1 :
花と名無しさん:
あ、あの〜、なりゆきで・・・851踏んでしまいましたので。
踏んだ人が、スレ立てるの義務なんだろか・・・と思いまして。
勝手も分からず、スレたててしまいました。
こ、これでよろしいの?
あの・・・なんか不都合ありましたら、仕切り直してくださって結構です。
え・・・と、何か言うんですか?
2get
って、いうか、六戦目、同じ板に残ったまんまだよ〜(泣)
どうしよ〜。
過去ログとかも貼り付けんとあかんのよね。
あ〜わからん・・・赤っ恥。
誰か仕切りなおして〜。どうすりゃいいの〜。
852さん、ありがとー(泣)。
なるほど、ああするのね。
あなた、かっこいいわ。
5 :
花と名無しさん:01/12/18 07:38
6 :
花と名無しさん:01/12/18 07:39
5様、6様、おありがとうございます。
2ちゃんのルールもろくに把握していない身分で、
新スレ立てはおこがましゅうございました。
至りませんで、申し訳ありません。
5戦も6戦も、イカした第一声があったというのに。
ここは一つ、みことのりを発してくださいました、852様に第一声を。
神武東征の第一声のように、声、高らかに。
・・・安心しました。おやすみなさい。
8 :
本編登場人物名(おおまか&順不同):01/12/18 07:57
厩戸王子 毛人 淡水 調子麻呂 刀自古 河上娘 雄麻呂 倉麻呂 迹見赤檮
蘇我馬子 摩理勢 十市娘 物部守屋 贄子 田目 間人媛 豊日 来目
殖栗 訳語田 額田部女王 大姫 彦人 穴穂部 泊瀬部 宅部 布都姫
白髪女 調子麻呂 淡水 美郎女 山背 入鹿 馬屋古 佐富 用明 崇峻
羽嶋 中臣勝海 茨田 糠手 小手子 阿倍毘賣 東漢直駒 多須奈 司馬達等
善信尼 嶋 トリ 内麻呂 豊女
(前スレ1・頻出人名とてもカキコに便利だったのでそれを元にしました。
貼り付け位置が8ではあんまり意味ないかもしれんけど。いちおうね)
9 :
花と名無しさん:01/12/18 08:12
>1 >5 >8
オツカレサマデス。
>>1は布都姫チックなことよ
いや、もしかして本人か?
フフフ、まるで児戯に等しいシロウト芸よ
恋する斎宮などただの女、うまくスレッドの立てられるはずもない
クックックックックッ
>わが弥勒菩薩
そのとおりでございます。
いつも王子が立ててこられたのですから。
鮮やかでした。・・・女性にそのようなことを望むのは
酷ということですかな。ふふふふ・・・。
12 :
毛人@盲愛のていたらく:01/12/18 13:52
スレ立てが上手くできなかったからといって
その責めを斎宮お一人に負わせるのは、卑怯というものでございます!
いわば斎宮は我々の代弁者だったのでございます!
未熟だったとあらば、それは言いかえれば
我々の責任ではございませんか!!
13 :
花と名無しさん :01/12/18 14:01
What I hope is the sled・・・・・・,sled of Umayado,by Umayado,for Umayado.
14 :
泊瀬部大王@下心:01/12/18 14:04
ふえ・・・毛人、こやつ、こんなに弁の立つやつだったかのう
15 :
大伴@陰謀家:01/12/18 14:09
我々の責任とは異な事。
それをいうなら、儀式の最中に
ふらふらと迷い込んで祭壇を汚した
不埒ものがいるとか・・・
スレ立てが失敗したのはそのせいではありませぬかな?
そして、その不埒者とは、
毛人殿、そなたのことではありませぬかな!
ここで私がフッちゃんのマネすりゃいーと思ってんだろー。
・・・やんねえぞ。バキャロ。
>10
恋いぃぃ〜!? してねえよ。相手見つけてこいや。こら、ガキ。ウマさんよ。
オバ厨を怒らせたらこわいのよん。
七支刀でブッスリさしちゃうわよ。
最近はオバ厨だってきれやすいんですのよ。
フッツー姉さん最近、いろいろたまってるんだから。
天気予報は当たらないしさあ。
17 :
毛人@パパ助けて!:01/12/18 14:15
>15
わたしは・・・わたしは斎宮を穢そうなどと・・・
>>16 >相手見つけてこいや
ジャイアント・シン&シルバなんかでどーざんしょ?
飛鳥時代にいたら、まさに大巨人。
>天気予報は当たらないしさあ
意味不明ざんす
静まりなさい!
儀式を誰が穢したかなど関係ありませぬ。
朝廷がネタスレを奉じたときから、キレやすいオバ厨のみを
奉じる石上は力を失っていたのです。
オバ厨・布都姫に、その力がなかっただけのこと。
石上に力ありと見た大王にはお気の毒ですが。
布都姫がスレ立て失敗したからといって
じゃあ王子ならうまくいったとは限りませぬ!
スレ立てとは、そのように計画通りにいくとは
限らないではありませんか!
エミちゃん、かばってくれるのは嬉しいけど〜。
12〜20あたり、ほとんどジサクジエンでしょ。
側においてるアスカコミックスの5巻出しなさい。
ネタはあがってんだから
>1さん
正直、違いますが・・・。
なんかここの1ってキライ
性格悪そう
オバ厨ナンダヨ、キット
「ジサクジエン」はギャグに使うにはちょっとシビアな言葉じゃからのう、、、。
1さんも悪気はなくて「つい」でしょ?2ch初心者だと明言されていることだし。
ま、みなさん、せっかく新スレ立て記念日ですから
やや「おおらか」多めで、って事で。
来年ウマ年に向けてマターリいきましょ。
「八雲立つ 大和の国に 2ch処天栄えあれ」バシッ( at 賭弓の儀)
ネタはあがってる?
そもそもこれはネタスレでしょうに…
ネタで性格悪いといわれちゃしゃーねーな。
23も相当なタマだと思われますが。
23ってひょっとして、全スレからねちねち、カラオケネタとかにぶつくさ文句つけてた人?
違ってたらごめんだけどね。きっとネタ嫌いなんだね。
語り派やりたいさん?
あなたは古参のオバ厨?
おもしろいわ。
キライ云々の一言で物事を片付けるのは簡単よ。
何か面白いこと言いなさい。
そしたら相手にしてあげるわよ。
オーホホホ・・・
28 :
1です。もうしません。:01/12/18 17:18
はっ。
また煽っちゃった・・・すまんです。
マ、マターリね。オケー。
逃げます。
大丈夫か?
う・・・
つまんないネタは嫌い。
おもしろいネタは好き。
うう・・・。
反省したよ。改心した。
でも一言言わせてくれ。
23や31のように、ネタもふらずにぶつくさ言ってるだけの奴は、私も
キライだよ。
>27&31(=1)よ
君のはネタ(ギャグ)カキコだとわかるんだが、
ちょっと微妙なラインなぞっているような気が・・・。
折角の新スレスタート初日にヒヤッとさせるカキコが続いては、
朝っぱらからフォローにまわった
前スレ「852」「5」「8」さん(←アリガトウゴザイマス)の苦労が無駄になる。
が、わからないながらも速攻で新スレをたててくれた事は感謝してる。お疲れさま。
(27さんって時おり関西弁の語尾はいってる?
そう勝手に感じたので、同じ関西人の私はハラハラしたのよ。
余計なお世話だと知りつつ。勘違いならスマソ)
>29&30
ワンダホーな一言つっこみ&一言レス
声出して笑ってしまったよ。あくまで私の好みだが。
× 27&31(=1)
○ 27&33(=1)
です。ごめん。
王子、夕餉でございます。
うむ。何はともあれ第七戦目スタートを祝して宴といこう。
>34
あいわかった。ハードなネタはダメなのねん。
ひとつ賢くなったよ。
ちゅーか、12〜20の雨乞いネタカキコ人が同一じゃなかったら、素敵すぎると思ったんさ。
だって、短時間であのナイスキャッチボール。
同一でもいいセンスだと思うよー。
同一さんだと思い込んじゃってたから、21のネタは、
そのナイスプレーに対する悪のフッちゃん風な返しにしたつもりでした。
でも、伝わんなかったのは、私のカキコ不足。雰囲気悪くしてごめんよ。
結構、テンション高いバトルネタ好きなもので・・・。
ちょっくら性格改善センターいってくるわ。また、遊んでくれい。
るーるーるるるー。
今の今まで自分だけが浮いていたということに
気づいてなかったのか?・・・1よ。
40 :
花と名無しさん:01/12/18 19:29
まだ追い討ちかけるんかい(泣き笑い)。
なんか、快感になってきたやないか。
41 :
花と名無しさん:01/12/18 19:29
おおおおお!
新しいスレだ!(感涙)ありがとう、1さん!
よほど自分(=2ch初心者;汗)がスレを立てようかと思ったが
あー、ダブらなくってよかった…
「人は新しいスレが見えてしまえば、カキコせずにはいられません」
…蘇我毛人
どうです
寒気払いに威勢よく一駆け致しませぬか
毛人どの
ネタもふらずにぶつくさ言ってるだけの奴、23です。
カラオケに文句つけたこともありませんし、ネタ嫌いどころか大好きですよ私。
ここの1さんが前スレとはあまりにもカラーの違う方だったので
イヤガラセされてるのかと思ってしまいました。誤解はお互いさまってことですな。
ま、語りありネタありの処天スレとして末永くみんなで続けていきましょうや。
これは、内麻呂どの。
いつも、阿倍媛にはお世話になりっぱなしで…
(ここだけの話だが、阿倍v毛人なのだ。ムフフ)
えっ?海石榴市で金髪泥レスショーがある?
逝きます、じゃない、行きますよ、モチロン内麻呂どのっ!!
>>20 わたくしならば仏に祈って
ネタスレを立ててみせまする
オバ厨・布都姫にはできずとも、わたくしならば
ネタレスの雨を降らせてみせまする!
あのプライドの高い王子がネタレスを・・・
そこまで追い詰めたのは私なのですね。
47 :
(゚д゚)ウマー子:01/12/19 00:54
>42,44
お、若いモンはいいな。
わしもまだまだ負けてないぞ。
なに?わしの武勇伝が聞きたいか?
はじめはな・・・
(あぁ、また父上の長〜〜〜い自慢話がはじまってしまった・・・)
きれいな王子さまだな〜(じっ)
これあげる。
美人を口説くには少し早いなトリ
>>44 毛人さま、危険です。
お兄さまはとても危険です。
どうか私のもとにいてくださいまし。
僕の名前も入れてくれてありがとー(カタカナだけどさ)
>>8
本物の1がどれかは知らんけどなんかムカツクゾ>1よ
さり気無くまたこのスレにカキコするのだろうがなんか
匂いそうだ。
ただいま、12:58。
スレッド一覧画面で「山岸凉子」「日出処の天子」並んでる〜。
何かうれしい。そんだけ。
つきたての小豆餅と蜂蜜をお持ちしました。
王子のおやつに献上いたします。
王子、秦氏がおやつを…おぉ、そういえばダイエット中であられましたな。
小豆餅はトリにやりましょう。蜂蜜は炊屋の調子麻呂に渡しておきまする。
(と言いつつ、さりげなく壷をフトコロにしまい込む)
厩戸王子は、訳語田大王の時代に池辺宮の馬屋でお生まれになった。
母間人媛が馬屋の前に来た時に出産したからである。
そのとき、法師たちが西の方から大和に来て、言った。
「倭の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは西方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」
彼らが出かけると、西方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。
法師たちが馬屋に入ってみると、幼子は飼葉おけに寝かされていた。
彼らはひれ伏して幼な子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、香、朝鮮人参を贈り物として献げた。
7日たって命名の儀を迎えたとき、幼子は厩戸王子と名付けられた。
>56
ねえねえ、たんす〜い
その蜂蜜、何につかうのぉ〜?
蜂蜜 咥えた 野良猫 追いかけて
裸で かけてく 不愉快な 淡水
皆が 引いている お日様も 引いている
ル〜ル〜ルルル〜 今日も夢殿〜
たった11巻まで(実質10冊分)の話でこれだけスレが続くのは偉大なことだと思う。
「炊屋の調子麻呂」だと!?
私は王子に「腕の立つ舎人」として仕えておるのだぞ!
ところで、その蜂蜜は私が預かっておく。
そなたはロクでもないことに使いそうだからな。
62 :
またよろしく!:01/12/19 21:19
>黄金、香、朝鮮人参を贈り物として献げた。
どんなお香なのかな?ドキドキ・・・
何かに?効きそうな贈り物だ。
王子がダイエット中とは存じませんで、
無用なものをお届けしてしまったようですな。
これは失敬つかまつった。
それより、調子麻呂どの、
すっかり立派になられましたな。
この秦も影ながら喜んでおりますぞ。
いやあ、秦どの、
あの〜それがしにも、蜂蜜を譲っていただけないものか、
モチロン、お礼は、キャメル(マイルド)1カートン(笑)だが。
>53
やかましいわ!
言われなくともまた参加するわい!
アタシのカキコがどれかクンクン匂ってるヒマがあったら、
ネタでもカタリのお題でも出してみやがれ! この駄犬!
ちなみに、匂いはきっとフェロモンムンムンの麝香の香りかワイルドローズよ!
グットスメルよ!!
スベるの怖くてここでカキコできるかよ!!
ケンカ売るならハンドルネームひっさげて売ってきな! オラ!
・・・って、この先、煽りとかスベリネタとか出てくると、みんな“1降臨!!”って、
扱いにされそうだな。
それ考えるとなんか今からブルーだよ・・・はは。ジゴージトクたけど。
>65
つまらぬ! 私はネタが読みたいのだ
るせー!
充電中だ!
首洗って待ってろ!!
あー疲れた。
68 :
花と名無しさん:01/12/20 03:08
>1さん
まあまあ、抑えて抑えて・・・
余りマジに煽りに反応するのもアレかと。
自転車乗りすぎてオシリの皮がむけちゃった
70 :
花と名無しさん:01/12/20 03:48
>69
がむばれ
1さんハァハァ(;´Д`)…
>>68 1にムカツク方が普通だと思うけど・・・?(;゚Д゚)
どうでもいいけど1はsageというのも時には使ってくれ。
あまり意味が無い時に上げないでね。
>69
おしりにお薬塗ってさしあげたい・・・
でん部に蜂蜜・・・ハァハァしてしまうではないか!
最近のわたしはどうかしている・・・
毛人・・・助けてくれ・・・聞こえぬのか・・・
77 :
花と名無しさん:01/12/20 12:23
69来目が乗ってるのは、16インチくらいの子供用チャリンコ。で、その後を
殖栗が補助輪付きチャリ、茨田が三輪車で追いかけてる。
「あーにーうーえー」ってなカンジで。かっかわいい!!
えっ?王子はどうしてるかって?
王子は76状態ですよ。おいたわしや・・・。
78 :
とっとこ毛人太郎:01/12/20 12:29
>76
王子!なぜハアハアなどしておられるのです?!
されたいのですか?
わからない、私には・・・!
わかり・・・ハッ!!
王子「く、来目…
いつの間に自転車に…
私はまだ乗れぬというのに」(白目)
来目「兄上にもお出来にならないことが
あったのですね」
(なんだかちょっぴり嬉しいのはなぜだろう?)
こんなのダメ?
80 :
今日の昼休みはカキコが多くて最高:01/12/20 12:35
>79
イイです!Love
王子はどんなに小さい時でも補助輪は沽券に関わるので嫌がりそう。
(そして密やかにコケテそう・・・)
間人媛はもちろんママチャリ。
王子その事を知り「あの女まで乗れるのか!?」(もち白目)
厩戸王子が、池辺宮から夜刀の池へ来られた。洗礼を受けるためである。
洗礼を受けられたとき、王子は、池のほとりに一人の少年が立っているのを御覧になった。
厩戸王子は飛鳥中を回って、諸街道で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民のありとあらゆる病気や患いをいやされた。
そこで、王子の評判が飛鳥中に広まった。人々が王子のところへ、癩<もがさ>や苦しみに悩む者、下等霊に取りつかれた者、てんかんの者、オシリの皮がむけた者など、あらゆる病人を連れて来たので、これらの人々をいやされた。
84 :
穴穂部間人媛:01/12/20 13:28
ああ、またあれがハァハァしています。
わたしは、いったいどうしたら・・・・・
なんだかもにょもにょするから、ママチャリでお買い物にでも行ってきましょう。
殖栗、茨田行きますよ。鼻水お拭きなさい。
調子麻呂、自転車を引け。
王子の自転車はどんなのかな?
古○任三郎も乗っていたセリーヌの自転車とか?
百済渡りの舶来もの。
「あっ、お兄さまが調子麻呂に自転車を引かせている!
お兄さまはご自分で乗れないのかな?
いや、そうじゃない。
調子麻呂と仲良くお話するために、
わざと引かせてるんだ。
お兄さまはとっても素晴らしいお人ですもの。
ね、母上!」
はっ・・お母さまが青い顔をしてお兄さまを見ている。
どうしたのだろう?
「母上、ご気分が悪いのですか?
僕の自転車の後ろに乗ってください。」
89 :
花と名無しさん:01/12/20 14:57
「大丈夫ですよ。気分転換に買い物に行ってきますからお留守番頼みましたよ」
と来目に言い残して スーパー海石榴市へ向かう間人媛。
本日の目玉は白菜1玉88銀。
店に着くとすでにバトル状態。
その人混みの中から、両脇に白菜を抱えた額田部登場。
<お一人様1玉>の声を無視してレジ突破。
125ccのスクーターの足下に戦利品を置き、両足で挟んで幸玉の宮へと去っていく。
間人媛も大人しい顔に似合わずバトルに勝利。
殖栗と茨田に1玉づつ持たせ、合法的に3玉GET!
宮に帰ると王子未ださりげなく調子麻呂と自転車の練習中。
間人媛、せめてもの親心から来目に白菜1玉を南上の殿に届けさせる。
寒さ厳しい大和の冬の夜、各々の想いを胸に鍋をつつく人々・・・。
「今日は良い買い物ができたわ。ほーほっほっほっ・・・」by 額田部
90 :
穴穂部間人媛:01/12/20 15:02
「来目や、そなたはほんとうにやさしいのですね・・・」
(それにひきかえ、厩戸のことを心から思ってやれないわたしは
なんと醜いのか・・・)
>その人混みの中から、両脇に白菜を抱えた額田部登場
私の頭の中で、なぜか額田部女王の顔が野村沙知代になっていた。
92 :
花と名無しさん:01/12/20 15:08
>91
不謹慎〜! でもワラタ
1の口調から最初のはにかみが消えていく過程がウケタりして・・・
94 :
93,もう煽りはやめようや。:01/12/20 16:41
>91
すごいドンピシャ! でも額田部女王の方が美人さんv
来目が可愛い・・・・・・考えてみれば、処天の中で調子麻呂につぐ
常識人のような気が。
王子が久しぶりに夕餉を残さず召し上がられた。
間人媛さまの戦利品だということは口止めされていたが、
どうやら今夜の白菜鍋は王子のお気に召したようだ。
自転車も、あともう一息。
明日辺りそろそろ手を離してもだいじょうぶかもしれぬな。
(自転車置き場に腰を下ろし、冬の夜空をそっと見上げる調子麻呂
実は百済で自転車の扱いにかけては右に出るものがいないとまで
言われた男なのであった)
黒駒を操るようにそっと自転車に油をさし、メンテを怠らない
調子麻呂だろうよ・・・(涙)。
あの頃は淡水の目的も間柄も知らず
彼のハーレーの後を自転車で追うことに明け暮れていたんだ・・・。
動力系(額田部、淡水)と人力系(王子一家)に分かれるんだな。
トリは技巧派だから「一輪車」で人力系だね。きっと。
99 :
花と名無しさん:01/12/20 18:01
>98
一輪車を乗り回すトリ・・・
ダメだ。ワロタ。ハマリすぎ(爆)
刀自古は是非動力系で。四輪になってしまうが真っ赤なオープンカーとか。
復讐に燃えて伊香郷までぶっとばす。
もちろん、凶器準備集合済み。
あわわ・・・。話が恐ろしい方向にいきそうなのでサゲサゲ。
姫様は自分で車を乗り回すなどというハシタナイ真似はいたしませせん。
人力車か籠にお乗りです。人力車を引くのはワタクシでございます。
白髪女が750cc、フッツーがサイドカーっていうのはどうよ?
それにしても額田部→125ccのスクーター、ワラタよ。似合いすぎ。
デリバリー系の3輪なんてのも貫禄あってよいかも。
暑い・・・また人死にが出るな・・・
こんな暑く渇いた日々が続くと、軽井沢あたりの避暑地で
そう、あの「二人乗り自転車」で毛人と一緒に駆りたいものだ・・・
わたしは自転車というものがダメなのだ。
でも毛人に運転を託せば、わたしは毛人のうしろから
あの逞しい背中を見ることに専念できる。
調子麻呂をどこかに使いにやって、わたしは月ほどの高さの夜空へ・・・
(白目になりつつフェードアウト)
>>102 ではいっそ白髪女はイージーライダー、1250cc、アメリカン(前屈姿勢の反対で
乗るヤツね)で。
>>96 調子麻呂にしても来目にしても、弟組はいい子たちだな〜(しみじみ
>>104 じゃ、白髪女と淡水はツーリング仲間?イージーライダー旅団ってか?(けっこうイケてるかも
>>57 >>83 クリスマスまで福音書シリーズ続けて欲しいな。
聖書とかわからないいんだけど、妙に敬虔な気持ちになれる。
最初読んだ時、偶々「グレゴリオ聖歌」なんぞのCDをかけていたからかしらん?
>>103 いっそ麦わら帽子に白いドレスなびかせて
毛人をうしろからこう、ギュッと・・・
「つかまえた、私の幸せ・・・v」と
ささやいて頂きたい。
107 :
花と名無しさん:01/12/20 21:41
>なぜか額田部女王の顔が野村沙知代になっていた。
PCにむかってオオウケ。
だ、だめだ。これからは額田部=サッチーと脳内変換してしまいそうだ。
108 :
花と名無しさん :01/12/20 22:06
はつせべ:フェラーリ
買って3日で事故を起こしてオシャカ。
後にローンのみ残る。
109 :
花と名無しさん:01/12/20 22:22
羽嶋どのはワイルドに
ジープチェロキー!
後部ガラスにはモチ、スモークよ。
110 :
花と名無しさん:01/12/20 22:23
じゃ、私も一声
工人・司馬達等はやっぱジンジャー(セグウェイ)って事で。
111 :
花と名無しさん:01/12/20 22:24
>108
同乗の小手子、ムチウチで全治3ケ月
首のコルセットが妙にお似合い
112 :
吉備海部羽嶋:01/12/20 22:33
わたしは長距離トラックですな、だんぜん。
なにせ、筑紫と都とを逝ったり来たりなもんで。
ハッハッハッハッ
わたしはリヤカーだが、何か?
114 :
まとめてみました羽嶋どの:01/12/20 22:37
仕事では「長距離トラック」
休日には「ジープチェロキー」
いずれにしてもワイルドな男よのう・・・。
しかし、長距離トラックとはデコトラなのだろうか?
何が描かれているのだろう???
「来るもの拒まず」
と書かれています。
桜吹雪にまみれた「男の花道」とな。
ハッハッハッハッハッ
すご・・・チャット状態だ。(うふ
やや人力系旗色悪しだな。
(゚д゚)ウマー子はなんとなく脚がキャタピラ系だな。
戦車あたりがいいのかなぁ。
119 :
花と名無しさん :01/12/20 23:09
トリ、ジンジャー発明!
王子すいすい乗りこなす。
それをみてみなひれ伏す。
ちいさくても中身は濃いよ!>ジンジャー
ジンジャー出とるが・・・
>>110 「敢えて」ならスマソ
そう、若干太めの・・・馬子どのでは
ジンジャーはのれないことになりますね。
馬子は「輿@宮殿and都大通り専用」に乗っています。
「脚」は屈強なボディビルダー4人+補助タイヤ1人です。
田目王子にはステップ●ゴン。
アットホームでお似合いかと。
休日には間人媛と来目以下弟達と佐富王女を
連れてオートキャンプに繰り出す良きパパ。
渓流釣りをする来目に
「おお、これは上手になられた!」
こないだ姫路あたりで「男の花道」のデコトラに乗った羽嶋どのを見かけたYO!
あの、いつもの柄の着物だったから、間違いないYO!
126 :
花と名無しさん :01/12/21 01:22
ステップ●ゴンの家族団らんをねたみ
ガソリンに砂糖をいれる王子(w
127 :
花と名無しさん:01/12/21 01:45
羽嶋どのには漁船が似合いそうだ……とか
勝手に思ってしまった私の脳内は腐ってますか?
ふんどし一丁で鳥羽一郎並に演歌を絶唱して
頂きたいです。
>72,73
ぶーぶーうるさいメスブタちゃんね。
お尻出しなさい。いいものブチこんであげるわよ。
お好きでしょ? お・し・り。
どれがいい?
@七支刀
A勾玉百個
Bウィダー・イン・ゼリー
さあ、選びなさい!
お情けとして、最初に蜂蜜だけは塗っといてあげるわよ。
ネタにむかつくなんて、厨房の思考回路よ。
いっとくけど、アタシ煽って一番喜ぶのはアタシだけよ!
あげさしてもらうわ。
またくるわよ。
129 :
もうまとめられません羽嶋どの(114):01/12/21 02:29
>127
いえ、腐っていません。
ジープもデコトラも漁船も全て羽嶋どののイメージに相違なく
目眩を覚えるほどぴったりです。
わたくしの中では「7つの顔を持つワイルド・ガイ」と認定いたしました。
130 :
花と名無しさん:01/12/21 03:54
「7つの顔を持つワイルド・ガイ」 イイ! スゴクイイ!
保守的な毛人にピッタリの乗り物は
「ホンダスーパーカブ50cc」。背筋を伸ばし、法定速度30kmで逝ってもらいましょう。
「おいコラ!トロトロ走ってっと、ワイルド・ガイのデコトラに轢かれるぞ!」
132 :
花と名無しさん:01/12/21 07:02
↑でも50ccだと王子を後ろに乗せられないので
中型二輪&四輪免許取得目指して
法●寺自動車教習所(ホントにあります)に通っているらしい。
133 :
花と名無しさん:01/12/21 07:36
淡水&調子麻呂には、飛鳥に出向く王子を送り迎えするのに
ピカピカの黒ベ○ツを白手袋をして運転して欲しい。
>もうまとめられません羽嶋どの
夜はひっそりどこぞのジャズバーかピアノバーで、煙草をくゆらせながら
一人で音楽に耳を傾けながら飲んでいただきたい。
・・・私も実は自転車にのれな・・・ごほっ。
>>95 調子麻呂へ
大和は本日お天気荒れ模様につき、王子の自転車レッスンはお休みですね。
>134
彦人王子も舎人にレッスンを受けてはいかがですか?
もちろん迹見赤檮(淡水)にね。
・・・・・・何か滅茶苦茶スパルタレッスンになりそうな予感。(震
とりあえず彦人王子には老人向手押し車から
始めてもらうか。←と、ムチを片手に。
(どうせなら厩戸王子の方をレッスンしたかった・・・チッ)
>136
「レッスン」と書いて「調教」と読む。
138 :
花と名無しさん :01/12/21 11:22
彦人王子にぴったりの乗り物は、
ズバリ「救急車」でしょう。
139 :
>138 メチャウマイ(www:01/12/21 11:27
それじゃ穴穂部は死んでるから、宅部と一緒に「霊柩車」
・・・・・・すっ、すいません!謹慎します。カキコ1日休みの刑。
王子、雪でございます!
>139
あらまあそれでは一体何人が霊柩車に乗せられてしまったのか。
案内人は(゚д゚)ウマー 宿で。
>135
>大和は本日お天気荒れ模様につき、王子の自転車レッスンはお休みですね。
それがその…
今朝、王子をお起こしした時、
「王子、本日は天候が悪いゆえ、お稽古はお休みでございますね」
と申したところ、
「稽古はもうよい。それより調子麻呂、いつもよりうんとかわいい花を
摘んできてくれ」
と申されました。
どうやら、昨夜、王子はこのスレをご覧になったようなのです。
早速、豊原に電話をおかけになって、毛人さまに自転車で宮に来るよう
お話されておりました。
「王子に自転車に乗っていただきたい」
これが私の長年の夢でございました。しかし、王子が毛人さまの自転車の
後部に横座りになって、毛人さまの腰にキュッと腕を回したいとおっしゃるので
あれば、それはそれでよいのです。
私に出来ることは、王子の言いつけに従い、出来るだけかわいい花を
探すだけでございます。
しかし、今の時期、野にも山にもこの植物ばかりだ。
果たして王子のお気に召すのだろうか…
おお、雪だ。どうりで寒いわけだ。
急がなければ。
毛人さまはもうお見えになっているかもしれない。
(真っ赤なポインセチアを抱えて、宮に向かって小走りに急ぐ調子麻呂の肩に
真っ白い雪の花がふわりふわりと降りかかっておりましたとな)
>143
王子はきっと心眼で2ちゃんを見ているのね・・・
そして調子麻呂は2ちゃん中の王子が
「まるで生ける屍のごとく」見えてしまって
心配しちゃうのね・・・
145 :
花と名無しさん:01/12/21 18:35
>143
王子のインストラクタが調子麻呂でほんとにヨカッタ。
これが淡水だったら、このちょっとした「王子の心の隙間」を見逃さず
またドサクサに紛れて何をしでかすかわかったもんぢゃない・・・。
かたや彦人は、ちょっと八つ当たりも入った淡水のスパルタレッスン(=調教)を受けているのだらふ。合掌。
ところでこのスレ読んでると、羽嶋がすごいメインキャラと錯覚さえしてしまう。
本編での登場回数はさほどでもなかったと思うが。
出ずっぱりの準主役・毛人よりネタが振りやすいからだらふか?
サブキャラでさえとりこぼさずにしっかり見つめる「処天う゛あか」の皆さんがすごいのだらふか???
↑「登場回数が少なくても印象的な人」なら、私は124さんと同じく田目王子。
いい人だもん。心を痛めるストーリー展開の中での優しい人物は救いです。
登場回数が少ないと必要最低限の性格しか提供されないので
良い人・悪い人、スキ・キライがはっきりわかりやすいからかな?
ってか、支持される漫画(小説、映画 etc. )の条件のひとつに
サブキャラが魅力的かどうか?っていうのがあるんだって。
昔UFOキャッチャーの企画開発の記事読んだ時に知った。(ガイシュツだったらスマソ
>>127 イイよ、それ!イカシテるよ!漁船で熱唱する羽嶋どの!
彼の後ろに「大漁」の旗が潮風にたなびいたりして。
その漁船の名はズバリ「オトコ丸」。
漁の後は、自分のデコトラで筑紫の漁港から都まで
山陽道をカッっ飛ばす。
口元にはモチロン、キャメル(マイルド)。
途中、ヒッチハイクのお姉ちゃん(美少年でも可)を拾ったりして、
当然のように(?)車中でラブ♪。
で、都では余った体力で都の警護もする(with 淡水)。
…なんだかスゴイ、エネルギッシュだ、羽嶋どの…
>147
そんな羽嶋どのって・・・男性ホルモンだけで出来ているのか?
149 :
花と名無しさん:01/12/21 20:50
羽嶋どのにはマグロ漁船の船長にぜひ。
処天の面子で「ドン亀野郎」もどきをやるのはいががでしょう。
細腰マリンルックで「船長は〜ん(はぁと」な厩戸想像したら、あ、鼻血が・・・コンコン
船長は馬子さんでもいいな・・・あ、いかん、いかん、想像してしまった。
150 :
花と名無しさん:01/12/21 21:25
ほんと羽嶋ってこのスレに必要かくべからざるキャラだね
(って思ってるのは私だけかもしれぬが)
私は文庫で処天デビューだったので、リアルタイム読者さんに伺いたいのだが、
当時から読者コーナーとかでもこの羽嶋という男、注目されとったんでしょうか?
きのう、「すぽると」(フジのスポーツニュース)に
日ハムから阪神に移籍したという選手(名前失念)
が出てたんだけど、顔が泊瀬部だったよ。
見た人いるかなぁ?
えっとね・・・
(google検索中)
あ、片岡っていう人だって。
口元がそっくりなんだけど。
わるのりしてきこしめしそう。
王子様、霊が降っておりまする。
初霊ですな。
>129、109=147
あ、ありがとう!
何だか凄く嬉しいです。(w
羽嶋どのは漢(おとこ)の中の漢だと思っているので、
漁船とかデコトラとかハマりますよね〜
男性ホルモン多そうな、そんな羽嶋どのに乾杯。
154 :
突然ですが替え歌デス:01/12/22 07:57
♪オバQで替え歌♪
あのね 羽嶋はね〜(キビノアマベノハジマハネ〜)
頭に毛が 3本しか ないんだよ (ナインダヨ)
ハッ ハッ ハッ ハッ ハッ ハッ 羽嶋はね
漢(オトコ)なんだ 漢(オトコ)なんだ 漢(オトコ)なんだ
け・れ・ど
船長なんだ マグロ漁船の
いーつも 鳥羽一郎を 歌っているよ
だけど デコトラでは 山本譲二も 歌ってるヨ!
=====================
「朝の歌謡曲」を聴きながら疾走する羽嶋どのを妄想してみました。
カラオケ、キライな人もいると思うんでsageまする〜
155 :
花と名無しさん:01/12/22 10:14
読売新聞取ってる方いましたら、昨日の2面見てみてください〜
原書房の新刊「厩戸皇子読本」!
魂を異界に遊ばせ、過去・現在・未来を見通した日出処の天子
・・・って処天のファンブックかと思っちゃったじゃないよ〜!!
しかもサイキックヒーロー?それってまさしく我らが王子なんですけど?
しかもこの厩戸のカット、どうも山岸絵に(一瞬)見えるし・・・!!
先月のドラマといい、そろそろ聖徳太子(と、いうか処天)ブームが
巻き起こってほしいものです。
本屋逝かなくては・・・!!!
156 :
花と名無しさん:01/12/22 10:38
↑私も見たよ。確かにあのイラストは何かひっかかりがありますな。
今朝出勤途中で本屋に寄ったけど、まだ無かった。
帰りもっと大きい本屋に寄ってみるわ。
無ければもちろん取り寄せよ。
「聖徳太子伝暦」完全版なんて、処天ファンでなくても気になるでしょ。うん。
157 :
花と名無しさん:01/12/22 10:41
値段は1500円です。
159 :
花と名無しさん:01/12/22 14:54
>155,156さん
朝日新聞にはイラストは無かったよ。気になる〜!
早速私も本屋へGO!
160 :
花と名無しさん:01/12/22 23:09
表紙みたよ。か、かっけ〜。
>159
表紙のイラストがそのまま使われていたんだよ。
だから158 URLにアクセスして確認できる画像がそのイラスト。
ちょっとトンデモ本のニオイもするが、明日早速本屋に逝ってみようっと。
>148&153(他、羽嶋男性ホルモン多し説賛同者さまへ)
男性ホルモンが多いって事はいずれ彼も禿げるのね。いやもう禿げてるかも。
淡水のように?いえいえ馬子のように。
本編にて最後の最後になって馬子が実は禿げだった事が判明した時は、けっこう驚いたな、も〜。
>154
これはカラオケネタでなくて替え歌ネタだからいいんじゃないの?(スキキライハ ベツトシテ
カラオケネタっていうのは四戦目の396-454の事で
たまに単発で出てくる替え歌ネタとは別ものなんじゃ・・・
などとずっと気になっていたのでここでこっそり書いてみる。
厩戸皇子読本、買いました。
「太子、夢殿に入る」という項目が楽しみな感じ・・・
調子麻呂(本では麿になっている)とのことも書いてありそうだし。
印象としては「サイキック・ヒーローシリーズ」なんだけど
わりとまともな考察まじりの歴史読本といった感じでしょうか。
目次しか見ていないので、まだよく分かりません。
>161に便乗させて貰ってコソーリ。
前に1にカラオケについていちゃもんつけられた!とか騒がれたのは私辺りだと思うが(w
替え歌は前の方のスレでも盛り上がって好きだったのよ。
そのまんま歌詞引用大会はマズくない?(詳しい規定は知らん)
と言ったつもりなのにまとめていちゃもん扱い。
勿論書くべきこと書けば引用も良かったような気はするけどね。
(所詮2chだが)
別にお前のことじゃねえよ。
この、自意識過剰女。
ついでに、あたしゃ、カラオケカキコしたことねえよ。
ネタカキコせずに、ぶーぶーいちゃもんつけるやつが
キライだってゆってるだけだろ。
飲み込み悪い女やな。
“騒がれた”とか大きく書くな。
ボケナス。
1より
本物の>1だったらずっとこのスレ見張ってる感じで恐ろしい即レス。
ふっふっふっ・・・
ずーとみてるわよー。
どぅあ〜いすきよ、このスレ。
だ〜って、お気に入りに入れてるもの。
仕事の合間に、ブレイクタイムに、
まるでキットカットのように、
すばやく取り出して、ちゃっちゃとカキコ。
わきあいあいサイトにちゃちゃいれるのって、
たのし〜わ。
ちなみに今日は休日出勤よ!!(怒)
機嫌悪いのよ!!
スレ汚したくなかったら、おだまんなさい!
その口に一円玉詰めて、ユニセフ送ってやろうか、
このオボコ!
面白いってことが、これ、既にネタなのよ!
おわかり?
バイオレンス大好きよ!
かかってらっしゃいましな!
どーでもいいけど今日はイブイブ。
来ない・・・あの方は来やしないわ!
そんな、男に飢えまくり・・・(ま、はしたない!)いえ
ちょっぴり寒い私の心を慰めてくれるこのスレも
何だか少し荒れている気がするわ・・・?
こうなったら栗下!栗下の!
何でもいいから王子を盗撮してらっしゃい!もう我慢できないわ!!
はっ私ったらまた、はしたない!sageるわ。
>>167 これってアラシ??
何か昔嫌な想いでもしたのかねえ。
>>167 本気で面白いと思っている訳ないじゃん。
サムイネタはマジでやめてほしいYO。
ぷーっ。
煽りに答えてあげたまでよ。
本トは出てきてほしいんでしょ?
それともよっぽど悔しいのね。
それとも遊んで欲しいの?
やな思い?
こんなまったりスレでするわけないでしょ!
あんたたちの切り返し、物足りないくらいよ!!
170、あんたもYOYO書いてるひまあったら、
たまにはテイスト変えてかいてみなさい!
ひねりがないのはおまえもじゃ!
1より
あ〜、お腹すいたわ。メシ、メシ!
>163に便乗して今日こそコソリ。
あの例の、まんまの歌詞ヤっちゃたの私なんですが。
やっぱりアレはマズかったですね。やっぱり。イロイロと。
反省してます。気にしてカキコ控えておりました。
気分悪くさせてゴメンなさいね某イエモンファンさん。まじで。
(でもイエオタ「が」叩かれちゃうのですか?
処天オタ「が」イエオタ「に」じゃなくて??(イヤ、話蒸し返すの申し訳ないからレスなくてもいいですけど)
だとしたらイエ方面の方々にもゴメンナサイ。)
なんかあったら私も一緒に叩かれます。イエズキだから。
どっちにしろ私はまずいことしたってことで。
以後気をつけます。
で、私のと違って、替え歌もカラオケネタも面白ければよいのでは?
そういうネタ好きな方々、すまんです。
私がヘンなことしたばっかりにややこしいことに…
173 :
花と名無しさん:01/12/23 17:28
気にするな!
2ちゃんじゃ!
大いに結構!!
こんなん序の口!
目指すは、処天スレから逮捕者!
あ〜匂うわ! なんだか匂うわ!
奈良県生駒郡斑鳩町19才・・・。
キヒヒヒヒ・・・
大姫さま
王子は今、>174状態でお取り込み中のようでして・・・。
え、斑鳩宮のおフロに盗撮カメラを仕掛けろと?!
はしたな(略)
176 :
花と名無しさん:01/12/23 21:28
斑鳩宮で王子の背中をお流ししていたのは
淡水だろうか、調子麻呂だろうか・・・
もしや当番制?!教えて!大姫さま!
●胃衣紋まんま歌詞カキコの
>>172(前レス776)さんも
それを受けて「まんまはマズイかも」とレスした
>>163(前レス786)さんも
共にフツウのカキコミだったと思う。
●「胃衣紋ファンが叩かれる」カキコの前レス786さんも、文章はギャグテイストになってる。
●四戦目の396-454の元祖カラオケネタも歌詞の問題はおいといてメチャおもろい。
つまり確かにまんまの歌詞の問題はちょっと注意すべき問題だったのだが、
そこに「カラオケつまらん」とか「まだやってるのか」ってカキコミが
妙なタイミングで出てきて話が1本にまとまって、
「カラオケネタと替え歌ネタ」を一括して「音楽ネタ=カラオケネタ」って感覚に
なんとなく流れでなっちゃって、話が混乱してしまったのだと思います。
(前レス770さん「ノウワァァン わかんねーYO!」これは
「ファンの人はちょと楽しめませんから元ネタ選びに注意」って事をやんわり
表現されているように思うので
妙なタイミングで出てきたカキコとは別だと思ってます)
私は替え歌ネタがスキなので、このままこのネタがこのスレで禁じネタになると
ちょっと悲しいなと・・・。皆がそう思うならそれで構わないのです。
別に「自分好みのスレッドではないとヤダ」なんてバカな事は思いませんから。
(このスレは「王子による王子のための王子のスレッド」>13なんだし(w )
ただ誤解のまま禁じ手になってしまうなら、いま一度確認しておきたかったので
ちょっとカキコが減っているうちに思い切ってカキコしたのです。
(カキコが減った=ROMしてる人も居ない、とは考えていないので)
私なりにまとめてみると
●「まんま歌詞」について、著作権とかは、こういう掲示板という特殊な空間なので
例えばアーティスト側からしても許容範囲で大らかにとってくれるだろうと思います。
ただ、2ちゃんの過去ログって単語でサーチエンジンに結構ヒットしやすいんですよ。
それを考えると「まんま歌詞」全部でなくて一部引用した「元祖カラオケネタ」でも
サーチエンジンで単語ヒットをきっかけに処天ファンでない誰がアクセスしてきて
ややこしい事になる可能性もあるって事は少し気にした方が良いかもしれない。
●スキキライの問題は・・・難しい。
確かに歌ネタに関して言えば、元ネタ選びによって楽しめたりそうでなかったり。
でも「楽しいか」どうかと「スキキライ」は別だと
大方の住人の皆さんはわかっていらっしゃるはず。
私もスキキライとは別ですが「のらないネタ(カキコ)」の時はROMのみ。
カキコする側にたてば「皆がわかるネタ素材選び」を気にかけ、
読む側にたてば「のらないネタ」でも、そうやって誰かがこのスレを続けていってくれている
と思えば良いのではないでしょうか?
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
横レス&長文マジレス&引用多し、おゆるし下さい。
中途半端に文章を簡潔にする事は誤解を生みやすいかも、と感じましたので
ちゃんと考え方を伝えたかった今回長文になりました。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
大姫さま、栗下さんあとお願いします。
179 :
うまうまのぼやき:01/12/23 22:18
昨日は冬至じゃ。
柚子湯に決まっておるであろうが。
毛人に匂いかがせたいのぉ。
今日も白菜なべか。
最近手抜きとちがうか、ちょうしまろ。
ポン酢のゆずがたりんぞぉ。
もともと食に執着のない厩戸は、
鍋の湯気の向こうに毛人がおったなら・・・などと、
ぼんやりまったり考えておった。
・・・ほわほわほわ〜ん
「王子、お汁は残しておかねばなりませぬ。雑炊にするのですから」
「私はそんなにたべられぬ・・・えみし(ハァト」
・・・ほわほわほわ〜ん
「お相伴にあずかりまして」
と湯気の向こうに現れたは淡水。
「ちっ・・・」
と、思わず白目で舌打ちしてしまう厩戸であった。
やはり調子麻呂が王子のお身体を隅から隅まで磨き上げていたのでは…?
