2 :
ホイミソ ◆1Lr6Li4Y:02/04/22 02:03 ID:1rtM10oc
/⌒ヽ、
ヽ( ・∀・)ノ わーい、良スレの予感ですぅ
ノリリ从ルヽ
3 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/04/22 02:03 ID:pstg679E
やったあああああああああああああああああああああああああああああ
まじでさんんんんくす!!!!!!!!!!!!!>>1
4 :
新中:02/04/22 02:04 ID:pstg679E
ありがたうううううううううううううううううううう
じゃ荒らす
6 :
新中:02/04/22 02:05 ID:pstg679E
uoooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo
こんなスレをすっと待っていた!
すっと←w
サン七は余計でゴルァ!
sagege
(・∀・)スットレ!!
これ。これ基本。 !
1の母でございます。
このたびは息子がご迷惑おかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
1は昔から髪の薄い子で、ずっとそれを気にしておりました。
小学校低学年から「わかはげわかはげ」といじめられ続け、
学校から帰って来るといつも風呂場の片隅にうずくまっていた物です。
中学校2年生の頃でしょうか、あの子が急に「俺、科学者になる。
科学者になって毛はえ薬作ってやる」と言い出したのは。
それから息子は熱心に勉強し、ついには留学して成果を挙げること
にも成功しました。
ですがその反面、相変わらず苛められ、嫌われ続けていたようで、
たまに電話をかけるといつも泣きじゃくっていたものです。
それがいつからか、泣きじゃくる変わりに「絶対髪の毛を増やして
やる」とブツブツつぶやき続けるようになりました。
わたしは思いました「ああ、この子はもうだめなんだ」と。
一度は身を切るような思いで断絶を誓った1ですが、
こうして皆様にご迷惑をおかけしているのを、実の母として見ている
ことは出来ません。
ただちに日本に連れ帰り、それなりの施設に入れようと思います。
本当にご迷惑おかけしました。
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < ねぇねぇまだなの?早く早く〜
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄./|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| はやく書け. |/
∧_∧
キタ━━━━━━━.( ・∀・ )━━━━━━━━━!!
13の異父子です。
このたびは母がご迷惑おかけしてしました。
母は昔から陰の薄い人で、ずっとそれを気にしていました。
近所のおばさま方からいじめられ続け、
パートから帰って来るといつもトイレにこもっていた物です。
いつだったでしょうか、母は急に子供を作ると言い出したました。
それから母は熱心に閨房し、ついには高年齢5つ子の出産にも成功しました。
ギネス記録更新も果たしました
わたしは思いました「ああ、自分は異父子だったんだ・・・」と。
一度は身を切るような思いで断絶を誓った母ですが、
こうして皆様にご迷惑をおかけしているのを、実の子として見ている
ことは出来ません。
ただちにホテルに連れ帰り、膣に精液を入れようと思います。
本当にご迷惑おかけしました。
ホトボリがさめるまでうpは待機しよう。。。
このスレテンション高っ!!
どんどんsageよう
>>1 【汗】 【汗】 【汗】
【汗】 【汗】 【汗】 【汗】
【汗】 【汗】【汗】【汗】【汗】 【汗】【汗】【汗】【汗】 【汗】
【汗】 【汗】 【汗】 【汗】 【汗】
【汗】 【汗】 【汗】 【汗】
【汗】 【汗】 【汗】 【汗】
【汗】 【汗】【汗】【汗】【汗】 【汗】 【汗】
【汗】 【汗】 【汗】 【汗】 【汗】 【汗】
【汗】 【汗】 【汗】 【汗】 【汗】 【汗】
【汗】 【汗】【汗】【汗】 【汗】
sinsureomedetou!!!!!!!!!!!!!!!!!111111111233
で、続きは???????????
majide困った!!!!!
sateto
25 :
K:02/04/23 01:51 ID:???
〜序章〜
今から1億年以上も前のこと・・・・・・
歴史上では紀元前である白亜紀やジュラ紀といった弱肉強食の世代・・・・
この世界にまだ人類が誕生していなかった頃、地上には爬虫類や鳥類に近い
「恐竜」という生物が君臨していた。
するどいツメやキバを持った恐竜たちは肉食動物の中でも
王の中の王という存在であった。
・・・・だが今から6500万年前、恐竜たちは突然この世界から姿を消す・・・
・・・・・・そして 現在 西暦2002年・・・・・・・・
26 :
K:02/04/23 01:53 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号
27 :
K:02/04/23 01:55 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE1
西暦2002年 7月25日 夏
アフリカ南部 ザンビア 首都ルサカより北東153Km地点のある森にて・・・・
気温40℃の中、シムサン考古学者とその助手ラゴンの二人は
ある遺跡を調査しにこの森へやってきた。
シムサン「この辺りのはずだが・・・・・。む?あれか・・・・!」
ラゴン「ふぅ・・・暑いなぁ・・・。大先生、ち、ちょっと休みませんか・・・。
足がもうヘトヘトで・・・それにノドも乾いて・・・・・。」
シムサン「ははは。ラゴンくん、もうへばったのか?ついに遺跡を発見したぞ。
おそらくこの中に何か手がかりが見つけられるかもしれん。」
ラゴン「大先生、あれは本当に存在するんですか・・・?僕には現実離れしすぎて
とても信じられないんですが・・・・・二千年前にこの世界とは別に
もう一つの世界が存在していたなんて・・・・・。」
シムサン「ああ・・・・、それを証明させるためにここへ来たのさ・・・。
私が世界中を回って探しあてたこの古文書によると、この遺跡には太古の昔
とてつもない大穴が開いていたそうだ。・・・そしてこの地上にかつて
存在していたモンスター達は何者かによってその大穴の中へ追放された
らしい・・・・。どうやら大穴はこの世界ともう一つの別世界とを繋ぐ
入口だったようだ。」
ラゴン「へぇ・・・・モンスターなんて生物がこの世に存在していたなんて
ちょっと信じられないなぁ・・・・・。」
28 :
K:02/04/23 01:56 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE2
シムサン「モンスターだけじゃないぞラゴンくん、かつてこの地上に君臨していた
恐竜の生き残りだって・・・・。」
ラゴン「え・・・・?やだなぁ大先生、恐竜は6500万年も前にとっくに
絶滅したはずじゃないですか・・・・。」
シムサン「これは私の仮説だが・・・一部の恐竜は生き残り、そしてその恐竜が
進化した生物が存在していたのだと思う・・・・。」
ラゴン「進化・・・・・・?」
シムサン「そう、サルからヒトへ進化していったようにね・・・・・。」
ラゴン「・・・・・・・・」
シムサン「そして・・・・その進化した伝説の生物は、ある人物を追って
その大穴へ入っていったともされている・・・・。」
ラゴン「・・・・ある人物?・・・それはいったい誰ですか?大先生。」
シムサン「・・・本名までは分からない、でも彼の出身はオーストラリアから
はるか東の小島で生まれ育ったらしい。」
ラゴン「なんだか僕にはよく分かりませんが・・・この遺跡の中へ行けば
何かが分かるかもしれませんね・・・・。」
シムサン「ああ・・・・、もう大穴は閉じているだろうが壁画くらいは
見つけられるかもしれん。・・・さあ行こうか、ラゴンくん。」
ラゴン「はい、大先生。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんだよ!たった二話で規制警告かよ!
「改行が多すぎるようです。これ以上の注意を受けると射殺します。」
やってみろばか。
30 :
K:02/04/23 02:01 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE3
遺跡あと 洞窟にて
シムサン「おい!ラゴンくん!このカベを見ろ・・・!」
ラゴン「・・・・?鳥のような絵が描かれていますね・・・・。大先生、
この絵はなんですか・・・?」
シムサン「これは紋章だ・・・・。おそらくこの鳥のような絵は、私が先ほど君に
話した恐竜が進化した伝説の生物を表しているのだと思う・・・・・。」
ラゴン「大先生!こんなところに書物が・・・・!!」
シムサン「む・・・、この書物の中に何か別世界についての記録があれば・・・・
・・・・・・あった!!この書物に違いない・・・!!」
ラゴン「やりましたね大先生!は、早く読んでみてくださいよ!」
シムサン「うむ・・・・それほど昔の書物ではないようだ・・・・。年代までは
記していないようだが、おそらく100〜200年前のものか・・・」
ラゴン「なんだかドキドキしますね・・・・・・・。」
シムサン「えーと、なになに・・・・[むかしむかし はるか むかしのこと]・・・
むぅ・・・どうやらこれは子どもが読むようなおとぎ話のようだ・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
31 :
K:02/04/23 02:04 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE4
むかしむかし はるかむかしのこと・・・・
この世界に魔法と呼ばれる不思議な呪文や、鉄を金に変えてしまう
錬金術と呼ばれる技などが発達していたころのお話です。
そしてそこに生息している動物はモンスターと呼ばれており、中には
その時代よりももっとはるか昔に絶滅した「恐竜」と呼ばれる爬虫類と鳥類に近い
生物が進化した伝説の生き物もおりました。
それはその時代で「ドラゴン」と呼ばれる生物で、この世界の天上には
どんな願いでも叶えてくれる神の竜が存在するとも言われておりました。
しかしドラゴンの子孫の中には人間たちをおびやかす悪いドラゴンも誕生しました。
悪いドラゴンはたくさんのモンスターたちを従え、自らを竜王と名乗り、
この世界をわがものにしようとたくさんの人々たちを苦しめました。
それを見た神さまは地上のすべてのモンスターともども、悪いドラゴンを
この世界とは別な世界へ追放させました。
・・・こうしてこの世界にはモンスターは一匹もいなくなり、魔法に代わって
科学という文明が発達しました。
32 :
K:02/04/23 02:06 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE5
・・・・しかし別な世界へ追放された悪いドラゴンは、そこでもその世界を
わがものにしようとたくらみ、「光の玉」と呼ばれるその世界の平和の源である
美しい宝玉をうばいました。
その世界はアレフガルドと呼ばれる神さまの使いがお創りになった世界であり、
かつてその世界には大魔王が君臨していたそうです。
悪いドラゴンはかつて大魔王が住んでいた城を乗っ取り、たくさんのモンスター
たちを部下にひきこみ、このアレフガルドをわがものにしようとたくさんの
人々たちを苦しめました。
しかしある日、ひとりの勇敢な若者によって悪いドラゴンをやっつけました。
そして光の玉を取り戻し、このアレフガルドに平和をとりもどしました。
人々は歓喜にあふれ、若者をたたえました。
その若者はその昔「ロト」と呼ばれた伝説の勇者の子孫だったのです。
勇者ロトとは、かつてこのアレフガルドに君臨していた大魔王をたおし、
この世界に光を与えた伝説の勇者として語り継がれていました。
・・・・そして勇者ロトの子孫たちはこの世界の未来を何度も危機を救い、
永遠にアレフガルドの伝説として語り継がれてゆきました・・・・・。
33 :
K:02/04/23 02:08 ID:???
改行がかなり多いだと!?これでもかなり減らしてんだよ!ムキー!
34 :
K:02/04/23 02:10 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE6
シムサン「・・・・・・・・・・・」
ラゴン「やりましたね大先生!世紀の大発見ですよ!!」
シムサン「・・・・・・・・・・いや・・・・」
ラゴン「・・・・・・大先生?」
シムサン「・・・この程度では大発見とは言えないな・・・・。かんじんの
裏の世界アレフガルドについての情報がほとんど記されていない・・・。
第一伝説の勇者ロトが大魔王を倒してから、その後の行方がまったく
書かれていない・・・・。やはり100〜200年前の書物ではな・・・。」
ラゴン「・・・・そうですか・・・・・・。」
シムサン「・・・・・・うん?これは・・・・・」
・・・・・・そのとき考古学者シムサンは書物の中にはさんであった古い手紙
らしき紙を見つけた・・・・・・・・・・・・
シムサン「・・・・・・・・・・・・・!!」
ラゴン「大先生!!それは何ですか?!誰の手紙なんですか・・・?!」
シムサン「・・・・[あなたの愛する息子より・・・・母上へ・・・・]・・・・
こ、これは・・・・まさか・・・・・」
ラゴン「息子・・・・?母・・・・・??」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
35 :
K:02/04/23 02:13 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE7
・・・・・・・・あなたの愛する息子より 母上へ・・・・・・
このアレフガルドという不思議な世界へ足を踏み入れてどれくらいの年月が
経ったかわかりません。
どうかこの手紙だけは母さんの元へ届くことだけを願っています。
私はこのアレフガルドで、何人かの仲間たちとともに大魔王と戦い、
この不思議な世界に光を取り戻しました。
大魔王を倒したのち、私なりにいろいろと試みてみましたが、どんなことをしても
もう元の世界へは戻れないことがわかりました。
36 :
K:02/04/23 02:13 ID:???
今からここへ書くことはおそらく母さんたちにはとても理解できないような
ことかもしれないでしょう。
母さんたちのいる世界からやってきた竜のモンスターは、たくさんの部下を
引き連れて今も私を追い続けています。
かつて私の仲間だったみんなも次々に殺され、とうとう私一人になってしまいました。
・・・・・・・・・そもそもの始まりはあのとき竜の女王からこのような
光の玉などを受け取ってしまったために・・・・・・・・
37 :
K:02/04/23 02:17 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE8
母「おきなさい おきなさい、わたしのかわいい息子や・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
母「ここからまっすぐ歩くとお城です、王様にキチンとご挨拶するのですよ。
さあ行ってらっしゃい・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
竜の女王「あなたがもし魔王を倒すことができるのなら・・・・・あなたにこの
光の玉を授けましょう。生まれ出るわたしの赤ちゃんのためにも・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
38 :
K:02/04/23 02:17 ID:???
シュヴァァァァァーーーーーーーーー!!!・・・・バシュゥゥゥンンン!!
ゾーマ「ほう・・・わがバリアーをはずす術を知っていたか・・・・・。
しかし無駄なこと・・・・、さあ わが 腕の中で息絶えるがよい!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゾーマ「よくぞ倒した・・・・・・。だが光 あれば 闇も またある・・・・・
ワシには見えるのだ・・・・この世に再び何者かが現れよう・・・・
だがそのときはお前はすでに年老いてこの世にはいまい・・・!!
わははははは・・・・・・!!!・・・・・・ぐふっ・・・!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
39 :
K:02/04/23 02:20 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE9
王「よくぞ大魔王を倒してこの世界に光りをよみがえらせた!そなたに
ロトの称号をあたえよう!・・・・勇者ロトよ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
戦士「おいロト、どうした?お前も飲めよ。」
ロト「ああ・・・・・」
40 :
K:02/04/23 02:20 ID:???
賢者「どうしたの?大魔王を倒したってのに元気ないわね?」
魔法使い「・・・・・ロトよ、このアレフガルドも悪くない世界じゃぞ。
そなたの故郷アリアハンを想う気持ちは判るが・・・・。」
ロト「ごめん・・・・ちょっと外に行って風に当たってくるよ・・・・。」
戦士「そうか・・・・・・じゃあ後でな・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
41 :
K:02/04/23 02:22 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE10
かくして勇者ロトは ここ アレフガルドの 英雄となる。
だが祝いの宴が終わったとき 勇者ロトの 姿は どこにも なかった。
そして彼が 残していった 武器や防具は ロトの剣 ロトの鎧
聖なる守りは ロトの印 として
のちの世に 伝えられて いったという・・・・・・・。
42 :
K:02/04/23 02:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜
43 :
K:02/04/23 02:24 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE11
ラダトーム城 明け方・・・・
城の地下にて
*「ぐぅぐう・・・・・」
ロト「・・・・すみません、ちょっと起きてください・・・・。」
*「・・・・ん?むにゃむにゃ・・・・ハッ!こ、これは・・・ロト殿・・・。
失礼、どうなされたのですか・・・?」
ロト「うん・・・・、あなたにこれを・・・・。」
*「これは・・・・太陽の石・・・。なぜこれをワシに・・・・?いや、
なにもおっしゃらなくても結構です・・・・。あなたの考えていることは
分かっておりますぞ・・・・・。」
44 :
K:02/04/23 02:26 ID:???
ロト「ありがとう・・・・、この世界の未来のためにその石を後継者たちのために
役立ててください・・・。ボクはここにいても・・・・」
*「・・・・やはり行くのですな・・・・。」
ロト「・・・・・・帰れるかどうか分からないけど・・・・。」
*「・・・・・そうですか・・・。あなたがいなくなると寂しくなりますな・・・。
しかしワシもあなたが無事、故郷へ帰れることを願っております・・・・。」
ロト「ありがとう・・・・、仲間たちには何も言ってないけど・・・彼らはこの
世界が気に入ったみたいだし・・・・。」
*「・・・・・・お気をつけて・・・・勇者ロト殿・・・・。」
ロト「うん・・・・さよなら・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
45 :
K:02/04/23 02:28 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE12
マイラの村から西の塔 最上階にて
ロト「・・・・・・ルビス様・・・・・」
ルビス「よくやりましたね、勇者ロト・・・・・・。大魔王ゾーマを倒してこの世に
再び光を取り戻したことを心から・・・」
ロト「ルビス様、もうそのセリフは世界中で聞き飽きました・・・・。それよりも
ボクはアリアハンに・・・元の世界へ帰るにはどうすれば・・・?」
ルビス「・・・・・・・・・・・・・」
ルビス「・・・・勇者ロト、残念ですがギアガの大穴はすでに閉じてしまいました。
この私でももうどうすることもできません・・・・。これからはこの地で
生き、この地で子を産み、この地に骨を埋めていってはどうでしょう・・・?」
46 :
K:02/04/23 02:30 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE13
ロト「・・・・・母さんたちに・・・ボクは身内の者たちに何も言わずに
この世界へ来たんです、この世界は嫌いじゃないけど・・・・・やっぱり
ボクには帰るべき場所があります、それはこの世界ではありません・・・。」
ルビス「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「ルビス様、・・・・何か方法はありませんか・・・?」
47 :
K:02/04/23 02:30 ID:???
ルビス「・・・・・・・・・・・・」
ルビス「・・・・私には無理ですが・・・・方法は・・・ないことも・・・・。」
ロト「ホントですか・・・?!そ、それはどんな・・・?!」
ルビス「・・・・神竜に頼めば・・・・あるいは・・・・・でも・・・
神竜はこのアレフガルドではなく上の世界に存在します・・・・・。」
ロト「神竜・・・・・??」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
48 :
K:02/04/23 02:31 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE14
上の世界 竜の女王の城にて・・・・
A「何をしているの?」
B「あの竜の子の成長ぶりを日記に書いているのだよ・・・。」
A「そう・・・・・。あの子信じられないスピードで成長しているものね・・・。」
B「ああ・・・・怖いくらいにな・・・・。」
A「あの子誰にもなつかないし、それどころかこないだなんてあたしに
おもいっきり噛みついてきたのよ。」
49 :
K:02/04/23 02:32 ID:???
B「ふむ・・心配だな・・・ワシもこないだ夢を見た・・・あの子が大きくなって
恐ろしい竜になって人々たちを苦しめる夢を・・・・・・。」
A「・・・・でもあの子は・・・女王さまからの頼みだし・・・・。」
B「うむ・・・・・、単なる思い過ごしだといいが・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
50 :
K:02/04/23 02:33 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE15
生まれてから一日目
その竜の子が卵から出てきたとき、まわりに私達がそばにいたのにも
かかわらず、その子は誰にもなつかず、そして母親を捜そうともしなかった。
この種族には`すり込み’という習性がないらしい。
私達はその瞬間、この子は卵の中にいるときから私達の話し声を
聞いていたのだと理解した。
51 :
K:02/04/23 02:34 ID:???
`この子は自分の母親はもうすでにこの世にいないということ知っている’
そしてその子は卵から孵化してわずか2分たらずで飛ぶことを覚えた。
それから1時間もしないうちにその竜の子は[何か]を探し始めた。
食べ物を探しているのか、母親の亡骸を探しているのか私達にはさっぱりだった。
そして竜の子は私達に訴えかけるように吠えだした。
まるで竜の子は[貴様らアレをどこに隠した]と脅迫しているかのように、私達に
襲いかかるように吠えだした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
52 :
K:02/04/23 02:35 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE16
生まれてから二日目
まだ何も教えてもいないのに竜の子は突然言葉をしゃべりだした。
どこで聞いて覚えたのかは知らないが、ともかくその子が最初に覚えた言葉は
`ぶち殺すぞ’
だった。私達はこの子を一度、神竜様に会わせたほうがよいのではないかと
思い始めていた。
53 :
K:02/04/23 02:35 ID:???
この竜の子は一度暴れ出すと一時間はそこら中に炎を吐き、目にとまる者を
次々に噛みついたりする。
今はまだ私達数人がかりで何とか取り押さえられるが、これ以上成長すれば
私達の身が危険になるかもしれない・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
54 :
K:02/04/23 02:36 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE17
生まれてから一週間後
わずか一週間にして竜の子はドラゴン種族の成人体型になる。
どうやら竜の子は母親の形見である「光の玉」を探していたようだ。
この城にないと分かると竜の子は突然私達に問いかけた。
55 :
K:02/04/23 02:37 ID:???
`勇者のガキはどこへ行ったか知らねェか?’
彼は以前仲間たちとともにここへ現れたことがある。
しかしその後の彼の行方など私達が知るわけがない・・・・。
竜の子は私達が本当に知らないと分かると機嫌をそこねたのか、城の外壁を
破壊し、私達の仲間を数人半殺しにされた・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
56 :
K:02/04/23 02:39 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE18
生まれてから10日目
ゆうべはなぜか竜の子はこの城にいなかった。
どこに行っていたのか聞きたかったが、最近は恐ろしくて何も聞けない。
だが竜の子は私に言った。
`神竜に会ってきた、テメェらじゃ話にならねェからな。’
57 :
K:02/04/23 02:39 ID:???
私は危うく持病の心臓発作を起こしそうになった。
心の中まで読めるのか・・・・・・・・・・。
神竜に会うためには真の勇者しか行けぬはずなのに・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
生まれてから11日目
ついに竜の子はこの城から去っていった。
私達はほっとしたが、女王さまからのたっての願いを叶えてあげられず
ただどうすることもできなかった自分達に腹立たしさを感じた・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
58 :
K:02/04/23 02:40 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE19
・・・・・そいつはドラゴンのような姿をしてはいるが、パワーを抑えるために
人間と同じ姿にも変身できる・・・・・・
・・・・・だがそいつは人型の形態でもすさまじい戦闘力を持つ・・・・・・
・・・・・・私(ロト)が見るかぎりでは、ヤツは間違いなく・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
59 :
K:02/04/23 02:41 ID:???
ドムドーラの町 武器屋にて
竜王「まずはこの町から当たってみるか・・・・。竜の姿では目立つから
人型の形態になっておくかな・・・・。」
売春婦「お・に・い・さん。あなたけっこうイケてるわね♪。わりとあたしの好み
だから安くするわよ♪2000Gでどう?」
竜王「目障りだ、消えろ。テメェのような薄汚ねェ娼婦なんぞに用はない。」
売春婦「まぁなによ!!失礼ね!あんたカオはカッコイイくせして口が
めっちゃ悪いわね!ば〜か、こっちから願い下げよ!!」
竜王「くだらねェ町だな・・・・そのうちブッ潰してやるか・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
60 :
K:02/04/23 02:42 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE20
武器屋「ここは武器と防具の店だ、どんな用かね?」
竜王「・・・・ロトというヤツがここへ来なかったか?」
武器屋「ほう・・・!お客さん運がいい!実は勇者ロトが装備していたという
鎧がウチにあるんですよ!ほら、これがそうです。・・・・見て下さいよ、
この完璧なまでの防御力、そして美しいまでの光り輝いた・・・」
ガツッ・・・!!
武器屋「う!ぐ・・・ぐぁ・・・ぁぁ・・!!な、なにをするんだ・・・!」
竜王「オイ、オレはヤツが着ていた鎧なんぞに興味はねェんだ。勇者ロトの
行方を捜している・・・・。知っていることを話せ、このまま絞め殺すぞ。」
61 :
K:02/04/23 02:43 ID:???
武器屋「ぅぅ・・!!・・・・わ、私は・・・なにも・・・・・!」
戦士「おい!お前!何をしているんだ!放してやれ・・・!」
竜王「・・・ん・・?誰だテメェ・・?いや・・・声は聞き覚えがあるな・・・。」
ドサ!!
武器屋「はぁ・・・はぁ・・・!!」
戦士「大丈夫か・・・・?」
武器屋「は・・・はい・・・・な、なんとか・・・・。」
62 :
K:02/04/23 02:44 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE21
戦士「乱暴なやつだな、用があるのなら俺が聞いてやる。ちょっとそこまで
顔を貸してもらおうか・・・・。」
竜王「ホゥ・・・、威勢がいいな。ちょうどいい、テメェに聞くことにしよう・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
63 :
K:02/04/23 02:45 ID:???
ドムドーラの町はずれにて
戦士「ぐ、ぐぉぉぉおおお・・・・バ、バカ・・・な・・・!この俺が・・・!!」
竜王「どうした、もう終わりか?テメェは呪文も使えねェのか・・・?
呪文が使えないのならせめて身体を回復させるようなアイテムぐらい
持っておくべきだったな・・・・・。」
戦士「・・・・(こ、こいつなんて強さだ・・・・!!)・・・・」
竜王「テメェの声にはどうも聞き覚えがあると思っていたが・・・・テメェは
勇者ロトの仲間だな・・・?」
戦士「・・・・!!な、なぜそれを・・・・?!」
64 :
K:02/04/23 02:46 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE22
竜王「卵の中でテメェらがオレに話しかけてたのを覚えている・・・。あいにく
オレは一度聞いた声は必ず覚えてしまうのでな・・・・。勇者ロトは
どこにいる・・・・?」
戦士「卵・・・・・?!・・・そ、そうか・・・!貴様はあの竜の女王の・・!!
だ、だがギアガの大穴は閉じてしまったはずだ・・!なぜこの世界に・・・!」
ザシュッ!!
戦士「うぉぉぉぁぁあああ!!・・・・く・・・くそ・・!!」
65 :
K:02/04/23 02:46 ID:???
竜王「オイ、そんなことテメェに話してオレに何か得があんのか?もう一度だけ
言うぞ・・・・。勇者ロトの野郎は光の玉を持っているはずだ・・・、
ヤツはどこにいる・・・・・」
戦士「・・・・・し・・知らん・・!俺たちだってあいつを捜して・・・」
竜王「・・・・・フン、では質問を変える。他の仲間はどこだ・・・?」
戦士「・・・き、貴様のようなやつに・・・だ、誰が言うものか・・・!!」
竜王「・・・・そうか、時間を取らせて悪かったな。・・・・あばよ。(ギィィィン・・・)」
ズガァァァァーーーーーンン・・・・・・!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
66 :
K:02/04/23 02:48 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE23
・・・・・私の生まれ故郷アリアハンへ帰る方法を精霊ルビス様にお願いした・・・
・・・・ルビス様は思いもよらない大胆な方法を私に告げた・・・・・しかし
それで帰れる可能性があるのなら私はなんでもする・・・・・正直言ってワラにも
すがる思いだった・・・・・・・・・・・・・
マイラの村から西の塔
ロト「ル、ルビス様・・・そ、そんな方法でホントに大丈夫なんですか・・?」
ルビス「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「ルビス様・・・・!」
67 :
K:02/04/23 02:48 ID:???
ルビス「少々荒っぽい手段ではありますが他に方法はありません・・・・。
・・・・ですが可能性はあります・・・・どうしますか・・・?」
ロト「・・・・わかりました・・・・お願いします・・・。それで元の世界へ
戻れるのなら・・・・・。」
ルビス「では早速はじめましょう・・・・・・・。」
ルビス「大地を司る者よ・・・・・・。この私の声が聞こえますか・・・・?
もし聞こえたら私に呼びかけて・・・・・・私は精霊ルビス・・・・・。」
・・・・・・・・・・・キィィィィンンン・・・!!!・・・・・・・・
68 :
K:02/04/23 02:50 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE24
・・・・・・・ルビスか・・・・・久しぶりだ・・・・・・・・・・
ルビス「・・・・よかった・・・・まだ生きていたのですね・・・・・。本当に
久しぶりです・・・・・」
・・・・・・・私に何か用か・・・・・・・・?
・・・・また新たな大陸を創りたいとでも・・・・・?
69 :
K:02/04/23 02:50 ID:???
ルビス「それにはまだ少し時期が早すぎます・・・・。あなたに用というのは
そちらの世界に存在する神竜に会ってきてある願いを叶えてほしいのです。」
・・・・・・・・・それはどんな願いだ・・・・・・・・・・
ルビス「・・・・この子を・・・このアレフガルドを救った勇者ロトという人間を
上の世界へ戻してほしいと・・・・・・。」
・・・・・・・・ルビスよ・・・・・この私に見ず知らずの少年のためにあの神竜と
闘い、自分の願いでもない他人の願いを叶えろと言うのか・・・・・・・・?
70 :
K:02/04/23 02:51 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE25
ルビス「・・・・・わかっています・・・・・。あなたが私以外の者のために動く
者ではないことを・・・・・しかしこれは私の願いでもあります・・・。
聞いてもらえませんか・・・・・・私のためにも・・・・・。」
・・・・・・・・・仕方ないな・・・・・だが保証はできんぞ・・・・・・・・
・・・・・私も久しく戦闘はご無沙汰なのでな・・・・・・・・・・・・・
ルビス「・・・・・ありがとう・・・・・・感謝します・・・・・・・」
・・・・・・・キィィィィ・・・・・・・ンンン!!・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
71 :
K:02/04/23 02:52 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE26
竜のモンスターはかつて私(ロト)が倒した大魔王の城を乗っ取り、たくさんの
モンスター達を従えその城を拠点とした。
だが竜のモンスターはまるで以前その城へ来たことがあるかのように
どこに何があるかを全て知っているようだった。
ゾーマの神殿 一階 玉座の間
二つの玉座の前に立ちはだかる二匹の人型形態のモンスター達。
・・・・そしてその眼前に現れた竜王・・・・・・
72 :
K:02/04/23 02:53 ID:???
竜王「フム・・・・やはり玉座が二つ・・・・神竜の言っていたとうりだな・・・。」
ダース「・・・・・何者だ、貴様・・・・。何か用か・・・・。」
キース「ほぅ・・・・久しぶりの訪問者か・・・・どうする兄者?」
竜王「・・・・・今は空き家のようだな・・・、まあいい・・・・。」
ダース「??・・・・貴様まさか・・・・竜族の者か・・・?!」
キース「本当か兄者・・・?!俺には何も感じないが・・・?!」
ダース「よく感じ取れキース、こいつ・・・いや、このお方から発している
わずかな闘気を・・・・。」
キース「・・・・おぉ・・・!!ま、まさか竜族の生き残りがまだおられたとは・・!」
竜王「・・・・・・・・・・・・」
73 :
K:02/04/23 02:55 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE27
ダース「竜族のお方よ、ここでお会いできたのも何かの運命かと・・・・・。
我々は今は絶滅した竜族の子孫・・・・。とは言ってもあなたのような
純血ではありませぬが・・・・・。」
キース「竜族のお方・・・!!我々は長年この玉座を守る役目としてこの城に
仕えておりました。・・・しかしゾーマが現れて以来、その役目も果たせぬ
まま今日まで至ったのですが、ゾーマが倒された今再びこの城へ戻って
まいりました・・・!!」
竜王「・・・・・(フン・・・・どうやらウソをついている様子はなさそうだな・・)」
ダース「申し遅れました、私はダース。となりにいるのが私の弟のキースです。」
キース「竜族のお方、ぜひその名をお聞かせいただきたい・・・・!」
74 :
K:02/04/23 02:55 ID:???
竜王「・・・・・あいにくオレには名前を付けられていないんでな・・・・。
母親が女王と呼ばれていたらしいからそれをもじって竜王と勝手に
付けられた名ならあるが・・・・・。」
ダース「竜王様・・・・・、竜族の名にふさわしい名です・・・・・。」
キース「竜王様!・・・・我々竜族の血を受け継ぐ者の・・・・命の源でもある
光の玉を・・・・今こそ・・・・!!」
竜王「なに・・・・?お前らも探していたのか・・・・?」
ダース「竜王様・・・・、光の玉は勇者ロトという人間が持っております。
人間ごときに我らの光の玉を奪われるとは・・・・。」
竜王「・・・・・・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
75 :
K:02/04/23 02:56 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE28
私(ロト)はルビス様に頼んである人に神竜に願いを叶えてもらうことにした。
・・・・・・しかしそれは果たして「人」なのか・・・・・・?
・・・・・・彼の名前や彼が何者かは知るよしもなかったが・・・・・
・・・・・・あとから知ったときはなんとも複雑な気持ちで・・・・・・・
・・・・・・彼の正体など私にとってはどうでもいいことだが・・・・・
・・・・・・私(ロト)は正直言ってまず彼の名前に驚いた・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
76 :
K:02/04/23 02:57 ID:???
天上界にて
神竜「む・・・?・・そなたはまさか・・・・・」
ガイア「ああ・・・・会うのは初めてだが・・・・貴殿なら私が何者か
判るはずだ・・・・・。」
神竜「・・・・・ルビスの使いでここへ来たのだな・・・・。というよりも
そなた生きていたとは驚きだ・・・・・。」
ガイア「ルビスには借りがいくつもあるのでな・・・・・。それに新しい大陸も
完成させねば・・・・・。」
77 :
K:02/04/23 02:58 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE29
神竜「・・・で、何用だ・・・・・?」
ガイア「アレフガルドに取り残された人間をこの世界に引き戻すというルビスからの
司令だ。閉じたギアガの大穴を再び開けたいのだが・・・・。」
神竜「・・・・・・・・・残念だがそれはできんな・・・・・。」
ガイア「・・・・・それは不可能だと言いたいのか?それとも開けたくないのか?」
神竜「さぁな・・・・・。どのみち私を倒さねば願いは叶えられんぞ・・・・。」
ガイア「無論そのつもりだ・・・・・。しかし今の発言でわかった・・・・。
ギアガの大穴を閉じたのは貴殿だな・・・・?」
78 :
K:02/04/23 02:58 ID:???
