1 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:
2 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/05/27 17:32 ID:XgV5/TLc
2
3 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/05/27 17:32 ID:+P47T51+
乙!!
張り切っていきましょう。
1乙。
関連スレ5本か。結構多いね。
ここがいちばん許容範囲が広いのか。ま、マターリいきまっしょ。
クリフトいじめキボンヌ
まあまあ・・・最初は暫くマターリと・・・・いい感じに埋もれるまで(w
スレ立て乙〜
__、--..、、
_<⌒ヽミヽ ヾ !'⌒≧_
,Z´r;=-‐- 、ヾ 〃′≦
7,"/ __‐ 、`ー-'⌒ヾ.7
! l ー‐- 、ヽ._`ー'´, u ! r'⌒
.l !!L、u __\  ̄ 〆"T ( 制
l.r‐、ヽ 、‐。‐-、V/∠==、| ) 裁
,' |.l´! | u`ミ≡7@ )゚=彡 ! ( っ
/,' l.l_|⊥%ニニソ(@ *; )ー-*| ) :
,/〃',ゝ|/>rーrーrゞr<二二フ ∠、 !
∠ -:/ ト ヒ'土土土十┼┼ヲ;! `ー-‐'´
 ̄:::l:::::::|、 !lヽ~U ~ __ ̄ ̄.ノl
::::::::l:::::::| \. ヽ.ll ヽ、 ___'/l/`iー-
::::::::l::::::::ト、. \ \. ll ll ll ll /:::::l:::::::
:::::::::l::::::::| \ \ `ヽ、 ll ll/!:::::::!:::::: スレタイ微妙に間違った1に………
::::::::::l::::::::| \ \ /`ヽ' |:::::::l:::::::: 実は自分自身に制裁……!
:::::::::::l::::::::| \. `/ / |:::::::l::::::::
,. -―‐- 、
/ ,へ. ,、ヽ
i / `ー' ヽ!
,h |'ニ.._┐r_ニ-ト、
、 l〔|j ニ・ラ 'f・ラ|/
ヾ''"" ̄`y个ハ 、| |,. /
__`.ニ=‐/l/ ヽ ー‐一/、
__... -‐''''"~ l l. ヽ_____/ | ‐- ...__
>>11 / ヽ | | | | ~"'''r 、
/ `、 | |―-、 ,.-‐| | | `、 萌えが先走って・・・・
/ `、 | |ー―――| | | |
/ _ } / 〉 | |:::::::::::::::::::::| | | | スレタイをつい間違ったその態度・・・・
/ `ヽ,// / `\. l::::::::::::::::::::::| / ⊂二二\,ハ
/ ⌒\/ | ,/ |::::::::::::::::::::::| \ ヾ;-\- ヾ ノ 俺は嫌いじゃなかった・・・・・!
/ \ // ノ | |:::::::::::::::::::::::| | ヾ二.~^十''⌒
/ / / / , | | |::::::::::::::::::::::::| | |_| |
/ / ./ ./ /.// | |:::::::::::::::::::::::::| | | ヽ ,ハ
// / ./ /.// | |::::::::::::::::::::::::::|l | ヽ/ |
/ 〈_/ ,/,〃 ヽ|:::::::::::::::::::::::::::| | |
ま、クリフト単独スレはもうあるわけだから、このスレタイいいんでない?
意図的にこうしたわけじゃなかったんだね、スレタイ(w
スレタイ、自分としてはこっちの方が好きだったり。
てか、こっちの方がふさわしいと思うよ。
2人が平等に扱われてていい感じ。次(早すぎ・・・)もこれがいいな。
クリフトの鎖骨に指入れして、肩甲骨にキスする話考えたんだけど
需要ある?ソフトSM。
>>15 いや、クリフトが一方的に姫ラブで
頑張っても気づいてすら貰えないところが魅力なのです!!
・・・ここは色んな意見に分かれるあたりだとは思うが。
>>16 是非!
むしろアリーナ→クリフトに萌えるんだが。
職人まち
えっ投下していい?
>20
是非とも
では僭越ながら。
その日は朝からひどい雨で、打ちつける雨粒は地にすら穴を穿つような勢いでした。
跳ね上がる泥に靴を汚しながら、城下に家を持つ兵士たちは深く身を屈めて登城しまし
た。よりによってその酷い雨の日、アリーナさまはクリフトにお使いのお言いつけをな
さったのです。
23 :
22:03/05/30 23:54 ID:+Dtj9lTv
生まれてこの方クリフトはずっと、姫様とは高貴で気高く美しく、触れれば砕けそうに
繊細なお心をお持ちになった花のようなお方であると聞いておりましたので、このサント
ハイム国唯一の王女にして王位継承者アリーナさまに対して、何かおかしな点を見出さず
にはいられませんでした。アリーナさまは自分を見つける度引く手も折れよとばかりそこ
かしこを引っ張り回し、その内にクリフトの何が気に入らないのか、それはそれは厳しい、
本当に骨を痛めてしまうような折檻をなさるのです。クリフトは初め、アリーナさまが花
を愛でるお時間もお茶をたしなまれるお時間も投げ打って自分の折檻に当たられるのは、
きっと自分が何か御傍仕えとして不相応なことをしているからに違いないと感じ、ノック
の回数から足の運び方まで常に正しい臣下であろうと努めたのですが、そうするとアリー
ナさまのご機嫌はあろうことかますます暗雲垂れ込める様相を呈し、クリフトは以前より
も更に厳しい折檻をお受けする羽目になったのです。
24 :
22:03/05/30 23:58 ID:+Dtj9lTv
幼いクリフトの身体にはアリーナさまの手や足の形に、真っ赤な痕が(時には黒かったり
青かったりすることもありました)いつも残っていました。クリフトの衣は姫君のお傍に控
えるものとして相応しいよう、丈の長めのゆったりとした麻衣をあつらえてありましたから、
お城でクリフトとすれ違う女官や兵士たちの誰もクリフトの服に隠された赤いものに気づく
者はおりませんでした。しかしただ一人だけ、その痛々しいかたどりを知っている者がおり
まして、それは王宮お抱えの魔道士、その頃は髪もまだうっすらと銀色の混じった灰色で、
頭のてっぺんもかろうじて毛に覆われていた姫君教育係のブライ爺でした。ブライは毎日ク
リフトの傷の数々に手当てを施しながら、よくこう呟いたものです。このままではいつか死
んでしまうぞ、神官になって癒しの力をでも手に入れなければ、到底アリーナさまのお傍に
などいられはしまい、と。それを聞いてクリフトは、いいことを聞いたと目を大きくしてそっ
と思ったのです。だってその頃には、クリフトもいい加減この国の姫君は何かおかしいと気
付いておりましたから。周りの者は誰もそれに気づいていないようだけれど、アリーナさま
は、もしかしたら何かのご病気に罹られていらっしゃるのかもしれない。僕が癒しの力を手
に入れれば、アリーナさまの病をお治ししてあげられるかも知れないじゃないか。
25 :
22:03/05/30 23:59 ID:+Dtj9lTv
そういうわけでクリフトは神の道を歩むべく勉強を始めました。アリーナさまがようやく
お休みになってから、痛む背中に鞭打って、ランプの灯りで聖書を読むのです。毎晩のこつ
こつとした努力がようやく実を結び始めたころ、その土砂降りの雨の日はやってきたのでし
た。
連投解除。つづきキボンヌ。
27 :
22:03/05/31 01:03 ID:dhD+Zl5X
解除感謝。
王国サントハイムは南国という程の繁りには覆われていませんが、長い夏には沢山の木々が
我も我もと緑を伸ばし、森は大きなひとつの生き物のようになってこんもりと生え渡ります。
その奥は暗く涼しく、多くの獣が群れをなして生活しているとのこと。しかしクリフトは実際
にそれらを見たことはおろか、その森に近づいたことすらありませんでした。森に棲む獣の中
には人の肉を喰らう狼や山猫がおりますし、かろうじて残る道の脇にはいばらが茂っており、
旅人の足にちょっかいをかけるのです。
28 :
22:03/05/31 01:04 ID:dhD+Zl5X
アリーナさまはクリフトに、その森へ行って来る様お命じになられたのです。クリフトは
勿論はいと答えましたが、雨の向こうに森の影を見ながら途方に暮れてしまいました。クリ
フトは一人で城の外に出るのは初めてでしたし、行き先はあの恐ろしい森です。その上アリ
ーナさまは、森の奥へ行って来いと仰ったきりクリフトの前から姿を消してしまわれたので
す。クリフトが困り果ててしまったのはその点でした。森へ行くのは分かったけれど、そこ
で何をすれば良いのでしょう?お使いというからには、何か目的があって然るべきなのです
が、アリーナさまは何も仰らずお伺いしてもお答えにならず、そのままお隠れ遊ばしてしま
われました。
(//。//)どきどき
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^^ )< これからも僕を応援して下さいね(^^)。
( ) \________________
| | |
(__)_) 山崎モナー
31 :
22:03/05/31 16:32 ID:+7bcrBYc
城の通用門の脇で、幾人かの女官がくるくると忙しく立ち働いているのを見かけて、クリフト
はアリーナさまのお誕生日が近いことを思い出しました。城の者はここのところ毎日、各地から
届けられる祝いの品や手紙などを整理するのに大わらわです。ドレスを何枚も抱えた女官たちと
すれ違った時、お祝いの花束がごっそりどこかへ消えてしまったという会話がふと聞こえました。
出口の向こう側は、依然として強い雨に遮られています。とにもかくにも、クリフトは一歩を
踏み出しました。武器の扱いなど知りませんでしたけれど、それでもひと振りの短剣を、お守り
のように手に握り締めて。
(//。//)どきどき どきどき
33 :
22:03/06/01 02:01 ID:xRPRzdye
実際のところその短剣は、お守り以上によく役に立ちました。うす暗い獣道にはいばらが
絡み合って立ちはだかっているところがしょっちゅうあって、到底手で掻き分けてなど進め
そうになかったからです。あれほど激しかった雨は、森に入ると嘘のように静かになりまし
た。勿論まだぽつぽつと落ちてはきますけれど、きっと遥か上までしげった枝葉が屋根の役
割をしているのでしょう。
話に聞いていたたくさんの獣たちは、雨のせいか姿を見せません。時折後ろの影でかさと
いう音が鳴ったりはしますけれど、それは森に入った人間を狙っているというふうなもので
はなく、すぐに遠ざかってしまいます。道は狭く見通しもきかず、進むのは容易ではありま
せんでしたが、それでも少しだけ自信がついたような気がしてクリフトはほっと息をつきま
した。
34 :
22:03/06/01 02:02 ID:xRPRzdye
だんだんに落ち着きを取り戻してみると、今日のアリーナさまのご様子はやはりいつも
とはずいぶん違ったように思えるようになりました。毎度のお仕置きも今日はなく(すで
にこのお使いがお仕置きのようなものではありましたが)、そのまますぐにどこかへお隠
れになって。それにこの森で、姫はクリフトに何をさせたかったのでしょう?森の奥に何
かを忘れてきたとか。でもそれならなくしたものが何かくらい教えてくださってもよさそ
うなものですし、何よりクリフトなんかに任せるより自分で行ったほうが早いに決まって
いるのです。アリーナさまなら、狼も山猫もものともしないだろうなあと考えて、クリフ
トはちょっと自分が情けなくなりました。
誘導されてきますた。
情けなクリフトなかなかカワイイ。
文章も上手いね。読点ないのはワザと?
このあと栗どうなるの?
虐められるの?…でもお願いだからほどほどにしてあげて…
36 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/03 02:56 ID:eQW5Y/jB
あげちゃるもん
変態や痛いのを許容するスレにきてまで我儘をいわんでほしい。
まあ我が儘と言わず
暖かく迎えてあげようではないか。最近さびれてる事だし
最近PSドラクエ4やり始めてクリアリに萌えちゃったんだけど
遅いっすかね・・・スレさびれてるのか・・
元々昔もFCクリに萌えてたような・・?幼いながら。
やっぱいいキャラだなや〜
22タン続きまだー?
41 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/05 17:04 ID:fplVx01Z
ここでage
42 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/06 21:59 ID:EQTT/XAj
アリーナ・クリフト・ぶらいが出てくる外電がやりたいんですが
4の戦いの後、アリとクリが数十年前の世界に飛ばされて
若い頃の武者修行中のブライ(美形で口の悪い魔法使い)と冒険するとかで
いいから
>42
がいしゅつの意見だがSFCのレディストーカーを脳内で変換してプレイしてはどうか
というか、全員若いキャラだったり美形だったりじゃないと42たんはダメなのかな?
じじいも好きな自分としては(´・ω・`)ショボーン
でも美形2人に囲まれてるお姫様というのも確かに萌えですな。
まぁ、サントハイム3人のバランスの良さは素晴らしいと思いますが。
>43
どうせ時代逆行するなら、アリーナの父の王子時代とか
後にクリフトの母になる人とか+ブライにしてホスイ。
ブライは好きなキャラです、毒舌じじいな所が特に…
>>43 そんな彼の過去が知りたいんすよ、PSの4をプレイしてみて
若い頃は発展家だったのに、
独身を通しているみたいだけど何故なんだ?とか疑問が沸いてきまして…
ブライの若い頃の活躍がみたいー
アリとクリの関係もアリーナがお姫様じゃない世界に飛ばされて
ちょっと進展したりするかもという期待があったり…(w
ラストではじいがサントハイムの王家につかえることになり、アリとクリが
将来くっつくことを匂わせるような終わりかただと、サントハイム三人衆の
ファンとしては満足できるんですが(w
いや、今でもハッテンしてますよ?
じいは流石にもう枯れてるだろ…
古い人間だし、王家の姫だし、アリーナに性教育とかしてなさそうだな
>48
モンバーバラで踊り子のパンチラに
「なに!ど、どの娘のパンツじゃ!!」
と大コーフンしてらっしゃるぞ。ブライ老。
性教育はクリフトにしてます。
>46
なるほど。
しかしじいは49たんのおっしゃるとおりまだまだ現役ですぞ!w
クリフトとアリーナはくっつかない方が好みだったりする。
つかず離れずギリギリの関係で踏み込まないのが萌え。
そうそう。くっついてしまったらつまらないじゃないか!!
その課程の逡巡こそが萌なのだ!
前スレ落ちましたな
くっつく課程は萌えだが、たまにクリが他のキャラとケコーンしてたり
アリーナがどこぞの王子とケコーンしてるSSとかみるとなんか悲しい…
結局くっつきませんでした!って決まり切ってしまうのも嫌だなぁ。
あー、でも場合によってはそれでもウマーですな私は。
ただくっつかなかったってわけではなくその裏に色々な思惑やら感情やらがあればそれはそれで面白い!
ちょっと前にどこぞのスレで話されてた、クリア後戦争が起こってどうのこうのとか。クリフトはどっかの王室に招かれて、サントハイムはその内に滅びて以下略とか。
そのへんはゲームだけに、サザエさんワールド的な永遠の現状維持でも
OKなところがいいよね(w
でも、いざ彼らの未来を考えると、シリアス路線じゃくっつくのが難しい。
DQの世界観に染まりきって考えれば、アサーリOKな気がしなくもないけど…。
いっそ、いつまでも王族の自覚が芽生えないアリーナに王が見切りをつけて、
新跡継ぎ製造のためにサイコーン。
亡き母親を大切に思っていたアリーナ大ショック。思い余って脱走計画再び。
協力を要請されたクリフト、必死で王の心情や再婚の意義を説明して説得。
そこへ、アリーナの様子がおかしいと警戒していたブライが衛兵連れて乱入。
アリーナ、とっさにクリフトを当て身で気絶させて抱え上げ、結局力づくで脱走。
そのときの状況から「姫が駆け落ちした」と大騒ぎになり、
やがて遠い町の酒場でさらに尾ひれがつきまくった噂を聞いて茶を吹き出すクリ&アリ。
これぐらいのdでもない事件があればどうだろう。
クリフトに当身食らわして、抱えず放置して1人で逃げそうな気もしないでもない。
抱えて逃げる必要全くナシにも関わらず
パニクって思わず連れてってしまうのもそれはそれで。
んで簡単に帰るわけにもいかず、さあどうするクリ&アリ!!
前スレ落ちたのでそろそろこっちに電波垂れ流していいかな?|´-`)〜
>58
必要というか、お父様の再婚で裏切られた&自分の価値を否定されたように
感じてしまった姫様は、無意識のうちに孤独を恐れたのです。きっと。
クリフトなら分かってくれると思ったのに、逆に王の正当性を訴えられたりしたので、
実はアリーナたん追い詰められていっぱいいっぱいだったり。
で、確かに帰るに帰れなくなって…きっと縁のある仲間や行きそうなところには
手が回ってるだろうし、どうするんだろう。
きっとサントハイム王の心の中ではクリは婿候補なのだ。でなきゃ
うらわかい姫の近くに若い男を置いておくか?娘思いの
王のことだから、クリの気持ちくらいは見抜いてるだろ…と思いたい。
GBAでいいからサントハイム三人組メインのゲームつくってけれー
そこでクリとアリを匂わせる程度で(・∀・)イイ!!から相思相愛に…
ああそんなゲームがでたら夢のようだ…
>61
小説版では、父王はむしろ二人を引き離したがってたな。
ま、あれは絶対に公式なんかじゃありえないので、気にせんでもええ。
PS版のクリフトの身分を気にする言動、ブライが「年頃の王子がいなくなる」と
焦ってたことを考えると、やはり姫の結婚相手は王子でいくつもりなんだろうさ。
クリフトが年頃の姫の側に仕えるのを許可されてるのは、聖職者だということと
彼自身が非常に生真面目でカタいので、間違いは起こさないと信頼されてるから
じゃないかと思う。クリフトは王への忠誠心もかなり強いようなので、その信頼を
裏切ることだけは絶対にできないと、自分を縛ってるふしもあるかと思われ。
>56
永遠の現状維持…すごく良いようなもの悲しいような
>>55 クリフトが、よその国の王家の婿にと望まれてケコーン、ってやつ?
周辺の小国とか、大国でも一地方の領主とかなら、クリフトはうまくやっていけそうな
気がするな。謙虚だし、勉強熱心だし、思いやりは強いし…。
で、アリーナはクリフトに王とか領主なんて、勤まるわけがないと思ってて、
どうせすぐに戻ってくると思ってたのに戻ってこないので、思い知らせてやろうと
強引に戦争をしかけるが、クリフトは愛する妻と国を守るために全力で抗戦。
結局サントハイム軍は撤退し、王家の権威は失墜。内乱が相次ぎ、しばらく後に
サントハイム滅亡。
だからDQ5に、サントハイムの後継らしき国は出てきません。とか…
>61
>うらわかい姫の近くに若い男を置いておくか?
アリーナたんの相手は婦女子にはとてもじゃないのでつとまらないので必然的に
男、とも考えられますな。
サントハイムの王様は予知能力者なのでもしかしたら、絶対にくっつかないという事が
わかっているので安心して側につけた、とかだったらなにげにえぐいかも。
で、信頼されているからこそと自分を抑えていたクリたんが、実は…ていうのを知った時
どう思うか、とか妄想するとなかなか夢がふくらむディスクシステム。
逆に、くっつくとわかってるから最初から、っていう説も考えられるが、男親という
ものの性質を考えたらちょっとそれは無いような気もしてきた。
>63
そうですな、了解。
>65
もしかしてクリアリもしくはアリーナ嫌いな人でつか?
PSではひどく身分の差を気にして思いを告げられないクリフトがよその国
の王族やらとあっさりケコーンて… 想像つかん(w
>>67 >>65の事をそんな風に言ってはいかん!
私は65のも好きだぞー
アリーナが戦争を仕掛けるって辺り悲しくていいじゃないか!
いろんな深層心理が働くんだよ
絶対戻ってくるのに、クリフトは私のそばにいなきゃならないのに以下略と!!
クリフトはクリフトで葛藤に苦しみ以下略と!!!
でも確かにPS版クリではちと違和感だな
FCの無口なクリならどうだ。
>>65 天空3部作の流れは6→5→4だとどっかで聞いた気がするぞ。
70 :
65:03/06/11 21:00 ID:hqGnQf5c
まあ、このスレならではの異端妄想を書いてしまったわけだが、
気を悪くした人がいたら本当ゴメンな。鼻で笑って無視してください。
>>68 漏れは逆に、PS版クリフトを見てこういう類の妄想を持つようになったよ。
姫様を強烈に崇拝する一方で、自分の身分や強さに劣等感もってて
少なくとも現在、姫の気持ちは絶対自分に向いてない、と自覚してるし…。
そのうえ、根本的にはかなり前向き(w なんで、どこぞの王家か貴族などから
結婚話が来たら、恐縮する一方でこんな私になんともったいない話だと感激しそう。
あと、身分のことをシビアに考えたら、その後のサントハイムでクリフトは、
一部から叩かれるんじゃないかと思ったんで。よそからクリフトを婿にくれと
言われたら、厄介払いとばかりにさっさと話を進められそうでな。
妄想。
アリーナは他所の王子と政略結婚。
そして、この夫婦は当然セックスレス。
彼等はそれぞれ付き人を伴って生涯幸せに暮らしました。
跡継ぎは生まれませんでした、と…。
>>72 理解のある夫(・∀・)イイ!
これが昼メロ的にいくと、妻に拒まれ続けて男のプライドを粉砕された夫は、
昼間から酒飲んで側室に支えられながら城内を散歩、妻に出会って喧嘩になり、
「知ってるんだぞ、お前とあの神官の噂h(ry
とわめき散らす……
>73
それは聖職者の立場としてはマズいんじゃ(笑
それがうわさになってサントハイムに居づらくなるクリフト。
奇蹟を体現した神官として宗教界側からもてあまされ気味だったのでこれ幸いと
王権側と組んで破戒僧とか異端者とかにして厄介払い。
しかし、世界を救った英雄にして天空の神の顕現と直接出会った奇蹟の神官として
一部の人々にあがめられ宗教団体化。成立のきっかけがきっかけなだけに
危機感を抱くサントハイムで弾圧騒動から内乱が勃発。
それがやがて世界を巻き込む大戦乱になっていった。
なので5にはほとんどの国がなくなってしまい、その宗教団体は光の教団の前身
となった。なんて妄想をしてみる。
>72
アリーナはよその王子と政略ケコーンして王子とはセックスレスなんだけど
子供は産まれる。実はその子供はクリフトとの子供なんだが
表向きは王子との間に生まれた子にしとく。
で、王子は王子で愛人がいてその愛人との間にも子供が。
つーのをキボーン
SS保管の千一夜サイトを更新しました。前スレから四本を保管しています。
FFDQ千一夜物語:
http://www3.to/ffdqss (ブックマークはこのページにお願いします)
電波長文厨さんの作品など、いくつか保管していないものがあります。過去ログ自体はそのまま
保管されていますので、そちらでお楽しみください。809さんの作品は保管しました。
スレの傾向が傾向なので、目次では保管作品すべてに注意書きをつけてあります。
なお、今回保管が早かったのは「気が向いたスレから保管する」という姿勢のせいでして、今後
はどうなるかわかりません。ご了承くださいませ。
>>75 さらにクリフトと王子の愛人が、世間の目を欺くために偽装ケコーンしてたりすると
もうなにがなんだか。
>77
さらにその王子の子とクリフトの子が成長して権力争い。
〜DQ IV-2 サントハイム・サーガ〜
姫とクリフトの子は実質的に国の正式な跡取りとして育てられる。
周りは真実を明かさないため、自分は王の子だと思い込んでいる。
母恋しさからか、母と懇意にしているクリフトを憎んでいる。
クリフトにとってこれは残酷な仕打ちであるが、
クリフトは自分への罰としてそれを受け入れている。
この第一王子は複雑な環境で育ったため、孤独でさみしがりや。
父母の長所を引き継ぎ、戦闘、神聖魔法に長け、正義感が強い。
宮廷内でもシンパは多い。
一方、王と愛人の子は、隠し子であるため辺境テンペに里子に出されている。
閉鎖的な村社会で虐めに会うが、10歳の誕生日にブライの息がかかった一派により
城へと連れ戻される。魔王討伐後はサントハイムの施政は摂政クリフトがとりしきり
ブライは閑職へと追いやられていた。かつて自分のペット同然であった男にいいように
扱われることに我慢ならなくなり、この第二王子を旗印としてクリフトに政争を仕掛ける。
ブライに帝王学を叩き込まれた第二王子は王室でもメキメキ頭角を現す。
父からスタンシアラ王家の血を継いでいるため、天空の力を持つ。
敵は多いが父王はやさしい。
海から魔物が消えたことにより、第三勢力もサントハイム内乱に干渉。
エンドールマフィア・トルネコ一家や軍事大国バトランドとは一触即発。
二人の王子から主人公を選んでサントハイムを未来へと導いて下さい。
(主人公に選ばれなかった王子の名前はミルドラースになります)
>76
ラトームさんお疲れさまです。
今何本になったんでしょうSS。いろいろあるみたいですが、
がんばってくださいです。
エンドールマフィアにワラタ!!
そうか選ばれなかった王子がミルドラースだったんだね・・!!!
>79
ウ…ウマー 激しくやりたい。
今までに無い戦争イベント、政治イベントもあり。
導かれし者を将軍、軍師として接収、とかだったらいいな。
ってか
>>79は雰囲気がオウガっぽいね。
どっちを選んでもどう転んでも激しくバッドエンドの予感…w
そしてエンディングは当然
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
この赤ん坊がのちのテルパドール建国者だったりして
第二王子のがイイ感じ。
打倒クリアリ政権で。
ブライは鬼畜っぽいね
そしてクリフトの子供の方は
クリフト生き写しそっくりでよろしこ。
むしろアリーナ似で燃えるような赤い髪、てのもイイぞ
ダークなのきぼんぬ(><)
89 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 17:54 ID:WI17gr9L
きっとカワイイ男の子だから;
そしてやっぱりザキザラキ唱えまくりです
どうですダークでしょう?
そろそろ電波が降りてきてもよろしい頃だと思われますが如何?
我請毒電波招来、
将心躍帽子蹂躙、
愛憎王女聖者涙、
爺与変態少年僧
>92
青年僧…じゃなく?
このスッドレでは少年時代、おかっぱ頭のクリフトは
マヒャド爺のなぐさみものだったんです
96 :
22:03/06/19 23:33 ID:625s00ET
ぬ、すみません・・・思い出してくれて有難う。
道はまだ細々と続いてはいましたが、今や両側から、その道を見失いかねないほどの
いばらが迫ってきていて、クリフトの衣のところどころを引っ掻いてゆきます。道はずっ
と一本でしたから迷う筈はないのですがなにせ端からの目的地もはっきりしていないも
のですから、その内にクリフトはだんだんと当初の不安な気持ちに戻っていきました。
いくつもの輝く眼が、クリフトの背後に集まり始めたのは、丁度そんな頃合でした。
風を切る音を背中に聞いて、咄嗟にクリフトは脇へ跳びすさりました。遅れた片腕に鋭
い感触があったと同時に、赤い色が目の前に散りました。指先にあたたかい液体を感じ
て初めて、クリフトは自分の腕が何者かによって傷つけられたことを知りました。
その何者かは、薄暗がりに目を光らせ、身体を弾ませながらこちらを睨んでいます。神
様、とクリフトは十字を切りました。そこにいたのは、クリフトの背丈を越えるほど大き
な黒狼でした。しかも恐ろしいことには、それらは群れを成して哀れな人間を囲んでいる
のです。
97 :
22:03/06/19 23:34 ID:625s00ET
狼は一声高く吼えると、クリフト目掛けて飛び掛りました。クリフトはわっと叫んで、
狼のほうに短剣を突き出しました。剣は運良く牙に弾け、狼の身体は間一髪脇へ逸れま
した。しかしクリフトは、姫様の日頃のしつけで傷をなるべく浅く済ますための技術は
身に付けていても、相手の攻撃をかわすだとか、ましてや打ち負かすなんて練習は全く
してこなかったのです。牙を受けた剣は折れこそしなかったものの、それを握るクリフ
トの指は、今の一撃ですっかり痺れてしまいました。次に同じようなことをされたら剣
は手のひらから弾け飛んで、今度こそ喉笛を噛み切られてしまうでしょう。
狼の群れはじわじわと円を狭めながらクリフトににじり寄って来ます。いよいよ覚悟
を決めるときが来たのかしらとクリフトは思いました。ああ、まさかこんな暗い場所で、
懺悔もできずに最期を迎えるなんて。
群れの一頭が勢い良く地を蹴ります。恐ろしい目の光がにわかに迫って、クリフトの
気が遠くなりかけたその時、その遠い意識に冷たい風が感じられました。と思うと、目
前に迫っていた獣の逆立った背中の毛が、そのままの形でかちりと固まったのです。い
くつもの氷の矢に体を貫かれて、黒狼はどうと地に落ちました。クリフトが背後を振り
返ると、なんとそこには見慣れた緑の法衣、ブライ様がすっくと立っていました。
98 :
22:03/06/19 23:36 ID:625s00ET
こうなってはなんともあっけないもので、その後もブライ様が唱えた数度の呪文に
恐れをなした狼たちは、ばらばらになって森の暗がりへと姿を消しました。ブライ様
は眉根を寄せて腰が抜けたように座り込んでいるクリフトを振り返り、こんなところ
で何をしているのかと問いました。そういうブライ様は、あとに聞くところによると
何やら妖しげな薬の材料を調達に来たのだとか。クリフトは一瞬気後れしましたが、
事の次第を話すことに心を決めました。ほめられるようなことはけしてないだろう
とは思われましたが、この暗い森でやっとひとりの味方を得られた事は、随分と心
を慰めましたから。
一部始終を話し終えたところで、ブライ様はやれやれと溜め息をつきました。そ
んなことだろうと思ったわい、と呟くのがクリフトの耳に聞こえました。
「あの姫のこと、道なりに行って済む用事などとも思えんがの」
その可能性は、クリフトにとって最も恐ろしい想像でした。唯一の道しるべであ
るこの道から逸れてこの広い森をあてどもなく歩き回るなど、きっと途中で飢え死
にする方が早いに決まっています。さもなければ、今度こそあの狼たちの胃袋に収
まってしまうでしょう。クリフトは半ば己の心身の安息のためにもごもごと反論を
試みましたが、ブライ様の心はすでに森の奥へと向いているようでした。
99 :
22:03/06/20 00:20 ID:StOYHNSq
それから、背中にクリフトを従えててくてくと道を行きながらブライ様が話したところ
によると、この道は森の中心部に近いところまで続いているのだそうです。そしてその終
着点はちょっとした広場になっていて、そこにはブライ様がまだ見習い魔道士だったころ
からある(いったいそれは何百年前の事だろうとクリフトは思いました)古びた小屋があ
るとのことでした。もしそこへ行って目ぼしいものが見つからなければ、大人しく城へ帰
るのだぞとブライ様は言い、クリフトは頷きました。
どれくらい歩いたでしょう、その終着点が近づいてくるに連れ、道は更に狭く、歩きづ
らくなってきました。今では背丈以上の高さから迫ってくるいばらが、道のほとんどを塞
いでいるからです。しかし今度はブライ様が呪文でそれらを散らしてくれましたから、む
しろ今までよりずっと楽なようでした。
100 :
22:03/06/20 00:21 ID:StOYHNSq
森は暗いので時間は分かりませんでしたが、クリフトはもうきっと日が沈んでいるに
違いないと思いました。しかし単調な作業は人の感覚を鈍らせるものです。実際ふたり
がその小屋の前にたどり着いたのは、多分お昼を少し過ぎたころと思われました。
時間の見当がついたのには理由がありました。その広場に着いたとき、今まで視界を
遮っていたいばらの壁が、無論きれいさっぱり消えたわけではなくて足元にはまだうね
うねととぐろを巻いていましたけれども、すっと見えなくなり辺りを見渡せるようにな
りました。そこは確かにひと回りの広場で、地面を覆い隠すいばらを取り除けば、城の
兵士たちの練兵場に使えそうなほどの広さがありました。そしてその広場とその真ん中
に(今にも朽ち果てそうになりながら)建っているきこり小屋は、はるか上空から枝の
網を抜けてきた光に、柔らかに照らされていました。クリフトが今の時間を知ることが
出来たのは、その光のためでした。
101 :
22:03/06/20 00:22 ID:StOYHNSq
クリフトは少しの間ぼんやりとして目の前の景色を見つめていましたが、ブライ様に
肩を小突かれて我に返り、ふらふらといばらを避けながら小屋の方へ足を進めました。
だんだんと近づいてくる小屋はやはり相当に古いもので、窓ガラスは真っ白になってし
まっていて中の様子など見えませんし、壁も長い間いばらの侵食を受け続けて木の色な
のだか緑色なのだか分からなくなっています。やがて扉らしき黒ずんだかたまりの部分
に辿り着くと、クリフトはなるべく綺麗そうな箇所を選んで手を当て、ぐっと力を込め
て押し開けました。この建物の中で宝捜しをするのかと思うと暫く姿を隠していた不安
がまた頭をもたげてきましたが、ともかく扉は幾本かのいばらを引き千切って奥へと開
きました。
102 :
22:03/06/20 00:24 ID:StOYHNSq
暗いだろうと思われた内部は予想に反してほんのりと明るく、おそらく屋根に開い
た穴から光が差し込んでいるのでしょう、外観よりは幾分ましな、いや、ずいぶんま
しな姿を見せていました。完全にいばらたちに屈した外観からはかけ離れて、内部は
まだ暖かい木の色に満ちていました。それだけではありません。中へ足を踏み入れた
クリフトは、続いて入ってきたブライ共々、その場に固まったように動けなくなって
しまいました。小屋の中は色とりどりの花で埋め尽くされていました。何台もの馬車
がいっぱいに抱えても足りないこれだけの花が、このいばらの森に、いったいどこか
ら沸いて出てきたのでしょう。そして部屋の真ん中の、白い光にぼんやり浮かび上がっ
たベッドのそのまた真ん中には、美しい人形のようなアリーナさまが目を閉じて横た
わっておられたのです。
土器土器
うひょう。 沸く沸く
(*´д`)アハーン
続きまだかなー 素輪素輪
107 :
22:03/06/21 19:16 ID:cMxQthXm
クリフトもブライ様も、こんなことは予想もしていませんでしたから、しばらくの
間は考えることすら忘れて花に囲まれたアリーナさまを見つめていました。やがて我
に返ったブライ様が、用心深く姫君のお名前をお呼びしたのを、クリフトはぼぉっと
した頭で聞きました。何せアリーナさまはうっすらとお化粧までして、本当にお人形
のように美しかったのです。
そのアリーナさまがふいに御身を起こされました。こうして見れば確かにそれはい
つものアリーナさまで、クリフトは何だかちょっと安心しました。何故かこんな場所
にいらしたアリーナさまは、何故かふたりを見てもともとぱっちりしたお目をますま
す丸くされました。そのままぽかんとお口を開けて、しばらくクリフトとブライ様の
姿を交互にご覧になっていましたが、やがてある瞬間、その美しい瞳からぽろりと涙
を零されたのです。
あっと思う間もなく、アリーナさまはベッドを蹴って走り出しました。すり抜けざ
まにクリフトを突き飛ばして、ブライさまが伸ばした手もかいくぐって外へと駆け出
してしまわれたのです。ブライさまは一瞬追うような動きをしましたが、床にしりも
ちをついたまま呆然としているクリフトのほうをぱっと振り返って言いました。
「何をぼぉっとしとる、さっさと追わんか!」
クリフトは弾かれたように走り出しました。
イボンヌ
姉妹スレで怒られたっぺー
マニアな話題はこっちでしろとさ。
. 、___________
、> .|
>________ .|
 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | このスレを熟読することによって豊かな表現力と
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | むせかえるような狂気をgetして下さい!!
. \ 厂 \
/ _____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こっちはマニアックかつ狂気的で濃いけどこれはこれで好き…
描写がウマーなSSがステキ…ハァハァ
前スレからだけどSSには恵まれてるよな
>111
マニアックで濃い話が作れる土壌だからなぁ、王宮って…。しかも身分がらみ。
アリーナとクリフトに関して、クリア後は巷で無責任な噂が飛び交いそうな気がする。
身分のない者が高貴なお方とくっつくシチュって、大衆がいかにも好きそうだし…。
それを良く思わない父王は、アリーナをさっさとどこかの王族とケコーンさせようとするが、
世界中に広まったおてんば姫の評判と本人の気性のためにうまくいかない。
そこで視点を変えて、クリフトの方を片付けようと見合いを勧める(=ほぼ強制)。
王直々にただならぬ雰囲気で言われて、もちろんクリフトは断れない。
そして王や上層部の意向で、クリフトは姫以外の女性と婚約確定という話が広まる。
それを聞いたアリーナは腹を立てて、クリフトを拉致監禁、
お婿にいけない身体にしてやる!と逆レイープ……
なんか板違いになってきたんでこのくらいにしとく。(w
とりあえず、クリフトには不幸になって欲しいと思うのは
漏れだけではないはずだ。
クリフト不幸はデフォと思ってるのは漏れだけでつか?
むしろ、天真爛漫でわが道を行くアリーナたんが
いきなり奈落の底に叩き落されるのを見てみたい。
ゲーム中でやれとか公式とかは思わんけどね。
不幸に新たなロマンを見出したり見出さなかったり。
それはただ幸せなだけのクリアリに最近食傷気味だからでもあり。
それこそ漏れだけじゃないのではないかしらん。
幸せなだけじゃつまんねーノサ(・∀・)!!
二人はサントハイムを抱いて堕ちていくのです。
渋ー…二人で堕ちまくってホスィ…
クリフトは最後、若くして病死で(w
>113
逆レイープワラタ!鬼畜アリーナ。
むしろ戦争萌えだ・・・
クリフト戦死、アリーナは王族だから独房に幽閉
ブライが外交でアリーナ帰還させようとするが以下次号!
アリーナ「ねえ、ブライ。クリフトはどうしたの・・・?」
内乱萌え
>113
お婿にいけなくされるクリフトたん(;´Д`) ハァハァ
猟奇的な王室きぼん
>120
内乱ネタっつーことで一つ。
城に戻った後、アリーナは魔法が盛んな国の王女であるにもかかわらず魔力がないことに
密かなコンプレックスを持つ。戻ってきた王たちは、世界危機の間のことが記憶にないため、
アリーナたちの業績に今ひとつありがたみを感じていない。
自分の成果を認めず『あるべき王女の姿』を押し付けてくる王や貴族たちに、ついに爆発。
「なんでこの強いわたしが、弱っちい奴らの言うことなんか聞かなきゃならないの!」
彼女は軍部を味方につけ、王から国の実権を奪取。自分の強さで世界を変えてやると宣言。
それはすなわち、力による世界征服に他ならなかった。
世界危機の間消えていたサントハイム城の住人は、結果として平和になると同時に全員
無傷で戻ってきた。そのことが『我らは神に守られた選ばれし民』という幻想を生み、
アリーナの覇業宣言によって熱狂的なアリーナ信仰が巻き起こる。
アリーナは力こそを全ての判断基準とし、自らを頂点とする強大な武闘集団を率いる。
この一連の情勢に、クリフトは強く反発する。
武力で全てを押さえつけることは何の解決にもならないと、神の教えをもとにアリーナを
諌め続けるクリフトであったが、アリーナからは「弱者の負け惜しみ」と一笑に付され、彼女を
信奉する者たちからは「臆病者の売国奴」「身の程を知れ、下賎が」との誹謗中傷が容赦なく
浴びせられる。それでも、逆境に強い彼は辛抱強く説得を続け、やがて城内や城下町の住人
にも賛同者が現れ始め、彼の元へ集うようになった。
これを危険視した王女派により、ついにクリフトの元へ刺客が送られる。しかし危機一髪の
ところを、かねてより城内に潜伏していた王家に反抗する一派によって救い出された。
反抗派が言うには、はるかな昔、サントハイムは聖地巡礼の行者たちが身体を休める宿場
であり、やがて宿場に神殿が作られ、辺境の聖地として発展してきた神聖国であったという。
そこへエンドール大陸西方の蛮族が侵攻し、大神官は血を嫌って国を明け渡した。そのため
現在の王家の墓はエンドールの外れにあり、王家の紋章は神聖国当時の十字紋をそのまま
使っているというのだ。
現王家を『簒奪者』と罵り、サントハイムの現状を嘆き、今こそこの国をあるべき姿へ戻そうと
クリフトを説得する反抗勢力。一度は死んだ命だと、クリフトは彼らの長として起つことを承諾する。
「これは聖戦などではありません。ただこの国と、弱き人々を思い、神の御加護を願うのみです」
聖職者は勿論、信心深い民や王侯貴族を嫌う者も多く参加し、結束力と守備に優れる。
そして、旅の終わりと同時に隠居していたブライの元には、城から逃げ出した貴族たちが
連日押しかけていた。ろくな武力を持たぬために城での居場所を失い、かつてクリフトの
身分の低さを罵り続けたために抵抗勢力にも行けない彼らは、ブライを旗頭として、古き
良きサントハイム(=自分たちの利権)を蘇らせようと目論んだのだ。
ブライはそうした底の浅さを見抜き、耳を貸さずに泰然自若を決め込んでいたが、やがて
真にサントハイムを想う地方領主や有力者までも彼の元に集い始める。王が幽閉され、
クリフトが城を去って反対勢力の頭となったことも耳に入り、サントハイムを深く愛する
ブライの心は揺らぎ始める。
そしてある日、城から追われたというかつての同僚や部下の魔導師たちが現れる。城では
アリーナの「魔法使いは後ろに隠れて届かぬところから攻撃する卑怯者」という言葉が元で
術者の地位が剥奪され、術者はみな辛い思いをしていると聞き、ついに決心。
「相変わらず困った姫さまじゃ。どれ、おしおきをしてやらねばのう…」
こうして、貴族の財力と高級な武具、魔導師たちの魔力を特長とした第三勢力が誕生した。
……という、サントハイム三国志キボン。
かつての仲間がバラバラになって抗争、というシチュは燃えだな。
アリーナ=曹操
クリフト=劉備
ブライ=孫権
ライアン=張遼
トルネコ・ネネ=孟獲・祝融
マーニャ=美三娘
ミネア=荀郁
勇者=司馬懿
イイ…。
セクシャルなお話もきぼん!
あーいいねえ内乱!各勢力が他国を味方につけようとして躍起になるんだろ。
でもアリーナはそうゆうの嫌いそうだな・・・ブライは積極的にやりそうだけど。
エンドールはどうするんだ?武闘大会での恩があるだろ、アリーナにつくのか?
ライアン率いるバトランド騎士団の動きも気になるところだ!!
