
すごくドロドロした側面があって、60年代のアレコレを
いまだにひきずってる人もいるからなー。
詳しく突っ込んだ話に持ち込めなかった、というあたりが
正解じゃないかと。
…だったらそのへんはやらなくてもいいじゃないか、とも
思うけどね。
SFの歴史番組を作りたかったんだけど、「SF」じゃ企画が通らなかった。
そこで、「オタク」で無理矢理通したんで、そのためのエキスキューズが
必要になったのがあれ。なんてことじゃないかと愚推。
あそこで竹宮,萩尾方向に持ってくと、違うオタクのほうにいっちゃうし。
(中島梓がでてくることになりそうだ)
ちょっとした拾い物があったので投下。
「グリーンは天才」たんのてるこ
古本屋で購入した、1970年の「りぼん」6月号の別冊ふろく、『愛は北海に消えて…(タイタニック号の
悲劇をベースにした悲恋物)』に同時収録されていた、16ページの短篇。
分類的には多分※…かな。
時代設定はおそらく未来。主人公はアニー・サリバン(!)という「ロボット研究家」の女の子。
ロボット設計技師の婚約者がいて結婚をせっつかれているが、まだまだ研究に夢中で当分その気には
なれない模様。
主人公はどこから見ても人間の女の子にしか見えないアンドロイドを作り上げ、メイドロボット「ミス・グリーン」と
して売り出そうと考えていたが、完成したロボットは家事がまったくできず、その上「自分は完璧な美女で天才」
だと思い上がって、主人公の婚約者に横恋慕。
このロボットは危険だと判断して壊そうとした主人公は返り討ちに合い、危機一髪のところを婚約者に救われて
とりあえずハッピーエンド。
ロボットといってもいきなり完成状態で登場するし、メカ描写らしいものはほとんどない、古い少女漫画らしい
軽いコメディなんだけど、唯一メカらしいものとして登場する主人公の助手ロボットが…どう見ても、「火の鳥」
未来篇や復活篇のロビタ。
作者名でぐぐっても、この作品と、あと同じりぼんの別冊ふろくに収録された「ハッピイ・ハピイ」というタイトル
(内容は不明)くらいしか出てこないので、他に作品があるかなどは不明でした。
板移転、保守
最近は、SF作品はほとんど読まなくなりましたが、昔は「DUO」「リュウ」の愛読者でした。
アニメでいうと、宇宙船艦ヤマト、ハーロック、999、ガンダム、イデオンくらいまでw
なので、このスレを発見し、とても懐かしく読ませていただきました。
で、まだ出ていないと思われる作品を。 (過去スレは見ていませんが)
もとなおこ
▲ or ※ 「DREAMY BLUE(ドリーミー・ブルー)」 初出誌:不明
あとがきマンガによれば「1986年2月に雑誌に載った作品」とのこと。
プリンセス・コミックス『星の野原をゆこう』(絶版)収録 平成7年9月10日 初版発行
ということで、おそらくプリンセスだとは思うのですが。
ラストページの隅っこに「1986.1.28」と表記。
[ あらすじ ]
異星人の宇宙船が行った無茶なワープが原因で、現代の日本から
恐竜たちが闊歩するジュラ紀へタイムスリップしてしまう女子校生と
その原因を作った美形の異星人との恋物語。
作中で、主人公は「タイムスリップと第三種接近遭遇のダブルショックだわ」と語る。
ま、こんなあらすじでは身も蓋もなく、SFと呼ぶには相応しくないかもしれませんが、
主人公は、公害による環境破壊や戦争など、現代の地球にうんざりしていて、
恐竜だらけとはいえ、豊かな自然あふれる過去の地球と、
見た目は地球人とほとんど変わらない(美形の)心優しい異星人との交流のせいで
現代に帰りたくなくなってしまい、ある行動を起こす。
** 以下、少々ネタバレあり
遠い過去にタイムスリップし、異星人との出会いや、宇宙から青い地球を
眺めるといった体験で、主人公の意識が「人間なんてほろびてしまえばいい」という
悲観的なものから、「あたしの時間(とき)をせいいっぱい生きていく」という
前向きなものに変わっていく過程が暖かく丁寧に描かれた佳作です。
以前、もとさんの「悠かなる愛し夢幻」があげられていましたね。
でも、「DREAMY BLUE」では、宇宙船の内部や小型宇宙船、
ホバークラフトのような空中浮遊船など、
がんばってSFしてると思うのですが、いかがでしょうか?
板移転どうなってんだろ
>>524 無事完了してるが?(anime2→anime3へ)
保守
中村理恵
『21世紀探偵事務所』ボニータコミックス
1巻=平成5年5月10日初版
2巻=平成5年8月10日初版
3巻=平成10年12月15日初版
4巻=平成11年7月25日初版
5巻=平成12年7月25日初版
『地上の星』(『21世紀探偵事務所』の番外編)きららセーズコミックス
1巻=平成8年12月10日初版
初出の雑誌はちょっとわかりません。多分ミステリーボニータあたり。
手近にコミックスがないので大雑把な内容ですが、
タイトル通り21世紀の探偵事務所の話。たしか西暦2030年ごろだったと思います。
ミステリですが近未来予想的小道具が登場していました。
直径3センチぐらいのスーパーミニディスクとか携帯ファックス。
あるいは人間そっくりな外見のロボットなど。
第二次関東大震災が起きて東京半壊後10数年、
その後放射性物質輸送中の事故により新宿あたりが基本的に立入禁止。
地下街とか結構スラム化している…ような設定でした。
一巻の巻末に未来年表がついていたり。
hο∫hμ..._〆(゚▽゚*)
hο∫hμU..._〆(゚▽゚*)
530 :
花と名無しさん:2008/01/28(月) 00:51:06 ID:D1N4NdQ40
地球へ...のスピン作品の蒼きキースは宇宙船がしっかりしてると思う
板違いな話題ですまんが、保守兼ねて…
出版芸術社という出版社が「日本SF全集」を出すようです。
(もちろん小説なので、漫画は関係ない)
まだ出版社公式サイトでの情報公開はないですが
某作家スレで見かけたもんでついでに告知。
最近原作付き漫画ってゲームコラボやら浅見光彦シリーズやらで
増えているのに、SFではあえてそう言うシリーズでやろうって企画は
ないのかねぇ?過去に少しあったからそれで終わりなのかな。
漫画やゲームってわざわざ原作付にしなくても
素でSFだったりFTだったりするからなあ。
というか、最近SF小説であんまりヒット作が出てないからでは?
割かし最近マンガ化されたのも原作は結構昔のものが多いし。
昔ならSFの範疇のものもラノベで出てるキガス。
星新一のショートショートを、秋田書店が2冊くらい出していたね。
このスレの初期に出されたものをまとめサイトから引用すると
□『コミック☆星新一 午後の恐竜』2003秋田書店 (原作: 星新一)
漫画: JUN、木々、かずはしとも、川口まどか、白井裕子、鯖玉弓、有田景、志村貴子、小田ひで次
□『コミック☆星新一 空への門』 2004秋田書店 (原作: 星新一)
漫画: 鬼頭莫宏、鈴木志保、安部潤、川口まどか、東山むつき、羽央、人見茜
前者のみ読んだけど、秋田の雑誌の連載をまとめたもので、
原作のストーリーがどうあれ掲載が初期に近いものほど漫画的に出来がいいという印象を受けた。
小説のSFを読んで漫画のSFを描きたくなったというジェネレーションは
やはり80年代以前にSF漫画を描いてた漫画家だと思う。
今どきのミステリの原作つき漫画化にしても、原作はラノベ寄りのキャラ物でとっつきやすいものだしね。
まあでも、出版社が往年のファン層をねらった企画としてシリーズを出すことは
どのジャンルにもあるので、もう少し長生きしてたら
SF漫画全集とかもありうるかも。
最近になって、わたなべまさこさんにもSF作品があった事を知った。
「リリアム」バイオハザード系
「プルトンの息子たち」異世界もの
「リーベス・ツァイベン」エスパー系
どれも70年代末頃の連載だけど、どれも軍隊絡みのストーリー仕立てで話はよくできてる。
終盤で急いで風呂敷畳むみたいな感じでちょっと惜しいなと。
はじめまして。佐々木淳子さん大好き者です
これも入れてくださいな↓
坂本ミドリ《20世紀のクレオパトラ》 1970年代終わり頃刊なかよしからと思ったがちがったみたい(ネットでは昭和53年 若木書房)
内容:クレオパトラが20世紀にタイムスリップする話。このクレオパトラとダニー・ノミシラミーという男の子と女の子のドタバタコメディ系
佐々木淳子のアイン・ラーガの6巻以降が手に入らないorz
全何巻だっけ?
>>538 全6巻なのでどうがんばっても続きは手に入らないよ。
書き方が悪かったね6巻を含めて後の巻が手に入らないんです。
>539
教えてくれてありがd
追伸
1巻から4巻までは割と簡単に手に入ったけど、5巻を最近
手に入れるまで結構時間がかかったんだよね。
もう6巻は手に入らないかも・・
_r'ニ二> 、
_,. :'´ ̄: :`ヽ\::.::`ヽ
_,.:'´: : : : : : : : : : ヽ ';:.::.::ハ
∠,仁._‐-、 : : : : : : : : : :}_j::/::.::i
, '´ ̄¨´‐.、 `y'^ー、: : : : : : :/'イ::.::.::{ ,.、
/ . : : Y } }_;.-'TT´::::::.::.::.:;ノ _,.f´__,\
.′ : : :}v .i`ト-く._!:::::::_;.イ--、―¬;.:.:.:.:_:.:.:\
. l . : :. .:!| !! /イ ̄ / j_,. -亠'¨⌒ヽ:_ノ
! { : :. |:.:,! ! | `ー'´ ヽ.__,,.. -‐'´
}.:}. :.l :.: .!:.i r' , 、〉
(_,ノ_;{:...:.:.:!: .:.:. .ハ:{_`T~^i
f彡Y:.:.}:|:.!:.:!:{:イ'` | !
⌒j,ィ:.{:!:ハ:|:!{{| j !
