1 :
花と名無しさん :
04/10/16 02:17:22 ID:gsISQuvi
2 :
花と名無しさん :04/10/16 02:18:17 ID:gsISQuvi
_ -ー--―- .._ ノ´ ヽ 〃 `ーく , '´ \ / /, ヽ、 ヽ i 、 ( `、ヽ }リ il (jり ノ , ヽ ヽノ Y' , リ ノ / , イ 、、 }li il ! リ }((,イ 〃 , / { {{ r(_ノノ ノ人_ノノ〃_,イリ` }! t {、 い.ヽ.__トこ._'⌒ー-,r_ニ.´^tフ,.イt 彳 /〃 {{下、.‐'フfrrヘ` i '{kタk {{ ヽ',.イ いヽ_ハ. いヾ:ェタ. l ^'宀'´ !ラく小{ `爪_ ゝくヘ ´^ | ,ハ.ノノノ ``ヽ._ゝベ、 _´_ /、(し´ `いr、\ ´ー ` ,.イゝー'´ ゞ-ク{ `丶 .__ _,/l!ト、 /:::l \ / l:::ヽ ,.イ::::::::::! /r:く_ l::::::l`ー- ._ _,.-'´:::::|::::::::::::!_,.-‐''_}::{_ ̄`ヽ:::!::::::::::::`ヽ、 ,.-'´、::::::::::::::!:::::::r'´::,r'´イ ´ト. ̄ヽ::/〉:::::::::|::::::ハ ,::::::::::::i::::::::::::`フ´ヽ'r'7:::l |::| 「`"、::::::::::::!:::/ /:i l::::::::::::::!::::::::::/:::::::::::::l.l::::| !:| |::::::::::ヽ::::::!:/:/:::::| l::::::::::::::::!:::::::::ヽ::::::::::::l:::::ト、 ,!::|.l::::::::::/:::::::!〃::::::::! !:::::::::::::::::!::::::::::::ヽ::::::::!_::ト、 ` ,l:::l:|:::::::/::::::::l/::::::::::::|
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>1さん乙です いきなりですが… 初期作品が大好きなんですが、その外のお薦め教えてください。ちなみに好きなのは、ポー>トーマ>>>>>秋の旅>半神>訪問者>11人>>>温室>アロイス>>>X+Y>>>>A-A'>城など。 あんまり感じないのはスターレッド、ゴールデンライラック。 読んだことないのはウは宇宙、マージナル、フラワーフェス、感謝知らず、ローマへの道、海のアリア、メッシュ、銀の△、残神、バルバラです。こんな私は次何から読めばいいかどなたかアドバイス下さい。
感謝知らずの男。特に表題作は絶対感動する。 オレとお前は好みが似てる。信じろ。
いやいや、私と好みが似てる。 だからマージナルとメッシュがお薦め。信じろ。
ポーが好きなら残った中ではウは宇宙のウが一番よいとおもふ。
7です。 8-10さん、即レスありがとうございます。気持ちの方向が同じ人がいると安心しますね。 とりあえず薦められたものは全て読んでみます。じーんと染みたらいいな。 過去スレ見て、バルバラ気になったんですがこれはどうでしょうか?質問ばかりですみません。
>7 「メッシュ」かな。映画みてるみたいなフランスの雰囲気に浸れます、 「残酷」は読み応えあるけど、重いし長い。でもファンなら必読。 「銀の三角」は難易度高いけどSFの最高傑作。「バルバラ」 はもうちょっと気楽に読める。「モザイクラセン」はファンタジー娯楽物。 「フラワーフェスティバル」はバレエ物萩尾プラスアルファなものが楽しめます。 短編だと、「ラーギニー」「酔夢」「偽王」など傑作もあります。 「マージナル」は個人的にラストが弱かったかなと思う。「アリア」もイマイチ。
バルバラは今現在自分の生きがいだが 未完なので人に勧めていいかどうかはわからない。 個人的には連載二回目の感動が今のところ最高なのだが 今月は最後に謎の美青年が出たことでもあるし今後に 期待している。
15 :
花と名無しさん :04/10/16 04:27:12 ID:/NcCuXpD
じーんと染みるなら「ローマ」はすごく染みるよ。 自分は「トーマ」の次に泣いた。 「感謝しらず」の主人公が「ローマ」に脇で出てるよ。
「バルバラ」は遺伝子治療とか近未来の世界に先端の科学を入れて描いてるから やっぱり今が旬だと思うな。コンピュータの仮想世界って10年くらい前じゃ 取り入れてなかっただろう、今の感覚だと思うし。 それよりなにより25年(げー!そんなに経つ)位前の「スターレッド」の頃と 全然創作力が衰えてないのが凄い。ちょっと冗長にはなったと感じるけど。
1さん乙です。
>>7 「秋の旅」が「半神」より上とは意外なり。
女の子が主人公ですが「白い鳥になった少女」を敢えて薦めてみます。
7さんがダメなのは「この娘うります!」かな?(私は好きですが)
皆様レスありがとうございます。 とにかくまず手をつけるべきなんでしょうね。 短篇は大体読んでいると思います(特に初期)。全く手をつけていないのがバレエもの。 私が好きな話に共通してるのはたぶん優しくて切ない感動だと思ってるので、あまりに進化した話についていけるか不安です。路線は違っても根底で秋の旅や訪問者のような趣のものが無いか探してみようと思います。
「秋の旅」って初期の中では最高傑作だと思う。
OPとEDのナレーションが・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
>>7 次読むなら「ウは宇宙船のウ」あたりがいいんじゃないかな?
「僕の地下室においで」なんかあのジワジワくるスリルがたまらん。
バルバラもミステリとSFが混ざった感じで面白いよ。所々に出てくるグロテスクさがいい味出してる。
初期作品は全部読んだのかな? アメリカンパイ、マリーン、あたり泣ける。 聖霊狩り、赤っけのいとこ、モトちゃんあたりのコメディもおすすめ。
「キャベツ畑の遺産相続人」、「3月うさぎが集団で」、「ミーア」とかの初期のどたばた コメディもなかなか冴えてる。「この娘売ります!」もコメディセンスが味わえる。 「かわいそうなママ」とか「あそび玉(まぼろしの名作?)」みたいな 異質な作品もいい。
マリーン…何度読んでも涙がジワーッ ミーア…かわいい!かわいい!かわいい! 優しくて切ない感動といえばメッシュ?モンマルトル行ってみたいとムショ ーに思った。 ところで、初期と中期ってはっきりした線引きあるのでしょうか?この作品 までが初期。のようなー(ヌケサクな質問すみま孫)
>>22 私はおおまかにポー以前、以後で考えていました。
「すきとおった銀の髪」よりも前に発表されたものが初期、
それ以降が中期といった感じで。
ポー自体に、初期と中期、後期がありそうな
絵柄の変遷でつが…
「キャベツ畑の遺産相続人」って、今も手に入れられます?新品で。 どの作品集に入ってるのだろうか。
妙に この娘うります! が好きなんだよね
絵柄が急に変わった「ゴールデンライラック」「ウは宇宙船のウ」1977,8年 あたりを勝手に中期以降としてる。
『秋の旅』って読んだことあったかなあ・・ どんな話でしたっけ? おしえてもらえるとありがたいです。
29 :
22 :04/10/16 20:24:42 ID:???
>25 ども。作品一覧プリントアウトしてしまいました。 >27 よく考えると、現在進行形なわけですから、「中期」 という表現にすると、微妙に後ろにスライドしてきて てもおかしくないですね。 「オサムシ期」「繊細描線期」「グロ期」 …表現ダサッ<自分 偉大な漫画家なので後世ではステキな表現ができて るかもですね。
優しくて切ない感動がすきな人は「感謝知らずの男」のなかの 「狂おしい月星」は絶対読むべきだと思う。
>25さん、ありがとうございます。 「帰ってくる子」は未読でした。絶対探します!
32 :
28 :04/10/16 21:57:51 ID:???
作品一覧を見て、秋の旅のあらすじ分かりました。 読んだことありました、せつない話だったな。
一時期のバレエ物が結構好き。芸術論じゃなくて生活しているプロと してのダンサー達が。私は二枚目だけど間抜けなオリバーと過去引きずり まくのりローズマリィの話がお気にだす。
メドゥーラ!!姫君!!
いいねぇ(笑 いわれてみたいよ、姫君って。
感動的なシーンなんだけど…あのあと二人とも我に返って、コソコソと 空港を後にしたりしたんだろうか、と思うと笑えてしまう。 注目のダンサー同士なんだし、写真なんかも撮られてたかもね。 同じ「青い鳥」に収録されてた「ジュリエットの恋人」で、オリバーが 「いいなー独身は」ってつぶやいてたってことは、あの後正式に 結婚したってことだわな。
7=18です。皆様の意見を参考に、まず「感謝知らずの男」「マージナル」「ローマへの道」あたりから読んでみます。 それと、どうしても「湖畔にて」が読みたいのですが、どの文庫にも収録されていないのでしょうか…。
「湖畔にて」は見るとわかるけど版形が正方形の 絵物語なので文庫には向かない気がする。 「ストロベリーフィールズ」は復刊交渉中なんじゃなかったかな。 気長に待て。
39 :
花と名無しさん :04/10/17 15:55:59 ID:wE+ZBIh8
「湖畔にて」は萩尾さんが気に入ってないという話を聞いたことがある。 オスカーが凄く人気があったのでつい描いてしまったけど、描かなきゃよかった、みたいな。 だから私見だけど「ストロベリーフィールズ」は復刊しないかも、と思って古本で買った。 Yahoo!のオークションなんかでたまに見るよ。
39の真偽はともかくエーリク視点の話だしオスカーのために描いたって感じじゃないから そう思うのは不思議だな。
「湖畔にて」 イラストと詩みたいな文が凄いいいよ。2色だけど、感じさせない奥行きがある。 もし本当だったらなんで気に入らないのかわからん。
42 :
花と名無しさん :04/10/17 20:21:14 ID:attEshYz
オスカーがユーリに会いに行ったという部分が。
湖畔にて 突然オスカーがやってきた時のエーリクの、 『窓から飛び降りたい』って台詞が大好き。 これ以上ないってくらいエーリクの嬉しい気持ちを現してると思う。 オスカーもいいこと言うんだよね。 今の僕達は雨のあとの草のように成長してる時期で・・とかなんとか。 手元にないのでだいぶあやふや、ごめんなさい。
義父とのほとんど会話もなくマターリ過ごす感じがいいな… 普通の漫画じゃできないような。 エーリクが夜中星が振ってくるような夜があるとか、感覚的に漫画だと 表しにくいけど絵本だから際立ってる情感みたいなのが凄くいい。
45 :
花と名無しさん :04/10/17 22:09:38 ID:SYP5qnp0
オスカーは「今が一番重いんだ」って思想で、エーリクは「昨日が恋しい」って言い続ける。 「何もかも取り戻せる」って言う義父は「ポー〜」のマドンナを連想させる。 結局オズワルドはマドンナの言うとおり何もかも取り戻したんだろうか。 取り戻したんならあんな遺書書かないよな・・・。
>>45 オズワルドはグレンスミスと同じ心境だったんだろうな。
家庭円満で幸せだけどどこか取り残された感じで、バンパネラたちのことが忘れられない・・・
ましてやそれが血の繋がった弟妹だったんだから尚更だろうなぁ。
「ストロベリーフィールズ」「少年よ」「エトランゼ」は 家の奥にしまってあって、今でも恥ずかしくて読めない、聴けない、 当時は夢中だったのに、年をとったものです。
バルバラ、今日まとめて読みました。 絵のタッチが戻ってることに感動。(残神は未読) 各章の表紙も華やかで少女マンガしてて、一話の子供たちの愛らしいこと。 初めて読んだ萩尾漫画「メリーベルと銀のバラ」を思いだしました。
野田秀樹の「半神」見てから、前評判の高かった「半神」読んでみたけど、 期待が大きすぎたせいか、あまり感動はなかった。 素人だから、あれだけの話を16ページに収めるすごさが分からなかったとか、 野田「半神」の方であらかたのストーリーが頭に入っちゃてたってのもあるかもしれないけど。 野田「半神」で感動したのは「霧笛」からの引用部分だったなー。 霧笛は原作の方も持ってるけど、野田「半神」で引用されてるのは萩尾「霧笛」のセリフだった。 萩尾「霧笛」の方は大西尹明訳よりずっとリズム感豊かで朗読しやすいんだよね。 恥ずかしいけど何度も口に出して朗読してしまったYO・・・。 ・・・むかし ある日 男がひとりやってきて その岬の 波のどよめく 陽のささぬ 浜辺に立って こういった・・・
>>49 ワロタw
なにをかというと、「野田阪神」という駅があるのだw
連呼されるとつい思い出してしもたヨw
えー。野田阪神,野田阪神でございます。 お降りのお客様は,お手荷物などお忘れなきよう,お気をつけて(ry
まあセリフのリズム感云々は禿げ同だがね。 私も半神のDVD見る時は萩尾「ウは宇宙船のウ」を手元に置いて見るから。 最後のやってくる,やってくる!あたりで感動してええ感じ。
あれだろ,「オレはぁ,我と我が身を,一つの」 「はい,その下町みたいなのやめて」
何日か前、萩尾さんが写真は無いけど雑誌に載っていたと、どなたか 仰ってましたよね?週刊文春でしたっけ? このスレじゃなかったかな?
935 :花と名無しさん :04/10/14 12:43:10 ID:??? 今週の週刊朝日に萩尾さん載ってる。 「団塊の女たち」というルポで表紙にも目次にも名前ないけど。 ちょっと前ここで話題になってた家族の話です。 これでしょ、見なかったが。
前スレ935さんのおかげで私も週刊朝日読みました。 新聞にも電車の吊り広告にも出ないから見逃すところでした。 まとまってていい記事でしたが萩尾さんに関する記事を 追ってきた人たちにとっては要約といったところ。 お父さんの言葉も、選集の赤い本のあとがきに書いてあったよね。
55です。 あ、ありがとうございました。もう前スレの話だったのね。 間違って文春を買ってしまった・・・鬱。
>49.54 暗唱、自分もやってましたw。 気持ちいいんですよね、あれ。 53さんのおかげでDVDの存在を知りましたーうれしい!
既出だったらすみません。 今売ってるバイラ(11月号かな)の漫画の紹介ページに トーマが載ってます、半ページほど。 バイラの表紙は深津絵里さんです! もちろんトーマのことには触れてないけど。
メドゥーラ!姫君 のシーンは、「笑う場面じゃないけど笑っちゃった場面」にあがっていた ……実は気持ち分かる
いや〜あの場面は萩尾さん狙っていたんじゃないかな?笑い。 オリバーのまぬけっぷりと真剣さが入った場面だから。 でもすきだオリバー。
まぁ恋人同士で盛り上がってる場面て、端から第三者が見てたら だいたいそういうもんじゃないでしょうかw その辺をねらってうまく描いてると思た。
お花達の発売コミクス予定って全然更新されないんですね。 バルバラ3巻は来年1月くらいに発売でしょうか。早く続き読みたいよぅ
エドガーの言葉使いも時々笑ってしまう
以前皆様に色々とお薦め作品を紹介してもらった>7です。 『ローマへの道』『感謝知らずの男』『ウは宇宙のウ』読みました。どれも気に入りました。バレエものもいいですね〜。 特にローマへの道は、泣きました。ウは宇宙のウは、読めば読むほど味が出そうなのでもう少し読み込みます。 次は『マージナル』だ!
>>67 おお、マージナルに行き着きましたね!
面白いっすよー。読んだら感想きかせてください。
69 :
15 :04/10/23 09:51:35 ID:???
「ローマへの道」は本当に泣けますね。後味の良さも好きです。 「ローマへの道」と「感謝知らずの男」を読んでバレエがもっと好きになりました。 「マージナル」楽しみですね。
銀△を最高と言うのが通の選択というのは共通認識のようだが、(;´Д`) ブラッドベリ好きなのでどうしてもウは宇宙船のウの評価が上がっちゃう。 原作つきのマンガって叩かれること多いけど、 ある意味そのマンガ家の普段の作品とは一線を画すという意味で好き。 浦澤直樹でもMASTERキートンよいし。
『小鳥の巣』はじめて読んで、ハマりました。 ポーシリーズで一番読みやすかったです。 ギムナジウムが舞台のせいかな。 キリアンは、母親が亡くなり父親は生死不明、 そして下級生が死んだのは自分が原因だと思っているなんて、 オスカーの境遇とユーリの苦悩を併せ持った男の子だなと思いました。 せつなくなりました。救われて欲しいです。 >67・69 ローマへの道、私も好きです。 後味がいい話って安心します。 感謝知らずは読んだことないので次読んでみたいです。
小鳥の巣のラスト、未来でキリアンの血を引くと思われる少女が ちいさいカットで出ているけど、描かれては無いですよね?
ここではあまり評判よくないけど、 「スターレッド」読み返したら結構面白かった。 確かにグダグダ気味で消化不良だけど、 もうちょっと長く描けたらもっと良くなっただろうに。 ちょっと残念。
「スターレッド」」ラスト乱暴だったけど、面白い。昔岩館真理子さんも 好きだと言ってたよ。(ブーケのコメントに出てた) あまりに急に終わり過ぎだよね。アンケートが良くなかったのかな? 原作付きだけど「百億の昼と千億の夜」の描写力は凄いと思う。 宇宙の無限の感覚をあれほどリアル描ける人はいない気がする。
古本屋で「ポーの一族」を5巻までゲトしたんですが これは5巻で終わりなんでしょうか?続きあるんでしょうか? 番外編とか、教えて下さい
自分で調べたほうが早いんじゃないかと思うが。 一応答えておくと5巻で終わり。 続きに関して、キリアン関連が書かれるかもと言われ、 出版社もトーマみたいにこれで完結と書かなかったので、期待してる人も多かったが 作者は「どうしよう、私責任取れない。」などと発言しているので多分書かれないかと。 なにより絵柄がこの頃とは全然違うので普通にモムーリ!o(゚Д゚)っ
>>77 すみません、ありがとうございました。
>作者は「どうしよう、私責任取れない。」などと発言している
ここなんか笑いました。
>76 「とってもしあわせもとちゃん」というギャグマンガにエドガーが友情出演 してるがただし、外見もキャラもコメディバージョンになってるが。 エドガーが今の絵柄だとエズラの若い頃みたいになってるのかな? 技術的には今の絵柄の方が優れてるけど、ポーの独特のムードはあの頃の モー様ならではと思うので続編はやっぱりヤダ! エディスでももう微妙に絵柄が変わってるなぁと感じた。あれがやっぱり限界だったのかな。 訪問者もいい作品だけど、ユーリが… … …。過去の傑作はそのままにしておいて 欲しい…。
>>79 禿同。
過去の傑作はいじらないでほしい。
訪問者のユーリを見たときはびっくりしたよ。話は好きだけど・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
この前の夜話で「吸血鬼の話をまた描くかも」って言ってたけど
ポーの続編だけは勘弁。
木原敏江の「銀河荘なの!」にもエドガーとアランが友情出演してるな。 既出だと思うが。
あれにはたくさんエキストラが出てる。名香キャラや大島キャラも。
いわゆる24年組さんたちだろうけど、名香さんも? もちっと若いとおもてたが。
中さんは24年組じゃないよ。掲載誌の関係で、缶詰になった旅館が一緒だったとか では無いの?
有閑倶楽部の1巻を懐かしく読んでたら名香さんがエキストラかいてた。
86 :
花と名無しさん :04/10/24 18:57:12 ID:IK0709uo
訪問者のユーリ。 「彼入学した頃には目立たなかったんだよ」という上級生の言葉をそのままに描かれたんじゃ?
?????
訪問者のユーリがなぜ。・゚・(ノД`)・゚・。なのか本気で分からないのですが… 違和感無く読んでたんで。
ちょい役だし、さして気にならなかったよ自分も むしろ未だ、訪問者のオスカーの肉体・顔が違和感 あのあたりの絵が萩尾さんの絵だと一番嫌いだなー 銀△あたりになると線が繊細で好きだけど
>>88 絵のタッチが変わったユーリが。・゚・(ノД`)・゚・。ってことでは?
過去スレにも訪問者の話は好きだけど絵がダメって人結構いたし。
私は、一週間とか、はるかな国の花や小鳥の頃が一番好きだなあ。 苦手なのは11人いるのころ。
エディスの頃の絵が一番好きな漏れは駄目でつか?
あたいもエディスの頃の絵が一番好きだからダメ仲間かも。
94 :
花と名無しさん :04/10/24 21:22:13 ID:2nBr05Ls
スイマセン。 最初に「ポー」とか「トーマ」を読んでたら先生にはまらなかった者です。 ポストモダンの頃、だから「メッシュ」から読んだんですけど「マージナル」 良かったです。(アシジンの岩屋に住みたい) いちばん好きなのは「霧笛」で何度読んでも泣ける・・・。 次は「ローマへの道」が好きなんですが、モー様ファンとして異端かなと 思っていたので他の方のレスに驚きました。 絵のタッチが変わるたびに私には良いと思えてしまうのでやっぱ バルバラ毎月楽しみでじゅうなん年ぶりにマンガ雑誌を定期購読。
訪問者のユーリ びっくりってほどではないけど、 もう少しかっこよく描いてくれよって思った。 目がちっちゃいですよね。
萩尾さん位のキャリアになれば絵も時代と共に変化するし、それによってファンの好みが分かれるのもまた当然だから異端とかは無いんじゃないかな。 絵はかなり違うけど、いつも丁寧で真剣に作品を作り続けている姿勢が変わらないのがすごい!どれも好き。
「恐るべき子供たち」のあたりが猛烈に苦手だった。 眉毛が怖くて。 でも絵柄を故意に変えるってことは役者の役作りと同じでより作品の質を 高めるために必要なことなのかもしれん。 今はもう安定してるように見えるけどまたがらっと絵柄が変わる可能性も あるかもね。
今日初めて「アメリカン・パイ」と「あぶない丘の家」を読みますた。 「アメリカン・パイ」はまさに傑作集!だったけど、 「あぶない丘の家」は・・・最後の「あぶない未来少年」以外は??な内容だった。 萩尾作品でこんな感想は初めてだけど、 この人にも駄作はあると分かってちょっと親近感がもてたかも。 あと未読なのは「海のアリア」と「モザイク・ラセン」と「ケーキ ケーキ ケーキ」、 「恐るべき子どもたち」、「感謝知らずの男」、「完全犯罪」。 まだいっぱいあるなーどれから読もう(;´д`)
完全犯罪も駄作だぞ。
「ケーキ ケーキ ケーキ」はすごく可愛いですよ。 ケーキの描写が上手くて無性にケーキが食べたくなります。 自分は元ケーキ職人なんですが辛い時に読んでバイブルにしてました。
>>100 本職の方から見て、あの作品はどうですか?
かなり下調べして書いてるんだろなと素人ながらに思ったんですが。
絵で言うと「ピカデリー」の頃が一番好きかな。 「ゴールデン ライラック」の絵柄がどうも苦手で発表当時辛かったけれど、 今になって読み返してみると、ヒロインの厚かましいまでの強さに、 あの線の太さは合っているような気がする。(笑) だけど、ブラッドべり漫画化は、正直もう少し前の「百億千億」以前に やって欲しかったよ。
11人いる!でファンになったので、いまだに絵もストーリーもこの作品が一番好き。 だからこそ、続編(東の地平〜)は、絵がまるまっこくなっちゃってて残念だった。 ストーリーも、読む時の期待がでかかったぶん、 4世が死んだり、フロルが妙に馬鹿っぽかったりしてがっかりしたなあ。 ま、続編なかったらないで寂しいもんだけどw
>>103 続編のフォースかっちょ良くて萌え萌えだったのに・・・
火消しのかたも好きでした。
最初の11人のフォースはいかにも腰ぎんちゃくっぽくて好きだったな。 続編でおもいきりシリアスな役になってて驚いた。
106 :
98 :04/10/25 03:16:33 ID:???
>>100 さんに薦めてもらったので、「ケーキ ケーキ ケーキ」から読むことにします。
後、「感謝知らずの男」もバレエの話だそうなのでよさげかな・・・。
基本的に評判のよいやつから読んできたから、
「海のアリア」とか「完全犯罪」とか「モザイク・ラセン」とかちょっと不安だー(´・ω・`)
その3つの中ではモザイク・ラセンが一番好きだなぁ。
>>106 「感謝知らずの男」は「ローマの道」のレイ?のお話ですよ。
バレエというより、人間関係の話だと思う。共感する所もあり面白かった。
自分的に 「海のアリア」「あぶない丘の家」「完全犯罪」「天使の擬態」 は駄作
「ケーキ ケーキ ケーキ」は古くてイマイチだよ 「感謝知らずの男」は面白く読めました。 「恐るべき子どもたち」はけっこういいと思うのですが好みが分かれそう・・ 「海のアリア」も手元に文庫を残すほどではなかったけど それなりに楽しく読めました。ハズレというほどではないと思います。
「メッシュ」のムードが好き。鈍色の空のパリのイメージとか。 ミロンの故郷の閉鎖的な感じとか。最後の余韻を残した終わり方なんか ちょい複雑でおされよん。
「完全犯罪」は当時急激に甲斐バンドにハマった先生が、 いかに自分の好きなままにラブレターを書いたかを客観的に見るには それなりに楽しめると思いまつ。 いうなれば同人漫画を商業誌で発表したようなもので。 甲斐バンドの知識があると小ネタに笑えるけど、 そのために知識を得ることをわざわざお勧めはできません。 (はっきり言って落ち目だし今では入手困難物も多い)
>109 同志 海のアリア嫌いじゃないけど、あまりにイキアタリバッタリ 結局本人アベル死んだぞ、と マリサの声が戻るまでかなりよかっただけに、後半ため息をついた
「ケーキ ケーキ ケーキ」は今見ると思いっきり古く見えるけど 恋愛マンガ全盛当時はかなり画期的だったんじゃないかな。 男性ファンも多いしね。 自分の進む道に一途に進んでいく主人公って当時の萩尾さんにも重なる。
>>109 自分もその作品はあまり好きではないけれど。
「駄作」と切り捨てるのは引っかかる。
それなりにおもしろいし。
単に、自分の嗜好・指向に合わなかっただけ、と思っている。
「あぶない丘の家」擁護。 少なくとも真比古・アズ兄ちゃん・エヒメの最初の話は大好き。 あの今まで信じていた家族が虚構だったという、何を頼ればいいのかわからない、不安定な感覚がイイ!! でマヒコが平然と受け入れてたり、リーコの姉ちゃん静香さんが不気味だけど頼りがいがあったりしていい。 源平編も未来少年編もとってつけた感じはあるけど、 あのマヒコ・アズ・リーコ・静香姉さんがもったいないので、 何でもいいからあの人たちが見たかったから、いい。---ここまでは、わたしの趣味ね。 でも、家族と友人が、自明のものではなくて、その存在に確固とした根拠なんてものはないのだ、 義経・頼朝だって、兄弟という言葉にどれほどの意味があるのか、二人各々の立場からは、記憶も意味も違う。 幻想や虚構であることが家族の絆を損なうわけではないにしても、それほど家族って確かなものではない、 たよりない記憶と感情で形作られた一時的な人間関係でしかない。 しかし、その関係のなかに、愛は存在できるんですよね。 と、三話通してみると、ひょっとしたら萩尾先生、小さい時からこだわっていたテーマの一つが、 新しい媒体に試行錯誤的に表れた、興味深い作品、と読めない?
>>116 もちつけ。人それぞれなんだから。
私は「恐るべき〜」や「ゴールデン〜」がここでは評判悪いけど結構好きだ。特に「ゴールデン〜」
最初絵柄が受け付けなかったけど読み返してみると味わい深くて面白い。
逆に「モザイク・ラセン」が駄目だった。
描きたいことをたくさん詰め込みすぎて結局消化し切れなかった感じ。
十人十色だね。私は「トーマの心臓」があまり好きじゃなかったなあ… 萩尾さんの代表作だし、少女漫画の最高傑作って思っている人も多いだろうけど なぜかあまり好きになれなかった。私みたいな人いるかな?
119 :
花と名無しさん :04/10/25 16:15:58 ID:RVIG++84
「トーマ〜」は好きな作品。心理描写が繊細に描かれているのが凄い。 ただ、「なんだかな〜・・・。」って所はあるにはある。 読み通してみるとテーマもラストも附に落ちなかった。萩尾さんの作品に対する説明を読んだら余計に。 例えば前スレで読んだんだけど、ある映画で自殺する男の子が可愛そうで、その子を救う作品を描こうと思ったとか。 そりゃ万人を納得させる作品にならないわ、と思ってしまった。 で、118さんはどこがあまり好きじゃなかったんですの?