と思いたい。>風呂
下心無く安心してまかせられると思われ。
淡水じゃヤヴァそうですな。
歌詞まんまはJASRACの規定にひっかかるのかな?(詳しくワカラナイケド
チョピーリ引用や、替え歌ならお目こぼしかもだけど、ワンコーラス全文はキモガヒエル…
曲タイトルだけなら全然問題ないようですね。線引きが難しいのねん。
>161(177) >163 >172
カラオケネタと替え歌ネタの事でもにょもにょしていたのは、
私だけじゃなかったんだ!あ〜これですっとした。
新スレになったからこの件はもうウヤムヤで終わり?と思っていたので、
あらたに書き込みしてくださった皆さんありがとう。
新年にもちこさなくてほっとした。
>162さん
「厩戸皇子読本」どうでした?「買い」でした?
>181
162です。実は一緒に「テレプシ」買っちゃったので
そっちを先に読んでました。
これから読みます・・・。
183 :
花と名無しさん:01/12/24 07:34
日曜日に 2chへ繋ぎ 自信満々 スレ立てた
テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャリャ♪
テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ リャ♪ (・∀・)
月曜日は レスがつかない? 火曜日も レスがつかない・・・
ナゼ ナゼ ナゼ ナゼ ナゼ ナゼヨ?
ナゼ ナゼ レス ありません〜♪ (T o T)
水曜日は 自演を試し 木曜日に 「おっ?スレ上がってる!!」
1の母 家臣 医者 精子〜♪
さらしあげ 削除依頼ぃ〜! (`Д´)
金曜日に 激しく激怒 土曜日は 板中荒らす
氏ね 氏ね 氏ね 氏ね 氏ね ドキュソ♪
氏ね 氏ね 死ね チューボー ヽ(゚皿゚)ノ
お医者たま これが私ノ 一週間ノ 仕事デス
アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャヒャ♪
アヒャ アヒャ アヒャ ヒヒヒヒヒ ヽ(゚∀゚)ノ
ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ
へ1) へ1) へ1) へ1) へ1) へ1)
> > > > > <
栗下の、ヴィデオはちゃんと撮れたかしら?
あらv出来てるの。うふふ。再生。
まぁ、湯気の中にうっすら見えるのはお、王子・・・?
王子にしてはガタイがいいわね?良過ぎだわ。
・・・誰よこれ?!王子がムダ毛処理してないわけないじゃない!!
いやあ〜〜〜!!知らない男が斑鳩宮のお風呂を勝手に使っているわ?!
このヒゲ面のオットコ前のナイスミドルは、だ、誰なのよ〜〜〜?!!
(じゅる)
・・・あ、あら、ヨダレが。私ったらまた(略)
>184
う、馬子・・・!?
みとうない。
そこに、「ハ・ジ・マ・・・(はぁと)」と、
前隠しだけして入ってきたのが厩戸。
新たな展開。
>これから読みます・・・。
あっ、そんな夜中の1時から読んで頂いたりなんか・・・
してしまったのでしょうか?
あの、感想は気が向いたらで結構ですので・・・。
すいません。レスありがとうございました。(恐縮
あ・・・だめ!
王子、いけないわそんな男(羽嶋)に
近づいてしまっては・・・嗚呼!!
きゃあ〜〜〜(狂喜)
そこに、
「ずるーい、王子さまぁ! オイラもいれてよぉ」
と、おふろアヒルを手に持って、トリ乱入。
「ト、トリ・・・」
あせるオトナの男二人の湯船に、無邪気に割って入るトリ。
大人のお風呂タ〜イム、ひとまず休止。
190 :
花と名無しさん:01/12/24 12:27
そしてトリをおくりこんだのは淡水だったりする・・・・・・(藁
191 :
花と名無しさん:01/12/24 12:36
淡水・・・自分が割って入って御乱交しちゃえば良かったのに
一番悔しがってるのは大姫だね。
今日は夜刀の池で王子と会う約束をさせられたのだが
なかなかいらっしゃらない。
とっておきのものを渡したいとおっしゃられていたのだが・・・
さ、寒い・・・!!早く来てください王子!!
その頃、王子はお風呂で、いつもより丹念に、
からだの隅々まで磨いておりました。
仕上げは椿のオイルで、
髪も身体もしっとり、つやつや。
とっておきのものとは・・・
それは、もちろんのこと、ウマちゃん自身。
ウマちゃん、今年こそ悲観達成なるか!?
以下、次号。
194 :
花と名無しさん:01/12/24 14:10
あ、悲願でした。
厩戸、まだ16の折のお話
厩戸「はあ・・・、今日はひのきの湯か。いい湯だな」
するといきなり、ガラッと引き戸が開いて、そこには、なんと田目王子が・・・!
田目「王子、たまには親子の会話でもいたそう!」
そのまま、厩戸のいる湯船にザッパーン!
厩戸(な、なぬぅ・・・!?)
田目「厩戸どのは、御歳の割には少々お痩せ気味ですな。
もっと、体を鍛えねば。ところで、お好きなにょ
しょうなど、おありかな」
・・・などと、とってつけたような親子会話ネタをふってくる田目王子。
厩戸「私は、女はあまり好きでは・・・」
田目「若いっ! お若いなあ王子は。
私が王子ぐらいのときは・・・うんぬんかんぬん」
田目王子の話を半ばうわの空で聞きながら、
田目のイチモツを盗み見る厩戸。
(ぬ・・・ぬぅ・・・、デカイ。しかも私と形が・・・違う・・・何故だ・・・)
ささやかな屈辱感と共に、
なぜだか妙なときめきを覚えてしまう厩戸であった。
父親を早くに亡くした厩戸は、おフロの性教育は受けていなかったようだ。
不憫だのう。
>
「カラオケネタと替え歌ネタ」を一括して「音楽ネタ=カラオケネタ」って感覚
はい、マサにその通り受けとめておりましたので、最後の1行を入力
して、しまいました。(単細胞でスマソ…)
貴殿の真摯なカキコでよーく、わかりました。
今後、「オモロイねた」の為に精進いたす次第でございます。
……引き続きこの番組は、ヒロユキの管理下でお送り致します……
>>195 ええっ、てことは厩戸
16にして義父に性教育受け直しをさせられるってこと?!
か、形が違うって、続きが気になるんですけど・・・・・・
もしかして厩戸、×けてないとか?!
ま、はしたない!(大姫風)sageまする〜
198 :
(゚д゚)ウマー ヤド:01/12/24 19:18
ああん!すっかり遅刻しちゃったぁ〜!
だってなかなか髪乾かないんだも〜ん!!
毛人ケータイ持ってないから遅れるって何度も念を
送ったんだけど届いてるかな?
馬飛ばさなくっちゃ!待ってて、エミー!!(乙女モード)
厩戸は自然乾燥派?
田目「お、王子、たいへんなことです!
そのようななりでは幸玉宮の姫君を娶ることができません!」
厩戸「べ、別に娶れなくとも・・・あっ、な、何をっ」
田目「なりませぬぞ! おいたわしや・・・。
でも大丈夫です。全てこの義父におまかせあれ。
さあ、じっとなさってくだされ」
厩戸「あん・・・い・・・いや・・・」
罪悪感があるので、この辺でやめときます。
毛人待つ場所へトジコとフツヒメも突進していると思われ。
くうぅぅぅうううぅううーーーーー!(オトコ泣キ)
王子の●×がーーーーーーー!
この淡水が秘伝・花郎の術でご奉仕しようと思っていたのに!
先を越されてしまった!
寒い・・・まだかな王子は。
イブに待ちぼうけな私って一体・・・(ぐす)
ん?ひづめの音が!お、王子?!
「毛人ー!! わたしをやるーーー!! 受け取れー!!」
205 :
花と名無しさん:01/12/24 23:06
王子は、悩殺サンタのコスプレ姿(勿論ミニスカノーパン)で
毛人の元に現れるが早いか、馬からダイブした。
そんないつもにも増して積極的な王子をガッチリ受けとめたのは
しかし毛人ではなかった・・・。
コソーリ、調子麻呂と善信尼が会っていたらよいのう、
とか思ってしまう。
>205
だ、誰ぞ!?
続きを所望。
>>205の続き
「た、淡水?!」
思いっきり勘違いした王子。
「離せ淡水!毛人はどこにいるのだ?!」
「フフ、毛人さまはあの状態よ」
淡水の視線を追う王子。そこには、
阿部内麻呂と阿倍毘賣兄妹に前後で攻められる
毛人の姿が・・・・・・!
スバラシイ・・・・・。
まさに伏兵。
毛人「う、内麻呂どの!気は確かなのですか・・・?!」
内麻呂「フン、毛人どの。私の可愛い妹を放って、
どこのだれぞと密会など感心できませんな。ほれ毘賣、
もっと毛人どのを満足させてやれ」
阿倍毘賣「ええ、もちろんですわ。どこのどなたか知りませんけど
私が忘れさせてみせますもの」
毛人「お・・・王子!!」
ナニをされてるかは想像求む・・・
211 :
花と名無しさん:01/12/24 23:48
「え、毛人・・・!!」
今すぐヘンタイ兄妹から毛人を救い出したい!
だが、淡水の腕を振りほどく力は王子にはなかった。
(淡水、バカ力NO.1!?)
「ほら、毛人さまも楽しんでいることですし
王子、私たちも・・・・・・v」
「ばかー!離せーー!!お前のためにお風呂入ったり
こんなカワイイカッコしてきたんじゃないもん!!」
イブの夜のご乱交、一番喜んでいるのは
小型カメラで盗撮中の大姫さまだった・・。
やば、淡水止めないと・・・。(毛人の方はいいのか?)
ど、どなたか続きを!
「離せ! どういうつもりだ?! 淡水!」
「毛人どのにかまけて国政をおろそかにするとは、
あなたらしくありませぬ。お目を覚ましなされませ」
「うるさい! ああ、毛人・・・毛人!」
「そこまで毛人にトチ狂っておいでか。しかたありませぬな。
あなたは、こうまでせねば目がさめないと見える」
言うが早いか、王子のミニスカを捲り上げる淡水。
抵抗しようにも、ミニスカ・ノーパンという、
自らお持ち帰り状態で現れてしまった厩戸には、
もはや防ぐ布切れ一枚残っていない。
「アアッ・・・! た、淡水!」
以下自粛ー。
・・・・・・・・・・
「さあ、王子、これから釜●崎にて、
炊き出しのチャリティーイベントが控えておりまするぞ。
これは次期総選挙への有力アピールになりますので、
スケジュールからは絶対に外せませぬ。
おわかりか。政を司る者が、
このような私事でスケジュールに穴をあけるのは許されることではありませぬ。
宮へ戻られたら、すぐ、お支度ですぞ」
ベソをかきながら、ミニスカのジッパーをあげる厩戸であった。
「サムイ思いして、ノーパンで来たのにさ・・・バカヤロ」
>212
淡水・・・ヤリたかっただけなのでは?
(最近真剣に淡水ファンになろうかどうか考え中)
毛人はリンカーンされっぱなしですか・・・?
内麻呂、実は羽嶋並にすごかったり。
「どーして、いつも、おめでたい日に
淡水と王子様は二人でどっかいっちゃうのぉ?
調子麻呂が、ケーキもチキンも用意してくれてるのにぃ。
お腹すいたよー。もー、先食べようよ、調子麻呂ー。」
「うるさい! おまえ、また、私の可愛がってた山鳩を!!・・・くっ」
きれいに飾り付けられた卓上には、
調子麻呂のペットの変わり果てた姿が。
215 :
調子麻呂のつぶやき :01/12/25 10:28
イブだというのにまたもや鳩ッピは殺られるし、淡水と王子はこそこそと
出かけてしまうし。しかも王子は、何だかお風呂で妙に念入りにお手入れ
されいていたな・・・私が用意した下着はそのまま置いてあったし?。
しかし例の件、田目王子にお頼みして良かった!
前から湯殿でお世話する度に気になっていたんだ。
私ではどうすることも出来なかったし・・・。
淡水に頼んでもよかったが、なぜそうしなかったんだろう?
はー、だがイブの夜にトリと二人で待ちぼうけとは・・・くぅー(涙)
抱かれたい男No.1になったこともある私だというのに。
>>215 調子麻呂・・・・・・!!なぜ、そのような重大任務を私に頼まぬのだ!?
田目王子さまに先を越されてしまうとは!!クッ!
さてはお前、妬いているな?そうだろう。絶対そうだ。
ふん、後でオシオキだ。覚悟しろよ?
ま、昨夜、取って置きのごちそうにありつけたから良いか・・・*
調子麻呂さま・・・
ふんむぅぅぅ・・・・っ
「あなたの国からメリークリスマス・・・」(百済から念を送っている)
淡水、羽嶋、田目王子、内麻呂の4強で
夜の戦い10番勝負を見てみたいものだ!!
>217
嶋どの、今頃調子麻呂は・・・×××
>218
今頃調子麻呂様は何なのです?!
>219
おしおきタイムかと思われますわ。
見える・・・私には見えますわ!
>218
こ、これは4強のもんずほぐれつのリーグ戦での勝ち越しで決定、ということですか?
それならばぜひ、心と身体の同●愛版で、スレをたてておうかがいをたてねば。
「処天番外スレ〜おっとこまえ四天王のうちで、アッチが一番強いのどいつよ」
で四六死苦。
それとも、厩戸の判定オンリーなのですか?
それならば、ズラ疑惑のはらたいらさんに・・・、あっちがった、
ちょっちパパコンはいってる厩戸の心情を先読みして、
田目王子に1000点!
222 :
花と名無しさん:01/12/25 20:12
>ベソをかきながら、ミニスカのジッパーをあげる厩戸、に萌え〜。
「この腕で母上と乳くりあったのか・・・」と想像し白目になって
田目王子とは最後までデキナイと思われます。
淡水のおしおき・・・
両手両足を縛られた調子麻呂が、羽毛でこちょこちょされるっての
はどうでしょう?猿ぐつわをされてもだえる調子麻呂・・・
四天王寺って、もしや、この四人の事が…?
だったらこわひ・・・。
ホ●四天王到来!
んなわけねー。
225 :
花と名無しさん:01/12/25 21:25
>222
逆真もありえますよ。
この男を寝取って復讐してやる!とかね。
あるいは、母もこの男に・・・(萌え〜)とかね。
ワタシ、このスレ来るまでは、
厩戸と毛人の結びつき以外、考えたことなかったよ。
幸せって、意外といろんなところに落ちてるんだね。
淡水、羽嶋、果ては田目王子までー(イヤーン)。
考えようによっては、みなさん毛人よりずっと
包容力ありそうでいい男だね。
周りにいい男ばっかりいるから、ただのダメ男の毛人に、
何だか稀少性を覚えてしまうんだ、王子は。
贅沢モンだなあ、王子。
でも、人間、ダメモードの人間になんか愛着わいてしまうもんです。
それで身近な幸せを見落とすわけです。
王子には、身近な幸せを逃しまくって、
毛人の子、山背といきつくところまで行って貰うのも、
個人的にちょっと萌えです。
今日はクリスマスでしたね。
仕事とはいえ、電話の一本もよこせると思います。
来年こそ別れます。
ただの愚痴なのでsageです。
淡水・・・荒縄、蜂蜜など小道具を駆使したSMプレイ。勝負パンツはノーパン。
羽嶋・・・堂々フェロモン1本勝負。勝負パンツはきりりと締めた六尺褌。
田目王子・・・癒し系しっとり情事。勝負パンツはおろしたて白ブリーフ。
内麻呂・・・イマドキのAVちっくプレイ。勝負パンツは蛍光色ビキニ。
「どれ、久々に過去ログでも読むかな...」
意識をこのスレに集中させる王子。
「!おのれ!六戦目め!勝手にdat落ちしてしまったわ!!」
「つまらぬ!私は六戦目が読みたいのだ。読みたいというに!」
その意識を感じて毛人は慌てて淡水にhtml化を命じるのであった。
>227
淡水・羽嶋・内麻呂のBOX買いで、千弐百ミロク!!
ところで、駒も男性ホルモン系キャラではないですかねぇ?
名前に「漢」付くし・・・
230 :
花と名無しさん:01/12/26 00:12
山岸涼子センセは今何をやっとるんじゃ?
スカッとさわやかテレプシコーラを飲んでいます
232 :
とある予測屋の裏情報:01/12/26 00:34
タメノホワイトブリーフにかけときなはれ。
ニーサン、ウマーは必ず落ちますぜ・・・。
大穴ですぜ。
ここだけの話ですがな、
噂じゃ、短命だったが、人気のあったサラブレット、
トヨヒノテイオウの種だって噂ですぜ。
ま、母親はどさんこですがな。
その分、父親より粘りが強い。
悪いことはいいまへん、タメノホワイトブリーフにかけときなはれ。
蘇我の総領息子も、大勝負になると、意外と肝が小そうおまんなあ。
・・・なんやて、全財産かけてもええ? えーこころがけや。
そーゆうこっちゃー! あんさん、男や、男やねぇ。ほれぼれするわ。
233 :
マグロさん:01/12/26 01:30
>227
をじっくり読んでいたら、淡水と羽嶋と
まぢで乳繰り合いたい!抱いて!と思ったワタシは
逝ってきます。
234 :
花と名無しさん:01/12/26 01:38
内麻呂の蛍光色ビキニにときめいた私は
苦界奥底まで逝ってきます。
厩戸、いいな・・・
235 :
花と名無しさん:01/12/26 01:46
226さんファイト!(w
それにしても山背×厩戸って、目の付け所が(・∀・)ノイイ!
>229
一応、河上をメロメロにした(らしき)駒のテクって
いかがなものでしょうね?
でも厩戸の前だとおびえて起たなくなるダメ男ぶりが
たやすく想像できて・・・
厩戸「な・・・なぜだ、山背、なぜ最近、
この父と一緒に風呂に入ってくれぬ!!(白目)」
父上・・・
もう私は16なんですよ?!お父さんとお風呂だなんて・・・
誰もしてません。入鹿にもバカにされました。
そっそれにその・・・
(言えない!例の秘密をを知ってしまったなんて
言える訳がない!!それに・・・それに父上とお風呂に入ると
股間が、その・・・ああ、こんなこと言えやしないっ)
>237
山背16歳…ナニはもう●けているのだろうか…
朝っぱらからこんなことが気になるなんて
ああッ!はしたないわッ!
233さん、234さん、道中ご一緒しとうございます…
>234,>238
あの時、溶け合ってしまいましたね・・・(ハァト
淡水→いっつもドサクサに紛れて挑んでくるズルイ男だが、
なんだかんだいっても、
この男とは身体の相性が一番合う気がする。
結構、仕置きプレイに萌えてしまうのだ、私は・・・。
羽嶋→私は体毛が薄い質なので、
剛毛の彼と絡んでいると何だかこそばゆくて、
それだけで・・・もう、夢ごこち。
接吻のときのヒゲのチクチク感がなんともたまらぬ。
無条件によい男だ。
田目王子→義父、あるいは異母兄と絡んでいるという、
背徳の匂いのシュチュエーションだけで萌えてしまう・・・。
技巧より情緒派の男だ。
あの女の男を寝取っているというだけで・・・ああっ(モダエル)
安倍内麻呂→今まで、私のまわりにいなかったタイプだ。
お好きな人にはたまらないタイプかな。
まだまだ未知数だが、なかなか喰えぬ男よ・・・内麻呂(フッ)。
でも、私はやはり毛人ラーヴ!
ヘタでもジャストフィットじゃなくても、好きなのだ!
好きな男となら、砂を噛むようなのでもいいのだ・・・いいのだ・・・くすん。
あ・・・想像するだけで、右手が勝手に・・・。
・・・阿呆まるだしですみません。
241 :
花と名無しさん:01/12/26 16:47
>>240 羽嶋とチューする時のチクチク感・・・・!!(爆笑〜)
体毛フェチな厩戸に萌え・・・!!
接点のない内麻呂×厩戸以外、全部らくらく妄想できちゃうあたり
このスレの住民なんだなぁ・・・ということを実感してしまう私。
毛人は阿倍毘賣のレッスン(もれなく内麻呂付)で
少しは上手になれるといいね。
ところで男性ホルモン四人衆の中に穴穂部サンも入れてあげては・・・?
死人は×かな?惜しい男を亡くしたもんだ。
242 :
花と名無しさん:01/12/26 18:28
淡水=お仕置きプレイ、というのは定着したのでしょうか?!
自暴自棄になった王子にめちゃめちゃにされる淡水、というのも見たい。
何かでこの時代でも同性姦通は罪だった、と読んだが、それなら
王子は17条の憲法を策定しておきながら、罪を犯してたのねん。
243 :
花と名無しさん:01/12/26 18:29
「厩戸皇子読本」を買いに行って、「捜聖記」なる本を買ってしまった。
サブタイトルに、「定説を覆すまったく新たな聖徳太子」って
あったもので・・・。引用書籍に処天も入ってましたよ。
このスレと関係無いのでsage。
244 :
花と名無しさん:01/12/26 19:03
>242
この時代でも同姓姦通は罪だった
>マジですか・・・?
確か明治になる前までは日本は、男も女も両方経験して一人前、
ホモは当たり前だったという感じだったんですよね。
(自分で詳しく調べた訳ではないのですが・・・)
飛鳥時代はまだそんなではなかったんでしょうか?
ホモって、武士の文化?ともどこかで聞いたような。
毛人があんなに同姓であることにこだわっていたのも
「?」だったんですが、そういうことなら納得。
×→同姓
○→同性
スマソ;;
別に毛人はそれだけで拘ったとは思わないけど。
羽嶋どの「ファイトォー!」
淡 水「イッパァーツ!」
肉体疲労時の男性ホルモン補給に“リ●ビタンG(ゲー)”!
(斑鳩薬品デース)
>247
きさま〜!こんな所で神聖なドイツ語を使うとは!
許さん、アラスカへ逝けーーーーー!
青●スレへ帰るぞっ!、A,B!
>>247 なにげに羽嶋どのはいつでも羽嶋「どの」なのが嬉しいなり。
250 :
花と名無しさん:01/12/27 11:31
年末大掃除age
隠れ家の掃除を常に怠らない
いつでも準備満タンの淡水には縁のない行事ですか。
>>244 思ったんだけど、フッツーが男だったら
毛人はどっち選んだんでしょうね。(なんてムチャな発想・・・)
246さんの言うように、性別だけで選んだんじゃないのは勿論ですが
夜刀の池での毛人の言い訳シーンを読むと、
同性にこだわったり、能力に対する恐れを見せたりとか
結局それだけで終わったような気がして、王子よりフッツーを選んだ
決定的な理由がどこにあるのかが(少なくとも一読者の自分には)
イマイチ特定できないんですよね。
王子はそこで「毛人は私を愛してなどいない」と結論を
出してしまった訳だけど、毛人のうろたえ方や、今までの、それこそ
10年分の毛人の言動を見ている読者としては、その結論では
どうも納得いかないというか・・・・・・。
本当のところ毛人ははっきりしたことは何も言っていないがするし、
これだけだと「この世は男と女の二つで成り立っているのです!」
→単に女だからフッツー選んだ、というように見えてしまったりもする訳で。
なので、王子とフッツー、両方男、という同じ土俵だったら
どんなだったかな、とつい考えてみただけなのですが
いつの間にか長文に!!しかもループ話題。ス、スミマセン・・・。
↑「何も言っていないがするし」
→「何も言っていない気がするし」
抜けてましたスミマセン・・・
252 :
花と名無しさん:01/12/27 11:45
>>250 確かに、エミーがどうしてそこまでフッツーにこだわるのかっていうのは、
よくわかりませんね。あれじゃ、エミーがバカで軽い男みたい。
だって、綺麗だから一目惚れしちゃった、みたいな成り行きだもの。
王子が、素直に身を引けないでストーカー入って、
「布都姫なぞ、男のわたしから逃れるために探し出してきた
言い訳にすぎぬ!」
とキレたくなる気持ちわかる。
読んでる私も、そうだそうだと深くうなずいてしまった。
253 :
花と名無しさん:01/12/27 11:59
>綺麗だから一目惚れしちゃった
これに尽きる。
毛人の周りにいる布都姫以外の美人ときたら刀自古くらいだもんなー。
254 :
花と名無しさん:01/12/27 12:04
そういや、もとはといえば王子のことだって、
綺麗だから一目惚れ状態になったわけで。
その後、いろいろあるけど、結局「綺麗、ウットリ(はぁと)」と
いうシーンが多すぎ。エミー、ちょっとだらしないなー。
私なら、彼氏にしたくないタイプ・・・
255 :
花と名無しさん:01/12/27 12:08
淡水なら、王子のこと、もっとわかってあげられるし、
唯一、「心底から理解して愛してくれる人」だったのにね。
王子はそのことに気づかない。
昨日、処天実写版の夢を見ました。
王子は2次元な顔でした。
エミーがなぜかキアヌ・リーヴスでした。
そして、わたしの中では絶対にトヨエツと思っていたにも関わらず
淡水は阿部寛でした。
物語の内容は、いまいち憶えていません。
多分斑鳩夜襲の雰囲気だったような・・・
それにしても、王子に関しては、わたしの潜在意識をもってしても
該当者なしなのですねぇ。夢って勝手で、結構笑えます。
フッフッフッフッ・・・ それは夢です・・・
>256
キアヌエミー×厩戸で斑鳩急襲ラブに萌え。
阿部寛淡水にさらに萌え。
イイ夢見たのう・・・
>255
淡水なら、命はってでも守ってくれるのにね。
少しは振り向いてあげようよ、王子・・・(絶対無理)
ウマーは田目と結婚しちゃえば良かったんだよウワアアアン!ヽ(`Д´)ノ
優しいしエミーみたいにだらしなくないし
パパ似だから親の愛まで同時吸収〜!!
幸せに・・・なれたのに・・・・・・
混乱しました。頭冷やして逝ってきます・・・。
私は密かに淡水×厩戸萌え〜、だけどこの2人がタッグを組んだ日には
この世が恐ろしいことになると思われるので、
淡水→厩戸→毛人
で良かったと思ふ・・
>>252 バカで軽い男なんだから良いと思うけど。<毛人
私は布都姫は王子と同等、いやそれ以上に魅力的だろうと思うけどね。
顔と胸だけじゃないでしょ(w
もう少し言えば物部の姫というどらまてぃ〜っくな状況もあったろうね。
ロミジュリみたいな。
そして邪魔する厩戸とか刀古自がいるので障害が多いほど燃えるというか。
ある意味この↑2人はボケツ掘ってるのよ。
我侭&自分の気持ちに正直なのは嫌いじゃないけどね(w
勿論白髪女とか馬子とか周辺の人も止めに入るし、
ハツセベも入ってきて盛り上がることこの上なし。昼の1時半からドラマでやってほしーよーな。
怖いなあ、厩戸信者ってさあ(´・ω・`)ショボーン
× 刀古自
○ 刀自古
とこじ、って誰よ〜。逝く。
いよいよお歳暮の季節到来!
お父上はお偉い方だから、いーぱい、もらうんだよ。
高いお酒なんかもいっぱいもらうんだよ。
でも、れみぃとか山崎とか、どんぺりとか高いやつは、
誰にも開けられないように、夢殿にしまっておられるの、
僕はしっているのだ。
・・・ふふ、とうとう、隙を見て
こっそり夢殿のスペアキーつくっちゃった。
さっそく入って、高い酒のんじゃいま〜す。
ギィィ・・・
な、なにコレ?
ぼくの狩留番のふんどし、なんでここにあるの!?
しかも洗ってないやつ・・・なんで!!!?
(チッ、目ざといのも災いのもと)
わからぬのか、山背。
そなたまで、わからぬと・・・
(実の父親に似て鈍感なことよ)
開き直ってどーすんだ、エロ親父!
夢殿ハッテン場化計画進行中!
266 :
花と名無しさん:01/12/27 22:41
>263
山背何歳のときのフンドシですか?
あなたはずっと息子をそんな目で・・・
いやっウマたんったら不潔よ〜〜〜!
267 :
山背の置手紙:01/12/27 22:43
Dear父上様
私の敬愛してやまない、おやさしくて、お美しくて、ご聡明な父上様。
私は幼き頃より、あなたを父として誇りに思い、
また、目標として精進してまいりまりた。
でも、最近のお父上は少しヘンです。
どうなさったのしょうか。
一緒にお風呂に入るのをお断りしたら、
グズって夢殿から一日中出てこず、
出てきたと思ったら、泣きはらした目で「死にたい」を連呼し、
食断ちまでするありさま。
見かねて一緒にお風呂に入ると、
「背中を洗ってやる」というので、お願いしたら、
「前もあらってやる」というので、さすがにそれは拒否したら、
次の日は、あてつけのように風呂場でリストカット。
もーやめてください!
それに今日の夢殿にあったアレはなんですか!?
あれ、高かったんですよ!・・・・・じゃなかった、
なぜアレが夢殿にあるのですか!?
問い詰めたら開き直りしてくれちゃって。
もー、うんざりです!
お父上の頭が冷えるまで、母とおばあさまの家でお正月迎えます。
豊浦のおじいさまのところにも行きますので、
帰ってくるのは七草粥の頃だと思います。
そんなわけで、お年玉は下記までお振込みよろしくお願いします。
斑鳩銀行 法隆寺支店 普通預金 口座番号:四八零壱弐零伍
です。
では、父上、よいお年を。
山背
>267
> 問い詰めたら開き直りしてくれちゃって。
やはり小一時間ほど問い詰められたのでしょうか?
269 :
268への山背アンサー:01/12/27 23:10
ええ。
真面目に聞いてる振りして、
精神は三千世界へ飛んでいたようですがね(怒)。
山背さま!急きょ戻ってきて頂きたいのですが・・・!!
あなたの置手紙を読まれた王子がまた自殺未遂を・・・
も〜また〜? やんなっちゃうなー。
どーせ、深くないんでしょ?
そのうち血ィとまるでしょ。
え、今回はグッサリ? もーやだ〜。
しゃーないなー。
斑鳩総合病院の最上階の個室あけといて。
ほんじゃ、すぐ、いくわ。
272 :
花と名無しさん:01/12/28 00:34
(斑鳩総合病院の最上階の個室にて厩戸大暴れ)
厩「ええい、寄るな!わたしに指一本触れるなよ!女どもめが(白目)」
看護婦A「お言葉ですが王子、その傷ではすぐに縫わねば大事になりまする」
厩「ふん、こんな傷、自分で直してみせるわ!」
看護婦B「王子、せめて包帯を巻かせてくださいませ。血が、それそのように」
厩「近寄るなと言うておるに!女なぞ信用できぬ!」
273 :
山背登場!:01/12/28 03:03
「父上、いかがなされました?」
「や、山背・・・。」
「この女どもが・・・このように・・・こいつら、はなれぬ」
「看護婦たちをそのように困らせてはなりませぬ。
さ、わたくしが側におりますゆえ、落ち着いて。
後生ですから、看護婦たちの言うとおりになさってくださいませ」
「うぬ・・・・・」
人心地つき、二人っきりになった父と子。
「山背・・・」
「はい、父上」
「お正月は、この父と一緒に斑鳩で迎えてくれるな?」
「ええ、もちろんです・・・。父上。
(おまえのせいで、いっぺんに4人分のお年玉見込みがのうなったわっ・・・ヴォケ!)」
「“紅白歌会納”は、この父と一緒に観戦してくれるな?」
「ええ、父上。
(あ〜あ、母上んちだったら、空中電視台で奈良明日の秒読み雅楽演奏会観れたのにヨ〜!)」
「初日の出を拝むのは畝傍山にするかの。香具山にするかの。」
「今年は三輪山あたりなんていかがでしょう。
海石榴市が近いので、父上のお気に入りの椿油を買って帰りましょう。
つげのくしも買いましょう。お父上のおぐしはいつも綺麗でないと。
(父上の買い物のどさくさにまぎれて、今年こそぜ〜ったい絵留雌の貫頭衣買わしちゃる!)」
「うん、うん。そのようにいたそう・・・。おモチは何個食べようかの・・・」
「お父上も気が早い。でも、そろそろ調子麻呂に餅つきの用意をするよう言わねば・・・」
「ん・・・。今年は豆入りが食べたいのう・・・」
「ええ。よもぎ入りも作りましょうね(トリカブト入りもなッ!)」
274 :
やましろの煩悩101個のうちの1つ:01/12/28 03:09
「山背・・・」
「はい、父上。」
「山背は、わたしを置いてどこにもいかぬな。わたしの許にずーっといてくれるな・・・」
「父上・・・」
(このあたりで、きゅん、と仏心の芽生えてくる山背)
「あたりまえです。父上・・・」
「山背・・・」
うるうると涙腺をゆるわせる、厩戸王子、齢三十六。
(う・・・やっぱ、かわいいヨナ・・・)
思わず別のところもきゅんとなってしまう山背。
(ああ、いかんいかん。だから私は・・・この年になっても・・・。入鹿などとっくに済ませておるのに・・・。
わたしがにょしょうにイマイチ興味がわかないのは、ひょっとして父上が原因なのか?)
「山背・・・」
「あ、な・・・なんでしょう、父上(アワテル)」
「今日だけ、横で一緒に寝てくれぬか」
「な、なにをそのように、小さな子供のようなことを・・・」
「う〜〜。」
必殺、うるうるお目目ビームをかます厩戸。
「ち、父上・・・(アセッ)。仕方ありませぬな。今晩だけですぞ」
とまどいながらも、父、厩戸と床を共にする山背。
「つかまえた、私の幸せ・・・(ギュッ)」
「も〜、サ、サムイのでやめてくだい・・・(恥)
(あ、あまり密着されると、ほ、火照りがバレルっ)」
そんな山背の心の葛藤とはお構いなしに、
山背に顔と身体を密着させて、安心したようにくうくうと寝息を立て始めた厩戸。
山背は、そんな父の寝顔のドあっぷをじーっと眺めながら、
(確かに・・・かわいいんだけど、かわいいんだけど、かわいいんだけど・・・
でも、やはり、言わねば、言わねば、言わねば・・・)
「父上・・・」
「うン・・・ンなんだ・・・山背」
眠た気に、半開きの目で見上げる厩戸。
「やはり、来年からはその王子ヘアはおやめになったほうが・・・。
そろそろ無理が・・・・・」
一気に、表情が凍りつき、白目になる厩戸。
墓穴をほったことに気づく山背であった。
後日、厩戸が調子麻呂に命じて、
高野美顔療法所のパンフを取り寄せさせている姿があった。
この番組は斑鳩牛乳の提供で、お送りいたしました。
275 :
花と名無しさん:01/12/28 11:07
>274
添い寝ロマンスー!!!
かわゆいyo〜この2人〜!!!
267−274までつながってたらさらに萌え。
CMネタといえば、厩戸に共立美容外科のCMやって欲しいと思った・・・
>>260 ループ語り(?)蒸し返すようでスマソ!
昨日このカキコ読んでからずっと考えさせられていたんですが・・・
>私は布都姫は王子と同等、いやそれ以上に魅力的だろうと思うけどね
私は王子ファン(かなり強烈な自覚有;)なんですが、
布都姫のことは単体では特に何とも思わないので、
(毛人が「ああ!布都姫!」状態になった時だけ
ムキー!!あのアマー!!と思ってしまう突発嫌い?)
布都姫の王子に勝る魅力・・・というのが思いつかないのです。
あえて言うならかなりの善人、人柄の良さ、ということ
くらいしか。斎宮という身分や不幸な状況、毛人とのロミジュリ
なシチュエーションというのは本人の持つ魅力とは呼べないですし・・・。
むしろ行動派の白髪女の方がよっぽど魅力的で(w
白髪女がいなかったらとっくの昔に自害していそうだし。
なので260さんが思うところの、フッツーの王子に勝るほどの魅力
というものをぜひとも聞いてみたかったんですが(・∀・;)
>怖いなあ、厩戸信者ってさあ(´・ω・`)ショボーン
うーん・・・! 私としては、王子に感情移入しすぎるのか、
王子のフッツー殺してやる!って行動を何の迷いもなく
肯定できてしまうんですが・・・・・・;
一歩引いて「オイオイ厩戸それはないんちゃう?」とか
つっこめない。もう「やったれゴルァ!(゚Д゚) 」みたいな(w;
これって、やっぱり「怖い厩戸信者」ってことに
なってしまうのかなぁ・・・?プチ鬱。。
260さんみたいに冷静な目で読むことも大事だとは思いますが
それをさせてくれない(笑)王子の魅力の方が私には強すぎて
なぜか熱くなってしまうのであります・・・。
>>276 べつに鬱になることないと思うよ。
それだけキャラに萌えられるのは、ある意味幸せじゃない♪
>もう「やったれゴルァ!(゚Д゚) 」みたいな(w;
これ、わらたよ(w
烈しく同意!!
私も、フッツーの魅力って、美人でおしとやかで世間知らずのお嬢、
まあまあ性格もいいけど、ちょっと古典的すぎるって感じ以外ないなー。
むしろ、
>怖いなあ、厩戸信者ってさあ(´・ω・`)ショボーン
これ、余計。
信者ってなぁ・・・
否、我々は萌えてるだけなのダ。厩戸萌え!!
主人公に萌えられなかったら、漫画なんて読む楽しみ半減!でしょ。
>主人公に萌えられなかったら、漫画なんて読む楽しみ半減!でしょ。
他のファンに失礼だと思わない?
だから厩戸信者は・・・コエ-。
>>277 なんかさあ、その♪飛ばすところとか電波入ってて
バカっぽい。
何?排除したいの?ファン以外(w
280 :
( ´∀`):01/12/28 21:14
>277
主人公にはちっとも萌えませんけど処天楽しんでいますが何か?
281 :
花と名無しさん:01/12/28 22:04
ふーん。いろんな人がいるんだ。
まぁいいじゃない、たかが、といってはなんだけど、
マンガのキャラ萌えごときでそんなにむきにならなくても。
すぐに○○信者は怖いとか、排除だとかいうほうも、大人げないよ。
このスレの人って、みんなそれなりにオバさんじゃないの?
マターリいこうよ。
282 :
花と名無しさん:01/12/28 22:22
三ヶ月後に高校受験な私もぷち2chネラーってかこのスレだけ。
それくらい処天が好きなのですが、いつもはロムったり感想カキコ。
いろんな人がいていいんじゃないでしょーか。
ちなみに私は淡水激らぶ(笑ってください、もう)
283 :
花と名無しさん:01/12/28 22:24
なるほどなー。
いろんな読み方があるのね。
私が高校生の頃、10歳ぐらい年上の、処天リアル世代の先生とかと
共通の話題がもてたのが嬉しくていろいろ語ってたんだけど、
世界史の先生が、
「処天は物部との戦いまでが歴史の新解釈的な発想が盛り沢山で一番面白かった。
それ以後は、王子が“毛人、毛人”言ってばっかりでおもんない。」
と言ってたのを思い出した。
私は、あの厩戸が人間的になっていくというか、毛人に狂っていく(藁)、
むしろ物部との戦い以降が好きだったので、先生の意見は新鮮だった。
だから、260の一歩置いた意見も当然あってもいいだろうと思うし、
一つの意見として説得力もあった。
でも、278と279は、ただの煽りとかアラシ意見の何モンでもないぞ。程度低すぎ。
“コエー”とか“バカッぽい”“電波”で終わらせるのは楽でいいけど、
真剣に語り入ってる人間が馬鹿をみるような図式にもっていくのはどうかなあ。
でも、277の方が、このスレ楽しめてるような気がするけどなあ。
278や279も布都姫と毛人のこの辺ツボ!とか、厩戸のこの辺ジコチューでやなんだよ!とか言う
切り口などあるんだったら、あと280も厩戸以外のどの辺で楽しめるか、具体的なこと述べようよ。
て、いうか、むしろ、260に続くような面白い意見出てきてほしいよ。
アタシは、極度の厩戸萌え〜だけどね。でも、面白いって聞けると思うよ。
でも、277の言い回し、そんなに排他的かなあ。
>282
わー、中学生のカキコファンもいるんだー。
おばさん素直にうれしー。
ちゃんと新世代のファンにも読み継がれてるんだ。
桃太郎みたいにさー。
やっぱ文庫本から入ったの?
おばさんの意見いわしてもらうと、
文庫より、アスカコミックスとかの方がいいわよ。
カラーも入ってるし、ウマちゃんの脚線美とか、
「めざといのも・・・・」とかのシビレる手つきとか、
やっぱ大きい版で見たほうが断然いいわ。
文庫じゃわかんなかった発見あるわよ!
・・・あー、語っちゃった。オバね私も。
でも、中学生で淡水激ラブなんてしぶいのね。
おばさんはずーっっと代わり映えのないウマエミ萌えよ。
ちょっと、最近、ウマ×山背の新境地開いてきて・・・、
あ、(恥)やだわー、こんなオバちゃんになっちゃだめよん。
お受験がむばってね。
↑
この辺がオバモード。
285 :
花と名無しさん:01/12/28 23:16
>>283 禿同!
あたしも、後半にのめり込むタイプだなぁ〜
最初はちょっと常人離れしてた王子が、だんだん人間ぽくなっていく過程が、
なんか切ないんだよね。
淡水とか調子麻呂も加わって、物語の重心が歴史から人間ドラマに
なっていくのが面白い。
あと、長編の主人公(この場合、厩戸)というのは、やっぱり作者が一番
力入れて魅力的にしてるはずだと思うのね、だから、厩戸萌えの人が
たくさんいるのはあたりまえっちゃあたりまえの話なのね。
厩戸に萌えてる人をコエーなどというのは、作者にとっても心外かもね。
かくいう私は「厩戸もいいけど、淡水も激萌え!」なんだけど(w
普通のファンは別として一部の(゚д゚) ウマーファンきしょい。
不幸な少女時代でも送ったのだろうか。同化しているのだろうか。
顔レベルや頭脳レベルや家柄レベルは(゚д゚)ウマーと段違いだろうに憐れ(w
淡水萌えって多いのね〜。結構驚き。
中房のとき、処天読んで、ウマちゃんと淡水が
最後あーゆう展開になることが全然よめてなくて、
友達に「あの展開は読めなかったよー」
って言ったら、
「あたしは読めてたわよ。伏線いっぱいあったじゃん」
と、返されてしまった。
悔しかったけど、「こいつ、大人じゃん・・・」と思った。
今はもちろん、分かるわよ。伏線。もーバンバン。ほほ。
>286
あ、わかった、あなた自身も(゚д゚)ウマーの熱狂的ファンなのね。
(゚д゚)ウマーを一人占めしたくてたまらないんだけど、
それもできない(あたりまえ)ので、「いっそ荒らしてやる〜」、
ということなのね(w
>不幸な少女時代でも送ったのだろうか。同化しているのだろうか。
>顔レベルや頭脳レベルや家柄レベルは(゚д゚)ウマーと段違いだろうに憐れ(w
二次元とリアルをごっちゃにしてるのはあなただと思うけど。
誰も(゚д゚)ウマーと 同化したり、顔やなんかをくらべたりしてないよ。
っつーか、どこからそんな発想がでてくるの?