神竜「・・・・だったらどうだと言うのだ?」
ガイア「フフ・・・・竜族を守るためか・・・・それとも復讐・・・・か・・・?」
神竜「そなたはここへ何しに来たのだ?私とおしゃべりをしに来たのか?」
ガイア「私は貴殿に対して特に私怨もないが・・・・ルビスの頼みであれば
仕方ない。・・・・貴殿を倒して私の願いを叶えさせてもらうぞ・・・・。」
神竜「おもしろい、では早速始めるぞ。・・・・用意はいいな?」
ガイア「ああ、はじめよう・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
79 :
K:02/04/23 02:59 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE30
マイラの村より西の塔にて
ルビス「さて・・・・無事願いが叶うといいですが・・・・・。」
ロト「ここで待ってればいいんですか?」
ルビス「そうですね・・・・、しばらく待っていれば彼のほうから・・・」
・・・・・・そのとき女賢者と老魔法使いが現れた・・・・・・
賢者「あ・・!あんたこんなトコにいたの・・・?!」
ロト「・・・!・・・・い、いやその・・・・」
魔法使い「捜したぞよ・・・・ロト・・・・・。」
ルビス「・・・・・・・・・」
80 :
K:02/04/23 03:00 ID:???
賢者「みんなあんたを捜してたんだよ・・・・。なんで何も言わずに・・・・」
ロト「・・・・ごめん、ボクはどうしても・・・・」
賢者「ルビス様、突然すみません。彼は私が説得するので・・・。」
ロト「・・・・は?何言ってるんだ、ルビス様はこれからボクのためにアリアハンへ
帰してくれるんだ。・・・・キミたちが何と言おうとボクは帰るんだ・・!」
賢者「ばか!あんた知ってんの?戦士が何者かに殺されちゃったんだよ!」
ロト「・・・?!な、何だって・・・・?!」
魔法使い「うむ・・・・。どうやら事実らしい・・・・、犯人は不明じゃが・・・。」
ロト「・・・・・・!!」
ルビス「・・・・・・・・・・・・・」
81 :
K:02/04/23 03:01 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE31
ロト「戦士が・・・・?!いったい誰が・・・・・?!」
賢者「ほらロト、ぐずぐずしてないで犯人を見つけるわよ!」
ロト「え・・?!し、しかしボクは・・・・」
魔法使い「ロトよ、戦士のカタキを討つのだ。戦いはまだ終わっておらんぞよ。」
ルビス「待ちなさい、・・・・あなた達・・・・。」
賢者「・・・・・え・・・?」
ルビス「この私の目はごまかせません・・・・。誰のさしがねでここへ来たのかは
知りませんが、今すぐにここを立ち去りなさい・・・・・。」
ロト「ルビス様・・・・?」
82 :
K:02/04/23 03:02 ID:???
賢者「な・・・何をおっしゃっているんですか・・・・」
魔法使い「・・・・・・・・・・・・・」
ルビス「ロトよ・・・・騙されてはなりません、この二人は賢者や魔法使いなどでは
ありません・・・・。これらはすべて幻・・・・・、さあよく目を
開いて見るのです・・・・・・。」
キィィィィーーーーーンンン!!・・・・・・シュヴァァァァーーーー!!・・・・
ロト「な・・・・・なんだ・・・・・??!」
賢者「・・・・・・・・・・ふん・・・・やはり無駄だったか・・・・」
魔法使い「・・・・そのようだな兄者・・・・・。作戦変更だな・・・・。」
ガォォォォーーーーーーーーーンンンン!!!!・・・・・・
83 :
K:02/04/23 03:03 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE32
・・・・・そのときはルビス様から言われるまでわからなかった・・・・・
・・・・・その二人は私(ロト)の仲間、賢者と魔法使いなどではなかった・・・
・・・一人は青い身体をした剣士、もう一人は赤い身体をした剣士だった・・・・
ダース「やむを得ん、作戦変更だ・・・・・・キース、やるぞ。」
キース「ああ、わかった兄者。」
ロト「な、何者だ・・・・?」
ルビス「・・・・下がりなさいロト!!彼らの目を見てはいけません・・・!!」
キース「おっと・・・もう遅い・・・・。」
84 :
K:02/04/23 03:03 ID:???
ダースとキースの瞳が妖しく光る・・・・・
ギィィィーーーーーンン・・・・・・カァッッ・・・・・!!
ロト「うあああ!!・・・・あ・・・・・・あ・・・・あ・・・・・・」
ドタリ・・・・・
ルビス「ロト・・・・!!」
ダース「ふん・・・他愛もない・・・・・。次は貴様だ、ルビス。」
ルビス「・・・・・私にそのような技など・・・・・!!」
キース「ああ、安心しろルビス。貴様にこんな技は使わない・・・・・。」
85 :
K:02/04/23 03:04 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE33
ルビス「・・・`聖なる光よ わが 精霊の しもべとなりて・・・’」
ダース「遅いぞルビス、第一そのような魔よけの呪文など我らに通用せん。」
キース「ルビスよ、これを見るがいい・・・・・・。」
キースは邪神の鏡を取り出した
ルビス「ハッ・・・!!し、しまっ・・・・!!」
バシュゥゥゥーーーーーーーー!!!!
ルビス「ああああーーーーーー!!・・・・・・・・・・・・・・!!!」
86 :
K:02/04/23 03:05 ID:???
シュゥゥ・・・・・・・・・
ルビス「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ダース「再び封印されたようだな・・・・・。これにて任務完了だ・・・・。」
キース「さて・・・兄者、こいつ(ロト)を連れて行こうか・・・・・。」
ダース「うむ、竜王様のもとへ・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
87 :
K:02/04/23 03:06 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE34
ゾーマの神殿
私(ロト)はあの大魔王の城へ連れていかれ、そこにいたあの竜のモンスターと
初対面を交わした・・・・・。本当にあの女王の子なのか・・・・・?
信じられないくらいにそいつから恐ろしい威圧感を感じた・・・・。
ロト「・・・・・・・うーん・・・・・ん・・・?・・・ハッ・・・!!」
竜王「よォ・・・目が覚めたか?」
88 :
K:02/04/23 03:07 ID:???
ロト「・・・・・誰だ・・・・?」
竜王「質問はたったそれだけか、オレは竜王だ。・・・・ではこっちが聞く番だな。
光の玉はどこにある?テメェの袋には何も入ってねェぞ。入っていたのは
くだらん称号だけだ。・・・・オイ、念のために聞くがこの称号に刻まれている
[鳥のような紋章]がどういう意味を表しているか知ってんのか?」
ロト「・・・・・・・・・・・」
竜王「・・・・・ん・・・?オイダース、このガキは耳が聞こえねェのか?」
ダース「・・・・竜王様、おそらくこやつは寝起きのためまだ頭がはっきりとして
いないのでしょう・・・・。」
竜王「そうか、そりゃあ悪かった・・・・。よし、キース。こいつの目を
覚まさせてやれ。」
キース「はっ・・・・・。」
89 :
K:02/04/23 03:08 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE35
ロト「な・・・何をするんだ・・・・!!」
キースは勇者ロトの肩をつかむと同時に不思議な呪文を放った。
バリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・・・!!!
ロト「うああああああああああ!!!・・・・!!」
竜王「どうだ?目が覚めたか・・・・?」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・!!!
ロト「う・・・うああああ・・・!!や・・・やめ・・・ろ・・・!!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・!!!
竜王「オイボゥズ、もう一度聞くぞ。光の玉はどこだ・・・・・・。」
90 :
K:02/04/23 03:08 ID:???
ロト「う・・・うぉぉぉおおお・・・・・!!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・!!!
竜王「・・・・しぶといガキだ。キース、フルパワーでやれ。」
キース「は、しかし竜王様・・・・。すでにこいつの腕は焼けかかっています。
おそらくこれ以上パワーを上げるとこいつは死んでしまうおそれが・・・。」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・!!!
ロト「ぐ・・ぐぁぁああああ・・・・・・!!!」
竜王「この程度でか?・・・・・なさけねェ野郎だな・・・・仕方ねェ、
オイダース、あいつらを呼んでこい。」
ダース「はっ・・・・・・。」
91 :
K:02/04/23 03:09 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE36
・・・・・・ダースとかいう剣士は私(ロト)の仲間であった
賢者と魔法使いを連れてきた・・・・。なんということだ・・・・仲間達は
すでにこいつらに捕まっていたとは・・・・・・・。
賢者「ロト・・・・・!!」
ロト「・・・・み・・・みんな!!」
魔法使い「く・・・・すまんのぅ・・・・ワシらとしたことが・・・・・」
竜王「こいつらを見つけるのはそう難しくはなかったぞ、あいにくもう一人の
テメェの仲間はオレがブッ殺しちまったがな・・・・。」
ロト「くっ・・・・・!!な、仲間たちに手を出したら・・・!!」
竜王「[許さないぞ!]・・・ってか・・・・?だったら早めに吐いちまえ。
これ以上はオレも待てねェな・・・・・。」
92 :
K:02/04/23 03:10 ID:???
賢者「私たちに何をする気なのよ・・・・・」
竜王「お前ら二人でそこにいるダースとキースと闘え。テメェらが勝ったら
ロトを解放してもいいぞ・・・・。」
ロト「なに・・・・・?!」
賢者「・・・・何を言うかと思えば・・・・あんたたち私たちを知らないの?」
魔法使い「ふぉっふぉっふぉ・・・・・二対二か・・・かまわんぞよ・・・。」
ロト「二人ともよせ!!こいつら二人は・・・!!」
竜王「では決まりだ・・・・・。油断するなよダース、こいつらは大魔王を
倒した勇者ロトのご一行様だ・・・・。」
ダース「は、肝に銘じて・・・・・。」
キース「・・・・久しぶりの戦闘か・・・・腕が鳴るな・・・・。」
93 :
K:02/04/23 03:11 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE37
・・・・・・・私(ロト)は止められるものなら止めたかった・・・・・・
・・・・・そいつらの強さときたら信じられないくらいに・・・・・・・・
・・・・なぜこんなでたらめの強さを持った者達がこの世界にいるんだ・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・私(ロト)の仲間たち二人はダースとキースにおびただしい数の
呪文を放った・・・・・・しかし・・・・・・・・
94 :
K:02/04/23 03:11 ID:???
賢者「はぁはぁ・・・・・・そ、そんな・・・・。こ、こんなことって・・・・・・」
魔法使い「後ろだ!!賢者よ!!!」
賢者「・・・・・!!」
ダース「遅い・・・・!(ギィィンン・・・・)」
ズガァァァァーーーーーーーンンン!!!・・・・・・・・・
賢者「がっ・・・・・!!」ドタリ・・・・
魔法使い「く・・・くそ・・・!!お、おのれ・・・!!(カキィィィィンンン・・・・)」
魔法使いは全身を震わせ、全魔法力を解き放った
・・・・・キーン キーン キーン キーン キーン キーン・・・・・
・・・・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・!!!
95 :
K:02/04/23 03:13 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE38
竜王「ホゥ・・・・・あのジイさんなかなかやるじゃねェか・・・・・。」
ロト「・・・・・・!!ま、まさか・・・・?!よせ!死ぬぞ!!」
竜王「オイ・・・ロト・・・早く光の玉のありかを言わねェとあのジイさんまで
くたばっちまうぞ・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・!!」
魔法使い「大魔王ゾーマにも使わなかったこの呪文で・・・・!!」
キース「ご老体、あまり無理をすると身体にさわるぞ・・・・。」
ダース「ふむ・・・・・これは見物だ。キースよ、しばらく様子を見よう。」
96 :
K:02/04/23 03:13 ID:???
魔法使い「・・・・・・・喰らえ・・・・・!!!」
グァァァァァアアアーーーーーーーーーー!!!・・・・・・・!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
魔法使い「・・・・・やはり・・・・・ダメ・・・・か・・・・・・。」
ダース「いや、今の呪文はなかなかのものだった。・・・・私の[青龍剣]を
少々とはいえど欠けさせるとは・・・・。」
キース「俺もだよ兄者、[赤龍剣]がこれじゃあカタなしだな・・・・。」
魔法使い「すまんのぅ・・・・ロトよ・・・・あとを・・・・たの・・む・・」
ドタリ・・・・・・・・
ロト「・・・・!!!」
97 :
K:02/04/23 03:14 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE39
竜王「終わったようだな・・・。バカなヤツだ・・・、光の玉のありかを
言えばこの二人は死なずに済んだものを・・・・・・。」
ロト「お前ら・・・・・!!許さんぞ・・・・・!!」
・・・ビシッ!・・・ビシッ!ビシビシ!・・・バリバリバリ・・・・!!
竜王「ホゥ・・・・・闘気はすでに臨戦態勢だな、おもしろい。今度は
オレと闘るか?」
ロト「・・・・・ゆ・・・・許さん・・・・・!!(キィィィンンン・・・・)」
竜王「フン、・・・・今のテメェじゃオレを倒すどころかオレを楽しませること
すらできねェな。まぁそれでも闘るってんならオレは構わねェが・・・。」
98 :
K:02/04/23 03:15 ID:???
・・・・・・このときこの竜のモンスターと闘っていれば私(ロト)は間違いなく
死んでいただろう・・・・・・ある者が止めていなければ・・・・・・・
ガイア「・・・・・・・・ここにいたのか・・・・捜したぞ・・・・。」
ロト「・・・・?!・・・(誰だ・・・・??)」
ダース「・・・!・・・貴様何者だ・・・・・。」
ガイア「ルビスがすでに封印されていたのでもしやと思ったら・・・・・。」
キース「竜王様、侵入者が・・・・・。」
竜王「ん・・・・・?声には聞き覚えはねェな、何か用か?」
ガイア「・・・・・その少年を引き取りに来た、戦闘ごっこはこれまでだ・・・。」
竜王「・・・・・・・・・」
99 :
K:02/04/23 03:16 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE40
キース「なんだと・・・・?貴様正気か?」
ガイア「どうかな・・・・最近平和ボケをしていたからな・・・・。」
ダース「・・・・命が惜しくないようだな・・・・。」
竜王「・・(こいつかなり強え・・・・ダース達ではムリかもしれねェ・・・)・・」
ガイア「どうやら口で言っても無駄のようだな、だがお前達が何と言おうと
その少年を引き取るぞ。」
キース「面白い、引き取れるものなら・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・シュンッ!!
キース「なに?!き、消えた・・・・!!」
100 :
K:02/04/23 03:16 ID:???
ロト「え?あ・・・あれ?なんでボクはかつがれているんだ・・・・?」
ガイア「しっかりつかまっていろロトよ、とりあえずこの場を離れる・・・・。」
竜王「・・・・(速い・・・・・)・・・」
ダース「な・・・・・!!ま、待て貴様!!」
ガイア「・・・・・・(キィィィンン・・・・・)」
ズガァァァーーーーーンン!!・・・・・ガラガラガラ・・・・・!!
ダース「くっ・・・!!ま、待て・・・・!!」
101 :
K:02/04/23 03:17 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE41
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガイア「よし、この間に逃げるぞ。落ちるなよ。」
ロト「え・・・あ、ああ・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キース「に、逃げられたのか・・・・・!!」
竜王「フン・・・・・なかなかやるな・・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
102 :
K:02/04/23 03:17 ID:???
・・・・・・・その男は私を担ぎ上げものすごいスピードで城から脱出した・・・
・・・・ともかくその男は私(ロト)を助けてくれたのだった・・・・・・
・・・・・・・その男の名は「ガイア」・・・・・・・・
・・・・・ルビス様に呼びかけられ、神竜に会って私の願いを叶えさせてもらう
予定だった男だ・・・・・・だがこのとき私を拾ったのは願いを叶えるためでは
なかった・・・・・・・彼は神竜と会うことができなかったのか・・・・・?
103 :
K:02/04/23 03:19 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE42
ロト「ち、ちょっと・・・・・どこまで行くんだ・・・・?もうここまで
くれば平気じゃないか・・・・。」
ガイア「今のお前ではあの竜王どころかヤツの部下にも勝てん、だが光の玉を
渡さなかったのはさすがに勇者だな・・・・。」
ロト「・・・・・ある場所に隠してあるんだ・・・・。」
ガイア「・・・・そうか、なにはともあれお前はまだ強くなれる・・・・。
後世に継がせるにはお前はまだ若すぎる・・・・。」
104 :
K:02/04/23 03:19 ID:???
ロト「いったいどこへ連れていく気なんだ・・・?あなたは誰なんだ・・・?」
ガイア「私の名はガイアだ、お前をこれからある新大陸へ連れて行く。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・・ガイアという男はそう言って私(ロト)をある大陸へ連れて
いった・・・・・・・この世界にはアレフガルドしかなかったはずなのに・・・・
・・・・・・その新大陸はムーンブルグという名の大陸だそうだ・・・・・
・・・・・・その大陸の中心部分に存在する気温0℃のロンダルキア台地という
高山へ連れていかれた・・・・・・・・・・・・・・・・
105 :
新中:02/04/23 03:20 ID:???
第二章 缶
106 :
新中:02/04/23 03:22 ID:???
張り付けるのがこんなに大変だとは。。。。。
ちょっと休憩。
107 :
新中:02/04/23 03:25 ID:???
kekkou shinnkei tukauna konosagyou.....
108 :
新中:02/04/23 03:28 ID:???
さあがんばろう
109 :
K:02/04/23 03:31 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜
110 :
K:02/04/23 03:32 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE43
再び現在に戻る 西暦2002年
アフリカ南部 謎の遺跡あと 洞窟内
シムサン「・・・・・・・・・・・」
ラゴン「・・・・・大先生、この手紙に書いてあることは本当でしょうか・・・。」
シムサン「・・・わからない、しかし・・・これは・・・すごいぞ・・・・。
やはり私の仮説は間違っていなかったかもしれん、6500万年前に絶滅した
恐竜の生き残りが存在していたのだ・・・・・。そしてその恐竜が進化を
遂げた結果がこれなのだよ、ラゴンくん・・・・。」
111 :
K:02/04/23 03:32 ID:???
ラゴン「またぁ・・・・大先生、冗談はよしてくださいよ。そんなこと学界で
発表したら世間の笑い者になりますよ。」
シムサン「笑わば笑えだ・・・・。今に歴史を覆すような決定的証拠をつかんで
やるさ、第一まだ手紙の内容を全部読んでいない・・・・。この手紙に
書いてあるロトの称号に刻まれている[鳥のような紋章]・・・・、
そしてそこのカベにも描かれている壁画。・・・きっとこれは同じものに
違いない、つまりそれは・・・・・。」
ラゴン「・・・・恐竜を・・・・意味していると・・・?」
シムサン「・・・・・結論はまだ何ともいえん、・・・だが一歩一歩近づいてきたぞ。
真実が明らかになるのもそう遠くはない・・・・・。」
112 :
K:02/04/23 03:38 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE44
ラゴン「大先生、彼のこの[ロト]という名は引き継がれた名じゃないですか。
彼にはちゃんと名前があったはず・・・・。[ロト]という名はいったい
どこからきたんですか・・?」
シムサン「私も不思議に思っていたところだよ、・・・・おそらくこの[ロト]という
本当の意味は、このラダトーム王でさえ知らなかったのかもしれん・・・・。
知っているのはこの竜王という名のモンスターや・・・・その部下らしき
者たち・・・・・・。つまりこの手紙でいうところの[竜族]とかいう種族に
関係する言葉・・・・。ラゴンくん、ひょっとしたらこの[ロト]という言葉は
もともと名前ではないのかもしれんぞ・・・・・・。」
ラゴン「ぇえ・・・?!」
113 :
K:02/04/23 03:39 ID:???
シムサン「うむ・・・・私にもまだ分からないが・・・・竜族という名の種族に
関係する言葉であれば・・・・かつてこの地上に君臨していた恐竜にも
関係のある言葉なのか・・・・?」
ラゴン「・・・・大先生、そもそも恐竜はなぜ6500万年前に突然絶滅して
しまったのでしょうか・・・・・?」
シムサン「地球に巨大隕石が衝突したとか・・・・・ウィルスが発生したとか・・
氷河期が原因だとか・・・さまざまな仮説があるが・・・。」
ラゴン「・・・・・・大先生はどうお考えなのですか・・・・?」
114 :
K:02/04/23 03:40 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE45
シムサン「・・・私はどの仮説にも同意見はない。」
ラゴン「では大先生の仮説を教えてくださいよ。」
シムサン「・・・私の仮説は・・・・何者かがこの地上に人類を誕生させるために、
それまで君臨していた恐竜という種族が邪魔になったか・・・・・それとも
恐竜が進化した竜・・・・つまりたとえるのなら竜族という種族が自分達
だけの地上を求め、この世界とはまったく別の世界へ移住したか・・・・。」
115 :
K:02/04/23 03:40 ID:???
ラゴン「・・・・・・・・・・・・・・」
シムサン「今のままでは何ともいえん、だがそれを探すためにここへ来たのだ。
・・・・謎はまだまだたくさん存在する、たとえばまだ明らかになっていない
[光の玉]と呼ばれる代物・・・・・。そもそも彼ら竜族はなぜこの光の玉を
必要としている・・・・?そして竜の女王はなぜそんな大事な代物を人間に
譲ったりしたのか・・・・?」
ラゴン「さぁ・・・・・僕にはさっぱりですよ大先生・・・・・・。」
シムサン「仮説を仮説のままにはさせん・・・・必ず真実を突きとめる・・・・・。」
・・・・・シムサン考古学者と助手ラゴンはさらに手紙を読み続けた・・・・・・・
116 :
K:02/04/23 03:41 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE46
・・・・・ガイアという男は私(ロト)をロンダルキア台地という高山へ連れて
いき、気温0℃の中私に話をし始めた・・・・・・・・・・・・
ガイア「ふむ、この辺までくれば・・・・・・」
ロト「ううううううううううう・・・・・・(ガタガタガタ・・・・・)」
ガイア「どうした?」
ロト「どどどどうしたもこうしたも・・・・・・さ、寒いよ・・・・。は、話が
あるんならどっか入ろうよ・・・・・。」
ガイア「この地は私が創ったばかりの未開の土地だ、人も住んでいない。」
ロト「ななななな・・・・・・い、いったい何のためにボクをここへ・・・・。」
117 :
K:02/04/23 03:42 ID:???
ガイア「ロトよ、よく聞け。私はあのときルビスの頼みでお前の願いを
叶えるために神竜に会いにいった・・・・。」
ロト「・・・・え?!あ、あなたがそうだったのか・・・!・・・・で?
どうなったんです・・・?!」
ガイア「神竜とはお前が元々住んでいた世界の天上に存在する竜の神のことだ、
その神竜はどんな願いでも叶えてくれる竜なのだ。」
ロト「・・・・・ボクの住んでいた世界にそんな神がいたのか・・・・・・。」
ガイア「・・・だがただで願いを叶えてくれるわけではない。神竜と闘い、勝った
者だけがその願いを一つだけ叶えてくれる・・・・・。」
ロト「・・・・・・で?あなたは闘って勝ったの・・・・?」
ガイア「・・・・・・・・それがだな・・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
118 :
K:02/04/23 03:43 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE47
神竜「うむ、見事だ・・・・お前の勝ちだガイアよ・・・・。約束通りそなたの
願いを叶えてやろう、・・・・どんな願いだ・・・・?」
ガイア「・・・・先ほども言った通りロトという少年をこの世界へ戻してほしい
という願いだ。つまりはギアガの大穴を再び開けるということに・・・。」
神竜「・・・・・・・・・断る。」
ガイア「・・・・・なんだと・・・・?やはり再び穴を開けたくないのか?
いや、そんなことよりも神が約束を破っていいのか・・・・?」
119 :
K:02/04/23 03:43 ID:???
神竜「ガイアよ、私はそなたの願いを叶えてやると申したのだ。その願いは
ロトという人間の願いであってそなたの願いではなかろう?」
ガイア「なに・・・・?・・・・・貴様・・・・・・。」
神竜「その願いはロトという人間自身がここへ来て私と闘い、私に勝ってから
願いを叶えるといい・・・・。今この場ではそなたの願いだけしか
叶えることはできん。」
ガイア「神が屁理屈を・・・・・・。だったら竜王は例外なのか?ヤツは
竜族だから特別扱いか?」
神竜「さあ言え・・・・・願いを・・・・・・。」
ガイア「く・・・・・くそ・・・・!!」
120 :
K:02/04/23 03:45 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE48
ガイア「・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・・・・・そうか・・・・・・わかった・・・・・・・。では
願いを言う・・・・・・・。」
神竜「うむ、何だ・・・・・・。」
ガイア「・・・・・・・私をアレフガルドへ連れてゆけ・・・・・・。それなら
問題はないだろう・・・・?」
121 :
K:02/04/23 03:45 ID:???
神竜「・・・・・何を企んでいるかは知らんが、これだけは言っておこう・・・・。
これ以上竜族に関わるな・・・・・長生きしたくばな・・・・・・。」
ガイア「・・・・・・・・・・・・」
神竜「では願いを叶えてやろう・・・・・そなたをアレフガルドへ飛ばす・・・。」
シュバァァァーーーーーーーーー・・・・・・・!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
122 :
K:02/04/23 03:46 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE49
ロト「そ、そんな・・・・闘いに勝ったのに願いを叶えてくれないなんて・・・。」
ガイア「・・・・私がここへ来たのはルビスのために新大陸を創るためでもあったが、
今はお前の願いを叶えさせるために来たのだ・・・・・。」
ロト「どうすれば・・・・・・?」
ガイア「お前自身が神竜と闘うしか道はないが、肝心の神竜が上の世界にいる以上・・
・・・残された道は・・・・・光の玉だけだ・・・・・・。」
ロト「光の玉・・・・・・?それを使って何をするの・・・・?」
123 :
K:02/04/23 03:47 ID:???
ガイア「・・・・よく聞けロト、あの竜王やその部下の二人、そして神竜、これらは
みな竜族やその子孫達なのだ・・・・・。彼らはもともとこの裏の世界を
自分達だけの世界にしようと企んでいた・・・・。そのためにあの光の玉を
必要としている・・・・だから逆に光の玉をこっちの切り札にすれば、あの
神竜もそして竜王も従うほかないだろう・・・・。そこへお前がつけ込み、
光の玉と引き替えに元の世界へ帰してもらうがいい・・・・・。」
ロト「な、なんだか卑怯なやりかただなぁ・・・・・・・・。」
ガイア「・・・・・それ以外にお前が帰る方法はないのだぞ・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・どうする・・・・・?」
ロト「・・・・・・・・・わかったよ・・・・・で、ボクは何をすればいいの?」
124 :
K:02/04/23 03:48 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE50
ガイア「まずは光の玉をどこへ隠したのだ?」
ロト「・・・・・リムルダールの町の宿屋裏の倉庫に・・・・・。」
ガイア「・・・・よし、では私が取ってくる。ヘタにお前が動いたら追っ手が
くるかもしれんからな。」
ロト「・・・・・・・ボクは?こ、こんな寒いところで一人で待ってろっての??」
ガイア「・・・・・やはりお前はまだ子供だ、私がここへ戻ってきたらお前を
強くしてやる。いくら光の玉があってもあの竜王と対等のチカラがなくては
話にならん・・・・・・・。」
125 :
K:02/04/23 03:49 ID:???
ロト「えぇ・・・・?!こ、こんなところで修行しろっての??!!」
ガイア「生き延びて元の世界へ帰りたいのであれば、今は私の指示に従うほか
ないぞ・・・・・・。第一私が助けなかったらお前はあの大魔王の城で
とっくに殺されていたのだ、・・・・少しは感謝してほしいものだな・・・・。」
ロト「わ・・・・わかったよ・・・・・あんたに従うよ・・・・。」
ガイア「よし・・・・・では待っていろ、すぐ戻る・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
126 :
K:02/04/23 03:50 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE51
・・・・・・・・・・・・こうして私(ロト)はガイアという名の男のもとで、
ここロンダルキア台地でさらに強くなるための修行を受けることとなった・・・・
・・・・・しかしこのガイアという男の正体も分からず、光の玉を切り札にあの
竜王に対して気の乗らない作戦を実行せざるをえないとは・・・・・・・・
・・・・・第一、竜族とは何のことなんだ・・・・?私はなぜか昔から植民地や
征服地といった国同士の争いに巻き込まれることが多い・・・・・・・
このときの私は、竜族だか何だか知らないが住みたい土地で勝手に住めばいいじゃ
ないかと思うだけだった・・・・・・・
・・・・・・だが確かに帰る方法はそれ以外にないし、それにたくさんの仲間を
殺されたカタキでもある・・・・複雑な想いを寄せ、これより私はガイアのもとで
過酷な修行を受けることとなる・・・・・・・。
127 :
K:02/04/23 03:51 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE52
ムーンブルグ新大陸 ロンダルキア台地
ロト「ぅぅううう・・・・・・(ガタガタガタ・・・・)ささささぶ・・・・!!
まだ来ないのかよ・・・・・・ああああああああ・・・・・・・。」
・・・・・・そしてガイアは再びロンダルキア台地へ戻ってきた。
ガイア「・・・・待たせたなロトよ、リムルダールへ行って光の玉を取ってきた。
倉庫には代わりに違う物を置いてきた。」
ロト「あ、そう・・・・・どどどどうでもいいけど・・・・ホントにこんな寒い
トコで修行なんてするの・・・・・・?」
128 :
K:02/04/23 03:51 ID:???
ガイア「ああ、早速始めるぞ。・・・・自分のことなのだぞ、自分で強くなり
自分で解決させるのだ。・・・私はその手伝いをするだけだ。」
ロト「わ、わかったよ・・・・・。ところで何すればいいの?ここにはモンスター
どころか生き物一匹すらいないじゃないか・・・・・。」
ガイア「モンスターなど必要ない、今からこの私と闘ってもらう。それだけだ。」
ロト「・・・え・・・・・??」
129 :
K:02/04/23 03:52 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE53
ガイア「強くなるためには戦闘が一番手っ取り早い、それにここなら環境もいいし
今のお前にうってつけだ。」
ロト「あ、あんたと・・・・?正気かぃ・・・?」
ガイア「時間がもったいない、さあ始めよう。手加減など無用だ、どこからでも
かかってくるがいい・・・・・。」
ロト「武器も防具もなしに・・・・・。」
ガイア「安心しろ、私も素手で闘ってやる。どんな呪文を使ってもいいぞ。さあ
闘気を解放しろ・・・・・・。」
ロト「よ、よし・・・・・・。(キィィィ・・・・ンン)」
130 :
K:02/04/23 03:53 ID:???
勇者ロトは闘気を解放した
ビシ!・・・・ビシ!・・・・バリバリバリバリ・・・・・・!!!
ガイア「・・・・・・(・・・・まだこの程度か・・・・・)・・・・」
ロト「・・・・・・いくぞ・・・!!」
ガイア「・・・・・・・・うむ。」
・・・・・ガイアという男は私(ロト)よりもはるかにケタ外れの強さを持って
おり、私をまるで赤子でも扱うかのように軽くあしらった・・・・・・・・
・・・彼は強いというよりも前に信じられないほどの「素早さ」を持っていた・・・
・・・・・・私は彼を倒すどころか彼に触ることすらできない・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
131 :
K:02/04/23 03:54 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE54
ロト「・・・はぁ・・・はぁ・・・・・!!な、なんて速さだ・・・!」
ガイア「・・・どうしたロトよ?まだ私の身体に触れてすらいないぞ。」
ロト「ち、ちくしょう・・・・!!はぁ・・・はぁ・・・!」
ガイア「お前には無駄な動きが多すぎる、もう少し相手の動きを見るだけではなく
動きを予測しろ。・・・・それではいつまでたっても私に触れることはできん。」
ロト「・・・・そうかよ・・・・はぁはぁ・・・・じゃあ・・・これならどうだ?」
キィィィーーーンン!!・・・・・バリバリバリ・・・・!!
ガイア「・・・・・ギガデインか・・・・久しぶりに見る・・・・・。」
ロト「・・・・・食らえ!!」
ズガァァァーーーーーーンンン!!!・・・・・・・!!
132 :
K:02/04/23 03:55 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE55
ガイア「・・・・・そんな呪文がこの私に・・・・む?やつがいない・・・・・。」
ロト「うしろだよ、もらった・・・・!!」
・・・・・・・シュンッ!!
ロト「うわ!・・・・あ、あれ??」
ガイア「それは私の残像だ・・・・・・。」
ロト「・・・・!!」
ドカァァ!!!
ロト「うわああ!!」
ズザザザァァーーーーー!!
133 :
K:02/04/23 03:55 ID:???
ロト「・・・・く・・・くそ・・・・・!!」
ガイア「そのような子供だましは私に通用しない。・・・いいかロトよ、私よりも速く
動こうと考えるな。ものを目でばかり見て追うな、身体ですべてを感じ取れ。
次の動きを予測しろ、呪文ばかりに頼るな。」
ロト「そ、そんなこと言ったって・・・・・速すぎて追いつけないよ・・・・・。」
134 :
K:02/04/23 03:56 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE56
ガイア「・・・・ロトよ、この際はっきり言っておくが・・・・お前は生まれ
ながらにして勇者ではない・・・・・。ましてや剣や武力の才能に
長けているわけでもない、たまたま世界を救ったお前を皆が勇者と
たたえているだけだ・・・・。お前くらいの強さだったら訓練さえすれば
その辺の若者でも勇者になれるくらいのレベルだ・・・・・・。」
ロト「・・・・・ちぇっ・・・どうせイナカ者さ・・・・・・。」
135 :
K:02/04/23 03:56 ID:???
ガイア「・・・・それに比べてヤツは・・・・・あの竜王は生まれながらにして
天才だ・・・・・。竜族の中でもああいった純粋な天才児は千年に一人
生まれるかどうかぐらいだ。・・・そしてヤツは生まれながらにして悪だ・・。
悪の道に走る輩はたいてい幼い頃に充分な愛情を与えてもらえなかったとか、
愛する者を殺されたなどといった経験を持つ。だがあの竜王は自分の母親が
生きていたとしても死んでいたとしても、今とまったく何の変わりも
ないだろう・・・・。ヤツは生まれつき悪の才能と支配力、統率力、精神力、
そしてずば抜けた戦闘力を持ち、どれをとっても完璧すぎる・・・・・。」
ロト「なんだよ・・・・自身なくすようなことばかり言うんだな・・・・・。」
136 :
K:02/04/23 03:58 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE57
ガイア「・・・・まあ聞け、どんな完璧なやつでも弱点はある。逆に言えば完璧な
者ほど意外なところに弱点が存在する。第一あの竜王もいずれは年老いて
力は衰える、放っておいてもいずれは誰かに倒される運命なのだ。」
ロト「・・・・あいつが年老いていく前にボクが年老いちゃうよ・・・・。」
ガイア「忘れるなロトよ、目的は竜王を倒すことではない。光の玉を切り札に
神竜ともども竜族の圧力を押さえ、元の世界へ帰してもらうことが目的
だろう?・・・・そのためにある程度対等のチカラをつけるための修行だ。
私を信じろ・・・・・ロトよ・・・・・。」
137 :
K:02/04/23 03:58 ID:???