129 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/27 09:39 ID:CbYUztT4
1.アリーナ軍勝利
2.クリフト軍勝利
3.ブライ軍勝利
それぞれの場合について、経過とその後を考えてみましょう。
>127
この舞台設定だとセクシャル系は少々ムズいが…。
クリフトを救い出した反抗勢力の間者は、メイドさん。とか言ってみる(w
王に素質を見出され、姫の側に仕えながら神官としての修行を積む少年=クリフトの存在に、
反抗勢力は着目した。平民の出でありながらその優秀さを多くの者に認められ、いずれは
立派な聖職者になるだろうと目される彼の存在は、神聖国復興を望む反抗勢力の希望となる。
来るべき決起の時には彼を中枢に迎えたいと、かねてより永く潜伏している間者に加え、
新たに一人の少女をメイドとして城に出仕させ、クリフトの動向に気を配る任務を与えた。
そして時は流れ、勇者とその一行が魔族の野望を打ち砕いた一件の後。
クリフトが勇者を助けるべく選ばれた7人のうちの一人であったことで、反抗勢力は彼こそが
我らの待ち望んだ救世主、まがい物の王家を打ち滅ぼす君主にふさわしいと確信する。
だが以前より彼の王家への忠誠心は強く、反抗勢力に同調させるのは困難かと思われた。
しかしそこで、アリーナ姫のクーデター事件が起こる。クリフトがそれを良しとせずに姫を
諌める動きを見せたことを、反抗勢力は好機とし、彼の心を王家とアリーナから引き離せ
との指令を出した。
その頃にはメイドとして完全に周囲に溶け込み、城内の信頼を得ていた間者の少女。
彼女は城内で孤立していくクリフトを、間接的に支援することから始めた。仕事の合間に
メイド仲間とお茶を飲む時間、そんなときにさりげなく、好奇心からの噂話を装って、アリーナ
とクリフトの確執を口にするだけ。メイドたちも、最初は恐々としながらも噂話に参加する。
あることないことをあれこれと喋りあいながらも、彼女は巧みに話の流れを操り、クリフトを
心配しアリーナの横暴を糾弾する方向へと導いていく。
それを密かに繰り返すうち、水面に投じた小石から波紋が広がっていくように、メイドたち、
また城下町の住人、あるいは最下層の兵士たち一部の間でアリーナの覇業への疑問が
囁かれ、時にはクリフトに共感する声が聞こえるようになっていく。そして、クリフトを支援
する者たちが少しずつ彼の周りに集い始めた。それは今の王家に対する不満の具現で
あり、クリフトの忠誠心が揺らぐ契機となる。
クリフトを慕い心配する者は、今やその周りに多く集うようになった。しかし彼は一方、
自分を支持したことが元で害を加えられる人がいてはと、心苦しく思っていたのだ。
彼は、未だ孤独の中にある。間者の少女は、次の行動に移った。
平民の身で王族に仕えるということは、光栄であること以上に、周囲の妬みや蔑みの視線に
晒され続ける耐え難い試練を意味する。彼の一見柔弱に見える態度の裏には、そうした厳しい
環境で培われた頑然たる根性が隠されており、ひとたび肝が据われば、どれだけ打たれよう
とも容易に折れはしないと、間者として長く彼を見続けてきた彼女は見抜いていた。
今の彼に必要なのは、同情や慰めの言葉ではない。明日また、彼への悪意と嘲笑の渦巻く
戦いの場へ飛び込んでいく活力だ。
彼女は、多くの女性がするように彼を大袈裟に労ったり、慰めたりはせず、また不平分子の
ように王家の悪口や愚痴をこぼすこともしなかった。感情的・主観的になることを避けつつ
彼の正当性を認め、疲れが見えるときには多くを語らず、明日のためにゆっくり休んで下さい
と薬草茶を差し入れたりもした。
そうすることで真に彼の意思と立場を理解しているということを示し、祭り上げたり縋ったり
するのではなく、あくまで彼と志を同じくして共に歩もうとしている、という姿勢を保ち続けた。
それはクリフトの元に集う者たちの中でも特異なことであり、すなわち彼にとって『特別』な
存在となる。やがてクリフトは彼女を信頼して心を許し、共に国を憂い、理想を語リ始め…
二人が深い仲となるのに、それほど時間はかからなかった。
こうして間者の少女は、彼の心の中から王家と姫の幻影を追い出すことに成功した。
そしてその頃、別の間者から、軍部がクリフトを消そうとしているらしいとの報せが入る。
計画は、最終段階に入った。あとは、片時もクリフトから目を離さず、その命を守ること――
暗殺計画を逆に探って妨害する、暴露するといった手もないわけではないが、それよりも
いっそ奴らに事を起こさせれば、クリフトと王家との断絶は決定的なものとなる。
メイドの少女とクリフトが親密な関係にあることは、多くの者が知るところとなっているため、
彼女が常に彼の側にいたり遠くから見守っていたりしても、特に怪しまれる恐れはない。
ある夜、城外の居住区にあるクリフトの部屋から火の手が上がった。
深夜の事で周囲はなかなか気付かず、軍部の工作で城からの救助もない。
薪に混ぜられた薬を煙と共に吸い込み、クリフトの意識は混濁する。動くことすらままならず
このまま焼死を待つのみかと思われたとき、炎の中に浮かんだのは、盗賊や間者が用いる
装飾のない黒装束に身を包んだ、少女の姿だった。
こうして彼は反抗組織に迎えられ、全てを知らされることとなる。
今まで自分なりに尽くしてきた王家が自分を消そうとした事実を受け止め、自分が愛した
サントハイムは既にないと認めたクリフト。彼は、間者の少女に自分を守ってくれた事を感謝し、
あらためて、これからも側にいて支えになってほしいと願った。
彼の怒りと軽蔑を覚悟していた少女は、その言葉に甚く感激し、歓喜の涙さえ流したという。
神聖国復興を目指し、現王家を糾弾する勢力の長として起ったクリフトの側には、常にある
女性の姿があった。彼女は副官として、また一人の女として心から彼に尽くし、その為政に
大きく貢献したという。
……スマソ。やっぱセクシャルにならんね。
もっと間者さんの手練手管をどぎつく書いたほうが良かったか?
>>130-132 いや、オッケーオッケー
変に詳しすぎると(特に房中)テンセミ16歳のように
「誰だよ少女にこんなこと仕込んだのは」という話になるし
だけど、三國志というより封神演義っぽいかもな
今後のためにメイド女の名前でも考えてみるか
1.カヤ
2.サンディ
3.エイミー
4.マリベル
134 :
内乱ヲタ:03/06/27 16:43 ID:YueMdqqz
>133
サンクス。確かに変に詳しすぎるおなごは好かんのう(w
ていうか、流石にクリフトもそういう女性には引くよな…
メイド間者さん名、既存の濃いキャラだとどうしてもそのイメージが抜けんので、
あえて名を決めるなら移民のメイドさんキボンヌ。
個人的に「ウイニー」たんがお気に入り。語感的に。「リヴィエラ」もいいかな。
>内乱
良い・・・んだけど、漏れにはちょっとついていけなかった。
ドラクエじゃなくてもクリアリじゃなくてもいい話やん。
>>134 主人といい仲になって奥様に追い出されたメイドって何て言ったっけ?
>>135 いや、クリアリのシチュで内乱やらかすから楽しいんだよ
まあついて行けない住人が出たってことは、もうちっとクリアリ色強くする必要があるかもな
政敵同士だけど愛し合ってる、というのが萌える。
138 :
内乱ヲタ:03/06/27 20:00 ID:YueMdqqz
ついて来れなかった方々、ごめんなさい。
本来はサントハイムの仲良し3人組が好きなんですが、その仲良かったはずの3人が
バラバラになって本気で抗争! というシチュに魅力を感じてやってしまいますた。
で、そこまでやるなら「本当は姫さまのこと〜」みたいな中途半端は一番嫌いなんで、
ブライはともかくクリフトには思い切ってばっさり心を切り替えてもらいますた。
最初のうちは、彼の好きだった昔の姫さまに戻ってほしかったんでしょうけど。
このシチュでクリアリ…この後アリーナとクリフトで会談の場が設けられ、そこにクリフトが
副官の女性を伴って現れたらどうなるかとか。きっとアリーナ側も、彼女好みの強い男を
大勢連れてそうですけど。
ドラクエである必要性…というかサントハイム三人衆の抗争ということで内乱ネタ妄想して。
その後のセクシャルネタは完全に蛇足なんで、確かに必要性はないですね。無視して下さい。
勢いでスレ占拠してすみませんでした。これにて失礼します。
>>138 >その仲良かったはずの3人がバラバラになって本気で抗争!
なるほどー。そのシチュを中心に考えると切なくて良いですね。
いや、おもしろかったですよ。また書いてくださいね。
漏れ的にはやはり抗争メインのが面白い。
てゆうかこれだとアリーナ負けるよな?
旅の戦闘みたいなゲリラ戦ではいざ知らず、
対大勢の戦争であれば優位に立つのは魔法使い。
短期決戦ならブライ、長引くなら回復魔法の使えるクリフトの勝利と思われる。
んで気になるのはアリーナのその後の扱われ方で、
ここはクリアリスレだから(w
クリフト軍にとらわれたアリーナをクリフトが
どう扱うか想像すると楽しい。
んじゃアリーナに静寂の玉でも持たせてみるか
>140
いや、一発二発の魔法などものともせず、
怒涛の勢いで突き進むあらくれ集団とか(w
HPの化け物みたいな連中だったら、
接触されるまでに叩き潰さないと勝てない。
どの陣営も勝機はゼロではないと思われ。
自分の中では…
内乱、というか政治的な緊張。
三人が権謀術数を駆使して水面下で腹の探りあいをしてる。
アリーナとクリフトは普通に会って話してSEXもするが、
お互い殺り合う覚悟はある。
ブライは古くから築いてきたコネクションがあり政治力は高い。
二人を粛正しようとする。胆力もある。
クリアリ陣営はとりあえず互いに様子見、ブライとは対立。
ここまで書いて状況がBANANA FISHと酷似してるのに気付いた(w
アリーナ=中国マフィア
クリフト=アッシュ
ブライ=ディノ
アリーナが捕虜になったら
「申し訳ありませんでした姫さま。でも貴女を手に入れるのはもうこれしか方法が・・・」
アリーナは王家反対派の黒幕がクリフトとは知らなかったバージョンキボンヌ。
むしろお互い無言でじっと睨み合うとか。
アレだこのシチュでイイのは
アリーナの命がクリフトに握られてるって辺りだな個人的に。
普段と逆なのがイイ。
>>142 そこがポイントだ・・・ガチンコする前に潰せるかどうか、スピード勝負ですな。
多分先陣きって突っ込んでくるであろうアリーナ(キラーピアス装備)を
接触前に戦闘不能にできないようであればブライ軍に勝ち目はあるまい。
ところで貴族の味方するブライ軍にならトルネコがばりばり加担しそうだ。
>144 なんかそういうストーカーちっくなクリフトがイヤだな。よく見かけるけど。
クリフトがアリーナを捕虜にしたとして、彼らにとってはアリーナは
侵略してきた蛮族の子孫なんだよな?…丁重に扱いそうにない(w
けど、流石にクリフトも即死刑とかにはしないだろう。
そこで、敵愾心をあらわにする味方からかばい、牢ではなく個室に監禁。
あとは忘れ去ったかのように放置プレイ(w で飼い殺し。
姫にしてみれば、自分に姫さま姫さまとつきまとってたはずの相手から
価値のない路傍の石みたいに扱われて、さぞかし屈辱の日々だろうな…。
>146 >トルネコ 財力ならブライ軍らしいし、そうかも。微妙に戦闘反対派っぽいが。
マーニャは、魔法使いを馬鹿にするアリーナ軍には加担しないだろうし、
かといって堅苦しいのが嫌いなので、クリフト軍も避けそうだな。
消去法でやはりブライ軍か。いや、傍観に徹する可能性が一番高いかも。
ミネアは加担するとしたら、たぶんクリフト軍かな。
ライアンは、個人の意思よりバトランド王の命令によるだろう。
勇者は…誰か一人に肩入れなんぞできず、傍観かな。
ぶっちゃけ、派閥戦争になるほど3人は性格悪くないだろうし、
アリーナだって魔法使いをバカにするわけないだろう・・・
公式が全てとは言わないけど、あまりにも公式からは想像も
つかないような設定も萎えるな。
>148
激しく同意。アリーナは戦いは好きだが争いは嫌い。
武術大会でも武道と殺し合いは違うとピサロを批判してた。
いや、ここって壊れたクリアリのスレだし・・・。
だから公式とあまりにかけ離れすぎてると萎えなんじゃあ…
>144-145
位ならけっこう萌え…
>130-132
はマネマネが化けたクリアリみたい(w
まぁこれはこれでおもろかったけど
いや、
正義感がゆえに平和のための戦争を起こし、
忠誠心がために愛する姫に抗う反乱軍を率い、
権威を守らんがために背後で暗躍するというのも、ファンタジーの定番
ま、それをクリアリに担わせるには重荷かもしれないがね
話は変わるけど前スレの809SS職人て神だったなぁ
いやセーリネタが好きなわけじゃなく。ちゃんとクリアリだったし
キャラ描写と文章の上手さに激しく萌えた…。
あと病んでるクリアリ連作職人神も良かったなぁ〜
最後の終わり方が(・∀・)イイ!
姫の虐待を甘んじて受け入れるクリフトに激しく萌えた…
なんであんなうまく書けるのか。
ちょっと流れからは外れるが、なぜクリフトとアリーナの不幸が萌えるのか考えてみた。
あくまで個人的解釈なので、ひとりよがりでスマンとあらかじめ謝っとく。
まずは視点を変えてみる。
よく不幸といわれ、結構色々なファンサイトの二次創作でも不幸だったり自分で自分を悲観
しまくってたり俺は復讐のために戦うから勇者失格だーとか苦悩していたり俺の暗黒面が
アヒャとなっていたりする4勇者だが、実は個人的にそういうキャラ解釈が腑に落ちなかった。
それはなぜか?というとやはりDQの勇者=自分だから、というありきたりな結論に達してしまう。
別に自分が不幸になったりするのが嫌だ、とかそういう訳ではない。
4をリアルタイムでやっていたころを回想してみると、今のようにキャラ萌えとかいう思想を
ゲームに対して殆ど持たず、デスピサロの最後の進化の変形やまばたきにゾクゾクするほどの
衝撃を覚えるという位、単純でそれ故に幸福な時代だった。
まばたきといえば水晶の龍でものすごい衝撃をうけたが、夢幻戦記ヴァリス(FC版)では
なんだかな〜と思ったことを思い出した。
まだ只のゲーム小僧だった自分は当然のようにネネのお弁当を毎日売ってはバイトに励み
第5章ではねぼうしを売り飛ばした。
当然、アリーナとクリフトの仲なんて姫様と家来としか考えてなかった。というよりむしろこの二人は
単なる鬼強いぶとうかとちょっと微妙なそうりょだった。
そんな自分が=勇者なので、言われてみれば悲惨な勇者だよなあとは思えるのだが、
根っこの部分で納得しきれない何かがあるのかな?
それは多分、ドラクエ4の旅が勇者であった自分にとっては決して不幸ではない、幸福な
時間であり、キャラの不幸はあまり気にしないお年頃だったからだと思う。
ピサロとロザリーも「ロザリーうぜー、自分でなんとかしる!」とか「ピサロ勝手やなー」くらい
しか思ってなかった。ガキだったのさ。
それから十数年たった今では「よく考えるとドラクエ4って悲惨だな(;´д`)」と思えるように
なったけど。マックス度は5と7には敵わんが、オチの報われなさは頂点。
そしてアリーナとクリフトだが、FCのAIというシステムは本当によかったと思う。
アクが強い上にめいれいさせろがなかったので「仲間」という思いが強かった。
そしてゲームにおける設定ではアンドレアルを殴り殺すおてんばを通り越したサイヤ人姫と
ザラキハァハァな所もある神官、共感する余地なし。
浮世離れしたキャラクター性とドラクエ世界という親しみやすさ、かつて自分が純粋に
ゲーム大好き小僧だった頃のもう戻らない時代と時間、高貴な女性と宗教者という
ステロタイプな設定、実際の力関係も女性上位というお伽話性、そのような要素の数々も
不幸を妄想するにはあまりにもおいしすぎるラインナップ。
しかし実際は幸福そうな第2章メンツ、そのギャップにますます妄想を陰鬱にアレげに
デフレスパイラルしていく。
いつのまにかこの2人の閉塞的な状況の息詰まるような関係性を、結ばれることの無い不幸、
いやそれがむしろ幸福として昇華される事になるのだろうかと愚考するようになった次第で。
ダメだ、自分の頭脳では理論的に説明できなかった。
つまり、ただの懐古厨だったのに近年どこかでネジが狂った、と(゚∀゚)アヒャ
一部の表現について、ピサロやロザリーや勇者の不幸萌えの方にはスマンかった。
15年くらい前の子供の頃の考えなのでスルーしてくれ。
>154-155
なんか自分で読み返してみても焦点がハッキリしない文章でしかもダラダラ長いし、
酔っ払って書き込むもんじゃないな。スレ汚しスマン。
それだけなのもナニなので。
もし三人が三勢力に分かれて争うことになったら、なんだかんだいって一番冷酷かつ
残忍なことしそうなのはクリフト勢だと思う。
宗教を掲げている集団が一番恐ろしいというのは歴史上だけでなく現代社会でも
よく見られる話。
>>156 いやよくわかる、
前半は ? だが後半はよくわかるぞお前のその気持ちが!!
漏れの言いたかったことはすべてお前が言ってくれたよ・・・
そしてやはり一番冷酷になるのはクリフトだと思う漏れ。
ヘタレっぷりとのコントラストが萌えるんダ!!
あと前スレ809は確かに神だった。
個人的には電波長文厨も神だと思うが。
そして22職人も戻ってきてホスィ続きが気になるよ〜
22職人も神のヨカーン…
電波長文厨様も良かった…かなりワラタ。があれを読むと脳が溶けるといふ罠
160 :
22:03/06/29 21:25 ID:ZNPDCKYA
二度も中断してるSSを思い出してくれてありがとう・・・
視界を遮るいばらの奥に、白いドレスの端がひらひらと見え隠れします。遠くなり
近くなり、まるで網から逃げる蝶々のようなその白は、一面の緑に際立ってクリフト
の目を捕らえます。その白を目指してクリフトは走りました。すでにところどころ破
けた衣はいばらの刺にさらわれて次第にぼろぼろになってゆきましたが、それはクリ
フトの足を止める理由などにはなりませんでした。肌をかすめるかすかな痛みは、ア
リーナさまの折檻による傷をさらってその痛みを蘇らせました。鈍い痛みを想起した
頭は、ひらひらと舞う白の欠片に翻弄されて次第にぼぉっとなってゆきます。はっと
我に返ったとき、すぐ目の前の木の根元に、アリーナさまがうずくまっていらっしゃ
るのが見えました。
こちらに背を向けて座り込んでいらっしゃるアリーナさまは、いつもより少し小さ
く見えました。いばらの森を抜けてきたはずの姫様のドレスは、ぼろぼろになったク
リフトとはまったく違ってその純白を保っておられました。クリフトはその背中に手
を伸ばしかけましたが、なぜだか触れてはいけないもののような気がして手を引っ込
めました。きっと、ドレスの白さがあまりにまばゆかったせいでしょう。
161 :
22:03/06/29 21:27 ID:ZNPDCKYA
「どうしてひとりでこなかったの」
不意にアリーナさまが仰いました。クリフトは何と答えていいかわからず、もじも
じと俯くばかりです。そのまま視線をさまよわせていると、ぱっとアリーナさまが振
り向かれました。
「どうしてブライなんかつれてきたの、私はひとりで来てといったのに」
「それは、アリーナさま」
途中で狼に、と続けようとした途端でした。アリーナさまがお立ちになり、クリフ
トにずいと詰め寄られました。そうしてクリフトのぼろぼろの衣を両手で掴んだかと
思うと、美しいお顔をくしゃくしゃに歪めて泣き出してしまわれたのです。クリフト
はぽかんと口を開けてしまいました。
「どうして、ひとりじゃないとだめなのに、だって」
162 :
22:03/06/29 21:28 ID:ZNPDCKYA
ひとりじゃないと、アリーナさまはもう一度仰ってかくんと膝をお付きになりました。
涙の粒が、きらりと光って砕けるのが見えました。クリフトもつられてしゃがみこみまし
たが、嗚咽を漏らしながら切れ切れにお話しになるアリーナさまのお言葉の意味は、クリ
フトには何のことかさっぱり分かりません。いったい、何のことだろう?
「ふたりで来ちゃだめなの、ひとりじゃないとだめなのに、どうして、だって、だって、
王子さまなのに、おうじさまなのに」
尚もこぼれ続けるたくさんの涙の粒が、クリフトの衣に染みを作ってゆきます。クリフト
はどうしていいか分からず半ば呆然として、泣きじゃくるアリーナさまの頭に手を添え、た
だ何度も何度も髪を梳いて差し上げるばかりでした。何しろ、アリーナさまがこんな風に涙
を流されるところを、クリフトは一度も見たことがありませんでしたから。
163 :
22:03/06/29 21:32 ID:ZNPDCKYA
とにもかくにも、森へ入った三人は無事に城へと戻ることができました。ブライは
とうとう姫さまとクリフトの姿を見つけ出すことはできませんでしたが、ブライが城
に戻ってみるとふたりは互いになんとなくしょんぼりした、けれどなにくわぬ顔をし
て姫さまのお部屋の曲げ木細工の椅子に腰掛けていました。後日、アリーナさまお付
きの女官にブライが尋ねました。最近アリーナさまに、何か物語をお聞かせしなかっ
たかと。女官はしばらく考えていましたが、やがてああ、と手を打ちました。
「お聞かせいたしましたとも。題は確か・・・」
164 :
22:03/06/29 21:34 ID:ZNPDCKYA
その城は確かに眠りの森でした。森を覆ういばらも自分を縛る小さな棺も、目には見えず
誰も気づきはしませんでしたけれど、確かにそこに存在したのです。棺の奥でひっそりと息
をひそめながら、姫は助けを待っていました。今の自分は、眠っていて何もできないけれど、
いつか王子さまがやってきて、この眠りを解いてくれるのだと。このいばらの森を抜け出し
て、広い外の世界へ連れ出してくれるのだと。
自分を救い、連れ出してくれる王子さまは、一生懸命考えた姫にはひとりしか思いつきま
せんでした。
「ところが、ちょうど11ばん目のようせいが自分のおくりものを言ったところヘ、13ば
ん目のようせいが入ってきました。
13ばん目のようせいは自分がまねかれなかったことにとても腹を立てて、言いました。
『おまえたちが私をまねかなかったから、おまえたちのむすめは糸巻きのつむが刺さって死
んでしまうと言っておこう』両親はおどろきました。
しかし12ばん目のようせいはまだ祝福を言ってなかったので、こう言いました。
『でもそれは死ではなく、ただ100年のふかいねむりにおちることにしましょう』・・・」
165 :
22:03/06/29 21:36 ID:ZNPDCKYA
終了です。
読んでくださった方、ありがとうございました。
何度も呼んでくださった方、ありがとうございました。
・・・・・やっぱり竜頭蛇尾か・・・・
てゆうか蛇頭蛇尾か・・・・
病的な設定も有りながら耽美的な文体で激しく激しく萌え。
眠り姫を真似る幼少アリーナといばらに傷つく幼少クリフト
の愛らしい事ったら。
健全な設定だったらファンタジックで綺麗でおとぎ話風で
それはそれで好きなんだけど
このスレならではで姫が病んじゃってるって所がまた…
22神よ……万歳
>竜頭蛇尾か・・・・
いえいえ、たしかに過激なの想像してましたが(w
意外だったけど非常に萌えますた…
最近思ったけど、クリフトって神官というよりは軍人ぽいね。
見た感じ。かっこいい。
激しく同意。
長剣背負ってるとこなんかすごくそう思う。かっこいいよな。
軍人クリフト系の話キボーン。
>157
酔っ払い文章に賛同してくれてありがトン
ヘタレとのコンストラストというご指摘に改めてハァハァ
でも809神や22神と自分のスカラー波文を並べられるのは恐れ多いっす
>22
耽美で美しくも切ない作品ですな。
アリーナの恐ろしいまでの世界に対する閉塞感が素晴らしいです。
蛇尾というよりも、一点へと収束していく疾走感と感じました。
>144-145
狂信者ども、親兄弟よりも恋人よりもなによりも神たまがすきなにちようびなファナティックな
熱情神さまハァハァなの〜ぅ、シューキョーダンターイ反乱勢力との抗争は国土を疲弊させ
民草を消耗し、王家の方々も宗教の人たちも貴族集団さんも全くひどいわねぷんすかぷん、
和平の席につくことになりました、これ以上争うとレイクナバ−フレノール岬からボンモール
エンドールリックバカデムパ王子モニカ百合っ子王女連合軍が機を乗じて攻めて来るかも
しれないし、他にも不穏な勢力は枚挙にいとまなし。
魔物がいなくなった途端に今度は人間同士で殺しあって覇権を争うなんて本当に世話が
ないですねこれじゃあデスピサロも浮かばれません。あ、6章はオマケストーリーで
なかった事という設定でお願いします、そうじゃないとまたデスピサロになって魔物を引き連れ
とかの展開が自然になってややこしくなっちゃうし、貴族側の代表のブライヒャダインって
いまいちマイナーじゃない?元宮廷魔術師のマヒャドがやっかいな荒くれ軍団とマホト−ンが
やっかいな宗教団体が手を組んでとりあえず潰そうと画策、当然隙あらば同盟組んでる
相手でも油断してたら後ろ見せたらバッサリよ、どっちもどっちも〜。
荒くれ軍団代表の麗しきサントの女王アリーナさまはうさんくさい宗教団体側の代表は
かつての肉奴隷クリフトであることにも眉ひとつ動かさずに堅い木の椅子にどっかり
社長すわり、これも生まれもった気品と風格のなせるわざなのかその姿は正に女王
そのもの、その威容にかつての変態マゾ神官ならば即座に跪き脚立となって姫様の
荒くれどもに混じって自分を信じてきた信者どもをその鍛え上げた筋肉と磨き上げた技で
殴り殺し蹴り殺してきた汗と土埃と垢にまみれ洗う暇も無くクリフトを真の神の使いとして
崇め奉り信じて命を捧げると誓った哀れな子羊どもを苦痛と恐怖の中命を奪ってきた武器
であるその美脚の前に全てを投げ出してご奉仕したはずなのに、今のかつては被虐快楽
背徳神官は虚ろに己を見つめる自分で考えることをやめた信仰の狂信者どもに囲まれ
慈悲気取りの薄ら笑みで荒くれどもに目を向けるとおおなんということだろう、荒くれどもは
しんでしまった!すでに同じ部屋に入ったときから勝負は決していた、この変態背徳悪魔神官
の異名はそう、ザラキキ○ガイ、なんとひきょうきわまりない!せっしゃもすけだちいたす!
最初の一発は用心のために持っていた命の石でかわしたもののまさかそこまでするかと
唖然とする暇もなくアリーナ姫様は瞬時の判断でガンガンいこうぜと飛び掛るものの
クリフトはなんと恐ろしいことに狂信者どもを盾に、いやむしろ狂信者どもが喜んで命を
投げ出してしまい、そのタイムラグが命取り、文字通りですが。
ああすごく体がいや血が凍るようなというのはこのことかしら熱いくらいに体を流れている
はずの血がどんどん温度が下がって寒くてキシキシとどこかで軋むような音が聞こえる
ような寒いわねぇどうして体が堅くなってああ寒いわまるでロンダルキアの大地のように
ってロンダルキアはどこですか?寒い堅くて軋む音がああサムいああつめたいはすdふぇfd
ザラキは昔は冷気系の呪文で「全身の血液が凝固する」という恐ろしい呪文だったのに
いつのまにか「死の言葉を投げかける」なんて曖昧な表現になったのが残念です、
凝固という表現が結構子供心に恐怖を感じました。
ああなにか昔感じたようなあたたかい沁みるようななにかがやわらかく触れるようで
触れないようなああまぶしいわアリーナ は いきかえった!
「久しぶりの即死呪文はどうでしたか冷たかったでしょう苦しかったでしょう怖かった
でしょうもう何も考えなくてもよいのです楽におなりなさい私に全てを任せて神を信じて
全てを神さまにお任せして信じるのですもうあんな冷たくて苦しいのはイヤでしょう
悔い改めなさい神さまは悔い改めれば罪を許したもうのです」
他人の命をなんとも思ってもいない、言葉ひとつで奪ったり呼び戻したりすることの出来る
人間がいのちだいじになんて思うのかどうかということを考えれば当然の結果のような
気がしてくるクリフトの言葉に半ば呆然としながらも女王の誇りが昔は自分の足で
思うように陵辱し蹂躙し尽くした奴隷神官が神の代理人のごとく振舞うのが我慢ならぬので
「お断りよ」とキッパリ拒絶、みんなにうわさされると恥ずかしいから。
「じゃあもういいです」と予想外の展開、ああまた寒い凍える軋む冷たいわつめたい寒い。
アリーナ の いきのねをとめた!
クリフト狂信者軍団が恐れていたのはブライではなくアリーナ荒くれ軍団だった、普通の
荒くれではなく蛮勇を持って知られるいのちしらずだったから。
ブライたち貴族軍団は命を惜しむ、泥にまみれて血を流し肉を削ってまで勝利をつかもうとする
気概も無いのでくみし易い骨抜き集団だったから。
こうしてサントハイムの覇権を手に入れ聖教国を打ち立てたクリフトは世界を戦乱の渦へと
巻き込んでいくのでした、なんかどっかで見たことある展開だけど。
途中がぬけてた(´・ω・`)
アリーナ の いきのねをとめた!の後にコレです。
クリフトの指に光る女神のゆびわ、これでMPを回復しつつ何度も同じ責め苦を味あわせる
屈服するまで何度でも死ぬときの苦しみを与える命を奪う喜びを味わいひたるという
恐ろしい神をも恐れぬってこの場合ヘンな表現ですね、神そのものとしか思えぬ!
よくみるとそのゆびわは薬指にはまってます、これは女が出来たからあのあれほどまでに
崇拝していた姫様にこのような仕打ちが出来るのかと思ったら。
「わたしは神様と結婚して神さまに一生を捧げてなにもかも。だからもう姫さまの玩具では
いられないのですおきのどくですが」
冷たくなったおかわいそうなお姫様に対してこの言動、信じるものは救われるとはいいますが
もしかするとお姫様の今までの責め苦はこういう結末ではないにしろ似たような結果を
お望みだったのかもしれませんね結局サントハイムという枠組みの中ではどちらも本当には
自由にはなれないから。
なんというか、残酷すぎてスマン。次からはもっと明るく楽しい笑える文章を心がけるよ。
電波長文厨キターーーーー!!!
そう内乱ネタを809に書かせたらFFDQ板空前絶後の超大作に、
電波長文厨に書かせたら別の意味で空前絶後の電波文になると期待していただよ
あ あ 脳 が 融 け る
スゴイ…電波長文厨様 うっとり。
でも病んでるクリアリストとしては最後が悲し杉・゚・(ノД`)・゚・。ウェーン
174ですが ああ でも… 萌 え ま す た
素晴らしい。実に素晴らしい。最高です電厨様(略しすぎ)。
>174
このスレに来る以上、そういう覚悟もしておくべきだと思われ。
何が何でもクリフトはアリーナを愛してるの!アリーナもクリフトが好きなの!
…じゃないとガマンできない人には、いろいろと辛いかもよ。
自分としては、今回の電厨様の作品も立派なクリアリだと思う。
177 :
前スレ809:03/06/30 12:27 ID:/6plx5zt
アリーナが囚われて云々ってのなら、
・・・・書きましょうか?
相変わらず電波長文厨さんはすばらしい・・・
しまったageちまったーぎゃー
はあぁ!809様
あのSS最高。特に
>アリーナは一喝した。クリフトはびくりと身体を震わせたが、
一瞬目を閉じて(どうやら心を落ち着けようとしたのだろう)
ココ!ココのキャラ描写がっ
>177
ぜひともきぼん!(*´д`)ハァハァハァハァ
809様是非とも書いて下さいな。
そして前スレの連作してた方にもまた書いてほしい。
それではしばしお付き合いください。
仮にも王族の身分であるアリーナのために特別にしつらえられた独房ではあったがしかし
やはり牢は牢、他の囚人牢と大きく違うことはなかった。
貴族の幽閉されるような家具つきの籠ではない。眠るときは寝台に、食べるときはテーブ
ルに足を運べるような自由があっては困るのだ。この勇猛果敢なる姫君、現サントハイム国
王にかかれば一歩の自由も脱獄の足がかり、反逆の手段となると、そう言ったのはかつての
腹臣クリフトその人であった。
そんなわけでアリーナの両手両足は鎖に戒められ、鎖の先はご丁寧に牢壁につながってい
る。ここに放り込まれて一週間ろくな食事も与えられなかったので、鎖を引きちぎる力もも
はや無い。アリーナは壁のそばの石造りの床に、土くれのように伏していた。
いくつもの硬い振動が鼓膜を震わせて、朦朧とたゆたっていたアリーナの意識を石床の上に
引き戻した。なおも意識のはっきり収束しないまま、アリーナは床にぴたりとくっついた耳で
近づいてくる振動を聞いた。これは、足音だ。大勢いる。10人?いやもっと。
瞬間、不思議なほどにはっきり聞こえたひとつの声に、アリーナの全身が総毛立った。
「いえ、ここは私だけで」
他の足音がぴたりと止まり、その中のひとつだけがこちらへ近づいてくる。身体が覚えている
と云うのは、こういう事を言うのだろうと、鳥肌の立つ腕を抱きしめてアリーナは思った。顔を
合わせることなどもう何年もなかった筈だのに、かつて傍に在り続けたその声、その仕草に全身
の細胞が反応し、震え、その存在を迎え入れようとしている。格子の扉が金属音を立てて開いて
いく音にぞくりとした感触を覚えながら、アリーナは頭をもたげた。
かつての供は緑の僧衣に身を包み、無表情にこちらを見下ろしていた。僧衣はかつての神官服
とさして変わらないような質素ぶりだったが、きちんと詰められた襟にはサントハイムの紋章が
縫い取られていた。喉まで出かけた呼び声を、すんでの所で押し留める。名前を呼んで(あるい
は呼ばれて)しまったら、自分を支えている最後のものが砕けてしまいそうな気がしたのである。
お久しぶりです、と言ったクリフトの硬い声は、それでも確かに馴染んだ彼の声であった。
「戦況をお聞かせしましょうか?」
戦況。ここに閉じ込められている間幾度となく思いを巡らせた上で出した結論は、きっと
大きく的を外していないだろう。すなわち、サントハイム武勇軍の壊滅。かつて魔術師と神
官が兵力の多くを占めたサントハイムにあって半分傭兵のような形で民草から兵力を集めた
アリーナ軍は、遠距離から一方的に攻撃を仕掛けてくる宮廷連合軍、幾度蹴散らしても見る
間に回復し反撃を繰り返す聖同盟軍双方に挟まれ、当初から不利な状況にあった。それでも
強い結束力をもって敵軍と対等に渡り合うことができたのは、アリーナという強大な指導者
が芯として存在したからこそである。そのアリーナが敵の手に陥ちたとあっては、それ以上
の反撃など望むべくもなかった。アリーナは目を閉じ、散り散りに逃げていく兵士たちを思っ
た。返事をする代わりに、真っ直ぐにクリフトを見据えて憎まれ口を叩いてやる。
「ここの食事は酷いものね?もう少しましなものだったら、こんな檻すぐに破って出てやっ
たのに」
それを狙ってたんでしょうけど、と心の中で付け加える。クリフトは全く意に介さない様
子で再び口を開いた。
「もうその問題も解決されるでしょう。今日でこの房とも最後ですので」
眉をひそめるアリーナに構わず、クリフトはすいと屈み込むとアリーナの手枷に指を
かけた。何をするのかと見守っているとかちゃりと音がして枷が外れ、床に落ちた。釈
放などではない。アリーナは身を硬くした。他の牢に移るならかまわない、何も問題は
ない。問題なのは外に出ることだ。国民の前に曳かれてゆくことだ。武勇軍は既に全滅
か。それはすなわちこの戦争の一応の区切り目を指す。そうなればアリーナは城門広場
に曳かれ、鞭打たれ、最後の王として磔になるだろう。命への未練など、そんなものは
覇業を宣言した日にくびり殺してしまった。だが敵の手に陥ち自害も適わず、国民の前
で醜く朽ち果てるなど。
両の手が自由になった。クリフトは更に足枷の鍵に取り掛かる。
「あなたは、・・・開けてはならない箱に手を掛けたのです」
そんなことは知っている。誰よりも自分が一番よく知っている。あの日、自分を形作っ
た父とこの国を自ら否定したあの日、もう後戻りはできないのだと心のどこかで、しか
しはっきりとアリーナは戦慄を覚えながら自覚したのだ。
それでも、蓋に掛けた手を止めることはできなかったのである。
「なら、あのまま死んだように生きれば良かったの?」
クリフトの手の動きが、一瞬乱れたように見えた。
(;´Д`)ハァハァハァハァ
神が三人降臨中…
>クリフトの手の動きが、一瞬乱れたように見えた。
やっぱ心理描写上手すぎ
≫809
こういう表現書けるようになれたらなあ・・・と思わせる内容でつな
(*^ー゚)b GJ!
さすがは809神(*´д`)ハァハァ
これからの展開に激しく期待sage
これだけなのもナニなので、たまには関係性について電波受信。
この二人の関係性は「錯覚」に立脚していると愚考。
クリフトは自分の若く強く美しい異性の主君に対する熱情を錯覚し、
アリーナはいつまでもクリフトが身近で便利な人間でありつづけると錯覚をし。
前者のは、相手に対する畏敬や憧憬を、更には愛や恋への憧れを愛や恋そのものと
取り違えるというという思春期にありがちな自分の思いに対する錯覚。
後者のは、相手の立場や目的が変化しないことが前提という関係の永続性への錯覚。
いずれ、その「錯覚」から開放されて、クリフトは自分自身の宗教者としての高みを
目指すなりなんなりという自己実現へと向かい、アリーナは世界には永続性なんて
ものはないのだと気が付くのかそれともその位置を埋める代わりのものを用意する
のかして、お互いの未来を歩いていくのではないのかと。
いずれ来る己の幼さとの別れ、立場上まず「普通にケコーンして幸せに暮らしましたとさ、
おしまい」とはいかないと理解しているからこその用意された結末がある故に、
モラトリアムである冒険の間の姫さまハァハァっぷりなどの自由さが限定つきだからこそ
輝いて見えたりするのではないのかと、いっそザキでも使えたら。
そこから開放されずにいつまで居心地の良い境界線に留まり続けたために真の成長が
阻害されて閉塞した関係性の中ぐるぐると互いを見つめあい傷つけあうのもまたオツな
ものですがね。マスター、もういっぱいだけ…(〜´-`)〜U
無意識のうちに男としての保護欲を刺激されてるんではなかろうか。
自分に正直すぎて、裏表が無かったり
女性特有の打算的な行動がとれなくて
こうと決めればテコでも動かない。この暴れ馬の手綱は誰にも
引き操ることは叶わないあまりの危うさに
そこいらのおしとやかな娘さんやか弱い女性なんかより
よっぽど危なっかしくてなんとかしてやらねばとか思うのでは。
(意外とはかなげに振る舞う娘さんの方がたくましかったり)
命に代えてもお守りしますなんて言ってしまうのは
そんな刹那的な生き方につい惹かれて言ってしまうのかもしれん。
戒めを解かれた瞬間、半ば反射的にアリーナはクリフトの顎目掛けて一撃を繰り出した。的確に狙い澄ましたその拳は、しかし呆気なくクリフト自身の手により防がれてしまった。アリーナにはもはや平時の半分の力も速さも、残されてはいなかったのである。
アリーナが拳を引くより一瞬早く、クリフトが掴んだ掌を握りこんだ。暫し無言で揉み合った末、結局アリーナの方が押さえ込まれてしまう。下から見上げるようにして睨むと、クリフトの、今まで能面のようだった表情が、この時になって初めて崩れた。
「・・・これが、」
喉の奥から絞り出されたような声とともに、掴む指先に力がこもる。
「これが、あなたの望みですか、アリーナさま」
指がアリーナの拳に食い込み、骨のきしむ小さな音を立てた。
「これがあなたの望んだ結果ですか。今まで培ったものを裏切ってまで手に入れたかっ
たものですか?血を流し、胸を痛め、我々自身の手で取り戻した平和を投げ打って、あ
なたにいったい何が残ったというのですか!」
アリーナはクリフトの目を見た。くすんだ灰色の瞳は紛れもなく以前傍にあった通りの
クリフトのそれであったが、もはや同じものでは有り得ないこともアリーナは知っている。
きっと、自分もそうなのだろう。もはや同じものでは、けして。
アリーナは答えなかった。暫くの後クリフトはあきらめた様に小さく息をつき、アリー
ナの拳から手を離した。掴まれていた手の甲にはかすかなぬくもりが残ったが、クリフト
の顔がまたもとのぽっかりと穴の穿いたような表情に戻ると共に空へ霧散してしまった。
「アリーナさまには、これよりエンドールの地へ赴いて頂きます。」
エンドール。アリーナは言葉の意味がわからず視線を泳がせた。追われた王があの都へ
行って何を?何かあっただろうか。エンドール、花の都・・・
「王家の墓・・・」
その言葉に思い当たった瞬間、我知らずアリーナはそれをそのまま呟いていた。はっ
として視線を戻すと、クリフトの目がすう、と細くなった。
「そう・・・つまり、外には棺が待っているというわけね」
最後は自分の手でとでもいうつもりだろうか。だから一人で私の前に?
