2chにちらばるFF・DQ関係の小説やそれらの
含まれるスレを収集するスレですわ。
保管作業は私ドナイショーカが行いますのでここでは
小説の情報や、新作の書き込み、小説にまつわる
ちょっとした雑談に興じてくださると幸いです。
ギコ猫様とシャシャリデール風紀委員王の名にかけて
マターリとスレが続きますように……。
【保管サイト】
http://north-cape.parfait.ne.jp/alflailawalaila/ 他のスレでFF・DQの小説を見かけても、こちらの
スレに強制的に誘導することはしないで下さい。
常時sage進行でお願いします。sageの意味が分からない人は
書き込むとき、メール欄に半角で sage と入力しましょう。
2ゲット
>>2 過去スレ・リンクは
>>3
成立おめでとう。カキコ。
乙カレー
小説スレっすか
おー、復活ですねぇ。おつかれさまー。
ごめん、今までROMってたけど番号ずれたのに
ワラタ。ま、とりあえず、新生千一夜スレオメデd
8 :
(´Д`):01/12/30 05:45 ID:???
城戸姉さんがいるハァハァ
サンクチュアリでハァハァシタイ
みんなサンクス!
とりあえず更新したよ。今日は下準備でリンクとログの整理。
明後日くらいから小説の回収始めるよ。
そんなに話題があるスレでもないので気が向いたときにでも
保全sageしてやってくらはいー。
>>8 ドウテイインポテンツ君は、お・こ・と・わ・り・よ♥
ゴメン、ただの雑談は別スレでしてホスィ……
>>10 ドウテイデハナイガインポテンツデス。
>>12 しょうがないわね。じゃあイソポ大好きシャイナさんが相手してくれるって!
じゃあ俺も去ります・・・トゥルルルルル〜
>13
ゴメンねぇ。
>14
sageてくれてありがと! また別なところで会おう!
タイトルの九六夜ってのは今保管してある小説が
96本あるからー。
これが1001本越えたら保管サイトはお終い。
そこまで俺のやる気が持てばいいなぁ。
>17
九六夜ってそういう意味だったんだ。納得。それにしても1001本!壮大な計画だ。
のんびりと参りましょう。マターリマターリ。
>19
そりゃあもちろん(笑) 基準さえ満たしていれば何でも保管ですよー。
1.完結してる(かなり重要)
2.FF・DQ関係(当たり前ですが)
3.俺が読めない程に悲惨な内容じゃない
4.キャラ名「台詞」 の形式はパス
こんなところかなー。
復活おめでとう
待ってたよオメデトー
更新期待してます(´д`;)ハァハァ
復活おめでとうございます。
これからもがんばってくださいませ。
24 :
レイン:01/12/30 15:35 ID:???
復活おめでとう。
1001目指せ!
できる限り協力するよ。
小説、こちらに直接書き込みさせていただいてもいいのでしょうか。
エロナシなんですけど……<誰もそんなん読みたくねぇって
>25
もちろんオッケーですよー。
ただ、ここは見る人少ないと思うんで、萌えスレなど
ありましたらそちらにアップされるとたくさん感想が
もらえるかも知れません。
その辺の判断はお任せー。
27 :
25:01/12/31 10:58 ID:???
>ギコガードさん
ありがとうございます。ホントに恥ずかしいシロモノで、
ご迷惑かと思いますが、皆さんがご不快にならないのであれば、
よかったら書きこみさせてください(ちなみにクリアリです……)。
ところで、今さらですが、保管サイト拝見させていただきました!
素晴らしい作品群に圧倒! そしてまた、集められたその努力に
感動いたしました。お疲れさまです&楽しませていただいて、
ありがとうございました。
28 :
25:01/12/31 15:49 ID:???
書きこむ前に見直し……とか思ってたら、ハマってしまってしまい
ました(^^;)
これから書きこみさせていただきますが、
・ありがちネタ(パデキア話)
・無駄に長い
・何だか異様にオトメチック
他にも文章が下手だとかキャラが壊れているとかの問題もありますが、まず、先にこの3点、陳謝させていただきます。すみません。
それでは、しばらくお目汚しにおつきあい下さいませ。
クリフトの様子がおかしいことにわたしが気づいたのは、ミントスの街に入ってからのことだった。何だか様子がおかしいなと思っていたら、見る見るうちに顔色が真っ青になって、いきなり震えだしたのだ。
「ちょ……大丈夫、クリフト」
「どうしたんじゃ」
心配そうにのぞき込むわたしとブライに、クリフトは大丈夫と微笑んでみせた。……バカ、そんな顔色で笑われたって、全然ホントだと思えないわよ。
「とにかく、まず宿屋へ」
「いえ……本、当に……たいした、ことは……」
わたしはおもむろに鉄の爪を外して、彼の首筋に手刀をたたきこんだ。
「ひ、姫、何をいきなり乱暴な!」
うるさい。問答無用よ。
ブライの抗議を無視して、わたしはクリフトを担ぎ上げると宿屋へと走りだした。ものすごく腹が立って仕方なかった。
バカクリフト。バカクリフト! バカクリフト!!
あんな途切れ途切れでしか喋れないくせに、何がたいしたことない、よ。
肩に担いだ彼の体が熱い。いつから我慢してたんだろう。そんなに急に熱があがるわけがないもん。
地面を蹴る脚が自然と早くなる。
こんなになるまで我慢して。こんなになるまで我慢させて。全然気づかせないで。全然気がつかないで。……バカ、バカ、バカ!!
「お、お待ちくだされ、姫様」
後ろでブライが悲鳴を上げてたけど、わたしの足は止まるどころかますます早くなっていった。
☆
――そして、今、わたしはミントスの宿屋に来ている。いえ、帰ってきていた。万策つきて。
クリフトの病は、思っていたよりずっと重かった。彼を診てくれた神官は、気の毒そうに首を振って、彼の命の残り少ないことを告げた。
唯一の希望は、万能薬になるという植物・パデキアを見つけること。パデキア自体は、何年か前の干ばつで絶滅してしまったそうだけど、種が洞窟に保存されているとか。
……だけど。
見つからなかった。
見つけられなかった。
洞窟のすみずみまで探したけれど、それらしいものは、どこにもなかった。
たぶん、わたしの顔色で事情を察したのだろう。宿屋の主人が気の毒そうな視線を向けてくる。それを避けるようにして、宿屋の階段を駆け上がった。
わたしたちが借りた部屋の前まできて、そっと扉を開ける。
それほど広い部屋じゃないから、すぐにベッドが目に入る。ブライはいない。わたしの後に洞窟に来てたけど、まだ帰っていないみたいだ。ベッドには、やっぱり青い――というよりは、ほとんど土気色の――顔をしたクリフトが横たわったまま。
もしかしたら……なんて、ほんのちょっぴり、バカな期待をしていたわたしは、苦笑しながらクリフトの側へと近づいていく。
浅い呼吸を繰り返して、ひどく苦しそう。
わたしは、おでこから外れていたタオルを取って、水に濡らした。頬に手を当てると、燃えるようだった。さっきより、ずっと熱が上がってる。
汗を拭いて、もう一度タオルを濡らして、おでこに乗せる。だけど、クリフトの苦しそうな顔は変わらない。
「……ホイミ」
タオルに掌を乗せて、そっと呟く。
クリフトの様子は変わらない。当たり前だよね、わたしには魔力ないもん。
何だか目の奥が熱くなってきたのを、瞬きで押し返した。
わたしは、クリフトみたいに治癒呪文は使えない。ブライみたいに、知恵があるわけでもない。
エンドールの武術大会で優勝した、格闘の腕だけが自慢。
なのに、ただ洞窟から種を取ってくることすらできない。
喉の奥からせり上がってきたものがあったけど、唇を噛んでそれも押し返した。
泣くもんか。
ぎゅっと目を閉じて――それから、思いついて手を組んだ。クリフトがよくやっている仕種。ええと、セリフはどうだっけ。確か……。
(天にまします我らが神よ……どうぞこの哀れなる子羊の……………………とにかく、クリフトをお助けください。もうクリフトのことを鬱陶しいとか思ったりしません。ブライのお小言もちゃんと聞きます。だから、どうかパデキアの種を見つけさせてください)
出来はどうあれ、いままでで一番ってぐらいに真剣にお祈りする。
そして、ゆっくりと瞳を開ける。
「待っててね、クリフト。絶対にパデキアの種見つけてくるから」
探しつくしたつもりだったけど、まだ洞窟の中に行ってない場所があるのかも知れない。もう一度……ううん、一度でも二度でも三度でも行って、絶対に絶対に見つけてみせる。
☆
踵を返したところで、部屋の扉が開いた。
そこにいたのはブライと、見知らぬ人たち。後で思い出したんだけど、洞窟の中でブライと一緒にいた人――勇者たちだ。
「姫様、パデキアの根ですじゃ!」
ブライが顔いっぱいの笑顔で手に持っていたものを掲げる。わたしは、たぶん一瞬、ぽかんとした顔をしてしまったと思う。突然の幸運が信じられなくて。
だけど喜びはすぐにやってきた。両手を打ち慣らして、ブライに抱きついて、それでも足りなくてぴょんぴょんと飛び回る。
「さあ、早く! そのパデキアをクリフトに!」
待ちきれなくてブライの手を引っ張る。でも、飲ませるにはまず煎じなくてはならないらしい。彼はいったん、宿屋の台所へと消えていった。
ブライがもう一度、部屋に戻ってくるまでの間は、とてつもなく長く感じられた。時間にすれば、小指の先ほどロウソクが燃える程度だったのだけど。
この間に、勇者たちがわたしに自己紹介したらしいんだけど、悪いけど覚えてない。ただ、ミネアが――もちろん、その時は名前はわかんなかったけど――クリフトにベホイミをかけてたのは記憶にある。
クリフトの病気は治癒魔法で治るものじゃない。でも、体力が回復すれば、やっぱり体は楽になるのか、彼の呼吸はずいぶん楽になった。
何だか知らないけど、また泣きそうになってしまった。でも、その瞬間、ブライが「できましたぞ!」と嬉しそうに大きめの水差しを持って入ってきたから、そんな気持ちはすぐにどこかへ吹っ飛んでしまった。
ブライが、水差しの中の煎じ薬を吸い口に移し、クリフトの口元に持っていくのをワクワク見守る。
ところが。
クリフトは、飲みこもうとしない。せっかく口に入れても、全部吐き出してしまう。
パデキアの効き目は劇的で、ほんの一口、飲みこむだけで、たちどころに病気は直ってまうらしい。
なのに。
一口も飲まないってどういうことよ、バカクリフト!
わたしたちが困り果てていると、後ろから妙に楽しげな声が聞こえてきた。
「これは、やっぱりアレしかないかしら」
振り向くとマーニャ――しつこいようだけど、その時は名前わかってなかったから、なんて派手なイロケ虫だと……ゴメン、マーニャ――が、艶やかな笑みを浮かべて立っていた。
「アレって?」
「く・ち・う・つ・し」
秘め事を口にするかのように唇にひと差し指を当てて、だけど逆に言葉は一音一音区切りながら、はっきりと発音する。
「なっ……!」
わたしは思わず絶句した。
「ふむ。それしかありませんかのぅ」
あろうことか、ブライは同意する。ちょっと待ってよ、口移しってことは、つまりキ、キスするってことで、それって、つまり、ブライとクリフトがぁあああああ?
「おじいさんにさせるのも可哀想だし、あたしがやったげよっか?」
うっかりとんでもない想像してしまって、凍りついているわたしの横をすり抜けて、マーニャが進み出た。目を輝かせて、異様に乗り気に見えるのは、気のせいかな。
「それもそうじゃな」
「んふふふふー、久しぶりの若いオトコ♪」
……気のせいじゃないみたい。
マーニャの言い分にあっさり納得したブライは(というか、彼だってクリフトとキスなんかしたくなかったんだろう)、吸い口を彼女に渡す。
ミネアが止めようとするのを手で追い払って、マーニャはクリフトに近づく。吸い口を自分の唇に寄せて、薬を含む。そして、身をかがめて――。
「だめぇえええええええええ!」
「きゃっ」
気がつくと、わたしはマーニャを突き飛ばしていた。
「何すんのよっ」
後ろに立っていたミネアにぶつかり、それでも勢いが止まらなくて二人して転んでしまったマーニャは、ものすごく怒った顔でわたしを睨んだ。
「ご、ごめんなさいっ」
わたし自身、自分の行動にビックリしていた。
「で、でも、そんな勝手に、ううん、勝手ってわけじゃないけど、クリフトがっ、そりゃブライよりは嬉しいだろうけど、でもっ、クリフトは、わたしの……そう、わたしの供だしっ」
もう支離滅裂。何を言っているのか、自分でもわからない。
「だからわたしがっ!」
ガシッとポットを掴んで、クリフトのベッドに飛び乗る。胸ぐらつかんで彼を引きずり起こす。
そして。
「姫様っ」
ブライの慌てた声を聞きながら、わたしは彼の口の中に水差しの注ぎ口を突っこんだ。
☆
「……………………ゲホッゴホッガホッゲハッ」
かなりたくさんの薬が口からこぼれたけど、頭を後ろに倒して喉を開かせる体勢だったから、少しは奥に流れたようだ。そのほとんどは気管に入っちゃっただろうけど、いく筋かは食堂にもいったみたい。
身を折って、激しくむせているクリフトの顔に、生気が戻ってきている。
ふふ、勝ったね!
何にかはわからないけど、勝利の高揚感がわたしを満たす。
「……ムチャクチャする子ね」
「姫様、それはフツー死にますじゃ……」
何だか後ろで呟いている人たちがいるけど、そんなのどーでもいい。
ようやく咳をおさめたクリフトの視線が、ゆっくりとあげられる。その瞳のはしには、涙がにじんでたりして、まあちょっぴり悪かったかなと思わないでもなかったけど。
でも、今は。
クリフトが、わたしを見る。瞳が少し細められて、唇がほころぶ。
「……姫様」
ああ。クリフトだ。青ざめた、あんな無理矢理な笑顔じゃなくて、いつものクリフトの笑顔だ。
クリフトだ。
クリフトだクリフトだクリフトだ。
「……ふ、え」
体の奥から吹き出してきた感情を、今度は止めることはできなかった。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん、クリフト、クリフトぉ」
わたしはクリフトにしがみついて、子供のように泣いてしまった。
終わり
36 :
25:01/12/31 15:57 ID:???
お粗末様でした。
何もかもごめんなさい!! 逝ってきます!
37 :
ギコガード ◆FFDQ/roc :01/12/31 21:34 ID:MQ5AyGAZ
現在過去スレから小説をサルベージ中。
ぐわー、溜め込みすぎたせいで20本以上あるぞぉ(;´Д`)
明日の深夜には更新できそうであります。
レスはまた後でー。
>25
いいね、感想また後で書くよ。良かったらコテハン欲しい…。
ギコガードさん頑張れ〜
明けましておめでとうございます。
今年がよい年でありま年でありますように。
>ギコガードさん
ありがとうございます。コテハンですか……、では、
とりあえず「ナナシクラゲ」にしておきます。
どなたかと被ってないといいのですが。
20本以上とは! 無理せずに頑張ってください。
40 :
ギコガード ◆FFDQ/roc :02/01/02 05:09 ID:IImMAa4U
保全カキコ。
とりあえずサルベージは終わった。合計30本!
てことは保管本数は126本だ!
このペースだと案外早く1001本越えそうだなあ。
またFFの新作が出たときとかたくさん小説アップされるだろうし。
テキストオンリーなのに鯖容量を既に12Mほど消費してます。
みんなの活力に感嘆するでよーオデは。
今回は主に「ファリス超萌えスレッド」「FF10官能小説EX」
「DQかっこいい男キャラコンテスト第三幕」
「ドラゴンクエスト官能小説Part2」から回収しました。
今から編集。明日の夜にはアップ出来る……かな?
明日からもう仕事なもんで、ちょっとかかるかも。すんまへん。
キマリネタかいてぇ
新作なら任せろ
>41
偶然別な人にも同じリクを受けたよー。
話は大体考えた。キマリXユウナだ。
でも今は目の前にあるネタが何本かあるから
書くのはしばらく先になるー。
1.DQ2の竜王ネタ
2.DQ4の勇者Xクリフト
3.DQ4のピサロX勇者
4.DQ5の娘X息子
5.FFXのティーダXリュック
これが全部終わったら、だー。いつになるやら…。
>42
ま、任せた……後を頼む…(´Д`)
今のうちにレスしとくか。
>23
ありがd! 今度は毎日保全して頑張るぞー。
>24
おうよ! 1001本のうち、100本はレインが
書いてくれやぁ!(笑)
>38
愛してます。結婚して下さい。
>25
お、コテハンつけてくれたんだ、ありがと!
大丈夫、他にそんな名前の人はいない(笑)
アリクリいいね! ラブラブって話じゃないけど乙女乙女
してるアリーナがかわいかったよ。最後は口移しすると
踏んでいたんだけど、あれのほうがアリーナらしいかな。
また小説書いてね! 次はエロで(´Д`)ハァハァ …冗談。
小説のタイトルを見て石坂啓を思い出したよ(違ったかも?)
チョイ誤爆sage
今回の保管作業完了! 疲れた……(´Д`)
なんでかアクセス集計のログが壊れて手で修正
しなければならんかった……。なぜ?
さーて、各スレの方に挨拶回り行ってこよーっと。
これでまた一ヶ月は自分の小説に専念出来る(・∀・)
48 :
ギコガード ◆FFDQ/roc :02/01/03 01:22 ID:pbN4lknT
おっと、これはsageる必要ないや。
保全age!
>47
お疲れ、小説もがんばれっ!!
sage
復活おめでとうございます!
このスレ落っこちてて寂しかったです(w
自分の小説拾って頂いて感謝感激です!
2スレにまたがってしまったのが、とても気になってたので・・・。
お忙しい中本当にありがとうございました。
小説の方も頑張って下さいませ。
53 :
小心者:02/01/03 16:33 ID:???
