1 :
名無しさん@ピンキー:
2んきないな
古3の職人が留守だからねえ・・・
4 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:39:39 ID:yZ5FM0xe0
たてたのか
もうおわったおもたよ
保守
6 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 20:22:16 ID:FGgRPfVO0
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/avideo/1169992096/ 482 :名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 05:46:45 ID:ljlQZNtr0
>>437 全裸裁判&全裸刑務所でどう?
逮捕されたその日から刑期を終えるまで一切着衣禁止。
取り調べも裁判中も全て全裸。
現場検証および公判では、衆人環視のもとで被告人だけ全裸に手錠&腰縄姿。
実刑確定後は網走刑務所(冬季暖房ナシ)に収監するも、できるだけ外部の人の
目に付きやすい作業(例えば戦前の北海道でよく行われた囚人を使った
道路工事など)をさせる。
487 :名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 19:52:43 ID:wqFT78pk0
>>482 「衆人環視のもとで被告人だけ全裸に手錠」は凄く萌えるね。
たぶん所内の規則を破ったから罰のお仕置きってあるだろうけど、
看守に犯されるっていうのはイヤだ。
全裸でうさぎ跳びとか両手にバケツ持って立たされるとかのほうがいい。
7 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 22:53:56 ID:p/FS7xcB0
神よこい
保守
保守
10 :
sage:2007/08/24(金) 23:10:04 ID:FR5Rjhe10
どういう服装の囚人服がいいかみんなで意見出してみないか?
髪型とか私物の規定も!
11 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 00:05:46 ID:LA+WdIAA0
今土曜日のフジ深夜枠でやってるドラマの「ライフ」で福田沙紀演じるいじめ役のお嬢様が壮絶ないじめをしてるけど、
人間として根っこから腐った、心が真っ黒なこういう娘こそ、刑務所に閉じ込めて厳しく罰するべき。
やってることはいじめの枠超えて犯罪だしね。(ターゲットを拉致監禁・レイプするようにヤンキーに頼んでいた)
今までわがまま放題で何不自由なく暮らし、人の気持ちを考えることなど皆無の悪いお嬢様が、
罪を裁かれて刑務所に送られ、厳しい厳しい服役生活や懲罰に苦しむ姿に萌え。
12 :
sage:2007/08/28(火) 00:09:18 ID:S0kktTwy0
小説が読みたいです。
13 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 11:10:43 ID:SsZ3cvCi0
>>10 俺は、エンジ色・白二本ライン・足掛けゴムつき・ダンネックの芋ジャージかな。
中にはエンジの縁取りの体操シャツを着込んで、夏場は体操シャツ+ジャージ下。
ジャージといっても、厳しい服装検査があり、足掛けを外していたり、シャツを出していたり、
ズボンのゴムがおへそより下だったら懲罰。
スレ違いって言われそうだけど、ピン子の刑務所ものでは実際着ているし、囚人服って感じも十分する。
私物は基本的に一切持ち込み禁止かな。下着のかわりにブルマ着用でもいいかも。
髪型は、現実には厳しい規則があるらしいが、ビジュアル重視で「長い場合は結ぶ」くらいでいい。
坊主とかだったら全く萌えないし萎える。
他の人の意見も募集しています。
14 :
sage:2007/08/28(火) 11:50:04 ID:cywDfjEz0
>>13 ピン子の刑務所物は、あれイメージ強いですよね。
グレーの作業着姿ってのもあるんだし、
なにか集団合宿所での作業着って言う感じだなと思えてしまう。
アメリカの場合、オレンジ色のジャンプスーツか、
グレーのワンピースかな?あるみたいだけど、
このスレだと若い女の子が目的だから、
女子少年院みたいに制服ってのも、
ブルマもいいいと思う。
15 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:37:39 ID:GfuBT6lU0
ガチャン。
高校内に警察が入ってきて、一人の女子高校生に手錠を掛けた。
その生徒の名前は、福西愛沙海(ふくにし・あさみ)。校内で極めて残虐かつ執拗ないじめを行っていた。
その中には、恋人を奪ったと思い込んだ女子生徒を、不良グループに頼んで、拉致監禁・強姦させようとした犯罪も含まれていた。
愛沙海には誰も逆らえず、いじめに加担していたが、ある事件をきっかけにだんだんとみんな離れていき、
孤立した愛沙海に捜査の手が伸び、ついに刑事事件として逮捕に至った。
愛沙海の父親は県議会議員で、地域で絶大な権力をもち、学校や警察署にも大きな影響力を持っていたが、
建設会社への官製談合の持ち掛けや、汚職などが明るみになり、知人の建設会社社長らとともに逮捕されていた。
そのため、警察も愛沙海のおこなった「いじめ」と言う名の犯罪の捜査に着手することとなり、
親子ともども警察に逮捕されるに至った。
いじめの件でクラスの誰からも相手にされなくなった愛沙海は、逮捕の時も、あきらめたように抵抗しなかった。
以前の愛沙海なら、泣き喚き、「私は悪くない!!全部あの子が悪いの!!」と暴れただろう。
しかし今、そこにかつてのメデューサのような残忍狡猾な愛沙海はいなかった。いたのは彼女の抜け殻だった。
警察署に連行された愛沙海は、婦人警官から、服を全部脱ぐよう言われた。
泣きながら抵抗したが、力一杯のビンタを食らい、しぶしぶ服を脱いだ。
検査が終わって「自殺防止のため、ブラジャーとベルトは没収します。」と婦警に告げられた。
彼女は屈辱で気絶してしまった。今までは悲劇のヒロインを演じるためにわざと気絶したふりをしてきたが、
今回は、本当にショックを受けての気絶だった。
独房に運ばれ、意識を取り戻した愛沙海はひたすら泣きじゃくった。
「なんで・・愛沙海がこんなこと・・されなきゃいけないの・・あんまりよ・・」
今まではお嬢様として、何不自由なく暮らし、叩かれるどころか、しかられることもほとんどなかった。
しかし今は、ブラジャーを取り上げられ、狭くて汚い檻の中に閉じ込められている。
そのあまりの落差に、言葉では言い表せない苦痛を感じ、彼女はただただ泣くだけであった。
16 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:42:02 ID:GfuBT6lU0
ちなみにこれは、現在放送中のドラマ「ライフ」をもとに書いています。
登場人物の名前も「福西愛沙海」=役名の安西愛海+役者の福田沙紀のように。
自分は文章に自信がないし、今までも作品を完成させた作家さんがいないので、
リレー小説なんかもいいかもしれませんね。
17 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 21:10:17 ID:MGGFQJmj0
18 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:09:00 ID:oqS8IAoa0
白の極短短パンorスパッツ。
上も白の半袖〜袖なし。
当然下着は無し。着替えも無し。入浴も無し。(但し素行善良な囚人には年1度拭身が認められる)
白なので汚れが目だって屈辱感倍増。
っていうのがいい。
二度と再び入りたくなくなるだろう。
19 :
sage:2007/09/01(土) 01:56:00 ID:1NDX9uWH0
20 :
15:2007/09/02(日) 00:46:10 ID:cGuA+wZH0
翌朝目覚めた愛沙海は、早速取調べを受けることになった。
怖そうなおじさんデカが取り調べ室に来ると思い、不安がっていた愛沙海だが、
予想外の人物が来た。女性だった。しかし、明らかに異常なオーラを放ち、言葉に出せないくらい怖そうな女性だ。
「被疑者、福西愛沙海。これから取調べを行います。私は刑事の天海真矢と言います。よろしく。」
天海は全身黒ずくめの服を着ていて、低く、重々しい声で愛沙海に話しかけた。
「あなたは、北葉貴歩(きたば・きほ)さんに激しいいじめをしていましたね。」
「そんなことやっていません!愛沙海がいじめられてたんです!!」
「あんたは甘すぎるわね。全部調べはついているのよ。クラスメートが皆証言してるわ。
物証や状況証拠だってそろってる。女王様気取って所詮社会の厳しさを知らない子供なのよ。」
「う、うう・・・でも・・」
「あなたは、不良グループの山野一明に、北葉さんと羽鳥恵未さんを拉致・監禁するよう指示し、更に屈辱を与えるため、強姦するようにとまで指示した。
それだけじゃない。もし都合が悪くなったら、消していいとも言ったわね?最悪、コンクリート詰め殺人のようになったかもしれないのよ。」
「そんなこと絶対やってません!第一山野なんて男は知りません!人殺しみたいに言わないでください!!」
「あなた、携帯電話でしゃべったことは、絶対他人にばれないと思ってるんじゃないの?
警察はね、そういうことまできちんと調べることができるの。あなたが山野とラブホテルに入ったこともね・・・」
「そんな・・!!」
「16歳のくせして、ラブホテルなんか入るなんて随分ませてるじゃないの・・でも所詮何もできない甘い子供ね。
防犯カメラにしっかりあんたたちの映像が残ってるのよ。未熟者が大人の世界に首を突っ込むんじゃないわよ!
最近の子供は、甘やかされすぎて、何でも自分が一番だと思ってる。悪いことをしても罰を受けないから、つけあがってますます悪いことをする。
私は、子供に自分の無力さを自覚させ、大人に従い、悪いことをしたら厳しく罰せられることを教えることが必要だと信じてます。
もちろん、あなたもそれ相応の、重ーい罰を受けないと、自分のしたことを悪いと思わないでしょうね。」
「罰って、少年院・・ですか?」
21 :
15:2007/09/02(日) 00:47:24 ID:cGuA+wZH0
私は、あなたは刑務所に行かないといけないと思ってる。根っこから腐ってるから、教育じゃもう立ち直れないわね。
教育を受ける立場でなく、罰を受ける立場になって、人権を奪われないと、償いにならないし、絶対反省しないわ。
そうそう、山野たちだけどね、奴らは残虐な犯罪ばかり繰り返してきた鬼畜だから、本当は刑務所に行かなくてはならないの。
でも、反省して、あなたのこと全部話してくれたから、少年院で済むことになったのよ。」
「あいつ・・ら・・よく・・も・・!!」
「いい加減目覚めなさい!!!これが大人の世界なのよ!それに被害者ぶってるけど、悪いのは全てあんたじゃない!!
あなた『貴歩は愛沙海のオモチャなんだよ。」って言ったらしいわね。人の生きる権利を奪い、悪いことをして人を不幸にする。
そんなことをする人は、社会にとって最も存在の許されない人間。よって隔離されて罰を受ける必要があるの。」
「うわぁぁぁ・・んんん・・ひっく、ひっく、ううううう・・・」天海の厳しい言葉に愛沙海は泣き崩れた。
「泣いたところで、何の意味もないわ。せいぜい罰を受ける覚悟を決めることね。」
取調べが終了し、愛沙海は独房の中に戻された。天海に責められたことと、刑務所への恐怖から、
愛沙海の涙はいつまでも、いつまでも止まらなかった。
某学園ドラマのあの鬼教師を刑事役で出してみました。
22 :
sage:2007/09/02(日) 02:22:23 ID:JoyPw3wO0
15さん、とてもいいです。
愛沙海の刑期ってどのくらいの長さなんでしょうね。
重い罰だから20年かな?
この続きで護送シーンが見てみたいです。
23 :
15:2007/09/02(日) 23:45:31 ID:cGuA+wZH0
愛沙海は、その後数日間、天海や他の刑事たちの取調べを受け、その度に泣きじゃくっていた。
そして、ついに少年審判のため、鑑別所に送られることになった。
両手錠を掛けられ、引っ張られるように護送車に乗り込んだ。未成年なので、絶対人目につかないように保護されているのが、せめてもの救いだった
それでも、愛沙海は手錠を掛けられて引きずりまわされる屈辱を感じ、非常につらく感じた。
鑑別所につくと、支給された服に着替えるように職員に言われた。
その服とは、えんじ色の古びたジャージだった。テレビ番組で、お笑い芸人が罰ゲーム的な企画で着る、とてもダサいジャージだ。
ズボンに足を通すと、足の裏に違和感を感じた。足の裏に裾についているゴムが引っかかっていたのだ。
「こんなジャージ、見たこともない。なんてダサいんだろう。お嬢様なのにこんなの着せられるの・・・」
愛沙海は自分の境遇に悲しみ、嘆いた。しかし反抗すると、また罰を受けるかも知れないので、ちゃんとジャージを着た。
鑑別所でも、愛沙海は独房に入れられた。周りに誰もいない、一人ぼっちの時間が続く。
実は愛沙海は両親が多忙で幼少期にろくにかまってもらえなかった孤独感からか、子分を作って女王様に君臨することの楽しさを覚え、
集団でのいじめで寂しさを紛らわし、楽しむようになっていたのだ。しかし今、同世代の少女と触れる機会は全くない。
あまりにも凶悪な犯行と、本人の精神状態の問題から、常に独房に拘置し、他の少女と触れ合わないようにするようにする方針が決められたからだ。
「うっうっ・・寂しいよ・・・愛沙海と誰かお話してよ・・・ねえ、誰か・・・」
愛沙海は寂しさから一晩中泣き明かし、ろくに寝ることもできず、憔悴していった。
翌日の鑑別所での調査で、愛沙海は疲れからか、まともに質問に答えることができなかった。
困った調査官は、愛沙海を一旦休ませ、精神科医を呼んでくることにした。
24 :
15:2007/09/03(月) 00:06:13 ID:9Itfr6050
休んで少し体力を回復した愛沙海に、かつての悪知恵が浮かんだ。
「精神病のふりをすれば、無罪になるかもしれない・・あたしちょっとおかしくなってきちゃってるし・・・」
やってきた精神科医に対し、愛沙海は思いっきり精神病のふりをした。
おかしな言葉を口走ったり、質問と全く関係ない答えをしたり、何を言われても黙っていたり・・・
精神科医の朝田龍毅は、「これは重度の神経衰弱、うつ病の一歩手前だ。」として、鑑定書を書いた。
「これで、許されるかも・・少なくとも刑務所行きはない・・・」愛沙海は喜んだ。
しかし、その幼く稚拙なたくらみが、賢い大人たちが見抜けないわけがないことを、彼女は知らなかった。
そのころ、弁護士本橋徹夫は、愛沙海の一件での国選弁護人を打診されて、困っていた。
「オレ、悪人の弁護はやらないっていったでしょ。特に凶悪少年犯罪者なんて絶対弁護したくない。
少年だというだけで、刑務所に行かなくていいだの、死刑にできないだの、そんなこと絶対納得できねぇ!!
悪い奴は子供だろうとどんどん死刑にすべきなんだ!オレは人権派弁護士じゃない。そういう奴らに頼むべきだろ?
第一、あんなお金持ちのお嬢様なら、高い金積んで強力な弁護団組めるだろ?」
「それが、今この地域で事件が多くて、他の弁護士は何件も受けてて、身動きが取れないんですよ・・」
「で、でも・・・オレの信条に反する。仕事にならないし、犯人に対して切れちゃうかも・・・」
その時、同行していた女性弁護士、隅田川寛子が本橋を説得にかかった。
「本橋君は若くて、韓流スターみたいにかっこいいわ。でも、最近民事で負け続きで、お金に困ってるんじゃない?