ロト「う、うん・・・・・わかった・・・・。強くなるよ・・・・。」
ガイア「よし・・・・・ではもう一度だ・・・・・くるがいい・・・・・。」
・・・・・私(ロト)は深く考えるのをやめ、このガイアを信じて今はただ強く
なろうと決心した・・・・・・もはや自分が世界を救った勇者だということを捨て、
ただの人間として生きてゆこうと思いはじめていた・・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
138 :
新中:02/04/23 03:59 ID:???
おわったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
139 :
新中:02/04/23 04:14 ID:???
kiseiga doshidoshi kakarimashita
kokokaraga tuzukidatoiunoni
140 :
新中:02/04/23 04:18 ID:???
あれ?なおったかな
141 :
K:02/04/23 04:18 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜
142 :
K:02/04/23 04:20 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE58
私(ロト)がロンダルキア台地にてガイアのもとで修行中の間に大魔王の城では
竜族ダースとキースを筆頭にたくさんのモンスターが竜王の配下となった。
かつて君臨していた大魔王ゾーマの配下であったモンスターたちも同様に
今やカリスマ竜王の部下である。
時が経つにつれ私(ロト)を追っている竜王は、このままだとラダトーム城や
他の町も襲うだろう。かつて私が装備していた鎧があるというドムドーラの町が
特に危険だ。手遅れにならないうちになんとかせねば・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
143 :
K:02/04/23 04:21 ID:???
ゾーマの神殿 一階 玉座の間
*「キーキー! ダース様、勇者ロトの行方について手がかりが・・・・。」
ダース「うむ、何だ?」
*「キーキー! ヤツは新大陸にまで逃亡したとのことです。追っ手を差し向けますか?」
ダース「む・・・新大陸か・・・・・。」
*「キーキー! ダース様、一刻も早くこのことを竜王様にお伝えしたい!」
キース「竜王様は今お休み中だ、お前の報告はのちほど竜王様に伝えておく。
刺客を送り込むのは今しばらく待っていろ。」
*「キーキー! わかりました!・・・・・しかし早く手を打たないと・・・・。」
ダース「分かっている、ガイアという男のことならすでに竜王様もご存じだ。
いずれ片づけてやる・・・・・。もう下がってよい。」
*「キーキー! 御意・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
144 :
K:02/04/23 04:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE59
*A「キーキー! なぁなぁちょっと気になったんだけどよぉ・・・・・この二つの
玉座って何のためにあるんだ?ダース様やキース様もこの玉座に座らないし
あの竜王様だって・・・・・」
*B「キーキー! そういやそうだなぁ・・・・。これって確か大魔王ゾーマがこの城に
いた頃からずっとあったぞ・・・・・。誰の玉座なんだろうな・・・・・?
それともそんなに座り心地がいいとか・・・・?ちょっと座ってみようか・・。」
*A「キー! お、おいよせよ・・・・。ダース様たちに見つかったら・・・・・」
*B「へへ、ビビってんのか?こんなのただの玉座じゃないか・・・・」
ダース「ふん・・・・貴様らにとってはただの玉座だろうがな・・・・・。」
145 :
K:02/04/23 04:24 ID:???
*A「・・・・・・・!!!(い、いつの間に・・・・!!ヤベー・・・・!!)」
*B「ハッ・・・!!キーキー! ダース様・・・・!も、申し訳ありません・・・・!
オ、オイラは何も・・・・・・!」
キース「ああ・・・座らなくて正解だ。なにしろ座った瞬間俺達がお前を八つ裂きに
していた。この玉座には何者も座ってはならない。」
*A「・・・・・・・!!」
ダース「この二つの玉座には本来座るべき者がいたのだ。我らは玉座を守るべき
存在でもある。余計な詮索は無用だ・・・・・とっとと失せろ。」
*A*B「し、失礼しました・・・・・!!キーキー!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
146 :
K:02/04/23 04:26 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE60
私(ロト)を追っている竜王の寝ぐらはかつてゾーマが居座っていた城の
最下階である。
やつは人間と違ってほとんど睡眠をとらなくても生きていける。
だがごくたまに寝るときもあるらしい。しかし寝込みを襲われることなど
考えてもいないらしく、自分の部屋に見張りの部下を一人も置かない。
というよりも部屋に部下を置きたくないようだ。
147 :
K:02/04/23 04:27 ID:???
やつの部屋の周りにはたくさんの宝石が飾られており、いくつかの宝箱もある。
中にはラーの鏡と呼ばれる美しい鏡も飾られてある。
のちにガイアという男から聞いた余談によると、この宝石は私利私欲のために
集めたのではなく、もともとドラゴンという種族は光り物を集める
性癖があるらしい。
148 :
K:02/04/23 04:29 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE61
ゾーマの神殿 最下階 竜王の間
ダース「・・・・竜王様、お目覚めでしょうか・・・・ダースとキースです。」
竜王「あぁ・・・・・お前らか・・・・そんなトコにつっ立ってねェで
入ってくりゃいいじゃねェか・・・・・・。」
キース「はっ、では失礼します・・・・・。」
竜王「用件は何だ・・・・・・。」
ダース「は、勇者ロトの行方について部下の者が調べた報告によると・・・・」
竜王「ヤツは新大陸にいるってか・・・・。」
ダース「・・・・!?な、なぜそれを・・・?!い、いやご存じでしたか・・・
し、失礼しました・・・・・。」
キース「・・・・・(兄者はまだ何も言ってないのになぜ・・・・?!)・・・」
149 :
K:02/04/23 04:30 ID:???
竜王「なぁダースよ、問題はオレがなぜそのことを知っていたのか?じゃねェ。
問題はなぜオレが知っていながら追っ手を差し向けないかということだ。」
ダース「はっ・・・、では竜王様のお考えを・・・・。」
竜王「あのガイアとかいう男はロトを使って何か企んでいるんだろ。仮にやつら
二人がかりでオレに挑んできたとしても勝ち目はないと判断したんだな。
ならばオレを倒すのではなくオレの弱点を探り、その弱点を利用して
あの神竜を従えることを目的にしたんだな・・・・・。」
キース「なんと・・・・!愚かな・・・・竜王様に弱点など・・・・」
竜王「・・・・確かにオレにも弱点はあるぜ。お前らも知らないだろうが・・・・。」
ダース「竜王様に弱点が・・・・?竜王様、百歩譲って仮にあなた様に弱点が
あったとしてもやつらの戦闘力とあなた様の戦闘力の差は歴然・・・・。
お言葉ですが竜王様の弱点をつくやつらの作戦など取るに足りませんな。
あなた様はすでに無敵です・・・・・。」
150 :
K:02/04/23 04:32 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE62
竜王「ダース、いくさってェのは戦力じゃねェ。結果的には勝機がものをいう。
ガイアをあまりあなどるな、ヤツの強さはお前ら二人分にも匹敵するが
それ以上に知力がハンパじゃねェ。・・・・ヤツの目を見て分かった、
あのガイアは今は勇者ロト側についているせいか、一見人間の味方にも
見える。・・・・しかし実際にはヤツの思考は人間の考えるような
道徳心はねェな。目的のためならば手段を選ばない冷酷非情タイプだ。
・・・・・そういう意味ではオレに近いかもしれねェな・・・・・。」
ダース「・・・・・・・・・・・」
竜王「・・・・あのガイアという男はオレたち竜族の末裔についても
勇者ロトに何か吹き込んだかもしれねェな・・・・・。ウソの伝説を・・・。」
151 :
K:02/04/23 04:32 ID:???
キース「まさか・・・・・・・。」
竜王「・・・・・ともかくヤツらを決してあなどるな。そのうちヤツらのほうから
ここへ来るだろ、そのときはロトの野郎も少しはマシな強さになっている
はずだ。ヤツら二人を返り討ちにして光の玉を取り返す。」
ダース「はっ・・・・。」
竜王「さて・・・・・悪いがもう少し寝かせてもらうぞ。最近充分な睡眠をとって
ないんでな。何か非常事態でも起きないかぎりしばらくの間は起こすな・・。」
キース「了解しました・・・・。ではごゆっくりお休み下さい・・・竜王様。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
152 :
K:02/04/23 04:35 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE63
竜王は深い眠りに落ちたようだ・・・・・・・・・・
やがて竜王はその深い眠りの中で夢を見はじめた・・・・・・・
・・・・・・ん・・・?・・・なんだ・・・・またこの夢か・・・・・・・・・
・・・・くだらねェ夢だな・・・・・・こんなモン何回も見たところで・・・・
・・・・・・・・・・・・オレにどうしろってんだ・・・・・・・・・・・
153 :
K:02/04/23 04:42 ID:???
*「神はアダムとイブの子孫であるわれわれ人間をこの地に住むことを許された。
ヴェロスとラプタの子孫はみな悪魔の申し子である。」
*「ヴェロスとラプタをこの地から追放しろ!やつらは人間ではない!悪魔だ!
化け物だ!やつら夫婦の子孫もろともこの地から追い出せ!それに逆らう者も
反逆者とみなす!殺せ!」
*「竜族を根絶やしにするんだ!一匹残らずこの世から追放しろ!」
*「ヴェロスはその昔、我らの母イブをそそのかし、禁断の果実を食すように
誘惑した悪魔の蛇である!そしてラプタはその自分の醜い姿を呪い、
美しい女に対して嫉妬し、人間を石に変えてしまう能力を身につけた!」
154 :
K:02/04/23 04:42 ID:???
*「やつら化け物夫婦はこの地に根を下ろす資格はない!失せろ!」
*「ヴェロスとラプタの娘を殺せ!あの蛇女は悪魔の子を身ごもっているぞ!」
*「恐竜はとっくの昔に自然淘汰された生物なのだ!神は恐竜ではなくサルを
進化させることを選んだ!お前ら化け物は神が絶滅させると決定したのだ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
155 :
K:02/04/23 04:44 ID:???
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ダース「女王様、もはやこの地には我々の居場所はありません。神竜様に
頼んで他の土地へ移ったほうが・・・・。」
キース「女王様!俺たち兄弟もあなた様をどこまで守りきれるか・・・・」
女王「・・・・私はこの地へ残ります。あなた達はお逃げなさい。精霊ルビスの
はからいで新しい世界をお創りになったそうです。私の父と母もすでに
新しい世界へ旅立ちました。そこなら私達竜族も安心して暮らせるでしょう。」
キース「しかし・・・・!」
156 :
K:02/04/23 04:45 ID:???
ダース「女王様をおいて我々だけ逃げることなど・・・・・!ならば我々も
あなた様と運命を共にするまで・・・・。」
女王「・・・・・・私と運命を共にするのはいずれ生まれ出る私の子だけです。
あなた達はこれからは私ではなく竜族を守りなさい。私の両親でもある
ヴェロスとラプタ・・・・。父と母を守ってあげて・・・・。」
キース「・・・・・・・・・・」
ダース「・・・・・女王様・・・・・・・。」
157 :
K:02/04/23 05:23 ID:???
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*「ヴェロス様ラプタ様、よくご無事で・・・・!」
*「お二人の玉座を用意しました。これからはこのアレフガルドにて私たち竜族が
安心して暮らせる世の中を創りましょうぞ!」
*「ヴェロス様バンザーイ!ラプタ様バンザーイ!竜族バンザーイ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
158 :
K:02/04/23 05:23 ID:???
ガイア「ふん・・・・ルビスのやつこんなやつらにこのアレフガルドを
乗っ取られるとは・・・・・・・。」
*「・・・!!何奴だ貴様・・・?!」
ガイア「この世界を創った者の一任者だ。このアレフガルドはお前達のために
創ったわけではないぞ。今すぐこの世界から出てゆけ・・・・と言いたいが
言い直そう・・・。この世から消えろ・・・ヴェロス・・・ラプタ・・・。」
ヴェロス「・・・お前は・・・・。そうか・・・ルビスの命令でここへきたのだな?」
ラプタ「・・・ガイアよ、私たちは竜族がみな安心して暮らせる土地があれば
よいのです。私たちは人間たちの土地も邪魔する気はありません・・・・・。」
ガイア「悪いが問答無用だ・・・・覚悟してもらおう・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
159 :
K:02/04/23 05:24 ID:???
ダース「ど、どうしたことだ・・・?!この有様は・・・・・?!ヴェロス様!」
キース「兄者・・・!こ、これはいったいどういうことだ・・・?!」
*「・・・・うぅ・・・・ダ、ダース様・・・・キース様・・・・・・。」
ダース「しっかりしろ!いったい何があったのだ?!ヴェロス様とラプタ様は?!」
*「こ・・・・・殺され・・・・・・ぐふっ・・・!!」
ダース「・・・・・・・!!」
キース「お・・・・おのれ・・・!!いったい誰が・・・・?!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
160 :
K:02/04/23 05:25 ID:???
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ルビス「・・・・・・終わりましたか・・・・?」
ガイア「ああ・・・・片づけた・・・・。これでこの世界に邪魔者はいない。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
161 :
K:02/04/23 05:26 ID:???
神竜「竜族の未来は完全に絶たれたか・・・・・・。今のうちに光の玉を
私に預けるかどこかへ隠したほうがよいぞ・・・・・・。」
女王「いいえ神竜様・・・・・。この光の玉は人間に託すことにしました・・・・。
いずれ私のもとへ人間の勇者が訪ねてくるでしょう・・・・。それまでは
私の手元に・・・・・。」
神竜「何だと・・・・?正気か・・・?そなたらを追放した人間の手に委ねる
だと・・・・?」
女王「こうするしか・・・・・・・ないのです・・・・・・・。」
・・・・・・・まだ見ぬ我が子にはこの光の玉は扱えない・・・・・・・・
・・・・・・・この私、母ですら光の玉は扱えなかった・・・・・・・・・・
・・・・・・・おそらくこれは人間にしか扱えぬもの・・・・・・・・・・・
162 :
K:02/04/23 05:27 ID:???
(・∀・)
sugeeeeeeeeeeeeeeeeeee
otukare!!!!!!!!!!!1111111
omosiroage
165 :
K:02/04/24 10:08 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE64
再び現在に戻る 西暦2002年
アフリカ南部 謎の遺跡あと 洞窟内
考古学者シムサンとその助手ラゴンは伝説の勇者ロトの手紙を
読み続けていたが・・・・・・・・・
シムサン「うーむ・・・・。今一つ分からないな・・・・・ガイアという男の思考が
いまいち読めん・・・・。彼はいったい・・・・・。」
ラゴン「なんてやつだ!この手紙に書いてあることが本当ならガイアとかいう
やつが真の悪党ですね大先生!」
シムサン「まぁここまで読むかぎりでは誰でもそう思うだろうな・・・・。」
166 :
K:02/04/24 10:09 ID:???
ラゴン「きっとガイアは勇者ロトを都合のいいように利用して竜族を完全に
滅ぼしたかったんですよ!精霊ルビスにしたって同様ですよ!」
シムサン「そうだとしても問題は[ではなぜ?]・・・・だな。」
ラゴン「・・・・ところで大先生、光の玉とはいったいどういう代物
なんでしょうかね・・・・。」
シムサン「うむ・・・・光の玉についてここまで読んで分かっていることは・・・。
・まずそれは本来竜族が所有している物・・・・・。
・竜族にとって平和の源でもある物・・・・・。
・そして親から子へ引き継がれるような物・・・・・。
・さらに勇者ロトが大魔王との戦いで使った戦歴によればそれは
闇のチカラを打ち破る効果もあるらしい・・・・・。
きっと竜族にとって未来を導くような大事なものだったのだろう・・・。」
167 :
K:02/04/24 10:11 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE65
ラゴン「・・・・・ではなぜ・・・・・女王はそんな大事な物を・・・・・・。」
シムサン「人間に譲ったりしたのか・・・・・・?だな・・・・。」
ラゴン「・・・・・・僕にはさっぱり分かりませんね・・・・・。」
シムサン「仮に・・・・・・もし女王の希望どうりに私たちが住むこの地上に
光の玉があったとしたなら・・・・・この世界の歴史はどう変わっていたの
だろうか・・・・?それさえ分かれば光の玉の秘密が解けそうだが・・・。」
ラゴン「僕たちの住むこの地上に・・?・・・う〜ん・・・どうなんだろう・・・。」
再びシムサン考古学者とその助手ラゴンはさらに手紙を読みつづけた・・・・
168 :
K:02/04/24 10:12 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE66
新大陸ムーンブルグ ロンダルキア台地にて・・・・・
私(ロト)はガイアのもとでの修行の成果、彼より最後の試練を
受けることとなる・・・・・。
ガイア「よし・・・・・ではロトよ、これで最後にしよう。私を殺すつもりで
来るがいい・・・・・。手加減は無用だ。」
ロト「うん、じゃあおもいっきりいくよ。」
ガイア「その前に・・・・・これを使うがいい・・・・・受け取れ。」
ロト「・・・・・ひのきの棒・・・・?まぁ素手よりはマシだけど・・・・・。」
ガイア「私も剣を捨てて同じものを使おう、くれぐれも棒が折れないように
闘気でコーティングするがいい。これで同等だ。・・・・さあ来るがいい。」
169 :
K:02/04/24 10:14 ID:???
ロト「よし・・・・・・じゃあいくよガイア・・・・。」
ガイア「・・・・・・来い・・・・ロト・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
私(ロト)は本当に強くなったのだろうか・・・・・・修行を始めたころは彼を倒す
どころか、彼に触ることすらできなかったが・・・・・・・。
ガイアとの対峙の瞬間さまざまな思いがよぎったが、この謎の男ガイアを信じ、
そして自分のチカラを信じて私(ロト)は闘気を全力で開放した・・・・・・。
170 :
K:02/04/24 10:15 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE67
ロト「・・・・ぬぁぁあああああ!!!」
ッヴァシュゥゥゥウウーーーーーーーーーーーッ!!!
ガイア「・・・・・(以前のヤツとはまるで比べ物にならないほどの闘気だな・・・
ルビスよ・・・私は今久しぶりに武者震いを感じているぞ・・・)・・・」
・・・・・・・・ズガァァーーーーーーーーンンン!!!
彼との最後の勝負は一瞬にして終わった・・・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
171 :
K:02/04/24 10:17 ID:???
ロト「・・・・・・う〜ん・・・・・ハッ!!」
ガイア「気がついたようだな、・・・・立てるか・・・・?」
ロト「・・・・・・いったいボクは・・・・・?・・・ああ・・・・そっか・・・
ボクはまたもや負けたのか・・・・・。」
ガイア「うむ・・・・・これが本当の闘いであったのなら勝負は確かに私の
勝ちだ、だが・・・・・修行の成果という意味では・・・・・ロトよ、
おそらくお前の勝ちだ・・・・・。」
ロト「・・・・・?どういうこと?だってボクは・・・・・」
ガイア「先ほどの私とお前の激突の際に私のひのきの棒は折れてしまったが、
お前の棒は折れていない・・・・。闘気では私よりお前のほうが上回って
いたということだ・・・・。」
ロト「・・・・・だったらなぜ・・・・・・・・・・」
ガイア「もっとも折れた瞬間私はとっさにお前のふところに飛び込み、急所を
突いてお前を気絶させたが・・・・・。この勝負はお前の勝ちだ、ロトよ。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・私(ロト)はあまり納得がいかなかったが、ともかくガイアのもとでの
修行を終え、これより竜族との決戦を迎えることとなった・・・・・・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
!リアルタイム!お疲れ!
173 :
K:02/04/24 10:17 ID:???
これからもがんばってください
ここまで読んだ
subarasii
すげーーーー!
A A
( ゜∀゜)つ旦
ちょっとだけ容量が心配
180 :
へじほ ◆G93qp0D6:02/04/25 17:05 ID:51q9EYlc
且~~且~且~~
∩/(/(∩
ミ・∀・ ミ
181 :
K:02/04/26 03:34 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE67
ゾーマの城 最下階 竜王の間
・・・・・・様・・・・・竜王様・・・・・・・
竜王「・・・・・・うぅ・・・・」
ダース「竜王様・・・、大丈夫ですか・・・・・・・・かなりうなされて
おられましたが・・・・・?」
竜王「・・・・・・・お前か・・・・。・・・・なんでもねェよ、夢を見てただけだ。
・・・・・何か用か・・・。」
182 :
K:02/04/26 03:35 ID:???
183 :
K:02/04/26 03:36 ID:???
竜王「は、部下の者が新大陸を調査したかぎりでは、勇者ロトとガイアはぼちぼち
この城へ攻めてくる気配があるとのことで・・・・。」
竜王「・・・・・それがどうしたってんだ・・・・・・。緊急事態がないかぎり
オレを起こすなと言ったはずだろ・・・・・・。」
ダース「・・・はっ・・そ、その・・・・我々も迎撃体勢を整える準備をと思い
まして・・・・・。」
竜王「・・・・・分かったよ・・・・。部下が待ってるから玉座の間に
来いってんだろ・・・・?いちいちめんどくせェな・・・・。」
ダース「・・・・では私は先に玉座の間で部下達と待機しております・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
184 :
K:02/04/26 03:38 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE69
竜王にはたくさんの部下モンスターがいる。だがこのモンスターたちは
決して竜王が自ら自分の配下に引き込んだわけではない。みな竜王の強さや
そのカリスマ性に惹かれて集まったモンスターたちである。
・・・・私(ロト)が思うに竜王は部下など必要としていない。
むしろやつは一人で行動したがっているようにも見える。
やつはたくさんの部下をかかえてはいるが、部下に対する圧力もなく、かと言って
部下に対して信頼も興味自体もないようだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
185 :
K:02/04/26 03:40 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE70
ゾーマの城 一階 玉座の間にて
たくさんのモンスター達が玉座の間へ竜王が来るのを待機していた。
モンスター達「ざわざわざわ・・・・・・・」
モンスターA「お!お前も竜王様の配下になったのか!」
モンスターB「ああ、今や大魔王の配下であった者達はみな竜王様側だ。
俺はあのお方のためだったらいつでも命を捨ててもいい。」
モンスターC「馬鹿野郎、竜王様のために命を懸けるのはこの俺だ。必ずこの俺が
勇者ロトを倒して竜王様のお目に止めてみせる。」
186 :
K:02/04/26 03:41 ID:???
モンスターD「ば〜か、残念だけどそれはあたしの役目。あんたには無理よ、
あたしが竜王様の心をつかんでみせるから。」
モンスターC「なんだと?てめえこの俺に喧嘩売ってんのか?!」
モンスターE「おいよせよ、ダース様とキース様にしかられるぞ・・・・。」
ダース「静粛に!・・・・只今より竜王様がここへいらっしゃる!」
モンスターF「・・・・・いよいよか・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
187 :
K:02/04/26 03:43 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE71
キース「では竜王様、どうぞ・・・・・・。」
竜王「・・・・・・(なんだこれは・・・・)・・・・・・」
モンスター達「ウォォォォオオオーーーーーーー!!竜王様ーーーーー!!!」
竜王「・・・・(いったい何匹いやがんだ・・・・いつの間にこんなに・・・)・・」
キース「竜王様、この者達はすべてあなた様へ忠誠を尽くし、あなた様のためであれば
いつでも命を捨てる覚悟のある者達だけを厳選しました。」
竜王「ああ・・・・・。(余計なことしやがって・・・・・・)」
ダース「さあ竜王様、私達にご指示を・・・・・・。」
竜王「・・・・・・・・・・・・・・・・」
モンスター達「竜王様ーーーーーーーーーー!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
188 :
K:02/04/26 03:45 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE72
新大陸 ムーンブルグ ロンダルキア台地にて
ガイア「さて・・・・修行は無事終了したわけだが・・・・。」
ロト「どうするの?すぐ竜王のいる城へ向かうの?」
ガイア「いや、お前は確かに強くはなったがあの竜王の強さには遠く及ばない。
この私にしても同様だ・・・・。」
ロト「・・・・・じゃあどうするのさ・・・・・。」
ガイア「言っただろう、まずやつの弱点を探るのだ。おそらく私たち二人がこの新大陸に
いることはとっくに知っているはず、そのうちやつの部下が刺客としてここへ
やってくるだろう・・・・。そいつらに聞いてみることにするか・・・・・。」
ロト「部下があいつの弱点なんて話すかな・・・・・・・。第一あいつの弱点なんて
知ってるのかな・・・。」
ガイア「むろん知るわけがないさ、だがやつの心理ぐらいは読める・・・・・。
私にまかせておけ・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
189 :
K:02/04/26 03:46 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE73
ゾーマの城 一階 玉座の間にて
キース「竜王様、ご指示を・・・・・。」
モンスター達「竜王様ァァーーーーー!!ゥオオオオーーーーーー!!」
竜王「オイ、テメェら・・・・・・」
モンスター達「うおおおおおおおーーーーー!!竜王様がしゃべったァァーーー!!
(・∀・)イイ! 竜王様マンセーーーーーーーーーー!!!」
竜王「・・・・・・・・・・・」
190 :
K:02/04/26 03:47 ID:???
モンスターD「キャーーーーー!!竜王様もっと何かゆってーーーーーーー!!」
モンスターC「竜王様ーーー!俺にご命令を下さいーーーー!!」
モンスターA「いや私だ!!私に下さい!!」
モンスターB「うおおおおおおおーーーーーーーーーーーーー!!」
竜王「・・・・・うるせェ!!テメェら黙れ!!!」
モンスター達「・・・・・・・・・・・!!」
耳をつんざくようなモンスターの叫び声は竜王の一括で一瞬にして静寂と変えた・・・。
191 :
K:02/04/26 03:49 ID:???
竜王「・・・・・やっと静かになりやがった・・・。こちとら寝起きで虫のいどころが
悪ィんだ・・・・今度デカイ声出しやがったらブッ殺して・・・・」
モンスターA「竜王様マンセーーーーーーー!!」
ズガァァァーーーーーンン・・・・!!!
キース「・・・・・!!」
ダース「・・・!!竜王様・・・・!!」
竜王「言ったそばから大声出しやがって・・・・次は暗黒の炎を召喚するぞ・・・・。」
モンスター達「・・・・・・・・!!」
竜王「よし・・・・静かになったようだな。オレの部下になりてェんなら勝手になれ。
だが一つ言っておく・・・・。オレはお前らのやることに邪魔もしない、
そのかわりオレのやろうとしていることにも邪魔はするな。・・・・お前らも
知っての通りオレの目的はたったの二つ・・・・。一つは勇者ロトをブッ殺す、
もう一つは勇者ロトが持っている光の玉を取り返す・・・・。この二つ目的を
邪魔する輩も焼き殺す・・・・。」
モンスター達「・・・・・・・・・・・・・・・」
192 :
K:02/04/26 03:50 ID:???
竜王「オレの指示が欲しいのならくれてやる、勇者ロトを捕らえろ。だが殺すな。」
モンスター達「ざわざわざわ・・・・・・・」
モンスターH「竜王様!わかりました!俺が必ず捕らえてごらんにいれます!」
モンスターK「あっズルイぞ!一人だけ・・・・竜王様!おれが捕まえてきます!」
モンスターC「あんた達には無理よ!あたしが・・・・・」
モンスター達「俺だ!・・・・・いやぼくだ!・・・・バカ!オイラに決まってる!」
竜王「・・・・・・・・・・・・」
ダース「お前たち、誰でもよいから早く行け・・・・。」
モンスター達「よぉぉおおおしゃあああーーーーー!!行くぜーーーー!!」
ドドドドドド・・・・・・・・!!!(足音)
キース「やれやれ・・・・・あ、竜王様お疲れさまです・・・・。」
竜王「・・・・・やつらにガイアやロトを捕らえることなどムリだろうな・・・・。
何にしろオレ自ら行くのには変わりない・・・・。」
ダース「はっ・・・・。」
竜王「・・・・・・・オイ・・・・ちなみにちょっと聞くが・・・・・。」
キース「は、竜王様。何でしょうか・・・・・。」
竜王「・・・・[マンセー]って何だ・・・・・?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
193 :
K:02/04/26 03:51 ID:???
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これより無数の竜王の部下が私(ロト)とガイアのいる新大陸へ攻めてくることとなる。
ガイアには何か作戦のようなものがあるらしい。私(ロト)は彼にすべて任せ、
竜王の弱点を探ろうとした・・・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
竜王素敵ミ*´д`ミつ 且~~
195 :
K:02/04/26 22:07 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE74
新大陸 ムーンブルグ ロンダルキア台地
私(ロト)とガイアは竜王の部下たちがここへ攻めて来る前に作戦を
立てた。とは言ってもガイアの提案だが・・・・・。
ガイア「うむ、では今説明したとうりの作戦でいくぞ。いいな?」
ロト「うん・・・・。うまくやれるかなぁ・・・・・。」
ガイア「心配ない、今のお前はアレフガルドに住む上級クラスの
モンスターなど比べ物にならないくらいに強くなった。おそらく
竜王の側近であるあのダースやキースと同等以上だろう・・・・。」
196 :
K:02/04/26 22:08 ID:???
ロト「・・・ボクがあんたと闘った戦歴が286戦 1勝285敗なのに・・・?
しかもそのうちの一勝はお情けにも等しいくらいだよ・・・・。」
ガイア「まだそんなことを言っているのか・・・。自信を持てロトよ、目的は
竜王を倒すことではないぞ。元の世界へ帰ることだろう・・・?」
ロト「うん・・・・・・。」
ガイア「これは作戦なのだ、これから闘うモンスター達の中でいかにも
竜王に対して忠臣的なやつがいたらそいつは殺すな。
竜王の心理を探る絶好の相手かもしれん。」
ロト「・・・・・いったいあんたは何者なんだ・・・・。」
ガイア「・・・・私が何者かはいずれ話そう・・・・。今話したところで・・・
・・・・・む・・・!・・・・・・・」
ロト「・・・どうしたの・・・?・・・・・・あっ・・・!!」
そのとき私(ロト)とガイアはそこら中に発する無数の殺気を感じた・・・
197 :
K:02/04/26 22:09 ID:???
ガイア「・・・・(お前も気づいたようだな・・・いよいよだぞ・・・・)・・・」
ロト「・・・・・(すごい数だよ・・・・いったい何匹いるんだ・・・)・・・」
ガイア「・・(100・・・200・・・うむ、ざっと250匹くらいだ・・)・・」
ロト「・・・・(に・・250匹・・・?!)・・・・」
ガイア「・・・・(たいした数ではない、殺気を隠すのがヘタな
モンスター達だ。雑魚が群がったところで何もできは
しまい・・・・)・・・・」
ロト「・・・(すぐそこまで来てるよ・・・・)・・・・」
ガイア「・・・(お前は北側から来るモンスターどもをやれ、
私は南側だ・・)」
ロト「・・・・(わかった・・・・)・・・・」
ガイア「・・・(よし・・・いくぞ・・・!!)・・・」
私(ロト)とガイアは一斉に闘気を開放した・・・・
・・・・・ッヴァシュゥゥゥーーーーーーンンン!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
198 :
K:02/04/26 22:10 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE75
ゾーマの城 一階 玉座の間にて
竜王「・・・始まったようだな・・・かなり遠い場所にでけェ闘気が
二つ・・・。」
ダース「・・・・むぅ・・・これは・・・・」
キース「兄者・・・・・・。」
竜王「フフ・・・・あのガキ・・・・少しはマシになったじゃねェか・・・。
こいつァ面白くなってきたな・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
199 :
K:02/04/26 22:12 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE76
ロンダルキア台地 北側
モンスターG「おまえが勇者ロトか!こんなハナッタレのガキだとは・・!」
モンスターJ「うっひょーーーー!おめえを捕らえて竜王様の
お目に留めてやるぅぅぅーーーー!!覚悟しろい!」
モンスターV「やっちまえーーーーーー!!」
モンスターS「うぉぉぉーーーーー!!」
ロト「・・・(一匹ずつ相手するのは面倒だな・・よし・・・)・・。」
キィィィーーーンン・・・・・・・・!!ビシッ!・・・ビシビシッ!・・・
モンスターG「・・・?!何の音だ・・・?!」
200 :
K:02/04/26 22:13 ID:???
ロト「ふぅ・・・・やっぱ一度には15匹程度しかムリみたいだ・・・・。」
モンスターH「・・・(゚Д゚)ハァ?このガキ何言ってやがんだ?」
モンスターK「かまわねえからやっちめ・・・」
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!・・・・・・
モンスターU「な・・・・!?一瞬にして・・・!な、なんだ・・・?!
いったい何が起こったんだ・・・?!」
ロト「見てのとうり電撃の呪文さ・・・・。」
モンスターF「バ、バカな・・・・!!デイン系の呪文にこれほどの
威力が?! し、しかも一度に15発だと・・・?!」
ロト「・・・・闘ったたびにいちいち呪文の解説なんかしてるヒマは
ないんだよ、さっさと次へいこうよ。」
モンスターF「な、なめやがって・・・!!」
201 :
K:02/04/26 22:15 ID:???
モンスターU「俺にまかせろ!・・・食らえ!!」
ゴォォォーーーー!!
ロト「・・・風を使って真空の渦か・・・・。モンスターの中にも精霊使いが
いたとはね・・・・・。」
モンスターU「へっへっへ・・・・!!この竜巻からは逃げられないぞ!」
ロト「うん、・・・っていうか逃げるつもりはないよ。」
モンスターU「なに・・・・・?!」
ゴォォォーーーー!!
ロト「・・・(周りに見えるモンスターの数はざっと12匹・・・、よし・・)」
・・・・・ッザンン!!
202 :
K:02/04/26 22:16 ID:???
モンスターU「・・・・な・・・?!は、跳ね返し・・・」
モンスターF「うわあああーーーーー!!」
ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!
ザン!ザン!・・・・・・
モンスターO「ほぉ・・・・真空の竜巻を分散して跳ね返して逃げる
モンスターの動きまで予測するとは・・・・・。」
ロト「早くも次のモンスターか、後がつかえてるからエネルギーを消費する
わけにはいかないんでね。・・・・さあ次いこうか。」
モンスターO「上等じゃねえか・・・・覚悟しろ・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
203 :
K:02/04/26 22:17 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE77
ロンダルキア台地 南側
モンスターB「こ、こいつ化け物か・・・・?!なんて速さ・・・」
・・・・・・シュンッ・・・!!
モンスターB「・・・・え・・・?」
・・・ズバァァーーーンン!
204 :
K:02/04/26 22:18 ID:???
モンスターC「ま、まただ・・・!またヤツが一瞬消えた・・・!消えたと
思ったとたんにやられちまう・・・・!!」
ガイア「・・・私が消えただと?それほど速く動いたつもりは
ないのだが・・・」
モンスターZ「ぬ・・・!か、かくなる上は・・・!!」
シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン・・・・・!!
ガイア「・・・・・何のマネだこれは・・・・?」
モンスターZ「ふはははは・・・・!これで貴様は動けまい!