書き方間違えた・・・。
正:小心者@FFY=FFX220でした。
54 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/01/03 20:56 ID:NAJhoxKK
>47
小説保管作業お疲れ様です。
ファリスレギルもの書きです。
タイトル一任などといいましたが、あのようにつけていただけるとは。
辞書で調べてニヤリです(w
本当に感謝です。ありがとうございました。
>54
あ、わざわざこちらまでどうもです。
えへへ、あのタイトルは我ながら会心だったなぁと思いました。
作者さんに喜んでもらえて有り難いです(・∀・)
56 :
ナナミ:02/01/04 00:26 ID:???
ギコガード様
ファリスレ「なくした言葉」の作者です
私のいたらない駄文を拾っていただき、まことに嬉しい限りです
本職の方が忙しく、なかなか物カキにいそしめませんが
また書き上げましたらその時はよろしくお願いいたします
ファリスレ172です。
保管してくださり本当にありがとうございます。
正直、ここに来て初めて小説を書いてみたという初心者で
まだまだ至らない所だらけですがこれからも修行していきたいと思います。
お疲れ様でした。
58 :
57:02/01/04 00:45 ID:???
>54氏の小説のタイトル、俺もぴったりだと思いました。
そのタイトル付けのセンスの良さにいつも感心しております。
遅レスすみません。
>ギコガードさん
感想、ありがとうございます。思考は乙女、行動は乱暴者な
アリーナ……困ったものです。次はエロで<チョウシニノルナ
更新、お疲れさまです。また数多くの良作が読めて大喜び。
小説も楽しみにしてます。頑張ってください。
>46さん
ご明察です。タイトル考えるの苦手で(^^;)
60 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/01/04 20:08 ID:Bc3wxr2u
ナナシクラゲさん。
小説よかったです。パデキアの話はよく見かけますがその中でも特によかったと思います。
ラストでいい意味で期待を裏切ってくれたという感じでした。
思考は乙女、行動は乱暴者のアリーナ、いいですね。
次回作も期待しております。頑張ってください。
61 :
少佐:02/01/04 20:18 ID:???
〜〜〜〜
(´‥`)
( 。)
⊂⊂ <フラダンス
|∩| シヨーヨ
|ω|
∬∬∬
こちらのスレにも、最近小説が増えて参りました(喜)
ドラクエ4★女勇者かわいーーー ぱーと2
http://game.2ch.net/test/read.cgi/ff/1008450299/ #前スレにも少しあります。
紹介の仕方って、こんな感じでよかですか? それともレス番
などもつけた方がよかったでしょうか。
>60さん
過分なお言葉、ありがとうございます。あのようなアリーナですが、
気に入っていただけたなら幸せです。期待とか言っていただいて
舞い上がってます。本気で調子に乗っちゃいそう(笑)
保管サイトのスタイルシートを外してホスィ……
横スクロールバーが出て読みづらいデス。
>63
問題はスタイルシートではなく小説が
テーブルに入っていることかと……。
確か解像度600*800でフルスクリーンなら
横スクロールしないで見れたと思うです。
テーブルタグでサイズを指定していないので
ブラウザ設定のスタイルシートをオフにして
もらえば……。
>>64 テーブルのサイズを500から600ぐらいにすれば、画面は半分ちょいくらいでちょうどよく読める。
これくらいのサイズがおすすめかな。
あと、小説、自分がここ用じゃなくて別のところで書いたやつでもOK?
つってもまた801だけど・・・(爆死)
今度はここでノーマル書きたいです。でも100本は無理だろ、100本は!(藁
>64
サンクス
f
保全
69 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/01/05 22:09 ID:qPy5yLLQ
ギコガード様
ファリスレギルもの書きです。
今ごろになってで本当にすみません、前回の更新で収録いただいた
「OBLIVION」62行目・63行目(多分)「そっちではない。下だ」の台詞
いずれか削除していただきたく・・・
続きモノである事を強調したくて、前回ラスト台詞をひいてきた部分です。
紛らわしくて申し訳ないです。お手すきな時にでもよろしくお願いします。
>65
いや、あれは一応1024*768でブラウザをウィンドウモードで
読めるように最適化してるつもりなのだ。
800*600でも最大化すれば横幅が収まる。
小説だったら801ならあっちのスレに貼ってくれれば
おいおい保管させてもらうよー。
>でも100本は無理だろ、100本は!(藁
じゃあ、俺が10本書くよ。残り90は任せた( つ´▽`)つ
>69
あ、これは俺が気付くべきところだなぁ。
対応しておきましたー。
71 :
69:02/01/05 23:41 ID:8zoB4Jii
>70
早速の対処、多謝ですm(__)m
保全
>ギコガードサン
FF官能小説スレでいつもお世話になってます。
新保管スレ立ってたのですね・・・今ごろ気付いて鬱。
今年も何卒宜しくお願いいたします。
保全
>ナナシクラゲさん
60です。私などのカキコで喜んでいただけたようでよかったです。
どんどん書いてください!期待しております。
是非またクリアリものを書いて頂きたいです!
・・リクエストというかなんというか、、。馴れ馴れしくて申し訳ありません。
前回の作品がとても気に入ってしまったもので、つい。
ご迷惑でしたらすみません!!
保全
>76(60)さん
ありがとうございます。励みになります。
保全
80 :
保全小話:02/01/11 06:18 ID:???
「いいえ」
「これ! わがままを いうでない! いまこそ おまえに おういを ゆずろう! ひきうけてくれるな?」
「いいえ」
「これ! わがままを いうでない! いまこそ おまえに おういを ゆずろう! ひきうけてくれるな?」
「いいえ」
「これ! わがままを いうでない! いまこそ おまえに おういを ゆずろう! ひきうけてくれるな?」
「いいえ!」
「これ! わがままを いうでない! いまこそ おまえに おういを ゆずろう! ひきうけてくれるな?」
「いいえ!!」
ローレシア城の玉座の間では、ローレシア王とローレシア王子の不毛な言い争いがすでに1時間ほども続いていました。2人の後ろに立つサマルトリア王子とムーンブルグ王女は、すっかり呆れてしまっています。
「2人とも頑固ねぇ」
「似たもの親子だよね。でも、そろそろ王子の方が切れるんじゃないかな」
サマルトリア王子のセリフと同時に、ローレシア王子のひときわ大きな怒声が部屋の中に響き渡りました。
「だから嫌だっつってんだろうが! このクソ親父!!」
ローレシア王子は冒険の間にすっかり口が悪くなってしまったようです。あろうことか父であるローレシア王を罵ってます。
けれど、王様も負けてませんでした。王子よりさらに大きな声を玉座から轟かせます。
「それが我が儘だと言っておろうが、このバカ息子!!」
「勝手なこと言ってんのはどっちだよ。親父はまだ隠居するような年じゃねーだろうが!」
「わたしがお前の歳には、とっくに王位を継いでおったわ。この親不孝者が!!」
「親父は親父、俺は俺だ! 王になる前に俺にはまだやりたいことがあるんだよ!!」
「国事以外、王族に優先すべきことなどない!」
「こんの石頭! もう知るか」
ついに話し合い(?)決裂か……などと呑気に考えていたサマルトリア王子は、次の瞬間、仰天しました。
81 :
保全小話:02/01/11 06:20 ID:???
玉座から駆け戻ってきたローレシア王子が、ムーンブルグ王女をいきなり担ぎ上げたのです。
「きゃあ! ちょっ……」
「俺はこいつを助けてムーンブルグを復興する。王位の話はそれからだ。……逃げるぞ!!」
サマルトリア王子の肩を叩き、ひと1人抱えているとは思えない速さで、ローレシア王子は駆け出しました。
「相変わらず強引だね」
ため息ひとつついて、サマルトリア王子も後を追いかけます。王女が落としたいかずちの杖をしっかり拾っているところはさすがです。
「悪いな親父、子供が産まれたら1人やる……あてっ」
玉座に向かってそう叫んだローレシア王子の頭を、サマルトリア王子がいかずちの杖で殴りました。
「言っとくけど、まだ決着はついてないんだからね」
「ちぇーっ」
ローレシア王子の肩の上では、ムーンブルグ王女がクスクスと笑っています。でも、その瞳からは涙がポロポロとこぼれてもいるのです。
「王子、お待ちください」
「王子!!」
城を脱出しようとする3人を、兵士たちが何とか止めようとします。でも、破壊神をも倒した勇者たちにかなうはずはありません。あっさりとはねとばされてしまいました。
「すまないな、親父を頼む!!」
倒れた兵士の前を王女を担いだローレシア王子が駆け抜けます。兵士にホイミをかけつつ、サマルトリア王子が続きます。
ローレシア城の城門を抜けた3人の前に、抜けるような青空が広がっていました。
くだらない話ですみません。クリアリでもないし。
ナナシクラゲでした。
82 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/01/11 22:47 ID:mkUXi27X
次はルプガナでサマンサを取られて殺意の波動に目覚めたトンヌラの話きぼんぬ
>80-81
(・∀・)イイ!!
ほぜーん
86 :
:02/01/14 16:11 ID:???
87 :
:02/01/15 22:26 ID:???
88 :
:02/01/17 11:59 ID:???
甘くて 苦い その蜜を 求めて止まぬ このココロ
あなたが 紡ぐ その夢に 囚われ乱れる 一人寝の夜
胡酒を啜り あの窈窕たる語り部を待つ夜半。
まちどおしい、 あの白い喉が囀るのが。
>>80-81
よかったよぅ。
90 :
陵辱大王@宣伝:02/01/19 00:09 ID:o+etiVav
91 :
:02/01/19 01:03 ID:???
92 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/01/19 05:16 ID:VjC0Igi4
私は口が物凄く臭くて顔もブスなんだけど
口臭マニアの彼氏ができて以来、
口臭持ちでよかったなぁと思っています
セックスする時おもいっきり胃の中から臭い息を吐き出して
彼の鼻に吹きつけると彼が激しく興奮して
スパンスパン突き上げてくれるので最高です
93 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :02/01/19 05:21 ID:FMtBD+Sq
マジで!?>92
95 :
:02/01/21 08:03 ID:???
96 :
:02/01/23 09:39 ID:???
>94
陵辱モノ それも また 好い。
当方、女性ですが 拝読してそんなに不快な感じはしませんでした。大丈夫ですよ。
アルミラージ斉藤と申します。最近頻繁にドラクエのエロ小説(主に男が
受け)書いてます・HPにUPして頂けたらすごく嬉しいんですが、まあ管理
人さんはお忙しいようですね、気長に掲載するのを期待してます。
所で自分でも特に掲載して欲しい自作小説とかは、ここにコピペするべきでしょうかね?
「DQのエロ小説」「トルネコ×ブライハァハァ」「☆D
Q4の男勇者ってカッコイイね☆」「★アルスを犯したい〜アルスたん萌えスレ
ッド〜」などで書いてます。
いまだ!!!
100ゲッタァァーーーーシャァァーーーイン!!!!!!
シャァイン、スパァァァーーーーーーーク!!!!!!!
とられた・・・
103 :
:02/01/26 10:59 ID:???
104 :
:02/01/27 13:26 ID:???
105 :
:02/01/29 07:59 ID:???
hozen
107 :
:02/01/31 08:04 ID:???
ティファ&クラウドの18禁小説のサイトって
ありますか?教えてくださーいっ
セリス地下室クラブのティナ×セリスのレズ物がよかた
112 :
110:02/02/02 18:44 ID:???
スマンです
あんまり常駐してなくてすみません。
最近忙しいもので小説書くので一杯です(;´Д`)
いつも保全してくれてる人、ありがとう!!
>アルミラージ斉藤さん
トルブラいつも楽しませてもらってますよ! もち保全します!
ただ、基本的に保管は終わったスレから作業するので、まだ
暫く先になってしまうかも知れません。
終わりかけのスレに書くと比較的早く保管されるとゆー(;´Д`)
>110,>111
報告ありがとー。そっちも見てますよー。
次はファリス超萌え2、FFX801スレ2、DQ官能小説3から
保管する予定であります。
再度書いておきますが、保管の基準は機械的なものです。
・FFDQネタである。
・余所からのコピペでない(作者本人なら当然OK)
・完結している(重要)
・小説の体裁をとっている(名前「台詞」の形式はパス)
・俺が読める内容である
肉便器スレはちょっと俺が正視出来ないので保管できません。
申し訳ねーっす!
115 :
:02/02/03 19:18 ID:???
116 :
アルミラージ斉藤:02/02/03 23:13 ID:wvEDlDE0
>>113 ギコガードさん
どもども。そうか、終了したスレ順なんだね。了解です。一応自分で書いたものは自分で確保しています、必要になれば声かけてくださいな。
陵辱大王さんとか、へたれ職人さんはいなくなっちゃったのかな??最近見ないが。
>117
その辺はまあ臨機応変に、完結してれば新スレの方から拾うかなぁと
思いますですよ。あんまりハッキリしたことは言えないですが…。
119 :
:02/02/06 12:25 ID:???
sageで書き込まれてても保全されるから、いちいち上げんでも・・・・
それとも近いうちに板圧縮かかるの? だったらスマソ
121 :
ピヨ:02/02/06 15:06 ID:???
セリス地下倶楽部から参りました。
先日微妙に小説など乗っけてみたので
お暇な時にでも見ていただければと。
ちなみに
285-286,295-296,303-308
です。
122 :
ピヨ:02/02/07 00:26 ID:???
「セリス地下室クラブ」だ。
うわあぁぁスマソ!!
漏れは本当にセリス好きなのかと小一時(略
>109
ありがとう…更に精進します。
123 :
:02/02/08 08:19 ID:???
何かこのスレの存在意義がわからない
保全ばかりでムダに消費してる気が…
>124
いやはや、申し訳ない。
いちお、ここに報告されたスレから保管したりしてるんで、
まーFFDQ板の片隅にひっそりと住まわせてやって下さい。
質問。スレって一番下にいっても、sage進行で書き込みさえしてれば、dat逝きしないですか?
あと、ここに小説書かない?みんなで。人も来るよ、したら。
>126
dat逝き防止なら、sageでも大丈夫ですよー。
斉藤さん、あちこちのスレで大活躍ですね。頑張ってください♪
小説、僕も書きたいなと思うことはあるけど、
書くと理屈っぽくなっちゃうので遠慮。。。スマソ。
>127
あなたを犯す小説を書いても載せてもらえるかな?
更新楽しみに待ってます。ハァハァ
ガ――――(;゚Д゚)―ン!!!!!!!!!!
キタ─wwwヘ√レvv(゚∀゚)wwwヘ√レvv~────── ツー・ツー・ツー
131 :
KOH:02/02/09 16:13 ID:???
ギコ猫様とシャシャリデール風紀委員王様、恥目まして。
俺はKOHと申すものです。
不覚にも<80〜81に萌えてしまいました。
ご要望がございましたら小説はすぐにでもご用意いたします。
まずはホノボノ系(?)でイキたいと思われ。
ロンダルキアの森+(ぷらす)−ひとりよりふたり−
もょもと「やった、サマンサがしんだぞ!チャ〜ンス!お〜い、トンヌラ〜」
トンヌラ「うん?」
もょもと「ザオリクなぞあとでヨシ!それより、今ここでイタすぞ、トンヌラ…(´Д`;)ハァハァ」
トンヌラ「雪、ふっとるがな!」
もょもと「仕方ない。どこかいい場所は…(´Д`;)ハァハァ」
トンヌラ「なんだ、このテントは」
もょもと「丁度いい。もうガマンできん。入るぞ、トンヌラ…(´Д`;)ハァハァ」
トンヌラ「おう…(´Д`;)ハァハァ」
つね○ち「へっへっへっ。お客さんお二人ご案内〜」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
たぬき○「ご休憩料は、3800ベル(税込)なんだも!」
もょもと「通貨が違うぞ」
間隔から言って、次の更新はもうすぐ。
それに間に合うよう早く仕上げるかな。
>132
す、するどい……
月イチ更新?わくわく待ってますよー!
今週はお絵描き板の方の整備してるだけで
終わってしまったー。
保管サイトは来週には何とか更新したいですー。
136 :
ギコガード ◆FFDQ/roc :02/02/13 21:32 ID:e3JrSjQi
歯が痛くて死にそう。何も出来ない。
明日は歯医者に行こう的保全age
207 :名前が無い@ただの名無しのようだ :02/02/13 15:02 ID:???
最後DISC4かそこらで
クラウドとティファがしばらく仲間を待つシーンのあと
実はヒ空挺にいた仲間たちに向かって
ティファは「みんな、見てたの!?」ってがっくり沈みましたが
あれはクラウドにティファが食べられた事をいってるのですか?
気になって夜もシコれません
このシーンの小説はありませんか?
お久しぶりです。ちょっとネット落ちしておりました。
何か、あのような小話にも感想をいただいていて、感激しております。
ありがとうございます。
私も、このスレでも皆さんの小説を読めれば嬉しいなぁ、なんて
思いますが……どうなんでしょ?
ギコガードさん>
どうぞ無理せずに……お大事に。
KOHさん>
ワラタ
>>138 じゃあちょっとだけ・・・世間はWで盛り上がっていますがUネタで(w
「セリア」
声をかけると、彼女はゆっくり振り返った。
声をかけたのは僕の仲間でローレシア王子の、アレン。
彼女は小高い丘の上に座り込んで、一人で泣いていた。
セリアは、さっきまでは犬の姿だったんだ。ついさっき僕とアレンの2人で
呪いを解いて、人間の姿に戻してあげた。大神官ハーゴンの、呪いから。
ハーゴンはセリアを犬に変えただけじゃない。ムーンブルグ王女であるセリアの故郷
ムーンブルグ城を壊滅させた。セリアは国の人たちを、大切なお父さんを
全部いっぺんになくしてしまったんだ。だから泣くのも無理はなくて。
だけど、僕はセリアにそんな顔、してほしくなかったんだ。
隣にいたアレンが駆け出した。僕もゆっくりそれを追う。
「アレン・・・、カイン・・・。」
セリアはその真っ赤に泣きはらした顔で僕たちを見つめた。
僕はなんだかぎゅっと胸がしめつけられるみたいで、セリアの顔、見てられなかった。
アレンがそっとセリアの肩に手を置いて話し出す。
「セリア。・・・そりゃ辛いよな。全部なくなっちまったんだから。
俺は泣くななんて言わねーよ。泣きたいときは思いっきり泣いたほうがいいんだ。
けど、忘れるなよ。俺たちはずっと側にいる!」
僕とり低いその声。・・・あ、セリアが・・・笑った。ほんのちょっとだったけど。
僕は何て言ってあげればいいんだろう。えーと、えーと・・・。
「あ・・・あのさ、セリア。その・・・僕たちも頑張るよ!