あなたの主張は少しラディカルだから。たしか新築の3階建てのローンもあったわね・・・」
「うっ、何でそういうことを知ってるんすか・・・」
「それにあなたは奥さんと7人の子供を養わなきゃいけないでしょ。最近は国選の報酬も上がってるみたいだし・・
それに負けても、報酬は減らないわ。被疑者は少女で16歳。きっとイケメン好きよ。」
「でも・・・うっ!そうだ!こうすれば・・じゃあ、仕方ない。引き受けます。」
25 :
sage:2007/09/03(月) 00:51:42 ID:T4XtspL80
凄い展開になりましたね。
累積加算刑でやってジワジワと刑期が長くなると、
真っ青なんだろうなあと楽しみです。
26 :
15:2007/09/03(月) 01:12:34 ID:9Itfr6050
少女が刑務所に行こうがどうなろうが知ったこっちゃない。むしろ、少年への厳罰化が叫ばれる今、
下手に頑張って弁護すると、マスコミから極悪人のようにまつり上げられ、弁護士としての価値も下がってしまう。
逆に少女が実刑をくらっても、マスコミは妥当な判決だとして、弁護士を叩くことはしないだろう。
そう考えた本橋は、この事件を思いっきり手抜きして、その間に勝てそうな民事事件を探すことをたくらんだのだった。
そしてついに、本橋と愛沙海の対面が実現した。早速愛沙海の話を聞こうとした本橋だったが・・
「ねえお兄ちゃん。愛沙海みんなにいじめられてるの。狭い部屋に閉じ込められて、ひどいこと言われるの。
愛沙海何にも悪いことしてないのに・・悪いことしたって・・愛沙海いい子だもん。」
本橋は「こいつはバクレている!!(注:精神異常のふりをしている)」と一瞬で判断した。
「ねえ、もうちょっと、ちゃんと話してくれないかな?なぜこんなことになったのか・・」
そこに職員が入ってきて、朝田の書いた精神鑑定書や事件の書類などを本橋に手渡した。
精神鑑定書を読むと、「重度の神経衰弱、うつ病の一歩手前で心神耗弱」と言う内容が書かれていた。
本橋は「こいつめ・・なんていい加減な藪医者なんだ・・神経衰弱なんていまどき使わないし、あいまいすぎる・・
もしオレが人権弁護士みたいに、真剣にこの娘を弁護したところで、この鑑定書はインチキだとすぐにばれる・・」
とすぐに判断した。そして「本当のことを話してくれないか。そうじゃないと弁護のしようがない。 と愛沙海に話しかけた。
しかし愛沙海はバクレたままだった。 「こいつ・・・!!」
子供にすぐ手を上げる本橋は、愛沙海を殴りたくてたまらなくなった。 しかしなんとか怒りをこらえた。
「落ち着け・・そうだ、こいつを刑務所にぶち込もう。適当に弁護してるふりして、実刑に導いてやろう。
どうせ報酬は変わりないんだし。こんな根っこから腐りきったクソガキ、刑務所ん中でしか、叩き直せねえぞ!」
話がわき道にそれてばかりで、無駄に長くなって、皆さんの期待に沿える描写ができなくてすみません。
やっぱり、「あ」さんとか「午後」さんとか「たらりん」さんとか・・
前スレまでに活躍した名作家の方々には到底及びません・・・カムバックキボンヌ・・
27 :
sage:2007/09/03(月) 01:52:40 ID:RjWNTyE80
どうもありがとう。
ストりーが盛り上がってますね。
ここだけでも凄いです。
弁護士と面会室でのやりとりで求刑を出されて、
パニックおこしているとこなんてみたいですね。
28 :
sage:2007/09/05(水) 23:15:42 ID:G3lCtwZn0
さげ
29 :
sage:2007/09/08(土) 01:34:43 ID:6d11mNWk0
小説が読みたいです。
30 :
sage:2007/09/09(日) 02:10:30 ID:oaCV5OEQ0
とても午後さんの小説我みたい
31 :
sage:2007/09/09(日) 19:11:07 ID:BPw083mT0
とても午前さんの小説我みたい
32 :
sage:2007/09/09(日) 23:02:06 ID:r71ademG0
とても午前さんの小説我みたい
33 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:11:23 ID:95We9mp40
被告の服装は、上は半袖体操服、下はブルマにしてくれ!!
34 :
15:2007/09/11(火) 01:33:04 ID:HAt96Suh0
「今度は少年事件か・・・またやっかいな仕事かよ・・・」若手検事の栗田拓也はため息をついた。
私は少年は基本的に保護処分にするべきだと思いますけど。だって教育のほうが、少年には重要じゃないですか。」
栗田より3歳下の女性検事、松宮舞子が言葉を返した。二人はコンビを組んで、事件の対処にあたっている。
「でもな、加害者により重い処分が下るよう求めるのが、俺たち検事の仕事なんだ。被害者の思いを代弁するから。」
「そうですけど、今回の少年は非行歴なし、殺人でもない。せいぜい少年院に行くかどうかよ。」
「でも、仕事は仕事だ。早速取り掛かろう。・・・・!!」
「どうしたんですか!?そんなに驚いて?」明らかに顔つきが変わった栗田に、松宮は問いかけた。
「なんだ・・この罪の多さは・・・タチ悪ぃ、悪すぎだ・・しかも女だって・・」
「何々・・傷害、名誉毀損、器物損壊、強盗傷害、逮捕監禁致傷・・それに女の子なのに集団強姦未遂なんて!!」
「すげぇだろ・・高校内でいじめのリーダーやってたからこんな罪になったんだってよ。普段は優等生のお嬢様演じてたくせに、そうとう派手に、残虐にやらかしたらしい。」
「・・・なんてひどいことを・・刑務所送りにしましょう!!」
栗田と松宮はこの仕事に真剣に取り組む決意を固めた。そして、愛沙海を取り調べた警察署に行った。
「あの人が、取り調べた刑事さんか・・めっちゃ怖そうな女・・近寄りがたいぜ・・・」
「全身黒ずくめね・・なんか、悲しみと怒りと・・何ともいえない怖いオーラ出してる・・」
二人は怖がりながら、会議室に入った。「はじめまして・・私たちは検察のものですが・・」
「私が、例の少女を取り調べた、天海と申します。検事さん、よろしくお願いします。」
天海は厳しい表情を崩すことはなかった。「福西愛沙海の件でお聞きしたいことが・・」と二人は切り出した。
「あの少女は最低の犯罪者です。校内で気に入らない同級生に因縁をつけ、教科書や机を破壊する、
仲間とともにトイレに連れ込み、水をかけ、モップを押し付けたり、殴る蹴るの暴行を加え続けました。
更には黒板に悪口や中傷文を書いたり、クラス全員に無視などのいじめをするよう強要しました。
被害者が抵抗すると、自分が被害者にいじめられているふりをして、仲間や先生の同情を引き、被害者を悪役に・・・」
35 :
15:2007/09/11(火) 01:34:06 ID:HAt96Suh0
その時栗田が「ちょっと待って下さい!集団強姦などの重い罪で立件するに至った理由から教えていただきたいです。
なぜただのいじめから、監禁や強姦に至ったんですか、それが知りたいんですよ、私たちは。」と言った。
天海は強烈な怒りのまなざしで栗田と松宮を睨みつけた。「校内いじめだって立派な犯罪だ」と。
怒りを抑えながら「被害者が屈しないので、交友のあった不良グループに指示して、一連の事件を起こしたのです・・
『オモチャにして遊んでやってメチャクチャにして。なんなら始末しちゃってもいいから』だとか・・・!!」
天海の怒りに震えた表情と声、それに事件のひどさに、二人は凍りついていた。
しかし、松宮が勇気を振り絞り「監禁事件の詳細と、強盗傷害事件についてもお願いします・・」と質問した。
「そして、少女と不良のリーダーはラブホテルで密会し、被害者と友人に最大の屈辱を与えるための計画を練りました
拉致して廃ビルに連れ込み、そこに監禁して仲間とともに強姦して遊ぼうというものでした・・・
『証拠隠滅』のため、灯油を持ち込み、被害者たちを場合によっては焼き消すつもりだったんです!!
被害者は強姦はされなかったものの、暴行され灯油に火をつけられ、あと一歩で焼き殺されるところでした・・・
強盗傷害については、交際していた男子生徒から金を脅し取るよう指示して激しい暴行を加えさせ、多額の現金を脅し取りました。
自分が、『彼氏を襲われた悲劇のヒロイン』になりたかったようです・・・
許せない・・絶対許せない!!!ううわわぁぁぁーーー!!!!!!!!!」
36 :
15:2007/09/11(火) 01:37:11 ID:HAt96Suh0
怒りながらも冷静沈着だった天海が突然号泣し始めた。突然のことに驚く二人。
「もう結構です。ちょっと突っ込んで聞きすぎました。申し訳・・・」その時、天海が・・
「いえ、取り乱して申し訳ございませんでした。実は私の息子は、いじめを止めさせようとしていじめに合い、
学校の屋上で、いじめグループから「飛び降りろ!」と言われ、飛び降りて死にました・・
その頃私は仕事が忙しく、彼を見てあげられませんでした。最後の最後まで、息子は私に弱みをみせず、
明るく、強く振舞っていました・・だから気づかなくて・・・悔しくて・・・
それから、絶対に少年犯罪、特にいじめや集団暴力を許せなくなり、過剰と叱られるくらい、厳しい取調べをするように・・・」
天海は非常に悲しそうな声で、自らの過去を語った。目からは涙があふれている。
「そうだったんですか・・・それはつらかったでしょう・・言葉になりません・・
私たちは被害者の意見を代弁する存在です。天海さんの分まで、悪質極まりないいじめを行った犯人の厳しい処罰を、
法廷で求め、犯人に反省をさせますので・・どうか泣かないで下さい・・」松宮は、決意を表明した。
栗田も「そうだな松宮。あんな悪いクソ娘には、鉄格子の中でとことん罪を償わせなきゃな。
天海さん、あとは俺たちに任せてください・・」と同調した。
「分かりました。あなたがたにお任せいたします。よろしくお願いします・・」天海は少し微笑んだ。
栗田と松宮の決意を聞いて安心したため、何年かぶりに、鬼のような彼女の顔を微笑ませたのであった。
今回萌えるシーンが皆無で、しかも長くなっちゃってすみません。
これから、愛沙海が厳しく追求されていく予定です。
>>33俺は、露出度が高いとあまり囚人服らしさ、拘束されてる感が出せないと思うので、
ブルマは出せません。期待に沿えず申し訳ないです・・
37 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 08:24:16 ID:SEY6YkW10
>>36 乙です
んーそうですか・・・
むしろブルマの方が女子にとって羞恥心など精神的に厳しく、かつ強制力のある環境下でないと絶対に 「ありえない」 格好なので、ジャージよりも拘束感が出ると思ったのですが
それに、女子少年院では実際に最近まで夏は半袖体操服+ブルマが採用されていたそうなので、事実にも即していると思ったのですが、残念
突然失礼しました 続きを期待しています
38 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 08:35:38 ID:tLPBEj6W0
いいですね。期待感がもてます。^^
39 :
sage:2007/09/11(火) 22:00:57 ID:I67FHzag0
面白くなってきましたね。
累積加算刑でどんどん青ざめるところが見たいですね。
40 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 22:10:48 ID:zb75ZelU0
二次元の囚人少女系サイトってありますか?
41 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 22:48:06 ID:ZNXH41VN0
42 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 01:03:08 ID:R/EWDgWE0
43 :
sage:2007/09/13(木) 02:30:05 ID:8Rlz6XqZ0
愛沙海は少年法が適応されるのか?
それともアメリカの要に成人同様に厳しくなるのか?
どうなんでしょう?
44 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 02:37:52 ID:mYGQQL+V0
>>41 それ、途中の章が飛んでるんですが・・・。
45 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 08:35:28 ID:8rDSe3Xe0
46 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 01:15:25 ID:plNvbQC10
なんだ有料か。
47 :
sage:2007/09/14(金) 02:36:20 ID:Ruf2hLdv0
48 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 08:37:40 ID:FwyIzKKw0
49 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 09:07:23 ID:FwyIzKKw0
50 :
sage:2007/09/15(土) 00:02:24 ID:ePQBz81c0
さげ!
51 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 01:22:10 ID:zJGYj8D+0
>>47 全部読んだらなんだか寂しくなった、みんなキャラのその後が気になる
52 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 08:53:33 ID:5XuG2TFG0
囚人服の少年もありって事にする?
それすると絶対といっていいほど過剰反応するヤツが出るからな。
54 :
sage:2007/09/16(日) 00:39:04 ID:OS/M/H3T0
でも少年と少女の接触はどの程度なのかも気になるな、
つまり、リップステックを思い出すから。
55 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 06:10:16 ID:4clsKwqf0
56 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 00:42:14 ID:d55o9mCo0
>>18 トイレに一切行くことを許さず、排泄物は全て囚人服の中に垂れ流しってのはどう?
