□清原なつの「アンドロイドは電気毛布の夢を見るか?」
(1987ぶ〜け3月号)
婚約者の顔をしたアンドロイドを作った青年科学者が主人公。
婚約者は生きているのに仲たがい中だったりする。
青年科学者の師匠である女性科学者は、結婚はしなかったようで
何十年もアンドロイドの伴侶と暮らしています。
□楳図かずお『洗礼』
(1974週刊少女コミック50号から連載 1995小学館文庫(全4巻)
小学生の少女が元女優の母のかかりつけの医者によって脳移植手術とかが・・・
結末は意外な展開に。
全体はホラー系のサイコミステリーでSF色は殆どないような・・・
>>32 > ▲松苗あけみ『友よ尾をふれ』
ほとんどコメディ。SF度はすごく低いと思う。
作品タイトルもキャラの名前もパロディっぽい。
途中からは、主人公の男の子と犬が
脳をとりかえたという設定になってしまい
犬の脳を移植された男の子は人間の会話が出来なくて
最後には海外の密林地帯でターザンのようなことをやってるw
>>568 ネタばれするから数行あけるけど、『洗礼』結末…
思春期にさしかかった少女の妄想だったんだよね>脳移植手術。
SFというよりサイコだったのである。
あるいは、推測だけど少女は二重人格だったのかもしれないね。
母親の人格をコピーした少女の中の「もう一人の自分」が
脳移植手術をしたと思い込んでいたのかも。解釈は人それぞれ。
>>568 『洗礼』はホラーでいいんじゃない?
少女漫画でなければSFも書いてたけど。
文庫の「こわい本」シリーズに
鏡の中の自分と入れ替わる女の子の話もあったけど〔タイトル忘れた)
あれも心理サスペンスでしょ。
佐々木淳子ファン居ます?
昨晩、ブレ5の続編が出てwktkして読んだ夢を見ました。
起きた時には内容は忘れたけれど、宇宙を旅していた様な。
SFに飢えているのかなぁ。
>>554 ▲『暗闇に葬れ』(初出???)
>>486にも同じことを書いてますが、
百円ショップで売っているコミックに掲載されたものです。
レディコミ総合スレからのコピペ…
39 名前:花と名無しさん 投稿日:04/12/21 21:16:30 ID:???
ダイソーの100円コミックで、
レディコミの嫁姑ものやミステリーものが出てるよね。
安いし、手軽に買える。
40 名前:花と名無しさん 投稿日:04/12/23 23:21:16 ID:???
どういうレディコミが出てますか?
うちの近所には大創がないんでつ。
41 名前:花と名無しさん 投稿日:04/12/25 21:11:22 ID:???
>40
井手ちかえ、坂東いるか、光崎圭とかありました。
ハムスター漫画もあったよ。
近所のダイソーの店に聞くと在庫あるかもしれませんね。
まとめ乙です。
>>560 篠原千絵
「紅い伝説」 (1981コロネット冬の号)
「冬の花は鎮魂歌」 (1982コロネット冬の号)
「クリスタル・ドール」 (1982コロネット秋の号)
この三作は、小学館文庫『そして5回の鈴が鳴る』に収録 されていますよ。
最新まとめも入った所ですし、現在484.6KBですので
そろそろお引っ越しの時期でしょうかね。
577 :
花と名無しさん:2006/10/27(金) 21:12:36 ID:kN/KPFOy0
>>567 まとめお疲れ様です。
さて、中山星香「エルブラント〜」は純粋にファンタジーの部類に入ると思われますので
SFからは外しても宜しいのでは?
以下ネタばれ(うろ覚えなので間違っている所がありましたら、突っ込みよろしくです)
とある小国に美しい王子・王女(兄妹)がいた
ある日(兄妹のどちらかの誕生日だったと思います;;)、魔王が王女を攫い
それを妨げようとした王子は、逆に魔王の闇に侵され、
青空のように澄み渡っていると歌われた瞳を闇色に染められてしまう
王女は諦めろとの周囲の言葉を振り切って、王子は王女を救出に行く。
そうして艱難辛苦の上、ラストは無事に王女が救われ、
闇に侵された王子の瞳も、無事に清められる……
魔王を倒すアイテムとして、「ラインの黄金」のようなモノがありましたが
……SF要素は無かったと思います……;;
同じ東京三世社販売の「SF競作集(だったかな?)」にも中山さんは数作描かれてますが
内容は基本的に純FTだったと記憶してます
578 :
531:2006/10/27(金) 21:26:29 ID:???0
中山星香「エルブラント〜」は純SFですか?
