1 :
禁断の名無しさん :
2005/10/02(日) 10:49:51 ID:p9OqO2ME
2 :
禁断の名無しさん :2005/10/02(日) 10:51:54 ID:Jy14kgrq
2ゲト
3 :
禁断の名無しさん :2005/10/02(日) 14:47:06 ID:GWbmN8QE
>>1 乙彼様
前スレの
>>621-624 >801世界は多かれ少なかれジェンダー規範に対する意識みたいなモンがあるのかな?
>なーんて思ってたんだけど・・・・・
>腐女子達の殆どは、そんな意識などには恐ろしいほど無自覚なんだよね。
801だけじゃなく、リアルのゲイ、レスビアンの殆ども、
“恐ろしいほど無自覚”よね? だからこう↓なんじゃ?
>ところで、801を忌み嫌うゲイについても考えてみたんだけど、
>描かれている「ゲイ」の女性臭さ、が耐えられないんじゃないかと思った。
>自分の中にある”乙女”的なものが暴かれているからってことね。
ゲイ男性が自分の中の“乙女”を、肯定、否定、開き直り、どうするにしても、
801が同性愛を理想化するのにロマンティック・ラブ・イデオロギーに擦り寄った形式をとっても、
ゲイ向け漫画小説等が野郎系のホモソーシャルなファンタジーを採用するのも、
どれも、異性愛の性別観を基準にして自らを位置づけたままで、安定してるのよね。
たとえ、自分に対して不利益があろうと、それさえ、
異性愛の性別観にとって都合良い形で萌えることができるのよね。
「こんなヘンタイな俺って、恥ずかしい。恥ずかしいから気持ち良い」みたいな。
根本への疑い/モニョリなんてものを感じるのは、今ところ、どの集団でも少数派よね?
(このスレみたいにはじめからモニョることを前提にして出来た場所は別にしてね)
また、801に対して規範を疑う可能性を感じるというのは、
[既存の男⇔女の関係に対するモニョリから、理想を求めて同性愛を夢想する]
という想定よね?
でも実際の801はそうでなくて、
[既存の男⇔女の関係を当然のものとして受け入れ、安定したものにしか見えない。
だけど、二人の間に障害の多いドラマティックな恋愛に萌えたい]
そのためのシチュエーションが同性愛なんじゃない?
「モーリス」のキャッチコピー「禁じられた愛 憂愁の美学」がモロに
801の萌え要素の基本に見える。
ロミオとジュリエット系の「禁断の愛モノ」が好きなだけだと思うわ。
…なんて横槍入れてみたりして。
>>陽気な名無しさん ◆JiF670tafs さん
めぐりあう時間たち/フライド・グリーン・トマトの話
ふっておきながら、長いことレスしなくてごめんなさいね。
なんだかもう、話がいいところに収まった感じですね。
気に入っていただけて嬉しいわ。
>少し内向きで意地悪な映画だとも思うわ。
誰のコメントかは忘れたけど、スタッフかキャストの誰かが
[リチャードが同性愛者になった理由は母親から捨てられたのが原因だとは
今時誰も思わないだろうから、あえて説明は入れなかった]
という旨のことを言っていたわ。
でも“今時誰も思わない”かしら。そう思う人、たくさんいそうよねえ?
このコメントは… 本気でそう思っているのかな? それとも
「この映画を観るような人はそういう誤解はしない」という期待?
誤解する方がおかしい、という意味を言外に込めた皮肉?
それとも、そうであってほしいという希望?
皮肉だったとしても、あたしはその意地悪さは好きだわ。
>1
乙です。
>前スレ624
>はくタソ、801に既存のジェンダーを揺るがす何かが存在すると期待してる?
>私は昔そんな事思ってたんだけど、勝手な思い込みだったのかなって最近思うんだよね。
そうすねー……期待はしてる。
でも「801はファンタジーテイルだ」で終るんじゃ無理だろうと思うんだょ…
>>4 犬まわりさんの
>でも実際の801はそうでなくて、
>[既存の男⇔女の関係を当然のものとして受け入れ、安定したものにしか見えない。
>だけど、二人の間に障害の多いドラマティックな恋愛に萌えたい]
>そのためのシチュエーションが同性愛なんじゃない?
これは、ストーリーを作る上での話におきかえると、
「恋愛にはタブーが必要。不倫やった、略奪やった、SMやった、純愛やった。次のタブーは同性愛だ」
という事だと思うんだけども、
そういう作り方・楽しみ方だけじゃ遅かれ早かれ飽きるのは当然で、
>それでも心を捉えた何かを微塵も突き詰めず簡単にアンチに回れてしまう
のも無理ないよね。
また、同性愛者にとっても迷惑だろうと思うんだよ。。
だから、
>[既存の男⇔女の関係に対するモニョリから、理想を求めて同性愛を夢想する]
そういう人たち・作品の(少数かも知れないが)力に期待したいというか。
でもなあ……娯楽にお勉強モードを持ち込むってのも何だかなあ……
>801自身はなんかありそうなのに、彼女達のそういう態度が
>はくタンの「もったいない」の理由なのかな?
そうすね、ええ。そうです。
彼らが卑屈になる理由が分からないの。(いや、、、ソコが楽しいんだってのは置いといて)
801にハマる自分(萌え?ファンタジー?セクシャリティ?なんでもいいから)を
質問責めにしてもいいんじゃないかと思うの。自己否定じゃなく。
前スレで「ビッグビジネスになってる」と俺も書いたし、
あなたも「ここまで規模も歴史もある」と書いてる。
やっぱり、タブーを求めてきただけじゃないと思うんだけどなァ……
それとも彼らには触らない方がいいんだろうか……?
よく分からなくなってきたよ。
6 :
禁断の名無しさん :2005/10/03(月) 00:43:21 ID:D6psqBPu
7 :
禁断の名無しさん :2005/10/03(月) 00:48:00 ID:D6psqBPu
いやだ前スレ、スレ数が600台なのに容量オーバーで終わりなのね。 安心できないわね。消えないうちに保存しといたわ。 (返事を待っているかわからないけど)いろいろ返事をしたい重要レスが あるのだけど、考えがまとまるまで待って。勉強になるわ。
>>5 はくタン
>そういう人たち・作品の(少数かも知れないが)力に期待したいというか。
例えば、禁じられた愛モノのひとつ『タイタニック』はどう?
『タイタニック』に人気があったのは、
身分を越えた恋愛、ディカプリオ萌えでウケたのか、
脇を固めた描写の緻密さ、精密でダイナミックな映像効果、
理由は色々あると思うけど、ウケた部分がどこかは置いておいて
ストーリーを引っ張ってゆくのは、
主人公ローズが、当時の女性に押し付けられていた殻をやぶって
自分の心から望む生き方をしたい、という願望だと思うの。
(それを理解し支えてくれる役が、『フライド・グリーン・トマト』の
キャシー・ベイツなのよね)
ラストシーン、ベッドに横になった老ローズの枕元の写真を写してゆく。
そこには彼女が既存の女性観から逃れて叶えてきた夢の数々がある。
モニョリ→規範からの開放 がシンプルに描かれた映画だと思うわ。
だけど、ディカプー萌え〜だけで観て、そういう観方をしないことも出来る。
はくタンの期待するメッセージを密かに忍ばせた801作品はあるかもしれないけど、
『タイタニック』の観られ方のように、受け手がそう捉えるかどうかは別問題よ。
てか、むしろそういうのを期待する801は、ドラァグクイーン萌えに走ってそうな気がする。
その、ドラァグクイーンに希望を抱くのも、はくタンの801への期待や、
あたしが前スレで書いてたレスビアンへの期待、と同じように、
現状では、勝手な願望にすぎないことが多いのでしょうね。
10 :
83 :2005/10/03(月) 21:10:59 ID:qjsXfRMq
>>1 新スレ立て乙です。
しっかし、このスレ容量オーバーすんの早いわね。いつものことながら。
11 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/03(月) 23:31:47 ID:PhKjKD+f
>>6-7 上のやつが、かの有名な「801論争」のまとめだ??
面白く読みました。つか、俺が書いたようなことって、今更、だったんだね…
「腐兄」?の人は801好きのノンケ男だね。フェチか……
>格好いいのはまるで女性のごとく
>昔みたいに男臭さが消えているのです。そこには男性の体臭
>など感じさせないほどの男子キャラの女性化が進んでいるのです。
>異性愛者の男性自身が感じる男の気持ち悪さが消えているのです。
と、自分の"男の理想像"を語ってるんだけど、
これって、まるっと、前スレの終わりに出ていた「女性化をもって美とみなす」って
事じゃないですかね?
しかも、
>男性だって女性に選ばれる時代が来たのだから…
ぅーん、、、微妙にトドメの一行って感じが。
にしても、この人、やたら「(自分も作品も)同性愛への偏見はない」と強調してるのは
どういうわけ…??
一般的に、801を読む=同性愛を差別してる、と思われてんの????
12 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/03(月) 23:43:40 ID:PhKjKD+f
>>9 え、ドラァグ萌えにいくの?? あー、リブ活動って意味かしら。
ごめん、ちょっと分かんないや。
勝手な願望は、そうかもしれない。
つか、、、昨日から自分のレスが気色悪くて。
「801をこう読め」と言ってるみたいでさ。
なんだろうな。書くときの視点の置き方がまずいんだろうか。
42さん言うところの「問題の立て方」が間違ってるのか。
ちくと考えてみます。
>>8 ,10
ビックリするよねw 動いてる時は毎日チェックしないと大変w
今スレ、まさか600番台でイクとは思わなかったよ。。
>>6-
>>7 のリンクを読んでも
批判する方も書き手も801がゲイを差別してると言う
前提で進んでいるのがわからない。
あらゆるフェチ文化で性倒錯なんてよくあることだよね。
恋愛に興味ないクールな美少年書いたらAセク差別でマリみてはビアン差別??
オタクカルチャーの基本ともいえる性倒錯萌えで
801だけを肯定にしろ否定にしろどうしてこうも深刻な問題と
して語るのか謎だわ〜〜。
・・・・ってそれは性倒錯が何でもアリになった今の視点か。
10年前なら801だけが突出した様に見えるのも無理ないかもね。
うーコテ推奨みたいだけど
付けたほうがいいのかなあ。
特に推奨ではないですよん。 今のとこ俺は不都合を感じてはいないけどなー お好きにどおぞ。
16 :
禁断の名無しさん :2005/10/05(水) 03:29:10 ID:lxCepLY/
外界からの主観的視点って考えると801って面白いよね。
17 :
禁断の名無しさん :2005/10/05(水) 23:25:46 ID:cjLs2C7Z
言葉としては正しくないんだろうけど、801については
ゲイのホモソーシャルと腐女子のホモソーシャルがぶつかった感があるな。
ゲイにしてみればゲイ雑誌にゲイポルノが載ってるのは許せても
ヘテロ女性がゲイポルノを読むのは許せない。
腐女子にしてみればセク問わず男性が801を読むのが許せない。
(
>>7 のサイトで問題にされてる「男子禁制」)
どちらも予想外の場所からナワバリに踏み込まれて、アレルギー起こしたか。
18 :
前スレ591 :2005/10/06(木) 00:18:29 ID:SJEIQHh7
新スレおめでとうございます。前スレでビアン表現の話をしてもらった
591です。
スレが600代で終わるなんて、初めて見ました、驚いた…
はくさん、いぬまわりさんのジェンダー的やおい論
>>4-12 、面白いですね。
>801世界は多かれ少なかれジェンダー規範に対する意識みたいなモンがあるのかな?
ありそうですね。この方面にはうといのですが、やおい作家の榎本ナリコの
「大人は判ってくれない」というやおい論を含むオタク論が学者さん方の
絶賛を受けて数年前のセンス・オブ・ジェンダー賞を受賞したそうです。
でも、選考コメントを読む限り、
ttp://gender-sf.org/sog/sog2003/index.html やおいの動機は「ウーマンヘイト」(女の自己嫌悪?)という随分後ろ向きな
もので、ウェブ上では批判もあり、はくさんが期待するようなアグレッシヴな
自他認識につながるのか、どうか?
あと、面白いと思ったのは、「やおいを読むノンケ男性」ですが、
前スレで出た男性論が興味深くてちょっと検索していたら、「男版やおい」
というこんなページを見つけました。
ttp://a-pure-heart.cocolog-nifty.com/log/2005/07/post_cbf5.html 美少女オタクは美少女を犯したいのではなく美少女になりたがっている、
男という「傷つける性」から下りたがっている、という分析が、
目からウロコでした。
一人の同性愛者としては、ノンケの男女オタクが、ともに異性愛から
逃れたがっているというのが、とても興味を引きます。
強制異性愛社会は異性愛者にも強制されており、それに疲れた・逃れたい
という思いが、彼らを彼らにとっての聖域である同性愛や美少女に
向かわせているのかな、と…
でも、ノンケ自身の強制異性愛社会への不満は、少なくともオタクに
見る限り、あまり自覚的ではなさそうですね。
はくさんが仰るように、そういう自覚を持つ作者や作品が現れる可能性が
あるのかもしれませんが…
いぬまわりさん
>>9 が仰った、もし自覚があれば「ドラァグ萌えに向かう」
というのは、深く納得です。
ゲイカルチャーの中で、ジェンダーの境界を本当にアグレッシヴに
侵犯しているのは、ドラアグやオネエですもんね。
でもドラァグは覚醒した、ハイでポジティブな状態だと思うので、
夢の中でマターリ疲れを癒したい、という人の興味はそそらないかも?
ttp://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050924/p2 今一番深刻な批判をしているのはこちらの方かと。
本筋とは関係のない感想だけど、少女漫画もやおいも
「女性読者に向けて女性が描く」が、すっかり定着してしまっているのは
なんでだろうねー?
少女漫画誌でデビューする男性作家はもともと少ない上、一度少年誌や青年誌に
描くと戻ってこなかったりする(立原あゆみ、弓月光、柴田昌弘…どれも古いね)。
あー。(川原泉風)
書き込みしていて、
>>18 に気がつきませんでした。
おたくの自覚は「現実」から逃げたいというところにフォーカスされる
傾向があるかと思います。「萌え」はかなり自覚的なんですよ。
強制異性愛という制度を否定するんじゃなくて、生身の肉体という「現実」の否定。
アニメ絵に萌えることが結果的に制度からの解放になりえているんじゃないかと、
想像しているんですけどね。
ただ、それだと既存のジェンダーを検証する必然性もないわけですから、
ノンケおたくさんたちの描く世界が妙に保守的だったりするのも
しかたがないのかなーと。
おたくの人のなかには社会生物学なんかを素朴に信じてる人も結構いたりで。
21 :
禁断の名無しさん :2005/10/06(木) 03:14:53 ID:VAAxcfJG
スミマセン タチでオネエって存在するんですか? 今まで普通に男らしいタチとしか付き合ったことないので…
801がゲイ差別っていうのにはピンとこないわ。
勝手な妄想であるかもしれないけど、
それ言ったらかつてのハーレクインロマンスも宝塚歌劇も妄想の側面あるし、
だから「アホくさ」と言う人もいるだろうけど、大っぴらに批判されてる意味で差別とは思えない。
(大きく見れば男女規範を前提にしてる点で差別とは言える)
キャラ同士のネタにしたって、ファンの妄想から生まれた、
フレディVSジェイソンやエイリアンVSプレデターのノリと同じようなもんじゃないの?
そういうあたしは、巨大なパンダがかわいいクマ男をひっつかんでエンパイアステートビルに
よじ登るのを妄想して萌えたことがある…。
これ、パンダ差別、クマ差別、キング・コング差別かしら…。
801がゲイ差別してるって認識に関して、ちょっと想像してみた。
当事者であるゲイ男性が、自分たちのことを勝手に妄想されて迷惑と言う。
801さんたちが、それを聞いて、
“社会的に差別されてるかわいそうなゲイ”が言ってる苦情=差別への抗議と安直に判断。
だけどゲイ男性が801を嫌ってるのは、実際は、
俺らは野郎くせーのが好きなんだよ!女なんて嫌いなんだよ!
キモい女が勝手にネタにすんじゃねーよ!
…っていう、ただのミソジニーだったしして。
>>21 いるわ〜。べったらオネエ(←もしかして死語?)のバリタチ。
タチは、男⇔女規範で言うと男側だもんだから、その規範の影響で、
タチには過剰に男っぽさが求められ、
男っぽい振る舞いに萌える人はタチを求め、
タチ自身、タチなら男っぽくなきゃいけないと思い込み、
実際男っぽくしたほうがウケが良くて、
セックス/恋愛対象の男の前だけはオネエを隠したり、
そんなのがぐるぐる循環して、男らしいタチが多くなっちゃうのだと思うわ。
23 :
禁断の名無しさん :2005/10/06(木) 08:24:34 ID:qMTaonR1
同性愛サロンでは 「モテナイ801腐マンコが男同士を想像するために ここに来てる」 って言うのが合言葉だったりするけど・・・。
週刊新潮の記事どうぞ。
辻元清美センセイ ポルノイベントでサイン入りバイブレーターを販売
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50134598.html 世間で話題になっているのは
>「国会議員って言うのは、国民の生命と財産を守るといわれてるけど、
私はそんなつもりでなってへん。私は国家の枠をいかに崩壊させるかっ
ていう役割の国会議員や」
という発言なのですが(2ちゃんでは特定アジアの話になるけどね)
ここのイベントの風景の方がここのスレ的には面白いかも。
>辻元代議士以外のゲストも笹野貞子・元参議院議員の娘でレズビアン
を告白した歌手、笹野満ちる氏(37)や、70年代にデビューしたものの「レイ
プフィーリング」という極で放送禁止処分をうけたブルース歌手の小林万里
子氏(51)、いずれも筋金入りの「女権拡張運動家」といって差し支えあるま
い。
「女祭」を訪れた女子大生に話を聞くと「20代、30代の女性が半分ぐらいで
したけど、化粧ッ気のないすっぴんの方がほとんど。
髪が短くて、メガネをかけてた小太りの人が御買ったかな。ネルシャツを
ズボンの中にしまって、靴はニューバランスのスニーカーというファッション
が主流でした」
秋葉原で見かける「アキバ系カジュアル」の女性版ということらしい。
女子大生が続ける。「凄く驚いたのは、トークショーやライブの盛り上がり
方は普通じゃないんですよ。ゲストの人が”女性が男性に虐げられている
”という主旨の発言をすると、
”そうだー”とか”ふざけるなー”とか会場のあちこちから一斉に叫ぶ声と
拍手が聞こえてきて、強烈な連帯感と仲間意識が伝わってきました。」
特に小林万里子氏が、「女は便所、男の便所」という歌詞の「便所ブル
ース」を歌ったときや、 笹野みちる氏が「性差別」の歌を熱唱したときに
は、会場全体が異様な熱気に包まれたという。
25 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/07(金) 02:30:12 ID:WjihBU0s
>>18 このスレは過去に1000までいったことがないんじゃないかな。
俺もパート1で目の当たりにして心底タマゲタけど、もう慣れたw
>やおいの動機は「ウーマンヘイト」(女の自己嫌悪?)
俺はむしろ、「自己の欲望を肯定」に期待してるかなー
ことエロに関しては性欲をストレートに表現してると思うのね。
("ストレート"は御幣があるか。
その手段に"男"(ゲイ)を使ってるという批判もあるみたいだし。
つか、俺は、いったん"男"へ回り道をしなきゃいけない点に興味あるわけだけども)
801論争まとめにあった「欲望の解体」(←今ひとつ意味が分かんないんだけど)には
「女の性欲」も入ってんじゃないのかな。
俺は見ていないんだけど日本テレビで801の特集があったみたいだけど、
「放っといて欲しい」という叫びは、他のオタクたちよりも
もう少し複雑な意味合いを帯びてるという印象を受けたよ。
ドラァグに関して、成る程なっとく。
おねえキャラ、オカマキャラ(カバちゃんとかおすピーさんとか)って
男に比べて女には受けがいいよね。
単純に親近感や安心感があるだけかも知れないけど、
俺はかすかに期待をよせてたり。801上ではオネエはかなり冷遇されてるけどね。
女の性欲かぁ… なんか言い古されてそうなんだけど 昔から801は女の能動的性欲の変化球だと思ってる… 唯一男が(;´Д`)ハァハァしてるのをこちらが視れる立場になれるつーか 同人誌見る限りそんな印象を受けた 男オタクの場合、自己を排除して女の子がアンアン言ってる姿だけを描けばいいけど 女オタクの場合、投影する装置としての相手の男キャラが必要なんじゃないかと
27 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/07(金) 03:01:39 ID:WjihBU0s
>>22 801さん側がそういう安直な判断してるような気が、俺もしてる。
でも、じゃあ、男が書いた801作品(ゲイ漫画ではなく)を男が楽しむなら
ゲイは笑って許せるんだろうか……?
801好きのゲイに対して「腐った思考」って叩きもあるし、、ぅーん。。
>>20 >おたくの人のなかには社会生物学なんかを素朴に信じてる人も結構いたりで。
いそうだー
>>24 ラブピースクラブ
HPのセンスはいいのに…
これじゃ時代錯誤の女権拡張論者まんまだぁ
未だに第一派フェミニズム(だっけ?)のまま時が止まってる印象
もはや女性=被害者論じゃ語れないと思うんだけど
あらゆる社会問題は最終的にジェンダーに行き着くと考える、
それ自体がフェミ二ストかと思ってたんだけど
やっぱり女権拡張論のみなのかなー…
ジェンダーとかセクシャリティ問題に理解ある人でもフェミ嫌いですって多いけど
その場合やっぱり女権拡張論者的な使われ方だよね
29 :
500 :2005/10/07(金) 07:19:47 ID:8K0/MQC6
すっかり遅くなったけど、
>>1 さん乙です。
時間がないので挨拶だけで失礼。
801とか辻本さんとか、あと『NANA』とかについてはまたのちほど(汗)
ほとんどのノンケ男はレズものAVを歓迎しないよね?
>>24 > 髪が短くて、メガネをかけてた小太りの人が御買ったかな。ネルシャツを
>ズボンの中にしまって、靴はニューバランスのスニーカーというファッション
>が主流でした」
>秋葉原で見かける「アキバ系カジュアル」の女性版ということらしい。
人を見た目なんかで判断できないけど、
この人たちは所謂「腐女子」ではない気配が。
男性向け同人イベントでは
確かにこういう格好の男の子が散見できますが、
女性向け同人イベントでこういう格好の女の子を
見たことはあまりないです。(私は)
電波男(女性に対する被害者意識集団?)が男性向けおたく文化圏の
住人なのとは非対称の関係にあるのかもしれない。
あくまで、「見た目」だから話半分ね。
32 :
18 :2005/10/07(金) 20:14:54 ID:foY0iWMS
>>20 >おたくの自覚は「現実」から逃げたいというところにフォーカスされる
>「萌え」はかなり自覚的
では、「おたくは意識的に現実逃避をする人」でFA?
一方で制度の圧力を逃れる手段をもう手に入れているから、別に制度が
変わらなくても構わない、むしろ安心してその中にいられる、という感じ?
>>22 >>27 >差別への抗議と安直に判断。
「〜〜差別」という言い回しが形骸化してる、という感じがありますよね。
「差別」と言った途端に「ケッ、またかよ」みたいな構えをされてしまう。
私は、本来性的な利害関係のないはずだったノンケ女性から、現実の異性愛
制度で表現できない性欲をいきなり振り向けてこられたゲイの戸惑い、
腑に落ちなさについて、もう少し真面目に考える人がいてもいいんじゃないかと
思います。
ポルノや性暴力について真剣に考えてる男性もいるわけですから。
801好きのゲイ(どれほどいるのか分かりませんが)が中間的な立場で
考えてもいいですよね。
はくさんは、801が好きになったんですか?
33 :
18 :2005/10/07(金) 20:34:04 ID:foY0iWMS
>>24 実際にイベントがどうだったかより、記事の書き手がそのイベントを
どういう風に見たかったがまずアリアリと分かる文章ですねw
しかも古い…おっさん(これも性差別用語ですが)のアンチセクシュアル・
ファンタジーという感じ。
>筋金入りの「女権拡張運動家」・すっぴん・メガネ・小太り・普通じゃない盛り上がり・異様な熱気
「アキバ系カジュアル」を追加したところが、おっさん的に一番ニュウな
発想でしょうか。
実際のイベントが、そういう、おっさんが大喜びで攻撃したがるような
硬直した「女権拡張主義」以上のものだったことを祈りますが…
でも、清美さんがバイブにサインというのは、つまらないですね。
女の性欲の独立のシンボル的にバイブを持ってくるなんて、
「つっこんで満足させる」という男性的妄想とほとんど変わらないんじゃ?
34 :
500 :2005/10/07(金) 20:49:41 ID:8K0/MQC6
>>33 出だしの2行、ほぼ同意です。
けど、
>女の性欲の独立のシンボル的にバイブを持ってくるなんて、
>「つっこんで満足させる」という男性的妄想とほとんど変わらないんじゃ?
バイブとかディルドって「男の代用」なのかねえ?
そもそも、辻本タンがサインしたバイブって、男根みたいな形のものじゃ
なかった説もあるんですが…
書き方には記者の恣意的視点も入ってるよね。 しかしバイブにサインってカッコいいと思った
36 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/07(金) 23:06:29 ID:WjihBU0s
>>26 >女オタクの場合、投影する装置としての相手の男キャラが必要なんじゃないかと
それって「受ける性だから」ってこと???
>>30 ピンクはどうなってるのか知らないけど、
Vシネは「レズもの」ってあんまりないみたいだね。
需要はあるんだけど、出演する女優が限られてるとかナントカって聞いた気がする。
>>32 ゲイがわざわざ女の為に何かを考えるだろうかって問題があるよねw
作品論の延長で、より面白いものとは何だろうとか
作者の意図は?とか、一緒に考えることはあるかもだけど。
801板の方では、俺はそういうレスしかできなかったんだよね。
同性愛者とノンケが801を語れるスレも見当たらなかったし。
そういうのやってるサイトあると思うけど、手が回らなかった。
そんな感じだから、801好きになったかって質問への答は微妙だなあ。
好きな作品・語りたい作品てのはあるけども、
他の漫画となんら変ることなくストーリー的に面白いか面白くないかが全て、なんだよね。
てわけで、"好きでも嫌いでもない"ですw
まあ、801に対する偏見みたいなもんはなくなったですよ。
やっぱり実際に読んでみないと分からないものですね、当たり前だけど。
37 :
83 :2005/10/08(土) 02:25:52 ID:ziRke7IS
>>28 >ラブピースクラブ
>HPのセンスはいいのに…
個人的には、女ジェンダー丸出しなデザインに萎え萎え。
品揃えはわりといいほうだと思うけどね。
outmediaのジェンダー越境的なデザインと実用性重視の商品説明が好きだった。
(もうなくなっちゃったんだよねー/寂)
さすがタチネコスレ。視点が鋭い ラブピのサイトデザインが借り物の女性的イメージを 打ち出すのは自分も気になっていた所です 個人的にはカワイくて好きなんですけど。 フェミ名乗ってるものとして少し安易かなと。 この辺前スレにでてた「おしゃれに興味がある事をアピールするオタ女さを」と なんだか似てるような気がしないでもない
>>4 >気に入っていただけて嬉しいわ。
この映画(めぐりあう時間たち)やばいくらいに気に入っちゃったの。
書きたい事は山ほどあって一つ一つのシーンを一つ一つ語りたいくらいなのだけど
(それ程ひとつ一つのシーンが素晴らしいと思うわ)
文章が全然追いつかないし、それにただの荒らし行為に過ぎなくなるのでこれでも
自重してているのよ。
>誰のコメントかは忘れたけど、スタッフかキャストの誰かが
>[リチャードが同性愛者になった理由は母親から捨てられたのが原因だとは
>今時誰も思わないだろうから、あえて説明は入れなかった]
>という旨のことを言っていたわ。
>でも“今時誰も思わない”かしら。そう思う人、たくさんいそうよねえ?
あたしはリチャードのエピソードを見て、そんな発想全然沸かなかったのだけど
そう思う人もいるかもしれないわよね。
昔人生相談とかで同性愛になる原因に、母親に捨てられたからとか、
母親が妊娠時にストレスを感じていたからとか、女兄弟に囲まれて育ったからとか
色んな(根拠不明の)説がもっともそうに語られていた気がするわ。。。
そういうのを疑う事なくそのまま素直に信じてしまう人がいるでしょうね。
で、この映画では、「今時誰も思わない」が前提として話が始まってるという事よね?
そのコメント、監督や脚本家と俳優ではまた発言の重みが違うのでしょうけれど
映画全体を象徴しているなコメントにに違いないわね。。
>このコメントは… 本気でそう思っているのかな? それとも >「この映画を観るような人はそういう誤解はしない」という期待? >誤解する方がおかしい、という意味を言外に込めた皮肉? >それとも、そうであってほしいという希望? >皮肉だったとしても、あたしはその意地悪さは好きだわ。 あたしが感じたのは、見た人の誤解(というと御幣があるのだけれど) 作り手が最初から理解できるものと前提したモニョリとか考え方とかがあったとして、 それを理解できなかったり、共感できなかったり、イライラしたりする人の反応を見る事が よりこの映画を理解するポイントであり、意地悪な楽しみでもあると思ったの。 皮肉とも少し違う気がする。。。 皮肉は相手にそれをそれとなくわからせるニュアンスと思うのだけれど この映画は相手にそれをわからせないままの楽しみというのかしら。。。? なんか貶しているようだけど、そこを含めてあたしもこの映画に惹かれてしまうの。
前スレ
>>617 >『めぐりあう時間たち』のそのシーンに似たシーンがある映画を
>思い出そうとしてどうしても思い出せないw
>一週間の曜日ごとに違う料理を食べると決めている夫婦がいて、
>要するに、毎日が同じことの繰り返しってやつ。
色々キーワードで検索してみたのだけどよくわからなかったわ。。。
なんだか月曜には市場へいって針と糸を買ってきたという「一週間」の歌みたいな話ね。
前スレ
>>619 >心配されたり気づかわれたりするアテンションが
>プレッシャーになることってあるのよね。
>健全な人たちは、その気遣いが善意だと思ってる。
>「頑張れ」って言われると「これ以上なにをどう頑張れっていうの?」と
>腹を立てる鬱持ちタンがいるように、「大丈夫?」って言われると、
>「そんなに心配していることをアピールしたいわけ?」と逆ギレする人もいるようです。
そういうボタンのかけ違いをよく象徴しているのが、
現代の詩人リチャードとクラリッサの関係よね。
クラリッさは病人で身体的にも精神的にも弱ったリチャードの面倒を見てるわ。
出版した本が賞を受賞したので、パーティを開いてあげようと張り切って支度をしてるの。
引き篭もって生きる希望を見出せない彼の為に良かれと思って、
華やかな場を用意して人を呼び、彼を暗い場所から出してあげたいと思って。
その善意が実は彼女の生活の中の張り合いでもあるのよね。
だけどリチャードは彼女にとても感謝つつも、精神的に救われる事もなく
彼女の善意を受けるしかもう生きる術も希望もない自分に対して、さらに罪悪感、劣等感にまみれて
追い詰められて行ってしまうのよね。
「共依存」という便利な言葉があるけれど、善意を与える側と与えられる側で
悪い方へ追い詰めて行ってしまうのよね。でもお互い相手を必要としてるから余計にやっかいなの。
あたしも実は今時点では801がゲイ差別と言われてもぴんとこないの。 知識も問題意識も鈍くて参加する資格がないような気もするのだけど 昔、「11人いる」という名作と呼ばれるコミックを読んだのだけど 若い宇宙飛行士の男女達の物語で、その中で確か主人公的な人と同僚の仲間が 同性愛カップリングだったの。 主人公は行動も見た目も少女チックなの。 一応生物学的に♂として生きてきたあたしが読んだら、そこに描かれてる♂同士の エピソードにムズムズ違和感があったのは確かだわ。 細かいエピソードは忘れてしまったのだけど、 明らかに♂同性愛の立場から見ると、それは自分とは異質のジェンダー(少女文化)で 描かれた♂同性愛だったわ。 それを見てモゾモゾモニョッタのは確か。 男性が描いたビアンコミックがあったら、ビアンの人はどう感じるのかしら? ただ、読んでモニョルのは確かなのだけど、被害者意識があるかと聞かれると今のところはわかんない。 まだ今は鈍感なだけの予感もする。。 ドラゴンクエストというゲームで、登場人物間で恋愛的な要素もあるのだけど、 あたしそこに描かれる恋愛がモゾモゾする場合が多いの。 前スレでオタク(やおい)解説で「ツンデレ」という言葉を知ったのだけれど、 これはストーリー上で「萌え」対象が、時にツンツンしたり、時にデレデレしたりする 作者や読み手にとってより「萌える」、都合のいい恋愛駆け引きの態度の事だったのね。 まさにこの「ツンデレ」、ドラゴンクエストでヒロインなどが主人公(読み手)に 行う行動そのもので、あたしがモゾモゾする嫌なシーンだったの! そこにある現実感のない「媚」(萌え要素)がもの凄くいやで拒絶反応が出ていたの。 それはヒロインだけでなく対象が同性愛もノンケ男性でも。 あたしにとって801は読まなければ済むのだけれど、ドラゴンクエストはとても好きなゲームだから そこに「萌え」が盛込まれると困るのよね。。。お願いだからやめてと思う。 それは性差別の嫌悪感ではなくて、映画や小説で現実感のない人物模写や行動原理、 推理小説の実現不可能有り得ないトリックに対する苛立ちに近いのかも。。。
同性愛カップリングで個人的にもの凄くモニョッタ事があって、 それはゲイのポルノ小説で男同士の友情が描かれたものなの。 一番覚えている話が、主人公が夏に久しぶりに帰郷するの。 故郷に帰ったら、そこで幼馴染と再会するのよ。 そしてお祭りで御神輿を担ぎ、褌一丁でお酒を酌み交わして男同士の絆を強く感じるの。 男にしかわからない友情の絆の讃歌のような内容だったわの。 だけど幼馴染の模写がもの凄く性的な模写なのよ。 そしてお酒が入った後、二人は盛り合うのよ。 主人公は休みが明けると都会に戻り、幼馴染は秋に結婚するの。 全体的には逞しく男らしい男同士の絆、友情を賛美しているのだけど、 実際の所主人公は最初から最後まで幼馴染に欲情してるのよ。 ポルノ小説だから当たり前なのだけど、あたしこの友情と性愛をごっちゃにしながら 友情を賛美されるのにモニョってしまうのよ。 そこにもしかしたら自分の中にホモフォビアがあるのかもしれないけれど。
ただこれって前スレの
>>560 =567さんがビアン映画をモニョルのと
もしかしたら近いものがあるのじゃないかと思い立ったの。
あたしが前スレで、「フライド・グリーン・トマト」の二人がビアン関係だったら
感動が半減するといったのは、それがビアンだからというわけではなくて
上で書いたようにそれはゲイでも(さらに)異性愛でもそうなの。
友情を友情のまま隠れ蓑にした性愛「萌え」が嫌なのだと思う。
もしかしたら560=567さんとあたしは近い所でモニョッテいて、
表現の角度が違っているだけなのかもしれないわ。
あたしは「フライド・グリーン・トマト」を(二人の絆)友情の映画として見た
→友情が実はビアン関係だった???
560=567さんは「フライド・グリーン・トマト」を(二人の絆)ビアンの映画として見た
→ビアン関係が友情にごまかされてる!!!
友情と性愛をごっちゃにして美化された物に対するモニョリじゃないかしら。。。?
46 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/09(日) 02:06:01 ID:PVS3qshO
>>32 に対する
>>36 をちょっと補強。
>>22 の
>だけどゲイ男性が801を嫌ってるのは、実際は、
>俺らは野郎くせーのが好きなんだよ!女なんて嫌いなんだよ!
>キモい女が勝手にネタにすんじゃねーよ!
>…っていう、ただのミソジニーだったしして。
ゲイ男性は、女・女性性がとにかく嫌だ!って事だよね、これ。
俺は、801ってのは男同士の性愛を描きながらも、
現実社会で押しつけられている"男性社会"への怒りやモニョリが根底にありそうな気がして、
前スレで「徹底的に"男"を排除してる」と書いたんだけど、
そこの点で既に対立しちゃってんのかもしれない。
801消費者は、自分のモニョリを表明する装置として、
"同性愛"を利用しているという自覚を持たなきゃいけないんじゃないかと思うし、
ゲイも、利用されていることへの怒り・モニョリを表明するときに、
801が大量に生産され消費されている背景を考えなきゃいけないんじゃないだろうか。
「ファンタジー」で割り切るだけでなく、ね。
801も一つのセクシャリティであるなら、
お互いに、他者のセクシャリティについて考えるってのは基本だもんね???
それと、男が「美」を意識したり、恋愛に価値を見出そうとして、
801を歓迎しようとしてるって事も見過ごせないと思う。
「801は同性愛差別だ」という言葉は、
男の可能性(変な表現だけど、、スマソ)と、
他者のセクシャリティを考える可能性を排除したり否定する為に
使われてる気がするな。
ところで、801板の常駐してるスレに、ピンときたレスがあったので貼ってみる。
>結局現実の恋愛では金や容姿が絡んで、
>世間から「真実の愛」としてインプットされているモノからは遠い。
>そういう「真実の愛」と「現実の愛」の捩れがヤオイなんじゃないかなあ。
>まあ同性愛者もそういう捩れと無縁ではないことを知っているから、
>みんな「ファンタジー」だと割り切っているんだろうけど。
世間からインプットされている「真実の愛」って何なのか。
俺が801を読む鍵はそこにある→"好きでも嫌いでもない"だね、やっぱ。
47 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/09(日) 02:20:40 ID:PVS3qshO
>陽気な名無しさん ◆JiF670tafs >ドラゴンクエストはとても好きなゲームだから >そこに「萌え」が盛込まれると困るのよね。。。お願いだからやめてと思う。 >それは性差別の嫌悪感ではなくて、 >映画や小説で現実感のない人物模写や行動原理、推理小説の実現不可能有り得ない >トリックに対する苛立ちに近いのかも。。。 分かるよコレ、、、すごく。 前スレで、「801板orヲタに馴染めない」と書いたけど、 まさに、馴染めない理由は、あなたと同じだわw 「萌え」が分かんないんだよ、感覚的に。 考え方がスクエアなのか、遊び心が足りない、のかな。。?? でも、友愛と性愛をゴッチャにして美化するのは、俺は何ともないんだよね…… それと『11人いる!』の主人公カップリングの一方(パツキンの方)は、 両性具有だよん。
「11人いる!」の主人公(女性っぽい方)って両性具有だったのね。。。 ずいぶん昔に「名作だから」と図書室で読んで、ピンと来なくてそれきりだったの。 当時は801なんて概念をまったく知らないし、それに名作と頭ごなしに読んだから 記憶に加えて感じた事にも自信がないわ。と言う事でコミックを買って来ちゃったわ! 楽しみだわ。
>>46 >801も一つのセクシャリティであるなら、
>お互いに、他者のセクシャリティについて考えるってのは基本だもんね???
これは同意です。
「萌え」にしても「801」にしても、現実の男女関係の代償である
みたいな意見に対しては強烈にモニョる。
「あなたが同性愛者になったのは異性から受けたトラウマが原因です」
みたいにわかりやすすぎて。
セクハラや前スレに出ていたラブハラが契機となって同性愛や萌えフェチを自覚する、
ということはあるかも知れないけど、トラウマにその人の指向や指向を変えるだけの
根拠があるとはちょっと信じがたいんだよね。
というか、この種の意見って結局
「本当はお前も異性が好きなんだろ? ホラホラ」の婉曲表現じゃないのかと。
穿ち過ぎですか。
50 :
49 :2005/10/11(火) 03:04:51 ID:hhv1NkNX
訂正 ×指向や指向を変えるだけの ○指向や嗜好を変えるだけの 正直、どう違うのかよくわからないんですけどね。
51 :
禁断の名無しさん :2005/10/11(火) 04:01:30 ID:xAYxX2cp
己の肉体の快感を求めるvs相手が快感に身を任せる姿に快感を覚える
>>34 =500
>バイブとかディルドって「男の代用」なのかねえ?
違いますよね。でも、それを理解できる、理解しようとする人間は少なくて、
むしろ積極的に誤解されることを見越して、戦略的に行動しても良かった
んじゃないかと思うんです。
ラブピースクラブサイトの北原サンの日記で、辻本サンがサインした
「可愛いピンク色の指サイズのバイブ」が早速新調サイドで「紫色の大きな
バイブ」にすり替わっちゃってたことが触れられてますし。
うまく言えないのですが、今しょっちゅう起きているこの種の「誤読した
もの勝ち」「杜撰に自分がわの価値観を過信する方が勝ち」なやりとりで、
どうやって行動すれば良いのかというのは、頭の痛い問題なんじゃないかと
思います。
(
>>3 サンが上げてる反ジェンダーフリーもそうですね)
北原サンは
>しっかし。。。。バイブ、アダルトグッズ・・・というだけでどれだけの
>エロい想像力を働かせてくれているのか見物ですよ。オヤジを喜ばすコツ
>いっぱい。週刊S腸、立ち読みしてみてください。
と余裕なので、私が小心者なだけかもしれないですが。
陽気な名無しさん
>>44-45 >>45 >友情を友情のまま隠れ蓑にした性愛「萌え」が嫌なのだと思う。
>もしかしたら560=567さんとあたしは近い所でモニョッテいて、
>表現の角度が違っているだけなのかもしれないわ。
このご指摘には、深ーく納得してしまいました。素晴らしいです…
あと、ゲイポルノにそういう「男の友情」幻想があるというのは、
初めて知りました。(一部かもしれませんが)
>>44 >あたしこの友情と性愛をごっちゃにしながら 友情を賛美されるのに
>モニョってしまうのよ。
>そこにもしかしたら自分の中にホモフォビアがあるのかもしれないけれど。
もしかしたら、私が「友情としてのレズビアン」にグズグズと
もにょるのも、私の中のビアンフォビアのせいかもしれません。
でも、むしろ友情と性愛をごっちゃにする方が、少なくとも性愛を
友情で隠すことの方が、ホモフォビア(ゲイもビアンも)をはらんでいる
という見方もできないでしょうか?
ひょっとしたら、これははくさん
>>46 が仰ってる「世間の言う真実の愛」
(私は、それこそ「タイタニック」のような、メディアで喧伝される
理想化された純愛のことかなと思いましたが、セカチューみたいな)に
対する801腐女子のもにょりと、
>>18 で触れた801が持つ「ウーマンヘイト」
の関係に近いのかも…
えっ、私って、801ビアン?! ww
あ、すみません、推敲不足でした。
>>53 >ひょっとしたら、これははくさん
>>46 が仰ってる「世間の言う真実の愛」
>(私は、それこそ「タイタニック」のような、メディアで喧伝される
>理想化された純愛のことかなと思いましたが、セカチューみたいな)に
>対する801腐女子のもにょりと、
>>18 で触れた801が持つ「ウーマンヘイト」
>の関係に近いのかも…
は、「友情=性愛」へのもにょりが、私の中のビアンフォビアに起因して
いた場合、です。
「友情=性愛」的表現自体がフォビアをはらんでいるとしたら、解釈は
また変わってくるかもしれないです。
ノンケ男で801を描く人とかっているのかしら?
59 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/11(火) 23:57:52 ID:RG3YUdXP
>>49 >「萌え」にしても「801」にしても、現実の男女関係の代償である
>みたいな意見に対しては強烈にモニョる。
>「あなたが同性愛者になったのは異性から受けたトラウマが原因です」
>みたいにわかりやすすぎて。
あー これは俺も同じく思うよ。
801について書いてる自分自身に対する気色悪さは、この点なんだよね。
自分がそういう風にしたがってるのか?という気色悪さね。
で、
>>53-54 のように何らかの「フォビア」に起因してるのかな、と。
こうした分析は昔からあったけども、でも、
だからといって廃れるどころかますます801文化(でいいのか?)は
発展してきてるんだもんね??
そういう事とは違う何かが、多くのひとを801へと駆り立てるんじゃないかと思うんですよ。
前スレでモエが言ってたように、少女からオッサンまで。
"何か"とは、もしかしたら
>>51 かも知れないなあ。
俺は801とヲタクを自分の都合にあわせて、一緒にしたり別にしたりして
書いてきたんだけど、同じところに集約させて考えるべきかもしれないと
などと思ってきたよ。
801の話を突き詰めるとSMの話題に還元されそうな気がしたりしなかったり。
61 :
500 :2005/10/13(木) 04:44:25 ID:fm3ITLQP
>>38 ラブピースクラブ&オサレに気を使ってることを主張するヲタ女子って、
「フェミニスト?あいつらはマトモな「女」じゃないよ」
「801女?あいつらはマトモな「女」じゃないよ」
的なオスバカノンケの戯れ言に対して、無視するとか
「えーえーアタシはマトモな「女」ではございませんの、ホホホホ」
と開き直るとかいう反応ができない、つー点が共通するのかな。
そういえば前スレの最後のレス、
>思春期に801の洗礼を受けおたくを卒業、もしくはノマカプ(普通の男女もの)に移った
>とかいう元腐女子さんのあの頃の自分はおかしかった! 801キモい!!的な発言を見て( ゚д゚)ポカーン
これにかなり近い発言をオレはリアルで聞いたことがある…
高校時代はアニパロやおい書きまくりだった同級生が、
専門学校入って脱ヲタ&処女喪失したとたんに、まだ恋愛の「れ」の字も
頭にないようなワタシ&その他数人の同級生に向かって、
「そのまま20過ぎても処女のままでいるつもり?そんなのダサいよ、なんとかしなよ」
とか説教タレて下さってねえ…(遠い目)。
あまりのDQNっぷりに反論する気も起こらなくて、そのまま黙って連絡を絶ったけど、
彼女、どうしてるのかな。結婚出産を経て801に舞い戻ってたりしてなwwww。
なんつーか、「マトモな女でいたい・いないと気がすまない」人とオレは相性良くないです。
62 :
500 :2005/10/13(木) 05:09:50 ID:fm3ITLQP
>>45 >あたしが前スレで、「フライド・グリーン・トマト」の二人がビアン関係だったら
>感動が半減するといったのは、それがビアンだからというわけではなくて
>上で書いたようにそれはゲイでも(さらに)異性愛でもそうなの。
>友情を友情のまま隠れ蓑にした性愛「萌え」が嫌なのだと思う。
ワタシはリドリー・スコットの「テルマ&ルイーズ」の最後にあるキスシーンで、
それまでの感動が「激しく萎えまくった」記憶がある。
それから吉田秋生の漫画「櫻の園」、原作はかなり好きだったのに、
映画化されたらビアン(というか、「百合」?)っぽい部分ばかりが
やったら強調された作品になってて、これまた激しく萎えた、どころか
怒りすら込み上げてきた(苦笑)。
まぁ自分は女嫌いで、当然ビアンっぽい表現もかなり苦手だから
(そういえば椎名林檎の何かの曲のPVを偶然見ちゃって吐いたこともあるなあ)、
友情と恋愛を混合したり、持ち込んで欲しくない部分に「萌え」…というか、
色恋の表現を持ち込まれることへの拒否感ではなくて、
単なるレズボフォビアだと思っても差し支えはなさそうだけどwww。
でも「陽気な名無しさん ◆JiF670tafs」姐さんの
>ドラゴンクエストはとても好きなゲームだから
>そこに「萌え」が盛込まれると困るのよね。。。お願いだからやめてと思う。
これはものすごーくよく分かる。
好きなバンドのライヴ行って、となりの女子が愛想よく話しかけてきたんで、
その後流れでなんとなくメシとか食いに行ったら、いきなり
「あの…■■と○○の801とかって好きですか?」
とか言われたときのショックといったら…………
63 :
500 :2005/10/13(木) 05:49:16 ID:fm3ITLQP
で。 先日とある場所で終電逃したんで、前スレではくタンがちょっとだけ話題にしてた 『NANA』の原作のマンガをちょこっとだけ読んだんですよ。なので、その話を。(以下ネタバレ注意) あの話はさー、「ナナ」と「ハチ」のキャラクター造形がちょっと 少女マンガに出てくるビアンカップルの定石、「真紅の薔薇と砂糖菓子」 (…って言ったのって誰だっけ?藤本由香里さん?) っぽいところはあるにしろ、基本的には「同性愛」ではなく「友情」、つか「シスターフッド」 みたいなものを描いた作品だと思う。ナナとハチがキスしたり、同じベッドで抱き合って寝たり、 とかいうシーンはあるにせよ、「それ以上」のシーンはないし、2人ともヘテロセクシュアルっつーか 「彼氏持ち」なわけじゃん、一貫して。 ただ、ナナの彼氏はいろいろと問題アリな人間だったり、ハチはハチで、最新刊では 妊娠中だってのに、怒った彼氏に強姦されてたり(カップル間レイプってやつ?)してて、 「君ら、本当は男抜きで、2人仲良く暮らすのがいちばん幸せなんちゃうの?」 みたいな感じはけっこう強調されてるように思うんだよね。 そのあたり…前スレでオレが言った、女性一般にありがちな 「どうせ女であることから逃れられないなら、せめて男から金ぐらいはふんだくってやる!」 みたいな感情からの派生?として、 「自分は色恋を男にしか求められないノンケではあるんだけど、男との関係ってあまりに残酷でシビア。 だからこそ、色恋のからまない女同士は優しいユートピアであってほしいわぁ」 みたいなものがあるのかなあ、と。 だから、ナナとハチの関係って 「女の子たちが仲良くしてるのはいいわ〜♪」(人によってこれに「同性愛だろうとそうでなかろうと」が入る) という人にはウケるだろうけど、 「アタシは色恋もセックスも込みで、ガッツリ女が好きなの。で、そういう女が出てくる作品が見たい!」 というビアンさんにとっては「帯に短したすきに長し」なんじゃないかなあ、という気がいたしますた。
64 :
500 :2005/10/13(木) 06:36:51 ID:fm3ITLQP
『NANA』に関しては更に黒い考えが浮かんでしまったりもしてて。 ★以下は自分の独断と偏見と妄想の固まりみたいな文章です。注意!★ …自分が昔ビアンやバイ女性のコミュニティ周辺をウロついてたときの経験から言うんだが、 >「どうせ女であることから逃れられないなら、せめて男から金ぐらいはふんだくってやる!」 ってのが更に悪化して、なんつーか、いわゆる「性指向」とは別に、 『セクシュアル・アテンション(性的対象として認識されること)』抜きにしては、人間関係が ほとんど構築できなくなっちゃってる感じの女性…ってのはたまに居ると思うんですよ。 要するに、実は女と寝たい・付き合いたいわけではなくて、「自分のことを好きな人間(女でも可)」に チヤホヤされたいだけ、っつーか。 「ノンケ女は自分のことなんか好きじゃないと思うけど、ビアンやバイの人は女が好きだから、 アタシに優しくしてくれるよね…」みたいな感じで、そういう人は 「あたしぃ、男としか付き合ったことないんだけど、女の子も気になってるんですよねえ…」 とか言ってビアンやバイ女性の中へ入っていっちゃったりするわけです。 近年だと「男とは普通に付き合えるけど、女とはAセクなんですよねー(←マジであった)」とか言ったりもして。 で、なんとなく自分に声かけてきた人とテキトーに親しくなった挙げ句、ある日ホテルとかに 連れ込まれて修羅場を見る…みたいな。 でさー、そういう人が憧れる関係のサンプルって、ナナとハチみたいな関係だったりするのかな、と。 いちゃついてはいても、あくまでそれはセックスやら恋愛やらに発展するわけではなく、 それでも、相手からはそこらの男に負けないぐらいのイキオイで、大事に思われている、という。 問題はそれを実現するにあたって、自分が相手を大事にすること、ではなくて、 「相手が(性的関心を下敷きにして)自分を大事にしてくれること」を頼みにしようとするとこなんだけど、 (マジで「ナナ&ハチ」やりたいんならまず周囲にいるヘテロ(?)の女子と仲良くするべきだと思う。) 女性のこういう「やらずぶったくり根性」ってのは、もともとがなんつーか「家父長制」みたいなものの 裏返しだけに、一朝一石には解決しないのかもしれませんなあ… まああれだ、ビアンのみなさんは 「女性とは付き合ったことないんですが、ナナとハチみたいな関係にとっても憧れてます!」とかいう 「恋人募集カキコ」にはちょっと気をつけたほうがいいかもしれませんよ、と、 かなりイヤな予言(つーか既にあるんだろうな、これ)をしておきますです。
65 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/13(木) 21:39:31 ID:IEgYQX3Z
幼児性、ってやつかなァ… 59書いた後でそんなキーワードが頭から離れなかったり。
66 :
キモ :2005/10/13(木) 21:43:07 ID:KquEe+R2
レズレズはマンコ舐めあうんやんな?きもすぎるぞ‥自分のマンコ擦って興奮‥完璧なる変態やな‥きもすぎる‥こわ‥
恋愛からの逃避する場所が同姓の友達ってことになるのかな。
逃避したくなるような恋愛だったらしなきゃいいのにって思うけど。
女の子にとって恋愛ってなんなんだろね?
一人で生きていくことへの不安を煽るのがセオリーなのかしら?
ってNANAのコミック眺めて思ったわ。
>>66 体のつくりの違う生き物の性器を舐めるのも変態よw
>>はくタン
801関連で面白いの見つけたわ。
Slash Without Tearsというサイトのここ。
ttp://www.sting.co.jp/voice/v38.htm まだあちこち飛ばし読みしてみただけだけど興味深いことたくさん書いてある。
バックナンバーもチェックしてみてください。
>>42 さん
しばらくご無沙汰ですがお元気です?
昨日からゴダール新作『アワーミュージック』(Notre Musique)が日本公開されました。
ご覧になりました?
あたしは昨日観てきました。
行動する人間は自分の行動を適切な言葉で語れない。
逆に物語を語り、詩をよむ者は実態を知らない。
劇中のこの言葉が、未整理で頭にこびりついてます。
映画の前半、アメリカインディアンの方々が
「そろそろ同世代の我々が出会うべき時では?同じ土地の“よそ者”同士として」
と言うシーンのあたりから、
42さんが過去スレで提唱していた“難民”について思い返してました。
──自らの詩を持たない民族は強くなれることが出来るのだろうか
こういう言葉が語られるたび、その場面で国や民族へのbelongingが不問に
されていることに、ひっかかりながら観ていました。
そして第三部で描かれる、
オルガが殉教していった先のアメリカ水兵に守られた異様な“天国”。
ステレオタイプな男女の“幸福”。
そこに更に激しくモニョりながら。
しかし、そこに重なるオルガの声。
「よく晴れた日だった。遠くまで見える。でも、オルガのいる所までは見えない」
あ、そうね。納得。自分は見えないね。
“難民”になる前に、与えられた帰属のほうをなんとかしておかなきゃね。
最後の最後で、この違和感へのしっかりした“切り替えし”を、
映画の方から発してくれて、とてもすっきりした。…暖かい映画ですね。
って、映画観てない人は全くわけわからないわよね。
もしもう『アワーミュージック』を観てましたら、
この映画での“帰属”というものの扱いについて42さんのご意見拝聴したいですわ。
69 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/16(日) 22:54:06 ID:Mkp5N9AP
>>68 ありがとう、犬まわりさん……
ざっと読んだけど、すごくパワフルで前向きな管理人さんだね。。
ちょっと疲れてるので感想やら意見は、また今度という事で。。
ああ、また興味深いレスが。。。 即答できないのでまた整理してから書くわ。 おやすみなさい。。。 それと「11人いる!」は文庫本を買ったのだけど、 「11人いる!」と「続11人いる!東の地平西の永遠」と「スペースストリート」という 同じ登場人物が出てくる連作なのね。 あたしが昔読んだのは「11人いる!」は確実なのだけど、 今2番目の「続11人いる!東の地平西の永遠」を読んでいる所なのだけど、 読んだような読んでないような記憶があいまいだわ。。。
71 :
今スレ18 :2005/10/17(月) 17:20:56 ID:oEuYd0dD
500さん
>>61-67 >>63-64 「NANA」がどういうツボなのか、結局漫画も映画も見てなくてまだ
分からずにいます。
もしかして「下妻物語」「OUT」など個性的な女の友情映画が評判に
なったりして、"女の友情の良さの再発見"という気分があったん
だろうか?などと想像していますが。
最近ビアン出会い系方面にはご無沙汰してるので新しく「NANA禍(?)」が
起きてるかは知りませんが、「なんちゃってvs真性レズ」問題なら、
昔も今もそう変わらないだろうなと思います。
>自分が相手を大事にすること、ではなくて、
>相手が(性的関心を下敷きにして)自分を大事にしてくれること
私にもこういう欲望はもちろんあると思うし、ゲイには滅多にない
なんちゃってがビアンバイコミュニティ発生するのは、やはり女に
特徴的な何かのせい、と言わざるを得ないんでしょうね。
はくさん
>>65 のいう幼児性か、依存心か。
E.K.セジウィックは女のホモソーシャルは同性愛と曖昧に
連続している(ホモフォビアが弱い)と言っているそうですが、
それが積極的な形ならフェミニスト的シスターフッド、ただの
依存を動機にしてたらなんちゃって?