つま先まで覆う囚人柄の全身タイツで、排泄物が床に落ちるのを防ぐ。
特に、若い女の子だったら、ものすごい不快感と屈辱感を味わうだろう。
1ヶ月生活させるだけで、もう二度と入りたくなくなり、再犯防止に極めて効果的。
57 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 05:13:48 ID:5A1Dxse90
糞尿系は好かない。
58 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 21:47:44 ID:pk+bux/e0
囚人服の女の子は、お人形として扱われるというのはどうでしょう。
59 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:42:39 ID:+du4gAsO0
もうなんでもいい、字でも絵でもいいからだれかかいてくれ
60 :
15:2007/09/18(火) 01:09:12 ID:Q3q8fyD80
栗田と松宮は、愛沙海を検察逆送するために、必要な調査を始めた。
愛沙海の通っていた高校や、監禁事件の関係者は、既に警察が調べ済みだったので、
愛沙海の出身中学に行って、聞き込みをすることになった。そこで、教員たちから、重要な証言を得た。
「3年前から今年度まで、不登校や転校がものすごく多くて困っていたのですが、今年度から激減しました。」
これは、二人を案内してくれた教師の証言だった。「松宮、これってもしや・・」
栗田の読みは的中した。愛沙海のクラスを担任した教師の証言は、
「私が去年まで受け持っていたクラスでは、5人もの不登校、転校者を出しました。他のクラスでも例年になく多かったです。
福西・・確かにいました。クラスの中心的な存在で、目立っていましたが、それほど目だって悪いことはしませんでした。
彼女がいると、クラスがまとまるんですよね・・でも、何回か父親が、『うちの娘がいじめられているのではないか?』
って学校に押しかけてきましたよ。県議会議員のお偉いさんだから、絶対に逆らえなくてね、頭下げっぱなしで・・
で、福西をいじめたという生徒は、いじめを否定したのですが、私たちは信用しませんでした。
全員転校するか、学校に来なくなりました。今となってみれば、逆に福西がその子たちをいじめていたのでしょう・・・
私もうすうす感づいていました・・ただ、福西の父親が怖くて・・面倒になると思って・・・」
担任教師は、罪の意識を感じているのか、うつむいたままだった。
その後も栗田と松宮は、他の教師たちに聞き込みを続けた。トイレが荒らされていたり、机などが壊される事件が多発していたこと、生徒への誹謗中傷の落書きもしょっちゅう書かれていたことが明らかになった。
それをやった者を特定し、処分もしてきたとのことだが、今となってみると、愛沙海が指示していたのではないか、と皆口々に語った。
そんな中、学校に一人の少女が、母親に付き添われてやってきた。
その少女は、愛沙海と同級生で、不登校になり、卒業式にも出席できなかったという・・
61 :
15:2007/09/18(火) 02:19:58 ID:Q3q8fyD80
「娘が、検察の方に、ぜひ話したいことがあると・・」母親が切り出すと、娘が話し出した。
「私は谷沢美月と言います。中学時代に福西愛沙海にひどいいじめを受けていました・・・」
美月は震えながら小さな声で話している。今にも泣き出しそうだ。「ゆっくりでいいの。お姉さんが全部聞いてあげるから。」松宮が優しくなだめる。
「もともと私は友達もいない、暗い性格でした。だからいじめグループに目をつけられて・・
グループのリーダーは愛沙海でした。全部愛沙海の指示で私へのいじめが行われました。」
それから、美月はとてもつらそうにいじめの内容を話し始めた。無視、バイキン扱いは当たり前。
トイレに行けば、個室の上から水を掛けられたこと。教科書や持ち物を全て落書きされ、ごみ置き場に捨てられたこと。
「死ね」などの悪口を書かれたり、全校中にやってもいない悪いことをしたと言う文書を撒かれたり・・
栗田と松宮は、聞いていて本当につらくなり、泣き出したくなった。しかし、一番つらいのは美月なので、我慢して聞いた。
「ついに私は、勇気を振り絞って、愛沙海に聞きました。『なぜこんなひどいことをするの?』って。
そうしたら『あんたは人間じゃなくて愛沙海のオモチャだから。生きる資格ないのよ。』と言われて、
もう・・悔しくて・・必死で言い返したらみんなに『美月にいじめられてるの』って・・
お父さんを呼んで、私が愛沙海をいじめているって責められて・・先生に助けを求めても、信じてもらえなくて・・
それで私は、もう学校に行けなくなりました・・何度も死のうと思って、自殺未遂を・・・」
そこまで話すと、美月は急に泣き崩れ、ショックで倒れこんでしまった。
あまりの残酷さに今にも泣き出しそうな栗田と松宮に、母親は「この子は命がけでつらい体験を話しました。
検察官さんの力で、どうかこの子の受けた苦しみが、法廷で認められてしかるべき罰が下るようにして下さい・・」
と言って泣き出してしまった。「被害者の思いを法廷で代弁する、それが検察の役割ですから・・・」
二人は母親を慰めるとともに、なんとしても愛沙海に実刑判決が下るようにすることを決意するのだった。
62 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 08:49:18 ID:s8EejbvQ0
wakuwaku
63 :
sage:2007/09/19(水) 10:46:44 ID:ZzR1mWKX0
愛沙海に実刑判決が厳しい物だといいですね。
64 :
sage:2007/09/21(金) 00:13:07 ID:nAKaVjxk0
sage
65 :
sage:2007/09/21(金) 07:30:24 ID:0j7my0Zx0
続きは、まだ、でしようか?
楽しみにしているのですが・・・
66 :
sage:2007/09/22(土) 21:04:50 ID:bxWe/IwZ0
まだなんですか・・・Oez
67 :
sage:2007/09/24(月) 00:04:38 ID:UXnlXYr/0
続きは、まだ、でしようか?
68 :
sage:2007/09/25(火) 02:43:33 ID:XSUkhzP90
続きを期待しています.
69 :
sage:2007/09/27(木) 01:54:11 ID:vD/S0mX90
愛沙海に実刑判決まだですか?
70 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 04:05:22 ID:fni0JIGj0
午後氏戻ってきてくれ
71 :
sage:2007/09/30(日) 23:44:12 ID:gSU8RajE0
午後氏戻ってきてください!
お願いします、みなさんお待ちしております!
72 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 01:23:04 ID:+m00jAjH0
頼む誰でもいい書いてくれ、書いてくれ・・・
73 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 21:39:28 ID:94O2C4rw0
だれかあああああああ
74 :
sage:2007/10/03(水) 00:10:56 ID:tlB/RIgo0
>>15 続きは、まだ、でしようか?
小説を楽しみにしているのですが・・・
75 :
sage:2007/10/04(木) 00:26:41 ID:aBQtual20
午後さんが帰ってくれる事を期待しています。
あの初期の頃ように、輝いていた小説が読みたいです。
76 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 23:54:21 ID:Qp0HXl9Y0
書いてくれ
77 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 07:34:14 ID:bcAwKPuM0
終わったもうこのスレは終わった
78 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 07:46:48 ID:SzepbCyu0
これから面白くなるスレだよ。
79 :
sage:2007/10/08(月) 22:21:55 ID:hWE13OaU0
きっと充電期なんだと思う。
80 :
sage:2007/10/08(月) 22:27:47 ID:hWE13OaU0
きっと充電期なんだと思う。
81 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 03:35:37 ID:HDNazsq00
なわけねぇだろもうこのスレは終わりなんだよ
82 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 14:34:29 ID:eKBMwDhR0
スクールデイズなるもので殺人を犯す前の話はいらないから、警察に捕まった後の話が欲しい
「主文、被告人を懲役12年に処する。未決勾留日数中213日をその刑に算入する。
訴訟費用は被告人の負担とする。」
84 :
sage:2007/10/09(火) 23:53:58 ID:vbEthzje0
充電でなきや二次電池じゃないので一次電池でポイ捨てかよ。
sage厨うぜぇ
86 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 23:02:14 ID:UBv4/Afn0
87 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 16:38:18 ID:VDPDqkLs0
無料で読める少女囚小説
舞台設定・登場人物
とある国の刑務所。ここは国内から集められた凶悪犯を収容する男子刑務所であった。
現在も男性受刑者の収容は継続されており、周囲を高い塀で囲われ、厳重な警備がなされている。
この刑務所では、囚人にエメラルド鉱石の採掘作業をさせており、安い人件費もあいまって国家の重要な収入源になっていた。
数年前まではすべての作業を男性囚人にさせていたが、機械導入による、作業割り当ての見直しから、
軽作業については、女性囚人に行わせることにした。
この刑務所では、三十歳未満の初犯で、刑期が比較的短い(三年以下)の女性を収容している。
この国には起訴猶予や、執行猶予の制度はない。全件送致主義。 ただし、初犯の者や、軽微な犯罪に関しては、
特別に矯正プログラムが組まれる場合があり、収容期間も短い。 なお、この国の最低処罰年齢は十四歳。
刑務所への収容年齢も同じく十四歳である。 (十四歳未満のものについては矯正教育施設へ送られる)
ミオ 一四歳 中学二年生
マリア 二九歳 S女子刑務所処遇部長
一〇二号(ノゾミ) 一四歳 中学二年生
一〇三号 一五歳 中学三年生
一〇四号 一七歳 高校三年生
一〇五号 一六歳 高校一年生
一〇六号 一五歳 高校一年生
ミカ 二三歳 ミオの同房の先輩
サリナ 二七歳 ミオの同房の房長
ユウコ 二六歳 ノゾミの同房の先輩
マユ 一四歳 ミオの親友。学校では同級生
その他検査担当官多数
http://slavemarket.s1.freexy.net/01.htm
88 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 23:29:39 ID:rMKfoLzl0
89 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:15:57 ID:ECu/2Tsy0
age
90 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:21:26 ID:UQOpg6qe0
有料といってもわずか300円
早いうちに読まないと消えるかも。。。。
と、宣伝にきております。
もうダメポ
93 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:58:35 ID:UQOpg6qe0
94 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 02:29:35 ID:BUMLuFlc0
どんだけ宣伝してんだよw
午後氏に比べたら
>>93の小説なんてゴミカスもいい所だろ
禿同
無料の時少し読んだけど金払って読む気にはならなかった
午後氏の作品はもちろん300円以上払っても読みたいですよ
96 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 02:26:03 ID:BlauF9Ei0
無料にしろよ。
くれくれとか無料とか言う前に
自分で書いて
アップしましょうね。
98 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 11:21:37 ID:j1J0WhH30
HPに乗ってない分を少し掲載します。
恥辱の肛門検査があるようです。
http://slavemarket.s1.freexy.net/01.htm 第八章 終わらない恥辱 (2)
相変わらず、スリットにクスコを入れられたままのミオ。
「痛くないからそのままじっとしててね」
検査官がペンライトを持ち出し、中の様子を伺っている。
ペンライトの先に、カメラがつけられており、ミオからは見えないのだが、
モニターには、ミオのスリットの中身が鮮明に映し出されている。
映し出された画面を見ながらミオのスリットデータを保存する検査官。数枚のデータが保存された。
クスコのねじを緩めていく。閉じることを許さなかったくちばしが徐々にしまっていく。
(もうこれで終わりにして…)祈るように願うミオ。
しかし、係官の手はお尻のほうに伸びる。そのままの姿勢で、お尻を広げられた。
そのままでは検査しにくいのでお尻を出すように言われるミオ。
「お尻なんか検査してどうするんですか?」思わず聞いてしまった。
「検査はあなたを守るためにするのよ」検査官はこれ以上は答えなかった。
(意味わかんない)ミオはこのときは言っている意味がわからなかった。それよりも
クスコで味わった嫌悪感は味わいたくない。そう思うだけだった。
検査官の指が肛門をなぞる。
(いやぁ・・)表現の仕様がない嫌悪感が襲ってくる。
「いやぁ、やめてぇ!」体をよじって検査の手から逃れようとするミオ。しかし、無駄な抵抗でしかない。
しっかりと広げられ、肛門を観察される。そして肛門に指を軽く入れる。
そのたびに、襲ってくる味わったとこのない感覚に涙するしかない。
「お尻での性交はない様ね。毛も生えていないみたいだし。あなた、痔とかの持病ない?」
「ない…です」完全に涙声である。
「さっきのクスコと違って今度はしっかりいれるからね。息はいて。」肛門に金属の感触がする。
さっきのよりも小さいクスコであるが小さいだけでクスコには違いがない。
「いやぁぁぁ!」さっきに増して暴れようとするミオ。このままでは検査にならない。
「すぐ終わるから」検査官の言葉にも聞く様子がない。ミオの息使いが荒く、もう完全にパニックになっている。
98の作者は
検身フェチであって
囚人服フェチではないんだよ。
女囚ものとしてはいいかもしれないが
スレにはあっていないと思う。
フェチって知らない、わからない人には似たようなものは違いなどないようで、本人達に
とっては少しの差が全くの別物なんだよな。
>>98だけ読んでもかなりスレ違いだなって感じだ。
厳密にいうとスレの住人(の一部かな)の望む、例えば午後氏などのフェチとは
全く違う。
101 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:39:48 ID:IKC/XsmG0
>100
全くです。羞恥違い。午後氏の作品には囚われ感があった。
>>98は医療っぽい。女子囚人患者ってDVDもこんな感じだった。誰か観た?
>>101 もってる。
中盤後ろの健康診断で無理やり
バンザイさせられながら、体中を触られていたのが萌。
あと、CROSSのスパルタレズビアン女子少年院はおらおら調の法務教官に萎。
東京少年鑑別所の表札を映像に使っているようだ
(本編で東京少年「鑑」まで写っている)
>>98のやつは話が進むにつれて
自分の趣味に走りまくって方向性がどんどんズレて行くんだよな・・・
読者のニーズに合わせようという思想が感じられない
これで金を取ろうという発想がありえないわ
105 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 08:57:38 ID:/H9EoDWS0
,` :
~、 :. ' ・ ∵ ____
_,_ '.、゛‘ (々^。゚,`ゝ←104
│││ │ .{々 | | ヽ _>
│││ │ │ .`ヽ | | | |_
││ │ │ | | | / |
││ │ │ | | | | ||
│ │ │ } } | | ||
│││ │ ∧__∧ .| | | ||
│││ │ ( ) | | | ))
│ │ 〉 ^| 〈ムイ. | |
│││ __ / .| | .| | |
│││〈´ム〉| | | | | |
│││ ヾ、`| | | | | |
│││ \" | \ | | |
│ │ . │\/ 人_ .⊥ | `))
││ | | | | | し'´´
│││ │ ..| | |__ | |
││││ | | / _.{
│││││ | | \__|
│││ │ | |
│││ │ | .|
│││ }"__〉
│││ │ .|__/
金を取るなら
イラストを一杯入れて本にして
コミケあたりで売れば良い
面白ければ少しは売れる
それよりも
新作は出ないのか新作は
108 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 22:33:29 ID:TXOVzm5n0
>103 うん。やっぱ看守はいかにも事務的で無表情なのがいい。
どっちがアウトローか分からんやつはゲンナリ。
午後氏の読み物みたいな映像はないもんかねえ。無理か。。。
>108
拾った動画で
少年少女矯正施設の身体検査というのがあったのだが
男性教官がおらおらで、最後にはフェラさせて
画面に向かって思わず「氏ね」って言ってしまった。
しかも検査の癖に靴と靴下は履かせたままだし、
検査してるのか、やりたいだけなのかどっちなんだと小一時間・・・
>>103 >バンザイさせられながら、体中を触られていたのが萌。
そのシーンうp頼む<m(__)m>
111 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 22:03:30 ID:AtQzoL1i0
>102なにこれ?
112 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 14:20:38 ID:cKl9gFla0
ヤヌスの鏡に鉄格子の中に入ってるシーンがあるが、
古いなあ。これ・・・
113 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 01:26:39 ID:lPbhB9FG0
114 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:25:01 ID:MoaVhmOo0
それよりも
新作は出ないのか新作は
115 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:02:03 ID:tcVReMba0
116 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 09:54:26 ID:+XKEcERD0
>115 小説でしょ?
>114 午後史復活がなさげだからしんさくきたいってこと?
117 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 22:39:39 ID:QOz8JIAn0
118 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 06:33:52 ID:nkizs5Wc0
リリアは?
119 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 09:14:34 ID:ysAvrkna0
120 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 11:30:26 ID:z8wvnp8x0
>>120 これはなかなか。
学園物とかもあるけど結局は囚に行く思考が素敵だw
122 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 00:37:37 ID:XEZGYEy40
123 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 09:25:35 ID:5Z71/MQM0
124 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 01:00:59 ID:rS1sBNtD0
125 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 22:30:48 ID:Gkn6zJis0
>>122 それっぽい検索ワードを駆使して根性で見つけます!