「・・・今すぐお命を戴くというわけではありません。ですが、あの大地の下にいらし
ていただく事は事実です」
閃光のように、アリーナの脳裏に一連の絵が想起された。切り取られた四角い闇。暗
い使者のふしど。
「あなたには、この世と切り離された場所で静かに過ごしていただかねばなりません。
居心地のよい場所ではないや知れませんが」
クリフトは背後の空間に向けてひらと手を振った。するとどこから見ていたのだろう、
先ほど牢の手前で足を止めた者たちがするすると扉をくぐり、狭い牢をいっぱいにして
ふたりを取り囲んだ。
「食事は墓守に運ばせましょう。・・・どうか、お達者で」
・・・うーん、いまいち。
もう少し続きます。
どうか続いて下さいおながいします。
おながいします。。。
これはスバラシイ。
好みだー
>197
前スレのSSも素晴らしーですな。
最近ここに来たばっかなんで単に荒れてるのかと思って
ほとんどスルーしてたんだけど後で千一夜サイトで
まとめてちゃんと読ませてもらったらかなりイイ…
特にクリフトのキャラがPS版に近くチョイヘタレ気味に書かれてて
なんか妙にリアルだった。
病んでようが変態だろうがこれくらい上手けりゃモウマンタイ。
809様万歳
何本もの手が伸びてアリーナの腕をつかみ、牢の入り口へと押しやった。扉の
開く不快な音がする。アリーナはもう、クリフトを見てはいなかった。毅然とし
て前を向き、衰弱した体の許す限りに胸を張った。
まっすぐ突き当たりに階段が見える。あの先には、闇が待っているのだろう。
自分はこれを最後に、二度と日の光を浴びることはないのだ。
アリーナは牢に背を向け無言で足を踏み出した。階段の向こう側から地上の光
が漏れている。立ち止まりはしない。
最後に振り返った視線の先、クリフトは背を向けたまま凝として佇んでいた。
クリフトは音が聞こえるのを待っている。地上への扉が開く重い響きは、彼女を
閉じた闇へと導くのだ。そうなってしまえば自分はもう二度と、彼女に会うことは
ないだろう。それでも、祈りの度に思い出すのだろう、おてんば姫が城を出たあの
日の事を。自分の心のあるかけらは、彼女とともに永遠に、闇の中へ閉じられてし
まうのだろう。
クリフトは目を閉じて、音が鳴るのを待っている。掴んだ拳をたぐり寄せて抱き
しめれば何か変わったかも知れないと、そう思った弱い自分は頬を伝って、輝きな
がら消えてしまった。
終了です。
読んでくださった方、レス下さった方、
ありがとうございました。
202 :
:03/07/05 17:41 ID:D9xO2aLj
くぅぅぅぅうx
泣けりゅ‥
くはあぁぁ〜
内乱て一歩間違えば違うゲームみたいになる難しいテーマを
いっそギャグか変態風味にしてしまえばどうだろうって所を
あえてマジに書かれたところに敬服
809様 感動しますた
神 集 結(・∀・)イイ!!
206 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/09 01:51 ID:vURRNtHF
. 、___________
、> .|
>________ .|
 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | まだこのスレに目を通してない全国のちびっこ達のために
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | ここは思い切ってageます!!
. \ 厂 \
/ _____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
/./ ./o i. \
続きましては
前スレの907、ここの
>>75レスあたりがネタ元で。
人々のざわめきや鐘の音、馬達の嘶きが響き渡っていた───。
今日この時サントハイムはアリーナ姫と新王となる他国から来た王族の男との婚礼に
各国から祝いにかけつけた人々で賑わっていた。
「どうしましょう。アリーナ姫様のお姿が見えませんわ」
女官達が困った様子であわただしくぱたぱたと走り回っていたので
「私が探してお連れしてまいります」
クリフトは苦笑いをして女官達にそう言い、人に見られぬよう小さくため息を付く。
──この時が来るのは知っていた。それを知ってたのは何時からなのだろう?
ほどなくして城のバルコニーの端に佇むアリーナを苦もなくクリフトは見つけた。
「姫様…」
クリフトが声を掛けると純白のウエディングドレスに身を包み
ドレスに負けぬ白い肌にあでやかな化粧を施したアリーナが振り返る。
その姿の愛らしさにクリフトは思わず感嘆した。
──が直後胸に射抜かれるような痛みが走った。
その目も眩む姿がけして自分のものではない手の届かぬものである事を思い出したから。
「…間もなく式が始まります。皆さんが姫様をお捜しでした。すぐお戻り下さい」
その言葉を聞くとアリーナはぽつりと呟いた。
「お父様やブライや大臣はとても喜んでいたわ。
これで、少しは今までかけた迷惑の償いになったかしら?」
蜘蛛の巣にかかる蝶のごとく彼の人への最後の睦言のように。
「償い」という言葉を聞くと、クリフトは少しばかり表情を曇らせ
「ええ、王も含め、皆祝福しておりました。」
と言うと、ふと思い詰めたように言葉を続けた。
「姫様… お聞き下さい。
私はこの式が終わり次第、巡礼の旅に出る事を王よりお許し頂きました」
あまり興味を示す様子も無く、アリーナは答えた。
「そう、良かったじゃない。私の世話から解放されて、
この上無くおめでたいじゃない」
「いいえ! 私は…」
──たとえ貴女が一人の身でなくなったとしてもずっとお守りし続けたかった。
それが私の神から与えられた使命であると思っていたから。しかし───
だが、その言葉は言えず飲み込む。
──それは単に私が望んだ事だろうか?神が私に与え給うたものは?
ひゅう、と風が吹く。これから花嫁になるであろう人に被されたベールがはたと舞う。
そして、続けた。
「これからは、アリーナ様一人の身ではありません。見守って下さるお方が居るはず。
もう私の事は必要とされないでしょう」
それを聞くと、アリーナはクリフトを睨み付けて言った。
「別に、最初から、クリフトの事を必要となんてしてなかったわ」
「……そうですか」
慣れているのか傷つく様子もなく微笑んでそう答える。
アリーナはクリフトの横をすれ違い、そこを去ろうとした。
すると、打たれたようにクリフトは立ち去ろうとするアリーナを呼び止めた。
「お待ち下さい! まだお伝えしたいことがあるのです」
最後に、またお説教だろうか。アリーナは振り返らず言う。
「もう何も、聞くことなんて無いわ」
「いいえ、どうか聞いて下さいアリーナ様」
クリフトは呼吸を置かずに言った。
「どうしても、今この場で告げねばならぬ事があるのです」
──今この時ならば許されるのか?与えられた最後の時ならば。
そしてクリフトはこれまで自分が隠していた想い、アリーナを主君としてでは無く
一人の女として愛し慕っていたこと、その罪深い自分を罰する言葉を告げた。
一歩、二歩、クリフトはアリーナに歩み寄った。
「もちろん主君である姫君にこのような不埒で邪な気持ちを持つ事は許されるはずも有りません。
ですが姫様…いいえ、王妃様に最後まで隠し事をしたままお別れはしたく
ありませんでした。ですから、ですから、どうしても最後にお伝えしておきたくて」
今まで自身の感情を嘘偽っていた罪を告白し、心おきなく懺悔が出来た様な気がして
クリフトの心は少しばかり軽くなった。
そして、アリーナには見えてはいないであろう作り笑顔で言った。
「…もちろん過去の話ですが。今は喜んでお二人のご婚礼を祝福する
所存にございます。ただ…ただお伝えしておきたかっただけですから」
アリーナは聞いているのかいないのか分からない様子でぴくりとも動かず佇んでいた。
「申し訳ありませんでした…」
クリフトは恭しく頭を下げた。
「卑怯者…」
アリーナは憎々しげに呟いた。
「卑怯者! 臆病な意気地なしだわ!」
振り返り、クリフトの瞳を真っ直ぐに射抜いて見つめた。
──ああ、貴女は、何時でも、その曇りの無い瞳で。
「遅い……クリフトはどんな時でも、いつも、遅すぎるわ」
アリーナの取り乱した様を見ると、クリフトは鉛を飲んだような顔をして呟くように言った。
「本当に、本当に申し訳…」
言い終わらぬ内に、胸に微かな重みを感じた。
目の前にアリーナのふわりとした、景色を透かして目に映すベールがあった。
クリフトは反射的にいつもの習慣でしっかりとその軽い身体を両の手で受け止めていた。
アリーナの瞳を見つめるとまるで己の中にある大切な心のかけらを失ってしまったような
そんな絶望と怯えに震えた瞳をしていた。
かけがえのない人々が城に再び戻った時、
「自由」というまた同じくかけがえのないたからを掴み損ねた。
けれど恐ろしい魔物達にも怯まず立ち向かうこの勇猛な姫が何をそんなに恐れるのだろうか。
クリフトは願った。こんな絶望と怯えはぬぐい去りたいと。
──いつでも自分のことを必要としていた。そして今日この時も。
いつもと変わらずに、何一つ不自由なく自分が、そう自分だけがこの姫の望む物を与えたくて
静かに、鮮やかな赤に塗られた唇から自身の心を分け与えようと試みる。
そして声にならない嘆きを含めて、互いが持たぬ物を互いで埋め合うように
吐息をこの城の元、最初で最後に交換し合った。
ドレスの胸元はアリーナが力任せに引っ張った為引き千切れていた。
その純白のドレスは背中の痛みを和らげる為に身体の下に敷かれていた。
髪の結いはアリーナが自分で解いた。
ドレスの中の小さな身体をコルセットが締め付ける苦しみはクリフトが解いた。
アリーナのこぼれる涙はクリフトの唇が受け止めた。
二人の契りの悲しみは受ける者も無く、唯白いドレスに染み渡っていった───。
「どこに行かれていたのですかアリーナ姫様!」
女官達があわててアリーナに駆け寄り、その姿に一瞬立ち尽くす。
きちりと結われていた髪は振り乱れ、純白のドレスは鮮血で点々と汚れ、
胸元のひらひらとした縫い目は引きちぎられ裂けていたので。
しかし女官達の制止も聞かず、その姿のままアリーナは夫となる男の元へ
急ぎ歩いた。新王は既に馬車に乗り、あとはこのまま進みいでてパレードを
開始するだけであった。
アリーナは新王の乗る馬車にひらりと飛び乗り
「お待たせしました」と微笑んだ。
新王は一瞬己の目を疑いアリーナを凝視した。
「その姿は…?」
「なんでもありませんわ。さあ、馬を出して! 婚礼の儀式を始めるわ!」
そう言い放った。
パレードを心待ちにして集まっていた群衆達が歓喜の声を上げ
口々に祝いの言葉を叫んだ。
あまりの熱狂ぶりに皆アリーナの異様な姿に気づく者は居なかった。
だが一部の軍関係者の者や貴族、王族は気付かぬわけもなく
一体何があったのだろうと口々に囁きあっていた。
アリーナは好奇の目に晒されていた。
だがしかしその本人は、背筋を伸ばし、凛とした顔で
皆の視線をむしろ浴びせよとばかりに堂々としていた。
その美しさは天空人の軽い羽よりも儚くその伝説の武具より強く雄々しく
白い肌に残る口づけの痕は世界樹のしずくよりも刹那なものだった。
──何度も何度も呟いて、貴女の耳に届いたのはただの一度だけ。
クリフトはその群衆達の歓声をバルコニーから
まるで何処か遠くで起こっている事のように、ただ呆然と聞いていた。
214 :
:03/07/09 09:05 ID:iRxI3rUU
くっ。。。。。イイ
新しく王妃となったアリーナは、新王と寝食を分け、指一本として触れられる事を断固として拒んだ。
新王は婚礼の直後からあの手この手で凝り固まった王妃の心を解きほぐそうと試みたが
いつしかそんな努力もあきらめ、専用の情婦を囲うようになった。
だが王妃は婚礼の儀の間もなく後にその身体に子を宿していた事が分かったのだった。
王子誕生の祝いの為、クリフトは久方振りにサントハイムに帰還した。
「誠におめでとう御座います」
クリフトは頭を垂れ、かつての王、アリーナの父にサントハイム様式の礼をした。
「さあクリフト、私の孫の姿をしかと見てやってくれ」
アリーナは無言で我が赤子を父の手へと渡した。隣で新王はその青い瞳で黙って見守った。
アリーナの父はさも自慢げに小さな小さな己の孫を抱き上げた。
その無垢な黒い瞳とクリフトの黒い瞳がぶつかりあった。
「これは…」
クリフトはしばし言葉を失った。
「いえ、とても、立派な王子が誕生されてこの度は誠に…」
この後、思いつく限り美辞麗句を述べたが気もそぞろで。
ふらふらとした足取りでクリフトは後日再び巡礼の旅へと戻っていった。
帰り際の馬車の中、クリフトは静かに顔を伏して声を殺し涙を流していた──。
クリフトはその後、ゴットサイドへ移り住み、神学を学ぶ事に勤しむが
癒しの祈りや万病の薬ですら治癒することの叶わない重い病の床に伏せる事となる。
だが、クリフトの願いでその知らせはアリーナの元へ届けられる事は無かった。
クリフトは目を閉じて、走馬燈に身を任せる。
浮かぶのは、あの城、あの旅、それから、あの笑顔。
そして、徳の高い司祭達に見守られ、その若き生涯を閉じた──。
新王の情婦は後に新王の内縁の妻と成り、その間に男の子を誕生させた。
アリーナは我が子息と同じように新王の子を可愛がり、
又たまには羽目をはずして子供達と城を抜け出し
その武勇伝は世界中に面白可笑しく語り継がれた──。
両子息が成人する頃、アリーナはクリフトの墓に非公式に訪れ
花と、そして今だ上達しない黒く焦げた小さなケーキをそっと添えた。
墓に手を触れると思い出した。いつも心配げに自分を見守っていたあの瞳を。
「もう、大丈夫だから」と、ゆっくりと墓から手を離し、微笑んでクリフトにそう告げた。
──あの時もらった守りの光は今でも。
そして、自身も年をとりその生涯を閉じる。
何時までもその顔に少女の愛らしい面影を残したままに。
終わりです。
こんど何か書くときはもっと変態っぽくなるようにがんがります。
すんません
>>217 いや、じゅうにぶんに素晴らしいですよ!!!!!!
別に変態クリアリだけがこのスレで求められている
わけではありません…よね?
クリフトも切ないけど、新王も切ないなあ。
素晴らしかったです。
>>217 おお、神よ。あなたですか!
感嘆のため息ばかりで言葉が出ねえよ
漏れもこのくらいの文才があれば人生変わってたなと、もう一つ自嘲のため息
クリアリ書くとき誰しも書きたがる栗の告白の言葉が敢えて具体的にないのも、実にすばらすい
ただ1つ気になったのは「一部の軍関係者の者(ついでに重複)」という物騒な言葉
>>79のように内乱の話に繋げるつもりで書いたんならこれは絶妙な伏線となるが、
終わってしまうなら、ハッピーエンドにそぐわぬ穏やかでない瑕が残ってしまう
つーわけで内乱篇に続けてほすいとも思うが、この終わり方は綺麗すぎて無理だナ・・・
連投規制にも負けず乙ですた。次回作も大期待!!ただ漏れは変態系苦手だがさ
お疲れ〜〜。ドキドキしましたー。
別に、あえて変態系を書く必要はないと思うぞ。
むしろ変態というより痛い系クリアリのスレだと私的には思うし。
痛い系が行き過ぎると変態系になると思ってます。
あ、両方好きですが。
221 :
213:03/07/09 16:40 ID:CUQV5siN
本文修正
×一部の軍関係者の者→○一部の軍関係者 スマソ…
809様のキャラ描写と渋い文章が好きで好きでたまらん。で真似してみたくて
SSに初挑戦。の為か文章が初々しいったら。やっぱ無理ぽ…
>219
本当は
>>79様のサントハイム・サーガに繋げたかった。繋がってないけど。
あと前スレの916で電波長文厨様の>王子様の碧でも、お姫様の赤でもない、
アッテムトの空のような黒でした。 これが印象的でパク…いや、参考に
させて頂きますた。
しかしアリーナの父はゲーム中ではこんな無神経キャラじゃなかったですな。
病んでるクリアリでなくて病んでる父…
>220
痛い系、このスレのデフォ設定…姫→虐待→栗←イタヅラ←ブライ ですよね(w
逆バージョンで鬼畜栗太モデルは却下でせうか。
姫←イタヅラ←栗→虐待→ブライ モデルだと犯罪者になってしまうとオモタw
いやいや、お疲れ様でした! 面白かったです!
姫←イタヅラ←栗→虐待→ブライ ワラタ!!
>>213 無理とは何を仰る!!
あなたを導いた809神に感謝。
こうしてスレが豊かになっていくのか・・・
これだけでも何なので。
ク「ひっ、ひ姫様何をなさるのですかっ!」
ア「何って。言わせる気?」
ク「おたわむれもほどほどになさって下さいっ」
ア「だって。明日はいよいよデスピーのとこに殴り込むんだし。もしかしたら
死んじゃうかも知れないし。生きてるうちに一回くらいオンナの喜びってヤツを
味わっておこうかなーと」
ク「・・・すぐにザオリクをかけてさしあげますからその必要はありません」
ア「クリフトが先に死んじゃったらどうするのよ?」
ク「それはっ・・・とにかくこのようなことはおやめ下さい!!」
ア「どうしても?」
ク「どうしてもです」
ア「じゃ仕方ないわね、勇者に頼むことにするわ」
ク「喜 ん で お 相 手 を 務 め さ せ て い た だ き ま す」
>224
そのシチュで一本書いて下さい
前スレであったような。
結局アリは勇者とやって、クリフトはそれを見せられるて
悶々とするってシチュでしたが。
全然違うか….
思うにクリはアリを想うっていうクリフト→アリーナの
相関図さえ崩さなければそこそこ無茶をしても違和感無い気がする。
逆にクリフト←アリーナにしてしまうとノーマルなストーリー
でも嘘臭くなるんではなかろうか。
う〜ん、PS版をやってるとそう思うかもしれないけど、
FC版では二人が何を考えてるかは全ほとんどわかんなかったから、
アリーナ→クリフトでも全然違和感なかったってのが自分の正直な感想。
クリフトがアリーナハァハァなのは全く違和感がないが
アリーナがクリフトハァハァってのはいまひとつ。
もっと違う形でアリーナ→クリフトなら良いな。
アリーナが自分の置かれた立場とか考えながら、好きな気持ちとかが錯綜して、
そのストレスからクリフトを虐めてしまう、というのに萌える僕はマズいですか?
んで、クリフトも彼女の根底の気持ちを見透かしてて、それに応じてしまうのです。
姫←虐待←栗→イタヅラ→ブライ
というのはどうですか、だめですか。
>231
むしろウェルカムだ。
>232
>233
アフォ?
230いいなあ。
こういう心理ドラマ好みかも。
>>224のシチュ気に入って一本書こうと思ったのだが、
コミカル変態ちっくにするはずだったのに、いつの間にやらすげーマジ深なR18になってきてしまった
やはり奇抜な話は無理なようだ・・・
>236
期待大…。じゃあ早速ウプって下さいな。
ひゅうううう!!
期待してるぜー!!R18ならsage進行(いつもだが)でこそっとな。
どきどきサントハイム
あまりにヤバげなら官スレにて待つ…
241 :
236:03/07/16 06:54 ID:gvpHGCxG
>>237-240 いや、書き上がってない上に、これがまたおっそろしく長くなりそうなので、どうしようか思案中
官スレ行くほどヤバくはない・・・と思う
ま、何とか今週中にでも
待っとります
あまりに潜伏しすぎなのであげ。
236さんがうpしてくださるのは「何とか今週中に」ぐらいだから、
今のうちあげとかないともうあげるときがないと思ったためです。
ときめきサントハイム学園の発売はいつですか?
いまやってます。脳内で。
わたしアリーナ、サントハイム学園の一年生!
この間入学したばかりで、まだまだ分からないことだらけだけど
新しい学園生活の始まりに胸がときめくばかりだわ。
一年先に入学したクリフトは幼なじみなんだけど、
同じクラスの勇者(♂)が私にちょっかいかけるんじゃないかって
うるさく心配ばかりしているの。
でもここはなんて素敵な学校!これから何が起こるのかしら?
クリフトって学生服(ブレザー)似合いそう。
>246
うわ、こういうの好き。読みたいなぁ…
校長はブライだろうか。そして体育教師のライアン。
不良のピサロさん。
軽音部のマーニャさん。
オカルト研究会のミネアさん。
購買のおっさん、トルネコ。
近所のホームレス、エスタークさん。
ちんどん屋のパノンさん。
天然保健医のルーシア、学校に住み着いてる野良竜のドラン
…などはいかがでしょう?
しかしこんな学校じゃクリフト不登校になりそうだ。
知的な生徒会長クリフト。女の子のファンは多いが、本人アリーナ以外に関心がない。
だが実はその裏には……
校長ブライとの…
クリフト「やっ…やめて下さい先生…っ!」
こりゃ萌える
おまえら男か女か教えてくれよ
255 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/19 09:36 ID:b+BAkG5i
放課後、体育館裏に呼び出された生徒会長クリフト君。
「何ですか?お話って。マーニャ先輩」
☆つづく☆
誰か続きキボンヌ!(笑)
256 :
_:03/07/19 09:39 ID:O629agbY
妙に明るいスレになりつつ…ある…?
258 :
_:03/07/19 11:26 ID:O629agbY
いや、厨房が夏休みに入ったから厨房スレになりつつある
そんな不良みたいなかぶりもの、おやめなさい!
warata
てゆうかぶっちゃけクリフトのおかっぱ頭には学生服
似合わないと思いません?皆様
>>255 マーニャ「あんた、一年のアリーナと知り合いなんだって?」
続きお願いしまつ。
マーニャ「とりあえず、今はいてるズボンここ置いてきな。」
クリフト「パ、パンツも脱ぎましょうか?
マーニャ「あほう!いらんわ!」
268 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/20 08:21 ID:HnPqRAqW
クリフト「で。。。ではお言葉に甘えまして
パ ン ツ 脱 が せ て イ タ ダ キ マ ス」
>268
アリーナ「へえ、けっこう小さいね」
何故か見ていたアリーナ
クリフト「あああああアリーナさまあああっ!!!!どうしてこんなところにっ」
こんな馬鹿話しながらも
>>236のSSを待つ!
ワラタ。場つなぎかい(w
アリーナ「ところで、あなた達何やってんの?」
アリーナを二死口調にしてみる。
武器さえあればいいんだからネ!
防具はいいんだヨ!
武器さえあればネ!
ベホイミだよもん
275 :
236:03/07/21 22:06 ID:/snIZL2p
ここはギャルゲーなインターネットですね
せめて今日までにあげようと思っていたのだが・・・言行不一致でスマン
ざっと書き上げてみたら500行とバカ長くなってしまったので、
どうにか削るかはたまた書き直すかと困惑気味
夏休みに入って未成年が増えて来そうだから他行くべきかなとも思うけど、
官スレ行くほどエロくないし、千夜一夜さんに書くほどいい出来でもない・・・何せクリアリだからなあ
それも含めて思案中。明日までに結論出しまつ
>>272の続き
「あ、アリーナ様、これはですね・・・マーニャ先輩にルカニかけられたんです!」
アリーナ「でも、さっき自分で脱いでたような・・・?」
クリフト「そ、それはですねえ!!」
>>236 ごちゃごちゃ言っとらんと大人しくウプすれ と煽ってみる
がんがれ〜
279 :
吉良トマト ◆RtIuLRAMZA :03/07/22 12:35 ID:ELmRi6SD
マーニャ先輩はクリフトを筆おろししようとしてたのですか?
いわゆるイジメでは?
きっとアリーナに対して思うところがあって呼び出したに違いない・・・!!
さてここで問題です。
アリーナに粗末なモノを見られてしまったクリフト、どうする?
慌ててパンツを履く
むしろ誇示する
「小さい」とけなされるたびに大きくなる、に一票。
アリーナを襲う…
…ということはなさそうだな。
クリフト「もうお婿に行けませんっ アリーナ様この責任を!!」
マーニャ「あんた自分で脱いだんじゃん」
そしてそんな二人を悔しそうに見ているマーニャ
エネルギ^きぼんぬ
>>275 チン☆⌒ 凵\(\・∀・) 結論まだぁ?
288 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/28 08:17 ID:xivsAQJN
マーニャってライアンが好きだったんじゃなかったのか?
>288
それは久美沙○の脳内妄想。それを商業ベースで披露しちまっただけ。
ゲーム内に全くそういう言動はない。有名=公式ではないので注意するように。
町での用事を済ませて、馬車に帰る道の途中。
久しぶりの2人の時間と、綺麗な夕焼けにはしゃいでいた私は
足場の悪い土手を斜めに行ったり来たりして、道草しながら歩いていた。
「危ないですよ」
上からクリフトが注意を呼びかけてくる。
「へーき、へーき!…あっ」
勢いよく踏み出した足が、伸び放題の草に取られて滑った。
「うわわっ」
バランスを崩した体勢を立て直そうと、闇雲に腕を振り回してみたって
慌てた手は虚しく空を掴むだけ。転ぶ、と目をつぶりそうになった瞬間だった。
見慣れた黒手袋が私の腰に回されて、後ろから抱きとめられた。
…私が転ぶのなんて、どうせ彼にはお見通しだったんだろう。
クリフトの落ち着いた行動が、私の悪戯心に火をつけた。
大丈夫ですか、と言う彼を無視して、後ろにぐい、と背伸びするように体重をかける。
「う、わ!?」
そのまま倒れていく背中から小さな悲鳴が聞こえた。
クリフトは私の下敷きになって、私に両の手を回した格好のまま尻餅をついてしまった。
受け身を取れなかったから、痛かったろう。…ちょっとやりすぎたかな。
私は彼の怒った顔を想像しながら、おそるおそる振り返った。
「ーーだから言ったじゃないですか」
クリフトは怒っているというより、言う事をきかない私に呆れたといった様子で
小さくため息をついた。
いつもそう、彼は滅多に本気で怒らない(小言はしょっちゅうだけども)。
というより、感情をストレートに出そうとしない。
だけど私を見つめる碧の瞳は、どんな詩人の言葉より雄弁に『愛してる』を語りかける。
照れくさくなった私は、彼の瞳の中の自分から顔を背けて
この甘い空気から逃れるように戯けて言った。
「ため息をついたら幸せが逃げちゃうよ」
「ため息が追いつかないくらい幸せだからいいんですよ」
そう言って、彼は私の頬を優しく撫でた。
「!」
心臓が高鳴る。どきどきしながら睫毛を伏せた私に、彼はしれっと言った。
「草がついてました」
「あ、そ!」
不機嫌な声を出しても、彼は優しい瞳をこちらに向けたまま。
なんだかムシャクシャして立ち上がり、クリフトを置いたまま土手を駆け上がった。
顔が熱いのは、夕焼けに照らされたせいだけじゃないだろう。
憎たらしい男!
いつのまにかクリフトは私の隣に立っていて、服についた土埃や草を払っている。
汚れてしまった手袋を外している姿を見ると、さすがに申し訳なくなってきた。
「服とか、汚れちゃったね」
「あなたといるとね、慣れっこですよ」
ーー前言撤回。ふん、と私は鼻を鳴らした。
でも、私だって彼をどきどきさせることが出来る。
私は彼に手を差し出した。
「クリフト、帰ろう!」
彼は躊躇した。いつものように黒手袋をしていないから。
そんなクリフトに、私は更にぐい、と手を突き出す。もちろん極上の笑顔と一緒に。
「…帰りましょうか、ブライ様」
「うん」
私はクリフトの手を、ぎゅっと握った。彼は今、どきどきしてるに違いない。
オワリ
>>290-292 なんか予想してたのとオチ違ったな・・・
最後で第三者のアリーナが現れるパターンだと思ったら、さらにドギツイ話で(藁
ま、激甘落としで面白かったっす
オイオイ、ブライが萌えキャラだよ(w
ここは一応クリアリスレじゃなかったのか・・・笑。
でも笑ってしまったよ。
ってか、ブライがこういう言葉使いしてたらどうしよう。
ブライキター!
ワロタよw
ブブブブブライ萌えーーーー!
幼児帰り?
世界は平和になった。私を裏切って。
デスピサロの事情とか、そういうのはどうでもよかった。
世界を救えば何かが変わると、私も救われると期待していた。
それなのに私の愛した世界は、手の平を返すように、私を退屈な日々に押し戻した。
私は見返りを求めないほど、世界に献身的な愛を注いでいたわけじゃない。
自由という禁断の果実の味を知ってしまった私に、サントハイムでの
平穏な毎日は満足できるわけがなかった。それなのに何も変わらなかった。
世界は欲しいものを与えてくれなかった。
柔らかな綿の牢獄では、自分の人生に他人事みたいな顔をして
死ぬまで生きる運命が義務づけられている。
闘いの日々すら、その中で見た白昼夢のように現実感を失って、日ごと薄れていく。
城じゅうの時計を壊しても時間は流れることをやめないし
私が闘わなくても世界は動き続ける。
私は、私の手から世界が離れていくのを感じて、涙した。
まるで子供に巣立たれた親鳥のように。
「痛っ」
考え事に没頭していたところを、一気に現実に引き戻される。
教師が、持っていた教鞭で私の手を叩いたのだ。
白い手に、赤い筋が走っている。押してみると、丸い血の粒が、じんわりと浮き出てくる。
たいして痛くは無かったけれど、痛いと反射的に口に出しただけで
傷が熱を帯びてじんじんしてくるから不思議だ。
「授業に集中してください」
教師の、眼鏡の奥の深い碧が、低めの声より冷たく光る。
「父様に言いつけるわよ」
「お好きに」
私が彼を手放せないことを、彼は知っている。
彼は、私の自由だった少女時代の象徴であり、それを共有する数少ない存在。
私から巣立たないように羽をもいで、思い出と一緒に宝箱に閉じ込めた。
「集中してください、なんて。集中していないのは自分じゃないの?」
彼は端正な顔を歪ませた。
私は構わず、手の傷の血を舐めて笑った。
あんたは私を見ないで、別のひとのことばかり考えてる。
そう言いかけたけど、その言葉は血と一緒に飲み込んだ。チリチリする。
あのひとの名を口にすると、あんたはもっと怒るに決まっている。
「…血、出てますね」
「治さなくていい!」
私は声をはりあげて、傷にかざされた大きな手を掴んだ。
だけど私の手を面倒そうに払うと、彼は小さく回復の呪文を唱えた。
みるみるうちに傷が癒えて、跡形もなく消えていく。
口の中にはまだ鉄の味が残っているというのに。
あんたがいつもそうやって私の傷痕を消すから
最近の私は現実と妄想の区別がつかなくなってきている。
あんたは私のものなのに、ちゃんと現実で生きてるんだろう。
「では時間ですので、失礼します、お姫様」
臣下らしい恭しげな礼とは裏腹に、オヒメサマ、と教師は皮肉っぽく発音する。
手早く本をまとめて部屋を出ていく彼の背中に、私は呟いた。
「愛してるわ、クリフト」
だけどクリフトは足を止めない。一秒でも早く私の傍から離れたいと、靴音が叫んでる。
「…愛してるわ」
愛してると口に出してしまえば、体が熱を帯びて、そんなような気になってくるから不思議だ。
だからこれは恋じゃない。
私のもののくせに、私のものになりきらないから、悔しいだけ。
私のもののくせに、私を見ていないから、振り向かせたいだけ。
それなのに、彼に強く想われているあのひとが、こんなにも憎らしいのは何故だろう。
でもこれは恋じゃない。
王女としてのプライドが、ドアの向こうに消えていくクリフトの背中に
待ってと呼びかけることもできず
私はもう涙目だった。
「姫様?」
机に突っ伏していると、誰かが私に声をかけた。ううん、すぐに誰だかなんてわかった。
わかりたくなかっただけ。
「大丈夫ですか?もしやクリフトが、何か?」
「…あんたにだけは、同情されたくないわ」
勢いよく立った拍子に倒れた椅子が、悲鳴を上げた。聖書は落ち、花瓶が割れ、私は拳を握る。
「そんなつもりじゃ」
ブライの瞳に、怯えの色が滲んだ。
無邪気だった少女時代。もう戻れないとわかっているのに、
私はまだ微睡んでいたかった。
(次号/ブライの魔宮地獄編へ続く)
>>231タンの設定
姫←虐待←栗→イタヅラ→ブライでやってみようとしてんだけど、
笑い話にしかならねぇなあ…スレ汚しスマンカッタ
あと、続・タイトル無しも全3話です。色々まちがえた。
やばい、本気で萌える…魔宮編も期待してます!
そんな自分は実は231
シリアスかと思いきや、やっぱりブライ!!
病んでるアリーナとクリフトの間で、無邪気なブライたん・・
も、萌え〜
うーん、うまい。
>>302 いやいや、萌え面白いでつ。続編まだ〜チンチン(AA略
そんな自分は実は275・・・
>>290-292 こ、濃い・・・!!!
これぞこのスレの醍醐味ってやつですか。
いいもん読ませてもらいました。
魔宮編は冗談だったんだけど、インスピレーション与えてくれた231タンを騙してしまったので
続き書くことにしますだ。3日後くらいにコソーリうpしまつ。…いらないってか(´・ω・`)
いやいや萌えブライはある意味怪談だから、夏にぴったりなはずだ。
そんなことより236タンは早く(略
アリ→クリの嘘臭味と萌えブライにワラタ
ウホッ、いいブライ…
センダックを思い出してしまった
考えてみればクリアリって設定はFC時代には想像もつかなかった。
でもマンガとかでクリアリがクローズアップされるようになって『そんなのもあるのか』とおもい、
最近PS版がでてその点が公式設定化されて驚いた。
いまじゃある意味Xの主ビアと双璧を成すカップリングに仕立て上げられた。
ファンの脳内妄想も侮れんなと思った。漏れも人のことはいえんが…
ガイシュツだよね…この意見。
まぁアリーナが男言葉しゃべってないからよかったわ
>313
>考えてみればクリアリって設定はFC時代には想像もつかなかった。
って事は313タンはクリアリ以外カプ萌えか、クリ×自分萌えな方かな?
でも別に公式カプ化したわけでもなく、あくまで片想いって設定が公式化しただけだし。
まぁもしファンが多いからそうなったんならゲームという娯楽は人が
求めるものを提供するものだからか?でもファンの望み通りなら両想いにするハズだが。
FC版の「姫様にもしもの…←あんま覚えとらん。っていうセリフからひょっとしたら
元々そういう設定があったのかもしれないけど。
それでも自分はクリアリも好きだがクリ×(アリ以外キャラ)もいけるクチだけど
クリアリ受けつけない人からしたら嫌なのかもな。
しかし自分の萌えカプに邪魔だからって他カプ叩いたりキャラ晒したり
萌えのフリしてそのカプを貶めるようなSS書いたりな人って
脳内娯楽なのにカプを楽しんで無さそうに見える…カプやキャラに執着しすぎも
なんか損してるような。それが楽しいってんなら良いんだけど。
自分は、PS版のアリーナの印象は、ターンAガンダムのソシエお嬢さんみたいな
感じだと思ってた(声の感じも、ソシエのイメージで読んでたし)
クリフトは、調度、ソシエのおてんばに振り回されるロラン=セアックみたいな感じで。
ソシエは、ロランに対する自分の恋心に、ほとんど気づいてなかったようだったし
アリーナも調度、そんな感覚でクリフトの事をみてたんじゃないかと考えてた
うーん、ターンAガンダム、見てないとわかりにくい例えかもしれない・・
>316
待て、すると デ ィ ア ナ 様 は 誰 だ 。
つーかその例えだと、アリーナ痛恨の大失恋じゃないか…。
うちのパーティ、アリーナ、クリフト、ミネア、マーニャ、なんで
たぶん、マーニャとミネア、どっちかがディアナ様で、どっちかがキエル嬢(^^;
(勇者はしゃべってくれないんで、PS版では除外)
>つーかその例えだと、アリーナ痛恨の大失恋じゃないか…。
そこはそれクリフトの場合は、神への忠誠心も捨てて、振らずに
くっついちゃうでしょう
しかしここってクリアリ以外のカプをおおっぴらに語れる雰囲気のスレ無いのな。
クリフトスレは何か語りづらい雰囲気だし。
クリミネとか萌えてる人がいるなら立ててみればいいのになとか思ったり。
住人少なそうだが固定住人が居るなら続くと思うんだがなー。
あそこはなんかカプ嫌いの男性住人も居そうな気がする。
>>321 カプごとにスレたてした方がいいんじゃ? と 思う基準がよく
わからない。キャラスレでクリミネがいいという想いを熱く語れば
仲間がみつかるんじゃないでつかね。語り方に注意した方がいいとは
思うけど。
4キャラスレは
>男女問わず、どんなキャラでもカップリングでも手広く扱っております
との事なので、カプ語りもOKかと。
「話振ってみて盛り上がったら個別にスレ立て」でいいんじゃないか?
324 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/08/11 01:58 ID:yqf4hJ5c
クリクリあげ
>>321 ・・・・・・自分で流れ作れずしてスレが継続できると思うんか?