だから、セリアも頑張って・・・ね?」
うわぁぁぁっ!違う!違うっ!何を言ってるんだ僕は〜!!
こんな時に「頑張れ」だなんて。セリアがそんな言葉を聞いて喜ぶ訳ないじゃないか!
けど、セリアはそれでも少しだけ笑ってくれた。
でも、違う。こんなのセリアの笑顔じゃない。
顔では笑っていたかもしれないけど、心の中では泣いてる。泣いてるんだ・・・。
アレンがまたセリアに何か話し掛けて、そのスキを見て僕はそっとその場を離れた。
「はぁ・・・。」
丘を下りながら溜息が漏れてくる。溜息をつくと幸せが逃げるっていうけど、
だけど自分が情けなくなって、自然に出てきちゃった。
どうして僕はいつもこうなんだろう。
アレンみたいに気の利いたことも言えなくて、セリアのこと慰めてあげることもできないなんて。
アレンみたいになれたらなって、いつもそう思うけど
僕はアレンみたいに力もないし、何をやるにも不器用だし。
僕には一体何ができるんだろう・・・。
どうしたらセリアの涙を止めてあげることができるんだろう。
ううん、止めることなんて今は無理だ。だけど少しでも、セリアの本当の笑顔を見ることはできないだろうか。
考えろ。僕だったらどう思う?
僕だったらどうする?辛かったり、悲しかったりしたとき、僕ならどうするんだろう。
くじけそうになったとき、もう嫌だって思ったとき、僕なら・・・。
「・・・僕なら。」
そうだ、僕なら。僕は。
突然思い出した。僕なら、僕だったら。そしてセリアも、もしかしたら・・・!
空を見た。太陽はまだ東に傾いてる。お昼になるまであと2時間ってところかな・・・。
大丈夫、何とか今ならまだ間に合う!!
気がつけば僕は走り出していた。
旅の支度なんてできてなかった。持っていたのは剣と盾
そしてほんの少しだけの薬草。
だってそんなことに構っている暇なんてなかったから。ただ早く、早くってそれだけを考えてた。
僕一人でそこまでたどり着くのは難しいってことも、もしかしたら帰ってこれるかさえ
わからないってことも、僕の頭の中にはなかった。
だって、セリアの笑ってる顔が少しでも早く見たかったから。
そして、何とか無事に・・・いや、無事・・じゃないかな、だいぶ。
思ったより時間はかかっちゃったけど、それでも何とか戻ってくることができた。
ムーンぺタの町が見えてきた。あとちょっとだ、そう思ったとき
「カイン!!」
悲鳴みたいな声が聞こえた。この声は・・・セリア?
前を見ると、僕の方に走ってくるセリアの姿が見えた。アレンはどうしたんだろう。一人みたいだけど・・・。
「どこ行ってたの・・・?どうしたのよ、これ!体中傷だらけじゃないっ!!」
そう、僕は傷だらけだった。途中で会った魔物の数は少なくはなかった。
セリアの顔を見たとたん、情けないんだけど、体の力が抜けてその場に座り込んでしまった。
わたし、アリーナ。
16歳のピチピチの王女様よ♪
自慢だけど、サントハイムのお城でわたしに適う兵士はいないわ。
うーーーーん……最強っ!
なーんて変なこと言ってる場合じゃないわ。
さっさと教会いって、週1のお勤めの礼拝をしてこなくちゃ、またブライにどやされるわ。
神父様も口裏合わせてくれれば最高なんだけどねー。
なんで聖職者って、あんなに固い人間ばかりなのかしら。クリフトだってそう。
……あら?クリフト?
わたしは教会へとやってきた。そこに、教会の裏手の方から声が聞こえた。
クリフトの声だ…他にも数人いる。
わたしはそっと裏手に回り、様子を覗いた。
……!な…。
クリフトが、裸で地面に倒れていた。
顔には、ならず者どもの足がのしかかっていた。
「ク、クリフト!?」
わたしはたまらずその場へと飛びこんでしまった!
「ひ、姫様…!」
「あ、あんた達…なにやってんのよ!」
ならず者どもがこっちを見た。
……3人……か。フッ…楽勝だわ。
「さっさとクリフトを放しなさい。さもないと…ひどいわよ」
ならず者達が顔を交互にみて、にやけている。
女だと思って、余裕ぶってるわね…
「お嬢ちゃん、俺らはコイツと遊んでんだよ。邪魔すんのかい?」
「それともお嬢ちゃんが俺らと遊んでくれるのかな?ヒャーーーハッハッハ!!」
ならず者Aとならず者Bがいやらしい目つきでわたしの身体を眺め出した。
「それ以上みるとぶっ飛ばすわよ!」
「おお〜怖い怖い。なぁクリフト。あの女、お前のコレか?」
「……ち、違います」
「じゃあ、好きなのか?」
「…!…い、いえ…そんなことは!」
「ククク…バレバレだよターコ。おい、お嬢ちゃん!コイツはお前のことが好きらしい」
「え…」
「ただなぁ…コイツは俺らの道具なんだよ。昔っからいじめてたのに、こんな面白い道具が
なくなるなんて、そりゃないぜ。お嬢ちゃんと付き合うと、俺らがかまってもらえなくなるぢゃねーか。
そこで…だ。俺らにも最後にいい思いをさせてくれたら……コイツを解放してやってもいい」
……わたしは驚愕していた。
幼い頃からいつも一緒にいたクリフト。
そのクリフトが、いじめを受けていたなんて…許せないわ…。
しかも……そ、その……わたしのことが…好きだったなんて……ク、クリフト……
「…どうしたら、クリフトから手を引いてくれるの?」
「そうだな〜。とりあえず、一発ヤらせてくれや」
「!!」
「な…!だ、ダメです!姫様…私の事ならかまいません!逃げてください!」
「テメーは黙ってろゴルァ!」
「ぐふっ!」
「クリフト!」
ああ〜〜〜〜〜〜〜!!どうしよう…
わたし…王女だから…その、結婚するまで操を守らなきゃいけないのに……
でもここでわたしが逃げたら、クリフトはもっとひどい目に……う、うう……
「わ、わかったわ…そのかわり…今後一切、クリフトに手を出さないでちょうだい」
「へへっ!話がわかるねぇ!…おい、終わるまでそこの木にコイツ縛っとけ!」
ならず者A(多分リーダー)がならず者Cに命令してクリフトを教会の大木に縛り付けた。
「さ〜てと、お嬢ちゃん…そこにねっころがりな」
…わたしは言われた通りに柔らかい芝生の上に横になった。
「…へへ…まずは…上からいってみようか」
ならず者Aの手が、わたしの衣服に伸びる。
…ああ…こんなんだったら、クリフトに処女あげとくんだった…。
あっというまに脱がされて、わたしはブラとパンツだけの姿にされた。
「ハァハァ…な、なかなかエッチな身体つきじゃねーか」
ならず者Aが胸に触ってきた。
ん…やだぁ…き、気持ち悪〜〜〜〜〜〜い!!
「も、もうたまんねぇ!」
ならず者Aがズボンを下げ、中からどうのつるぎ(チンポ)をとりだした!
「や、やだ!やだぁ!」
で、でかい…昔、お父様とお風呂に入った時にはあんなにでかくなかったのに…。
「まずはキスからいくぜ」
「……ん…!」
ファーストキスだった…わたしの目から、涙がでてくるのがわかった。
「ん…んんん…!!」
ならず者Aが舌を入れてきた。
わたしの舌はそれに呼応するかのように、からみあわせ、粘着な液体で口の中がいっぱいになる。
ならず者Aの右手はわたしの胸をもんでいた。
「ほりゃ!」
「!!」
「へへ……綺麗なピンク色じゃねぇか。やはり処女か…」
「い、いやぁーーーーーーーーー!!!」
く、悔しい…!誰にも見られたことなかったのに…!
こんな奴に…こんな奴に…わたしより、絶対弱いのに…!!
「ペロペロペロ」
「…あ!…ハァッ…ん!…んん…!?」
「くちゃくちゃ…ペロリ…へへ、よがってもいいんだぜ」
ふとクリフトの方を見ると、クリフトは勃起していた。
「ク、クリフト…」
「…ん?…ぶわぁーーーーーーはっはっは!!なんだ、彼女がヤられてるのを見て興奮
しやがったのか!」
クリフトは顔を真っ赤にしながら何も言えずにいた。
「ククク…安心しろよ。今、俺様がお嬢ちゃんを女にしてやるからさ!」
ならず者Aが、わたしに覆い被さってきた。
ならず者Aのどうのつるぎがわたしのアソコにあてがわれた。
「ぁ、ぁあ…」
「へへへ…いくぜ!」
「い、いかん!スカラ!」
「ほぅらぁ…あ…!?」
わたしのアソコがならず者Aのどうのつるぎを防ぐ。
「てめぇ!くだらねぇことやってんじゃねぇ!」
「アイタ!」
「ケッ…とんだ邪魔をしやがる。しゃあねぇ、おい!」
ならず者Aがクリフトを殴った男を呼ぶ。
「コイツのモノは一味違うぜ…俺が貫通式をやってやれねぇのは残念だが、しかたねぇ」
…!!
ならず者Bのブツは、はじゃのつるぎだった。
「ひゃーーーはっはっは!!こんな可愛い子とヤれるなんて、サイコーーーーーだぜぇーーー!!」
はじゃのつるぎの先端が、わたしのアソコにつけられたと思った瞬間…
「…!!い、痛いぃぃぃいぃーーー!!ヤメテーーー!!」
「ひゃーーーーははははは!!!頭は全部はいったぜぇ〜〜!」
い、痛い…!!こんなに…こんなにも…!
「ほわぁ…もう半分入ったぞ…」
アソコからは、純潔だった証の赤色の線が流れていた。
「…う…うう」
「泣いても無駄だ…ヒヒヒ…ほうら…全部…入ったぞ!!」
一気に根元まで入れられたわたしの痛みはすさまじかった。
ならず者Bはそんなわたしのことを考えずにいきなり腰を振り出した!
「ハァ…ハァ…」
「あ…あ…あ…」
自分のことしか考えていない…
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
「あ…!あ…!あ…!あ…!」
この男は、射精することしか頭にないのだろうか…
「ハァ…ハァ…そ、そろそろ出るぞ!」
「…あ!!ああ…!…ん…んぁー!!」
「ウォォオォオォオォオ!!サントハイム万歳――――――――ッ!!」
「いやぁぁあぁぁぁぁ――――――――――ッ!!」
「はぁ〜えがった」
結局3人全員と何発もヤらされたわたしの身体は精液まみれだった。
最後にはクリフトのモノもなめさせられ、わたしの心はズタボロだった。
「ク、クリフト…」
「……ひ、姫様……す、すいま千円」
完
150 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/02/16 13:59 ID:T5rary8a
>>150 ageんな。sageでやれ。基本だぞ。
小説が増えてますね〜。わーい。
前の小話で誤字発見(^^;) ムーンブルグって何だ、ムーンブルグって。
失礼しました。
>>140-143 サマルトリア王子、青春ですね。ところで、これで終わりじゃ
ないですよね? 続きキボン。
>>144-149 最後にワラタ←笑っちゃいかんのだろうか
ちょっと>140-143さんと被るんですが、また小話書いたので
書き逃げします。
ローレシアの王子と一緒にハーゴン討伐の旅に出ろと父親に言われたときは、正直、冗談じゃないと思ったものだった。
当時の僕の王子への評価は『筋肉バカ』だったから。……まあ、それは今もそれほど変わっちゃいないんだけど。
力頼みをすることしか知らない乱暴者と組むぐらいなら、1人で行動した方がマシだとまで思ってたけど、そんな僕の気持ちを察していたのか、
それとも単なる親バカなのか、サマルトリア王(つまり僕の父)とローレシア王に先手を打たれ、ムーンブルグへ続く地下道を封鎖されてしまったから、仕方なくリリザの街で待っていたんだ。
何しろ、2人揃わない限り絶対に封鎖を解かないと、地下道の入り口で兵士が頑張って通してくれないからね、仕方ない。
やがてやってきたあいつは、わかりやすく宿屋のど真ん中にいる僕の前に真っ直ぐ……歩いてこずに、入り口で立ち止まって、キョロキョロ周囲を見回した。
その不用意かつ不用心な姿を見て、僕は思いっきり脱力した。
そりゃ、幼い頃二、三度会ったっきりだから、忘れているのも無理ないさ(僕は覚えていたけどね)。でも、だったら細密画を借りるなりなんなりすればいいだろう。
しかも、そんなにあからさまに『人を捜してます』って顔で。ハーゴンに知られないよう、僕たちの旅は一応――バレバレとはいえ――隠密のハズはずなのに。
後で聞いたら「会えばわかると思ってた」んだそうだ。……わからなかったくせに。
宿屋の主人が不審な顔で王子に近づいたので、僕は慌てて立ち上がって彼に近づいた。
「いやー、探しましたよ。さあ、力をあわせ、共に戦いましょう!」
朗らかに言って、僕は王子に手を差し出した。ま、方便ってヤツだね。
あいつは顔中クシャクシャにして笑って、僕の手を握り返してきた。
その全開の笑顔を見て、ちょっと良心が痛まないでもなかったけど、あの単純バカは、手加減も考えずに目一杯の力で握手してくれたので、あっという間にそんな気持ちは吹き飛んだ。喜びのあまりとか言い訳してたけど、骨が折れるかと思ったよ、まったく。
☆
そんなこともあって、再会後も、しばらくの間は僕の王子への印象は悪いままだった。けど、旅を続けていくうちに、だんだん変わっていったんだ。
別に大きなキッカケがあったってわけじゃない。だけど、一緒に暮らしていれば、嫌でもわかってくるからね、人となりってヤツが。
あいつは、単純だけど、その分、裏がない。
先のことを考えない不用意さはあるけれど、その代わりに『今』に一生懸命で手を抜いたりしない。
不用心だけど、臆病や卑怯とは無縁だ。
大雑把な性格なくせに、意外に人のこと見てたりもするし。
何よりも、あいつは人を疑わない。そして揺るがない強い意志を持っている。
魔物との戦闘中に、何度、あいつの言葉に励まされたか知れない。
結局のところ、憎めないやつなんだ、ローレシア王子は。
だから……ムーンブルク王女が惹かれても、仕方ない。
僕はベッドに腰掛け、ため息を吐いた。
ここはベラヌールの宿。
不覚にもハーゴンの呪い(ちくしょう!)で仮死状態に陥っていた僕は、2人が取ってきてくれた世界樹の葉のおかげで息を吹き返した。
それで、さっきまでささやかなお祝いってヤツを、3人でやってたんだけど――気づいてしまったんだよね。王女の王子を見る瞳が違うことに。
僕はゴロリと横になった。
あーあ、少なくともこの街に来るまでは互角だったのになぁ。……ちょっと、分は悪かったかも知れないけど。
もう一度ため息を吐いたとき、部屋の扉がノックされた。入ってきたのは、案の定、ローレシアの王子。
起きあがろうとする僕を、彼は手を上げて止めた。
「いいよ、具合が悪いんなら寝てろよ」
祝いの席を抜け出すために、僕が言った口実(出まかせともいう)を、こいつはしっかり信じているらしい。疑ってもいない様子に苦笑しつつ、僕はありがたくその通りにさせてもらった。この体勢の方が、表情が誤魔化せるからね。
「宿屋の人に頼んで、香草茶を作ってもらったんだ。よく眠れるんだって。飲めるか?」
手に持っていたカップを僕に差し出す。ホント、大雑把なくせにこういうコトだけは気が利くんだよな。
「サンキュ。後でもらうから、そこに置いておいてよ」
僕の言葉に王子はさらに心配そうな顔になる。別に具合が悪いから飲まないわけじゃないんだけどな。
王子がやっぱり医者を……とか言い出さないうちに、僕は切り出した。
「あのさ、僕に何か言うことはない?」
王子がキョトンとした顔をする。まさか、わかってないってことはないよね?
「やっぱり、具合が悪いのか? だったら医者を……」
「違う」
本気でわかってないんだろうか。僕は微かな怒りと苛立ちを感じた。
そりゃ、言葉にしたわけじゃなかったけど、お互いに知ってたはずだ。王子も、僕も、王女のことを好きなんだって。
ただ決着を急ごうとはあえてしなかった。僕たちには目的があったし、3人で居るバランスが心地よかったから。
でも、そのバランスが崩れたのなら、一言、言ってくれてもいいんじゃないのか。それとも、僕がそんな風に感じていただけなんだろうか。
「ムーンブルク王女のことだよ」
王子があんまり不得要領な顔をしているので、僕はついにはっきり口にしてしまった。あーあ、こんな問いつめるようなやり方じゃなくて、もっとスマートにしたかったんだけど。
「君、王女に言ったんだろう?」
王子の顔が一瞬にして赤くなった。わかりやすいヤツだ。
「な、なんで知ってんだよ? 王女に聞いたのか」
「聞かなくてもわかるよ」
「そ、そうか……」
王子はバツが悪そうに黙り込んだ。だが、すぐに勢いよく頭を下げた。
「悪い! 王女があんまり元気がなかったからさ。いろいろと慰めているうちに、つい、口が滑って」
口が滑って告白するのか、こいつは。
「やめろよ。謝ってほしいわけじゃない。だいたい、謝るようなことじゃないだろ?」
「許してくれるのか?」
王子の顔が輝く。
「お前が昔、お化けが怖くて夜トイレに行けなくて、寝小便したのをバラしちまったこと!」
「何だって!?」
僕はガバッと跳ね起きた。
「え、このことじゃないのか。なら、木登りしたはいいけど、降りられなくなって城中大騒ぎになったこととか」
「こら待て」
「あ、これも違ったか? とすると、森の中で隠れんぼしてて、ハチの巣壊して追いかけられたことか」
「ハチの巣壊したのは君だろう!」
なのに、なぜだか僕が追いかけられて、さんざんな目にあったんだ。
ああ、甦る幼い頃の忌まわしき思い出の数々。ごくまれにしか会わなかったけれど、その度、こいつに振り回され、僕はどれだけヒドイ目に遭ったことか。
「あの頃から、お前って狙われやすい体質だったのかもなぁ」
さわやかに笑う王子にパンチ一発。
「ふざけんな、こら」
「許してくれるって言っただろうがっ」
誰が許すか。
「ちょっと、何やってるのよ、あなたたち!」
ムーンブルク王女が飛びこんできた時、僕たちはとっくみあいの大喧嘩でズタボロになっていた。
「病み上がりの人に乱暴するなんて」
僕たち2人をベッドに並べて腰掛けさせ、ベホマをかけた後、王女は仁王立ちになった。
「だってよー、こいつが……」
「言い訳しない!」
ビシッと叱られて、王子が首をすくめる。ザマアミロと心中で舌を出していたら、矛先がこっちに向いた。
「サマルトリア王子も、具合悪いんなら大人しく寝てなさい!」
「ハイ、すみません」
怒っている王女はハーゴンより怖い。僕は大人しく謝っておいた。
☆
結局のところ、ローレシア王子は王女に告白はしてなかったようだ。
あいつに話をごまかすとか、そんな腹芸ができるわけはないからね。僕にもまだ、挽回のチャンスはあるらしい。
王女の王子を見る瞳には、やっぱり今までとは違う光が灯っているけれど。
あいつが気づいてないというのなら、放っておくさ。いつかわかって、慌てふためくといい。
王女の言うまま、僕は香草茶を飲んでベッドに潜りこんだ。
冷め切った香草茶は苦かった。
(終)
ルプガナのエピソードが分からなかったので、ベラヌールネタで。
でも、殺意の波動に目覚めるまではいきませんでした……。
うーん、力不足。
158 :
反乱:02/02/18 00:10 ID:???