あんな白目、誰もできないってばさ(w
289 :
花と名無しさん:01/12/28 23:54
>>287 私も工房のころは、とにかくエミーみたいな優しい男が好きだと
思ってたけど、今となっては、察しのいい淡水の頭の良さに
惹かれるなー。ハードな現実を生き抜くには、頼れる伴侶になりそう。
好みって、変わるのね。
>286
もー、あんたも困ったちゃんだねー。
せっかく、どっちも無碍に否定せず、
みんなして丸く収めようとしてくれてるのにさー。
山岸版でなんかあったの? 追い出されてきたの?
こっち、基本はまったりだから、あんまり楽しめないと思うよ。
まー、みんな大人だからけっこうあしらうのうまいけどさ。
それでよければ、まあ、頑張って、一部のウマオタさん煽ってれば。
その言い回しをまともな意見としてかきこんでるなら、
この板じゃまだまだだね。みんな本気で相手にしてくんないよ。
雰囲気悪くなったら、みんな上手にネタ路線とかに切り替えたりするから、
その程度のカキコでネタで引っ張るの、結構しんどいよ。
あー、そろそろ羽嶋×厩戸ネタ、出てこないかなー。
需要は多いと思うんだけどさ。
あたしだけかなー。
>289
頼れる伴侶かあ。
でも、あのタイプは完全にハードゲイのタイプだからなあ。
魅力はわかるようになったけど、伴侶にはしたくないかな・・・(ゴメン)。
でも、一緒にマムシドリンクで一杯やりたいかんじ。
むしろ今でも厩戸をムコ養子とかにしたい。
偽装ケッコンとかでもいいや。そんで毎日奴と罵倒しあうの(ウットリ・・・)。
あーゆうヒネクレ系って、今の時代にこそいそうでしょ?
厩戸みたいな奴って、読書なんかしてるときに
「何読んでるの?」って聞いたら「本」とか答えてきそうじゃん。
そーいうヘリクツさんをいてこますのに快感を覚えるのも、
一つの愛の形かと。
292 :
花と名無しさん:01/12/29 02:12
>>291 これは、ずいぶんひねりの効いた愛のカタチですこと。
私はやっぱり「あー、助けて、ピーンチ!」という危機に見舞われて、
調子麻呂に救ってもらいたいですわ。
「お怪我はありませぬか」なーんてネ!
いい年して、白馬の王子様願望なんて、恥ずかしくてこんなところでなきゃ
言えませんが。
彼なら誠実そうだし、優しいし・・・うちのダンナと交換してもいいな(w
>292
でも調子麻呂んは添い寝してくれないよ。
「わたしにはココが合ってますから」って
犬小屋か庭の物置かどっかへ逝ってしまいそう。
>292
交換できるダンナがいるのはうらやましいことだ。
私はダンナはいないが、『「恋愛版」で自作カキコして、
自分がそのスレ住人をおどらせているつもりでいる』、
会社の三十路のヴァカ男と交換してほしい。
>293
そ、それはペットレベルの話じゃないですか・・・。
あ、新しい種類の愛の形・・・?(主従関係に萌え〜ってこと?)
295 :
中学生:282:01/12/29 11:22
処天は、お母さんの妹がもっていた(コミックス)のを六年生くらいの時に
トジコとエミーのところまで読み、そして中学二年、学校の図書室(文庫)で
発見いたしました。「あっ、なんかこれ最後までよんでないんだよなー」と
かるいきもちで読みだしたらもうとまりませんでした(笑)
(今から思えば、何故図書室に・・・・・・? ガラス●仮面もあったし他色々。)
ブック●フにいって文庫七巻一気買い。そしてそれを友達に貸しまくりましたが、
みんな面白いっていってくれてます。根っからの少年ジャ●プっことかも、
「王子綺麗で可哀想〜好きv」とかいってくれました。
最後の淡水と王子も、祝福してくれることいやだということか、色々。
とおもえば調子麻呂ステキ!! といってくれる子もいました。
処天は大丈夫、私の世代でも十分受け継がれてます!!
いや、それだけなのですが・・・・・・レスをしてくださった284様のために・・・・・・。
私はやっぱり淡水がいいです・・・・・・人生の伴侶でも何でもv
296 :
花と名無しさん:01/12/29 13:45
>292
分かりますっ!調子麻呂ファン(私含め)ってきっと白馬の王子様願望が
あるんだと思う。だって調子麻呂みたいな人現実には絶対いないし〜。
私もだんなと交換してもよいと思ってるひとり。
でも淡水もいい〜(っておい!)淡水は普段厳しい男だから、王子を見つめる時に
見せるまなざしとか、調子麻呂に対するちょっとした思いやりとか、に
くらくら〜ときちゃうんだよね。でも人生の伴侶としてはハードそうだ・・・。
倉麻呂ちゃん萌え〜でマターリしてる人、いないのですか?
私、初めて読んだ時、「淡水、何やってんだ、ゴルラァ!」と
淡水に対して、怒りに萌えておりました。そして、厩戸に
「なんと、痛々しい事か…」とひたすらウマーに感情移入しておりました。
3回、4回、5回、6回と読み返す内に、段々と冷静にウマーの痛みを
しみじみと受けとめられるようになり、現在は一人一人のキャラ全員が
可愛くって、愛(いと)しくっって、抱きしめてしまいたいっ!
って感じです。
直近で読んだ時の印象は、刀自古の(厩戸に嫁して以降の)モノローグに
共感を覚えました。彼女の毛人に対する業、厩戸に対する業、が
現在の(私の)心情に近いのかしらん?みたいで。
何回も読み返していく内に、その度に違う登場人物に萌え〜て
しまう、こんな流動的な(?)読み方も結構、おもろいかも。
(あ、もちろん、この人ヒトスヂ!な読み方も否定しませんよ、念の為)
で、2CHのココのスレで、不特定多数の人の意見も脳みそ内に
残しつつ、読み返すと又、新しい発見があったりして。
こらからも、末永く読み込んで逝くつもりです。
(皆さん、本当に「処天が好き!」なんだなぁ、と実感できます。)
なんだか、つまんない文章なんで、sage,sage!
299 :
出来合いのお惣菜を買ってきました。さて・・・:01/12/29 17:07
厩戸→出来合いであろうがお手製であろうが
「女が作ったものなど、食えるか!」
といってチャブ台ひっくりかえす。
でも、そもそも、おひつとかしゃもじとか冷蔵庫とか、
全部自分用を揃えてそうだ。
「私の食いモンに指一本ふれるなよ」
台所ではメンチ切りあい、
夫婦ながらに二世帯住宅さながらの嫁・姑バトル状態。
ついに台所は二分化・・・。
淡水→「女のくせに、まともに料理一つできぬのか・・・」とすごまれる。
台所は一気に「淡水のスパルタクッキング教室」に。
ちなみに今日のレシピは「マムシ鍋」
調子麻呂→出来合いに自ら手を加えてくれて、ちょっとした一品にはやがわり。
実は近所のスーパーの主婦達の間では、
「今晩のお料理レシピ一言アドバイス」
の調子麻呂様として、密かな人気が・・・。
隙あらば、調子麻呂と不倫したがっている主婦多し。
毛人→出来合いのものを出して「わたしが作ったの」といっても、
「そーかー、君の料理は世界一だー」と言って、もりもり食ってそうだ。
味覚も鈍感野郎。
倉麻呂→「おいしいなーモギュモギュ・・・もっとないの?」(←いつもこのセリフのみ)
一番楽な男だ。
300 :
花と名無しさん:01/12/29 17:17
調子麻呂と淡水の決定的な違いですが、それを端的に現してるのが、
王子に毒を盛った女を殺すかどうかでモメる(?)とき。
調子麻呂は、必死で命乞いしてる女を何も殺すことはないだろう、
と言うんですが、淡水は
「そなた、あのまま王子が毒を食らっていたら、どうするつもりだったのだ」
とかなんとかいって、自分が始末する、と女を引きずっていきますよね。
このシーンがとても印象的だった。
どんなときも大局を見据えて現実的な行動がとれるハードボイルドな淡水と、
シビアな状況にあっても、生まれ持った優しさがポロリとでてしまう調子麻呂。
性格的に相容れないんだけど、端から見てるとどっちもイイ!
私もそのシーン印象的だったなあ。
しかしまあ、どっちのタイプも男としては魅力的なんだよなー。
302 :
花と名無しさん:01/12/29 21:30
うん、うん。
それにしても、何故、この国で再会した淡水に復讐しなかったのかな?
(私が調子麻呂の立場だったら、「父上の仇〜!」とか言って
向かって行きたい。で、元師匠の返り討ちにあって死んでしまう。悲惨…)
調子麻呂が根っからのボンだから?
師匠に刃を向けても負けると決まってるから?
大好きな母上が(こっそりだが)支援していた異父兄だから?
それとも、やっぱり…やっぱり…?
たぶん、その全部なんだろうか?
4戦目あたりで、誰かが(淡水って)「あ、あなたは弥勒仙花か」と言って
もだえるんでしょうか、ってレスしてあったのが
私の中では一番印象的なレスだ(爆)
以来、淡水ウケの妄想には(よせばイイのに…)
必ずこのセリフが脳裏をよぎる始末。
(淡水セメ専の人、怒んないでネン)
「山背お〜」
枕を持って、山背の部屋に現れた厩戸。
「な、なんです?こんな夜中に、父上」
「また、怖い夢みたのだ・・・(グス)」
「また、子供のスプラッタですか・・・?」
「うぬ・・・(お目目ウルルン)」
「父上ったら、センシティヴだから・・・」
自分の寝床のスペースを半分あけてあげる山背。
そこに滑り込んで、ぎゅっ、と山背に抱きつく厩戸。
「山背・・・」
「はい?」
「山背は、絶対絶対、私より先に死んではならぬ」
そうして、更にぎゅー、と力を込め、身体を密着させる厩戸。
「はは・・・また、その話ですか。
お父上より先に死ぬなんて、できるものですか。
仮に先に死んでしまっても、このような父上みてたら心配で、
毎日のように父上の枕元にたって、私は仏にもなれませぬよ」
「ん・・・山背。山背はわたしのだ・・・。」
「父上もわたくしの父上でございます・・・ただ一人の・・・」
山背には、もう限界がきていた。
言いたい。もう言ってしまいたい。口に出したら、
あなたは全て私を、私の想いを受け入れてくれるのだろうか?
それとも私は、あくまであなたの想い人の複製にすぎないのか?
問いたい。問い詰めたい。小一時間ほど問い詰めたい。
ヘビの生殺しはやめてくれ、もう、引導を渡してほしい・・・と。
そんな山背の苦悩を露知らず、くーくー寝息を立て始めた厩戸。
「ウ・・・ン・・、エミシィ・・・ウニャ」
思わず、(ばかやろ〜おぉぉぉ!!)と心の中で叫んでしまう、山背であった。
304 :
花と名無しさん:01/12/29 21:49
異論があるのを承知で言うと、女性はどちらかというと情緒的に
傾きがちなので、↑の淡水のような行動に、物事を冷静に判断できる
男の魅力を感じるのかもしれませんね。
王子もそれは認めているのでしょう。
305 :
花と名無しさん:01/12/29 21:51
いまNHKで「聖徳太子」再放送してますナ(再々放送?)。
今回初見なのですが、ナンカもっくんの厩戸は山岸厩戸+毛人みたいな
キャラになっとりますナ。馬子が肥満体でないのは残念ですナ。
このドラマについて述べられたログはどのへんでしょうか?
ご存じの方いてはったら教えてたも。
306 :
花と名無しさん:01/12/29 22:21
>>304 日常生活ということを考えると、調子麻呂タイプがいいのですよ。
で、何かの危機的状況に立ち至ると、淡水タイプが俄然魅力的なのです。
女とは、強欲なものですわね、ほほ・・・
307 :
花と名無しさん:01/12/29 22:44
そうなのー、調子麻呂のような人と平穏な日々の中で愛を育みつつも、
たまには淡水のような男に心を奪われたい…
というのが女の理想というもんじゃないでしょうか。というかそれは私です
まあ陳腐といえば実に陳腐なファンタジーなんだけどね。
308 :
花と名無しさん:01/12/29 22:56
NHKの聖徳太子、来目が普通のお兄ちゃんでイヤー
私の中の来目は「日出処の天子」のプリティー来目なのに・・・
309 :
花と名無しさん:01/12/29 23:25
あのやり手の額田部女王が松阪慶子なんて・・・バカっぽいのでイヤーン
どうせなら、サッ○ー額田部のほうがよかったかも(ハッ、モシカシテ、カゲキ?)
310 :
花と名無しさん:01/12/29 23:49
額田部女王とか馬子って中年・・・いやそれ以上、
たいがい年をとってる イメージありますよね。
でも実際推古天皇即位は彼女が38か39歳だったわけで、
それを考えると、例えば山○智子とか高○礼子とか(供に37歳のはず)が
やってもおかしくないって事になるんだが・・・。
まっ、36歳のもっくんが14歳の太子やってんだから深く考えないでおこう。
年齢的イメージは確かに 松○慶子や サッ○ーで違和感ないもんなぁ。
311 :
花と名無しさん:01/12/29 23:55
額田部女王、岩下志麻とか迫力あるんじゃない?
はっっ!!豊満さと妖艶さで言ったら、今は亡き
大地キワ子(ごめん字忘れた)どうどう??
額田部は京マチコにきまっておる。
313 :
花と名無しさん:01/12/30 01:01
>>311 あ、あたしも同じこと考えたよ>額田部=岩下志麻
でも、ドラマ見てて、生身の役者はやはり限界あるなーとおもたよ。
人間が頭や心でつむぎだす神秘性とか幻想的な雰囲気なんて、
実際の肉体をもってする演技とかじゃ、うまくだせないんじゃないかなって。
マンガという表現形態の奥深さを再認識してしまった。
314 :
花と名無しさん:01/12/30 03:40
>305
私も、今日初めてNHKの聖徳太子を見たのでこのスレで
何戦目にこのドラマについて語られているか知りたいです。
どうか教えてたも。
315 :
花と名無しさん:01/12/30 04:28
316 :
花と名無しさん:01/12/30 05:22
>311
大地喜和子、いい!
目の形とか頬のふっくらして婀娜っぽいとこなんか似てるね。
317 :
花と名無しさん:01/12/30 05:38
>315
ありがとうございます。
あのドラマを見て伊真×聖徳太子を懸想した私は逝くべきでしょうか・・・
(厩戸にあらず)
おお、
>>315さん、おおきに。休み中に読もっと。
来目王子はあんな感じでいーんじゃないかなあ。
山岸来目もいいんだけど、彼は武将だったわけだし。
NHKドラマは結局眠剤が効いてしまって結末を見ずに寝てしまいました(w
最後までもっくん厩戸が毛人に見えてしょーがなかった。
伊真も調子麻呂に見えてしょーがなかった(w
あれって淡水+調子麻呂なキャラですよねー
刀自古の性格は山岸版まんまでしたね。だからなおさらもっくんが毛人に見え。
319 :
花と名無しさん:01/12/30 13:39
調子麻呂も淡水も、伊真のようなカタコトの日本語を話してたのかしら・・・?
>306,307
山岸先生はキャラ作りに、見事に女性のつぼを押さえてたってことね。
しかもその二人が深い関係にあったとは・・・漫画でさらりとしかふれられてない
ゆえに、私の想像は広がる広がる〜
320 :
花と名無しさん:01/12/30 13:44
以前、額田部=サッ○ーという話題が出たとき
泊瀬部=田○まさしを連想してしまったよ。
なんか好色そうで懲りなさそうなところ。
321 :
花と名無しさん:01/12/30 14:37
ブラック処天出演者
サッ○ー マー○ー い○だ壱成 せ○だ光雄 そのまんま○ カルーセ○麻紀
なんてところで構成したら
今日の日本は滅びていると思われ。
322 :
花と名無しさん:01/12/30 14:59
わたしは淡水は苦手。
冷静なだけならいいけど
かな〜り思い込みが激しい感じがするから。
323 :
花と名無しさん:01/12/30 15:03
淡水主演 映画「冷静と情熱のあいだ」
324 :
花と名無しさん:01/12/30 15:04
穴穂部王子には神○忍さんを推薦します。
325 :
花郎の正体:01/12/30 17:50
ほ〜お。
\∧_ヘ
/ \〇ノゝ
/三√´∀`)<花郎なんかと一緒にされたくないモナー
U(:::::::::::)
//三/|三|\
(__)_)
あ、ズレタ・・・。
イヴの出張プレイの報復に、淡水を蝋攻め&聖水攻め&尿●蜂蜜攻めにした後、
天井から逆さ吊りにし、
なんだかお腹がすいたので、あぐらをかいて、
カップラーメンをすする王子。
満腹になって、ほっと一息ついたところに別指名がかかり、
急いでアイラインと飾り花の位置を直し、黒皮の手袋をはめ直して
そそくさと部屋を出て行く王子。
すっかり忘れ去られた淡水は、1時間ほど吊り下げられたままで、
かなりヤヴァイ状態に・・・。
次の部屋では、「どーしても、サザエ頭の巫女コスプレを」と、
毛人に泣いて頼み込まれ、しぶしぶ編タイツをぬいで、祝詞を読み上げ、
けなげなお巫女プレイに従事。
売れっ子調教師でS専オンリーのウマちゃんにしては、
唯一、Mプレイも披露してあげている、ただ一人のお客人だ。
しかもア●ルOKで、オプション料金は半額。
指名料もいただきません。
帰りがけにに、ウマちゃんが毛人に必ず持たせるおみやは、
朝一番搾りの聖水で丹精こめて作ったチョコレートボンボン。
こわもて調教師ならぬ、満たされ切った笑顔で毛人を送り出すウマちゃんの横を、
淡水を乗せた担架が通り過ぎた。
「あ・・・忘れてた。」とつぶやきながらも、「ま、いいか」と踵を返し、
次のお客人の部屋へと急ぐ売れっ子ウマちゃん。
次のお客人は青白い顔で、咳ばっかりしているうらなり男。
「フフフ・・・本領発揮!」と、ウマちゃんの目は思わずきらりんこ。
激しくしなる鞭の音と、か細い悲鳴の響きに混じって、
ピーポーピーポーと青空にのどかにこだまする救急車のサイレンの音。
「会員限定超高級SMサロン(一見さんお断り)・斑鳩男専椿館」は、今日も平和。
328 :
花と名無しさん:01/12/31 00:32
>>327 通いつめていいですか?
ココロのスキマ埋められそうですが。
おお。年末にもかかわらず
いつもカキコ多くて楽しいなぁ(・∀・)
>>303 ウマー残酷!そこがまたイイ!!
ヤマウマシリーズ(なのか?)
続きが楽しみになってきましたぞ。
>328
男専オンリーでございます。
身分証明書をお持ちでしょうか?
申し訳ありませぬ。規則ですから・・・。
お気に触られましたら、申し訳ございませぬ。
はあ・・・最近は別掲示板でもネカマが多くて。
ネカマ対策に・・・とのことで。はい。
ご了承くださいませ。
淡水について興味深いカキコがちらほら出てるのでカキコ。
>>255さんの言うように、確かに淡水は
厩戸のありのままを理解し、受け止めてくれるかもしれないけど、
厩戸自身は、今のままじゃなくて、“変わりたかった"んじゃないかなー、と私は思ってます。
優しくなりたかったし、ママにも愛されたかった。だから淡水じゃダメだった。
(えみしでも結局ダメだったけどよ!!あんにゃろ!)←ここらへん厩戸信者。
自分の書く文字がピリピリしててキライ〜とか言ったり、
同じ笛吹いて花吹雪おこす毛人見て泣いちゃったりするのが、
私には「変わりたがってる」ように見えるのです。
厩戸は一見ただの自己中王子だけど、実は自分のヤなとこちゃんと自覚してて、
私はそこがすごーく好きでした。そここそが魅力。
(「私も大姫のような顔をしているのかもしれんな…」とか、
「なんだこの感情は…嗜虐?」とか、イイです。
ただの悪人じゃないねこの子って感じ。←信者)
私は、淡水は「思い込みが激しい」(By322さん)というより、
自分の理想を押し付け気味?って感じで苦手でした。
ほんとに厩戸を“愛している”のであれば、
シアワセvラヴラヴvの邪魔すんなよーーう。
あの方がそう望むのに何の文句があるのだー。
と、厩戸一神教信者な私は思っちゃうのです…。
(えみしがダメ男だから?(w同じ男としてコイツだけはみとめーーん!みたいな?)
キャラとしてはソコがイイんですけどね。淡水。
最初出てきたまんまの、信心深い好青年風なまんまじゃNHKになっちゃいますし…
淡水が厩戸にヤバげな視線を送ってるからこそ処天後半の人間ドラマはおもろい…
>331
いいこと言うね!
>331
最初出てきたときから日羅をヤッたりしてるけどね(w
>327ステキです…
一行目から強烈シモで引き掛けましたが、引かずに寄ります!!
…ステキです…
えみしのためならサザエアタマなんて屈辱プレイもやってのけるウマちゃん…
淡水をすっかり忘れるウマちゃん…彦さん相手に屈辱プレイのウサ晴らし…
すげーツボです。これぞ厩戸。
335 :
花と名無しさん:01/12/31 01:47
「売れっ子ウマちゃん」てのが、
韻を踏んでて、個人的にツボ。
336 :
花と名無しさん:01/12/31 10:06
淡水の作る年越しマムシそばでもすすりたい・・・
熱い淡水トークが飛び交った後の感想。
>>331 信者ウザイけどこの人のいうことは30%くらいマトモだね。
>>331 ほんとに厩戸を“愛している”のであれば、
シアワセvラヴラヴvの邪魔すんなよーーう。
このセリフを1番聞かせたいのは毛人vvvフッツーの
邪魔をするオウジとトジコ。
>337-338
冬休み入ると、いろんなのが涌いて出てくるな。
まあ、そういう見方もありなんじゃないか?
信者の揚げ足とってばっかりな、底の浅い感じが気にはなるけど否定はしない。
でも、>278-279のときみたいに、1分違いでアンチレス続けて打ってくるけど、
アンチが一人でも多いようにみせかけたいのか(ワラ。
それとも単に言い忘れを追加してるのかね?
ちゃんと考えまとめてから上げなさいよ。
信者をうならせるようなアンチ意見求む。
>339
禿同。
厩戸ファン以外の方の意見・語りも聞きたいよ*普通に。
でもアンチな方って、結局のところあんまマジスレして
くれないんだもんなぁ。
278-279、337-338は、根性悪。
信者じゃなくても気分悪ィ。
大したレス意見つけられねぇのに、
信者の意見に斜に構えた態度とって、ケチつけるだけの、
ボキャブラリー不足の能なし。バカまるだし。
>このセリフを1番聞かせたいのは毛人vvvフッツーの
邪魔をするオウジとトジコ。
何回同じこと言ってんだよ。聞き飽きた。まじ、うぜぇ、お前。
それしか言えんのか。
山岸版にでも行って、鍛えられてからこい。
つーか、こっちくんな。くせえんだよ、性格ブス。
つうか、337、
お前に“30%くらいマトモ”っていわれた331があわれだよ。
お前にゃ言われたくねーだろーよ。
338は、現在、更年期障害で苛立ってるオバ厨。
精神的に不安定になりやすいときなので、
みなさん、なまぬるく見守ってあげましょう(w
>342
ほーら! 釣れたっ!
278-279、337-338、342は本性でてきたね。
煽れば出てくる真冬の厨房。
ホント、バカ丸出し。おもしろ。
342は、本物のヒキコモリブサイク厨房。
キレやすいので、ご家族の方、決して部屋から出さないで下さい。
エサも与えてはいけません(爆笑
厨房はせーぜーハマあゆサイトいってろ。
>342
あ、ワリィ。
アンチの中身のないクソレス聞きたくて、
煽って釣れるのまってたら、
まちがえて同意見レス釣りあげちまったよ。スマソ。
意見撤回。
ただ、あのボキャ不足はオバ厨というより、本物厨房と見た。
誤爆レスすまん。
逝ってくる・・・。
>339−344
やはり、278−279、337−338さんはこの期に及んでも
まともな意見を言って下さる気もないようですし、
冬厨と判断して、ここは穏やかに徹底無視するに限る気がします。
何かちゃんとした意見を言ってくださるならそれなりに
楽しめるんだけどne。雰囲気悪くしたいだけみたいだし。
マタ−リ年越ししたいよー。
という訳で、ネタ職人さま、よろしくお願いします〜。
346 :
花と名無しさん:01/12/31 19:02
あ〜ら、なんかヘンなのが多いねえ、信者さんておそろしー!
って書いたらいいかな(w
347 :
花と名無しさん:01/12/31 19:04
>>345 ハッキリ言って年末の忙しい時に(自分もだけどな)このスレに張り付いて
居る方が例外だと思われ。
即レスがないからと言ってまともな意見云々てバカじゃない・・・?ヽ(;´Д`)ノ
ここにベッタリ居る人や即レス返す方が異常だYO〜〜〜。
会社から繋いでいる場合まず冬休み明けないと何もないと思うYO。
取り敢えず良いお年を(・∀・)
350 :
花と名無しさん:01/12/31 20:04
☆とか♪飛ばしかねない暴走する一部の信者ウザイ。
普通のファンは居て当り前でなんとも思わない。
>>350 クックックッ、これはまた粘着なやつよ。
☆とか♪ぐらい、処天のなかでも使っておるぞ。
あわれなやつめ。
もはや煽り・厨房のやつばらになりはてたというのに。
失せろ!おとなしく根の国、底の国へ退くがよい!
言われてみれば、はぁとマークまで
使われておりましたな、王子・・・(ニヤリ)
337-338って、そんなに根性悪なこと書いてない気がするんですが…
私が楽観的なだけ…?
30パーくらいマトモって言ってくれるだけイイような…
そして338はごもっともだ…ははは。ちゃんと愛してないですよねこの人たち。
(ところで信者とそうでないただのウマファンの違いはどのへんなのか…
アンチ信者の方にチェック項目(×個該当すると真性信者!)作って欲しい…
まじで。自分診断したいです。)
まあいいや。何はともあれ良いお年を〜。正月ネタ楽しみにしてます。
ここの淡水ネタ楽しいっすよ。
うざい信者度チェックその1。「大晦日のこんな時間に2chカキコをしてしまう。」
該当…
ええい、静まれ!
信者であろうがファンであろうが、どうでもよいことよ(ピシリッ)。
そもそも、わたしは信仰の対象なのだぞ。
嘘だと思うなら、法隆寺に行ってみろ。
それをなんだ、煩悩まるだしに、みんなしていいようにネタにしおって・・・
除夜の鐘でも聴いて、少し頭を冷やすがよい。
(振り向いて)
調子麻呂、わたしのカレンダーの売れ行きは今年もトップであったな?
確かなのであろうな。よもや淡水や羽嶋には負けておるまい?
撮影のときは、まだ寒かったというのにセミヌードにまでなったのだぞ。
ゆでみかんやサザエ頭に負けてたまるか。ふん。
355 :
(゚д゚)ウマー 子:02/01/01 00:22
わしの年じゃ!大いに祝え!
・・・な、なんじゃ屋敷がしーんとして・・・
皆王子のところに逝っておるのか?
・・・ぐすっ
(気を取り直して)
十市、わしのヘアヌードカレンダーの売り上げはど、どうだ?
そ、それが・・・
ええ、もう渋い中年の色香が出ていると評判でございますわ、ほほ
(どうしましょう、あの倉いっぱいに返品されたのを見られたら・・・
そう、毛人に言ってどこかに隠させましょう、それがいいわ)
王子、新年、あけましておめでとうございます。
新年につき、アゲさせていただきました。
本年も、王子のご活躍を期待しておりまする。
>353
遅レスですが331のカキコ、いろいろハッとさせられましたよ。
厩戸が「変わりたかった」って、ありえそうな考察ですよね。
人によって読み込みの深さが違うから、そこがまた面白い、うん。
信者度チェックなんてあったら私など全て該当してしまいます、きっと。
楽しいのでソレもまた良しv
うむ。
ところで、そなた、もうわたしのカレンダーは買ったのであろうな?
買ったと。それでよい。
おっと、調子麻呂、このお客人は今年の厩戸サイン入り手帳を
所望されておるようだ。さっそく、これへもってこい。
あわわ、読み込みの深さって言うか
うーん、「形」が違うって感じかな。
誤解をまねきそうな表現でスマソ!
さて元旦だ。餅でも焼くか。
・・・おのれ布都姫〜!
362 :
花と名無しさん:02/01/01 06:31
王子
もう少〜し、お心を広く持ってくだされ。
布都姫にさえ手を出さなければ
エミーも、それなりに王子の相手してくれるのに・・
>>361 こ、これはヤキモチ、に掛けている駄洒落なのですかオウジ!!
>361
やはり王子はまだお兄さまのことを・・・
ああ、わたしは今年も報われないのね・・・
・・・おのれヴォケ兄貴〜!
>>358 信者度チェックなんてあったら私など全て該当してしまいます、きっと。
楽しいのでソレもまた良しv
自己完結していてキモイこの人
やっぱり信者ってキモイね。
↑358じゃなかった、スマソ。<名前
>>358 誤解招くよ、もう既に。
形、だとかなり違うけど。直しているのに絡むみたいですが、
その前が本音くさいし。
自分と同じ感覚の人は作品を深く理解していたり読み込んだりしていて、
自分が理解出来ない感覚の人は読みが浅いとか変わっているとか全くわかってない、
と思っているのかね〜。
他のファンの人に失礼だYO。
368 :
花と名無しさん:02/01/01 14:04
クラハシノミヤで厩戸は布都姫を見事に殺害。
その様子を見てこれ程までに自分を想ってくれていたのかと
毛人感激。
2人は手に手を取って読者からフェードアウト。
(歴史が変わるとかゆーツッコミはなし)
そんなのをお望みの「信者」さんが居たらマジコワイ。
洒落でそれでもいいよー、というのは別として。
しかしまー、そういうデムパ信者以外のファンの方が多い気はする
けどね。私は正直厩戸嫌いだけど(w
>367
・・・あ、あれ?;既に誤解をされてしまっている?!
そういうつもりはまったくないんですが・・。
あえて言うなら、331さんのカキコに、私が今まで思ってもみなかった
部分(厩戸の内面的考察ですか)を発見して感心したので、
厩戸に対する私の読み込みが浅かったかな、と思ってしまい、
そういうニュアンスでレスしたのですが、
後から読み直して、別の意味で受けて367さんのように誤解をして、
嫌な気持ちにさせてしまうかも、と思い、即効で訂正したのですが・・・
もう少しわかりやすいカキコすればよかったですね(;´Д`)
元旦早々、雰囲気悪くしてしまいスミマセンでした;;
>368
いつの間に厩戸信者というカテゴリーが出来たのか分かりませんが、
そもそも普通の厩戸ファン、厩戸信者、他のキャラのファン、または信者等
完全に分別できるものかというと、不可能かと思います。
例えば信者といわれるほど厩戸に熱くなってしまう方たちも(私含めてw)、
常に熱くなっている時もあれば、落ち着いて見れる時もあったり。
淡水萌えしたり羽嶋にときめいたり、当然いろんな時があると思いますよ。
368さんが判断なさった「デムパ信者」と「普通の厩戸ファン」との境界線って
結局どこにあるんでしょう?
もしかしたら「普通のファン」でも、本気でそういうエミウマ状態が好きな人も
いるかもしれないし。
私はギャグのつもりで「信者度チェック」やったらおもろいかも!とは
思いましたし、そういう遊びなノリの中でなら信者と判定されても
かまわないyo〜という感じです。
ただ、「信者ウザイ」等のカキコの方々(1人なのか、何人かいるかは
判断できないのでとりあえず複数形)の言う「信者」って、
響きがすごく侮蔑的ですし、やっぱりひっかっちゃいます。
多分厩戸ファンでなくとも、
読んでいていい思いをしないんじゃないでしょうか。
悪いけど、本当に処天ファンなのかな、と思ってしまう・・・;
ただの厨だと思えば楽かもしれないんですが、それなりに
処天が好きなら、もう少し言い方があってもナーと思います。
ウザ長文でゴメソ(・∀・;;)
>>358 いちいち気にする事ないと思うよ。
誰のことであろうと、人のことをウザイとかキモイとか決めつけてる時点で、
それはこのスレを楽しもうという言動からはかけはなれてる。
信者であろうと、なかろうと、読む人に不快感を与えてるからね。
もう十分に。
元旦そうそうなんだけれども、あえて言う。
〜〜はウザイとか電波だとかキモイとかほざいてるヤツ。
たぶん、ひとりだと思うけど、イヤなら出ていけば?
それか、スレの流れを自分の思うほうに変えていくような
マジ意見なりネタなりを考えろよ。
人の揚げ足とってるだけなら、誰でもできる。
人を中傷するだけなら、どんなノータリンでもできる。
これは、と、みんなを納得させるようなことを言うなり、
斬新なネタをふるなりしてみろよ。
できないなら、せめて人をむかつかせるようなレスすんな。
このままじゃ、あんた、ただの荒らし厨房だよ。
これ、栗下の、チャンネルを変えておくれ。
お正月ですもの、楽しくいきましょう。
それにしても今年も王子はこの宮にはいらっしゃらないのかしら・・・
ま、わたくしとしたことがあんなロクデナシの王子などどうでもいいのだわ。
高校ラグビーで見ながらネタ職人さんを待ちましょう。
やはり漢というものはたくましくなくては。
NHK教育で、奈良時代の美術品を多数放送している!
平成11年の大晦日に放送されたものの再放送だが。
トリのつくった玉虫厨子も「名作ナンバー53」で出ておった。
「名作ナンバー」なんて、国営放送らしくない手段でよいぞ。
>372
ふうーん。へへっ♪おいらって有名人?
まいっちゃうネ!みんな惚れなおしてるネ!
言わなかったけど、実はおいら将来
淡水目指してるんだよね。カリスマってやつ?
食べ物の好みもあうしさ。
やっぱ漢は蜂蜜っしょ!
ほう、あの小像ッ子、蜂蜜を好むとは
なかなかの大器!
将来が楽しみじゃゾ!
ハッハッハッハッハッハッ!
375 :
すごい遅レスだが…:02/01/02 14:51
>>327 質問!
マイ「沓」持ち込みOKですか?
他人の舐めた「沓」など舐められないません!
376 :
花と名無しさん:02/01/02 21:06
>373
・・・・・・淡水目指すって・・・・・・・・・・・・トリ、そなたもしや調子麻呂狙・・・!!
(ただ今天誅による雷の影響で、電波が乱れております。ご了承下さい)
しかしカリスマなトリってなかなか想像つかんのだが(笑)
羽嶋どの、自らをも「羽嶋どの」と名乗ってしまうあなたを
とても愛おしく思いまする。お慕い申しておりまする。
378 :
王子の書初め:02/01/02 23:42
打倒布都姫!!!
古いネタで恐縮だが、ナラアス(詳しくは前スレをご参照下さい)
厩戸浩次のお正月(番外)編です。
例によって、厩戸浩次のマンションの一室。
毛人太郎と2人で水入らずのお正月を過ごしていた。
浩次「ねぇ、太郎、テレビのお正月特番も飽きたしぃ、
初詣にでも行こうよ!」
太郎「うーん、そうだね。山本調子麻呂の作ってくれた
おせち料理にも飽きたし、外でメシでも食べたいし…」
そこで、オトコ二人仲良く明○神宮へ。
太郎は普通にミズラ頭にPコート(どこが普通なんだ…)だが
浩次はお正月らしく(?)、勾玉模様の着流しの上に
白ラビットのショートコートという、いでたちだ。
さすがに、参拝者日本一の明○神宮、混雑加減もハンパではない。
続く
太郎「あ、危ない!しっかり、私につかまって!」
浩次「うん…(♪)……アレッ?
この、みょーに骨太でゴワゴワした肌触りの指…?…もしや?」
「ハッハッハッハッ!そうです、この田中淡水をお忘れかぁ?」
「!!??た、田中淡水?そなた、いつの間にココへ?」
「弥勒仙花のアナタ様が神社へ初詣など、いただけませんねー、
さ、オシオキの時間ですよ〜〜」
と、田中が言い終わるがいなや、浩次は田中のハーレーに乗せられてしまった。
「ヤダー、助けて〜〜!」
浩次の叫び声が虚しく表参道に響きわたる。
もちろん、彼を助ける人は誰もいない……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
長文でスマソ。
当方、エセ職人につき、乱文にて失礼つかまつります。
本物の職人さんのご降臨、心よりお待ちしておりまする。
かくすれば かくなりぬると 知りながら
止むに止まれぬ ホモ心かな
382 :
花と名無しさん:02/01/03 17:14
>380
毛人太郎・・・・・・助けてあげようよ・・・
淡水のイメージがすっかり蜂蜜と荒縄の「オシオキ男」に
出来上がっていく・・・。
>380
そのころのえみし太郎は神社の境内に引きずり込まれて
阿倍内麻呂に羽交い絞めにされ
ヒメのパイズリ攻撃にあえいでいる。
・・・に、5000点。
三箇日あけて、久々にきてみりゃ、正月早々荒れてんね。
アンチ信者さんが、ヘタな鉄砲も数打ちゃあたるで咆えまくってるようですが(笑)。
つっ込まれてるにもかかわらず、346-349、365-367と、凝りもせず、分刻みでレスあげてくるし。
学習できないのかねぇ〜え、きょうびの厨房は(タメ息)。ちょっと頭弱いのかな〜この人。
もー、悔しさあまって、言い忘れたことキリキリ追加レスしてる姿が目に浮かぶよーだ。
せっかくの匿名掲示板なんだから、アンチ信者が100人ぐらいいるくらいの工作するなりして、頭つかえばいいのに。
(あ、うそうそ、荒らされんのやだ。このスレ愛してる。)
>347
だいたい、スレが早かろーがおそかろーが、同スレで云々カキコしてること自体、みんな同じ穴のムジナじゃないさ。
そんなしょーもない揚げ足レスでしか、自分の優位性強調できないなんて、ほんと低能。
>327
すごい!
またもや処天の新境地。
処天はもはや作者の手を離れて、
暴走・・・いや、妄想・・・い、いや・・・奔走しておりますね。
職人さんガンバレ!
大自然のおしおきです
386 :
花と名無しさん:02/01/04 14:56
>>327 売れっ子ウマちゃんのライヴァルは
誰でもどんなプレイでもOKvv料金はおいしい肉でけっこうよvの
ウマヤコちゃんでしょうか…
えみしとか絶対そっちに流れてそうだ…
ところで彦人王子いじめるウマちゃんにはぜひ
「なんだこの感情は…嗜虐!?
このウラナリをいぢめて私は誰かに復讐しているのか…?」
とか思ってて欲しいです。
>379
ミズラ頭にピーコート…なんか語呂が良くてウケもうした。
>このウラナリをいぢめて私は誰かに復讐しているのか…?」
誰や?
誰かって、誰や?(w
このー! 早くも乳繰りマンボー女が!! (メシメシッッ!!)
このー! 万年ゆでみかんー!! ゆであがってしまえ!! (メシメシッッ!!)
このサザエアタマーーーーーッ!!!
いくらなんでも靴くらいはけーーーーーっつつ!
お日様がわらっとるわけないだろーーーーっつつつ!
このキティめがーーーーーーっっっっ!!!(いつもより多めにメシメシッッ!!)
えみしぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーい!!!
お前がノンケでもかまわぬーーーーッツ!!!!
100年計画で落としてやるーーーーーーッッッッツ!!!!!!!! (店の壁に向ってひたすら打ちまくり)
それから羽嶋ーーーーっっっっっつ(店の経営者)!!!
今年から店の取り分五割とはどういう料簡じゃーーーーーーいいい!!!
今すぐ六四に戻せーーーーーーーっつつつつ!!!
(メシメシメシメシメシメシメシメ・・・・・・・バギッツ!!!・・・)
ゼエゼエゼエゼエゼエゼエ・・・・・・。
調子麻呂、おしぼりくれ・・・。
389 :
花と名無しさん:02/01/04 18:18
「会員限定超高級SMサロン(一見さんお断り)・斑鳩男専椿館」における
調子麻呂の給金を知りたひ。
390 :
花と名無しさん:02/01/04 19:06
調子麻呂はやらんだろう。ひっそりカウンターとかに座ってそうだが。
『あ、お帰りですか?』
そして淡水が指名されるとこっそりどきどきだったり、
毛人が王子以外を所望すると焦ったりするいい人っぷりに萌え・・・
>389
調子麻呂は受け付けオンリー兼ウマちゃんの風俗誌取材等の付き人さん。
時給850円。
>375
お客が舐めたウマちゃんの革ブーツを、
ワンプレイ終了ごとにピカピカに磨くのは調子麻呂のお仕事。
ちなみに、お客さんのマイ沓持込不可。
食べものの持ち込みも不可です。
お酒や手羽先、焼き鳥つくね、その他もろもろのおやじな食べ物は、
受け付けの調子麻呂に内線電話で注文してください。
おやつの持込も不可です。
カルピスはおやつの部類にはいります。ちゅうい!
「あ、もしもしぃ、会員限定超高級SMサロン(一見さんお断り)・
斑鳩男専椿館さんですかぁ?
あのう、沓持ち込み不可なんですって?
ガカーリ…えと、今日は予約のрカゃなくって、調子麻呂さんに
用事なんですが…実は私、この通り女なんですが
セーターブックで調子麻呂さんの
ファンになったんですぅ♪
で、お仕事が終わった後でいーんで、ウチの
馬小屋に出張に着て頂ければと思いまして(ポッ…赤面)
え?羽嶋オーナーに訊いてみないとって?
だからぁ、ソコはホレ、二人だけのヒ・ミ・ツってことにして。
モチ、チップははずみますわよ、旧聖徳太子2枚って(90分)とこで、
ま、とにかく、待ってますわ、今宵馬小屋で……ガチャン・ツーツーツー…」
・・・しまった、断る間もなく一方的に切られてしまった。
どうしたらいいのだ。
淡水にでも相談してみようか。
394 :
花と名無しさん:02/01/05 14:08
なんて事だろう…受話器を持ったままフリーズしてしまう調子麻呂。
この自分にお声がかかるなんて…絶句…
電話の人は待っていると言っていた。
行くべきか?行かざるべきか?いや、その前に羽嶋オーナーに
報告するのが先か?
いろいろ悩んだ末、逝く事にした調子麻呂。
「うん、『私は受付の仕事だけです』そう断る為に逝けばいいんだ、
だったらオーナーに相談する必要もないだろう…」
足早に指定された馬小屋へ急ぐ調子麻呂。
馬小屋に差し込む月光の中で待ち受けていたその人は…
なんと、額田部皇女、その人であった………
再びフリーズ状態の調子麻呂。そんな調子麻呂に低く話しかけるマダム額田部。
「すまぬぞ、調子麻呂…わらわは寡婦として何年も過ごしてきた。
異母妹の間人は新たに夫を迎えた、というのにこの額田部ときたら…
もう、何も言ってくれるな…」
短い言葉の中に額田部の女としての寂しさや、異母姉妹の確執に心打たれて
しまう調子麻呂だった。
395 :
花と名無しさん:02/01/05 14:11
>394続き
「(ええい、なるようになれ!)失礼!」
固く目を瞑っているマダム額田部の表情には、哀しみ?不安?
プライド?亡き夫への罪悪感?が入り混じっていたように……
調子麻呂の誠実な仕事の後、マダム額田部は黙って出ていった。
彼の枕元には椿の花と封筒に仕舞われた旧聖徳太子のお札…
(チップをパンツにはさむ、そんな下品なマネはマダムはしないノダ)
そんな一部始終を見ていたのは馬小屋の神馬だけ…
その後、マダム額田部が電話をかけることは二度となかった。
本当にお慕いしている以外の人と身体だけ萌エーたところで
残るのは虚無感だけ、と心身ともに実感してしまった。
寡婦の額田部皇女が女帝として馬子、厩戸皇子と共に長きに渡り
政権を維持したのは歴史に知られるところ…
その原動力は果して―?