すみません。たまたま「SF+中山星香」で検索したら、
SFファンタジーという言葉がひっかかったので、
未確認情報で紹介してしまいました。
ごめんなさい...。
>>577さんのネタばれ発言を読んで、昔読んだような記憶が蘇ってきました。
SFに詳しくない人にはSFが入ったファンタジーのように思ったのかも。。。
杜真琴が漫画化した「ハイスクール・オーラバスター」なんかも、
このスレではSFファンタジーには分類されないと思うけど、
一般の人では混同してしまう罠。
579 :
531:2006/10/27(金) 21:30:15 ID:???0
Wikiによると「ハイスクール・オーラバスター」シリーズの漫画
「LaLa」(白泉社)で杜真琴により漫画化。
十戒、天使はうまく踊れない 1〜2、セイレーンの聖母 1〜2、アーケイディア
未読だけど、これらも純ファンタジーなのかな?
580 :
531:2006/10/27(金) 21:34:19 ID:???0
もともと原作を知らないから、漫画の内容聞くのは失礼か...。
ラノベ板に逝って来ます。
清原さんの、「シルバーバック」の方には異存ないんだけど、
「クリメーヌ」の方はタイトルが対になってるけどSF要素は
ないんじゃないかな。
チンパンジー(というか類人猿)に手話を教えて意思疎通を図るって
いうのはそんなに特殊な研究じゃないし(日本でもアイちゃんとか
いるし)、普通のチンパンジーはだいたい人間の幼稚園児くらいの
知能を持ってるそうな。
「クリメーヌ」の場合、そのチンパンジーを「少女の姿」で表現してる
あたりが斬新ではあったかも(地面に映る影とかはチンパンジーの
形をしている)。
高野文子の「田辺のつる(ボケた老婆を幼女の絵で表現)」あたりから
ちょこちょこ試みられてきた手法だけど、SFというより絵的なトリックを
仕掛けてある、どっちかっつうとミステリーに分類されるマンガじゃ
ないかな、と。
整理人さん乙です。
>>552 「アルベリッヒに逢いたい」の設定は逆ですね。
意識は夢見る乙女のままで、兵器として作られた体が勝手に動いて殺戮を繰り返すんです。
>>568>>570-571 これまで管理人さんがまとめたリストの中にもかなりSF色の弱い物も入ってるから、その辺「洗礼」についてだけ厳密に除外しなくてもいいんじゃない?
このスレの2の(2)(3)からははずれてないみたいだし。
私自身は連載中一度読んだだけなんで、何とも言えないけども。
(しかも覚えてるのは、女の子の小学校の担任がお風呂に入ってると、彼のことを好きな母親の脳が移植された女の子が裸で風呂場に入ってきて、担任がギョとしてるシーンだけw)
そもそもSFとホラーの境目というのがイマイチ曖昧というか、私なんかはよくわからない。
小説の場合も、小松左京の書いた霊も妖怪も出ない科学要素のある作品でも「ホラー小説」と呼ばれていたりもするし。
>>583 楳図かずおは子供心にホラーのジャンルという、刷り込みがあるから
子供の頃に読んだ時は脳移植手術が出てきてもSFと思って読んだ認識が無かった。
他にも死後親友に臓器提供することになったドナーの少女が、
親友の心臓を奪い返すホラーと同列のものと思って見ていた。
楳図かずおのあの時代のあの手の作品は、ホラーでいいんじゃないかと思うけど。
まったくSF要素が皆無っていうのは、
タイトルからの先入観だったり
別の作品と勘違いしたりで入っちゃったと思うので、
そういうのは除外していいと思う。
前スレのときの竹宮恵子の「空が好き!」はそれでなくなったし
いまある中だと、成田美名子の「一星へどうぞ」がそんな感じ。
まあそういうんじゃなければ
混ざっててもいいんじゃないの?