英語、韓国語、中国語、問わずです!
126 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 03:14:11 ID:VTKAOvgV0
アゲ
127 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 10:40:24 ID:APpWfewy0
サラ・ウォーターズの歴史ミステリー小説「半身」はいいぞ!
ヴィクトリア朝時代を舞台にした監獄に女囚と少女囚がいるんだ。
128 :
sage:2007/12/28(金) 01:20:47 ID:5SpiE9Hx0
さげ
129 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 08:36:06 ID:XUhWPt/N0
>>127 読みました。子供用の鉄枷のくだりが萌えた。
130 :
yuki<Y>:2007/12/28(金) 14:54:16 ID:sIxxroJ50
きゃ
久しぶりにお邪魔したら
120番さんに
Yの妄想が紹介されてるw
131 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 18:52:10 ID:mMv4dPuO0
132 :
sage:2008/01/02(水) 01:43:52 ID:WIM9ZtB90
駄文でも書いてみるかな。
=======
私のアパートに令状を持った法務官吏が来たのは6月1日の朝のことだった。
私は別に犯罪を犯したわけではない、ただ単に期限までに借金が返せなかっただけだ。
この国では15万円以上の借金を返せないと、収監されて、労役につき返済をしなければならない仕組みになっているのだ。
まぁ、昔のように、借金を重ねて適当に裁判所に申し立てれば借金がチャラになる仕組みに比べればいかんせん合理的な気もする。
なにはともあれ、今この場で耳をそろえて35万円を返済しなければ、私は監獄送りになってしまうという事実だけは動かせない。
そして、今ここにそんな大金はない。
もとはといえば、変な宗教にはまったのがいけなかった。今は脱会したが、そこに投資した借金だけが残ったのだ。
そして、その借金のために私は連れて行かれる。
ちなみに、酷いことに、一度収監されると他の支払い方法に切り替えることができないのである。
要するにこれから実家の両親に泣きついてももうおそいということだ。
「じゃあ、最後に確認します。」
「…はい」ちからなくこたえる
「あなたは、矢上早紀さんですね」
「…はい」
「あなたは5月31日までに返済しなければならなかった、35万円をまだ返済していませんね。そしていま返済することもできませんね。」
「…はい」
私は観念して手錠をかけられた。
合金でできた手錠は冷たかったが意外に軽かった。
そんなくだらないことを気にしている場合ではないことはわかっているが、
そういうときに限ってそういうくだらないことが気になってしまうものだ。
そして、女性の事務官がなれた手つきで私のワンピースの上に不恰好な革のベルトをまき
それと手錠を接続する。これでどっからどうみても犯罪者だ。
といっても、今の時代債務囚は珍しくないので、単なる生活破綻者だとおもわれるだけかもしれない。
そんなことを考えてぼーとおしていると、横から
「では、今日からあなたは『債務女囚SY1485号』です。実際上はSY85と呼ばれるとおもいます。」
アパートを出て、表に停めてあるバンに載せられる。
まわりに人だかりができていて、ゴミを見るような視線で刺されることを覚悟していたが
意外なことに誰一人いなかった。どうやらテレビのようにひとだかりができるのはよほどの事件だけらしい。
バンには既に2人ほど女性が乗っていた。ひとりはいかにもヤンママと言った感じ。
もうひとりは中学生ぐらいの可愛い女の子だった、おそらくこの子は親の債務で連帯させられたのだろう。
バンにつまれて、椅子の金具に腰のベルトを固定される。そして、バン後ろのドアが強くしめられた。
そのまま走ること30分。港の一角にある、高い塀で囲まれた施設で止まった。
バンから下ろされると、そこには既に私たち囚人の人数にあわせて3人の女性の事務官が待っていた。
私(とおそらく他の囚人たちも)を捕まえた法務官と事務官はそれぞれの令状とともに私たちを引き渡すと、
そのままバンに乗って去っていった。
そして3人はそれぞれの事務官に連れられて建物の中に入る。
廊下をしばらく行ったところで、それぞれ別の個室に入れられた。
この間事務官たちは、前へとか右とかそういう短い言葉をはっするだけだ。
個室には3人ほど女性が待っていた。部屋の左右に一人ずつ。そして真ん中のデスクに一人。
個室に入り、事務官が部屋の中にあるインターホンを押し短く言葉を交わすと部屋の扉がロックされる。
それと同時に私の手が手錠から解かれる。
そして、服を一切脱ぐように指示された。
幾分恥ずかしかったが、抵抗してもどうにもならない。
あきらめて少しずつ脱ぐ。
そして、脱ぎ終わると、簡単に変なものを隠し持っていないか確認された後、
病院の検診のときに着るような不織布のガウンが与えられた。
それを着て、椅子に座るように言われた。
椅子に座ると女性の一人が乱暴に自慢の長い髪を切る。
そしてみっともなく肩までで切られた姿にされたあと、
身長が分かるように横線のひかれたボードの前で写真をとられることになった。
『債務女囚SY1485号』と書かれた紙を持たされる。
正面・横・そして斜め上を見て。合計3枚の写真を撮られた。
これってどうよ誰か読みたいなら続けるけど、ダメならやめる。
>>135 債務囚という設定が現実離れしすぎて燃えないが
それ以外はまずまず良い
多分一般的な萌えとはかなり外れるとおもう。
ちなみに債務囚とか債務奴隷というのは、じつは中世だか
なんだかにはあった概念だったりします。
まぁ、人権全盛の現代においてはどうかとおもいますが。
>>137 現代でも、
借金のかたに売春させた後、
警察、司法とぐるになって
年を食った女性を
金を返すつもりもなく借りたとして
詐欺で刑務所に入れて
厄介払いするなんて話もあるな。
撮影が終わると机に座った女の前に座るように言われた。
すると女は机のノートパソコンから顔をあげ、
「じゃあ、これからのことを説明しますね。あと、これからのことを決めるためにいくつかの質問をします。」
「あなたはこれから債務女囚として、笹川島にある第3女子監獄に勤務することになります」
「…はい」
「債務囚は一般の懲役囚と異なりますのでちゃんと給与が払われます。
そしてあなたの債務分のお金が用意できたら釈放となります。
ただし、あなたが監獄を利用することは刑罰によるものではないので規定に従って費用が発生します。」
「つまりいつごろ釈放されるんですか?」
「はっきりとは言えませんが順調なら6年弱程度になります。
具体的な給与と監獄利用料は毎年若干改定されますがおおまかに次のようになっています。」
〜〜〜〜〜〜〜
時給:620円 労働時間1日8時間 年間250日
監獄利用料 3200円/日
内訳:舎房費1000円、食費900円、看守費800円、光水費100円、設備費200円、保健衛生費200円
ただし、上記の監獄利用料は標準処遇の場合である。
必要な物は基本的に自弁するものとして別途請求する。
もしも特別な管理が必要ならさらに実費の特別管理費を請求する。
〜〜〜〜〜〜〜
…ちょっとまった。日当になおすと4960円、250日だから年間1240000円。
そしてわけのわかんない利用料が年間1168000円
つまり差額が72000円ずつ返済されていくわけね。
「特別管理費っていうのは?」
「ああ、それはちゃんと言う事を聞いてたら別に問題はないんですけどね。
ふつうの囚人についていうところの懲罰に関する費用です。軽屏禁で1日2000円ぐらいです。」
「つまり、不服従だとそれだけ監獄に長くはいっていなければいけないってことですか。」
「まぁそういうことですね。ちなみに、お金に余裕が出来たら一部を使って処遇を改善することもできますよ。」
そういやみな顔を浮かべながら目の前の女は言った。
「説明はざっとこんなところです。これからあなたについて質問をします。」
「お名前は?」
「矢上…」
「違いますよね。新しい方の名前で答えてください。ちゃんと番号のわかる名前で」
「えっと…債務女囚SY…すみません忘れました」
「じゃあしょうがありませんね。調べて差し上げますから、元の名前を言ってください。」
「矢上早紀です」
「矢上早紀と…」女は名前を復唱しながらコンピュータに入力する。
「あなたの新しい名前『債務女囚SY1485号』さんですね。もう忘れないでくださいよ。調べるとまた調査費がかかりますから。」
「えっ…。」思わず声が漏れる
「つまり、あなたは刑罰で入ってるわけじゃないですから、そういう標準外のことをすると一つ一つ追加費用が発生するんです。」
「いまのでいくらですか?」
「1400円です。」
「実はこの手続きにもお金がとられてたり…」
「もちろんです。いまやってる登録処理費300円。ここに来るまでと監獄までの移送費で12000円。そしてこのあとの健康診断費が8000円に、あとで渡す囚人服の代金が17000円の計4万円ですね。」
「それじゃ、そうやっていつまでも伸び続けるんですか?」
「ええ、あなたのために使われる費用ですから。」
「はぁ…わかりました」どうやら簡単に釈放する気はないと言うことのようだ。
「じゃあ債務女囚SY1485号さん、質問を始めますね」
「はい」
「あなたのもとの職業は」
「大学院生です。桜松女子大学大学院理工学系研究科機械情報工学専攻に所属していました」
「何か技能はありますか?」
「コンピュータ関連なら一通りのことが出来ると思います。あと、旋盤とか簡単な工作機械なら実習で使った事があります」
「それは役に立ちませんね。」
「そうですか…。」これまでやってきたことが一蹴されるととてつもなく惨めに感じる。なのにただ「そうですか」と答えることしか出来ない。
「じゃあ、男性経験は?」
「なんでそんなこと聞くんですか?」
「あれば不純性遊行者として、一種の風俗みたいな二倍の時給のでる仕事ができるようになるんですが」
「あります」嘘だ。でも倍もらえるなら1年以内に出所できる。やらない道は無い。
「本当ですか?あとの検診の検査項目に加えておきますね。」
「…はい」ばれているのか。
「じゃあ、次に自殺未遂になったことはありますか?」
>>135 35万円程度の借金でとんでもなく恥ずかしいめにあうのがいい。
少々現実離れしていていいから、写真は全裸で撮られてもよかった。
同級生や後輩のところへ、恥ずかしい姿で貸し出されてほしい。
142 :
sage:2008/01/03(木) 23:58:57 ID:o/Y8zy6a0
おもしろい!
費用の設定で、なんか☆新一のショートショートを思わず思い浮かべたわ!!
143 :
yuki<Y> ◆yukiY./Ovg :2008/01/04(金) 01:31:14 ID:Z4tSSE/x0
読んでいますよ〜
ドキドキ
特別監理費がかさんで、収入と逆転したらどうなるんだろ?
「…どうしてそんなことを聞くんですか?」
「もしも自殺傾向がある場合はそれなりの処置が必要だからです。」
「またお金がかかるんですか。」
「当然無料ではありません。」
「昔はありました、中学生ぐらいにかけてですかね。でも今はもう10年間はやっていません。」
「そうですか。なら大丈夫でしょう。とりあえず検査項目に加えて起きますね。」
「はい。」
こんな調子でしばらく質問されたのち、個室をだされ、診察室に連れて行かれた。
中には女医と看護婦らしき女が2人待っていた。
「えっと、検査項目は…標準に、処女、自殺傾向の検査ね」
そうさらっと女医が言うと、看護婦らが仕事をはじめる。
まず身長・体重・スリーサイズなどの体型の一般的な計測を行っていく。
そして、意味があるかないかわからないが適当に聴診器をあてられる。
口を開けさせられて喉の置くまで見られる。
そして、体表観察をされる。これはどうやら帳簿をつくるのが目的らしく、手術痕やらなにやらから、ほくろ一個にいたるまで、いちいち指でなぞっては帳簿に書いていく。
「この手首の傷ですが…」女医が口を開く
「ええ、自分できりました」
「自殺傾向のあれですね」
「はい。もう10年近く前のものです。」
「そのようですね、傷はどれもかなり古いみたいですし。自殺傾向は今回はなしということで」
「あ…はい」とりあえず有利な結論が出たから反駁はしないが、こいつ絶対に藪だ。
自殺傾向は精神医学の管轄だから、こんな風に外傷をちょろっとみただけでは判断しない。
というかそもそも、リスカ以外に飛び降りとかいくらでも方法があることを知らないのかこいつは。
そのあと、採血をされ、レントゲンをとられした後に女医が口を開いた
「検査はこれで終わりです。あとは刻印になりますんでちょっとまっててください」
刻印。要するに、管理番号と記号と、それを示すバーコードが腕と大腿に焼き付けられるのだ。
必罰制度の現代においては別に珍しくはないとはいえ、不可逆な咎の証であることには変わりはない。
しばらくすると準備が整ったらしく、看護婦が装置を女医に手渡した。
「じゃあまず肩からいきますよ〜。」
装置が肩に置かれる。ひやりとした不気味な感触。
「はい」女医の声に合わせ痛みが走る。だがそれは思った程ではなかった。
145 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 00:48:21 ID:Gq9rDGvS0
GJ♪
面白いです。
とりあえずここの概念について簡単に話して起きます。
この世界はそう遠くない未来を舞台としています。
その時代では「権利」と「義務」という概念や「罪」と「罰」が極めてハッキリしています。
信賞必罰の世界です。
軽微な罪だから見逃すといった概念は無く、
たとえば万引きをしたらそれがたとえボールペン一本であったとしても、
ちゃんと懲役刑が下ります(まぁ1週間足らずでしょうが)
当然、民事でも逃げ得が起こらないように、極めて厳しい強制執行制度が整備されています。
彼女が受けているのはその一端です。
これらの都合上、収監経験者が多いのが現実です。
また、合理的必要性があれば囚人の人権は簡単に無視されます。
他方、合理的でない理由で囚人の権利を侵害することは厳しく禁止されています。
このことは、この社会の概念を理解してくださっていればわかるでしょう。
続きはちょっと今週中はかけないかもしれません。
何か面白いアイデアを下さったらパクらせていただくかもしれません。
そうでした、描き忘れましたが…あれです。
債務囚は、別に情状酌量も糞も無く、未返済の借金がある事実だけが要件なんで裁判はないです。
逮捕即収監です。
148 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 23:01:20 ID:r47iLrjq0
じゃあ、詐欺やいじめの被害者に支払いをしていないと、
完済するまで出られないってことかな?
どうなんでしょう?