もちろん個人差はありますが、全体として女の世界(ビアンもノンケも)
には人との関係を通さないと自分を確認できない不安感がいつもある
のかもしれない。そのせいで、「恋愛」「女の友情」と形を変えた
「一人でいてはいけない」幻想が次々に煽られるのかも…私だけの
印象かもしれませんが。
一人で生きる自分がリアルにイメージできればいいはずなんですけどね。
>「家父長制」みたいなものの裏返し
でしょうか。でも、ほとんど無意識の領域ですね。
801板の同性愛者のスレにいた136ってはく? 違う? そうよね? 801板眺めてたら気になったけど。 あなた達どこ行っても嫌われているのねぇ。 もう、正義ぶって論争するのは止めたらいいのに。 801には昔、42も大反発喰らってたじゃない。 「なんでそんなに偉そうなの!?」って。 成長しないわね。同じ事になってる。 まあ、前ほどじゃないけどね。 でも、はくじゃないかも。 違ったらゴメンナサイね。
73 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/19(水) 22:17:39 ID:bOjGAni/
「なんでそんなに偉そうなの!?」 そう言ってる人が、みずから、対立の構図を作り上げているからでしょ。
あれって、やっぱりはくだったのね。 別にただ気になっただけだから…。 でも、ひとつだけ言えば、 801板のスレの反発されぐあい見ても思ったけど、 どうして、相手の気持ちを考えてあげないのかなって、 思う。 このスレも1から定期てきに読んでるし、何度か書き込んでるけど、 1スレに1回は大反発されてる。 同性愛者、ネコ、801(別スレ)難民、そして、また801(別スレ)。 他にも何度も、何度も。 あなた達が語る(擁護しようとする)当事者達に。 それも一人じゃない、大勢に。 そして、反発されるたびに自分は正しい、相手が間違った言動を、 しているんだっていう。 私は必ずしも、あなた方が論理的に間違っているとは 思わない。正しいことが多いのでしょう、きっと。 でも、これだけ何度も反発されているのに、 自分たちの仲間内だけはなれ合って、 外部の人間が来た時や 外部に行ったとき(例えば、別スレで42は同性愛者には「801カエレ」扱いで 801には「何この人。」扱いだった。) にはまた繰り返し反発喰らってしまうのはどうかと思う。 でも、まだ自分たちは正しいって言い続けているの。 801にも似たようなこと指摘されてたじゃない。 正しさじゃなくて、心の問題。 そして、外部で話を進めるための技術。それがなかったら自己満足にしかならない。 ここの人たちはそれを欠いているんじゃないかな。 でも、スレの流れ悪くしちゃってゴメンね。 単に気になったついでだったから。 それだけよ。 論争なんてしないから。 じゃあね。
75 :
500 :2005/10/20(木) 00:08:04 ID:yMYxT16g
「あなた方」って具体的にだれのこと?
あなたのレスは、
オレも42タンもはくタンもいぬまわり姐さんも83タンもモエタンも、
>>71 =18=32-33=前スレ560さんとか
>>67 さんとかその他の名無しタンも、
ぜんぶひっくるめた、このスレのみんなに向けられたものなの?
ワタシは801板は見てないから、あっちで何があったのかは知らないけど、
はくタンなり42タンなりに反論があるなら、漠然と「あなた方」とかいう
言い方なんてしないで、彼等宛に名指しのレス書いたほうがいいと思うけどねえ…。
私も時々覗くだけなんで詳しくはわからないけど はくタン含めこのスレは2チャンではかなりリベラルな方だと思う 自分とは違う意見でも何故相手がそう思うのか?を考えながらレスしてるし 相違点があってもまず自分の言いたい部分だけを 押すみたいなレスの仕方が多い中 あえて共通点を探っていくっていうここの姿勢は貴重だと思います。 特に感情論になりがちなこの手のテーマにとっては。 自分は外野かもしれませんがここが意見を押しつけてる、と感じた事はないですよ だから75さんもはくタソのレスのどこが決めつけだと感じたのか 具体的に書けばきちんとここの住人は向き合うと思うし そこから思わぬ議論が生まれたりすると思いますよ
はくは他人の意見聞かないでしょ。 どのレスが、とかじゃかなくて常に。 最近も他人のホムペで好き放題やって潰してたし。
78 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/20(木) 08:51:37 ID:sZKmHs8p
>>77 >最近も他人のホムペで好き放題やって潰してたし。
なんの話ですか??? そんな事をした事実などありませんよ。
>>74 また、幼児性、というフレーズが浮かんだよ。
仲間内でペチャペチャしゃべってる分にはいいが、
自分らが勝手に「外野」「ヨソモノ」と認定した人間が加わったら
途端に反発するというわけだね。
俺は、801板の方では、自分の「意見」など述べておりません。
ああした話題を住人で考えていく上で、
まず必要な共通認識を確認しようとしたに過ぎない。
女性が貶められてきたという過去を、共通認識として再確認することのドコが、
「心の問題」にあたるのか。「踏み込んではいけない領域」になるのか。
俺にはいまだに分からない。
それに加担してきた「男」だから、という事ならば、
2ちゃんでそういう話をするべきじゃないよね。
他にあまた存在する「男性はご遠慮ください」と掲げているサイトでやればいいんじゃないですかね。
「踏み込んでいけない領域」なんて単に君の言葉でしょう? 僕は言っていない。他の人は801板のスレを読んでくれれば、いいんじゃないかな。 あれで読んで不快にならない人はあまりいないよね。 僕は君が「踏み込んではいけない領域」を話すなら、 相手の心を考えなきゃいけない。とは思う。 自分達の場じゃない。彼女たちの場なんだから。 君が本当に相手を考えるなら、あんな言葉遣いしなかったんじゃないか。 そして、反発されても逆ギレしなかったんじゃないか。 粘着して、罵倒なんてしなかったんじゃないか。 でも、もう腐女子に言い尽くされていたから言わないよ。 やっぱり、心の問題なんだよ。 君が正しいか間違っているかなんて言っていない。 でも、君達は今まで何度も何度も繰り返し反発されても、 未だに自分の正しさを繰り返してるね。 僕は難しいこととか、理論的なことはわからないけど、 それはあまりにも幼いんじゃないかな。 まあ、気が向いたら801のスレの方に書くよ。 でも、理解者の振りして相手をいらだたせるのは、 ただでさえ敬遠されている801好きのゲイにとっては迷惑な話だね。
自分が正しいから何を言ってもいいって思ってるんでしょ。 正論吐きには他人の道理なんて関係ないから、 自分の道理に合わない考え方に少しも敬意を払わないし、 常に上から目線で、叩くも煽るもお構いなし。 一言で言えばお子様。 こういうのは親の躾が悪いんだよ。
81 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/20(木) 15:05:52 ID:Gsgw/GdK
「俺(や42さんや他の人)たちは正しいかもしれないけど」の
「正しい」ってのは、いったい何を指しているんだろうか。
俺は「正しい」ことなどハナから言うつもりはないし、
実際に言ってるとも思っていないんだな。
だから「俺は〜〜と思う」や「この視点は、ある面から見た話で」とか「可能性」みたいな言葉を使う。
それとも「正しい」ってのは「誤解や溝を埋めようとする為にレスを重ねる行為」を
指しているんだろうか? もしそうなら「空気嫁」でカタがつく話なんだけど、
どうしてそういうレスをしないんだろう?
同じことは、「上から見てる」にも言える。
俺たちが居るとされている「上」とはどういう状態を指しているんだろう。
801板の該当スレの流れに沿って想像してみると、
「萌えがわからない人」=上/「萌えがわかる人」=下ってことだろうか。
該当スレの中で、彼らによる、彼ら自身の首をしめる類の表現が数々なされているけれども、
「上から見てる」発言が最も首をしめてるんじゃないかと、俺は思うけど。
>>78 「踏み込んではいけない領域」と言ったのは俺ではありませんよ。
一人のノンケ女性の言葉です。
「あんな言葉使い」とは「捨て置く」という言葉でしょうかね。
「罵倒」した覚えはないですが、誰をどういう言葉で「罵倒」したというんでしょうか?
>気が向いたら〜〜
誰に言ってるの??
「理解者の振りして相手をいらだたせる」とは自分のこと?? それとも俺のこと??
なんか、何が言いたいのか・どうしたいのかよく分かりませんので、
一応ここに返レスしときました。
82 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/20(木) 15:41:55 ID:Gsgw/GdK
スレ違いを続けて申し訳ないんですが、もう一つだけ書かせて下さい>all
>>78 藪(俺のレス−向こうのレス番69)をつつき始めたのは俺じゃなくて彼女たちなんだよ。
それを見て、俺も一緒につついたけどね。(レス番122あたり)
そういう作業を見ていたスレ主が、
「その藪に隠れているのは、セジウィック論という名前の蛇ではないか?」と言った。
彼女たちは、そういう名前の蛇の存在を知らなかったようで、
いささかその蛇について知っていた俺が(このスレでも話題になった事があった)、
セジウィック論蛇を引きずり出して、説明をした。
これは、長い間「女」を餌にして育ってきた蛇だと。本当にこんなものがほしいの?と。
(この説明と、説明するという行為が、彼女たちをイラ立たせたのかしら??
自分たち"だけ"で、もっとよく蛇を見ようとしていたのか??)
それを聞いた彼女たちは悲鳴をあげて逃げ出し、
藪から蛇を引きずりだした俺を一斉に非難した。
俺は、彼女たちが忌み嫌う蛇を振り回しながら、
彼女たちの"場"に怒鳴り込んで行ったわけじゃないんですよ。
蛇を引きずり出そうとしていたのは彼女たちであって、
俺は手を貸しただけなんだ。
出てきたものが何であったか、それによって彼女たちがどんな傷を負ったか、
そんなことまで俺が責任を負わなければならない道理はない。
しかしね。
俺的には、あれで結果オーライなんですよ。
セジウィック論蛇では飽き足らなかった俺としては、
彼女たちが藪の中から別種の蛇を引きずり出してくれるんなら、
非常に助かるんです。
「萌えが分からない」俺には、別種の蛇を探し出すことは不可能みたいだし、
彼女たちからすれば邪魔らしいから、もう手は出さないけどね。
藪の中に、彼女たちがいう通り、別種の蛇が隠れている可能性は十分にある。
可能性があるってことを、俺は何度も言ってきた。
今は、何よりも彼女たち自身が意欲をみせてもいるし、すごく楽しみにしてますよ。
>あんな言葉使い たとえば「不自由」だろうか?? しかし、そういった言葉ならば、 彼女たちの方が、よっぽどマイナスイメージの言葉を使っていたんだけどね。 「病気扱い」とか「人には言えない」とか「ドロドロ」とか。 俺はそうした表現をまとめて、できる限り優しく響く「不自由」という言葉を選んで、 彼女たちが感じているであろう状況を表現したんだけどね。
いい忘れた。
>78は向こうのスレ主さんのような気がするので
>>82 の最後段を書いておきました。
げ、、、アンカーする番号まちがえてた。。
>78ってのは全て
>>79 です。。スイマセン。。
┐(´ー`)┌
87 :
禁断の名無しさん :2005/10/20(木) 19:46:51 ID:k9W3uARe
ちんこ振り回して「ほーら本物の蛇だよ〜」とはしゃぐ はくの夢を見た。
>>80 自分は多数派だから何を言ってもいいって思ってるんでしょ。
多数派好きには筋道だった道理なんて関係ないから、
自分の都合に合わない考え方に少しも敬意を払わないし、
常に上から目線で、叩くも煽るもお構いなし。
一言で言えば全体主義者。
こういうのは本人が悪いんだよ。
僕は自分が多数派だなんて言ってませんし、そう思ってもいませんが。 どのレスをもって多数派だから何を言ってもいいと思ってると判断したんですか? 教えてください。 ゲラゲラ
90 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/20(木) 21:34:07 ID:sZKmHs8p
もう少し場を借りていいかな。
>>79 現実社会で「辛い思い」をしているかどうかは、個々人によるでしょう。
それはあなた方が言ってる通りで、俺もスレ主も認めている。
「萌えは理屈じゃないってのもアリだ」とね。
しかし、彼女たちの一部から自然発生した、
「男社会で生きていくのは大変」みたいなレスは、
セジウィック論が前提としている社会状況が確かにある事と、
その中であえでいる人が現実に存在しているという事を、如実に物語ってますよね。
違いますか?
俺は、そうした人々の事を考えて、彼女らに向けてレスをしたわけで、
「辛いことなど何もない」という人については何も言ってません。
彼氏の話まで持ち出して、一定の理解を示しもした。
ところが、何故か、「辛いことなど何もない」人々が俺のレスに反応してきた。
彼女たちの言い分は、大体まとめると、
「一括りにするな」「全てを当てはめようとするな」「辛くない者の存在を認めろ」というものだ。
一括りにしているのはどっちなんだろう?
ひとの心を考えていないのはどっちなんだろう?
理解者のふりをしているのは、どっちなんだろう?
「辛い思い」を吐露した人々に向けた俺のレスを叩いた人々じゃないんですか?
違いますか?
(続く)
91 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/20(木) 21:38:13 ID:sZKmHs8p
彼らがした事は、「辛い思い」を吐露した人々の発言を否定するのも同然ですよ。 同じ考え(辛くない)の人々と"共闘"し、 俺というスケープゴートを叩いて排除することで、 自動的に彼女たちを"牽制"した――「口を閉ざせ」或いは「辛く思う方がおかしいんだ」と。 そしていつのまにか「私たちは誰も辛い思いなんかしていない」ことになってしまう。 こうした姑息なやり方は、現実社会のいたる所で見かける光景ですが、 俺は我慢ならないんですよ、そういうの。 俺の文章は乱暴だったかもしれないし、 「簡潔に」という要求に合わせて適切"すぎる"言葉を使ったことでよけいなフラストレーションを与えたかもしれない。 が、あちらのスレで、さらに考えていこうと思っているなら、 レスの本質がどこにあるのか、問題ある流れの本質は何なのかを、 間違えないでほしいと思います。
今言った見解が当たってるか外れてるかはおいといても 今時はくタソ程の共感能力の持ち主は珍しいな。 女性だって殆どいない。 いやいい意味でね。
意図的にせよ無意識にせよ、「牽制」と「共闘」が ホモソーシャルだのミソジニーだのといった 生き苦しい社会を作り上げてきた(いる)んじゃないかと俺は思ったんだよね。 女よりも鈍感な男(加担してきたが故に、か?)も そろそろこの息苦しさは自覚してきてて、それが801萌えにいく一つの動機じゃないかとも 思う。 だけど、そこで再び、セジウィック爺さまの術中に、自らハマることはないだろうと。 自分で自分の首をしめることはなかろう、と……
はくタソは「実害を受けているかどうかは個人の問題だが 女性には被害者的な部分がある」と思ってるよね? きっとそれは実体験からくるものなんだと思う。 しかしミソジニーさん達は女が楽をするから 男が苦しむ。と思い強く怒っている 「女である事は何もマイナスなんかではない」 という言い分にある種のトリックが多分に含まれているというのも正しいと思う しかし女って楽。女ってオトク(今回の件では言ってないとしてもおそらく耳にしてきたと思う) という女性を目の前にしても なおミソジニー…はしないとしても男性側ではなく 女性達の方にジレンマを感じるのは何故なんだろうと思う 前者の気持ちはないの?
んっ?? ちょっとよく分からない。 「女ってトクよ〜 女に産まれてきて良かったわあ」という女性を目の前にした時に、 その女にイラつくのは何故かってこと?? ……あるね、そういう事。何故だろう……
楽やオトクにしたてるノンケ男にも責任があるってことかな?
>>95 文章能力なくてごめん
そういう人を目の前にした“モニョリ”の結果が
何故男性側に共感する形ではなく
女性に対してのジレンマになるのか?ってこと
私が知らないだけでしてるかもしれないけど
98 :
83 :2005/10/21(金) 03:04:47 ID:1lI+kMgI
話ぶったぎってスンマセンね。
亀レスですが、
>>34 (500タン)
>バイブとかディルドって「男の代用」なのかねえ?
むしろナマチン以上に優秀でしょう。
萎えないし、マンコ内部の形状やサイズに合わせてセレクトできるし。
正しく取り扱えば性病感染の心配もないし。
でも、ヘテ男がつくったペニバンって最低。自分たちのモノよりチャチにつくってるもん。安い感じ。
Outmediaがつぶれる前に、オサレなディルドとハーネスを入手しておいて良かったわ。
勃起にセクシュアル・アイデンティティーを求めるのって、男ばかりじゃないのよね。
女もまた、女である自分への欲情の印として、男の勃起を要求する。
「あたしで勃たないってどういうこと?!」とかね。あーコワ。
ナマチンよりディルドのほうがお互いプレッシャーなしでエンジョイできますよー。>ヘテロのみなさん
>>61 (500タン)
>>思春期に801の洗礼を受けおたくを卒業、もしくはノマカプ(普通の男女もの)に移った
>>とかいう元腐女子さんのあの頃の自分はおかしかった! 801キモい!!的な発言を見て( ゚д゚)ポカーン
禁煙に成功した元スモーカーに限って、ものすごく厳しい嫌煙家になるのと似てるかも。
「マトモな女」の信仰しているマトモ性ってロクでもないもんだと思ってるわ、あたしは。
バッチリ化粧してフェミニンな装いして「女のパワーを!」「ガールズパワー!」とかいうのって、どーなのよ。
女ジェンダー強化してるだけじゃん。
ハダカにエプロン姿なんて、ぜんぜん萌えません。
レースもフリルもうざったいです。そういうのが似合う女子には興味おまへん。
むしろボクサーパンツにタンクトップが似合うマニッシュでダイキーな女子に萌え。
ロングヘアよりショートヘアが好き。
そんでもってズボネコ好き。
狭き門。アリしか食わないアリクイ状態。
ええ、ええ。あたしゃジェンダー・ファックなノン・ヘテロ女子が好きなんですよ。
>>はくタン 今回のここの流れで、どんなものなのかしらと801板をはじめて覗いてみたけど、 どのスレが話題なのかわかんないわ。(別にリンク張らなくてよろしくてよ) 801さんたちって「ウケ」と「セメ」しか想定してないように見える。 ウケっぽく見えるけどセメ、セメっぽく見えるけどウケ っていうのは801にもなくはなさそうだけど。 男役、女役を、そのまんまウケ、セメに投影してるようにも見える。 あたしに見えてる通りだとしたら、 タチ⇔ネコへ男⇔女を投影することへのモニョリを扱うこのスレ的には、 リベラルな“可能性”はないんじゃ? 女性には被害者的な部分があるというのも、 「男から女への差別」という枠組みで見るからじゃないのかしら。 「女ってトクよ〜 女に産まれてきて良かったわあ」も「男ってトクだよね〜」も どちらにしても、既存の男女への帰属(belonging)によって利益 (社会的な利益、人間関係における利益、アイデンティティの安定など) を得ているってことよね。 性差別の大枠は、男→女の差別、じゃなくて 固定的な男女性別観の持ち主→そこから外れる性別観の持ち主、かと思うの。 完全に加害者側の男性も、完全に加害者側の女性も、 完全に被害者側の男性も、完全に被害者側の女性も、いるだろうし その中間こそたくさんいるだろうし。 801さんたちの中のグラデーションも色々よ。 その中の力関係で、フェミ801の切り捨てが行われることも、 はくタンの予想範囲内だったのでは? ゲイ・コミュニティの中でのリブ釜の切り捨てにも似て。 ゲイは、性差別反対のためのものじゃなくて男が男に萌えるってだけ。 801は、性差別反対のためのものじゃなくて腐女子がホモ恋愛やホモセックスに萌えるってだけ。 切り捨てを予想していても、期待しちゃうのよね…。 過剰マッチョヘテ男よりは。過剰フェミニンヘテ女よりは。 >一括りにしているのはどっちなんだろう? >ひとの心を考えていないのはどっちなんだろう? >理解者のふりをしているのは、どっちなんだろう? この、通じなさに対するやりきれなさ、痛いくらいにわかるわ。 「辛い思い」を吐露した人々には、LOVE PEACE CLUBにでも誘導してあげたらどうかしら。 フェミニンな外観が矛盾を起こしてはいても、コラム関係はとっつきやすいし、 少なくとも辛い思いの行き場を探す切っ掛けとしては、悪くないと思うわ。 なんか、はくタンってまっすぐに優しいわよねえ。見習わなきゃ。
100 :
禁断の名無しさん :2005/10/21(金) 09:09:08 ID:oRsflU5f
辛い状況に共感はできても辛い思いに共感はできないわ。
ホモが一般社会で生きていくって大変ですね。 はくもいぬまわりも日頃とても辛い思いをしてるでしょ? ホモソーシャルで爪弾き者のホモなら、 同じように辛い思いをしてるブサデブの腐女子を理解してあげられるはずなのにね。 かわいそうに、同情しますよ。
102 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/21(金) 15:57:05 ID:N4GgPW5y
>>99 >801さんたちって「ウケ」と「セメ」しか想定してないように見える。
なんかねー そうでもないみたい。
バリエーションはちょっとびっくりするくらいに多様だよ。
俺もほとんど数よめてないんで、
萌えジャンル別に分けて逆引きで全体を通して見渡す、とまではいかないんだよね……
正直、801セクシャリティの中で何が行われているのか、さっぱり分かんない……
ま、今回の件では、
ジェンダー問題をすぐに「男⇔女」で捉えてしまう悪い癖が改まっていないことが確認できたわけなんだけども。。
これって、前に話題になった「少年愛」や「虐待される子供」に対して
過剰なアレルギーを起こしてしまうこととも通じていると思う。。
俺の中にある、この強烈な被害者意識は、いったいどこから来てるのか
抜け出すための"言い訳"とでも言うんかな、装置が、まだ見つからないんだよね。。
>>96-97 前に出た「逆に男を食い物にしたるわ」みたいな女には、天晴れと思うよねw
「男」を解体するのは一筋縄じゃいかない意識が働くのかも知れない。
女だけに「変われ変われ」と求めていくのは、酷な話なんだよね、ホントは。
あ。801板にスレタイを書いてしまったので、
あっちから人が来るかもしれない。
ずっとROMしてるって言ってた「腐女子」の方も一緒に、それぞれの立場から、
様々な"規範"(常識や思い込み)について考えたりしていきまっしょい?
103 :
禁断の名無しさん :2005/10/21(金) 17:11:47 ID:jPl2BiOC
思い込みの解読はできてもそれが共有できるものとは限らない。
104 :
quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2005/10/21(金) 18:32:34 ID:HoJiXIEp
ひさびさです(^^)
前のトリップどっか行ったので変えました。ご無沙汰している間に
『セックス・チェンジズ』を出している作品社の編集の方と
知り合いになったりして、縁というのはあるのだな、と思ったり。
近々、フェミについていろいろお話する機会がもてる予定です。
> 外部に行ったとき(例えば、別スレで42は同性愛者には「801カエレ」扱いで
801には「何この人。」扱いだった。)
これ、どこのスレの話なんでしょう? あと「外部」ってよくわかりませんね。
この疑問は500さんの
>>75 にも関連するものです。
なんか801板がどうの、という話が出ているようですが
801板に行ったことはまだないですね。難民板の801スレで
801についていろいろ書いたことはあるけれど、「何この人。」、
扱いされた覚えはない。801から大反発を食らったという覚えも
ないですね。みなさん、ちゃんとレスを読んで、自分のご意見を
書いてくださった覚えがあります。同性愛者から801扱いされたことは
さらにない。勘違いされてどこかのスレに「42さんは801だったんだって
気持ち悪い」と妄想レスを書かれたことはありますが。同板、同サロで
801擁護なんてしたことありませんしね。
また、そう感じるのが801であれ、誰であれ、「偉そう」と感じるのは
感じる側のコンプレックスの問題で、こちらの問題ではありません。
「なんでそう偉そうなの?」という反応は、たんに自分の「心の問題」に
自分が関わることへの反発の一種でしょう。アクティング・アウトと
言っていい。「心の問題」では、別にそうした反発をあらかじめ回避する
必要はないわけです。反発から始まる、そういうこともある。
共感だけが、相手の「心の問題」と関わるやり方だけではない、それだけのことです。
共感と反発を触発することは行為において並存しうる、これは具体的に
人生を生きていれば、わかるはずのことですね。なんで両者を対立させ、
どちらか一方を選択する、という抽象的な話になるのかわからない。
>いぬまわりさん
ご無沙汰です。
『アワーミュージック』、今年の1月の先行上映には行けなかったので
公開を待っていたんですが、評判いいみたいですね。なんでも
初日全回満席だったそうで。『気狂いピエロ』以来の快挙だそうです。
『ヌーヴェル・ヴァーグ』がアランドロンが出ているにもかかわらず、
日本ではレイトショーでしか公開されず、しかも観に行ったら3人、
顔見知りだったのを思い出すと、確かに快挙かもしれませんw
11月に入ったら観に行けると思うので、感想その他はそのときまた
書きますね。あと、公式サイトがあるようなのでリンク貼っておきます。
ttp://www.godard.jp/
>また、そう感じるのが801であれ、誰であれ、「偉そう」と感じるのは >感じる側のコンプレックスの問題で、こちらの問題ではありません。 >「なんでそう偉そうなの?」という反応は、たんに自分の「心の問題」に >自分が関わることへの反発の一種でしょう。アクティング・アウトと >言っていい。「心の問題」では、別にそうした反発をあらかじめ回避する >必要はないわけです。反発から始まる、そういうこともある。 臨床経験豊富なカウンセラーさんでさえもこんな暴論なかなか言えないですね。
>105 机上の空論を捏ね回して顰蹙を買って生きてきた人格障害者の自己弁解ですからそっとしておいてあげてください・・・
107 :
quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2005/10/21(金) 19:00:41 ID:HoJiXIEp
>>105 ええ、臨床経験豊富なカウンセラーではないからいえる「暴論」ですが、
「治療」関係以外の社会関係では、きわめてありふれた話です。
「治療」目的のカウンセリングで
>>104 のように言えば「暴論」でしょうが、
そうじゃないから言える、そういうことですよ。言い換えれば、
僕に、「治療」してください、と言われても困るわけです。
「治療」以外にも人間関係というのはあり、そして、そこに
「治療」関係からつくられた概念が妥当する事態も起こる、と
いうことです。だからといって、そこから「治療」関係に入る必要はない。
別の関係がそこから構築可能なわけです。
>107 おお、こわー。個人的な体験談がいつの間にか一般論にすり替わってるよー。 これぞ人格障害の真骨頂だわ・・・
109 :
quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2005/10/21(金) 19:25:00 ID:HoJiXIEp
少女マンガでも801でも見られる物語のパターンのひとつに、
登場人物が互いに反発しながら恋愛関係に入る、というのが
ありますが、あれ、別に「治療」ではないでしょう?
また、友人関係を考えても、反発しながら友情が育まれるということはある。
それも「治療」ではない。
なんで人間関係を「治療」で代表させて考えるのか?
どうしてそう簡単に他者を「人格障害者」呼ばわりして平気なのか?
よくわからないですね。
>>108 最初から「一般論」なんですがね。
体験したことからその事態の構造を取り出せば、一般化する。
「談」「論」で言葉を媒介する以上、すり替わるも何も
個人的な体験談と一般論は、語られた言葉、書かれた文章においては、
純粋に分けられない。それが「人格障害」というのであれば、
個人的な体験を語り、書く者は、みな「人格障害」ということになり、
まあ、ブランショなんかは「日記」についてそういう観方をしているとも
いえる。そうであるならば、「人格障害」はきわめてありふれたものであり、
ことさらに言いたてる必要はない。
そうであるにもかかわらず、それを
>>108 のように「人格障害」と呼ぶのは
呼ぶ側のさもしい政治性の発露でしかないでしょうね。このひとは
「人格障害」だから相手にしてはいけません、耳を貸してはいけません、という。
そうしたさもしさとは無縁の人生もあるんですよ、この社会には。
110 :
quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2005/10/21(金) 19:36:41 ID:HoJiXIEp
上の話は「事実」「真実」と「フィクション」がそう簡単には
分けられない、という話です。
ブランショに『私の死の瞬間』というきわめて短い小説があり、
それについてジャック・デリダが『滞留』という本で精緻な解読を
試みています。
しかし、社会的歴史的に構築された規範としてのジェンダーにおいて
本質的なものとしてのミソジニーについて考えていると、作品社の編集の方との
出会いや、このスレでの801をめぐるレスの展開があり、近代における
フィクションの機能について考えていると、
>>108 のような紋切り型が
目の前に現れてくれる。「縁」なんでしょうね、きっと。
111 :
quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2005/10/21(金) 19:42:55 ID:HoJiXIEp
>>110 のデリダの『滞留』は「事実」「真実」と「フィクション」を
めぐる文章です。説明が足りませんでした。デリダが「詩と真実」を
めぐって語ったものです。例に漏れず、読みやすい本ではありませんが、
ゆっくり読むべき本の1冊です。
ぷっ。ごめん。気に障った? でもそういうのはキミのコンプレックスの問題だから。 んで、心の問題に関わることへの反発なんだよね(笑 さぞかし豊かな人間関係を築いてらっしゃるんでしょうね。うぷぷ
113 :
quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2005/10/21(金) 19:45:30 ID:HoJiXIEp
>>112 ええ、そういうことです。やっとおわかりになったようですね。では。
ここまで重症だと逆にすごいな。
42さんも、42さんファンの荒し君も、久々の登場ですね。
ところで801板のそのスレ名は何? 同性愛で検索してもでてこない
801好きの同性愛者、スレだよん。 なんで俺があんだけ怒られたのか、やっぱし分かんないのね。 あっちで「女性蔑視丸出し」とか言われたけど、ぜんぜん理解できないの。 116さん読んだら教えてくれっち。
あそこのスレ主さんの話は、めちゃくちゃ面白いよ。 かなりコーフンしたーw
>>117 読みたいんだけど携帯からだからか見つかりません(ノД`)
リンク張ってくれると有り難いのですが。。。
一応いっとくけど、
犬まわりさんが心配してくれたほど「辛い現実」話は出てないよ。
「つらい」というのは
>>79 が向こうのスレで使った言葉に合わせたものなんで。
そこらへん、俺がここに書いたことと彼女たちとの温度差はあるからね。
おはよう。あんまり回数書き込む気はないからね。 「つらい事実」とは書いたけど、でもそれははくが言った踏み込んではいけない領域云々とか 事実とかその他もろもろの言葉を要約しただけなんだけどね。それくらいわかるでしょう? 携帯だしレス読むのも、書き込むのにも時間掛かるんだから。 向こうのスレ主さんについては悪くないと思ったし、或いは素晴らしいなと思った場面もあった。 はじめの方では洗練された心遣いで話が進められていたと思う。 でも、はくが来てからスレの雰囲気がガラッと変わったでしょう? ノンケ男至上主義とかなんで男女の規範を再生産してしまうんだろうとか、いじらしいとか言うたびに。 君は1さんではなく、なぜ君に非難が集中したか、どうしてわからないのだろう、考えようともしないのだろう。 でも、1さんが後半話そうとしていたのを、結果的に私が潰してしまった場面もあったわね。 それは悪かったと思う。 (でも、私ははくに話していたのだから、1は好きに書いてくれればよかったのに。 でもそれができないのが人の心でしょうね、私も考えればよかったけど。) でも、向こうの話はもういいでしょう。 私は「反発はあらかじめ回避する必要はない。反発からはじまる、そういう事もある。」 というのが、そういう事もあるということにすぎないということについて考えたいな。 (例えば、フィクションではそれが困難であるからこそ、使われやすいなど。私にはフィクションと現実は分けないわけにはいかない。)
>>115 本物のクドーちゃんキンモー☆君としてはハクチのオナニー体験記は実際どうでも良い。
ただ思った以上にハクチちゃんのコミュニケーション不全は進行してるのね。
「どうして自分が嫌われるのかがわからない」ってこのスレで吐露して何の意味が
あるんだか・・・余所で嫌われて、このスレに(このスレの人に)答えを求めに
かえってくる事自体に問題があるって気がつかないとねぇ。
たぶん余所に出張してコミュニティーに気の赴くままザーメンぶっかけて
嫌われて「どらエもーん」って帰ってきても永遠に小学生のままよ。
あんたもいっぱしの社学生ちゃんになれたみたいね。
124 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/22(土) 13:32:40 ID:XaCefG9a
携帯からというので、レスを割ってかきます。
>>122 >でも、1さんが後半話そうとしていたのを、結果的に私が潰してしまった場面もあったわね。
そうだね。
でも、場所を間違えたことは抜きにして、しょうがないんじゃないかと思うよ俺は。
誰だって関心のあること・自分に関わることを"捨て置く"ことはできない。
それゆえに暴走してしまう、それもまた「人の心」じゃないかと思うから。
125 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/22(土) 13:33:19 ID:XaCefG9a
「人の心がわからない」。 ノンケ男至上主義(これは向こうの158によって初出した言葉だね)とか、 ミソジニーとかホモフォビアだとか、そういう概念や社会通念といったものに対して、 あそこの人々があれだけ無自覚だとは俺は知らなかった。 同性愛者として生きていくある種の「生きづらさ」や、 「ヲタク」である故のある種の「生きづらさ」をよくよく自覚されていると思ったからね。 現に、そういう「生きづらさ」を表したレスがいくつも出ていたしね、スレの最初から。 が、そうしたことを他人から言われた時の反発がどれ程強いかまでは 気が回らなかったことは認める。 また、抑制のきいた簡潔な言葉で語る1さんとは違って、 具体的・直接的な言葉しか駆使できなかった未熟さも認める。 しかし、それを「人の心が分からない」とされるのは合点がいかないよ?
126 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/22(土) 13:34:38 ID:XaCefG9a
俺を非難するならば、俺がそれまでに言ってきたこと (全てがあてはめるわけじゃない事・136もまた"捨てられる側"である事)をなんで無視するの? ちゃんとレス番固定をつけて書いてきたことを、なぜ考えてみないの? 最初に作り上げた「1と136vs他の住人」という対立関係を、 彼らが見直そうとしなかったからじゃないんですかね? 「萌えが分からない奴らだから、こんなヘンなこと言うんだ」って。 もしもあなた方が 「人の心が分からない」「言い方が悪い」「思いやりがない」と俺を責めるのであれば、 自分たちはどうだったのかも考えてもらいたいと思う。
127 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/22(土) 13:35:45 ID:XaCefG9a
俺の方では、途中までは対立意識などなかったが (むしろ"萌えが分からない者"として下手に出ながら、 俺が考える、女によるミソジニー(あるいは既出のウーマンヘイト)について 具体的にしようと、映画『ウェスト〜』を引き合いにだして書いた。 その後に"俺視点だ"と断りを入れて、ミソジニーとノンケ男至上主義社会から ひとが"ファンタジー"を求めるまでを想像した) しかし、それから、あまりにも脊髄反射で俺を責め立てるレスに「逆ギレ」し、 ついに俺の方でも、自分の中に対立構図を作ってしまった。 以上が、向こうの流れのまとめだ。もちろん"俺視点"だよ。 (向こうでも何度も書いたけど、目に入らないようだから""をつけとくよ)
128 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/22(土) 13:42:24 ID:XaCefG9a
「社会通念として女が貶められているというのはあるにしても、 個人として、それを全員が意識してるわけじゃないから、セジウィック論はあてはまらない」 このレスを、俺は故意に無視した。「つらくない」代表と勘違いしたからだね。 逆に、説得しようとしていると受け取ってしまった。 後に1さんが、このレスのズレてる部分を指摘・修正していたが、 ズレに気づかなかったのは、俺のミスだったよ。 多分これを無視した為に、向こうさんの態度がより硬化したんだろうから。 でもまあ、しょうがないね今更。
>ここのレスをご丁寧に貼っつけてる人 よけいなお節介はやめな。 向こうの住人で、この件に関して知りたい人がいるならば、 自分の意思でこのスレを覗いてるだろうよ。 あんたがスレ主や他の住人の"味方"意識があるなら逆効果だろ。
>>123 &all
このスレ的に見えてくるものがあるんじゃないかと思って続けているんだけども、
見えてくるものを考えたり述べてみる勇気が、今の俺にはありません。
勇気もないくせに、書くだけは好き放題に書いてしまった点はお詫びします。
ま、詫びて済む話じゃないので、いずれ生かしていくつもりです。
>>130 >見えてくるものを考えたり述べてみる勇気が、今の俺にはありません。
クドーちゃん待ちって事ね。
たまにはフォローアーじゃなくパイオニアになんな。屑
君はほんのすぐ上でこんな事を自己申告しています。 「やっぱし分かんないのね。」「ぜんぜん理解できないの。」「116さん読んだら教えてくれっち。」 「完全に俺が潰した形になっとるわ。」「俺が書いた事と彼女たちとの温度差あるからね。」 君は自分で人の心がわからないって言っているのよ。そして、今の上のレスもその事を露呈させていると思う。 でも、言える事はいくらでもあるけど、なんだか反省してるみたいだし、それを批判するのは気分悪いからヤメテおくわ。 もう本人の問題なんだし…。 ただ一つだけ。「あそこの人達があれだけ(ホモフォビアなどの社会通念に)無自覚だと俺は知らなかった。」ではないという事。 無自覚な人達がファンタジーだというと思う?複雑な訳づけをせず「萌え」を打ち出すと思う? 個人のそれぞれの感覚の問題で人に押し付けたりするものではない。 それらが通念に縛られたり、あるいは反することはしっているけれど、それは承知の上なんだって。その楽しみがかけがえのないものでありえるんだって。 だからこそ、801板のなかでルールを守ってやっている。 外の板に出張したり、そこで暴れたりする人間に801板住人がどれだけ批判的か。 だから、彼女たちが自覚的であるがゆえに「自分たち″だけ″でもっと蛇を見ようとしていたのか。」とか 「いじらしい」そして「無自覚」なんて認識による発言は、無理解なものに、不作法なものに見えてしまう。君は独り言を言っているのではないのでしょう。 とはいえもちろん、私の言っていることも、単なる一部分に過ぎないものではあるのだけど…。 でも、もういいでしょう。 ただ、今度は自分の発言を破らないで、失敗を取り返しにあのスレに行かない事。 それは自己満足にしかならないんだから。
134 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/22(土) 16:52:27 ID:XaCefG9a
無自覚ではないと思ったから、レスをしたって言ってるんだけど。 でも、 >そうしたことを他人から言われた時の反発がどれ程強いか までは気が回らなかった、と言ってるんだけど。 というかね、 複雑な"萌え"を通して自分の欲望を解体しようとしていたのは彼女たち、なんだよ。 なんで、その事実(レス)をなかったものにしようとするのかな?? そういうレスがなかったら、 スレ主もセジウィックの話など持ち出さないよ。 スレの最初のやり取りを読んでる?? 彼は、板住人に迷惑をかける議論をするつもりはないんだと、はっきり言ってるよ。 あなたが「内発」と名づけたことは、 1さんや俺がなんだかんだとレスする前から始まっていたんだよ。 なんで、それをなかったものにしたいわけ??
135 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/22(土) 16:55:25 ID:XaCefG9a
それからね、 >ただ、今度は自分の発言を破らないで、失敗を取り返しにあのスレに行かない事。 >それは自己満足にしかならないんだから。 それはお前のことだろ。 向こうに言ってよけいなことを書いたのはお前だ。 なぜ自分がやったことを、なかったものにしたがるんだ、しかも人(俺)がやったと誤魔化してまで。 そういう態度が、「上から目線」つーんだよ。 不愉快だ。
136 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/22(土) 17:12:18 ID:XaCefG9a
俺が、この話題に直接かかわるレスをやめた後で、 「痛くもない腹を探るような〜」というレスがあったが、 この発言者は、「腹が痛い」というレスもあったことを忘れている。 そういう意味では「無自覚である」と言わざるをえないだろう。 腹が痛い者=自覚的/痛くない者=無自覚、と言ってるんじゃない。 自分に都合のよいものしか目に入らない者=無自覚と言ってるんだ。 もちろん全員が「無自覚」とは言えないだろう。 その後も1を相手に続けている人もいるんだからね。 それが仮に、一度は見過ごした「腹が痛い」レスを、読み直した結果だったにしてもね。
人は見たいものしか見ないのよ。 見たくないっていっているものをわざわざ頼まれもしないのに見せて 共感だとか、理解だとかいってみても やってることは新聞の勧誘みたいなものよ。
>>72 >>74 「対話」の当事者ではない者が、「観客」の立場から「対話」を「論争」として
見世物化、スペクタクル化して、「反発」がどのような具体性をもっているかにも
言及せず、一般化、抽象化し、「成長してない」と処世術を伝授する必要はない。
スレに参加して、「反発」を引き起こした者よりももっと違ったやり方で自分が
やればよいだけのこと。また、具体的に生じた反発の原因を、双方の当事者の
片方のみに還元するのも間違いでしょう。なんで、片方に何かを改めるように
「観客」の立場から迫りたいのか、わかりませんね。
処世術を用いて個人的にできるだけ「反発」を起こさないで生きていくというのは、
どうぞご自由に好きなだけやればよろしい。しかし、それはなんら他者に
要請する必要はないものです。「反発」を無理に起こす必要はないし、
そうすることを他者に要請する必要はないのと同様に。
「正しい」という言葉にも関連しますが、このスレで「あなた方」と
総称されているひとびとは誰ひとりとして、「私のようにしなさい」とは
言っていない。私は「正しい」、だから、私のようにしなさい、とは
誰も言ってません。正しいかどうかはわからないけれど、私といっしょに
何かを考えてみませんか、と言っているだけです。それを
>>76 さんは
「このスレは2チャンではかなりリベラルな方だ」と表現している。
相手が「正し」ければ自分が「間違って」いて、相手が「間違って」いれば
自分が「正しい」、という単純な思い込みが、対話を妨げている。
何かをいっしょに考え、ともに「正しく」あろうとする、そうしたことが
可能であり、それを対話を通じて行う、そうしたことが他の板、スレでは
あまりない、というのが、
>>76 さんのレスですね。
↑拒絶ばかりの人生を屁理屈で正当化したい人
>>104 42さん
お久しぶりです。
『アワーミュージック』の鑑賞後のコメント、楽しみにしてます。
ゴダールにフェミ的なものを期待してしまうのは何故なんだろ。
例えば宮台真司さんとかのほうが分野は近くて直接表現だっていうのに、
ゴダールさまにギュっとしたいようなシスターフッドを勝手に感じる。
しかも、映画がちゃんと期待に応えてくれてる。
そうそう。『そして愛に至る』のゴダールがかわいいという話でしたけど、
『アワーミュージック』では、個人繋がりの場で見せるかわいさと地続きの
“公向けの顔でのかわいいゴダール”(画期的〜!)が観れますよ。
(そういう部分に萌えるには不謹慎な気もする、切ないテーマの映画ではありますが)
>>17 今回のことは、801セクシャリティに、
予想外の人物(萌えが分からない人)&考え(セジウィック論とか)が
持ち込まれたことによって引き起こされたアレルギー、なのかもしれないですね。
ぶっちゃけ、なんらかのアレルギーが起きることは想定してた。
ただまあ、ああいう対話をするにあたって、俺は楽観的にすぎたかもだ。
その原因は、801分析チックな話は、俺なんかよりもずっと
ご存知のはずと思い込んでいたことにある。
ノンケ「腐女子」より同性愛者なら、、、という思い込み。
これは逆差別にあたりそうだ。
「不自由」も「欲望」も「解体」も「自分の問題」も「嘘ついてない?!」も
俺なんかは多少このスレで経験あるが、他の多くの人たちはそうでもないよね多分。
いちおう、その点は俺なりに配慮したんだけど、
あれ以上に、どう配慮すればよかったのか分からないんだな。
だいいち配慮しすぎたら、それこそ失礼だしね。
※いじらしいってのは、「イジラシサ?」と含羞をこめた上で、
直後に「自分にも何らかのフォビアがある」と認めた。にも関わらず、
「女性蔑視を隠している」的な言われ方をしたけど……なんでやねんな?w
つか言語感覚の違いをあげつらっても、どうしようもないと思うんだけどねえ。。
ちなみに言うと、
「捨て置く」→「黙っていられない」に変更することは、俺はちょっとできないんだな。
「黙っていられない」てのは、俺の感覚では、第三者的に響くんで。
喧嘩をよそから見ていた第三者が、やむなく割って入る、みたく。
向こうの腐兄さんには悪いけど、ここはやっぱ譲れないw
この強情さへの非難なら、あまんじて受けるよw
それにしても、アレルギーが 「あったことをなかった事のように扱う」という形を取るとはまるで予想しなかった。 あと、それまで普通に参加していた住人の一人に、 誰のことも何のことも否定していないのに「否定している」と、 自分の言葉で語っただけなのに「上から見ているor無礼である」と、 抽象的としか言いようがない非難を浴びせられるとも予想していなかった。 それを「牽制と共闘」に置き換えてみたんだけど、ま、穿ち過ぎかもしれない。 つか穿ち過ぎであって欲しいw 犬まわりさんは「フェミ801の切捨て」と言ったけれど、、、 やっぱ、よく分からんです、ハイ。。
「観客」の立場から…。 うーん。ここんとこの801関連の話題。該当スレ、まだ全部読んでないけど、 モエ(´ー`)y─┛~~さんがこのスレを立てたときの流れと似てる感じがするわね。 ただ801好きの同性愛者が語りたい ⇔ 801が成り立ってる構造に関して考えたい ただタチネコの落とし方を語りたい ⇔ タチネコ落とし方が成り立つ構造に関して考えたい 上の対立で、左側に興味がなく、右側にしか興味がない人がレスするのは、 『801好きの同性愛者』、『タチの落とし方・ネコの落とし方 研究所♪』には スレ違いだとは思う。 801好きの同性愛者のアンチでなくても、萌えがわからないなら該当スレに来るな。 っての、わからないでもない。 ただ、それを理由にこの時点ではくタンを煽ったりすることも、同じ理由で 興味がない、またはアンチなら該当スレに来るな、と言えるのよね。 ま、あたしはそんなの混ぜこぜでいいと思うけど。 嫌な人は嫌なんでしょうし。 ところで。はくタンの該当レスにスレ違いの要素はあったとしても、 今回は、スレのはじめから構造的な部分は意識されていたようだから、 801板で【ウケとセメのジェンダー論】って独立する必要は感じない。 必要は感じないけど、それ用のをスレ立てたら立てたで、 気を使わず気を使わせず、それ系の話題を話し合えて面白そうじゃない? もしはくタンが立てたいけどスレ立て出来ない環境なら、代理でお立てしましょうか? そうでなくて、ココで801ジェンダー論やってくれても(少なくともあたしは)いいけど。
>>140 ゴダールが「ゴダール」という名で出演してる映画って、
意外なことに、実ははじめてなんですね。「監督」とか
そういう役名では出ていたけれど、「ジャン=リュック・ゴダール」と
いう名で出たことはないはず。で、映画観に行く前に、チャンドラーの
『さらば愛しき女よ』を読み返すかどうか、考え中です。
ゴダールにおける「女」については、雑誌InterCommunicationに不定期連載中の
蓮實重彦の文章がふれてますね。『映画史』でマネの描く女性を映したあと、
「あなたが何を考えているかわかっているわ」という言葉がスクリーンに映し出される。
それを蓮實は「私が黙っているからといって/何も考えていないと思ったら/
それは大間違いよ」と言い換える。このスレでは「あの方」と呼んでいるひとの
『羊の言葉』を彷彿とさせる言い換えですね。これは、映画における「女」、を
ゴダールがどう考えているか、ということと関わるんでしょうが、敢えて単純化していえば、
ゴダールの映画に登場する「女」って「女」ってカテゴリーを閉じたものにしないんですね。
かならずこちらが思いもかけないことをしでかす。ジーン・セバーグをはじめとしてだいたいそう。
あと、彼女たちはスクリーンのなかで「女嫌い」の「女」だけでは終わらない。フェミって女が
「女嫌い」を克服するプロセスのことだと考えれば、ゴダールにフェミ的なものを期待してしまう、と
いうのはわかる気がします。しかし、それもまたゴダールに一杯食わされてるんじゃないか、と
いう気もするんですがねw
801に関しては、昨年難民板でいろいろ書いたこともあって、ひさしぶりに 商業誌だけですが読んでみたところ、前スレでモエタンも書いていたように、 大半は読むに堪えない、けれど、おもしろい、と思う作品、作家もいたりする。 たとえばまんだ林檎の『あたらしい家族』がそうです。これは彼女の関心も あるんでしょうが、担当編集の赤坂竜也の協力もかなりあると思う。 ジャンルとしてはこうした「クィア・ファミリー」ものというのは これからおもしろいものが出てくるんじゃないか、という気がする。 あと形式的には主人公のナレーションの使い方がおもしろい作品がある。 鈴木ツタなんてそう。コマの無い文字だけの個所があって、 たとえば「素直に喜べないのは妬む気持ちでいっぱいなせい。」と 書いてある。たんに主人公の心情を表出しているだけでなく、 主人公がどこかで自分を観察する自分というのを置き、自我が分裂している ところが、まず興味深い。そして、そのナレーションが主人公に関わるもので あることを超えて、読み手へも関わってくる、いわば、直接話法でも間接話法でもない、 自由間接話法になっているところがおもしろい。 21世紀の「倒錯の偶像」としての801を内在的に克服する試みははじまっているな、という印象を もちました。女がかつて「非理性的な」存在として文学その他で表象し、ミソジニーとホモフォビアを 再生産したのと同様に、ゲイを「性的」存在としてのみ表象するだけのメディアであることを 超えることを、「義務」としてではなく、「楽しみ」とする、そうした動きがある。 24年組にはじまり、JUNEやアラン、アニパロを経てやおい、そして今や、 801、BLと称されるようになったものに対しては、必要なのは批評と 編集だと思う。しかし、まだマンガ批評というのは成立していない。 テクニックに関しては、かつては竹宮恵子の「お絵描き道場」があって、 そこから西炯子や羅川真里茂が出てきたわけで、そうした実作者の 立場からの教育も重要だと思うけれど、描き手ではない読み手が 作品を育てる、ということも必要なんじゃないか。それはたんに、 巻末の読者のページのおたよりだけでは、なしえないものだと思う。 あと向こうのスレはざっとしか読んでないんだけれど、小説については あんまり書かれていなかったような気がする。秋月こおなんて、今は どう読まれているのか。向こうのスレを覗いて、そういえば、と 思って角川のサイトを見ると、フジミシリーズ10周年がどうした、と 書いてあるそばに、吉原理恵子の『幼馴染み』単行本化、と書いてある。 向こうのスレにもマンガで懐かしい名前があったけれど、小説もどうやら 新旧入り乱れているらしいということはあるようで。『エロイカ』なんて 来年で連載開始30年なわけでw
>>143 おー、、似てる確かにw
その、⇔で書かれていることは、よく分かってるのね。
だから途中まで及び腰だったw
(萌えに戻そう?とか、作品を中心にとか、モゴモゴ書いてるw)
スレ立てはねえ……
さっきまで、他によさげな板はないかと見てたんだけど、、、
それに大問題が一つあるんだよね。
俺が、801をほとんど読めていないってこと。
こういう者がスレ主になるわけにはいかないよ、やっぱ。語る内容が内容だけにね。
今しばらくはアレルギーショックが、俺にもこのスレにも残ると思うんだけど、
すぐに沈静化すると思うので、それまで放置しといて頂けませんか??>all
どうするかは、801板の様子も見つつ考えていきます。
ま、801板全体をROMしながらでもポツポツ考えていけるしね。
勝手ばかりでスイマセン。m(_ _)m
>>145 訂正
>女がかつて「非理性的な」存在として文学その他で表象し、
訂正:女が→女を
>>144 42さん
そう!そう!とても同意、っていうかそういうことが言いたかった。
140のレス、うまく表現できなくてもどかしかったの。言語化してくれて有難う。
>しかし、それもまたゴダールに一杯食わされてるんじゃないか、と
>いう気もするんですがねw
決してステレオタイプな「女」は表現しないし、
男から見た「女」でもない…ゴダールは「男」なんだろうけど、
「男」より、本人の作家性が強く出た視点。それでいて独断的でなくて普遍性もある。
良い意味でもなく悪い意味でもなく、妙な表現…。
何考えてんだこの人って想像しても、とらえどころがありそうななさそうな。
居心地悪いわけじゃない。心地よく一杯食わされておきますわ。
(って、またうまく表現できてないよう。・゚・(ノД`)・゚・。)
──女が何かをほざいてもほうっておけとそれを誰からそそのかされたの
その「羊の言葉」。
はじめて聴いたのが『夜会VOL.8 問う女』の舞台。
舞台でのこの曲は、AMラジオを通して流れる曲という設定なのでわざとノイジーな音質で、
聞き取りづらく、歌詞カードがないので最後の部分の歌詞が謎だったんです。
──そのうち暇なとき考えて あなたに言った人考えて それが私の“願い事”よ
…と一年後発売された映像版で歌詞が公表されるまでずっと勘違いしてた。
フェミ的要望がモロに出た聞き違いですわねw
さらば愛しき女よ、映画化もされてましたよね。
あたしはまだ読んでも観てもいません…。
内容もよく知らないのでわからないんですが、
アワーミュージックと何か密な関連があるんですか?
>>146 はくさん
了解〜。
>>148 ゴダールって前からレイモンド・チャンドラー好きなんですが、
『アワーミュージック』にも引用があるんですね。
>>104 に
載せた公式サイトの座談会でふれられてます。第1回の
「はんぷくトリオ」の鼎談だったかな。僕もずいぶん前に読んで
それっきりなので、実はあんまり覚えてないw ロス・マクドナルドの方が
好きだったりしますし。
>>149 そうなんだあ。
『アワーミュージック』での引用で強烈な印象に残ってるのは
『裁かるゝジャンヌ』の台詞。反応箇所が映画ネタに偏ってる…。
もっと雑食になろうっと。
>>150 ファルコネッティの顔のアップは忘れられませんよね。
ドライヤーの名作。ちなみに、ジーン・セバーグがアメリカで
最初に出た映画での役は、ジャンヌ・ダルク、なんですね。
ゴダールというひとも相当執念深いんじゃないかと思うw
…。 ノンケ♂さんやビアンさんとかで、 ジャンヌの剃髪シーンに萌える人、いるのかしら…。 今日DVDで、エイゼンシュテインの「ストライキ」を観てたの。 このスレの801談義が頭の中にあって観てると… 労働者が男ばっかりなんだけど、801的にはどうなのかなあ。 古い映画(1925年)ですが、エグい暴力シーン満載なので、 801好きよりSM好きが萌えそうな場面が多いかも。 …なんて考えちゃった。 あたし801嫌いではないつもりだったけど、 元ネタの内容によっては、激しく不謹慎に感じてしまう…。 (勝手に想定して不謹慎も何もないわよね。失礼)
801好きの同性愛者 読んだ。 異なった意見、興味ない議論も煽らず寛容に受け入れる良スレだとあたしには思えたわ。 >801を読む為にこんなにも苦労して回り道しなきゃいけないってこと >彼らの「慎ましさ」や「控えめさ」に、優しさ?とかイジラシサ?みたい 正直ここは、801じゃないあたしが読んでてもカチンと来たわ。 ゲイ研究してるノンケさんがいて… ゲイ雑誌を読む為にこんなにも苦労して回り道しなきゃいけないってこと 彼らの「慎ましさ」や「控えめさ」に、優しさ?とかイジラシサ?みたい …なんてここにレスしたらどう思う? そんなんなら、無理して読まなきゃいいじゃない、って思うわ。 あと、怒ってるとき語気が荒くなるのは仕方ないけど、 やるぜ、思うぜ、ねえぜ みたいなのは、 もしあたしがそのときそのスレにいたら、 136は、男みたいだけど。 男である自分から男言葉の攻撃性を利用したレスをしてるわね。 そんなんでジェンダーを語ってんじゃないわよ。おだまりなさい。 とか、煽りレスしまくって大喧嘩してたと思うわ。 今更の話だし、あたしは門外漢だし、別に(あたしは)いいけど。
154 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/23(日) 13:44:27 ID:vceFN5uU
なるほど。それで分かった。 >そんなんなら、無理して読まなきゃいいじゃない、って思うわ。 これは、前スレでモエにも言われたことだ。 当事者じゃない者が当事者に向かっていう科白じゃないってことだね。 「外部」目線だと。 「苦労して回り道しなきゃ読めない」ことに、俺が、したがっていた、 彼女たちを縛っていたわけだね。 男言葉の攻撃性は、"利用"しようと思ったわけじゃないけど、 ま、煽られてキレたのは認めるw 犬まわりさんみたいな反撃がきたらその場で目が覚めてたと思うよ。 トンくす>犬まわりさん 良スレだよ、あそこは。だから常駐してたんだよ。
155 :
禁断の名無しさん :2005/10/23(日) 18:48:20 ID:I7QCfzGe
見かけ上反省しても、またすぐ罵倒することを繰り返していますね。 いままで何回? すぐ前も、アレルギーだとかいろいろ。 またこっちの問題ばかり言っています。 結局、自分の自尊心だけなんだって もうみんなわかってますよ。 お願いだからもう801板に来ないでくれませんか? お願いします。 もし、私達の心のこと考えてくれるなら。
156 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/23(日) 18:52:46 ID:2FG7SnW6
あなたの前の書き込みから、 また来ようとしているのではないかと心配しました。 来ないなら結構です。 荒れて不快感をあじわうよりは人がいない方がマシですから。
ルール違反してるから書かないと向こうで言ってるんだけど。 非難だの嫌がらせだの、やるならちゃんと発言読んでからに行ってください。
語気を荒げたり慇懃無礼になるのは、はくがコンプレックスを刺激されているから。 心の問題に関わることへの反発なんですよ。 不自由な人格で頑張ってるんですけどね、いじましい限りです。 しかもそれははくの問題なので僕らは無視しててOK。サイコー。
無視してないじゃんw 「関心がない」と言いながらネチネチ絡む、 「無視しててサイコー」と言いながら煽る、それは何に対しての反発?