トーマは私もよくわからない。ポーは大好きなんだけど。 冒頭のトーマの自殺も、その後明かされる 自殺の理由にも、納得出来なかったからだと思う。 エーリクとトーマがそっくりと言われても、髪型が違うので そんな似てると思わなかったし。 エーリクは好きなんだけどね。似たタイプのアベルも好きさっ。
上のほうにも出てるけど、ゴールデン・ライラック私も好きだ。 フランス映画を見たような読後感がたまらん。(舞台はイギリスだけどw)
「あぶない丘の家」萩尾さんぽくないけどけっこうすきです。
>100の元ケーキ職人さんへ 私も知りたい。 元ケーキ職人さんとして舞台裏からみた感想など さしつかえなければ教えてくだされ。
あぶない丘の家、作品としてみた時は個人的にいまいちなんだけど 頼朝、義経の兄弟の確執の描き方は好きだな。
>119 まず同性愛描写に違和感があったんです。 当時のヨーロッパなら当然なのかもしれないけど 日本だったら女の子に夢中になる年頃じゃないですか。 トーマの手紙もなんか詩人が書いたような崇高な感じで13歳が書くような 文章じゃないな、と思いました。トーマ文才ありすぎ… サイフリートのリンチも下手すりゃ大怪我ものだし… ポーや他の作品のようにSFっぽい作品だったらわかるのですが、現実的な作品で 現実感があまりない、と感じてしまったんだと思います。
すいません、125=118です。
>115 >「海のアリア」「あぶない丘の家」「完全犯罪」「天使の擬態」 特に萩尾さんが描きたい物があると感じなかったんだよね。 もちろんそれなりに読めるようには書かれてるし、好き好きは人それぞれだし、 マニアの脳内蘊蓄だけど勘弁して。 「海のアリア」は読んで愕然としました。萩尾さんでもこういう作品があるんだと ちょっと安心したくらい。 「あぶない丘の家」コメディを目指したんだと思うけど、からぶりというか、 ずっと重いシリアスの作品を描きつづけて作風はいきなり変えられるものじゃ ないんだなと思った。さぶすぎ。 「完全犯罪」歌を参考に漫画を描いてみました。 「天使の擬態」若い女性を描こうとしてるけど、中絶を引きずってるって 一昔前の感覚。古すぎ(w 「ケーキ×3」それなりにマターリ楽しめると思うが、萩尾さんならではの 作品というよりなかよしに無理矢理描かせられたっぽい。 トーマは分からない人結構いるよね。漫画にしては内省的すぎるんだよね。 私も始め読んだ時よくわからなかったし。
あぶない未来少年は好きだなぁ。泣いた。
>>125 119さんではないのですが
>まず同性愛描写に違和感があったんです。
>当時のヨーロッパなら当然なのかもしれないけど
>日本だったら女の子に夢中になる年頃じゃないですか。
そんなこともないと思います。
日本でも、全寮制の男子校なら同性に興味を持つ可能性は高いと
思いますよ。ちょうど二次性長が始まる頃に周りに男性ばかりいて、
そこに魅力的な人がいたら恋愛感情(ただの恋慕か、本当の恋愛か
は別としても)を抱く可能性は少なくないと思います。
それに日本は明治以前まで同性愛に寛容な国でした。
衆道とかですね。男性しかいない仏道では若い男僧同士のラブレターなんかも
たくさん見つかっています。今の日本でも男子校には同性愛の方は普通にいる
ようです。だから「日本では」というのは少し違うと思います。
>トーマの手紙もなんか詩人が書いたような崇高な感じで13歳が書くような
>文章じゃないな、と思いました。トーマ文才ありすぎ…
この場合は今の日本の13歳では難しいでしょうね。
でも昔の高等教育を受けていた層の人間は、13歳でも高尚な文を読みこなし
使えていたのだと思います。
って長々書きましたが、私がトーマの心臓をそういう点で違和感無く読めたのは
20歳近くになってから読んだからでしょうねw
しかしテーマが腑に落ちないという点では違和感を抱いています。
好きな作品ですけどね。長文且つ駄文、失礼いたしました。
トーマの自分の好きな人のために命まで投げ出せるというところが凄い。 家族や恋人でもない人のために普通は出来ないと思う。そこが違和感を感じる。
トーマもうちょっと命を大切にしろよ… 残された家族や友人達のことも考えて…
>127 あんた何様だ・・という感想があたまをよぎった
登場人物に違和感があってもいいよ、 そういう中で物語が動いていくんだから。 皆が 「いるいるそういう人」「ご近所物語」 じゃ面白くないじゃん。
非現実の中にふっと現実感が見えるから面白い
トーマは文学として読んでくれ。
>>132 ハゲドー
>>127 >中絶を引きずってるって一昔前の感覚。古すぎ(w
それは古いとか新しいって問題じゃないだろ。
132と同じ考えが頭をよ(ry
137 :
129 :04/10/26 10:12:07 ID:???
Σ(゚д゚ ) 腑に落ちないという点では違和感を抱いていますって文、変だ・・・ というか全体的に変 徹夜してる合間に長文レスなんて書いたりするもんじゃないですね さーて寝よう
トーマは、 同じ顔をしているとか、性がないこと=少年使い とか、あれは現実的に捉えるんじゃなく、 手法に近い罠。 萩尾さんは「いるいるそういう人」を描くというより、 ポー・トーマ期は、現実にある問題を内在・昇華した理想世界の人々の物語を描いていた気がする リアルだけどアンリアル 現実ではトーマの心臓のようにはいかない 同性愛もああじゃないし、寄宿舎もそうじゃないし、顔が同じでもああじゃない でも、そういう風だと仮定した世界であるから、現実の世界では見えない現実の真理を 描くことも出来るんでないかな。 マージナルなんかもそうだと思う
フィクションにおけるリアリティって 「現実的」っていう意味じゃなくて その作品世界にいかに自分の心を置いてこれるかだと思う。 だからト−マの心臓に違和感持った人にはリアルじゃないし 作品読んで感情移入出来た人にとってはリアリティある作品ってことじゃないかな。
トーマは精神的で観念的な作品であってフィジカルな同性愛を描いたものではない。 行間を読むような文芸作品をマンガで表現したようなもの。
ただまあそれでも、ある種普遍的なポーと違って、 トーマは偏っているというか、そういう部分もあるからねぇ 自分、ただひとつポーに思うのは、 ポーでアランがキリアンを誘惑・キスをするけれど、 ポーにはああいう直接的な同性愛的な要素はなくてもよかったんじゃないかと思う エドガーとアランの関係は決して恋愛とかじゃないし、精神愛の描写であるのは 分かるだけに、 わざわざホモエッセンスを持ってこなくてもなー、と思ってしまった あのシーンが特別後をひかないだけに
私もポーのあの話しだけはトーマっぽくてあまり好きじゃない。 トーマの世界あまりはいりこめない。
そういうのもひっくるめて好きなファンもいるんだから入り込めない人は別にいい。 日記はチラシの裏にでも(ry
そんなこと言ったら全てチラシの裏に書けよ・・ということになるのでは?
じつは私、ポーやトーマなど初期の萩尾作品はほとんど読んでいない。 一番始めによんだのは「11人いる!」だ・・・なぜなら あのNHKの迷作実写を見て・・・どんなおもろい作品かと。 こんな邪道な入り方をしてもファンのつもりですた。
イグアナの娘の文庫が一番初めに読んだ萩尾作品です。 その後初期のもの、SFもの、バレエもの、心理ものとほぼ全作品 読みましたが、ローマへの道やイグアナに入ってた短編などが 一番好きです。マージナルやメッシュ、ポーも好きだけど 新しい作品に魅かれます。残酷な神が支配する、バルバラすごく好きです。 昔からの萩尾さんのファンは今の作品群と昔の作品群、どちらの方が より好みなんでしょうか?
>>146 やはり感受性の強い時期に読んでショックを受けたポーやトーマが格段に好きですね。
最近の作品もすごく好きですが中学高校の頃に接して感動した作品は自分の中では
別格です。
初期も中期も後期もそれぞれ良いところがあるよね。 私は今の作品も昔の作品も好きかな。 萩尾さん程昔から第一線で活躍していて今だにその実力が衰えないのは 本当に凄い。手塚治虫を越えたと思う。
私はやっぱり初期作品が好きかな。特にポーのメリーベルと銀のばらなんかは、一つ一つのコマが絵本とか絵画みたいで、大好き。 日光や影の描き方や水の感じもすごく質感があって、あったかい。 今の絵も綺麗で繊細で好きだけど、逆に整いすぎて絵本のような温もりとかはあまり感じないかも。
>>141 アランが誘惑したのはマチアスじゃなかったっけ?
だね
152 :
141 :04/10/26 17:37:35 ID:???
おあ、失礼 なぜだ。びっくりした。 ……何故間違えたのかと小一時間(ry 自分は他の作品も好きだけど、 ポーがなければこんなにファンではなかったなー。 元々作品完成度は高い人だけど、ポーだけは、なんかまるで最初からそういう話があった ような、初めて読んだのにずっと前から知ってたような気がする、異様な完成度を感じる。 でもそんなわけはなくて、読み終えた時別の場所に連れていかれたような気分になった。 原風景とか、そういう部分に響くからかなあ…。 自分は小鳥の巣は大好きなんだけどね。 対してトーマとかは、疾走している感じがするというか、進行していく物語って感じ。 勿論好きだし素晴らしいけど、自分の中でポーは別格になってしまってる。 ポーがなければ、秀作の多い作家さんという認識しかなかったと思う。 「面白かった」「よかった」「感動した」で終わらない、「スゴー」という気分を与えてくれたのは、 萩尾さん作品だとポーと銀の△かなぁ。
153 :
146 :04/10/26 17:49:31 ID:???
お答えいただいた方有難うございます。 レスを読んでると私も中高生の頃にリアルタイムで触れていたかったなあ、と 切に想いました。読んでいく順番を間違えたような気がします。 ポーが一番最後でした…。でもポーはトーマ他、初期作品と違い、とても 読みやすく、絵も綺麗で買った日に3回読み直すほど吸引力がありました。 でも遅くても萩尾さんの漫画を食わず嫌いせずに読んでよかった。 実はあの絵が苦手でなかなか手が伸びなかったのです。 最近大島弓子さんの漫画も食わず嫌いしてたのですが読み始めました。 ファンタジーかと敬遠してたらとんでもなかったです。スレ違いすみません。
大島さんは一見ファンタジーだけど中身は哲学だからねー。 萩尾さんも大島さんも絵で損してるタイプと言えるか? どっちもファンなのでハードルを越えてきてくれる人がいるのはうれしい。
恥ずかしながら先日初めてポーを読んだ 「はるかな国の花や小鳥」が妙に好き そして文庫3巻まで読み終えてようやくエドガーアランポー に気付いたよ・・・
>>155 私も「はるかな〜」好きだ。
他の話に比べてエドガーが妙に人間くさいよね。
>>154 1行目の意味がわからん。
同じまな板に乗せるものじゃないのでは?>哲学とファンタジー
>>157 タン
わたしはなんとなくわかるよ。ふわふわしているけどさいごに真理が
でてくる・・・ってことかな?
>>154 タンの言っていること。
>152 トーマ その疾走感がすごく良かったりしますよね。 >154 >一見ファンタジーだけど中身は哲学 大島さん、この言葉に尽きますね! 最初絵だけ見たときは失敗したかなと思ったけど、 読み進めたら面白かったです、深くて。
>>157 同じまな板に乗せてるのではなく
絵柄で判断するとファンタジーだと思いきや、中身は哲学的真理を語っている。
萩尾さんも、大島さんも、幻想を広げる言葉を使うのが最高に巧い。 それから、絵。線の一本一本に叙情を篭めて、 樹に茂る草木、咲き過ぎた薔薇の花びら、 そういう植物の描き方を、最初に始めた人達だと思う。
というか優れたファンタジーは自ずと哲学につながるものだと思う。 本来のファンタジーはふわふわしたとかそんなものじゃないから・・・。 まー人によってはそういうイメージなんだろうけど(´Д`;)
>162 激しく禿げしく同意 大島さんかー リベルテが一番好きな自分は変だろうか
「つるばらつるばら」が好きだ>大島さん
そう言われればそうか。 まージャンル間に貴賎なし、ジャンル内に貴賎ありって事で。
貴賎はなくとも個々それぞれ趣味嗜好はある
ンな事当たり前じゃ
169 :
花と名無しさん :04/10/27 19:52:58 ID:+xeloxe3
「はるかな〜」 先にトーマを読んだせいか、何故かエリゼリとユーリが重なって見えた。 最終的に自閉してしまったところが似てるような気がした。 「ずるいよ、ユーリ。自分のことばかり考えて・・・。」と私は思った。
ユーリは最終的に自閉なんぞしてないが
171 :
花と名無しさん :04/10/27 20:52:13 ID:i/puzCX7
出家隠遁してしまったではないか。
出家隠遁と自閉は別物では? むしろユーリは今まで自閉してたのがオープンになったわけで。 それに彼はシュロッターベッツから逃げ出したわけじゃない。 だから隠遁というのも語弊あるような。
自閉とは違うと思うけど、萩尾さんはあのラストを逃げだって認めてたね。 そんでトーマ〜の「逃げなかった」版が残神だそうだ。
萩尾さんが逃げたの? ユーリは別に逃げてないよね。 立派な坊さんになって迷える子羊たちを救うんだよ。
物語としては成立しているけど、 構造としては逃げともとれるかもしれないよ 神のもとへ帰るという選択が、その場から去るということだったわけだから、 ユーリがその場に留まっても神とともにあることは出来なかったのか、という疑問は残る 自分を認め、現実を認めることが主軸なら、 今の現実の中でどうしていくか、という選択も道としてはあるんだからね どこにも行かず、戦い抜いたのが残神だろう 勿論ユーリは作品の中では「逃げた」という表現はされていないが、 形だけ見れば「苦しんだ現場を去ってしまった」わけだから
トーマはユーリを捕まえることに成功し、愛が成就したわけだ。 もちろん肉体は無いので究極のプラトニックだが。 まあもともと肉体的な愛を描く作品じゃないし逃げだとは思わないな。
でもまあ、なぜユーリが外に出ていく必要があったのかということを思うと… あのまま留まって、神と向き合い、皆との絆を深めていくという結論では 駄目だったのだろうか? 西洋の宗教観を知ってそうなったという話もあるが、 日本でそこまで宗教的な部分を突き詰める必要性は感じられないんだよね。 (第一宗教で言うなら、キリスト教は同性愛は駄目じゃなかった?) 皆さんは、なんでユーリが「去っていった」のだと思ってる?? ユーリの気持ちがどうこうというのじゃなく。 比べてしまえば、影響を受けたと見られるヘッセの多くの作品も、 その場での現実を受け止めた後は、別の場所へ旅立っていくことが多い。 世俗から離れたりもするし。 しかしその場合、神のもとへ帰るとか、新しいことをしたいとか、どうもユーリの旅立ちと 同じ風には捉えられなくて。 深みへ入っていくとか、峠を越えていくとかそういう印象があるから。 最終的に神を捨てた自分を受け入れて、神を自分に持つようなことも多いし、 「すべては自分の中にあるのだ」というものも多いし。
無限ループ来ますた(・∀・)!!
ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか 無限ループでもヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか あ〜〜ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないかヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか
しょうがないノダ 横にそれるが、スターレッドのシロワタ→コノワタの間違いってある? ビアンを百黒老に奪われた女が、「このコノワタを全部殺す!」って言うらしいんだけど、 自分のは直ってるのかシロワタなんだよね 笑うところじゃないのに〜スレで出てた
シロワタ コノワタ 子供の頃それで混乱した。
>177 本当に立ち直る話を描きたかったらユーリのその後からだよね。 オスカーの告白で立ち直るなんてあまりに楽観的すぎるし。。 インタビューでもユーリがどれだけ立ち直ったのか責任もてないとあるし、 トーマは良く出来てると思うけど、ユーリの旅立ちは上手く回避したという 感じはなんとなくある。 でも10年以上後に人間観察力を磨いて新たに「残酷」に至ったと思うと トーマの中途半端さも無駄ではなかったな。
>183 同意だな〜 なんだかんだ言ってトーマがこれだけ言われるのって、「ちと消化不良」の人がやっぱり 多いんだと思う 「納得は出来るけど、なんとなく…」っていうか 残酷は、徹底的に現実直視と現実に生きることをやったな、と思う シビアなことも、よくもまあここまでテンションを落とさずにと思う ループにも思える肉体的・精神的な暴力の嵐だけど、 結論、昇華にまで行くためには通らなければならないことだったんだろうな
>183 告白で立ち直ったのはいいと思う なんというかトーマの話のピークは自分の中では そこだった 後ダラっといってしまった印象
つーか、結局あの当時では、ユーリが実際にどこまでサイフリートに何をされたかを 描けなかったってのが大きいんじゃないの? 代替として、サイフリートを神として受け入れた事をユーリが罪として感じてる形にしたから 神と向き合うために神父になるという結末にせざるを得なかったんでは。 宗教的観念抜きにすると、あれだけでなんでそんなに自己嫌悪に苦しむのかわからなくなるよ。
作者が神様にバトンタッチした。
>186 結果的にサイフリートただの八角メガネだしな… カリスマ性も読者は見れず、 ユーリに手を出して放校されただけの人になっている… 計算高くて頭のいい男が、暴行発覚を想定出来なかったのか、とか、 そもそもなんでユーリを暴行するに至ったのかとか、 脳内補完は不可能ではないが、あまりに読者に委ねられてしまっていると思う 未消化はいろいろありますね
おいおい、みんなあれを描いた30年前の少女漫画界の当時と今の状況とでは
全く違うんだから。いつ打ち切りになってもおかしくない状況であれだけの
作品を世に送り出せただけでも奇跡だと思うべき。
>>179 昨日の「その時歴史が動いた」見ましたね?
そりゃそうだけどそういう都合を抜きにして 作品を見たって構わないだろ 常に作品に気をつかう必要はない気がする 習慣連載だった・現在とは違った・人気がなかった云々の事情を考慮すれば、 そりゃあ文句も何もないし、それを抜きにしても名作だけど、 30年経ったからこそ、それでも**は**だったね、って風なことも見えてくる 言われなくても皆、事情は分かってるさ
しかし今の小コミのありさまを見てると、過去の方がむしろバラエティに 富んだ作品が多くてやりやすかったんじゃないかと思われる。 大島弓子さんだってトーマより前に「罪と罰」みたいな漫画を描いてるし、 (あくまで)当時で「風木」のような漫画を掲載できたって割と柔軟な風潮 じゃなかったのかな。 トーマが打ち切りになりそうだったのは絵柄、話とも前半が地味だったせいで 人気がでたのは絵柄を華やかにした後半から(もちろん話の良さにも気付いた んだろうけど)
>177 宗教的なものを抜きにして普通に考えると、ユーリの精神的リハビリには オスカーやエーリクと一緒にいて友情に囲まれて過ごす方がずっと充実した生活が 送れるように思える。 神様との孤独な対話よりよっぽど癒しになる気がするけど。 シャロッターベッツじゃ神父になれなかったのか?
>192 自分も個人的には、考えてみればユーリはトーマを得たわけで… 結論とするなら、トーマの心は得た上で、現実の存在であるエーリクを受け入れ、 現実を生きることを選ぶのが普通考えつく道かな、と思う それがエーリクと離れて神父になります、って言われると、 ちょっと現実からは逸れていってしまう印象があるよ
194 :
花と名無しさん :04/10/28 16:47:36 ID:5b1D87+w
自閉っていうのが無理なら、自己完結しちゃってるんだよね、ユーリ。 トーマとエーリクを同一視してる部分にも問題があるし。 悩んでる姿は美しいんだけど・・・。 何度も読むと、単にプライドが高すぎて神父になっちゃったんじゃないかと思えてくる。 足を怪我して同情されたくないから引きこもってガリ勉して物理でトップを取った行動と同じことなんじゃ・・・。
そういう一見優等生だけど実は欠陥のある人間が描きたかったんじゃないのかな。 萩尾さん、11人のタダは優等生なので実はあまり好きじゃないと言ってたが タダだったら現実を切り開いて前向きに生きていけるタイプだよね。 例えばユーリの役をタダがやればここで文句を言ってる人たちは納得したのかもな。
>>191 トーマのリアル読者でしたが、毎週の扉絵原画のプレゼントがありました。
原画はハズレ続きでしたが、トーマ打ち切りの危機に先生みずから
「少コミの愛読者アンケートでトーマを推してください」と
はずれた人にもお願いのハガキをいただきました。
それで、だんだんアンケートにも上位に入るようになったと聞いてます。
また、連載途中でポーの単行本が初めて刊行され、そのあまりの人気に
編集部の対応が変わったとか…
このあたりのことは後にハッキリとエッセイで書いていますね。
もともと2〜3年の長期連載を考えていたそうなので、お話の完結まで
打ち切りにならなくてよかったです。
197 :
花と名無しさん :04/10/28 19:15:19 ID:uM7z0i1H
>195 例えばユーリの役をタダがやればここで文句を言ってる人たちは納得したのかもな。 う〜ん。違うと思う。ユーリが不完全な人間でも良いのですよ。納得のいく描き方なら。 私の場合ユーリの選択=トーマを美化して描いたことに問題があると思ってるのよ。 ユーリの苦悩はひたすら美しく描かれるんだけど、オスカーのはちょっと戯画っぽい。 ラストはトドメのようにユーリが電車で去る時の視線がエーリク(=トーマ)だけを見つめている。 ユーリの選択は正しいものとして描かれていて、何も得られないオスカーは、「第三の男」のホリーみたい。 結局、トーマの死を肯定することが動機として描かれたのがこの漫画。 オスカーがトーマへ向かうユーリを「邪魔」しても、 エーリクやアンテやバッカスや校長や運命がオスカーの目論見をはからずも阻んでいく展開。 でも、実際にはトーマよりオスカーの方法の方が正しいと私は思うのだ。 トーマを肯定するのには結構無理がある。エーリクとトーマは別人だし。 同一視させて読者を導くには無理がある。大方の読者もそう思ってるんじゃないのかな。 萩尾さんタダ好きじゃないのね。動きが少なくて描いてて楽しくないんだろうな。
198 :
花と名無しさん :04/10/28 19:18:35 ID:uM7z0i1H
↑訂正 ユーリの選択=トーマ ↓ ユーリとユーリとユーリの選択=トーマ
物語を終わらせる以上、 欠陥ある人間だから神父になったんだよという結論はよくわからん どんな人間を描いたにせよ、 あのラストはトラウマを乗り越えた一人の少年の未来を、作者が明確な意志を持って 示したラストのはずなんだよね。 だからこそイマイチ分からない。 こじつけや脳内補完は出来るが、「ああ、だからか」という納得はない。 なぜ、残ってエーリクやオスカーと過ごしながら、誠意を持って神と向き合えなかったのか。 なぜ、あの時萩尾さんはわざわざユーリを外に出させることにしたのか。 自分は正直、ヘッセの「旅立ち」のイメージを捉え損ねたのだろうか、とも 思える…
( ´Д`)見事な流れだな・・・
ユーリが不器用で欠陥があるから ラストも不器用な道になったのだ…というのは変だよ 普通の少女漫画で言えば、内気で顔もあげられない女の子が 好きな男が出来て、最後結局変わらなかったと言ってるようなもんだ ユーリが不器用なのだとしても、不器用ながら寄宿舎で人と接することも 出来るじゃーないか というかあのラストは人間性とはイマイチ無縁な気がする まあ、発展途中の物語というか、完璧ではない物語だと思う 一読者の個人的な感想とすれば、 宗教観はそんなに興味ないから、ユーリにはトーマの気持ちを受け入 れてもその呪縛から完全に解放されて欲しかったし、 またその上で、神様とは自分にとっては何なのか、自分なりの答えをみつけ ていくようにして欲しかったなぁ 神の世界に近づこうとするのではなく、現世 の仲間と歩いていって欲しかった。 勿論神父になったからと言って=現世を捨てたわけでもないけど、 神父になる、外へ出るっていうのは凄く物語の作りとして象徴的だから。 極端だけど残酷で言えばいつまでもジェルミがママに囚われていたら嫌だし まあ最初から宗教的にトーマは扱われてたのは分かってたことだけど。 個人的にはやるならもっと宗教描写(サイフリートの悪の本質)をするか、 あるいはトーマにもっと人間性を与えて欲しかった。
長過ぎる 3行で簡潔に書け
スレの流れ読まずに投下。 トーマの心臓はあれでベスト。 それ以上でもそれ以下でもない。 以上。
ジェルミは社会で生きていくラストがあったので、やはりユーリとは違う。 蜂を飼って、豆を育て、孤島で暮らしていくラストではなくてホッとした。 毎年、クリスマス前に沈み込む事があっても、トラウマが完全に消えなくても 人は多かれ少なかれ、何かを背負って生きていく。 現実の残酷さと、強さと、そうういった生を提示していたと思う。 「トーマ」のユーリが去っていくラストはあの時代の少女漫画という カテゴリー内では作者自身が逃げだと言ったとしても、あの形で終わるしかない とわたしは思う。終わってしまった漫画のその後は各自の妄想に過ぎないけども、 本当にユーリが神父になったかどうかなんて解らない事。 今はただ、自分の中でユーリやオスカーが教えてくれたことは一体なんなのか 考えていたい。願わくばトーマのような不測の事態があればw
ワタライは結局遊ばれたんだな。
トーマの心臓って漫画は、 結局、トーマ=どこかの場所で想いを抱いたまま死んでしまった少年 を 萩尾さんが救済しようとして描いた話だと思うよ。 トーマがユーリを想うあまりに死んでしまったのなら、 トーマがユーリをつかまえる、それ以外にハッピーエンドは有り得なくて そうして萩尾さんは、それだけがしたかったんだろうな。
現実なら暴力に等しいトーマの自殺行為が無償な愛情として強調される事が そもそも現実から隔離された少女漫画ならではの解釈。 ユーリが立ち直ることより、愛情が何かトーマの自殺を通して少女漫画で 表現したかったのかな。現実の人間そのものより、愛情の解釈に焦点をあててるから ユーリやサイフリートの描写までゆきとどかなかった。 人間を突き詰めたのが残酷ということかな。天国へ行ってしまうより、一緒に 落ちてってあげるイアンの方がよっぽどジェルミには救いだぞと。
抽象的な概念にこだわったトーマ 現実にこだわった残酷 って感じか
>なぜ、残ってエーリクやオスカーと過ごしながら、誠意を持って神と向き合えなかったのか。
結局トーマで不満持つ人はこの部分らしいが、別にシュロッターベッツにユーリを
縛り付ける必要も無いと思う。唐突かもしれないがいいじゃない、あのラスト。
>>206 全く同意。
そしてトーマで未消化だった現実に向き合う物語を残神で描いた。
残神から見たらトーマは確かに「逃げ」かもしれないが
トーマは206さんの言うテーマで描かれてる作品だからあれで良いと思っている。
「トーマの心臓」の主人公はあくまでトーマなんだと思う。
旅立ったのを納得している人たちは、「それでいい」と言うんだけど、 自分もそのラストでいいと思うんだけど、 じゃあ何で旅立つことになったの?と言われると、ワカラン 「ユーリが旅立ったのはなぜか」じゃなく 「萩尾さんがユーリをわざわざ外に出すことにしたのはなぜか」と思うと… だって凄くわざわざじゃない?
こだわりすぎ
旅立った方が話としての収まりはいいと思うけどね。 それに一応「愛の告白」をしあってる訳で、残った場合 その後の話がややこしくなる。
終わり方なら残酷の方がスカっとしたな 終わった、って感じがした ところで今月のバルバラ… うーむ。 話が入り組んでいて大変なのは分かるんだが、 吉田さんといい、話は進むんだけど必要な動きが省かれてる気がする…。
トーマはユーリを捕まえてユーリはトーマの気持ちを受け入れハッピーエンド。 オスカーもエーリクのユーリに失恋。 ラブストーリーとして見ればあのまま学校にいるのも野暮な話だ。 バルバラ気になるー
残酷って終わってるんだ… 近所の書店には単行本全然揃ってなくって忘れてました…
この際だから文庫で揃えてはどうか
>>210 いずれ、オスカーもエーリクもみんな外に出る。
ユーリは一足早く出ただけじゃないの?
神や対人関係に関する問題などもほぼ解決したんで、
ここらで真剣に前を見て歩こう、と。
その場として、ユーリはシュロッターベッツではなく神学校を選んだのでは?