だいたい4のキャラスレなんか今や過疎地なんだから、好きなだけ語れると思うが
そうか…そうだね。がんがってね。<他カプ萌えの方々
313見たらなんかそういう話ししづらいのかなと思って。
っていうかスレ違いsage
身の回りの整理整頓をし、必要最低限の荷物をまとめ、東の空の闇が
藍色に変わりやがてほのかに白み始める頃……人生の大半を過ごした
このサントハイムの教会で、クリフトは神父と老師ブライを前に深く頭を下げた。
「今まで本当に、お世話になりました。身寄りのなかった私に住むところ、
学ぶところ、そして仕事まで与えて下さって…感謝の言葉も、言い尽くせません」
「クリフトよ……そなたにはいずれ、この教会を任せたかったのだが……」
「申し訳ありません。身に余るほどのお言葉ですが、去り行く私にはできないことです」
「……寂しくなるな。身体には十分に気をつけるのだぞ」
「はい。ありがとうございます」
クリフトと神父が交わす会話をブライはうつむきがちに聞いていた。
アリーナ姫と同様、自分の孫のように思っていた神官はこの城を
離れる決意を固めた。
愛すべき存在ではあっても、引き止めることなどできはしなかった。
彼の、クリフトのアリーナへの想いに感付いてからは、いつかこんな日が
来るのではなかろうかと予期していた。国の重鎮として、クリフトの想いを
許すわけにはいかなかったのだ。
去り行くことが、彼の救い。
「ブライ様……どうかお身体に気をつけて。これからも、姫さまの支えに
なって差し上げてください」
優しい声でクリフトは言う。ブライはようようと顔を上げた。出会ったときは
まだ幼かったクリフトは長い旅を経て精悍な顔つきの青年になった。穏やかな
笑みを浮かべているその顔を見たとき、熱いものが込み上げてブライは思わず顔を背けた。
「……クリフト、すまぬな」
「……ブライ様」
「わしは、自分の選択に過ちを感じておる」
「そんなことはありませんよ。そんな気弱なことをおっしゃるなど、ブライ様も
そろそろ隠居するおつもりですか?」
「アホめが……」
深く刻まれた目じりの皺に、涙がにじんでいくことを悟られまいといつもの口癖。
それを耳にするとクリフトはまた穏やかに微笑んだ。
「今まで、本当にお世話になりました。姫様によろしくお伝えください」
アリーナ姫ご成婚。
にぎやかな宴が国中で開かれたその次の日朝早く、宮仕えの若き神官はひっそりと
城を発った。ずっと想い続けてきた主君の姫君に対しての恋を、心の奥に閉じ込めて。
研ぎ澄まされた空気と独特の厳かな雰囲気。ゴットサイドは世界が平和になった後も
神に最も近い聖なる地として、神の道を志す者が世界各地から巡礼に訪れる。
クリフトはゴットサイドの大司教のもとを訪ねた。冒険中に訪れたときの縁を頼ってのことだった。
小さな小屋を借りてそこで暮らし、日々宗教学の本を読み祈りを捧げ、膨大な量の
文献や資料の整理などを手伝っていた。静かな毎日は清らかな水のように流れて行き、
サントハイムを離れてから早数年の月日が過ぎていた。
世界を救った勇者の7人の仲間のうちのひとりだという肩書きのようなものを
クリフトは背負っていたが、別段顔が割れているというわけでもなく、その上
ゴットサイドのような信仰に厚い土地では異常に持ち上げられたり持てはやされたりと
言ったことはなく、クリフトの生活は平穏そのものだった。英雄のひとりだと
いうことよりも神官としての能力を高く評価され、ゴットサイド大司教に仕え資料や
文献の整理を行い、クリフト自身も記録や古い本の書き直しなどをしていた。
今日も今日とてクリフトは大司教と共に、図書館の整理を行っていた。埃っぽい空気に
包まれながら、膨大な量の資料をひとつずつ分類していく作業はなかなか骨の折れるものだった。
「大司教様、抜け落ちていた資料のページを見つけました」
「おお、ありがとうクリフト。まったく、記録はしてもその保管が大変じゃのう」
「一度全ての記録をきちんとまとめなくてはなりませんね」
「気が遠くなりそうじゃな。今日はもう、ここまでにしよう」
「そうですね。大司教様、珍しいお茶をいただいたのですが……この後、お忙しくないようでしたら飲みにいらっしゃいませんか?」
「そなたはお茶に詳しかったのう。一杯頂戴するとしようか」
「ええ、ぜひとも」
クリフトの住まいは図書館の裏の茂みに囲まれた場所にある。静かなゴットサイドの
中でもとりわけ静かなところだ。
大司教を案内すると上着を脱ぎ壁に掛け、部屋の真ん中に置かれたテーブルと椅子を勧めて
クリフトはお茶の準備をしに奥の部屋へと消えた。
クリフトの部屋は簡素な造りのベッドがひとつと本棚。本棚の隣にある机。
テーブルと椅子。飾り気のない部屋だった。勧められるままに椅子に座った大司教は、
初めて訪れるクリフトの部屋を物珍しそうに見渡した。大司教もその道の人間として
書物に関しての知識や興味はクリフトに引けをとらず、自然と本棚へと視線が向いていく。
大司教は椅子から立ち上がると本棚の前にまで歩いていった。目を細めつつ
背表紙にある本の題名をひとつひとつ心の中で読み上げていく。
「何か、興味深いものでもありましたか?」
お茶を淹れ終えたクリフトが戻ってきていた。テーブルにカップを並べるクリフトを
振り返り大司教は言った。
「椅子に座って見ていたんじゃが……年をとると目が悪くなってのう」
苦笑いをしながらそう言って、大司教は一冊の本に指先をかけた。手に取った本は、
それは古めかしくところどころにページの擦り切れた箇所があるほどだった。
それでも大切に扱われていたことがよくわかるほどに、焼けた後などなく雑に
扱ったような箇所は見当たらない本だった。
背表紙には『信仰と祈り』とあった。
「この本は……」
大司教は皺のよった色白の手でページをめくろうとした。昼過ぎからずっと続けていた
図書館の整理の疲れからか、手元がおぼつかなくなり手にしていたその本を床に
落としてしまった。バサっと言う音が静けさの中響き、クリフトも思わず顔を上げた。
背表紙を上にして、本は床に内容を見せるように伏せ落ちた。そしてその周辺に
数枚の写真が散らばった。
「大丈夫ですか、大司教様」
「ああ、すまん。手が滑って取り落としてしまった。……まいったのう、年は
取りたくないものじゃ」
苦笑を浮かべつつ本を拾おうと大司教は腰を曲げる。クリフトも手を休めて大司教を
制すると自分で本を拾い上げようと手を伸ばす。
その手が止まる。散らばった写真。その中に映るまぶしい笑顔。
「おや、写真ではないか」
懐かしいものを見つめるかのようにやんわりと目を細め、手の止まったクリフトよりも
先に大司教は写真の一枚を拾い上げた。
「……このお方は…」
鮮やかなオレンジ色の巻き髪の、泥だらけの顔に弾けんばかりの笑顔を乗せた
まだ幼い少女。手にした泥団子を得意そうに差し出している。
大司教はその少女の面影を記憶の中に探りながら、また一枚写真を拾い上げた。
その中にはいつぞやか対面したことのある、サントハイムのブライ老師とオレンジ色の
巻き毛の少女。老師の服を掴み笑顔で皺の刻まれた顔を見上げていた。もう一枚、
樹の上に上り吹いてくる風に髪を遊ばせながらどこか遠くを見ている少女。さらにもう一枚、
武術の稽古をしているらしい、真剣な顔つきの少女。そして最後の一枚には、純白の
ウェディングドレスに身を包み美しく髪を結い上げた、少女から大人へと変わり行く
サントハイムの姫君、アリーナの姿が映っていた。
「サントハイムのアリーナ姫ではないか」
写真を手に取り椅子にゆっくりと腰を下ろした。クリフトは黙ったまま床に落ちたままだった
本を拾い上げた。
「クリフト、そなたはサントハイムの王宮付の神官だったのう……」
「ええ……もう、昔の話ですが」
短くそう言って、クリフトは大司教にお茶を勧めた。カップからはほの白い湯気が
立ち上っている。つんと鼻をつくような独特の香りが立ち込めて、その香りを心地よい
くらいに感じながら、クリフトも椅子を引き静かに腰を掛けた。
テーブルの上に並べられた写真はずっと本の中に挟んだまま、一度も手に取ることは
なかった。サントハイムを発つ時、いっそ置いてきてしまったほうがよいのかもしれないと、
何度もためらったアリーナの写真。脳裏に焼きついたその笑顔が、神学の勉強に
励むうちに薄らいでいくだろうと思っていたのに、何年も経った今でさえ鮮やかに、
まぶたの裏にはっきりと映る笑顔は写真の中のそれと何の変わりもなかった。
「……わしはな、不思議に思っていたんじゃよ」
クリフトの用意したお茶の香りを楽しみつつ、カップに手をかけて大司教は静かに口を開いた。
「そなたが『神学の勉強を一からやりなおしたい』と言ってやってきたことが、不思議
だったのじゃ。サントハイムほどの宗教国家に居ながら、なぜかとな。勇者殿と共に
ゴットサイドを訪れたときもそなたは神官として申し分のない力を備えておった。ましてや
二十歳に満たない若さでのう……」
大司教はすっと目を細めて当時のことを思い返すかのように感慨深く語り始めた。
「神学の勉強ならサントハイムでも不自由なくできる。資料や文献に不足があると
言うのなら、いつでもここの図書館から貸し出すこともできた。直接ここの神官たちに
何か聞きたいことがあれば、その都度訪れるもよいだろう。そなたがサントハイムを
離れてここに移り住むことに、何か大きな理由があったのではないかと思っておったのじゃよ」
そういうと一旦言葉を切り、大司教はカップを持ち上げて口元に寄せた。お茶の熱で
温まったカップがくちびるに触れ、やがて口内へと注ぎ込まれる。
クリフトは黙ったまま、大司教の言葉を聞いていた。テーブルの上に並ぶ、
アリーナの成長を追った数枚の写真に視線を落としてそっと瞳を細める。
「……単純に、逃げ出したかっただけのことです。サントハイムから。神学の勉強と
いう大義名分のもと」
「…………」
「姫様の、おそばから……立ち去りたかったのです、私は」
クリフトは手を伸ばし、長く筋張った指で写真を引き寄せる。
清らかな真白いドレスを纏い、色味の良いくちびるに紅を乗せ、高く結い上げた
髪にしなやかなヴェールをかぶせたアリーナの姿が写っている。隣でアリーナの手を
取る、若く気品あふれる貴族の青年。
写真を見つめるクリフトの眼差しから、大司教の推測は確信へと変化した。
神の道を志すこの穏やかな青年は主君の姫君に道ならぬ恋をしていたのだということに。
多くを語らないクリフトの、その慈愛に満ち溢れる瞳が全てを伝える。
クリフトがゴットサイドへとやってきたのは、アリーナ姫ご成婚の知らせが
舞い込んできた数日後のこと。勉学のためだというひとつの理由で全てを終わらせて、
故郷を離れ聖地へと赴いた。何かを振り払うように祈りを捧げ、書物を読み漁り、
眠る間もないほど勉学に励んでいたクリフトを見、何かしらの理由がないわけでは
なかろうと、大司教は思いこそすれ、それを口に出し彼を問い詰めるようなことはしなかった。
いずれ、時が来れば本人がおのずから口を開くだろう。あるいはこの場を立ち去るだろう。
そう思ううちに、穏やかに、だが確実に月日は流れて行った。
「この聖なる土地に暮らせば、ここの空気が私を戒めてくれるだろうと思いました。
世俗の欲に惑わされることもなく神への信仰心だけを持ち続けられるだろう、と……」
「そなたは……」
「姫様を、愛してしまいました」
困ったように、どこか自嘲的に、笑みを浮かべながらクリフトは言った。
「今でも、愛しています。こんなにも遠く離れて、顔を合わせることも声を聞くことも、
今どうされているのかもわからない状況にありながら、今でも……」
テーブルの上に乗せている両の組み合わせた指に力がこもり、感情が昂ぶり始める。
写真などで確かめるまでもなく、そのままを思い出せるほど脳裏に焼きついた
愛しい者の姿が胸を締め付ける。
「眼を閉じればどんなときでも姫様の笑顔が浮かびます。振り返れば姫さまがそこに
居るような気がして……」
まぶしい笑顔を誰にでも向け、オレンジ色の髪をなびかせながら城の中を走り回り、
無邪気なおてんばの姫君はいつでも大人に囲まれていて、同じ年代の友達は皆無であった。
一国の姫になど生まれなければ、少女から大人へと続く階段を一歩一歩自分の足で
上っていくのに、大人たちに抱えられて気がつけば成人の儀式。知らぬうちに決められた
貴族の若者と、恋を覚える前に結婚をした。
「ただの神官である私には、どうすることもできませんでした。結婚に戸惑う姫様に
何も言えなくて……。姫様の立場やサントハイムのこと、姫様の背負うものはたくさんすぎて、
一介の神官である私にできることなどしれています。きっとこれでよかったのだと
思っています。そばにお仕えし続けることは苦しすぎて、逃げ出したことを言い訳している
だけなんですけれどね」
クリフトはひとつ息をついた。ゴットサイドへ身を寄せてからは、巡礼者の前で
講義を行うときくらいでしかこんなに雄弁になりはしないのに。カップを口元へと
引き寄せて少し冷静になろうと、冷めかけたお茶を静かに飲んでいく。
挙式当日。神さえも祝福しているかのように空の色は青く澄み渡り、太陽が
サントハイム国内を明るく照らしていた。教会の中は美しく飾り付けられて、厨房では
コックが朝から大忙し。メイドもあわただしく城内動き回り、サランの者も祭の準備に
取り掛かっていた。クリフトも同様に、教会で式の準備を続けていた。もうずっと
昔から、恋してやまない姫君の婚礼の準備をしているなど……苦しくて切なくて、
惨めだと、そう思わずにはいられなかった。バージンロードの赤い絨毯を扉に向かって
敷き詰めて、ぐっと自分の感情を押さえつけた。
式が始まり、クリフトも参列者の中に入って長椅子に座った。昂ぶる感情と共に
時の流れがわからなくなり、パイプオルガンの音にはっと顔を上げると新郎はすでに
神父の前に立って、扉が開きアリーナが純白のドレスに身を包み、自分が用意した
バージンロードの上を歩いてきていた。厳かな雰囲気の中、国王に導かれるまま
ゆっくりと一歩ずつ歩んでいく。やがてアリーナはクリフトのいる席の前にまでやってきた。
ヴェールをかぶり、少し俯きがちにして歩いていたアリーナが、ふっと顔をあげる。
ヴェールの裾をひらりと揺らして、クリフトのほうを見る。視線が絡まりあい、一瞬時が止まる。
何かを探すような瞳でアリーナがクリフトを見つめる。もう決して届かないものを
名残惜しむかのような視線を、クリフトはアリーナに向ける。
全ては終わってしまったこと。昔のことなのだ。クリフトは静かに眼を伏せる。
「……すみません、こんな話を」
そんなクリフトの様子を見つめていた大司教は、ある光景を思い出していた。まだ
クリフトが勇者の仲間として旅をしていたときのこと。ゴットサイドに訪れて
仲間たちめいめいがしばしの休息をとおのおの自由にしているとき、街を見て歩く
クリフトについてきたらしいアリーナの姿を、大司教ははっきりと覚えていた。
クリフトを見つめるアリーナの瞳は相手に絶対の信頼を置いている、まっすぐに澄んだ
瞳であった。あのまま、姫君は恋をするのだろうかと、年老いた大司教は微笑ましく
その姿を追っていた。
しかし、ふたりが結ばれることはなく、クリフトはサントハイムを離れて今
この聖地に暮らしている。
「私はいつまで経っても未熟者です。未練がましく、思い出に慰められながら生きて
いる。こんな調子では、いくら神に祈っても一人前にはなれないでしょうね」
長く伸びた白い髭に触れながら、大司教は口を開いた。
「クリフトよ……神は、愛せよとおっしゃる」
「………」
「そなたは大きな深い愛情で姫君を包んでいたのであろう? 神は我々を愛しておいでじゃ。
愛することは罪ではない……わかっておるじゃろう」
「……ええ」
「人の歩む道にはさまざまな困難が待っておる。辛いことも苦しいことも、時には
涙することもある。感情に任せて他人を傷つけることも、自分の欲のため誰かを裏切ることも。
弱いものじゃよ、人というものは。自分のために、誰かを不幸にすることさえある。
そなたも、その気になれば姫君を連れ去ることもできたかもしれぬ。そのことで国王を
裏切り国民を不安に貶めて、多くの人の心に傷をつけて、欲しいものを手に入れることも
できたかもしれぬ」
クリフトが何度となく考えたこと。このまま、愛する姫君をどこか遠くへ連れ去ったなら。
神官という、一家臣という立場を捨てて神の愛に背を向けて、小さな身体を掻き抱いたなら。
自分と姫様はいったいどうなるだろうかと。
「自分の感情だけを押し付けようとせず、自分以外の多くの者の幸せを何より願った
そなたは神にも負けぬ強い愛をもっておる」
「大司教様……」
「……祈りなさい、クリフト。そなたの愛した姫君のために」
夜の闇が街を包む。空には星が、ささやかな光を落としている。
大司教はすでに自分の住処へと戻っていった。部屋の中にはいつものように、
クリフトひとりだけが存在している。
窓辺に立ち空を見上げた。星が控えめに輝いている。控えめに感じるのは月の光の方が
華やかだからだろうか。空に瞬く星たちを、サントハイムでも見上げることができるだろうか。
クリフトの手のひらには写真が一枚収まっている。花嫁姿のアリーナが写っている。
少女の面影を残した彼女は、今はどうしているだろう。
遠く離れた聖なる場所で、静かに想うことしかできなくても。
「姫様、私は……あなたをお慕いしています」
ずっとずっと言えなかった言葉。もう届かない。でも、それでいい。
愛しい者の幸せを、こうして祈るだけでいい。
クリフトは胸の前で小さく十字を切った。
そして写真の中の愛する人に、そっと優しくくちづけた。
クリアリスレに上がってたネタで書いてみました。
長すぎでスマソ。
>恋を覚える前に結婚をした…って所の姫様の痛々しさに萌え。
叶わない恋をしたことある人にはこのシチュはよく伝わるだろうなぁ。
いいもん読ませてもらいました。職人様乙!!
・・・・っかーーーー!!
いいもん読ませてもらいました!!乙です。
切ないけどそれがいい。
結ばれないクリアリ萌え。
あぼーん
クリアリの学園ものってどうなったの?
天空を彗星が弧を描いて過り、澄み切った夜の草原に佇んでいる2人。
星座を見上げたまま動かないクリフトと、何事か考え込んでいるアリーナに被せて
クリフト「人が死ぬと魂は空の星に行くが、昔は犬の魂は行く星が無かったんだそうです」
アリーナ「・・・・・犬の魂?」
クリフト「けれどもキリストが処刑された時、その場に流れた血を野良犬が舐めたので
神様はキリストの血を受けた犬のために星を作り、犬達の目印になるように、 その星に尻尾をつけた。
・・・・それからは犬は死んでも星へいけるようになったという」
アリーナ「尻尾のある星・・・・」
クリフト「ほうき星は、よろこんで尻尾をふりながら空を駆け回る犬の星だと・・・・
どこかの国のお伽話ですよ」
無言で夜空を見上げるアリーナ
投光器が作り出す『犬の星たち』
クリフト「ずいぶん意地の悪いだと思いませんか。死んでいった犬達は
いつやって来るか判らない、気まぐれな彗星なんて待っちゃいられないのですよ
・・・・。大犬座とその首座ー天狼星シリウス。
子犬座のプロキュオンと、オリオン座のぺテルギウス。
猟犬座のアステリオンとカラ・・・・そして廃止されたケルベロス座。
空は死んでいった犬達の星でいっぱいです・・」
星を見つめているアリーナに
クリフト「行きましょうか」
>>342 あんたかっこいいな
宮沢賢治を思い出した
344 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/08/23 05:22 ID:eFZ3n9Ln
カワイイず
345 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/08/24 20:46 ID:hMxp55qY
あげ
キリストって……(;゚Д゚)ポカーン
人狼かゆ
クリフトとキリストって似てるよね
日本版のクリフトのスペルはKrift(導きの書より)だけど、
海外版のクリフトのスペルはCristo。クリストって読むのか?
そして、キリストのスペルはChrist。
・・・なんか、クリフトの名前の由来自体がキリストな気がしてくるな。
新作SSマダー?(AA略
凄い発想だな
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
そろそろ次作にきてほしいな・・・。
366 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/09/09 22:19 ID:qm9Ndo2M
あげ
いつからSSスレになったのか知らんが(いや例のアレからだよな)
いや、寂れてるねえ。
>72氏のカキコから妄想して
アリーナがクリフト以外の男と結婚するんだけど、
クリフトと不倫の関係を持っていて、
クリフトの子供を妊娠してしまう
というネタがでSS書いていたが
話が壮大になりすぎて挫折した……。
>>368 ちまちまでもいいから書いて、どこかのうpろだにきぼん
>>368 21歳以上ならエロパロ板DQ官能小説スレでお願い。
371 :
368:03/09/15 21:28 ID:TFDEj8Li
>>369 いや、本当に冒頭しかかけてないし、
私事が忙しくなって続きを書く暇がないので……スマソ。
>>370 エチシーンは自分には書けなかったよ。
373 :
368:03/09/20 01:11 ID:IG/Dnfwd
教会の片隅で、クリフトは手紙に目を落としたまま身じろぎもしなかった。
「……懐妊しました」
クリフトは手紙に書かれたその文字を長いこと見つめ、そして大きなため息をひとつつくと目を閉じて天を仰いだ。
とうとう抜き差しならぬところまで来てしまった。自分の立場が追い詰められたことよりも、彼女が心配であった。
大きな罪に怯えるよりも先に、妊娠したと言う彼女の体が心配だった。
こんなことになる前に、どうして自分から関係を断ち切れなかったのだろうか。
そもそも関係を持ったこと自体が大きな罪であったのに。
クリフトはステンドグラスから差し込む七色の光を浴びながら、
あの日もこんなふうにステンドグラスを見上げていたっけと思い返していた。あの時と今と立っている場所は異なれども。
374 :
368:03/09/20 01:13 ID:IG/Dnfwd
「わたし、絶対絶対いやよ!」
―あれはもう5年も前のこと
「わがままを言うでない!たった一人の世継ぎのそなたが婚姻せぬわけにはいかぬことはわかっておろう」
そう叱りつけた王の目は深い悲しみをたたえていた。
今にして思えば、先読みの力をもつ王にはこの先のことがすべてわかっていたのかもしれない。
こうなることを承知で、それでも王は彼と彼女の結婚を認めるわけにはいかなかったのだろう。
彼はその出自も明らかでない一介の神官にすぎず、一方で彼女はこの王国のたった一人の王位継承者だった。
彼らが世界を救った英雄であろうともそれはかわるものではない。
しかし、彼は一度だって姫を貰い受けたいなどとは口にしなかったし、彼女もまた彼の妻になりたいなどとは言わなかった。
悲しいほどにわかっていたのだ。どうあっても二人が結婚することなど認められないということが。
あの時、彼女がいやいやながらもそれまでのように縁談を断らなかったのはその相手が顔も見たことのないどこぞの王侯貴族ではなく、
気心の知れたかつての仲間の一人、世界を救った勇者そのひとであったからに他ならない。
彼女なりの妥協であったのだ。そしてその妥協は彼女のみならず彼も、そして彼女の夫となった勇者をも不幸にした。
375 :
368:03/09/20 01:15 ID:IG/Dnfwd
話をまとめられるかもしれないネタが出来たので冒頭部のみ書いてみました。
長くなりそう……。
>>368 ひさびさにSS職人さん降臨!
長くてもいいからがんがってくれ。あと600レスあるんだから(藁
おおお 力作キタぽ!
378 :
368:03/09/22 13:36 ID:1y5hRK0L
(3)
(ここからは5年前の回想シーンです)
クリフトは荷物をまとめる手を休めて教会のステンドグラスから差し込む七色の光を見上げた。
慣れ親しんだこの教会とも、明日でおさらばだ。
明日から彼はゴットサイドの教会へと派遣される。研究生として、という名目だが、クリフトにはわかっていた。
もう一生ここには帰ってこられないだろう。
そうするしかないのだと理性ではわかっていた。ゴットサイドで神学の研究に励む。
そうして功績が認められどこかの国の教会の神父として抜擢される自分。
そんな自分の未来が容易に予想された。その未来には彼の愛した少女は存在しないのだ。
もう考えても仕方のないことだと、クリフトは無意識のうちにかすかに首を振って荷造りを再開した。
そのとき、手にとった魔道書がばさりと床に落ちた。
かがんで拾い上げようとしてクリフトはびくっと身を震わせた。
魔道書のあいだから一枚の写真がのぞいていた。
そこに写っていたのはまだ何もおそれを知らぬ頃の少女だった。
―昔、あの長い旅に出る前にこの写真をアリーナに見つかってあわてた日のことを思い出して、クリフトは微笑した。
あの頃は自分の想いが通じるなどと思ったことはなかった。
ただ側に仕え、彼女のために働けることだけで幸せだった。
決して結ばれることがないのならば、いっそあの頃のように独り想いを抱えて生きていけたほうが良かったのかもしれない。
ふたり気持ちが通じ合っても、そこには思い描いたような幸せはなかった。
そんなことを考えながら長いことクリフトはかがみこんだままその写真を見つめつづけていた。
邪魔して悪いが保守
続き激しくキボンヌ。
381 :
368:03/09/30 22:33 ID:fYLltDSi
続きはらいしゅうです。
来週か・・・待ってるよ!
383 :
368:03/10/01 23:33 ID:l1RX5nlW
続きおそくてすみません……。
今週はPCが自由に使えない状況なので。
他の職人さんの降臨もきぼーん。
書いているうちにどんどんアリーナがイタタな性格になってきてしまった。
384 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/10/05 01:09 ID:JvsiAQ5R
降臨待ちage
385 :
368:03/10/05 19:02 ID:v+Un0Bxz
(4)
「……クリフト」
聞き間違えようのない愛しい少女の呼びかけに頭を上げて、クリフトはずいぶんと長いあいだ考えにふけっていたことを知った。
先ほどまで夕日がステンドグラスに差してこの礼拝堂を七色に染め上げていたのに、今はもうその光もかすかになっている。
「姫様、どうなさいました?」
少女の顔に浮かぶ必死の表情に気づかぬ振りをして、クリフトは答えた。
「お体の加減はよろしいのですか?」
婚約を発表してからのここ一月、アリーナは珍しく体調を崩し、熱を出しては寝込み回復してを繰り返していたのだ。
しかしクリフトはその間一度もアリーナを見舞いには行かなかった。
医者によれば精神的な疲労から来る病だということだった。あの丈夫なアリーナが寝込むほどの精神的疲労。
それが無理やりといってもいい形で結ばれた婚約によるものだと城中で知らぬものはなかったが、そのことは誰も口にせず、クリフトもまた同じだった。
もう誰が何を言っても発表されてしまった婚約は取り消すことは出来ないのだから。
アリーナはクリフトの質問には答えず、熱のためかわずかに上気した顔をまっすぐクリフトに向けた。
「そんなの、どうだっていい。クリフトは……わたしに何にも言わずに行っちゃうつもりなの?」
「もちろん、明日の出立前にはご挨拶させていただくつもりでしたが」
「そういうことじゃなくって!!」
少女は顔を真っ赤にして叫んだ。
「クリフトはわたしを避けてる。あの日から全然しゃべってくれないじゃない」
避けていたつもりはなかった。しかし自分以外の男に嫁ぐと決まってから、彼は少女に何を言っていいのかわからなかったのだ。
彼女と二人きりになれば、とんでもないことを口にしそうな気がした。自分の気持ちを抑えられなくなりそうだった。
空気を読まないマジレスすると、
クリフトは世界を救った勇者の従者を勤めた大神官なんだから、
アリーナとの仲は認められると考えるのが自然だワナ。
ところがそう簡単にはいかない
世間の人(幽閉されていたサントハイムの方々含む)は、クリフトとブライは、
勇者の従者(仲間)よりもむしろ「アリーナの従者」という肩書きで魔王討伐に参加したとみるのが普通で、
言動などを見るに、おそらく本人たちもそういう意識だったと思われる
とすると、魔王倒した後でも結局は本人たちにも対外的にも身分差は残ったままであり、
クリフトはハムレットであり続けるのであった
なるほど。では、逆にアリーナの婿の取り元を考えてみよう。
あの世界で国家といったら
ブランカ
エンドール
ボンモール
バトランド
ガーデンブルグ
ソレッタ
キングレオ
スタンシアラ
エンドール・ボンモールは自分とこがごたごたしたから
あんまり政略結婚的なことをしたがらないかも。
バトランドはライアンがいい顔をしないだろう。
ソレッタは格下ってことで除外。
キングレオも政治体制が復活するまでちょっと余裕なし。
するとブランカ・ガーデンブルグ・スタンシアラ辺りか。
ガーデンブルグなんかは男児は外に出す方針かもしれないから有力か。
しかし勇者ってのはヘビーだな。ヘビーだ。
つーか、勇者にはシンシアがいるじゃん
>>388
>>バトランドはライアンがいい顔をしないだろう。
ってのはなんで?
むしろ喜びそうな気がするが。
勇者にはシンシアがいて、アリーナにはクリフトがいる。
なのに結婚させられるなんてマジ悲劇だね。
ドロドロな展開希望。
>>389 ライアンがよっぽどのアフォでない限り、旅の間に
アリーナとクリフトの微妙な関係に気付いているわけで、
それを知っている以上、オススメできない状態になるだろう。
いや…。ライアンはよっぽどの(ry
無骨な男ですからw
とはいえ >388の絞込みは面白いな。
個人的にはスタンシアラを押す。天空の装備繋がり。
392 :
368:03/10/06 22:12 ID:jqp518A1
「……申し訳ございません」
あっさりと頭を下げられて気を抜かれたのか、アリーナはそびやかしていた肩から力を抜き、深くため息をついた。
「わたしだって……話したいこと、あったんだから……」
「わかりました。お茶でも入れましょう」
クリフトはアリーナを自室へと招きいれた。
幼い頃から何度も訪れてきたクリフトの部屋。しかし今は荷造りもほぼ終わり、随分と殺風景なものになっていた。
「ほんとに、行っちゃうのね」
アリーナは今は空っぽになっている本棚を見上げてぽつりとつぶやいた。
「いつものお茶でよろしいですか?」
今までと変わりなく自然にいすをすすめながらクリフトは問いかける。
きっといつものように「そうしてちょうだい」という返事が返ってくるものと予想して教会の台所のほうへと体を向けたその時、
彼は背中から暖かいものに包まれた。
「いっちゃ、いや」
背中に押し当てられた唇からくぐもった懇願のささやきが漏れた。
「姫様」
クリフトは思わず身を硬くした。どうするべきなのかわからなかった。だからただその人の名を呼ぶしかなかった。
「アリーナ様……」
「わたし、結婚なんかしたくないのよ。クリフトがそばにいなくなるなんて耐えられない。クリフトがいない生活なんて考えられない」
アリーナは静かな声音でクリフトの背中に向かってつぶやいた。
わかっていたのだ。アリーナがそう思っていることも。なにより自分も同じ気持ちであることを。
393 :
368:03/10/06 22:15 ID:jqp518A1
ちまちま書いているので話がなかなか進まなくてスマソ。
確かに相手が勇者というのはちょっとヘビーすぎたようなきもしまつ。
いやいや。イイヨイイヨー
396 :
368:03/10/09 01:13 ID:dX+BaMPH
(6)
クリフトはぎりぎりのところで自らの感情に打ち勝つと、ゆっくりと振り返った。
「姫様。わがままを申されてはなりません。結婚のお相手はユーリルですよ?姫様もご存知の通り彼は…いいやつです。きっと姫様を幸せにしてくださいます」
神よ!自らの素直な感情に嘘をつくことは罪ではないのでしょうか?
クリフトはアリーナの燃えるような視線に耐えられず思わず目を伏せた。
「……そして姫様はわたくしのことなど思い出さなくなります。わたくしがお側にいなくても姫様は立派に……」
そのせりふは最後までいえなかった。「いやっ!絶対にいやよ!いやいやいやいやっっ!!!!」
突然アリーナは金切り声を上げた。ちぎれんばかりに首を振りながら。
「ひ、姫様!!」
クリフトの私室は教会の奥まったところにあるとはいえ、ここは城内である。アリーナの悲鳴に誰かが駆けつけてこないとも限らない。
「失礼いたします!」
クリフトは小さくつぶやくと、アリーナの頭を強く抱き寄せた。法衣に吸い込まれたアリーナの悲鳴はクリフトの心にじかに突き刺さる。
「姫様、どうか落ち着いてください」
小さなその背中をゆっくりゆっくりとあやすようになでながら、クリフトは追い詰められていた。
先ほど見せたアリーナの瞳。理性を失ったかのようなその輝き。
彼女にとっての自分とはどのようなものなのか。喪失を目の前にして理性を失うほどに自分を思っていたとは。
彼女の気持ちを自分は軽んじていたのではないだろうか。
397 :
368:03/10/09 01:16 ID:dX+BaMPH
>395さん、リンク張ってくれてサンクスです。
ちまちまと亀の歩みですががんがります。
他の職人さんのSSも読みたひ……。
398 :
368:03/10/11 02:07 ID:Qsg4+8nN
(7)
「姫様……」
「クリフト……」
一瞬、理性を失ったのが嘘のように冷静な目をして、アリーナはクリフトを見つめた。
「お願いが、あるの」
「なんですか?」
今だけは、そばにいられる最後の時である今だけはどんな願いにも答えようと思いながらクリフトは問いかえす。
「抱いて」
その言葉に、クリフトは瞑目する。
沈黙が二人の間に横たわり、窓の外から聞こえる虫の音が高く響いた。
「……そ、それは」
「お願いだから断らないで。私の最後のわがままだから。私をクリフトのものにして」
「姫様」
押し付けられる唇の熱さにクリフトの頭が一瞬真っ白になった。
399 :
368:03/10/11 02:10 ID:Qsg4+8nN
(8)
クリフトは予定通りにゴッドサイドへと旅立った。
そして、難関と言われる試験をらくらくと突破し、今は神官長補佐としてブランカの教会に派遣されている。
サントハイムへはもう戻らないと覚悟を決めていた。
アリーナはクリフトが旅立ってから予定通りユーリルと結婚した……それはそれは豪華絢爛な結婚式であったという。
その結婚式にもクリフトは参列しなかった。
サントハイム王から招待状は届いていた。「修行中ゆえ参列できません」と返事をすると、アリーナ本人から分厚い手紙が送られてきた。
そこには彼女の思いがこまごまと綴られていたのだが、それには返事すら送らなかった。
アリーナには自分のことは忘れてほしかったのだ。忘れて、そして幸せになってほしかった。
彼女からの手紙を受け取った時、クリフトはその分厚い封筒を握り締めて泣いた。
あの時激情に流されてアリーナを抱いてしまったことをはじめて後悔した。
あの一夜の記憶は彼女の心に色濃く残り、彼のことを忘れさせてはくれないだろう。
愛おしさとともに申し訳なさがこみ上げてきて、クリフトは長いこと涙を流した。
アリーナに自分を忘れてもらうために、自分もアリーナを忘れなければならない。
そう決意した五年前、もうサントハイムへは戻らないと固く誓ったのに。
400 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/10/11 17:50 ID:1NfTwKNU
|\ 今だ!400ゲットォォォォォ!!!!
| \  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
、、、 _∧ ∧∧
▽ (_` | (゚Д゚ ) パカラッパカラッ (´´
| Ю⊂)_√ヽ (´⌒(´
(  ̄ ∪ )^)ノ ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
@ ̄ ̄@ ≡ (´⌒(´⌒;;
ドドドドォーーーーーッ (´⌒;
401 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/10/12 11:28 ID:d3SXbIEv
ユーリルは辛いよなあ・・・・
アリーナちゃん!!分厚い手紙(重過ぎるタイプ)は逃げられるぞ・・・
してみると、第二章「アリーナ姫と愉快な下僕共」の時が一番幸せだったのか・・・
更新を期待して保守
「ねぇ、クリフト」
「なんでしょうか」
「・・・・・」
「・・・・・」
お互い見つめあったまましばしの沈黙。
「どうかされました?」
「ううん、なんでもない」
「ねぇ、クリフト」
「なんでしょうか」
「・・・・・」
「・・・・・」
再び沈黙。
「さっきからどうされたのですか?」
「・・・お願いがあるんだけどぉ」
「私にできることであれば構いませんが」
「・・・クリフトは・・・結婚しないんだよね?」
「な、なんですか急に」
「答えてよぉ」
「・・・わ、私はまだ半人前ですし、修行もまだまだ足りませんから
当分結婚は考えていません・・・。それが何か?」
「そっかぁ」
視線をずらし紅茶をすする。
「・・・で、お願いというのは?」
「あたしとさぁ・・・婚約してくれないかなぁ」
クリフトは一瞬何が何だかわからなくなり時が止まる。
「だめ・・・かな?・・・ってクリフト聞いてるの?」
クリフトは己の頭脳を最大限に活かし、この状況を解析した。
「ちょっとクリフトぉ」
解析が終わらないうちにこっちの世界へ呼び戻される。
「は、はぃ・・・」
「・・・だめ?」
上目遣いでクリフトを見るアリーナ。
クリフトは解析不能と判断した。
「あ、あの姫様、何故そのようなことを仰るのでしょうか?」
「・・・理由・・・言わなきゃだめ?」
アリーナの表情から自分のことが好きだから婚約を申し出た訳ではないことが解り少し悲しかった。
突然でなんだかよくわからんが新作期待&萌えシチュsage
>自分のことが好きだから婚約を申し出た訳ではない
このスレならではの展開で萌え。
続き チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?
「お父様がね、お見合いしろってうるさいのよ」
「お見合い・・・ですか・・・」
「あたしまだ結婚なんて考えてないしからなんとか諦めさせる方法を考えてたの。
そしたら前にクリフトが結婚しないって言ってたのを思い出してさ。
だからクリフトが結婚するまであたしと婚約してくれないかな〜って思ったの」
「あの・・・姫様、失礼ですが婚約の意味をすこし勘違いされてませんか?」
「そう?」
「姫様は婚約すれば自由になれるとお考えではありませんか?」
「えっ?そうじゃないの?」
深くため息をつくクリフト。
「王族の場合、婚約したら半年以内に結婚するのが一般的ですので・・・」
「え〜それじゃどうすればいいのよ」
「私に聞かれましても・・・」
>>411 なーんかマターリ会話でいいなあw
>「え〜それじゃどうすればいいのよ」
>「私に聞かれましても・・・」
とか微笑ましい
413 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/11/03 19:16 ID:s2/lHGbp
>>411,412
>>「え〜それじゃどうすればいいのよ」
>>「私に聞かれましても・・・」
男なら、見え見えの誘い受けにのらんかい!!
据え膳食わぬは男の恥。
414 :
413:03/11/03 19:23 ID:s2/lHGbp
ageてしまった。スマソ。
>>347 「体を『すくめると(スクルト)』堅くなる」じゃないかな?
「すくむ」とか「すくめる」とかって、普通あんまりいい意味じゃないけど・。
誤爆スマソ
418 :
415:03/11/05 03:05 ID:Xq3MrsmF
>>417 ごめんよー。呪文の由来を考えるスレからの誤爆ですた。
>418
そんなスレがあるのか・・・初めて知った
420 :
415:03/11/14 03:01 ID:cXIDJn1r
まあクリフトは4で唯一スクルト使える人材だから、
そんなに的外れ(?)でもないかもよ。
423 :
368:03/11/20 18:11 ID:yNFOBVMh
お久しぶりです。書きかけのまま放置してスマソ。
なぜ放置状態になったかというと、自分の書きたい結末がクリアリというにはほど遠いものとなってしまったからです。
というわけで、未完のままとなりますが、どうぞお許しください。
( ´Д⊂ヽ
「しばらく考え込む二人。
「婚約してもすぐに結婚しなきゃいけないんだったら意味ないしなぁ」
「姫様、もう一度陛下にきちんと結婚する意志がないことを
お伝えしてみてはいかがでしょうか」
「いくら言っても無駄だよ。それより何かいい案ないの?」
こんなにマターリした会話ができる二人が微笑ましすぎてなんだか・・・。
427 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/11/30 17:15 ID:QqXdRLr+
保守age
微笑ましいなあオイw
紅茶飲みながら2人で眉を八の字にしてるかと思うとw
ほっしゅー。
クリフトがアリーナに惚れたのは、下の身分からの
「王族万歳」という憧れが下地にあったので、
平和になって落ち着いてから同じ年頃の他の娘さんたちと
平等に見比べてみると、ふつーに恋愛対象としてタイプかと
いうとそうじゃないかも? とか思い始めるってのはナイかな?
「姫属性」じゃなかったら、別に惚れてないや、と思い直すというか。
「姫という高貴な地位にある方がおてんばではいけません」という
たしなめる気持ちがアリーナを見守る人間には常にあったわけで
それをとっぱらったらどうなんだろうなーと…。
ごめん、書けば書くほどわけがわからなくなってきたw
つまり、アリーナがお姫様じゃなかったりしても
まだクリフトはアリーナに惚れてるかな?ってことですかね。
・・・何かSS一本かけそうなネタだな。
>>431 430ですが(ID変わってそうな予感)
そーゆーことでっす。頭わりぃ説明をわかってくれてありがとん
クリフトって、絶対に手に入らないものに強烈にあこがれてしまう
タイプなんじゃないかと思われ。
だから、アリーナが姫だから惚れた方に賛成。
ただ、彼の職業柄、もしもDQ世界で聖職者結婚禁止とかだったら
姫でなくても、「手の届かない高貴の女性」ってことで惚れたかも。。。
あと自分には絶対にできない破天荒(壁・柱壊したりとか)なとことかね。
あと433さん、DQの聖職者は結婚できるみたいだぞ。
夜のレイクナバ行ってみ。(必須クリフト・トルネコだが。)
(あとアリーナ連れてってもクリアリなセリフが聞ける)
435 :
433:03/12/23 14:19 ID:hBAczhJG
434さんありがとー。
さっそく行ってみます。
再び考え込む二人。
「あっそうか!!要はお見合いの話を潰せればいいんじゃん」
ほほえみながらクリフトを見つめるアリーナ。
「な、なんでしょうか」
「明日からクリフトはあたしの恋人ね」
「えええっ!?・・・こ、恋人?」
「あ、そんなに気にしなくてもいいわよ。フリだけだから。
これでお父様も私に『結婚、結婚』言わなくなるわねー♪我ながら良い案v」
ご満足なアリーナ。困惑するクリフト。
「というわけでクリフト、協力してねv」
うわ…それ、リア厨時代に書いたクリアリ小説まんまの展開だ(藁
ここしか残ってないみたいだからここに書くんだけど、
本当はクリアリが好きPart2
クリフト最高で1000を目指すスレ
アリーナ萌えスレLv7−3
の3つはどうしていきなり過去ログに入っちゃってるのかな・・・?
そしてこちらの後続のスレは立ってないorこれから立てないのかな?
スレ違い?(かもしれない)スマソ。
442 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/01/03 02:51 ID:WtYb0Q1h
443 :
440:04/01/03 14:23 ID:OCL/2Med
いや、何度も探したんですけど・・・汗
スマソ
クリフトの声が二又一成に脳内変換される。
446 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/01/07 05:15 ID:EU9fa/LP
「私の…メガネ君」という漫画があるのですが、結構私のアリクリのイメージなんです…。
太一郎→クリフト
蝶子→アリーナ
って感じで置き換えて読んでみてください。
ドキドキする事受け合いです。
こういうアリクリ好きじゃない方はゴメンゴ…。
447 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/01/07 20:50 ID:CKPBnKLR
>>445 えーーーーとどんな役やってた声優さんだっけ
>>447 めぞん一刻の五代
奇面組の出瀬潔
ナージャのヘルマン
>>449 それってどんな感じの声?
声優って全くわからん ⊂(-_- ⊂~⌒⊃
じゃあクリフトと全然タイプが違うじゃないか!!
CDシアターのクリフト声かなりあってると思ったけどね。
454 :
451:04/01/11 06:51 ID:odGjNsFJ
>>452 詳しい資料をありがとう。
でもひとつもわかるのがなかったよ…タイトルは知ってても、観たことあるのがなかった。
20代後半なんだけど、なんでこの中でひとつも観たことあるアニメがないんだろう。
これから「ナージャ」というのを観てみることにします。
455 :
449:04/01/15 02:20 ID:nTH0k8sg
>>453 たぶん、
>>445のイメージはめぞん一刻の五代くん役の時の二又氏でいいんだと思う。
まじめで高嶺の花にあこがれ、射止めた跡は尻にしかれるタイプの典型だったから。
(しかし…考えてみると二又氏って五代以外の主人公ってまともにないな)。
>>454 あれ自分も20代後半だけど^^;。同じ後半でも、もうちょい上だとしってたかと・・。
10代が知ってる人でいませんか?
>>456 らんま2分の1の「五寸釘」なんてどう?ああ女神さまの「大滝先輩」ってのもしてるらしいけど。
あとはナージャのヘルマンかな(今週、ついに牢に入れられてたけど)。
しかし、ここのスレでは人気だね二又氏。
五寸釘君なら知ってるけど、クリフトとは似ても似つかないぞ
アリーナ:エヴァのアスカ+人を思いやる心
クリフト:エヴァのシンジ+人を愛する熱血感
460 :
◆4TOXy8CAJc :04/01/29 06:23 ID:OkJTOGml
461 :
◆KKUTYPLj66 :04/01/29 06:29 ID:fkOb3FID
↑ブラクラだって。
停滞中。誰かSS書いてくれ
一時期の勢いがウソのような廃れっぷりだな
どんなタイプのクリアリSSなら読みたいと思いますか?
