1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2005/05/21(土) 03:09:42 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2005/05/21(土) 03:09:52 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2005/05/21(土) 03:10:12 ID:???0
_ -ー--―- .._
ノ´ ヽ
〃 `ーく
, '´ \
/ /, ヽ、 ヽ
i 、 ( `、ヽ }リ il
(jり ノ , ヽ ヽノ Y' , リ
ノ / , イ 、、 }li il ! リ }((,イ
〃 , / { {{ r(_ノノ ノ人_ノノ〃_,イリ` }!
t {、 い.ヽ.__トこ._'⌒ー-,r_ニ.´^tフ,.イt 彳
/〃 {{下、.‐'フfrrヘ` i '{kタk {{ ヽ',.イ
いヽ_ハ. いヾ:ェタ. l ^'宀'´ !ラく小{
`爪_ ゝくヘ ´^ | ,ハ.ノノノ
``ヽ._ゝベ、 _´_ /、(し´
`いr、\ ´ー ` ,.イゝー'´
ゞ-ク{ `丶 .__ _,/l!ト、
/:::l \ / l:::ヽ
,.イ::::::::::! /r:く_ l::::::l`ー- ._
_,.-'´:::::|::::::::::::!_,.-‐''_}::{_ ̄`ヽ:::!::::::::::::`ヽ、
,.-'´、::::::::::::::!:::::::r'´::,r'´イ ´ト. ̄ヽ::/〉:::::::::|::::::ハ
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l::::::::::::::!::::::::::/:::::::::::::l.l::::| !:| |::::::::::ヽ::::::!:/:/:::::|
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5 :
花と名無しさん:2005/05/21(土) 03:10:35 ID:???0
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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ノ:::::;::::/:::/〃;/:::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::ヽ
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〃::/〃::/〃/::::::/:::::;::/:::::/::/ }:li:::|
{':://'/:/,r‐、:'::::/_;.ノ__ -‐':_;:/ /!:リ::!
∨l:li'::l::i r 冫r‐''´ ニー- .._ ´ノ'ノ
Yl:!l:l::l { {{イ ヽ´{「ft;リ` ,r≠7
、!l:l::.い、ヽ ^ ー-' i{ヒタ7
ヽ-.ヽ_) |` /
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/! 、 \ ‐-- /
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6 :
花と名無しさん:2005/05/21(土) 03:10:52 ID:???0
,. ‐'"´ ̄ ー- .
, ‐ ' _ ヽ ._
/ rく'´ ヽ `ー 、
/ / ノ } ノ ヽ
、_ノ ! / , ' } i }
〃 ノ / '´ ノ ノ ノ j } リ ト
{ ,/ {/ . '´ / / ,〃 / イ! ,ハ
、イ{ 人. / , '´ ,∠__, -' //ノ〃 }
} ヾ_ト、 { /{ /,.=、7 / ,r_⌒/ _,ノ
ヽ. {、_) ゝ{ ハ_ 小tツ{,.イし i{t;リ7 (
)ヽーr{ `7 ` ^` ` |`^ !ノ^
`ーr ヽ.),イし' ,! /
!{ l ^ー'´ __´ /
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/ ,l ノ ヽ _,,. 、
_,. / ! ! / }ー ‐''7-‐' `ヽ
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7 :
花と名無しさん:2005/05/21(土) 03:16:09 ID:???0
1さんお疲れ! &グッジョブ!
でも、次スレ立つの早いですね。
レスが950を越えると次スレの季節なのかな。
8 :
花と名無しさん:2005/05/21(土) 13:14:33 ID:???0
>1
乙です
最近はあっという間に埋まっちゃうから
950か960くらいで立てればいいと思う
9 :
花と名無しさん:2005/05/21(土) 15:03:49 ID:???0
1さん乙!
このAAはいつ見てもエエなあ
1さん乙です
エドガーとアランも加えてたも。
エーリクとオスカーのAAは、どこのコマの絵か判るんだけど、
ユーリのAAは、どこのコマなんだろう。判る人教えて。
エーリクのリボン結びながら殺害宣言してる時のかな・・・
手元に本がないから違ってたらスマソ。
うん、そんな感じ。
16 :
13:2005/05/23(月) 00:34:47 ID:???0
>>14-15 ああそうか! ありがとう!
「そのうち君を殺す」「今度こそ完全に…」「僕の前から消滅させる」のシーンね。
机に向かってる時のコマなのかなぁと思ってました。(´・ω・`)
愛撫されながら「嫌い」と言われたような不思議な感じ。
@何杯もおかわりしておきながら、「あんまおいしくね」と言われた感じ
A顔を真っ赤にしながら「べ、別に照れてないよ?」と言われた感じ
Bブラの外し方も知らんくせに「どどど、童貞ちゃうわっ」と言われた感じ
ドレかな?
@かな。
AとBは明らかに言ってることが嘘。
「百億の〜」読みましたが、難しいですね・・・
56億7000万年後の救いのむなしさとか、宗教の無意味さとかを
原作者は語っていたと思うが・・・・
萩尾さんの漫画の方は、阿修羅の魅力のせいでもう少し救いがあったな・・・
27 :
花と名無しさん:2005/05/24(火) 23:04:04 ID:IPVi87WQ0
板とはまた範囲の広いw
・flowers7月号
p63〜p93「バルバラ異界」[その23★ぼくのキリヤをかえしてくれ]
p340〜p342‘萩尾望都+Studio Life『メッシュ』舞台化記念スペシャル座談会’
・flowers8月号、6/28(火)ごろ発売。
話題のネオ・ファンジー「バルバラ異界」
衝撃のラストをお見逃しなく!
>>28 ええっ!もう終わっちゃうの?!
残神ほど長くはないだろうとは思っていたけど
終わりが見えたとたん寂しくなった。
ナナミさんとワタライはハッピーエンドを迎えられるのかな。
それどころじゃない展開になってますよ。
最終回、楽しみというより見るのが怖い。
ちょっとお邪魔します。
昔萩尾さんの漫画で、オペラ歌手が死後自分の脳内情報をコンピュータにDLすることを拒否
ってお話ありませんでしたっけ。
ご存知の方いたらタイトル教えていただけませんか。
今日一日気になってしょうがないです。
35 :
32:2005/05/28(土) 09:31:23 ID:???0
>>33 34
すっきりしました。ありがとうございました。
2050年にそんな技術が可能になる・・・なんてニュースを耳にしたものですから、
記憶の底で忘れきっていたその作品の断片だけが浮かんできてもやもやしてたんです。
消防当時接した彼女の想像世界のイメージを一瞬リアルに感じた。
作品探して読んでみたくなりました。
今月のバルバラ・・・
すごい展開です。来月、最終回と言われてもどうなるのか全く
わかりません。すごくのめりこんで読んでしまいました。
で、私は今、1児の母なのですが、あの渡会さんの気持ちが
ものすごーーくわかって辛かったです。
絶対に認めたくない、そして、アオバにすがりついてでも、
助けてくれと懇願する・・・ もう、泣きそうでした。
まだまだ続いて欲しかったので残念ですが、来月も本当に
楽しみです。(終わったら楽しみがなくなってしまうなぁ)
ネタバレ
つらい展開だなあ…
最後タカとキリヤが摩り替わってる?のは、
キリヤは自分が渡会の本当の子供じゃないと知ってしまったから、
夢世界の中で自分の命をタカに譲ったんだろか。
せめて融合かなんかであって欲しい。でなきゃキリヤも渡会も
可哀相すぎる。
銀の三角に近い展開かな…
時の結び目となって何度やり直しても救えない子供をやっと救ったと思ったら
結び目がほどけて子供はいなくなってしまって記憶だけが残る…
39 :
今後の展開:2005/05/28(土) 21:00:39 ID:???0
タカのキリヤと渡会がいるのはパインの夢の中。
夢の中で渡会が青葉の夢に入り込むと、幼いキリヤがいる。
渡会はその夢の中でキリヤの成長を見守りながら暮らす。
今更ながら気になるのは、キリヤが時夫を殺す、という大黒の予言なのですが。
キリヤは時夫の本当の子供じゃなかったから、殺されなかったけど、
タカのキリヤは時夫と血の繋がりがありますよね。
時夫はタカのキリヤに心臓を食べられてしまうのでは。
考えすぎかな?
今までの話がすべて夢?
究極の夢オチ?
ネタバレしてます。
う〜すごい展開ですね。確かに銀の三角を思い出します。
タカのキリヤは、エズラの一族じゃなくなるから、時夫が心臓を食べられるのはないのでは?
でも実は時夫はヒナコの心臓を夢で食べてたりしましたね。
茶菜さんが未来への希望を見出したというあの笑顔は、
夢としていくつも作り直せる世界への足がかりを見つけたということだったのでしょうか。
あああ。来月号でいったいいくつの結び目だった人がほどけて消えてしまうのか、
どんな落書きがどこかに残ってしまうのか、もうわけがわかりません。
うう、コミックス派の私は次巻が待ち遠しい…
もうクライマックスなのね。
久々に三冊通して読み返したんだけど、やっぱり萩尾さんは伏線の張り方がすごいね。
情報を小出しにして、読者に想像させる、でも結末までは予想させない巧みさ。
自分の作品を客観視できているからこそなんだろうけど、すごいよ。
ネタバレ
今月号ラストの世界はパインがやり直した夢の世界だよね。
パインの夢の中でアオバはまたバルバラの夢をやり直すのかな?
いやキリヤがいなければバルバラは完成しないんだっけ。
キリヤはパインの夢の世界のどこかに生きてるのかなあ…
究極の夢オチワロス
あのパインはエズラ博士?
キリヤはドコへいっちゃったの?
待て!次号!
わかった。究極の夢オチってやつを目指してるんだ、萩尾先生。
コミックス派なのでレスをナナメ読みしましたが、
結び目がほどけると・・・の書き込みに、「酔夢」を思い出しました。
次、いつ出るのかな。連載が終わってからどのくらいだろ。待ち遠しいです。
夢オチ…。
しかしこのマンガなら夢オチでも許せる気がする。
はじめから夢だった、っていう不思議の国のアリスみたいな夢オチは
ないだろうが、何か夢がらみで終わることは間違いない。
「夢先案内人」なんだし。
1. これは・・・バルバラが見た夢だったんだ・・・
2. これは・・・バルバラが見せた夢だったんだ・・・
3. 眠ってらっしゃるの? バルバラ・・・
>>49 今までの話は全部夢でしたーという「不思議の国のアリス」より
何が現実で何が夢なのか、そもそも現実とは何だ、って「胡蝶の夢」のような話かなと予想。
>51
でも、それだと「クラインの壷」とか、
ゲーム関係の賞とった某小説(タイトル忘れた)になってしまう。
あの手のオチは、ヘタしたら夢オチよりも
どんなにうまく料理しても2番煎じはまぬがれないよ。
んーそっか…
渡会が接触したパインはパリスだよね?
エズラ博士は死んでるんだから、キリヤ同様意識下の世界にはいなくなってるはずだよね?
と思ったらジェノサイドで死んだ千里とは会えるんだよね…現実の千里は生きてるのか?
いやいや…わけわかめ
例え夢オチだったとしても、
銀の三角の夢オチのように一筋縄ではいかないと期待期待。
>>50 3はヴィオリータだっけ?
やべっ。今回はもう頭がついていかない。まさに斜め上の展開だ。
どうやって伏線すべて回収するのか楽しみだな。
個人的にはまた千里さんが見れてよかったw
前スレの1000さんに和みました。
前スレ998さん乙!
まさに肉体労働でしたね
今度はゆっくり読んで、感想を聞かせてほしい
バルバラは終わりですか
はやくコミックスで一気読みしたいっ!
でないとネタバレを読んでしまう(笑)
まー他の作家ならこの伏線どうやって回収するんだとか
風呂敷ひろげすぎとかなんとか言われるわけですが。
もちろんそんな心配なぞイランのだが、あと一回でどうやって終わらせるんだろう。
>あと一回でどうやって終わらせるんだろう。
この感想はスターレッド連載当時のでのじゃぶーだわ。
あの時もいったいどうやっておわらせるんだ?、それとも打ち切りなのかと
友人と騒いだっけ。
見事に終った上、後であれでも実際はまとまらなくなって
放り投げたと聞いて驚いた。
今度もきっとうならせるような終わり方だろうと期待してる。
どうなるのかはまったく想像つかないから楽しみ
余韻たっぷり過ぎてすっきりしない分には、私としてはOKだけど、
駆け足でまとまっちゃうのはヤかも〜。
でも何であっても、早く読みたい、かつ、もう終わっちゃうの〜? な気持ち最大。
>61 まったく同感です。
「きれいにまとめたな〜」より、「エエ〜〜〜」とショック受けても
いつまでも心に残る最後が読みたい。でもキリヤは生き返らせてください。
今時、本当の意味で惜しまれて終わる漫画ってそうそう無いよなあ‥
もう終わっちゃうのかあ…
萩尾さんの作品て、スッキリ大団円で終わる事が少ないような。特に長編。
別れが絡むことが多いかな?ポーも、トーマもそうだし。
思いつく限りでメッシュ、マージナル、スターレッドもそんな感じ。
読んだ直後は煙に巻かれたような気持ちになるんだけど、とても余韻の残るラストが多い。
今回もそうなのかなあ。期待。
バルバラ読んだー
ラストシーンで頭を殴られたようなショックが・・・
脱帽です先生・・・
残神終わって「もうこんな長編は描かない」とおっしゃってたから
力を抜いた作風になっていくのかと
ちょっと寂しく思ってたけど、
こんな力技の展開を物するとは。
本当にマンガの神様に愛されてしまった人なんだろうな。
リアル萩尾連載初体験中。
幸せだ。
11人いる!!のアニメ版を見たんだが・・。よくできてはいるんだけどタダの声が
男前過ぎる。絵柄もちょっとリアルすぎて原作のコミカルな部分が減ってるような。
食事のときの大乱闘はよかったけど。
右派宇宙洗脳
>>54 度会が他人の夢に入れる超能力を持っている、っていう設定そのものが
究極の夢オチにつながっている可能性はあるかもなあ。
でも萩尾センセイのいう“夢”って、夜見るドリームじゃなくて、
意識とか幻影とか、人類共通の無意識みたいなニュアンスだよね。
銀三でも思念をとばすことを「夢をとばす」って書いてたし。
なんとなく、ユング。
渡会はキリヤを助けてくれってパインに呼びかけたけど
渡会の言うキリヤは実の息子じゃない方のキリヤだったんだよね…
実の息子を取り戻しても、死なせないでくれって心から願った息子は取り戻せない…
(´・ω・`)カワイソス
あのパインはエズラの方のパインですよね、キリヤは存在しても度会の息子では無いんだな。
いや、エズラは死んでるんだからあそこに存在しないんじゃないの?
死んでても意識があそこに存在するなら渡会はキリヤに会えたんじゃないのかな。
千里が心臓を食べた人って言ってたからエズラの方だろ。
胎児のポーズのパインって心臓食べてないってことじゃないのかな?
心臓につつまれてるけど…
青葉が世界を構成するのを9歳で失敗するのは、
リアルで両親が死んだからだよね?
すみやかな死による親の心臓移譲が行われなかった…みたいな
いまだに「とってもしあわせモトちゃん」が読めない。
>76
それって本がなくて読めないのか、好みに合わなくて読めないのかどっち?
コミックス完結してから一気に買おうと思ってたけど、
今回の展開で既刊だけでも買ってこようと思った。
忘れてる伏線けっこうあるし。
色々な年代のを読んだけど、「トーマ」の頃の絵が一番いいと思った。
あの時代の作品ってトーマ以外に何がありますか?
>>78 たくさんあって何を紹介していいかわからん。
Google で「萩尾望都」を検索かけて、ファンサイトを調べてみ?
発表年代別に紹介してるところもあるから。
「ポーの一族」や「11人いる!」などを発表した、
もうまさに脂ののりきった時期。
どこか未来にいる千里が今の青羽に夢時空間で合っているわけなので、
あの心臓に包まれた少年は、過去のエズラなんじゃないかな……?
2歳のキリヤがエビに耐えられたことになったなら、
明美さんがあんなにかたくなになることもなく、
タカはパインと一緒に3姉妹にもらわれていってるのだろうか?
火星はどうなるの???火星との戦争も起こるの???
うーん。来月が待ち遠しい。
>>73 時間と夢がとけあった無意識の世界にはいろんな時間に生きてる奴(の夢?)が一緒にいるよ。たまたまそこに過去のエズラを見つけられたからあの件も夢にしてもらえた。
しかし…時夫うっかりしすぎ。息子を死なせないでくれって言ったら2歳で死んだエビのキリヤちゃんが生き返るでしょーが。データチップもちゃんと見てるくせに。(急がせた千里も悪いような気もする)
ああやっぱりって展開だったので正直笑ってしまったよ、今月号。
「まんがABC」が読みたいよう!
>>77 本は買ってあるけど、読み方がわからない。笑える・感じ入るポイントが
どうもつかめなくて、何度も挫折しているしまつ。全編があのタッチという
のも読めない原因かもしれません。
>>84 夜、ゆったりと寝る前に
布団の中でポワポワと読んでみて♪
私も「まんがABC」読みたいよぅ。
「…モトちゃん」のメルヘンメルヘンしたとこが苦手なのでしょうか。
好きになれる話もあると思うんだけど…ま、いっぱいある中から探すのは大変かな?
「ジョニー・ウォーカーくんのバラ物語」はどうでしょ。
エロガー・ポーチネロ萌え
確かにモトちゃんって、外国の漫画みたいな雰囲気を
自分は感じるね。ピーナッツみたいな。
苦手なら無理に読むこともないんでは?
そのうち、ずっと年寄りになった時に読んでみると、
意外に面白いかもしれないよ。
>>76
>83
>86
アタシはネット古本屋で買いました。
行動すべし。
ストロベリーフィールズがどうしても欲しいんですが…
ヤフオクでは時々見かけますが私は未成年で、
参加できないんです。
古本屋も結構廻ってますが巡り合えない。
やっぱりヤフオクしか手は無いんでしょうか?
お嬢さんも通だねえw
まんだらけとかはどうだろう?
ネット古本屋は確実かもね。廻りの大人にたのむが吉
今日「この娘売ります」初めて読んだんだが、
なんか無理してないか?という印象があった…
というより、この手の話はこの手の話しか描けそうにない人に
任せておけばよかったんじゃないかと…
やっぱり暗くてこ難しいモ−様漫画が好きだなあ。
>91
ネット古本屋は、古本市場を検索したんですけど見当たらないんです。
他にいいネット古本屋をご存じの方いたら、
ぜひ教えてください。
母親が昔持ってたはずなんですが、
無くしちゃったらしいんです…。勿体ない!
94 :
花と名無しさん:2005/06/05(日) 19:48:10 ID:fMOpTOhPO
今日トーマの心臓を読んだのですが,解らないことがあったので教えて下さい。
後ろの大原まり子さんのエッセイに[トーマは,ユーリに,無償の贈り物をした。その贈り物はエロティックな回路を開いた。]って書いてあったんですがどういう意味なんですか?
あと,ユーリはトーマの事が好きで,でも一方でサイフリートに惹かれていたからサイフリートの部屋へ行ったんですよね?では[サイフリートの招待に応じた時から自分で捨てていた]ってどういうことなんですか?
それと,そのリンチで暴力に服従したことから,主を裏切ったから,ユーリは人を愛する資格なんてないと思ったのですか?つまり,ユーリの罪とは暴力に服従したことなのですか?
友達にきいたらユーリはサイフリートにレイプされたと言っていたのですが,私にはそれは読み取れませんでしたがどうなんでしょう?
長文すみません。読解力なくて…。
できればどなたか,物語の主要な部分の解説もしていただけると嬉しいです。ちゃんと読み取れてるか心配なので…
体力がなくて全部にはお答えできないが、
レイプについては自分にも読み取れなかった。
絶対になかったと言い切ることもできないので、
どちらが正しいということではないと思う。
わからなければそれでいいんじゃないかなあ…
そのうちこうなんじゃないかと自分の中で消化したらいいと思う
>>94 また来年、読んでみてください!
違った発見があります♪
98 :
花と名無しさん:2005/06/05(日) 20:26:20 ID:fMOpTOhPO
95 96 97 dクスです。スッキリしないのも魅力なのだとは思うのですが,ついスッキリしたいと思ってしまいまして…;
また時間をおいてよんでみます。
でも,もしどなたかか気が向いたら94の,質問or主要の部分の話,教えて下さい。やっぱり気になってそのことばかり考えてしまいます…すみません;;
その部分に関しては過去に語られてますので
過去ログを読破してみてはどうでしょう?
うまく説明できないんだけど、こと「トーマ」に限っては誰かに正しい解釈を訊く読み方は(・A・)イクナイ!!気がするです
ごめんね
>>94 レイプについて私は「あれほど引きずってるんだからなにかされちゃったんだろうな」
って思ってるけど、直接描写されてるわけじゃないしどう受け取るかは個人の自由かと。
解釈ってのは人それぞれだし、トーマは話題が出るたびに議論になるほど
難しい作品だから無理にこれはこうだって分かる必要もないと思うよ。
時間をかけてあなたなりに読み込んでいけばいいんじゃないかな。
とりあえず99タンが言ってるように過去ログ読むことから始めてみては・・・それとsageよう。
102 :
花と名無しさん:2005/06/05(日) 20:58:07 ID:XEOjNxtpO
私の母校出身です!こんな田舎なのにびっくりしました(笑)
99 100 101 ありがとうございます。ほんとすみません↓↓
あと,過去ログってどうやって見ればいいんですか??携帯でも見れますか??