「や…やったぞ!成功だ!!」
真っ暗な部屋の中、その中心には怪しげな魔方陣が一つ。
これまた怪しげな古文書片手に歓喜の声を上げる彼の目の前には、異形の者がその姿を現していた。
「さあ、お前を呼び出した我の望みを叶えよ!」
彼が命じると、異形の者は、その姿を黒い霧と変え、部屋の外へと抜けていった。
「フフ…ハハハハ、これで彼女は僕のものだぁっ!」
彼女は、悪夢を見ていた。
安らかな夢の中に、突如として悪魔が現れ、彼女の夢を支配していく。
必死で抵抗するも、敵の力は魔道士としてまだ修行不足の彼女には強すぎた。
次第に意識が飲み込まれてゆく。
(だめ…いや…こないで…)
彼女の願いもむなしく、少女の意識は闇と消えた。
159 :
反乱:02/02/18 00:11 ID:???
翌朝、黒魔道士は、近くの森でいつものとおり魔法の鍛錬に励んでいた。
だが、今日はいつもと違って訓練に身が入らない。なぜなら…
彼は、これから起こるであろうことを何度も思い浮かべ、その度にひとり
ニヤニヤと笑いを浮かべていた。
と、彼の視界に一人の少女が目に入った。
白魔道士の少女。彼の幼なじみで、最近告白したのだが、見事にふられて
しまったのだ。背はさほど大きくなく、白魔道士のフードをかぶると、
とても可愛らしい女の子だ。
「おーい、こっち、こっち!」
黒魔道士の少年は、大きく手を振って少女を手招きする。
160 :
反乱:02/02/18 00:11 ID:???
走り寄ってきた彼女の顔はすでに赤く、その目は虚ろなのにも
関わらず、熱く潤んでいた。どことなく生気が感じられないのだ。
「へへへ…」
彼は、これから起こることを想像し、だらしない笑みを浮かべていた。
「さあ、こいよ」
少女は、彼の言葉のとおり、言われるまま彼に抱きついた。
その胸を、惜しげもなく彼の体に押し付ける。
ずっと思いを寄せていた少女のやわらかな感触に、彼の心臓がさらに高まる。
彼は、少女の頭に手を回し、そっと白魔道士のフードを取る。
茶色がかったなめらかな髪がフードの中から現れる。
彼女の顔を引き寄せると、彼女のほうから口づけをしてくる。
そのまま、彼女に地面に押し倒される。
少年は、一方的な彼女にされるがままだった。
積極的に求めてくる彼女に、彼は満足しきっていた。
"本来の"彼女の意思など、全く彼には関係のないことだった。
自分の好きな女が自分を求めてくれている。それだけが重要だった。
黒魔道士の少年の上で、少女が彼を犯している、そんな構図だった。
161 :
反乱:02/02/18 00:12 ID:???
少女は、深く口づけしながら、黒魔道士の少年のズボンを器用に脱がせると、
彼の肥大したものを自らの秘部に近づける。
彼女は、白いフードの上着のしたには何もつけていなかったのだ。
少女は、すでに濡れていたそこに、彼のものをためらいなく突っ込む。
それまでほとんど無表情に近かった彼女の顔に、わずかに快楽の色が浮かぶ。
彼は、予想外の彼女の大胆さにいささか驚いたものの、もちろんそれに抗う
という選択肢は彼の頭にはなかった。
やがて、少女が自らの腰を振り始める。
その度に少女の口からは可愛らしい喘ぎ声が漏れる。
まだ女性経験などない少年に、自慰とは比べ物にもならない快楽に、
長時間耐えられるはずもない。
1分もしないうちに、少年は自らを彼女の中に放ってしまった。
だが、彼女が繰り出す最高の快感の中、ここで彼は疑問を持つことになる。
射精の量が尋常でない。明らかに普段の量よりも多すぎる。
かなり出したはずなのに、まだ続いてる…。
それになぜだろう、だんだん体から力が抜けていくような気がする…。
それでも彼が快楽にまかせていると、不意に彼女が唇を離した。
そして、普段の彼女からは想像もできないような、もちろん彼が初めて見る
ぞっとするような淫らな笑みを浮かべて、こう言った。
「うふふふ…あなたの精気はこの私がすべていただくわ…
ありがとうね、私をこの世界に呼び出してくれて…感謝しているわ。
残念だけど、あなたには私のエサとなって死んでもらうことになる…
人間のくせに、悪魔の力など借りようとするからだぜ…
でも…最後にお前の大好きな女に抱かれて死ねるんだ、本望だろう?
…さあ、いってしまいなっ!」
少女は、腰の動きを加速させる。
黒魔道士の少年は、それに合わせて何度か体を震わせ、絶頂に達すると、
地面に横たわり、こと切れた。
162 :
反乱:02/02/18 00:13 ID:???
白魔道士の少女は、動かなくなった少年の男根を引き抜き、立ち上がった。
行為で服についた土をパタパタと払いのけ、元通りにフードをかぶる。
そのしぐさからは、少女が悪魔に憑かれているなどとは想像できないだろう。
何事もなかったかのように、少年のほうを見やる。
「やっぱりこんなただの子供じゃ、吸い取れる魔力なんて知れたものね…
この女でもっと高い魔力の持ち主から精気を吸い取らねば…」
そう言うと、彼女はもと来た道を引き返していった。
少女は、ミシディアの奥のほうにある長老の館へと入っていった。
入ってすぐ、クリスタルルームへの階段の中央にいつもは長老が陣取っている。
だが、今は礼拝のため長老は奥へと消えていて、若い白魔道士が番をしていた。
ここから左に行った小部屋で、いつもパロムとポロムが呪文の書き取りを
しているはずだ。
少女は、番の彼女に軽く会釈して、左の廊下へ歩いていった。
長老なら少女に不信を抱いただろうが、若い彼女は特に気にもとめなかった。
少女は、中に二人がいるであろう部屋の扉を、ノックもせずいきなり開けた。
「うわっ、誰だよ…」
呪文の書き取りをしていた二人の子供がこちらを振り返る。
「ごめんなさい、いきなり入ったりして。ポロムちゃん、ちょっと話が
あるんだけど、出てきてもらっていいかしら?」
「いいですよ」
快諾するポロム。
「なんだよ〜、おいらへの愛の告白の呼び出しじゃないのか〜」
「パロム!あなたはちゃんと書き取りしてなさい」
「ちぇ〜」
163 :
反乱:02/02/18 00:14 ID:???
「お話って、なんですか?」
ポロムの無邪気な瞳が、まっすぐに少女の目を覗き込んでくる。
少女は、あたりを見回して、長老の気配がしないことを慎重に確かめた。
「ポロムちゃん…」
少女は、しゃがんで目線をポロムにあわせると、いきなりポロムに唇を重ねた。
「!!」
「ふふ…思ったとおり、すばらしい魔力を持っているわね…その魔力、私が
いただくわ…」
何が起こったのかポロムは状況を理解しきれない。
しっかり者といえども、所詮まだ小さい子供だ。
少女は、さらに舌の動きを激しくする。
「お姉ちゃん…いったい、どうして…」
「さあ、私のものになるのよ」
ポロムの瞳が、なぜか次第に熱っぽく潤みだす。
「ああ、お姉ちゃん…いい、いいわ…もっと、してぇ…」
まだ幼いポロムの秘部を、少女は容赦なく攻め立てる。
初めての快感に、ポロムは抵抗することもままならず沈んでいった…。
ポロムが初めて達すると同時に、少女もその場に崩れ落ちた。
やがて、少女よりも先に、ポロムが身を起こした。
「ふふ…この魔力、この女とは比べ物にならん…すばらしい…
だが、まだまだ私には足りん。もっともっと人間どもから吸収しなければ」
傍に倒れていた白魔道士の少女も起き上がった。
ポロムは、先ほどまで自分を攻めていた少女を見下ろして言った。
「さあ、人間どもの魔力を吸収し、私に力を捧げるのだ」
「はい…」
恍惚の表情で答える少女。
ポロムと少女は、妖艶な笑みを浮かべると、パロムがいる部屋へ入っていった。
乙カレー
僕もUPらねば。
サマルトリア独白、禿しく良かったです!!
801は嫌いなんだけどロレ×サマはイイ!!
エロも良いけどこうゆうマターリな感じの2人もよかとでしゅね〜!!
166 :
反乱:02/02/18 21:51 ID:???
ドアがかちゃりと音を立てて開く。
「お、なあポロム、お姉さんおいらのことなんて言ってなかった?」
振り向いてみて、ポロムの様子がおかしいことに気づく。
なぜか先ほどの少女も一緒だ。
ポロムの後ろの少女は、入り口のドアを閉めると、ゆっくりと歩いてくる。
しゃがんだ少女の目線が、ちょうどパロムの目の高さになる。
少女に間近で見つめられ、ちょっとどきどきする。
「ねえ、お姉ちゃんと一緒にいいことしない?」
「え?!」
いきなりのアタックにさすがのパロムも驚く。
だが、その間もなく、彼の口はふさがれる。
「う…うむぅっ?!」
強い力で少女に頭を押さえつけられ、激しいキスになす術もなく翻弄される。
子供の腕力では、どう頑張って少女を離そうにも離せない。
狂ったように口づけを続ける少女の後ろから、ポロムがパロムの顔を
のぞきこむ。パロムが見たこともない、凄惨な笑みを浮かべている。
「パロム、どう?女の子にキスしてもらうっていうのは」
とても普段のポロムからは想像もできない台詞だ。
「んん〜っ、ん〜〜っ!」
必死にしゃべろうとするが、少女に口をふさがれたせいで言葉を発せられない。
「ふふふ、そうよね。気持ちいいでしょうね。じゃあ、こんなのはどうかしら?」
ポロムは、抵抗できないパロムの下に回ると、パロムのズボンを下ろし、
下半身をあらわにさせた。
「さあ、どこまで耐えられるかしら?」
ポロムは、パロムのまだ小さいものを両手で包み、子供とは思えない
テクニックで刺激を加え始めた。
167 :
反乱:02/02/18 21:52 ID:???
少女によって抵抗する力をすでに奪われていたパロムは、ポロムの愛撫を
なすがまま受け入れる。
「どう?わたしにこうしてもらっている気分は?」
いつも生真面目なポロムがこんなことを平気でしていることにパロムの
目は驚きに見開かれた。
しかし、二人の少女はそんなことにはおかまいなく攻めを続ける。
「さあ、そろそろいいかしら?」
ポロムは、手でしごいていたパロムの分身を、いきなり口に含んだ。
そして、強弱をつけ、巧みに吸いつづける。
すると、パロムの全身の力が全く入らなくなり、体を動かすことすら
ままならなくなった。それどころか、内に秘めた魔力が次々と股間から
吸い取られているような気がする。
「さあ、いって。わたしにその魔力をちょうだい」
ポロムは、一気に吸う力を強めた。同時に上に乗る少女の攻めも激しくなる。
パロムは、二人のもたらす至福の快感の中、魔力をすべてポロムに
吸い取られていった。
168 :
反乱:02/02/18 21:52 ID:???
「ふう…子供とはいえさすがトップレベルの黒魔道士だけあるわね…」
パロムの精気を吸い尽くしたポロムは、全身にみなぎる黒魔法の力を
感じていた。
「これで、黒魔法の力もわたしの物。わたしの力も大きく増すことができたわ」
ポロムは、少女に向かって舌なめずりしてみせる。
「次は、このミシディアの魔道士たちを私たちの支配化におきましょう。
ここの魔道士たちの力さえあれば、私たちの目的達成もずいぶん早くなるわね」
「ポロム様…仰せのとおりに」
恭しく頭を下げる少女。
「さあ、いきましょう」
二人は長老の館を出て行った。
それからしばらくもしない間に、ポロム達の僕となった白魔道士たちと
突如豹変した白魔道士たちに驚きつつも彼女らに欲望を抑えきれなかった
黒魔道士達の狂乱の宴が広まっていった。
それは、あの理性的な長老でさえ、巻き込まれた例外ではなかったという。
こうして、厳しい自律を持った魔道士の国ミシディアは、あっけなく
堕ちていったという。
更新はちょっと待ってねー。あと少しで終わりそうな
微妙なスレが二つほどあるので、様子見てます。
ここで小説を書いてもらえるのは有り難いのですが、
申し訳ない気持ちもあります。
てのは、俺自身あまり感想をつける方ではないので、
各キャラの萌えスレなどで書かれた方が反響が多くて
書き甲斐があるんじゃないかなぁと余計な心配をしてしまいます。
どこに書かれてもここに報告してもらえれば俺は拾いに
馳せ参じますのでー。
170 :
反乱:02/02/20 00:08 ID:???
「ここが、バロンか…」
ポロムは、さも初めて来たかのようにあたりを見回す。
ポロムの後ろから、白魔道士たちが次々と姿を現す。
彼女たちは、ミシディアから通じるデビルロードを使い、このバロンの町に
やってきたのだ。
そして、世界最有力の軍事国家バロンは、いち早く彼女たちの標的となった。
「まずは、この町を私たちの支配下におく。この町に住む飛空挺技師シドも探せ」
「はいっ!」
ポロムに支配された白魔道士たちは、一斉に街へと出て行った。
夜のバロンの町の様相は、あっという間に一変した。
白魔道士たちは、町の方々で相手が男であろうと女であろうと
しなだれかかっていった。
男たちは、彼女たちの誘惑に勝てず、彼女らとの行為に溺れていった。
女たちは、最初こそ抵抗していたものの、白魔道士たちにむりやり唇を
奪われると、なぜか自分から求めるようになった。
そして、ある者はまだ正気を保っていた男を誘惑し、またある者は
女同士で絡み合うようになった。
「なんじゃ…外が妙に騒がしいな」
「お父様…これは一体…」
町外れにある屋敷に娘と共に住むシドも、その異様な雰囲気を察知した。
外で何が起こっているのか確かめてみよう、とベッドから身を起こす。
そのとき、鍵をかけていたはずの玄関の扉を何者かが開ける音がした。
172 :
反乱:02/02/21 23:07 ID:???
「誰だ!?」
玄関に向かって叫ぶ。
鍵をかけたはずなのに、一体何者なのだ?それに、このいやな雰囲気…。
「お前はここにいるんだ。いいな」
シドは、娘にそう諭すと、薄暗い屋敷の中、懐中電灯を持って
ゆっくりと、おそるおそる玄関へと向かった。
玄関に立っていたのは、フードを被った一人の小柄な少女。そのシルエットが
顔までははっきり確認できなかったものの、その全体像が
月明かりに照らされはっきりと浮かび上がっていた。
どうやら、彼女は白魔道士らしい。しかし、明らかに様子がおかしい。
「見つけたわ…あなたがシドね…」
彼女は堂々と、一歩一歩シドに向かって近づいてくる。
「い…一体あんたは誰じゃ?何の用…」
シドがうろたえながらもそこまで言ったところで、背後でがさっと物音がした。
後ろを振り向くと、自分の娘が物陰から二人の様子を見ていた。
「お前…隠れていろと言ったじゃないか!」
「だ、だって…」
それを見て、少女が不気味な笑いを浮かべる。
彼女の表情に、思わずぞっとするシド。
173 :
反乱:02/02/21 23:07 ID:???
「ふふふふ…」
「な、何がおかしいのじゃ!」
「どうやら私が直接手を下すまでもなさそうね…」
「ど、どういうことじゃ!」
シドの問いに、少女はこう答えた。
「ふふふ…こういうことよ」
少女は何かの呪文を唱えた。すると、少女の組んだ両手の間に輝きを持った
光が現れた。その輝きは、一見回復の白魔法のようにも見えたが、その輝きは
普通の白魔法よりもどこか妖しい、吸い寄せられるような輝きだった。
少女は、充分に光の球に力を蓄えると、その光をシドではなくシドの後ろに
立つ娘に向けて放った。
何が起こったのか考える間もなく、シドの娘はその光に包まれた。
光に包まれたまま、ただ立ち尽くしている娘。
その光の様子から、どう見てもただの白魔法のようには見えなかった。
「おいっ…娘に何をした!?」
「ふふふ…今にわかるわ…」
「どういうことだ!?」
「あなたの娘に聞くことね…」
少女は、相変わらず妖しい微笑を浮かべている。
やがて、娘を包んでいた光が消えた。
その場に崩れ落ちる彼女。そこにあわてて駆け寄るシド。
「おいっ…大丈夫か!目を覚ますんじゃ!」
必死に娘を揺り起こす。
何度も体をゆすっていると、娘がゆっくりと目を開けた。
174 :
反乱:02/02/21 23:09 ID:???