いいよ読んでいて楽しければ何でも
グロくなく鬱でなくイタくない限り
467 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/02/10 04:44 ID:of+xXMCP
俺はハッピーエンドが好きだな
まあ466さんの言うとおり読んでて楽しければ何でもいい
エヴァとかのSSって叩かれるんだよね
でもDQはヽ(・∀・)ノヽ(・∀・)ノイイ
ここのスレは
>>1にあるように「何でもアリ」にしてほしい。
470 :
歩兵:04/02/15 12:57 ID:3OiGa2Xj
誓い 1
やはり気の緩み、だったのだろう。
サントハイムを出発して以来初めて、アリーナは魔物に倒された。
すでにパーティーは十分な経験をつみ、最強の武器防具を身につけている。
いよいよデスピサロとの決戦を迎えようとしていた矢先、アリーナは魔物に
痛恨の一撃をくらいやられたのだ。
敵は勇者が仕留めた。すぐさまアリーナを希望のほこらに運び、クリフトが
ザオリクでよみがえらせる。しかし、アリーナは呼吸は回復したものの、
なかなか意識を取り戻さない。
「姫さま、しっかりして下さい」
クリフトの取り乱しようは気の毒なほどだった。他のメンバーも不安そうに
アリーナを囲んでいるが、クリフトの目にはアリーナしか入っていなかった。
「姫さま、私がついていながら、こんな目に合わせてしまうなんて」
クリフトはひたすら神に祈り続けた。
「神よ、私は姫を生涯かけてお守りすると誓いました。一度だけ失敗を
お許し下さい。姫を助けて下さい」
そのアリーナの意識は、過去に飛んでいた。
アリーナ、8歳。彼女はきれいな花やお人形を愛する、ごく普通の少女だった。
「アリーナ、本当にお前は母親似だな」
父親であるサントハイム王がいつも目を細めていった。きれいな服を身に
まとったその姿は、幼いながらもお姫様という言葉がもっともよく似合った。
控えめでおとなしい性格で、誰からも愛されていた。王のもとにはすでに
外国の王族からの結婚の申し込みが殺到していた。
そんな風に穏やかに幸せに暮らしていたアリーナだったが、やがて彼女の
生活振りは一変することになる。
始まりは、ある日の夜だった。
「どうした。アリーナに何かあったのか」
何やらアリーナの寝室で騒ぎがあったのを聞きつけ、あわてて王が飛んできた。
471 :
歩兵:04/02/15 12:58 ID:3OiGa2Xj
誓い 2
「王様、お騒がせして申し訳ありません。アリーナ姫が怖い夢をみたらしく、
夜泣きしているのです」
近習のブライが説明した。それを聞いた王は、無言のまま寝室へ入っていった。
アリーナはまだ泣いている。よほど怖い夢だったようだ。
「アリーナ、ここはお城だ、何も怖いことはない」
「お、お父さま、怖かった」
言いながらもアリーナはまだ泣き止まない。
「うんうん、もう大丈夫だから。安心してお休み」
「お城が魔物に襲われて、私もお父様も…」
「詳しく聞かせてくれ。どんな夢だったんだ」
ブライ達が驚いたことに、王は血相を変えていた。真剣かつ深刻な表情で
アリーナに問い詰める。
「王様、夢の話にすぎません。姫をこれ以上怖がらせることは無用かと」
「アリーナ、落ち着いて、詳しく話してごらん」
王はブライの言葉を無視した。アリーナをじっと見つめている。
アリーナはつっかえつっかえ話した。魔物が突如として城を襲い、兵士たちが
全滅したこと。そして王もアリーナも殺されてしまったこと…。
あまり具体的なことはわからなかったが、その夢の中ではアリーナは
どうやら成長して大きくなっていたらしい。それを聞いて王はふっと息を
吐き出した。
「今夜からは私は姫の部屋で眠る。準備してくれ」
そう宣言し、王はアリーナの寝室に自分のベッドを運ばせた。
王はやっと寝ついたアリーナを見て思う。
アリーナの見たのがただの夢であればいい。しかし、サントハイムの王族
には不思議な力があった。未来を時として予見するのである。
もしアリーナの見たのが予知夢だったら…。
王は恐ろしさに身震いした。
472 :
歩兵:04/02/15 13:01 ID:3OiGa2Xj
誓い 3
翌日。眠っていたアリーナが叫び声をあげた。
あわてて王が揺り起こす。
目覚めたアリーナは泣きながら、また同じ夢を見たと話した。
やはり予知夢なのか。王は愕然となった。
「お父様、この国は滅びるのですか」
アリーナに聞かれ、王は口篭もった。運命なら変えられないのではないか。
しかし、そんな事はもちろん言えるはずがない。
「いや、何があってもこの国を守る」
「はい。私もこの国を守ります。魔物と戦います」
アリーナは決意の色を見せていた。
翌日。アリーナは王に頼んで武術師範を呼んでもらった。
武術を学び、自らこの国を守るためである。
幼いわが子の決意に感動しながらも、王はそれでも安心できなかった。
運命は変えられない…。
もちろん武術を習い始めた姫には何も言えないが。
その夜、眠っていたアリーナは叫び声をあげた。
また夢をみたらしい。ただ、今度の夢は多少内容がちがっていた。
魔物に襲われて全滅するのは同じだが、アリーナは女だてらに堂々と
戦い、幾多の敵を倒したという。
王はそれを聞いて感銘を受けた。
夢の内容が変わったということは、運命を変えていけるのかも知れない。
ならば、王としてできるだけのことをしなくては。
473 :
歩兵:04/02/15 13:04 ID:3OiGa2Xj
誓い 4
翌日。王は姫のボディガードのリストアップをした。
戦士、魔法使いなどから有望な若い人材を選び、姫を守るべき部隊として
いずれは独立させるつもりである。
「このクリフトというのは、まだ少年じゃないか」
王はリストを見ながらブライにたずねた。
「はい。しかしきわめて優秀で敬虔で、いずれは神官としてこの国を支える
ことができる逸材かと存じます」
「そうか。それは楽しみだな」
その夜、やはりアリーナは夢を見た。
今度は、戦いの部隊はサントハイムではなくどことも知れぬ地下の城
だった。姫は一人ではなく、他の国の者らしい仲間がいてともに戦って
いたという。ただ、自分が「クリフト」と叫んでいるのがはっきりわかった
という。
翌日。王はクリフトを呼び、アリーナと会わせた。
確かにクリフトはとても利発そうな少年だった。
クリフトはアリーナを一目見た瞬間、何かに打たれたかのように体を
震わせた。そして王が何も言う前からアリーナの元にひざまづいた。
「姫様、私は生涯かけて、命あるかぎりあなたをお守りすると誓います」
アリーナもまたこの少年に何かを感じ取っていた。
「頼りにします、クリフト」
そしてその夜から、アリーナは夢をみなくなった。
いつかアリーナは、その夢のことをすっかり忘れていた。それでも武術の
修行はずっと続けていた。「そうしなくてはならない」という潜在的に訴える
ものがあったからだった。
474 :
歩兵:04/02/15 13:06 ID:3OiGa2Xj
誓い 5
そうだわ。どうして今まで忘れていたんだろう。
アリーナは濁った意識でぼんやりと考える。
私は小さい頃はごく普通の女の子だった。薄気味悪い魔物と戦うなんで
とんでもないと思っていた。
だけど、国を守るためだと思って武術を始めた。自分では好きでそうしたと
思ってたけど、違う。そうしなければ国が滅びると知っていたから。
お人形を捨てて日々修行に明け暮れるのは本当に辛かった。
それでも耐えられたのは、あの日クリフトに会ったから。
「姫様、私は生涯かけて、命あるかぎりあなたをお守りすると誓います」
それが心の支えだったから。どんなに辛くても、私には何があっても
守ってくれる味方がいたから。
でも本当に、どうして今まで忘れていたんだろう。
予知に関したことは、大きくなったら忘れてしまうのかも知れない。
そうでなかったら、いくら何でも全然覚えてないことはないだろう。
王まですっかり忘れているらしいというのが不思議ではあるが。
「姫様」
クリフトの声が聞こえた。私は目をあけた。
475 :
歩兵:04/02/15 13:08 ID:3OiGa2Xj
誓い 6
「姫様! 気がつかれたんですね」
クリフトが叫ぶ。他のメンバーも寄ってくる。
私はクリフトに向かってたずねる。
「クリフト、子供の頃の誓い、覚えてる?」
クリフトは一瞬戸惑った様子で、しかし迷わずうなずいた。
「忘れたことはありません。一日たりとも」
「ごめんね。私、今まで忘れてた」
「え、いえ、私が勝手に誓ったことですので、別にそんな…」
「これからも、私を守ってね」
「は、はい、もちろんです。命ある限り」
状況がわからず首をかしげている勇者に、私は声をかけた。
「心配させてごめん。もう大丈夫。さあ、デスピサロを倒しに行こうよ」
「大丈夫なのか? 少し休んでからにしたら」
「ここまで来て何言ってるのよ。行くよ。さあ出発」
「リーダーは俺なんだけどな」
言いながら勇者も笑っている。私は先頭にたって希望のほこらを出た。
傍らにはクリフトがいる。それだけで、何も恐れるものはない。
デスピサロだって必ず倒せるだろう。
fin
476 :
歩兵:04/02/15 13:10 ID:3OiGa2Xj
お初です。
このスレでは初の投下になります。
ラブストーリーとも少し違うし、このスレにふさわしいかどうか
よくわからないがとりあえずUPしてみました。
忌憚なきご意見をいただければ幸いです。
歩兵さんお疲れ様!!
4キャラ萌えスレの方の小説もいつも楽しく読ませていただいてます。
ほのぼのしてていいですね〜vv
是非またクリアリ小説書いてください!
乙乙でし。
保守
480 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/02 11:03 ID:HGxGp0YB
age
保守
482 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/12 04:13 ID:UHXFuJi5
アリーナ萌えスレは落ちた?
落ちたというより、埋まった
484 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/19 18:51 ID:dHSoGnMd
フカーツ!!
>>437の続き
「い、いけません、姫様!」
「え〜なんでよぉ。いい案じゃない」
「姫様に恋人がいらっしゃることが他国に知れ渡ったら、
縁談の話が本当になくなってしまいます!」
「いいじゃない。それが目的なんだから。
それにあたしは知らない人と結婚なんて絶対にしないもん」
「だ、第一、ブライ様に見抜かれてしまいますよ。そ、それに私と姫様では身分に差がありすぎますし…」
「クリフトってほんとにブライが苦手なのね」
余裕の笑みを浮かべるアリーナ。
「ブライは私がなんとかするからさ、ね?」
>485
(・∀・)イイ!
_△__
ヽ____/ あんたが串刺しになんなさい!!
── =≡ / ,ノノハ)
── =≡(9ノ i!#゚.ヮノリ ∧_∧
─ =≡.@'/○二⊂) = \ 从/-=≡r( ;)
── =≡んvく/_ヽZつ)) < > -= 〉# つ
── .=≡≡ (_ソ /VV\-=≡⊂ 、 ノ
>>487  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| -= し'
|
| ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
ザキ→ザオリクの繰り返しでアリーナの命をおもちゃにするクリフト。
楽しいだろうなあ、アリーナの大切な命を本人の意思とは無関係に
一瞬で無くしちゃうの。
「ねえねえクリフト、ご飯が出来たよ〜」
「ザキ」
「んくぅ!」
ドサッ ガシャーン←コップの割れる音
「少し寝るか」
床を散らかしたまま無様に転がるアリーナの亡骸には見向きもせず
ベッドに入るクリフト。萌え。
保守
アリーナの頭に小さな穴を開けて寄生虫の卵を産み付けてあげたい
492 :
クエス:04/04/04 18:28 ID:y32vj2IL
_△__
ヽ____/
── =≡ / ,ノノハ)
── =≡(9ノ i!#゚.ヮノリ ∧_∧
─ =≡.@'/○二⊂) = \ 从/-=≡r( ;)
── =≡んvく/_ヽZつ)) < > -= 〉# つ
── .=≡≡ (_ソ /VV\-=≡⊂ 、 ノ
>>491  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| -= し'
|
| ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
>>487 このサイトの絵って男キャラはまだしも
女キャラもゴツイよねw
さすがドラクソ信者のサイトだw
禿同
もうちっと書き方治せって漢字。
緊急ほしゅ
.
真性M男クリフト
真性Mが保守
499 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/22 17:45 ID:g+BXGqDM
_△__
ヽ____/
── =≡ / ,ノノハ)
── =≡(9ノ i!#゚.ヮノリ ∧_∧
─ =≡.@'/○二⊂) = \ 从/-=≡r( ;)
── =≡んvく/_ヽZつ)) < > -= 〉# つ
── .=≡≡ (_ソ /VV\-=≡⊂ 、 ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| -= し'
|
| ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
魂・逆・転!
_△__
── =≡ ∧_∧ ヽ____/
── =≡ (#・∀・) / ,ノノハ)
─ =≡. ( ) = \ 从/-=≡r(9ノ i!#゚.0ノリ
── =≡ つ)) < > -= 〉# つ
── .=≡≡ /VV\-=≡⊂ 、 ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| -= し'
|
| ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
面倒でもテキストかエディタで調整してから貼ろうね・・・
さびしく保守
泣きながら保守
ホの字
なんか燃料ないかのぅ
アリーナにすごく細長いチューブを飲ませて体外に排出されるのを待ってから
おしりから出てくるチューブを引っ張ってアリーナの体を通してみたい。
一度アリーナの体内を通せば徐々にチューブを太くしながら
引っ張ってアリーナの体を通過させてどのくらいの太さまで耐えられるか試してみる。
アリーナの健康な体も内部までは鍛えようが無いから太さ3cmくらいのチューブを
通されると体中のあちこちで炎症や内出血を起こして弱っていくんだろうなあ…(*´∀`)モエ
いずれはアリーナのかわいい内臓を引き裂きながら
口からお尻までを直線的に通った血染めの極太ワイヤーに体中を摩擦されて
気持ちよさそうにイッちゃうアリーナがみられるかなぁ(*´д`*)アハゥ
( ゚д゚)ポカーン
507 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/05/13 03:29 ID:ScJ2eNoP
(*´∇`*)な燃料を期待してage
508 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/05/19 13:41 ID:n0BsmvpH
アリーナが好きです
激しいSMプレイをしてもザオラルで生き返るから便利だね
大の字に拘束したアリーナをモーニングスターで叩き続けるクリフト。
悲鳴をあげるアリーナの破れた衣服から折れた骨が飛び出し、
彼女の柔らかい肉の裂け目から流れ出る温かい体液が血溜りとなって床に広がる。
死んだらザオリク。殺される為だけに生き返らされるアリーナ。
身動きひとつ出来ないまま与えられた命はたちまち断末の記憶と共に沈められる。
(o*゚∇゚)oo(゚∇゚*o)
4キャラ総合萌えスレも落ちたのか?
保守せねばいかんやろ
まあマジレスすればクリアリはむりぽでしょう
アリーナははっきり「自分より強い人じゃないとケコーンしたくない」と言ってるし
本音や本心を隠すために
表向きそう言ってるだけ、
という乙女チックな推測をしてみる。
アリーナは結婚にあまり興味なしなんじゃ?
「結婚相手より今は強い対戦相手がほしい」
「闘技場が結婚式に使われてるなんて。おめでたい事とはいえ大切なものを汚された気分だわ」
アリーナは冒険時はまだお子様で恋愛感情なんて分かって無かったと言ってみるテスト。
クリアリの本領はED終了後ですよ
跡継ぎとして本格的に結婚話なんか持ち上がるうちに〜って感じで。
それに耐え切れなくなったクリフトが巡礼の旅とか出て、居なくなって初めて分かる寂しさ…
あ〜クリアリいいなぁ!FC版しかやってないけどドラクエ熱がぶり返したのでPS版やりたくなった。
俺はついさっきクリアしたばっかしw
アイネル温泉で「胸なんて戦いの邪魔よ」とか言ってましたなぁ。
世界中どこいってもバトル関連のことしか頭に無いようなセリフばっかし。
「世界樹はいつも駆け足で上ることにしてるの。ふんぬー」とか(違
俺の脳内燃えシチュは、ワンピのナミみたく弱み見せずに必死に頑張って頑張って
頑張ってやってきたけども、もうどうしようもなくなってぽろりと一言
アリーナ「助けて…」
クリフト「当たり前だー!!!」
みたいなw
クリフト「うちの姫を、泣かすなよ! クリフトの〜…ザラキ! ザラキ!」
…・・・_| ̄|○
クリフトの『助ける』とは自分が代わりに体を張ることではなく、
アリーナにベホマとスカラかけることなんだなと。
あくまで補助役なクリフト萌え(w
まあ力では敵わないことは分かってるし、自分が倒れたら姫様にベホマかけてあげられないからね。
それでもそんな状況に少なからずジレンマとか感じててくれるともっとイイ
ホントは姫の体に傷なんか付くこと事態心苦しいんだよ。
無邪気で残酷なアリーナに、永遠の片思いのクリフト
これがデフォじゃないかなあ。
公式なのはあくまでクリフト→アリーナであって、クリフト×アリーナではない訳で。
まあ公式はそうだね>クリフト→アリーナ
だがそれがいいw
だからこそ妄想も膨らむ訳で、
公式でイチャイチャカップリングだったらこんなにはまらない罠
はたして冒険後思いは叶ったのかそれとも永遠に告げずじまいか…
やっぱりハッピーエンドが好きだけどw
いつまでも冒険願望が治まらず、自分より強い男としかケコーンしないと
駄々をこね続けるアリーナに王や家臣が愛想を尽かし、勘当の上追放。
手の届かない高貴で神聖な存在だったはずの王女が
ただの乱暴女となったことでクリフトの不毛な想いも冷め、
以後は国のために聖職者として一生を捧げる。
これで全て丸く収まって、ハッピーエンドだね☆
自分より強い男ならいいって事で、勇者を婿に。
一国の姫と勇者なら確かに理想だけどシンシアがいるからなー。
仮にエンディングの彼女が幻だったとしても、
勇者も旅の途中でクリフトのアリーナへの思いは気付いてるだろ。
ケコン話があっても断るんじゃないか?
普通に考えれば近隣の王国の王位継承権のない第2第3王子とか
その親類関係って所じゃないの。
アリーナは男勇者が好きなんだよね?エンディングの天空城でも、
勇者は地上で暮らすのよとか、私とは出会ったときから大親友だとか
もう必死にアプローチしてるもんね。
その上ブライが、姫に世界一のロイヤルウエディングを挙げさせたい
みたいなこと夢見てたし。そうすると、男勇者はまさに願ってもない
最高の婿のはず。これまた実現に必死になるかもね。
そこで、邪魔者排除のため、クリフトにシンシアを誘惑しろと命令するブライ
とかなったらさすがに嫌杉。
勇者、政治とか出来るのかな。
何かろくな政策取れずに没落しそうな・・・
アリーナもどうなんだろう。
なんかクリフト好きとしては寂しいな…
クリフトってそんなに身分低いのかな?
冒険当初ならともかくED後は世界を救った導かれし者の一人でしょ?
相手としては悪くないと思うのだけど
まあ姫の心次第だが
勇者に対してはホントに無邪気に親友として思ってる気がしてならない。
男女で友達以上の関係なんてまだ想像もしてなさそう。
>526
世界中に祝福される最高のロイヤルウエディングを挙げた、男勇者とアリーナ姫。
しかし政治に関しては素人だったため、周囲の高官に任せきりに。
やがて政道は腐敗し、王国は没落。
そんな情勢を知らぬまま、誰も知らない辺境でひっそりと暮らすクリフトとシンシア…。
いや、いっそ勇者とアリーナの世界最強夫婦なら、あっという間に世界征服して
統一国家とか作れるかも。
>527
むしろ身分の差なんかより、姫の心の方がよっぽど大きな障害かと(w
530 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/06 09:24 ID:VIyRoEqz
やはり、クリフトと結婚したほうが政治的には上手くいきそうな気がする。
531 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/06 09:38 ID:IV1sEMJZ
クリフト=ヤムチャ
532 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/06 09:48 ID:IV1sEMJZ
アホか?
世界が一目置く勇者と結婚できたら、
どうにでもなるだろ。
クリフトなんてゴミと結婚する必要なし。
533 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/06 09:51 ID:IV1sEMJZ
アリーナ×クリフト
アリーナ×ライアン
アリーナ×トルネコ
アリーナ×勇者
どう考えても勇者との子供がめちゃくちゃ強そうだ。
でも、DQ5ではサントハイムはなくなってるよね。
5は国家が少ない。3〜4国くらいしかないね。
逆に自治状態な町がわんさかある。
王政ではなく民主制の世界に変わりつつあるんかな。
・・・なんかアリーナとクリフトがフランス革命のルイとマリーに見えてきた。
536 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/06 11:19 ID:IV1sEMJZ
ぷw
537 :
526:04/06/06 11:59 ID:rMIaUtwg
おやおや、もしかして勇アリ厨さんが釣れちゃったの?
困ったね。それはそれで別にいいけど、このスレで
>531 >532
みたいな口はきいてほしくないんだけど?
嬉しかったのかな?同志ハケーンとか思っちゃって
悪いけど、 違 う か ら ね。
538 :
528:04/06/06 12:00 ID:rMIaUtwg
↑ごめん、自分は>528でした。526の人スマソ
>>534 前に既出だけどクリフトとアリーナは駆け落ちしたんだよ(w
だからDQ5でサントハイムがない。
ごめん妄想爆発で_| ̄|○
つか5の世界って4から何年後設定だっけ?
仮にサントハイムが滅んでたとしてもアリーナの代とは限らないのでは
公式的にも数百年後ということらしい。
かなりアバウト。
しかし、駆け落ちは燃えるな。。。
ところで今更ながら、部屋の大片づけしてたらDQ4小説四冊が部屋から出てきた。
地層の埋もれ具合からして、年代はFC版当時のものだと思われる。
記憶に無いぞー。
あれだと一人称「ボク」なのね。うっへり。
数百年後ならいくらでも妄想できるな…。
逆に言えば正論がないけど。
私もその小説持ってるよ
文庫版4冊&二章のみハードカバーまで後生大事に持ってるよ…
アリーナ一人称「ボク」には子供ながらにも違和感を覚えたものだが(w
耽美な感じがわりと好きだったな。
いのまたむつみのアリーナはハードカバーの表紙より
文庫版のほうがイイ。
当時子供だったので小説はてっきり公式だと思い込んでて、
クリフトとアリーナのアレなシーンを見てクリアリに目覚めたものだが。
(4コマはさすがに除外されてた模様)
>627
普通、中世社会では「建前としては」僧侶>王様な可能性が高いと思うが。
ヨーロッパでもインドあたりのカーストでも日本でもそうだろ。
まあ日本みたいにそもそも僧は結婚するな、とかインドみたいになんで
あれカースト越えは駄目ぽ、な可能性もあるが。
543 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/17 02:41 ID:a2xSVp/B
>>327がいいね。
HYDEの「ANGEL'S TALE」を聞きながら読むと、余計に切ない。(ノД`)
こういう結局想いを打ち明けられなかったって言う切ない話しは好きだなぁ〜。
もっと色んなのを読みたいのでage
544 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/17 10:07 ID:ucFthIYA
20くらいだと、凄い美人で頭がきれる女王様になってるかも。
普段は品があって、優雅で。 何でもこなせるけどでも内心「退屈」。
たまーに気晴らしに元気な動きや表情をみせて、他の国の謁見者を
びっくりさせそう。
ゲームブックのアリーナって、それなりの知識と礼儀振る舞いは弁えて
いるよね。
ゲーム(PS2)のアリーナだって、言葉遣いはちゃんと王女様な所もあるよね。
「お父様のお声が」とか。「お声」だよ。コレはちょっとビクーリだった。
普段の言葉も、間違っても男言葉じゃないし。
ボクアリーナは完全に否定されたね。
小説のアリーナは粗野でプライドが高いというか、クリフトがどこに
惚れたのかわからないような性格だったな。
ゲームだと無邪気で飾らない所が可愛いと思うんだが。
しかしクリフトは邪心の塊だしトルネコ(3章)は金の計算も出来ない池沼っぽいし
マーニャ下品すぎ、勇者はシンシアと乳繰りあうし
やたらピサロや勇者の美形を強調したり無駄なオリジナルストーリーが多くて
読んでかなりゲンナリした。
5、6の小説はまとまってるしキャラのイメージも損なわれてないから
好きなんだけどね。
そもそもFC版のアリーナだって、言葉遣いは普通に女の子だったんだよな
何故ボク女・・・
精霊ルビスに「ロマンチックだから従兄弟と決闘しろ、殺してもいい(大意)」と
言わせた作者ですよ?
ボクおんなと言うと…
「アリーナ!」「アリーナ殿!」「アリーナ!×2」「アリーナさん!」「姫様!」「姫!」
「みんな、極上だぜ!(キュピーン」
…みたいなシチュエーションが思い浮かぶ。
アリーナの肉をぐちゃぐちゃに潰して
袋に詰めた入り口からチンコ突っ込んであげたいねっ♪
>>485の続き
しばしの沈黙。
クリフトは男としての自分と家臣としての自分に葛藤していた。
「姫様、申し訳ありませんがそれだけはできません・・・」
クリフトはうつむいたままそう言った。
いつになく困った顔を見せたクリフトにアリーナはそれ以上頼むことができなかった。
「・・・わかった」
そう言い残すとアリーナは部屋を後にした。
おおー小説だ!人居ないから嬉しい…アリガd
続きもできたらヨロ
9 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ 投稿日:04/06/20 21:44 ID:mjUiQmJ1
./ \ /\
__/_____\____. |\/|
\  ̄゛  ̄゛ ./ |||
ヽ_,_──、_____./ |||
(‖| |⌒ |||||| ⌒ヽ ||| ||. |||
|||イ `i|||||||i´`lヽ|‖| |||
:||。' ̄、  ̄''。 _)|ヽ. |||
.( | |\_ 匸) /|i|||||@) |||
从/二二二二二二|从ソ |||
/;;;;;;;;||;;;;;;;;;;;;;;;||;;;;;;;|. |||
。 |;;;;;;;;;||;;;;;;;;;;;;;;;。||;;;;;;;| |||
⊂||二二|::::::::||:::::::::::::::|![二):|二> |||
. ° |::::::::||::。::::::::::::゚::||::::::| |||
. |::::::::|(]|i|:::::::::::::||::::::| 。 O二二二O
. <二|;;;;;;;;||;;゚;;;;;;;;;;;;;||>;;;;|二二||⊃ ( ̄/ ̄ ̄\
; |;;;;;;;;||;;;;;;;;;;;;;;;;;;||;;;;;;;| ° ( ̄(ノ_八 \
|::::::::||::::::::::::::::||:::::::/ ( ̄ ̄i;)( \
.。゙,:';,,':.‘|―┴――┴―/,'";'.:;'、`: ( ̄ ̄i) \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'  ̄| ̄| ̄\ \
「アリーナ危機一髪」
アリーナが死んだら勝ち
7 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ 投稿日:04/06/20 21:41 ID:mjUiQmJ1
/::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/:::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
i::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
ヽ:::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ / ̄ ̄||| | |
ヽ:::::::::::::.,-‐"~~ ~^`ヽ、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ. / / ―┼―┼―
ヽ:^~ヽ;;;;_、-‐::‐‐‐‐‐--、;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / | │
/´//ヽ~/// // //ヽヽ/ヽヽ;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / / || /
/ / // //// // // i:|ヽ"ヽ;;;;;;;ヽ/;;;;;;;;;;;;::/ / / __/
`:ヽ、/ // / |:| | | |/| |;/ ー‐‐---- ))))ヽ;;;;;ヽ;;;;/
/`ヽ// / λ/ ヽヽヽヽ /ノ:;'.ノ、;;;ノ / ̄ニ―v―ニ-v-、
ィ―| |`:; . ':|/ ゛ ~^` _,....,,,,_ ~;:|=――――/- // ニ|――ニ=-
<<二二二.ヽ |,r''"~゙`' '" `。 ,;|二二二二二( | |- ニニ/// )
`━━━`',.ヽ゚。 ......。 ┝━━━━━| ( ニj――'
,'. ,' '"'、 '、 :::::: く '''''' ゚ jjヽゝ::、::、 .-ヽ_/ ニ= ニニ=-
;'.':,' /~^ヽ 丿、 匸 ̄ヽ ,ィ'ヽ、i、ヽ、 ヽ ( 、'") )、 \ ニ|-
/i ヽ,_i///:`ヽ、  ̄"゙;_、-‐~-ヽ ヽiヽヽ `ー-'^ / i. ニ ニ|=
、ヽ // |;;ii~^'‐-‐''^ 、"~`;;ヽ ヽ;;;;iヽ`ー--‐'~ ノ | ニニ=-
iヽ、___ / //^~;i:::::::;;i' /‐-、 /;;i∩、‐-‐‐^~ノ |= ニ|-
はいはい残虐ヲタは氏んでね。
558 :
1:04/07/06 14:52 ID:VgltciX+
「クリフト、お昼寝しにきた!」
「…私のベッドで寝るのは構わないですけど、ヨダレつけないで下さいね」
「つけないよぉ!」
私の言葉にブライ様はぷぅーっと頬をふくらませました。
その無邪気な仕草がとても可愛らしくて、
私はつい緩んでしまった口許を本で隠しました。
勉強している私の隣でお昼寝をするのはブライ様の日課で、
このベッドと机しかない簡素な部屋のどこがいいのか私にはわからないのですけれど、
ブライ様はここが落ち着くとおっしゃって、お菓子を持ち込んだり本を読んだりしては
私のベッドの上で小さな遠足のように過ごされます。
「クリフトも一緒にお昼寝しようよ」
ベッドに飛び乗るように横たわると、ブライ様は自分の隣をぽんぽんと叩きます。
「私はまだ勉強がありますので、ぬいぐるみでも添い寝させてください」
ここまでは、私とブライ様の間でほぼ毎日繰り返される会話です。
ところが今日は少し違いました。
「私はもう子供じゃないよ…?」
ブライ様の蒼い瞳が、試すような光を宿して私をまっすぐ見つめているのです。
そういえば今日は、この狭い部屋にむせかえるような花の香りが漂っています。
香水をつけていらっしゃるとは珍しいと思っていたのですが、まさか…。
559 :
2:04/07/06 14:54 ID:VgltciX+
「―――来て、クリフト」
後頭部を殴られたかのように、くらりとしました。
花の香りに酔ってしまったのかもしれません。
私は目をつぶって小さく深呼吸し、本を閉じると、燭台の灯を消しました。
こうすると、いくら昼間とはいっても部屋の中は薄暗くなります。
私が歩み寄ると、ベッドがぎし、と軋んだ音を立てました。
ブライ様の毛布の中の体が強ばったのでしょう。
そっとベッドに片膝をつき、ブライ様の頬に触れました。
ブライ様は顔をしかめて、ぎゅっと目をつぶります。
桜色の唇をなぞると、細い肩が、びくっと震えました。
顔は緊張でがちがちに固まり、耳まで赤くなっているのが暗くてもわかります。
自分から誘っておいて…。
「…ぶっ」
私はとうとう我慢が出来なくなって、吹き出してしまいました。
ブライ様は丸い瞳をぱちくりさせ、すっかりきょとんとしています。
それを見て、ますます笑いが止まらなくなってしまいました。
絶え絶えの息の中、やっぱりまだまだ子供ですね、と呟くと、
ブライ様は今度は怒りで顔を真っ赤にして、私に枕を投げつけました。
「…いじわる!」
ブライ様は口をとんがらせると、私に背を向けてしまいました。
その小さな背中を、私は蹴り飛ばした。
560 :
3:04/07/06 14:55 ID:VgltciX+
「これくらいで気絶してるんじゃないわよ」
いくら加減したとはいえ、私の張り手をまともにくらって、ブライは失神していたようだ。
「…ひ、姫様、どうして…?」
ブライが頬を押さえて、よろよろと立ち上がる。
赤く腫れあがった頬を、蒼い瞳から溶けた涙が優しく撫でるように伝っている。
それさえもあいつがブライを慰めているように見えて、私は唇を噛んだ。
私の涙は、私を癒してくれない。容赦なく傷に滲みこんでは、痛みを響かせるだけ。
愛されている人間は、流す涙まで違うのか。私は増々苛立った。
「…うるさいっ!」
「なに寝ぼけてんですか?」
「う…あ、あれ?」
561 :
4:04/07/06 14:58 ID:VgltciX+
長机と数脚のパイプ椅子しかない狭い部屋を、
カーテンの隙間から差し込む夕日がオレンジ色に染めあげている。
誰もいない廊下は静まりかえっていて、
校庭の喧噪も遠くて、ここが学校だということを思い出すのに時間がかかった。
「…なんか長い夢を見てた気がする。でももう忘れちゃった」
私は机に突っ伏したまま、真向かいに座っている逆光の中の彼を見る。
「夢はいいんですけど、わざわざ生徒会室に忍び込んで居眠りすることないでしょう」
「えへへ、クリフトと一緒にいたかったんだもん!確かめたいこともあったし」
呆れ顔の彼、クリフトは私の幼馴染みで1コ先輩。今はなんと生徒会副会長をしている。
だから休み時間も放課後も生徒会室に入り浸りで、私はこうでもしなきゃ彼と2人っきりになれない。
今までも何度か生徒会室に不法侵入したけど、私を妹のように思ってる彼は、あんま怒らないんだなぁ!
まぁ私としては高校入学を期に、襲ってでも妹以上の関係になりたいんだけどね。
席を立って窓を開けると、校則違反の短いスカートが初夏の風を孕んでふくらんだ。
涼んでいる私の背中に、クリフトの優しい声がかけられる。
「補習はどうしたの?」
彼の言葉に私はウッ、と口籠った。彼を追いかけて、かなり死ぬ気で勉強して
県内トップのこの高校に入ったんだけど、こないだの中間テストはやっぱボロボロで、
ほんとは今日の放課後も補習を受けなければならなかったのだ。
「補習は休みなの!」
真面目な副会長サンに補習フケてきたなんて言えるわけないじゃん。
「ふーん…で、確かめたいことって?」
562 :
5:04/07/06 15:01 ID:VgltciX+
クリフトが、体育祭予算案のプリントに目を通し始めた。
よし、今だ。軽く言おう、軽く。
「会長サンと随分仲がよろしいって聞いたから、ちょっとね〜どうなのかな〜って」
「………」
ぴきーん。空気が凍る。
クリフトは不機嫌な顔になって私を見ている。やばいか?やばいのか?
うちの学校の女生徒会長はクリフトと同じクラスの超美人で、
会長と副会長がイイ仲だっていう噂は入学して間もない1年ぼーずの耳にも入る程、有名な話なのだ。
はやく否定してよおっ!!
時計の針の音がやけに響く。固唾を飲みつつ、半分祈るような気持ちでいると、
常に物腰柔らかな彼には珍しく、クリフトは面倒くさそうに口を開いた。
「…副会長として会長を補佐すんのは当たり前でしょう。別になんでもないですよ」
なんでもないって言った?よっしゃぁーっ、思わず心の中でガッツポーズ。
「よかったぁ!ねっねっ、じゃあさ、久しぶりに一緒にかえ…」
私がクリフトの腕を取ろうとしたとき、生徒会室のドアがバンと開いた。誰だ乱暴者!
「クリフト、ちょっと来てくれるかしら?」
ドアから覗く、その顔は…噂の生徒会長だっっ!!
間近で見たことなかったけど…顔は負けた。
「あっ、いっ、今行きます」
わたわたと荷物をまとめながらクリフトは、椅子につっかかったりしている。
…わかりやすい奴。
視線を感じて振り向くと、生徒会長と目が合った。
彼女はカリスマ性たっぷりの笑顔を私に向けてる。
「この子は1年生よね?もしかしてクリフトの…?」
「違いますって!ただの近所の子ですよ!!」
がぁぁぁあぁぁぁぁぁん!!!!そんな即否定しなくてもっ!!!!
「…何泣きそうな顔してんですか?変なブライ」
「クリフトのバカぁ!!ヽ(`Д´)ノもう来ねえよウワァァァン」
「バカって…起きてくださいよっ、ブライ様」
563 :
6:04/07/06 15:04 ID:VgltciX+
「ん!?」
「ブライ様も姫様を説得してください!このままではサントハイムは…ぶるぶる」
なんじゃ、わしは夢を見ておったのか?
「もうお止めになって下さい、姫様!進化の秘法に手を出されるなんて、もうお転婆どころの話じゃない!!」
クリフトの悲痛な叫びが響く。
「かくなるうえは、ザキ!」
「むんッッ!」
気合一閃、アリーナは樫のような太腕を振りかぶり、クリフトから放たれた死の精霊を振り払った。
「な、何ぃ!?」
「お前の呪文など屁でもないわッッ!!」
今やサントハイム、いや世界随一を誇るであろう巨躯を揺らし、アリーナは豪快に笑った。
「誰が何と言おうと、ボクは結婚しないからな!」
「あべし!!」
アリーナに殴られ、鼻血を放射線状に描きながら、クリフトはぐしゃりと土に塗れた。
それを3本目の腕で掴んだアリーナは、お手玉のようにクリフトを弄ぶ。
「ふはははは!!これが進化の秘法の力か…素晴らしいぞッ!ブライ!!ボクは気に入った!」
そのとき、ひらりと、クリフトのポケットから何かが落ちた。
564 :
7:04/07/06 15:06 ID:VgltciX+
「これはボクのプロマイド…?」
使い込まれてボロボロになった写真の中で微笑む少女、それはアリーナだった。
「クリフト…」
「姫様…いや、アリーナ様。ずっと…ずっとお慕い申し上げておりました…」
「そんな…!お前、一言もボクに好きだと言ってくれなかったじゃないか!」
「私のような卑しい身分の者は、あなたのような高貴な方に思いを秘めることすら罪ッ…」
「ずるい!こんな最後に…!」
「いまだっ、ザラキ―マ!!」
「何ィ!?クリフト、お前べホマズンを習っていたのではなかったのか!」
「ふふふ、べホマズンかザラキーマかと言われれば、大神官として後者を選択するのは極めて当然ッ…当然のことッ…!」
「ぐはあああ!体が熱い…私は破れたのか…。私の体が崩れてゆく…。うぐおおお…!ぐふっ!」
ピンク色の泡をシュウシュウと体から出しながら消えていくアリーナを見て、
あ、やっぱアリーナも女の子だったんだな、と思った(ピンクってとこが)。
「どうしました姫様!ここを開けてください!!」
サントハイム兵達がなだれ込んできた。
泡と化したアリーナと、死の精霊の巻き添えにより今まさに命の灯火が消えんとしているブライを見て、絶句する。
ブライは闇に堕ちていく意識の中で、クリフトの声を聞いた。
「ど、どうやら密室殺人みたいですね」
/完
すさまじいね
かなりワラタよ
いや〜展開激しいね。w
半年ぶりくらいにこのスレ覗いて
この阿呆みたいな時間に阿呆みたいに笑わせてもらいました。グッジョブ。最高。
568 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/14 03:25 ID:VV+1hVeF
クリフトとアリーナは無理だな。
アリーナの気持ちが一番問題か。
へたすりゃ大親友の男勇者やライバル視してるピサロ以下
かもしれんな。
ピサロ×アリーナか・・・。
考えたこともなかったけど、面白そうだな。
アリーナは自分より強い男とじゃなきゃ結婚したくないと明言してるので
男勇者とピサロは資格ありだろう。
互いに最高レベル最高装備でクリフトVSアリーナなら
7割がたクリフトが勝てると思うが。
改心の一撃ニ連続(キラーピアス)でアリーナだろ。
クリフトの攻撃はあっさりかわしてノーダメージ。
>>571 572
アリーナの改心が2発でなくてかろうじて生き残ったクリフトのこうげき
ザキ→光のドレス→クリフトはしんでしまった!
とかね。
でもアリーナに攻撃するなんてクリフトには出来ないだろうから
10割アリーナの不戦勝だろう。
>アリーナに攻撃するなんてクリフトには出来ない
ザキをかけたがっているクリフトを
ゲーム内会話で確認したが…w
実際には出来ないだろうけどね。でも何も攻撃しなかったらしなかったで
アリーナ「なぜ性別で差別するの、男も女も関係ない、正々堂々と戦いなさい!」
とか言われてますます嫌われそうだ・・・。
小5くらいから10年以上アリーナに萌え続けてるが
このスレの文章読む気にならない・・・・なんか俺のアリーナが汚れるっていうか
>>558-564は文章はウマイのについていけない
狂信者でゴメン
ちなみに男勇者×アリーナ派で小説狂信者でつ 少数派?
576 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/24 04:05 ID:mnxXSD4c
ライアリ萌え
勇者やピサロにはシンシアやロザリーがいるんだから、
クリフト→アリーナの想いがあるだけ可能性はある。
と信じたい。
冒険中はまったくちっともこれっぽっちもクリフトの想いには気付いてなくて
冒険後にようやく…って感じ希望。
リメイク版では冒険中に気付いてることになってるかも<夜のレイクナバ
知ってて気付かないふりしてクリフトから言い出すのを待ってるなら、
アリーナらしくないけど自分的には萌え。
でも私より強い男じゃないとイヤとか言ってるからよくわからん。
アリーナはまだ結婚自体に興味ないのでしょう。
闘技場が結婚式に使われてるのを見て
「大事なものが汚された気分」とか言ってるし。
それでもいずれ結婚するとなれば自分より強い男が最低条件、と。
582 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/01 23:53 ID:5da9u+QR
/ // ̄ ̄\ヽ /: : : : . :`l、
| │| /^l l^ヽ | ∠-'''´: ̄ ̄``ヽ、|
| │| l:::::l l:::::l | /: : : : . . : \
| │|┌┐┌┐| l : : : : ._,: -‐-:、_ . : .:.:/
| │| l::::l .|::::l .| l_ ,::-'''´ _,. --:、_`''-、_/
| │\┘.└'/| |_,. ,.::-: :|| | `''-、|
|──┴────┤ .|,l.|,l-、!ー┘ニニ二r|!r-、
l::-‐―――‐―=―‐ヽ r‐:-.、 iハ!'´li゙}゙f| '´lリ` |l}、l ,r‐‐v‐、
/ ノ リ ル' レ' リ リ`ー-ー` / (_i_ノl l;  ̄.ソ  ̄ j「ノノヽ.(_ァ ノ .)
/ レヽ| '"^二´ `ニ^h /ヽ、_,..:.:.:,ノヾ! Lャ- ,!r':. ヾ:. . ' ,ノ゙)
く { ^r ゙⌒////(⌒ { | l:.: . '. .:.:/ .:', ーニ-''" /::.:i:.: `:.: . `ー-く
ヽ ヽ.( ij ∠ィ リ >、.__,. ': .;ノ / i、 ー' /! ヽ ::.: :`.ヽ.、__) )
. ヽ ド、 r ⌒`ー--‐1 ,' ( '. .:.: _」 \_/ ,! `ヽ、、_:.: : . ヽ、,ノ
ヽl ト、ヽ. l / \__,,、-‐''"´ |i , ′ `ー- 、..__,ノ゙
リ \` -─- , ' / `‐- _ ′! / ! _,..、 ''"´ ``丶、
─- ..⊥. ` ー- イ-‐''" ̄ヽ. / _ ヾ  ̄`` r┴'''"´ ̄ -''゙ ヽ.
アリーナっておっぱいボインという設定なの?
幼児体型と言われてるが
>>583 FCでは結構ダイナマイトボディで
口紅も化粧してるっぽいデザインだったけど
PSでは世間知らずのやんちゃな娘ってイメージで
子供っぽくなってるね
アリーナは年齢は明らかになってないの?
場合によってはクリフトはロリコン・・・・・
>>585 クリフトも工房ぐらいでは?まあ、そこは想像におまかせして…。
アリーナの腹に当身をして眠らせることくらいなら
しそう。緊急時にね。
>>587 ゲームでは逆でしたな。
「クリフトに当て身をくらわして宿屋に運んだ」とか言ってたし。
でも、私みたいな府助詞的にはやっぱり
どう考えても無理をしようとするアリーナとか
(アリーナ正義感強そうだから)そんな状況で、アリーナを
止めるときとか。
それか、クリフトが無理を承知で最後の戦いにアリーナをつれて
いきたくないときとかいいんじゃない?
栗:「姫様・・お許しください・・」
ドス!
蟻:「う! ク、クリフト・・」
で、すぐ後にアリーナを強く抱きしめて
栗:「姫様にはこれ以上危険な目には・・。姫様、お許しください。
(あなたが治めるべきサントハイムの人々のためにも・・)」
その腕の中で気を失うアリーナ。
・・・ちょっと府助詞妄想が過ぎたかな(w
ないよ。
あの二人の力関係は最後まで逆転しない。
アリーナ>>>>>>越えられない壁>>>>>>>クリフト
というかクリフトが当て身しても効かなそうw
というか、レス書いてて思ったんだけど、PSドラクエ4は、小説のアリーナを徹底的に
否定する方向の演出だったな。
小説:男言葉・一人称ボク 当て身食らって寝込む
ゲーム:ちゃんと女の子(姫様)言葉、父王をお父様と呼ぶ・一人称私
クリフトに当て身くらわしてパデキア取りに
要するに、小説は言葉使いや行動こそ男だけど、中身はやっぱりお嬢さんの他愛無さがあって、
ゲームは言葉使いは女らしいけど中身は凛とした強さがある王女、って感じかな。
言葉遣いは女らしいけど中身は超サイヤ人なところがいいね。アリーナは。
小説の設定などクソ。作者もクソ。駄作
>>593 そういうあなたは高屋敷信者?