まあまあそんなに難しく考えないで一緒に
ユリス 萌ェェェェエエ工ルとでも叫ぼうぜ。
>>97 3ヶ月ぶりに読みましたがしじゅうハアハアしすぎて肝心な箇所を
これっぽっちも理解できませんでしたw
ヒント:4人退学
しまった…そうだったんだよな。
見逃してた。
ボガンボスなつかしいw
ま、さらにぐぐれw
私、トーマを最初に読んだときはまだ14で、ユーリの「罪」ももやもやとしか理解してなかった。
大人になった今読んで、やっぱりレイープはあったんであろうなあ・・・と思う。
ただのリンチならあれほどユーリが思いつめることもないだろうし、
後に萩尾先生が「残神は神学校に行かなかったユーリの物語(だっけ?うろ覚え)」
と語っているところを見ても。
ユーリの罪、というのは、トーマには求められなかった同性に対する性的な好奇心に負けてしまった、
トーマに対する道ならぬ恋を、その好奇心を簡単に埋めてくれる相手(サイフリート)に求めてしまった
ということなんじゃないかなあ。と現時点では思ってます。
初読から十数年経つけど、この解釈は二転三転してる。
>>110 自分はレイプは無かったと思うなー。
でもサイフリートのしたことはまさしく精神的陵辱で
ユーリにとっては、その方が何倍もこたえたんじゃないかと思うんだよね。
ユーリの罪というのは、寧ろ、天使的なトーマに心を動かれていたのと同時に、
悪魔的なサイフリートに、惹かれてしまった事じゃないかと、寧ろ。
トーマの身代わりじゃなく、サイフリートに恋してしまったんじゃなかろかと。
宗教観というか
ユーリの道徳観において許されない一線を
誘惑に負けて越えてしまったんだ、
というのだけわかった。
その一線をリンチとレイープのどちらで引くかは、
作品世界でのモラルがはっきりわからない限り不明。
連載当時の読者層に合わせるならリンチ、
現代の読者感覚でならレイプが妥当だと思う。
連載当時の読者層としては
>ただのリンチならあれほどユーリが思いつめることもないだろうし
て感覚はスゲーな、と思う。 非難とかじゃなく。
ユーリがエーリクに語った内容を字面で読むだけでも充分屈辱的だと思う。
二度と立ち直れないほどの精神的ダメージ受けるだろ。
↑リロってみたらなんだかトゲのある書き方してました。
しかも111さんが3行で簡潔にまとめてらっしゃること同一内容。
失礼しましたー。
>>92 そうか?
私は20年以上前に読んだけど、非常に気に入ったぞ。w
まあ、
読者側の嗜好・指向によって作品の評価なんていろいろでしょう。
作者が何を描くかは作者の自由だし、後は読者が好きなものを選べばいいだけの話。
この娘〜はシリアスものに疲れたとき読むとほんわかする。
私はゴールデン・ライラックが好きなんだがこのスレでは少数派かな?
映画を見てるような錯覚が心地良い。
萩尾作品って読んでると音楽が聞こえてくる感じがするなぁ。
117 :
花と名無しさん:2005/06/07(火) 14:32:03 ID:6Y3uazIO0
>116
ゴールデン・ライラック大好きだよー。
気位の高いヴィクトーリアが、「高慢」じゃなくてちゃんと「高潔」に描かれてるのがすごい。
ゆずれないものを守るためには穢れることの出来る高潔さ…というか。
水商売を16かそこらで始めて、幼馴染の前で踊ってみせて悔し泣きするところや
お金と安心のために結婚した相手を、ゆっくりと愛し始めていたことに、妊娠してから気づくことや
えらい苦労して生きてきて、思い通りの人生だったとは言いがたくても、
瀕死の重病の子供に「もっと多くを知るまでは生きていて」と語りかけることなんか
らくだのこぶには水が入っている
それぞれの水はそれぞれが見つけなければならない
っていう、あの子供の頃のたあいない言葉が反映していて痺れたなあ……
うん、あと光がとても綺麗。
透明で煌きに満ちた空間。
ゴールデンライラックとか恐るべき子供たちとかあのへんから
絵も内容も作風を意図的に変えはじめた頃だね。
この娘〜は好きだよ。萩尾さんて当時はちゃめちゃなコメディとか
いきなりミュージカル風になるのも得意だったし独特のテンポがあって
好きだな。ダーナ・ドンブンブンとか赤っ毛のいとことか。
ゴールデンライラックはいいですね。
私も大好きです。
いきなりミュージカルで思い出したけど、
完全犯罪はなかなか入っていけなかった…。
歌詞多すぎて。
>114 ぜんぜん平気。
ヴィーの、金髪に濃い紫のドレス。素敵だろうねぇ・・・。
私はあのハンカチのシーンがとても好きです。
「僕はそれが 大事なものだってことだけ覚えていて・・・」
>>120 「完全犯罪」は好き嫌いの激しい作品だろうね。
甲斐バンドのファンであってもなくても。w
でも、私はあれ読んで甲斐バンドを聞き始めた。
漫画じたいはあんまり好きじゃないけど、甲斐バンドには一時はまった。わはは。
ゴールデンライラックは当時少年愛ブームの時期に連載されたんで
読者の萩尾さんに期待する内容とちょっと違ったんで、反応がもう一つだったと思う
あの丸っこい絵も不評だったし。(後期ポーの繊細なタッチは?と皆おもた)
でも名作だと、私も思う。
>>121さんの言ってた古いハンカチのシーンはイタリア映画のみたいだし
「あそこまで・・・行けたかな」
「ヴィーきみが、愛そのものなんだ」
優等生ビリー最高
>>116 そうかなあ…私は結構イライラしたなあ。
絵が一番好きな頃のだっただけに。
いらいらというのは、「この娘」に?
まあ、すれ違ったり、ハッキリしなかったり、色々じれったいとこはあったかの。
ただ私は、その辺は萩尾さんにハマる数年前に愛読してた、上原きみこで鍛えら・・・ムニャムニャ。
ゴールデンライラック、私も好き。
まさにヨーロッパ映画のよう。
白黒で読んだのに、金とか紫とかのイメージが残ってるなあ。
この娘〜は散々色んなキャラ出した挙げ句最後無理やりまとめた感じもするけど、
個人的にはあういうオチも嫌いではない。ほとんど忘れられたキャラクターがいないし。
漫画の構成としては無理のある部分も多いかもしれないが、まあ。
ゴールデンライラックは自分も好き。
伯爵の報われない最期が悲しかったけど・・・。
正統派って感じがして全体的にお気に入りの作品。
タイトルもGOOD。
ゴールデンライラック、私は最初苦手だった。
絵も美しくないし、なんか暗いし、
私が萩尾さんに求めてたものが無かったから。
でもあとになって読み返すとしみじみきたりする。
だから私は萩尾作品でお気に入りはあるけど、
苦手なものはほとんど無いなぁ。
「ゴールデンライラック」は、なんとなーく「風とともに去りぬ」を連想したよ。
(異論反論オブジェクションはありましょうが、
個人的感想なんでスルーしてください。w)
強気で前向きに生きる主人公、戦争が落とす陰、美しい映像(絵だけど)、その他いろいろ。
いずれにしても、大好きな作品。良質の映画を見たあとの満足感。
ゴールデンライラックを読むと
「タラのテーマ」と「愛は勝つ」が交互に聞こえてくるよ
131 :
:2005/06/08(水) 17:42:20 ID:???0
キリヤ(´;ω;`)カワイソス
トキオは心の奥底ではキリヤ(偽)じゃなくてキリヤ(本)の復活を望んでたのかな
「パリスに間違えられちゃった テヘ」なんて結末になるわけないし
あれはパリスなのか?
いや、エズラかと。パリスはまだ心臓食べてないし。
134 :
131:2005/06/08(水) 18:12:11 ID:???0
書き間違えたorz
もちろんパリスでなくパイン=エズラでございます
トキオとしてはどっちのキリヤも失いたくないはず。
タカのキリヤが出てきて驚きはしても、それが元々のキリヤで
保育園の時死ななかったんだ、ということになったらそれは
それでめでたいことで覆したくはない。でもトキオが今取り戻したいのは
保育園の時に入れ替わったキリヤ。どうする?
>>130 「タラのテーマ」でタラちゃんが走る音思い浮かべちゃった。
ピロロロ〜ン
風とともに去りぬは映画が原作の良さを潰さなかったから好きよ。
ヴィーはお姫様でスカーレットはラバなんだよね。
>>130 うわー、懐かしい。w>か・な・ら・ず、最後に愛は勝つぅ!
トキオ(´;ω;`)カワイソス
キリヤなんであんなとこ登るのよぅ
エズラの心臓を食べたトキオが眠りに入る。
青羽が目覚め、トキオの夢に入ってみると
トキオは保育園児のキリヤを育てながら
バルバラで暮らしている。
最近レスないねー。
ここらでひとつ。
ジャンルが多岐にわたる萩尾作品ですが、皆様のお気に入りはどの作品?
私はどの作品も結構まんべんなく好きだけど、
マージナル、トーマ、バルバラあたりが好き。
SFのほとんど=マージナル、銀の三角、11人いる!とその続編、スター・レッド、スロー・ダウン、一角獣シリーズ、
ちょっと懐かしい感じのドラマもの=ゴールデン・ライラック、アメリカン・パイ、エッグ・スタンド、
現代もの=ローマへの道、あぶない丘の家、残酷な神が支配するのバレンタインのエピソード、
カテゴリ不能=バルバラ異界
多すぎ…orz
そして別格の、私にとって永遠の作品
つ「左利きのイザン」
タイトル出てこないけどオスカーがパパと逃避行するやつ
子供の考えてることをわかってくれてるパパが、
でも弱い人間で。オスカーせつねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
>>142 「訪問者」ね。プチフラワーの創刊号に載ってたと思う。
ぼく パパといると 悪い子じゃなくなるんだ
ほぼ全部の作品が好き!・・・と前置きをしておいて
リアル世代なので
自分の成長と作品が重なる(時代背景や感性など)
「漫画が好き」から「萩尾望都の漫画が好き」になった
私にとって永遠の作品は『ドアのなかの私の息子』
嫌いな作品はないし、子どもの頃はつまらない気がした「かたっぽのの古靴」も
後で読みかえしたら味わい深かった。
ありきたりだろうけど一番は、初めて自分で買ったコミックスでもあるし
いろんな意味で特別な「ポーの一族」の最初の3巻だな。
あとは、連載時必死でついていった(つもりの)「トーマの心臓」
読んだ年とか、その時の環境とかの影響が強いね。
>>140 コミクス派なのでバルバラのネタバレが怖くて最近は飛ばし読みしてたよ。
そんな人が少なからずいてレスが減ったのかも?
>>146 ノシ
自分もコミクス派だから最近はずっとスルーしてた。
最終巻となる4巻が出ればネタバレの心配なくあれこれと語りたい。
>>142 あれは好きだったなぁ・・・ラストは今でも泣ける。
なんていうか主人公に必要以上に感情移入してしまう。
他には長すぎない短編漫画が結構好き。
作品集のウは宇宙船のウの収録作品とか。
私は、トーマの心臓、マージナル、ポーの一族が好き。
・・趣味がバレそうだな・・・。orz
萩尾さんは、初期の作品が好き。絵が少女漫画チックで。
昔、スターレッドや銀の三角読んだけど、なんかダメだった・・・。
SFが苦手だからかな。
トーマの心臓、銀の三角、スター・レッド、ケーキ・ケーキ・ケーキ
・一角獣シリーズ、ユニコーンの夢、ラーギニー、半神…あとバルバラ
異界!現行作品も入れていいのかなあ。
やっぱりポーの一族!
これは萩尾さんの作品の中で・・・というカテゴリに限らず
すべての作家さんのすべての作品中でのベスト1!
とは言ってもベスト1が二つあったりするのだがw。
リアル世代です。空前絶後で「ポー」全話。
若い頃のバイブルは「メリーベルと銀のばら」だったけど、
最近は「リデル・森の中」が心の一冊。
もちろん他の作品も、萩尾作品は全部イイ!
萩尾狂いになったきっかけは別冊セブンティーンで読んだ「温室」
154 :
花と名無しさん:2005/06/14(火) 22:19:37 ID:GaeBPpGV0
温室の頃の絵は本当に綺麗でしたね。
(ストーリーはなんてことないんですよね。原作物だし。)
あの頃の絵が一番好き。
好きな作品は私もリアルタイムで読んでた
「ポー」、というか
>>152さんと同じで別格です。
きっかけは、30年前「雪の子」「かわいそうなママ」「秋の旅」「小夜の縫うゆかた」などが
収録された別コミの別冊を見てもう大ショックでした。
今見たら古臭いかも知れませんが、あの頃は本当に革命的でした。
絵もストーリーも。
雪の子のような退廃的なテーマや台詞回しがある少女マンガはそれまで無かったと思います。
そしてポーの連載が始まってもうどっぷり。
周りがベルバラに熱狂する中、ポー派は周りに皆無でしたがw
あの頃の別コミのポーのページは今でも破って取ってあります。
私も別コミのポー、切り取って保存してたんだけど、
高校生になって捨ててしまったんだよ。
もう漫画は卒業、だなんて思って......orz
>>154 萩尾先生のような漫画家になりたくてお手本にしていたのでw
(もちろん挫折)
ポーは単行本が出てから一大ブームが起こって
読者数の増加もさることながら新人漫画家さんへの影響がとても大きかった覚えがあります。
(りぼんの投稿に「萩尾望都風の絵が多すぎる」と総評があったり。)
佐藤史生さん・吉田秋生さんなんかも新人賞の受賞作は
萩尾先生に強く影響されてるなんて評されていました。
今となっては全然違う(お二人の絵柄のほうが現代的?)と思われる方が多いでしょうが
萩尾先生の登場は少女マンガを大転換させたのです。
昔話はさておき30年間ずっと第一線で読者を唸らせる作品を出し続けるのはすごいことだと思います。
絵が見づらい作品もあるけれどみんな好きです。でも一番好きなのはポーw
>156
私はリアル世代ではないので当時のことは知りませんでした。
が、吉田秋生さんが萩尾さんの影響を受けているのでは?!
と直感してましたw
代表作である吉祥天女を読んだとき、
あの異端さを表現する方法がもろポーだ!と思いました。
他にも、あ、この作品好きだなーと思ったら実はその作者が萩尾ファン、
ということがよくあります。
それは漫画に限らず小説でも演劇でもです。
自分でも、萩尾センサーでも付いてるのか?
と思うほど・・・。
萩尾さんの影響を受けている人の作品には、
やっぱり何か通じるものがそれぞれあるんだろうなぁ。
自分もリアル世代です。
ポー全話・トーマの心臓・11人いる!・メッシュ・4/4カトルカース・X+Y・
感謝知らずの男・イグアナの娘なんかが好き。
特にポーとトーマは心のバイブルですね。
初期の短編もなごみます。白き森白い少年の笛がよかったー
雑誌連載を全部切り取って保存してあるのも皆さんと同じ。でも物置から
もう20年くらい出してない…orz
>>158 山上たつひこ氏、とり みき氏も萩尾先生のファンでしたよね。
お二人とも異端の作家ですが・・・
萩尾SFはわけ分からない
自分が初めて読んだのはA-A'だったんでしばらくはSFの人かと思ってた。
萩尾のSFは緻密でいいね。
>>158 「吉祥天女」かー。
山岸さんの「日出処の天子」は連想したけど、萩尾さんのことは思い出さなかったよ。
萩尾さんの作品から1つ選ぶ……なんて、そりゃ無理よ。orz
>>140 私は、ポー・シリーズ全話、『トーマの心臓』、『メッシュ』、
『11月のギムナジウム』、『ビアンカ』、『白き森 白き少年の笛』、
『11人いる!』、『エッグ・スタンド』、『バルバラ異界』、『城』が
好きです。
_,,..,,,,_
./ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ わたしの夢に入ってこないで
`'ー---‐'''''"
『残酷な神が支配する』を挙げている人が、まだいませんね。
実は私も苦手だったんですが^^;。ジェルミが痛々しくて…
嫌いじゃないですけどね。
やっぱりリアルタイムに近いものが後々まで印象に残ってる。
たぶん初見は「ポー」または「トーマ」または「百億」なんだけど(兄貴から貰った、86年ごろ)、
それに刺激されて自分で買った第二期作品集「A-A'」かな?
萩尾を初めて読む前から、本屋で「変わったタイトル〜〜」と思ってたからかも。
はまるのは竹宮の方が先で、ブラッドベリとか読んでたから、「ウは宇宙船の・・・」も抵抗無かった。
しかし竹宮→萩尾、の趣味移行は激しかったw
>166
>141さんが部分的に挙げてる。
「誰も彼もがトラウマ持ち」というのを書ききれてない気がしたな…残酷。
ジェルミとイアンの堂々巡りを減らして、その分脇キャラをちゃんと描いた方が、作品としては
良くなったかも。「人にはみな、残酷な神がいる」ということに説得力が出たかも。
でも、あの悩み痛みをリアルに描写するには、ああして執拗になぞることが必要だったわけだしね。
その中でもきちんと描かれていたバレンタイン兄弟とマージョリーは私も大好き。
私は「残酷〜」は1位にはしないけど、少なくとも5位までには入るかな。
あと「A−A’」とか「百億」「銀△」なんかのSF路線かしら。
SFじゃないのでは「メッシュ」とか「感謝知らず」みたいなエッセイぽい作品が好き。
トーマ以前はリアル世代じゃないので、ちょっと心理的に距離があります。
傑作だと思うけど、自分自身と親密に結びついていないのね・・・
やっぱ思春期によんだものが強いですねぇ。
ダントツでポーだけど、あれは別格。
少数派だろうけど、恐るべき子供達が好き。
>170
「恐るべき子供達」ほど、"ざりがに"がおいしそうな作品を他に知りませんw
酷薄な、そして中身のないダルジュロスが、悪夢のように描かれていて本当にしびれたなあ…
あの頃の萩尾さんの絵も、退廃美を描くのにちょうどぴったりでしたよね。
残神は内容が辛すぎるからなあ。
連載読みで毎号つらいなあと思いながら読みつづけた。
バレンタインの手紙には泣かされたし、リンドンの恋の話には少し和んだけど。
ベストは「訪問者」かなあ。
ラストのオスカーの「僕は家の中の許される子供になりたかった」のくだりで、
どうしても泣いてしまう…。
173 :
140:2005/06/16(木) 02:33:09 ID:???0
皆様レスありがとうございます。
私のレスに乗ってくれた皆様のお気に入り作品を数えてみました。
8票 ポーの一族
5票 トーマの心臓
4票 バルバラ異界 A-A'(一角獣シリーズ)
3票 11人いる! 銀の三角 メッシュ スター・レッド
2票 マージナル エッグスタンド 残酷な神が支配する 訪問者
感謝知らずの男 白き森白き少年の笛
1票は数が多いので略。
やっぱりポー強いですね。
実は私、某スレで好きな作品をヒントに精神鑑定している鑑定人なのですが、(最近サボってますが)
同じ萩尾作品でもそれぞれジャンルや作風が違うよなあ…と思い、
このスレで質問することを思いつきました。
皆さんそれぞれに思い入れや好みが違うなあ、と、大変興味深かったです。
174 :
166:2005/06/16(木) 06:37:39 ID:???0
>>168 >141さんが部分的に挙げてる。
そうでした。スマソ。
『残酷な神〜』は、ちょっと連載が長すぎたのかも。
もうちょっと短くまとまればベターかもしれない。
>>173 >実は私、某スレで好きな作品をヒントに精神鑑定している鑑定人なのですが
をを、あの方でしたか!
私も一度鑑定してもらいたいなぁと思いつつ、
予約が殺到してるので、まだ見てもらっていません。(^^ゞ
なんだそりゃ>鑑定
遊び方にもいろいろあるもんだな
残神、私のベスト10に入る。
順不同で半神、イグアナ、ポー、訪問者、
ライラック、それにバレエもの色々。
青い鳥ローマ感謝知らずフェスティバル、とか。
…とロミジュリ踊るやつ「ジュリエットを踊る私にあの人の心をください」
強いんだけどものすごく弱い人間なんだけど、みんな個性があって凄い。
>169
自分もポー、トーマは世代が違いすぎていまいち
はじめは嵌れなかったです。
残神は高校生の時連載してて、どっぷり嵌った。
主人公たちと年齢近かったし。やっぱり読んだ年齢は
大きいと思うしなんだかんだいって連載中の作品ってのは
わかり易いんではないかな。
トーマとか他のもこの後にようやく意味がわかって感動した。
トーマの休日
イパネパの娘
キリヤに反抗されて、「うわあああん!」って泣き出す時夫が好きです。(w
わたしも。あの気持ちわかるわ〜大人だって大人じゃないのよね、
大人になってしまうとわかるけど(w
イパネマの娘、と言っちゃうときがよくある。
よく間違うのはイグアスの娘だな。
184 :
140:2005/06/17(金) 00:03:20 ID:???0
私も残神はリアルで追いかけていたけど、あまりに痛々しくて途中で読むのをやめてしまった。
完結してから全部一気読みしましたが。
読み終わってから、やっぱりリアルで読み続けてればよかった…と思った。
初読で一気に読むとちょっと心が疲れるような気がする。
>>174 予約待ちの方でしたかーw
私のほかにも4,5人は鑑定人がいらっしゃるようなのでしばしお待ちを
ポーの一族、銀の三角、スターレッド、恐るべき子供たち、訪問者
いかにも代表作の列記ぽくなったけど、やっぱりこのあたりが好き
ポーとトーマ、死ぬときは棺おけに入れてほしいくらい好き。
私はもうオットに頼んである(^-^) お棺にポー
誰も挙げてなさげ? アメリカン・パイ
これが一位かどうかはわからないけど
(ポー・トーマは別格だしどれがって決められない。)
でも、何度読んでも先がわかってても、
浪々と歌いだすシーンのページをめくった瞬間に涙が出そうになる。
出会ったのは三月ウサギ、あとあえてあげるなら半神
訪問者の、「家にいることを許された子供になりたかった」は、ある意味座右の銘w
残酷な神〜は、なんか途中で収拾つかなくなっちゃったのじゃないかなーって気もする。
好きなキャラは?
>>191 エドガーとアラン、エーリクとユーリとオスカー、フロルとタダ、
メッシュとミロン、渡会時夫と青羽、塩崎カナ…
とりあえず今思い出せるのはこれだけ。
何はともあれ、オスカー。阿修羅王、フロル。
セィラ・マーリとダーナ・ドンブンブン・ドゥーも好き。
プランタン、ラグトーリン、一垣一丸、まだいっぱいいるけど、とりあえず。
>>191 たくさんいるけど、
ふと浮かんだのは、セイとアシジンだな。
>>191 メイヤード、オスカー、エドガー、ラグトーリン。
別格なのはこの4人かなあ。
オスカーは別格中の別格だなー。
歳より大人びてて、なんでも見透かしてて、面倒見もよくて、
でも傷つきやすいところもあって、真面目すぎず悪い匂いも漂わせる。
理想のかたまりみたいだ。
ミロンもタイプが似てる気がする。好き。
フロルみたいな天真爛漫タイプも憧れるなー。
豚切りスマソ。
カーラーは渡会に「エズラと青博士は遺伝子型が違うから別人」
って言ってたけど2人は同一人物だったよな。
つまりカーラーがエズラの遺伝子だと思ったものは
十条家が情報操作した後のものだったってことでFAなんでしょか?
エドガー別格。
オスカー タダ ヴィー ジェルミ
イアン レヴィ エイブ
が好き
そうだ! のえるは外せないぞ!>好きなキャラ
あなたの好きじゃないんだけどどこか憎めないキャラは?