わが魔の糸は何者にも切れん!無理に動けば身体は
まっぷたつに裂ける!!」
ガイア「・・・・そうか。」
モンスターZ「よし今だ!全員でヤツをねじ伏せろ!!」
モンスターX「うおおおおおおーーーーー!!」
205 :
K:02/04/26 22:20 ID:???
ガイア「ふん・・・・ちょうどいい、まとめてマグマの餌食に
してやろう・・・。」
ガイアは直立不動のまま右足を大地に叩き付けた
・・・・ダァァンン!!・・・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!
モンスターZ「うおおああああーーー!!な、なんだこの熱気は・・・?!」
ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!
ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!
モンスターD「・・・・・・・!!」
ガイア「さて・・・・次は誰だ・・・・・?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
206 :
K:02/04/26 22:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE78
ゾーマの城 一階 玉座の魔
竜王「ホゥ・・・・次々にモンスターどもがやられてるな・・・・・。オイ、
どうやらお前らの出番も早めにきそうだぜ・・・・。」
ダース「・・・そのようですな・・・・。」
キース「兄者と俺が闘えばやつらなど・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
207 :
K:02/04/26 22:25 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE79
ロンダルキア台地 南側
ガォォーーーーーーンン!!・・・・・・・
ガイア「フム・・・これで130匹めか・・・・。次はどいつだ・・・・?
む・・・・どうやらお前が最後の一匹というわけか・・・・。」
モンスターD「や、やるわねあんた・・・・でもあんた・・・ちょっとだけ
カッコイイけど竜王様の美貌に比べたら・・。あのお方は外見だけ
じゃなく存在自体そのものが純粋で美しいのよ・・・・。あたしは
竜王様のために生まれ、竜王様のために死ぬ・・・・。これ以上の
本望はないわ・・・・・。」
208 :
K:02/04/26 22:28 ID:???
ガイア「・・・ほぅ・・・これだけのたくさんの部下モンスターの中で
果たして竜王はお前のことなど覚えているだろうか・・・?」
モンスターD「うるさいわね!どうせ竜王様はあたしのことなんか・・・・・
カオも覚えてくれちゃいないんだろうけど・・・・。でも・・いいの・・・。
たとえあたしのコトを覚えてくれてなくても・・・あたしが竜王様の
ために闘って死んだ・・・その事実だけでもあれば、あたしはそれで
心置きなく死ねるのよ・・・・・。」
ガイア「・・・・・(む・・・こいつがよさそうだな・・・・。)・・・・」
209 :
K:02/04/26 22:29 ID:???
モンスターD「・・・あたしが死ぬ前に・・・あたしの最大級のこの
呪文で・・・・せめてあんたにカスリ傷だけでも負わせ・・・」
・・・・シュンッ・・・!!・・・・ガツッ!!
モンスターD「うあっ・・・!!・・・・・・・・・・・」(ドタリ・・・)
ガイア「悪いがカスリ傷さえもつけられなかったようだな。だが殺しては
いない・・・・。こいつを使って竜王の心理を探るとするか・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
210 :
K:02/04/26 22:30 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE80
ロンダルキア台地 北側
モンスターN「おのれ・・・!こ、こうなったら全員で飛び掛かれ!!」
モンスターM「ぬおおおおおーーーーーーー!!」
モンスターP「がああああああああーーーー!!」
ロト「あああああああもうキリがないーーーーーー!!」
ズバババババババ・・・・・・!!!・・・・・・ズガァァーーーーンンン!!
ロト「ふぅ・・・・・やっと終わった・・・・・。さすがに疲れた・・・・・。
ガイアのほうはどうなったんだろ・・・・。」
211 :
K:02/04/26 22:32 ID:???
間もなく戦闘を終えたガイアがロトのもとへやってきた・・・・。
ガイア「終わったようだなロトよ。・・・大したものだ、わずかの修行で
ここまで強くなったとは・・・・・。」
ロト「ちぇっ・・・・まるで疲れた様子もないな・・・・あれ?そのモンスターは
誰?・・・・気絶してるみたいだけど・・・・。」
ガイア「うむ、こいつはなかなかの忠誠心を持っている・・・・。しかもあの
竜王に対して愛情以上の感情がある。竜王の心理を探るには
うってつけのモンスターだ。」
ロト「・・・・・いったい何をするつもりなんだ・・・・?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
212 :
K:02/04/26 22:34 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE81
私(ロト)とガイアは250匹以上のモンスターを一蹴することに成功した。
だがガイアはその中の一匹だけを生かし、何やら竜王の心理を探ると
言い、このモンスターの記憶をたどる術のような技を使った・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ロト「ねえ・・・・いったい何をする気なの・・・・。」
ガイア「今からこいつの精神状態や考えていることなどを探る。
・・・時間がない、こいつが目を覚まさないうちにさっそく始めよう。
ロトよ、私の肩に手を置け。」
ロト「え・・・・?あ、うん・・・・。」
ガイアはそう言ってそのモンスターの額に手を触れると目を閉じて
なにやら瞑想のような精神統一を始めた・・・・・。
213 :
K:02/04/26 22:35 ID:???
モンスターD「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・キィィィ・・・・・・・・・ンンン・・・・・・!!
ロト「・・・・あれ?な、なんだこれ・・・・??頭の中に何かが・・・?!」
ガイア「静かにしろ・・・・・よーく見ていろ・・・・今からこいつの潜在意識に
入り込む・・・・・。」
・・・・・・・・・シュゥゥゥ・・・・・・・・・・!!・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
214 :
K:02/04/26 22:38 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE82
モンスターD「あ、あの・・・・竜王様・・・もうお休みに
なられたでしょうか・・・・。」
竜王「誰だ・・・・よく聞こえねェ・・・・入ってこい・・・。」
モンスターD「・・・・え?!!」
・・・・・やった・・・・ついに竜王様のお部屋に・・・・!!
モンスターD「し、失礼します・・・・。」
竜王「用件は何だ・・・・・。」
モンスターD「え、えーと・・・竜王様が宝石をコレクションなさっていると
聞いたもので・・・あの・・・・・。」
竜王「・・・・?・・・・何だ・・・早く言え。」
215 :
K:02/04/26 22:39 ID:???
モンスターD「あの・・・勝手ですがこ、これ・・・・よかったら竜王様の
コレクションに加えていただけると・・・・・。」
竜王「ほぅ・・・・こりゃあラーの鏡じゃねェか・・・。どこで盗ってきた?」
モンスターD「えーと・・・あ、あの・・・・・どこかの洞窟で・・・。」
竜王「そうか、ありがとよ・・・・ところでお前・・・・」
モンスターD「あ、あの・・・!し、失礼します・・・・!!」
竜王「・・・オイ・・・・。」
タッタッタッタ・・・・・
竜王「何だあいつ・・・・・?名前も言わねェで・・・ん?何だこりゃ・・・」
竜王はカガミの裏に書いてあった文字に気づいた
竜王「・・・[竜王さまへ 愛をこめて]・・・・何のことだ・・・?
ん・・・?なんだこりゃあ・・・オレが写ってねェ・・・・
カガミなのにオレが写らねェってどういうことだ・・・?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
216 :
K:02/04/26 22:41 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE83
シュゥゥゥゥ・・・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・
ロト「・・・・え??もう終わり?」
ガイア「ウム・・・・これで決定的だな。ヤツの情報はこれで
充分だ、やはりヤツは・・・・・。」
ロト「これだけで何か分かったとでも言うの?何が分かったの?!」
ガイア「・・・なるほどな・・・・ヤツが光の玉を欲しがるわけだ・・・・」
私(ロト)はこのモンスターの記憶だけでは竜王の弱点など
さっぱりだった・・・・・・。これだけで何が分かるというのだ・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
217 :
K:02/04/26 22:44 ID:???
ロト「ねえガイア!竜王の弱点ってなんなんだよ?!早く
教えてくれよ!」
ガイア「ヤツの弱点のヒントとなる言葉はあの記憶の最後の言葉
にある。・・・・・覚えてるか?」
ロト「最後の言葉?・・・・んーと・・・[竜王さまへ 愛をこめて]・・・・
何のことだ・・・?ん・・・?なんだこりゃあ・・・オレが写ってねェ・・
カガミなのにオレが写らねェってどういうことだ・・・?でしょ?」
ガイア「見事な記憶力だ、その通り。・・・・まず最初の言葉だが・・・
[愛をこめて]と書かれた文字。その言葉について竜王の発した
言葉は[何のことだ・・・?]・・・・よほどの馬鹿でもないかぎり
これが一人の女としてからの愛の告白に気づくはず、だが
ヤツには伝わらなかった・・・・・。」
218 :
K:02/04/26 22:45 ID:???
ロト「うんうん・・・・いくら鈍感なボクにだって分かるさ。それで?」
ガイア「・・・そして決定的な事実・・・真実を映し出すはずの
ラーの鏡に竜王は写らなかった・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・?!?」
ガイア「気づいたようだなロトよ・・・・その通り。」
ロト「ぜ ん ぜ ん わ か ら な い よ」
ガイア「・・・・・・・・・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
219 :
K:02/04/26 22:46 ID:???
kekkou itta
test
test2
おお!
ミ・∀・ミハゲシクイイ!
疾走感ありありなのだ。
圧縮ライン厳しいので保守!
225 :
K:02/04/28 22:50 ID:???
死守
226 :
K:02/04/28 23:21 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE84
ロト「この記憶だけじゃさっぱり分からないよ、いったいどういう意味が
あるの?竜王の弱点は何なの?」
ガイア「つまりだな・・・・・結論から言うと・・・・光の玉をヤツに返そう。」
ロト「・・・・・は?・・・・今何て言ったの・・・?」
ガイア「光の玉を竜王に返そうと言ったのだ、多分それでヤツの弱点が露出する。」
ロト「ち、ちょっと何を言ってるんだよ・・・・!?あいつに光の玉を渡さない
ように今まで戦ってきたんじゃないか・・・!」
ガイア「・・・お前にとってはとても不条理なことかもしれんが・・・多分それが
一番手っ取り早い作戦だ。」
ロト「・・・な・・・・分かるわけがないよ!!いったいどうしたってんだよ!?
納得のいく説明をしてよガイア!」
ガイア「・・・・・・・・・・・・」
227 :
K:02/04/28 23:22 ID:???
ロト「ガイア!・・・・何とか言えよ・・・!!これじゃあ・・・」
ドカッ・・・・!!
ロト「うっ・・・・!!」(ドタリ・・・)
ガイア「すまん・・・・・・ロトよ・・・・・。やはりお前には無理だ・・・・。
私がヤツをなんとかしてお前を元の世界へ帰してやる・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このときの私(ロト)はガイアの考えていることがさっぱり分からなかった。
あれほど決して光の玉を竜王に渡してはならないと言っていたはずなのに
彼は突然光の玉を竜王に返すと言い出した・・・・・。
光の玉を返したところでやつの弱点が生まれるとでも言うのか・・・・?
返したらやつはよけい無敵になるのではないか・・・・?
・・・・・いったい竜王の弱点は何なのだ・・・・・・・?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
書くペースがすごく速いですね。いつもどれくらいの時間お話を考えているのですか?
効果音とかもすごく面白いです。これからも頑張ってください。
ホントに早いな
230 :
K:02/04/29 13:26 ID:???
>>228 書きながら考えてるから一時間〜二時間くらいだと思う
231 :
K:02/04/29 13:27 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE85
ゾーマの城 最下階 竜王の間
竜王「・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・まだ見ぬ我が子には光の玉は扱えない・・・・・・
竜王「・・・・・だったらどうだと言うんだ・・・・・」
・・・・・・これはおそらく人間にしか扱えぬもの・・・・・・
竜王「・・・このオレには使えねェってのか・・・・」
・・・・・・しかも未熟児であるあなたには・・・・・・・・
竜王「・・・・・・うるせェな・・・・テメェが産んだんだろうが・・・・」
232 :
K:02/04/29 13:28 ID:???
ガイア「ふん・・・・ずいぶんと無防備な城だな、側近のダースとキースさえ
不在なのか?竜王よ・・・・・。」
竜王「・・・・ああ・・・あんたか・・・・。ノコノコ殺されに来たのか?」
ガイア「・・・・ダースとキースはどうした?」
竜王「あいつらならロトを探しに出ていったぞ。まさか入れ違いであんたが
ここへ来るとはな・・・・。ロトは置いてきたのか・・・・?」
ガイア「ああ・・・・・やつには少々荷が重すぎると判断したのでな・・・・。」
竜王「ホゥ・・・・。で、一応聞くが・・・・ここへ何しに来た・・・・?」
ガイア「お前が欲しがっていたものを返しに来た、・・・・これが光の玉だ・・・。」
竜王「・・・・・!!」
ガイア「・・・・どうした?これが欲しかったのだろう?」
竜王「・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・(やはり・・・・予想どうりの反応だ・・・・)・・・・・」
竜王「テメェ・・・・・何を企んでやがる・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
233 :
K:02/04/29 13:29 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE86
ロンダルキア台地
ロト「う〜ん・・・・・・いてて・・・。くそ・・・ガイアのやつ・・・。」
そのときロトの前に二人の剣士が現れた
ロト「・・・・・・・!!」
ダース「む・・・・ガイアはいないようだな・・・・。」
キース「兄者よ、とりあえずこいつだけでも・・・・。」
ダース「うむ、もしかしたら我らと入れ違いでガイアは竜王様のもとへ
向かったのかもしれんな。」
ロト「お前らは・・・・確かダースとキース・・・・・。」
キース「俺達を覚えていたか、だがそんなことはどうでもいい。光の玉はどこだ?」
ロト「・・・・・・・・・・・」
234 :
K:02/04/29 13:30 ID:???
ダース「・・・・?!まさかガイアが・・・・・・」
キース「・・・!ここにはないと言うのか?!兄者よ!」
ダース「・・・わからん・・・・だが勇者ロトを連れてくる竜王様の命令がある、
ロトよ、覚悟してもらおう・・・・。」
キース「へへ・・・・俺達兄弟は雑魚モンスターのようにはいかないぜ・・・。」
ロト「・・・・・・やれやれ・・・・・100匹以上のモンスターと
闘わせられるわ、竜王の弱点は分からないわ、ガイアは裏切るわ、
光の玉は持って行かれるわ、おまけにこいつらが来るわ・・・・・。」
キース「・・・?何を言ってるんだこいつ?」
ロト「・・・・ホンットついてないなぁ・・・・・。」
ダース「おしゃべりしているヒマはない、闘う気があるのかないのか・・・・」
ッッシュヴァァァァーーーーーーー!!!・・・・・・・・!!
235 :
K:02/04/29 13:31 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE87
キース「な・・・・?!」
ロト「はっきり言って今けっこうムカついてる。もう光の玉なんてどうでもいい。」
ダース「・・・?!こ、これは・・・・・?!な、なんという闘気だ・・・!!」
ロト「めんどうだから二人まとめて相手するよ、時間のムダだし。(キィィ・・・ン)」
ダース「・・・・まずい!!キースよ!下がれ!」
キース「・・・!!」
ロト「もう遅いよ。」
・・・・ッガァァァーーーーンン!!
キース「うぉおおお!!・・・・くっ・・・!!」
ダース「キース・・・・!」
236 :
K:02/04/29 13:32 ID:???
キース「だ、大丈夫だ!不意をつかれて少し油断しただけだ・・・!チッ!
勇者とあろう者が奇襲攻撃とはな・・・・!!そっちがその気なら・・・!」
ロト「・・その前にこれでも食らっときなよ・・(キィーン キィーン キィーン)・・・・」
ロトは太陽のエネルギーを放出した
ッッッカァァッ!!!
キース「・・・・うおおおおおあああああ!!!」
ヴァシュゥゥゥーーーーンン!!・・・・・・・
ダース「な・・・?!キース!!・・・・お、おのれ・・・・!!」
ロト「ふん、スキだらけだよダース。」(シュンッ・・・!!)
ロトは一瞬にしてダースの背後に回り込みダースの青龍剣を奪った
237 :
K:02/04/29 13:33 ID:???
ダース「ハッ・・・!!」
ロト「ちょっと借りるよ。(シャキン!)」
・・・・・・ズヴァンンンン!!!
ダース「ぐぁあああっ!!」 ザザザザザザ・・・・・・!!
ロト「もう一発・・・・・・」
バリバリバリバリ・・・・・!!・・・・・ズガァァァーーーーンン!!
ダース「うおおおおおーーーー!!」
ロト「へえー、なかなかいい剣だね。はい、返すよ。ありがと。」
キース「あ、兄者・・・・・!!こ、この・・・!!もう許さん!!(ギィィン・・・)」
238 :
K:02/04/29 13:34 ID:???
キースは赤龍剣から紅蓮のドラゴンを召喚した
キース「いでよ赤竜!!」
ゴォォォオオオオーーーーーーーー!!・・・・・・!!
ロト「・・・・・ふーん。」
キース「死ね!ロト!!」
ガァァアアアーーーーーーー!!
ロト「暑苦しいな それ。」
ロトはマヒャドの呪文を唱えた
キィィィーーーーーーーンン!!
239 :
K:02/04/29 13:35 ID:???
ロト「(キィーン キィーン キィーン キィーン キィーン・・・・)まぁこれだけあれば何とかなるか。」
ダース「な・・・なんだ・・・あれは・・・・?!」
キース「な・・・なに・・・??!こ、これは何だ・・・・??!」
ロト「ただのマヒャドだよ、通常の約2700倍あるけど。」
ッッッヴァッッシューーーーーーーー・・・・・・!!!
キース「・・・・ぐ、紅蓮の・・赤龍が・・・蒸発だと・・・??!」
ダース「キース!後ろにヤツが!!」
キース「ハッ!!」
ドカァァ!!・・・・・ズザザザザーーーー!!
キース「く・・・くそ・・・・!!こ、こいつなぜこんなに強く・・・・!」
240 :
K:02/04/29 13:36 ID:???
ダース「ぬ・・・・!!キース!剣を取ってヤツの後ろへ回れ!直接攻撃かける!
私はヤツの正面から攻める!」
キース「はぁはぁ・・・わ、わかった兄者!」
ロト「わざわざ攻撃を解説してくれるとはね。しかしまいったな、ひのきの棒
しかないや、まぁいいか・・・・。」
ダースとキースはロトを挟み撃ちにした
ダース「ぬおおおおおーーーー!!」
キース「うおおおおおーーーー!!」
ロト「・・・・(正面と後ろから直接攻撃・・・・工夫がないな。)・・・」
241 :
K:02/04/29 13:36 ID:???
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!!!カキン!キンカキン!!
ダース「くっ・・・・!!(ば、化け物かこやつは・・・!!)」
キース「ぐおおおおーーーー!!いい加減に死ね!!」
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!!!
ロト「・・・・キミ達の動きはガイアに比べたらあくびが出る。」
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!!!
ロト「・・・・・・せーの・・・!!」
ッッカァァアアッーーーー!!・・・・ズガンンンン!!!・・・ドガアア!!
ダース「うおおおお!!」
キース「・・・うあああっ!!」
・・・・・ズザザザザザザザーーーーーー!!・・・・・!!
ロト「さすがにタフだね二人とも。・・・・これじゃあキリがないな。
さて・・・・どうしたものか・・・・・。」
ダース「・・・・う・・・ハァ・・・ハァ・・(か、勝てん・・・!このままでは・・!)」
キース「はぁはぁ・・・(二人がかりでもこの差なのか・・・・!!こ、こいつ
本当に人間か・・・・?!)・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
242 :
K:02/04/29 17:04 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE88
ゾーマの城 最下階 竜王の間
ガイア「どうした竜王よ?お前の欲しがっていたものはこれだろう?何を遠慮
している、さあ受け取れ。」
竜王「・・・・なるほどそうか・・・。テメェ・・・オレの弱点を見抜いたん
だな・・・・。やはりあんたはロトと違って抜け目ないヤツだ。」
ガイア「抜け目ないのはお互い様だ。・・・しかしなかなか笑える話だ、まさか
天才竜王の弱点とはこのような幼稚なことだったとはな。完璧である者は
以外なところにウィークポイントが存在する。」
竜王「・・・・・・・・・・・」
243 :
K:02/04/29 17:05 ID:???
ガイア「さあ・・・光の玉を受け取るがいい・・・・。それともあきらめて
私を殺すか?・・・どのみちおそらくこれはお前には扱えないな・・・。」
竜王「・・・(ビシ!)・・・(ビシ!)・・・(ビシ!)・・・オイ・・・・・
それ以上くだらねェ能書き垂れやがると・・・ブッ殺す・・・・・。」
ガイア「ほぅ・・・感情が激しく乱れているな・・・・。この光の玉を
手にするのがそんなに怖いか・・・・?それとも私の考えていることが
怖いのか・・・・?」
・・・ギィィィィーーーーーーーーーンンン・・・・・!!!
竜王「・・・・そうかぃ・・・・そんなに血が見てェのか・・・(ビシ!ビシ!・・・)
ヤケドだけじゃ済まさねェぞガイア・・・。眼球まで沸騰させてやるよ・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
244 :
K:02/04/29 19:08 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE89
ロンダルキア台地
ダース「ハァ・・!ハァ・・・!く、くそ・・・!!」
キース「ぐっ・・・!ハァ・・・ハァ・・・。」
ロト「・・・・・・・・・」
ダース「ぬ・・!お、おのれ人間め・・・!!」
キース「ど、どうする・・・?!兄者・・・!」
ダース「こ、こうなったら・・・・ハァハァ・・・・双龍剣を使う・・・!!」
キース「し、しかし兄者・・・!ヤツに通用するのか・・・?!」
ダース「たとえ通用しなくとも・・・・負けるわけにはいかん・・・!!」
わーい更新されてる〜ミ^∀^ミ
246 :
K:02/04/30 00:21 ID:???
ロト「・・・・・いや、もうやめた・・・・。」
ダース「・・・・?!」
キース「な・・・なに・・・?!」
ロト「キミたちは・・・・ボクの仲間を殺した・・・・。当時は必ず
カタキをとってやると誓ったけど・・・・でも・・・・なんだか
不思議とそんな気もなくなった・・・。」
ダース「・・・・?!」
ロト「なんだかキミたちの戦いを見ていると・・・・命を懸けて何かを
守ろうとしているチカラを感じる・・・。それに比べてボクは・・・
ただ自分の家に帰りたいだけの目的だけで戦っていたような気が
する・・・・。もちろん仲間を想う気持ちで戦ってたけど・・・・。」
247 :
K:02/04/30 00:22 ID:???
キース「・・・(兄者・・・あいつスキだらけだぞ・・・今のうちに・・)」
ダース「・・・(いや・・・待て・・・様子がおかしい・・・ヤツから
闘気を感じなくなった・・・・闘う気が失せたのか・・・?!)・・」
ロト「ボクは強さでは確かにキミたちよりも強くなったけど・・・・・・
意志の強さではキミたちのほうがはるかに強い意志を持っている・・・。
いったいキミたちに今まで何があったのか聞きたいけど、おそらく
ボクが想像もつかないほどの波乱な戦いをしてきたんだと思う・・・。
・・・うまく言えないけど・・・・キミたちとはもう戦いたくない・・。」
ダース「・・・・・・・・・・・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
248 :
K:02/04/30 00:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE90
私(ロト)はこのときなぜか彼らと闘う気が失せた。
強さだけを求めてここまできたが、彼らの意志の強さには
とうていかなわないことに気づいた。
闘いに勝ってもカタキ討ちをしても何も変わりはしない。
新たな憎しみが生まれるだけだと思ったのだ。
私(ロト)は竜王やガイアのような生き方をしたくない。
そんな生き方をするくらいならアリアハンへ帰れなくてもいい。
この竜族たちとの戦いは私(ロト)とは無縁の戦いにすぎない。
私(ロト)はガイアという男に利用されているだけの戦いではないのか?
・・・・・何かが私(ロト)の中で変わり始めていた・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
249 :
K:02/04/30 00:25 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE91
ゾーマの城 最下階 竜王の間
竜王は燃えるような闘気を開放した
グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!
ガイア「・・・・(さて・・・予定どうりヤツを挑発にのせることには
成功したが・・・・・うまく光の玉をヤツに・・・・)・・・」
竜王「なぁガイア・・・・オレは自分の弱点なんてとっくに知ってんだよ・・・
オレに言わせりゃそれが何だってんだ・・・・・。」
ズァァァァーーーーーーーーアアアア・・・・!!・・・・・
ガイア「・・・・(燃えるような闘気・・・・これ以上は近づけんな・・)」
竜王「さて・・・待たせたな・・・・。おっ始めるか・・・・。」
250 :
K:02/04/30 00:26 ID:???
ガイア「・・・・・・・・・・・・」
竜王「・・・ん?どうした?・・・オレからいっていいのか?」
ガイア「・・・・ああ、かまわん。攻撃したければ・・」
・・・ッシュン!!・・・ッズギャ!!
ガイア「・・・な?!」
竜王「フン、こいつがあんたの武器か。なかなかいい剣じゃねェか、なんてえ
剣なんだ?・・・・さしずめガイアの剣ってか?」
ガイア「・・・(い、いつの間に剣を取られただと・・・?!バ、バカな・・・?!
私はよそ見などしていなかったのに・・!!ま、まさかヤツは・・!)・・」
竜王「なぁ・・・あんた今こう考えてるだろ?[まさか竜王は自分より速く動ける
とでも言うのか?]・・・とな・・・・。」
ガイア「・・・・・・!!」
251 :
K:02/04/30 00:26 ID:???
竜王「あんたもけっこう速いがオレもなかなかの速さだろ?オレの祖先は
紀元前の当時から獲物を俊敏な脚力で捕らえたのさ。竜族の中には動くもの
しか追わねェ低種族もいるがオレは違う・・・・。獲物と目が合った瞬間に
食らいつく。・・・・・計算外だったか?」
ガイア「・・・・・・・・!!」
竜王「どうしたガイア・・・・。剣がなきゃ攻撃できねェのか?だったら返して
やるよ。ほれ、受け取れ。」(ヒュッ)
・・・・パシッ!
ガイア「ふふ・・・・・目を疑うような強さだな・・・・。だが・・・
私はそう簡単には殺せないぞ・・・・・・。」
竜王「ああ、そう簡単には殺さねェさ。テメェはしばらくオレの遊び相手に
なってもらう。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
252 :
K:02/04/30 00:27 ID:???
nageenndayoooooooooooooooooooooooooooooooooooo
253 :
K:02/04/30 00:31 ID:???
===========休憩タイム==============
トイレの方は非常口を出て左のお手洗いをご利用ください。
254 :
K:02/04/30 00:32 ID:???
ポップコーン、コーラなどは受け付けにて販売しております。
ゴミはゴミ箱へお捨てください。
255 :
K:02/04/30 01:57 ID:???
ここまでの冒険を冒険の書に登録しますか?
>はい
いいえ
死守
257 :
K:02/04/30 16:19 ID:???
客がいるのかいないのかわからん・・・
258 :
K:02/04/30 16:20 ID:???
259 :
K:02/04/30 16:34 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE92
竜王「さぁ・・・来いよガイア・・・・。どうしようもねェチカラの差って
モンを見せてやんよ・・・・。」
ガイア「・・・・(もはやこいつには小細工はきかない・・・・とりあえず
全力であたるしかないな・・・・)・・・・」
ガイアは大地の精霊に呼びかけ高熱の岩石を召喚した
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!・・・・ッドガァァンン!!
竜王「ホゥ・・・・これはこれは・・・・。」
ガイア「驚くのはまだ早い、もう二つばかり呼び寄せる・・・。」
ッドガァンン!!・・・・・・ガァォオオンン!!
260 :
K:02/04/30 16:36 ID:???
ガイア「計三つの岩石を召喚した、まずは土産として受け取れ。」
・・・ドォン!! ドォン!! ドォン!!
さらにガイアは岩石を発射と同時に竜王の足元にマグマを噴出させた
ッグヴァァァーーーーー!!!・・・・・!!
竜王「・・・・・!(三つの岩石とマグマの二段攻撃・・・)」
ガイア「さぁどうする・・・・?」
竜王「・・・・・フン。(はじき飛ばしてやる・・・)・・」
ッヴァシュゥン!!ッガォォン!!・・・ッズガァン!!
261 :
K:02/04/30 16:37 ID:???
竜王「ウム、あとは・・・・」
竜王は足元に噴出しているマグマを素手でつかんだ
竜王「なかなか心地いい、熱くたぎった肉みてェだ。・・・・そういや
腹減ってたんだ。」
ガイア「・・・(まさか・・・!?)・・・」
なんと竜王はマグマを口の中に入れた
ジュァァァーーーー・・・・・!!
竜王「フー・・・・・で?次は?」
ガイア「・・・・・・・・・!!」
262 :
K:02/04/30 16:38 ID:???
竜王「早くしろ、考えてるヒマはねェぞ。」
ガイア「いや、次の攻撃はもうすでにお前の後ろに・・・・」
竜王「・・・?後ろ・・・?」
ガイア「・・・・(今だ!!)・・・」
・・・・ッシュンン!!ガシィッ・・・!!
竜王「・・・うお!」
ガイア「フ、簡単に引っかかったな。首を取ったぞ・・・・・このまま
首をへし折られたいか光の玉を手にするか30秒以内に決めろ。」
ギリギリギリギリ・・・・・!!
竜王「ウ〜ム・・・・そうだなァ・・・ハハ・・・」
263 :
K:02/04/30 16:39 ID:???
ガイア「き、貴様・・・!何がおかしい?!今自分がどういう状況に
おかれているか理解しているのか!?生物における最大の急所とも
いうべき[首]を押さえているのだぞ!」
ギリギリギリギリ・・・・・!!
竜王「そういやそうだな・・・いや〜・・・そいつァ困ったな・・・・」
ガイア「貴様・・いったい・・・?!む・・?!」
そのときガイアは首を絞めながら一瞬竜王と目が合った
竜王「・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・(ゾクッ・・!!)・・・ま、まずい!!」
バッ・・・!!
264 :
K:02/04/30 16:40 ID:???
竜王「・・・オヤ?・・・どうした?絶好の勝機だったのに自分から
離れちまうなんてよ・・・・。」
ガイア「はぁ・・はぁ・・・!!(あ、危なかった・・・・!!目が
合っただけで一瞬にして殺されるところだった・・・!!)・・」
竜王「あんた・・・・やはり頭の切れるヤツだな・・・。今もう少しで
オレはあんたの頭蓋骨に食らいつくところだった・・・・。」
ガイア「・・・・・・・・!!(やはり・・・!)」
竜王「さて・・・・・今度はどんな攻撃だ・・・・?」
ガイア「・・・・・(く、くそ・・・なかなかスキが作れん・・・)・・」
・・・・・二人の激闘を見つめるように床に置かれた光の玉は
うっすらと、そして哀しげに輝きだした・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
265 :
K:02/04/30 16:43 ID:???
*********冷やし中華はじめました************
age
sage
warata
一つ書き込みがあったら30人のROMがいる
ここですか・・・
一応見てまつ
>270
うnうn
>270
うんうん
276 :
K:02/05/01 02:32 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE93
竜王「・・・?もう攻撃をやめたのか?・・・じゃあそろそろオレの番か?」
ガイア「・・・・・(くそ・・・もはやどのような呪文や技を使ったところで
こいつのスキをつくるのは至難というよりも不可能に近い・・・・・・
ならばいっそのこと・・・・)・・・・・・」
竜王は足下に落ちてあった小石を拾った
竜王「ガイア・・・・・オレが本気でテメェをブッ殺すのに必要な時間は
どれくらいだと思う?・・・5分?・・・10分?」
ガイア「・・・・?」
竜王「・・・・答えはこの小石を軽く上に放り投げて床に落ちるまでの間さ。
テメェを殺るのにそれだけありゃ充分だ・・・・。」
277 :
K:02/05/01 02:33 ID:???
ガイア「では試してみるがいい・・・・。言ったはずだ、私はそう簡単には
殺せないと・・・・・。」
竜王「よし・・・・決してまばたきなんかするんじゃねェぞ。なにしろオレが
本気で最高速度を出したら時が止まったような感覚におちいる・・・。」
ガイア「・・・いいだろう・・・私も真の速さで立ち向かおう・・・・・・
・・・(もはやこの方法しかない・・・かなり危険だが・・)・・」
竜王「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・・・(いよいよ来るな・・・・)・・・・・・・・・」
278 :
K:02/05/01 02:34 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE94
竜王は小石を2メートルほど上に放り投げた・・・・
ヒュッ・・・・!
・・・・・ッドギャ!!!
ガイア「・・・・(後ろか!!)」 ・・・ッッシュンン!!
竜王「ハズレ」(ギィィンン・・・)
ガイア「・・・・!!(う、上から・・・!?)」
ッズガァァァンン!!
ガイア「うおおおっ・・・・!!」
竜王「ついでにこいつも持ってけ。」(ギィィン!)
ッズガンン!! ッズガンン!! ッドガンン!!
279 :
K:02/05/01 02:35 ID:???
ガイア「がっ・・・!!ガハッ・・・!」ズザザザーーーー!!
竜王「石はまだ落ちてねェぞ、これからだ。」(ギィォォーーーーンン!!)
竜王は空中から最高速度で降下してきた
ーーーーッッヴァシュゥゥウウ!!!
ガイア「・・・(しまっ・・・!!)」
ッッザンンン!!
ガイア「うあああああ!!」
竜王「ありゃ、左腕がもげたか。心配するな、腕はまだ一本ある。」(ギンン!!)
竜王は地獄の業火を放った
ッゴァァァァアアアアーーーーー!!・・・・ッズヴァァァーーンン!!
280 :
K:02/05/01 02:36 ID:???
ガイア「うおおおおあああああーーーーー!!」
竜王「うるせェなわめくんじゃねェ、まだとっておきがある。」(ギャンン!!)
竜王はさらに暗黒の炎を召喚した
ズァァァアアーーーーーーー!!・・・・・ッゴヴァァァアアンンン!!!
ガイア「・・・・・・・が・・・!!・・・・う・・・・あ・・・!!
(こ、こんなバカな速さがあるか・・・?!次から次へと・・)・・」
竜王「とどめだ。」(ギィィ・・・ンン!!)
竜王はガイアに向かって暗黒炎の刃を投げつけた
ッッドシュゥゥゥ!!・・・・ーーッッッザンンン!!!
ガイア「ガッ・・・!!・・・・・・(ガク・・・)」
・・・・・・コトン・・・・(小石)
281 :
K:02/05/01 02:37 ID:???
竜王「フム、ちょうど石も床に落ちたな。なぁガイアよ、ウソじゃなかったろ?
