134 :
K:02/03/24 05:03 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE41
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガイア「よし、この間に逃げるぞ。落ちるなよ。」
ロト「え・・・あ、ああ・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キース「に、逃げられたのか・・・・・!!」
竜王「フン・・・・・なかなかやるな・・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・・・その男は私を担ぎ上げものすごいスピードで城から脱出した・・・
・・・・ともかくその男は私(ロト)を助けてくれたのだった・・・・・・
・・・・・・・その男の名は「ガイア」・・・・・・・・
・・・・・ルビス様に呼びかけられ、神竜に会って私の願いを叶えさせてもらう
予定だった男だ・・・・・・だがこのとき私を拾ったのは願いを叶えるためでは
なかった・・・・・・・彼は神竜と会うことができなかったのか・・・・・?
135 :
K:02/03/24 05:04 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE42
ロト「ち、ちょっと・・・・・どこまで行くんだ・・・・?もうここまで
くれば平気じゃないか・・・・。」
ガイア「今のお前ではあの竜王どころかヤツの部下にも勝てん、だが光の玉を
渡さなかったのはさすがに勇者だな・・・・。」
ロト「・・・・・ある場所に隠してあるんだ・・・・。」
ガイア「・・・・そうか、なにはともあれお前はまだ強くなれる・・・・。
後世に継がせるにはお前はまだ若すぎる・・・・。」
ロト「いったいどこへ連れていく気なんだ・・・?あなたは誰なんだ・・・?」
ガイア「私の名はガイアだ、お前をこれからある新大陸へ連れて行く。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・・ガイアという男はそう言って私(ロト)をある大陸へ連れて
いった・・・・・・・この世界にはアレフガルドしかなかったはずなのに・・・・
・・・・・・その新大陸はムーンブルグという名の大陸だそうだ・・・・・
・・・・・・その大陸の中心部分に存在する気温0℃のロンダルキア台地という
高山へ連れていかれた・・・・・・・・・・・・・・・・
136 :
新中:02/03/24 05:06 ID:???
〜第二章〜 缶
137 :
新中:02/03/24 05:06 ID:???
明日から第三章へtotuhyuu
138 :
新中:02/03/24 05:07 ID:???
ridatu
140 :
新中:02/03/24 05:08 ID:???
sugeeeeee
ペースもすごければ内容も濃い。。。
142 :
K:02/03/25 23:37 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE43
再び現在に戻る 西暦2002年
アフリカ南部 謎の遺跡あと 洞窟内
シムサン「・・・・・・・・・・・」
ラゴン「・・・・・大先生、この手紙に書いてあることは本当でしょうか・・・。」
シムサン「・・・わからない、しかし・・・これは・・・すごいぞ・・・・。
やはり私の仮説は間違っていなかったかもしれん、6500万年前に絶滅した
恐竜の生き残りが存在していたのだ・・・・・。そしてその恐竜が進化を
遂げた結果がこれなのだよ、ラゴンくん・・・・。」
ラゴン「またぁ・・・・大先生、冗談はよしてくださいよ。そんなこと学界で
発表したら世間の笑い者になりますよ。」
シムサン「笑わば笑えだ・・・・。今に歴史を覆すような決定的証拠をつかんで
やるさ、第一まだ手紙の内容を全部読んでいない・・・・。この手紙に
書いてあるロトの称号に刻まれている[鳥のような紋章]・・・・、
そしてそこのカベにも描かれている壁画。・・・きっとこれは同じものに
違いない、つまりそれは・・・・・。」
ラゴン「・・・・恐竜を・・・・意味していると・・・?」
シムサン「・・・・・結論はまだ何ともいえん、・・・だが一歩一歩近づいてきたぞ。
真実が明らかになるのもそう遠くはない・・・・・。」
143 :
K:02/03/25 23:39 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE44
ラゴン「大先生、彼のこの[ロト]という名は引き継がれた名じゃないですか。
彼にはちゃんと名前があったはず・・・・。[ロト]という名はいったい
どこからきたんですか・・?」
シムサン「私も不思議に思っていたところだよ、・・・・おそらくこの[ロト]という