「…お父様」
娘は、父に優しく微笑みかけた。
「おお・・・何ともなくてよかった…」
しかし、シドが安心しかけた次の瞬間…彼女は突然身を起こし、
強い力で父親であるシドの唇を奪った。
(…な、何をするんじゃ!しっかりしろ!)
そう言おうとするが、口をふさがれて言葉に出ない。
娘の舌がシドのかたい唇を強引に割って入り、執拗にその中を動き回る。
「お父様…お願い…私…もう我慢できないの…」
娘のやわらかい感触に囚われそうになったが、それをなんとか打ち消そうと
彼女の頭を引き離そうとする。だが、娘に頭を強く抑えられ、離れない。
シドは、キスに翻弄されながらも、どういうことだという目で娘の先に見える
少女をにらみつけた。
175 :
反乱:02/02/21 23:09 ID:???
「どうかしら?私のすばらしい魔法は」
シドの目つきが険しくなる。
「あなたの娘の本来の姿を見せるためにちょっとだけきっかけを与えて
あげただけよ。本当は私が相手するはずだったんだけどね」
「む、娘を…うむっ…ハァハァ…元に…もど…せ…うっ…」
「あら、残念だけどそれは無理ね。一度私たちの術にかかったら元に戻ることは
できないの。最も最高の快楽の中にいるあなたの娘は、もう戻りたいなんて
思ってないでしょうね」
シドが驚きの表情を浮かべた隙に、娘はシドを床に押し倒し、
その上にのしかかった。
「お父様…私、男の人のあれがほしいの…私、お父様がうるさく言うから…
今までずっと我慢してきた…大好きな彼ができた時でも、お父様が
怖かったから、彼とできなかったの…でも、もう限界…私、ずっと寂しかった…
男の人を感じたかった…だから、お願い…お父様、私を愛して…
そして、お父様のものを、私の中に…」
そう言いながら、彼女はシドの上でシドの全身に細い手を這わせている。
「そういうこと。じゃあ、後は任せたわね。本当は私もしたかったんだけど、
ここはあなたに譲るわ。しっかり飛空挺の知識も吸ってくるのよ」
「はい、わかりました」
「じゃあね」
少女は、投げキッスをして屋敷を出て行った。
176 :
ギコガード ◆FFDQ/roc :02/02/23 00:03 ID:OBEcd6+G
>171
お、こんな良スレが! 情報どうもです。
前スレが倉庫にあるから見えないので困惑。
ひろゆき、何とかしてくれ。
>169 のはズバリ言ってファイル超萌えスレ2です。
もうすぐ1000に到達するのでモーマンタイです。
ファイルて……。ファリスでした(´Д`)
178 :
171:02/02/23 00:40 ID:???
>176
本文はコレで全部の筈ですんで。モーマンタイです。
あでも背景が分かったほうがいいですよね。
待つしかない…。
ともかくよろしくお願いしゃす。
179 :
171:02/02/23 00:43 ID:???
わかってますって(w >ファリス
やっぱ2chの仕様変更で倉庫落ちしたdatファイルは
html化するまで待つか、有料会員にならないと読めない
ようになったみたいです。
年間三千円くらい、別に構わないのですが俺はクレジット
カードを持ってないのでにんともかんとも…(´Д`)
アグリアス萌えスレ1の過去ログをお持ちの方、よろしくです。
あと、小説があるスレはまめにログを保存してますので、
存在だけでも早め早めに教えてもらえると有り難いです。
うーん、やりにくくなってきたなぁ……。
>>176 すんません、ついお待たせするのも何なのでファリス超萌2
埋めてしまいました。
>>182 ファリス超萌2落ちちゃってるんだけど…
ちゃんとログ見れるようになるよな…
ギコガードさん、いつもご苦労様です。
仕様変更でいろいろ大変ですね……お疲れさまです。
>165さん
ありがとうございます。
でも……801のつもりじゃなかったり……ぐふっ
>ギコガードさん
今マークしてるスレって、どんな所ですか?参考までに
>181
おお、ありがとうございます〜。多謝!!
>182
2chの仕様変更でしょうか、まだ倉庫落ちしてないハズなのに
1000を越えたスレッドはhtml化されるのを待たねばならない
ようです。
と言うわけで、ファリス超萌えスレ2のログをきぼんぬ〜。
ひろゆき、何とかしてくれよ!!
>185 では、参考までに……。
FFDQ板
・FF・DQ千一夜物語 第九六夜
・ファリス超萌えスレッド PART3
・セリス地下室クラブ
・FF官能小説スレッド Part3
・DQのエロ小説
・トルネコXブライハァハァ
・★アルスを犯したい〜アルスたん萌えスレッド〜
・アグリアス様に萌えるスレ Part2
801板
・FF・DQかっこいい男キャラコンテスト・第5幕
・さあて、FFXで801!!その3
エロパロ板
・ドラゴンクエスト官能小説Part4
>>186 ファリス超萌2、ぞぬを使えば見れるようですよ。
一応保管してありますが・・・どうしたもんでしょう?
>187
じゃあ、ぞぬを試してみます。情報どうもです。
それでも駄目ならおすがりするかも知れません(´Д`)
>>186 ドラゴンクエスト官能小説Part3は?
まだ未収録ですよね。エロパロ板でまだ見れるようですよ。
>187
過去ログ倉庫、ひとまず読めるようになりました。
かちゅ〜しゃで問題ありませんです。
>189
そちらはもうサイズオーバーで書き込めない筈。
ログはもう保存してありますよん。次更新対象でっす。
>186
かっこいい男コンテスト第4幕は?
これって次更新対象じゃないの?
>191
いや、だから186でリストにあげたのは現在進行中
のスレでございます。当然、そのスレも保管しますよー
>192
あ、そうだったんですか。早とちりすみません・・・
次回更新かなり楽しみです!頑張ってくださいませ〜
すんません、私信させて下さい(;´Д`)
アルミラージ斉藤さん、宜しければ俺宛にメール頂けませんかー?
もちろん捨てアドで構いませんのでー。
俺の方は捨てアドではないです。>
[email protected] 何が用件だって言われても困るのですが、その、ちょっと
個人的にお話してみたいなぁなんてモニョモニョ……。
あ、いや、お忙しかったり不審でしたら読み流してもらって
結構ですのでー。恨んだりしませんとも、ええ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
ファリス超萌えスレッドの2のログが見れません。
どうやって見ればいいのか教えて下さい。
保管されない小説も読みたいので、お願いします…
>195
近い将来実現される2ちゃんねる有料化の一つに、
倉庫逝きしたスレの読込に対する課金があります。
スレが倉庫に移動してからhtml化されるまでの期間に
直接datファイルを読み込めなくするものです。
現在はその為のcgiのテスト中で、用意されている
ダミーのIDとパスワードを用いてログオンすることで、
以前と同様にdatファイルを読み込むことが出来ます。
ログオンするにはかちゅ〜しゃやほっとぞぬ等の
2ちゃん専用ログブラウザを使用する必要があります。
現在有効なIDとパスについては下記を参照してください。
ttp://test.tora3.net/
199 :
195:02/02/27 18:32 ID:???
>>196-197 ありがとうございました。今度はしっかり保存しました。
最後の方にも萌え小説があったので(シドとか)保管楽しみにしています。
近い将来の2ちゃん有料化が気になるところです。
>>197 ギコガードさん
すいませんが、リディアの絵が上手な方をご存知ありませんか?
201 :
:02/03/02 11:12 ID:???
>202
( ゚ д ゚ )ポカーン
既に過去ログ、リンクについては更新してあるのですが、
小説の方の拾い上げが完了しました。
完結しているもので約40本です。
これから編集しまっす。来週までには更新出来るかな?
では俺はこれからお出かけー。また夜に頑張るー。
>>203 ごめん、笑っただけ
編集がむばってくらさい!
>>204 おお、大漁ですな。更新、がむばってくださいな!!
>ギコガードさん
私信sage
ギコガードさん、ひょっとしてメール行ってないですか??
>>194の後すぐメール出したんですが・・・着いてればOKです
来週までつうと、あと2時間しかありませんぞ!
>207
あれ、斉藤さんからのメールは届いてますよ!
返信したのですが、こちらからのメールは届いて
いませんか? お返事が無いのでてっきり
振られてしまったのかと……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
>208
( ´∀`)σ)Д`)
ギコさん、更新楽しみにしてますー。
今週中にはですかね?頑張ってくださいねー。
保全。
212 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/08 00:11 ID:eU26yJ2W
下がりすぎ。倉庫逝き防止アゲ
保全って、ageなくてもいいんですよね?
>213
ほい、ageなくてもOKOKです。
ググルから保管サイトへ飛んできた。イイ!
管理人さん、大変だろうけど、頑張ってください。
進捗状況はいかがなものでしょう?
今週は後3時間ですぞ。
なんて言ってプレッシャーかけてみるテスト。
>216
ギコさんはちょっと手間取っていらしゃるようです。
くわしくは官能スレで見てきてください。
>217
官能スレとは??
千一夜関連ではここのスレくらいしかチェックしていないのですけど。
>217
「ドラゴンクエスト官能小説」スレッドのこと。
>>219 エロ漫画小説板の方でしたか。FF・DQ板で探してましたよ。多謝。
逝ってみます。
お、お、お、ちょっと待って
更新が遅いのは俺の都合であって、別に改名さんの
せいじゃないですよ!
週末は何かと忙しくてなかなか作業が進まんですよ。
申し訳ないことです。
>>221 や、40本近くの小説扱うのですから大変なのは重々承知ですよ。
急ぎすぎずにマターリ頑張ってください。
こうして一方的に応援することしかできませんが(w
小説はここにないほうがいいけど
書き込みないと淋しいね。
小説の情報プリーズ
>>224 微妙だけど、それを言うと新妻ファリスシリーズも微妙だよなあ(w
個人的には保管きぼんぬだけど。
>224 >225
新妻ファリスシリーズは保管します
俺Xファリスは保管しませんー。スマン。
内容からではなく単純に、基準の問題です。
>>227 ギコガードさん、いつもお疲れ様です。
念の為の確認ですが、
>>224スレの小説が保管対象外になるのは
(1)FFDQネタである。
(2)余所からのコピペでない(作者本人なら当然OK)
(3)完結している(重要)
(4)小説の体裁をとっている(名前「台詞」の形式はパス)
(5)俺が読める内容である
の内の(1)に該当するからでしょうか?
もし(1)に該当するからなのだとしたら、こうした二次創作小説を書く上で、
どこまでをDQ・FF関係とし、どこからをそうではないとするのかの線引き
基準をできれば教えていただきたいのです。
例えば、ゲーム内登場キャラ以外とからむのはNGとか、ゲーム内の設定を逸脱しているのはNGとか。
逸脱の度合いもどこまで認められるのか。例えばパラレルもの、例えばIFストーリー。
シリーズの枠を越えたカップリングはOKのようですが、その辺りの基準をも
教えていただけるとありがたいです。
無論、保管を目的として小説を書いている訳ではないのですが、せっかく書いたものなのですがら
できれば多くの人に見てもらいたいのがホンネです。
少し気をつけることで、それが可能ならば気をつけたいのです。
ただし、ここまで書いておいて何なのですが、保管対象外該当事由が実は
(5)なのだとしたらホントすみません。
(
>>224にあった小説3本は、(2)(3)(4)に該当はしていないようでしたので)
「ですがら」って一体・・・
お恥ずかしい。逝きます。
>>228 横やり入れて悪いが
私には(4)に該当しているように思える。
俺Xファリスは自分基準なら(5)にも該当するしな。
いや私の基準はどうでもいいがね。
(1)の基準はやはりギコガードさん基準だと思われる。
彼にはそれを決める権利はあるだろう。
つけくわえるなら(2)の可能性はどうやっても証明不可能だし
(3)だって怪しいものだ。だが(3)ならなんとか他人にも判別がつく。
(重要)とついているところがすばらしい。拍手したいぐらいだ。
>>228 更に「該当するから」じゃないですね。
「該当しないから」ですね。ああああ。
>228
やは、どうも。ちょっと俺の方で早とちりがあったみたいです。
俺Xファリス小説は本スレの方でもあったのですが、そちらは 発話者「台詞」
の形式だったもので……。さっき確認したんですが、犯したいスレの俺Xファリス
(つーかファリス人形)小説はいずれ保管したいと思います。
妄想戦士チックで面白かったですよ。
基準については割とどうとでもとれるように説明してるんで曖昧なのですが、
あえて曖昧さを残すようにはしてます。(5)なんてズルいなぁとか思います。
一応は陵辱小説を見ないで済むようにってことです。苦手なので…。
あと、俺にもご褒美が欲しいので(1)〜(4)の基準に入って無くてもお気に入りの
話は保管してたりします。未完の小説に書き足したて保管してたり。こっそりと。
基準はあくまで保管しないための基準でっす。
(1)はFFDQ内でのクロスオーバーなら対象内かな。オリキャラやパラレル、IFでも
何でもオッケーですよ。でも「サンライズ世界に迷い込んだFFキャラですぅ!」なんて
のはやんわりと黙殺します。
オフィシャルな二次(?)創作も対象内なんで情報よろしくです。ダイとかFFUとか〜
>>230 なるほど、(4)小説の体裁をとっている(名前「台詞」の形式はパス)
に該当していないと言うわけですね。
ただ、その場合は「小説の体裁」とは何か?が知りたかったりします。
無論「名前「台詞」の形式はパス」とありますので、明らかにその形式を
とっているようであれば論外ですが、
>>224にあった文章は少なくとも「名前「台詞」」ではない。
「FF・DQネタである」事の基準は何か。
「小説の体裁」とは何か。(名前「台詞」の形式はパス、以外で)
ギコガードさんに一方的なご負担を強いている立場で非常に心苦しいのですが、
例えば単純に「FF・DQゲーム内のキャラが登場する事」だけであっても、
やはりこの辺りの明確な基準があれば確認しておきたいのです。
当然、更新作業その他でお忙しいのは重々承知の上ですので、いつか
お手すきの時にでも。
>>232 ぐはあああ!!!
1分違いでシツレイな事致しましたぁああああ!
納得です。重ね重ね本当に失礼しました。
そして迅速なご対応、痛みいります。
>234
( ´∀`)σ)Д`) ←234
>>230はちゃんと件のスレを読んだのかと問い詰めたい。
>236
>(4)小説の体裁をとっている(名前「台詞」の形式はパス)
とあるのだがこの一文は小説の体裁をとっているまた名前「台詞」の形式も
含まない、という意味だと思われる。
236の言い方だと「名前「台詞」の形式」の形式でなければ小説である。
と言っているよう。充分条件と必要条件を履き違えている。
あれが小説なら、小説とは随分お気楽なものだと言わざる得ない。
このままだとFF・DQ千一夜物語の保管サイトは どこにだしても
恥ずかしくない立派なアダルトサイトになってしまうだろう。
官能小説の類がいけないとは思わないが、どこかでレベルの線引きを
するべきでしょう。「小説保管して君」は無限に出現しますよ。
>237
233ですけど、私の文章に対するコメントのようですので。
一般論としては賛同できる部分もあるけれど
この場合ちょっと的外れな意見では?
>236の言い方だと「名前「台詞」の形式」の形式でなければ小説である。
>と言っているよう。充分条件と必要条件を履き違えている。
ギコガードさんが、サイトに保管する対象として見るところの「小説としての体裁」
を話題にしているのであって、一般論としての(もしくは237さん定義するところの)
「小説としての体裁」を話題にしているのではないのです。
ギコガードさんが明文化している条件は、今のところ「名前「台詞」の形式」である事
のみですが、それ以外にも何か条件が存在するのでしたらお伺いしておきたいと言うのが
228-233の問い合わせの主旨です。
>あれが小説なら、小説とは随分お気楽なものだと言わざる(を?)得ない。
この点に関しては共感できる部分もあります。
確かに板全体において「随分お気楽」な「小説」が散見される傾向にあり、そうした風潮に対して
質的な向上を訴えると言うのでしたら、賛同できなくもないです。
ただ、それは別途問題提議していただきたいと思いますが。
>このままだとFF・DQ千一夜物語の保管サイトは どこにだしても
>恥ずかしくない立派なアダルトサイトになってしまうだろう。
・・・これに関しては、なんと言ったら良いか。
保管サイトの、ある意味存在意義をも揺るがすようなご意見かと(w
現状、保管サイトの「小説」のほとんどに何らかの形で性的表現が含まれている事に対して
不満を抱いているのでしたら、それもまた別途ギコガードさんに問題提議されるべきではないかと。
繰り返しになりますが、レベルの線引き云々に関しては賛同できなくもないのですが
それは私がギコガードさんに確認したかった事とは、別の問題だと思いますので。
>>238-
>>239 まったくおっしゃるとおりです。失礼いたしました。
自分で「官能小説の類がいけないとは思わないが、どこかでレベルの線引きを
するべきでしょう」などと言っておきながら本当は酷い偏見があったことを認めます。
申し訳ありませんでした。
「このままだとFF・DQ千一夜物語の保管サイトは どこにだしても
恥ずかしくない立派なアダルトサイトになってしまうだろう」の
ところなど自分でもなにを言っているのやら。ただの余計なお世話です。
私の偏見に満ちた意見を>>238-
>>239さんとギコガードさんに
押し付けてしまったことを謝罪します。申し訳ありませんでした。
まぁ気楽にいきやしょーや∩(´∀`∩)ワショーイ
小説の体裁なんて保管サイトを見てもらえばどんなものか
わかると思うんですがー。そんなかしこまったものじゃないっすよ。
でもシチュエーション書き込みは区別しないと何を保管して何を
対象外とするか、一々判断するのが大変なので、現行の基準を
設定しました。
内容は別に何でもいいんじゃないかなー。質とか気にしてたら
面白おかしく書けなくなっちゃうしね。
保管は二の次、一義は書くこと、これに尽きます。
本音では俺の好きな話だけ集めたいなぁなんて思わなくも無い
ですが、そういう態度は俺自身嫌いなので機械的に収集してます。
作業自体はオール手作業で大変なのですが、保管の過程で
見逃していただろう面白い小説と出逢ったりするので、
保管作業の手間もまんざら悪い物ではないです。
小説の小って、つまらないとかくだらないって意味なんだよねー。
大説じゃないってことで。良い言葉だよなぁ。
ふと思い出した。
>ギコガードさん
俺×ファリスたん書いてる者ですが、パート3のには名前の前に台詞ないですが単に忘れただけなんで保管対象からはずしてくださって結構です。
3だけってのも半端ですし(´ー`)
俺が書いたのじゃない俺×ファリスたんは非常にイイので是非保管きぼんです。
ファリスたんスレの小説は全て保存してるのでもしよければアプ板にファイルを上げて保管のお手伝いしますよ。
別に必要なかったらスマソ
今日もファリスたん(´Д`;)ハァハァ
保管作業がかなり進んだー。全部に仮題つけたし目次は完成。
編集ももうちょっとー。
今回時間かかるなぁと思ったら、全部で59本だったよ。
そりゃあ手間取るよなぁ……。もうちょっとだけ待ってねー。
ギコガードさんガンバレー。
59本の編集、本当にお疲れ様。
246 :
ギコガード ◆FFDQ/roc :02/03/17 14:33 ID:D5et3jim
kara age
248 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/17 19:28 ID:A0XD0L5y
>>247 タブブラウザか何かのブラクラよけでは。
>247
直リンを防ぐためじゃなかったかな・・・
ime.nuは2chからのリンク。pinktower.comはbbspinkからリンクをはるとそうなるよ。
2chブラウザからはリンクはされないはず。
保管サイト更新しました〜。
今回は小説を59本追加。死ねました。
最近はちょっと保管しにくい小説が増えたかなぁ?