約束どうり石が床に落ちる前にテメェをブッ殺したぞ。」
ガイア「・・・・・・・・・・・」
竜王「・・・って死んでるからムリか・・・・。」
そのとき光の玉はうっすらと輝きながらかすかに音を発しはじめた・・・・
キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン・・・・・
竜王「・・・・・・なんだ・・・・??・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
おい!!!続きが気になります
ガイアさんがーーーーーーーー
hozenn
285 :
K:02/05/02 23:43 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE95
竜王「・・・・・・・・・・・」
キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン・・・・・
竜王「・・・・(この音は・・・・)・・・・」
竜王は光の玉から発せられる光と音に興味を抱いているようだ
キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン・・・・・
それは悲しくも安らぎを与えてくれるような輝きと響きであった。
竜王「・・・・・・・・・・・・」
竜王は光の玉に近づいてその手に取ろうとしたが・・・・
どうやらガイアが本当に死んだのかどうか気になっているようだ。
286 :
K:02/05/02 23:45 ID:???
ガイア「・・・・・・・・・・・」
竜王「・・・(息も脈もねェ・・・確かに死んでいる・・・しかし・・・・
こいつは死んでも油断ならねェヤツだからな・・・・。念のため首でも
斬り落としておいたほうが無難っちゃぁ無難だが・・・・)・・・・」
キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン・・・・・
竜王「・・・(まぁいい・・・・)・・・・・」
・・・・・・・・竜王が光の玉に手を触れようとその瞬間・・・・・・・・
・・・・・ギィィーーーーーンン・・・・・!!
・・・・待て・・・・・・・[それ]に触れてはならぬ・・・・・・・・・
287 :
K:02/05/02 23:46 ID:???
竜王「・・・!!誰だ・・・・・誰かいるのか・・・・?」
・・・・・私だ・・・・・どうやら間に合ったようだな・・・・・・・・
シュゥゥゥーーーーーー・・・・・・!!
竜王「・・・・なんだ・・・あんたか・・・。この世界に何しに来た・・・・・」
神竜「光の玉を手にした瞬間そなたはどういうことになるか分かっているのか・・?」
竜王「・・・・ああ・・・。充分承知してるが・・・・・・?」
神竜「・・・・私にはそなたを止める権利もそなたの生きる道を邪魔する気も
ないが・・・・・本当にそれでよいのか・・・・・?」
キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン・・・・・
288 :
K:02/05/02 23:47 ID:???
竜王「・・・・もう・・・・決めたことなんだよ・・・・あんたがどう言おうと
オレがどうなろうと・・・・・・・」
神竜「・・・・そうか・・・・・。ならばもはや何も言うまい・・・・・。」
・・・・・・・・竜王は光の玉を手に取った・・・・・・・
キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン キィィン・・・・・
竜王「・・・・・・・・・・・・」
ッヴァシュゥゥゥ・・・・・・・!!・・・・・・・ゥゥゥゥ・・・・!!
竜王の身体からみるみる闇のチカラが消えていく・・・・・・
神竜「・・・(やはりこうなってしまったか・・・・分かっていたことだが・・)」
なんと竜王は少女の姿へと変わってしまった・・!!・・・・・
少女「・・・・・・・・・・・・・・・」
289 :
K:02/05/02 23:48 ID:???
神竜「・・・・・・これがそなたの望みであれば私はもう何も言うまい・・・・。
さあ・・・・自分のその目で鏡を見てみるがいい・・・・・。」
少女は部屋に飾ってあったラーの鏡を手に取り、自分の姿を覗きこんだ・・・・
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
少女(竜王)は驚きもせず、笑いもせず、ただじっと鏡を見つめていた・・・・
しばらくするとその深く哀しみに満ちた瞳から涙があふれ出た・・・・・・
少女「・・・・?・・・・これは・・・この水は何・・・・・?」
神竜「そなたには初めて経験することだな・・・。それが[涙]というものだ・・・。」
少女「・・・・な・・み・・だ・・・?」
ガイア「・・・・・・(ピクッ・・・)・・・・(ドクン・・・ドクン・・・・ドクン・・・)・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
290 :
K:02/05/03 00:51 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE96
ロンダルキア台地にて
その頃、勇者ロトと竜族ダースとキースは・・・・・
ダース「勇者ロトよ、・・・どこへ行く?我らとの闘いを放棄するのか・・・?」
キース「お前・・・・竜王様の城へ行く気だな・・・。」
ロト「・・・・・うん。もうキミたちとは闘う気はないとさっき言っただろ。
・・・とりあえずボクはガイアのとこへ行く。止めてもムダだよ。」
キース「・・・(どうする兄者・・・・?)・・・」
ダース「・・・・・・・・・・・・・」
291 :
K:02/05/03 00:52 ID:???
ダース「勇者ロトよ・・・竜王様のもとへ行く前に聞きたい・・・。貴様はあの
光の玉がどういうものか知っているのか・・・・?」
ロト「・・・・・・・そんなことボクに分かるわけないよ・・・・。」
ダース「・・・・では貴様の持っていた称号に刻まれている[鳥のような絵]の
意味も本当に知らんのか・・・・・?」
ロト「・・・・・・ラダトーム王からはロトの称号としか聞いてないけど・・?」
ダース「・・・・・・・・・・・・」
キース「お前・・・・・本当に何も知らずに今まで俺達と戦っていたのか・・・。」
ロト「だって・・・・・ガイアは何も教えてくれない・・・・・・。」
292 :
K:02/05/03 00:53 ID:???
ダース「・・・・では質問を変える・・・。貴様は以前、女王様から光の玉を
受け取ったと竜王様からうかがったが・・・・・それは本当か?」
ロト「本当だよ・・・・・。おかげでボクはこんな戦いに巻き込まれた・・・。」
ダース「・・・・・そうか・・・・・・・。」
キース「・・・・・兄者?」
ダース「勇者ロトよ、貴様はこの戦いに直接関係なくとも私達は今は敵同士。
だがどうしても竜王様のもとへ行くというのなら我らも同行する・・・。」
キース「兄者・・・・?!」
ダース「・・・・キースよ、我らはどんなことがあろうと竜王様をお守りする
義務があるのだ・・・・。あのお方が光の玉を手にしたらどういうことに
なるかお前も知っているはずだ・・・・。」
キース「た、確かにそうだが・・・・・・。」
ロト「ついてくるのなら別に止めはしないけど・・・・・。でもボクは
竜王じゃなくてガイアに用がある・・・・・。」
ダース「・・・・いいだろう・・・。どちらにしろ竜王様のもとへ行くのには
変わりない。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
293 :
K:02/05/03 00:54 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第四章〜 PAGE97
私(ロト)はダースとキースとの闘いを放棄し、竜王のいる城へ向かうことと
なった。・・・・・しかも仮にも敵であるダースとキースも一緒に・・・・・。
私(ロト)はなぜこのような無益な戦いに巻き込まれたのか?
竜族たちの過去にいったい何があったのだ?
そもそも竜族とは何のことなのだ?
ガイアという男は何者なのか?
光の玉の秘密とは?
・・・・・そして[ロトの称号]とはどういう意味を表しているのか?
すべてが謎に満ちすぎている戦いにこれ以上私(ロト)は戦う気はない。
私(ロト)はガイアという者にすべてを問いただすことに決め、竜王のいる
城へ向かうことにした・・・・・。
・・・・・・しかし・・・・そこで私(ロト)の見たものは・・・・・・
・・・・・・・・・信じられない光景だった・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
294 :
K:02/05/03 01:00 ID:???
_____
|___†_|
( ・∀・)
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
おい、貴様!!!!!!!!!!
おもしろすぎです。
297 :
K:02/05/03 15:14 ID:???
わすれてた
〜第四章〜 缶
ようやく第五章へ・・・・四章が長すぎた・・・・・
298 :
K:02/05/03 16:06 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜
299 :
K:02/05/03 16:09 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE98
再び現在に戻る 西暦2002年
アフリカ南部 謎の遺跡あと 洞窟内
シムサン考古学者とその助手ラゴンは時の経つのも忘れ勇者ロトの手紙を
読み続けていたが、いつの間にか洞窟の外は星が手に届きそうなくらいの
美しい夜空に変わっていた・・・・・。
ラゴン「あ、大先生・・・・もうこんな時間ですよ。とりあえず洞窟を出て
テントを立てないと・・・・。」
シムサン「ま、待ってくれ・・・・今いいところじゃないかラゴンくん・・・
これからが謎に迫る事実だというのに・・・・。」
ラゴン「でもこの辺りの夜は危険ですよ。強い毒性を持った夜行性の毒蛇も
いるんですから・・・。手紙はまた明日にでも続きを読みましょうよ・・。」
シムサン「・・・・・・うむ・・・仕方ないな・・・・。」
シムサン考古学者はしぶしぶと手紙を元の書物へ戻し、二人は洞窟をあとにした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
300 :
K:02/05/03 16:10 ID:???
その夜
シムサン考古学者とその助手ラゴンはテント内で床につく用意をしていた。
彼らは手紙についてそれぞれさまざまな思惑を抱いてはいたが
二人は何も言わずに黙っていた・・・・・。手紙をすべて読むまでは何も
語るまいと心の中で思っていたのだろう・・・・。
ラゴン「じゃあお休みなさい大先生。明日の朝近くの川で水をくんできますよ。」
大先生「ああ・・・・お休み。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
301 :
K:02/05/03 16:11 ID:???
ラゴン「ぐぅぐぅ・・・・・・・・・」
シムサン考古学者はなかなか寝付けないようだ
シムサン「・・・・・・・(いったい竜族とは・・・・・)・・・・・」
シムサン考古学者は寝ている助手ラゴンをチラっとうかがいながら、あの洞窟内で
拾ったロトの紋章が刻まれた古ぼけたペンダントを取り出した。
シムサン「・・・・(・・・ラゴンくんには内緒で思わず拾ってしまったが・・・
このペンダントにも鳥のような紋章が刻まれている・・・・。
果たしてこの紋章の持つ意味とは・・・・・?)・・・」
シムサン考古学者は色々と考えてはいたがさすがに疲れたのであろうか、
ペンダントを握ったまま眠ってしまったようだ・・・・・・・。
・・・・そしてシムサン考古学者はその深い眠りの中から夢を見はじめた・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
302 :
K:02/05/03 16:13 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE99
・・・・・・・なんだ・・・・・?私は夢を見ているのか・・・・・?・・・・
・・・・ここはいったいどこなのだ・・・・・・?ラゴンくん・・・・?
・・・・・そこにいるのか・・・・・?おい・・・・・・ラゴンくん・・・・・
女王「・・・・・なぜあなたのような人間がそのペンダントを・・・・・?」
・・・・・え・・・・?だ、誰なんだ・・・・?わ、私はただの学者・・・・・
女王「・・・・・光の玉は役に立ちましたか・・・・・?」
・・・・・??何のことだ・・・・・?光の玉などこの世界にあるわけが・・・
303 :
K:02/05/03 16:14 ID:???
女王「・・・・やはりそうでしたか・・・・・・。あなた方の世界に託そうと
以前ロトに手渡したのですが・・・どうやら勇者ロトはアレフガルドから
永遠に出られない運命だったのですね・・・・・・。」
・・・・・・・あなたは誰なんだ・・・・?光の玉とはいったい何だ・・・・?
女王「・・・・・あなた方の住む人間界に光の玉があったのなら・・・・・・
このような愚かな歴史を繰り返すこともなかったろうに・・・・・。」
・・・・・何を言っているのだ・・・・・・?私達の世界がどうだと言うのだ・・
・・・・・・・光の玉などなくともこの世界は平和なのだぞ・・・・・・
女王「・・・・・・あなたのような人間の言う[平和]とはどのような世界
なのですか・・・・?わずか2000年の間で人間たちは恐ろしい歴史を
繰り返してきただけじゃないですか・・・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・何のことだ・・・・・・・・?
女王「・・・・気づいていないのなら教えてあげましょう・・・・・・・。
光の玉がこの世界に存在しなかったためにあなた方人間が今まで
どのような歴史を作ってきたのかを・・・・・・・。」
・・・・・・キィィィィーーーーーーーーーンンン・・・・・!!
・・・・・・・なんだ・・・・?!・・・・こ、これは・・・・・?!・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
304 :
K:02/05/03 16:15 ID:???
mata okorarechattayo......kaigyouga ooi datoyo.....
305 :
K:02/05/03 16:16 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE100
A「殿!もはや完全に囲まれたようです!やつら明智勢の狙いは殿の首かと・・・!」
*「おのれ・・・・明智め・・・・余を裏切るとは・・・・・!」
B「殿!・・・ここはわれわれが・・・・!早くお逃げください・・・!」
*「ふん、笑止な・・・・。この信長、天下を目前にして敵に背を向けるなど・・」
ドガァァ!!
C「我こそは明智光秀の忠臣!・・・・信長!覚悟・・・・!!」
*「・・・・ほう、面白い・・・・・。」
C「ぬああああーーーーーーー!!」
・・・・カィィン!! ズヴァァ!! ビシャァ・・・・!!
*「余の首が欲しければ死を覚悟した者だけかかってくるがよい!!この信長、
そうやすやすとは貴様等に首はやらぬぞ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
306 :
K:02/05/03 16:17 ID:???
ゲッベルス「総統、ご決断を・・・・・・。」
総統「うむ、ユダヤ人は生きる価値に値しない。やつらを一人残らず殺せ。
使えそうなやつはわがナチス党の生体実験としてユダヤ人を使う。
やつらを人間と思うな、物だと思え。」
D「ハイル ヒトラー!!」
民間人「きゃあ・・・!!わ、私達はただの村人です・・・!や、やめて・・!
私達の家をどうするんですか・・・・!」
E「総統の命令です、民間人はただちにここを撤去してください。
ハイル ヒトラー!!」
総統「これでスイスは私のものだ。ユダヤ人は徹底的に根絶やしにする。」
ゲッベルス「独裁者時代の始まりですな総統・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
307 :
K:02/05/03 16:19 ID:???
兵隊F「中尉・・・どうやらあの建物の中にベトコンが・・・・。」
中尉「よし・・・・合図をしたらあの建物に一斉射撃だ・・・・。」
兵隊G「了解・・・・。」
中尉「・・・・・・撃て!!」
ズガガガガガ・・・・!! ダーン! ダーン! ダーン!
バキューン! バキューン! ズダダダダダダダダダ・・・・・!!
中尉「よーし!砲撃やめ!・・・・おい、中の様子を見てこい。」
兵隊H「はっ・・・・・。」
308 :
K:02/05/03 16:19 ID:???
ドガンンン!!
兵隊H「動くな!・・・・ベトコンはどこだ!・・・・・ハッ・・・!!
な・・・・なんだ・・・?!こ、これは・・・・?!」
村人A「・・・・うぅ・・・・」
村人B「・・・・ぅぁぁ・・・・・ガフッ・・・・!」
赤ん坊「・・・オギャァァァーー!!・・・・オギャア!・・・・」
兵隊I「こ、これは・・・!俺達がやったのか・・・?!」
兵隊J「な、なんということだ・・・・!民間人を殺しちまったのか・・?!」
中尉「どうした?!何があった・・・?!」
兵隊H「中尉・・・!!ベトコンなんてどこにも・・・・・!こ、こいつらは
ただの村人です・・!・・・こ、子供まで殺し・・・!」
中尉「・・・・・!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
309 :
K:02/05/03 16:21 ID:???
大統領「投下の準備は整ったのか?」
K「は、大統領。すでに爆撃空母が現地へ向かっているとのことです。」
大統領「うむ・・・・広島に長崎・・・・。これで日本も降伏するだろう・・・。」
・・・・・・カッ・・・!!・・・・・・ズガァァァァーーーーーンンン!!!
兄「・・・・節子、しっかりしいや。お父ちゃん絶対カタキとってくれるて。」
妹「にぃ・・・ちゃん・・・・おなかすいた・・・・。」
兄「せやな・・・・兄ちゃんも腹減ったわ・・・・・節子・・・。」
310 :
K:02/05/03 16:22 ID:???
ポツポツポツ・・・・ ザァァァァーーーーーー・・・・・・・!
市民L「・・・・雨や・・・・!黒い雨が・・・・?!」
市民M「おい!日本は無条件降伏やて・・・!」
市民N「なんやて・・・・?!連合艦隊はどないしたんや・・!?」
市民O「日本は・・・・大日本帝国は・・・敗けたんか・・・?!」
兵隊P「ぅう・・・天皇陛下 バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ・・・!」
兄「節子・・・・!!死ぬな・・・・たのむ・・・・・!!」
妹「にぃ・・・ちゃ・・・ん・・・・・」
・・・・このような恐ろしい歴史を築いてきてまでも平和だと言うのですか・・・?
・・・・・・・・・光の玉は平和の源でもあるのです・・・・・・・・・
・・・・・・我が子を犠牲にしてまでも人間に託した光の玉だったのに・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
311 :
K:02/05/03 16:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE101
シムサン「・・・・うああああああああああああーーーーーーー!!」
ラゴン「わ!!・・・・ど、どうしたんですか・・・・?!大先生・・・・・
びっくりした・・・・・・。」
シムサン「・・・・え・・・・・?」
〜〜〜〜〜〜〜〜翌朝 7月26日 夏〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アフリカ南部 ザンビア 首都ルサカより北東153Km地点 テント内
謎の遺跡調査 第二日目
ラゴン「おどかさないでくださいよ・・・・・。もう朝ですよ大先生。」
シムサン「そ、そうか・・・・・ふぅ・・・(夢だったのか・・・・)・・・」
312 :
K:02/05/03 16:24 ID:???
ラゴン「悪い夢でも見たんですか?ひどくうなされてましたけど・・・・。」
シムサン「ああ・・・・・・・。・・・!!な・・?!こんなところに・・・!」
そのときシムサンの寝袋の下に一匹の蛇が入り込んでいた
ラゴン「あ、こんなとこに蛇が・・・・。大丈夫ですよ大先生、この蛇は毒性を
持っていないので安全です。・・・・よいしょっと・・・・。」
ラゴンはその蛇をつかむとテントの外へ逃がしてやった。
その蛇はチラッとシムサンのほうを見て何かを言いたそうな雰囲気であったが
すぐに草むらのほうへ這っていった・・・・・。
シムサン「・・・・・・?・・・・」
シムサン考古学者は蛇に気にかけながらも握ったまま寝てしまったペンダントを
すぐに隠し、コーヒーを湧かしはじめた・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
313 :
K:02/05/03 16:26 ID:???
シムサン考古学者の見た夢とは何を意味しているのか?
ロトの紋章が刻まれたペンダントとは?
謎の遺跡調査二日目、二人は再び洞窟へ入りロトの
手紙の続きを読み始めた・・・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
gomennnasai.hotarunohakade hukidasitimatta///
omosiroiyo-ganbare-
315 :
K:02/05/03 17:04 ID:???
おお!ホタルの墓を知っているひとがいた!まぁ有名だからね。
あれ観るたびに鬱になる。
>314
bikurisitayo
>315
カンカンが泣ける
つーかすげえ予想外の展開!!!面白すぎ。よく考えたな。。
317 :
K:02/05/03 19:59 ID:O5hWp9.Q
318 :
K:02/05/03 19:59 ID:???
sage....
ドロップのはいってた缶のことだと思う。
320 :
K:02/05/03 20:02 ID:???
naruhodo
321 :
K:02/05/03 21:15 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE102
ゾーマの城 最下階 竜王の間
ガイアを圧倒的な強さでねじ伏せた竜王は光の玉を手にした。
だがその瞬間、突然竜王から闇のチカラが抜け少女の姿へと
変貌してしまった。
そして・・・・・・
ガイア「・・・・(ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・)・・・・・」
神竜「・・・・?!まさか・・・・?!」
少女「・・・・・・・・?」
322 :
K:02/05/03 21:16 ID:???
・・・・ッシュンン!! キィィンッ・・・!!
なんとガイアは再び息を吹き返し少女の首に剣をあてがった!
少女「・・・・え・・・・?」
ガイア「はぁ・・・!はぁ・・・!、と、獲った・・・・!この機を
待っていた・・・!!」
神竜「・・・・しまった・・・・!やはり生きていたのか・・・!」
ガイア「フ・・フ・・神竜よ・・・不覚をとったな・・・・!」
神竜「ぬ・・・!そうか・・・!そなたは・・・・・・・
[蘇生の秘術]を使ったのだな・・・!!」
323 :
K:02/05/03 21:17 ID:???
ガイア「フフ・・・、正解だ・・・・。ここへ来る前からあらかじめ
私の肉体に自らかけておいた・・・。も、もはや竜王には
対抗すべく戦術も技も呪文も効かないどころかスキさえも
ない・・・・。な、ならば・・・・いったん殺されたと見せかけ、
仮死状態になればいくら竜王とてスキが生じる・・・・・・。」
神竜「・・・・くっ・・・・!!」
少女「・・・・・・・・・・・・」
ガイア「こ、こいつが光の玉を手にすれば・・・こうなることは
私も知っていたのだ・・・・!さあ・・・神竜よ・・・・・
今私の言いたいことは分かっているはずだ・・・・!」
神竜「・・・・・勇者ロトのことだな・・・・」
324 :
K:02/05/03 21:18 ID:???
ガイア「・・・やつはもうじきここへ現れる・・・・い、いや・・・
もうすぐそこまで来ているのを感じる・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・・」
神竜「・・・・・・哀れだな・・・・ガイアよ・・・・。」
ガイア「・・・・・・なに・・・・?!」
神竜「哀れだと言ったのだ・・・・・・。そのような非力な少女を
人質に取ってまで勇者ロト・・・いや・・精霊ルビスのために
働いて何の得があると言うのだ・・・・。」
325 :
K:02/05/03 21:20 ID:???
ガイア「な、何とでも言うがいい・・・・。竜族はこの世から滅ぶ
運命にあるのだ・・・。そ、それはとっくの昔に神が
定めた運命でもある・・・・・!」
神竜「ガイアよ・・・そなたは人間の特性を理解していない・・・・。」
ガイア「・・・・・?何の話だ・・・?!」
神竜「間もなくここへ現れる勇者ロトがこの光景を見て、果たしてやつは
どう思うだろうか・・・?その少女の正体は竜王とはいえど、今
そなたがしていることは非力な少女に刃を突きつけ、人質を
殺されたくなかったら自分の願いを叶えろと言っているのと
同じこと・・・・。」
ガイア「・・・・・だ、だったらどうだと言うのだ・・・?!」
326 :
K:02/05/03 21:21 ID:???
神竜「人間とはそなたや私達竜族が想像もつかないほどの計り知れない
思考を持っているのだ・・・・。そなたは今まで勇者ロトの
最も近くにいてそんなことも気づかなかったのか・・・?」
ガイア「・・・・・・な、何を分かったようなことを・・・!」
・・・・・そのときロトと竜族ダースとキースが現れた・・・・・・・
ロト「・・!!ガイア・・・!な・・・?!いったいこれは・・・??」
ダース「・・・くっ・・・!一足遅かったか・・・・!」
キース「・・・!!竜王様・・・・!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
327 :
K:02/05/03 21:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE103
私(ロト)はいったいここで何が起こったのか状況がつかめなかった。
片腕となった満身創痍のガイアが息を乱しながら年齢約10歳くらいの
幼い少女の首に剣をあてがっている・・・・。
・・・そしてそのそばには今まで見たこともないくらいの巨大な
ドラゴンが光臨している・・・・・。この竜はいったい何者なのか・・・?
しかもこの壮絶な戦いの最中、なぜこのような少女がこの城に
いるのか?・・・・そういえば竜王の姿が見当たらない・・・・。
私(ロト)はこの光景を見ただけでは状況はさっぱりつかめなかった。
・・・・だが一つだけ確かなことがある・・・・・・。
どう見ても謎の少女を人質として取っているにしか見えない
ガイアの目は、もはや目的達成を成し遂げるための冷酷非情な
目であると私(ロト)は確信した・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
328 :
K:02/05/03 21:27 ID:???
ha ha ha.....
予想もつかない展開にしてやるぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
うおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああ
竜王タンハァハァ
331 :
K:02/05/04 01:04 ID:???
もうこうなったらうpしまくってやる!うpうpうpうpうp!!
332 :
K:02/05/04 01:05 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE104
ロト「・・・・・?!・・いったい・・・いったい何があったんだ・・?!」
ダース「ロトよ、落ち着いて聞くがいい・・・・。今ガイアが人質に取っている
あの少女こそが竜王様なのだ・・・・。」
ロト「何だって・・・・?!あ、あの女の子が・・・?!そんなバカな話が・・・」
キース「説明している暇はない、事態は急変したんだ。お前は敵だが・・・・
こうなったら今俺達のすべきことは・・・・三人で手を組む以外にない!」
ロト「・・・・・・・!!」
ガイア「はぁ・・はぁ・・・。ロトよ・・・喜べ・・!作戦は成功した・・・!
このドラゴンこそがどんな願いでも叶えてくれる神竜だ・・・!さあ・・・
お前の願いを叶えるといい・・・・!」
ロト「・・・・・これが・・・?!このドラゴンが・・・神竜・・・・?!」
少女「・・・・・・・・・・・・・・・」
333 :
K:02/05/04 01:07 ID:???
ガイア「神竜よ・・・!も、もはや貴殿に選択権はない・・・!願いを叶えたくば
闘いに勝ってからにしろと言うのなら・・・・今のロトは貴殿よりも
はるかに強くなった・・・・!」
神竜「・・・・・・・・・・・・・」
ロト「・・・・・ガイア・・・・!」
神竜「・・・・・そなたが光の玉の後継者、勇者ロトか・・・・。大魔王を
倒し、ここアレフガルドに光を取り戻した英雄・・・・・。・・・しかし
勇者ロトよ、そなたはおそらくこの少女のことや竜族の末裔についてすらも
ガイアから聞いていまい・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・」
334 :
K:02/05/04 01:08 ID:???
神竜「・・・・勇者ロトよ、今のそなたにこの状況を把握するのは突然すぎる
だろうが・・・・見てのとうりそなたの師匠ガイアは少女となった竜王を
人質に取り、私に有無を言わさず願いを叶えさせようとしているのだ・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・」
ガイア「フ・・・その通り・・・・。さもなくば・・・・・」
神竜「勇者ロトよ・・・・・ここはあえて私はそなたの意見を取ることにする。
そなたが本当に女王の認めた光の玉の後継者であれば・・・・竜族にとっても
人間にとっても正しい道を選ぶことを信じよう・・・・・。私はそなたに
従うことにする・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・(やった・・・!ついにあの神竜を従えさせることに成功した・・!)
よし・・・・ロトよ・・・!願いを言うのだ・・!これでお前は元の
世界へ帰れるぞ・・・・・!」
335 :
K:02/05/04 01:09 ID:???
ダース「・・・・むぅ・・・・」
キース「兄者・・・・!ど、どうする・・・・?!」
ダース「・・・・・黙って見ていよう・・・・。ヤツがどうするかを・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・この瞬間が私(ロト)にとって生涯の中で最も悩まされた選択であった。
事態の状況がよく飲み込めないどころか、頭が混乱してどうしてよいのか正直言って
分からなかった・・・・・・・・。ならば私(ロト)は・・・・・・・・・・
自分の直感を・・・・・自分の信じる道を・・・・・取ることにした・・・・。
336 :
K:02/05/04 01:10 ID:???
ガイア「・・・・はぁ・・はぁ・・・ロトよ・・・!は、早く願いを・・・!」
ダース「・・・・・(どうする・・・・勇者ロトよ・・・!)・・・」
キース「・・・・(あいつ・・・・何考えているんだ・・・・)・・・」
神竜「・・・・・・・・・・・・・・・・」
少女「・・・・・・ろ・・・・と・・?・・」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・神竜様・・・・・・。」
337 :
K:02/05/04 01:12 ID:???
神竜「・・・・・うむ・・・・決断したようだな・・・・・。どうする・・?」
ロト「はい・・・・神竜様・・・・ボクの願いを・・・叶えてください・・・。」
ガイア「・・・・・よし・・・・!」
ダース「・・・・・・!!」
キース「くそっ・・・・!!や、やはり人間だなあいつも・・・!最後の最後で
結局は自分を取ったか・・・・!!」
少女「・・・・・・・・・・・・」
神竜「・・・・そうか・・・・分かった・・・・・願いを言うがいい・・・・。」
ロト「はい・・・・ボクの願いは・・・・・」
・・・・・・私(ロト)は後悔するような生き方はしたくはない・・・・・・・
・・・・・・・・そんな生き方をするぐらいだったら・・・・・・・・・
338 :
K:02/05/04 01:13 ID:???
ロト「ボクの願いは・・・・この[手紙]を・・・・母さんたちのいる元の
世界へ・・・・・・。」
ガイア「・・・・?!な・・!・・な・・ん・・だ・・・と・・・・??!」
ダース「・・・・・!?」
キース「・・・・・・何・・・?!」
神竜「・・・・そなたの母方へ渡せばよいのか・・・・?」
ロト「はい・・・・・・・実はまだ途中なんだけど・・・・。」
神竜「フム・・・・・。心配は無用だ、続きを書いたらまた届けてやる。そなたの
願いは[すべての手紙を母親へ届けてくれ]という願いだな・・・・?」
ロト「・・・・・よろしくお願いします・・・・・。」
神竜「・・・・承知した・・・・。では最初の手紙を預かろう・・・・。」
339 :
K:02/05/04 01:14 ID:???
・・・・シュゥゥゥゥーーーーーーーーーー・・・・・!!!・・・・
神竜「・・・・ではさらばだ・・・・また会おう・・・・勇者ロトよ・・・。」
ガイア「な・・・・!ま、待て・・・・・!!」
ロト「・・・・これでいい・・・・・・。」
ガイア「・・・ロトよ・・・・お前はいったい・・・・・」
ロト「さて・・・・次は・・・・・・」
・・・・ッドシュンン!!
ロトは一瞬にしてガイアから少女を奪った・・・!
ガイア「・・・・・?!な・・・?!何をするロト・・・!?」
ロト「・・・・ガイア・・・・キミには聞きたいことが山ほどあるけど・・・・
今はムリだね・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・・・・」
ダース「・・・・(・・?!まさか・・・・!)・・・・」
340 :
K:02/05/04 01:15 ID:???
ガイア「・・・・ロトよ・・・・そんなに聞きたいのならすべて説明して
やろう・・・・。だが・・・・その前に・・・・その少女をこっちへ
渡せ・・・・・。お前は知らないだろうがそいつは竜王なのだぞ・・・。」
ロト「・・・・・・あんたがすべてを話さないかぎりこの子を渡すわけには
いかないな・・・。もう何も知らずに訳の分からない戦いはゴメンだよ。」
ガイア「・・・・もう一度言う・・・・。[そいつ]を私に渡せ・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・ロトよ・・・・お前・・・まさかこの私と・・・」
・・・・ギィィーーーーンン!!・・・・ッズガァァーーーーンン!!
ガイア「うおおおお・・・・!!」・・・ズザザザザーーーーー!!
ロト「・・・?!ダース!キース!・・・キ、キミたち・・・・!」
341 :
K:02/05/04 01:16 ID:???
ダース「ふん、ここは我らに任せろ。貴様はさっさとここを立ち去るがいい。」
キース「チィッ・・・!お前との勝負はお預けか・・・・。」
ロト「キミたちは・・・・・」
ダース「勘違いするなロトよ、我らの義務は竜王様をお守りすること。とりあえず
このガイアから竜王様を守る、ただそれだけのこと・・・・。」
ロト「・・・・・ダース・・・・。」
キース「おい!何やってんだロト!早く行け・・・!」
ロト「あ、ああ・・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・・・・・」
342 :
K:02/05/04 01:17 ID:???
ガイア「くっ・・・・!くそ・・・!逃がさん・・・・!」
キース「おっと・・・・。ガイア、お前は俺達兄弟が相手だ。」
ダース「・・・・ロトよ・・・・・・・・竜王様を・・・・・頼む・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・」
少女「・・・・・・・・?」
ロト「行こう・・・・・!」
少女「・・・・・・・・・・・!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
343 :
K:02/05/04 01:18 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE105
私(ロト)はその少女を抱きかかえ全力で城を脱出した・・・・・・。
・・・・なぜか見覚えのある光景だ・・・・・たしか私(ロト)が以前この城で
竜王たち竜族に捕まってガイアに助けられたときと似ている・・・・・。
違う点は助けられたのは私(ロト)ではなくこの少女(竜王)・・・・・。
そして助けたのはガイアではなくこの私(ロト)・・・・・・。
しかも追っ手であった竜王を助けてしまったのである・・・・・。
そして今の追っ手はガイア・・・・・・。奇妙な関係だが・・・・。
私(ロト)はとんでもない爆弾を引き取ってしまったのかもしれない・・・・。
もう元の世界へは帰れなくなってしまったというのに・・・・・。
ともかく事の真相が判るまではこの謎の少女をガイアに渡すわけにはいかない。
・・・・どうしてか分からないが私(ロト)の直感がそう言っているのだ・・・
・・・・私(ロト)の選択が間違っていようと後悔はする気はなかった・・・・
・・・・・たとえのちにあのガイアと戦うこととなっても・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
344 :
K:02/05/04 01:20 ID:???
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
ryuuougaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
suuuuuugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeマジデすっげっげげgるygぼおおh、、、、、9t
すげええ新聞に毎日連載されてるやつなみのペースじゃないか!!!!!しかもおもしろいサイコー!!
347 :
K:02/05/04 19:08 ID:???
>>346 長くかけてられないから書けるときにどんどん書きます。
348 :
K:02/05/04 19:10 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE106
ゾーマの城 最下階 竜王の間
ガイア「なんということだ・・・・・・。まさかこのような結果に・・・。」
ダース「何でもよい、とにかく今の貴様の相手は我らだ。」
キース「さあ闘るのか闘らないのか、はっきりしろガイア・・・。」
ガイア「・・・・愚かな・・・・。まぁどのみちお前達も竜族だったな・・・・。
いずれ始末するには変わりはない・・・・。」
349 :
K:02/05/04 19:11 ID:???
キース「片腕だからといって容赦はしないぞ・・・・。」
ガイア「フン・・・・お前達を始末するのに片腕だけでも充分すぎるくらいだ。
来るがいい・・・・・竜族の末裔ども・・・・・。」
ダース「・・・・・キースよ・・・・。」
キース「言うな兄者、俺達は二人で一人のはずだ。・・・・生まれてきたときも
死ぬときも俺達は二人で一人・・・・。」
ダース「分かった・・・・・・。くれぐれも私より先に死ぬなよ・・・・。」
キース「さぁ・・・・どうかな・・・・・?こればかりは・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
350 :
K:02/05/04 19:12 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE107
アレフガルド ドムドーラの町はずれにて
ロト「はぁ・・・・はぁ・・・・・ここまで来れば・・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・」
ロト「と、とりあえずもう大丈夫だよ、・・・えーと・・・何て呼べばいいのかな。」
少女「・・・・ねぇ・・・・もう下ろしてよ・・・・。」
ロト「あ・・う、うん・・・・。」
ロトは抱きかかえていた少女を下ろしてやった
少女「・・・・・・・・・・・・」
351 :
K:02/05/04 19:13 ID:???