それとも土(ry
>一人称ボク
この時点でかなりハズしてるよ。アリーナのイメージを
壊すなと言いたい
「私もアリーナ様が殺されたら人間を憎んだかもしれません。
とはいえあの方はめったな事じゃ死なないでしょうけどw」
やっぱ最強プリンセスアリーナに当て身で失神は似合わんね。
むしろクリフトなら「最後までご一緒します、死ぬ時もお供します」の方がらしいかと。
オリンピック見て思ったんだけど
アリーナは自分の身ひとつを頼りに頑張る
アスリートみたいな雰囲気がいいよね。
闘技場で観衆の声援に応えるアリーナを遠くから狙撃して
アリーナの人生を一瞬のうちに終わらせてあげたい!
(*⌒ヮ⌒*)
結局は身体は華奢な女のコと同じってイメージあるよ。
攻撃力高いのは来安みたいにパワーがあるイメージじゃなくて
的確に小力で弱点を突くような。
だから、クリにみぞおち殴られて気を失うのもあり。
やっぱり好き同士じゃ無いとね〜
アリーナの守備力はレベル4〜50になれば無装備でもラスダンに突入できるくらいだそ。
モヤシ坊主の当て身なんざ効かねーっつーの。
あと、好き同士ってナニそれ。公式なのはクリフト→アリーナであって、
クリフト×アリーナじゃないよ。
>>600 _∧_∧_
/( ゚ ∇゚)/\ まことに恐縮ですがアリーナの守備力は
/| ̄ ̄ ̄ ̄|\/ メンバーの中でダントツ最下位ですよ。
| |/ あ、ドランよりはマシかも。
 ̄ ̄ ̄ ̄
当て身ごっこ __△_アッ、ウウゥー
だからな! ヽ____/
∧_∧ ノノノノハ))) ∧_∧ アリーナの
( ・∀(,llT;q゛リ,、(゚∇ ゚ ) 殴り心地最高!
〇 つJ,※⊂≡=ノ )
) )/(ヽシ∵⊂三≡〈. \
(___)_) ヽ/ノ ドスッ(_)__)
ドスッ
あれれ?最強プリンセスが
もう死んじゃったよ♪
ブーン ・〜 ∧_∧ .∧_∧ いやいや、油断してたかも。
〜・ (・∀・ ) (゚∇ ゚ ) 生き返らせて
__∩_△_ ( ) ( ) また試してみようよ☆
; ;,・⊂くVヽ____/ │ │ │ │ │ │
";';∵ヽi"ノノノノハ));: (_(__) (_(__)
;'`,とノ(;" q`リつ;,
゙~~''";''`
つーかクリアリ厨って、精神的にもクリフトをアリーナより優位に置こうとするのがいただけない。
言ってみればカムイのマリベルみたく(キーファを好きなただのナヨ女になってる)。
極端なのになると、実はクリフトはどっかの王家の血筋だったとかいう設定にして、
身分の差も無い事にしようとしたり、痛杉。
何にしろ公式の設定を無視した小説は痛杉。
ボクって同人モノですか?
エニックスも空気をよんでPS版でアリーナの性格と口調を強調した
ライアン:命令されるのは好きか?
クリフト:さぁ・・・
ライアン:俺は好きだ。最も、命令するご主人様は選びたいがな。
クリフト:・・主人?
ライアン:自分が忠実であるべきもの・・国家とか、思想とか、まぁ色々あるが・・
何が自分にふさわしいか・・・。
俺たちにできるのは、それを選ぶことだけだ。御互い、後悔しない主人に逢いたいものだな。
∧_∧ 状況がよくわからないけど、
. | ̄| (・ω・` ) とりあえずつぶしておきますね
|==|==o==と )
( ,ヘ|_| ( (\ \
と⌒⊂(::゚;,∇。ξ;,, (__) ヽ__,)
↑
>>603
ビビアンに手刀で腹を刺し貫かれるアリーナ。
血を吐きおぞましいうめき声をあげる少女に萌えっ
∧_∧ 状況がよくわからないけど、
. | ̄| (・ω・` ) とりあえずつぶしておきますね
|==|==o==と )
( ,ヘ|_| ( (\ \
と⌒⊂(::゚;,∇。ξ;,, (__) ヽ__,)
↑
>>609
611 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/23 21:54 ID:Ba3dMvNd
保守age
612 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/28 15:30 ID:05suHAOk
保守
クリフトはザキ連発しか能がない
>614
PS版で「姫の戦う姿萌え」発言をかましまくってたクリフトが
同じ武闘ギャルのティファを見てなんと言うかが気にかかる。
そしてそんなクリフトを見て姫がどう反応するのかが気になる。
嫉妬したりしてくれないだろうか…やっぱ無理か… orz
クリフト→アリーナは大いに結構だが、PS版のあれはやり過ぎとしか思えん。
移動中の台詞もアリーナ絡みの殆ど妄想ばっかりで公私混同もいいとこ。
導かれし者としての自覚が無いというか導かれし者じゃないと言われても仕方が無い。
隣で仲間が死んでるのにアリーナにホイミかけるか?普通。
普段は個人的感情よりも仲間や使命を優先させ、
時々垣間見えるアリーナへの想い…くらいが丁度良かった。
ゲームブックのクリフトは良かったなぁ…
>617
激しく同意だが、それに関してはもう蒸し返すのやめようや…
よく見れば半分くらいはまともなこと言ってるんだから。クリフトも。
いたストSPが彼の名誉挽回の機である事を切に願う。
とりあえずイラストとコマ外見はOKか。
619 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/08 22:19 ID:5hWYo0o9
アリーナの声優だれかなー?
え、声付くの?<いたスト
付いたとしたらドラマCDの時の人間でいいや。
某ククリの声だっけか?
CD聞いたことないけど
DQ公式サイトのフォーラム
71番目の投稿に対するクリフトのコメント
あれが全てを物語っていると思う。
しかし、4キャラでトルネコの次に出れたのがクリフトとは…
トルネコはピンで作品の主役張ってること考えると、
これはどえらい快挙かもしれんぞ、クリフト…
…単にネタにしやすいだけか。
本当はクリアリが好きスレ落ちた?
しばらく見なかったら、クリフト最高スレが・・・・・ヽ(`Д´)ノウワァァン
いたストはクリアリの声付くんだっけ?
つくんじゃない?いたストやったことないからわかんないけど
クリアリもとうとう終焉のときを迎えたのか……。
まだ終わってないぞヽ(`Д´)ノウワァァン!!
まあいたストSPにも出ることだしな。
でもライアンやトルネコが出るのに、ブライがいないなんて…
631 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/28 18:48:47 ID:Rfq1uI9n
保守
ものすごくベタベタですが・・・
アリーナ:(誰か組み手の相手いないかなぁ・・・) その時クリフトが歩いていた。視線が合ってしまう二人…
クリフト:ギクッ(あの目は何かをやらされる…逃げよう) アリーナ:「こら!クリフト!待ちなさい!」
クリフトは必死で逃げたがアリーナにかなうはずも無く捕まってしまう。
クリフト:「なんですか…姫様…」 アリーナ:「ちょっと組み手を手伝って欲しいの」 クリフト:「はぁ…」(姫様の場合は組み手じゃなくてれっきとした格闘なんだよなぁ…)
アリーナ:「だめ?」 クリフト:「いいですよ…」
そしてクリフトは組み手に付き合わされた…
クリフト:「ぎゃああああ〜〜〜!!!」 バギッ!ドカッ! こだまする悲鳴…けたたましい殴打…
クリフト:「…」 アリーナ:「大丈夫?少し強くやりすぎちゃったかな?」
クリフト:「…」 アリーナ:「ねぇ…クリフト?」
クリフト:「…」 アリーナ:「うそ…クリフト?死んじゃったの?」
クリフト:「…」 アリーナ:「…ヒック」
涙するアリーナ、しかしクリフトは生きていたがワザと死んだふりをしていた。しかしアリーナの涙声に気づいたクリフトは慌てて起きた。
クリフト:「姫様!姫様!」 アリーナ:「えっ?」 キョトンとするアリーナ…
クリフト:「まさか泣いていらっしゃるとは…申し訳ありません姫様…」 アリーナ:「…」
全身アザだらけだったのでさすがに死んだと思っていたアリーナは感極まった…
アリーナ:「もぉ〜〜!バカ!本当に死んじゃったと思ったじゃない!!」
そういうとアリーナはクリフトの胸に抱きついた…
クリフト:「姫様!私のような者にそんなこと…」 アリーナ:「ごめんね…本当は嫌だったんだよね…ごめんなさい…」
クリフト:「姫様…」 アリーナ:「これからはキックはしないから エヘッ」
クリフト:「!!!」
クリフトに安息の時代はうやってくるのだろうか…
はい終了
お疲れ様でしたー
ザキの呪文で殺害したアリーナの胸に
包丁で穴を開け自分の一物を挿入、
内部パイズリを試みるクリフト。
MDB?
632は11歳男子
だがそれもいい
638 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/01 15:27:07 ID:1n7pB3Iq
良スレage
プリンセスアリーナ読んだ及び持ってる奴っているのか?
いや、俺もたまたま見つけた3巻までしか持ってないが、あれの2人の関係性はイイ感じめかな
640 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/03 03:03:29 ID:f3YouVGV
クソフトage
641 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/03 03:24:10 ID:4N+kZ59g
ドラクエの中でこの二人をカップリングにしたがる人多くない? 1の言うとおりあんまり猫写されてなかったのに
なんでだろう? 特に女の子がこのカップル大好きな子が多い気がするのだが。
世間的には4コマで扇動された
あとハッキリ覚えてないが、あるとしたらFC版でもパテギアので「私ごときの為に姫自ら〜」的な事言ったか言ってなかったか
ま、あってもこんな台詞じゃただの従者としての発言と取れる率のが高いが
>>741まずあんたが女なんだろ
>>641 女の子に人気?
カプヲタの間違いでしょ
./ ;ヽ
l ;;;;i
l _ ;;;;i
l |┼| ;;;;i
l  ̄ ;;;;i
l ;;;;i
l _,,,,,,,,_,;;;;i <いいぞ ベイべー!
l l''|~___;;、_y__ lミ;l アリーナに気があるそぶりを見せてないのはFC版のクリフトだ!!
゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | アリーナゾッコンラブにキャラ性格付けされたのがPS版のクリフトだ!!
,r''i ヽ, '~rーj`c=/
,/ ヽ ヽ`ー"/:: `ヽ
/ ゙ヽ  ̄、::::: ゙l, ホント ドラクエ4コマ漫画の影響は地獄だぜ! フゥハハハーハァー
|;/"⌒ヽ, \ ヽ: _l_ ri ri
l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
゙l゙l, l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
| ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
/"ヽ 'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/ ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |
_,.-‐'"⌒ ー- 、
, -'",,.-‐''" ,,.- ` へ⌒ヽ.
/ / ///// ヽ ヽ
/ / / / / / / ,i i ト、 ヽ
/ // / / / / / ,イ ノ} ノlト、 ヽ l
/ / ,イ/ / { ,!,イ ,イ .///.// ノ }i i |
/ / /l l | Ll,,ィl-ト/| /ノ/,//- 、 ii l i }
| ! { l { |lイ V Vレ | /ノ ノ ゙ |l lノ .l
l l 人、ヽ{V_ _-レ ー_ _ .}l ll l
゙l l { トヾkモ'''''""゙゙゛ "''''''''゙`ル'彳 |
ヽヾ{ ヾミヽ`//// i //// iiイノ i.l
ト 、 入 _,_._ ィ|' ハ
ノト, \ \ - /l| /i \
//ノ ヽ }ヽ、 イ lレ'ハノ ト 、_ ヽ
r'⌒`''" _ ノ } l | ` ー ''" |/ /ヽ ヽ、 ヽ )
ヽ( / ノ ノ ノ ^| / /{ ヽ ) ノ
__y/ _,/ イ_/ { ノ { .{ `ヽ、 ゙ト- 、{___
/,フ',イ / / //" |、 ,ネ、 ヽ ヽ}、 // /ー、
({ /:::{ / ノ { { l ヽ ´ / `ー゙ 、(__ノ )/ /:::/::}
V:::::::ヽ{ { トヽ__) l / } i.// /::::{::::::l
646 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/03 22:35:43 ID:rBLn7B1Y
マリみての志摩子かとオモタ
アリーナの爪を剥がしたい
650 :
アリーナ:04/10/04 07:50:28 ID:W+WGAyJw
ただの下僕を好きになるわけないでしょ!
バッカじゃないのw
むしろ爪を剥がされたい
652 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/06 22:31:39 ID:ykz0ofYY
>>650 本当は好きなんでしょ?
照れちゃって!
アリーナをドラム缶にコンクリ詰めにして殺す時は
コンクリの中にに沈められてから完全に絶命するまでの間が萌える。
残虐厨は氏ね
ヾ,iハ゛.´ _,,、_ i.; _,. ` 彡'i) / ヽ
`、j,' `゚''´:.ノ i::<・ゝ) .ハン -─''"  ̄ ̄ ̄ ゙̄"''─- 、
i, ` ,、/ i_ ' , ‐'" ` ヽ、 へい、おまち!
,r〃'i ,r'ヽ、 _,〉/ ヽ
/i:ト、;;i, ミ=_‐_- く \
r-‐'´i::::ハ;;ヾ、‐‐-、 ヽ , ‐-/⌒ヽrr--、_ ト、_ /
::i' .l:i 'i::::i ヾ;;`‐---‐'i': ヽ / / / / | f‐rく ヽ\ /
:i' i:| !:::l _,r.、;;;;;,r''´ヽi. lヽ / / / /|| トハ ヽ\ ヽヽ /
⊂二 ̄⌒\ ヽ ノ / // | |!|'⌒ヽ ヽ ヽ ! l / /⌒ ̄二⊃
)\ ヽ  ̄/ | | | / /! || ||| | ハ | | レ′/ /(
/__ ) .ノ! | | i| | || /| |ハ!ヽ || | | | | | ( __\
//// /‐'" |∧ |ハ!-‐┼十リ ヽ ー¬!ト、||! | | 人、 \ \\\ヽ
/// / |/ ヽミil ||川|/| ヾ、 \\ヽ ヽヽ
// (/ / ∧ヾ! 、_ノ ..:::::....ヽ、_, レ' ヽト、 _ \)ヽヽ ヽ
/ /_/ /ヽ。゚"´ 、 ゙"゚。/!「__ヽ| |ヽ '⌒ヾ! \))
.,,ハ,-、__/ / / ∧||冫、 l⌒) _ イ | ト、 |`ヾ\ヽ__ノ '
+ :;*;";+:.",*,;+,*:'*,"+,;'",.:*,'+,"+,'"*ヽ` -- '" /!*,'+";⊥/⌒ヽ、 '⌒ヽ+,*:,,
+ , ;' ",. :*,'.',;,*:";+.*;,*:':,.*+;,.',;,*:";+.*;+,,,;*:+,*'''+'":;+: ,"*; + , ,
, " .*;+,,,;*:+,*''+';+,*:'*,"+,;'",.:*,'+,"+*:':,.*+;,
. " ,*' .:' * ' *;,.":*;, :+.;' ;,
, ' ';,.":*,,
アリーナタソの黒タイツを引き裂いてみたい
657 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/08 19:07:49 ID:+AVaJK6L
プリンセスアリーナ4巻発見
ヽ \
少しは懲りろ! ./ \ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧/  ̄ < ここにいたか!!
(;´Д`) i i i \______
/ ヽ _ i i i--、
./| | | |  ̄ ̄ ̄ |:::::|.
/ \ヽ/| | ノ__ノ..
/ \\| |
/ /⌒\ し(メ .i i i . .
/ / > ) \ ノノノ
/ / / / .\_ ザックザック
し' (_つ /:::::/::... /ヽ
; "ノ・ ./∴: / )i iヽ-、_へ ,ヘ
'',, : :―― / / i i i iヽ . ̄ ゙― ノ /
n_ _/;
>>655 i .ノ / /ノ-' ̄ ゙ ― 、__ノ
659 :
クリフト:04/10/10 00:12:58 ID:mG7Wm4GT
>>650 そ、そんな・・・・
下僕に過ぎないなんて酷すぎる・・・
660 :
アリーナ:04/10/10 00:27:14 ID:bUHeeW8q
クリフト、まだわかってないの?私とクリフトは姫と神官よっ!?
普通、姫には王子なのよ!!お!う!じ!クリフト、私とあなたの地位は違うのよ!
661 :
アリーナ:04/10/10 00:35:09 ID:bUHeeW8q
ふーっ。
662 :
クリフト:04/10/10 00:54:23 ID:mG7Wm4GT
で、でも姫様。
いくら王族でも弱い男と結婚するのは嫌だて言ってたじゃないですか!
私は臆病とはいえ、そこら辺の男よりはずっと強いですよ!
私のどこがいけないのですか?
663 :
アリーナ:04/10/10 01:00:22 ID:F/NduNhe
664 :
ユーリル:04/10/10 11:32:11 ID:Yyedi5J8
665 :
アリーナ:04/10/10 13:33:03 ID:bUHeeW8q
666 :
クリフト:04/10/10 13:51:57 ID:NSmYltNW
あ、アリーナ姫が複数いる・・・!?
667 :
ユーリル:04/10/10 13:52:35 ID:Yyedi5J8
偽か?
アリーナは2人いらないナ。
668 :
アリーナ ◆LhMjBhoooI :04/10/10 14:13:59 ID:bUHeeW8q
とりあえずキャップつけたわ
そういえばどっかの宿屋に私達の偽者が出ていたのがあったよね?
クリフト覚えてる?
669 :
アリーナ ◆LhMjBhoooI :04/10/10 14:59:12 ID:bUHeeW8q
落ちてきたのでageるわ。
ここは人口が多いわねー(・∀・;)
670 :
アリーナ ◆LhMjBhoooI :04/10/10 15:33:10 ID:bUHeeW8q
さらに落ちてるわねー
671 :
クリフト:04/10/11 10:26:52 ID:ZAQ8gNw2
>>668 覚えてますよ。
確か姫様の偽者はメイと名乗ってましたね。
672 :
ブライ:04/10/11 10:59:04 ID:hrLif7zd
全っ然姫様には似てませんでしたのう。
おい、クリフト、そなたが身代わりに
なるべきじゃったのじゃないか?あぁん?
673 :
クリフト:04/10/11 20:55:30 ID:zHEqvypr
女装しろと!?
674 :
アリーナ ◆LhMjBhoooI :04/10/12 20:29:02 ID:bm2PzmsY
クリフトももう少し髪長くしたらってあんなところに
『石のかつら』があるわ。
クリフト、付けてみる?
付けますか
はい
いいえ
675 :
クリフト:04/10/13 00:26:24 ID:H8ja9f6p
や・やめときます。
ブライ様に装備させてあげてください。
676 :
ブライ:04/10/13 17:04:04 ID:Ws219lS1
かつらは間に合ってますわい。
クリフトそなたが付けるのじゃ、姫
の行為を無駄にする気か
677 :
トルネコ:04/10/14 15:38:15 ID:nZoGHARs
これが『石のかつら』か・・・。
ふんふんいい仕事してるねぇー
店屋で売れば10ゴールドに
なるでしょうねー
お気に入りなスレがこんな厨スレになってしまって悲しい。
679 :
ライアン:04/10/14 17:07:20 ID:eqb0doNl
ぬっ!ぬおおおおおっっーーーーーーーっっ!!
" ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; ; ヾ, .. .:.:.:.: .: .... .:.:.:...... .... .. .:.:.:.:. .. ... ....:.:.:.:... ..:.:.. .. :... .. ..
; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ; ; ヾ ;ゞ . .:.:.:.... .:.:.:..... .. .. :. .:.:.:.: .. .:.:.:.:.:.:.:.... .. ..:.:.:..: .:.:.:... .
" ; ;ヾ ; " "人 ; " ; ; ; ヾ, . .. .... .. ......:.:.:.:.:... .. . .. ...:.:.:.:.:.... .. .. .:.:.:.:.:...... .. ... .
; ;ゞ ;" "ゞ(;-_-); ;ヾ ; ヾ ;ゞ .. .... ...:.:... .. . . .. .:...:... .. . .. .. . .. .... ..
" ;ヾ ; ;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ;ヾ "" .. . ...... ,.-− 、 . . . ..... .
ヾ ;"; "i "; ;ヾ; ;;メヾ ". ||田| |
゛ ヾ;i;;ii ;iiメソ ヾ;ゞ. オオキクナッタ ラ |_ |__|
""|l!|| ll|ソ ". ワタシヨリ ツヨク ナンサイヨ!!., '⌒ ヽ!、_,._」 ソ ソレハマタ オオキナユメヲ…
l;l!ll |l| . / ノノハ))^ヮ^;|,゙ゝ
|:l||l |l| ,,iiiii;;;::..゙ ,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iii(9ノノ(,^ヮ゚ノ!"キチ,/゙〉::::゙,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;::.
|;l!l| ||l iiiiii;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;::::::::ii@ノリつヾ'o')凸とソニニ:iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii:::::::iii
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二llil|l l!|二二二二二二二二二二.`┳ し'_ノ━〈_〈__/━┳ 二二二二二二二二二
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.,.,,.、.,.,,.、.,.,,.、.,.,,.、
681 :
680:04/10/14 18:30:54 ID:M56qbmNz
IEだとなんだかまったくわからない。Live2chでもズレてる。
クリアリストにJane使いが多いことを祈るのみ。
>>680 (*^ー゚)b グッジョブ!!
Live2ch使いだけどズレてないよ
683 :
680:04/10/14 20:30:14 ID:M56qbmNz
台詞に ナ が一個抜けてた……orz
けれど懲りずに甘々クリアリ。ブラウザでなくフォントサイズの問題ですね。中(か最大)で閲覧お願いします。
" ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; ; ; ; ゞ
; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ; ; ヾ ;ゞ ; ; ゞ _ _
" ; ;ヾ ; "; "人 ; " ; ; ; ヾヾゞ〃二、ノ! .,'´==、ヽ
; ;ゞ ;" "ゞ(*゚〜゚); ;ヾ ; ヾ.; ヾ;ゞ>O<ミ. 〈リノハヾi l
" ;ヾ ; ;";ヾ; ;"/"; ;ヾ; ; ; ; ゞ; ; ;ゝ゚.ー゚ノ' 从゚ヮ^.iフ八
ヾ ;"; "i "; ;ヾ; ;;メヾ ;ゞ.田| |  ̄| ̄ ̄| ̄∪| ̄∪| ̄ ̄| ̄ ̄|;;:::
゛ ヾ;i;;ii ;iiメソ. __△_|__ _|__|  ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|;;:::
"" |l!|| ll|ソ! ヽ___/_,._」  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|;;:::
 ̄||l;l!ll |l| ̄| / ノノハ))ヮ^,|゙ゝ  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄>;;::
 ̄ |:l||l |l|. (9ノノ(,^ヮ゚ノキチ/゙〉  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|;;;:::
 ̄||;l!l| ||l@ノソノ(につとン,lニニ  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|;;;;::
 ̄ |ill|| lil|んvノ/___iゞノ_,_/」≡i| | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|;;;;;;
 ̄ llil|l l!|.`┳.し'_ノ〈_〈__/━┳  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
、., .|::l|| !!|,、┻ ,.、.,.,,.、., . . ┻.、. .,.,,.、.,.,,.、
.,.|::l|| !!|、 '' ''' ''
684 :
アリーナ ◆LhMjBhoooI :04/10/14 22:31:08 ID:fJAUtqvf
なんか私とクリフトだわー・・・。手をつないでるしー・・・。
・・・えーと私の冒険の書では今サントハイムにいるマーニャとミネアの仇の
バルザックをやりにいくんだけど強そうなのよ!
だから私とクリフトとブライとミネアでレベル上げ&お金貯めをしてるわ!
石のかつらの処分に困ったわ・・・。
聞いてボクアリーナ ちょっと言いにくいんだけど
聞いてボクアリーナ
ネタなんてないけどsageるぞ〜
聞いてくれてあーりがと ボクアリーナ♪
\___ _______________/
|/
__△_
ヽ,,,,,,, ,,,,,,/
| ノノノハ))) ∧_∧
ノ li.゚ ヮ゚ノリ .(○). (∀・ )
/( i∩ ∩) ヽ|〃 (∩∩ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
小説版のアリーナ(一人称ボク。)結構好きだ。っつーか当時激ラヴだった!
いのまたさんのイラストも好きだったから、相乗効果で5年くらいはまってたなー。
自分はボクアリーナ却下。
PS版できっちり否定されてて良かった良かった
>>686 同志ハケーン!!ちょっと小生意気なところと正義感があり、
尚且つ頭のいいところが好きだった。いのまたさんの
イラストも。
690 :
ア:04/10/18 22:04:22 ID:1ikeIwao
久し振りにageるわ
691 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 23:46:53 ID:vX9V4LVS
アリーナサイコ〜!!!!!!!!!
クリアリもいいが勇アリもよし☆
良サイト求む>勇アリ
692 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 10:12:15 ID:j0C5NtL+
>>686、689
ボクという一人称がどこか屈折した感じでよいよな。
単なるおてんば姫に描かれていないのがよかった。
694 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 10:49:46 ID:j0C5NtL+
久し振りに小説きぼんぬ
>>692 男っぽい性格に萌え!!
優しい少年勇者もいいけど青年勇者がお気にリ入り。
696 :
692:04/10/20 19:15:58 ID:Qoasn5Ei
ふーん。勇者とか「はい」と「いいえ」しかしゃべらんから性格とかわからんけど
ふーん。
697 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 23:18:35 ID:9+iJ4a1X
まぁ、好き好きってことで…。
でも、勇アリなら取り合えず何でも読みたい。
クリアリは多いのに、勇アリが少ないから…。
ageてしまった…。
鬱だ…orn
何でここに来て言うわけ?
勇アリスレ立てなよ
いちおうクリアリスレってわけではないから、勇アリとそれをそっと見守るクリフト
・・・って無理ありすぎだな、やっぱスレ立ててやってくれ
頭部を踏み潰されて無念の最期を遂げるアリーナたん!
ふへ?ここはクリアリスレじゃないでそ
べた甘クリアリじゃなく、ちょっと距離のあるクリフトとアリーナの関係とか
どっちかっつーと悲恋サイドの話を語るスレだと思ってたーよ
だから勇アリもクリミネも(個人的にはマーニャクリフトもw)ありのスレだと思ってたなー
あ、クリアリ好きスレが落ちたから進行変わったのかな
>>702 いや、上の勇アリのレスを見てもクリフトのサの字も出てこないし……。
704 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 23:36:46 ID:fYw/bnCk
haxa?
神官だからさっちゃん
クリアリ活動している人って今いったいどれほどいるのかなあ……。
リメイクが発売された頃に活動を始めた人からは、
現在は世代交代をしているようだね。
ゲームブックアリーナが俺の仲で標準かなぁ・・・。
何気に城を抜け出したときの挿絵の胸が・・・ハァハァ
710 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 01:01:40 ID:p6rrtxoe
この二人、結婚したら幸せだと思いますがカカア天下でしょうな。
いい加減妄想はやめようぜ。みっともない
712 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 09:50:41 ID:wIa/enMk
710は素でいっているように見える。
713 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 09:53:07 ID:RIooey2U
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ィ―| |`:; . ':|/ ゛ ~^` _,....,,,,_ ~;:|=――――/- // ニ|――ニ=-
<<二二二.ヽ |,r''"~゙`' '" `。 ,;|二二二二二( | |- ニニ/// )
`━━━`',.ヽ゚。 ......。 ┝━━━━━| ( ニj――'
,'. ,' '"'、 '、 :::::: く '''''' ゚ jjヽゝ::、::、 .-ヽ_/ ニ= ニニ=-
;'.':,' /~^ヽ 丿、 匸 ̄ヽ ,ィ'ヽ、i、ヽ、 ヽ ( 、'") )、 \ ニ|-
/i ヽ,_i///:`ヽ、  ̄"゙;_、-‐~-ヽ ヽiヽヽ `ー-'^ / i. ニ ニ|=
、ヽ // |;;ii~^'‐-‐''^ 、"~`;;ヽ ヽ;;;;iヽ`ー--‐'~ ノ | ニニ=-
iヽ、___ / //^~;i:::::::;;i' /‐-、 /;;i∩、‐-‐‐^~ノ |= ニ|-
ヽ \
./ \ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧/  ̄ < またきたか!!
(;´Д`) i i i \______
/ ヽ _ i i i--、
./| | | |  ̄ ̄ ̄ |:::::|.
/ \ヽ/| | ノ__ノ..
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/ /⌒\ し(メ .i i i . .
/ / > ) \ ノノノ
/ / / / .\_ ザックザック
し' (_つ /:::::/::... /ヽ
; "ノ・ ./∴: / )i iヽ-、_へ ,ヘ
'',, : :―― / / i i i iヽ . ̄ ゙― ノ /
n_ _/;
>>713 i .ノ / /ノ-' ̄ ゙ ― 、__ノ
アリーナにオレンジ色の服を着せて首をざくざくと切り落としたい
ここはアリーナスレじゃないんだが
>>717 ogrish.com(グロ動画サイト)
shosei-koda(香田証生)
beheading(斬首)
ということで道義的精神的有害
侍スピリッツ零スペシャルやってる基地外と同類がここにも
いるんだね。 嵐は芯でください。
720 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 16:40:18 ID:8K66njJd
くりあり
さようならクリアリ。
こんにちはアリクリ。
アリーナの壁紙下さい
723 :
722 :04/11/10 20:16:48 ID:7K2btS0i
↑壁紙じゃなくて壁画だった・・・orz
725 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 18:18:11 ID:whSaYZK+
ageとく
「クリフトって女の子に興味ないの?」
「えっ・・・いや・・・そのなんというか・・・」
「どうなの?」
「あの・・・私は神官ですので・・・」
「でもたまにチラッと私の胸を見たりするじゃない」
「そ、それはその・・・」
「でもたまにチラッと私の胸を見たりするじゃない」
「そ、それはその・・・」
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<<二二二.ヽ |,r''"~゙`' '" `。 ,;|二二二二二( | |- ニニ/// )
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/i ヽ,_i///:`ヽ、  ̄"゙;_、-‐~-ヽ ヽiヽヽ `ー-'^ / i. ニ ニ|=
、ヽ // |;;ii~^'‐-‐''^ 、"~`;;ヽ ヽ;;;;iヽ`ー--‐'~ ノ | ニニ=-
iヽ、___ / //^~;i:::::::;;i' /‐-、 /;;i∩、‐-‐‐^~ノ |= ニ|-
(…え……?)
突然の凶行に成す術も無く崩れ落ちるアリーナ。
クリフトが頭から剣を引き抜くと、真っ赤な血が床に広がる。
現在このスレには進歩のない虐殺厨が粘着しております。
2ちゃんねるブラウザで快適な閲覧をオススメします。
詳しい内容はこちら!
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/qa/1065946671/ AAどうしで一行が同じ並びになることはほとんどないので、任意の場所をコピペしてあぼーん設定をかければ見事に消えます。
また、ナブラ「∇」は、理系板以外では虐殺厨しか使わないといっていい記号なので、NGnameとNGwordであぼーんしておきましょう。
それでは皆さんレッツ・クリアリ!
/
| クリフト お待たせ〜! \
| 今度こそパデキアの種よ たぶん! |
\_____ ________/
|/
__△__ コレデ ゲンキニ
ヽ___/ ナンナサイ! , '. ̄ ヽ ナンデ タネ?
/ ,ノノノ)) 〜♪ ____/ ノノハ,))_ .。oO( 今回は何のタネだろ?
((9ノ ノ.^(フノ |____ぐ/;- _-ノゝ _| せめて命の木の実…
(@ノノ(にづつ() |\,.-〜´  ̄ ̄ ̄ `ー\
,ん'vノ/__!、 .| !l\ , 、 \
. 〈_ソ`ー' \!| \ _,. - 、_, -.、_ \
~i\ \_______\
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
アンタも薬じゃなくて種を飲ませようとしたクチか・・・
730 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/15 20:21:41 ID:S+UvC51p
ありゆう
731 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 10:27:38 ID:/SYf4BcJ
ドンマイ
アリーナ単体スレないの?
バーバラやミレーユでさえあるのに
しかも黒タイツについてのみだし・・・
735 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 00:07:24 ID:zeUas3g9
>735
物語的にはその方が無理ないし、ドラマチックかも。
クリフトにも子孫がいるということは、
他の女性と結ばれて幸せになったんじゃないかと
むしろその方向で
737 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 20:24:39 ID:gQbv+Aku
,,,
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ji ,/__,,, ~ ¨ _,,,_ :I}
;) .,ノ^ソ^ ¨lI、 ,/~ ~i, |} --、,,_ ノ
I},,/ .|i rilij .I} |; pノ jI ;|} |j ~^'' ,/~
I} {i_ ii|i| I} lL,_¨ .,/ ;|} || ,/ ._,,/
/V; .~ij,_ _,ノ' \ ¨''~ ({;.|;  ̄ ̄ノ
.ノ; ,) .|l ~~ _,'> (I; (|
|;| ,人.,ノ^|i ,____.,,,,,_。 {| {| ⌒|i
\_./ .,/ ^|;_ \, ノ ,;| {{ Il
\,_,,ノ \,,,,__. ~^~ __ノ {( ,,j)
~~i''=,,,___ _,,,,,.r='''^|~ `゙'''゙`
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Σ (゚Д゚;)
今週ドラクエ8が発売したら気をつけてスレの保守しなければ・・・
.,il ,,,, .゙llllii,,
,ill,i ,,,,iiiiiiiilllllllllllllllllllllliiiiiiiii,,,,, ,,i!lllliiilillllllllli,
,llllllllllli,,,,:,llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliii,, ,iiilllllllllllllllllllll、
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:llllllllllllllllllllllllllllll!lll!゙,l゙!゙l!ll!゙゙!゙lllllll゙ l,!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli,
:lllllllllllllllllllll!!!!゙゙,il゙` ` ,,l ゙,!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
.゙lllllllllll!!l` ,ill| ll| ,l !,,!l,゙l゙!lllllllllllllllllllllllllllllll
`lllll゙`` ,lll::llllllllllllll,llllil ll: .,,,,lllll゙゙゙゙゙ヽ ヽl:.゙llllllllllllllllllllllllllll゙
lll: .ii,,lllli,lllli,゙ll!!llllllllllllllllliill,:l゙゙`._..,,,,.、 .'l,. l,.lllll゙lllllllllllllllllllll゙
llll..llllllllllllllllllllli、 .,,,liiiiiillliiii ii,ll,lllll:llllllllllllllllll!゙
!lllilllllll!゙lll!゙'lllllllii,, l゙',llllllllllllll lllll゙゙!ll:゙llllllllllllll!゙
゙゙!lllll!il!l".,llllllllllli、 ,llllllllllll|' l゙゙゙!:,ll`,llllllllll!゙
`゙!lllli、 :lll!!!゙゙ll` l゙゙゙~゙,,il" ゙"..,i!゙''llll!!゙゙
llll, ゙゙゙'゙゙゙` '゙゙゙゙゙゙゙" ..,,,,,,,il!l'`lll゙
llllli,, .,,,iiil,,,lllll` .lllll
lllllll!lii,,, - .,,,,iillllllllllllll lllli,,、 lllllllllli,,
,,iiill ,,illll| llllllliii,,,,、 .,,,,illll゙llllllllllllllllllll lllllli,,, ,,llll liil
.,illl!llll,,,,,,illl! ,llllllllllllllllliiiillll!'゙゙゙~__,,,,llll!lllllllllllllllll lllll!!lllllllllllll l|
いたストまでしばらくの辛抱ですね。
一応ageておこう
743 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/28 02:52:19 ID:4wBtWtnt
age
魔族の王デスピサロ、真の黒幕エビルプリーストを倒した8人の導かれし者達。
世界が平和になった後8人は平和に暮らしていました。
ところが、そんな8人の中を引き裂くような事件が起きました。
きっかけは一匹の凶暴な魔物でした。
ここはサントハイム。相変わらずおてんばな姫に悩まされている王はまたいつもと同じことを言った。
「全く、アリーナはまた城を抜け出したいと考えているのか。困った。」
そんな王の気持ちに歯向かうようにアリーナは今日も武術の練習に励んでいた。
ある日、アリーナは何かを感じ取ったように夜中急に目覚める。
その後も眠れず部屋の中を歩き回っていた。
それを不審に思った王は、翌朝ブライとクリフトを呼んだ。
「来たな。では今日はお前らに話がある。」
「また、姫様のことですか?」
「そうだ。今朝アリーナの様子がおかしかったのじゃ。そこで、お前らに命令だ。」
クリフトとブライはその言葉に気づき、より真剣な顔をした。
「城の出口でアリーナを見張ってほしい。これが最善の方法のはずだ。やってくれるな。」
「はい。分かりました」
クリフトはそうは言ったが、見張るなどということは毎回やっていた。
今更改めて言う王様に少しおかしくなり、小さく笑った。
そして、クリフトはアリーナの抜け出すところへ。タイミングよく、アリーナが外出するところでした。
「姫ー」
クリフトは呼びかけたがアリーナは気づかない。ブライに知らせる暇は無く、そのまま追っていった。
しばらくして、フレノールに着いた。
アリーナは教会に行き、急にお祈りを始めた。
クリフトは邪魔にならないようにそれを見つめた。
「姫がこんなところでお参りなんて・・・」
派手好きなアリーナはお祈りを城でもあまりしなかった。
「・・・」
お参りを終えると、クリフトが近づいた。
「姫・・・」
「えっ?クリフト?いつからいたの?」
「いえ、さっきからずっと。」
「・・・クリフト、これから私に着いてきちゃダメよ。絶対に。いいわね?」
アリーナは真剣な表情になり、怒っていった。
「えっ?何故?」
「いいから!」
アリーナは大声を出した。
そういってアリーナは走って去っていった。
しかし当然クリフトはおとなしく引き下がるわけもいかず、こっそりついていった。
アリーナは近くの洞窟へ行った。黄金の腕輪が眠っていた洞窟へ。
アリーナは黄金の腕輪があった宝箱の底のスイッチを押した。すると新しい扉が開いた。
アリーナは奥へ進んだ。クリフトも続く。
奥へ進むと小屋がある。アリーナはそこへ着くと荷物を取り出した。
炎のツメ、羽根帽子、天使のレオタード。それは魔物を倒した時の装備だった。
まもなく、魔物の気配を感じる。とてつもなく邪悪な魔物気配が。
「来たわね。」
アリーナが待ち構えていたようにかまえ、先制攻撃をする。
会心の一撃。魔物は倒れた。
「あっけない。まだ倒れてないかも。」
アリーナは隙を見せなかった。倒れてから大して時間もかけず、魔物は笑った。
そして、アリーナに呪文をかけた。
「!!・・・何これ、体が動かない。」
アリーナは金縛りにあっていた。この呪文は魔族に伝わる呪い。金縛りの他にも恐ろしい効果がある。
「・・・やっぱり。魔族の奴ね。でも、こんなことをして一体何に?」
魔物はアリーナの腹めがけて飛びひざけりを放った。
「かはっ」
アリーナは血を吐いた。しかし、体が、足が動かない。
たまらずクリフトが飛び出し、魔物を小屋の外へ追放した。基本的に力は強くない魔物だ。武術の心得が無いクリフトでもダメージを与えられた。
すぐにクリフトは小屋の扉を閉めた。するとドアノブが消えた。
クリフトは不思議に思ったがそんなことは気にせずアリーナの元へいき、すぐに回復呪文をかけた。しかし、呪いは解けない。
アリーナは目を覚ました。
「姫!!」
「なんで付いてきたの?あれだけ付いてくるなっていったのに。」
アリーナは怒っていた。真剣に、冷たい表情で
「すいません。でも姫の御身が心配で心配で。」
「私は一人で大丈夫だって・・・」
「大丈夫じゃありませんよ。少しは私を頼りにしてください」
「でも、私のために他の誰かが傷つくなんて・・・それだったら私は何のために強くなったの?」
「・・・いいのです。私は常に姫の隣にいたいのです。しかし、さっきの魔物のことを知っていたみたいですがあれは一体?」
「サントハイムの王族には予知能力があるっていうでしょ?私、今朝私の身に何かが起こる。私がいなくなるというお告げがあったの。」
「!!・・・ではまさか城の人を巻き込まないために?」
「ええ。でもそれは無理だったみたい。あなたがここに来たおかげで。」
「・・・」
「ごめんね。クリフト。私の勝手な行動のせいで、あなたを死なせてしまうことになる。」
「・・・」
クリフトは黙り込んだ。愛する者が死ぬのは何より悲しいことだった。
「でも私が・・・いえ、あなたがここに来て私と共に戦ったおかげで、あいつはここを出ることは出来ない。あの宝箱のスイッチを押せば小屋の扉と森の入り口が開く。つまりここの扉を閉めればあいつはこの森から出ることは出来ない。いいザマよ。」
「では私は姫とずっとこのまま二人きりで?」
「クリフト?顔赤い。最後に聞かせて。あなたは私のことをなんて思ってるの?もしかして・・・」
アリーナはずっと気づいていた。クリフトの思いは隠しきれていなかった。気づいてないフリをしていただけだ。
一瞬の沈黙。それをやぶるようにアリーナはまた血を吐いた。
「姫!」
「はぁ・・・やっぱり呪いの・・・力ね。早く・・・私の質問に・・・答え・・・」
「はい。私は姫の、貴方のことを愛しておりました。サントハイムの神官になったのもあなたに近づくため。近付く度に好きになっていったのですが、それは叶わぬ願い。」
「私・・・クリフトと一緒に・・・いる・・とき・・・が一番楽し・・か・・・た」
「姫・・」
「私・・・も・・すぐ・・・いな・・くなる。ご・・めんね。先に・・・」
クリフトは首を振り、アリーナの唇に自分の唇を近づけた。
アリーナも最後の力を振り絞ってクリフトに抱きついた。
「あ・・りがと」
SSキタワァ・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!