本当の意味は、このラダトーム王でさえ知らなかったのかもしれん・・・・。
知っているのはこの竜王という名のモンスターや・・・・その部下らしき
者たち・・・・・・。つまりこの手紙でいうところの[竜族]とかいう種族に
関係する言葉・・・・。ラゴンくん、ひょっとしたらこの[ロト]という言葉は
もともと名前ではないのかもしれんぞ・・・・・・。」
ラゴン「ぇえ・・・?!」
シムサン「うむ・・・・私にもまだ分からないが・・・・竜族という名の種族に
関係する言葉であれば・・・・かつてこの地上に君臨していた恐竜にも
関係のある言葉なのか・・・・?」
ラゴン「・・・・大先生、そもそも恐竜はなぜ6500万年前に突然絶滅して
しまったのでしょうか・・・・・?」
シムサン「地球に巨大隕石が衝突したとか・・・・・ウィルスが発生したとか・・
氷河期が原因だとか・・・さまざまな仮説があるが・・・。」
ラゴン「・・・・・・大先生はどうお考えなのですか・・・・?」
144 :
K:02/03/25 23:41 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE45
シムサン「・・・私はどの仮説にも同意見はない。」
ラゴン「では大先生の仮説を教えてくださいよ。」
シムサン「・・・私の仮説は・・・・何者かがこの地上に人類を誕生させるために、
それまで君臨していた恐竜という種族が邪魔になったか・・・・・それとも
恐竜が進化した竜・・・・つまりたとえるのなら竜族という種族が自分達
だけの地上を求め、この世界とはまったく別の世界へ移住したか・・・・。」
ラゴン「・・・・・・・・・・・・・・」
シムサン「今のままでは何ともいえん、だがそれを探すためにここへ来たのだ。
・・・・謎はまだまだたくさん存在する、たとえばまだ明らかになっていない
[光の玉]と呼ばれる代物・・・・・。そもそも彼ら竜族はなぜこの光の玉を
必要としている・・・・?そして竜の女王はなぜそんな大事な代物を人間に
譲ったりしたのか・・・・?」
ラゴン「さぁ・・・・・僕にはさっぱりですよ大先生・・・・・・。」
シムサン「仮説を仮説のままにはさせん・・・・必ず真実を突きとめる・・・・・。」
・・・・・シムサン考古学者と助手ラゴンはさらに手紙を読み続けた・・・・・・・
145 :
新中:02/03/25 23:44 ID:???
>>141 カキながらストーリーを考えたりしてるからかな。いつも濃いね
146 :
新中:02/03/25 23:50 ID:???
もはや主役はロトではなく竜王だな・・・・・
147 :
K:02/03/26 02:46 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE46
・・・・・ガイアという男は私(ロト)をロンダルキア台地という高山へ連れて
いき、気温0℃の中私に話をし始めた・・・・・・・・・・・・
ガイア「ふむ、この辺までくれば・・・・・・」
ロト「ううううううううううう・・・・・・(ガタガタガタ・・・・・)」
ガイア「どうした?」
ロト「どどどどうしたもこうしたも・・・・・・さ、寒いよ・・・・。は、話が
あるんならどっか入ろうよ・・・・・。」
ガイア「この地は私が創ったばかりの未開の土地だ、人も住んでいない。」
ロト「ななななな・・・・・・い、いったい何のためにボクをここへ・・・・。」
ガイア「ロトよ、よく聞け。私はあのときルビスの頼みでお前の願いを
叶えるために神竜に会いにいった・・・・。」
ロト「・・・・え?!あ、あなたがそうだったのか・・・!・・・・で?
どうなったんです・・・?!」
ガイア「神竜とはお前が元々住んでいた世界の天上に存在する竜の神のことだ、
その神竜はどんな願いでも叶えてくれる竜なのだ。」
ロト「・・・・・ボクの住んでいた世界にそんな神がいたのか・・・・・・。」
ガイア「・・・だがただで願いを叶えてくれるわけではない。神竜と闘い、勝った
者だけがその願いを一つだけ叶えてくれる・・・・・。」
ロト「・・・・・・で?あなたは闘って勝ったの・・・・?」
ガイア「・・・・・・・・それがだな・・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
148 :
K:02/03/26 02:48 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE47
神竜「うむ、見事だ・・・・お前の勝ちだガイアよ・・・・。約束通りそなたの
願いを叶えてやろう、・・・・どんな願いだ・・・・?」
ガイア「・・・・先ほども言った通りロトという少年をこの世界へ戻してほしい
という願いだ。つまりはギアガの大穴を再び開けるということに・・・。」
神竜「・・・・・・・・・断る。」
ガイア「・・・・・なんだと・・・・?やはり再び穴を開けたくないのか?