ロト「・・・・(無口な子だな・・・・本当にあの竜王なのか・・・・?
とても信じられないな・・・・・)・・・・」
少女「・・・・・・・どうするの・・・・・これから・・・・・。」
ロト「え・・?・・・・んー・・・そうだなぁ・・・とりあえず人目のつかない
場所よりも人が多い町にいたほうがかえって安全だと思ったからここまで
来たんだけど・・・・・。あれ・・・?そういえば・・・・。」
少女「・・・・・・・?」
ロト「・・・キミ・・・服がダボダボだね・・・・。そりゃそうか・・・・・
背丈が竜王とはまるで違うからなぁ・・・・。じゃあとりあえず町でキミの
服を調達しよう・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
352 :
K:02/05/04 19:14 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE108
私(ロト)は自分が何をしているのか正直言ってあまり考えたくなかった。
はたから見れば私達二人は兄妹か何かに見えるだろう。
・・・・しかし町の人々がまさかこの幼い少女が竜王だとは思いもよらないだろう。
・・・・今のところ少女には何の変わりも危険性もないので私(ロト)は
とりあえず少女の服を調達し、一時この子を保護をすることに決めた・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
353 :
K:02/05/04 19:15 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE109
ドムドーラの町
ロト「えーと・・・・キミに合う服は・・・・まいったなぁ・・・・ボクは
一人っ子だったから女の子の服なんて分からないよ・・・・。」
店主「あら?妹さんの服を探してるのかしら?」
ロト「あ・・・・ええ、まぁ・・・・。」
店主「かわいい妹さんね・・・・・。じゃあ・・・・これなんかどうかしら?」
ロト「いいんじゃないかな・・・・・。・・・・どう?」
少女「・・・・・・・・・・・・・・・」
店主「あら?気に入らない?・・・・・じゃあ・・・・。」
ロト「い、いえ・・・それでいいです・・・・。いくらですか・・・?」
店主「あ、そう?・・・・・じゃあ120Gよ。」
ロト「どうも・・・・・。行こう・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
354 :
K:02/05/04 19:16 ID:???
宿屋にて
主人「こんにちは旅の人、一晩10Gですがお泊まりになりますか?」
ロト「はい、二人お願いします・・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・・・・」
主人「・・・・・・・・・」
宿屋主人はロトと少女の顔をじーっと見比べるように見ていた
ロト「・・・・・・?あの・・・・何か・・・?」
主人「あんた・・・・・その子・・・妹さんかい・・・・?」
ロト「え、えぇ・・・・・まぁ・・・・。」
主人「フーン・・・・・その割にはあんまり似てないなー・・・・。」
私(ロト)はもしや何か勘違いされているような目で見られているのか・・・?
ロト「へ、変な誤解しないでくださいよ・・・!」
少女「・・・・?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
355 :
K:02/05/04 19:18 ID:???
宿屋 部屋にて
ロト「ふぅー・・・・・。あーハズかしかったー・・・・。やっぱ町じゃなくて
野宿のほうがよかったかな・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・・・・」
ロト「あ、着替えてきなよ。・・・・いつまでもダボダボの服じゃ落ち着かない
だろうし。向こうにオフロ場があるから。」
少女は服を持って風呂場へ向かった。しばらくして着替え終えた少女は
部屋へ戻ってきた。
ロト「あ、ピッタリだね。よかった・・・・。(し、しかし・・・・どう見ても
ごく普通の女の子にしか見えない・・・・)・・・」
少女「・・・・・・ありが・・・とう・・・・。」
ロト「・・・・・・?!(竜王がお礼を・・・・?!)・・・」
・・・どうも複雑な気分だ・・・・この少女があの竜王だとは信じがたい・・・
356 :
K:02/05/04 19:19 ID:???
ロト「ねえキミ・・・・。ちょっと大事な話があるからそこのイスに座って
もらえるかな・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・・・・」
ロト「キミ・・・・・自分の名前・・・・分かる・・・?」
少女「・・・・・竜王・・・・・。」
ロト「・・・・・な・・・・・?!(真顔でそんな・・・・)」
ロト「じゃ、じゃあ聞くけど・・・・どうしてそんな姿になったの・・・・?」
少女「・・・・・・光の玉に触ったから。」
ロト「・・・・・だ、だから・・・・どうして光の玉に触ったらそんな女の子に
なってしまったんだい・・・・?」
少女「・・・・・・・・・・・・・・・」
357 :
K:02/05/04 19:19 ID:???
ロト「・・・・えーと・・・・じゃあ・・・・(まいったな・・・・いったい
何を聞けばいいのか・・・・・。)・・・」
少女「・・・・・・・・・なんで・・・・」
ロト「・・・・え?」
少女「・・・・なんで・・・・光の玉を置いてきたの・・・・・」
ロト「え・・・あ・・そ、そういや・・・・あの城に置いてきちゃったなあ・・・
でもなぜ?・・・・まだ必要だったの・・・?」
少女「・・・・・・・・・・べつに・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・」
竜王の見ためが少女に変わってしまったと考えるべきなのか?
それとも竜王とはまったく別人と考えてよいのか?
私(ロト)にはさっぱり分からないが・・・・しかしこの子は何か知っている
はずだ・・・・。なんとかして何かを聞きたい・・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
|
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| ,,,、 ..,,,
| `' ー,,、--'''^:: i
| 丶.:::::: (
| ヽ、 ノ
| _.., i
|--‐‐''''"~ `:、`、ヽ
| '、:::::}:::::::`:::::::::〉 i
|、.ヾル'ヾ`|:}..:}/ i´
| i``i、lリ`) i す、すばらしい!!!!
| { ゚ツ }l|::} i
| 、 ,.,. ノi.|::lノ
| - ィ i リヽ、
|- .'ノ::::l i iノ:::::::ゝ、
| ̄i.::::::::lノ:::::/⌒}丶
|ー`ヽノ::::;イ:::::::::::} i
|:::::::::::::::::/:::::ノ::::::ノ `i
|,,,∧::::::::「/:::::::: l i
|',,,,,,,,,,ヽ/::::::::::::::::l i
|*゚ー゚)ノ-‐''"⌒}フ i
359 :
ABC:02/05/04 22:59 ID:???
ラゴンめ・・・・ただでは済まんぞ。。。。。
ょぅι゙ょ(;´Д`)ハァハァ
>>360 やはりソコに目をつけターーーーーーーーーーーーーーーーー!!
さすがは大先生
362 :
K:02/05/05 03:49 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE110
ゾーマの城 最下階 竜王の間
ダースとキースは二人がかりでガイアに挑んだが・・・・
ダース「くっ・・・!!・・・ガフッ・・・!」
キース「うぅ・・・・!!・・・ゲフッ・・・!」
ガイア「ではとどめだ・・・・。」(キィィィ・・・・ン!!)
・・・・・ズァァァアアアーーーーーーー!!!・・・・・・!!
363 :
K:02/05/05 03:50 ID:???
ダース「・・・・・・!!」
キース「・・・うぉぉぉおおおああ・・・・・!!」
・・・・・・・ァァァァァアアアアア・・・・・・・!!!
カランカランカラン・・・・(剣の落ちる音)
ダースとキースは剣を残して跡形もなく吹き飛んだ・・・・・・
ガイア「さて・・・・・行くか・・・・。まずは・・・・」
ガイアは光の玉を拾い、ゾーマの城をあとにした・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
364 :
K:02/05/05 03:51 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE111
マイラの村から西の塔 精霊ルビスの塔にて
ガイアは封印された精霊ルビスの前で妖精の笛をふいた・・・・・
・・・・・・シュヴァァァァァーーーーーーー!!・・・・・・・・!!
ルビス「・・・・・!?・・・・・ガイア・・・?・・」
ガイア「・・・・遅くなってすまない・・・・ルビス・・・・。」
ルビス「・・・・久しぶりですね・・・。私も不覚を取って封印されてしまい・・」
ガイア「気にするな・・・・。それより今までのいきさつを話そう・・・・・・
事態は急変した・・・・勇者ロトのことだ・・・・・。」
ルビス「・・・ロトが・・?!どういうことでしょう・・・・?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
365 :
K:02/05/05 03:53 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE112
ドムドーラの町 夜
少女(竜王)はロトに黙って一人で夜の町を歩いていた。
しばらく歩いていると少女は酒場を見つけたようだ。
少女「・・・・・・・・・・・・・」
マスター「いらっしゃいませー!・・・・って・・子供じゃないか・・・・。
おいきみ、ここは未成年者はダメだよ・・・・。」
少女「・・・・・・なんで?」
マスター「なんでって・・・・ここはきみのような子が来るところじゃあ・・・」
カンダタ「・・・・おい見ろよ・・・。ガキがこんなとこに・・・・・。」
バコタ「へっへっへ・・・・おいお嬢ちゃん、仲間に入るかい?」
ラゴス「待て待て、先にこっちの勝負にケリをつけてからだ。」
いかにも腕っぷしの強そうな荒くれ者たちは、どうやら多額なゴールドや
高額な宝石などを賭けてポーカーゲームを楽しんでいるようだ。
366 :
K:02/05/05 03:55 ID:???
少女「・・・・・・・・・・・・・・・」
少女(竜王)はテーブルに置かれたたくさんの宝石に興味があるようだ。
少女「ねぇ・・・・・・それ・・・ちょうだい・・・・。」
カンダタ「・・・・あん?・・・何言ってやがんだこのガキャ・・・・。」
バコタ「おいおいお嬢ちゃん、これは賭け金なんだぜ。欲しけりゃ俺達と
勝負して勝てばやるよ。」
ラゴス「・・・・・・そのかわりお前が負けたら売り飛ばしてやるぜ、
ヒャッヒャッヒャ・・・・。」
367 :
K:02/05/05 03:57 ID:???
マスター「ねぇきみ、早くおうちに帰りなさい。ここに居たら危ないよ・・・。」
少女「・・・・・・・・・」
少女(竜王)は荒くれ者たちのテーブルへ向かい、空いているイスに座りだした。
カンダタ「な・・・?!ホントにやるのかよ・・・・。」
バコタ「ほほぅ・・・・おもしれえ・・・・。」
ラゴス「このガキ本気だぜ・・・ようし・・・こいつどうせ金なんか持って
ねえようだからお前自身を賭けるんだな・・・・?」
少女「・・・・・・いいよ・・・・・・。」
368 :
K:02/05/05 03:58 ID:???
ラゴス「ヒャッヒャッヒャ・・・!こりゃあ面白くなってきたな!」
マスター「き、きみ・・・!ダメだよ・・・!」
カンダタ「うるせえ!こいつがやるってんだからいいだろうが!んなことより
酒が切れてんぞ!・・・・さっさと持ってこいや!」
マスター「・・!!は、はいーーーー!た、ただいまーー・・・!!」
バコタ「さぁて・・・・・ゲームスタートだな・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
369 :
K:02/05/05 04:00 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE113
宿屋 部屋にて
風呂から上がったロトは少女がいないことに気づいた・・・・。
ロト「あ・・・あれ・・・?!おーい!どこいっちゃったんだ・・・?!」
ロト「いない・・・・・。まずい・・・まさかあの子一人で町に・・・・?!
た、大変だ・・・・!すぐ捜しにいかないと・・・・!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
370 :
K:02/05/05 04:01 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE114
酒場にて
たくさんの町民が飲んで騒いでにぎわっていたが、いつの間にか荒くれ者たちが
ゲーム中のテーブルを大勢が囲んでおり、その勝負の行方に目が離せなかった。
少女「・・・・・・・・・・・・」
バコタ「く、くそ・・・!今度こそ・・・!どうだ!フルハウスだ!」
少女「・・・・・・フォーカード・・・・。」
バコタ「・・・・・・!!」
*「すげー・・・・!またあの女の子が取った・・・・!」
*「誰なんだろう・・・・・あの子・・・・・。」
カンダタ「クソ・・・・!つ、次だ!・・・・。」
371 :
K:02/05/05 04:02 ID:???
ラゴス「二枚チェンジ・・・・・。おいお嬢ちゃん、いくつチェンジだ?」
少女「・・・・・いらない・・・・・。」
バコタ「な・・・?!なんだと・・・・?!」
ラゴス「おれ降りた・・・・・・。」
バコタ「俺も・・・・・・。」
カンダタ「く・・・!ど、どうせハッタリだ・・・!俺は勝負する・・・!」
バコタ「おいおい・・・・あんたもう賭け金ないだろ・・・・。」
カンダタ「へっ!まだとっておきがある・・・・!」(ジャラ・・・)
ドン!!
カンダタは鳥のような紋章の入ったペンダントを賭けた
少女「・・・・・・・・!」
372 :
K:02/05/05 04:04 ID:???
バコタ「・・・・なんだこりゃ・・・?どこのペンダントだ・・・?」
カンダタ「ばっかやろ、知らねえのか。これはラダトーム城の三大宝物の一つ、
[ロトのペンダント]だ・・・!」
ラゴス「な、何だと・・・?!あの・・・!」
*「三大宝物といやあ・・[ロトの称号]、[ロトの印]、[ロトのペンダント]・・・
ロトの称号は勇者ロト自身がラダトーム先代王から受け取ったと聞いて
いたが・・・・・。あいつ・・・・城からペンダントを盗んだな・・・。」
カンダタ「へっへっへ・・・・!今度ばかりは負けるわけにゃあいかねえ!
さあ・・・・勝負だ・・・お嬢ちゃん・・・・。」
少女「・・・・・ちょっとまって・・・・・・。」
カンダタ「お?どうした・・・?怖じ気づいたのか・・・・?」
373 :
K:02/05/05 04:06 ID:???
(ゴトン・・・)
なんと少女はラーの鏡を掛け金としてテーブルに置いた・・・!
カンダタ「・・・・!!こ、これは・・・・!」
バコタ「こ、こりゃぁ・・・・まさか・・・ラーの鏡・・・か・・・?!」
ラゴス「ほ、本物だ・・・・正真正銘の・・・ラーの鏡・・・・・。」
*「な、なんで・・・あんな子があんな物持っているんだ・・・・?!」
少女「あと・・・・今まで勝ち取った宝石全部と・・・・あたし自身と・・・・
ついでに75000G・・・・・・。」
カンダタ「な・・・?!・・・・・(こ、このガキ何者だ・・・?!)・・・」
少女「じゃあ勝負ね・・・・・・。」
374 :
K:02/05/05 04:07 ID:???
375 :
K:02/05/05 04:08 ID:???
カンダタ「うっ・・・・!・・・くっ・・・!!・・・・ち、ちくしょぅ・・・
・・・俺の負けだ・・・・ハッタリだよ・・・ただのブタだ・・・!」
少女「あ、そう・・・・。こっちもただのワンペア。」
カンダタ「・・・?!な・・・何だと・・・・?!」
バコタ「ワ、ワンペアだとおおおお!!??じゃ、じゃあ俺勝負してたら
勝ってたじゃねえかよおおおおおおおおおお!!!」
ラゴス「お、おれもだ・・・!!おれなんかフラッシュだったのに・・・!!」
少女「あ、そうなんだ・・・・・・。」
少女はペンダントやその他宝石などを袋に詰めるとテーブルを立った・・・。
カンダタ「こ、このガキ・・・・・!!いったい・・・・?!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
376 :
K:02/05/05 04:16 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE115
マイラの村より西の塔 ルビスの塔にて
ルビス「・・・・そうですか・・・・。ロトが少女となった竜王を・・・・。」
ガイア「少女の姿になろうとヤツは竜王に変わりはない。・・・・なんとか
少女を捜すのではなく、こちらにおびき寄せることはできないか?」
ルビス「・・・・・。実際にやってみないと分かりませんが・・・・・・
光の玉を通じてその少女に信号を送ってみましょう・・・・・・
・・・・・・しかし・・・・・。」
377 :
K:02/05/05 04:17 ID:???
ガイア「・・・?どうした・・・・?」
ルビス「いえ・・・・単なる私の考え過ぎだとよいのですが・・・・光の玉を
使うことでその少女に何か影響が出る恐れがあるかも・・・・。」
ガイア「・・・影響・・・・?例えば何だ・・・?」
ルビス「いえ・・・ごめんなさい、何でもありません・・・始めましょう・・・。」
ガイア「・・・・・・・・?」
ルビスは光の玉を手に持ち、意識を集中させた・・・・・・・・。
ルビス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・キィィィィーーーーーーンンン・・・・・・!!!・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
378 :
K:02/05/05 04:18 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE116
ドムドーラの町 宿屋部屋
少女は部屋へ戻ってきた
少女「・・・・・!」
ロト「あ!・・・捜したんだぞ・・・!どこへ行ってたんだよ・・・!」
少女「・・・酒場・・・・・・。」
ロト「さ・・・酒場・・・・?!そんなとこへ行って・・・・まさか呑んで
きたんじゃあ・・・・・な、なにこれ・・・??宝石がたくさん・・・!」
少女「あ・・・・」(ポトッ・・・)
少女はロトのペンダントを床に落としてしまった
379 :
K:02/05/05 04:20 ID:???
ロト「ん?・・・・これは・・・?」
ロトは少女の落としたペンダントを拾おうとしたその瞬間・・・・!!
少女「・・・・・!!(ビキ!)・・・(バキ!)・・(ビシビシ・・・!!)・・・・」
ロト「え・・・・?な、なに・・・?ど、どうしたん・・・」
突然少女はロトの首を片手でつかんでベッドへなぎ倒した
・・・・・・ガツッ!!・・・ッドガンン!!
ロト「うああああ!!・・・・な・・・何するんだ・・・・!!」
ギリギリギリギリ・・・・・・!!
少女「・・・・よォ・・・・オレだよ・・・・ロト・・・・。」
ロト「・・・・!!・・・(こ、この声は・・・!!)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
380 :
K:02/05/05 04:21 ID:???
それは少女の姿のままではあったが私(ロト)が聞いたその声は
あの悪夢のようなモンスター、竜王の声に間違いなかった・・・・・。
その少女の細い腕で信じられないくらいの力で私(ロト)は片手で
なぎ倒された・・・・。
やはりこの少女(竜王)を助けたのは間違っていたのか・・・・?!
私(ロト)はこのとき、もはや死を覚悟したが・・・・しかし・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
381 :
K:02/05/05 04:22 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE117
ギリギリギリギリ・・・・!!
ロト「う・・・うぁ・・・!!・・・ま・・まさか・・・!?」
少女「ああ・・・・そのまさかってヤツだな・・・・。正直オレも驚いてる・・・
どうやら光の玉を誰かがいじくり回してるみてェだな・・・。」
ギリギリギリギリ・・・・!!
ロト「う・・・!うぉぉぉ・・・!(キィィィーーーンン!!)」
少女「やめとけロト、こんな至近距離でぶっ放すってェのか?・・・・それに
ちょっとテメェに聞きたいことがあるんでな・・・・・。」
少女(竜王)はロトの首を絞めていた右手を放した・・・・。
382 :
K:02/05/05 04:23 ID:???
ロト「・・・・はぁ・・・!はぁ・・・!・・・お、おまえ・・・!!」
少女「悪かったな、ほんのアイサツがわりだ。・・・・まぁそう怒るな。」
ロト「い・・・いったい・・・!何がどうなっているのか・・・!」
少女「ああ・・・・テメェはガイアから何も聞いてねェようだから代わりに
オレが全部説明してやる。・・・・・なにしろテメェは一応オレの
命の恩人だからな・・・・。」
ロト「・・・・・・・?!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
サキガキニナルジャネエカアアアアアアアアアアアアアア
384 :
K:02/05/05 04:36 ID:???
386 :
K:02/05/05 19:37 ID:???
,,::' ,,,,i:',ii'' ,.:'゙,. ,.:' ,,.' .,i'゙ ,i: ,.: .,´ .,i , .'::, .li.
,i'゙,.::''i:,ilil゙ .,,.' ,i:´.,l' .,i' ,l' ,i:´ .,,:'.,i'゙ .,l゙ .,l' .゙ .l l. , .'li,'l,
.,l,.:'゙ ,,',l'.,' ,i' .,l' ,l' .,,' ,i,i! .,l' ,il゙.,ll゙ .,l' ,l' .i' .l! .,! .! .'',l!
.,l!゙ l'l' .ll ,il゙ ,l゙ .,,! ,'゙.,l'i! ,ll,,iii:ill゙.,ll' .,l' ,l'::i,li,,il! .il| .| li ..
l! .| ,ll .il .l' ,l'.,ilii!'l'i! ,l'll ,l,! ,i! .,il' .,l! ,l'|''''ll!l|i,,,l! ll!
' .'! .l'| .l! ll ,l゙'.,!,l!l',l,i;;ll,,l|.l'.l! .,,l! ,ill゙,il'!.,il゙l|,,,ll_.l| .,'|''':-.ll! .,
.'i, ,!.l!,ll l| ,! .l|,lllllll',il゙..'lll| l| .,lli|.,l',;,l',liillllll'''l''''l:ll;il',| l!l
..'il! 'i'!l, lll..ill, .llll!゙.lli! .'ll! .l,ll゙ l,l゙.l!゙,l!l'゙ llll' .i,i''llllii,_,l!.
.゙ .ll:'l,|''!ll'':illl| 'l゙ .| '゙ .! ゙.:'´ .:ll| l' ll!'',il' .ll! ,!l
,,.:',.:'' .l;i:''! .ill| .:i_ ,,,l! ,. .l, ,llll''l' .,l!'',il',i'
.,,,.;;''ll'` ,,.'゙ .i:' .'! '''''''''゙` .' .'''':..:...,..,illl'゙,l゙ .,l:'',.:l! ,l
,,.,;,l::''.,i:' .,,l'゙ .il' ,il',l:..,, '゙.. .,,i',l'゙.,l' .,ii;!.,',l゙.,l!
.,.;;li:''゙ ,.ll' .ii'l゙ .,i' ,,l' .| i,l!lii.,, .,,i:',i'゙ .,l' .,,lil'iill'゙,i'l
.,.;,l:'゙ ,,:'l' ,,l'il ,i! .i;! l! .l,l'''゙ ..'',;ii,,_ __,i:',,i:'゙ .,,il' ,,:! ,,l',,:',l゙ ,
,i':'゙ .,i',,l゙ ,,lll',! ,il| .ill! .l!:'゙ .ii;'i..-....i,i'':.iiiiii..:::,li:',,,;''゙ .,,:;l'゙.,il'.l|,ll',i:'.,:゙.
l'` ,l',:ll ,,ll'i!l' ,l'l'! .,l'l!,..:ll゙ ,!_,i::'゙゙,,.:''';;lll..,i:',,.,ll''゙_,..:l!l',,,ll''|,lll;il'..,.'゙,,;
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387 :
K:02/05/05 19:39 ID:???
大先生のスレからぱくってきたAA↑。本作の竜王少女ヴァージョンにイメージが近い。
これプラス綾波 レイのようなボヤッとした目つきだったらオレが勝手に
想像しているものとかなり一致します。
さぁ読者諸君。キミはどのような竜王を妄想・・・いや想像してた?
388 :
K:02/05/05 19:53 ID:???
>>306 スイスじゃなかった。オーストリアだバカモン。
ハイル ヒトラー!
389 :
K:02/05/05 21:41 ID:???
これより次のストーリーをうpすることをお許しください・・・・・・。
390 :
K:02/05/05 21:43 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE118
少女「オイロト、勘違いのねェように一つだけ言っておくぞ。オレは
もともとテメェをブッ殺すつもりでいた。だがあのときテメェは
オレをガイアから守ったのは以外だったがな・・・・。
その礼がわりとして・・・・・そうだな・・・・こうしようじゃ
ねェか。・・・テメェが知りたがっている質問にオレが今答えて
やる。・・・・その代わりオレの質問にもウソ偽りなく答えろ。
順番ずつ交代で質問に答える・・・・・・どうだ?」
ロト「・・・・・・・・・・・」
少女「・・・・・どうした・・・?少女の姿でオレがこんなこと言っても
信じられねェか・・・・?」
ロト「・・・・どっちにしたって同じだよ・・・・。わかった・・・・・。
じゃあ・・・・ボクから聞くぞ・・・いいな・・・・。」
少女「・・・まぁいいだろう・・・・何が聞きたい?」
391 :
K:02/05/05 21:43 ID:???
ロト「・・・・なぜそんな女の子の姿になった・・・・?」
少女「・・・・・あ?・・・何かと思えばそんな下らねェ質問か。テメェ
もしや何か勘違いしてんのか?・・・・・オレはこう見えても
もともと[女]なんだが・・・・。」
ロト「・・・な・・何だって・・・???お、おんな・・・・???」
少女「じゃあ次はオレが聞く番だな・・・・。」
ロト「ちょ、ちょっと待て・・・!!い、今の・・・ホントに???」
少女「オイ、ルールを守れ。次はオレの番だっつってんだろ。・・・
オレの質問はまず簡単なことからだ。・・・・オレがあのとき
ガイアに人質として取られたとき、なぜテメェは敵の親玉である
オレを助けた・・・・?」
ロト「・・キ、キミ・・・いやおまえが・・女だったとは・・・★◎■▽
うがshづgjけおgjjfhうぃhflうぃhふぇ・・・・」
少女「オイ・・・・聞いてんのかテメェ・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
392 :
K:02/05/05 21:56 ID:???
本作から想像できる竜王画像をうpしる!汁!
393 :
K:02/05/06 00:26 ID:jseFnFss
定期age
394 :
K:02/05/06 00:27 ID:???
定期sage
395 :
NT:02/05/06 01:35 ID:???
, - 、.._ __,,.. --‐‐‐-- 、 - ''"´~`ヽ、
/ `` - ' "´ \
/ ヽ
/ }
| , 、. /
| _,. - '_" - ` `、>‐ 、_/
ヽ.__,,../(,/ { ||
, ||. 、 } _,. -‐‐ i''"i '' i ‐、-、__ .| <\l/〉
ヽ.、l/ | _,. - '"| | | | | .| |ヽ } ヽ ヽ` 、_| `/|ヽ.
.</l|\> `/{ / /|_{_,|-‐{'{ }./ `ト-|、._}ヽ| ヽ ` ||`'
._||_ / .| { ! {_,,-=-、! i' ,-}=-、、| リ | ||. ( ii )
( ii ) ./ ./.| .|.ヽ l´ツ:::l'} {ラ:::::ノ'ゝ' | }/ヽ `~´
`~´ ./ ./|. ヽ{ | ヽ t;;;j:i t:;;;i:! /| |/ ヽ ヽ
./ /| | .| .iヽ.' ' ' ' '/ | | | ヽ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l.| ./| |. _,.| .|-ヽ、 (^_´) /-| |、 | |ヽ ヽ < ょぅι゙ょはお好きですか〜?
.| | .|.| |/ | | ` 、 ,,.イ .| | \| |ヽ ヽ \___________
{ | .| |/ | | ,. ‐(| `´ .|)‐、._| | ヽヽ
. !.| | | .|´ ヽ / | .|、. l .}
{ | / | | ヽ / | | \ .| }
|.| / | | ヽ/ | | \ |l
l| /\ | | //||ヽヽ | | ./ヽ !
396 :
K:02/05/06 01:38 ID:???
お客さま第一号
とてもじゃありませんが竜王にはクソ思えないところが非常に良いですね。
397 :
NT:02/05/06 01:44 ID:???
大丈夫です。とても見えない顔に↑のようなセリフを吐いてもらうのが
いいんです。ついで、間違ってハンドル晒してチョピーリ鬱です。
まあ、誰も分からないと思いますがw
398 :
新中:02/05/06 01:47 ID:???
とても見えない顔に↑のようなセリフを吐いてもらうのが
いいんです。
↑あんたできるな!!!すげぇ判ってる!!!!!!!!!!!!
399 :
NT:02/05/06 01:52 ID:???
400 :
K:02/05/06 01:57 ID:???
400
401 :
K:02/05/06 01:59 ID:???
明日になったらへじがAA貼りつけまくってるのに10ペリ缶
402 :
K:02/05/06 02:07 ID:???
↓大物登場
403 :
新中:02/05/06 02:20 ID:???
oaikawarazu oseeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
404 :
新中:02/05/06 02:23 ID:???
405 :
新中:02/05/06 02:23 ID:???
ごめんよラゴン
____
)\)\ |__†__l
ミ ・Д・ミ二○))・∀・)
ミつ / ⊂ ╋⊂/∴
ミ;; ;;ミ ⊂ ⊂/
∪ U
部屋の片づけが終わったらみてろYO
409 :
新中:02/05/06 17:13 ID:???
>>408 sugee!!わかってやがる!!
相変わらず絵うまいな。。。
410 :
K:02/05/06 17:36 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE119
マイラの村より西の塔 ルビスの塔にて
・・・・・キィィィーーーーーーーーーンンンン・・・・・・
ルビス「・・・・!・・・これは・・・・やはり・・・・。」
ガイア「・・・・どうした?」
・・・・・・シュゥゥゥ・・・・・・!!・・・・・・!
ガイア「・・・?!おいルビス、なぜ中断する?!」
ルビス「・・・・これ以上は危険です・・・。竜王は元の意識が復活していました。
たぶん・・・今私が光の玉を使用したことによって・・・・。」
ガイア「・・・・・!?・・・何だと・・・?!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
411 :
K:02/05/06 17:37 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE120
ドムドーラの町 宿屋部屋
少女「・・・で・・・あのときオレを助けたのはなぜだ・・・・?」
ロト「・・・・・自分でも分からないよ・・・・。状況がよく飲み込めなかったし
・・・もう自分の直感だけで動いてた・・・・。」
少女「・・・・フン、あの時神竜が言っていたようにオレにもいまいち
人間の行動は読めねェな・・・・。まぁいいとするか・・・・。」
ロト「・・・じゃあ・・・今度はボクが聞くけど・・・」
少女「・・・(ビシ!)・・・?!(ビシビシ!!)」
ロト「・・・・え・・・・?」
412 :
K:02/05/06 17:38 ID:???
少女「・・・・悪ィ・・(ビシ!)・・・もう・・時間のようだ・・・・(ビシビシ!)」
ロト「ま、まさか・・・?!ちょ、ちょっと待てよ!まだ聞きたいことが・・・!」
少女「・・・・オレを殺すなら・・・・(ビシ!)・・・これが最後のチャンスかも
しれねェぞ・・・(ビシ!)・・・・非力な少女の姿では・・・・(ビシ!)・・
・・・・何もできねェしな・・・・(ビシビシ!)」
ロト「・・・え・・?!何・・・・??よ、よく聞こえ・・・」
ッヴァシュゥゥゥ・・・・・・・・・・・!!・・・・・!!
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「・・・・・・?!・・・・・・(まさか・・・)・・・・」
少女「・・・・・・あんた・・・・・あたしが殺せないの・・・・?」
ロト「・・・・・・?!・・・(声が戻った・・・?!)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
413 :
K:02/05/06 17:39 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE121
その少女から以前の竜王の意識が再び消えたようだ・・・。
しかし私(ロト)はまたもや肝心なことが聞けなかった。
これから先私(ロト)はどうすればよいのか・・・・?
間もなくガイアが再び追ってくるのは目に見えている・・・。
・・・・・この不条理な戦いは私(ロト)だけが事情を知らない・・・・・・
・・・・・なぜか竜王は元の姿には戻りたがってないように見える・・・・・
・・・・・ヤツはいつ死んでもいいと言わんばかりに・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
414 :
K:02/05/06 17:40 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE122
マイラの村より西の塔 ルビスの塔にて
ガイア「むぅ・・・・・もはや直接やつら二人のもとへ行って少女を始末
するしか方法がないというわけか・・・・。」
ルビス「・・・・・非常に残念です・・・・・。竜族はこの世にはもう存在しては
ならない運命・・・・・。・・・やむを得ませんね・・・・・。」
ガイア「・・・・・あぁ・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
415 :
K:02/05/06 17:42 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE123
ドムドーラの町 宿屋部屋 深夜
ロトと少女(竜王)はその後何も言葉を交わすこともなく明かりを消して
床についていた・・・・・。
少女(竜王)は夢を見ていたようだ・・・・・
・・・・・・・・よォ・・・・・また・・・・会ったな・・・・・・・・・
・・・・・・・なにか用・・・・・・・・?・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・用・・・・?別に用なんかねェぞ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・じゃあ・・・・・はやくきえてよ・・・・・・・・・・・
416 :
K:02/05/06 17:43 ID:???
・・・・・消えてェのはやまやまなんだが・・・・・やはりオレ達には光の玉を
使いこなせそうもねェな・・・だからこうして意識が二つに分かれてんじゃねェか・・
もっとも光の玉に触れた結果お前が生まれたわけだが・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・あたしは・・・・・・きえる気はないよ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ん・・・?お前・・・・もしかして・・・あいつを・・・・・
・・・・・・ば、ばか・・・・!・・・そ、そんなんじゃない・・・・・・・・
・・・ホゥ・・・たった一度だけ助けてもらっただけで・・・・オレには一生
理解できねェ[愛]とやらの感情が生まれるものなのか・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ち、ちがうって言ってるでしょ・・・・・・・!・・・・・・・
・・・・・・・・オレには[涙]を流すことさえもできねェからな・・・・・・・・
・・・・・・[泣いた]よ・・・・光の玉に触ったときに・・・・一回だけ・・・・・
417 :
K:02/05/06 17:44 ID:???
・・・・・・・・本当か・・・・?・・・・どういう感じなんだ?・・・・・・・
・・・・・・あんまりいいもんじゃなかったよ・・・・[泣く]って・・・・・・・
・・・・そうなのか・・・・・・・・じゃあ・・・・[笑った]ことはあるか・・・?
・・・・・・・・・・・・・まだない・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・フーン・・・・・いずれあいつが教えてくれんだろ・・・・・・・・
・・・・・・・ねぇ・・・・なんであいつにこだわるの・・・・・・・・・・・
・・・・・ん・・・?なんでって・・・・知らねェよんなこと・・・・・・・・
・・・・・・へえー・・・・あんたこそあいつのこと・・・・・・・・・・・
・・・・・・・あ?・・・・なんだそりゃ・・・?オレにはそんな感情は・・・・
・・・・・・・あたしとあんたは一心同体なんでしょ・・・・・?・・・・・・
・・・・・・・・・うるせェな・・・・・・もう行くぞオレは・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
418 :
K:02/05/06 17:45 ID:???