男女1人ずつまで。
女だったらディディッド
男だったらアンテかなあ
どっちも自分にも心当たりのある部分を表現しているあたりが…
む、むつかしいお題だ。
男はサイフリート。
女はサンドラ。…かなあ?
フロルかなあ。
男なら、『エヴァンズの遺書』のロジャーかな。
悪事を企むんだけど、ドジでおっちょこちょい。
ちなみに、私、『トーマの心臓』のギンブルグ弁護士が
好きだったりします。
ラドクリフ。
好きじゃないけど思いっきり自分のような・・
あ、でも「憎めない」ってのと違うか
やっぱり
センザイ師
ユダ
話題に乗り遅れたorz
好きな別格キャラ オスカー、メイヤード
>>205 砂漠好きな自分には、郷愁を誘われるような風景だ・・・
こうやって一枚の絵や写真から物語が生まれることもあるんだろうなぁ
実際のところスターレッドが生まれた切欠はなんだったんだろうか。
ネズ!
>>211 オスカー別格多いね〜 私もそうだけど。
あと、砂漠の光景も大好き!
>>211 『マージナル』は冒頭シーンを夢で見た……という話をどっかで読んだ気がする。
『スターレッド』はどうなんでしょうね?
私も知りたいなぁ。
それにしても、
あのラストはすごい。特に、ヨダカが性転換してセイを胎児として救出するところ。
わずかなエネルギーで済むのかぁ、トリ世代もすごいじゃん!
……などと見当違いなところで感心したり。w
215 :
211:2005/06/19(日) 21:47:53 ID:???0
>>213 こんなところで砂漠好きの人と出会えるとは嬉しいなあ!
私は砂漠というと真っ先に思い浮かぶのがサハラで、アラブ民族。
マージナルではアシジンやグリンジャ達が着ていた衣装や市場の様子が
アラブ風なことからマグレブ諸国の辺りかと想像しながら読んでた。
それでマルグレーブはマグレブをヒントに作った言葉なんだろうなぁとw
>>214 >『マージナル』は冒頭シーンを夢で見た……という話をどっかで読んだ気がする。
あ〜、私も何処かで読んだよそれ。確かこのシーンだけで何ページにもなってしまいそうだったとか。
スターレッドは久しく読んでないからまた読んでみるかな。
マルグレーブはそのまま辺境伯という意味。
Markgraf, Margrave
造語ではなく地球の古語ってことですね。
217 :
211:2005/06/19(日) 23:14:51 ID:???0
そっかマルグレーブは爵位でもともとある言葉なんですね、サンクス!
マグレブという言葉は「日の沈む国」という意味なのでマルグレーブと
近い言葉ではあるのかな。
えーとマジレスすると、Markは辺境あるいは国境、また辺境の国の意。
Grafは伯の意。で辺境伯。
たとえばブランデンブルグ辺境伯(margraves of Brandenburg)など。
英語のMarquis(侯爵)と語源は同じ。
純粋にアングロサクソン系の語なので、マグレブとはたぶん関係ないでしょう。
辺境伯とふつーの伯のちがいは、おおざっぱにいうと、
辺境伯は辺境をおさめるので、
独立の軍をもち、独立の権限を持つ、ちょっと強い存在であること。
地球という辺境かつ一種の独立?地帯をおさめる人間ってことで、
メイヤードは「マルグレーブ」なのではないでしょうか。
ちょいとスレ違いになりましたが私もメイヤード好き。あとアシジンが好き。
220 :
213:2005/06/19(日) 23:50:54 ID:???0
>>216-218 すごい詳しい・・勉強しちゃった。
>>215 私も砂漠といったらまずサハラですよー!あの薔薇色の砂丘。
アラブやイスラムの雰囲気にはなぜか血が騒ぐというか・・
語りだしたらきりがないからやめようw
「チグリスとユーフラテスの川のほとり・・」なんぞという台詞にもぞくぞくする
チグリスとユーフラテス、この言葉にロマンを感じる人は多いかもしれないですね。
砂漠にも同様の憧れを感じます。詳しいわけじゃないんだけど、何でか好き。
吉野朔美さんの漫画で「もういないだろうなぁ、砂漠を熱い海だなんて言う女性は」
「あら、砂ばかりで何もないからいいんじゃありませんか」とかいうセリフがあって、好きでした。
ついでに、この「○ばかりで何もない」光景というのが私は好きで、
それは星でも花でも草でもいいんですが、さらにその中に(異質な)ものがポツン、というのがツボ。
「百億の昼と千億の夜」で、草の海の中に搭が「あんなところにひとつだけというのも妙だな」
って具合に立ってるのとか、「スター・レッド」の「船だわ 船がゆく・・・」のシーンとか、
もちろん「マージナル」の冒頭も・・・。萩尾さんて、光景を描くのがうまいな〜といつも思います。
↑マルグレーヴの話、すごく面白かったです。
私はグレーヴ=グローヴで(音楽CDではテル・グロボとエスペラントで歌われたましたね)、
グローヴ・・・地球に丸をつけてマルグレーヴなのかと勝手に想像してました^^;
トーマって戦後西ドイツの話なのね。
戦間期くらいだと思ってた。
戦中の話だったらユーリもトーマもサイフリートも、
みんなヒトラーユーゲントだったりしちゃうでしょ。
そしたら花と狼のなんたらになっちゃうじゃんw
>チグリスとユーフラテス、この言葉にロマンを感じる人は多いかもしれないですね。
ノシ
そういえば四大文明展とか全部見に行った。あとシルクロードもいいなぁ・・・
初めてメッシュ読みました。
私も「あんたが男だったら違ったのかね(父が家庭に関心を持ち真面目に
働いてたかもという意味…)」とか度々言われてたのを思い出して鬱…
男で名前も決まってたらしいし。
エドガーが別格に好きです。
あとはオスカーとミロン。
メッシュは、ミロンがいたから救われたよね。
煙草を買いに行って行方不明になって
ようやく帰ってきたメッシュに、
「心配したんだぞ」と言うミロン。
その言葉に驚くメッシュ。
ポチャーンという水の音。
このシーンがとても好き。
>>225さんは、ミロンみたいな人にもう出会えたのかな。
>>223 なんか「お前の南ドイツ訛りが気に食わない」とかいう台詞なかったっけ?
あれは11月〜だったっけ?
戦時中ならあまり口にできなかったかも
>>225 あー、ミロン好きだな。
自由なんだけど世話好きでちょっとおっちょこちょいで。
今日初めて百億〜読みました。
読んだっていうか、第5章くらいまで読んで、
あとはさーっと流してしまった…orz
どうしよう…わからん!
スターレッド読んだ時も最初はぽかーんで、
途中で寝たけど読み砕くうちにわかってきて、
エルグ大好きにさえなった。
百億〜もちゃんと読めばわかるかしら。
時間かかりそう〜!
>>228 それがまた楽しいのよ。読み飛ばさずにじっくりどうぞ。
先が気になって流してしまうのは私も良くありますが、
何回もの再読に耐える作品はそうはありません。
10年後、20年後も楽しめるぞ〜〜!
ちなみに私の百億〜、恐らく10年以上ぶりの再読は、
やけどしちゃった指を、お風呂の水溜めの水道水で2時間かけて冷やした時でしたが、
情けない状況にもかかわらず、うなってしまいました。
>>228 仏教、キリスト教をさらっと勉強するだけで結構ちがうかも。
百億は十代のころから何度も読み直してるけど、その度に新鮮な発見があっていいよー。
ところでここは基本的にsage進行?随分下に落ちてるけど。
>>230 下げ進行、私も聞きたかったんだ。時々あげてもいいのかな?
百億〜の中にでてくるゼンシティ(だっけ?今手元にないからわからない)って
マトリックスの設定とそっくりだよね。
チグリスとユーフラテス・・四大文明
望都さん好きって、結構みんなそういう、
ロマンっぽいものも好きなんだろうなって気がする。
はるかにはるかに時を越えて・・・空間も越えてw
>229>230
d。
そっか〜じゃあ解るまで何度もトライしてみるよ!
うんうん、萩尾漫画は読むたびに発見があるからね〜。
下にいくら落ちても関係ないですよ。
スレ落ちするのは書き込みが止まった場合なので。
>>231 ゼン・ゼン・シティですな。
ああいう、一般市民をデータ化して保存ってのも
わりとSFではよくあるパターンなので、どれが
最初とかアレはドレに似てるとかは言い出しても
キリないかも。
私はメッシュがどうもすき。どうでもいいけど舞台化するみたいね
>>233 あんまり下に落ちてると、新規参入者がいないじゃない。
もしやそういうのを嫌って下げ進行なのか?と私も思ってたんだけど。
>>231 マトリックス見たときまっさきにゼンゼンシティ思い出した。
すごいそっくりなんだもん。
sage進行なのはそれもありますね
マタ~リと進めたいところが多いので新しい人が来るとまた過去すれ嫁とか
そういう事になることが多いし、新規参入を歓迎しないのがほぼデフォですから
2ちゃんではsage進行のところがかなり多いですよ
そうか。
お気に入りにしてない他パソから入ろうとした時、下がりすぎてて
探すの大変だったから、たまにあげたいなとか思ったの。
でもやっぱり下げときますね。
>>236 だよねー!<マトリックス
全然シティワロスw
副詞かよ
マトリックス見たとき、マジで寝てしまいました。
だって、
予告やCMで見どころシーンは見飽きちゃってたんだもん。
コミックの話じゃないんだけど、いつの間にか小説のイラストなんか
やっててびっくりした。書店で見かけて、まじまじ眺めちゃったよ。
>>242 以前から時々やってたよ、ハヤカワ文庫の表紙イラストとか。
わりと最近も森博嗣のエッセイ集の表紙描いてたし。
今回のは、前に小説すばるだったかで対談してた津原泰水の
小説だよね…正直、ちょっと気持ち悪かった。
>>242 え、津原泰水だっけ?
なんか新人作家のイラストみたいだったけど。別のかな?
245 :
244:2005/06/23(木) 17:16:05 ID:???0
今日初めてフジの「恋におちたら」を見たんだけど
主人公がプログラムに没頭する時は食事する時間が惜しいので
大量のゆで卵を用意しておくんだと。
脚本が佐藤嗣麻子。あーそれでか。
ゆで卵とモー様の話ですね。
鳥人間を殺しちゃって、自分の目を傷つけちゃう人の話、
「君は美しい瞳」、結構好き。
野阿梓さんのも描かれてますね。
「花狩人」 「兇天使」 「銀河赤道祭」 「五月ゲーム」 ・・・。
ハヤカワじゃないけど、ガンダムシリーズの何とかも。
>251&252
おお、ありがとう!
光の王は私も持ってます。新しいのもついかっちゃった。
でも皇なつきさんの絵とは気づかんかった。新しい方もよい。
「君は美しい瞳」
あの婚約者の姫君?がどこかナースタースを思い起こさせて好きなんです。
>「君は美しい瞳」
あの婚約者の姫君とは、なんだかんだで良い夫婦になりそで
いい感じだった。
いいねあの姫様
ビンタくらわしていても、ちゃんと未来の旦那の性癖が
わかっている上で優しく慰めているし。
私が持っているオペラの初心者用のガイド本表紙、萩尾先生だったよ。
今気がついた・・・・
新書館のバレエの本というムックも確か表紙描いてたはず
ふるーいダンスマガジン(日本版)見ると、
萩尾さんの美麗イラスト入りで公演レポートが載っていたりするよ。
二十世紀バレエ団の。
「ベジャールの作品の構造分析をするのが好きだ」と言ってる。
作品世界がかっちり構築されている萩尾ワールドの根っこが見える…
ハヤカワSFの「ロカノンの世界」のカバー、あれって萩尾さんと竹宮さんとあるでしょう。
何かつい・・・両方欲しくて買っちゃったな〜。中は一回しか読んでないんだけど。
>>260 竹宮さんバージョンの表紙は、今は亡き「サンリオSF文庫」の
方だと思う。
けっこう良作も入ってたんだけど早期に潰れちゃって、あちこちの
出版社でポツポツ出しなおされてはいるんだけど。
同じ小説の表紙を萩尾さんと竹宮さんが描いたのって、もしかして
唯一かも知れないね。
>>222 最後のほうでユーリがボンに転校するときエーリクがボンってどこ?って言い出すけど
首都の名前を知らないってありえなくない?
ちょっとお聞きします。
うちに「ポーの一族」の愛蔵版(?全3巻でハードカバーっぽいやつ)があるんですが、これって売れますかね?
本棚がいっぱいだから、文庫版に買い換えようかと。
売れるならヤフオクかアマゾンあたりに出そうかと思うんですが、売れないなら他の売れない本と一緒に、捨てるかブクオフに引き取ってもらおうと思ってます。
やっぱり大きいから欲しがる人いないかな?
オスカーから「ボンの神学校」と聞いたにも関わらず、慌ててとっちらかって、
ド忘れしちゃったんでしょうかね〜。
「ユーリ、行っちゃやだ! ユーリ、ユーリ、ユーリ・・・!! \(T◇T\」と思いながら走ってるうちに、
「ユーリの神学校! ・・・アレ、そんな街はないぞ? どこだっけ??」とか・・・(んなアホな。^^;)
>>253 Aの文字がひっくりかえってるガンダムですね。
萩尾さんが表紙を描いたおかげで、ガンダムには関心がなかったのに、
ターンエーガンダムという読み方を覚えました。
>>262 ちょっと例えが違けど、「110番て何番だっけ?」というのと
同じようなものじゃないか?
パニックなるとホント頭真っ白になって自分でなに言ってるか
分からなくなることあるよな〜w
戦後にしちゃ妙に雰囲気がウヨっぽいんだよな・・・・・
ドイツ人の純血性に皆して拘ったりさ。
>>267 あのファシスト党が生まれた国だよ。
戦後、粛正されたとしても、
ほとんどのドイツ人が人種的に公正だとしても、
現在でもネオナチとかいるんだよ。
っつか、もともと民族のルーツってのは国の礎でもあるから、
どこの国も重んじてる。
アメリカが特異的な理由の1つは、まさにそれが(基本的に&建前上j)ないことなんだが。
>>262 首都の名前を知っていても
ボンが「どこにあるか(行った事がないので)知らない」って意味じゃない?
>>267 悲しいことだけど、差別はいつでもどこでもあると思うよ。
これから日テレで「心臓が記憶を宿すメカ二ズムがわかった」やるみたい。
>263
捨てることだけは止めたほうがいい。
きっとどこかに欲しい人がいる。
億にでも出してみんさい。
>262
269に同意
ボンの名前は知ってても、場所はどう行ったらいいか知らない。
エーリクはボンに行ってユーリに会いたいんだな
と思った。
でも、ドイツって州単位での行政が中心だと聞いたことがある。
あんまり首都ってのは有名じゃあなさそう。
一般人には関心が薄いというか。
日本みたいに政治も経済も全部首都に集中というわけじゃないようだしね。
アメリカもワシントンは行政の中心だから、ニューヨークほど派手じゃないし
だから、アメリカの首都は?と聞かれてニューヨークって答える人多いんだろう
文庫版152ページでオスカーが「西ドイツ」って言ってます、決定的。
あと湖畔にてか訪問者にもしドイツが統一したら云々ってセリフがあったような。
勿論戦後ドイツの現実に全くそぐわない描写も多々あるでしょうが
ヤパネリンが書いたお話なので御愛嬌。
前スレより
439 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:05/03/16(水) 18:09:34 ID:???0
>>437 「小鳥の巣」ははっきり「1959年」と書いてありますが、トーマは
そこまではっきり特定できる描写はなかったような…
ただ、エーリクが、ヘルマン・ヘッセは「しつこく85歳まで生きた」と
言っている(文庫版194頁)ので、ヘッセが没した1962年より後という
ことになりそうです。(存命中だったらそういう言い方はしないと
思うので。)
ドイツは東西に分かれたときに、ボンを行政首都として決めたが
商都は他にハンブルグとかいろいろあって日本とはかなり構造が違いますね。
ドイツ人の中では統一後にベルリンを首都とするので、いわば暫定的に
ボンを行政首都としたようなところがあるとドイツ人が言ってました。
そんな関係で、日本の東京のような首都ではないし
国の構造としても一極集中せず各地域ごとに小型の国のような構造ですから
だいぶ意識が違うと言えるかも知れません。
>>263 私は文庫より大きめの冊子のほうが好きだよ。
文庫は書き込みがおおい部分なんか、小さくて見にくくて。
>>262 「ボンってどこ?」は
「はあ?どこに行くって?まさか首都のボンじゃあるまいな、近所のボンだろ」
って意味合いだとオモテタ。
ドイツが統一した後の、トーマの登場人物のその後とか見てみたい。
みんないい歳したおじさんになってるか…
今、40代くらいか
もう20年ほどしたらまたドイツから新法王が出るかもしれません
黒髪の、南国の香りのする…
いやいや やはり神父にしちゃうのは惜しいです。
久しぶりにアンリとばったり会ったエーリクが
てっきり神父になってると思ったユーリの姿を
「意外なところでみかけた」と聞き
オスカーと一緒に探しさまよう とか。
>271 >276
ありがとうございます。
本棚から本と漫画が溢れてるから、どうにかしないわけにいかなくて…
でも、私も捨てたくはないから、ためしに出してみます。
280 :
花と名無しさん:2005/06/26(日) 11:21:35 ID:cZfnmboL0
>268
あの軍国主義が生まれた国だよ。
戦後も大部分は粛正されず、一時追放されたとしても、
ほとんどの日本人が人種的に公平だとしても、
現在でも小泉とか安倍とかいるんだよ。
って読めて欝だったよ。>267、他人のこと言えないんだ、俺たちは。
わざわざageて言うんだから
>281
スマソ 間違ってageてしまった。
>263
ブクオフにはもったいなさすぎるよ。
>>263 ブクオフは綺麗さしか見ないから損すると思う。
このスレで欲しい人がいるんじゃないかな。いたら捨てアド晒せ。
ああいう形態のギムナジウムってまだあるんかな。
学校制度自体は変わってないみたいだから…
小学校5年生で、実科学校、実業学校、あとなんだっけと、ギムナジウムの
4コースに分かれるので、あまりに早期に進路=階級を決定してしまうから
問題なんだと某国営放送ラジオでドイツに住んでる人がおたよりを書いてた。
>>263 ブクオフだったら10〜50円だよ・・・>買取
お金じゃないけど、売れなかったら廃棄だし>ブクオフは・・・(泣
アマゾンのユーズドはどう?いい値で出せると思うし
欲しい人のところに行ってもらえる。。。
勿論283さんの仰るように、
このスレだったら挙手多いと思う。
大事にして貰って欲しいーーーよそ様のところの御本なれど。
>>263 現在入手出来ないものだったら、マジ欲しい。
定価で買う、っていうのは都合のいい話かな?
でも、ネットオクがあまり好きじゃないんだよね。
他に方法があるかなー。
前はこの板に古本交換スレあったんだけどな。
交換できるものがなければ定価でやりとりしてた。
>>280 小泉、阿倍とネオナチを並列にするのは無理があるだろう。
小泉首相のおじいさんは右翼ぽいみたいな事いわれているけど
朝鮮人の女性パイロット後援したりしているからなあ・・・
現代のネオナチも体制不満の若者がはけ口求めているだけみたいだし・・・
ギムナジウムはドイツでは進学コースの高校のことで、
寄宿学校の意味はないんだよね。
シュロッターベッツも「小鳥の巣」の学校も、イギリスの
パブリックスクール風。
全寮制のもあるみたいだよ>ギムナ
295 :
263:2005/06/27(月) 10:56:10 ID:???O
バルバラ最終回読みました。
ハッピーエンドのはずなのに辛いのは何故だろう・・・。
>>298 そういうのは花達発売日以降に書いてくれ
バルバラも終に最終回か・・・ってコミクス派の自分にはまだ先の話だが。
しばらくは休養を取るのかな。
>>298 うん、悪気はないと思うんだが発売日前にねたばれはやめてほしい。
でもハピエンドときいて安心した。明日の朝コンビニで買って
あまりのことに通勤列車でちびったらどうしようと思ってた。
たのしみだな
でも先月号でも帰りのバスでちびりそうになったからなあ
我慢して家でよもう
オムツしてけばいいじゃん!
スマン…ハゲワロタ
バルバラ読みました。
もう発売されたからいいかな?
これは、ハッピーエンドなの?
私はショックと言うか、ものすごい衝撃を受けて、今、
茫然自失状態です。
とりあえず、朝、学校に行く前に息子をすごく怒ったことを
後悔して、(しょうもない理由だった・・・) 帰ってきたら
抱きしめようと思いました。
302さん、ちびりませんでしたか?
バルバラ読んだ・・・涙出そうだ(つд`)
この伏線の回収の仕方は見事としか言い様がない。
でもラストには306と同じく茫然自失状態( ゚д゚)ポカーン…
ハッピーエンドとはすこし違う気がする。嗚呼1巻から読み返さねば!
私的には萩尾作品の大傑作リストに入るな。
今月号キリヤがバルバラで凧を飛ばしてるシーンがあるけど
11話のラスト、もうすでにそのシーンが描かれてるんだよね。
緻密に計算されたプロットには脱帽。
切ないね、逆マリーンというか。
バルバラに青羽がいるということは、あの人の子孫か…。
さっき、立ち読みしてきた。
本屋の店先でジタバタしちゃったよ。
コミクス発売情報は載ってなかったですか?
あとで、立ち読みしてこようかな。
でも、本編チラッと見えちゃったらいやだしな。
ってことで、教えてください。
9月下旬
>>312 即レスありがとうございます。
お礼がおそくなってすいません。
9月下旬か。まだまだですね。
ばるばらみた。
ショックを隠しきれない。
たしかにハッピーエンドだけどさ、ほぼまるくおさまったけどさ!つД`)
単行本でのみ読んでる漏れは、しらばらくこのスレは封印します(;´Д`)
結局、キリヤを助けてくれと時夫が頼んだ巻き毛少年はパリスだったのか
>>316 いや、あれはエズラことパインだって。
23話をもう一回読め
>>317 え?
P95で「キリヤが パインといる…?」とあって
P114で「そうか… だからヨハネは伊勢にパリスを連れてきて……」
「キリヤ…… キリヤはあのとききいてたのか」ってあるでしょ
だからパイン=パリスだと思ったよ
>>318 横レスごめん。
95Pのは誤植か渡会がとっさのことでパリスをパインと勘違いしたのかと思ったなぁ。
ってか、なぜそれで23話のエズラ=パインがパリスになるのかよく分からないんだが・・・
パリスは心臓食べてないし千里も過去のエズラ博士って言ってなかったっけ?