いや、そんなことよりも神が約束を破っていいのか・・・・?」
神竜「ガイアよ、私はそなたの願いを叶えてやると申したのだ。その願いは
ロトという人間の願いであってそなたの願いではなかろう?」
ガイア「なに・・・・?・・・・・貴様・・・・・・。」
神竜「その願いはロトという人間自身がここへ来て私と闘い、私に勝ってから
願いを叶えるといい・・・・。今この場ではそなたの願いだけしか
叶えることはできん。」
ガイア「神が屁理屈を・・・・・・。だったら竜王は例外なのか?ヤツは
竜族だから特別扱いか?」
神竜「さあ言え・・・・・願いを・・・・・・。」
ガイア「く・・・・・くそ・・・・!!」
149 :
K:02/03/26 02:49 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE48
ガイア「・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・・・・・そうか・・・・・・わかった・・・・・・・。では
願いを言う・・・・・・・。」
神竜「うむ、何だ・・・・・・。」
ガイア「・・・・・・・私をアレフガルドへ連れてゆけ・・・・・・。それなら
問題はないだろう・・・・?」
神竜「・・・・・何を企んでいるかは知らんが、これだけは言っておこう・・・・。
これ以上竜族に関わるな・・・・・長生きしたくばな・・・・・・。」
ガイア「・・・・・・・・・・・・」
神竜「では願いを叶えてやろう・・・・・そなたをアレフガルドへ飛ばす・・・。」
シュバァァァーーーーーーーーー・・・・・・・!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
150 :
K:02/03/26 02:53 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE49
ロト「そ、そんな・・・・闘いに勝ったのに願いを叶えてくれないなんて・・・。」
ガイア「・・・・私がここへ来たのはルビスのために新大陸を創るためでもあったが、
今はお前の願いを叶えさせるために来たのだ・・・・・。」
ロト「どうすれば・・・・・・?」
ガイア「お前自身が神竜と闘うしか道はないが、肝心の神竜が上の世界にいる以上・・
・・・残された道は・・・・・光の玉だけだ・・・・・・。」
ロト「光の玉・・・・・・?それを使って何をするの・・・・?」
ガイア「・・・・よく聞けロト、あの竜王やその部下の二人、そして神竜、これらは
みな竜族やその子孫達なのだ・・・・・。彼らはもともとこの裏の世界を
自分達だけの世界にしようと企んでいた・・・・。そのためにあの光の玉を
必要としている・・・・だから逆に光の玉をこっちの切り札にすれば、あの
神竜もそして竜王も従うほかないだろう・・・・。そこへお前がつけ込み、
光の玉と引き替えに元の世界へ帰してもらうがいい・・・・・。」
ロト「な、なんだか卑怯なやりかただなぁ・・・・・・・・。」
ガイア「・・・・・それ以外にお前が帰る方法はないのだぞ・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・どうする・・・・・?」
ロト「・・・・・・・・・わかったよ・・・・・で、ボクは何をすればいいの?」
151 :
K:02/03/26 02:55 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE50
ガイア「まずは光の玉をどこへ隠したのだ?」
ロト「・・・・・リムルダールの町の宿屋裏の倉庫に・・・・・。」
ガイア「・・・・よし、では私が取ってくる。ヘタにお前が動いたら追っ手が
くるかもしれんからな。」
ロト「・・・・・・・ボクは?こ、こんな寒いところで一人で待ってろっての??」
ガイア「・・・・・やはりお前はまだ子供だ、私がここへ戻ってきたらお前を
強くしてやる。いくら光の玉があってもあの竜王と対等のチカラがなくては
話にならん・・・・・・・。」
ロト「えぇ・・・・?!こ、こんなところで修行しろっての??!!」
ガイア「生き延びて元の世界へ帰りたいのであれば、今は私の指示に従うほか
ないぞ・・・・・・。第一私が助けなかったらお前はあの大魔王の城で
とっくに殺されていたのだ、・・・・少しは感謝してほしいものだな・・・・。」
ロト「わ・・・・わかったよ・・・・・あんたに従うよ・・・・。」
ガイア「よし・・・・・では待っていろ、すぐ戻る・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
152 :
K:02/03/26 02:57 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE51
・・・・・・・・・・・・こうして私(ロト)はガイアという名の男のもとで、
ここロンダルキア台地でさらに強くなるための修行を受けることとなった・・・・
・・・・・しかしこのガイアという男の正体も分からず、光の玉を切り札にあの
竜王に対して気の乗らない作戦を実行せざるをえないとは・・・・・・・・
・・・・・第一、竜族とは何のことなんだ・・・・?私はなぜか昔から植民地や
征服地といった国同士の争いに巻き込まれることが多い・・・・・・・
このときの私は、竜族だか何だか知らないが住みたい土地で勝手に住めばいいじゃ
ないかと思うだけだった・・・・・・・
・・・・・・だが確かに帰る方法はそれ以外にないし、それにたくさんの仲間を
殺されたカタキでもある・・・・複雑な想いを寄せ、これより私はガイアのもとで
過酷な修行を受けることとなる・・・・・・・。
153 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/26 21:03 ID:xsOdsOvs
ガソバレ^-^/
154 :
K:02/03/27 02:17 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE52
ムーンブルグ新大陸 ロンダルキア台地
ロト「ぅぅううう・・・・・・(ガタガタガタ・・・・)ささささぶ・・・・!!