,レ^ト! }川`ー/,. {
}n.n r}
佐々木淳子は、残念ながら「あっちの世界」に行ってしまったような気がする。
いや、ちがうよ。あの手の漫画じゃ売上が期待できないと考える出版社のせい。
いまWEBのでダークグリーン2(タイトルうろ覚え)再開してるよ。コミック化してくれるといいんだが
現実の子が出てくるとイマイチモッタリするけれど、絵の感じを見る限りでは、今後の展開によってはまた気持ちいい世界が見られるよ
佐々木さん本人はアナログ人間らしくて、ネットではなかなか安否確認できないが(公式は代理人がうpしてくれてる)
>>543 「ディープグリーン」だね。
うちの環境ではWEBのが読めないので自分もコミックス化を期待してるんだが…
「ディープグリーン」は一巻が講談社から2008/02/08に発売されてる
みたいだね。
佐々木さんは悪い意味で絵が変わらないような気がする。
以前のままでも古さを感じないひとと、モロに時代を感じてしまう人がいるけど
佐々木さんの場合は後者のように思う。
>>545 書店発売じゃなくて、ネットでダウンロードして読む方式で
紙媒体じゃないんじゃない?
空想科学を謳って描きながら、電脳社会や時代に乗れない作者って矛盾を感じるなあ…。
いや、佐々木さんのファンなんですけども。
>546 そもそも元から流行に関係ないところに居る気がする
那由他もだけど、現代の服(普段着も制服も)が登場するとマイナスポイントになり気味でもったいない
今の絵、期待どうりで安心してるんだけどやっぱり現代の服のシーンは他の人に見せたくないな
長々とこのスレを占領するのもいい加減申し訳ないし、
スレが落ちた頃よりも今は話題やネタもあると思うから
久しぶりに佐々木淳子スレ立ててみる?
>>550 この話題には参加してないけど、
ここも過疎なのでSFなら別にここで続けてもいいのでは?
思いっきり板違い(青年向けweb漫画)なんだけど…
遺伝子操作が絡んだ科学的に作られた不老不死の肉体を持った男女2人が主役で
片方は手違いで美少女だけど、実は何千年も生きている設定の作品
原作「新谷かおる」×作画「佐伯かよの」夫妻の新作「QuoVadis-クオ・ヴァディス-」が
ちょっと面白いです。柴田昌弘が好きな住人とかにおすすめ。
タイムマシンのようなシステムもあるようです。
>>552 昨日2巻買ってきて読んだわ。旦那のクリスティ・ハイテンション2巻と同時
発売でしたね。
ゼロサムのあまつき(高山しのぶ)
メロディの秘密(清水玲子)はどうよ?
佐藤史生って今も描いてる?
最近見かけない漫画家スレより。
132 名前:花と名無しさん 投稿日:2008/02/25(月) 04:04:18 ID:RhCdkbWN0
佐藤史生さん
「夢見る惑星」「ワン・ゼロ」大好きだった。
もともとかなり寡作だったけど最近新作はないんでしょうか。
133 名前:花と名無しさん 投稿日:2008/02/25(月) 13:59:03 ID:???0
書き込む前に検索を
◇◆佐藤史生を語るスレ第3複合船◆◇
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1155915162/ 専スレがあるのでそっちでどうぞ
誘導されてきました。
↓ここの490です。
少女漫画のタイトル&作者名捜索願(33)
ttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1201890273/ 25年以上前の作品を探しています。
面白かったということのみで、作者もストーリーも何も覚えていないのですが
はっきり覚えているのは
SF、最終巻が出たのが1983年頃、
『ラストの戦いの後?で、崩れかけたビル、
街角の水道の蛇口から水が一滴ピチョンと落ちる』 このひとコマのみ。
テンプレを見ていて、竹宮恵子の『アンドロメダ・ストーリーズ』
が気になったのですが、最終巻のラスト近くに上記の様なシーンはありますか?
よろしくお願いします!
>>557 自分が覚えている限りではありません
また『アンドロメダ・ストーリーズ』は異星、異文化が舞台なので
水道の蛇口というものはなかったはずです
>>558 そうですか(´・ω・`)
でもありがとうございました。頑張って探し続けます!!
>>559 蛇口からじゃないけど、地球へのラストで
水音ような音と波紋の描写があってキースが目覚めるシーンがあるんだけど
561 :
557:2008/03/12(水) 20:46:26 ID:???0
>>560 地球へは「読んだ」という記憶があったので除外していたんですが
週末にでも漫喫行って読み直してみます。ありがとうございました!
>240
いまさらですが、羽根くんシリーズのコミックスが1冊だけ見つかり、それが登場人物達の
初夢話だったので、これかな?と思い報告します。
野妻まゆみ 『羽根くんの気になるお前』
1985 白泉社 花とゆめCOMICS(初出:昭和60年 3〜8号)
SF要素はほとんどないと思われます。最後の主人公の夢オチというのも、SF的な夢を見ての
夢オチではなく、酒を飲まされて意識朦朧とした時の事を友人(酒を飲ませた人ではない)に
「それは夢じゃないんですか?」とごまかされた感じです。
1・時代劇(遠山の金さん)、2・ちょっとSFっぽい、3・西部劇→特撮(宇宙刑事もの)
4・メルヘン(白雪姫)、5・耽美なギムナジウム(夢ではなく、妄想)
2・主人公の友人、ジュリー(男)の見た夢(SFっぽい?)
誕生日に友人達を招いてパーティを開いていた。友人の一人がジュリー父がいつもまとって
いるマントに興味を持ち、中を覗いてみたいと言う。(父はいつも、スーハー、ゴォー、という呼吸音
を効果音にしているので、ダースベイダーのインスパイアっぽい) 断られた彼女だったが、マント
をひっぱって破いてしまう。と、その中から、5歳の羽根くんが出てきた。
欲しいという仲間が何人もいるうえ、ちょろちょろと元気よく走り回る幼児羽根くんに、本人羽根くんは
ぐったり。親友の曽我部が「マントにもどせばいいんじゃ?」と提案し、それを実行しようとするが幼児
は嫌がり、弾みで羽根くんはまたマントを破いてしまう。
新たに3人の幼児羽根くんが出てくる。それを捕まえようとして、マントをびりびりに破いてしまい、結果
たくさんの羽根くんが。ジュリー母の提案で仲間達みんなでわけることに。
仲間各人の性格にそった幼児羽根くん達に、羽根くんはさらに翻弄されることになるのでした。
最初に報告された方が読まれたものが別の話だったらすみません。
>24
□ あもい潤「@テンション!」(1997〜2000コミックアイズ)
1999〜2000ホーム社.集英社 EYESコミックス(全3巻)
□→■
2023年の近未来。ネットが発達し仮想現実が作られ、テレジオと呼ばれる世界で人々は遊ぶ
(ゲームではない)。電脳音痴のリカは、ハッカーである叔父にテレジオに行かされる。そこで
リカは美形青年と出会い一目惚れする。しかし彼の正体は、テレジオを破壊しかねないゴースト
だった。リカはテレジオで知り合ったカツヤと一緒に、ゴーストを捜す。
作者はサイバーパンク大好きだったそうなので、そういう要素がちりばめられている話です。
掲載紙が少女マンガ誌だったので、女の子主人公でロマンス要素も入れてありますが。
2巻と3巻に、それぞれSF短編が収録されています。
■? 亜藤潤子「パラサイコロジストの憂鬱」(1989 花ゆめEPO 9月号)
2000 『@テンション!』3巻に収録
美鳥はPKを持つ女子高生。恋人で同級生の宏次にESPカードで訓練させられているが
あきてしまう。そんな二人の前に美人の貴子が現れる。彼女はテレパスで、過去に宏次と
何かあったらしい。そのことで宏次とケンカした美鳥は、貴子に宏次の過去を知らされる。
そして貴子に、白鴉教会という宗教団体に連れていかれる。能力を授けてくれた神のために
その力を使え、と。
PKとESPが違うという説明とか、当時の白泉社はこういう漫画を載せてくれるところだったん
ですね。
■ 廈門潤?(初出時の名義不明)「FAR BLUE」(1993 アスキーコミック・らしい)
1999 『@テンション!』2巻に収録 32P
西アジア自治都市No.22は、3基のAIに制御された完全都市だ。3基のうち1基が常に都市の制御を
行い、1基はバックアップのために冬眠中。ホルスは、残り1基の、肉体をもったAIだった。
ホルスは街の外れの廃園で妙な事を言う女と出会う。彼の事をトオルと呼び、都市の下に湖があった
と言う。彼女は幾度か現れ、トオル(ホルス)に思い出して欲しいという。
冷たい水底で寄り添って眠る自分達を。
彼女との接触が、ホルスの受容体(肉体)を不安定なものにする。記録に基づいた愛と、なぜか記憶に
ある女への愛。混乱する彼に、メインAI(母)が呼びかけるが、ホルスはそれを拒絶する。
初出は少女マンガ誌ではないのですが、コミックスに収録されていたので一応ご報告させて
もらいました。
>>30 □山口美由紀「印象ローズ」(2000別冊花とゆめ2〜3月号)
2002白泉社HC『マジック☆マイスター』に収録
□→▲?