イラストやAA、画像のおかげでイメージが湧きやすい。
一時離脱。
アリガトヨー
それにしてもミ・∀・ミイイッ!!!!1
420 :
NT:02/05/06 20:44 ID:???
421 :
K:02/05/06 21:27 ID:???
>>420 イイ!!!!
表情といい雰囲気といいどんどん近づいている!
422 :
へじほ ◆G93qp0D6:02/05/06 21:32 ID:Zue5JiL2
>>420 kawaiiiiiしかし髪型はどうなってるんだ???
誰が荒らしてもいいなら・・・。
D Q N 上 等
D Q N ヲ タ 市 ね
ぬううぬ???どういうことだあ???
425 :
K:02/05/06 21:36 ID:???
待ってまひた。それ荒らしてんの?
せっかくだから私がやるか。
/ヽ l⌒l l⌒l /ヽ
∧ /:::::/ |::::::| |:::::| ヽ::ヽ ∧
/ / | | | | /ヽ /ヽ | | | | ヽ ヽ
| | | | | | / / ヽ ヽ | | | | | | __
´、`ヽ \ \ヽ:::ヽ |:::::| / / \ \ |::::::| /:::::://::/,-'' ~ ,-'
ヽ `ヽ:::::::::::::::y::::::::v / \ v::::::::y::::::::::::::::/´ ,'''
ヽ_ / ヽ _/
ヽ;;;;;;;;;;;;;: / \ / ヽ:::::::::: /
ヽ:::::::: | \ / |::::::::: / /\
|:::::::: |> \ / < |::::::::: | /:::::::::\
/\ |:::::::: γ:::::::::::  ̄ ̄ ;;;;;;;;∨:::::: |/::::::::::::::::::\
/::::,,-'' ̄ |::::::: |: ::::::::::::::::::::: ::|::::::: |  ̄ミ::::::::::::::::\
/:::::::ミ ::::::: |::::::: |:::::::● ::::::::::::::● ::|::::::: |:::::::: ミ:::::::::::::::ヽ
/:::::::::::ミ :::::::::: ::|::::::: |:::::::::::\___/ :;;:|::::::: |::::::::::: ミ∧∧∧∧
∧∧∧∧ミ ::::::::::::::::|::::::: |ヽ:::::::::::\/........;;;;/|::::::: |::::::::::::: ミ
ミ :::::::::::::::|::::::: |lll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;lll|::::::: |::::::::::: ミ
ミ :::::::::::::|::::::: |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::: |:::::::: ミ
ミ ::::::::::|:::::::: |;;;;;;;;;;;::::::::::::::;;;;;;;;|::::::: |::::::: ,-'´
`ヽ、::::ヽ:::::: :ミ;;;;;;;;;:::::::::::::::::::;;;;;;ヽ:::::: ヽ::::: ,-'´
`ヽ、_,,ノ;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::;;;;;丶、_,,-''´
428 :
K:02/05/06 21:38 ID:???
速攻おこられた
>428
面白いので荒らしを
期待しつつ明日早いので寝よう~~~ミ ・∀・ミノ~
431 :
K:02/05/06 23:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE124
・・・・ガバッ!!
少女(竜王)は突然目を覚ました
少女「・・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ロト「・・・・ぐぅぐぅ・・・」
少女「・・・・・・・・・・・・」
432 :
K:02/05/06 23:24 ID:???
まだ外は深夜だったが少女(竜王)はベッドから起きてロトの寝ているベッドへ
近づいてきた・・・・
ロト「・・・・・ぐぅぐぅ・・・・・」
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
少女(竜王)は寝ているロトの顔を見下ろしながら隠し持っていたナイフを
取り出すと、ロトの胸の上にナイフを逆手で持った・・・・・。
少女「・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「・・・・ぐぅ・・・ぐぅ・・・・・」
少女「・・・・・・うぅ・・・・」(ポタ・・・ポタ・・・)
しばらくナイフを逆手で握っていたが、少女(竜王)はその深く哀しい瞳から
[涙]があふれ出た・・・・・。
433 :
K:02/05/06 23:26 ID:???
ロト「・・・・・なぜ・・・・泣くの・・・・?」
少女「・・・・!!」
ロト「・・・・そんなナイフじゃあボクを殺せないよ・・・・・・。」
少女「・・・・・ぅ・・・・・ぅう・・・・」
ダダダダ・・・・!!・・・バタン!
少女は部屋を飛び出してしまった・・・・・・
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
434 :
K:02/05/06 23:28 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE125
ドムドーラの町 武器屋 裏
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「・・・・・こんなところにいたのか・・・・何をしているんだ・・・。」
少女「・・・人間の・・・考えていることって・・・わかんない・・・・」
ロト「・・・・・・・・・・・・・」
少女「・・・・あたし・・・・[泣く]のって・・・・キライ・・・・・・
・・・なんだかすごく・・・・つらいんだもん・・・・・・。こんな
つらい思いをするんだったら・・・・光の玉なんかに・・・・
触らなきゃよかった・・・・・・・。」
435 :
K:02/05/06 23:29 ID:???
ロト「・・・・キミはいったい・・・何がしたいんだ・・・・?ボクを
殺したいのか・・・・?」
少女「・・・・わかんない・・・・でも・・・・あんたのカオ見てると・・・
・・・・なぜか・・・・[涙]がでる・・・・・。だからもう・・・・・
あたしに近づかないで・・・・・・・。もう[泣き]たくないし・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・シュウゥゥゥ・・・・・・!!・・・・!!
ロト「・・・・?!・・・ちょ、ちょっと待て・・!どこへ行くんだ・・・?!」
少女「・・・・・ついてこないで・・・・・・・・」
少女(竜王)はルーラの呪文を使った・・・・
・・・・・・ドキュゥゥーーーーーンン!!・・・・・・・
ロト「・・・・・・!!・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
436 :
K:02/05/06 23:32 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE126
この戦いの事情をまったく知らない私(ロト)だが、
これだけは分かったような気がした・・・・。
もはやあの竜王に[感情]が生まれたとしか考えられない・・・・・。
少女(竜王)を放っておくわけにはいかない・・・・。
すべての謎がはっきりするまではたとえあのガイアが相手だとしても
私(ロト)は少女(竜王)を守ることに決めた・・・・・。
・・この行く末の結末がどうであれ最後の闘いが迫ってきているのを感じる・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
437 :
K:02/05/06 23:33 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE127
マイラの村より西の塔 ルビスの塔にて
ルビス「・・・・・!・・・少女の波長をキャッチしました・・・・!」
ガイア「・・・?!本当か・・?!よし・・・・どこだ・・・?」
ルビス「・・・・なんと・・・!・・・・大魔王の城へ向かったようです・・・
今さらあの城へ何の用が・・・・?」
ガイア「うむ・・・・今度こそ逃がしはしない・・・・我々も行くぞルビス。」
ルビス「・・・えぇ・・・・行きましょう・・・・・。」
・・・・・シュゥゥゥ・・・・!!・・・・ドキュゥゥーーーーンン!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
438 :
K:02/05/06 23:34 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜 PAGE128
ゾーマの城 二つの玉座の間にて
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
少女(竜王)は二つの玉座をじっと見つめていた・・・・・
・・・・その二つの玉座から少女(竜王)には何かが聞こえるようだ・・・・
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・ヴェロス様・・・ラプタ様・・・・・・・・・・
少女「・・・・(また・・・また聞こえる・・・・あたしに・・・・・・
あたしにどうしろっていうの・・・・?・・・・)・・・・」
439 :
K:02/05/06 23:35 ID:???
・・・・・・・ヴェロス様とラプタ様が・・・・死んでしまわれた・・・・・
・・・・我々竜族の未来は・・・・希望の光は・・・もうないのか・・・・・
・・・やっとの思いで・・・・私たちの住む土地が見つかったというのに・・・
・・・大地の神は・・・・我々[恐竜]の子孫をこのアレフガルドに・・・・・
・・・・・・・・・・・受け入れてくれなかった・・・・・・・・・・・・
少女「・・・・・・や・・・・やめ・・・て・・・・・」
・・・・・・我ら竜族は・・・・たとえ滅びようと・・・・絶滅しようと・・・
・・・・光の玉の後継者を・・・・・決して許しはしまい・・・・・・・・・
・・・・・時が経とうと・・・・時代が変わろうと・・・・・・・・・・
・・・・・世代が変わろうと・・・・・我らの希望・・女王様の子が・・・・・
・・・・・いつの日か・・・・・・・このアレフガルドを・・・・・・・
・・・・・・きっと・・・・・取り戻してくれる・・・・・・・・・・・
440 :
K:02/05/06 23:36 ID:???
少女「・・・・・・ぃや・・・・やめ・・・て・・・・」
・・・・・何世代かかろうと・・・・・いつの日か・・・・きっと・・・・・
少女「・・・・・ぃやぁぁあああああーー・・・!!・・・・!!」
・・・・・ッヴァシュゥゥゥーーーーーーーーンンン!!!・・・・!!
精霊ルビスと大地のガイアが現れた・・・・!
少女「・・・・・・・!!」
ガイア「・・・・・さて・・・・竜王よ・・・・これで終わらせよう・・・。」
ルビス「・・・・竜族の血を受け継ぐ最後の末裔よ・・・・もはや[恐竜]は
神が滅ぼすと決めたのです・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
441 :
K:02/05/06 23:39 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第五章〜
〜缶〜
442 :
K:02/05/06 23:40 ID:???
次から最終章へ入ります
443 :
K:02/05/06 23:41 ID:???
chotto kyuukei
444 :
K:02/05/07 03:20 ID:TMuCTtZ2
445 :
K:02/05/07 03:25 ID:???
446 :
K:02/05/07 03:32 ID:???
ああああああああ先が
きになる
きになる!!!!
きーーーにーーーーなーーーーるーーー
448 :
K:02/05/07 21:09 ID:???
,,::' ,,,,i:',ii'' ,.:'゙,. ,.:' ,,.' .,i'゙ ,i: ,.: .,´ .,i , .'::, .li.
,i'゙,.::''i:,ilil゙ .,,.' ,i:´.,l' .,i' ,l' ,i:´ .,,:'.,i'゙ .,l゙ .,l' .゙ .l l. , .'li,'l,
.,l,.:'゙ ,,',l'.,' ,i' .,l' ,l' .,,' ,i,i! .,l' ,il゙.,ll゙ .,l' ,l' .i' .l! .,! .! .'',l!
.,l!゙ l'l' .ll ,il゙ ,l゙ .,,! ,'゙.,l'i! ,ll,,iii:ill゙.,ll' .,l' ,l'::i,li,,il! .il| .| li ..
l! .| ,ll .il .l' ,l'.,ilii!'l'i! ,l'll ,l,! ,i! .,il' .,l! ,l'|''''ll!l|i,,,l! ll!
' .'! .l'| .l! ll ,l゙'.,!,l!l',l,i;;ll,,l|.l'.l! .,,l! ,ill゙,il'!.,il゙l|,,,ll_.l| .,'|''':-.ll! .,
.'i, ,!.l!,ll l| ,! .l|,lllllll',il゙..'lll| l| .,lli|.,l',;,l',liillllll'''l''''l:ll;il',| l!l
..'il! 'i'!l, lll..ill, .llll!゙.lli! .'ll! .l,ll゙ l,l゙.l!゙,l!l'゙ llll' .i,i''llllii,_,l!.
.゙ .ll:'l,|''!ll'':illl| 'l゙ .| '゙ .! ゙.:'´ .:ll| l' ll!'',il' .ll! ,!l
,,.:',.:'' .l;i:''! .ill| .:i_ ,,,l! ,. .l, ,llll''l' .,l!'',il',i'
.,,,.;;''ll'` ,,.'゙ .i:' .'! '''''''''゙` .' .'''':..:...,..,illl'゙,l゙ .,l:'',.:l! ,l
,,.,;,l::''.,i:' .,,l'゙ .il' ,il',l:..,, '゙.. .,,i',l'゙.,l' .,ii;!.,',l゙.,l!
.,.;;li:''゙ ,.ll' .ii'l゙ .,i' ,,l' .| i,l!lii.,, .,,i:',i'゙ .,l' .,,lil'iill'゙,i'l
.,.;,l:'゙ ,,:'l' ,,l'il ,i! .i;! l! .l,l'''゙ ..'',;ii,,_ __,i:',,i:'゙ .,,il' ,,:! ,,l',,:',l゙ ,
,i':'゙ .,i',,l゙ ,,lll',! ,il| .ill! .l!:'゙ .ii;'i..-....i,i'':.iiiiii..:::,li:',,,;''゙ .,,:;l'゙.,il'.l|,ll',i:'.,:゙.
l'` ,l',:ll ,,ll'i!l' ,l'l'! .,l'l!,..:ll゙ ,!_,i::'゙゙,,.:''';;lll..,i:',,.,ll''゙_,..:l!l',,,ll''|,lll;il'..,.'゙,,;
,l'i'.l' ,llil!.l,l! .l' .||.,.ill゙ .゙ .l,!,,ll,_.i'゙ .l!.,.i'i,;l:'',,..:l'',,:;,i;li:l゙,ill'llll.l;ll'.i
449 :
K:02/05/07 23:23 ID:???
このクソ長いマンガ小説って今やへじほしか読んでないとか?
450 :
K:02/05/08 00:01 ID:OkIzxqt6
0時age
>449
だから違うって言ってるだろうが!!!!!!!!
453 :
K:02/05/08 01:11 ID:???
okorareta
じゃあなんか画像ちょうだいよ。さっきから竜王のイラスト探してんだけど
なかなかいいのがなくて。竜王の正体のイラストとか。
>453
それではあした探してみよう。
>449
nawakeneedaro
>453
souiunohanigatenandesu
456 :
K:02/05/08 05:09 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号
紀元前 ジュラ紀 白亜紀
緑豊富な地上には爬虫類と鳥類に近い「恐竜」という生物の天下であった。
中でも知能の最も高い種族はのちに進化を遂げ、人間よりも強く、人間よりも
知能の高い「ドラゴン」と呼ばれる伝説の生物となる。
・・・・しかし今から6500万年前の大災害によりそのほとんどが絶滅。
わずかに生き残った竜族は大地を求め、ついに安住の地を発見する。
・・・・その世界の名は「アレフガルド」。
アレフガルドの大地を求め、そして奪い合い、その波乱のさなか
竜族の祖先ヴェロスとラプタの娘は最後の末裔を身ごもった・・・・。
・・・・・・光の玉の見守る中で・・・・・・
457 :
K:02/05/08 05:10 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜
458 :
K:02/05/08 05:13 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE129
少女(竜王)の眼前に現れた精霊ルビスと大地のガイア。
少女(竜王)は突然の二人の出現に一瞬驚いたが、すぐに平静を
取り戻し、そのあどけない表情から涙が消えた・・・・。
少女「・・・・・・・・・・・・」
ガイア「竜王よ、もはやお互い無駄なおしゃべりはよそう。
・・・・1分で終わらせる。」(キィィン!)
ガイアは少女(竜王)の両足を土砂で覆い、少女(竜王)の自由を奪った
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・!!・・・・・ズシャ!ズシャ!
少女「・・・・・・・・!」
459 :
K:02/05/08 05:13 ID:???
ルビス「・・・`闇の力より 守りたまえ 聖なる光より 滅ぼしたまえ・・・’」
ルビスは少女の周りに巨大な魔法陣を出現させた
ヴゥゥゥゥーーーーーーーーーンンン・・・・!!・・・・・ッギカォォ!!
少女「・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・まるで抵抗なしか・・・・まあ抵抗しても無駄だが・・・。」
ルビス「・・・これで身動き一つできません・・・・ではこれで・・・・。」
ガイア「私がやる、・・・・お前にはつらかろう・・・。」
ルビス「・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・(キィィィ・・・・・ンンン!!)」
460 :
K:02/05/08 05:15 ID:???
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!!・・・・・ドォォンンン!!・・・・・!!
ガイアは高熱のメテオを召喚した
少女「・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・・これで貴様も終わりだが・・・・この世を去るのに
何も言い残すこともないのか・・・?」
少女「・・・・・・・・・・・・・・」
少女(竜王)は哀願も悲願もないような瞳でガイアを見つめているだけだった・・・
ガイア「・・・・そうか・・・ではさらばだ・・・竜王よ・・・。」
・・・・ッヴァシュゥゥンンン・・・!!・・・・・ズガァァァーーーンン!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
461 :
K:02/05/08 05:16 ID:???
・・・・・シュゥゥゥ・・・・・・・・ゥゥゥウウ・・・・・!!
(ドタリ・・・・・)
少女(竜王)は悲鳴一つ上げずに床に倒れた・・・・
ガイア「・・・・・・・終わった・・・・・・。」
ルビス「・・・・・なんともあっけない終わりでした・・・・・。でも・・・・
これで・・・・結果的に良かったと思いたいものです・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
462 :
K:02/05/08 05:17 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE130
ゾーマの城 門前
ロト「・・・・やっぱりこの城にいるような気がする・・・・。急いだほうが
いいな・・・。ガイアに捕まったら・・・」
タッタッタッタ・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
463 :
K:02/05/08 05:18 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE131
ゾーマの城 一階 二つの玉座の間にて
ロト「・・・はぁはぁ・・・やっと着い・・・・え・・・?」
ガイア「・・・・・遅かったな・・・・。」
ルビス「・・・・ロト・・・・・。」
・・・・・・・・私(ロト)がそこで見た光景は・・・・・・
・・・・・・・・あまりよく覚えていない・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ただこれだけは言える・・・・・・・・・
・・・・間もなく私(ロト)は「人間」としての理性を失ったということだ・・・・
ロト「・・・・・・・・・・・・!!!」
464 :
K:02/05/08 05:19 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE132
ガイア「・・少女は始末した。・・・お前にはすべてを話さねばなるまい・・・。」
ルビス「ロトよ・・・・・。見かけに騙されてはなりません・・・・これは
少女の姿をした竜王なのです・・・・この私とてつらいのです・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
ロトは少女のそばへ行きうつぶせに倒れている少女を抱き上げ、首のあたりを
触れてみた・・・・・・。
心音がない・・・・。死んでいるようだ・・・・。
少女(竜王)の目の下のあたりにうっすらと涙のあとが残っていた・・・・。
ロト「・・・・・・・・・・・・」
465 :
K:02/05/08 05:21 ID:???
ルビス「・・・・・(ガイアよ・・・気をつけなさい・・・・こういうとき人間は
思いもよらない行動に出ます・・・・それが人間という生き物・・・)・・」
ガイア「・・・・・(分かっている・・・・だがこっちは二人・・・万一の
場合でも私一人で充分・・・)・・・」
ロトは着ていた上着を脱ぎ、倒れている少女(竜王)の上にかぶせてやると
ゆっくりと立ち上がった・・・・・。
ガイア「さて・・・・ロトよ・・・。落ち着いたか・・?私達の説明を聞く気が
あるのか・・・・?・・・・・それとも・・・・・」
466 :
K:02/05/08 05:21 ID:???
ルビス「聞きなさいロト・・・・竜族とは紀元前に生息していた生物が・・・」
ロト「それよりもさ・・・・・あんたらこの子を殺すときに・・・・この子は
[泣いて]なかった・・・・・?」
ガイア「・・・・・・?」
ルビス「・・いいえロト・・・・・。そのときは[泣いて]いませんでした・・・。」
ロト「・・・・じゃあ・・・・[笑って]た・・・・?」
ルビス「・・・いいえ・・・・・[笑う]ことまでは覚えられなかったのでしょう。」
ガイア「・・・・そうか・・・ロトよ・・・・。ようやくお前も竜王の弱点が
分かったのだな・・・・?」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・」
467 :
K:02/05/08 05:23 ID:???
ガイア「・・・察しのとうり竜王の弱点とは[無敵]であることだ・・・・・・。
[無敵]とは私情や感傷、悲観、情け、などといった感情を持たない者をいう。
・・・・いかに肉体や精神を鍛えあげた者でもこのような感情を持つと
そこに弱点が生まれる・・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「竜王にはそれがなかった・・・・だからヤツは[無敵]だったのさ・・・・。
もっとも弱点となるような感情が無いため心の中はカラッポ同然・・・・。
[愛]も[恋]も理解できないどころか[涙]を流すことさえできない・・・・。
・・・・・ヤツの心の中には真実など存在しないのだ・・・・・。」
・・・・・・・・`竜王さまへ愛を込めて’・・・・・・・・・
・・・・・・・何のことだ・・・・・・・・?・・・・・・・
・・・・・なんだこりゃ・・・鏡にオレが写らねェ・・・・・
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・」
468 :
K:02/05/08 05:24 ID:???
ガイア「・・・・だが幸いなことに竜王はそんな自分に生まれてきたことを呪い、
光の玉の持つ能力にあこがれたのだ・・・・。なにしろ光の玉とは・・・」
ロト「・・・・[心]・・・なんだろ・・・?」
ガイア「・・・・・正解だ・・・。」
ルビス「・・・・!!・・・気づいていたのですか・・・ロト・・・・」
ロト「・・・・この子を見ていて・・・・分かった・・・・・。」
ガイア「・・・・竜族の女王はその昔、光の玉をお前の住む人間の世界・・・・
つまり外の世界の人間界へ託すつもりだったのだ・・・・。だがお前は
もう元の世界へは戻れない・・・・。」
469 :
K:02/05/08 05:25 ID:???
ルビス「・・・・女王は自分達を犠牲にしてまでも人間に光の玉の後継者に
なって欲しかったのです・・・・。でも・・・これでロト・・・あなたの
住んでいた世界の未来はガラリと変わってしまうでしょう・・・・・。
・・・・光の玉が存在しない世界は[心]がないのと同じこと・・・・。
・・間もなくあなたの元の世界は恐ろしい歴史が作られていくでしょう・・。
・・・・戦争・・・略奪・・・征服・・・独裁・・・人種差別・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・」
ルビス「・・・でも・・・・光の玉は・・・このアレフガルドの未来のために
役立てていきます・・・・。ロト・・・あなたの子孫にも・・・・。」
ガイア「竜族については・・・・今さらお前に話したところで理解できまい・・・。
少女はこうなる運命にあったのだ・・・・。」
470 :
K:02/05/08 05:26 ID:???
ロト「・・・・・・・・・[笑う]ことも・・・・知らないまま死んだのか・・・。
・・・・[悲しい]思いだけをして・・・・」
ガイア「・・・・進化を許された生物は哺乳類だ・・・・爬虫類や鳥類ではない。
・・・・ましてや恐竜など・・・・」
ロト「・・・(ビシ!)・・・ふぅん・・・(バリバリ・・・!!)・・・ガイア・・・・・
・・・・あんたこそ・・(ビシビシ!)・・[笑った]ことあるのかぃ・・・?」
ルビス「・・・!!・・・ロト!・・・やめなさい・・・!」
ガイア「・・・私はその少女のような下等な生物ではない・・・・。一緒に
されては心外だな・・・・・。」
ルビス「・・・・ガイア・・?!」
471 :
K:02/05/08 05:27 ID:???
ロト「・・・あ、そう・・・・。(バリバリ!)じゃぁさ・・・・今のうちに・・・
・・・[笑って]おけば・・・・?(ビシビシ!)」ゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!
ガイア「・・・・・?なぜだ・・・?」
ルビス「・・・・ロト・・・!あ、あなた・・・!」
勇者ロトは全闘気を解放した・・・!
キィィーーーーーーンンンン・・・・!!・・・・ッヴァシュゥゥーーー!!
ロト「・・・・あんた達・・・・もう二度と[笑え]なくしてやるからだよ・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
うあああああああーーーーーーーーーーーーーーーーー
gazoumitukaraneeee
475 :
K:02/05/09 00:16 ID:iJw8Fbtk
476 :
K:02/05/09 04:32 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE133
勇者ロトはさらに闘気を爆発させた
ロト「・・・・ぬぁぁぁああああーーーーー!!」
・・・・・・ッガォォォーーーーーンンンン!!!・・・・・!!
ガイア「・・・・ふん、面白い。私との闘いにおいてお前の戦歴は
286戦 1勝285敗・・・・お前の持っているそのひのきの棒で
287戦目といくか・・・?」
ルビス「・・・・・・ロト・・・・・」
ガイア「・・・ルビスよ、もはやこいつに何を言っても無駄だ。少女が死んだことで
完全にキレている。・・・・・勇者ロトを倒す以外にない・・・・。」
ルビス「・・・・そのようですね・・・・・。」
ガイア「・・・私がいく・・・・・(シャキン!)」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・」
477 :
K:02/05/09 04:33 ID:???
大地のガイアは数歩前に出ると剣を抜き、「冥浮動の構え」で勇者ロトの前に
立ちはだかる・・・・・。さらに・・・・・
ガイア「ロトよ・・・・・・今度は手加減はしない・・・・・。(ヴゥゥゥーーーンン!!)」
・・・・・ヴゥァァァァーーーーーンン・・・・!!
なんとガイアが七人に分かれた!
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
ルビス「・・?!・・[分身の秘術]・・・!」
ガイア「・・・・どれが本物かお前には区別できまい、七人のうちの一人が
本物の私だ・・・。あとの六人は土でできたダミー・・・・。・・・さあ
ロトよ、来るがいい・・・・・。」
478 :
K:02/05/09 04:34 ID:???
ロト「・・・・・・・・・・・(キィィィ・・・・ンン!!)」
ガイア「・・・・・・・・・・(・・・?・・・・雷撃の呪文・・・?)」
バリバリバリバリ・・・・・!!・・・・ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!
なんと一瞬にして六人のダミーが消滅した!
ガイア「なに・・・!!?」
ルビス「・・・・な・・・?!い、一瞬にして・・・?!」
ガイア「バ、バカな・・・・?!な、なぜ分かったのだ・・・?!いや・・・・
い、今のはいったい何だ・・・・?!」
ロトは正面からガイアに向けて特攻した
・・・・ッヴァシュンン!!
479 :
K:02/05/09 04:35 ID:???
ガイア「・・・ハッ・・・!!(しまった・・・!出遅れた・・!)」
ロト「遅いよガイア。(キィィーン!!)」
ガイア「・・・!!」
・・・ッズガンン!!
ガイア「うおおおーーー!!」・・・・ズザザザザーーーーー!!
ルビス「・・・ガイア・・・!!」
ロト「・・・いつの間に腕が再生されてたのか、それルビス様が治したの?(キィン!!)」
ロトはギガソードを放った!
バリバリバリバリ・・・・!!・・・・ッズガァァァーーーーンンン!!
ガイア「ぐぁぁああああーーーーーー!!・・・・・!」
ルビス「・・・ガイア・・・!!・・・くっ・・・!(キィィーンン!!)」
480 :
K:02/05/09 04:36 ID:???
ルビスは五精霊のしもべを召喚した
キィィーーーーーンン・・・・・!!・・・・ゴゴゴゴゴ・・・・・!!
ロト「・・・・・・・!」
ルビス「・・・・ロトよ・・・!仕方ありません・・・!私も全力であなたを
倒すのみ・・・・!!(キィィィ・・・・ンン!!)」
ッヴァン!ッヴァン!ッヴァン!ッヴァン!ッヴァン!・・・!!
太陽の精霊、星の精霊、水の精霊、月の精霊、命の精霊が現れた!
ロト「・・・・・・・・・」
太陽の精霊「ふははは・・・!やっと自由になったぞ!」
星の精霊「ルビス様・・・・こいつを倒せばよろしいのですね?」
水の精霊「なーに?こいつガキじゃ〜ん♪」
月の精霊「フッ・・・・今宵は満月か・・・チカラがみなぎるな・・・・。」
命の精霊「ルビス様、我が命に懸けてあなた様をお守りします・・・!」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
481 :
K:02/05/09 04:37 ID:???
ルビス「わが精霊のしもべよ・・!・・・今こそその力を示さんとき・・・!」
太陽の精霊「ハハハハハ!!我は太陽を司る精霊!・・・・そこな人間よ!
我ら五精霊の名に懸けて今こそ我らのチカラを・・・」
ロト「・・・・うるさいな・・・精霊ふぜいがいちいちしゃべるな。」
・・・・ッズギャンン!!
太陽の精霊「え・・・?」
ロト「・・・・まずは一匹目(キィィ・・・ンン!!)」
・・・・・・ッズガァァァーーーンンンン・・・・!!・・・!!
星の精霊「な・・・?!」
水の精霊「げっ・・・!た・・・たった一発で太陽の精霊が・・・・!!」
482 :
K:02/05/09 04:38 ID:???
ルビス「・・・・!!」
ロト「・・・・・次二匹目・・・・。」・・・ッシュンン!!
ロトは一瞬にして月の精霊の背後に回りギガソードを放った!
・・・・・・ッガォォォォーーーーンンン!!!・・・!!
命の精霊「な・・・!?こ、これは・・・いったいどういうことだ・・・?!」
水の精霊「ちょ、ちょっと・・・・こいつ人間なの・・・?!」
星の精霊「おい!油断するな!ヤツはまだ仕掛けてくる気だ・・・!」
ロト「・・・・・いちいちめんどうだな・・・・」
キィィィーーーーーーンン!!キィィィーーーーーーンン!!
483 :
K:02/05/09 04:39 ID:???
星の精霊「くそ・・・!!調子に乗るな・・・!人間!!(キィィ・・・ン!)」
ロト「消えろ 雑魚。」
・・・・・ッズガンンン!!・・・・・ッドガンンン!!・・・・!!
ロト「・・・・これで四匹目。あとは・・・」
星の精霊「(ッヒュ!!)・・・馬鹿め!後ろを取ったぞ!!覚悟し・・」
ロト「知ってるよ。」
ロトは一瞬にして身体を180°半回転しながら星の精霊を斬りつけた!
ッズヴァァァァ!!!
星の精霊「・・・がっ・・!!・・・そ・・・そんな・・・・!」
ロト「五匹目・・・・これでとどめだ・・・・。(キィィィンン!!)」
星の精霊「ル・・・ルビス様・・・!」
・・・・・ッッガォォォォオオーーーーーーンンン!!!・・・・!!
484 :
K:02/05/09 04:40 ID:???
ルビス「そ・・・そんな・・・この強さはいったい・・・?!」
ガイア「くっ・・!こ、こいつは・・・・こんなに強くなかったはずだ・・・・!
なぜだ・・・・?!」
そのとき勇者ロトの前に二本の「剣」が現れた
ッヒュ!!・・・・・ザン!・・・ザン!
ロト「・・・・・!」
ルビス「・・・・これは・・・?!」
ガイア「・・・!あの剣は・・・・まさか・・・?!」
ロト「ダース・・・キース・・・・・。わかったよ・・・使わせてもらうよ・・。」
ロトは右手に[青龍剣]、左手に[赤龍剣]を取った・・・・。
485 :
K:02/05/09 04:41 ID:???
ルビス「に・・・二刀流・・・・!」
ガイア「チィッ・・・・剣に意志があるとでも言うのか・・・!」
ルビス「ガイア・・・・これは・・・この闘いは勝ち目がないかも・・・」
ガイア「・・・バカを言うなルビス!・・・こ、この私が人間などに・・・」
ロト「・・・ガイア、剣が二本だと分が悪いかい?」
ガイア「何・・・・?フン、つまらん冗談はよせ・・・・。(ヒュッ!・・・シャキン!!)」
ガイアは剣を鞘に戻して再び「冥浮動の構え」をとった・・・。
ガイア「来い・・・ロト・・・・私の`音速剣’を受けてみろ・・・・。」
ロト「・・・・ボクは・・・・・・たとえ少女が悪魔だろうと・・・・・
・・・感情を踏みにじったあんた達を・・・・・絶対に許さない・・・。
・・・・あんた達が神の使いであろうと・・・・何者であろうと・・・・」
ルビス「・・・・・・・・ロト・・・・・」
486 :
K:02/05/09 04:42 ID:???
ロト「・・・・・絶対に・・・・・許さん・・・・・!」ゴゴゴゴゴ・・・!!!!
ガイア「・・・・・・・・(来る・・・)・・・」
ッヴァシュンン!!
ロト「ぬぁぁぁああああ!!!」(シャキン!)
ガイア「・・・・・うおおおおお!!!」(キン!!)
・・・・・・・・ッッヴァシュゥゥーーーンンン!!
487 :
K:02/05/09 04:43 ID:???
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンカキンカンキン!!!!
ガイア「くっ・・・!!(は、速い・・・!)」
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンカキンカンキン!!!!
ロト「・・・・うおおおおおおああああああ!!!」
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンカキンカンキン!!!!
・・・・カィィィンン!!・・・ズヴァァァアア!!
ガイア「ぐぉぉおおおお!!」ズザザザザーーーーー!!
ロト「・・・うぉぉぉおおお!!・・(ギ・ギ・ギ・ギィィィ・・・・ンン!!!!!!)」
なんと青龍剣と赤龍剣から二匹の巨大なドラゴンが出現した!
ッゴァァァーーーーーー!!!・・・・ッガァァァーーーーーーー!!!
488 :
K:02/05/09 04:44 ID:???
ガイア「・・・・・!!」
ルビス「・・・・ガイア・・・!・・・くっ・・・!」ッシュンン!!
ガイア「・・・!!来るなルビス!!」
ロト「・・・・うぉぉおおおあああああーーーーー!!」
・・・・・・・・・あんた・・・・・・私が殺せないの・・・・?・・・・・
ロト「・・・・・・!!・・・(この声は・・・・?!)・・・」
・・・・・ッズガァァァーーーーーーーーーーンンンン!!!・・・・!!・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
hayakutudukiwo~
>>449 まだ、追いつききってませんが、自分も読んでるっすよ〜。
って言うかかなり長いっすね、コレ。ボリューム満点。
追いついたらまた何かAA探してみますw
491 :
K:02/05/09 15:44 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE134
シュゥゥゥ・・・・・・・!!・・・・・!!
最後の一撃を放ったロトの前にはルビスもガイアもそこにはいなかった・・・。
ロト「・・・・・?!・・・・消えた・・・?!」
ロト「・・・・(どこへ消えたんだ・・・?い、いや・・・それより・・・・
さっきの声は・・・・)・・・」
そのときロトの目の前に巨大なドラゴンが出現した・・・
・・・・・ギィィーーーンン!!・・・・シュゥゥゥ・・・・・!!・・・
492 :
K:02/05/09 15:45 ID:???