まだ来ないのかよ・・・・・・ああああああああ・・・・・・・。」
・・・・・・そしてガイアは再びロンダルキア台地へ戻ってきた。
ガイア「・・・・待たせたなロトよ、リムルダールへ行って光の玉を取ってきた。
倉庫には代わりに違う物を置いてきた。」
ロト「あ、そう・・・・・どどどどうでもいいけど・・・・ホントにこんな寒い
トコで修行なんてするの・・・・・・?」
ガイア「ああ、早速始めるぞ。・・・・自分のことなのだぞ、自分で強くなり
自分で解決させるのだ。・・・私はその手伝いをするだけだ。」
ロト「わ、わかったよ・・・・・。ところで何すればいいの?ここにはモンスター
どころか生き物一匹すらいないじゃないか・・・・・。」
ガイア「モンスターなど必要ない、今からこの私と闘ってもらう。それだけだ。」
ロト「・・・え・・・・・??」
155 :
K:02/03/27 02:18 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE53
ガイア「強くなるためには戦闘が一番手っ取り早い、それにここなら環境もいいし
今のお前にうってつけだ。」
ロト「あ、あんたと・・・・?正気かぃ・・・?」
ガイア「時間がもったいない、さあ始めよう。手加減など無用だ、どこからでも
かかってくるがいい・・・・・。」
ロト「武器も防具もなしに・・・・・。」
ガイア「安心しろ、私も素手で闘ってやる。どんな呪文を使ってもいいぞ。さあ
闘気を解放しろ・・・・・・。」
ロト「よ、よし・・・・・・。(キィィィ・・・・ンン)」
勇者ロトは闘気を解放した
ビシ!・・・・ビシ!・・・・バリバリバリバリ・・・・・・!!!
ガイア「・・・・・・(・・・・まだこの程度か・・・・・)・・・・」
ロト「・・・・・・いくぞ・・・!!」
ガイア「・・・・・・・・うむ。」
・・・・・ガイアという男は私(ロト)よりもはるかにケタ外れの強さを持って
おり、私をまるで赤子でも扱うかのように軽くあしらった・・・・・・・・
・・・彼は強いというよりも前に信じられないほどの「素早さ」を持っていた・・・
・・・・・・私は彼を倒すどころか彼に触ることすらできない・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
156 :
K:02/03/27 02:19 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE54
ロト「・・・はぁ・・・はぁ・・・・・!!な、なんて速さだ・・・!」
ガイア「・・・どうしたロトよ?まだ私の身体に触れてすらいないぞ。」
ロト「ち、ちくしょう・・・・!!はぁ・・・はぁ・・・!」
ガイア「お前には無駄な動きが多すぎる、もう少し相手の動きを見るだけではなく
動きを予測しろ。・・・・それではいつまでたっても私に触れることはできん。」
ロト「・・・・そうかよ・・・・はぁはぁ・・・・じゃあ・・・これならどうだ?」
キィィィーーーンン!!・・・・・バリバリバリ・・・・!!
ガイア「・・・・・ギガデインか・・・・久しぶりに見る・・・・・。」
ロト「・・・・・食らえ!!」
ズガァァァーーーーーーンンン!!!・・・・・・・!!
157 :
K:02/03/27 02:20 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE55
ガイア「・・・・・そんな呪文がこの私に・・・・む?やつがいない・・・・・。」
ロト「うしろだよ、もらった・・・・!!」
・・・・・・・シュンッ!!
ロト「うわ!・・・・あ、あれ??」
ガイア「それは私の残像だ・・・・・・。」
ロト「・・・・!!」
ドカァァ!!!