花の女子高生である美花子の隣人トシは年齢不明、出自も不明の謎の男。いつも世界中を飛び回っては化石を発掘している。
しかし、彼を追っかけているうち、美花子は気づいてしまう。トシが行く先々で地層の中に何かを『埋めて』いることに。
ある日、美花子はトシを問いただす。トシは埋めたものの正体については答えなかったが、代わりに少しだけ自分語りをしてくれた。
曰く、自分が既婚者であること。そして、妻は現在遠いところにいること。
そして、やがて知ることになる。彼が地球人ではないことを。
トシの星では、お忍びでの地球観光が流行中で、彼も観光客の一人として地球へやってきたのだ。
この話はとにかくオチが綺麗なので、そこに繋がるこれ以上の話はできません。
ですが、山口作品独特の読後感を持つ佳作だと思います。
>>562 >最初に報告された方
たぶん、それは私だと思うのですが、私が読んだのは、1と、5の次の回で
2〜5は読んでません。
5の次の回の最初、羽根君が友達が見た夢を「○○は俺を〜にした」という風に簡単にまとめて紹介するシーンがあり、
その中で「宇宙空間に云々」という夢の紹介があったので、3のことを指したものかと思います。
568 :
562:2008/03/14(金) 00:44:40 ID:???0
>567
この巻の確認でよかったのですね。
羽根くんシリーズは、たまにパロというかギャグの混じるコメディタッチの話ですが
作者の方が、ヤマト、トリトン、スタートレック、スターウォーズあたりを好きなのが
うかがえる話だったと記憶にあります。
>26
2巻だけ発掘しました。2巻には5話収録、2000年雑誌掲載
□→■ JET 『螺旋のアルルカン』(ネムキ連載)
2001〜2002朝日ソノラマ(全3巻)
未来の地球では遺伝子に異常が起こり、ヒトの寿命は20歳となった。
しかし科学者カミラにより、ヒトの魂を人体型ロボットに移し替える
技法が考え出され、限られた人々だけが20歳を越えて生きていた。
博士は事故で頭脳だけの存在となり、過去の記憶も消された。
彼女のコピーロボットが奇跡的に彼女の記憶を取り戻し、別のロボット
へ依頼を託す。開発された時代へ行き、カミラを殺して欲しいと。
(主人公、Rは、ヒトの人格を移植される前のロボット。依頼を受けた
ロボットと関わり合いになり、この事件に巻き込まれる)
2巻では、Rは江戸時代へとタイムスリップする。
山田ミネコの最終戦争シリーズがMiChao!で連載開始だね。
最終戦争シリーズかあ…懐かしいけど、
私の中ではSFとしての最終戦争シリーズはディーヴァダッタ登場以前で終わってる。
それ以降は似て非なるパラレルの世界のファンタジーと思いたい。
どのあたりから連載開始なんだ。
同人小説?で書いていたあたりはどうなるんだ。
文庫ラストの続きなら小説はなかった事にされるのか、
アレをマンガで書き直すのか。
けっこう進んじゃってるけど。
気になる。
花郁 悠紀子 が夭折しなければ今頃色々読めたんだろうな、とオモウと
ちょっと切ない。
…26歳…。
でも、花郁さんは基本的にはSFというよりファンタジー作家だったと思う。
まあ生きていればその後、どういう風に変わっていったかはわからないけど。
自分は奥友志津子さんがもっと読みたいよ
今は地元に戻られているらしいが。
清冽で透明感のある作風が好きだったよ
572です。
みてきました。
また別の話だったんですね。叫んですみません。
早くナガト(現在睡眠中??)たちの話を進めてほしいからじれったい。
なまじ、同人小説も少し読んで、いろいろなことが気になっているから。
>>570 私も見てきました。
パソコンからなんで読めたのはまだ一話のみだけど、その限りでの印象は
「最終戦争シリーズ」本編より外伝の「パトロールシリーズ」系かな?
息子をコミケの売り子に使っていたような…?w
>>574 描きたい事が多すぎて描ききれないという、彼女の生前の言葉をふと思い出した。
>>575 奥友志津子さんの本は全然文庫化されないどころか、絶版だものね。
絵が少女マンガだったからSF好きからは知名度が高くなさそう。
軽快で洒脱な雰囲気を醸しだせる作風なのに、埋もれさせるのは惜しいと私は思うよ。
580 :
花と名無しさん:2008/03/19(水) 11:59:16 ID:ByCKnwbo0
佐々木淳子先生のディープグリーンもコミックスが今日発売ですね。
うちは田舎だから月曜日発売になります。
今から楽しみです。
保守
酒井まゆのピーターパン症候群も若干SF要素はいっている気もするが…
雰囲気好きだったのに打ち切りなのが残念
保守
保守
保守
板移転
あげ
ちょうど今最終戦争シリーズを読んでて、クマリが出てくるところだったんだけど
ニュースでクマリが交代したのを知った。
タイムスリップすると同じ時空に同じ人は居られないから
普通に過ごしてる方が一時的に消えるって言う設定の漫画があったと思うんですが
ご存じないですか?時期は90年〜95年あたりだと思うんですが。
当時は白泉社の漫画をよく読んでたので、そのあたりの短編かもしれないです
こっちの方が詳しい人多いかなと思ったんですが
誘導ありがとう
酒井まゆのMOMOはSFじゃないか…
スレタイに惑星とあるから反応してしまった
明智抄は良いSF漫画描いてると思うんだが・・・
中途半端にエロ・グロが強くて敬遠されるんだろうか?w
高尾滋の人形芝居はどうだろう
人形師の作ったアンドロイド?たちが人間と暮らすオムニバス
保守
昔はいかにもSFな少女マンガも多かったけど
いまはSFものはBLに行ってしまってる気がする。
それだけ少女漫画がメジャーになったってことだろうな。
少女漫画がまだまだ少年&青年漫画に後れをとっていた時代は
SFに限らずホラー、グロ、本格ファンタジーと多種多様だったよね。
ジャンルそのものがメジャーになったら極狭いタゲ層向け作品は敬遠されるんだろうなあ。
>>597 BLにSF物があるの?
佐々木淳子や佐藤史生あたりの硬派SFがあれば読みたいが、あの山からどうやって探せばいいんだ…。
>>599 ないよ…
設定がなんとなくSF風味なだけ
森脇真末味だと、BL&SFはあるな。
何となくSFと言うか、近未来物とかサイバー系は割とあるよね。
あんまりBL読まないけど、同人出身者には結構SF得意な人がいる。
猫マンガ誌に猫ネタ描いてる九条友淀さんとか、
かなり濃いSF者だよね。
別名でBL系誌にそれっぽい連作描いたりしてる。
605 :
花と名無しさん:2008/11/15(土) 13:47:57 ID:VhK8Q6jR0
少女漫画のSFで多いのは宇宙探検等ではなくタイムスリップが
圧倒的に多い気がしますが如何でしょう?
いまどき、宇宙探検て。
スペオペかよ。
スペースオペラのことか…略すと伝わりにくいな
宇宙船とかメカニック系好きなのは男子だから女向けは人気ないんじゃ
それかだぁ!だぁ!だぁ!みたいにおまけとして扱うか
新だぁ!だぁ!だぁ!の方は宇宙探検してたけど両作品とも宇宙を
魔法世界に置き換えてもいいくらいのファンタジーだった
…いままでだぁ!だぁ!だぁ!の名が上がらなかったことも十分不思議だけど
久能千明はずっと宇宙物書いてるな。終わるのか?アレw
ロボット物は多い気がする。ジャンル的にほぼセクサロイドだけども。
あと、犬猫変身ものとか吸血鬼や狼男も多い。
近未来設定も多い。
SF=スペオペってのはどうにもな
しかし、一時期上の図式のみが一般に認知されてた事もあって
>>606の言う「いまどき」というのもよくわかる
>>607 男でもスペオペ嫌いはいくらでもいる
ただし、ヤマトなんかはスペオペ風味人情物だったりするから
意外に一般ウケはする
ちと少女漫画から離れた、スマソ
星野架名の新作はまだかぁっ!!
ところで最近の少女漫画でハードSFをあまり見かけない気がするんだけど。
7SEEDSとバルバラ異界くらいしか思い浮かばないけど、あと何かあったっけ?
>>609 問題は、嫌いがいることではなく、好きがいないことだろう。
ブレーメンIIはスペオペだよな。
スターウォーズとかはスペースオペラだけどアメリカの映画だし第一作は30年以上前
日本人の場合は宇宙探検よりもロボットを出す方が喜ぶ
国民性の違いもあるんじゃないかな あとは時代
携帯電話とかインターネットが進歩しすぎてメカニック物にはおなかいっぱいなんじゃ
70〜80年代がロボットやSFの時代だとすれば90年代はオカルトや前世物に移行して
いまはファンタジーや純愛の時代かと
スペースオペラってスターウォーズなんかよりもっと古いものの感じがするんだが。
やっぱキャプテン・フューチャーかローダンシリーズのノリが。
>>612 ブレーメンIIはスペオペ風味じゃないかな?
主題はブレーメンという存在だし
>>583>>593 酒井まゆのどっちもSFだね。
ああいうちゃんとしたSFを描けるのは、りぼんでは萩岩睦美以来では・・・。
りなちゃでも、ああいうSF志向は稀、桃種も本当はSF描けるんだけど、
しゅごキャラではその辺はあまり生かされていない気が・・・。
スペオペ以外にSFでは海モノや空モノもありますよ。マイナーだけど。
海にロマンを感じるのはフロンティアがあった古き良き時代の名残かな?
618 :
花と名無しさん:2008/11/22(土) 20:01:39 ID:aP06tKCu0
age
しゅごはファンタジーだろ
それにしてもこのスレでもだだだは反応悪いなぁ…
だだだ好きだよ
ただあれSFとしてというより、萌え漫画として好きなんだゴメンネ
アニメしか見てないけど、割と面白かった記憶はある。
「アマゾンだだだ」とか「だぁだぁだぁへぁ!」とか言ってた。
保守
仮面ライダーアマゾンかい
MOMOも宇宙人じゃなくて魔界の住人って言うほうがよかったのかも
そのほうがガッシュみたいに魔法の書とか出して魔法バトルや怪獣退治なんかも
できたんじゃないか?女はバトル要素とかは受けが悪いように思えるから難しいと思うが
今のところ両作品の共通点は大魔王になるために戦っているって所か
プラネタリウムを買う話が終わったら宇宙と関係ある話が出てこないように思える
SF要素は序盤と終盤だけって可能性もありえそう
626 :
花と名無しさん:2009/01/11(日) 11:49:57 ID:PHinncqz0
下のほうに沈んでいるんであげます
627 :
sage:2009/01/13(火) 03:54:18 ID:vGr1u/4Y0
人いるのかなと不安だが…一応 情報を
>■北原文野「 P」シリーズ (1985〜2004ウィングス, プチフラワー, コサージュ, ミステリーボニータ他)
> 『L6−外を夢みて−』「L6外伝 草原の子ども」
> 『砂漠に花を…』『砂漠の鳥たち』『砂漠をわたる風』
> 「夢の果て外伝 残像〜夢-時をこえて」
> 『クァナの宴』「魂を鎮める歌」「SNOW FESTIVAL 雪の日」
「トゥリオ/アリステア4部作」「トゥリオ/アリステア4部作外伝 夜明けまで」
1/9から
北原文野の 絶版の商業誌版と同人誌版Pシリーズが合体して、
(同人誌の『砂漠をわたる風』も)
電子コミックになったらしい
「コミックターミナル」
http://www.comic-terminal.jp から、読める
ソースは北原文野公式サイトより
>>625 MOMOが宇宙人だと名言はされていない(取り巻きのイケメンは宇宙人)
、ただ大魔王というのも、日本語的に意訳で、それがSF的で面白いわけで
…。
というか、まだ序盤に過ぎない話の想像はやめような。
宇宙人と魔王の組合せはどうなのかと意見を訊きたかっただけなんだけど…
SFといえば東京ミュウミュウも一応遺伝子とか
環境問題やエイリアンの要素もあるよね
ただ編集が変なものを追い求めすぎてどっちつかずの出来になってしまったが
痛々しい決め台詞とコスチュームにどうしても注目が集まるが
中盤に出てきた宇宙船のデザインはよかったな…
既にアンゴルモアという前例があるじゃないか。
>魔王と宇宙人
ミュウミュウはSFとしても外れだった気がする。
つか、SF設定=SFというわけではないからなあ、もっともハリーポッター
がフューゴー賞かなんかもらったみたいだから、時代が変わったのかも知れん
が。
原作の方では19世紀のロンドンの大気汚染でかなりの死者が出たとか
そういった科学知識はでてきたんだけどね>ミュウ
恐怖の大魔王だっけ…すっかり忘れてた d
まぁ日本でいうとCCさくらが星雲賞受賞しているようなものかw
BL風味の未来ものだけど「美しい男」おもしろかったわ。
MOMOの1巻が出た。
635 :
花と名無しさん:2009/05/11(月) 11:34:58 ID:dwxQIx0aO
保守
意外に落ちないんだねぇ、びっくり
久々に覗いたら過疎過ぎ。いい加減ネタ切れかな?