これも、萌えますね。
>>148 いいえ、違います。
刑事は刑事、民事は民事なので、刑期さえ満了すればちゃんと懲役は終わります。
その辺はきっちりしてます。
ちゃんと、刑務所から出られますよ。
で、損害賠償額分、当然服役中の分の利子も含め用意出来ていて即金で支払えれば逮捕されることはありません。
ただし、刑務所の出口のところでたいていの場合、担当のお役人さんが待っているので、そのお金が払えるわけも無く。
再度逮捕収監されます。(借金なのでこれは35万円以下でもです。)
損害賠償の支払いは基本的に判決後1週間以内です。
よって、刑務所から出るころにはとっくには支払い期限が切れていることになります。
ちなみに、損害賠償は基本的に自分の金で行う規則になっているので、肩代わりということはできません。
まぁ、刑務所内での労働に対しても微小な額ながら作業報酬が設定されているので、それで支払えるかもしれません。
といっても、作業報酬は5千円以上は頭打ちなんですがねwwww
ところで、面白いことができます。民事賠償の支払期限が一週間ということは。
上手い事民事を引っ掛ければ…っていうことができますよね。当然。
さらに、額が100万円を超えていて、予審をして、充分に相手の敗色が濃厚で、雲隠れの疑いがある場合は、
民事でも逮捕(というか拘留)することができます。まぁつまり身柄差し押さえの仮処分が出来るということです。
150 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 01:16:55 ID:uMH5cvve0
>>149 なるほど!!
それじゃあ、損害賠償額分が支払えない場合、
一生出られない可能性もあるって事ですよね?
基本的に
搾取される労働者は
士気が低い。
出る気のない人は、働く気もないし…永遠に債務超過状態でいいんじゃねとなるような。
かといって債務超過で処刑も出来ないでしょうし。
で、囚人の管理コストが高騰し
制度を維持できないのでは…と勝手に夢想。
ストーリーは出色だと思うが。
>>150 難しいところなんですが、基本的にはある程度以下であれば15年以内に出獄できるように、プランニングされます。
表ざたになる労働は時給620円ですが、その労働で5万円ぐらいためて、それを斡旋料で支払うと、何らかの高収入な怪しい仕事が斡旋されます。
懲罰的な意味合いもありますが、あくまでも、返済が目的なので、なんらかの手段で目標額まではいくようになっています。
>>151 基本的に貯蓄がない場合、あるいは返せる見込みがない場合、週単位で赤字を出すことは認められません。
看守・舎房・設備費は動かしようがないので、他の項目を減額するように言われます。
たとえば、舎房の電気・水(トイレ)を一切使わなければ1日100円、食事を抜けば900円浮きます。
といったように、作業でちゃんと稼がないと、食事もでないので、最低限働こうとはするかなと、ちょっと甘めの憶測をしています。
153 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 23:03:09 ID:yUEFZeWC0
>>152 それじゃ犯罪の刑期+損害賠償額分の収容期間の累積加算刑でいいのですか?
小額で余りに長期間働かされると、民間で借金を肩代わりして契約して労働させる組織が幅をきかせ
現実的にほとんど刑務所に来ることなさそうなので、もうちょっと短い方が(10万一ヶ月とか)
リアリティがあって萌えそうな気もする。
完全な設定は難しいですね。
>>153まぁ、そうなりますね。
>>157そうするのも手かもしれませんが、逆に、そういう組織があるにも関わらず、それを利用できなかった事情を考えるとまたまたいいかもしれませんよ。
個人的におもうのは、ご不満な点はご自分で脳内書き換えしてください。
では続き====
ヒリヒリする肩を見てみると…
あぁ、やっぱり。
SY1485
|||||||||||||
△
ほとんど日に当たる事の無かった真っ白い肩に非常にくっきりと、黒い刻印が刻まれていた。
すると、看護婦がバーコードリーダーを肩に当てる。
ピッそうなって正常に読み取れたことを確認してから
「じゃあ、次ぎ太ももだしてください。」
そういってももう既に丈の短い検査着から大腿は露出している。
そして、女医は再び膝の少し上のところに機械をあてる。
見なければいいのにどうしても目線が自分の膝の上に押し当てられている機械に行ってしまう…ん?なんで女医は黒のタイツなんて履いているんだろう?
「じゃあ、いきますよ。」
もう一度同じ刺激がくる。
今度は、どんな痛みがくるか分かっていたので殆ど感じなかった。
そして同じように看護婦が正常に刻印が終了した事を確認している。
その隙に、女医の左膝上に目を凝らす。
あぁやっぱり…。
「はい、おわりです。じゃあ、がんばってくださいね」そう女医はやさしく言い診察室を出るように促した。
「YW5321号」出際にぼそっとつぶやいてみる。
「はい!」突然女医が叫んだ。
驚いて後ろを向くとまっすぐに立ち、頭の後ろで手を組んでいる女医がいた。
あぁやっぱり。昔捕まった事があるんだ。でもまさかこうまで反応されるとはおもっていなかった。
「先生大丈夫ですよ」あわてて私をつれていた女が言うと、女医は恥ずかしそうな顔をしていた。
どれぐらい前に捕まっていたんだろうか。それとも、囚人が診察していたのだろうか。
いや、看護婦は足に刻印がなかったから囚人じゃないはずだ。となると女医は単に逮捕歴があるだけだろうか。
そして女が女医に、「賠償請求しますか?」と聞くと「いやいい」とだけ返した。
どうやら、あやうく借金が増えるところだったということだろう。
そして、もといた部屋に連行される。
すると机の上に少し大きめのビニール袋が置いてあった。
透明なので中が見える。灰色の服。どうやら囚人服のようだ。
じゃあ、これが今日からあなたの服です。
ワンピース1枚と、下着が3枚です。
今ここで着替えてください。
ワンピースを広げて見ると、胸と背に大きく、さっき撮った写真と、肩にあるのとおなじものがならべて貼ってあった。
下着は灰色のレオタードで、同じく、胸と背に貼ってあった。
言われるままに着る。ワンピースは肘袖で、膝丈。装飾は全くなし。まぁ囚人服としては普通だろう。
問題なのは下着の方だ。肝心な部分、要するに又下がない。
「そうそう肝心なところが開いてるのは検査しやすいようにだから」
こちらが聞く前にあっちから言ってきた。
それじゃ、最後に、ちょっと首出して。
目をつぶって。
そういわれるままに従う。
首がひやりとする、首輪を着けられるのだろう。
「はい。どうぞ」
やはりその通りだったようだ。首が重くなった。
「これであなたは完全に囚人です。じゃあ、これから舟で第二女子監獄島に行くわけですが、重要な事を説明しておきますね」
「あなたの首輪には2つの機能が付いています。1つはあなたが不服従だったときに簡単な処罰として使うための電気ショック機能。もう1つはあなたが脱走した時に1時間以内に管理下に戻らないと爆発する爆弾です。」
「え…」
「法務省の管理区域内には、特殊な電波が出ていて、その信号を受信することによって、爆発を防いでいます。もしも電波が受けられない状況が1時間以上続いたら、そのとき爆発します」
物騒な事を平然と言った後、女は、じゃあ、出航は明日なんで、今日はここの監獄で休んでください。
そういわれた。
157 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 08:26:28 ID:cwVCxhYQ0
いいですねー続き希望です!!!
158 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 00:55:05 ID:EAkBnqJU0
>今日はここの監獄で休んでください。
なんだか、管理と言うよりも保護って感じですね。
でも面白そうだ!!
期待します!!
続きマダー
>>159 ごめんなそ…
本業がちょっと多忙で、こっちまで手が回らなくなってしまいました。
必ず、いつかは完結させるんで、しばし時間をください。
161 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 15:08:35 ID:D862M5Za0
落ちそうあげ
163 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 08:00:35 ID:UaDKjadP0
初めてここ来たのですが、午後氏の作品はどこかにございますか?
一度読んでみたいのですが・・・
165 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 17:05:40 ID:kV7Eb13S0
>>165 デルさせて頂きますm(_ _)m
一瞬グロかとオモタ
何してるとこ?
手錠をかけられ女の事務官に独房に連れて行かれた。
独房は白い壁に囲まれ、緑のリノリウムがあざ笑いう部屋だった。
通路に面した壁は全面鉄格子になっていて、いわゆる牢屋といったイメージだ。
一番奥には三つ折にされた布団、鉄格子の前には和式便器。これもお決まり。
「じゃあ、これからはこの規則に従って生活してもらうことになります」
そういって、100ページ程度の生徒手帳のような冊子が手渡された。
そこには囚人手帳と書いてある。長々と規則が書いてあるらしい。
「とりあえず、最初は大きな声で、「○○、入房します」と叫んで入るところからですね。
まぁ、こっちにいる間は基本的に規則は適当でいいですが、舟に乗ったときからは
きっちり守ってもらわないといけないので今日中に眼を通して置いてくださいね」
「はぁ」
「じゃ、入ってください」
そう言って、事務官が手を挙げて監視台に合図をすると扉が開く
「債務女囚SY1485号、入房します!」
私の囚人生活がはじまる第一声である。
そして、事務官がまた合図をすると扉が閉まった。
そして、革靴の音を廊下にひびかせきえていった。
168 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 02:23:34 ID:2XzWPDEk0
ktkrr
169 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 14:14:12 ID:lUo3l1PY0
囚人手帳か・・・学園みたいな環境になるのかな?
次号に期待!!
170 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 22:53:17 ID:0MAbHKBg0
171 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 00:03:38 ID:6Pdz2TVv0
中学生はここみちゃいけないお
172 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 15:57:30 ID:h02HRcSg0
173 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 01:40:06 ID:GT8oyaLi0
正直酷すぎる
174 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 00:24:58 ID:MKcyOyGS0
まだ?
175 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 23:00:22 ID:jBwnmqly0
女囚SY1485号の続きを希望!!
176 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 23:21:37 ID:fc4SltK50
まだ?
ごめんなさい…。
ちょっとネタとこの先を考え中です。
まぁ、どうせ私のなんか適当に書いても大差無いってはなしもありますが…。
この時期仕事が忙しくってあまり手をつけられない状況です。
お許しを。
>>177 無理はしなくていいから、続けて欲しいぞ。
放置するのはもったいない話だと思う。
この反応のなさから、つまんないなーとみんな思っている
空気はわかるけどね
180 :
あ:2008/03/05(水) 22:35:05 ID:j9d0MpTA0
リリアは支給されるものは何でも残さず、扁平な錫の皿の底をわざと残しておいた堅麺麭の塊で擦っては綺麗に平らげ、更に舌で舐めとってピカピカに磨いたようにしてしまうのだった。
四等囚から三等に進級した時に囚衣の裾の長さは、やはり短く依然と変わらなかったが、布の厚さは少し増えて、寒い日などは胴体が暖まった。
食事も豆の量が増え、といっても数えられる程度の増え方であったが、十日おきに支給される柄杓すりきり一杯の薄墨色の湯も珈琲の匂いが微かにした。
相変わらずごった煮の肉は女看守や女押丁の口に入ってしまう。珈琲の粉も女監規則では一人の女囚に就き匙一杯となっていたが、実際は爪の先しか出てこなかった。
砂糖と共に看守詰所の飲料にまわされているのだ。いつ見ても女囚の押送の太い鎖の連なる重い音にまじり、詰所の灯りの中で大きな柄付き茶碗に湯気の立つ濃厚な砂糖入珈琲を啜る意地汚い音が混じっていた。
それを腹いっぱい呑むためには何をしても構わないとリリアは思った。事実、時々はその黒い熱い液体で喉を焼く恩恵に浴していた。
181 :
あ:2008/03/05(水) 22:38:15 ID:j9d0MpTA0
リリアにとっては食欲と定期に付加刑として鞭打たれる時の燃え立つ忘我の叫びが、ただ自身を永遠の少女として保障する装置だった。
僅かに残っている怖いものは、時折現れる代弁人の面会だった。
父は裁判の終わった日以来まリリアにとって既に怖いものは殆ど無く、あるものは欲望だけ、食欲と日を決めて鞭で打ったく姿を現さず、手紙さえ寄こさなかった。
すべては代弁人を通じて用を足していたので、リリアは父の正確な顔かたちさえ殆ど忘れかけていた。
代弁人が父の意思を携えて来るのが怖いわけではなく、単に面会の座席がT字をしており、股の間に冷たい鉄の太い棒を挟んで全身の重さをその部分のみで支えなければならなかったからだ。
5分ほどで顔面が紅潮し、10分もたつと息が荒くなって乳首がピンと突き立って、閉じていられなくなった口の端からは涎が滴った。
182 :
あ2:2008/03/05(水) 23:34:47 ID:j9d0MpTA0
上体は麻縄で几帳面な亀甲形に縛りあげられ、両腕は背中に折り曲げられて、両手首と敏感な二の腕に二重に巻かれた縄が必要以上に堅く喰い込み、両足首は一つに纏められて締めあげられ、鉄の棒の後端にある輪に結び付けられていた。
足が時に着かないので横倒しになる惧れがあるので、首輪の鎖が天井の鉤に引っ掛けられて体の動揺を防止していた。
以前にいた未決監の面会房と同じ仕組だが、違うところは股の下の鉄棒が凸凹になっており中でもとりわけ太く長い突起が一本突起しているところだった。それは奥までは達しないほどの短さだが、といって体を鉄棒に串刺しにしておくだけの機能を備えていた。
先端がわざと太くなっており、いったん押し込まれると自分では抜くことができなかった。
183 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 23:35:47 ID:C/pRm+l20
(笑)
184 :
あ2:2008/03/05(水) 23:36:12 ID:j9d0MpTA0
リリアを苦しめたのは、拷問めいた面会室の座席ではなかった。
代弁人は不意に交代し、別の若い男がくることもあった。
それは学校を卒業したての若い男であることもあり、好色そうな書記上がりの中年が代理でくることもあった。
職業柄、そしらぬ顔付で事務的な伝達をするのみであったが、
彼らの眼は寒いにも関わらず短い粗末な囚衣からはみでた裸のリリアの汗を垂らした姿態に吸いついているのが針で刺されるようだった。
父が直接に面会に訪れていたならば、リリアはきっと開き直って股間の鉄棒に深く身を沈め狂乱の態を披露してやっただたろうと自分で空想するほどの、
身の置きどころのない苦しみを味わった。
185 :
あ2:2008/03/05(水) 23:37:45 ID:j9d0MpTA0
同様にリリアが最も避けたかったものは、見学者がやってきてその観覧囚人に選ばれることだった。
副看守長は指揮系統を通じて女監取締に必ずリリアを推薦し、それは容易に許可された。
見学は司法省の役人や司法官試補、教習所の見習看守から始まり、保護司、婦人団体、法科大学や法律専門学校の研究会、果ては社会見学の女学校生徒などが月に数人づつやってきた。
女監では特別に規定に従って調理した囚人用の食事見本を供し、
特別に清掃した監房のなか、特別に模範囚だけを出役させた労役場、を見せ、
一等囚から四等囚までの実物に特別に出してきた囚衣を着せて並べて観覧させた。
物珍しそうに仔細に眺めまわす視線に囚人は戒具をつけたまま歩いて見せたりするのである。
186 :
あ2:2008/03/05(水) 23:39:08 ID:j9d0MpTA0
ある時、リリアが中退した寄宿女学校の生徒がやってきたことがあり、
お互いにそれとは知らず、いつもどおりにリリアは腰衣ひとつの三等囚衣で磨いた鎖を日光に輝かせ、
ジャラジャラと首輪や足輪からぶらさげられた鉄の砲丸を裸に打ちつけながら、正坐したり健身姿勢をとったりした。いつものように全身に巡らされた鎖が肌に喰い込み、自然と乳首が突き立って、顔が紅潮してきた。
見学の女学生が互いに囁くのが聞こえた。
「まあ、ごらんなさいな、あんなに体から湯気がたっているわよ。」
「ほんとうに、苦しそう、というか」
「ほんとうは、楽しそうと、とおっしゃりたいのでせう?」
「うふふ」
「いちど、ああいうの、してみたいわね」
「こんど、体育館の倉庫で夜中にしてみない?」
「あはあ、いいわね」
187 :
あ2:2008/03/05(水) 23:40:20 ID:j9d0MpTA0
リリアは女学生の鍔広の丸い帽子の記章を認めて、喘ぎながら(そうよ、やってごらんなさい、そうして首のしめっこでもなさい、間違って死んじまいなさい)
と頭の中で呟いた。これが、あの校長毒殺犯人で無期拷責の刑に服している少女だとは、誰もしらなかった。引率の若い女教師もリリアの顔をはっきりとは覚えていなかった。
それは避けるべき話題であり、忘れるべき事件となっていた。
こうしてリリアは心ゆくまで孤独を味わい、自分の恥ずかしい姿態を世間の人前に晒す辱めを受けた。
粗末な切り詰めた短い囚衣のみをたよりに、鎖と体の要所に嵌め込まれたきつい鉄の輪の締付に耐えた。
このような煩わしいことに従うのが成績に加算され、2等囚進級への道が少しは開かれるのかという現実的な計算は既に忘れ果てて、
股間からボタボタと透明な液を垂れ、それが太腿をつたわり落ちるに任せて、刑柱の他は何も無い女監の広場で見学者の獰猛な視線を全身に浴びるのだった。
(笑)
あ氏お久しぶりです
190 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:05:38 ID:kemk+cP40
あ氏、お久しぶりです!