396 :
オーナー羽:02/01/05 15:05
調子麻呂・・・。店を通さずに客を取るとどうなるかは、
店の規定の第15条でよく知っているはずだ・・・。
しつれい、オーナー羽嶋どののありがたいお言葉です。
398 :
花と名無しさん:02/01/05 15:22
あのう、>規定の第15条とは、もしや
「十七条憲法」の15番目のこと?
おそるべし、斑鳩・・・
ちなみに、在籍する男の子の衣装のイメージカラーは、
売れっ子の順によって決められています。
濃い紫の衣装「大徳」はウマちゃんしか着れません。
他の男の子が知らずに着てしまうと、ウマちゃんの怒りの鉄拳が下ります。
今月も、店の流儀を知らない新人男子約3名が、
ウマちゃんによってぼこぼこにされました。
400ゲト!
>399さま
それはもしや「冠位12階」?!
401 :
チョウシマロスキーその2:02/01/06 00:13
旧聖徳太子2枚で調子麻呂が90分も?!
「も、もしもし?!」
こちらは会員制サロン・斑鳩男専椿館でございます。
大変申し訳ございませんがただいま電話が繋がりにくくなっておりますので
そのままお待ちいただくか、後程おかけ直しくださいますようお願い申し上げます。
お電話ありがとうございました・・・ツーツーツー
(声の出演:総務課長調子麻呂)
>>395続き(しつこいようで、スマソ・・・)
一方、その後の調子麻呂、なんだか、予約の電話がひっきりなしだ。
(しかも、女ばっかり…)
面倒なので留守電に切り替えてしまった。
店のHPのメルアドにもリクエストが殺到…アドレスを変更する始末。
「(淡水の言う様に、女は男であれば誰でもいいのだろうか?
いや、そんなことは無いハズだ。だいたい、男だって♂を選びに
来ているではないか、女が♂を選んでナゼ悪いのだ?)」
調子麻呂の最大の疑問はどーして、マダムが自分を選んだのか、
その一言に尽きるのだ。
ナゼ、あの時マダムに尋ねなかったのだろうか…
紫のウマちゃんブーツを磨く手が留まりそうになる―
その時、奥のプレイルームから、調子麻呂を呼ぶ声がした。
調子麻呂の受付以外の重要な任務は
S役の淡水vsお客さん役の調子麻呂で新人タレントさんに
模範演技を見せることだった…
(S役は羽嶋オーナーの場合もアリ。
売れっ子ウマちゃんはスケジュールの空きが無いんでやらない)
…いつもより、淡水がキビシイような気がする…
それは私のせいなのだろうか…
会員限定超高級SMサロン(一見さんお断り)・斑鳩男専椿館に
今日も変わらぬ朝が来る…
―おしまい―
404 :
花と名無しさん:02/01/06 10:16
>403
いつもよりキビシイ淡水に萌え・・・
405 :
花と名無しさん:02/01/06 12:33
マダム相手に仕事している途中にも、
(調子麻呂、相手を悦ばせる時はな、おのれの性欲を滅却するのだ。)
「ふふん、こんなときにも淡水の声が浮かぶとはな・・・。」
淡水に技を仕込まれた調子麻呂、実はカウンターに
座らせておくにはもったいないテクニークの持ち主なのだった。
406 :
花と名無しさん:02/01/06 12:36
この、マダム殺し・・・!
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|>478つぎでボケて!!|
|_________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づ Φ
408 :
花と名無しさん:02/01/06 17:12
はにゃー?
・・・ハァハァ、ウマちゃん、たのむ・・・。
一度で言いから、ぼくのち●●を蹴ってくれ・・・ハァハァ
>409
もしやあなたは・・・お兄さま?!
ゆ、ゆえぬ・・・ハァハァ・・・う、ウマちゃん、ウエストのサイズ教えてくれ・・・。
ついでに・・・どこのアイライン使ってるか・・・ハァハァ・・・教えてくれ・・・。
つ、ついでに、ア●ダーヘアの濃さはどのくら・・・(バギッ!!!)
う・・・アソコの毛・・・一本くれ・・・・・ご、後生だから・・・ハァハァ・・・・ガクッ。
>>411 生えてはおらぬものをくれと言われても困る。
・・・・が、そなたが毛人なら・・・頑張って伸ばそうかなv
う・・・ウマちゃん・・・そんなカワイイこと言ったら・・・
また・・・萌えてしまうではないか・・・ハァハァ・・・・・
・・・う、ウマちゃん・・・ハァハァ・・・そのおきれいな顔に・・・その魅惑のお腰に・・・
・・・ハァハァハァハァ・・・かけたひ・・・ハァハァハァハァハァハァ・・・ガチャッ・・・ツーッ、ツーッ・・・
さて、気になるのは調子麻呂が受け取った聖徳太子のお札の行方。
よほど法○寺の賽銭箱に投げ込もうかと思ったが
入場料¥1000−も取られるのでやめた(笑)。
そこで、自分の「勉強」に費やすことにした。
お客さんの気持になってみよーじゃないか―
ここは海石榴市にある、湯●婆ならぬ、白髪女が経営する『湯屋』
(注・S●店ではありません)
「フリーで頼む。(指名料、もったいないもんネ)できれば癒し系のにょしょうで…」
と(プロの)無駄のないものいいで受付を済ませ、待合室で待っていた。
「(もしも、感じの悪い人だったら、どうしよう…その時はお話だけして
帰ろうか… 無理にスルこともないし…
ウチの店に来るお客さんもこんな気持なのかな…ドキドキ…)」
いよいよ案内された部屋では想像以上の‘癒し系・大和なでしこ’が…
(あ、松●菜●子風という意味ではありません、念の為)
心の中でガッツポーズの調子麻呂♪
脳裏を――の顔がフトよぎったが、結局延長をしてまでハッスルしてしまった;…
…たまにはイイ思いをしてもいいよね、ガンバレ、調子麻呂!
415 :
花と名無しさん:02/01/07 07:32
>414
誰の顔がよぎったの?
淡水にばれたらどんなおしおきが待っているか!
(調子麻呂に嘘はつけまい・・・)
さぁて・・・善信尼に知られたくなかったら・・・
どうしてほしい?調子麻呂?
417 :
花と名無しさん:02/01/07 11:47
413のハアハア電話→泊瀬部
414の癒し系女性→布都姫
ということでオケー?
418 :
花と名無しさん:02/01/07 14:23
調子麻呂と布都姫?そんなことになったら、エミーがウマちゃんの
ところに戻ってきちゃうから、淡水が死ぬ気で阻止するんだろうなあ。
ちなみに調子麻呂の行ったこの店、ナンバーワンは河上娘だったりする。
>418
河上娘がナンバーワンじゃあまり高級店でもないような・・・(w
布都姫は陰のオーナーだったりして。
白髪女は実は支配人。
ハァハァさんが初瀬部だったら・・・・・・根の国へ逝ってしまえ!(怒)
ハァハァさんが毛人だったら・・・・・・・・飲んでやる(ハアト
>419
河上娘は類い希なるテクニシャンなのです、きっと。
「人は外見では判断できない」の好例ですね。
たまには親子水入らず二人だけで会話せぬかと、
父・馬子に連れ出された毛人。
気がつくと、海石榴市までやってきた。
親子の会話などは家の女たちをはぐらかす口実。
女遊びがしたくてたまらない馬子のダシにされたのだった。
連れられるまま湯屋にやってきた毛人。
実は馬子はここの常連、お得意さま、上客なのだ。
絶倫・馬子はさっさと好みの娘を3人!も指名し、特別室へご案内されていく。
受付に残されもじもじするばかりの毛人と受付をしていた白髪女の目が合う。
(馬子様のお連れ様に失礼があっては・・・・。)
白髪女は毛人を受付横のVIP専用待合室に案内し、
オーナー布都姫の元に指示を仰ぎにいった。
モニターで毛人を見た布都姫。
「私がお相手をしてきます。」といってVIP専用待合室に向かうのであった。
と、カラの受付に出勤してきた刀自古の姿が。
最近、父や兄には内緒でここに入り、今は新人研修中なのだ。
ふと覗いたVIP専用待合室になんと、あこがれのお兄さまがいるではないか!
素早くコスプレ用の仮面を付け、待合室に向かった。
「いらっしゃいませ。こちらへ。」
精一杯の声色を使い部屋へと導く刀自古。
「私お客取るの初めてなんです・・・。部屋暗くしていいですか?」
はじめて・・。この言葉にむらっと来た毛人。
父にも負けずハッスルするのであった。
身支度を終えVIP専用待合室にやってきたオーナー布都姫。
空の部屋を見て、「お帰りになられたのかしら?」
>421
すまぬ。そんなに河上娘がテクニシャンだとは思わなかったよ。
河上娘はキャバクラ嬢っぽいイメージを持っていたものだから。
刀自古も研修中ですか・・・
阿倍兄妹もどこからか聞きつけてこの店に研修(アーンド味見)に来そうな気がする。
425 :
花と名無しさん:02/01/08 11:22
>423
早い。早すぎだ!
毛人、もしかして早●・・・
お兄様・・・1分で?!(心の声)
そこへ毛人の様子を見て来いと王子に言いつけられた調子麻呂が
やってきた。
(この店に来ることは二度と無いと思っていたのに・・・。)
布都姫「(あら、こないだの客だわ。私指名で来たのかしら?)
いらっしゃいませ。(←なんて言うのか知らんが)」(ニコーリ
調子麻呂「あ、いえ、今日は別の用事で・・・客としてじゃなくって・・・」
布「いいのよ、照れなくっても。(純情で可愛いわね。)
さ、こちらへ。サービスしますわよ。(どうせ暇になったしー。)」
調「あの、ホントに違うんです!今日はお金もないし!
(もう淡水のおしおきはたくさんなんだー!!!)
ちょっと離して・・・あ・・・」
優しい顔して以外に強引な布都姫。さすが陰のオーナーだけある。
428 :
花と名無しさん:02/01/08 21:15
研修中の刀自古に期待…
女王様として大成しそうだ。得意技は『平手打ちプレイ』
「女臭い! 女臭い! 女臭いぞ!! 毛虫っ!!!」
そう叫びながら、ひたすら毛人に鞭打つウマちゃん。
「あ〜、やっぱりこれだよぉ!」
と、悲鳴をあげながらも、この痛ぎもちよさをかみしめる毛人。
しまいには毛人を湯殿へひきずりこみ、
「ええい、まだ取れぬわ! 女の臭いが!!!」
と、ヘチマタワシでゴシゴシと、
毛人の体を皮がむけるぐらいまで擦り上げる始末。
ウマちゃん、とうとう泣きだして、
「今日はそなたとはプレイしとうない・・・」
と、接客拒否。
「私のところに来る前に女とプレイしおって・・・」
そんなベソかきウマちゃんに思わずキュンとなってしまった毛人は、
延長料金を払って、だだをこねて拒むウマちゃんを
ちょっち強引気味に押し倒し、そのまま逆転プレイに突入。
「あ・・・・・・ン・・・」
拒みながらも、なんだかんだ言って既に甘い声をだしはじめるウマちゃん。
好きな男の前ではMちゃんでいたいと願う、意外に乙女なウマちゃんは、
いつになく男気な毛人に激しく萌えてしまうのであった。
そんな斑鳩男専椿館の、のどかな昼下がり。
斑鳩男専椿館か…覗いてみようかな…それとも客として逝って
隠しカメラ仕掛けたほうが…ブツブツ…
431 :
地上のホシ:02/01/09 11:56
物部守屋〜 穴穂部王子〜
みんな何処へ行った 見送られることもなく
畝傍の白髪女〜 河上娘〜
みんな何処へ行った 見送られることもなく
彼らの行く先を 誰も覚えていない
毛人は布都姫ばかり見てる
疫神よ 高い空から 教えてよ 毛人の居場所を
疫神よ 蘇我毛人は今どこにいるのだろう
>430
マサーシー、そんなコトしたら淡水がタイーホーして
オシーオキーされちゃうよ!
む、それを撮影するもまた一興か・・・
433 :
花と名無しさん:02/01/09 14:31
「うるさい!ふん!コレでもくわえてろ!
えぇ?この俺を誰だと思ってる?!蘇我の総領息子だぜ?あ?
どこのナーオンと何をしようが俺様の勝手なんだよ!おめぇだってな、
毎日そこらのよ、ヒゲ面の客のティムポしゃぶってよ、
腰振ってよがってんだろぁ?!
何が売れっ子ウマちゃんだ。おめぇなんざ、俺がいねぇと
雨の一滴だって降らせられねぇ非力な役立たずだろーが!!
ヒイヒイ言わせてやるよ、この淫乱豚!!」
こんな感じのS毛人にアレコレされて
本気で萌えるウマちゃん(本質M)に激しく萌え・・・(*゚Д゚*) ポワーン
>433
てか、そんなSな毛人に禿々しく萌え・・・(´・ω・`) ポワワーン
このスレに於いて、覗きと隠しカメラは
大姫さまの専売特許でございます。
おお、これは毛人どの、気宇壮大なプレイをなさる!
この店でこのまま、働いて…(ボカッ…殴)
いつになく激しいプレイに息づかいも荒い二人・・・
厩「やめ・・・毛人・・痛!」
毛「いつも人を見下すようなお顔をなされるあなたさまも、
男の腕力にはかなわぬのですね。さあ、こうですか?
好きなんでしょう?本当は・・・これが・・」
厩「ウッ、ああ・・・毛人・・・毛人・・」
バサリ!
そのとき御簾の陰から淡水が。
淡「毛人さま、残念ながらお時間でございます。お引き取りのほどを」
毛「あ・・・もうこんな時間に?もう一回延長は・・・」
淡「こちらでは延長は一度だけとなっておりまするゆえ、今夜はもう・・・」
毛「・・・わかった」
服を着始める毛人に向けられる淡水の絡みつくような視線(キラーン☆
朦朧とした意識のなかで、裸の腕を差し伸べる王子。
厩「毛人、行ってしまうのか・・・」
淡「さ、早く湯を浴びてください、王子。次の客がお待ちでございます」
髪を乱したまま、淡水に抱きかかえられていく王子・・・
438 :
淡水の雄叫び・吉牛編:02/01/09 22:52
こないだ、いつものよーに遅番で出勤、ですよ、出勤。
で、よく見たら何故かカウンターに垂れ幕下がってて、
『御礼・ウマちゃん打ち止め〜』とか書いてあるんです。
(調子麻呂め、通信研修で習ったPOP文字の成果など見せおって)
なんでも、王子が毛人様にイヂメられ過ぎて、接客できねーんだと。
もうね、アホかと。ぶぁかと。
王子、Mの余韻に浸ってる場合じゃないんですよ、接客ですよ、接客。
ウラナリさんとか、ハアハアさんの予約が入ってんのに、おめでてーな。
「よーし、今日は機嫌が良いから皆も濃紫を着てもよいぞ」とか言ってるの。
もう見てらんない。
お前らな、その口にピンポン玉、押し込んでやるから引っ込んでろ。
この店でので接客ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
あのプレイルームで「アーンナ事」や「コーンナいけない事」をしてる、
そんな緊張感がいいんじゃねーか。余韻なんぞは、すっこんでろ。
で、王子が「リ●ビタンG」飲んで、やっとSに戻ったと思ったら、
「ユ●ケル」じゃないと萌えーない、とかワガママを言い出すんです、
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、ドリンク剤に頼るなんてキョウビ、はやんねーんだよ。ボォケが。
何が「S毛人、マンセー」じゃっ。
王子、本当は相手に振り向いてもらえない、酷い恋愛してないと、S仕事が、
できないんじゃないのか?と問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
男道の私から言わせてもらえば、原動力なぞ、あろうが、あるまいが
プレイに励む、今、男道の間での最新流行、覗き見プレイ、これだね。
セルフHを覗き見、その後「こーんなコトしてたやろ〜」。これが通のヤリ方。
で、恥ずかしさのあまり、M商店、イヤ昇天。これ最強。
しかし、覗き見の段階で入魂しすぎると、「こーんなコトしてたやろ〜」
って言われても消耗済みで、爆発できない危険も伴う諸刃の剣。
素人衆にはお薦め出来ない。
まあ、王子、あなた様は夢殿で蛇をバックに嫉妬に萌えるがヨシッてところだ。
(でも、お望みとあらば、いつでも隠れ家にご案内いたしますよ、)
毛人と萌え萌えのところを淡水によって中断された
ウマちゃんの体の芯は、いまだ火照ったままだった。
湯殿で淡水に身をまかせて体を洗われている間も、
なんだか余韻から抜けきれず、その体をもてあましていた。
淡「切り替えのきかないお人だ。
あなたはこの館のNO.1のベテラン調教師なのですぞ。
毛人氏だけがお客ではありませぬ。
もっと気高い、調教師の模範格でおありにならねば、
他の者への示しがつきませぬ」
厩「えみたん・・・・・(グス」
淡「おわかりになりませぬのか・・・それならば・・・」
と、言うがいなや、ウマちゃんの脚を大きく開き、
お風呂の中で、淡水お得意の「花郎お仕置き秘技十手」を披露。
厩「ああん・・・イヤ・・・もう・・・あ・・・」
拒もうにも、先ほどの余韻を引きずっているウマちゃんは、
抵抗する手もよわよわしく、
淡水のなすがままで湯殿でおぼれてしまうのであった。
その間、ウマちゃんを指名したのの、すっかりまちぼうけの・・・初瀬部であった。
コレクションが増えてきたわね
そろそろS王子とM王子に分けてビデオ編集しなきゃね
何だか私はMの方が好みみたいだわ・・・
ああ・・・あの王子を緊縛プレイで思いっきり虐めたい・・・!!
お母様にお願いしてみようかしら。ねぇ栗下の。
>439
毛人に汚され淡水に清められ(てゆーか逆?)
休む間もなく悶えるウマたんに乾杯!(藁
442 :
花と名無しさん:02/01/10 02:12
厩戸に相手にされないヨメ二人でタッグ組んで、
厩戸をいたぶる姿を見てみたい・・・。
溜まった積年の恨みをあのテこのテで・・・
Mなウマちゃんにすっかりハマってしまった毛人は、
ここのところウマちゃんのもとに通い詰め状態。
S気質に目覚めた毛人に骨抜きにされてしまったウマちゃんは、
他の客も取らず、店のルールもすっかり無視して、
開店時間から閉店時間まで、毛人と延長プレイを続けている。
淡水の忠告はもちろん、オーナー羽嶋どのの言うことすら聞きやしない。
「稼いでる額はいつもと変わらぬではないか!
ごだごだぬかすと店を移籍するぞ!」
開き直って毎日毛人とのプレイに溺れるウマちゃんに、
確実に、一人一人ご贔屓が減っていった。
「う〜む、これはいかん。
海石榴市のような繁華街からはるかに離れているにもかかわらず、
これだけ斑鳩に集客力があるのは、
みな“斑鳩にウマちゃんあり”という噂を耳にして詣でてくるからなのだ。
このままでは、“斑鳩の貴公子”“麗しき椿館主人”とまでいわれた
ウマちゃんの名声が地に落ちてしまう・・・
・・・一人の男に媚びるただのM男になりさがってしまったなどという噂が立ったら、
それこそ、斑鳩一帯の集客力にも深刻な影響をもたらすのだ。
ああ、どうしたら・・・・」
と、頭をかかえるオーナー羽嶋どの。
「・・・・・そうだ、あの方がいらっしゃった・・・あの方をお呼びしよう!」
あの方とは・・・・・・?
今日も朝から毛人の予約入りで、開店前からごきげんのウマちゃん。
アイラインを念入りに引きながら、
惚れた男のために化粧を施すことの幸せをかみしめている。
そこへ羽嶋が入ってきた。
羽「王子(ウマちゃんのお店の愛称)、ちょっとよいかね」
厩「ちょっと〜、話し掛けないで。アイラインの手元が崩れんじゃん」
羽「お前をご指名のお客様だ。
・・・お店に大切なお方だから、今すぐ鳳凰の間へゆきなさい」
厩「イヤだね。だって今日も毛人の予約入ってるもん」
羽「毛人殿には、そなたの体調がすぐれぬと言って、お帰りいただいた」
厩「なんだって! なに勝手なことしてくれるんだっ!(怒)
私を本気で怒らせるとどうなってるかわかってるのか、羽嶋!!!」
「・・・どうなるというのだね、厩戸・・・」
後ろからの低くくぐもった男の声に、一瞬、厩戸の体が凍りついた。
「・・・店ではずいぶん幅をきかせているようだな・・・厩戸」
(ま、まさか・・・・・)
おそるおそる後ろをふりかえるウマちゃん・・・・・。
「パ・・・・パパ・・・・・・!」
「久しぶりだの・・・厩戸。
ここ一年、鉱山の発掘管理の方で忙しくて、
お前に構ってやれなかったからな。
今日は存分にかわいがってやろうと思って来たのだよ」
そう、その男は、通称「田目帝王」と呼ばれ、
多数の風俗系サロンを運営する、まさしく闇業界の帝王であった。
しかも、自分の持ち山から鉱脈が見付かったことで、鉄鋼業の分野にも着手。
一部上場企業「田目製鉄」の設立者として、その名を国内に轟かせた。
「さ、おいで・・・。私が磨き上げたその体を、
久々に堪能させておくれでないか」
真っ青な面持ちで、おそるおそる男に近づく厩戸・・・・
その姿を舐めるように眺めまわし、厩戸に手をさしのべる田目・・・・・・
「・・・何をそんなにおびえておる」
ニヤニヤほくそえみながら、
手の動きで、厩戸に自分の膝の上に座るように促す田目。
田目と向かい合う格好で、おそるおそるその膝に跨る厩戸・・・・・
田「ますます美しくなってるじゃないか、厩戸・・・好きな男でもできたか」
厩「パパ・・・・・いつ、こっちに・・・・・あ、あんっ」
いきなり、革パンの中に手を突っ込まれ、身をよじる厩戸。
田「今日帰国したばっかりだ・・・その足で直接ここに来たのだよ。
お前の顔がみたくてな」
厩「・・・・・う、うそ・・・つき・・・ッ・・・どうせ・・・
・・・羽嶋に泣きつかれて・・・・きたん・・・でしょっ・・・アアッ」
革パンの中の田目の手の動きに反応して、激しくその細い腰をくねらせる。
田「さっしがいいな」
厩「・・・羽嶋のやつ・・・・・ただじゃ・・・おかないっ・・・・!」
田「お前も、しばらく会わぬ間にずいぶんと口汚くなったようだ。
初めて会ったころは、水仙の花のようにひっそりとしなかやで、
それでいて頑なで、口数の少ない少年だったのに」
厩「フン・・・・・じゃ・・・だ、誰がこんな風にしたのさ・・・・あ、アアッ・・・やめ・・」
火照った部分をきつく握られ、その痛みから逃れようともがく厩戸。
田「淡水の花郎仕込みの仕置きプレイも、近頃はとんと効き目がないそうじゃないか。
この店に来たばかりの頃は、泣いて淡水に許しを乞うておったのに・・・
・・・・どうやら、お前はもう一度、私が仕込み直さねばならんようだな・・・」
・・・あ、朝からハード?!!!
そろそろジルベール化していくウマちゃんと
不敵な笑みの田目!(・∀・;;)ノイイ!
年少者が見ていないことを祈りつつ期待大・・・!(w
447 :
花と名無しさん:02/01/10 10:53
あ、わたしもおもたよ!
厩戸→ジルベール化。
448 :
花と名無しさん:02/01/10 11:06
ばたばたと走ってくるいくつかの足音。
はっと聞き耳を立て、振り向く田目と厩戸。
御簾を思い切りババッとめくりあげ、入ってきたのは、
なんと間人と来目であった。
うろたえる田目。
田「あわわ・・・そなた、なぜここに?」
柳眉を逆立てる間人は語気も荒く、
間「あなたさまこそ、なにゆえこのようなところに?!
帰国すると聞き及び、空港に迎えにでたものの、あなたさまの姿は見えず、
テロにでも巻き込まれたかと悲嘆にくれておるわたくしを見るに見かねて
来目がおしえてくれたのですよ、このいかがわしい場所を!
あ、あなたというお人は、血はつながらぬとはいえ自分の息子と・・・
わたくしもう耐えられません!来目や、もう行きましょう!
このような不潔な場所にいては、そなたにまで害がおよびます!」
来「あ、母上!お待ちください、母上!」
ばたばた・・・(去りゆく足音)
「ま、まってくれ!」
間人の後を追い、これまたばたばたと走り去ってゆく田目。
その足音が遠くなると、鳳凰の間はしんと静まり返った。
厩「淡水!もう出てきてもよいぞ」
金屏風の陰から姿を現す淡水。
淡「わかっておられましたか」
厩「そなたがそこに隠れておることなぞ、とうに知っておるわ。
来目にこの場所を教えてやったのも、そなたなのであろう?
なんと言って連れてきたのだ」
淡「ただ、田目殿と王子がご一緒しておられるということだけでございます」
厩「ふん。察しのよい母上はともかく、来目はさぞかし驚いておったであろう。
世の中にはこのような場所があるともまだ知らぬはずだからな」
淡「ちと、早まったことをいたしましたかな」
厩「いや。あれの利用法は考えてある」
淡「と、申されますと」
厩「・・・来目ももう大人になってもよい頃ではないか。
あれは母上によう似ておる。わたしとはまた違ったタイプの客が
つくであろうな」
淡「なんと、王子・・・それではあの純真なお方を・・・」
厩「クックックッ・・まさか、ここを知られた以上、無事でいられるとは思うまい?」
淡「それでは、さっそく追いかけてまいりましょう(ニヤリ」
宮の中では間人と田目の夫婦喧嘩が人目はばからず続いている。
来目はその怒声から逃れるように、ふらふらと宮を出て、
気がつくと、池のほとりに一人座り込んでいた。
(兄上はなぜあのような場所に・・・)
さっき見てしまったけばけばしい部屋の様子を思い出して涙がでそうになる来目。
(やはり母上の言うとおり、兄上は少し尋常ではないのだろうか?
実の兄と思ってはいけないなどと・・・
・・・ううん、違うよ、兄上は、わたしの兄上だ・・・グスッ
それにしても、あそこで兄上は何をしていらっしゃるのだろう?
母上の陰からわたしが見たときは、父上が兄上と何かしておられたようだけど。
いったい何をしておられたのでろう・・・)
と、そのとき傍らで草を踏む音が聞こえた。
振り向いた来目の瞳に、淡水の姿が映った。
来「淡水!」
淡「これは、おひとりのところをお邪魔いたしましたかな」
来「ううん、そんなことないよ。ちょうど、誰かと話したいなと思ってたんだ」
淡「・・・」
来「・・ねえ、淡水。あ、兄上は・・・兄上のことだけれど、兄上はいったい・・・」
淡「王子のことでしたら、さいぜんから来目どのを探しておられましたぞ」
来「え?わたしを探して?・・・どこにいるの?まだあそこに?」
淡「・・・何かお話があるとのことでございます」
来「兄上が、わたしに?・・・淡水、兄上はあそこで何をしておられるの?
そなたなら、知っているでしょう?」
淡「わたくしの口からは申し上げられませぬ。王子に、直接、お聞きになってください」
来「・・・行くよ。これからすぐ。淡水、教えてくれてありがとう」
ドキドキしながら、椿館の怪しげな入り口まで来た来目。
おそるおそるなかを覗くと、なんとそこには呼び込み屋として働く調子麻呂の姿が。
安堵のあまり、笑顔になる来目。
来「調子麻呂!」
調「これはまた、いかがなされました、このようなところへ・・・」
来「兄上に会いに来たんだ。兄上はどこ?」
調「・・・王子は・・・」
言いよどむ調子麻呂。
(まだ鳳凰の間にいらっしゃるはず。確か、今日はもう客はとらぬと
申されていたが・・・来目どのを待っていらしたのか??)
来「ねえ、どこなの?」
と、そのとき、すっかり商売用の化粧を施した厩戸が奥から出てくる。
来「あ、兄上!(愕然」
厩「中に入れ、来目。そう不気味なものを見るような目をせずともよいではないか。
そなたとは血をわけた兄弟なのだからな。ふふ」
鳳凰の間に連れて行かれる来目の後ろ姿をけげんな顔で見送る調子麻呂。
と、そのとき背後で人の気配。
調「淡水、そなたか」
淡「ふ、さっきから立っておったに、おまえも鈍くなったものよ。
そんなことでは王子のお守りはつとまらぬぞ」
調「それより、いったいどうしたことだ、あの王子が来目どのを呼びつけるなどと」
淡「知れたこと」
調「・・・・まさか!まさか王子は!?」
淡「そのまさかよ」
調「そんな、あのお方にはこのような商売は向いておられぬのに!
なぜ王子はそんなことを!こうしてはおられぬ、止めなくては」
淡「邪魔だてはやめろ。あの王子がそう望むのならば、よいではないか」
調「ええい、離せ、そなた、知っていて、来目どのを連れてきたのだな?
どうして!なぜ王子は・・・(唇を噛みしめる」
淡「ふふん、おまえにはまだ王子というものがわかっておらぬのか」
そのころ、鳳凰の間で来目が見たものは・・・
つまんない
>>453 こんな子供じみた一行レスは低脳厨房。
なら、お前がもっと面白い続きか新ネタを書いて盛り上げろ。
じっくり採点してやるから(w
カキコに来たら・・・なんだかかなぁ ┐(´〜`;)┌
とめられるものならとめてみなはれ・・・クスクス
て、いうか、アタシネタかいてる人のうちの一人だけど、
これ、複数でやってるよ。独走じゃないよ。
ネタ止めたかったらまず、話題ふろうね。
それがイヤなら、山岸版にでもおとなしく帰ってね。
複数だっていうのは、文体の微妙な違いをみりゃ一目瞭然じゃん。
私も椿館ネタ書いてるうちのひとりだから、わかるのよん(w
さーさー、みなさん、頑張って妄想にはげもうではございませんか!
ネタは、盛り上がるたびに賛否両論ありますけど…しょうがないですね。
人の好みはそれぞれですから。私は大好き。
職人の皆様、陰からコソーリと応援しておりまする〜
460 :
花と名無しさん:02/01/10 16:40
鳳凰の間では、来目が無理矢理に化粧・女装させられ、後ろ手に縛られていた。
厩「そんな格好をすれば、ますます母上そっくりだな、そなたは。(振り向く
どうです、羽嶋どの」
羽「これは上玉。さすが王子の弟君。こう言ってはなんですが、もっと磨きをかければ
ゆくゆくはこの店のナンバーワンにでもなれま・・・」
厩「何を言う!ナンバーワンはこのわたしだ!なにがあろうとそれだけは変わらぬ!」
羽「まあまあ、王子。このタイプはこのごろは癒し系として人気が高うございますからな」
縛られたまま、泣き始める来目。
来「うう・・・兄上・・・これはわたしへの罰なのですね」
厩「・・・罰?」
来「逃げたことの・・・私は母上と兄上との間のことを、長い間、見て見ぬふりを
してきました。何か言うと、真実、お二人の仲が悪いことを認めるような気がして」
厩「やめろ、来目」
来「そして、この仕打ちが、わたしへの罰なのですね、逃げたことへの!」
泣き崩れる来目を見下ろしていた厩戸は、いきなり羽嶋に向き直ると
冷ややかに言い放った。
厩「羽嶋どの、この弟、あとはどうにでもするがよい。
わたしはわたしの仕事にもどりまするゆえ」
羽「わかりました。オーナーとしましては、さっそく来目どのにも
この仕事の中身を覚えてもらわねばなりませんな。
なに、来目どの、慣れれば楽しいものですよ。
淡水と調子麻呂で実演させましょう。あなたは、調子麻呂サイドの
演技とテクを覚えてくださればよいのです、ハッハッハ」
哀れ、震えながらも必死で手首の縄を解こうともがく来目。
ピーンチ!
>458
でもさ、書いてる私らはリレーしてやってるってわかるけど、
「つまんない」さんには、同じ人間が一人でシコシコ書いてるって思われてたら、
正直、ちょっと嫌かも・・・。
楽しんでる人間が一応、何人かいるからリレーできるわけでさ。
実際、自分が参加していない連携ネタの書き分け人の区別、
つかなかったりするもので。
でも、ま、スレは楽しんだ者勝ちだよね。
椿館、実はやりだしっぺ私だから、
ちょっと責任も感じてたりして・・・。
でも、ネタ広げてくれる人がいるのは、かなり嬉しい。
自分が考えてた先の流れとすんごい別の流れ方するから、
マジおもしろいです。
おもしろすぎてここんとこROMに徹してる。
とりあえず続き読みたい・・・。
語りも好きだから、
流れ変えたい人は積極的に話題提供しましょ。
462 :
花と名無しさん:02/01/10 17:44
そそ、流れを変えたい人は、さりげなく参加すればいいんだよね。
やっぱ、楽しんだほうが勝ちだから。。。
ネタをひっぱるのは、けっこう力技だと思うけど。
大姫の登場の仕方なんか、誰がやってるのかしらないけど、
なんか、嫌味にならずちょこっと笑えるからけっこう好き。
厩戸王子が
厠戸王子にこっそり変わってたりして。
来目の貞操も心配ながら、
淡水の花朗仕込みオシオキ秘技十手とか
それを上回るらしい田目の技(謎)とかが
とっても気になって夜も眠れない。
弟の教育を羽嶋にまかせ、厩戸は、鳳凰の間に隣接した青龍の間で
毛人を待つことにした。さきほどじきじきに連絡を入れておいたので、
暇と精力を持て余していた毛人はすぐにやってきた。
毛「王子、あなたの具合が悪いと聞いたときは、どんなに心配したか。
今日は激しいのはやめましょう。あなたの身体にさわるといけない」
厩「ん。そなたにそう言ってもらえると嬉しいぞ」
毛「それにしても、入り口で調子麻呂の姿が見えませんでしたが」
厩「ああ、あれは、ちょっと別の仕事があってな・・・まぁ、あやつのことなぞ
どうでもよいではないか、さ、はやく脱いで、毛人♪」
上半身からやさしく脱がせていく厩戸。とちゅう、毛人の裸の胸に頬をつけ、
厩「そなたはいつもあたたかいな・・・」
毛人はもうそれだけでポー。
もどかしげに厩戸を抱きしめてくちづけしようとする。
と、隣室がなにやら騒がしい。はっきりとは聞こえないが、
数人が言い争っている様子。
毛「(のんきに)いやはや隣は乱交プレイか何かですか、なんとお盛んな。
わたしは王子おひとりでじゅうぶん満足ですよ」
厩「ん。愛してる、毛人(チッ、なにをドタバタやっておる、あやつら。
せっかく今日はしっぽりいこうと思っておったに、ムードがだいなしに
なるではないか」
バタン!と大きな物音がして部屋が開き、大勢が廊下を走っていく音が。
毛「な、なんですか、あれは??」
厩「・・・いや、なんでもない(なんだなんだ、来目がもしや逃げだしたのではなかろうな」
そのとき廊下に響いてきたのは来目の大声、たすけてぇ〜〜〜!!
>厩戸王子が厠戸王子にこっそり変わってたりして。
厠戸王子・・・(w
ウマちゃんのニセモノかライヴァルか?
とっさに厩戸はドアをあけて廊下にでた。
女物の衣装を翻して必死に逃げていく来目、追いかける羽嶋を調子麻呂が後ろから
羽交い締めにしている。淡水はといえば、そこへタックルしようとしていた。
厩「何事だ!」
淡「こいつ、調子麻呂のやつが、隠し持っていたナイフで、手首を縛っておいた
縄を切ったのでございます。それで・・・逃げ出してしまわれました」
厩「チィッ、なんたる失態か!そなた、すぐに追え!」
まだもみあっている羽嶋と調子麻呂を残し、淡水は駆けだした。
毛「いったい何なんです、この騒ぎは?」
厩「いや・・・たまにあることなのだが、今日来た新人が研修中に逃げ出した
ということだ」
毛「走っていくところを、ちらっとしか見ませんでしたが、まだ少年だったような、
それでいて、非常に美しかったような・・・」
厩「(バタンとドアを閉める)そなたはすぐそれだ。わたし以外を見てはならぬ、
わたしはそなたを誰にもやらぬからな」
毛「はは、わたしが王子のほかの者に心を奪われるわけがありませぬ。
でも、そういうところが王子の可愛いところですね(はぁと」
厩「毛人・・・」
毛「でも・・・どこの者なんです?あの新人は?」
厩「毛人!(白目」
毛「はは、冗談、冗談ですよ。ふくれたあなたもまた美しい、ははは」
売れっ子ウマちゃんのささやかな夢は
愛する毛人に身受けされてハッピーウエディング。
うれしいです。こんなにネタが降るようにたくさん(感涙)。
実は私も「連携プレー」にネタを投稿した一人です。
このスレの住人さん達100%が今回のネタ(=S●ネタ)を
好んでいる、なぁんてユメユメ、思ってません(笑)。
どんなに盛り上がっているネタでも、いつかは終わりが来るわけで、
(当然ですよね。)いつ、終わってしまうかもまた、住人さん次第…
(職人さん含む)。
私個人としては、このネタは大スキなんで(w、
おもしろい展開が浮かべば、レスしたい所です。
(が、まだまだ実力不足のようで…)
でも、もっと楽しい話題が出ればそっちに参戦するだろうし。
おもしろいスレである事を期待しつつ、今日はこの辺で逝くとします〜
うーむ、今日はよく書いたなぁ。
疲れたので寝るとするか。
脱走した来目のなりゆきが気になるが、まぁ、朝になってからでもよかろう。
ふああああ〜〜〜
お休みなさい。
>466
厠戸王子・・・・あ〜わかった・・・シ●ネタだ。
この、えっちぃ。
でも、今日の王子(あ、もう昨日か)には
確かに厠戸王子という名称をお送りしたい。
だって、昨日からウマちゃん、毛人、淡水、田目王子・・・と、
えっちしまくりだもんにゃー。
472 :
花と名無しさん:02/01/11 00:58
でも、ウマい! ザブトン一枚!
淡水って、キャラ濃いのよね。
濃水に改名したらいいのに。
厠戸&濃水の班鳰(読めぬ)夢物語 な〜んつってな
寿司でも食いいっか〜
474 :
花と名無しさん:02/01/11 01:04
>473
濃水にバクワラ!
んじゃ落ち込んだ調子麻呂は絶不調子麻呂に・・・(ンナ、バカナー
淡水、だからいいんだよヽ(`Д´)ノウワァァン
顔も名前も(もしかしたら頭も)薄いくせに濃ゆいやつ、
というギャップがよいのじゃ。
>>474 これいいね(w
普段は調子いいのかな・・・。実は一番の猛者だったりするかも。
477 :
花と名無しさん:02/01/11 11:05
続き期待age
やっぱラスボスは羽嶋か?!田目か?!
漢の色気ムンムンでガッハッハと豪快に笑いつつ
「肉体的に」ハードなプレイが得意な羽嶋、
ニコーリ慈愛に満ちた笑みを浮かべながらも
「精神的に」ハードなパパプレイをこなす田目。
今夜のご注文はどっち?!
なんかつまらん。
・・・とか書くと流そうと必死になる人が現れたりしそう(W
なんか、脇役のくせに、羽嶋人気が高いですねー
マッチョなナイスミドル萌え〜、というところで、
このスレ住人の平均年齢が推し量れまする(w
でも、馬子だって、タフな肉体派で、知性もそこそこあるのにね。
やっぱ、男はいくつになっても顔なのかぁ(w
481 :
花と名無しさん:02/01/11 15:06
>480
言われてみれば(゚д゚)ウマー子だって、素晴らしい大臣プレイができるかも
しれないのにネ!もったないから仲間に入れてあげようよ。
でも誰が相手に相応しいのか・・・
馬子×厩戸のウマップルはどうかな。
ビデオショップ新規OPEN!
<飛鳥電映館>
飛鳥は亀石の向かいに待望のビデオショップ開店
お誘い併せて来てくりゃれ〜!
今月の新商品
☆ミスターウマック 超魔術!!
「書台から手も触れぬのに巻物が飛ぶ!!超魔術の世界!!!」
☆刀自古の簡単ソーイング
「ぶきっちょさんでも大丈夫。縫い目のしっかりした服を作りましょう」
今月のベスト3
★調子麻呂のやさしい編み物
「調子麻呂のセーターブックの作品をやさしく解説」
★プリンス・ウマー 斑鳩のイリュージョン
「完全密室の夢殿からの大脱出!!」
★調子麻呂のフラワーアレンジ 冬編
「厩戸王子をモデルに野の花々でかんたんフラワー髪飾り作り」
発売間近
◎プリンス・ウマー 天空のイリュージョン
「毛人と最強ユニット結成!! 雨乞いの成果は?!」
◎調子麻呂のフラワーアレンジ 春編
「かんたんフラワー髪飾り作り&上級テクニック」
ビデオ制作&ショップオーナーはもちろん大姫さま。
会員制ビデオショップ新規OPEN!
<ウラ飛鳥電映館>
店の前の亀石が西を向いたら、それが開店中のサイン
今月の新商品
☆斑鳩男専椿館シリーズ「ウマちゃんの調教タイム〜鞭」
☆斑鳩男専椿館シリーズ「ウマちゃんの調教タイム〜蝋燭」
「椿館ナンバーワンのウマちゃんがあなたを激しく調教します」
今月のベスト5
★斑鳩男専椿館シリーズ「ウマちゃんの調教タイム〜緊縛」
★斑鳩男専椿館シリーズ「花郎お仕置き秘技十手−淡水−」
★盗撮!!斑鳩の湯気の向こう側
★海石榴市の秘密の花園「淫乱女の酒池肉林」
★SEXレス仮面夫婦の告白「夫は義兄と・・。妻は近親相姦・・。」
もちろんこっちが本業の大姫さま。
自慢のビデオを編集されたのです。
484 :
花と名無しさん:02/01/11 15:44
>483 激ワラ〜。大好き〜こういうの。
あと、479ってさあ、仲間に入れてほしいのかなあ。
ど〜するぅ、みんな、あそんであげるぅ?
>484
ほほほ放置プレイがイイなあ・・・。
479たん・・・(;´Д`)ハァハァ
幸玉宮の栗下の・・・ゴホッ
「秘密厳守」で配達はしてもらえぬのですか?
病床ゆえ、店の方には顔が出せないので・・・ ゴホッ
舎人の迹見赤檮も最近はめっきり姿を見せぬし・・・
流そうと必死って面白いね。
進んでないスレを進めたい時には効果的v
>485
オーケー。479=478はハミゴねー。
>487
進んでないスレ進めてくれてありがとうね。
これからもときどき、うじ虫のように涌いて出てきてね(ホメ殺し)。
冬休みももう終わったんだし、ちゃんと学校にいくのよ。
訂正
479=487
478に厩戸の影を見た?!
かまって欲しくてワザと悪態。
>>483 ★SEXレス仮面夫婦の告白「夫は義兄と・・。妻は近親相姦・・。」(欲しいヨ!)
あの、この場合義兄って、毛人or田目?
最近、大姫の様子がどうもおかしいのです。
なにやら「ヒキコモリ」になってしまった様で・・・
日が高いうちから遮光御簾を閉めっきりにして
何ぞ訳のわからぬ、からくり箱のような物をいじっている様子。
おまけに栗下まで何やらヒソヒソと・・・
訳語田大王や竹田が逝ってしまってから、わらわの人生は
あらぬ方向へ向かうばかり・・・
誰ぞわらわに平和な家庭をかえしてくりゃれ!