少女マンガでSF新作って殆ど無いからね・・・。
ファンタジーならまだあるんだろうけど。
ネムキのかまたきみこのやつは?
>>639 今やってる「きらきらDUST」?何年か前ので「空中飲茶飯店」?
先月「空中〜」を全部読んだばかりだが、ファンタジーにSFちょこっとって
印象だったなぁ。他の住人の感想も聞きたいが。
ゼロサムあたりのって少女マンガの範疇には
入らないんだろうか?
>>641 ゼロサムだったら少女漫画だと思うけれど、今までそこから実例や
感想出してる住人が居なかっただけじゃない?
>>640 そそ>きらきらDUST
そういや空中飲茶飯店は未来世界設定だっけ? でもSF色あんまりないよねw
それなら以下の分類でいいんじゃね?
>※部分的にSF要素が加わっている作品(ラブコメ等の基盤ジャンル+SF要素で表記)
清水玲子『MAGIC』(1996LaLa9〜10月号)
辺境惑星サシャで磁気嵐による宇宙船墜落事故が起きた。
事故に巻き込まれたのは銀河系のトップモデルKANAとその母と生後間もない娘花七。
数年後に磁気嵐が止むが、生き残って救助されたのは幼い娘の花七一人だった。
KANAの親類にあたるトール少年が花七を引き取るが、花七は実はトールとKANAの間の不義の娘である。
それを知らず成長した花七は若い養父トールに惹かれ、トールは実の娘との関係に悩む。
そこへKANAの娘花七へ惑星サシャでの写真集撮影の話が入り二人は惑星サシャへ行くことになる。
惑星サシャで過ごす船員達の身体は毛深くなるか、体調が若返ったようになるという不思議な変化が起こる。
こういった身体変化からトールはKANAがこの惑星の生物と化して生存している可能性を探るが
KANAを探し求めるトールに花七の感情はこじれ、トールはついに実の親子であると打ち明ける。
禁断の愛も惹かれあう気持ちを抑えることができず、花七の遭難を契機に二人の想いがぶつかる。
ついに父子の関係を超えて結ばれた二人だが判明する真実は…
という惑星サシャの設定によりひたすら運命を翻弄され続ける男女の悲恋の話。
清水玲子は「ノアの宇宙船」が結構良かった。
清水玲子はそれなんて「銀色の恋人」も記憶に残ってるw
>>645 この作品で人間が先祖帰りみたいなのするのが出て来るが猿に戻るのと人間の子供に戻ると言う2パターンが
あるのだがどうしてそんなに差が出るのかと思ったり。
>>648 自分はそれなんて「真珠とり 『小夜子』」が記憶に残ってるw
>>649 「ハイペリオン」で、不死になるが猿並に退化する十字架を埋め込まれた宇宙船クルーと、
全く別の減少で時間の渦に巻き込まれてどんどん若返っていって戻ってしまう女性が出てくるからだよ。
そこを一緒にしちゃったから変になったんだよ。
651 :
649:2009/08/07(金) 17:21:12 ID:???0
>>650 禿げしく納得〜っっ!!
多分清水さんに聞くより納得出来る回答ですねw
清水玲子は「パピヨン」もネタ元小説があるんでしたっけ?
高尾滋のゴールデンデイズが
大正時代の曽祖父と入れ替わってしまうタイムトリップもの。
短編の「スロップマンションにお帰り」もたしかタイムトリップ要素アリで
父親に会いに行った主人公が、過去の父親と知らずに少年に惹かれたのに対し
父親の初恋の相手も主人公だったというのが母の話で分るというオチ。
↑よく考え直したら別に父親の初恋かどうかは描かれてなかった。
好きだった子(主人公)に似てたことが母親との出会いのきっかけだったらしく
結果的に主人公が過去に関わったことが
未来の主人公自身の誕生のきっかけに繋がったという終り方だった。
BL臭がきつすぎるのが難点
655 :
花と名無しさん:2009/09/05(土) 16:19:56 ID:dVXLlgG00
SF:Super free?
スレ的には『少女フレンド』とか言って欲しいところ。
今連載中で面白いSFって何よ?
よしながふみ「大奥」がSFとしておkなら、今連載中で割と評判いい。
でもこのスレのSF認定けっこう厳しいのでダメか?w
「大奥」がSFなら「ちょっと江戸まで」もSFか?w
面白いかどうかは別として今連載中なのは「秘密」「7SEEDS」とか?
ファンタジー系なら「天空聖龍」とか?
「大奥」SFかもしれんが面白くないからなあ
ファンタジーなら結構面白いのあるけど
「サイエンス」フィクションとなると難しいな
森脇さんとか佐藤史生とか大好きな作家さんがもうほとんど描かないから寂しすぎる。
描かないのか描かせてもらえないのか…
ここんとこずっとSFは寂れてファンタジーって世の中だからねえ。
最近なんかファンタジーも飽きられてきた風があるから
またSFが復帰するかもしれんけど。
世の中全体が理科離れしてるからSFも受けないんだろうな。
特に女子には。
でも最近教育界も理科教育に力を入れつつあるからまたSFブームとか来ないかな?
理科離れというよりセンスオブワンダーみたいなのが
入り込む余地のない世界というか
べったり現実かさもなきゃオカルトって感じ
星野架名が緑野原の続き描きたいつったときも編集が渋ったらしいしなぁ。
俺は読みてぇンだよ畜生。
正直緑野原はいらない
腐萌え方面にいっちゃって正視できないところで終わってたような
それからもうちょっと続いてたよ。
>>552 最近単行本買ってハマってしまった>「QuoVadis-クオ・ヴァディス-」
フレイアの美少女っプリにメロメロ(*´д`*) (注・私は♀)
お人形さんみたいな衣装もいいわ〜。
フレイアが物質転送機を移動して来るとこがこれまたかわぇぇ・・・。
作画が元少女漫画家の佐伯かよのさんだし作風も少女漫画と言って問題ないくらいの内容なのでこのスレに
ふさわしい気が。
カラーイラストが禿げしく美しいので連載終わった頃にイラスト集出してくんないかなー。
Webスピカって執筆陣のほとんどが少女漫画出身だよね。
>>666 SFは、「科学的な設定の面白さを読ませる」という点では、基本的な鉱脈が
掘りつくされてしまって、どれも古い作品に似たようなネタを見てしまう
というのが・・・ いや、そんなことを言えばあらゆるフィクションは
とっくにネタが尽きていることになるけどさ。
大砲で月まで飛んでいくとか、地底を何万マイルも旅するとか書いたら
SFじゃなくてファンタジーになっちゃうんだもんなあw
トンデモと言われる可能性の方がw
ウェルズとヴェルヌがどっちもウで始まるという理由だけで、
いまだに区別がつかない。
>>675 ウェルズ→「タイムマシン」の人→時間
ヴェルヌ→「月世界旅行」「海底二万マイル」「八十日間世界一周」→空間
という感じで区別すればいいのでは
ウェルズも月旅行小説書いてるよ
自分は、隆慶一郎と峰隆一郎の区別がつかない…
SFじゃないのに更に混乱させるなw
「大砲で月にいくなんて科学的とはいえない。打ち上げの瞬間に即死だ。」
「そういうおまえは、重力遮断物質なんて架空のアイテムをつかってるじゃないか」
というのが、ヴェルヌとウエルズの言い合いだったとか。
>>672 すたれてしまうアイデアという点では、SFでワープ工法が常識化してしまったから、
何世代もかけて隣の星に行く都市宇宙船というネタは出しにくくなったような。
>>680 …そんで宇宙に空気がないのはどうでもいいのか?二人とも。
>>680 ウェルズ:階級社会イギリスでたたき上げの社会思想家でジャーナリスト。SF=思弁小説。
ヴェルヌ:(あえて単純化して分類するなら)進歩主義者。SF=空想科学小説。
吉川うたた「キャラバンサライ」
685 :
花と名無しさん:2009/12/17(木) 23:53:11 ID:AJljC5Iq0
今やってる萩尾望都原画展行ってきた。
やっぱいいなあ…。
hο∫hμ... あけおめ..._〆(゚∀゚*)
hο∫hμ..._〆(゚∀゚*)
保守
清水玲子の秘密よりももっと未来を想定したSF作品て
平成以降の少女漫画であるのかな?
ラノベや男ヲタ向けの軽いなんちゃってSF漫画なら
近年でも新作あるとは思うんだけれど。
少女漫画には、サイエンスの香りちょっぴり程度でも、
それなりの知名度があるような現在進行中の作品てなかなか発生しないね〜
ちょっぴり香りあるかな?て個人的に感じたのは
小玉ユキの超ショート読み切りの「種男」と「逆さま女」ぐらいか…
でも具体的にサイエンスで説明つかない作品だからダメだし。
カーラ教授のブレーメンとか?
よく分からんが、平成以降であればテンプレの1989年以降発売作品の中にあるんじゃね?
7SEEDSははっきりした年代わからないけど、かなり未来が舞台なんじゃないのかな?