191 :
あ:2008/03/08(土) 14:12:16 ID:3sTfBbgd0
おしさしぶりです。PCがクラッシュして、もろもろのデータがとんでしまい、
おまけに引っ越しやら具合が悪くなったりしたので、すっかり中断しておりました。
間に合わせにノートPCを手に入れましたから、またボチボチ載せさせて頂きます。
192 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:32:19 ID:Q0U1e8wH0
あさんの小説は往年のキタンクラブの女囚ものを思い出します。
非常にリアルなのでかつての作者だと思ってしまいます。
残念ながらちっとも面白くないのが哀しいな
194 :
あ:2008/03/11(火) 21:31:03 ID:5nSHPHkM0
女囚ものというより、訴訟プロセスが書きたかったのですが、まあ稿を改めてやってみませう。
19世紀末と云う時代離れした設定よりも戦前のある時期を背景に、私設監獄でうんうん云うというのが趣味なので、
短編ものにします。
いや、正直いいでしょ?
新作きてこの反応ってわかるでしょ?
空気嫁
196 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 22:06:14 ID:0VyUDyBD0
>>194 期待しております。
AVでありがちな凌辱メインのステレオタイプの女囚ものは食傷気味です。
あさんのような、訴訟プロセスの無慈悲さに翻弄されるリアルな設定がたまりません。
合法的なSMに萌えてしまう。w
同じく期待しています
過疎化しているのだし大目に見てほしい
自演いてえ・・・
199 :
196:2008/03/13(木) 23:06:04 ID:Ldf2OB+n0
やめろやめろ、って言ってるの1人でしょww
203 :
196:2008/03/14(金) 22:06:39 ID:wx/urDfi0
>>202 そう思う。
何か羨んでいると思われ。w
204 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 17:49:28 ID:Q4jqNnYD0
205 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 17:53:03 ID:Q4jqNnYD0
しね
おいおいいくら羞恥違いだからって
「しね」はないだろうよ。
午後氏の作中にも全裸検査はあるんだぜ。
俺はそこで萌えて抜ける。
俺はがちがちに拘束するのには萌えないんでね…
まあ宣伝はうざいけどな
ほら、新作書けよ新作。
208のオツムでよw
210 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 23:00:06 ID:3ionBm1o0
最近、荒れているなあ・・・Orz
211 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 00:01:22 ID:T+2GcXVY0
あ氏様、並びに午後氏様(順不同)
ご機嫌を損なわずに是非、続けてSSを掲載していただけると、
有り難いのですが、宜しくお願い致します。
212 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 23:37:29 ID:mDdNx4ax0
まだですか・・・
213 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 02:49:01 ID:HPf93k3Y0
まだ?
214 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 15:40:01 ID:UQSIAB7M0
>>214 どちらかと言えば羞恥スレ向きだと思うけど悪くないな。
続きが出来ない話なのが残念
216 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 23:02:46 ID:dBUXpTVT0
217 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 23:31:07 ID:65Pjl6Gr0
218 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 01:11:29 ID:hvmxsfXW0
てつおの動機が笑えるけど、わりといい方だと思う。
こういう設定はたまらないけど、意外とガックリパターンが多い。
日本のAVであったような気もするがクソだった。
あなたオマーン行きでしょ? オマンの検査をする必要があるわ!というコピーのAV。
いいとは思うが不要な結末に萎え。
そもそも出国検査なんてしてるのか?
空想なんだから入国審査で裸で検査されて鑑別所に送られて
無実でしたぐらいでもいいかと思うけどね。
220 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:49:27 ID:b5x3JSXr0
出国検査なんて今のチベットの中国とか北朝鮮あたりではないの?
221 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 01:41:52 ID:/f2fe8xp0
222 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 23:26:21 ID:Hgszvaww0
続きはどうなの?
223 :
sage:2008/04/08(火) 22:43:11 ID:U/IiKYca0
さげ
224 :
sage:2008/04/14(月) 23:55:16 ID:0z9TJ54/0
続きがない・・・
225 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 13:22:04 ID:0Me6Hafu0
ほす
226 :
sage:2008/04/21(月) 23:44:21 ID:D0j5v9cn0
さげじゃ・・・
ここに来るまでは考えられるはずもなかった
恥辱に満ちた裸踊りも
やらなければならない、いやむしろ
やりさえすれば、恥ずかしさという感情を切り捨てればいいという思考が
彼女たちを恥辱に満ちたポーズをすることを受け入れさせるのだ。
3列に並んだ女囚たち、女囚たちは全員裸だ。
それぞれの前には恥辱に満ちた裸踊りを強要する装置が並んでいる。
「全員両手をあげて」
「足は肩幅に開く」
「全体前に進め!」
228 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 17:08:59 ID:jeo/I2eF0
age
229 :
sage:2008/05/01(木) 00:53:32 ID:fpGMkj2d0
続きはどうなの?
どれの?
231 :
sage:2008/05/05(月) 01:31:10 ID:YSampWRh0
もう、午後氏の最後の書き込みから一年以上経つけど午後氏元気かな?
女子アナ、アスミ編の続きは是非とも読みたいのでなんとかお願いします。
233 :
sage:2008/05/07(水) 00:59:07 ID:tuI4vepH0
>>232 同感です。
午後氏の作品を読みたいので宜しくお願いします。
アスミ編ってアスミが体験取材で厳重拘禁棟に連行されるっていう
一番いいとこで中断してるんだよね
本当続きが読みたい
俺も午後氏の世界観が好きだ!是非続きを!
午後氏の作品を元に移送シーンを書いたも人いたけど
結構良かったんでまたなんか書いて欲しい
すみません、1年ROMっていました。放置スミマセン。生きてます。
いろいろと脳内では構想があるのですが、なかなか時間が取れなくて…
そのうちまたうpしたいと思います。
237 :
sage:2008/05/11(日) 00:51:33 ID:05Teg3JT0
午後氏、お帰りなさい!!
ROMでも挨拶などあれば、皆さんが心配しないでいいかと思います。
脳内の構想を熟成して、時間が取れたときにアップしてください。
楽しみにしております。
>>236 午後氏!お久しぶりです!
アスミ編の続きまたお願いします。
239 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 15:37:27 ID:YrU58+mR0
午後氏、お待ちしておりました。
活動再開をお待ちしています!
240 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 08:00:20 ID:Ao1CsB6g0
まさかの復活wktk
>>235 218さんだね。あれもよかった。また是非書いて欲しい。
午後氏も帰ってきたし、あ氏もお元気のようだし本当wktk
242 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 10:15:58 ID:6JWRU7f90
w
"囚人服の女の子" に萌えるスレなのだが
245 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 21:52:49 ID:C2bEZX6c0
>>242 この小説の作者、絶対「宇宙のどこかで」の影響を受けていますね。
囚人服のおっさんに萌えるスレ
247 :
sage:2008/05/21(水) 00:48:10 ID:Qp7/YfYd0
アスミ編の続を読みたい。
248 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 14:55:13 ID:JtyX+/MQ0
249 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 14:58:48 ID:JtyX+/MQ0
250 :
sage:2008/05/25(日) 00:56:54 ID:8hptOqXv0
251 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:42:56 ID:t5iDo16E0
252 :
sage:2008/05/27(火) 01:13:49 ID:nFJgHEdQ0
他のは何かないか?
253 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 21:55:23 ID:0wDlW20Q0
ゲイサイトには結構いいのあるんだよねぇ。
女版で作って欲しいなあ。無理か。
254 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 18:25:50 ID:KkThIoIp0
あげ
255 :
sage:2008/06/12(木) 01:09:45 ID:xOZlzrA70
午後氏頑張ってください。
期待してます。
257 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 15:20:45 ID:oty/lrt60
みなさんの好きな囚人服のスタイルは何ですか?
1
移送を告げられたのは早朝だった。
いつもの検身と房内点検が終わり、朝食の配給を受ける前に呼び出しがかかった。
「鮎川壬姫さん、重要な連絡があります。すぐ所長室へ」
普段からわたしを番号で乱暴に呼びつけ、高圧的に接することしかなかった刑務官の言葉。
その態度に妙な違和感を感じながらも、ここは素直に応じるしかない。
何しろ、今まさに私は「懲罰中」の身だったから。
難癖を付けられる態度はとらないのが最も賢明。
不貞腐れた気分を、声にも顔にも一切表さないで「ハイ」と返事をする。
ここでの生活で身につけた数少ない技術だった。
わたしは地下の懲罰房に繋がれていた。
原因は些細なことだったけど、ここではどんな言い訳も通用しない。
ただひたすら反省の態度を示すこと。
つまりじっと黙って、厳しい叱責と理不尽な仕打ちに耐え忍ぶことが、
結局は一番の良策だということを知ったのは、恥ずかしながら最近のことだ。
おかげさまで普通監房と懲罰房を行ったり来たりのわたし。
どう考えても模範囚とは対極の存在なのは明らかだ。
刑務官たちに「反抗的な囚人」と認識されているのも当然…かもね。
懲罰房の鉄扉が開かれ、2名の刑務官が入り込んできた。
ついさっきも検身が行われたのに、再び身体を調べ上げられるのだろう。
こういった外出時の検身は特に入念だった。
命じられるのも癪だったので、黙って股を広げて立ち上がってやる。
キャンバス地の拘束衣で締め上げられている上半身と比較して、
下半身は2本の革ベルトを股に通されているだけという、笑えるくらいに無防備な状態だ。
丁寧にゴムの手袋を嵌めた刑務官に、2つの孔の中を探られる。
なぜ必要なのかもわからない、性器と肛門の検査。
まぁ、わたしのこんな格好はこの作業に都合がよいのだろう。
時間にして数十秒。「異常なし!」という確認の声が響きわたる。
当たり前だって。
…異常なんてあってたまるか馬鹿。
その後、背中と股のベルトがゆるめられて拘束衣を脱がされた。
代わりに可愛げのない灰色をした、ワンピース状の囚人服が手渡される。
早く着ろという無言の命令が不愉快だった。
「両手を前に」
そしてこれは、手錠をかけますよの合図。
懲罰中は、監房以外の場所で必ず戒具を使用されることになっている。
一人が手際よく手錠を嵌め、もう一人が足錠を嵌めた。
手足両方の戒具は長い鎖で互いに繋がれ、腰に巻かれた革のベルトに結わえ付けられる。
無地の布靴を履かされ、革の口枷を噛まされて完成。
これがわたしの外出姿だった。
「出房ーッ!」
芝居がかった大声の号令が無機質な「地下牢」の中に響く。
わたしが歩くことが許されているのは、線で区切られた「囚人用通行帯」のみ。
その狭い範囲の中で、しかも鎖の結わえ付けられた足を引きずりながら、前後の刑務官とつかず離れずの距離をとりながら歩くのはなかなか難しい。
少しでもずれると激しい叱責の言葉をを浴びせられる。
まったくもって理不尽だ。
2重の鉄扉をくぐり、ようやく地上への階段を上る。
そしてすぐに所長室へと連行された。
どうせまた懲罰期間の延長が告げられるのだろうと思っていたが、どうやら様子が違う。
難しい顔をした制服姿の女が、やたら立派な机に肘をつき待ちかまえていた。
口枷が外される。
「鮎川壬姫」
「は、はい」
手錠を施されているために拭けなかった口周りの唾液を、刑務官に拭われる。
情けないけれど仕方ない。
「本日付で、あなたを厳重拘禁処遇とすることが決定しました」
聞き慣れない言葉。
所長の女は、スッと立ち上がり一枚の書類を掲げた。
わたしはよくわからないまま首を傾げたような気がする。
「つまり、現在の懲罰的処遇を恒常的に継続する処分ということです」
丁寧だけれど冷たい口調。
少し離れた高い場所から、所長の女は手錠姿のわたしに残酷な通知を突きつけた。
「反抗的な態度。繰り返される規律違反。命令無視。さすがに弁解の余地は無いでしょう」
午後氏!ありがとうございます!!!
265 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 11:42:33 ID:7ezcu+YoO
さすが午後氏ですね。続きがすごく気になります。
266 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 15:57:46 ID:myUinpb+0
き、き、き!
きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いや、その通り。
だけどわたしにだって言い分がある。
「あ、」
もちろんそんな抗弁など、わたしに許されるわけもなかった。
すぐさま口枷を挿し込まれ、声を封じられる。
「…今後の予定を通知します。」
所長の口から大まかに伝えられたのは、
厳重拘禁囚専用の施設へ移送され、残りの刑期をそこで過ごすこと。
移送準備のため、この後再び懲罰房内で拘束されること。
現時点をもって、わたしの身分は厳重拘禁囚となること。
こんなところだった。
予想もしなかった事態に、さすがにわたしも狼狽えた。
厳重拘禁?施設へ移送??
聞き慣れないことばかり。
いったいわたしは…
これから、どうなるの…?