まあ頑張りますよ。うむ。
>248 >249
ありがとうー。かちゅ使いだから気付かなかったよ。
ギコガードさんにしつもーん!!
小説の保管数が増えたらスレタイトルも変わるんですか?
(96夜がかっこいいと思うので)
小説が1001本になったらやめるってほんとう?
(仮題)はギコガードさんがつけてるんですか?
ほんとうはFFとDQのどっちが好きですか?
以上です
ギコガードさま
保管サイトお疲れ様でした。
FF]で素敵な仮題ありがとうございました。代償のモノです。
他の方の作品も混ざっていたので、それだけいいですかね。大変申し訳
ありません。
さあて、FF]で801その2で、続きが727、735、736です。せっかく乗せていただいた
のに申し訳ありません。よかったら変えてやって下さいませ。
253 :
続き:02/03/18 19:11 ID:???
>>250 ギコガードさん、保管作業お疲れ様でした!
文面から疲労が滲み出ているようで、大変さがしのばれます。
てゆうか、仮題つけを今回もお任せしてしまって申し訳ないです。
かなり反省しました。その場限りの書き逃げ野郎ですが、
今後はちょっとは保管しやすさも意識に入れていこうかと思います。
少なくとも、タイトルちゃんとつけて名前わかるようにしておこう。
と言う訳で、FF5「新妻ファリス3作」「述懐」「原型師シド」の
仮題ありがとうございました。「続き」であります。
(述懐が21禁になってましたけど、これはもしやシドの方でしょうか?)
254 :
続き:02/03/18 19:23 ID:???
ファリス超萌3の方にも、いくつか名無しのタイトル無しで書いてました。
何時か保管していただけるようでしたら、参考マデに…
・レッスン
・ドルガン×ファリス
・その棲まう島にて
ドルガンの奴は、タイトル「霊姦」とでもしておいてください。
タイトルつけるの下手くそでスンマソン。
>252
あわ、これは失礼しました!
すんませんー! 修正しておきましたので!!
>続きさん
あ、どうもですー。いやぁ仮題付けるのは結構楽しいんで
まぁお手数でなければお願いします。>タイトル
続きさんの小説はけっこう保管しやすいですよー。
誤りはただしておきましたー。すんまへん(;´Д`)
>251
む。俺の情報をどうこうしても面白くないと思うけど…。
>>小説の保管数が増えたらスレタイトルも変わるんですか?
変わります。それはもうディ・モールト変わります。
でもこのスレは使いきりますよ。新規にスレを立てる時に
保管小説数をタイトルに使うってことです。
>>小説が1001本になったらやめるってほんとう?
本当です。綺麗さっぱりやめちゃいます。
ファイルを全部誰かにたくして自鯖から消しちゃいます。
でもすぐに別コンセプトの保管サイトやってたりして。
>>ほんとうはFFとDQのどっちが好きですか?
どっちも好きですよ。
DQでは2、3、5が、FFは3、5、Xが好きです。
キャラではサマルトリア王子、ポロム、ガラフ、フローラ、
王女たん、ユフィ、リュック、ワッカ、ポロム、マリベルが好きかなあ。
ロリ傾向大ですが(;´Д`)
256 :
ナナミ:02/03/18 22:09 ID:???
ギコガード様お疲れ様でした
今回更新時のFF5「月光」は私の書いたやつです
59本も更新とは……本当にお疲れ様でした
258 :
Jtn:02/03/18 22:30 ID:???
ギコガードさん
え〜、直接レス付けるのは初めましてです<(__)>。
拙作を保管していただき感謝いたします&お疲れさまでした。
せっかく付けていただいた仮題なのですが、読んで下さった方々に付けていただい
たモノも有りますので変更の方をよろしくお願いします。
DQ4
>ルビーの涙(仮題) ピサロ・ロザリー
は、「そして誰もいなくなった」でしたが、「ルビーの涙」で結構ですので「仮題」
を省いて下さいませ。
>筆下ろし(仮題) マーニャ・クリフト
こちらは「筆下ろし・未遂」でお願いします。
DQ6
>お花摘みと悪い虫(仮題) 主人公・ミレーユ・バーバラ
「お花摘み」
>悪夢(仮題) ランド・ターニア
「シェーナの妖しい薬」
で、よろしくお願いします
>>250 >最近はちょっと保管しにくい小説が増えたかなぁ?
え〜、どういったものが保管しにくいでしょうか(^^;?
もし、私の書いたのが保管基準にそぐわなければ遠慮なく消して下さいませ。
「他の方々と差別するようで」とお気を使わせては申し訳ないですので。
>Jtnさん
あ、どうもご足労ありがとうございます。
各小説のタイトルですが、修正しておきました。
レスを精読していればわかる筈のことを間違えて申し訳無いっす。
>保管しにくい小説
あー、変な愚痴をこぼして申し訳ない。
余計な気を使わせちゃったなぁ。
まあ率直に言えば改名さんのような文章なんですが。
皆が皆、氏のように打たれ強ければ助かるんですが……、
そんなことはありえないのでこれからは再び口を噤みます。
基準にそぐわないものは俺は遠慮なく除外してますのでご心配なく。
グレーラインの場合に、どうしたものか俺は悩むってことです。
悩むからグレーラインなわけで当たり前の話ですが。
そういう時は出来るだけ保管する方向で作業しています。
今回は疲れちゃったのでちょっと弱音が出ちゃいました(;´Д`)
あと当然書き手さんにも保管を拒否する権利がありますから
そういう場合はお気兼ねなく言ってくださいねー。
ここでこういうことを言っても、そういう人は目にしてない
かも知れないけど……。
原型師シド
>名づけてファリスたん人形ハァハァ1号」
>のようだ投稿日:02/02/23 11:27 ID:???
>てめえそんな商売してやがったか。
中1行は削除忘れかと・・・
>231
ぎゃっ! 今回はミス多えぇ!!
す、すぐに修正しておきます……
ギコガード様
252です。ありがとうございました!!
改訂お疲れさまです〜〜(^^) 楽しみにまってました♪
しかし、ミス、見つけてしまいました(++;)
連作インデックスなんですが、DQ4の連作リンクに3の改名さんのシリーズがまざってます。
連作インデックス愛用してるので、直していただけたら嬉しいです。
それにしても、ほんとにバラエティに富んでますよね。
私も手許に1本あるんですが、原稿用紙で50枚(しかも、時系列としてはたった一夜の話)なので、
専用サイトを自作するしかなさそうです(苦笑)
春乱満はローレシア王子・サマ坊ではなくて、ローレシア王子・ムーンブルグ王女(サマ坊?)
かと思いましたが・・・
266 :
ギコガード ◆FFDQ/roc :02/03/21 23:51 ID:+MUQQhoD
>264 >265
遅くなりましたが修正いたしました。
重ね重ね申し訳ないっす>ALL
あの〜、すみません、ギコガードさん。
「夢のつづき」登場人物なんですが、ムーン王女を追加して頂けないでしょうか。
っつうか、サマ王子寝ているだけで、セリフナッシングなんで(^_^;)
今回は、小説大漁で(゚д゚)ウマー!!801板以外でも書いてみようといふ野望が……。
フォズたん萌え!(*゚Д゚)あたりは、需要があるでしょうか?と言ってみるテスト。
連続カキコ スマソ!
登場人物が、カラミ((#^.^#)ポッ)という意味でしたら、そのままでいいです………。
フォズたんですか〜〜 カップリングはガボ希望(^^)
幼い感じのカップリングになるんかな? フォズたんは仕事は有能だけど、
あっちは知らなそうな気がしませんか? どうなんだろ。
あたしはガボが「転職はフォズ大神官って決めてる」と駄々をこねるおかげで、
毎度過去ダーマまで行ってるっす。過去ダーマ近辺のモンスターを倒しても
熟練度あがらんのに(^^;)
フォズは13〜15歳が適当でしょうかねぇ…。
今のところ毛が生えてないんですが...(-;。
お絵描き掲示板の過去ログ倉庫、更新しました〜。
今回はレス番201〜400までの200レス分!
死ぬかと思った……口癖になりそうだ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
つーか、俺、このスレ完全に私物化してますね。
いいのかな、いいですか、いいですよね!?
>267
りょうかいです。王女を追加しておきましたん。
いちお、あそこは絡む人がメインで紹介していますー。
フォズたんですか? 需要はどうでしょう……。
俺はロリコンではないですが、友人が言うには
「激しく期待、ロリエロを期待、猛烈に期待」だそうです。
……俺じゃないですよ?
>264
亀レスですがー。
俺が今書いている途中の話は、現状で原稿用紙90枚分で
およそ半分ってところですよ〜。
強要はしませんが、分量の問題はさしたることではないと
思いますよ。でも自サイト作るってのも魅力的っすね!w
>>272 ギコガードさん、有難うございました。友人?さんの御期待に沿えればよいのですが。
>>270 フォズたんって、せいぜい10才位かと思ってたんですが、これでロリって…犯罪ですよねぇ。
やおい&ロリ………私ってもしかして、“人間失格”って奴ですか?
皆さん、ちゃんと原稿用紙で小説お書きなんですね。
私なんて会社でコピー失敗した紙の裏に書きなぐって、Excelにガガッと入力してるんですが、外道なんだぁ。(泣)
274 :
水鏡 ◆RydiaFC6 :02/03/23 16:24 ID:Nquk5U2L
あ
275 :
270:02/03/23 19:49 ID:???
>>273 私は普通の(?)エディターでやってますけど(藁。
今のところフォズは13歳くらいで、パイパ*、生理有り、バージンで、ガボ相手に書いてます(^^;。
いずれ官能小説スレにでも。
今、原稿用紙に向かってる人はかなりの少数派だと思いますよー。
Excelってのもかなりのレアケースだなぁ。
会社での文書作成に使用しているから慣れているのかな?と推測してみる。
多いのはWordや一太郎といったワープロソフトか、メモ帳や
秀丸などといったテキストエディタではないでしょうか。
俺はテキストエディタです。
秀丸には400字詰め原稿用紙換算での枚数を計算するツールが
あるんですよ。(正確にはマクロですが。)
277 :
改名:02/03/24 01:07 ID:???
はじめまして。ドラクエ板で書き過ぎた者です。
ギコガードさん、すみません、
生贄----男戦士・女勇者
愛----男戦士+男武闘家×女勇者
です。御面倒で無ければ宜しくお願いします。
次いでにこの場を借りて、
男勇者のイシスの話。あれ系列違うんです。
女勇者のオルテガは一穴(ワラの男にしたいので。
今更同じが良かったなーと、思ったりしてます。
サイト更新に当たり、大変御手数かけました。申し訳ありません。
>277
あ、申し訳ない!! 間違えてました!!
ううう、今回は本当にミスが多くて凹む……。
修正しておきましたん。
あ、男勇者は別でしたか。名前が同じだったので
てっきり女勇者のと繋げたのかと思ってました。
女勇者の話とか、修正したのをここにアップして
もらえれば差し替えますよん。
お気がねなくどうぞー。
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(´D` ) < さいきんは ここでしょうせつかかないんれすね
ノリリ从ルヽ
∋oノハヽヽo∈
(´D` ) < はじめのほうれは かいてたのに ざんねんれす
ノリリ从ルヽ
∋oノハヽヽo∈
(´D` ) < なんれか さおりんまで かきこしてるのれす
ノリリ从ルヽ
∋oノハヽヽo∈
(´D` ) < れも しゃべりからが まろもれすねー
ノリリ从ルヽ
∋oノハヽヽo∈
(´D`; ) < のののほうが まともじゃないれす・・・
ノリリ从ルヽ
∋oノハヽヽo∈
(´D` ;) < はんかくと まちがっちゃったじゃないれすか・・・
ノリリ从ルヽ
∋oノハヽヽo∈
(´D`; ) < こんろは スペースのいちを まちがたのれす・・・
ノリリ从ルヽ だめれすねー ののは・・・
>282
∋oノハヽヽo∈
(´D`; ) < ポカーンじゃ わからないれすよ
ノリリ从ルヽ
∋oノハヽヽo∈
(´D` ) < おんなのこを いじめるヤシは いってよしなのれす
ノリリ从ルヽ
∋oノハヽヽo∈ / ̄\ こけこっこーなのれす
(´D` ) / / ゛ \
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|∀゚) ダレカミテル デモ ガマンデキナイ・・・
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ヽ (*゚∀゚) アヒャ アヒャヒャ
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(*゚∀゚)⊃ アヒャアヒャ アヒャヒャ
ヽ⊂ 丿 アヒャ アヒャヒャ
⊂ _ /
し
295 :
264:02/03/25 13:19 ID:???
>MOMOさま
私が原稿用紙換算枚数なんて書いたばっかりに困惑されたようでスミマセン。
もちろん、パソコン使って書いてるんですが「小説が長いから2ちゃんに書くのは
どうかな〜」という気持ちを表すのに、原稿用紙換算が適切かと思っただけなんで。
品物の写真に必ずタバコの箱が一緒に写ってるのと同じような事です(違?)