「関心がない」とか「無視しててサイコー」って僕は発言したことありませんけど。 人の発言を捏造してやりこめようとする、そういう姑息なやり方は僕は我慢できないんです! 鼻の穴ぷくぷく (● ●)
>>155 >>157 >>159 そちらのスレでどんなことになってるか事情が分かってなかったものの、
あたしもここで、はくの801勉強を応援するようなレスをしてたわ。
その間接的な影響がどこでどう及ぶか想像してなかった。ごめんなさい。
スレが荒れた文句を言いたい気持ちも解るわ。
で。 気持ちは解るけどここは大人になって とか書こうとしたんだけど…
やっぱりやーめた。そんな事無かれ主義は嫌ーい。
言っておきたいこと、言っておいたほうがいいと思うことはとことん言うべきだと思う。
ところでここって同性愛に絡むジェンダーを語るスレなんです。
勝手な注文なんですが、もし構わなかったら、
普段このスレで出てこなかったような発想のネタフリをしてくださると嬉しいわ。
801さんから見たリアルのゲイ/ビアンの在り方に対する批判とか、もしあれば聞いてみたいです。
163 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/23(日) 22:11:04 ID:2FG7SnW6
他の人でも誰でもどうぞ>言っておきたいこと、言っておいたほうがいいと思うこと そのために書いてきたんだから。
空気読めないわがままも、事勿れ主義は嫌いだからって言っておけば格好いいよね。 んで、聞いてみたいですって言えば誰かが聞かせてくれて当然なんでしょ?人生楽ちん!
結局この問題ってはくは空気も読めないし、頭も切れないし根性も無い。 このスレの住人ならみんなわかってる事だけど、 このスレで下らん猿知恵つけて、勇んで他スレに邪魔しにいったが 嫌われて帰ってきた。先方さんもハクが空気も読めないし頭も切れないし根性も無い事を 前提としてこのスレ住人みたいにあしらえなかったのが問題の本質ってことでFA?
嫌だなぁ違いますよ。知性溢れるはくちょんは、無知なヤオイ連中に知恵を授けに行かれたのですよ。 そうに違いありません。 構って欲しくて行った801板でいいとこ見せようとして調子に乗りすぎた上に逆ギレとかそういう格好悪いことじゃないんですよ。
念のため。
>>164 の
>やっぱりやーめた。そんな事無かれ主義は嫌ーい。
は、
>気持ちは解るけどここは大人になって とか書こうとしたんだけど…
だけにかかってます。その前の部分は、撤回してないです。
わかりづらくて、ごめんあそば。
169 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/24(月) 09:04:38 ID:YGyTjSxh
>>165 そういう事ではない別の、俺の方の問題の本質を考えてみた。
>>5 で俺はこう書いてるけど、
>彼らが卑屈になる理由が分からないの。(いや、、、ソコが楽しいんだってのは置いといて)
>801にハマる自分(萌え?ファンタジー?セクシャリティ?なんでもいいから)を
>質問責めにしてもいいんじゃないかと思うの。自己否定じゃなく。
結局、俺が、こういう目線で最初から最後まで「801を読む人」を見てしまっていた、
という事だと思うけど。
このスレで801について書くときに、
「801を読む人」「801を読むこと」「801作品」「801を書く人」と
極力わけて考えるようにしていたが(うまくいってなかったけど)、
いざ801板に行って彼らと話し始めたら、
意識が全部「801を読む人・読むこと」に集中してしまった。
俺は上で、「萌えが分かる人・分からない人」の対立構図を彼らが作り上げたと言ったが、
俺は俺で「801を読む人・読まない人」の対立構図を作っていたって事だね。
思いがけず、801を読む理由(動機)を語るレスが出てきたのを見て、俺は、
上記に引用した疑問が解けるチャンスだと思い、理由を語り始めた人々に対して
もっと語るよう迫ったんだけども、
「みんなやおいを好きな動機はどうでもいいのね」
というレスを「押しつけ」と感じて「反発」→「逆ギレ」した。
“否定”も”みんな”とも言ってないし、”どうでもいいこと”じゃないだろってね。
その前の、「そんなに腐女子達はかわいそうじゃないないと思うよ」というレスの意味を
よく考えなかったのが悪かったんだろうと思う。
期せずして、上の方で
>女性には被害者的な部分がある」と思ってるよね?
と言われたけど、「自分の被害者意識」を他者に押しつけるのは間違っていたです。
170 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/24(月) 09:25:32 ID:YGyTjSxh
801を考えようと思ったきっかけは、 この板の妄想(と思われる)ネタや、いくつか読んだ801サイトに出ているBL小説が、 非常に「被害者意識」に懲り固まっているように思ったからだったんだよね。 それって微妙に、自分の「被害者意識」を刺激されたから注目したのかもしれない。 たびたび「被害者意識の押しつけは相手を弱者扱いしている」という 突っ込みを受けますが、俺のレスはその典型なんだろうと思う。 そういうことをしてるのは俺だけで、他の住人もそうだってのは違うので、 間違えないでください。 でも、一緒に見られてしまうのもまた俺の責任なので、 その点でご迷惑をかけたことをお詫びします>all
負け惜しみと捨て台詞の人生って楽しい? バカはずっとROMってろ
突然ネタ振っていい? ハロプロヲタとジャニヲタって ホモソーシャルと(女の)ミソジニーが 体現されてる気がするんだけど ここの住人はどう思う?
突然ネタ振っていい? アニヲタと鉄道ヲタって ホモソーシャルと(女の)ミソジニーが 体現されてる気がするんだけど ここの住人はどう思う?
突然ネタ振っていい? フェミヲタとジェンダーヲタって ホモソーシャルと(女とお釜の)ミソジニーが 体現されてる気がするんだけど ここの住人はどう思う?
175 :
禁断の名無しさん :2005/10/25(火) 02:26:04 ID:zCqP0deW
ん〜、この流れはコピペしといたほうが空気読めてるってことになるんだろうか。。。 まぁそんなことはおいといて、 日本の中に限って言えば依然として健全に非対称性を問題の根源として それをいかに打破するか。という葛藤のなかでよりいい人生を醸成してると ( ´ω`)思うだすよ。葛藤は人生の肥やしだす。
腐女子に対してのアプローチは今後そっとしておいたほうがいいと思うなぁ。 彼女達は自己の再認識やアイデンティティの不安を抱くなんてのは求めてないんだと思う。 801にもっとできることはあるだろう、と訴える気持ちも解るんだけどね…… 自分は801自体に疲れたので最近は読むことすらしていないんだけどね。 あそこはユートピアでも心の平安を保つ場所でもなかった。 相変わらず悲惨な結論やね。
同板だってユートピアや心の平安を保つ場所なんかじゃないけどね。 これって悲惨な結論?? 中には同性愛者というだけで自分の同士、自分のことをわかってくれる、 自分と同じ問題を共有してる、自分と同じ考えを共有して当然と単純に思いこむ人もいるけど そんなのは勝手な思いこみに過ぎないから。 他人の自己認識やアイデンティティに関することなんて こんな掲示板で容易に尋ねることじゃないでしょ。 訊けば誰でもすぐに返答してくれるなんて思ってない? 結局>176もはくと同じように対話の相手に選ばれなかっただけじゃないの? 基本的にこのスレで鼻息荒くしてる人たちは、 他人についてすごく軽く考えてるとしか思えない。
全然違う話題なのだけど、あたしの友人の奥さんとその息子が 最近芸人のレイザーラモンHGにはまってるの。出演テレビをビデオにとって楽しんでいるのよ。 息子が「ハードゲイフー!」ってはしゃぐのはまあものすごくわかるのだけど、 奥さんが息子を口実にしてはまってるのがおもしろかったの。 彼女、あたしが見たところレイザーラモンHGに「萌え」てるっぽいの。 彼女がいうには広げた時の手の長さと声がいいのですって。 ビデオ見て反応してる彼女をちょっと意地悪に観察して見てて思ったのが これは前に出てたアニメオタクがアニメキャラのメイドに「萌え」るのと 近い気がしたの。 レイザーラモンHGって商売でハードゲイというキャラを演じているけれど、 「○○ですかー?オッシャバッチコイ!」とと奉仕側のキャラと思うの。 それってご主人様が例え困った事や気持ち悪い事をしても困りながらも 決して見捨てずに受け止めて奉仕してくれるメイドキャラと同じように、 なんでも受入れてくれるような気がするのじゃないかと思ったの。 きっと仮面ライダーなどヒーロー役の若手俳優も近いものがあると思う。 お医者さん、看護士、警察官、婦人警官。。。「萌え」もきっと。 「萌え」ってオタクだけの特殊なものじゃなく身近な所にあるものねと思ったわ。 「萌え」とは複雑な愛(性愛、親愛、親子愛。。。)の感情の中のどうしようもなく「引き付けられる」「胸がきゅんとする」欲を特化したもので、 そこには現実の理屈を飛び越えた欲求、願望、妄想がつきものなのかもしれないわね。 その欲求、願望に共感できないときっとただの滑稽に過ぎなく感じてしまうの。 自分の「萌え」ポイントはなんなのかしらと思ってみたのだけど、 すぐに思いつくのは「スタンド・バイ・ミー」や「小さな恋のメロディ」の世界かしら? 違う気もする。。。自分の事は客観的に見れないものね。
お利巧さんな顔しか知らない世間の人がこんな破廉恥で淫らな醜態を知ったらどう思うかねぇ。ぅひっwぅひっwぅひw って妄想で相手を冒してる瞬間があたしにとっての萌えかも。 病んでるわ、わたし orz
>>178 その職業に対する幻想、分かる分かる
看護婦とか、婦人警官ばかりクローズアップされがちだげど
特撮ヒーローやHGも同じ役割じゃないかというのも同意
で、一部のノンケ女性は
ゲイもそれに該当する気がする。
俺がなんか書いても反発しか出てこないと思うものの。
>>177 >結局>176もはくと同じように対話の相手に選ばれなかっただけじゃないの?
俺は、俺にしろ176にしろ対話の相手に選ばれる必要は別にないと思ってるよ。
選ぶのは当人で、対話しようと望めば誰かがいる、ってことでいいんじゃないのかな。
俺は基本的に、反省すべき点はするが、
自分のレスの、どれ一つとして後悔はしていない。
それは他の人も同じと思うし、そうでなければ嘘でしょ。
対話に嘘が混じるほど「誰かを選ぶこと」の意味を失っていくと、俺は思うけども。
>>178 、182
今日は"萌え"について考えていたんだけど、
「この"萌え"がなかったら生きてはこれなかった」という一文がずっと頭をめぐっていたのね。
ひとの欲求の根源に近いんじゃないかと思った@萌え
だからフェチとは少し違う気もするし、
そこに「後ろめたさ」が生じるのは当然なのかなと思う。
>すぐに思いつくのは「スタンド・バイ・ミー」や「小さな恋のメロディ」の世界かしら?
"切なさ"とか"郷愁"かなー?
陽気な名無しさん ◆JiF670tafs とはかぶる点が多いなあ、、、
>俺は、俺にしろ176にしろ対話の相手に選ばれる必要は別にないと思ってるよ。 じゃぁ黙ってろクズ
本気でそう思ってるんならご自分でサイトでも掲示板でも立ち上げたら如何? 少なくとも他人様の立てたスレでまともな人がすることじゃないね。
まーた格好いいこと言って鼻の穴膨らませてるのか 自分に酔ってるんじゃないのかこの池沼は
>>178 そんな面倒なこと言わなくても
レイザーラモンHGはスタイルもいいし
声も太くていい声ってだけなんだよ。
実際存在する人を
見た目で恋愛対象にするって
萌えなんて言葉を使わなくても普通だし現実の世界だよ。
萌えなんて単なる流行語。
あと、たで食う虫も好き好きって言葉があるように
別にあなたが言いたいようなことは不思議なことでもなんでもない。
てか、はくも含めて
普通にそれぞれの楽しみを持っている人を
分析して変な殻に閉じ込めてしまうのは
やめてあげたら?
801の人なんか特にそういう殻に閉じ込められることを頻繁にされていて
飽き飽きしているだろうから
はくのやったことは反発を招いても当たり前だろ?
どのレスを指して”分析して変な殻に閉じ込めてしまう”と言ってるんだ、とか
逆に彼女らを殻から解放するために議論をしてたんだ、とか
ハリボテみたいな屁理屈が帰ってくるだけだからさ、相手しない方がいいよ。
>>82 辺りを読めば、単なる独りよがり、独善的、勘違いの電波小僧だってわかるでしょ。
反発を考える必要はない。 反発は相手の心の問題って言ってる人達だから。 もういいでしょ。
このスレのたった200見返すだけでも、 仲間内ではむごいくらい誉めあって、 反発されたらすぐ相手を問題にしている事が分かるね。 それをずっとやってきた人達なんだと思う。 かわいそうな人達だよ。
191 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/27(木) 08:37:21 ID:BBbk9OG9
????????「分析」とか、どっから出てくるわけ??
>>189-190 42さん、そういう事いってるっけ????
「関係」のスタートが、必ずしも"共感"からしか始まらないとは限らないって話だよね。
"反発"からスタートする場合もあるだろうって話だよね。
そして、スタートするもしないも、本人たちの気持ち一つにかかってるって事でしょ???
俺は、こうやって固定つけて、ちゃんと「居る」。
彼らがどれだけ801論をめぐる対話を必要としているのか、俺にはよく分からないが、
「俺(136)はちゃんと居るんだ」って事は示さなきゃいけないと思うからだ。
何の行動も起こさず、ただ人を非難している君らは何がしたいわけ????
あらやだ。アンカー後の2行目。 ―――「関係」のスタートが、必ずしも"共感"から始まるとは限らないって話だよね――― の間違いだったよ。スマソ。
対話能力のなさ、知性の欠如、知識の欠落で相手にすらされてないのに反感ばかり買っていながら そこから「関係のスタート」をさせて貰うことがあたりまえのように思ってる・・・ スタート以前の問題で相手にして貰う資格すらないのに存在だけ示して何がしたいわけ????
>>191 あんたらの見当違いの押し付けに反発しているってのが
まだわからんか、はくち。
ムダに一行空けてレスしていることすら
うざいわ。
視界から消え去れ。
てか、そうやっておまえら以外
このスレやらあのスレやらから人がいなくなってしまうんだよ。
>>193 「関係」というのは「スタートさせて貰う」ものじゃないですよ。
あなたにとってはそうなのかもしれませんが。また、「資格」なんて
いりません。
「反感は相手の心の問題だ」と言うことに対して何か問題視なさっている方も
いらっしゃるようですが、それはその方の先入見を表しているだけですね。
「心の問題=異常」という先入見を。相手に「心」というものがあり、
それに関わる問題である、と言っているにすぎないことを、そうした先入見で
歪曲するのは、精神分析に対する理解がまだほとんどなされてないこの日本と
いう場所ではありふれたことではあり、それが「人格障害」などという言葉を
安易に流行させ、さもしい政治性をつまらない人格攻撃ならぬキャラ攻撃にて
ネット上で発揮するということにもつながるんでしょう。それで楽しんでいられるのは
実に「幸福」なことです。死ぬまでそのまま続けられればよろしい。
で、そうした先入見は往々にして「それはあなたの心の問題だ」と言われた側にもあり、
それもまた「反感」につながるんでしょうが、そうしたすれ違いは当事者同士で
何かすればよいことで、何もしない傍観者から「もっとうまいやり方がある」と
具体的に何も行動を起こさずに言われる必要はないわけです。
「関係」というのはそれを創り出すやり方も含めて、他者とともに
「発明」するもので、「発明」だから失敗もあります。そして、どんな
「発明」でもそうですが、失敗した者をバカにし、論い、嘲笑するのは
たやすいことです。でも、傍観者が「もっとうまい発明の仕方がある」と
口先だけで言っても、役には立たない。
さっき届いたばかりのバトラーの新著、Giving an account of oneself は
そうした「関係の発明」に関する書物ですが、傍観者のまま「他者をバカにし、
論い、嘲笑する」という安易でつまらないやり方で「関係」をつくり続けることに
自足できる者には、無縁の書物です。「承認を必要とする存在を示す」というのを
バトラーは「自分自身について説明する」という行為として示すわけですが、
それがうまくうまくできないことは、たんなる「倫理的な失敗」ではなく、
そこから別の倫理が生まれるそうした「失敗」である、と言っている。
そうした「失敗」を自分ではやらずに一生すませるのも、また、「幸福」な
ことではあります。しかし、「幸福」な方がたくさんおられるのに
あまり楽しげな表情をなさっているとは思われない。不思議ですね。
>「関係」というのは「スタートさせて貰う」ものじゃないですよ。 >あなたにとってはそうなのかもしれませんが。また、「資格」なんて >いりません。 他人や他人の時間を尊重できない人にとってはそうなんでしょうね。 街宣右翼や宗教の人たちと同じです。
>>194 あなたがたとえば具体的にどんな「見当違いの押しつけ」に反発したのか、
そこから「自分自身について説明すること」ははじまりますよ。
僕もまた僕に対して「解放」「救済」その他の「見当違いの押しつけ」を
される名無しさんたちのレスから、いろいろ考えているのは、このスレの
過去スレを読めばわかることです。反発というのは、response でもありますから。
>>196 好き勝手に自分の都合で利用できるネットの掲示板で、「他人の時間」について
そのように言うのは、適切ではないと思いますが。また「街宣右翼」「宗教の
人たち」というのもきわめて安易かつ稚拙な政治的レトリックですね。
>>196 あなたには、「そうした安易かつ稚拙な政治的レトリックをこうした
掲示板で他者に関して用いながら、存在を示して、いったい何が
したいのでしょうか?」ととりあえず質問しておきます。
「対話能力のなさ、知性の欠如、知識の欠落」とは無縁の方のようですから。
それともこうした安易かつ稚拙な政治的レトリックがあなたのおっしゃる
「対話能力」「知性」「知識」なんでしょうか。
>好き勝手に自分の都合で利用できるネットの掲示板で、 どうぞご自分の掲示板を作成してご利用ください。 右翼の演説も宗教の勧誘もご自宅でされる分にはいっこうに構いませんから。
801について去年難民板のスレで書いたのは、現在の801の問題点は
おそらく次の2つだということ。
1 現在の801作家の大半は「女」が描けないし、それを描こうともしていない。
また、描く必要があると、描き手も読み手も考えていない。
2 現在の801の大半はゲイを「恋愛」「SEX」のことしか考えていない
存在として描いている。
2つは相互に関連しているけれども、問題はやはりミソジニーにあり、
「女性」の「女嫌い」、自己の否定と肯定をめぐる問題に、ゲイの
表象をめぐる問題が結びつき、それによって、ゲイの社会的承認に
関わる問題が発生している。
>>199 また、都合よく解釈なさっているようですが、「好き勝手に自分の都合で
利用できる」というのは、アクセスが自分の都合でできるということですよ、
あなたのおっしゃってる
>>196 の文脈で言っていることなんですから。
あなたの言う意味では、「他人」「他人の時間」を「尊重」しないでいる
ことが不可能なメディアなんです、こういう掲示板は。別に誰かがレスを
書いたからといって、必ず見て何か応答しなければならないわけではないし、
そうさせる力もないんですから。
で、「右翼の演説」「宗教の勧誘」というさらに安易かつ稚拙な
レトリックについては
>>198 を繰り返しておきます。
>>196 以前の文脈を含めて語ってくださいね。
他板に乗り込んで息巻いたのに相手にされなかったことに勝手に憤ってるアホの話ですから。
焦点のボケた一般論を語って頂いてもしょうがないんですよ。
それとも関係ありそうで関係ない話を勝手に始める詭弁のガイドラインwってやつですか?
>>201 そういう安易かつ稚拙なレトリックですむなら、ヘテロセクシュアリティと
核家族のみを「正しい」ものと考える「右翼の演説」や「宗教の勧誘」は
ご自宅だけでどうぞ、と言いたくなりますがね。
で、文脈を含めて語ったうえでのバトラーの新著への言及ですが。
あなた以外の方には先の説明でわかるかと思います。
>はくタン
>>200 に書いた点を考えながら、セジウィックやブラム・ダイクストラの
『倒錯の偶像』を読むと見えてくるものがあるかもです。ミューニックの
『アンドロメダ・チェイン』とケストナーの『神話と女嫌い』は注文して
いるんですが、まだ届きません。
24年組と呼ばれるひとたちには、現在の801と違うところがある。
それは上野千鶴子が「ジェンダーレスワールドの実験」と呼んだものだけど、
彼女たちは、一度、世界から自分たちが嫌いで、肯定できない「女」、
それは彼女たち自身でもあったわけだけれど、そうした「女」を排除して、
その世界のなかに自分たちが肯定できる「女」を再導入しようとしている。
たとえば『風と木の詩』がいつまでたってもセルジュとジルベールだけの
物語であったなら、たぶん読むに堪えない。パトリシアの存在があるから、
あれは今でも読める。
浅田彰がよしながふみを評価するのも、たぶんこの「女」の問題でしょう。
『月とサンダル』で印象的なのは、鳴海東洋の妹、陸子で、彼女が
いないとあれも読むに堪えない。物語のなかにどうやって「女」を存在させるか、と
いうのは、ゴダールの映画と同様にひとつの問題で、801ではそれがもっとも
先鋭的に現れる。
歴史の偶然で、24年組にはじまりJUNE、アランを経て、アニパロ、やおい、と
来て、現在、801、BLなどと称されるに至ったものとそれなりに関わりをもって
来た者として、その可能性について考えたい、というのが僕のスタンスで、
それはこのスレの生まれるきっかけとなった「モニョリ」とも結びついていると思う。
>そういう安易かつ稚拙なレトリックですむなら、ヘテロセクシュアリティと >核家族のみを「正しい」ものと考える「右翼の演説」や「宗教の勧誘」は >ご自宅だけでどうぞ、と言いたくなりますがね。 それ、どういう関係があるんですかね。 もう捨て台詞モードなんでしょうか、つまらないですね。
>>201 ネットの外では役に立たない「詭弁のガイドライン」なんてものばかり
ネットで覚えたんですね。僕はここに書いているようなことを、ネットの外でも
言っているし、何か書け、というひとも周りにはいるので、どういうかたちに
なるかはわかりませんが、そのうち何か書くかもしれない。ネットの外でやれることを
ネットでも僕はやっている。
このスレではくタンを「バカ」呼ばわりしてる名無しさんたちは、たぶんネットでしか
他者に対してものを言うことはできないんじゃないでしょうか。「詭弁のガイドライン」
なんて、2ちゃんの外では役に立ちませんから。また、そうした無責任な立場で
誰かを批判することも相手に直面すればできませんしね。で、そうしたネットの内外の
ギャップについては、「社会的ひきこもり」と共通する問題点があることを
齋藤環が言ってます。
>>203 どういう関係があるかは、「対話能力」「知性」「知識」があれば
わかることです。文脈の問題と同様、あなた以外の方にはわかるかと
思います。捨て台詞でないことも。
801なんてただの娯楽。 社会に対して力もないし、責任もないよ。 隔離されてるし、十分嫌われてる。 そっとして置いてあげりゃいい。 でももし、対話するなら相手の事くらい考えて あげればいいって話だったんでない? 仮に間違っていても、それを大切に楽しみにしている人達がいる。 それだけで相手の事を考えるに十分じゃないか。 そうでなきゃ対話が途切れてしまう、成立さえしないってね。 ここの人はかわいそうな人達だよ本当に。
>>203 で、はくタンに対してであれ、僕に対してであれ、あるいはこのスレの
他のコテに対してであれ、「右翼の演説」「宗教の勧誘」という安易かつ
稚拙なレトリックでキャラ攻撃するのは、いいかげんスレ違いで、いくら
それを正当化しようとしても時間の無駄だし、非生産的だと思うんですが、
まだ続けますか。
はくタンの今回のやり方に問題があるとして、それに対してはいぬまわりさんの
ように言うか、自分で801板に言って別のやり方をやってみせるかでなければ、
何の役にも立たないし、意味のある批判にはならない。それも何人かの
名無しさん以外の方には、わかっていることですね。
>>205 趣味、娯楽というのは社会のなかで形成されて、社会に影響を与えますから
個人の問題ではすまないんです。とくに801のようなメディアに関わる
趣味についてはね。嫌われていようが、隔離されていようがそれは関係なく。
19世紀末のイギリスで上流階級に属する男性たちが集団的な趣味として、
女性を「非理性的な存在」として絵画で描き、それを愛好したときに、
それが社会に与えた影響を考えれば、現在、801をめぐってゲイに起きつつ
あることはその構造的反復であるといえる。
そういえばどこかで、ロリやペドと同じでゲイもたんなる趣味なのに どうしてゲイは社会的権利を主張するのか、といったようなスレを 見かけましたが、そこにも「趣味」をめぐる誤解がある。 「趣味」というのなら、ヘテロセクシュアリティも「趣味」なわけで、 問題は唯一の「正しい」趣味としてヘテロセクシュアリティが規範化され、 それが他のセクシュアリティと同様にたんなる「趣味」であることが 忘却されていることにある。その「趣味」の社会的承認をめぐって いろいろな思考が行われている。また、「承認」は「わかってもらおう」と いう話ではない。田中美津の言葉を借りれば「わかってもらおうは乞食の心」で そんなことを誰も求めてはいない。承認というのは、あくまでも相互承認であって、 そのために互いに、giving an account of oneself 、自分自身について説明すること、 アカウンタビリティを果たすことが必要だということです。
801で自己形成が変わるか? 読んでる人間さえほとんどいないって分かったのに。 オタクの女性感で女性は代わりはしない。 彼らが嫌われるのに一役かいはしても。 でももしなにかしたいなら、 尚更相手の事を考えるべきじゃないかい。 彼女達は対決を強めただけじゃないか。
●42の豊かな性生活
801を読む
↓
2ちゃん徘徊
↓
論破できそうなレスを探す
↓
自説のご教授
↓
捨て台詞 ←いまここ
↓
「さすがワタクシ、連戦連勝だわ」
↓
オナニー
↓
始めに戻る
>>204 こんなにバカにされながら2ちゃんに粘着されなくてもよろしいじゃないですか?
是非実名であなた様の崇高な見解をご開陳くださいませ♥
あぁ、あれか。 右翼の演説、宗教の勧誘にムキになるのも42のコンプレックスの問題か。 ごめんね、辛いこと思い出させちゃったかな。
>>209 「相手のことを考える」というのが、そっとしておいてやる、ということと
同義だというのは変ですね。で、「読んでる人間」というのがどういう集団を
前提として言っているのかはわかりませんが、出版メディアではこの長期不況の
なかで801は売れる商品であって、いろんな出版社が801を扱っている。
なかには10刷以上版を重ねる単行本もありますから、それなりに読まれてはいる。
「読んでる人間さえほとんどいない」というのは、その出版状況からすれば疑問ですね。
>>211 あなたも「幸福」で結構なことですね。ネットの外でもそうだといいんですが。
あなたと違って辛いことはないので、心配ご無用です。
出来れば、そっとしておいてやりゃいい。 対話するなら考えろと言ってる。 オタクの女の子に売れてるだけだろ? そこそこ慎ましくやってるよ。
こんどは「幸福」ですか。コンプレックスは根深いようですね、先生様。 心配なんてしてませんよ、そんな義理もないですし。単なる同情です。 先生が正視できないほどの辛いコンプレックスって宗教絡みなんですか?
それと、無責任な立場で相手に直面することなんてできないらしい42先生は実名で書き込みお願いしますね。
昨年、難民板では比較的年齢が高い801読者女性の方もいたようで、
次のようなレスをいただきました。
>801女の女性観<女の理想、義務、役割などを含めた、いわゆる、世間で言うところの
>こうあらねばならないという誤ったジェンダー観についてどう捉えているか、です。
>やおいは、知りすぎてしまったが為に至った到着点だと思います。
>生きていくためには無知であらねばならない、大半の女性は女性としての役割を知っても
>上手く折り合いをつけて生きていくか、立場を逆手にとって生きようとします(もしくは知らない)
>やおい女性はそのどれも出来なかった組だと思うんです。
彼女はまた僕が女性の未婚率の上昇や雇用の非正規化に言及したことに
対してそれは大袈裟じゃないか、と言った彼女よりも若い801女性に
次のようにレスしました。
>問題は、やおい女性の中で女性性を頑なに拒否し続けている層がいること。
>フリーターや正社員ならばまだ異性との接触もあり、いずれ家庭を築くかもしれませんが、
>そこから零れ落ちた層をどう見守っていくかが今後の問題なんじゃないかと思います。
>女性一人で、五十まで生きたときの姿を想像したことがありますか?老後は?
>今は良いかもしれませんが、いずれ三十路を過ぎた辺りから、女性として起死回生を図る
>こともできず、かと言って他者に救済(婚姻)を求めるのは難しくなってきます。
>一人で生きていくために、特殊な技能や資格があるならば話は別ですが。
>この国はまだ、女性一人で生きていくには辛い世界です。歳を取るにつれ、精神的な支えも
>必要になってくるでしょう。
>五十過ぎて、生活保護を受けながらアパートで一人寂しくやおいを読み続けますか?
これは、30代の独身現役801女性と知り合いだと考えさせられることなんですね。
で、彼女はこう続ける。
>何も男性を受け入れるのが女性の幸せと説いているわけではありません。
>私自身も、やおい女性達で繋がりができて、そのなかで相互に支えあって生きるなら、
>それはそれで一つの道なのではないかと思います。
>けれども、そこに至るのもまたやおいからの脱却がかかっているのかもしれませんよ。
こういうひともいるなら、しばらくは対話を何らかのかたちで続けてみたい、
僕はそう考えているだけです。801板の参加者の年齢って何歳くらいなんでしょう?
印象としては若い、というか、幼い感じがしますが。リンクが貼ってあったスレの
スレ立てをやった方は24歳でしたか。僕が難民板で「30代負け犬女=30年後不良債権」説を
敷衍して「30代801女=30年後不良債権」について書いたことに対するレスが
上の引用なんですが、こうした対話も可能なわけです。
>>214 あなたのほど根深くはないので同情もご無用です。
また、コテをつけて何らかの一貫性をもって、
レスに対してレスするというので、こうした掲示板では十分に
責任を果たしていると言えるでしょう。その程度のことを
言って「幸福」なのも大変結構なことです。
違うね。まず対話は途切れた。 それは確認しなきゃいけない。 そして、あんたが言ったのは彼女らの問題だ。 彼女達が自分達でかんがえりゃいい。 そして、また考えなくたっててもいい。 乗り込んでどうする? 自主性のみに任せりゃいい。 考えるなら、自分達で何かする。
>コテをつけて何らかの一貫性をもって、 >レスに対してレスするというので、こうした掲示板では十分に >責任を果たしていると言えるでしょう。 え?なに?コテでレスを続けることが掲示板上の責任? そんなの別コテ使ったり名無しで書いたりいくらでもできますよ(笑 名無しで書いてる人が常に名無しとは限らないし。 いいから発言に責任を持たせるために実名で書き込みくださいね。
で、結局42先生サマは2ちゃんで何がしたいんでしょうね。 レスを読めば読むほど、自分の掲示板でやってればいいのにと思うワケですが。
>>216 で書いた「不良債権」の話は、雇用の非正規化が進むなかでは、
20代、30代ゲイ、ビアンの問題でもあります。そのこともあって、
現在の801のジャンルでおもしろいのは、「クィア・ファミリー」ものでは
ないか、という話を
>>145 でしました。まんだ林檎の作品は、
ゲイカップルと夫に先立たれた年老いた母との同居をめぐる物語ですが、
一人っ子も増えており、平均寿命でも女性の方が長いという統計的事実から
すれば、ない話ではない。
>>216 対話は継続中で、再開可能なものだと思います。途切れたなら、
また始めればいいんです、それが困難だとしてもね。あらかじめ合意や
納得を前提にした言葉のやりとりを「対話」「ダイアローグ」とは
言わないと思います。
彼女たちの問題であると同時に、彼女たちが意識せずに801を描き、
読むことで再生産するミソジニーやゲイのイメージは僕の問題でもあります。
そうでなければ、別に考えもしません。なので、いっしょになんとか
しましょう、と言ったひとつの結果が、
>>216 のようなレスです。
>>218 書いた文章における書き手の一貫性を読める「知性」の持ち主には、
名無しで書いても誰のレスかわかるものです。あなたのレスが
そうであるのと同様に。また、名無しでもあなたと違って傍観者ではなく、
責任あるレスを行っている方もいますしね。あなたのような無責任な
傍観者に実名での書きこみを要求されるいわれはないでしょう。
>>219 あなたよりは生産的なことをしたいと思っているし、実際にしてますよ。
そういうふうに思うのはあなたと同じ「傍観者」だけでしょう。
また、そう思いながら律儀にレスをお読みになるのもヒマがあって
優雅で結構なことです。僕なら読みません。
また乗り込むのは止めな。 そっとしておいてやりなよ。 彼女らがホモフォビアやミソジニーで801をやってて何が悪い。 はじめに言ったように801に力はない。 考える時は自分達で考えるはずだ。 また、混乱させるのを欲さない。
>あなたよりは生産的なことをしたいと思っているし、実際にしてますよ。 あれ?2ちゃんでやってる生産的なことってなんですか?? もしこのスレでやってる演説ごっこであれば、この世に非生産的なことなんて何もありませんよ?? >名無しで書いても誰のレスかわかるものです。 だったら名無しだから無責任、コテだから責任を取っているということにはならないですよ。 発言に責任を持つために、早く実名で書き込みしてください。
結局、自分たちは ネットの匿名性を生かして 801あたりに適当な批判をかまして(人格否定ととられなくもないようなね) で 自分たちが批判されると ネットの匿名性批判ですか? とんだダブルスタンダードですね。 てか、実際面と向かって >現在の801の大半はゲイを「恋愛」「SEX」のことしか考えていない 存在として描いている。 これを801の人に言って見なさい? てか、あんたのしていることは ゲイ雑誌のグラビアだけを見た人が ゲイの大半はセックスばかり考えている存在だなんて言っているのと 同じだよ。 対話もできない状態になるのがわからないかい? まあ、わからないからこういう事態になっているのだろうけどね。
ゲイじゃない。 ファンタジーだと言っているのにな。 まぁ、苦しいけど。 男だって身勝手な妄想をポルノではしてる。 大切なのは非干渉を確保することだ。 見たくない人が見ない権利を。 それはやってるよ。 むちゃくちゃな妄想したっていい。 それを許容していいじゃないか。 なぜ、そっとして置いてやれないんだ。
>>224 801にそう言ったうえでの、
>>216 のような展開なんですが。
むしろその表象の紋切り型の問題については801の方がわかってますね。
「男性に搾取されてる女性がゲイを搾取してるのが801」なんてことを
おっしゃった方や801にポルノグラフィーと同じ問題があるということを
指摘された方も難民板ではいましたが。その紋切り型のゆえに「娯楽」に
なっているし、それゆえに迷惑ならばゾーニングを望む、というご意見も
あった。でも、そのゾーニングは「社会的ひきこもり」が遷延化すると
病理化するという齋藤環の指摘を考えれば、将来的にはまずいのではないか、と
いう話から「30代801女=30年後不良債権」の話になったという展開です。
別に対話もできない状態になんかならなかったんですが。
>>224 で、匿名性批判なんてしてませんよ。たんに、傍観者でない立場から
何か考え、書いてみてはいかがか、と言っているだけです。名無しでも
そうしたことをなさっている方はいますしね。まあ、「実名」であると
いって別の名を使うこともできますから、「実名」を無邪気に要求する
>>223 さんはずいぶんと善良で人が好いナイーブな方なのだろうと思いますが。
>226 だからそういう人たちを集めて自分の掲示板作ってやってろよ。 他所の板・スレの住人不快にさせて好き勝手やっていい理由にはならんだろうが。 キミの欲しいものがかつて2ちゃんに偶々あったとしても、 2ちゃんが恒にはキミの欲しいものを提供しないことはご自身のレスでわかるでしょ?
あんたが腐女子達の将来について乗り込んで話す必要はない。 いろいろな人がいるって反発されるだけだ。 見ていないのか? 自分でいうならまだしも、 30代不良債権説なんて持ち出したら、反発は目に見えてる。 あんたが彼女らになにかできるって訳じゃなかろう。
>まあ、「実名」であると
>いって別の名を使うこともできますから、「実名」を無邪気に要求する
>
>>223 さんはずいぶんと善良で人が好いナイーブな方なのだろうと思いますが。
無邪気に名無しを批判する方への当てつけですから。
掲示板の匿名性なんて関係ないことだと漸くわかっていただけたようで。
理解されるのにずいぶん時間がかかられたようなのが残念ですが。
それを踏まえて、関係ありそうで関係ない話題で話をそらす詭弁のありかたについてお考えくださいな、先生サマ。
難民板で話すのと、801板で話すのは違うだろうに。
自分の問題で行くのか。 相手の問題(不良債権はまずいとか。)で行くのか、 どっちなんだ。
あと、必要があればゲイ雑誌のグラビアについても、ゲイビデオに
ついても同じことを僕は言いますが、801ほど社会的に影響力は
幸か不幸かないので、それをしないだけです。801とゲイビデオって
さして違いはないし、実際、801の商業誌にはゲイビデオのレビューも
たいていある。ゲイビデオの現在の購買層ってゲイと801なんですよ。
>>228 別に欲しいものを提供してもらいたくて、こういうところに顔を出している
わけではないんですね。あなたはそうなのかもしれませんが。で、
>>228 のレスはそっくりあなたにお返しします。
>>229 まあ、801板で持ち出してはいないのでどうなるかはわかりませんが、
少なくとも難民板では反発だけではなかったのは事実ですね。
で、上に引用した方もそうですが、別に彼女たちは僕に何かして欲しいと
思ってなどいない、それはここで「モニョリ」についていろいろ語る
僕やその他のコテが、別に誰かに何かして欲しい、と思っているわけでは
ないのと同様です。
いろいろなひとがいる、というのは当然のことであって、そうした当然の
ことだけではすまないのが、社会のなかで他者とともに生きる、と
いうことですし、また、いろいろなひとがいる、というのは他者を承認する
場合に前提とすべきことであって、自らを正当化し、開き直るときに
用いるものではありませんね。そうしたことをし、それでなんとか
なっているのだとしたら、まだ年齢が低いんでしょう、難民板にいた方たちに
比べて。
>>230 最初からあなたのような「傍観者」の名無しに限定して言っているんであって、
そうでない名無しさんにはコテを要求したりはしませんよ。書く立場と内容が
無責任なら、せめてコテくらいつけてはどうか、とあなたのような方に
言っているだけなんですが、まだおわかりいただけませんか。
>>231 それはわかっていますよ。ただ、801ということでひとくくりには
できない、という話です。801板に関わるには時間も必要なようですしね。
801との対話の可能性はあるし、それはなされてよいだろう、ということです。
>>232 両方ですよ。いっしょに考えていきましょう、ということなんです。
それがどう関連しているのかを明確にしながら、両側からやっていかないとね。
>>230 具体例を挙げないとわからない、というのであれば、たとえば
>>94 さんは
名無しですが、この方に対しては僕は別に「傍観者」としての名無しに
対する批判の必要を感じません。なぜ、そうなのかはあなた以外の方には
たぶん明白かと思います。
はくはルール上行けないぜ。 自分で年齢に達してないと言ったから。 偽って潜り込りのかい? ゲイビデオなんて、ゲイが好きでみてる。 801は腐女子達の内面の物語だろう。別物だよ。 馬鹿らしいな。
影響の質は別物だってこと。
>書く立場と内容が >無責任なら、せめてコテくらいつけてはどうか、とあなたのような方に >言っているだけなんですが、 無理矢理ですね。 名無しで書き込みをしても内容でわかると書かれたばかりじゃないですか。 だんだん自己矛盾始めたご様子で。 あなた自身、傍観者の「意見」に批判されてきたんでしょ? 「意見」に反応せずに「立場」に反応するのもはぐらかし、詭弁ですよね。 >まあ、801板で持ち出してはいないのでどうなるかはわかりませんが、 ここのところの話題は801板ではくがやらかしたことについての話題ですよ。 >801との対話の可能性はあるし、それはなされてよいだろう、ということです。 今の話題上、あなたが「なされてよいだろう」とする判断自身にはなんら価値はありません。
他者の承認とは、自分達で考えて隔離した人々の場所を ソッとしておいてやる事だと思うんだが。 何も考えてなかったら、そうはしまい。 まあ、好きにやればいいさ。
>>236 今みたいにこんなにゲイビデオやDVDがなかった頃から、801(当時はまだ
やおいですが)をやってた僕の周囲の女性たちは、さぶや薔薇族の愛読者
でしたよ。そうした経験からも別物だとは思えないし、実際、さぶに
小説を書いていた峰岸郁夫さんなんてのは、峰岸ひろみという女性の漫画家の
方で、この方の小説がゲイにも今でいう腐女子にも人気があった。
動画系のスレが801云々でときどき荒れるのも、よくわかるような気がしますね。
で、双方ともに、ミソジニーとホモソーシャリティを再生産している。
>>238 無理矢理であり矛盾だとお思いになるのはあなたのような方だけです。
また、はくタンの話題であるということはわかっているので、
いぬまわりさんのレスの仕方の適切さに言及しました。
で、
>>233 の判断の価値はあなただけが決めることではありません。
ゆえに、あなたの
>>238 の最後の文章による判断にはなんら価値がない、
とは言えます。
>>239 隔離がどういうかたちであれ行われることが、承認が行われていない、と
いうことなんじゃないでしょうか。
>>236 >>240 の話は801とゲイビデオには類似があり、その類似が問題だろうと
いうことです。もちろん違いはあるでしょうが、その違いがあることでは
類似の問題性が解消されない、そういうことです。
はくが調子こいて801板からたたき出された「事実」について批判しているのに、 あなたが「801との対話の可能性はあるし、それはなされてよいだろう」と夢想することに何か意味がありますかね? はくをたたき出した801の行動を批判したいのならお門違いもいいとこですけど。
>はくはルール上行けないぜ。 >自分で年齢に達してないと言ったから。 >偽って潜り込りのかい? yes
隔離は、自分達が差別的であることを考えてるんだろう。 でも、一番大きいメディアはテレビだ。 おすぎとかKABAちゃんとかHGとかあのらへんだ。 イメージを再生産してるが、それでいいんだよ。 じっくり受け入れられれば。 反発は相手を硬直化させる。 それを見てきた。 異議申し立てはしていいが、新たに反発を生み出しそうだ。 それは必要ないのさ。はくは明らかに間違えた。 そして後悔しないと言っている。 そのような在り方は馬鹿げてる。 相手を考えて考えすぎる事はない。 あらかじめ反発を考える必要はないというのは、醜悪だ。 まあ、やってみなよ。また801板行きづらくなりそうだが…。
結局、42が「傍観者がグダグダ抜かすな」というのなら、
最初から2ちゃんでやるなよ、ということですよ。
そして
>>195 みたいに理屈こねずに「傍観者がグダグダ抜かすな」といえば良かった。
そうすればこっちもも相手せずに鼻で笑って無視しましたから。
「傍観者」をわざわざステージに上げたのはあなたですよ。
まぁ、なんか小難しくいえば退散するとタカをくくってたんでしょうけど。
で、あなたが出てきたところで何も変わりませんでしたね。
ずいぶんと生産的なご活躍をされていらっしゃってなによりです。
>>243 あなたのような「傍観者」にとっては何事も無意味でしょう。
それに読めばわかるように、801板の方のことを批判などしておりません。
また、大変素直にもご自分で本日の一連の僕へのレスを「当てつけ」という
きわめてつまらない行為であったと
>>230 で告白なさったことですし、
「批判」については「傍観者」の立場からの批判の問題点に関して
すでに
>>206 でいぬまわりさんのレスのことにふれながら言ってますので、
あとは繰り返しになりますが、
>>198 についてお考えください。
>>245 僕は今回のはくタンが「失敗」したことを否定はしてませんが。
それをとりあげて、「失敗」するリスクも負わない者が、周りから
あれこれいう必要はないだろうというだけのことですね。言うにしても
いぬまわりさんのような批判の仕方はあるし、また、801板で自分で
何かやってはくタンよりうまくやってみせるという批判の仕方もあり、
それが有効な批判というものだろう、というのが
>>206 で言ったことです。
そしてそうしたことをこうしたところで指摘するのは、悪罵の応酬で
まともな批判といったものがなされることのまずないこの日本という国に
おいては、国外に出て日本人ではないひとびとともいろいろと議論を
したりする機会も少なくない今日、生産的なことであろうと存じます。
>>246 ええ、あなたにもずいぶんとサポートしていただきました。
生産的な活動へのご協力感謝します。もっといい例でご協力いただけることを
今後に期待します。
>>246 別に退散させることなんて目的にはしてませんよ。
あなたがそれを目的になさっているのなら、ちょうど
切りのよい時間でもありますし、こちらから退散いたします。
繰り返しておけば、「傍観者」がものを言うにも有効な言い方がある、と
いうことですね。いぬまわりさんは今回「傍観者」ですが有効なものの
言い方をなさっていらっしゃいます。「傍観者がグダグダ抜かすな」と
僕が言ったことはありませんし、これからも言うつもりはありませんよ。
この掲示板のシステム上それは無理でしょうから。
>>246 でも、自分が「傍観者」で「グダグダ抜かして」いるにすぎないという
自覚はおありになるんですね。結構なことです。
反発は欲さない。 何を801達に欲するのか。 隔離された場で彼女らは 自分達の好きな妄想をしているだけじゃないか。 再生産って言ってもどうせするよ。 差別的でもするよ。 繰り返すが801に力はない。 表に出過ぎて押し付ける者なら攻撃していいが。 日本で一番いいのは、溶け込むことだよ。 内側から。 そして、なんならわかってもらう事。 それが一番いいんだ。 それをしたかったのさ。 日本人はそれ程非寛容だとは思わない。 うまく言えんが、時間だな。 まあ、やりなよ。
反発は欲さない。 何を801達に欲するのか。 隔離された場で彼女らは 自分達の好きな妄想をしているだけじゃないか。 再生産って言ってもどうせするよ。 差別的でもするよ。 繰り返すが801に力はない。 表に出過ぎて押し付ける者なら攻撃していいが。 日本で一番いいのは、溶け込むことだよ。 内側から。 そして、なんならわかってもらう事。 それが一番早いんだ。 それをするのがいいんだ。 そして無理にしないことだな。 日本人はそれ程非寛容だとは思わない。あんたら攻撃になってるじゃないか。 遠回りだよ。 反発は少数の人間でも全体化するんだ。考えろよ。 特にマイノリティはそうだ。 他の者はどうなる?そいつらのためにたえるのか。 間違って行動した奴のために。 それは批判しちゃわるいのか。 外国人ならまだしも、自分達は日本人の傾向を知っている。 社会の問題なら、相手の感情は不可欠だろう。 遠回りだけじゃなく、さらに遠ざけてどうする。 うまく言えんし、文がバラバラだ。 そしてとっくに時間オーバーだ。 まあ、やってみなよ。 馬鹿げてるとおもうが。
252 :
禁断の名無しさん :2005/10/27(木) 18:45:58 ID:g7zQhAGv
修正前に書き込んだ。 スマン。
>大変素直にもご自分で本日の一連の僕へのレスを「当てつけ」という
>きわめてつまらない行為であったと
>>230 で告白なさったことですし、
事実誤認です。0点
>「失敗」するリスクも負わない者が、周りから
>あれこれいう必要はないだろうというだけのことですね。
>「傍観者がグダグダ抜かすな」と
>僕が言ったことはありませんし、これからも言うつもりはありませんよ。
>この掲示板のシステム上それは無理でしょうから。
コテハンが何のリスクを負っているのか説明不足です。
「必要がないだろう」という個人見解
>>195 以降の書き込みをする必要こそないだろう。0点
>「傍観者」がものを言うにも有効な言い方がある、と
>いうことですね。
195にそうとだけ書けば良かったですね。3点
>でも、自分が「傍観者」で「グダグダ抜かして」いるにすぎないという
>自覚はおありになるんですね。
事実誤認です。0点
合計3点
続いて、コテハンがものを言うのに有効な言い方についてチラシの裏に論述ください。
スレには書き込まなくて結構です。
42のせいでスレが進んでしまったのでもう一度。 対話能力のなさ、知性の欠如、知識の欠落で相手にすらされてないのに反感ばかり買っていながら そこから「関係のスタート」をさせて貰うことがあたりまえのように思ってる・・・ スタート以前の問題で相手にして貰う資格すらないのに存在だけ示して何がしたいわけ????
>>253 文章の読解ができないのにそうした採点しても仕方ないですね。
ずいぶんとつまらないことを嬉しげにやってらっしゃるのはわかりますが。
>「失敗」するリスクも負わない者
に関しては、「失敗」するリスクを負ったはくタンではない
あなたのような「傍観者」ということで、別にこのスレのコテハンが
今回のはくタンのようなリスクを負ったとも、負っているとも言ってませんね。
なので、リスクについての説明を
>>253 のように要求するのは間違いです。
今回のリスクについてはあなたの方が、「はくが調子こいて801板から
たたき出された」というきわめて不正確な表現ではあれ、理解なさって
いるようですし。
その他については事実誤認であるかどうかは、あなた以外の方には
わかるでしょう。
>>195 の意味についてもそれは同様です。また「コテハンが
ものを言うのに有効な言い方」というのはなんのことかわかりませんね。
コテであれ名無しであれ、「参加者」はみな有効なものの言い方をしてますから。
たとえ、それが反発であってもね。
>>253 の問いは間違った問いです。
レトリックとしても通用しません。「傍観者」であることに開き直ろうとしても
無駄です。
>>254 >>193 を
>>254 で埒も無く繰り返して何をなさりたいのかを、
>>198 との関係で
チラシの裏にではなく、ここで説明していただけると助かります。
「資格」という言葉もおかしいというのは、すでに説明いたしましたし。
そうした政治的レトリックを用いた修辞疑問ではない、できれば801と
ゲイの関係を考えるにあたって、生産的な話ができるスレ違いにならない
具体的内容だとさらによろしいかと。
外国の映画で描かれる日本人には納得いかない!って怒るか、それとも笑うか。 そんな程度の話じゃないの?801
>>256 その比喩でいくとね、なかにはある程度納得のいく描かれ方もあるから、
もっとなんとかなるんじゃないか、ということですね。で、より納得のいく
描かれ方が今よりも行われるのなら、それはそれで結構なことではないか、
というそういう程度の話です。
>文章の読解ができないのにそうした採点しても仕方ないですね。 ここは笑うところですか?
>今回のリスクについてはあなたの方が、「はくが調子こいて801板から >たたき出された」というきわめて不正確な表現ではあれ、理解なさって >いるようですし。 その当然なことをリスクと言っているのなら 叩き出されたついでに、このスレの紹介までして出て行ったのはくが このスレで叩かれるのもリスクの内でしょうか? 何の問題もないですね。 >「コテハンがものを言うのに有効な言い方」というのはなんのことかわかりませんね。 はくの言動が有効でなかったという話をずっとしてるんですがわかりませんか。相当頭悪いですね。 今度はあなたがこのスレでコテで変な煽りをしていることによるリスクを負うんですか、そうですか。
まぁ、いいや。 >僕は今回のはくタンが「失敗」したことを否定はしてませんが。 のように、はくの言動は「失敗」だったっていう見解の上で、 どうして失敗だったのか、どうしたら失敗しないか考えられないのは池沼だろうし、 傍観者云々は言いがかりつけたいだけでしょうから。 傍観者の書き込みが気に障るなら自分の掲示板を作ってやってろ、 という意見には回答もなかったし。 透明あぼ〜んで後はスルーします。
>>259 いぬまわりさんのなさったような批判を受けるのはリスクでしょうが、
あなたのような「傍観者」に
>>193 のようなことを問われるのは
リスクではないですね。また、僕が本日書いたことも、はくタンには
わかるでしょうが批判です。批判と「叩く」ということの区別も
つきませんか。語るに落ちてますね。まあ、ネットの外で批判を
したことのないひとはそうでしょうね。批判というのは一方的なものでは
ないんですよ。協働作業なんです、批判というのは。また、生産的な
指摘をすることに、悪い例を出して協力していただけたようですね。
で、はくタンの言動の有効性についてはいぬまわりさんが問題点を
指摘なさっている。また「コテハン」と「はく」では論理的な
階梯が違いますね。で、「コテハン」を「はく」に起きかえると
その話はすでにすんでいます。お時間があるようですから、
本日の
>>193 からのレスをゆっくりとお読みください。
「変な煽り」というのはあなたに対してですか? だとしたら
それは「煽られた」と感じるあなたの「心の問題」ですね。
僕のリスクとは何の関係もないです。「傍観者」にはリスクというものが
わからないのも無理はないですから、無理に理解なさろうとしなくても
よろしいかと。
>>260 最初からそうなさっていればよろしいのでは。また、すべての「傍観者」の
書き込みを問題にはしてません。今回のことでいえばいぬまわりさんは
「傍観者」ですが、あなたとはまったく違います。「叩く」ことと批判することの
違いがわかっている、そうした「傍観者」の批判です。
quarante-deuxにも擁護してもらえなかった吐くカワイソスwwwwwww
>>260 もうご覧にはなっていないのかもしれませんが、
> どうして失敗だったのか、どうしたら失敗しないか
を考えるにあたって、
>>193 >>254 の「 対話能力のなさ、知性の欠如、
知識の欠落」も「相手にして貰う資格」も具体性を欠いており、役に
立たないわけです。考えるつもりがあるのなら、もう少しきちんと
した問い方があるでしょう。
>>193 >>254 のような問いでそうしたことを
考えるつもりがあるというのは強弁というものです。無責任な「傍観者」として
「考えろ!」と要求することと、いっしょになって考えることとは別です。
>>262 はくタンは別に誰からも擁護されることなんて必要としてませんよ。
別にかわいそうでもなんでもない。それは当人がよくわかっていると思います。
レスいっぱいついてるなーって思えばこれかよw quarante-deux ◆42FM9sGQ4oのオツムの弱さだけがさらけだされるスレwwww
265 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/27(木) 23:05:44 ID:BBbk9OG9
すごい事になってるなw
とりあえず、俺は誰の「擁護」も欲しくはないですが???
それと、このスレを「紹介」したのは俺じゃなくて
>>79 だよね。
まっ、俺が積極的に続けているんだから、どうでもいいんだけどさw
>>200 、
>>202 (42さん)
801作品に女が不在であるって事は、俺も気になってました。
そういう事に「気づいていないのか」どうか分からんけど、
801板のスレみたいな流れになったら考えてみてもいいと思うんだよね。
俺個人としては、
向こうのスレにも書いた『バナナフィッシュ』を、女が男に戦いを挑んだ物語として
読んでしまう自分に、ずっと軽いモニョリを感じて、
自分の中の、女/男嫌いやらをまともに考え始め、
>>94 をもらい、
いぬまわりさんのレスを受けて、ようやく
>>169-170 に行き着くことができた。
充分とは言えないけれど、やっぱ時間かかるですね。
なかなか苦しい作業なんで(でも楽しい)
やってみようとか思う人はあんまりいないのかも知れない。
挙げていただいた本、読んでみます。いつも有り難うございます
(他の方にも感謝。特に、いつも話題に沿ったサイトを貼りつけてくれてる方。
>>182 にあるサイト管理者の危機感って、
801板のスレで俺が感じた危機感と全く同じだったんだよね実は。
ID:g7zQhAGvも読んでみたらいいと思うよ、
>>182 にあるサイト)
266 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/27(木) 23:17:08 ID:BBbk9OG9
>>216 その難民板に行った方がよかったかもしれないw>俺 なんちってw
ぶっちゃけて言えば、801好きがずっと801を楽しんで生きていけないだろうか?
って俺は思うんだよね。
もしも何の躊躇もなくそれができたら、
結果として、引用されてるレスの発言者いう所の「脱却」になったとしても、
少なくとも、前スレ最後に出ていた、
801から離れた途端に簡単にアンチ801に回ってしまう、ヒサンな事には
ならないんじゃないか?と思うんですよ。
向こうのスレで、電車男について
「世間からインプットされた真実の愛を求め"させられ"、旅立た"され"たのかもしれない」
と書いたんだけど、オタクにしろ801女にしろ、
世間様から押しつけられてるかもしれない真実の愛なんか、別に求めなくてもいいし、
それを求めて旅立つ必要など何もない、とも思うな。
ここからは人格障害負け犬の相互オナニーでお楽しみください。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
268 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/27(木) 23:24:48 ID:BBbk9OG9
>801板の参加者の年齢って何歳くらいなんでしょう? 向こうのスレで、俺が何度も再確認していた「女の現実」 ――男社会で女として生きていく大変さ・辛さ は、やっぱり事実だし(彼女ら自身のレスが証明してる)、 俺たち(136とスレ主)への反発という形で出てきた「女の現実」 ――腐女子はそんなに可哀想じゃない・適当に折り合いつけてる・今時男尊女卑かよ もまた、事実としてある。(これも彼女ら自身のレスが証明してる) この二つの、相反とも見える「現実」は、彼女ら自身のレスとして語られてる以上、 彼女たちは誰も「嘘なんかついていない」ってのは明らかだ。 では何故、それ以上、彼女たちはセジウィック論を考えようとしない ("萌え"は理屈じゃないor世間への言い訳に過ぎない=思考停止、に陥る)のか?? 前者の「現実」の片面である、後者の「現実」を、 何故、俺やスレ主にではなく、自分たちにぶつけようとしないのか?? そんな事をしたら、彼女たちが俺に対して最も強く訴えていた、 後者の「現実」はどんどん意味を失っていくのにね???? 結論として「嘘をついた」ことになるのにね???? こういうロジックを、あの流れから読み取れないってのは、 幼いんだか、単に若いだけなのか、俺にはちょっと分からない。 まあ、俺の発言の仕方(態度ふくめて)がまずかったてのは、勿論あるんだけども。
ありゃ、、また誤読につながりかねない書き方しちゃった。 >268の、 >そんな事をしたら、彼女たちが俺に対して最も強く訴えていた、 ↓ >このままでは、〜〜 に訂正しとく。
うわ、ちょっと見ないうちにまたスレがガンガン進んでるよ!
