歴代FE主人公が兄弟だったら 14章

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1助けて!名無しさん!
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という
前提で彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1219924730/l50

関連スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1217691182/l50
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/x3/1221651623/l50

保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
2助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 17:01:46 ID:pCVvrAX0
460 :次スレのテンプラ:2008/10/02(木) 16:52:56 ID:k2utwd4l
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。

【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしで他人には寛容だが・・・。

【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。

【アイク】
グレイル工務店で働く男。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。

【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコー」と叫ぶ。

【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切し、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。エフラムとよく喧嘩する。

【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱く、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。

【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。だが貧乳。

【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコにする。

【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラ大嫌い。

【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にKINSHINを許せないシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味。 影が薄い。

【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。

【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好きな乙女な少年。通称マミー君を一番気に入っている。

【リーフ】
ネガティブなムッツリ。幼馴染、ツンデレ、電波、ツインポニテな四人娘に引っ張り回されている。この人でなしー。

【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレム状態になっている。
3助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 17:03:16 ID:pCVvrAX0
【ルーテ】
何故か兄弟家に縁のある同人作家。
同人誌からゲームまで幅広く扱う。座右の銘は「私、優秀ですから」

【ボーレ】
商店街の豆腐屋さん、兄弟家のお豆腐はココの物。
看板に光るヨウカンマンもどきな豆腐のマスコットが聳え立っている。
豆腐を愛するいい男

【サザ】





フォルカ?『瞬殺』してやんよ
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

        『滅殺』
 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ )
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    フォルカ
4助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 17:03:54 ID:pCVvrAX0
さぶきゃらーず

【竜王家】
名前の通り、竜の化身たちの一家。
チキ・ファ・ミルラがマルス・ロイ・エフラムに懐いていたり
ユリウス・ユリアがセリスのクラスメイトだったりと、何かと主人公家と縁深い。
ユリアが怒れば校舎が吹き飛び、ミルラが泣けば大戦勃発と、物語のきっかけとなること多数。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れる、混沌の女神。威厳の無い神様ランキング一位。
混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすこと多数。
それでもあまり疎まれないのは、最後には自分が痛い目を見るからだろうか。

【しっこくさん】
主人公家のお向かいに住む、真っ黒な鎧に身を包んだ謎の人物。
不気味な外見と重苦しい登場テーマに似合わず正義の人で、主人公家の面々を見守っている。
ちなみに、いつも鎧を着ているのは対人恐怖症だからだとか。

【ラナ】
弓使い暴走族・罵射気裏通多亞を率いる最凶シスター。セリスの前では恋する乙女。
竜王家のユリアとは宿命のライバル。

【マリク】【シーダ】
マルスの幼馴染にして、最も信頼する片腕(マリク)と大事なガールフレンド(シーダ)。
マルスのどんな悪戯にも必ず付き従う、忠義の塊。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークのクラスメイト。
どちらも貴族の令嬢だが、庶民のエイリークの方が気品があるのは如何なものか。

【ナンナ】【サラ】【ミランダ】
リーフを振り回す三人娘。
リーフがどんな目に遭っても見捨てないが、どんな目に遭っても助けようとしない。
ひどい目に遭うリーフを見るのが趣味なのかもしれない。
5助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 17:04:57 ID:pCVvrAX0
既存の設定はこんな感じですが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無し。
歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだよ!

【注意!】
AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えます。
6助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 17:32:49 ID:Cx5M2eze
>>1
もうスレが立っていた事に気付かずスレ立て宣言しちゃったじゃないか!
この乙でなしーっ!!
7助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 17:36:50 ID:TJa1sdwf
>>1乙!
8助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 17:59:48 ID:pCVvrAX0
>>6
すまんね
9助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 19:15:19 ID:pCVvrAX0
マルス「お帰りリーフ……何その頬のイチョウは」
リーフ「近所に住んでる若い姉ちゃんが犬の散歩をしていたんだ」
マルス「ああ、あの人ね。最近越してきた、エルナとかいう人」
リーフ「うん。それでね、『こんにちは。可愛いですね。ちょっとだけ触ってもいいですか?』って聞いたら、快く『いいですよ』って言ってくれたんだよ」
マルス「うん、それで?」
リーフ「姉ちゃんのおっぱいを触ったら思いっきりビンタされた」
10全盛期のガルザスなら…:2008/10/02(木) 20:20:17 ID:KR7r70+K
スレ立て乙
何となくコピペ改変してみた。

全盛期のガルザス伝説
・自軍1ターンで3人倒すのは当たり前、2ターンで6人倒す事も
・1ターン目ボス撃破を頻発
・ガルザスにとっての流星剣は攻撃のしそこない
・最終章、パーティ全員死亡の状況から1人で逆転
・命中99も余裕で回避
・一回の攻撃で剣が三本に見える
・壊れた剣でバロンを倒すのが特技
・出撃メンバーに入るだけで相手バロンが泣いて謝った、心臓発作を起こすロプト司教も
・月光剣でも納得いかなければ相手に当てずにターンを終了した
・あまりに倒しすぎるから未行動でも行動済み扱い
・そのターンでも再行動
・戦闘の無いイベントでも2勝
・武器を使わずに手で攻撃していたも
・自分の流星マスターアクスを自分でキャッチして月光剣で投げ返す
・2回連続再行動なんてザラ、3回連続することも
・バサークで混乱してから味方を全滅させる方が早かった
・グッとガッツポーズしただけで5人くらい倒した
・月光剣でハリケーンが起きたことは有名
・聖戦が始まったきっかけはガルザスの流星剣
・自分のマスターアクスに飛び乗って城門まで行くというファンサービス
11全盛期のガルザスなら…:2008/10/02(木) 20:23:37 ID:KR7r70+K
・ガルザスは本気を出した事がない
・ガルザスが死亡したらリセットして再開
・病気の子供にLVアップを約束
・昔はバルムンクを使っていた
・やめた理由はN天堂に抗議されたから
・街でガルザスが歩くだけで物価が上がる(トラ7の武器が高いのはそのせい)
・ガルザスが立てるスレは伸びる
・ガルザスに倒されたことにまだ気づいていない魔戦士も多い
・ガルザスは流星剣を放つと落ち込んでトイレに篭ってしまう
・じつは武器をにぎってるのは小指だけ
・ガルザスがパーティに入った時点でゲームクリアでいいだろ
・ガルザスの流星月光必殺に耐えられたバロンは褒められる
・2連続流星剣は「今日はカレーが食べたい」という暗号
・ガルザスは、いつも店先のトランペットを物欲しそうに眺める少年に流星剣を伝授したことがある
・あまりに無双するので最初から玉座に立っていた時期も
・スマブラのホームランコンテストに出場したが場外まで飛ばしてしてしまいゲーム的にNG
・ガルザスが投げたマスターアクスを玉座で刺さったバロンが見たらすでにサインがしてあった
・あまり再行動すると相手が傷付くから再行動したくないという名言
・ガルザスには「26章」が見えていたらしい

推定年齢40位だよな?これはネタにしても全盛期ならゲーム中の数値は別としてアイクと良い勝負かな、とw
12助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 20:27:57 ID:KR7r70+K
sage忘れてた…吊ってくる…
一応、改変元
全盛期のイチローなら・・・のガイドライン
ttp://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1212678242/l50
13助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 20:48:11 ID:J4MVQOM0
お前だけを一人でいかせはしまい
ここのスレタイを見てシグルドとアルヴィスは穴兄弟と思った俺も吊ってくる
14助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 20:55:27 ID:WDOQ9gXK
思えばガルザスもナバール系の名残があるよなぁ
カレルとはまた違った形でのナバール系進化後って所か?
15助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 21:09:32 ID:TNCbZDhF
そういえば今までこのスレでガルザス出たことあったっけ?
なんかアイクと気が合いそうだな
16助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 22:24:06 ID:Dpd6ZkKe
シグルドがオナニーしてるところ希望
17助けて!名無しさん!:2008/10/02(木) 22:25:50 ID:oT3MdZCj
ついこの間、規制のせいでGJと言えず涙目だったばっかりなのに、また規制食らったー
今までの分まとめてGJと言いたいです
18助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 00:07:35 ID:X+tdMCn9
全盛期アイク伝説

・全盛期アイクは20本連結させたラグネルを使っていた
・ビッグバンはその20本連結ラグネルによって引き起こされたことはあまりにも有名な事実である。
・一人クリアは当然。トラキアの無敵キャラですら倒す
・アイクは本気を出したことがない
・リガルソード、アロンダイトを使っても本当は耐久が減らない
・本気の大天空は地球を跡形も無く消し去ることができる
・アイクの使う訓練用の剣は相手を即死させることが出来る
・ハンデとして1/10000に弱めたラグネルを使ったがそれでも即死
・近くにいるだけであまりの威圧感に生物が死滅する
・高防御力でどんな攻撃でも当然NO DAMAGE
・移動が速すぎてアイクが見えないことはざら
・あまりに強かったためISが弱体化。1/20の一刀流になってしまう
・それでもアスタルテをノーダメージで倒すほど
・デギンハンザーに波動攻撃を教えたのはアイク
・ISにハンデとして何もしないでくれと言われたが近づいただけで敵が死ぬ
・ファンサービスのために剣士に爆宙攻撃された後やられたフリをする
・アイクが散歩にでかけると街が北斗の拳みたいな廃墟なっていた
・本来アイクはどの武器、奥義を含むスキルも使えるが今は縛りプレイを楽しんでいる
・本来は魔法でさえゴミのような威力に軽減出来るが、ISの涙ながらの懇願によって、あえて力を抑えてやっている。
・蒼炎からいるなじみ深いキャラ
・6天空ぐらいは当たり前、10天空も当然のようにこなす。
・アイクにとって天空は小手調べのやりそこない
・残りHP1ポイズン状態メンバー全滅の状況からラグズ王族軍団を倒す
・しっこくの月光も余裕で耐える
・一回の天空で発動音が三回鳴る
・天空で大天空
・前線に立つだけで敵が泣いて謝った、心臓発作を起こす敵も
・一人クリアでも納得いかなければ防衛地点を放棄して帰ってきてた
・あまりに強すぎるから敵の奥義は常時発動扱い
・その奥義もかわす
・敵将を一睨みしただけで全敵軍が倒れていく
・武器を使わずに小指だけで勝った事も
・見切りのおかげでスキルが無効化
・大天空で異常なほどテンションが高まる
・アイク「アスタテューヌは俺が育てた」
19ほっとステーションの面接:2008/10/03(金) 09:20:54 ID:B1v3G95k
コピペ改変繋がりで面接のガイドラインの改変
ttp://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1205239436/l50

ローソン「特技は紫カービィとありますが?」
イレース「はい、紫カービィです。」
ローソン「紫カービィとは何のことですか?」
イレース「大食いです。」
ローソン「え、大食い?」
イレース「はい、大食いです。どんな量でも食べます。」
ローソン「・・・で、その大食いは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
イレース「はい。売れ残ったお弁当を廃棄せずに済みます。」
ローソン「いや、当社では売れ残った弁当はリゲルコンツェルンが回収して孤児院への寄付に回ってますから。それに食べすぎは太りますよね。」
イレース「でも、大食いの店で負けた事がないんですよ。」
ローソン「いや、負けたことが無いとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
イレース「ロウエンさんの四次元食料袋も空っぽにできますよ。」
ローソン「ふざけないでください。それにカービィって何ですか。だいたい・・・」
イレース「星区に在住のかわいいピンク玉の方です。何でも飲み込みます。星区というのは・・・」
ローソン「聞いてません。帰ってください。」
イレース「あれあれ?怒らせていいんですか?食べますよ。お弁当。」
ローソン「いいですよ。やって下さい。大食いとやらを。それで満足したら帰ってください。」


マルス「で、弁当コーナーの食べ物を食い尽くされたというわけですか」
ローソン「むしゃくしゃして言った。今では反省している」
ジーク「こんな時間に緊急で弁当の追加発注とか勘弁してくれ」
ミーシャ「全くだ。運ぶ方の身にもなって欲しい」

イレース「これだけ・・・ですか・・・?まだ・・・足りません・・・」
リーフ「いい加減帰れよ」
20潔白の証明 2nd Season:2008/10/03(金) 16:55:12 ID:XGewFWrL
12スレ35 「潔白の証明」の第2弾ですが直接には話は繋がっていないので、これから読み始めても問題ありません。
ただ、「潔白の証明」および「その名はAKJ 第三章」(13スレ96)と設定が被っていますので、よろしければ先にお読み下さい。

―紋章町屈指の大富豪であるリグレ家に忍び込んだ盗賊団を相手に、ディーク率いる傭兵団が戦っている。
傭兵ディーク、剣闘士奴隷だったところをパント夫妻に助けられ、リグレ家専属の傭兵となった。
個人の戦闘能力はもちろん、部下をまとめる能力にも長けており、屈指の凄腕として名をはせている。
しかし、今、盗賊相手に剣を交えながら、彼は苦悩していた。

デイジー 「もう、こんな強い警備がいるなんて聞いてないよ」
ディーク (こいつははっきり言って雑魚だ・・・それなのになぜこんなにもてこずる?)
デイジー 「ねぇ、もう見逃してよ」
ディーク (ダメだ、あの太ももから目が離せねぇ・・・)
デイジー 「ねぇ、何も盗ってないからさぁ」
ディーク (やめろ、胸元を見るな。今は戦いに集中しやがれディーク!!)
デいジー 「グス、お願い、あたし、痛いのはイヤ・・・(震えたロリ声+潤んだ上目遣い)」
ディーク 「う・・・」
デイジー 「隙あり!!(攻撃&逃走)」
ディーク 「うお!!(左腕にかすり傷)くそ・・・逃がしたか」

ディーク 「・・・・・・・・・」
ディーク (・・・おれは、あの盗賊の体から目が離せなかった。あんな年端もいかないガキの体に、だ。
そして、最後にあのガキが見せた芝居に、おれはまんまと騙された・・・。
相手が男だったら、いや、大人の女だったらこんなことは無かった。
相手が、子供の、女だったから・・・ということは・・・おれは・・・おれは・・・)
ディーク 「おれは・・・『ロ リ コ ン』なのか!?」

潔白の証明 2nd Season  第1章 少女しか愛せぬ傭兵

ワード・ロット「兄貴、無事ですかい?」
ディーク 「すまん、1人逃がした。おれのことはいいから追え!!」
クレイン 「いや、もういい。無理に捕まえる必要はないよ」
ディーク 「ぼっちゃん、すまねえ・・・しくじっちまった」
クレイン 「ほとんど被害が出ていないんだから十分だよ。それよりすぐに怪我を治療するんだ」
ディーク 「心配性なんだからよ・・・おれの部屋の薬があるから塗ってくるわ」

―ディークの部屋
ディーク 「こんな怪我で心配されるなんていい時代になったもんだぜ。昔は骨折もほっとかれたっていうのによ」
シャニー 「たいちょー、大丈夫!?怪我したんでしょ?」
ディーク 「『たいちょー』はやめろって言ってるだろ。それにこの程度、怪我のうちにはいらねぇよ」
シャニー 「でも、その血が出てるじゃん、心配だよぉぉ。そうだ、あたしが治してあげるね・・・ん・・・(ペロ)」
ディーク 「ば、ばばば馬鹿野郎、お前、何しやがるんだよ!?」
シャニー 「ん、こうやって舐めるとね、傷が早く治るんだよ、ん・・・ペロ」
ディーク 「やめろ、そんなの俗説だ。傷はちゃんとした薬か魔法じゃないと治んねぇんだよ」
シャニー 「え、そうなの?」
ディーク 「ったく傷の直し方ぐらい勉強しろってんだ」
シャニー 「ご、ごめん、あ、あたし、ディークさんのことが心配で・・・ごめんなさい」
ディーク 「ふぅ・・・やれやれ(シャニーの頭をなでる)」
シャニー 「あ・・・」
ディーク 「まぁ、その気持ちを受取っといてやるよ、すまねぇな」
シャニー 「ディークさん・・・えへへ・・・」
ディーク 「わかったらさっさと武器の手入れをしてこい」
シャニー 「はーい(去っていく)」
ディーク 「まったく、ガキなんだからよ・・・」
ディーク 「・・・」
ディーク 「・・・・・・うおーーーーー(頭を抱える)」
ディーク (だめだ、いまシャニーが舐めた感覚が忘れられねぇ・・・あいつの舌の柔らかさ、舐めた時の上目遣いが頭を離れねぇ・・・
しかも体を密着させやがって・・・あいつ、童顔で華奢なくせに胸は結構、って何を考えている、おれは!?
シャニーはただの部下、それも14,5のガキだ。それなのに、それなのに・・・
おれが少女趣味なんてことが世間に知れたら、今までの信用はガタ落ちだ。
ワードロットやシャニーに仕事が来なくなるし、リグレ家の恥となって旦那様やぼっちゃんにも迷惑がかかる、なんとかしねぇと・・・)
21潔白の証明 2nd Season:2008/10/03(金) 16:58:31 ID:XGewFWrL
―ある日、パント夫妻を出張(という名のバカンス)へ送っていった帰り道
???? 「いや、離して」
ディーク 「ん?」
ゲブ   「ぶふふぅ・・・わしについてくれば気持ちいいことしてやるぞぉ」
女性   「誰がアンタなんかと」
ディーク (ったく、どこにでもああいうバカはいるもんだな)
ゲブ   「ぶふふぅ・・・デカイ胸強調して、太もも丸出し・・・お前も本当は男を誘ってるんだろぉ?」
女性   「これは民族衣装よ。部族の伝統を侮辱しないで」
ゲブ   「おおおぅ・・・従わないなら無理やりにでも・・・グハァ」
ディーク 「おお、痛え・・・この石頭が」
女性   「え?」
ゲブ   「き、きさまぁ、何をする!?」
ディーク 「ち・・・やっぱり拳じゃ気絶しねぇか・・・それなら(鋼の剣を抜く)」
ゲブ   「このぉ!!(斧を構える)」
ディーク 「げ・・・キラーアクスじゃねぇか」
ゲブ   「死ねぇぇぇぇ」
ディーク (落ち着け・・・攻撃の方向をギリギリまで見据えろ)
ディーク 「見えた(紙一重で攻撃をかわす)・・・オラァァァ(剣の側面でゲブに一撃を入れる)!!」
ゲブ   「ば、馬鹿な・・・(気絶)」
ディーク 「ふぅ・・・おい、大丈夫か・・・!!!!!!」

―助けた女性を目の当たりにしたディークの体に、電撃が走った。
ディーク (なんていい女だ・・・こ、これは・・・ほ・・・惚れた・・・かも)
女性   「ありがとうございます、助かりました」
ディーク 「あ、ああ、ぶ、無事でよかったな」
女性   「あんな奴剣があればなんてこと無いんですけど、今日に限って持ってきてなかったんです」
ディーク 「無理するな。ヤツはともかく、キラーアクスは危険だ」
女性   「それにしても、すごく強いんですね。どこかの兵士とかなさっているんですか?」
ディーク 「リグレってところで 傭兵をやっている」
女性   「リグレって、あの大企業ですか。あんな一流のところに雇ってもらえるなんて、やっぱりすごいんですね」
ディーク 「///べ、別に、大したことじゃねぇよ///」
女性   「謙遜しなくてもいいですよ」
ディーク (・・・話してみるとますますいい女に思える、これはマジで惚れたか)
女性   「あの、今日のお礼をしたいのですが、もし迷惑でなければ3日後の土曜日に、もう一度会ってもらえますか?」
ディーク 「お、おいおい、別に大したことしてねえって」
女性   「いえ、あなたがいなければ、今頃あの男に何されていたか・・・ですから、その・・・」
ディーク 「そ、そうか、それなら、お言葉に甘えようかな」
女性   「本当ですか、では土曜日の朝10時にエレブ公園で待っていてください」
ディーク 「わかった。何かあったらリグレ本社にでも連絡してくれ」
女性   「はい、ではまた土曜日に。私、楽しみにしています」
ディーク 「そういやまだ名乗ってなかったよな。おれの名はディークだ」
女性   「私はリンディス、『リン』と呼んで下さい。それでは失礼します、ディークさん」
22潔白の証明 2nd Season:2008/10/03(金) 16:59:04 ID:XGewFWrL
―リンと名乗る女性は去っていった。
ディーク 「・・・」
ディーク 「・・・」
ディーク 「・・・いやっほうぅぅぅぅぅ!!」
ディーク 「おれは、おれはあの女に惚れた!!
あのリンって女、どうみたって20歳は越えている、順当に言って22、3・・・いや、25以上ってことも十分にありえる。
最悪でも18歳以下ってことは絶対にありえねぇ。つまり、そんな女に一目ぼれしたってことは、おれは、おれは・・・」
ディーク 「ロリコンじゃなかったってことだぁぁぁぁぁぁ!!」

―ディークは柄にもなくはしゃぎまくった。
奇声を上げながら走り回り、飛び回り、しまいにはダンスを踊る始末である。
誰かに見られれば間違いなく警察に通報され、ロリコンでなくともリグレ家の恥になるところだが、
今の彼にそのようなことを考えることは不可能だった。
ただ、「自分はロリコンではない」という事実の喜びをかみ締めていたのだ。
ディーク「イエーイ、きゃっほう、ベイベー、YAHOOOOOOOOOOOO!!!」

―喜びが最高潮に達したディークは、立ち止まり、両手を広げ、天を仰ぎ、叫んだ。
ディーク 「ユニヴァーーーーーーーーース!!!!!」

―リグレ家、クレインの執務室
ディーク 「ぼっちゃん、じ、実は余所行きの服が一着必要なんだが、良い店しらないか?」
クレイン 「急にどうしたんだい?」
ディーク 「///い、いや、ちょっと女と会う約束をしてよ、さすがにこの格好じゃまずいとおもってな」
クレイン 「そういうことなら、リグレ家専属の仕立て屋がいるからそれを呼ぼう」
ディーク 「おいおい、そこまでしなくてもよ・・・」
クレイン 「いや、どうせなら徹底した方がいいよ。それにしても、ディークも隅に置けないな」
ディーク 「からかうなって」

―仕立て屋を呼んだクレインは、ディークのためにオーダーのスーツを仕立てる。
ディーク 「なんか柄じゃねぇな、こんなご大層な服はよ・・・」
クレイン 「そんなことない、とても似合うよ」
ディーク 「代金立て替えてもらってすまないな、少しずつ返す」
クレイン 「いいよ、ぼくからのプレゼントだ」
ディーク 「そんなわけにはいかねえよ、スーツ、靴その他全部で3万G以上したはずだぞ」
クレイン 「いいんだ、ぼくからせめてもの気持ちさ。君達傭兵団には本当に感謝しているんだ。
なんせ、このリグレ家でまともに働いてくれるのは、エルクと君の傭兵団だけだからね・・・」
ディーク (ぼっちゃん、笑顔が暗いぜ・・・)
クレイン 「それに、少なくとも使途不明金に500万G使うよりは、よっぽど有意義さ・・・」
ディーク (ぼっちゃん、笑顔がさらに暗くなってるぜ・・・)
クレイン 「だから、受取って欲しいんだ」
ディーク 「そこまでいうのならいただくぜ。ありがとうよ、ぼっちゃん」
23潔白の証明 2nd Season:2008/10/03(金) 17:03:24 ID:XGewFWrL
―3日後の朝、兄弟家リンの部屋
リン   「服は・・これでOK。下着も可愛いのを・・・って、何考えてんのよ、私は!!今日はそんなことまで考える必要は・・・
いや、本当のお洒落は下着からって言うし、それに何があるかわからないから一応下着だって吟味しなくちゃね。
あくまでも一応よ、一応。」
エイリーク「リン・・・さっきから何を言っているのですか?」
リン   「あ、姉さん、これから支度しなくちゃいけないから、朝食はいらないって台所に言っておいてくれない」
エイリーク「それは構いませんが・・・どこかに行くのですか?」
リン   「うん、ちょっとね」
エイリーク「わかりました、伝えておきます・・・・・・」
リン   「うん、どうしたの?」
エイリーク「いえ、なんでもありません」
エイリーク(あんなブラジャー、私には一生つける機会は無いのでしょうね・・・涙)

―兄弟家リビング ミカヤ・シグルド・エリウッド・ロイ等、年寄りと真面目組は既に起きている。
エイリーク「おはようございます。姉上、今日リンは出かけるらしく、その支度に時間がかかるので朝食は必要ないそうです」
エリンシア「あら、そう」
シグルド 「朝食を採らないのは感心しないな。支度と言ってもそこまでかかるわけではないのだろう?」
エイリーク「どうでしょうか?相当念入りでしたから。下着まで吟味していましたし」
ミカヤ・エリンシア「!!!」
ミカヤ  「エリンシア」
エリンシア「はい!ロイちゃん、悪いけどお鍋見てて」
ロイ   「う、うん」

―リンの部屋
リン   「服も髪型もOK、ちょっと早いけどそろそろ出かけ」
ミカヤ  「リン!」
エリンシア「リンちゃん!」
リン   「わ!!急に入ってこないでよ!!」
ミカヤ  「いい、リン、男なんていくらでもいるんだからね。ラスとケントだけが男じゃないのよ」
エリンシア「そうよ、リンちゃんはとっても可愛くて優しい子なんだから、すぐに素敵な殿方があなたを好きになってくれるわ」
リン   「えっと、話が見えないんだけど?」
ミカヤ  「だから希望を捨てちゃいけないわ、いくら相手がいるからってレズに走っちゃ絶対にダメなの!!」
エリンシア「前にもいったでしょ、女の子はね、腰の細さとかおっぱいの柔らかさとか、そんなモノに興奮してはいけないのよ」
リン   「ちょ、なんで私の相手が女の子って決め付けるのよ!?」
ミカヤ  「下着まで吟味ってことはホテルで<ダキュン>なんでしょ!?
ラスとケントに振られた今、あなたがそんなことできる相手は女の子しかいないわ」
エリンシア「ダメよリンちゃん、女の子の体はね、男の子に触れられて、男の子に愛されるから意味があるのよ」
リン   「だーーー今日の相手は男の人です!」
ミカヤ  「男装プレイ!?」
エリンシア「マニアック・・・マニアックすぎるわ」
リン   「違ーーーう!!相手は正真正銘の男、混じりッ気なしのオスよ!!」
マルス・ヘクトル・リーフ「ええーーーーー!?」
リン   「どこから沸いた、そこの3人!?」
ヘクトル 「おいおい、どこの物好きだよ」
マルス  「そもそもレズで野生児な姉さんにラス・ケントと2人もイケメンが集まっただけでも奇跡なんだ。
それなのに、振られた後また男ができるなんて絶対にありえないよ」
リーフ  「相手はおっぱい星人と見たね、ほら、姉さん乳『だけ』は一級品だから」
リン   「あんた達・・・帰ってきたら絶対に殺す」
ミカヤ  「は!?ひょっとして、その男、リンを騙して風俗に売る気なんじゃ・・・」
エリンシア「ありえますわ・・・リンちゃんが失恋中ということを調べて、甘い言葉で誘い込むのですね」
リン   「だーかーらーそんなんじゃないの、この間ちょっとお世話になったからそのお礼がしたいだけよ。
それにそもそも私はラスにもケントにも振られていません!!」
ヘクトル 「いや、もう諦めた方がいいと思うぜ」
マルス  「レズってる現場見られたらねぇ・・・(注)」注:「潔白の証明」参照
リーフ  「現実を見ることも大切だよ」
リン   「あれは誤解だって言ってるでしょ!!ああ、もう、付き合いきれないから出るわ、夜までには帰ります!!」
マルス  (さて尾行の準備を・・・)
リン   「言っておくけど・・・尾行は無駄よ。半径800メートル以内だったら楽勝で見つけられるからね」
マルス  「く・・・野生の勘と嗅覚は伊達じゃないか」
リン   「行ってきます」
24潔白の証明 2nd Season:2008/10/03(金) 17:04:45 ID:XGewFWrL
―エレブ公園
ディーク 「悪い、待たせたか?」
リン   「いえ、私もいま来たところです」
ディーク 「そ、そうか・・・(ちくしょう、こうやって着飾ってもやっぱりいい女だ)」
リン   「ディークさん、とても素敵ですよ」
ディーク 「そ、そうか。柄じゃねえんだがな」
リン   「逞しいから、お洒落な格好しても似合いますよ」
ディーク 「ありがとうよ。ああ、その・・・お前も・・・すごく似合ってるぜ・・・綺麗だ」
リン   「え、あ、ありがとうございます。この服、お気に入りなんです」
ディーク (な、なんか出だしからいい雰囲気じゃねえか、こ、これは期待していいのか?)
リン   「えっと、行きたいところありますか?無いのなら私に任せてください。色々考えてあるんです」
ディーク 「そうか、じゃあ任せるぜ」
リン   「早速、行きま・・・きゃあ(つまずく)」
ディーク 「おっと(リンをかかえこむ)」
リン   「あ、ありがとうございます」
ディーク 「気をつけたほうがいいぜ」
リン   「また助けられちゃいましたね・・・あ・・・///」

―ディークの手は見事、リンの胸を掴んでいた。
ディーク 「わわわわ悪い、すまない///」
リン   「助けてくれたんだから仕方ないですよ///さあ、いきましょう」
ディーク (や、柔らかかった・・・こりゃ相当な巨乳だ・・・これが、これが大人の女の、成熟した体の感触か・・・感動だ)
リン   「どうしました?」
ディーク 「いや、何でもねえ、早速案内してくれ」

―リンが選んだデートコースは美術館→高級喫茶店→映画館(純愛モノ)と、はっきり言ってリンには似合わない場所ばかりだった。
ちなみに、リンは美術館では画家の名前を10回間違え、喫茶店では紅茶をこぼし、
映画館では一度ディークに起こされたにもかかわらず二度寝してしまった。
マルスが知ったら大爆笑必至である。

リン   「ええっと、次はですね・・・」
ディーク 「なあ・・・お前さん、無理してねえか?」
リン   「え!?べ、別に無理なんか・・・」
ディーク 「気取ったところばっか選んでよ、そういうの慣れてないだろ?」
リン   「・・・あの・・・実は・・・そうなんです。私、女の子らしいこととかお洒落な場所に縁がなかったので・・・」
ディーク 「だったら無理する必要はねえよ。おれもそっちの方が気が楽だ」
リン   「そうですか?」
ディーク 「言葉も気を使わなくていい、『さん』づけもいらないって」
リン   「・・・そう・・・うん、ありがとう、ディーク」

―そう言ったリンから自然と出た笑顔に、ディークは見とれた。
ディーク 「・・・・・・/////」
リン   「どうしたの?」
ディーク 「いや、なんでもねえ。・・・あの、よ、もし良ければ次の場所はおれが決めていいか?」
リン   「え、どこどこ?もちろんいいわよ」
ディーク 「じゃあついてきてくれ」

―ディークが案内した場所、それは小高い丘の上に設けられた小さな公園、そこからサカの草原が一望できる。
リン   「うわーすごーい。こんな場所が会ったなんて知らなかった」
ディーク 「部下に天馬騎士がいてな、そいつに教えてもらったんだ。あんな気取った場所より、よっぽどいいだろ?」
リン   「うん、素敵な場所をありがとう、ディーク」

―風になびき、優しい笑顔をするリンに、再びディークは見とれた。
ディーク (なんて美しい笑顔だ、本当にいい女だよなあ・・・これは、『好きだ』って言った方がいいのか・・・
いや、会ってまだ3日だし、だがこのチャンスを逃せば・・・
ええい、当たって砕けろだ、行け、ディーク!!)
ディーク 「リン!!(リンの肩を掴む)」
リン   「え、なに、どうしたの急に!?」
ディーク 「お、おれは、お前が・・・」
???? 「あ、リン!」
25潔白の証明 2nd Season:2008/10/03(金) 17:07:02 ID:XGewFWrL
―ディークが今にも想いを告げようとした瞬間、3人の少女が現れた。
リン   「フロリーナ、それにニノにレベッカじゃない、どうしてここに?」
ニノ   「フロリーナが連れてきてくれたんだよ」
フロリーナ「ここ、天馬騎士の間ではいい景色が観られるって評判なの」
レベッカ 「ねえねえそれよりそこにいる人誰?リンの彼氏?」
リン   「ち、違うわよ、お世話になったからお礼をしてるだけ。あ、ディークこの3人はフロリーナにレベッカにニノ、私の友達よ」
ディーク 「中学生にしか見えねえが、随分歳の離れた友達がいるんだな)」
リン   「この人はディーク。この間、私を危ないところから助けてくれたの」
ディーク 「ディークだ、よろしくな」
フロリーナ「ああああああの、そそそそその、よ・・・よろ・・・」
リン   「無理しなくてもいいわよ。ごめんねディーク、この子男の人が苦手なの」
ディーク 「ああ、かまわねえよ」
レベッカ 「それにしてもリンすごーい、こんな大人の男の人と付き合ってるなんて」
リン   「もう、だから違うって言ってるでしょ。ディークに失礼よ」
ディーク 「いや、別におれは・・・」
ニノ   「へへ、じゃあ月曜になったらリンのクラスの女の子達に話しちゃおっか」
リン   「こら、やめなさい」
ディーク 「クラス?」
リン   「私とフロリーナは同じクラスで、ニノとレベッカはひとつ下の学年なんですよ」
ディーク 「リンと同じクラスって・・・みんな大学生なのか?それとも専門学校か何かとか?」
レベッカ 「ちがいますよ、私達はれっきとした中学生です」
ディーク 「だよな・・・それで同じクラスってことは・・・リン、お前学校の先生だったのか?」
リン   「何言ってるのよ、私も生徒よ」
ディーク 「へ?」
リン   「あ、もしかしてディーク、私のこと20歳くらいだと思ってたでしょ?」
ディーク 「ち、違うのか?」
リン   「もう、私は『15歳』の中学三年生です」
ディーク 「じゅ、じゅうごさいーーーー!!?」
リン   「本当に勘違いしてたのね・・・はぁ、私と会う人ってどうして皆間違えるんだろう、私の年齢」
ディーク 「15・・・15・・・15・・・」
リン   「この間なんか25に間違えられたのよ・・・あーあ、老けてみられるのって損ね・・・」
ディーク 「15・・・15の夜・・・盗んだ飛竜で走り出す・・・」
リン   「まあいいわ、ねえディーク、せっかくだから次は5人で遊びに行かない?」
ディーク 「15・・・ちっちゃな頃から悪ガキで、15でロードと呼ばれたよ・・・」
リン   「ディーク?」
ディーク 「う・・・・うぉぉぉぉぉぉ(その場から全力で離脱)」
リン   「ちょっと、どこへ行くのよ、ディーク!?」

―ディークは走った。
走るディークの目には、洪水のごとく涙が流れていた。
ディーク 「嘘だ、嘘だ、リンが、あの顔とあの体で15歳だなんて、嘘だぁぁぁ!!(号泣)」

―ディークは行く当ても無く走った。
クラリーネ「あら、ディーク。丁度良かったですわ、買い物をしたので荷物を・・・」
ディーク 「うわぁぁぁぁぁぁん(号泣)」
クラリーネ「ちょっとディーク、主である私を無視するんですの!?」
ディーク 「本気だったんだ、本気であのリンディスって女が好きだったんだぁぁぁぁぁ」

―ディークはさらに走った。
喜びの絶頂から絶望の底へと突き落とされた彼は、ただただ走るしかなかったのだ。
ルトガー 「向こうから来るのはディークか。ふ、丁度いい、長年の決着を今、ここでつけようじゃないか(剣を抜く)」
ディーク 「うわぁぁぁぁぁぁん(号泣)」
クラリーネ「・・・走り去っていった・・・なんだ、あいつは?」
ディーク 「でも、リンは15だったんだ・・・20どころか18にも満たねえ子供だったんだぁぁぁぁぁ」

―力尽き果てたディークはフラフラと歩いた・・・奇しくもそこは、リンとディークが出会い、彼が喜びに狂った場所であった。
ディーク 「リンは15歳・・・おれは15のガキに・・・本気で惚れて・・・つまり、おれは・・・おれは・・・」

―ディークは膝を地面につき、プラトーンのごとく天を仰いで叫んだ。
ディーク 「『 ロ リ コ ン 』だったんだぁぁぁぁぁぁぁ」
26潔白の証明 2nd Season:2008/10/03(金) 17:10:37 ID:XGewFWrL
―リグレ家
ディーク 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
クレイン 「・・・えっと・・・部屋の隅で体育座りしながらうつむいているんだけど・・・ディークはどうしたんだい?」
ワード  「さぁ・・・帰ってきてからずっとあんなですよ」
ロット  「何を聞いても答えてくれませんし、おそらくは彼女に振られたのかと・・・」
クレイン 「そうか・・・早く元気になって欲しいね」
ディーク (惚れた相手は15歳惚れた相手は15歳惚れた相手は15歳惚れた相手は15歳惚れた相手は15歳)
シャニー 「たいちょーお帰りー。デートど・・・ふがふが」
ロット  「(手でシャニーの口をふさぐ)今はそのことに触れるな」
ディーク (おれはロリコンだおれはロリコンだおれはロリコンだおれはロリコンだおれはロリコンだ)
ワード  「と、とにかく、今はデートには触れずにそっとしてあげてください。シャニーもいいな」
シャニー 「はーい」
クレイン 「そうだね、今はそっとしてあ」
パント  「ディーク、そんな格好してどうしたんだい?誰か意中の女性とデートでもしてたのかい。
あれ、それにしては帰ってくるのが早いね、君も『大人』なんだからもっと『色々なこと』して楽しんできていいんだよ」
ルイーズ 「でもディークが愛した女性ですから、きっと『大人の魅力に溢れた』素敵な方なんでしょうね」
ディーク 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん(号泣)」
クレイン 「父上、母上、仕事しないのならせめて真面目に働いている人間を潰さないで下さい、あと空気読んで下さい」

―ディークがロリコンでないことを証明できる日は来るのか? 第2話に続く
27助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 17:27:43 ID:TLe4rfQj
GJ!
予告していたロリコンの話ってディークのことだったのかwwwww
リンの外見に騙されたディーク哀れwwwwww
エフラムとの絡みに勝手に期待しておこうww
28助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 18:05:55 ID:Z/ypRScx
オグマもジストも年下好きなので…セーバーも。
違う場所ではシェルパも…
29助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 18:48:20 ID:SCcLWy7C
オグマ系統のキャラの嫌な共通点www
30助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 21:20:21 ID:ZACiZ9zU
ロリコンの話って聞いて、勝手にエフラムが主役だとか思ってた
そういえばディークもだなwwwおもしろかった!次回楽しみにしてます。GJ!
31助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 21:21:53 ID:KjYr9ZDB
>>29
ヴぁっくんは……
妹はともかく、4歳年下の女の子と一応年上の女か……

セフセフ
32助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 21:23:53 ID:ZACiZ9zU
>一応年下の女

セーフじゃねえwww
33助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 21:28:59 ID:Z/ypRScx
>>31
年上は男だよ剣魔さん。
34助けて!名無しさん!:2008/10/03(金) 22:17:00 ID:rN04JLQi
>>20-26
リンのおっぱいを揉めたディークが凄く…うらやましいです…
オチが予想通りだったけどやっぱりワロタwww
次も楽しみだ。GJ!

>>31
剣魔乙
35助けて!名無しさん!:2008/10/04(土) 01:12:24 ID:6Vk/si8d
May 9, 1998
夜、兄弟のマルスとロイ、アイクとポーカーをやった。
マルスの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。

May 10, 1998
今日、ミカヤから新しい化け物の世話を頼まれた。
緑の服や髪をした盗賊みたいな奴だ。
生きたえさがいいってんで、女神を投げこんだら、奴ら、盗んだり瞬殺したり
遊んだあげくやっと食いやがる。

May 11, 1998
今朝5時頃、バロンみてえなアーマーを着たヘクトルに突然たたき起こされて俺もアーマーを
着せられた。なんでも、2階で事故があったらしい。
アイクときたら、夜も寝ないで特訓ばかりやってるからこんな事になるんだ。

May 12, 1998
昨日からこのいまいましいアーマーをつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせに緑風に壊れた剣を持たせて漆黒ハウスに放り込んでやった。
いい気味だ。

May 13, 1998
あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺はアーマーを着なくていいとシルクがいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。

May 14, 1998
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
緑風のオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったらHPが全然たりねえ。
漆黒の騎士に3ターン囮にしたくらいで逃げやがって。
ミカヤに見つかったら大変だ。

May 16, 1998
昨日、この農じょうから逃げ出そうとした農ふが一人、射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て

May 19, 1998
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、だい てん くう

May 21, 1998
かゆい かゆい マルスーきた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。

4
かゆい
うま
36助けて!名無しさん!:2008/10/04(土) 01:12:45 ID:f/z/zqfB
ディークは女性との支援がシャニーとクラリーネだからなあ
37助けて!名無しさん!:2008/10/04(土) 08:58:47 ID:rkkfbsVB
若い娘が 嫌いな 武人はいない

でWKBなんて考えた
38助けて!名無しさん!:2008/10/04(土) 18:28:31 ID:auHqz2VP
リンが15歳ってのすっかり忘れてた
毎度毎度マルスをシメてる二十歳付近の姉さんなイメージがずっと付きまとってたぜ
39助けて!名無しさん!:2008/10/04(土) 19:41:45 ID:l9osp2wc
実際そんな風になっちまいそうだけどな。年下組の躾役になっている部分あるし。
40リンの生い立ち:2008/10/04(土) 21:56:09 ID:EWCzTp+G
>>20-26
GJ!!ディークが何か可愛いなww

リン姉さんがHUけ顔HUけ顔言われているから、ふとリン姉さんの生い立ちを考えていたら
こんなネタが脳内展開された。グダグダで済まん。
エリウッド・ヘクトルもほとんど同じ年じゃねーか っていう突っ込みはあえてしないで欲しい。


フロリーナ「リンはいいなぁ・・・。大人っぽくて。」
リン「な、何?いきなり。」
レベッカ「そうそう。背も高いし、胸も大きいし、顔立ちも名前の通り凛としているし。
一緒に歩いていても私たちなんてリンの引き立て役にしかならないんだからorz」
リン「そうかしら・・・?年より老けて見られるってことだけで昔から色々苦労があるのよ・・・。
ミカヤ姉さんがアルバム保管してあるから、学校終わったら見に来る?」
フロリーナ・レベッカ「「見たい!見たい!」」

ミカヤ「(アルバムを広げながら)うふふふふ・・・リンちゃんの写真、いーーーーっぱいあるから、好きなだけ見て頂戴ね!」
リン「(姉さん笑い方怖っ!)」
フロリーナ・レベッカ「「ありがとうございます。」」
リン「っていっても、これだけ膨大な数の写真でどうやって説明したら良いかしら・・・。」
ミカヤ「リンちゃんが生まれてから現在までお姉ちゃんはちゃんと覚えているから、順を追って私が説明するわ。」

ミカヤ「まずリンちゃんが生まれた時ね。」
フロリーナ「え?リンの赤ちゃんの頃の写真なんて何処にあるんですか?」
ミカヤ「これよ。保育器の中で横になってるでしょ?」
レベッカ「これってどう見ても2歳くらいの子供・・・歯も生えているし・・・。」
ミカヤ「リンちゃんって生まれた時から大人びていたのよね。ちなみに退院する頃には立ってあちこち走り回っていたわ。」
フロリーナ・レベッカ「((大人びているっていうレベルじゃねぇ!!!))」
リン「・・・ちょっと前まで私の赤ちゃんの時の写真がないのは「カメラが壊れていたから」だと思い込んでいたのよ・・・」

ミカヤ「で、これがサカ幼稚園の入園式での写真。」
レベッカ「みんな笑顔なのに」
フロリーナ「何でリン泣きじゃくっているの?」
リン「あれは初めて教室に入った時のこと。先生に『こんにちわ』と元気よく挨拶したら『あなたは先月卒園したでしょう?小学校に行きなさい』って冷たく言い放たれたわ。」
ミカヤ「誤解は後で解けたんだけど・・・リンちゃんってばよっぽどショックだったのね。記念撮影の時も涙が止まってなかったわ。」
フロリーナ・レベッカ「「(;ω;)ブワッ」」

ミカヤ「で、これがキアラン小学校入学式。上級生に手を繋がれてご機嫌な新入生ってシチュエーションなんだけど・・・」
フロリーナ「おk。把握した。」
レベッカ「リンちゃんが手を繋いでいるのは同じクラスの子なんでしょう?」
リン「そのとーり(;ω;)。ちなみに入学式の後、上級生と一緒に会場の片付けまでさせられたんだから。
で、私のクラスの担任の先生が名簿を見て一人足りないことに気づいてやっと自分の教室に入れたの。」
フロリーナ「リン・・・」

ミカヤ「最後にこれがリキア中学校入学式での写真。」
レベッカ「あ・・・これ覚えてる・・・。」
フロリーナ「確か校舎で迷ってリンに教室の場所を聞いたの。」
レベッカ「そうそう。先輩と間違えて・・・」
フロリーナ「そうしたらリンも同じように迷ってて、結局通りすがりの先生に案内してもらったんだけど、
それが縁で教室でも話すようになったのよね。」
リン「うん・・・。友達できるか心配だったからフロリーナもレベッカもとっても良い人で良かったわ。
ありがとう。」
レベッカ「改めてお礼言わないでよ・・・照れるじゃない!」
フロリーナ「そうそう。私、リンと友達になれてものすごく幸運だったと思っているの。」
リン「ああ・・・二人とも・・・大好き!!!(ぎゅーっと胸に抱く)」
フロリーナ・レベッカ「「////(胸が・・・リンの大きなおppいが・・・)」」
ミカヤ「あの・・・リンちゃん愛情表現は程々にね。(百合ん百合んな展開が大好きなあの人が来るから・・・)」
リン「え・・・あ、・・・キャー恥ずかしー!」

終われ
41助けて!名無しさん!:2008/10/05(日) 12:24:37 ID:nzc6hzH6
>>40
    ,ィィr--  ..__、j
   ル! {       `ヽ,       ∧
  N { l `    ,、   i _|\/ ∨ ∨
  ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \ リンが生まれた時から大人びてる原因が分かったぞ!
  `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ   > リンは先天性『実年齢+5歳』病を患っていたんだよ!!?
     {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠ 後>>40GJ!
    '、 `,-_-ュ  u /|   ∠
      ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
    く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
   「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
   |  |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,|  , -,
    ! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | |   | | .l / 〃 ))
    l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj  7
    | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /



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──−──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ />>41  /─―/ヽ────―─‐
──―───‐\  \ `ー'"´, -'⌒ヽ──────‐| |   /‐─‐/ | | ─────―
―‐――──‐ /∠_,ノリン  _/_───‐―──―‐ | |  /─―/| |―────―‐
─────‐ /( ノ ヽ、_/´  \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―─
────‐ 、( 'ノ(     く     `ヽ、 ―────―‐| /−─/|| | ──−───―
───‐‐/` ―\____>\___ノ ──────‐|/──/ || | ────‐─―‐
───/───―‐/__〉.───`、__>.―‐―───‐─―‐| || | ─────―─
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───────────────────‐─────────―─────‐
42助けて!名無しさん!:2008/10/05(日) 16:37:31 ID:zh7+8buw
旧スレ埋めないか

>>40 GJ
43助けて!名無しさん!:2008/10/05(日) 17:02:40 ID:yZaiq+5n
DAt落ちしてるから無理

チラ裏
なんだ、さっきもこんな書き込み見たぞ?
44助けて!名無しさん!:2008/10/05(日) 18:26:43 ID:PWTLr4/Y
というか500kb越えたから埋め終わったと見ていい
45助けて!名無しさん!:2008/10/06(月) 12:50:02 ID:t4rmAyEm
池が女好きだったら

ミスト→妹属性ktkr! ハァハァハァハァハァハァ……ウッ!
ララベル→俺はららべるさんじゅうはっさいには興味ないんだぜ。
マーシャ→健気な妹ktkr! マカロフは俺が殺す!
サナキ→ツンデレktkr! 黒髪ktkr! 幼女ハァハァ

誰か続けて
46助けて!名無しさん!:2008/10/06(月) 15:45:22 ID:GYgMZ+Bv
やだ
47助けて!名無しさん!:2008/10/06(月) 15:51:57 ID:RvLAfq23
だが断る
48助けて!名無しさん!:2008/10/06(月) 21:23:49 ID:2h+Gzn2e
保管庫における肝心の更新が止まっているようだが、大丈夫か?
49潔白の証明 2nd Season:2008/10/07(火) 01:46:12 ID:vZhimL3b
―深夜のリグレ家 訓練を終えたディークは、汗を流すため自室のシャワー室に入った。
ディーク 「冷てえ!!なんだよ、水しか出ないじゃないか、故障か?・・・仕方ねえ・・・あそこにいくか」

―ディークは大浴場に入る。主であるリグレ一家のものだが、ディークたちやエルクにも使用が許されている。
ディーク 「この時間じゃ誰もいねえよな・・・正直豪華すぎる風呂は落ち着かないんだがな・・・(服を脱いで浴場のドアを開ける)」
シャニー 「え?」

―ディークが浴場のドアを開けると、真正面に丁度出ようとしたシャニーが立っていた。無論、一糸まとわぬ全裸である。
対するディークも全裸、要するにギャルゲーの定番「お風呂で鉢合せイベント」である。
「まずは脱衣所の服を確認しろよ」という指摘はタブーなのでしてはならない。
そして、「予期せぬものに遭遇した場合、一点を注視せず、必ず全体を観察すること」という熟練傭兵の習性がこの場にも適用され、
ディークはシャニーの頭からつま先まで、全てを目に焼き付けてしまったのだ。
シャニー 「・・・・・・きゃあああああああああ!!」
ディーク 「す、す、す、すまねえ、シャニーーーー!!」

―ディークはあわててドアを閉め、パンツだけ穿くと全速力で大浴場を出た。そして自室のシャワー室で冷たい水を頭からかぶった。
ディーク 「くそ、何も確認しないで入っちまった・・・でも普通あんな時間に誰かいると思わねえって!
ええい、そもそもなんでおれにあんなラブコメイベントが起こるんだよ!!?
ぼっちゃんやエルクならともかく、どう考えたっておれの柄じゃねえだろうがよ!!」

―そして、ディークの脳裏に先ほどのシャニーの全裸が蘇る。
ディーク 「あいつ肌白いんだなあ・・・雪国育ちの女ってみんなそうなのか?
それと背は小せえが、肉付きはけっこうムッチリしてんだな・・・胸なんかやわらかそうだし
あと・・・やっぱりあいつの歳だとうっすら生え・・・
だーーーーー!!おれは何を考えているんだ、ガキの裸で欲情してんじゃねええええええ!!」

―ディークは蛇口を限界までひねった、冷たい水がものすごい勢いで彼の体に降り注いだ。
しかし、煩悩を消すことはできず、脳裏では先日(第1章)シャニーが彼の傷を舐めていた姿と、先ほどの全裸とが融合した。
妄想シャニー「えへへ・・・たいちょー、あたしが舐めてあげるね」
ディーク 「舐めるところが違ーーーーーーーう!!」

―ディークは、シャワー室の壁に頭を何度も叩きつける。妄想のシャニーがどこを舐めていたのかは、彼の名誉のため、黙秘しておくとしよう。
服を着てシャワー室を出たその時、ドアをノックする音がした。
シャニー 「ディークさん、いる?」
ディーク 「お、おう、入っていいぜ」
シャニー 「お邪魔しまーす」
ディーク 「あ・・・あの・・・さっきは・・・」
シャニー 「ええっと・・・その・・・見た?」
ディーク 「・・・・・・見た」
シャニー 「あ・・・やっぱりね・・・あはは・・・///」
ディーク 「う、いや、その・・・・・・・・・(土下座をする)すまん、シャニー」
シャニー 「え、ちょっと、そこまでしなくても」
ディーク 「いや、全面的におれが悪い、殴るなり蹴るなり好きにしてくれ」
シャニー 「もう大げさだよ・・・わざとじゃないんでしょ?だからアタシ怒ってないよ」
ディーク 「ほ、本当にいいのか?」
シャニー 「うん、まあワードロットだったらエッチなこと考えるからぶっ飛ばすけどね、その点ディークさんなら安心だよ。
大人だから子供のあたし相手にへんなことなんて考えないでしょ」
ディーク 「え、あ、そうだな、お前みたいなガキの裸見たってなんとも思わねえな。あはははは(引きつった笑い)」
シャニー 「むぅ・・・そうやってはっきり言われるとムカつく〜」
ディーク 「悪い、冗談だ。なんにしてもすまなかったな」
シャニー 「これからは気をつけてね、じゃあお休み(部屋を出る)」
ディーク 「おう、ゆっくり休めよ」
ディーク 「・・・」
ディーク 「・・・」
ディーク 「・・・・・・うおーーーーー(頭を抱える)
ディーク 「すまねえ、シャニー、考えてました、お前の裸でエッチなこと思いっきり考えてましたーーーー!!」

―苦悩するディークだったが、さらに残酷な可能性に彼は気づいてしまった。
ディーク 「さっき『殴るなり蹴るなり好きにしてくれ』って言ったとき、おれはちょっとだけ期待していた・・・。
ロリコンでさらにマゾ・・・いや、ちがう、おれはそんなんじゃなーい!!」
50潔白の証明 2nd Season:2008/10/07(火) 01:51:08 ID:vZhimL3b
潔白の証明 2nd Season 第2章 闇を継ぐ少女、目覚めた性癖

―いつものようにパント夫妻を出張(という名のバカンス)へ送っていった帰り道のこと、
ディークは、エレブ公園で口論をしている少年と少女を見かけた。少年の方は何故か傷だらけである。
少年   「いい加減にしてくれー!!君といると僕の命が持たないんだよーーー!!」
少女   「あ・・・リーフ・・・」

―少年は走り去ってしまった。
少女   「行っちゃった・・・いつもはあんなに怒らないのに・・・ちょっといじめすぎたかな・・・あれ?」

―少女はディークに気づき、無表情のままじっとディークを見た。
折れそうな華奢な肢体、ウェーブのかかった長い髪、愁いを帯びたエメラルドの瞳はこの世のものと思えないほど美しい。
だが、その美しさの奥から、えも言えぬ危険な雰囲気・・・闇を発していた。
ディーク (な、なんだ、この少女は?)

―少女は突然クスッと笑った。無邪気などとは程遠く、年齢不相応な妖艶さを持っていた。そして、ディークに近づき、こう告げる。
少女   「あなた・・・ロリコンね」
ディーク 「!!!!!」
少女   「名前はディーク、昔は剣闘士だったけど今はリグレ家の傭兵・・・ちがう?」
ディーク (な、何故だ、何故おれの名前を?それに・・・ロリコンって・・・一体なんなんだ、こいつは?)
サラ   「あたしはサラ、すこしお話しない?遊んでくれるひとがいなくてつまんなかったの」
ディーク (・・・ヤバイ、この少女はヤバイ。近づいたら確実に食われる、おれの長年の勘が警告を発している。・・・だが、にもかかわらずおれはこの少女に惹かれてしまう・・・)

―そばにあったベンチに座る二人。
ディーク 「な、なあ、サラとかいったか?お前さん、なんでおれのことを・・・」
サラ   「ロリコンのこと?」
ディーク 「いや、だから、おれはそうじゃなくてだな・・・」
サラ   「昨夜部下の女の子に欲情してたのはだれかしら?」
ディーク 「うぐ・・・何でそんなことまで・・・?」
サラ   「今だってあたしといっしょにいるからドキドキしてるんでしょ?まだ『15歳』のあたしにドキドキするのはりっぱなロリコンよ」
ディーク 「け、だ、だ、だれが、おおおおおおお前みたいな、ガガガガキなんかに・・・」
サラ   「ふーん、そうなんだ(ディークに近づく)」
ディーク 「な、なんだよ?」
サラ   「ん・・・(ディークに寄りかかる)」
ディーク 「/////!!」
サラ   「どうしたの、ロリコンじゃなければ別になんとも思わないはずよ」
ディーク 「ぐ・・・」
サラ   「くすくす・・・」
ディーク (このガキ・・・おれが苦しむのを見て楽しんでやがる。くそ、遊ばれてたまるか、大人をなめるんじゃねえ・・・
ああ、でも、こいつすげえ綺麗だ・・・それにいい匂いがする・・・髪の香りか?)
サラ   「・・・」

―ディークの様子を察したサラが両手をうなじにやり、ふわっと両手で髪をなびかせた。甘い香りが一層広がる。
ディーク 「ぐ、う・・・うおおお・・・」
サラ   「あたしの髪の匂いが好きなの?ロリコンでさらに匂いフェチなのね」
ディーク 「ちがう、おれは・・・(遊ばれている、このおれが遊ばれている・・・何をやってる、正気に戻れ、ディーク)」
サラ   「あたしの髪はね、毎日お風呂で丁寧に洗った後、花の香水を塗るのよ」
ディーク (そうだ、思いっきり叱ってこのガキに大人の怖さを教えてやるんだ)
サラ   「ねえ、お風呂のとき、あたしがからだのどこから洗うか、知りたい?」
ディーク 「だーーーー!!おれをからかうのもいい加減に」
サラ   「つん(ディークの体を指でつっつく)」
ディーク 「はうっ!!」
サラ   「ふふふ・・・こんなことで感じちゃうのね」
ディーク 「・・・おい、マジで怒る・・はおっ!!」
サラ   「え、何、あなたがあたしを怒るの?あたしの指で感じちゃってるのに?」
ディーク 「あひゃん!!」
サラ   「つん、つん、つん」
ディーク 「ひゃあ、あふん、ほああ!!」
サラ   「あはははははは・・・すっごく楽しい・・・」
ディーク 「ぜえ・・・ぜえ・・・このガキ・・・」
51潔白の証明 2nd Season:2008/10/07(火) 01:52:19 ID:vZhimL3b
サラ   「それにしても、15歳の子供につつかれて感じちゃうなんて、ディークって本当に『 変 態 』ね」
ディーク 「スガァァァァァン!!(←ディークの心にクリティカルヒットした音)」

―つっつきの連続攻撃を喰らったディークの心に、『変態』の言葉に耐える力は残っておらず、ディークは頭を抱えてうずくまる。
ディーク 「変態・・・おれが・・・変態・・・」
サラ   「そう、あなたはロリコンで匂いフェチでマゾの変態よ」
ディーク 「マ・・・マゾ?」
サラ   「今だってあたま抱えて悩んでるふりしてるけど、心の奥じゃ感じてるんでしょ?」
ディーク 「そそそそそそ、そんなことはねえ!!」
サラ   「あなたの顔、一見苦しんでるけど、目は喜んでるわよ。あたしにさげすまれてうれしいんでしょ?」
ディーク 「そ、そうなのか!?」
サラ   「くすくす、鏡があったら見せてあげたいわ」
ディーク 「そ、そんな・・・お、おれは・・・マゾ・・・」
サラ   「その上ロリコンで匂いフェチ・・・救いようがないわね」
ディーク 「う、うおおおおおおお」

―プラトーンのごとく天を仰ぎ、苦悩の声を上げるディーク
サラ   「あははははは、おもしろーい」
ディーク (悪魔だ、このガキは悪魔だ・・・)
サラ   「ああ、なんかたくさん笑ったらのどかわいちゃった。ねえ、ディーク、あたしのどかわいちゃったなあ」
ディーク 「ハア、ハア・・・お、お前は、おれをここまで弄んだ挙句、さらにジュースを買ってこいって言うのか?」
サラ   「ねえディーク、今もしあたしが思いっきり悲鳴あげたら誰か人が来るよね?」
ディーク 「い、いきなり何を言うんだ?」
サラ   「それでね、その人に『このオジサンがあたしのパンツ脱がそうとするの』って泣きついたらどうなると思う?」
ディーク 「な・・・」
サラ   「ディーク今ハァハァ言ってるからすごく犯罪者っぽいよね・・・それにあたし、涙の演技とってもうまいのよ・・・クスクス」
ディーク 「な、何が飲みたい?」
サラ   「ミルクココア、あったかいのね」
ディーク 「か、買ってくるからそこで待ってろ」
サラ   「あ、ついでにお菓子もおねがい」
ディーク 「あーわかったよ、畜生!!」

―近くの売店でココアとお菓子を買ってくるディーク
ディーク 「なんてガキだ!!人の事ロリコンだマゾだ言った挙句に、脅迫までしやがる!!
ああ腹が立つ、何が腹が立つって、そんなガキにいじめられて感じてる自分に腹が立つ!!
畜生、やっぱりおれはロリコンで、しかもマゾなのか・・・
おい、サラ、買ってきてやったぜ・・・・・・サラ・・・どこ行った?」

―ディークがベンチに戻ると、サラの姿はなかった?
ディーク 「あいつ、どこ行ったんだ?」

―ディークが公園を歩き回ると、物陰でサラを発見する。サラは柄の悪い3人の男に捕まり、連れ去られようとしていた。
サラ   「何をするの、離しなさい!!」
男1   「そうはいかねえな、孫娘が人質ならマンフロイの糞ジジイもさすがに言うこと聞くだろ」
サラ   「あなた馬鹿ね。あたしを人質にしたくらいでおじいさまが従うわけないじゃない」
男2   「まあ、それはやってみてからのお楽しみということで、とりあえずついてきて貰うぜ」
サラ   「汚い手で触らないで」
男3   「ち、大人しくしねえと・・・ぐは!!(倒れる)」
ディーク 「おいおい、この程度のパンチで気絶するなよ」
サラ   「ディーク・・・」
男2   「てめえ、邪魔するなら・・・ぐわああ(倒れる)」
ディーク 「さて、残るはお前だな」
男1   「ひ、ひいいいい・・・」
ディーク 「この2人連れて失せろ」
男    「は、はいいいい(男2人を連れて去る)」
サラ   「・・・」
ディーク 「大丈夫か?」
サラ   「新しい魔法ためすのにちょうどよかったのに・・・」
ディーク 「無理すんなって、とりあえずさっきの場所に戻るぞ」
52潔白の証明 2nd Season:2008/10/07(火) 01:57:01 ID:vZhimL3b
―ベンチに戻る二人
ディーク 「ほら、ココアだ」
サラ   「・・・冷めてる」
ディーク 「しかたねえだろ、買ってから時間たってるんだからよ」
サラ   「じゃあ買いなおしてきて」
ディーク 「ふざけるな。ったく、あんなことがあった割には随分落ち着いてるな」
サラ   「誘拐は初めてよ。でも嫌がらせならたくさんあるわ。だから、もう慣れちゃったの」
ディーク 「おいおい、穏やかじゃねえな・・・」
サラ   「仕方ないわ。あたしのおじいさまが悪いことばっかりやってるから・・・その報いよ」
ディーク 「孫のお前が責任感じることじゃねえだろ」
サラ   「違うの、あたしもおじいさまと同じなの。たくさんの人をすごく傷つけた・・・」
ディーク 「・・・」
サラ   「おじいさまのこときらいだったのに、結局同じようなことしてる・・・」

―俯き、今にも泣きそうな表情をするサラ、缶を握る手も震えている。
ディーク 「・・・ふう・・・(サラの頭を撫でる)」
サラ   「あ・・・」
ディーク 「生きてりゃ他人を傷つけるのが人間だ、いちいち前のこと気にしてたらやってけねえよ」
サラ   「・・・」
ディーク 「そんなことよりも、これからのことを考える方がよっぽど大事なんじゃねえのか」
サラ   「これからの・・・こと?」
ディーク 「ああ、少しでも傷つけないためにすべきこと、それと傷を治してやる方法だ。なんなら一緒に考えてやろうか」
サラ   「ふん・・・やさしいこといって・・・ホテルにでも連れ込む気?」
ディーク 「あのなあ・・・」
サラ   「でも・・・・・・あの・・・その・・・あ、ありがとう」
ディーク 「どういたしまして」
サラ   「あたしにそんなやさしいこと言ってくれたの、あなたが二人目」
ディーク 「で、一人目が、お前さんから逃げていった茶髪の坊主というわけだ」
サラ   「・・・何でわかったの?」
ディーク 「あの坊主が走り去った時のお前さん、今にも泣きそうだったぜ」
サラ   「・・・まさか」
ディーク 「本当だ、鏡があったら見せてやりたいぜ」
サラ   「むぅ・・・バカにして・・・」
ディーク 「はっはっは、大人をからかったバツだ」
サラ   「ロリコンのくせに」
ディーク 「言ってろよ。さ、行くぞ」
サラ   「ホテル?」
ディーク 「馬鹿、その茶髪の坊主のところだよ、謝りにいくんだ」
サラ   「・・・・・・うん」

―兄弟家前
リーフ  「・・・何の用だい?」
ディーク 「ほら、サラ・・・」
サラ   「あの・・・その・・・リーフ、ご、ごめんなさい。今日はいじめすぎちゃったみたい・・・リーフ、いつもは許してくれるから、つい・・・」
リーフ  「ふん・・・少しは反省してるみたいだね」
サラ   「うん・・・新しい魔法の実験台にしたり、ストーン状態で海に沈めたり、竜がたくさんいる山に置き去りにしたり、
ミランダとナンナにあなたのエロ本暴露して怒り状態にしてボコらせたり、
ミカヤさんの写真に見とれてる漆黒の騎士の前にワープさせて月光の嵐にあわせたり、・・・ちょっとやりすぎたわ」
ディーク (やりすぎだ!!)
リーフ  「ま、まあ、僕のほうもちょっと短気だったけどね・・・」
ディーク (いや、それだけの事やられたら怒らない方がおかしい、っていうかむしろ生きてるのがおかしい)
サラ   「これからは少しだけいじめるのやめるから・・・その・・・3%くらいおさえてみる」
ディーク (3%!?たったの3%かよ!!)
リーフ  「ま、まあ・・・僕へのイジメを抑えるのなら・・・許してあげようかな」
ディーク (許すのかよ!!たった3%減らすだけだぞ!!)
サラ   「・・・ありがとう、リーフ」
ディーク (ま、まあ・・・本人がいいって言ってるんだからいいのか)
リーフ  「ほ、本当に、抑えてよ。いくら僕でも、命が危ないんだからね」
サラ   「うん、約束する・・・指きり」
ディーク 「やれやれ、ああいうところは子供だってか」
53潔白の証明 2nd Season:2008/10/07(火) 02:02:09 ID:vZhimL3b
リーフ  「ところで、そっちのお兄さんは誰?」
ディーク 「ああ、おれは・・・」
サラ   「傭兵のディーク。リーフのお兄さんで槍使いの人と同類」
リーフ  「え・・・ってことは・・・まさか・・・ロリ」
ディーク 「だあああああ!!違う、このガキが勝手に言ってるだけだ」
サラ   「ドキドキしてたくせに」
ディーク 「こ、この・・・」
リーフ  「・ディークさん・・・ですか。あなたもこの邪悪ロリのターゲットになっちゃったんですね」
ディーク 「ああ、そうみたいだ」
リーフ  「諦めてください、一度狙ったら飽きるまで離しませんから、この悪魔は」
サラ   「ねえ、リーフ・・・今度は黒い牙のアジトにでもワープする?」
リーフ  「ちょ・・・それだけはやめて」
サラ   「だったらそういうことは言わないの」
リーフ  「うう・・・わかりました」
サラ   「ふふふ」
ディーク 「やれやれ、これで一件落着だな・・・」

リン   「あれ、ディークじゃない!!」
ディーク 「リン!?お前さん、ここの家の人間だったのか?」
リン   「ディーク、この間は突然帰っちゃって・・・私、何か嫌なこと言っちゃった?」
ディーク 「ちちちち、違えよ、あれはおれが純粋に悪いんだ、お前さんは何にも悪くねえって」
リン   「本当?」
ディーク 「ああ、だからおれこそ謝らなくちゃいけないんだ、本当にすまなかった」
リン   「よかった、私、知らない間にあなたを傷つけたのかと思って・・・」
ディーク (ああ、本当リンはいい女だな・・・これで15じゃなければよ・・・涙)
リン   「ねえ、ディーク、それなら今週また遊びに行きましょう。今度は5人で」
ディーク 「5人?」
リン   「レベッカとニノがあなたのこと気に入ったみたいなの。ディークは優しいからフロリーナもすぐに打ち解けると思うわ」
ディーク (15歳以下の少女4人と遊びに・・・しかも男はおれ1人・・・//////。だーーー、何を考えてるんだ、おれは!!!)
サラ   「やったねディーク、ハーレムだよ」
ディーク 「ば、馬鹿なこというんじゃねえ(どうしてこのガキはおれの心を見透かすんだ!?)」
リン   「ハーレム?何のこと?」
ディーク 「き、気にするな、こっちの話だ。それならよ、俺の方も知り合いつれてきていいか?お前らと同い年の女が部下にいるんだ。
あと、部下の男2人がよ、日頃女に縁がないから、話してやるだけですげえ喜ぶと思うんだ。
それと同僚の魔道士とおれの主も呼んでみる、この2人は中々の美形だぜ。これで、男と女5対5になるだろ?」
サラ   「無理しちゃって」
ディーク 「う、うるせえ・・・な、なあ、どうだ?」
リン   「うん、そっちの方が賑やかで楽しいわね」
ディーク 「ありがとうよ、早速誘ってみるぜ。じゃあ、おれはそろそろ帰る、またな」
リン   「またね、ディーク」
リーフ  「この邪悪ロリが迷惑かけました」
ディーク 「お前らも仲良くしろよ」

―ディークが兄弟家を立ち去ろうとしたその時
サラ   「あ、ちょっと待って」
ディーク 「な、なんだよ・・・」
サラ   「耳かして、耳」
ディーク 「あん?」

―サラは周りに聴こえないよう、ディークに耳打ちする
サラ   「あたし、15歳っていうのはうそ。本当は『 1 2 歳 』」注
ディーク  (  д ) ゚ ゚
サラ   「欲情最年少記録更新おめでとう・・・Mにも目覚めたし、今日はディークの記念日ね」
ディーク 「あ・・・あ・・・(力なく、フラフラと兄弟家を去る)」
サラ   「ふふふ・・・」
リーフ  「サラ・・・一体何を言ったんだい?」

注:任天堂のトラキア776の公式サイトでは、サラは(暫定だが)12歳と設定している。
そのページ ttp://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/bfej/data/chara/index.html
54潔白の証明 2nd Season:2008/10/07(火) 02:02:40 ID:vZhimL3b

―リグレ家
ディーク 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
クレイン 「・・・ええっと、屋根の上で体育すわりして俯いているけど、ディークはどうしたんだい?」
ロット  「わかりません、俺達が帰ってきたときにはすでにああなっていました」
ワード  「兄貴ーーー、そろそろ降りてきてくださいよーーー」
シャニー 「たいちょー、もうすぐご飯だから降りてきなよーー」
ディーク (ついに・・・ついに12歳、小学生にときめいちまった・・・中学生のラインは死守してたのに・・・
うう・・・やはりおれはロリコンなのか・・・しかもマゾの気まで・・・・)

―そんなディークの姿を遠見の魔法で自宅から鑑賞するサラ
サラ   「くすくす・・・悩んでる悩んでる・・・これは掘り出し物だわ。これからリーフがいないときはあの人いじめようっと」

―12歳という欲情最年少記録を更新し、しかも隠れMという新たな性癖まで明らかになってしまったディーク。
彼がロリコンでないことを証明できる日は来るのか? 第3章に続く
55潔白の証明 2nd Season:2008/10/07(火) 02:04:17 ID:vZhimL3b
(すみません、はじめの1行を空かせてしまったので、念のためもう一度書いておきます)
―リグレ家
ディーク 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
クレイン 「・・・ええっと、屋根の上で体育すわりして俯いているけど、ディークはどうしたんだい?」
ロット  「わかりません、俺達が帰ってきたときにはすでにああなっていました」
ワード  「兄貴ーーー、そろそろ降りてきてくださいよーーー」
シャニー 「たいちょー、もうすぐご飯だから降りてきなよーー」
ディーク (ついに・・・ついに12歳、小学生にときめいちまった・・・中学生のラインは死守してたのに・・・
うう・・・やはりおれはロリコンなのか・・・しかもマゾの気まで・・・・)

―そんなディークの姿を遠見の魔法で自宅から鑑賞するサラ
サラ   「くすくす・・・悩んでる悩んでる・・・これは掘り出し物だわ。これからリーフがいないときはあの人いじめようっと」

―12歳という欲情最年少記録を更新し、しかも隠れMという新たな性癖まで明らかになってしまったディーク。
彼がロリコンでないことを証明できる日は来るのか? 第3章に続く
56助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 02:16:22 ID:zvjqoALv
ふぅ…………

あの程度の色仕掛けに惑わされるとはディークも未熟だな
57助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 02:30:42 ID:zvjqoALv
よく見たら第3章に続くのか!すごい楽しみだ、期待してるよ
58助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 16:24:47 ID:pxkj5n+e
>>49-55
私の中のディークのイメージがぁぁぁぁぁぁ!!!?
突っ込み所が多すぎて突っ込めないwwwww
3章にwktkしつつGJ!

…サラの年齢だが13歳だと個人的に思ってる

このスレのエイリークって亞怒板巣魚ー頭区の某まな板司令官と仲良さそうだな。貧乳繋がりで
…あれ?こっちにジークリンデとミサイルが三発飛んでき
59助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 16:36:59 ID:G+XL2e5k
幼女竜3人と出会ったらおもしろいことになりそうだwww
60助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 17:11:44 ID:TinQs+Wj
リーフ「エフラム兄さんが近くの公園でおねいさんと会話してるー!」
マルス・ヘクトル・ミカヤ「な、なんだってー!」
マルス「行こう今すぐ行こう」
ヘクトル「案内しろリーフ」
ミカヤ「エフラムも……やっとまともになったのね……」

エフラム「で、三連撃の直後に一撃、と」
ネフェニー「はい。……そうすれば、大概の人は一撃で」
エフラム「参考になった。今日はありがとう」

リーフ「ほら、ね?」
マルス「珍しい……」
ヘクトル「奇妙だな」
ミカヤ「エフラムもまともになったわね……」

エフラム「よし、これでいつエイリークが襲われても対応できる。待ってろよ仮面の騎士! 必ず、俺がひねりつぶしてやる!」

リーフ「シスコンktkr」
マルス「予想外だね」
ヘクトル「いや、むしろ想定の範囲内」
ミカヤ「メメタァ!」
61助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 18:28:43 ID:FaRYd+4S
潔白2 2章GJ!
サラかわいいよサラ
3章にも期待してます
62助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 21:25:13 ID:a32DZ031
wikiの投票コーナーで

「兄弟スレの人物が言ったセリフで一番好きなセリフは?」

って項目作ろうとしたけど



・この人でなしー!
・KINSINは許さんぞおおおぉぉぉぉぉ!!!
・酷い有様です


こんぐらいしか思い浮ばなかった、オワタ
63助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 21:49:00 ID:2rDVmFJ3
あとは
・助けてエイリーク
・アッー!!
・押し入れはイヤアアアア!!
・かなり、やる
・身の程をわきまえよ
・あなたあなたあなた

とかはどうだろう?
64助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 21:52:00 ID:+as5kDqZ
ネタ投票上位のネタから、自分の好きな名台詞を抜き出してみればいいんじゃないか?
そうすれば定番のセリフだけじゃなくて、シリアスネタの感動系名セリフとかも充実するぜ。

まあその他で後から追加もできるんだし、まずは作ってみたらいいんじゃない?
65助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 22:07:06 ID:nTk1IQ9b
>>62
身の程を弁えよ
66助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 22:45:38 ID:n065Xj3J
>>62
ぶっ飛ばして差し上げますわ
67助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 23:39:43 ID:EIa7QF8z
???「ふふふ………仕込みは完了。明日の朝が楽しみだわぁ………」



その日、兄弟家で一番に起きたのはヘクトルだった。
というのも誰も見つからない早朝に起きてするべき事があったからである。
(今が朝の四時か。エリ姉が朝飯作りに起きてくるから……五時半には戻らねーとな)
ゆっくり布団から身体を起こして眠気覚ましに頭を振る。そして頭が目覚めてくると同時に沸々と怒りが蘇ってくる。
一週間くらい前の食卓でのことだった。

マルス  「あれ、ヘクトル兄さんまた太った?」
リン   「そうね。メタボリックね」
エリンシア「ヘクトルちゃん、KINNIKUボリュームは十分なんだけどもうちょっと搾った方が……」
ミカヤ  「やっぱり食べ過ぎは良くないんじゃあ………」
エイリーク「仕方ないですよ。天高く馬肥ゆる秋とは昔から言いますから………」

一応いつものように「ピザじゃねえ!」とは返しておいたが内心は皆の言葉が重くのしかかっていた。
確かにエイリークの言う通り今は食べ物が美味い季節なのもあって、いつもに増して食が進み過ぎていて最近ちょっと腹周りが……。
………まずい、これは非常にまずい。
今までは重装だからとごまかしてきたがこのままでは名実共にデブ、ピザ、あるいはMETABOになってしまう。
ダイエット、太ったことを認めなければならない屈辱的な響きだが今はそれをするしかない。
食事量を抑えるのはもちろんのこと運動量も増やさなければ。まぁジョギングがベストだろうか。
だが誰にもこの事を悟られるわけにはいかない。もしダイエットをしているなんて知られたら………
姉達はきっと小さな子のさかあがりの練習を見守るような生暖かい目で自分を見るだろう。
エイリークは健気にもカロリーを考えたダイエットメニューを考案してくれるだろう。
そしてマルス、リン、エフラムあたりは………m9(^Д^)
マルスに至っては自分のジョギング姿をカメラに納めて
「ガノン走りm9(^Д^≡^Д^)9m」と、特大のプギャーを繰り出してくるだろう。
とにかくこれは秘密裏に行わなければ………というわけでこうして数日前から早朝にこっそりとジョギングに出ていると言うわけなのだ。
しかし肉は付きやすく落ちにくいもので今のところ目立った効果は得られていなかった。
(くっそ!あいつら目にもの見せてやるからな!)
そうイライラしながらも運動着に着替えるために服に手をかけた時ヘクトルはふと違和感を感じる。
(ん………?俺、昨日こんなので寝たっけか?)
着ていたのは黒のタンクトップにジーパンだった。もう肌寒くなってきたこの時期に袖無しの服で寝ていたら風邪をひきかねない。
最近は長袖の寝間着で寝ていたはずだ、もちろん昨日の夜も。
(もしかして家に帰ってそのまま寝ちまったのか?こんな寒そうな恰好で………)
と、服からむき出しになっている自分の腕を見た時再び違和感を感じる。
(俺の腕………こんなだったか?!)
確かにその腕はいつものヘクトルの腕の様に太く逞しい。しかしそれは明らかに昨日よりも引き締まっていた。
(脂肪が………全く付いてねえ?!)
まさか――そう思って脱ぎかけていた服を全て脱ぎ、撫でさすって自分の身体を確認してみる。
盛り上がった胸も腕と同じく贅肉と言えるものが全く付いていない。
(は、腹周りは………?!)
もしかしたら、という憶測はもはや確信に変わりつつあったが気を落ち着かせ手を下にゆっくりと移動させる。
手が触れた先、そこには柔らかい感触など全くなく、見事なまでに割れた腹筋のゴツゴツとした手ごたえがあるだけだった。
ま、ままままっっまま
(マジでかァァァァァァァ!!!)
YATTA!俺はダイエットに成功したんだァァァァァァァ!
もう誰もピザだとかメタボだとか言わせねーよバーローwwwwww
なんかやけに効果が早いって言うか昨日まで全然効果無かったのに急にって言うかまぁちょっと変だが
きっとあれだな。女神はちゃんと努力してる者を見ててくれてるんだな!努力は報われるんだな!
サンクス女神!!ニーハオアスタルテ!!グーテンタークユンヌ!!
もう今日からジョギングしなくていいぜwww
それにしてもヤッベ、この肉体美ヤッベ!これが本来の俺の身体か!
もうエリ姉が見たら発情しちまうな!シグルド兄貴が飛んでくるなHAHAHA!
(ちょ、鏡見てこよ!)
68助けて!名無しさん!:2008/10/07(火) 23:40:45 ID:EIa7QF8z

――そうしてヘクトルは洗面所に行き、鏡をのぞき込んだ。
(うっおやっぱすげえ締まった身体だぜ!見ろよ顔もスッキリ小顔な二枚目………?!)
その時、起床してから最大の違和感がヘクトルを襲った。
青い目に短く切った青い髪、ぱっと見の印象はいつものヘクトルと似ている。
ただ、その鏡に映った顔は明らかによく見知った別の人物のものであった。
ヘクトル(ア)「て、これアイク兄貴の身体じゃねーか!!!!!!」


ユンヌ (鳥)「ふはは!!ようやく気づいたかピザトルよ!!」
ヘクトル(ア)「ピザじゃねえ!少なくとも今はピザじゃねえ!てお前の仕業か!」
ユンヌ (鳥)「早朝のガノン走りいつも見させてもらったわよwwwダイエット大変ですねm9(^Д^)」
ヘクトル(ア)「ちっきしょぉぉぉぉ!!一体何のためにこんなことするんだお前は?!」
ユンヌ (鳥)「我が名は混沌。カオスこそ私の生きがい。というわけで兄弟家総入れ替えしてみちゃいました、てへ☆」
ヘクトル(ア)「何か変だと思ったぜ!くっそお前にグーテンタークした俺が馬鹿だった!」
ユンヌ (鳥)「いやん悔しがってるアイクの姿も素敵☆ あ、ちなみにグーテンタークはありがとうじゃなくてこんにちはって意味よ」
ヘクトル(ア)「そんなのどうでもいい!一体どうなってるんだこれ?!」
ユンヌ (鳥)「さあねー?とりあえず自分の身体の元に行ってあげたらー?」
ヘクトル(ア)「くそ!後でとっちめてやるから待ってろよ!」

そしてヘクトルは本来の自分の身体が寝ている部屋に向かう。
俺があいつであいつが俺で。当然自分の身体にはアイク兄貴が入ってるはずだ。
????(ヘ)「………Zzz」
ヘクトル(ア)「起きろ!起きろアイク兄貴!」
????(ヘ)「ん、ふぁ………何よぉー?どうしたのよアイク兄さん自分の名前呼んで?」
ヘクトル(ア)「ちょ、俺の身体でオネエ言葉使うな気持ち悪ぃ!ていうか誰だよお前は?!」
????(ヘ)「なんかアイク兄さんおかしいわよ?落ち着き無くてヘクトルみたい
       って………………私も変?!何このヘクトルみたいなダミ声?!」
ヘクトル(ア)「俺はアイク兄貴の姿をしてるけど本当はヘクトルで今はお前がヘクトルなんだよ!」
????(ヘ)「え、ちょっと意味が分からな」
ヘクトル(ア)「ああもうとりあえずこっち来い!!」

〜洗面所〜

ヘクトル(ア)「……………な?」
????(ヘ)「あ………あああああたし………ヘクトルなの?!」
ヘクトル(ア)「そうだ、それで俺が本当のヘクトル。で、結局お前は?」
大体の察しは付いていたが一応聞いた。
69俺があいつであいつはこいつ:2008/10/07(火) 23:41:53 ID:EIa7QF8z
リン  (ヘ)「リン………リンだけど………今のあたしはヘクトル………ふふ………ふ………いやああああああああ!!」
ヘクトル(ア)「こら!!俺の身体でスイーツ(笑)泣きするんじゃねえよ!!自己嫌悪に陥るじゃねえか!!」
リン  (ヘ)「だってそんな、あんたはアイク兄さんだからいいわよ!あたしはこんなMETABOになっちゃってどうすんのよ!
       なんでよりによってあんたなの?!あんたかリーフ(コノヒトデナシ的な意味で)以外なら誰でもいいのにぃぃ!!」
ヘクトル(ア)「だからメタボじゃねえって……………ちょっと待て、俺の身体さわらせろ(もみもみ)」
リン  (ヘ)「ひゃぁんっ!!や………アイク兄さ……じゃない、ヘクトルの変態!!!!!」
ヘクトル(ア)「だから俺の身体で乙女な反応すんな………っていうかやっぱり本体はダイエット効果無しかorz」
リン  (ヘ)「いやあああああ!!ヘクトルのケダモノ!!ガチホモ!!」

――ガラッ 次の瞬間戸が開いてファルシオン………ではなく何故かティルフィングを握りしめたアルムが入ってきた。
シグルド(アル)「KINSHINは許さんぞォォォォォォォ!!」
二人    「その姿で言うな」

二人はそのままシグルド(アル)に事情を説明し三人で寝ている家族を起こしていった。
そしてそして数十分後―――

マルス (セリス)「で、何か言い残したことは?(チュイィィィン!!)」
ユンヌ (鳥)「やめてぇぇぇぇぇ!!チェーンソーはやめてぇぇぇぇ!!」
ロイ  (マ)「黒いセリス兄さん………」
ミカヤ (エリウ)「これまた珍しい光景ね………まぁ今はみんなそんなんだけど」
辺りを見回すとセリカといちゃつくリンとそれにティルフィングを振り回すアルム。
さらにはそれを見て「私の身体で女の子といちゃつかないでぇぇぇ!」と叫ぶヘクトルに
「お前こそいい加減俺の身体で(ry」と同様に叫ぶアイクの姿。
かと思えば自分の身長程もあろう大剣を軽々と振り回し鍛錬に励むエイリークに
( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい! と、自分の確かな胸の存在に興奮するエリンシアも見られる。
とにかく混沌、カオスであった。

マルス (セリス)「ほらほらひどい有様じゃないか。早く戻してくれないかなぁ?(チュイィィィン!!)」
ユンヌ (鳥)「いや、でもせっかくだし一日くらいそれですごしてみては」
リン  (ヘ)「マルス、GO」
マルス (セリス)「おk、姉さん(チュイィィィン!!)」
ユンヌ (鳥)「ごごごごめんなさいもうしません!!でも私も今すぐには戻せなくって………」
マルス (セリス)「はぁ?」
ユンヌ (鳥)「いやあの、これスマブラマナフィゲットしてきてハートスワップしてもらってなったんだけどね
       もうマナフィ逃がしちゃってさ、それで効果が解けるまで最低一日はかかるって言うか」
マルス (セリス)「何で逃がしたんですか」
ユンヌ (鳥)「簡単に戻ったらつまらないかなって、てへ☆」
リン  (ヘ)「マルス、GO」
マルス (セリス)「おk(チュイィィィン!!)」
ユンヌ (鳥)「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめn(ry」

こうして兄弟家全員のカオスな一日が始まろうとしていた………。 つづく
70助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 00:12:26 ID:vuNzEhqn
GJ。アイクが誰になってるか気になるぜ・・・
ミカヤかエリンシアあたりを期待wktk
71助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 00:18:36 ID:gO22e2eq
>>62
「私達はー、へたれじゃなーい!」
せっかくこのスレでやるんだから原作のセリフはなしにしないか?もともとの人気が高いだろうし
>>67-69
GJ!マルスのノリの黒いセリスwwww
72助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 00:51:28 ID:PBjvFAAV
アイクは貧乳王女なんじゃないかな

…そう言えば、ロリコン王子は体と中身のどちらも出てきてないな
73助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 01:09:41 ID:vuNzEhqn
リーフになったらお気の毒だな
アイクリーフなら問答無用でモテそうだがw
74助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 02:19:13 ID:HsbF/teV
>>69
シグルド登場のところで壮絶に吹いたw
アルムの姿で言うなw


ところで体(中身)はこれであってるんだろうか
ミカヤ(?)
シグルド(?)
アイク(ヘクトル)
エリンシア(エイリーク)
エフラム(?)
エイリーク(アイク)
エリウッド(ミカヤ)
ヘクトル(リン)
リン(セリカ)
マルス(ロイ)
リーフ(?)
セリス(マルス)
アルム(シグルド)
セリカ(アルム)
ロイ(?)
75助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 02:24:12 ID:vuNzEhqn
よくみたら何人かはわかってるのか
なかなかカオスだな・・・
76助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 09:42:25 ID:MNy/IBO4
リンとセリカがいちゃつき、
アルムがティルフィングを振り回す…

中身は違えど、絵だけ見るとセリカがリンにNTRれて
アルムが復讐鬼になったように見えるw

あれこんなじかんに
77助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 12:10:31 ID:q7ySQQTH
希望としてはロイの体にリーフ。リーフの肉体にエフラム。
が希望かな。

エフラムが天国と地獄を味わいそうだけど。
78助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 16:56:25 ID:x0XRS2ud
亀だけど>>20->>26からしてトラ7のディーンなんかもロリコンなんだよね、年齢的に。確かリノアンが15でディーンが27だったか
まぁディーンは後日談でフラクラしてる辺りアイク寄りか。肩書きも何か似てるしw
で、その辺想像してたら、回り回ってエダがAKJに狙われる(頼んでないのにリノアンとディーンのフラグを破壊、ついでにディーンとエダのフラグを立てようとする)ヘザー的にはリノアンとその側近(一時的なものだけど)のエダをくっつけたい、と両者が対立
ついでにAKJはアリオーンとリノアンの許嫁のフラグも破壊してアルテナとのフラグを。対してヘザーはアルテナは側近であるエダをくっつけたい…と此処でも対立が…
と言う訳の分からん構図を想像してしまった。エダもアルテナも紋章町では危険なんじゃなかろうか…
79助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 17:47:18 ID:wHuNu8cz
リノアンの周辺は政治的な思惑が交差してるからな

ただディーン→リノアンの10%支援はもろに恋愛感情から来てるんだが
リノアン→ディーンの20%支援はアリオーンへの忠誠から来てるとも取れるからな
忠誠から来ているミランダ→コモノールも20%支援なわけd

あれ?何か血を吸われてるような・・・
80助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 19:14:38 ID:bP79OMXi
リーフ「ヘクトル兄さんちょっとこれ見て!」
ヘクトル「……? エヴァ新劇場版『破』が2009年秋上映決定……? 馬鹿だなお前、それよりもFEの新作をチェックしとけって」
リーフ「違うんだよ! それだけじゃないんだ!」
ヘクトル「どういうことだ」
リーフ「この本はリン姉さんのスイーツ(笑)部屋の中にあったんだよ!」
マルス「な、なんだってー!?」
ヘクトル「良いノリだなマルス」
マルス「まあね。チェイニーにばっちり特訓してもらったからさ。で、リーフ。今の話は本当かい?」
リーフ「うん」
マルス「ヒャッホーゥ! スイーツ(笑)の上にロボヲタktkr! またもリン姉さんの弱点ゲット! これはフロリーナさんに話して幻滅させる作戦に……」
マルスが家を飛び出さんとした瞬間、家の中に緑色の空気のようなものが立ち込めていく。
リーフ「これは……まさか!」
ヘクトル「流星剣か!?」
マルス「ま……まさか! あり得ないね! リン姉さんにはスキルなんて無縁、よってこれは流星剣なんかじゃない! そうさ緑風だよ緑風! 緑色の風が流れてるんだよ!」
メメタァ!
マルスの顔面にリンの爪先が突き刺さる。
リン「いいか…この蹴りは私の分だ……。顔面のどこかの骨がヘシ折れたようだが、それは私がお前の顔をヘシ折ったと思え……」
マルス「ブゴッ!あぎゃ!」
リンの腰から抜き放たれた倭刀が、システム的な何かを超えて流星剣を繰り出す!
リン「次の! 次も! スイーツ(笑)呼ばわりされた私の分だあああーッ! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも!」

ヘクトル「……リンって、思ったよりも怖いんだな」
リーフ「リン姉さんの乳揺れが見れてもう僕は大満足だよ……」
ヘクトル「ああっ! しっかりしろリーフ! ちょ、リン! リーフまで巻き込むなッ!」

リン「貴様らは『磔刑』だァ――――ッ!」
マルス「ヤッダーバァ―――ッ!」
リーフ「コノヒトデナシー!」
81助けて!名無しさん!:2008/10/08(水) 19:23:54 ID:uu42fz3c
AKJといえば会長はラケシスなのに(原作では娘の)ナンナには何もしてないなw
ナンナにはアレス&デルムッドと二人も兄が居るのに…
そこの所どうだろうか?教えてエロイ人(※潔白の証明の作者様)!
82助けて!名無しさん!:2008/10/09(木) 01:16:48 ID:aBWAmR4Q
>>80
平和だなあと思った自分は末期
83潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 15:54:07 ID:P8B/0yTF
―リグレ家の主、パントと妻ルイーズは慈愛に溢れた人物である。幼いディークとエルクを実の息子同然に育て、孤児院経営や寄付金も主催している。
そんなパント夫妻は家族への愛も当然強く、子供達が成長した今でも、ふれあいをやめようとはしない。
ここはリグレ家大浴場、パント夫妻の「家族全員でお風呂に入ろう」という呼びかけのもと、強制的に子供達は駆り出された。
ルイーズ 「エルク、背中を流してあげましょう」
エルク  「ルルルルルルルイーズ様、じじじじじじ自分でやれますのでけけけけけ結構です!!」
ルイーズ 「だーめ、お母さんの言うことちゃんと聞きなさい」
エルク  「//////」

―クラリーネは皆と距離をとり、湯船の隅で皆に背中を向けていた。
クラリーネ「いいいい、いくら家族とはいえ、だだだだ男女で入浴などはしたないにも程がありますわ。あ・・・で、でも、クレイン兄様の裸は・・・ちょっと見たいかも/////」
パント  「こら、クラリーネ、こんなに離れていてはダメだろう、もっとみんなとのふれあいを大事にしないと」
クラリーネ「お、お父様!!私のことは放っておいてください」
パント  「ははは、クラリーネは恥かしがり屋だな〜。それではせめて私とふれあおう」
クラリーネ「お断りします!!あっちにいっててください」
パント  「冷たいな〜、たまにはパパと付き合ってくれたっていいじゃないか〜」
クラリーネ「だったらもっと別なことに・・・あれ、なんですの、私をじっと見て?」
パント  「・・・うん、クラリーネもなかなか女性らしい体つきになってきたじゃないか。これなら将来はナイスバディに・・・」
クラリーネ「////なななんてことを言いますの!!セクハラですわ、親子とはいえその発言はセクハラですわよ!!!」

―そんな愉快なやりとりを湯船から眺めるディークとクレイン
ディーク (・・・ふう・・・どうやらクラリーネの嬢ちゃんにはときめきも欲情もしねえようだな・・・)
クレイン 「どうしたんだい、ホッとしているみたいだけど?」
ディーク 「え、あ、いや、疲れが取れただけさ。それにしても旦那様も奥様もよくやるねえ・・・」
クレイン 「ははは・・・家族のふれあいを大事になさるからね。まあ私としては仕事場でふれあいを持って欲しいんだけどさ・・・」
ディーク 「ぼっちゃん、風呂場にまで心労を持ち込むのはやめようぜ・・・」
クレイン 「すまないね。ところで君の部下達はどうしたんだい?」
ディーク 「あいつらなら仕事に行ってる。そろそろおれの名前と助け抜きでやれるようにならねえといけないからな」
クレイン 「そうか、彼らもいたら一緒に入れたのにね」
ディーク 「そりゃだめだ、ワードロットの奴らまったく女に免疫がねえから話し聞いただけで気絶しちまう」

ルイーズ 「さあ、背中が綺麗になったから次は前ね」
エルク  「だだだダメです、ままま前は、いいいいいいろんな意味で、ままままずいです」
ルイーズ 「だーめ、こっちを向きなさい・・・まあ、エルクも随分逞しくなったわね」
エルク  「ルルルルルイーズ様、せめて、せめてタオルを巻いてください!!」
ルイーズ 「もう、本当に恥かしがり屋さんなんだから」
エルク  「あしぇひえhgんfvkんdsvうぇふじsふぁ(ブハァァァァァ)」

―お風呂場で裸のルイーズに体をゴシゴシ・・・それはまさに桃源郷と呼べる至福の世界
弱冠15歳のエルクがそのような至福に耐えられるはずはなく、彼は盛大に鼻血を吹いて気絶した。
ルイーズ 「エルク、どうしたの、しっかりして!?」
ディーク 「・・・こうなると思ったぜ。おれが介抱しておきますから、皆さんは正真正銘家族水入らずでごゆっくりしてください」
84潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 15:57:09 ID:P8B/0yTF
―ディークの部屋
エルク  「鼻血、止まったようです・・・本当にもうしわけありませんでした」
ディーク 「気にするな、あの状況じゃほとんどの男がああなる」
エルク  「うう・・・ルイーズ様のお姿はあまりに刺激的過ぎる・・・」
ディーク 「ああ、知らない人間が見たら40を過ぎた二児の母とは絶対に思わないだろうな」
エルク  「でもディークさんは平気なんですね」
ディーク 「ああ、奥様は母親代わりだし、嬢ちゃんは妹みたいなものだからな。
それにおれくらいの歳になると相手関係なく、女の肌見たくらいでいちいち動揺しないのさ」
エルク  「それは私も変わらない筈なのに・・・自分が情けないです。私もあなたのような強い心が持ちたい」
ディーク 「おいおい、お前さんの歳でそんなんじゃかえって困るぜ。まだ15だろ、ヤりたい盛りじゃねえか」
エルク  「そ、そんな、いえ、私は・・・」
ディーク 「お前さんの家によく押しかけてくるピンク髪のシスター、なかなか可愛いじゃねえか」
エルク  「ととととんでもない、あんな悪魔と関係を持つくらいなら、一生女性と無縁で結構です」
ディーク 「ふうん、意外と素直じゃねえんだな」
エルク  「違います、からかわないで下さい」
ディーク 「ははは、まああんまり難しく考えんな。こういうことでドキドキできるのはお前さんの年代の特権だ」
エルク  「あなたはやはり立派な方だ、私にはそのように大きく構えることができない」
ディーク 「だから難しく考えるなって、歳とりゃお前さんも自然とこうなるさ」
エルク  「だといいのですが・・・ではそろそろ私は失礼します。色々とご迷惑をおかけしました」
ディーク 「ま、気楽にな」

―エルクが部屋を出て行った後・・・ディークは頭を抱えてうずくまった。彼は己のさらなる残酷な可能性を見つけてしまったのだ。
ディーク 「・・・おれは・・・ルイーズ様を見ても何も思わなかった」

潔白の証明 2nd Season 第3章 2人の踊り子

―ある日の夜、ディークはノルダの繁華街にある店の前に立っていた。そこは美人の踊り子がたくさんいるということで評判だった。
先日の入浴でルイーズを見てなんとも思わなかったディークは、ある可能性に気づいた。「自分は大人の女に興味がない」と。
「主であり母であるルイーズ様だから当たり前」と自分に言い聞かせつつも不安はぬぐえなかった。
同じロリコンでも「大人も子供も好き」と「子供だけが好き」では天と地の差がある。
はたしてディークは天か地か?それを確かめるため、セクシーな踊り子のいる店に来たのだった。
店主   「いらっしゃいませ、当店は初めてで?」
ディーク 「ああ」
店主   「当店は完全前金制、2時間で3000Gとなっておりますが」
ディーク 「ほらよ(踊り見て酒飲むだけで3000かよ、傭兵が一人雇えるぜ)」
店主   「たしかに、それではこちらへどうぞ」
注 烈火の剣でエリウッドがドルカスを雇った額が前金で2000G。

―店内では踊り子たちが、さまざまな踊りを客に見せていた。
皆美人で踊りも一流だったが、そのなかでも真ん中で踊っている者がとくに輝いていた。
踊りが終わってしばらくした後、踊り子達がそれぞれ客の下へ向かっていった。
レイリア 「いらっしゃい、この店初めてなんだって。あたしはレイリア、よろしくね」
ディーク 「あ、ああ・・・ディークだ」

―レイリアと名乗った女性は、先ほど真ん中で踊っていた者だった。
艶やかな黒髪と肉感的な肢体は非常に魅惑的だ、しかし外見以外にも、この踊り子には見るものを惹きつける魅力がある。
どうやら、一番の人気ダンサーらしく、周りの男達がディークを羨ましげに見ている。
ディーク (いい女だな、これならおれも・・・)
レイリア 「お兄さん、随分逞しいけど、どこかの兵隊かい?」
ディーク 「いや、傭兵だ。いまはある家に仕えている」
レイリア 「そうかい、この店に傭兵の人たちはよく来るけどね。その中でもお兄さんは特に強そうじゃないか」
ディーク 「そんなことねぇよ、俺より腕のいい奴なんざごまんといるさ」
レイリア 「ふふふ、謙遜しちゃって(ディークに寄りかかる)」
ディーク 「・・・」
ディーク (ダメだ、こんないい女が側にいるのに何も思わねぇ、何も感じねぇ!!
このレイリアって女、100人男がいたら95人は惚れちまう様な、顔も体も文句ねぇ女いい女だ。
それなのに、なぜ俺は何も感じない?頭じゃわかっているのに、本音じゃなんとも思ってねえ・・・おれは残りの5人だというのか!?)
85潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 16:00:20 ID:P8B/0yTF
レイリア 「お兄さん、顔色悪いけど、あたし何かへんなこと言っちゃったかい?」
ディーク 「そ、そんなことねぇよ、心配するな」
レイリア 「そうかい、それならいいんだけど・・・」
店員   「レイリアさん、あの・・・」
レイリア 「なんだい?・・・・・・・ふう、仕方ないねぇ、お兄さん、悪いけどお得意さんの指名が入っちゃったから行かなくちゃ。
その間、新人が相手になるんだ。色々至らないところあるだろうけど、大目に見てやってくれないかい?」
ディーク 「ああ、別にかまわねぇよ」
レイリア 「ありがとう、そういってもらえると助かるよ。これはほんのお詫び・・・(ディークの唇にかるくキスをする)」
ディーク 「・・・」
レイリア 「ふふふ、またね」
ディーク 「・・・」
ディーク (ダメだ、キスでもダメだ!!体温は0,1度も変わらねぇし、心臓も何事も無かったかのように普通に動いてやがる)
???? 「おにーさーん」
ディーク (商売女じゃダメなのか・・・それともやっぱり・・・いや、そんなはずはねぇ)
???? 「おにーさーん、頭抱えちゃって大丈夫」
ディーク 「すまねぇ、ちょっとくらついただけだ・・・!!(顔を上げる)」
リーン  「あたしリーン、新人だけど、よろしくね」
ディーク 「デ、ディークだ」
ディーク (おいおい、いいのかよ。どう見たって14,5歳じゃねぇか。つまり俺好み、じゃねぇ、まだこういうところじゃ働けないんじゃ)
リーン  「どうしたの、お兄さん」
ディーク 「お前、未成年だよな?いいのか、こんなところで働いて?」
リーン  「うーん、別に踊ってこうやって隣に座るだけだし、エッチなことしないし、お酒飲まないからいいんじゃない?」
ディーク 「そ、そうか」
ディーク (まぁ、法律がどうの言える場所じゃねえのかもな。俺だってガキのころはもう剣闘士だったし、世の中そんなことばかりだ)
リーン  「そんなことよりお兄さん、逞しいね、腕太いし、胸板なんてすごーい(ディークに寄りかかる)」
ディーク (////は!?なんだ、なんだこの感覚は?さっきのレイリアとは全然違ぇ・・・)
リーン  「あれ、お兄さん、顔赤いよ。さてはあたしの魅力にメロメロになっちゃった?」
ディーク 「ば、馬鹿言うな。酒が回っただけだ」
ディーク (そうだ、よく見ろ、体の凹凸も何にもねぇ真っ平、正真正銘のガキじゃねぇか。だからこの体温上昇も心拍数も全部酒が回ったせいだ、そうに決まってる)」
リーン  「ええーさっきからほとんど飲んで無いじゃん。まぁ、口じゃそんなこと言っても・・・(ディークに密着し、耳をディークの胸に当てる)」
ディーク (う、うおおおおお)
リーン  「ふふふ、心臓ものすごくドキドキしてるよ、やっぱりあたしにメロメロなんじゃん」
ディーク (おちつけ、COOLになれ、ディーク!!)
リーン  「でも良かった、あたし今日がはじめてだったから、お兄さんみたいな人がお客さんで。優しくしてくれてありがとう」
ディーク 「『はじめて』『優しくして』(←正常な判断力が無いため、こうとしか聞こえない)」
リーン  「じゃぁ、あたしのはじめての仕事を記念して、これはごほうび・・・チュ(頬に口付けする)」
ディーク 「アセjヴぉkふじ?:12えv(失神)」
リーン  「あれ、ねぇ、どうしたの?わ、ちょっと、誰かー!!」

ディーク 「ハァ、ハァ・・・と、とんでもねぇ目にあった・・・畜生、やっぱり俺はロリ・・・いや、そんなはずは・・・」
店主   「お客さん」
ディーク 「あ?金なら払っただろう」
店主   「いやいや、そういうことじゃなくてですね、お客さん、うちの新人のリーンがお気に入りみたいで」
ディーク 「べ、べべべべべべ別に、そそそそそそそういうわけじゃ、ねぇよ・・・」
店主   「隠さなくてもいいんですよ。それでお客さん、そんなにお気に入りなら、一晩どうです」
ディーク 「あん?」
店主   「新人ですしねぇ、お安くしておきましょう。一晩5000Gでテイクアウト、いかがですか?」
ディーク 「テイクアウトだと?(ち、やっぱり裏でこういう商売やってやがったか・・・)」
店主   「どうです?色々サービスさせていただきますよ」
ディーク 「いらねぇよ、馬鹿(人間を売るのなんだのと、胸糞ワリィ・・・)」
店主   「そんなことおっしゃらず、舞台の踊りもいいですが、ベッドの上の踊りも中々のものですよ。こう、一生懸命、腰を振ってですね、へへへ・・・」
ディーク 「てめぇ、いらねぇって言って・・・おい、気が変わった、5000でいいんだな?」
店主   「へへへ、毎度あり」
86潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 16:01:11 ID:P8B/0yTF
リーン  「ねぇ、お兄さん、これからどこ行くの?」
ディーク 「店長に何も聞いてないのか?」
リーン  「うん、お兄さんについていけって言われただけ」
ディーク (やっぱりそうか、完全な違法売春だな・・・)
リーン  「ねぇ、どこ行くの?」
ディーク 「行けばわかるから、とにかくついてこい」

―15分後、エレブグランドホテル
リーン  「ちょっと、なんでホテルなのよ?あ、さてはお兄さん、あたしにエッチなことするつもりなんでしょう〜」
ディーク 「ああ、そうだ」
リーン  「え?」
ディーク 「お前は、おれが一晩買った。この一晩に限り、お前を好きにできるんだよ」
リーン  「や、やだ、じょ、冗談だよね?」
ディーク 「冗談なんかじゃねぇよ」
リーン  「だ、だって、踊りを踊って、隣に座るだけだって・・・それが仕事だって、店長言ってたのに」
ディーク 「そんなんで満足する男はいねぇってこった(ベッドに押し倒す)5000も払ったんだ、楽しませてもらわないとな」
リーン  「いや、お願い、やめて・・・」
ディーク 「ま、これも仕事だと思って割り切ってくれ」
リーン  「だめ、だめなのぉ・・・グス・・・あたし、好きな人がいるの・・・ヒグ・・・だから、それだけは・・・お願い・・・うう」
ディーク 「・・・ふう・・・(リーンの頭を撫でる)」
リーン  「え・・・?」
ディーク 「ったく、だったら最初からあんなところで働くなってんだ」
リーン  「お兄さん?」
ディーク 「・・・おい、行くぞ」
リーン  「どこに?」
ディーク 「逃げるんだよ」
リーン  「え、でも、仕事が・・・」
ディーク 「あのなあ、お前さんを何も言わずに売るような店だぞ、そんな場所でまだ働く気か?」
リーン  「えっと、でも・・・」
ディーク 「どっちにしろあの店は完全な違法売春だ。すぐに摘発されて潰れるさ」
リーン  「そ、そうなんだ・・・」
ディーク 「とりあえずリグレ家でかくまった後は好きな場所に送ってやるよ。お前、身寄りはあるか?」
リーン  「あたし親はいないけど、アレスのところなら・・・アレスってあたしの幼馴染なんだけどね、ノディオンとかいう偉い家の人なの」
ディーク 「それで?」
リーン  「アレスがノディオンの仕事を手伝うようになったの。そうしたらアレスがあたしに踊り子の仕事をやめろって言うのよ。
自分にお金が入るようになったから、もうあたしが働く必要ないって」
ディーク 「・・・」
リーン  「あたし、頭にきちゃって・・・。それでアレスを見返してやるために一番お金が入りそうなお店を選んで入ったの・・・それがここ」
ディーク 「まぁ、よくあるパターンだな」
リーン  「アレス、あたしに危険なことをさせたくなくて言ってくれたのに、アレスの気持ち全然わかってなかった」
ディーク 「まぁ、そういう言葉は本人に言ってやれ。おい、とりあえず、ここをずらかるぞ」
リーン  「う、うん」
87潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 16:02:49 ID:P8B/0yTF
―ホテルを出て、リグレ家に向かうディークとリーン。しかし・・・
ディーク 「!!」
店長   「困りますねぇ・・・お客さん(用心棒をつれ、ディークたちを囲む)」
ディーク 「尾けてやがったか・・・(1、2、3・・・店長を入れて全部で11人か・・・)」
店長   「お持ち帰りした女の子を逃がすのはいけませんよ、ルールはきちっと守ってもらいませんとねぇ・・・」
ディーク 「け、女を売ってる下衆が何を言う(全員雑魚だが、持っている武器が厄介だ。全員キラー系じゃねえか)」
店長   「これも商売、需要があれば何でも売るのが、金持ちへの近道ですぞ」
ディーク 「そのためにはガキの女も売りましょうか・・・下衆を通り越して屑だな(鋼の剣だけでやれるか?)」
店長   「仕方ないでしょう。この世界には多いんですよ。あなたのような少女好きのロリコンがね」
ディーク 「(ピク)・・・」
店長   「とりあえず、落とし前はつけてもらいましょう、おい、お前達、やってしまいなさい(用心棒達が前に出る)」
ディーク 「てめぇ・・・今なんて言った?」
店長   「ん?ああ、この世にはあなたみたいの『ロ リ コ ン』が多いと言ったんですよ」
ディーク 「・・・・・・・」
ディーク、スキル発動【怒り】【連続】【突撃】【流星】【月光】【滅殺】【咆哮】【天空】
店長   「え、ちょ、封印の剣にスキルって無い・・・」
ディーク 「もういっぺん・・・」
店長   「な、何をしている、さっさとやれ」
ディーク 「もういっぺん言ってみやがれ、ゴルァァァァァァ!!」
用心棒  「ウギャアアア」
店長   「な、10人が一撃で!?」
ディーク 「おい」
店長   「ひ、ひぃぃぃぃ」
ディーク 「誰がロリコンだって?誰が少女しか愛せないって?誰が18歳以上には反応しねぇって?」
店長   「そ、そこまでは言ってない・・・」
ディーク 「誰が体格と初期値だけだって?誰がルトガー育ったらお払い箱だって?誰がハードモードじゃ影薄いってぇぇ!!?」
店長   「言ってない、それは絶対に言ってない」
ディーク 「やかましい、死ねよやーーーー」
店長   「アギャーーー」
ディーク 「オラオラオラオラオラ」
店長   「こ、この人殺し・・・(バタ)」
ディーク 「てめーの敗因はたったひとつだぜ・・・店長・・・たったひとつの単純(シンプル)な答えだ・・・『てめーは おれを怒らせた』」
リーン  「・・・(唖然)」

―ディークとリーンはリグレ家に戻り、クレインに事情を説明。
クレインはすぐさまベルン署に連絡、リグレ家からも兵を派遣し、ノルダにある売春組織を摘発した。
リーン  「アレスーーー」
アレス  「リーン、お前・・・」
リーン  「こわかった、こわかったよぉ・・・」
アレス  「リーン、すまなかった、俺があんなことを言わなければ・・・」
リーン  「悪いのはあたしだよ、アレスの言うこと聞かないで、飛び出しちゃったりして・・・」
ブルーニャ「ベルン署のブルーニャ警部です。売春組織の摘発にご協力、感謝いたします」
クレイン 「いえ、こういうときに正義のために協力するのが、我々の企業の役目です」
エルトシャン「身内が世話になった、ノディオン家当主として、私からも礼を言おう」
クレイン 「私は大したことをしていません、今回は全てディークの手柄です」
エルト  「べオウルフから聞いている。エレブ1の凄腕ディーク、一度会いたかった。今回のことは本当に感謝している」
ディーク 「買いかぶりすぎですよ、今回のことだって、運がよかっただけです」
エルト  「謝礼は後日送らせてもらう、他に何かやることはあるか」
クレイン 「働いていた踊り子達のことなのですが、未成年は親元に帰すとして、成年の方はどこか働き場所を斡旋してあげたいのです。
私達でもやるつもりですが、よろしければ、ノディオン家の方でも協力を願えませんか?」
エルト  「わかった、協力しよう」
ディーク 「ふぅ、これで一件落着か、ぼっちゃん?」
クレイン 「ああ、今回のことは本当にご苦労だったね。リグレ家にとっても大きな名誉になったよ」
ディーク 「そいつはよかった、じゃ、悪いが先に帰って休ませてもらうぜ、ほとんど寝てないからな」
88潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 16:03:55 ID:P8B/0yTF
リーン  「あ、お兄さん、待って」
ディーク 「ん?」
リーン  「あの、本当にありがとう、お兄さんがいなかったら、あたし今頃・・・」
ディーク 「いいってことよ。次はちゃんとしたところで働けよ」
リーン  「わかったよぉ・・・。あ、でも、お兄さんもあたしとエッチなことできなくて、残念だったね」
ディーク 「け、泣き出したくせに、何を言う・・・」
リーン  「ふふ、じゃぁ、これはお礼・・・ん・・・(ディークの唇に軽くキス)」
ディーク 「///////////」
リーン  「えへへ、あたしのはじめて、アレスには内緒ね」
ディーク 「あせvhsでょぁwせdrftgひゅじこlp;くぁwsでfrgtひゅじkぉg(気絶)」
リーン  「え、ちょっと、どうしたの、お兄さん!?」
クレイン 「ディーク、何があったんだい!?誰か、リカバーを持ってきてくれ!!」

シャナム 「おい、今の場面、よく撮ってけよ」
ユアン  「激写、激写ボーイ」

―翌日
クレイン 「新聞、テレビ、全て昨夜の売春組織摘発でもちきりだね。リグレ家にも非常に名誉なこととなったし、社会にも貢献できた。
本当、ディークみたいな傭兵を持ってぼくは鼻が高いよ・・・だからね、だから死ぬことは無いんだよ、ディーク」
デイーク 「うおおおおお、おれは、おれは、腹を切るーーー」
ワード  「兄貴やめてくださいよ」
ロット  「そうですよ、思い直してください」
シャニー 「たいちょー、死んじゃやだーー」
ディーク 「止めるな、お前ら。おれに傭兵の誇りが残っているうちに、死なせてくれーーーー」

―ディークによる売春組織摘発は多くの報道機関が取り上げた。
このことにより、リグレ家と傭兵ディークの名は紋章町に轟くことになった。
しかし、その中でたった1社、リーンのキスで気絶したディークを全面的に取り上げたところがあった。
言うまでも無く、FETVである。
『リグレ家のディークにロリコン疑惑』『エレブ1の凄腕は、少女を斬る剣しか持っていなかった?』
などと言った見出しの新聞を発行し、さらにニュースでも大々的にとりあげた。
一部の良識のある人間は無視したものの、悲しいかな、大半の人間は犯罪組織の摘発よりも、スキャンダラスなロリコン疑惑に興味を示したのである。

ディーク 「う、う、う・・・おれは、おれはロリコンなんだーーおおおおお(泣)」
ワード  「あんな記事気にすること無いですって」
ロット  「そうですよ、FETVは紋章町一、いい加減な会社だって評判なんですから」
クレイン 「世間は君を正当に評価している、少女がどうのというのは、一部の人間の誹謗中傷だよ」
シャニー 「そうですよ、たいちょー。ねぇところでロリコンって何?たいちょーがそうなの?」
ディーク 「うぉぉぉぉぉぉぉ(号泣)死なせろー、死なせてくれー」
ワード  「シャニー、余計なこというんじゃねぇ」

―リグレ家総出の説得により、1時間後ディークは思い直すものの、3日間自室に引きこもったという・・・。
ついにロリコンということを世間に知られたディーク、彼に救いはあるのか?終章に続く
89潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 16:05:22 ID:P8B/0yTF
>>78
ティニー 「アルテナさんをAKJに引き入れる計画は当然あったのですが・・・(回想中)」

―ティニーの回想 1ヶ月前
ティニー 「今日のターゲットはトラキアのアルテナさんよ。義理ながらアリオーン兄上LOVE。聖戦子世代のくせに恋人は一切作らず兄上一筋。
これは是非AKJに入ってもらわないと、さあ、トラキアへ向かいま」
???? 「ティニィィィィィィィィッ!!」
ティニー 「リーフ様?」
リーフ  「ティニー、君は、君はなんてことをするんだ、アルテナさんをAKJに引き入れるなんて・・・許されることじゃないよ!!」
ティニー 「きゅ、急にどうしたんですか?」
リーフ  「いい、アルテナさんはね、FEの世界で数少ない姉キャラなんだ、それを君は、むりやり妹キャラにするつもりなのか!!」
ティニー 「いや、アルテナさんはもともと妹キャラ・・・」
リーフ  「あんな色っぽくてナイスバディで赤い唇がセクシーなお姉さんを妹キャラにしようなんて、神への冒涜だよ!!」
ティニー 「そ、そこまでのことなの?」
リーフ  「FEの世界では妹萌えが圧倒的勢力をもち、僕ら姉萌え派は涙を呑んできているんだ。
そんな、そんな僕達の希望の星を、君は、君は奪おうとしているんだぞ。この人でなし!!!」
ティニー 「リーフ様、落ち着いてください」
リーフ  「うわあああん、ティニーのばかぁぁ!!もうイジメさせてあげないし、同人誌のモデルにもなってやんないからなぁぁぁ!!」
ティニー 「リーフ様、待ってください!!」

ティニー 「・・・ということがあったので、アルテナさんのAKJ勧誘は断念しました」
90潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 16:05:54 ID:P8B/0yTF
―エルトシャンの回想 5年前
ナンナ(9歳)「デルムッドおにいさまだいすき〜、わたし、おとなになったらおにいさまとけっこんするの」
デルムッド(11歳)「じゃあ、けっこんのやくそくにこのゆびわを」
シグルド・クレイン・レイヴァン「待て!!」
デルムッド「え!?」
シグルド(20位?)「ナンナちゃん、ちょっと来てくれるかな?」
ナンナ  「なあに?」
レイヴァン(14歳)「おいお前、話があるからついて来い」
デルムッド「え?」

クレイン(14歳)「ナンナちゃん、よく聞いてね。兄妹同士で結婚はできないんだよ」
ナンナ  「なんでー?わたしおにいさまのことだいすきだよー?」
シグルド 「ナンナちゃん、それは『きんしんそうかん』っていって絶対にやっちゃいけないんだよ」
ナンナ  「えー、きんしんそうかんするとどうなるの?」
シグルド 「君の周りの人たちがこわーい火で焼かれちゃうんだよ」
ナンナ  「えーーー!!?」
クレイン (それはあなただけです、シグルドさん)
シグルド 「だからおにいさんと結婚はできないんだ、わかったかい?」
ナンナ  「じゃあわたしはだれとけっこんすればいいの?」
シグルド 「私の弟にリーフってこがいるんだ。ナンナちゃんと同じくらいの歳だからすぐに仲良くなれると思うよ」
ナンナ  「わーい、わたしリーフにあいたーい」

レイヴァン「お前、婚約指輪の意味はわかるな」
デルムッド「えっと、けっこんのやくそくをするゆびわですよね?」
レイヴァン「そうだ、お前、妹と結婚するつもりか?」
デルムッド「え、でもこれはおもちゃのゆびわだから」
レイヴァン「おもちゃでも妹に婚約指輪など渡すんじゃない。数年後に後悔するぞ」
デルムッド「え・・・なんで?」
レイヴァン「今のお前に言ってもわからんだろう・・・だが覚えておけ、子供の頃にした約束が、人生を狂わせることもあるんだ、わかったな!!」
デルムッド「は・・・はいいいい」

エルト(20位?)「3人ともすまない、だがこれでナンナはラケシスと同じ道を歩まずにすみそうだ」
レイヴァン「礼には及ばん」
クレイン 「そうです、僕らは過剰な妹の愛で苦しんでいる仲間ではないですか」
シグルド 「この世からKINSHINを無くすための協力ならいくらでもしよう」

エルト(現代)(・・・あのとき、シグルド達にたのんでおいて本当に良かった)
91潔白の証明 2nd Season:2008/10/09(木) 16:06:43 ID:P8B/0yTF
(すみません、最初が抜けていましたのでもう一回)
>>81
―ノディオン家にてナンナがリーフの写真を眺めながらため息をついている。
ナンナ  「ああ、リーフ様が私だけを見てくれたらなぁ・・・」
ラケシス 「まったく、ナンナときたら兄2人には目もくれずにリーフのことばっかり・・・
ノディオン家の女が兄に懸想しないなんてありえないはずなのに、一体どうして・・・?」
エルトシャン「・・・(回想中)」

―エルトシャンの回想 5年前
ナンナ(9歳)「デルムッドおにいさまだいすき〜、わたし、おとなになったらおにいさまとけっこんするの」
デルムッド(11歳)「じゃあ、けっこんのやくそくにこのゆびわを」
シグルド・クレイン・レイヴァン「待て!!」
デルムッド「え!?」
シグルド(20位?)「ナンナちゃん、ちょっと来てくれるかな?」
ナンナ  「なあに?」
レイヴァン(14歳)「おいお前、話があるからついて来い」
デルムッド「え?」

クレイン(14歳)「ナンナちゃん、よく聞いてね。兄妹同士で結婚はできないんだよ」
ナンナ  「なんでー?わたしおにいさまのことだいすきだよー?」
シグルド 「ナンナちゃん、それは『きんしんそうかん』っていって絶対にやっちゃいけないんだよ」
ナンナ  「えー、きんしんそうかんするとどうなるの?」
シグルド 「君の周りの人たちがこわーい火で焼かれちゃうんだよ」
ナンナ  「えーーー!!?」
クレイン (それはあなただけです、シグルドさん)
シグルド 「だからおにいさんと結婚はできないんだ、わかったかい?」
ナンナ  「じゃあわたしはだれとけっこんすればいいの?」
シグルド 「私の弟にリーフってこがいるんだ。ナンナちゃんと同じくらいの歳だからすぐに仲良くなれると思うよ」
ナンナ  「わーい、わたしリーフにあいたーい」

レイヴァン「お前、婚約指輪の意味はわかるな」
デルムッド「えっと、けっこんのやくそくをするゆびわですよね?」
レイヴァン「そうだ、お前、妹と結婚するつもりか?」
デルムッド「え、でもこれはおもちゃのゆびわだから」
レイヴァン「おもちゃでも妹に婚約指輪など渡すんじゃない。数年後に後悔するぞ」
デルムッド「え・・・なんで?」
レイヴァン「今のお前に言ってもわからんだろう・・・だが覚えておけ、子供の頃にした約束が、人生を狂わせることもあるんだ、わかったな!!」
デルムッド「は・・・はいいいい」

エルト(20位?)「3人ともすまない、だがこれでナンナはラケシスと同じ道を歩まずにすみそうだ」
レイヴァン「礼には及ばん」
クレイン 「そうです、僕らは過剰な妹の愛で苦しんでいる仲間ではないですか」
シグルド 「この世からKINSHINを無くすための協力ならいくらでもしよう」

エルト(現代)(・・・あのとき、シグルド達にたのんでおいて本当に良かった)
92しっこくの声優:2008/10/09(木) 16:49:38 ID:+imTOIyu
漆黒の騎士「アイク殿」
アイク  「何の用事だ」
漆黒の騎士「頼みがある。私に仕事が入ったから、しばらく紋章町としっこくハウスを留守にする」
アイク  「それで? 続けろ?」
漆黒の騎士「乙女の護衛を頼む。私が守らなければ、乙女は緑風や青ワカメにぐちゃぐちゃにされてしまうだろう」
アイク  「そうなのか? どちらかといえばお前のほうが問題あると思うが。……なんてったか……そう、ロリだし」
漆黒の騎士「ロリではなぁい! ロリコンでもない! 私は、私と同じ境遇である乙女をただ純粋に愛しているだけだ!」
アイク  「そうなのか。なら問題はない。まかせろ、ミカヤ姉さんは俺が守る」
漆黒の騎士「では頼んだぞ」つ【転移の粉】

シグルド「エフラムがビデオを借りてくるとは珍しいな」
エフラム「ああ、面白そうだったからな」
ヘクトル「へー、珍しい。何のビデオだ?」
エフラム「内容は知らん。タイトルは『こどものじかん』」
リーフ「……(【うへぇ】アークザラッド総合第36章【ロリコンか】)」
マルス「……(リーフ、今僕と同じことを考えていたね)」
シグルド「見てみるか?」
エフラム「そうだな」

………………………………………………………………………………………………

ヘクトル「ロリコン乙」
シグルド「近親相姦でなければいいが……これは酷過ぎないか?」
エフラム「いや、俺は内容を知らずに借りてしまっただけで……!」
アイク 「ただいまだ」
ヘクトル「お帰り兄さん。聞いてくれ、エフラムがついにロリコンだと自白した」
アイク 「ロリコン? そういえばさっきもそんな会話を……」
シグルド「どうした?」
アイク 「このアニメの主人公……漆黒の騎士の声だ……」

終われ
93助けて!名無しさん!:2008/10/09(木) 17:40:43 ID:0EEkYU7f
ジャケットで気付けよ
9481:2008/10/09(木) 19:59:00 ID:oK72EuSf
>>83-91
いつもの神ネタに更に私の質問に答えるネタを入れてくれるなんて…
テラGJ!
95ルネス女学院の文化祭:2008/10/10(金) 18:04:44 ID:tOsrxL9G
ルネス女学院。
貴族や大企業の娘たちが通うことで有名な、マギ・ヴァル区における最大のお嬢様学校のことである。
当然、そんな学校をテロ集団ベルクローゼンやらゲブやら魔王(笑)やへザーなどの悪党どもが狙わないわけがない。
しかし、ルネス女学院はいつだって平穏そのもので、基本的には平和だ。
それには理由がある。
教職員が強いわけではない。大賢者の呼び声高いサレフは、学究肌故体力がないため実践では役立たず。
真銀の騎士の呼び声高いゼトは、戦場を見渡し機を読む事に長けるものの、本人の実力が伴わない。
ならば、ルネス女学院の平和を守るのは誰か?
仮面の騎士、と呼ばれる存在だ。
ロプトの剣なんて飾りです! 漆黒の悪夢? 不眠症の俺には利かんのだよ! とばかりに戦場を駆け回る、某漆黒の騎士に勝るとも及ばぬ強者である。
仮面の騎士がいる限り、永遠にルネス女学院の平和は保たれる。
頑張れ騎士様! 負けるな騎士様!

「……で、これは一体何なのです?」
透き通った水色の長髪を持つ少女エイリークが、青の長髪に凄まじくメリハリの利いた悩殺ボディを持つ少女ターナに問う。
「文化祭の出し物。このプロモーション画像を流すそうよ?」
「気付かれたらどうするのですか? 私が『彼』であると」
そう言って、その場面を想像してぶるりと震える少女の肩に、雪のような純白の手が載せられる。
「ありえませんわね。エイリークは普段馬に乗って闘っていますし、歩兵戦術で戦っている仮面の騎士と同一だと気付く者などいるわけがありませんわ」
エイリークが驚いて振り向くと、そこには級友のラーチェルがいた。
ラーチェルは某剣魔風にいえば『同じ宿命を持つ者』ゆえ、いつも仲がいい。
『同じ宿命』の部分を詳しく言えば、胸のサイズについての悩み……要するに貧乳の悩みを共有する存在ということだ。
「それならばよいのですが……。そういえば、文化祭の警備については? 私も、文化祭のときくらいは普通に『エイリーク』でいたいのですが」
「それについてはご心配なく。貴女の兄上が警備に当たってくださると電話を受けました」
「シグルド兄上ですか?」
「紋章町の中で最大級の危険人物、最近人間台風にCCした人外、とでも言えばいい?」
ターナの言葉を聞き、エイリークは得心したように柏手を打つ。
「アイク兄上ですか。ならば安全面についての問題はありませんわね」
96ルネス女学院の文化祭:2008/10/10(金) 18:37:31 ID:tOsrxL9G
文化祭当日。
普通の高校の文化祭のように、さまざまな露店が目白押しになっている。
お好み焼きや蛸焼きは当然、変わり種として『がいこつのにく屋』や『よくわかる倒置法講座』などもある。
そんな山ほどある屋台の間を抜けていくと、ルネス女学院の優美という言葉の意味を凝縮したような校舎が見えてくる。
そして、校舎の前に、テロ集団ベルクローゼンやら変態ゲブやら魔王(笑)やらへザーやらが集結していた。
明らかに周囲から浮いている……というか、最早変質者にしか見えない彼らを見て、周囲には野次馬が出来上がっている。
「うふふ、かあいい女の子たちが一杯いるわね。さて、何人お持ち帰りしようかな?」
「今日こそ! 更衣室に隠しカメラを仕掛けるぞ野郎ども!」
「ぐふふぅ……さて、何人<ダキュンダキュン>してやろうかぁ……」
「魔王(笑)って言うな! 一応、一般人程度なら簡単に消し飛ばせるんだぞ!」
そんな、欲望の声や怨嗟の絶叫が広場に響き、周囲の野次馬はざわめく。
それを五月蠅そうに見る魔王フォデスは、周囲に額を向け、そこに力を溜めていく。
不浄の魔光。巫女の放つレクスオーラと対極をなす、清浄ではなく汚濁をもたらす邪の光である。
しかし、放たれたフォデスの光は決して群衆には届かない。
何故ならば、黄金の輝きをもつ神剣から放たれた閃光とぶつかって相殺されたからだ。
「な……」
驚きを隠せぬ魔王。
その長大なるリーチに踏み込み、片手で握る両手剣に力を込めている、蒼髪の男がいた。
グレイル工務店店長、アイク。回転署長、突貫竜騎士、ユングヴィ神拳と並ぶ、紋章町最大級の危険人物である。
そうぜん、そんな怪物に魔王(笑)が及ぶはずもない。
「大!」
と、力を込めたかち上げの斬撃で、魔王(笑)の体は天に飛び上がった。
そして、始まるのは、奥義・流星にも勝る程の連続攻撃の嵐。
「天!」
魔王(笑)を細切れにしていく、神剣ラグネルの連続攻撃。
そして、かろうじて原形をとどめていた魔王(笑)の頭に、封印の剣もかくやという炎が宿る。
「空!」
地獄の炎を纏った神剣は魔王(笑)の額に振り落とされ、魔王(笑)の頭は爆弾と同等のエネルギーを溜めこむ。
そして、地面に叩きつけられた頭は、割れて中身を飛び散らすと共に、凄まじい爆発を引き起こした。
それは、野次馬に届くことはなく、少なくともテロリストたち全てを根こそぎ消し飛ばせるだけのちょうどいい爆発だった。
97ルネス女学院の文化祭:2008/10/10(金) 18:38:04 ID:tOsrxL9G
続きは明日。
今日はもう無理。
98助けて!名無しさん!:2008/10/10(金) 19:02:53 ID:G51S56KY

倒置法講座習いたい
99助けて!名無しさん!:2008/10/11(土) 15:29:35 ID:rAD7bpm4
文化祭の出し物がカオスな件w
アイクが文化祭に来てた理由は恐らく骸骨の肉目当てだからですね、分かりますw
他はともかくへザーさんも変質者扱い…
明日が楽しみだ。GJ!
100助けて!名無しさん!:2008/10/11(土) 17:18:31 ID:CtYk0m/K
その日の私の目覚めはいつもより早いものでした。
と言うのもやけに慌ただしいアイク兄上達に叩き起こされたからです。
そして同時に残酷な現実の中に戻っていたことに気づきました。
酷いです兄上………起床すべき時間にはあと二時間程もあるじゃないですか。
その刻までは私は服に収まりきらない悩ましい胸部にため息をついていられたのに。
何か「お前は誰だ?!」とかわけの分からない質問が飛んできますが私はそれどころじゃありません。
だって起きたら夢とは真逆の理由でため息をつかねばならないのですから………
「おい、大丈夫か?ちゃんと起きてるか?!」
そう言ってアイク兄上は普段と違った少し乱暴な様子で私の身体を揺らします。
ふふ………兄上、そんなことしても私の胸は微動だにしませんよ………。
…………………あれ?
なんですかこれ。
何か、余分なお肉がぷるんぷるんしてるような感じ。
やだ、私太ったんでしょうか。
でもこの振動、何故か胸の辺りから………?
…………………。


  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/



ヘクトル(アイ)「おい………固まっちまったぞ?」
リン  (ヘ)「あんたがガサツに起こすからでしょ?」
ヘクトル(アイ)「おいおい俺のせいかよ。ん?なんか様子が………」

――ガバッ!


    ∧_∧∩
    ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
   ⊂ ⊂彡
    (つ ノ
     (ノ
   __/(___
/__(____/

ヘクトル  (アイ)「お、おい………?」
エイリーク(ンシア)「おっぱい!おっぱい!」
リン    (ヘ)「あのね、落ち着いて聞いてくれる……?私たち身体が」
エイリーク(ンシア)「おっぱい!おっぱい!」
二人      「………………」
エイリーク(ンシア)「おっぱい!おっぱい!」
シグルド  (アル)「とりあえずエリンシアの中身はエイリークで確定な」
101俺があいつであいつはこいつ:2008/10/11(土) 17:19:22 ID:CtYk0m/K
(ここから前回のつづき)

ミカヤ (エリウ)「それで、これからどうしましょうか?」
マルス (セリス)「とりあえずは誰が誰だかをまとめないとね。えっとミカヤ姉さん→エリウッド兄さんで」
ミカヤ (エリウ)「マルス→セリス、ロイ→マルスね。あとあそこのバサーク組なんだけど………」
ロイ  (マ)「かなり分かりやすいよね」

セリカ (リン)「やん、私っていつもアルムといる時こんなにデレデレした顔してるのかしら?///」
アルム (セリカ)「え?僕こそセリカの顔でそんなデレデレしてる?!///」
セリカ (リン)「アr(ry」
アルム (セリカ)「セr(ry」
シグルド(アル)「KINSHINは(ry」

マルス (セリス)「セリカ→リン姉さん、アルム→セリカ、シグルド兄さん→アルムっと」
ミカヤ (エリウ)「即座にお互いを認識していちゃつけるとこが凄いわね」
ロイ  (マ)「というかシグルド兄さんさ、百合もKINSHINと認識してるのかな」

アルム (セリカ)「そういえば今は僕の方が華奢なんだよね」
セリカ (リン)「そうね。私が上になっちゃおうかなぁ〜w」
リン  (ヘ)「やめてぇぇぇぇ!!私の身体で百合はやめてぇぇぇぇ!!『上に』とか余計らめぇぇぇぇ!!」

マルス (セリス)「キショッ!!リン姉さんの喋り方ヘクトル兄さんの身体でやるとキショッ!!」
ヘクトル(アイ)「アレオレトチガウ………モウヤメテ………orz」
ミカヤ (エリウ)「あ、そうそう。私たちを起こしに来たのはヘクトル→アイクとリン→ヘクトル達だったわね」
マルス (セリス)「んで、そのアイク兄さんの中身は………」

アイク(エイ)「せいっ!はっ!ぬぅん!」

マルス (セリス)「これまた破壊力のある組み合わせで」
ロイ  (マ)「しかもこの状況を全く気にしてないね」
ミカヤ (エリウ)「あれ………身体が替わってるの気づいてるのかしら?」
マルス (セリス)「あ、気づいてるかどうかって言えばさ」

エイリーク(ンシア)「おっぱい!おっぱい!」

マルス (セリス)「あれ………どう思う?」
ミカヤ (エリウ)「朝目覚めたら急に『自分の』胸が大きくなっていた、って思い込んでるかもね………」
ヘクトル(アイ)「俺起こしに行ったけどずっとあの調子で何も聞こえないみたいだからその可能性高いぜ」
マルス (セリス)「………まぁいっか。これで十人、残りを確認しよ。んじゃ、ちょっとヘクトル兄さん失礼」
ヘクトル(アイ)「お、おい?!服を脱がせて一体何」
102俺があいつであいつはこいつ:2008/10/11(土) 17:21:00 ID:CtYk0m/K
?????(エフ)「うっひょー!!マイラヴァーKINNIKU!!!!!(ヘクトル(アイ)に抱きつく)」
ヘクトル (アイ)「うぎゃああああああ!!Fラムの奴ガチホモになりやがった!!」
ミカヤ  (エリウ)「ヘクトルそれ絶対エリンシア」
ロイ   (マ)「ちょ、ロリコンの方がまだマシだったよ!」
?????(ロ)「誰がロリコンだ!!」
ロイ   (マ)「うわぁぁぁ僕が来た!!」
マルス  (セリス)「はいはいエリンシア姉さん→エフラム兄さん、エフラム兄さん→ロイ、ね」
ミカヤ  (エリウ)「あ、あとあそこにマミー君を抱いてる私がいる」
セリス  (ミ)「ねぇねぇマミー君聞いて!今朝起きたらね、すっごーいことがあったんだよ!えへへ!」
ロイ   (マ)「あ………本当………しかも『乙女』として全く違和感ない………」

マルス  (セリス)「となると残りは二人、リーフとエリウッド兄さんか」
ミカヤ  (エリウ)「残る身体はシグルドにリーフね」
ロイ   (マ)「ってことはリーフ兄さん→シグルド兄さん、エリウッド兄さん→リーフ兄さんか」
三人     「 は ぁ ぁ ぁ ぁ 〜(ため息)」
マルス  (セリス)「そうか、やっぱ一番の貧乏くじ引いたのはエリウッド兄さんか」
ミカヤ  (エリウ)「あの子も不憫ね………いつも損な役回りなんだから………」
ロイ   (マ)「胃薬………いや、特効薬買ってくるよ………」

その時、鍛錬中のアイク(エイ)の出した衝撃波のとばっちりをくらったのか
あるいはセリカ(リン)アルム (セリカ)に制裁を下すシグルド(アル)のティルフィングが当たったのか、例のセリフが聞こえてきた。

?????「この人でなしー!」

マルス  (セリス)「早速リーフの被弾体質が災いしたか」
ミカヤ  (エリウ)「台詞までリーフになっちゃうなんて………」
ロイ   (マ)「特効薬買いにローソン行って来るね」
?????  「あ………胃薬も頼むよ………」
マルス  (セリス)「あれ?ミカヤ姉さんその身体だとやっぱ胃も痛むの?」
ミカヤ  (エリウ)「え?今の私じゃないけど………あれ?」
エリウッド(シ)「うぅ………胃が………」
三人     「 あ れ ?!」
マルス  (セリス)「待って、君は誰?」
エリウッド(シ)「え………エリウッドだけど?」
マルス  (セリス)「エリウッド兄さんがシグルド兄さん?!んじゃあ待ってまとめると………」
103俺があいつであいつはこいつ:2008/10/11(土) 17:22:44 ID:CtYk0m/K
ミカヤ  →エリウッド
シグルド →アルム
エリンシア→エフラム
アイク  →エイリーク
エリウッド→シグルド 
ヘクトル →アイク
エフラム →ロイ
エイリーク→エリンシア 
リン   →ヘクトル
マルス  →セリス 
セリス  →ミカヤ 
アルム  →セリカ
セリカ  →リン
ロイ   →マルス 
リーフ  →???

ロイ   (マ)「リーフ兄さん以外キチンと収まるよね」
ミカヤ  (エリウ)「え、じゃああそこで倒れてるリーフって誰?」
エリウッド(シ)「リーフ本人………なんじゃないかなぁ?」

一同 「「「「「な、なんだってー!」」」」」


ヘクトル (アイ)「マジか!!おい、倒れてないで起きろ!!」
リーフ  (リーフ)「怪我人は寝かせといてよこの人でなしー………」
ヘクトル (アイ)「やっぱこいつリーフだぜ!!」
リン   (ヘ)「ちょっと!!どういうことよ!!あたしはこんなMETABOなのにあんたは入れ替わってないって言うの?!」
リーフ  (リーフ)「ちょ、胸ぐら掴むのやめて!そのガタイで女言葉もやめて!僕はただいつもどうりの朝だったよ?!」
マルス  (セリス)「ロイ、そこの逆さ吊りにしてるアホウドリの猿ぐつわほどいてやって」
ロイ   (マ)「待ってね………はい」
ユンヌ  (鳥)「ぷはぁー!!死ぬかと思った!!」
マルス  (セリス)「ユンヌさんこれどういうこと?」
ユンヌ  (鳥)「うるせー!鬼!悪魔!動物虐待!」
マルス  (セリス)「ロイ、チェーンソー用意」
ユンヌ  (鳥)「すいませんすいません」
マルス  (セリス)「んでさ、なんでこれリーフだけリーフのまんまなの?」
ユンヌ  (鳥)「いやね、私にも良心はあるしさ。人様にまであんなコノヒトデナシさせるわけにはいかないでしょ?」
一同     「あぁ………(納得)」
ユンヌ  (鳥)「それにあんな悲惨な連続に耐えられるのはリーフくらいのもんだし」
一同     「あぁあ………(超納得)」」
リーフ    「ちょ、そんな納得しないでよ!」
マルス  (セリス)「そっか、それは言えるねユンヌさん。ありがとう、ちょっと罰は軽くしとくから」
ユンヌ  (鳥)「ラッキー」
リーフ    「無視すんなこの人でなしー!」
104俺があいつであいつはこいつ:2008/10/11(土) 17:23:29 ID:CtYk0m/K
エリンシア (エフ)「それで、これからどうしましょうか」
ロイ    (マ)「早ければ一日で元に戻るとは言ってたけど、それって最低一日はかかるって事だよね」
リン    (ヘ)「あたし一刻も早く戻りたいんですけど」
ヘクトル  (アイ)「そんなに俺が嫌か」
ミカヤ  (エリウ)「んー、でも早く戻ろうと思ったらやっぱりマナフィ再ゲットするしか無いかしらね」
マルス   (セリス)「そうだね。何人か仕事や学校は休んでマナフィ捕獲班に回ろう」
アイク   (エイ)「仕事に学校と言えばだな………」
マルス   (セリス)「あ、気づいてたのアイク兄さん」
アイク   (エイ)「まぁな。何しろ俺に起こされたわけだし」
マルス   (セリス)「そういやそうか。で、なんて?」
アイク   (エイ)「この身体で………工務店行けばいいのか?」
一同      「あ………………」
アイク   (エイ)「まぁいいか事情を話せばなんとか」
ロイ    (マ)「いやいやいや」
ミカヤ  (エリウ)「でもあの店の人たちならすんなり受け入れそうな気もするのが怖いとこよね」
エリウッド (シ)「でも他は本人で通そうとするといろいろと混乱するだろうね」
ミカヤ  (エリウ)「んー、どうすべきかしら」
ヘクトル  (アイ)「………俺は別にアイク兄貴として工務店の仕事やってきても構わねぇぜ?」
ミカヤ  (エリウ)「えー!?」
ヘクトル  (アイ)「ていうか俺も高校出たらそっち系で働くかもしんねぇわけだし。ひとつ社会勉強にでも、な」
アイク   (エイ)「いいのか?うちは結構厳しいが………」
ヘクトル  (アイ)「おいおい俺を信用してねぇのかよ。体力と根性だけは自信あるって!」
アイク   (エイ)「まぁ、お前がそういうのなら………」
リン    (ヘ)「いや、アイク兄さん。こいつ『学校サボれてラッキー』くらいに思ってるから」
ヘクトル  (アイ)「おいっ!余計なこと言うんじゃねぇよ!」
ミカヤ  (エリウ)「まぁヘクトルもそう言うし私もエリウッドとして学校行ってみようかなぁ。
         青春の輝き再び…………一度は夢見たハイスクール☆ライフが蘇る……!」
エリウッド (シ)「む、無茶はしないでね………」
ユンヌ   (鳥)「そうそう!みんな今日一日はその身体の持ち主として過ごすことにすればいいのよ。
         まぁどうせしばらく戻れないならそれを楽しむのもこれまた一興、てね☆」
マルス   (セリス)「そこ、調子乗んな(チュイィィィン!!)」
ユンヌ   (鳥)「ひぃぃぃぃ!!!恐怖政治ー!!」


マルス   (セリス)「んで、マナフィ班なんだけどね。とりあえず僕やろうと思うんだけど他にやる人いる?」
リン    (ヘ)「はい、あたし立候補。ちょっとヘクトルとしては過ごせないわ」
マルス   (セリス)「ぶー、却下」
リン    (ヘ)「え、何でよ?!嫌がらせ?!」
マルス   (セリス)「僕の調べではヘクトル兄さん、それでなくとも結構な数サボってるみたいでさぁ」
ミカヤ  (エリウ)「え、何それ聞いてない!」
エリンシア (エフ)「本当ですのマルスちゃん?!」
ヘクトル  (アイ)「(〜〜〜〜〜〜〜!!マルスめ余計なことを………!!)」
マルス   (セリス)「リン姉さんに出席してもらわないと相当単位が危ういんだよねぇ〜」
リン    (ヘ)「えぇぇぇぇ何よそれ!!ヘクトルのアホ!ピザ!メタボ!」
ミカヤ  (エリウ)「(ヘクトル………)」
エリンシア (エフ)「(元に戻ったらお仕置きですわ………)」
マルス   (セリス)「ってことで学校頑張ってねぇ〜w ヘ ク ト ル 兄 さ ん(ニヤニヤ)」
リン    (ヘ)「くぅ〜!行けばいいんでしょ行けば!」
ヘクトル  (アイ)「おい!頼むから男言葉使ってくれよ!」
105俺があいつであいつはこいつ:2008/10/11(土) 17:24:15 ID:CtYk0m/K
マルス   (セリス)「ん、それじゃあ他に立候補は」
ロイ    (マ)「はいッッ!!僕やります!!」
マルス   (セリス)「おお、またやる気だねロイ」
ロイ    (マ)「あれだよね!!スマブラXのモンスターボールのマナフィだよね!!
         当然スマブラ会場にGOだよね!!マルス兄さんの身体ならオールおkだよね!!」
マルス   (セリス)「ちょ、待って。マナフィの現在位置は………」
ロイ    (マ)「イヤッフゥゥゥゥゥゥゥ!!行って来まぁぁぁぁす!!!!!111」猛ダッシュで家を出るロイ。
マルス   (セリス)「ユンヌさん、捕獲の時使ったって言うポケモン図鑑の『ぶんぷ』見て」
ユンヌ   (鳥)「えっとー、逃がしたばっかだから今はまだ紋章町内にいるわね。ユグドラル方面のへん」
マルス   (セリス)「ま、いっか。あとは仕事休んで支障ない人で組もうね。エリウッド兄さんにセリスにエイリーク姉さん」
ミカヤ  (エリウ)「まぁ占い師は特殊な職業だしね」
エリンシア (エフ)「私も主婦ですし」
シグルド  (アル)「待て!私の仕事は重要だぞ!!」
アルム  (セリカ)「万年係長ですやん」
セリカ   (リン)「年休使えばいいですやん」
シグルド  (アル)「お、お前らぁ………!!」
マルス   (セリス)「エリウッド兄さんの方が仕事出来たりしてね(ボソッ)」
シグルド  (アル)「うっ………それは………」
マルス   (セリス)「万年係長がその日の功績で奇跡の昇進を果たしたりしてね。その上ディアドラさんとのフラグも
         立ててくれたりしてね。うはww万々歳じゃんwwwやっぱエリウッド兄さんに会社行ってもらいなよwww」
シグルド  (アル)「………やっぱエリウッド会社行かないでマナフィ捕まえてきて下さい(´;ω;`)」
リーフ     「鬼だ!セリス兄さんの姿をしていてもやっぱりこの人は鬼だ!」
マルス   (セリス)「何を言う。僕はシグルド兄さんのプライドを守るために」
リーフ     「もうズタボロだよ」
マルス   (セリス)「あ、そうそうリーフ。君もマナフィ捕獲手伝ってよね」
リーフ     「えー?!」
マルス   (セリス)「一人だけ何の問題も無かった奴が楽出来ると思うなよ?」
リーフ     「はいはい………orz」
マルス   (セリス)「んじゃエリウッド兄さんにセリスはおk?」
エリウッド (シ)「はい」
セリス   (ミ)「はーい!」
マルス   (セリス)「で、あとはあれなんだけど………」

エイリーク(ンシア)「( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!」

エリンシア (エフ)「あれちょっと恥ずかしいですわ………///」
ミカヤ  (エリウ)「いい加減正気に戻さないといけないわね」
マルス   (セリス)「アイク兄さん、エイリーク姉さんの前に立ってみて」
アイク   (エイ)「………こうか?」
エイリーク(ンシア)「おっぱい!おっぱい!」
ミカヤ  (エリウ)「自分が目の前に現れても効果無しね………」
マルス   (セリス)「仕方ないなぁ………エフラム兄さんお願いします」
エフラム  (ロ)「目を覚ませ無乳!!」
エイリーク(ンシア)「無乳じゃないですPAD込みでAAです!!あ………」
リーフ     「目覚めと同時に暴露したね」
エイリーク(ンシア)「エリンシア姉上の身体………やはり束の間の夢………orz」

こうしてミカヤ、シグルド、エリンシア、アイク、エフラム、リン、アルム、セリカは学校に
エリウッド、エイリーク、マルス、セリス、リーフはマナフィ捕獲に
ヘクトルはグレイル工務店に、そしてロイは嬉々としてスマブラに向かったのであった………。 つづく
106助けて!名無しさん!:2008/10/11(土) 19:20:47 ID:N3nwZ3rx

入れ替わりネタには映像が欲しくなる。
107助けて!名無しさん!:2008/10/11(土) 21:44:03 ID:KDUeQnh3
大爆笑GJwww
ロイとエイリークなんか不憫だぜ!
108助けて!名無しさん!:2008/10/11(土) 21:59:51 ID:CtYk0m/K
>>106
ttp://cat.oekakist.com/FE_heros/dat/IMG_000050.jpg
やっつけでアレなんだけど大体こんなイメージで書いてますw
109助けて!名無しさん!:2008/10/11(土) 22:01:59 ID:ea/OF8Uo
しょーぐんがみたら、えらいことだな。GJ
110助けて!名無しさん!:2008/10/11(土) 22:41:37 ID:uJUwZWLh
黒いセリスが新鮮すぎるwww
そして外見がミカヤでも違和感ないセリス…さすがだw
GJ!
111助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 02:24:27 ID:lBe9Kt5t
昔聖戦4コマやアンソロをコンプする勢いで集めてた俺としては、
腹黒いセリス(の姿をしたマルス)はある種の懐かしさのようなものを感じたw

思えばヴォr…世界ひろしも4コマが元ネタだったな
112助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 02:43:26 ID:lBe9Kt5t
それにしても、エイリークがエリンシアの姿で( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!してるなんてとてつもないカオスだなw
いやみんなものすごいカオスなんだけどさwww
しかしさすがに神王県(仮)にまでは行かないか…マナフィの名前が出た時に一瞬だけ期待したもんでw
113助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 02:55:34 ID:KVB47YYq
問題はエイリークの体でアイクが天空をしたらスカートがry
114助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 05:23:53 ID:7jcZQ4oD
なんかよくわからないけど
おっぱい置いておきますね。つ∪∪
115助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 09:13:32 ID:IDEEe8hE
>>111
べオウルフ「君には生き残っていて欲しいよ(うろ覚え)
ヴォルツ「俺を殺れる奴はいねえよ・・・この世界広しと言えどもな・・・
べオウルフ「せかいひろし・・・どんな人だろう・・・

これかww
116助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 09:14:33 ID:IDEEe8hE
ひぎぃ下げ忘れた
117Let's肝試し!(56):2008/10/12(日) 11:22:18 ID:YZlxLT5V
続きの投下でっす
前回(13スレ目 >>307-310

エフラム「とりあえず、ここは」
エリウッド「拾って試すしかないよね」
ヘクトル「だな」
エリウッドが鍵へ近づき、身をかがめ、手を伸ばしたときだった
チャリンッ…
エリウッド「あれ?」
手は空をつかんでしまった、もう一度手を伸ばす
チャリ…
綺麗な音色と共に鍵はエリウッドと距離を取ってしまう
エリウッド「あれーもしかして僕、鍵に嫌われちゃったのかな」
エフラム「違うと思うが…」
エリウッド「えい!」
今度は一気に距離を縮め、鍵に手を伸ばし掴む…寸前でスルッと抜けられてしまった
チャリッチャリッ…
挑発するように動いている…さっきまでは綺麗な音色だと思ったが、
この瞬間三人には嘲笑うかのような音色に聞こえたという
エフラム「ちょっとムカっときたんだが…」
ヘクトル「俺もだ…折りたくなる」
エリウッド「今は折っちゃだめ、使用後なら構わないけど」
目が据わってきた…
エリウッド&ヘクトル&エフラム「「「待てーーーー!!!」」」
鍵との追いかけっこというシュールなバトルが今始まった
チャリンッ! チャリチャリ…
エフラム「くっ! すばしっこい…」
エリウッド「あ、ヘクトル! そっちに行ったよ!」
ヘクトル「よっしゃあ!」
鍵がものすごい速度でヘクトルの方へ向かう
ヘクトル「って、おい!?」
…が、ここでクルッと180度方向転換、器用な動きをなさっている
エリウッド「え、え? 僕の方に…!」
突如思わぬ動きをしたため、エリウッドは焦ってしまった…その結果
エリウッド「って、うわぁ!?」
エフラム「あ…」
ドサッ!
なんと床のくぼみに足を引っかけて転んでしまった、前述でもあったが
床の状態はお世辞にもいいとは言えないのだ、
そこらじゅうにガレキがあるわ、くぼみができてるわ、ヒビがあるわで…
とにかく歩きにくい事極まりない
エリウッド「あいたた…ん?」
転倒した際に打った背中に片手を添えつつとりあえず体を起こすと
エリウッドが手を伸ばせば届くような位置で鍵がチャリチャリと動き回っている
どーみてもあからさまに馬鹿にしている
エリウッド「鍵!! 貴様ぁ!!」
エリウッドがキレました

リーフ「おおう…エリウッド兄さんマジ切れ…」
マルス「めったに見れないね」
ロイ(一応、ごめん、兄さん…)
三人の両手には、よーーーっく見ないと存在がわからないほど細い糸
これで鍵を操ってるのだ、三人とも壁の穴から中の様子を覗き込み、巧みに鍵を動かす
なかなかのコンビネーションである、
しかも鍵を追いかけている三人(現在はエリウッド一名だが)には
糸が当たらないようにもしている、器用な連中である
しかしどんな結び方をすれば180度方向転換できるようになるのだろうか…?
118Let's肝試し!(57):2008/10/12(日) 11:23:15 ID:YZlxLT5V
ヘクトル「落ち着けエリウッド!」
エフラム「そんなに走りまわったりしたら…」
数十秒後エリウッドは鍵を追いかけるのをやめてしまった…
エリウッド「はぁー…はぁー…」
息切れである、そこまで体力のある方ではない上に
床の状態の悪さがジクジクと体力を削っていくのだ
エフラム「大丈夫か?」
エリウッド「う…ごめん、取り乱した、ちょっと頭が冷えたよ」
相変わらず挑発するように鍵が動き回っている
ヘクトル「こんなときこそ冷静に、てな」
エフラム「ちょっと休んでてくれ、俺達二人が追う」
エリウッド「あう、ごめん…」
椅子を探すが、ょぅι"ょの椅子には座るのが無理なので、
間に合わせでその椅子とセットの机に座りこむ
本来の使用法と違う上に行儀が悪いが、仕方ない
エフラム「いくぞ、ヘクトル」
ヘクトル「おう」
まずエフラムが飛び出した、伊達に主に槍の修行馬鹿ではないらしく
ガレキをうまく避け、鍵を追う、運動神経は本物のようだ
鍵はエフラムから距離を取るためそこらじゅうを動き回る
ヘクトルがその動きを目で追い、エフラムに合わせるように鍵を追う
やはりこちらも伊達に斧を振ってるわけではない、いい動きをしている
いつもは喧嘩が絶えないが、この二人は結構息の合った動きが出来るようだ
ヘクトル「この野郎! 待ちやがれ!」
エフラム「待てと言われて待つ奴だったら苦労しない…!」
だが鍵のほうだって負けていない、鋭角方向転換、急加速などトリッキーな動きをして翻弄する
ヘクトル「この!」
距離を縮め、ヘクトルが手を伸ばし、鍵を掴もうとするが…
チャリーンと音とともに跳躍した、どうやってるのだろうか
ヘクトル「エフラム、お前の方に行ったぞ!」
エフラム「わかっている!」
だが跳んだ先はエフラムの足元、鍵、万事休すか?
チャリッと音を立て、床に落ちた時を見計らい、手を伸ばすエフラム
エフラム「よし、これで…!?」
しかし急にエフラムの視界に鍵がドアップで映った、その瞬間
スカーン!!
なんとも聞こえのいい音が響き渡った
エフラム「が…」
鍵が地に着いた瞬間、再び跳躍した、さすがにそこまで想定できなかったのか、
あるいは油断していたのか鍵がエフラムの顔面にクリティカルヒット、威力三倍
エリウッド「エフラムー!?」
ダメージが大きかったのか、顔面を押さえながらその場に尻もちをついてしまった
エフラム「…」
何も言わず、ただ顔面を押さえるエフラム、それは羞恥心から無言を貫いているのか
それとも本気で痛くて声が出ないのか…それは本人のみぞ知る
ヘクトル「なにやってんだお前…」
どこか笑いを抑えているような少しくぐもった声でヘクトルが声をかけてくる
エフラム「う、うるさい…」
せめてもの反抗、ただそれもむなしいだけだと言ってから気づいたエフラムは
人知れず肩を落とすのだった…
119Let's肝試し!(58):2008/10/12(日) 11:24:58 ID:YZlxLT5V
エリウッド「相変わらず挑発してるみたいだね…」
鍵は三人から遠く離れた部屋の角、そこで無駄に8の字を作って遊んでいる
ヘクトル「おい、耳貸せ、エフラム」
エフラム「ん?」
ヘクトルはエフラムにしか聞こえないように小さい声で話す
ヘクトル「あいつは今、端っこに居る、逃げられる方向も限られてる、だから」
エフラム「ああ、追い込むには絶好のチャンスだな」
ヘクトル「だからお前と俺で少しずつ距離詰めてせーのっでとびかかろうぜ」
エフラム「悪くないな」
作戦は決まったようだ、早速実行に移す
ジリジリと鍵ににじり寄る、鍵も動きを止める…緊迫した空気が流れるが妙な光景である
にらみあう人間二人と鍵…シュールだ、鍵は目がないため睨めないが…
ヘクトル「(よし、ここからならいけそうだ)せーのっ!」
エフラム「はっ!」
ヘクトル「うおりゃ!」
ゴチンッ!!
ヘクトル&エフラム「「…!!!」」
お約束…頭から衝突、声にならないようで、呻く二人、鍵も取り逃した
ヘクトル「いてーなこの野郎!! ちゃんと物が見えてんのかその眼は!!」
エフラム「貴様こそ人の事が言えんだろう!! この石頭が!!」
ヘクトル「誰が石頭だと、このロリコンが!!」
エフラム「ロリ…貴様!! 喧嘩売ってるのか!」
ヘクトル「すでに売ってるぜ!!」
ズキズキと痛む頭を押さえながら不毛な争いを始める二人
エリウッド「ふ、二人とも…そんなことしてる場合じゃないよ」
この部屋にはエリウッド達三人と鍵が一個
鍵は口をきけぬので、エリウッドが止める役になるのは必然だった
ただ声は届かなかったようだ…二人の口論は止まらない
エフラム「そこまで言うのであれば一人で捕まえてみろ!」
ヘクトル「いいぜ、やってやるよ、お前の力なんかなくったってなぁ…」
ヘクトルは鍵に向きなおった、鍵は相変わらず挑発する動きを繰り返している
ヘクトル「俺一人で十分だ!」
床を蹴り、鍵へと一目散に走り出す――――

―――十数分後―――
ヘクトル「ぜえー…ぜぇー…」
…捕まえていない
エフラム「ヘクトル、もう終わりか?」
エリウッド(さすがにもう体力回復したよ)
ヘクトル「いや…まだ…まだだ!」
重い足を懸命に動かし、鍵を追うが
まだ体力に余力があったときに指一本も触れていない有様で追いつけるはずもない
数歩走り、ガクッと膝をつき、両手をついてしまう
ヘクトル「くそ…なんでこんなにすばしっこいんだよ…! 猫かっつーの…」
その時ひょいっと鍵が跳躍し、ヘクトルの背に乗っかる
ヘクトル「おいコラ…」
また跳躍し、今度はヘクトルの頭に乗る…ヘクトルの何かが壊れた
ヘクトル「…頭にのるにゃー!!」
エフラム&エリウッド((『にゃー』!?))
ヘクトル「うにゃーーー!!!」
呂律がまわらなくなっている…加えてなぜか追う時の目が野性的になっている
エリウッド「ああ、ついに馬鹿が全身に回って新たな馬鹿の世界に到達した!!」
エフラム(あれが馬鹿の極みか…いや、まだ上があるのか?)
二人は鍵追いに参戦するべきか迷ったが、ヘクトル自身まだ音をあげていない…
彼はプライドがそれなりに高い方でもあるので
水を差すような事をすると後でちょっとうるさい事があるので、とりあえず傍観した
ヘクトル「ぎにゃーーー!!」
エリウッド「ヘクトルが猫のラグズに…化身出来たら色的にライさんとかぶりそうだ」
エフラム(デブ猫…)
120Let's肝試し!(59):2008/10/12(日) 11:26:07 ID:YZlxLT5V
マルス「ハハハ! 見ろ! ヘクトル兄さんが猫のようだ!!」
ロイ「(かなり)申し訳ないけど…見てて面白いね」
リーフ「マルス兄さんノリノリ杉」
それなりに糸を動かすリーフ、控え目に動かすロイ、体全体を使い糸を動かしまくるマルス
ヘクトルが完全にバテるまでの残り数分、ヘクトルは完全に遊ばれることになるのだった…

それからはというと、エフラム、エリウッド二人が追い、
その間ヘクトルが小休止を取り、再び参戦し(猫化は治った)
三人で追い、なんとか鍵の捕獲に成功したのだった
(ちなみにマルスが張り切りすぎてバテたため、動きが鈍くなったのを捕獲)
エフラム「ほれ、ヘクトル、お前が開けろ」
エフラムが鍵をポイっと放り投げ、綺麗な放物線を描き、ヘクトルの手に鍵が納まる
ヘクトル「ん、なんで俺なんだよ」
エフラム「(一応)お前が最大の功労者だろう、花ぐらい持たせてやる」
ヘクトル「エフラム、お前…」
エリウッド「そうだね…君が締めなよ、ヘクトル」
ヘクトル「…わかった」
鍵を握りしめた後、扉に歩み寄り鍵を持ち、鍵穴に差し込み、回す…
ガチャリッ…
エリウッド「お、開いたのかな?」
ヘクトル「みたいだな…よっと」
ギィーッ…
古めかしい若干耳障りな音が響きながらドアが開いた
エフラム「ようやく…か」
エリウッド「旗はすぐそこだね」
ヘクトル「取ってくるぜ」
部屋を出て向かって右の行き止まり、そこに赤い旗が筒の中に二本置いてあった
その内の一本を手に取り、筒から取り出す
エフラム「あとはここを出るだけだな」
ヘクトル「よし、さっさと出ようぜ」
エリウッド「そうだね…でもその前にこれでもどうかな?」
エリウッドは右手で拳を作り自分の顔の手前ぐらいまで上げ、手の甲を二人に見せる
エリウッド「まだゴールじゃないから気が早いかもだけど」
エフラム「いや、悪くないな」
エフラムもエリウッドに倣う
ヘクトル「へへ、そういや久々かもな、これやるのは」
右手に持った旗を左手に持ち替え、右手を二人に倣わせる
そして、三人で拳を突き合わせた
それはあるときは家族として、または友人として、同士として、
一つの目的に協力し、達成したときの合図
三人の合図は家族としてなのか、友人としてなのか、同士としてなのか…
はたまた違うものなのか、全部ひっくるめてなのか…
それは三人しか知らない…もしかしたらわからないかもしれない、でもそれでいいのかもしれない
エフラム「ふ…」
ヘクトル「へへ…」
エリウッド「あはは…」
どんな答えだろうが必ずそこには『絆』というものがあるのだから―――
三人はしばしその場で笑いあったという…
エリウッド「さあ、帰ろうか」
ヘクトル「だな」
エフラム「ああ」
三人は出口へと歩み始めた…
121Let's肝試し!(60):2008/10/12(日) 11:27:16 ID:YZlxLT5V
―――――――――――――――
エリウッド「さて、出口どっちだっけ」
ヘクトル「覚えてねーよ…」
エフラム「来た道なんて一々覚えられん…」
…脱出にはまだ少し時間がかかりそうだ
エリウッド「あーさっきの鍵騒ぎで道順忘れちゃったよ…」
ヘクトル「俺もだ…一応覚えてたんだが」
エフラム「お前が? 冗談だろう、お前の記憶力はそこまでよくない」
ヘクトル「んだとコラ! 俺の記憶力なめんじゃねーぞ!」
エフラム「じゃあお前の専用武器の斧名言ってみろ」
エリウッド「エフラム…それはさすがに」
ヘクトル「アマルーズ!」
エリウッド「…へ?」
エフラム「は…?」
エフラムはさすがに今のは冗談で言ったのだが予想だにしなかった返答に言葉を失う
思わず二人とも歩みをとめ、ヘクトルの方を見る
ヘクトルは二人の視線に気づき、ふと自分の発言を思い返すと…
ヘクトル「(ん…? なんか変だな…あ!)ちょ、待て今のは冗談というやつで…」
とっさに言い間違えた事に気づきヘクトルが赤面しながら二人に弁解しようとするが
エリウッド「ヘクトル…君は…もう末期なのかい?」
どこからかハンカチを取り出しエリウッドは涙を拭う
ヘクトル「おい…だからな、今のは」
エフラム「…終わってる…な」
ヘクトル「終わってるってなんだよ!!? つーか人の話を聞」
エリウッド「大丈夫だよ、どんなに馬鹿でも家族は君を見捨てないよ…」
ヘクトル「嫌な同情すんなぁーーーーーーーーーー!!!!!!」
涙を拭いながら自分の肩に手を置くエリウッドの心の底からの悲しい同情により
ヘクトルは廃ビル全体、あるいは外まで明瞭に聞こえる絶叫を放ったのだった…
―――――――――――――――
一方こちら仕掛け人達は
リーフ「さて、次で最後だね」
ロイ「うん、大詰めだね、頑張ろうよ」
リーフ「もちろんさ、だから…」
ロイ「その…」

リーフ&ロイ「「いい加減に体起こそうよマルス兄さん」」

リーフとロイの視線の先には床に倒れ付すマルスの姿
マルス「ちょ…ちょっと待って、息が…」
先ほどの鍵操りを心の底から楽しんでいたようだ、
息切れで苦しそうな顔のどこかに恍惚とした表情がある
一向におきようとしないマルスを見てリーフはこう呟いた
リーフ「全く…次はリン姉さん達なんだけどなぁ…」
『リン姉さん』という単語にマルスは体をガバリと起こした
マルス「そうだ! 次はリン姉さん達の番じゃないか! こうしちゃいられない」
さっきまでの疲れは何処へやら、何事も無かったように立ち上がり平然と走り出した
おそらく仕掛けをしにいったのだろう
ロイ「本当にマルス兄さんはリン姉さんが好きなんだねぇ」
リーフ「ミカヤ姉さんが言うにはずっと前はよくリン姉さんについて回ってたみたいだしね」
ロイ「はは、じゃあ僕らも行こうよ、時間も無いし」
リーフ「了解っと」
先行したマルスにだいぶ遅れるような形で二人は後を追ったのだった…
―――――――――――――――
122Let's肝試し!作者:2008/10/12(日) 11:31:48 ID:YZlxLT5V
ここで切りで…
今更ですがヘクトルの扱いが色々と酷い有様なのは
嫌ってるわけではありませぬ、本当に

>>101-105
ものすごく笑いましたGJ! エイリークがカオスw
黒いセリスもなんだか新鮮だ…w
続きがものすごく楽しみです
123助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 11:45:36 ID:3UNASl3F
マルス  「アイク兄さんが怪我した!」
全員   「な、何だってー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
シグルド 「ありえん! 絶対にありえんだろうそれは!」
ミカヤ  「スリープされてボコられたとか?」
マルス  「いや、状態異常は起こしてなかったよ」
ヘクトル 「ありえNEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!」
エフラム 「具体的にはどんな怪我なんだ?」
マルス  「重いものに押しつぶされたような怪我だったって」
エイリーク「メティオの直撃を食らったのでしょうか……?」
リーフ  「まさか。兄さんならメティオくらいなら軽く避けるって」
エリンシア「しっこくさんが空から降ってきたとか?」
アルム  「鎧ごと殴って壊しそうな気がするよ」
セリカ  「ロードローラーじゃない?」
リン   「DIOだとして、相手は?」
ロイ   「アシュナードさんしか思い浮かばない……」
エリウッド「アイク兄さんとガチで斬り合いして生き残れるのはアシュナードさんくらいだよねぇ……」
一般人  「あのー、すいません。弟がアイクさんに怪我をさせてしまったようで……」
全員   「OTUTO!?」
ヘクトル 「名無しの弟がアイク兄さんに怪我を!? ありえねー!」
マルス  「どうやって……」
一般人  「その、弟がマウハレト山で岩落としの訓練をしていたときに……」
124助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 12:05:27 ID:jxdcfSjQ
見た目エイリークなアイクがかなり好きだ
性別変わらなかったひとさりげにラッキーw
エリ姉ってカップでいうとどれくらいなんだろう…(乳)

>>111
同じくw黒いセリスに何の違和感も無いw

>>115
ひろし「次に会う時は敵同士かもしれないな」
ベオ「でも俺はお前だけは敵に回したくないよ」
だったと思う
細かくてスマソ
125助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 17:01:55 ID:M0z9dDFo
>>124
それだw今確認したらべオが凄い良い顔してたw
126助けて!名無しさん!:2008/10/12(日) 20:58:41 ID:SMn97rsB
>>117-122
相変わらずGJ!
ヘクトル遊ばれすぎワロタwww
つーか、マルス活き活きしてんなぁーww

>>123
確かに、落石は問答無用でダメージ受けるもんなw
そう考えると、落石でとどめ刺されても別に恥じゃないよ、電気屋さん。
127助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 01:11:06 ID:8irCdqD/
以前も絵を描かせていただいたものですが、兄弟入れ代わりネタが面白かったのでつい描いてしまいました
どうせなのでと思いまして

相変わらず携帯なので絵板が利用出来ず、尚且つ雑で見にくくて申し訳ないのですが

http://imepita.jp/20081013/034580

勝手に描いてすみません。続き楽しみにしています
その他のお話の方々もGJです!
128助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 10:51:30 ID:CQFZiZmn
薄くて見えない…
ペン入れた状態で見たいです
129助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 14:20:26 ID:8irCdqD/
>>128
ペン入れました。今度こそ見えると思うのですが…

http://imepita.jp/20081013/510210
 
130助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 15:53:38 ID:2BGJAGvL
おお、見やすい!!GJ!!
この調子でいろいろ描いてみてください!!
131助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 16:10:50 ID:+nIyTENb
>>100-105
エイリークの布団で寝てるAAから、
( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!するAAへの流れがツボったwwwww
最後のPADこみでAAサイズって…某どえらいシミュレーションのレ○チ○ルみたいだwww
GJ!

>>117-122
いつもGJ!ですたいw
リンの名前を聞いて復活するマルス…
下手すると(キンシンハユルサンゾー!!!?

>>129
あまりのGJ!さに全米が泣いた;
てかリーフが見えないけど結局このHDNしてるww


…何か私目掛けてミサイルが3連続で飛んできた気がするが、別にそんな事は無かったぜ!
………ぐふっ
132助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 16:21:52 ID:C71H4Na2
>>129
>>127で十分見えてたけどやっぱペン入った方が見やすくてよいな
もうせっかくだから色も 塗 ら な い か ?
133助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 20:38:34 ID:2BGJAGvL
>>132
そうですね>>129さん色も塗 り ま せ ん か
134リーフ:2008/10/13(月) 21:17:51 ID:tqMF6JGD
この時間帯…この時間帯ならお姉さんをお持ち帰り出来るはず…!?

一時間以内に阻止されなければイドゥンさんにナース服を着させてお持ち帰りする
もし一時間以内に阻止されたら封印ハードの竜殿に竜特効武器無しで突っ込んでやる!
135助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 21:25:17 ID:gRzAqN9D
ナースイドゥンは気になるが阻止る
136助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 21:26:39 ID:4cLIxb4q
>>134
超全力で阻止!!さあ、行って来いリーフ。突破できない課題ではない!
137助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 21:36:43 ID:4cLIxb4q
ああ、あと既出かもですが保管庫が更新されてますね。管理人さん、ご苦労さまです
138助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 22:55:45 ID:Q8yHQDkb
アイクなら突破できるだろうがリーフでは・・・
139助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 23:04:02 ID:2BGJAGvL
リーフよ、そんなこと(イドゥンお持ち帰り)をこのスレの住民が許すわけない。
身 の 程 を わ き ま え よ
140助けて!名無しさん!:2008/10/13(月) 23:12:35 ID:2BGJAGvL
あ、俺のIDにGJがある。
141リーフ:2008/10/14(火) 04:10:42 ID:AgGOPPkU
ひ、酷い目にあった…
でも、この時間帯なら大丈夫なはず…!!

一時間以内に阻止されなかったら、レオタードを着たイドゥンさんに加え、婦警コスのナギさんを持ち帰るっ!!!

もし一時間以内に阻止されたら、マイナス補正でフル錬成した鉄の剣一本でハード5のメディウス爺さんに特攻してやるっ!!!
142助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 04:19:36 ID:0U+gYGfS
>>141
かわいそうだが わたしに
この阻止あるかぎり
持ち帰ることはできないだろう
不運だったとあきらめてくれ
143助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 07:55:46 ID:FDnUG6B0
ロイ「兄さんオワタ」
マルス「本気のメディウス爺さんは命中100・攻撃力50・攻撃速度30・必殺15、チートにも程があるよ」
144助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 09:04:57 ID:nqjH47F1
>>143
エリス「だから大抵の場合主役のあなたで倒さないでチキちゃんが倒すのよね^^」
マルス「うわあああああん!どうせアイク兄さんと違って空気だよおおおおおお!」
145助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 09:38:25 ID:uyJ9+jEs
マルスだって暗黒竜の近接攻撃封じがあれば
ちょっとは活躍できたかもシレン
146助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 09:49:53 ID:rMu4QRTl
ヘクトル「お前もあの剣のせいで苦労するよな」
エリウッド「ああ、正直重すぎるんだよあれ・・君は二回攻撃できるのに僕が一回なんてのも少なくないと思う・・」
ちなみに実話。
147助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 11:37:31 ID:3rkDAyOs
wikiの投票コーナーに、とりあえずこのスレオリジナル限定で好きなセリフのアンケート追加してみた
いくつかネタからセリフも追加したけど、まだまだ少ないのでどんどん追加しちゃってください
148リーフが公約を守ったようです:2008/10/14(火) 15:32:39 ID:AgGOPPkU
リーフ「くっそぉ…まさかこんな事になるなんて…やっぱりあんな公約たてなきゃよかった…いや、今からでも遅くはない、バックれ――――」


リーフが逃げようと振り向いたら、そこには満面の笑みを浮かべた三人娘がいた。


サラ「逃がさない。」

ミランダ「おとなしく…」

ナンナ「お逝きなさい!」

リーフ「うっ………えぇいっ!!こうなりゃ自棄だ!!!!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


メディウス爺さん目掛けて特攻をかますリーフ…


メディウス「ふ…ぶるぁっくしょぁっ!!」


しかし、メディウス爺さんがくしゃみをした際にうっかり出てしまったブレスで返り討ちにあった


リーフ「アッーー!!この人でなしーーっ!!」

マルス「ははは、相変わらずよく吹っ飛ぶなぁ、リーフは。…さぁ、チキ、ファ、ミルラもリーフに遊んでもらいなさい。」

ファ「わーいわーい!」

チキ「葉っぱのおにいちゃん遊ぼー!」

ミルラ「……悪の司祭退治ごっこです……」

リーフ「ちょっ!三人ともこっち来ちゃダメ!!ブ、ブレス止めてブレス…ちょっ、イドゥンさんも『妹と一緒に遊ぶのがいいお姉ちゃん』とか言って乱入しないでくださ――ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!クリティカルきたぁぁぁぁぁぁ!!この人でなしーーっ!!!」
149助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 17:05:28 ID:KgZgHVSL
そういやイドゥンって化身するとどうなるんだっけ?
ど忘れしたや(´・ω・`)
150助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 18:21:52 ID:Wl8ewh0k
胸が大きくなります
151助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 18:36:00 ID:+YGfMloy
>>149
完全攻略しないと戦えないからってラスボス忘れんな?
152助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 19:21:08 ID:ifrPlG1Y
>>150
エイリークがアップを始めました
153助けて!名無しさん!:2008/10/14(火) 21:19:37 ID:ly2NVO00
>>147
お疲れ様です。早速投票してきますね
154助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 00:21:15 ID:LXITzSmY
>>152
そんなことしても無駄無駄ァ!!なのにな。
おろ?客か?こんな時間n
アッー!
155助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 00:42:44 ID:8uZ0tD6L
>>146
リン「けどマルスよりはマシだと思わよ」
ヘクトル「どういうことだ?」
リン「エリウッドはボディリング使えば速さ次第で火竜にも再攻撃出せるじゃない?
   でもマルスはフルパラメーターでも本気のメディウス爺さんに追撃されるのよ」
マルス「うわあああああああん!リン姉さんまでやめてええええええ!」
156助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 00:51:47 ID:DtDEvNcV
>>149
ロイ一人に1ターンで叩き落されます
実はベルドと並ぶ弱小ボスなんだよな
>>155
ロイ「でもリン姉さんは紙装甲+NO DAMAGEで終章の敵に近付くことすらできないんだよね。
   必殺補正も馬もないからただの劣化遊牧騎兵だし」
シグルド「そういえばそうだな。エリウッドは機動力も能力も問題なしだし、ヘクトルは基本スペックが高いからな。
     回避も中途半端なリンだけ扱いに困る」
157助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 01:39:52 ID:fRLkoMSo
アイク「よくわからんが肉を食べて鍛えるといいと思うぞ」

エリウッド「悩みがない強さっていいよね・・・」
マルス「そうだね・・・」
リン「そうね・・・」
ヘクトル「兄貴ならマフーですら何とかなりそうで怖いぜ・・・」

アイク「?」
158助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 08:06:19 ID:8uZ0tD6L
>>156
リーフ「流石にイドゥンさんをベルドと同列に並べるのは失礼だよ。」
ロイ「ベルドってそんなに弱いの?」
リーフ「これを見れば判るよ」


ガルザス「俺のターン!ティナを魔法床に移動させ、シーフの杖発動!
     ベルドのアイテムから、ヨルムンガンドを盗む!」
ベルド「何!」
ガルザス「そして俺はマスターソードでダークマージに攻撃!
     スキル月光発動!ダークマージ撃破!」
ベルド「おのれ・・・だが私にはまだストーンが残っている!
    そしてリーフはストーンの射程内。石の中で永遠に眠ってもらうぞっ!」
ガルザス「何勘違いしてやがる!まだオレのターンは終了してないぜ!」
ベルド「何を言っている?お前はさっきダークマージを攻撃したじゃないか」
ガルザス「俺の再行動☆5発動!25%の確率でもう一度行動できる!」
ベルド「しまった!私の装備は重量20/射程3〜10のストーン・・・」
ガルザス「判定成功!マリータの支援を付けマスターソードでダイレクトアタック!」
ベルド「ぐわぁぁぁぁ!」
ガルザス「流星発動!追加攻撃!」
ベルド「ぐあぁぁぁ!」
ガルザス「ラーラの踊る!追加攻撃!」
ベルド「ひぃあああ!」
ガルザス「再行動!」
マリータ「もうやめて父さん!ベルドのHPはとっくにゼロよ!」


ロイ「シーフの杖が効くってのも酷いけど死んでも斬り続けるガルザスさんHIDEEEEE」
リーフ「実の所ヨルムンガンド盗んだ段階で捕まえれば戦闘する必要すらないんだけどね。
    ついでに言うとストーンも盗めるから丸腰にも出来るしはっきり言ってエルフのほうが遥かに強いよ」
159助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 11:14:02 ID:LXITzSmY
>>156
ヘクトル「でもよ、防御が紙だろうと火竜は関係ないぜ?」
ロイ「どういうこと?」
ヘクトル「あいつのブレスは必中+必ず37ダメージだから防御なんて関係ないんだよ。
HPが高けりゃリンでも誰でも耐えれるぜ?」
ロイ「へえ〜〜・・・」

エイリーク「なにやら皆さん話しているようですが」
エフラム「俺たちのラスボスは魔王(笑)だからな
気にすることはない」
160助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 11:49:44 ID:6dd4vT3W
頭に猫耳が生えた。
セリス「何故?」
まあどうせユンヌの仕業か何かか、と考えて、セリスは白詰襟の学生服を着て階下の食堂に降りる。
セリス「おはよう兄さんたち」
アイク「おはようセリス」
リン「おはようセリス……セリス!? ちょ、その猫耳は一体……!?」
アイク「ユンヌの仕業だろう。驚く必要もあるまい」
シグルド「そうだな。別に気にすることもないだろう」
エフラム「そうだ。まあ、ラナオウとユリアが暴れるかも知れんが、いつものことだ」
リン(駄目だこの兄たち……早く何とかしないと……)
161助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 12:20:06 ID:TXAdeLbv
今更だが前スレ>>477-486の流れは秀逸だったと思う
162ルネス女学院の文化祭:2008/10/15(水) 12:51:19 ID:6dd4vT3W
「ブゴッ!」「あぎゃっ!」
ヘザー以外のテロリスト達が、そんなジョジョの奇妙な呻き声をあげて死んでいく。
一人だけ、体力や防御力や防御床の関係で生き残っていたヘザーは、ペシュカドを構えてアイクに相対する。
対するアイクは、ラグネルを地面に突き刺して腕を組む。真紅のマントが風を孕んでたなびく。
「一体、何のつもり? 私と戦うのに武器を持たないっていうのは?」
「野良犬相手に表道具は用いん。……来るがいい」
そう言って、密偵の戦闘モーションを取る。左腕を前に、右腕を防御に回す構えだ。
前に構えた右腕で、挑発するように指をくいくいと動かす。
「じゃあ、これでも喰らって死になさい! 奥義瞬殺!」
その掛け声とともに、ヘザーが紫のオーラを纏う。
ヘザーは、ペシュカドに纏わせたオーラををアイクの胸に叩きつける。
目に見えて減っていく、アイクの体力。
あくまで、瞬殺は瞬殺。一撃で倒すことはできない。少なくとも、追撃を入れなければ倒すことはできないのだ。
だが、その弱みを補って余りある、ヘザーの速さ。相手の反撃が来る前に追撃を入れることは十分に可能だ。
「遅い。その程度では俺を殺すことはできん」
ヘザーは、異常を察知するべきだった。
アイクのスキルには、見切りというものがある。相手の戦闘スキル全てを無効化するという、なんともチートなスキルである。
当然、瞬殺も戦闘スキルの一種。だが、瞬殺は発動した。
つまり、それは見切りの代わりのスキルを取得しているということ。
ならば、そのスキルは? いま、HPが極限に減った状態で発動しようとしているスキルの正体は?
「怒りと勇将。当然、ナドゥスで漆黒の騎士と対した時の特別仕様だがな」
アイクが、赤と青の気を纏う。
「怒り、勇将共に発動。必殺率50%増量」
ヘザーは、訪れるであろう衝撃に備え、両腕を十字に構える。
「乱数判定……必殺、発動」
そして、アイクの剛腕は、ヘザーのクロスアームブロックを強引に打ち壊した。
べきべき、という音がした。骨の砕ける音だ。
しかし、アイクの攻撃はその程度では終わらない。
一度拳を引き、もう一度ヘザーの砕けた腕を殴る。今度は、腕が千切れて白い骨が露出した。エルフェンリート。
もう一度拳を引き、力をため、無防備になったヘザーの顔面を殴り飛ばした。
「ヤッダーバァ―――ッ!」
幸いにもヘザーの首が飛ぶという惨事は起こらず、ヘザーの体そのものが空の彼方に飛んで星になった。
163助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 15:19:01 ID:LXITzSmY
>>161
見事な連携だったなアレwww盛大に吹いたwww
>>162
容赦ねえアイクwww

今思ったんだが主人公家のケータイの着メロってなんだろうな?
「全員分買う余裕ねーだろ」ってつっこみはなしで。
164助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 15:36:59 ID:6dd4vT3W
http://kanasoku.blog82.fc2.com/blog-entry-8148.html
のショタの台詞をセリス、男の台詞をユリウスとして考えると……




ユリウス死亡フラグ
165助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 16:35:46 ID:OjGkdBi3
>>163
マルスは自分の稼ぎ(非合法)で払ってそうな気がするな
エイリークはラーチェルあたりからなんだかんだ理由つけて持たされてそう
シグルドは会社支給と自分用の二台持ち
同じ勤め人でもアイクは圏外業務が多そうだから、携帯ではなく高出力無線機にちがいない
166助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 18:40:42 ID:quOkRupC
>>164
(;^ω^)…健全な香具師が見る様なスレじゃないな。
いくらネタだとはいえこのスレには未成年も居る(と思う)のだから、URL張りは自重してほしかった
そのURL先のタイトルだけ提示すれば、知りたい香具師は自己責任でググるんだし…

以下普通のFE兄弟スレの流れに戻る↓
_____________________________________________
167助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 19:13:12 ID:6dd4vT3W
すまんね
168助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 19:36:23 ID:9f+didwz
リーフは普通の携帯と盗賊ネットワーク用の使い捨て(盗品)多数かな。
169助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 19:54:25 ID:g5xsDaFV
マルスとリーフは殺し屋1のジジイみたいに必要に応じて使い分ける(使い捨てる)やつを
大量に持ってそうだな
170助けて!名無しさん!:2008/10/15(水) 22:51:17 ID:DtDEvNcV
>>163
皆さんに聞きました 携帯電話編
【ミカヤ】「私、機械苦手なのよね。それにいざという時はユンヌ使えばいいし」
【シグルド】ポイントが溜まる度に機種変更。着メロはディアドラの声(ただし中身はチェイニー)
【エリンシア】※家からあまり離れないので持っていない
【アイク】※どうみても無線機です
【エフラム】なぜか最新型であることが多い。着メロはオジャ魔女カーニバル!!
【エイリーク】1Gで買える機種をずっと使い続ける。着メロは標準搭載のクラシック音楽
【エリウッド】「鳴り止まなくなりそうで持たないようにしているんだ。はぁ・・」
【マルス】「そんなの使わなくてもジェイガン達や鴉王がいるし」
【リーフ】「持ってても無駄だよ、どうせ(外部からの衝撃で)壊れるんだから」
【アルム】「そんなもの持たなくても大丈夫さ。僕はセリカを信じてる」
【セリカ】「アルム、私もよ・・」

ロイ、セリス、リン、ヘクトルだけが思いつかなかった。
171助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 00:58:39 ID:bOWjGlpF
リンはフロリーナとのメールが山盛り+たまにヘザーから送られてくるメールと見た。
172助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 01:40:55 ID:Nr4cEfw3
リンは可愛いデザインに可愛いストラップじゃらじゃら付けてるのをマルスにプギャーされていつもの流れになりそうだ
173助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 01:45:45 ID:Nr4cEfw3
セリスは携帯というか、
優秀さんかリオンかボルトアクス将軍の手によってマミー君に電話機能が付いて、
いつも人形とおはなしする乙女(?)のイメージを周囲に持たれたりして
174助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 01:58:32 ID:lGvE+g8J
ヘクトルは質実剛健な古い携帯を兄貴分(ウーゼル)から貰って、それを大切にしていそうだな。
でも通話時間は少ない。だってすぐその人の下に来るから。で密偵たちがフォローする。
ロイはプレゼントされて、やたらたくさん持っているイメージ。
175助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 04:03:18 ID:jlKLHQa8
ミカヤは携帯電話は使えない(覚えられない)のだが、
かわりにヤクシの石が使える。
今のところ、話し相手は同じようにヤクシの石が使える鷺一家や竜王家だけだが、
あとちょっとで普通に携帯電話相手でも会話できそうな気がしている。
176助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 04:39:46 ID:Nr4cEfw3
そしてオルグは勿論 ソ フ ト バ ○ ク
177助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 09:59:12 ID:lYt3PBwP
シグルド「私と24時間通話無料になって下さい!」

ディアドラ「……」

シグルド「……」

ディアドラ「……タダ友のままでいましょう?だって夜9時まで通話無料じゃない。」







シグルド「うわ〜ん!フラれた〜!」

リン「忘れちゃいなよ。」

オルグ「男は泣くな。人生色々ある。」

リン「何?色々って?」

オルグ「親父!」

ジェイガン「おう!」

オルグ「がんも!」
178助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 14:44:29 ID:sK5iaTO6
凄いですねえ、よくこういうネタが次々と思いつくもんだ。
179助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 18:42:16 ID:oYUIMFOv
そ、そうか!オルグこそこの兄弟の父親だっ(ry
180助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 19:31:44 ID:OibFfsVj
女神ユンヌの悪戯によって見た目と中身がごっちゃになってしまった兄弟達。
早いとこ元の身体に戻るべくマナフィ捕獲班になったマルス達は作戦会議を立てていた。

マルス   (セリス)「ではポケモンゲットの三箇条を言ってみよ」
エリウッド (シ)「一、体力を削ること」
セリス   (ミ)「二、状態異常にすること」
エイリーク(ンシア)「三、いいボールを使うこと………orz」
リーフ     「エ、エイリーク姉さん………考えようによっては今日一日は豊乳なんだからさ」
マルス   (セリス)「はい良くできました(無視)んで、体力を削るにも状態異常にするにもとりあえずは技を使わないと駄目なんだけど」
リーフ     「技?って言っても僕らポケモンとか持ってないし」
マルス   (セリス)「馬鹿だなぁ。僕らは自分たちで戦うゲームの主人公だろう?」
セリス   (ミ)「そうか、僕たち自身が技をだせばいいんだね!」
マルス   (セリス)「そう。というわけでポケモン図鑑でみんなの技を解析するから」
リーフ     「何、そんなことできるのそれ?」
マルス   (セリス)「うん。おっ、出た出たまずはリーフの技………」


リーフブレード 15/15 くさ
マジカルリーフ 20/20 くさ
はっぱカッタ− 25/25 くさ
こうごうせい   5/5  くさ


マルス   (セリス)「使えNEEEEEEEEEEE!!」
エリウッド (シ)「なんか………リーフっぽいのばっかだね」
マルス   (セリス)「なんで無駄にくさタイプの技ばっかりあるんだ?!しかも威力似たり寄ったりのばっかり!
         しかもこうごうせいって何だ?!そうやってお前はいつも回復してたのか!!」
リーフ     「ひ、酷い!!くさ技はみずタイプのマナフィに効果抜群なのに!!」
マルス   (セリス)「効果抜群の技なんか使ったら捕まえる前に倒してしまうだろーが!
         こういうのは今ひとつ技でジワジワチクチク削るのがベストなのに」
リーフ     「そ、そんなこと言うんだったらマルス兄さんの技を見せてもらうよ!」
マルス   (セリス)「あっ!いつのまに?!こらっ図鑑返せ!」
リーフ     「なになに………『あまえる』『メロメロ』『てんしのキッス』………m9(^Д^)」
マルス   (セリス)「ちちち違うッッ!!それは今僕がセリスの身体だからだよッッ!!」
セリス   (ミ)「うぅ………そう言われるとなんか恥ずかしいなぁ………」
マルス   (セリス)「そ、それよりセリスさぁ、その身体で魔法って使えそう?」
セリス   (ミ)「うん、なんか身体に魔力があふれてる感じ。さすがにミカヤ姉さん自身じゃないからフルには使えそうにないけど」
マルス   (セリス)「そうか、んじゃスリープの杖なんかも使えるかな?眠らせれば捕獲がかなり楽になるんだけど」
セリス   (ミ)「うーん………頑張ってみる!」
リーフ     「他の人の技はっと………おっ、エイリーク姉さん『みねうち』が使えるじゃん!」
エイリーク(ンシア)「あ、本当ですね。私今スキル【慈悲】を装備してることになってます」
マルス   (セリス)「それポケモンゲットには神スキルだよね。これで捕獲用の技は十分かな?」
エリウッド (シ)「あのぅ………僕の技は………?」
リーフ     「あ、(忘れてた………)待って今調べるから」

くどく --/-- ノーマル

リーフ     「くどく?どくどくじゃなくて?」
マルス   (セリス)「なんじゃそら、そんな技聞いたことないなぁ。ちょっとエリウッド兄さん使ってみてよ」
エリウッド (シ)「あ、うん。
         ……………… 神 よ 、 も し 私 た ち の 愛 が 罪 だ と 」
リーフ     「うげっ、これは!!」
マルス   (セリス)「兄さんもういい止めてこれ」
エリウッド (シ)「 私 は 誓 う ! た と え こ の 身 が 切 り 刻 ま れ よ う と
         ……………ご、ごめん!止まらないんだこれ!! 君 に キ ス で き な (ry 」
リーフ     「はぁ………これ終わるまで聞かされるのかな」
マルス   (セリス)「シグルド兄さんこんないらんスキルばっか身体に残していきやがって」
181俺があいつであいつはこいつ:2008/10/16(木) 19:33:01 ID:OibFfsVj
その頃ヘクトルは丁度グレイル工務店が見える距離まで歩いてきたところであった。
家から大した距離ではなかったがそこに来るまでに今の自分は兄アイクであることを改めて実感する。
歩いてるだけで違う。まず贅肉が揺れない………じゃねーよ!元々揺れねーよ!
普段自分が道を歩いてるとそのガタイのせいかそれとも尾ひれの付いた悪評のせいかちびっこたちが泣く、逃げる。
そのことでセリスが「ヘクトル兄さんは本当は優しい人なのに………」と心を痛めてくれたこともあった。
まぁそんなことは慣れているし気にしないからいいのだが、問題は逆にやたら絡んでくる連中だ。
山賊だか海賊だかのゴロツキに喧嘩を売られることもまた多いのだ。
番長ぶってて気にくわないとか目つきが悪いとかほとんどいちゃもんな理由で絡んでくる連中ばかり。
数秒でカタはつくのだがこちとらいちいち相手をしていられるほど暇ではないし正直面倒臭いと常々思っていた。
それがアイクの身体になった今は――

「ひぃぃぃぃぃぃ!!すんませんすんませんもう悪いことしません!!だから命だけはご勘弁をー!!」

これである。ちびっこではなくいかついゴロツキ連中が泣く、逃げる、腰を抜かす。
チラッと横目で見ただけなんですけど。
そしてその後それに絡まれていたらしき少女に(何もしてないのに)お礼を言われ頬を染められる。
恐るべき紋章町最上位ブラックリスト人物、恐るべきフラグ立て名人。
それに今なっているということを実感するとそれらしく振る舞えるかというプレッシャーがのしかかってきた。
(アイク兄貴が斧も達人級で助かったぜ……俺も剣は使えなくもないが到底兄貴のようってわけにはいかねぇからな)
そう思いながら手にしたアルマーズを強く握りしめる。
(それにしても兄貴の奴なんでまたこんなもの………)
肩にかけた工具の入った鞄の中には【天敵/竜】の書が入っていた。

アイク   (エイ)「お前の実力を疑うわけではないんだが………一応これを持って行け。念のためだ」

(一体工務店で何するのか知らねーが、竜なんかこのアルマーズがあれば楽勝だっつーの)
そう、自分だって斧はかなりのものなんだ。斧だけ使ってればまぁ今日一日くらいなんとかなるだろう。
そんな風に考えてだんだんと楽観的になってきたところで工務店にようやく着いた。
一見するとボロいがなかなか大きく立派な砦のような建物だ。
ここが兄貴の働く化け物工務店――その建物が放つ威圧感の様なものに軽い武者震いを感じていると横を誰かがふらふらと通り過ぎる。

イレース  「ふぅ………お腹………」
ヘクトル(アイ)「(げっ、こいつは………巷で有名な危険人物、歩くブラックホール、紫カービィことイレースじゃねーか!
       そういえばここで働いてるって言ってたな。一応あいさつでもしとくか。)おう、イレースおは………」

そう言って話しかけようとする途中でイレースは倒れた。
常に激しい空腹状態の彼女にはよくあることであったが慌ててヘクトルは駆け寄る。
「大丈夫か?」そう言おうとしながら彼の目線はある部分に釘付けになった。
パンツ、パンツめっちゃ見えてる。こんなミニスカで前のめりに倒れたら当然か。
うっわ髪の色と同じ薄紫………って何考えてんだ俺は?!早くこいつを助け起こさねぇと。

ヘクトル(アイ)「だだっだ、大丈夫か?!」
イレース  「あ………アイクさん。ありがとうございます。本当優しいですよね………」
ヘクトル(アイ)「いや、その………」

イレースは上目遣いでヘクトルをじっと見つめている。
それはまるで小動物のような………ではなく、獲物を狩るハンターの目だった。
ヘクトルはピンときた。こいつ――確信犯だ。俺の気を引くためにわざと豪快なパンチラしやがったんだ。
今の俺はアイク兄貴、幾多の女があの手この手で攻めてきてやがるんだ。女は皆ゴルゴ13だ、惑わされるな。
いやしかしこいつ食ってないとマジ可愛いな………こんな上目遣い攻撃されたら男がホイホイ奢っちまうのも無理はねぇ。
いやいや待て、今の俺はフラグクラッシャー。こんなの何事もなかったかのように平然と流さねぇと。
182俺があいつであいつはこいつ:2008/10/16(木) 19:33:52 ID:OibFfsVj
ヘクトル(アイ)「ほら、立て。仕事始まるぞ」
イレース  「はい………行きましょう………」

その目にはいつもにも増して憂いを秘めていたように感じたが気にしてはならない。
そしてそのまま工務店の扉に手をかけ――ようとするとそこから今度は二人の少女が飛び出してきてそれぞれ片腕に抱きついてきた。

ミスト   「おはようお兄ちゃん!!(ムニュッ)」
ワユ    「おっはよう大将!!(ムギュッ)」
ヘクトル(アイ)「お、おは………」
ミスト   「あれ?今日はラグネルじゃないの?(ムニュニュッ)」
ワユ    「ほんとだ。珍しい斧だねー(ムギュギュッ)

(うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)
今ヘクトルの両腕はおっぱいの圧力で凄いことになっていた。
右も巨乳、左も巨乳。腕に抱きついた二人の少女は明らかに意図的にその弾力に富んだ胸部を腕に押しつけている。
さらには追い打ちをかけるように二人揃っての上目遣い攻撃。それと同時に腕にかかる圧力も増した。
くそっ!こいつらもゴルゴか!!
しかしやべぇ。これはやべぇって!ダブルでかよ!
アイク兄貴の奴いつもこんなのされて平然としてんのか………マジ大物だな。
いやしかし柔らかい………気持ちいいな………俺マジ一番の当たりくじ引いたかも知れねぇ………。
………いやいやいや!!俺はアイク兄貴俺はアイク兄貴!!
こんなもん脂肪の塊が当たってるだけだ!メタボ親父の腹を押しつけられてるのと同じだ!

ヘクトル(アイ)「す、すまんがこのままじゃあ動けん。放してくれ」
ワユ    「ちぇー」
ミスト   「お兄ちゃんはいつもそっけないよー」
ヘクトル(アイ)「いや、だから放してくれと」
ワユ    「大丈夫!まだ仕事は始まらないしさ!」

おいおいどうすんだよ俺。このままじゃ仕事が始まる前に俺の理性が吹っ飛んじまう。
いっそここでフラグでも立てとくか?ていうかその方がフラグ折りまくりの兄貴のためにもなるんじゃね?
いや、断じて俺の欲望に忠実にしてるわけじゃないからな!兄貴のためなんだからな!
もうストレートに「俺のものになってくれ」とか。やべぇクサい!でもアイク兄貴ならしっくりきそうだから困る。
そうだ相手は誰にするんだ誰に。いっそのこと片っ端から――

ティアマト「ちょっと何してるの!アイクが困ってるじゃない!」
ミスト  「あ………」
ワユ   「す、すいません!仕事始めちゃいますね!」

おっと天の助けか!いや、でもちょっと惜しかったな………フラグ。
まぁいいか。フラグクラッシャーでこそアイク兄貴だ。やっぱりここは淡々と冷静に………

ティアマト「もうっ、あの二人ったら。………そうそうアイク、今度の休みにもし暇があればなんだけど………」

そう言ってこの美女は髪をかき上げながら妖艶な表情で俺に顔を近づけ………ってまたかよ!どうすんだ俺!
183助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 19:34:14 ID:2+22s4U3
母親が誰か予想できんwww
184俺があいつであいつはこいつ:2008/10/16(木) 19:34:36 ID:OibFfsVj
結局そうこうしているうちに本当に仕事時間になった。
いよいよか、アイク兄貴のやっている仕事………俺にだってこなせるはずだ。
もし俺に合うようなら高校出たらここで働くのも悪くないかも知れねぇ。
そんな期待を胸に秘めてヘクトルは親方グレイルの元に向かった。

グレイル  「今日の仕事はセネリオの家の建て直しだ。また親子喧嘩で全壊したらしい」
セネリオ  「どうもすみません………」
グレイル  「一からやらないといけないからな。まずアイク以外の俺たち全員が先に行って土台の基礎工事をする」
ヘクトル(アイ)「(ん?俺だけ残るのか?!)
グレイル  「それで、アイクはそこの建築資材を全部運んできてくれ。持てるな?」
ヘクトル(アイ)「分かっ………」

な、 な ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ  ? !

グレイルの指さした場所を見ると(家を建てる材料なので当たり前だが)木材から鉄筋まで山のように資材が積み重ねられていた。
いや、待て待て冷静になれ。馬鹿か俺は。そうだトラック使うに決まってるじゃねぇか。当たり前だろそんな

ミスト   「今日は量少なめだけど頑張ってね!」
ワユ    「大将だとトラック使うよりずっと早いもんね!」

ト ラ ッ ク 使 わ ね ぇ の か よ !! 使えよjk!!!!!!111
俺が全部持ちますってか!!物理的に無理だろこれどう考えてもさぁ!!

グレイル  「じゃあ行ってくるな。頼んだぞアイク」
ヘクトル(アイ)「あ、ああ………(苦笑い)」
(な………ちょ、エェェェェェェェェェェ?!)
セネリオ  「……………」


その頃のマルス達――

エリウッド (シ)「うぅ………やっと収まった。喉痛い………」
マルス   (セリス)「んじゃあ次はボールなんだけどさ」
リーフ     「マスターボールとか無いの?」
マルス   (セリス)「あったら苦労しな………ん?待ってじゃああのアフォはどうやってこんな簡単にゲットを?」
リーフ     「あ、ユンヌさん?ちょっと持ってくるね」
マルス   (セリス)「アホウドリよアホウドリ」
ユンヌ   (鳥)「カーバカーバ!氏ね腹黒!もう何も知らな………すいませんすいませんチェーンソーやめて」
マルス   (セリス)「マナフィ、どうやって捕まえました?」
ユンヌ   (鳥)「え、マスターボールに決まってんじゃん面倒くさい」
マルス   (セリス)「それどっから手に入れた?!まさか女神パワーで作ったとか?!」
ユンヌ   (鳥)「作れるわけないじゃんそんなの。商店街の福引きで当たったから悪戯思いついて☆」
マルス   (セリス)「くっ、使えねぇ………!(チュイィィィン!!)」
ユンヌ   (鳥)「ぎゃああああああ暴力反対!!私事実言っただけなのに!!」
リーフ     「やっぱ安値のモンスターボールが一番だよ」
マルス   (セリス)「そんなんじゃ伝説のポケモンは捕まらないって………ん?!」
セリス   (ミ)「あれ、図鑑どうかしたの?」
マルス   (セリス)「来てる来てる!反応が近くにある!マナフィいる!」
リーフ     「え、マジで?」
マルス   (セリス)「馬と天馬を準備!リーフは何でもいいからボール買ってこい!竜の門の方角に向かってるからすぐ行くよ!」
エイリーク(ンシア)「は、はい!行きましょう!(あ、走るとおっぱい揺れる………///)
エリウッド (シ)「あ、あんな危険なとこ………orz」
185俺があいつであいつはこいつ:2008/10/16(木) 19:35:35 ID:OibFfsVj
――そしてヘクトルはというと

ヘクトル(アイ)「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

ガッシャーン!

とりあえずいくつかの束を一気に持ち上げようと試みたのだが………

ヘクトル(アイ)「………無理無理無理!!まずこんなバラバラの物を一纏めに持つのが無理!!
       それから重量も無理!!トラックより早くとか尚更無理!!!!!」

くそっ!「あの」アイク兄貴がやる仕事を舐めてた!やることなすこと全て修行か!
他の奴らは普通の仕事に取りかかってるって言うのに。俺も向こう行きてえ。
いや、でもここで諦めたら俺のプライドが……

??????「無理しなくていいですよ。アイクじゃないんですし」
ヘクトル(アイ)「な…………?!お前………」
振り向くとセネリオが立っていた。
テスト勉強の際虐待に近いスパルタをされてヘクトルにとっては苦い思い出を持つ相手であった。
セネリオはそのまま無言で資材の山に近づくと手に持った杖でそれらを転移し始めた。

セネリオ  「大体近場に運んでおきましたからあとは直接運んで下さい」
ヘクトル(アイ)「おい、一体………」
セネリオ  「何か?」
ヘクトル(アイ)「いや、何かって………何で俺が兄貴じゃないって分かったんだ?!」
セネリオ  「一、アイクはあんな風に女性に迫られても微動だにしません
       二、アイクはあんな口角上げて笑いません
       三、今僕が隠し持ってる肉に気づかないなんて あ り え な い ! ! ! 」
ヘクトル(アイ)「ガチホモの洞察力、KOEEEEEEEEE!!!!」
セネリオ  「何、レクスカリバー喰らいたいんですか」
ヘクトル(アイ)「いやすいません運んでくれてありがとうございます説明ありがとうございます」
セネリオ  「で、あなた誰ですか?」
ヘクトル(アイ)「俺はアイク兄貴の弟のヘクトル。今はちょっとユンヌの仕業で入れ替わってて」
セネリオ  「ああ、あのアホでどうしようもないピザ」
ヘクトル(アイ)「俺はアホでもピザでもねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
セネリオ  「………とりあえずそろそろ遅いと思われますから工事現場まで行きますよ。つかまってて下さい………リワープ」

――そうして工事現場近くまで行き、何とか材料を運び終えたヘクトルであったが

ヘクトル(アイ)「はぁ………はぁ………これで、全部だ………」
グレイル  「うむ、よくやった。では骨組みに取りかか………ん?」
セネリオ  「どうしました?」
グレイル  「そうだ材料で忘れてた物があった。古の火竜の角三本を依頼されてたな」
セネリオ  「ああそうでしたね。うちの馬鹿父がそういうのを家の装飾にしたがるんです」
ヘクトル(アイ)「(う、嫌な予感が………)」
グレイル  「というわけだ。アイク、竜の門まで取ってこれるな?」
ヘクトル(アイ)「(くそっ、やっぱりそうかよ………アルマーズで何とかなるか?)わ、分かった。じゃあ行って………」
グレイル  「おいおい、どうして武器まで持って行こうとしてるんだ?」
ヘクトル(アイ)「へ?」
グレイル  「それだと簡単すぎて修行にならんだろう、素手で行け素手で」
ヘクトル(アイ)「ポーン(  Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。」
ワユ    「まぁ大将にはそれでも十分すぎるくらいだよね!」
ミスト   「デコピンでいけるもんね!」
三人    「HAHAHA!」
セネリオ  「……………ガンバレ」
ヘクトル  「(当たりくじ………?とんでもねぇ………!!こりゃあ俺最大級のハズレ引いてるじゃねえかぁぁぁぁ!!)」

つ づ く
186助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 19:42:29 ID:7UQRVRqe
普段のアイクすげぇw
187助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 19:45:05 ID:KpXsfsqV
アイクすげえwwwwwwwwww
188助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 19:52:25 ID:2+22s4U3
>>180
割り込んでしまってすみません…GJでした!
「くどく」ってwww使用回数無制限でも意味がねぇ…
189助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 20:05:55 ID:yzw1wqQa
アイクSUGEEEEEヘクトルイ`
てかセネリオ( ;∀;)イイヤツダナー
190助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 20:08:05 ID:VeWOcNe0
正に化け物wwww

>>165 >>168-177
見事ですwww

>>178
俺が知りたいです・・orn
191潔白の証明 2nd Season:2008/10/16(木) 20:11:33 ID:XYhia/Gc
>>180
なんかエイリークだけは1月位そのままにしてあげてもいいような・・・
ヘクトル・・・骨は拾ってやるからな・・・ 何はともあれGJです。
あとネタをお借りします。

(遅くなってすみません。前回「終章へ続く」と書きましたが、長くなりすぎたので分けます)

潔白の証明 2nd Season  第4章 潔白の証明
―ある日、ディークに対する取材の申し込みが来た。承諾したディークは約束の時間に喫茶「しっこく」へ向かった。
しっこく 「この菓子を食べられよ」
ディーク 「それで、アンタが記者さんか?」
ルーテ  「記者ではありませんが取材の申し込みをしたものです。稀代の天才魔道士ルーテと申します」
ディーク 「ああ、よろしくな」
ディーク (自分で自分のこと天才って言ったよな?変な奴に関わっちまったみてえだな。
しかし顔は可愛いよな・・・、肌も綺麗だしおれ好み・・・じゃねえ!!)
ルーテ  「・・・どうしました?」
ディーク 「なななな何でもねえ、で、取材したいことって何だ?(茶をすする)」
ルーテ  「はい、実はディークさんには少女を愛する気持ちと葛藤を伺いたいのです」
ディーク 「ブフゥーーーーーー!!」
しっこく 「台布巾を使われよ」
ディーク 「す、すまない(テーブルを拭く)。おい、お前急に何言いやがる!?」
ルーテ  「私は同人作家としても優秀なのですが、新作は少女と大人の禁断の恋がテーマにする予定です。
しかし、いかんせんその辺の男性心理がわからないので誰かに聞くしかありません。
そして、ちょうどこの記事に、ディークさんが少女愛好趣味があると出ていましたので伺おうとおもったかぎりです」
ディーク 「だー、その新聞(FETV発行 詳しくは第3章へ)は嘘っぱちだ、おれはロリコンじゃねえええええ!!」
ルーテ  「この記事だけではありません、優秀な私の推測ではディークさんはやはり少女愛好趣味を持っています」
ディーク 「なにを根拠に!!?」
ルーテ  「15項目48種類の回答が用意できますが」
ディーク 「そんなにあるんかい!!?」
ルーテ  「しかし、これもあくまで推測に過ぎません、そこで1つ実験にお付き合いいただきたいのです」
ディーク 「実験?」
ルーテ  「はい、まずはこれをご覧下さい」

―ルーテはポケットから取り出したものをテーブルにおいた。一見大きめのデジタル腕時計のようだが、時間を示してはおらず、かわりに上下二つの画面があり、側面に幾つかのボタンがついている。
ルーテ  「これは私の発明品、愛情チェッカー君です」
ディーク 「お前さん、発明もやるのか?」
ルーテ  「私、優秀ですから」
ディーク 「わかったわかった、で、なんだこれは?」
ルーテ  「簡単に言うと、『AさんはBさんに対し、どんな愛情を抱いているか』をチェックするものです」
ディーク 「ああ?そんなことできるのか?」
ルーテ  「はいまずは試してみましょう。あそこにいる客を見てください(買い物帰りのエリンシアとエリウッドを指差す)。
あのお2人は姉弟で、エリンシアさんとエリウッドさんといいます。では・・・えい」

―ルーテが愛情チェッカー君を腕にはめ、エリンシアたちに向けてボタンを押す。すると、ピピピと音がなり、
上画面に【エリンシア】→【エリウッド】 下画面に<家 族>と文字が表示された。
ディーク 「何だ!?」
ルーテ  「結果が出ました。エリンシアさんはエリウッドさんに対し、家族愛を抱いています」
ディーク 「どういうことだ?」
ルーテ  「上画面の【A】→【B】これは『AのBに対する気持ち』を表します。そして<・・・>の部分が抱いている愛情の種類です」
ディーク 「・・・なるほどな。でも、本当にそんな機械でわかるのか?」
ルーテ  「もう少し試してみましょうか。外に出ましょう」
ディーク 「マスター、勘定」
しっこく 「また来られよ」
192潔白の証明 2nd Season:2008/10/16(木) 20:12:28 ID:XYhia/Gc
―喫茶店の外に出る二人、すると向こうにエルトシャンとラケシスが歩いていた。
ルーテ  「えい」
ピピピ・・・【ラケシス】→【エルトシャン】 <性 愛>
ルーテ  「性愛とは性的興奮や欲情を指します」
ディーク 「ちょっとまて、あの2人って兄妹じゃないのか!?」
ルーテ  「もう少し試してみましょう・・・えい」
ピピピ・・・【ビラク】→【ロシェ】 <性 愛>
ディーク 「おい、男同士だったぞ、今の」
ルーテ  「えい」
ピピピ・・・【ニーナ】→【ハーディン】 < 無 >
ルーテ  「これは何の愛情も抱いていないということですね、嫌っているかなんとも思っていないかのどっちかです」
ディーク 「夫婦じゃないのか、あの2人は夫婦じゃないのか!!?」
ルーテ  「愛情チェッカー君の機能を理解していただけましたか」
ディーク 「おい・・・本当にそれ正しいのか?」
ルーテ  「ちなみに愛情の種類は以下の10種類に分けられます」
<家 族>・・・家族に対する愛情、熟年夫婦にも現れる場合もある
<忠 誠>・・・主君と従者の情
<師 弟>・・・師と弟子、先生と生徒の絆
<友 情>・・・同性同士、異性同士問わずの友情
<協 力>・・・仕事上のパートナーなどへの信頼
<純 愛>・・・プラトニックな恋愛感情
<性 愛>・・・欲情、性的興奮、早い話が「ハァハァ」
<慈 愛>・・・上記以外の人間に対する優しさやいたわりの気持ち
<同 情>・・・人を可哀相と思う気持ち
< 無 >・・・愛情を抱いていない
ルーテ  「それで実験ですが、まずあなたにこの愛情チェッカー君をつけてもらいます。
そして、あなたが少女と出会って持った感情をこの機械が示し、記録しますので、その結果を分析します」
ディーク 「・・・それで少女に対して<純愛>や<性愛>ばかり示したらおれはロリコンということか。ということは逆に・・・」
ルーテ  「はい、それ以外のものを示したらあなたは潔白ということになります」
ディーク 「『潔白の証明』ということか」
ルーテ  「いかがですか、協力していただけますか?」
ディーク 「・・・いいだろう、おれも今の状況にはうんざりしてたんだ。そうやっていっそはっきりと示してくれた方がせいせいするぜ」
ルーテ  「たとえそれが少女愛好趣味を示すとしてもですか?」
ディーク 「安心しろ、おれはロリコンじゃねえ」
ルーテ  「それでは、この愛情チェッカー君をあなた用に調整します」

―ルーテは鞄から巨大な機械を取り、愛情チェッカー君とつないだ。
ディーク 「・・・おい、その機械、どう見ても鞄よりでかいんだが・・・」
ルーテ  「私、優秀ですから」
ディーク 「答えになってねえ」
ルーテ  「吸盤になっていますので、これをあなたの頭に貼ります。背が届かないのでかがんでください」
ディーク 「ほらよ(かがむ)」
ルーテ  「つぎにこちらを腕に、こっちは胸に・・・」

―ディークの体のあちこちに色々とくっつけるルーテ。その過程で何回も彼女の顔がアップになったり、体のあちこちを触られることとなったディークは・・・
ディーク 「//////」
ルーテ  「どうしました?」
ディーク 「な、何でもねえよ!!」
ルーテ  「・・・はい、これで調整が終わりました。あとは愛情チェッカー君を腕に巻いておけばオートでチェックと記録を行ってくれます。
機械は完全防水、防火仕様なので常に巻いていて構いません、2日後に判定を行いましょう」
ディーク 「だが、そう都合よく少女なんかに出会えるか?」
ルーテ  「大丈夫です、こういう話になった以上数々の少女イベントがあなたに起こるはずです。そうしないと話が進みません」
ディーク 「・・・身も蓋もねえな」
ルーテ  「では、二日後に」
ディーク 「これでおれの潔白が証明され・・・ん?」
ピピピ・・・【ディーク】→【ルーテ】 <性 愛>
ルーテ  「・・・どうやらその可能性は低いようですが」
ディーク 「う、うるせえ/////!!」
ルーテ  「(去っていくディークを見ながら)・・・これでファーストフェイズ完了です」
193潔白の証明 2nd Season:2008/10/16(木) 20:13:00 ID:XYhia/Gc
―リグレ家
ディーク 「見てろよ・・・おれがロリコンでないことを絶対に証明してやる・・・」
クレイン 「ディーク、調子はどうだい?」
ディーク 「あ、ああ・・・なんともねえよ」
クレイン 「最近はつかれることが多かっただろう。そろそろ休暇をとったらどうだい?」
ディーク 「主が働いているのに従者が休むわけにはいかねえよ」
クレイン 「ディーク、僕たちは家族なんだ。そんな気遣いは無用だといつも言っているだろう」
ディーク 「そうはいってもなあ・・・」
クレイン 「とりあえず、今日は送り迎えは必要ないし、警備も他のものにやってもらうからゆっくり休むんだ。訓練も禁止、いいね。」

―クレインが去った後、腕の機械が反応を示した。
ピピピ・・・【ディーク】→【クレイン】 <忠 誠>
ディーク 「やっぱりぼっちゃんほどには割り切れねえよなあ・・・」

―訓練場
ディーク 「お、真面目にやっているようだな」
ワード  「兄貴、丁度よかった」
ロット  「ちょっと教えて欲しいところがあるんです。訓練に付き合ってもらえませんか」
ディーク 「悪いがぼっちゃんから今日は休むよう言われた、訓練も禁止だそうだ。明日でいいか」
ロット  「構いません。そうですね、兄貴は最近働きすぎでしたからゆっくり休んでください。その分おれ達が働きますので」
ワード  「いつまでも兄貴に頼っているわけにはいかねえしな」
ディーク 「ったく、ヒヨっ子のくせに生意気言いやがって」

―言葉とは裏腹に弟分たちの成長に頼もしさを感じているディーク。
ピピピ・・・【ディーク】→【ワード】 <師 弟>
ピピピ・・・【ディーク】→【ロット】 <師 弟>
ディーク 「ま、こうなるわな」

―訓練場をあとにしたディークは、腕に巻いた愛情チェッカー君に目をやった。
ディーク (今迄からするに、どうやらこの機械は正確に感情を読み取れるみたいだな)
シャニー 「あ、たいちょー、依頼された仕事、無事終わったよー」
ディーク 「よくやった、これならイリアに戻れる日も近そうだな」
シャニー 「えへへ」
ディーク (今までの流れならこいつも<師弟>になるはずだが・・・)
ピピピ・・・【ディーク】→【シャニー】 <性 愛>
ディーク (そうだよな、そう都合よくいかねえよな・・・)
シャニー 「あれ、どうしたの、急に頭抱えちゃって?具合悪いの?」

―翌日、その日もクレインに休むよう言われたディークは町を散歩していた。
ディーク 「まったくぼっちゃんも心配性なんだからよ・・・ま、今回に限っちゃ都合がよかったか」
サラ   「あ、ロリコンだ」
ディーク 「サササササササササラ!!」
サラ   「どう、あれから何人の少女に欲情したの?」
ディーク 「1人も欲情しておらん!!」
サラ   「そんなこと言って・・・今もあたしにツンツンされたくてしかたないくせに」
ディーク 「んなこたねえよ」
サラ   「ツン」
ディーク 「はおっ!!」
サラ   「あははははは、おもしろーい」
ディーク 「このガキ・・・」
サラ   「ごめんなさい、今日は用事があるから遊んであげられないの。またねロリコンさん」
ディーク 「もう十分に弄んでるだろうが!!・・・まったく正真正銘の悪魔だな、あのガキは」
ピピピ・・・【ディーク】→【サラ】 <性 愛>
ディーク 「だけどそんな悪魔に感じているおれって一体・・・orz」
194潔白の証明 2nd Season:2008/10/16(木) 20:13:45 ID:XYhia/Gc
―その後も何故かリーン、ユミナ、マリア、マリーシアなどの少女達とドキドキイベントがあるディーク。そして愛情チェッカー君は尽く<性 愛>を示していた。
失意のまま、彼がリグレ家に戻ると・・・
ディーク 「ルーテの言ったとおりだ。今日に限ってやたら少女達とからみがありやがる・・・」
クラリーネ「あら、丁度よかったですわ。ディーク、わたしの友人が来ているのです。あなたを紹介しますから応接室に来なさい」
ディーク (嬢ちゃんの友達っていうと・・・)

―リビングにはリリーナ、フィル、レベッカといずれも10代前半の美少女達がお茶を飲みながら談笑している。
ディーク (そうだよな、嬢ちゃんの友達なんだから当たり前だよな・・・)
クラリーネ「皆さん、我が家の使用人ディークですわ」
ディーク 「ディ、ディークだ・・・よろしく頼む」
クラリーネ「本職は傭兵ですし、一応我が家で最も腕が立ちますから皆さんのご希望に添えると思いますわ」
ディーク 「希望?」
フィル  「はじめまして、フィルと申します。高名な傭兵であるあなたに剣を教えてもらいたいのです」
リリーナ 「リリーナです。私は魔道士なのですが、最低限の体術は習っておきたいので、少し私に教えてもらえませんか」
レベッカ 「私のこと覚えてます?この間リンと一緒にいたレベッカです。私、弓をやるんですけど直接攻撃に弱いので、回避がうまくなりたいんです」
クラリーネ「ということですわ。お兄様の許可は得ていますから、少し皆さんに訓練をつけてあげなさい」
ディーク 「・・・・・・」

―クラリーネの命令とあれば断るわけにもいかないディークは、美少女達に色々と教えることになった。
そこでもやれ「弾みでスカートがめくれた」だの「転びそうなところを抱きかかえたら、手の位置が胸だった」など、
なぜかやたらとドキドキイベントに遭遇してしまうディーク。
そして彼女達に対する愛情チェッカー君の表示は・・・言うまでもないだろう。
その日の夜、ディークは自室で絶望に打ちひしがれていた。
ディーク (ちきしょう・・・嬢ちゃん以外の少女には尽く<性愛>を示しやがる。このままじゃロリコンは確定だ、なんとかしねえと・・・・)

―翌日、再び町を散歩するディーク。目的は大人の女とのからみである。
ディーク (大人の女との絡みはないか?そいつに対しても<純愛>や<性愛>が示せればロリコンで無いことが証明できるんだが・・・)

―たとえ大人の女に反応を示しても、少女に<性愛>を示している以上、それは「見境がない」ということであって「ロリコンでない」ということにはならない。
しかし、追い詰められて少々冷静さを欠いていたディークには、そのような考えは浮かばなかった。
そして、そんなディークに早速大人の女から声がかかった。
ソーニャ 「あら素敵なお兄さん。私、あなたに一目ぼれしちゃったみたい。ねえ、これから私といいことしない?」
ディーク (おいおい、胡散臭いにも程があるだろ。こんなのに引っかかる男がいるわけねえって)
ソーニャ 「ねえ、どう?」
ディーク 「いいぜ、どこに行く?」
ディーク (だが、おれはあえて引っかかる!!こんな色っぽい大人の女の反応を見れば、おれがロリコンじゃないことが一発で証明される)
ソーニャ 「まあ、嬉しい」
ソーニャ (ふふふ・・・私の魅力に勝てる男なんていないのよ。骨抜きにしてエーギルを吸い取ってやるわ)

―ソーニャはテレパシーで物陰にいるウルスラと会話する。
ソーニャ (ウルスラ、この男のエーギルはどう?)
ウルスラ (かなり高いレベルを計測しております)
ソーニャ (そう、それなら私の誘惑魔法(テンプテーション)で骨抜きにするから、その後一気に奪うのよ)
ウルスラ (お任せ下さい)

―ソーニャはディークに抱きついた。
ソーニャ 「あなたって本当に素敵」
ソーニャ (誘惑魔法、発動)
ディーク 「抱きつくなって」
ディーク (計測、開始)
ソーニャ 「ねえ、もう私我慢できないの、ホテル・・・行かない?」
ソーニャ (さあ、骨抜きになりなさい!!)
ディーク 「おいおいまだ昼間だぜ」
ディーク (さあ、<性愛>を示せ!!)
ソーニャ 「焦らさないで」
ディーク 「焦るなって」
ソーニャ・ディーク(さあ!!)
195潔白の証明 2nd Season:2008/10/16(木) 20:14:29 ID:XYhia/Gc
―お互いの思惑のもと、数分間抱き合う2人だったが・・・
ウルスラ (ソーニャ様、エーギルが奪えません)
ソーニャ (何ですって!?私の誘惑魔法が効かないっていうの!!?)
ピピピ・・・【ディーク】→【ソーニャ】 < 無 >
ディーク (何だって!?こんな色っぽい女に誘惑されて何にも感じてないだと!!?)
ソーニャ 「あの・・・ええっと・・・」
ディーク 「その・・・なんだ・・・」
ソーニャ 「ごめん、私急用思い出したの」
ディーク 「奇遇だな、おれもだ」
ソーニャ 「じゃ、じゃあね、また会いましょう」
ディーク 「そ、そうだな・・・」
ソーニャ 「おほほほほほほ」
ディーク 「あはははははは」

―お互い渇いた笑いを交わしながら、別れる2人
ソーニャ 「ショックだわ・・・私の魅力に抗える男が存在するなんて」
ディーク 「ショックだぜ・・・あんな色っぽい女をどうとも思えないなんて」
ソーニャ・ディーク 「ハア〜〜〜〜〜〜〜」

―溜息をつきながら歩いているディーク、すると同じように溜息をつきながら歩いている女性に出くわした。彼女も相当深刻そうである。
ディーク 「セシリアじゃないか。どうした、暗い顔して?」
セシリア 「あ、パント先生のところの・・・。ちょっとね、仕事で失敗しちゃったの」
ディーク 「教師と魔道研究者を兼任しているんだったか。おれみたいなしがない傭兵からは想像もつかない大変な仕事なんだろうな」
セシリア 「そんなことない、あなたの方がよっぽど立派よ。この間だって新聞にでていたじゃない」
ディーク 「あれはおれの手柄じゃないさ」
セシリア 「謙遜しなくてもいいわよ。それに比べて私は最低ね、パント先生が残してくれた功績を全部無駄にしちゃった・・・」
ディーク 「・・・」
セシリア 「はじめはパント先生の跡を継げるって舞い上がっていたけど・・・ダメだった。私なんかが・・・やっていいことじゃなかったみたい・・・」

―セシリアの瞳には涙が浮かんでいた。
セシリア 「ご、ごめんなさい、こんな愚痴聞かされたら迷惑よね。それに大人が泣くなんてみっともないわ」
ディーク 「無理するなって。他人に愚痴って心が軽くなるならそれでいいじゃねえか。
それに大人にだって苦しみや悲しみはあるんだ、だから泣くことだってすこしも恥ずかしいことじゃねえ。
だから好きなだけ愚痴ればいいし泣けばいい、おれでよければいくらでも付き合うぜ」
セシリア 「ディーク・・・」

―セシリアはディークに抱きつき、彼の胸に顔をうずめた。
セシリア 「ごめんなさい、でも・・・その・・・しばらくの間だけ・・・あなたの胸を貸して」

―ここでディークははたと気づく。
「失意の女性を励ます」→「抱きつかれる」これは明らかにフラグではないのか?ディークがもう一言二言甘い言葉をかければ口説けるかもしれない。
そして「セシリアさんじゅうななさい」という言葉があるように、セシリアは少女とは程遠い大人の女性である。
ディーク (こ、これはチャンスじゃないのか?だが、相手の弱みに付け込むなんて最低じゃねえか。いつからおれはそんな下衆になった!!?)
セシリア 「ねえ・・・お願い」
ディーク (だが・・・おれも限界なんだ・・・ロリコンじゃないってことを証明しないとおれは・・・すまない、セシリア!!)

―ディークはセシリアの頭を抱いてこう言った。
ディーク 「あんたみたいな美人の頼みを断れるわけがねえだろ、おれの胸でよければ好きなだけ使いな」
セシリア 「ありがとう・・・う・・・うう・・・うわああああ・・・・」
ディーク (すまねえ、すまねえ、セシリア・・・)

―ディークの胸の中で大泣きするセシリア、数分間経っても一向に泣き止む気配はない。
ディーク (そろそろいいか・・・ここで<純愛>か<性愛>を示せれば、おれの潔白が証明される・・・さあ、どうだ・・・南無三!!)
196潔白の証明 2nd Season:2008/10/16(木) 20:16:05 ID:XYhia/Gc
―ディークは愛情チェッカー君の表示を見た。
ピピピ・・・【ディーク】→【セシリア】 <同 情>
ディーク 「ぐ・・・ううう・・・うぉぉぉぉ・・・」
セシリア 「やだ・・・あなたまで泣くことないのに・・・」
ディーク 「そうじゃねえ・・グス・・・そうじゃねえんだよ・・・うう・・・」
セシリア 「もう・・・ううう・・・」

―抱き合いながら涙するディークとセシリア。傍から見れば「グッバイマイラブ〜♪」と唄いだしたくなる光景だが、内情は全く違うものだった。
レイヴァン「・・・あの2人は何をやっているのだ?」
プリシラ 「きっと恋人同士が別れを惜しんでいるのでしょう。愛し合っている2人が離れなければならない運命は悲しいものですね。
でもご安心下さい、プリシラは未来永劫兄さまのもとを離れませんから」
レイヴァン(いや、お前はそろそろ離れてくれ)

―しばらくするとセシリアは落ち着きを取り戻し、ディークに礼を言って去っていった。しかし、ディークの涙がとまることはなかった。
リン   「ディーク、どうしたのよ?」
ディーク 「リ、リン・・・」
リン   「あなたが泣くなんてよっぽどのことよね・・・どうしたの?」
ディーク 「な、何でもねえよ、気にするな」
リン   「でも、とても辛そうだったわよ・・・ねえ、何があったか私に話してみてよ」
ディーク 「いや、でもよ・・・」
リン   「遠慮しないで、私たち友達でしょ、ね」

―リンがディークの手を握る。すると・・・
ピピピ・・・【ディーク】→【リンディス】 <性 愛>
ディーク 「チキショオォォォォォォォ!!!(大泣きしながらその場を走り去る)」
リン   「ちょっと、どこ行くのよ、ディークーーーー!!」

―約束の二日が経ったので、ディークはルーテの研究室兼創作部屋を訪ねた。
ルーテ  「・・・結論から言います。ディークさん、あなたは少女愛好趣味、つまりはロリコンです」
ディーク 「そそそそそそそそ、そんなはずはねえ!!!!!」
ルーテ  「記録では12〜16歳の相手にはことごとく<性愛>を示しています。対して20歳以上の女性には<純愛>すらありません。
この結果ではロリコン以外に考えられないと思うのですが」
ディーク 「その機械がおかしいって可能性があるだろ!!!」
ルーテ  「とするとクレインに対する<忠誠>やワードロットに対する<師弟>もおかしいことになりますね」
ディーク 「う・・・」
ルーテ  「つまり、機械は正常に動いていたということです、それはあなたもお分かりだと思うのですが」
ディーク 「ぐ・・・」
ルーテ  「では、あなたが少女愛好趣味だということが客観的に証明されたところで、いくつかお話を・・・」
ディーク 「う・・・う、うわあああああああああああああん」
ルーテ  「これでセカンドフェイズ完了ですね。私の仕事は終わったので、あとはあの人のやり方しだいですか・・・」
197潔白の証明 2nd Season:2008/10/16(木) 20:18:05 ID:XYhia/Gc
―冷酷なる事実を突きつけられ、研究室を走り去るディーク。すでに心身ともにボロボロの彼は、あてもなくフラフラと歩いていた。
ディーク 「おれはロリコンおれはロリコンおれはロリコン・・・だめだ・・・もう・・・おれは・・・」
???? 「・・・そこのお方、お困りですかな」
ディーク 「・・・誰だ?」

―ディークを呼んだ者は一体何者か?はたしてディークに救いはあるのか?今度こそ終章へ続く。

おまけ 「俺があいつであいつはこいつ」の作者の方、ネタをお借りします
リーフ  「今すぐ、今すぐ僕とディークさんの体を入れ替えるんだ!!」
ユンヌ  「ちょ、急に何よ?」
リーフ  「だって、あの人美味しすぎるよ、美人なお姉さんとの絡みありまくりでさあ・・・。
ルイーズさんとお風呂に入り、レイリアさんに寄りかかられ、ソーニャさんには誘惑されてるし。
セシリアさんなんて完全なフラグ成立じゃないか!!
それなのに何にも感じてないってもったいなさすぎる!!どうしてそんな人にフラグがたちまくって、お姉さん大好きな僕には何のフラグも立たないの!?」
ユンヌ  「フラグなんてそんなもんよ、現に女に興味ないアイクがフラグ王なんだから」
リーフ  「だから入れ替わるんだよ、そうすれば僕はお姉さんとフラグが立ってウハウハ、ディークさんは遠慮なく少女にハアハア、両方とも幸せじゃないか」
ユンヌ  「少女?」
リーフ  「ナンナ・ミランダ・サラは全員14歳以下の貧乳少女、まさにロリコン好みの逸材じゃないか!!だけど15歳の僕と入れ替わればハアハアしたって無問題」
ユンヌ  「いや、ハアハア自体に問題がある気が・・・ってあたしが言えた事じゃないか」
リーフ  「ああもう、ロリコンにさえお姉さんフラグが立っているのに、何で僕の周りには胸も色気もない子供しかいないんだー!!?理不尽だよ!!」
ユンヌ  「志村ー後ろ後ろ」
リーフ  「え?」
ナンナ・ミランダ・サラ「胸も色気もない子供でーす」
リーフ  「・・・・・・どうぞ(自らの体を差し出す)」
ユンヌ  「逃げるのは無駄とわかって覚悟決めたのね」
198助けて!名無しさん!:2008/10/16(木) 21:52:36 ID:VeWOcNe0
>>191-197
ディィィィクwww
エフラムと義兄弟の契りを(ジークムント)

何はともあれGJ!
ディアドラえもん「終章も、楽しみに待っててねぇ〜」

・・・あ、いや、なんか思いついた。後悔なんてない。
199助けて!名無しさん!:2008/10/17(金) 01:19:39 ID:WuP4v7UP
>>180-185
文字通り肉体が武器なわけですね
そして超級のフラグクラッシャーぶり
200Let's肝試し!(61):2008/10/17(金) 15:25:17 ID:lYWzSWtk
続き投下です
(前回>>117-121

ー――更に数分後、外―――
エリウッド「あ、やっと出られた」
エフラム「太陽が眩しいな」
ヘクトル「やっぱ外ってのは気持ちいいよな」
廃ビルから無事脱出した三番手三人の帰還、
新鮮な空気を肺いっぱいに取り込み、また伸びをする者もいる
セリス「あ、兄さん達だ」
エリンシア「お帰りなさい、お疲れ様でした」
帰還すると同時に外で待っていた家族達が出迎えてくれた
三人は家族達の方へ歩み寄り口々に「ただいま」と声をかけた
リン「どうだった? 結構楽しめたかしら?」
エリウッド「うん、まあそうかな…」
ヘクトル(主に嫌がらせだったけどな、くそ…)
今回一番の被害を被ったヘクトルは内心で悪態をついた
本来の趣旨にのっとって脅かされたのは
二階のミカヤとアイクによるゲストペアとの出来事だけだ
エリウッドも顔には出さないが内心苦笑していた
エフラム「それにしてもアレには驚かされたな…」
アルム「アレって何さ?」
エフラムは今回の肝試しで唯一脅かされた、奇妙な女性の事を話した
アルム「へぇ、ちょっと意外だな、兄さん達が怖がる存在があったなんて」
ちなみに言うと三人とも結局あの女性の正体がミカヤだと気づいていない
だが、三人のほかの人は皆事情を知っていた
三番手三人が廃ビルに入り、
少ししたときにアイクとミカヤが戻ってきてないことに気づいたが、
アイクはよくわからない理論の元にラグネルを持参していたが紛失し、
探しに行っていたため丸腰と思われたが、『まあアイク(兄さん)だし』と
よくわかるようなわからないような信頼をされ、
ミカヤは一番手で入ったとき何故だか光魔法を発動していた、それも大規模の、
以上の二点により二人は大丈夫だろうと皆で納得し、待つことにしたのだ
それから二人(エリウッドとヘクトル)の絶叫が空気を揺るがしてから数分後
二人が出てきたときに事情を聞いていた
ついでにその時にミカヤから
ミカヤ「あの時に脅かしたのは私とアイクだってこと内緒にしておいてね」
と口止めもされていた、本人いわく、プライドを傷つけたくないらしい、
口止めの件について皆が了承の意を伝えながら
リンやセリカはあのヘクトルが絶叫しながら逃げ出すところを想像して大笑いしてしまった、
ゆえに…
リン「そ、そう…それは大変だったわ、ね」
セリカ「ほ、ほんと…ね」
エフラムの説明を聞いてしまったことにより、
二人はまた想像してしまい笑いをこらえるのに必死になっていた、体を押さえ笑いを鎮めようとする
201Let's肝試し!(62):2008/10/17(金) 15:26:02 ID:lYWzSWtk
ヘクトル「あ? 何してんだお前ら」
二人の前に今脳内で必死に逃げ回っている人物が現れた
リン&セリカ「「ぷふ! …くっくく…」」
ヘクトル「人の顔見ていきなり笑い出すなよ!!?」
失礼極まりない態度にヘクトルは怒りだすが、
ついに問題の人物の顔が視界に入ってしまったことで耐えきれなかったようだ
大笑いを始めてしまった二人を見てヘクトルは、何かついてると勘違いし、しきりに自分の顔を擦る
エフラム「とりあえず、四番手、ラストだ、行ってこい」
アルム「僕たちか…楽しみだなぁ」
廃ビルを遠くへ見据え、期待のまなざしを向けるアルム
エイリーク「はい、どんな事が待ち構えているのでしょうか…」
同じように期待するエイリーク
リン「だいぶ待たされたからね、たっぷり楽しませてもらわないと割に合わないわ」
さっきからヘクトルの滑稽な場面が頭から離れない状態になりつつも、気を取り直したリン
今にして思うと異色の組み合わせである、どんな肝試しになるのだろうか、
最後の大詰め、四番手による最後の肝試しの始まりである、三人はゆっくり廃ビルへ足を踏み入れた
―――肝試しアルム&エイリーク&リン―――
―1F―
アルム「へぇ、思ったよりすごいなぁ、ボロボロだ」
エイリーク「靴音が響き渡ります…不思議な感覚ですね」
リン「いいところ見つけたじゃない」
しばし入ったところで見える範囲を見渡す三人、その三人から離れたところの影に

リーフ「あ、入ってきた」
ロイ「ターゲット確認」
仕掛け人達三人の姿があった
リーフ「さーてまず僕らがすることは」
ロイ「たった一つ」

リーフ&ロイ「「マルス兄さん落ち着いて、お願いだから」」

二人の視線の先には仕掛けに使う道具を物色しながら部屋の中を動き回るマルスの姿
マルス「HAHAHA! リン姉さんのターンキター、テンションも上がってきたーー!!」
さっきからずっとこの調子である、マルスのヘクトルいじりに次ぐ二つ目の楽しみが到来したのである
ロイ「どうしようか、あれ」
リーフ「やる気にはなってるみたいだけど」
先ほどの二人の呼びかけもどこ吹く風、全く聞いちゃいない
ロイ「まあ…マルス兄さんが落ち着くまで、あらかじめ仕掛けた罠に任せようよ」
リーフ「まずマルス兄さんを落ち着けるところから始めないとしょうがないなぁ…」
ふぅ、とため息を一つ吐き、一先ず二人はマルスを抑える事にした
1Fにいるうちは平和になりそうだ
202Let's肝試し!(63):2008/10/17(金) 15:26:38 ID:lYWzSWtk
リン「? なにかしらあれ」
エイリーク「え、なにか見えるんですか?」
リン「ほら、あそこ、何か垂れ下がってる」
アルム「え、見えないよ」
探索を開始した三人、案内表示を見て階段の方へ向かっている最中のことだった
リンが何かを発見したのだ
リンはその垂れ下がっている何かに駆け寄り、掴む…が他二名にはまだ見えない
頭に疑問符を浮かべながらリンに近付くとその正体がわかった
エイリーク「糸ですね」
アルム「よく見えたね、リン姉さん…目良すぎ」
リン「そう?」
脅威の視力である…リンの手には細い糸が一本握られていた
リン「とりあえずどうしよう、あきらかに罠っぽいけど」
アルム「んー任せるよ」
エイリーク「でも折角マルス達が仕掛けた罠ですよね…」
リン「そうねー…」
糸を掴んでいないもう一方の手を顎に添え、うーん、と悩むリン
あえてはまってやるべきか、引っかかる前に発見したのだから無視してやるべきか…
なんの気なしに足を動かし、立ち方を変えた時だった
プツンッ
足下でなにかが切れる音がした
リン「へ?」
シュルルと自分の掴んでいた糸が上へ抜けてしまい、事態が飲み込めずにいると
ガガンッ! ガンッ ガンッ
アルム「わ!?」
エイリーク「!?」
リン「な、何!?」
突如すぐそこの部屋からなにかが乱暴に壁を叩く音がした、しかもまだ続いている
ガンッ… ガッ…
数秒後、ようやく音が収まった
エイリーク「え、えと、どうします? 見に行きますか?」
リン「…うん、確かめなきゃ気が済まないわ」
アルム「何なんだろう…」
先導してリンが部屋のドアに手をかけ、ドアを開ける
少し日が傾いたためにすぐそこの窓から光が入っていたため音の正体が明らかになっていた
アルム「石…それも大量に」
廊下側の壁に大量の石が糸で吊るされていた、
共通して糸が天井まで続いており、一か所に集結している
エイリーク「あ、なるほど…」
さっきのはこの石が壁を叩く音だったのだ
リン「不覚にもちょっと驚かされちゃったわね…」
アルム「いや、誰だって驚くと思うよ…あんな大きな音がしたら」
リン「うー…気に入らないわね…マルスに知れたらと思うと…」
いつもなら物陰で動向を見守るところだが当の本人は未だ発狂中であるため、それは杞憂である
エイリーク(ふふ、いつも仲がよろしいですね、二人とも)
逃げるマルスとそれを追うリン、そしてマルスが捕まり、リンに締め上げられる
これはもはや日常風景と化している、二人とも認めようとはしないが実際仲がいいのだ
エイリークはそんな二人を見るのが密かに好きだったりするのだ
どこか微笑ましい物を見るような表情でエイリークが
自分の方を見ているのに気づいたリンは、どうかしたのと問いかけるが
エイリークは、なんでもありませんとにこやかに返す
姉の笑顔がどこか引っかかりながらもとりあえずリンは歩きだした
アルム「微笑ましいよねぇ」
エイリーク「本当です」
二人は聞こえないように話したがリンの耳にはしっかり届いていた
しかしなんの事かわからずリンは頭に疑問符を浮かべた
203Let's肝試し!(64):2008/10/17(金) 15:27:26 ID:lYWzSWtk
探索を再開した三人、今度は目の前に中途半端に開いたドアがあった
道をふさぐような形で開いている
アルム「何あれ、何で開いてるんだろ」
エイリーク「本当ですね、ドアは開けたらちゃんと閉めるものですよ」
アルム(え、そっち?)
些か見当違いな意見を述べられアルムはちょっと思考をストップさせてしまった
そんなアルムを余所にエイリークはほんの少しだけ怒りを感じていた
リン「あれ、なんか変よこれ」
もうすでに調べていたリン、行動力はかなりあるようだ
アルム「変って何が?」
リン「来てみて」
言われたとおりにドアに近寄ってみる
アルム「え?」
思わず困惑してしまう、そこにはドアの閉まる方向どちらも壁だったのだから
エイリーク「不思議ですね」
アルム「あれ、こっちの壁、なんか凄い亀裂走ってる」
アルムの言うとおり、一方の壁に大きな亀裂があった
リン「新しいわね、最近できた傷よ、これ」
エイリーク「…一部壁がへこんでます、よっぽど凄い力だったんでしょうか」
察しのいい方はわかるかもしれない、3番手達のときヘクトルが壁に激突した時の名残だ
アルム「誰かがぶつかったのかな?」
エイリーク「ぶつかっただけじゃ普通こんな亀裂は走らないと思いますが…」
リン「そもそもそんな馬鹿なんていないでしょ、さすがに…
   何か大質量の物体がぶつかったんでしょう?」
―――外―――
ヘクトル「…へっくしょい!」
シグルド「なんだ、風邪かヘクトル」
ヘクトル「いや…は…へっくしょい! …これは誰かが噂してやがんな」
エリウッド「はは、悪い噂かな?」
ヘクトル「お前な…」
その『大質量の物体』とやらはリン、あなたの身近な存在だ
―――廃ビル内(1F)―――
リン「ま、とりあえずほっときましょ、こんなの」
アルム「そうだね、ちょっと気にはなるけど」
造りが妙なだけで、とくに何があるってわけでもないので三人は一先ず進むことに
エイリーク「あ、ちょっと待ってください」
リン「?」
先に進もうとする二人から離れ、再び先ほどのドアに近づくエイリーク
パタムッ…
エイリーク「ちゃんと閉めておきませんとね」
アルム(まだこだわってたんだ)
ドアをキッチリ閉める、どうせ他に誰も通らないだろうに…律儀である
それが彼女のいいところでもあるのだろうが…
やるべきことをやってスッキリしたのか、ちょっと晴れやかな顔で二人の元へ戻るエイリーク
リン(姉さんらしいというかなんというか…)
204Let's肝試し!(65):2008/10/17(金) 15:28:21 ID:lYWzSWtk
ギッ…
アルム「あれ?」
何故だかドアが少し開いてしまった
エイリーク「おかしいですね、もう一度」
二人の下へ戻りかけた足を再びドアへ向ける
パタムッ…
エイリーク「これで大丈夫です」
ギギィ
リン(…)
また開いた…
エイリーク「あ、あれ? んしょっと…」
今度はさっきより強い力で閉める、押し込むような形といって相違ない
ギィー
リン「ね、姉さん、もうほっときましょうよ」
なぜかいつの間にか勝手に開く扉との闘いに発展しつつある、ここで止めないとまずいと思ったリンだが
エイリーク「いえ! 絶対に閉めます!」
リン(あー…変なところのスイッチ入っちゃった)
思わず顔を手で覆うリン、この姉はしっかり者だ、本当に
彼女の誠実さはいろんな人に好かれているのも事実、だが…
リン(時々融通利かないのよねー…)
そう、それは誠実でありすぎるが故の欠点、
それをリンは恐れていた、だから止めようとしたのだが遅かった、閉まらないドアとの格闘が始まった
アルム(なんでだろ、今のエイリーク姉さんがかなり滑稽に見える)
さっきから閉めては開き、閉めては開きの繰り返し、ドアを閉める音、開く音がほぼ一定のリズムを奏でる
しばしその音で1Fの廊下を満たすことになる
いつ終わるかわからないしょうもなさすぎる戦いを繰り広げる一名とドア、
それを見ている他ない二名は
リン「ねえ、しりとりでもする?」
アルム「しりとり乗った」
時間潰しを始めるのだった…
―――十数分後―――
エイリーク「んー…」
まだ閉まらない、これでも諦めない執念は認めたいところだ
リン「エ、エイリーク姉さん、そろそろ諦めて…」
エイリーク「いえ! 絶対に諦めません!」
アルム「もうしりとりで何言ったかわかんなくなってるよ!」
リン「もうそのドア明らかに壊れちゃってるわよ、私たちじゃどうにも」
エイリーク「そうだ、アイク兄上なら直せるかもしれません!」
いい事を思いついたと言わんばかりにエイリークは表情を輝かせる
アルム「え、ちょ、姉さ」
エイリーク「ちょっとアイク兄上呼んできます!」
思いたったらすぐ行動、颯爽と走りだすエイリークをリンとアルムは見てるしかなかった
アルム「ねえ、リン姉さん、僕時々エイリーク姉さんがわからなくなるんだ」
リン「奇遇ね、アルム、私もよ」
我が姉のよくわからない執念の凄さを目の当たりにし、二人はため息を吐いたのだった…
そしてその数分後
アイク「これか?」
エイリーク「ええ、お願いします」
アイク「任せろ」
アイクを引き連れてエイリークが戻ってきた
205Let's肝試し!(66):2008/10/17(金) 15:30:23 ID:lYWzSWtk
―――ちょっと前(外)――――
急にエイリーク一人単独で外へ出てきて、周囲の注目を集める中
アイクを呼びに行った時のエイリークの一言である
エイリーク「アイク兄上! ドアを直してください!」
なんとも直球でわかりやすい用件の伝え方である
ミカヤ「は…?」
ヘクトル「あ…?」
シグルド「へ…?」
エフラム「…」
その場にいた全員がとりあえず声を発する者、絶句する者のどちらかになった、
全員の目が点になる、呼び出しを食らった本人を除いて…
アイク「ドアが壊れたのか?」
エイリーク「壊れているドアがあるんです、お願いできますか?」
アイク「まあ、構わん、案内しろ」
こちらですと案内するエイリークと
いつの間にかどこから持ってきたのか工具箱を手についていくアイクを
その場にいた皆はただ茫然とそれを見送ることしかできなかった…
――――現在(廃ビル内1F)―――
アイクは工具箱を手に作業に取り掛かる
アルム「なんで工具箱なんてあるの」
リン「まあ、アイク兄さんだしってことで」
アルム「納得できる辺り怖すぎる」
手慣れた手つきで着々とドアを直すアイク、それを笑顔で見守るエイリーク
傍観するリンとアルム、妙な絵面だ
リン「それにしても手慣れてるわね、兄さん」
アイク「まあ、工務店の人間だしな、これぐらい出来なくては話にならん」
アルム「いや、それでも思わず見入っちゃうよ、よく家も直してくれてるし」
リン(よく家を直すという表現がすでに私たちの家はよく壊れることを表してるわね)
皆があらためて感嘆する中、黙々と作業をするアイク、しかし蝶番のネジを締め直そうとした時だった
アイク「む、ドライバーがない…」
リン「え、それないと無理じゃない?」
206Let's肝試し!(67):2008/10/17(金) 15:30:59 ID:lYWzSWtk
アイク「まあいいか」
アルム「え、『まあいいか』って何が」
おもむろにラグネルを取り出し剣先でネジを締め出す
リン「ちょっ待っ…えぇーーーーーーー!!?」
アルム「アイク兄さんSUGEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」
思わず二人は絶叫してしまう、エイリークも茫然としている
アイクは器用にドアも押さえながらもう一方の手でラグネルでネジ締めをする
アイク「どうした、こんなの普通にできるものだろう」
アルム「いや、なりませんて普通、ていうかどうやってるのさ」
アイク「ん? ほら、こういう風に剣先をネジの穴に当ててだな」
リン「いや、説明されても不可能に見えるし、そもそもなんでそんなことできるの」
アイク「まあ、俺も出来るまで一日かかってしまったが…」
リン「いや一日で出来たのが凄いんですけど?」
アイク「グレイル殿に『剣でネジ締めは工務店で働く者として当然だ』と言われてな」
アルム(え、ちょグレイルさんもできんの? これ…ていうか当然の事なの?)
アイク「そういえばあの時のグレイル殿様子がおかしかったな、顔が赤かったし、
    なんか足がふらついてたり、訳のわからん奇声発したり」
リン(ちょ、それ完全に酔ってますから!?)
アイク「ついでに言うと、出来るようになったの見せたら顔が引きつってたな…なんでだ?」
アルム(気づこうよ、アイク兄さん!!!)
アイク「ん、話してるうちに終わったぞ、どうだ?」
エイリーク「あ、はい…しっかり直ってます」
未だ精神的に回復していないエイリークは途切れ途切れに言葉を紡ぐ
アイク「そうか、じゃあ俺は外にいるぞ」
さっさと道具を片づけて外へ歩みを進めるアイク
エイリークが慌てて感謝の言葉を言うが、気にするなといつもらしい台詞を残し、去っていった
アルム「結論、アイク兄さんの辞書に不可能の文字はない」
リン「完全に同意」
エイリーク「私も同意です…」
すぐそこに2Fへの階段があることに気付かず、
しばし三人はアイクの去っていった方をただ見つめていたのだった―――
207Let's肝試し!作者:2008/10/17(金) 15:39:27 ID:lYWzSWtk
今回はここで切りってことで

>>180
ちょ、アイク凄いw
リーフとシグルドの技の使えなさも笑ったw
相変わらずGJ! 続きいつも楽しみにしてます

>>191-197
ディークーーー!!
もはやエフラム二世、終章がものすごく楽しみです、GJ!
あれ、なんかジークムントがこっちにm
208助けて!名無しさん!:2008/10/17(金) 16:47:37 ID:qPHbUXhL
>>200-206
いつもGJです
マルスのリンが絡んだときの異常なテンションにワロタwwwww
しかしアイクはほんとになんでもできるなあww
209助けて!名無しさん!:2008/10/17(金) 16:54:42 ID:5JAOZDlR
GJな肝試しwww
エイリークいろいろしっかりし過ぎwww
でアイクSUGEEEEEEEEEE!!
彼に(頭脳関係以外で)できんことはないなwww

で、肝試しで思ったんですが主人公家の方々を妖怪に例えるとなんなんでしょう?
210助けて!名無しさん!:2008/10/17(金) 17:03:46 ID:qPHbUXhL
>>209
エイリーク…ぬりかべ

しか思いつかなかった
211助けて!名無しさん!:2008/10/17(金) 17:24:47 ID:5JAOZDlR
そいつは当然胸的な意味か。
・・・アイク=鬼(ぬ〜べ〜)
リン=鎌鼬
くらいしか俺も思いつかん。
兄弟家だけってのもつまんないかな?他のキャラのも考えてみて下さい。
・・・あ、カアラ、リン、フィルで「鎌鼬三姉妹」なんて思いついた。
212助けて!名無しさん!:2008/10/17(金) 18:37:49 ID:5JAOZDlR
あ・・兄弟家やない、主人公家や・・・
213助けて!名無しさん!:2008/10/17(金) 20:29:40 ID:kcR4r3/T
エフラム…究極の退魔の霊槍の使い手

ヘクトル…退魔の霊槍によって500年間岩にはりつけにされていた、炎と雷を操る金色の妖怪

オルグ…お外道さん

シグルド…なまはげ

セリス…すねこすり

アイク…見た目や言葉遣いは男塾三号生筆頭、実力は「わしが男塾塾長、江田島平八である!!!」
214大乱闘FEブラザーズ 作者:2008/10/17(金) 20:49:11 ID:/lgeHo8a
>>180-185
アイクwwww台風になった時点でもう人じゃなくなったなとは感じて思っていたけど、
まさかここまでの漢とはwwwwww
それと女性達に誘惑されて凄く…羨ましいです
GJ!

>>191-197
ディークが可哀相過ぎるwwww
この調子だと四牙の某三人が四牙に入 ら な い か ?とか言ってきそうだww
GJ!

>>200-206
またアイクがwwwwもう立て続けに神ネタ来て腹筋がwwww
GJ!

ココからはチラシの裏/

あーっ、ネタの続きの方なのですが…11月3日から最終試験が始まります
それにより今試験勉強等で忙しいので、試験が終わる13日までは続きを投下出来ません
どれ位の方が私のネタを楽しみにしてるかは分かりませんが、そういう訳ですので
一応報告を…orz

ココまでがチラシの裏/
215助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 10:12:22 ID:6k1URvxH
エロパロじゃないから服をきたまま待つぜ
216現時点での紋章町BBSのスレタイ一覧:2008/10/18(土) 15:00:39 ID:PJdQGPQU
1: イドゥンさんをナンパして今あの世に居る香具師の数5000+ (918) 
2: 愛しの彼がフラグクラッシャー 9スレ目(187) 
3: セ○ス「ユリウス…僕、妊娠しちゃった♪」 (455) 
4: 組織の同僚が三人共揃ってロリコンなんだけど (918) 
5: かかって来いよフォルカ!!!!!!!!!!!! (593) 
6: 紋章町総合雑談スレ 6782 (281) 
7: ディアドラえもんと仮面ライダー・クーガーってどっちが上なの? (313) 
8: エイリーク!胸はヒーニアスに揉んで貰えば大きくなるぞ! (3) 
9: 愛しの彼がフラグメイカー 7人目 (593) 
10: 紋章町が滅びるとすればそれはアイクが… (316) 
11: 聖戦の平民だって神の血持ち聖戦士には負けんぞぉぉぉ!! (553) 
12: 紋章町TCG第四弾『聖戦の系譜・近親祭りッ!』 12月25日に発売 (760) 
13: 【セ○ィ】紋章町で苦労してる奴らが愚痴るスレ【クレ○ン】 (444)

何となく書いてみた。反省はしてない
217助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 16:51:27 ID:H6iyGnVJ
>>214
(俺がアイツで・・・)
彼は人間を超越してるのです。
(潔白の証明)
ライナスの立場がなくなるwww
まあ、A(兄が)K(嫌いな)J(女子なんていません)会編でもニノの聖名がロイドだったしなww
ああ、イジラレ役ってことな。
(チラシ裏)
試験ガンバ!!
>>216
反省する必要はない。
ウルスラ混じってるwww
(4 組織の同僚が3人揃ってロリコンなんだけど (918))
218助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 18:23:34 ID:WuXyezG2
>>217
ロイド、ライナス、ジャファル、ウルスラ
さて、ロリコン(疑惑含む)三人はどなたでしょう?
219助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 19:11:13 ID:ozIRyM/1
ロリコンはともかく一人レズ(疑惑)がいるな。
220助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 19:19:04 ID:qoEqaB34
>>216
やっぱりかかって来いよスレはあるのかwww
リアルでもネットでも緑風涙目なんですね、わかります
221助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 20:33:41 ID:H6iyGnVJ
四牙のメンバーに真っ当な恋愛?対象がいない件。
(ジャファル、ライナス・・ロリコン
ロイド・・ロリコン疑惑 ライナスとジャファルほどひどくないからあくまで疑惑。
ウルスラ・・レズ疑惑 しかも知らないとはいえネルガルの人形とww)
HIDEEEEEE!なんかCHAOSだwww
222助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 21:14:24 ID:H6iyGnVJ
黒い牙で恐らく一回もネタになってない人物。
ウハイ、ジュルメ、ケネス、テオドル、パスカル
SS書けないからネタにしてやれない・・畜生OTZ
ネタになる要素あるのにな・・・
ウハイ・・・サカの民でサカの決まりを重んずる。つまり義の人。
ジュルメ・・・武器が役にたたないから瞬殺が生かせない
ケネス・・・体格がなぜか高い
他の二人はワカラナイ
223助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 22:12:58 ID:fzUZ72F/
サザといいジュルメといい盗賊系列に何か恨みでもあるのだろうか
224助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 22:50:43 ID:H/LaAzMy
紋章のジュリアンや聖魔のコーマは強かったけどな
225助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 23:30:25 ID:RQPBUXmB
聖戦のデューやパティもクラスチェンジすれば普通に戦力として数えられる
226助けて!名無しさん!:2008/10/18(土) 23:32:10 ID:fzUZ72F/
そう考えるとフォルカも強いか
一部のキャラだけ不遇なだけかな
227助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 01:10:43 ID:hs1qxzaz
キャスたんは可愛いから性能その他を許されてる感があるよね。
何あの可愛そうなステ
228助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 13:00:03 ID:UuEs7+9G
>>216
とりあえずイドゥンさんをナンパして死んだ香具師が5000人以上居る件ww
恐らく皆竜王家に…((((((;゜д゜)))))))
>>12のTCG欲しいわw何だよ近親祭りッ!ってwwwww

>>222
パスカル…紳士的口調だが、ジュルメ以上の狂人。
      ターゲット一人を始末するのに町一つを崩壊させたらしい
      ちなみにラウスのバウカー将軍と同じ顔です

テオドル…ヘクトル編で、しかも19章異伝でしかお目にかかれないドルイド
      間接的にネルガルが狂った理由を教えてくれるので、会って損は無い
      製作者の間違いなのかLv17なのだが、リザイアを受けなければ大した事は無い
229助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 15:23:21 ID:bQHhb3LW
>>228
おう、そういうことっすか。
ああそうだパスカルの項に「元四牙」も入れないと・・・
ちなみに
バウカー  ラウス軍の将軍。上記の通りパスカルと同じ顔グラ。
エリウッド編でLV18なのに対しヘクトル編でLV8というある意味一番変わるキャラ。
HPは団長のベルナルドより上。一般の人ですら名前を知っているため
ラウスでは名の通った人と言える。
230助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 16:15:43 ID:Mr9N6WLo
>>223

同じ風でもラガルトは強いのにな
231助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 16:21:12 ID:bQHhb3LW
「疾風」と「緑風」だからな。
違って当然。
232助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 17:42:51 ID:TiphQhj2
>>231
でもアサシン(笑)だよな
CCの時期の都合で
俺だけかもしれんが
>>226
機神拳の使い手だからな
強くて当然
233助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 18:04:18 ID:j7D29fx0
>>232
ラガルトおじさんはNO DAMAGEでも相手を殺せる

サザにはとても出来ない

ラガルトおじさんは回避ゲーのキャラだからよく避ける囮にできる

サザにはとても出来ない

ラガルトおじさんは他の盗賊とは違う固有グラフィック

サザにはとてもry
234助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 18:55:51 ID:hR/63fAO
>ラガルトおじさんは他の盗賊とは違う固有グラフィック

ジュルメと同じだよ。
235助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 19:15:39 ID:Pkwdses/
コーマとサザの比較だともっと酷い事になるな
聖魔のレナックとサザならいい勝負かな
236助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 19:39:23 ID:MLJ1R6KO
レナック「でも俺は強制出撃じゃないんすよねー」
緑風「ぺ、ペアエンドが一つもないお前に言われたくないな!瞬殺もないだろ!」

コーマ「結局俺らは勝ち組っすねジュリアン先輩」
ジュリアン「まーな…盗賊は使いづらいくらいがちょうどいいような気もするけどな、ゲームバランス的に」
ジャファル「ロリコンうめぇ」
237助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 19:52:38 ID:5liU0B+P
ジャファル吹いたwww
238助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 19:57:07 ID:bQHhb3LW
>>234
いまんとこ覚えてる固有グラフィックキャラ(烈火 専用クラス除く)
ギィ(三つ編み)、ロイド(服装)、プリシラ(羽飾り)

>>235
盗賊なのにあの戦闘力だし、速攻で支援Aになるし、ホントにコーマ強すぎ。
レナックのいいとこ?コレコレ。
つメンバーカード

>>236
ジャwwwwファwwwwルwwww
いいぞもっと壊れろwwww
緑風よ、彼は素手で鍵を開けれるぜ?

チャド「・・・俺はどっちなんだ?」
239助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 20:18:17 ID:hR/63fAO
>緑風よ、彼は素手で鍵を開けれるぜ?

サザだって素手で開けられるぞ。
240助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 20:36:22 ID:GZkGCjVd
ホークマンさんグラどころかモーションまで専用なんて優遇されすぎ
241助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 20:38:45 ID:bQHhb3LW
>>239
すまないOTZ
GBA版しかやったことなくて・・・

あとマジ無知ですまんがロイとフラグが立つ人全員教えてください。
ある程度は知ってるんですが・・・
242助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 20:41:51 ID:5or7Q1dY
>>240
何気に「狂戦士」は彼の専用クラスです

それと、ホークマンじゃなくてホークアイな
243助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 21:17:43 ID:2TjP/6Ng
>>241
リリーナ、ララム、ソフィーヤ、シャニー、    、スーの6名

ギネヴィア、イドゥンもイベントで結構絡むからこの中に入れられたりする場合も
244助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 21:19:45 ID:iaeGGwra
ダーツ!ダーツ!
245助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 21:41:55 ID:j0HEwaxl
さっき緑髪のおば・・・おねえさんがエイルカリバー片手に>>243の家に走って行ったのを見たんだ
246助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 21:49:46 ID:5Pd+uBiN
緑髪の女性はおばさん率が高い気が・・・

あれ?誰か来たようだ
247助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 21:56:13 ID:YSrxq/kT
エイルカリバーなのが悲しいところwww
248助けて!名無しさん!:2008/10/19(日) 22:34:37 ID:j7D29fx0
>>238
>>234
あー、混乱させてすまない。アサシンはスルメと一緒だから【盗賊(下級職時代)】って書いたんだ。
ロン毛盗賊グラは一応彼だけだし、摩周は凡庸グラだからね。
いやはや、ごめんよ
249助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 00:32:39 ID:MBpX7X0Y
ジュリアン:初期値は盗賊らしくガッカリだが大変伸びる。しかしCCできないのでやっぱりガッカリ。
リカード:成長率は悪くはないけど、ジュリアンいればいらないんじゃね?
デュー:誰にくっつけても使える子どもができるスーパーパパ。成長率はそれなり。
パティ:ホリンあたりなら使える。デューパパだとあまり変わんない。
デイジー:弱いよ。スレでネタにされてないくらい影もうすいよ。
リフィス:ネールの書で体格19にしろとファミ通の攻略本に書かれてる。成長率は微妙。
ラーラ:CC3回できるけど大抵ダンサーで止める。成長率はリフィスよりはマシか。
パーン:上級職なのに成長率が高い。でも上級職だから伸ばせない。
チャド:ジュリアン参照。
アストール:チャドより初期値が高くて伸びにくい。
キャス:劣化チャド。ハーレムパーティにどうぞ。
マシュー:CCができるようになったので成長率が低くなりましたとさ。
ラガルト:マシューのコンパチキャラ。
ジャファル:アサシンこいつ一人で十分じゃね?成長率は微妙だが。
コーマ:レナックいるからアサシンでいいんじゃね?でもローグもいいんじゃね?
レナック:何しに来たんですか?

盗賊の俺評価
大体こんなもんじゃない?
蒼炎はやってないから知らん
250助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 02:25:15 ID:ZioZpQv9
>>249
ラガルトがマシューのコンパチは大間違い
マシューは戦力には数えづらいがラガルトは烈火盗賊最強だぞ
アサシンになってもジャファルよりも(主に速さと幸運の差で)強いし
何気にこの二人と支援も組める
(ジャファルと組むと互いの生存率大幅アップ)

問題は闇の誓約書の入手が早くても26章外伝とかその辺で
アサシンにしてもカンストが少々厳しいことか・・・盗賊として使うならいらんけど
251助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 07:22:25 ID:WTHYx5Wg
>>249
サザ:大器晩成のお陰でHPと魔力以外ほとんどカンスト。つってもCC出来ないので20止まり。怒り+勇将でスティレット装備すれば一応無双出来る。
フォルカ:大器晩成は持っていないが成長率は高い。唯一のアサシン候補なので、大抵こちらが優先される。CC後も盗める。ただし、瞬殺を使うには奥義の書が必要。
252助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 10:15:21 ID:ctbwUIvQ
>>249
レナック:メンバーカード
異論は認める。
コーマは俺はローグかな。
戦闘できるしネイミーも後ろについてるぞー(支援A的な意味で)

>>247
ウルスラさんから借りてきたぞ。
つギガスカリバー
ああそれとサレフさんからこれも・・・
つエクスカリバー
253助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 11:18:24 ID:TtMfWMlz
>>252
セシリア「セシリアです……S武器はいつも弟子のリリーナに奪われるとです……
     セシリアです……そもそも前線に出されないから武器レベルがSまで達してないとです……」
254助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 12:20:07 ID:raJFOxut
とりあえず暁四部序章で止まっている俺だが
サザ育てて無かったせいで戦場にいるだけでデッドストックに…



パージ二連続であたんなヴォケ
255助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 13:12:07 ID:ctbwUIvQ
>>253
・・・なんか、ごめんなさい・・・セシリアさんOTZ
これならいいですか・・?リムステラさんから・・
つフィンブル
256助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 16:25:57 ID:ctbwUIvQ
>>246
そこにシレーネとセシリアはいる。それは分かる。
だがなぜ関係ないはずのニノ、ヴァネッサ、フィオーラがそこに・・・っ!!!
(空白の5分間)
俺はなにも見てない。ナニモミテナイ    
257助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 16:55:54 ID:2tgtb4qN
ユンヌ「姉さん」
アスタテューヌ「何かしら? ユンヌ」
ユンヌ「あの兄弟達って、何故だか使っている武器のイメージとぴったり重なるのよ」
アスタテューヌ「どういうことかしら?」
ユンヌ「ヘクトルは斧。その形のように大柄で、何よりも凶暴な印象を持っている」
ユンヌ「エフラムは槍。一見、細身で壊れやすいように見えても、芯が通っている心は簡単に砕けはしないわ」
ユンヌ「アイクは剣。与えるイメージは静謐で、おとなしくしていれば実質も確かにそう。でも、一度戦い始めれば凶暴極まりない怪物と化す」
アスタテューヌ「たしかに、そうね」
ユンヌ「で、言いたいのはここからよ。リーフはすべての武器を使えるでしょう?」
アスタテューヌ「……個性が無い、って言いたいのね」
258助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 17:24:33 ID:C/45m0ss
その理屈だとオバンシアさんは杖になんの?
259助けて!名無しさん!:2008/10/20(月) 20:59:22 ID:ctbwUIvQ
>>258
そちらに客が来るそうだが気にするなよ。
260助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 03:52:35 ID:6TGOGvuT
リーフ「1時間以内に阻止されなければ、ナース服を着たイドゥンさんをお持ち帰る!そして誰かがそれでエロSSを書いてくれる!」
261バッタ:2008/10/21(火) 04:13:01 ID:q399mrjK
へっ!
このバッタ様の目が黒いうちはそんな事させねぇよ!
全力で阻止!!
262助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 04:26:30 ID:hCOS71+Z
何故バッタw
263助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 07:42:34 ID:mIS8x7x7
深夜に期限一時間でも阻止するスレw
264助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 15:28:58 ID:AbkiFume
>>216の1番目のスレの延べ5918人の内の半数以上はリーフなんだろうなと>>260を見て思った
265助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 16:06:01 ID:7G48PnHi
ユンヌ「エリウッドってさぁ」
ミカヤ「こんどは何よ」
ユンヌ「なんというか…昭和のアイドルって感じよね」
ミカヤ「…まぁわからなくもないわね、歌の1つや2つだしてそうだわ、セーター肩に掛けて」
ユンヌ「アイクは格闘家、ワイドショーで取り上げられて女性ファンが大量につくタイプ」
ミカヤ「本人は周りを気にしなさそうね」
ユンヌ「シグルドは俳優系」
ミカヤ「渋い演技派かしら…」
ユンヌ「エフラムは特撮系の隊員から人気が出てタレントになるかんじ」
ミカヤ「若いお母様たちから絶大な人気を得るものの本人は幼女に釘付けね」
ユンヌ「セリスとロイはHEYS(ry」
ミカヤ「いいたいことわよくわかるわ」
ユンヌ「マルスは小さい頃から子役こなしてたタイプね」
ミカヤ「長台詞もばっちりかしら
    …ヘクトルは?」
ユンヌ「あー…野球選手でいいや」
ミカヤ「リーフだって結構いいとこいくんじゃない?」
ユンヌ「葉っぱじゃせいぜいクラスのアイドルが華ね」


アルム「何の話?」
ユンヌ「顔よ、顔。さすがに主人公だけあって美形が多いでしょ?」
ミカヤ(アルム忘れてた…!)
266助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 16:10:03 ID:7G48PnHi
エリウッドがどうしても昭和のアイドルに見えてしかたがない

あ、ヘクトルとリーフとアルムが嫌いってわけじゃないので、念のため
267助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 16:33:50 ID:IBkbQik7
>>261
バッタwww懐かしいwww
アンタ今烈火の序章やってたろwww

>>263
それだけ愛されてるのがこのスレだっ!!

>>265
見事に的を射ているwww
女性陣もぜひ!
268助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 17:47:33 ID:2F/BkEgh
マルス「リン姉さんはAVじょ」
リン 「そのアルファベットは何を略してるのかしら」
マルス「やややだなあリン姉さんは嫌らしい想像して。アアアニメビデオの声優さんに決まってるじゃないですかアッー!!」
269助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 18:32:48 ID:q399mrjK
>>267
残念だが、今は新・暗黒竜をプレイ中だ。
ただ、バッタ様は俺の中ではポールとジャスミンに匹敵する程のキャラなんだ。
270助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 18:36:03 ID:oNML/hED
>>258
いや、むしろエリンシアさんにこそ当てはまる理屈だと思うんだぜ?
なんたって「ぶっとばしてさしあげますわ」だもんな。
……あれ? 天馬の鳴き声g
271助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 18:43:43 ID:AQF+H2ro
リーフってトラキア攻略本のキャラデザ担当コメントで
「『いかにも主人公』っていう外見的特徴がないのがつらい」
とか書かれてたなw
272助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 19:46:55 ID:mIS8x7x7
いや、無個性こそ主人公の特徴だろ。感情移入型の。

>ミカヤ「渋い演技派かしら…」
むしろ熱い演技の大根役者のような気がしてならない。
273助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 22:00:40 ID:XVZ/GpA6
でも味があるというか、助演男優賞をとるタイプにクラスチェンジにしそうだ。
<リーフ
274助けて!名無しさん!:2008/10/21(火) 22:40:13 ID:Am2IZxrV
アルム 教育番組のナレーター
275助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 05:32:46 ID:HCHVp7nu
リーフ「今一度>>260!」
276助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 05:41:16 ID:JLBJSEha
イドゥン「これを読めばいいの?
     ええっと『阻止』?
     何なのかしら、これは?」
277助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 07:22:34 ID:2fKLcmnS
護ったつもりがずっと俺のターンされて死ぬわけですね
278助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 07:24:23 ID:2fKLcmnS
誤爆したorz
279助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 12:53:44 ID:/p/VYYkD
リン「ウハイさん? ええ、いいひとよ」
マルス「へえ、どんな人?」
リン「一言でいえば『いい漢』ね」
マルス「……へえ、具体的には?」
リン「礼節を尊び、師を敬う心をもった、最近いない感じのいい男」
マルス「ふーん……。姉さん、僕はそんな人をもう一人知っているよ」
リン「どんな人?」
マルス「ビラク」

アッー!
280助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 18:05:36 ID:k0c9ZxsZ
>>276
自分で自分の危機を阻止したwww
イドゥンさんGJですww

>>279
リンの学校の弓道部顧問だったりするんですか分かりませんwww

とりあえず初ネタです。多分笑うところないですけど・・・
「ロイド、黒い牙のメンバーを語る」
ロイド「ライナスは我が弟ながらよくやってくれているよ。ただロリコンのケがあるが・・(お前が言うな)
ジャファルは不気味な奴だが仕事はちゃんとやってくれている。ただ(ライナスの項参照)
ウルスラも仕事に忠実でよくやってくれてはいるが同性愛者だという噂がある・・
ウハイは礼儀や掟を重んじているし実力も申し分無い。非の打ちどころの無い奴だ。
ケネスは・・・ネルガルの狂信者で最近腹がたるんでいる。
ジュルメは武器のせいでアサシン(笑)になっているし人を斬ることに固執している危険な男だ。
・・・なあ、ウハイ以外まともな奴はいないのか?この組織。」
反省はするが、後悔はしない。
281アイク:2008/10/22(水) 19:26:52 ID:/p/VYYkD
1時間以内に阻止されなければ、ドラゴンの肉をお持ち帰りさせてもらおう。
誰かがそれでエロSSを書いてくれることを期待する。
282助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 19:29:43 ID:/p/VYYkD
エフラム「1時間以内に阻止されなければ、巫女服を着たエイリークをお持ち帰りする。そして誰かがそれでエロSSを書いてくれる!」
283助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 19:31:35 ID:/p/VYYkD
>>280
ラガルト「……」
284助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 19:51:27 ID:2fKLcmnS
>>281-282
ナンナ「リーフが変装してると聞いて」
サラ「・・・阻止」
ミランダ「怒りトロン!」
285助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 19:56:35 ID:/iM9cLDx
>>282
シグルド「断固阻止!KINSINは許さんぞー!」
286アイク:2008/10/22(水) 20:01:14 ID:/p/VYYkD
肉は無し、か……。
仕方がない、宣言はしていなかったが、武器を一切持たずに本気のメディウス殿に突撃してくる。
行くぞ、エフラム
287助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 20:04:18 ID:/p/VYYkD
エフラム「……せめて鉄の槍くらいは持たせてくれ」
アイク「駄目だ」
エフラム「少しは妥協してくれ……」
アイク「仕方がない。これを読め【天敵/ベオクの書】」


エフラム「ちょ、ちょっと待ってくれ兄上! つけたところで意味が無いスキルはアッー! コノヒトデナシーッ!」
288助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 20:05:07 ID:i5RMGZKR
>>281-286
何だこの流れwwww
289助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 20:37:42 ID:gFQj7NOF
アイクなら普通に帰ってきそうだから困る
290助けて!名無しさん!:2008/10/22(水) 22:57:49 ID:k0c9ZxsZ
>>283
ロイド「ラガルトは疾風の異名のように速く行動を起こし任務を遂行できるが、
掴みどころがない性格で副業で居酒屋もやってるな。ウハイに次ぐまともな人間だが、たまにはこっちの仕事もしてもらいたいものだ。」
ロイドの人物批評コーナー。

>>289
ボロ雑巾と化したエフラムを担いで帰ってくるんですね分かります。

>>287
リーフ「兄さん!!僕のセリフとらないでよこのひとでなしー!!」
291助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 00:23:10 ID:hf9g4ZAR
>>280
ライナス、ロイドはシスコンじゃね?
ニノは義理とはいえ「妹」なんだから
>>289
エフラムが残機(スマブラのチーム戦的な意味で)を使い切って駄目でした、ってオチじゃね?
292エリウッド:2008/10/23(木) 01:01:30 ID:dlDZnpIf
一時間以内に阻止されなければデブ剣が封印仕様になる
誰かがそれでエロ(ry
293助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 01:36:22 ID:hf9g4ZAR
>>292
ロイ「兄さん、一応決まりだから阻止させてもらうけど、そこまで気にしてたんだ・・」
294ああ、負の女神様:2008/10/23(木) 02:02:24 ID:dNvhOfzq
ちょっとしたネタ投下させていただきます。


アイク  「……。」
リーフ  「どうしたのアイク兄さん難しい顔して悩み事?」
アイク  「ああ…。ちょっとな……。」
マルス  「脳まで筋肉でできてるアイク兄さんが悩みなんて珍しいね」
リーフ  「ちょっとマルス兄さん。いくら本当のことでも少しは遠回し
      に言わないと失礼だよ」
マルス  「君も大概失礼だよリーフ……。アイク兄さんも深く考えるのは
      でしょ。だから、僕らに話してみてよ力になれるはずだから」
アイク  「そうか?……実はユンヌのことを考えていた」
ユンヌ  「アイクが私のことを想っていると聞いてやってきました!」
マルス  「でたな変体女神!」
ユンヌ  「アイク、私に言いたいことがあるんじゃない?」
アイク  「……ああ。聞いてくれるか?」
ユンヌ  「バッチコォーイ!!」
リーフ  「(まさか、フラグクラッシャーの兄さんがついに!?)」
マルス  「(それはないよ)」
アイク  「……少し前からずっとユンヌのことを考えていた」
ユンヌ  「キタァ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」 告るのか!?
      告るんだろ!告れよ!!」
リーフ  「(この流れはまさか!?)」
マルス  「(それはないよ。面白いことになるって僕の勘が告げてる)」
リーフ  「(……いやな勘だね)」
295ああ、負の女神様:2008/10/23(木) 02:04:13 ID:dNvhOfzq
アイク  「……ユンヌ、オレの願いを聞いてくれ」
ユンヌ  「アイクのお願いなら、紋章町中の人を敵にまわしたって
      聞いちゃうわよ」
リーフ  「(この流れはマルス兄さんの勘が外れるんじゃ……)」
マルス  「(僕らが話してたら進まないから、そろそろ黙ろうか。視聴者
      も早く話を進めて欲しいだろうし)」
リーフ  「(マルス兄さんそういう台詞自重)」
アイク  「紋章町中の人を相手にするより簡単さ。オレ一人を相手に
      するだけだからな」
ユンヌ  「アイクの相手をする……。じゃあ、早速ベッドにでも行くわよ
      あっ、でもアイクが望むのなら野外でもいいわよ」
マルス  「少し黙れよ!この変態女神!!」
アイク  「なら、早速外に行こうか」
ユンヌ  「ああっ、アイクなんて積極的なの」
アイク  「早くユンヌと手合わせしたいからな」
ユンヌ  「えっ?」
アイク  「手合わせといっても真剣勝負だからな。手加減はしなくて
      いいぞ。オレも全力でやらせてもらうからな」

ユンヌ  「( ゚д゚)」

ユンヌ  「(゚д゚) Why?」
アイク  「ユンヌは女神でアスタルテと互角の力をもっているんだろ?
      オレはまだお前と手合わせしていなかったからな。どれほど 
      の力をもっているか知りたくてな」
リーフ  「見事なクラッシュっぷりだね」
マルス  「僕の勘どおりになったね」
ユンヌ  「ちきしょぉーーーーっ!」
アイク  「さすがユンヌすごい力だな」
ユンヌ  「幸せになりてぇーーーっ!!」


終わり
296潔白の証明 2nd Season:2008/10/23(木) 02:36:52 ID:CsAxk//E
>>294
ユンヌ、そこは「武器防具の使用は一切許さない、よって全裸で取っ組み合い。場所はベッドの上のみ
これが負の女神との正式な決闘方法よ」と言えば・・・
いや、アイクならそれでも普通に殴りかかってきそうだ。
GJです。

やっと規制が解けました。遅くなりましたが最終回です。

潔白の証明 2nd Season  終章 救い

―ディークが力なく振り向くと、そこには仮面をかぶり、マントを羽織った人物が立っていた。
ディーク 「誰だ、アンタ?」
M    「私はスターロード・M。あなたに救いをもたらすものです」
ディーク 「宗教の勧誘か?悪いがおれは神は信じねえもんでな」
M    「いいえ、神などのような漠然で抽象的なものではあなたは救えません、私はもっと具体的な事実を示します」
ディーク 「具体的な事実?」
M    「はい、ではしばらくお眠り下さい(剣を掲げる)」
ディーク 「・・・な・・・なんだ?(その場に倒れる)」

―ディークが気がつくとそこは何もない真っ白な空間だった。
ディーク 「な、なんだ、どこだ、ここは?」

―そのとき突然、ディークの前に1人の中年男性が現れた。男性にはディークが見えておらず、手に持ったの写真を凝視している。
ダーレン 「ハァハァ・・・プリシラたんテラカワユス・・・」
ディーク 「な、こいつこんな中年のくせに16歳の少女に萌えてやがる!!」

―中年男性が消えると、次に長髪の青年と少女が現れた。
デイジー 「だぁ〜れだ?」
シャナン 「・・・ハァハァ、デイジーたんの体柔らかい・・・今日は体洗えない」
ディーク 「こいつはイザークのシャナン?ヤツもロリコンだったのか!?」

―シャナンが消えると、次々と現れてきた。
ゼト   「王族である者は常に、臣下には等しく接さねばなりません。(中略)それができぬ者に、王である資格はないのです」
エイリーク「わかりました・・・ゼト・・・あなたの言う通りです。私は王女であることを忘れ、浮かれてしまっていたようです。どうか許してください。」
ゼト   (落ち込んだエイリークも可愛いなあ・・・いますぐ抱きしめてあげたいよ
戦いが終わったら私の嫁にしてあげるからそれまで待っててね。私だけの可愛いエイリーク)
ディーク 「ちきしょう、こんなに偉そうなこと言っておきながら、結局最後にはモノにする気満々じゃねえか、このムッツリロリコンが!!」

シグルーン「ああ、サナキ様・・・なんて可愛らしい・・・ハァハァ」
ディーク 「な!?こいつ、女でロリコンかよ!!」

ニノ   「ジャファルの好きにすれば、いいよ。あたし、抵抗しないからラクにやれるよ」
ジャファル(ヤレる・・・ハァハァ)
ディーク 「『やれる』の意味が違えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
297潔白の証明 2nd Season:2008/10/23(木) 02:38:03 ID:CsAxk//E
―周りの人物が消え、Mが現れる。
M    「いかがでしたか?」
ディーク 「ちきしょう、どいつもこいつもガキの女にハァハァしやがって!!紋章町はロリコンだらけかよ!!」
M    「いかにも。しかし、今、あなたは心の奥で安らぎを感じているはずですが」
ディーク 「な・・・確かに、さっきより気が楽だ・・・」
M    「それはあなたと同じ人種がこの町に大勢いることを知り、孤独から解放されたからです」
ディーク 「孤独から・・・解放・・・?」
M    「少女を愛する人間は自分だけではないか、そういった孤独があなたの心を暗く重くしたのです。
しかし今はどうですか?孤独を感じますか?」
ディーク 「いや・・・おれ以外にもロリコンがたくさんいると知って、気が楽になった」
M    「気づいてくれましたか!!そう、(ディークの手を握り)あ な た は 1 人 じ ゃ な い の で す」
ディーク 「そうか、おれは1人じゃないんだな!!助かった、礼を言う」
M    「それではあなたをさらなる安らぎへと導いてあげましょう」
ディーク 「何!?」

―Mの隣に1人の青年と3人の少女が現れる。
エフラム 「さあ、チキ、ファ、ミルラ・・・今日は一緒にお医者さんごっこをしよう、俺が医者、お前達が患者だ」
竜族3人娘「わーい」
エフラム 「いい子だ、早速診察を始めよう。皆、服を脱いで」
竜族3人娘「はーい」
ディーク 「な、おい、いいのかよ、こんなことして!!?」
M    「彼の名はエフラム、見ての通りロリコンです。しかし、あなたとは決定的に違うはずです。あなたはここにいる少女達に欲求を抱きますか?」
ディーク 「んなわけねえだろ!!いくらなんでも年齢が低すぎだ。こいつら少女というより幼女じゃねえか、年齢二桁危ねえだろ!!」
M    「しかし、このエフラムは何ら躊躇もなく、10歳以下の少女に欲情しています」
ディーク 「く・・・なんて男だ」

―新たに1人の少女が現れ、エフラムの話しかけた。
アメリア 「エフラムさん、あの・・・」
エフラム 「目障りだ、消えろ」
アメリア 「え、でも槍を教えてくれる約束じゃ・・・」
エフラム 「そんなものは知らん、汚らわしい、近寄るな」
アメリア 「ひどい・・・」
ディーク 「お、おい、なんでこの子には冷たいんだよ?この男はロリコンじゃないのか?」
M    「この少女はアメリアといいますが、彼女はエフラムからしてみれば育ちすぎなのです」
ディーク 「何ぃ!!?でもどう見たって少女だろうが」
M    「エフラムが欲情の対象となるのは『幼女』のみ、幼女が『少女』に変わった今、エフラムにとっては無価値なのです」
ディーク 「何だってーーー!!!」
M    「あなたが出会った少女、シャニーやリーンもエフラムにとっては無価値でしょう、おそらくこの男の目には彼女達は初老の女性に映っているはずです」
ディーク 「く・・・おれは散々悩んできたっていうのに・・・」
M    「ましてあなたが好意を寄せたリンディス!!見ての通り彼女は歳は15だが見た目は25!!
その巨乳は既に垂れ始めているとの噂さえある彼女など、エフラムの目には人間とすら映っていないでしょう」
ディーク 「なんて野郎だ!!」
M    「今エフラムが可愛がっている3人の幼女もいずれ成長してしまえば捨てられる運命にあるでしょう。事実、彼は多くの幼女を弄んでは捨ててきました」
ディーク 「この外道が、許せねえ!!」
M    「具体的に言えば、胸が膨らみ始めたらアウト!!この中で年長者のミルラは遅くとも1年以内には・・・この輪の中から消えているでしょう」
ディーク 「そ、そんな・・・嘘だろ・・・そこまでのロリコンなんているわけが・・・」
M    「悲しいことですが、これが現実、これが真実なのです」
ディーク 「ちきしょう・・・なんてことだ・・・」
298潔白の証明 2nd Season:2008/10/23(木) 02:38:47 ID:CsAxk//E
―エフラム達が消え、再びディークとMだけになる。
M    「いかがでしたか?」
ディーク 「エフラムとかいうヤツ、許せねえ!!もしも出会ったらおれが潰してやるぜ!!」
M    「お怒りはごもっともです・・・しかし、今、あなたは心の奥でさらなる安らぎを感じているはずですが」
ディーク 「・・・本当だ、もう全然気落ちしねえ、さっきまでが嘘みたいに心が軽やかだ!!」
M    「それはあなたより重度のロリコン存在を知ったからす」
ディーク 「おれより・・・重度の・・・?」
M    「少女を愛することは悪ではないか?自分は罪深い異常者ではないか?そういった罪悪感があなたの心を重く暗くしたのです。
しかし今はどうですか?罪悪感を感じますか?」
ディーク 「いや・・・おれよりもひどくて外道なロリコンがいると知って、気が楽になった」
M    「気づいてくれましたか!!そう、(ディークの手を握り)下 に は 下 が い る の で す」
ディーク 「そうか、エフラムに比べたら、おれは全然まともで正常だったんだな!!」
M    「ふふふ・・・そこに気づいていただければもうこの場にいる必要はありませんね、それでは元の世界に戻りましょう(剣を掲げる)」

―ディークが気がつくと、そこはMとであった場所の風景が並んでいた。
ディーク 「おれは・・・眠っていたのか?」
M    「はい、私が『ドリームの剣』であなたを眠らせました」
ディーク 「・・・ということは、あれも夢か・・・」
M    「そうです。しかし、あなたが夢見たことは紛れもない真実であることも確かです」
ディーク 「・・・ということは」
M    「『あなたはひとりじゃない』『下には下がいる』」
ディーク 「・・・・・・」
M    「この言葉も真実ですよ」
ディーク 「・・・・・・・・・ふ・・・ふふふ・・・ふ・・・あーはっはっはっはっはっは!!」

―ディークは笑った。
一連のロリコン騒動が起きて以来、笑顔の少ない彼であったが、このときは腹の底から大きな声を出し、心の底からの喜びを表し、大いに笑ったのだ。
M    「・・・苦しみは消えましたか?」
ディーク 「おう!!おかげで気分がすっきりしたぜ、そうだロリコンはおれは1人じゃねえし、さらなる外道もいる。悩むことなんかなかったんだな!!」
M    「そうです、胸を張って堂々と生きればいいのです」
ディーク 「ありがとうよ!!たしかにアンタはおれに救いをもたらしたぜ!!」
M    「それはそれは・・・」
ディーク 「この恩は一生忘れねえ!!おれにできることがあれば何でも言ってくれ!!」
M    「それではあなたの主に会わせて貰えますか?私は多くの人に救いをもたらしたいのです」
ディーク 「お安い御用だぜ!!早速旦那様にアンタのことを話してくるぜ」
M    「待ってください、もしまた何かお悩みがありましたら、ここにご連絡を(メモを渡す)」
ディーク 「何から何まですまねえな!!それじゃあ俺は行くぜ、今日は本当にありがとうよ」
M    「いえいえ、主の件はお忘れなきよう」
ディーク 「おう!!じゃあまたな!!」

―ディークは去っていった。ちなみに足取りはスキップである。
M    「・・・・・・ふふふ・・・」
マルス  「(仮面とマントをとる)計画通り!!これで仕込みは完璧だ!!
いやあ、ここまでくるのに苦労したよ、リーフからディークのことを聞いて、計画練って、『あの人』のもとに頼みに行って・・・
でもこれで仕込みは完璧、さあ、明日からもっと忙しくなるぞ。
それにしても、このドリームの剣はよくできてるなあ・・・剣で眠らせて好きなように夢を操れるなんて、応用が利く優れものだね。
耐久が2しかないのと、一本で決まった夢しか見せられないのが玉に瑕だけど。
ま、どうせあんな夢見せる相手なんかもういないし、下手に家に持ってかえって使われても困るからここで捨てちゃえ。
さ、明日の準備をしなくちゃな・・・とりあえず家に帰ろう」
299潔白の証明 2nd Season:2008/10/23(木) 02:39:47 ID:CsAxk//E
―マルスの手によりディークに救いがもたらされた。これ以降、ディークは己の性癖につき何ら恥じることも悩むこともなかった。
リグレ家に帰った彼は今までの苦悩が嘘であるかのように明るく振舞ったという。活力を取り戻した彼をリグレ家の者達は明るく迎えた。
傭兵ディークは、その後もリグレ家に使え、数々の武勲を立てた。多くのものが彼の力を欲したが、彼はリグレ家を離れようとはしなかったという。
なお、自らロリコンであることををカミングアウトするようになったため、シャニーだけは以前に比べ少々よそよそしくなったのはまた別の話である。

―ここに、ディークが己の潔白を証明する戦いは終わった。
しかし、物語はここで終わらない。マルスが岐路についたその後ろで・・・とある人物がドリームの剣を拾ったのだ。
???? 「見て見て、けんが落ちてるよ」
???? 「・・・誰かの落し物でしょうか」
???? 「・・・あの遠くで歩いているの、マルスのお兄ちゃんじゃない?」
???? 「ということはあいつの落し物か・・・仕方がない、俺が渡しておこう、さ、危ないから俺に渡しなさい」
???? 「ええー、やだあ!!えい(剣を振り回す)」
???? 「きゃあ、もう、危ないで・・・ふわぁぁぁ(その場に眠りこける)」
???? 「おい、大丈夫か?しっかりしろ・・・寝ているだけか・・・しかし・・・一体何故・・・」

―ルーテさんの研究室兼創作部屋
マルス  「いやあ、おかげで計画は大成功、無事リグレ家のコネクションを作るのに成功したよ」
ルーテ  「それはよかったですね」
マルス  「これもルーテさんの愛情チェッカー君とドリームの剣のおかげさ」
ルーテ  「はじめあなたに、ある人物をロリコンだと証明する機械と、他人に思い通りの夢を見させる機械を作れと頼まれた時には何かと思いましたが、こういうことでしたか。
それにしても随分回りくどい作戦でしたね」
マルス  「リグレ家って、当主はともかく息子のスナイパー(笑)がしっかり者でね。仕事関係の話だと、信用ある人間としか会ってくれないんだよ。
今度の仕手ではリグレ家の内部情報が不可欠だっていうのにさ・・・」
ルーテ  「経営者としては当然ですね」
マルス  「まったく、戦場じゃ銀の弓と宝玉とったら第二倉庫のヘタレだっていうのに」
ルーテ  「それで、クレインさんの信用ある人間と接触を図ったと・・・」
マルス  「そういうこと。リグレ家の傭兵ディークの話をリーフから聞いた時、たまたま我が家のロリコン兄さんが通りかかってね、今回の作戦を思いついたというわけさ。
一度ロリコンであるとはっきり示した後、それ以上のロリコンを見せれば必ず立ち直り、そのきっかけを作った僕を信用するってね」
ルーテ  「・・・まあそんなことよりも、約束のものを下さい」
マルス  「ああ、はいはい・・・これでいい」
ルーテ  「幻の『レオドア魔道大全』・・・確かに本物ですね」
マルス  「いやあ、僕の裏ルートでもものすごく入手に苦労したよ」
ルーテ  「100年前の時点で既に絶版になっているものですから・・・でも、おかげで私の蔵書398万3456冊目に加えることができます」
マルス  「・・・ねえ、そんな数の本、本当に全部読んでるの?」
ルーテ  「もちろんです、内容も9割は記憶しています。私、優秀ですから」
マルス  「・・・・・・まあいいや、明日から僕は仕手の準備に入る。ここまでくれば大もうけは確実だね」
ルーテ  「そうですか、がんばってください」
マルス  「また何かあったら協力頼むね」
ルーテ  「報酬はありますか?」
マルス  「もちろん、古文書でもレアアイテムでも僕の裏ルートなら楽勝さ」
ルーテ  「それなら協力しましょう、世の中ギブ&テイクです」
マルス  「ぬしも悪よのぉ・・・」

―マルスが立ち去ろうとしたその時、ルーテの腕の愛情チェッカー君の音が鳴った。
ルーテ  「・・・あれ・・・なんでしょう?」
ピピピ・・・【エフラム】→【マルス】 <殺 意>
ルーテ  「おかしいですね、そんな感情をインプットした覚えはないのですが・・・」
マルス  「・・・・・・・・・」
300潔白の証明 2nd Season:2008/10/23(木) 02:40:50 ID:CsAxk//E
―マルスが後ろを振り向くと、そこにはジークムントを片手にエフラムが立っていた。
マルス  「・・・あ、あれーおにいさま、こんなところであうなんてきぐうですねー。ごきげんはいかがですか?」
エフラム 「・・・マルス、お前にしては詰めが甘かったな。証拠は完全に隠滅する、悪事の鉄則をお前は怠ったんだ」
マルス  「え?まさか?」
エフラム 「お前が剣を捨てた場所、あれはミルラ達の遊び場でな。お前が剣を捨てた後、ファがそれを拾ったんだよ」
マルス  「な、何だってーーー!!」
エフラム 「チキが遠くでお前を見つけてな・・・お前の落し物だと思って俺が預かろうとした時、ファが剣を振って、いきなりミルラが眠ってしまったわけだ。
・・・あとは・・・わかるな・・・・」
マルス  「え、えーボクこどもだからわかんなーい」
エフラム 「目覚めた瞬間ミルラが大泣きして俺に問い詰めるんだ。『わたし、あと1年で捨てられるんですか!!?』ってな。宥めるのに苦労したぞ」
マルス  「それはたいへんでしたね」
エフラム 「剣の柄にはご丁寧にも『Lute』のロゴがあったからここに来てみれば・・・お前達は悪代官と越後屋のごとく自分の悪事をベラベラと・・・」
マルス  「あ、あはははは・・・ほら、そういうお約束って大事だよね」
エフラム 「夢の内容もミルラから聞いた、何でも俺は少女にすら興味のない外道ロリコンらしいな」
マルス  「あ、あはははは・・・やだなあ・・・冗談に決まってるじゃないですか」
エフラム 「お前ははっきりと『真実』と言ったらしいが・・・」
マルス  「え・・・えっとですね・・・」
エフラム 「・・・覚悟はいいな?」
マルス  「ちょ、お兄様、落ち着いてください」
ルーテ  「・・・お取込中らしいので、私は席を外します」
リン   「待ちなさい、逃がさないわよ」
ルーテ  「リンディスさん!!」
マルス  「あ、あらー、お姉様まで」
リン   「マルス〜、誰が見た目は25ですって〜?誰の乳が垂れ始めているですって〜?」
マルス  「いや、それは、その・・・なんと言いますか・・・」
リン   「あなたの処刑はあと。まずはルーテさん、あなたからよ。この件に関してはあなたも同罪、わかっているわね・・・」
ルーテ  「ぼ、暴力はいけません」
リン   「暴力なんてふるわないわよ。むしろとっても気持ちいいことかもしれないわね」

―リンは大きく息を吸い込むと、こう叫んだ。
リン   「ええー、ルーテさんって、実は百合百合で、ヘザーさんが好きでしょうがなかったですってーーー!!」
ヘザー  「ルーテちゃんの好きなヘザーでーす」
ルーテ  「ど、どこから沸いたんですか、あなたは!?」
ヘザー  「あら、いつもマイペースなルーテちゃんがめずらしく慌てているわね」
リン   「それだけヘザーさんに会えたのが嬉しいんですよ」
ルーテ  「あ、あなたは何てことを!!」
ヘザー  「きゃ〜〜〜〜、ヘザーまいっちんぐう〜!!ルーテちゃんごめんなさいね、今まであなたの気持ちに気づけなくて。
だからこれからは今までを取り戻すくらい、かわいがってあげるからね〜」
リン   「どうぞ、お持ち帰りしてください」
ルーテ  「や、やめてください、私にはアスレイが!!」
ヘザー  「大丈夫よ、明日には男なんて置物にしか見えなくなっているから」
リン   「よかったわねー、百合モノの研究になるわよ」
ヘザー  「ああ、帰ったら何着せようかしら?メイド服?巫女装束?ネコミミも可愛いかも〜じゃあお持ち帰り〜」
ルーテ  「い、いやああああぁぁぁぁぁぁぁ」
301潔白の証明 2nd Season:2008/10/23(木) 02:41:46 ID:CsAxk//E
―ルーテを連れて何処かへと消えるヘザー。そして、リンはマルスの方を向いた。
リン   「さて、これで心置きなくお仕置きができるわね」
マルス  「えっと、お姉様がボクを愛してくれるんですか?やだなあ、KINSHINはシグルド兄さんが怒りますよ」
エフラム 「安心しろ、お前に対するお仕置きは至って王道・・・すなわち暴力だ」
リン   「さあて、どこからシメてやろうかしら」
エフラム 「ということで皆、そろそろ始めるぞ」

―エフラムが声をかけると、数人のものが部屋に入ってきた。
ダーレン・シャナン・ゼト・シグルーン・ジャファル(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・)
マルス  「ちょ・・・!!」
エフラム 「さて、始めるか」
リン   「言い残す言葉があれば聞いておくわ」
マルス  「僕が悪かったです、お願いします、許してください」
全員   「 問 答 無 用 」
マルス  「こ、この人でなしーーーーーーうぎゃああああああああああ」

―マルスに対するお仕置きは数十時間にわたった。
マルスの仕手は成功したものの、その収入はお仕置きの際に使ったバルキリーの杖数十回分の修理費のツケで全て使い果たしてしまったという。

潔白の証明 2nd Season 完

作者です。まずは今回も長々とお付き合いくださりありがとうございました。
今度のネタのために1つ質問をさせてもらいます。

封印と烈火にでてくる八神将の1人、「聖女エリミーヌ」の姿をご存知の方、彼女がどんな姿かを教えてください。
ゲーム本編ではなく、何かのファンブックに載っているらしいのですが、画像検索しても見つかりませんでした。

画像は必要ないのですし、細かなことまでは求めません。ぶっちゃけた話、「幼女か否か」がわかればそれでいいです。
個人的なイメージとしてはエーディンとかディアドラみたいな清楚なお姉さんなのですが、実は幼女でした、だとちょっとまずいので。
厚かましいお願いなのですが、もしもご存知の方がいらっしゃればお願いします。
302助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 03:11:19 ID:dlDZnpIf
ローリーコン!
ローリーコン!!
303助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 07:37:24 ID:zUpRiorZ
>>301
GJ
聖女エリミーヌのイメージは公式と合っていますよ。
304助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 11:18:52 ID:IaoYVKtH
聖女エリミーヌはもろエーディンですよ。
八神将の中でイラストがあるのは、(ゲーム中の顔グラ、ローランとテュルバンは除く)アトスとエリミーヌだけだと
思いますよ。
305助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 12:34:16 ID:bQCfF3WF
サザ「1時間以内に阻止されなければ、巫女服を着たミカヤを俺が守る! そして誰かがそれで硬派なSSを書いてくれる!」
サザ「阻止されたらかかってこいよフォルカ!!!!!」

しっこく「1時間以内に阻止されなければ、巫女服を着た乙女を私が守る! そして誰かがそれでらぶらぶなSSを書いてくれる!」
しっこく「阻止されたらかかってこいよハンマーアイク!」

ゼーンズフト「1時間以内に阻止されなければ俺はネフェニーの物! そして誰かがそれで忠義尽くさん的なSSを書いてくれる!」
ゼーンズフト「阻止されたら魔羅怒のいらない子の物になってやる!」

マルス「1時間以内に阻止されなければ、ロード(蒼炎ver)にクラスチェンジ! 奥義『天空』習得! そして誰かがそれでマルス×シーダなエロSSを書いてくれる!」
マルス「阻止されたら誰かがビラク×マルスなSSを書かされる!」
306助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 12:37:04 ID:rb6K1zIp
しっこく以外阻止
307助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 12:52:19 ID:cYYmYako
アイク「阻止って言えば肉が貰えると聞いた。」
308助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 13:06:20 ID:IaoYVKtH
ルベール「ぜーンズフト断固阻止」
ブライス「お前は元々わしの物だったはずじゃぞ」
ネフェニー「私も蒼炎の細身の槍練成した奴(必殺255)の方が良いDEATH」

ゼーンズフト「うわああぁぁぁぁん!!」
309助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 13:35:02 ID:IaoYVKtH
ビラク「ウホッ、おれのグラディウスで(ry」
マルス「フッ、ぼくに手を出すとリン姉さんが飛んでくるぞー?
   お、オイ、やめろ、やめてくれぇ!! アッーー!!」
リン 「マルス、騒音公害なんだけd・・・・・・(゚д゚)・・・・・・
   ごゆっくり〜〜〜(見なかったことにしよう)」
アイク「ほんとに五月蝿いぞ、マルスいいかげんに・・・?・・・
   クソッなぜかビラクに負けた気がする」
リーフ「マルス大丈夫?つレスキューの杖」
マルス「・・・・・・ありがと。君が四人娘にもみくちゃにされる
   気持がよくわかるよ」 
310助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 17:01:43 ID:V60HpJUy
私がこのスレでのリーフのお持ち帰り宣言を始めた者なんだが、
何かこれだけ言われると食傷気味な気がする…
この流れだとSS職人が投下しにくいのだろうし、
…とりあえず皆次スレまで自重しようか

以下普通の兄弟スレに戻る↓
________________________________
311助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 17:10:12 ID:rb6K1zIp
じゃあ最初から言うなと(ry
312助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 17:22:43 ID:QTmNuDry
いいこと考えた。リーフがビラクに持ち帰られればこの流れも終わる!
つまり1分阻止されなかったらビラクの生け贄ね
313助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 17:50:56 ID:bQCfF3WF
ミカヤ「ねぇ、ユンヌ。この格好、少し恥ずかしいんだけど……」(ミカヤ最上級職の格好)
ユンヌ「いいじゃない! 最高に似合っているわ!」
ミカヤ「でも……」
ユンヌ「その格好のほうがお客さんがたくさん来たりして」
ミカヤ「この格好で行くわ」


    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l[[!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _       
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、  
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::    「……ふぅ」
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::  ガラッ
    |┃:.:.:.:.:.:.:.:l|::/:ヽ:.:.:.:.:フ::::::::::ll___/:.:.:ヽ ヽ::::::::::::
314ロイド、主人公家を語る:2008/10/23(木) 18:03:47 ID:OjyGZeqF
>>291
OK。
次は主人公家でやってみます。
ロイドが語るシリーズ二弾です。
ロイド「長女の・・ミカヤと言ったか?見かけによらず(ピーーー)歳らしいな。占い師をやってるらしいが、たまに負の女神とやらに心を乗っ取られるらしい。
シグルドは会社員(係長)でおそらく一番家計の支えになってるだろうが、「KINSINは許さんぞ」のかけ声とともに自分の剣を振り回す(もしくは投げる)ことのある奴だ。
・・・なんか寒気がしたぞ?まあいい。次は・・・
アイクは「人間台風」とか「フラグクラッシャー」とか言われてるな。人間最強らしくてな、実際に台風になったことすらある。「火竜を素手で殺せてもあいつには近づくな」なんて、そんなことできる奴いるのか?
エイリークは礼儀正しい人物で、この一家じゃ一番おとなしいな。ただ、胸のこととなると人が変わるが・・・
エフラムはエイリークの双子の兄で、槍コレクターだな。俺でも負けてしまうくらい腕は高いだろうな。ただ、ロリコンらしい。・・・なんで今ジャファルの顔が・・・」
315助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 18:17:04 ID:v9RIskg8
>>313
リーフ「大変だ、しっこくさんが賢者にクラスチェンジしちゃった!」
316ロイド、主人公家を語る:2008/10/23(木) 18:34:58 ID:OjyGZeqF
ロイド「ヘクトルはうちの弟とよく似てるな。エフラムとよく喧嘩するが、喧嘩するほど・・っていうしな。たまに「ピザ」とか「METABO」とかいわれて切れてるな。
エリウッドはこの一家の家計簿をつけてるしっかりものだ。時折「蝶サイコー!」と叫んだり「王子様オーラ」なるものを出したり心労かなにかで狂ったりしてるみたいだな・・・
リンはレズ疑惑(潔白の証明1st参照)がある。・・・なぜかウルスラの顔が・・
まあいい。続けるか。リンは草原の民だからウハイと気が合いそうだな。剣士だから、俺も一度手合わせしてみたいな。
アルム、セリカはいわゆるKINSIN兄妹(この表現行き過ぎか?)で、よくシグルドに二人の時間を邪魔されてるな。アルムは農夫で(ガイデンノーカ参照)セリカはミラ教(だったか?)の狂信者だな。
リーフは恐ろしくタフな男でかなり多芸だな。ただかなり災難な目に会っているが・・
ん・・?「この紙に書いてあることを読め」?なになに・・・
「コノヒトデナシー」
・・なんだそれ・・・
ロイはいわゆる「いい子」だそうだ。しかも本人は気づかないが「フラグメイカー」らしい。8人と立ってるそうだが気づかない鈍感な奴のようだな。」
317ロイド、主人公家を語る:2008/10/23(木) 18:51:05 ID:OjyGZeqF
ロイド「エリンシアはいわゆる「いい姉さん」なんだろうな。ただガチムチな男が好きなようで、なんかハァハァしてるらしい。
・・親父、気をつけろよ・・
セリスはよく女と間違えられるらしい。小さい頃によく女装させられたとか。女といわれても違和感がないほど女みたいに見えるらしい。
これで最後か?マルスはいわゆる「腹黒」な男で後ろ盾にうちのジャファルもいるようだ。姉のリンをよくからかっているようだが、そいつは「愛情の裏返し」だそうだ。実際、リンを守るために自分のネットワークを使ったこともあるらしいしな。
・・なに?なぜこんなこと分かるのかって?
黒い牙の四牙の諜報力をなめるなよ。」
これで主人公家編終わり。
反省も、後悔も、俺にはない。
318助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 19:17:03 ID:bQCfF3WF
アイク「行ってきます」

ミカヤ「さて、尾行しましょうか」
エイリーク「工務店で働いている姿を見たことはありますけど、普段の様子はあまり見たことがありませんからね」
ミカヤ「そういうこと。エイリークちゃん、馬だして。私は足が遅いから、アイクの徒歩にもついていける気がしないわ」
エイリーク「……まあ、仕方がありませんね。いきましょう」

アイク「ボーレ」
ボーレ「おう、アイク。修行か?」
アイク「いや。今日は散歩でもしようかと思ってな」
ボーレ「どんな時でも体を動かさないと気が狂いそう、ってか?」
アイク「その通りだ。いついかなる時も修行に関連付けんと剣は上達せん」
ボーレ「ああ……あの、世界ひろしとかいう奴の言葉がまだ気にかかってたのか」
アイク「先人は偉大だ。どんなにつまらなく見える言葉にも、必ず含みがある」
ボーレ「凄い人なんだな、世界ひろしって」
アイク「漢の中の漢、まさに『いい漢』だ」
ボーレ「今度会ったら、豆腐屋のボーレが一度手合わせしたいって言ってた、と伝えておいてくれ」
アイク「ああ、任せろ」

ミカヤ「友達かしら?」
エイリーク「随分と気持ちのいい人でしたね」
319助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 19:19:08 ID:bQCfF3WF
9体のドラゴンゾンビに囲まれている騎馬弓兵が一人いた。
ウハイ「敵が多い! クソッ、ドラゴンゾンビの群れは辛すぎる……! ニノ様! ちゃんと私のそばに……ニノ様!?」
ゲブ「ぐふふぅ……この娘を殺されたくなければ、貴様の武器を渡せぇ……」
ウハイ「くっ! ……仕方がない。リヤンフレチェは渡そう。ニノ様を放せ!」
ゲブ「ぐふふぅ……殺さないとは約束したが、手を出さないとは言っていないぞぉ」
ウハイ「なっ! 卑怯だぞ!」
ゲブ「げふふぅ……貴様はそこで見ていろぉ……やれ、屍竜ども」
ウハイ「放せ! ニノ様を放せ! ぐ、うがぁぁぁぁああ!」
ニノ「ウハイ! 嫌ぁ! 死なないでウハイ! うぅ、せめて……ギガスカリバーがあれば……!」
ゲブ「ぐふふぅ……よかったなぁ、武器のせいにできてぇ……」
ニノ「止めて! 私の中に入ってこないで! せっかく忘れていたのに、思い出させないでぇ!」
ゲブ「ぐふふふふふふふ」
アイク「ぬふぅん!」
アイクのラグネル一振りで、ドラゴンゾンビが纏めて2体切り裂かれ、塵に帰る。
ゲブ「なぁにぃ!?」
アイク「せぇやあっ!」
アイクは残った7体を、一体一体天空に叩き上げていく。
アイク「大ッ! 天ッ空!」
空の上で繰り広げられる、流星もかくやと言う連撃の嵐。汚い花火だぜ。
ぐちゃぐちゃになったドラゴンゾンビの死体を地面に叩きつけながら、ラグネルに仕込んでいたボルガノンで荼毘に付す。きれいな花火だねセリカ。そうねアルム。KINSINは許さんぞー。
ゲブ「なん……だとぉ……」
アイク「残ったのはお前だけだ。……覚悟しろ。俺の前に立った以上、手加減はせん」
ゲブ「くそぅ! 俺は強い……俺は正しい……俺は賢い……俺は美しい……。誰よりも、誰よりもだっ!」つ【ソードキラー】
アイク「人質を取って降伏を勧告するような奴の誰が正しい! 身の程をわきまえろ!」つ【ラグネル+天空】
ゲブ「ぐふっ」
ニノ「あ……ありがとうございます」
ウハイ「すまない。礼を言わせてもらう」
アイク「……いや、気にするな」
ウハイ「いや、是非受け取ってほしい」つ【金の宝玉+リヤンフレチェ】
アイク「……いいのか? 神器だろう、それは」
ウハイ「首領の娘の命と私の不始末を天秤にかければ、これでも安い。後日改めて礼に向かう」
アイク「来るがいい。……待っている」
ニノ「アイクさん! 有難う御座いました! ……大きくなったら、あなたのお嫁さんになります!」
アイク嫁候補「なんだと!?」
ロイド「殺す……」つ【リガルブレイド】
ライナス「ぶっ殺す!」つ【光の剣】
ジャファル「次の瞬殺(真)の餌食は奴だ」



ミカヤ「鬼ね」
エイリーク「兄上は強い……兄上は正しい……兄上は熱い……兄上は男前……。だれよりも、誰よりもだっ!」
ミカヤ「移ったわね?」
エイリーク「ところで、また山ほどフラグが立ったようですが」
ミカヤ「死亡フラグ? 結婚フラグ? どっちにしろバッキバキだと思うけど」
320助けて!名無しさん!:2008/10/23(木) 21:09:33 ID:OjyGZeqF
>>318-319
GJ!!漆黒とナーシェンが乗り移ったwww
アイクはフラグ立ても折りも達人級だなwwwKINSINの流れもすげえwww
ウハイネタにしてくださりありがとうございます。エクセレントッ!!
321助けて!名無しさん!:2008/10/24(金) 01:45:47 ID:ma3+IswI
ヒーニアス「狼牙風風拳!」
322助けて!名無しさん!:2008/10/24(金) 12:33:50 ID:+O8QS+0L
リフ「助けて!」
アイク「ぬぅん!」
加賀「アッ―!」

ピーチ「Help me!」
アイク「せぃやあっ!」
クパァ「うがあ」
マリオ「Oh,my god!」



セネリオ「(キュピーン)……酷い有様です酷い有様です」
ペレアス「またかい? もう30回目だよ?」
アムリタ「でも、セネリオとペレアスさえ無事なら……他がどうなっても私は構わないわ」
ペレアス「母上……」
セネリオ「気持ち悪いのでやめてください」
アムリタ「(;ω;)」
セネリオ「(キュピーン)……酷い有様です」
ペレアス「またかい? 今日でもう31回目d(ry」
アムリタ「でも、セネリオとペレアスさえ(ry」
セネリオ「気持ち悪いのでy(ry」


無限ループ
323助けて!名無しさん!:2008/10/24(金) 12:43:17 ID:+O8QS+0L
>>294
あっ! へんたいめがみの ユンヌ がとびだしてきた!
いけ! アイク!

ユンヌ の こうげき ドリルくちばし!
アイク に こうか は ないようだ……
アイク の ふんか!
ユンヌ に 300 の ダメージ!
ユンヌ は そうえん をつかった!
アイク には あまり こうか が ない!
アイク は てんくう を つかった!
ズガァァァン!
ユンヌ に 500 のダメージ!
ドガァァァン! 
ユンヌ に 1500 の ダメージ!

へんたいめがみ の ユンヌ は しんだ。スイーツ(笑)
324助けて!名無しさん!:2008/10/24(金) 14:22:47 ID:W+uWs4tN
アルヴィス「ただいま。」
アゼル  「あ、兄さんお帰りなさい。アイーダ姉さん、兄さんが帰ってきたよ」
アイーダ 「あら、じゃあ夕食にしましょう。アゼル、ちゃんと手は洗ったの?」
アゼル  「うん・・・って、姉さんぼくもう子供じゃないんだから」
アルヴィス「ははは、だが私たちから見ればお前はまだまだよちよち歩きの赤ん坊なのだ。
     なあアイーダ?」
アゼル  「・・・むっす〜・・・」
アイーダ 「フフフ、そう怒らないでアゼル。わたしたちはあなたが赤ちゃんの頃から
     ずっと成長を見守ってきたから、赤ちゃんの時の印象が強く残ってしまうの」
アルヴィス「ああ、アゼルあまり泣かない子だったからな。このあたりでは
     結構珍しかったから余計に強く残ってしまった」
アゼル  「ふ〜ん」
アルヴィス「だからと言って愛してないわけじゃないからな」
アイーダ 「くすくす」
アゼル  「うん、二人とも大事な家族だもん。大好きだよ。」
三人   「あははは」

サイアス 「・・・微笑ましい・・・」
325助けて!名無しさん!:2008/10/24(金) 16:39:39 ID:+O8QS+0L
         _人人人人人人人人人人人人人人人_
        >   ゆっくりしていってね!!!   <
         ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
            ノ
      _,,--´ ̄ ̄``- 、           _,, ,-´ ̄ ̄`─ 、
   /  ,,´,-‐───-、` 、       /   彡  人  \
  /   ::/-‐───‐- 、 `、     /    ____,≠=ヘ  `、
  |   ! |_\イ ヽ / ン/ l l     |  /´-    ー  ヽ  |
  | .  l | . (ヒ_]  レ  ヒ_ン)l │    |  |(ヒ_]     ヒ_ン ) ハ  `、
  |::  l:: | ""  ,___, "" l l.    /  !""  ,___,  ""  |   |
  .|::::: l:::ト    ヽ _ン   ,' │    l  !、   ヽ- '     | . /
  |:::/ |::イヽ、       ,イ: /     、_/ ヽ、       ,∧_ノ
   Vv レ. V ` ー--一 ´ル       ()    ー--─ ´  ()
326とある孤児院での大騒動?:2008/10/24(金) 22:21:11 ID:CJXL8ISq
とある孤児院にて
ルゥ   「みんなー、お勉強の時間だよ−。」
チャド  「勉強が終わったら昼飯だから、しっかり勉強するんだぞ−?」

ヒュウ  「・・・ふぅ、今日も良い感じだな。エフラムわりいな、
      折角の休日に孤児院を手伝って貰ってるのに、大した礼もできなくて。」
エフラム 「気にするな。俺もそろそろ進路を考えなければならない時期だからな。こういった職業訓練の機会を与えてくれて、むしろ俺が礼を言いたいくらいだ。」
ヒュウ  「そうか。まぁ、気が向いた時にまた手伝いに来てくれると助かるぜ。ガキんちょたちにかなり気に入られたみたいだしな。
      また運動とか教えてやってくれよ。大した礼はできねーが、昼飯くらいなら用意するからよ。」
エフラム 「ああ。・・・それと、次に来る時にはミルラ達を連れてきてもいいか?ここには(見た目的な意味で)同年代の友達になれそうな子が沢山いるからな・・・。」
ヒュウ  「おう。どんどん呼んでくれ。おっと、そろそろ来る時間か・・・。」

突然孤児院に1人の竜騎士がやってくる。

ヴァイダ 「今日のお客さんはこの孤児院で間違いないね?」
ヒュウ  「ええ、間違いないッすよ。」
ヴァイダ 「よし。たのまれた肉団子50人分、ちゃんと届けたよ。」
ヒュウ  「ありがとうございました。これ代金です。また頼む時があると思うんで、そんときはお願いします。」
ヴァイダ 「あいよっ。・・・おや?アンタ・・・兄弟家の坊やじゃないか。アンタもここで働いていたのかい?」
エフラム 「『竜牙将軍』の店長じゃないか。俺は手伝いでここにいるんだ。・・・なるほど、今日の昼飯はあんたの所の肉団子がメインか。子ども達も喜んでくれるだろうな。」
ヴァイダ 「ハハハッ、嬉しい事いってくれるじゃないか。今日は孤児院のガキんちょ達がお客さんっていうからね。
      いつも以上に気合いを入れて作ったよ。・・・腹一杯食うのは子供の義務だからね。少しでも良い物を届けてやりたいさ。」
エウラム 「・・・そうだな・・・。ところで、店の方は良いのか?今あんたがいないんじゃ、店の方は・・・。」
ヴァイダ 「心配いらないよ。ヒースのヤツが店番しているからね。といっても、このまますぐ帰ったんじゃアイツの為にもならないから、
      しばらくここにいさせて貰っても良いかい?」
ヒュウ  「ええ、問題ないっすよ。」

そして昼食の時間
ヒュウ  「よーし、メシの時間だぞ−!!今日のメインは、あのヴァイダさんとこの肉団子だ−!!」
子ども達 「わーい!!」
エフラム 「大人気だな。」
ヴァイダ 「ホント、こんなに嬉しいことはないさね・・・。」
ヒュウ  「よーし、全員に行き渡ったな?それじゃあ・・・全員手を合わせて下さい!!」
全員   「(ビシィッ←手を合わせる音)」
ヒュウ  「いただきます!!」
全員   「いただきます!!」

幸せそうな食事の風景。
ヴァイダも楽しそうに食事をする子ども達を見て、思わず頬がゆるんでいた。

昼食の後・・・
ルゥ   「みんな、お昼寝の時間だよー。」
チャド  「この後はエフラム兄さんも一緒に遊んでくれるから、しっかり休んでおくんだぞ−。」
子ども達 「はーい!!」
327とある孤児院での大騒動?:2008/10/24(金) 22:22:07 ID:CJXL8ISq
数分後
チャド  「よし、チビ達はみんな眠ったな。」
ルゥ   「そういえば、今日子ども達に読んであげる本はどうなりました?」
ヒュウ  「あー・・・やべ、見つかってねぇや・・・。」
チャド  「いつもはレイが送ってくれるんだけどな・・・。あの野郎、しくったか?」
ルゥ   「やめなよチャド。レイは子ども達のことを考えて本を送ってくれているんだから。」
チャド  「わかってるって。アイツも素直じゃねぇよな。今闇魔導の研究をしているのも、
      いずれチビ達が闇魔導に興味を持った時に少しでも危険がなくなるように自分が教えるってのが目的の1つだもんな。」
ヒュウ  「ん?・・・おっと、メールだ。兄貴?何々・・・『子供向けの、面白そうな本を
      見つけたから今からそっちに持っていくよ。』か。何とかなりそうだな。」

さらに数分後・・・
カナス  「こんにちはー!!」
ヒュウ  「兄貴、そんな大声ださなくても聞こえるって。ガキんちょ達が起きちまうぜ。」
カナス  「おっと、ゴメンゴメン。あれ?ヴァイダさんじゃないですか?」
ヴァイダ 「アンタ・・・久しぶりだね。」
エフラム 「知り合いか?」
カナス  「昔、本をその竜さんに何度か食べられたことがある関係、かな。」
チャド  「なんだそれ・・・。」
ヒュウ  「それで兄貴、子供向けの本ってのは・・・?」
カナス  「ああ、これだよ。 つ『ディアドラえもん〜ドキッ!?イズカだらけの大運動会!?〜』」
エフラム 「(その作品は・・・!!)」
ルゥ   「(多くの読者を再起不能にした・・・!!)」
チャド  「(放送禁止の問題作・・・!!)」
ヒュウ  「(こんな物を見せたら、ガキんちょどもは・・・)」
カナス  「どうかな?僕も軽く目を通した程度だけど子ども達に呼んであげても良いんじゃないかな?」
エフラム 「(ああ・・・孤児院の子ども達オワタ・・・)」
この混沌としたスレに救世主が!!!
ヴァイダ 「喰っちまいな!!アンブリエル!!」
カナス  「えっ?」
カナスが差し出した「ディアドラえもん〜ドキッ(ry」をむしゃむしゃと食べる、ヴァイダの愛竜、アンブリエル。
ヒュウ  「(ヴァイダさんGJ!!)」
エフラム 「(マジでGJ!!)」
カナス  「ああ・・・あんなに美味しそうに・・・。」
チャド  「(・・・なぁ、カナスさん、マジでへこんでないか?)」
ルゥ   「(うん・・・カナスさん的には、子ども達に喜んでもらおうと思ってやったことだしね・・・。)」

カナス  「・・・。(しょんぼり)」
ヴァイダ 「あ、あんたらしくないねぇ!!ほ、ほら、この本貸してやるから、
      いつもみたいにヘラヘラしてな!! つアンパントマンの初版本(レア)」
カナス  「!!・・・これは・・・あの幻の・・・ヴァイダさん、どうしてあなたが・・・。」
ヴァイダ 「じ、実家の倉を漁ってたら出てきたんだよ!!何かの役に立つと思って持ってきただけさ!!」
ヒュウ  「兄貴、兄貴もこれ読みたいんだろ?だったらさ、ガキんちょ達が起きてきて、
      本を読んでやる時間になったら兄貴が読んでやってくれよ。兄貴は本を読むのが
      上手いからなぁ。ガキんちょ達も、きっと喜んでくれるって!!」
カナス  「そ、そうかなぁ?・・・よーし、兄さん、頑張って子ども達の為に読むぞ−!!」

その後、カナスの朗読は元の話の面白さもあってか子ども達を大いに楽しませ、孤児院の新たな名物となった。
エフラム 「・・・何はともあれ、一件落着ってヤツか?」
ルゥ   「丸く収まって良かったって事にしましょうよ。」
チャド  「ホント、良かった良かった。」
328とある孤児院での大騒動?:2008/10/24(金) 22:23:03 ID:CJXL8ISq
長めのおまけ

ヒースの日記
○月×日
今日はヴァイダ隊長が孤児院への配達ということで、しばらく店を離れる事になった。
その間、俺が何とかこの店を守らなければ。
隊長はなかなか帰ってこない。そう思っていると、
仲の良さそうな・・・というよりは、妹が兄に過剰な恋愛感情を抱いているような、
そんな感じの兄弟が客にやってくる。
接客態度としては全く問題はなかったと思うが、
俺自身、その妹の儚げな感じに見とれてしまった感があった。
いかんいかん、自分には隊長という人がいるのだ。
もっと精進しなければ。

さらに数分後、
とても綺麗な金髪のおねいさんが店にやってきた。
少しばかり雑談したのだが、そのおねいさんは、リグレグループの社長令嬢らしい。
身分違いの恋というヤツか・・・。
いや、違う!!俺は隊長一筋のはずだ!!
数時間後、隊長は機嫌が良さそうに帰ってきた。
まさか、他に男がいるんじゃ・・・。
正直不安になったが、帰ってきてすぐに俺が1人で店を守りきったことを誉めてくれた。
いよっしゃあああああああ!!!!!!!!!

後日談
カナス  「実は、もう一冊あったりして。 つ「ディアドラえもん〜ビラクと秘狩りの勇者(いいおとこ)達〜」」
ヴァイダ (ちょっと涙目)「喰っちまいな!!アンブリエル!!」
カナス  「ああ・・・あんなに美味しそうに・・・!!」

エフラム 「・・・こうして、孤児院の平和は守られた。」
ジャファル「・・・良かったな、本当に。」
エフラム 「・・・ああ・・・!!」

終わり
329助けて!名無しさん!:2008/10/24(金) 22:26:53 ID:UGuCKEV1
>>326
GJ!すごく和んだww
カナスそんな本子どもに読ますなwww
ヴァイダ、なんでアンパントマンなんて持ってるんだwww
330助けて!名無しさん!:2008/10/24(金) 23:36:07 ID:uIqtO5bm
このスレのヴァイダさんすげぇいい人だwwwww(だが、それがいいAA略

しかしディアドラえもんは何故そんなに危険な空気漂うサブタイばかりなんだwwwww
331助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 09:43:50 ID:6hKLJthD
だってFETVだもん
332助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 19:12:11 ID:BuwHgGsb
アンパントマンでネタを書こうと思ったんだが、

アンパントマン(パント)
ジャムカおじさん(ジャムカ)
ラナこさん(ラナ)
カレイヴァンマン(レイヴァン)

しか思いつかねえ
バイキンマンやショクパンマンポジションが想像できない
333助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 20:03:52 ID:34M22fIl
バルキンマン(バルテロメ)
バルオーラの毒(黴菌)繋がりで
やられて吹っ飛ぶ時のキメ台詞は「ゼルギウスゥゥゥゥゥ!」
334助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 20:20:42 ID:0CGMYgrN
>>332
まとめの9-463を参考にするといいんじゃないか?
カレイヴァンマンはうまいと思うwww
3359スレ目 >>463:2008/10/25(土) 20:33:02 ID:1Op3q5A/
>>332
私が過去に書いたネタを参考にすると良いですよ
つ『http://febrother.hp.infoseek.co.jp/1204766129.html 過去スレ9スレ目 >>463

カレイヴァンマンに吹いたwww
336助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 20:34:13 ID:mU2+QwdE
メロンパンナならメロンアンナ(アンナ)かなぁ…
んでショクパンマンはジェクパンマン(ジェイク)
337大丈夫!名無しさんの攻略法だよ。:2008/10/25(土) 20:51:17 ID:MPjh0Hir
今更ながら漫画ネタ投下します漫画版知らない人にはわからんかもしれん

アル  「くぅー、やっぱゼフィールのところはいつ読んでも燃えるなぁ!」
イドゥン「アル…何を読んでいるの?」
アル  「これだよ つ【覇者の剣】」
イドゥン「それは面白いの?」
アル  「もちろん!笑いあり涙あり熱血ありの王道漫画さ!」
イドゥン「よかったら、私も読んでみてもいいかしら」
アル  「もちろんOKさ!はい、全巻」
イドゥン「ありがとう…ではさっそく読んでみましょう」

      〜しばらく経った後〜

イドゥン「ふぅ…やっと9巻まで読み終わりました
     それにしても、巻を追うごとに絵が凄く上手くなっていくのね」
アル  「そこがこの漫画のいい所の一つさ!さぁ、早く続きを読もうよ〜」
イドゥン「そうね…」

        〜数十分後〜

アル  「どうだった?イドゥン姉ちゃん」
イドゥン「………」
アル  「あ…あれ?面白くなかった?」
イドゥン「…なかった…された」
アル  「へ?」
イドゥン「出番が…なかった…放置…された」
アル  「あ゛……」


アル  「イドゥン姉ちゃんー!出てきてよー!!」
ユリウス「…またイドゥン姉さんが引きこもったのか」
ヤアン 「ククッ…なんでも『大した出番が無かった挙句、放置されたので引きこもります』だそうだ」
アル  「俺が悪かったよー!謝るから出てきてくれよー!」
ユリウス「気持ちは分からなくもない…俺だってお家騒動さえなければ…」
ユリア 「冬季版ですねわかります」


覇者の剣は仕方ないとはいえイドゥンまでいかなかったのが残念だった(´・ω・`) 
アルは微妙な立ち位置なんで竜王家ポジションでいいかなーっ感じです
あと最近読み返した聖戦4コマのジャムカがオモスレー
338助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 21:03:23 ID:k+Ih+T8J
アル   「というわけで14スレ目にして竜王家入りってことでよろしくな!」
ニルス  「でもさー、アルは竜に化身できないじゃん」
アル   「ウッ……いやまあ、確かに漫画の中だと化身しなかったけどさあ」
ロイ   「じゃあアルは人間と変わりないの?」
アル   「そういうわけでも……一応化身は出来るんだよ」
ロイ   「へえ。じゃあやってみせてよ」
アル   「おう、いいぜ。むむむ……ハァッ!」

 ボワン、と煙が出てきて晴れた先には

アル(化身)「……」
ロイ   「なんかミステリアスな感じの美形お兄ちゃんになったーっ!?」
ニルス  「……いつも疑問なんだけどさ、なんで髪まで伸びるわけ?」
アル(化身)「知らないな」
ロイ   「こ、声も喋り方も大人っぽくなってる……!」
ニルス  「でもさ、やっぱりこんな超サイヤ人化もどきを化身と認めるわけには」
ロイ   「あ、アル! もしよかったらやり方教えてくれないかなあそれ!」
ニルス  (なんかウケてるーっ!?)

ミカヤ  「ふふ……普段は家族唯一の常識人というポジション故に抑圧されている、
      ロイの中二病センサーがビンビンに反応しているみたいね」
エイリーク「……」←応用で胸だけ大きくするとかできないのかなあと考えているがさすがに聞けない。
339助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 21:05:45 ID:1Op3q5A/
>>337
又イドゥンさん好きなアナタですか!いいぞ、もっとやれwww
何気にアルがちゃんと出た作品はこれが初めてですなw
GJ!

アルはFE兄弟家に居ても良い気がするのは私だけか…
340助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 21:09:02 ID:iVX3lJqE
ロイも死ぬ気になればやれるんじゃね?w
341大丈夫!名無しさんの攻略法だよ。:2008/10/25(土) 21:19:01 ID:MPjh0Hir
>>339
残念ながら人違いです
でもあの人の作品はおれも大好物っすw
アルに関しては色々あると思いますがゲーム本編ではなく
外伝的な漫画の主人公ということなのでここの位置にしました
問題がありましたらスイマセン

カレル「中二と聞いて駆けつけました」
カアラ「やめてください兄上」
342338:2008/10/25(土) 21:25:07 ID:k+Ih+T8J
>>339
残念、それは俺の方だったんだぜ。
イドゥンネタを見たのが嬉しくてついやっちゃったんだ!
書き忘れたけどGJだよ>>341さん。アルが竜王家の一員ってのは正直目から鱗の発想ですた。
そしてみんなはもっとイドゥンネタを書くべきだと思う。
343助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 21:26:17 ID:BuwHgGsb
>>333-336
おお、色んな意見をくれてありがとう
みんなの意見や>>335氏のネタを参考にして書かせてもらうよ
いつ完成するかわかんないけど気長に待ってて欲しい
344助けて!名無しさん!:2008/10/25(土) 23:16:13 ID:Kxc8AWDv
>>341
GJです!まさかアルが竜王家入りするとはw
あの漫画はマンセルが好きだったなぁ。コノヒトデナシー担当だったから
345叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/26(日) 02:46:22 ID:XNPFHRdY
>>303 >>304
質問したものですが、エリミーヌのイメージは清楚なお姉さんでいいようなので、その路線でやってみます。
情報提供、ありがとうございました。

>>337
GJです。
作者の画力がDSウルザガ以上の神成長だっただけに、イドゥンさんの出番がろくになかったのは本当に残念だった。
それと全体的に巨乳度の高い覇者の剣に出演すれば、エイリークもあるいは・・・

ここからはネタ、今回の主役は「封印の剣」「烈火の剣」の根幹に関わる八神将です。

叙事詩 「八神将の歌」

※ユンヌ  「この物語はフィクションです、実在の人物、団体、封印の剣、烈火の剣、叙事詩『ローランの歌』とは一切関係がありません」

序章 太古の写真
―休日の昼下がり、兄弟家リビングには兄弟全員と遊びに来たイドゥンが談笑している。
ミカヤ? 「イドゥンちゃ〜ん、すっごく懐かしいもの見つけちゃった〜」
アイク  「!!お前、ユンヌだな」
ユンヌ  「あったり〜、え、なんでわかったの?これも愛のなせる業?きゃー、ユンヌまいっちんぐぅ〜。ということで今すぐベッドに・・・・」
セリカ  「自重しなさい、変態女神。で、懐かしいものって何よ?」
ユンヌ  「これこれ〜(1枚の紙?を渡す)」
エイリーク「・・・写真、ですか?」
エフラム 「それにしてはやけに古いな・・・まるで古文書の1ページみたいだ」
ユンヌ  「そりゃあ、1000年前のものだもん」
セリス  「1000年前!!?」
イドゥン 「あ、ローランさんにハルトムートさんにブラミモンドさん・・・わあ・・・とっても懐かしいです」
ロイ   「え・・・それって」
マルス  「八神将・・・だね」
ユンヌ  「あったり〜、これは人竜戦役の時の八神将の集合写真でーす」
ヘクトル 「な!!ちょ、ちょっと見せてくれ・・・たしかに後ろのデカイ男、こいつはテュルバンだ」
エリウッド「真ん中の人は・・・ローランだね」
リン   「なんでユンヌがそんなもの持ってるのよ?」
ユンヌ  「神様って基本的に暇でさ〜、だから暇つぶしに鳥になってエレブ大陸に行ったら、八神将のペットになっちゃってしばらく一緒に旅してたのよ」
エリンシア「暇潰しって・・・」
セリカ  「この変態女神に常識を求めても無駄よ、姉さん」
ユンヌ  「というわけで、今日はユンヌちゃんが八神将と人竜戦役についてたっぷりトークしたいと思いまーす。皆、聞きたいよねー?」
セリカ  「この変態女神の言うことが信じられるのかしら?」
リン   「でもたしかに聞きたいわね」
ロイ   「僕たちの戦いの根本に関わった方達だからね、ぜひ聞いてみたいよ」

―第1章 八神将とは―
シグルド 「まずはこの8人を紹介してくれないか、ロイたちはともかく、私などは八神将のことをほとんど知らないのだ」
ユンヌ  「オッケー、まずは真ん中にいる男、これがローラン」
エリウッド「デュランダルの持ち主、『小さな勇者』だね」
アイク  「本当に体が小さいんだな」
ユンヌ  「体格4しかなかったからね、鉄の剣でも攻速落ちして大変だったみたいよ」
ロイ   「ちょ・・・賢者ルーテさんと同じじゃん」
ユンヌ  「皆からも『Roland156センチ』って言われてたからねえ」
ヘクトル 「ボーカルかよ!!」
ユンヌ  「ちなみに童貞。身長のおかげで顔はそこそこなのに全然もてなくてねえ・・・」
エリウッド「いや、別にそんなことをわざわざ言わなくても・・・」
ユンヌ  「ちっちっち、あとで大事になってくるんだわ、これが」
346叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/26(日) 02:47:19 ID:XNPFHRdY
イドゥン 「あの・・・」
ロイ   「ん?」
イドゥン 「ローランさんが『どうてい』ってどういうことですか?」
リーフ  「ブハァァァァ!!・・・清楚なイドゥンさんから刺激的なお言葉・・・これはクル」
ヘクトル 「おいおい、アンタその歳で意味知らないのか」
イドゥン 「意味自体はわかります。東の島国の有名な詩ですよね。たしか・・・『僕の前に 道はない』」
兄弟家全員「その『道程』ちゃうわ!!」
マルス  「えー、我が家の方々に確認します。童貞の意味を知らない人は正直に手を挙げてください」
兄弟家全員「・・・(沈黙)・・・」
シグルド 「セリスにエイリーク、アイクも知っていたか」
エイリーク「まあ・・・その・・・流石に意味くらいは・・・///」
セリス  「う、うん・・・///」
アイク  (確か掌で相手の体を突く格闘技のはずだが・・・ ※それは『掌底』です)
イドゥン 「知らないのは私だけですか・・・シュン」
リン   「ね、ねえ、イドゥンさん。つかぬ事を聞くけど、赤ちゃんってどうやってできるか知ってる?」
イドゥン 「それは知っています。男性と女性が結婚すると戦闘竜が運んできてくれるんですよね!!」
ヘクトル 「随分ダイナミックだな、おい」
イドゥン 「違うんですか?先週チキとファと一緒にお勉強していた時、ガトーおじいさまがそう教えてくださったのですが・・・」
マルス  「あのじじい・・・何教えてるんだか・・・」
セリカ  「ってゆうかチキとファと同じ勉強って・・・」
リーフ  「いいのですよイドゥンさん、あなたはいつまでも清らかなままでいてください」
イドゥン 「?」

ユンヌ  「気を取り直して・・・後ろにいる大男がテュルバンよ」
エリンシア「筋肉が素晴らしいわ」
ヘクトル 「自重しろ。アルマーズの持ち主、『狂戦士』だな」
アルム  「あまり狂戦士って人には見えないけど」
セリカ  「そうね、むしろ穏やかな人に見えるわ」
ユンヌ  「ああ、最初はね、力は強かったけど無口で優しいヤツだったのよ・・・あんなことがなければね・・・(遠い目)」
ヘクトル 「おいおい、何があったんだよ?」

ユンヌ  「それは後で話すとして、こいつがハルトムート」
ロイ   「エッケザックスのと封印の剣の持ち主、『英雄』だね」
リーフ  「ゼフィール署長の先祖なんだよね」
ユンヌ  「ま、こいつは一言でいうと思い込みの激しい根暗。ゼフィールのぶっ飛んだ思想もこいつの子孫だと思えば納得できるわ」
イドゥン 「そんなことありません、ハルトムートさんは素晴らしい方です」
ユンヌ  「まったく『あんなこと』があったのに、アンタもお人よしねえ・・・ま、その辺もおいおい後で話すわ」

ユンヌ  「隅にいるオッサンがバリガン。この中では最年長で人竜戦役の時点で唯一の既婚者」
マルス  「ああ、あの神将器で一番影の薄いマルテの持ち主、『騎士の中の騎士(笑)』ね」
ユンヌ  「DSのファルシオン(笑)よりよっぽどマシな気がするけど」
マルス  「うぐ・・・」
ユンヌ  「こいつ自体は『ある一点』を除いて常識人なんだけどね、まあ武器と一緒で影の薄いこと薄いこと。正直あたしも最初の1週間は存在に気づかなかったわ」
アルム  「なんかすごく親近感がわくなあ、この人」
セリカ  「アルム、私も同じことを考えていたわ。やっぱり私たちって赤い糸で結ばれているのかしら・・・」
シグルド 「そこ、KINSHINは許さんぞ!!しかし、親近感と近親間って一文字違いで大違いだな・・・プッ・・・」
セリカ  「寒!!兄さん、ギャグまでオヤジなのね」
シグルド 「orz」
ユンヌ  「なんたる偶然・・・」
347叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/26(日) 02:49:16 ID:XNPFHRdY
ユンヌ  「ブラミモンド。闇魔法の研究者だけど、顔も頭もいいし、性格は真面目で穏やかだし、この中では一番まともな人間だったわね。
たしか、恋人が竜に殺されたことがきっかけで八神将になったのよ」
エイリーク「アポカリプスの使い手『深き闇』にはそんな過去があったのですか」
エフラム 「どことなくだが、リオンに雰囲気が似ているな」
ユンヌ  「ああ、そうそう、リオンをもう少し積極的にした感じ」
リン   「でも私たちがあったブラミモンドってたしか自己を持たない存在とかじゃなかったっけ?」
ユンヌ  「ま、それも理由があるのよ、後で話すわ」
イドゥン 「ブラミモンドさん・・・」
ロイ   「?」

ユンヌ  「次は女性陣。この金髪がエリミーヌ」
セリス  「アーリアルを使っていた『聖女』だね、エリミーヌ教もこの人を崇拝しているんでしょ」
リーフ  「うっひょ〜、エリミーヌってこんな綺麗なお姉さんだったんだ。僕も今から入信しようかな〜」
セリカ  「全く、人間の分際で神様名乗るなんて身の程知らずね。こんなの崇拝してるんだからエリミーヌ教の程度も高が知れているわ、やはりミラ教こそが・・・」
マルス  「狂信者自重」

ユンヌ  「女性陣その2、ハノン」
リン   「サカ部族の祖先にしてミュルグレの使い手である『神騎士』ね」
へクトル 「へえ、ハノンってエフラム好みのロリだったんだな」
マルス  「いや、推定年齢14歳だから、幼女オンリーのエフラム兄さんの守備範囲からは微妙に外れているね。
むしろタリスの傭兵とかリグレの傭兵あたりが好きそうなラインだと思うよ」
エフラム 「2人とも刺すぞ」
ユンヌ  「当時もリーフみたいななエリミーヌ様ハァハァだったし、エフラムと同類はハノンたんハァハァだったわ」
マルス  「いつの時代もお姉さん好きとロリコンはいたってわけか」
リーフ・エフラム「・・・」

ユンヌ  「最後に残ったのがアトス、これはわざわざ説明する必要ないわね、なんてったって今も生きてるんだから」
エリンシア「外見が若いのですが、目元などは間違いなくアトス様ですね」
リン   「へ、へえ〜〜、アトス様の若い頃って、こ、こんな感じだったんだ・・・」
ヘクトル 「今は髭で隠れてるし、年取った貫禄があるからそうは思わねえけど・・・ぶっちゃけ若い頃はブサイクだな」
マルス  「うん、序盤でやられる山賊のボスみたいな顔だね」
リン   「ちょっと、二人とも失礼よ!!」
マルス  「姉さんも同じようなこと考えていたくせに・・・」
リン   「う・・・」
ユンヌ  「あ〜、まあ、マルスやヘクトルの感想が正解に近いのかなあ・・・皆で歩いていたら、こいつだけ村人に捕虜の山賊に間違えられたことあったしね。
それと顔のおかげでこいつもモてなくてねえ・・・」
ロイ   「アトス様・・・( ノД`)」
アイク  「ところで、魔道士にしては随分体格がいいんだな(注)」
ユンヌ  「それも理由があるのよ、後で話すから・・・・・・ああ、もう、わかったわよ」
アイク  「?急にどうした?」
ユンヌ  「ミカヤが出せってうるさいから、一旦入れ替わるわよ」
ミカヤ  「プハーーー、乗っ取られるのって結構窮屈なのよね」
エリンシア「それでは少し休憩にしましょう、今お茶を入れますね」
一同   「はーい」
というわけで中編に続きます。

注:GBA三部作の魔法系で体格トップはCCしたモルダ(11)だが2位はアトス、レナート、CCカナスの9。
348助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 08:05:10 ID:AbwyDNjw
体格4でよくデブ剣がもてたなローラン
349助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 09:25:19 ID:h/cgYrG7
>>348
きっと神将器の力で体格もプラスされたんだろ
350助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 14:58:05 ID:yuJzxyhH
>>349
でも時間が経過するにつれて軽くなってる(烈火16⇒封印12)だからもっと重かったかもしれん
ローランは勇者(ソードマスターはサカ民族だから)で速さは最大が26
幸運30、支援他はないものとして回避値をだすと
烈火仕様⇒58 封印仕様⇒66
ちなみにエリウッドだと体格9速さ24だから64になる

結果が違うかもしれんが、気にすることはない
351助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 15:45:16 ID:3S3e5/A2
>>350
デュランダル 力+5 体格+25
という仕様だったかもしれない
352助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 16:42:08 ID:pYlrISk+
>>345-347
何かwktkクマーさせてくれる始まり方ですなw
どうていについての流れがテラワロスwwww
GJ!

>>350
かなり適当&アホらしい計算だが、
烈火16→封印12と仮定すると、20年で重さが4落ちる事になる
人竜戦役が封印から千年前(のはず)なので、20年のプロセスが50回あった訳だ
なので4(20年毎の重量の増減)×50(20年が何回あったか)=200(重さ)が成り立つ。
デュランダルの重さはローランが扱っていた頃は212……

( ゚д゚)

(゚д゚)
353助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 16:45:17 ID:jQIJMKvM
いや、神将器って時間が経つにつれて力が落ちてるから、昔は他のパラも補正があったかもしれんし、補正もかなり強かったかもしれん。

だからきっと、力+25、速さ+20くらいあったかもな。
354助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 16:46:15 ID:Rm0WlEn+
わからんぞ
もしかしたら U ←こういう重さ曲線を描いていたかもしれない
エリウッドの頃はきっと一番重かったんだよ
355助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 17:00:13 ID:FuqMcVVt
いやここはぶっ飛んで「真名解放」をしなかった
・・・サーセンw
356助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 18:27:58 ID:3sTTkjKp
人竜戦役当時の神将器は封印烈火当時なんかと比べ物にならないほどの力を持ってたみたいだからな
装備補正が竜石並、もしくはそれさえも超える程のチート武器だったかもしれんし、
選ばれた者が持つと軽く感じられる、謎の神将器パワーがあったのかもしれん

逆を言えば現在の神将器は全く本気を出していないという事になり、つまりエリウッドはデブ剣に滅茶苦茶ナメられt(超サイコー!!
357助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 18:53:11 ID:jQIJMKvM
>>356
いや、ナメられてるんじゃなくて、ただ単に衰えただけだと思うぞ
358助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 18:58:06 ID:vcHgLMXk
ようはアレだな、聖戦の神器並の強さだったんだろうな
じゃなきゃ烈火では全員で倒すのがやっとな古の火竜の大群を
相手にできないもんな
359助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 19:11:15 ID:9GUcefWV
あれだ、本来使うべきローラン直系のヘクトルや
リリーナが使ってないてか使えないからあんな重いんだきっと
360ロイ・最後の切り札:2008/10/26(日) 19:27:06 ID:7cfKsDwa
ローランの直系はオージェだと信じて(ry
流れぶった切りますがネタ投下

アイク「ただいま。」
マルス「ただいま…。」
ミカヤ「あら二人とも、お帰りなさい。」
セリス「お帰りなさい。地区対抗格闘技大会、どうだった?」
アイク「今日はいい試合ができた。連戦連勝だ。」
エフラム「そうか、兄上がうらやましいな。俺もぜひ、様々な技を持った猛者たちと手合わせしたいものだ。」
セリス「マルス兄さんは?どうだった?」
マルス「……やっぱりもういやだー!もう僕は出たくないーーっ!」
ミカヤ「また始まったわ……。やっぱりマルスにはかわいそうかしら……。」
エフラム「しかし、あの大会は多額の賞金が出るからな。」
セリス「あのお金がないと、ちょっと苦しくなるよね…。」
三人「うーん…。」
ロイ「…ふふっ、いいよね〜、二人とも出られてさ…。」
エフラム「ロイ…。」
ミカヤ「あっ…!」
ロイ「どうせ僕は今後も未来永劫出してもらえないんだろうな…。しょせん動きはマルス兄さんのコンパチだし、炎の技はアイク兄さんと被るし……。ああ、僕にも個性があったらな…はははははははは。」
ミカヤ「ロイ……。」
エフラム「哀れだ……。」
マルス「個性………!?そ れ だ !」
セリス「え?どうしたの!?」
マルス「ロイくん、僕にまかせたまえ!君が大会に出られるように、主催者と交渉してこよう!」
ロイ「え、ええーーっ!?そんなこと、できるの!?」
マルス「ああ。楽しみに待っててくれよ!ヒャッホ〜イ!」
ミカヤ「あっ、マルス!?」
アイク「ものすごい勢いで外へ飛び出して行ったな。」
エフラム「一体何を考えてるんだ…?」

10分後
マルス「ただいま!」
ロイ「お帰りなさい!で、どうだった!」
マルス「上手く行った。課題をクリアすれば出してやるって!」
ロイ「課題……?」
マルス「そう。見てこれ!」
アイク「む、これは…。」
セリス「スマッシュボール…だっけ?」
マルス「その通り!ロイくん、これを使って君だけのオリジナル・最後の切り札を考えよう!それが個性的でかっこよくできたら、大会に出してあげるよ!」
エフラム「そんな“ぼくのかんがえたさいきょうわざ”みたいなノリで……。」
ロイ「うわー!やるやる!イヤッハーーー!」
マルス「そうか、よかった!これで僕も心置きなく引退…イヤッハーーー!」
エフラム「………。」
ミカヤ「大丈夫かしら…。」
361ロイ・最後の切り札:2008/10/26(日) 19:30:18 ID:7cfKsDwa
次の日
ロイ「う〜ん…。」
リン「どうしたの、ロイ?難しい顔をして…。」
ロイ「必殺技がなかなか思いつかないんだ。」
リン「ああ、それが出来れば大会に出してもらえるのよね。」
ロイ「うん。ねえ、リン姉さん、なにかいいアイデアないかなあ。」
リン「え!?う〜ん…ごめんなさい、思いつかないわ。」
ロイ「そっか…はぁ…やっぱり僕は無個性でどうしようもないのかなあ……。」
リン「(困ったわね………そうだわ!)ねえ、ロイ。みんなにあなたの切り札を考えてもらうのはどう?」
ロイ「えっ、みんなに?」
リン「うん。そのほうがいいアイデアが出ると思うの。」
ロイ「そうだね。それがいいかも!じゃあ、早速みんなにお願いしてくるよ!」
リン「あっロイ!?…行っちゃった。よっぽど大会に出場したいのね……。」

マルス「さーあ始まりました!“ロイくんの最後の切り札をみんなで考えようの会”!司会は私、マルスでーす!」
エイリーク「マルス…とてもうれしそうですね。そんなにロイのことを思って……。」
ヘクトル「いや、あれは明らかに自分のためだろ……。」
マルス「さあ、今日はロイくんのために何人かの同志が技を考えてくれました!
    その中からもっともロイくんにふさわしいと思うものをみんなで決めていきましょう!」
ロイ「へへ…緊張するなあ。」
マルス「それでは…早速始めたいと思います!エントリーナンバー1番!リーフプレゼン、“エクスプロージョン・プライム”!どうぞ!」
リーフ「やっぱり、ロイの技と言えばエクスプロージョンだよね。ということで、この技はそれを強化しただけのシンプルだけどかっこいい技だよ。
    よし、ボールを飛ばすよ、ロイ!」
ロイ「いいよ!えい!」
バリーン!
シグルド「おお、ロイが光り輝いている!」
セリカ「すごい……キレイね。」
ロイ「うわああ!力がみなぎる!すごい!」
リーフ「ロイ!はやくはやく!」
ロイ「あ、ごめん。よし、行くぞ!」
ロイは封印の剣を振り上げ、地面を思いっきり貫いた。すると剣を中心に爆炎が沸きあがり、一瞬で辺りを黒焦げにしてしまった。
アルム「うおおおお!すごい!」
エリウッド「すごいぞロイ!サンドバッグくんも丸こげだ!」
リン「あ、サンドバックくんあったんだ。」
ロイ「す、すごい…。ほんとに出来るとは思わなかった…。」
マルス「ああーっと!これはすごい!いきなり大技が出ました!これは高ポイントが期待されます!果たして、判定は!?」
362ロイ・最後の切り札:2008/10/26(日) 19:32:07 ID:7cfKsDwa
エリンシア、エイリーク、エリウッド「○」
マルス「おっと、合格を表す○カードを挙げたのはたったの3人だー!これは予想外、ヨソウガイです!」
エリンシア「たくましくてステキな技だと思うわ!」
エイリーク「ロイらしくていい技だと思います。」
シグルド「いいかいロイ?炎で全てを焼き尽くすなんて、外道がすることなんだよ。」
セリカ「大地を傷つける技は、ちょっとね……。」
エリウッド「かっこいい技だとおもうんだけどなあ。」
ヘクトル「ていうか、これこそアイク兄貴の噴火と被るんだよな…。」
リン「ヘクトル!余計なこと言わないの!」
セリス「お花さんがかわいそうだよ〜。」
アルム「……リーフのネーミングセンスもね…。」
リーフ「え、なんで!?かっこいいじゃん!」
マルス「うーむ、これは手厳しい意見の数々。審査員たちの目は予想以上に厳しいもののようです!
    では、続いて、エントリーナンバー2番!エフラムプレゼン、“封印の紋章”!どうぞ!」
エフラム「要は、ロイにしかできない技を使えばいい。この技は、封印の剣の力を最大限に使っているものだ。よし、行くぞ!」
ロイ「オッケー!」
バリーン!
エリンシア「なんか…ロイちゃん、どんどんハイテンションになってるような…。」
ロイ「えい!」
ロイがサンドバッグくんに向かって封印の剣を向けると、サンドバッグくんを突如結晶が覆い始めた。
ロイはそのまま、封印されたサンドバッグくんを封印の剣で貫いた。粉々になった結晶のかけらがダイヤモンド・ダストのように飛び散っていく。
エイリーク「すごい…封印の剣の持つ、相手を結晶化して封印する能力を使ったのですね。」
セリス「うわー!すごくきれいな技だね!」
マルス「おおー!これは美しい技が決まりました!さあ、判定は!?」
シグルド、エリンシア、エリウッド、エイリーク、リン、セリス「○」
マルス「出ました!9人中5人が合格!トップに躍り出ましたー!」
シグルド「これこそロイのアイデンティティだ!」
セリス「とってもきれいだったね!」
ヘクトル「もっと男らしい技がいいと思うんだけどな。」
エリウッド「封印の剣はロイにしか扱えないからね。ああ、僕にも扱えたら…orz」
エイリーク「兄上…泣かないでください。」
アルム「うーん、ちょっとまぶしすぎるかな……。」
セリカ「観客席から見るときはね……。」
エリンシア「まあ、そこがいいところなのに…。」
リン「エフラム、よく考え付いたわね!」
エフラム「おお、なかなか高評価だったな。」
363ロイ・最後の切り札:2008/10/26(日) 19:33:52 ID:7cfKsDwa
ロイ「…?ちょっと待って、兄さん。」
マルス「おや、なんだかロイくんの様子がおかしいようですね。」
ロイ「封印の剣が……欠けてる!」
エフラム「なっ……!?」
ピッ
ニア 封印の剣 17/20
ロイ「うわあああ!やっぱり耐久減ってる!」
エフラム「何だって!?」
マルス「これは緊急事態です!なぜか封印の剣の耐久が減ってしまったようです!」
エリウッド「もしかして……封印の剣の真の力を使ったために、剣に負担がかかったのかも…。」
エフラム「そうか…仕方がない。さすがに剣の耐久が減ってはな…この技は……。」
ロイ「“封印”…だね。」
マルス「なんと!せっかくの高評価の技でしたが、致命的な欠点が発覚!この技はお蔵入りということになってしまいました!
    ハプニングが続出のこのプレゼン、一体どの技が選ばれるのかっ!?」
シグルド「そういえば、リーフとエフラム以外には誰が考えたんだ?」
エイリーク「たしか、ミカヤ姉上とアイク兄上だったはずです。」
マルス「さあ、盛り上がってきたところで次に行きましょう!エントリーナンバー3番!アイクプレゼン、“火炎竜巻”!どうぞ!」
リン「……またすごいネーミングね。」
アイク「ロイから、自分の必殺技は俺の大天空と違った方向を目指したいと聞いた。
    だから大天空の縦回転に対して、この技は横に回転する技にしてみた。」
リン「………。」
アルム「方向ってそっち!?」
シグルド「いやーうまいな!方向性とベクトル的な方向をかけたのか!ハッハッハ!」
セリカ「兄さん…喜ばないでよ。」
アイク「よし、投げるぞロイ。」
ロイ「イエーヤァ!」
バリーン!
ヘクトル「ますますはっちゃけ出したぞロイ……。」
ロイ「よっしゃああ!」
ロイが叫ぶと、封印の剣が炎に包まれた。そして剣を水平に持ち、その場で回転し始めた。
やがて炎は渦になっていき、ロイを中心にして巨大な炎の竜巻が起こった。
エリウッド「うわあ!これはまた派手な技だね。」
マルス「さすが現役ファイターが考えた技、迫力満点です!さあ、判定は……。」
リン「ちょっと待ってマルス。何か様子が…。」
マルス「へ?」
ロイ「……景色が…ぐるぐる……。」
技を終えたロイは、ふらふらしながらその場で倒れた。
エリンシア「きゃーっ!ロイちゃん!」
マルス「なんと!自らの技で目を回してしまいました!これは想定の範囲外です!」
エイリーク「ロイ、大丈夫ですか!?」
ロイ「アイク兄さん…ごめん、僕、この技を使ったら…目が…回る…。」
アイク「ロイ…すまん。俺はお前のことをきちんと考えていなかったようだ。
    俺は天空で回転には慣れていたからな…。マルス、すまんがこの技はなかったことにしてくれないか。」
マルス「う、うん。いいけど……。」
364ロイ・最後の切り札:2008/10/26(日) 19:36:27 ID:7cfKsDwa
それから10分後
マルス「さあ、ロイくんも元気になったようなので、いよいよ最後のプレゼンに参りたいと思います!
    ここまでのトップはリーフの“エクスプロージョン・プライム”。このままリーフの技が採用されるのか!?
    それとも次の技が逆転勝利を収めるのか!?それでは、エントリーナンバー4番!ミカヤプレゼン“誓いの剣”!どうぞ!」
ミカヤ「この技は、私が一番ロイのいいところだと思うことを活かしているわ。さあ、頑張って、ロイ!」
ロイ「行っくぞー!」
バリーン!
リン「これで最後ね……。」
ロイ「みんな!この剣の元に!」
ロイが封印の剣を天高く掲げると、剣が光り始め、リリーナやウォルト、マーカス、嫁候補たちなどロイと縁の深いものたちが召喚された。
リリーナ「ロイ!応援に来たわ!」
マーカス「よし、全員で総攻撃じゃ!」
そしてロイと共にいっせいにサンドバッグくんへと攻撃を仕掛けた。
あまりの威力にサンドバッグくんは吹き飛ばされて、星になってしまった。
シグルド「な………。」
エイリーク「す、すごい威力です……。」
マルス「こ、これはすさまじい技が出ました!ロイくんの支援相手全員を呼び出す攻撃!ビジュアル的にも威力も文句なし!
    これはかなりの高評価が期待されます!さあ、判定をどうぞ!」
全員「○」
マルス「なんと!満場一致の合格が出ました!すばらしい!見事に逆転勝利を収めましたー!」
エリウッド「素晴らしい技だね。ロイの交友関係の広さを十分に活かしていると思うよ。」
アルム「なんか女の子たちが火花を散らしていたように見えたけど…気のせいだよね。」
シグルド「友情アタック…なんて美しい技なんだ!」
リン「これはなかなか真似できない技よね!」
エイリーク「ロイの長所がよくわかるいい技だと思います。」
ヘクトル「威力も十分だしな。」
セリス「お友達と攻撃すれば、ロイも心強いよね!」
エリンシア「後でみなさんにお礼を言いに行かなければいけませんわ!」
セリカ「これだけの人に信頼されているのもすごいわよね。」
365ロイ・最後の切り札:2008/10/26(日) 19:37:27 ID:7cfKsDwa
マルス「なんという絶賛の嵐!というわけで、主催者に提出する技は、ミカヤプレゼン“誓いの剣”に決定いたしました!
    よし、ロイ!今すぐ見せに行こう!」
ロイ「え…僕、技を出しまくって疲れてるんだけど……。」
マルス「いいから、行くよ!というわけでみなさん、本日はありがとうございました!
    これから主催者のもとに行ってまいりますので結果をお楽しみに!それでは解散!」
ロイ「ええ〜!?もうちょっと休ませて……。」
マルス「えい!」
バリーン!
ロイ「兄さん!?スマッシュボール壊して何を…!?」
マルス「ロイ、僕に掴まって!」
ロイ「?う、うん。」
マルス「はっ!」
マルスは必殺の一撃を繰り出し、ロイと共にあっという間に去っていった。
ロイ「うわあぁぁぁぁ……。」
エイリーク「マルス…あんなに急いで…弟想いのいい子ですね。」
ヘクトル「エイリーク、少しは人を疑うことを覚えような。」
エイリーク「?」

それから1時間後
セリス「みんなー!二人が帰ってきたよー!」
ミカヤ「本当!?」
マルス・ロイ「ただいま……。」
エリウッド(うっ…この沈んだ顔はどう見ても……。)
セリス「どうだったの!?」
ロイ「ダメだった…。」
シグルド「ええ!?」
エイリーク「そんな…どうしてでしょう!?」
セリカ「いい技だったのに!」
マルス「………“あんなにいっぱいキャラが出てくると処理落ちするから”だって…。」
リン「へ?」
マルス「クソーッ!盲点だった!やっぱり僕が直々に考えるべきだった!せっかくのチャンスがあああああ!」
エリンシア「マルスちゃん!?しっかりして!」
セリス「ミカヤ姉さん、処理落ちってなに?」
ミカヤ「あんまりそういう発言はしないほうがいいんだけどね……。」
ロイ「………。」
アルム「ロイ、落ち込んでるのかい?」
366ロイ・最後の切り札:2008/10/26(日) 19:39:17 ID:7cfKsDwa
ロイ「…もういいんだ。」
アルム「え?」
ロイ「みんな、ありがとう。結局選手には選ばれなかったけど、
   僕、あんなすごい技をいっぱい使えてすごく楽しかったよ。それだけで十分だよ。」
ミカヤ「ロイ……。」
ロイ「それに、僕は無個性なんかじゃなかったってわかったしね。」
シグルド「ロイ……うおおおお!お前はなんていい子なんだあ!」
エリンシア「ロイちゃん!」
ロイ「わっ!」
ヘクトル「あー、親バカ二人が抱きしめちゃってるよ。」
ミカヤ「うふふっ。ロイ、あなたも成長したのね……。」
リン「ロイも納得したみたいだし、これで一件落着ね!良かったわ!」

マルス「…あれー?みんな僕のこと忘れてない?僕はまたあの地獄の大会に出なきゃいけないんだけど…。
    ああ、この苦しみはいつまで続くんだろうなあ…………。なんか叫びたくなってきた……。
    リーフ、セリフ借りるよ…………この人でなしー!」


おわり
367助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 19:42:46 ID:rNPlRVTy
>>345-347
超乙。中編以降も期待してまっせ。
ところで、マルテの持ち主がバリガンってはじめて知ったわw
ローラン、テュルバン、アトス、ブラミモンドは烈火の剣で登場してるし、
エリミーヌはエリミーヌ教というかたちで何度も出てるし、
ハノンはリンなりスーのエンディングで出てるし、
ハルトムートは封印の剣で出てるし。


バリガン涙目。
368助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 19:51:27 ID:rNPlRVTy
>>362
>シグルド「いいかいロイ?炎で全てを焼き尽くすなんて、外道がすることなんだよ。」
(´;ω;`)ブワッ
シグルドが言うと泣けてくる。
乙でした。
369助けて!名無しさん!:2008/10/26(日) 20:37:58 ID:3FkL2u25
>>360-366
とても面白かったです。私もいつかこういうの書きたい・・・
370助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 12:35:39 ID:eApyrE85
まどろみの中、ミカヤは思い出す。
―――「おい、こいつ印付きじゃねーか!」
―――「気持ち悪い、近寄るな!」
あの下卑た声を。殺されてしまうかと思った、あの恐怖を思う。
そして、雲霞のごとく投げられ続ける石の前に、立ちはだかった己の弟のよわよわしい後ろ姿を思う。
―――「やめろ! やめろよ! 姉さんを虐めるな!」
いまではその面影も消え失せた昔の姿で、私を守ろうとして殴られてしまう。
体は動かず、光精も集まってこない。
あのどうしようもない悪意の渦の中で、私たち二人は、自分の力無さゆえに蹲って耐えることしかできなかった。
そんなとき、現じた救いは黒い鎧を着ていた。
―――「やぁ(´・ω・)、私の同胞を傷つける貴殿らは身の程をわきまえよ!」
消えゆく意識の中で、彼の黒鎧の剣が月の光を放っていたことが、ひどく印象に残っていた。
371助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 12:44:47 ID:eApyrE85
その出来事から数日経ったとき、弟は言った。
―――「姉さん、俺は修行の旅に出ることにした」
何故、と問おうとして、すぐに理由は思い立った。
あの事か、と。結果的に何とかなったものの、自分の手によるものではなかったのだから。
悔しいと思っただろう。力及ばず、自分の身内が傷つけられるなど、幼いながらに熱血漢の片鱗を見せ始めていた彼は。
だから、思わず言ってしまった。
―――「気を付けて。ちゃんと、帰ってきなさい」
反対を受けると思っていたのだろう。だからか、彼は一瞬面くらったような顔をした。
そして、すぐに頬を緩めて言った。
―――「行って来る」
夏の晴れ空のような蒼い髪に、スターサファイアのような蒼い瞳をもった少年は、金色の光を放つ神剣を担いで、外に飛び出して行った。
372助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 12:50:30 ID:eApyrE85
そして、帰ってきたとき、確かに彼は変わっていた。
10年に及ぶ修行の旅が彼に何をもたらしたかは分からない。
けれど、10年の年月は今までの幼かった彼に大切な何かを与えた。
それは力か、それとも老成された精神か。
しかし、私にはわかった。
根本の部分で、彼は変わってはいなかった。
大切なもの、大切なものを守りたいと思う心。
その芯の部分だけは、愚直なまでに変わってなどいなかった。
だから、安心して歓迎することができた。
―――「おかえりなさい」
と、そう言って。
373助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 16:09:47 ID:NCAagnCU
サザ…
374※下ネタ注意:2008/10/27(月) 16:47:13 ID:eApyrE85
リーフ「アイク兄さんの男性自身を例えるなら何だろうね」
マルス「そういう話は本気で自重しておこうねリーフ」
リーフ「マルス兄さんを例えるならファルシオン(笑)だよn」

リーフ「アッー! アッー! アッー! コノヒトデナシーッ!」

リーフ「うん、マルス兄さんのはきっと素晴らしいんだろうね。デュランダルくらいあると思うよ」
マルス「むしろそんなにあっても困るんだけどね」
マルス「で、何をそんなに悩んでいるんだい? アイク兄さんだったらラグネル一択じゃないか」
リーフ「うん、そうなんだけどね……。アイク兄さんって、ウルヴァンもヴァーグ・カティも使えるでしょ?」
マルス「ああ……そういうこと」
リーフ「どっちかなあ」
マルス「うーん……一番威力が高いのにすればいいんじゃない?」
リーフ「アイク兄さんはウルヴァンか。すごいね」
マルス「エフラム兄さん、ヘクトル兄さん、シグルド兄さん、セリス、ロイ、アルム……」
マルス「ドラゴンランス、アルマーズ、ティルフィング、鋼の剣、鉄の剣、銀の剣、かな?」
リーフ「ちょっと待て。エフラム兄さんが竜特効は分かるけど、後半三人はなんで神器じゃないのさ?」
マルス「この三人に大きそうなイメージある?」
リーフ「うーん、あえて言うならセリスは鉄のダガーかな」
マルス「うん。言いたいことは分かる。でもそんな発言してると、明日学校行った時に死ぬ目に遭うよ」
リーフ「自重します」
375※下ネタ注意:2008/10/27(月) 16:58:50 ID:eApyrE85
マルス「で、一番わからないのがエリウッド兄さんなんだよ」
リーフ「それは確かに。大きくないようでいて、意外とシグルド兄さんを超えるかもしれない」
マルス「デュランダル……うーん、違うな……」
リーフ「銀の剣かな」
マルス「勇者の剣かも」
リーフ「……レイピア」
マルス「それだ! レイピアだよレイピア! 細長い!」
リーフ「次は女性陣だね」
マルス「ミカヤ姉さんはエルライトだね」
リーフ「うん。そんな感じ」
マルス「セリカはリザイアだよね」
リーフ「わかる気がする」
マルス「エリンシア姉さんは鋼の剣」
リーフ「ちょっと過小評価かな……」
マルス「リン姉さんは鉄の剣だね」
リーフ「え?」
マルス「エイリーク姉さんは銀の剣かな」
リーフ「ちょっと待ってよ! 判断基準は何!?」
マルス「ははは、馬鹿だなあ。 武 器 レ ベ ル に決まっているじゃないか」
リーフ「志村、うしろうしろー」
エイリーク「…………そう、ですか。私はAですか」
マルス「へ!? ちょ、ちょっと待ってくださいよエイリーク姉さん、やだなぁ、そんなはずないじゃないですか、そんなはずないんですからジークリンデはコノヒトデナシーッ!」

リーフ「あーあ、死んじまって。馬鹿な奴だ」
376助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 17:25:11 ID:rK8l9PNd
>>370-372
最初サザの事かと思ったwww
いったいどんな修行であんな人外級に・・・

>>374-375
馬鹿な奴だwwwww
何気にリンでなくエイリークがお仕置き役なのも珍しい?
377助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 17:34:48 ID:zSAFJ2I9
俺もサザだと思った件

 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ 関係ないところでもボコボコにされてやんよ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
378助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 18:40:41 ID:eApyrE85
            ハ,,ハ
           ( ゚ω゚ ) 
           /   ヽ
          ||   | |
          ||   ||
          し|  i |J∧_∧
            .|  ||( ・ω・)
            | | .|  ;;~∴
           .しiヽJ   ;'
379助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 19:03:03 ID:8jg3RUx0
>>375
落ち着けエイリーク!
新・暗黒竜では銀の剣の武器レベルはBなんだ、喜ばしい事じゃないか!
380助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 19:24:18 ID:hnTrA60S
暁ではリザイアはS。凄い…
381助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 21:54:17 ID:1mohcg0k
「リザイアで精気を絞り取る」でそっちとか本気で考えてしまった…

今更なんだがなんでユンヌはチェーンソーに弱いんだ?
382助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 22:02:02 ID:tGa8BGhc
かみ:魔界塔士サ・ガのラスボス
さすがに神と言えるだけの強さはもっているが、『チェーンソー』で簡単にバラバラになる。
チェーンソーで一撃なのは周知の事実だが、死亡時のエフェクトが真っ二つだったりする
ttp://f41.aaa.livedoor.jp/~icesword/log/kami01.html
383助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 22:03:32 ID:tGa8BGhc
ちなみに>>382のURLのレス番22の書き込みはFEネタ
384助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 23:10:18 ID:a1NM47Vi
所でFEでツンデレなキャラって言ったら誰かな
ネタ書く時の参考にしたいんだが、誰か教えてくれないか?
385助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 23:13:37 ID:+/wRQmGq
セーラ
386助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 23:22:24 ID:gcOLl32G
ミランダ セーラ レテが女子三本柱かな

男だとレイ
387助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 23:55:45 ID:4044CbRl
リュシオンもかなりのツンデレ
388助けて!名無しさん!:2008/10/27(月) 23:56:21 ID:4044CbRl
というかラグズはかなりツンデレ率が高く感じる
ネサラとか
389助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 01:47:29 ID:iP23lJCO
ルーテさんも充分ツンデレだと思う
390助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 02:45:24 ID:hT8tb7ZE
>>389
ツンデレというか、むしろルーテさんはクーデレな気がする

デレるのはアスレイとの支援会話Aの時だけだし、その外は全てマイペースでアッサリと返してるから

というわけで、ファリナかな
391助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 03:05:49 ID:z5L+YVsI
ドーマ神はどうみてもツンデレ
392叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/28(火) 03:59:35 ID:36mW+MWL
叙事詩 「八神将の歌」 中編

第2章 八神将の旅
ユンヌ  「ここから本編に入るわよ。今から1000年前、人間が竜の領域を侵したことから始まった人と竜の大きな戦い、それが人竜戦役よ。
はじめは竜側が優勢だったのを人側が次第に盛り返していったの。
それに対して竜側は戦闘竜を、人側は八神将と神将器を投入することによって戦いは膠着状態になっていったわ」
ロイ   「うん、その辺は知っているよ」
ユンヌ  「八神将は軍にとらわれず、8人独自で動いていたの。早い話がRPGのパーティーね」

ローラン 「おらあ!!」
戦闘竜  「グワァァァァァ!!」
ローラン 「へっ、この勇者ローラン様に勝とうなんざ1000年早いんだよ!!」
アトス  「よくいうぜ、あんな雑魚に追撃食らった癖に」
ローラン 「うるせえな、デュランダルが重いんだからしょうがねえだろ!!こいつ剣の癖に重さ12もあるんだぜ」
ハルトムート「フヒヒヒヒ・・・Roland156センチだもんね、攻速8も落ちるとかどんだけwwwww」
ローラン 「てめえ、やんのか、こら!?」

エリウッド「やっぱりローランもこのデブ剣で苦労したんだね・・・あれ、でも12って封印仕様なの?」
ユンヌ  「そのうちわかるわよ」
ロイ   「どうでもいいけど、ハルトムートって本当に暗いんだね」

ブラミモンド「まあまあ、3人ともケンカなさらずに」
エリミーヌ「そうですよ、我々は大きな使命を負った仲間ではないですか」
テュルバン「・・・・・・仲間割れは・・・よくない」
ハノン  「みんな仲良くしなくちゃダメです!!」
ローラン 「わかってるって、別に本気で怒っているわけじゃねえよ」
エリミーヌ「それでは、先を急ぎましょう」
アトス  「ん?なんか忘れてねえか?」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・何も忘れてないよ・・・」
(一同、先に進む)
バリガン 「皆、アイテム買ってき・・・あれ、皆、どこいったんだ?」

マルス  「ちょ・・・バリガン素で忘れられてるし。ううん、この影の薄さは外伝に通ずるものがあるね」
アルム・セリカ「orz」
マルス  「こら、マルス!!なんてこと言うのよ!!」
ユンヌ  「続きいくわよ」

バリガン 「皆、私を置いていくとは、ひどいではないか」
ブラミ  「も、申し訳ありません、バリガン殿・・・私としたことが、本当に失礼なことを・・・」
テュルバン「・・・・・・すまん」
ローラン 「しょうがねえよ、バリガンのオッサンって影薄すぎんだよ」
バリガン 「グハッ!!」
エリミーヌ「ローラン、何てこと言うのですか。バリガン様は年長者として、私たちを支えてくれる方ですよ。
現に今だって私たちのためにアイテムを買ってきてくれたではないですか」
ローラン 「なんだよ、一番最初に『先を急ごう』って言ったのエリミーヌだろ」
エリミーヌ「え、いや、それは・・・」
バリガン 「エリミーヌ・・・」
エリミーヌ「バリガン様、あの、そうではなくてですね・・・」
バリガン 「いいんだいいんだ・・・どうせ私なんか・・・皆に相手にされない寂しい中年さ・・・」
ブラミ  「バリガン殿、そこまで自分を卑下しなくても・・・」
バリガン 「仕方がないだろう、私の顔には髭が生えているからな。髭と卑下・・・なんちゃって・・・プププ・・・」
(ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・)
ローラン 「うわ、寒!!オッサン、ギャグまでオヤジかよ」
バリガン 「orz」
アトス  「寒いギャクばっか飛ばしてると、マルテに氷属性ついちまうぞ」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・もう、手遅れ」
バリガン 「え?な!!マルテの穂先に冷気が!!」
ハノン  「わ!!本当に冷たいです」
アトス  「バリガンにはお似合いだな?今日からマルテは『氷雪の槍』だな。ハハハハハハ」
バリガン 「うわああああああん(号泣)」
393叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/28(火) 04:00:29 ID:36mW+MWL
ロイ   「え、マルテってもとは『氷雪の槍』って異名じゃなかったの?」
ユンヌ  「マルテの異名は『妖矛』。それが持ち主のバリガンが寒いギャグばっかとばしてたから、いつのまにか氷属性になっちゃったのよ」
ロイ   「し、知らなかった」
ユンヌ  「このバリガンって基本は常識人なんだけど、なぜかギャグ言うのがだいすきでねえ・・・。
しかも、ことごとく寒いオヤジギャグなんだわ、これが・・・。
ちなみにさっきシグルドが言った『親近』と『近親』を引っ掛けたヤツ、バリガンも同じ事を言って見事に滑ったわよ」
シグルド 「うう・・・ごめんなさい。でも、このバリガンは私にそっくりだな。
皆のために頑張っているのに、認めてもらえず、相手にもされない寂しい中年・・・
まさにこの一家の私じゃないか・・・うう・・・(泣)」
エリンシア「そんなことはないです、お兄様は我が家の大黒柱ではないですか」
マルス  「そうだよ、バリガンとシグルド兄さんが一緒なわけないじゃないか」
シグルド 「マルス・・・」
マルス  「だって、バリガンはちゃんと結婚しているじゃん」
シグルド 「うわああああああん(号泣)」
リン   「マールースー・・・またアンタは余計な事を!!」
ユンヌ  「そんなこんなで旅をしている一行。ある日、ある町の宿屋でのこと・・・」

ブラミ  「全部で8人なのですが、女性用に2人部屋を1つと、男性用に3人部屋を2つ用意していただきますか」
主人   「八神将の方々にご宿泊いただけるとは光栄でございます。今すぐご用意いたしましょう」
ブラミ  「エリミーヌさんとハノンで左の部屋を使ってください」
エリミーヌ「わかりました、いきましょう、ハノン」
ハノン  「はい」
ブラミ  「男性の部屋割りですが・・・」
ローラン 「あ、オレ真ん中の部屋がいい」
アトス  「オレもだ」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・僕も」
ブラミ  「わかりました、では3人で真ん中の部屋を使ってください。残った私たちで右の部屋を使いましょう」
バリガン 「テュルバン、一杯飲らないか?」
テュルバン「・・・・・・・・・ああ」
バリガン 「君ももっと大きな声を出していいんだぞ、酒だけに叫んでる・・・なんちゃって」
テュルバン「・・・・・・・・・・・・お・・・おもしろいぞ」
バリガン 「いや、無理に笑わなくてもいいんだよorz」
テュルバン「・・・・・・すまん」

リン   「テュルバン・・・いい人ね」
へクトル 「なんで狂戦士なんかになったんだ?」
セリス  「でも、なんか皆で旅をしているって感じだね。楽しそうだなあ・・・」
リーフ  「美人のお姉さんやかわいい少女とお泊り・・・ブハァァァァァ!!
ロイ   「兄さん、いくらなんでも妄想しすぎ」
マルス  「ま、でもRPGやってたら誰もが一度は妄想するよね。年頃の男女が宿屋で何もないわけないだろうってね」
エイリーク「たしかにこれだけ苦楽を共にすれば、お互い特別な気持ちになるのもおかしい話ではありませんね」
リン   「まあ、リーフが妄想するみたいなエロにはならなくても、一組くらいカップルができてもいいわよね」
ユンヌ  「ところが現実はそう甘くなかったのよ・・・」

ローラン 「アトス、ハルトムート、壁に耳当てろ。エリミーヌとハノンがおっぱじめるぞ」
アトス  「何!!」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・百合だ百合だ」
(壁の向こうの声)
ハノン  「エリミーヌお姉さま・・・大好きです」
エリミーヌ「私もよ。愛しているわ、ハノン・・・今夜は思いっきり愛してあげるわね」
ローラン・アトス・ハルト「キターーーーーー」
ブラミ  「ローラン殿、明日の予定なのですが・・・って3人とも壁に耳を当てて、どうしたのですか?」
ローラン 「馬鹿、静かにしろ!!今いいところなんだよ」
(壁の向こうの声)
ハノン  「うれしいです・・・あ、でも、私、まだお風呂に入ってません」
エリミーヌ「それなら2人で入りましょう。体を洗ってあげるわ」
ハノン  「はい、行きましょう」
(エリミーヌとハノンが部屋を出る)
アトス  「ああ、ちきしょう、せっかく百合の現場が聞けると思ったのに」
394叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/28(火) 04:01:37 ID:36mW+MWL
リーフ  「エリミーヌとハノンの百合シーン・・・ブハァァァァァ!!」
エリウッド「あ、あの、ハ、ハノンとエリミーヌって・・・その・・・そういう関係だったのかい!!?」
ユンヌ  「うん、正真正銘の百合ップルよ」
ヘクトル 「たしかサカの民ってハノンの子孫だったよな・・・(ジー)」
アルム  「まあ、ご先祖様がそうならね・・・(ジー)」
セリカ  「ある意味仕方ないかしらね・・・(ジー)」
シグルド 「KINSHINでなければ私は構わないがな・・・(ジー)」
エフラム 「あの変態女盗賊もサカの出身だったりしてな・・・(ジー)」
リン   「ちょ、ちょっと!!何で皆で私のことを見るのよ!!?」
マルス  「いやあ、ご先祖様までレズなんて、リン姉さんは筋金入りだなあと」
リン   「私はレズじゃありません!!」
エリンシア「ご先祖様がレズだからってあなたまでそうなることはないのよ!!」
リン   「違うっちゅうに!!でも、前にラスが言ってた、クトラの言い伝えって本当だったのね・・・(注 12スレ『潔白の証明』参照)」
ユンヌ  「続けるわよ、女2人がお風呂に言っている間の男共の会話ね」

ローラン 「それにしても、美女2人と旅ができるなんて最初は期待したけど、2人ともレズだったなんてな・・・」
アトス  「全くだぜ、女にモテモテになれそうだからわざわざこんな危険なこと引き受けたのに、実際は音沙汰なしだもんな・・・」
ローラン 「なんだ、アトス、お前も女目当てよ?」
アトス  「当たり前だろ、そうでなけりゃ誰がこんな危ないことするかよ、皆だってそうだろ?」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・当然じゃないか」
ブラミ  「いえ、私は・・・もう少し別な個人的な理由ですので・・・」
テュルバン「俺は・・・・・・皆を守るため・・・・・・」
バリガン 「私は騎士としての使」
ローラン 「おいおいテュルバンにブラミモンド、いい子ぶるじゃねえよ」
バリガン 「またハブられた・・・」
アトス  「彼女欲しいよぉぉぉぉ、早く童貞卒業してえんだよぉぉぉ!!」
ローラン 「くそ、こんな強くてイケメン勇者のオレ様が未経験って絶対間違ってるよな!!」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・その背じゃ無理無理」
ローラン 「うるせえ、背のことは言うな!!てめえも童貞なんだろ、ハルトムート!!」
アトス  「っていうか、ここのやつは彼女なしの一人身だよな?テュルバン、お前、実は経験済みとか言わないよな・・・」
テュルバン「・・・俺は・・・まだ・・・ない・・・けど・・・あの・・・実は・・・」
ローラン 「なんだよ、ハッキリしねえヤツだな。おい、ブラミモンド、お前は?」
ブラミ  「私は・・・一応・・・将来を誓い合った女性がいましたので・・・/////」
ローラン 「な!?てめえ、彼女もちかよ!!!」
アトス  「抜け駆けはゆるさねえといっただろうが!!」
ハルト  「裏切り者め・・・」
ブラミ  「いや、裏切りというか、あなた方と出会う前にすでに亡くなっていますし・・・」
ローラン 「なんだよ、ブラミモンドは経験済みかよ・・・お前明日からハブな」
ブラミ  「ローラン殿、我々は大事な使命を負っているのですから、そのようなことで連携を乱されては困ります」
バリガン 「あの・・・私は・・・」
ローラン 「ああ、そういえばオッサン結婚してるんだっけ」
アトス  「こんな地味なヤツでも結婚できるのに、なんでオレは・・・」
ブラミ  「2人とも、バリガン殿に失礼ですよ」
ローラン・アトス・ハルト「ああ、もう、彼女欲しいよぉぉぉぉぉぉぉ」

マルス  「何、この喪男達の会話。一応英雄だよね、この人達」
リーフ  「やだねえ、モテない男の僻みって」
エリウッド「はは・・・ははははは・・・なんだろう、なぜか夢が壊れた気がするんだけど・・・」
ヘクトル 「そうだよな・・・こいつらも人間なんだから、こういう会話もするよな・・・」
ロイ   「・・・でもさあ、英雄なんだし、やっぱり夢持っちゃうよね・・・」
リン   「まあ、男なんていつの時代もこんなもんよね・・・」
エレブ主人公ズ「orz」
セリス  「ずいぶん落ち込んでいるね」
シグルド 「自分たちの根幹を成す存在だからな、気落ちも大きいのだろう」
395叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/28(火) 04:02:13 ID:36mW+MWL
第4章 狂戦士テュルバン
ユンヌ  「まあ、こんな感じで女2人は百合百合、男たちは大半が喪男。
そんな中で、ある事件が起こるの。別な村で同じように宿をとったある日のこと・・・」

テュルバン「・・・・・・出かけてくる」
ブラミ  「どうなさったのですか?食事なら全員でいきましょう」
テュルバン「・・・いや・・・違う・・・」
ローラン 「なんだよ、遊びにでも行く気か?」
テュルバン「・・・・・・それも違う・・・・・・」
アトス  「なんだよ、ハッキリしろよ」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・イケナイお店にでも行く気?」
ローラン 「何!!だったらオレも連れて行け!!」
テュルバン「・・・・・・あの・・・その・・・デ・・・・・デ・・・デートなんだ」
ローラン 「な」
アトス  「な」
ハルト  「な」
ローラン・アトス・ハルト「何いいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
ローラン 「おい、相手は女なんだろうな?いや、それ以前に人間か!?」
テュルバン「人間の・・・女性だ」
アトス  「何で、いつの間に作ったんだよ!!?」
テュルバン「・・・この間、頼まれていた山賊の退治をしたら・・・さらわれていた娘を助けて・・・それが、村長の娘で、それがきっかけで・・・」
ローラン 「な!!?さらわれた村長の娘助けてゲットなんて、王道中の王道じゃねえか!!そんなおいしいイベント聞いてねえぞ!!!
何でオレ様を呼ばなかったんだよ!!?」
ブラミ  「ローラン殿達は遊びに行ってたでしょう。山賊退治は私とテュルバン殿だけでいきました」
バリガン 「・・・私も行ったのだが・・・」
ブラミ  「え?あ、もうしわけありません、バリガン殿」
バリガン 「お前・・・実は俺のこと嫌いだろ?」
ブラミ  「いえ、そんなことは・・・」
アトス  「オッサンのことなんてどうでもいいんだよ、テュルバン、てめえ、裏切る気か!?」
テュルバン「・・・いや・・・裏切るとか、そういうものでは・・・」
ローラン 「ちきしょおおお、なんでウォーリアのこいつが彼女持ちで、勇者のオレ様が一人身なんだよぉぉぉぉ!!!?ハルトムート、お前もそう思うだろ!!!?」
ハルト  「フヒヒヒヒヒ・・・どうせブスだから、別になんとも・・・」
ローラン 「え、そ、そ、そうだよな。こんな田舎の娘なんか、垢抜けないブサイクにきまっているよな。
この先、オレ様にはもっとハイソなセレブ美女が待ってるだけだよな・・・あはははは」
アトス  「こ、この世界のどこかに、う、美しい踊り子がオレをまっているからな、む、村娘なんて、うらましくなんかないぜ!!」
ハルト  「フヒヒヒヒヒ・・・オッドアイハァハァ・・・」
テュルバン「・・・・・・」
宿屋店主 「テュルバン様・・・お客様がお訪ねになっていますが」
テュルバン「・・・通してくれ」
村長の娘 「テュルバン様、お待たせいたしました」
ローラン 「な」
アトス  「な」
ハルト  「な」
ローラン・アトス・ハルト「何いいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
ローラン 「ちょ、すげえかわいい!!!」
アトス  「しかも巨乳!!!」
テュルバン「・・・紹介する・・・俺の・・・か・・・か・・・彼女・・・だ////」
村長の娘 「は、恥ずかしいですよ・・・テュルバン様ったら・・・////で、でも、いまご紹介されたとおりです、皆様、よろしくお願いします(ペコリ)」
ローラン 「ち、ちきしょう・・・性格もできてやがるじゃねえか」
テュルバン「・・・じゃ、じゃあ、行ってくる」
ブラミ  「楽しまれてきてください」
テュルバン「あ・・・それで・・・」
ローラン 「?」
テュルバン「・・・・・・帰りは・・・その・・・明日に・・・なると思う・・・」
ローラン・アトス・ハルト ( ゚Д゚)
村長の娘 「や、やだ、テュルバン様・・・は、恥ずかしいです・・・(ポッ////)」
ブラミ  「数日間ここには滞在する予定ですから、構いませんよ」
村長の娘 「それでは皆さま失礼します、テュルバン様、行きましょう」
396叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/28(火) 04:03:10 ID:36mW+MWL
(腕を組んで宿を出て行くテュルバンと村長の娘)
ローラン 「ち」
アトス  「ち」
ハルト  「ち」
ローラン・アトス・ハルト「ちきしょおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
ローラン 「くそ、田舎の村娘だからブサイクだと思ったら、すげえかわいいじゃんかよ」
アトス  「しかも巨乳でスタイル抜群」
ハルト  「性格も控えめで純情」
ローラン・アトス・ハルト「理想的な彼女じゃん!!!!!!!」
ローラン 「なんでだよお、なんでテュルバンにできてオレ様にできねえんだよぉ!!」
アトス  「もうこの際贅沢は言いません、とにかく女の子と楽しい一時を過ごしてみたいんです」
ハルト  「今夜テュルバンは理想的な彼女と甘い一夜を・・・うう」
ローラン・アトス・ハルト「うらやましいよおおおおおおお、びえええええん(号泣)」
ブラミ  「皆さん、そのようなことで騒がれては困ります。我々は人類の期待を背負った八神将、些細なことで動揺しては、民に不安が・・・」
ローラン・アトス・ハルト「うるせえええ!!リア充に喪男の気持ちがわかってたまるかぁぁぁぁ!!!(血涙)」
ブラミ  「いえ、あの、恋人は亡くなっていますので、決して私の生活も充実しているわけでは・・・」
ローラン・アトス・ハルト「うわああああああん、彼女欲しいよぉぉぉぉぉぉぉぉ(号泣)」

エリウッド「・・・」
へクトル 「・・・」
リン   「・・・」
ロイ   「・・・」
エイリーク「あの・・・さっきからエレブの方々が固まっているのですが・・・」
エフラム 「信じていたものが打ち砕かれれば人は誰でもああなる」
へクトル 「あのなあ、八神将って伝説なんだぜ、英雄なんだぜ、それが女にもてないごときで泣いてんじゃねえよ!!」
ロイ   「うう・・・人類の未来とか、戦争の終結とか、もっとすごいことで悩んで欲しかった・・・」
ユンヌ  「そういうけどね、喪男は喪男でつらいもんよ、ま、複数の嫁候補かかえたハーレム一家にはわからないと思うけどね」
シグルド 「私は・・・ほんの少しだけローラン達の気持ちがわかる気がする」
ユンヌ  「続けるわね、当初数日間滞在の予定だったのが、一月位その村に滞在することになったの。
おかげで喪男連中は、テュルバンと村長の娘のラブラブイチャイチャを見せ付けられたわ」

ハルト  「・・・今日もテュルバンのリア充ぶりを見せ付けられた」
ローラン 「なあ、もう、いっそ敵はリア充ってことにしねえ?竜なんかよりもよっぽど人類の敵だぜ」
アトス  「・・・ククククク・・・ハーハッハッハッハッハ」
ローラン 「なんだ、急にどうした、アトス!?」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・ついに気が狂った?」
アトス  「狂うのはテュルバンの方だ」
ローラン 「あん?」
アトス  「この間、『覇者の証』っていう妙なアイテム見つけたろ。ブラミモンドが解析した結果、あれには人間を戦いに狂わす効果があるんだってよ」
ハルト  「戦いに狂わす?」
アトス  「ああ、戦い以外には一切興味を示さず、ただひたすら戦い続けるようになる、そんな恐ろしい効果があるんだ」
ローラン 「で、そいつがどうしたんだ?」
アトス  「今、アルマーズにそいつを組み込んできた」
ローラン 「何!?じゃあ・・・」
アトス  「ああ、あの斧を握ったが最後、テュルバンは戦い以外にはなんも興味を示さない狂戦士になっちまうんだ。もちろん、女なんか眼中になくなる!!」
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・じゃあ、これであいつのリア充ライフは終わりなんだね」
ローラン 「アトス、マジGJ!」
ブラミ  「あ、あなたはなんということを!!!
人間に直接使用するならまだしも、武器、それも神将器に覇者の証を組み込んだら・・・恐ろしいことに・・・」
ローラン・アトス・ハルト「知るか、そんなの。テュルバンざまあwwwwwwwww」

テュルバン「む!!」
村長の娘 「どうなさいましたか、テュルバン様」
テュルバン「ぐ・・・ぬ・・・うおおおおおおおお!!」
テュルバン ウォーリアLv5→狂戦士LV1 HP+4 力+1 速+1 技+1 守+2 防+2 体+3 
テュルバン「戦わせろ、我を戦わせろぉぉぉぉぉ!!」
村長の娘 「テ、テュルバン様・・・」
テュルバン「どけ、女。我が望むは戦いのみ、我は、力、この比類なき力こそ、我」
397叙事詩 「八神将の歌」:2008/10/28(火) 04:04:24 ID:36mW+MWL
セリカ  「えっと・・・つまりテュルバンはもとから狂戦士ではなくてウォーリアだったと・・・」
アルム  「それをアトスがアルマーズに覇者の証くっつけて無理やり狂戦士にしたと・・・」
エレブ主人公ズ「なんじゃそりゃああああああああああ!!」
ユンヌ  「ま、それだけ喪男達のひがみはすごいってことよ」

第4章 人竜戦役終結
ユンヌ  「続きね、そんなこんなで、いよいよ人竜戦役もクライマックス。八神将達はすべての竜をつかさどる魔竜がすむ、竜の神殿へとたどり着いたのよ」

アトス  「よし、いよいよ魔竜の元へたどり着いたぞ」
ブラミ  「長かった戦いもこれで終わりますね」
ハルト  「フヒヒヒ・・・」
エリミーヌ「いきましょう、ハノン」
ハノン  「はい、お姉様」
テュルバン「戦わせろ、戦わせろぉぉぉぉ!!」
バリガン 「さあ、みんな最後のたたか」
ローラン 「追い詰めたぞ・・・魔竜よ、覚悟しやがれ!!」
バリガン 「orz」
???? 「・・・私の眠りを覚ますのは・・・」
イドゥン 「あなた達ですか・・・」
八神将  「な、なにいいいいいいいいいい!!」
ローラン 「ちょ、魔竜ってこんなに美人なの!!」
アトス  「テラカワユス!!」
バリガン 「我が妻の100倍美しい・・・」
テュルバン「戦わせろ、戦わせろぉぉぉぉ!!」
ブラミ  「なんと美しい、この世の者とは思えない」
ハルト  「イドゥンたん、ハァハァ」
エリミーヌ「ハノン、ごめんなさい、ときめいてしまったわ」
ハノン  「私もです、ああ、お姉様というものがありながら・・・」
イドゥン 「私と・・・戦うのですか?」
八神将  「いえ、貴女を迎えに来ました!!」

ユンヌ  「イドゥンの姿に一目萌えしてしまった八神将は、イドゥンと戦わずにお持ち帰りしてしまいます。
こうして、人竜戦役は終わりを告げましたとさ」
アイク  「ちょっと待て、ということは、八神将とイドゥンは戦っていないのか?」
イドゥン 「戦うなんてとんでもない。八神将の方はとても優しい方達です。赤の他人である私に対してとても親切にしてくださいました」
マルス  「さすが女に飢えた喪男とレズの集団」
イドゥン 「私が外に出る時はいつも誰かが私を守るためについてきてくれましたし、宿では、いつも一番いいお部屋をとってもらいました」
エイリーク「完全にお姫様状態ですね」
イドゥン 「ただ、テュルバンさん以外の方は、私と話す時は顔が赤くて息も荒いようでした・・・私、嫌な思いをさせていたのでしょうか?」
リン   「つまり、『イドゥンたんハァハァ』状態だったのね」
リーフ  「敵でさえ魅了するイドゥンさんの美貌、恐るべし・・・」
ロイ   「・・・あれ?じゃあ、なんでイドゥンさんって封印されたの?」
ユンヌ  「それはこれから話すわ・・・ミカヤがまたうるさいから一旦入れ替わるわね」
ミカヤ  「・・・ふう、出番がないからせめて節目くらいには登場しないとね」
エリンシア「ではもう一度休憩にしましょう、丁度クッキーが焼けましたので召し上がれ」
一同   「わーい」
というわけで、後編に続きます。
398助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 14:03:39 ID:hvfuzpi6
ローランアトスハルトムートの喪男トリオ最悪な奴らだなwwwwwwwwww

しかし既婚のブラミやバリガンをも惑わせるなんて、イドゥンさんすごすぎる・・・
399助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 15:00:23 ID:lz/7dUWW
八神将wwwwww ローランってそんなに人気ないですか?
烈火の剣公式サイトのキャラクター投票結果で
30位にランクインしてるからまずまずだとおもうんですけど・・・

マルス「あれ、兄さん何やってるの?」
アイク「メタナイト卿からマントを翼に変化する術を教えてもらったんだ。
   ジャンプで高く跳ぶことはできるが、滑空によって飛ぶのはまだだったからな。
   この技修得するのは結構骨だった。まねするなよ、マルス」
マルス「へえ、そんなに難しいの?」
アイク「ああ、以前セネリオが出した課題『ラグネルとリガルソード(又はアロンダイトを使っても良い
   )をうまくピンセット代わりにし、水生昆虫20種捕らえよ。足や触覚等が欠損している場合
   減点の対象とする』に比べれば、いくらかましだったが」
マルス「・・・・・・。それで今度は何を?」
アイク「確かあの緑の勇者だったか勇気のトライフォースだったかが空き瓶で光弾を跳ね返せると」
マルス(あの、マスターソード持ちの緑のバーサーカー!! 兄さんにまた変な入れ知恵しやがって)
アイク「ところがなぜかできないんだorz」
マルス「(ホッ)そりゃよかった。(また新しい技に夢中になって暴れられたらと思うと)」
400助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 15:49:17 ID:J20NRmC4
ルーテ「以前発明した者の使い道を思い立ちました。フォルデさん、アスレイ、ついてきてください」
アスレイ「いいですけど……どんな発明品でしたっけ? ルーテさんの発明品はたくさんありますから、どれがどれだか私にはわからないのですが」
ルーテ「詳しくは6スレ目>62を参照してください」
フォルデ「……わかったが、俺が付いていく必要あるか?」
ルーテ「おそらく必要になるかと。50%ほどの確率で必要になります」
フォルデ「そうかい。じゃあ仕方ないな」
ルーテ「はい。仕方ないので、私たち二人を乗せて竜王家に向かってください」


ユリア「ナギお姉様の睡眠衝動を抑える機械、ですか?」
ルーテ「はい。このヘルメットは欲求変換君と言いまして、装着した者の一番強い欲求を別の欲求に変えることができます」
ユリア「はぁ……たとえばどんな効果が?」
ルーテ「へザーさんは性的嗜好が普通になりました」
ユリア「把握しました。欲求のベクトルを変換する機械ですのね」
ルーテ「理解していただけて幸いです。では、ナギさんのところに案内してください」
ユリア「どうぞ、この奥です」
ルーテ「アスレイは待っていてください。フォルデさんはついてきてください」
フォルデ(嫌ーな予感がするな……)


ユリア「では兄上、ナギ姉様を起こしてください」
ユリウス「あー、ユリア? 君は僕が神竜のブレスに弱いということを知っていてそんなことを言うのかい?」
ユリア「はい。それともナーガの必殺を食らったほうがいいというのですか? 私はそちらでも一向に構わないのですが」
ユリウス「やらせていただきます」
ユリウス「姉さん、起きてくれ。お客さんが来てる」
ナギ「……」
ユリウス「姉さん! 起きてくれって言ってるだろ!」
ナギ「眠いって言ってるだろうがこの凸介野郎! グー」
ユリア「起きませんね」
ルーテ「そのようですね」
フォルデ「この天然さんたちはまったく……ルーテさん、欲求変換君を貸してくれ。実験を開始する」
ユリア「そうですね。ではフォルデさん、よろしくお願いします」
ルーテ「フォルデさん、よろしくお願いします」
フォルデ「はい。……装着したぞ。次はどうでしたっけ?」
ルーテ「その赤いボタンを押してください」
フォルデ「赤いボタン、っと……よし、完了」
ルーテ「様子はどうですか?」
フォルデ「目を覚ましたみたいだ。へ? ナ、ナギさん、いったい何をうわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ルーテ「どうしました?」
フォルデ「ナギさんが化身しました! 俺を食べようとしt……コノヒトデナシー!」
ユリア「どうなりましたか?」
ルーテ「睡眠欲が食欲に変換されたようです」
ユリア「そうですか。まあ、起きているんだからいいでしょう」
ユリウス「よくないと思うんだけどな……第二のイレースはきついと思うな……」
ユリア・ルーテ「どうとでもなります」
ユリウス「……そうかい」
フォルデ「いいから俺を助けてくれ――――! ぐふっ」
ナギ「フォルデさんおいしいです」
401助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 21:48:32 ID:oQg656dZ
ごっど・おぶ・つんでれ

ドーマの地下神殿。力を司る邪神、ドーマが眠ると言われる魔境である。
バレンシア北に位置し、内部は無数の魔物達が闊歩する深き闇。
足を踏み入れた愚かな侵入者たちは闇の糧となる……

はず、なのだが。

ドーマ 「ミランダ、お前は思いを押しつけるだけなのがいかん。」
ミランダ「だってあの葉っぱったら、やっと二人きりになったかと思えば1キロ先のアルテナさんのところに行くのよ!?
     どんな目してやがんのよ!もうこうなったら監禁するしかないじゃない!!」
ドーマ 「いや、だからと言ってれんぞく、とつげき、いかり、たいよう、げっこう付きメティオはしなくても良いだろう。
     というかよくこんな反則技できたな。」
ミランダ「恋する乙女は無敵なの。」
ドーマ (いや、お前そんなキャラでもあるまい……。)
ミランダ「あいつってばルーテ式勉強法の応用で人格漂白したのに、10分後には元通りよ。おかしくない?」
ドーマ 「待て。」
ミランダ「こうなったらアレね。サラの提案に従ってロプトウスによる洗脳を施す必要があるわ。」
ドーマ 「そうやってすぐに力技に出るのが良くない!そんなことでは振り向くものも振り向かん。」
ミランダ「だって……!」
ドーマ 「第一リーフは女性の体に惹かれているわけではあるまい。リーフは母性に惹かれているのだ。
     お前は包容力がない。待つことができない。」
ミランダ「何よ!私は女らしくないっていうの!?」
ドーマ 「そうではない。母性は包容力だけではない。凛々しさも内に含む。
     お前が言っていたアルテナ、という女性がリーフが強く惹かれている女性なのだろう?
     それならお前はまさにそれだ。リーフが惹かれる要素を兼ね備えているのだ。
     あいつが周りを見たときに、最も魅力的に映るよう自分を磨くべきだ。」
402助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 21:49:46 ID:oQg656dZ
ミランダ「でも、私リーフに酷いことをしているし……嫌われているかも。」
ドーマ 「悪だくみをしているときはともかく、それ以外ではリーフは特別お前を遠ざけているわけでもあるまい?
     むしろ落ち着いた時、力を用いてでも止めてくれたお前に感謝するかもしr」
ミランダ「そうよね!私は間違ってないわよね!!!!」
ドーマ 「いや、そういうわけでは……。」
ミランダ「ありがとドーマ!いつも悩み聞いてくれてありがとうね!!」

ドーマ 「あー……行ったか。どうせ自分で悩みを消化できるのだから、わざわざ神を訪ねる必要もあるまいだろうに。」

いつしかドーマの地下神殿は迷える者たちの集う場所になっていた。
元々ドーマ神は人間を信じていないわけではなく、根底では人間たちを愛している存在。
闇の者どももドーマの影響を受け人を襲わず、近くを通っても、触れられようと気にも留めない有様。
人も魔も共にあることのできる理想郷。それがドーマの地下神殿なのだ。

ドーマ 「全く、人間は神がいなくても十分やっていけるはずなのに。
     神に頼るとはいつまでたっても進歩がないな。神を討つまでの力を得た人間もいるというのに不思議なもんだ。」

神は呟く。

ドーマ 「いつまでも神に頼りおって。これでは神に子供たちよ、などと言われて当然。
     これでは、私が子供離れできないのも仕方がないではないか。」

口元を温かく緩めながら。

ドーマ 「あの娘の願いが叶うとは限らない。同じように努力しているものもいるだろうから。
     だが、私を頼ってくれた彼女の願いの終幕に、幸せが添えられていることを祈ろう。」





ミラ  「ほんと、兄さんったらツンデレよねー。」
ドーマ 「黙れ。メガクェイクすんぞ。」

ここはドーマの神殿。ツンデレの神のもとに、子供達の集う場所。

おわり



ツンデレは誰かという質問に答えてくれた皆、ありがとう。テラ感謝。俺設定丸出しで申し訳ない。
あとはレテでなんか書くかもしれんから生暖かい目で見てくれると嬉しい。
403助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 22:40:35 ID:JMQ61KXx
いや、これはこれでいい話だ。GJ!
しかし本当にリーフって兄弟スレの諸星あたるだなwお姉さんキャラ限定だけど。
404助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 23:28:09 ID:NGvqlW4J
ドーマ様、ホントいい人(神)ですなw
405助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 23:49:34 ID:oQg656dZ
バストとは……


リン  「ところでさ、アイク兄さんのチェストってどれくらいあるの?」
マルス 「それは気になるね。エイリーク姉さんがいないうちに計っちゃおうよ。」
リン  「というわけで兄さん、火竜のモモ肉あげるから計らせてくれない?」
アイク 「ふむ、いいだろう(もきゅもきゅ)」
リーフ 「もう食ってる!?」

エリンシア「私に計らせて!アイクの肉体を直に触るチャンスだもの!(姉として家族のコンディションを知る必要があるわ!

)」
マルス 「姉さん、本音と建前が逆になってます。」

エリンシア「はぁ、この大胸筋、後背筋、菱形筋……美しい、あまりにも美しいわ……。
      アイク、火竜の胸肉あげるからペロペロ舐めさせt マルス「そろそろ自重してください。」 
      ……わかりましたわ。えーっと……!!!!?」
リン   「姉さん?」

     ぶばあああああああああっ!!!!!!

マルス  「血を噴いた!」
リーフ  「姉さんが僕みたいに鼻から血を噴き出した!!!?」
リン   「誰か!血を、血を止めてー!!!!」
エリンシア「チェスト132、ウェスト90、ヒップ105……ッ。
      冗談のような大きさを誇りつつもその筋肉は実用的で無駄のない、全ての力を発揮できる真の筋肉……ッ!
      美しい、美しすぎる……ッ!!
      そんなアイクのカップサイズは……L……カップ……ッ!!!!」

          ガクッ

「「「姉さーーーーーーーーーーんッ!!!!!?」」」

マルス  「ちょwwwwwwwwwwwwwこれマジでやばくねwwwwwwwwwwwwwwww」
リン   「ヤバイってレベルを既に超えてるからwwwwwwwwwww血の池できてるしwwwwwwwwwwwww」
リーフ  「これはあかんwwwwwwwwアイク兄さんがLカップとか言ってる場合じゃなくなっt

          パリーンバキッツガスガスドガッザシュッコノHDN!!!!

406助けて!名無しさん!:2008/10/28(火) 23:52:07 ID:oQg656dZ
エイリーク「嘘ですっ!!!!」
リン   「ね、姉さん……。」
マルス  「いつの間に……そこに……?」
エイリーク「アイク兄さんがLカップだなんて嘘です!!私は、私はAAだというのに!」
マルス  「エイリーク姉さん!アイク兄さんは男だから!。」
エイリーク「それなのに、それなのに、それなのに!!」
リン   「姉さん頼むから落ち着いて―!」
エイリーク「もう、もう駄目なんです。Lカップなんてあったら、世界は、終わってしまうんです!!」
マルス  「そんなことで終わる程人間は脆くないですから!」
エイリーク「世界を救うためには、もう、これしかない。」
リン   「姉さん、何で、ジークリンデなんて……持ってるの?」
エイリーク「……ぐ。」
マルス  「ねぇ、何でアイク兄さんの所に向かっていくの?」
エイリーク「アイク兄上。」  
アイク  「む?どうしたエイリーク。」
     「「この人明らかにヤバいのに気づいてねぇー!?」」

         ヒュンッ

マルス  「エイリーク姉さん!ジークリンデ振り回しちゃ駄目だってば!」
リン   「そうよ姉さん!これ以上エリウッドに負担をかけるつもり!?」
エイリーク「もう世界を救うには……しかない。」
     「「え?」」
エイリーク「乳を削ぐしかない!!!!」
     「「アンタは何を言ってるんだー!!!!????」
エイリーク「Lなんて、Lなんて邪悪なんです!Cより上なんて存在してはいけないのに!え、えうええううううえるなんて!」
マルス  「落ち着いてください!」
リン   「そうよ姉さん!アイク兄さんなんだから仕方がないじゃない!」
エイリーク「そういうことではないのです!!
      それにリン、貴女は勘違いをしているわ。」
リン   「え?」

エイリーク「次は貴様だ。」

リン   「そんな!声まで変わって!」
アイク  「む、エイリークもなかなかやるようになったな。」
マルス  「何で兄さんはそんなに落ち着いているんです!?」
エイリーク「兄上。覚悟……願います。」
アイク  「さぁ、本気を出すんだ!」
エイリーク「はあああああああああああっ!!!」


はあああああああああああああああああああああああああっ!!!!!
お、おっぱい…………!


            お っ ぱ い こ の や ろ う ーーーー っ ! ! ! ! ! !


                    「「自重しろーっ!!!!」」


エイリークの怒りが静まるのを信じて!
ご愛読ありがとうございました!いつも通りのアイクのフラクラにご期待ください!

数値は北斗の拳のケンシロウから引用。
この作品について、後悔はしていないけど反省はしようと思う。
407助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 00:24:51 ID:pKW1700j
アイク爆乳すぎるwww

そういえばカップってトップとアンダーの差が7.5がAAでそこから2.5ごとにランクが上がっていく?
とかだった気がするんだけどエイリークが7.5の壁を越えているかすら疑問に思う今日このごろ
408助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 00:54:47 ID:Q0UJvinZ
かろうじて超えてるぐらいだろ。しかしエイリーク、どれくらいが理想なんだろう。
やっぱBぐらい?
409助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 03:09:48 ID:6XC709Gp
>>405-406
普段真面目でマトモなエイリークが暴走すると妙にカオスっぷりが増すように思えるw
後の壊れっぷりとも相まってか、406の一行目が某鉈が武器の女子中学生の声で再生された
・・・うん、なかなか悪くないかも
410助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 15:29:53 ID:Ggd3ZE4I
おっぱいのゆれる頃に
主演:ロリコン
助演:エイリーク、リン、ミルラ、ミカヤ
411助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 16:15:30 ID:J1YvRaaV
主演はジャファルですね、わかります。
412助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 16:29:37 ID:gZzbrlU6
>>406
お前さんアリスという名のさん姉妹に聞き覚え無いか?
413助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 17:13:32 ID:yoVz0oiM
三匹編に期待ww
もしくは巨乳ハンターでw
414助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 18:55:21 ID:J1YvRaaV
リン「たっだいまー」
エリンシア「おかえりなさい、リン。今日はずいぶん遅かったわね?」
リン「文化祭の準備でね。みんなは? もう帰ってきてるの?」
ミカヤ「アイクは深夜帰宅、エフラムとヘクトルはマギ・ヴァル高校とエレブ高校の大抗争の頭で不在ね。シグルドはディアドラさんとデートってことで今日は帰ってこないそうよ」
エイリーク「マルスとリーフは強盗大感謝祭ということでトラキア地区で頑張っているようです」
セリカ「アルムも文化祭の準備で帰ってこないのよ」
セリス「エリウッド兄さんは20gの吐血でグラド大学病院のICUに搬送されたよ」
リン「あらら……全員居ないのね」
エリンシア「そうですわね。あと2時間ほど煮込めばシチューも出来上がりますから、リンはその間お風呂に入っていてください」
リン「あいよー。セリスもまだでしょ? 一緒に入る?」
セリス「後が怖そうだから止めておくよ」
リン「そう、じゃ」
衣擦れの音が止んで、風呂場へのドアが
    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l[[!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _       
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、  
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::   
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::  ガラッ
    |┃:.:.:.:.:.:.:.:l|::/:ヽ:.:.:.:.:フ::::::::::ll___/:.:.:ヽ ヽ::::::::::::
と開け放たれて数秒たった時、それは起こった。
415助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 18:56:50 ID:J1YvRaaV
リン「キャアアアアアアアアア!!!!!」
リンの絶叫だ。
エリンシア「リン!? 大丈夫ですか!?」
リン「だ、大丈夫なはずないでしょ!」
ミカヤ「何が起こったの!?」
セリス「まさか……硬い強い速いしっこくの襲来!?」
リン「違うわよ! 体重が 1 0 k g も増えているの!」
全員「……ああ、そうですか」
リン「ああそうですかじゃないわよ! 乙女の一大事よ!?」
セリカ「まあ、私の体重が増えててもアルムの反応は変わらないだろうし」
エリンシア「確かにリンの体重が心配でないわけではないですが……あれだけ大きな反応をしておいて結果がそれではあまりに……」
ミカヤ「正直、どうでもいいかしらね」
セリス「みんなひどいよ? 確かにそうだけど、もっと言葉にゆとりを!」
全員「アカルイミライヲー!」
リン「ひっどいわね! じゃあ姉さんたちも体重は買ってみたらいいじゃない! 増えてたら私の気持ちもわかるでしょ!?」
エリンシア「仕方ないですわね……」がしょん エリンシア「……」
ミカヤ「はいはい」がしょん ミカヤ「何……だと……」
セリカ「だから私は関係ないって(ry」がしょん セリカ「う、ウソでしょ……」
エイリーク「……」がしょん エイリーク「……」
セリス「え? 僕も?」がしょん セリス「……」

全員「増えてやがる! 10kg!」
リン「どう? つらいでしょ? こわいでしょ?」
エリンシア「そんな……バアトルブートキャンプで絞ったはず……」
ミカヤ「食べ過ぎたかしら……」
セリカ「こ、こんなの嘘よ! 幻覚よ幻覚!」
エイリーク「む、胸はないのに腹は……」
セリス「えー、指でつまめるだけも脂肪無いのにー?」
全員「これは……ダイエットするしかない!」
エリンシア「シチューは取りやめです! 今日から野菜サラダオンリー!」
ミカヤ「アイク達が食べてると私達も食べたくなるからアイク達も同じメニュー!」
リン「毎日バアトルブートキャンプ10セット!」
セリカ「アカルイミライヲー!」
エイリーク「毎日腹筋! IDの数だけ腹筋!」
セリス「え、えーと……大胸筋! IDの数だけ大胸筋!」
リン「ファイトー!」
全員「オー!」


マルス「ありゃ……体重計いじったらこんなことに……ばっくれようかな」
416助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 19:06:52 ID:J1YvRaaV
ってことで一回腹筋してきますね
417助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 19:22:44 ID:FaJTRbNb
>セリスもまだでしょ? 一緒に入る?
これを断るとはセリスは真の漢じゃねーかw
418助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 19:45:07 ID:Gn6w56cJ
いや、相手がリンですよ・・・・?
身に覚えのない百合疑惑をかけられてひどいことになりそうだから遠慮したのかも
419助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 20:19:05 ID:J8b7fRfP
392-397
これはもっと評価されるべきwww
ローランアトスハルトムートの3人のインプレッションが一瞬で変わったわwwwww
テュラバンが可哀相だああああああああ…(つд;)。
罰としてアトスはヘクハー終章で武器無しで放置プレイするか
後、妻持ちのバリガンすら魅了するイドゥンさんの美貌SUGEEEEEE!
後半楽しみだwGJ!

>>414-415
シエル様乙です!
GJ!
420助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 20:56:12 ID:+89DYwAl
>>412
あまりに気に入りすぎて思わずぱくってしまった
男にすら嫉妬するエイリークと次女アリス、あまりにも似ていたのでやってみた
後悔していないが反省はしている
421助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 21:44:51 ID:Kso8q/zG
新参者っす。
先週くらいにこのスレ(シリーズ)知ってからようやく追いつきました。
ヘクフロでほのぼのか激甘かわからんようなのを書きたいと思ったんですが、いいっすか?
なんか「酷い有様です」になりそうで怖いし・・・ヘタレでごめん。
422助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 21:50:29 ID:bhEfgo2W
書くとか書かないとかどうでもいい
黙って書いて黙って投下、それが礼儀ってもんだ

スルーされても酷評されてもへこたれない
いい作品ならGJしてもらえるさ
423助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 23:32:53 ID:em7mJFC5
>>392
これ見て思ったンだけど、斧戦士の妻って美人率高いよね。
ドルカスとナタリー、バアトルとカアラ、ガルシアと名無しだけど美人(ドズラとの支援より)、
ヨハルヴァと???(誰かと特に決まっているわけじゃないけれど嫁になる人は皆美人)、
ボーレとミスト、オーシンとタニアetc・・・
424助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 23:34:51 ID:em7mJFC5
顔はアレなわりに結構モてるやつら。
425助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 23:38:11 ID:tn3bGDtH
顔がよくてもモテない人もいるしね
426助けて!名無しさん!:2008/10/29(水) 23:42:52 ID:ITpGl7XY
>>406
たしかカップってトップとアンダーの差で決まるんじゃなかったっけ
>>425
それなんてヨハルヴァ
427助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 00:15:27 ID:ncskTdoX
イケメンブライトンとマチュアを忘れるな
貴重な斧夫婦だ
428助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 00:53:46 ID:oTT46oG7
ヨハルヴァは昔のスレでリーフに思いっきり
事実を突き付けられていたからなぁ。
多少は変わっていればモテるはずなんだがw
429助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 12:32:41 ID:WVw/6025
ブレンダン首領を忘れるな。
モルフだとしてもあれはきれいなおねいさん。
430助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 14:31:30 ID:n/hED7EM
それにFE自体が美人揃いだからな
アーダンやミシェラン、チャップやトムス、
へのへのもへじみたいな顔グラのザガロ(新・暗黒竜)のような奴らが
もっといても不思議じゃないんだが・・・・・・
(これらのキャラに愛を雪いでる人に、すいません)
ま、ゲームに常識を求めても無駄か
431俺があいつであいつはこいつ:2008/10/30(木) 18:07:25 ID:8tUFDD9L
――漢なら拳で語れ。
なんかドラマだか漫画だかでよく聞くフレーズだが実際その通りだ。
俺達ベオクが使っている武器はラグズのそれと違っていつも使用者の手元にあるとは限らない。
一部の特別な物を除くほとんどは何度も使ううちに失われてしまう。
俺のアルマーズだって例外じゃない。まぁこの町オームやバルキリー並にハマーンの大安売りだから実感ねぇけどな。
まぁそんなことは置いといて、そんな時俺達に何が残るか?それは拳だ。
武器を失ったからと言って何も戦う術全てを失ったわけじゃない、これで戦える。
身体の一部を使っているが故に負担も大きいがその分自身の「力」で戦っていると実感できる。
実際俺も喧嘩の決着を付けるのには素手での殴り合いが一番だと思ってる。
お互い馬鹿みたいに力尽きるまで殴り合って、最後は両方ぶっ倒れて、
夕日の河原を背に寝っ転がったまま「お前やるな」「お前こそやるな」
そして握手を交わし合う二人――なんて恥ずかしくなるくらいベタなことをライナスとやってたりする俺。
うっわちょっと死にたくなってきた。あああああ青春って恥ずかしい。
まぁとにかくあれだ、漢は拳ってことだ。某鷺の王子を漢たらしめてるのもこれだしな。
オトコ イズ コブシ   コブシ イズ オトコ

ほらだから頑張れ俺、男は拳だから――

古の火竜×3「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
ヘクトル(アイ)「って無理じゃヴォケェェェェェェェェェェェ!!」

ヘクトルはあの(無茶にも程がある注文をされた)後、急いで工務店に行き、持ってきた荷物の中から例の書を取り出していた。
そしてそれを装備して竜の門に向かい、いざ身一つで挑んだのだが………

ヘクトル(アイ)「くっそ何だこの堅ぇ表皮はよぉ!【天敵/竜】の書付けてようやくダメージ通る程度じゃねーか!」

それもそのはず。ヘクトルが今相対しているのは万物の霊長である竜、それもその中でかなり上位の力を持つ古の火竜である。
さらに言えばそれが一気に三体も襲いかかってくるわけで………

古の火竜1 「シャゲエエエエエエエエエエエエエエエ!!」
ヘクトル(アイ)「うおっ!!」
古の火竜2 「ヒギャアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ヘクトル(アイ)「おっと!!」
古の火竜3 「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
ヘクトル(アイ)「くっそ危ねぇ………ってうおぁ!!」

避けることで精一杯、攻撃もままならぬ状態なのであった。
一体あの人外の兄はどうやってこれを倒すというのか。デコピンでいけるて何だ、ギャグか?!
いや待てよ、あれはもしかしたら女神が哀れな俺に与えたヒントなのか。
デコピン:竜系特効 なのかもしれねぇ。あり得るな、確かにデコピンの威力はあなどれねぇ。
イチかバチか………やってみるか。
そう思い立ったヘクトルは爪を振り下ろした火竜の攻撃をかわし、そこから腕伝いに頭部まで登りつめた。
そして強力な灼熱のブレスと紙一重の位置である額に向け力を込めた中指を突き出し――
くらえ!!

ぺ ち っ ☆ (ハエ叩きで叩いた程度の音)

古の火竜2 「ヒギャアアアアアアアアアアアアアアア!!(ラスボス舐めんなァァァァァァァ!!)」
ヘクトル(アイ)「馬鹿だった!!俺って真性の馬鹿だった!!」
????  「そうですね、気づくの遅いですね」
ヘクトル(アイ)「うるせー!!………ってお前」
432俺があいつであいつはこいつ:2008/10/30(木) 18:07:58 ID:8tUFDD9L
ヘクトルが声のする方を向くとやはりセネリオがいた。
竜の門の祭壇から伸びた下り階段に腰掛けてジュース片手に書物を読み、随分くつろいでいる様である。

ヘクトル(アイ)「なんでいるんだお前!?しかも何リラックスしてんだ!!」
セネリオ  「あーあー、ちょっと今クリリンが死んだとこなんで話しかけないでもらえます?」
ヘクトル(アイ)「ドラ○ンボール読んでんじゃねーよ!!何しに来たんだお前!!」
セネリオ  「そこ、右危ないですよ」
ヘクトル(アイ)「………!!」

振り向いた時にはもう目前に竜の頭があった。竜の口から見える赤き輝きと共に凄まじい熱が迫ってくる。
あれはまともに喰らえるものじゃねえ。そう考えるが先か動くが先かとっさに身を横にずらす。
なんとかかわせた――そう思った矢先、もう一体の竜の爪が襲いかかる。

ヘクトル(アイ)「………ぐッッ!!」
セネリオ  「リブロー!」

すかさず放たれたセネリオの杖の力でヘクトルの受けた傷は瞬時に回復した。
信じられないほど頑丈な兄の身体であったため浅い傷ではあったがさっき感じた衝撃は凄まじいものであった。
これが竜の力――ブレスをモロに受けていたらと思うとゾッとする。
体制を立て直すか?いや、その前にとりあえずセネリオに礼を言わなければ。
そう思い竜達の間をすり抜けて階段の近くまで走る。

ヘクトル(アイ)「お、おい………助かったぜ、さっきの」
セネリオ  「ほら、後ろ」
ヘクトル(アイ)「………げ!またかよッッ!」
セネリオ  「嘘です」
ヘクトル(アイ)「んなっ………!!さっきから何なんだお前はよ!!」
セネリオ  「………古の火竜はどんなでした?倒せそうですか?」
ヘクトル(アイ)「そんなもん見てりゃ分かるだろうが!!無理無理無理!!」
セネリオ  「ふーん、無理なんですか【天敵/竜】の書付けてるくせに」
ヘクトル(アイ)「うっ、それは………いやいやいや!!やっぱ無理だろ常識的に考えて」
セネリオ  「さっきみたいに回復くらい幾らでもしてあげますから攻撃だけに集中できますよ」
ヘクトル(アイ)「いや、だからこんなのアイク兄貴だから出来るんであってな」
セネリオ  「はぁ………アイクの弟がこんな根性無しだったとは………」
ヘクトル(アイ)「いや、だから!!根性とかそういう問題じゃないって」
セネリオ  「………ピザ」
ヘクトル(アイ)「は?」
セネリオ  「とろーりチーズとたっぷりベーコンのデラックスピザ」
ヘクトル(アイ)「てめぇ何言って………ってマジで意味分かんねーし!」
セネリオ  「なんかもう精神的にピザ」
ヘクトル(アイ)「おい………いい加減にしねえと本気で怒」
セネリオ  「飛べないピザはただのピザ」
ヘクトル(アイ)「……………(ブチッ)」
セネリオ  「ぴーざぴーざぴざ おデブの子ー メタボなーおなかのー」
ヘクトル(アイ)「てんめえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!そんなに言うんだったら見せてやろーじゃねーか!!
       俺様は飛んで宙返りしてバク転も出来るノンファットの肉体美を持つIKE面マッチョだってことをな!!」
セネリオ  「そうですか、んじゃ頑張って下さいね」
ヘクトル(アイ)「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
セネリオ  「……………」

そうして怒りに燃え上がったヘクトルは物凄い勢いで古の火竜に突っ込んでいく。
その巨体のせいか大きく移動してくることのなかった竜達は再び現れた外敵に唸りをあげる。
そしてセネリオはその様子をただじっと見つめていた。
433俺があいつであいつはこいつ:2008/10/30(木) 18:08:45 ID:8tUFDD9L
――そしてその頃

マナフィ    「フィー(鳴き声)」
マルス  (セリス)「いた!前方20メートル程に移動中のマナフィ発見!追えー!!(パカラッパカラッ)」
エイリーク(ンシア)「はい!(バッサバッサ)………っと!やはり天馬は空を駆ける分揺れが大きいんですね。あとおっぱ」
マルス  (セリス)「ただおっぱい揺れるって言いたかっただけでしょ( ´_ゝ`)」
エイリーク(ンシア)「えいりーん(´・ω・`)」
エリウッド (シ)「ちょっと待って二人とも。リーフはパシられてるし馬だからいいけどセリスが置いてきぼりくらってるよ」
二人      「え」
セリス   (ミ)「ま、待ってよー。みんなー!」
マルス  (セリス)「あ、ごめんごめん!そういえばミカヤ姉さんは馬も使えないし足も遅い魔道系だったからね」
セリス   (ミ)「はぁ………はぁ………みんな速いよぉ」
エイリーク(ンシア)「すいませんセリス!どうぞ私の後ろに」
?????   「その必要は、無い」
セリス   (ミ)「………?」

声のする方向を見ると疾風の如き素早さで近づいてくる緑色の影があった。
それは例えるならば緑の風、緑風と言ったところか。

マルス  (セリス)「ぁー、このナレーションなんか微妙な予感が………」

その緑の人影はセリスの元に駆け寄り、なんとお姫様抱っこして持ち上げるとこう言った。

サザ      「なぜならミカヤは俺が守るからだ。何か状況は飲み込めないがミカヤは俺が運ぶ(キリッ)」
エイリーク(ンシア)「あの………」
エリウッド (シ)「いや、想定の範囲内だけどさ………」
マルス  (セリス)「こう、『決めたゼ!』って顔されるとね………」
サザ      「な、何この空気?!俺、なんか今すごく恥ずかしい人?!とっても恥ずかしい人?!」
セリス   (ミ)「せ、説明した方がよさそうだね」
マルス  (セリス)「実はそこのサザさんが抱えてるミカヤ姉さん、ミカヤ姉さんじゃないんだよ」
サザ      「な、何?!またユンヌが乗っ取ってるとかか?!」
マルス  (セリス)「付け加えると男(一応)だよ、中身」
セリス   (ミ)「えへへ、どうも男です………」
サザ      「 な、何 だ と ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ?!」

(説明中)

ユンヌ   (鳥)「うん、まぁそんな感じで今兄弟達はごっちゃになってるのよね」
サザ      「まさか………本当にそんなことが………」
セリス   (ミ)「うん、なんだか………ごめんね(ウルッ)」
サザ      「う、嘘だ!ミカヤは今もこんなに乙女じゃないか!これが男のはずがない!」
マルス  (セリス)「それはまぁ中の人がセリス、今の僕だからねぇ」
サザ      「う、しかしイマイチ納得が………」
ユンヌ   (鳥)「仕方ないわね………一例を見せてあげるわ」

そう言うとユンヌは蒼い炎を出現させた。その炎の揺らめきは徐々に像になりどこかの建物を映し出した。

マルス  (セリス)「おぉー、何これ」
ユンヌ   (鳥)「暁オープニング風中継テレビ。他の子達の動きを映し出すわ」
マルス  (セリス)「へぇー、伊達に女神やってませんね」
ユンヌ   (鳥)「ふふん、見直した?だったらこの首輪外し」
マルス  (セリス)「却下」
ユンヌ   (鳥)「この人でなしめー!」

炎の映像はより建物に近づき明瞭になった。それはどうやら学校であるようだった。

エイリーク(ンシア)「ここは………私の学校、ルネス女学院です!」
セリス   (ミ)「ということはアイク兄さんの様子かなぁ」
434俺があいつであいつはこいつ:2008/10/30(木) 18:12:28 ID:8tUFDD9L
そして巨大な黒い影と宙を舞う一人の少女の姿、それを囲む大観衆へと近づいていく。それに従い向こうの音も伝わって来始めた。

アイク   (エイ)「ぬぅん!!」
?????   「グギャァァァァァァァッッ!!」

兄弟達     「 何 や っ て ん の 兄 さ ん ん ん ん ん ん ん ?! 」
ユンヌ   (鳥)「「さ、早速何かと戦ってるわね………」
マルス  (セリス)「しかもめっちゃギャラリー付いてる」
エイリーク(ンシア)「あ、兄上………あまりそのような目立つことは………///」

女生徒達    「( ゚∀゚)o彡゜エイリークお姉様!エイリークお姉様!」
ラーチェル   「( ゚∀゚)o彡゜エイリークお姉様!エイリークお姉様!」
ターナ     「( ゚∀゚)o彡゜エイリークお姉様!エイリークお姉様!」
ヘザー     「学園全体が百合に………ふふふ、エイリークちゃんやってくれるじゃない。この後どうしようかしら………」

ユンヌ   (鳥)「駄目ね、物凄く目立ってるわね」
マルス  (セリス)「しかもエイリーク姉さんの姿でフラグ立てまくったみたいなんだけど」
エイリーク(ンシア)「そ、そんな!ターナやラーチェルまで!」
サザ      「こ、この男前っぷりまさしく団長!!」
エリウッド (シ)「っていうか最後になんか危険人物いなかった?!」

アイク   (エイ)「せぇりゃあぁッ!!」

サザ      「こ、これはまさしく団長の天空!!」
エイリーク(ンシア)「あああああッッ………わわわ、私の………!!」
リーフ     「パンモロブバァァァァァァァァァァァァァァ!!」
マルス  (セリス)「うわっいつ帰ってきたんだリーフ?!」
リーフ     「い、今し方………パンチラの予感がしたもんで」

ゼト      「見えた!」
サレフ     「ピンクの!」
ヒーニアス   「水玉!」

エイリーク(ンシア)「……………」
エリウッド (シ)「あの教師陣+実はいい人何やってんだか………」
ユンヌ   (鳥)「こ、この辺でやめときましょうか!サザにもアイク→エイリークの事実が伝わったみたいだしね!うん!」
サザ      「ああ、まぁ………これは納得せざるを得ないな」
マルス  (セリス)「てなわけでサザさんにそこの中の人セリスなミカヤ姉さんを守る義務は無いです。もう行っていいですよ」
セリス   (ミ)「うん、僕も男だからね!」
サザ      「んん………いや、しかしその身体がミカヤのものだと言うことに変わりはない。やっぱり俺が同伴して守る」
マルス  (セリス)「………まぁそこまでいうならいいですけど(チッ、余計なのがついて来ちゃったなぁ)」
エリウッド (シ)「それじゃあリーフもボールを買ってきてくれたみたいだし、急ごうか(パカラッパカラッ)」
エイリーク(ンシア)「はい!(バッサバッサ)」
マルス  (セリス)「うん、マナフィに大分逃げられたし早く行こう(パカラッパカラッ)」
リーフ     「んじゃ、セリス兄さんはサザさんにそのまま姫抱っこ運んでもらってね(パカラッパカラッ)」
セリス   (ミ)「う、うん」
サザ      「あ………ちょ、ちょっと待ってくれ!!」
マルス  (セリス)「何ですか?」
サザ      「その………やっぱりこの子を誰かの馬に乗せてやってくれないか?」
マルス  (セリス)「え、何で」
サザ      「えっとですね、重………いや、そろそろ腕が限界なものでして、とても抱えて走れそうになくてですね(プルプル)」
マルス  (セリス)「………アフォかァァァァァァァ!!非力な癖にカッコつけて姫抱っこなんかするからだろーがァァァァァァァ!!
         今日はかまってる暇無かったからKYな登場しても言わなかったけどもう言うわ!緑風(笑)!密偵(笑)!瞬殺(笑)!」
サザ      「すいませんすいませんすいません(´;ω;`)」

リン  (ヘ)「ん、どうかしたの?ミカヤ姉さん」
ミカヤ(エリウ)「なんだか唐突にサザへの殺意がわいたわ」
リン  (ヘ)「何でまた?!」

こうしてマルス達に愉快な仲間が加わり、より一層心強いパーティとなったのであった? つ づ く。
435助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 18:37:49 ID:EdfzNHJ1
>>434-434
続きキテター!
相変わらずGJ!
読んでてニヤニヤが止まらなかったぜ!
つうかアイクひでえ
ガワも中身もひでえ
436助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 19:11:33 ID:TOr8C89t
絵板にヘクトルinアイクな絵を間違えて二回も投下したアフォです。マジこれは皆さんすいませんm(__)m

>>431
GJ! 毎日続きを待ってたぜ!!
今度はアイクinエイリークを描きたくなってしまったじゃないか……。
437助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 19:52:42 ID:VUpg219A
しゅんころ(笑)なら…しゅんころ(笑)ならマナフィゲットに役立つはずだ!相手のHPを1にするんだから!


そして攻撃を外す緑風
438助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 20:07:58 ID:HaSKGQtA
むしろやられる緑風
439助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 20:25:36 ID:SLq2KKWj
フィオネになら勝てそうなんよ
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /   )
 ( / ̄∪
440助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 20:49:03 ID:Xz4cRWtE
>>437
それなんてみねうち?
441助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 21:33:10 ID:UG7Yr7iU
凄く凛々しい顔をしてラグネル構えてるエイリークが思い浮かんだw
後、緑風は色々自重しろw
442助けて!名無しさん!:2008/10/30(木) 21:37:07 ID:G6vKDcaY
>>431-434
GJ!
ヘクトルとセネリオの漫才とか、エイリークの姿でいつも通り暴れるアイクとか、
いきなり出てきた緑風とか、終始笑わせてもらったwww
続き楽しみにしてます!

>>437
それなら慈悲のほうが(ry
443助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 00:36:50 ID:jiDzoNnw
>>442
何てこと言うんだ
緑風(笑)の数少ない取り柄を奪うつもりか
444助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 01:36:15 ID:A2mDiwD7
サザの技はもう

たいあたり
すなかけ
かぜおこし
でんこうせっか

でいいよ。
445助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 08:42:46 ID:4BVwsZBs
たいあたり:体当たり
みねうち:しゅんころ(笑)
ふきとばし:元のゲームでも正直使い物にならない
でんこうせっか:うん・・・

だろう
446助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 11:02:22 ID:l27iH728
いや、Lv30くらいでこの技、
たいあたり:体当たり
みねうち:瞬颯(笑)←殺の変換間違えた。けど合ってる気がしてならない。
とびひざげり:サマーソルトキック
でんこうせっか:まあな・・・

Lv100あたりで
みねうち:瞬殺(蒼炎ver.)
たいあたり:スキルとして組み込まれてるので消したくても消せない
エアロブラスト:ついにはセネリオと同じ、いやそれ以上に風を操れるようになった。
        伊達に風の加護ついてるやつじゃないな
つるぎのまい:ふつうは攻撃力が上がるがこれは他とは異なり、
       命中、素早さ、特(殊)防(御)(FEでいう魔防)がやたらと上がる。
       カキーンNO DAMAGEの代名詞にはあまり意味がない技

おろ?Lv100でもたいして強くなさそう・・・
447助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 11:11:51 ID:l27iH728
>>446の者だけど、
カキーンのもちものにクリティカッターときあいのハチマキどっちがいいだろうか
紫と蒼炎はたべのこしでいいと思うんだが
448助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 12:15:06 ID:MQYva/YO
いい加減そこまでいくとスレチだと思うんだぜ?
ポケモン知らない人にはついていけない。
現に俺はついていけない……
449助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 13:51:33 ID:YLjSow94
ポケモン知ってるっつーか今でもやってるけど>>446-447のノリにはついていけない
450助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 14:44:22 ID:l27iH728
よし、自重してもとのスレに戻るぞ
451助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 17:15:37 ID:l27iH728
>>448さんすみません。我を通しすぎました。
なんか思いついたんで投下

地獄のレイミア、灼熱のプラハ、噛み砕く牙ヴァイダ。
かつては3大スケバンとして名を覇せるも、時が移ればただの社会人。
プラハは焼き鳥屋、ヴァイダは竜牙将軍という肉屋を経営。一方レイミアは、
レイミア「いらっしゃいませぇ、ご注文のほう、お決まりになりましたら
    お呼び下さい(たく、やってらんねえよ)」
現在ファミレスにてアルバイト中。毎日喧嘩(というよりも死合と言った方が的確)に
明け暮れていた彼女にとっては刺激が足りないかもしれない。
レイミア(あー、あいつら今頃なにやってるかなあ。プラハはたしか電気屋のグローメルと仲がいいって・・・。
    ヴァイダにも下働きの男と仲が・・・チクショ―――――――!!)
バイトの終了時間となり店を後にするレイミア。誰かいい候補は・・・
プラハの弟分のホマサ。ツイハークやソーンバルケ、アイクの青春(少年)時代の良き好敵手だった。
だが、今じゃ知っているのは偶に訪ねて来るソーンバルケだけだ。魔法剣ソニックソードが唯一の強み。
ルOンの五右衛門の台詞のボイス(つまらぬものを、斬ってしまった)
最近ニート剣魔からフリーター剣聖にクラスチェンジしたカレル
だめだ、ろくな男がいねえ。あたしやっていけるんだろうか・・・?
452助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 17:24:08 ID:l27iH728
  ―――帰路―――
暴漢  「おいあんた、金を出しな。そうすれば半殺しまでにしといてやるからよ」
レイミア「なんだ、てめえは。あたしが誰かわかってて言ってんだろうね」
暴漢  「知るかアッーーーー!!」
レイミア「口ほどにもないね。そんなんであたしから金を盗ろうとするからだ」
暴漢  「金的は卑怯・・・ガクッ」
レイミア「ふん、おいそこらに隠れているてめぇかかって来い。
    そうする度胸があればな」
追剥  「さすが地獄のレバニラと言われただけあるな。おまえと戦えることを
    光栄に思う」
レイミア「おいてめえ! なにがレバニラだゴルァ! レイミアだぞ レ イ ミ ア !」
追剥  「参る!!」
レイミア「くっ!」
レイミアは銀の大剣を軽く右に薙ぎ払い、隠し持っていた匕首(あいくち)で
相手の左の太腿、右の三の腕、頬を斬り付けた。
追剥  「ぐあ!!」
レイミア「ハッ、ま、こんなもんk・・・ぐぅ!?(スタンガンか!)」
暴漢  「けっ、やっと大人しくなったか。おれを、痛い、目に、合わせ、やがって!」
暴漢は言葉をひとつひとつ区切りながらレイミアに暴力を与えていった。
レイミア「ガッ、は、っ、ぐっ、だ、誰か・・・」
暴漢  「ほ〜う、誰か助けを呼んでるみてーだなあ。」
追剥  「おい、やめろ、人の声が聞こえてくる。金を盗ったら、とっとと逃げるぞ」
暴漢  「んなにい!?今いいとk・・・」
追剥  「いい加減にしないか」
暴漢  「ちっ、しゃーねーな。あばよスケバン、こいつの耳と正直さに感謝するんだな」
追剥  「またいつか勝負をしよう。それまでにはもっと強くなっておく」
暴漢  「なにプロポーズしてんだ急ぐぞ、蹄の音がする」
追剥  「なにをばかな。私は・・・、まあいい」
こうして一風変わった強盗二人組は去った。
453助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 17:24:44 ID:l27iH728
??? 「大丈夫か」
レイミア「あんたは・・・」
シグルド「あれ、レイミア?どうした、また喧嘩でもしたのか?」
レイミア「・・・なあ」
シグルド「なんだ?」
レイミア「・・・恋愛についてどう思う?」
シグルド「・・・えー、まあ、なんだ、つまり、その・・・」
レイミア「恋だの愛だのそんなものは、あたしが喧嘩してた時にはなかったものなんだ」
シグルド「つまり、好きな人が今さっきできたばっかりなんだな」
レイミア「そいつは、盗人のくせに礼儀正しくて優しいんだ。更には
    次に相見(まみ)えるときにはもっと強くなって、あたしを
    倒すようなこともいってるんだ」
シグルド「で、どうする?」
レイミア「どうって?」
シグルド「通報するのが常識だが、当然おまえはそんなことしないんだろう」
レイミア「・・・ありがとう。くぅ〜(大きく伸びをする)、さて帰って寝るか。
    また明日なシグルド、元気でな」
シグルド「またな、レイミア」
レイミア(これが恋というのならそうかもな。プラハざまぁwww グローメルよりも男前だぜ)
??? 「大丈夫か」
レイミア「あんたは・・・」
シグルド「あれ、レイミア?どうした、また喧嘩でもしたのか?」
レイミア「・・・なあ」
シグルド「なんだ?」
レイミア「・・・恋愛についてどう思う?」
シグルド「・・・えー、まあ、なんだ、つまり、その・・・」
レイミア「恋だの愛だのそんなものは、あたしが喧嘩してた時にはなかったものなんだ」
シグルド「つまり、好きな人が今さっきできたばっかりなんだな」
レイミア「そいつは、盗人のくせに礼儀正しくて優しいんだ。更には
    次に相見(まみ)えるときにはもっと強くなって、あたしを
    倒すようなこともいってるんだ」
シグルド「で、どうする?」
レイミア「どうって?」
シグルド「通報するのが常識だが、当然おまえはそんなことしないんだろう」
レイミア「・・・ありがとう。くぅ〜(大きく伸びをする)、さて帰って寝るか。
    また明日なシグルド、元気でな」
シグルド「またな、レイミア」
レイミア(これが恋というのならそうかもな。プラハざまぁwww グローメルよりも男前だぜ)

暴漢  「おいセイレネス、ホントに強盗やめるのか?」
セイレナス「ああ、私はあの女に手も足も出なかったからな。それまでにもっと強く
     なって、いずれはこの紋章町を占める強盗皇になるくらい強くなる」
暴漢  「へっ、まあ頑張れ。また一緒に酒でも飲もうや」
セイレネス「さらば、我が友ステノ、また会う日まで」

        ( 続く ・・・ かもしれない )

レイミア書きたかっただけです。後悔と反省は少ししています。
セイレネスはセイレンの複数形からとりました。
ステノはゴルゴン3姉妹の長女から(次女はエウリュアレ、末女はメデューサ)
この二人はこのネタのゲストです。ゲームには全く関係ないのでご容赦ください
454助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 18:11:04 ID:EUuQCcWD
ケータイからだけどネタ投稿してみる

エイリーク「あの二人いつまでいるんでしょうか」
エリンシア「夕飯ができたからそろそろ帰ってほしいですね」
マカロフ「あー!俺の負けだヨシュア!さて、もう帰るか。賭け事ばっかやってると妹に怒られるんでね。」
マルス「あ。やっと終わったね。ていうかなんでウチでやってるんですか。」
マカロフ「この家落ち着くんだよな。エリンシア様、お世話になりました。さようなら〜」
エリンシア「はい、気を付けて帰ってくださいね。」
マルス「…というわけであのピンク頭は帰ったわけだけど」
エフラム「ヨシュアは帰らなくていいのか?」
ヨシュア「俺はもうすぐナターシャが迎えに来るはずだからな。」
リーフ「何!?僕の『紋章町美人なおねいさん図鑑』のな行を代表するナターシャさんだって?」
エリンシア「リーフちゃん…そんなものを…はしたないですわ!ぶっとばしてさしあげますわ!」
リーフ「この人でなしー!」
―30分後…
エイリーク「遅いですね、ナターシャさん。」
ヨシュア「何か用事でもあるのか?」
―1時間後…
エフラム「忘れられてんじゃないか?」
ヨシュア「いや、もうすぐ来る!」
455助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 21:15:47 ID:bHmrzUYS
サザ「瞬殺!(カッキーン!)」
しっこく「サッちゃんかっこいー!」
456助けて!名無しさん!:2008/10/31(金) 22:57:17 ID:EiarpSyn
>>453
スレチな話はするし、sageないし、よくわからんオリキャラは登場させるし…
もうちょっとスレの雰囲気を読む練習をしよう
457助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 00:19:28 ID:4pBPr+2A

同じく。
スレチを注意されても自重するどころか、続けざまにオナニーネタ投下ときた。
FEの新キャラ設定なら兎も角、意味不明なオリキャラとかw
リアの香りがプンプンしますね、おとなしくロムに回りなよ。

以下普通の流れドゾー
458助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 00:32:37 ID:ns0Dgh/0
そんなことより兄弟家の話をしようぜ!

今回ハロウィンネタ来なかったな。去年で出尽くしてしまったか。
てかさり気無くもう一年半以上続いてんだなこのスレ。
459助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 00:53:57 ID:U1e4NhIa
この国にはあまり馴染みの無い風習だからなぁ…

ネタとしたら、カボチャかぶったしっこくとか?
460助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 01:08:51 ID:x7VF9HU8
しっこく「この剣を使われよ」
ヘクトル「いやこれ剣じゃなくてカボチャじゃん」
しっこく「では、参る!(スイカを構える)」
ヘクトル「アッー!」


ヘクトルはスイカ体型。異論は認めない。
ちなみにジャファルはパイナップル頭。
461助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 01:27:48 ID:+0S752A+
>>460
俺の中でパイナップルはアーダン
462助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 01:28:32 ID:4pBPr+2A
バレンタインとか恋愛絡みはまだしも、ハロウィンネタは中々難しいね…
折角お茶目で可愛いらしいイベントだから、ストレートに心あたたまる和み系がハマりそう

>>460
初代パイナップルヘッド男のアー様を忘れて貰っては困りますな
その上強い、固い、カッコいいときた。
463助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 01:30:37 ID:fOHTSrOS
そういえばアー様ってネタに出てきた事あるっけ?
なんかセリスの学校で警備員か用務員やってそうなイメージが湧いた
464助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 01:33:20 ID:mZuRMiYn
>>460
マルス 「駄目じゃない、漆黒さん。そういうのはリーフじゃないと使えないよ」
リーフ 「いや、幾らマスターナイトでも無理だし」
465助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 03:51:34 ID:mvXxUqRY
しっこく「アイクよ、乙女は居るか?」

アイク「む?あんたか。姉さんは今いないぞ、しっ…しっ…」

しっこく「どうした?まさか私の名を忘れたのか?」

アイク「いや、さっきあんたにピッタリなあだ名を思いついたんだが…思い出した!」

しっこく「で、そのあだ名とは?」

アイク「シッゴキ!」

しっこく「( ゚Д゚)………( ゚Д゚ )」

アイク「こっち見んな」

しっこく「な、何だそのあだ名は!?」

アイク「いや、外の地区にはゴキックと呼ばれ親しまれている黒い鎧の重騎士がいると聞いてな、それに対抗してみた。」

しっこく「あ……が……が……」

アイク「という訳でお前は今日からシッゴキだ。よろしくな、シッゴキ。」

しっこく「 身 の 程 を わ き ま え よ ! 」つ【月光】

アイク「なんの!」つ【大天空】

しっこく「アッーー!!コノヒトデナシーー!!」







すまん、勢いだけで書いた。
ちょっと瞬殺(真)されてくる。
466助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 03:52:21 ID:I+ZBFMVo
>463
一応シグルトの部下としてグランベル商事で働いている
467助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 09:37:13 ID:KaY7A313
まあだからって用務員アーダンを書いちゃいけないってわけでもないからね。
なんか、セリスが拾ってくる捨て犬とか捨て猫とかを用務員室で飼ってそうだw
アーダンって動物とか子供とかに無茶苦茶好かれるイメージがあるぜ。
468助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 11:26:06 ID:FDdiU8+9
アーダンはマリオカートで言うドッスン…ってうわアイラ勇者の剣で流星剣やめt
469助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 11:54:00 ID:mZuRMiYn
>>468
お前のアイラは趣味が悪いなってうわラクチェなn
470助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 12:16:28 ID:T/+4Nxrk
アーダンは凄いいい人ってイメージ
あんまりついてないけど何だかんだでアイラがいるから勝ち組な印象

・・・少なくとも緑風よりはずっと勝ち組っぽい
471助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 13:13:13 ID:QbP4ISQL
>何だかんだでアイラがいるから
ホリンレックスがいるから3番手な印象だけどな。
その点サザは一番手だ(ゲームでは)。
472助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 13:22:36 ID:x7VF9HU8
レックスがアーダンの上位互換である以上は…
フォルカがサザの完全上位互換である以上は…
473助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 13:46:50 ID:pA+0SxMB
>>472
アー様は子どもに剣を継承できるじゃないか
アイラはアーダンの心の美しさを一番わかっていそうだ
474助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 19:38:14 ID:QbP4ISQL
>完全上位
幸運だけは別。
475助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 22:27:09 ID:EKaAN6NP
しかしCCで幸運の上限値が下がる罠
476助けて!名無しさん!:2008/11/01(土) 23:43:43 ID:rosqYrpF
>>456、457
ほんっとにゴメン。やっぱりばくは、読み手にまわったほうがいいよ。

>>475
うん、あの−5にはびっくらこいた。
477助けて!名無しさん!:2008/11/02(日) 04:36:28 ID:AzO5TjH3
>>476
悪いけどお前は書き込まないほうがいい。ゆとり丸出しすぎる
478助けて!名無しさん!:2008/11/02(日) 08:13:20 ID:k5PwptfK
>>476
書き込まないほうがいいと判ってるなら最初からそうしようね
空気読もうね

このスレの住民滅多にこんな事言わないぞ?
479助けて!名無しさん!:2008/11/02(日) 12:11:36 ID:QvH2C398
もうすぐ次スレかな?
480助けて!名無しさん!:2008/11/02(日) 12:17:13 ID:Oov3Zvlc
まだ大丈夫
481助けて!名無しさん!:2008/11/02(日) 12:27:21 ID:5H6Gifl/
頑張ろう
482助けて!名無しさん!:2008/11/02(日) 16:08:38 ID:LnPz+yv2
>>454の続き
―3時間後…
ピンポーン
ヨシュア「きたっ!ナターシャだ!」
シグルド「ただいま〜」
ヨシュア「orz」
マルス「シグルド兄さんおかえり」
エリンシア「すぐにご飯温めますね」
シグルド「ああ。…ん?そこの剣士、もう遅いぞ。早く家に帰りなさい。」
マルス「シグルド兄さん、兄さんと同類だよこの剣士は。」
シグルド「?どういうことだ?」
マルス「そのうちわかるって」
ピンポーン
ヨシュア「こ、今度こそ…!」
エリンシア「はいはい、今出ますね。…まあ、こんばんは。どなたですか?」
ナターシャ「遅くにすみません。ナターシャと申します。ヨシュア様いますか?」
エリンシア「まあ、あなたがナターシャさんですか。どうぞおあがり下さいな。」
ナターシャ「ありがとうございます。」
ヨシュア「うぉぉぉぉぉぉん!ナターシャー!遅いよぉおお!!」
ナターシャ「ゼト様と会っていたら遅くなってしまいました。ごめんなさい。」
ヨシュア「え…?」
マルス「ちょw原因他の男との約束ww」
シグルド「おや?なんだろうこの親近感は。」
483助けて!名無しさん!:2008/11/02(日) 16:19:26 ID:LnPz+yv2
ナターシャ「さあ帰りましょう。私はこの後ノール様と会う約束をしていますから急いで下さい。」
ヨシュア「ねえねえ…もう夜の11時だよ…」
ナターシャ「それと、明日の朝はクーガー様と子猫の散歩、昼はフランツと乗馬をしに行くのでピザでも頼んでくださいね。」
ヨシュア「(´;ω;`)」
ナターシャ「それでは行きますよ。みなさん、ご迷惑をおかけしました。おやすみなさい。ほら、ヨシュア様もご挨拶!」
ヨシュア「…お世話になりました……」
エリンシア「暗いので気を付けて帰ってくださいね。」
シグルド「ちょっと待てそこの剣士。」
ヨシュア「?」
シグルド「…またいつでも来い。君とは仲良くなれそうだ。」
終わり

シグルド兄さんの近親反対仲間は結構いるから浮気されまくり仲間を書いてみた。
ナターシャさんは支援相手が全員男なので今回使いました。ナターシャ好きさんごめんなさい…。
484助けて!名無しさん!:2008/11/02(日) 22:23:08 ID:aHbU1Qel
天使の衣さんも全員男だぜ。しかも婚約者が生存してても出逢ったばっかりの僧侶に惚れて出家するw
485叙事詩 「八神将の歌」 後編:2008/11/03(月) 01:15:03 ID:IqnkQNVI
叙事詩 「八神将の歌」 後編

終章 八神将のその後 ―テュルバン―
ユンヌ  「じゃあ、その後八神将がどうなったかについて話すわよ。
まずテュルバンは西方三島に行って、一生戦いに明け暮れた・・・その辺は今に伝わっている話と同じ。問題なのはこいつの使っている武器の方」
ヘクトル 「武器って俺のアルマーズのことか!!?そういや、この斧には覇者の証が組み込まれているって言ったな」
ユンヌ  「あたしもよくわからないんだけど、覇者の証って人間に直接使うのならともかく、武器に使うと呪いがかかるらしいのよ」
ヘクトル 「の、呪いだって!!?」
ユンヌ  「特に神将器なんかに使ったら恐ろしいことになるわね。それで具体的にアルマーズにくっついた呪いが『使用者は非業の死を遂げる』」
ヘクトル 「ちょちょちょちょ、ちょっと待て!!『封印の剣』で俺があんなんなっちまうのは・・・」
ユンヌ  「直接原因作ったのはゼフィールだけど、間違いなくその斧の呪いね。で、それを施したのはアトス」
ヘクトル 「あのじじぃぃぃぃ、許さねぇぇぇぇぇ!!」
エリウッド「ヘクトル、落ち着きなよ」
ヘクトル 「殺す、あのじじい、絶対殺す」

―エリミーヌとハノン―
ユンヌ  「人竜戦役終結後、八神将はそれぞれに国を与えられたの。エリミーヌにはエトルリア、ハノンにはサカね。ところが・・・」

ハノン  「いや!!お姉様と離れたくない」
エリミーヌ「私もよ、愛するあなたと離れてまで国なんか欲しくないわ。それで私にいい考えがあるの・・・それはね・・・」

エリミーヌ「皆さん、なぜ人と竜は争うことになったのでしょうか?それは共通の信ずべきものが無いからです。あの悲劇を繰り返さないために、私たちは信ずべき神を持つべきなのです」
エトルリア民「ならば、それはエリミーヌ様しかいませんね!!」
エトルリア民「今日からエリミーヌ様は我々の聖女、我々の女神になるべきです」
エリミーヌ「私のような者でよければ・・・しかし、それでは、私が政治を執る訳にはいきませんね」
エトルリア民「そんなものはにお任せ下さい、エリミーヌ様は何もせず、我々を見守ってくださればいいのです」
エトルリア民「エリミーヌ教万歳、聖女エリミーヌ様万歳!!」
エリミーヌ(ふふふ・・・上手くいったわ)

ハノン  「あ・・・あの・・・今日から、サカを治めることになった・・・ハ、ハノンです。よ、よろしくお願いします(ペコ)」
サカの民 「ハノンたーん!!」
サカの民 「超可愛いよ、ハァハァだよ!!」
ハノン  「でも・・・グス・・・うええええん」
サカの民 「ど、どうしたの、ハノンたん!?」
サカの民 「誰が君を泣かせたんだい?」
ハノン  「む、無理なんです・・・私みたいな子供に・・・グス・・・こんな大きな土地を治めるなんてできません・・・えええええん」
ロルカ  「そんなことで悩むことは無いよ、ハノンたん」
クトラ  「そうだよ、俺たちがいるじゃないか」
ジュテ  「政治とか部族運営とか、そんな面倒なことは全部俺たちがやってやるよ。ハノンたんは自由にしていいからね」
サカの民 「そうだよ、面倒なことは全部俺たちに任せてくれればいいんだよ」
サカの民 「だから泣かないで、ハノンたん」
ハノン  「皆さん・・・ありがとうございます(にっこり)」
サカの民 「うおおおおおおお!!ハノンたーーーーん!!」
ハノン  (えへへへ、うまくいきました)

ハノン  「サカは族長の方々が分割して治めてくれることになりました。お姉様の方はどうでしたか?」
エリミーヌ「大成功です。政治や教団の運営は全部人任せにできました。だから私たちは自由に愛し合えるわよ」
ハノン  「嬉しいです、お姉様」
エリミーヌ「私の可愛いハノン・・・私たちはいつまでも一緒よ・・・」

シグルド 「つまり・・・エリミーヌ教もサカ部族も、エリミーヌとハノンが政治に関わりたくないためにできたと・・・」
ユンヌ  「そう。面倒なことうっちゃって、ひたすら百合百合したかった百合ップルの策略が、今のエトルリアとサカを作っているのよ」
セリス  「それ・・・今のエリミーヌ教の人たちとか、知っているの?」
ユンヌ  「知るわけ無いでしょ、エリミーヌは生涯エトルリアの平和と発展に尽力した、って経典に書いてあるはずよ」
セリカ  「そんな勝手なレズ女を聖女だなんて、エリミーヌ教の程度が知れるわね。やはりミラ教こそが至高の・・・」
マルス  「だから狂信者自重。っていうかさ、サカ族ってロリコンばっかなの?」
リン   「い、今はそんなことないからね!!」
486叙事詩 「八神将の歌」 後編:2008/11/03(月) 01:17:54 ID:IqnkQNVI
―バリガン―
ユンヌ  「イリアを治めるのはバリガン。ただこいつの嫁が優秀でカリスマ性もあるもんだから、イリアの民は嫁の方を頼ったのよ」

バリガン嫁「あなた、この書類に判子を押してください、内容は気にしなくていいですから。それと今日は他国の首脳と会談があるので遅くなります、ご飯は自分で適当に食べてください、それでは」
バリガン 「うう・・・皆嫁のほうばかり頼って・・・人竜戦役を戦ったのは私なのに・・・」

ユンヌ  「そんな空気バリガンの唯一の楽しみは、例によってオヤジギャグ。バリガンは来る日も来る日も寒いギャグを言い続けました」

バリガン 「国会はどこっか、牛がうっしっし」
イリアの民「・・・なあ・・・最近気温が下がってきてねえか?」
バリガン 「産婆のサンバ、宴会やってもええんかい」
イリアの民「うわ、雪だ!!イリアの地に雪が降ってきたぞ」
バリガン 「店頭で転倒、怨念がおんねん」
バリガン嫁「あなた!!いいかげんにしてください、あなたのギャグのおかげで気温が下がって作物が育たなくて困っているのよ!!」
バリガン 「ふん、私にはこれしか楽しみがないんだ。飴は甘え、カレーは辛え、象の内臓が無いぞうとは言わせないぞう・・・アハハハハ・・・」

ユンヌ  「こうして、イリアは雪に覆われた極寒の地となりました」
リン   「気候変えるほどの寒いギャグっていったいなによ!!」
エリンシア「イリアはもともとは暖かい気候だったのね」
ユンヌ  「むしろ暑いくらいだったわよ ※」
エイリーク「イリアは男性より女性の立場が強いと聞きましたが・・・」
ユンヌ  「影が薄くて、ギャグは気候変える位寒い、おまけに嫁が優秀で、なにもやること無し・・・そんなのがトップにいたら男の立場も弱くなるって」
※フランスの叙事詩「ローランの歌」に出てくるバリガンはアラビア人です

―ハルトムートとブラミモンド―
ユンヌ  「八神将の中でも特にイドゥンにぞっこんだったのがハルトムートとブラミモンド。他の6人は『萌え』程度だけど、この2人は本気だったの」

ブラミ  「イドゥンさん・・・一目見たそのときから・・・私はあなたを・・・」
ハルト  「イドゥンたん・・・ボクのイドゥンたん・・・オッドアイハァハァ・・・」

ユンヌ  「この2人はイドゥンに優しくしまくり、そうだったわよね、イドゥン?」
イドゥン 「八神将の皆さんは優しい方ばかりでしたが、そのなかでもこのお2人は特に親切にしてくれました」
ユンヌ  「そんな中、最初に行動を起こしたのがブラミモンド。ある日の夜・・・」

イドゥン 「ブラミモンドさん、なにか御用ですか?」
ブラミ  「私は・・・かつて将来を誓った女性がいました。しかし、彼女は竜に殺されました。憎しみにかられた私は、竜に復讐するために、八神将に加わったのです」
イドゥン 「え・・・それって・・・」
ブラミ  「しかし、人竜戦役を通じ、私の考えは変わりました。憎むべきは竜ではなく、人と竜が争いあうことなのだと。これから私は人と竜の共存を目指して生きたいのです」
イドゥン 「素敵なことだと思います」
ブラミ  「それで・・・私は・・・これからの生をあなたと共に歩んで生きたいのです。私は・・・あなたのことを愛しています」
イドゥン 「嬉しい・・・私、ブラミモンドさんのこと大好きです」

エイリーク「え、え、え、え・・・イドゥンさん、あなたブラミモンドさんのこと・・・」
イドゥン 「はい、私ブラミモンドさんのこと大好きです」
兄弟家一同「な、なんだってーーーー!!」
リーフ  「うわーん、僕のイドゥンさんがーーーー!!」
リン   「誰がアンタのよ!!?でも、ちょっと正直私も意外だったわ・・・」
マルス  「・・・・・・一応確認しておくけど、あなたハルトムートのことどうおもってました?」
イドゥン 「はい、ハルトムートさんのこと大好きです」
マルス  「ローランは?」
イドゥン 「大好きです」
マルス  「エリミーヌは?」
イドゥン 「大好(ry)」
マルス  「僕ら兄弟のことどう思います?」
イドゥン 「大(ry)」
マルス  「それはチキやミルラたちの気持ちと変わりはありますか?」
イドゥン 「いいえ、妹達と同じくらい、皆さんのことが大好きです」
マルス  「えー、ブラミモンドはフラグクラッシュされたということでファイナルアンサー?」
ユンヌ  「マルス、正解」
アルム  「ブラミモンド・・・( ノД`)」
487叙事詩 「八神将の歌」 後編:2008/11/03(月) 01:21:48 ID:IqnkQNVI
アイク  「・・・イドゥン」
イドゥン 「はい?」
アイク  「そういうのはよくない。それでは他人の好意に鈍感になってしまう。自分の思いに気づいてもらえないということはある意味憎まれるよりも辛いことだ、もう少し他人の好意に敏感になるべきだと、俺は思う」
イドゥン 「は、はい、わかりました」
アイク  「・・・ん?皆、どうした?」
アイク、イドゥンを除く一同(突っ込みたい お前が言うなと 突っ込みたい)
ユンヌ  「まあ、ブラミモンドの告白は結果的に不発に終わったものの、それを影から見ていたハルトムートが盛大な勘違いをしちゃってねえ・・・・」

ハルト  「イドゥンたん、ボクのイドゥンたん・・・ブラミモンドのところにいっちゃうなんて・・・きっとあいつに心を操られているんだね。
だからボクと一緒にいられないなんて、あまりに可哀相で哀れだよ・・・でも大丈夫だよ、今ボクが助けてあげるからね・・・」
イドゥン 「あの、ハルトムートさん、なにか御用ですか?」
ハルト  「フヒヒヒ・・・イドゥンさんが最近お疲れだと聞いたので、それを解消する方法を考えました」
イドゥン 「え、そうなのですか、それは一体・・・」
ハルト  「私が開発した安眠ベッドです。ここで眠れば体力の回復が早まります」
イドゥン 「ありがとうございます、では早速使わせてもらってよろしいですか?」
ハルト  「フヒヒヒ・・どうぞ・・・」
イドゥン 「わあ・・・確かに気持ちいいベッドですね・・・よく・・・眠れ・・・そうです・・・ふわぁぁぁ・・・zzz」
ハルト  「剣よ、この哀れなる魔竜を封印したまえーーー!!」
(イドゥンに封印が施される)
ハルト  「フヒヒヒヒ・・・これでイドゥンたんは1000年間封印されたままだ。イドゥンたんは誰にも触れられずにいつまでも清らかなままさ。
そして解放に必要な剣と紋章をを守る国をボクがつくればいつまでもボク達は一緒にいられるね。
そうさ、イドゥンたんはボクだけのもの、誰にも触らせはしない・・・フヒヒヒヒ・・・」

ユンヌ  「こうして魔竜イドゥンはハルトムートに封印されましたとさ。その封印を解くため鍵となる剣と紋章を守るために作られた国がベルンというわけ。
ベルンにやたらと竜騎士がいるのも、愛しのイドゥンたんを懐かしむためというのが本当のところ」
ロイ   「ちょっと待ってよ、たしか伝説では『操られている魔竜に哀れみを感じて封印をした』はずだけど・・・それって・・・」
ユンヌ  「ハルトムートがちゃんと言っているじゃない。ブラミモンドに『操られて』いてボクと一緒にいられなくて可哀相で『哀れ』って」
ロイ   「でもそれって思い込みじゃ・・・」
ユンヌ  「思い込みよ」
ロイ   「いや、さらっと言われても・・・それに歴史ではそんなこと一度も・・・」
ユンヌ  「あのねえ、歴史なんてのは伝えた人間の都合いいように出来ているもんだし、知らない間に捻じ曲げられたりしているモンなの。
あたしだって本当は混沌の女神なのに、全てを滅ぼす邪神扱いされていたじゃない」
ロイ   「うう・・・ショックだ・・・人竜戦役の終わりがそんなしょうもない理由だったなんて」
リン   「それにしても、イドゥンさん、あなたハルトムートのやったこと、知ってたの?」
イドゥン 「はい、ハルトムートさんはとても親切な方でした」
リン   「いや、そうじゃなくてね、結局あなたは騙されたわけでね・・・」
イドゥン 「そんな、ハルトムートさんは騙してなんかいません。私のために用意してくれた安眠ベッドも素晴らしいものでしたよ。目覚めた時には少しも疲れを感じませんでしたし」
兄弟全員 「そ り ゃ 1 0 0 0 年 も 寝 て り ゃ 疲 れ も 取 れ る わ !!」
ミカヤ  「ちょっと口出すわよ。アイク、エフラム、どっちでもいいから今すぐイドゥンを嫁に貰いなさい。なんか冗談抜きでこの娘の将来が心配になってきたわ」
エフラム 「いや、それは・・・」
アイク  「・・・・・・」
ユンヌ  「その後、ハルトムートは普通に王様やったんだけど、問題なのはブラミモンド」

ブラミ  「なんということだ・・・しかし、なんとしても、もう一目イドゥンさんに逢いたい・・・闇よ・・・わが身をその中に溶け込ませ、我を封印したまえ」

ユンヌ  「こうして、ブラミモンドは自らを闇の中に封印し、1000年待つことにしました」
エイリーク「想いを寄せる女性のために、1000年の時を越える・・・ちょっと素敵ですね」
ユンヌ  「ところが現実はそう甘くは無かったんだわ・・・闇の中でひたすら待ったブラミモンドなんだけど、流石に暇でね・・・」
488叙事詩 「八神将の歌」 後編:2008/11/03(月) 01:22:56 ID:IqnkQNVI
ブラミ  「何も無いところで1000年は暇すぎる・・・魔道書でも持ってくればよかったか・・・仕方が無い、イドゥンさんに再会した時に愛の言葉でも考えますか・・・。
『イドゥン、私は君を愛してしまったらしい』・・・ちょっと違いますね。『神よ、もし私たちの愛が罪だというなら』これも違う。おお、『君も・・・俺の闇を感じてみないか』これいいですね!!
それでは愛を告げる時を想定してロールプレイをしてみましょう・・・」

ブラミ  「闇を・・・感じたんですよ・・・」
イドゥン(演:ブラミ)「闇・・・?」
ブラミ  「人は・・・闇をまとっている(中略)君の側なら、心地よく・・・眠れそうだ。」
イドゥン(演:ブラミ)「私の・・・闇・・・」
ブラミ  「君も・・・俺の闇を感じてみないか」

ブラミ  「うん、いけますね。それにしても、ロールプレイは中々に楽しい、いい暇つぶしになりそうです・・・次のシチュエーションは・・・」

ユンヌ  「こうやってブラミモンドはさまざまな1人芝居を演じていきました・・・その結果・・・」

ブラミ  「ぐへへへへ、姉ちゃんちょっとつきあえよ・・・いや、やめて、誰か助けてー・・・待て、彼女を放せ(以下略)」
ブラミ  「身の程をわきまえよ・・・この人でなしー・・・だいすきです、兄さま・・・しね、ハイエナどもめ」

ユンヌ  「1000年の間にさまざまな人格を身につけ、ついには己というものを持たなくなりました・・・」
エリウッド「真面目で優しいブラミモンドが、ああなったのはそういう事情があったんだね」
ロイ   「一見笑えるけど、背景の事情を考えると泣けるね・・・」
エリンシア「もともとは愛する女性に一目逢いたい一心で、自らを封印したのですからね」
ユンヌ  「ブラミモンドの気持ちはわかるわ。封印中って恐ろしく暇なのよね・・・そんな状態がずっと続けばどうにかなるのも無理ないわよ」
マルス  「なるほど、変態女神が変態なのは、ずっとメダリオンの中にいたからか」
ユンヌ  「失礼ね、あたしは封印される前からこうだったわよ!!」
セリカ  「つまり、最初から変態だったと」

―ローランとアトス―
ユンヌ  「最後にローランとアトスね。人竜戦役が終わっても相も変わらずこの2人は・・・」

ローラン 「くそ、背か?体格4、156センチのこの背がいけないのかぁぁぁぁぁぁ!!!?」
アトス  「結局は見た目かよ。竜を倒そうが、人類救おうが、チビやブサイクは一生独身でいろってことだろ、ちきしょうがぁぁぁ!!」

ユンヌ  「寂しい独り身だったのね」

ローラン 「ああ、もう、早く童貞卒業してえんだよ!!」
アトス  「お前はまだいいよ。オレなんかマジで時間ねえんだよ」
ローラン 「どういうことだ?」
アトス  「4ヵ月後の今日って、オレの誕生日なんだよ・・・30の」
ローラン 「げ、じゃあ!!」
アトス  「このまま4ヶ月が過ぎると魔法使いになっちまうんだよぉぉぉぉ」
ローラン 「そうだったな。頑張れ、アトス!!」
アトス  「頑張れって言ったってよお・・・」
ローラン 「まだチャンスはある!!それに安心しろ、もしお前が何もないまま30を迎えたら、オレがヤケ酒に付き合ったあと、風俗に連れてってやる。もちろん全部オレのおごりだ!!互いにそこで卒業しようぜ!!」
アトス  「ローラン・・・お前ってヤツは・・・うう・・・」
ローラン 「泣くんじゃねえよ。オレ達は共に童貞を貫いた仲間、『童志(どうし)』じゃないか!!(固く握手する2人)」

ユンヌ  「そういうわけで、固い友情を確認した喪男2人、しかし現実は甘くなく・・・」

アトス  「ちきしょぉぉぉぉぉぉ!!なにもないまま30になっちまったじゃねえか!!うう、これで俺も魔法使いの仲間入りか・・・(涙)ははは・・・ひょっとしたらファイアーくらい使えたりしてな・・・炎よ、出でよ・・・うわ、本当に火が出た!!」

セリス  「え、えーーー!!じゃあアトスさんってもともと魔道士じゃなかったの!?」
ユンヌ  「違うわよ、アイツはもともとは鍛冶屋。アルマーズに細工もできたんじゃん。魔法使うようになったのは30過ぎてからよ」
アイク  「体格がいいのも元が鍛冶屋だからか」
シグルド 「・・・・・・ひょっとして、あの方の今のクラスが『大賢者』なのは・・・」
ユンヌ  「そりゃ、1000年も女に縁がなければ大賢者にクラスチェンジもするって」
ユンヌ、イドゥン除く一同「な、なんだってーーーー!!」
489叙事詩 「八神将の歌」 後編:2008/11/03(月) 01:24:13 ID:IqnkQNVI
ユンヌ  「魔道士にクラスチェンジしたアトスは慰めてもらおうと、ローランの元へ向かいました。
そこで、アトスが見たもの、それは美人の女性二人を連れてホテルに入ろうとするローランだったのよ。しかも、ローランの背丈は180センチほどにまで伸びていたの」

アトス  「お、おい、ローラン!!」
ローラン 「よう、アトスじゃねえか」
アトス  「お前、その2人は一体・・・」
ローラン 「あん?見ればわかるだろう、オレ様の女だよ、お・ん・な」
アトス  「な・・・お前、いつの間に!?それと、お前なんでそんな背伸びてるんだよ!?」
ローラン 「これさ、先月開発された最新アイテム『ボディリング』。こいつは体格を上げる優れものでな、こいつを2つはめたら背が25センチも伸びたぜ!!」
アトス  「そんな・・・」
ローラン 「ほら、オレ様って身長以外は完璧だったから、背が伸びたらたちまち女がわんさか寄ってきてさ・・・今日もこれから3Pってわけよ!!わっはっはっはっは」
アトス  「その、今日俺の誕生日なんだけど・・・」
ローラン 「ああ、悪い・・・あの約束なかったことにしてくれよ」
アトス  「ちょ、てめえ、男の約束を裏切るのか!!?」
ローラン 「まあまあそんなに怒るなよ、いつかオレ様の女から1人お前に回してやるから」
女1   「えーなんかこの人キモいからやだー」
女2   「うんうん、ローラン様の方が素敵よね」
ローラン 「あちゃ〜、それじゃ仕方ないな。じゃあそういうことで、またな、アトス」
アトス  「待てよ、ローラン!!」
ローラン 「さあ、今日は思いっきり可愛がってやるぜ」
女2人  「きゃ〜、ローラン様のエッチ〜(はあと)」
(ホテルの中に入っていくローランと女性二人)
アトス  「・・・・・・ちきしょぉぉぉぉぉぉぉ!!ローランの野郎、裏切りやがったぁぁぁぁぁぁ!!」

ユンヌ  「数日後、ローランはある国の兵士と喧嘩になりました」

ローラン 「へ、無敵の勇者ローラン様に喧嘩売るたあ、命知らずだな。攻速落ちしなくなったデュランダルのさびにしてやるぜ」
女2人  「きゃ〜、ローラン様素敵ー」
ローラン 「オレ様の戦いぶりをしっかり見てろよ、ハニー達」
兵士   「この野郎!!」
ローラン 「けっ、てめえの動きなんざ止まって・・・あれ?なんだ・・・剣が急に重く・・・」
兵士   「死ねや〜」
ローラン 「うぎゃーーー!!」
兵士   「なんだこいつ、滅茶苦茶遅いじゃねえか。俺でも追撃できるぜ、オラア!!」
ローラン 「あぎゃーーー!!」
女1   「うわー・・・アーマーナイトに追撃喰らってる」
女2   「ダッサー・・・なんか幻滅」
女2人  (その場を去る)
ローラン 「ちょ、ハニー達待ってくれ・・・グギャーーーー!!」

アトス  「ぎゃーはっはっはっはっは!!戦いの間だけ重くなるようにしてやったぜ!!ふだんは重さも見た目も同じから絶対わからねえ。
これで気づかずに使ったローランは追撃喰らって(^Д^)プギャー wwwww」
ローラン 「この野郎、やっぱりてめえの仕業だったか」
アトス  「ようローラン、その様子だと追撃喰らってボコボコにされたみたいだな。アヒャヒャヒャヒャwwwwwww」
ローラン 「てめえのおかげで女が逃げちまったじゃねえか、どうしてくれる!!」
アトス  「け、先に裏切ったのはてめえだろうが!!」
ローラン 「この童貞喪男が!!許さねええええええ」
アトス  「喪男はてめえも同じだろうが、このデブ剣男がああああああ!!!」
490叙事詩 「八神将の歌」 後編:2008/11/03(月) 01:25:18 ID:IqnkQNVI
ユンヌ  「こうして女に見捨てられたローランは再び喪男に戻りましたとさ。まあ、ずっと後にオードっていう嫁をもらえるんだけどね」
エリウッド「このデュランダルの重さは・・・アトス様の仕業だったんだね」
ユンヌ  「そ、喪男アトスの僻みの賜物。もともとデュランダルの重さは12なの。だから『封印の剣』じゃ重さ12でしょ。烈火のラストでアトスがいなくなったから元に戻ったのよ」
エリウッド「フ・・フフフフフ・・・フフフフフ・・・このおかげで主人公なのに僕はラスボス戦でいらない子扱い・・・フフフフフフ」
リン   「エ、エリウッド・・・落ち着いて、ね」
ユンヌ  「以上が八神将と人竜戦役の顛末よ。この話の教訓は、『喪男の僻みは恐ろしい』ってこと。だからうちの男供も、さっさと女捕まえて捨てるもの捨てなさいってこと」
シグルド 「そ、そうしたいのは山々なんだが・・・いかんせん相手がだな・・・(涙)」
ユンヌ  「というわけで、ユンヌちゃんの八神将トークでした〜。楽しんでいただけたかな?」
ロイ   「聞きたくなかった・・・僕ははそんなしょうも無い人たちの意思を継いで戦ってたのか・・・すっごく夢が壊れたよ」
リン   「そうね・・・エリミーヌ教とかサカの草原とかを見る目が明日から変わりそうだわ・・・」
ヘクトル 「まぁ、それはともかくとして、俺をあんな目にあわせた落とし前はつけてもらわないとな。エリウッド、そろそろ行こうぜ」
エリウッド「色々事情はあったみたいだけど、そのおかげで僕は散々デブ剣と罵られたんだからね、その報いは受けてもらわないといけないな。というわけで」
エリウッド・へクトル「ち ょ っ と ア ト ス ボ コ ッ て く る !!」
アルム  「うわー・・・エリウッド兄さんが本気で怒ってるの、はじめて見たよ」
アイク  「今のこの2人にかなう者は誰もいないだろうな」
マルス  「アトスオワタ\(^o^)/」

―数日後
ユンヌ  「みんな見て見て〜今度はロプト聖戦時代のアルバムが見つかったの。ということでユンヌちゃん12聖戦士トーク、はじまるよ〜」
シグルド・セリス・リーフ「謹んで、お断り申し上げます!!」

叙事詩「八神将の歌」 完

おまけその1 喪師匠様とリア充な弟子
パント  「研究の報告は以上です」
アトス  「うむ、今日はここまでにしよう」
ルイーズ 「あなた、迎えに来ましたよ」
パント  「やあ、ルイーズ、わざわざすまないね」
ルイーズ 「だって少しでも長くあなたと一緒にいたいんですもの」
パント  「ルイーズ・・・」
(イチャイチャ)
アトス  「・・・」

ルイーズ 「あなた、あーん」
パント  「あーん・・・うーん、ルイーズの作るお弁当は最高だね。腕も一流だけど、なんといっても世界最高の調味料『愛情』入りだからね」
ルイーズ 「まあ、あなたったら」
(イチャイチャイチャイチャ)
アトス  「・・・・・・」
ルイーズ 「アトス様もいかがですか?」
アトス  「あ、ああ・・・もらおう」
パント  「どうです?ルイーズの料理は最高でしょう?」
アトス  「う、うむ・・・美味いぞ(涙の味しかしねえよ、ボケが!!)」

パント  「ルイーズ、無理はいけないよ、君のお腹には新しい命が宿っているんだからね」
ルイーズ 「ふふふ、あなたとの愛の結晶ですね」
パント  「僕と君と子供で、楽しい家庭をつくっていこうね」
ルイーズ 「あなた・・・」
パント  「ルイーズ・・・」
(イチャイチャイチャイチャイチャイチャ)
アトス  「・・・・・・・・・」

アトス  「ちきしょおおおおおおおおお!!!イケメン貴族の勝ち組野郎めえええええ、1000年間独り身の師匠の前で、てめえのリア充っぷりを見せ付けてんじゃねえよ、この馬鹿弟子がああああああ!!」
491叙事詩 「八神将の歌」 後編:2008/11/03(月) 01:27:54 ID:IqnkQNVI
おまけその2 ナバタの里の真実
―今から500年ほど前
アトス  「ここが、ナバタか・・・あれから500年・・・いまだわしは女に縁がない人生を歩んでおる・・・しかし今度こそパラダイスライフを送ってみせる!!
わしはここに竜の隠れ里を作る。目指すは『人と竜の共存』、すなわち『人間と竜族美少女がニャンニャンできるような理想郷』をつくるのだぁぁぁぁぁ!!」
???? 「あ、あの・・・」
アトス  「む!?なんだ、お主は!?」
ネルガル 「失礼しました、私の名はネルガル。ここに竜の生き残りがいると聞き、やってきました」
アトス  「ということは、お主も人と竜の共存を目指そうというのか?」
ネルガル 「いかにも」
アトス  (そうか・・・こいつも女に縁がない寂しい人生を歩んできたというのだな・・・)
アトス  「よろしい、わしも協力しよう、わが名はアトス」
ネルガル 「よろしくお願いします、アトス殿」

―200年後のナバタの里
アトス  「グス・・・こんなに人と竜は仲がいいのに・・・結ばれた人竜カップルはたくさんいるのに・・・どうしてわしのもとへは1人もやってこないんだぁぁぁぁぁぁ!!!?・・・ネルガルとヤケ酒でもするか・・・ん!!?」

―アトスが見たもの、それはネルガルと、彼の胸に顔をうずめる竜族美少女であった。
竜族美少女「ネルガル様・・・私・・・貴方のことが・・・」
ネルガル 「もうしわけありません・・・貴女の想いに応えることはできません」
竜族美少女「どうしてですか?ここでは人と竜が共存することができます・・・種族の壁などこのナバタでは関係ないのに・・・なぜ・・・ネルガル様・・・」
ネルガル 「もう、私には女性を愛する資格など無いのです。ですから、私のことなど忘れてください。貴女にはもっと素晴らしい方がいるはずです」
竜族美少女「・・・う・・・ああああ・・・・(その場を立ち去る)」
ネルガル 「もうしわけ・・・ありません」
アトス  「ネ、ネルガル・・・い、今の娘は・・・?(ちょ・・・すっげえ可愛い子だったじゃねえか!!てめえ、いつのまに!!?)」
ネルガル 「アトス殿・・・お恥ずかしいところを見られましたな・・・」
アトス  「な、何故断った?(そうだそうだ、一級の美少女だったじゃねえか!!くっついたら腹が立つけど、断ったら断ったで腹が立つぜ!!)」
ネルガル 「私には・・・妻がいましてな・・・」
アトス  「つ、妻だと!!?お、お主、けけけけ結婚しておったのか!!!?(ちょ、こいつ、喪男じゃないのかよ!!?)」
ネルガル 「そういえば、アトス殿にはお話しておりませんでしたな。妻エイナールと子供ニニアンとニルスの写真です」
アトス  「・・・!!(なにーーーーー!!すっげー美人じゃねえか!!)」
ネルガル 「エイナールとは人竜戦役の頃に出会いました。程なくして愛しあい、子供も生まれましたが、エイナールは氷竜・・・我々家族は人間に追われることになり・・・散り散りになりました。
人の道を外れ、数百年間探しましたが誰も見つからず・・・おそらくは、妻も子供も生きてはいないでしょう・・・」
アトス  「そのような事情があったとはな・・・(わしが寂しい独り身生活送っている間に、こいつはとっくに竜族の美女をゲットしていただとぉ・・・・)」
ネルガル 「ですから私はもうこれ以上私達のような者が現れないように、人と竜の共存に尽力することを決意しました。亡くした家族に対する・・・せめてもの償いです」
アトス  「・・・(グス・・・なんで、なんでわしだけ・・・)」
ネルガル 「妻も子供も守れなかった私に、もう、女性を愛する資格などありません。ですから、これまでも女性の申し出は全て断ってきました」
アトス  「す、全て!?お主を慕う娘は1人ではないのか!?」
ネルガル 「ははは・・・お恥ずかしい話なので、あまり言いたくはないのですが・・・私に想いを継げた者は・・・この100年で200人ほどでしょうか」
アトス  「に、200人!!?(嘘だ!!!!!!!)」
ネルガル 「私のようなつまらない男のどこがいいのでしょうかね?あ、それはそうと、来週、竜の男性と人間の女性が婚礼を挙げることになりました。
それで、アトス殿に儀式の立会いを願いたいのですが・・・」
アトス  「う・・・う・・・う・・・うわあああああああん(号泣しながらその場をダッシュ)」
ネルガル 「ア、アトス殿、どこへ行かれるのですか!!?」
アトス  「ネルガルは仲間だって信じてたのに・・・わしと同じ寂しい喪男だって信じてたのに・・・美人の嫁に、200人の美女だとぉ・・・
立派なリア充じゃねえかよ、ちきしょおおおおおおおおお!!!!」
492叙事詩 「八神将の歌」 後編:2008/11/03(月) 01:30:29 ID:IqnkQNVI
―数日後
神竜   「ネルガルよ!!」
ネルガル 「こ、これは神竜様、いかがなさいましたか!!?」
神竜   「ネルガルよ・・・我はそなたを信じていたのに・・・そなたという男は・・・」
ネルガル 「おっしゃる意味がわかりかねますが・・・」
神竜   「とぼけるでない、我からエーギルを奪い取ろうと画策しておったのだろう!!」
ネルガル 「な!!?そのようなことは絶対にありません」
アトス  「ネルガル、往生際が悪いぞ」
ネルガル 「アトス殿、これはどういうことです?」
アトス  「力を求めるのには反対せん。じゃが・・・他のものの命、それを奪ってまで手に入れる方法を許すわけにはいかん。お主は力に溺れてしまったのだな・・・」
神竜   「アトスの話によれば、そなたは以前から若い竜の娘をたぶらかしてはエーギルを奪い、捨ててきたそうではないか」
ネルガル 「そのような出鱈目を・・・アトス!!」
神竜   「出鱈目ではない!!現に貴様の家から泣いて出て行った娘が多々いると、近隣の者の証言もある!!さらにここにアトスが手に入れた計画書もある、貴様の字であろう!!」
ネルガル 「それは誤解です・・・それに計画書も偽造のものです」
アトス  「もうよい、ネルガルよ、せめてわしが葬ってやろう。それがおまえに対してできる、唯一の手向けだ」
ネルガル 「アトス・・・貴様・・・」
アトス  「全ては・・・全ては・・・てめえがリア充だからいけねえんだよおおおおお、フォルブレイズ!!」
ネルガル 「ぐわあああああああ」
アトス  (ふん、いい気味だわい。テュルバンといいローランといい貴様といい、皆わしをおいて勝手にリア充になりやがって・・・)

ネルガル 「ぐ・・・憎い・・・私を罠にかけ、裏切ったアトスが憎い・・・ヤツを倒す強大な力を・・・強大なエーギルを・・・エーギルを私によこせええええええええ!!」

―かろうじて生き延びたアトスへの復讐を誓ったネルガルが、強大なエーギルを得るために黒い牙に暗躍するのは、それから300年後の話である。

おまけその3 「烈火の剣」30章の真実
―ヘクトルとエリウッドにボコられ、命からがら逃げ出したアトス
アトス  「ぜえ、ぜえ、ひどい目にあったわい・・・うちの馬鹿弟子といい、最近の若い者は年寄りを敬う心が足らん。しかし、あやつらもわしのもう1つの作戦には気づいていなかったみたいだな。
そう、名づけて『エリウッドにニニアンを斬らせて仲違いさせ、そのあとわしがニニアンを生き返らせてニニアンゲット作戦』。
エリウッドがデュランダルを手にしたあと、わしはあの剣に竜を探知したら自動的に斬る様に細工を施した。虚弱なエリウッドでも一撃で倒せるように剣の威力を飛躍的に強化してな。
わしの策にはまったエリウッドはまんまとニニアンを斬った。そこまではうまくいったのだが・・・わしより先にブラミモンドが出しゃばってニニアンを復活させおった・・・あと一歩のところを・・・あの野郎・・・。
そもそもエリウッドが気に食わん、わしが500年かけて一人も捕まえられなかった竜族美少女を、ちょっと助けた位でゲットしおって・・・。
ま、どうやらこれはバレてははいないようじゃな・・・バレたら流石にわしの命も危」
ニニアン 「なるほど・・・あなたの仕業でしたか・・・」
アトス  「げえ、ニニアン!!」
ニニアン 「おかしいと思ったんですよ・・・火竜一匹に苦戦するエリウッド様が、それより強い氷竜の私を一撃で倒せるはずないのに・・・」
アトス  「いや、それはだな・・・」
ニニアン 「・・・アトス様、覚悟はよろしいですか?(氷竜に変身)」
アトス  「く・・・(懐を探る)」
ニニアン 「あ、フォルブレイズはさっき燃えるゴミに出しておきましたから」
アトス  「ちょ・・・あれ一応伝説の武器なんですけど」
ニニアン 「それではどうぞ心行くまで凍り付いて下さい。ア・ト・ス・さ・ま」
アトス  「許して、やめて、ぎゃああああああああ!!」

以上です、今回も長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。

>482
頑張れヨシュア、まだ君には美少女剣士のマリカがいるじゃないか・・・え、マリカはジスト隊長にぞっこんですって・・・まあ・・・生きろ
GJです。
493助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 10:10:02 ID:+4mGI7LR
>>492
アトス全ての元凶かよwww
もうこいつたたっ斬っちまえwww

つーかさりげにニニアンもひでえwww
494助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 13:53:41 ID:T0e27qca
アトスひどいwww
そりゃネルガルもグレるわww
495助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 14:33:35 ID:b07d4t52
ニニアン、遠慮はいらん。やっちまえwww
496助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 15:45:18 ID:hA7f3fWw
>>485-492
GJ!!しかしアトスww大賢者過ぎるwww

そして12聖戦士編も是非ともお願いします
497助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 16:34:26 ID:SHk6oNjV
>>496
ネタ師が全部の作品をやっているとは限らんだろうw
498助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 17:28:40 ID:hDw3seFP
>>2クソワロタwwwwwwwwwwwwwww
499助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 19:01:58 ID:8SdX8riI
>>485-492
アトスのある意味ネルガル以上の悪行に終始吹きっぱなしだwwwwwwwwwwwwwww
後ローランがプゾン化しててそれにもワロタwwwwww
とりあえず罰として本当にへクハー終章で武器なし放置プレイしてくるwwwww
神GJ!
500助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 19:15:50 ID:ySATeSvD
ところでひそかに保管庫10万hit突破
おめでとう
501助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 21:10:17 ID:8SdX8riI
ちょっと気になったんだが、いつからヘクトルはメタボ扱いされる様になったんだ?
公式絵やゲーム中の一枚絵見ても普通に屈強な男にしか見えん…
502助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 21:29:24 ID:FaOR0IM0
メタボネタは大家族モノのデブキャラがヘクトルに割り当てられた部分が大きい。
まあ比較的がっしりしているし、晩年にやや太りぎみだし
油断すると、ややメタボ気味になると解釈され、マルスがからかっている感じかな。

503助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 22:01:51 ID:f99Hyk4a
立ち絵はともかくマップ上のアイコンがどう見てもデブなんだよなあ、ヘクトル。
いや俺個人の感覚なんだけどさ。
504助けて!名無しさん!:2008/11/03(月) 22:02:10 ID:aoH/IrLY
>>501
ゲーム的な観点で行くと烈火の期待値と封印トライアルのパラメータを比較した場合に
体格+5に速さ半分とかどう考えてもメタボとしか思えない性能になってる
烈火〜封印の間で強さが殆ど変わってないエリウッドと比較すると分かりやすい

烈火期待値            HP 力 技 速 運 守 防 移 体
エリウッド ロードナイトLv20   52 24 24 23 24 20 16  7  9
ヘクトル  グレートロードLv20 56 29 23 21 14 28 14  5 15

封印トライアル           HP 力 技 速 運 守 防 移 体
エリウッド パラディンLv20    48 25 20 22 14 24 15  8 11
ヘクトル  ジェネラルLv20   43 18 20 10 15 30 15  5 20

あれ?こんな時間に誰だろう・・・
505助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 00:43:15 ID:30KNy6N0
ユンヌちゃん12聖戦士トークも是非聞きたいw
506助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 00:50:10 ID:O5pghEae
>>503
会話でリンあたりに太ってるうんたら言われて鎧でござるって言いかえしてるシーンがあったと思う
あとキャラ付けか

ところで、デュランダル+エリウッドってそんなに酷いか?
俺は毎回火竜戦では最終兵器的なポジションにいるんだが
まあ、ルナとかイクリプスとかヘクトルアルマーズに比べりゃ見劣りはするけど、ソールカティ(笑)よりマシだろ
507助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 01:01:26 ID:q2q+qvns
>>506
志村〜、後ろ、後ろ。
ところで「八神将」とか「神将器」ってどう読んでる?
公式だと「はっしんしょう」「しんしょうき」らしいけど、
どうしても「はちじんしょう」「じんしょうぎ」って読んでしまう
508助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 01:10:54 ID:afF/53An
>>507
俺はどちらも前者の方で読んでいるがな
どちらでも通じるでしょ

ところで、それが公式設定って何処でわかるんだ?
509助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 02:04:42 ID:P3q/atH8
>>506
個人的な思い出になるが、自分の初ロード時
最後の最後くらい主人公に花持たせてやろうと思って
削りに削ったラスボスの止めをエリウッドに任せたら
ヒット率81%のたった一回の攻撃をスカりやがった。

一回反撃されてターンエンドすると、次の敵ターンで確実に殺される
紙防御だから、危なくて前面に出せない。
よりにもよって主人公だから、無視してエンディングだけ見るわけにもいかないし。
510助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 03:06:27 ID:irNU+cd9
紙も何も、ブレスは防御無視だから全キャラ2発で即死だったと思うが
511助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 12:29:59 ID:WiCd7Hfv
デトロイト・しっこく・シティ

印付きの青年ゼルギウスは、オシャレな池系ポップソングミュージシャンを夢見て岡山のオマ村から紋章町に上京。

「そのキッスの味はきっとラズベリ〜♪ さっき食べたケーキの仕業さ〜」
渾身の甘いポップソング「ラズベリーキッス」でデビューを目指すが、ふとしたことから奇抜なメイクと演奏で人気を博す騎士系デスメタルバンド 
「デトロイト・しっこく・シティ」(通称DSC)のギターボーカル「漆黒の騎士」として活躍する羽目になってしまう。
オシャレとポップソングが大好きな憧れの美少女ミカヤにはそのことをひた隠して活動を続けるゼルギウス青年だったが、 
DSCのデビューシングル「ラズベリーキッス」……もとい「KANARI,YARU(かなり、やる)」が爆発的なヒットとなり、その意思とは裏腹に漆黒の騎士はどんどんカリスマとなっていく。

「私はデインの不動の四駿!! そして貴殿はかなり、やる!!!!!」
KANARI,YARUの爆発的人気とともに、インディーズバンド戦国時代が日本各地で勃発。
DSCはライバルのデスメタルバンドやパンクバンド、HIPHOP界のカリスマなどを次々と討ち果たし、レジェンドを重ねスターダムにのしあがっていってしまう。

「私がしたかったのは……こんなバンドじゃない!!」
そんな状況に苦悩するゼルギウス。 
DSCの活動の合間に、オシャレミュージシャンとして路上ライブをする日々だが、一向に芽が出ない。 
そして憧れのミカヤに漆黒の騎士としての正体を隠そうとする日々にほころびが生じはじめる。

そんななか、アメリカ・ニューヨークから、凶暴極まりない世界的デスメタルのカリスマ、ヘクトル・ピザロードが音楽界からの引退を発表し、 
その引退を前に世界中のメタルバンドと戦うワールドツアーを敢行するというニュースが入ってくる。
そして、日本での対バン相手にDSCが正式指名されることに……。

盛り上がる世間とは裏腹にゼルギウスの苦悩はますます深まっていくが、対決の日は刻一刻と迫ってきて……。
512助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 14:18:36 ID:VKOgza3Y
よくオマ村語が岡山弁だと分かったな
513某スレでこんなの見つけた:2008/11/04(火) 15:51:59 ID:WiCd7Hfv
しっこく「き…きさま何者だァ――ッ
     私に、こ…こんなことしてゆるされると思っちょるのか――ッ!?」

しっこく(そうだ… ゆるされるわけがない…
     誰だろうとこの私に対してこんなことをしていいはずがない……
     軍学校の成績は一番で卒業した
     ベグニオンの元老院軍ではを将帥をつとめ…
     デインに来てからも、みんなから畏れられ尊敬されたからこそ、四騎になれた…
     クリミアに1000坪の別荘も持っている…
     600歳年上の美形賢者の部下になった…
     転移の粉だって他人の50倍は使用している!
     どんな相手だろうと、私は倒してきた…
     いずれ七議院にもなれる!

     漆黒の騎士 ゼルギウスだぞ―――ッ)

しっこく「いいか聞けこのゴリラッ!
     地獄に送ってやるッ!
     絶対に地獄送りにしてやるからなーッ」

アイク「もう一度言う・・・・」

ボゴオオン(←ハンマー)

しっこく「うぎゃあああああっ!!」


アイク「覚悟しろ」
514助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 17:29:47 ID:Ezm9xbi6
>>512
突っ込むところそこかよw
515アイク・ザ・レインボー:2008/11/04(火) 18:49:56 ID:si4VnakT
最近神作品が多いですね…。文章力の高さに脱帽。
自分も拙いですが頑張って書いていきたいです。


アイク・ザ・レインボー前編 〜邂逅そして開放〜

ロイ「おはよーみんな……ってええ!?」
マルス「おはようロイ。どうしたんだい?起きてそうそう大声あげて。」
ロイ「なんか、リビングがやたらと広くなってるんだけど……。」
マルス「ああ、そうか。ロイにはまだ……。」
ユンヌ「もちろん、このユンヌちゃんが広くしたのよ!」
ロイ「えっ、どうして?」
ユンヌ「今日、アイクが地区対抗格闘技大会で知り合ったお友達を連れてくるらしいのよ!
    んで、アイクが私に家を広くして欲しいって頼んできたわけ。私、張り切って特大サイズにしちゃったわ〜。」
ロイ「へえ、あのアイク兄さんがねえ。」
マルス「僕としては、あの連中を家に連れてくる神経がわからないんだけどね…。」
ピーンポーン
マルス「っと、話してる間に来たみたいだ。」
エリンシア「私が出てくるわね。」
エリンシアが玄関へ向かう。リビングが広くなっているので、玄関までたどり着くのも一苦労である。
エリンシア「アイク、お帰りなさ―――――キャアアアアア!」
マルス「そーら始まった。どうせ赤い方のヒゲ親父あたりがジャンプでもしながら入ってきたんだろう…。」
マルスがあきれていると、アイクが焦った顔でリビングに入ってきた。
アイク「すまん。なぜかエリンシア姉さんが気絶してしまった。ミカヤ姉さん、レストで起こしてくれないか?」
ミカヤ「ええ。いいわよ。」
ミカヤは杖を持って玄関へ小走りで向かう。
ミカヤ「え!?イヤーーーーーーッ!」
ロイ「ミカヤ姉さんまで!?」
マルス「…ロイ、我が家に来てくださった客人たちを盛大にお出迎えに行こうか。」
ロイ「う、うん。」
マルスとロイは急いで玄関へ向かった。ちなみにマルスはしっかりとファルシオンを持ってきている。
マルス「ちょっとあんたら、一体何をして………。」
ロイ「…………!?」
二人が見たのは、にわかには信じがたい光景だった。
アイク(赤)「よっ、今日は世話になるぞ!」
マルス「え……?」
アイク(白)「ふん。俺は来たくて来たわけじゃない。」
アイク(黄)「そんなことを言うな。ほら、笑顔、笑顔。」
ロイ「な、なんで……?」
アイク(緑)「あんたらがそうやって騒ぐから、ますます俺の影が……。」
アイク(灰)「……………邪魔するぞ。」
それは、色とりどりのアイクたちが玄関に集合している光景だった。
ロイ・マルス「うわーーーーーーーっ!」
516アイク・ザ・レインボー:2008/11/04(火) 18:51:33 ID:si4VnakT
アイク「すまん。前もって言っておくべきだったな。あらためて紹介する。“俺たち”だ。」
アイク(全色)「よろしく頼む。」
ヘクトル「ちょっと待て!」
リーフ「“俺たち”で済ませないでよ!」
セリカ「どう考えてもおかしいでしょ!」
アイク「?何がだ。」
セリカ「だって、どうして兄さんが7人も……!」
アイク(白)「……どうやら、この女は地区対抗格闘技大会のことをよく知らないようだ。」
アイク(赤)「おい、説明していなかったのか!?」
アイク「すまん。すっかり忘れていた。」
アイク(黄)「仕方ないな。じゃあ俺から説明しよう。あの大会では、同じ選手でも何色かバリエーションがあるのは知ってるよね?」
セリカ「え、ええ。」
アイク(黄)「あれは、俺たちが交代で出ているんだ。」
シグルド「なっ……あれはアイクが着替えているのではなかったのか?」
アイク(白)「違う。あんな衣装をいちいち着替えている暇はない。」
アイク(黄)「それに、あなたたちも大会に行ったことがあるなら、見たことがないかな?四人の“アイク”が戦っている試合をね。」
セリカ「えっ!?そんな試合見たことないけど……そんなことって!」
アイク(白)「…全ては観客のムチャな要望から始まった。“同じ選手4人の試合を見たい!”…主催者は見事にそれに答えた。」
シグルド「なるほど、大体察しがついた。お前たちは……。」
アイク(赤)「俺たちは、そこのアイク(オリジナル)から作られたクローンだ。」
アイク(白)「俺たちだけではない。あの大会の選手は全員クローンがいる。ただし観客には知られていない。
       同じ選手4人の試合は、立体映像だと説明されているらしい。」
リン「そうだったのマルス、ロイ!?」
マルス「……そうさ。僕も髪の毛を一本取られた。それから……僕と同じ顔の………ギィヤァァァァァァ!」
リン「マ、マルス!?しっかりして!」
ロイ「僕は……全然覚えていないよ………。」
アイク(緑)「無理もない。大会から外された者は、口封じのために記憶を消されたからな。」
ロイ「僕、記憶消されてたの……!?ガクガクブルブル」
シグルド「……で、どうしてそのクローンがうちに遊びに来たんだ。」
アイク(灰)「……疲れたんだ。」
リン「疲れた?」
アイク(灰)「大会……戦い……疲れた……バカンスだ。」
エイリーク「うちはリゾートホテルではないのですが…。」
アイク(赤)「それにな、こっちの“アイク”の生活もちょっとのぞいてみたくなって、無理を言ってつれてきてもらったんだ。」
アイク(緑)「本当は、俺たちはあの会場から外には出てはいけないのだが……。」
ロイ「そうなんだ…。」
アイク「というわけだ、今日一日、よろしく頼む。」
アイク(全色)「世話になる。」
ヘクトル「うう…頭が混乱しそうだぜ。」
エリンシア「いやあああ!KINNIKUいっぱいス・テ・キー!」
ユンヌ「きゃあああ!アイクがいっぱいサ・イ・コー!」
エリウッド「…こっちには、さっきから興奮しすぎてバサーク状態になっている人たちもいるけどね。」
リン「とにかく、うちにいるのはいいですから目立つ行動は慎むようにしてください!
   もし、アイク兄さんがたくさんいるなんてバレたら―――――。」
アイク(赤)「むっ、お前強いな?表へ出ろ。俺と勝負だ!」
エフラム「……いいだろう。兄上のクローン…相手にとって不足はない。」
リン「ああ、言ってる側から!」
エリウッド「ま、兄上のクローンならおとなしくしているはずがないよ…。」
517アイク・ザ・レインボー:2008/11/04(火) 18:53:43 ID:si4VnakT
アイク(黄)「マルスくん、どうしてそんな顔をしているんだい?」
マルス「く、来るな化け物!お前たちなんて所詮作り物なんだ!」
エリンシア「こら!何てことを言うのマルス!」
アイク(黄)「いいんだエリンシアさん。それは真実だからね…。
       でも、いつまでもそんな辛そうな顔をされては、こっちも悲しくなってしまう。さあ、笑顔笑顔!」
マルス「う、うるさい!ついて来るな!お前、なんで兄さんのくせにそんなにさわやかでにこやかなんだーーっ!」
アイク「…普段の俺はそんなに無愛想なんだろうか。」

アイク(赤)「うおおおおーっ!」
エフラム「やるな!だが、これでどうだ!」
アルム「ちょっと二人とも、あまり暴れないで!せっかく作った畑が……。」
アイク(白)「ぬうん!」
アイク(赤)「ぐはっ!」
エフラム「ぐわあっ!」
アルム「え?」
アイク(赤)「おい、何をするんだ俺(白)!」
エフラム「勝負の邪魔をするな!」
アイク(白)「うるさい。こんなところで戦われたら目障りだ。とっとと失せろ。」
アイク(赤)「なんだと!?やる気か!」
アイク(白)「今の戦いでダメージが溜まったお前を星にするくらい、俺には楽勝だが?」
エフラム「うっ……。」
アイク(赤)「わかったよ。おいお前、エフラムとか言ったな。勝負は次に持ち越しだ!覚悟しておけ!」
エフラム「それはこっちのセリフだ。」
アルム「あ…兄さ……アイク(白)兄さん、ありがとう。」
アイク(白)「…礼を言われる覚えはないが。」
アルム「僕の畑が荒らされてたのを見て、二人を止めてくれてんですよね?」
アイク(白)「な……ち、違う。変な勘違いをするな!俺はただ、あの二人が目障りだっただけだ!」
アルム「ふふ。照れなくていいのに。」
セリカ「…何だろう?今何かものすごい嫉妬の嵐が胸の中で巻き起こっているんだけど。」
シグルド「いいぞ。もっとやれアイク(白)!」
リン「兄さん…KINSHINじゃなければなんでもいいわけ?」

ミカヤ「…ふぅ。これ以上ユンヌを暴走させたら私の身がもたないわ。悪いけど、しばらくおとなしくしててね。」
ユンヌ(鳥)「ちぇ〜。まあいいわ。空からながめるアイク祭りもなかなかよ!ヒャッホ〜♪」
アイク(緑)「ミカヤさん。」
ミカヤ「わっ!?あなたは…?」
アイク(緑)「ああ…やっぱり気づかれてなかったか。俺はこの色のせいかどうも影が薄いらしい……。」
ミカヤ「そ、そんなことないわよ。サザだって“緑風”とか言われてるけど(このスレでは)目立ってるし。」
アイク(緑)「サザ?」
ミカヤ「ええ。とっても優しい人よ。あなたとも、きっとお友達になれるわ。」
アイク(緑)「サザ…なぜだか昔から知っているような名前だ…。一度会って、緑同士色々と語りたいものだ……。」
518アイク・ザ・レインボー:2008/11/04(火) 18:55:58 ID:si4VnakT
アイク(赤)「ん、どうした同盟軍カラー?また暗い顔をして。そんなだからあまり目立たないんじゃ…。」
ブチッ
アイク(緑)「同盟軍カラーって……言うなあああ!」
アイク(赤)「うおっ!やったな!」
ユンヌ(鳥)「きゃっ、影のあるアイクもステキ!」
ミカヤ(これは影っていうより、ただのネガティブじゃ……。)

セリス「あはは、なんか本当ににぎやかだね!アイク兄さん、どうやってみんなと仲良くなったの?」
アイク(灰)「………。」
セリス「あ…ごめんなさい。兄さんじゃなかった……。」
アイク(灰)「………あいつはいい奴だ。」
セリス「え?」
アイク(灰)「…本当の“アイク”……俺たち……会場から出られない……。
       それを知って…本気で悲しんでくれた。」
セリス「そっか…。兄さん、普段はちょっと無愛想だけど、根は優しいもんね。」
アイク(灰)「ああ……俺たちの無茶な要求も……聞いてくれた。
       あいつには……本当に感謝している……。」
セリス「その言葉を兄さんが聞いたら、きっと喜ぶと思うよ。」
アイク(灰)「……だといいけどな。」
セリス「そうだ、兄さん(灰)は今日初めて外に出たんだよね?
    だったら、僕が最初の友達になってあげるよ!」
アイク(灰)「………え?」
セリス「僕、セリスっていうんだ。よろしくね!」
アイク(灰)「あ…ああ。よろしく……セリス。」

ヘクトル「あーあ。もう好き放題だぜ。」
リーフ「単純に考えてアイク兄さんが6倍になってるんだもんね……。
    もうこうなったら誰にも止められないよ………。」
ロイ「ねえ、僕の気のせいならいいんだけどさ。さっきからこの家、ミシミシいってない?」
エイリーク「え?」
ミシ…ミシ…
リン「…本当!聞こえるわ!」
リーフ「ちょ、ちょっとマズいんじゃない!?
    ユンヌの拡張が、アイク兄さんたちのパワーについて来れていないんじゃ……。」
エイリーク「み、みなさん!どうかお静かに……。」
カゲガウスイッテイウナ!オマエラマタアバレヤガッテ!マルスクンドウシテニゲルンダイ?テン↑クウ↓キャーッアイクマツリヨ!
リーフ「ぜんっぜん聞いてないし……。」
エリウッド「ユ、ユンヌ!今すぐみんなを外に連れ出して家の拡張を…!」
519アイク・ザ・レインボー:2008/11/04(火) 18:57:51 ID:si4VnakT
ビキ…ビキ…
ヘクトル「ギャーッ!ますます音が大きくなってるぞ!」
リン「…こうなったら仕方がないわ。」
ロイ「ね、姉さん!?何をする気…。」
リン「みなさん!おーいしーいお肉が焼けましたよー!」
ピクッ
アイク(全色)「肉……?」
エリウッド「うわ、全員いっせいに動きが止まった!」
リーフ「色によって性格は違うけど、これだけは共通なんだ……。」
リン「ふふっ、どんなもの―――――」
アイク(全色)「肉くれーーーーっ!」
リン「えっ、ちょっと!?全員でこっちへダイブなんかしたら……。」
ドッカーーーン!
アイク×6が一斉にダイブした衝撃で、床が抜け、遂に家が倒壊し始めた。
リン「きゃっ、きゃああああーーー!」
ガラガラガラ…

ミカヤ「ううっ…みんな、大丈夫?」
アイク「ああ……まさか俺たちのせいで家が崩れるとは……。」
ミカヤ「だけど、あれだけ拡張していたわりに、瓦礫は少ないわね…。よいしょ!」
アイク「……?姉さん、みんなが見当たらん。今日招いた“俺たち”もいないぞ。」
ミカヤ「えええ!?そんな、瓦礫の下も探したの!?」
アイク「ああ。だが、本当にみんないない。」
ミカヤ「どういうこと……?」
ユンヌ(鳥)「ゲ、ゲホッ!ぷはーー!やっと出られたあ!」
ミカヤ「ユンヌ!無事だったのね!」
ユンヌ(鳥)「もっちろん!」
520アイク・ザ・レインボー:2008/11/04(火) 18:59:14 ID:si4VnakT
アイク「ユンヌ、他のみんなが見当たらないんだが、今どこにいるかわかるか?」
ユンヌ(鳥)「あー、それなんだけど……。」
アイク「?」
ユンヌ(鳥)「私、アイクがお友達を連れてこれるように家を拡張したじゃない?あれって、よその家から空間を借りてきて、広げてたんだけど……。」
アイク「そういえばそうだったな。」
ユンヌ(鳥)「どうも、倒壊したときにその拡張魔法が溶けて、借りてきた空間が元の場所に戻るのにみんな巻き込まれちゃったみたいなの。」
ミカヤ「えっ!?ちょっと、それってまずいわ。」
アイク「何でだ?」
ミカヤ「だって、今日遊びに来た“アイクたち”もユンヌが借りたよそのお宅へ飛ばされたってことでしょ?」
アイク「そうか…。“俺たち”の存在がばれるということか。」
ミカヤ「そうよ!アイクがたくさんいるなんて知れ渡ったら、町中が大混乱に陥るわ!」
アイク「だが、あいつらは昔の俺の姿をしているし……。」
ミカヤ「私たちは普段からあなたを見ているからすぐに別人だってわかるけど、そうでない人にはわからないと思うわ。」
ユンヌ(鳥)「それに……ちょっと言いにくいけど……。“アイクたち”があんまり人の目に触れて大会の主催者にそれがバレたら、
       下手をしたらクローンのアイクたちは消されるかもね……。」
アイク「…確かにそれはまずいな。よし、俺たちだけでもみんなを探しに行こう。」
ミカヤ「……でも、一体どこを探せば…。」
ユンヌ(鳥)「私もどこの空間を借りたかなんて、いちいち覚えてないし……。」
アイク「大丈夫だ。俺はどうやらあいつらと不思議なつながりがあるらしい。」
ミカヤ「不思議なつながり?」
アイク「ああ。少し目を閉じて意識を集中させれば、あいつらが何をしているかもわかるし、頭の中でメッセージも送れるんだ。
    それで大会のときは連絡を取り合っていた。」
ユンヌ(鳥)「それなんて親善大使?」
ミカヤ「そうなのね。じゃあアイク、ここから一番近いところにいるのは誰だかわかる?」
アイク「……むっ!」
アイクは少し目を閉じた後、いきなり走り始めた。
ミカヤ「あっ、アイク待って!」
ユンヌ「さ〜あ“アイクたち”の捜索開始ね!せっかく念願のアイクオンリーハーレムが実現したのに、消されてたまるもんですか!」
ミカヤ「またそんな理由で……。まあいいわ。行きましょう!」


続きます
521助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 19:33:29 ID:oyTKtS+t
>>515-520
何故かほのぼのとする…
シグルドの男女間のKINSHIN以外に対する姿勢に軽く吹いたww
後半が楽しみだ。GJ!
522助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 20:36:45 ID:irNU+cd9
アイクのドラミング見たいお
523助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 21:14:01 ID:CZpxrKbI
だめだ、題名で雨の上を歩けるアラーキーなアイクを想像してしまった。
524助けて!名無しさん!:2008/11/04(火) 22:24:18 ID:MZUFtfkf
スマデラ時代ならロイの周りの女達は困る事が無かった…って事だなww
525助けて!名無しさん!:2008/11/05(水) 01:10:22 ID:/xrBbKMb
タイトルは64のヨッシーレインボーと見た
違ったらすまん
・・・となるとブラザーズカラミティとか出てくる・・・わけないな
526助けて!名無しさん!:2008/11/05(水) 02:57:13 ID:asF3hik8
スマブラの知り合いときてどのキャラが来るのかと思いつつ読んでたが・・・
そ の 発 想 は な か っ た わ

>アイク「すまん。前もって言っておくべきだったな。あらためて紹介する。“俺たち”だ。」
ここで盛大に吹いたw
個人的にセリスと灰アイクで泣いた
527助けて!名無しさん!:2008/11/05(水) 21:30:21 ID:IDxAfCl8
赤レンジャー→少年漫画の主人公タイプ、強気で好戦的
白レンジャー→厨二チックなクールキャラ、当然ツンデレ
緑レンジャー→緑色(笑)
って感じに戦隊ものみたいだなw
そしてアイク自体レンジャーだという
528助けて!名無しさん!:2008/11/06(木) 00:42:51 ID:FDemjcma
ネタにもならない黄色
529助けて!名無しさん!:2008/11/06(木) 03:48:58 ID:tDJb2t2o
爽やかで人当たりの良い蒼炎アイクとか滅茶苦茶モテそうにも思えるのになぁ<黄色
530助けて!名無しさん!:2008/11/06(木) 12:33:04 ID:9bMfhiIn
ゼト「あと一時間以内に書き込みがなかったらエイリークは私の嫁。もし書き込みがあったら暁マニアック終章area5に初期ステで挑んでやる」
531助けて!名無しさん!:2008/11/06(木) 12:35:44 ID:STHjhQ6I
絶壁阻止
532エフラム:2008/11/06(木) 12:39:20 ID:P3kRC3MM
>>530
さぁ、行ってこい
533実はいいひと:2008/11/06(木) 15:03:03 ID:0wq+arCA
選別だ これを持って逝け

つ女神の祝福の無い鉄の槍
534助けて!名無しさん!:2008/11/06(木) 18:35:44 ID:9bMfhiIn
アイク「おい、おい、しっかりしろ!」
ゼト「ぐふっ……は、はぁ、はぁ……」
アイク「まったく、馬鹿なのか? お前は。アスタルテにそんなステータスで挑むなど、自殺行為にほかならん。そもそもなんだその貧相な武器は」
ゼト「罰ゲーム……なのです」
アイク「罰ゲーム? どんな内容だ、言ってみろ」
ゼト「エイリークに告白して……断られたら女神の塔最上階にこの武器で挑むと……」
アイク「誰とだ」
ゼト「ヒーニアス殿とサレフ殿です……」
アイク「しっかりしろ!」
ゼト「頼みがあります……復讐を……奴らに、にっくきヒーニアスとサレフに死を! 惨たらしい死を! この金で……請けて下さい……」つ【2万ゴールド】
ゼト「どうやら私は……これまでのようです……あとは……頼みましたぞ……ぐふっ」
アイク「……待っていろ。明日中にでも弔ってやる」
アイク「全てはお前の依頼をこなしてからだ」

アイクが去った後、ゼトが起き上がって口元や胸元に派手に飛び散った赤をふき取ります。
ゼト「計画通り。ヒーニアスとサレフ亡き後、エイリークは私のものだ!」
ゼト「ふはははははははははははははははっ! くはははははは!」







            ハ,,ハ
           (#゚ω゚ ) 
           /   ヽ
          ||   | |
          ||   ||
          し|  i |J=iニニニニフ
            .|  ||
            | | .|
           .しiヽJ
ゼト「え?」
アイク「予想通りだな。貴様のその腐った根性を、叩き直してやろう。……来るがいい。仕置きをする以上、俺は手加減をせん」
535助けて!名無しさん!:2008/11/06(木) 20:06:22 ID:q8f/wTkM
阻止早すぎワロタwww
つーか、よくネタまで思いつくなぁw
536助けて!名無しさん!:2008/11/06(木) 21:55:40 ID:uDE5lRZC
正直書き込みが〜ネタは食傷だが、こうやって面白いネタもやってくれるんなら良いものだなw
537助けて!名無しさん!:2008/11/06(木) 22:19:10 ID:STHjhQ6I
>正直書き込みが〜ネタは食傷だが
前にも食傷言ってる奴がいたけどまだ言ってるのか
538助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 09:25:38 ID:NS9wdxFk
サザ「何回やっても何回やってもしっこくに勝てないんよ……どうすればいいんよ……」
セシリア「私もどう頑張ったってリリーナに勝てないんだから! どうすればいいのよ!」
サザ「あんたはまだいいだろ。その政治力のおかげでエトルリア社の重役なんだから。俺はミカヤに登場と同時に支援切られて女神の塔で『致命傷っていうのかな』だぞ!」
セシリア「でもあなたは最上級職になれて、私に比べればよっぽど強いじゃない。私なんて終章に連れて行ってもらえることなんてないのよ? いつまでたってもいつまでたってもイドゥンと闘わせてもらえないし!」
サザ・セシリア「「……もういい。虚しすぎる」」
セシリア「リリーナに勝つためには……」
サザ「しっこくに勝つためには……」
セシリア「あの馬鹿みたいに高い魔防の壁を崩すには……」
サザ「あの馬鹿みたいに高い防御の壁を崩すには……」
セシリア「……ルナ?」
サザ「あ、アーマーキラー?」
セシリア「ちょっとカナスさんに闇魔法の使い方を教えてもらいに行ってくるわ! マスター、お愛想!」
サザ「ちょっとラガルトに弟子入りしてくる! マスター、いいバーボンだったぜ!」
ルイージ「Thank you!」

数日後、月光をくらって一撃死したサザと、先制フォルブレイズでhageたセシリアの死体がバーハラの商店街で見つかったそうな。
539助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 14:41:11 ID:QsthgxhB
セシリア先生はリリーナに勝てるじゃないか!
・・・胸とか魔乳軍将とかそんな感じで

もしくは機動力のある回復役として頑張るとか

ササは、まぁ、ガンガレ
540助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 19:44:49 ID:9p49/qfW
セシリアさん、あなたにはドーピングという名の愛があるじゃないか
バルキュリアは良クラスだから頑張れ

サザも、まぁ、ガンガレ
541助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 19:46:33 ID:AWjx8AB2
サザーランド
542助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 20:11:12 ID:XRhkyTGY
サザは新暗黒竜の錬成システムでアーマーキラー錬成するしか無いな。
それでも見切りつけないと月光で死ぬが…。
543助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 21:07:40 ID:pnOSyHQQ
>>537
私の事ですね。…言っておきますが>>536とは別人です
私があの時言いたかったのは、>>530系のネタは何度も短期間でやると
ネタ職人が投下しにくくなったり、インパクトが無くなるから、
ある程度時間をおいてから や ら な い か ?という訳でして…
…もうこの話はやめます。スレ汚してすいません

>>538
サザは序盤で青銅武器で敵のHPを削って仲間に止めを刺させる役割があるかと…
ニケの邪眼?何それ、美味しいの?
544助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 21:54:43 ID:xNX1C1HQ
サザが勝つための方法
1.運で勝つ→しかしサザは薄幸の緑グループである
2.実力で勝つ→アーマーキラーや見切りがあっても勝てる気がしません
3.賄賂で勝つ→しかしフォルカはでばんだけうばってしまった!
4.団長に頼む→適当なことを言って団長をけしかければ楽勝だぜ!


            ハ,,ハ
           (#゚ω゚ ) 
           /   ヽ
          ||   | |
          ||   ||
          し|  i |J=iニニニニフ
            .|  ||
            | | .|
           .しiヽJ
545助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 22:53:57 ID:9p49/qfW
ttp://jp.youtube.com/watch?v=VgBvH3STdEA
どうやって勝てと…さらにしっこくは治癒持ちだし…
546助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 22:57:51 ID:xNX1C1HQ
>>545
さすがにダメージ10くらい行くだろって思った全俺が泣いた
547助けて!名無しさん!:2008/11/07(金) 23:53:20 ID:FPFfbYkS
>>545
その動画しっこくフルカンしてるんだぜ…
本気出したしっこくにはアイクでさえ厳しいのにましてやサザでは

※しっこくカンスト値
HP 70
力  40
魔  20
技  40
運  30
速  35
守  40
防  35

緑風攻撃力    28+18=46 (バゼラード)
しっこく防御力   40+ 5=45 (エタルド)
548助けて!名無しさん!:2008/11/08(土) 00:37:24 ID:mDVU+dTL
ん、そろそろ残り容量少なくなってきたな
549次スレのテンプレ:2008/11/08(土) 17:06:09 ID:7hcqxgtJ
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という
前提で彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1222934468/l50

関連スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1217691182/l50
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/x3/1224163075/l50

保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
550次スレのテンプレ:2008/11/08(土) 17:06:59 ID:7hcqxgtJ
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。

【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしで他人には寛容だが・・・。

【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。

【アイク】
グレイル工務店で働く男。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。

【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコー」と叫ぶ。

【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切し、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。エフラムとよく喧嘩する。

【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱く、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。

【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。だが貧乳。

【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコにする。

【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラ大嫌い。

【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にKINSHINを許せないシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味。 影が薄い。

【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。

【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好きな乙女な少年。通称マミー君を一番気に入っている。

【リーフ】
ネガティブなムッツリ。幼馴染、ツンデレ、電波、ツインポニテな四人娘に引っ張り回されている。この人でなしー。

【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレム状態になっている。
551次スレのテンプレ:2008/11/08(土) 17:08:43 ID:7hcqxgtJ
【ルーテ】
何故か兄弟家に縁のある同人作家。
同人誌からゲームまで幅広く扱う。座右の銘は「私、優秀ですから」

【ボーレ】
商店街の豆腐屋さん、兄弟家のお豆腐はココの物。
看板に光るヨウカンマンもどきな豆腐のマスコットが聳え立っている。
豆腐を愛するいい男

【サザ】





フォルカ?『瞬殺』してやんよ
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

        『滅殺』
 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ )
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    フォルカ
552次スレのテンプレ:2008/11/08(土) 17:09:52 ID:7hcqxgtJ
さぶきゃらーず

【竜王家】
名前の通り、竜の化身たちの一家。
チキ・ファ・ミルラがマルス・ロイ・エフラムに懐いていたり
ユリウス・ユリアがセリスのクラスメイトだったりと、何かと主人公家と縁深い。
ユリアが怒れば校舎が吹き飛び、ミルラが泣けば大戦勃発と、物語のきっかけとなること多数。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れる、混沌の女神。威厳の無い神様ランキング一位。
混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすこと多数。
それでもあまり疎まれないのは、最後には自分が痛い目を見るからだろうか。

【しっこくさん】
主人公家のお向かいに住む、真っ黒な鎧に身を包んだ謎の人物。
不気味な外見と重苦しい登場テーマに似合わず正義の人で、主人公家の面々を見守っている。
ちなみに、いつも鎧を着ているのは対人恐怖症だからだとか。

【ラナ】
弓使い暴走族・罵射気裏通多亞を率いる最凶シスター。セリスの前では恋する乙女。
竜王家のユリアとは宿命のライバル。

【マリク】【シーダ】
マルスの幼馴染にして、最も信頼する片腕(マリク)と大事なガールフレンド(シーダ)。
マルスのどんな悪戯にも必ず付き従う、忠義の塊。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークのクラスメイト。
どちらも貴族の令嬢だが、庶民のエイリークの方が気品があるのは如何なものか。

【ナンナ】【サラ】【ミランダ】
リーフを振り回す三人娘。
リーフがどんな目に遭っても見捨てないが、どんな目に遭っても助けようとしない。
ひどい目に遭うリーフを見るのが趣味なのかもしれない。
553次スレのテンプレ:2008/11/08(土) 17:11:07 ID:7hcqxgtJ
既存の設定はこんな感じですが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無し。
歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだよ!

【注意!】
AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えます。
554助けて!名無しさん!:2008/11/08(土) 23:12:31 ID:jQwCZDGN
しかし、どうせならサブキャラも一行で説明してしまってもいいんじゃないだろうか。
555助けて!名無しさん!:2008/11/08(土) 23:16:19 ID:C9753cHT
俺も>>554と同じ意見かな

サザ以外は
556助けて!名無しさん!:2008/11/09(日) 00:28:56 ID:bA+9vIxo
こんなもんでどうか

【ルーテ】
何故か兄弟家に縁のある同人作家。あらゆる事例が「私、優秀ですから」で片付く便利な人。

【ボーレ】
商店街の豆腐屋さん。豆腐を愛するいい男。

【竜王家】
名前の通り、竜の化身たちの一家。神竜以外もいるが、気にすることはない。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れる混沌の女神。その名の通り好き勝手に場を荒らすのが仕事。

【しっこくさん】
真っ黒な鎧に身を包んだ謎の人物。不気味な外見と重苦しい登場テーマに似合わず正義の人。

【ラナオウ】
弓使い暴走族・罵射気裏通多亞を率いる最凶シスター。セリスの前では恋する乙女。

【マリク】【シーダ】
マルスの幼馴染にして、最も信頼する片腕(マリク)と大事なガールフレンド(シーダ)。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークのクラスメイト。貴族の令嬢なのにエイリーク(庶民)に気品で劣るのはどうか。

【ナンナ】【サラ】【ミランダ】
リーフを振り回す三人娘。リーフがどんな目に遭っても見捨てないが、どんな目に遭っても助けようとしない。
ティニーを入れて四人娘になったりする。
557サブキャラ1行テンプレ案:2008/11/09(日) 00:41:20 ID:2xrf5vKN
【竜王家の皆さん】
チキ・ファ・ミルラのようじょ3人組やユリウス・ユリア兄妹、イドゥンさん等、兄弟家に縁がある竜の一族。
持っている力が力なだけに、すさまじい騒動を引き起こすことも・・・。

【マリク】【シーダ】
マルスの幼馴染にして、最も信頼する片腕(マリク)と大事なガールフレンド(シーダ)。

【ラナ】
「ラナオウ」の異名をもつ最凶シスター。しかし、セリスの前では恋する乙女であり、ユリアの宿命のライバル。

【ナンナ】【サラ】【ミランダ】【ティニー】
リーフを振り回す四人娘。リーフのことが好きだが、いじめるのも好き。

【ひろし】
世界ひろしと言えど様々な職を器用にこなすのはひろしだけ!通称ヴォルツ。

【ルーテ】
「私、優秀ですから」が口癖で、発明から同人までなんでもこなす少女。アスレイ、フォルデ、ノールは助手。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークの親友。貴族の令嬢だが、なぜか平民のエイリークの方が気品に勝る。

【ボーレ】
豆腐を愛する商店街の豆腐屋さん、ヨウカンマンもどきなマスコットキャラクターがいる。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れる自由と混沌の女神。混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすこと多数。

【サザ&しっこく】
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ <ミカヤは俺が守る 『瞬殺』
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ ) <乙女は私が守る 『月光』
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    しっこく

1行程度でまとめてみました。よろしかったら、たたき台にしてみてください。
一応、今までテンプレで紹介されていたキャラは全員紹介しつつ、1レスで収まるようにしています。
これだと、あと2、3キャラ分の紹介が1レスでできるので、何か加えるものがあれば考えてみます。
よく出る、グレイル工務店、保管庫の投票で人気のイリア3姉妹あたりが加える候補になるでしょうか?
サザについては、個人的にはVSフォルカよりも、VSしっこくの方がこのスレに合っている気がするのですが、
いつものVSフォルカでも1レスには収まりますので、スレの皆様で決めてください。
558助けて!名無しさん!:2008/11/09(日) 00:52:35 ID:ZnYECTgi
このスレでフォルカ見たことあんまりないなあ。ネタとして名前が挙がることはあるんだが

 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ <人気の差が如実に出てるんよ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
559助けて!名無しさん!:2008/11/09(日) 06:00:16 ID:QgIJMqzr
密偵(笑)の癖に無駄に目立っているサザと普段は身を隠しやるべき仕事はきちっとこなすフォルカ
本分をまっとうしているのはどちらか言うまでも無いよねー
560助けて!名無しさん!:2008/11/09(日) 11:10:56 ID:m0SXrv/F
アルはどうなるんだ?このスレになって竜王家に加入したみたいだけど。
561助けて!名無しさん!:2008/11/09(日) 16:59:07 ID:bA+9vIxo
出来ればこれも

 ∧_∧    ∧_∧     ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡;(д(⊂=⊂≡(・ω・  )  <姉さんは俺が護る『天空』
 (っ ⊂=⊂≡   ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \    (    \
( / ̄∪     ∪ ̄ \)   ∪  ̄ \)
  サザ    しっこく      アイク
562助けて!名無しさん!:2008/11/09(日) 23:13:47 ID:daANnDqw
>>561むしろハンマーでいいような気がする
563助けて!名無しさん!:2008/11/09(日) 23:59:11 ID:X4p2K5DL
   アイク
    ↓
   ( ・∀・)   | | ガッ
  と    )    | |
    Y /ノ    人
     / )    <  >__Λ∩
   _/し' //. V`Д´)/ <身のほd…
  (_フ彡        /  ←しっこく
564助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 05:30:57 ID:/IKPI0pW
>>557
リーフのガールフレンドもあるし
アイクの嫁候補の皆さんとかどうかな
投票所で一位みたいだし、そこそこネタも出てるし
565助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 13:37:46 ID:WlGnwf57
【アイクの嫁候補達】
妹的存在から年上のおねいさんまでと幅広い。何度もアイクにフラグクラッシュされるが懲りないしめげない。


こんな感じか?
それとも一人ずつ書いていくのか?まぁ流石にそれは長くなるか。
566助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 19:09:39 ID:WJViIYsd
そういう風にまとめてしまっていいんじゃないかな。
個々に抜き出すと長くなるし。
というかそれそのままでいいと思う。
567助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 19:25:36 ID:Mh/zszkc
立ててきても良いですか?
>>549-550>>557>>565殿のテンプレを使ってみるよ
568助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 19:34:16 ID:8fFLv/Ne
【アイクの嫁候補達(ワユ・ミスト・イレース・ララベル等)】
妹的存在から年上のおねいさんまでと幅広い。何度もアイクにフラグクラッシュされるが懲りないしめげない。

一応リーフのガールフレンドみたいに
主に出てくる数人の名前を入れておいた方が良いんじゃないかな
569助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 19:36:35 ID:uPOu1UN8
ララベルがくるなら幼女社長が来るべきだろ・・・
570助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 19:40:59 ID:8fFLv/Ne
>>569
じゃあ上のやつにサナキ様加えた奴で良いか
今スレ立ったみたいだし
テンプレ張ってる方、よろしくお願いします
571助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 19:46:07 ID:h/Xg0cYT
リーフ「アイク兄さんは普段性欲無いように見えるけど、あれはきっと自制心が強いだけなんだよ」
マルス「つまり、人に見られないような場所にエロ本を隠している可能性がある、ということかい?」
リーフ「そういう事! 探しに行こうぜ!」
マルス「お勧めしないよ?」
リーフ「構わない! 兄さんの弱点を見つければ世界は僕の物だ!」
マルス「リーフ! はぁ……」

アイクの部屋を埋め尽くしているのは、無数の肉料理の本。
焼肉から豚の角煮、ドラゴンステーキの特集の載った本が至る所に積んであった。
リーフ「どういうことだ……これは……一体……」
リーフ「撹乱? いや、アイク兄さんにそんな知能はない!」
アイク「さて、今日も肉で一発……リーフ」
リーフ「へ? ア、アイク兄さん!? そんな! バレるなんて!」
アイク「見たな? 聞いたな? ならば死ね」
リーフ「どっちも嫌です! 言わないよ!? 僕言わないから勘弁して!」
アイク「(聞いてない)生き返っても今日の記憶が残らないくらいボッコボコにしてやる。覚悟しろ」
リーフ「ちょ、待って待って頭はヤバいから! 頭蓋骨がべきべきごりごりぐふっ」
マルス「あーあ、死んじまって。馬鹿な奴だ」
572助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 19:48:35 ID:Mh/zszkc
>>570
ぐあっ!もうテンプレを>>565のを使って立ててしまったorz

エイリークとシグルドの説明を少し変え、へザーさんを追加した事以外は>>567と同じです
それでははい、次スレのURLですノシ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1226313234/l50
573助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 19:51:23 ID:8fFLv/Ne
>>572
まあ次々スレあたりで直せばいいよ
細かい変更なんだし
スレ立て乙
574助けて!名無しさん!:2008/11/10(月) 23:44:02 ID:DDAHW7HY
大天空埋め
575助けて!名無しさん!:2008/11/11(火) 00:07:19 ID:zfg7Ud5d
     ;:;:;.            ./! _ ト、
     ;:;:;.         .,r‐ '/l[[!ト、!:::\
     ;:;:;          !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l    
     ;:;:           !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!         こ
     ;:;:.          'l|ト、ヽ:::::/:::::::;'      埋  の
    :;:;:;.           /)ヽニVニイ!r\     め
    ;:;:;:          /.:.(:::ヽ::::::! !:::ノ.:.:.:..ヽ    を
     ;:;:         ノ.:!:.:.:.:`ゞ-<7.:〉.:.:.:i.:.:} 使 
     从 __  _,,,/.:.:/:.:.:.:.:.:| }-{/i.:/.:.:.:.:|.:/  わ
      从从百円}と_」.:/!.:.:.:.:.:.:.!  ̄ リ.:.:.:.:.:り  れ
         ̄ ̄    ̄  |.:.:.:.:.:./_ :__ヽ.:.:.:.:\  よ
                \/.:.::..:.:.:.:.:.:..:\:.::./
                /.:.:.:.:.:.:.「^Y.:.:.:.:.:.:|´
                 {.:.:.:.:.:.:.:.| ,!.:.:.:.:.:.:|
     __           \.:.:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.:|
    /.:.:./ンく";;〕      \.:.:.::|.:.:.:.:.:.:.:!
    ヽ;::/::::::....;;;ヽ、       > 'ゝ─‐イ、
     ヾ;;;;;;;;:::...;;;;〈       `ー' ``''ー‐'
      ‘ー.く`ヽイュ、
         ソ´・ ̄ス_      お 暗 :::::::::::::::::::::
        ./ ・ ・、√: : : ヽ   ら 靴  く :::::::::::::::::::::::
         >.= イ: : : : : ;_;|  な が  て ::::::::::::::::::::::
      /l_"/( ヽ}: : : : .]  い わ   :::::::::::::::::::::::::
      `ー――` \ : : : イ  わ か :::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
576埋めネタ:2008/11/11(火) 01:19:08 ID:lmrdja1G
 
ロイ  「緑風さん…じゃなくてサザさんがまたしっこくさんに挑むらしいよ」
マルス「またやるんだあの人。懲りないね。まぁ暇だし見に行こうか」

サザ  「漆黒の騎士!今日こそがお前の命日だ!」
しっこく「……」
ロイ  「今日は随分と自信満々だねサザさん」
マルス「何か策あるんじゃない?」
サザ  「今日の相棒はこいつだ!」

つ『スティレット』

マルス「………」
ロイ  「…遂に頭トチ狂ったんだろうかサザさん。只でさえ通り難いダメージが完全に通らなくなるじゃないか」
しっこく「…死ぬ気か?」
サザ  「おっと、これを只のスティレットだと思うな。これは『蒼炎の軌跡』仕様のスティレットだ!」
ロイ  「蒼炎仕様のスティレットって…」
マルス「蒼炎スティレットはアーマー特攻だね。暁じゃ影薄くてアーマー特攻が無いことに気付き辛いけど」
ロイ  「多分フォルカさんによるなりそこない狩りの方がイメージ強いだろうしね」
サザ  「更に特攻補正を暁仕様に合わせた。これでスティレットの攻撃力8×3で24となる!」
ロイ  「しかし別作品から特攻武器を持ってくるなんてサザさん、貴方にプライドは無いの?」
サザ  「そんな実力の足しにもならないものなんてオ○ーナと一緒に精霊の湖に捨ててしまったわ!」
マルス「湖は綺麗にしましょう。ラーナさん…もとい精霊の湖の主に怒られるよ」
サザ  「さぁ、かかってこいよしっこく!!ボコボコにしてやんよ(バババ)」
しっこく「…なるほど。貴殿が手段を選ばないなら、私も手段を選ばないとしよう」
サザ  「え…?」
しっこく「今日の私は全パラカンスト状態でやらせてもらう」
ロイ  「全パラカンストって確か、力技40・速さ35・守備40って言う鬼パラだったっけ?」
マルス「そこにエタルドの守備補正がかかるから守備は実質45だね」
ロイ  「えーと、サザさんの力が28だから、特攻で威力24になったスティレットを装備しても攻撃力は52…」
マルス「ダメージが10も行かないとは…。ていうか、ラグネルを装備したアイク兄さんの攻撃力にも届かないよ」
しっこく「さて…覚悟は出来たか?では、死ぬがよい」(月光発動)
サザ  「ちょ!いきなり月光発動は反そk…アッー!!」
マルス「…結局いつもの通りの結果に終わったね。帰ろうか」
ロイ  「自業自得とはいえ、これはひどい」

マルス「と言うか別にしっこくさんは全パラカンスト状態じゃなくても余裕で勝てるんだけどね」
ロイ  「そこはしっこくさんの優しさ…なのかなぁ?」
577助けて!名無しさん!:2008/11/11(火) 10:46:36 ID:QBsm5NJy
アイク「俺は埋めないほど甘くはない」

ってことでうめうめ
578もし某八神将が神将に会ったら:2008/11/11(火) 10:46:40 ID:Ftjd6aX/
埋めネタ

アトス「ふむ……今日は見聞を広めるべく外に出てみようかの(今日こそカワユスな女の子を口説いてやるぜ!あとリア充は見つけ次第燃やしとこう)」
アトス「(……とは言ってもそうそういるわけねーよな、まだ誰にも会わねーし……ん?誰か来た!」

アイク「(メモを見ながら)ふむ、今日の午前はサナキの会社で、か。それから午後は……」

アトス「(チッ!……高身長の池面野郎か……しかも頼りになる勇者様系ときた。典型的なモテ男だな……とりあえず燃やしとくか……ん、また誰か……?)」

アトスが振り返るとそこにはょぅじょからキレイなおねいさんまでのおにゃのこが群れをなしてやってきていた

アトス「(うおぉぉぉぉぉなんだこりゃ!マジカワエエ!全員カワエエ!しかも巨乳までいる!生きててよかった!千年も生きててよかった!)」
アトス「(よっしゃこうしちゃいられねぇ、早速口説くぜ!)そこ行く主らよ、君も俺の理を感じて」
ワユ 「あ、大将発見ー!」
ミスト「お兄ちゃん遅いよー!」
サナキ「全く、お主はこの私を待たせる気か」
アイク「む、すまん」

アトス「(何……だと……?)」

ティアマト「わさわざ社長もお出でになってるわ。早く(仕事を)ヤリましょ」
イレース 「早くしないと私が(アイクさんの分の弁当まで)食べちゃいますよ……?」

アトス「(三股……いや五股……いやむしろ6P……?そんな、モテ期のローランだって3P……しかも一人にはお兄ちゃんと呼ばせてる……だと?)」
アトス「………噛ませ犬神将器(笑)などでは足りぬ!この世に害為すリア充め!ギカスカリバー、ルーチェ、グレイプニルで成敗してくれるわァァァァ!」

と、アトスが攻撃を仕掛けようとする前に何かが折れるような音が聞こえた

アイク「音速フラクラ(ry」
女性陣「グァァァァァァ馬鹿な(ry」

アトス「(………これだけのおにゃのこに迫られながら全てスルー……だと?まとめてフラグクラッシュ……だと?もしかして童貞仲間かも……だと?)」

アトス「弟子にして下さい」
アイク「何だあんた」
579助けて!名無しさん!:2008/11/11(火) 12:41:40 ID:OtTflfWZ
フラグクラッシュしたら付き合えないんだぜ
580助けて!名無しさん!:2008/11/11(火) 12:44:13 ID:OtTflfWZ
ビラク「やらないか」
アイク「来るがいい」
581助けて!名無しさん!:2008/11/11(火) 23:33:18 ID:weUnb410
ユリウス「アッー!」

アルム「あれは・・・ユリウスじゃねーか!」
リーフ「スレを越えて吹っ飛ぶなんて僕にもできないよ」
マルス「またユリアを怒らせたのか」
582助けて!名無しさん!:2008/11/12(水) 00:00:41 ID:oU5/Dbh1
アイク「いや、やっぱり挑戦すべきだ。リーフ!」
リーフ「ちょっと待って!やっぱりこの展開!!」
アイク「その通りだ!いくぞ!」
リーフ「いやぁぁぁあああーーーー。この人でなしぃぃいーーー
マルス「とりあえずリワープとレスキューの杖をもっているようだし、大丈夫かな」
583助けて!名無しさん!:2008/11/12(水) 01:20:59 ID:oU5/Dbh1
ド ガ ス!
リーフ「と、とりあえずリワープでブレーキをかけたから大丈夫だけど……傷を治さないと…」
ブラザーアーチは杖がないと、本当にキツイ……
しかしミカヤ姉さんが実は胸を気にしていたとは、そういえばイシュタル先輩とユリウスが遊びに来たときため息ついてたっけ」
エイリーク「そうよリーフ。姉さんを悲しませてはい け ま せ ん よ」
リーフ「イヤァアーーー。それ絶対私情入っている。入ってる!」
エイリーク「いえ、決してそんなことはありません。ただあまりにも偏った見方を修正するのは姉の義務だと思います
       ユリウスさんもそう思いますよね」
リーフ「ならば、その手のジークリンデをしまって!って?ユリウス?」
ユリウス「おい、葉っぱ。イシュタルに手を出そうとしたのは本当か……ならばとりあえずロプトゥス有効利用は一つはありそうだな」
リーフ「そりゃ、あんなお姉さんとは仲良くしたいとは思ったけど…」
584助けて!名無しさん!:2008/11/12(水) 01:28:03 ID:huSoC9Nw
ゼト「エイリークって絶対俺の事好きだって、そうとしか考えられないってマジであの体あの唇全てが俺を誘ってるってマジで」
585助けて!名無しさん!:2008/11/12(水) 01:59:31 ID:oU5/Dbh1
>583
エイリーク「有罪ですね。やっぱり偏見があります」
ユリウス「まあ、気持ちはわかるが有罪だな」
エイリーク「やっぱりリオンの友達だけあって物分りがいいですね」
ユリウス「いや、やっぱり色々教わっているし、同じ魔道の研究に勤しんでいるですよ」
リーフ「和んでいる今のうちに……って、力が抜けていく!」
ユリウス「さてと、こんな風にダメージを与えず、相手の力を脱力させるのが今度の研究の成果です
      ではお姉さん、どうぞ〜」
エイリーク「では、これが私の一撃!!」
─┼─┐─┼─  /  ,.           `゙''‐、_\ | / /
  │  │─┼─/| _,.イ,,.ィ'    ─────‐‐‐  *  ←リーフ
  │  |ツ │    |  |  | イン /´⌒`ヽ    // | \
                     {,    リ)  / ./ |  \
               __ /}从、 リ( /  /  |
      ,. ,. -‐===‐- `つ/ ,.イ ’^ソハノリ   / ∵|:・.
    〃〃〃〃      //ミノ__  /´   /∴・|∵’
 _____      ノ_/ /    ヽミ、、   .∵.;|∵’:;
<二二二ニ二二二ニ) ノΘ(__   )  ゙ 、∵.;|∵’,
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     .^^^'   \ !  ̄フ    ゙ 、 |∴
                   ソ  /      `
                  ノ⌒ヽ')
                / ノ/ /
               /\/ ∧/   /       ',
              / /  ノ./   ./        ',
             ノ/   ヘ__、  ./ / ̄ ̄ ̄ヽ .',
            ヘ_'_,       /  \   /  ',
                     /    \/    ',
            ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙             ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙
リーフ「いやあああ、一往復半の記録は欲しくなーーいーーー」
586助けて!名無しさん!:2008/11/12(水) 21:19:50 ID:he4hYX5t
リーフすげえwww
つーか、リーフを飛ばしてる奴らのチームワークにも吹いたww
587助けて!名無しさん!:2008/11/12(水) 22:21:34 ID:oU5/Dbh1
リーフ「人事みたいにいわないでよ。人でなしー。
とりあえず自力で帰ろうかな。リワープはなくなったけど、適当なトルネードの魔道書を見つけたし。
トルネード!」
ノ ∧∧ ヽ
 (と(゚Д゚)つ)
  ヾヽミ三彡 ソ
   )ミ  彡ノ ))
(( (ミ 彡′
   \(
    ))
    (
_____)

588助けて!名無しさん!:2008/11/12(水) 22:29:20 ID:+bIQVXZF
サラ「飛ばしてあげようかと思ったけどたまには放置プレイもいいわよね・・・ゾクゾク」
589助けて!名無しさん!:2008/11/12(水) 23:52:56 ID:F5oVWc5p
リーフ「ふんがあぁぁぁっ!」

アルム「あれは・・・(また)リーフじゃねーか!」
マルス「それじゃ、ロイ、よろしく」
ロイ「おっけー」

リーフ「アッー!フルチャージエクスプロージョンとかやめてー!」
590助けて!名無しさん!:2008/11/13(木) 18:20:27 ID:MFtgTD4A
???「大丈夫だよ、リーフ君。今度は俺が受け止めてあげるから。」

         / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
        '           ヽ、
      /  i   ::i;;   i   :ヽ
     /;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
     |;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
     |::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|
     ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|
     ヾF"|            ト |
      丶;|、         ;;; |_/
       レ"二==--  --二二 | ヽ
      "| | Fリフ.ii   F-ソ ̄ | -|  <なに、朝を迎える頃には
      │ii|    ||       ii,,ソ   おねいさんは石ころにしか見えなくなっているさ。  
       ヾ|    |、      .,ノ    
        |    ヾ=-     .|
        ト、  --=--    /| _、
    _  .,|;;"、  :::::::    , .|レ  ヽ
  /   ̄ ̄|  、     ..,   |  ,_」
  ト、 ヽ;;;;;;;;;|   、__ , '   ‖/:::::::::
  ::::::ヽ 丶;「|    \      ,,,| |
591リーフ:2008/11/13(木) 20:30:09 ID:HH363awi
>>590
悪いね。アンタが相手してるのはロディだよ
今頃僕はイシュタルお姉さんの巨乳を……あれ?…か…体が…動か…な…

四人娘+ユリウス 「ぶっ飛ばして差し上げますわっ!!」


 ぎ い あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ー っ ! ! ! ! ?
592大乱闘FEブラザーズ 作者:2008/11/13(木) 20:57:59 ID:HH363awi
くっ、よりによって一番最後の所で連投バイバイ猿さん規制されるとはorz
593助けて!名無しさん!:2008/11/13(木) 21:59:46 ID:nkresog4
ならばここか、保管所のスレに投稿してくれ。こぴぺするから
<作者様
594助けて!名無しさん!
>>595様! 大変です!!
歴代FE主人公が兄弟だったら 14章が
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