ロト「・・・・!!・・・・あなたは・・・・!」
神竜「・・・見事な闘いであった・・・・勇者ロトよ・・・・。ルビスはガイアを
連れて退散した・・・いや・・・・一時引き上げたと言うべきか・・・。」
ロト「・・・・!・・・見ていたんですか・・・?!」
神竜「ああ・・・・私はこの世界では干渉するわけにはいかんのでな・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・」
神竜「・・・それにしてもそなたは・・・・人々から見れば・・・・・・
伝説ともなろう勇者ではあるが・・・・神の使いの者達に刃向かったという
意味では・・・・もはやそなたは勇者ではないのかもしれんな・・・・・。」
ロト「・・・・・?!神の使い・・・?ガイア達が・・・?」
神竜「・・・だが私達竜族のために戦ったというわけでもなさそうだ・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・」
493 :
K:02/05/09 15:46 ID:???
神竜「そなたは何の為に・・・・今まで戦ってきた・・・・?元の世界へは
すでに戻れなくなったのにも関わらずあのガイアを相手に刃を向けた・・・
・・・・精霊ルビスに対しても・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
神竜「・・・・人間とは不思議な生き物だな・・・・。女王がその不思議な
生き物に光の玉の後継者として選ぶとは・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
神竜「・・・・やれやれ・・・・まあよい・・・・。・・・・・そなたが
先ほどまで誰のために闘っていたかは私も理解しているつもりだ・・・。」
ロト「・・・え・・・・?」
494 :
K:02/05/09 15:47 ID:???
神竜「・・・・それがたとえ竜族であろうと何者であろうと[心]を持った
一人の者のために戦ったのであろう・・・?」
ロト「・・・・・・はい・・・・・・」
神竜「・・・そなたが戦った理由はそれで十分だろう・・・・。何千人救おうが
何万人救おうが、結局はみな誰かのために戦う・・・・・。人数や
人種の問題ではない・・・・。・・・・大切なのは[心]だとそなたは
言いたいのであろう・・・?たとえそれが竜王だとしても・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・・・。」
495 :
K:02/05/09 15:48 ID:???
神竜「・・・・・・うむ・・・・・。では・・・・・・落ち着いてそなたの
後ろを見てみるがいい・・・・・。」
ロト「・・・・え・・・・・?」
私(ロト)はおそるおそる後ろを振り返ってみた・・・・・・・
・・・・・・・・すると・・・・・・・・・・・・・
少女「・・・・・よォ・・・・・。」
ロト「 !!! 」
・・・・・・・・・私(ロト)は自分の目を疑った・・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
496 :
K:02/05/09 15:50 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE135
少女「・・・・なかなか熱い闘いだったな。・・・・オレもつい
見入っちまったが・・・。」
・・・・そこには少女の姿をしたあの竜王が・・・・・・
ロト「な・・・なぜ・・・・・・なぜ生きている・・・・??!!」
少女「ああ・・・・[蘇生の秘術]ってやつでな。前にガイアが使ったのを
見よう見まねでやってみたが・・・」
ロト「・・・・・・??!!・・・・・」
497 :
K:02/05/09 15:51 ID:???
神竜「まったく・・・・たった一度見ただけで覚えてしまうとは・・・」
少女「まぁ闘ってもよかったんだが・・・・なにしろこいつ(少女)が
うるせェもんだから・・・・。」
・・・・・だったらなぜまた竜王の意識が戻っているのだ・・・・・・
少女「オレの意識がなぜまた復活しているのかは・・・・・オレの
口からは説明できねェ・・・・・。この少女から聞け・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
498 :
K:02/05/09 15:52 ID:???
・・・・私(ロト)は・・・・・今の・・・今まで・・・・・・・・・
・・・・生涯の中で・・・もっとも壮絶な闘いをしていた・・・・・・
・・・・・自分の理性まで・・・・失ったくらいに・・・・・・・・
少女「・・・・ハトが豆鉄砲食らったような顔しやがって・・・・・・
そんなにオレに死んでいてほしいのか?」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
499 :
K:02/05/09 15:54 ID:???
・・・・そして・・・・この瞬間私(ロト)は・・・・・・・・・
・・・・・・さらに理性を・・・・・失った・・・・・・・・・・
少女「・・・・オイ・・・・何黙ってんだ・・・・。何とか言・・・」
・・・・・・ガバッ・・・
少女「・・・な・・・!?」
・・・・私(ロト)は気がつくと少女(竜王)を抱きしめていた・・・
500 :
K:02/05/09 15:55 ID:???
少女「・・・?!・・・オ、オイ・・!テメ・・・!だ、誰が
抱きついていいと・・・!」
ロト「・・・よ・・・よかっ・・・た・・・・・。」
少女「・・・・・?!・・・(こいつ・・・泣いてんのか・・・?)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
501 :
へじほ ◆G93qp0D6:02/05/09 16:06 ID:9UVtp90U
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
kitaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
ryuuoumoe
503 :
新中:02/05/10 05:00 ID:JK8x/D.Q
IDに注目!!!!
504 :
K:02/05/10 18:49 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE136
少女「・・・・・・・・・・・・・」
少女「・・・・オイ・・・いい加減に放せ・・・・・・」
ロト「あ・・・ゴメン・・・・・つ、つい・・・(そ、そういや今のこの子は
竜王だった・・・・・)・・・」
私(ロト)はようやく落ち着き、平静を取り戻した・・・・・・・。
少女「・・・時間がねェ・・・・もうじき光の玉の効力が消える・・・。」
ロト「え・・・?どういうことだ・・・?」
505 :
K:02/05/10 18:50 ID:???
少女「オレ(竜王)ではなく少女のほうだ。・・・・やはりオレには光の玉を
使うのは無理があったようだ・・・・。少女のほうには多少の感情が
生まれたがオレには持てない感情がある・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・」
神竜「む・・・そうか・・・・。・・・仕方あるまい・・・・。」
少女「・・・・最後にこいつがお前と話したがってるみてェだ。ちょっと
代わるぞ・・・・。」
ロト「・・・・・・・・!」
少女「・・・・・・・・・・・・・・・」
キィーン キィーン キィーン キィーン キィーン キィーン キィーン
・・・・・・・・シュゥゥゥゥゥ・・・・・・!!・・・・・・・・・・!
506 :
K:02/05/10 18:51 ID:???
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「・・・・・・・?・・・・(代わったのかな・・・・・)」
少女「・・・・・・あ・・・・・・・」
ロト「・・・!・・・・やぁ・・・・・・。」
少女「・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
私(ロト)と少女はお互い黙っているだけだった・・・・・・・。
・・・・・特に話すようなこともない・・・・・・・・・。
・・・・・少女の方はどうなのだ・・・・・・・・・・・。
・・・つい先ほどまで無事で良かったと安心した矢先にすぐ消えてしまうとは・・・
だが・・・・何か話すことはないかと私(ロト)は必死で考えていた・・・・・。
・・・・・すると少女の方から口を開いた・・・・・・・。
507 :
K:02/05/10 18:51 ID:???
少女「これ・・・・・・あげる・・・・・・。」
少女はそう言うと首から下げていたペンダントを外し、ロトに手渡した。
ロト「これは・・・・・?」
少女「あたしにはもう・・・・必要ないから・・・・・・。」
そのペンダントには鳥のような紋章が刻まれていた。
私(ロト)が持っていたロトの称号にも同じ紋章が刻まれている、この鳥の紋章の
持つ意味を少女に聞こうかと一瞬思ったが・・・・もう聞く必要もあるまい・・・。
・・・・私(ロト)とは無縁の竜族たちの歴史にこれ以上関わることはない・・・。
508 :
K:02/05/10 18:52 ID:???
ロト「・・・・・・わかった・・・・ありがとう・・・・。」
少女「・・・・・あたし・・・・もし・・・生まれ変わることができたら・・・」
ロト「・・・え・・・?」
少女「・・・・・・・・さま・・・の・・・ひと・・・・なりたい・・・・・・」
ロト「・・・・・?何・・?よく聞こえないよ・・・何て言ったの?」
少女「・・・・・・なんでもない・・・・。」
ロト「・・・・え?!なんだよー・・・気になるじゃんか・・・・・。」
神竜「フ・・・[お姫様のような人になりたい]と言ったのだ・・・・。」
少女「・・・・・・!」
ロト「・・・・お姫様・・・??・・・・・・・ウッ・・・くっ・・・プププ・・!」
少女「・・・・・・なによ・・・・・・・・」
509 :
K:02/05/10 18:53 ID:???
ロト「ぷぷぷっ・・・!・・・あっはっはっは・・・!いやー・・・
ゴメンゴメン・・・・。じゃあそのときはボクが名前を付けてあげるよ。」
少女「・・・・・どんな名前を・・・・・」
ロト「う〜ん・・・・・そうだなぁ・・・・よし![ローラ]なんてどう?
お姫様だったらローラ姫かな。」
少女「・・・・ローラ・・・???・・・な〜にそのだっさい名前・・・・・・
・・・・・・ぷぷぷ・・・・・」
ロト「なんだよ・・・!何がおかしいんだよ・・・!何笑って・・・・え・・?」
少女「・・・・あはははははーーーー!!おっかし〜・・・!!ローラだって!
・・・あはははははははははーーーーーーー!!」
神竜「・・・・なんと・・・!」
ロト「・・・(笑ってる・・・・!!)・・・」
510 :
K:02/05/10 18:54 ID:???
・・・・・私(ロト)は初めてその少女が[笑って]いるのを見た・・・・・・
・・・・そのときの少女の顔はなんとも無邪気な笑顔で・・・・・・
・・・・・これほど澄んだ笑顔を見たのは初めてなくらいだった・・・・・
少女「あはははははーーーー!!・・・げほっ・・げほっ・・・!あ、あれ・・?
なんで[涙]が・・・?・・・あたし笑ってるのに・・・」
ロト「笑いすぎで涙が出たんだよ。・・・・つーかそこまで笑うことないだろ・・・。」
少女「・・・・え・・・・?・・・・笑うときも[涙]って出るの・・・・?」
神竜「竜王よ、[涙]というものは決して悲しいときだけとは限らない・・・・。
うれしいときや感動したときにも[涙]は出るもの・・・・・・。」
少女「・・・え・・・・そうなの・・・・?」
511 :
K:02/05/10 18:56 ID:???
神竜「そなたが思っているほど[泣く]ということはつらいことでもない・・・。
・・・・・[泣く]ことができるのは心の痛みを知っている者・・・・・
・・・・・[笑う]ことができるのは心が豊かな証拠・・・・・・・・・
・・残念ながらもう一人の竜王はそれを持つことはできなかったが・・・・」
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・」
ビシ・・・・ビシビシ・・・・!!・・・・シュゥゥゥ・・・・・・・!!・・・・・
少女「・・・・・!」
ロト「・・・?!・・・何だ・・・・?!」
512 :
K:02/05/10 18:56 ID:???
神竜「・・・・どうやらもう時間のようだな・・・・。少女の方はじきに
消える・・・・・。ロトよ、早々にここを立ち去れ・・・・。元の竜王に
戻ればそなたが危険だ・・・・。」
ロト「・・・・え・・・?でも・・・・」
神竜「先ほどまで本来の竜王がおとなしかったのはこの少女のおかげでも
あるのだぞ、この少女の感情が消えればヤツの今まで影響していた感情も
消え、その凶暴性や竜族本来の野生本能が復活する・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・。」
513 :
K:02/05/10 18:57 ID:???
少女「・・・・・・早く行ってよ・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・わかった・・・・・・・・じゃあ・・・・・」
少女「・・・・さっさと行って・・・・また[涙]が出るじゃないの・・・・・」
ロト「・・・・・うん・・・・・・さよなら・・・・・・・。」
タッタッタッタ・・・・・!(足音)
ロトは去っていった・・・・・・・そして・・・・
少女の身体が消えてゆき・・・・・元の竜王の身体が復活し始めた・・・・・。
・・・・・・シュゥゥゥゥウウウ・・・・・!!!・・・・・・!!・・・・
少女「・・・・・・・さよ・・・・なら・・・・ロト・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
514 :
K:02/05/10 19:14 ID:???
・・・・・・・・あれからどれほどの年月が経っただろうか・・・・・・・・
・・・・・・・・・私(ロト)は私の母親への手紙を書き続ける・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・光の玉は今誰が持っているのか・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・竜王は今でも私(ロト)を追っている・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・私(ロト)を殺しに・・・・・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
515 :
K:02/05/10 19:15 ID:???
最後の追い込み!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
uwaaaaaaaaaaaaaannnnnnnnnnnnnn
majiiiiiiiiidesuuuuuuuuu!!!!!!!!1
最後は歴史学者シムサンが、ょぅι゙ょ竜王と結ばれて
めでたしめでたしですよね?荒木先生
明日の最萌トナメントの支援に出しちゃう予定
つ〜かもう描いた
>517
ミ^∀^ミ
519 :
K:02/05/10 21:29 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE137
・・・・・・・それから十数年の年月が経った・・・・・・・・・・
勇者ロト 32歳の秋・・・・・
・・・・・・アレフガルドのある小さな家に小さな家族が暮らしていた・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
520 :
K:02/05/10 21:30 ID:???
妻「・・・あら・・・あなた・・・・。また手紙を書いてたの・・・?
お茶でも入れるから少し休んだら・・・・?」
ロト「ああ分かった・・・・今行く・・・。アルスはどうした?」
妻「ついさっき寝たところよ・・・・。」
ロト「そうか・・・・・。」
・・・・・そこにはつつましくも小さな幸せを築いた家族が暮らしていた・・・・
521 :
K:02/05/10 21:31 ID:???
妻「ねぇ・・・あなた・・・。あなたがよく口にしているあのモンスターの
ことだけど・・・・。」
ロト「・・・・竜王のことか・・・・・。」
妻「・・・・この家もいずれは突きとめられるのかしら・・・・・。」
ロト「・・・・・心配するな・・・・。アルスのためにも・・・・私は自分の
家族を守ると決めたのだ・・・・。君と出逢ったときから・・・・・。」
妻「・・・・あなた・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
522 :
K:02/05/10 21:33 ID:???
深夜
・・・・・・・異様な殺気が家の周りに広がっていた・・・・・・・
ロト「・・・・・・・・・(・・・来たか・・・・・・)・・・・」
ロトは寝ている妻と子供を起こしに寝室へ向かった・・・・・
ロト「・・・・・起きてくれ、ヤツがついに来た・・・・・。」
妻「・・・え・・・?あ、あなた・・・・いったいどうしたって言うの・・・・」
ロト「・・・・アルス・・・起きてくれ、・・・・さあ母さんのところへ・・・」
アルス「パパ・・・・どうしたの・・・?」
523 :
K:02/05/10 21:34 ID:???
妻「あなた・・・!・・・ま、まさか・・・?!」
ロト「ああ・・・・。ヤツがもうすぐそこまで来ているのを感じる・・・・・。
私には分かる・・・・・このとてつもない闘気を・・・・・。」
妻「は、早く逃げましょうあなた・・・!アルスを連れて・・・!」
ロト「うむ・・・・。アルス、母さんのそばへ・・・・・。」
アルス「え・・・・うん・・・わかった。」
ロト「おっと・・・・それからこのペンダントをお前にやろう・・・・。大事に
持ってろよ・・・・アルス・・・・。」
アルス「・・・・・?・・・・わかった、ありがとパパ。」
524 :
K:02/05/10 21:35 ID:???
ロト「よし・・・・・では・・・・(キィィィ・・・・・ンン!!)」
妻「・・・?・・・あなた・・・何をする気なの・・・?」
ロト「すまない・・・・・・こうするしか・・・・・・ないんだ・・・・・・。
アルスを・・・・・頼む・・・・・元気な子に育ててくれ・・・・・・。」
妻「え・・・?!・・・な、何を言って・・・ハッ・・!あ、あなた・・・・!
ま・・・まさか・・・・?!」
アルス「・・・・?」
妻「や、やめて・・!・・あなた・・・あなたも一緒に・・・・!」
ロトは妻と息子アルスに向けてニフラムの呪文を使った・・・・!
キィィィーーーーーンン!!・・・・・・・ッシュヴァァァァァァーーーー!!
ロト「・・・・・・・・・・すまない・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
525 :
K:02/05/10 21:37 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE138
・・・・そして家の窓やドアから無数のモンスターが一斉にその家に
襲いかかった・・・・!!
・・・・・ッガシャァァーーンン!!・・・・ドカァァ!!・・・・!!
モンスターT「み〜つ〜け〜た〜ぞ〜・・・・・ロトォォォォォォォォォ・・・。」
モンスターL「覚悟しろ!勇者ロトめ!」
モンスターM「ヒャッヒャッヒャッヒャ・・・・!これで貴様も終わりだあ!」
ロト「・・・・・無礼なやつらだ、人の家に入るときはノックをしてドアから
入るものだぞ。」
モンスターB「ケッ・・・!」
モンスターH「竜王様・・・・どうぞ・・・・・。」
ロト「・・・・・・!」
・・・・・ロトの前に人型形態の竜のモンスターが現れた・・・・・
526 :
K:02/05/10 21:38 ID:???
竜王「・・・・よォ・・・・・元気だったか・・・・・?」
ロト「・・・・・・あのときのままだな・・・・・竜王よ・・・・・。」
その人型形態の竜のモンスターの容姿は勇者ロトとほぼ背丈は同じ。
後ろになびく漆黒の髪に二本のツノ。
妖しいまでの美しい肌に切れ長の冷たい瞳。
そして服をまとっているこそ見ることはできないが、背中には巨大な竜の
タトゥーのようなものが刻まれている。
527 :
K:02/05/10 21:40 ID:???
竜王「テメェは変わったな・・・・。人間はオレ達と違って寿命が短いからな・・・
昔はハナッタレのクソガキだったが・・・・・。」
ロト「・・・・・私を殺しにきたのか?」
竜王「ああ、だがその前に・・・・テメェの息子はどこだ?」
ロト「・・・・さぁな・・・・・。」
竜王「・・・・・言う気はないか・・・・・。まぁいい、まずはテメェから先に
ブッ殺しておく。」
ロト「・・・・・・・・・・・」
528 :
K:02/05/10 21:41 ID:???
竜王「・・・闘う気もねェようだなロト、・・・・ってことは死を覚悟してんだな?」
ロト「ああ・・・・すでにな・・・・。お前だって私を殺したからって何も
変わりはしないぞ・・・・。いずれ私の息子の子孫の中から新たな勇者が
誕生するかもしれんぞ・・・・。だがそのときはすでにお前は年老いて
今のような強大なチカラは残っていまい・・・・。」
竜王「・・・・・・だから何だ・・・・・・。」
ロト「・・・・感情のないヤツにこれ以上説明したところでムダだ・・・。
お前は永遠に[愛]や[涙]を感じることはないだろう・・・・。お前には
せいぜい[怒り]の感情くらいしかないだろうな・・・・。正直言って
私はお前に同情する・・・・・。」
529 :
K:02/05/10 21:43 ID:???
竜王「・・[愛]?[涙]?・・・・なんだそれ?(ギィィィンンン!!!)」
・・・・・・ッズガァァァァァァーーーーーーーンンン・・・!!・・・!!・・
・・・・・・・・・ドタリ・・・・・。
・・・・・・勇者ロトは悲鳴もあげずに息絶えた・・・・・・・・・
竜王「・・・・下らねェご託をゴチャゴチャ並べやがって・・・・・。この
アレフガルドを手にするのにそんな無駄な感情は要らねェんだよ、ロト・・。」
530 :
K:02/05/10 21:43 ID:???
モンスターM「ウォォォオオオオ!!やったぞ!ついに勇者ロトは死んだ!!」
モンスターL「竜王様の時代がやってくる・・・!!このアレフガルドに!」
モンスターB「竜王様マンセーーーーーーーーーーーー!!!」
モンスターH「うおおおおおおおお!!!アレフガルドマンセーーーー!!」
竜王「オイ・・・・テメェら・・・・・」
モンスターL「はっ・・・竜王様、何でしょうか・・!」
竜王「・・・・だから[マンセー]って何だ・・・?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
531 :
へじほ ◆G93qp0D6:02/05/10 21:48 ID:kgGCotz6
aaaaaaaaaaaaaa
そしてやっぱり>530萌え
532 :
K:02/05/10 21:52 ID:???
女好きさんが来ないとうpができない
明日には確実に支援として貼る予定!
534超萌え
538 :
K:02/05/11 01:21 ID:???
>>534 FC版???????????
>>537 uaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
539 :
K:02/05/11 01:22 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE139
アレフガルド
ルビス「ガイア・・・・・どうやらロトは・・・・」
ガイア「ああ・・・やられたようだな・・・・・。だが息子のほうは無事だ、
いずれその子孫から新たな勇者が誕生するだろう・・・・。それまでは
光の玉をこちらで有効に使おう。・・・・今の竜王には我々ではとても
歯が立たない・・・・ヤツのチカラが衰えるまで待つしかない・・・・。」
ルビス「・・・・・私達には待つことしかできないというわけですね・・・・。」
540 :
K:02/05/11 01:23 ID:???
光の玉はうっすらと光り、かすかな音を発していた・・・・・
キーン キーン キーン キーン キーン キーン キーン キーン キーン キーン キーン キーン キーン・・・・
ガイア「さあ任務を続けるぞ・・・・ルビス・・・・。」
ルビス「ええ・・・・・。」
ルビスはある一匹のおとなしいスライムに光の玉を近づけた・・・・・
スライムA「ピキー・・・ピキー・・・・」
ルビス「・・・・・・・・・・」
541 :
K:02/05/11 01:24 ID:???
なんと光の玉はスライムから[心]を奪った・・・!
・・・・・シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・!!・・・・・!!・・・・
ルビスは[スライムの心]を手に入れた・・・!
スライムA「ピギャーーーー!!グググ・・・・ピギャーーー!!」
ルビス「・・・・これでこのスライムは野生本能を取り戻しました・・・・。
このまま野に帰しましょう・・・・。」
ガイア「うむ、では次だ・・・・。」
ドラキーA「・・・・・・ケラケラケラ・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
542 :
K:02/05/11 01:26 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE140
精霊ルビスと大地のガイアは新たな勇者が誕生するまでの間、光の玉を使って
モンスターの[心]を奪い、次々にその野生本能を取り戻させた。
のちに新たな勇者を育てさせる糧とするためである。
それにいち早く気づいた竜王は部下と共にルビスから光の玉を再び取り返し、
二度と復活できないようにルビスの身体に五つの封印(紋章)を施した。
(のちにロトの子孫であるローレシア王子達はこの五つの紋章を探しあて、
その自らの肉体に刻み、[ルビスの守り]と呼ばれる形見を手に入れることとなる。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
543 :
K:02/05/11 01:29 ID:???
・・・・そしてこれより竜族最後の末裔である竜王は自分の余生を懸け、たくさんの
モンスター達と共にアレフガルド全地域にその勢力を伸ばす。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
544 :
K:02/05/11 01:30 ID:???
竜王率いる魔王軍は手始めにドムドーラの町を襲撃。
その当時の武器屋の主人であったゆきのふは魔王軍に殺害される直前に自分の家の
裏庭に[ロトの鎧]を埋めた。
・・・・しかしこの鎧はのちにすぐ発見され、悪魔の鎧と呼ばれるモンスターが
武器屋裏で鎧の見張り役を務めることとなる。
その一ヶ月後、ラダトーム城より現ラダトーム王の一人娘であるローラ姫、および
ラダトーム城にまつられていた[ロトの剣]を強奪。
アレフガルドは再び魔王軍によって制圧されることとなる。
545 :
K:02/05/11 01:31 ID:???
・・・・希望を失いかけたそんなある日・・・・ある一人の若者が現れた・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
546 :
K:02/05/11 01:34 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE141
王「おお!ロトの血を引きし勇者よ!そなたが来るのを待っていたぞ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ローラ「ああ・・・!私を助けて下さる方がいたなんて・・・・!まだ夢の
ようですわ・・・!・・・・私の名はローラです・・・・。私をお城まで
連れていって下さるのですね?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
547 :
K:02/05/11 01:35 ID:???
竜王「よくぞここまで来た・・・・勇者よ・・・・。だがもしワシの味方になれば
このアレフガルドの世界の半分をお前にやろう・・・・どうじゃ?」
勇者「・・・・・うん。」
竜王「・・・・本当じゃな?」
勇者「・・・・・・断る。」
竜王「ええい!どっちなんじゃ!・・・愚か者め・・・・思い知るがいい・・・!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
548 :
K:02/05/11 01:36 ID:???
王「よくぞ竜王を倒し光の玉を取り戻した・・・・!ワシに代わって王座を
受け継いでくれるな?勇者よ・・・・。」
勇者「いえ・・・・王様、私にはまだ王座など務めるような器ではありません・・・。
それにこの私に治める国があるのなら・・・・・・・・それは私自身で
探したいと思います・・・・。」
王「むぅ・・・・そうか、旅に出ると申すのじゃな。・・・・・分かった・・・
もう引き留めはせん・・・・・。」
ローラ「待ってください・・・・!」
勇者「・・・・姫・・・!」
549 :
K:02/05/11 01:37 ID:???
ローラ「・・・・勝手なのは分かっておりますが・・・・そのあなたの旅に
このローラもご一緒させて下さい・・・・・。」
勇者「いいえ。」
ローラ「そんなひどい・・・・。」
ローラ「このローラも一緒に連れていってくださいますか?」
勇者「はい。」
ローラ「・・・・・うれしゅうございます・・・・・勇者さま・・・。」
王「・・・・そうか・・・・では気をつけていくのじゃぞ・・・・。ローラよ、
たっしゃでな・・・・・。」
ローラ「・・・お父様・・・・・お元気で・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
550 :
K:02/05/11 01:38 ID:???
勇者「・・・・・・・・・・・・・・」
ローラ「・・・・?どうなさったのですか・・・・?」
勇者「いや・・・・・キミはなぜか・・・・初めて逢ったときから・・・・
ずっと前から知っている人のように思えて・・・・・。」
ローラ「・・・・まぁ・・・・勇者さま・・・・実は私も・・・・・
なぜかしら・・・・・・。」
勇者「・・・・・不思議なこともあるものだね・・・・・。」
ローラ「そうですね・・・・・・。」
勇者「・・・・さぁ行こう・・・ローラ・・・ボク達の新たな出発へ・・・」
ローラ「はい・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
551 :
K:02/05/11 01:40 ID:???
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
nageeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
552 :
K:02/05/11 03:06 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE142
再び現在に戻る 西暦2002年
アフリカ南部 謎の遺跡あと 洞窟内
謎の遺跡調査 第二日目
手紙をすでに読み終えたシムサン考古学者とその助手ラゴンは・・・・・・・
シムサン「・・・・・・・・・・・・・」
ラゴン「・・・・・・・・・・大先生・・・・・・。」
シムサン「・・・・私は今まで・・・・全世界の学界を覆すような発見を求めて
ここまで来たが・・・・・この手紙を読んでいたら・・・・そんな気も
いつの間にか失せていた・・・・。・・・なんだか久しぶりに子供に戻って
探検ごっこでもしてるかのような気分だった・・・・。」
ラゴン「・・・・僕もですよ・・・・・。」
553 :
K:02/05/11 03:06 ID:???
シムサン「勇者ロトは・・・自分の家に帰るためでもなく、竜族のためでもなく、
自分の中の心の信念のために戦ったのだろう・・・・。」
ラゴン「そうですね・・・・たとえ彼が神に背いたとしても・・・・僕は彼こそが
真の勇者だと思いますよ・・・・。」
シムサン「うむ・・・そしてあの竜王・・・・・。永遠に感情を持てないまま
哀れな末路をたどったか・・・・。」
ラゴン「大先生、・・・・竜王がアレフガルドを征服しようとしたのは
絶滅された竜族のためだったのでしょうか・・・?」
シムサン「・・・さあな・・・・・今となっては分からないな・・・・・。だが
あの少女の生まれ変わりといえるローラ姫・・・・竜王は自分の生き写しを
欲したのかもしれん・・・・・。決して妻としてではなく・・・・。」
ラゴン「・・・・そうですよね・・・・なにしろ竜王は・・・・女ですからね・・・」
554 :
K:02/05/11 03:07 ID:???
シムサン「・・・・・・・・・・」
ラゴン「・・・で・・・・大先生・・・・。この手紙・・・・どうします・・?」
シムサン「・・・・・・・・・・・君はどうしたい?ラゴンくん・・・・。」
ラゴン「・・・え・・・?僕ですか・・・・?・・・・んー・・・・・・・・・
・・・・大先生にまかせますよ・・・・。僕にはこの手紙は重すぎるし・・・」
シムサン「む・・・・確かにな・・・・。私も同じだよ・・・・・。
じゃあ・・・・・・このまま洞窟を出るか・・・・・。」
ラゴン「はい・・・・大先生・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
555 :
K:02/05/11 03:09 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE143
二人は手紙もペンダントも洞窟内に置いて、写真だけ撮影していった。
その後シムサン考古学者はこの遺跡については学界では何も発表せず、
この洞窟内で見たことはフィクションとして小説に書き、翌年の春出版した。
この遺跡はその翌年の秋、2003年10月29日に大雨のため土砂崩れにより
遺跡は地中深く埋められてしまった。
その後助手ラゴンは遺跡の影響のためか、考古学の他に古生物学を学ぶようになる。
のちに彼は恐竜を題材とした「失われた世界」というタイトルで本を書く。
だがその本にももはや[竜族]という言葉すら載せなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
556 :
K:02/05/11 03:10 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE144
二人が洞窟を出たときは空はすでに美しい夕焼けに変わっていた・・・・
ラゴン「いやー・・・・やっと出られた・・・って・・・・もう夕方か・・・・。
大先生、早いとこ町まで戻らないと・・・。」
シムサン「うむ、もうヘビはこりごりだからな・・・・。」
ラゴン「あれ?・・・・ひょっとして大先生、ヘビが苦手とか・・・?」
シムサン「・・・うっ・・・・じ、実はそうなんだよ・・・ラゴンくん・・・。」
・・・・そのとき一匹の蛇が二人の前に現れた・・・・・
シムサン「・・・うわ!・・・噂をすれば何とやらか・・・!勘弁してくれ・・・」
ラゴン「あれ・・・?大先生、このヘビ今朝僕たちのテントいたヘビじゃあ・・・」
557 :
K:02/05/11 03:11 ID:???
シムサン「・・・・本当か・・・?しかしこの辺りにはヘビなどたくさんいるだろ。」
ラゴン「・・・・それもそうか・・・・・。」
シムサン「さあ・・・・町へ戻ろうラゴンくん、明日の飛行機で帰国しよう。」
ラゴン「えーーーーーー?!!もう明日帰っちゃうんですかーーーーー??!
仕事終わったんだから明日一日くらい遊んでいきましょうよーーーーー!!」
シムサン「・・・・まったく・・・・全然仕事にならなかったじゃないか・・・・
言っておくが今回は収穫ゼロなんだぞ。」
ラゴン「大先生ーーー!!せめて何かおいしいものでも食べていきましょうよー!」
シムサン「・・・・わかったわかった・・・・・。やれやれ・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
558 :
K:02/05/11 03:13 ID:???
シムサン考古学者とその助手ラゴンが遺跡をあとにする様子を、一匹の蛇は
それを見送るかのように二人を見つめていた・・・・・・。
559 :
K:02/05/11 03:14 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜最終章〜 PAGE145 「最終話」
・・・・・・・そして洞窟内に眠るロトの手紙とロトのペンダント・・・・・・
・・・・・この遺品はこれからもこの遺跡の中で静かに眠り続けるだろう・・・・・
・・・・・・・・・・・この世界の行く末を見守りながら・・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
560 :
K:02/05/11 03:16 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号
〜完〜
561 :
K:02/05/11 03:16 ID:1yPYGFQE
owattaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
オレ乙カレー!
のちほどあとがき書きます。
otukaresan
お疲れ様でした
読まなければ!!!
ご苦労様ですた。
このような何の得にもならないことをいつも必死で書いてますが
終わってみるとやはり達成感みたいなものを感じます。
・・・今回の小説のストーリー上のテーマとしては「竜族にまつわる物語」、
「竜族の伝説」、まさにテーマはタイトルどうり「ドラゴンクエスト」かも
しれません。といっても鬼畜兄貴ヴァージョンドラクエですが。。。
もう一つのテーマとしては「心」とか「感情」といったものも含んでいます。
この物語はシムサンとラゴンが読むロトの手紙の中で、勇者ロトの
ナレーションにつれて内容が進んでいきますが、主役は伝説の勇者ロトではなく
今となっては竜王が主役だと思ってます。
ロト伝説をいじくり回すのはどうかと思いましたが、途中からは開き直って
書いてました。
個人的には悪役として大魔王ゾーマを使いたかったのですが、ロト伝説の中でも
ネタにしにくい竜王を選んでみたのも一種の挑戦でもあり、キャラは自分の想像する
若き日の竜王にしてしまいました。(竜王を女にしてしまったことを深くお詫び。。。)
書き方はいつものように厨房的なノリでズガーンとかドカーンばっかりでした。
ただこのような幼稚な書き方でどれだけ戦闘シーンにスピード感や疾走感を出せるか
挑戦してみたのもありました。
また当分書く機会はないと思いますが次はもっと短くまとめたいと思ってます・・・
(・・・・なぜか書けば書くほど長くなっていく。。。)
読んでくれたみなさんどうもありがとうございました。
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
mou toubunn kakaneeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
571 :
NT:02/05/11 04:37 ID:???
お疲れ様でした〜
ミ TдTミ<お疲れ!!!素晴らしかったよーーーーーーーーーーーーーーつーかマジで
毎日書いてたのすごすぎ、神です。549の「いいえ」にわらた
おつかれです〜。すごい面白いかったです。
よく頑張った!感動した!
おもしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
かったよ
この板でここまで一人で面白い小説を書き上げた奴ってそういないな・・・
ほ
hoshu
ho
おつかれ。めちゃくちゃ面白かったよ。
ii
hoshu
こりゃ、保守 だね!
hozenn
もう話題ないんだったら早々にHTML化させて、「過去の名スレ」に紹介すればどうだろう?と思ったり。
多くの人に読んでもらいたいんだったら、逆に1000までage続けるとか。
>586
いやそちの小説が貼られる事を期待しているので御座る
前スレも貼られる前に落ちちゃったし
期待
待機
age
sage
保全しまSYO!
un
hoshu
保全sage
hosy
スレの下がり方が緩やかになってきてるみたいなので、
あんまろこまめに保守しなくてもいいかも…。
が、一応ホゼム。
>598
ごめん、あんまろにハゲシク藁ってしまった。
600 :
新中:02/05/22 14:25 ID:???
600
601 :
598:02/05/22 15:37 ID:???
NOOoooooooo!!!!
ゴメソ。自分は天然なのかもしれないと思った一瞬だったYO…(鬱)
そ、そして兄貴がキタ━━━━━━━( ゚∀゚ )━━━━━━━━━!!!!!!
ぼちぼち落とそうかと思うのですが