そのころ白髪女が経営する『湯屋』では・・・
白「姫さま、このようなものが出回っておりまする」
と白髪女が手にしているのは大姫のビデオショップから借りてきた
椿館シリーズ。
オーナー布都姫は一見して顔を赤らめた。
布「まあ・・・このようなものが。
椿館ではこうまで宣伝して客をとりたいのですね。
このままではうちの湯屋からますます客が遠のいてしまいます。
本当にどうしたらいいのでしょう、どうしたら・・・」
白「姫さま、おろおろしている場合ではございませぬ。
こちらも出すのです」
布「・・・出すとは」
白「これこのようなビデオをとって売り込むのです」
布「まあ。そんなことが許されましょうか。いったい誰のビデオを撮るというのです」
白「決まっておるではございませんか、この湯屋で厩戸王子に対抗できる美貌を
誇るのは・・・」
布「(真っ赤)まあ、わたくし、そんな!!」
白「こほん。姫さまのことではございませぬ。姫さまは、あくまで陰のオーナー」
布「(ホッ)で、では誰を?」
白「あの馬屋古でございますよ!」
布「でも、でも、あの子は口もきけませんし・・・やはり、指名ナンバーワンの
河上娘にしては?」
白「あれではとうてい王子に太刀打ちできませぬ。ここはやはり馬屋古でなければ。
口がきけずとも、あの美貌、演技力もなにも、本能のままにハァハァしていれば
それで絵になりまする」
布「しかし、あの子は気難しいところもあって・・・うまくいきましょうか?」
白「姫さまのためなら、やらせてみせまする。この白髪女を信じてくださりませ!」
>>492 えみたんを挟んだ三角関係ものがよろしいかと・・・。
白髪女はさっそく残り少なくなった預金を下ろすと、上等の霜降り肉を買ってきた。
気のいい倉麻呂に饅頭を与えて、男優を演じてくれるよう頼み込んだ。
渋っていた倉麻呂も、馬屋古を見るなり興奮、何度も念を押すように、
「ほんとにいいんですか、やっちゃって?」
そばで黙々とステーキを喰らう馬屋古。
いざ本番スタートとおもいきや、馬屋古の様子がおかしい。
遠慮なくあくびを連発するは、物憂げな顔で、全くやる気なし。
しまいには荒れて、ビデオを回している白髪女を念力で吹っ飛ばす始末。
「だからいわんこっちゃない。その子はね、自分のやりたいことしかしないんですよ」
陰で見ていた河上娘は、自分に声がかかってこなかったのでおかんむり。
白髪女も息をぜいぜいいわせながら立ち上がり、あきらめの境地に至った。
振り向いて、「じゃ、ナンバーワンのおまえさんに交代してもらえんかね、河上の」
「いやですよ、はじめっからあたしに持って来られた話なら乗ったんですけど。
こんな子の代役なんて、指名ナンバーワンのプライドが傷つきます。ふん」
白髪女はほとほと困ってしまった。
刀自古に話しても、
「いやですわ、わたし、まだ研修中ですもの・・・自信ありませんわ」
(ンなの、お兄さまに見られたらどうすんのよっ)
すごすごと布都姫のところへ計画失敗を告げにいくと・・・
布「そうでしたか・・・やはり駄目でしたか。しかたがありませんね。
決してそなたの失敗ではありませぬ」
白「姫さま・・・すみませぬ、ビデオのローンだけが残ってしまいました」
泣き伏す白髪女を見ていたオーナー布都姫。きっぱりとした声で、
「わたしが脱ぎます」
白「ええっ!!(仰天」
布「こうなれば、この湯屋をもり立てるのはオーナーの意地にかけても
わたくしがいたします」
白「ひ、姫さま・・・」
布「さ、泣くのはやめて、支度をせねば。やっぱり慣れた巫女プレイかしら。
ま、わたくしったら(赤面)・・でも・・綺麗に撮ってちょうだいね、白髪女」
そうして撮れたビデオのタイトルは、
「禁断の巫女、初脱ぎ!!〜ここまで見せますわよ〜」
露出度はやや低めで、うっすらとモザイクも入っていたが、
まれに見る美女のオ○ニーシーン、抜きどころ満載ということで、
たちまち巷の話題作になってしまった。
ある日、奈良の男たちの間ではすでに大評判になっている大姫のビデオショップに
はじめて足を運んだ毛人。
借りるのは、もちろん椿館シリーズの王子モノと決めていた。
が、店内に張られた一枚のポスターが彼の目を釘付けにした。
巫女の衣装を乱し、上気した顔でこちらに潤んだ瞳を向けている美女のアップ。
そのビデオのタイトルは、「禁断の巫女、初脱ぎ!!〜ここまで見せますわよ〜」
女優の名は書いていない。ただ、「湯屋制作」とだけある。
「あれはいったい誰なのだ?ああ、あのように美しく清楚なにょしょうを
わたしはいまだかつて見たことがない!」
・・・毛人の心は騒いだ。
カウンターに座っている栗下に、あのポスターのを三日貸してくださいと頼んだが、
あいにく貸し出し中で、しかも予約はあと一ヶ月ちかくも満杯だという。
予約帳の末尾に名を書きおえると、毛人は椿館シリーズを借りるのも忘れ、
じっとポスターの美女ばかりを見つめていた・・・
栗下が、背中から声をかけた。
「その女優さんは、なんでも、白髪女の湯屋にいる布都姫という方だそうですよ。
もともと巫女をなりわいとしておられたとか。さすがに、さまになっておりますわね」
白髪女の湯屋にいる布都姫!!
白髪女の湯屋にいる布都姫!!
毛人のなかにはその言葉だけがいつまでもこだましていた・・・
ああ、これからウマたんにとってしんどい展開に?!
マ〜ッチョ フジヤマ〜ッチョ♪
↑公衆便所めが!
503 :
花と名無しさん:02/01/12 13:46
厠戸
これいいね。↑オマエのことだYO
栗下!もう栗下ったら・・・
うちの会員制ビデオショップには男優モノしか
入れないでっていつも言ってるのに(ブツブツ)
で、売り上げトップは当然王子でしょうね?
え、「禁断の巫女、初脱ぎ」??!!
まあっ!はしたない・・・!!
505 :
花と名無しさん:02/01/12 22:06
「禁断の巫女、初脱ぎ」とかいうビデオが出まわっているですって?!
なんてはしたない!
斑鳩の風紀は思ったより、乱れているのですね。
「まさか調子麻呂様はご覧になってないでしょうね?!
王子の忠実な舎人として、武芸の稽古に忙しい日々だ、と
手紙にはしたためてありましたが、嘘ではありませんね?!
ね、調子麻呂さま???」
↑善信尼、の言葉です!
507 :
花と名無しさん:02/01/12 22:17
武芸の稽古と称したMプレイのお手本実演だとは、
善信尼の知る由もない・・・
「大姫さまったら・・・・ここ1番の売れ筋商品を
破棄せよだなんて・・・ 今更ながら妙なところで
潔癖症でいらっしゃるんだからもう!」
栗下はブツくさ言いながら、「禁断の巫女、初脱ぎ」ビデオが
大量に詰められたダンボールを捨てに行くのだった。
しかしそれを見逃さなかったのが、こっそり後をつけていたハツセベ。
栗下が公園に不法投棄したダンボールを、待っていたとばかり
持ち去るのだった。
「むほー!!布都姫じゃあ〜!!布都姫のオ●●●が
手に入ったぞーーい!!」
数日後、エロビデオを堪能しまくったハツセベ。
本物の布都姫が欲しくなるのも、時間の問題だった。
「禁断の巫女、初脱ぎ」がビデオショップから消えたという噂は瞬く間に広まった。
聞けば、ハツセベがかろうじて持っているだけという。
毛人はどうしてもビデオがみたかったのだが、ハツセベは苦手だった。
それに、あの強欲な性格からして、あのハツセベがビデオをほかの男に貸すなどと
いうことも考えられなかった。
「どうしたらいいのだろう・・・ああ、あのように心惹かれるにょしょうに
初めて出会ったというのに・・・」
思いあまった毛人は、何度も湯屋の前を行ったり来たり。
「このドアをくぐれば、あの方にあえるのだろうか・・・
しかし、それはできぬ。わたしには王子が・・・
今このときも、椿館でわたしを待っていらっしゃるはず・・・
でも、一目でいい、お会いしてみたい、布都姫というお方に」
湯屋の前を行ったり来たりを繰り返し、思いをつのらせる日々が過ぎていった。
510 :
花と名無しさん:02/01/13 00:06
>>482 飛鳥は亀石の向かいに
>>483 店の前の亀石が西を向いたら、それが開店中のサイン
笑えます…亀石ってさ、畑の中にあるんだよねーたしか。
向かいの畑にビデオショップが建った風景を想像…
今後の展開に期待あげ!
椿館では、厩戸がいつものようにウラナリに鞭をふるっていた。
が、その手つきにはどうもいつもの気合いが入っていない。
(このごろの毛人はへんだ・・・毎日のように来るのだが、
どこか心ここにあらず、ぼーっとした顔をしているときがある。なぜだ?
このわたしに飽きたのか?まさかな、毛人。
そなたとは、切っても切れぬ縁で結ばれた仲なのだ。そうだな、毛人?
言ってくれ、毛人、そうだと!!)
バシィィィ!!
「ぎゃあああ!!」
うらなりが絶叫した。つい力を入れすぎてしまったのだ。
「チッ」
鞭を投げ出し、すたすたと部屋を出る厩戸。
「もう今宵はこれぐらいでよかろう。調子麻呂、傷の手当をしてやってくれ」
厩戸が仕事を終え、化粧を落としているところへ、淡水がやってきた。
淡「ウラナリ殿のお怪我は少しひどすぎましたぞ、王子らしくもない。
客あしらいがあまりに悪ければ、椿館ナンバーワンの名にひびきまする」
厩「ふん。そなたに説教されるいわれはないぞ。あれはしつこいのでもともと
嫌な客だったのだ。来たくなくなれば、それで結構。
あんなやつ、来なくてもよいわ」
淡「これは、出過ぎたことを申しました」
厩「ふん」
淡「おお、毛人さまのことですが、今宵はいらっしゃいましたかな?」
厩「今宵は・・・来なかった。だが、明日の予約は入っておる」
淡「そうでございましたか。いや、変わったところでお見かけしたのですが」
厩「いつ?どこで見かけたのだ?言え、淡水!」
淡「それが・・・毛人さまらしくもない・・・
あの『巫女』ビデオが出回って以来、大繁盛している湯屋のまえで・・・」
厩「なに?あれか?あの児戯にも等しい素人技のビデオか?
あんなものでハァハァする奴の気が知れぬわ。
まさか毛人が、あんなものに影響されて、湯屋に入っていったのでは
なかろうな?」
淡「わたくしは、通りがかりにお見かけしただけでございますが・・・
毛人さまは、湯屋の前で何事か思い悩んでおられるご様子でした。
まあ、お人違いかも知れませぬ、わたくしも急いでおりましたゆえ」
翌日の毛人の予約はキャンセルされた。
「毛人さまは、お体の具合がすぐれぬとのことでございます」
調子麻呂から知らされ、厩戸は眉をくもらせた。
(このところ、あんな状態であったのも、体調のせいなのか?)
唇を噛みしめる。
(だが、ゆうべ淡水が言っておったことが本当なら・・・まさかな・・・
・・・湯屋の布都姫か・・・
チッ、いったい何者なのだ、あの女。一時はたしかに大ブレイクしておったが、
しかしもうビデオは出回っておらぬはず。
レアものになって、余計に人気が出たのかもしれぬが。
ああ、いずれにしても、毛人のことが気になる・・・)
厩戸は念入りに化粧をすると、女物の衣装を手早く身につけた。
女性雑誌で最新流行のヘアスタイルを真似、サングラスをかけると、
調子麻呂を呼びつけた。
厩「今日の予約はすべてキャンセルしろ。よいな。
わたしは休みを取って、町へ行く。誰にも言ってはならぬぞ」
調「どうなされました、そのようななりで、どこへ行かれるのです」
厩「だから、これは変装だ。歩いていて、サインをねだられるのほど
うっとおしいものはないからな」
調「あ、王子!ちょっとお待ちを、王子!」
厩戸は調子麻呂の声を無視して外に出ると、一目散に、白髪女の湯屋に向かった。
椿館にかけたキャンセルの電話をきったとき、毛人の心はちくりとうずいた。
体調うんぬんは真っ赤な嘘。
本当は、意を決してあの湯屋に足を踏み入れてみるつもりだったのだ。
(こんな思いでいては、王子に申し訳が立たぬ。
いっそのこと、会ってしまえば、どんな女かわかるというもの。
しょせんは湯屋の女、いくら美しくても、芯から好きになれるはずもない・・・
それがわかりさえすればよいのだ。わたしには王子しか見えぬ、王子のことしか
考えられぬ、またそんな気持ちになれるのだから)
毛人は、白髪女の湯屋に向かった。
515 :
花と名無しさん:02/01/13 01:07
その一歩が運命の分かれ道………
オーナー布都姫は、新人として雇って欲しいと来た女を面接していた。
あかぬけたヘアスタイル、少し濃いが念入りに化粧をほどこされた端正な顔立ち。
まさに、上玉だった。馬屋古にちらりと似ているような気もするが、
なにしろ、相手は終始うつむきかげんなので、はっきりとはわからない。
布「で、ここで働きたいというのですね?」
女「はい。借金がございますので・・・」
布「まあ、おかわいそうに。でも、あなたなら、すぐに返済できましょう。
いつから働けます?」
女「明日からでも・・・」
布「では、明日から来てください。こちらで衣装も用意しておきます」
女「・・・」
女は帰った。
白髪女がやってきて、布都姫に言った。
白「姫さまもお人がよい。あんな、ちゃんとした履歴書も持ってこないような女を」
布「人には知られたくない過去があるものですわ。よいではありませぬか。
あんなにきらきらしい子でしたもの。きっとナンバーワンになれます」
白「確かに、非常におきれいでございました。でも、姫さまが一番、それは
変わりませぬが」
布「ま、白髪女ったら・・・ほほほ・・・」
外に出たとたん、厩戸は唇をゆがめて薄く嗤った。
(あんな女、あんななんの力もない女!もしや淡水の言っていたことが
本当だとしても、毛人があんな女に思いを寄せるなどとは考えられぬ。
お笑いぐさだ、まったくわたしは・・・)
だが、その嘲笑は、向こうからやってきた毛人を見るなり、凍り付いた。
(毛人!!)
厩戸は、こっそり物陰に身を隠した。
すると、毛人は店の表にでかでかと張られた布都姫のポスターに
しばらく見入っていたかと思うと、あろうことか、ドアをくぐって中に入っていったのだ!
厩戸は、駆けだした。
曇った空から雨が降ってきた。サングラスを放り投げ、雨の中を厩戸は走った。
心は引き裂かれそうだった。
(なぜだ!毛人!なぜ!!!)
雨ではない熱いものが厩戸の頬を流れて落ちた。
(・・・毛人!!!)
517 :
花と名無しさん:02/01/13 01:32
はよう、続きを!!
うーん本編のモノローグとからめてるとこなんてニクイなー。つづき楽しみ…
個人的には、ウマちゃんに
「2番目でもいいんだ・・・バレないようにするから・・・僕を捨てないで」
とか言ってほしい・・・。
「2番目でもいいんだ・・・バレないようにするから・・・僕を捨てないで」
521 :
花と名無しさん:02/01/13 04:22
かわやどの!
おのれら・・・私を本気で敵にまわしたいらしいな・・・。
523 :
花と名無しさん:02/01/13 04:54
続きギボーン!!
おかわりはまだか!
はよう次っ!!
525 :
花と名無しさん:02/01/13 05:33
そんなこんなで、朝になっちまった。(ニガワラ
職人さん達は健やかな眠りに就かれているのでせうか?
だれか職人たたき起こせ。
毛人はごくりと唾を飲み込むと、湯屋に入っていった。
いつになく緊張していた。
(ただ、お顔を見るだけだ、少し話をすればわかること・・・)
「ようこそいらっしゃいませ」
カウンターには白髪あたまの老婆がいる。
(なるほど、これで白髪女の湯屋、というわけなのだな・・・)
「わたしはあまりこのような場所には馴染みがないのだが、
ビデオにでていた布都姫・・・という方は、こちらに?」
「はい。ですが、姫はただの湯屋嬢ではございませんで、
この店のオーナーでもございます。めったに客をとることはいたしませぬ。
姫をご指名ならば、まず、特別会員になっていただかねば。
身元審査もありますゆえ、本日のところはお申し込みだけになるかと存じまするが」
毛人は落胆した。早く本人の顔をみたい。だが、思えばこれでよかったのだ。
特別会員になるなど・・・椿館に対する背信ではないか。
やはりわたしには王子が・・・
と、毛人が申し込み用紙をまえに躊躇しているところへ、
奥からひとりの女が出てきた。
「白髪女、やはりあのお話はお断りしては・・・あら、お客様とは。
どうも申し訳ございませぬ。ようこそいらしゃいませ(ニコリ」
女が礼をして顔をあげた。
あのポスターそっくりそのままの美女がそこにいた。
(この方が布都姫だ!!)
毛人と布都姫は、一分ほどにも思える時間、お互いに見つめ合った。
視線を逸らせなかったのだ。
皇女が厠戸にきたところで、産まれ出てきた。
厠戸の誕生から「厠戸皇子」と名付けられた…
彼女は、ポスターで見て想像していたよりも、ずっと美しかった。
気品のある物腰、やわらかな声、優しげな微笑み。
このような湯屋のオーナーなのに、決してけばけばしくはない。
髪に花も飾らず、薄紅色の衣をまとっているだけで、控えめだが
匂うような色香が感じられる・・・
(なぜ、なぜ、このようなお方がこんな場所に)
心の声が、思わずおもてに出てしまった。
「なぜ、このようなお仕事を・・・あなたのようなお方が・・・」
布都姫の顔が一瞬くもった。毛人は、はっと口を押さえた。
「し、失礼・・・」
いたたまれなくなって、帰ろうとドアに向かったとき、そこから入ってきた男と
ぶつかった。顔をみれば、ハツセベであった。
「やれ、待たされたことよのう。この前から一週間ぶりではないか」
ふりかえった毛人は、馴れ馴れしく布都姫を抱き寄せようとしているハツセベを見た。
ハツセベに抱かれながら、布都姫は笑っていた。商売用の控えめなつくり笑い。
ハツセベの腕のなかで睫をあげた彼女の視線が、毛人とまた合った。
その美しい黒い瞳に、にわかに悲しげな色が宿ったのを毛人は見た。
(くっ・・・!!)
毛人は、荒々しくドアを開けると湯屋の外へ出た。
往来をぼうぜんと歩いている毛人は、とつぜんかけられた声で我に返った。
「お兄さま!」
それは、湯屋に遅番で出勤途中の刃自古であった。
刃「こんなところでお会いするとは。お兄さまのお顔を見るのは何日ぶりでしょう!」
毛「そなた、なにゆえこんなところにいるのだ。この先には・・・その・・湯屋しかないが」
刃「お兄さま!その・・・湯屋の向こうには高級エステサロンがございますのよ。
わたくし、今日は爪を塗ってもらおうと来たのですわ。お兄さまこそ、なにゆえ・・
まさか、湯屋に行ったのでは・・」
毛「い、いや。たまたま通りかかっただけだ」
刃「怪しいですわ、お兄さま。このごろ、あそこには布都姫目当てで来る男が大勢・・」
毛「なぜそのようなことを知っている」
刃「エステサロンでの噂です。あれだけ評判になれば、女の耳にも嫌でも入ってきますわ。
でも、あそこの湯屋は、もう閉めるかもしれませんよ」
毛「閉める?」
刃「なんでも、オーナーの布都姫にしつこく求婚している男性がいるということです。
ハツセベ・・・という方でしたかしら。成金のボンボンですわ。
湯屋の女などというものは、お金がすべて。いずれ安楽な奥様の道を選ぶのでは
ないかしら?あんな成金でも、玉の輿は玉の輿ですものね」
湯屋では、ハツセベが長々と延長までしてやっと帰った。
ぐったりしている布都姫に、白髪女が心配げに声をかける。
白「姫さま、大丈夫でございますか。さぞやお疲れでございましょう。
せっかく結ったおぐしが、このようにほどけて・・・
この白髪が代わってできるものなら、そうしたい・・・」
布「なにを泣くのです、白髪。わたくしはだいじょうぶです。
しばらくしたら、湯に入って休みます」
白「元斎宮であられた姫さまに、この運命・・・この白髪、情けのうて」
布「ですから、泣くのはおよしなさい。これも、運命なのです。
こうやって自立して、店も繁盛しているのです、何を泣くことがありましょう。
世の中には、その日の暮らしにも事欠く人がたくさんいるのですよ」
白「ですが、わたくしは姫さまに、普通の女としてのお幸せを味わって
いただきとうございますのじゃ。ハツセベさまに何の不足がございますのか」
布「・・・わたくしは湯屋のオーナーにまでなった女。普通の暮らしなど、
いまさら、もうふさわしゅうないのですよ、白髪・・・・」
強引で強欲、好色なだけで、およそ繊細な感性などかけらももちあわせていない
ハツセベ。あのような男に一生をたくさねば、わたしには普通の女としての幸せが
手に入らぬのか・・・
布都姫は、我が身の不運をいまさらながらに噛みしめていた。
が、白髪の手前、泣くわけにもいかない。泣けば、白髪をよけいに悲しませる。
ふと、今日はじめて見たあの不思議な客のことを思いだした。
(あなたのようなお方が、なぜ・・・)
そう言って、こちらを見つめていた、あの誠実そうな瞳を思い出した。
ハツセベどのとは違う、他の好色な男たちとも違う、
純粋そのもののような、あのまなざし・・・
あのような男性も、世の中にはいるというのに・・・
布都姫の瞳に涙が光った。
それを隠すようにさっと立ち上がると言った。
「さ、湯をつかいます。白髪女、そなたも泣くのをやめて、もうカウンターに
お戻りなさい」
>530
こんなこと、重箱の隅をつつくようでアレなんですけど
刀自古お姉さまは「刀」で「刃」では無いんですのよ。
最近厠戸とか濃水とかバッタもんが流行っているみたいなので
ちょっと気になってしまって・・・。
あ、でもどうかお気を悪くなさらないで・・・ね?
ワタクシも続きを密かに期待してるんですのよ。
>532
あ!
すみませぬ、以後、気をつけますわ。
ご指摘どうもありがとうございまする。
「湯屋」という古めかしい言葉と「オーナー」「カウンター」という
カタカナ言葉が不思議に同居するこの空間…全然違和感ナシ。
だからこのスレ好きよ〜
ガンバレ職人連合!
数日後の椿館・・・
毛人と厩戸は一戦交えて果てたあと、ベッドのうえでマターリしていた。
延長を頼んであるので、まだまだ時間はある。
いつものように優しいのだが、どこか雰囲気がかわってしまった毛人の様子に
厩戸は内心、苛立っていた。
(どうしてしまったのだ。毛人。あれから、そなたはあの女と・・・
だから、この数日、ここへも顔をだせなかったのか?)
いっそ、毛人の肩をゆさぶって問いつめたい。小一時間、問いつめたかった。
だが、厩戸はもう知っていた。
あの後、布都姫の相手は特別会員でなければならず、会員申請後には
審査もあると聞き、調子麻呂に調べさせたが、毛人がその特別会員名簿に
名をつらねているということはなかったのだ。
あのときは安堵したものだ。
すると、あの女と毛人は、まだだということになる。
ほとんど絶望しかけていたのだが・・・
しかし、この毛人の様子はなんだ。やることはいつもと同じでも、
なにかがが違う。心が、心がないのだ。わたしを見つめていながら、
どこか遠く、べつの場所、べつの誰かを見つめているような気がする。
これは、わたしの思い過ごしなのか・・・
たしかめねばならぬ・・・もしそうであれば・・・わたしは、
わたしはどうしたらいいのだろう。
・・・いやだ!わたしは、毛人、そなたを誰にも渡さぬ!
厩戸は、何も言わず毛人の腕枕から起きあがった。
毛人も起きあがった。
「どうしたのです?厠ですか?」
厩戸は戸棚に隠していたものを取り出した。
「いや。面白いものが手に入ったので、そなたと一緒に見ようと思ってな」
毛人はおどろいた。
王子の手にあるもの、それは布都姫の巫女ビデオだったのだ。
毛「そ、それをどこで」
厩「ハツセベの屋敷から淡水に一本盗んでこさせたのだ」
毛「なにゆえ、そのようなものを。女などには見向きもしなかった
あなたさまが!」
厩「女は嫌いだ。が、このビデオが出回って、我が椿館も少々の損害をこうむった。
客が湯屋に流れたのでな。この布都姫とやら、なかなかやり手だな」
毛「・・・わ、わたくしはそのようなビデオをみたくはありませぬ。
王子のお顔を見ているほうがよろしゅうございます」
厩「・・・顔が赤いぞ、毛人。そなた、隠し事ができぬタチだからな。
この際、わたしがライバルを研究するのにつきあうのも一興だろう」
すばやくビデオがセットされた。
布都姫のあられもない姿が、次々と画面を流れていく。
毛人には正視に耐えないものだった。
(ああ、どうして布都姫はこんなビデオを!よほど資金繰りに困っていらしたのか。
羞恥に耐えてけなげに演技しておられる様がよくわかる。当然なのだ、あのように
汚れのない天女のような方なのだから・・・ああ、なんとおいたわしい・・・)
厩「どうした、毛人。顔色がよくないぞ」
毛「いや、その。き、気のせいでございましょう」
厩戸はビデオの女を凝視しながら、はらわたが煮えくり返る思いだった。
なんだ、毛人のこの動揺の仕方は!
やはり、やはり、毛人は、この女に特別な感情をもっているのか!?
537 :
花と名無しさん:02/01/13 18:15
もう遅くなってから椿館を出た毛人は、ついふらふらと湯屋の前まできてしまった。
あのビデオの映像が忘れられない。切なく胸が痛む。
(なんということだろう、わたしは王子ただひとりをお慕いしていた
はずではなかったのか。あんなものを見て、心が締め付けられるなどと。
だが、わたしにはあのお方がどんなにご苦労なさっているかがわかる。
あのような仕事をしているというのに、あんなにも清楚で美しいではないか。
ああ、それだけに、どれほど辛い目に会われているか。
ハツセベの求婚にはまだ応じられてはいないようだが、
どだい、あのような男に、姫を幸せにできるとは思えぬ・・・!)
闇にまぎれて湯屋の戸口のネオンを見つめていると、
ドアがぱっと開いた。
中の明かりがもれると同時に、見知らぬ男を笑って送り出す女の姿が見えた。
(あれは、布都姫!)
彼女は、未練たらしくぐずぐずしていた男が去って、見えなくなるまで
戸口に立って見送っていた。
男が闇のなかに消え、布都姫がまたドアのなかに戻ろうとしたとき、
毛人の口から思わず声がもれた。
「布都姫!」
彼女は振り返り、こちらへやってくる人影に目をみはった。
あれはいつかの、あの不思議な青年・・・
布「あなたさまは、いつぞやの・・・」
毛「・・・どうしてです!どうしてあなたはあんなビデオを!
あなたには似合いませぬ、あんなビデオも、このような商売も!
どうして、あなたは・・・」
布都姫は悲しげな目をするばかり、何も答えようとはしなかった。
毛人は、ふと我に返った。
「すみません・・・わたしにこんなことを言う権利などないのです、
無礼なことをしました。どうぞお許しください」
布都姫は、かすかに首を振った。そして小さな声で聞いた。
「あなたさまは、どなたなのです。せめてお名前を・・・」
「わたしとしたことが・・・名も名乗らず・・・
わたしは、蘇我の毛人と申すもの。けして怪しい者ではございませぬ」
「毛人さま・・・」
じっとこちらを見上げている瞳に、毛人はもうたまらず、
「・・・あなたさまをお慕いしておりまする」
口走ってしまった。
布都姫は、おお、と言いながら両手を口に当てた。
まともに視線がぶつかった。が、次の瞬間、布都姫はくるりと身をひるがえし、
すばやくドアの明かりのなかへ駆け込んでしまった。
ドアが音をたてて閉まる。
毛人ひとりが、ふたたび、闇のなかに残された・・・
うぬー!こんなところで「次回に続く」とは…
たれかある!はよう続きを!!
ここにもう一人、『湯屋』の特別会員になりい男がいた。
東漢駒である。
「(それにしても、あのビデオの女、いい女だったな。
あんな女のとデキるなら、なんとか特別会員になって、ハアハアしたいものだ…)」
しかーし、審査の結果、「落ち目の一族につき」不合格!という酷い結果に。
駒「ええい、ならば、この店のナンバーワンの女を指名じゃー!!!!!!
オプションで『巫女さんコスプレ』もつけてやるぅ〜〜〜!!!!」
と受付で「漢」パワー爆発、白髪女を困惑させる始末。
白「ま、ま、お客様、落ちついて、落ちついて。では、当店のナンバーワン、『河上娘』を
支度させますゆえ、こちらの個室でお待ちくだされ。」
白髪女に「フッツーヘアー」に「巫女さんルック」の支度をしてもらった河上娘と
いよいよ、駒のお楽しみ〜と云う時、突然BGMの有線放送がボリュームアップ!
駒「なんだぁ?!、るせぇなぁ。これから●◇▲☆ってぇ時に!」
河「あれぇ、大変っ!これは店の合図で『保健所の検査が来たぞ!』って事なの!
早く服を着なくては(着馴れない巫女さんルックだから、時間がかかるじゃないのサ)
お客様も、さ、ちゃんとして下さいな、この店はちょっと変わった
お風呂屋さん、って事ナンですからっ!」
その後、小1時間、正座をして検査を待つ駒と河上娘。
駒の持ち金では延長もかなわず、「次回ご招待券」を受け取り、あえなく退散……
その日は、例のビデオで、ハアハアした事は言うまでも無いだろう。
保健所の「抜き打ち検査」は椿館ウマちゃんが「フッツー憎し!」の余り、
チクリの電話をした結果、って事は誰も知らない………
541 :
花と名無しさん:02/01/14 00:18
保健所検査官はきびきびとした、しかし清楚な女性で
善信尼子、と名乗った。
「本当にここでは法に触れるようなサービスはありませんね?
オーナーが自ら裏ビデオまで撮影させて販売しているとの
匿名電話があったのですよ。」
布都姫「決してそのような・・・わたくしどもの店は健全な大人の
社交場を提供しているだけです。それより・・・椿館という店では
男性専門にあやしげなサービスをしているとか。そちらからは
いろいろとビデオも出まわっているそうですよ。」
思わずライバル店を蹴落とすような発言をしてしまう布都姫。
(この店が椿館に客を取られて経営難に陥るようなことがあったら
私は、あの好色で、思いやりのかけらもない成金ハツセベに頼らなくては
ならなくなってしまう・・・)
善「それは確かですか?その店からは以前女装した美少年が
泣きながら出てきて逃げるように走り去って行った、という情報も
あります。では今からそちらの方にも抜打ち検査に行ってみます。
今日はご協力ありがとうございました。」
ウマちゃんが、布都姫憎しの一心でかけたチクリ電話は結局因果応報
自分の首をも締めることになる・・・。
尼子が椿館へ向かっている頃、厩戸はいつものようにウラナリに
鞭をふるっていた。そして羽嶋オーナーは新しいビデオ
「花郎お仕置き秘技十手−淡水−2」のために、淡水と調子麻呂の
ペアで実演をまじえリハーサルの真っ最中・・・。
ウマちゃんより尼子が心配だ…
椿館では、厩戸がまたウラナリに鞭をふるっていた。
が、その心ここにあらず。ただ機械的に鞭を上げ下げするだけ。
鈍いウラナリだからよいようなものの、うるさい客だといちゃもんがつきかねない。
屏風の陰からのぞき見ている淡水は、気が気ではない。
(あのビデオの件いらい、毛人の足が遠のいてしまった・・・
なぜだ?なにを考えている、毛人?
好きだと言ってくれたのを忘れたのか?
一緒に三千世界へ心を飛ばしたあの一体感を忘れたとは言わさぬ。
そなたは今も変わらずわたしを愛している、そうだな、毛人?
いま、どこにいるのだ、毛人?あの女のところではあるまいな・・・
あの小賢しい女、保健所の検査も間一髪でくぐり抜けおって・・・
もしや、あの女と会っているのではあるまいな・・・毛人?
もうわたしの声など届かぬのか・・・毛人?・・・毛人!!!)
バシィィィッッ!!
「うぎゃあああ!!」
ウラナリが悶絶した。また、力を入れすぎてしまったようだ。
「チッ」
鞭を投げ出し、すたすたと部屋を出る厩戸。
あわてて淡水が屏風の陰から飛び出し、フォローに回った。
控え室に戻り、鏡台に座って化粧をした自分の顔をじっとみつめる厩戸。
鏡のなかの顔がゆがむ。涙がひとすじ、頬を伝って落ちた。
厩戸は両手で顔を覆った。
(・・・! わたしはどうかしている!)
544 :
花と名無しさん:02/01/14 00:52
がむばれ!
ああ、ひやっとした。
いきなり保健所からの検査だなどと・・・
こんなこともあろうかと見張らせてあるこちらの手の者が
いち早く教えてくれたくれたからよかったようなものの、
一時は、大騒ぎであった。
・・それにしても、王子はこのような大事にもどこかぼうっとしたままで・・・
あのお方らしくない。
なにかあったのだろうか・・・
お食事もあまり召し上がられぬ。もともと食の細い方だったのだが・・・
これではお体がもつのか心配だ。
しかし、あの保健所の検査官、たしか善信どのと申したが
なかなか清楚な美人であったな・・・
おっといけない、こんなことを考えていては。
さ、仕事に戻ろう。
つまらん。
↑は彦人王子の独り言だから、職人さんは気にせず続きをどうぞ!
しかし、いったいぜんたい、何人くらいがこのスレ見てるんでしょうね。
ここまでひとつの作品世界だけを使いまわして伸びてるスレってすごいと思う。
関係ないのでさげ。
栗下がビデオショップの「お客様の声アンケート」の
集計を大姫に差し出した。
昼間の普通の飛鳥電映館の方は、
調子麻呂の人気が高く、
「セーターブックビデオ編、続編きぼーん」だの
「フラワーアレンジ、夏編を激しく希望」といったものばかり。
売れ筋であるので、制作を急ぐよう栗下に言いつける。
さて、問題は、ウラ飛鳥電映館。
椿館シリーズは相変わらずの人気だが、
「禁断の巫女、初脱ぎ」が消えた事に対しての苦情が日に日に増える一方。
はじめこそ「まあっ!はしたない・・・!!」と言っていた大姫も
その数に困り果てていた。
「栗下の、PART2の制作を・・・・依頼して・・。」
ところが、湯屋にPART2を制作するだけの余裕はなかった。
椿館の厩戸の攻撃がひびき、「保健所の手入れが入るので
おちおちプレイもままならん」と客足が遠のいていたのだ。
カウンターで「はぁ〜。」とため息をつく栗下に、
ウマちゃんの新作ビデオを借りに来たハツセベが声をかけた。
「実は<禁断の巫女>のPART2の制作を湯屋に依頼したんですけど、
制作資金がないって・・・。」
ニヤリ。かろうじて残る眉をつり上げハツセベは思った。
・湯屋に資金援助をし、湯屋と布都姫両方を我が手中に収める。
・<禁断の巫女>は河上娘にでもやらせ、布都姫には自分専用のビデオに出演させる。
・毎晩、タダで布都姫とムフフな夜が過ごせる。
ハツセベは栗下に協力を約束し、早速湯屋に向かうのであった。
550 :
花と名無しさん:02/01/14 03:10
お客様アンケート!!
「荒縄&蜂蜜プレイ−淡水−」制作きぼ〜ん
551 :
花と名無しさん:02/01/14 04:17
その頃椿館では・・・
「何をぼーっとしておる!調子麻呂!
麦酒が来ぬと客がお怒りだぞ!」
淡水の怒声に調子麻呂は、館の簡易炊屋ではっと我に返った。
(そうだ、仕事中だった・・・近頃なぜか善信とかいうあの
保健所の検査官の顔がちらついて離れぬ・・・・。
私はここで、検査官には決して悟られてはならぬ事を仕事と
しているのだ。にょしょうに心を動かされていては、この仕事は出来ぬ。
ましてや淡水にばれたらどんな仕打ちが待っているか・・・。
はぁしかし、私もいい加減この様な殺伐とした職場から引退して
あのような清楚で優しげなひとと、セーターやフラワーアレンジの
講師などでもして、つつましくとも普通に幸せな暮らしがしてみたい・・・。)
淡「調子麻呂!!!(怒
聞こえているのか!!!」
調「・・・今行く・・・。」
毛人に王子に調子麻呂まで、心ここにあらず。
オーナー羽嶋大ピーンチ!
オーナー羽嶋もピンチかもしれないが、湯屋のオーナー布都姫も、そのころ
大ピンチにみまわれていた。
ハツセベが資金援助を申し出、見返りとしての結婚を迫っていたのである。
ハ「パート2だかなんだか知らぬが、わしがその制作費を出してやろうというのじゃ。
なに、本番では以前おかんむりだった河上娘にやらせればよい。
ついでに、あやつを次期オーナーにしてやって、そなたは今後、
あのような稼業から足を洗い、わしのところへ嫁に来てくれれば
すべて丸くおさまるというもの」
布「・・・それは・・・お申し出は有り難いとぞんじまするが・・・
わたくしは、いったんこのような稼業に染まった者。
あなたさまの妻には、ふさわしゅうないとぞんじます」
ハ「だからぁ、わからぬ女だな、そなたも。わしはそんなことは気にかけぬぞ。
なんといってもそなたほどの女、この飛鳥じゅうを見回してもおるまいからな。
わしのところへ来てくれれば、けして不自由はさせぬぞ、どうじゃ」
布「・・・有り難いお言葉なれど・・やはり、わたくしはここのオーナー、
結婚など・・・考えられませぬ」
ハ「ええい、頑固な女め!それほど言うからにはそなた、誰か好きな男でも
おるのだな?そうであろう!しかし、わしはそなたを諦めんぞ!!
今日はもう帰る。が、明日もあさっても毎日来てやるからな!」
どたばたと帰っていくハツセベ。おろおろと見送る白髪。
白「ひ、姫さま・・・あのようなことを申してよかったのでございますか」
布「・・・よいのです。わたくしは・・・わたくしには結婚など・・・」
白「・・・もしや、姫さまには、どなたか思い人が?お慕いされておる殿ごが
おありなのではございませぬか・・・」
布「・・・!(泣き伏す)」
白「やはり・・・誰なのです!そのお方は。この白髪、命にかえても、
姫さまの思いを遂げさせてしんぜましょう!」
布「・・・白髪!」
雑用があって遅くなり、暗い道、家路を急ぐ毛人。
と、誰かが呼び止める声。
見ればあの湯屋の白髪女ではないか。
毛「どうなされた、このような時間に」
白「あなたさまがここを通りかかるのを待っておったのです。
どうか、どうか後生です、姫さまを助けてくださりませ!」
毛人は事の成り行きを聞かされ、呆然と立ちつくした。
毛「なんと・・・あのハツセベがそこまで強引なことを。許せぬ!」
白「姫さまは・・・姫さまはあなたさまのことをお慕いしておるのです。
このままでは、姫さまは女としての幸せを知らぬまま、あのハツセベどのに
嫁すこととなりましょう。毛人さま、姫さまと会ってはくださりませぬか」
毛「なんと!・・・あの姫がわたしを!・・・すぐ行ってまいりまする」
祈るような白髪を残し、毛人は湯屋へと駆けだした。
湯屋のドアを開けると、毛人は叫んだ。
「布都姫!どこです、布都姫!」
あっけにとられている受付嬢の奥から、布都姫が小走りに出てきた。
「毛人さま!」
手をひいて、人目のつかぬ奥の部屋へと連れていく。
「どうなされたのです、そのようにあわてて」
「どうもこうも・・・みんな聞いたのです、ハツセベのことも、
パート2のことも、そして・・・あなたが結婚を渋るその理由も」
布都姫は耳まで赤くなった。
「そ、それでは、白髪が・・・」
うなずく毛人。
もう言葉はいらず、ひしと抱き合う二人。
だが、ドアの隙間から、二人の様子を見ていた者がいた。
刀自古である。耳ざとく兄の叫び声を聞きつけた彼女は、
受付嬢から奥の部屋へ行ったと聞き出したのだった。
「お兄さまが・・・信じられない!」
部屋の中では二人のやりとりが続いていた。
「お金の工面はわたしがいたしましょう」
「いいえ、いいえ、毛人さまにそのような負担をかけるわけには」
「何をいうのです、わたしはあなたのためならなんだって。
・・・それより、できるなら、この湯屋をたたんでください。
生活の面倒は、およばずながらこのわたしがみさせていただきますゆえ。
このような暮らし、あなたには似合いませぬ」
「毛人さま・・・わたしのような女にそこまで・・・嬉しゅうございます(泣」
また抱き合う二人。もうあとは勝手に想像してください・・・
そうはさせるものですか・・・
ふ・・・ふふふふふ
556 :
花と名無しさん:02/01/14 22:23
毛人と布都姫は、今まさにニャンニャンしようとしていた。
・・・が、そんなまろやかな時間はあっという間に失われた。
突然火災警報が発生。
嫉妬に狂った刀自古が湯屋に火を放ったのだ。
「布都姫、大変だ!! 逃げましょう! さ、私に捕まって・・・
はっ、布都姫!?」
「毛人さま、毛人さまどこにいるの?!」
煙に巻かれ、2人は離れ離れになっていった。
ふと、強い鈍器のようなものに頭を殴られ、毛人は気を失った。
557 :
花と名無しさん:02/01/14 23:02
「ウッ・・・!」
ズキズキする頭に触れながら、毛人はうっすらと目を開いた。
「ここは・・・」
ピンクのシーツにハート型のベッド。完璧なラブホだった。
全裸で寝かされている自分にハッとし、毛人は辺りを見回した。
突然、シャワー室の扉が開き、バスタオルをまとった美女が現れた。
・・・刀自古だった。
「お、お、おマ・・・・」
「気がついたのねお兄様。私が危ないところを助けて差し上げたのよ。
あの、何の役にも立たなかった布都姫より先に。
どう?命の恩人の私に、お礼して下さらない?」
図々しく言い放つが早いか、刀自古は毛人の上にまたがり、
その唇を近づけた。
ところが、毛人の目はあさっての方向を向いたままだ。
「お兄様!まだあんな女のことを考えていらっしゃるの?」
「あ、あんな女・・・?と言うか・・・お前は誰だ?」
「お、お兄様・・まさか?」
刀自古の最悪な勘は当たったらしかった。
「ここはどこ? わたしはだーれ?」
強くぶん殴り過ぎたわ・・・・・・!!
後悔先に立たず。自分が犯した罪の大きさに、
刀自古はただただ、立ちすくむばかりだった。
トジちゃん、そのままやっちゃえ!
もう一度殴れば、きっと直るわ!
白髪女と布都姫の会話を盗み聞きしていた河上娘。
パート2の主演女優が自分だと知り、早速、巫女スタイル&サザエヘアなどに挑戦。
「あら、なかなかいいじゃない?」とやる気がみなぎっていた。
と、ちょうどその時。
火災警報が鳴り、煙と炎が迫ってきた。
驚き、そのままの格好で逃げ惑う河上娘。
どん!!!