油断もスキもあったもんじゃない。
で、ややスレの本題からは外れ気味になるけどさあ、
「人格障害」とかいう言葉を他人を攻撃するための道具として
使うのはいかがなものかと思いますよ。
個人のblogを晒すのもどうかと思うけど、オレが最近読んで
思わず唸らざるを得なかった文章をとりあえず紹介しときます。
ttp://d.hatena.ne.jp/iduru/20051025
>>191 で自分がここで何をしてるのか書いたわけですが、
向こうのスレの「801論おもしろかったけど」レスへの返歌、のつもりもある。
このまま待つのか「乗り込む」(w)のかは、今ンとこ微妙。
微妙ってのは、スレの流れとも関わることでもあり、
俺自身の足腰(発言する上で)にまだ自信が持てないからだね。
今の俺に、いぬまわりさんの批判を自分に生かすだけの能力がないってこと。
別に「己のリスク」を回避したいってんじゃないですw
でもま、ここで未練たらしくいつまでもガタガタ言うつもりはないんでご安心を。>all
つか、801板には、なんでこういう事(801論とか、801との関わり方みたいな)
を語り合うスレがないんだろう。
なんか、それを許さない空気があるんだよね。俺も最初は途方にくれた。
>>200 の「女の問題」とか、
>>205 の「彼女たちの問題であると同時に、彼女たちが意識せずに801を描き、
読むことで再生産するミソジニーやゲイのイメージは僕の問題でもあります」
的なことを考えたり話し合える場所が、
「2ちゃんねるの、21才以上の腐女子が集まる板」に存在しにくいって事実が、
何より現在の「腐女子」の硬直化みたいなもんを物語っているんじゃないだろうか……
そうした状況の中、セジウィックを持ち出したスレ主は、
マジでたいしたもんだと思うよ。。
喧嘩売って他人の気を悪くしても開き直って当たり前なツラしてるはくは人格を疑われてもしょうがないし 反省・謝罪しない以上叩かれ続けて当然ですが。
>>191 はくタン
ジェンダー「論」である以上、「分析」はしてると思うわよ。
>普通にそれぞれの楽しみを持っている人を
>分析して変な殻に閉じ込めてしまうのは
>やめてあげたら?
これ
普通じゃない楽しみを持っている人を
分析して変な殻に閉じ込めてしまうのは
やめてあげたら?
に書き換えようっと。
普通じゃない人は、
歴史を見ても、勝手に分析され勝手に解釈されてきたことが多いでしょ?
勝手な他人の定義なんていらない。自分の定義は自分でする。
各種人権運動にはその要素がたいていある。
その上で、今まで「分析する立場」にのさばってた奴らこそ分析しる!
ジェンダーっていう概念はその分析から発見されたものと思うの。
…話はいきなり変わるわ。
ジェンダー敵視してるほどのあたしでも、キング・コング(1933年版)には萌えるわ。
ゴツい男が美女をおっかけまわすっていう、コングとアンの古典的な「美女と野獣」の関係は
あからさますぎるほど性役割を反映している。
だけど萌えるのよ〜。単品萌えだけどね。
丸太橋を揺さぶるコングさま、ドラミングするコングさま、恐竜の口を引き裂くコングさま、激萌え〜。
ストップモーションの体毛の動きを見てるだけで恍惚としちゃうわ。
現実のゴリラも素敵だと思うけど、それとは全く別。
で…。
こんなのに対して、ジェンダー絡みの分析が有効なのかしら…。
(分析してくださっても別にいいけど、映画板コングスレでやるのはやめてほしい)
801も…ホモセクシュアルへの萌えだけど、それと似たようなものかなと。
現実での自分の立ち位置、現実の社会、現実の男、現実の女、現実のゲイ、
どれも、801に萌える感情には基本的に関係なく、
ただ、801の世界に萌え萌えなんじゃないかしら。
「どうしようもなく好きーっ!イケる!きゃーっ!きゃーっ!」が
自分のバックボーンと無関係に起こる対象が「萌え」…なのかしら。
もちろん、何かしらその人のパーソナリティと蜜に繋がった理由がある場合もあるとは思います。
ただ、今のところ分析不能な「萌え」の存在を皮膚感覚で感じちゃう…。
このスレではくタンが書いていたような、801へのリベラルな期待に関して。 “あらゆる領域においてジェンダーを意識した視点は有効”とかよく言われ(る?た?)じゃない? それって、意識もされずに起源・理由・根拠を不問にされてきたものの内実を照らし出すために有効、 って意味なんだと思う。 なので、801を研究対象・分析対象にすることには“政治的な正しさ”を感じないの。 801を通して、 たとえば、少年/青年漫画が好きな男性や、少女/女性向け漫画が好きな女性。 そういった“普通の”好みの意味を逆照射してやるような感じが有効じゃないかと。 ただ、どっちにせよそれをコングスレ、いえ、801スレではやるものじゃないっていうだけ。 …。 ところで。2ちゃんで「ウヨ」じゃなくて「右翼」ってはじめて見たかも…。 ところで。268にレスしたかったわ。はーい負け犬でーす!ヽノ`Å´ヽノ
275 :
500 :2005/10/28(金) 00:05:28 ID:mcL92ncj
コテ入れ忘れたけど、
>>270 は自分(500)の書いた文章です。
…映画見てても、「女」優の役名や名前はなかなか覚えられなかったりするぐらいに
ミソジニーの強いワタシが、なんで801に萌えらんなかったのか、ってのは
前々からたまに考えることだったりするんだけど、
「ゲイとか「男同士」に妙な夢を抱くなんて、所詮無神経な女だからできることだ」
みたいなことを無意識のうちに考えていたから、なのかと思います。
「となりの芝生が青く見えるのは、それが自分の庭ではなく「となりの」芝生だからだ」
とも思っていた気がするし。
ただしかし、それとは別に、
>>216 あたりで42タンが言ってる
「30代801女=30年後不良債権」といった話は、801には萌えられないけれども
「女性性を頑なに拒否し続けている」てとこでは801女性とカブっている、
自分の問題でもあったりすることは事実で。
だからって訳だけでもないんだが、ちょっと前、自分はオフラインの知り合いである
「30代の独身現役801女性」に向かって、
「801作品そのものは自分にとってはわりとどーでもいいんだけど、
801の好きな人には関心があるなあ。自分は『801ヲッチャー』なのかもしれない」
というような発言をことがあるんだわ。そしたら、
「それは…自分たちからすると一般人以上に扱いに困る人かも…」
と、物腰は柔らかいもののかなりはっきりと「拒絶」されたんですよ。
そういう経験があったので、
今回「801好きな同性愛者スレ」での、はくタンやその他の人の間でのレスの応酬を
見たときも、自分は「あーあーあー、やっぱそういうもんなのね」と思った次第です。
だから自分はあっちの板に乗り込むつもりもないし、はくタンの向こうでの言動を
「擁護」するつもりも全然、まったく、ない(つか、以前にも一度苦言っぽいこと言ったような)。
けど………801の人達に対して、はくタンがある種の「熱意」を持って接しようとしてた、ことはわかった。
それが相手にとってハタ迷惑だったり方向を間違えてるようにしか思えなかった、ってことは不幸かもだけどね。
276 :
500 :2005/10/28(金) 00:21:32 ID:mcL92ncj
>>275 の『801ヲッチャー』は『801「女」ヲッチャー』と書いた方が適切だったかも。
で、それとは別に。
最近のこのスレ(&801板の例のスレ)の流れみたいなのって、
ここでは何度かありましたよね?
大抵「このスレの連中」とか言いつつ、実際には42タンあたりの発言が
取り沙汰されて、あんまり面白くない煽りレスとかも来て、なんとなく鎮火する、みたいな。
そういうのってなんで何度も何度も繰り返されるんだろう?と考えているうちに、
ある「死語」を思い出したんですよ。
昔のロシアに、「ナロードニキ」と呼ばれた人達がいたなあ、と。
ttp://suzuqi.net/history/archives/000174.html 別に自分は「このスレの人達(笑)」を「都会のおぼっちゃん」とか
「挫折を知らないヒト」だとかは思わないんだけど、
(このスレのかなり初期に42タンが「自分がジェンダーの問題に関心を持ったきっかけ」を
話していたと思うけど、あれ読んでそんなセリフを吐くヤツがいたらそっちの方がボケナスだ)
なんか「そのように見られてしまう」「そのようにしか見えない」ってことが、
このスレ読んでる人の中で起こってしまっている気はするんですよ。
で、その「読んでる人の中で起こること」に対してどのように働きかければいいのか?
とか言われても、自分にはウマい手が見つからないんですよ。
一体どうしたらいいんですかねえ……………
流れを読まずに悪いのだけどちょっと思いついた事を書かせて。 さっきダウンタウンDXというテレビ番組を見ていたのだけど、 芸能人のミセス特集だったの。 芸能人がそれぞれ夫婦生活のエピソードをおもしろおかしく語っていたのだけど その中で女優?の秋本奈緒美が出演していて、若い夫からの苦情コメントで 「クールで大人っぽい女性というイメージで通っているのに、家では 出かける時も帰ってからも、お風呂に入る前も出てからもキスをせがまれて困る」 と暴露だれていて、夫のことを普段は「あっくん」と言ってるそうなのだけど(これも甘くて変だけど) キスを求める時はさらに呼び方が「あっきゅん」になってるってエピソードがおかしかったの。 あと、昔とんねるずの番組の「みなさんのおかげです」のコントで 石橋貴明が若い女性タレントがゲストの時に、女性を自分の部屋に呼んでベットに誘い込む話があったのだけど、 「なあ、いいだろ。。。ごめんね、ごめんね」と欲情して誘う時は2ちゃんねる的に甘い「ハアハア」状態なのだけど エクスタシーを迎えて覚めた瞬間に、女性が話しかけようとすると「フン、うるせえな、帰れよ!」 と態度が激変するコントがあったの。 最低な男のシチュエーションなのだけど、欲情してる時の非日常的な滑稽さと、 覚めた時の平静さ(普段の嫌な男に戻る)の落差がわかりやすくておかしかったの。 「萌え」って、そういう「欲情」に近くて、平静時の理屈や理論を逸脱しやすいものなのかもしれないわね。 ポルノ小説であり得ない滑稽なシチュエーションやストーリーが多いのも、理屈や理論を逸脱しやすい 欲情や萌えが主体になっているせいかも。。。当たり前の事を反復しているだけかもしれないけれど。
逆照射か…… てかゴメン、よく理解できてない為に、ちとズレた返レスになると思うんだけども。 前から感じてたことなんだけど、 このスレ上においてすら、 俺は、801についてアレコレ語る=分析行為、には抵抗あったりするのね…… 社会の歪み、男女規範の捩れなんかを見通したレスができていないからだよね、きっと。 それは200%俺が悪いんだけども。ぅぅ…… だけど、自然発生的に "萌える"理由として「男同士は対等だから」みたいなレスがあったら、 ジェンダー視点からの分析も逆照射も可能と思うんだけど、、間違ってる?? つーかさ。 なんかさ。 今回はもう、こういう流れになっちゃって、 実際に発言はないまでもROMしてる向こうの住人はいるはず。 いかにアフォな俺でも、かなり不快だろうなあ、とは思ってんのよ。 内容云々の前に感情としてね。 皮膚感覚としての"萌え"はねえ……それこそ理屈ナシ!で理解してるよ俺もw だって、俺じしん、軽く制服フェチきてるんで、 突っ込まれたらどう答えたらいいか分かんないものw それと、 >268にレスしたかったわ って、彼女らに対する「非難」が入ってるので、そこを突っ込みたいって意味?? まあ、非難っちゃ非難なのかもしれないけど。 個人への非難じゃなくて、「うっちゃっておく"行為"」への非難かな。 どうしても「"牽制"と"共闘"」の構図が頭から離れないんだなコレ。
あら長文書いているうちにに話が進んでほんとうに流れに沿わない間抜けな投稿になっているわ。。。
>>278 はくちゃん
なんというか、誰の理屈や訴えが正しいというより、
「他人に論じられたくない。大きなお世話、ほっといて!」ってことなのだと思う。
今の論争はもう801の人達を離れて、ジェンダースレとその住人への恨み辛みだと思うけれど。。。
なんだか801論争以前から見覚えある人達なのだもの。
>>275 >つか、以前にも一度苦言っぽいこと言ったような
覚えてるよ勿論!!!
あれがあったから、お行儀良くしてたんだけどね。
「対等」だわ「絆」だわ、セジウィックだわスレ主批判はじまるわで、
オマケに段々と自分の問題(女性嫌悪、男⇔女枠で捉えたがるetc)が
見え出してきた途端に止まらなくなってしまった。
つかココでどなたかに「逆ギレ」→「罵倒」と言われた時は驚愕したし。
「彼らは嘘をついていない」ことを証明をしようとしてたのに、
あーーれーーまーーーー???てなワケで。
で、書き捨て p_づ 寝落ち。キューーーーー
もういっちょ書き捨て。「対等」に関して。 男同士って「対等」になれる可能性は、限りなく低いんじゃないかと考えてみた。 女同士よりも男女よりも、男同士ははるかに難しいんじゃないか??と。 限りなく「対等」になりづらい男同士を描いているから"萌える"のかも。 この場合の"萌える"は、一種のオマージュみたいなもんかな。
ここで話題にして適切かわからないのだけど、 あたしはある宗教の強引な勧誘を親しかった友人や知り合いから受けて 今では物凄い敵意を持つようになってるの。 ある友人は「君のためだ」といって、話し合いをしようとしたのだけど あたしのとってはそれが正しかろうと間違っていようと興味なくて、 余計なお世話でしかなかったの。 相手はまじめに自分を案じて話し合いをして、救ってあげたいと思っていたとしても。。。 あたしにしてみれば、救って「あげたい」?ですって?ふざけんじゃないわなにさまよ!ってなるのよ。 はくちゃんの裏表のない問いかけや話し合いは、あたしにはとても誠実に見えるけれど、(宗教勧誘と例えにしたら失礼と思う) いくら誠実でも真剣でも正しくても、相手はその話し合いや議論や答えを望んでいるとは限らないと思うの。 あたしも偉そうに言えた柄じゃ全然ないけどね。
284 :
500 :2005/10/28(金) 02:18:09 ID:mcL92ncj
そーいえばなんとなく思い出したことを、ついでだから書いておきます。
前に801っつーか「JUNE作家」のさる大御所が
「801女はトランスセクシュアルのゲイである」というような801論を、
主に本人の実感に根ざした視点から書いて(その作家はFtMゲイなわけね)、
801女の皆さんからはかなり反発を浴びた…とかいうことがあったよねえ?
まあ人数的には
「ヘテロ女子の801好き>>>ヘテロ女子以外の801好き」であることは
動かぬ事実なんだろうから、
「『801好き=FtMゲイ』とか言われても困るんですが…」
って純粋に思った人が多かったんだろうと思うけど、なんかひっかかるんですよ。
実際、前にこのスレでちょっと話題になった「ダナーズ」向けのサイトに来る人
(の中には「ボーイッシュ専のボーイッシュビアン」も「FtMゲイ・バイ」もいたが)
の中に「801好きな人」って結構居た気がするし。
…で、例のスレのところ以外も801板をざっと・ちょこっとだけ見たんだけど、
801の人が昔からよく言ってる
「(女性としての)オサレをしない・彼氏いない801女はイタイ、そんなのと一緒にされたくない」
とかって未だにあるんだねえ…とか、「彼氏もいない俺女」の自分としては思ってさ。
801を「不当に」蔑まれるのが辛い・怖いのはわかるし、
セクシュアリティの問題に限らず「なんちゃって」とか「曖昧な立場のヒト」
ってのは扱いに困るよな、てのはわからないでもないけど、
そうやって同じくくりに入る人たちの中で「内ゲバ」続けるのってどうかと思うんですよ。
「自分の女性性を拒絶する」ことでいちばんワリを食うのは結局本人(
>>216 )
なのかもしれないし、険しい道を歩く自由ってのはあると思うんですよね。
801を好きな人の中にもいろんな立場があるんだろうから、
(あまりにもモラル的に「こりゃどーよ?」っていう場合は別として)
それぞれを排除することなく仲良く「萌え」を楽しんだほうがイイんじゃねーの、
とか、外野としては思いましたです……。
もっとも、ここ同性愛板でも
「トランスだかビアンタチだかはっきりしない、あんまりオサレじゃないボーイッシュ」
は叩かれる傾向にあるから、いずこも同じ秋の夕暮れなのかも知れないですけど('A`)
男性に憧れる私はゲイ。 憧れた男と同じ格好もできるし、同じ遊び(SEX以外ね)もできる。 これがノンケだったらどうなんだろ?って思うの。 恋焦がれる相手と同じ格好して同じようなことしたら・・・
286 :
500 :2005/10/28(金) 02:38:14 ID:mcL92ncj
煤i゜Д゜)自己女性化愛好症・・・ 同性愛と同じ根っこなのかも。でもどうなんだろ。 こうやって言葉にされると分かりやすくもあり恐ろしくもあり。 怖がることではないんだろうけど。
あ、同性愛者って括りを大きくしちゃだめね>< おねぇなあたしは確実に自己女性化愛好症だわ。表面的には確実に。
289 :
500 :2005/10/28(金) 03:14:21 ID:mcL92ncj
>>288 姐さん姐さん、ちょっと待った。
「autogynephillia」な人は
「女性(=gyne)が好きで、自ら(=auto)も女性になることを願う(=phillia)生物学的男性」ですよん。
姐さんの場合は「男性が好きで、男性のすることをしている生物学的男性」でしょ?
もしFtMゲイの方なら「auto"andro"phillia」と言えるかもしれないけど。
…ただ、「好きな相手と同じものになりたがる」心理というのは、
たとえば「髭マッチョ好きがジムとか通って髭マッチョになる」とかいうのと
通じるところがありそうな気もしますね。
290 :
500 :2005/10/28(金) 03:29:39 ID:mcL92ncj
つーか前々から思っていたけど、 「性指向」と「性嗜好」が別物だってのはなんつーか政治的な理由ですよね。 オトコとカップルになるのか、オンナとカップルになるか、てのが、 その他もろもろの「嗜好」とは段違いに重要だってことになってるから (婚姻法とかに代表されるように)区別されてるだけだ、っつう。 そこを取っ払ったら、「性指向」てのは単なる「性別に関するフェティシズム」 なんじゃないかという気がするし、そのように考えると autogynephilliaな人たちとかのことも分かりやすいような気がしてきますた。 今更な話ですけど。デハモヤスミー
>>284 >「女性性を頑なに拒否し続けている」
このタイプの801女性って、いまだにいるのかな?
確かに昔の801論本なんか見る限りと自分の印象でも
そういう価値観が存在していた気がするんだけど
最近このタイプが減少傾向になって
「お洒落しないの駄目。恋愛しないの駄目駄目。」
って価値観に変化してない?
まぁ内ゲバとは思わないけど、
私が801に興味を持った原因て
シスターフッドの幻想を見てたんだよね。
世間的にキモいと思われているものを
嗜好するもの女の世界って、自然に共通意識みたいなモノが
生まれるんじゃないかなんてね。
801さんからすれば実に勝手な思い込みだけど。
女を楽しむのは実にいいことだと思うんだけど
彼女達が化粧しないオタク女の事を
「怠情」のような言い方をするのが
モニョリ≠感じるんですよね。。。。
それ、「選択」だという可能性は全くないの?と
選択の可能性を与えないなら 結局、強制と同じじゃないよ。
801ってそういう疑問を内包してたんじゃないの?
それを801さん自身が何の疑いもなく
価値観を強制しちゃっていいのか〜みたいな。
(あぁこれもまた勝手な思い込み・・・・)
あ、スレがまともになってる。 益々42タンの異常さが浮き彫りに・・・
このスレには何度か苦言を呈して、もう見ない、と思ってたんだけどね。 でも外でまで、馬鹿が何かやってるって思ったからさ。 やっぱりおかしいって思うじゃないか。 42とはくさえいなければ、それ程批判は来ないと思うけど。 はくの様子もまた見たしな。仲間内だけではなれ合って反省するかに見えて、 実際こいつが外でやっていたのはどうか。 あれだけ暴れて、結局けっして反省しなかったじゃないか。大反発されて逆ギレ罵倒し続けたじゃないか。 そして、それを不思議に思わないどころか 人格者だね〜みたいな事を言ってた住民がいたじゃないか。読み返してみろよ。 ここは問題を数多く含んでいるんだよ。 ニュー速+なんかでゲイリブやフェミが主張してゲイバッシングになってるのよくあるだろ? そのたびに、なぜ逆効果なことをして受け入れられようとしない? もっと言えば、なぜ自身の自己満足だけで、 俺ら(ゲイ全体)の事を考えてくれないんだって思うんだよ。 そのようなことは自身が受けてきた怨念とやるせなさの名のみにおいてやってくれ。それなら全面的に肯定する。 でも、反発はあらかじめ考える必要がないという論を否定しない人々が ゲイの社会承認の問題として論争しようとするじゃないか。 共有してる言葉じたいが反発を招く非難の言葉じゃないか。 それで表で見えるゲイのイメージとして固定化させるじゃないか。 そのような事は逆に新たな差別を招くから止めてくれよ、と思う。 そのやり方がどれだけ相手を硬直させるかどれだけ反発を大きくさせるのかを何度見た事か。 それに苦言を呈する方が問題なのだろうか。 自分は最近変わったばかりだけど職場ゲイバーだし(細かく言えば少し違う)、コミュニティーにどっぷり浸かっているから、 リブ的なものがどれだけ辟易されてるか知ってる。 (女装子にそれは女性差別なんじゃないの?って言ってるのに出くわした事さえ一度あるな。 これは女性のイメージの再生産の問題なのだろうか?馬鹿げてる。) ゲイの多くが自己主張せず慎ましくやってるのを知ってる。それが最も受け入れられる「方法」なのを知ってる。 反発は逆効果だ。じっくり受け入れられればいい。おすぎやHGのやり方でいいんだよ。 マイノリティは出る人間のイメージがどうしても付いてしまう。 怒鳴りこむようなやり方をして、それを相手の理解者面してやってた人間がいた。 それはやっぱり許せねぇんだよ。
ホモソーシャル論を持ち出したから反発されたんじゃなくて、 ホモソーシャル論を振り回したから反発された。 この違いがわからない人はまともに扱われない。 どうせ「偉そうに」「上から目線」って言われた意味もわかってないんだろうけど。
>>259 鋭い!
向こうの1さんへは反発出なかったもんね
ある論を振り回しても、「偉そうに」「上から目線」という言葉を
相手が口にするとは限らない。そのような言葉を口に出させた側が
そのことについて考えると同時に、相手の側もまた、そのような言葉を
口にしてしまう「自己」を当然とみなさずに、そうした「自己」について
考えてみてもよいわけです。
僕が言っているのは、なぜ、当事者双方の片側に原因を還元したがるのか、
ということにすぎないんですが。そうした還元を行っては、「反発」という
相互現象の分析としてはどれだけやっても不十分で、いくら
>>260 のように
「どうしたら失敗しないか」と考えようとしてもそもそも最初が間違っている。
ヤオイ現象の構造をセジウィック言うのホモソーシャル構造を足がかりに考察することに意味はあるが セジウィックの論でヤオイ自身を分析することに意味はないからな。
>>299 セジウィックの分析はある文化現象とその文化の担い手の精神構造に
関わるもの。
>>299 の前者に意味があるなら、後者にも意味はある。
文化現象をその担い手の精神構造と切り離して分析しても意味が無い。
801におけるミソジニーおよびホモソーシャリティというのは、
801自身の社会との関わりにおける精神構造の問題であって、
そうしたことがわかっている801作家もいる。まんだ林檎なんて
ひとはそうなんでしょう。また、読み手のなかにも難民板の
ひとたちのようにわかっているひともいる。
>>182 のリンク先の
ひとが必要だと考える「自己定義」や「社会的承認」に関しては、
まだこれからということでしょう。
>300 はいはい、クソして寝ろ。
>>294 このスレに登場して以来、「ゲイ」全体のために、僕はものを考えたことはないし、
何かを書いたこともない。また、受け入れる側のアイデンティティを
揺るがさない限りで「受け入れてもらう」こと、「容認してもらうこと」を
僕は「受け入れ」とは考えない。「受け入れ」というのは相互変容の
プロセスだと思う。だから、「受け入れ」が行われたときには、相互の
関係において「ゲイ」というカテゴリーは不要になる。それは局所的には
すでに起こってることでしょう? 成功したカミングアウトというのはそう。
カミングアウトなしにそれをどうやって起こすか、が問題で、それでいえば、
僕は「ゲイ」というカテゴリーを不要にするための客観的条件を考えている。
おすぎやHGのやり方でいいなら、別にゲイリブだっていいでしょう。
僕はゲイリブには関わる気はないし、関わったこともないけれど、
固定したイメージができ、迷惑であるということでは両者にたいした違いはない。
僕がこのスレやあるいはネットの外でいろいろな協力者とともにやっていることの
ひとつは、イメージ批判だけれど、どんなに固定化されたイメージが流通しようと、
そのイメージを批判することができれば、それは問題にならない。そしてその
イメージ批判は誰かにやってもらうものじゃなく、自分がその場その場で
相手に対して行うものだと思う。そうしたなかで、「ゲイ」というイメージを
再生産する構造それ自体の解体が進む、そうしたものでしょう。
バトラーのいう giving an account of oneself、 自分自身を説明すること、
というのは、そうしたイメージ批判で、
>>182 のリンク先の30代オタク男性が
言っているのも、そうしたものがオタクにも必要だ、もっといえば、
そうしたことのできないやつはオタクになんかなるな、ということでしょう。
801やゲイのなかでここまで言うひとがいるかどうかはともかく、彼の言っている
ことはよくわかる。マイノリティの「自己定義」と「社会的承認」における
能動性の必要、という話としてね。これは既存の社会運動やリブとは別の
何かだと思う。「新しい社会運動」と言いたければ言ってもいいだろうけれど。
42タンがレスすればするだけ住人との溝が深まっていくのは皮肉だね・・・
304 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/28(金) 16:23:27 ID:aOtDPiYl
>>283 、
>>294 俺のレスのどんなところから「はくは腐女子を救済したがってる」と思ったんだろう??
>>266 かなと思うんだけど、違ってたら指摘してください。
で、
>>266 みたいことを書く時に、
俺は、自分と腐女子or801作品を特に切り離して考えたりはしていないのね。
それは
>>200 (42さん)の
>「女性」の「女嫌い」、自己の否定と肯定をめぐる問題に、ゲイの
>表象をめぐる問題が結びつき、それによって、ゲイの社会的承認に
>関わる問題が発生している。
や、
>>220 (42さん)の
>彼女たちの問題であると同時に、彼女たちが意識せずに801を描き、
>読むことで再生産するミソジニーやゲイのイメージは僕の問題でもあります。
に全面的に同意してるからで、切り離せないんだよ、やっぱ。
例えば俺は、801スレでこういう事を書いている。
>801が「対等な関係を祈念してる」というファンタジーに拠って立っていると仮定した場合、
>世間からインプットされている「真実の愛」ではなく、
>文字通りの"真実の愛"とは何なのかを探る力・可能性を秘めてるんじゃないかと思うんですよ。
>その可能性の一つとして、
>血縁から成り立つものとは別の"家族"(orコミュニティ)を作り上げようという現象(>116)が
>描かれるのは、マイノリティの立場からもマジョリティの立場からも
>個人的に非常に嬉しかったりします。(801スレの>122)
とか、
>俺はまあ、、、自分好みの漫画やBLが増えてくれればいいんで。
>女もそこそこに出てくる、ダイナミックに展開する人間模様、みたいなやつ。
>無論、人間模様の中には同性愛者も異性愛者も出てくるやつね……(801スレの>181)
つまり、俺が801を読んだり考えたり発言したりする動機は、
全く個人的な欲求(期待とか可能性とか)によるもので、
別に「腐女子を救済しなきゃ!」じゃないんだよね。
(続く)
305 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/28(金) 16:25:59 ID:aOtDPiYl
>>107 で42さんも言ってるけど、
俺は神じゃないし、「救済」や「治療」することでメシ食ってる牧師やカウンセラーでもないのね。
他のみんなと同様に、単なる2ちゃんねる利用者の一人にすぎないの。
現実社会でも、やっぱり他のみんなと同じに、
誰かを傷つけたり誰かに傷つけられたりするリスクを背負った、
ごくありふれた一市民にすぎないの。
そんな一人の人間として、俺はただ、
自分の利益(好みの漫画が読みたい、自分の将来を見通して血縁以外の”家族”=選択縁を模索したい、
その為に有効な可能性を秘めていそうなものは採りいれたい、801に限らず)を
追求してるだけ。
また同時に、自分が蒙りそうな災難に対しても鈍感でいたくないし、
そういう災難を出来ればあらかじめ回避しておきたいだけ。
(今の話題に沿っていえば、
801が流通することで再生産されていきかねない「ゲイフォビア」や「ミソジニー」
の海に、俺は”捨てられ”たくない)
だから、いろんなスレでマジレスをするし、現実社会でも適当にマジ話をする。
別に誰かを「救済する」為にでもなく「論破する」為にでもなく、
自分の利益の為にそうしてる。
分かるかな?? 文章下手でごめん。
>相手はその話し合いや議論や答えを望んでいるとは限らないと思うの。
相手が望んでいない中で演説かます気はないしw、実際にこれまでもそういう事を
した覚えはないんだな。(異論ある方は、どっか別のスレへどうぞw)
ただ、問題提起という形で、「俺が望むこと・話したいこと」を発言する権利はあるよね。
「そんなものは望んでいない・話したくない」と発言する権利があるのと同じに。
このスレは、ずっと、そういう形で進んできたと思うよ。
いまあるゲイに対するイメージを解体するっていうならわかるけど 「ゲイ」というイメージを 再生産する構造それ自体の解体は可能なのかしら? ゲイが容認するイメージに塗り替えて固定させるってこと?
俺は相手の心が壊れるのを欲さないんだよ、結局。 それが間違っていたり、硬直的であったとしても。 人は反発を抱くし、差別するよ。 ゲイというカテゴリーがなくなる事はないし、その必要もない。 ただ、そのカテゴリを大切にしてたり、或いは憎んでいる人のために、非干渉でいることのできる社会のルールを望む。 マッチョゲイとか、女装子でもいいけど、彼ら大抵最も規範的な人々だと思うよ。 差別的であったりもする。 でも、僕は彼らがその規範のイメージをどれほど愛しく思ってるかも知ってるんだ。 それでいいと思うんだよ。或いは馬鹿げてるのかもしれないけど、それはわかってると思う。 そっとしておけばいい…。それが壊れる事を欲さない。 乗り込んだりして欲しくない。 もし万が一、それを押し付けてくるなら反撃の用意をすればいいけど…。 いろんな規範が林立して、心の中がどうであれ、それを認めあえるなら、 僕はそれが一番いいんだと思うんだけどね。 そのために相手の事を考えようって話だったけど…。
>>306 差異を消したいようにも見える…、
すべて平面にしたいように……。
でも、もう分かんないよ…。
309 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/28(金) 18:08:37 ID:aOtDPiYl
>>294 >マイノリティは出る人間のイメージがどうしても付いてしまう。
引っ込んだままでいる事によって固定化されるイメージ、てのもあると思うんだけど。
それは置き去りで良いんでしょうかね??
801スレにおいて、セジウィック論ひとつで、あれ程の「混乱」が生じたこと。
そして
>>7 で紹介された腐兄が、「自分や801作品には同性愛への偏見はない」と強調しなければならないこと。
この2つを繋ぐものは「ゲイフォビアの再生産」だよね、恐らく。
「外部」の者が、そこを指摘するには配慮やらテクニックが必要だ。
いくらアフォの俺でも、さすがにそこは理解してるよ。
だけど。だからといって、
「内部」の者が指摘するまで待て、というのは、俺はいまひとつ合点がいかない。
「ゲイフォビアの再生産」がどこまでいくのか(どういう事態を生むのか)、
俺には見当もつかないし、本当に内部からの指摘がなされるのかも曖昧だ。
いや、あなたがやるって言うなら信頼して預けますよ?w
でも、レス読む限り、やる気はないんだよね??
「ゲイの心」は傷つけてもいいが「腐女子の心」を傷つけちゃいけない、
ってのも何だか気に食わないんだな。
また、逆視点で、これから801を読もうかなと思ってる俺としたら、
「置き去りにされる腐女子の心」ってのも気になる。
(※801板なら/同性愛板ならOKってのも、俺にはちょっと分からない。
それがはたして、双方の「心の問題」を完璧にクリアしてる免罪符になるんだろうか……?
何より、俺は、確かに801板内ではあるものの「同性愛者のスレ」にレスをしたんだからね)
腐女子全員が、マイノリティとして【みずから選択して茨の道を進んでる】
(=「ゲイフォビア」を再生産しているという自覚・リスクを理解してる)
ってんなら別にいいけど、そうじゃないでしょ??
もしそうなら、801スレで何が話題になろうと、反応無いでしょ??
鼻で笑って華麗にスルー、のはずだよ。
ま、尻切れトンボだけど、ちと時間がなくなってしまったので(デートなのー☆)
明日あたりにまた書きます。
>>306 ビアンであるバトラーがフェミニズムを手放さない理由はそこに
かかわっていて、つまり、ジェンダー平等の実現が、その他の
セクシュアリティのミソジニーの解体につながる、一方で
ビアンの側からもビアンというセクシュアリティに固有の
ミソジニーを解体することを通して、ジェンダー平等の実現を
促進する、というかたちで「ビアン」というカテゴリーを開き、
一枚岩でイメージすることを困難にしていく、ということなんじゃないかと。
で、これは「ゲイ」にもあてはまる。
これは逆にいえば、ジェンダー不平等自体を、「女性」とその他のセクシュアリティが
意図せず協働して再生産しているということ。「モニョリ」はそこに由来するんじゃないか、と
いうのは過去スレで何度か出た話。
「女」の悪口を言わないセクシュアリティはないでしょ。「女嫌い」がない
セクシュアリティもない。セジウィックが明らかにしたのは、近代において
成立したさまざまなセクシュアリティのカテゴリー性はホモソーシャリティ、
同質集団性によってできあがっており、それを再生産しているのがミソジニーである、
ということだと思う。だから「女」のホモソーシャリティということも
問題になるし、「ゲイ」のホモソーシャリティも問題になる。
セクシュアリティというのは、ミソジニーの様態変化、としてとらえられ、
あるセクシュアル・カテゴリーを開く、というのはそのセクシュアリティに固有の
ミソジニーをどれだけ解体するかにかかっているし、それと同時に、「女性」の
ミソジニーをジェンダー平等の実現を通して解体していく、といういわば両側からの
複数の、セクシュアリティの数だけの giving an account of oneself が
必要なんじゃないか。「萌え」の存在があるカテゴリーがセクシュアリティで
あることの証であり、オタクも801もセクシュアリティであるとすると、
>>182 のリンク先なんかのように、バトラーの問題設定は分かちもたれ、
それぞれの場所で考えられはじめているんじゃないかという、印象はある。
311 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/28(金) 18:39:32 ID:aOtDPiYl
>>307 俺は、あなたと、例えば「優しさ」とか「人格者であるかどうか」とか
「真の理解者かどうか」なんてフィールドで競い合うつもりはないの。
自分は正しいんだ、とか、俺の言う通りにしろ、とかも思ってないの。
あなたはあなたが考える「優しさ」なり何なりで他人と接すればいいし、
俺は俺が考える「優しさ」で他人と接する。
それだけの話じゃないのかな。
その時に、お互いに相手がやってる事を邪魔に感じるってのは、
どっかに嘘が混じってるからじゃないかと思うんだよ。
はっきり言って俺は邪魔だった、801スレの158と219のことが。
それって、つまりは、
俺の言動がどっかおかしかった・嘘が入ってたって事の証明だ。
あなたと俺の間で反発が生じた時、互いに「批判」が正しく行われていれば、
それぞれの立場で共生?共存?(どっちだか分からん)できるはずだと思うんだけど、
どうだろう。
俺としては、あなたの「批判」を正しく受け止めてるつもりなんだけど、
まだズレを感じますかね?
んじゃノシ
>>304 >>305 誤解されると困るから初めに言っておくけれど、あたしははくちゃんの誠実で熱いところが好きだし
はくちゃんの議論に腹を立てているわけではないのよ。
それに801論争はあたしも無関係じゃないから。
>俺のレスのどんなところから「はくは腐女子を救済したがってる」と思ったんだろう??
>
>>266 かなと思うんだけど、違ってたら指摘してください。
宗教勧誘を例に出したのはやっぱり適切じゃなかったわ。それはごめんなさい。
「救済したがっている」というより「干渉したがってる」ように見えるの方が適切だわね。
あたしには、はくちゃんがここまで801にこだわる理由がよくわからないのよ。
>自分の利益(好みの漫画が読みたい、自分の将来を見通して血縁以外の”家族”=選択縁を模索したい、
>その為に有効な可能性を秘めていそうなものは採りいれたい、801に限らず)
と言われても、それははくちゃんの個人的で少し自分勝手な思い入れに過ぎなくない?
意地悪く乱暴に書くと「俺は801が好き、期待してる。だから自分が共感感動できるマンガ漫画を書け。
そのために801のモニョリを自覚しろ」と身勝手に強要している部分がある気がするのよ。
多分無意識の部分で。
(もっと突き詰めると801に対するモニョリ・嫌悪がない?)
801はゲイのために書いてるわけじゃなく、自分が好きだから書いているのであって
ゲイが、好き(嫌い)だからという理由でもっとこうしろと801にいうのは筋違いいな要求にあたしには見えるのよ。
だったら読まなければすむのにって思う。
801が向こうから影響を及ぼしてくるというのならわかるのだけど、
はくちゃんの場合、わざわざ自分から関わって乗り込んでいるでしょう?
>>154 でけじめをつけた後の、
>>271 の
>
>>191 で自分がここで何をしてるのか書いたわけですが
>向こうのスレの「801論おもしろかったけど」レスへの返歌、のつもりもある。
>このまま待つのか「乗り込む」(w)のかは、今ンとこ微妙。
>微妙ってのは、スレの流れとも関わることでもあり、
>俺自身の足腰(発言する上で)にまだ自信が持てないからだね。
>今の俺に、いぬまわりさんの批判を自分に生かすだけの能力がないってこと。
のような発言の意味もよくわからなかったわ。
でもこれは流れを見直したら、火種を大きくしようと煽ってる輩のせいも大きいわね。
登場人物は大体見当付くけれど、その中であたしは個人的にID:KCJccs1Oに
ものすごいどす黒さを感じてしまうのよね。
42さんもそうだけど、はくちゃんも必要以上のレスは損よ。
多くのレスは議論する気などなくて二人を煽ってかき乱すのが目的と思うわ。
全然自慢にならないけどこういうのの不毛さあたしの方がきっとよく知ってるからね。
やっぱり最終的には多数決になるのかしら? ヒトの数だけ枠作っても意味ないしね・・・ うーん。
>>312 ご忠告ありがとうございます。
ID:KCJccs1Oについては、僕もご忠告に従って必要以上のレスは
今後しませんし、今後、はくタンも相手にしないでしょう。
もっと単純に言えば、はくや42が手札の知識でヤオイ(現象・個人)を考えることに方法論的なキズがあるんだよな。 最近の言動は「セジウィック論に適うヤオイ作品のあるべき姿」を語りたいだけのように見えるし。 誰かも書いてたかも知れないけど、ヤオイに見られる構成がホモソーシャル論で説明できるということは、 ヤオイ作品や婦女子が「女性が男性社会から強いられている不利益」を体現していることを必ずしも意味しないと僕も思う。 確かにヤオイ現象が生まれるきっかけにその影響はあったろうし、 その問題点を体現する作品が好評を得たのも事実だろう。 でも一度生まれたヤオイ現象には後から便乗することが可能で、要因も趣旨もいくらでも後付できる。 多様化していく現象を当初の切り口からだけ眺めても現象の全容は到底得られないし、 現在の現象を考える上で当初の切り口を窓口にする意義もなくないですか? ヤオイ現象を直接的に支えて肌で感じている婦女子に例の切り口を提示したときに返ってきた反発を 素直に受け止めずに、無知で不誠実な対象だと判断した点、 無知で不誠実な対象に自分の知識を披露してやろうとした点、 ヤオイ(現象・個人)から離れ、自分の手札に固執した点、 細かく見るともっとキズは多いかもしれないけど、こういう点は議論を効果的に無駄にする典型だよ。 1氏は1点目で明らかに方向転換をしようとしていなかった? はくが2点目を押し込んで、結局議論から外され場も荒れたんじゃないの? 議論をする技量も資格もなかったって叩かれたのはこういうことだと思うんだけど。 スレのお題から外れるから返答はあってもなくてもいいけど、 このまま突っ走っても議論の結論は高が知れていると思うよ。
高校の野球部だったとき「甲子園目指してないの?なんで目指してないの?」っていわれて困ったときを思い出して鬱。
>>294 >>307 NCYElideさん
基本的に同意だわ。
以下、NCYElideさんのレスを引用させていただいてます。
42さんは、ゲイの社会承認の問題として論じているのではないと言うし、あたしもそうだけど、
そうだったとしても、結果として極端な反感を引き起こし、
結果としてゲイの社会承認を望む人たちの邪魔をしてることになってしまうってことよね。
そこで、自分がゲイであることとこの意見とは関係ない、と言ったとしても、
結局ゲイへの偏見を強化しようとする意図に利用されてしまうものだものね。
>もし万が一、それを押し付けてくるなら反撃の用意をすればいいけど…。
差別的な性別観の体現が、ジョソ子、またはマッチョゲイであってたとしても、
彼らは、その価値観を他人に押し付ける力までは持たされてない。
801も他者へ強要する権力は持っていないのよ。
もちろん、801好きな誰かが、ジョソ子が、マッチョゲイが、
ミソジニーを他者に押し付けることはあるかもしれないけどそれは、
801、ジョソ子、マッチョゲイ、であることを利用して押し付けてるわけじゃない。
マイノリティの分析は、面白いものであるのは正直認めるけど、
本人たちに向かって大っぴらに(批判的に)やることもない。
彼らは、強要を行っているわけじゃないんだから。
>非干渉でいることのできる社会のルールを望む。
そう望みたい。
だけど、ある種の規範の押し付けが、この社会の中で作用している。
そして、どこからどこまでが規範の強要と言えるの?
どれが他人への押し付けでどれが押し付けではないのか、その線引きが問題だわ。
肉体的、精神的な脅迫などによるものでなければ、各人の自由意志を踏みにじることはできず、
押し付けにはならないのか、
数の論理で成り立っている規範なら、その規範を信じていること自体が、
押し付けへの構造への加担になっていると言えるのか。
誰が、線引きをするのか。
線引きの押し付けはどうなのか。
こう考え出すと、同じところを行ったり来たりループしてしまうわ。
>>はくタン
はくタンは801に期待しすぎてる気がする。
たとえばさ。
ゲイなら“女の気持ち”もわかって女性に優しいんじゃないか。
ゲイなら細かく気が効くんじゃないか。
“性差別を受けている”ゲイなら、ジェンダーに関心があるんじゃないか?
そんな期待をする腐女子、ヘテロ女性、フェミっているけど、
実際には、そういうゲイもいるし、そうじゃないゲイも、正反対のゲイもいる。
当たり前のこと。
しかも、“女の気持ち”がわかるのも、細かく気が効くのも、
ジェンダーに関心があるのも、それが『ゲイだから』なのかどうかも、それぞれ。
801好きのかたや、801作品に、
はくタンが望む、男女性別観を打破するものも、きっとあるのでしょう。
向こうの1さんとか、期待に答えてくれてるんじゃない?
だけどそれを、801全般に期待するのは筋違いだわ。
それでも一抹の期待を抱いてしまうのも、わかる。
寂しいことね。
>>315 昨年、難民板で801の話をしたのは、24年組にはじまって801に至る変化のなかで、
それなりに801を同人誌を含めて読んできた経験にもとづいてのことで、
また昨年の夏以降、現在の多様化がどの程度かを判断するにあたって、
継続的に数十冊の商業誌と以前からもっていたものとは別に新たに購入した
数十冊のここ10年に出た単行本を読んだうえで、なおもセジウィックの議論は有効である、
と今回も判断しているわけね。現象の全容を把握しているとは到底言えないけれど、
多様化の程度を判断し、論じるには十分な量の資料だと思う。
君が方法論を云々するのであれば、そうしたマテリアルにあたって、
自分でそれをやってみることは必要では? たとえば「多様化していく現象」とは
具体的になんなのか、それがセジウィックの概念を分析にもちいることを
どう不可能にしているのか、具体的に作品名を挙げてくれれば、こちらも
そうした批判をまともに受けとめるということはできるし、そこから
別の分析概念を見つけるということもする。そうした作業をせずに
方法論ばかりを云々するから、スレの趣旨からはずれていくんじゃないのかな。
むしろ、セジウィックの分析概念によって見出される問題を、セジウィックの
議論を知らずに、自らのものとして引き受け、ネームを切り、描いている
作品が出てきはじめていること、それを「801の多様化」と僕はとらえる。
つまり、セジウィックの分析概念は801の多様化につながると、僕は考えている。
そうした判断のもとで、まんだ林檎の『あたらしい家族』や鈴木ツタや
山田ユギに見られるナレーションの用法へ言及し、評価している。
それは「セジウィック論に適うヤオイ作品のあるべき姿」ではない。
セジウィックの議論はある801作品の問題点を分析し、指摘することに
使えても、それ自体が「801作品のあるべき姿」を具体的に提示する
ことはない。「女」の問題ひとつとっても、まんだ林檎が導入したのは
「老いた母」だったけれども、それが「あるべき姿」だとは一言も
言っていない。可能性の方向のひとつとして提示しているにすぎない。
編集の重要性への言及も、山田ユギの既刊全作品を購入して読んで、
出版社ごとの作品の完成度を比較してのこと。彼女の作品の出来不出来が
一番わかりやすかった。
歴史的に考えれば、多様化よりはむしろ物語構造やそこに描かれる
ゲイの表象は画一化が進んでいて、「女」の問題というのはその
画一化の問題でもある。70年代に竹宮恵子がパトリシアを描いたことや、
あるいは秋里和国が『TOMOI』をラストから描きはじめ、ゲイとその他の
セクシュアリティとのシスターフッドを描こうとしたことや、作家名は
忘れたけれども、まだビブロスが青磁ビブロスだった頃に出ていた
キャプつばのアンソロジーで執拗に、若島津と小次郎のあいだに割って入ろうと
する女の子を描き続けた女性がいたこと、そうしたことが記憶としてあり、
そのうえで、801とゲイとの80年代前半にはありえたシスターフッドが
どうして分断されたのか、そこから新たなシスターフッドは成立しうるのか、と
いうことを考えている。
>>315 には、歴史的な比較検討までは要求しないから、せめて現在の801の
何らかの作品にできれば複数ふれながら、有効な方法論を示す、ということを
お願いしたいんだが、どうだろう。たとえば、君がいいと思う作品はどういうもので、
それがどのようにセジウィックが指摘する問題をクリアしているのか、さらに
それを分析するにあたって、どういう概念が有効だと考えるのか。
それを君がやってさえくれれば、スレ違いにならず、有効なかたちで、
方法論を問題とすることも可能なんじゃないだろうか。
319 :
禁断の名無しさん :2005/10/29(土) 03:55:46 ID:wV/vidgI
>セジウィックの分析概念によって見出される問題を、セジウィックの >議論を知らずに、自らのものとして引き受け、ネームを切り、描いている >作品が出てきはじめていること、それを「801の多様化」と僕はとらえる。 なんか鬱陶しいわ。なぜ鬱陶しく感じるのか説明できないけど、、、 でもなんか嫌な感じがするのよね。これもモニョリなのかしら。
>>319 鬱陶しいのは、それが801作品と描き手を対象としてしか分析してないからでしょうね。
僕は描き手ではないし、ひとつの作品をとりあげ詳細に分析しているわけではないから、
それはどうしてもそうなる。これは小説を文芸批評家が分析するときの鬱陶しさでもある。
「だったらおまえが書け」という鬱陶しさです。しかし、引用された箇所を書くにあたって
僕は読み手として、可能な限り、現役801の自己分析を行おうとしつつ、それと作品と
描き手を対象とした分析とをつなげようとしているわけです。それはレスの前後および
そのレスに先立つレスを読めばわかるでしょう。
作品の何を「多様化」のしるしと見るか、そして描き手の精神構造の変化を
どこにもとめるか、ということを読み手としてだけ考えると対象化せざるをえず、
そういう鬱陶しいことになり、嫌な感じにもなるわけです。
>>315 さんが「多様化」を
問題にしたから、こういうことを述べたわけですが、僕は別に「多様」である
必要はないと思っています。「多様化につなが」りはするが、別にそれを
目的にする必要はない。画一化とは異なる微細な変化を見出し、
それを何につなげていくか、それを考える必要があると思っている。
要するに、引用された箇所については、自分でも、ああ鬱陶しい、
ああ嫌だ、と思いながら、書いているんです。読まれる方が
そう思うのは当然でしょう。
で、その鬱陶しさを回避するには何が必要かということそれ自体は
わかっているのだけれど、それをやる時間が今の僕にはないし、
また、作品分析をやるにあたって文芸批評のようにマンガ批評には
確立されたツールがいろいろあるわけではない。とりあえずは、
文芸批評や映画批評、美術批評等で用いられてるものを使ってみて、
その有効性を確かめるという作業がもうひとつ加わるからさらに時間がかかる。
ナレーションの話はそうした作業の一部分です。そういう制約のもとでの
引用箇所およびレスだとご理解ください。
僕は理論の是非ではなく、その方法の話にしたかった。 やはり、あのやり方にはやりきれなさを感じたし、理論の有効性の話なんかにしたくはなかった。 別にいろんな意見があればいい。 でも、一面は捉えてるでしょうと言ったけど、 やはり幾分かは当てはまらないんじゃないか、ホモソーシャル理論は。 僕は、出来のいい作品ではなく、彼女たちの同人誌とか、典型的な雑誌とかの大衆的な話をしたいんだけどね。 それら読んだら、あ、これは典型的な男女のラブロマンスだって思うよ。 「オニャノコしたいな−」って作品が多いと思う。分析からはみ出る部分がある作品だと思うけどメジャーだから名前を出すよ。 バナナフィッシュの英二とか典型的な守られる女の子だって思う。風木のジルベールも昔からある娼婦的イメージで、あ、これはカルメンだって思う。 でも、今それを女の子でやったら、やりきれない作品になってしまうんだよね。 僕は801のかなりの部分は女性のある種の規範イメージがやりきれなくなった時代に女性達がそれに回帰したいという欲望の産物だと思ってる。 とりあえず男にしたらそれを見ないまま典型的な女の子のイメージに萌えられるし、また男にも萌えられる一石二鳥の有効な方法なんだと思う。 だから、あそこに書かれてるのは自分の分身と自分の好きなタイプの男の子であって、 ミソジニーとホモフォビアは必ずしも当てはまらないんじゃないか? とはいえ、ホモフォビアやミソジニーが見られる部分もある。 たまに垣間見られる、ホモフォビア(「俺はホモじゃなくて、おまえだけが好きなんだ。」とかの変な理屈。)は 彼女たちがまだ社会的な同性愛嫌悪から、抜け出ていないだけなのと、ミソジニーは自己嫌悪、 というより単に、自尊心が傷つきたくないという事だと思う。 安全に萌えられる事が第一なので、自分と比べてしまうことができたり、自分の状況を投射してしまう存在は必要ない。 だから男の子は典型的なイメージだけど、女の子は存在させないか、出ても規範から外れている。 彼女たちミソジニーやホモフォビアのつもりないと思う。 でも、色々な人いるし、色んな作品あるから分析はいくらでも可能なんだよね。 上のでもホモソーシャルだって言うことだってできるわけだ。なんで男女の規範を再生産するんだとか。いくらでもなんでも言える。 でも、そうやってがんじがらめにするなって思うんだよ。好きにさせて置けばいいって。
>>319 もう少し敷衍すると、
>>315 さんのように
> 確かにヤオイ現象が生まれるきっかけにその影響はあったろうし、
>その問題点を体現する作品が好評を得たのも事実だろう。
ということを認めたうえで、「多様化していく現象」を分析の対象に
しようとすると、読み手として作品と描き手を対象化せざるを
えなくなるので、
>>318 の僕のように、死体を解剖する医者の手つきに
ならざるをえなくなります。それが鬱陶しさ、嫌な感じの原因です。
しかし、これははくタンも同じだと思うけれど、
>画一化とは異なる微細な変化を見出し、それを何につなげていくか、
ということなら、読み手の立場で一貫して自分の問題として
展開できるわけです。そこではセジウィックの議論はある作品が
画一化しているところを見出すのには有効だと思う。
>>318 で僕が言っているのは
>>320 に述べた制約がある条件下では、
僕は「多様化していく現象」を分析対象にするつもりがない、と
いうことです。そのうえで敢えて、
>>315 の問題設定に乗って、
「多様化」をどこに見るか、というなら、ここに見る、という話を
している。そういうことです。
>>321 > とはいえ、ホモフォビアやミソジニーが見られる部分もある。
>たまに垣間見られる、ホモフォビア(「俺はホモじゃなくて、おまえだけが好きなんだ。」とかの変な理屈。)は
>彼女たちがまだ社会的な同性愛嫌悪から、抜け出ていないだけなのと、ミソジニーは自己嫌悪、
>というより単に、自尊心が傷つきたくないという事だと思う。
僕はここを問題にするときに、彼女たちが、
> とりあえず男にしたらそれを見ないまま典型的な女の子のイメージに萌えられるし、また男にも萌えられる一石二鳥の有効な方法
を選択していることと関連しているのではないか、作品受容のあり方とそのホモフォビア、ミソジニーは
関連していはしないか、と考えるわけですね。それは彼女たちの主観、「つもり」を
超えた客観の問題じゃないでしょうか。なんで彼女たちは「自己嫌悪」しているのか、
何が彼女たちの「自尊心を傷つける」のか。
>自分と比べてしまうことができたり、自分の状況を投射してしまう存在は必要ない。
という「自分」「自分の状況」ってどういう「自分」「自分の状況」なんでしょう。
あなたは「彼女たち」ではないのだから、それを彼女たちが問わずにおくことを、
「好きにさせて置けばいい」と、そう簡単に言うわけにはいかないんじゃないでしょうか。
それは彼女たちの人生の問題なのだから。問わずにおくことの結果を、あなたは引き受けられない。
そうじゃありませんか。
で、別に作品のホモソーシャルな部分をあげつらうことが目的なのではなく、
>画一化とは異なる微細な変化を見出し、それを何につなげていくか
が目的なので、そこは誤解なきよう。
多様化していく現象を対象にしてないのはハナからわかってるよ。既に多様化した現象を対象にしてないことが不明瞭だったんだよ。 視点が硬直化してるワリに現実の婦女子に絡みたがるからさ。 結局、はくや42が見ようとしているのは既に実際の801ではなくて、ジェンダヲタが独自に妄想する仮想の801に過ぎないよ。 婦女子が実際の同性愛に興味薄くて、婦女子が独自に妄想する仮想の同性愛を描くのと似た構図。 ジェンダヲタによる婦女子萌えの一形態に過ぎない代物だな。
よほど曲解する意志がなければ42のようにはならないでしょう。 僕が上でほのめかしたのは、規範の解体が彼女達をがんじがらめにしてる一因って言ってたんだ。 娯楽なんて、好きに楽しめるのが第一なのは1000年前から現在まで同じでね。 そんな事言ってたら、大衆文化ほぼ全部を問題にできるよ。 グロテスクな現実を露わにしないようにしてるのは、娯楽なら大抵そうじゃないか。 それらにいちいち見たくない現実が隠されてるって分析してもしょうがないじゃないか。 偉大な作家は褒め称える。 でも、だからといって大衆的なものを問題にする必要はないんだ。 人はやっぱり、他者が気になるよ。 相対的な自分の位置を考えることがあるよ。 それを考えないですむ人間は相当強い人間でね。 例えば、彼氏いないって時に、世間がそれを押し付けていくなく、 自分も別にいいって思っている時でも、男女の話は見たくない時があるかもしれないじゃないか。 そんな時801楽しめればいいじゃないか。 そんな程度のものにさえ問題を見いだして、また、規範を解体するのは止めてあげなよ。 彼女たちにはそんな規範の801が大切なんだ。
325 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/29(土) 16:30:48 ID:5ttT0AIA
>>312 ぅーん……やっぱり、俺vs801好きの人、になるんだろうか……
確かに俺は、たびたび客観的な視線で801好きの人を眺めるレスを書いてるけど。。
>>266 や
>>268 や
>>271 の後段とかが、それだ。
こういう事は、やっぱり、言っておかないといけないと俺は思うんだよね。
「対象化」って俺はよく理解できないんだけど、直感レベルで、
そういう事は避けて通れないんじゃないかと思う。
ただ、42さんの「死体を解剖する医者の手つきになってしまう」嫌な感じってのは
俺も同じで、
>>278 に、そんなふうな事を書いてる。
で、誰がその「嫌な感じ」を引き受けるかっていうと、
書いてる俺と42さんと、そして801好きの人だよね。
(読んでいる「傍観者」は、正当な「批判」や「共感」って形で引き受けてくれてる)
>>307 は、801好きな人の立場で、自分が引き受けてる「嫌な感じ」について
放棄せずに色々と言ってきてる。
だから俺はこの人と「対話」しなきゃいけない。それが、
>あたしには、はくちゃんがここまで801にこだわる理由がよくわからないのよ。
に対する答になるかなァ……?