「洗礼」は脳移植というのが一応実現しそうにはなるんだし。
あと、SF短編集と書かれてる本の中にあったりして
多くの人からSFと思われやすい作品が、
実際にはこういう内容だとかも、参考になる。
>>586 >「洗礼」は脳移植というのが一応実現しそうにはなるんだし。
まぁ大どんでん返しで実現してなかったんだけど...(ネタばれ参照)。
種明かしで医者も登場するし。
SFっぽい舞台装置で、実はSFじゃなかったネタばらしがされる作品って
他にもあったかな?そういうトリッキーな作品を入れてもかまわないってこと?
中山星香なら新書館から出ている「夜天の星特急1」に掲載の短編、「レヴィアタン」がSFっぽいです
いきなり始まっていきなり終わるSSタイプ、異星生物、宇宙船等アイテムがSFっぽいだけかも。
今市子「神々の花」「砂の上の楽園」は
SFではないと思わせておいて最後でSFだったとする構造。
その逆のパターンとして、リストにあってもいいのでは? >「洗礼」
ただ、ストーリー構成力は、「洗礼」の方がはるかに大仕掛けで唸らせるね。
「砂の上の楽園」は伏線が色々張ってあった気もするけど
「神々の花」は夢オチならぬSFオチという気も・・・
そういえば萩尾望都「バルバラ異界」は
連載1回目の出来事を2回目ですべて夢だったとする、意表をつく出だしだった。
590 :
1:2006/10/28(土) 06:50:08 ID:???0
改訂情報やお気遣いありがとうございます。
>>576 現在492 KBですね。
新スレ準備中です。24時間以内に立てられると思います。
他のスレッドや板のリミットは、512KBになっているようです。
ここの前スレでは、501 KBまで書けましたが、今回もそのあたりでお引っ越ししましょうか。
>>590 まとめリスト作成者さんのおかげで、いろいろ助かります。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
『青い宇宙のルナ』は整理人未読の項目が無かったので、
きっと読まれたのでしょうね。SF要素の説明も少し変ってました。
紹介しておきながら、内容はうろ覚えだったので...
より正確な表現になってよかったです。
>>589 さて、トリッキーな作品といえば、「洗礼」のような作品には遥かに及びませんが、
柿崎普美の「白い手の殺意」。これは正体不明の謎の「白い手」に女子高生が
襲われるというもの。いろんな怖い出来事や殺戮が少女の周囲で起きますが、
途中までは犯人がさっぱりわかりません。後半になってようやく生霊の仕業だと
わかりますが、わかった後はさらに悲しいストーリーですね。
どこがSF?と突っ込みを入れられることはわかっています。ホラーです。
同じく「闇からの呼び声」。今市子さんの同名作品とはまったく内容が違います。
作者が得意な異世界ファンタジーものと思って読んでみるとSFファンタジーでした。
第1話はハッピーエンドだったのですが、続編は悲しい結末に。
好きな作品だっただけに読み返すのも辛くて、SF要素が詳しく挙げられなくてすみません。
・宇宙船の不時着により地球に棲み着いた異星人とのコンタクト(第1話)
SF用語で言うと第1種接近遭遇レベル。第2話はロボットが暴走して街を破壊し尽くします。
かなり危険です。そんな結末にしなくても…って感じですけど、
悲しいながらも絵的には美しいラストです。
>>586 SF短編集と銘打たれてるわけではないけど、竹宮恵子の「集まる日」から始まるシリーズなんか、シリーズ後半の作品はSF要素のほとんどない完全にファンタジーになってしまっている。
その辺、前スレでもちょっと話題になってたけど。
逆に秋乃茉莉の「賢者の石」シリーズは全体としては歴史ファンタジーだけど、作品個々ではSF的なものも混じってる。
超能力を持つ子供の出てくる「琥珀の廃園」とか、人の精神を攻撃することによる殺人能力を持つ「オフィウクスの系譜」とか、宇宙からの生命体の話の「千の夜の旅人」とか。
>>552 「イブの息子たち」に似たタイプの作品としては、大和和紀の「フスマランド4.5」なんてのもそうじゃないかな。
とある高校の寮の押入のフスマを開けるとそこは願いが叶う、望み通りの人間に変身できる異次元世界。
在原業平、ドラキュラ、彦星、かぐや姫など物語世界の有名人達が住人で、かぐや姫は宇宙服風の十二単着て、円盤で月に帰っていく。
中山星香というと短編でこういうのがあった。
中山星香「ぼくのコダクローム」
分類としてはスペオペか?