ひとりの男とぶつかった。
東漢駒である。
駒は王子の後ろ盾を取り着け会員資格を得、
特別会員になりにきて、火災に巻き込まれたのだった。
王子とは特別会員になるだけの身分を保証してもらう代わり、
布都姫とハアハアしたあとは、姫をかっさらて殺してしまえと
密命を受けていたのだった。
そして。今、自分の目の前にいるのは布都姫(河上娘変装中)。
「お助けします。布都姫!!」と」言うが早いか、
肩に担ぎ上げると一目散にアジトに突っ走るのだった。
561 :
花と名無しさん:02/01/15 02:45
「さあ困ったわ・・。」
そんなことを考えながらも体の芯の火照りが押さえられない刀自古。
兄の頭の中に布都姫がいないことだけは幸であるとばかりに、
研修中に覚えた技を駆使し、兄を奮い立たせる。
毛人はといえば、記憶が消え理性が失われた今、
本能のみが体を支配していた。
自分の体に上には、淡く赤らめた顔を見せるにょしょうがいる。
二人を押さえるものは何もなかった。
朝まで途切れることなく、翌日のサービスタイム終了まで延長して
ハアハアしまくったのであった。
ハァハァ疲れでぐっすり眠った毛人。
ふと起きてみれば、傍らには裸の女。自分も服を着ていない。
毛人の頭のなかで、だんだんに記憶がよみがえってきた。
(わたしは・・・燃えさかる火の粉のなかで布都姫とともにいたはず
それがなにゆえここに?布都姫がここまで導いてくれたのか?)
背を向けて眠っている女をゆさぶり起こす。
「姫。布都姫」
うーん、と寝返りをうって起きたその顔を見れば、姫ではなく
なんと妹の刀自古ではないか!!
「刀自古!!そなた、そんな格好でいったいどうしたというのだ!」
はっと青ざめる刀自古。
「(いけない。記憶が戻ってしまったのだわ)お、お兄さま・・・」
「湯屋の火災はどうなったのだ、いや、そなたとわたしはなにゆえ
このようなところに!」
「・・・湯屋は、もう全焼しておりますわ。ガソリンをまいておきましたから」
「では、そなたが火をつけたのか?信じられぬ!それに・・・」
毛人の脳裏に昨夜のことまでがまざまざとよみがえってきた。
「わ、わたしはそなたの兄なのだぞ・・・それなのに!」
「わたくしは、ずっとお兄さまのことだけを・・・それなのにお兄さまは
あの布都姫と・・・だから、だからわたくしは・・・」
「ええい、みなまで言うな!今日限り、わたしは妹を失った。
そなたも兄を失ったのだ。そうとでも思わねば・・・くっ・・・
(はっ)こうしてはおれぬ。姫はどうなった?
姫を捜さねば!!」
「お兄さま!危険です、おやめください!!」
刀自古の声を無視し、そそくさと服を身につけると、
毛人は部屋を飛び出していった。
一方、炎上する湯屋では布都姫と白髪が死を覚悟していた。
「姫さま、逃げてくだされ、は、はやく・・・」
「何を言うのです。そなたをおいて逃げるくらいなら、いっそここで
わたくしも一緒に逝きます」
と、そこへ助けにやってきたのは、数人の消防士たちだった。
「おお、神はわたくしたちをお見捨てにならなかったのです、白髪女!」
消防士に支えられ、煙と火の粉をよけながらの脱出が始まった。
これで少なくとも命だけは助かる・・・あとは、毛人さま・・・
ああ、毛人さまはだいじょうぶかしら、逃げてくださったかしら・・
恋する男を案じる布都姫。
自分の隣に、消防士に扮した厩戸が忍んでいようとは、よもや
思いもかけぬことであった。
厩戸は懐にナイフを忍ばせていた。
スキがあれば、布都姫をひと思いに殺すつもりだったのだ。
だが、消防士たちが邪魔だ。
ぐずぐずしているとやりそこなう・・・
焦る厩戸は、だが、消防士たちの動きがヘンなことに気づいた。
「すぐに救急車に乗ってください。倉梯宮医院へ!」
倉梯宮医院と言えば、ハツセベおかかえの病院ではないか。
(クックックッ・・・どうやら、私が手を汚すまでもなさそうだな
あの間抜けにもこんな知恵が働いたとはな。
これが女欲しさの一念か・・・クックックッ)
ハツセベは湯屋炎上の報を聞きつけ、消防署に手を回すと、
布都姫を自分の元に連れてくるよう命じたのだった。
なんでこう、本編にうまく絡めたネタが次々出てくるかなぁ(感嘆)
朝からいい物読ませていただきました。職人サマ方ありがちゅー!
毛人が湯屋に駆けつけると、もう火は消し止められ、
そこにはわらわらと物見高い人垣が出来ている。
見れば、黒こげになった材木がぷすぷすと細くけぶっているだけ、
華やかなりし頃の湯屋の面影もなかった・・・
あまりの惨状に、がっくりとその場に手をつく毛人。
(・・あんまりだ・・・布都姫がご苦労して築いてきた湯屋が・・・
それもこれもわたしのせいなのだ。刀自古の気持ちにもっとはやく
気づいておれば・・・)
涙する毛人の頭上から、聞き慣れた声が降ってきた。
「そなたも来ておったのか」
はっと頭をあげると、厩戸王子の涼しげな顔がそこにあった。
「お、王子・・・」
「やれ、残念なことよのう。ライバル店とはいえ、よく頑張っておったからな。
女は嫌いだが、この道のプロとしては、わたしも一目おいていたのだ。
まあ、死人が出なかったのが、幸いであったな」
「・・・死人が出なかった・・・王子、それではここのオーナーであった
布都姫は、どこかに避難されたのですね」
「・・・そなたもあの女の安否が気になると見えるな」
「知っておられるのですか、王子!姫は、姫はどこに・・・?!」
「倉梯宮医院に入院しておるということだ。当分は面会謝絶であろうな。
怪我が治ったとしても、もう世間には出てこられまい。なぜなら、
あそこはハツセベのおかかえ医院。まあ、そういうことだ」
「・・・」
呆然と頭をかかえる毛人。
その様子を見おろし、厩戸はきつく唇を噛みしめた。
(それほどまでにあの女を思うそなたに、わたしの心は・・・で砕け散りそうだ
毛人、わたしはそなたを哀れまぬ!哀れまぬぞ!!)
いつまで続けるのヽ(´∀`)ノ
これは、永遠の悲恋スパイラル・・・
うーむ。ここまできたら、どういうオチになればいいのかしら。
みなさん、自分が希望するラストを語りませんか。
never endingきぼーん
いろいろ考えられるよね、組み合わせ的に。
いちおう主人公は厩戸王子だから、最後まで登場させるとして、
王子×毛人でハッピーエンド
王子×淡水でそれなりに納得
王子→失恋は、ネタ本通り
イレギュラーなところでは、
王子×羽嶋
王子×田目
王子×刀自古
王子×大姫
などなど・・・
>571
ムム・・・ウマちゃんの相手ってそんなにいたんだ!
でも流石に刀自古と大姫は相手にされなさそうな。
意外なところで布都姫×厩戸、毛人×白髪女きぼん
(以外っつーか破滅的)
田目×厩戸も捨てがたいけど、淡水も幸せにしてあげたいなぁ。
布都姫×厩戸はまだしも、毛人×白髪女は
あまりといえばあまりにご無体な・・・
(でも、笑えてきた)
投票大会でもするかい?
他の処天サイトにも呼びかけて。
・・・誰が集計とるんだよ(ワラ
王子×ウラナリ は?・・・(爆 ドッカーン!
せつなさすぎ・・・ある意味、黄泉路。
夏目房之助先生や山形浩生先生にお伺いたてるかい?
あまりこのスレ以外の住人に話を広げなくてもいいんじゃない?
収拾がつかなくなるって、きっと。
ここは、ネタスレを奉じておるわたくしたちで・・・
やっぱり私的には王子が苦しみもがく悲恋ものがいいかな。
しいていえば、王子×淡水に一票。
うーん、悲劇的な結末が良いのでは?
孤独に耐えきれず、狂気の人になる、とか。
表面化させられなくって、後の功績は、側近たちが知恵を絞ったみたいな。
ホントは、幽閉されていた、なぁんて、どうよ。
(ウマちゃんファン、ゴメンね。)
ハッピーエンドは・・・だ、だめだ。妄想できない・・・(バタッ)
私も、悲劇がよいな。
考えてみれば本編のラストも、いわば狂気的だよね。
実の母の面差しを宿す白痴の少女を妻に迎える、だなんて。
その時点で、王子はもう壊れちゃってる。
581 :
花と名無しさん :02/01/16 04:26
トンビに油揚げをさらわれるがごとく、
毛人は、新キャラ「厠戸王子」に奪われる。
厩戸の相手は代理の「毛入」になる。
582 :
花と名無しさん:02/01/16 12:07
厠戸王子は褐色の肌に金髪。
格ゲーの2pみたいな。
>581
毛入・・・毛が入るってなんかイヤンv
イヤン、なんかお下品〜>褐色の肌に金髪の厠戸
でも、ハイビスカスを耳に差す、そんな金髪厠戸に萌え〜。
トロピカル風美人に毛人は弱いのです。
となると、毛入も茶髪・玩具路?
次回作のテーマは「火照る夏の天子」かい?
海水浴に続いて、水着ネタ満載!
でもなぜか、マイアミの薫り・・・(謎
587 :
花と名無しさん:02/01/16 22:37
なんでさげ進行なの?
一応、やってることに罪悪感あるのです。
589 :
花と名無しさん:02/01/16 23:30
じゃあ刀自己の2Pキャラは刃自巳かな・・・
大姫は太姫。
トリは卜リ。
羽嶋は・・・何だろ?(死
じゃ、ちょっと続きやってみるね。駄目なら無視して書き直してちょ。
湯屋炎上から二日後、毛人は倉梯宮医院へ行った。
布都姫を見舞いにいったのだが、そこで衝撃の事実を知らされる。
なんと、姫と白髪が、そろって医院の奥にある鉄格子のはまった部屋、
つまり精神病棟に入院しているというのだ。
「姫は、ショックのあまり狂ってしまったのか!?」
がくぜんとする毛人。
もちろんそんなはずはない。
すべてハツセベが姫を独り占めせんがための策略なのだ。
毛人はうちひしがれて病院の受付をでようとしていた。
と、そのとき、前から来た誰かと勢い良くぶつかった。
「あ・・すまぬ」
顔をあげれば、それはまだ十代半ばの少年であった。
よく日焼けした褐色の肌、金色に近い薄茶の髪をなびかせ、
耳にはどこから手折ってきたのか、ハイビスカスの花。
思わず顔を見つめた。
切れ長の大きな瞳、ふっさりとした睫、整った口元・・・非常に美しい。
(・・・この顔は、どこかで・・・そうだ、厩戸王子、王子に似ているのだ)
ぼんやり見つめている毛人に、少年が透き通るようなボーイソプラノで
声をかけた。
「あんた、なぜ泣いてるのさ?」
「それは・・・そなたには関係ないこと」
「まぁ、そうだけどね。男が泣いてるなんて変だと思ったんだ」
「こ、これには深い事情があるのだ。そなたこそ、病人にも見えぬが・・」
「ぼくは今日、親のかわりにここへ薬を運んできただけさ。
うち、薬の卸やってるんだ。なんでもあるよ。
涙をとめる薬もね」
少年がクスクス笑った。
少年の仕草には妙な色気がある。どこかしら危険な香りのする笑顔だ。
(不思議な少年だ・・・)
「涙を止める薬がほしけりゃ、舞網まできてよ。
厠戸の息子って聞けば、すぐわかるから。
じゃ、バイ、泣き虫さん」
毛人は、陽光のもとへ駆けだしていった少年の後ろ姿を見つめて
しばらくたたずんでいた。
なにかしら、夢の中の出来事のようだった。
いい感じ、続き希望!
舞網の若者たちのあいだで、密かに非合法の薬が流行っていることなど、
毛人には知るよしもなかった。
(涙を止める薬・・・そんなものがあるのか・・・
ふ、今のわたしに必要なものは、それかも知れぬな)
毛人は、出てきた病院をふりかえって見た。
布都姫は、あの奥にいる。
いずれ、ハツセベの屋敷に迎えられ妻となるのだろう。
毛人は唇を噛みしめた。
(わたしにいまさら何ができる。実の妹と・・・あのような罪を犯してしまった
このわたしに・・・姫とてそれを知れば許してくれるはずもない・・・
こうなる運命だったのだ。もういったん別れてしまった道は引き返せぬのだ)
毛人はもと来た道を引き返した・・・
595 :
花と名無しさん:02/01/17 00:41
読んでるよ、がむばれ!
久しぶりに王子に会いたかった。
が、どんな顔をして椿館に行けばいいというのだ。
(あの目・・・王子はちゃんと見抜いていらっしゃったのだ。
わたしが、布都姫に心を奪われていることを。
いまは出来ぬ。
わたしには・・・しゃあしゃあとあそこへ顔を出すことなど・・・
・・・家に帰ればまた刀自古と顔をあわすやもしれぬ。
ああ、どこかへ消えてしまいたい。
どこかへ・・・
ふふ、男のくせに泣くなんて、か。
涙を止める薬・・・そんなものがほんとうにあるものなのか。
厠戸・・といったな。厩戸王子に似ている。
これもなにかの暗示だというのか。
ばかな・・・)
毛人が家に戻ると、案の定、刀自古が来ている。
母上と談笑している様子だ。
我が妹ながら、その図々しさに、ほとほと女というものが恐ろしくなる。
(こんな状態には耐えられぬ。わたしも、もはや限界・・・
そうだ、父上に言って、休暇をもらおう。
どこか暖かい海辺にでも行って、心と体を癒すのだ。
そして、まっさらの気持ちで、また王子のもとに戻って行こう。
それがいい。王子のお怒りが収まるのを少し待って、それから詫びに行こう。
そうと決まれば善は急げだ)
毛人は、父にあてて置き手紙をした。
(少しお怒りになるやもしれぬが仕方ない)
とにかくいっこくも早く逃げ出したいのだった。
どこへ?
毛人の心に、舞網、という文字が浮かんだ・・・
続きを所望!
ボソッと逝った独り言「マイアミ」が採用されて、有り難き幸せであります!
今後ともよろしくお願いします!!!
599 :
花と名無しさん :02/01/17 01:53
>舞網
北海道の最果ての地の漁港のようだ。
京都の最北の漁港のようでもある。
あ、知らぬまに600げっちゅ・・・。
つづきまだかなぁ・・・。
クスリと厠戸の体に溺れる日々の毛人きぼんぬ。
!
知らない間にスゴイ展開に…
続きを烈しくキボンヌ。
舞網に着き、海が見える宿をとると、毛人はしばらくぶりにぐっすり眠った。
起きてみると、もう夕刻。
宿のおかみさんの「海を照らす夕陽がきれいですよ」との言葉に
誘われて、毛人はそのあたりを散歩することにした。
もう人もいなくなった浜辺を歩いてみれば、なるほど赤い太陽が
まさに水平線に落ちかかろうとしているところであった。
思っていたよりも素晴らしい。
思えば、海に来たことなどここ数年はなかったのだ。
と、そばの岩陰からなにやら人の声が聞こえる。
ささやくような話し方なのではっきりしないが、男と女のようだ。
(逢い引きしている恋人たち?)
毛人がそっとその場を離れようとしたとき、
ふいに叫び声がした。
「放せよ!・・・やめろ、やめろったら!」
岩場の陰から走り出してきたのは、華奢な少年だった。
(あの髪!)
あとを追うように、背の高い男が出てくる。
「待て!おいこら、またぬか!」
そこで二人は毛人の存在に気づいたようだった。
襟元を乱した少年が必死に走り寄ってくる。髪にさした赤い花が揺れて落ちた。
男はひどくばつが悪そうに吐き捨てた。
「チッ、何人男がいやがる、この淫売!」
毛人は思わず声をだした。
「どなたかはわからぬが、人が嫌がっていることをするものではないでしょう」
男は何を思ったか、
「くっ!あはは、あはははは!!せいぜいおまえも気をつけることだな、
可愛い顔に騙されぬようにな!!ははは!!」
笑いながら砂をふんで夕闇のなかへ消えていく。
そのうしろ姿が見えなくなると、傍らの少年が小さく叫んだ。
「ふん、勘違いの助平おやじ!」
毛人は振り向いた。
「またそなたに会ったな。厠戸の」
少年はさらりと髪をかきあげ、上目遣いに毛人をみた。
「あんた、誰?・・・あ、もしかして病院で?」
毛人は微笑んだ。
「そう、あのときわたしは泣いていたな」
「・・・ああ、思い出した。ふふ、やっぱり薬が必要になったの?
ならそう言えば?すぐに気持ちよくなれるよ」
毛人には冗談としか思えなかったのだが、少年は懐から小さな薬の紙包をとりだした。
「これ、あいつに売るはずだったんだけど、あんたにあげるよ。
いちおう、あんたのおかげであいつから逃れられたわけだし」
「厠戸の・・・そなたはいったい」
「今日はもう時間がない。行かなきゃ。薬はね、水で溶いて飲むんだ。
そしたら涙どころか、すぐにいい夢みれるよ、ふふふ。じゃね」
また置き去りにされた気分だ。
毛人は、去っていく少年の後ろ姿から手の中の紙包に目をやった。
そっとひろげてみると、中は白い粉が少し・・・
これが、ほんとうに「涙を止める薬」なのか?
し、白い粉?!
ニクコプーンだったらすごく嫌…
ばかっ。白い粉っつーとタンソキンにきまっておる。
ばかっ。白い粉っつーと、この場合、やっぱコカインとか覚醒剤っしょ
609 :
花と名無しさん:02/01/17 12:22
伯方の塩にきまっとる。
610 :
花と名無しさん:02/01/17 16:37
赤穂の塩にきまっとる。
なんだとゴルァー(怒)!!
612 :
花と名無しさん:02/01/17 17:42
>606-611
おもしろすぎ。
パパウォッシュ。
栗下の。
このようなチラシが投げ込まれていったのです。
面白そうな品ではありませぬか。
早速取り寄せなさい。
まぁ、大姫様ったら。
なになに?
<舞網から産地直送!不思議なきのこ!
これを食せばたちまちのうちに極楽の気分に。
生タイプと粉末タイプがあります。>
615 :
花と名無しさん:02/01/17 18:35
はよう続きー!!!
616 :
花と名無しさん:02/01/17 18:36
こんなにみんなして、前振り場つなぎしてんのに・・・。
>605のつづきはまだかー!!!
その夜、宿の部屋で、毛人は夜具に横たわりながら、何度も寝返りをうっていた。
布都姫、王子、刀自古・・・つらつら思い起こせば、やはり気もちは沈みこんでいく。
一切の悲しみから逃れるため、ここまできたはずなのに。
大きなためいきをつき、とうとう起きあがってしまった。
頭をかかえこむ毛人。
(だめだ、わたしという人間は・・・あのままでは正常な精神を保てぬと
逃げてきたのが愚かだったのか・・・なんということだ・・・)
涙が頬を伝う。
(いっそひと思いに、楽になりたい・・・)
と、思い詰めたとき、夕刻、あの不思議な厠戸少年からもらった
薬包のことが脳裏をよぎった。
(あの薬・・・睡眠薬か何かか?
どうでもよい、これで苦しみから逃れられるなら・・・)
毛人は薬包を開くと、水差しに入っていたわずかな水にそれを溶き、
一気に飲み干してしまった。
最初は少し酒がまわったような状態になった。
だんだんに気分がよくなっていく。
いつのまにやら、波の音が消え、鳥がさえずるような幻聴が聞こえ始めた。
赤や黄色の渦が目の前に現れ、見つめていると、
それがいろんなものに変化した。
誰かが後ろに立っている気配に振り向くと、そこには布都姫が
裸のまま立って、微笑みながら手をさしのべている。
毛人は、思わず彼女の手を引き、そのまま抱きよせた。
(・・・姫!来てくださったのか)
彼の腕にしっかり抱かれながら、布都姫は白いのどをそらせ、
溺れるようにあえいでいた。
夢中で愛撫していると、その上気した顔がゆがみ、やがて刀自古の顔と
すりかわった。
(・・・!)
毛人は妹の顔をした女の身体を離し、よろよろと立ち上がった。
・・・どこかで声が聞こえる。
(だから言っただろう、あんな女のことで心を痛める時期など
すぐにすぎると)
王子?厩戸王子!ああ、わたしはあなたさまを裏切りました。
(もう気にしなくてもよい。そなたは悪くはない・・・
さあ、わたしの手を・・・)
手を・・・こうでございますか・・
(ああ、そうだ・・・そう・・上昇していく・・・)
ああ・・・とけ合ってしまいます・・・
(毛人・・・)
王子・・・
・・・
気がつけば、朝になっていた。
昨夜のは、夢だったのか?
だとすると、やけにリアルな夢だった。
王子の顔が、厠戸少年の顔に一瞬すりかわったのも覚えている。
少年が唇をよせてきたのも・・・
毛人は顔をあからめながら思った。
(・・・あのような甘美な夢、あれは、あの薬の作用なのか?)
全身が、心地よいけだるさに包まれていた。
毛人は、のろのろと服を着ると、もうすっかり日の高くなった浜に
おりてみようと思った。
わくわく
浜でふざけあう半裸のカップルを横目に、毛人はきのうの岩陰へと
近づいていった。
誰もいないと思っていたら、痩せた若者がひとり、
青白い顔をして座っている。
どうも様子がおかしい。
ときどき誰もいない方を向いて、へらへら笑っているのだ。
酔っているのか?
そのとき、彼の足元に、小さな紙切れが落ちているのが目に入った。
(これは・・・あの薬包?)
毛人は男を揺さぶった。
「おい、おい、そなた、どうしたのだ?しっかりしろ!」
男はどろんと半開きの目をこちらに向けた。
「邪魔・・・するな・・・いいところなのに・・・」
「この薬は、厠戸の?」
「そう・・・欲しいなら、あいつに言えよ・・・『竜宮』にいる、いつも・・」
「竜宮とはどこです?」
毛人は男をそのままに、宿まで戻ると訊ねてみた。
宿の主人は少しためらいがちに答えた。
竜宮とは、男たちに高い酒をふるまう場所で、若者たちに人気があるが、
悪い噂も聞くので、あまり関わらないほうがよい、と。
毛人は日が暮れるのを待って、「竜宮」へ行った。
青く塗られたドアには貝殻が張り付けてある。
それを開けると、むっとこもった熱気とやかましい音楽が押し寄せてきた。
中は若い男たちでいっぱいだ。皆、相当に酔っている。
音楽にあわせて踊っている者もいた。
薄暗い店内の片隅に、一カ所だけ明りのともった場所がある。
その一段高くなったステージに、華奢な身体をくねらせている少年がいた。
下半身を薄布で覆ったたけ、日焼けした裸の背や肩には金粉をつけているのか、
動くたびにきらきらと光って、なまめかしい。
見間違えようもない。あの髪は、厠戸少年だ。
少年がふとこちらを見た。目が合ったように思った。
つぎの瞬間、少年は音楽にあわせて身体を揺らしながら、
片方の耳にさした赤い花を取ると、それを高く放り投げた。
その場にいた男たちが、争ってその花に腕を伸ばす。
だが、花はきれいな放物線を描いて、毛人の前に落ちてきた。
毛人は宙に手を伸ばし、その花をつかんだ。
少年が踊るのをやめ、舞台を降りるとこちらに近づいてきた。
厠「どうしたの、そんな顔して。まだ飲んでないね」
毛「いま来たばかりなのだ」
厠「こっちへ来て。一緒に飲もうよ」
手をひかれるまま、店の奥まったところに座ると、
少年がぴったりとよりそってきた。
厠「ねえ、あの薬、よかったでしょ?」
毛「そなた・・・」
厠「ふふ、隠さなくてもいいよ。欲しけりゃまだあるんだから」
毛「・・・」
少年は、テーブルにあったグラスの酒を一口含むと、
毛人に顔を近づけた。そして、慣れた様子で唇を重ねた。
口移しに、強い酒が毛人の喉に流れ込んだ。
少しむせる毛人。厠戸はクスクス笑った。
厠「・・・あんた、はじめてじゃないね。真面目そうな顔してるけど。
匂いでわかるよ。物欲しそうな目つきでもね、ふふ」
毛「わ、わたしは物欲しそうな目など」
厠「嘘つかなくていいよ。さあ、もう一口・・・」
抗うひまもなく、少年の唇がまた毛人のそれにかさねられた。
今度は、もっと長く。
623 :
花と名無しさん:02/01/17 20:51
読んでまーす。
イイ!
凄く新鮮ですぅ!この後二人は・・・?
625 :
花と名無しさん:02/01/17 21:01
じらしちゃ嫌・・・。
毛人は、酒でぼんやりしてきた意識のなか、少年の細い指先が自分の肩や胸を
愛撫しているのを心地よく感じていた。
その手がだんだんに下におりてくる。
毛人には逆らえない。
厠戸少年が、長い睫をあげて彼を見上げた。
ささやくように訊ねる。
「そういえば、まだ名前きいてないよ」
毛人は言った。
「わたしは・・・蘇我の毛人だ・・・」
「毛人・・・」
少年がまた忍び笑いをもらした。
「ふふ、あんた、やっぱり思ってたとおり・・・
はじめてじゃないどころか・・・こんなキスの仕方、
玄人のサービス知ってなきゃできないよ」
「・・・」
少年は毛人の膝のうえにそっとまたがった。まだ羽根のように軽い身体。
グラスを手にとると、飲み物のなかに、素早く何かを混ぜた。
毛人はそれをぼんやり見ていた。
すでに感覚が痺れるようにまひしていた。
「一緒に気持ちよくなろうよ・・さあ・・・」
少年が飲み物を口に含んだ。その美しい顔が、再び毛人にかぶさってきた。
ここで止めたら泣くからね・・・。
628 :
花と名無しさん:02/01/17 21:38
やっぱりつまんない。
晒しアゲ。
ばかっ、ここで余計なこというなっ。
学校ちゃんといってんのか、こらっ。
余計はオチがついてから言えこらっ。
職人さん〜、こんな厨房に懲りずに下りてきてくれっ。
おーい、職人さーん、続きをきぼーん。
気になって風呂に入れないんですが。
寝たいんだけど気になってねれない・・・。
毛人・・・毛人・・・えみ・・・・
ぐすん・・・
633 :
花と名無しさん:02/01/18 00:11
毛入、、、
続き&毛入登場に期待大!!
毛入ってノリのいいパーナン男なのかな・・・ワクワク
素朴なギモンなんですが、厠戸はどんな髪型なのでせうか?
そして毛入は・・・?
濃水、絶不調子麻呂などの登場もあったりして。
頑張って下さい職人どの、ここに精の付くムナギなど置いておきますゆえ。
636 :
花と名無しさん:02/01/18 03:14
太姫の登場もキボーン
太姫に激ワラ。烈しく太ましそうなネーミングだ…
>>635さん、厠戸の髪型ですが、私は勝手に“70年代のサーファー”
みたいなのを想像しています。
>>635ムナゲと読んでしまった。
違和感なかった。
煎ってきます。
太姫に同じく劇藁。
厠戸と太姫はやっぱり夫婦なのかな?
こちらの夫婦はちゃんとやることやってそーだが。
>639
やりまくりです。
626って、あんまりだ・・・。
あそこで止めるなんて・・・バカ・・・。
642 :
花と名無しさん:02/01/18 18:08
厠戸って、金髪のミズラじゃないんですか(笑)?
あたしも金髪ミズラがいい・・・。花は当然ハイビスカス。
ミズラにアロハシャツ・・・くぅぅ、泣けるね
そろそろネタ職人さまが降臨するお時間かと。
期待して待ってもよさそうなこの週末♪
椿館編ってそういえば時代設定がよくわかんないけど
もう何でもアリのごっちゃで(・∀・)ノイイ!
毛人が突如行方知れずとなり、一週間が過ぎた。
仕事をしなくなったどころか、食事さえろくにとらず、
厩戸は自室に閉じこもっていた。
淡水が無理やり口移しで食事させようとするためか、
鍵をかけ、誰とも接しようともしない厩戸。
羽嶋も、淡水も調子麻呂も、何も出来ず、
その身を案じるしかなかった。
「毛人・・・どこへ行ってしまったのだ・・・」
ハツセベの手に落ちた布都姫のことを思う毛人も、
次第にあきらめて、我が元へ戻ってきてくれると信じていた。
しかしこれは、どうしたことなのだろう。
毛人が消えるなんて。
厩戸は、しかしただ、泣き明かしていた訳ではなかった。
「もう、もう私の声など届かぬのか・・・」
けなげに、懸命に毛人に念を送り続けていたのだ。
例えそれが届かなかったとしても、何かしていないと
生きている気がしなかったからだ。
「毛人・・・もう一度そなたに会いたい・・・」
ふと、厩戸の意識の中に、見たことも行ったこともない
常夏の浜辺の光景が浮かんで消えた。
「・・・舞網・・・?」
知っているはずもない地名をなぜ、口にできたのか。
「もしや、毛人の居場所はここだと、
私の能力が、私自身に教えているとでもいうのか!?」
厩戸はとっさに立ち上がり、裸足のまま椿館を飛び出した。
もはや誰も、止められない。
「毛人・・・待っていてくれ、毛人・・・!!」
舞網はパラレルワールドなの?
登場人物の名前をもじるの難しいね。
考えてみたけど全然思いつかないや。
ネタ職人どのってやっぱすごい・・・
どこをどう、走ったのか。
厩戸は、舞網の地に立っていた。
日はすっかり暮れ、夕日で海が真っ赤に染まっている。
「毛人も、この海を見つめていたのだろうか・・・」
すっかり乱れた髪や服、傷だらけの足の痛みも忘れ、
厩戸はただ、その美しい海に見とれていた。
「おネエちゃんvあ〜そ〜ぼっ」
振り向けば、下品なニヤケ面の若者が3人。
ナンパのつもりだろうが、誰にも相手にされそうにない
ハゲ・ヒゲ・デブのチンピラトリオだった。
当然のように無視をする厩戸。
仕事上でも、どんなに金をつまれても、ブサイク客だけは
決してとらないプライドがあった。
「あれぇ〜つれないなぁ。ボクたち、いい遊び知ってるんだ
よォ? ね、ね、一緒に行こうよ!」
「なぁんだよ、シカトかよ? 行こうっていってんじゃん」
男の一人が、強引に厩戸の腕を掴み、引き寄せようとした。
いつもの厩戸なら、念力一発で、相手の心の臓を
止めることくらい、訳もないはずだった。
しかし、数日も食事をしなかった衰弱しきった身体な上、
ここまでひたすら走り続けてきた厩戸に、抵抗できる力は
残されていなかった。
「離せ・・・ッ! この下郎どもが!!」
「かーわゆーいv俺、こーゆー気の強い子大好き!」
「車ん中連れてけ! 誰も見てないぜっ」
ああ、毛人・・・! 毛人!!
その時だった。
「よう、おめぇら。待てよ」
背後に厩戸は、確かに毛人のような声を聞いた。
その顔をはっきり見ることも出来ぬまま、厩戸は
しだいに薄れつつあった意識を手放した。
649 :
花と名無しさん:02/01/18 21:21
最近ネタ職人落ちたね☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
あんたさあ・・・、楽しめないなら他いけば?
ここしか来るとこないんかい。
惨めなやつ・・・。
それって、アンタのことだYO!
粟下の・・
私の出番はまだ、なの?
メイクもバッチリで待っておるというのに・・・
626からの続き、いきます。。。
朦朧とした意識のなかで、毛人はいままで椿館でも体験したことのない
強烈な快感を味わっていた。
どこかで、赤信号がともっているような気がするのに、この快楽、
身体の芯がしびれ、めくるめくようなこの愉悦を退けることなど
不可能であった・・・
ふと気づくと、いつまのにか、竜宮の店内から、さらに奥に続いている
部屋に寝ている。
そばでは髪を乱した厠戸少年が気を失っているように見えた。
>534 :花と名無しさん
>「湯屋」という古めかしい言葉と「オーナー」「カウンター」という
>カタカナ言葉が不思議に同居するこの空間…全然違和感ナシ。
>だからこのスレ好きよ〜
>ガンバレ職人連合!
こーゆー雰囲気が好きです。
ずっと読んでるからつい注文したくなっちゃう。わがままでスマソ。
655 :
花と名無しさん:02/01/18 21:51
>651
めずらしく喰いついてくんじゃん。子バエヤロウが。
アゲアシトリしか能がないウジムシ。
冬に湧いてくんなよ。夏場の生き残りかなんかか?
YO!YO!YO!YO!うるせえんだよ! 逝ってしまえ!
厠戸少年が、うーんとうなり声を上げて寝返りをうった。
と、毛人と目があった。
「厠戸の・・・」
「毛人・・・ふふ、あんたすごいね。もうぼくへとへと。
・・・良かったよ、すごく」
毛人が赤くなったのと、部屋のドアが開いて数人の屈強な男たちが
どやどや入ってきたのは、ほぼ同時だった。
男たちの様子は尋常ではない。
「な、なにごとなのだ?」
急いで服を身につけながら叫ぶ。
男たちのうち、一番背の高い者が言った。
「なにごととは笑止な。そなた、この少年と何をいたした。
我々は、少年の父君からの命をうけてきた者。さあ、その少年を
返してもらおうか。この代償は高くつくぞ」
毛人二は、なにがなんだかわからなかった。
アンタがイケバ?
658 :
花と名無しさん:02/01/18 22:00
>657
おのれがいけYO!(アイタタ651のマネ)
よっぽどこのスレに執着があるらしいね。
ケケケ・・・
>652
「粟下」(・∀・)イイね。てこたぁそこは「辛玉宮」なんですかねい。
毛人は知らされた。
厠戸との行為は、舞網では
「十五才以下の者との淫行条例」に引っかかるというのだ。
男が言う。
「本来なら、豚箱に入ってもらわなきゃならないが、
蘇我の毛人といえば、飛鳥では名士の家柄。そのような恥を
かかされては困るであろう」
毛人はまだ動転したままだった。
「ならば、どうすればよいのだ。そなたたち、いや、厠戸の父上は
何がお望みなのだ」
「ただ、その子を無事に返して欲しいというだけだ。
このことは内密にいたそうとな。ただし・・・わかっておるだろう?
金というものは、謝罪の気持ちを表すのにはもっとも便利だと」
計られた?毛人は唇をかんだ。
振り返ると、かたわらでは、厠戸少年がうなだれている。
まさか、このような少年がわたしを騙して金を脅し取ろうとするはずがない。
睫に涙までためているではないか。
少年は有無を言わさず連れていかれ、毛人はのちほど
大金を支払わねばならぬこととなった。
(これも、わたしがバカだからいけないのだ・・・
ついふらふらとあのような年端もいかぬ少年に・・・)
657さん、指す相手は間違えないようにしましょうね。
荒らしやるならそういうところ、きちんと抑えておかないと。
人のあげ足とるなら、あなたもあげ足とられないようにしとかないと。
結構、みっともないですよ・・・。
あなたの詰めの甘さは、そういうところです。
ここの住人にかまってもらえないのも、そういうところです・・・。
その夜・・・
「毛人とやらはずいぶん金をもっているようだな。よほどビビッたのか、
さっそく耳をそろえて全額持ってまいったわ。さすが豪族のボンボンだの」
あっはっはと笑っているのは、白髪混じりの恰幅のよい男。
「そうですね、父上。ぼくも目ききになったものでしょう?」
厠戸少年は美しい顔にずるそうな笑みを浮かべる。
「うむ。そなたの演技もたいしたものじゃ。
近頃、とみに美しゅうなりおったしな。この顔に騙される男は
このさき数知れぬであろうよ」
「父上・・・。でも、ぼくは父上が」
手を引っ張られ、抱きすくめられる少年。
「言わずともわかっておる。その金髪が疎まれたのか、
浜に捨てられておったおまえを、通りすがりに拾い上げ、
ここまで男手ひとつで育てたのはこのわしじゃ」
「感謝しています父上、ほんとに・・・だからぼくはできるだけの恩返しを」
厠戸少年の唇から、ああっという小さな声がもれた。
羽振りのよい薬問屋として知られ、陰では非合法のドラッグを売りさばいている
刃嶋が、そのごつい手を少年の懐につっこんで肌をまさぐり始めたのだ。
「そなたがこの父のことを思っておるのはようわかっておる。
すべてはわしのためだな、厠戸」
「は・・はい・・・父上の・・ためです」
上気した頬で答える少年。
「ならば、今度もうまくやれ。よいな。あの毛人から、
搾り取れるだけ搾り取るのだ」
「わ、わかっております・・・父上・・あ・ああ」
そのあとはもう言葉にならなかった。
刃嶋の手が下へ伸び、同時にその大きな体を少年にかぶせてきたからだ。
(648の続きらしい感じで)
「ん・・・・ここは・・・」
相当長い間、気を失っていたのか。
見慣れぬ部屋で、厩戸は目を覚ました。
古い、散らかったアパートだった。
ほころびたベッドに寝かされている自分に気づき、
厩戸はあわてて身を起こそうとした。
「あ、気がついた?」
声の主の方に振り向く厩戸。ベットの脇に立っていたのは
・・・夢にまで見た毛人の姿だった。
「毛人!!」
刃嶋に大金を支払った毛人には、もう所持金が底をつきかけていた。
本来なら、もう少しここに滞在する予定だったのだが、もはや
このまま、家に帰るしかないのか・・・
帰れば、また刀自古と顔をあわせることになる。
ハツセベに捕らわれた姫のこともふっきれない・・・
毛人は決心した。
宿のカウンターに座って茶をすすっている亭主に声をかけた。
「ご亭主、まことに恥ずかしいのだが、わたしをここで使ってはくれぬか」
「何をおっしゃるんです、お客さん」
「じつは・・・もう金がないのだ。といって、わたしには他に行く当てもない」
「・・・・」
「すまぬ。どのような仕事でもさせてもらうゆえ、しばらくここで住まわせて欲しいのだ」
「なんか、事情がありそうなご様子・・・ちょうど先日、家内が少し腰をいためたので、
重いものなど持つのが辛くなったと愚痴られておったところ。
宿の掃除や雑用など引き受けてもらえれば・・・」
「おお、なんとありがたい!ご亭主。この恩は、一生忘れませぬ」
こうして毛人は、宿で働きながら舞網滞在を延長することとなった。
665 :
花と名無しさん:02/01/18 23:08
イガーイな展開!
「毛人!探したぞ、毛人・・・!!」
泣きながらしがみついてくる厩戸にとまどった
その毛人クリソツの男は、顔を赤らめながら、
厩戸の腕を自分の体から引き剥がした。
「お、おい?ちょっと待てよ、お前誰かと勘違いしてねぇ?;」
「・・・毛人・・・ではないのか?」
よく見ればその男、褐色の肌に、所々白ブリーチを入れた
茶髪、そして由緒正しい家柄の毛人とはかけ離れた、
安っぽい柄シャツを着ていた。
厩戸の濡れた顔を見つめていたその男は、
ハッとして目をそらした。
「すまねえ、じろじろ見ちまって。お前、オレがずっと前
好きだった奴に、そっくりだからさ・・・」
「そ、そなたは?」
「オレは毛入ってんだ。あのチンピラどもは、オレが
シメといたからよ、ヘヘ、もう大丈夫だぜ。お前みたいな
別嬪さんは、日が暮れたらあんな物騒な所にはいねえもんだぜ?
それはそうとあんた、この町のモンじゃねえな」
「・・・私は・・・」
厩戸は答えられなかった。この男は毛人ではなかった・・・。
悲しげに目を伏せた厩戸の顔を、毛入はただ見つめていた。
興奮してあげちゃった!sagege
毛人は、夜になると竜宮へ出かけた。
厠戸がいて、毛人の姿をみとめると、走り寄ってきた。
「毛人!あんた、無事だったの?」
「・・・そなたの父上には申し訳ないことをした。わたしはただそなたにも
謝りたくて・・・」
厠戸の瞳に涙が光ったように見えた。
「何を謝るっていうの。ぼくの父はほんとの血のつながりなんてないんだ。
いきなりあんなことする権利なんかないんだよ。
ぼくのことなんか、心配しちゃいない、こうやって毎晩ここで薬を売らせてるくせに」
「・・・だが・・・」
「この薬を売ってお金を持ってかえらないと、家に帰ってひどい目に合わされるんだ。
なにが父親だよ、ぼく、もうこんなの嫌だ・・・」
少年が毛人の胸にとりすがった。
髪にさした花の香りがかすかに甘く漂ってくる。
泣いているように見せて、厠戸少年がちろりと舌をのぞかせているなど、
毛人には知る由もない。
「厠戸の・・・」
思わず少年の身体を抱きしめたとたん、昨夜の甘美な想い出がよみがえってきた。
少年の顔をあげさせ、その唇を強く吸った。
「・・・毛人」
少年は美しい瞳をうるませて、こちらを見上げている。
「ここを、出よう」
「出て、どこへ行くの?」
「・・・その・・浜にでも。こんなところ、そなたには良くない」
「いいよ。連れていって・・・」
二人はぴったりと身体を寄せ合うように、竜宮を出た。
毛入ってなんてよむの?
>669
けにゅうかと思われ(藁
>>670禿藁
いくらネタでもそれだけは言わないでほしかった。
>669
けいり、はどう?
太姫の出番はまだか〜・・・セツボウ中。
自分で言ってアレですが、ゲキワラして頂き恐悦至極に御座居まする。
「いいぜ、言いたくなかったら何も言わなくても」
毛入は厩戸の肩を軽くたたくと、時計に目をやり、
あわてて上着を着始めた。
「んじゃ、ちょっくらバイト行ってくるから!
オレここの近くのナイトクラブで働いてんだヨ。
お前、行くとこねえなら、ここにいていいからさ。
朝になったら帰るから、お前はもうちょっと体休めてろよ、な!」
バタンとドアが閉まり、毛入の階段を下りる音が
聞こえなくなると、厩戸は再びベッドに横たわった。
言葉遣いは乱暴でも、心は毛人と同じ、
純情な青年だった。
安堵するとともに、厩戸は、この町に滞在して
毛人を探す決意を固めるのだった。
毛人は厠戸とともに、例の人目につかぬ岩陰に腰を下ろした。
静かな浜に波の音だけが聞こえる。
「毎晩、薬を売れと、父から言われているのだな?」
「うん。でないと、ひどいんだ・・・見て・・・」
「少年は肩から胸まで来ているものをずりさげて、その肌をあらわにした。
そこには、昨夜、刃嶋のつけたキスマークがところどころについている。
毛人はおどろいた。
「そなた・・・ああ、こんなことがあってよいのか。
あまりに無体な!・・・そなたが、そなたが可哀想だ」
抱きしめる毛人の胸に、厠戸少年が顔を埋める。
ささやくように言った。
「可哀想だと思うなら、このまま抱いてよ。ぼく、あんたのこと・・・」
「し、しかし・・・」
毛人はためらった。
「それは罪ではないか・・・わたしにはできぬ」
厠戸少年は長い睫をあげ、うるんだ瞳で毛人を見つめた。
「そんなのどうだっていいよ。ここじゃ、星しか見てないよ、ぼくたちのこと・・・」
「厠戸の・・・」
もはや毛人にはあらがえない。
完全に、この少年の魅力にまいっていたのだ。
私も住みたい、舞網・・・
粟下、住○情報を買っておいで・・・
(さげてもあがりつづける、このスレ、大スキです・・)
677 :
花と名無しさん:02/01/18 23:37
678 :
花と名無しさん:02/01/19 01:17
私は、「えみゅう」だ…。
エミリ、いいかも。
あたし「けいり」って読んでたけど、「えみり」いいね。
ちょっと女っぽいような気もするけど。
いつのまにやら、スワッピング状態の話に
すっかり魅せられておりまする。
この4人がいつまぐわるのか、そして太姫の出番は!?