バルバラ読んだ。すぐ前の竹宮さんのには愕然としたがこちらは安定してて良かった。 でも渡会がどんどんヘタレになってる気が・・・地が出てきてるのかもしれんが。 マリエンバートと渡会って髪型一緒だし顔も似てるしでちょっと紛らわしい。 7話のときはちゃんと描き分けできてたのに。
>>217 同意。
神学校へ行くのは彼なりの決断の結果であってシュロッターベッツを逃げ出す事ではない。
萩尾さんはオスカーは狂言回しの役と言っていたし、あの作品ではあくまでも脇役。
エーリクもユーリにトーマの気持ちに気づかせるための触媒的な存在。
学校に残ってエーリクやオスカーと過ごしながら、誠意を持って神と向き合うことを
描きたかったわけじゃないと思う。
>218 ああ、そうだそうだ マリエンバートと時夫似てる、似てるよ 今月エズラといい、皆髪が白くて画面が明るかったのう… ところで と き お って、どういうアクセントで読むんだ? 某アイドルグループのように読むのか、語尾上がりなのか
某アイドルグループでは無いことは確か
>>220 時夫は語尾上がりだと思われ。
アクセントといえばメリーベルが語尾上がりか語尾下がりかで昔揉めたなぁ。
この前の漫画夜話では語尾下がりでナレーションされてたからそっちでいいのかな。
223 :
花と名無しさん :04/10/29 21:07:59 ID:Zmzs3sRZ
設定として最初にトーマ有りきというのは萩尾さんの説明でよく判った。 しかし、その設定は私的には「なんじゃそら?」なのであった。 萩尾さんの漫画は本当に好きだし、凄いとは思うのだが、萩尾さんの設定は力技が多いような気がする。 全然違う話なんだけど、何年か前テレビで萩尾さんがオスカーについて、「ちょっとずるい子」と話していた。 秘密をこっそり知って先回りしたり、ユーリをコントロールしようとしている、と。 ただ、そのことについて読者から反論をもらって、読者の言い分にも一理あると言っていた。 読者の反論は何だったか忘れたけど、好きな人のことを知りたいと思うのは当然だとか、なんかそんなことだった。 オスカーがユーリをコントロールするという設定にも無理がある。 メフィストフェレスみたいに悪魔的力を持っているのなら別だけど、 ふつーの学生のオスカーがなんでユーリをコントロールできるんだ。 結局オスカーをずるいと描こうとして破綻をきたした。 しかし、ユーリは当初の設定どおりオスカーをこっぴどく無視して去っていくのである。 「トーマを忘れろ」と言っていたオスカーは逆にユーリに忘れ去られていく。 それが萩尾さんの描きたかったことなのかと思うと、本当に「なんだかな〜・・・。」という感想。 で、憶測なんだけど、萩尾さんは残酷を描くにあたって、 知ってて知らない振りをしたり、人をコントロールしたりすることの罪を描けるか考えたんじゃないのかな。 で、その役はサンドラに振った、と。 同じことを繰り返し描く人だよな。
224 :
花と名無しさん :04/10/29 21:10:05 ID:Pxpo7EX2
>>223 >オスカーがユーリをコントロールするという設定にも無理がある。
>メフィストフェレスみたいに悪魔的力を持っているのなら別だけど、
>ふつーの学生のオスカーがなんでユーリをコントロールできるんだ。
別にメフィストフェレスでなくとも、
人間が人間をある程度コントロールすることはできるだろ。
リモコンでラジコン動かすみたいにはいかんがね。
>結局オスカーをずるいと描こうとして破綻をきたした。
そりゃ違うと思うが、自分で言ってておかしいと思わん?
>しかし、ユーリは当初の設定どおりオスカーをこっぴどく無視して去っていくのである。
>「トーマを忘れろ」と言っていたオスカーは逆にユーリに忘れ去られていく。
そいつはひどい、オレはユーリがオスカーのことをそんな簡単に忘れ去るとは思わんが。
・・・ちゅーか釣りなのか?釣られたのかオレは(´д`;*)?
釣りではないと思うが、 >それが萩尾さんの描きたかったことなのかと思うと、本当に「なんだかな〜・・・。」という感想。 ここはおかしいと思う。
>>223 >知ってて知らない振りをしたり、人をコントロールしたりすることの罪を
>描けるか考えたんじゃないのかな。 で、その役はサンドラに振った、と。
知ってて知らない振りって、サンドラは虐待には気付いてなかったんだが・・・
萩尾設定に力技が多いというのはまあ分かるような気がする。 「 私は話をまとめるのがわりと早いので。だから、ある程度まとまったら、 その中にあまりまとまりそうもないファクターをわざと作るんです。 それで自分を追いつめるんです。」 「これどうしよう、まとまらないなあ」と言ってるうちにまとまるのが、いちばんまとまりがいいんです(笑)。」 本人こんなこと言ってるしね。
229 :
花と名無しさん :04/10/29 22:00:37 ID:/NQU69Mb
「トーマ〜」を読んでてオスカーをずるいと思えた人っているんでちゅか・・・? >227 サンドラってジェルミとグレッグは和姦だと思ってのか・・・。 気付かなかった・・・。
そんな滅茶苦茶ずるいとは思わんが、ちょっとずるいと言われたら理解できないこともない。
>>229 グレッグは誰が見ても完璧な紳士だったんだからナターシャみたいに
裏の顔を知らない限り、二人は関係がある=虐待だとは思わないだろ。
シャロンみたいに恋人同士だと思うのが関の山。イアンだって写真を見るまで否認してたし。
ジェルミ視点で描かれてるから気付きにくいけど日記を読み返してみるとよく分かるよ。
もしサンドラが虐待を知ってたなら、デビーに対するすさまじい憎しみが説明つかなくなるしね。
>>223 冗長な文だなぁ。
短くまとめるトレーニングしたほうがいいと思う。余計なお世話だが。
どうにせよ、 ユーリの葛藤がメインなのか、 トーマの執念がメインなのか 自分は今でも、ユーリが立ち直ることは=トーマの所へ行ってしまうこと というのは微妙に分からないが、外に出る理屈は上の方の発言で分かった 気がする。 ただそれだと根本的にトーマを選んだことに疑問も湧くわけで(トーマを 心に持ったまま他人を愛しちゃ駄目か?) サイフリートの描写不足やら宗教テーマやらもからんでくる。 まあ…。 もっとじっくりやったトーマも見てみたかったな。
234 :
花と名無しさん :04/10/29 23:28:11 ID:AT/XvWgP
アメリカ人的に考えたら、 15歳の息子が義父と関係をもった場合、 それ自体で性的虐待と考えるのではなかろうか。 鞭でしばいているとは思わないにせよ。 否認は知ってて知らない振りをしてることのバリエーションだよ。 デビーに対して怒るのだって知ってることを認めたくないってだけなんだ。 ホントは知ってるんだけど。
オスカーが好きには理解出来ないだけっしょ。オスカー好きな人ってユーリのこと 生理的にわからないよね。私はユーリが好きなのであの話に何の疑問もない。 オスカーがずるいと言うのもわかる。ずるいというか人間感情としては自然なんだけど。 感動作と言われる訪問者の「僕は呼ぶ。グスターフが思い出の中に帰って 僕を忘れてしまわないように」のセリフも「一人で自分の世界に入ってる人間に 声かけるなんてずうずうしいこと自分なら恐ろしくて出来ねえええ!!恐っ!!」 と初めて呼んだ小学生の時に思った人間からの感想です。 オスカーが一番苦手だ。はみではグレアムが好きでアンジーが苦手だ。 オスカー・アンジー好きの姉からお前ってそんな人間だよねと言われる・・・
あとオスカーがユーリをコントロールすると言う言葉が理解出来ない人は サンドラがジェルミを操っていることも感覚的には理解出来てないとおもう。 でもオスカーは良い奴だけど。 ドイツのマレという方の著作「首をはねろ!メルヘンにおける暴力」に出てくる 魔女の話でサンドラを想起させるものがある。萩尾さん読んだ事があるのかと思った。
235 236 が何を言いたいのかよく分からない >オスカー好きには理解出来ない 自分はラストの旅立ちは、まあそれもありかと思いつつ不思議がってるが、 オスカーがいなくても疑問は同じだが…? 今まで散々出てるのは、「トーマを受け入れつつ寄宿舎に留まることを どうしてしなかったのか」であって、オスカーが好きか嫌いかなんて どうでもいいです。 >>オスカーがユーリをコントロールするという言葉が理解できない人は〜 理解していない人はいないと思う ただ極端な言い方であるし、ずるいと言い切れるようなことがないというだけで。 というか2ch慣れしてない? 冗長した文章すぎ
>>233 >(トーマを心に持ったまま他人を愛しちゃ駄目か?)
もう一つの代表作の主人公が回答してる。
とうに一つになって、君のことを、ってね。
だけど、そんな事を言う人間は、誰か一人に愛を捧げることは最早出来なくて、
神学校で神の愛を全人類に伝える者になる選択は、
70年代少女漫画的な背景を捉えずとも、自分にはとても解りやすいんだけどね。
>>235 >オスカー好きな人ってユーリのこと生理的にわからないよね。
そりゃまた乱暴な。w
>>238 言われてみれば、よく、トーマに関しては
70年代少女漫画的な表現だ、って聞きますね
自分はリアルタイムの漫画は90年代からの人間なので、
その「古き良き?少女漫画っぽさ」は捉えられてないのかもしれない。
雰囲気やイメージは分かるんだけど、
その時代の流れとか、時代の要求は分からないなあ。
単に文章をまとめる力が足りないのでは? 2chで誤字脱字を指摘するなんて野暮だが、長文で主張したいことがあるなら せめて助詞くらいは間違えないでつかってほしい。
というか長文ならまず読みやすくしてほスィ 改行もバラバラでしんどい
242 :
花と名無しさん :04/10/30 01:23:28 ID:x7nto5ch
test
>>239 70年代少女漫画の時代背景を知らない若い読者が
頑固に、「トーマを受け入れつつ寄宿舎に留まることをどうしてしなかったのか」と
言い続けてる気がする。
わからない人にわかれと言うのは難しいもんだなあ…
「神の前でトーマとゆっくり語り合いたいから 神学校に行くんだ」と素直に納得したオレはバカか?
>231 サンドラが虐待には気付いてたようなことをイアンが言ってる。 「夫婦関係がなく、自分の変わりに息子をさしだしてた」 グレッグがサンドラに別れ話を持ち出して自殺未遂をしてみせたのも ジェルミに「グレッグの愛人でいろ」っていうのと同然の行為じゃないのかな。 虐待がどこまでされてたかは知らなかったにしろ、サンドラは黙認すると思う。
サンドラが虐待に気づいていたとイアンが言ったのは単なる勘違いだろ。 虐待関係を知らないとすれば、当然自殺未遂もそんな意味合いはもたない。 サンドラは確かにDQNな母親で、いわゆるアダルトチルドレンだが、 ジェルミがあそこまでの虐待を受けているのを知ったとしたら、 黙ってみているとは思えない。
娘が義父に性的虐待を受けている事を知った母親が 取る行動として、あなたが誘惑したんでしょうと 娘を責める、あるいは嘘をついていると責めるって 場合が結構あるそうだ。 ジェルミにそっくりなデビーを責めたのは その類いの代替行為だったんだろう。 無意識では気づいていたが、認めると耐えられないし 自分の生活も壊れる、だから見たくない、見えない、という心理な訳で。 これを「知っている」と言えるかどうかは微妙だね。 要するにイアンが、ジェルミが告白した事を否認していた時と同じ状態だ。
いや、同じとは言えんだろ。 イアンは実際にジェルミから告白されたわけだが、 サンドラはジェルミがグレッグと関係があるという知識しかないわけだから。 そこんとこはきちんと区別しとかなきゃ。 サンドラが無意識にでも虐待の可能性を考えるのを避けていたというのは、 もちろん大いにありうる話だと思うが。
>247 >サンドラが虐待に気づいていたとイアンが言ったのは単なる勘違いだろ。 ジェルミがサンドラに対して深い混乱に陥ったのも、勘違いなのか? サンドラって人は離婚を突きつけられて自殺未遂おかすくらいだから 虐待の現実を精神的に絶えられなず認められないと思う。 ノイローゼになるか、ジェルミやグレッグを責めるか、グレッグを訴えるとかの 現実的な行動には出れない気がする。
>>249 心理状態としては同じだって事だよ。
それと、イアンが否認がするさまを入れたのは、わかりにくいサンドラの否認を示唆するために
作者が意識的にやった事だと思うが。
つまり、サンドラがやっていた事はこういう事なのだと読者にわかりやすいように
入れたんじゃないのかね。
>>250 例の車に乗り込む際の様子から、彼女なりに何らかの手を打とうとした様子は
伺えるよ。←この時点で気づかずにいる事が出来なくなったのではないかと推測。
252 :
花と名無しさん :04/10/30 06:42:18 ID:Hgjq19h9
>235 オスカー好きなんだけど、ユーリの感情を理解できないわけではない。 ただ、体裁の良いこと言いつつ逃げる姿を美化して描かれても共感しない。 「訪問者」のオスカーは子供なんだけど・・・。 たった一人の保護者から忘れられないようにするのは当然だよ。 オスカーに欠点があることもわかるけど、 オスカーについては美化せずに描かれているから割と受け入れられる。 70年代の漫画状況と言われても。 「トーマ〜」のラストは当時でも受けなかったという言い伝えを聞いたけどそれとは違うのか?
サンドラは天然だったのか無意識に意識のすり替えをやってたのかわからんが こういう精神が幼稚な人って怖いよな。 人間多かれ少なかれ自分が傷つかないようにある程度こういうすり替え行為を してるのかもしれないが。
>243 それもまた時代の変化なんじゃないかな 当時はその終わりが例え疑問がなくすんなり受け入れられたとしても、 愛情の捉え方にせよ、生き方にせよ、選ぶ道にせよ、社会に対する姿勢にせよ、 価値観は変化していく 当時からラストはいろいろ言われたっていうのは自分も聞いた。 自分は今の読者だけど、今の読者にも疑問をもつ人と持たない人がいるなら、 当時も仮に少数だとしても疑問をもつ人はいたと思う。 でも当時の社会なら、あのテーマとあの完成は目新しいし、斬新だし、さらに崇高でもあるから 受け入れられやすかったんじゃないかな。 開拓者の作品を後で見る立場にある人と、リアルタイムで見るのは違うだろうし…。 当時の構造やモチーフの由来、その他いろんな形で作品を分解・分析されてきた今だからこそ、 多面的に見えてくるんだと思う ポーがそういうことが少ないのは、 テーマが普遍的なのと、理論と情緒が完全に計算されているからだと思う
異論があるかもしれないがトーマは究極の少女漫画だと思う。 肉体の無い少年の「想い」が成就する話。無償の愛。 逆に肉体が無いからその想いは変わらない。
そんなのは皆分かっている… ただ作者を偶像崇拝するわけじゃねんだから、 完璧なものは完璧なんだ、というのは暴論だわ
サンドラが2人の関係に気付いたのはビビの手紙がきっかけだと思うけど そこにはジェルミが男とセイラムに行ったと告白したことについて書かれてたわけで 「虐待されたならGFに男とホテルに行ったなんて言うだろうか」って考えたんじゃない? (サンドラは告白した背景を知らないわけだし) それにジェルミが帰ってこないとグレッグの機嫌が悪い、ジェルミが少し反抗的になった (サンドラの過剰干渉が原因だけど)ってことから=恋人って構図が出来てサンドラは 虐待の可能性を頭から消したのではないだろうか。
私は、トーマの心臓 愛されることを受け入れられず、罪悪から愛することも出来なく なったユーリが、愛を知り、許され、愛を受け入れる物語だと思ってた。 そして少年愛ではあるけれど、恋愛感情そのものではないと思ってるから、 ユーリが他人に愛されることを受け入れ、愛することが出来るようになったのに、 ラスト、トーマだけにそれが向かったように思えたから、残念だったよ トーマはユーリに愛を教えたのに、永遠にユーリを閉じこめてしまったみたいに見える 勿論神父になったからって、他人と触れ合えないわけじゃないけど、 世俗とは明らかに異なるし、上ばかり見てる感じ。 他人から愛され、愛することが出来ることになったユーリが、 自分は何があってもトーマに愛され、愛していたのだということを心の柱に、 もっと多くの他人をいろんな風に愛せるユーリの健やかな日々を、 もっと時間をかけて育むラストが見たかった。 「愛は一個あれば要らない」んじゃなく、「愛が一個あるから他者も愛せる」というか。 トーマと心がひとつになったんだから、エーリクやオスカーと一緒にいれないと いう意見もあるけど、それこそ無償の愛がテーマなんだし、彼らに向かう愛が 恋愛感情じゃなくても、愛は愛だと思う。
>>250 >>サンドラが虐待に気づいていたとイアンが言ったのは単なる勘違いだろ。
>ジェルミがサンドラに対して深い混乱に陥ったのも、勘違いなのか?
247ではないが、「サンドラは虐待に気付いてた」って言ったのは
イアンの憶測でしかないんだから、あれはイアンなりの結論でしょ。
なんでそこでジェルミのサンドラに対する思いが出てくるのか分からん。
>259 イアンの憶測でしかなかったらイアンのセリフでなんでジェルミが混乱するの? イアンの言った事が事実で認めたがらなかったからジェルミも無意識に 否定してたんじゃないの。
>イアンが言ったことが事実、と決め付けるのは乱暴すぎる気がする。 もしほんとにイアンの憶測という可能性があるなら、その憶測でジェルミが サンドラの事に対して精神的に追いつめられるのは無理があるのでは? 最後でサンドラに対して爆発させた怒りは、「何も知らなかったサンドラ」に 対するものでなく、「グレッグに自分を差し出したサンドラ」だと 自分は思っていたけどな。 広い家とはいえ、同じ敷地内で毎日暮らしててなにが起こってるのか まったくわからない、気付かないのは不自然だし。
>>262 >もしほんとにイアンの憶測という可能性があるなら
可能性もなにも( ゚д゚)ポカーン・・・・
イアンはサンドラじゃないんだから、彼女が虐待を知ってたかどうか
なんてイアンに分かりようがないだろ。肝心の日記もぼかした書き方だし・・・
サンドラがはっきりとした答えを示してない以上イアンの台詞は憶測に過ぎんと思うが。
261をよく読め。
>もしほんとにイアンの憶測という可能性があるなら、その憶測でジェルミが >サンドラの事に対して精神的に追いつめられるのは無理があるのでは? 別に無理はない。 イアンの憶測をジェルミが信じてしまったというだけだ 。 >広い家とはいえ、同じ敷地内で毎日暮らしててなにが起こってるのか >まったくわからない、気付かないのは不自然だし。 気付いてはいただろ。 ただジェルミとグレッグの関係が虐待だとは思っていなかったということ。
なんか最近レスに優しさがないなぁー
殺伐としたスレにレンバスマンが! () .__ | ヽ|・∀・|ノ |__| | |
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指輪スレから出張か、ご苦労だが スレ (´∀`( ´∀`) チガイ
モー様ってタニス・リーとか、最近では「魔法使いとリリス」とかの表紙かいてるし、 ファンタジーに造詣深そうだけど、指輪物語は読んだんだろうか。
そういえば、早川のダンセイニ「魔法使いの弟子」の表紙も萩尾さんだったよね。 あんなマイナーな作家の本を読んでるなんて、と感動した覚えがある。
ダンセイニは断じてマイナーではない!! 最近復刊、新刊相ついでるし、まぁ本屋に平積みってわけにゃいかんがね・・・。 そして、ダンセイニ、タニス・リーを読んでるなら指輪を読んでいないはずはないと思う。 確信はないが。
萩尾表紙、挿絵の指輪を読んでみたいと思ったり思わなかったり( ´ー`)y―┛~~
じゃあゴクリは半神の姉(妹)かな
ファラミアはイアンだな。
その流れで行くと、エドガーはトム・ボンバディルだな。
>>276 あのとっちゃん坊やのどこがエドガーなんだと小一時間(ry
萩尾さんが指輪を読んでないわけないと思うが…古典だし。 そういや「魔法使いの弟子」って竹宮さんが同タイトルの作品書いてたよな。
竹宮はジョージ・マクドナルドの「お姫様とゴブリンの物語」の表紙書いてたな。
あの挿絵のおかげで購入するのを激しくためらった覚えがある。
別に竹宮の絵が嫌いというわけではないんだが、仮にも古典にあんな絵を・・・。
>>276 ワロタ
漫画家が小説の表紙を描いた元祖って石ノ森のデューンかな。
ガラドリエル←リーバー・ストラウター アラゴルン←ユーリ・ド・シュヴァルツ エルロンド←ドミニクパパ アルウェン←ドミニク ピピン←エーリク メリー←C・Mクリストファ フロド←ユリスモール・バイハン ボロミア←グラン・パ ファラミア←イアン ゴクリ←ユージー エオウィン←プランタン ・・・ガンダルフがいないな。
ガラドリエルはマザになったエメラダでもいいな。
>>283 ヒゲがないガンダルフなんてガンダルフじゃない!!
>>284 ガラドリエル←リーバー・ストラウター「ウは宇宙船のウ」の集会
アラゴルン←ユーリ・ド・シュヴァルツ 「トーマの心臓」
エルロンド←ドミニクパパ「この娘うります! 」
アルウェン←ドミニク 「この娘うります! 」
ピピン←エーリク 「トーマの心臓」
メリー←C・Mクリストファ 「ウは宇宙船のウ」の表題作
フロド←ユリスモール・バイハン「トーマの心臓」
ボロミア←グラン・パ「アメリカン・パイ」
ファラミア←イアン「残酷な神が支配する」
ゴクリ←ユージー 「半神」
エオウィン←プランタン「この娘うります! 」
>>285 確かに顔がこわいという共通点があるな。
>>286 エルロンド、アルウェンがドミニク父娘には異論はないが、
エオウィンは阿修羅「百億の昼と千億の夜」、これは譲れん。
デネソールをグレッグで、といったら怒りますか?
それはさすがにデネソールが可哀想すぎるだろ。゜(゚´Д`゚)゜。 あそこまでDQNじゃないYO・・・
すごいスレの伸びだと思ったら・・・・ おまいらホント妄想すきだな┐(´ー`)┌
アルウェンはバルバラの千里さんはどうだ
原作アルウェンならそれでもイイが映画アルウェンだと・・・
原作と映画ではキャラが全然違うからな。
295 :
98 :04/10/30 23:41:56 ID:???
話は変わりますが。、「ケーキ ケーキ ケーキ」読みますた。
ポーと比べても本当に初期の絵という感じでびっくりした。
でも確かに
>>100 さんの言うとおり、ケーキが食べたくなったよ。
読んでよかった((((*´ー`)
>>286 原作フロドはユーリに賛成。
映画フロドは上にもでてるけどやっぱジェルミかな。
映画見たときあまりのそっくりさにびっくりした。
なるほど、言われてみれば。
>>282 ガンダルフは怒りっぽい賢者というイメージだからなぁ・・・。
キング・ポーがよさげかもしれん。
おまいらサムを忘れてますよ。 自分的にはペニー・レインに出て来る番小屋のドンの娘を男にしたような感じだ。
>>295 あの絵は今の萩尾さんとのギャップに驚くよね。
線ふっといし(;´∀`)
でももう儲になってるせいか、そうしたもの全てが許せるような気がするんだな〜。
厳しい目で見ると傑作とは言えなくても、
新しい萩尾さんを知ったような気がして、それだけでほんわかしてしまう。
>263 261のコメントって普通の読者の考察でしょう?個人独自の見解ももちろん含まれる だろうしそこを読んだから何? サンドラが虐待を知っていたことは最後の巻のジェルミとグレッグの セリフからも伺えるけど、 「僕を知ってるサンドラと、僕を見捨てたサンドラがいて…」 「僕を生け贄にしたあれは誰?!」 じゃあ、「サンドラが虐待を知っていたかもしれない」ってことを仮定した セリフなのかな? >264 >気付いてはいただろ。 >ただジェルミとグレッグの関係が虐待だとは思っていなかったということ。 前スレにもあったが虐待じゃなかったら、普通の恋愛だと思ってたのかな? 義父が関係を強要したと思わず?サンドラってほんと鈍い。 私はサンドラの虐待を知るシーンがはっきり描かれてるわけではないけど 漫画の展開から「虐待を知っていた」と受け取ったけど、このスレの 他の皆さんはどうなんだろ?
知ってたと思ってたけど…。
関係については知っていた。 虐待については知らなかった。 サンドラ日記発見後のジェルミの言動を見ると、 サンドラは虐待のことまで知っていたと捕らえているように見えるが、 彼女の日記の記述から考えると、虐待の事実を認めていたとは考えにくい。 ジェルミはサンドラがグレッグとジェルミとの関係に気付いていながら、 虐待の可能性について考えようとしなかった、 もしくは無意識に考えるのを避けていたのを彼女の罪、 自分に対する裏切りだと捕らえている。 無意識にせよ、サンドラは虐待に気付いてジェルミを救うことより、 自分の閉じられた世界を守ることを選択したのだから。 私はこんな風に捉えたよ。
304 :
100 :04/10/31 07:50:11 ID:???
>>295 絵も前半のノリも70年代調で古可愛いんですけど、
調理場や器具や作っている時の動作や姿勢の描写はそのままです。
私自身カナと被る所があまりにも多くて他人事とは思えなかったです。
・幼い頃一度しか食べてないのに忘れられない味があり
大人になってその味に再開して自分でも作れるようになった。
・フランスではどこのケーキ屋もおいしいと思っていたら違っていた。
・足が棒になるまで食べ歩き、食事もケーキで済ましていた。
・男の中に一人女が入り、最初は風当たりがきつかったけどだんだんと
認めてくれるようになり、打ち解けると実はとても良い人達だった等々…
カナがフランスで修行しだしてからは読んでる間中泣きっぱなしでした。
「楽しい心で作らなきゃおいしいお菓子はできないよ」
「働く人々がいこう平和な時間に最高のお菓子を」
本当に「綺麗に作ろう、おいしく作ろう」と思わないとちゃんと出来ないし
イライラするとケーキにも出てしまうんです。
イライラしたらいつも読み返してこの言葉を忘れないようにしていました。
思い入れが強すぎてついつい長文になってしまいました。すみません。
ええ話や…(´ー`)
301にほぼ同意、 サンドラが虐待と認識したかどうか、わたしはしてると思う。性的関係に 気付いただけとしても、あれだけジェルミがボストンに帰りたがっていたのを 認めなかったのは関係に気付いた上でやっている事なら充分サンドラからの虐待 でもあると思う。
いや、別にグレッグに虐待させようと思って帰さなかったわけじゃないから。
>>301 私は虐待のことまでは知らなかったと思いますよ。
「僕を生贄に〜」の台詞はジェルミが彼女は知っていたと結論付けた上での台詞では?
でも263さんも言ってるけどサンドラが明確な答えを出さないまま死んだ以上
ジェルミやイアンが彼女について、知ってた知らない云々をどっちに結論だしても
それは彼らから見たサンドラに過ぎず必ずしも正しいとは限らない。
>義父が関係を強要したと思わず?サンドラってほんと鈍い。
鈍くはないでしょ。現場目撃したシャロンだって恋愛関係だと思ってたし。
それくらいグレッグは完璧な人だったんだから。
>>301 自分も虐待までは気付いてなかったと思うがなぁ。
>漫画の展開から「虐待を知っていた」と受け取ったけど
展開ってジェルミの視点で進んでいくから、あれはあくまでジェルミの捉えたサンドラ像だよな。
「虐待を知ってた」っていうのも多くのバリエーションの中のひとつ、と自分は思ったが。
まぁ、どう解釈するかは人それぞれだからな。
この話題はそろそろお腹イパーイヽ(´ー`)ノ
>>308 >>301 ではないが
息子と旦那が性的関係にあるという場合
真っ先に考えるのは虐待なのではないかな。
ジェルミは元々同性愛者って訳でもなかったんだし。
完璧な紳士であるなら、息子と関係を持つだろうか?