創言えば大昔のチャレンジでも恐怖の大王とかアンゴルモアの大王とか出てくるけどヒロティックファンタジー路線では無くリアルハードSF路線!?♪。
7SEEDS おもしろい おススメ
697 :
花と名無しさん:2010/06/05(土) 21:52:37 ID:eK+y/Yn60
>>27 『ボイルス・タウンの狼男』はSF少女漫画なのですか?
>>697 >>27にあるのは
>>24にある通り、スレでタイトルは挙ったものの
SF少女漫画なのかどうかよくわからないから詳細報告して下さいというやつだよ。
海野つなみ「小煌女」
明智さんの「死神の惑星」みたいなの最近出てこないよな。
明智さん良いよね
大好きだ〜〜
「サンプル・キティ」も「砂漠に吹く風」も「死神の惑星」も!
「砂漠〜」はもうちょっと続きが読みたかったな
「死神〜」が続編といえばそうなのかもしれんが…
>>701 死神でも作中の謎や伏線は明らかにされてないよね…
続きが読みたい!
またSF流行らないかなー
空白の部分のネタ晴らしはして欲しいなあ
そんなにSFって流行らないのか…
面白いと思うんだけどなー
星野架名もSF描きたいつったら編集がいい顔しなかったって言ってたなぁ
おまけに、今はSFというジャンル自体斜陽ぎみだから。
小説もミステリー、ファンタジー、ホラーに人気を持ってゆかれてしまってる。
復興させるべく、関係者は頑張ってるけどね。
SFって言っても受けないのは「本格SF」とか「スペースオペラ」みたいなのでしょ
「ファンタジー」っぽいSFなら今でも充分受けてる
SFってライトノベルにも多いもんね
思うに「SF」って銘打っちゃうと科学考証やら時代考証やら大変なんだろ
「ファンタジー」なら細かいことはいいんだよ所詮ファンタジー、で済む
少しぐらいファジーでもいいと思うんだけどね……でも、それにやたらと噛みつく面倒な人もいるんだろうね
昔は少々の考証の矛盾は読者も気がつかずスルーされていたのが
(別にストーリーを楽しむ上でなんの問題もないし)
いまはネットなんてものがあるからドシロートがそこで聞きかじりの知識で
鼻の穴を広げて糾弾したりするから作家さんもやりにくかろうよ
同じ有名元ネタから描いた漫画が複数あると
どっちかがパクった!と大騒ぎする頭の弱い人もいっぱいいるし
ちょっとネタ被りしただけで「パクリ」って大騒ぎするゆとりが大量発生しているのは勘弁。
某少女漫画家が有名バスケ漫画のトレースをしたと大騒ぎになったその後
そのバスケ漫画自体もトレースしてたでござる、ってのもあったなあw
テンペスト
阿仁谷ユイジ
(講談社 ITAN 連載中)
掲載誌公式サイトの紹介
--------------------------------
2012年、活発化した太陽の磁気嵐が人間のY染色体に異常をもたらした。
そしてほどなく男性が絶滅。だが女性のみになった人類は新世紀をむかえ、
新たな繁栄を手に入れていた。
“男”の存在はもはや歴史のなかだけのもの。
だが、その世界に…たったひとり男が誕生していたとしたら…。
--------------------------------
(引用終わり)
男性消滅後、重卵受精「卵子・卵核同士の結合による繁殖」が実用化された未来世界。
新日本国の国民の三大義務は「納税」「勤労」「出産」である
極秘にされていること、それは「短命化」問題
それはSRY遺伝子の不干渉によるものであった
ただひとりの男性――安斎・Y・姫(18)が主人公(?)
逆マージナル?
清原なつのの「花図鑑」に収録されてる「じゃんぼらん」の劇中劇がそんな話だったな
女しか生まれなくなった世界で、気がついたら女が単体妊娠するようになっていた
ただし遺伝子の交換がない自己複製なので発展性がなく、疫病などが流行ったら
一発で全滅する危うい世界
で、一人の科学者が禁忌を犯して、自分の胎児にいろんな実験を繰り返して「男」を
作り出してたけど
↑…という内容の演劇を高校生がシナリオから自分で作って上演していたという
公式サイトに「SF超大作」と銘打ってるけど掲載誌がそんなに続くと思えないw
まあ、なんというか、大奥からインスパイヤされたんだろうなと思ってしまうが
>715は実際読んでみると百合とか男の娘好きな女性向けかと思った
すげーニッチな需要だからたぶん違うと思うけどw
今のところ2話しか出てないからこれからどうなるのかわからん
「ANIMAL X」みたいな感じになるのか…?
女女・男男でも妊娠可能といえば竹本泉の描く未来世界はそんな感じ
自分は柴田昌弘のラブ・シンクロイドを思い出した。
ラブ・シンクロイドって、ラスト付近で突然ストーリーが急展開して
終わってしまったけど、何があったんだろう
>722
あれは一応今は亡き「少年ジェッツ」掲載だったので少女漫画じゃないよ〜
と言いつつ好きだったけど
時期的にジェッツがなくなる時期だったのかもしれない
724 :
花と名無しさん:2010/08/02(月) 12:29:20 ID:2BW+QNmr0
>>707 >SFって言っても受けないのは「本格SF」とか「スペースオペラ」みたいなのでしょ
「ファンタジー」っぽいSFなら今でも充分受けてる
スペースオペラといえば 道原かつみ の「銀河英雄伝説」があるね。
田中芳樹作品ってジャンル関係なく信者が買ってるイメージ
>「ファンタジー」っぽいSFなら今でも充分受けてる
そういえば超能力ものもなくなったよなあ。
昔はアホみたいに多かった気がする。
あのブームの大本って超人ロックでいいのかな?
80年代オカルトブーム
ロック以外にも幻魔大戦の影響も大きそう
そういえば漫画夜話で「超能力で壁が丸くへこむのは大友克洋が初出」とか言ってたような気が
729 :
花と名無しさん:2010/08/06(金) 09:59:21 ID:6vaiHgii0
>>728 言ってましたね〜
あの絵は おっ と思いました。それから団地の上からの絵もいいな。
も少し前だけどスターレッドって好きだったな〜
超能力モノいいな〜〜読みたい
現代の日常に超能力が入り込んでるようなのが良いな
那須さんのえーとなんだっけ?
幼馴染の男の子2人がいて片方が何かに魅入られて超能力持っちゃうやつ…
フラワーデストロイヤーのシリーズも好きだったけど
あ!間違えた
×那須さん
○那州さん
…だった?
732 :
花と名無しさん:2010/08/12(木) 10:28:20 ID:AILxo7Sf0
映画だとSFとかファンタジーとか全然イケてるのにね
やっぱ映像の迫力で見せてるから需要があるのかな
>>732 あー、想像力の欠如してる人も増えたのかも
映画(映像)は受身でいても情報が全部与えられるけど、漫画や小説は
コマの間や行間を読む想像力が必要だったりするじゃない
知人にそういうのが全くできない人がいて、現代物の漫画は読むけど
ファンタジーとかSFは全く読めない、読んでもつまらないからすぐ投げてしまうんだよね
SFっぽいがジェットを取り入れたい女の描き手は今はスクエニ系や一般誌にながれるし、読み手もそっちを手に取るし
少女漫画誌で需要がなくなってるだけでしょ
技術の進歩で実写でもCGとか使えばすごいことできるようになって
漫画にはそういうの求められなくなってるっていうのもあると思う
読み手の能力の低下もあると思う
ご想像にお任せします的なラストの作品にと全部解説してもらわないとわからないと訊く人確実に増えてる
SFが肌に合わないだけでバカ扱いされている友人が気の毒だよ
SFマガジンって雑誌はまだ発行されてるのかな
その昔書店で注文すると「SMマガジン」と間違われて白い目で見られたとかなんとか
誰が書いていたっけな
吉田秋生の短編SFファンタジーって凄く良かったんだけどな
きつねのよめいりとか十三夜荘奇談とかあのあたり
すっかり大御所になってしまった今となっては
またあーゆーの描いてくださいっていうのは無理か
きつねのよめいりも十三夜荘奇談も大好きだけど、サイエンスフィクションではないよね
広義のSFってやつじゃないの
綿の国星もSFらしいから狐とゴキブリの擬人化なら充分SFなんじゃ
綿の国星ってSFだったのか、初めて知った。
つまり、擬人化自体がSFってことなんだろうか?
擬人化しつつも、猫視点で猫の世界での話を描く事がSFなんでは?
猫視点の小説はSFと相場がきまっとる
じゃあ、日本近代文学では元祖猫視点の「吾輩は猫である」もSF?
吾輩は猫である殺人事件はSF
動物視点の話は、その動物の思考が人間に近ければ近いほどSF
…じゃないかな、と思う
動物視点で、ものすごく動物よりの思考が強調されてる話だと
ファンタジーとかになるのかなあ
動物が人間に変身するっていう設定ならSFだと言われてもわかるんだけど、
動物を擬人化した姿で描いただけではどこがサイエンスなのかわからんのだけど。
「彼方から」が星雲賞を取った時点で何でもありなんだと思った。
まあ科学を自然科学だけでなく、社会科学も含めたものとして捉えれば、
ベルばらみたいな男装ものもSFだよな。
大奥がSFだと聞いたがピンと来ない…
ル・グウィンやティプトリーの小説もSFと呼ばれているからなー
大奥がSFなのは理解できる
>>751 よしなが版大奥なら、SFって事でいいんじゃない?
ハードSFではないけれどね
極端な条件下での思考実験は全部SF
大奥はこのスレであがってる大半の作品よりSFらしいSFでしょー
未知の病気の蔓延とその後の話なわけだし
歴史物・時代物の体裁だから「ぽくない」と思うのかな
そうだなー大奥はまさしく宇宙船や超能力が出てこないSFだ
この類のSFが映画化されて成功した例は知らんのでとても不安
大奥ってSFかなあ?
なんか「男大奥」ってのをやりたいための後付け設定ぽく感じるんだけど…
まあ、少女漫画のSFの大半の発想はそんなものなのかもしれないけどさ
男だけ(女だけ)罹患する不治の病で片方の性が滅亡しかかる、ってSFの定番じゃん
でも作者は女だからそっちの設定はどうでもよくて男社会が女社会にとって代わったら
歴史上のこの出来事はどう解釈がかわるのかってほうを描きたかったんだと思う
まあ作者がBL出身だから男のからむをやりたい、というのはあると思うが
大奥はSFの賞取ったしねー
結局作者が作者だから穿った見方しちゃうんだよね
それが大奥最大の不幸だと思う
江戸時代って元々表は男だけの世界なわけだし
女社会を描くなら奥じゃなくて女だらけになる表の方を
中心にすればいいんじゃ?