とてもとても、そのへんのドラマよりも楽しみにしておりまする。
頑張って下さい職人どの、ここに母上の好きな李酒など置いておきますゆえ。
(こればっかり・・・)
「えみゅう」って、フランス人みたいでよいね。
683 :
花と名無しさん:02/01/19 10:13
竜宮の扉が開き、毛入が飛び込んできた。
受付の粟下は眉をひそめ、
「あんたまた遅刻かい?いいかげんにしないと
太姫さまにいいつけてクビにするよ」
「るせーな、ヤボ用あったんだよ」
毛入は、粟下には目を合わせずに、さっさとカウンターに座った。
店内をキョロキョロと見渡す毛入にバーテンの濃水が声をかける。
「毛入さま、あのお方なら、先ほど新しいカモ・・・
いえ、お客と連れそって出て行きましたが?」
「んだよ、うぜえよ!聞いてねーだろアイツのことなんかよ」
「おや、失礼。それよりも、いつものお客さまが
お見えですよ」
濃水は、ねっとりとした笑みを浮かべながら、
隅の席を見やった。
そこには、最近流行りつつある巫女さんヘアーをした
美しいが、酷く青白い顔の女が座って、なにやら独り言をブツブツ言っていた。
「雨よ・・・たまわれ・・・ああ・・」
「鬱姫、いらっしゃっていたのですか」
うやうやしく礼をして、隣に座る毛入。
ウツ姫と呼ばれたその女は、毛入を見るなり泣き出した。
「ああ、死にたい!死にたいのよ・・・!」
「鬱姫、もう大丈夫ですよ。ほら、いつものやつです。
腕を、さあ・・・」
鬱姫の白い腕に、毛入は注射針を差し込んだ。
「ああ、イイ・・・イイわ」
お花畑の中にいるような幸せな声を上げる鬱姫を
横目で見ながら、毛入はため息をついた。
いつまで、こんな腐った生活を続ければいいのだろう。
「あいつ、綺麗な目をしてたっけな。
そうだ、昔のあいつみたいだった・・・」
毛入の脳裏に、厩戸の顔がちらついていた。
鬱姫に激ワラ!!
こちらは夜も更けた浜辺の岩陰。
行為の余韻さめやらず、まだお互いに軽い愛撫を繰り返している
厠戸と毛人。
厠戸がフウとせつなげなためいきをつく。
毛人には、その様子がひどく哀れに思えた。
このスレ今初めて読んだ人がいたら、何が何だかわからないだろうね。
それにしてもウツ姫・・・ねっとりした濃水の笑み・・・(・∀・)イイ!!!!!
鬱姫ときたか…
さすが、職人さんだ。バーテン濃水に萌え。
毛人は厠戸を強く抱きしめ、うなるように呟いた。
「そなたをさらって、どこか遠くに行ってしまいたい・・・!
無体な義父のもとから奪い取って・・・」
「ぼくも毛人がそうしてくれたら、どんなにいいか・・・
でも無理だよ。だって、ぼくの自由になるお金なんか
1文もないんだから」
厠戸は涙を一滴流した。
毛人の胸に熱いものがこみ上げてきた。
厠戸のためなら、何だってしてやりたい。
もはや、厩戸や布都姫のことなど、毛人の頭から
フェードアウトしてしまっていた。
「金が・・・要るのか」
「でも、毛人・・・毛人だって今は」
「私が、何とかして見せよう」
ボンボン育ちの毛人に、それがどれだけ大変なことなのか
想像するのは難しかったのかもしれない。
職人さん、土曜日なのに執筆活動ご苦労さまです!
張り付いて、読んでおりますゆえ、続きを〜!
毛人の腕のなかからそっと身体を起こすと、
「もうもどらなきゃ・・・」
と厠戸はつぶやき、懐からいくつかの薬包を取り出した。
華奢な手のひらにそれを広げる。
「これ、売ってしまわないと、家に帰ったらまたあいつに・・・」
立ち上がりかけた少年を、毛人が引き留めた。
「まて。あんな竜宮なぞ、行かなくてもよい。少なくとも今夜は
私がそれをぜんぶ買ってやる」
「でも・・・いいの?」
「いいのだ。それでそなたが継父の暴力から逃れられるのなら、わたしは」
少年は毛人の胸にまた頬をくっつけた。
不敵な笑みがその顔にひろがったが、暗闇の中では毛人にわかるわけがない。
少年は、ことさらにしおらしい声をつくって言った。
「嬉しい・・・ぼく、こんなに人から情けをかけてもらったのはじめて・・・
今までの男はみんな、ぼくのこと、卑しい売人だと蔑んでいたもの。
騙されて弄ばれたこともあるよ。でも、毛人は違うと思った・・・」
毛人は胸がいっぱいになり、少年の身体をまた抱きしめた。
「ああ・・・そなたは・・・」
けっきょく、毛人は持っている金をほとんどを少年に渡して薬を買った。
夜の暗がりに少年が消えていくと、毛人はその薬包をぜんぶ広げ、
海のなかへと放り投げた。
(このようなもの、こんなものがあるからいけないのだ
・・・どうしたらよいのだ。あの少年を救うには・・・
わたしにはもう金もない・・・
このようなことで父上に送金してもらえるはずもない。
だが、放ってはおけぬ。わたしはあの少年を・・・
ああ・・・いったいどうしたら・・・)
毒毒しい魅力の厠戸に萌え〜。
比べると、厩戸がめちゃめちゃピュアに思えてしまう。
宿に戻ると、毛人は明日の仕事の段取りを終え、
疲れた身体を床に横たえた。
また明日も早い。日の暗いうちに起きて、薪割りや飯炊きなど
亭主とともにしなければならぬことはたくさんある。
苦労知らずの毛人には、慣れない労働だったが、いまはとにかく金がいるのだ。
金がなければ、ここにとどまってあの少年を救ってやれない。
(もっと金が必要だ・・・でもどうやって・・・
金がなければ、厠戸をあのひどい継父から救い出してやれぬ・・・
こんなところで働いてもたかがしれた額。もっと金がいるのだ。
どうやって・・・)
毛人の脳裏にふとある人物の名がひらめいた。
そうだ、あの方に金を借りよう。
父上にはこんなことで心配をかけられぬ。家へ連れ戻されるだけだ。
でも、あの方なら、きっと快く貸してくださるはず。
一時のことにすぎぬのだから。
あの方、とは椿館のオーナー羽嶋のことであった。
さっそく明日はやくに連絡しようと心に決めると、なんとなく希望がみえてきて
毛人は少し安堵して眠りについた。
広い屋敷の奥では、嬌声が響いていた。
「あははは、あいつってば、ほんとにバカ。
きのう父上にあれだけ巻き上げられたってのに、まだほら。
あの薬、ぜんぶ買ってやるって。こっちはひとつ売れたら上出来だと
思ってたのに」
少年が懐からつかんだ金を養父の前に差し出した。
「ほう。たいしたものだな、おまえも」
杯から酒を飲み干しながら、それを受け取る養父刃嶋。
「なんにも気づいちゃいないよ、あの調子じゃ。
もう可笑しくって・・・うふふふ」
「まだ中毒にもなっておらぬのだろう?」
「ええ、父上。まだ。でも、わざわざヤク中にしなくったって、
あのボンボンから金を引き出すのは簡単みたい・・ふふふ」
刃嶋が少年の肩に手をかけて引き寄せる。
「おまえの魅力にぞっこんだと言いたいのであろう、この小悪魔め」
刃嶋の首に両腕を回しながら少年が言う。
「いけませんか。ぼくをこんなふうに育てたのは父上です」
「そうだ。だからおまえはそれでよい。期待以上のタマに育ったものよ、ふふ」
酒の酔いも手伝って、今夜の刃嶋は性急だ。
厠戸の着ているものを脱がせると、
「で、・・毛人はどうだ?ん?おまえをどんなふうに気持ちよくさせてくれた?」
「あ・・・父上・・・今日はもう・・・」
「ならぬぞ。逃げられるものなら逃げてみろ」
もとより、少年には逃げるつもりなどない。
体中をまさぐられて、せつなげな吐息をもらしはじめた。
「言ってみろ、毛人とやらは、どんなふうに・・・」
「い・・いやです・・父上、そんなこと・・・聞かないで」
「恥ずかしがるようなおまえでもなかろう・・・ふふふ」
「あ・・う・・他の、ほかの男たちと同じ・・・あっ・・・
もう許して・・・今日は・・・疲れてる・・んんっ」
一瞬、唇をふさがれ、身をくねらせる厠戸。
「・・おまえを満足させられるのは、このわしだけだな・・・」
「ああ・・・父上・・・ぼ、ぼく・・・」
「・・・ほら・・・何が疲れてるものか・・こんなに・・・」
少年のすすり泣くような高い声が部屋に響き始める。
「あ、ああ・・・父上・・・や・・・やあっ・・」
刃嶋は、目に残忍な光をたたえながら、少年の細い身体を
容赦なく嬲りつづけた。
はつせべ改め「はつせめ」(初責め)
>694
今までは受けだったって事?!ハツセメ・・・
なんか最近このスレジャンキーになりそう(;´Д`)ハァハァ
ねぇ、みんな、もっとぼくでハァハァしてね・・うふふ
sageて!
おねがいだからsageてー!
698 :
花と名無しさん:02/01/19 21:26
>693
801板へ行け。
気色悪いもの見せんなよ。
698はほっといていいよー。
でも、とりあえず、sage進行で。
>698
ゴメンネ、ここはこういうトコなの。
お気に召さなかったらここにはいらっしゃらない方が
精神衛生上よろしくてよ。
罪悪感はあっても、もう止められぬのだよ・・・。
続けてくれー!!
マダムヌリカベ:亡き夫から舞網一の建設会社を引き継いだやり手の女社長。
竜宮の建設を請け負った。
太姫の母。厠戸の実母、間入の異母姉でもある。
マダムヌリカベは本名ではないが、
決してその化粧の厚さからの呼び名ではない・・・
粟下!粟下の!
はやく698にお引き取りいただいて。
竜宮のことを公安にでもチクられたら困ります。
あ、濃水、こんどから698が来たら、
カウンターから中には入れぬよう気をつけておくれ。
公安て・・・(ワラ。
この場合、やっぱ、ぴろゆき?
どでかいあくびをし、尻をボリボリかきながら、
毛入は自室のドアを開けた。
「あ、お帰りなさーい」
可愛らしい声に、何かと思い目を見張る毛入。
「お、お前!」
厩戸が、手料理を作って待っていたのだった。
「すまぬ、冷蔵庫にあったものだけで、何とか作って
みたのだが、普段料理などせぬゆえ、そなたの口に
合わぬかも知れぬが・・・」
「起きていて大丈夫なのかよ?」
「そなたのおかげで回復できた。何か礼をせねばと思って・・・」
厩戸は少し顔を赤らめた。
次の瞬間、ポロポロと泣き始めた毛入。
「俺なんかのために・・・こんなことしてくれる奴、
今までいなかったんだ。俺、ガキん頃に親に捨てられてさ、
妹と二人、あちこち、たらいまわしにされてさ、
妹なんかはすっかりグレちまって今じゃ娼婦さ。
俺、ずっと一人で、ゴミみてぇな仕事して・・・
お、お前だけだ!俺に、こんな・・・」
毛入は感極まって、厩戸を抱きしめた。
「ちょ、ちょっと待て、私はただ、礼を・・・」
「わかってる。でも、メッチャ嬉しいんだよ!
ずっと・・・ずっと俺のそばにいてくれ・・・」
厩戸はまいってしまった。早く毛人を探し出したいし、
こんな男にかまっている暇はない。
だが・・・この男を放っておけない何かが、厩戸の心に
芽生えかけていた。
よんでます!だから続きをー!
うおおおおおーいいぞおおおおおー厩戸&毛入サイドも期待大!
こっちはゆるゆるあまあまなカマトト展開がよいなあ。
お互いにさんざんじれじれした上、
「毛人のことは、もうあきらめる。だから・・・毛入・・・」
「厩戸・・・・・・いいのか・・・」
みたいなの・・・。
うそ・・・ネタ最後までちゃんと完結してくれるなら、どんなんでもいい・・・。
いや、いろいろあっても最後には
毛人×厩戸
が基本だと思うので、残りは必然的に
毛入×厠戸
でキマリ!お似合いのふたり。
トロピカル編、すっごく楽しいです。張り付いて読んでおります。
あのー、できれば、もうチョット、短い文章にして下さいませんか?
当方、ノートPCゆえ、最近、重くてしようがないモノで・・・(w
ええ、勝手を承知で申し上げておりまする。
私のPCが重かろうが、知ったことではない、おまえ氏ね、とか
言われてそうですが。
今日はこのまま、落ちます・・・(煽らないでねん)
もはやこのスレ、本家処天から大きく道をそれて、
処天キャラを使ったリレー小説みたいになってますね。
厠戸、毛入なんて新キャラも生みだしちゃってるし。
わたしはもちろん楽しんでますけど(w
職人チームのリレーがとぎれたときに入る合いの手(荒らし含む)も
すごい微妙なバランスが保たれていて、イイ!
これは、少女漫画板のプロジェクトXなのか?(w
>>708全然似合ってないからあぼ〜んなのYO。
怖いな、信者。
今日もジャンキー鬱姫を、竜宮から笑顔で送り出す毛入。
仕事が終わり次第、飛んで変えるのが
日課になっていた。
「あいつが待ってる、早く帰ってやんねえとな」
「誰?アイツって」
振り向くと、厠戸が立っていた。目を合わせない毛入。
「お前なんかの知ったこっちゃねえよ」
「ふうーん、最近さっさと帰るもんだから
何かと思ってたら、イイひとできたんだ」
厠戸はニヤニヤしながら、毛入をからかうように見た。
「関係ねえだろ!」
立ち去ろうとする毛入。
「あんたなんかに誰かを愛する資格あんの?」
毛入の肩がビクッと震えた。
「僕を守れなかったあんたにさぁ」
毛入は厠戸を振り切って、竜宮の中に入った。
バーテンの濃水が新聞を読みながら話しかけてくる。
「斑鳩の椿館をご存知ですか?」
「なんだそりゃ?斑鳩って日本?」
地理の分からないドキュソな毛入を無視しつつ、濃水は話を進める。
「私ここの人気調教師のファンでしてね。ほら、ウチのナンバー1にも
似てるでしょう?最近、その売れっ子ちゃんが謎の失踪、という
記事が出ているんですよ」
濃水は、新聞の1面記事に大きく載っていた
ウマちゃんの写真を、なめる様に眺めていた。
「そーかい。だからなん・・・」
厩戸の写真がちらっと視界に入った毛入。
濃水から、とっさに新聞をひったくった。
「あ、あいつじゃねーか!!」
「ほう、毛入どのはご存知で?」
毛入はハッとした。濃水に気づかれたら面倒なことになる。
「う、し、知んねぇよ!何でもねえよ!」
あわてて店を飛び出す毛入の後姿を見ながら、
「フッフフフフ・・・」と笑う濃水だった。
>711
また、YO-YOさん、出てきた・・・。
こんな朝からロムってくるなんて、あなたもなんだかんだって、
このスレはまってるのね。素直じゃないのね。おこちゃまね。かわいいわYO!
クスクス。
>709
短い文章というと、1行字数を少なく、ということ
でしょうか?
それとも行数を少なく、ですか?
とりあえずどっちも考慮に入れつつ、頑張ってみまーす。
がんばれ!
でも、今回何人くらいでリレーしてるの?
私、一人の方が厠戸&毛人、厩戸&毛入ネタを
交互にやってるものだと思ってたのですが・・・。
複数なの?
何人でやってるのか、すごく知りたい。
でも、すごくいいネタ展開だね〜。
>716
たぶん、三、四人くらいなんじゃないかな?
直接ストーリーにタッチしない太姫とか入れると五人くらい?
最初の出だしから、厠戸方面は主に私が書いてましたです。
なんといっても厠、だから、
ちょっと裏のある毒々しい美少年でいこうと思って・・・
住人のみなさんに気に入ってもらえたら、すごく嬉しいです。
712さんが毛入と厠戸の接点を暗示してくださったのは、
私も思うところで、タイムリーでした(w
そのころ椿館ではオーナー羽嶋が腕組みをして、
あごに片手をあてて、なにやら思案中であった。
淡水がつかつかとやってくる。
「何かご用でございますか。羽嶋どの」
「うむ・・・じつは、毛人どのから連絡があってな、
少しばかり金を都合して欲しいとのことなのだが、
普段はそのようなことなど言わないお方、
しかも、以前は毎日のように来ていただいた上客。
何か特別な事情があるのだろうと、承諾したのだが・・・
どうも、あの声の調子が、毛人どのらしくなくてな」
「それは妙でございますな。毛人どのは、ご実家に
その金の用途を知られたくはないのでは」
「そなたもそう思うか。だが、あの毛人どのに限って、
後ろ暗いことに手を染めているとも思えぬ・・・」
「で、毛人どのは、いま、どこに?」
「それが、舞網だと申された」
「舞網?」
「そなた、何か知っておるか?」
「舞網と言えば、例の『不思議なきのこ』とやらの産地。
あれに中毒している者は、まだこちらでは多くありませぬが、
舞網では若者のあいだで大流行とか・・・」
「ふうむ・・・淡水、そなた、ちょっと行って毛人どのの様子を
見てきてくれぬか」
「承知いたしました」
くるりときびすを返して立ち去りかけた淡水、
また振り向くと、羽嶋に言った。
「もしかしたら、失踪した王子も舞網で見つかるやもしれませぬな」
羽嶋は薄く笑ってうなずいた。
「そなたのこと。そこまで考えが及ぶと思うておった。
では、頼んだぞ。費用のことは心配するな、椿館の経費で落とすゆえ」
「わかりました。では、さっそく」
淡水まで舞網に?!
濃水とどう絡むのだろう・・・ドキドキデス。
「ほほう、それはそれは・・・」
刃嶋の屋敷には濃水が来ていた。
濃水が、何かを刃嶋に告げに来たのである。
「毛入が知っているに違いありませぬ」
刃嶋はニヤリと笑った。
「金の元が、次々と舞い込んでくるとは、
どうもここのところ、ついているな。
なに、毛入の奴は身寄りのない子供時代、
わしの館で使用人として雇ってやっていたのだ。
その恩を思えば、わしに逆らえぬだろうて」
そこに駆け寄ってきた厠戸。
「父上、何のお話?」
「ふふ、可愛いお前には関係のないことよ。
それより、せっかく濃水も一緒だ。
3人で楽しまぬか?」
「え・・・濃水も・・・」
ハイエナのような顔をした濃水を前に、厠戸はたじろいだが
しぶしぶ、濃水の股間に顔をうずめた。
父、そして自分自身に深く刻まれた身体のうずきには
所詮逆らえなかったのだ。
日曜日の昼間からご苦労さまです、職人どの。
あたしはいつでもよんでますよ〜。
羽嶋に金を都合してもらうとはいえ、
自分でも厠戸のために少しでも何かしたいと、
毛人は、宿屋の仕事の合間に土木でも働いていた。
「おう若いの、次はその材木を
海岸まで運んでってくれ」
「は、はい!」
慣れない力仕事で、汗水たらして働く毛人。
買い物籠を持って、八百屋の前で立ち止まっている
厩戸にも気づかず通り過ぎてしまった。
「奥さん、カワイイからグアバ1っこオマケね」
「やだあ、おじさんったらあ!」
毛入と何もしていないとはいえ、
雰囲気のいい同棲生活をしている中で、
厩戸はいつの間にやら初志を忘れつつあった。
ちょっとちょっと、
厩「やだあ、おじさんったらあ!」はないよ〜、
なんかオバサンぽいじゃん。
もっと慣れない雰囲気でドーゾ。
>724
オ、オバサン・・・(禿藁
スマソ〜!(・∀・;)そう見えましたか!
ウマちゃンの商売柄オッサンあしらうの
こんな感じかな〜と思いまして。
毛入の前では、こんなではないと思うよ。
中学生の恋愛きぼんなので(w
でも、オバ入ってるウマちゃんも、なんだか萌え〜。
まだかな まだかな〜。
職人の おねえちゃん まだかな〜〜。
連日の肉体労働で疲れているくせに、毛人は毎夜、
厠戸とは会っていた。
竜宮へ行って厠戸を呼び出し、それから人気のない浜の岩陰へ行く。
そんなある夜、誰もいない岩陰に着くと、毛人は
砂のうえにどさりと腰を下ろした。
厠戸がぴたりとよりそう。
「毛人・・・このごろなんだかつかれてるみたい」
「・・・すまぬ、ちょっと昼間の仕事がきつくてな」
毛人は無理に笑ってみせた。
「だが、わたしはだいじょうぶだ。だんだんに慣れてきたよ。
心配はいらぬ」
「ずいぶん日に焼けたね。すっかりこのあたりの人みたいだよ」
少年は無邪気そうにクスクス笑いながら、どこからもってきたのか、
小さな水筒を取り出した。
「これ。疲れたときには効くよ」
「なんだ?」
「お・さ・け。ふふ、ちょっと入ってるけどね、元気になるヤツも」
「・・・・」
「・・・口移しで飲ませて上げようか?まえみたいに・・・」
毛人が止める間もなく、少年がぐいと水筒から強い酒を含んだ。
その唇が毛人の唇にかさねられる。頭の芯がしびれた。
「う・・ん・・・ぼうっとしてくるな・・・」
「いいよ、眠くなったら寝ても。ここで添い寝して見ていてあげる」
「厠戸の・・・」
少年の手を握りしめながら、いつしか寝息をたてている毛人。
「いやだ!・・やめて!・・・放せよ!やだっていってるだろ!」
毛人は厠戸の大きな叫び声で目を覚ました。
飛び起きて岩陰から出てみれば、誰もいない夜更けの砂浜のうえで、
二人の男が少年を地面に押さえつけている。
厠戸の服は半分引き裂かれていた。
毛人はまだ足元がふらついているにもかかわらず、
男たちに向かっていった。
「やめろ!この下郎ども!このような少年に・・・恥を知れ!」
少年の腕をねじり上げたまま、男があざ笑った。
「おやおや、おまえさん、起きちまったのかい。
これからがいいところだったのによ。
まあそこで見物してなよ、おとなしく」
かっとした毛人は男たちに猛タックルをくらわした。
だが、相手は二人。しょせんかなうはずがない。
「頼む、そなたたち、その少年を放してやってくれ、頼む」
男のうちひとりが言った。
「放してやってもいいぜ。今日のところは。だがな、
お楽しみを邪魔されたんだから、それ相応の償いってもんがあらあな」
男たちは少年とひきかえに金を要求した。
今日もらった給金のほとんどすべてを、毛人は彼らに渡した。
去っていく男たちをにらみつけながら、
毛人は厠戸が走り寄ってくるのをだきとめた。
厠戸少年は身体を震わせながら、
「・・・あいつら、死ねばいいんだ。毛人、だいじょうぶ?」
「ああ・・・そなたは・・・何もされなかったのだな?
わたしは、間に合ったのだな?」
「うん・・馬鹿力でつかまれてたから、まだ腕がちょっと痛いけど」
毛人は自分の服を脱ぐと、少年に着せかけた。
「そんな格好では、またあのような奴らに目をつけられる」
「毛人・・・」
少年はすすり泣き始めた。
「ずっとそばにいたい。もう帰りたくないよ・・・
帰っても、ぼくには同じだもの・・・父だって、
あいつらと何も変わらない・・・」
「薬は?」
少年は、ふいと顔をあげると、いつもの薬包を数個とりだした。
毛人は、それをぜんぶつかむと、海の中に放り投げた。
「なにするの?ぼく、売って帰らないと・・・」
「心配せずともよい」
「でも、でも、もうお金はあいつらに・・・」
毛人は、きょうの朝、羽嶋から届いた金を封筒に入れたままもっていた。
そのなかから、いつものように少年の手に金を握らせてやった。
「毛人・・・これ・・・このお金・・・」
「そなたは心配せずともよい。それより、もう今夜は竜宮へは行くなよ。
そんな格好では、目立つからな」
毛人は、少年に笑って見せた。
また少年が泣きそうな顔をしてしがみついてきた。
えみちゃん・・・かわいそう・・・でも・・・おバカすぎ・・・でも・・・本編のえみちゃんそのもの・・・。
厠戸少年は、毛人と別れて帰っていった。
途中、横道の暗がりで、毛人の着せてくれた服をさっさと脱ぎ、
道ばたに投げ捨てた。
(ったく、こんな汗くさい服、着てられないよ)
ヒュウと口笛を吹くと、さきほど少年を襲っていた男たちが
目の前に現れた。
「待たせたかい?」
少年は笑みをうかべて聞いた。
男が、毛人からむしりとった金を少年に渡す。
少年は、その中から、何割かを彼らにバックしてやった。
「今夜の働きはこれだけ。文句があるなら父上に言うんだな」
男がにやにや笑う。
「これだけもらえば上等でさ。・・・ついでに、おまえさんの
そのきれいな身体にも触らせてもらいたいけれどね」
少年は男の手から飛びすさって、笑った。
「ふん、この馬鹿。おまえなんか百年早いよ。ぼくに指一本でも触れてみな。
父上が黙っちゃいないからね」
男は頭をかきながら、闇のなかへ消えていった。
それを見届けると、厠戸少年は金を数え、懐にしまうと、
足取りも軽く、また歩き出した。
この光景を物陰から見ていた者があった。
その男は、厠戸少年が立ち去ってしまうと、
通りに出てきた。
付け髭をして、髪の形も変え、うまく変装してはいたが、
薄明かりに見えるその横顔は、まぎれもなく椿館の淡水。
彼は、きょうの夕方、この舞網に着いたばかりであった。
淡水は、少年が投げ捨てていった服を拾いあげた。
(これは・・・確か毛人さまがよくお召しになっていた服!)
淡水は手早く服を裏返した。
既製品ではない、オートクチュールなので、
裏地には蘇我の紋が入っている。
(やはり!・・・ということになると、あの少年はいったい?)
とりあえず、淡水は毛人の行方を探すことにした。
厩戸は買い物から戻り、毛入の部屋のドアを
開けようとすると、勢いよく毛入が飛び出してきた。
「お、毛入、帰っていたのか
どうした?そんなに冷や汗をかいて」
「お、お前・・・どこ行ってたんだよ!?」
「買い物だが?冷蔵庫の中がもう尽きていたのでな」
部屋に入ると厩戸は、フルーツやパン、卵などを
台所に並べ始めた。
「か、勝手なことすんなよ!びっくりしただろーが!!」
毛入は、厩戸の正体とともに、その有名な顔が新聞の
記事に載ったことを知って、あわてて帰ってきた。
部屋に厩戸がいなかったので、厩戸はもう既に
探しに来た誰かに連れて行かれたとばかり思ってしまったのだ。
そんなことを知らない厩戸は、毛入の怒ったような
困ったような顔を見て、戸惑った。
「そ・・・そうか、迷惑なことをしてすまなかったな・・・
ここはそなたの家だったのだから、私はこれ以上
やっかいになるわけにもいかぬな」
表情を曇らせ、外に出て行こうとする厩戸。
「あ、わ、悪イ!待てよ!待てったら・・・!!」
とっさに毛入は、厩戸の身体を後ろから抱きしめた。
「怒鳴ったりしてゴメン・・・迷惑なんかじゃねえよ。
お前がいなくなっちまったかと思ったんだ・・・
もう、あんまり外に出ないでくれ・・・な、頼む・・・」
「え、毛入・・・」
毛入は、こんな天使のような厩戸が
売れっ子調教師だなんて信じられなく、
正体を知ったことを言えずにいた。
(でも、こいつにどんな過去があっても、俺は
こいつを見放したりはしねえ)
(私は・・・何故、この地に来てしまったのだ・・・何故・・・)
2人の胸の鼓動が静かに高鳴っていた。
毛人に執着しない非情なカワやんにもなんだか萌え〜。
「毛人〜」っていつもぐずってる乙女なウマちゃんも、もちろん好きだけど。
ウマちゃんってやっぱ育ちがいいせいか、
悪いこと画策しても、足でちゃうおまぬーさんだけど、カワやんは悪だねぇ。
逞しさ&図太さで言えば、カワやんに軍配。
当初の目的を忘れて、毛入宅で新妻振りを発揮しているウマちゃんは、
やっぱ、所詮、おまぬーな毛並みのよい乙女・・・でも、かわゆい・・・。
広い部屋に入るなり、厠戸少年は、待っていた義父・刃嶋に金を渡した。
「うまくいったのか?」
「ええ、父上。あの男たち、あれだけのはした金でけっこう満足してましたよ」
「そうか。だが、口というものは怖いものでな。あの男たちに、ここの
ぺらぺらと内情を喋られると困ったことになる」
「・・・父上?」
少年は、さきほどから、薄暗い部屋の片隅に何か丸いモノがふたつ
転がっているたのを思い出した。
振り返ってみると、それは父が雇ったあの男たちの首であった。
「どうした、青い顔をして。死人を見るのははじめてでもあるまい」
「殺したのですか」
「たとえ演技でも、おまえを犯そうとした者たちなど、生かしておけるか」
そういうと、刃嶋はハッハッハと笑った。
凄味のあるその笑顔を、さすがの厠戸少年も息をつめて見ていた。
「そばに来い。さあ、来い」
「・・・ち・父上・・・」
刃嶋の力強い腕に抱きすくめられながら、厠戸は、ふと、竜宮の毛入を
思い出した。
(あのとき、あのとき二人で逃げ出していたら・・・
いや、この父上からは逃げ出せない。そんなことしたら、毛入まで
あんな姿になっているところだった・・・
それに・・・ぼくはもう父上から離れられない・・・
二度と離れられないところまできちゃったんだ・・・)
「何を考えている、ん?」
「いえ、少し・・・疲れただけです」
「あのようなものを見せたのがいけなかったかな?
おまえも喜んでくれると思ったのだが」
義父の指先が胸を這いまわり、その酒くさい息が顔にかかった。
「父上・・・」
「死人に見られながらいたすのも、また一興というもの。
そうは思わぬか。ふふふ」
少年は目を閉じた。
何も見えない。聞こえるのは義父と、そして自分の吐息だけ。
感じるのは、ただ、互いの身体の熱さだけ・・・
>>715職人サン、あたたかい言葉をありがとうございます(感涙)。
いや、あの、気にして下さらなくってイイです、ハイ。
PC重くってもイイです、やっぱり、楽しいモノは楽しい、です。
身勝手な事を言ってスミマセンでした。
他の職人サン、気を悪くされてたら、ゴメンナサイ。
今の私はこのスレが生き甲斐です(←本気)。
明日も、重いPCでお待ちしておりまーす!
なるべく軽くと心がけてはいても、
つい文章に力がはいると、長文化してしまうのだ。
許してねん。
(だけど、俺1人の安日給で、どうやって
厩戸を養ってけば良いんだ・・・)
隣のベッドで寝息を立てている厩戸を見上げ、
床の上で毛布に包まった毛入は考えていた。
(って、別に結婚するとか、そんなんじゃねえけど・・・
第一、厩戸だって俺のこと、何とも思ってねえわけだし・・・
何、俺、1人でいきがってんだよ)
あんたなんかに、誰かを愛する資格あんの?
(ちっ、こんな時にあいつの声なんか・・・)
しかし、毛入はどれだけ自分が無力か分かっていた。
その意識を決定的にさせたのは、刃嶋に犯される
厠戸をはじめて見た時だった。
(もう、あんな思いはしたくねえんだ!
力が欲しい。惚れた奴を守る力が・・・)
「ん・・・」
厩戸が寝返りを打った。
(それにしても、俺の下半身もそろそろ限界だったりして・・・)
毎晩のように、ぶかぶかTシャツ1枚の厩戸の寝姿を
真近で見せ付けられるのは、若いビンビン毛入にとって、
それはもう拷問に等しかったのだ。
ウマちゃん・・・毛人なんかより、このにーつぁんの方が、ずっと男らしいぞ。
悪いことはいわん、この人にしたまえ。アタシはこっちが好みだな。
それにしても、世話になってるんだから、一回くらいさせてあげても・・・(いらん世話)
それにしても「男だらけのドキっ淫行大会」だわねぇ・・・
そこが(・∀・)イイわたしにとっては、何よりなんだけれど。
職人サンの方々のおかげで、生活にハリと潤いが・・・アリガトウ!!
>力が欲しい。惚れた奴を守る力が・・・
「力が欲しいのなら、くれてやろう!」
毛入の腕に埋め込まれた、ナノ毛マシーンが共振する!
743 :
花と名無しさん:02/01/21 05:51
>742
ARMSですな。
毛入がジャバウォックなら、毛人はバンダースナッチか?
いろんなキャラがごちゃまぜになって面白い!
ネタまとめて読めるサイト作ろうかなー。職人さんたちよろしいでしょうか?
過去ログには残るだろうけど、あまりに力作だから…
でも、ネタの合間に入る合いの手みたいなのも面白かったりするから、
ネタだけまとめるのは難しいかなあ。
このスレ読み始めてからおハダの調子が
よくなったのはワタシだけだろうか…
「ふふ、やはりそうか・・・」
薄暗い寝室の布団の上で、刃嶋は
姿こそ見えないが屋根裏部屋に潜む濃水に声を投げかけた。
「毛入のアパートに間違いはありません」
「では、即実行するのだ濃水よ。
上手くあの者を手に入れたならば、この舞網だけではなく、
斑鳩制覇も夢ではないのだからな」
「・・・父上・・・?」
刃嶋のかたわらで眠っていた厠戸が目を覚ました。
「斑鳩が、どうかしたのですか?」
「お前は、大人の会話など気にせずとも良い。
それとも、もう一度したくなったか、ん?」
厠戸の返事も待たず刃嶋は、その身体に愛撫を始めた。
厠戸の甘い喘ぎが漏れるのを聞きながら、濃水は
ふっと笑うと、即座にその場を離れた。
毛入に外に出るなと言われてしまったが、せめて金だけでもと、
厩戸は内職の花作りを始めた。
性欲と快楽の世界・椿館での日々と比べると
単調だが、しかし遥かに平和な時が過ぎていた。
毛入は何も手を出してはこないが、自分のことを
大切に思ってくれるのが何となく分かり、厩戸は
今までに感じたことのない幸せに包まれていた。
(だが・・・毛人のことも忘れたわけではない。
探さなきゃいけないのはわかっている。何だかとても
近くにいるような気も・・・ なのに、どうしてか
そんな気になれないのだ。私が愛してるのは
今も昔も、毛人1人、のはずだ。はずなのに・・・・・・)
毛入を待つ深夜、花を作りながらぼんやりと考えていた厩戸だった。
バン!!
突然、ドアが蹴破られ、荒々しい男たちが不法侵入してきた。
「・・・! お前たちは何者だ?!」
男たちは厩戸を取り囲んだ。
最後に部屋に入ってきたのは濃水。誰かを思い出す厩戸。
「淡・・いや違うな。お前は誰だ」
濃水は、丁寧に礼をした。
「お初にお目にかかります。私は濃水と申す者。
厩戸王子様をお迎えにあがりました」
「何だと・・・?」
濃水は、厩戸の手を取り両手で握り締めた。
「ああ、夢にまで見たあなた様が目の前におられるとは!
あなたのビデオ、毎日見ていますよ。しかし、
本物はその万倍は美しい・・・」
厩戸は、濃水の手を跳ね除けた。
「軽々しく触れるな!濃水とやら。私を迎えにきたというが
一体どこに連れて行くつもりなのだ?
あいにく私はどこへも行くつもりなどないが」
濃水は、周りの男たちに目配せした。男たちは、いっせいに
厩戸に襲いかかった。
「馬鹿な奴らよ」
男たちは、厩戸に触れることなく、突然苦しみだして
バタバタと倒れていった。
「すまぬな濃水とやら。久しぶりに能力を使ったものだから
はずみで、全て殺してしまったようだ。
お前も命が惜しくば、早々に立ち去るがいい」
「フン・・・噂どおり。なかなかやりますね。ですが」
濃水は舌でペロリと、自分の唇を舐めた。
「私には、効きませんよ」
濃水は厩戸ににじり寄る。厩戸は、能力を発揮しようと
念じた。・・・しかし・・・
「バカな!私の力が・・・」
「言ったでしょう。私は普通の人間とは違う。
その力を刃嶋さまに買われたのだ」
濃水は、厩戸の手を難なくねじり上げ、ベッドに押し倒した。
「くっ・・・!」
「能力の使えぬあなたなど、赤子同様。さて・・・
抵抗するなら少々痛めつけても良いと言われていますので
遠慮なく、好きなようにさせてもらいましょうか・・・」
宿の裏庭で薪割りをしていた毛人。
名前を呼ばれて振り返ると、見知らぬ男が立っている。
「そなたは誰だ?」
男は笑って、付け髭を取り去った。
「・・・淡水!」
「毛人さまでも、この変装がおわかりにならぬとは」
「しかし、そなたなにゆえ舞網に・・・まさか羽嶋どのに何か?」
「いえ、そういうわけでは。ちょっと毛人さまにお教えしておきたいことが
ございますゆえ、こうしてまいったのです」
毛人は、表向きは老舗の薬問屋、だが裏では麻薬シンジケートの親玉と
なっている刃嶋のことをくわしく話した。
「それが、あの少年の父だと・・・そうもうしたいのだな?」
「いかにも。あの厠戸とやらは、父の手先となって動いておるようです」
「・・・知っている。可哀想に。あの少年は天涯孤独の身の上、
あの養父のいいなりになるしか、生きてこられなかったのだ。あのようなこと、
決して望んでやっているわけではない。わたしはなんとかしてあの少年を・・」
「・・・毛人さまもお人がよい。これでも、あの少年をかばうおつもりか」
淡水が手にしているのは、あの夜、厠戸に着せてやった服・・・
毛人はおどろいた。
「こ、これを、どこで・・・」
淡水は、あのあと少年を尾行して調べ上げたことを冷静に語り始めた。
毛人は声を荒げた。
「そんな、ばかな!」
淡水はあくまで平然としている。
「ですから、騙されていたのです」
「そんな・・・断じてあの少年のせいではない、刃嶋の、あの養父のせいだ。
ゆ、許せぬ・・・厠戸がそんな・・・」
毛人は斧を放り出すと、竜宮へと走り出した。
厩戸の体の隅々を、濃水の手が這い回る。
「やめろ・・・!あっ・・・」
手を服の中に滑り込ませながら、濃水は厩戸の唇を激しく奪った。
誰かを彷彿させるような馬鹿力で、振りほどくこともできない。
こんな気色の悪いキスをされたのは初めてだ。
濃水の蛇のような舌に自分の舌を弄ばれ、厩戸は
嫌悪感から逃れようと必死でもがいた。
(このままでは・・・ああ、毛・・・)
「可愛い声で鳴いてくださいね。私だけのウマちゃん・・・
刃嶋さまに感謝しなくては。そうそう、刃嶋さまは相当なモノですよ。
私ので少し慣らしておく必要がありますね・・・」
服を引き裂かれ、もうだめたと思ったその時・・・
「てめえ濃水!!何してやがる!!?」
毛入が部屋に駆け込んできた。
竜宮には、厠戸の姿はない。
いつもカウンターのなかで薄笑いを浮かべている濃水の姿もなかった。
毛人は、奥の部屋へとダッシュすると、帳簿をつけていた粟下を
締め上げた。
「厠戸少年はどこにいる?あの子の屋敷を知らぬか?」
「きゃあ、何をなさるのです、たれかある!たれか!!」
声を聞きつけて、走ってきた男を見て、毛人は驚いた。
自分にそっくりだったのだ。
(わ、わたしには双子のきょうだいがいたのか?まさか)
だが、その男はよく見れば、この竜宮で見かけたことがあるような気がする。
(わたしは、ここにくるときは、厠戸しか見ていなかったのだ)
男は言った。
「ちょっと、あんた、その女を放してやりなよ、そんなにしたら、
首がしまっちゃうぜ。殺人罪でムショ入りしたいのかい?」
「そなたは誰だ」
「おれ?毛入。あんた、よく見りゃおれに似てるよね。
最近ここへよく顔だしてるよな?
それはそうと、あんたのご執心の厠戸はまだ来てないぜ。
ひょっとして、その取り乱しよう、あんたが濃水の言ってた
新しいカモなのか?
そうか、金がなくなったんでオサラバされたんだろ?」
「毛入とやら。わたしは、厠戸と話したいのだ。どこへ行けば
会えるのか、そなた知らぬか?」
毛入は躊躇した。
「あの屋敷なら知ってるけどよ・・・あんなとこ行っても
厠戸はあんたと話なんかできねぇはずだぜ。
よしなよ、もう終わったんだって。男の未練は見苦しいぜ」
毛人は床に手をついた。
「頼む、教えてくれ。なんとしてもわたしは・・・」
毛入はこの自分によく似た男に一抹の哀れを感じた。
(厠戸・・・おまえ、罪なことしやがるぜ・・・
あのときおまえと一緒にあそこを出ていりゃこんなことには・・・
おれのせいなのか・・・おれがおまえを置き去りにしたから・・・)
「・・・いいぜ。ただし、条件がある。まず、あんたの身の保証はできねえ。
それから、おれも一緒に行く。これでどうだい?」
>>751ありゃっ。
ストーリーがかぶっちゃった;
どうしよう。
えーん、どうしたらいいの〜〜
>753
ぎゃふん!かぶっちゃいましたね〜。
私も今どううしようかと思案中・・・
・751のラスト2行をなしにする。
毛入は毛人と竜宮へ行ったって事で厩戸そのままレイープ(鬼)
・別の日の出来事ということにする(751は前日、とか)
ど、どちらがいい?;
竜宮へ行った、でなくて→刃嶋の屋敷へ行った、ですスマソ;
>>754かぶっちゃってすみません。
ええと、難しいんですが、ここはやはり・・・
・751のラスト2行をなしにする。
毛入は毛人と竜宮へ行ったって事で厩戸そのままレイープ(鬼)
のほうが読者の期待に応えるのでは・・・
んー、わかりませんがね。。。
レイプされても未遂でもいいんですが、
そのまま刃嶋の屋敷にさらわれていくほうが、盛り上がる気がして。。
それに、これだけ複雑な話で、これが別の日だと、
こんがらがりませんかね。
「てめえ濃水!!何してやがる!!?」
毛入が部屋に駆け込んできた。
というのは厩戸の見間違いだった、
毛入と思ったのはほかの見張りか誰かだった、とか
・・・そんな方向で。
で、毛人と毛入は刃嶋の屋敷に向かいますから、
適当な場面で鉢合わせ、というような。
いかがでしょうか??
強引でしょうか??
>756
オケー。で、ではそのままレイープコースということで(w
許せウマ!
そういくと、上手く刃嶋の屋敷で4人がそろう事に
なりそうですね。なるほど!