主人公は未開惑星を渡り歩く凄腕の野生動物ハンター。
さまざまな珍獣を求めて僻地の惑星に赴く。
あるとき、以前捕獲したある珍獣をめぐって襲われたところを、
現地で知り合った娼婦に助けられる。
その珍獣を狙っているのは銀河警察に追われている犯罪者だった。
プリンセスコミックス「フィアリーブルーの伝説1」、双葉文庫「化身の都」収録
初出、月刊プリンセス81年12月号
浜田翔子が旧名(木戸恵)で描いた作品はどうでしょう?
「ヴァガボンド・フィッシュ」1〜2 木戸恵 ウィングスコミックス
未来社会、宇宙船で運び屋をする若者たちの話。
アクション・コメディ?かな。
アンドロイドの少女なども出てくる。
いろんな時空を旅する設定という点で「イブの息子にも似ている」
山本鈴美香の非SF作品の「H2O!前代未聞」。
SF要素はあまり見当たらない。「ひっくり返ったおもちゃ箱」の続編。
同じ登場人物は、前作でおなじみの主人公の美鈴に彼の義理パパで恋人の剛、
そして剛の親友のカメラマン氏。
前作を知っていると面白いが、知っていなくても面白い。
夢の世界のような意空間をベースに、古代エジプトに飛んじゃったり、
古代ローマに行ってうっかり殺されそうになったり、
作者が霊界から指示を受けて描いているからとか、
オカルトな「お約束」天使や神様が現われても受け入れられる人にのみお薦め。
「白蘭青風」よりも作者の暴走が少なくて読みやすいと思うが、
万人受けする内容じゃないかも。
訂正
「イブの息子にも似ている」 じゃなくて、「イブの息子」にも似ている。
>>595 「ヴォガボンド・フィッシュ」はライトSFかな?けっこう面白かったです。
完結しているのかな?検索して調べたら裏話し情報で、
作者は連載当時、アニパロ同人誌を作っているらしくて、
登場人物のキャラクターが某アニメに影響されていると、
ファンの間でうわさになったとか。あくまでうわさだから真実はわかりません。
作品語りからズレてしまいました。
「ヴォガボンド・フィッシュ」は雰囲気としてはSFだと思う。
細かいSF考証はだいぶ前に読んだので忘れてしまった。
>>596 「H20!前代未聞」は……読んだ当時はムチャクチャでそこそこ
面白いとは思ったけど、後になって作者があんなんなったことを
知って、読み返してみたらなんか前駆症状みたいなものを感じて、
かなり痛い作品だな、と思った。
特に中盤で、話が収拾つかなくなったときに神様(しかも黒髪ロングの
美形)が登場してリセットかけた上、「この物語は私が作者に命じて
描かせているものである」とか宣言しちゃったあたり、「ああ、この頃
すでにこの人は……」と思ってしまったなあ。
「ひっくりかえったおもちゃ箱」は比較的好きな話だったので、なにも
そのキャラ使ってこんな話にしなくても…と思ったっけ。
>>599 万人受けする内容じゃないかも、とはそういう意味です。
「H20!前代未聞」は、「イブの息子」の影響を受けたかもしれないという、
仮説のもとに語った作品だという事でご理解ください。
青池保子は本当に守備範囲が広い。
昔は「イブの息子」のような荒唐無稽なファンタジーでヒットを飛ばし、
かたやお洒落泥棒と軍人の組み合わせでロングセラー。
そろそろアルカサル−王城の仕上げに取りかかるらしい。
602 :
1:2006/10/29(日) 00:37:33 ID:???0
補足
512KB超えは、1日程度でdat落ちするようです。
500KB超えで、書き込みが出来なくなるようです。
602 :1:2006/10/29(日) 00:37:33 ID:???0
新スレ こちらです。
SF少女漫画を語るスレッド★第3惑星
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1162046456/ よろしくお願いします。
前スレでの経緯だと、リミットの512KBに近づくと
最終書き込みの後、1週間後にdat落ち。
落ちた後は、通常は最終レスだけが読めるので、
最終書き込みに新URLを貼っておくと、
検索などで初めてたどり着いた人には便利かなと思います。
603 :花と名無しさん :2006/10/29(日) 01:27:23 ID:???0
補足
512KB超えは、1日程度でdat落ちするようです。
500KB超えで、書き込みが出来なくなるようです。
605 :
ひみつの検疫さん:
汚染を除去しました。