326 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/29(土) 16:33:50 ID:5ttT0AIA
801に対するモニョリはあるよ当然。好き嫌いの話じゃなくてね。
セジウィック論や90年代の801論争に出てきた説では飽き足らなかったと、
ずっと前に俺は書いたんだけど、これは、
ジェンダースレの「はく」にとっては、
2005年の現在、人を801に駆り立てるものが何なのかを知りたいという意味で、
801スレの「136」にとっては、
セジウィック論では説明できない作品(「フォビア」とも「ミソジニー」とも無縁な作品)
と出会いたいって意味になる。
だから
>>315 の
>「セジウィック論に適うヤオイ作品のあるべき姿」を語りたいだけのように見えるし。
ってのは違う。俺は、適わない作品を求めているんであって、
その為には、適う作品を分析するのが妥当だし話が早い。だからやってるってだけ。
>画一化とは異なる微細な変化を見出し、それを何につなげていくか
俺が801スレで察知した「画一化とは異なる微細な変化」は、
セジウィック論が出て「反発」が起きたこと・
>>268 に書いた「後者の女の現実」が
出てきたこと、それそのもの、なんだよね。
そういう事を追求する過程で、
適う作品を俎上にあげたり反応した(俺を含む)人々や、作品について
あれこれ語ることになってしまうのは、
しょうがないのかなって思う>上述の「嫌な感じ」あるいは「反発」
俺は、両方のスレにおいて、出てきたレスを利用しながら、レスしてる人々と一緒に、
「筋違いの要求」を別のところへしてる。
つか、俺も含めて全員が「筋違いの要求」を別のところへ要求していいはずだと思う。
801スレの方では、別のところへ向けようとしていた「筋違いの要求」を
他の人たちによって横取り(自分たちへ引き寄せて)されたような気さえしてる。
まあ、
なんで彼らが横取りしなきゃならなかったのかって事をよく考えなかったのが、
「失敗」の元なんだけどね。
327 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/29(土) 16:46:51 ID:5ttT0AIA
>>315 そこに挙がってる、俺の疵3点のうち2点め。
>素直に受け止めずに、無知で不誠実な対象だと判断した点、
の「不誠実」ってのは、「自分(彼女たち)自身に対して不誠実」だね、正確に言うと。
俺やスレ主やセジウィック論に対して「不誠実」ってのとはちょっと違う。
俺はそういう事を問題視する癖があり、どうしてもそこを指摘せざるを得ない。
そういう指摘はこれからもやると思うよ俺は。やり方・言い方は考えるけど。
つか、他の人もしてるよな。綺麗にやれてる一行レスとか、ニヤリもんだ。
(最近あんまり、綺麗にやれてるのを見かけない気がするけどw)
スレ主の邪魔をしたことは早くから認めていて、スレ主には謝罪してる。
議論する上で俺が気をつけておかなきゃいけない部分は分かったよ。ありがと。
で、それとは別の問題点だけど。
「マジョリティがマイノリティに関ることの難しさが露呈した」結果でもある、と
思うんだけど。
俺の方に、
「今レスしあってる人たちはマイノリティなんだ」という意識が欠落していたって事ね。
(こうハッキリ書いていいもんかどうか迷ったけど、
とりあえず
>>307 はそういう事を繰り返し言ってるように思うんで、書いてみた)
つっても、関わること自体を否定はしてないから。
「難しい」って事をよく弁えておく必要があるって事だね。
よく弁えてる、向こうのスレ主とか42さんとかが関わるのを止める
合理的な理由はない、と俺は思う。
>>325-327 あぁ、これだけ言われてもまだ全然わかってないんだな。
きみには他人と対等に接する資格すらなさそうだ。
しばらくは他人より能力的に圧倒的に劣ることを自覚して人と接しないと
すぐに誰からも相手にされなくなるよ。(もう遅いかもしれないけど)
堂々巡りスレね。
>>素直に受け止めずに、無知で不誠実な対象だと判断した点、 >の「不誠実」ってのは、「自分(彼女たち)自身に対して不誠実」だね、正確に言うと。 正確に言うとって、他にどう取れるの? >俺やスレ主やセジウィック論に対して「不誠実」ってのとはちょっと違う。 そんなこと思ってるのあなただけでしょ >俺はそういう事を問題視する癖があり、どうしてもそこを指摘せざるを得ない。 >そういう指摘はこれからもやると思うよ俺は。やり方・言い方は考えるけど。 >つか、他の人もしてるよな。綺麗にやれてる一行レスとか、ニヤリもんだ。 >(最近あんまり、綺麗にやれてるのを見かけない気がするけどw) プ 1、女性は男のホモソーシャルから不利益を受けている(ホモソーシャル論) 2、801にホモソーシャル論で解釈されうる文脈が見られる だから ∴801を好む腐女子にとって男のホモソーシャルから受ける不利益は重要な問題だ とするのは単なる飛躍で論理的な必然性を感じない。 個々の腐女子が男のホモソーシャルからの不利益を特別重要視しないことが彼女たち自身に対して不誠実だ というのは突飛な思いつきとしかとらえられないのですが。 >328 同意
>>323 「多様化していく現象」が具体的に示されなければ、それが「実際の801」で
あるかどうかは、あなた以外には判断できない。それを他の者も判断できるように
するには、僕が
>>318 で要求したことをあなたが行う必要がある。それなしに、
>>323 のように言ってもたんに無意味なだけですね。意味の無いアナロジーです。
>>324 > 人はやっぱり、他者が気になるよ。
>相対的な自分の位置を考えることがあるよ。
>それを考えないですむ人間は相当強い人間でね。
「人は」という言葉が使えるほど、あなたに他者体験があるとは思えない。
何をもって「人」をあなたが代表するのか。しかも「弱い人」であるあなたが。
そして「強い人」=「相対的な自分の位置を考えない人間」というのは
あなたの文章においては同語反復にすぎない。
相対的な自分の位置を考えるということがあるとして、それを「弱い」という
形容詞で表す必要はない。そして、どうしてそのように自分が相対的な位置を
考えてしまうのかということを考え、相対的な自分の位置を考えなくてすむように
することを、「強い」という形容詞で表す必要もない。
たんに、相対的な自分の位置を考えたくないなら、どうしてそんなことを
考えてしまうのか、それを考えてみればいいだけのこと。そしてそれを
考えなければならないときは、必ずいつかやってくる。僕がそれを
あなたたちに要求しなくても、いつか必ず。まだあなたたちはそれを考えさせるものに
遭遇していないだけ。そうしたものに遭遇させることを先延べにする装置は
> 人はやっぱり、他者が気になるよ。
>相対的な自分の位置を考えることがあるよ。
>それを考えないですむ人間は相当強い人間でね。
という紋切り型をはじめとして言葉として、言説としていろいろ存在するけれども、
そうした装置は装置である以上、故障もすれば壊れもする。ひとに思考させるものとの
遭遇という出来事はそのときに起きる。
これは哲学でいえば、ヘーゲル批判の話であり、表象=代表批判の話。
そう安易に、「人は」、などと言うな、という話。ずいぶん前に83姐さんが
主人と奴隷の弁証法の話を出したけれども、それだけで人間の関係は
とらえつくせない。そうした話だ。
いつか起こる思考させるものとの遭遇に怯えながら生きる、それもひとつの生でしょう。
死ぬまで怯え続けていればいい。ただ、自分がそうした生を生きるからといって、
それを他の者にもそれをすすめることはしなくてよろしい。801にだろうと誰にだろうと
そんな生をすすめる必要はまったくない。そして他にも生はある。それだけのことだ。
>>324 >人はやっぱり、他者が気になるよ。
>相対的な自分の位置を考えることがあるよ。
>それを考えないですむ人間は相当強い人間でね。
は、正しくはこう言うべきものでしょう。
>僕(=324)はやっぱり、他者が気になるよ。
>相対的な僕の位置を考えることがあるよ。
>それを考えないですむ僕は相当強い僕でね。
「弱い僕」「強くなりたい僕」、そんなものは、あなたにとっての
他者の知ったことではない。自分でなんとかすればよろしい。
「人は」とごまかしている限りはなんともなりようはないけれど。
はしなくも
>>324 さんは801の代弁をすることで、
>>332 という
801と自分に共通する問題の存在を僕に教えてくれたようです。
これが「実際の801」の問題であるかどうかは、
>>315 さんが
>>318 の要求に応じて分析を提示してくれれば確認できるでしょう。
おかげで、ヘーゲル批判、表象=代表批判および精神分析的
アプローチがなおも必要なことが、よくわかりました。感謝します。
(´ω`)801と自分に共通する問題の存在を僕に教えてくれたようです? 人様の議論に割って入るつもりはないけど意味わからん。
336 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/30(日) 07:06:20 ID:g/HkXc16
>>330 >個々の腐女子が男のホモソーシャルからの不利益を特別重要視しないことが彼女たち自身に対して不誠実だ
>というのは突飛な思いつきとしかとらえられないのですが。
特別重要視した、と俺はとらえたって事なんだけど。
>>326 を読んでください。
>>335 >>291 で「シスターフッド」幻想を抱いたって話が出てるけど、
>324さんが代弁しようとするのは、シスターフッド感覚なのかな??
ジェンダーと関係ある話なん?これ。801の話は801板でやって欲しいと思うんだけど。
彼女たちの人生は彼女自身たちが問えばいい。 僕はそれを言いたかったにすぎない。変に割り込む必要はないと。 自身が弱い弱者であることは十分すぎるくらい知ってる。 もちろん、僕は自分についても語っていたのだ。 しかし、42やはくはどのような生を生きてきたんだろう?僕はまだ確かに若いし、経験は足りないが下層を生きてきた。 だから、「人間」がどれだけ厄介なものかは知ってる。 それは、ここの人間をみても分かる。 僕は801の問題やその他もろもろのなんでもいいが、 それらの多くはその人々自身の問題なんだといいたかったにすぎない。 自身の自尊心が傷つけられるのを恐れるのを、社会的な差別やミソジニーの問題にしてしまうのに疑問に思ったにすぎない。 では42は具体的に腐女子たちが娯楽をたのしんだり、自尊心が傷つけられることを回避したりすることに、 どのような問題があったといいたかったのだろう。 そして、彼女達に何をしたかったのだろう。 人は他人を気にするよ。自分の立ち位置を考える。 それはあまりにも平凡な意見だが、はずれていない。 僕は出来れば自分の好きなように人々が生きてくれたら平和なのにな。 自分もそう生きれればいいのになと思う。 それが出来るのは恐るべき強者だと思う。 他者の欲望の三角構造は周知の通りだ。僕はそれを仕方ないものとして受け止めている。 「人間」はそうあらざるえないと思っている。 42は人々が他者の欲望を抱いてしまうことを問題にしているように見える。 僕はそれを社会などの問題などにするべきとは思わない。 それは、個々人がそれぞれ引き受けていくべきものだと思っている。
>特別重要視した、と俺はとらえたって事なんだけど。 ホモソーシャル論について、 彼女たちが特別重要視する必然性もなく実際重要視してないないことを、 はくは彼女たちが特別重要視したと思いこんで、 彼女たちがをれを重要視しないことを不誠実だと罵ったことが全部はくの間違いだってことだよ。 まだわからないの? 自分に正直と言えば聞こえはいいかもしれないけど、 自分は正しい正しかったという幻想にだけ正直なのは 単なる議論放棄、思考停止に過ぎないと みんなとっくに理解しているから誰もきみを擁護しないんだよ
>>338 具体的に「相対的な僕の位置を考え」てしまうことがありながら、
それを具体的に「考えずにすむ」ように繰り返ししている、
そうした生ですよ、僕が生きてきたのは。ただ、僕はそれをひとりでは
やってなこなかったし、そんなことができるはずがない。
いつも誰かとともに、何かを考え、そうしてきた、そういう生です。
>人は他人を気にするよ。自分の立ち位置を考える。
>それはあまりにも平凡な意見だが、はずれていない。
ええ、はずれてませんね。だからこそ、具体的に「自分の立ち位置を考え」 ずに
すませることもできるんです。ヘーゲルはあまりにも正しい、自分が間違っていることすら、
肯定してしまうほどに。それがバトラーの出発点ですよ。トラブルはヘーゲル自身が
起こしている。僕も含めて「人間」はトラブルを引き起こす「厄介なもの」ですが、
「人間」はその具体的なトラブルを誰かといっしょに乗り越え、別のトラブルを
また引き起こす、そしてそれを繰り返す、そういうものでもあるでしょう。それは
スピノザの『エチカ』から僕が教わったことです。
他者の欲望の三角構造を「仕方ないもの」としてとらえ「意志と表象の世界」を
ペシミスティックに生きるのもひとつの生だとは思うし、現状がそうした生を
「唯一の生」であるかのように思わせることはあるでしょう。
でも、それは違う、そういうことです。
>自身が弱い弱者であることは十分すぎるくらい知ってる。
>もちろん、僕は自分についても語っていたのだ。
でしょうね。
>>324 はあなたが行った、giving an account of myself です。
でも、あなたはたんなる「弱い弱者」(冗語ですね)ではなく、
「強くなりたいと願う弱い弱者」でしょう? 違いますか?
そうでなければ、
>それを考えないですむ僕は相当強い僕でね。
という言葉は出てこない。で、
> 彼女たちの人生は彼女自身たちが問えばいい。
については、もちろん僕はわかっている。しかし、その「問い」を
彼女たちに「問わせるもの」は彼女たちの「内」以外の「外」からやってくる。
そしてその彼女たちの「外」は彼女たちの「内」に、もっとも「内奥」にある。
彼女たちに「問い」を「問わせるもの」は、僕やはくタンじゃない。僕やはくタンとの
言葉のやりとりを通じて、そのなかで彼女たちの「内なる外」が「問い」を問わせる。
言葉というのは即座にその力を発揮することもあれば、何十年もかけてその力を
発揮することもある。ひとと言葉のやりとりをするというときには「待つ」という
そうしたことも必要だったりする。それが、あなたより少しばかり長く生きてきた
僕が、知っていることです。そしてその「内なる外」があなたにもあることは、
>それを考えないですむ僕は相当強い僕でね。
という言葉からわかる。そして僕にもそうした「内なる外」はある。
僕は、自分のものではない言葉を用いて、誰かとその「内なる外」への
相互触発を試みながら、「待つ」。「人待ち歌」でも歌いながら。
>>340 訂正
>ヘーゲルはあまりにも正しい、自分が間違っていることすら、
>肯定してしまうほどに。
の「自分」は「彼自身」の方がわかりやすいですね。このように
解釈されたヘーゲルはもはやニーチェと区別がつきません。
バトラーの最初の本は20世紀のフランスにおけるヘーゲルの受容について
書いた修士論文がもとになった Subjects of Desire 『欲望の虜たち』です。
subject は哲学では「主体」という意味ですが、それは「虜」であり、
この漢字が奇妙にも連想させる「虎」と「男」から、「虎の皮を被った男」、
「強がっている男」「怯えている男」のことでもあるでしょう。そこから
「羊の言葉」「女の言葉」の『ジェンダー・トラブル』まではあと半歩です。
>>337 >>338 さんのいう「他者の欲望の三角構造」というのは、規範としての
ジェンダーに関わる本質的な構造なんです。セジウィックの男のホモ
ソーシャリティの議論にもこれは関わっている。それについては、
過去スレで83姐さんが紹介してくださっているので、よろしければ
そちらをお読みください。
>>339 >>338 さんが自分に関しておっしゃっていることが、現在の実際の801にも
共通するものなのだとしたら、という条件つきですが、もしそうであるならば、
>>338 さんと同様に、彼女たちもまた自分自身に対して「不実」である、と言えます。
「不実」の意味は「誠実でないこと」「事実でないこと」 です。
そしてこれは、今回のはくタンの行為を擁護するかどうか、という
「傍観者」の関心をそそるだけのつまらないスレ違いの問題とは別の問題です。
>>341 訂正
>「虎の皮を被った男」
は「虎の威を借る男」ですね。
まあ、「羊」も「虎の皮を被って」はいるのですが。
>>339 だよな。
言いがかりつけといて不誠実もなにもない。
はくの思いこみと論理的思考能力のなさが勝手に生み出したトラブルを
他人が一緒に解決しなきゃいけない道理はないだろ。
叩かれてバカにされてそこから勝手に成長すればいい。
はくがまず乗り越えなきゃならんのは、
自分の過ちを直視することを阻む心の壁だな。
何のトラウマか知らんが相当根深いご様子で。
42の読んでるたくさんのご本の英知は
はくの心の問題にこそ注がれるべき。
344 :
禁断の名無しさん :2005/10/30(日) 15:02:01 ID:MAU6AdvD
42の読んでるたくさんのご本の英知 それを否定した視点てのも42さんはもっていると思うんだけど 先人の業績を踏襲した部分がクローズアップされて見えるのよね。
345 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/30(日) 15:02:25 ID:8rqc16vj
>>339 どうしても、彼女たちが嘘をついたって事にしたいんだね?
それならそれで構わないよ俺は。
>いぬまわりさん
「801に期待しすぎよ」。
そんな事もなかろうぜ、と思ってきたけど、だんだん実感してきた。
346 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/30(日) 15:10:49 ID:8rqc16vj
>>338 俺の人生は、
自分ひとりではどうにもならないって事を考えざるをえない、そういう人生だよ。
>>338 長らく出版が延期されていたバトラーの新著、 Giving an Account of Oneself が
届いたその日から、あなたとのここでのやりとりがはじまり、そしてあなたの
giving an account of myself に出会う。
そうやってあなたは僕にバトラーの本に書かれていることの大切さを
具体的に教えてくれる。あなたの言葉なしでは僕にはそうしたことはわからない。
あなたにはそういう力がある。それはあなたが占有している力、
思いのままに操ることができる力ではないけれど、あなたには
そういう力がある。僕はそう思う。
そしてそれは Undoing Gender ジェンダーの解体につながる力だと、そう思う。
>>343 それをそのようにしか指摘できない、あなたのご自分の過ちを直視なさっても
よろしいかと存じます。それを阻む心の壁をご自分で乗り越えて。
何のトラウマが存じませんし、その根深さもどの程度かわかりませんが。
で、それにあたり、 あなたは他人から叩かれてバカにされる必要はなく、
僕が読んでる「たくさんのご本の英知」が注がれる必要もありません。
そして誰かが起こしたトラブルをいっしょになって解決する、あるいは
自分が起こしたトラブルを誰かといっしょになって解決する、というのは
「道理」の問題ではありません。そうしたことを具体的に生きるなかでは
ひとはやる必要があり、そうすることがある、ただそれだけのことです。
>>344 それでいいんですよ。僕は先人といっしょに考えているし、その先人たちもまた
そうだったんだから。ひとりでものを考えることなんてできないし、できたとしても
たかがしれているだろう、そう思ってます。
>>345 801には期待できるところがあるのだから、期待するのは当然。
ただ、性急にすべての801にそれを期待する必要はない、そういうことでしょうね。
はくタンの問題は「性急さ」かもしれない。僕にもそれはあるし、またネットの
掲示板というメディアはその「性急さ」を助長しもする。「待つ」というのは難しいね。
僕は「命のリレー」でいいと思っていろいろやっている、といえばいぬまわりさんや
83姐さんにはわかるかもしれない。このスレでは「あの方」でときどき登場する
あのひとの歌である「命のリレー」、あれでいいと思っている。自分の目の黒いうちに
変化が起きるなら、それはそれで嬉しいけれど。
42は自分の問題だけを考えるのではなかったのだろうか?自分の仲間の意見くらいは見てみよう。 42やはくのやり方はゲイ全体の問題にしているように見えるんだ。 ゲイの社会承認としてではなく、単に、自分はそんなイメージはイヤだ、といってくれ。それなら好きにすればいい。 間違ったやり方が多くの反発を買い、相手を硬直化させたんだ。 そして、そのイメージが着くんだよ。行きずらくなるんだ。 僕は個々人はそれぞれの生を生きればいいと思う。 お互いが了承した上でならいいが、望まれない形で乗り込んで、 非難の言葉をあげながら、一緒に考えましょうなどとは思い上がり以外の何ものでもない。 42はそれをしようとしていたじゃないか。 僕は、例えばノンケが男同士でセックスするのは気持ち悪いと思っても構わない。 その内面まで支配しよう変革しようとは思わない。 ただ、それは心の中に留めて欲しい。それを押し付けたりしないで欲しい、公の場などで言わないで欲しいって思うだけなんだよ。 人は他者に欲望される対象を好んだりするし、自分がその対象から外れたらその対象を憎んだりもする、辛く思ったりもする。それは仕方ないと思う。 それでいいんだよ。個々人はそれを引き受けるしかない。 その対象を解体する必要はないんだ。それこそ個人のエゴイズムだと思う。 その規範を押し付けないルールを作ることが大切だ。 別の規範も創出すればいい、その努力をすれば。 その上でそれを選ぶなら仕方ないじゃないか。 42に腐女子達がどう生きようかなんて関係ない。 君のは対話でなく押し付けじゃないか。801を読む事に問題を見いだし、その規範イメージを解体しようとする必要はない。 それは極言すれば対話ではなく、戦争の道だよ、お互いの復讐への道だよ。 どんな馬鹿げたものであったとしても、それが隔離され個人や一つの集団にとどまる限り置いて、 それを外から変革しようとしたり壊したりする必要はない。
>>345 バカじゃんこいつ
腐女子がムカついたのもこいつの性格せいだろ
自分を直視できなくてトラブルを他人のせいにしかできないんだろ
他人が正しくて自分が間違ってる現実を直視するのがそんなに恐いのか
間違いがない自分を他人に押しつけても他人はオマエを認めない
>>349 「指摘」を「非難」されていると価値判断するのは、そう思う者の
「心の問題」です。「非難」されるべきところが自分にあると
自分でわかっているから、そんなふうに思ってしまう。だったら
自分でなんとかすればいい、それだけのことです。
で、「戦争」は、極言ですね。たんなる比喩です。そして「闘う」ことは
必ずしも「お互いへの復讐の道」ではない。そう考えるのはヘーゲルだけが
正しいと、思いこむという、ヘーゲル理解の不十分さの問題です。
ヘーゲルは彼自身以外の間違っている者の正しさをも承認してしまう、
そこにヘーゲルのすごさがあるんですよ。
また、「自分の問題を考える」というのは「自分だけで考える」ということとは
まったく別のことです。「自分の問題」は「自分だけの問題」ではありませんから。
僕はある「問題」を占有しているわけではない。それは分有されている。
社会のなかで生きている以上、それは当然でしょう。
それぞれの生、と言いながら、あなたは
>>324 で自分と801の生を
紋切り型で類型化している。それは端的に矛盾でしょう。
あなたが用いた紋切り型が、他のひとびとが「それぞれの生」を
生きることを不可能にしているんですよ。「それぞれの生」を生きるには、
まずそこから脱け出さないとね。
で、今回僕は、801板に乗りこんでいませんし、難民板で801を
「非難」した覚えもありません。また、「望まれないかたちで」と
いうけれど、「了承」のないところからはじまるのが「対話」というものであり、
「対話」のなかで了承は行われるものです。そしてその「了承」を「対話」の
目標にする必要もない。あらかじめ、「望まれるかたち」での「了承」が
なされているところにあるのは、お互いの傷の舐め合いとしての
「再認」であって、「対話」ではないと僕は考えます。「了承」「承認」「再認」は
英語でいえば、すべて同じ言葉、recognition です。ある言葉のやりとりを
行うことがあらかじめどちらかに決まっているということはない。
「対話」のはじまりにはだから「暴力」があります。ベンヤミンなら
「根源的暴力」と呼ぶであろう、「暴力」が。僕はあなたにそうした
「暴力」をふるい、あなたを傷つけている。そして、あなたもそうした
「暴力」を僕にふるっているし、僕を傷つけてもいる。僕は僕の傷をあなたに
舐めてもらおうとは思わないし、あなたの傷を舐めてあげるつもりもない。
801に対してもそれは同じです。彼女たちは傷ついている、そして、他者を
傷つけている。彼女たちが何かを表象し、言葉を用いるなかに「ゲイ」という
ものが関わる以上、彼女たちの生は僕と無関係ではないです。
>>349 に関してはすでにいうべきことは、僕はすべて言っています。
ひとつだけ再確認すれば、「変革」は「外から」ではなく、個人の
「内なる外」から起きる、そういうことです。
あとはあなたが自分で考え、これからどうするかです。
あなたとは別の生を僕は生きてきたし、これからも生きる。
そして僕が生きているあなたとは別の生を生きているひとは、
先人たちを含め、僕以外にもいる。すでに知り合ったひとたちにも、
まだ見知らぬひとたちにも、そして、この一生では会うことのないひとたちにも。
あなたこそ、あなたの生きている生を「唯一の生」であるかのように考え、
すべての者に押し付けようとしている。それを傲慢というのではないでしょうか。
僕はそんなことをしたことは、このスレでも、ネットの外でも、一度もありません。
>それを考えないですむ僕は相当強い僕でね。
と口にするそういう生とは別の「それぞれの」生がある、そう言っているだけです。
>>350 そうした個人叩きはスレ違いの内容ですね。他でやってください。
そして、あなたが
>>350 でやっていることこそ、「間違いがない自分を
他人に押しつけ」ることに他なりません。なので、「他人はオマエを
認めない」、「他人」はあなたを認めないでしょうね。
そんなあなたを僕は「こいつバカじゃん」とは言いません。
また、はくタンへの
>>350 のレスが起こすであろうトラブルに
対して、「自分を直視できなくてトラブルを他人のせい」に
することは、あなたならしないことと期待します。まあ、
はくタンはもう相手にしないでしょうから、幸いなことにトラブルは
起きないでしょう。
このスレの「傍観者」名無しさんたちに限らず、2ちゃん、
さらには現在の日本社会では「正しさの押しつけ」を
嫌う傾向がありますが、そうした「正しさの押しつけ」合いが
あるのが社会というものでしょう。押しつけ合いはなされるし、
また、なされてよい。それを禁じることができる者は人間にはいません。
>>350 もそうですが、それはたんに「正しさの押しつけを嫌う」と
いうことの「正しさ」の「押しつけ」を、しかもそれのみを「唯一の正しさ」として、
自分が他人に行っていることの矛盾に、無邪気かつ無自覚なだけですね。それは
>>349 さんにも
そして、おそらく801にも共通していることでしょう。その無邪気で無自覚な
「唯一の正しさ」の「押しつけ」はそれだけでひとつの問題です。
そんなメタレベルの「不戦勝であるがゆえに必勝である唯一の正しさ」の
「押しつけ」といったつまらない「押しつけ」でその他の具体的な
「押しつけ」を回避しようとするばかりの生だけではなく、具体的な
「正しさ」の押しつけ合いを楽しむ生もこの世にはあります。なので、
僕は
>>350 のようなつまらない押しつけもまた楽しみます。それが
>>352 には表れているはずです。
以上のことは、ジェンダーが規範である、ということに関わる問題です。
「規範」の押しつけ合いはなされるし、なされてよい。その交渉が
ない社会というのは存在しない。具体的な交渉を回避し続けるというのも
またひとつの「交渉」ではありますが、それが「唯一の交渉」であると
いうわけではない。多数多様な交渉があり、それを楽しめばいい。
その楽しみなしに、こんなネットの掲示板に参加しているとしたら、
そのことの方が不思議です。それを楽しめないのに、ネットでのやりとりを
楽しむというのは、原理的に無理でしょう。苦しむためにネットを
やっているんでしょうか? それはそれでひとつの生ではあります。
あと何十年かは知りませんが、そうした生を生きるのもそれはそれで
好きになさればよろしい。僕は、それが苦しいならおやめなさい、と
言うだけです。
はくが801をジェンダー論で語りたいのは勝手にすればいいことだけど はくが勝手に設定してる問題点を他人にぶつけるのは意味ないね 801がジェンダー論に興味持たなくてもそれが801自身に対して不誠実だってことはありなくね? 問題の原因も問題を大きくしたのもはくの人格の問題じゃん はくは801のこと知りたいみたいだけど、その人格じゃ無理って
>>354 「論」というのは「問い」とその「問い」をめぐる思考についての
言葉の集まりです。そしてその「問い」はある個人が「勝手に設定」
したものではなく、社会のなかで分有されている。そうでなければ
「論」にはなりません。ジェンダー論もそうした「論」のひとつで、
それは「ジェンダー」についての「問い」とその「問い」をめぐる
思考に関わる「論」です。
今回はくタンが設定した問題点はそれが「論」であるならば、はくタンが「勝手に設定」
したものではなく、社会的に分有されており、また801がこれから分有することが
可能なものです。
801が「ジェンダー論に興味を持たないこと」それ自体は801自身に対して
不誠実である、ということではないでしょう。しかし、「ジェンダー論に
興味を持つ」ことを回避する理由が、
>>324 や
>>338 であるという
>>349 さんの
ご意見が正しいならば、
>>341 で述べたようにそれは、彼女たち自身に対して
彼女たちは「不実」だと言えます。
また、今回の問題の原因をはくタンという個人の「人格」にのみ還元するのは、
問題を考えるにあたって無益である、というのはすでにこのスレで説明しましたし、
「人格」の問題ではなく、「性急さ」が問題なのではないか、ということは、
いぬまわりさんも言っていると思うし、
>>348 ですでにはくタンにも指摘しました。
そしてそれについては、はくタンは
>>345 で僕の指摘に対して直接にではありませんが、
いぬまわりさんへのレスへの応答として、書いている。とりあえずはそれで
いいんじゃないでしょうか。ちなみに「人格」というのは「セクシュアリティ」と
同様に、さまざまな学問領域でいまだに統一した定義ができていない難しい
概念のひとつです。「人格の問題」というのは、それだけでは何を言っているのか
わかりません。それも、ある問題を個人の「人格」にのみ還元することが、
その問題について考えるにあたって無益であることの、理由のひとつです。
僕のいう「性急さ」を「人格の問題」と考えることはできますが、だとしたら
それをいぬまわりさんのように具体的に指摘する方がよいでしょう。
その指摘の具体性ということに関連していえば、「人格の問題」を指摘するに
あたっては、あることをすることがその者にとって「無理である」ということを
>>354 のように証明し、再確認するのにとどまらず、どのようにすれば、それを
行なうことが可能となるか、という問いが必要だと思います。そうでなければ、
「人格」を問題とすることはたんなる個人攻撃や個人への罵倒に堕してしまう。
「人格」を問題とするときには、それを問題にしようとする側に、知的な「慎み」が、
知的な「羞らい」が必要です。いぬまわりさんにはそうした「慎み」「羞らい」が
おありになる。それはレスを読めばわかります。
はくの今回の行動は 「ミイラ取りがミイラ」 そのものになっているわね。 42を含めてここのスレでの自分たちに対する分析が 当たっていないと感じるのならば 42やはくがやっていることが 801の方々にどのように受け取られたかもわかるのではないかしら? わからないのかしら?
ジェンダー・スタディーズ、クィア・スタディーズに関わる言葉のなかに、
phallogocentrisme 男根ロゴス中心主義という言葉があります。
昨年亡くなったデリダがこの言葉を用いて生涯言い続けたのは、
知性には
>>355 で述べたような「羞らい」が必要である、と
いうことで、男根ロゴス中心主義というのは、そうした「羞らい」を
欠いた知性のふるまいのことに他なりません。
これは誰かがあらかじめ、そうした「羞らい」を備えた知性を占有しており、
その知性だけが知性の名に値する、という話ではない。知的な行為を
行うときに、そのつど「羞らい」は要求される。ジェンダーによって
規範化された「男性」には、その知的な「羞らい」が具体的に欠けている。
>>354 のように書くときに、ひとは「男性」になってしまう、
僕がここ何日か用いている言葉でいえば、無責任な「傍観者」に
なってしまう、それを具体的にそのつど行わずにいること、
それも undoing であり、undoing gender ジェンダーを解体すること、
でもあります。
それゆえに、一見、ジェンダーとは無関係に思える、今のスレの流れは
ジェンダーおよびジェンダー批判にとって本質的な問題に関わっている。
僕はそう考えます。それもまたいぬまわりさんのレスおよびレスの仕方が
教えてくれることのひとつです。
>>356 分析が当たっていない、とは、少なくとも僕に関しては、感じてもいないし、
一言もそうしたことは言っていません。むしろ、当たっているな、と
思うことが多い。しかし、そのような分析だけでは、分析および分析の
提示の仕方には問題があり、不十分であろう、なのでいっしょに具体的に
分析し直してみましょう、と言っているだけです。はくタンにしてもそうだと、
僕は思いますが。
それが801の方々にできないのだとすれば、
>>349 さんのご指摘が正しければ、
>>324 および
>>338 が原因です。そしてそれは今述べた知的な
「羞らい」を通じて、ジェンダーに関わる問題です。それだけでも
彼女たちはジェンダー・スタディーズやクィア・スタディーズと
無関係な存在ではありません。そして、彼女たちの生は僕の生と
無関係ではない。
>>349 さんその他の方のおかげで、801の方々にどのように受け取られたのかは
よくわかっているわけですが、「当たっていない」と感じたあとのふるまいが
ここでは問題なわけです。それについてはすでに述べているので、繰り返す
ことはやめておきます。
分析が「当たっていない」と感じることは、何も問題ではありません。
僕は分析されることをまったく拒んでいない。それは今スレ、あるいは
過去スレを読めば、わかることです。そして、分析が当たっていなければ、
どこがどう当たっていないのかをいっしょになって考える。僕がこのスレで
やっているのは、そういうことです。ある分析が「当たっていない」からと
いって、分析されることそれ自体を拒むことを僕はしない。分析されること
それ自体を拒むのは間違い、だと僕は思う。それは自分以外の他者が存在する
社会のなかで生きているのだから、不可避であると僕は考える。だったら、
自己分析を相手といっしょにやればいい。それが、 バトラーのいう
giving an account of oneself ということです。
はくや42は説明すれば終わりって思ってんのか
他人を納得させられない説明繰り返しても無駄じゃん
はくの性急さに ”も” 問題があったことは事実だし
そもそもはくが問題視してるモノ自体に間違いがあったっつー指摘には説明すらないじゃん
>>339 の回答が
>>345 ってところに大元の問題があんだろ
ご本をいくら読んでも現実の問題はちっとも解決できないねぇ
>>358 それを「性急」と言います。そして、
>>358 には知的な「羞らい」が
欠けている。「他人を納得させられない説明を繰り返して」いるのが
無駄なら、
>>358 も「無駄」ですね。僕は「他人を納得させられない
説明を繰り返す」ことを「無駄」だとは思いませんが。
また、「そもそもはくが問題視してるモノ自体に間違いがあったっつー指摘」に
対しての説明なんですが、ここまでの長文レスは。
本を読んでも現実の問題はちっとも解決できない、の「も」というのは、
「本を読めば」、「現実の問題が解決できる」ということを前提に
しているわけですが、その思いこみはあなたの「心の問題」であって、
僕には関係ありません。「本を読む」ことと「現実の問題を解決する」こととの
あいだには、手段と目的の関係はない、「読めば」、両者をつなぐのは、
本を読まないひとにありがちな基本的間違いです。
>>359 訂正
>「読めば」、両者をつなぐのは、
は、「読めば」で、両者をつなぐのは、の誤りです。
ニヤニヤ ご本を読む以外に取り柄がないようだから言ってるのにねぇ ご本を読むことが問題解決に繋がらないことが分かってるなら ご本の紹介以外のことをしましょうね。 あなた以外はそうしてるんだけど、理解できないのかしらん。
362 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/30(日) 20:35:21 ID:g/HkXc16
>>358 >>345 の回答部分については俺は何度も前の方で説明している。
それが間違っているのならば、具体的に指摘してほしい。
>>348 性急ってのはあたってるw 自分でもセッカチだとは思っていたけど、
ここまでとは思っていなかった。新しい自分の発見かもww
何か一つのことを突き詰めて考える時、
ひとたび"鍵"になりそうなものがアンテナに触れた途端、思考が一気に走り出す。
知識の過多も論理性も話術の有無も考えずに、一気にいく。
頼りは自分の直感のみだ。
その直感が何に結びついているのか見極める為に、あらゆる可能性を提示していく。
ミソジニー(女の女嫌い)、ジェンダーの規範、思い込みの罠、誤魔化しetc.
できるだけベクトルを広げて、次々と、自分に、他人に、問いかけていく。
「これはどうか?」「あれは違うのか?」「これだとどうなる?」……
その中から、関係しそうなもの関係しないもの、
見なくてはいけないもの見ずに済ませて良いもの、取捨選択をしていく。
そうやって迷走しながら、行きつ戻りつしながら"美しいもの"に近づいていく。
池沼でハクチの俺の思考のスピードに、なぜ、ついてこれないのか。
なぜ迷走することを楽しめないのか。
なぜ誰も、自分も自分の思考のレールを走らないのか。
一度は考え始めたというのに?
俺はあの流れの中で「論」は何も語っていないと思う。
語る前にストップがかかった。
それと同時に、彼女たちの思考もストップした。いや、ストップさせられた。
誰によって? 一人は俺だ。では君らは何をしたのか?
何ひとつ、してはいないじゃないか。
>>361 >ご本を読むことが問題解決に繋がらないことが分かってるなら
たんなるレスの誤読でしょうか。「繋がらない」とは
誰も言ってませんね。「手段と目的という関係はない」と
言っているだけで。以後は
>>312 さんのご忠告に従うことにします。
>>357 分析が不十分ということと
分析が当たっていないというのは
後者が前者を含む概念だから
分析が当たっていないというのと一緒でしょ?
詭弁ですね。
てか、一言でまとめると
あなた、なんかムコウ(801の人たち)は
自分の話を聞いてくれないからイヤってことなのね。
>>345 の話の意味がわかったわ。
話を聞いてくれること、理解してくれることを期待していたのね。
>>362 >池沼でハクチの俺の思考のスピードに、なぜ、ついてこれないのか。
なぜ迷走することを楽しめないのか。
なぜ誰も、自分も自分の思考のレールを走らないのか。
一度は考え始めたというのに?
→でも、こうまで発言されると妄想にしか見えない。
>具体的に指摘してほしい。 十分すぎるくらい指摘されているので過去ログ読みなさいな。 「腐女子は男のホモソーシャルから不都合を強いられているはずだ」っていう仮定を勝手に立てて、 その仮定に同意しなかった腐女子に難癖をつけたことがどうして脳内で >その直感が何に結びついているのか見極める為に、あらゆる可能性を提示していく。 >ミソジニー(女の女嫌い)、ジェンダーの規範、思い込みの罠、誤魔化しetc. >できるだけベクトルを広げて、次々と、自分に、他人に、問いかけていく。 >「これはどうか?」「あれは違うのか?」「これだとどうなる?」…… >その中から、関係しそうなもの関係しないもの、 >見なくてはいけないもの見ずに済ませて良いもの、取捨選択をしていく。 >そうやって迷走しながら、行きつ戻りつしながら"美しいもの"に近づいていく。 に変換されるかね。自分の仮説に酔って執着して、結局他人をないがしろにしたんだろうが。 向こうの1や腐女子がいうならともかく、あんたがそんなきれい事を良くも白々しくw >池沼でハクチの俺の思考のスピードに、なぜ、ついてこれないのか。 ついてこれないのかってw 池沼でハクチのあんたの暴走に付き合う義務が誰にあるの? >それと同時に、彼女たちの思考もストップした。いや、ストップさせられた。 >誰によって? 一人は俺だ。 思考の場を壊したのあんた一人よw >では君らは何をしたのか? >何ひとつ、してはいないじゃないか。 オナニーの結果他人の責任に転嫁されましたw
>>364 「分析」という概念はそんな単純な包含関係におさまりのつく
言葉ではないですよ。「分析は当たっている」かつ「分析は
当たっていない」というのは、「Aは非Aではない」あるいは
「AはBであると同時に非Bであることはできない」という
排中律を前提にするという条件のもとでのみ、詭弁となります。
しかし、その指摘はたんなる抽象論理の遊びにすぎない。
そうした抽象論理を超えたところに、人間の現実はあります。
そして「分析」という行為、現象はそうした現実です。
そう、お思いになりませんか?
「当たっている、だが、当たっていない」なんてことは
いくらでもあるんじゃないでしょうか。おそらく、
>>364 さんにも
それはあるはずです。
>>366 あのう
当たっていないと思うなら
素直に当たっていないといえば?
部分的にしか当たっていないっていうのも
当たっていないということなんですよ。
賢いあなたに教えるのもなんなのですけど。
まあ、その程度の言葉で表現されている気分でも
今のあなたの気分を
相手にあてはめてみればわかるはずなんだけどね。
801たちに何が起こったのか。
368 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/30(日) 22:15:25 ID:g/HkXc16
>>349 何が言いたいのか、俺にはさっぱり分からん。
>そして、そのイメージが着くんだよ。行きずらくなるんだ。
「そのイメージ」ってどんな??
行きずらいって801板に?? 行けばいいじゃないか。
136はもういない。好きに萌え語りをすればいいんでないの。なんでできないの。
>望まれない形で乗り込んで、
俺(136)は、スレの39で登場して以来、普通に居ついていたんだよ。
そして俺のレス(向こうの69)に彼女たちから反応があり、
そっからスタートしたんだ。
「男同士の対等愛に萌える理由」について「彼女たちが」語りだしたんだ。
それらのレスから「ホモソーシャル」と「ミソジニー」を浮かびあがり、
スレ主がセジウィック理論を出してきたんだ。
俺は成る程なと思いつつ、何故かセジウィック論に反発する彼女たちに
彼女たちが自分で語った
>>268 にある「前者の女の現実」を再確認したんだよ。
これは何度も書いてきてる。
なぜそれを見ないんだ? なぜ考えないんだ? わざとか?
ああいう話を進めていくのが都合が悪いのか、君にとって?
クドーちゃんの押し付け祭り開催中だったのね。 まともな職についてから押し付けなよ。
ちなみにハクちゃんは死んで良いよ。というか死んでほしい。
>>TdpCnYjJさん
>>42 さん
>僕は、例えばノンケが男同士でセックスするのは気持ち悪いと思っても構わない。
>その内面まで支配しよう変革しようとは思わない。
>ただ、それは心の中に留めて欲しい。それを押し付けたりしないで欲しい、公の場などで言わないで欲しいって思うだけなんだよ。
実際、心の中に留めておかない者はいるでしょう。押し付ける者もいるでしょう。公の場で言う者もいるでしょう。
そしてそういった、全体主義的なコンセンサスを社会的に得ている意見に限っては、
「正しさの押し付け」として忌避されてはいない。
>人は他人を気にするよ。自分の立ち位置を考える。
人は「他人を気にし、自分の立ち位置を考え 」て、
声を上げても個人の声で言う語るしかない、いなかったも同じ細い声。
仕方ない、仕方ない、そんな言葉をいつか覚えて黙り込む。
その沈黙は、更に「唯一の正しさ」の押し付けに利用される。
だから、現状を受け容れ、問題を個々人だけに還元することは、
押し付けに承認し協力し貢献し維持していることになってしまうと思うの。
その仕方ないと認めた諦めは、はじめは弱者が弱者として背負ったものだけど、
弱者がそうした諦めの上に生きることは、権力構造に都合のいいことで、
権力に認められた場所に自分から入り、その見返りとして庇護も得ているのだと思う。
権力に容認された存在であるということは、他の容認されない弱者に対して権力を持つこと。
諦めを選んだとき既に権力を持っている故、自分は弱者だと語る妥当性は失っているのよ。
こういう権力作用が働いている以上、「正しさの強要」の否定というスタンスを取るなら、
正しさの強要をしている者の「強要」だけは否定しなきゃならないでしょう。
そして否定の前に、何が「強要」なのかを判断しないとならない。
ジュディス・バトラーさんが『ジェンダー・トラブル』『触発する言葉』で書いていることも、
(乱暴にひとくくりにしちゃえば)思想、信条、思考、行動、精神の在り方、身体の在り方、等の強要は、
どのようにして成されるかの考察と、それに抵抗する可能性の模索なんだと思う。
だから。
TdpCnYjJさんも、42さんも、望むものの根本はそう違わないように見えるんです。
TdpCnYjJさんは、方法論の問題、といった主旨のことも言ってましたよね。
激しく主張し、論理的に正しさを問う → 感情的な反感を持たれ余計に悪辣な対応を引き出してしまうことに。
大人しく黙って周囲の顔も立て、自分は自分と割り切る → 権力構造に取り込まれその一部として貢献することに。
どっちのスタンスも良し悪しで。
しかも、この2つを二項対立にして言い争うことが自体が更に、大枠の構造の中に囲い込まれ
そのまた更に、その構造への囲い込みを問題にするときにもまた、やっぱり、同じ対立が発生し。
はじめと終わりが繋がって、無限にねじれながら続く、そんな内ゲバと無関係にぬくぬくしているのは、だあれ?
それが誰かはともかく、少なくともそれ801さんたちじゃ、ない。このスレ内にいる誰かでもいない。
この議論、今回の801さんたちの被る迷惑とはくタンのこととは話が逸れすぎてしまっている感じがするし、
逸れても別にいいんだけど、そんなら、不毛な堂々巡りより、その堂々巡りの構造をメタレベルで論じ合うのはどうでしょう。
(ってこれ、お二人ともそれぞれのレス内でもう既に
>>321 や
>>331 で言ってるような気もするけど)
…と、また傍観者の戯言を言ってみたわ。
ほんで、その続きでこっからは >>はくタン
前にも書いたけど、801は現状、他者への強制力を持っているものじゃない。
801を読む本人たちが、男社会への何らかの痛みを表明していて、そこからはくタンが、
801作品や801の萌え処に見出されるらしいホモソーシャル規範を問うことを否定はしないわ。
ただ、はくタンに悪気がなく不適切な言葉も使わなかったとしても、
まだ801を大好きなわけでもない奴がそれをやろうとしたら、相手にとっては、何だかわからない、
そこで共有された“文化”に疎い奴が議論をしようとしてる、というだけで、警戒すると思うわ。
(関係あるようなないようなだけど。プロジェクトXの2曲だけ聴いて、某“あのお方”を好きという糞ナルジジイが、
「この人、働く男の辛さをよく解ってんだよね」なんて言い出して、そっから自分語りしようとしたら、
女なんてものに、エレーン、土用波、清流…あたりを聴いて出直してきな!ってあたし言いたくなるもん)
801の持つ可能性の開放、とか思い浮かばないほど、親しく楽しい関係を築いた後、更に、
女である婦女子が受けてる男社会から受ける辛さと、
ゲイで、ジェンダーに興味あるはくタンがノンケ社会から受ける辛さ、
そういう部分も共有し、理解しあえるようになって、
そこでやっと実りある対話も出来るんじゃないかしらと思う。
(リアルでやったほうが上手くいっちゃいそうな気もするね)
そうでないとはくタンがどういう気でいても、
「分析しようとしてんの?何様?」と思われ反感を持たれるのも仕方ないと思うの。
ところではくタン、“あのお方”は好き?(←誰かわかるわよね?)
801もいいけど、ジェンダー絡みのお話なら“あのお方”に興味持ってみない?
もちろんファン全体にジェンダーへの興味を期待しちゃいけないけど、面白いネタ揃ってるわよ〜。
42さんも詳しいし。
>>42 さんへ追加
せっかくそう言っていただいてありがたいのですが、あたし「慎み」や「羞らい」、ないです。
誤字脱字、説明不足も多いし。ここんところはやってないけどオネエ言葉自体に、
男言葉へのアンチとしての慎みや羞らいのない攻撃性を持たせることも多くあります…。
“男根ロゴス中心主義”を逆に使うことで込める嫌味ですね。いやな女あらわれる…
“オカマ”“クィア”からお茶目さと可愛げを除くと残るのは、何かしら。
薔薇かもしーれなーい 毒かもしーれなーい
373 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/10/30(日) 22:56:11 ID:g/HkXc16
>>365 >「腐女子は男のホモソーシャルから不都合を強いられているはずだ」っていう仮定を勝手に立てて、
>その仮定に同意しなかった腐女子
分からないな。
「不都合を強いられている」と、彼女たちがレスで語ってるじゃないか?
しかし彼女たちは「男のホモソーシャルから」とは思っていなかった。
「男のホモソーシャル(ミソジニーを内包した)から」の可能性が高いって
指摘したのはスレ主でしょ。
もしも、「男のホモソーシャルから」ではないんだとしたら、
それは彼女たちが自身のレスで語るべきじゃん。俺がやることじゃないよ。
だいたい、俺はもう一つの「現実」は知らなかったんだから。
知らないからといってひたすら責められても俺にはどうしようもないんだよ。
俺に噛みつく暇があったら、俺が納得するような具体的な例でも何でも出して
説明すればよかったんでねーの?
俺は、住人に「セジウィック論に沿った事を具体的に語れ」とか何とか促されて、
俺の理解している範囲で、
「ミソジニー」に関する俺の考えを、自分の体験や映画を通して語った。
それを「押しつけ」だというならば、
「男のホモソーシャルからじゃないんだ」ってことのみを執拗に訴えるのだって
立派な「押しつけ」じゃないか。
俺なりに、「不都合を強いられている」彼女たちへ共感を示したつもりだよ。
その際に配慮が足りなかったことは既に認めている。
また、そもそもの部分で「801を特別視(無意識の蔑視)」していた事にも問題があった。
それも認めている。
これ以上、何をどうすりゃいいわけ??
>>371 誤:声を上げても個人の声で言う語るしかない、いなかったも同じ細い声。
↓
正:声を上げても個人の声で語るしかない、いなかったも同じ細い声。
誤:このスレ内にいる誰かでもいない。
↓
正:このスレ内にいる誰かでもない。
誤:この議論、今回の801さんたちの被る迷惑とはくタンのこととは
↓
正:お二人のしてらっしゃる議論、今回の801さんたちの被る迷惑とはくタンのこととは
>>372 誤:女である婦女子が受けてる男社会から受ける辛さと、
↓
正:女である腐女子が受けてる男社会から受ける辛さと、
スレ汚しまくり イヤァァァァァ――――・.。・゚。ノノÅ`ヽ。゚・。.・――――ッ!!
ちょっと覗いたけど……。 ああ、やっぱり何を言っても駄目なのかって思ったよ。 まあ、わかっていたことだったけど…。 馬鹿な事してるよ。もう止め時かも。 別にここから出ないならもう不満はないよ。 とはいえ、まだ言える事はある…、でももう別に…。 他のコテやっていた人達はなぜもう書き込みをしないんだろう? 意見が違うのは明らかだったじゃないか。 どう見ても、おかしいって思ってる書き込みだったじゃない? そうでしょう? なぜそれをはっきり言わないんだろう? まあ、期待する方がおかしいよね。 僕は人間がそうである事を知ってるし、それでいいと思ってる。 でも、万が一変わるならもう内側からしか有り得ないよ。
>>372 >まだ801を大好きなわけでもない奴がそれをやろうとしたら、相手にとっては、何だかわからない、
>そこで共有された“文化”に疎い奴が議論をしようとしてる、というだけで、警戒すると思うわ。
うん。
>>327 の最後段、そういう意味で書いた。
で、あの方にはだんだんと興味を持ってきてますw
暇ができたら聴いてみるよ。
あれ、なにか書かれてるな。 でも、今日はもう無理だ。 また、明日。
向こうのスレの170 >まあ、俺の勝手な読み方・分析なんだけど。 >801を読む為にこんなにも苦労して回り道しなきゃいけないってことは、 >いかに女が虐げられてきたか、いかに男社会に対する憎悪が強いかの >一つの証じゃないかと、俺は思うのね。 はくの勝手読みだと自分で言ってるのに、 そういう部分もそうでない部分もあるね、と流されたら このスレの90 >しかし、彼女たちの一部から自然発生した、 >「男社会で生きていくのは大変」みたいなレスは、 >セジウィック論が前提としている社会状況が確かにある事と、 >その中であえでいる人が現実に存在しているという事を、如実に物語ってますよね。 >違いますか? >俺は、そうした人々の事を考えて、彼女らに向けてレスをしたわけで、 >「辛いことなど何もない」という人については何も言ってません。 になるのが理解できない。 彼女らの総意はそういう部分もあるし、そうでない部分も大いにあって、 全体としては、男社会から受けてる不都合は801の積極的な理由ではない ってだけでしょ。 向こうのスレの170 >そして同時に、 >文句も言わずに、801という独自の文化をひっそりと作り育んできた >彼らの「慎ましさ」や「控えめさ」に、優しさ?とかイジラシサ?みたいなものも >感じるんだよね。 向こうのスレの171 >「いかに女が虐げられてきたか」 >「いかに男社会に対する憎悪が強いか」 はくのセジウィック論は男のホモソーシャル論から勝手にイメージされた女性像と 架空の女性像に対する妄想だから彼女たちが全然興味持たないのはすごく分かるよ。 で、はくの説に興味を持たない彼女らにはくが抱いた感情は このスレの91 >彼らがした事は、「辛い思い」を吐露した人々の発言を否定するのも同然ですよ。 >同じ考え(辛くない)の人々と"共闘"し、 >俺というスケープゴートを叩いて排除することで、 >自動的に彼女たちを"牽制"した――「口を閉ざせ」或いは「辛く思う方がおかしいんだ」と。 >そしていつのまにか「私たちは誰も辛い思いなんかしていない」ことになってしまう。 >こうした姑息なやり方は、現実社会のいたる所で見かける光景ですが、 >俺は我慢ならないんですよ、そういうの。 辛い思いを吐露した人とは具体的に誰ですかね。レス番を書いてくださいね。 はくの想像上の女性像のことじゃないのかと思いますが。
>俺は、住人に「セジウィック論に沿った事を具体的に語れ」とか何とか促されて、 はぁ。
>>378 >133、>134、>138、>150、>172
広義にはそうかな?と思われるもの。 >108、>113、>114、>135 >118、>129でスレ主が「男同士の対等愛へのファンタジー」についてまとめてる。 さらに、>177−178でもう一度念押ししてる。 男同士に限って対等愛を求めるってことは、 現実には男女の間に対等関係を構築することが難しいってことの反語じゃないのか。 本音としては「対等でありたいのに」という思いが見え隠れする。 それは、個人の程度差はあっても、「男社会で生きる女の大変さ・辛さ」であると (あるいは”理不尽さ”でもいい)俺は直感し、この直感に沿ってレスしていった。 その直感が狂っているというならば、もうそれでいいよ。
>>380 それって男社会と女社会に違いがあることを認識した上で自分たちとは違う他所の社会を妄想して萌えるって言ってるだけじゃん
向こうのスレの134
>やっぱりなんだかんだ言って、現実世界で男と対等になるのは、
>けっこうしんどいor大変っていうのを、分かってるからじゃないかなあ。
>なんかフェミっぽくて嫌な感じだけど。
>矢面に立ってる男のしんどさor大変さっていうのも相当ストレスだと思うし。
>庇護されるだけの存在だと=お姫様になるけど、どうしても相手の顔色伺わなきゃいけないわけじゃん。
>そうじゃなくて、自主決定権を持つ「大人」として、自由に思う存分愛し合いたいっていう願望の仮託では。
かろうじてここには男と対等になるのはしんどい・大変って述べられてるけど、
同時に男の立場もしんどい・大変って述べられてるよね。
女性に不利なことがある反面、男性の立場もストレスだと。
男の立場と女の立場があってそれぞれ違ってなかなか対等にはならないけど、
それが対等になるような仮想的なシチュエーションに萌えるってだけでしょ?
男社会を憎悪するほどに虐げられてきた女性の姿がここに見えますかね?
結局
>彼女らの総意はそういう部分もあるし、そうでない部分も大いにあって、
>全体としては、男社会から受けてる不都合は801の積極的な理由ではない
の範疇を越えないと思いますが。
「私は女性であるがために男社会から多大な不都合を強要されています」っていう人、居ますか?
>しかし、彼女たちの一部から自然発生した、
>「男社会で生きていくのは大変」みたいなレスは、
>セジウィック論が前提としている社会状況が確かにある事と、
>その中であえでいる人が現実に存在しているという事を、如実に物語ってますよね。
>違いますか?
>俺は、そうした人々の事を考えて、彼女らに向けてレスをしたわけで、
>「辛いことなど何もない」という人については何も言ってません。
彼女たち、虐げられてあえいでますか?
>>341 あくまで801の話にジェンダーが係わってくるという事であって
ジェンダーの話に801は必要ない。やはり板違いの話だ。
そう
>>341 に書かれているように801板のスレの感想をここに書いたことが
この801話の発端であって元々のここの論議に関わる話じゃないよね。
やはりここで話すべき話題じゃない。
801の話は他所でやれよ!!