というわけで、読者様方。
751のラスト、服を引き裂かれた辺りで
フェードアウトということにしてくださいまし。
はぁ、ほっとしました。
冷や汗ものでしたね。
私、濡れ場書くの苦手なもので、751さま、
レープシーン頑張ってください(w
ハァハァして待っておりまするぞ。
うわ、焦ったあまり、アゲちゃったよぅ〜
みなさま、お許しのほどを〜〜
760 :
花と名無しさん:02/01/21 13:41
>>760また出てきたよ。この一行厨房が。
しつっこいね、あんたも。
しょーもないことしか言えないんだったら、来なきゃいいのにさ。
>761
報知報知
「・・・っ・・・毛・・毛入・・・」
何度呼んでも来ない者の名を、厩戸は呼び続けた。
厩戸がどんなに苦しげな声をあげても、濃水の攻めは緩むどころか、
さらに激しく厩戸を追い立てた。
「随分、たまっていたのですね?ほら、こんなに
あなたの身体は正直だ。毛入では、満足できなかったようですな」
(もう、どうにもできぬのか・・・これは・・・
毛人を忘れかけていた、私への・・・罪・・・?)
「やれやれ、この程度で気を失うとは。
椿館も大したことはないな」
むき出しの厩戸の白い肌には、所々に赤い印や
荒縄の跡が刻まれていた。
濃水はズボンのファスナーを上げ、ぐったりしている厩戸に
そこらにあった着物を適当に着せると、軽々と抱き上げた。
「刃嶋様もお喜びになられるだろう。
夜はまだまだ、これからよ・・・」
部下の死体もそのままに、濃水は厩戸を抱いたまま
部屋から立ち去った。
おお、濃水も荒縄使いなのか…
きっと例のビデオをテープが伸びるくらい
見まくって研究したに違いない。
(やれやれ、毛人どのも相変わらずのお方だ。
ご自分で確かめるのでは、信じぬのだからな。
ふふ、恋は盲目とはよく言ったもの。
あれでは王子の話など、もちだすことなどできぬ。
もっとも、王子が失踪されたことも知らぬご様子だったからな)
淡水は、宿で毛人と会ったあと、
舞網で王子の痕跡がどこかにないかと探していた。
いろいろ聞き込みをしたあげく、ようやくのことで
毛入のアパートを探し当てた。
(確かここにいるはずだが・・・な、なんだこれは!!)
アパートのドアの鍵は壊れ、押し入られた跡がはっきり。
なかに入ると、そこには数人の屈強な男たちが倒れている。
手を当ててみるまでもなく、とうに息の根が止まっているのを
淡水は悟った。
(チィッ、これはどういうことだ。王子が殺ったのか?
でなければ・・・まさか・・)
「王子!ここにいるのでございますか!王子!」
次の狭い部屋を開けて、淡水はまた目を疑った。
古いベッドのうえのシーツは乱れ、なにやら汗や血、
そしてほかの体液も混じったような匂いがする。
ベッドのあしもとには荒縄が投げ出され、攻め具が転がっていた。
(この舞網でこのような手を使う者といえば・・・)
こうしてはいられなかった。
淡水は、部屋から飛び出し、街を駆けて行った。
スマソ、訂正します。
ご自分で確かめるのでは→確かめなくては
刃嶋の屋敷では、妙に浮かれている養父に厠戸少年が声をかけた。
「父上、ご機嫌ですね。ぼくにも、今夜は薬を売りにいかなくてよいなどと」
「ははは、おまえは今夜ここにいるのだ。お友達が来るからな」
「お友達?」
「おまえも遊び相手が欲しかろう。子供の頃は、あの毛入とよく
遊んでいたではないか。今度の相手はな、あのようなヤツとは違う。
どこに出しても人目をひかずにはおれぬ別嬪さんよ」
「・・・父上。父上は、もうぼくに飽きたんですね」
刃嶋は少しふくれている少年の身体に腕を回した。
「ははは、おまえは可愛いのう。焼き餅をやいておるのか?
ふふ、おまえほど美しい者はほかにおらぬわ。このしなやかな身体も、
わしが開発したのじゃ。なに、飽きることがあるものか」
「ではなぜ今頃になって遊び相手なんか」
「ふふ・・・これから来るその相手にはな、おまえが教えてやるのじゃ。
わしが仕込んだ技をな。やつは金の卵を生む雌鳥となろう。
いや、雄鳥だな、ははは」
「父上・・・」
「今のうちに休んでおくがよい。今夜はおまえの遊び相手、それから
他の客人と宴会だぞ。夜が明けるまでな。ハッハッハ・・・」
毛人と毛入は、刃嶋の広い屋敷をぐるりとまわった。
裏の垣根が少し破れていたので、そこから二人は人目を忍んで
侵入した。
美しく整えられた庭には池や灯籠があり、二人が身を隠すのに都合の良い
植え込みなどもあった。
「こっちだぜ、確か、あいつの部屋は」
毛入が押し殺した声でささやいた。
そこには、こんな夜更けというのに、うっすらと明かりがともっていた。
「ラッキーだな。あいつ、あそこにまだ起きてるぜ」
言いながら、毛入は、厠戸とのことを努めて思い出さぬようにしていた。
嫌でもあのときの光景が目に浮かんでくる。
あの夜、厠戸の悲鳴を聞いて刃嶋の部屋へ行ったときの。
(あいつ・・・泣いていた。抵抗できずにされるがままになって・・・
おれは、立ちすくんでるだけだった。怖くて・・・
くそっ、あんな昔のこと、思い出してる場合かよ!)
毛入は唇をかんだ。
そして、厠戸の部屋の窓の下で、フクロウの鳴き真似を三度した。
それは、この屋敷を追い出され、まだ厠戸と会っていた頃、
少年とふたりで決めた合図だった。
部屋の中では、厠戸少年がぼんやりとまどろんでいた。
(父上は何を考えているんだろう・・・
遊び相手だって・・・・いったいどんな?
そいつにこんどは薬を売らせて、夜は夜で可愛がるんだろうか・・・
そしたら、ぼくはもう用済みだな)
脳裏に、殺された男たちの生首の記憶がよみがえり、
少年はぶるっと身震いした。
窓の外で、フクロウが鳴く声がしたのはそのときだ。
ほーほーほー、ときっちり三度。
(まさか?)
こんなところへ今頃くるはずがない。
そう思いつつも、少年は窓に近づいてそっと開けてみた。
そこには、ふたごのようによく似た男の顔があった。
「・・・毛入!いったいこれは・・・」
毛人が叫んだ。
「厠戸の!」
その口を毛入がきつく押さえた。
「ばかやろう、死にてえのか!」
厠戸は混乱していた。早口にささやいた。
「いったいどういうことさ、こんなとこに来るなんて。早く帰ってよ。
それでなくても父上は変なんだ。今夜、新しい遊び相手が来るだのなんだの。
見つかったら殺されてもしらないよ。毛入、あんた、知ってるだろ、
父上は、自分の楽しみを邪魔されるのは何より嫌いなんだ」
それきり、ぴしゃりと窓を閉めてしまった。
毛人と毛入が何か言おうとしたとき、屋敷の表門がキィと鳴った。
「やばい、誰か来たぜ」
毛人を引っ張って、毛入はそばの植え込みに隠れた。
庭のなかを影から影へと隠れながら、誰が入ってきたのかを確かめようとした。
大きな灯籠の陰から二人が見たのは、何か大きな麻袋をかついで
入ってくる濃水の姿だった。
二人は顔を見合わせた。
(濃水がなぜ?)
屋敷のなかへ入っていく濃水。そのとき中からもれる明かりに
照らされ、麻袋がもぞもぞと動いているように見えた。
大広間に呼ばれた厠戸少年は、そこにニヤニヤと笑っている
濃水の姿を見つけた。
「なんだ、父上、お友達だなんて。これは濃水じゃありませんか」
刃嶋は笑った。
「よく見るがいい。おまえの友達は、あの中じゃ」
濃水の足元に、大きな麻袋が転がっているのに少年は気づいた。
刃嶋が命じる。
「濃水、開けてやれ」
濃水が、麻袋の口をしばった紐をほどくと、中からうめき声がした。
濃水は、猿ぐつわをかまされ、手足を縛り付けられた華奢な身体を
軽々と引きずり出した。
「この人は・・・父上?」
「斑鳩からのお友達だ。名を厩戸王子という。仲良くするのだぞ」
髪は乱れ、白い肌のうえにはところどころ青あざができていたが、
それにもかかわらず、いやむしろそれゆえに、ぞっとするほど美しい。
(この人が厩戸王子?!)
刃嶋は目を細めて笑った。
「噂にたがわず美しい。濃水、そなた、わしの前にもう?」
濃水は頭をさげた。
「はい。少し毒味などさせていただきました」
「で、どうじゃった?味のほどは」
「それはもう、絶品でございます」
二人は顔を見合わせて下品な笑い声をたてた。
待ってまーす。
ウマちゃん可哀想に・・・!!
いよいよクライマックスなのでしょうか!
濃淡対決はどうなるのかキタイキタイ(w
鬱姫はじめ、にょしょうの出番がまったくないのが・・爆藁。
厩&厠の美しさが男を駄目にするんだねー。
「厠戸、さっそくだがこれを飲ませてやれ」
刃嶋に言われるままに厠戸は、厩戸の口をふさいでいる
猿ぐつわを外してやった。
「・・・っ、お前は・・・」
よく見れば自分にそっくりの顔だ。
「大丈夫だった?なんか、辛そうだね。
この濃水にいたぶられたんだしね。分かるよ。
さ、コレでも飲んで元気だしなよ。じゃないと、
後がもっと辛いからさ・・・」
厠戸は刃嶋から酒のようなものが入っている
器を受け取ると、厩戸に口移しでそれを飲ませた。
「・・・!っ、これは・・・」
「ね、気持ちよくなってきたでしょ?」
何とかして屋敷の中に入れないかと考える2人。
毛人は毛入と厠戸の関係が気になりかけていた。
「ひとつ、聞いても良いか。そなたと厠戸は・・・」
「聞くな・・・!」
「毛入どの・・・?」
「聞くなっつってんだろ!それよりも、新しい遊び相手が
どうとかって言ってただろ。きっとまた刃嶋の野郎の趣味で
またどこかの美少年が連れ込まれて、廃人同様にされちまうのが
オチってやつだよ」
「では、先ほど濃水が担ぎ込んできたのも、もしや・・・」
「たぶんな。昔っから、ろくなことしてねえんだ、あの親父」
毛入の口調が怒りに震えているのが毛人にも分かった。
そんな男に養われている厠戸・・・今すぐにでも、救い出したい
気持ちで一杯の毛人だった。
中にはウマたんがいるのに毛人ったら・・・
刃嶋邸の裏庭では、ひとりの男がじっと身を潜めている。
用心棒として雇われたガラの悪そうな二人連れが、庭を通りかかった。
「今夜もお楽しみなんだろうな、大将はよ」
「俺たちもお相伴にあずかりたいぜ、ちぇっ」
「しっ、聞こえたらえらいめにあわさせるぞ」
「今夜連れてきた奴は、すごいタマらしいぜ。
なんでも、斑鳩の王子だと。はー、いっぺん拝んでみてぇ」
「まったくだな・・・ははは」
と、笑い声が途中でとぎれた。
「ん?」連れの男が振り向いたとたんに、目の前が真っ暗になった。
(ばかものめが・・・王子、待っていてください、いま行きますゆえ)
ふたりの死体を植え込みのなかに引きずっていくと、
淡水は邸内に忍び込むことにした。
屋敷のまわりをうろうろしていた毛人と毛入。
植え込みの陰を伝っているうちに、何かぐにゃりとしたものを踏んづけた。
「ぎゃっ」
毛入が声をたてた。
「なんだ、静かにしろ!うっ、これは?」
毛人がのぞきこむ。屈強な男二人の死体。
「まだ温かい」
「さっき殺られたばかりじゃねーの?」
毛入が、男の一人の顔をじっと見た。
「おれ、こいつ知ってる。ここの用心棒だぜ。なんでこんな・・・」
「我々のほかに忍び込んでいるヤツがいるのではないか?」
「誰だかしらねーけど、好都合ってやつじゃねーか。
おれたちも行ってみるか。この裏口から?」
「毛入、開いているぞ。誰かがこじ開けた跡がある」
ふたりは刃嶋邸に忍び込んでいった。
構成員全員がホモの麻薬シンジゲートなんていやだ(w
舞網→鞠禰裸
ちょっと、sageてよ。
でも、鞠禰裸ってなんて読むの??
こ、今晩中に決着つくのかしら・・・!?
もー毎日、気にやんで気にやんで・・・。
最悪、にっちもさっちもいかなくなった場合、こんな結末はどうでしょ?
ウマちゃんが舞網にいるという情報を聞きつけた、ウマちゃんファンの下僕たち。
ヒコやん、ハァハァさん、夏目さん、山形さん・・・ete.その他大勢の椿館会員たち。
いずれも、宮家、高級官僚、医者、弁護士といった、権威有る御仁たちばかりが揃う。
彼らが、ウマちゃんカムバック運動を起こし、舞網に流れ込む。
彼らはウマちゃん他一同を刃嶋の手から救い出し、職場復帰嘆願書と署名100万人の名簿をウマちゃんに差し出す。
ウマちゃんは、「わたしは・・・今まで、なんとおろかなことを・・・」と、
毛人という一人の男に執着し、己の与えられた天職をおろそかにしていたことを改めて悔いる。
そして、こんどこそ、鋼の心臓、孤高の調教師、伝説の椿館主人、ハイブリッドウマちゃん誕生!!
ウマちゃんのキメ台詞は、
「お前らなぞ、仏になぞなれぬわぁぁああああああああ〜〜〜!!!!!!」
この有難い台詞を運良く聞けたお客は、それだけでイってしまう始末。
そして、嬉しさの果てに心の臓を止めてしまう人間も出てくる始末。
そして、お店には、顧客向けの規定が一つ追加された。
「ウマちゃんとのプレイにおいて、万一、お客の死亡事故に至ろとも、当店では一切責任を持ちません。
心の臓の強さに自信のある方のみに限らせていただきまする」
・・・現在、ウマちゃんとの初プレイをする前には、心電図の検査が必ず義務づけられている。
もはや教祖の域に達してしまったウマちゃんは、ある意味、“一個人”としては幸薄い人生となってしまったかもしれない。
だが、世のM男たちの心のあだ花として、永遠に語り継がれるのである・・・。
心配ご無用。
結末はなんとかなりまする。
もう少しご辛抱のほどを。
ネタ職人を自称するのにつまらんとはこれいかに。
めくるめく舞網ストーリーに乾杯!
>>745 私の場合、おかげ様で女性ホルモンが活発?になったのか、
月のモノが早く廻ってきました(w
広間では、薬を飲まされた厩戸が縄を解かれてぐったりしていた。
刃嶋が見下ろし、隠微な含み笑いをもらす。
「もうよいだろう。あまり意識がなくなっても、面白うないからな」
厠戸少年はといえば、濃水に後ろから抱きすくめられ、
もうそのねちこい愛撫をうけている。
「刃嶋どのも、お好きだ・・・」
濃水が笑った。
と、そのとき、屋敷の裏手で大きな爆発音がした。
「なんだ、なにが起こったのだ」
驚いている刃嶋と濃水。
天井から淡水が飛び降りたのと、毛人と毛入が広間に走り込んで
きたのは、ほとんど同時だった。
>785
煽り句の 羽音もかぼそき 冬の蝿
いち早く厩戸に気づいたのは毛人だった。
「王子!ああ、あなたがどうして、どうしてこんなところに!」
厩戸は、もうろうとして上手く喋れない。
それでも必死で唇を動かす。
「え・・み・・し・・・そなたは・・・毛人・・・なのか・・」
「王子、わたくしでございます!毛人でございます!王子!!」
屋敷に残っていた用心棒が数人走り込んできた。
淡水が叫ぶ。
「早く王子を連れだしてください、毛人さま!」
どこからか、煙の匂いが漂ってくる。淡水が再び叫ぶ。
「もうすぐ、次の爆発が!」
続きが気になってしょうがないからみんなsageて〜〜〜!!
毛人は王子を抱いて走り出した。男たちが手に武器をもって追いかける。
淡水が男たちをくい止めるが、相手は数で勝っている。
「あぶない!」
後ろから淡水に斬りつけようとした男を毛入が突き飛ばした。
「すまぬ、毛入どの」
「いいってことよ、早く厩戸を逃がしてくれ」
と、毛入のうしろから、別の男が短刀をつき刺そうとふりかぶった。
「毛入!!」
毛入が振り向いたとき、脇腹に短刀を刺したまま、
厠戸がよろめいて来た。
「厠戸!!おまえ!!」
毛入は意識のなくなった厠戸を抱きとめた。
その目に涙が光った。
「うおおおぉぉぉ!!もう許さねえ!!」
はいはい、sageてますから。
濃水、こいつは生理的にやなタイプだ。
御かげ様で淡水がかなり良いやつに思えてきます。
鬱姫笑えます。
職人さんハラショー!
厠戸をそこに寝かせると、毛入は落ちていた刀を取った。
「もう、勘弁できねぇ、おまえら、かかってこい!!」
がむしゃらに斬りつける毛入。その迫力に逃げ出す男もいる。
淡水のすばやい働きで、チンピラはもうあらかた始末されていた。
あと、手強いのは刃嶋と濃水だけだ。
「きさまら、よくもわしの屋敷を・・濃水!」
「わかっております。生きて帰れると思うなよ、毛入!」
バーーーンッッ!!!
第二の爆発音が響き渡った。
淡水があらかじめセットしてきたのだった。
煙が白い奔流となって流れ込んでくる。
その場にいた誰もがせき込んだ。
淡水が切れ切れに叫んだ。
「毛入、早く逃げるがよい。ここはわたしにまかせろ!」
毛入が怒鳴り返す。
「あんたが誰か知らないが、礼を言うぜ!
けどよ、おれはここの糞親父に復讐しなきゃ気がすまねえんだよ!!」
「ばか、よく見ろ、厠戸はまだ息があるのだぞ。このまま見殺しにする気か!」
「えっ!」
振り返ると少年は、まだ短刀を刺したまま、かすかに青い唇を震わせている。
毛入は厠戸に駆け寄ってその身体を抱き起こした。
淡水は懐からプラスチック爆弾を取り出した。
「頼む、早くその少年を連れて逃げろ!!」
毛入は淡水の持っているものをすぐ理解すると、
厠戸を抱いて全速力で屋敷から離れた。
屋敷の出口が見えてきたとき、三回目の爆発音が轟いた。
広間を中心に、屋敷は炎上した。
少し気を取り直した厩戸と毛人が、少年を抱いたまま
煙と火に巻き込まれそうになっている毛入を助け出した。
四人は、屋敷から離れた草むらに身を潜め、
まわりの騒ぎから遠ざかっていた。
燃えさかる屋敷を遠目に見ながら、毛人がつぶやいた。
「淡水は・・・」
厩戸がまだふらつく様子で答えた。
「・・・だいじょうぶだろう。あやつはあんな下郎どものために
命までくれてやるほどの馬鹿でもあるまい」
隣では、毛入が涙をこぼしていた。
「この大馬鹿やろう、なんで、なんで・・・」
涙が厠戸少年の顔にかかった。
少年が、目を閉じたまま唇を震わせた。
なにかいっているように見えた。
「・・・さ・・・む・・い・・・」
出血が激しいのだ。
毛入が少年の腕をさすりながら言った。
「いま病院に連れてってやるからな。我慢しろ。もうすぐ車で
迎えに来るからな」
少年がかすかに薄目を開けて微笑んだように見えた。
「もう・・・・まに・・・あわない・・・よ・・」
「ばか、喋るな!」
毛入がまた泣きながら叱る。
少年は必死の力を振り絞って、その睫をあげ、ひたと毛入を見つめた。
「あの・・・ころ・・・楽しかった・・ね。
ぼく・・・ぼく・・忘れたこと・・・ない・・・」
「・・・すまねぇ・・・おまえを連れ出せなくて、おれは・・・
だけど、どんなにおまえのことが心配だったか!
おまえのことばかり気にかけてた、おまえがどうしてるかとばかり。
だから竜宮にも勤めるようにした。おまえが出入りしてるから・・・
すまねぇ・・・おまえが・・・おまえが可哀想だ・・・
おれは根性無しだよ、誰も愛する資格なんてねぇんだよ・・・
ちくしょう・・・おれがおまえのかわりに刺されてたら!
おれなんか地獄に落ちてもかまわねえんだ!!」
厠戸少年の瞳が涙でうるんだ。
「毛入・・・・もっと・・・抱いて・・・さむ・・い・・」
毛入は腕の中の厠戸を壊れ物のように抱きしめた。
少年が、毛入の耳元でささやいた。
「・・・毛入・・・地獄で・・待ってる・・・」
がくりと厠戸少年の首が垂れた。
その顔に、一筋の涙が光っていた。
「厠戸!おい、おれをおいてくのか!厠戸ぉぉぉ・・・!!!」
厩戸が静かに立ち上がった。暗がりへと歩いて行く。
「王子・・・だいじょうぶなのでございますか」
厠戸少年と毛入のやりとりに涙を流していた毛人は、
いそいであとをついていった。
「王子、どこへ行かれます」
「・・・わからぬのか。我々は、あの場所には邪魔なのだ
ふたりきりにしてやったらどうだ」
毛人が振り返ると、毛入が厠戸の身体を抱いて
声を限りに泣いていた。
その光景に、胸がうずく。
「そのようですね・・・」
「毛人、この馬鹿。わたしに何も言わず舞網なんぞに来おって。
おかげでわたしは・・・」
「すみませぬ、王子・・・わたしには・・・何の言い訳もできませぬ」
「・・・この償いは、何で払ってもらおうかな、毛人?
さしあたり、斑鳩の椿館へ帰ってから考えるとするか」
うわぁぁぁぁん 厠戸ぉぉーーーー!!(泣)
最初に厠戸の名前が出た時に誰がこの展開を予想したでしょう(w
厠戸かわいそう〜〜〜ヽ(`Д´)ノ
王子!超能力で何とかできなかったのですか〜?
でも、こういうジルベール的な子って
こういうラストが似合ってる気もするけど・・・(w
あ、毛入はもっとかわいそうだ・・・
このままだと厩戸とくっつくかも、と思ってたら1人に・・・
背後の足音で、厩戸と毛人はとっさに振り返った。
「ご無事でしたか・・・」
「・・・淡水」
すすで汚れ、ほどけたザンバラ髪というなりで闇の中から
姿を現した淡水は、2つの人間の首を足元に落とした。
刃嶋と濃水の首だった。
「そなたなら、勝てると思っていた」
信頼のまなざしを淡水に送る厩戸。
「しかし、これを見せても、あの者は喜ばないでしょうな」
毛入のことを思うと、二人は気が晴れた気がしなかった。
しばらくして、毛人が口を開いた。
「今までのことを説明いたします、王子」
淡水の馬で3人が斑鳩に帰り着いた頃には、すっかり夜が明けていた。
「毛人さま、本当はすぐにでも蘇我の屋敷に戻られた方が
いいとは思いますが、酷くお疲れでしょう?
王子とともに休んでください、今床を用意しましたから」
調子麻呂が優しく声をかける。
「う、うむ・・・」
帰り道、毛人の今までの舞網での出来事を聞いた厩戸は
何も言わず、黙って寝室に入っていった。
その厩戸の後を追って、寝室に入る毛人。
ご丁寧に、調子麻呂は二つの布団をくっつけてひいてくれていた。
(そんな気分じゃないのに・・・)
と、二人同時に思いつつも、布団に入る。
「王子・・・もうお休みになられましたか?」
厩戸は無言だった。毛人はそのまま、懺悔するように
話し出した。
「私は、どこへ行っても、次々と人を不幸にするような
男です。この度だって、私などに出会わなければ、
厠戸は・・・」
毛人が泣く、その震えが、隣の厩戸にも伝わってきた。
「厠戸が哀れで、何でもしてやりたかったのです。
だけど、厠戸には、はじめから毛入という大切な者が
いたのです・・・そんなことにも気づかず、私は・・・」
「みっともないぞ毛人、もうよせ・・・」
厩戸は、毛人の身体をぐいと抱き寄せた。
厩戸の薄い胸に顔を押し付け、毛人は声を上げて
泣き出した。その頭を、厩戸は優しく撫で続けた。
「そなたは悪くない・・・間違ってないぞ毛人・・・」
私だって毛入に魅かれつつあった、裏切ったのも
お互い様だと、感じていた。
(私たちの行き着く先は・・・)
いつの間にか二人は、そのまま眠りについていた。
おお!なんと素晴らしいエンディング!!
感動の嵐〜〜〜!!
最初に「厠戸」と聞いたときは荒らしだろうと思っていたのに…
リレー小説が始まってからもお笑いネタだと思っていたのに…
朝から感動しました。今マジで泣いてます。
職人の皆様おつかれさまでした。ゆっくりとお休み下さいまし。
ほんとにほんとにありがとう!
>803、804
ありがとうどざいます〜(涙)
800−802を書いた者です。
何だかまとまりがちょっとイマイチかもしれないと思ったので、
蛇足かも知れませんが、ちょっと付けたしをば・・・
体の回復はしたものの、まだ以前の仕事を始める気にもなれない厩戸。
毛人はあれから蘇我の屋敷に戻って行ったが、
椿館には顔を見せず、一度も会わずじまいだ。
(毛人・・・私も自分の気持ちがよく分からなくなった。
そなたをもう追う資格もないのかもしれない。
このまま、会わないほうがお互い楽かもしれないな・・・)
自室でそんなことを思っていると、淡水が部屋入ってきたことにも
気づくのが遅れてしまった。
「た、淡水、いつからそこに?」
「あなたらしくもない。いつまでぼんやりと
考え事をしているのです。それはそうと、お客が来ていますよ」
「帰らせろ。仕事はまだ始めぬと言ったはずだ」
「参られたのは、毛入どのですよ。今玄関先に」
「・・・・・・!」
厩戸は、あわてて外に飛び出した。
「よう、元気か?」
「毛入・・・いつ斑鳩に?!」
厩戸には毛入が、努めて明るく振舞おうとしているのが分かる。
「お前に一言、礼を言いたかったんだよ。
短い間だったけど、お前と暮らせて楽しかった。
あと、毛人にも礼を言っとかねえとな」
「毛入、そなたはこれからどうするのだ?」
「一人で、どっかに行って暮らすさ。舞網はゴメンだ。
あいつを思い出すからな・・・」
毛入は厩戸に背を向けた。
「毛入、厠戸は・・・最後に幸せを手に入れたと思うぞ。
そなたが抱きしめてやったから・・・」
毛入は、目元をぐしぐしと拭くと、厩戸に笑顔を見せた。
「お前らは、俺たちの分まで幸せになれよ!
じゃねえと、承知しねえからなっ」
毛入は、サッと駆け出していった。
「あ、毛入!・・・私と毛人は、もう・・・」
その時だった。毛入と入れ替わりになるように、
毛人が姿を見せたのである。
「毛人・・・」
「王子、お久しぶりでございます・・・
え・・・っと、王子が私をお呼びになったと聞いたもので・・・」
(毛入のやつ、余計なことを・・・)
厩戸が黙って毛人から目をそらしているので、
毛人は何とかして間を取り繕うように話し出した。
「あの、もう、お身体はよろしいのですか?お仕事は・・・?」
「・・・」
「すみません、何度も伺おうと思ってたのですが、
色々考え事をしてしまっていて・・・私は、本当に駄目な男だと」
厩戸はいらいらした口調で叫んだ。
「またそれが始まったか!そなたはいつもそうだ!
自分を責めたら何でも解決がつくと思っているのか!
だから駄目男だと言うんだ!」
「はい・・・おっしゃるとおりです・・・」
うなだれる毛人。
「それだから・・・だから私は、そなたの事が・・・」
えっ、と顔を上げた毛人。
厩戸はほんのり顔を赤らめて、そっぽを向いた。
毛人は、拳をぐっと握り締めて、言った。
「王子!私と、どこかへ行きませんか・・・!?」
「は?」
「えっと、いえ、その、私、考えてみましたところ、今まで
椿館の中でしか、ほどんど王子と会っていなかったと思いまして。
王子と・・・いたす時も、客としてでしか・・・だから、今度から
プライベートでその・・・」
「プライベートでその・・・」
その・・・?なんなんだ?!ハキーリしろ、漢だろ!
がんばれ毛人!
気持ちは応援age。でも実際はsage。
厩戸は、頬から流れ落ちるものを隠そうと、慌てて
毛人に背を向けた。
「王子。私はあの二人を見て、真実とは何か、分かったような
気がしたのです・・・しかし、王子がお嫌なら、私はもう
ここへは参りませぬ」
「・・・で、どこへ行きたい?」
「王子・・・それでは」
毛人の顔が、パッと明るくなった。
「そなたのわがままを聞いてやってもいいと思ったのだ。
ただ、条件がある。・・・海は却下だ。もうあんな目にあうのは
まっぴらだからな」
「王子!」
毛人は厩戸を思いっきり抱きしめた。
「こら、痛いじゃないか、離せ!」
「ああ、嬉しゅうございます!あなたと、やり直せる・・・」
その様子をこっそり伺う淡水。ため息をついて、
「まったく・・・見ておれ、そうはさせぬからな」
しかし、今日のところは邪魔できぬと思ったのだった。
その時、一陣の風が吹いた。
「ふふふ・・・」という高い少年の声に、毛人は
はっとして振り向いた。
「どうした、毛人?」
「・・・・誰か、そこにいたような。気のせいでしたか」
そこには誰もなく、どこから飛んできたのか
ハイビスカスの花が一輪、落ちていただけだった。
舞網編・完
舞網編・完 ということはまだまだ本編は続くのですな!王子!!
でも椿館を辞職しちゃったからこの先の舞台はどこに??
とにかく職人さんお疲れ様でした。まだまだ読みつづけます!
王子と毛人が淡水や調子麻呂を引き連れて旅に出るってのは?
名付けて水戸黄門パクリ編。または弥次喜多パクリ編。
珍道中になると思うんだけど。。。
まずは温泉なんかどうでしょう?
湯煙の透かして見る王子の白い肌萌え〜(w
812 :
花と名無しさん:02/01/22 14:14
昔に比べて質の落ちたスレの代表だね。
813 :
花と名無しさん:02/01/22 14:14
晒しアゲ続けるよ( ^∀^)
>812・813
お帰りなさい。小学校は終わるの早いからね。
815 :
花と名無しさん:02/01/22 14:58
別に愛情いっぱい、ってのは当然のことだし構わないと
思うけど信者さんのたちが悪くなったと思う。
前と比較しても仕方ないと言われるかもしれないけど、
前はファンだけどそれを笑い飛ばせたり茶化したりする余裕のある人ばかりで。
今はなんか褒め称えないと嫌、ってタイプの人が多くて面白さがないよね。
誰でも(ショテンファンであるなら)楽しめる面白さが。
提案というか、皆さんのご意見拝聴したいのですが。
今、板のトップに↓が出ていますよね。
【新板について】
■ネタ、雑談、業界などの話題は原則として漫画サロンでお願いします。
■今ある該当スレッド住人の方は、次スレッドまでの間に(遅くとも2月9日頃までには)
漫画サロンへの引越しをお願いします。
私はここの職人さんたちの職人芸が大好きで、ネタをいつも楽しみにしているのですが、
第七戦もレス800を越えたことですし、この際「処天ネタスレ@漫画サロン板」を作って
ここの第八戦(次スレ)と住み分けたらどうでしょうか。
職人さんたちにはのびのびとネタを作っていただきたいし、ここでマターリ語りたいという
ファンの方にも去ってほしくないので…。
たしかに私も初めてこのスレにきたときあまりの妄想ぶりにひいたっけ・・・。
でももう完全にトリコになってて回り見えてなかったかも。
ネタスレ漫画サロン板への引越しに賛成です。でもずっとずーっとファンだからー!
サロン移動を検討している他スレを覗くと
「サロンに移動すると荒れそうで嫌」という意見もありますね。
みなさんはどう思われますか?
私は(荒れる可能性を別にすれば)移動した方がいいような
気がしてるんですけど。
もし移動したらこことネタスレ両方日参しますよ、ええ当然。
「ネタスレ」と「第8戦」を分けるって、提案ですが、
別にそこまでしなくっても・・・と思いますが、ハイ。
理由としては、
1.「ネタスレ」でも(もしも)「つまんない」って思われれば
「おもろないで〜」ってレスされる訳で、荒れる確確率は
分けても、分けなくっても大差ないと思われますが。
2. 両方覗くのが、面倒くさい(w
でも、利点もありますよね、当然。
1.「ネタ」で思いっきり暴走できるし、「第8戦」ではマッタリモードで
お話できるし。
2.承知の上での参戦だから、(少しは)煽りにくい(だろう)
って感じでしょうか。
どっちにしも、日参するだろうなぁ・・・
ま、そんなにアツクならないよう、気をつけたい所です。
×荒れる確確率
○荒れる確率
誤入力、失礼いたしました。(泣
椿館の作者です。
ネタをUPしたときは、シリーズもののつもりは全然なくて、
一ネタで終わらせるつもりだったのですが、ココまで話が広がって、
途惑う以上に、やはり嬉しく思っています。
今回の厠戸からのネタ話は、面白くてロムることに徹していました。
楽しめなかった方も当然いらっしゃることとと思いますが、
ただ、812等の煽り方にしても、質が低下しているとはいえないでしょうか?
このスレ云々を言って煽ってる人間の質だって低いのでは・・・と、ちょっと思ったりもします。
私自信、カキコするときはネタが多いですが、マターリ語りも好きです。
マターリ語りからネタが生まれることだってあるし、ネタから語りのお題が生まれることだってあるのでは。
このスレも七戦までいくと、昔と比べて・・・など、確かにいろんなご意見あると思います。
でも、だからこそ、このスレがどんな風に変化していくか楽しめる醍醐味もあるのでは?
語りがループ状態になって面白くなくなってきたときは、何気に新しいネタが登場したり、
ネタが暴走しすぎたときは、マターリ語りの新しいお題が登場したり・・・と、
案外、ネタも語りもうまく共存している思うのは、私だけなのかな・・・。
スレを分けることは、あまり有意義なことではないと思います。
両方共存するのが、このスレのカラーだと私は思ってきたから。
だからここまでのスレに成長したんだと思う。
八戦目もここで、このスレの流れを見守りながら変化を楽しみたいのが、私、一個人の意見です。
でも、いろんなご意見もあると思いますし、
皆さんで決められて、まとまった意見に従いたいと思います。
以前に比べてネタの質が落ちたというより、むしろ、ある意味、
ネタのストーリー展開や技術が高度になったんだと思います。
なんていうか、舞網編は、ネタというには「作品」になりすぎ、
しかも凄い勢いで伸びてましたから、それだけ、
ネタ職人以外の人が、のんびりと語りや茶々を入れられる余地がなかった、
ということでしょう。
だから、よりのめり込む人、なんかついてけないと感じる人、
さまざまに出てきたんじゃないでしょうか。
ここまで一作品の長寿スレになると、話もネタも自然とループして、
なんとなくダレた感じになりがちだと思いますが、
新キャラをつくってまで新しいストーリーを生みだした、ということは、
決してスレの質が落ちたということではないと思われます。
変貌しているというのは事実かもしれませんが、それはスレ住人が
適宜、スレに新鮮な風を送りこみ、それによってスレが生きているということ
でしょう。生きているものは、常に流動的です。
流れをつくっていくのは住人ひとりひとりなので、誰にでもスレの
流れを自分の楽しい方向に変化させることはできるはずなのです。
文句ばかり(しかも一行「つまんない」とかだけ)でまともな参加を
しない人は、自分は何の有意義な発言もしないし、ネタもふらないで、
「自分の好きな流れで、誰かに楽しませてもらう」ことを
期待しているのでしょうか。
いろんな人がいますから、なんとも決めつけられませんが、
掲示板というものは、自分の意志表示はなるべく多くの人に
理解できる文章でしなければ、誰もわかってくれませんし
相手にしてもらえない、という性質のものだと思います。
私としては、この流動性を楽しみたいと思いますので、
とくにスレを分ける必要性は感じません。
私は、822の意見に一票。
私なんか、厠戸と毛入と初責めを命名しただけで、
全然、作品は作ってない(w
>824
厠戸の命名だけでもカナーリ表彰モノかと。
何たって全てのきっかけだから。
そういやマダム・ヌリカベにも激藁だったよ。出番はなかったが。
どうする? ここでよい? それとも、漫画サロンにネタスレたてる?
意見そろそろまとめなきゃ、850はすぐだよ。
オイラは太姫ネタ提供者。
皆さんにウケてもらって幸せ最高潮でした。
スレ分割を提案した者です。
皆さんが特に移動の必要を感じないのであれば
(そしてここがネタスレとして移動対象にならないのであれば)
このままここで続けていったほうがいいんでしょうか。
実際、どこからネタの素が出てくるかわかりませんものね。
私は「ウツ姫」がツボでした・・・。
共存がいいなあ・・・。
関係ないが、山岸スレにも、「山岸信者こえ〜」と、厨房が発生している模様。
処天版で相手にされないので、あちらに湧いてでておられるようです。
当然、むこうのスレでも相手にされていません。
屈折したファンもいらっしゃるのですね。
まぁまぁマターリいきましょう。
私も共存に一票!
801系のは苦手なんだけれど、それでも読んでしまうのは、
職人さんたちのお仕事がすばらしいからだと思う。。。
今回も、ジーンとする結末だったし。
マダムヌリカベ、激ワラ!!本名が思い出せなくなったよ。
「濃水」と「マイアミ」を発言した者です。
特にマイアミは次回のネタかなぁ?とも思っていたのに
職人様方は見事に2つの軸に展開させて下さいました。
すばらしかったです。イヤ実に。
きっとお疲れでしょうから、ここに労いの酒など置いてゆきますゆえ
心ゆくまできこしめし下さいませ・・・
834 :
花と名無しさん:02/01/23 12:01
ほんの一部のウザイ信者が嫌だ。
万年晒しアゲスレ。
>834
822様のお言葉をよく読みたまえ。
少しは学習しなさい。
もーちょっと賢くなってから、参戦しようね。
>>834 あんた、なんなの?なにが目的?
自分のことこそがウザがられてるの、わかってないんだねぇ。
ここまでくると、もう哀れを催してしまうよ。
>835
かまったらだめだよ。
相手にするとまた来るよ。
放置放置
共存に話しが傾いてますね。
じゃあ、八戦のスレをたてる人は1の欄に
ネタであることについて触れるということでいかがでしょう?
>>819さんがおっしゃっていたようにあらかじめネタであると
書いておけば(少しは)煽りにくくなるかもしれませんから。
もし他に良い方法があればみなさんの知恵をお貸し下さい。
サロンができた以上、ここでネタスレってはっきり書くのはちょっとアレなのでは?
それに、ネタばかりじゃなくて語りも充分あるわけだし。。。
何か、1に書くいいセリフがありませんかね。
なにげに共存できるようなのが。
今までどおりでいいのでは?
やはり、王子の一言みことのりで。
吉祥天女って漫画、古本やで立ち読みしたんだけど、
もろ厩戸女バージョンってかんじ。
絵もなんとなく厩戸意識してるっしょ〜てかんじだし。
厩戸に影響されたんだなぁっておもわずにはいられない。どっちが先かはしらんけど。
>>841 あ、それわたしも思いましたよ。
吉祥天女は、途中までしか読んでませんけどね。
もちろん処天のほうが先ですよ〜
だから、あれ?これ微妙に真似してない?って感じて
ちょっと吉祥天女に萎えました。
843 :
花と名無しさん:02/01/23 16:49
そんな風に比べるのはどうかと思いますけどね。
まあここは山岸ファンや山岸信者が集うところだから仕方ないけど。
パクリ論争はどんな漫画家にもあるし。
別に銃で死んじゃうわけじゃないんだからいいんじゃない?(W<厩戸
この話、どっかでガイシュツでは。山岸スレだっけ・・・。
843って、山岸ファンに私怨でもあるのかなあ・・・。
すごい粘着でキモい・・・。
次スレ1には
>8の
厩戸王子 毛人 淡水 調子麻呂 刀自古 河上娘 雄麻呂 倉麻呂 迹見赤檮
蘇我馬子 摩理勢 十市娘 物部守屋 贄子 田目 間人媛 豊日 来目
殖栗 訳語田 額田部女王 大姫 彦人 穴穂部 泊瀬部 宅部 布都姫
白髪女 調子麻呂 淡水 美郎女 山背 入鹿 馬屋古 佐富 用明 崇峻
羽嶋 中臣勝海 茨田 糠手 小手子 阿倍毘賣 東漢直駒 多須奈 司馬達等
善信尼 嶋 トリ 内麻呂 豊女
を是非に
846 :
花と名無しさん:02/01/23 17:15
処天スレ、初カキコ〜!
言われて気づいた。
吉祥天女の前半の顔がすっきりしてて好きだなーと思ったのは
厩戸に似てたからなんだ!合点いった…
でも、途中から絵がアキラ大友絵化してって
すっごいやになった…
そしてバナナの途中から、また絵がすっきりしてったよねい…
あ、スレ違いだ〜
つーか、著者自身、処天に影響受けて書いたとか言ってたはず。
前スレか山岸スレで読んだ。
1には、「和をもって尊としと為す」と書いてたもうぞ。
>>848 和をもって尊としと為す、これ、イイ!
これでいきましょう。賛成!
ホモをもって尊しと為す
851 :
848・聖徳太子:02/01/23 22:43
ゴメン、原文「以和為貴」でした。
○「和ヲ以テ貴シト為ス」
ギャッ!851?!
…新スレ、立てます…(汗
新スレ見付かんないよ〜〜。
むぁだ??
843<<
別にパクリ論争とかじゃない。
影響されたのかなぁって言っただけで、普通の感想です。
漫画サロンに第八戦目立ってるよ。
結局あっちでやるのかなあ・・・。
>>854 げ、あっちに行っちゃったの?
ここで共存っていう意見の方が多数だと思ってたけど…
初心者さんがあげちゃったの。
一回、どっちでやるか相談したほうがいいね、こりゃ。
向こうでも混乱してるよ。
なんか、スレの流れを把握してから立てて欲しかった・・・
てっきりこっちでやると思ってたし。
あう・・・
せっかくここまで育ったスレなのに。
分割なんてイヤイヤ。
「花の名無しさん」じゃないとなんか雰囲気でない。
こっちでやろ!! こっちでスレたててよいかい?
おーけい、に米一俵
じゃ、むこう、削除依頼やってよいね?
削除依頼やったことないけど、これも勉強じゃ。
とりあえず、スレは先にたてるよ。
少し時間かかるけど、まっといてや。
こっちのがいい。
>>859 あ、あたしもマロンいやだ(w
「花の名無しさん」がよい!!
誰か慣れた方、スレ立てて頂戴〜〜
あっちは今までのスレのリンクもなんもなくて混乱状態。
ほんと、どなたかお頼み申しまする。
>>861 なんか、きっぷのよいお姉さま。カコイイ!
ついていきまーす!
サロンにスレを立てた理由を一応。
>新板について】
■ネタ、雑談、業界などの話題は原則として漫画サロンでお願いします。
■今ある該当スレッド住人の方は、次スレッドまでの間に(遅くとも2月9日頃までには)
漫画サロンへの引越しをお願いします。
と言う、文章を「ここの板に立てなければならない」と
理解しておりました。(←勘違いカナ?)
「2CH特有」の理由で、「この板はマズイ!少女板に立てなおすべき!」と
思う人が多いのであれば、私への遠慮でしたら、無用です。
住人の皆様が混乱しない選択をするしかないと思います
って、さっきサロン板でレスしました。
住人の皆さん、トンでもない、混乱になり、本当っにゴメンナサイ!
最後に記念カキコ
それでは第八戦目はりきっていきましょう。
868 :
花と名無しさん:
下がりすぎ〜