ちなみに、テキストエディタで書いてますが。
4の導かれし者たち総出演の話なので、まったり50枚なんすよね。
話の進行がとろくさい、と皆様をいらいらさせそう………ガクガクブルブル
それでも書いてもいいでせうか……
「一体、戦況はどうなっとる!!」
ゼルテニアの領主にして南天騎士団司令、オヴェリア女王の庇護者、
威風堂々たるゴルターナ公爵は、群臣を前にしてヒステリックな叫び声をあげた。
その場に感じの悪い沈黙がしばらく続いたのち、ボルミナ男爵がおずおずと進み出て、
「極めて・・・深刻としか、今のところ言いようがありません・・・」
と、悲痛な面もちで言い、公爵は顔をゆがめた。
全く、ゴルターナやボルミナの想像できない事実が、現実に起きていたのである。
すなわち、かつてはほんの少数勢力にすぎなかった骸旅団の信じられない席巻であった。
ゴルターナの対抗勢力、すなわちラーグ公率いる北天騎士団は、かつて骸旅団を
文字通りネズミのように追い立て、壊滅に追い込んでいるかのように見えた。
ラーグの直轄軍やベオルブ家、あるいは他の貴族の軍隊は全く骸旅団を相手にしていないかのようで、
その首領ウィーグラフをあと一歩のところまで追いつめたのだった。
ところが。
レナリア台地において、背水の陣を引く決死の骸旅団に対して、最後の総攻撃をかけた
ラーグの掃討軍は、そこで信じられない大敗北を喫したのだった。
弛緩しきっていたラーグの直轄軍はたった一度の決戦で、80%の戦力を失い、
他の貴族の連合軍はそれ以上の打撃を受けた。
比較的軽傷で済んだのは慎重なザルバックが指揮をとっていたベオルブの軍隊だけであった。
予想だにしていないラーグの軍隊は恐慌をきたし、潰走を始めた。
それがいかに大規模な勝利であるかをしばらくは自分自身理解できないでいた骸旅団首領ウィーグラフも、
敵の潰走に勇気を得て効果的な追撃を始め、それが敵の再起不能なまでの殲滅につながった。
骸旅団はレナリアからラーグ軍を追い立てて、ついにガリランドを包囲するに至り、
ガリラント内部からの、骸旅団の思想への共鳴者を得てついにガリランドは陥落した。
骸旅団は解放者として迎えられ、ガリランドの守備隊はマンダリア平原に撤退したのだった。
イグーロスのラーグ公は骸旅団の掃討など眼中になく、ゴルターナの打倒に思いを巡らせていたが、
レナリアにおけるラーグ軍の大敗の報を聞くと耳を疑った。
悲痛に満ちた表情の伝令によって次々と伝えられる絶望的な損害の数字は、
のんきなラーグ公を奈落の底へと追いやった。
それが真実ならばもはやゴルターナの勢力との決戦は問題外だった。
貴族と民衆の、この世を根本的に覆す出来事が起こりつつあるのだった。
ダイスダーグの進言を受け入れ、ラーグは即座にゴルターナに休戦協定の使者を派遣した。
ラーグからの使者が到着するより一刻早く、ガリオンヌに放っていたスパイ達から
レナリアのラーグ軍の敗戦の報を受けていたゴルターナもまた、その事実が信じられなかった。
まもなくそれが真実であることが分かると、
ゴルターナは驚喜した。
「ドブネズミどもが、死ぬ直前にバカな猫を噛みおったわ!」
ゴルターナは群臣を前にしてそう叫んだ。
しかし、スパイがもたらす報告から、骸旅団が意気揚々として死ぬどこではなく、
ますます勢力をましているということを知らされると彼の喜びは不安に変わった。
そして、ガリランドまでがすでに陥落しており、骸旅団の主力がイグロースに向かいつつあるという
噂があることを聞いたとき、それは怒りに変わった。
彼はただちにラーグの休戦の申し出を受け入れ、ガリオンヌに援軍を派遣することを承知した。
ゴルターナにとって、貴族の争いに汚らわしい平民風情が茶々をいれることは許せるものではなく、
骸旅団のような危険な存在は最初に消し去って置かなければならないということにおいて、
ラーグと全く意見を一致していた。
とはいえ、ゴルターナの援軍の出足は遅く、ガリオンヌに最初に援軍が踏み入れた時点ですでに
骸旅団はマンダリア平原の東に展開を完了しており、しかも援軍は極めて弱体であった。
実際のところ、ゴルターナは政敵のために必要以上の損害を受ける気はさらさらなかった。
しかも、ラーグはこの援軍を非常に警戒し、そのため両軍の連携は皆無という有様だった。
ついにウィーグラフ率いる士気蒼々たる骸旅団の大軍団がマンダリアのラーグ軍に総攻撃を仕掛けた。
両軍は未だ数の上では互角だった。
北天騎士団本隊は未だ高い士気を保持していたし、しかもその司令官ザルバックは無敵だった。
両軍の激突は、かつてない熾烈な戦闘のなかで進められた。
ザルバックの精力的な指揮で当初はラーグ軍有利のうちに進んだ。
しかし、弱体な左翼が(ザルバックは当初から左翼の弱体ぶりを見抜いてその補強をラーグに進言していたが
その都度無視されていた)骸旅団のミルウーダ部隊に突破されると
たちまち全軍が守勢に陥り、ザルバックのいる本隊までが危険な状況にさらされ始めた。
ラーグはベオルブ家が力を持ちすぎるのを恐れ、ザルバックに大きな指揮権を与えていなかったため
ザルバックは全軍が効果的な戦いをするための命令を行うことが出来ず、
次第にラーグ軍は単なるひ弱な貴族の寄せ集めと化しつつあった。
烏合と衆と化したラーグ軍は、もはや勢いに乗る骸旅団の敵ではなかった。
蹴散らされた北天騎士団は防戦一方で、ついにザルバックは全軍に後退を命じた。
しかし戦闘開始後1週間ののちのその命令はもはや遅きに逸した感があり、
かつて無敵を誇ったラーグ公の北天騎士団は大損害を受けて、生き残った部隊は
ほうほうの呈でイグロースに撤退した。
神懸かり的な連戦連勝のウィーグラフの次なる目標は当然イグロースの攻略だった。
その攻略は、イヴァリースにおいてゼルテニアと並ぶ貴族の本拠地を占領したと同義であり、
極めて重要な意味があった。
そしてガリオンヌの支配は、彼の望む貴族支配を終わらせることを
夢から現実にと変える大事な一歩であった。
そしてガリオンヌにおいて、骸旅団は貴族と教会以外からは圧倒的な支持を受けていた。
占領地におけるギュスタヴの略奪や、ミルウーダによる捕虜貴族への苛烈な仕打ちはあったが、
多くの民衆はそれには目をつぶって彼らを解放者と見なした。
ウィーグラフは骸旅団幹部や自分の妹がやりすぎなことは知っており、苦々しく思っていたが、
それをあえて指摘して、旅団内部に不和をもたらすことは望まなかった。
それよりも彼は数年来の夢である、貴族政治打倒の夢に全てを注ぎ込む決心でいた。
一方、もう一つの勢力である教会は不気味に沈黙を守っていた。
ラーグ側は当然骸旅団に対する弾圧を信者に命じるものだと考えていたからこれには失望した。
ウィーグラフは焼けた鉄が冷めるのを待って打つような愚かな男ではなかった。
彼はただちにギュスタヴとミルウーダにイグロースに向かうように命じ、
自らも精鋭を率いて決戦の地へ向かった。
イグロース近郊に続々と骸旅団の精鋭が集結しているという報を受けてラーグ公は青ざめた。
すでに機をみるのに敏な武器商人たちが骸旅団を援助している噂がさらに彼を不安がらせた。
彼は貴族の中の貴族であるバリンテン大公までが骸旅団側についたという噂にも惑わされた。
(実際はバリンテンは逡巡していた。骸旅団の勢いと、大公の領地であるフォボハムは攻めないという
ウィーグラフの約束、そして確実な勝利者につくことによって得られるであろう富は彼の欲望を大いに駆り立てたが、
彼はやはり貴族政治の打倒を唱える骸旅団を恐れていた。)
イグロース城の守備兵は決して弱体ではなかったが、皆骸旅団の勢いを恐れていた。
かつて50年戦争におけるミルウーダの褒賞要請をにべもなくはねつけた貴族が指揮をしていたために、
復讐のためにミルウーダ部隊によって将兵もろとも5千人が皆殺しにされたうえ、
金歯まで抜かれたという部隊の噂を聞いて、彼らは震え上がった。
ラーグ公はダイスダーグの励ましにも関わらず、このような軍隊を心もとなく思っていた。
彼はオリナス王子を骸旅団に引き渡すことまで提案しようとした。
この案は正式に軍議に提出される前にダイスダーグの諫言によって引き下げられた。
次にラーグはイグロース城が防戦には不向きな城であることを理由にそれを明け渡し、
自らは全軍を率いてジークデン砦へ撤退することを宣言した。
これはダイスダーグを初め多くの家臣の反対にあったが、彼はきかなかった。
数日後、ラーグ軍は速やかに撤退を始め、骸旅団は全くの損害無しに目的のものを手に入れた。
こうして骸旅団はイヴァリースの最も重要な一部、ガリオンヌをその手中に収めた。
イグロースの陥落は国中に激震を走らせた。
遠くゼルテニアのゴルターナは泡を吹き、ガリオンヌに近いフォボハムは早くも旅団と取引を始めた。
さすがに教会も黙っているわけにはいかなかったが、
教皇マリッジ・フューネラルは骸旅団の占領地の貴族に対する苛烈な仕打ちを軽く非難するにとどめた。
感慨深げにイグロース城の王座についた骸騎士団、再び騎士団と名乗っていた、の首領は、
ガリオンヌを民主化するという宣言を発表した。
全ての身分差別をなくし、一時的にすべての私有財産を国有化する。
教会をはじめとするあらゆる組織の自由は認めるが、それは民主化に逆行するものであってはならない。
革新的な政策が次々と打ち出された。
貧農には貴族から取り上げた領地が分け与えられた。
伝統あるベオルブ家の領地も何万という貧民に提供された。
こういった政策は多くの民衆の支持を取り付け、骸騎士団の立場を解放者として確固たるものにしたが、
同時にイヴァリース中の貴族を完全な敵に回し、そしてこれほどの急激な改革を望まない
金持ちの武器商人をも騎士団から遠ざけた。
またウィーグラフの信念を理解できない騎士団内部からの反対者も出た。
彼らは、勝利者である自分たちにまで、今までとさして変わらない貧しい生活をするように説く、
ウィーグラフの気持ちが理解できなかった。
そして、その急先鋒があろうことか、ウィーグラフの実の妹だった。
前置きが終わらん・・・頭痛いしもう寝る。
304 :
ギコガード ◆FFDQ/roc :02/03/27 23:14 ID:peJx10wM
>303
すげー! 頑張ってくれいいぃ!
すばらしすぎる・・
∋oノハヽヽo∈
(´D` ) < いいれすねー よみごたえあったれすよ
ノリリ从ルヽ
307 :
餓鬼王:02/03/28 19:33 ID:???
誰もいないな・・・
やむをえん、我が力を解き放つときが来たか・・・・
今夜11時、アリーナ×ひのきの棒
308 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/28 19:34 ID:NMQpCk5o
無論だ。
いますぐティッシュ1ダース買って来い・・・
>307-309
そのノリ、以前何処かで物凄く見たような気が・・・
バナン×リルム
313 :
民明:02/03/28 22:03 ID:???
あのぅ、終了したスレから保存されるんじゃなかったでしたっけ?
315 :
民明:02/03/28 23:11 ID:???
そう言えばそうだたっけ…でも終了されたスレでスゴイ良いのがあったので
htm化したらも一度おながいしてみます。
ファリス超萌3が昇天しそうです。
ログ参照できなくなる前に保存しておきましょうか?
ギコガードさんこんにちは
今回の更新でDQ4のライアン×女勇者の小説を
拾っていただいたものです。私のヘタレ文でも
保管して下さって感謝しております。
ところで「密会(仮題)」とタイトルをつけていただいたようですが、
過去に保管された、蜜国さんの FF10 アーロン×ルールー
で同名のタイトルが付けられているようですので、
タイトルを「love affair」と変更してくださいませ。
よろしくお願いします。
>312
どもーん、了解しました。
昔のスレから拾い上げて報告してもらえると助かります。
>313
ども。>314の言っている通り、基本的には終了したスレから
保管していますので、その時はきっちり拾わせてもらいます。
>315 のレスとは何か話が繋がらないような……?
>320
そのスレは取得してありますよー。お気遣い感謝です。
>321
失礼しました。そろそろボキャブラリー貧困が露呈してきた
ようです(;´Д`)
すぐに修正しておきますー
>302
ミルウーダ・フォルズは骸騎士団において最もラジカルな思想の体現者であった。
彼女は必要とあらば貴族や富豪とも連携を計ろうとする現実的なギュスタヴらとは一線を画していた。
兄ウィーグラフとともに苦難と赤貧の青春時代を送った彼女は、世界の元凶がそういった
既支配階層の搾取、そしてそれとの妥協にあると信じており、徹底的な抗戦を主張して止まなかった。
それがゆえ、フォボハムのバリンテン大公との協力姿勢は、一時的なものだとしても許されるものではなかったが、
首領ウィーグラフに対する信頼は未だ絶大なものがあったのでやむなく矛を収めた。
ギュスタヴはウィーグラフの「骸騎士団は常に清貧たれ」の思想に反発しつつも、
裏では巧妙にあらゆる戦地から略奪してきた戦利品を手にすることができたので満足し、
表だって反対を唱えることはなかったものの、
妥協を許さないミルウーダは兄の控えめな姿勢が骸旅団の勢いを弱めることになることを懸念し、
ガリオンヌがほぼ骸騎士団の掌中に収まると同時に兄に王位を名乗ることを進言した。
この矛盾した言動は、反体制を唱え続け、既成概念の打破を訴えてきたミルウーダが、
とりもなおさず旧社会の思想、体制に縛られた考えの持ち主であることを明らかにした。
特別な思想の薫陶を受けたわけでもなく、社会システムの欠陥について真剣に勉強したわけでもない。
彼女は単に苦境からの脱出を現支配者層の排除と結びつけるという極めて単純な理論のみを有していた。
しかし、兄、ウィーグラフはもう少し進んだ思想を持っていたために彼女の進言を退けた。
一切の差別をなくし、全ての人間に政治を行うチャンスを与え、
しかも再び狡猾な貴族達が復権をもくろまないように強力な政府による監視システムを構築するという、
半ば民主主義的、半ば強権主義的な国家システムのビジョンを描きつつあった。
この時代にイヴァリースにおいて、このような国家像を思い描くことができるのはごく僅かだった。
しかし、ウィーグラフはそのような、当時としては現実離れしたシステムを即座に広めようとはせず、
まずは己の基盤を確固たるものにするために更なる軍事的成果を求めた。
ウィーグラフの征服計画はこの時点ですでに明確なものになっていた。
まずはジークデン砦周辺に後退したラーグの勢力を一掃したのち、
ガリオンヌを拠点として、フォボハムに対しては中立を保ちながら一気呵成に王都ルザリアを落とす。
その後フォボハムを攻略して後患を取り除いたのち、
予想されるゼルテニアやライオネルの貴族達を攻め落とすというものであった。
しかし、飛ぶ鳥を落とす勢いのウィーグラフにも不安があった。
骸騎士団がガリオンヌ北部の(ラーグ軍の)制圧に手間取っている間に
ゼルテニアのゴルターナが王都に軍を進めてこないかという不安であった。
すでにゼルテニアにはその動きがあり、それはウィーグラフの耳にも届いていた。
そしてさらに恐るべき事に、王都に向かって進軍する軍団を指揮するのが
無敵の剣聖シド・オルランドゥ伯であるという噂が流れていた。
ウィーグラフは骸旅団に同情的なオルランドゥを懐柔するためにすでに手は打っていたが、
もしも彼が断固として旅団を壊滅する意志を固めた場合のことを考えると、
なにがなんでも南天騎士団より先にルザリアを手中に収める必要があった。
ウィーグラフは悩みに悩んだ結果、軍を、ジークデン砦に向かうものと
王都ルザリアを陥落させるものとの二つに分けるという計画を打ち出した。
軍隊を二つに分けるという作戦は危険が伴うものであるということは理解していたが、
ゼルテニアにおいてオルランドゥが討伐軍司令の座に任命されたという報を受けると
もはや迷ってもいられなかった。
だがまだ問題が一つ残っていた。
王都ルザリアには当然己自らが向かうとしても、ジークデン砦に向かわせる将軍を、
ギュスタヴとミルウーダのいずれにするかという選択である。
しかし選択の余地はなかった。
ギュスタヴは戦術家として平凡であったうえ、組織を統率するという能力にも欠け、
そして最も悪いことにウィーグラフに対する忠誠が極めて疑わしかった。
打算家であるギュスタヴを単独で行動させると、貴族と取り引きを行って
ウィーグラフを裏切るということも十分考えられた。
一方、ミルウーダは少々手にあまることはあるとはいえ、ウィーグラフの実の妹であり、
その忠誠心は強固であり、戦功についてもギュスタヴに比べて遙かに勝っていた。
ただ、ウィーグラフにとって心配なのはミルウーダが貴族に対する憎しみの余り、
過度の殺戮を行って敵対勢力の一層の恐怖と敵対心を煽り、
それによって国家の統一が危うくなるようなことにならないかということだった。
そしてついにウィーグラフはギュスタヴら主な騎士団の幹部を従え、
ガリオンヌのいまや市民となった人たちの圧倒的な歓声に送られて意気揚々とルザリアに向けて出発した。
ガリオンヌにおいて彼を支持する者ははかり知れず、保守的な貴族や僧侶達までもがそれぞれの思惑を胸に
骸騎士団とその首領に対する祝福を口にした。
市民の支持はさらに熱狂的で、ある者はすでにウィーグラフを神格化し、
ある者は救世主、救世主の軍として讃えた。
華やかなウィーグラフの本隊とは対称的だったのがミルウーダ軍であった。
彼らは夜明けとともに、何者にも見送られうこともなくひっそりと北に向けて出発した。
司令官は兄の再三の忠告にも関わらず、その目に狂気にはらんだ復讐の光をたたえ、
兵達は戦地における無制限の略奪を心待ちにしていた。
ラーグ公はウィーグラフが上洛を目指して軍を進発させ、
そしてジークデン砦にも大軍を派遣したと聞いて色を失った。
彼は傍らの軍師、ダイスダーグに向かって、
「敵の司令官は、ギュスタヴか?ミルウーダか?」
と質問した。ダイスダーグがどうやらミルウーダらしいと答えると絶望に打ちひしがれた。
ミルウーダが相手では懐柔や取引は全く通用しない。
それどころかミルウーダは一直線にラーグの首を狙って突き進んでくるのは明白だった。
人の心理に疎いラーグではあったが、自分の生命に関わることとなれば敏感に感じ取っていた。
一方、北天騎士団を指揮するザルバックは向かってくるのが敵の一部、
しかもミルウーダなどという素人将軍に率いられていることを知って逆に安心していた。
骸騎士団において彼が認める司令官はウィーグラフただ一人であった。
分割されているとはいえ、骸騎士団の北部ガリオンヌ掃討軍は幾たびの敗戦によって
多くの戦力を失っていた北天騎士団を数において圧倒的に上回っていた。
しかしザルバックはそれにも動じなかった。
敵は烏合の衆である。
このような寄せ集めを信頼して派遣し、しかも折角占領したイグロースを空けて
ロマンチックにも畏国征服のためにルザリアに進撃しているウィーグラフに神の哀れみあれ。
ウィーグラフはイグロースに腰をすえて、しばらくは戦力の充実につとめるべきであった。
それを連戦連勝に酔って過大な野望を抱いた男の運命は歴史が物語っている。
ザルバックはそう考えてこの戦いに勝利して一気にイグロース奪回をもくろむ気でいた。
彼はラーグ公に進言して籠城戦を取らずに砦の全面に陣をしき、
慢心した略奪者の軍に手痛い一撃を加えるべきだと主張した。
怯えきったラーグ公は籠城論者であったが、フォボハムからの援軍の見込みが薄いことと、
ダイスダーグがザルバックの意見を支持したこともあって打って出るという意見に傾いた。
しかし結果的に、平野戦を選択したのは間違いであった。
ラーグ側はイグロース城とジークデン砦において、いずれも強力な防壁を持っていながら
そのどちらも利用しなかった。
骸騎士団は不得意な攻城戦を全く行わずに済んだ。
このようなザルバックやダイスダーグの性急な判断による戦略ミスは、
ベオルブ家の誇りが傷つけられたことに対する憤慨によるところが大きかった。
この名門ベオルブ家の二人は、自分たちの先祖代々の土地や屋敷がどこの馬の骨ともしらぬ輩に
ただ同然で配られているということを聞いたとき、その怒りはもはや収まることはなくなった。
かつての彼らの使用人、御者、粉ひき、人夫、小作人、売春宿の主人などに、
彼らの誇りある、伝統ある、領地が蹂躙されているという事実は耐え難いことであった。
そういった不逞の輩を追い出して再び荘園を取り戻すということは必ずなされねばならず、
そしてその実行は早ければ早いほど良かった。
それがゆえ、ザルバックは効果的ではあっても、時間のかかる消極的な籠城戦を選択せずに
二度の敗北にもかかわらず平野における決戦を望み、ダイスダーグはそれを支持した。
ここに名門貴族の悲運があった。
のっそりと進むミルウーダの軍隊がようやくジークデン砦まであと何マイルかに迫った頃、
骸騎士団は北天騎士団の突如の襲撃を受けて大混乱に陥った。
防御側の有利を活用して先に展開を終えた北天騎士団が先制攻撃を仕掛けたのである。
それも小さな奇襲というようなものではなく、ダイスダーグによって綿密に計画された
周到な大規模奇襲作戦であった。
それまで立ち寄る村々で略奪を繰り返しながら、ゆったりと進んできた骸騎士団は、
(ミルウーダは基本的に略奪を禁止していたが、この時はラーグに対する嫌がらせのように
その領地の収奪に目をつぶっていた)完全に不意をつかれた。
陣形は完全に乱れ、大軍がかえって仇となって混乱は収拾がつかなくなりはじめた。
それに北天騎士団の効果的な波状攻撃が追い打ちをかけた。
兵士はおろか、将校のほとんどまでもが北天騎士団は自軍の何倍もの勢力があると勘違いした。
恐怖が恐怖を呼び、全線にわたって戦闘麻痺状態に陥った。
やがて後退を始める部隊が現れた。するとそれは退却に代わり、すぐに潰走に変わった。
ザルバックは勝利を確信して敗残兵を徹底的に打ちのめすとともになんとしても
匪賊を率いるミルウーダは生け捕りにせよと、全部隊に命令を下した。
一方、ミルウーダはこの混乱のさなかにあって多少の動揺は見られたものの、
貴族に生け捕りになるくらいなら、矢の飛び交う中に身をなげうって死んだ方がましという
信念はまったく揺るぎがなかった。
彼女は混乱から抜け出すべく、部隊の建て直しにとりかかった。
すぐに彼女は後退したり戦線から離脱することを禁止するという命令を出し、
それに違反した者はただちに処刑すると宣言した。
そして自らの精鋭の本隊は敵の猛攻にも関わらずその司令官の言葉を違えずに
一歩たりとも後退せずに持ちこたえた。
本隊を攻撃する敵の猛攻はなおも続いたが、ミルウーダとその部下はこれに良く耐え、
司令部が無事であり、ミルウーダは僅かずつではあるが、再び前進しつつあるという噂が
全線に伝わると、全ての部隊が息を吹き返したようにして力を取り戻し始めた。
当初の混乱は収まりつつあった。
大きな被害を受けながらも、各方面で破竹の北天騎士団の進撃がとまった。
ラーグ軍の騎士達は馬には堪える悪路に悩まされたこともあって少しずつその勢いが弱まり始めた。
そしてついに北天騎士団の進撃が止まり、砦から遠く離れすぎたために今度は退路が遮断される恐れが出てきた。
ミルウーダとその参謀達は抜け目なく両翼から明らかに力を弱めつつある北天騎士団を押さえに、
包囲しにかかった。
しかし、ザルバックは包囲からの脱出のための後退は行わずに、
すでに失敗に終わっていると思われる進撃の続行を命じ、この判断ミスが決定打となった。
北天騎士団はもはやイグロースに向かって一歩も進むことができず、
しかも左右と下からの骸騎士団によって締め付けられはじめていた上に、
背後の脱出口さえ閉じられようとしていた。
イヴァリースにおける覇権は聖アジョラとプリンセスの左翼が見習い剣士なわけで・・・
もう自分で何を書いているかもわけわかんなくなってきた。完結できるんかこれ。
次回王都ルザリア守備軍司令官アグリアス登場。
この私は、何らかの形で出ては来んのか?