パリスとパインはあくまで別人なんだから。
321 :
302:2005/06/28(火) 21:13:55 ID:???0
帰りの電車で読みましたがちびりませんでした。
でも私的にはハピーエンドではありません。
だって主役だと思ってたキリヤが未来へ行っちゃって
今までのキリヤとしての記憶は、キリヤが墜落死した元の
世界に戻らないかぎり存在しなくなるわけでしょ。
夢の中ででも会えるんなら救いはあるけどバルバラの夢自体
もうなくなっちゃったし。渡会としては未来の存在を信じて
手紙を書くしかないわけか。
こんなこと書くと板違いかもしれないけど、
アナルセックスって浣腸みたいなもんなの?
尻に入れられたら便意を催したりするんじゃないかって思ったんだけど。
何かこういうこと聞くのも変なんだけど、知ってる人いたら教えて下さい。
出来るだけ長生きして、死ぬ前日に未来へ帰ってみよう
ふたりの子供が育っているのを夢見て
…あぶない丘の家のラストを思い出してしまった。
信じ「られる」っていうのは幸福なことなんだというメッセージを感じる。
今ここで完結する幸せじゃなく、夢に入ること、夢を見ることが出来る
時夫だけの、悲しい、それでも確かな幸せ。
バルバラ立ち読みしてきました。読み終わって頭がグラグラしてしまいました。
度会の夢を見るという能力は物語の重要なキーだとは思っていたけど、このように生かされるとは思っていなかった。
夢が現実に入れ替わるのならこの自分の現実は‥?などと色々考えてしまいます。
茶菜=青羽にしても色々な考え方ができますね‥やっぱり萩尾先生はすごいわ
一巻から丁寧に読み直してみたくなりました。
新しく残った現実の世界では、エズラ博士や青羽の心臓はパリスに食べられることもなく
記憶の伝承もこれで絶えるのかな?多分そうだね
さてさて、渡会が「帰ってきた」と思ってるその現実とやらは
ほんとうにそうなのかな?
どこかにはやっぱり助からなかった世界があって、そこには渡会がいて
青葉は再び夢を見る…
>>324 茶菜=青羽か
記憶を受け継ぐってのはそういう面もあるか
時夫はそれとは別に多重の記憶を持ってしまった
同じ記憶を持つ別の人物のアイデンティティーの混乱
1人の人物が多重の記憶を持つことで起こるアイデンティティーの混乱
銀の三角やA-A'と共通するものがありそうだね
昨日、衝撃を受けて、その後、何度も何度も読み返して、
そして、何度も泣いてしまいました。
きみは、未来に生きているのか? で、もうダメ。
未来にいるとわかっていても、今、ここにいないという
事実、かけがえのないものをなくしてしまった
どうしようもない喪失感・・・
辛すぎる。悲しすぎる・・・
でも、私はこの作品全体にやさしい感情が流れている
のも感じるのです。
本当に、この世に萩尾望都という作家が存在してくれて
この作品を描いてくれたことに感謝します。
幸せ・・・
バルバラ連載前にそろそろ引退するかもというようなことをほのめかしてたけど
アフリカや沖縄に取材ってことは次回作を期待していいんだよな。
「バルバラ異界」最終回今日読みましたが・・・がっかりしました。
何故この終わり方で皆さん満足されているのか分からない。
結局今迄のエピソードを全部別世界での事でした・・・で結論?
夢落ちと同じじゃん。
これは無いでしょ>萩尾さん。
別世界での事じゃないと思ったけど。
時夫が息子の命を助けようとした結果、
12年前からの出来事が全て変わってしまった、という事
じゃないの?
元の世界も確かにあったけど、覚えているのは時夫だけ。
夢オチというよりタイムパラドックスという感じ。
バルバラは一族であるパイン(エズラ)、青羽、キリヤ(タカ)が
揃ってはじめて完成するものだったんだな。
12話でマーちゃんが「タカだけが変異種」って言ってたのは、
一族と何の関係もない=渡会の本当の息子ってことを意味してたんだな・・・
完全に満足してる人はむしろ少数派では?
ワタライに感情移入してた人もキリヤが未来に行ってしまったのは
悲しいし、キリヤに思い入れがある人はキリヤにとっては悲劇以外の
何物でもないし思うし。
単純に笑うことも泣くことも許されないような何回なエンディング。
短編でもいいから「未来のキリヤ」が読みたい。
>331
>覚えているのは時夫だけ
エズラも覚えていたから、パリスを明美さんの子供にしたのだと思いたい。
…パリスがハツを喰っていれば。
悲しいし辛かったけど、作品全体として見たら
素晴らしかったし、凄い、と思った。満足しています。
しばらくは悲しくて既刊分を読み返せないと思うけど。
取材先が沖縄やアフリカってことは次回作もSFかな。
>>334 あ、そうか。
キリヤの死を夢にしたのは他ならぬエズラだもんな。
明美さんの性格が少しマイルドになっているのも、夢の中に出てきたおばは
んがウザくて修正かけてしまったからかな?
襲ったキリヤと一緒に川に落ちるあたりが時夫テイスト。時夫最後までトホ
ホな人だったなぁ。
コミックス派なのに、我慢できなくて全部レス読んじゃったよ〜(><)
9月かぁ・・・遠いな〜。
>>334 ハツって言うなー!!!
にんにく風味の胡椒と天然塩を振って
備長炭でじっくり焼いた串刺しの食物を連想して
腹がなっっちまったではないかー!!!
夢オチなら未来に本は届かないわけだが…
青羽が急激に老いて死ぬとは予想もつかなかった。
そして時夫は二つの記憶の中で二人の息子を得たんだね。
第二話で時夫が息子を生む夢は最終話への伏線だったのか。
342 :
295:2005/06/30(木) 02:32:53 ID:???O
たびたびすみません。
>295ですが、買い取ってくださる方がいらしたので、締め切りました。
危うく捨てるところ、色々アドバイス頂きありがとうございました!
恐ろしく勘違いしているかもしれないのだけれど、
マリエンバード=十条の奥様?
バート
現実が変わった時点で一番よかったのはパリスかな。
父親がエズラなのはともかく母親が明美で本当のキリヤとも異父兄弟になったわけだし。
十条の奥様にも可愛がられそうな予感もあるし。
2歳で亡くなったキリヤは、心臓を食われたんだろうか?
あれ、そういやキリヤは2歳で死んだのになぜ未来で生きているんだろう…
記憶が受け継がれてる?
生まれ変わり?
時夫が現実だと認識している世界とは別の世界の未来?
>>337 明美さんがあんなだったのは本物のキリヤが死んでエズラの連れてきたタカをキリヤとして
育てていたという過去があったからじゃないかな。
明美さんはどっちのキリヤも息子として愛していたけど、ずっと心の奥底にトラウマのようなものを抱えていて
大病を患うほどだったんだと思う。
本物のキリヤが死ななかった世界では明美さんは大病もしなかったし、度会に対して後ろめたい気持ちもないので
ちょっとうるさそうなお母さんにしか見えない。
349 :
花と名無しさん:2005/06/30(木) 21:44:56 ID:D/b2L5Ta0
瀬戸内海に浮かぶバルバラ島は何だったの?
バルバラ島で飛べる子供と飛べない子供がいたのは何故?
青羽が夢で見てた大きな金魚は結局火星だったの?
編集から打ち切り命令が出たのか作者が投げたのかよくわかんないけど先月号と今月号で過去に思いついたエピソードを全部突っ込んでパラレルワールド作ってお終まいなのかいorz。
さて、そいつぁどうかなw
・・・アフリカ取材からお戻りになられたら・・・
・・・ライカのストーリーを描いてはくださらないだろうか・・・
この手のストーリーはあまり理屈っぽく考えちゃだめ。
記憶を受け継ぐというエズラの一族の能力と夢とまだ来ない曖昧な未来とが
微妙な形でクロスマッチした物語なんだから。
本や映画を見るとき、物語の展開に「なぜ?どうして?」って疑問を抱く人と
「へぇそうなのか〜」とあるがままを受け入れる人と2タイプいると思うけど
バルバラは後者向きの話かもしれんね。
本当の時夫の息子キリヤとエズラの息子のキリヤの微妙な性格の違いもちゃんと
書き分けてる萩尾先生は偉大だ。
タカからキリヤに戻った子は時夫や時夫の両親の血を引いてるなという感じがよく出てる。
一方、現実が変わる前のキリヤの、明美大病の時に現れたエズラに抱く嫌悪感はたんに母親を取られたという
感情だけじゃなくエズラが父親だと潜在意識の底で気づいていたのかも知れないと今なら想像出来る。
バルバラ四巻の表紙は誰だろう?
未来の夢は象徴なんだと思った。
飛べない子は、火星人としての尊属にとらわれて心が自由じゃない子。
他にもきっと暗示がちりばめられてるんだと思う。
たぶん読み解きの方向性が違うんじゃないかな?
心臓を食べる人がいなくなり、一族に固執する人間がいなくなるってことは、
逆に地球人を受け入れる、薄く広く混ざるってことで、
ジャノサイドは火星人側の壁の表れだったように思う。
四巻が出てからじっくり考えたいけど、
きっと親子の気持ちとかそんなことも隠されているような気がする。
356
火星人としての尊属=×
火星人としての存続=○
やっぱエズラの子供達の方がイケメン
バルバラにいるキリヤかわいい
うわぁああああん(涙
かわいい・・・・
マリエンバート!?
去年?
「マリエンバート」も伏線のひとつだったかぁ…
バルバラにいるキリヤはワタライとマリエンバートの間にできた子供
だと思いたい。
個人的に消化できない伏線
・ライカの両親
・火星の基地問題・浦安のUFO
・青葉のアレルギー
・マリエンバート
・眠り続ける千里(青葉と重なるから意味があるのかと・・・)
・青葉とパリスの人形たち
何にでも全部答えがないと苦しい人ってたいへんだな
あんた達に十歳くらいの娘がいたら、
どこかの島の虐殺を救うために自分の
心臓食べさせて眠らせたりしたい?
>>365 続編とか時間軸のずれた番外編とかそのうち書くような予感!
最終巻いつ出るのかな。
ネタバレ読みたくないから、スレ開くたびにドキドキ。
早くこのドキドキが終わって欲しいー。
372 :
花と名無しさん:2005/07/02(土) 02:20:59 ID:7f6YL/B90
>368
茶菜は あのエズラの娘。
「自分の心臓を食べさせる」ということは
自分の体内(遺伝子)に深く静かに眠る太古の火星の
記憶・本能が呼び醒まされたがゆえなのだと思う。
だから茶菜は、目白クリニックであのような話をしたのでは。
青羽もまたその母親の心臓を食べたことにより、
太古の火星の記憶に目醒め、火星が永いこと夢見ていた
未来(バルバラ)の具現のために、何度も自分の夢を
つくりなおした。
(この心臓を食べることにより、副次的に(?)
食物アレルギーも治ったみたいだけど)
結局、バルバラの虐殺を救ったのは、太古の火星の遺伝子を
継ぐ青羽とパリスの2人でなければなしえなかった、
ということになるのかな?
374 :
368:2005/07/02(土) 03:14:24 ID:???0
あんたが母親だったら、娘の人生を
めちゃめちゃにしてでもどこかの島を
救いたいか、っていう質問なのよ。
茶菜はエズラの娘だから
バルバラの住人>自分の娘だったわけか。
キリヤも最初にいた現世では悲劇的な子だったけど
青羽も夢の中にしか幸せはなかったのね。
過去改変による未来変化パラドックスを、現世の側(変化しない未来を持つ私達)から見て
「夢の中にしか幸せはなかった」と言い切るのはちょっと乱暴なような…
>>374 私らはエズラの一族ではないから記憶の共有・伝達ができない
だから人生は一度きり、死んでしまえばその生きてきた時間は無に帰する
人生にはかけがえがないので娘の人生を犠牲にしてなにかを成し遂げるというのは理解しがたいと思う
エズラの一族は短命だけど記憶を共有する手段があるの
個の死は必ずしも無に帰することではないから
娘にその人生をかけてなにかをさせることに私らより抵抗が少ないかもしれない
377 :
376:2005/07/02(土) 03:43:57 ID:???0
同じ記憶が伝達されるなら個の死はまったく問題にならないのか、というと決してそうではないと思う
でもA-A’のアデラドを思い出してみると
クローンアデラドには毛深のポニーを愛した記憶があるのに傷跡がなかった
じゃあ毛深のポニーを愛してその死を悲しんだことは全部ニセモノ、真実じゃないのかっていえば
それでもA’にとっては真実ともいえるわけで
うむー、説明するのが下手すぎですまなんだ
そういえば渡会の記憶の中のキリヤの顔自体がタカに
変わってたのもこわかったなあ。
でも元々のキリヤの顔の記憶もあるわけよね?不思議。
物語として感動したです
380 :
sage:2005/07/02(土) 05:02:07 ID:7f6YL/B90
>>373 うん。たしかにキリヤもいるけれど、彼は、バルバラよりは
むしろ現実世界にいるキャラなんだと思う。
現実世界の事故で死んでしまった彼を救うためにパリス(パイン?)が
最終的に(かな?)バルバラの夢をつくりなおしてくれた、
ということ。
その結果、虐殺をまぬかれたバルバラ(未来)にキリヤは
生かされている、ということになった。
そしてそこには青羽も生かされているけれど、現実世界では
青葉は死んじゃったのね。
どちらか一方が不幸にならなければ、もう片方が幸福に
ならない。天は二物を与えず?
>380
ごめん、間違えました。
>>374 たぶん、茶菜は自分と自分の娘の血(遺伝子)に眠る
記憶に目醒めると同時に、運命もおのずと悟っていたのでは。
つまり、老化が早くなること。
かつて父親のエズラ達一族がそうだったように、いつかは
「早い老化」「早い死」がはじまるかもしれない。
現在は大丈夫そうでも、これから先もずっと、自分も、
また娘にもそういうことがある日突然起こらないという
保証はどこにもないのだ。
このまま運命(早老化、早死)に静かに身をゆだねているか。
あるいは、何か行動を起こすか。
茶菜が選択したのは後者だった。
自分だけの問題ならばともかく、娘の青羽の将来(運命)の
ことを考えれば、茶菜にもずいぶん迷いや悩みはあっただろうと
思う。
(エズラ一族の血(遺伝子)に流れる「本能」の働きもあるけど)
なんか同じやつがずっと書き込んでないか?
自分の意見をみんなに知ってもらいたいのは分かるが
押し付けがましいのはほどほどにな・・・
え?そうなの?
気にしてなかった…orz
>383
匿名掲示板で明らかな荒らしでもないのにそういうこと言うと、
ガイシュツかもしれないけど感想が言いたい!って人に対して
ものすごく失礼な牽制になるよ。
やっと最終回見たよ…
せつないけど、背骨の中になんだかジーンと涼しい感動がたまるよ…
>>383が言ってるのは372、380、382のこと?
オチに不満はないけど
やっぱり、大分はしょってまとめた感じがする。
もうちょっとページかけて余韻残して欲しかった。
銀の三角の最終章くらい大コマ・ページとって。
まあ確かに急ぎすぎた感じはする。
ページ数が決まってるから仕方ないんだろうけど。
どうせなら5巻完結にしてもっとじわじわっときてほしかったとは思うな。
そうなんだ・・・。<駆け足
コミクス化する時、描き直しがあるかな。完全版(?)で初読したいな。
>>388 同意。5冊目が薄くなっても4冊目が厚くなってもいいから
もう少し十分語ってほしかった。火星の話も結局生きてない。
青羽がどうしてあんなに火星にこだわったのか、渡会が夢に
干渉するのを嫌がったのか、最後に死んだ青羽の目的は自己犠牲的な
立派なものなのに、キリヤの前に現れた青羽はむしろ邪悪な感じが
したのはなぜか、キリヤが最初に青羽の写真に触れたとき邪悪さを
感じたのはなぜか。
「バルバラ100の疑問」ができそう。
>渡会が夢に干渉するのを嫌がったのか
これは作中で答え出てないかな。でもってこれ以降の疑問はかなり主観的じゃない?
>>390 同意>火星の話も結局生きてない
何かこの辺りの事を絡めてもっとダイナミックな展開になるのかなと思ってたけど何か肩透かし食らわされた感じです。
自分的には青羽が夢の中で少し成長した理由も追加して欲しいです>「バルバラ100の疑問」
>青羽の写真に触れたとき邪悪さを感じた
バルバラの自己犠牲が邪悪だったから。
からかなあ、寿命が短いせいなんだろうけど、
死んだら別の子とすり替えたり、親子といっても冷ややかな物が流れているようだ。
渡会さんとキリヤがエズラの夢になったことで
青羽のカラーが変わったように感じた。
萩尾さん戦中の教育を受けた人に、何かトラウマでもあるんだろうか?
青羽が成長したのは、バルバラではアレルギーがなくなって、物がなんでも
食べられるようになったから‥とか
>>394 作中ではタカとパインは変わらなくて青羽だけ成長したとか表現されてませんでしたっけ?
それが何故だか知りたいのですが・・・。
火星については、キリヤが火星のことを「思い出して」
ぼくたまみたいな流れになるのも困る、とは思っていた。
こんなスレあったら便利かもねw
「バルバラ100の疑問をみんなで解明していくスレ」
>395
青羽だけがバルバラ産じゃないからでは。
>397
そんなスレはいやだ。
おもしろい失敗作、って言ったら怒る?
>399
失敗作とは思わないので賛同しないけど、別に怒らない。
初めはすごくアニメ系の紋切り型に見えたタカの顔が、
どんどん「現実」になじんで時夫の息子として違和感がなくなったのにちょっとびっくりした。
でもキリヤ……
最終回は面白かったね。
遠い昔、本屋で立ち読みしていた藤子・F・不二雄のSF短編集の中に、
似たような設定の話があったのを思い出したよ。(タイトルは失念したが)
ある男が妻と小さい息子と3人で暮らしていたが、ある時から、
男が見る夢の中に小さい女の子がよく出てくるようになっていた。
ところが男の方はその女の子が一体誰であるか全然わからない。
たまたまある事件(妻の執拗な嫉妬?)がきっかけで
「人生をやり直したい!」と強く念じた男が、ある日の夢の中に
自分の息子が出て、目ざめてみると、そこにはあの女の子がいた。
その女の子はこういった、「パパ」と。
そのそばにいる女の子の母親(男の妻)は別の人になっていた。
つまり、かつての現実の自分の息子が夢に、夢によく出ていた
女の子が 現実の娘になったってこと。
ある意味ではこの男もトキオと同じ境遇になったのね。
ひょっとして作者はこの話を読んで着想を得ていた可能性も
あるのかしらん?(それともただの偶然?)
何であれ、作者の描く世界は、じつに奥行きが深いよね。
おもしろい失敗作かどうかはわからないけど、少なくとも
謎解きがいっぱいできそうなのは確かだし。
今思えば目白先生は邪魔者として抹殺されたのではなく、バルバラ救済者の
ひとりとして召還されたのかも。眠りにつく前に会っていていい人と認識し
ていたから、夢の中でバルバラ人を助ける役割で登場させたのでは?
じゃあ時夫もやばかったのでは?
青羽の夢に入り込んだ時に一時的にしろ心停止してるし。
>402
そうね、そんな気もする。
一時的に心停止したときは一時的に「死の世界」に
行ったんじゃないかと思う。だから、あのときはまだ
死んでいたタカのキリヤにあったのではないかと。
タカが最後に、ごめん、そっちには行けないと行ったのも
納得できる。
>>バルバラで会ったのは「目白先生」ではなくて
目白の子孫だったはず
アフリカ取材って…
エズラの一族の一部がアフリカで行方知れずって
いってなかったっけ?関係ある?
最後の数話が駆け足気味でもったいない、
と今のところ思う。
コミクスが4冊揃ってじっくり読んだら、
印象が変わるのだろうか。
残神は途中テンポ悪くて中弛み?と思ってたんだけど、
全部纏まると物語に必要な配分だったと腑に落ちた。
謎が残った部分も、ジェルミ視点から見えない部分は
表現しない点が秀逸だったと思う。
バルバラも自分の中でどんな物語に落ち着くのか、
これから形になっていく感じ。
萩尾さんの作品て、あからさまなハッピーエンド少ないよね。
バルバラはコミックスで出てる以外未読だけど、最終巻ほんと楽しみ。
>>405 バルバラはほんの序章に過ぎないってことなのかな?
なんにせよ次回作が楽しみですね。
バルバラの子供たちはカーラーがパリスを被験者にして
不老不死の実験を行って生まれた彼の子孫たち?
最後パリスが明美さんの子供になっちゃったから、
外見キリヤな子孫がいても不自然じゃないな。
カーラーは実験をやりたくて仕方ないだろうけど
時夫やパリス自身は実験を拒否するんじゃないかなあ…
前の世界でパリスはキリヤに「君の人生は君のもの、エズラに惑わされることはない」みたいなことを言ってなかったっけ
いや、まるでうろ覚えなんだけど
>>410 普通に考えればそういうことだよな・・・
菜々美さんがいるかぎりカーラーはパリスに指一本
触れることすらできなさそうだけど。
でも一族の生き残りはパリスしかいないし未来のバルバラが
存在するってことは菜々美さんの死後被験者にでもなったのか・・・?
時夫、未来郵便で誰に本を送る気なんだろう?
・・・( ゚д゚)ポカーン
たしかに100の疑問作れる罠…
>>414 もしかして
>>413にポカーンとしてる?
バルバラの夢の中のキリヤは今、現実にはいないんだよ?
いつ誰から生まれるかもわからない。
現実の名前だってキリヤかどうかわからない。
時夫は誰宛にあの本を送れば届くの?と言いたかったわけ。
>>416 名前はキリヤじゃなくてタカでしょ。
大黒先生や渡会は2150年上にバルバラがあって青羽たちが存在してる
と考えてるんだから、2150年で日付はいつでも(12話で出てきた
10月20日でもいいし)タカ宛でだせば届くんじゃない?
パリスが夢の中でパインって名前だったようにタカが現実ではタカって名前じゃない可能性だってある
バルバラというのは実在する地名なのだろうか、これから実在しうるかもしれない地名なのだろうか
そういった場所に郵便は届くのだろうか
空を飛ぶ子供がいるように、バルバラは必ずしも現実とは一致しないよ
バルバラのパインはパリスじゃなくてエズラ博士の
ことじゃないか?
今までの読み返してみた限り、はじめは夢だったバルバラが
一族であるタカを手に入れたことによって完成され、
心臓を食べた青羽の力で未来に干渉した結果100年後の世界に
そっくりそのままバルバラが存在するようになった、んだと思ってたけどなぁ・・・
渡会がバルバラ(夢)に行ったときタカに本は届いてたんだから
それがそのまま現実になった2150年のバルバラにも本は届くんでは?