それにジェルミはもともと結婚自体に反対していたし
家にも帰りたがらない。
シャロンはこの辺の経緯を全く知らないし
同性愛傾向がジェルミになかったのも知らない。
それに確かに話の展開上、知っていたとした方が自然だと思う。
「知っていた」とはっきり作品の中で描かれなかったのは
ジェルミがサンドラが知っていた事を「否認」しやすいよう
わざとした事だと思うけどね。
ジェルミが、結局はこれを認められるようになる事が
立ち直る上での重要なポイントだった。
オレは知らなかったと思うが、ことの是非はそれほど重要じゃないと思う。 ・・・つかもうええやん。 あとは自分の脳内で議論してくれ。
こいつらは相手を言い負かして自分の意見が正しいと認めさせないと満足しないから、 そんなこといっても無駄よ。
殺伐としたスレにレンバ(ry
>オレは知らなかったと思うが、ことの是非はそれほど重要じゃないと思う。 残酷で一番重要なポイントだと思う。ラストのセリフに全部関連してくる。 ジェルミとグレックの年齢差、ジェルミがまだ親の保護を必要とする 10代の未成年である事を見れば恋愛関係とみなすのは無理があるよね。 親であるサンドラが成人同士のような性的関係で、息子に対する危機感を 感じ取ってないとすれば母性愛というか、親としての資質に欠けた人物だ。 ほんとにサンドラが虐待に事実に気付いてなかったなら、 ジェルミがサンドラに対して感じてる精神的な混乱がジェルミの被害妄想で 萩尾さんが残酷で表現しようとした親と子供の関係がだいぶ違う物になる。
( ゚Д゚)・・・・
昨日ね、ひどい映画みたんですよ。漫画原作の。 なんかね、いろんな読解の仕方はあるし、意見の違いもあるのはいいとしても これは無かろう?と。 だからね、サンドラがどういう立場だったかという点で議論できるのは幸せな ことだなあと、ちょっと思ったですよ。 こんなとこで内田春菊をだすのは気が引けるが 女親が自分の娘が養父と性的関係で結ばれた時、虐待という事から目を背けつつ 「嫉妬」という感情も持っていた、というんだよね。 で、314のそこが一番重要じゃないという意見に同意。
今までのレスを見てみたが要するに
>>314 (メル欄が???sageのやつ)は
誰がなんと言おうと自分の考えが正しいってみんなに認めさせたいんだろ。
もうそろそろ違う話題に移ろうや・・・解釈なんて十人十色なんだからさ。
>ジェルミとグレックの年齢差、ジェルミがまだ親の保護を必要とする
>10代の未成年である事を見れば恋愛関係とみなすのは無理があるよね。
シャロンやマットの反応を見れば恋愛関係とみなす人もいたと分かると思うが。
>親であるサンドラが成人同士のような性的関係で、息子に対する危機感を
>感じ取ってないとすれば母性愛というか、親としての資質に欠けた人物だ。
それは議論の本題とは関係ないと思うが?
>ほんとにサンドラが虐待に事実に気付いてなかったなら、
>ジェルミがサンドラに対して感じてる精神的な混乱がジェルミの被害妄想で
>萩尾さんが残酷で表現しようとした親と子供の関係がだいぶ違う物になる。
被害妄想ではないと思う。
サンドラが虐待を知らなかったにせよ、
彼女はジェルミとグレッグの関係を知った時点で、虐待の可能性を疑うべきだった。
彼女がそうしなかったのは意識的にせよ、無意識にせよ、
自分の幸せが壊れるのを恐れて、その可能性から目をそらしたから。
まー何より日記の記述を見ればサンドラが虐待だと思っていたと仮定すると、
つじつまの合わない部分が色々出てくると思うが・・・。
>>317 すまんね、もう消えるよ。
|)彡サッ
議論よおさらば(´ー`)/~~ ところでガンダルフは男版ハンナ・ポーということでよろしいか?
ガンダルフは分からんが、ボロミアは既に俺の中でイメージが固まってる。 ・・・・マヤ王バセスカ・・・・間違いない・・・・!
11人いる!のフロルのセリフで、 「あまりなれなれしくするなよ 王さまはチョンガーなんだから。」 ってのがあったが、このチョンガーの意味が最近ようやく分かった。 独身の人って意味なのな、知らんかった〜。
なんかここ最近議論が平行線だよな。
自分の立場によって主張したい点がそれぞれ違うんだろうが。
自分が親であるか子であるか未婚か既婚かでもかなり意見が異なりそうだ。
みんな違ってみんないい、でいい。
>>320 同意〜
>>321 最近はあまり言わないが漫画のサザエさんあたりではよく出てきたような。
朝鮮語だったかな。
>>321 古い言い回しは注をつけてくれるとありがたいんだけど。
でも萩尾作品は差別用語はまず使われていないので
手塚作品のように勝手に言い回しが書き換えられてることないからいいね。
チョンガーに注釈をつけろってのは野暮ってもんだよ
>318 >シャロンやマットの反応を見れば恋愛関係とみなす人もいたと分かると思うが。 サンドラのようなジェルミを昔から良く知ってる親のような立場からの視点 っていうこと。下の行もっとよく読んで欲しい。 >それは議論の本題とは関係ないと思うが? 息子と義父の関係に疑問を抱かないのはおかしいと言ってるのは、 虐待を連想する余地があるってことで、サンドラが虐待に気付いてるかの是非で 虐待に気付いてる可能性がある理由になりうると思うが、 それがなんで関係ないと言えるのか? >被害妄想ではないと思う。 なら、「サンドラが虐待を知っていた」とジェルミが受け取っていたという ことだよね。 日記って考えてること全部書くわけではないよね。 サンドラが虐待のことを予感したとしても、表層の言葉だけでおわる可能性はある。
なんかキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(` )━(( )━━(Д` )━━(Д` )━(´Д`)━━━!!
329 :
326 :04/10/31 15:36:53 ID:???
マターリしてるとこ蒸し返して悪いけど、?を付けられたのは、返答を求められてる ことだと思って…。
じゃあこれでこの話は終了だな、
>>318 は消えてるし。
今、初めてアメリカン・パイ読んでる、ええ話だ( ´ー`)y-~~
おまいら、議論くらいさせてやれよw
議論はかまわんが、 不毛で平行線な議論はおなかいっぱい。
メル欄「???sage」はNG登録にでもするかな。 しつこすぎ。
議論もウザいが、指輪のキャスティング話もええかげんウザいw
殺伐としてるのでネタ投下。 「あなたの一番好きな短編は?」 (ただしシリーズ物や、訪問者のように単品で本が出てるのは除く)
アメリカンパイかな、やっぱり…。偽王とか完成度高いけど。
私もアメリカンパイかな。読み返すたびに泣く。
>>335 『ビアンカ』!
でも、好きな短編は他にもいっぱいある。
『11月のギムナジウム』『秋の旅』『白き森 白き少年の笛』etc。
339 :
花と名無しさん :04/10/31 17:54:01 ID:cxFKyIZF
たとえジェルミがグレッグと合意の上で性交渉を行い、グレッグを恋人だと思ったとしても、 グレッグが成人で、ジェルミが15歳の未成年だという点から、 その関係は不適切であり、責任は成人であるグレッグにあり、 性に好奇心を持つ年頃の、経験の少ない15歳の少年に関係をもたせたことや、 恋人と思わせたことは性的虐待とみなされるはず。特にアメリカでは。 アメリカンパイ単品で本出てるじょ。 「10月の少女たち」とかが良かったかな。他にもあるだろうけど今思いつかん。
340 :
長文乱文失礼します :04/10/31 17:56:05 ID:PfFB6jWk
やはり『半神』かな
341 :
花と名無しさん :04/10/31 18:00:24 ID:cxFKyIZF
「ビアンカ」も単品であるんじゃないの? 全集のは単品とは言わない・・・?
342 :
花と名無しさん :04/10/31 18:02:29 ID:cxFKyIZF
・・・。「半神」。単行本あるよな・・・。もうなんでも良いのね・・・。
>>339 アメリカンパイは単品では出てないでしょ。
>>341 単品ってのはその話一本で本が出てることでは?
335の言ってる訪問者はハードカバーでたしか出てたよね。
ってか、みんなsageようぜ。
ID:cxFKyIZFの人ねw
ID:cxFKyIZFはなにか勘違いしてるんかな? ビアンカも半神もアメリカンパイも短編じゃん。
たぶん勘違いしてるんじゃない? >343さんが言ってるように短編集でコミクス出てるってだけなのにね。 コミクスのタイトルになってる物は短編でもダメって思ってるのかも。
しかし訪問者が短編じゃなくて、アメリカンパイが短編に分類されるってのは
びみょーにすっきりしない。長さ的には同じようなもんでしょ。
>>335 の定義って短編かどうかを決める時の一般的なものなの?
あっと、cxFKyIZFじゃありませんので。
>>347 335ではないが訪問者が短編かどうかじゃなくて、訪問者を入れると
話がそっちに集中するからじゃない?
過去スレで短編の話になるとたいてい訪問者話→トーマについて無限ループ
になった気がする。
349 :
花と名無しさん :04/10/31 19:01:06 ID:K0t1AUey
そうか。単品ってそのまんまの意味だったのね。 「訪問者」でそれ一本の本があるのを知らんかった。 失敬。
350 :
花と名無しさん :04/10/31 19:01:57 ID:K0t1AUey
↑cxFKyZFです。
地味に荒れてる? 珍しい
だから、ユニコーンの夢 だって。
秋の旅もいいよねぇ
今日はハロウィン。「ウは宇宙船のウ」に収録されている集会でも読もう。
>>321 なんで辞書ひかんの? 気にならんの?
持っていないならネットの辞書でもいいやん。
>>355 もういいじゃん解決してるんだから。
過ぎた話題をいちいち引っ張るなよ。
357 :
花と名無しさん :04/10/31 22:12:41 ID:oFFkbRqL
半神。泣ける。
温室。萩尾狂いのきっかけ。
「あそび玉」 「11月」と同じ作者ってことで、決定的にのめりこんだ。 あれ?どっちが先だったっけ?まあ、どっちを先に読んでも 同じなんだけどさ。
360 :
花と名無しさん :04/10/31 23:40:02 ID:kmqCTbQ2
>>335 わたしも半神かなー。
完成度高いよね。
「あそび玉」はボーリングからネタ思いついたらしいがすごいと思った。
マリーン好きじゃよ。
年取ってから読むと「小夜の縫う浴衣」が泣ける。
「小夜の縫う浴衣」良い話だけどいいお母さんの話はみんな死んでるような。 生きてるお母さんでいい人はあまり思い出せない。 強烈な母が多すぎるせいか。
「アロイス」も短編に入れて良いですか? 今はたいして珍しくも無いですが当時は斬新だったのでは?
ローマへの道のお母さんはいいお母さんで生きてる。
「赤ッ毛のいとこ」が好きだ
>>365 いや、アロイス の恐怖は現在も、尚
鮮烈だよ。
「キャベツ畑の遺産相続人」 あのハチャメチャ感が好き。 ジョージイの歌を一緒にがなって、家人が心配して部屋を覗きに来た(w 他にもいっぱいありすぎて困る…
>>334 指輪のイヤスレでやればよいのにな。
マイナーな萩尾キャラ名出しても分かる人いなさそうだが。
あそび玉、自分も好きです。 ハロウィン、探して読まなくちゃ。どれって決められないよう。
>>370 最初にやり始めた奴は空気の悪くなったスレの方向性を変えようとしただけだろ。
いちいち過ぎた話題を(ry
短編ですごくすきなのは「ヴィオリータ」
373 :
花と名無しさん :04/11/01 12:25:30 ID:+RhrOkm/
>小夜の縫う浴衣 私も好きな方だな。 萩尾さんのお姉さん小夜子とかいう名前らしいけど、 自分の家族の名前を主人公の名前に使うのってどういう気持ちなんだろう。 読んだ姉はどういう気分になるのかな。 「キャベツ〜」も好きだな。 他には「かわいそうなママ」。後味が悪いけど、何故か何度も読み返してしまった。
おまえらババァが2チャンするな!! 気持ち悪い
ババァだって2ちゃんするんだ!! 気持ち悪くないっ!
ワロタ
>>373 この作品では別に悪い存在に描いてるわけじゃないし
姉自身を意図して描いたとも思えないので気にすることもないのでは。
名前が単に好きだったのかもしれないし。
名前より、お姉さんと自分の関係をモデルにしたらしき話を書いてる方が こんなの書いて大丈夫かと思ったけど。
>379 どの話?
>>380 メッシュの中の1話。出来のいい姉にコンプレックスを持ってる少女が
出てくる話なんだけど、タイトルがちょっと思い出せない。
まぁキャラクター的には美人で一応は優しい姉になってるから
いいのかもしれないけどね
あれは作品として面白かった。 自分の姉妹がネタ元かどうかなんて真偽はわからないし気にすることも無い。 なんか作者と作品を混同する人多くない?
まあでも、それ以前に萩尾さんのエッセイとか読んでて、家族との 間に微妙な確執があることを知ってると、あの話には確かに微妙な ものを感じる…というか、自分は感じてしまった。 あの「メッシュ」の姉が言った、「私は本当のことを言っただけなのに どうして怒るの?」みたいなセリフとか、ほとんどそのまんまだった ようだしね。
384 :
381 :04/11/01 20:43:40 ID:???
>>382 あれを書く前にエッセイでお姉さんとちょっともめた話を書いてたんよ。
いつも「清く正しい」姉、とか、まぁいろいろと。
で、その後にメッシュの話があったからねー
そうなんだ。 でもあのお姉さんみたいな人って 意外に身近にいてぎょっとするよね…。
>381 メッシュの「苦手な人種」だよ。たぶん。
エッセイマンガの「デクノボウ」にも ちょっとお姉さんのこととか出てくるよね。 漫画家と言う仕事の為に、昼夜逆転したりとか 食事もままならない時があるけれども、 お姉さんが正論で諭すんだよね。 朝早く起きて運動して、ちゃんと食事をとってって言ってくれる。 でもネームがのってる時なんか そんな俗事に構っていられないんだよね。 だからせっかくお姉さんが作ってくれたシチューにも手をつけることが出来なくて 腐らせてしまったり。 そう思ってあのメッシュに出てきた姉妹の話を読むと なかなか感慨深いです。
「11月のギムナジウム」を読んで衝撃を受け、同じ文庫に 収録されていた「雪の子」で完全にノックアウト。 その後、「ポー」を読んで「一生、この人の作品を読み続けよう」と 思った。ジジィの戯言と聞き流してくれて良いけど、初期から中期に かけての絵が持っている冷たく硬質な感じが大好き。
>364 幸せな生きてるお母さん 「毛糸玉にじゃれないで」のむっちゃんのお母さん。 普通のお母さんなんだけど、 「お母さんのようなお母さんになるの」と娘に言われて 羨ましい、幸せだなあ〜。 母親冥利につきるという感じ。 言われたお母さん、チョット恥ずかしそうで嬉しそうだったもの。
>>389 でもあのお母さん教育ママっぽかったからすごくがっかりしてるんだろうなと
思って読んでたよ。
メッシュの「苦手な人種」ですごいなと思ったのは人間には長所や短所は無くて
接する相手によって長所にも短所にもなるってことに妹の方が気づいた事だな。
苦手なタイプに接するといつもあのセリフを思い出す。
私にも姉がいるが、まったく正統な道というかそれしか知らないひとなんだよね。 たまに誰でも知っている俗っぽい事なんか言うと「?」な感じで怒る。 普通の家庭で育ったのに長女だからこうなったのか、時々「苦手な人種」を 思い出すよ。
ああいう天然タイプな人って悩む事も無いからある意味うらやましい。 肉親だと比較されがちだから周りは大変かも。
天然タイプだって人間なんだから、 それなりに葛藤や悩みがあると思うのだが。
「苦手な人種」の姉ちゃんには無さそうだったな
いるよね、鈍いほど純粋とか 本当のことしか言わないひととか 傷つけるやさしさとか ・・自分でいってワカラナクなってきたw
残神の単行本って絶版なんですね。 文庫が出てるんでそうかなとは思ってたのですが・・ つい最近、古本屋と普通の本屋で12巻までは集めたのですが、 近所の本屋ではもうこれ以上見つからないです。。 ネットの本屋でも売り切れ、在庫切れ、 オークションではあるけど全巻売りばかりで。 文庫が全巻出るのって先ですよね? 話ぶったぎってすみません。 地道に古本屋探して運良く出会えるといいのですが。
絶版になるの早いね。こないだ連載終了したばっかという感じなんだがな。
11人いる!ってアニメ化されてるんですよね。普通にツタヤとかで借りれるんですか? すごく見たいんですが‥。
リアルタイムで読んできた私が、残神だけは連載途中でリタイヤしたよー 文庫でまとめて見ると、また違った印象があるかな。
残神は嫌だ嫌だと思いながらリアルタイムでずっと読んだ。 あと5年くらいたってから一気読みしたい気持ち。
というか、萩尾さんは「作品集」があるからねぇ。 過去それで何冊も同じ作品の単行本を買うはめになったんで (だって表紙が描き下ろしだったりすると、もう(笑)) 残神は作品集で揃えようと思って、まだ読んでないんだけど そろそろ読みたい。 第三期の刊行はまだかな。
>>401 実は私も激しく待っている。>萩尾望都作品集第3期。
発刊されるとしたら『残神』は入るのかな? 長すぎて無理だろうか?
そう言えば、萩尾さんの最長作品なんだね>残神 激しく当然なことなんだけど、たった今気づいた。
>401 何年か前、もちろん残神の連載が終わってそれなりにしてたころ、 雑誌のオフィシャルの掲示板に3集について質問書いたら、 予定はありませんと返事をいただいきました。 3集があるとして、残神だけでもかなりの巻数になりそうですよね。 今聞くと、また違う回答がもらえるかもしれないので、 書き込んでみるといいかも…掲示板は今もあるのかな?
406 :
花と名無しさん :04/11/02 16:46:05 ID:FgJ1rgWc
「残酷〜」が掲載されてるPFを全部持っていたのに、最終話の1号前だけ 本棚に置いておいたにも関わらず 母に廃品回収で捨てられてしまった・・・。 しかも買って一ヶ月経ってなかったのに。(涙) 単行本、近所になかったから買ってなかったんだけど絶版になっていたのか・・・。
残神はリアルタイムで読んでいた時もきつかったが 単行本でまとめ読みはもっときつそうだ。 文庫は絵が小さくなっちゃうからやっぱり 作品集くらいの大きさがいいなあ。
>>406 うう… 気の毒すぎ。(T_T)
母親って何でも捨ててしまうので、結構敵だったりします。
特に、きれい好きでお掃除好きの母親が危ない!
作者の名前が読めない… ヽ(`Д´)ノウワァァァン
はぎお もと
>409 ?なんでいまさら・・・・
>>397 今は空前の出版不況。絶版の決断は早いよ。
そいで、
ある程度売れそうな作品については
文庫化したりペーパー誌化して目先を変えて出す。
とゆーわけで、
漫画に限らず、ほしい本はすぐ購入しておいたほうがよいですよ。
(ベストセラーやロングセラーは、まあ大丈夫かもしれない)
>>358 おー、自分も「温室」好きです。
確かあれって原作つきだったですよね。
そうか、残神絶版だったのね。 この前古本屋で大人買いして良かった良かった( ´ー`)フゥー...
>>415 あなたみたいな人がいるからすぐ絶版になるんです!
・・・・・・・・
┌─┐
|も.|
|う |
│来│
│ね│
│え .|
│よ .|
│ !!.│
バカ ゴルァ └─┤ プンプン
∩_∩ ∩_∩ ∩_∩ ∩_∩
ヽ( ・(ェ)・)ノ ヽ( ・(ェ)・)ノ ( ・(ェ)・)ノ ( ・(ェ)・)
| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄ . ̄◎ ̄  ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
┐(゚〜゚)┌
418 :
花と名無しさん :04/11/03 18:49:47 ID:3N+AvWu8
>404 まじ?私の行くとこには無いなぁ。 都内のツタヤで置いてるとこある?
>>418 確認したわけじゃないけど、恵比寿か新宿のツタヤにはありそうな悪寒。
ちなみに、アニメ版は原作の前半部のみ。今みると少々キツイものがある
ので、ある程度は覚悟しておいたほうがよいかと。
>419 情報サンクス! きついのかぁ。覚悟してみるよ。
>>418 あまり期待しないで広い心で見るべし。
後で感想聞かせてくれ。
モト氏がインタビュ−で残神に出てくる登場人物で一番自分に正直でピュアなのは グレッグだって答えてて当時まだ連載中だったから工エエェェ(´д`)ェェエエ工と思った 記憶がある。 改めて今読み返してみるとその言葉の意味が理解できる様な気がする。 残神って奥が深いんだね。
私はフロルの最初の出でメゲテしまった。
11人いる確かベルバラとかキャラデザインしたグループ(荒木だっけ?) 描いてるんだよね。悪くはないけどなんかかわいくないんだよね…。 もっと萩尾さんの絵に合ってる人に描いて欲しかった。 バルバラって連載長期化しそうな気がする。やっぱり冗長になってきてるな。 ちょっと心配になってきた…。 「思い出を切り抜く時」って読んだ方いますか?ネットで注文してもないって 言われちゃうんですが(泣。
そういう時は復刊コムへ!
>426 「思い出を ついこないだamazon.co.jpで買いましたが・・・ こないだっていつかな。8月より前ではない。 (こないだの戦争で焼けて=応仁の乱、なんて話ではない。)
429 :
428 :04/11/04 15:07:10 ID:???
>>426 なるほど・・・・だからフロルが「花の子ルンルン」に見えたのか・・・・
「思い出を切り抜く時」今家にある。図書館で借りてきたよ。
そういえば、以前就職のセミナーで講師が 萩尾さんが新聞で連載してたというエッセイを 資料に使ってたんだけど、これって本になってるのかな。
どこの新聞?
434 :
貼り :04/11/04 20:21:42 ID:???
12/20 バルバラ異界(3) 萩尾望都 530
↑ミーちゃんとこにもあったけど、小学館のまわしもの?
>434 知ってたけど内緒にしといたのに
内緒にしても・・・・・
438 :
432 :04/11/04 21:25:09 ID:???
>>433 それが覚えてなくて。確か朝日だったような気が。
439 :
426 :04/11/05 07:30:20 ID:???
>428 情報ありがとう。ここで注文してみます。 >431 図書館においてあるなんて、うらやましい…。 結構値段高目だけどカラーよりエッセイのほうが多いのかな? 早く読みたいよー。 >432 萩尾さんって新聞で連載してた事なんてあるんですか?初耳。
>>426 キャラデザインは荒木伸吾ではなく杉野昭夫だよ。
杉野さんの絵は好きだがたしかに萩尾さんの絵には合ってなかったな。
杉野さんの絵ならOVA「ブラック・ジャック」を思いださにゃならんのか。 ・・・・・たしかにきつそうだ。
>426 以前図書館から借りて読んだ・・・はずです。 本当にエッセイで、演出家の寺山修二がなくなった時の話とか書いてあって 交際範囲に驚いたことが。
寺山修二は竹宮さんとも交流あったし、当時のかっとんだ少女漫画家たちと
気があったのかもね。
>>441 あとはあしたのジョーとか家なき子とか宝島とか…
>>441 美形化したBJだもんなぁ。出崎・杉野コンビのファンで
BJ好きでもあるので、見るべきかどうかでえらく葛藤したな。
…結局見てないやw
まぁでも「11いる!」は、あれほどのギャップはないから
まだマシではな買うか。
445 :
444 :04/11/05 20:06:31 ID:???
×マシではな買うか ○マシではなかろうか 失礼しました〜
「宝島」のシルバーや、「白鯨伝説」(だっけ?)のエイハブなど 船長好きの漏れは、これからTSUTAYAに「11人いる!」を借りに突撃。
>446 好みが似ていてなんだか嬉しい。
「11いる!」のOVAはレンタルで借りて過去見たよ。 ストーリー展開は原作に忠実でありました。 ディテールはアニメならではの演出、脚色がされてたけどね。 自分的にはおおむねOK。 絵柄(アニメ化された絵)に関してはもう個人の判断なんで、何とも…。 ただ、自分は杉野さんのファンなんで、イイ線いってたと思う。 少なくともアラキ・ヒメノコンビが描くよりは萩尾テイストは失われて無かったと 声優さんについては〜…もう、忘れました…。 宜しければ、他の見た人のご意見聞きたいデス。
>>448 「11いる!」は劇場公開されたものでOVAじゃないですよ。
自分はわざわざ見に行きますた。
フロルの扱いがかなり不満。原作とは別物として見ればそれなりに見れる作品かと。
448です。 え?!そうでしたっけ?あれってロードショー? スンマセン。ファンとしてハズかしいデス。 教えてくれて有難うm(_ _)m
>>442-443 寺山修司です。
どうでもいいことかもですがちょっと気になったもので・・・
実写でもアニメでも、結局問題なのはフロルなわけだ。
いやもう、実写版は「誰だおまえ」な感じで・・・・・・・・(以下延々)
怖いもの見たさで見たくて仕方が無い。>実写版
登場人物がみんな、安いSFモノ特有のテカったサテン生地とか、 ラメ入りジャージ生地みたいな衣装をまとってるわけですな。 ふつうじゃない髪型してる人(王様とかフロルとか)がまた、思いっきり 人工繊維で作ったろ、って感じのカツラつけてたり。 セットがセットで、歩くとドコンドコン音がしそうなベニヤ板製な感じ 見え見えで。 で、フロル役をやってるのが女の子なわけで、体にぴったりつく衣装が災い (というか幸いというか)して、後ろ姿とかがもうぷりんぷりん♪な感じで。 芝居の質とか脚本のデキとかを問う以前に、「絵」として辛いものがありすぎた ですよ、実写版は。
456 :
401 :04/11/06 16:17:22 ID:???
実写版は70年代(80年代に入ってたっけ?)の、 N○K製の子供番組。……期待する方が間違いとはいえ、 衝撃は今も鮮明ですわ。確か年末か正月だった気がするけど、 思い違いかな。 3期の予定が無い? それは困るなぁ。 残神の文庫が出たそうで、またもや心が乱れてしまう。 「精霊狩り」の過去が蘇るよ。
今更だけど絶版早いよねー うっかり忘れてると最後まで読めない漫画とか出てきて困る… スレ違いだけどアニメ化したのに最後を見つけるのが極めて困難な 「ハーメルンのバイオリン〜」とか… ロトの紋章とかも厳しいし バルバラ、つまらなくなってきた… 最初の頃は次回が楽しみでしょうがなかったのに、 どうも説明・行動・説明の繰り返しで、感情を動かされないんだよね。 香りがないというか…。 今月号、山っぽいのに山じゃない…。
>>457 禿同。先を急いでる感じがする。>バルバラ
展開がドタバタしててエズラが死ぬとこもなんとも思わなかったしなぁ。
絵も最近崩れがちだし・・・
2話、8話、12話辺りで味わったスリルと興奮が懐かしい(´・ω・`)ショボーン
>440 杉野昭夫なんだ。私も好きなアニメーターなんだけど、「11人いる」は それほど絵が良くなかったな。作画監督が違うのかな? >455 >後ろ姿とかがもうぷりんぷりん♪な感じで。 ワラタ。仮装パーティみたいだな。 映画ベルバラのオスカルのむっちり白タイツ姿みたいな感じかな。 中性キャラを女性にやられるとオンナ臭さが気になるよね。
>>456 確かそうだったと思う。>年末か正月
見損ねたので、冬休み明けにクラスメートに聞いたら
困惑した笑顔を浮かべながら、何も答えてくれなかった思い出があるw
NHKアーカイブスでやったら録画しよう。
>>461 絶対やらないと思う…
てかフィルム残してるのか?
「ゴールデンライラック」を読み返してる。 完璧な少女漫画だよね、 ・お金持ちのお嬢様 ・そして転落 ・幼馴染との恋 ・結婚は玉の輿 ・その後幼馴染と結ばれる 台詞もいいなあ(「イエスと言ってくれ!」)、 脇役もいいし(マーカスが気球でママー、って泣くとことか) 絵的にはちょっと・・・・と思うけど、表情は素晴らしい!
>>463 ビリーとヴィクトリアは結局結婚したんだろうか?
私はしなかったような気もするんだが。 いやなんとなく。
>464 しない方が萩尾テイストっつか、萩尾読者テイストっぽいが、 あの漫画(正統派)のながれから言うと・・・したんじゃない、かな?
瞳を描いてもらえないエルシーが、 一度だけぱっちりしたのがいいね。 ハンカチのシーン、すごく可愛かった〜。
>>448 アニメ版「11人いる」は、途中から変な活劇になって、
「11人目は、誰?」という謎の部分が消えていた印象があるけど。
でも、ロードショーで見たっきりだからな。いつの話だ。
ちなみに、ドラマは論外。
トトとかサブキャラの絵が全然違ってて変にかっこよくされてたな。 今、深夜に「MONSTER」のアニメをやってるがあのくらいのレベルだったら 萩尾作品もなんぼか見られるものになってたろうに。
469 :
花と名無しさん :04/11/07 17:07:12 ID:jsQI2p2T
>ゴールデンライラック 風とともに去りぬっぽいと思った。
風とともに去りぬっぽいと>ああ、そんな感じだね。同感。 でもあの話しって連載別コミで4・5回だっけ。 子供から大人までの人の一生(波乱万丈)をよくまとめたと思うね。 こーゆー無駄のない展開と言うのは萩尾先生、ってか28年組の作家さんならではだと思う。
24年組では?
28年組…
柄亀のひとなんか、そのへんでは?
ミウチさんって24年組より早いと思う。 (28年組なんて無いけど)
ちょい、スレ違いだけど、その辺の大御所少女マンガ家さんが「かざぐるま」っだけ? そんなLP出してたと思う。 萩尾先生も作詞してたな。歌はかおりくみこだっけ? 知ってる人いますか?
>>475 知ってます。そのLPかどうか忘れたが萩尾さん作詞して歌も歌ってたような。
漫画家のその手のLPも2〜3枚出てましたね。
当時お小遣いが乏しくて買えなかったんだよなー。
身内さんは23年だったはず。だから一応24年組み。
24年組の括りは単純に年齢によるものではないんでは?