801の話をここの板で堂々としてると801OK見たいにとられるかもしれないじゃん。
少なくともここで801の話はやめて下さい。ふさわしい板へ行って下さい。
>同時に男の立場もしんどい・大変って述べられてるよね。 男も同じく「ホモソーシャル」の被害を蒙ってると、俺は書いてるよ。 それについて詳しく説明はしていないが。 >自分たちとは違う他所の社会を妄想して萌える のは何故かって話だよね。 (セジウィック論では"幻想"であるところの)男同士の絆や対等関係に萌えるのは 何故か。 それをどう考えるかつったら、 現実社会の関係の歪みの表れ、と考えることに別段に無理はないでしょ。
385 :
禁断の名無しさん :2005/10/31(月) 01:36:25 ID:RotkytrK
恋愛に上下関係を持ち込むことほど無粋なことはないでしょ
あぁぁ、、、、 誤爆しまくりだわ>< ごめんちゃい
>男同士に限って対等愛を求めるってことは、 >現実には男女の間に対等関係を構築することが難しいってことの反語じゃないのか。 向こうのスレ129 >で、これ想像なんだけど、「男同士は対等だから」と割とハッキリ言う人 >って、二次の人が多いんじゃない? を受けての話だと思うけど、801が皆男同士の対等愛を求めてはいないでしょ。 向こうのスレ120 >単なるポルノとしても存在しているわけだし。 >どっかに「チンコの数が多い方がいいから、男女物には興味がない」 >ってあって、ウケたわw 向こうのスレ129 >そう。「男同士の関係に憧れるから」という人と「同性愛なら所詮他人事で >安心して楽しめるから」という人が思い浮かべてるやおいは、全然別種の >ものじゃないかと思うのね。 >あと二次か商業かで、考えてるやおいは相当変わってくると思う。 >書き手か読み手かによっても違うだろうし。 それと、 >本音としては「対等でありたいのに」という思いが見え隠れする。 >それは、個人の程度差はあっても、「男社会で生きる女の大変さ・辛さ」であると >(あるいは”理不尽さ”でもいい)俺は直感し、この直感に沿ってレスしていった。 直感はいいけど、個人の程度差はあんた自身が否定したことでしょ。 個人の程度差を認めてたなら、別に辛い思いをしてないと言う人もちゃんと尊重してたはず。 少なくとも >彼らがした事は、「辛い思い」を吐露した人々の発言を否定するのも同然ですよ。 >同じ考え(辛くない)の人々と"共闘"し、 >俺というスケープゴートを叩いて排除することで、 >自動的に彼女たちを"牽制"した――「口を閉ざせ」或いは「辛く思う方がおかしいんだ」と。 >そしていつのまにか「私たちは誰も辛い思いなんかしていない」ことになってしまう。 >こうした姑息なやり方は、現実社会のいたる所で見かける光景ですが、 >俺は我慢ならないんですよ、そういうの。 なんてレスは付けないはずですが。 >その直感が狂っているというならば、もうそれでいいよ。 直感で突っ走ったあげくに彼女たちを罵倒し、場を荒らしておいて もうそれでいいよ、とはとてもまともな人なら言えないけどね。
>男も同じく「ホモソーシャル」の被害を蒙ってると、俺は書いてるよ。 だから何でしょうか。 男社会を憎悪するほどに虐げられてきた女性の姿がここに見えるのか、ということなんですけど。
結局あのスレには、 女やってると辛いこともあるから私たちの知らない男の世界にあこがれたりもするよね くらいの腐女子が居ただけなんじゃないんですか。 「女やってると辛いこともある」「私たちの知らない男の世界にあこがれたりもする」 がすなわちホモソーシャルによる女性の不遇を体現しているとは言えない。 現実からの逃避や未知の物へのあこがれはもっと一般的な感情だから。 レズ好きなノンケが 「男やってると辛いこともある」「俺たちの知らない女の世界にあこがれたりもする」と言ったときにはどうか 社会の歪みで語るよりも上記の一般的な感情の方がよほど納得できる。 ケモノ好きヤオイが 「人間やってると辛いこともある」「私たちの知らない動物の世界にあこがれたりもする」と言ったときにはどうか 無生物好きヤオイが 「生物やってると辛いこともある」「私たちの知らない物質の世界にあこがれたりもする」と言ったときはどうか。 ちなみにレズ好きもケモノ好きも普通に居ますし、無生物でヤオれる人も本当に居ます。 男社会を憎悪するほどに虐げられた女性があのスレのどこに居たのかもう一度教えてください。 その存在が確認できないと >しかし、彼女たちの一部から自然発生した、 >「男社会で生きていくのは大変」みたいなレスは、 >セジウィック論が前提としている社会状況が確かにある事と、 >その中であえでいる人が現実に存在しているという事を、如実に物語ってますよね。 >違いますか? >俺は、そうした人々の事を考えて、彼女らに向けてレスをしたわけで、 >「辛いことなど何もない」という人については何も言ってません。 >彼らがした事は、「辛い思い」を吐露した人々の発言を否定するのも同然ですよ。 >同じ考え(辛くない)の人々と"共闘"し、 >俺というスケープゴートを叩いて排除することで、 >自動的に彼女たちを"牽制"した――「口を閉ざせ」或いは「辛く思う方がおかしいんだ」と。 >そしていつのまにか「私たちは誰も辛い思いなんかしていない」ことになってしまう。 >こうした姑息なやり方は、現実社会のいたる所で見かける光景ですが、 >俺は我慢ならないんですよ、そういうの。 という憤りが理解できません。
いぬまわりさん。 僕は現在の日本に置いて、全体主義的なコンセンサスがあるとは思っていないのです。 例えば、ゲイを平気でゲイの前で腐す人間は、まあ、ほとんどいないと断言できます。 少なくとも、心の中ではわかってると思います。 でも、万が一そういう事をする人間に対しては適切に対処すればいいと言っているのです。 今回起こったこと、起ころうとしていたことは、そんなものではないでしょう。 僕は、解体できるのは基本的な知識の間違いだけでいいと思う。正しい押し付けがあり得るならその場合でしょう。 (そう言えば、紋切り型に押し込めてると言われてるが、「例えば」、ひとつの例とちゃんと言っている。色んな立場があるのはわかりきってる。その一つの例に硬直させてるワケではない。それは散々言っている、色んな場合があると。) 解体されようとしていたのは、人々の好みではないか。(なんで男女の規範を再生産するんだ、など。) 相手の中に乗り込んで行って、そんな意見の指摘(非難みえる)するのは、僕はけっして必要ないと思う。 繰り返すけど、押し付け合わないルールを持つことが大切だです。 自らが取り込んでいるのなら仕方がないものでしょう。 相手にどう思われるかは、こちらの対応次第です。 相手の心の中までは強要できません。 端的な「事実」として、何度となく反発を招いてきた人がいる。 相手の心が変わるのは、こちらの事を理解して貰えた時です。 反発はその逆、理解しようとしない意志の表れでしょう。 その方法を繰り返している人がいる。 それは不毛、さらに逆効果だと思うです。
>>387-389 >801が皆男同士の対等愛を求めてはいないでしょ。
>個人の程度差を認めてたなら、別に辛い思いをしてないと言う人もちゃんと尊重してた>はず。
あのさ。セジウィック論が全てをカバーしてるわけじゃないってことは、
あの流れの中で、俺もスレ主も、はっきり言ってるよね?
で、この一連の話のスタートは、>122(俺)の
「801が「対等な関係を祈念してる」というファンタジーに拠って立っていると仮定した場合」なんだよ。
その前にあった複数の「対等な関係」に萌えるんだ、というレスを受けての話ね。
(最後まで、自分が誘導したのではないか?と悩み続けたのは、これがあったからだ。
後に、ノンケ腐女子の人へのレスの中で明らかにしてるが)
しかし、これについては、他にも様々な意見も出て、
「対等な関係」ではないものを描いた他の作品の話も出ていく。
クィア・ファミリーを扱ったものが中心だ。
付随して映画「メゾン・ド・ヒミコ』、それを受けて俺が『ハッシュ!』について
書いている。(>123、>124)
が、なぜか、>132が再び「対等な関係」へのこだわりを見せ始めた。
これによって、一気に話の中心は、「対等愛」への萌えについてへ進む。
俺が「始めたのは彼女たちなんだ」と繰り返すのは、
こういう流れを指して言ってるんだよ。(続く)
その流れの最中でも、 >148(スレ主)が >嘘ついてない? と、萌えの理由は、「男同士の対等な関係」以外のところにあるのでは?と 遠まわしに指摘し、 >160(俺)も >結局、セジウィック論にのっかった事しか俺は言えないし。 >他の人の「ボク(ワタシ)がやおう、アッと驚く理由」を待ちますw と促し、 >166(俺)でも >もっとアグレッシブな、801を楽しむ新しい言い訳・欲望があればいいのに?とか >あるはずじゃないのか?とか思うわけ。 と、他へ頭を切り替えよう的なことを書いてる。 しかし、その後は、俺に対する不信感・拒絶感(それが何故おきたのかは、既出)が 出始めて、それに対して受ける俺のレスが、 男女規範の無意識の押しつけや、 「ミソジニー」に対する「俺個人」の考えに終始してしまい、 「アッと驚く理由」や 「対等愛の中でもセジウィック論でカバーしきれない部分(もしもあるのだとしたら)の説明」を聞くことはできなくなってしまった。 (続く)
>179でスレ主がこう言ってる。 >結局、ここにいる人たちが何に萌えてるのか、 >「男のホモソーシャルに封印されたホモセクシュアルのエロさ」か >「女性嫌悪と同性愛嫌悪をひっくるめた『男の絆の神聖さ』」か、 >そこは分からないんで、>148で「分かんない」と丸投げしたんですが。 >それに対するレスは >>159>理屈をこねるのはいいんだけど、オタクに理屈なんてないんだよ >>136>実は理屈で説明はできないんじゃないかと思ってみたりもする。 >>165>ウッザー 誰もそんな理屈捏ねながら801読んでないっつーの >だったので、それはそれでいいと思いますw 君らは、自分たちで、 >801が皆男同士の対等愛を求めてはいないでしょ。 の可能性と、それに対する説明を放棄したも等しいんだよ。違うかい? そういう事を、俺にしろスレ主にしろ、先回りして指摘することはできないんだよ。 君らが書いてくれなくちゃ。 結局、感情的な部分で(言葉使いが不適切だとか)脊髄反射して、 君ら自身が硬直を起こしたんじゃないか。違うかい? ま、クィア・ファミリーものについてもう一度、話を戻すという手はあった。 しかしね、俺は俺で、実際の社会で受けている「大変さ・辛さ」を 君らがあまりにも軽視しているんじゃないか?という危惧を抱き、その話を続けた。 そこを理解しなければ、 セジウィック論で何が問題になるのか理解できないだろうと思ったからね。 問題になる部分を理解しなければ、他の萌える理由を探すことも無理だと 思ったからだよ。 そこには、俺の、先の読めなさ・着地点の見えなさ加減が露呈してる。 ちょっと時間がないので、 「牽制と共闘」に関してと、「男社会を憎悪するほどに虐げられた女性」に関しては、 今日の夜遅くなると思うけどレスする。 先に、これだけは言っておく。 俺の直感はそう外れてはいない。それは、このスレの今の流れを読めばわかるはずだよ。
向こうのスレ148(1氏)
>個人的には
>>136 が何に801萌えしたのか死ぬほど興味ありますが。報告を待つ。
向こうの156(はく)
>死ぬほど待たれているのかwww 分かりますた。
向こうの160(はく)
>と思ったけど、やっぱやめます。
>結局、セジウィック論にのっかった事しか俺は言えないし。
>他の人の「ボク(ワタシ)がやおう、アッと驚く理由」を待ちますw
で168-171(はく)
>801を読む為にこんなにも苦労して回り道しなきゃいけないってことは、
>いかに女が虐げられてきたか、いかに男社会に対する憎悪が強いかの
>一つの証じゃないかと、俺は思うのね。
>そして同時に、
>文句も言わずに、801という独自の文化をひっそりと作り育んできた
>彼らの「慎ましさ」や「控えめさ」に、優しさ?とかイジラシサ?みたいなものも
>感じるんだよね。
>そういう、彼らの、現実に対する閉塞感みたいなもん(あるとしたら、ね)を
>解体できないもんだろうか―――
>俺が理屈をこねる動機は、こういう事ですね。
>「いかに女が虐げられてきたか」
>「いかに男社会に対する憎悪が強いか」
>分析する中で、
>こいう言葉が俺から出てくるのは、
>誰よりも俺自身が一番強く、女を「そういう目」で見てる証しで、
>手に終えない「差別意識」や「被害者意識」
>(男に対するものか女に対するものか分からない。混沌としてる、まだ)を
>俺が抱えてるのかもしれないです;^ー^
アッと驚く理由どころか、ホモソーシャルに虐げられる女性像そのもの。
>あのさ。セジウィック論が全てをカバーしてるわけじゃないってことは、
>あの流れの中で、俺もスレ主も、はっきり言ってるよね?
むしろスレ主や彼女らこそがそれを理解してたんでしょ。
むこうのスレ162(はく)
>セジウィック理論に則した指摘であり、それ故に、ある一面に過ぎないんだよね。
と言っておきながら、
168からのホモソーシャルに虐げられる女性像はなんのためにブチ上げたんですかね。
はくがどんな女性像を持っていようと勝手だけど、勝手な読みだと断っておきながら
彼女たちの「そうでもないよ」という回答に抗う理由はないわけで。
唯一の理由は、「そうでもないよ」という回答は辛い思いをした女性を否定する卑怯なごまかしだ
っていうはくの憤りなんだけど、168-171で言われるような男社会を憎悪するほど虐げられた女性像
があのスレのどこを指すのかは示されない。
「女やってると辛いこともあるね」と「でも男社会を憎悪するほど虐げられてないよ」は全く対立しないのに、
はくは後者を主張すると前者を否定すると憤ってる。
それは「女性の辛さ」を勝手読みホモソーシャル論でしかとらえてないからでしょ。
「仮定の話」の中で「勝手読み」から生じた「男社会を憎悪するほどに虐げられている女性像」なんだけど、
その結果には彼女たちはさほどピンと来なかったし、それほど興味もなかった。
それと同様のことを1氏は向こうのスレ146-148でブチ上げて、149で「でもそれだけでもないね」と既に自己解決してる。
>
>>133-135 >>138 、みんな嘘ついてない?
>「なぜやおるのか」をお行儀よく説明しようとして、世に横行してる
>男のホモソーシャルの論理に沿った言い訳をしちゃってるだけで、
>ゲイもビアンも男をやおらせたい欲求って、別のとこにあんじゃないの?
>もしそうだったら、「女ダメだし・・・」「ホモダメだし・・・」なんて
>自分の首を絞めること言ってないで、もっと面白い理由を探した方が
>いいんじゃないかなあ、と思ったりするんですね、アタシはw
1氏が上げた仮定と結論を、向こうのスレ150-151、154-155、158-159、161、164で腐女子自身が確認して
結局1氏と同じく、ホモソーシャル論で語れる部分もあるけど、それだけじゃないねという結論に達してる。
ここでも腐女子自身が「女やってると辛いこともあるね」と「でも男社会を憎悪するほど虐げられてないよ」を
を同時に持ってることが示されてるよね。
そういう流れなのに、むこうの163、166(はく)
>んー、、なんか思うんだけど、「801はファンタジーだ」を
>納得できる人とできない人の違いじゃないのかな。俺も納得できない者の一人だけどね……
>「女の現実」は分かっていて、その裏を読み解こうとしてるんだけどな。
>言い訳を用意しなければ801を楽しめない、
>ヲタクである事を隠さなければならないって不自由じゃん。
>もっとアグレッシブな、801を楽しむ新しい言い訳・欲望があればいいのに?とか
>あるはずじゃないのか?とか思うわけ。
と理由付けにこだわって168-171の既に語られたホモソーシャル論の最提示なんだよね。
男同士の対等な関係に萌えるのはなぜかという疑問は
ホモソーシャル論でも、そうでなくても単に未知への期待と想像でも語られることだし
122(はく)で言うように
>血縁から成り立つものとは別の"家族"(orコミュニティ)を作り上げようという現象(
>>116 )が
>描かれるのは、マイノリティの立場からもマジョリティの立場からも
>個人的に非常に嬉しかったりします。
なのであればなおさら「男社会を憎悪するほど虐げられている女性像」をでっちあげてまで
既に終わったホモソーシャル論に固執する意味がわかりませんね。
それに興味を示さない腐女子を不誠実な存在と断罪する意味はもっとわかりません。
>しかしね、俺は俺で、実際の社会で受けている「大変さ・辛さ」を >君らがあまりにも軽視しているんじゃないか?という危惧を抱き、その話を続けた。 大変さを軽視することを危惧することこそ、はくの勝手な女性観の押しつけでしょ。 >そこを理解しなければ、 >セジウィック論で何が問題になるのか理解できないだろうと思ったからね。 >問題になる部分を理解しなければ、他の萌える理由を探すことも無理だと >思ったからだよ。 ホモソーシャル論で何が問題になるのかって具体的に何ですかね? それと、問題になる部分を理解するというのは、 はくが独自に想像する「男社会を憎悪するほどに虐げられている女性像」をしつこく提示することで達成されるんですかね? ホモソーシャル論で801を語る上での問題というのは 男性・女性をすべて加害者・被害者、支配者・被支配者、押しつける者・押しつけられる者の枠で扱うことや、 男と女が絶対的に同一でありえないことは社会学以外からの理論でも容易に導かれることなのに すべての男女間の違いをホモソーシャル論で説明しようとすることにあったんじゃないんですか? そういう乱暴な展開への不信が1氏やその他腐女子の「無理矢理」「押しつけ」「そうでもないよ」という反応だったんじゃないんですか? 話題自体は興味深いけど、論理の展開に強引さが否めないし、結果も現実を効果的に表さない、 とホモソーシャル論で801を語る上での問題を1氏や腐女子は理解してたんじゃないんですか? 「女やってるとつらいこともあるね」と「でも男社会を憎悪するほど虐げられてないよ」を併せ持つ彼女らに はくが独自に想像する「男社会を憎悪するほどに虐げられている女性像」を何度も提示して、 「でも男社会を憎悪するほど虐げられてないよ」と回答する腐女子に、 それは「女やってるとつらいこともあるね」を否定する姑息で卑怯な行為だと罵る合理性になかなかたどり着きません。
>>もっとアグレッシブな、801を楽しむ新しい言い訳・欲望があればいいのに?とか >>あるはずじゃないのか?とか思うわけ。 >と、他へ頭を切り替えよう的なことを書いてる。 >しかし、その後は、俺に対する不信感・拒絶感(それが何故おきたのかは、既出)が >出始めて、 彼女らの不信感・拒絶感は、 既に限界が指摘されて興味をそそらない話題に、 「男社会に憎悪を抱くほどに虐げられている女性像」をでっち上げてまで固執するはく個人への 不信感・拒絶感でしょ。 それを「牽制と共闘」と考えるのは、はくのさらなる暴走でしかないと思いますが。
>藪(俺のレス−向こうのレス番69)をつつき始めたのは俺じゃなくて彼女たちなんだよ。 >それを見て、俺も一緒につついたけどね。(レス番122あたり) >そういう作業を見ていたスレ主が、 >「その藪に隠れているのは、セジウィック論という名前の蛇ではないか?」と言った。 >彼女たちは、そういう名前の蛇の存在を知らなかったようで、 >いささかその蛇について知っていた俺が(このスレでも話題になった事があった)、 >セジウィック論蛇を引きずり出して、説明をした。 >これは、長い間「女」を餌にして育ってきた蛇だと。本当にこんなものがほしいの?と。 >(この説明と、説明するという行為が、彼女たちをイラ立たせたのかしら?? >自分たち"だけ"で、もっとよく蛇を見ようとしていたのか??) >それを聞いた彼女たちは悲鳴をあげて逃げ出し、 >藪から蛇を引きずりだした俺を一斉に非難した。 >俺は、彼女たちが忌み嫌う蛇を振り回しながら、 >彼女たちの"場"に怒鳴り込んで行ったわけじゃないんですよ。 >蛇を引きずり出そうとしていたのは彼女たちであって、 >俺は手を貸しただけなんだ。 ずっと読み直したけどこれも違うんじゃない? 蛇を引き出したのはスレ主で、しばらく腐女子と一緒に眺めてみたけど、 これじゃ納得しないね、別の蛇探そうかと言ってた所に 「蛇が出た!蛇が出た!俺が説明してあげるからこの蛇をもっとよく見なよ! この蛇に興味を持たないのは虐げられてる女性に嘘をつくことになるよ!」 って蛇を振り回して暴れたのがはくでしょ。
ある好みが、それを好むことによって、他者への強要を行うことと不可分な場合に限り、解体されることを肯定するわ。
今回、解体されようとしていた好みは、ホモソーシャルとミソジニー。
ホモソーシャルとミソジニーは、強要が行われてきた歴史や現在がある。
だからはくタンは条件反射的に解体する方向につい行ってしまったのかしら。
だけど今回、その好みを持っている主体は801。
たとえそれがホモソーシャルとミソジニーであっても、801の場合は他者への強要を伴わないから…
>今回起こったこと、起ころうとしていたことは、そんなものではないでしょう。
同意よ。
801さんたち自身でそこに気付いて話し合ってたとしても、他者が指摘や非難をするべきではない。
そして、ここのスレタイである、ゲイやビアンでの、タチネコ⇔男女規範の関係と、
801の、801⇔男女規範との決定的な違いはここにあると思うの。
個人と個人が関わって、タチとしてネコとして誰かと付き合うときに働く、
社会規範の暗黙の参照、そこに強制力が働いてしまう。
801の場合は対象との関係の仕方がそれとは違うでしょ。
801のウケセメから、社会規範が参照されても、誰に対しても強制力は働いてはいない。
強制力がないのは、801がこの社会でマジョリティではないから。
同じ理由で、女装子を差別だと責めるのも間違であると思う。
801や女装子が性差別規範のコピーだとする。でも、だから何?この場合、何が悪いの?
801や女装子として性差別的な考えを身につけた時点で、
もとの性差別が持っていた非難すべき点=他者への強制力は失れていると思うの。
以下は今回の801スレとは別な話。
ジェンダーっていう概念自体が、暗黙の性別観の強要を明らかにするためのもの。
全体主義的なコンセンサス──それは、はっきり面と向かって他者を否定する場合だけを示すわけではない。
801スレの件に関しては、zCTFa7Jlさんに全く異論はないけど、あたしがひっかかってるのはこの2点なの。
>でも、万が一そういう事をする人間に対しては適切に対処すればいいと言っているのです。
>僕は、解体できるのは基本的な知識の間違いだけでいいと思う。正しい押し付けがあり得るならその場合でしょう。
今回の話と繋がるわけじゃないから、詳しくここを説明しないのはわからないでもない。
でも気になるの。
適切に対処、っていうのはどういうやり方を想定してるんでしょうか?
(是非はともかく、有効な手段ってどんなのかしら)
知識の間違いを間違いだと判断するのは、論理的な整合性をもって是非を問うのはいいと思います?
(手段ではなくて、間違いという判断は何に依拠するのかしら)
今回の件とズレてるから、レスしなくても構わないけれど…。
あたしは現在の日本に置いて、全体主義的なコンセンサスがかなり機能していると思っているの。
言葉を使わず、何も語らず、問いかけは黙殺される、成員たちには必須の、暗黙の了解事項がある。
その了解事項から外れても面と向かって露骨になじられることはなくても、いえ、それがないからこそ
余計陰湿に、排斥も暗黙のうちに行われる。
「エコー」だけに答え続けているのをやめて本当の言葉の力に気付きそれを用いた綾瀬まりあが
ラジオ局を解雇されたことを思い浮かべていただければ、といえば42さんや83さんにはわかるかもしれない。
(42さんが「命のリレー」を使ってレスしてくれたので、夜会ネタ返しをしたかっただけですの。オホホ)
>>399 蛇蛇言うと、76年版コング思い出しちゃうわ。
>蛇を振り回して暴れた ←この言葉の連なり、素敵だわぁ。激萌え〜(;´Д`)ハァハァ
>いぬまわりさん もういいからこのスレではくの世話をしてやってくれよ。 くれぐれも二度と他のスレやサイトを荒らさないように監視しといて。 このスレだけを隔離スレにして無視することで、他の人がこれ以上はくの被害を受けないように。 バカにバカであることを直視させることがこんなに不毛なこととは知らなかったよ。 はくと42とこのスレで末永く楽しくやってくれ。 バイバイ ノシ
ハクちゃんの特殊な家庭環境も関係あるんじゃないの?虐げられている女性像ってのは 妾の子なんだよね?
403 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/01(火) 01:06:44 ID:T9ELQ+uD
なんだかずいぶんと、俺とは、スレの流れの読み方が違うなあ。。
>>394 その、最初に引用されてる俺のレスはかなり割愛されてるんだけど、なんか意味あるの?
俺がスレ主に「死ぬほど待たれていた」のは、
ホモソーシャルだのセジウィック論をめぐる話ではないよね?
スレ主が「萌えが分からない」俺に、そんな要求をするはずがないじゃんw
で、>165はこれ。
>死ぬほど待たれているのかwww 分かりますた。
>でも報告の前に。「理屈の話はやめる」宣言に反するんだけど、
>1さんが挑発してるしー なんか書きたくなるぢゃないか!!w
>で、上の方にならって番号ふって長文します。
>頭よくないので、どうしても長くなっちゃう。
>ウザイ方は飛ばしてください。スイマセン。
と、ホモソーシャル論について語ろうとしたが、俺の出る幕ではないだろうと判断して、
>と思ったけど、やっぱやめます。
>結局、セジウィック論にのっかった事しか俺は言えないし。
>他の人の「ボク(ワタシ)がやおう、アッと驚く理由」を待ちますw(>160)
だから、
>アッと驚く理由どころか、ホモソーシャルに虐げられる女性像そのもの。
何が言いたいのか分からないんだけど、
「俺はセジウィック論にのっかった意見しか言えないので」、
他の人々の「アッと驚く理由」を待つ、という意味なんだけどね。
で、その後のスレ主の「死ぬほど待つ」という要求に答えて>162を書いた。
が、翌日に>165
>初めてこのスレ読んだけどウッザー
>誰もそんな理屈捏ねながら801読んでないっつーの
>女と女がドロドロしてるってのは刷り込みでも何でもなく現実だ
>お前が男だから分からんだけだろうが
というレスがきたから(別に俺宛ではないが)、俺は男だから分からないまでも、
自分が考える「女の現実」の一つの例を『ウェスト〜』を引き合いに出しながら、
>168で「ホモソーシャルに虐げられる女性像」を「ブチあげた」わけで、
「「そうでもないよ」という回答に抗」って書いたわけじゃない。
(こういう事ってあるんじゃん? これが「女の現実」なんじゃん?)という
気持ちからだよ。(続く)
404 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/01(火) 01:09:08 ID:T9ELQ+uD
>>395 >1氏が上げた仮定と結論を、向こうのスレ150-151、154-155、158-159、161、164で腐>女子自身が確認して結局1氏と同じく、ホモソーシャル論で語れる部分もあるけど、
>それだけじゃないねという結論に達してる。
結論に達しているの?? 達していないよね??
スレ主は、「それだけじゃないね」と同意しながらも、
>178で、「ホモソーシャル論で語れ”ない”部分」(君たちが言う、「理屈じゃない」
「ファンタジーなんだ」「直感に近い」)になおも疑問を残してる。
>>315 流に言えば「2点目を押し込んだ」とも言える。
>ただ、「直感」も「ファンタジー」も大抵現実を反映してますね。
>「性指向も性別も超えた対等な愛」を妄想するにしても、
>「ホモじゃないから純粋」という「フォビア萌え」や、「男同士の絆に
>女は不純」といった「ミソジニー萌え」は、「説明できない直感」と
>いうより「男のホモソーシャル」という現実の制度のコピーでしかない。
これを挟んで、俺は俺で別個に、俺が考える「女の現実」について
他の人とレスをやり取りしてる。(>172、>173、>174、>176)
で、スレ主のレスを読んで、やっぱり自分の出る幕じゃないと思い、
>181、182、そして>186で、
>もういいんじゃないすかね?w
>なんか荒れ気味だし、、(そう思いながら書いてしまったんだけど。スイマセン)
>"萌え"話に戻した方がよさげ……
と書いた。ただ、その上に、それまで俺と話していた人(172&174)が、
>183で、過激な、しかし実際に女が置かれている立場に言及しつつ、
>で、てめーも結局男だろうが、という沸々としたものがわき上がってしまう
と、書いてきたね。なんだかひどく怒ってるようなので、
>男社会の弊害は、男も蒙ってるんだよね。
かなりユルめのレスを返したんだよ。
が、実際は、かなり「男に対する怨嗟」を感じていた。
君がどうしても「男社会を憎悪するほど虐げられた女性像がどのレスを指しているのか」
を要求するならば、これ(183と185)と答えるかな。
ただし、この答をFAとするのは、まだ保留だ。
俺が「男社会を憎悪するほど虐げられた女性像」を感じたのは、
スレの流れそのものにあるから。(続く)
>>401 今まで幾人もが試みた結果、ほとんどがその結論に達したよw
801板の問題も、このスレの現状もはくの人格の問題w
ホントせめてこのスレに引きこもっててホスイ
>>402 妾の子なの?
世間に馬鹿にされないように育てたつもりが徒となったかw
親カワイソスw
406 :
禁断の名無しさん :2005/11/01(火) 01:10:44 ID:ow2M6LZv
バイで腐女子ですが。 自分が801を読むのはポルノはもちろん本やドラマなどメディアにのる女性 はほとんどがうすっぺらく描かれていて感情移入しにくいからです。人間=男 性状態なので、人格を持っているマトモな人間が恋愛するというシチュエーシ ョンを楽しむためには801が手ごろだったという感じです。もちろん801 にもいろんな読み方があると思うのですが。 なんか話豚切してますかね;;このスレすごく面白いんだけどむづかしくて 頑張ってROMってるけどちゃんと理解できてないかも(――;)
407 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/01(火) 01:10:51 ID:T9ELQ+uD
このあたりで、他の住人はスレ主よりも俺の方に注意を向ける。 >具体例を挙げるとか簡潔にまとめるとか、人に読んで理解してもらうための努力した方>がいいと思うよ。 >例えば最近萌えた「孤宿」について、セジウィック理論?とやらを絡めて自分のことに>ついて語ってみたら?(187……俺宛) >そういうつもりで言っているわけじゃないとしても、「そんな言い訳をするくらいなら」>の下りとか、上からモノを言っているからあんまり聞き入れたくないw >あ、論じてる事自体は面白いから特に批判してないので悪しからず。(188=189……俺とスレ主宛) これに答える形で、>203〜206で、『孤宿〜』について、 「セジウィック論に絡めて」自分の性欲嫌いについて不十分ながら語った。 それとは別に>194=195もセジウィック論に拘っている。 >196=197もまた、スレ主と俺に対して「ものの言い方を考えようよ」とした上で、 俺ではなくスレ主に対しての質問を投げている。 ここまでのところ、まだ結論なんて迎えていない、と俺は思うよ? また、俺が無理くりに、 「「男社会を憎悪するほどに虐げられている女性像」をしつこく」提示していた わけでもない。レスに対してレスを返すという形で行っていたんでね。
408 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/01(火) 01:14:17 ID:T9ELQ+uD
>>197 >ホモソーシャル論で801を語る上での問題というのは
>男性・女性をすべて加害者・被害者、支配者・被支配者、押しつける者・押しつけられ
>る者の枠で扱うことや、男と女が絶対的に同一でありえないことは社会学以外からの理>論でも容易に導かれることなのにすべての男女間の違いをホモソーシャル論で説明しよ
>うとすることにあったんじゃないんですか?
それはその通りで、
>>102 で自分について、
>ジェンダー問題をすぐに「男⇔女」で捉えてしまう悪い癖が改まっていないことが
>確認できたわけなんだけども。。
>これって、前に話題になった「少年愛」や「虐待される子供」に対して
>過剰なアレルギーを起こしてしまうこととも通じていると思う。。
>俺の中にある、この強烈な被害者意識は、いったいどこから来てるのか
>抜け出すための"言い訳"とでも言うんかな、装置が、まだ見つからないんだよね。。
として、
>>169 でも
>「自分の被害者意識」を他者に押しつけるのは間違っていたです。
と、きちんと書いているよ。
これ以上、そこを責められても、ちょっとどうしたらいいか分からないな。
>>406 どうぞはくの相手をしてあげてください。
困ったな。どうしたらいいんだろう。ここで止めた方がいいんだろうか。
次で俺はまさしく、個人の「解体」に入っていく。
そこから汲み取ったものが、
>>397 が要求する
>「男社会を憎悪するほどに虐げられている女性像」
および、
>>90-91 を書くに至った説明になるんだけど……
>これ以上、そこを責められても、ちょっとどうしたらいいか分からないな。 いいんじゃね?どうでも。 このスレから出なければ。 ざっと読んだけど、はくの思いこみにまともに付き合った腐女子の負け★って感じ。 現実と妄想の区別が付かない人と対話するのは難しいね。 俺もちょっとはキミに期待してたんだけど、時間の無駄だったよ。 42といぬまわりさんによろしく〜★
結論だけ。
>>388 >男社会を憎悪するほどに虐げられてきた女性の姿
が、どこに見えるのか。
このスレの中だよ。「女」ではないが。
男社会に虐げられてるのははくキュン自身でしょ。 私ははくキュンの味方よ
>>400 いぬまわりさん
>たとえそれがホモソーシャルとミソジニーであっても、801の場合は他者への強要を伴わないから…
強要が、801とその周辺で行われていたとしても、
ワリを食うのは今はまだ801の中だ。
やり切れない話だがしょうがないのかもしれない。
でも期待は持ち続けるよ。
『命のリレー』か。セッカチな俺には厳しいけど待つしかないね。
・・・虐げられる女性の姿ってはくの妄想だったワケね。 妄想を根拠に不誠実だの卑怯だのよく言えたわね >でも期待は持ち続けるよ。 妄想は止まらないのね。まぁいいけど
>>406 >自分が801を読むのはポルノはもちろん本やドラマなどメディアにのる女性は
>ほとんどがうすっぺらく描かれていて感情移入しにくいからです。
同感よっ。あたしの場合801じゃないけども、
TVドラマや日本映画を全然観ないで海外映画ばっかり観ちゃうのは、それ。
>人格を持っているマトモな人間が恋愛するというシチュエーション
801作品で、たとえば、ストーリーの中で登場人物が自分の同性愛を自覚してゆく、ってパターンが、
自分自身の生をしっかりと引き受けるっていうことと重ね合わせやすいってのもあるかしら。
(ってあたし801を想定してなくて「モーリス」や「司祭」を思い浮かべてるけど)
>人間=男性状態なので、
…。本やドラマなどでそういうことが多いってこと…よね?
ふと思った。女性の登場人物が自我を持って行動する作品って、痛々しくてやるせないのが多いかも…。
やるせないけど感情移入度が激しいわ。
もし良かったらドゾー。うすっぺらくないの、こんなんあります。
↓
モンスター
ttp://www.gaga.ne.jp/monster/index.htm エデンより彼方に
ttp://www.gaga.ne.jp/eden/ KiSSingジェシカ(←このスレで83さんに教えていただいた)
ttp://www.foxjapan.com/movies/kissingjessica/ >>414 『命のリレー』ね。♪虫も〜獣も〜
虫!獣!虫!獣! ウワァァァァ(/´Å`)/ァァァァァ゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
虫、獣と言えば、P.ジャクソン版コング、もうすぐ公開だわ。楽しみだわあ。
(ほんとうに全く関係ないレスね)
なんだかこれ以上書くことにあまり意義が認めらないので、もう、あと何回も書きません。 酒を飲みすぎて吐き出してます。間違った事書くかも知れません。 僕は選択の自由が保証されていればいいと思うのです。 タチネコの規範を好む人々がいてもいいのです。 人は他者の欲望を欲望しやすいから、好みが人を動かす力を持っている事はわかっています。 しかし、それは、仕方ないと思うのです。 僕は心の中まで他人が支配しようとするべきだとは思わない。好みが解体されるべきとは思わない。 なぜなら、その相手が好みを持つことを解体するのは、個人の選択の幅を、その自由を、侵害してしまう。 相手の好みを解体するのは、相手に好みを押し付けるのと同じくらい野蛮です。 僕は人の好みがその個々人に留まる事を確認し合う事が大切だと思う。 人々が欲望する事で、自分もそれを欲望してしまうから、その人々の欲望を解体するという訳にはいかないのです。 規範を持ちたい人々はそれが個々の好みに留めるものであり、留まるルールを持つことが大切です。 その相手の規範を解体する必要はない。自分達は別の規範を持てばいいのです。その選択をすれば。 それは、少数派か多数派かは関係ないと僕は思います。 多数派に少数派を侵害する権利がないように、少数派にも多数派の権利を侵害する権利はない。 相手を変えたいなら自らの行動によって、じっくり理解されるのを待つしかないと思うのです。 適切な対処を具体的に言う事は止めておきましょう。それはその場面によって、さらに個々人によって変わるからです。 基本的な知識というのは、言ってみれば科学的な知識の事です。 科学は絶対ではありませんが、そのつどの最善をとるこに越したことはない。 例えば、握手しただけでエイズがうつるとか、ゲイは普通とは違う別の器官を持っていると思っていたら困ります。 そういう間違いは、解体する強制力を持っていいと思うのです。
>>417 「規範」について根本的な誤解がある。
セクシュアリティを「好み」であると考えるとして、問題は
「唯一の正しい好み」というのが存在するかのように考えられていること。
そして、それが政治や経済の制度に反映している。
規範としてのジェンダーを解体するというのは、相手の「好み」を
解体することではなく、相手が選択できる「好み」を多数多様にすると
同時に、すでに自分が選んでいる「好み」を承認可能なものにするということ。
規範をより universal 普遍的なものにしようとするそうした試み。
はくタンと名無しさんたちのやりとりを見ていて思ったのは、政治や経済の制度の
話がすっぽりと抜け落ちているな、ということ。ジェンダーというのは社会科学の用語で、
経済学におけるシャドウ・ワーク論やアンペイド・ワーク論でつまり労働力の再生産の議論において、
用いられる言葉。日本の女性の年齢別雇用統計グラフは周知のようにM字型で、女性がキャリアの
継続を放棄せざるを得ない背景には性別役割分業という制度がある。男女雇用機会均等法は
ザル法で、男女共同参画社会基本法はそれなりに有効な法律なのだけれどバックラッシュのなかで
骨抜きにされかかっている。女性の「生き難さ」は主観ではなく、客観的な制度のなかで
再生産されている。第3号被保険者の制度にしても、パートと正社員の賃金格差にしても、
「女性の生き難さ」をつくりだすものは現実に制度として存在する。
801女性たちも日本で生きる女性なのだから、そうした現実の制度が再生産する
「女性の生き難さ」と無関係ではない。彼女たちが「私はこの社会を憎悪しては
いない」と口にすることは、彼女たちにこの社会に対する憎悪がないことを意味
するとは限らない。ひとはこの社会を憎悪すると同時に、その憎悪の表現として
自らが望む社会を「ファンタジー」として描き語ることもできる。サン・シモン主義や
フーリエ主義、あるいは、20世紀におけるシュールレアリスムの展開を見ればそれはわかる。
自分たちがどんな社会を望んでいるのかを知るには、まず自らの現在の社会に対する
憎悪に気づき、しかるべきのちに、その憎悪の表現のうちに自らの望むものが
どう表現されているのか、を考える必要がある。ケモノ萌えや無機物萌えは
そこから考えるべきもので、それは決して、規範としてのジェンダーや
coersive heterosexual regime 強制的異性愛体制と無関係ではない。
そうしたものとは別の規範、別の体制への願いと望みの痕跡を
そこにみる、そうしたことができる。
>>324 のような紋切り型にとらわれていては、「より強くなりたいと願う」
自らの願いの表現を、もう一度、現実の政治や経済の側へ差し戻し、
「肯定できない私」を「肯定できる私」にすることなしに、いぬまわりさんの
危惧する全体主義的状況が個々人相互の無関心を通じて広がり、結果的には
個人の自由を奪い、「肯定できない私」をますます「肯定できないもの」に
していくという悪循環に陥る。
>>324 のような中途半端な主観の絶対化は、801の可能性も台無しにするし、
現実の社会の問題にも無関心になるばかりで、そのうえ、自分で自分の首を
絞めることと変わらない。
別に何かの社会運動をしろ、というのではない。いまやそうしたものは十分な
力をもたない。他者の、そして、自らの vulnerability 可傷性、傷つきやすさから
目をそむけず、政治や経済の制度のなかで、お互いに傷つけ傷つけられるという
その現実のなかから、より抑圧や排除の少ない新しい規範を立ち上げて行く、
そうした個々人がつながっていくこと、それが必要だと思う。
セジウィックの議論は、精神分析的なアプローチによるところが大きくて、それは
分析される者がすでに自分で知っているはずのことに気づかせる、というかたちを
とっている。ホモセクシュアリティとホモソーシャリティの違いの指摘は、すでにみんなが
知っていながら気づかなかったことだったから、あれほどの衝撃力をもっていた。
精神分析においては「抑圧」と「排除」という抑圧の2つのかたちがある。
「抑圧」は抑圧されている者が抑圧されているという事実を受け入れているがゆえに、
何に抑圧されているのかもわかりやすく、かつてに社会運動のように「敵」を
定め闘うこともできる。それに対して「排除」では、抑圧されている者は抑圧されている
という事実をも忘れたいほどに抑圧されている。そのとき、「私は抑圧されていない」と
いう言葉は現実の「否認」、抑圧の根深さを示すものとなり、その根深い抑圧は、
抑圧という事実を忘れさせてくれるフェティッシュによってのみ一時的に忘れることが
でき、ひとはそうしたフェティッシュに addict 依存する。
「排除」に対しては、抑圧の事実を思い出すこと、「すでに知っているはずのこと」を
思い出す、そうしたことが必要。セジウィックの議論はこれをやっているし、これは
現在の日本の政治経済制度と801という現象、および、801女性との関わりを考えるに
あたっても、同様だと思う。
>>416 いっしょに『サーモン・ダンス』を踊りましょう。「生きて泳げ 涙は後ろへ流せ」。
そして鮭たちの鱗はきっと「傷ついてはがれかけ揺れ」ながら、「光っている」。
そう思いませんか?
後半、一瞬ロキノン読んでるかと錯覚した
笑えるのが >801女性たちも日本で生きる女性なのだから、〜中略〜 >自らが望む社会を「ファンタジー」として描き語ることもできる。サン・シモン主義や >フーリエ主義、あるいは、20世紀におけるシュールレアリスムの展開を見ればそれはわかる。 と全く801をみようとしない点。 あなたが801でそういう展開を作っている当事者なら「こういう可能性もあるんだし有用よ」と 主張するのもわかるが、 別に801でもないのにゴチャゴチャ押し付けるのってかなり気違いじみてない? なによりも、ハクがあれだけ嫌われたのもその押し付けがまししさじゃん。 迷惑って言葉そのものだと思うだけどね。
829 名前:はく ◆3NcRyI2Bhk [sage] 投稿日:2005/11/01(火) 08:30:51 ID:6hXY7Bsc 何も知らない、何も気づけないってのは羨ましいもんだなw それとも828は俺が引きずり出した蛇ならぬチンケな山かがし本人かい? 雨行さん、世の中にははじめから逃げ道作りまくってから 勝負しかけてくる奴もいるのさ。 むしろ追い詰める俺らの方が退路を絶って受け止めてるんだよ。 「打ち負かそうとしてる」のは、そいつ、山かがし。 で、打ち負かされるのは、俺らじゃない。やっぱり、山かがし本人なのさ。 哀れなもんだよ。
ちょっとだけ書くよ。 だから、方法論の問題だと言ってたのにな。 唯一の正しい規範なんて、誰も信じてないよ。 だから、ゲイも直接腐されることそうそうない。 単に多数派がそう生きてるという事に過ぎないんだ。 性同の戸籍の変更の制度に人々が反対したかい? 自然にやれば、多様な選択は作られるんだ。 それをすればいいと言ってるんだ。 君らへの反発は、勝手に相手を仮構して硬直な者とし、 それを解体しようとする点にある。 自分は異性愛を絶対と思ってなく、それを生きてるに過ぎないのに、 それのみが正しい云々と解体すると攻撃されたら反発するよ。 自分を守らなきゃいかんと思うだろう。 そのフェミニズム的な在り方がどれだけ反発されてるかは、周知の通りだ。 僕は人が多様な選択をして非難されない制度を望むな。 そして、それを邪魔してるのは、 今、ここにみえる人々のような在り方だと思う。 とりあえず反発を相手だけではなく、一度自分の問題として考えろと言うのだ。
>>414 はくタン
>強要が、801とその周辺で行われていたとしても、
>ワリを食うのは今はまだ801の中だ。
あたしが意味を取り違えて読んでるのかもしれないけど…。
これは、腐女子が被差別者だと言うの?
それとも、腐女子である女全般が?
確かに、女性差別がなくなったわけじゃないし、
801好きなら白い目で見られることもあるだろうけど、
本人たちがそれを認識しないことでマイナス要因はあるのかしら。
…ええ。あたしも解らせたいわよ。
801に対してじゃなく、総ての人にね。
男とか女とかにくっつけられたインチキな付加要素。
王様の耳はロバの耳だって思い知らせてやりたい。
人々の行動や発言の矛盾が目について、矛盾だらけのものが自然なものとして扱われることに苛々しながら、
大きな顔でのさばってるいくつもの嘘を信じて、流されてしまえば楽なのに、
それでも嘘と気付いてしまったものを本当と思い込むことなんて出来ないし、
嘘とはっきり分かってるものを本当と思い込むこんでるふりをする処世術にも嫌悪感を抱く。
フェミニズムは私を幸せにしてくれなかった─
そう言ってフェミを怨んだ人たちは、真実を欲していたのではなく、
今いるこの世界で自分が幸せを見つけたかった…得をしたかっただけ。
そんな期待には第二波以降のフェミは応えてくれない。
(ウィミンズリブとフェミニズムの方向性の違いかしら)
楽に生きたいと思う気持ちは否定出来ない。
楽に生きたいと願うとき、本当のことは邪魔なのよ。
意地でも目を逸らす。幸せの障害になるから。
確かに、801の中には「気付き」のきっかけが多く見えるかもしれない。
本人たちが、今は何かわからないけど何かがおかしいと、モニョリを感じているのなら、
もやもやしたモニョリの意味をはっきり知らしめることで、
はっきりしなかった居心地の悪さだけは解消できるのは認めるわ。
ただ、その際、本人たちが見たくもないこと、したくもないことをも明らかにしてしまう。
本当のことより“人並み”の幸せを望む人が多いわ。
(つづき)
はくタンが、善意からなのはわかってる。
はくタンが、セジウィックさんの論で開眼したことを共有したいという気持ちもわかる。
自分と先人たちとの繋がりによって幸せを感じることがあるのもわかる。
だけどそこで、あなたも幸せになりたいでしょう?と手を繋ごうとしても
はくタンと相手の幸せの定義は全く違っていたりする。
おせっかい。そんなもの(゚听)イラネ
そう言われることもある。
お互い様よ。
ネコと思われて、野郎ぶったガサツなタチを演じられたことがある。
男ジェンダー(゚听)イラネ わざとらしくて白ける。(わざわざ言わないけどね)
タチと思われて、上目遣いと猫撫で声で甘えられたこともある。
猫撫で声(゚听)イラネ 犬好きだって言ってんだろヽ( ゚ Д゚)ノゴルァ!!(わざわざ言わないけどね)
ありがち。ありがち。
でも相手はあたしがそれを望んでいると思って善意(と下心)でそうしてくれたの。
たまたままぐれ当たりで上手くいくこともあるけど、空回りしない善意のためには、
相手と深く知り合ってからがいいと思うの。
(…と
>>372 で書いたつもり)
それから逆に、それがもし善意ではなく憎しみを込めた攻撃であったとしたら、
それを801に向けるのはなおのこと筋違いだものね。
>>oAkJ1ZKcさん
>>417 で、
>多数派に少数派を侵害する権利がないように、少数派にも多数派の権利を侵害する権利はない。
と書いてらっしゃるのに、
>>423 >そのフェミニズム的な在り方がどれだけ反発されてるかは、周知の通りだ。
こういう、“どれだけ反発されてるか”なんて書き方をするなんて。
これは、多数の力──全体主義的なコンセンサスの利用でなくて何です?
>>419 42さん向けに
>>424 を訂正
誤:流されてしまえば楽なのに、
↓
正:流れ落ちてしまえば楽なのにね、
427 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/01(火) 22:26:36 ID:T9ELQ+uD
>>418-419 の重要性はよく分かっているが、ひとまず置いた上で。
>いぬまわりさん
>だけどそこで、あなたも幸せになりたいでしょう?と手を繋ごうとしても
>はくタンと相手の幸せの定義は全く違っていたりする。
定義は、ひとりひとり違うよ、そりゃね。
それに、ことさら「幸せになれ・なるべきだ」(言い換えれば「君は不幸だ」)と
言うつもりはない。
彼女たちは、とうに「白い目で見られること」を覚悟し、それを引き受けてるんだから。
意識的か無意識的かに関わらず、差別し差別されるリスクを背負ってるんだから。
それは俺だって同じだ。どこかで誰かを差別してるかもしれないし、どこかで誰かから
差別されてるかもしれない。ただ、そのことを「考えない」ほど無自覚ではない。
だけど、彼女たちが「白い目で見られることを覚悟している」事を利用して、
善人面して「幸せになるには、この道しかない」と囁く者が居る。
もっともらしい言葉で、「白い目で見られている」彼女たちを、
さらに縛りつける者が居る。
それが我慢ならない。
善意から行うなら、まだマシだ。
だが、実際は、自分を守るために、それを行ってるにすぎない。
「戦略」と名づけた”姦計”をもって他人を縛りつけ支配する、それを「政治活動である」と
称して。
弱者で居続けたいのなら、ひとりで勝手に居続ければいいじゃないか、
誇りを持って。
何故、他人に強いるんだ、この男は。
何故、彼女ら一人ひとりに「この道」を選ばせないんだ、
>>324 =423は。
>だけど、彼女たちが「白い目で見られることを覚悟している」事を利用して、 >善人面して「幸せになるには、この道しかない」と囁く者が居る。 >もっともらしい言葉で、「白い目で見られている」彼女たちを、 >さらに縛りつける者が居る。 てめぇのやってる事だよ。マジで死んでくれ。
>428 ワロタ。さすが白痴のはくちょん。
430 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/01(火) 23:38:02 ID:T9ELQ+uD
「セジウィック論があてはまる部分もあるけど、それだけじゃないよね」
"あてはまる部分もある"という事を認めたくない者が一人だけいた。
158だ。
自分が認めたくないと思っている事を隠すために、
彼は、どうしても、
俺(136)が「それだけじゃないよね」を認めていないと
強調しなければならなかった。
そこで新たな疑問だ。
論理上では認めているのに(後に言ってるね。「はくの言うことは一面はあたってる」)、
「認めたくなかった」あなたの「心の問題」とは何でしょうか。
教えてくれませんかね。
>>423
暇だから覗いたけどね。
>>425 僕には、人が無茶な攻撃されたら、反発するという事実の指摘が、
何故全体主義的な力を利用して事になるのか分かりません。
むしろ、全体主義なのは、人々が異性愛の規範が唯一の正しい規範と思い込んでると思い込んで、
解体しようとする側でしょう。
タチネコとか男は会社女は家とかの規範が唯一の規範と思い込んでいるのは、
一部のかわいそうな人と一部のフェミだけですよ。
外でそんな規範が絶対化していると言ったら狂人扱いです。今、どこに「貞淑」な妻や、「立派」な夫がいるのか。
どこでそんな規範が唯一正しいのか。
そんなものは単に好みです。
今の人々はそちらの言葉で言えば構築主義者ですよ。
マッチョゲイも女装子も異性愛者も801も構築主義者です。
それらは自分で選んでいるのです。
フェミの考える人間だけが構築主義者ではない。
それらは単に「好み」です。
単にばらばらに並んでるだけなんです。多数か少数かの違いはあれ。
人の決定を馬鹿にするんじゃないと思いますよ。
全体主義なのは、解体する側でしょう。
また、明日。
はく、僕が途中からほとんど君を相手にしなくなったのには気付いているよね。 文を読み返してみよう。 答えは繰り返してる、そんな問いにはいちいち答えない。
430を一部訂正。 俺(136)が「それだけじゃないよね」を認めていないと 強調しなければならなかった。 ↓ 俺(136)が「それだけじゃないよね」を認めていないと デッチあげなければならなかった。 だった。スマソ。
>はく きみは完全に正しい。だから お父さんとお母さんに島を買ってもらって 国を作ってもらってそこで暮らしなさい
いつまでやってんのおまえら
>>431 すいませんが、それ、誤解です。
フェミニズムに反発してることに対して全体主義的と言ったんじゃないの。
>そのフェミニズム的な在り方がどれだけ反発されてるかは、周知の通りだ。
oAkJ1ZKcさん(もうID変わっちゃったけどね)のこの言葉が、
>その家父長制的な在り方がどれだけ反発されてるかは、周知の通りだ。
…だったとしても同じこと。
何を主張してるかではなくて、何かを主張する際に主張自体の整合性ではなく、
主張の社会的な位置を参照し濫用しているということよ。
“どれだけ反発されてるかは、周知の通りだ。”この部分ね。
ついでに。折角書いてくれたから
>>431 の内容にもレスしますわ。
もし人の内面の自己定義が常に、周囲の影響と無関係に決定出来ているものだとしたなら、
はくタンが801スレで何を言おうと、どうでもいいじゃないの。
だけど、手段によっては反感を買って迷惑なのを認めているじゃない?
何故反感を買うの? それが思考の行き先を強制していることを感じたからでしょう?
構築主義を意識していたとしても、人の決定には、意識されない規範が影響し、
自己や他者への強制がいつか身体化されることによって、
強制と認識されることからも逃れてしまうこと。
>人はやっぱり、他者が気になるよ。
>相対的な自分の位置を考えることがあるよ。
>それらは単に「好み」です。
>単にばらばらに並んでるだけなんです。多数か少数かの違いはあれ。
>人の決定を馬鹿にするんじゃないと思いますよ。
この二つは、お互いを否定しあっていないかしら。
創作物だったら愛でる気持ちを共有できるのよね。 対象が生身の人間となると獲得するものと脱落するものに分けられちゃうのよね。
>>421 精神分析的アプローチにおける当事者というのは、分析者と被分析者
で、分析者が語るのは被分析者が「すでに知っているはずのこと」です。
しかし、被分析者は分析者を「すでに知っているはずの主体」として
扱う。「自分以上の自分」を分析者のなかに見る。それが転移です。
被分析者の反発はそうした転移現象のなかで起こります。
そして分析者の語りは「そういう展開を作っている当事者」の作品や
作品享受における被分析者の自己分析なしには語り得ないものです。
現在流通している801作品やそれを読む801の語りは、被分析者の
自己分析です。ただ、自己分析の内容は「知っているはずのことであるが、
気づかれていないこと」ですから、そのままでは潜在的なもののままで
分析者なしには顕在化しない。これはあらゆるメディアに対する「批評」と
いうものの本質でもあります。
セジウィックの議論は、欧米における文学作品や哲学の批評という
かたちで展開されている。前に述べたように、自分が
>>419 を書くときに
現在の801作品に対する批評の不十分さを、僕は自覚している。
それにはまだマンガ批評というジャンルが未成熟だということもあるけれど、
何が必要かということについては具体的に、ナレーションにおける
自由間接話法の問題や、「クィア・ファミリー」ものというジャンルの問題について、
ここでの話に必要な限りでふれている。
>>419 は批評のはじまりに
ついて述べたにすぎない。少なくとも、「抑圧」と「排除」の
違いへの言及は、現在流通している801作品やそれを享受する801の語りを
読むことなしに出てきてはいないし、向こうの板で語られている歴史的作品の
ほとんどをほぼリアルタイムで読んできた者として、作品や作品を享受する者の
変化を感じながら、現在ひとつのマーケットをつくっている801作品を読んでいる。
>あなたが801でそういう展開を作っている当事者なら
>「こういう可能性もあるんだし有用よ」と主張するのもわかるが、
という譲歩が置かれたことそれ自体が、精神分析的アプローチの内部においては
分析の一定の妥当性を表している、そういうことになります。また、その譲歩の
あとの話は、801には「批評」といったものが不要である、という話にしかなりません。
批評無きメディアは、抑圧の構造に利用されます。大衆文化としての映画がファシズムに
どう利用されたか、それを考えればわかるし、その問題から映画批評は生まれている。
そして批評を行う者は、あるメディアにおいて「展開をつくっている当事者」です。
>>423 >性同の戸籍の変更の制度に人々が反対したかい?