と、ちょっと思ったなあ…「大奥」
まあ1巻読んだだけで止めたからその後は知らないけど
>>758 未来設定なら萩尾望都の「マージナル」もそれだしね
「もし(現代社会とは違う要素で生じた)○○という世界があったら」
は定番だから、充分SF設定だと思う
個人的には、なんでタイトルを「大奥」なんてベタでストレートなものに
したのかなーとは思うけど
そのタイトルで大半の人が連想するのは、ドラマとかにもなった
あっちの「大奥」だし、実際そっちの「大奥」をマンガ化したものだと
思ってて、内容知ってびっくりした、って人も結構いるし
>>761 その後の方が面白かったけど、自分は。
漫喫で続き読むのをお勧め。
大奥は読む人によって時代物の世界を借りたSFとも、SFの世界を借りた時代物ともとれる作品だから。
時代物スレの方では時代物ととってOKという見方が強かったように思う。
両方の要素があるって事でOKじゃないの?
片方に縛られなくてもいいと思うけど…どちらにしろフィクションには違いないw
最近、星野架名ってどうしているんだろう。
>>766 一度復活してコミックスを1冊出したきり、音沙汰がない。
それももう数年前のような気がする
佐々木潤子さんは、どうしているのかなぁ
SHORT TWIST 以降の作品を知らない。
SF書いてるのは佐々木淳子さんだね。(佐々木潤子さんとは別人だよ)
昨年までダークグリーンの続編を講談社のネット漫画サイトで連載してて
そのコミックスも出たけど、そこの閉鎖に伴って連載も終了、
この夏から同人誌でさらなるシリーズ続編を書いてる。
770 :
768:2010/09/12(日) 22:49:00 ID:???0
>>769 > SF書いてるのは佐々木淳子さんだね。
そうでした、失礼しました。
ネットで検索してみるまで知らなかったんですが、ダークグリーンの
続編がいくつかあるんですね。アマゾンでみたら「リュオン」の
古本の高いこと・・・
小煌女、SFなんすね…個人的にはファンタジーが良かった
これだけは読んどけっていうSF少女漫画いくつか教えてもらえませんか
入手しにくいものも含めていいのなら、独断でw
笈川かおる 君を待つ千夜
遠藤淑子 ヘヴン ヘヴン2
樹なつみ デーモン聖典
萩尾望都 銀の三角
竹宮惠子 私を月まで連れてって!
萩岩睦美 うさぎ月夜に星のふね
水樹和佳子 イティハーサ
明智抄 サンプルキティ 砂漠に吹く風 死神の惑星
高尾滋 人形芝居
あととても長いのですが
山田ミネコ 最終戦争シリーズ
笈川かおるがくるのかw
自分も好きです(YOUNG YOU時代も含めて)。
あと他の作家さんでは、決して名作ではありませんが個人的に大好きなのが
森脇 真末味 アンダー
>>772 ・柴田昌弘は色々あるが代表作
「紅い牙シリーズ」文庫版なら全部収録済み
・「フェザータッチ・オペレーション」
この2作は是非とも読んで欲しい。
>>772 萩尾望都なら「バルバラ異界」と「海のアリア」も個人的にははずせない。
「アンダー」いいね。最後の謎解きにぞくぞくした。
>>772 最近ものなら。
金田一蓮十郎 チキンパーティ
かまたきみこ きらきらDUST
ファンタジーでもいいってなると、きっと広がり過ぎちゃうだろうなあ。
SFって言うだけでもはやジャンルと言えないぐらいの広がりが有るからね。
先の大奥の件もそうだし、最近流行のifものなんかはSが無いくらいの物も多い。
>>757 亀レスだが、最近出版された映画に絡んだファンブックみたいなのを
買って読んだら、女が仕事をする作品を描きたいという意図も
あって作った作品だそうだよ。
舞台が現代だと、フィクション設定にしても
もっと仕事の中身について突っ込みまくられるだろうから
似非江戸時代でちょうどいいのかも。
農具などが、女性が仕事する為にも改良されていって
楽になったという絡め方なんかは、上手い手法だと思った。
時代劇だって本当の事でないと言う事はSFになるのかもしれないね。
水戸黄門とか。
世の中全てSFです
確かに783の意味ではほとんど全てのの時代劇はSFだw
いままで退治した代官の数を数えたら多すぎとか聞いたことがあるw
>>786 って言うか、ドラマで退治した代官の人数が、当時実在した代官の数を超えちゃったってさ。
そんな事より、サザエさん化した事の方が…
そこでパラレルワールドですよ
マジレスすれば、水戸黄門にSはない。
Fもフィクションのほうだな。
先の大奥も逆転してると言う理論(言い訳)はあるけど、これとてSとは言えない。
大きなフィクションを前提としてそれに基づき考証された物語もSFという人もいれば
科学が入ってないとダメという人もいる。
SF作家の間でも定義割れてるくらいだからスレでも意見が割れて当然だわなw
大奥はジェンダーSF・ファンタジーに贈られるティプトリー賞を取ったけど
ティプトリーもSFちゃうという人もいるからなw
よく見ると過去レス50辺りの展開とそっくりだw
あんまり新しい話題ないからのー。
最近の連載でバリバリのSF少女漫画って他にないのかな。
メテオ・メトセラはSF漫画になるのかと思ったけどアクション恋愛漫画だった。それはそれで大好物だけどw
SF需要ないからね
へんてこなSFもどきは白泉でよくあるけど
そこで藤子さんのいうところのSF、「すこし ふしぎ」ですよ
これにあてはめれば、なんだってSF
「少女漫画誌」に載ってないからスレ違いになるけど、
IKKIに連載されてる、白井弓子の「WOMBS」っていうのが
ちょっと注目されてるよ
タイトル通り、子宮にある加工を加えられて疑似妊娠状態みたいに
なってる女性兵士たちを異星間戦争に投入して…みたいな話、らしい
SF板で話題になってたの読んだだけで、まだ自分も実物
見てないんだけどね(ちょっとマイナーな出版社の本だと、
バス乗って繁華街まで出ないと買えないんだ…)
イッキは小学館発行漫画誌で、たぶん最も発行部数少ないからな〜
大きめの本屋でも沢山は入荷してないだろう
>>795 全然面白くない。
って言うか、打ち切りだよ。
サブカル厨うぜえ
グラゴシ再開
本屋行ったら5巻出ててびっくりした
802 :
花と名無しさん:2010/12/22(水) 16:22:44 ID:g8wJsS5F0
小煌女、きっぱり原作ついているのに、それを上回るSF度。
これからの展開が楽しみです。
絵に抵抗があっても、是非読むべし。
このスレ読んでたら思い出した
ビバプリンセス誌に掲載されていたロボットものほのぼのSFです
折角発掘調査したのでここに記録しておきます
タイトルも作者も失念していたのでググってみたけど
全然データがないので、どうも単行本にもならなかった模様
某オークションサイトで調べたらなんとなく見覚えのあるような表紙で
それらしいタイトルが見つかったので多分間違いないと思うのですが
古沢寿代子「メモリアルAD2061」(ビバプリンセス83spring)だと思います
同じ設定で何話かの短編連作であった気もするがあまり記憶にない
ストーリーは以下
エモーション回路が開発され、それが搭載されたロボットは
エモーショナルロボットと呼ばれて「優しい心」を持ち
人間の良き友となっていた時代があり、次第にそれに寄りかかりすぎて
人間同士のコミュニケーションが薄れてしまったため
政府によってエモーショナルロボットは禁止されてしまう
ある片田舎で一人暮らしの老婆が最後のエモーショナルロボットと
家族同然に暮らしていたが彼らの元にも政府の役人が迫る
巡回の青年医師が彼らを心配していたがとうとうロボットは発見され
破壊されてしまい…と思ったら、青年医師がエモーション回路を
前もって自分のアシスタントロボットに移し替えており
姿は変わったが「心」は元のままのロボットと老婆は再び幸せに暮らす
記憶が曖昧ですが、後に老婆が亡くなり存在意義を失ったロボットは
自壊するというラストだったかもしれません
804 :
花と名無しさん:2011/02/06(日) 19:30:34 ID:iubw9kN70
ネタバレします。
このような内容の少女漫画のタイトルを教えてください…。
○深海から発見された強力なウィルス?に感染、順応して凄い能力を得た少女が主人公
○味方グループに勘が鋭いインディアンの末裔がいる。
記憶の断片に残ってるキーワードで検索しても分からずorz
お願いします。
トイズヒルシリーズは・・・・・ファンタジーですか。そうですか。
>>699 >>802 おくればせながら、海野つなみ「小煌女」にハマったわ。
作者スレの、408:花と名無しさん :sage:2009/10/23(金) 20:23:02 あたりから
kissで連載が始まっていて、今月、単行本の第3巻が出たばかり。
全5巻予定だそうで、ほどよい長さで収拾しそう(今年中には連載終わり?)。
SF設定はスペースオペラ系かなあ?
近未来地球ロンドンの全寮制女学院に、遠い星系の王女と侍女が留学してくる。
母星が消滅し、後ろ盾のなくなった彼女は、特待生の身分から教師つきのメイドになる。
↑ぼく地球にあったような爆発らしい
母星の植民惑星にいて生き残っていた、首相の息子と後見役の男が、
王女を捜しに地球にやってきて、女学院のとなりの空家を買って住むようになる。
「小公女」の設定と、毎号のマザーグースの挿入がいい感じに活きている。
絵は、デビュー20年目ということで、同年代作家のなかではキレイなほうでは?
目のなかにお豆腐が入ってるようなアニメ絵ではないと思う。
MOMOが来月で終わるのだ。
和田ちゃんのだね。
阿仁谷ユイジの「ダイナムーン」ってどう?