。・゚・(ノД`)・゚・。
749 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/28 18:16:45 ID:Icr7S+TT
玉子焼きが食べたくなる文章だな
何で卵焼きなんだw
アリーナの手足をもぎ取りたい
752 :
744:04/11/28 22:35:39 ID:4wBtWtnt
>748-751
コメントありがとうございます。
ここに書くのは初めてです。批判されるかと思いましたが良かったです。
文はぎこちないですがこれからなんとか練習します。
続きも2つに分けて考えてあるんですが投稿しても良いですか。
754 :
744:04/11/30 00:12:19 ID:tnkn6oP6
魔族の王デスピサロ、真の黒幕エビルプリーストを倒してすっかり平和になった世の中。
魔物はいなくなったはず。しかし世の中は再び魔物にあふれました。
事の真相を確かめるべく、勇者導かれし者達は再び集結しました。
「なぁに?勇者。話って?」
最初に着いたのはマーニャ達だった。着くなりマーニャはぶっきらぼうに尋ねた。
「きっと、魔物のことですよね?勇者様」
ミネアもマーニャも相変わらずのようだ。勇者は微笑んで返事をした。そしてしばらくしてライアンとトルネコが来た。
アリーナ達が来ない。
勇者達は一晩待った。しかし一行に来る気配が無い。
勇者達の答えは、まだ気軽なものだった。
「アリーナ達はサントハイムから出れない」
誰もが疑いもせずこう考えた。しかしその考えは間違っていた。
混乱のサントハイム。
また姫が城から抜け出したらしい。これはいつものこと。しかし今回は様子が違う。
勇者は教会付近にいたブライを呼んだ。
「あぁ、勇者殿。聞いてくだされ。実は王様の、例の未来予知が・・・」
ブライは勇者の姿を見るなりこう嘆いた。
勇者はブライを慰め、王様のところに行くように勧めた。
王「おお、勇者殿、実は・・・アリーナが大変なことに。北東の方に恐ろしい邪気を感じる。そなたなら分かるだろう。そこに、アリーナがいる気がする。
しかし、わしがいったところでその邪気にはとても適わないだろう。そこで、おぬし達にいってほしいのじゃ。頼む。おぬしだけが楽しみなんじゃ」
王は頭を下げた。返事が少し遅れるとひざまずき、土下座まで。慌てて勇者は返事をした。
王「そうか、では頼むぞ。健闘を祈る。」
王はそう言って心配そうに勇者を見送った。
ミネアの水晶玉には、8つの炎のうち2つの炎が、弱々しく光っていた。
755 :
744:04/11/30 00:34:14 ID:tnkn6oP6
勇者は邪気が強く感じられる洞窟へ行った。
「ここは邪気が強いです。ブライさんとトルネコさんはここで休んでいた方がいいと思います。」
ミネアが行った。ブライは不機嫌そうにこう答えた
「それはつまり年寄りは来るなということかね?姫様がどんな目にあってるか分からないというのにわしだけここにいるなんてとんでもないこと。分かってくださるな?」
「やはり。そうですか。」
ミネアが言った。トルネコは申し訳なさそうにこう言った。
「すいません。私にはこの洞窟はきつすぎるようです。申し訳ないが馬車で休ませてもらいます。」
「トルネコ殿もそうですか。実は私もこの邪気には・・・」
ライアンが言った。
勇者は魔力のある4人が洞窟に入り、二人は馬車で外を見張るように言った。
そして、数々のダンジョンをクリアした勇者はあっという間に、最深部へたどり着いた。
「どうもこの宝箱が怪しいわね。コーミズの洞窟みたいにスイッチを・・・あっ。あった。なんて簡単な仕掛け。」
マーニャは迷うことなく、スイッチを押した。その瞬間、扉が開きあの魔物が襲い掛かってきた。
魔物は斧を振り回し、勇者に切りかかった。
鈍い動きの攻撃を避け、すぐに戦闘態勢。
本当にこいつがアリーナとクリフトを倒した奴なのだろうか?
勇者ははっきりと疑問に抱いた。
勇者はしばらく上の空だった。
「勇者殿、早くそいつを」
勇者はわれに返り、魔物に切りかかった。魔物は勇者に向かい、呪文をかけた。呪いの呪文だ。
勇者ははっとよけた。はずれた呪文は木に辺り、命を持ち勇者に襲い掛かってきた。
「間違いない。これは呪いの呪文。勇者様、そいつを倒せばアリーナさん達は救われます。」
ミネアはそう言い、戦闘に参加した。2人も続いた。
戦闘は圧倒的に勇者達が有利だった。そして・・・
「倒れた?これで姫様は救われるのじゃろうか?」
「いえ、まだ倒れてません、こいつは何回でも蘇ります。姉さん、とどめをお願い」
「はいよ。」
マーニャは軽く答え、炎の呪文をかけた。魔物は跡形もなく、消えた。
756 :
744:04/11/30 00:53:12 ID:tnkn6oP6
奥には石化されたアリーナとクリフトが倒れていた。
「姫様」
ブライはすぐにアリーナの元へかけよっていった。
他の3人も続いていった。
「・・・落ち着いてください。今、呪いを解く呪文を唱えます。」
ミネアはずっと使っていなかった呪文を唱えた。それは成功し、たちまち石化が解けていく。
二人は蘇った。しかし、意識ははっきりしない。
まずはサントハイムへ戻った方が良い。そう判断した勇者はすぐにサントハイムへ向かった。
しばらくして、クリフトが目覚めた。
ここは見慣れたサントハイムの部屋。いつも寝ている布団だ。
クリフトはしばらく呆然としていたがすぐに夢に覚めたように部屋を飛び出す。
体はまだ健全とはいえなかった。
「この騒ぎは一体・・・?」
クリフトは騒ぎの中心へ向かった。そこにはアリーナが眠っていた。
「姫!!」
そう叫んだ声は人ごみのどよめきに消された。
クリフトは人ごみをおしのけ、アリーナの元に。
クリフトが現れるなり、王は怒鳴った。
「クリフト!!あれだけ城から外に出すなといったのに。何故出した。」
クリフトは言葉が出なかった。
「王様、クリフトさんは悪くありません。どうか怒らないで」
ミネアが言ったが、王は表情を断固として変えなかった。
「何よ!終わったことをくよくよ悔やんでも仕方ないじゃない。この腰抜け王!」
マーニャは乱暴にミネアを引っ張って城の外へ出て行った。
戸惑っているクリフトに王の罵声が飛ぶ。
「クリフト、出て行け、お前はこの城に必要無い。」
クリフトはすぐに出て行った。行き先は、決まっていた。
757 :
744:04/11/30 01:11:52 ID:tnkn6oP6
頭を冷やしたのか、マーニャとミネアは城に戻ってきた。
王に賛成、反対
勇者達の中でも大きく仲間割れが発生していた。
王に逆らったクリフトが出て行くのが当然だという者、
アリーナのために尽くしたクリフトは悪くないという者。
魔物は倒れたが勇者達の結団力は間違いなく落ちていた。
クリフトはすぐにソレッタへと向かった。
「すいません、パデキアを、パデキアの根っこを分けてください。」
クリフトは泣くようにいった。
「どうした?分かった。分けてやろう。すぐにもって行きなさい。」
村人は妙な感覚を覚え、パデキアを分け与えた。
キメラの翼を使い、クリフトはサントハイムへ戻った。
夜になり、クリフトは兵士に見つからぬようにアリーナの元へいった。
アリーナの部屋には誰もいない。クリフトはパデキアの根っこを煎じ、飲ませた。
「うっ・・・」
「姫!」
「クリフト!」
アリーナは顔を赤らめてクリフトの方を向いた。あんなことがあったばかり。仕方の無いことだった。
その瞬間、兵士が入ってきた。
「やはり入ってきたか。さぁ着いて来い。牢屋行きだ。」
「・・・やはりそうですか。さようなら、姫様。」
「クリフト?え?何でさよならなの?もっと話をさせてよ、」
「姫?お目覚めになられたのですか。とにかく、このような男に近付いてはなりません。」
アリーナは全く意味が分からなかった。ただ、兵士を止めるばかり。
クリフトは姫を助けられたことを喜び、牢屋に入った。しかし、もう少しだけ話をしたい。
そういう気持ちの方が圧倒的に強かった。
GJ!支援!…って要らなかったらゴメ。結末、二つとも知りたい。
759 :
744:04/11/30 01:31:31 ID:tnkn6oP6
アリーナは一晩中泣いていた。
声をかける王の話も聞かず、勇者達の方も見ようとはしない。
王は考えた。アリーナにはクリフトが大切な存在だということを。
しかし、一度決断を固めた王は頑固だった。黙って王座に帰っていく。
王に賛成してた者もアリーナの涙を見て、すっかり考えは変わっていた。
勇者達はただひたすらアリーナを慰め、謝った。しかしアリーナの涙は止まらなかった。
「一人にさせてあげましょうよ。」
その言葉に釣られ、皆は部屋を出て行った。
その時を待っていたかのように、アリーナは着替えを始めた。
アリーナは牢獄に行き、見張りの者に激しいパンチを繰り出した。
「ごめんね。しばらく眠っていて。」
アリーナはそういって、持っていた鍵でクリフトが入っていた牢獄を開けた。
クリフトは言葉が出なかった。目の前にいるのは間違いなく、アリーナ姫。
クリフトがアリーナの名前を呼ぼうとした時、アリーナはクリフトの腹に思い切り殴りかかった。
クリフトは気絶した。
760 :
744:04/11/30 01:33:44 ID:tnkn6oP6
「はっ」
クリフトは目が覚めた。
「起きた?」
耳元には聞き慣れた声が。
「あなたをここまで連れてくるの大変だったんだからね。」
「えっ?どういうことでしょうか?」
「今のお父様、変。前までは優しかったのに。だから、私は城を抜け出した。」
「いけません、姫様。帰りましょう。」
アリーナはその言葉に敏感に反応した。
「やっぱりそういうと思った。今、帰るとあなたはまたつかまる。下手をすれば死刑になるかも。だからあなたを黙らせたの。
あの日のこと、あなたの告白。私ちゃんと聞いた。だから、私達は私達だけで暮らしましょうよ。」
アリーナは顔を赤くしながら言った。クリフトは言葉が出なかった。
「どうしたの?早く答えてよ。好きなんでしょ?私のことが?」
「はい。でも・・・」
「でも・・・何?はっきりなさいよ。・・・でも、そういうところがクリフトのいいところなのよね。」
クリフトの顔は赤くなった。そして、答えた。
「姫、私もこれから一生あなたに尽くしていきたいと思います。」
クリフトはようやく決断した。しかし、それは愛する国、サントハイムに背く行動でもあった。ようやく叶った願い。なのに何故こんなに苦しい思いになるんだろう?
「ふふっ。ありがと。」
アリーナは微笑んだ。
唯一の後継者をなくしたサントハイムは滅んだ。
761 :
744:04/11/30 01:37:33 ID:tnkn6oP6
終わりです。明日も朝早いので早く終わらせたかったのですが、大分長引きました。
最終的にクリフトとアリーナがラブラブになって終わりであれば良いと思ったんですが王とブライが悪役になってしまいました。
もう少しストーリーをはっきりさせたかったです。最後しか決めてなかったので反省。
もう一つの方も最後の方しか完成してないので明日明後日ゆっくりと考えます。
木曜日あたりにはかけると思います。
758さん支援ありがとうございます。
>761
面白かったよー!もうひとつも楽しみに待ってます
ワクワク
アリーナ:大体私はイニシャルがNの奴は信用せんのだ。ああ、こいつはNかと思うと
いつの間にやら横になってZになっている。
甚だしい奴は更に裏返ってSになっていたりする。まったくひどいもんだ。
クリフト:・・・俺のイニシャルはそのどちらでもない。
>>761 GJ!もうひとつの方楽しみにしてます!
ガンガレ!
>>763 なんのコピペかわからんが、ワロタ気がする
クリフト:「ボッキボッキ!!ボッキボッキ!!」
アリーナ:「まんこビロビロ!!まんこビロビロ!!」
この後、サントハイムは滅びた。
アリーナが睡眠薬を常用〜ってのをたまに見るんですが
どの辺のエピソードでそーゆー話が出てくるんですか?
滅んだらイカンだろww
>761
乙!
欲をいえば、つまらない結末なんだろうけど
国が滅びるよりは女王とその夫として暮らすのがよかったかも。
まぁ5を見る限り
数百年後には滅んじゃってるしね・・・
アリーナたんがガーデンブルグで牢に入ってる画像キボンヌ
772 :
744:04/12/02 22:34:46 ID:SwMYq2I+
デスピサロを倒した勇者達の伝説から数百年。
数え切れないほどの年月がすぎ、再び魔王は復活した。
しかし、長い念が津の間に勇者もまた誕生した。
勇者と魔王の戦いは勇者が勝利した。父、母、双子の兄妹、それと心を改善したモンスターと共に。
この話はそんな時代の物語です。
「もう、あの子達ったら勉強の時間にどこへ行ったのかしら」
伝説の勇者の父の妻。つまり勇者の母は、子供達に勉強をさせていた。
「まぁ、あの子達もまだ遊びたい年頃なんだろう。」
「もう、あなたがそんな調子だから!」
勇者の父と母はいつも通りの喧嘩をしていた。平和な証拠だ。
子供達は広場にいた。
「あぁ、勉強なんてめんどくさいよ。魔物を倒してたころが懐かしい。」
少年の名はコーリス。世界を救った勇者の血をひくものだ。
「魔王を倒してからはすっかり魔物もいなくなっちゃったね。お父さんの仲間達も」
そんな少女の名前はラン。コーリスの双子の妹だ。
二人は旅をしていたころの思い出を語り合った。そんな話をしている内に・・・
「やっぱりここにいたのね?」
「あっ、お母さん」
この日も王の部屋で説教が繰り返された。こんなのんきな王族だから国民も安心して暮らせる。
ある日、コーリスは珍しく真面目に本を読んでいた。
「あら、コーリスが勉強するなんて珍しいじゃない。何の本?」
「これは、伝説の勇者の本。僕もこの勇者の血をひくものだなんて未だに信じられないよ。」
「本当に戦闘が好きなのね。」
本のタイトルは「導かれし者達の伝説」
773 :
744:04/12/02 22:48:17 ID:SwMYq2I+
「ねぇ、ラン。昨日の本を最後まで読んだんだけど、面白い話が書いてった。」
「え?どんな話?」
今から数百年前、8人の導かれし者達が世界を救った。
勇者達はその後幸せに暮らしたが、その中のクリフトとアリーナは突然行方不明になった。
「ほら、こう書いてあるの。この人達を助けに行こうよ」
「えっ?何を言い出すのかと思ったらそんな話?行方不明って書いてあるから探すのは無理よ。」
「ところが、このサントハイム王の遺言というのに、詳しい居場所が書いてあるよ。」
「・・・じゃあ、いってみる?」
二人は好奇心と、近頃冒険をしていないストレスが溜まっていたのとで行くことに賛成した。
王の予言したところの穴を掘ると、洞窟は簡単に出てきた。
コーリス達は言い伝え通り奥へ進んだ。
宝箱のスイッチを押し、更に奥へ進んだ。奥には男性と女性が石化して倒れていた。
「わーっ。きれいな人達。」
「そんなこと行ってる場合じゃないでしょ。早く呪いを解いてあげましょうよ。」
ランがそういうと、コーリスは言い伝え通りにシャナクの呪文を唱えた。
二人は呪いから解放された。
774 :
744:04/12/02 23:26:06 ID:SwMYq2I+
長い帽子をかぶった優しそうな人が立ち上がった。
「君達が・・・呪いを解いてくれたのですか?」
コーリスは目の前の光景に不思議な感情を抱いた。
「あなたは・・・クリフトさんですか?」
「私の名前を知ってるのですか?あなた達は何か知っていそうですね。もしよければ教えてもらえませんか?」
コーリスは言っていいのか迷いながらも事情を告げた。
クリフトは少年達に例を言うとすぐにアリーナの元へ駆けつけた。アリーナはまだ眠っていた。
「姫!」
クリフトがアリーナを起こした。アリーナはすぐ起きた。しかし様子が違う。
アリーナはいきなりクリフトを殴りつけた。
「ひ、姫・・・何を」
予期せぬ事態にクリフトは絶句した。
クリフトの荷物から綺麗な光が落ちた。
ただ呆然と見ているしかなかったコーリス達はその光の結晶を拾った。
この光は数百年前、クリフトが勇者と冒険してたころに見つけました。
勇者達は冒険の途中にとある洞窟に寄っていた。
クリフトが馬車の掃除をしていると、荷物からきれいな宝物のようなものを見つけた。
「あら、クリフトさん、どうしてそれを?」一緒にいたミネアが聞いた。
「ここにあったのですが、何か知ってるのですか?とても綺麗ですね。」
「それは信じる心というものです。そういえば、前クリフトさんの恋愛運を占ってあげたことあるでしょう?」
クリフトはこっそりとミネアに頼んでいた。
「あの占いによると、あなたの恋愛にこの宝物が必須だと出ていました。これは勇者様が私に、とくれたものでして、良かったら差し上げましょうか?」
「本当ですか?ありがとうございます。」
クリフトはミネアの占いを信じ、いつもこの宝を持ち歩いていた。いつかアリーナとの恋が結ばれるかもしれないと信じ・・・
勇者達が洞窟から戻ってきた。アリーナは無邪気に言う。
「あーっ、楽しかった。クリフトー。ホイミして。」
「あっはい。今すぐ」
いつか・・・報われるのだろうか
775 :
744:04/12/04 00:04:40 ID:hTFkHWKR
アリーナは操り人形のような目でクリフトを殴り続けた。
その時、信じる心が生命をもったような動きをし、淡い光を帯び始めた。
アリーナの体から黒い影が出た
「クリフト!」
「ひ、姫様?あぁ・・・正気に戻られたのですね。」
アリーナは長い間自分が封印されたために溢れた感情を抑え切れなかった。
アリーナは泣き声をあげ、クリフトの胸に抱きかかり大声で泣いた。
「お父さんとお母さんもあんな風だったのかな。」
「あっ、お城に帰りたくなったの?」
「帰ったらまた怒られちゃうね。」
「勇者様!」
クリフトの声。
「この度は本当にありがとうございました。おかげで呪いから、二人とも開放されました。このお礼は必ずさせていただきます。」
「ありがとうね、小さな勇者さん。」
「・・・とりあえず、地上へ戻りましょうよ。」
4人は皆幸せそうな表情であった。
続く
思ったより多くの人に感想をいただいたのでもう一つの続編書きました。
一応天空シリーズの設定を使った物語です。
王子達の名前には特に何の意味もありません。たまたま思いついた名前です。
もしよければ誰か連投解除してください。
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ヽ:::::::::::::.,-‐"~~ ~^`ヽ、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ. / / ―┼―┼―
ヽ:^~ヽ;;;;_、-‐::‐‐‐‐‐--、;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / | │
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ィ―| |`:; . ':|/ ゛ ~^` _,....,,,,_ ~;:|=――――/- // ニ|――ニ=-
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,'. ,' '"'、 '、 :::::: く '''''' ゚ jjヽゝ::、::、 .-ヽ_/ ニ= ニニ=-
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/i ヽ,_i///:`ヽ、  ̄"゙;_、-‐~-ヽ ヽiヽヽ `ー-'^ / i. ニ ニ|=
、ヽ // |;;ii~^'‐-‐''^ 、"~`;;ヽ ヽ;;;;iヽ`ー--‐'~ ノ | ニニ=-
iヽ、___ / //^~;i:::::::;;i' /‐-、 /;;i∩、‐-‐‐^~ノ |= ニ|-
やったわミネア、スリーセブンよ!!
778 :
744:04/12/05 13:41:28 ID:lCI33Qd7
「姫!」
クリフトがそう叫んだころにはもう遅かった。アリーナはあの黒い影に捕らえられていた。
口はふさがれ、手足も縛られ、何も身動きもできないまま。
その影は口を開いた。
「我が名はデスタムーア。忌々しい、我を封印した人類を根絶やしにし、今度こそはこの世を我が物としてくれる。」
「・・・なんだって?世界に平和が戻ったばかり。そんなことはさせない!」
コーリスは切りかかり、ランも杖を取り出し呪文を唱え始めた。しかし影はこういう。
「我はいままでこの小娘の魂を乗っ取っていた。再びこの娘の魂を地獄においやることもできる。それでも攻撃したいなら別だがな。」
3人は怒っていた。世界征服をする魔王の行為、そして愛する者の苦しみ。しかしそのやりきれない怒りはどこへいくともなく空回りし続けた
「クリフトさん、アリーナさん。ごめんなさい。僕には・・・いや、僕達には世界平和が必要なんだ。だから・・・」
そう言うとコーリスは数々の伝説を築いていった天空の剣でムーアを切り裂いた。
「ぐっ・・・やはり、人間なのだな。伝説の勇者といえども結局は自分が助かれ・・」
ムーアの言葉を最後まできくこともなく、コーリスはとどめをさした。
クリフトはアリーナに呼びかけた。半分以上が絶望に包まれたような泣き声で。
アリーナの返事は無かった。
779 :
744:04/12/05 14:13:19 ID:lCI33Qd7
クリフトはしばらく呆然としていた。現実から逃避するように。
何も考えていなかった。考えられなかった。目には自然に涙がこみあげてくる。
「クリフトさん、ごめんなさい。あの、その・・・」
コーリスはそれ以上言葉が出なかった。
「そんな顔をなさらないでください。勇者様の判断は正しかったのです。それなのに、私はろくな決断も出来なかった。情けないですね。勇者様、あなたはこれからも世界を守れる器を持っています。どうか・・・姫様の分も生きてください。」
クリフトは再びアリーナの元へ駆けつけ、アリーナの遺体を抱き上げた。
「勇者様、それではまた会うことがあれば・・・」
「待ってください!」
「なんでしょう?」
「もし、もしよければ僕達が住んでる、グランバニアに来ませんか?きっとお父・・・王様も喜ぶと思います。」
「それはありがたいですね。是非そうさせてください。しかし、私にはいかなければならないところがあるのです。用事が終わったらすぐに向かいます。」
クリフトはそういうとその場所へ向かっていった。
「クリフトさん達来るかな?」
「絶対来るよ!約束は絶対守る人だもん。」
「お父さん達僕が伝説の人たちを見つけたっていったらなんていうかな?」
「きっと驚くわよ。とにかく、先に帰ろうよ。」
「うん。そうだね」
こうして魔王は滅び、世界には完全に平和は戻った。
きっと天上の人にも喜びは届いているでしょう。
780 :
744:04/12/05 14:27:46 ID:lCI33Qd7
「姫様、ここはサントハイム族の王家が眠っている墓です。王様や王妃様、
もしかするとブライ様もここに眠っているかもしれません。長い間さびしい思いをさせてしまいました。しかしこれでもう、一人じゃありません。既に魂も体も無いかもしれませんが、いつか巡りあえるといいですね。それではさよ・・・」
クリフトが最後の挨拶を言い終わらないまま、そのまま涙を流した。いつも思い続けたアリーナのこと、その心の支えがいなくなってしまった。
クリフトは大声をあげて泣いた。近くの農村の村まで響く声で。
「クリフト!」
そう呼ぶ声がした。
「お前はよくアリーナを守ってくれた。」
「立派じゃったぞ、クリフト」
「王様?ブライ様?」
それはかつてのサントハイム王国の王とブライの魂であった。そしてあの人の声も・・・
「クリフト」
「姫・・・さま?」
アリーナはさびしげな表情と声でクリフトに語りかけた。
「ねぇ、クリフト。こっちに来てよ。」
「えぇ、もちろん。今いきます。」
クリフトはアリーナに引っ張られるように空へ舞っていった。
二人の伝説は、また始まった。
>>744 乙!
それにしても圧縮の頻度が多い
一日に一保守しないと落ちそう・・・
ほしゅ
小説版のアリーナが
天真爛漫ボクアリーナだったら…
時代は変わっていただろうか?
age
雑誌で見たが、いたストSPでアリーナとライアンの会話がある。
ア「クリフトなんか相手にならないわよねー、ライアン?」
ラ「いや、クリフトどのはこういうものは得意なのでは」
みたいな感じ。
アリーナ、クリフトをバカにしまくり。正直感じ悪い。
ライアンの方が好意的ってどういうことよ。
アリーナたんは素直に部下を褒めるのが照れ臭くて
わざとつっけんどんにしてるのさ(*´Д`*)
なんていじらしい女だ
(*´д`)ハァハァ
1:アリーナの両目を指で潰して悲鳴をあげさせる
792 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/12/16 01:03:15 ID:++Ymg5c6
ほしゅ
命乞いするアリーナの頭を拳銃で吹き飛ばしたい
虐殺厨キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
795 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/12/19 23:13:40 ID:TGxRmko3
age
まあ、リメイク4もありかと思ったけど。
アリーナは単純に異性をまだ意識してないんだよね。
ついでに格闘系に夢中だし。
クリフトの方が先に異性を意識してしまっていると。
だから自然にアリーナが成長すれば当然クリフトに目が行くと思うけどね。
もしくは神官修行のためにクリフトが旅立ったりしてその存在に気が付くとか。
身分についてはサントハイムに留まらず、世界まで救った一員なんで
問題はないと思う。
ちょっと話はずれるが8システムで4を再度リメイクして欲しいような気も。
その時にはもうちょい二人の恋愛関係も含めてやって欲しいような。
>796
異性を意識してないとしても、あまりの筋肉脳っぷりに目眩がした。
アリーナ単体で考えてもがっかりな性格設定。
ま、クリフトのほうがもっと気に入らないんだが。
仮に再リメイクしてもさらに悪化しそうだからもういい…
アリーナは予知夢は見ないんだっけか?
クリアリ二次創作SSにありがちなパターンだけど、
将来冒険に出ることがわかってて魔法使えないかわりに格闘を極めているとか
クリフトと結ばれるor結ばれない結末を知っていて
あえて意識しないように振る舞っているのだったらアレでもまだ納得いくんだが。
「ぶっとばしてやる!」「泣かしてやるんだから!」「めためたにするわよ!」
アリーナこんなんばっかだったなあ(´д`;
いたストですか?
マジですか
またかよ…
クリフトの詳細キボン
そんなアリーナの首を切断して五番街ゲート前に置こう
-1-
, ' ⌒ ヽ キノウノ ユメ…
/ ,ノノハ)) アリエナイ アリエナイ
(9ノノ(*-_-ノi ゼッタイ アリエナイ…
@ノノノ(つと)
. ん'vく/___iゝ クリフト ガ
. じ'i_ノ ワタシ イガイノ ヒト ニ…ナンテ
-2- ,.-− 、
. ||田| |
M ヒメサマ ||_|__|
. , ' ⌒ ヽ オハヨウ i、_,..」
. / ,ノノハ)) ゴザイマス 八^ヮ^|"ゝ
(9ノノ;゚O゚ノi "Kキチ~ス
. @ノノノ(つと) ケサハ レi÷-∪
. .ん'vく/___iゝ オハヤイ Li_,_/」
じ'i_ノ デスネ .じ.し'
-3-
クリフト!! , ' ⌒ ヽ
アンタ ッテ . / ,ノノノ)) −、
ワタシニダケ ヨワイ ト . ((9ノノ#`(フノi.田||
オモッテタ ノニ .@〃とヾ二)つ___|| グハッ
フツー ニ ヨワカッタノネ!! ん'v、ノ/__!、∴_i ∴・∴
. 〈_ソ`ー'∴0~ノゝ ∴・∴・ ∴
コンヤ スゴロク ノ ・ ∴ Kキチ~ス ・∴
トックン シタゲルカラ!! 。' . レi÷-∪
. Li_,_/」
じ.し'
-4- ,.-− 、
||D.| |
__△__. ||_|__|
ヽ_B_/ こんな二人も出場している i、_,..」
カカッテ / ,ノノハ))n FF&DQ 八-_-;|゙ゝ
キナサーイ!! (9ノ∩^ヮ^ノ(目. in . "Kキチ~ス ドーセ
@〃バ,)~二)/ いただきストリートspecial は レi÷-∪ ヘタレ デスヨ…
ん'vく/___iゝ 12月22日 発売です Li_,_/」
じ'i_ノ じ.し'
>>797さんのレス読んで思いついたネタです。
いたストのクリフト……即断即決で運の良さがめちゃ高いアリーナやビアンカより弱いのは仕方ないとして、
ライアンやカンダタより弱いってのはどういうことっすか!
優柔不断+熟慮断行型の石頭秀才タイプの宿命か……。
今回のいたストが、公式ゲームでのDQ4キャラ最後の勇姿、なんてことはないですよね……。
クリフトDランクってどうよ・・・頭悪いの?
神官だから俗世の駆け引きは苦手ってことなんでしょうか・・。
でもアリーナはCくらいだと思ってましたよぢつは。
>>807を見て、4コマ劇場の扉絵で描かれていた
バニーガールとアリーナに囲まれ赤面しながら
ポーカーをするクリフトを思い出した。
ちなみに、その後ろのスロットではマーニャがw
809 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/12/23 15:33:56 ID:QCvTcZ1l
age
>>808 あーなんか覚えある。当時中学校だったかな。
ウプしてちょー
いたストはどんな感じ?
一部のキャラが毒吐きらしいが、この二人はどうなんだろ。
いたスト未購入だけど、ここらへんの評判とか報告とか見ると
なんつーか、そりゃクリフトDランクだわと。
雑誌にも、「神官らしく正直な行動をとる」と書かれてたし、
慎重でお人よしの正直者はこのゲームで強者にはなれないって。
見ろよ、フローラさんやらモーグリやらのはっちゃけぶりを…
いたスト購入age
アリーナ「こういう話がある。昔々在る所に磁石が住んでいた。その隣人は砂鉄だった。砂鉄
といっても躓きの事じゃない。砂の鉄だ。ある日2・3粒の砂鉄が磁石の所へ遊びに
行ったらどうだろうと思いその考えを口にした。近くに居た砂鉄もその話を耳にして
その会話に参加した。そしてついに砂鉄全体でこの問題を論じ合った。」
クリフト「そんな砂鉄があってたまるか。」
アリーナ「これは例えだ。磁石たちは議論を続けた。喋っているうちに漠然とした
願望だったものが一つの衝動にまで高まっていった。さらに彼らは無意識のうちに
磁石の方へじわじわと近寄っていった。果てしなく議論は続き、『磁石は隣人
なのだからそこへ行くのは自分たちの義務であり、当の昔に行っていなければ
ならなかったのだ』という声も出た。話しながら彼らはますます近づき自分たちが
近づいていることに気づきもしなかった。ついに痺れを切らした連中が抑えきれない
衝動と共に一同が叫んだ。」
アリーナ「『待っても無駄だ!今日行こう!今行こう!すぐ行くぞ!』彼らは塊となって
さっと動き、次の瞬間に四方八方から磁石にしがみついていた。」
「はっはっは・・・。磁石はひどく笑ったそうだ。何故なら砂鉄たちは自分たち
自身の意思でその訪問をしたということに何の疑いも持っていなかったからだ。
わかるかね?つまり、自由意志なんてものは幻想に過ぎない。そう、私が磁石で
君が砂鉄だ。そうやって抵抗しているようでも実は知らぬ間にじわりじわりと私
の望む方向へと動いているという事だよ。ま、もう少し冷静になって考えてみる
事だな。」
クリフト「・・・磁石の隣人が砂鉄じゃなくて、砂糖だったらどうなったんだぁぁ!!」
アリーナ「磁石の所まで行くまでもなく、蟻に食われただろう。フッハッハッハッハ」
いたスト出場要請を受けて、サントハイムから会場までの二人旅(;´Д`)ハァハァハァハァ
自キャラクリフト使ってCOMをアリーナ・ライアン(ついでにスライム)にして
1位になったらアリーナが
「クリフトのこと見直した」
みたいなこといってたよ。
818 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/12/31 04:35:36 ID:ghDP4SzO
age
アリーナの右足
820 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/12/31 09:36:40 ID:4IUxjVw9
つーか結婚できねーし
すっかり活気がなかなってしまったけどこのスレは今でも神だと思ってます…。
保守しつつ、ネタが浮かんだら投下するとしますか。
武術大会優勝後からクリフトが病に倒れるまでのSSキボンヌ保守。
今年もいい物読めますように(・∀・)
SS書いていい?
おねがいします!
アリーナを焼いた。
「きゃああああ!!!」
アリーナは死体となった。
完
ここはエンドール。王が趣味で開いた武道大会が大変な事になっていた。
モニカ姫を巡って争いをする男達を次々と倒していく少女。
そして、挑戦者達を半殺しにする卑劣な攻撃を繰り返すデスピサロと名乗る者。
予選に勝ち上がったらこの二人に否が応にも注目は集まった。
「姫様!決勝進出おめでとうございます」
大会を勝ち抜いた少女に声をかけたのは彼女と共に度をする神官だった。
彼らはサントハイムの姫であるアリーナを助けながら度をしている。
実際にはアリーナが一番強いのだが。
「当然よ。予選なんか雑魚ばっかり。あぁ・・・早く強いのと戦いたい。」
少女は眼を輝かせていった。
「あぁ・・・姫様は・・・その眼をもっと女の子らしいことに使ってもらいたいですぞ。」
少女の姿を見てわざと聞こえるように彼女のもう一人の付き人・魔法使いブライが呟いた。
少女の耳にははっきりとその声が入ったが、わざと聞こえないふりをした。
「・・・姫、今日の戦いを祝ってプレゼントがあるんです。」
クリフトが場の沈黙を明るくするようそう発言するとアリーナは嬉しそうに食いついた。
「ほっほっ。何じゃ?首飾りか?耳飾か?」
ブライがそう呟く横で箱を空けるアリーナ。
「うわーっ」
先ほどまでの闘っている武闘家とはまるで違うかわいらしい声をあげる少女。
その箱の中には鉄でできた爪が入っていた。
「ありがとう。クリフト!一生大切にするね」
そう言うと、アリーナは早速爪を装備した。
「喜んでもらえて良かったです。似合いますよ。姫様」
アリーナは爪を装備した自分の手を上げて、かがやくそれをながめていた。
「クリフト、ブライ、おやすみ」
夜になり、アリーナは町の宿屋で休息をとった。
「おやすみなさい。姫様」
2人はそういうと、しばらくして寝静まった。
「決勝か・・・一体どんな強い奴がいるんだろ・・・」
そんなことを考えていたら、目が冴えて眠れなくなってきた。
「・・・町の中散歩してこよっ」
そう言うとアリーナは着替えて外に出た。
「・・・この爪、どんな威力なんだろう。」
すっかり人のいなくなった町中でアリーナは鉄の爪と会話をしていた。
鉄の爪が喋るわけないがアリーナにはまるで爪がまるで話しかけてきているようだった。
「眠くなってきちゃった。帰・・・」
その時、恐ろしい殺気が背後から近づくのがはっきりわかった。
「・・誰?」
怖くて震えていた身体からなんとか声を振り絞った。
「お前が、アリーナか。」
アリーナの前に彼女と同じ爪が彼女の首元に襲い掛かった。
「や、やめ・・・」
「ははは。怖がるなんておてんば姫らしくないな。」
男はそういうとアリーナの首元から爪を放した。
「明日、お前の大切な物を奪う。憎き人間どもを全て根絶やしにする。導かれし者め。無様な泣きっ面を拝ませてもらったぞ。」
そう言うと男は不適に笑いながら立ち去っていった。
アリーナはまだ震えが止まらなかった。
「怖い・・・怖いよ。私、殺されちゃうのかな・・・」
そう思ったが、すぐに首をふった。
「いいえ。絶対に勝ってみせる。大丈夫よ。この爪があるんだもの。」
アリーナは宿屋に帰った。
泣ける話が読みたいんだよ〜!過去レス読んで涙ポロポロ。
次スレには神作品をテンプレにヨロ。作者の同意がないとダメかな?
「何と言うことでしょう。あの小さな少女が決勝を勝ち進みました。残るはあと一戦です。」
盛り上がる会場に流れるアナウンス。
「………」
会場に流れる沈黙。誰も来ない会場。
「いません!ピサロが、どこにも」
会場がまたざわめく。
「何ですって?」
アリーナがそう言うが、事は進み、アリーナは優勝ということになった。
王と王女から礼を言われ、アリーナ達はエンドールを出た。
「ア、アリーナ・・・様・・・」
足元で兵士の声がした。
今にも死にそうな声。
「どうしたの?私はここよ!・・・ねぇ・・・ねぇ!」
返事はなかった。
「まさか・・・クリフト!ブライ!急いでサントハイムへ。」
サントハイムの城門はいつものとは違う、まるで決勝前日の夜のように・・・
「誰もいません・・・一体これはどういうことなんでしょう。」
クリフトが誰に問うともなく言った。
「ピサロ・・・ピサロがやったの!全部、あいつが!私達の・・・宝を」
「姫!あの男がどうなさったのですか。」
クリフトが感情的になっているアリーナに問いかけた。
アリーナは真相を2人に話した。
「許さない・・・絶対、あいつをとっ捕まえてやる!」
おてんば姫の冒険はまた始まった。
「ブライ!何グズグズしてるの?早くピサロを倒すんでしょ?」
「待、待ってくだされ。」
そんな二人のやり取りに、クリフトが仲裁に入った。
「姫、急いだら先を見失います。焦る気持ちも分かりますが、自分のペースを崩しててはいけません。」
クリフトの言葉に、アリーナは納得した。
「・・・あら、ここいつの間に橋が出来てたんだ。泳いで渡ろうと思って皆の水着持ってきたのに。残念ね。」
アリーナは少しため息をついたが、すぐに向こうの洞窟を超え、宿屋についた。
「もう暗くなってきましたし、今日はここで休みましょうよ。」
クリフトが提案し、ブライも、アリーナも渋々納得した。
就寝前、アリーナは一人の男に声をかけられた。
「お嬢さん、お嬢さんもこの砂漠を?」
男が言うとアリーナは返事をした。
「うん。この先には何があるのかしら?」
そう言うと、男は笑って答えた。
「この砂漠の向こうにはまだ知らない色々なものがあるんだよ。」
「ふーん。ありがと。じゃあ、おやすみなさい。」
そう言うとアリーナは眠りについた。昨日はロクに寝れなかったので久々の睡眠といった感じだ。
朝、馬車の中に入り、砂漠をかけぬけた。
「わーっ、早い」
アリーナが言うとホフマンは笑って言った。
「当たり前さ。このパトリシアは俺の一番の相棒なんだ。
ところで、お嬢さんを向こうまで届けた後あの宿屋の東の洞窟にあるっていう宝をとりたいと思うんだ。
ずっと取りたいと思っていたんだ。」
とホフマン。
「大丈夫よ。ホフマンならきっと。きっと夢叶えてね。」
馬車の片隅には仲の良さそうな好青年と楽しそうに話しているアリーナをじっと見ているクリフトがいた。
港町コナンベリー。この町には一日に一回、ミントスへ行く便が出る大きな町である。
アリーナ達は馬車を降り、しばらくこの付近でデスピサロの情報を調べたが、まるで情報が無かった。
1ヶ月ぐらい経っただろうか。砂漠の向こうにいるホフマンのことを気にしながらもアリーナ達は船に乗った。
「姫、わしは少し疲れたので休ませてもらいますぞ。」
「うん。お休み!・・・クリフト!甲板行こっ」
アリーナはクリフトを誘った。
甲板につくと、クリフトから話しかけた。
「姫、最近お元気ですね。城のことで少し不安だったんですが」
「うん。あの時は悲しかったけど、いつまでも落ち込んでいたらお父様も悲しむでしょ?それに、クリフトが側にいてくれるもの。」
「姫・・・」
「・・・ね、ねぇ。お願いがあるの。」
「なんでしょう?」
「いつまでも、私の側にいて。」
そのアリーナの言葉に、クリフトは少し顔を赤らめたが、しばらくしてこう返した
「ええ、もちろんですよ。」
「ありがと。あっ、もうすぐつくよ。」
そう言うと2人はブライが寝ている部屋へ向かおうとした。
その時、急にクリフトがその場に倒れた、
「クリフト?クリフト・・・ねぇ、クリフト、どうしたの?」
「お医者さん!クリフトの、クリフトの容態は?」
ミントスで嘆く少女の声。
「今、流行りの伝染病です。大変申し上げにくいんですが、この人の命は、残りわずかなんです。」
医者がそう言うと、アリーナは泣きながら言った。
「そんな・・・クリフトは今までずっと無理を・・・」
「ええ。ずっと無茶をしていたんでしょうね。病原体が異様に発生しています。」
「クリフト・・・馬鹿・・・なんでこんな無茶を・・・この病気を治す方法は?」
「・・・あるには、あります。」
「あるの?教えて!」
医者の話を聞くと、止めるブライの声も聞かず飛び出した。
―もう、大切な人を失いたくない―
「ここで種を探せばいいのね。よーし」
アリーナは意気揚々と探索を始めた。ここは一人でも楽に倒せる魔物ばかりだ。
でも、肝心の種は見つからない。幾度となく倒した魔物達。あれから何時間経ったんだろう。
最深部で見つけた宝箱。その中には、何もなかった。
「そんな・・・クリフト・・・うっ・・・」
アリーナはその場で泣き崩れた。
「クリフト・・・クリフトぉ・」
アリーナがミントスに帰った時にはもうすっかり日が暮れていた。
「クリフト・・・ごめんね。私、あなたを助けられなかった。」
クリフトは何も答えなかった。すでに息をするのも苦しそうだった。
「クリフト・・・死なないで。離れないって言ったじゃない。」
アリーナは泣いた。サントハイムでもただの一度も流さなかった涙を落とした。その時、部屋の扉が開かれた。
「アリーナさん、あなたがアリーナさんですか?
自分と、いやクリフトと同年代くらいの男が尋ねた。」
「そ・・・う。私がアリーナだけど・・・何か?」
アリーナは涙を拭ってその少年の方を向いたがすぐにまた涙がポロポロとこぼれた。
「泣かないでください。今、クリフトさんを助けますから。」
そう言われると、アリーナは泣き止んだ。クリフトが、助かるんだ。
男はパデキアの根を煎じて飲ませた。
「う・・うう・・姫」
「クリフト!」
アリーナは声をあげて泣いた。それを見ていた周りの人たちもそんな2人を見て微笑んだ。
「あの・・・皆さん、本当にありがとうございました。」
クリフトが深々と頭を下げると、すぐ旅に出るよう提案した。それをアリーナがとめた。
「もう無理はしないで。心配かけないで。」
それを聞くとクリフトが答えた。
「はい。姫、では失礼ながら馬車で休ませていただきます。」
皆はその光景を見てまた微笑んだ。
終わりです。
一応
>>823の希望に答えたつもりですがどうでしょう?
836 :
823:05/01/03 01:23:06 ID:WwtFb2vo
良かったですー!3人はエンドールでトルネコとニアミスしてたんだねー!なるほど!
洞窟でアリーナはパーティ組んでたからその描写があれば最高でした(・∀・)。
ファンフィクションって言うよりストーリーをなぞった感じだね
いたストSPで判明(?)したこと
アリーナは雷が大の苦手 クリフトは平気
アリーナは寒いのが苦手 クリフトは苦手じゃない
高いところについては既出の通り
ちょっとクリアリ萌えのヒントをもらった感じ
ありがとういたストSP
寒いの苦手なのにパデキアの洞窟まで行ったんだね。
>>839 一国の王女が…。泣かせてくれるぜアリーナ!('A')ホロリ
そんなアリーナを切り刻んでアルミのトレーに盛り付けてみたい
;;;;;;;.........;;;;........::::::::::::::........;;;;.........;;;;;;;;.......