あなたの主観を絶対化する立場からは、それが教育基本法の「改悪」と
同時に行われた、構築主義を逆手に取った客観的な規範の強化であることが
理解できないだけでしょう。性同を理解することを「否認」し、
「女になりたい男」と「男になりたい女」の問題として「誤認」し、
「男」「女」の差異を本質化すると同時にその本質を教育によって
構築可能なものとして「承認」する。あなたには規範の客観性が
理解できていない。そして、規範をめぐる「否認」「誤認」「承認」の
プロセスの客観性も理解できていない。
人々が反対しないのは当然です。それは現在の規範を強化するだけの制度ですから。
あなたが認める必要があるのは、あなたは生きているがゆえに、誰かを
傷つけているし、そして、誰かから傷つけられている、という端的な
事実です。ここでのやりとりもそうでしょう。誰も傷つけずに生きて
いきたい、という言葉が、誰かを傷つける、そういうことがここで
くりひろげられている。亡くなって10年になるドゥルーズが好きだった
ジョー・ブスケの言葉、ブスケが第一次世界大戦で負傷し下半身不随に
なったときの言葉、「私の傷は私以前に存在していた」は、
言い換えれば、「私は傷であり、傷は私だ」ということになります。
そうした「傷」の存在を認めるところからしか、他者との共存、共生、共棲を
可能にする倫理は生まれません。「僕は誰も傷つけていないし、誰からかも
傷つけられてはいない、傷なんて存在しない」という主観的な思いこみ、
バトラーの盟友であるウェンディ・オーウェンのいう「人権侵害の国家」が
客観的な制度として存在することを忘却させるそうした思いこみが、
逆説的かつ破滅的に極限的にはすべてのひとびとを傷つける、それが
いぬまわりさんのいう「全体主義的状況」、「抑圧」ではなく「排除」で
あるがゆえに、陰湿で暗黙の「排斥」が恒常的に行われる、そうした
状況に他なりません。
もう僕は別にいいと思っているのです。僕は内部に留まるかぎり、フェミニズムの在り方もでいいと思っているからです。それを必要とする人々がいてもいいと思っているからです。でも、あとほんの少しだけ…。
>>436 僕は子供のように人の自己決定を信じているわけではないのです。
人間の行動は構造(社会から遺伝子まで含め)によって決定されるのはわかっています。
しかし、自己の決定があるように信じるかのように行動することはできるのです。
すべてを構造の問題にするのは間違っている。
構造を全体主義というなら、人間は全体主義から逃れるすべはない。
人々はすべてがバラバラな訳ではありません。お互い関連しあっています。
それによって問題も起きる。(今回のような)
自己決定なんて幻想なのはわかっています。
しかし、それを信じるところから始めることはできるのです。
そして、そのお互いの決定を尊重しあうべきだし。
それをしなければいけないのです。
僕が言っているのは恐ろしく単純です。援交少女のように「人に迷惑かけなきゃ何したっていいじゃん。」とうそぶいているのです。
(もっとも子供の自己決定は危ういので保護されるべきだとおもいますが。)
迷惑をかけてる人がいる。
他人の内面まで背負ったり語ったりしないで、自身だけで行動して欲しいのです。
迷惑な事は止めて欲しいと言っているのです。
この説明でも、まだ不十分でしょうか?
>>425 僕が言ってるのは、
>>324 =
>>423 が「全体主義的なコンセンサスの利用」を
させられていることに無自覚だ、ということで、それは彼が「マジョリティ」という
「弱者」にさせられているということです。
彼はどこまでいっても、ある個人が何かについて「どう思うか」という主観の話しか
しない。主観の客観性の話が出てこない。だから性別役割分業なんてもうない、という
話にもなる。政府統計を見れば、すぐにそれは誤りだとわかります。育児休暇の
利用率の男女差をみてもそうです。「貞淑な」妻や「立派な」夫が現在いるかいないか、
ではなく、そうした者をいさせようとする力を及ぼし、
>>423 さんに
「今、どこに「貞淑」な妻や、「立派」な夫がいるのか」と言わせる、それこそが
規範だということが、
>>423 さんにはわからないわけです。また、主観のレベルでも
育児や介護をめぐる意識調査のデータを見れば、
>>423 さんの現状認識は簡単に
覆される。
「弱者」というのは「強者」の可能性を根こそぎにするもの、人間に対する
ウィルスのようなものだ、というのは、ドゥルーズによるニーチェ読解の
なかで言われていることですが、僕はオタクも801もそうした「弱者」によって
「強さ」を根こそぎにされている「強者」であると考える。そして、そのとき
「弱者」とは自らの弱さを他の者にも感染させ、自分ひとりが弱い者であるという
「孤独」から逃れたいために、
>>324 のような紋切り型を流通させる者です。
そして、そうした「孤独」に耐えられない「弱者」、それがマジョリティというものです。
マイノリティというのはその数の問題ではなく、マジョリティという「弱者」に
よって自らの「強さ」を根こそぎにされている「強者」である。それは
女性参政権獲得運動や黒人の公民権獲得運動を見てもわかる。しかし、それらの
運動の時代とは、抑圧の形態が「抑圧」から「排除」へと変化している。厄介な状況です。
従来のマイノリティの内部にまたマジョリティが感染し、侵食している。
幾重にもシスターフッドの分断は進行している。
「あの方」はそれ、わかってるでしょ。だから「問う女」はああいうテーマと
ストーリーになる。『異国の女』は、バトラーのいう agency です。
そして『PAIN』。「抗う水には 行く手は遠い 崩れる水には 岸は遠い」。
「どんなに傷つき汚れても 人はまだ傷つく 痛まない人など あるだろうか」。
「誰からも傷つけられず 身を守るため 傷つける」。僕の名前は「ただ流され
行く木の葉に 綴られた名前」で、僕の言葉は「ただ流され行く木の葉に
綴られた言葉」です。
>>440 あなたがそう考えることは言わなくてもわかっていますよ。
あなたには主観しか見えてないんだから。
>構造を全体主義というなら、人間は全体主義から逃れるすべはない。
というのがまず間違いです。あるものが構造であるならば、それはその内部に
外を含む、そこにその構造が壊れ、別の構造ができあがる根拠があります。
抑圧の構造はその内部に構造的にその構造からの自由を内包している。
構造主義に対する批判の骨子は、それです。だから「自由意志」の存在を
否定しながら、構造からの人間の「自由」を語るスピノザが重要な参照点になる。
そして、「自己決定なんて幻想なのはわかっています」というシニシズムから、
あなたが「援交少女のように『人に迷惑かけなきゃ何したっていいじゃん。』と
うそぶ」くこと、それ自体が、全体主義的状況を進行させるという迷惑、
もはや「迷惑」という言葉ではおさまりのつかない迷惑になっている、そういうことです。
「自己決定」は幻想ではありません。歴史のなかでひとはそのつど自己決定してきたんです。
「女性」も「黒人」も。一般的かつ抽象的に「自己決定」を語り、それを「幻想」だと
いわざるを得なくなるのは、「自己決定」が主観の絶対化の限界を構成する客観的なものに
関わるからです。そして、それが構造の「内なる外」であって、全体主義的構造を絶対化
しているのが、「自己決定は幻想である」という言葉だということが、あなたには
わかっていない。その言葉もまた、紋切り型ですね。
「自己決定」というのは「信じる」ものではなくて、「行う」ものです。
多数多様で具体的な「自己決定」という「行い」を、「信じる」という
唯一の「行い」に還元してしまうこと、それも主観の絶対化の帰結ですね。
パートナーシップ制度が実現できれば、それはひとつの具体的な「自己決定」を
「行い」として可能にします。そうしたことを反復してきたのが、近代の歴史です。
そして、
>他人の内面まで背負ったり語ったりしないで、自身だけで行動して欲しいのです。
これはあなたが801に関して
>>324 でやったことですね。違いますか?
だったら自身だけで行動しなければならないのはあなたで、
そしてそれに対して僕は、「迷惑な事は止めて欲しい」と
言えますね。あなたの説明は、あまりにも十分すぎるんですよ。
あなた自身にも該当するほどに。あなたも「迷惑をかけている人」なんです。
>>442 で言っているのは、抑圧の構造は入れ子になったフラクタル状のものであり、
自由は具体的な抑圧の数だけ無限にあり、同じ数だけ「自己決定」も存在すると
いうこと、そして、あなたという構造にも「内なる外」はある、ということです。
そして
>>324 の後段であなたが語った、
>人はやっぱり、他者が気になるよ。
>相対的な自分の位置を考えることがあるよ。
>それを考えないですむ人間は相当強い人間でね。
>例えば、彼氏いないって時に、世間がそれを押し付けていくなく、
>自分も別にいいって思っている時でも、男女の話は見たくない時があるかもしれないじゃないか。
>そんな時801楽しめればいいじゃないか。
>そんな程度のものにさえ問題を見いだして、また、規範を解体するのは止めてあげなよ。
>彼女たちにはそんな規範の801が大切なんだ。
と、
>>440 の言葉、
>他人の内面まで背負ったり語ったりしないで、自身だけで行動して欲しいのです。
とのあいだの矛盾は。あなたという構造の「内なる外」としての
「他者」の存在を意味している。そのひとりがはくタンであり僕です。
あなたが存在する限り、あなたという構造の「内なる外」はあります。
あなたはこれまで言ったことを一貫させるなら、そうした「他者」の
存在を承認せざるを得ないでしょう。あなたがあなたに「迷惑をかけている人」を
承認しない、というのであれば、それは端的に矛盾ですね。
すべてを同列の「好み」に置くのであれば、「あなたに迷惑をかける」ことを
「好み」とする存在も承認せざるを得ない。それだけを排除する根拠はあなたの
主観を絶対化する言説のなかからは出てきません。
801の話は801を呼び込むから他所でやれ、ってのはスルーですか。
別に801は抑圧に利用される事を嫌がってもいないのに、なぜ利用されちゃいけないんだ? それが勝手な押しつけだっていってんだよ。主張したいなら、会話のうえで主張しろよ。 君は人の文章が読めないから明後日な返答しか出来ないの? それとも2ch以外に話す相手がいないから、会話じゃなく一方的な自己主張をしてるの? 頭おかしい人に会話を求める事自体が間違えてるのかなぁ。
>>445 別に801は総意として抑圧に利用されることを好んでもいませんね。
「利用されてよいかどうか?」という問いを立てること自体が間違いです。
また、ある個人および集団が「抑圧の構造に利用されることを嫌がるかどうか」という
主観の問題は、その個人および集団が抑圧の構造に利用されることが客観的に
問題である、ということとは別のことです。
>>445 の問い自体が成立しません。
たんにそれだけを根拠に「勝手な押しつけ」だというのであれば、およそ
抑圧の構造に関わるありとあらゆる現象に対する批判は「勝手な押しつけ」である、
ということになりますが、それならば、「勝手な押しつけ」であること
自体が必要であるということになり、問題とはなりません。
>>445 あなたの間違いは、会話を求めること以前の論理的な問題であり、
主観と客観だけでなく、定冠詞と不定冠詞、単数と複数といった区別が
自分の意見を述べるときに考慮されていないことにあります。
まあ、これも日本語の不自由さの問題です。
>>447 >あなたの間違いは、会話を求めること以前の論理的な問題であり、
主観と客観だけでなく、定冠詞と不定冠詞、単数と複数といった区別が
自分の意見を述べるときに考慮されていないことにあります。
まあ、これも日本語の不自由さの問題です。
こういう相手をバカにする態度は
日本語の不自由さ以前の状態です。
>頭おかしい人に会話を求める事自体が間違えてるのかなぁ。
この程度の発言に釣られるなんて
勝手に相手の発言に根拠を与えてどうするのですか?
もう少し適切な反論をされるか
スルーをするすべを覚えてたらどうでしょう。
これは老婆心からの指摘ですので
反論をされても何も返しません。
>>443 それと、あなたはダブルスタンダードを指摘されているだけです。
例えば、人の行動は自由なのだからそれを阻害するなという人が
実際に行動の阻害をする行動をしている人に阻害をするなといって
阻害する行動を阻害することは
何の矛盾もありませんよ。
あなたのダブルスタンダードは
ここで他者の行動を阻害している立場にあなたが立っていると指摘されて
行動の自由を持ち出して
自らの阻害行為を阻害することを阻害することにあります。
行動の自由を守るために働いている行動の自由の制限を
おかしいと言い出したら
行動の自由は守れません。
自分が阻害をされる立場にたったときに立ったときにだけ
相手の行動がキニナルなんて
おかしいと思いませんか?
入れ子状なんて詭弁で
こんな単純なことをごまかさないでください。
というか、相手との対話でなく
ご自分の意見として
強制的な対話が想定されない状況でお話になれば
いいと思います。
つまり、801が好きな人が見たくなければ見なくてもいいような
ところにお書きください。
449 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/02(水) 14:51:19 ID:y3D0FMfu
>>432 俺やスレ主の「ものの言い方」が気にくわなかった、
801スレの女性たちの「心を傷つけた」ということだね。
で、君は、このスレに彼女たちの代表として現れ、俺に文句を言った。
その話は終わってるね。
それだのに君は、「僕は人が多様な選択をして非難されない制度を望むな」と言いながら、
他人が多種多様な生き方をすればいいといいながら、
>今の人々はそちらの言葉で言えば構築主義者ですよ。
>マッチョゲイも女装子も異性愛者も801も構築主義者です。
と、801を代表して決め付けるわけ。
801セクシャリティの中にも、さまざまな人がいる。
君の主張であり、その通りだ。
ゲイの中にも、さまざまな人がいるよ。ノンケにも。
だけど彼らは全て「構築主義者」だの「全体主義者」かい?
違うよね。
違うのに、なんで君が勝手に801を代表して、そうだと決めつけて
話をすすめるんだい。
>ゲイの中にも、さまざまな人がいるよ。ノンケにも。 それでも女性が皆男社会から虐げられていて激しく憎悪していることは決定事項です! 反論は認めません!
多夫多妻を受け入れられるならそれが一番平和なんじゃない。
452 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/02(水) 15:22:29 ID:y3D0FMfu
俺が「男社会で女として生きる大変さ・辛さ」と口にするとき、 「人それぞれ」ということは常に頭にいれている。 「人それぞれ」の"それぞれ"の中に、 ほとんど何も抑圧を感じていない者もいれば、 自傷や他傷をしてしまう程に抑圧を感じている者もいるんだよ。 だから、いくら「私は抑圧を感じていないんだから、しゃべるな」と言われても困る。 セジウィックだって同じだろ。 個々人の感覚の程度にあわせて論文を発表していたらキリがない。 重要なのは、 「この社会で生きる人々は多かれ少なかれ抑圧されている」事、そのものなんだよ。 いくら「私は虐げられていませんから」と主張しても、 世界中のいたるところに存在している「虐げられている女性」は消えないよ。
>>448 そうですね。人の行動を阻害する行動を阻害するために挙げた単なる一つの例です。
どんなものであるかは個々人によって違うが、その人にとっては大切であるかもしれないから、
外から望まれない形で解体するのは止めなと。
主観しか分からないのかもしれませんが、
僕は各々がそれぞれの社会的条件や遺伝的要素を引き受けて自己決定していくしかないと思います。
僕が自己決定は幻想と言ったのは全くニュートラルな決定はないと言う事です。
勘違いかもしれませんがここの人はそれを求めているように見えた。
自分の社会や身体は引き受けるしか有り得ません。
それが解体されるのは幻想です。
自分の条件を引き受けながら、決定すればいいのです。
望まれていない他人がそれを阻害したり、割り込んだりする必要はない。
それだけの事しかいってません。
僕は単にあなたはあなたの生を生きればいいのだ、としか言えません。
女性や黒人は自分たちで権利を掴んだのではないでしょうか?
彼らの個人の決定として、その個々の意志の集まりとして。
少なくとも、望まれていないのに乗り込んで相手の自由を制限し、
反発されて、彼らの自由を考えてるという人間とは対極でしょう。
もし、人々がタチネコや古い夫婦関係がイヤなら彼らが行動するのだと思う。
それを待てばいいのだと思います。
多数がそれを生きてるからといって、他人がそれは違うと解体しようとする事はない。
人々が個々人の決定の集まりとして、今反発しているのが、ジェンフリへの反発ではないでしょうか。
自分たちの生き方の制限への反発でしょう。
人は選ぶ権利がある。
それを解体しようとしているから、民衆は反発する。
ここの人々にとって民衆は自分たちの意にかなったら、素晴らしくて、
そうでなかったらバックラッシュなのでしょうね。
人々は自分たちの条件を引き受けながら、自分たちで行動してるのです。
自分の妄想の抑圧者を作り、自分の妄想の弱者を作り出している。
妄想ではない人々にどう扱われているか、れたかは、ご存知の通りです。
僕はもうその相手をする事に疲れました。(いつも疲れるのですが)
ここに留まってくれるなら何をしてもいいです。
後一回、自分の中で総括して書き込み、それで終わりにしようと思います。
>>448 ご忠告はありがたいのですが、個人の「日本語の不自由さ」の問題ではなく、
「日本語の不自由さ」それ自体の問題の話です。個人をバカにしている、つまり、
前者ならば、「あなたの日本語の不自由さ」と僕は書きます。別に
>>445 をバカにしての
ことではなく、あなたの間違いは一般的な間違いですよ、と言っているだけです。
>>423 さんの「迷惑」という言葉の用い方にも同様の間違いが指摘できます。
こうした事柄について話す会話を行う前に一般的に必要な考慮、それが欠けている
という指摘を、「相手をバカにしている」と問題にしていたら、こういった話を
論理的に進めることはできません。無用の「にせの問い」が発生して、話がいたずらに混乱するだけです。
で、ダブルスタンダードについては、おっしゃることはもちろん理解しています。しかし、
このスレの文脈を読んでいただければわかるように、僕は、
>>324 が801の自由を
阻害していると考えているわけで、その自らの阻害行為だけを特別に許して、
他の阻害行為を禁止するのは、おかしいのではないか、と言っているだけです。「人の行動は
自由なのだからそれを阻害するな」というのは自分の行動の格率にすればよろしい。
他者への要求、命令に使うものではないです。
そうしたカントのいう「個人的・主観的規則」としての「格率」をカントのいう「普遍的道徳的法則」と
混同して、自らをその「法」と同一化させ、「法」を表象=代表し、ダブルスタンダードを起こしているのは、
社会制度のうちに現実に存在しない「好み」の同列化を行っている
>>324 =
>>423 であって、僕はその事実を
指摘しているわけです。そして、僕は彼の行っているその同列化は、「妄想」ではなく「想像界」、
imaginaire の問題だと思う。入れ子状というのは、「想像界」の合わせ鏡の反射のうちから現れる構造であって、
詭弁ではなく、僕は抑圧の構造は、何かひとつの大きな構造があるというわけではなく、フラクタル状に
なっていると考えています。
>>324 =
>>423 が陥っているのは、哲学史でいえばフィヒテの自我論の問題で、
乱反射する無限の鏡のなかでその鏡に映る自我が極小になりながら極大化している、という状態です。
「弱い僕」が「最強の普遍的道徳的法則」を他者に命じることができる、そういう矛盾が生じている。
「矮小な自我」=「偉大な絶対者」になってしまっているわけです。その矛盾を、ヘーゲルは
「主人と奴隷の弁証法」で解消しようとした。いぬまわりさんの
>>436 の矛盾の指摘はそこに関わります。
フィヒテの「自我」とヘーゲルの「主体」とは同時には存在できません。
そうした横並びの「想像界」は、ラカンの説明では「象徴界」、symbolique によって序列化されるわけですが、
ラカンはこれをレヴィ=ストロースから借りている。つまり、親族構造の規則体系の客観的存在が横並びの
「好み」を序列化し階層化し、その階層を固定する。僕が、今、言っている言葉でいえば、政治経済制度と
いうのはそうした親族構造の規則体系にあたります。それを規範としてのジェンダーと言い換えてもいい。
そうしたものを考慮することなく、セクシュアリティをすべて「好み」として現実に同列に置かれている、
と考えるのは性急であり、尚早である、そう僕は言っている。
最近、既婚者ゲイと何人か知り合ったのですが、彼らの話を聞いていても、
そうした「象徴界」の存在をまだ考えざるをえないし、それとの関連で
>>451 さんのおっしゃることをつねづね考え、このスレの過去スレでも、
multigamie という言葉を出したりもしているのですが、それを
妨げる「象徴界」の存在を考えざるを得ないわけです。憲法24条の改正は
今回は見送られましたが、改正手続きの改正が行われれば容易に改正は
可能です。それがさらなる「核家族」の規範化を政治経済制度の「改革」を
通じて進めて行くことは、これまた容易に予想可能です。
>>453 >自分の妄想の抑圧者を作り、自分の妄想の弱者を作り出している。
そういった者がいることは認めますが、僕に関しては、そうした
「抑圧者」「弱者」を「妄想」で作り出したことはないですね。
まず僕は「抑圧の構造」を問題にしたことはあっても「抑圧者」を
問題としたことがない。そして、僕はいわゆる「社会的弱者」を
潜在的な「強者」だと思っている。僕は可能性と現実性、
潜在性と顕在性を分けながら、話をしています。それもこのスレを
Part1から読めばわかることです。「弱者」の「解放」や「救済」の
話ではないんですね、この話は。
いろいろ総括考えたけど、やめちゃったよ。 あまりにも長くなってしまったし…。 なんかアホらしくなっちゃった。 福田和也が「今のフェミニズムは自分に関する厄介なことを考えずにすませられる秀才の宗教だ」って言ってたけど…。 言葉は悪いけど、まあ、そんな阿片を必要とする人々がいていいのかなって思った。 内省を欠いた自己満足しかないけど。 でも、それを必要とする人がいるなら仕方ないのかも。 でも、分かってたよね…。 もう出る気はなくなったみたいだし、僕はもういいよ。 2丁目来てるなら、会ったことあるかもね。 客商売してるからかな。 ここの人には驚きだよ。色んな人知ってるけど。 はくなんてもう19か20だろうに。 僕と対して変わらないよ。 42はその位なんだろ?2倍近くだよ。 もう少し落ち着こう。 まあ、ちょっと楽しかったよ。馬鹿らしくて。 じゃあね。 荒らして、ゴメン。
「君の」日本語の不自由さを説いているのにその解として「定冠詞と不定冠詞」ですか・・・ 日本語の「定冠詞と不定冠詞」って何じゃらほい? 定冠詞と不定冠詞が無くても通じるあえるからこそ日本語じゃないの。 日本語を不自由だと言い切る前に日本語勉強なさったら? もしくはフランス人とフラ語で日本の801について議論してればいいんじゃないかな。 俺はオッサンの汚いアクサンとrの発音聞きたくないから書き言葉で書いてほしいけどね。 たとえ、押し付けられるのが是としても、集団は押し付ける相手を選ぶ権利を有しているんじゃね? まぁなによりも、すくなくとも2chの801板の一スレのコミュニティーで押し付けても良い。 という免罪符にはなってないんだけどね。もちろん、このスレでグダグダと批評する権利は有しているが 彼らのコミュニティーでオナニーする権利は無いんじゃない?批評の権利って言うならね。
>>436 いぬまわりさんの
>>人はやっぱり、他者が気になるよ。
>>相対的な自分の位置を考えることがあるよ。
>>それらは単に「好み」です。
>>単にばらばらに並んでるだけなんです。多数か少数かの違いはあれ。
>>人の決定を馬鹿にするんじゃないと思いますよ。
>この二つは、お互いを否定しあっていないかしら。
という疑問は、いぬまわりさんが全体主義的コンセンサスの蔓延を
危惧されていることにつながっています。
前者のヘーゲルにおける「主体」と後者のフィヒテにおける「自我」の
ダブルスタンダードは、「想像界」を序列化、階層化し、その階層を
固定する規範としての「象徴界」を無謬の普遍的構造として完結させ、
その「法」が全体主義的に機能する。自分が相互の無関心により
現実には他者の自由を侵害しながら、「人の行動は自由なのだからそれを
阻害するな」と他者に要求し、命令することが可能となり、それが全体主義的
コンセンサスを蔓延させるわけです。
ジェンダー・スタディーズやクィア・スタディーズが行っているのは、
「象徴界」における「主体」には「想像界」に存在する「自我」の数と
同じ無限の亀裂が「現実界」 reel としてつねにすでに走っていて、
それが既存の規範を解体し、新たな規範を創造することにつなげる、
ということです。それはフィヒテとヘーゲルという1770年生まれの
同級生の2人が構成する、「自我」と「主体」のダブルスタンダードの
うちに、もうひとりの同級生、ヘルダーリンの「狂気」を「自由」として
導入する、という話です。規範の解体を可能にするのは「自由」であり、
規範の内部ではその「内なる外」としての「自由」は「狂気」として
表象され、「自由」に取り憑かれた者はいつの時代も「狂人」として
表象される。女性参政権獲得運動、黒人の公民権運動、数々の解放運動の
なかで、その言説を担ったひとびとがどう表象されたかをみれば、
それはわかります。
「問う女」でまりあに自分の言葉を語らせたもの、それはそうした「自由」であって、
それをラジオ局のひとびとは「狂気」とみなし、彼女を「狂人」とみなした。だから、
「歌え雨よ 笑え雨よ 救いの無い 人の愚かさを 歌え雨よ 笑え雨よ 限りの無い
人の悲しさを」と彼女は自らのことも含めて、『PAIN』を歌う。それは解放運動が
困難となった時代のリアリティだと、僕は思います。
いぬまわりさんには、言わずもがな、のことだと思いますが。
>>456 > 福田和也が「今のフェミニズムは自分に関する厄介なことを考えずにすませられる秀才の宗教だ」
と言っているのは知っていますが、それは「批評」を「自分に関する厄介なことを考えずに
すませられる宗教」にしている「秀才」の言葉ですね。そういうものとして受け取って
おけば十分でしょう。
>>457 日本語に「冠詞」が無い、という日本語の不自由さを前提として、
日本語で問いを立てればよいだけのことです。
「押しつけ」を行う他者が選べるなら、それは他者ではありません。
そして、そのとき「押しつけ」も存在しなくなります。「押しつけ」というのは
「自己」が選択不可能な「他者」の「他者性」により可能となっているものです。
コミュニティの話は、文化相対主義にもとづくマルチカルチュラリズムと同様の
問題ですね。たとえば、女性差別は私たちの文化である、というかたちで、コミュニティの
「内なる外」を消去する。「押し付けられるのを是とする」なら、コミュニティの
自己完結性を主張するのは矛盾です。「押しつけ」というのは、コミュニティの
自己完結性の限界、にかかわるものですから。
>>448 さんのご忠告に従い、以後はスルーさせていただきます。
>>456 何が「驚き」なのか知らないが、どうせまた来るんだろw
誰かに自分の苦しさを肩代わりさせた上で、その代表者面してさ。
あんたが何をべんちゃらこいたって
俺は別に驚かないから心配するこたァねえよ。
>誰かに自分の苦しさを肩代わりさせた上で、その代表者面してさ。 それ、はく自身のことだよ。 自分が一番気にしてる言葉で他人を攻撃するってホントなんだなぁ。
>>461 そうだねw
だから、こいつが何を言おうと俺に対しては説得力ないのさ。
>461 「だから」の使い方間違ってるよw 日本語も独自仕様なんだね、イイヨイイヨ
>462だったw
465 :
禁断の名無しさん :2005/11/02(水) 23:25:17 ID:Tep/K2L3
二人は仲良しってことねo(><)o 分かり合えたところで、そろそろゲイを取り巻く現在過去未来に視点をもどしまちょ
>>465 二人は仲良し。そういう事w
>「自由」に取り憑かれた者はいつの時代も「狂人」として表象される。
ってステキやね。
そして多くの人は、表象だけ見て終わり、掘り下げてみようともしないんだ。
二人って誰と誰?
今回は、いろんな「気づき」を俺は体験したんだけど。 「気づく」ってのは難しいね。 だいいち、それを阻むような社会ができてしまっている。 「気づかない事・気づけない事」が悪いんじゃなく、 そういうふうにしてしまってる仕組みに問題があるんだよな。
>「気づく」ってのは難しいね。 >だいいち、それを阻むような社会ができてしまっている。 >「気づかない事・気づけない事」が悪いんじゃなく、 >そういうふうにしてしまってる仕組みに問題があるんだよな。 まだ人のせいかよ、おめでたいな ここまで酷いとむしろオマエを産んだ連中のせいかもな
>>468 そう、「人」じゃなくて「仕組み」、「構造」ね。
「人」と「仕組み」を混同するのは、日本という場所はとくに「構造」と自分とを同一だと考え、
自らが「法」たらんとする者が現れやすいから、「超越性」が希薄だからでしょう。
「超越性」が濃密に存在し、その「超越性」が存在する基盤のところに規範化された
ジェンダーというかたちで「性的差異」が記入されている場所では、同性愛は
理論的に「排除」され、実践的に「抑圧」される。精神分析において「同性愛」は
「排除」により「否認」され、社会では同性愛の「承認」をめぐり「誤認」に
よる実践的「抑圧」がなされる。
そうした「超越性」の存在が希薄な場所では、その希薄さを再生産する基盤のところに、
規範化されたジェンダーというかたちで「性的差異」が「超越性」として記入され、
同性愛は理論的に「抑圧」され、実践的に「排除」される。ジェンダー・スタディーズは
権力構造分析に応用されるが同性愛に関わる理論的視点は「誤認」により「抑圧」され、
社会では「排除」による「否認」がなされ、ゲットー化が進行するなかで同性愛の実践的
「承認」が行われる。
そして、現在、この状況に、精神分析にもとづき権力構造分析を行なう主に若い世代の
研究者たちによって、「超越性」が存在する場所と同様の同性愛に関する理論的「排除」が
行われつつあって、それが状況をさらに複雑かつ困難なものにしている。
したがって、現在の日本という場所では、理論においては、同性愛の「誤認」による
理論的「抑圧」に抗うと同時に、「排除」による「否認」を通じての同性愛の実践的
「承認」にも抗う、という二重の身振りが必要となり、それと対応して、実践においては、
理論的「排除」による同性愛の「否認」に抗うと同時に、同性愛の「承認」を
めぐる「誤認」による実践的「抑圧」に抗うという、二重の身振りが必要となる。
規範というのは、規範の解釈をも含んで成り立ち、そうした解釈を通じて
再生産されるものだから、その規範の解釈のところに、「気づき」に
関わるものがある。同性愛に関わる規範をめぐる気づきについては、
現在の日本では、理論と実践における二重の身振りの必要が規範の解釈を混乱させ、
それをさらに困難にしている。それもまた、ひとつの「モニョリ」につながる。
自分で書いていても、ああ、ややこしい、と思うけれど、その二重の身振り無しに、
現在の日本における同性愛の現在過去未来は考えられないと、僕は思う。これが
今回の「気づき」かな。
>>456 upRkTgfpさん
強制してくるわけじゃない限り相手に迷惑かけるな、っていうことにはずっと同意なのよ。
でもね、
>自己決定なんて幻想なのはわかっています。
>しかし、それを信じるところから始めることはできるのです。
>そして、そのお互いの決定を尊重しあうべきだし。
>僕は単にあなたはあなたの生を生きればいいのだ、としか言えません。
こういう部分をね、自分で否定してしまっているのではないでしょうか。
お互いの決定それぞれをを等価と成し得ない強制を参照して使ってることによってね。
>人々が個々人の決定の集まりとして
>民衆は反発する。
>妄想ではない人々に
>色んな人知ってるけど。
これらの言葉が「自己決定なんて幻想」を入り口にして、
「信じるところから始める」「お互いの決定を尊重」に対して入り込み侵食し無効化させている。
あたしが保守でもリベラルでも中道でも関係ない、自分の立ち位置は一旦外して訊いていたの。
主張自体の是非がどうとかじゃなくて、端的に矛盾してるからそれ論理的にどうなの?って訊いていただけ。
42さんが
>>441-442 で既に代弁してくれたことだけど。
…とか書いても、もうどっか逝っちゃったんですね。ばいばい。ノ・Å・ヽノシ
>>42 さん。
昨日の朝まで、あたしと42さんのレス、微妙に違う話題をレスしてたのに、今回、位相がぴったり合っちゃいましたね。
綺麗にまとめて説明してくれて有難う。(肝腎の論拠の中心は相手に伝わってない感じがするけど)
おかげでつたない長文を書かないで済んだわ。
>「人」と「仕組み」を混同するのは、日本という場所はとくに「構造」と自分とを同一だと考え、
>自らが「法」たらんとする者が現れやすいから、「超越性」が希薄だからでしょう。
「構造」は「人」が造り上げてるっていう意識も希薄だと思うわ。
つまり、「構造」に同一化する限り自分の行動は構造の責任、「構造」に同一化しない者は、自己責任と扱う。
…って、それ、ボーグそのものだわ。
ボーグはそういった支配構造の暗喩(と言うには露骨)としてストーリーを展開させてる。
スラッシュも、ボーグに同化されたピカード艦長=ロキュータスには萌えないわ。
(すいません。知らないとわけわかんないわね。新スタートレックの話でした)
>>はくタン。
↑というわけで、
>「気づかない事・気づけない事」が悪いんじゃなく、
>そういうふうにしてしまってる仕組みに問題があるんだよな。
「気づかない事・気づけない事」が保護されている仕組みに問題がある。
だけど、その仕組みを造り上げているのは
「気づかない事・気づけない事」+「気づいても自分の利益のため気づいてないふりをすること」。
よって、「気づかない事・気づけない事」は悪い。…どう?
(念のため。801さんとかの話じゃないわよ。構造の強制力を持つものに関しての話です)
>>472 いえ、差し出た真似をしてごめんなさい。でも、
>>441-442 は書かずには
いられませんでした。書きながら響いていたのは『おだやかな時代』です。
もうひとつだけ言わずもがなのことを付け加えると、僕はそれでも
「まりあ」たちがそれぞれの場所でそれぞれに Notre Musique 、
Our Music としての『PAIN』を歌いながら、つながっていくんだと
思います。そしてそれでいいのだとも思う。
思いっきりオナニー書いてから
「
>>448 さんのご忠告に従い、以後はスルーさせていただきます。 」
って書くから知性が全く無いんだよ。
書き込みボタン押す前に、一呼吸おいて、delしてから押しなよ。
「明日から世界の平和について考えます。」
って発言と同じぐらい恥ずかしい発言ありがとう。
ほんとおっさんのくせしてガキだなぁ。もちっとまともな職に就いた方が良いんじゃない?
ひとつ訂正を。 フィヒテの「自我」とヘーゲルの「主体」は、 フィヒテの「自我」とヘーゲルの「自己」ですね。 Ich と Selbst だから。
>>472 位相がぴったり合ったのは、バトラーの新著のおかげであるように思われます。
3つのパートに分かれていて、それぞれに、An Account of Oneself 、
Against Ethical Violence 、Responsibility ですから。それを読みながら、
いぬまわりさんのレスを読み、その他のレスを読み、レスを書きました。
また、それは Language as Affect という副題をもつ Denise Riley の
新著、Impersonal Passion やバトラーが新著で引用するライリーの
Identification 、Solidarity 、Irony という副題をもつ
The Words of Selves とも呼応している。このあたりは訳されると
いいな、と思いますね。
バカというか。 社会は種種雑多な人から構成されているから 社会と1人の人とのあつれきは 種種雑多な人総合体の一部の利益と個人とのあつれきでしょうが。 社会を変えるということは 人のあり方を変えることになるのでしょ? (どういう立場の人がこういうことをよく言います?) 変えたかったのに変えられなかったからって 負け惜しみ言わないの。
478 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/03(木) 21:56:49 ID:+25FHauG
まあアレだ。今回は、いろんな「抑圧」を俺が再生産していたこと、 中でも「ゲイフォビア」「ミソジニー」を無意識のうちに承認してしまっていたことが 一番ショックだったかなあ…… 「男同士の絆が対等だしそこに萌える」。これが"言い訳"として通用する世間、 その中に俺もいたわけで。 >つまり、「構造」に同一化する限り自分の行動は構造の責任、「構造」に同一化しない者は、自己責任と扱う。 >「気づいても自分の利益のため気づいてないふりをすること」。 重いですね、非常に。 セクシャリティのカテゴリー化が進んで硬直してしまうと、 属している一人一人の自由が、どんどん奪われていきかねないと思うな。 自分たちがどの部分で繋がっているのか、それぞれ定義も違うし、 個々人が、何度も原点に立ち戻って考えるって作業をしないと ダメやないですかね。
・・・コレが片親の限界か
>>478 あの方の歌に
「心は変わる 誰もが変わる 変わりゆけ変わりゆけ もっと好きになれ」
というのがあります。「社会を変える」と「心は変わる」。
他動詞と自動詞。この2つがどういう因果性にあるのかは、
出来事の数だけおそらくあるでしょう。「心」を他動詞
「変える」の目的語にするのは、間違いです。
もうひとつあの方の歌を。
「大きな力にいつも従わされても 私の心は笑っている こんな力だけで心まで 縛れはしない」
これもバトラーのいう agency です。
最近、バトラーがその協力に感謝することの多いライリーの本を 挙げたので、政治経済制度への言及と歴史から身振りを学ぶことの 必要を語る、バトラーの往年の盟友、ウェンディ・ブラウンの Power and Freedom in Late Modernity の副題をもつ States of Injury と Politics out of History も挙げておきます。 >いぬまわりさん 位相が合ったのには、あの方の歌のおかげもありますね。 あと、今回のやり取りのあいだに昨年亡くなったデリダの Sauf le nom が『名を救う』というタイトルで未来社から出ました。 これは1993年に3冊同時に出て、総題を「ひとつの名に与えられた 3篇の試論」という本のうちの1冊で、残りの2冊のタイトルは Passions 『パッション』と Khora 『コーラ』です。すでに 未来社から邦訳が出ています。『パッション』は前に挙げた 『滞留』とともに「難民」について書いたときに念頭にあった本です。 「ただ流されゆく木の葉に綴られた名前」をめぐる3篇の試論として 読むこともできるでしょう。
はくは童貞
まあ、結局 バトラーも42もはくも 「社会学」の考えにはなじめないのでしょうね。 (社会というものの定義がかなり自分勝手。単なる恨み節かよ) まあ、社会学自体が 存在のかなり危うい学問だと言えますが。 もともと借り物の学問が 勝手に借り出されて どんどんその存在価値のなさを露呈する。 当たり前の風景でしょうね。
>>483 社会学に興味引かれる人間なんて大概は爪弾き者
爪弾き者同士が勝手な理屈で傷を舐めあってる
>>483 出発点はそこだし、今でもマックス・ヴェーバーは好きですし、
また、バトラーも「社会学」の用語を用いている、と自分で
言っているわけなんですが、「社会学」になじめない、というより、
僕の場合は、「社会学」とそれを用いて「社会」分析を行うだけ、の
ひとが、たんに不快、なんですね。この不快さは、自分にもはねかえる
わけですが。その不快さ無しに、「社会学」を用いているひとが
周囲にも大勢います。
フーコーが「社会学」であるはずもない。しかし、その「社会学」化は
とめどもなく進行していて、フーコーを用いての権力批判なんてものが、
モードになったりする。これが僕には耐えられません。一方でフーコーを
用いての権力批判、もう一方で市民運動への参加。これは僕には理論の不備を
身体で安直に埋めているようにしか見えず、結果、どっちも中途半端となっている
ように思います。これって、プログラム、綱領を作ってから、社会改革に乗り出す
古典的な左翼のやり方と変わらず、フーコーだって監獄情報グループで活動しながら、
『監獄の誕生』を書いていたではないか、とフーコー気取りでリシャール論を無視
するのは厚顔無恥だと思う。
クロソフスキーの言葉でいえば、社会はミスティフィケイト、まやかしに
覆われている。だから、それをデミスフィティケイト、暴き出さなくては
ならない(今、気がつきましたが、「暴き出す」っていうのは「暴力」の
「暴」の字ですね)。そして「社会学」はそこでとどまってしまう。
クロソフスキーはそこからさらに、ルミスティフィケイト、ふたたび
まやかしで社会を覆うことの必要を言う。これは、分析をしたあと、
それについてどう語り、書くか、ということについての配慮の
問題だと思います。卓抜な文学論をいくつも書いているフーコーには
こうした配慮が権力について語る時も、随所に見られる。フーコーを
読むのであれば、そこを読まなければならない。
そう思いながらも、このレスもまた、デミスティフィケーションの
段階にとどまってしまっている。これも僕の「モニョリ」のひとつです。
>>478 >>485 で言った、デミスティフィケーションの段階で終わるとね、
結局、分析という行為それ自体が「抑圧の構造」の再生産に
利用されるんだと思う。もちろん、その破滅的な危険、peril 無しに、
分析という実験 experiment 、経験 experience も無いのだけれど。
セジウィックは
>>478 ではくタンが言ったことの必要を、『クローゼットの認識論』の
最初にリストアップのかたちで述べていて、ただ、これは注意しないと「ひとそれぞれ」で
終わってしまうことがあるわけね。カテゴリーを開く必要の確認であって、もうすでに
開かれているという話ではない。だからセジウィックがそれを述べた部分は
「公理風に」と題されている。そういうものであるはずだ、ということで、
問題は、そういうものであるはずのものがそうなっていない、そこにある。
女人禁制が1300年間続く修験道の聖地、奈良県天川村の大峰山への
登山を目指すと公表していた性同一性障害を持つ人ら35人のグループが
3日、現地を訪れた。女性の立ち入りを禁じる結界門(けっかいもん)の
手前で地元住民約100人と議論した結果、改めて話し合いの場を設けることで
合意して解散したが、その後にメンバーの女性ら3人が登山を強行した。
住民側が結界門前で待ち構える中、午前9時50分ごろにグループが到着。
地元・洞川(どろがわ)地区の桝谷源逸(げんいち)区長(59)は
「先人から受け継いだ伝統や生活がある。地元の心情を理解してほしい」と
登山中止を求めた。グループ側は今後も話し合いを続けてほしいと要望した。
しかし、午後0時半ごろ、3人が結界門をくぐって山に入った。その1人は
「問題提起をしたかった」と説明した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200511040017.html
以前にこのスレを「しゃべり場」みたいと揶揄した人がいるのだけど 今日初めてNHKのその番組を見たわ。 10代の若者達が集まり、一人が提案者となって一つの議題を出して それをみんなで車座になってディスカッションする番組なのね。 いやだこの番組おもしろいわー。 みんな極端で原石みたいに荒削りな意見ばかりで見ててちょっと笑っちゃうのだけれど 見ていて突込みを入れたくなったりして、気が付くとこっちまでその事を色々考えてたりして 42さんの言う「波」が立っているのよね。
タチネコ住人からしゃべり場に肯定的なレスが出るとは あの番組○○しちゃいけませんか?みたいな議題からしてナメてる ジェンダーバイアスバリバリに浸食された 10代特有の借り物の言葉群を聞くのは…('A`)お腹いっぱい
>>490 あたしの事を過大評価してない?
あたしここでタチネコ住人とひと括りにされる程共通した知識も無いし
どちらかと言えば異端だと思うわよ。
あたしが見た議題は、IT関連の会社を起業した高校生が
「十代のうちに自分の武器を見つけるべきだ。みんな目的も無くプラプラして怠け過ぎだ」
というような主張だったたの。
彼は真面目で偉いとは思うのだけど、たまたま好きなIT(ちょっとオタクっぽい)という
自分にぴったりな目標に出会って、月7万円の収入を得ているだけなのに
ここまで自信を得て、その方法論を他人に押付けちゃう所がおもしろかったの。
(起業を思い立って実行するなんてほんとうに心から偉いと思うけれど
自信も押付けもまだコンプレックスでもがいている真っ最中に過ぎないと思ったの)
あたし的にはその対極にいる「やりたい事を見つけろって言うけど簡単にみつからない。
なんでそんなに若いうちから働け働けって言うの?」
と言えてしまう子の方により興味があったりして。。
>10代特有の借り物の言葉群を聞くのは…('A`)お腹いっぱい
そこに拒絶心が生まれるのは自分がまだそのフィールドになにかしらの執着しているからかもよ?
あたし10代の頃尾崎豊が大大大嫌いだったわ。自分が反抗期の年頃だからって
窓ガラス割ったりバイク盗んで迷惑かけて悲劇のヒーロー顔するんじゃないわ!と拒絶したものだけど
今はそんな悩める年頃の独り善がりなモヤモヤを少し離れた場所から眺められるようになったわ。
別にあなたの心を解剖するつもりはないから怒らないでね!
>>53 >あと、ゲイポルノにそういう「男の友情」幻想があるというのは、
>初めて知りました。(一部かもしれませんが)
ここまであからさまなのはほんとうに一部だと思うのだけど、
性愛を友情としたまま欲情しまくっているのはあたしが読んだ範囲でそんなに珍しくないと思う。
>もしかしたら、私が「友情としてのレズビアン」にグズグズと
>もにょるのも、私の中のビアンフォビアのせいかもしれません。
>でも、むしろ友情と性愛をごっちゃにする方が、少なくとも性愛を
>友情で隠すことの方が、ホモフォビア(ゲイもビアンも)をはらんでいる
>という見方もできないでしょうか?
どっちがより強いかという比較はよくわわからないし重要でもない気がするけれど、
どちらにもフォビアがはらんでいるとあたしは思う。
前に書いたゲイポルノの例で言えば、女子供が入れないストイックな男のお祭り世界でつながる硬派な「友情」を美化しながら(硬派気取り)
実質はなめるような模写で欲情している色情狂いの超軟派でしかないのも、
その超軟派さ(性愛・恋愛)を硬派(ストイックな友情)で包み隠す欺瞞を読んでモニョルのも、
どちらにもゲイの軟派さ(色情・恋愛志向)に向けたフォビアが隠れているのじゃないかとあたしは思う。
とことんまで突き詰めるとそこには「ゲイのくせに」という感情があるのかも。。。
>>321 >僕は、出来のいい作品ではなく、彼女たちの同人誌とか、典型的な雑誌とかの大衆的な話をしたいんだけどね。
>それら読んだら、あ、これは典型的な男女のラブロマンスだって思うよ。
>「オニャノコしたいな−」って作品が多いと思う。分析からはみ出る部分がある作品だと思うけどメジャーだから名前を出すよ。
>バナナフィッシュの英二とか典型的な守られる女の子だって思う。風木のジルベールも昔からある娼婦的イメージで、あ、これはカルメンだって思う。
>でも、今それを女の子でやったら、やりきれない作品になってしまうんだよね。
>僕は801のかなりの部分は女性のある種の規範イメージがやりきれなくなった時代に女性達がそれに回帰したいという欲望の産物だと思ってる。
>とりあえず男にしたらそれを見ないまま典型的な女の子のイメージに萌えられるし、また男にも萌えられる一石二鳥の有効な方法なんだと思う。
>だから、あそこに書かれてるのは自分の分身と自分の好きなタイプの男の子であって、
>ミソジニーとホモフォビアは必ずしも当てはまらないんじゃないか?
物凄くサンプル数が少ないのだけど、あたしこれが凄くよくわかる。
801という概念をまったく知らない昔に「11人いる!」を読んで直感的に感じた事がまさにそれだったの。
両性具有者の(まだ性別が確定してなく将来どちらかになる。本人は男のつもり)の主要人物は
言葉使いはや表面的な立場は男側なのだけど、その本質的な立場はまぎれもなく「少女漫画のドジな主人公」なの。
そして相手役の立場はその少女のドジもわがままも受け止めてくれる王子様なの。
これを少女と王子様そのままでやったらあまりに少女漫画流のご都合主義がストレート過ぎて気恥ずかしいから
一応自分達とは違う立場(ゲイ、両性具有)という体裁でワンクッションを置きたいのだと思う。
ゲイポルノ小説でも,
、男らしさを強調するものとは別の流れで
片側の主人公(主にネコ側の少年)に、「少女漫画の少女」的な願望を投影している種類があって
このゲイの願望の作品が、ストレートな少女漫画表現は気恥ずかしいけど願望はある女性にも結果的に響いて
801がゲイ小説と共にここまで広がったのかもしれないわね。
>>42 さん
バトラー新著、邦訳が出たら、読んでみますわ。
今回のagencyって、前著で使ってた「触発」と意味に意思が絡んだバージョンとして
使われてるのかしら。
媒介し、参照し、引き寄せられつつ、別の個として居る、みたいな。
(異国の女とEAST ASIAから推測してるのだけなので、ズレだこと言ってるかも)
なんでか
>>492 陽気さんのレスを見ていて
硬派友情と軟派色情狂いの同居ってとこから、ふと思い浮かべたわ。
ゲイの間での、タイプの男を見つけたときの言い方の違い。
お兄さん系がタイプの場合
本人に対して「かっこいいですね」
噂話で「かっこかわいいよね〜」
弟さん系がタイプの場合
本人に対して「かわいいね」
噂話で「かわいいよね〜」
でぶ系がタイプの場合
本人に対して「かわいい〜」
噂話で「かわいいね〜」
野郎系がタイプの場合
本人に対して「かっこいいっすね」
噂話で「かっわいいぃ〜」
…こういう違い、ない?
今回、801やオタクや「萌え」を考える機会を得て、
「18=32-33=前スレ560」さんの発言の意図がようやく消化できた気がするわ。
>「できすぎたファンタジー」というのは、「未知のリアリティを伴わない
>ものに、自分の理想・願望を投影し好きに妄想を膨らます」という
>意味合いで書きましたです。同性愛だけでなく、TG、様々なマイノリティ、
>地域(東洋、アフリカなど)…あ、「他者」か。
>私もやおいは面白いと思いますが、やおい的欲望の根底にあるのは
>基本的に↑ではないかということに対する「もにょり」は、どうしても
>捨てられない。どう考えるべきか、自分では分からないのですが。
今まで「理想・願望を投影し好きに妄想を膨らます」という行為に対して
他人事のように思ってきたのだけれど、
あたしがビアンや女同士の絆や人生を描いた映画に共鳴するのも
きっとそれが自分とは違う立ち位置だからこそなのかも。
男性世界(ホモソーシャル?)の当たり前とされる有言無言のプレッシャーに馴染めないから
対岸の女性世界に自分の理想・願望を投影して妄想しているのかも。
そうするとはくちゃんの801へのこだわり自体は少し理解できた気がするのね。
同時に、
>>62 の500さんの
>ワタシはリドリー・スコットの「テルマ&ルイーズ」の最後にあるキスシーンで、
>それまでの感動が「激しく萎えまくった」記憶がある。
>それから吉田秋生の漫画「櫻の園」、原作はかなり好きだったのに、
>映画化されたらビアン(というか、「百合」?)っぽい部分ばかりが
>やったら強調された作品になってて、これまた激しく萎えた、どころか
>怒りすら込み上げてきた(苦笑)。
>まぁ自分は女嫌いで、当然ビアンっぽい表現もかなり苦手だから
>(そういえば椎名林檎の何かの曲のPVを偶然見ちゃって吐いたこともあるなあ)、
>友情と恋愛を混合したり、持ち込んで欲しくない部分に「萌え」…というか、
>色恋の表現を持ち込まれることへの拒否感ではなくて、
>単なるレズボフォビアだと思っても差し支えはなさそうだけどwww。
それと前スレで映画「MONSTER」に対しての感じ方の違いもやっと消化できたの。
生々しさや、汚さやずるさなどの臭いを同じ立ち位置にいるからこそ感じてしまうのよね。
>>494 「硬派友情と軟派色情狂いの同居」と関連あるのかわからないけどど
なんとなくわかる気がするわ〜
男に対して「かわいい(好意)」が評価の基準だったりするのだけど
立場によって表向き(役割)と本音も微妙にニュアンスが変わってくるわよね。
でぶ系は微妙によくわからないわ〜
ただそれってみんなゲイコミュニティに馴染んである種確立したタイプと思う。
その場合噂話だと更に移行して「きゃ〜いやん〜きゃわいいわ〜(ハートマーク)」に行き着く気がするわ。。。
最近のヒット曲で女性アーチストが「ぼく」を使う事が多くて 前にそれを近年のジェンダーレス、ボーダレスの反映と評した批評を読んだ事があるのだけど、 あたしその批評がずっとぴんと来なかったの。 よく読んでいくと「ぼく」という主人公は「きみ」という相手の女性の事を 外側から物凄く理解して語っている気がするの。 。。。上手く言えないわね。 「ぼく」という媒体を使って、実は「きみ」と歌われている女性側の感情や願望を代弁させて、 結局「わたし」を歌っているというのかしら。 昔からの演歌の女歌とはまた少し違う気がするの。
498 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/05(土) 10:40:14 ID:sShnqJW+
NHK「しゃべり場」は、俺もそんなに嫌いじゃないよ。 テーマや主張はともかく 「自分が思っていることを"ストレート"に他人に伝える」って部分に 意義があるんじゃないかと俺は思ってるのね。 誰かに代弁させるんじゃなくて"ストレート"にね。 ゲストの「大人」が、「借り物の言葉」や「借り物の考え方」を見抜いて 本音を引きずり出してくれれば、もっと面白くなるんじゃないかと思うけど。
>>486 >デミスティフィケーションの段階で終わるとね、
>結局、分析という行為それ自体が「抑圧の構造」の再生産に
>利用されるんだと思う。
それ、まんま俺だw
いちいち煽りにキレてるようじゃダメダメすねw
500 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/05(土) 11:26:21 ID:sShnqJW+
>名無しさん
>>495 >男性世界(ホモソーシャル?)の当たり前とされる有言無言のプレッシャーに馴染めないから
>対岸の女性世界に自分の理想・願望を投影して妄想しているのかも。
妄想っちゃ妄想なんだけど……
「なぜここまでこだわりを持つの?」という、あなたの質問をずっと考えていて、
42さんの助けも借りて、俺は
>>478 の後段を書くに至った。
その具体的な内容は、
「ホモソーシャルに萌えるんだ」という"言い訳"が通用しない社会を
801から考えられないだろうか、という事なんだよね。
あるいは、"言い訳"を全く必要としない社会の模索。
例えば「クィア・ファミリー」もの(映画で言えば『ハッシュ!』や『メゾンドヒミコ』か)は、
ノンケの、特にノンケ家父長制度からはみ出した人々と、
同性愛者をはじめとするマイノリティたちとで、共有できるものがあるよね。
つまり、「801の中のクィア・ファミリーもの」を通して、
ノンケと同性愛者が意見交換したりって対話ができる。
801を読むための"言い訳"が必要とされる今は、
「白い目で見られたり」「病気扱い(向こうのスレ)」だのされて、
対話なんてできない状態だと思うんだよ。
こんなにでかい市場なのに勿体無いと思うのさ。
仮に801の中で「内ゲバ」が発生するにしても、それは互いの、
それこそ「人それぞれの好み」が尊重されれば解消できるはずだしね。
「フォビア萌え」も「ミソジニー萌え」も「典型的なオンナノコ像萌え」も
あって当然だし、それが「自己決定の末の好み」であるなら
何者にも侵食されないはずだよ。
801に「投影する理想・願望」が、もう少し開けたものであってもいいんじゃないかと
俺は思う。
俺が言ってきた、801に対する「可能性」とか「期待」って
簡単に言えば、こういう事なんですわ。
ま、801も同性愛者も、クローズドでいたいという声が優勢である今は
「妄想」で終る話だぁね……で、500ゲト☆
501 :
禁断の名無しさん :2005/11/05(土) 11:28:10 ID:Kv3baSB2
弱者がいるから社会なのよ。
>>491 そう、彼らのあらゆる主張がちょっと前の自分の
“段階”にみえてしまうんですよね
>>501 中2高2大2にすべて当てはまるw
>>500 しっつもーん
では801以外のオタク系の萌え(百合、ギャルゲー、ノーマル)はどう思う?
言い訳を用意せずに機能してると思う?
>>503 でしょ?
ていうか、この辺の話とかを見て
社会学でいうところの
「学校化社会」って言葉を思い出したの。
なんか、これを殊更悪いもののように取り上げているけど
同じ口が学校が社会の反映だともいうわけなのね。
だったら、学校化社会って何?
当たり前じゃんって話。
だから、中2病、高2病、大2病ってのも人の要素として
備わっているものだと思うの。
殊更否定されるものじゃないし
人の態度の好き嫌いってだけ。
(これ、ネタにするとノスタルジーを感じて楽しいんだよね)
まあ、人に迷惑をかけちゃダメってだけかね。
議論の場じゃないところで強引に議論を始めるとか
的外れの押し付けとかしなければいいんじゃない?
つまり 学校化社会否定=学校否定=社会否定 中二病否定=(いろいろ飛ばして)=人間否定 ってことね。 まあ、人には他の人に対する好き嫌いはありますから 人が構成する社会に対しても好き嫌いがあって当たり前でしょ。 結局は程度の問題なんです。 なんでも、好き嫌いで済む範囲の否定にとどまって欲しいものね。 強引に登る気がない修験道の山に登っちゃいけないわ。
507 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/05(土) 15:35:52 ID:sShnqJW+
>>504 機能してないんじゃない??
だから
>>182 に紹介されてるサイト管理人が危機感を覚えてるわけでしょ。
>>487 大峰山での修行を2度体験し、今後も登る予定の俺としては、ひとごとではないなw
霊山ていうのかな、行場で女人禁制を守っているのは(確か)大峰山だけなんだよね。
大峰山の行そのものは女も可能だと思うので、個人的には問題ないと思う>女が登る
それは、修行の現場で何度か俺は言ってる。黙殺されてるけどw
結局、修行する女性の中から、これまでそういう声が出てないんだね。
(封殺されていたのかもしれないが)
多分「男もネをあげる"行"を果たして自分(女)がクリアできるだろうか」に
あるんだろうと思う。(男でもリタイヤする人は少なくない)
物見遊山じゃないんだから、"行"をこなせなければ意味がないわけでね。
何かあった時のリスクを背負うのは先達であり麓の住人たちである事を、
修行する者ならば、女でも男でも、よく弁えている。
リスクってのは、ケガした時の搬送とか賠償とかってレベルの話じゃないよ?