ただ、手をこまねいてみているだけとも思えんが。
∋oノハヽヽo∈
(´D` ) < 333なのれす
ノリリ从ルヽ
ほす
FFTのが多いのか?
あまりに下がってて不安なので一回上げます。
よかった…探してたよこのスレ…
保全だ
>>331 スゲェ・・・
こうやってしっかり鮮明に書き上げられている小説って好きです。っていうか憧れ。
いくらか続いても、きっちり完結できれば良いんじゃないかな?
俺は応援してるけどねー。
>341
心情的には保管したいのですが、一応は例外にしておこうかなぁ…なんて。
デズニーでなければ、まぁその……ε=ε=┏( ´Д`)┛
ギコすわん、次回更新はまだまだですか?ハァハァ
344 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/04/14 00:28 ID:nX7zCfZA
保全
∩
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∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`)// < 先生! 官能スレ3が落ちてます(泣)
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|| ||
ギコさんどうもはじめまして。
前から気になること聞いておきたいんですが、
ギコさんは男性のはずですよね?
801の保管はつらいとか思ったりしますか?
それとも結構いけるクチですか?
答えたくなかったら無視の方向で、、、、
これからもがんばってください。(主婦・25・はぁと)
おなじく、これからも応援してます。(主婦・32・はぁと)
もてもてなギコガードさんにちょっと嫉妬(サラリーマン・24・はぁと)
女勇者スレも落ちてる! クラゲ氏の黒女勇者が……。
ギコガードさん、保存しておられますか?
>343
終了スレが増えてきたのでそろそろですね。
先にお絵描き板のログ収集があるなあ。その次にでも。
>345 >349
ログはちょっと前までの分しかとってなかったので、最後の
レスまで見ることが出来ません。゜(゜´Д`゜)゜。
しゃーないんで、2chビューワーの年間登録しましたよ。
これで過去ログうんぬんは大丈夫。次回に保管します。
dat落ちしたスレが欲しいときもここでリクエストしてください。
各スレの住人の方は次スレをおながいしまつ⊂´⌒つ´∀`)つ
>346
あそこにある801小説の幾つかは拙作でありんす。
てなわけで、なかなかにいけるクチですよ(´Д`)ハァハァ
>347 >348
応援ありがとうございます(サラリーマン・25・はぁと)
色々と考えてみたんだけど、キングダムハーツはやっぱり保管することにします。
雲行きが怪しければすぐさま消すかもしれませんけど。
基準はデズニーキャラが出てこないってことで。
ユフィXスコールはありだけど、ドナルドXユフィは無しってこと。
ただ、ソラ、リク、カイといったKHオリジナルのキャラは版権がやっぱ
デズニーなんだよなぁ。むぅ。まぁ、なるようになれ!の精神でやります。
ちと危険な感じなので上げます。
あがってないですよ(w
ギコガードさんどうもはじめまして。保管作業いつもお疲れ様です。
いつも更新楽しみにしております。
私はアグスレで雑文書き散らしているものなんですがお願いがあってここに参りました。
と、いうのも………
>マークしてるスレ
>・アグリアス様に萌えるスレ Part2
という発言されてますよね?
で、自分の雑文もこれに該当するかも、と思ったので次の保管作業に入られる前に
言っておきたいのですが、「140-191」と「223-417」の間の黒魔導師名で書かれている
文書については保管対象から外してください(2編です)。理由は気に入らないから(wです。
保管されると決まってもないのに自意識過剰ですが、ひとつよろしくお願いします。
目標1001編だそうですね。空きができた分、他の優良小説の保管をお願いします。
これからも影ながら応援しております。
ギコガードさん。私ももしかすると345さんとおんなじ質問かもしれませんが、
蜜國さんやR@no-nameさんGZさんの盛り上げていた良スレが見れなくなって、
胃が痛くなりました。
皆さんお元気で続きはどこに書いているんでしょうか?教えてください。
万年下痢に再び悩まされ始めました。σ(≧▽≦ )
全然違う質問なような………(w
スマソ………354と345読み間違い(;´Д‘)
sageますよ?
sageます。私がsageてませんでした。σ(≧▽≦ )
今度作品をぜひ読ませてください。
>354
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
残念ですが仕方ありません、了解しました。
ただ、スレそのものは保管しますんでご了承下さいませな。
もち、保管する予定でしたぜ。
>355
次スレ、立ってないですね……。
どうなってるんだろ、気になるなぁ。
もうちと様子を見て、立つ様子がなかったら俺が立てようかな?
しばらく書く予定がないので気が引けるのですが……。
お邪魔しますー。
故(泣)FF官能小説スレ3住人の蜜国です。
連載再開言いながら、放置の挙句スレ落ち…申し訳ございませヌ…
更に申し訳ないんですが、やっぱり暫くティユウの続き書けそうに
ないです。
ちまちまと自分のページ作り始めてしまったりとか、他諸々の個人的
事情の故に今容量アップアップなんですヨ…
ウツワ小っちゃくてほんとにごめんなさい。吐血。
そのうち自分ち建てたら、そこに続きうpしてく予定です。
そんな訳なんですが。次スレどうしましょう。
以降ロム専決定の私が立ててもよいものでしょうか?
R@no-name氏とGZ氏は帰ってきてくれるかしら。
FF官能小説スレ3での蜜国様の小説の一ファンです。
諸事情のための休載残念ですが、またパワーアップして帰ってきて下され。
出来れば「自分ち」が建ち上がりましたら是非お邪魔したいものです。
その連絡場&これまた続きが気になるシーユウのR@no-name様、GZ様の為にも
新たな場が欲しいですな。
女勇者スレ復活しましたー。まだ小説はないけど、職人さんが
現れるまでマターリ頑張ります。
保全sage
366 :
365:02/04/19 23:53 ID:???
あれsageにならない
保
さすがにやばそうなのであげ。
上げなくてもいいの
sageでも書き込みさえあれば保全できる
皆さん、お久しぶりです。
ようやく期末処理地獄から生還致しましたので
小説書くぞ――――( ゚Д゚)ゴルァ!!(きあいため)
とりあえず、以前宣言した「フォズたんもの」を…。
官能小説スレに書こうかどうか迷ったのですが
どうやらあそこは「改名たん 育成スレ」らしいですし、こちらに(w
>>295さま 亀レスですが、わざわざこんな者の為にお気遣いサンクスです!
<1>
さわやかな若葉色の風が吹いていました。
――――ここは、むかしむかしのダーマの神殿――――
ここの神官長であるフォズ様は、十にも満たない可愛らしい小さな女の子です。
いつもの通りフォズ様は、転職希望の人たちを導くお仕事をしていました。
今日は、ぽかぽかと、よい天気。
順番待ちの人の列が途絶えたお昼前のひとときに、ついフォズ様は眠くなってしまいました。
「あ……ふ………」
思わずあくびが出そうになるフォズ様。
(あ!………いけないであります)
そうです。今は大事な職務中!フォズ様は必死に深呼吸をし、健気な努力を続けておりました。
そんな時です。彼らが現れたのは。
フォズ様の耳に、懐かしい声が聞こえてきました。
「ほら、ガボ、前に出なよ。ガボが過去のダーマでなきゃ転職するのイヤだって言ったんじゃないか」
緑色の帽子をかぶった少年は笑いながら、後方でもじもじしているボサボサ頭の小柄な少年に向かって言いました。
「おいら……やっぱり恥ずかしいよぉ。アルス〜」
ガボは、すがるような目をアルスに向けると、顔を赤らめて下を向いてしまいました。
アルスはちょっと考えると、何かひらめいたのかガボの方に戻り、素早く彼の背後に回りこむと背を押しました。
「わっ、わっ、わぁ〜〜〜」
悲鳴をあげ続けるガボに、フォズ大神官様のお姿がどんどん近づいてきます。
両側に子猫の耳のような三角の張り出した、独特の帽子。
細い肩にかかる、紅い紐で結われた、つややかなお下げ髪。
フォズ様を正視するまでもなく、ガボはクラクラしてきました。
<2>
フォズ大神官様は、笑顔で語りかけます。
「ガボ殿は、転職したいのでありますか?」
「………!」
固まったままのガボの頭をアルスが掴み、前に何度も倒し、うなづかせます。
フォズ様は、声を出して笑いそうになるのをこらえながら、職務を続けました。
「では、ガボ殿は何の職業をお望みなのでありますか?」
アルスは今度はガボの下アゴを取り、カポカポと動かしながら、彼の声色を真似て話しました。
その様子は、まるで人形劇のようです。
「おいらぁ、戦士になりたいぞ!」
「…そうですか。では、ガボ殿は戦士の気持ちになって祈って下さい」
フォズ大神官様は心を込めて神に祈りました。
不思議な、新たなるチカラがガボに宿ってきました。
「他に転職される方は、おられますでありますか?」
アルスは首を振りました。ガボは相変わらず、放心状態のまま立ち尽くしています。
二人の間を縫うように神官がフォズ大神官様の前に進み出て、一礼しました。
「フォズ大神官様、ご休憩の時間でございます」
「そうでありますか。アルス殿、ガボ殿、よろしければ御一緒にお食事でもいかがでありますか?」
「よろこんで!でも、いいんですか?」
「この間は皆さんに何の御礼も出来ませんでした……今、ここに私が居られるのは、皆さんのご助力のたまものでありますから」
フォズ様の後に続き、二人はダーマ関係者以外立ち入り禁止の部屋に通されました。
(よかったなー、ガボ。チャンスじゃないか)
(チャチャチャチャチャチャチャチャチャンスって?)
(………まず、落ち着けよ………)
<3>
「急ごしらえでありますので、大したおもてなしは出来ないでありますが…」
すまなさそうに、フォズ様はテーブルを前にして言いました。
「とんでもない。こんなご馳走久しぶりだよな、ガボ」
「う………うまそうだぞ!」
ようやく食べ物を前にして、ガボは緊張が解けてきたようです。
「よかったであります」
安堵したフォズ様は、天使のような笑顔を見せました。
和やかな食後の歓談も過ぎ、そろそろ午後の職務の時間になりました。
「今日はアルス殿とガボ殿に再会できて、とても嬉しかったであります」
「こちらこそ。ごちそうさまでした、フォズ大神官様」
「………うまかったぞ………」
「じゃあ、僕は店で買い物がありますので、先に失礼します」
ガボが引き留める間も無く、アルスはフォズ大神官様に挨拶をすると、さっさと行ってしまいました。
取り残されたガボは、しばし呆然としていましたが、最後の大仕事をようやく思い出しました。
大慌てで自分の道具袋をひっかきまわすと、彼はお目当てのものを取り出しました。
「こッ………これッ!!」
目の前にずいっと乱暴に突き出されたのは、小さなクマのぬいぐるみ。
首には赤いリボンがついています。
「これを……私に下さるのでありますか?」
ガボは、真っ赤になりながらも今度は自分の意志で首を縦にふりました。
フォズ大神官様の小さな手がぬいぐるみを受け取り、そしてその胸にしっかりとそれは抱きしめられました。
「……ありがとう……大事にするで…あります……」
「げっ、元気でっ!フォズ大神官様!」
ガボは別れの挨拶もそこそこに、もの凄いスピードで走り去っていきました。
――――いつ、また逢えるでありますか?――――
遠ざかる少年の後姿に、フォズ大神官様は小さく呟きました。
<4>
ガボの走り去ったあとに、小さな紙切れが1枚落ちていました。
フォズ様は、その紙切れを拾いあげました。
そこには、たどたどしい大きな字で
『 ふよズ ねい>゛るみ 』
と書きなぐってありました。
「ぷふっ…」
思わずフォズ様は、吹き出してしまいました。
どうやらガボの道具袋の中から落ちた、お買い物メモのようです。
(今度逢った時には、ガボ殿に手習いを教えるであります!)
フォズ大神官様は、自室の棚に大切にぬいぐるみを飾ると、神殿にしずしずと向かわれるのでありました。
(完)
ギコガードさん(のご友人?)に、激しくロリエロを希望されたのに
セクースシーンどころかパンティラシーンの一つもなく、まことに遺憾であります。
しばらく、エロ小説職人を極める修行の旅に出ようかと………。
逝ってきます。
376 :
改名:02/04/23 16:51 ID:???
>>370 そうなんですか……。他の書き手さんいるからそんな事は無いと思います。
(私は書き過ぎですが)
官能小説スレでも是非書いて欲しく思います。書き手さん各位。
あいたたた、ごめんね改名たん。
そういうつもりではなかったんですが。チョトした冗談デス。
気分を害されたら、スマソ!
ここで書いたのは、ここで約束したからで、断じてあなたのせいではアリマセヌ。
378 :
改名:02/04/23 21:36 ID:???
>>377MOMOさん
むこう書き手さん少ないから気になってしまって。
>>371−374が“良い”と思って、尚更焦ってしまいました。お騒がせすみません〜。
>>362 蜜國様!!神が来られた!スレ立ててくださいませ!待っとります。
ぜひのびのび書いてくださいますようお願いいたします。
(*⌒ヮ⌒*)ゞ
なんで「向こうの一部の人」は改名さんを虐めるかな〜。
確かに氏の態度も悪くはあったけど、やる気は宜しいと思いますがね。
改名さん、がんばって。
でも、もうちょっと態度を改めるのが早いと良かったっす。(ミシャか漏れは)
>380
あまり終わった話を持ち出すのは……。
結果的に改名さんの文章がすごく読みやすくなったので、
いいんじゃない。
がんばれ!
私からも改名さんがんばれ!
経緯より、結果だと思うですよ。ハイ。
職人さんがむばれ保全sage
ギコガードさまにしつも〜ん
今最萌トーナメント用にいくつもSSがでてきてますが
それも保管されるんですか??
なるほど。。
結構短かかったような気がするけどそこのあたりはどうなるんだろ
>362
ども、お久しぶりです。お元気そうでなにより。
書いてる間に気が他に向かうなんてよくありますよね。
俺も続き物を間三ヶ月くらい空けたりしたことあります(;´Д`)
ご自宅制作、がんばってくださいー。
スレの方は立てました∩(´∀`∩)ワショーイ
>375
エロじゃなかったのは残念だけど、これはこれで(・∀・)イイ!
と、友人が申しておりました(´Д`)ハァハァ
>379
立ってます
>380
「向こうの」ってのはここの板のこと?
別に誰も改名たんをいじめてはいないと思いますよー。
俺もキツイこと言ったことありますが、悪意ではないです。
か、改名たん(´Д`)ハァハァ
>385
ずばり単刀直入に。しません。
が、ここに張り付けてもらえれば、保管します。
実際問題、とても追いきれないのでお助けをキボンヌ。
>386
保管基準に長さはあんまり関係ないっすよ。
ただ、トーナメントのようなゲーム世界とは遠い出来事を
扱った(たとえばトーナメントを紹介してる、とか自己紹介とか、
応援をお願いしてるとか)お話は保管しないつもりです。
へ、へるぷ〜!!!
誰か助けて!
お絵描き板のログを編集していたのですが、誤って
551〜570のログを消失してしまいました。
絵は残っています。レスが無くなってしまったのです。
もしも、HTMLで保存してる人がいましたらお助け下さいー!
最悪、それぞれの絵の投稿者の名前だけでも
知りたいです。おながいしまつ。゜(゜´Д`゜)゜。
正確には541〜562と585〜595でした。
た、助けて〜。
585〜595はありました。
あとは541〜562ー!! お助けー!!