んだ。同じ年代でも括りに入らない人もいるしね。 大泉サロンに出入りしてた連中が基本だし。
萩尾作品は11人いる!とトーマ、ポーくらいしか読んだことがなく、 最近他の作品を読み始めた者です。 ちょっと前にここで話題になってて、丁度近くの本屋で平積みになって たので「残酷な神が支配する」の文庫を買ってみました。 虐待が前面に出てる漫画はあまり購入しないようにしてたけど まぁ2冊ならいいかな〜なんて思って。 そしたらこれ文庫で10巻になるんですね・・・ しかもここまで読んだら先が気になって仕方ないし 確認してから買えばよかった( ´Д⊂ 早く10巻まで出てくれ!もう全部買うから!
うん。最初のほうってすごく怖い!そして先が気になるよね。 コミクスの発売が待ち遠しかったもん。
>>481 >早く10巻まで出てくれ!もう全部買うから!
ハゲドウハゲドウハゲドウ!
私はけっこう萩尾作品読みあさってる方だったんだけど、
「残酷〜」だけは避けてたんですよね。
ホモ漫画だと誤解してたので。
んで文庫になったので、一冊買ってみたら
すごい面白かった。。。。グレッグすげぇ!!サンドラ怖!!
放置してたの後悔しましたよ。
残神、最近中途半端に途中まで買ってしまったため、 続きが気になってしょうがない。 買う時は大人買いで一気に読むと決めていたはずなのに、 古本屋でたまたま見かけて安さにつられてしまった・・ コミックは絶版だし、古本屋で探してもほとんど見かけない。 文庫出すなら10巻いっぺんに出してくれればいいのに〜!
リア厨の娘と親子読者です。 私が買った本は勝手に全部読んでしまう娘ですが この前買った残神の文庫をささっと読んでしまったらしく 「次はない?」と続きを待ってる模様。 嫌いじゃないんだけど、私は残神読むときは 精神的にすごくクルんで、気合い入れないとダメなんですよ。 正直、「読ませてもよかったかな?」と悩む時があります。
残神は精神的につらいってのが圧倒的に多い評価だったので覚悟して読んだら 「あれ?こんなものなの?」って拍子抜けした記憶が・・・ まあ人それぞれだね。
リアルタイムで読んでる時は2ヶ月ごとに読むボリュームとして丁度良かった。 まとめ読みは重くてできそうにないので単行本は買ってなかったらもう廃版かい。
私も残酷のホモ臭さが嫌だったんだけどちゃんとした恋愛?だったし 期待以上だった。素晴らしいです。長さも全然気にならない。 雑誌連載時は読むとウツになったが、コミックで読み返したら 重さがなくなった。 ブックオフで結構大量に見かけるけどな。
文庫化決定したから手離す人が大勢でてきたんでしょう
私は最後が拍子抜けな感じだったので最終巻買った後全巻そろえて売った記憶が。
捨てる神あれば拾う神あり。
萩尾さんの作品の中で一番駄作だと思うのは何ですか? 私は「完全犯罪」だと思うのですが…
前レスにもあるが「海のアリア」
>491 ウマイ!
495 :
花と名無しさん :04/11/10 10:58:38 ID:srryBd60
海のアリアおもしろかったよ。
あげてしもうたスマソ・・・ 私ピアノ好きなんでピアノよりいい楽器の音楽つーものの存在に 心惹かれたせいかもしれません
甲斐よしひろ昨日の夕方のTVでみたなあ 「完全犯罪」には 萩尾さんって????と初めて疑問符がつきました 全部読み込むほどの熱いファンじゃないんだけど 一応第一人者、と刷り込まれてきたからねえ、長年。 萩尾さんも色々、と思えたのも今となっては ご本人にとってもお気楽でよかったかも・・・・・・?
惚れるってそういうことなのよ。 ハタから見れば??の人でも 本人には魅力あふれて見えるの。 (萩尾さんと甲斐さんが色恋沙汰という意味ではありません、念のため) 作品も同じ。ある人には駄作ナンバーワンでも ある人には、こういった場所でけなされるのはすごく悲しい。 自分の好きなものを否定されるのは誰だって嫌でしょ。 最高傑作は?と聞くのならわかるけど…
「海のアリア」よりは・・・「あぶない丘の家」?かな。 どっちかって言うと・・・駄作。
また吸血鬼もの描きたいと言ってたけどそのきっかけになった舞台って 何でしたっけ?前にここで話題になったかもしれないけど。
「完全犯罪」って、あの歌詞の挿入がなければそこそこ 面白い作品だったと思う。甲斐さん好きだったからしょうが ないんだろうけど。 あと、舞台が日本じゃないほうが良かったと思う。少し前の アメリカとかそんなんだったらチープさとあいまってプロ モーションビデオみたいな感じでまとまったと思う。
「海のアリア」はまだ出だしと途中に楽しむ要素が自分はあったよー 女の喉治すあたりまではドキドキしたし 「完全犯罪」は甲斐氏をまるで知らないため余計に意味不明 最初から最後まで非常に生暖かい作品だった… あぶない丘の家は、「完全犯罪」の歌がなくなった作品て感じかな…
「アメリカンパイ」を読んでから随分後でラジオでドン・マクリーンの アメリカンパイがかかってこんな明るい歌なんだ〜と思った。
「完全犯罪」 甲斐よしひろが嫌いなわけではないんだけど・・・。 甲斐よしひろを思って描いたと思われるキャラの顔は苦手である。 たとえばフラワーフェスティバルの相手役(誰だっけ?)とか。 (でこが広くてなんか丸くて。)
Singin' this'll be the day that I die. 歌詞のこのフレーズと まんがの、暗いテーマを透明感のある 一種なつかしい感じの作風、よく合ってると思う。 ドン・マクリーンの歌が先(リアルタイム)、 まんがが後(全集出てから)だった。 8分以上あって長いんだ。去年、K*Z**で入手可能だった。今はしらん。
そもそもアメリカン・パイというパイは存在するのか? なんとなくアップルパイを想像してたが。
>505 ドン・マクリーン懐かすィ。 小坊の頃兄ちゃんがレコードもっていたよ。 英語はわからんが、歌詞が好きだという人多かったような。 そういえばK・ギルバードも好きだといっていた。
私のアメリカのパイのイメージは レッドチェリーパイだな。あの毒毒しい色がアメリカっぽい。 イギリスだとミートパイかカスタードパイ。
チェリーパイと言うと「ツイン・ピークス」を思い出してしまう。 リューが冒頭でかっぱらう全部繋がったウインナーがすごく美味そうだったー。
「アメリカン・パイ」つーと、パイ生地の製法の区分でもあるね。 普通「パイ生地」つーと、小麦粉練った生地とバターを重ねて折って、 何層も重なるサクサクしたアレだけど、「アメリカン・パイ生地」の場合、 小麦粉と細かく切ったバターをすり合わせて冷水でこねて、甘くない タルトやクッキー生地みたいな感じにする。 フランス風○○に対応するアメリカ風○○って、大概ちょっとだけ 大雑把というか、ガサツな感じにアレンジされてる場合が多い。
「海のアリア」3巻から読んだので 生きた楽器っていう設定がすごく面白かった。 でも最初から読み直したらやっぱり 勝手に故人の過去を暴いていくくだりが気に障った。 沖縄の話とベリンモンの設定自体はいいよね。
「海のアリア」結構好きだけどな〜 友達関係が結構リアルだけど明るかったし、アリアドがもちっと 男らしいキャラなら惚れたかもしれんし。
海のアリアは話はともかくネーミングセンスが最高。 地球征服友の会なんてツボですた。
海のアリアの最後の方はアニメだったら良かったんじゃなかろか。
海のアリアは、あの萩尾作品にして、 途中から話がぶっ壊れていくところが面白いんだよ。
確かに、あのぶっこわれ方は凄い どう見ても行き当たりばったり 走るだけ走って最後かろうじて着地したというか… 嫌いじゃないが、完成度は低い罠 ただあの感じはあの作品にしかないよね しかし、納得いかんのが多いんだよな… アベルは結局死んだってことなんじゃないのか、とか 地球から出ていくのかよとか、まあ、いろいろ
>>517 うん、だからね。萩尾さんの作品というと、いつもいつもいつも
完璧に完成された作品でないと納得出来ないじゃないですか、読者は。
(ここからは推論だけど、)もしかしたら、萩尾さんも
意識してか、無意識かしらんけども、作品の完成度に対して
そういう義務感のようなものが自身の中にあったのを破壊して
新しい地平に立ってみようとしたんではなかろうか、と。
萩尾作品の中では、そういう意味で凄くパンキッシュな作品だと思うんだよね。
う〜ん。ぶっこわれているといえば、ぶっこわれているし・・・・・ なんせ、主人公がいったんリセットみたいだから・・・・・
話戻しちゃうけど、アメリカンパイの歌はマドンナのカヴァーで知ったよ。 たまたま聞いてたラジオで流れた「Bye bye Miss American pie…」のフレーズに衝撃をうけ、 すぐさまCD買って聞きまくり。 これがあの作品のモトウタなのかあ、と感激した。 マドンナ版てピコピコしてて漫画の作風にはぜんぜん合わないけどねw たまにカラオケで歌ってます。オリジナルは長いからマドンナ版がちょうどいいんだわ。
そういやアメリカンパイ、宝塚でやるんだよな。
宝塚で唄やダンスのミュージカルなら、 この子売ります! なんかの方が派手で良さそうなのにね。
え?またやるの?アメリカンパイ。 もう終わったんじゃなかった?
アベルは死んだよ。 死にたかったんだからそれでめでたしじゃないか。
海のアリアはなぁ・・・。 終わり方がなんか消化不良な感じだし 1巻と2巻で大分雰囲気変わるし確かにちょっとアレな作品ではあるね。 面白いけども。
実はアベルが死んだってことに読み終わるまで気付けなかった。 萩尾さん途中ではどっちのパターンでもいけるように描いてたんじゃないのかな・・・。 で、結局ダリダンって自殺だったの?トーマと同じで・・・?(と私は思った。) そこんとこが萩尾さんだけにしかわからない終わり方だったな。 読者に親切な作者ではないね。
>>523 もうやったのか?
全然知らなかった。あまり宣伝もしてなかったし、ヅカに興味無いもので…
>>526 何もかも全部筆者から与えられた事しか読まないんじゃ面白くないよ。
自分なりに解釈して納得するって出来ないのかしら?
でもまあ、わりとほうり投げてあると思うよ、海のアリアは… アベルにしても何にしても 1巻は実際面白い所多いんだよなあ… 喉治すまでは本当にドキドキしたし…
>>522 この子売ります! のミュージカルならいいねえ。
能天気で楽しそう。
アメリカンパイより普通に宝塚っぽくて良さそうだ。
>自分なりに解釈して納得するって出来ないのかしら? ・・・それは解釈可能なテキストな場合には出来るだろうけど。
漫画で行間を読むのも乙なものなり。
>>526 &
>>531 「あしたのジョー」の終わり方知ってる?
壮絶な試合が終わって、コーナーに座ったジョーが目を閉じて微笑んでいる図。
絵はベタの少ない、白っぽい1枚画。
当時、のファンの間だでは、
「(満足して)死んでいる派」vs.「眠って(眼を閉じて)いる派」に分かれて大論争になった。
私はあーゆー「読者の判断にまかせます」風な終わり方、嫌いじゃないなぁ。
(ちばてつやは後日、「ジョーは死んでます」と
どっかで言ったか書いたかしたらしい。原作者の意向はどうだったかな憶えてない)
>>526 萩尾さんには、寧ろ「解りやすくない」萩尾作品を
期待している読者が多いんでは?
誰にも解りやすい作品より、萩尾さんにしか創造できない作品を
読みたいと思ってるね、自分は確かに。
535 :
522 :04/11/11 20:00:41 ID:???
>>530 男装の麗人、女装の艶姿てんこもりの楽しいコメディーで
とても宝塚らしい作品なのにね! マジで観てみたいな、
プランタン……。
確かに行間が多い方が想像の余地があって楽しいというのはわかるんだけど・・・。 結局論争が起こるんだから罪作りな気もしないでもない。 それに、理屈をつけるのも結構力仕事だよ。
そういやアメリカンパイのオウム、ワトソン君だと思い込んでたが ジュリーという名前だった。 ワトソン君はこの娘売りますだったな。
どうも最近「自分がわかる筋立てや結末」がないと 「わかりにくい」とか「読者に…ry」とか言うのが増えている…
はみだしっこのラストも論争起きたね。 あれはあれでベストだと思うがわかりにくいと言う人の気持ちもわからんではない。 まあ、どんな作品であっても作品が読者の手に渡れば解釈はそれぞれでいいんでは。 想像の余地を楽しめ。
>想像の余地を楽しめ。 今時こういう業が使える作家さんも貴重だと思う。 それを受け止めることができる読者の質ってのも大事にしたいね。
萩尾さん作品、決して難解なわけでも、読者に委ねられてる部分も多い作家でもないと思う むしろ余地がない作家じゃないかなあ? トーマみたいなある種宗教や感覚が優先された、 明確な意図を持って読者に委ねてる部分がある物はともかく(自分は作品結末は好きじゃないが)、 ポーとか銀の△始め、その他多くの作品は緻密な程に細部まで説明してあると思うが…。 多分ポーや銀△に対する読者の感想や印象って、そんなに違いがないと思う。 順を追って分かっていく、物凄くスタンダードというか。そういう作品が多いと思うが。 海のアリアとかは分かりにくいというより、作者が整理してないしなあ…。 ノリとテンションと音楽描写に力が行き過ぎたのかな、と。 あと、トーマや残酷なんかは、余地を作るとか読者に委ねる、ということ以前の問題な気がする。 後者なんかは、もはや作者自身がどっぷり物語の中にいる感じ。 だから作者が分かるまで悩むし、作者が抜け道がないから抜けられないでグルグル…って印象。 後で見れば「こうすれば整理出来たんじゃない?」って思うけど、 それは最中には見えない類の作品な気がする。なんか、悩んだ後に「なんであんなに同じ所を 悩んだんだろう…」って思うように。
完成度の高い作家だからこそ
ほころびとか、読者へ委ねる部分が大きいと疑問
も大きいかも・・・
私は萩尾さんの理論と情緒が上手く合わさってる部分が
好きな読者だから海のアリアとか好きだけどあんまり
ただ私はトーマとかに関しては
分からないとか納得がいかないという人ははっきり
その理由を持ってな〜と思う
萩尾さんが表現しようとしたことにハッキリ対立するだけの理由を
持ってるなと思うよ
作者がそう表現したかったんだ、だからいいじゃないって
いう風にならない作品も確かにあるよ
でもアベルが死んだかどうかは、ある意味解釈次第だよネ
脳使ってんだし生きてるって思えば生きてる
魂が去ったと思えば死んでる
どーでもいいけどこのニャンコ大物捕り損ねたんだね・・・
ttp://photoimg.enjoyjapan.naver.com/view/47/43/enjoyjapan_12/14000/13334.jpg
しかし、エドガーがどうしてしまったのかは読者の想像に委ねる 所になってるのでは…。ジョーの真っ白とおんなじで…。 委ねる部分が適所にないと夢がないともいえる。あばいて欲しくないな。
うん。 幅のない作品はやはりすぐ飽きられるね。 小説を読んで主人公を想像することがあると思うが、 マンガでもあまりに説明が多いと薄っぺらい像になる。 でも最近の子供達は「きちんと」細かく書かれてないと 自分で思い描くって事を訓練されていないのか 「わからない」と切って捨てる。 わからないように描いてあるんだよ、それはw
>543 あそこでエドガーが消えるのは、現実が物語へ、物語が現実へと変化する(訴える) ということの表現には大切だった気がする エドガーがいなくなる→本当にいたんだろうか→いや、確かにいた という部分は 凄く必要だと思う ただ思い入れの問題が残ってるわけで バナナフィッシュはアッシュが死んで名作だけど、それでも死ぬのが納得いかないって ファンは多いよね 自分は萩尾さんはエドガーを最後、ちゃんと物語の舞台装置としても使ったんだな、と思うよ 委ねてはあるけど、あれも計算した委ね方でない? 別に作品そのものを揺るがすわけでも、多大な想像力が要るわけでもないし 読解力とかが必要な感じもしないし 「死んだかもしれないけど、生きてるかもしれない」って読者が希望を持つ部分であって、 死んだ生きたって決める部分でもない気がする 生きてるかもしれないから、夢が生まれるんだし でも、よく皆「死んだんじゃないか」って言うけど、 自分は最初から死んだとは思わなかった 「もう明日へは行かない」が若干響くけど、 作品としたらエドガーは読者自身でもあるから、他人と繋がる術がなくなった、 愛する者と繋がれないから死にますっていうのは、テーマとして変だしね 孤独でも辛くても大人になれなくても、生きていかなければならない、っていうのがポーだと思うから
長いよごめんママン
「死んだかもしれないけど、生きてるかもしれない」 =読者にとっては、 「誰とも繋がれないかもしれないけど、繋がる日が来るかもしれない」 みたいにもとれるし
それが救いってヤツですよ
救いは必要だよね。 ポーを読んだのはリア消だったがラストのエドガーは氏んだとは思わなかった。 前に行くのに疲れて今はただ花畑で眠ってるだけだと。
>>544 多いね、それ。最近、ファンの中心層が中高生の漫画を読み出して
そこのスレをのぞいてるけど、作者があえて描かなかったであろう所を
描写不足だと叩いてたりする。そんなに何でもかんでも描いてないとダメなんかいと
突っ込みたくなる事があるな。
情緒を楽しめなくなってるんじゃない?
まあ普通に最近の作家のさじ加減がどうよというのもあるから 一概には言えない 中高生向けに描いてて、大多数に理解されてないなら、それは作者がある意味若干 失敗してしまってるのかもしれないと言えるし
でも、ポーのコラムの苦しい言い訳を見ていると、必ずしも全てを計算ドーリと捕えるのは 読者として親切過ぎやしないかい?と思うのである。
・・・わたしゃそんなに、堅苦しくみないよ・・・・
・・・あんま最近の子供たちはどうこう言うのも見苦しいと思うが如何? オレは高校生だがそう一概に言われるとな・・・。
山岸涼子さんの今の漫画見て、あまりにも説明書きが多いのには萎えたよ。 絵を見たらすぐに分かるような状況や登場人物の心情まで フキダシ付けて言葉で説明しまくり。 でもそれ位しないと今は分かってもらえないのかとも思った。 スレ違い気味ですまそ。
ドラマだとナレーションに頼るようなもんか。
>>555 きにすんな。違うことがわかってるならイインダヨ。
それに、残念だが君みたいなのはごく少数派なのが現状だ。
7割方は説明してくれ系だからなw。
漫画家も大変だが、この際そういうのを切って捨てるというのも…
ダメだ…
捨てる方が多すぎるw
いつの世もマイノリティは苦労するものだ。
>>558 555じゃない(若くもない)けど、きにすんな、イインダヨって。
>555は「見苦しいと思うが」って書いてる。
他人の意図に説明求めないのはいいけど、書かれた文章くらい普通に読もうよ…
あんまり偉そうすぎてびびった…
>オレは高校生だが 558はここだけに反応しちゃったんだねえ。
>560 別に普通のレスじゃん? なんか女性が多い板ってどうでもいい自分の感情コメントを ネチっといれる奴多いね。これでまた延々荒れたりするから始末が悪い。
そう思うのなら女性の多い板を見なければいいんじゃない ついでに女性作家の漫画も見なければいいじゃない
ストーリィが説明不足だと納得できないというのは、宮崎アニメとかでも 指摘されてるんだけど、私はどっちかというと絵重視だから 千尋なんかでも凄く好きなんだけど、むしろ全部説明して納得してしまう より想像の余地があっていいと思うんだが。 (ハガレンみたいな辻褄が合わなくて破綻してるのとは別だし。) わかりやすくないと駄目だってのは最近の傾向なのかな? アッシュって信者ったのか。なんかちょっとがっくり。
>アッシュって信者ったのか バナナフィッシュならスレ違いだが?
メッシュ?
残神で、巻ごとのあらすじが分かるサイトてありますか? 最近集めたのですが15巻だけ見つからないのです。 見つかる気配もとりあえずないし、最後が気になるので 15を飛ばして16を読んでしまおうと思って。 どなたか優しい方、すごく簡単でいいのであらずじ おしえてもらえると嬉しいです。。
>564 でも千と千尋は説明不足というより、作品としてまとまってないから何とも言えないyo 作品テーマが途中で変質していることは指摘されるし、おおまかな展開だけ見ても 何がしたかったの、ということもよく言われるし(いや、分かるが、見えにくい) ハヤオ作品の中じゃ弱い作品と言われる由縁でもある 作者がそうしたんだからいーじゃない、とか、 そういう表現だったんだからいいじゃない、という納得も自分はどうかと思うなぁ ハッキリと読解力がない人なら「アラー」と思うが、 明確に意見を持って「なんで?」と言ってくる人は、読解力がないわけじゃないし。
残神に関するくだらない質問です。 サベージがイアンに「そういやおまえ、下も金色だもんなハハハ・・」 つってましたが、あんなド金髪の人は普通下も金色じゃないのか? と思ったんですが、すいませんくだらなかったらスルーで。
千と千尋はへの文句はよそでやっとくれ スレ違い
確かに萩尾作品は、ネームでの明瞭な説明は少ないかもね。 ネームではなく、絵の力、線の一本一本で語る作家だから、 読者にも読みとる力が必要とされているんだと思う。 それが絶妙に成功しているから、現在の支持があるわけで。
クレイパスが消えてしまった理由がなかなか解からなかったんですが、 何年かがかりで、ようやく解かりました。 でも、出てきた言葉は「こんなん解かるか!」でした。 むしろ解かった自分を誉めたいくらい。 一読で解かった人っているんでしょうか。(きっといるんだろうな・・・ ーー;)
メリーベルの霊を呼び出そうとして自分があっちの世界に引っ張られて しまったんだろ?生まれる前の世界に行っちゃったんだよ。
>>573 え、どーゆー解釈なの? よかったら教えてくれ。
実は私は未だにワカランのよ。
574みたいなことかなーとも思ったのだが、
それだと(私だけかもしれないが)しっくりこなくて。
一応574だと思ってた というか最初分からなかったけど、そうとしか思えないっていうか なんか、横の欄にパンパネラの死の説明してた所に、異世界にどうこうって言うのが あったし なんだっけ、クレイパス、リンクしちゃってあっちの世界に呑込まれたんだよね? クレイパスは一応本物の力を持ってた、っていう… もの凄くインチキくさかったけど本物だったみたい(w
そうすっと、行方不明事件で後で大騒ぎにならなかったのかなぁ? 不思議好きのオービンがまずこっちを追求すると思うんだけど。
なったと思うよ。 「有名霊媒師、深夜の失踪!」なんて新聞沙汰になって 暫くロンドンの街の話題になったんだろうね。 もちろん、オービンは興味を持って調査を始め、 一連の追跡劇が始まったんだと思うね。
そ。最初のうちは出版社も協力してバックアップしたかもしれないが ブームが去ってもオービンはエドガー探しを止めない。 白バラの彼女も返り見ず結局独身のままバンパネラハントを続けていたんだろうね。
>>571 ジョニー君は「温室」の可愛い子に似てると思った。
ほんと萩尾作品の雰囲気あるねー。
>568 確かに、ストーリィ的には完璧とは言えないが、完璧にしないと映画は 面白くないのか? わかりやすいように全部説明するより別なことを目指してるような気がするな。
クレイバスが引きずりこまれたあっちの世界って、「キャベツ畑の遺産相続人」に 出てきたなんにも無い世界のイメージがある。
○ ちょうど15巻があったよ × ちょうど15巻だけがあったよ
>581 いいかげんスレ違いだが、 作品というのはあらゆる形で評価される物じゃないか 評価される所はされ、されない部分はされない 千と千尋だって、映像やら何やらは相応の評価をされたわけだし それ以外に、作品の内部のバラつきやテーマの変化については、「いつもよりはね…」と言われる部分も 大きかったというだけのことだよ 勿論面白い作品ではあるが、作家というものはいつでも過去と比べられるのは避けられないだろう それだけ期待の高い人なんだし 事実、「普通の女の子の自己実現」が、途中から「世界を救う少女の自己犠牲」にすり替わって いるとかはよく言われるし、顔ナシの登場なんかも行き当たりばったり的な要素が強いのは 本人も言っている 「面白かったからいいよね〜」でなく、「でも…」と言いたくなるのが観客の心理なんじゃないの? 実際常には完成度が高い作家なんだし そういう部分に目をつむっても「最高だった」と言われる作品だって勿論あるわけだし 自分はあの作品は説明が足りなかったとか完ぺきじゃなかったという作品ではないと思う
>583 ありがとうございます! 早速注文しちゃいましたー。嬉しいです。 在庫充実してましたね。
私はポーは名作と思うんだけどアリアのことはそう思わない。 なぜならアリアを描いた頃の萩尾さんは あるいは試行錯誤の時期だったかもしれないけど、 ベテラン作家の作品とは思えない荒削りなお話に思えるから。 でも、だからこそ魅力のある作品でもある。
>>580 うちの親はテレビで顔だけ見た時、本物の女の子だと思ってたらしい。
>>589 アナウンサーが「彼」って呼ぶのに違和感がある位可愛いですよね。
エキジビションで可愛くバレエのポーズした時は
「ローマへの道」のディディみたいでした。
私は、萩尾望都はデビュー当時から 実験する作家だと思っているので どの作品も違和感がないな〜 少女コミック(週間、月刊とも)自体が 実験的な雑誌だったし
サイトのフォトギャラリー見るとそれほど美少年ってわけでもないな。 銀盤だときれいだが。 今思えば大昔のマーク・レスターとかクイントリックスのCMに出てきた 巻き毛少年とかもろリアル萩尾キャラだったなあ。
そういやキリアンの髪型のモデルは「小さな恋のメロディ」の ジャック・ワイルドなんだろか。
懐かしい! そんな感じですね
そばかすもね!
「小さな恋のメロディ」のときのワイルドは18歳だか19歳だったよね。 信じられん。 「3月ウサギが集団で」に出てくる男の子も「マーク・レスターそっくり」という セリフがあるし、そういう時代だったな。
>>597 まじでじま??あんなちっちゃく見えたのに
>>598 結局背は低いままだったようで>J・ワイルド
一応自分のサイト持ってて、芸能活動は今でも続けてるみたいすね。
以前のイメージを壊されたくなければ、見に行くのはお勧めできないがw
スレ違い失礼。
マーク・レスターは「砂糖菓子」とか 仇名つけられそうなかわいい子だったね。 何十年もいろんな子役見てきてるけど トーマができそうな風情の子はマーク君一人。 アンテやらせるとうまそうなこまっしゃくれたのは いくらでもいるけどな。
話を蒸し返して悪いんだけど、ホームズの帽子でのクレイバスが消えるあたり、やっぱりまだ分かんない。あっちの世界に行ったのはエドのせい? なんでエドはにやっとしたんだー。オービンが何にピンと来たのかも今イチ分かんなくて。 あの雰囲気はとても好きなんだけど。
クレイバスの力は本物だった。 霊を呼び出すことは普通に出来たんだろう。 でも相手はメリーベル。消滅してしまったバンパネラの霊はどこへ行ってしまったのか。 それはおそらくエドガーも知らない世界。 「生まれる前の世界」へ呼びにゆき連れ帰るつもりが逆に自身の肉体まで 取り込まれてしまったのではなかろうか。
なるほど〜! ではその兄であるエドガーも人間ではないことをオービンはすぐに気付いたのかな。 私はずっと、また例のように目が青く光り唇が真っ赤になっていたからオービンが怪しんだのだと思っていたよ。
>>602 それが妥当なセンなんだろうね。
でも、昔からイマイチしっくりこないんだよ。
エドガーの「ニヤリ」がなければ、まだ何となく納得できたのだが。
メリーベルは無に帰ったんだからクレイバスの力がいくら本物でも 呼び出せないとエドガーには分かってたんだろ。 でも「もしかして・・・」と思って試したら案の定クレイバスは無に取り込まれてしまった。 あのシーンのエドガーのニヤリは「やっぱ駄目だったな」って冷笑とともに もうメリーベルはどこにもいないって落胆が含まれてると思ってたんだが・・・
>>605 同意。そう、期待と落胆だよね、あれは。
エドガーのニヤリはクレイバスは人間だったからダメだったけど
魔法使いのあなたなら魔物を捕まえられる?という挑戦とも取れるかな。
607 :
581 :04/11/15 13:58:14 ID:???