説明下手でごめん。
ちょっとコミックスが手元にないのではっきりわからないんだけど
バルバラはキリヤが自分の手形を元に考えたって言ってたよね、最初の頃
その言葉通りに受け止めれば、バルバラって場所は架空の地かな
でもはじめにバルバラありき、で、キリヤはそれを夢で見て意識下で覚えていて
手形を元に考え出したと思ったのかな
いやだから「未来に干渉」してるんで、
いまなくとも「それがある世界」がどこかにできちゃう訳だよ。
郵便が届くのも島ができるのも、未来にキリヤがタカとして生きるのも
全部そういうことな訳だし。
つかあの流れで未来郵便を誰へ出すのか見当つかないというのも不思議だ
バルバラがこれから存在する土地、ってのは普通にそうだと思ったよ。
これから存在することになった100年で、バルバラは実在することになったんでしょ。
銀の三角でも、世界の構築をおびやかすル・パントーが「はじめからいなくなった」し、
あぶない丘の家でも、過去を改変しようとやってきたら
「やって来たこと」自体でパラレルワールド化して、元の世界の破滅は救えない、
「この世界」には破滅は来ない、となっちゃったしね。
未来郵便ってのは確か昔あったよね?10年後の未来の自分にあてた手紙。
10年たってみたらいなくなってた「私」もたくさんいただろうね。
これは、企画もとの郵便局が、期限まで一括して保存する仕組み。
時夫が利用しようとしてるのも同じだとすれば、「現在はまだ存在しないあて先」でも
突っ返されたりはしない筈。
て言うか、仕組みの問題じゃなくて
「現在出したという事実」が未来に干渉するし、
出したことがきっかけになって未来を帰るというか、
変わった世界がやってくるんだと思うよ。
だから夢で干渉して望む未来をつくりたかったんだと思うよ。
何度もやり直せるのも、それが「まだ来ていない未来」だからね。
萩尾さんはこういう時空のねじれみたいなのが上手いし、好きなんじゃないかな。
未見だけど「バタフライ・エフェクト」という映画を見てみたくなった。
キリヤが本物のキリヤだったら、事故のあったあの櫓にあがる流れに
なったんだろうか? なんてことも考えてみたり…
未来郵便のからくりを想像してみた。
バルバラは現存しない土地でタカはまだ生まれていない。バルバラの住所だ
と配達不可になるのでとりあえずカササギパンのオーナー宛にしておく。
で、あの時代のオーナー=マーちゃん宛に郵便が行くが、バルバラに引っ越
しているのでそっちへ転送される。中にあらかじめタカに渡すようメッセー
ジをいれておけばめでたくタカへ本が。
でもダイヤはびっくりしただろうな。自分たちの時代の事をなにも知らない
過去の人間から息子にプレゼントが届くなんて。気味が悪い話なので息子に
は語りたくないだろうね。(正直に語ったら語ったで「気味悪いよその本、
僕いらないから捨ててきてよ」って展開になりそう)
単純に渡会が中から住所なり持って帰ったんじゃないの?
カレンダーや本なんかチェックしてたし。
未来郵便なら現存しない住所でも受け付けるだろうし、
あんまり仕組みとか考えてもしょうがないと思うけどなぁ。
時夫は青葉の夢の中で、日本語の本を大事にしているタカに会ったよね。
青葉の夢は2150年の現実のバルバラなんだから、本は必ず届くんだよ。
タカは本を見たら直感で「東京のお父さんから来た」と思うんじゃないかなあ。
「いらないから捨ててきてよ」にはならないでしょ。それじゃラストが台無しだよ。
>>429 真面目なお人だ。
真面目と書いてつまらないと読む。
せめて描いてあった事をそのまま受け取る素直な人と言ってやろうよ。
私は
>>429と同じ考えだけどなあ。
結局は描いてあることがすべてだし・・・
うん。まずは作者の描いた物語を素直に受け取って、その後自分なりに考えたりするけど‥
最初から構えて読む人もいるのは当然だけど、そうで無い人と比較して
悦に入るのはなんだかなー
2ちゃんに出入りしてる人間に素直さを求められても・・・w
みながそうだとは限らないってことさ
落ち着け。とりあえずユーリくらいに落ち着け
∧_,,∧
(´・ω・`) _。_ みんな紅茶飲んでマータリしようぜ。
/ J つc(__アi! < トポトポ
しー-J t[] t[] t[] t[] t[] t[] t[]
( ´∀`)つ■
砂糖もどーぞ。壜に青酸カリと書いてありますがオスカーのお遊びですから
>>436 …突っ込んだ方がいいのか?
1・それじゃ落ち着きすぎ!
2・そう見えるだけじゃん!w
お好きなほうで。
ヲチつきました
>>439 2.ですな。
>>437 バラの香料入れてよエドガー
∬
つ□
今回も何度読んでも味が変わって楽しめる最終回でしたなあ
…友人と、量子力学の話をずっと最近、盛り上がってしてたんだけど、
『バルバラ』を読んでる間中、頭ン中がずっとリンクしてた気がします。
でもですね。悲しい事に感情移入が出来ない。過去の作品になら、いくらでも出来るのに。
『11人いる』頃の萩尾先生、現在の時代にカモ〜ン!は、無理でも、
あの、いきおいのあるSFって次回作では無理ですか?
…って、スマソこれ、ファンレターデス。ね?
444 :
花と名無しさん:2005/07/07(木) 11:04:51 ID:7a21G/JL0
>>437の中の人がサイフリートだったりしてな。
ヤバイぞみんな逃げろ!w
並行宇宙論
ブラックホールとホワイトホール
ブラックちょことホワイトちょこ
黒ヤギさんと白ヤギさん
黒砂糖と白砂糖
>>442 「過去の作品になら」
ほんとにね。
だから、読まずにすごすわけにはいかず、読んでるわけだが、
あのトキメキはもう感じない。
く、黒魔術と白魔術…
>>450 いわゆる 萌 え が無いという事ですか?
作品の問題と言うより受け手の側の問題もあると思う。
やっぱ思春期でガチで読んだ作品は、こっちの感情の振幅が大きくて、
それがずっと残ってると思う。
私はマージナルから残神中期が子供時代で、
それと同時に過去作品も全部おっかけて読んだから、
萩尾作品のほとんどが特別だといえる。
後から生まれた人間にもちょっと得をすることもあるかもしれない。
過去名作の連載当時の熱気をしらないのは残念だけど。
>>453 あー、それはあるね。
思春期に読んだ作品はどれも心に残っているもん。
まっさらな状態で、いま、「トーマ」を読んでも
なんだこりゃ?で終わりそう。
とはいうものの、大人になってから読んでも面白い漫画はあるので、
すべてが読む時期だけで左右されるものではないかも知れない。
本人にとってどうか、ということだから
受け手に全てかかってくるね。
その人のそのときの境遇や感情や、そういうことが大きいよ。
個人的印象は確かにそれぞれで、受け取り方もさまざまで良いと思うけど
それが他の人にも共通するモノってわけじゃないから難しいわな。
感動するポイントって全然違ったりするかもだしね。
453だが、たしかに大人になってしみじみわかる話もあるものね・・・
反抗期のころには親の気持ちはわからないし、
今になると親もたいして大人じゃないんだなとわかるというか。
萩尾さんより、山岸さんの心理モノ作品で最近それを実感している。
思春期のときには登場人物の片側にばっか感情移入してたけど、
今となると他の人(イヤな役の人)の立場もわかってしまう。
大人になっていろんなものを読んで、読者としてのテクニックが
身に付くというのもあるんだけどね。
「トーマの心臓」大人になって読んで、泣いてしまったぞw
それはそう。
ただ未熟な感情のままばーっと読むときとは「ちがう」読み方になってしまうんだよね。
どっちが上等、いいとかいうんんではなく、ただちがうなというだけですけど。
テクが増えるということだけでなく、年をとればとっただけ、
その年齢に応じた感慨があるなーと思う。それはそれでよし。
>>457 「訪問者」、大人になってから読んで泣いたなあ。あれは胸にくるわ。
十代の頃に出会ってたらもっと感動したのかも知れないけど。
「訪問者」は誰かの子供として読んでも、
誰かの親として読んでも胸が苦しくなります。
っていっても結婚もしてなければ子供もいませんが。
「訪問者」は大人になってからはまた違った意味で泣けるよね
昔はただオスカーが可哀想で泣けたけど
今は親の立場で見たら
オスカーの両親の両親の葛藤が辛い
「メッシュ」のミロンの里帰りの話も
ミロンの母の心情を思ったら辛い
今は自分が母親になったからかもしれないけど
>>461 昔は一番かわいそうな人=オスカーだったけど、いまではグスタフがかわい
そうだと思っている。大人は辛いよな、大人なだけに…
グスタフ哀れだよ。カメラマンとしての才能が世間に認められない。
妻には愛想つかれる。子供が実の子供じゃないためか父親としての
役割演じられない・・・
彼は立派な大人だから同情は禁物なのかもしれんが、それでもねぇ。
それそうと刑事は早くグスタフのこと逮捕しろよとは思ったw
「訪問者」は誰が読んでも泣く。
バルバラは、主役の一人だったキリヤが読者に挨拶もなく未来に行っちゃった
ので気持ちの整理がつかないのだが、連載中はけっこう萌えて読んでた。
萩尾さんお得意の「父子もの」だし渡会とキリヤはイケメンで好みだった。
マージナルはメイヤードさまには萌えるんだけどキラにちっとも感情移入
できなかったし銀の△は難しすぎ。
>>464 禿同
キリヤ、いなくなっちゃって悲しい
そして、アテクシもメイヤードさま劇萌えでした、マスグレーヴ…
綺羅には萌えないのもオナーシ
だってあの子、なんか理屈っぽいんだもの、自身の存在価値を考えてるところとか
でも銀の三角は好き。ルパントーにはメイヤードさまとは別の意味で萌え、だったなぁ
マージナルの感情移入は圧倒的にメイヤードとナースタースだった。
メイヤードに感情移入すると、ナースタースへの恋と自滅と、プロジェクトへの歪んだ執着、
自分ではどうしようもない(女性ホルモン投与のせい?)アシジンに惹かれてしまう自己嫌悪(?)。
ナースタースに感情移入すると、サディスティックにならざるを得なかったメイヤードへの恋と、
彼を失ったあとに「プロジェクト」を引き継ぐ母性のようなものの目覚め。
「ナ…スタ…ス」と「それなら私は全部もらうわ!」が全てっちゃ全てw
キラに感情移入できないのは作者の狙い通りだと思う。
むしろまわりに引きずられる「夢の器」のようなキャラだったから。
そんな「誰かが強く望んだ夢」のための存在であるキラが、破滅萌えというか
生き延びることに懐疑的なマザ暗殺者・グリンジャにしか反応せずに
彼の子供を妊娠した、というのも萩尾さんの諧謔というかひねりを感じる。
あれはとても感情移入できるキャラではないものなぁ・・・。
訪問者はマジ切ないっす。
何度読んでも泣ける。。。
マージナルはアシジンがどうしても好きになれなかったな。
自己中だし無責任だしおバカだし1人話の枠からはみ出してる感じがして・・・・。
アシジン、身体は成人なんだけど男の子ってかんじで好きだな〜。
アシジンは嫌いじゃなかった。
メイヤードの華と不幸を引き立てる健康で地味な成人男子として
ちょうどいい。
>>468 うーん……。
キラが「僕は子供を産まなくてもいいんだ」と勘違いして駆け回ったところ、
思いっきり同調した。
メイヤードには普通に感情移入、ナースタースは「かっこいいやね」と思った。
他にもいろいろ。
メイヤードとナースタースの恋は究極の恋だと思いました。
てか、アシジン・・・・・健康だが地味じゃないだろ、あいつw
アシジン、と聞くと「美丈夫」って言葉を思い出す。
そしてなぜか「この風だ 小一時間で乾く」という台詞も思い出す。
アジシンと聞くと、
「健康な精神は健康な肉体に宿る」という言葉を思い出す。
いや、
もちろん、その言葉が100%正しいと思ってるわけじゃないけどサ。
アシジンは、残神のイアンと同じ「狂言回し」的な役割だったと思う。
行動力のある前向きなキャラが少ないので
彼がいないとストーリーが先に進まなかったのではないかと。
ネズ・メイヤード・グリンジャ・ミカル・ゴーだけでは、ワーワー騒いで悩んでるうちに世界が終わりそう
そういえば顔も似てるしな。
>>476 アシジンとグリンじゃとキラ、この3人がいれば話は進むよ。
>>476 ネズとゴーで世界は回る。キャーキャーワーワー
ネズって萌えキャラだよな…と今は思うw
>>480 中年でいじめたくなるキャラは珍しいもんな
センザイ・マスターは‥
センザイ・マスターは「インドへの道」で
アレックギネスが演じた坊さんのイメージ
オビ・ワンになっちゃうじゃんw
アレックギネスをみくびってはいけない。
全然違うんだから。
うん、あの人は名優だった>アレック・ギネス
大概の俳優は、芝居をやってもどこかに「俳優本人」が見えてしまう
もんだけど、あの人は映画ごとに「違う人」になってしまった。
「アラビアのロレンス」にしろ「戦場にかける橋」にしろ、オビ・ワン・ケノビを
期待して見るとびっくりする、と思う。
>>486、そうですね。サーの称号を頂いていますから
サー次の話題にいきますか
他スレから拾ってきたが、
The comics Journal #269
に半神の英訳が載るようですね。
The comics Journalのサイトは↓
http://www.tcj.com/
いくつになっても泣けるのは「グレンスミスの日記」
子どもの頃に読んでも泣けたし、子どもがいる今読んでも泣ける。
たぶんおばあさんになった時に読んでも泣くと思う。
私もグレンスミスの日記には泣ける。
そんなに長い話ではないのに、あの密度の高さ。
こういう話を描くと萩尾望都って本当にうまいなぁと
感心させられる。まるで映画を見てるみたい。
または、良質の小説を読んだような感じ。
本当に涙を流してるのだろうか?「泣ける」ってある種の慣用句?
アメリカン・パイとマリーンとマージナルのマルグレーヴ&ナースタースと
エッグ・スタンドと残神のヴァレンタイン告白
では本当に涙出して泣いちゃったよ
そういうこともあるのさ。ピンポイントでどこか撃ち抜かれちゃったようになるよ。
494 :
493:2005/07/14(木) 21:58:53 ID:???0
もうひとつ追加
つ【東の地平 西の永遠】
自分はあれだな、メリーベルと銀のばら のラスト4Pだな。。
ポーでは泣かなかったな。
鳥肌は立ったけどw
私もマージナルのナースタースの絶叫に一緒に泣いてしまったよ・・・
ゴールデンライラック、最後で泣いたな。
あなたは死なないのよねってとこ…
読み直すたびに、結構な確率で涙が出てしまうのは、
訪問者だ。
私は甲斐バンドの奴で
私はメッシュがミロンに名前を呼ばれているところで…
私はローマへの道でも涙出た
メッシュの「あなたがそうとのぞむなら〜」の独白は涙出たよ。
すごく詩的だよなぁ。
スター・レッドのエルグが封印を解く場面
ここまでの一連のレスというのは、489のサイトに青羽の絵が
あるのを意図的に無視してるわけか?
多分そう、直リンだし。
>>505 せっかくみんな無視してるんだから蒸し返しちゃいかんよ。
華麗にスルーの方向で。
・・・ところでバルバラに よくでてきたピザの具はレンコンだとずっと思ってた。萩尾さんのセンスってさすがとびぬけてってるなーー。
でもあれふつうにトマトなんですよね・・・?ストーリーは単行本でじっくり読むとして連載中は食べ物に注目してしまった、なんとなく。
レンコン?何故に?
ピザはトマトでしょ?
私、モザイクラセンが好きなんだけど、このスレにはあんまり出てこないね。
少数派なのかな?一角獣シリーズとか銀の三角は人気あるし私も好きだけど、
ああいうアップテンポなSFものもいい!
バルバラが終わって、やっと残神を読み直す決心がついた。
とりあえず古本屋で1、2巻を買ってきて読んだが、今この
夜中に3巻が読みたくてたまらない。連載中あんなに嫌い
だったのに。たいしたもんだ。
モザイクラセンはキャラがいまいちなんだな
物語としては鋤だけど
レンコンに見える。
>508 昔、萩尾さんが野菜炒めにイチゴをほうり込んだって逸話を思い出したですw
イチゴって野菜扱いなんでしょ。
>515
いちご入れたのカレーじゃなかったっけ?
ビタミン不足と言われてw
モザイクは脇キャラがいい。
ターバンのマニ・ハナと、狼美男のフォリン。勇ましい姫君と、その従兄も面白いかな?
亡き姉姫のララニーアという名前が綺麗だな〜。
体のくっついた姉弟(シェジュ?)は、半神の原型だよね?
残神は私も今にしてはまっています。全部そろうまではと思ったけど、
待ちきれずに読み始まって、次の巻を探しているところ・・・。なかなか見つからないんだ、これが。
萩尾さんが作ったのは「イチゴつき、卵無しのオムライス」なんじゃないの?
不思議なメニューだ・・・
>>518 勇ましい姫君・・・スピカだったっけ? あれは性格も、身に着けていた
おしゃれな鎧のデザインも好きだったな。
「花のようなララニーア」も思い出したよ。(笑)
うん、時期的にあの双生児は確か、半神より以前にモザイク・ラセンに
登場してたっけね。だから思いがけないところで見つけて「おやっ?」
って思ったよ。
確かにターバンと狼男で別のお話できそうだけど。
あのエイリアン先生もけっこう良いキャラだし。
522 :
511:2005/07/19(火) 01:09:58 ID:???0
連載はあんなに長かったのにあっけなく読み終わった。
残神は一気読みした方がいい。リアルタイムで読んでたときには
何年も続いたグレッグの虐待が数時間で終わる。この作品は
リアルタイムで読んでた人の方が嫌悪感が強いんじゃないだろうか。
あの執拗な虐待がトラウマになってしまったのだ。
バルバラ読後に読むと、バルバラとの共通性も感じるね。マージョリーが
青羽でジェルミがキリヤみたいだし、ジェルミに手こずってるイアンが
渡会を彷彿させる。
>>522 あー、そうかも…
残神はリアルタイムだったけど、グレッグの虐待に私が耐えられなくなって、
途中で追いかけるのやめた。
改めてまとめて読んだらすごく好きになったな。
リアルタイムで読んでたころは「虐待」がメインに見えてしまったけど、
実はその後のイアンとジェルミの奇妙な精神的繋がりこそがテーマだったのかな、
と思えるようになった。
イアンの絶望だけでも見ごたえあるよね、あの漫画。
残神が萩尾漫画の入り口だったけど、
この人の精神面の描写はすごいと思った。
残神、リアルタイムでは前半を読むのがつらかったけど
最近文庫で一気読みしたら後半のイアンとの押し問答の方がつらかった。
んが世界に引きずりこまれて一気読みを何回もしてしまう…
>525 確かに。抽象的になるところもあるしね。
前半は嫌だけど緊密な構成、後半は問答で話が進んだり、
昔の話を繰り返したり、やや冗長だった。リアルタイムの
ときは後半読むほうがずっと気楽で良かったんだけど。
イアンみたいな若くて金持ちでイケメンでいい体で面倒見のいい男と
結婚したい。でもやっぱり貧乏人の武器は美貌しかないのかなあ。
526は最後に何を言ってるんだ。
はかない願望かとw
サンドラやジェルミみたいな貧乏人が美貌を武器に
イギリスの金持ちを自由にしたのがうらやましいんだよ。
イギリス人って金持ち多いの?
何か今やすたれた国ってイメージがあるので英国財閥って思い浮かばない・・・。
お貴族様が現役の国だもの
貴族=金持ちってわけではないよね?
だね。
爵位持ってるけど職業はサラリーマンって人もいるだろうし
狭いアパート暮らしもいるし
そういうのってあれかな、恥・・・みたいな
「あいつあんなに名前くそ長いくせに、同じ会社の同僚なんだぜプ」
みたいな辱めは受けたりしないのかな。
なんかもうフツーなんだろうか。
「やぁ、元気?貴族!」とか?
イギリスはロンドンに2年間住んでいた私が来ましたよ
でもお貴族様の知り合いはいなかったので帰りますよ ノシ
>537
自慢しにきただけかよゴルア!
なんか食い物の話でも汁汁汁!
エゲレスはバーミンガムの隣で2年間住んでいた私が来ましたよ
でも貴族の人は庶民の学校には来たりしないので帰りますよ ヌシ
ぬしキタコレ
ヌシ、もうちょい詳しく。
542 :
花と名無しさん:2005/07/23(土) 00:00:10 ID:ucJqSs460
ageてみる
ジェルミが売りやってたのはボストンだったんですね。
私だったら知り合いに会う可能性も低くてもっと稼げそうなロンドン
にしますけどね。
どこをどう読んだらそのような感想を持てるのだろう。
残神、つらくて最終巻の1,2巻手前で売っぱらってしまったのですが、
トラウマ解消できそうですか?つらくてラストを知らないのです。
文庫でそろえようか迷っているのですが。
文庫は最終巻まで出たのでしょうか?