…
わたしはいわゆる凶悪犯などではない、と思う。
もちろん真っ当に生きていたら…
こんなところで鎖に繋がれているはずもないのだけど。
ちょっとしたボタンの掛け違いがあった、ただそれだけのこと。
施設育ちのわたしが、何を間違えたか身分不相応な夢を見てしまった結末がこれ。
正直、わたしは優秀だった。
容姿にもかなり恵まれていた方だと思う。
そのことを十分自覚していたし、最大限にそれを利用して、
自分の置かれている境遇をどうにか変えたくて、必死に努力してきた。
それがいけなかったとは今でも思わない。
恥ずかしい言い回しだけど、むしろそんな自分が好きだった。
驚異的な成績と、抜群の運動神経。そして端麗な容姿。
有名な伝統校とされたとある女子学院へ、特別待遇での合格。
もちろん施設始まって以来の快挙だった。
薔薇色の人生の幕開け、なんて馬鹿みたいに舞い上がって。
…詳しく覚えているのはこの辺までかな。
後はもう思い出したくもない日々だった。
特別とされた身分は、とにかく居心地の悪いものだった。
所詮は孤児。
施設育ち。
あまりに特異なわたしの出自は、どう考えても格好の標的にしかなり得なかった。
いや、本当に風当たりの強かったこと。
嫉妬に怨恨、本当に女ってこわい。
わたしが愚かだったのは、死にきれなかったことかもしれない。
いや、殺しきれなかったのかも。
気がついたら、
一つの教室ごとわたしを苛めていたグループの女どもを始末してしまうところだった。
用意周到、練られた計画性。12時間にもわたる監禁、復讐。
薄幸な美少女高校生による、冷酷な学校占拠事件。教室爆破・大量殺傷未遂。
当時のマスコミはこぞって扇情的に報道したらしい。
ゲームの影響とか、現代社会の歪みとか、大人たちは勝手に原因を探ったようだけど。
ことは単純。単なる復讐と世間へのアピールだったし。
でもこうして冷静に振り返ると、確かにわたしは自分を見失っていた。
酷いことをしてしまったと、逮捕され、刑罰に服することになった今ではそう思える。
助かったのは、世論がかなりわたしに同情的だったということ。
伝統的女学院での陰湿な苛めの実態が暴かれ、当初は被害者とされた連中にも
非難が集中したそうだって。そして大量の減刑の嘆願書が届けられたとも。
よくわからないけれど、弁護士さんによれば、
事件を知った「ニチャンネラー」とかいう人たちが中心になって動いてくれたみたい。
見ず知らずのわたしに、そんなことまでしてくれる人たちというのもいるのね。
やっぱり顔が可愛いというのは得なのかも。
そうそう、ネット上にわたしの画像がいっぱい流出したらしくて、
それはちょっと笑えない。
変な文字の入ったTシャツとか着て写っていたヤツじゃないといいけど。
アメリカの地名みたいな仇名を付けられたら、恥ずかしすぎる。
おー今日も午後氏お疲れ様です!
ちなみにわたしに下された判決は、8年の禁固刑だった。
嘆願が実ったのかどうかはわからない。
だけれど、比較的寛大な判決だって弁護士さんは言ってた。
もっとも、もうわたしはどうでもよかったんだけど。
…
だから、あと、7年…か。
ここに来てからのわたしは、それまでの反動もあって、
従順で大人しい良い子を演じるのを止めてやると決めていた。
ほんとに馬鹿、わたしの馬鹿。
その代償がこれから始まる厳重拘禁囚としての生活…。
2
懲罰房に戻されたわたしを最初に待ってたのは、
今までとはまったく違う囚人服への着替えだった。
「あなたには、これからこの『緊身衣』を装着してもらいます」
ワンピース型の囚人服は脱がされ、もうすでに回収されている。
全裸にされたわたしは、夏場の熱気がこもる地下監房でへたりこんだ。
刑務官が突き出したのは、禍々しく光る黒革で作られた全身スーツ状の服。
『緊身衣』という名称から、私が良く着せられていた拘束衣よりも
より強い束縛力があることは容易に想像がついた。
両手、爪先まで隙間無く覆われる構造。
不思議なことに、サイズがわたしにピッタリと合っている。
それだけに拘束感は強烈だ。
おまけにこの気温。既にもう蒸れてきている。
緊身衣の装着は刑務官2人掛りでの作業だった。
装着が終わると、1人がわたしの両手を掴み、
天井から吊るされている木製の首手枷に固定した。
ちょうど両足が床につく高さまでに調節されたあと、足首に鉄の枷が取り付けられる。
「痛いところはありませんか」
ここまでの一連の作業が終わり、刑務官が問いかけてきた。
こんなひどい拘束姿にさせておいて、何の冗談だろう。
とりあえず、痛い部分はないが慣れない体勢で苦しいと伝える。
「じきに慣れてきます。痛みがないのなら続けます」
…まだあるのか。
続けて私の頭部がマスクで覆われた。
さっきの看守の問いかけは、これ以降わたしの口が塞がれるために行われた
最終確認だったようだ。
「管理プラグを」
「了解」
革のマスクに覆われて聞き取りにくくはなったが、
短いやりとりが背後で交わされるのはわかる。また聞きなれない言葉。
もう考えるのは、疲れた。
何なの?管理プラグって。
ジー。…。
それまでぴっちりと覆われていた股間の部分が、ファスナーによって開かれる。
一瞬、冷たい外気に触れて蒸れから開放される心地よさを感じてしまう。
「力を抜きなさい」
「(え…ッ!?)」
すでに身動きがとれない状態のわたしは、何が起こったのかがわからない。
「いきますよ」
その言葉と同時に、股間に何か冷たいゼリー状のものを塗り込まれた。
直後に強烈な圧迫感を伴いながら、棒状のモノがわたしに挿し込まれていく。
いつものガラス棒検査とは違う。
…太い。
「あ…あぁぅ…ッ!!!」
マスクで塞がれてくぐもった喘ぎ声が漏れる。
「シッ!動かない!」
無慈悲に私の中へねじ込まれる「管理プラグ」
それも1本ではない。
ガラス棒検査は、確か肛門だけだったはず。
だけど明らかに、それは、もう一つの孔にも…、
281 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 08:16:22 ID:bipRPw2C0
いいです。
わくわく・・・
今日も期待
「最後に、これも。ちょっと痛いけど我慢しなさい」
身動きのとれないわたしは、為す術もなくされるがままの状態だった。
胸元の部分のファスナーも下ろされたようだ。
わたしの密かな自慢だった、張りのある乳房が露わになる。
その先端を、刑務官は革手袋を嵌めた指先で数回乱暴に弾いた。
「(うぅ。あっぅ…)」
意地の悪い刺激に、わたしは不自由な体を精一杯捩らせて抵抗する。
「(ぁはぁッ!!)」
敏感になり、自分でも激しく屹立していると認識できるその場所に、何かの器具が
取り付けられるのを感じた。
「識別表です。両方の乳首に取り付けた鎖から下げることになっています」
さらりと信じられないことをいう。
「移送準備が整うまで、しばらくそのままです」
刑務官がそう言い残し、冷たい金属音とともに監房の扉が閉じられる。
全身を厳しく縛められ、首枷に繋がれ、露わにされた乳首には鎖。
さらに「管理プラグ」なるモノを挿入されたまま。
わたしは、もはや一人の人間として扱われる存在ではないんだ。
この上ない恥辱。強烈な屈辱感。
これが、厳重拘禁…?
奪われたのは肉体の自由だけではない。
人間としての尊厳も、わたしにはもう一切のこされていないんだ…。
続きが気になって眠れないぜ
286 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 11:51:32 ID:M6fMFrMh0
どんなところに連れて行かれるのかな
おー識別表をそんなところに!
さすが午後氏。期待を裏切らないっていうか
毎回想像を超えるすばらしさ!
いよいよ厳重拘禁棟への移送
楽しみです
288 :
せx:2008/06/19(木) 17:49:24 ID:KQy5ungI0
どれくらい時間がたったのだろうか。
完全に奪われたわたしの視界。
ただ一つ許された自由は、革マスク越しの呼吸だけ。
むせかえるような革と汗の混じった臭いに、幾度となく気持ちが遠のきそうになる。
挿し込まれた2本のプラグは、鈍痛を伴いながらわたしの2つの孔を責め続けていた。
ふと遠くから複数の足音が近づいてくるのが聞こえる。
その足音は、わたしの監房の前でピタリと止んだ。
「移送準備完了ーッ」
その言葉とともに、再び監房の扉が開かれた。
入ってきたのは刑務官が二人。
そのうちの一人が、首手枷とマスクをゆっくり取り外しにかかる。
ようやく座ることを許されたわたしは、そのままへたり込むように崩れ落ちた。
乳首を挟み込む恥辱の繋鎖が、ジャラリと冷たい床に擦れて音を立てる。
わたしの両腕は長時間戒められていたためか、すっかり感覚が麻痺していた。
さすがに心配した刑務官が気を遣ったのか、
緊身衣越しに軽くさすってもらうことができた。
そのおかげで何とか血流が回復してきたようだ。
あまりに惨めな仕打ちの後だけに、やたらとそれが嬉しかった。
「もういいでしょう。ここに立ちなさい」
不意に腕を掴まれて、壁に向かう姿勢で立たされる。
「両手を頭の後ろに。軽く前傾してオシリを見せなさい。プラグの点検をします」
…一瞬で自分が厳重拘禁囚となった事実に引き戻される。
考える余裕などない。
命じられたとおりの姿勢をとる。
ギュム。
吹き出す汗や体液で蒸れた緊身衣が、不快な音を立てて軋む。
同時に乳首の繋鎖が揺れ、忘れていた刺激に思わず身体全体が敏感に反応した。
「コラッ!動かない!点検中よ」
「あッ…!」
刑務官が手にしていた鞭を振り下ろした。
鋭い痛みが背中を駆け抜ける。
「緊身衣の上からなら鞭打ちを与えてもよいことになっている。覚えておきなさい」
そんな馬鹿な。
これじゃあまるで奴隷だ。
「緊身衣は自由の剥奪以外にも、自傷行為や外傷からの保護も兼ねています」
刑務官によるもっともらしい説明。
だけど、早い話が囚人を「モノ扱い」するためだけの服、ということだ。
これはもはや囚人服という域を超えている。
全身を覆い尽くす「刑具」以外のなにものでもない。
そしてわたしは、まさにそれに閉じこめられている。
命じられた姿勢をとらされしばらくすると、
ベルトの鍵が外され、ゆっくりと2本のプラグが引き抜かれた。
「(うぅ…)」
「力を抜く。声は出さないで」
あくまで事務的な口調で、刑務官はこの作業を淡々と進める。
鞭打たれた背中も、そして貫かれた股間も、じんと痛い。
ぐちゅ。
恥ずかしすぎる微音。
それと同時にわたしは異物感から解放された。
「このプラグは、肛門具で体温と脈拍を管理し、膣具には発信器と振動器が埋め込まれています」
横に控えていた刑務官が、たった今わたしの孔から外された管理プラグを
目の前にぶら下げて説明した。
ベルト部分にバッテリーのような器具が装着されていたのは、そのためみたいだ。
黒光りする2本の挿入具が、監房内の微かな明かりに照らされて鈍く光る。
それは紛れもないわたしの体液。
言い表しようのない屈辱感に襲われ、その光景は正視できなかった。
「今日以降、常に『お世話』になる刑具ですから、早く慣れた方がよいでしょう」
言い回しは丁寧だけど。
だけどその裏に潜む意味は、果てしなく重い。
「肛門、異常なし。膣、異常なし」
「了解」
…異常なんてあってたまるかッ…。
でも、ずっとあんなモノを咥えこまされて…。
このまま正常でいられるとも思えない…。
「便意、尿意はありませんか」
刑務官のストレートな質問。
わたしは黙って首を横に振る。
「ハイかイイエで答えなさい」
「…いいえ…、少し、あります…」
くッ…、こんなことまで答えなきゃならないなんて…
295 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:25:15 ID:M6fMFrMh0
ううううういいっぞおおお
「これから、かなり長時間の護送となります。護送中も管理プラグ装着となるので、今のうちに済ませておきなさい」
刑務官は、そう言うと懲罰房の隅を指し示した。
何の遮りもない、囚人用排泄孔。
「時間は10分、終了後に消毒と清拭を行い再びプラグ挿入となります」
そう言い残し、二人の看守が懲罰房を後にする。
わたしは足枷の鎖をぎこちなく引きずりながら、排泄孔に跨った。
「その姿」を間近で見られないことだけが救いだった。
移送は深夜にかけて行われるようだ。
清拭とプラグ挿入を施されながら、現在時刻は午後9時と伝えられた。
逆算すると、懲罰房での拘束時間は12時間を超えている。
今までは、いくら長くても5〜6時間。それも今回のような緊身衣ではなく、
せいぜい拘束衣を着せられる程度だ。
半分以上は意識を失っていたとはいえ、
それほどまでの長時間を厳しい拘束姿で過ごしたことは初めてだった。
しかもその状態がこれで終わるわけではない。
詳しくは聞かされていないが、わたしがこれから入ることになる新設の特殊監獄は、
この場所から相当遠くにあるらしい。
護送中も、いやおそらくはその後も…、厳しい拘束状態は続くのだろう。
気がつくと、一筋の涙が頬を伝っている。
なるべく平静を装っていたつもりだけど…
やっぱり、わたし、怖いのかな…。
気がつくと、既に両手は、がっちりとした鉄の枷で戒められていた。
移送担当の刑務官が、思いのほか丁寧に涙を拭ってくれたのが嬉しい。
ふと見上げると、今までに見たことのない顔だった。
制服も異なっている。
「鮎川さん、ですね。わたしは今回あなたの護送担当となる葛城です。」
「は、はい…」
突然の自己紹介にとまどい、気の抜けたような返事をする。
葛城と名乗った刑務官は、すらっとした美人だった。
穏やかな表情。でも強い責任感と厳しさも同時に感じさせる雰囲気を持っている。
「新設監獄の、新人刑務官です。今回が初めての護送業務ですのでよろしく」
囚人であるわたしに挨拶をするなんて。
どうしてよいかわからず目を伏せた。とりあえず、わたしも一言だけ。
「お願いします」
と消え入りそうなほどの声を絞り出す。
おかしな話だ。こんな姿での護送なんて、お願いなんかしたくないよ…。
続きが気になる気になる
葛城さんは続けた。
「護送は専用の車両で行われます。厳重拘禁監獄の新設により、
各地から対象の少女囚が集められています。
この刑務所での対象はあなただけですが…。
この後数カ所で同様の少女囚を回収し施設に向けて護送します」
回収。
本当にモノ扱い。酷い話だ。
でも、もはや言葉一つ一つに反発する気持ちにもなれなかった。
「行きましょう。…、保護ブーツを」
今まで無言で控えていた刑務官によって、一旦足枷が外される。
よく考えれば、これから監房の外に出るわけだ。
今のわたしの足先は緊身衣に覆われているものの、靴底はない。
履かされたのは、ピッタリとした膝上まである革のブーツだった。
足首と履き口には、これ見よがしに重厚なベルトが取り付けられている。
そして高くて細いヒール。
明らかに小さな歩幅でしか歩けない構造。
ましてや走ることなどできそうにない。
その後、護送用の重量のある鉄足枷を施され、懲罰房を後にすることになった。
葛城さんが先頭を行き、後ろは捕縄を手にしたここの刑務官。
暗い回廊を進み、幾重もの鉄扉をくぐった先には、一台の護送車両が待機していた。
中型のバスに似た車体。その上部に取り付けられた赤色灯が回転している。
窓には物々しい金網が張り巡らされており、
その様子は、まさに動く監獄という表現が当てはまる。
昼間の熱気はすっかり消えていた。
時折強く吹く夜風が、露わにされているわたしの乳房を意地悪く苛む。
わたしは保護ブーツという名の拘束具を履かされたまま、葛城さんに促され、
ぎこちなくその車両に足を踏み入れた。
両側に並んだ鉄の檻。
その中の一つが鉄格子扉を開き、わたしを迎え入れる。
そこが、このわたしに許された唯一の空間だった。
「中に入りなさい」
葛城さんの命令。
中…とはいえ、示されたのはごく僅かのスペース。
四方を取り囲む無機質な鉄格子の檻の中には、
恐ろしいほど座り心地の悪そうなステンレスの腰掛けだけが備えられていた。
「プラグを挿入されているときは危険です。気をつけてゆっくりと座りなさい」
葛城さんはそういうとわたしの肩に手をかけ、向きをくるりと変えさせた。
ご親切な忠告に感謝します。
だったら最初からこんなモノを挿れないで欲しいのですが。
…この状況ではもうどうしようもない。
わたしは「忠告」に従い、ゆっくりと腰を下ろした。
独特の冷たさが、緊身衣を通して伝わってくる。
深く腰掛けるように促され、両足は床に記された目印に重ねるように命じられた。
303 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:42:37 ID:M6fMFrMh0
葛城さんきました
「許可無くこの位置から足を動かさないようにしてください。
違反の場合は膣管理プラグが作動します」
「はい…」
「防声具を装着します。口を開きなさい」
「はい…」
「視線は常にこの点を見つめること。目を長時間閉じること、
および視線をずらすことを禁じます。違反の場合には同様に膣管理プラグが作動します」
「…」
すでに厳重な管理体制が始まっているということだ。
これは涎が止まりませんなあ!