>585 >自分はあの作品は説明が足りなかったとか完ぺきじゃなかったという作品ではないと思う これは同意。 世界観が非常に良く出来てるから気付かないだけでナウシカのラストは 都合よく行き過ぎてるし、ラピュタだって無理がある所はある。 人気が出てきて指摘する人が増えただけで結構行き当たりばったり 都合展開って合ったような気がするな。 カオナシは始めは脇役の予定だったがキャラが膨らんできたんだとか。 問題視されてるストーカと非常にダブルんだけど行き当たりばったり だろうがクリエーターに現実問題をキャッチして作品に取り入れるセンスが 実際に映画に活力を与えて面白くさせてると思う。 多少ストーリィが辻褄あわなくなるだろうが何を前に出して削るかの バランス感覚が上手く行ってると思う。削ってる部分を指摘してるんだよね。 >事実、「普通の女の子の自己実現」が、途中から「世界を救う少女の自己犠牲」にすり替わって これが変わったって映画にはどうってことないと思うけど。 映画を定義ずける一種の理屈だろうし。 スレ違いすいません。
うん、スレ違い
>>603 目が青く光り唇が真っ赤になっていたのはエドガーの仕様です。
オービンもマチアスみたいに異質なるものを異質だと感じ取ることのできる
タイプだったんだろうな。
出会いが違ってたら案外ポーの仲間になれたかもしれないのにね。
突然すまんがエディスでアランが火の中に消えてくページで 左下に小さく描かれてるのってシャーロッテだよね? 友達がメリーベルだって言って揉めたもので・・・
>>611 シャーロッテだろ。服装髪型がランプトンのときと同じだし。
そのシーンってすごい皮肉だよね。
シャーロッテはエドガーが殺したようなもんだけど、その10年後に彼女の妹を助けに行って
あの時と同じ火の中で今度はエドガーが大切な人失っちゃうんだから。
因果応報ってか。
助けに行った、そのアランが火に呑まれてしまう。 ……本当に、溜息が出るくらい、壮絶に切なくて哀しくて 美しいクライマックスだろう。 …………何回泣かして頂いた事やら。
ポースレにもあったけど、 アーサーとエドガーたちとの語られないエピソード、凄くイイ! あのモヤっと感上手すぎるなーと思う 何もかもが思わせぶりだよね アーサーはいつバンパネラになったのか なぜエドガーは描いてアランは描いてないのか 花持って二人は何しに来たのか アーサーもエドガーいないと寂しいだろうな あの二人じゃお互いを補い合えないだろうけど、 孤独な者同志、もう一度出会って欲しいな
>607 ハヤオスレとここの板の異性の気持ちスレ行けば、 いろいろ作品について言われてることの意味がわかると思うよ そっち行ってみれば?
「ランプトンは語る」はいろんなエピソードが出てきてぞくぞくするが オービンの目線での話も読んでみたかったな。 結婚もしてなさそうだし、人間より魔法使いであることを選んだ人生って ある意味作者に近い存在という気がする。
重ねてはいるだろうね
618 :
花と名無しさん :04/11/16 22:30:46 ID:ajO6pf2M
空気が重い・・・。 残酷な〜から入った新参ファンです。 アリア、危ないシリーズ、バルハラの雰囲気が超好きです。 ポーとかトーマはあんまり好きじゃないです。 (この娘売りますは好き。) 出来ればバルハラの今後の展開とかについて 話し合えれば嬉しいです。 青葉の目的と、エヴァの人類保管計画って似てますよね。
619 :
花と名無しさん :04/11/16 22:31:18 ID:ajO6pf2M
補完計画だった。
別に重くはないけど…単にあなたの好きな作品が どちらかといえば貶されてるのが気に入らないだけなんじゃ? まずあなたの思うバルバラの今後の展開を聞かせてほしいな。
622 :
花と名無しさん :04/11/16 23:13:54 ID:ajO6pf2M
>620 > まずあなたの思うバルバラの今後の展開を聞かせてほしいな。 キリヤが青葉を叩き起こして終わり。
623 :
花と名無しさん :04/11/16 23:14:37 ID:ajO6pf2M
ライカが好きなのでなんかライカが幸せになるといいなあ。
624 :
花と名無しさん :04/11/16 23:17:14 ID:ajO6pf2M
ライカって最初のころコスモスそっくりだよね。 あと、十条ナナミさんの姪っ子(眼鏡)はもうでてこないのでしょうか。 なんていうか、日常生活を切り取ったかのような どうでもいい描写がたっぷりのこのまとまりの無さがすきなのです。
>ID:ajO6pf2M ログはまとめて書き込んでくれんかな
誰かがレス書いてくれてるかと 何度も見てるんだよ。
いちいちあげるのうざい。そんなに注目されたいのか。
628 :
花と名無しさん :04/11/16 23:55:31 ID:DckueaXH
怖い怖い、小姑ばっかり。
釣り禁止
ageるからこういうことに…
実際閉鎖的だと思うよ。
開放的にしてあげなくてはならないそうです。
別に誰も言論統制なんかしてないだろうに。
そりゃオバさんばっかりだし。
なんか涌いてきた
小姑は言い得て妙だな。 自分もロムっている人間だが ここは入りづらいよ。
ふだんロムってるのにこういう時には出てくる人もいるようです。
結構開放的じゃんねー
>>637 さすが、小姑
重箱の隅をつつくのは得意だね。
クマークマー
入りづらい入りづらいといってる人は、 何もしない。そう言って、嫌な雰囲気作るだけ。 直したいならそういう方向へもって行けばいいのに。
大分前からスレ住人だけど、 普段は結構良スレだと思うのだが… 感じもいいし、対応も大人だし でも最近ちょっと調子変だった リアルに読解力のない人と、ちゃんと読みきって作品を批判(とまではいかないな) する人とがいるけど、 その両者に対して「読む力がないんだ」と切って捨てる風に言うのが、 見てて目につくかなあ… 論争してるのに互いに言葉不足な感じ そのへんが閉鎖的に見える由縁なのかもしれないが でもせっかくいつもの感じに戻りかけても、 空気重い、ってぶり返すんだよね 自分も言っておいてあれだが…(反省 まあ、バルバラも進んでないし、調子悪いし、そういう時期なのかも
なんか、このスレに入ってからスレの消費がはやいね。 前スレの倍以上のペースだ。
>>643 みんな語りたい事が多いんだろう。
そういや、マグリットの絵にクレイバスが消えていく絵と似たようなイメージの
絵があるんだよな。知ってる人いる?
過去スレでバルバラの渡会を「エーリクがそのまま大人になった感じ」って 評した人がおったが、最近まさにその通りだなぁと思う。 純粋な少年て感じで中身が大人になりきれてないというか・・・浮いてるんだよな。
このスレって議論が白熱してても 荒れてるって印象あんまないけどなぁ。 あれだけいろんな視点からの意見が交錯してるのに 煽り合いとかがあまりないのは、某スレでは考えられなw
結構前はそれなりに荒れまくったけど今はそれほどでもないよな。
>>645 渡会は個人としては面白い香具師だと思う。家庭人としてはダメそうだが。
話ぶった切ってスマソ。 文庫でまとめられてる奴だけど、久々に訪問者やエッグスタンド読んで、 これを今の少女マンガと言われている漫画と同じ、少女マンガという名称では 呼べない気がした。時代性もあるけどね。うちの娘(十五歳平成生まれ)等は まず、ナチスのパリ占領、ユダヤ狩りどころか、第二次世界大戦自体にピンと こないもんな。習ってはいるけど、彼女にとってはすごーく昔の話で、周りに 戦争に行った人も既にいないし、祖父母はまだ60代でブランド好き、なんて。 私の子供の頃なんか戦争の話ばっかり聞かされた気がするがね。
今の子供は日本とアメリカが戦争してたのも知らないんじゃないのか?
んなこたーないって… まあ学校によるだろうけど、 自分の場合中学・高校で映像の世紀も全編見たし、16の妹も同じらしい 個人差はデカイと思うけど…あと家庭環境とか ただ今ある戦争と当時の戦争は形が違うから、あれに表現されていることを 現状と同一には語れないと思うけど 「やっぱりテロは必要だ…」の部分とか、同じに見たら違って来てシマウし、 人間がそういう生き物だから戦争するってあたりも、古い理屈とは言わないが、 時代的なある意味で使い古された表現を感じる あの子供を愛も憎も同じと描いたのは、麻痺していった世界を表現したのかな、と思うけど ただ、祖父母は自分は80代だけど、戦争の話なんてされたことないな
時代の距離感が違うかもしれないね。40手前ですが、 子どもの頃は「戦後30年」って言われていた。 今の子どもたちにとっての第二次世界大戦は我々の 子どもの頃感じた第一次世界大戦と同じくらいの距離?
この前二十歳になったばかりのガキンチョだけど、第一次も第二次もひっくるめてずーっっと昔の出来事の一つって感じでした。 最近はイラクとかの影響で戦争がすごく現実味帯びてるけど・・・。
二十半ばでも、第一次と第二次は同じようなイメージ。 一番戦争に縁遠い青春だったかな…
普通に海外旅行すると(特にアジア方面)そこかしこで先の大戦の名残りを見るよ。 観光地の海辺にうち捨てられている戦車とか、 某国では年配の人がみな流暢な日本語しゃべっていたりとか 日本にいると忘れがちだけど戦争ってものが決して教科書の中の事だけでは無いと 知ることができる。 エッグスタンドはヨーロッパの戦争映画っぽくて印象深い作品だと思う。 同時代を描いた映画なんか見ると歴史背景の理解が深まるかもね。
うちの田舎には戦争で腕を無くした片腕の爺様が 腕の無い方の肩に肥桶を担いで歩いてらっしゃるので 小さな子供でも身近に戦争を感じていると思う。(ローカル) でも、「小鳥の巣」のベルリンの壁は既にぴんとこなくなってきているかも。 自分が子供の頃には上原きみこの漫画なんかでも、ベルリンの壁を彷彿とさせる話があって、 それなりにリアリティを持っていたんだけど。 今は壁が無いから、壁があったころの話をリアルタイムで知っていても、実感が薄れている。
20歳だけど、一次と二次は勉強的にもひとまとめだもんね。実際は年代も結構離れてるけど。 前者はまだ騎兵隊だったのに後者は原子爆弾まで出来ている そう思うとここ100年の人間の技術進歩はそう思うと異常なものがあるなあ 100年後11人いるみたいになってるのも有り得そう 現在起きてる戦争は、かつての戦争とは色合いが違うから 第2次世界大戦と同列の意味で語れるものじゃないし、日本は完全に飲み込まれてる わけじゃないから傍観してる感もつよいし (実質テロリスト自体外国人だから、異常宗教集団vs世界 というのが正しい気が)。 ただ、こんな言い方は顰蹙ものかもしれないが、 そろそろいろんな意味で昔のことになってきたと思う… これからどんどん昔になって行くし、戦争の形も意味も変化していく 200年前フランス革命が起きたり、宗教革命が起きたりしたりナポレオン戦争が起きたりした 80年前第一次世界大戦が起きた どれも同じ戦争だけど、違う戦争 一般人の巻き添えの悲劇の様相は変わらないかもしれないが、それでも二次に比べたら、 今の戦争はかつては考えられないほど神経質に戦争している…
ベルリンの壁は、リアル感はなかった ベルリンの壁崩壊の時、その意味も分からなかったし、 ほとんど記憶にないからなあ ただ、歴史的にわりと近い事実、としては勿論読んだけど
そういえば子供の頃、上野あたりでは傷痍軍人が陰鬱なメロディの演奏をしてた 記憶がある。結構トラウマもの。30年くらい前には普通に見かける光景だったような。 小学生で「小鳥の巣」を読んだときはドイツは東西に分かれていたし壁もあった時代だけど 当然ピンとこなかった。 大人になってベルリンの壁が壊れたというニュースで真っ先に思い出したのは キリアンの事だったなあ。
親が戦争体験者(空襲とか)だ(年バレル)そのせいか子供の頃は すごいケチで物を大切にしたもんだが今は…。 エッグスタンドの頃の絵柄はグロくてあまり好きではない。 エッグスタンドも「戦争映画大作〜!」みたいなのが感じられて ちょっと苦手だな。
子供の頃コンバットに夢中になって、第二次大戦の戦争映画が好きだったから ユーゴの紛争は妙にリアルでゾッとしたなぁ。 ヨーロッパが戦場になっていて、映画やドラマで見た風景がニュースで繰り広げられてる。 その既視感は何ともいえない感覚だった。おまけに収容所まで出てくるし、民族浄化ときたからなぁ。 エッグスタンドは戦争を舞台にした佳作というイメージ。(「僕の村は戦場だった」とか) 「大作」というには小規模すぎるw やっぱ戦車がばーっと出て大作戦を繰り広げないと。 そういえば昔の戦争映画だと、フランスのレジスタンスがよく出てくるが 最近見ないのはやはり「テロ肯定」になるとまずいからだろうかw やってる事はそう変わらないもんな。
>>658 キリアンを思い浮かべたに禿同!
あ、これでやっとキリアンは髪の毛を切れるんだなと思った…
スレちがいも甚だしいレスになるけど(この書き込みがってことです) >(実質テロリスト自体外国人だから、異常宗教集団vs世界 というのが正しい気が)。 ちょっと驚いた…いろいろな「何故」が抜け落ちているし、 何が正しい(テロが正しいって意味じゃないですよ)かを今言うのは早すぎかと…
今40歳そこそこ位の人たちって、子ども時代のアニメ、漫画、暗いよね。 戦争を知らない子どもたちって世代からも微妙にずれてると思うんだけど、 戦争、学生運動を経験・ふまえた大人たちの作ったもの観て育ってると思う。 隠されたメッセージって説は嫌いだけど、訴えてくるものは消しきれない のかなって思う。
>662 誤解がある イスラム教そのものじゃなく(今回のことで、今後最も危うく扱われる宗教にはなり得てしまい そうだが)その枠から出た首狩りしたりしてる過激派や、911を起こした連中は、 「イラク人じゃない」=(外国人)し、あれはどんな成立理由があったり歴史的・ 宗教的な裏付けがあったとしても、 この世界の秩序的にも大きな意味での正義としても、「何故」があっても 受け入れられる奴らではないでしょう 勿論中東の反米思想云々とかはあるが、それは今は置いておいてのこと 勿論組織の中には、純粋に国のためにと参加してる人もいるだろうけどね 歴史的な意味で見ても、全くの無関係な人間を「異教徒」の理由で問答無用で 殺してしまうわけだし、ロシア占拠事件にしろ、要求に対して民衆に刃を向けた時点で、 潰さなければ仕方がない ナチもオウムもビンラディンもザウカウイも潰すこと自体は「仕方がない」と思う スレ違いな上にちょっと過激でごめんね 誤解があったので
665 :
664 :04/11/17 18:50:05 ID:???
また例えビンラディン一派や拉致殺害一派に、成立するだけの理由があっても(過去のアメリカとの 関係や世界とのかかわり)それはまた別の問題だと思う ナチス成立・ユダヤ虐殺成立に理由があったとしても(ユダヤ人に商業的に支配されていていたとか)、 潰さなければならなかったように
みんなぶっ殺しちまえばいいんだ。 という論には極めて強く反対だ。 それはブッシュだろうがテロリストだろうがだ。 オレにはどちらも同じ解決を目指しているようにしか見えない。 相手(敵)がいなくなればいい、ではまさに「話にならん」のだ。
戦争に絶対正しいも悪もないし アメリカだって正義じゃない ただ、正義や悪を越えた目線で、 でもそれはなされなければならないって いうことがあるのは確かだよ イラク戦争はどの大統領だってやったんだし 第2次世界大戦だって、ナチスにも正しい部分はあったし、 日本だって未だに間違えてはいない所はあるし
イラクと第2次の間に、 1行間を入れてお読みください ナチがやらなければならないから戦争起こしたってんじゃないです
戦争なんてのはな、昔から勝てば官軍負ければ賊軍なんだよ。 実質どちらにも正義はあっても結局勝った方が正義になってしまう。 でも表向きはどうあれ一番迷惑こうむるのは一般民衆なわけで 「エッグスタンド」はそういう話って事ですよ。 と、むりやり萩尾ネタを絡ませる。
一瞬スレ間違えたかと思った。 この流れは・・・
666に自分の意見はと同意見。 だからこその「何故」だろうと思う。 極論しかとろうとしないから起きる悲劇が「エッグ・スタンド」のような(ry
戦争が話題になるスレなんてこの板の他にないだろうな…。
すれ違いの話題ウザ
674 :
花と名無しさん :04/11/17 23:20:47 ID:ejMWEHXi
ポーの一族初めて読んだー。感動。 登場人物の名前がエドガー・アラン・ポーっていうシャレは微妙だけど。
このスレで戦争の話するときはみんな 「グレン・スミスの日記」を頭においてるんだよ。 だからスレ違いじゃないんだよ。
676 :
花と名無しさん :04/11/18 02:54:59 ID:C8cr81tl
変なフォロー。 つか、昨日のカキコが無視されていて悲しい。 辺に礼儀にこだわる奴らって何だろう。 別に上げてどうなるって板でもないのに。 皆さん萩尾作品の一番好きなキャラってだれですか。 自分はフラワーフェスティバルの玉子ちゃんが何気に最強だと思います。
>>676 そんな物言いだからレスも無いんですよ。
釣りなら他でやってくれ。
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
∧∧
( ・ω・)
>>676 『マージナル』のセンザイ師がすき
_| ⊃/(___
/ └-(____/
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
そういえば、萩尾作品って アナスタシアのおとなりさんみたいな すてきな姉さんいないねえ。
フラワーフェスティバルのキャス(長髪美形)ってキャラが人懐こいひょうきん な感じで良かったな。 すてきなおねいさん沢山いると思うが ラグトーリンとかゴールデンライラックの主人公、レッド星あと名前が思い出せ ないけどちょっと出でもいい女いたよな。
キャス・・・? リュスでは・・・ アナスタシアのおとなりって読んでないけど (花郁さん初期だよね?) 若い娘=ねえさん、でなく 姉妹の姉や年上の女性キャラってことでないの? メッシュのポーラとか 善意の人だけどちょっと・・・てな感じ?
>>675 「グレン・スミスの日記」は名作だな。
大長編を読んだ気になる。
>>676 sageは暗黙の了解みたいなもんなんだからわざわざ上げることもないと思うが・・・と釣られてみる
>>680 ちょっと出の名前の思い出せないおねいさん、
出てきた作品名を教えてください。
銀の三角のラグトーリンとか 精霊狩りのダーナ・ドンブンブン・ドゥーとか 赤っ毛のいとこののえるとか ゴールデンライラックのヴィクトーリアとか でも最高のおねいさんは マリーン だと主張したい
最高のおねいさんは阿修羅だと思う
687 :
679 :04/11/18 12:40:04 ID:???
>681さんの言われる意味でし。
素敵なお兄ちゃんならすぐ浮かぶな。もちろんエドガーですが。 あとはメリーベルの母違いの兄(名前失念すみません) 姉キャラだとあんまりパッと浮かばないかも。 恐るべき子供たちとかキシュツのメッシュに出てくる勘違い姉みたく 微妙に問題あり系しか思いつかないなぁ。そういう人物描写の巧みさが素晴らしいんですけどね!
萩尾望都←この人の名前の読み方おしえてください
>688 オズワルドの名前を忘れてるんじゃねえよ・・・。(泣) 好きなキャラならオスカーとオズワルドがよいです。 エドガー兄ちゃんはちょっとこわい・・・。 姉キャラ・・・。イグアナは姉だな。
実際のお姉さんじゃないけど、「メッシュ」のカティは いいお姉さんキャラだと思う。 あと誰だろう、姉キャラ・・・。 「秋の日差し」の女の子も姉だよね。 あとなんだっけ、タイトル忘れたけど、天然かわいこちゃん の妹の結婚話に熱心に取り組んでたおねえさん。あの人は かわいかった。
692 :
680 :04/11/18 14:17:21 ID:???
>681 そうだった。間違えました。リュスです。 >684 「メッシュ」とか、「城」に出てきたちょっと悪女っぽいけど先生の奥さんとか いい女だと思うんだけどなぁ。 ダーナドンブンブンもいたよね。続11人いるのフロルが叫び声上げた 神官みたいな人とか。この娘うりますのプランタンとか。 あげるときりがないけど。
693 :
680 :04/11/18 14:23:49 ID:???
「姉妹の姉」キャラ?また間違えた。 そういえばあんまり良い印象はないね。兄弟の確執とかそんなのばっかり? 残酷のナディアは感じ割と良かったけど。
あー、プランタン!ステキな姉キャラだ。 兄もできてお得!
アナスタシアのお姉さんキャラって 形はお姉さんだけど中身はお母さんみたい 萩尾望都(>689はぎおもと)の作品には そんなお母さんみたいなお姉さんって出ない やっぱ、一番近いトコでカティ? いい女!な、お姉さんはいっぱいいるけどね
いい女NO.1はマドンナだとおもうでござる。
姉妹の姉だと、萩尾先生自身の姉観が無意識に投影されてしまうのでは? 前にエッセイに読んだのだけど、萩尾先生のお姉さんは美人で誰にでも好かれ、当たり前のようになんでも出来る(そしてそれが当たり前と思っている)人、かつ楽天的で怒ることもなく常に幸せな性格‥というように書かれていた。 そしてそんな姉に対して、昔かなりコンプレックスを抱いていたらしい。 これを読んだとき、まるでお姉さんがリアルポーラのように感じられたよ。
トーマの心臓のバッカスが好きだな。 脇役だけどなかなかいいキャラしてると思う。 あとマイナーなところで”城”の小悪魔。 主人公の幻想世界(?)に出てくるやつね。
>>697 早朝のジョギングの時間に雨が降っている事を確認し、わざわざ妹を起こして
ジョギング中止を伝えるリアルポーラな姉…っていうネタが、当時の読者欄に
あったなぁ。
最強姉はプランタンだと思うけど、姉的キャラは多いと思うけどなぁ。 同じこの子からはポーレット、天使の擬態のヒロイン・ルイーズ、 モトちゃんからはレミちゃん、オーマイケセラセラセーラ、 キャベツ畑の三姉妹、海のアリアの歌手、マージナルナースタース ポーなんかマドンナ、エレン、ジューン、エルゼリ、……もろもろ 数えきれないけどな。 一番好きなキャラは文句なくオスカー。エドガーは別格w
>>698 バッカスいいね。「お前はいったい何歳なんだ」とつっこみたくなるが。
>700のあげてる女性キャラって姉的かなぁ? マドンナはまぁギリギリ? ナースタースとかエルゼリとか天使の擬態の子とか全然違うと思うけど。
「姉的キャラ」のイメージが人それぞれ違うんじゃないか? あるいは、 方向性は一緒でも、ストライクゾーンの幅が違うとかサ。
ポーラの描き方は辛辣だよね。 美形のメッシュがブスの妹の立場に立って考えている当たり、微妙に不自然に感じた。 同じことをミロンが言うならすんなり読めたんだろうけど。 多分作者が自分の言いたいことをメッシュに言わせてるんだろうな〜と思った。 萩尾さんの作品、好きなんだけど、そういうところがちょい苦手。
メッシュもコンプレックス人間だから別に気にならんな。
>705 あれは美形とがブスが問題なんじゃなくて(もちろんそれも 含まれてるけど)、愛されることが当然の人間と、愛されたい と願いながらも愛されず、そのせいでよけいに愛されない存在 になってしまう人間の哀しさを描いているわけだから、むしろ 母親にちゃんと愛されて育った記憶のあるミロンよりもメッシュ の方が共感できてあたりまえな気がしたけど。
むしろ、705のようにものごとを表面でしかとらえない人、 そして世の中の人全てがその同じ視点でものごとをとらえて いると思い込んでいる人に対しての皮肉なんじゃないの? すごく古い短編で「ポーチで少女が子犬と」ってのがあったと 思うんだけど、あれが結構原点かなぁという気がする。 みんな雨は嫌い、雨の日は家の中にいるべきっていうけど 外に出て雨を眺めていたっていいじゃない、という少女。 それに対するこたえが、「ひとりだけ べっこの考えを 持ってちゃ困るんですよ」ってやつ。
反則だけどアズミ姉ちゃんがいたら面白そうだ。 小悪魔な年上女と年下の純情そうな男の子って 組み合わせ、他にあったっけ?
>709 「城」の先生の奥さんと主人公ラドクリフの友達とか。
>708 表面でしかとらえてないといえば、 「コンプレックス」という便利な言葉で全部判った気になるのもそうなんじゃ? コンプレックスって言ったって、色々あるよ。 愛されないことでブスな妹に共感したとしても、 美人の姉にブスの妹の気持ちが判るのかって美人のメッシュに言わせてるのは辛いよ。 萩尾さんが実姉をモデルにしたという話を聞かなくても 実際メッシュに無理にポーラ批判をさせている印象を受けたよ。 聞きたくない愚痴を聞かされてるような気はした。 そして、萩尾作品にはそういう部分がよくあるんだ。
あの妹って別にブスではないと思うけど。 いわゆるわかりやすい「美人」じゃないだけで。 で、それはおいといて、なんで美人がブスに共感しちゃいけないの? 人間はみな一人一人違うわけで、同じ状況にいても気持ちがわかりあえ ないこともあれば、まったく違う環境、まったく違う境遇にいても気持ち が分かり合えることもある。で、その「わかる」「わからない」も、当人 が思ってることで本当はわかってないことだってあるかもしれない。 あなたは私ではないから。完全にわかりあえることなんて、本当はないの かもしれない。 だけど、そこでわかろうとする歩み寄りがあるかどうか、その人の立場に 立って考えてみるという思いやりがあるかどうか。そこが問題なんじゃな いの?
残神、最近やっと全巻読みました。 グレッグ生前はもう読みたくないな。 でも死んでからもパワーアップしてちょくちょく出てたけど・・ ジェルミはイアンを、必要だから利用する、 恋とか愛とは違うと言ってたけど、本当に愛してなかったの? ってわけはないですよね。 自分は人を愛しちゃいけないと思って気持ちを抑えていたのか。 分かるようにちゃんと読みなさいと、お叱りを受けてしまいそうですが、 色々考えてて分からなくなってしまいました。。 ジェルミはイアンにどういう感情を持っていたのか、 愛とか恋の一言では表せないと思いますが、 何かご意見お願いします。
>>711 作者が自分の言いたい事を主人公に言わせるのは当然の事じゃないのか?
この作品は上手く人間関係を結べない人たちが劣等感や苦しみのようなものから
痛い体験を通して気づき開放される話と読んだけど。
妹をブスと言うならいろんな不満にかかりっきりで性格ブスだったってことだろな。
性格ブスな妹に自己投影してるんでしょ。
>なんで美人がブスに共感しちゃいけないの? 美人はブスの痛みはわからないよ。だって美人はブスじゃないんだものw。 他人の痛みに共感できれば戦争なんか起きないだろう。 メッシュの姉妹の話はなんとなく作者の愚痴的な一方的な見方を 感じたな。「姉」をあえて悪者に描いているような…。 「イグアナの娘」とかでも萩尾さんの私的な愚痴みたいのを感じた。 でも自分はそれが不快とは別に感じないが。 >705のようにものごとを表面でしかとらえない人、 数行のレスで判断するのもどうかとおもうが。 >713 >自分は人を愛しちゃいけないと思って気持ちを抑えていたのか。 人を愛する事が恐くて「利用する」と自分に思い込ませていただけで 愛してたと思う。そこら辺のジェルミの戸惑いというかイアンに対する 振る舞いが凄く可愛かったなー。
メッシュは自分の事を、美形とも思っておらず、
親に愛されず他人とうまく関われない、性格の不自由な人間と
感じていたんだろうから、妹に共感してしまうのはよく解る。
自分も、実際あの姉のような人がいたら、あまり好きになれないな。
>>700 天使の擬態のヒロイン・ルイーズ、→ エッグスタンドのヒロイン・ルイーズ、
自己レスで、訂正。 申し訳ない。
コンプレックスを理解すると言うより、お互い傷ついた心の持ち主で 共感しあったということだと思う。
美形であってもメッシュは愛されてなかったわけで本人には意味の無いもの だったしな。
作者の愚痴なり痛みが作品に反映されるのは当然なんでは? というか、聖人君子の作るものなんて面白くもなんともないと 思うんだけど。 一体ナニを作者に求めているのか・・・。 メッシュのあの姉妹に関してだって、世間一般的には姉はいい子 なんだし、作中でもそういう風に扱われている。あれは妹の視線 から描いているから悪者風になってるだけで。で、それが一方的 というなら、作品として成り立たないんじゃないの? 弱者というと語弊があるけど、世間一般の求める理想像と折り合えない 人間から見た世界を描いているわけなんだし。 その弱みってのは、見た目であったり、親に愛されなかったりといった トラウマだったりするんだろうけど。 美人にブスの気持ちはわからないかもしれないけど、上手く生きられない 辛さはわかるんじゃないの?