>545
文庫は全10巻で完結してます。大団円、四方八方ハッピー!って終わり方じゃない。
スッキリしないし、罪を罪と裁ききれないもやもやが残る。
ただ、怒りも悲しみも、罪も愛も抱えたままで、静かに少しずつ癒えていくことを肯定する終わり方。
抽象的ながらある意味での断罪と許しの描写もある。
私は「手紙」と「歌」で泣いた。
トラウマ解消できるラストだったかどうかは読者それぞれ違うかなあ。
全巻通して読んでみてサンドラはくそ母。ジェルミの意図と違って
あの車に乗ってしまったのは神の意思かとも思えるほど。これから先も
お荷物になりそうなあんな母親でもジェルミは生きててほしかったんだろうと
思うとよけいかわいそう。
イアンはジェルミを「生む」ことでジェルミを救ったと言える。トーマの場合は
自分が死んで自分の羽をユーリに与えることで救おうとしたわけだけど、
それに比べるとイアンのやり方は犠牲が少なくてすんでる。イアンがジェルミより
年上、トーマよりは5、6歳年上で大人だからできたことだろう。
548 :
545:2005/07/23(土) 02:48:13 ID:???0
ありがとう!明日、大人買いしてきます。
クマー>543
と言いたいような気もするけど、それには意味があると思う<ボストンでの売春
まずいったん引き取られた親戚宅からそれほど一気に遠くへ行けるお金を持ってない。
ましてリハビリ施設内で自由になるお金をそうそう持てないと思う。
これがロンドンに行けない理由。
彼の売春は最小限の生活の糧を稼ぐメリットもあるけれど、なにより自分への懲罰のため。
学校にいた時に「あいつはドラッグと売春をやってる」という男に付きまとわれてた。
そもそもグレッグに性虐待を受けてたこともあって、
自分を汚し、罰し、堕落するには「快楽を伴わない打算的セックス」が相応しいという
刷り込みがあったかと。本当にやばいドラッグを常習しなかったのは、あんな環境ながら
彼を気遣ってくれる人がまわりにいたから。
>549の続き
で、どうして「ボストンで売春」したかというと、
……ロンドンだったらより一層、誰より会いたくない会ってはいけないイアンに近いでしょ。
そもそもボストンから離れることが金銭的にも難しいけれど、ジェルミを何より縛っている
母親と、彼女との「幸せな」記憶から離れられないというのもあったと思う。
551 :
543:2005/07/23(土) 04:13:33 ID:???0
>549さん、脱帽です。
ジェルミは別に金儲けしたかったわけじゃないわけですもんね。
ロンドンとイアンはともかく、母親との「幸せな」記憶のあるボストンを
離れられない、というのはジェルミのサンドラに対する感情を考えると納得。
>>547 確かにサンドラはくそだけど、サンドラの気持ちも痛いほどわかるな。
無理に車に乗ったのはジェルミのボストン旅行のためだし、
それで巻き込まれて死んでしまったのがサンドラの母親としての
不器用さ全てを物語っているようで悲しい。
ジェルミをなんとか助けたい気持ちがあんな形で失敗に終わるんだもの。
サンドラがなぜあの朝車に乗ったかジェルミが知ったら・・・
吉と出るか凶と出るか分からないw
ええと・・・
>>543って釣りか?
ボストンて・・・
554 :
553:2005/07/23(土) 10:14:31 ID:???0
>>543 スマソ。私の勘違いだった・・・
釣り呼ばわりしてすみません。なんとお詫びしてよいのやら・・・
回線切って逝ってきます。本当に、申し訳ない・・・orz
そもそもサンドラの生存中もグレッグから逃れたくて
ボストンに帰りたがってたのだから、イギリスはないよね。
ジェルミにとっては嫌な思い出ばっかりの土地だもの。
ていうか、おっかさんが死んだ時点でイギリスにいる理由はなくなる。
生まれ育った土地へ帰るわな、フツー。
イアンはジェルミにイギリスに戻れと言ったんだっけ?日本で言えば
夏休み明けから冬休み前までしか在籍してなくて嫌な思い出もあるような
モディソにどうして戻る気になったんだろう。寄宿学校は萩尾漫画にとって
絶好の舞台、という以外の理由がわからない。
557 :
543:2005/07/23(土) 19:54:06 ID:???0
>553
いいんだ、俺も実はジェルミはロンドンで売春してたと思い込んでて
単行本読み返してボストンだったと初めて知った。
ここはギスギスしなくていいねぇ… (´д`)
中傷も悪意あるレスもない。
みんな大人なのだな。
いや、もうちょっと前じゃない?
むか〜しはずいぶんとえらいことになってましたけど、
いまとなってはそれも昔。たぶんちょっとした気持ちの行き違いだったのかと思うよ。
そんな時期も乗り切ってのここな訳です。
みんなが楽しくやれるって良いよね。
夏になるとムキになるやつも現われるから気をつけて。
ユーリがヘルベルトをいなすような感じでw
レドヴィがいないとあの話は進まないけどヘルベルトが
いなくなっても物語の進行には影響ないんだよね。だけど
いなくなったら寂しいヘルベルト。
564 :
559:2005/07/24(日) 00:56:21 ID:???0
ほほほう、昔は荒れていた時期があったのですね。
でも今は穏やかで良い事です。
別スレの話だけど、コピペを使って萩尾マンガの登場人物を出して
お遊びする人がいても、みんな一緒に笑ってくれるし。
>>562 >ユーリがヘルベルトをいなすような感じでw
「君が子供みたいだからさ。きかん気の。」
「気にさわったら失敬。」
って感じですかね^^。
「失敬」って一度つかってみたい言葉だな
でも女はあまり使わないかな
んじゃ、荒れそうになった時の合言葉として
「気にさわったら失敬」
ということで。
大分前はトーマ議論やサンドラが虐待を知ってたか否か論争で
結構荒んでたよなぁ(´д`)ナツカシス
はじめはまともな議論だったけどそのうち相手の考えを頭ごなしに否定して
自分の考えを認めさせるだけの言い負かし合いみたいになってって・・・
本当に今はマターリしてて居心地が良いよ。
荒れるのもマターリもどっちもおもしろいお
そうだな。マターリばかり求めすぎるとつまらなくなりそう。
夏休み中に新人が参入したりして一荒れあってもいい。
荒れると参加するロムラーがいたりして面白い。
半年間くらい連日のコピペで荒れ地になったんだが
さすがに知らない人の方が多いかな。
その時に住民みんないなくなったから。
いや、普通にいるでしょ
でもって普通にスルーしてたじゃない
あんまり
このスレは大人だ、マターリだ、って手前味噌な自画自賛や線引きやってるほうが
荒らし呼ぶと思うんだけどなぁ
ま、とりあえずこの辺でなw
ところで常々思うんだけど、ハリウッドが原作買わないかねぇ。
アメリカ人好みの明確な勧善懲悪がないけど、ファンタジー色豊かなSFには
こと欠かないと思うんだけど。
制作費20億円!の「銀の△」見てみたいとオモワね?w
アメリカ人にとって、「救わねばならない世界のカギ」である銀髪の美少年が
物語の途中で消えてしまうこと、初めからいなかったことになること、
彼を救うヒーローだったマーリー・2がなぜか途中から女性の記憶が注入されて
あまつさえ王族の慰み物になること、本人はそれに関して別に屈辱だとか何とか考えてないこと、
物語のキーパーソンである美女が、悪の手先でも正義の味方でもないのに人を殺すこと、
…は耐えられる要素なのかなw
銀の三角の風俗はやけに熱心に描いてくれそうだけど…
>573ちょっと間違ったw
>彼を救うヒーローだったマーリー・2がなぜか途中から女性の記憶が注入されて
…じゃなくて
彼を救うヒーロー・マーリーがクローニングしたら女性の記憶を注入された別人になってたこと
だった。
映画化ならむしろゴールデン・ライラックとかエッグ・スタンドとかのヨーロッパの
香りのするものを是非見たい!ベルトルッチ監督とかで…
映画化でなく、アメリカでの日本の少女マンガの話なんだけど
某NHK番組では、
仕掛人(日本語ペラペラのアメリカ人)「絵柄だけで選んでる」ってことだった。雑誌1冊3分でチェック。
目が大きいからインパクトある、制服だから新鮮、中性的な男子がゴシックなファッションだから
・・・今時のものだけじゃなく、名作を読んで欲しいなあ、と思ってる身としては、悲しかった〜
まあ、これからに期待ですね・・・・・・・・
>575
見た!BS2「マンガノゲンバ」だね。
同じ感想よ。
だけど、そのうち、物足りなくなるファンが
萩尾漫画など探して読むようになる、ことを
期待したいなあ。
今は広く間口を広げるが第一ということで。
そうそう。最終的には日本も外国もファンの分布は
大同小異になると思う。萩尾の熱烈ファンは必ず現れる、
だけど日本と同じで決してメジャーにはならない、でも
少女漫画家の評価としてはナンバーワン、みたいな。
銀の△はわからんちんなパープリンから言わせると、あれが
万一ハリウッドに買われた場合、全く違う話になると予想する。
違う話になってもそれはそれでよし。というより、そういうのって見るの好
きだし。実写版ベルサイユの薔薇とかスーパマリオとか…
話もそうだが実際はキャスティグの方でファンが大騒ぎしそう。
お前の好みはきいていない。
豚切りだけど、今日本棚を掃除してたら奥からエッグ・スタンドが出てきてので
久し振りに読んでみると不覚にも泣きそうになったよ。
思えば萩尾さんが戦争を正面から描いたのってこの作品だけかな?
正面からという部分がどういうことなのかによると思うよ。
ゴールデンライラックもかなり向き合ってると思うんだ。
真っ直中の日常、人生だもんね。
戦争というとグレンスミスの日記が浮かぶのだがあれは違うのか。
萩尾さんの作品は、ラスト「みーんな幸せになったとさ」みたいなの少ないからなあ。
大団円大好きなアメリカで映画化したら、ストーリー改変されそうw
「小鳥の巣」でも、キリアンがほのめかしてるね<二次大戦
「戦車の群れ」とか、ベルリンの壁がなくなったら髪を切るとかの話。
ドイツ統一して、彼は髪を切ったのかなー。
彼の奥底に眠るバンパネラの血はどうなったんだろう。
キリアンは今はもう髪がないかもしれない。
がーん…
まあ、歳を考えれば、それもそうか。
萩尾作品でハリウッド的なものってあんまり思い浮かばないなぁ。
エッグスタンドをコッポラが撮ったら、どうだろう。興行的には失敗しそうだね。
ヨーロッパに持っていって、カンヌ受けしそうな作品なら、一杯あるけど。
半神や偽王やイグアナの娘や。ゴールデンライラックなんかもね、アイボリーとかに撮らせてみたいな
金持ちだったら。
ポーだったらランプトンなんか、面白そうだね。
海のアリアって、邦画でやれそうな感じしないですか?
ところで、バルバラの最終話のコメントで
「お休みして、アフリカなどへ取材」ってありますが
ライカの両親の現在位置ってアフリカですよね?
ひょっとして外伝とかありそう???
いままで外伝なんて描いたこと無いとオモ
と思ったが、「訪問者」というすごいものを忘れていたw
みんな銀色の血を流すロボットで、人間は自分ひとりしかいなかった。みたいなあらすじ(?)
の漫画って萩尾サンでしょうか?若い頃読んでまた読みたいんですが題名が分かりません・・・
>>589 「あぶない丘の家」の最後の一編ですね。文庫出てますよ。
マージナルはハリウッド受けしそうだと思うけど。
神話を持たない合衆国はああいう話(文明的に退行した未来の地球)
に弱いからね。
でもキラが最初っから女の子になりそうだ。
CLAMPの大川あげは(主に脚本担当)がTVで、萩尾望都はまんが家として、
いい意味で浮世離れしていて、すごいと言っていた。
子供なので、大人買いができません。
でも萩尾さんの作品が好きになってしまいました。
今、マージナルを買うか、メッシュを買うかで悩んでいます。
アマゾンの書評を見る限りではマージナルの方が有名なのかな、とゆう
印象を受けましたが、マージナルの方が一般的に人気なのでしょうか??
今まで読んだ中だと、トーマの心臓と11人いる!とA−A'が好きで、
ポーの一族は今ひとつピンと来ませんでした。
どなたかアドバイスを下さい。お願いします。
>>593 個人的には『メッシュ』をお勧め。
その後に『マージナル』読んでもいいとオモ。
父親との不和を心の傷として抱え込んでいるメッシュが、
ミロンや他の人たちとのふれあいで徐々に癒されていくお話。
連作形式なので読みやすいし、1つ1つのエピソードが深い。
穏やかで優しい姉の本当の姿に気づいてしまう妹の話、
「苦手な人種」が私には印象深かった。
>>593 わたしもメッシュをおススメします。
マージナルはラジオドラマ化され、話題にもなったので評価も高いのかも知れませんね。
当時のラジオをCDにしたものは、未だに宝物^-^v
>>593 ただ純粋に楽しみたいならマージナル。
人間ドラマが好きならメッシュ。
でもメッシュは複雑に絡み合う心理描写が売りだから少し肩凝るかも。
598 :
593:2005/07/25(月) 11:46:17 ID:???0
お返事ありがとうございます。
メッシュを買うことにしました。
早速今から買いに行って来ます!
ここでバルバラも評価が高いようなので、お金がたまったら
読みたいです。・・・貯まるといいな・・・。
>>595 近くに古本屋ないんです(涙)
山や田んぼに囲まれた田舎なので・・・。
599 :
594:2005/07/25(月) 12:00:02 ID:???0
>>598 行ってらっしゃい。(^^)/~~
『バルバラ異界』は、最終巻の4巻が出てから
まとめて読むという手もありますよ。
600 :
596:2005/07/25(月) 12:02:54 ID:???0
>>593 バルバラは4冊揃ってからのほうが楽しめますよ!!
雑誌で呼んでたけど、やっぱりまとめ読みのほうがよかったし。
@、オクでマージナルとかセットで500円で売ってたよ。
未成年に奥は…。
作品によって読み時の年齢があるので、その辺も参考に、
マージナルは大人になってから読むと視点が変わるから、読み直して欲しい。
SFがいける人ならスターレッドはどうだろう。
602 :
596:2005/07/25(月) 13:19:32 ID:???0
未成年なの??
>>593は?
それはそうと
いま11にんいる!を大昔の小学館の文庫版でみてるんだけど
やっぱ子供の時期に読んだのと
今じゃあ、感じ方理解度が違うから
より素晴らしい作品に感じますね〜〜
子供心にもなぜ彼は死ななくてはいけなかったのか(名前伏せます)
ギモンでしたが、やはり、いまもギモン。
603 :
はじめてさん:2005/07/25(月) 13:23:54 ID:sBrJ4k6B0
萩尾さんてSF(偉大なる妄想)もすごいが、
実際、知識量もすごいですよね。
何気に背景にかかれてあるバイオテクノロジーの落書きとか
分子生物学的表現が的確で正確だったりする。
しかも、最先端だったりする。
どうやって勉強してるんだろうって思います。
>>589です。
590さんありがとうございます!
20年ぶりくらいにトーマを読み返したのだが
大人になると理解できる部分と、共感できなくなった部分がでてくるね。
信仰がらみではあるけれど、「うだうだ悩むな」と、しゃべり場につっこむ
視聴者の気分になった。
あと、トーマ以降発生した、数々の萩尾エピゴーネン作家の駄作群を
読んでしまったことで、オリジナルがギャグに見えてしまうという・・・
これは自分だけなのだろうか
いや、大好きですよモー様の作品は。
>605
具体的にどの作家さんですか?
萩尾先生の影響受けた作家さんの作品読んでみたいです。
>>603 勉強つーか好きなんだろうね
好きなら、今ならネットである程度まで追い込めるし
>606
池田大先生でさえベルばら最後の頃は萩尾さんの絵の影響を受けていた。
オル窓のイザークはユーリによく似ている。
たぶんあなたは、「影響受けた作家さんの作品」を無意識に読んでいる。
>>608 イザークはユーリに似てるよねえ。
偶然かと思っていたのだが、影響されてたのか。
>>606 1977年に小学館で新人デビューした、藤/田/和/子のデビュー作は
「ぼくの机の中」という作品なのだが、
主人公がラスト死ぬ直前に会う自分自身の影武者(死神のようなイメージ)は
まるっきりエーリクそのものだった。いくらなんでもこれはと思った。
萩尾さんもまた、池田理代子さんの影響を受けている。
『ポーの一族』を描く時に、『ベルサイユのばら』を参考にして
コマ割りや構図を考えたそうな。
昔はみんな影響を受けたり与えたりだったよねぇ。
613 :
593:2005/07/26(火) 00:20:16 ID:???0
>>602 私は16です。失礼のない書き込みを心がけます。
メッシュ読み終わりました。今、感動で打ち震えています。
アドバイスを下さった方々には本当に感謝しています!
でも、終わり方が!!えーーーーーって感じでした。
父親もミロンも、メッシュを呼んでいるのに、求めているのに
どちらの列車も彼を置いて遠ざかっていく・・・。そしてあの後姿・・・。
もう少し大人になってから読むと、わかるのかもしれません。
あの意味深な最後の意味が。今はなんとなく切なさのようなものが
胸の中に残っています。この感覚は、大人になっても大切にしていたいです。
614 :
594:2005/07/26(火) 00:31:44 ID:???0
>>613 あなたの若さというか瑞々しさに、何だか感動してしまいました。
自分が16歳だった昔を思い出して…
私は、あなたほど感性豊かじゃなかったけど。
ラストシーン、私も最初読んだ時は「何だこりゃ? あっけないなあ」と
思いました。でも今は、「メッシュはあの時、ずっと彼を縛りつけていた
父親への憎しみから解放されて、もはやミロンに頼る事もなく生きてゆける。
彼は今、新しい人生のプラットフォームに立っていて、その行く手には
光が差している。」
そんな風に解釈しています。
そうそう、あのラストシーン、別れと希望と両方があって、
ほんとにいい絵だよ・・・
見るときの気分でどのようにも見える。
解き放たれた自由、孤独だけど・・・みたいな。
「自由」を表してるのに、なんかとっても寂しい絵で、印象に残ってる。
私もメッシュ読んだ頃は16くらいだったのかなあ。反抗期まっさかりだったような。
私も16くらいで「メッシュ」を全部読んだよ。
でも、その少し前に「百億の昼と千億の夜」「トーマの心臓」を読んで
衝撃を受けたのをおぼえている。
何ていうか、過渡期にある人間の繊細な感性を見事な画力でぐいぐいと
惹きつけてやまないのだよ。
清水玲子さんなんか萩尾さんの影響が顕著だと思う。
ジャックとエレナはエドガーとアランだよね。
>>611 その「ベルばら」は水野英子先生の「白いトロイカ」の影響を受けてるよね。
残神のコスモは実はエドガーです。
ジェルミの車の事故のスクラップを見せたのは意図的なんです。
影響云々なら一条ゆかりの「砂の城」
全寮制の少年たちがでてくるあたりがモロ、トーマだった。
プロだからちゃんと面白かったんだけど当時熱烈なファンから
なにかいわれただろうなーと思う。
萩尾SFで凄いと思ったのは「銀の三角」の多重夢「宙港です」のシーン。
あれは絵ならではの表現だよね。ストーリー自体は把握するのに何回も
読み直したけれど「難しいのに面白い」っていうのが凄いと思う。
マージナルを布教するのに年表やら設定の表を作りながらその緻密さに
感嘆したなあ。
とはいえマージナルは私も「ナ…スタ…ス」「それなら私は全部貰うわ!」に
メロメロになった口です。
トーマといえば高口里純の「黒(ニグレード?)」
あれもモロパクってゆーか…最初はなにこれ…パロ?ギャグのつもりなのか?と思って
読んでたらどうやらシリアスだったのでビックリした…
すでにベテランといえる作家が今頃なんで?と思った覚えが。
>>618 そうそう、それは本人も言ってますね。
バンパイア=不死=ロボット、という発想だそうな…
あと初期の短編で、A-A´っぽいのもあったり。
でも私、清水玲子も好きですが。
>>620 実は先に砂の城を読み、あとからトーマ読んで、
むっちゃくちゃビックリした記憶が。
砂の城連載当時に2chがあったらスゴかったでしょうねー。
そういえばバルバラと輝夜姫ってちょっと題材も似てるんだよね。
出来は雲泥の差だけど。
清水さんはいったいなんでああなってしまったのか…
>>620 『砂の城』は、似すぎだよね。(^^;)
黒髪でお堅いエドウィンなんて、もろユーリ。
フェランの弟ジュリエスはトーマだし。
清水さんて萩尾先生の娘に手紙もらって「母と似てる」って言われて喜んでいたような。
違ったかな?
>>624 逆にバルバラは清水さんの「秘密」に似てる気もしたよ。
夢の中に入ってビジュアル化すると言うのが「秘密」の人の脳の記憶をビジュアル化すると言う点が・・・。
あとやまざき貴子さんの「ZERO」に出てくるジュリアがどうしてもフロルを連想してしまう。
美人で口の悪い中性体ってのがw
んでもって円形のベッドで眠り続けるジュリアが青羽に見えたり・・・。
しかしバルバラで青羽が目覚める前にベッドがぱあっと明るくなるってのが逆に「ZERO」を連想させたり・・・。(よくある演出なのかも知れませんが)
両作品が今年になって最終回を迎えたせいかやたらリンクさせながら読んでました。
個人的には「ZERO」の方が新鮮な表現が多かったせいか好きなんですが。
(いえバルバラも好きですけど)
そうなんだ。独身なんだ・・・
いや、高橋留美子とか漫画家で独身女性意外と多い
>>626がどこでそんな話を聞き込んできたのが訊きたい。
まあ昔は清水も萩尾の影響アリアリなのはよくわかったが
今となっては…
今はほとんど漫画を描かなくなったみたいだけど、
奥友志津子さんも萩尾さんの影響モロ受けの人だったな。
オスカーそっくりの主人公が出てきた初期短編とかあったし、
「少女がポーチで子犬と」のオマージュっぽい話もあった。
萩尾望都の影響受けなかった少女漫画家って少ないでしょ。
大なり小なり影響受けてるはずじゃない
634 :
626:2005/07/26(火) 18:11:31 ID:???0
スマソ、私の勘違いみたいですね。
清水さんのインタビューで読んだ気がしたんですけど。
誰か別の漫画家さんで同じようなエピソード知っている人いないですか?
うーん、誰だったんだろ。
635 :
花と名無しさん:2005/07/26(火) 18:23:02 ID:JEm/Mehn0
>>626 2chやってて今までで1番びっくりした書き込みだ。
独身でも子供は産めるからひょっとしたら隠し子かも・・・。
なんて事はないか。
一条御大なら アミ… でしょ。当時は結構大騒ぎ。
>>633 のいうとおり、萩尾さんの影響を全く受けてないって
いう人は、現代日本少女漫画界に殆どいないんじゃないかな。
とりあえず、目に☆が入ってない絵を描いて食べている人は
萩尾さんに足を向けて寝られないんじゃなかろうか。
長岡良子さんも萩尾さんの漫画のシーンを思い出させるような
場面やセリフを書くよ(山岸さんや木原さんのもあるけど)
ファンの人いわく「パクリではなくオマージュ」
>>637 萩尾さんは確かに偉大な漫画家で、影響を受けた作家さんは多いと思う。
が、最後の2行は「どーかなー?」と思うぞ。
彼女がデビューした頃の少女漫画界は疾風怒濤の時代で、
彼女の少し以前から業界全体の動きが激しくなり始め、キラ星の如く素晴らしい作家が続々と出てきた時期。
萩尾さん一人だけが突出してたわけじゃないと思うが……。
>>626タンの書き込みで思わずコーラひっくり返しました。
長岡さんの萩尾さんからの影響って、あんまり考えたことなかったけど
振り返ってみると、国つ神の血のこい首の超能力場面なんかそうかも・・・
>>639 けっこう突出してたと思うよ。
同時代の作家さんにも影響を与えたと思う。
とにかく「目に☆」は少女漫画に要求される条件のようなものだったから。
サロン時代にどのような切磋琢磨があったかは、当事者じゃないので解らないけれど
あのあたりの皆さんが少女漫画の指標になったのは確か。
どうでもいいけど目には星がダメだと言い出したのって誰なのー!?