ロト「うわああ!!」
ズザザザァァーーーーー!!
ロト「・・・・く・・・くそ・・・・・!!」
ガイア「そのような子供だましは私に通用しない。・・・いいかロトよ、私よりも速く
動こうと考えるな。ものを目でばかり見て追うな、身体ですべてを感じ取れ。
次の動きを予測しろ、呪文ばかりに頼るな。」
ロト「そ、そんなこと言ったって・・・・・速すぎて追いつけないよ・・・・・。」
158 :
K:02/03/27 02:22 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE56
ガイア「・・・・ロトよ、この際はっきり言っておくが・・・・お前は生まれ
ながらにして勇者ではない・・・・・。ましてや剣や武力の才能に
長けているわけでもない、たまたま世界を救ったお前を皆が勇者と
たたえているだけだ・・・・。お前くらいの強さだったら訓練さえすれば
その辺の若者でも勇者になれるくらいのレベルだ・・・・・・。」
ロト「・・・・・ちぇっ・・・どうせイナカ者さ・・・・・・。」
ガイア「・・・・それに比べてヤツは・・・・・あの竜王は生まれながらにして
天才だ・・・・・。竜族の中でもああいった純粋な天才児は千年に一人
生まれるかどうかぐらいだ。・・・そしてヤツは生まれながらにして悪だ・・。
悪の道に走る輩はたいてい幼い頃に充分な愛情を与えてもらえなかったとか、
愛する者を殺されたなどといった経験を持つ。だがあの竜王は自分の母親が
生きていたとしても死んでいたとしても、今とまったく何の変わりも
ないだろう・・・・。ヤツは生まれつき悪の才能と支配力、統率力、精神力、
そしてずば抜けた戦闘力を持ち、どれをとっても完璧すぎる・・・・・。」
ロト「なんだよ・・・・自身なくすようなことばかり言うんだな・・・・・。」
159 :
K:02/03/27 02:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE57
ガイア「・・・・まあ聞け、どんな完璧なやつでも弱点はある。逆に言えば完璧な
者ほど意外なところに弱点が存在する。第一あの竜王もいずれは年老いて
力は衰える、放っておいてもいずれは誰かに倒される運命なのだ。」
ロト「・・・・あいつが年老いていく前にボクが年老いちゃうよ・・・・。」
ガイア「忘れるなロトよ、目的は竜王を倒すことではない。光の玉を切り札に
神竜ともども竜族の圧力を押さえ、元の世界へ帰してもらうことが目的
だろう?・・・・そのためにある程度対等のチカラをつけるための修行だ。
私を信じろ・・・・・ロトよ・・・・・。」
ロト「う、うん・・・・・わかった・・・・。強くなるよ・・・・。」
ガイア「よし・・・・・ではもう一度だ・・・・・くるがいい・・・・・。」
・・・・・私(ロト)は深く考えるのをやめ、このガイアを信じて今はただ強く
なろうと決心した・・・・・・もはや自分が世界を救った勇者だということを捨て、
ただの人間として生きてゆこうと思いはじめていた・・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ミ ・∀・ミノおもしろsage!!
161 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/29 02:27 ID:NlnBywtU
age
162 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/29 02:28 ID:NlnBywtU
agannneena age
sage
tanomuyo
おもしろい!
この話だとゾーマより竜王のほうが
はるかに強いことになるね。
ゾーマファンが怒るかも・・・(藁
また壁板に転載しとくか。
続きがいつでも書けるように
168 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/04/01 06:26 ID:fr+1VgXH
sage
ラゴンさん書くの??
壁板すごい警告が出て怖いんだけど
きになるじゃねーか 続きが
>169
尻に火をつける意味で宣言。
今週中に何もあげなかったら、トリップ晒す。
あげんでよす
期待
厨房君帰って来るまで、俺のSSをこっちでやってようかのぅ
って、ラゴン君が連載するんだっけ?
うぷシタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ドコニ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!??!
マジで何処に―?!??!?!
179 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/04/08 20:28 ID:OkIzxqt6
保全age
>176
リンクきぼん
181 :
ロト:02/04/10 02:40 ID:tTeEnvws
ぉぃまだか
>177-178>180
ごめんよぉ……エラーに気付かず上げた気になってたけど、失敗してた……
しかもそのスレ、クソスレっぽかったのに、昨日マジレスついてたし……
もう少し書き足してから、そのスレにレスがなければ上げます。
あと当分名無しで書くので。
楽しみだ