ひとは誰しも一人で生きてるわけじゃない。
自分の失敗は、他の、修行する人々・支える人々(家族含めて)にも波及する。
それぞれが命や人生をかけて修行してるんだから、
おろそかに考えてはいけない。そういう意味のリスクだね。
そこらへんが、修行する女たちが二の足踏む部分だろうと。
(つか、その前に年代層が高いんだなコレw あのオバちゃん達には無理ぽw)
ぶっちゃけ、軽い気持ちで大峰山に登る男がいる現状を見ると、
今後でてくるかもしれない、真剣に修行したいって女を
門前払いする理由はないと思うね。
>>494 それでよいかと。しかし、邦訳はスケジュールに上っているのかどうか微妙です。
このあいだ聞いた話だと竹村さんは今、翻訳の仕事は抱えていないとのこと。
誰か別のひとがやるんでしょうか。
ライリーについては、すでに『ジェンダー・トラブル』の註でバトラーは
ふれています。名著でさまざまな出版社から版を重ねていて、その副題を
Feminism and the Category of Women in History という、" Am I that Name ? "を
バトラーはそこで参照してます。
これはシェイクスピアの『オセロ』でイアーゴーの姦計により夫に不貞の嫌疑を
かけられ売女(だっけ?)と罵られたデズデモーナがイアーゴーに言う台詞ですね。
デズデモーナ:私ってそんな名前なの?
イアーゴー :どんな名前だとおっしゃるんで? お美しい奥様。
デズデモーナ:私の主人が私がそのような名だとおっしゃったのですわ。
誰かに名付けられ、カテゴリー化される者とそのことへの「モニョリ」、
このスレの遠いはじまりは、デズデモーナのこの問いかもしれません。
509 :
禁断の名無しさん :2005/11/05(土) 16:13:58 ID:QpTisArz
一年会わなかったら♀友達が♂になっていた!ヒゲもスネもボーボーでまじ♂に見える。男性ホルモンの成せる技〜!
>>502 そうした分類図式というのはおもしろいし、そのカテゴリーにはそれなりのリアリティは
あるんですが、問題なのはそのカテゴリーにおさまりのつかないものへの感性を鈍らせる
ことにあります。
>>502 さんは、それをたとえば「社会人2年目病」というかたちで補足して
いらっしゃるわけですが、それでもまだ十分ではない。
そうした分類図式をつくり、人間を類型化、カテゴリー化するというのは、統制、統御のための
テクノロジーのひとつだと思います。ひとそれぞれであるはずの何かを、カテゴリーに「収容」し
「隔離」する。この「収容」と「隔離」のテクノロジーというのは、フーコーにとっての生涯の問題で、
それは『狂気の歴史』における「狂人たち」の「大いなる閉じ込め」から、『監獄の誕生』の規律・訓練の
装置としての一望監視装置、パノプティコンへの言及、そして『性の歴史』における多数多様なものであるはずの
セクシュアリティを「収容」し「隔離」する規範としてのジェンダーの歴史を問うところまで、一貫しているといえます。
フーコーの最晩年の、se deprendre 自分から脱け出すこと、という言葉を、思い出すこともできるでしょう。
「学校」というのもそうした「収容」と「隔離」の装置のひとつで、「学校化社会」が問題なのは、その「収容」と「隔離」の
全域化により、「収容」と「隔離」のテクノロジーの不可視化が進み、知覚困難なものとなる点にあります。
他者というのは自分の思い通りにはならない「厄介な主体」である。だから、それを統御・統制可能なものにしたい。
そういう欲望が生まれる。その欲望を実現するのに動員されるのが、「収容」と「隔離」のテクノロジーです。
「学校」というのは「厄介な主体」である「子ども」「ガキ」を統御・統制可能なものにする装置ですね。
「収容」と「隔離」の全域化は、静的な状態として「ひとそれぞれ」を実現し、それを再生産しはする。
しかし、そこにあるのは相互無関心で、それがいぬまわりさんの危惧する状況につながることは、すでに
説明しました。
「ひとそれぞれ」というのは静的な状態として実現されるのではなく、動的な変容の可能性として
実現されなくてはならない。「収容所」の数が増えるだけでは意味が無い。他者の他者性を承認することが、
自己の他者性を承認することにつながり、それが自己の変容を可能とし、実現する、そうしたカテゴリーの
開けが必要なわけです。
他者についてあることを既知とみなし、未知の部分への感性を鈍らせることは、自己における未知の存在を失念させる。
分類を行い、図式をつくり、それを「知識」として集積することは大いにやればいいでしょう。しかし、それを
批判する「知」を働かせることもまた必要で、「学校」というのは、そうした「知」については何も教えて来なかったに等しい。
国民国家の再生産装置として、「収容」と「隔離」を自然化し、本質化し、それを問う「知」など存在しないかのように、
することに加担し、寄与してきた、それが「学校」です。
「収容」と「隔離」といえば、当然のことながら、20世紀のいくつかの出来事を思い出させるわけですが、
その想起される出来事から現在のわれわれに要請される倫理は、他者の「厄介さ」と自己の「厄介さ」を
「収容」と「隔離」とは別の仕方で、楽しむ、というところにあるんじゃないでしょうか。
そしてそれは、ロラン・バルトの教え、だと僕は思います。
>>494 いぬまわりさんの全体主義的コンセンサスの蔓延に対する危惧は、たとえば、
「ひとそれぞれ」という言葉を用いる時にそれが、「他者の他者性の承認が、
自己の他者性の承認を可能にし、自己の変容を引き起こすといった自由」にではなく、
「他者の他者性を自らとは無縁のものとみなし、主観的かつ想像的でしかない
脆弱な自己の自己性を他者に認めさせる強制力の動員という不自由」にしか、
つながらない、そこに淵源があるんじゃないでしょうか。
「隔離スレ」などという言葉が、ごく自然に用いられ、そうした言葉を用いることで
自らの欲望をどのように語ってしまっているのかも、気づかぬ、そういう状況ですから、
いぬまわりさんの危惧が強くなるのは、無理もありません。
カテゴリーのうちに「収容」され「隔離」されたものには、つねにすでに
カテゴリーの内部におさまりのつかないものが無数に存在し、犇き蠢いている。
だから、「名付け」に、「名」に、その「名」が求める「らしさ」に
具体的にモニョる。
「名無し」というカテゴリーは、そうした具体的な「モニョリ」を忘れさせるもの
でもありますね。「名付け」、「名」を抽象的、一般的に回避させますから。
その安直な回避の反復が、ネットの外での「名付け」「名」への「モニョリ」の
強度を増幅させ、それもまた「収容」と「隔離」のテクノロジーを全域化し、
自己のセキュリティを完璧にしたい、という欲望の拡大再生産に結びつくんでしょう。
バトラーのいう、 giving an account of oneself というのは、そういったところでも
いぬまわりさんの危惧に関わっている、そういう行為だと思います。
なげーよ。 短くまとめろ
514 :
禁断の名無しさん :2005/11/06(日) 19:18:07 ID:3Pvy/8KB
「男のくせにピアノなんか弾くの?」 こういう感覚ってどこで身に付くのかしらね・・・
>>514 単に、その人の周囲にピアノ弾く男がいなかったから、とか。想像力の欠如??
それで、未知なる存在=ピアノを弾く男に直面した時に、
まず否定から入るんじゃないだろうか??
>>512 42さん
理解があるふりして寄ってくるけど、肝心の話の核心では矛盾点が露になりボロを出してる。
ゲットー化、なんて古い言葉をそのまま使って直ぐ却下できるくらいの、稚拙な煽りをする。
それだけのことじゃないかしら。
そういうものに関して、思い浮かべたこと。
あたしの大好きな映画監督のひとりに、フリッツ・ラングという方がいるの。
(42さんには、ゴダールの『軽蔑』に本人役で出演してる方、と言えば解るかしら)
サスペンス映画の名手としても知られる、戦前ドイツの大作映画の監督。ニーベルンゲン、メトロポリス、M、が有名ね。
ナチ台頭時に、フランス経由でアメリカに亡命して、その後はハリウッドで反ナチ映画をたくさん撮ることになるんだけど、
その亡命の時の話。
1933年に、ナチの大臣ゲッペルスが当時の映画界の方々を招いたとき、ユダヤ人だったラングも招かれたの。
そこでゲッペルスは、ナチ第三帝国の映画業界の理想を語ったんだけど、そこで褒めた映画の例は、
『戦艦ポチョムキン』(共産主義に賛同する)とか、ラングの『ニーベルンゲン』(ユダヤ人の監督が撮った)とか、
ナチの普段言ってることからしたら公開禁止対象の最低な映画扱いされるようなものばかりだったらしいの。
実は、そうやってユダヤ人たちの機嫌を取って利用しつくしてから、迫害する予定だったらしいわ。
だけど、そこでゲッペルスが言った言葉だけを聞いたユダヤ人たちは見事に騙されて、
ナチもほんとうは、そんなに悪くないんじゃい?って、喜んでしまったの。
そこでラングは、ナチ批判だとして上映禁止になっていた過去の自分作品『ドクトル・マブゼ』を
上映禁止から外して貰えないかって、単身ゲッペルスに頼みにいったの。
ゲッペルスと色々話し合ったんだろうけど、一番気になっていた件「私はユダヤ人なんですがいいの?」と訊いたの。
そしたら、ゲッペルスは、何て答えたかと言うと、
「誰がユダヤ人なのかを決めるのは、お前じゃなくてヒトラー総統だ」──。(うわ…)
ラングはその言葉から、決定的な身の危険を確信したんですって。
そして、その夜のうちに大急ぎでパリに亡命したの。
とても聡明な判断だわ。尊敬しちゃう。
その当時のドイツで同じような状況に立たされてそんな正しい判断を出来た人なんて殆どいなかったでしょう。
今なら、自己定義に関する権力について、ノウハウが蓄積されてるもの、
シンプルに自己破綻してるおかしなこと言っていたら、すぐ気づくわ。
70年も前の狂った連中とそっくり同じパターンのやり方を使ってるんだもの、アホくさ。
でも、そのやり方がまだまだリアルで使えてしまっているから、そうしてるだけなのね。
いい加減にしてほしい、進歩のなさ加減。
>>516 フィルム・ノワールの名作、『飾窓の女』が僕は好きですね。
ファム・ファタルのジョーン・ベネットとさえない中年男を
やらせればピカイチのエドワード・G・ロビンソンがいいコンビです。
『スカーレット・ストリート』もいいなぁ。ゴダールたち、カイエの連中は
みんなラングにイカれた経験があり、それがあっての『軽蔑』での出演ですね。
ファム・ファタル、運命の女というのは、フィルム・スタディーズの研究テーマの
ひとつで、最近ミソジニーについていろいろ考えているので、ちょっと調べて
みようかな、と思っています。
邦画では良いのないかな?
>>517 まあ。羨ましい。『スカーレット・ストリート』観てないのよぉ。
DVD発売中止になっちゃったし。
フィルム・ノワールにはファム・ファタルが付き物だけど、
女の“魔性”と、それとペアになる男のダンディズム(?)。
そこに魅力を感じなきゃ、のれないのよね…。
あたしは、ハードボイルド臭が出てくる前のラング、
激怒、暗黒街の弾痕、真人間、が好き。
このあたりのラング映画のヒロインのシルヴィア・シドニー、
過剰な色気の代わりに聡明さがあって好感持ってる。
真人間の、コミカルな説教シーンなんて、今観ると
『キューティ・ブロンド』のエル・ウッズの先取りかと感じるわ。
『氷の微笑』を最後にして、それ以降の最近の映画は“魔性の女”って
男を誘惑しないで、女を誘惑してる気がする…。
つベーゼ・モア、バウンド、モンスター(←セルビー)
>>518 ファム・ファタルをメインテーマとしてはまだ撮ってないはずですが、
黒沢清の映画は「映画における女性イメージ」というところから
観てもおもしろいと思います。あとはやっぱり昔の映画ですかね。
今年生誕100年を迎えた成瀬とか。あとご多分に漏れず、小津とか
溝口とか。そうそう、にっかつロマンポルノもおすすめです。
神代辰巳とか小沼勝とか。神代の『赫い髪の女』の宮下順子なんて
いいなぁ。
>>519 ずいぶん前にどっかでラング特集やったときに観ました:『スカーレット・ストリート』
フィルムセンターだっけ。
ファム・ファタルというのは近代におけるミソジニーとミソジニー批判とが
せめぎあうトポスだと思います。最近の映画についてのご指摘は、僕にも
同様の印象があって、それがミソジニーとミソジニー批判にどう関わるのか、
それも考えてみたいと思っています。それもまた、「抑圧」から「排除」へ、と
いう変化としてとらえられるのではないか、という漠然とした予想は
ありますが、作品にそくしてきちんと検証する必要があるでしょう。
>>520 タイトルだけしか知らないんだけど、『女囚さそり』のシリーズって
もしかしてそんな感じ?違うのかしら。
それから、原田知世の『黒いドレスの女』ってどんなでしたっけ?
忘れちゃった。
>ファム・ファタルというのは近代におけるミソジニーとミソジニー批判とが
>せめぎあうトポスだと思います。
ん…。ピンとこない。ミソジニー批判ってあるのかしら。
去年の『キャット・ウーマン』でのシャロン・ストーンは、
ファム・ファタルを通り越したぶっ飛んだ悪役をやってましたわ。
それとは別に、美少年、美青年にファム・ファタルのポジションを与えてる
ゲイものとかもありそうね、とふと思ったけど、
『ベニスに死す』は例外として、他は、
相手に神秘性がないし、現実味を感じすぎて、ファム・ファタルとはなんか違う気がする…。
(想定したのは、モーリス、司祭、プリック・アップ、KiSSingジェシカ)
地に足についたゲイが、ホモフォビアに取り憑かれたゲイを、
いい意味でも悪い意味でも「惑わす」、っていうのが多いみたい。
実はファム・ファタルとは逆のパターンなのかしら?
それから、映画の中のビアン・ファム・ファタルは、
殺人とか強盗とかに行っちゃうような印象…。
対・男社会/女らしい女の押し付けはもう沢山!
…の意味も持たされて出てくることが多いからかしら。
キッショイ( ´・д)(д・` )ネー 隔離病棟から出ないでください 857 名前:はく ◆3NcRyI2Bhk [sage] 投稿日:2005/11/07(月) 23:14:14 ID:mxkkFNuN ……………… もうね、俺ね、ジェンスレでも思い知ったけどね、、 ほんっとに「縛られる」っていうのがダメみたいだ。。 他人が何かに「縛られてる・押しつけられてる」気配を察知しただけでも 我慢できなかったりする。縛ろうとしている者に我を忘れて食ってかかってしまう。 歴史スレで思わず書いた「永遠の17才」って、 丸っきりのデタラメじゃないな。 俺って、そんな奴なんだ。うん。びみょー……
はくちゃん(´∀`*)モエ
はくちゃんはかわいそうなこ・・・・めかけのこ・・・・ すくってあげたい・・・・・
>>521 ネタバレになるので詳細は避けますが、映画におけるミソジニー批判で
一番わかりやすいのは、ラングの『飾窓の女』のラストです。
あのラストは確かに終わり方のひとつのパターンなんですが、あの映画は
ああ終わらなければならない。いぬまわりさんが
>>516 で紹介してくれた
エピソードに見られる感覚の持ち主だから、できることなんでしょう。
そしてそれは、ラングの倫理的な姿勢、だと思います。
映画って「女性イメージ」を再生産し、ミソジニーを強化するところが
あるわけですが、ラングはあのラストでミソジニーを社会的にどういう
構造が、そしてその構造が誰を利用して、再生産するのか、それを
暴いている。それがミソジニー批判のひとつのかたちですね。
ラングはそうした構造的なミソジニー批判だけでなく、もっと作中の細かい
ところでもいろいろやっていると思うんですが、それをちゃんと言うには、
いくつかの作品を観直してみないといけないので、とりあえずはこのあたりで。
はくのような望まれない子どもって、 社会にとっても、親にとっても不幸な存在だね…
>>525 まあ。飾窓の女のラストにそんな意味を? 考えてもみなかったわ。
深読みしすぎな感じもするけど、そういう観点って興味深いと思う。
って言っても、フィルム・ノワールの枠内では特殊例すぎません?
フィルム・ノワール嫌いでそのへんあまり観てないので言い切れませんが。
(嫌う理由は…ねえ、ジェンスレ的には自明だわ)
ふと、郵便配達は二度ベルを鳴らす とどっちが古いのかしらと気になった。
郵便1942 飾窓1944 でした。
なんか激しく板違い方向に行ってる悪寒…。
>>516 は、露骨なものから巧妙なものまで「煽り」のやり口についての話で
映画の話をしたかったわけじゃなく、ラングの件は一例のつもりだったんですが…。
あのさー、匿名掲示板で基本的になにを書いても自由だとしても、 それでも言っちゃいけない最低限のラインってないかしら。
>>528 526とかのことでしょ。
ていうかさ逆に、こういうレスって、このスレによく書き込めると思って。
ホモ、キッショイ( ´・д)(д・` )ネー
隔離病棟2丁目から出ないでください
同性愛者のような望まれない子どもって、
社会にとっても、親にとっても不幸な存在だね…
こう書き換えても成り立つ文なんだもの。論外よ。
まあ、そういう倫理的な要請以前に2chの削除対象なんだけどね。
削除ガイドラインにはこうある。↓
3. 固定ハンドル(2ch内)に関して
叩きについて
最悪板以外では全て削除します。
530 :
禁断の名無しさん :2005/11/08(火) 23:06:38 ID:fxGBls8E
なんか小学校みたい。いくら社会性を身に付けても歳をとるってのは難しいことね。
このスレに限って言えば どんな書き込みでも反発を受けるのはその人のコンプレックスの問題であって 反発から始まるコミュニケーションを否定するのは卑怯で姑息な思考停止なんだよ 今までそうやって好き放題やってきた連中の吹きだまりなんだから 倫理とか語るだけ野暮ってもんよ、姐さん
>2ちゃんねらーの中には、他人を批判する能力は長けているのに >自分自身を疑ったり、自分自身に質問をしてみるって事ができない人が意外に多いね。 >甘えん坊が多いのかな??w 最もキミに足りないのが自省だと解ってての物言いかねぇ。 自惚れ屋には気付くの無理かなぁ。
533 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/08(火) 23:58:38 ID:O7BmXUHB
しつこいねえ。同じことを何度も何度も……
叩きたいだけなら最悪板に俺のスレを立てて思う存分やりなさいよw
ところで、
>>321 の「回帰したい」って表現、えらく気になるんだよね。
パート3だか4だかで出てきたルール君の主張、
「これまでのフェミニズム運動は間違っていた」(かなり意訳。スマソw)を
言葉を変えた同意見のように思えるんですが、
女性の方的にはどうなんですかね??
534 :
500 :2005/11/09(水) 00:35:08 ID:tBTl64/L
しばらく見てない間にレスがガンガン進んでる、のはいつものことだが。
>>500 のはくタン
>仮に801の中で「内ゲバ」が発生するにしても、それは互いの、
>それこそ「人それぞれの好み」が尊重されれば解消できるはずだしね。
>「フォビア萌え」も「ミソジニー萌え」も「典型的なオンナノコ像萌え」も
>あって当然だし、それが「自己決定の末の好み」であるなら
>何者にも侵食されないはずだよ。
あのー、オレが「内ゲバ」って言ったレスの中では
「801萌えそのものの内側」については何も言ってないはずなんだけど。
「801女の中で、801萌え以外の要素(オサレかどうか、etc)について
『〜〜な801女はイタい、迷惑だ』とか叩き合いになるのはどうかと思うよ」
ということを言うのに「内ゲバ」という言葉を使った記憶はあるけどさー。
はっきり書いてなかったかもしれないけど、ワタシは801の人たちが
自分の中だけでor妄想を共有できる人たちの中だけで「801萌え」を楽しんでる、
そのことについては何も言う気ないんだわ。
別に801に限らず、妄想に正義とか倫理とかってないと思うし。
ただ、その妄想を外に向けて表現するってことになると、そこには
801の人においても、そうでない人においても、
互いに不快な思いをしないために、ある程度の倫理が必要になってくるとは思うんだよね。
で、パスワード制とかでもなんでもない「匿名掲示板」の中に萌えを綴るっていうのも、
「外に向けての表現」ではあるわけですが、
わざわざ好きでもない「そのジャンル」の板に乗り込んで、
外野の立場からやいのやいの言うのも無粋なら、
クローズドな掲示板でないならある程度は必然的に紛れ込んでしまう、
そういう「無粋な客」に対していちいち過剰反応してるってのも何だかなあ…
と、801板のあのスレと、こちらのスレの一連の流れを見て思ったんですわ。
さらに、その「無粋な客」がはくタン、あなただっつーとこがまた、
ワタシの眉間に更に皺を寄せてくださるわけですよ。
大峰山の騒動に対するコメントといい、
>>533 といい、
はくタン、あなたは一体何をしようとしてるんですか?
オイラにゃさっぱりわかんねえっすよ。
(何が言いたいのかは本人にはわかると思うけど)
535 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/09(水) 00:53:55 ID:ZYhU5w6a
>>534 ?
>さらに、その「無粋な客」がはくタン、あなただっつーとこがまた、
>ワタシの眉間に更に皺を寄せてくださるわけですよ。
それは分かってますが。
俺がやったことの話はもう済んでるよね。
で、大峰山のコメント、どっかおかしいの??
>>507 は、実際に修行に行った仲間たち(男も女もいる。年代はバラバラ)と
帰りのバスの中で話したことをそのまま書いたんですが。
>>533 (後段だよね?)は、そのパート3だか4だかで、
「時計は元に戻せない」と俺は書いたんだけども、
やっぱり「回帰したい欲望」を持つ女性が多いんだろうか?
(俺はそうは思わないが)って意味で書いたんだけどね。
536 :
禁断の名無しさん :2005/11/09(水) 00:55:55 ID:dAXvNFOg
537 :
500 :2005/11/09(水) 00:56:54 ID:tBTl64/L
いや、
>>533 に対しては単純に
>女性の方的にはどうなんですかね??
ってとこに反応しただけの話ですよ。
これ以上は何も言わないし、言えないんだが。
538 :
禁断の名無しさん :2005/11/09(水) 01:05:42 ID:cHBsLdi3
子供の時の環境より、大人になってからの環境のほうが重要なのかもね。
539 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/09(水) 01:29:59 ID:ZYhU5w6a
「内ゲバ」は、確かに500さんが使っていた文脈とは違う意味で使ったんだけど、
そういう使い方をしていたレスがあったように思いこんでたが、
今探したんだけど見つけられないや。
してみると、俺が勝手に借用して別の意味をつけたってことだね。
すいません>500さん
>>537 「女性の方的にどうなんですかね??」
素で、そのままの意味だよ。
つか前の時には、42さんと俺とルール君しかレスしてなかったように記憶してんだよね。
だから、俺は俺で、そういうもんだと疑わずにきたけども、
実は、女性の中ではそういう声が多いのか?とフト思い
疑問をそのまま書いたってだけすね。
あなたの不審は充分わかってる。
はく総受け同人誌読みたくなってきた
>>539 はくタン
「不審」というか「不信」というか、ね。まあ、あなたをそうさせている責任の一端が、
自分にないとは言えない部分もあるわけだけど。
…ただ、別に今に始まった話ではないんだが、ワタシは不思議に思わざるを得ないんだよ。
あなたがなぜそのように振る舞い続けていられるのか、そしてその目的とか動機は何なのか、ってことが。
>>495 陽気な名無しさん ◆JiF670tafs
旧ユーゴ出身のあるサッカー選手(名前は忘れました)が、
「『サッカーは戦争だ』なんて言うヤツは、本当の戦争がどんなものかを知らないんだ」
とか言ってたのをなんとなく思い出しましたよ。
結局「隣の芝は青い」てのは誰にでもあることなんでしょうね。
それは必ずしも悪いことではないんだろうけど。
「山のあなたの空遠く」にでも、
ステキなものがあると思ってないとやってらんねえよ!って気分もわかるし。
けれど、それを表に出した時に、どういう反応が返ってくるかってのは、
こっち側には制御できない、相手の問題ですからねえ…
補足
>500さん
俺は、自分がレスするという行為で何かを暴こう、みたいな魂胆は持っておりません。
このスレで話されているのは、「いま何が問題とされるのか」であり、
そういう事を、それこそ個々のカテゴリーごとに語るだけでは
捉えきれないんじゃないか。俺はそう思ってます。
「はく」は、
>>512 の
他人から与えられる「名」や「名づけ」、そこから発生する"モニョリ"を極力、排除している。
自身の思考を、自身でどこかに「隔離」したり「収容」することに抵抗している。
「自分はネコだから」or「ゲイだから」or「(etc.)」というように狭めずに、
ただ一個の人間として問題を見ようとしている。
「はく」のスタートは、確かにネコ(受け)のモニョリだったわけですが、
今はそれも捨て去って見ようとしている、という事です。
そして、そうするように他の人たちにも要求している、という事です。
あなたの
>>276 を俺はちゃんと読んでいる。
しかし、例えば、42さんの「事情」すらも俺は問題にはしていない。
むしろ、問題にしてはいけないんじゃないかとさえ思っている。
これを知的ゲームと見る向きもあるかもしれないが、
俺は、これは知的挑戦だと、考えてます。
>>541 あなたにも他の誰にも、責任なんかないよ。
直接的な"動機"は、
「はく」がジェンダースレに"居る"ということ、そのもの。
ジェンダー問題に興味を持ち考える「はく」が存在することに意味がある、ということ。
544 :
500 :2005/11/09(水) 02:46:51 ID:tBTl64/L
>>542 はくタン
眠いから乱暴&手短に(すまん)。
>「自分はネコだから」or「ゲイだから」or「(etc.)」というように狭めずに、
>ただ一個の人間として問題を見ようとしている。
スマンが、もうこの時点でダメ出しをしたい気分になるなあ。
「ただ一個の人間として」なんて視点、オレにはとーてい持てないっすよ。
(あなたがそのような発言をするってのは、「他人事として」
ものすごーくよくわかる…めちゃめちゃ『想定内』ではあるんだけどね)
前にも言ったが、
ワタシは俺女で非モテでブサイクで、
たいした教養も知性もないsubhumanでございますからwwwwww
俺も眠いw 「所詮アンタはどこも痛いことないんだろ」という事を言ってるんだよね。 仰る通りかもしれない。 でも、本当に痛くない人間ていないよ。と、俺は思ってる。 さらに言えば、 痛い人間とも痛くない(と思ってるだけかもしれない)人間ともみんな繋がっている。 好むと好まざるとに関わらずね。 甘いと思われるだろうけど、どうしてもそういうふうに考えてしまう。 ごめん。
546 :
500 :2005/11/09(水) 03:08:51 ID:tBTl64/L
>「所詮アンタはどこも痛いことないんだろ」という事を言ってるんだよね。 …違うつーか今日あなた向けに書いたレスでそんな事言ったつもりはないない。 たぶん >しかし、例えば、42さんの「事情」すらも俺は問題にはしていない。 >むしろ、問題にしてはいけないんじゃないかとさえ思っている。 この辺からの連想なんだろうが、そこは問題にしてない。 >「ただ一個の人間として」 これ、これなんだって。 …まあいいや(よくないが)マジ眠い。モヤスミー
人間と人間が繋がってる…? ただ一個の人間として…? >狭めずに ⇔ >人間 ???? __ ウー ノ ・Å・ヽ<すいません、ちょっといぬが通りますよ。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎
上野千鶴子が最近言うように、われわれはまだ「ボキャ貧」なんでしょう。
「人間」という言葉もそう。
human というのは歴史において、 adult white man であって、そのカテゴリーの再生産の過程で、
black,yellow,woman,child,animal,etc. が排除されてきた(
>>547 のいぬは「黄色い犬」でしょうね)。
「人間」という言葉は同時に「人間以下の存在」もつくりだしてきた。
>自身の思考を、自身でどこかに「隔離」したり「収容」することに抵抗している。
>「自分はネコだから」or「ゲイだから」or「(etc.)」というように狭めずに、
というのは「人間ではないもの」、inhuman になるということにつながっていて、ニーチェだったら
superhuman 「超人」という言葉を使うかもしれないけれど、それをわれわれは「人間ではないもの」
「人間を超えるもの」のように、「人間」という言葉を使わずにはまだ表すことができない。
>>542 の
「ただ一個の人間として」は「ただ一個の人間ではないものとして」の意味なんでしょう。
「人間」というカテゴリーに包摂されてきた者たちの暴力性を、そのカテゴリーから
排除されてきた者が、「人間ではないもの」として誤認し、自分たちこそが
「人間」である、と主張する、それは歴史でよく見られる光景だと思う。
前に出た、エレファント・マンをめぐるこのスレでのやり取りを思い出してもいい。
あのときも「人間」という言葉をめぐる「モニョリ」があったはず。
今の「人間」がその排除性、暴力性において「その名に値しないもの」だと考えたときに、
そこからの変容によってなる何者かのことを、はくタンのようになおも「人間」という言葉で言うか、
ニーチェのように「超人」というか、あるいは最近のバディウのように inhuman というか、
それは哲学的には考える余地があると思う。
はくタンも
>>542 を「思考」の態度の話として言っているわけで、これは現象学的還元、
いわゆる「カッコ入れ」というやつで、ジェンダー、セクシュアリティ、人種、民族、
年齢等を「とりあえずカッコ入れ」して、数学的構造を発見する、ということだと思う。
そして、この「とりあえず」を、とりあえず、われわれはまだはずすことができない。
それはたとえば、社会制度の観点からすると、われわれは「人権」という言葉しか
まだもっておらず、それが保障される領域をひろげていくことをもはや必要ではない、とは
到底言えない、ということだったりする。政治文書で「人間らしい生活」という言葉を使い、
軍事力中心の安全保障概念に代わる「人間の安全保障」を国連で提唱する、「人間」という言葉に
「モニョリ」ながらそうするしかない状況がある。
抑圧の構造を見出すときに要請される「思考」の態度と現実とのあいだにはズレがある。
ある差異を「とりあえずカッコ入れ」することで、その「思考」の主体にとって
還元不可能な別の差異が見出される、ということ、ズレが「他者」として見出されると
いうことが重要で、それはたとえば、「俺女で非モテでブサイクで、たいした教養も
知性もないsubhuman」だったり「いぬ」だったりする。問題はそこから、「思考」する者が
自らが行った「とりあえず」の「カッコ入れ」をどう引き受けるか、という責任、
responsibility 応答責任や accountability 説明責任で、これは継続される対話のなかで、
時間をかけて果たしていくものだと思う。
かつてジャパニーズ・ビジネスマンは「24時間戦えますか?」と問われたけれども、
世界経済のある局面において、労働力供給の不足が生じ、女性労働力の動員が
要請されたというのが、いわゆる日本における女性の社会進出にはある。
これはとりあえずフェミの成果であるといえる。生き延びのオプションが
ひとつ増えたわけだから。しかし、まだこれは途中でもある。
これだけではまだ、「24時間戦えますか?」と問う構造、
おまえは資本増殖にどれだけ貢献できるのか、
という経済効率への貢献度だけで、ひとの価値が測られる、
その構造は何も変わらない。
>>321 の「回帰したい」は、経済効率への貢献度以外の価値基準で評価されたい、ということで、
たとえば、それは「良妻賢母」なのかもしれないけれど、それすら経済効率への貢献度として
測られる現実がある。「24時間戦える」労働力を生み、育てることができるかどうか、
それが「子宮」のレベルにまで問われているから、アメリカで展開されつつある、
デザイナーズ・ベイビーといった試みも現れる。
バトラーやサッセンといった第2波フェミニズムのなかからその批判的乗り越えを
問題として登場したひとたちは、その「回帰したい」を生じさせる「価値基準」の問題に
取り組んでいるわけで、僕にとっては
>>321 の「回帰したい」は現状の再確認にすぎない。
ネオリベラリストの立場に立てば、「使えない男」よりは「使える女」の方が効率的なわけで、
実際、人材派遣業界ではそうなっている。いわゆる「日本型経営」というのは、「使える男」も
「使えない男」も「女」よりは「使える」ことにしておきましょう、という悪平等の見本のようなもので、
これはきわめて効率が悪い。現在は経済効率の要請により、「使える奴」と「使えない奴」とに
分けましょう、ということになりつつあり、前者には社会進出を果たし、企業社会でキャリアを
形成できている女性が含まれる。でも、「使える奴」も経済効率の「奴」であることを免れている
わけではない。そして、その両カテゴリーに「収容」され「隔離」された女たちのそれぞれに
「モニョリ」はある。もはや「モニョリ」ではすまないかたちで、たとえば、東電OLや
拒食症といったかたちで、それは現れている。
フェミニスト・ポリティカル・エコノミーがカルチュラル・スタディーズと
政治経済学の接合を目指しながら、「出産・育児」や「介護」について考える背景には
先鋭化したシスターフッドの分断がある。マリア・ミースたちは、それでも「女性」に
共通の何かがあるはずだ、と「反システム運動」を組織し、シスターフッドの再構築を
図ろうとしているけれど、それは再び「女性」の本質化、「母性」の本質化につながる。
誤読されたギリガンのケアの倫理のように、性別役割分業の強化につながっていく。
ここでも闘いは二重でなければならず、一方では既存の本質化された「女性性」を解体しつつ、
もう一方ではそれにより生じたシスターフッドの分断を「女性性」という本質への
回帰以外のやり方で克服し、新たなつながりを構築していく、ということが
求められる。
それはすでに、10年前にフレイザーの「再分配か承認か?」がきっかけで起きた、
バトラー=フレイザー論争の時に明らかとなったことで、この「女性性」の本質化をめぐる問題は、
gayness 「ゲイ性」についても事情は同じで、バトラーの論文のタイトルが示すように
それは「単に文化的な」ものではない。それなら「モニョリ」は生じない。
文化的なものである gayness が、他者と自らの生き延びの可能性を制限すると同時に
拡大もする、政治や経済の構造に関わっているからこそ、「モニョリ」は生じる。
先生!精液便所の子が精液便所を産み育てるのはどうしてですか?
カエルの子はカエル、精液便所の子は精液便所?? 深いわね(業が)。 ところでジェンダー議論の最終的な目的って何なのかしら。
目的があって議論してるの? モニョリがあるから議論してるんじゃないの?
>555 ? ごめんなさい、文意が理解できないわ?
557 :
はく ◆3NcRyI2Bhk :2005/11/09(水) 22:44:25 ID:ZYhU5w6a
げー、、、なんか難しいよぅ……
>>548-549 「名」を与えられ・自称し、「名づけた・名づけられた」イメージに留まっていなければ
何かを考えることができないというなら、俺はすすんで「人間ではないもの」になるよ。
まあ「超人」でもいいし「狂人」でもいいや。なんでもいい。
42さんのレスを読んで思ったんだけど。
俺が何かを考える時、今"とりあえず"名乗っているもの・名づけられているものは
「"とりあえず"なんだ」「"とりあえず"でいいんだ」って事を
無意識に頭の隅にいれてるんだよね多分。言い換えれば、常に”疑っている”。
で、考えを突き詰めていく過程で、今名乗っているもの・名づけられているものが
邪魔と感じたら、すぐに捨てる。
いったん、「何者でもないはく」「人間ではないはく」に戻る。
そこから、今まで”とりあえず”名乗っていたもの・名づけられていたものを
眺めてみる。
そういう……何だろう……視点とかの逆転?出し入れ?自分を疑うこと?は、
俺は別に苦痛じゃなくて普通にやってる。
他の人もそうだと思ってた。
だから、ときどき驚く。「反発」されるたびに戸惑う。
(なんで、その、"とりあえず"の場所に留まってるの??)って。
>あなたは一体何をしようとしてるんですか?
に対する答は、だから、
>そうするように他の人たちにも要求している
としか答えようがないなあ……
と、
>>546-547 で何が問題になってるのかよく分かんないんだけど、一応。
「回帰したい」が気になったのは、フェミニズムの批判をふまえて >その「回帰したい」を生じさせる「価値基準」の問題 を考えなきゃいけないのかな??と思ったからなんだけど、 バトラーやサッセンを読めばいいのか…… 「先鋭化したシスターフッド」って、どういう状態なんだろう?? 例えば、俺が801スレで行った「俺自身の被害者意識の押しつけ」みたいなもんなのかな。 女性に共通したものであるはずだ、みたいな。
>>507 大峰山の話に追記。ちと歯切れ悪いレスだったかも知れないので。
>強引に登る気がない修験道の山に登っちゃいけないわ。(
>>506 )
俺は基本的に、これに同意なんだよね。
でも、「外部」からの働きかけは必要だと思ってる。
というのは、「内部」の人間たちだけで考えていくのも支えていくのも
もはや難しいと思うから。
数千年の歴史を持つと同時に、この先、その何倍もの歴史を作ってかなきゃならないんでね。
「信仰」とか「社会情勢」とか「観光資源」とか「自然保護」とか、
それぞれを連動させて考えなきゃいけない。
例えば、もし「信仰」一本で考えたら、
「女が修行したければ、よその山いったらどない?」で終っちゃうからね。
羽黒山という先例もあるんで、急いで答を出す必要はないし、
内部外部ともに時間をかけて考えていけばいいんじゃないかと思う。
>>558 先鋭化したのは「分断」ね。シスターフッドの分断が先鋭化した、と
そういうこと。
>俺が何かを考える時、今"とりあえず"名乗っているもの・名づけられているものは >「"とりあえず"なんだ」「"とりあえず"でいいんだ」って事を >無意識に頭の隅にいれてるんだよね多分。言い換えれば、常に”疑っている”。 >で、考えを突き詰めていく過程で、今名乗っているもの・名づけられているものが >邪魔と感じたら、すぐに捨てる。 >いったん、「何者でもないはく」「人間ではないはく」に戻る。 >そこから、今まで”とりあえず”名乗っていたもの・名づけられていたものを >眺めてみる。 >そういう……何だろう……視点とかの逆転?出し入れ?自分を疑うこと?は、 >俺は別に苦痛じゃなくて普通にやってる。 >他の人もそうだと思ってた。 >だから、ときどき驚く。「反発」されるたびに戸惑う。 >(なんで、その、"とりあえず"の場所に留まってるの??)って。 この辺りがはくがまともな人間扱いされない原因だな
大峰山に登った女と、801板で暴れたはくがかぶって見えるわ 功を焦ってか、自己顕示か、 対話の場を荒らして、相互の信頼を踏みにじっておきながら 「問題提起をしたかった」とすました顔で言える神経がわからないわ 問題を提起することは、対話の機会を貰えることを保証しないし、 対話の機会を貰えることは、主張を聞き入れて貰えることを保証しないもの
>>562 「相互の信頼」というのは、ハーバーマスのいう「コミュニケーション的理性」によって「対話」の前提として
置くことが可能となるわけだけど、そうしたものなしに行うのが「対話」、ダイアローグというものでしょう。
また、「コミュニケーション的理性」なんてヨーロッパにすらないことが、今のEUを見ていてもわかる。
「対話」の前提は対話者双方のメタレベルに想定された「相互の信頼」ではなく、両者のあいだにある「齟齬」、
ランシエールのいう「不和」でしょう。
国際的なフェミニスト会議で、途上国の有色人種フェミニストが先進国の白人フェミニストに、
先進国女性が消費する不妊治療技術の進歩のために途上国女性の身体が利用されボロボロにされている
ことを訴え、問題提起する。これを「功を焦ってか、自己顕示か」「相互の信頼を踏みにじる」と
言っていたら、問題提起なんてできない。これを「対話」のはじまりとしての「齟齬」「不和」と
考えるから、議論が展開される。ランシエールの『不和あるいは了解なき了解』によれば
これは「政治」のはじまりでもある。「国際的なフェミニスト会議」といった「対話の場」を荒らして
はじめて、「対話」という出来事がはじまる。
で、「主張」は「聞き入れて貰う」ものじゃないし、「対話の機会」も相手から「貰う」ものじゃない。
もちろんこちらが「与える」ものでもない。どうして、何かを「訴える」側ばかりが
「貰う」立場にならないといけないのか。そのおかしさは、田中美津がすでに言っている。
今回の大峯山の件はきわめて「性急」だとは思うけれど、それは「功を焦って、自己顕示」ということではなく、
田中美津が「わかってもらおうは乞食のこころ」と言った時とは、状況が異なることを見てない、そこにある。
まあ、伊田が絡んでいるし、アクティビズムというのはそういうものかもしれないし、また
「問題提起」というのは、ここで今、展開されているような議論を触発するものでもある。
ちなみに「不和」のランシエールによる定義は、「一方の対話者が、他方の述べていることを
理解していると同時に、理解していないという発話状況」、「白と述べている人と黒と述べている
人の衝突ではなく、白と述べている人と、白と述べているが少しも同じことを考えていない人との
あいだ、あるいは相手が白という名詞で同じことを述べているのにそれを少しも理解していない人との
あいだの衝突」。これは「無知、故意のごまかし、作為的な錯覚による無理解」ではないし、
「言葉の不正確さによる誤解」でもない。「タチ」「ネコ」「ジェンダー」等の言葉をめぐる
「不和」「齟齬」がないなら、「モニョリ」はないし、「対話」もはじまりようがない。
女人禁制を守る修験道の根本道場、奈良県天川村の大峰山(山上ケ岳)登山を計画した
性同一性障害の男女らを含むグループは3日、禁制維持の立場から登山しないよう求めた
地元住民の説得に応じ、登山口の手前で計画を中止した。
グループは、立命館大非常勤講師の伊田広行(いだ・ひろゆき)さんらの呼び掛けに応じた
性同一性障害の人や、女人禁制に反対する女性を含む約30人。
登山口の「女人結界」門で地元住民ら約50人が待っており、午前10時に到着したグループに
桝谷源逸(ますたに・げんいち)洞川区長が「登山は遠慮してほしい」と申し入れた。涙ぐんで
訴える地元の女性もいた。
グループ側は「何を基準に男女を分けるのか」「禁制維持をどうやって決めたのか」など
疑問をぶつけたが議論は平行線をたどり、約1時間後、引き続き両者が話し合いの場を
持つことで一致。グループは解散した。
参加した滋賀県彦根市の女性公務員(32)は、「女人禁制に賛成する地元の女性が多いのに
驚いた。今日は納得できる説明がなく残念。お互いにもっと本音で思いを出し合った方がいい」と話した。
http://www.sankei.co.jp/news/051103/sha041.htm
つい最近どこかで見かけたような構図よねw 辺り構わず独善的な主張をしてやまない人ほど 「納得できる説明」とか「本音で話しあい」とか「議論」とか二言目には出してくるのよね 議論や話し合いは、問題点を共有しないことには一歩も進まない共同作業よ。 この人たちやどこぞの餓鬼固定は、相手にされるに足る問題点を提示する努力をきちんとしたのかしら? 相手にされるに足る問題提示には知性や知識にもまして礼儀が必要になるのは 議論が共同作業だと認識していれば容易に理解できることなのに。 主張だけして、騙し討ちで登山することが意味のある問題提起とは成り得ないことも同様ね。 すぐに議論だ話し合いだと言う人の方がよっぽど 議論や話し合いを軽視してるとしか思えないのは悪い冗談みたいねw どうせ正しい自分の主張を理解できないのは間違ってるとか思ってるんでしょうけど 議論は自分の主張を理解させる手段ではないと理解できないのかしらね。
それと42さん 議論は他人の言葉を継ぎ接ぎにすることでもないのよ 引用は厳選してできるだけ自分の言葉で言えるようになるといいわね 尤も自分の主張の箔付けに引用をできるだけかき集めてるだけのようだから 引用自体に意味がなさそうだけど・・・
>>565 > 議論や話し合いは、問題点を共有しないことには一歩も進まない共同作業よ。
ということはわかっていますよ。そして、この言葉はあなたの「自分の言葉」ではなく、
ありふれた紋切り型です。また、引用は、主張の箔付けのためにしているのではなく、
必要があるなら引用されているひとの見解を参照して、異論を唱えることが可能で
あるようにしているだけです。
「論」というのにはこうしたフェアさも必要とされる。それを「箔付け」と
見るのは、そのように見る者の「権威主義」でしかないでしょう。ハーバーマスや
ランシエールに対する批判はいくらでもできますし、ハーバーマスに対しては
やっているわけですが、
>>563 を書くときの必要以上にそれをしてないだけのことです。
そして、「問題提示」がある具体的な「議論」のはじまりである、と言っているわけですから、
それ以前に「議論」「話し合い」があると考えるのは論理的に無理ですね。また、「相手にされるに
足る」というのは「貰う」について
>>563 で述べたことと同様の批判をしておけば足ります。そして、
> どうせ正しい自分の主張を理解できないのは間違ってるとか思ってるんでしょうけど
>議論は自分の主張を理解させる手段ではないと理解できない
のはこの場合お互い様でしょう。双方について問題とするならともかく、どうして
一方の側にだけそれを言うのか、わかりかねます。あと、
>>563 で「無理解」でも
「誤解」でもない、と「不和」「齟齬」について説明しているのに、どうして
こうなるのかも、よくわかりません。これも「不和」「齟齬」「了解なき
了解」のひとつですね。
>ID:iOuPwCoR 貴方…優しい方なのね… 今更真っ向から42チャマと向き合おうとするなんて… でもね、このスレはもう議論をする場じゃない 42チャマとはくの真剣!しゃべり場!なの はっきり言えば隔離スレだわ ちょっと考えてあげて欲しいんだけど おバカな中学生が小学生のリーダーを気取っているところを うだつの上がらない万年ヒラが赤提灯で愚痴っているところを 彼らの場を奪ってしまうことは本当に正義かしら? 私の講義だったら、引用元のスケールや対象を熟慮せずに 自説の言い訳のために継ぎ接ぎの引用を施しただけのレポートなんて 問答無用で不可だけど、 いくらご本を読んでも、咀嚼して血肉にすることなんてできやしないそんな42チャマが いっぱしの論客気取れる唯一の場が2ちゃんのこのスレ。 はくに御講釈垂れている42チャマの嬉しそうなご様子を目の当たりにしたら、 42チャマにまともに議論する能力を要求することなんて どうでもいい無粋なことだと思いませんか? 貴方にとっては砂場の山でも、彼らにとっては人生の輝かしいピーク そっとしておいてあげて。 そしてそうすることで、他のまともな議論の場が平穏に保たれることにも繋がるわ。
「隔離スレ」ならば、そのスレにわざわざチョッカイかけに来るってのはどういう了見だろうな。
「他のまともな議論の場」に専念なさったら。
>>568 >>560 分かりました。
○○にあんまりはっきりモノ言うたらアカンよ 絡まれても損やで
隔離板にわざわざチョッカイかけに来る人もこのスレにはいるけどね。
>>572 なんべん言うても分からんみたいだね。これで最後だ。
「チョッカイかける為に」行ったんではない。
いい加減に被害妄想から脱してもらいたいね。
>>573 >「チョッカイかける為に」行ったんではない。
本人の意図と、された方・傍観者がどう思うかは別でしかない。
>いい加減に被害妄想から脱してもらいたいね。
とうとう「妄想」とまで言いますか、はあ。
○○にあんまりはっきりモノ言うたらアカンよ 絡まれても損やで
「隔離板」にふさわしくない話題だったと責めたいのならば スレ主に文句いいな。
>>569 そこ、タバコ=ボイコット運動のとこ、興味深かったわ。
面白いの、ありがとう。
>いわゆるフェミニストって自分の足元に対するツッコミは往々にして甘いよね。
認めるわ。激しく、激しく同意。「いわゆるフェミニスト」ね。
フェミニスト皆がそんなのばっかりじゃないけど、そういうフェミに限って目立つ。
そういう人と、目立つ活動をするのが好きなことに繋がりがあるのか、
それとも、フェミ嫌いの人々の思惑から、そういうのばかり発言の場を与えられるのか。
男対女の枠組みでしか見れなくて、女権拡張、女は男に差別されてる、
ゲイはヘテロに差別されてる、マイノリティは常に被害者だ、
っていう見方しかしないフェミ、リブの意見。
主張の内容が間違ってない場合でも、適用の仕方にえこひいきがあるのよ。
女が嫌と言えばセクハラだ、とか、雑な主張はいいかげんもうやめてほしい。
そんなもの、(あたしの考えてる)フェミニストじゃないわ。
そもそも、フェミニストって名前が、なんか違和感あるのよ。
名前から「女性」の臭いを出している点で、誤解される面も多いと思う。
フェミニズムの最終“目標”は、ジェンダーのMtX、FtXだと思ってるわ。
女の敵は女なんだと 男友達は分析をする
少し違うわ 敵は男でも女でもありうるってだけよ
んー。だけど、フェミニストってだけでアレルギー起こして、
雑なえこひいきをしてないフェミニストの言うことまで、
「女権のみ拡張論者」扱いして無視するのはやめてほしいと、思う。
っていうか。 そういう雑なえこひいきするのってフェミニストを自認してる人より フェミの一部分切り取って横取りして女だけに都合良くでたらめに利用してる 一般女にこそ、うようよいるかも。
>ID:vno6K0vn あなた、500さんだよね? 801の人に対して向けた俺の無神経さは、 ノンケが同性愛者に対する無神経さと同じだった。だから俺を許せないんだよね? そこは反省してます。類するレスもしてる。 そういう部分での「反発」ではなく それとは別だと(俺は思ってる)彼女たちの「反発」。 俺はそれが気になった。 それで、結果的に「チョッカイ」に拍車をかけてしまったという事です。
>>579 >801の人に対して向けた俺の無神経さは、
>ノンケが同性愛者に対する無神経さと同じだった。だから俺を許せないんだよね?
>そこは反省してます。類するレスもしてる。
それがないとは言わないが。
そこ「だけ」に呆れてコテを継続する気が失せたわけでもない。
いつまで茶番を続けるつもりなのだろう、と思ったら、
それを続けさせている側である自分のことがばかばかしくなった。
ジェンダーはパフォーマティヴなものである…
それは確かにその通りだし、だから自分も放置してたのだけどね。
「非・人間」「人間未満」「亜人間」(「いぬ」)、
「ヘンタイ」、
「ニガー」、「イエロー」、「レッド」、
「非・男」、
…ではなく、「人間」であると主張する、ということ。
辻褄が合いすぎて目眩がするっっつーの。
辻褄あわせ、になるのか、これが……?
まぁ分かりました。
俺には、主に2ちゃんからメッセへと移行していった同年代のゲイやビアンの友人が数人います。
自己のミソジニーを持て余してリスカをしたり
自分の立ち位置・居場所とでもいうんかな、そういうものを見つけられずに苦しんでいる人たちです。
彼らの話をずっと聞いてきて、
このスレで語られていることが彼らの助けになるんじゃないか?と思い、
俺はこのスレに居続けてきた。参加しないまでも読んでくれるだけでも
違うんじゃないかと思うんで。それが
>>543 。
これが最も大きな理由>何がしたいのかorなんで常駐してるのか
まあ、俺の我侭を通すために、あなた方に甘えてきたってことです。
が、限界みたいすね。いろんな意味で。
失礼。流れを無視しちゃいますが。 ねえねえ。 「スーツを着た男の人ってかっこいい」とか言われること、あるじゃない? これ、文明的な装いをしたかっこよさ、ってことを言ってるのだと思うの。 動物に対するものとして、動物っぽさを消し“洗練”された人間の文明。 そういうかっこよさなのかなって思うの。 でもさぁ、男物スーツって、太腿とかお尻のラインがくっきりわかるでしょ。 肉の感じがありありとわかるのよね。 そういうの、猥褻な目で見て、むちむちしてていいわぁ(;´Д`)ハァハァ …ならわかるんだけど、かっこいい、っていうのはそういうわけじゃないわよね? そういう生々しい肉感が出ちゃう服、と、動物っぽさを否定した人間の文明っぽさ、 なんか正反対な気がする。 ただ単に、あたしがでぶ好きだから、肉感に過剰反応してるだけかしら、とも思ったけど、 痩せてる人でもスーツのお尻ってすごく食い込んでたりするわよね? スーツって、上記の意味で、性欲をかきたてるのはわかる。 かっこいい、がピンとこない。 念のため、スーツ専のかたを責めてるわけじゃないのよ。ただ、ふしぎなの。
まあ、そんな些末な事柄に延々とこだわってて、 いきなりキレてムカっ腹立ててんのはDQNなオレだけ、だと思いますがね。 ワタシだって他板でまでここと同じ調子で喋ってるのを目にしなければ、 別にキレはしなかったんだろうし。 と言っても、同板でオレが継続的に見てるスレは数にして1ケタだから、 同板・同サロ板の他スレでの言動見てたらわからないが。
>>582 性欲をかきたてられるさま=「かっこいい」
っていう言葉の使われ方をしてる場合もあるだろうけど、
そういうことではない、んですか?
>>584 >性欲をかきたてられるさま=「かっこいい」
そういう表現をすることもあると思いますが、
今回思い浮かべてたのは。
「スーツ着てバリバリ仕事してる男ってかっこいいよね〜
社会人らしくて。スーツは男の価値を2割上げるよね」
っていう最近聞いた言葉。
これ 社会人らしい=男らしい ってことなのかしらって。
あ。でも、男物スーツを着た女の人を見て、かっこいいと思うこと、あるわ。
中身じゃなくて、服だけで完結してかっこいい、なのかしら。
…全然未整理で混沌としたまま書いてます。
あ。
>>585 はジェンダー批判の意味じゃないです。
社会人らしい=男らしい
↑ ↑
文明っぽさ 動物っぽい生々しさ
こういう想像での、ふしぎ。
587 :
83 :2005/11/11(金) 01:48:00 ID:dVp4ENry
今スレは興味深くROMらせていただいてますv 42タンは相変わらず本質を突きつつ楽しんでらっしゃる模様で何より。 そろそろこのスレも容量オーバーが近いわね。 こまめにチェックしとかないと、そろそろdat落ち。
女に「昼は淑女、夜は娼婦」ってのが課せられてるってのと同じで、 男にも「昼は牧師、夜はケダモノ」(←今作った) みたいなダブルスタンダードが課せられてるとかいう話なのかも<スーツ専
ギャップに興奮するってやつなのかしら。 昼は牧師、夜は淑女。 昼は娼婦、夜はケダモノ。 組み合わせを変えるとなんか素敵。うふふ。 ケダモノといえば。 現在有名な狼男伝説の元になった、昔のユニヴァーサルの狼男シリーズ、 主演のロン・チェイニーが演じる狼男に変身するローレンス・タルボットは スーツを着ていたわ。そういうギャップを持たせる意味合いだったのかしら。
ていうか、やっぱあると思いますよ、 男に課せられる「ダブルスタンダード」って。 なんか某板某スレで、 ちょっとイイ感じの間柄になってる女の家に呼ばれて、 2人飲んでるうちにふとキスまではしちゃったんだけど、 その後寝ちゃった女に、悶々とはしつつ何もしなかった (できなかった)ヘテロ男が、 「なんでそこで何もしなかったの?彼女が可哀想」 とか、女性男性問わず、スレ住人にさんざん責められてた… てのを目にしたことがあります。 自分には、(例えタヌキ寝入りだったとしても!)、 寝てて抵抗できない相手を「襲う」ことに躊躇したその男にむしろ共感するし、 そうじゃないほうがどうかしてるって気もするんですが… ともあれ、女性が男の側の都合で、勝手に「昼は淑女、夜は娼婦」 やらされてたりするのと同じように、男も女の都合に合わせて 牧師になったりケダモノになったりしなきゃならん、 てのはあるんだと思います。
>>はくタン
誰かのために尽くしたい、救いたいっていう理由づけはいらないんじゃないかしら。
友人も、801さんたちも、はくタンとは違う。
はくタン自身のため、だけでいいと思う。
リスト・カット、(・A・)イクナイ!ですか?
女が、自分自身に向けるミソジニー、(・A・)イクナイ!ですか?
それで悩んでたとしても、悩むこと、悩んで辛いことは、(・A・)イクナイ?
(良いとも悪いとも言う気はないわ)
居場所がなく苦しいことの解決法は居場所をみつけること?
居場所をなくさせてるものは何かをはっきりさせること?
あたしは誰のためでもなく、自分がここにいたいからこのスレにいるわ。
このスレは面白いし、情報も得られてラッキーだけど、ここにいたからって
今のとこ、何かから救われるわけでも、何かから救われたいわけでもない。
あたし限定っぽい意見↓
(居所のなさを埋めて欲しかったとしても、傲慢な支配階級の人間になんか埋められない。埋めさせない。
くんくん匂いを嗅ぐのも、ぺろぺろ舐めるのも、人間なんかじゃ全然ダメよ!)
…なんか、うまく書けないけど、わかります?
801スレの話以降、色々書いたけど、それらと、
>>99 の最終行は、撤回したわけでもなく両立してはいるわ。
ノ・Å・ヽつめぐりあう時間たち 興味あったら観てみて。
>>592 据え膳喰わぬはなんとかっていうやつみたいな
男の勘違いを元にその状況があるんなら、
変な規範ねって思うけど、ここで読んだだけの条件の場合。
うーんと。襲うっていうと語弊があるけど、
相手といい感じだったんなら、寝ている相手と、
いちゃいちゃくっつく、って感じじゃないかしら。
性行為までしようとしたら相手もさすがに起きるでしょ。
で、それって、男の義務とか、女の希望、とかでもないような気が…。
男、女関係なくて、もっと親密になりたい二人の空気を読んでよ!
っていうだけではないかしらと思ったわ。
「空気を読んで」、相手に手をかけることが そのヘテロ男に強要されてるっつーのがなんかヤだな、と。 その女のほうにイチャイチャしたい気があったなら、 タヌキ寝入りなんてしてんじゃねえよ!と思うんです。 …ただでも、そうしたらそうしたで、下手すると 「げ、コイツ夜でもないのに「娼婦」だ!」 みたいに、男に拒絶されたりしかねないとか考えるのかなあ。 一般ヘテロ女子のことはよくわからんです。
596 :
禁断の名無しさん :
2005/11/11(金) 02:59:50 ID:wf8V6Ops かっこいいってのには憧れがベースにあるんじゃないかしら。 なんかうまくいえないけど、自分では体験できない世界にいる人に思いをめぐらせるって感じ? 同じ土俵に立ってる人から見ればかっこいい?ってことになるんじゃないかしら。