私はそういう絵柄の方が好きだったからだんだん淡白な絵の少女漫画が増えて悲しかったよ。
もしかして萩尾さんが目に星を入れ始めたらまた復活する・・・訳ないか。
>>642 誰なんだろうねー。
ただ、萩尾さんの成功は大きかったんだと思うんだよ。話の斬新さもあって、
あの傾向の絵が読者層に支持されたので、編集者の意識も変化したんだと思う。
また、丁度あのころ漫画同人誌文化というものが起こってきて
そこで腕を磨いてからデビューする人も増えてきた。
漫画家志望少女たちは、萩尾さんを読んで目指した人多かったからね。
目に☆を描いていた作家さんは、年齢を重ねてレディコミに行った人が
多いよね。レディコミは目に☆を描かないからね、減っちゃったね、ホント。
鮎原こずえみたいな目に行き着いちゃったからじゃない?
あの時代は星君の目には炎が燃えていたし。
父ちゃん、オレは萌えてきたぜ!
狂人の星か?
猛烈に感動してしまいました。
ほ”し”く”〜〜〜〜ん”!!!
消える魔球を受けてみろ!
えいっっ
ところで、残神でグレックが言ってた「世界を破壊する」ってどういう意味なんだろう?
モラルや性的禁辞を破る、それとも破壊・暴力的な衝動に身を任せる、ということなんだろうか?
まさか世界中にピカ落とす、ってことじゃないとは思うが
ちょっと言いづらいんですが、グレッグに同調して読んでしまった箇所があります。
で、グレッグは自分自身が壊れたがっているんだな〜と思いました。
ジェルミに殺してやると言われて「それは最高の愛の告白」と嬉しがったのもホントの気持ち。
いつか殺されるかもしれない、それも構わない、自分はそれだけのことをしている、ということを、
「君がわるいんだよ」と言いながら、実は心の一部で分かっていたと思います。
(ハンドル取られた時に、とっさにジェルミにひじ鉄くらわしたにしても)
「メッシュ」の「謝肉祭」(や、「城」)を思い出すんですけど、
優等生で真面目に頑張る部分に完璧を期したあまり、どす黒い部分のどす黒さが、
度を越えてしまったんじゃないかな、と。
自分を壊したいなら、グレッグはSじゃなく、Mになってれば平和だった。
でも彼は「私は正しい。正しくなければいけない」という思いに捕らわれ過ぎていて、
とにかく破壊してしまいたい衝動が外へ、いたいけで綺麗な弱者へ向かったんだと思います。
>>653 的を射た考えですな。
うまく言葉に表せなくてモヤモヤしてたのがスッキリしたよw
嫉妬は人格者を豹変させることがあるからね。
残神は斬新だね
>626
遅レスですが…それは、萩尾さんではなくて文月今日子です。
娘さんから「母の絵と似てますね」と手紙をもらってうれしかったとか。
篠有紀子もデビュー当時は萩尾さんによく似てた。
「アルトの声の少女」の悠なんてユーリそのままだし。
>657 さん
626ですが、どうもありがとうございます。誰だったか解ってよかったー。
悠、大好きだったけどユーリに似てますか?今手元にないから解らないけど。
かぐや姫の晶も悠に似てるし(清水さんは悠好きだし、萩尾さんも好きだし)
何かしら繋がっている感じがしますね。
清原なつの氏の 過去漏れ作品集に、デビュー以前の作品が掲載されてる。
1970年代中頃の、漫画家志望少女達の息吹が伝わってくるよう。
>659
私も見ました。同意です〜
花郁悠紀子さんも初めて雑誌で見たときは
萩尾氏そっくりで驚きました
花郁さん・・・・好きだったなあ・・・・
そういやアナスタシアのはっちゃけ具合はなんかフロルぽいかな?
当時影響受けた方は沢山いますよね。それだけ凄い方なんだと改めて実感。
花郁悠紀子さん、懐かしい。
亡くなられてショックだったけど、妹の波津さんも好きで読んでます。
今では萩尾センセと同じ雑誌で一緒なのも運命と思ってしまう。
萩尾センセは今どこの国で休養中なのかしら。いいなーアフリカ。
花郁さんはデビュー前に萩尾さんのアシやってたんじゃなかったっけ?
うろ覚えなので違ってたらすまん。
あの、ここで聞いてもよいかチト不安ですが。
とあるところで聞いたのですが、
「ギラギラの月」というお芝居が上演されたそうですね。
劇団ハートランドという女性ばかりの小劇団です。スズナリで上演。
中身は大泉サロンの女性漫画家たちのお話だというのですが、
観られたかた、いらっしゃいますか?
全くの創作だと聞いたのですが、萩尾さんやその他
超ユニークな漫画家の話なので、事実に近いエピソードなど
取り入れられたのではないかと。もっと早くに知ってたら
観たかったので。
バルバラいつのまにか連載終わってたんだね。なんだか期待してより
あっけないというか、広げた風呂敷いきなりたたんだような印象。
ちょっと残念。。。
>632
奥友志津子さん、哲学っぽい話もあって好きだったけどSFはかなり
影響されてたね。
>663
花郁さん、佐藤さんあたりは確かそうだよね。 水樹さんもかな?
今はなきリュウに描いてた真乃呼さんもプロ時代も似てたが
それ以前の同人時代のは、もっとそっくりだった。
花郁さんは、姫誌で萩尾さんのロンドンからの原稿が間に合わなかった時
代原で軽いバクロ話を描いてた。
キャベツ畑で夜ごとキャベツを呼んでたポージィは
そのネタの言いだしっぺだった佐藤さんだと、萩尾さんが書いてたし。
ところで、キャベツ畑のこのネタ元は山田ミネコさんだという話も
やはり、萩尾さんが別なトコに書いてるの見たんだが、萩尾さんの記憶違いなのかな。
ポージィのキャラはあの頃佐藤さんの自画像にそっくりなんで、
佐藤さんがモデルってのは間違いないだろうと思うけど。
クランプの人たち影響を受けた?漫画家で萩尾さんあげてましたね。
漫画家としてストイックで、いい意味で浮世離れしていると言ってましたが、
(じゃ彼女らは現実的なんだろうか?)
>>663 花郁さんは、メシストだったような記憶が・・・
萩尾さんに直接影響を受けなかったとしても
(萩尾作品を一作でも読んだ事がなかったとしても)
その影響を受けた人の作品を読んだ人がまた影響を受けて漫画家になって、その(ry
……という具合に既に一個人レベルでどうこうというより、
一本の大きな潮流になってると思うね。(含む24年組周辺)
大牟田って語感から臭そうなイメージがある。
バルバラ新刊いつ〜?
9月26日頃らしい。
萩尾望都から少女漫画にハマッた俺に助言を
萩尾望都以外の作品でオススメありますか。
>674 吉野朔実
死ぬ気で 竹宮恵子
>674
筒井百々子
萩尾さんって結構美人だね。色気がある。
まあ好みは人それぞれだし・・・
たでくうむしもすきずき という諺もあることだしぃ
現代的美人では無いよね・・・
飛鳥仏系美人?
萩尾に影響を受けたと言い張っている人といえば、しりあがり寿でしょ。
>687
それ少女漫画じゃないから
萩尾さんはお釈迦様に似ている。自愛に満ちた表情が特に。
>>674 大島弓子
岩館真理子
くらもちふさこ
森脇真末味
小野塚カホリ
>689
同意!仏像系ですよね、品がいいというか、お嬢っぽいというか。
>674
山岸涼子、大島弓子あたりを読んでおけばたぶん外れは無いと思う。
あとは岡崎京子のヘルタースケルターは読んでおくべし。
>689
慈愛に満ちた表情というよりも、ほくろの位置なのではないかと…
>674
かぶってますが、山岸涼(ほんとはにすいの「りょう」)子の「日出処の天子」をぜひ
佐藤史生の「 1 0 」ははずせんな。
ちなみにこの漫画家に限っては新作はない。
バルバラ完結巻 期待大だ。
>>692 凉って普通に出ない?
古い機種の携帯からなのかな
仏像系w
萩尾→少女漫画界のブッダ
いや萩尾さんって酒乱らしいよ。
>>694 692ではないが私のPCでは普通には出ないなあ(IME2002)
>>691 お嬢っぽいと言うより垢抜けない気が・・・。
化粧っ気が無いせいもあるんだろうけど。
なんか後光が射してるって言うか
結婚してないんですよね?
それじゃ、おらが望都さんのお婿さんになってあげる。
将来は萩尾望都記念館作って、権利関係全部占めて一生遊んで暮らす。
( ´ー`)y─┛~~~~
萩尾さんは母親似だね。父親は脱税した中華料理人に似てる。
バルバラよりベルバラ
バルバラ意味わかんなかった。萩尾SFの大半は意味不明。
お姉さんが凄く美人だとハッギーは言っていたが写真を見る限りでは下の上
妹から推測すればわかるよ
漫画家に容姿なんか関係ない!
女性には関係あるだろ
あおのね、そこが評価のポイントじゃぁないからw
>>699 うちはIME2000だけど普通に出るなあ
717 :
674:2005/08/01(月) 19:16:27 ID:???0
レス、サンクスです。
勉強になります_〆(..)メモメモ・・・
>>674 遅ればせながら・・・。
内田善美さんも有りかな?
「雲の魔法よ風の船」はトーマの影響有り有りだし「銀河その星狩り」は「ユニコーンの夢」の影響が感じられる。
断筆されているので入手困難かも知れませんが。
719 :
692:2005/08/01(月) 21:48:55 ID:???0
「凉」出るんですけど、二・三回の変換で出なくて面倒だったから
「涼」にしちゃいました
意外とレスがついてしまってびっくり
お騒がせしてすみませんでした
>>719 もしかして変換する時必要な文字が出てくるまで
延々とスペースキー押してるタイプ?
ページアップとページダウンと数字キーを使えば
目当ての文字呼び出すの早いですよ。
うち、変換候補に「凉」でてきません。
和田アキ子の家で酒を飲んでいたときに、YOSHIKIがドンペリしか飲まないのを知った和田アキ子は
どうしてもYOSHIKIにいいちこを飲ませたいらしく、なんとか飲ませようとした。
そしたら、YOSHIKIがキレてしまい大理石のテーブルをひっくり返そうとしたが
ひっくり返らず肩を脱臼した。
>722 はあちこちで深夜に意味不明の書き込みしてました@芸能ネタ
>>719 人の名前だから、間違っていると失礼だろ?
だから、みんな気になったんだと思うよ。
この板に竹宮惠子のスレないんだね。
このレスをここにするのもなんだが
>726
風と木の詩の話ばかりが盛り上がるから数字板にスレが立ったのは覚えてるけど
こっちの方は落ちちゃったのかな?
>>726 ついこの間まではあったんだけどね。
「竹宮恵子さんについて語りましょ」ってスレ。
落っこちちゃったのかな?
フラワーズスレで落ちたとの報告あり
夏だし落ち着いた頃立てれば?という話だったお
竹宮スレは馬鹿が多いから、新スレとか立ててもまともな話は無理だろ
>730
そういうこと言うおばかさんが萩尾スレにいるってことで、実情トントンだと思う。
萩尾スレにはアンチとか馬鹿がわいても、何事もなかったように、
まじめでいいレスがつくけど、竹宮スレは放置以外どうしようもなくなる。
荒らしが来てるな。
萩尾ファンのふりを装って、竹宮さんの悪口書いて
双方のファンをケンカさせたいんだろ。
竹宮スレには低脳が多い。
はっはっは いや〜、汗だくですよ。
ところで、萩尾氏の単行本収録は描き直すページとかあるんだろうか。
これまであまり気にしなかった(単行本派なので)が、バルバラは
いろんなことがわりと明確な答えにしないように流れているようなので
ちょっと気になりました。いや、どっちでもいいんだけどねw
萩尾さんは、単行本化の際に描き直しはしない方だと思います。
少数の例外はありますけど。
(『メリーベルと銀のばら』、『小鳥の巣』)
「エヴァンスの遺書」は描き直しされてますね。
連載の時にアシストしてくれた漫画家さんの絵は
やはり萩尾タッチとのギャップがありますた。
「続・11人いる!」も加筆してない?
739 :
736:2005/08/03(水) 00:46:27 ID:???0
>>737 『エヴァンズの遺書』は、描き直しされてたっけ?
連載時の切り抜きも持ってるんだけど、
どこが違ってるのか判らないっす。(^^;?
アシスタントは、岡本あつこさんですよね?
妻の顔が岡元敦子さん画だった。
笑ってる顔は萩尾画に描きかえられてるけど
その下のコマにかぶってる
「片腕をのばして倒れてる奥さん」は岡元画のままでした。
741 :
736:2005/08/03(水) 01:27:23 ID:???0
>>740 ああ、そうだったのか。納得しますた^^。
でも、細かい所までよく見てますね〜。(感心)
742 :
736:2005/08/03(水) 01:29:50 ID:???0
>>738 ごみん。『続・11人いる! 東の地平西の永遠』は、
私、雑誌の切り抜き持ってないんで判らないっす。
>>742 切抜きは探せばあるけどめんどいので記憶だけ辿るとタダ・フロルのキスシーンが増えてたりタダが眠った部屋のカーテンが何たら言ってるとことか・・・そうそうラストベージは完全に切り貼りでしたよねw
「キャベツ畑の遺産相続人」
学校で傘を開いてしまい、雨の中帰る場面は書き足しですよね。
あれは初出では、見開きのページ下半分が、次週からの今までの短編を再録する
予告案内でした。
それからミミィが、帽子をかぶったジョージイを見て母を思い出す場面も
ネームが変更になってたり。
>>738 加筆してる。フォースの妹が丸々一枚分増えてる。
「恐るべき子どもたち」意外と面白かった。
逆に「完全犯罪」は引いてしまった
萩尾望都、甲斐よしひろ好きなのか・・・
クラソプに肩入れしてる萩尾せんせいもなんだかなー
>>747 ほんと? 萩尾先生はCLAMPファンなの?
>>746 「デクノボウ」にあったと思いますが、締切後に解放気分の時に
甲斐バンドのコンサートに誘われ、行ってハマったみたいです。
誰だかのツテでそれまで面識もなかったのに、コンサートがはねた後に
楽屋に連れて行ってもらい、お話もしたとか…
甲斐さんファンの自分としては、一般人と漫画家の違いにモニョりました。
気持ちはわかるが、萩尾さんが相手なら誰のどんな特別になっても
おかしくない気がしてしまう・・
萩尾さんの漫画は大好きだけど、演劇とか音楽とかの
趣味は悪いと感じることがある。気取ってないところが
偉大なのかもしれないが。
>>749 「フィジカル!85」です。
コンサートに行ったのが初めてで(マネージャーは常連)、
前々からファンだったんように読めるけど。
1stアルバム(再発、何年かはわからなかった)のジャケットも描いてるし。
楽屋に行ったのは「うんよく雑誌記者の紹介で」だそうで、
そんなに悪い感じは受けなかったな・・・
あたしゃ、「ヒーロー」とか「安奈」といったヒット曲しか知らなかったけど、
萩尾さんのエッセイ漫画読んで、
「ほー、そんなにいーかな?」と聞き始め、
気に入ったんで音楽テープ数本、買った。そんなにのめり込まなかったけど、まあまあファン。
>>751 そう?……っつか演劇や音楽の趣味が悪いってのは、聞き捨てならんな。
そんなん、
極端に変なもんじゃなければ、個人の興味や嗜好・指向の違いだろ?
>751
私は自分の好きなミュージシャンを好きな人に会ったことがない。
2chにスレどころか、ジャンルスレで名前を挙げられたこともない。
ぐぐってもオフィシャルやショップしかヒットしない。海外にもファンサイトはないらしい。
でもとてもとても有名で評価の高い萩尾望都が大好きで、
このスレがお気に入りに入ってる。
人の趣味嗜好は法を侵したり人を傷つけたりするものでもない限りは放っとくが吉。
756 :
251:2005/08/05(金) 03:14:25 ID:???0
野田秀樹は別に好きでもないけど、趣味が悪いとかいう気はない。
「萩尾」「演劇」「悪趣味」と言ったらわかる人にはわかるだろうと
書いたまで。
>>756 言いたいことがよくわからんのだが……。
仮に、251は751の間違いとしても、やっぱりピンとこない。
独り善がりは勘弁なあ
まぁ、生理が止まると色々アレになるから
なんか山岸スレのよう・・・・
あそこほどはギシギシしてないとオモ。
山岸スレはギシギシしてなんぼ
ていうか住民かぶってるな・・・使い分けか?
私は萩尾スレと山岸スレを見てるけど、山岸スレは大体ROMしてる。
あと青池スレにも書きこむけど、あそこはマターリしていい感じ。
今ほたるの墓みてたけど、ゴールデンライラックと正反対の話だね。
いい家の子が親の庇護がなくなって、サバイバルする話。
成功か死かは、その子の資質だよね。
人に頭を下げることができるのは、すごく立派なことだとおもう。
あらためて、ヴィーはすごい!とおもた。
現実的タイプの女性キャラの中で一番ヴィクトーリアが好きなのは、まさにその性格ゆえです ノシ
次にナースタース。そしてのえる。
>766
野坂は嫌いなんだけどw、
あのほたるの墓のモデルになった記憶というかエピソードというかアレは
自分の情けなさとサイテーぶりに心底自己嫌悪したようなので、人が揶揄するまでもなく
>つまり野坂は… というわけですな?w
その通りに自覚あるようです。
誰もが「ベストの方途だ」と胸張って言える生き方を出来たわけじゃないしね。
第一次大戦の頃の戦争(そして舞台は欧州)と、
太平洋戦争の末期(舞台は日本)という、
シチュエーションの違いを考慮に入れたほうがよいかと。
まあ現実には野坂は生き延びて成功したわけだが。
>>626 ものすごい遅レスの流れぶったぎりで失礼しますが
どうしても気になったもので。
清水玲子が「母と似ている」と言われて喜んでいたのは
萩尾望都ではなく文月今日子のはずです。
文月今日子の娘が清水玲子への手紙の中で
「絵柄が母のと似ていますね」みたいなことを書いたんだと・・・
ずいぶん前の『月刊MOE』の少女漫画特集号の
清水玲子インタビューで読んだ記憶がありますよ。
>751
趣味が悪いというより、ベートーベンが好きで何故買いバンド???
と普通に疑問w
RCとか好きな漫画家は多いだろうけど(マーガレットあたりに)
たまたま誰かにつれてってもらったコンサートではまったのり???
ええー、別にベートーベン好きが甲斐バンド好きになってもいいじゃん。
>>772 ヒント:髪型
ベーさんとの曲の共通点はだいなみっく&どらまちっく?
あと出身地も関係してる?福岡。
当時を知らないんですが、その頃甲斐バンドって日本で人気だったんじゃないですかね。
だったら単にミーハー趣味とか。
詳しい人よろ・・・ていうか、そんなの本人勝手っていうか、ねえ。
人の趣味などいってもはじまらねぇ。
ひょっとしたらある分野では萩尾好きは「なんて趣味の悪い」と
言われているかも知れないしw
まさに本人の自由だ。
ってことでバルバラ最終巻期待(ワクテカ
マーガレットとかの若い漫画家のセンスと比べちゃ気の毒だよね。。。
なんせ24年生まれだし。
萩尾望都さん、俺の母親と一緒の年齢なんだよね(ボソッ
とにかく若い世代にファンがいるっていい事だよね。
779 :
770:2005/08/06(土) 22:23:29 ID:???0
うちの母親とはひとつ違い・・・
>771
ありがとうございます。
たいへんはずかしいので深く潜ります。
アシさんがかけたテープを聴いてるうちにはまった<甲斐バンド
って、どこかの後書きに書いてあったような。。。うろ覚え
きょう気まぐれでトーマの心臓を購入して大泣きしている
齢33のオサンがきましたよ。
少女漫画なんてグリーンウッドくらいしか読んだこと無かったけど、
もうね、これ、文科省の推薦図書にしないとだめだわ。
あと翻訳して世界にバラまけ。
次は、一線を越える覚悟で風と木の詩に挑戦するよ。
こちらも最近なみだ脆くなったオサンには鬼門そうだが、頑張ろう。
その路線なら
山岸凉子の日出処の天子も面白いお
気まぐれで購入したとは思えない路線ですね。
トーマで泣いていたら幼いオスカーの「訪問者」では失禁必至。
大島弓子の短編「7月7日に」も号泣できますよ。
>>782 旦那と同じ年なのに奇特な…。
うちの旦那、絵で食わず嫌い。
森博嗣フリークのくせに。
俺もトーマはいい大人になって泣いた組w
トーマは結末に至る筋が良く出来てる。
キャラ立てからバックストリーなどなど無駄な所が一つも無い。
読み返すとホント感心する。
>788
ハゲドー。
泣きはしなかったけど俺も大学卒業してから読んだ。
以来、何度読み返しても結末が近づくにつれて気持ちが高まるし
構成力に感心する。あんな風に纏め上げられたのも若かったからかな。
782さん、神坂智子の「T・E・ロレンス」もいいよ。
782さんにはポーを勧めたい。
特に「グレン・スミスの日記」。
萩尾さんの構成力は本当に感心する。
>782
785さんと同じ心配。「風木」は止めたほうがいいと思う。
もう少し少女漫画の免疫つけてからがいい。
ケー子たんのを読むなら無難な「地球へ」のほうが入門編。
いったいどんな気まぐれなのか知りたいねぇ。
よほどイイ感してるんですね。
791 :
花と名無しさん:2005/08/08(月) 00:59:12 ID:B3+JHT+M0
「半神」は衝撃でした。
萩尾望都・・・すばらしい
>>790 読もうとしてる人に「止めたほうがいい」って言うのはどうかと思うよ。
782さんは挑戦しようとしてるんだから応援こそすれ、とめちゃだめだよ・・・
風木はアスランとパイヴァの超王道ラブストーリーが一番好きだった。
それと、半裸の幼いジルベールが水のようにワインを飲むシーンがなんだかとても記憶に残ってる。
本人の好みや意図とは別に、色んな意味で竹宮マンガは「萌えの王道」こそが持ち味だと思う。
萩尾マンガには、スタンダードに四方八方円満なハッピーエンドはほとんど見当たらない。
逆に、好きなだけ泣けるような、陶酔系の悲劇もあんまりない。
主人公の悩みや悲しみも幸せもいつもどこか醒めた客観的な目で見てる。
悪役、憎まれ役にもどことない共感のまなざしがある。
だからこその割り切れないリアルさ、せつなさが好きなんだなあ。
>790
あんたは782の路線がわかってない。
キャラに過剰に思い入れない萩尾さんの漫画はイイ…
>>782 風邪気はメイサクだけど2chの竹見夜系スレッドは糞。
便乗して聞いてしまうけど、男性に木原敏江さんってどんな感じなんでしょう。
私は「アンジェリク」とか「摩利と新吾」とかのラストでぼろぼろ泣いたけど・・。
アンジェリクは知らんけど、昔の男に「摩利と新吾」読ましたら
やっぱりラストがすげー感動もんだったといっていたよ。
始めは801だと思っていたらしい。でも究極の友情漫画ともいっていたから
よほど良かったんだろうね。
>>797 私(♀)はあまり好きじゃないけれど、
友人(♂)は木原さん大好き野郎です。もともと少女漫画読んでる人だからかな。
深夜に「アメリカンパイ」というタイトルの映画があったので
ドン・マクリーンの曲が出るかな?と思って録画しといたのだが…
とんでもない映画だった。
>>794 自分も
>>790と同じく、
>>782には風木は違うと思うな。
竹宮さんなら、ファラオ〜が一番、萩尾作品読んで泣いた人に
共感できると思う。
(寧ろ風木はポー的だよね。)
>>797 天まであがれ が新撰組特集の歴史モノ雑誌に、紹介されていた事がある。
少女漫画という偏見を持っていた男性選者(筈)が大泣きしたとあった。
木原さんの漫画で泣ける人というのは、男女あんまり関係ない気がするな。
>>801 そうやって自分の感性押し付けるのは止めた方がいいぞ。
>>782は自分の意思で風木読もうとしてるんだからそれでいいじゃないか。
>>782 「トーマ」は名作ですよねー。
今の漫画家が書いたら、全十巻くらいになりそうなところ、
短いのに中身が濃くて、上質な映画をみたような読後感。
漫画はながけりゃいいというものではないということを物語っている。
今は、出版社が儲けるために、徒に長引かせていて中身が薄すぎます。
「風木」に行く前に、ぜひ「訪問者」をお勧めします。
804 :
801:2005/08/08(月) 21:14:43 ID:???0
>>802 まあ、確かにね。
お節介は程々にしておくよ。
797です。木原さんのことでレスくださった方、ありがとうです。
やはりキラキラ目が気になって感動できないってもんじゃないですよね、良かった。
782さん、ドイツの全寮制の学校が舞台になった話として、「トーマ」の元になった「11月のギムナジウム」、
「ポーの一族」の中の「小鳥の巣」、夏休み中の出来事を描いたミステリアスな「アロイス」もよろしかったら。
愛と葛藤の青春の日々、ではないんですけども・・・(うまい言い方が分からなかったー^^;)。
トーマがあんまりアレなんでストロベリーフィールズまで買ってしまった俺
買えてよかったじゃ〜ん
ストロベリーフィールズは買っておいて損は無いよ。
>>809 萩尾先生ステキですね。服の趣味もいいと思う。
>>809 茂木健一郎さんの写真を見て あっ萩尾さんだ と思ったのは私だけ?