>>810 SFらしい説明部分がとにかく滅茶苦茶だった
最近の漫画家はきちんと調べて作る人があまりいないのかなあ
過疎ってるなー
萩尾望都、明智抄のSFがすごく好きだ
こういった良い作品を生み出せる漫画家が減少してるのが残念でならない
>>812 いま現在は、減少というより、希少でしょう。
少女漫画のハードSFジャンルは、ほぼ死滅。
冒険漫画としては、田村由美「7SEEDS」が、
スペースオペラ系で、海野つなみ「小煌女」が頑張ってるけど、
SFファンタジーは、オカルトファンタジーにすっかり生まれ変わってしまったようね。
洋風でも和風でも、時代漫画は、昭和期よりもむしろ充実している感じなんですけどね。
時代漫画の数が増えた理由? オカルト要素のある時代漫画が増えたからでしょう。
萩尾望都の「バルバラ異界」(flowers2002年9月号から2005年8月号)、
あの連載が終わったところで、SF少女漫画史が終わった感じがします。
連載終了時の萩尾望都56歳。萩尾望都だからその歳でも描けたと思う。
時代漫画は高齢でも描けるけど、SFは若さゆえの柔軟な発想があってこそ描けるものでしょう。
上述の「小煌女」(Kiss2009年21号=11月10日号〜連載中)、単行本の作者コメントによると
10年前の執筆希望時には、編集担当者から「SFはちょっと…」と、拒まれたとのこと。
その後に中ヒットを重ねて実績ができたから、ようやく描かせてもらえた作品。
萩尾望都作品に比べたらSF度はかなり軽いけど、
80年代に多かった萩尾望都亜流ではないところは、高く評価していいと思う。
作者の海野つなみは今年41歳。きっとこの作品が作者唯一のSFになることでしょう。
SFは藤子・F・不二雄レベルでも売れないと担当から言われ続けたジャンルだからなあ
ただ大ヒットは見込めなくても一定数の需要はあると思う
個人的には宇宙物と未来物が好みだから、安易なタイムワープ物や超能力物じゃSFって感じがしない。
ttp://blog.goo.ne.jp/cannonballrun/e/74eba1747dd5111a025665b150707b28 1960年代にはここの絵のようだった未来に、時代が追いついてしまったからしょうがないんだけど。
「7SEED」「小煌女」は一応未来物だから、貴重な気がする。
需要については
>>814に同意。
A5判の漫画雑誌出してる出版社なら、って思うけど、
知名度があるSF作家は同人誌やWebマガジンに行っちゃったけど
出版社としては、商業誌で描けないものを同人誌で描くという姿勢を好まないからしょうがない。
小説のSF作家も、大御所で生き残ってるのはブラッドベリ(90歳)だけ。
現役ではあるけど新作のSFは書いてない。
(参考:ハインライン1988歿、アシモフ1992歿、A.C.クラーク2008歿、J.P.ホーガン2010歿)
映画では「アバター」(2009) がヒットしたのに、後に続く作品がなかなか出ないのがもどかしい。
若手〜中堅のSF小説作家いるやん。
最近はスペオペはあんまはやらんみたいだけど、ハイペリオンみたいな大作もあるし。
イーガンのディアスポラはある意味宇宙モノではw
アバターに続くなんて、そうそう出るもんじゃないw
でも映画の世界じゃ第9地区や月に囚われた男とか良作出てるよね。
「月に囚われた男」録画で観たばかり。
ハルとデイヴの関係をオマージュしてて面白かったわ……って、少女漫画スレだったわねw
ともあれ新作や現在進行中の作品が乏しいんだし、
昔の作品のことも、ここで語りませんか?
最近ブラッドベリの短篇をいくつか漫画化した「ウは宇宙船のウ」を読み返してみて
萩尾さんオリジナルの旧作読み返したくなってきたところ。
「スターレッド」とか「マージナル」。
質問です。
道原かつみさんの「ノリ・メ・タンゲレ」で
「とある時点よりも前のタイムトラベルが不可能(あるいは歴史への介入が不可能?)な理由が
"人類の思念エネルギー"によるものだと判明する」
ってネタは出てきましたっけ?
道原さんの別の本か、あるいは別の作者の作品か、はたまたマンガですらなく小説だったかあやふやなのですが
昔読んだ本の中でそういうネタが出てきそうなのが「ノリ・メ・タンゲレ」くらいしか思い出せなくて…
今手元に本がないので確認できないのですが、そういうネタは出てきたでしょうか?
宜しくお願いします。
最近、あまつきがサイエンスファンタジーな気がしてきた
異世界物と思ってたけど仮想現実の世界なのかも
私は個人的には専門的な科学知識にあまり基づかない未来物やスペースは
それこそ作者の空想によるファンタジーという感じでかえってハードなSFとは感じられないんだけど…。
それはともかく、今連載中の青木朋の「三国志ジョーカー」は単なるタイムトラベルもの以上にSF要素がけっこう入っていて面白い。
小説に関してはSFは一昔前に比べて復活してきてるよ。
中堅がいい感じに育ってるし。
一時はほんと寂れてたけど。
ある意味ラノベが流行ってくれたおかげだと思う。
かつてはSFが担ってた何でもありのごった煮が存在できてる。
SFと言っていいのかわからんゆるゆるでもオケだし。
ラノベは文体が軽すぎてダメだ
ガルディーンや妖精作戦で脱落したオールドタイプなので
>>821 > 私は個人的には専門的な科学知識にあまり基づかない未来物やスペースは
例えば?
>例えば?
少女漫画に限れば例外の方が少ないんじゃないかな?
個人的には星野之宣のスペースオペラレベルを求めたいけど、
そういうのって少女漫画だと強いて挙げれば萩尾望都の作品のいくつか?
ハードなSFとか言ってる割に出てきたのが三国志ジョーカーってのがワロタ
いや、三国志ジョーカーがハードなSFといってる訳じゃない。
「それはともかく」っていってるでしょw
(漢字で書くと閑話休題。意味知らなかったら辞書で引いてね。)
SF要素のある少女漫画系で面白い漫画だってだけ。
ぶっちゃけ少女漫画のハードSFって最近思い当たらないし。
>>826 レビュー見た限り普通のタイムトラベル+三国志ものって印象だけど
特別にSF的な要素が入ってるって事?例えばどんな?
≒だろ
こう言えばいいのかな?
『専門的な科学知識』がどうのこうのと言ってた割に、出てきたのは『「三国志ジョーカー」は…SF要素・・・』。
別につづきだとは思ってないよ、同じ人から出た話だからだよ。
>>821さんは「三国志ジョーカー」が(ハード)SFだとは思ってなくて、(少女マンガの)なんちゃってSFと思っている
でも(なんちゃってSFにしては)けっこうおもしろいよ!
ということを書きたかったんではなかろうか
ようするに
>>821=826はいかにもオタクな性格なんだな。
語りたがったり、ちょっと否定されたら「キレてないけど!
キレてないけどっ!」と必死でレスしちゃったり。
わりとどうでもいい
>>832 3日も経ってからわざわざ言うことじゃないと思う。
とはいうものの、いまSF少女マンガで語ることが思いつかない
このスレで紹介されてた奥友志津子さん買ったら大当たりだった
奥友志津子さんがブログ開設してた
漫画をうpしてる
またいつか続きが読めるかな
ちょぴっと見てきた>奥友ブログサイト
今年の初めからスタートしてたんだね
幾つか短篇がうpされてるようだけど、SF作品はないのかな?
大婆ロードワラタ
最近のSF作品で、面白いものって何があるかな?
ないなあ…
少女漫画SF物自体全く見かけなくなっちゃったし
女が書いたSF読みたければ一般誌読めばいいしなー
個人的には未完の作品の続き(ネコさんの最終戦争とか明智さんの砂漠に吹く風など)を
読んでみたいけどなー
掲載誌が思いつかない
星野架名先生もSFは編集がいい顔しないって以前に描いてたなぁ
緑野原の続き、早く読みたいんだけど
>>843 それよりも星野架名は、いまも現役漫画家なのかどうかというのが…
一度は復活したけど、すぐにフェードアウトして作家専スレまで消えて。
>>841 アフタで書いてる市川春子って作風は少女漫画SFだな
>>843は十年くらい前のレスなら同意だけどね。
SFじゃなくても、どの作家でも、続きを期待できるのは中断または最終回から数年以内。
>>842 ネコさんはついこの間の和田慎二他界にまつわるコメントの後で
漫画家をやめる(または小説だけを書く)宣言をしているよ。
ネコさんのブログを読んでみて。
>>846 情報ありがとう
ええええええええ!ショック…
ネコ先生の場合、ここ数年は、紙媒体の漫画作品を出せていない。
年齢的健康的な問題とか出版社側の希望に沿う作品じゃないとダメだったとか
背景事情を察する事はそうむずかしいことではないが、
女性向け少女向けSF漫画の掲載誌もほとんどなくなってきた。
SFが流行らなくなったからというのもあるけど、
描ける場所がネコ先生にはなくなってしまったのは
時代の所為じゃないと思う。
ネコ先生が、外伝の類いに手を広げすぎちゃった事も、
作品をきれいに完結させるチャンスを逃してしまった原因のひとつだろうな。
編集側にしてみれば、
メインストーリーがどれなんだか分かりにくいくらい壮大な話でなければ
扱いに困ることもなく、連載で描いてもらいたかっただろう。
秋田へ移ったときに、
メインストーリーをひとまず最終回にしておけばよかったんだよね。
川原由美子(佐藤道明原案…かな?)「ななめの音楽」
川原スレで話題になってたので読んでみたらかなり面白かった
「観用少女」とはある意味対極的
近未来の世界で、宇宙開発にも連なる、飛行機をめぐる複雑な思惑の
絡み合いと、それに巻き込まれた少女が見た死と絶望と、そこから
見いだしたわずかな希望の物語…だと思う
ちょっと要約は難しい
当初、「憧れの先輩の背中に(天使の)羽根が見える」みたいなところから
始まったのに、終盤の重苦しさといったら
忍法帖リセットで長文が書けない…
つばなの見かけの二重星なかなかいいね。
そんなにカッチリしたSFじゃないけど。
ほし
このご時世にミスボの特集がSFと猫ですごく安心したよ・・・コミック星新一シリーズ、白井弓子の次は話題の西村ツチカだしこれでSFリバイバル起こればいいなぁ…
グラゴシが紙印刷だったら。なあ。
ほしゅ
856 :
花と名無しさん:2012/01/21(土) 23:09:59.55 ID:YmK4MEyL0
>>758 alternate historyってSFのサブジャンルだよ。
ジャンルとしてSFを読まないはずの宮崎駿が、なぜかこの言葉を普通に使っていたw
ラピュタ絡みで誰かの話を聞いてたのかな。