";;;;;;;;....::::.....::::!、........::........ノ::::.....::::....;;;;;;;;ji :.:.: .: . :. :. : ゴロゴロゴロゴロ・・・・
.....::::::::::.....:,',;;;;;;;;ヽヽ;;;;;;;;,',:.....:::::::::.... .:::;l :.:...:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
;;;;.;;;;........;;;;;;;;....::::..::::....;;;;;;;;........;;;;.;;;...::....::li :.:.....:::::::....:..::..:.:.:...:.:.:.: li;;;;;;::::;;;.,....;;;:::;;;.;:i:;;:;:::;
y;wリ゙W゛jリwj从リj"W.......:::::::::......:::::::::..jl ::::::::::::::::::::::::::::::::.....::::::::::: li;;;;...;;;;::;;....;:::;;...ji::::;;:
::゙i........ト ;i:iii;:::;iii:i;::'':;iノ,.,;;;;;;;..:::::::::....;;k ::::::::::::::::::::::::::,.-− 、::::::: Z;;;wWti ijk:;;;k;;;,,::;
::.゙゙ヽ(. | ..;;;ii;:'':ii;;;.. | ヾ゙リw;y.ノ,w'ハ :.:.:.:. :.:. :.:.:|田| |:. :.: :; ; | ll;;;;~::|::::::|lki;;;:|
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:: : : |. :;ii;:.゙゙,;ii;;ii::゙i:: :: :| ''゚ ;~゚'゚__△__ i._,...」 シンパイ アリマセンヨ
|.ii゙:;''゙;.;::;:.; (;|::: |. カ カミナリ!? :ヽ___/八.ー`|"ゝ トオク デスカラ
l゙゙゙゙, ; iii::゙,; ,゙| :: . コワイヨー クリフト / ,ノノハ))とi!キチ'ス
: .ノ;;゙゙゙:;i;;;i:;;;i:゙゙゙;;ヾ :;ノ (9ノノToTノi .l÷-じ' ブライサマ ノ カミナリ ハ
;: :.ヘ; ヽ,.ル;nノ;;;l;;l;rw. :;:;: ;: ;:;'',;'',;.''゚@〃ソつと) Li_,_/」;, ヘイキ デ アラレルノニ…
rw. :;:;: ;: ;:;'',;'',;''゚;:;'',;'',;''゚ ;~ ;~,;. .んとヾ_ヽゝ じ.し ':.:;
;: ;: ;:;'',;'',;''゚;:;'',;'',;''゚ ;~ ;~,;;;,____/_,,___,____/,,____;____/,`:'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:
この後、でかい雷鳴と閃光がとどろき、
悲鳴を上げたアリーナがクリフトに抱きついて数分後、
我に返ったアリーナの腕の中でクリフトが酸欠・意識不明……。
やはりクリフトはヘタレだった……と。
こういうのがこの場合のお約束ネタですが、あいにくそこまで描ける腕はありません。あしからず。
アリーナは女性なのに文句なしの1軍ってのが萌えるな。
クリフトは半1軍。これが逆の立場ならこんなに萌えるカップルにはなり得ない。
845 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/01/06 21:23:08 ID:LEBOP4z4
age
846 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/01/07 00:39:56 ID:KmyKqCp7
,ィ ,ィ
j //二 ´──‐- 、__
/|/ ,ィへヘヘ ̄\-=ニ..__,ィ
l /! Y i l`ト、 ヽ ヾ'´
| ̄ ̄ ̄ ̄ 不 /l | l | l│ l\不 ̄ ̄|
\ ヽ、レ! { ム-t ハ li 、 i i }ト、
// ̄ ̄\.ハN | lヽ八l ヽjハVヽ、i j/ l !
. \ /ハ. l ヽk== , r= 、ノルl lL」
..  ̄ ̄....ヽN、ハ l ┌‐┐ ゙l ノl l\
/. ヽトjヽ、 ヽ_ノ ノ//レ′ \
r777777777tノ` ー r ´フ/|=== |
j´ニゝ l|ヽ _/` /\ ̄ ̄ ̄ ̄
〈 ‐ lト、 / / 〃ゝ、
〈、ネ.. .lF V / / イl.
ト | とニヽ二/ l
ヽ.|l .〈ー- ! `ヽ. l
|l ..lトニ、_ノ ヾ、!
|l__________l| \ ソ
アリーナって何才かな。16でいい?
849 :
847:05/01/07 16:23:44 ID:uuq7xNjD
了解。14で。クリフトは?
個人的にはタメ希望。
850 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/01/07 16:29:57 ID:yatmJNcv
ぉせちくさったどぉしょぉ
16がいいなあ。
2つ違いって事?
話戻すが、アリーナはやはり14かな。おてんばって言葉が許されるのは14までな気もするし。
ハイティーンでおてんばは痛いよな。
クリフトはあの落ち着き具合から16以上…かな。アリーナとあんまり離れすぎても違和感あるし。
クリフトは16。絶対16。
>>854 反論を許さない勢いだなw 同意だからいいけど。
アリーナとクリフトは2歳違いっていうイメージがあるなぁ
スレ違いになるが、モンバラ姉妹は何才かなあ?
アリーナ 15
クリフト 18
モン姉 21
モン芋 19
勇者 17
じゃアリーナは4最年少?
なぜかドキドキしてきた。
18であの道程っぷりはさすがにヤヴァイ気がする
神に仕える身ですから…。
ところで、そろそろ900ですが次スレとか立つ予定ある?
まだ早すぎ?
個人的にはアリーナ16・クリフト18ぐらいと予想してたのだが結構幅があるな。
990で間に合う気もするなぁ。
16・18説も(・∀・)イイ!
>>863 950ぐらいから考えましょう
ところでもしアリーナ>クリフトだったら。
それはありえない?
>>856 同意
>>862 同じく5章で16・18のイメージかな
980超えると1日1レスしないと落ちるんだよね?
それまでに次スレを立てればいいんじゃないかな
ところでアリーナは恋愛にうといという設定をよく見ますがどこまで鈍感だと思いますか
@ クリフトに告白されても無反応
A クリフトにキスされても無反応
B クリフトに裸見られても無反応
C クリフトと○○○しても無反応
変な質問でごめん
>>866 無反応とはちょっと違うと思うな。
言われて初めて意識してドキドキ みたいな
恋愛に疎い設定のアリーナって、
もれなくヴァカみたいなキャラになってるから何か納得逝かないんだよな。
告白されたりキスされたらさすがになにがしかの反応はありそうだけど、
裸見られてもあっけらかんとしてそうな感じがする
水浴びの最中とかだったら「クリフトも見てないで来たら?気持ちいいよー」とか手ぇ振ってそうな・・・
告白されても無反応はヤダなあ。
偶然裸を見ちゃったら痛恨の一撃が待ってるでしょう。
でもキスされると赤くなってしまう。
告白されても最初は気づかなくて
他の人に指摘されて初めて意識しそうだなぁ・・・
>>866 好きと言われたことに関しては素直にうれしいって言うと思うなぁ。
ただ自分がクリフトの好意にどう対応すればいいのか全然わからないんじゃかいかな。
それでクリフト本人に「あたしどうすればいいの?」って聞いたりする。
脳筋っていう設定も萌なのはぼくだけ?
おまけ
94 :名前が無い@ただの名無しのようだ :04/12/29 02:43:02 ID:x0VM/scf
クリフトさんの受難
(アリーナの少額店鋪に入店)
「あっ ここはアリーナ姫の
お店ですか。それなら
もっと払っても……。
(アリーナの中級店鋪に入店)
「アリーナ姫様にならば
この身をささげても
かまいません……。
(高額店鋪に入店)
「こ これも神の試練。
ここで耐えなければ……
ううっ。
(グランドクロスに突入)
「ああ 神よ!
アリーナ様に さばきを!
合掌。
>>866 それわちょっと。恋愛にうといってゆーか、何かこう人類として根本的なものにうとくないかそれ。
D ふとももをスライスされても無反応
(*^ヮ゚)
久美沙織のDQ4の小説っていい感じすか?
>878
栗蟻者としてはレイープ未遂シーンが若干オイシイかも。
ちょっとだけ感じてるぽいアリーナ萌え。
>>881 2巻。クリフトがアリーナを押し倒して・・・アリーナ抵抗出来ないんだわ。
でもこれはアリーナの身を案じた末の行動みたいだが、クリフトにもその気が
あったと思われ。クリフトらしくないと言えばそれまでだけど、オイシイな。
そういや、2巻と4巻しか持ってないんだけど、ピサロ倒すまでアリーナ達
何年くらい旅してんの?
>>882 明日にでもブックオフで立ち読みしてきまつ。
下がりすぎなんでage
最近SSがないのはもうネタがないから?
戦争話も結婚ネタ以外で何かあるかな。
俺はただアリーナの納金なセリフが聞きたいだけなんだけどさ。
>>882 多分半年ぐらい。
そんなに長くは無いと思う。
>>883 ドラクエの小説をブックオフや本屋で見かけたことないんだがどういうところに置いてあるの?
ワイド版?
>>884 thx
>>885 過去にこのスレでSS書いた者ですが、また書いてもいい?
といっても明日から3日ぐらい家にいないのですが。
宛先間違えた。
あれ僕アリーナだしなー。
しかも強暴だし
>>885 最近はクリアリストも高齢化が進んで、
ネタは浮かんでもSSや画像に仕上げる気力と時間がなくなってきてるのさ……。
漏れも若い頃は……うっ、げほげほ。
>>886 期待!
いたストネタSSはだめでつか?
892 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/01/19 19:41:17 ID:sAgxQMB5
読みたい!
いたスト未プレイ者にもわかるように書いていただけるとありがたいです。
いたストネタなら
いたスト全女性軍団(DQ,FF問わず)にクリフト逆レイプされまくりで
泣きながら姫に助けを乞うシチュエーションきぼんぬ☆
漫画で読みたいそれ。
さすがにそれはヘタレすぎてイヤン。
あぁ、あれだよ。あれ。
アリーナが転びそうになるんだ。
そこをクリフトが助けるんだが、アリーナの胸を触ってしまうってやつだよ。
触られた事に気付かないアリーナタン萌え
アリーナを生きたまま切り刻む
901 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/01/22 09:52:32 ID:F4/K58S/
また始まった('Д`)
スルースルー。
903 :
886:05/01/22 14:22:44 ID:o6Qj97ax
どうにか無事に帰ってこれました。
出かける前に少し作ったのですがまだ作成途中。
明日の夜までには書き上げますので少しお待ちください。つまらなかったらごめんなさい
>>838見て思いついたネタです
ところで一つ気になったので質問
次スレ立てる場合のスレタイはこのままでいいの?
最初の方の書き込みにスレタイ間違ったとか書いてあるんですが
スレタイこのままでいい、にイピョーウ。
スレタイ間違った発言の直後の
「クリフト単独スレはもうあるわけだから、このスレタイいいんでない? 」
「 2人が平等に扱われてていい感じ。次(早すぎ・・・)もこれがいいな。」
(上記二つの発言に対するレス)「クリフトが一方的に姫ラブで 頑張っても
気づいてすら貰えないところが魅力なのです!! 」
という発言から察するに、もともと『クリフトのアリーナへの想いは』にしたかったのだとオモワレ。
ここまでざっと読んでみると、今のスレタイに近い内容が多いようだし、
クリアリが好きスレも落ちてしまった今、このタイトルでいいのでは。
個人的には1テンプレの「フェティと虐待はスレの華」だけは次回から抜いてほしい。
何でもありのスレだし拒むわけではないが、あえて虐待厨を呼び寄せることもないだろう。
>>903 期待してます!
>>904 全部同意。
今日PS4買ってきて始めました。今からカメレオン戦。
何かする度に「はなす」やってるから全然進まん。
第2章 おてんば姫の冒険
アリーナ ひめ
ククール しんかん
ブライ まほうつかい
907 :
886:05/01/24 23:33:14 ID:65b1ESz/
彼らが一つの洞窟を抜け、外に出るとそこには一面の銀世界が広がっていた。
思えばここに来るまで様々な苦悩があった。
殺された幼馴染、滅ぼされた王国、愛弟子に殺された父親。
旅を続けてきた中でこの痛みが癒えることはなかった。
敵を討つことの虚しさを覚えた。悲しさを覚えた。
でも、楽しいこともあった。この汚れ一つ無い大自然の雪原を見ているとまさにそのことが思い出されるようだった。
その絶景は馬車外で戦ってきた4人にのみ与えられた。
聖職者の村に突然出来た穴。その奥にあったのがこの雪原だ。
この雪原がどこにいくかはわからなかった。それでも雪原には珍しい快晴の青空。
目的はすぐに見つかりそうな気がした。
「わーっ、綺麗」
洞窟の外の世界、すなわち光の世界では決して見られることのない絶景を目の当たりにして立ち尽くす四人の中、アリーナという名の少女が口を開いた。
その隣にいたアリーナの付き人、聖職者であるクリフトがこう返した。
「光の世界ではこのような雪は滅多に見られません。雪原では同じ風景が続くので遭難しやすいので気をつけましょう。」
この男は今のように真面目に発言することもあるのだがたまに変なことも口走るので困る。
この前もアリーナがいない時一人でどこから持ってきたかも分からないアリーナのプロマイドをじっと眺めていた。
それを偶然部屋に入ってきた旅の仲間に見られた時のクリフトのリアクションはおかしくてたまらなかった。
クリフトは一国の王女であり、世界一の旅の武道家でもあるアリーナを慕っていた。
たまにそのようなこともするが、相手の反応も悪くは無い。
端から見ても気持ちの良いカップルと呼べるのではないだろうか。
しばらくして、彼らのリーダー各であろう「天空の勇者」と呼ばれる男が声をかけた。
アリーナ、クリフト、そして共に旅をしてきた仲間の戦士・ライアンは仕度を終え、雪原をすすんだ。
しばらくして、雪が降り始めた。
それは徐々に勢いを増してまたたく間に吹雪へと変わった。
アリーナが無意識のうちに自分の腕を抱え、自分を暖める動作をした。
洞窟の向こうにこんな世界があるなんて思いもしなかったから誰も防寒対策はしていない。
特に、寒いのが大の苦手であるアリーナにとってこの格好は耐えられなかった。
そんなアリーナの様子を見ていたクリフトは自分が着ていた神官着をアリーナに渡した。
「あっ、ありがとう」
ぎこちなく礼を言うとアリーナは暖かいそれを羽織った。
アリーナのそんな動作を見て、勇者は歩く速さを上げた。
軽装のアリーナはもちろん、クリフトも寒さを感じてきた。
重装備の勇者とライアンはあまり寒さを感じなかったが、吐く息が白くなるのを見ると相当寒いのだろう、と思った。
会話が絶える中、そいつは表れた。
彼らの前に現れた怪物が大きなこんぼうをこちらに振り回してきた。
勢いよく振り回されるそれがアリーナの体にぶつかる。
倒れるアリーナをその化け物がひょいとつまみあげると遠くへ思い切り投げ飛ばした。
飛んでいくアリーナの悲鳴を聞くとクリフトはアリーナの体を目で追うようにして一目散に走っていった。
クリフトの頭はすでにアリーナの身の安全でいっぱいでさっき言ったことなど忘れていた。
その内吹雪はさらに勢いを増し、クリフトとアリーナの体を冷やしていった。
勇者達は悪天候の中、なんとかその怪物に勝利し、炎の呪文で日を作ると二人を探しに出た。
「姫様!」
クリフトが雪原の真ん中で吹雪に打たれているアリーナを見つけると呼びかけた。
アリーナの返事は無かった。クリフトが顔を近づけると顔が赤くなり、息が荒くなっていることを感じた。
危険を察したクリフトはすぐに回復呪文をかけたが、熱は下がらなかった。
「ク・・・リフト」
困惑しているクリフトにアリーナのかすかな小声がかかった。
「どうなされたのですか?私はここにいます。」
クリフトが泣き喚きながらアリーナに話しかけるとアリーナも声を振り絞って「寒い」と答えた。
わかっていたことだが、改めてそう言われるとさらにクリフトは慌てた。
しかし、落ち着きを取り戻してからクリフトは勇者の元へ合流しようと考え、
「失礼します」と言い放ってからアリーナを抱きかかえた。
クリフトに抱きしめられるとアリーナはクリフトの腕に抱きついていった。
女性の免疫が無い、ましてやその女性がずっと前から想っていた少女なのだからクリフトは気が気でなかった。
「クリフトの体、暖かいよ」
そんなことを言われてクリフトは熱があるアリーナに負けないぐらい顔が赤くなった。
歩くスピード上げると、いつか勇者とめぐり会った。
事情を話すと勇者はリレミトの呪文を唱えてくれた。
こうして雪山での冒険は幕を閉じた。
アリーナの体調が戻ったらまた行くそうだ。
アリーナは皆と顔を合わせると申し訳なさそうに頭を下げたがすぐに薬を飲み、ベッドで安静にした。
クリフトはというと、アリーナを抱きかかえた時の感触が忘れられなく、アリーナの前ではずっとうつむいていた。
続く?
GJ
素晴らしい・・・是非続いておくれ(~O~;=;~Q~)アン アアン
913 :
886:05/01/27 23:33:51 ID:3NhUJDIP
>>913 スレを紹介するだけであれば、今は亡きクリアリスレとともにそこの≫4にあるよ。
批評依頼するっていうのなら止めやしないけど……。
915 :
886:05/01/28 17:54:50 ID:mwWqpzne
>>914 批評依頼です。
そこの4にも書いてある通り素人にはお勧めできないとかそのキャラが好きではない人は分からない
と書かれてあるので少し躊躇してたんですが行ってみます。ありがとうございました。
批評依頼を削除依頼と一瞬読み違えてびびった。
既出かもしれないけど、ここの小説はクリアリ派には
おススメだと思う。クリフトが主人公で、彼のアリーナに対する
心情が結構細かく書かれている。長いのが難点。まだ全部読めてない。
tp://www7.plala.or.jp/aqua-rium/novel/index.html
戦闘シーンは全然ダメだけどな。
918 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/01/31 11:56:23 ID:qGzHb8zr
保守揚げついでに。
そこ見失って探してたんだわ。THX。
かなり(・∀・)イイ!!んだが、まことに勝手ながら恥じらうアリーナというものに
何故か違和感覚えてしまう(他所の小説でも同じく)。
おかしいな…PS脳筋姫は嫌いなはずなんだが。
そこ前にはまったサイトだ。
かれこれ最終更新から1年半くらい更新を待っているんだけど、いまだに更新されない・・・
話は変わるけDQ8の主人公×馬姫って
主従関係と幼馴染っていう設定がなんとなくクリアリを思い起こさせるなぁ
でも少なくともここでは主馬って不評ぽいね。
8未プレイだからよく解らないけど
一応は盛り上がりを見せた栗蟻と何が違うのか。
8は旅立つ前の姫と主人公の関係を
しっかり描いてないから
プレイヤーが感情移入できない。
おまけに姫との関係を描く前にゼシカが登場して
主人公と友情を描いてるのもあって
余計に姫の存在が後付で邪魔になっている。
あれは堀井の構成ミスだと思ってる。
回想形式で姫と主人公の関係を見せるのではなく、
冒頭でしっかり最初に見せておくべきだった。
とは言いながら、クリアリもFCではたったの一言しか
ないんですけれどね。
>>921 それは最初からミーティアの顔出したら後からつまらなくなるとかいう理由じゃない?
それとも堀井が主人公×ミーティアが嫌いだとか
>>922 PSしかやったことないけどFCではクリアリの設定が無かったと聞いたんですが
FC時代からクリフト→アリーナの設定はあったのだろうか。
詳しく知ってる人教えてください。
公式にはなかったはず
FCでもPSでも最初にクリフトが
「姫に何かあったらこのクリフト・・・いえ、王様が
どんなにお嘆きになることか!」(だっけ?)
っていう台詞を言っただけ。
これだけだと単なる忠誠心とも読めるが、
お互い妙齢の男女ってのと、身分違いの主従関係ってのが
ファンの空想を広げるのに一役買った。
その後も、4コママンガや小説版などでだんだん公認されていった。
>>923 FCではクリフトが
「ひめさまに もしものことがあったら
わたしは・・・いや、おうさまが どれほど なげかれることかっ!」
っていう一言だけだったと思う
リロードし忘れスマソ・・・orz
FC版の公式ガイドブックか何かで
「ひそかに姫のブロマイドを隠し持っている」
とかなかったっけ?PS版のほうだったか。
うる覚えだから違うかも知らんけど。
>>924-
>>927 どうもありがとうございます。
929 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/02 19:20:33 ID:hQQr20Py
アリーナのおっぱいをさわりたいage
姫萌えと聖職者萌えと主従萌えと片思い萌え、
まだ「萌え」という言葉がこの世に無かった頃
その、うまく表現出来なかった悶々とした何かに
直球に来たのがクリアリだったなあ。
おいらは元気な肉体派のアリーナが身体能力で劣るクリフトに
致死呪文で害虫のように簡単に殺され、
赤ん坊のように無抵抗な姿で地に転がる不条理さに萌え萌えだよ(^o^)
加えてクリフトは蘇生呪文が使えるっていうのがいいね!
死んだアリーナの身体の中に砂を詰めたり、
手足を切り取って水中に沈めた状態のまま蘇生呪文で再生したり、
子供の様に無邪気な残酷さでアリーナを殺したり生かしたり、
アリーナの生命をオモチャにして遊ぶクリフト♪
死ぬ瞬間のアリーナはなんだかとっても嬉しそう!
o(^-^o)o(^-^)o(o^-^)o
ま た お ま え か
超リアルなクリアリのSSを書いてたんだけど、
野宿ばっかりでアリーナのワキ毛がボーボーになっちまった。
あとクリフトが自慰行為をしているのをアリーナに見られたり・・・
すこしばかしリアルにしすぎた・・・鬱死
>933
>あとクリフトが自慰行為をしているのをアリーナに見られたり・・・
詳しく
アリーナ「フッフフ、サントハイムの神官、死の呪文の達人、クリフト・・・
貴様にはこの王女アリーナがふさわしい死を与えてやろう」
二人の戦いが今、始まろうとしている。
ア「ふっ、この状況にあっても眉ひとつ動かさんとはな・・・
どうした、武器ももたず構えもとらんのか。
私はこの鉄の爪の恐ろしさを味あわせてやろう」
クリフト「貴様ごときに武器などいらん。
俺の敵は後ろにいるブライとかいう男のようだ。」
ア「フッフフ,いうてくれるわ・・・たいした自信だ。」
アリーナの鉄の爪が繰り出される。クリフトはそれをさっとよける。
鉄の爪がクリフトの背後の柱に炸裂。柱は砕け散った。
ア「どうだ鉄の爪の威力は。ひとたびくらえばお前の体もあのようになる。」
休む間もなく、鉄の爪がクリフトの胸元に飛んでくる。
ア「ふっもらったぞ!!」
鉄の爪が当たる寸前に、クリフトは高く飛び上がり、アリーナの背後に回った。
ク「このセンスの悪いキラーピアスはどうにかしたほうがいい」
そう言うとクリフトはアリーナの耳からキラーピアスを取り去り、投げ捨てる。
ア「ぬうーーっ!!」
歯向かうアリーナの顔を指でピンとはねる。
ア「ぐふはっ!!」
アリーナは鼻血を噴き出し、倒れる。
ア「フッ噂にたがわぬ腕よのう。しかしこの俺をなめると死んで後悔することになる。
見せてやろう,私の必殺技を・・・!!」
そう言うとアリーナは鉄の爪を外し、また別の爪につけ替えた。
ク「なんのマネだ、これは。」
突然、アリーナの爪から炎が噴き出す。
ク「!!」
クリフトは咄嗟によける。
ア「炎の爪!!この私を怒らせた報いをうけるがよい。」
炎がクリフトを襲う。
ア「炎にばかり気をとられていいのか。炎の爪の神髄は,この炎と打撃の二段攻撃にある!!」
炎を繰り出しつつ、鋭い爪がクリフトを襲う。
クリフトはそれらを次々とかわす。
トルネコ「うひゃー、あれじゃ二人の敵を相手にしてるのと同じだ。クリフトもよけるのがやっとだ。」
ライアン「心配するな、クリフトはただよけているのではない。」
勇者「ああ、勝負はもうすぐつく。」
傍観者達が二人の戦いを見守る。
ア「フッフおいつめたぞ、どうした・・・わかったかこの私の実力が。」
ク「ああわかった、やはりお前は俺の敵ではない。」
ア「ほざきやがれーっ!!」
アリーナが思い切り振りかぶる。
ク「待っていたぞ。このスキだらけになる瞬間を。
ザキ!!」
ア「ぐぎゃあーーーーーーーーーー!!!!!」
もだえ苦しむアリーナ。クリフトは足元に飛んだアリーナの帽子を拾い、アリーナの頭に投げる。
ク「地獄への忘れもんだぜ。」
帽子はアリーナの頭にすっぽりかぶさる。次の瞬間、アリーナが目をむいて倒れる。
(完)
・・・( ゚д゚)
941 :
886:05/02/05 16:02:17 ID:ExFrtbSZ
>>937 どうもお疲れ様です。
ドラクエっぽくてよかったです。
ところで、
>>909の続編がようやく出来ました。
時間掛けた割には短いですが呼んでいただけるとありがたいです。
夜、寝静まる時間になると、クリフトはアリーナの具合を見るために彼女の寝室に入った。
部屋に入ると寝ずに窓の外を眺めているアリーナの姿が目に入ったので声をかける。
「姫さま、お布団に入っていないと駄目じゃないですか」
ノックの音に気付かなかったのか、声をかけられて初めてクリフトが入ってきたことに気付く。
アリーナは少し戸惑って言葉を選んだ後、クリフトに話した。
「もう薬飲んだから楽になったわよ。それに、あの時クリフトが助けてくれたから。」
そういうとアリーナもクリフトも照れくさくて赤くなる。そんな中、アリーナが口を開く。
「でも、本当にあの時クリフトが来てくれて良かった。寒かったし、痛かったし、怖かった。」
そういうアリーナの姿はいつものお転婆なアリーナ姫ではなく、どこか哀愁の漂ったお嬢様、という感じだった。
「あの時クリフトがすぐ来てくれなかったら私死んでただろうね。いつもそう。だから私より弱いクリフトに助けられるっていうのは始めは嫌だったんだけどね。
今日は私は倒れている時クリフトを求めてた。だからクリフトが来てくれて嬉しかった。いつもありがとうね。」
礼を言われてますます赤くなるクリフトだが、冷静を取り戻すとこう言い放つ。
「こちらこそ、いつもありがとうございます。とにかく今日は早く寝てください」
「そうね。明日はあの怪物をボコボコにしてやるんだからっ!」
そう意気込むアリーナをクリフトが止める。
「いけません。しばらくは安静にしていないと。明日は私と一緒に留守番していましょう。」
実はクリフトは昨晩勇者に頼んで自分達の休養を貰っていた。
しかし、そんな言葉に納得できるはずもないアリーナはクリフトに飛びつくように返す。
「なんで?私はもう元気なのよ?」
まだ言葉を続けたいアリーナにクリフトが口を挟む。
「姫さま、私がミントスで倒れた時のことを覚えていますか?」
急に昔のことを話し出したクリフト。
『「もう無理はしないで。心配かけないで。」』
昔のことが二人の頭の中に同時に蘇るとアリーナも自分の言った言葉には責任を持ち、素直にクリフトの言い分を聞くことにした。
アリーナの説得に成功したクリフトは再びアリーナを寝かしつけた。
数分会話を交わした後、アリーナはようやく眠りについた。
長い長い洞窟を歩き、クリフトは疲れ果てて今にも眠りそうだったが、流石アリーナは体力にものを言わせなかなか眠らなかった。
クリフトは疲れがたまり、眠りそうになるのを堪えて起き上がる。
アリーナの寝室の机の上で薬の調合をしながらふとアリーナの寝顔をちらちらと見る。
その美しさはまるで花畑に包まれている乙女のような姿で、近くまでいったらまたいけないことを考えてしまいそうだった。
アリーナのことを考えつつもクリフトは薬の調合をする。
しかし、部屋は防寒をしているので暖かく、クリフトの眠気を増すには十分だった。
薬の完成間近で、クリフトはとうとう机の上にうつぶせて眠ってしまった。
しばらくしてクリフトが目を開けると、自分は楽な体勢で横になっていた。
布団もていねいにかけられ、何よりも暖かかった。
でも、クリフトが目を覚まして驚愕したことがある。それは、アリーナが自分の隣で眠っていること。
その光景に腰を抜かしたクリフト。
隣にいるアリーナの寝息がクリフトの体にもふきかかる。
さらに、アリーナの腕はクリフトの左腕に抱きついたという感じで胸をクリフトの体に押し当てていた。
「うっ・・・」
あまりの光景に自分を失いそうになるクリフトだが、自分のもう数少ない意識を懸命に残そうとする。
眠たがらないアリーナを無理に寝かしたこと、わざわざ机で眠っていた自分を運んでくれたであろうアリーナを起こすのは気が引けたが仕方なく起こした。
「姫さま、姫さま」
アリーナを揺さぶる動作には自然に力が入る。
クリフトに起こされても全く動じないアリーナ。最初からおきていたのだ。そして笑う。
「ぷっ・・・あははは」
突然笑い出すアリーナにクリフトはまた驚く。
「だって・・・クリフトそんな赤くなって。おかしい。」
そんなことを言われてクリフトは更に顔を赤くしてうつむいた。
クリフトが顔を上げ、一言いってから部屋を去ろうとしたらアリーナが面白がって止める。
「一緒に寝ようよー」
いたずらっぽくそういうとクリフトは今までになかったほど顔を真っ赤に染め上げ、裏返った声で
「すいません!」
と言うと足早に去っていった。
恋愛に全く関心がないアリーナ姫、いつまでたっても思いを告げないクリフト神官。
彼らが結ばれる日は果たしてやってくるのでしょうか。
それは時間だけが知っています。
「ハックション!!」
真夜中の馬車の中、クリフトは盛大なくしゃみをした。入り口の扉を見ると少し開いている。
そこから外の空気が漏れてきているのだ。
クリフトは眠たい目を擦りながら扉をしめようとした。その時、
「はぁん!あんっ!!」
クリフトの耳に女の喘ぎ声が飛び込んできた。その声に反応して彼の股間の錫杖が小さく疼く。
そのまま寝ようとも思ったが、男故の本能に気圧されてクリフトは馬車の外に出た。寝られないと感じたのだ。
クリフトは声のする方向に歩を進めた。そしてそれは突然彼の視界に入ってきて強烈な刺激を与えたのだった。
森の中の一本の大木。それに背を預けて全裸で露わな股間にスライムを押し付けている
一人の女。マーニャだった。苦しさのあまりもがくスライム。
「ピキーーーーッ!!」
「あん?もう!いたずらっ子なんだからぁ・・・・」
しかしマーニャの快楽に刺激を加えるばかりで全然逆効果だ。
クリフトはその光景に思わず唾を飲み込んでしまう。ムードメーカーである彼女が乱れる様は
彼にとって過激すぎた。錫杖も遂に御起立しようとしている。
(ど、ど、どうする・・・・?)
心の中で自問自答する。このまま帰るのが一番良いのだろう。しかしこのまま帰っても眠れない事この上ない。
迷っているうちにマーニャは絶頂を迎えようとしていた。スライムを両手で掴み股間に押し当てて前後運動を繰り返す。
「ああああん!!!」
イくと同時に膣から発射された透明の愛液がスライムの青いボディ全体にかかる。
地面にペタンと座り込み快楽の余韻を味わうマーニャ。
クリフトは興奮していた。そして己の分身である錫杖が暴発するのを止める事が出来なかった。
先端が葉に触れその部分がカサカサと動いてしまう。
・・・・
947 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/05 20:01:23 ID:RJMtLU7f
スライムでオナニーとは
946はチャモロとバーバラのSSで見たような
951 :
933:05/02/06 21:54:48 ID:VFfn4Jgm
>>934 仕上げる前に鬱になったので未完成のまま放置してるので
見せられるような品物ではないんです。ごめんなさい。
>>936 これはクリフトが川でクリフトがメンバーの衣類を洗濯しているんですが、
そこにアリーナの下着なんかも混じっているわけでして。
旅の最初の方はアリーナの下着を見てもなんとか興奮せずにいられたのだが
そのときは押さえられずに下着でハァハァしちゃうんです。
で様子を伺いに来たアリーナが木陰からたまたま覗いてしまうという場面だった。
ちなみに漏れは女子の下着に興味がないので
下着で自慰行為をする場面の描写がうまく書けなかった。
アリーナはわきげ生えません
クリフトがつけている日記をアリーナが見てしまい、クリフトのことを気にしはじめるアリーナ。
今ドラクエ4・2章の、クリフトの台詞コンプがんばってるんだが、
マジで台詞多すぎて、楽しいんだが疲れる。
まあ、あと少しで2章終わるから、それまでの辛抱なんだけどさ。
改めて見てみると、予想以上にアリーナの事ばっかりで笑えた。
>>954 真面目な台詞の方が逆に浮いているという恐ろしい事実
そろそろ次スレのタイトルを決めようか。
【ワキ毛ボーボー】クリフトとアリーナの想いは その3【自慰行為聖職者】
【2期生と3期生の争い】クリフトとアリーナの想いは その3【その時、予想だにしない事態が!!】
【派閥抗争】クリフトとアリーナの想いは その3【おじきの仇】
どれがいいかな?
【クリきんとん】クリフトとアリーナの想いは その3【アリきんとん】
【姫様の後ろで】クリフトとアリーナの想いは その3【尻見て歩く】
【帰るおうちは】クリフトとアリーナの想いは その3【アリアハン!?】
【薬草だらけの武術大会】クリフトとアリーナの想いは その3【ブライもいるよ】
【2人がいれば】クリフトとアリーナの想いは その3【最強ですから】
【DQ初の】クリフトとアリーナの想いは その3【恋愛話】
【顔面蹴られて】クリフトとアリーナの想いは その3【ちょっとうれしい】
【お姫様と】クリフトとアリーナの想いは その3【純情神官】
【プリンセス】クリフトとアリーナの想いは その3【プリースト】
【クリアリ萌え】 クリフトとアリーナは結婚しちゃえばいいと思う Part736 【ブライ萎え】
【脳筋】クリフトとアリーナの想いは その3【ヘタレ】
【二軍】クリフトとアリーナの想いは その3【一軍】
ところで、スレタイ決まったとして誰か立てられる人いるの?
決めるのはスレ立てる人が決めるということで。
スレの内容はこんな感じ?
【スレタイ1】クリフトとアリーナの想いは その3【スレタイ2】
いつから? ゲーム中では明確な描写はなかったよね?
クリフトとアリーナの関係性について語り合うスレです。
SS職人AA職人大歓迎。虐殺房はスルー
ハードな考察もラブラブも変態もドジンも歓迎。
前スレはこちら
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1054024302/ テンプレは
>>2-10あたり
規制とかかかってなければ自分スレ立てられるけど、肝心のタイトルが決まらないことには。
というわけで脳筋&ヘタレにイピョーウ。
同じく規制がかかってないなら立てられるよ。
脳筋&ヘタレに2票目
じゃあ今から脳筋ヘタレで立ててみる。961タソ、天麩羅ゴチ。
965 :
次スレ1:05/02/10 01:01:36 ID:jaokQSZ/
967 :
961:05/02/10 01:47:15 ID:vpRsdvj7
>>965 乙&スレタイ採用ありがとう
ところで、聞きたいことがあるのですがスレのHTML化ってどうやるの?
YahooジオシティーズでHP持ってるんですがそこにソース貼り付けるだけでいいの?
許可とか専用サーバーとか必要?
>>967 他のスレのまとめサイトを和塩にもってるけど特に許可はいらないよ
webブラウザ立ち上げて[ファイル]→[保存]してFTPでアップすればおk
969 :
961:05/02/10 02:01:12 ID:vpRsdvj7
>>968 ありがとう
じゃあ1000まで行ったらアップして次スレでアドレス公表します。
そういえば千一夜にも過去ログって残ってた希ガス・・・
971 :
961:05/02/10 02:11:14 ID:vpRsdvj7
972 :
961:05/02/10 02:15:25 ID:vpRsdvj7
973 :
961:05/02/10 02:18:26 ID:vpRsdvj7
974 :
961:05/02/10 02:22:52 ID:vpRsdvj7
Λ
/ | \
/ │ \
/ │ \
 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ア | ク
リ | リ
| .| フ
ナ | ト
. |
. |
ネタはともかく、不満が出ない次スレのタイトルをケテーイしよう。
【片思い】 クリフトとアリーナの想いは その3 【両思い】
ベタだけどこんなんでいいかな?
他にいいのがあったらお願いします(ネタ以外)
Λ
/ | \
/ │ \
/ │ \
 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ア | 島
リ | 袋
| .| 光
ナ | 年
. |
. |
980 :
954:05/02/10 23:38:29 ID:E7wAE+/O
2章のクリフト台詞コンプ完了!だいたい212台詞くらいあった。(もっとあるかも)
その中でも、アリーナに関係すると思われるのが半分近くあった。
確実に3分の1はアリーナ(または姫・姫様)の名前が台詞の中に入ってた訳だ。
アリーナの台詞は脳筋なのばかりだったが、クリフトの台詞は女ストーカー
(消極的)っぽかった。
クリきんとん アリきんとん がツボった
982 :
961:05/02/11 02:00:32 ID:pvRhlv+C
>>980 乙。見てみたいなぁ
>>981 個人的には
【帰るおうちは】【アリアハン!?】
がツボだった
Λ
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 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ア | パ
リ | パ
| .| ス
ナ |
. |
. |
984 :
954:05/02/11 17:14:44 ID:q5Ouf3yN
>982
全部は長すぎて迷惑かもしれないので、クリアリの喜びそうな台詞の一部を
うpしておいた。(/で改行。台詞毎に一行開けてます。)
・フィールド
「およばずながら 私も/姫さまの お供をいたします!/さあ 参りましょうか。
「姫と いっしょに/旅をすることに なるとは……。
「なんだか 私/ドキドキしてきました。/い いえ その 変な意味ではなく!
「アリーナ姫。/おケガは ありませんか?
「何かありましたら/いつでも このクリフトが/手当てさせて いただきます!
「日やけ止め……熱さましと/えーと 水筒も持ったし……。
「さあ アリーナ姫!/準備は万全です!/何でも 言ってくださいね!
「これから 世界中/ずっと姫さまと いっしょに……。/ど どうしようっ 顔が赤くっ。
「こうして歩いていると/これまであった 色々な事件を/思い出しますね。
「数々の 姫さまの活躍。/今でも ドキドキします。
・サントハイム城
「大陸中を アリーナ姫と/旅をしてもよい と/王様の おゆるしが……。
「ああ 私は/なんという 幸せものでしょう!/うっうっ 涙がっ。
「私は 神官ですから/壁を けやぶるなんて/とても できません。
「さすがは 姫!/やっぱり ステキです!!
「アリーナ姫の 強さには/ほれぼれ いたします。
「つ 強さにだけ ですよ!/私など 身分違いですしっ。
「また 姫さまと旅が/できるだなんて……。/どうしよう 涙がっ。
985 :
954:05/02/11 17:19:04 ID:q5Ouf3yN
ちなみにアリーナの台詞集(2章のみ)はどこかのサイトにあったはず。
・テンペ
「あの時は 戦いの前で/気がつきませんでしたが/せまいカゴの中に 姫様と……。
「ど どうしよう。/今ごろ 心臓がっ。
「こうして 国中に/アリーナ姫の すばらしさが/広まってゆく……じーん。
・フレノール
「落ちついて見ると/なかなか 美しい町では/ありませんか。
「あの噴水の あたりを/ふたりきりで 散歩したり……。/い いえ 何でもありません!
・エンドール
「姫さまの うれしそうな顔。/ああ 旅にごいっしょできて/よかった……!
「アリーナ姫ならば きっと/自分に勝った者と結婚する と/おっしゃるのでしょうね。
「……望みがなさすぎる。
「姫さまの りりしい姿。/ああ……すばらしかった。/もう思い残すことはありません。
「姫さまは ほんとうに/ご立派でございました。/ああ 思い出すと 涙が。
「姫さまと あくしゅ……。/そ そんな大それた!!/はずかしいですっ。
「まだ目にやきついています。/コロシアムの中央に向かう/姫さまの 背中のりりしいこと。
「大きな声援にこたえ/戦う姫さまの姿……うっとり。
986 :
961:05/02/11 17:43:59 ID:pvRhlv+C
>>954 お疲れ
面白いですねー
次スレに張ってみてはどうですか?
個人的には早く1000まで行って保管したい。
サーバーの容量足りるだろうか
987 :
961:05/02/11 17:45:18 ID:pvRhlv+C
早く埋めたいということで一つ話題。
>>971-974 にSS一覧張りましたが(絶対間違いあると思います)この中でどれが一番面白かった?
290〜のやつ笑えた!
2章開始直後に夜のサントハイム城1階で、右側の部屋で寝てる兵士に話しかけると、
兵士「あっ!姫様!いけません…ムニャムニャ」
クリフト「いち兵士の分際で姫様の夢を見るとはなんというふしだらな!」
とか言わなかったっけ。
990Get
991 :
954:05/02/11 22:33:24 ID:q5Ouf3yN
>986
サンクス!けど全部ってのは恐ろしく長い為(あと200くらいもある)
よほど希望者がいなければ、うpしにくい・・・激しくスレ消費するし
>989
その通り、正しくは
「なっ なんと ふしだらなっ!/いち兵士の ぶんざいで/なんという うらやましい夢をっ!?
「はっ……!/い いえ 失礼しましたっ。/なんでもありませんから!
と言った台詞が聞ける。クリフトの台詞って独り言っぽいのが多いな。
Λ
/ | \
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 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ア | 兵
リ |
| .| 士
ナ |
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. |
Λ
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 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ア | ブ
リ | ラ
| .| イ
ナ |
. |
. |
Λ
/ | \
/ │ \
/ │ \
 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ク | ナ
リ | |
フ | ジ
ト . | . ャ
. |
. |
>>992-994 誰もクリアリで書かないのな。
最後こそはクリフト×アリーナで締めてくれ!
>>995 >>975で既出ですが何か?
Λ
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/ │ \
/ │ \
 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ア | バ
リ | ル
| .| ザ
ナ | ッ
. | ク
. |
Λ
/ | \
/ │ \
/ │ \
 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ア | ス
リ | ラ
| .| イ
ナ | ム
. |
. |
>>996 あ、ほんとだ!マジでスマソ!
(・・・あと2・・・)
Λ
/ | \
/ │ \
/ │ \
 ̄ ̄ ̄Τ ̄ ̄ ̄
ア | イ
リ | リ
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ナ | ナ
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名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/12 21:39:03 ID:bHx7g0ov
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。