>>810 それはジョークでつか?
ん〜でも以前と比べて、毒気が抜けて颯爽としてるよなあとは思った。
少なくとも写真写りは良くなったんじゃねw
え、普通に上品だしセンスもいいと思う。顔も上品。仏像みたいな
やわらかさがあるし。
下品だとは思わないけどセンスはどうよ?って感じ・・・。
かなり古くさいファッションって気が・・・。
>814
「おしゃれな自分」で売ってるわけでもオシャレ系マンガを描いてるわけでもない50代女性が、
新しい時流に合った服装に腐心する必要はないよ。
丁寧に手入れした自分に似合う服を、TPOに応じて清潔な印象で着れればいい。萩尾先生は合格点と思。
イマドキ流行の服が着られない、骨格からイマドキの若者とは違う体型を親から受け継いで、
オシャレしようと思ったら「トラディショナル」「無難」がキーワードな20代はそう思う。
>809
興味大有りです!ていうか、ファンにたまらんよ。
萩尾先生、年の割には若くて、若い頃より円熟味がでてイイ顔してますよね〜!
萩尾さんぐらいの女性漫画家さんってどなたも若く見える気がする。
一応仕事での成功者だから内面から来る自信のせいもあるのかな・・・。
そういう自分はあらゆる意味での負け犬・・・orz。
>>818 さそ・・かまってチャンはいけないな、と鞭打ってみる。
出来る事をやればいいじゃないですか。
さしあたっては、漫画を読んで出版業界に貢献する方向で。
先生・・・・きれいじゃん・・・きれいというのが言いすぎでも
この年代としてはかなりあか抜けていない?
818とは別の負け犬だが、子供の頃から何十年、特に小学館には多大な
貢献をしている。
欧米に行けば、とてもチャーミングな人という評価を受けると思う
アルカティック・スマイル・レディー、てな感じで
インドでも「化粧要らずレディー」の称号をもらえると思う
実際、萩尾さんのルックスはミステリアスで魅力的だと思う。
だけど作品には何の影響も無いよね。
このスレの住人さん達の美的感覚が今ひとつ理解出来ない自分。
取り敢えず萩尾さんが自分の顔を基準にして作品中の美人を描いているとは思えないので。
>825
誰もそんなこといってないと思うyo
まあ萩尾さんは上品だけど美人ではないな。
十数年前のコミックのカバーの折り返しに
萩尾さんの白黒だったかのお写真が載っていた。
長く伸ばした髪を後ろにひとつに束ねている写真。
「あぁ、仕事に追われてて身なりを気にする間もないんだ」
という感想を持ったような疲れた感じだった。
そのころの印象のままだったので、
なんてコザッパリしたのでしょう?!と少しびっくりしました。
萩尾さんのお顔は知性が滲み出ていてイイ・・
インタビューにあった”脳ってやっぱり「萌える」のでしょう?だから、
神に出会うのでしょう?”ってところグっときた。
自分が古過ぎるのか
萩尾先生のお写真=ベレー帽姿
あんたら人の容姿や服なんか気にしすぎw
ど〜でもい〜じゃんね
とりあえずしばらくのんびりしてまた面白いマンガ描いて欲しい。
インタビューは髪型がお洒落だと思った。
相手の人の感想は普通かな。
>>830 それはもしかして『ストロベリーフィールズ』の対談の時の写真?
十数年前に白泉社の新年会で
コンパニオンした時に見た先生は着物を着てて
とても上品でした。
仕事上サインとかもらえなかったけど
生はオーラがありましたな…
萩尾さんお金はあるんだから鼻糞とろうよ
失礼極まりないヤツ棚w
ヲマイののうみs(ry
>>836 荒らしは相手にしないでスルーしよう。(-_-)
>>833 それもそうだが70年代少コミ・別コミ時代の
お写真の印象がヒジョーに強いんだな
あれ福ぼくろだからさ、顔相的には。
ていうか女もあの年になってきっちり自分の仕事してる人だと、
中年以降の男といっしょで顔立ちよりも雰囲気・押し出しですね。
迫力ある人は美人よ。
萩尾さんの出身校出身だけど、教室の黒板の上に萩尾さんのお写真が飾ってある。授業の開始と終了時にはみんなで最敬礼するんだ。
故郷ではそんなにメジャーじゃないみたいですよ。
父の地元なんだけど所詮漫画ってことみたい。同じ学校の
父や叔父達も反応が薄かったです。
そりゃ、そうだろうなぁ。
ベルバラの池田理代子や処天の山岸凉子、セラムンの武内直子だって、
特に地元のオヤジの興味を引くとはあまり思えない。
少女マンガ好きのオヤジなら話は別だろうが。
地元のオヤジどころか、実のオヤジが「訪問者」のころに
「そろそろマンガなんか描いて遊ぶのはやめて結婚しろ」と言ったらしいし。
実のオヤジだからそう言う。他人の娘なら永久に漫画描いててかまわない。
お父様がご健在なら今はむしろ稼いでくれる娘に感謝してるのでは?
永遠に平行線の親子関係って結構あるんだろうなあ‥
「分かり合えない親子」っていうのが萩尾作品のテーマの一つだしね。
明美さんの話の通じなさっぷりは怖いほどだったな。
明美さんって自己中っぽくて好きになれない。
「時夫なんていいとこ取りじゃないのぉぉぉ〜!」って、
別れるって言いだしたのはあんただろうが、と。
「あなたは変な仕事してるから、キリヤには会わせたくない。」って
そんな言い方ひどいとオモタよ。
キリヤとタカが入れ替わった後の明美さんが、どこにでもいる程度の
神経質&自己中な女性に「自然に」スライドしてるんで驚いたなあ
上でも誰か言ってたけど、明美さんがおかしくなったのはキリヤを死なせて
別の子にすり替えた隠し続けた罪悪感があったからじゃないの。
キリヤがアレルギーで死ななかった世界の明美さんは激しい感じはするものの、
病んでる印象ではないし。
渡会とキリヤが会うのを過剰に嫌がったのは、キリヤに対する偏愛も
もちろんだけど、罪悪感の裏返しでもあったんだろうね。
会わせればバレるかも、という危機感もあったのかなあ。
でも会っても結局わからない渡会なのであった。
明美の心中や如何に。
しかし渡会・・・いくら冗談でも「母親は生むから我が子だと分かるけど
父親は実の子かどうか分からない」なんて言ったら明美さんでなくてもムッとするぞw
悪意のない(むしろ時として全くの善意)無神経で人を傷つけるキャラは頻出するよね
明美さんもそうだし、ナディアや真実発覚前のイアンもそうだし
原作ありだけど「恐るべき子供達」はほぼ全員そうだった気が…
リアルさに感心しつつムカムカするw
残酷な〜、こないだから読み返してたんだけど、今になるとクレア夫妻やチャーリーの
描写絶品だなー
>>855 でも世の男の多くはそういう不安を多少なりとも
無意識下には抱いているでしょうね。
まぁ、それを口に出すか出さんか大きな違いなんだけどw
>>858 自分の子供の父親がダンナではないかも……、
と思いなら育てている母親の割合はもっと高いだろうな。
860 :
花と名無しさん:2005/08/16(火) 14:03:28 ID:c5eDFnbhO
「銀の三角」よりも難しい漫画を見たことがないのだが。
誰かアレをちゃんと理解できて楽しんで読めた人いる?
ここは銀の三角好き多かったと思うよ。
私も好き。
ちゃんと理解する、ってどういう状態を考えているのかな?
筋を追うだけならそれほどではないと思うけどね。
テーマとしてもその表現としても「難解」とは思えないから
まずは素直に読んでみると良いと思うよ〜。
思いっきり久しぶりに(10年以上)トーマの心臓を読んでみた。
年をとったせいか、突っ込みを入れたくなる所はあったけれど、
やっぱり良い作品だね。感動したよ。
今の漫画と違ってこの頃のものは(萩尾さんに限らず)セリフが凄く多いけれど、
テンポがいいからすんなり読める。
銀△は何回か読み直したら理解できてくるよ。
いや、完璧とは言えないけどムードで読んでも良い部分もあると思うし。
「銀の三角」・・・理解して読んでると言うより自分もムードだけ感じて終わってる感じだな。
個人的には好きでも嫌いでもない普通の作品。
私は銀△大好きです。何回読み返してもそのつど新たな発見がある。
867 :
花と名無しさん:2005/08/16(火) 22:31:09 ID:c5eDFnbhO
そうかぁ...銀の三角なんとかいけるかなぁ。
高校生の頃読んだ(てか2年前)だけど、難しくてビクーリしたよ。俺SFあんま読んだ事無いし。
まだ早いかなぁ。もっと作品読んで、作者の世界を知るべきか。
自分も初めて読んだときは頭をめちゃ使った。
ストーリーとキャラの動きを理解するために何度か読んだよ。
百億〜と似てると自分の中では分類されてる。
でも「難しいけど面白い」んだよね。
難しく感じるのはSFマガジンで掲載したといのもあるよね。
>>869 ああ、なるほど。読者対象がいつもの少女じゃなくて大人だから
分かりやすく説明するっていうことする必要ないしね。
感性が合う合わないとかもあるんでない?
って言うか最初からマンガを「理解」しようと思って読む気はしないけど・・・。
マンガは面白いか面白くないかが自分的な基準。
SFになじめない人にも難しく感じるでしょう。
無理して読むことはないよ。理解しなくちゃとして
読むものじゃないと思う。
マンガなんだから。
銀三はぜひ愛蔵版程度の大判の画面で見るべき。
わたしはあれだけあればボーっと何時間でも時間がつぶせる。
どこからどう見ても絵がいいんだもん。
そういう意味では萩尾作品でいちばん好きな(使用頻度高い)作品かも・・・
>>873 あのころの絵は私も好きだな。
顔もそうだけどラグトーリンのあの髪が美しすぎる・・・
>>871 同意〜。
SF好きだけど、
別に完全に理解できなくても面白いSFは面白いぞ。
創作作品ってそーゆーもんだろ?
>>860 「銀の三角」より難解、とは言わないまでも、同程度に難解な漫画はもっといっぱいありますよ。
それがどの作品かは、人によるかもしれませんが。
銀△は理解できる・・と思う。
自分の中で一番難解な萩尾作品は百億かなぁ〜。
わからなくもないけど、その解釈でいいの?って、いつまでも不安なまま。
全然関係ないが
マージナルかメッシュかの議論があったね。
私はマージナルの方が好きだなぁ。何度も読んだ。
メッシュはあんまり何度も読みたい欲求が出てこないなぁ。
メッシュを薦める人のほうが多くて、ちょっと驚いた。
バルバラ異界、はやく文庫化されないかなぁ・・
↑と昨晩書いた私だが、久しぶりにメッシュを読んだら、やっぱりよかったw
マージナルとメッシュ?
舞台もテーマも随分違うんで、何をどう比べればいいのかワカラン。
とりあえず、
どっちも好きだな。どっちも何度も繰り返し読んだ。
>>876 私は逆で、萩尾さんの「百億〜」のほうが「銀の三角」よりわかりやすかった。
ただ、
原作を読んだときはよく理解できんかった。
多分、オリオナエのセリフが途中から全部カタカナだったからだな。w
>>878 随分前に、学生さんでお金なくて、
「マージナルかメッシュを買おうと思うけどどちらがいいか?」
って質問した人がいたので、みんなが答えてました。
萩尾版「百億〜」は、光瀬氏の小説「百億〜」を、
「萩尾さんはこう解釈した」ということだからね。
小説の「百億〜」はいろんな解釈ができる物語で、
研究書なんかもあるわけで。
>>879 私は登場人物の固有名詞が漢字になったりひらがなや
カタカナになったり、とコロコロ変わるのがダメだったw
なんで「おりおなえ」とか「あしゅらおう」なんだ…。
クリスチャンの自分は「百億〜」読んでおったまげますた
イエスの配役がマホメッドだったら命狙われてるかもねw
>>881 へぇ〜そうだったんだ>解釈
マンガでさえあれだけ難解なんだから原作なんてとんでもないと思ってたけど今度読んでみようかな。
わたしはあの作品のテーマは単純に
「56億7000万年後の救いなどまやかしにすぎない。なぜなら
宇宙滅亡後の救いになるからだ」
・・・・・・と解釈しました。皆さんはどうですか?
久々に「百億〜」を読んでみたけどパンチカードに生命データ記録するのは幾らなんでも無理だよね・・・時代を感じる・・・。
ところがどっこい、新手のパンチカードが出来たっぽいですよ。
SF百億スレ(1)で見かけました。私にはちんぷんかんぷんだったけど。
>>886 「続 11人いる」で火消しが持ってた記録媒体は
カセットテープっぽかったのを思い出した。
サムライチャンプルで観た江戸時代の人が予想した未来人が
ちょんまげの先がありえないほど伸びた人間だったのを思い出しますた。
記録メディアに関してはいま主流なのは円盤形とシリコンチップ型だけど
将来どんなのが出るかわからんよね。
テープ型の欠点は検索性だけど、生命情報のような「まとまり」が重要性を持つ
情報ならテープもなかなか良いんだよ。
あと10年もすればCD型のメディアを見て「ふっる〜〜!」なんて言ってるかもですよw
銀の三角は3回読んでわかった
パズルをはめたような数学使った話だよね
それに情感が混ざってて素敵 すごい好きだ
>884
原作、結構文章が情感あっていいよー
私も3回位でやっと話がわかった。でも絵が素晴らしいので(特にラグトーリン)
ため息つきながら眺められる。。。。最近のバルバラとかにはない
魅力がある。
フンッ
私はカルストの大地からミューパントーの歌声が吹き出すシーンが好き。
あまり出番はないけど、ジェイフ(アマゾンや黒羽に似てる)もいいなー。
>>885 「諸行無常」がテーマだと思った。
描かれた世界観は、
「この世など金魚鉢、さらに広大無縁な世界が広がっている」ってことかと。
>>881 漫画は萩尾さんが枝葉を刈り込んでくれたのでわかりやすいけれど、
原作はちと心があちこちに飛ぶ……っつか、難しい。
でも、絵なしで光瀬さんの文章を楽しむのもカ・イ・カ・ン。(若き日の薬師丸風に)
間違えた。
897は
>>884へのレスでした。すいません。
他のスレでは、たいていの作家が叩かれまくってるのに、
萩尾さんのこと叩いてる人って、ほんっとにいないね。
それだけ天才な方なんだなぁ・・・と改めて。
>>899 そういう微妙な気持ちになるレスはやめろ・・・
>>900 す・・スマソ。叩きたい気持ちを煽るのかな・・・
スレ住民の精神年齢が高いってことですね。
>他のスレでは、たいていの作家が叩かれまくってるのに
>天才な方なんだなぁ
>スレ住民の精神年齢が高いってことですね
(; ^ω^)
すんません・・もう口開きません
萩尾望都さんから少女漫画にのめり込んで早1ヶ月。
少女漫画が150冊ほどに・・・
ポーの一族を最初に読まなければこんなにのめり込む事はなかっただろう。
萩尾さんには感謝感謝
1ヵ月で150冊。一日5冊平均で買ったわけですか!!!
>>903 まあそんなに(´・ω・`)ショボーンしないで。
住民の平均年齢が高そうな某少女漫画家スレでは、叩きも荒れも
日常化していて、なんとも思わなくなったな・・・・・
いやもう住民全員がそれらを楽しんでいるフシさえある。
萩尾センセはまぁいいけど
萩尾信者が憎ったらしいほど大嫌いです
萩尾信者は公害細菌
>908
萩尾作品がまあ好きだったら、語りたくなったらまた来てちょ
萩尾信者の特徴
・萩尾望都は特別な存在で、他の漫画家より数段優れてるみたいな
ファンの勝手な過信を、他人に同意させようとする
ファンの盲信はた迷惑
萩尾望都大嫌いだ
漫画もくそ面白くない
>910
そうか、面白くないんだったら仕方ないね ノシ
ファンスレのりこんで信者は嫌いだって公言するアンチの行動の
ほうがどうかと思うが。。。
大牟田は中牟田の出身地でグレート
まあまあ。
あなたこれ好き?私はだいっきらい!っていうコミュニケーションが
同じく相手も嫌いだった場合ですら長期的にうまく行くはずないのは
いつか思い知ることだから。
萩尾パパって周富徳に似てるね
玄一郎は?
その前にパパの姿を見たことがないぞお
パパはダンディーだよ。炭鉱の事務所で働いていた。
なんでわかるw
パパ、テレビで見た記憶あり。どこでだったか?
周さんに確かに似てるダンディーだったな。
萩尾さんが描く似顔絵そのものだった。
だが、彼女のプライバシだね家族のことは。
といいつつ。
萩パパに萩尾さんの天才?の素があるのかもねw
ところで、だいぶ前になるけど、
809さんが教えてくれたあの対談シリーズ、
更新は月ごとなの?早く後編が読みたい。
次回はいつ頃なんだろ。
もし萩尾パパが「三○三池炭坑」の社員だったら、かなりつらい時代
のまっただ中に巻き込まれているはず。
社員首切りによる労働争議とか・・・大牟田なら可能性大かもね・・・
アニメのHackを見ていたら
「『出会いは神の御業、別れは人の仕業』ということを言った人がいます」
「あぁ・・・萩尾望都・・・だったかな」
という台詞があったんですが、「『出会いは神の御業、別れは人の仕業』
という言葉は萩尾さんの漫画の中に出てくるのでしょうか??
>>924 その話過去スレで出てたな。
少なくとも私の記憶では萩尾作品でその台詞は見たことない。
過去スレでも萩尾さんじゃなくて三原さんっぽいって結論に落ち着いてたような・・・
私の記憶にもない。
前にも書いたが萩尾さんぽくない台詞だと感じる。
たしか三原さんぽくもないって結論だった気がする。
うわ・・上のアンチは、私の発言が誘い込んでしまったんだ・・
なるほどこういうことが起きるわけですね。
勉強になりました.
悪気はなかったんだけどなー
>>928 またいちいちそういうことを言うのが悪い
大牟田出身の漫画家って多いですね
>930
多いってほどのことでもないよ。
928は、アンチの意味を違えてるな。
無いのに「ある」という答を期待してたのかしらん。
私の記憶にもそのような台詞は無かったと思う。
無いらしいと答えたまでですよ、しょうがないじゃん。
まぁ、また〜りとね。
ところで萩尾望都作品で一番「の〜〜〜んびり」としたお話はなんだろ。
意外と、静かに流れつつ実はかな〜りドラマチック!ってのが多い気がするんだよね。
>>931 928=899の発言は908〜くらいの流れについてなんじゃないかね。
あなたのことではないと思うよ。
>>932 『モトちゃん』しか思いつかないなあ…
次点で『スペースストリート』かな。
>>932 「モトちゃん」でしょうね。
あとは、好みによると思うけれど、
「塔のある家」
「小夜の縫うゆかた」などなど。
萩尾先生よりすきな少女漫画家はいますか?
今は川原泉。
作家単位よりも作品単位で好きなのでそういう意味なら好きな漫画家さんは多いけどね・・・。
答えになってないか。
つかそれを聞いてどうすんのかと。
萩尾さんみたいに好きな漫画家他にいる?って聞くならまだ判るけど。
いちいちつっこむあんたも五月蝿いね。しつこいよ。
思っても掲示板に書き込まない方がいいことってあると思う。
空気嫁って話だよね・・・
>>943 は、流れを変えようとしてくれただけでしょ。
まぁ選んだ話題が適切じゃなかったのかもしれないが。
大丈夫、萩尾望都さん死なないから。
事故といや、萩尾さんがソ連で事故にあったのを、私に教えてくれたのは父でした。
「○○の好きな萩尾ボートさんがバス事故だって!」
一瞬、どこの漫才師だ? と思いました・・・。
萩尾ボート・オールという漫才コンビがいてもおかしくは無い