とりあえず、美形かブスかだけにこだわる見方ってのは面白いと思ったw
作家であるならできるだけ客観的な立場のものを見たいよやっぱり。 むしろオールマンセーより拒否反応を感じるのはある意味正常だと思う。 私としては萩尾さんの私的な部分が伺えるのは面白いと思うけど。
たとえば姉は妹のコンプレックスは見えないが、他のものも 全てなのかとか、妹も自分自身気付いてない見えてないものが あるんじゃないのかとか余計な事を考えてしまう。
だね。まあ多分、一人だけなんだろうけど<美人・ブスにこだわってるの いずれにしても、そうかたくなに卑屈になってると周りに居る人もいやーな 気分になるから。そんで悪循環になってくんだろうね。
プランタン…いいね。 マドンナとナースタースと3人でいい女ベストだな。 という私は彼女らが理想だ。
美人・ブスにこだわるってる人は自分がまさにその悩みを抱えていて その琴線に触れてしまったんでしょうかね。 年齢的にお若いのかもしれないね。まあそういう時期って誰にもあるわな。
>709 アズねえちゃんいい。静香ねえちゃんもいい。いい。
出来のいい姉にコンプレックスを持ってる妹ってのは よくあるパターンだけど、たいていその妹の美点を見いだす 第三者によって救われるパターンが多いのに その「出来のいい」のも、視点を変えると実はそうじゃないってのには 当時読んでて感心したよ。 萩尾さん自身の姉妹の葛藤が反映されてるのは確かだろうけど それをこういう形で作品に昇華させるってのは才能だなとも。
なんか感じ悪いわよ。←オナエガナー
>>728 同意。
メッシュって当時はあんまり好きじゃなかったんだが、この話だけは印象的だった。
人には長所や短所など無く、接する相手によって長所にも短所にもなる。ってセリフが
目からウロコだった。なんかちょっと救われた気持ちだった。
>728 昇華っていうのは私的な物から離れた表現に変える事だと思うが 昇華というより愚痴だなあれは…。
どうしても愚痴にしたい人がいるらしい。
作品は作者の反影であるのと同時に、 作品の感想は読み手の反影でもあるからね
で、愚痴だったらダメなの?素朴な疑問なんだけど。 愚痴だろうが自虐だろうが、読んでて面白かったからいいけどな。 ああいう話って、物事を善悪・白黒はっきりつけたいタイプの人(若い人に ありがちだけど)にはいやーな感じにうつるのかもしれないな。
作品の着想や発端は愚痴(?)かもしれないがそれだけで終わってるわけじゃないからね。 捉え方はそれぞれだけどちゃんとテーマは汲み取ってほしいとは思う。
スッキリした後味ではないね。 小学生の頃はあまり好きでなかった。 それから十数年経ったけれど、今読んだらかなり印象違いそう。 実家行ったら読んでこよう。
「人には長所や短所など無く、接する相手によって長所にも短所にもなる。」 親にしかられてるときに言い返してやりたいような台詞だ。
この屁理屈っ子が! と言われるだけさ
親ってそういうもんだよな。 と思ったんだがふと別の漫画家が 「大人をなめるなよ。子供が育っただけだぞ」 といったのを思いだして、萩尾望都との対比が面白かった。 確固たる物なんておぼろげだという点では同じだけど、 歩み寄り方の違いはどちらも素敵だw。
>>741 その言葉を分別ついて言ってるなら良いけど
大人になれない大人が開き直ってるだけだったら嫌だな。
と言うのも最近大人気ないおじさんやおばさんを見る事が多いから
ちょっと気になっちゃって。
743 :
742 :04/11/20 02:31:47 ID:???
>>741 すみません。
>>「大人をなめるなよ。子供が育っただけだぞ」の部分です。
久々にメッシュを読み返してみたんだけど、 ネームだけ読んでいるとポーラの言っていることは正しいんだよね。 ただ、「・・・」と、あの顔の表情で、鈍感そうに見えるだけで。 というか、感情表現描きまくりの妹に対し、姉は表面だけを描いている。 それって、姉は妹の気持ちを判ろうとしないというよりも、 妹(萩尾望都)に姉の気持ちを判る気がないのではないか・・・。 深読みすれば、姉が自分を傷つけるから傷つけ返したいのだけれども、 姉は自分よりも強いので傷つけられないのでヒスを起こしている妹を 美形によって読者に人気のあるメッシュに庇わせて無理矢理正当化しているのがこの一編で、 要するに漫画で鬱憤晴らしをしてるんじゃないのか・・・。 てなことを考えてしまうわけです。 フラワーフェスティバルの母親でもそうだけど、なんか一方だけ悪意のある描き方をされると、 いや、そう描くと判りやすいかもしれないけど片手落ちなんじゃないんでしょうか、 それではマニアにしか受けないのでしょうか、と思うのであります。 それともモー様教は選民だけを救う一神教なんでしょうか。
>>744 とりあえず、一神教の定義が間違ってる。
いや、ポーラもフラワーフェスティバルの母親も別に極悪人だ!として 描かれてるわけでもないと思うけど。特にあの母親は哀れな面も描かれ てて、私はすごくいいと思ったんだけど。なんていうか、「正しい人」 として子供にとって絶対的な存在である母親だけど、時にはその正しさ が子供を苦しめることもあるし、その「正しさ」は母親の弱さからくる 鎧だったりする。その辺をちょっと視点をずらすことで表現してるの が萩尾さんの上手さだと思うのですよ。後期というとヘンだけど特に 80年代後半から90年代入ってからの作品では、萩尾さん自身が年齢を 重ねたこともあってか、無理解の母親に対する歩み寄りが見られるよう に感じます。 それにしても、なんで萩尾漫画に全ての人の救いを求めるのか・・・? 宗教じゃないんだからなんかヘンだよそんなの・・・
フラワーフェスティバルの母親って一方的に悪者にされてた? バレエ留学をやめさせようとするエピソードだよね。 あの時のみどりが母親の気持ちを理解できないのは 別に不自然な流れではないし、読者にはちゃんと 母親は母親なりの考えや悩みがあって反対してたことが わかるんだからいいと思う。
美人、優越感のある人に対する描き方はちょっと意地悪な描き方 してるなと思う時がある。しかしそれが萩尾漫画でどうこうってわけではないが。 萩尾さんくらいなら私的な面が伺えて逆に面白い。 どの漫画家でも多少は愚痴っぽいとこあると思うけど。 フラワーフェステバルは母親のエゴを強調して描きたかっただけで (実際エゴだし)一方的な悪意までは感じなかったけど、 メッシュの姉妹の話は愚痴っぽいものを感じたな。 しかし是非でなく各個人の受け取り方があるだろうし そういう意見もあるんだでいいと思う。
萩尾漫画に何かを求めているわけでなく、 なんか変だぜと言っているだけだわいな。 フラワーフェスティバルの母親、 「ママの人生ってなんだったのかしら」 って悩んでいる姿が凄い平面的に描かれているよね。ちょっと意地悪な描き方。 その絵を見た後で、みどりが 「よく考えてみたらるーちゃんもママも可愛そう」と言うと なんでそう思うんだ?と一瞬躊躇する。 取りあえず、母親の気持ちは一応ネームでは書かれてるんだけど、 絵が母親の言い分を否定していると思うんだ。 で、みどりとかだったら、どんなに言ってることが独りよがりでも、 美しい絵で描かれていると思う。 なんか、巧妙だな、と思う。で、自己愛が強いな、と。そして攻撃的なの。 そういうのがなければもっといいのになって思う。それだけ。
>749 んーでも、主人公との対比(あるいは障害ブツ)として母親を描くなら、 平面的、否定的に描かざるをえないと思う。 残神でもそうだったけど、人が自分を愛するように人を愛するというのは、やはり 難しい事だからその自己愛との折り合いを常に考えていこうよって事が根底に あると思う。でも、一つの考え方を主張するって事自体、客観的にみてる人 (読者)からしたら攻撃の一つでもあるわね。 でも、主人公は誰かって観点からみれば、巧妙・自己愛は目をつぶってもいい んじゃないかと思う。 でも最近、牧村さとるの愛ってこうだよ!みたいなのはヒジョーにウザイ。
>749 >なんか、巧妙だな、と思う。で、自己愛が強いな、と。そして攻撃的なの。 わかりずらかったんだけど、これって母親の事なのかな?みどり? 母親が自分の私情(お兄ちゃんといられない嫉妬?)でみどりの バレエを阻止しようとしたんだから母親のエゴってことで 悪者みたいな描き方でもおかしくないと思うが? みどりが母親みたいな巧みな心理操作をするほど世間ずれ するのは年齢からして無理だろうし。母親の行動はリアルな面が あるし萩尾漫画の面白い所だと思うけどな。 なんか読み違えて見当違いなこと言ってたらごめん。
>なんか、巧妙だな、と思う。で、自己愛が強いな、と。そして攻撃的なの。 >そういうのがなければもっといいのになって思う。それだけ。 私もよくわかんなかったんだけど、あれはみどりが主人公である以上、 みどりの視点が中心になるわけで、それは仕方のないことなんじゃないの? ほんとに自己愛だけなんだったらみどりのお母さんの苦悩であったり 息子に固執する原因なんかは描かなかったと思う。 それにしても、片手おちだとかマニアにしか受けないとか限られた人 しか救えないとかいう表現を見ると、逆になんでそんな全ての人間を 無条件に受け入れ、全ての人を美しく描かなきゃいけないんだ?とも 思うんですよ。 個人的にはみどりの母親の描き方は画期的だと思ってた。それまでの 萩尾さんの母親像って、なんとなく上滑りというか、絵に描いたような いい母親だったから、ある意味、ああいう人間的にダメな部分のある 一人の人間として描いてるのは、それまで否定された自分のことだけ 考えてたのから一歩進んで確執のあった家族の気持ちを想像するだけ の余裕が出てきたのかな、と。
こういうネタがここまで続くのはこのスレ住人が 親や姉妹との確執があるせいか?
そうなんだろうな。 だから萩尾漫画好きなんだろうな・・・。
親や姉妹との確執ネタになると精力的に 書き込みはじめる人がいるだけかも。
単に普遍的な問題だからではないのか思う。
ブス・美人問題は確執の範疇だろな
流れぶった切ってすまんがバルバラ話。 結局アゾーレさん=エズラだったわけだが、17話でカーラーが 「この二人は血液型も遺伝子型も違う」って言ってるんだよなぁ。 今後またどんでん返しが待ってるんだろか。 1話から張り巡らされた伏線が少しずつ回収されてるけど繋がった瞬間はぞくぞくするね(;゚∀゚)=3 でもどんどんひっくり返っていくから頭がついていかんw
759 :
741 :04/11/21 00:21:21 ID:???
>>742 遅くなってスマンです。
吉野朔実なので「あきらかに確信的使用」ですわw
ところでわたしゃ姉妹はないが、親という存在としてなら
誰にしろ一つの障害ではあるからある意味普遍性はある罠w。
でも萩尾マンガにその辺を共感したりと言うことは全くないので
たぶん「まさに読み手に依存する」部分でしょうね。
場合によっては「読み手が依存」してるのかも試練。
そうだな。自分は萩尾作品の場合、どんなに痛い話でも舞台設定が海外だったり SFだったりだと「物語」として読んでしまう。 ネタ元はどうあれ料理の仕方で最高のエンターティメントになりうるわけで。
ナディアは可哀相だったな。 クマの彼と幸せに暮らして欲しいよ。 あの彼氏はヒゲをそるとハンサム説を信じていたよ。
ナディアってイギリス人ぽくない性格だったな。 あのめそめそした感じが。 ある意味いわゆる少女漫画っぽいキャラだった。
一応フラワーフェスの母親は美人設定なんだが。髪が短いから749さんにはそう見えなかったのかな。 母親よりもイブのほうが美人に見えなかったよ。すごい美人設定だったのに。
ちょっとまて〜〜〜! イギリス人も日本人とまったく変わらないヨw。 切符のいいのやめそめそしたのも普通にいるから。ちゅか一緒だよ。 ま、ステレオタイプの(日本人のイメージする)イギリス人には 入ってないのかもしれないけどw。
ジョージはそのこさんが結婚してくれたら浮気はしなかったのかも、とちょっとだけ思ったり。
>>765 いや、ああいうタイプは相手が誰でも同じだと思う
この前人に勧められて「11人いる」を読んだんですけど タダやフロル系のキャラが出るの話って萩尾さんの作品でありますか? 801要素がないものがいいんですが。
タダやフロル系と言われても性格、絵柄、キャラ、どれを指してるのか。
タダとフロルの「設定」ならA−A’シリーズかなーと思ったが 801要素が 皆 無 かというと不安だな… 801じゃ決してないんだけど要素はな…大好きな作品なんだけど…
フロルに一番近いのはエーリクかな。 でもトーマは「801要素」があると767は判断するのかな。
トーマを少し要素があるだけで801括りにしてしまうなら辛いなー。 801と言うより人間の普遍的で根本的な愛情と言う感じがしたから。
つーか萩尾作品ってそもそも801じゃないと思ってるんだが。 要素としては「温室」が一番濃いけどどの作品でもただやりたいからやってるわけではないと思ってるんだが。
タダとフロルで801抜きか・・・。 赤っ毛のいとこののえるとまりがコミカルなところでは合ってるけど・・・。 海のアリアのべりんもん=あべるとかもフロル的な要素はあると思うな。
少し病んではいるが、ジェルミとマージョリーは近くないか?
>>768 同意。767の質問の意味がよくわからない。
>>769 ってことは、タダがモリで、フロルがタクト?
なんか、笑える。
801とか同性愛ものとかぼーいずらぶとか 言葉の内容も目的もいろいろ違うのに 801なんて中途半端な言葉でまとめるからどうでもいい事に注釈いる
昨夜の弟は801?
767の意図がわからないのでアドバイスもできないってことで。
>>777 見てないからなんとも。つか板違い。
>>767 なんか10年前の自分とかぶるんでレス。
最初に読んだ萩尾漫画が11人で、めちゃめちゃハマりこみ、
「11人」的なものはないかと探しまくったんだよね。
それがきっかけで他の作品も好きになった。
801うんぬんはとりあえず無視して…
絵柄では、ゴールデンライラックのヴィーがフロルに似てる。
あと、この娘売りますのドミニク。そしてテキトー画のエーリク。
(上記全て11人とほぼ同時期に描かれているので似てるのは当然かな?)
ジェンダーが変わるという設定では、上にも出てたけどA-A'、それにハーバルビューティあたり。
萩尾さんが影響を受けたというル・グインの闇の左手を読んでみるのもよいかも。
でも、結局、11人を超えるモノは自分の中ではなかったなあ。
とりあえずアニメ見てみるってどうでしょうw
あ、でも他作品もハマること請け合いなので読んでみて〜ってことで。
微妙に自分ガタリ入っててスマソ。
あたしもだなあ。こっちは25年以上前なんだけどさ。モー様は他の作品、特にポーなんかもよかったけど、結局11人が最初で一番好き。779さんも挙げてるように同じ作者で似たようなのを探すか、いっそマンガをやめてSF小説へいくか、ですね。アニメもまあまあだった。 あとは二次創作を探すとか。普段そういうことしないけど、11人関連だけは探しちゃいましたよ。自分がこわかった。いくつか発見しました。人気ありますよね。ファンサイトないのかな。
へぇぇ・・・「11人」が別格って人、結構いらっしゃるんですね。 私は前評判があんまり高くて期待が大きすぎたのかもしれないけど なんとなく肩すかしでした。いや、十分おもしろいんだけど、数ある 作品の中のひとつ、みたいな感じ。 自分的に一番衝撃的だったのは「銀の三角」「半神」あたりだった。
「11人いる!」ってあの時代のほかの少女漫画の雰囲気で あの漫画が生まれたこと自体衝撃だったと思う。 消防の頃読んで話は理解できなかったがイメージは強烈に残っていた。 自分も「半神」「偽王」「残酷」「銀の三角」あたりかな。
ふんわかふんわかしたラブコメ全盛の時代に本格SFだもんな。 びっくりしたよ。
「11人〜」って少年誌にかかれてたんじゃないの?
別コミだよ。
へ〜。それはすごいや。
「11人いる!」の完結編と、「ホームズの帽子」が 同じ号の掲載でした。 なんて贅沢だったんや〜!
>787 ポーと11人いるが同時掲載?!特集号とかじゃなくて? また、全然雰囲気の違う傑作を…。すごい精力的に描いてたんですね〜
そうそう今から考えるとすごい贅沢だったな。 11人もほんとは前後編の2回連載だったのが3回に伸びたんだよな。
>>784 少年誌連載していたのは、『百億の昼と千億の夜』だよ。
チャンピオンだったかなぁ。
そう。
>781 私も同意。よくできたSF漫画だとは思うけど。 多分、それまでに石森さんとか手塚さんとか、 その他の少年SF漫画読んでた人やSFが好きな人は、 そんなにびっくりはしないと思う。 「おお、やっと少女漫画でも本格SFが出たか、モト様さすが」 ッて感じぐらいかなあ。 でも、SFに縁の無かった人には影響大だろうね。 やっぱり凄い才能だよなあ。
今見てもすっげえと思うよ
萩尾さんの漫画って、ちゃんと世界を作ってあるなーって感じがする。 お休みに「マージナル」読み返したんだけど 砂漠のシーンでコーヒーに塩入れてたり 血はもったいないから吐かずに飲み込め、なんて台詞があったりして 全然本筋に関係ないところなんだけど、 そういうのがすごく世界をリアルに見せてて、凄いなーと思った。
血は飲み込んじゃだめですよ〜。 なんか知らんけど、消化器の中で固まったらとんでもないことになるらしく。 一応、老婆心ながら。
>795 血をそのまま飲む文化(アフリカとかモンゴルとか)もあるけど、ダメなの?
板違いだけど、マスターキートンでも、砂漠での水分&塩分補給かなんかのために 動物の血をすするシーンがあったような…。完全栄養食とかなんとか。 つかそれよりも、消化器の中で血が凝固してとんでもないことになってしまった エドガーを想像してしまいましたw あれはエネジィを吸ってるだけで血を吸ってるわけじゃないのかな? だいたいヴァンパネラとなったエドガーに消化器があるのかどうか…。
そう言えばエドガー、怪我すると血ぃ出てましたね。
凝固する前に消化するんでないの?>血 消化器官が弱ってたら受け付けないのかもしれんが。 エネジィってどんなものなんだろうね? 人や薔薇の中にしかない生気かあ。
アトムがウランちゃんにエネルギーを分けるシーンで エドガーとメリーベル思い出した
エネジィの交換って、セクースみたいなもんだよね。
>>795 血は飲み込んでも大丈夫みたいだよ。
つい3日前に歯を抜いたんだが「血って飲み込むとやっぱ体に悪いんですかね?」って聞いたら
「そう仰る方が結構いるんですけど体に悪影響はないので全然大丈夫ですよ〜」と
歯医者さんに朗らかに言われますた。
>>794 禿同。萩尾さんは裏付けとか細かい設定がすごいよね。
バルバラで、青羽は寝たままで食事・排泄・運動とかどうしてるんだろうって思ってたんだが
16話読んで脱帽しました。
あんなに隅々まで設定していたとは・・・
>>802 歯の出血程度なら全然かまわないけど、大量に飲んだらやばいらしい。
・・・・て、普通にあるシチュエーションじゃないな。
エドガー、すまん。あんたが飲み過ぎでおなか痛おこすの想像したよ・・・
>>795 少しくらい飲んだって問題ないはず。
ただ、
鼻血が喉にまわったら飲み込まずに吐き出せ、と指示された。
血の臭いや味が強くて、
あとで「胸悪〜(気持ち悪い)」になるからじゃないかな?
>>801 映画『コクーン』に、まさにそんなシーンがあったような気がする。
ヒトとエイリアンの交歓。
>>806 「デモリションマン」でもあったな。
手のひらをお互い合わせて楽しむってやつ。
>802-804 比較的稀だが他人の血をのんでアレルギーを起こすことはあるだろう(5%以下) 自分の血に限れば、多量にのめば(200-300ml以上)下痢するだろう。 そのときに黒色便がでる。血液が分解された成分を腸で再吸収して、 血中の尿素窒素値が上昇するが、やばいってわけでもない。 自覚症状には表れないだろう。下痢と黒色便以外の実害はあまりないと思われ。 例外は、肝硬変や肝臓機能が弱くなる病気の場合、 アンモニアが再吸収されて、肝性脳症となり、昏睡状態に陥る場合はありうる。
何にせよ、バンパネラって、料理を楽しめないのは気の毒ね。ダイエットの 悩みはないのだろうけど。 808さん、物知り!血を飲むことで、人体にさしたる害はないわけだ。 しかしそれって誰か試した人がいるのだろうか?
まあ血に限らず何でも飲みすぎはよくないってことか
この前久々に実家帰って萩尾作品を耽読してきた。 地味な作品なんだけど「ローマへの道」がしみじみ良かった・・・ 「あなたは人生において愛を学ばなかったのよ」のセリフが胸にきました。 主人公の性格は苦手なんだけど、ハッピーエンドで読後感もいい。 昔は「ポー」とか「スターレッド」とかが好きだったのに、 最近は絵柄が変わった後の作品も良くなってきた。 これが年を取ったということか・・・・
>809 人口10万人当たり毎月3-4人の人が、出血性胃潰瘍で、身をもって 試しておられますね。日本全国に換算すると、毎月3-5000人かな。
813 :
801 :04/11/25 19:53:05 ID:???
確かに色々あるね! 自分がピンと来たのは バーバレラ だったけど。 ……にしても、この話題でこのレス番号w
>811 「ローマへの道」はホントに「しみじみ」するね。 お母さんもいいし、ラフィエルもいい。レヴィもうまくからんでる。 絵もいいと思う。「パリの雨を通してローマが見える」とか。 あの作品読み通してから変化した後の絵柄も好きになった。
>814
>>811 > 「ローマへの道」はホントに「しみじみ」するね。
> お母さんもいいし、ラフィエルもいい。レヴィもうまくからんでる。
> 絵もいいと思う。「パリの雨を通してローマが見える」とか。
> あの作品読み通してから変化した後の絵柄も好きになった。
ラファエラ(ラエラ)じゃなかった?
重箱の隅でスマンね。
あの隠れ主役は秘密をばらした
おねーちゃん。
萩尾作品て、ちょろっと出てきて
ものすごく印象に残るキャラがいる。
トーマの弁護士とかな。
残神読み返した。9巻と14巻が無いまま… しかしあの終わりは納得出来ん。作者が納得しているようだから、私もまあいいか、 と思おうとしているって感じ。 絵、相変わらず上手いね。
>>816 キンブルグさん。
本当にまっとうな大人だよな。
「君はまだ1ペニヒだって自分で稼いだことがないくせに・・・」 だっけ。 覚えてるもんだな意外と。 今はユーロだもんね。まさに隔世の感が。
萩尾さん自身に、『救い』ってものに対して懐疑的な部分があるんだろうね。 だから、トーマも残神ももっと分り易く救済されるラストを 描こうと思えばいくらでも描けただろうし、 作品的にも読者の反応的にもその方が良かったかもしれないけど 結局、救いの可能性を示す、ってところで終わらせてるもんね。 そういうこだわりが萩尾さんらしいなーと思うし 自分の感覚的にもあってるな、私は。
>>809 エディスが作ったクッキーを香ばしいとか言ってたから一応味はわかると思う。
でも食べても満腹にはならんのだろうな…
バンパネラはいつもすきっ腹かかえてるイメージ
>>820 まぁ実際トラウマから解放される救いなんてウソっぽいしな。
ジェルミなんか特に、母親殺しを背負っちまってるんだから
それは抱え込んで生きていくしかない訳で。
しかし、話を引っ張った割には、なあ。 あのラストなら、もうちっとコンパクトに描けたんじゃないのかな。 結局いきあたりばったり描いて、 描きながら考えて、 無理に纏めたんだと思うよ。
ラスト近くの静かなマターリ感結構好きだけどな。 人の心理に焦点当ててゆっくりじっくり描いてる漫画だから 普通の漫画みたいなはっきりした起承転結っていう終わり方より あってると思う。 あれだけ掘り下げて描いたらトラウマが解消されて万事解決って わけにはいかないだろうし。あれでもかなり前向きな方向で終わらせて あると思う。
タモリスレにまさかポーがあるとは思わなかったyo
>>826 >おい!引き出しにイグアナを入れては駄目だよ!」
くだらなくて笑った。
>>826 トットちゃんメリーベルかい
地味にワラタ
>824 あの作品は、なんか読んでて、萩尾さんが「作ってる」というより、「進んでる」という 感じだった。 昔、トラウマ持ちの記者が、兄が人を殺しまくったことをノンフィクションで書いたのを 村上春樹が翻訳した時、「彼の文章には分かりにくさ・不気味さがある。体験した本人だから こそ、詳細に記そうとするあまりぐるぐるとはまりこみ、むしろ本質が見えなくなっていくような。 それ故にくどくなり、同じ所を巡っているような風に読める」というような(かなりうろ)ことを 言ってたんだけど。 別に萩尾さんが体験したってんじゃないんだけど、 萩尾さんがその問題を考えながら進めるあまり、ストーリーを進める上で出口を探してぐるぐる してたり、立ち止まって考えたりしてるのが見える作品だなと思う。 虐待も時折ループのスパイラルに見えるけど、分け入っても分け入っても深い闇だったん だろうな、と思う。 計算して演出して作る人が、完全に物語の「中」にいたように思える
>>829 >計算して演出して作る人が、完全に物語の「中」にいたように思える
そういや連載当時、ペン先生の「彼と距離をとらないとわたしがつらい」とか
「家へ帰って早くお茶が飲みたい…」って台詞から萩尾さんの自己投影では?ってどっかで言われてたな。
うん その時のペン先生は本当に『登場人物』って感じがしなかった 変にリアルでストーリーから浮いてたように思う
リアルでペド幼児虐待受けた人の告白を読んだ事あるが 救出後、カウンセラーとのやり取りがペン先生とジェルミのそれと かなりかぶるものがあった。 読んでる最中はペン先生はカウンセラーとして有能なのかどうか疑問だったんだが 結構リアルなのかもな。
昔そういえば、 カウンセリングを受ける患者には、精神科医が家族のように思えたり、憎悪の対象に思えたり、 恋人のように思えたり、友人のように思えたりする。 が、医者がただの医者に思えた時、治った時である。 みたいなのを読んだな。 どうでもいいけど思い出した。
エロイカほど、作者とキャラと読者ががっぷり6つ(?)で 蜜月している幸福な漫画も少ないよね。 青池せんせいのいる時代に生まれてよかった。
836 :
835 :04/11/26 23:42:27 ID:???
わーっ。 すいません、萩尾さんも大好きです。
時代は似ていますし。
>834 829じゃないけど、私もそう思った。
>811 「ローマへの道」は未読ですが、よさそうですね。私も最近の作品を見直すように なりました。初期作品の抉るような鋭さも素晴らしかったけど、今のを見なおす ようになったのは年のせいかな、大人になったというべきか。 この人は、最初から成熟した視点があって、絵も話も幼稚さ、青臭さはなかった。 でも、初期作品は、若くなくては、描けないような容赦のなさがあるような 気がします。たとえば、「かわいそうなママ」の残酷さ。しかしわたくし今ではお 父さんに同情しちゃうようになりました。最近の作品はは割と、登場人物にフラッ トに光があたっているように思えませんか?大人になって鋭さが薄れて、いろんな 意味で妥協的になったともいえるけど。ある程度人生を知ってしまうと、理解でき ますね。
花達HPにバルバラのフラッシュができてるね。 内容知ってるのにちょと怖くなった。音がついてるとやっぱ違うのう・・・ 話を整理するのに相関図はありがたい。
うちのPCじゃ音聞こえなかった…がっかり。 プラグイン新しいの入れれば聞けるかなぁ。
早速見てきた。 残神のスクリーンセーバーと作風が似てるけど同じ人が作ったのかな? いずれにしても良く纏められてると思ったよ。 ポーやトーマなんかも作ってくれたら嬉しいんだけどな。絶対あり得ないけど。
萩尾さんのコンビニ本って百億千億の他に出てる?
昨日「11人〜」読んでいて思ったんだが、 グループ単位で合格させる宇宙大学の受験って問題あるような気がする。 例え未遂に終わったとはいえ、 パニックに陥って人を殺して脊髄液をワクチンにしようとした奴を合格にしてよいのか?
>>845 日本の大学と違って問題がある奴は
入学後に淘汰されて卒業できないだろうから大丈夫・・・なのかな?
第一級の宇宙海賊になれる香具師でなければ宇宙に出たらすぐ氏んじゃうから まず生命力の強さを重視したとか。
グループに選別される時点で、かなり振り落とされているから大丈夫、って 考えなのではなかろうか。 しかし確かにあの方法だと、どのグループに入るかで結果が左右されるもんなぁ。 グループに2、3人優秀なのがいたら、それで尻馬に乗って合格できそう。
>>845 >パニックに陥って人を殺して脊髄液をワクチンにしようとした奴を合格にしてよいのか?