うぁあ、キャッシュがおかしくなってるの気づかないで
すんげえ亀レスしてしまった。
MOMO期待してたけど微妙な終わり方してショックだった
ITANで阿仁屋ユイジが「テンペスト」っていうトランスジェンダーSFを描いてるよ。
主人公が男性なのが新しいのかなとは思うんだけどどうも話が嗜好と合わない…
前作のSF物も微妙だったしこの作者と相性悪いのかも
MOMOは終わり方残念だったよね。
その点小煌女はいい結末だったなー
小煌女、誰がセーラなんだ?とか思っていたが、思わぬどんでん返しというか隠し玉というか…
でもいい終わり方だった。
キエルお嬢様がディアナ=ソレルになった∀のラスト思い出した
>>859 阿仁屋ユイジはSFモドキだから苦手だわ
長文でもっともらしい説明してるけど読んでも意味不明
専門用語使いたいならちょっとは調べろよと
hoshu
久織ちまきの新刊
ほしゅっ
♪
「ミステリーボニータ」で特集;SF最前線、コミック星新一シリーズに石黒正数が登場
「コミック星新一」にネコ先生もいつか登場しないかな・・・
入院中に売店の雑誌で番外編見かけたんで気になってたんだが、WOMBSの3巻出てたのねん。
もとなおこ
▲ or ※ 「宇宙色ティータイム」 初出誌:プリンセスGOLD
単行本コメントによれば1985年増刊号に発表された、もとなおこのデビュー作品とのこと。
プリンセス・コミックス『ドリーナ姫童話―クイーン・ヴィクトリア冒険譚』収録 平成22年8月30日初版発行
[ あらすじ ]
紅茶専門の喫茶店「マジカル」は不思議な店であった。
店長は異国めいた顔立ちでお手伝いロボット「アーム」にお茶を運ばせている。
ある日、喫茶店、常連の少女、「南」(なん)は天体望遠鏡を買う。
店長にそのことを話すと夢月茶(ドリーム・ムーン・ティー)という不思議な名前の茶葉をプレゼントされる。
南は友人と二人で夢月茶を飲みつつ星を見るのだが月が3つ見えたり、月にウサギがいたり様子がおかしい。
その頃、喫茶店の店長は南に渡したお茶は夢月茶ではなく幻覚作用のあるルーナッティックティーであったことに気づく。
以下は、ネタバレ。
南は屋根の屋上でトリップ状態になり今にも落ちそうな状態であったがその時、金色の光、光のシンフォニーに包まれ店長に体を抱かれたまま宙に浮いていた。
店長は南に自分はリエギエンダという星で生まれた宇宙人でルーナッティックティーは自分の星の祭りで使われるものだと説明する。
幼い頃に地球に漂着してしまい修理することは出来ず、E・S・Pを使えた両親が地球人に溶け込ませたのだった。
店長は南に身の上を話すが南は店長のことを以前から好きであったため、告白をする。
背景に花が舞う中、キスをして幕。
曽祢まさこ
※「おむかえがくるよ」初出誌:月刊ホラーM
目次によれば2000年5月号に発表された、作品とのこと。
KCデラックス『好きです、この少女まんが。(5)異彩』収録 2011年12月13日第1刷発行
[ あらすじ ]
近未来の日本ではSSL宝くじというものが発売されていた。
春(4月)、秋(10月)に売り出され期間はそれぞれ1ヶ月。
売り出す1ヶ月も前になると国民の多くはくじのことを考え出す。
世間では当てると人の運命を狂わせると騒がれていた。
くじは60歳以上の人が身内にいるとき初めて買うことが出来る。
そして70歳になるまでの10年間買うことが可能である。
くじは最初の1枚は1万円、2枚目は10万円、3枚目は100万円、4枚目以上は1枚1000万以上であった。
これは金持ちが買占めをするのを防ぐためである。
以下は、一部ネタバレ。
小学5年生の少年、航は10月のくじが発売された翌日、とある家に白衣を来た男たちが家の中に入るのを目撃する。
そして白衣の男たちに連れられておじいさんが出てきた。
おじいさんは言う。「おまえら・・・なんでもっとくじを買わなかったんだ!」
家族は泣き出すが白衣の男たちはおじいさんを車に押し込め去っていった。
実はこの世界では70歳を超えると役人がお迎えの車を寄こし、処分してしまうのだ。
唯一逃れる方法がSSL宝くじで寿命を当てるという方法なのである。(1等=10年、2等=5年、3等=1年、前後賞=20年)
航は家に帰るが、おじいさんの言った言葉が頭から離れない。
航の祖母は来年の3月で70歳になる。
祖母を死なせたくない航は父が2枚、自分が1枚既に買っていたが、お金を貯めてもう1枚買うことを決意する。
しかし、航は小学生で10万円なんてゲーム、本を売っても集まるはずが無い。
航は友人に借金を負いながらも10万円を集めようとするのだが・・・
871 :
花と名無しさん:2012/10/19(金) 00:15:01.54 ID:htRzAz/V0
この貧しき地上に 復刊
同人誌にて細々と続いていた山田ミネコ先生の「最終戦争シリーズ」が完結age
山田ミネコスレより
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1271249281/301-400 343 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/08/17(金) 19:59:02.14 ID:???
夏コミ行ってきたら、置いてある新刊に「最終回」って書いてあって驚いた。
元々目が悪くなっちゃって漫画かけないって話だったけどまた違う病気になってしまったとのこと。
それで最後がどうなるのかが判る最終回が小説になってました。
本当は丁寧に書きたかった部分はこれから個々書いていくそうです。
全員分書けるか心配されてました。
私は永都と大車に幸せになって欲しいから、あの中途半端なところをちゃんと決着つけてほしいです。
だから1番最初にお願い…(^_^;)
次に星野でいいんじゃないかな。次小角?
主役級をやっつけてって欲しいです。
371 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/08/27(月) 20:45:27.64 ID:???
>>367 最終回をいきなり読んでも、まあ、ある程度まで読んでればまあ大丈夫かと
てゆうか…
まあ、大局的な終わりで、個々の終わりはやはり先生が1人1人書いてくれないとわからない作りです
星野と笑は?永都と大車は?なんかは全然わからないです
デーヴァダッタの件も解決しそうです
でもサラッと流してたなー
本当に慌ててとりあえず納めた感じです
先生大変だなあ (ノ△・。)
病気で描けなくなるってのは辛いね
気の毒
語ることを思いつかないんだけど、このスレの話題
資料としても大事だから落ちてほしくないんだよね
前読んだことあるSF少女漫画なんだっけ?と思って
このスレでキーワード検索すると、よく見つかるんだもんw
このスレ的に ※ ランクぐらいのSF作品を読みたいな
佐々木淳子スレが落ちた……やっぱ同人展開だけじゃキツいか?
今荒らしがスレ立てまくってるからあおりで落ちたスレは多い
荒らしか……あれもゼルかな(あぼーん
>>877 同意。
板が荒れてるんで久々にこのスレ覗いたけど生きてて良かった感がw
でも新作が無いから維持が難しいな…
と思っていたが今flowersで連載してる「エンジェル・トランペット」は追加出来るのか?
▲スペースファンタジー・ライトSF
赤石路代「エンジェル・トランペット」2012年月刊flowers7月号より連載中
舞台は現代社会日本。
製薬会社での事故により謎のウイルスが拡散し幼い子供が感染すると触れただけで相手の心を懐柔する能力、振れた相手を殺す能力、予知能力など個人により特定の超能力が目覚める。
政府は子供達をGAHと呼ばれる収容施設に隔離するがそこに収容されまいと全国を逃げ回る子供二人が主人公。
SF要素は満たしているがサスペンスが中心と言った感じなので▲にしました。
※部分的にSF要素が加わっている作品(ラブコメ等の基盤ジャンル+SF要素で表記)
萩尾望都の「ここではない★どこか」シリーズの
「プルート夫人」(『フラワーズ』2011年10月号)
「雨の夜 −ウラノス伯爵−」(『フラワーズ』2012年2月号)
「サロメ20XX」(『フラワーズ』2012年3月号)
いずれも福島原発事故によって触発されて描かれた物で原子エネルギーをテーマにしているがストーリー的には恋愛漫画に近い感じなので※にしました。
ファンタジーで山口美由紀作品3作追加したいけど気力が出ない…ゼェゼェ
樹なつみさんが本格的にメロディに戻って来たらハードSF描いてくれないかなあ…。
888 :
花と名無しさん:2013/02/17(日) 17:52:23.91 ID:ns367HR50
萩岩睦美先生の「小麦畑の三等星」
りぼんなのに超能力とか宇宙人とか犯罪とかあったりで
かなりwktkした
基本は14歳のの女の子の普通目線で進んでいくからなじみやすいし
>>888 ガイシュツだね。
自分も最近読み返したけどこんなにSFしてたんだーと改めて思った。
遠藤淑子の「プラネット」買ったけどかなり本格SFだったな
ちゃんと1話から入ってる形で出してくれw
892 :
花と名無しさん:2013/10/12(土) 03:17:59.81 ID:+aQ6vxmy0
>>883 いま近所の家でエンジェル・トランペットが咲いているので
無性に読みたくなって単行本買ってきた。
雑誌の方で第1回だけ読んだ時はSFって感じはしなかったけどね。
これから読むところ。
>>889 漫画も小説もしばらくSF読まずにいたけど
また恋しくなってきた。
むかしの作品は、いま読み返しても胸に沁みてきたり、読みごたえが大きかったりする。
ガイシュツでもいいから、書き込んでもらいたいな。
エスとエフはSF?
うつろあきこさんの「宇宙屋台へおいでませ 」みたいな系統の無いかな?
キャラデザ面白くて好きなんだ
>>29 >ふくやまけいこ『ゼリービーンズ』
jコミで読めるよ
896 :
花と名無しさん:2014/02/26(水) 10:29:33.36 ID:qEv0maKN0
ほしゅ
グラマス続きでないかな。
898 :
花と名無しさん:2014/06/15(日) 16:12:28.13 ID:N9LWZ8nc0
ジミーの朝
oh my love
Cross Creek
Golden Road
泣きながら
Stay Free
Bicycle Girl
孤独のススメ
友よ
photograph
ルート53
念書
既出作品一覧がすごく役に立つ。ありがたいスレ
900 :
花と名無しさん: