【うみねこ】07th Expansion批判スレ11【ひぐらし】
うみねこep5で指摘された問題点
ミステリー関連
■本物のノックスは5条で中国人を禁止している。
(=謎の中国人が「私、秘術使えるアルヨ」と怪しげな呪術で殺人をしたという中途半端なミステリが多かったため)
これを類推解釈すれば魔法使いも禁止となり、ステイルメイトしかねない。
よってプレイヤーからはゲームの構造上、ノックス遵守など主張できなかったのは当たり前のこと。
にもかかわらず、5条を欠番扱いするわ大幅に都合のいいように独自解釈したノックスを出して良い気になっている厚顔無恥さ。
■ノックスの十戒をもちだして推理可能だと信じればよかったなどといいだすも、肝心のノックスが『竜騎士定義のノックスであり本物とは異なる』ために、
『読者からルールが想定不可能』、『誰がお前独自のノックス十戒定義なんてしるか』
■隠し扉があるかどうかを前もって検証しておかなければ、そもそも「謎が生まれない」以上、ミステリ以前の問題であり、ノックスがあるから隠し扉があるか検証する必要がないという指摘は正確ではない。
地の文などで隠し扉がないと示すか、あるいは作中の謎を捜査する側の人物により隠し扉がなさそうと示すなどで、隠し扉がないことを予め示しておかずに、
解決編で隠し扉がありました、ではそれは駄作ミステリ。
■「フーダニット・ハウダニット・ホワイダニットはミステリの三点セットです」という、
竜騎士がインタビューで言い出して、ほかの人は誰もいってない言葉が一般論とされて、ヱリカが使っている。
■作中で出てくるミステリーの死亡人数に対する豆知識は藤原宰太郎『真夜中のミステリー読本』の
「大量無差別殺人を除き、もっとも死体が出てくるのはアガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』の10名である。
国内では、坂口安吾『不連続殺人事件』、島田荘司『占星術殺人事件』の8名である」から引用した疑いが濃厚。
■竜騎士のミステリ用語の解釈が、それまでのミステリの歴史とは大きく異なる解釈をしているために根本的にずれている。
推理関連
■食堂組にはアリバイがある。楼座が食堂を出たのは午前1時の小休止。と示しておきながら
第一の晩の6人が1時までに殺されたことを示そうとするヱリカの無理のある立証に、裁判中誰一人として突っ込みが入らず終わる事が不自然。
判決の主文ですら1時までに殺されたとなっているのに、ドラノールの報告の内容は異なっている。
■夏妃が犯人の可能性がある、戦人が犯人の可能性がある。どちらか1つに確定できないから「魔女幻想が存在する」という言い分が駄目駄目。
どちらの主張にせよ人間がトリックを使って行ったと全て説明できるのだから、魔女幻想など必要ない。
シナリオ関連
■魔女を否定することを期待されていた主人公が魔術師になってしまった。
■頭がよくない無能に描写されてきた戦人が、的外れな青字を繰り返した真相とは遠い白紙状態の場所から、突然全部の謎が解けた状態へと転移。金字まで使い出す超展開。
これでは自力で謎を解いたとは言い難い。物語の要請に従って、作者から答えを教えてもらったカンニングやチートという感想しか持てない。
■戦人がどのようにしてベアトの謎を論理的に解いていくかという過程に楽しみがあるのに、
謎を解いてしまった結果、プレイヤーが推理しなくてもあとは戦人が勝手にしゃべってくれるだろ、みたいな雰囲気に。
■妹がベアトを倒し帰ってきて、と発破して死んだにもかかわらず、それでもベアトを介護する戦人に、
ep4までの流れや縁寿はどうしたという批判や疑問、違和感が噴出。
■ベアバト派に媚びた創作姿勢、過剰なカップリング描写、甘々なボーカルソングにうんざり。
■「戦人の青き真実なんて、ほとんどハズレてるわよ! ベアトのヌルい赤なんて隙間だらけだもの」と廃人化してゲーム投げ出すベアト。
これでは結局ベアトがやる気をなくしただけ、ということで縁寿がベアトに最後まで戦えと発破をかけて死んでいったのが全くの無駄に。
■ベアトは瀕死で苦しんで最後には死にました。次のゲームマスターは戦人です。
さあ皆さん、戦人の出す謎に挑戦しましょう。読者が悪者という流れで推理気力が減少。
■今回の「お前らひぐらしでノックスノックスうるさいからノックスだしてやったぞ」で竜騎士いいたいこと全部いえたろ。
■作中やインタビューで登場人物が多いことを自慢しているが、半数は名前がついているだけの空気キャラだった。
しかも何人その場にいても作者に洗脳されたように思想が1つにまとまっていることが多いので沢山いる意味が無い。
口調で区別をつけなければ判別がつかないレベルなのだが、ついに法語なるものまで飛び出したのには失笑する。
■とりあえずキャラをいじめておけば「かわいそう」ということで人気が出るだろ、という昔からのワンパターンテクが炸裂。
悪役も、さらなる悪役にいじめさせればOKとか、それしか出来ないのか。
■ワルギリアが「戦人は犯人ではない」だの「夏妃は犯人ではない」だの助言してくれるが、戦人だけそれを教えてもらえるのはカンニング同然。
■ep5で明かすつもりだった金蔵死亡を、すでに推理されていたためにep4で明かしたにもかかわらず、ep5で金蔵死亡についての論戦を行っても、退屈極まりないだけ。
戦人がクライマックスの切札としてつかった金字も金蔵死亡の保障だが、それがep5単体だけでは何か重大な新事実が明らかになったとは言えない。
■展開編で、そろそろ幻想描写がはがれて下位世界の人間たち中心になるかと思ったら、ベルンやラムダが出ずっぱりで本編とお茶会と裏お茶会の区別すら不明瞭。
裏お茶会で登場人物の口を通した竜騎士の持論語りを延々聞かされる苦痛。
■金蔵の死を暴いてはいけない秘密として描写しておきながら、主人公自らがそれを金字で証明しずっと隠していた夏妃がお礼を言う展開の矛盾。
また、前提として死亡隠蔽を美談として書く不自然さ。
キャラクター関連
■ep4後人気投票後のインタビューで「ベルンカステルはなぜこんなに票を集めているのかよくわからない(笑)。いや、わからないことはないのですが、それでもちょっと票を集めすぎですね。
もうちょっと低くてもいいんじゃないかな(笑)」 と発言した後、
ベルンはep5での言動により人気が急降下。人気投票を意識した露骨な「調整」が浮き彫りに。
■しかし新キャラの名前からして古手梨花劣化コピーの古戸ヱリカは上位に食い込んでおり、ベルンを転落させた意味が無い。
作者の姿勢への批判
■ノックスのこと知らないの? と竜騎士が勝ち誇ったように使いまくってるけど、ひぐらしの後の作品なんだから謎の病原菌や特殊部隊を思考の隅に置くのは当たり前。
なのに作中で鬼の首をとったようにそういう推理をしていた人を馬鹿にするセリフを延々キャラに言わせる。
■解いてみるか→まだ解けないの?特殊部隊とか何言ってるの?w
→お前がひぐらしでそれをやったから考慮に入れたんだろ。もう知らんわ。
→これは解ける問題なんですよ。何で解いてくれないんですか?→泣き事と意味分からない例え話。
■そもそも推理可能か不可能かわからんうちから真面目に謎に挑んできたのに
「推理可能だと信じてなかったんだろ? それは愛がないね。推理可能だから推理してみな!」とか、プレイヤーを馬鹿にしている。
■プレイヤーは推理可能だと信じていなかったから謎が解けなかった、よって俺を信頼しないのが悪い。俺に対して愛がないのが悪い、という作者の説教に。
■たとえep5で「解けるように作りましたよ」なんて親切丁寧にいったとしても、
同時に「読者のバーカ! 作者の俺は偉い!」なんて書いてあるミステリの謎なんて解こうとは…。
■梨花や幼少時の鷹野そっくりなキャラ(声優も同じ)が、雛見沢症候群や山狗やH173などを「馬鹿みたいそんなの正式なミステリーじゃない〜」と貶し、ひぐらしからのファンがショック状態。
それにひぐらしやって無くてうみねこやってた人にとって最悪のネタバレでもある。
■ミステリの探偵をヱリカという登場人物を通して揶揄する態度と、その程度の低さ。
しかもひぐらしをミステリーじゃないと叩いた人間をモデルにしたようなキャラ。
そんなヱリカを作品の中で倒して自分を肯定するってどんだけ幼稚なんだ。
■登場人物の口を借りた、竜騎士の自己擁護と批判者批判、恨み節ばかり。
作者が自己優位性を確立するためにつくった、作者の性格がにじみでた作品となっている。
竜騎士理論と一般的に用いられる語句や概念との相違について
■悪魔の証明
竜騎士解釈
「ある」か「ない」かを調べるのは事実上不可能だ!!だからこの説を否定することは出来ない!!!
正解
「ある」「ない」の双方に意見が分かれた場合、「ある」と主張した方が証明しなくてはならない。
証明責任の有無をとうものであり、調べられないから否定は出来ない、という意味の使い方は誤用。
■ヘンペルのカラス
竜騎士解釈
「私=聡明」が成り立てば、「私以外の人間=愚か」が証明できるぅ!!
正解
出来ません。「私=聡明」が事実だとしても、私以外の人に聡明な人がいる可能性は否定できない。
「カラスは黒い」という命題に対して、カラス以外のものを調べて立証する。
結果、「カラスは黒い」を証明したとしても、「カラス以外は黒くない」ということには成りえません。
■後期クイーン問題
竜騎士解釈
作中に正しい推理をする為の情報が出揃っているとは探偵=読者にはわからない!
だから作中に全てのデータをいれなくても構わない。というかそんなのわからない!!
正解
クイーンの初期の作品はメタ的要素を持っていて、探偵は神視点を有し読者と同一のものだった。
しかし後期に移るにしたがって、探偵は一登場人物になり読者と切り離された。
結果、読者には「ここまでの情報で完全に推理できる」ということは分かっても、探偵には判断できない。という問題。
したがって「問題編」のなかで読者に推理に必要な情報を全てださなくてもいい、というものではない。
■墓場期
竜騎士解釈
美術の世界には「墓場期」という言葉があるんです。
正解
そんな言葉ありません。
■シュレディンガーの猫
竜騎士解釈
箱の中がわからないという状態は、重ね合わせの状態と同義。何故ならどちらかの可能性が残っているから
正解
核物質や量子的な要素がないのに重ね合わせの状態にはならない。
それはただの「わからない」状態でありどっちかに決定している。
そもそもこれはわからない状態と重ね合わせの状態が矛盾しているって話なので、多世界云々って時に使うのは間違い。
ノックスの十戒(竜騎士自らひぐらしはファンタジーwと主張)
1. 犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。
又、読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない。
2. 探偵方法に超自然力を用いてはならない。(例、神託、読心術など)
3. 秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。
4. 科学上未確定の毒物や、非常にむつかしい科学的説明を要する毒物を使ってはいけない。
5. 中国人を登場せしめてはいけない。
6. 偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。
7. 探偵自身が犯人であってはならない。
8. 読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。
9. ワトソン役は彼自身の判断を全部読者に知らせるべきである。
又、ワトソン役は一般読者よりごく僅か智力のにぶい人物がよろしい。
10. 双生児や変装による二人一役は、予め読者に双生児の存在を知らせ、
又は変装者が役者などの前歴を持っていることを知らせた上でなくては、用いてはならない。
■竜騎士の創作ノックスの十戒
ノックス第1条。 犯人は物語当初の登場人物以外を禁ず。
ノックス第2条。 探偵方法に超自然能力の使用を禁ず。
ノックス第3条。 秘密の通路の存在を禁ず。
ノックス第4条。 未知の薬物、及び、難解な科学装置の使用を禁ず。
ノックス第5条。 (欠番)
ノックス第6条。 探偵方法に偶然と第六感の使用を禁ず。
ノックス第7条。 探偵が犯人であることを禁ず。
ノックス第8条。 提示されない手掛かりでの解決を禁ず。
ノックス第9条。 観測者は自分の判断・解釈を主張することが許される。
ノックス第10条。手掛かりなき他の登場人物への変装を禁ず。
930 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 21:17:04 ID:ZxS6V9Ug
>927
その屈服とやらも、物理的に取り外す事が出来ない知恵の輪を渡しておいて、
「いやコレ構造上無理だから・・・」と投げた至極真っ当な人を貶すという最悪なやり方
知恵の輪が遊びとして成立するのは、一見解けない様に見えても、解けた状態が既に
定義されている、解けるかどうかは別として解く事は可能である事による。
それを目の前にした人物が
「『私に』解けるか、解けないかはわからない」と疑問を感じる事はあっても、
「これを『誰かが』解く事が出来る」という事は絶対理解している。だから遊びになるし、挑む。
糞ハゲの煽った「試験に合格するかどうかわからないと受けないんですかwwww」という煽りは
この視点を欠いている。
難関な試験に挑むのは、
「この試験に『私が』合格出来るかは確実ではない」、だが
「この試験に『誰かが』合格出来る事は確実である」と理解出来るからだ。
例えば、出題者が回答を見てころころ答えを変えるような試験があったとすると、
「この試験に『私が』合格出来るかは確実ではない」と同じように認識するが、
「この試験には『誰も』合格出来る筈がない」と異なった認識も持つ。だから挑まない。当たり前だ。
誰も正答を得る事が出来ない問題は推理ですらない。ゲームですらない。
遊びですらない。ジョークですらない。
931 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 21:18:09 ID:ZxS6V9Ug
だから、ハゲの最初に言った煽り
「推理は可能か、不可能か」はもう答えが出てるよな
「不可能」。なぜならハゲが答えをコロコロ変える発言を既にしちゃってるからな