話を簡略化するために、「パニックに陥って」を除外して考えると。
それも、
選択肢のひとつなんだろうと思う。特に、長期で宇宙に出る場合など。
まー、テストで受験生が実行しちゃったらマズイだろうけど。w
ただ、あのグループの場合、
軌道ズレという大学側も予想しなかったハプニングがあったし、
王様たちも短期間に急成長したんだし、合格させたっていーんじゃないの? まあ、マンガだし。w
グループに必ず学校側の人間が潜んでるわけだからそいつの 判断次第で合否を決められる。石頭がいいって判断したんだから無問題。
タダ
これ言いだしたら話始まんないけど、 軌道ズレ→ツタの増殖→ウイルスの発生…ていくらなんでもひどいw 予測できなかったというけど、ちょっと考えればわかりそうなもんじゃないか? 石頭も、学生の力を見たかったのはわかるが、さすがに命に関わることなんだし、 もうちょい早い段階でどうにか仕切り直しできなかったのか。 ガンガだって一歩間違えれば死んでたしなあ。 だから、それを言ったら話始まらないんだけどね。
密室ドラマとしては最高っすよ。 船は試験に使うんなら掃除くらい徹底してやれとは思ったが。
他の船でどんなことがあったか。 誰か同人誌で書けよ。
「たいへんだ、ここには11人いるぞ!」 「ほんとだ、コレは非常事態だ」 「戻ろう(緊急ボタンをポチ)」 …という組がいくつもあったみたいだね。
船に乗らず地上に降りた組とかいろいろあったんじゃなかった?
>>855 ワロタ。さすがにそれは潜り込んでる試験官がちょっと説得してやってもいいんじゃないかと
思うなぁ。
白号の中でも11人いるとわかった時点でスクランブルだ!って騒いで ボタン押す押さないでもめたし。
個人的には未だ11人いるの良さは分からない 多分その後、いろんな形で「一人多い」「一人足りない」っていう密室パニック物が たくさん出てて、そっちを先に見た世代だからだろうなー。 続編も、目新しい印象はない話に感じたしな…。
そりゃ気の毒に。
ほんま、気の毒や
>>859 のような意見を目にする度に、あの時代の作品をリアルで読むことが出来た自分は
本当にラッキーだったと思わざるを得ないな
>>862 同意〜。
パイオニアの仕事を、衝撃を持って迎えた自分たち世代は
つくづく幸せだな。
確かにあの衝撃は人生を変えたからな。(大袈裟だが) あの出会いが無ければその後のヲタ人生も無かったから。
リア世代じゃないけど、11人いる!の、 吹き出しを細かくして一気に記憶のよみがえったタダが突っ伏すシーンに かぶせたのを見た時の衝撃はいまだに新しいよ。 「数が」「かぎられる」 「マウスが」「もう」「いません」 読み返すと別に大ゴマを使ってるわけでもないのに、ものすごい印象深い。 頭がジーンと冷たくなった気がした。
あと、科学の進んだ世界を描いているのに、 ワクチンを投与するのに「スプーン」を使ってるのも忘れられないな。 あの時代の作品特有の「レトロな未来」の雰囲気ともうひとつ、 まったく予想外の事態に注射器なんかぜんぜん足りなくて、 生ワクチンをそのまま経口で投与するしかない、という 静かなパニック状態をも描写している。それも作者の意図的だったのかな。
>864 その後のヲタ人生って…幸せなんだけど、なんか複雑w。 でも、わたしもよく思うな。あの時あの作家、作品に出会ってなければってね。 いや、出会えて非常に幸せなんだけども。 今更バルバラのフラッシュみてきたよ。 3巻待ち遠しい〜
>>866 昭和35年頃日本で小児まひが大流行したんだけど、ワクチンが足らず
当時のソ連から緊急に輸入してどうにかしのいだ事がある。
未認可のワクチンで、ソ連の医師や日本の母親の運動で特別に許可されたそうで。
このワクチンをスプーンで飲ませてる映像をTVで見た事があるんだが
ひょっとして、このエピソードを元にして書いたのかなと思ったよ。
時代的に萩尾さんにも印象に残った出来事だったんじゃないかな。
それと小児まひのワクチンは経口で飲むタイプ。
>>859 まあ、30年前のマンガだからね。
でも、いま私が10代だったとしても、
「11人いる!」を読んだら「傑作だ!」と思うだろう。
マンガや小説は、ストーリーや設定だけが命じゃないしね。
育った時代もあるだろうが、ただ君の趣味に合わないだけかもしれないよ。
>866 単に60年代のポリオワクチンをイメージして描いたと思われ。
感覚とか感情を絵にして現すのが上手い人だよね。 昔、美術の授業で「重い」とか「軽い」といった感覚を 抽象画にして表現するという課題を出されて、想像力貧困な自分は凄く 悩んだことがあった。 自分に萩尾望都の才能の1/100でもあればと真剣に思ったよ。
872 :
866 :04/11/29 22:48:07 ID:???
>868、>870 そうなんですか!それは私が物を知りませんでした… 経口が本来の姿だったんですね。ありがとう。 でも、それを聞いてもなお さあ のむのよ坊や アーン… は衝撃的印象的なシーンだなあ。
オレは小児マヒの生ワクチンをスプーンで飲まされたことがあるぞ。 我々の世代にとってはワクチン=スプーンで飲まされるもの、だぞ。
チビッコの頃からタダはカチューシャをしてたんだな
あのカチューシャには宇宙服のように何か機能が付いていると 勝手に想像してたが、結局単なるアクセサリーだったのか・・・
ワクチンはスプーンで飲むものだったのか。知らなかった・・・。 人の脊髄をワクチンにする発想ってので連想したのは 戦時中のちうごくのみなみの京の日本兵の間で梅毒が流行って、 猿の脳みそが効くというので ちうごくのひとの脳みそを塗りつけた人たちがいたという話。 本当の話かどうか知らないけど、 漢文の先生から漢文の授業中に教わった・・・。
マージナルにも、口の中の粘膜から薬を吸収させるて方法あったよね。 そんなやりかたも、あるんだ〜と感心しきりだった。
そですねー舌下錠ってあんまり飲む機会もないし、経口で摂取ってちょっと 身近になかったしな。 自分、昔口で計る体温計憧れてたなあー関係ないか。
タダはエスパーだから能力封じのために孫悟空の輪みたいなのをつけられてるのかと思った。
では呪文はなんだぁっ!
882さんと同じ疑問がすごく気になってしかたがない
873サンは占領下の日本の頃に幼少時を過ごした人だと思われ。 「帝銀事件」「下山事件」と同じ頃の映像で、スプーンでワクチンを 飲んでいる子供の映像があったと記憶してまつ。
…しまった。このスレをログしてたら 風邪熱で明日の出社もあやういにも関わらず、 読み直したくなってきた「11人いる!」 はよ寝れ、漏れ。←ヒトリツッコミスマソ
今は赤ん坊にスポイトで飲ませるのか。 人間味がないなあ。
>>887 対象が赤ん坊だから、スプーンだと慣れてなくて受け付けない子もいるんだよね。
スポイトで口の奥のほうに入れた方が確実なんよ。
経口投与する生ワクチンは、注射するタイプのワクチンとは違って、おなかの中で
増殖させるのが目的だから、確実に一定量を飲み込ませなきゃいけないんだけど、
スプーンで口の中に流し込むんだと、こぼしちゃったり吐き出しちゃったりっつのも
あるわけで。
マンガだからスプーンでいいんだよ。スポイトだと味気ない。
う〜ん・・・・色々あるんだな。 勉強になりまつ。
>>885 すみません。自分ツッコミ。
読み直したら結構、連載当時より台詞が改竄されてるんですね?
改竄というより、再編する時の小学館の誤字なのでしょうか?
気になります。
雑誌初出の時の「反動」が「反重力」の誤りでしたという 連載第二回でのコメントは センセー可哀相と思ったなあ。 意味が違ってきてしまうのにね。誰も気づかなかったのかしらん。
編集にSFの知識が無かったとか。
>>891 フロルがヘルメット取ったときのみんなのセリフ、
最初は「女が最終テストに!?」だったのだが(私が持っているのはソレ)、
最近のは別のセリフになってるって聞いたことがある。
男女差別ってことで。
時代とともに変えたセリフもあるんだろうね。
星新一は新しさを失わないために、増刷のたびに赤字を入れてたそうだ。
差別というより時代感覚が違うよね >女が!? 今はごく普通になってるから。
時代感覚…、というより、それを言ったキャラの思想が 伺える台詞だと思うな。 あの作品はカルチャーショックを描いた漫画だから。
かい‐ざん【改×竄】 --------------------------------------- [名](スル)《「竄」は文字を変える意》文書などの字句を直すこと。 特に、 悪 用 す る た め に、勝 手 に 直 す こ と。
王様やフォースの星は封建的な星っぽかったからあの時代にしては 他の星系より古風な考え方だったんじゃね?と言って見る。
「女性も人間(マン)だから」ってセリフあったね。 当時は英語を知らなかったからよくわかんなかった。
>>900 それ863に対するレスだったら解るけど全部一括りにするのは乱暴じゃないかい?
>>900 「オリジナル」は座敷童じゃないのか? 小松にしたってサ。
仮に、
萩尾が小松の作品をヒントにしたとしても、
宇宙船内で1人増えているという設定が同じだけで、
まったく別のテイストに仕上がっているし、
作品内容もオリジナル性および質が高い。
タダ・フロル・王様・四世・石頭 ヌー・ガンガ・赤鼻・トト(?) やばい後2人思い出せない・・・
アマゾン、 あと1人だれだっけ?
チャコ 赤っ毛のいとこのツマブキくんに少し似てない?
ツワブキ君です。
皆さん記憶力いいんですね・・・ 私は存在感のあった王様や四世のフルネームがこれっぽっちも思い出せませんorz
マヤ王バセスカとソルダム・フォース・ドリカスだっけ。
910 :
908 :04/12/03 20:30:04 ID:???
>>909 (・∀・)ソレダ!!ありがd
最近忘れっぽくて困る。今月のバルバラ3巻発売に備えて今から
また最初から読み直しとこ。
>>908 大切な名前よ。四世(フォース)っていうの。
ソルダム・四世(フォース)・ドリカス
忘れないでね。
>>911 『スター・レッド』が混じってます。w
そういや、語感が悪いのか「ジ(2)世代」ってのは登場しませんでしたね。
確か、モノ・ジ・トリ・テトラ・ペンタ・ヘクサ……
(化学の授業で習ったな、大昔に)。
八百屋でソルダムを見る時期になるといつも四世を思い出す
マヤ王バセスカという名前がインパクトあって忘れられない
915 :
863 :04/12/04 00:16:27 ID:???
>>901 いや、「パイオニア」っていうのは
11人いる! に限ったことじゃないよ。
漫画作家萩尾望都の仕事ぶり全般の広義での意だよ。
念のため。
少女漫画というジャンルでもこういう作品が描けるのか っていう感じだったよね、当時。 確かささやさんでしたっけ 金髪と洋館が出てくれば外国だっていう当時の少女漫画界で その国の風土風習まできちんと調べて描く萩尾さんの漫画は衝撃的だったって。 こんな作品は絶対女性が描けるもんじゃないと当時思った って、何かの作品の後書きで言ってたよね。
「トリ」世代の人々が、鳥の名前ばっかりだったのがひそかに笑えた。
ヨダカ、シラサギ、黒羽・・・・・でよかった?
なんてったって、「コノワタ」 酒好きラーの私にはたまらん言葉ですな。
なにげにすきな黒羽ダタ
>>「トリ」世代の人々が鳥の名前 今まで気付かなかったです。 面白い!
スターレッド中、話戻してごめん。 漏れが持ってる大昔の文庫版(小学館文庫)11人では 4世の名前が サ ル ダ ム・フォース・ドリカス になってるんでつが。 雑誌掲載時はどうだったのかな?
小学館文庫は誤植が多いらしいが・・・・・
ちなみにコノワタもここの発祥みたいだから、
>>923 さんのも
誤植ぽいな。
この中に本当に御大の作品読んだやついるの? 原題は『十一人』だぞ。そのまんまだと思う。 まあ、両氏の関係を考えれば不思議じゃないが。 あと『座敷童子』は青空文庫で読める。
>>925 ここで話題にしてるのは、少女漫画の世界にそれまで無かった、または
少なかった作品に出会えて良かったという趣旨のレスじゃないの?
「11人いる」に限らず色んな分野を視野に入れるとオリジナリティあふれる
漫画なんて無くなってしまう気がする。
どんな創作物だっていろんな物から影響受けてできてる。 その十一人だっておそらく同じ。でも出来上がった物は影響を受けた ものとは違うオリジナルだろう。 十一人が11人いると設定からなにから同じなわけ? 典型的なパクリ厨の発言。
そういえば「十一人」って縦書きで「土人」って誤植があったそうで。誰か怒って たな。小松左京は、面白かったの?参考までに教えて。 899のセリフは旧版にはなかった。あそこでは、男性グループに女の子が紛れ込んで いたことが問題で(泊まりがあるから)、女の子が大学受験してはいけないって 意味ではないと思う。多分女性グループもあったと思うよ。 ただ昔は、大学へ行く女の子は少なかったし、学部も限定されがちだったから、 ああなったんじゃないかな。今はそんなことないからね。 フォローの意味で後から入れたセリフだよ。
そういえば「十一人」って縦書きで「土人」って誤植があったそうで。誰か怒って たな。小松左京は、面白かったの?参考までに教えて。 899のセリフは旧版にはなかった。あそこでは、男性グループに女の子が紛れ込んで いたことが問題で(泊まりがあるから)、女の子が大学受験してはいけないって 意味ではないと思う。多分女性グループもあったと思うよ。 ただ昔は、大学へ行く女の子は少なかったし、学部も限定されがちだったから、 ああなったんじゃないかな。今はそんなことないからね。 フォローの意味で後から入れたセリフだよ。
ゴメン,2回も送信しちゃった。
931 :
901 :04/12/04 08:27:10 ID:???
>>915 分かってるよ〜。
突然出た
>>900 に???となったから、拡大解釈してみて
かろうじて863タンの「パイオニア」に対して何だろうなと思ったから。
気を悪くしたみたいでゴメンヨ。
>>927 まあ小松読んでからキレなさいよ。
>>928 面白い云々以前にすぐ「11人いる!」が浮かんでしまって、評価しにくかった。
こっちを先に読んでいれば面白いと思う。
24年組にしろ、水野時代にしろ、 著作権なり曖昧さもあるころだったからな… K子タンのSFで、設定もキャラも流れもスランにそっくりを越えて似ている作品があって萎えたことあるよ。 萩尾さんは確かに開拓者だし、切り開いていった人だが、 オリジナリティーの塊ではない オリジナリティーあふれる作品もあるが、他者の影響が色濃い作品もいっぱいある 個人的には、似ていてもそこで終わらない物があるならいいと思っているが、 似過ぎているあまり解釈がしにくかったり、多少なり疑問に思う作品もなくはない。 でもすべてがオリジナルな作家なんて、今ほとんどいないと思うよ 出尽くしたネタをいかに使って構成するかも大事な要素だと思う 他の分野からでも、この分野に新しい物をもたらしていった人だし、この人だけの世界観も凄くある 話もネタも全てが完璧で神!なんて崇めて作家を見る人なんているのか?
>>932 927じゃないが。
萩尾さんのほうを先に読んで、
元ネタが小松さんと聞いて読んでみたことがある。
(が、しかし。子供の頃に一度読んでいたことが後から判明。すっかり忘れたよ)
「舞台設定が宇宙船内で、誰かはわからないが一人増えている」という設定は確かに同じ。
だが、
テイストも内容も方向性もまったく別の作品に仕上がっている。
パクリは論外のこと、オマージュやパロディといった言葉は浮かびづらい。
仮に小松さんの作品にヒントを得たとしても、
小松さん自身も「座敷童」を元にしたと思われるので、
特にそこをクローズアップして問題にすることはないのでは?
私はどちらも「おもしろい!」という評価をしたが、あとは個人の趣味・嗜好の問題だろ。
私はまだ読んでいない。 でも今、小松の「十一人」読んでそちらの方が面白いと思ったとしても 過去の記憶や感情を変えられる訳じゃない。 自分が「11人いる」を読んだ時の、衝撃を受けたことや面白いと感じたことは 本物で覆しようがないんだけどなぁ・・・
シェイクスピアを元に黒澤が映画を作っても誰もパクリとは言わないし その黒澤を元にメリケン人がSWや西部劇を作ったってパクリとは言わない。 ちゃんと別のエンターティメントとして昇華してるからだよ。
>>925 座敷童という大元ネタがある以上、
題名でそれが「オリジナル」とするにはかなり弱いよ。
ストーリーにどれだけ類似性があるか、だろ。
で、どこがどれだけ似てる訳?
・・・・・前も「11人いる!」でこのての話なかったっけ? 何回も、もういいよ・・・・・
例えばバルバラの女の子の夢にダイブするっていう設定だって本人曰く 小松から来てるわけだし、 トーマの寄宿舎の少年ていう設定はヘッセから来てるだろうし、 その他ルグィンからハインラインから、「こっからかな」というのはいくらでもあるわけだが… インタビュー・ウィズ・バンパイアの話の時も思ったが、 極端な話、似てようが設定パクってようが影響受けてようが、作品の方向性・質・言いたいこと 違えばいいでないかと。 あとは読んだ人が、「似てるだけの粗悪品」と思うか、「似てるけど評価できる別作品」と思うか どうかだ。前者は卑下されるが、後者に名作はあふれてるわけだし。 著作権的な問題で言うなら話は別なんだろうが。
連載読んでるけど、単行本が出るたびに一巻から 読み直さないと話の流れを忘れるし、読むたびに 新しく伏線に気づいたりする。 一番待ってるのは今月のフラワーズです。
942 :
915 :04/12/04 20:05:04 ID:???
>>931 気なんて悪くしてないから大丈夫。
こちらの言葉が足りなくて、誤解を与えてしまったのかと
思っただけだよ。こっちこそ、気を遣わせたみたいで
ゴメン。
萩尾さんは、全く新しいアイデアを持ってきて
驚かせてくれる人では、決してないと思うよ。
既にあるネタ、使いこまれたアイデアを使って
思いも掛けない世界を見せてくれるのが、特上に巧い作家さんだと思う。
SFで、10人が一人多くて11人で。……なんていうのを以てして
オリジナル論争の是非を問うのは、ナンセンスだよ。
いい人たちだ〜(感涙
>>935 SF好きなら、読んだほうがいいよ。面白いよ。
小松さん、やっぱりスゴイよ。
萩尾さんが好きなら、「星、筒井、小松」の三羽SF日本ガラスには触れておいたほうがいい。
ちょっと笑って、そんでもってすげーコワイ。
でも、ホラーというのではなく、ニッポンの夏の怪談系の怖さ。
もちろん、以上はあくまで私個人の感想ですけどね。
SFでストーリィ面から見ると佐藤史生さんとかのほうが優れてる気がする。 でも総合的に漫画では萩尾さんのほうが評価が高い。 小説と漫画では表現の焦点が違うと思う。「漫画」で魅せて革新的だった ということで評価されてるんで、925が言うストーリィのオリジナル性は 「小説」で求められてる観点だと思う。 小松氏の「十一人」もおそらく、ヒントを得た文献やらある。その他の表現を 良く知る者が「小松氏のオリジナルは他にある」と言ってるのと同じだろう。 前レスにもあるが、トーマの元ネタはデミアンだって言ってるようなものだと思う。
佐藤史生さんはよりマニアックだからな。 でもめちゃくちゃ寡作なのがもったいない。
∧_∧ ( ´・ω・) ( つ旦O と_)_)
すきとおった銀の髪。
左ききのイザン
>953 萩尾作品の短編で一番好き。 光瀬龍をほうふつとさせる喪失感やスケール感を愛してる。 それとブール先生ラブ。
>>954 ブール先生のアンドロイドLOVE。
「わしだって予算獲得のために泣いて訴える必要があるんだよ(うろ憶え)。」
ブルー先生て、銀の△だった?
>956 いろんな作品(SFの)に出てるんだよ。パンダマンのような楽しみだったのだ。
>952 それに「テグスじゃねえか」とつっこんだ友人M子。元気か?
なんだってぇぇええ〜〜〜〜〜1w てぐすかよw 釣れますかな?
巌窟スレに「こんな感じでポーもアニメ化してほしい」とか書いたの まさかおまいら? 巌窟はあれでいい感じに成功してるけどポーはダメだろぉ
ヲレは違うぞ。 ちゅうか、岩窟ってなんだ?シラネ
モンテクリスト伯。GONZOの新作。前田麻痺路監督。 スレがあったのか。
「ポーの一族」という名前を使わずに、別物ということなら楽しめるかも。 エロくニヤリと笑いそうなエドガーにされそうな気がするが。
巌窟王アニメの絵がちょっと萩尾っぽいなと思った。
>>962 原作のモンテ・クリスト伯は超面白い。是非読んでみてくれ。
エドモン・ダンテスさんのやつ? セリフ「いやまて・・・」がよく使われていた記憶が・・・・
968 :
962 :04/12/11 19:24:53 ID:???
ちょとまってくれ〜。 厳窟が「デ・モンテクリスト伯」のことならそのままじゃないかw なんか違うもんだと思いマスタよ。 小学校とかの時に読みました。ものすごく面白い。 親が買ってきたのが、子供向けのじゃなくてまともな翻訳本だったので ものすごく手こずったが、おかげで読書の面白さがわかった。 いまでは立派なマンガ読みとして活躍中ですw。 萩尾望都は最高デツ
前に宝塚の舞台化の話が出てたけれど、萩尾さんの作品は 舞台化すれば、意外にいいんじゃないかというのも多いね。 ゴールデン・ライラックとか、凄く良さそう。
好きな短編…「きみは美しい瞳」 あまり同士が居ないです
私、好きですよ。 誤解っぽい言い方をすればホモテイストあるけどねw つか、同性同士の思いだからこそ禁じざるを得なかった… そのための悲劇みたいな感じ。 微妙にファンタジーSF色あるところも好きです。 ちなみに文庫版モザイクラセンに収録>未読の方
972 :
970 :04/12/12 09:42:06 ID:???
>971うれしいです…好きなかた居て・゚・(つД`)・゚・ 私は、小学館から出てる「A-A'」の文庫で、最近、初めて読んで 心の深層を夢で見せるという鳥の、危うい倒錯的な魅力。 美しい聖人君子のようなメールデールの見る残酷な夢。猥雑で暴君に見えるハプトの見る純真な夢に もうっっ怖い!美しい!と感激して友達に、是非、読んでみて。と勧めたんですが いまいち、反応が良くなくて…ホモテイストな部分がひっかかってしまったのかな? 私は、そういう部分よりも、表層下に潜んでいる深層に、己も気付かずに生きていて 己の最も醜い部分、最も美しい部分に、とり憑かれ、狂ってゆく人間の姿に、ぞっとしました。 自分の知っている自分は偽りで、私の中にも何か、得体の知れないものが埋まっているのだろうって… あぁ、スレも残り少ないのに熱くなってしまいました。すみません! とにかく、萩尾先生は凄いですっっ!
>>962 巌窟王って題名なのはたぶん子供向けのダイジェスト版だね。
完訳のほうは岩波だと文庫版7冊のかなりの長編だけど、すごく読みやすくて、
小学生の時に叔父からプレゼントされた指輪とモンテ・クリスト伯で長編小説の醍醐味を知りますた。
早くバルバラ異界3巻でないかなー。
>>961 >巌窟スレに「こんな感じでポーもアニメ化してほしい」とか書いたの
>まさかおまいら?
岩窟スレ住人だが自分じゃないぞ。
このスレ向こうで読んでニヤリとしたが。
アロイス
子供心に、あのエメラルド色の何やらをなめてみたいと思った ワシは悪い子ちゃんデショウカ。 もうすぐ3巻であるな!ふっふっふ…
巌窟もそうだけどMONSTERとかも深夜放送だよね。 自分が面白いと思って見るアニメは深夜放送のものが多い。 スレ違いな話題でスマソ
>>972 うんうん。
そういう、美醜あわせもつ人の心を描き出すのは、
まさに萩尾作品の真骨頂だとオモ
この作家と同時代に生まれて、リアルタイムで作品読めて、
ほんとに幸せ者だと思ってるよ。
あの作品の魅力、この作品のスゴさ、
あれこれ語り出すとマジ、きりがないのでやめますがw
でも、ちょっとくらい熱くなったっていいんじゃない?
ここは萩尾スレなんだし。
本当に凄い作家だよね!萩尾望都!! 私もこの人と同じ時代に生きててよかった! バルバラ3巻楽しみ♪ 勉強つらい時、もうすぐバルバラ発売だ!って思うと頑張れる。
>>970 や
>>980 のように「とにかく萩尾望都は凄い!!」と力説されると
ちょっと引いてしまうなぁ・・・
一応言っとくけど萩尾は私の一番好きな漫画家だよ
>981きっとまだ若いんだよ 私も若い時はそうだったさW いいじゃないか、ほのぼのとして。
年食ってても凄いと思うw 表現力といい構成力といい 漫画って媒体を凄くうまく使ってる、たぶん120%ぐらい。
なんかこの作家には、人を熱くさせてしまう要素があるんだろなw そんな自分も、少女漫画で読むのは萩尾望都だけ。
マンセーなレスだけじゃつまらないよ、たまには冷静な違った意見もないと。 でもこのスレはもう埋めるだけだし、思う存分熱い思いを語ってくれ。という訳で メイヤード(´д`*)ハァハァ
>>981 まーまー。
各個人がスゴイと思って口にするのは自由じゃん?
相手にもスゴイと思え、と言ってるわけじゃなし。
私も手放しマンセー意見(モー様最高!みたいな)には引くけどさ。
もちろん全部の作品が素晴らしくて欠点ナシとか全然思わないしw
(読者から見て、作品によって好き嫌いは仕方ないもんね)
ちなみに私にとっては、萌えとは違う強い魅力を感じる作家だな。
とは言っても萩尾望都の存在が空前絶後であることは 動かしようが無い事実。 自分らは、その作品について あーでも無いこーでも無いと熱く語る事が何より至福。
萩尾さんをリアルで見ていた人は衝撃が強かったようにオモ。 わたしはもちっと遅れた世代で結構最近のファンなんだけど 見ていくにしたがって、どんどん体にしみこんでくるみたいな そんな不思議な感じがする。
リイコの静香ねーちゃん萌え〜 #雑誌連載でのおつきあい始めは、百億の昼と千億の夜・スターレッド。
>981 >970書いたの自分です。すみませんっっ! 埋めるつもりで好きな短編書いたら、返事のレスがあって 周りに萩尾好き居ないので舞い上がってしまい…いや、白状します! 酒入ってました!徹夜で飲み明かした朝でしたっ!(自爆 自制がきかず、暴走してしまいました…( TДT)ゴメンナサイ!! 飲みながらの2chは飲酒運転と同様の事ぞ。と、自分に言い聞せ 二度と人心事故を起こさぬよう、心がけます!!
>993ワロタ。気にすんな! もうすぐ1000ですな〜
995!
996 :
981 :04/12/14 09:10:52 ID:???
997! >993・>996可愛え〜(´∀`*)
998 なぜゆっくりなのだ。。。
| まあ せっかくだからやっといてやるよ |
\ ハイハイ 今だ
>>999 ゲットズザー っとくらぁ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚O =3
⊆⊂´ ̄ ソ ヤレヤレ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
∧∧ (´;;
(゚Д゚ ,)⌒ヽ (´⌒(´
U‐U^(,,⊃'〜... (´⌒(´⌒;;
ハァ、ダルッ・・・帰るか
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
ポ ∧∧ ポ
ン (゚Д゚ ,) . ン
(´;) U,U )〜 (;;).
(´)〜(⌒;;UU (´ )...〜⌒(`)
1000 :
花と名無しさん :04/12/14 16:03:44 ID:jvP9uEgi
i l l ヽ ヽ\\
ヾy ‐- ̄ ̄ ̄ ヽ、 \ ヽ ヽ
ィ ヽ ̄\ ヽ ヽ `、
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|.l | r'} 、 \,,、 、__,,、-‐''`ヽ | | | |
l.l | ( { `ー''丶 '''ー- '´ |/ヽ | | | ii |
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ヽ .l `i. i ノ, / / /// /
\. l ヽ. ヽ /`" / // / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ. ヽ _,,,,,,_ /r、 / / | < またつまらぬスレの 1000 を獲ってしまった
\ /llヽ ' /-、`' /1| ヽ / / \___________
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_ ,、 -/l ||{. /ヽ,,,,,,,,/ .| | |ヽ、、
_,、- ' ´ |. ||{ | | |ヽ、 ゛'-、,,_
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萩尾望都 (14)
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