「それでは作動テストを行います。少し我慢していなさい」
葛城さんは手元にある小さなキカイのボタンを押した。
「あっ?ーーーーーッ!!!うぅぅぅぅぅぅぅッ!!!!」
あああッ!
何コレッ!?
う、うぁ…ッ
今まで経験したこともない激しい振動が、わたしの一番恥ずかしい場所に襲いかかる。
鳴動を続ける膣管理プラグは、さらに複雑にくねりながらその激しさを増していく。
「ぅうううううううっ!!!」
口の中に挿入具を差し込まれて塞がれているため、
これ以上の声を上げることができない。
辛い。辛い。辛い。
もう、気が、狂いそうだ。
ああぁあぁッ。
こんなモノを着せられ、こんな檻の中に入れられ、そしてこんなに酷い辱めを受け…。
あぁ、そこまでわたしは罰せられなければならない存在なの…?
縛められた全身を激しく仰け反らせる。
軋む緊身衣。
鎖の胸飾りが激しく波打つ。
視界が白い光に包まれていく感覚に覆われる。
眩しい。あぁ、何も見えない。
辛い。辛い。ツライ。イタイ。
でももう、これが、苦痛、なのか何なのかわかラない。
思考回路が、完全に混乱シテいく…
よいです、よすぎますよ午後さん。
我慢してたオナ禁を開放する時がやってきた
どうもです。ちょっと小休止です。
主人公の女の子名前や、犯した罪の元ネタなんかは
わかる人にはバレバレですが…
>>310 お疲れ様です!
本当に最高です。
できるだけ早い再開をお願いします。
管理プラグの鳴動が終わると同時に、わたしは現実に引き戻された。
そして続けざまに下腹部への鋭い鞭の一閃。
「目を開けなさい。テスト終了です。
実際の規則違反の場合は、今回の倍の出力で動作しますので気をつけることです」
いまだ肩で息をしているわたしを見下ろしながら、葛城さんはきわめて冷静にそう告げた。
ステンレスの座面には、汗と分泌物がじんわりと広がっている。
「…まぁ最初なので、これでも刺激が強かったかもしれませんね」
これでも…?
確かにわたしは許されない罪人で。
一切の権利を剥奪され、刑に服する女囚だけど。
だけど…、これほどまでの苦しみと恥辱に打ちのめされなければならないのか。
罰を受けるとはこういうことなのだろうか。
その答えは見つかりそうもない。
そして、これから始まる新監獄への護送。
わたしにできることは、完全に閉ざされた鉄檻の中で、
こんなにも情け容赦ない最低の辱めに常に怯えながら、
ただ耐えることしかないのだろう。
314 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:32:51 ID:M6fMFrMh0
新監獄はどんなところかなー
3
護送車両はゆっくりと動き出した。
刑務所の門をくぐり抜け、夜の帳の降りきった郊外の道路を走る。
新監獄の刑務官であるという葛城さんに命じられたとおり、
わたしは鎖につながれ、保護ブーツに包まれた両脚を指定された場所に置き、
唯一見ることを許された一点の目印を見つめ続ける。
常にカメラと膣プラグ内の発信器で監視され続けられているため、
一瞬の気の緩みすら許されない状況だ。
それでも、時折車両の挙動で姿勢が乱れることは避けられない。
安定の良くない保護ブーツが白線をはみ出すたびに、
膣プラグからの強烈な振動という罰が与えられる。
勿論空調などの備えられていない檻の中は、かなり蒸し暑く不快な気温となっていた。
全身を密閉する構造の緊身衣が、肌にピタリと張りついている。
特に、ブーツを履かされている両脚は相当にきつい。
この状態で動かすことが許されないというのは、耐え難い責め苦のようなものだ。
皮肉にも鎖につながれた露わな乳房だけが、唯一外気と触れることができる部分だった。
目を閉じることも禁じられている。
惰眠を貪ることすら、今のわたしには許されない。
そうして数時間が経過した。
車両が速度を上げ下げしながら複雑な動きをし、そして止まる。
エンジン音の停止。
そして静寂。
「鮎川さん。しばらく休憩を許可します。楽な姿勢をとりなさい」
檻の外から、葛城さんの声が聞こえてきた。
休憩といっても狭隘な鉄檻の中。目を閉じ、足を横にずらすことぐらいしかできない。
だけど、それでもありがたかった。
ここはどこだろう。
長時間の移動だったとはいえ、もう移送先についたとは思えない。
そう考えているうちに、車両の後部が開かれた。
革の軋む音。鎖のすれる音。聞き慣れた音だが、それが遠くから聞こえてくる。
あぁ、そうか。
「回収」だ。
これからわたしと同じように、不安と絶望に打ちひしがれながらこの護送車へ連れ込まれる少女囚たちがいるのだ。
別の刑務官が、わたしの入れられている隣の檻と、向かいの檻の鉄格子を開ける。
どうやらここでの哀れな少女囚は2名。
がっくりとうなだれ、わたしと同じように緊身衣と管理プラグを施された姿の少女囚が乗り込んできた。
鉄格子の隙間から、乳首に取り付けられた鎖も確認できる。
保護ブーツを履かされ、両手足には鉄の枷。このスタイルは共通のようだ。
318 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:02:02 ID:M6fMFrMh0
またきました
新入り
一人目の少女囚はわたしの隣にある檻の中、もう一人が向かい側の檻の中に収容された。自然と彼女たちの露わな胸元に目がいく。
勝ったかな、なんて馬鹿なことを考えていた。
それもそのはず、二人はわたし以上に華奢な体つきだった。肌も白い。
すでに防声具を嵌め込まれていたので、半分ほどしか顔が確認できなかったけれど、
おおよそ罪人とは思えない容貌だ。
…まぁわたしだってそうなんだけど。
引き渡しが終わったようで、後部の扉が閉じられた。
わたしの時と同じように、葛城さんから二人へ説明がなされている。
「許可無くこの位置から足を動かさないようにしてください。
違反の場合は膣管理プラグが作動します」
一字一句違いのない、同じ説明。
数時間前の記憶が、鮮烈に脳裏をよぎる。
…ぅ、
わたしは軽く頭を振り、記憶を払拭しようとした。
だけどその瞬間。
「「うぅぅぅっぅぅぅぅうぅッ!!!」」
すさまじい、としか表現しようのない喘ぎ声と呻き声が響き渡る。
身を捩り、鉄檻の中でもだえ苦しむ二人の少女囚。
防声具で封じられた口元から、断続的に漏れ零れる許しを請う声。
膣プラグのテスト…か。
今にして思えば、これも懲罰の一つだったのかもしれない。
数時間前の自分の姿もこうだったに違いない。
少女囚達のこれほど哀れで情けない姿を見せつけられて、
わたしの二つの孔が、少しだけ疼いた。
数刻の後に車両が動き出し、わたしたちは再び管理状態に置かれた。
新たに加わった子たちは、あまり器用ではないのか、
車体が揺れるたびにブーツや視線の位置がずれて「お仕置き」に見舞われている。
人数が増えて一層蒸し暑さを増した檻の中。
わたしも気を緩めると意識が遠のきそうになり、
そのたびに、短く鋭い刺激により現実に引き戻されることを繰り返していた。
護送という名の責め苦。
厳重拘禁囚としての生活は、そのスタートから過酷なものだった。
322 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:21:00 ID:zphuu39k0
C
支援ありがとうございます。
今日は寝ます。スミマセン
つづく。
午後氏がんばって!
連日の投稿ありがとうもう股間が
今日も楽しみです
空が完全に明るくなった頃、護送車は空港へと到着した。
エンジン音が停止し、車内が静寂に包まれる。
「管理プラグ動作停止。休憩を許可します」
葛城さんの声。
ようやくわたしたちに一時の安らぎが許される。
「うぅッ…。」
隣の少女が嗚咽し、崩れるように鉄檻にもたれかかる。
それにつられるように、向かい側からもすすり泣く声が漏れ聞こえてきた。
ここまでの行程の間に、彼女たちには相当な回数の懲罰が下されていたようだった。
わたしも彼女らほどではないものの、数回は苛烈な管理プラグの鳴動に苛まれている。
正常な精神を保てるギリギリの状態。
こんな護送方法を考案したヤツに、同じ苦しみを味わわせてやりたい。
「これからあなた達は航空機に搭乗することになります。
現在時刻は午前7時。フライトは11時なので、やや時間があります」
今度は何?
よけいな説明はいらないから、早く自分の処遇がどうなるかを教えて欲しい。
「空港内警察施設で、1名ずつ検身を行います。同時に排泄を許可。囚人食も与えます」
そういえばもう何時間も何も口にしていない。
その言葉を聞き急に空腹感を覚える。
こんな状態でも、か。
だけど「囚人食」だなんて…これほど味への期待でがきなさそうなメニューも
そうそうないだろう。
「識別番号順に移送を行います」
葛城さんが私たちの胸鎖にぶら下げられた札を確認していく。
「A01番。鮎川壬姫さん、立ちなさい」
わたしが最初のようだった。
長時間座り続けていたステンレスの座面には、染み出した汗と粘液が広がっていた。
腰に捕縄を回された後、久しぶりに開かれた檻の鉄格子から外へ、ゆっくりと歩み出た。
「施設内の仮監置所までは戒護区域を離れることになるので、これを着てもらいます」
このような緊身衣姿は、あまりに目立ちすぎるのだろう。
頭からすっぽりと覆い被されるような作りの、灰色のローブを着せられる。
「規則により防声具は外せませんので、少し顔を伏せておくとよいでしょう」
…どうせなら中途半端に顔を覆うこんな器具よりも、
全体をマスクで覆われていた方がいくらか気楽なのだけれど。
連日の更新乙です
C
歩きにくい保護ブーツと足枷のおかげで、かなりゆっくりした速度だった。
左に葛城さん、右をもう一人の女性刑務官に付き添われるような形で歩く。
まだ早朝とはいえ、空港内の通路には人の気配もそれなりに多い。
わたしは身体をローブで覆われているとはいえ、どう見ても異様な装い。
しかも左右に至っては、物々しい制服姿の刑務官が固め、腰縄までうたれている。
囚人の護送であることは明白だった。
次々と注がれる奇異の視線が突き刺さるのを感じる。
仲むつまじい家族連れ、賑やかな団体。
わたし以外は、平和な空港そのままの風景だ。
きっとあの人たちは、これから始まる楽しい旅行を心待ちにしているのだろう。
修学旅行と思わしき女子高生の集団も目に入る。
自分とさほど年齢の違わない少女たち。
短いスカートの可愛らしい制服姿。
たくさんのマスコットがつけられた、色とりどりの鞄。
飾り付けられた携帯電話。
そして無邪気に笑い合う声。
「……ッ」
わたしはいたたまれなくなり、首をすくめながら、できる限り歩みを早めた。
どれもこれも、今のわたしには許されないもの。
自由を謳歌し、何の疑いもなく幸福な時を生きる彼女たち。
あらゆる自由が剥奪され、鎖に繋がれているわたし。
彼女たちとのあまりの「身分」の差を実感せざるを得ない残酷な瞬間だ。
いつか、わたしにも、鎖に繋がれることなく歩ける日が来るのだろうか。
囚人服を脱ぐことのできる日が来るのだろうか。
C
きたきたきたぁー!
「…辛いでしょう。でも今は耐えることです。
赦される日までしっかりと罪を償わなければなりません」
わたしの気持ちを見透かしたような葛城さんの短い言葉。
…言われなくてもわかっている。そんなことくらい…。
頬を伝う涙に気づいたのか、手袋を外し、そっと拭い取ってくれた。
本当にこの人は、涙を拭うタイミングが巧い。
業務を淡々とこなす様子からは、ちょっと冷たく感じることもあるけれど、
やっぱり内面は優しい人なのだろう。
氷のように冷え切ったわたしの心は、少しだけ暖められたような気もする。
仮監置所は、空港内警察の地下に設けられていた。
横一列に並ぶ檻。護送車の中と大差ない光景だ。
ローブが剥ぎ取られ、わたしは一番隅の檻の中へ入られることになった。
檻の中には粗末な長ベンチが一つ。そして特殊な形状の便器だけ。
管理プラグが取り外され、排泄が許可された。
…許可がなければできないというのは、本当に悔しい。
葛城さん達は檻のロックを確認すると早足で戻っていく。
逃走防止のため、一人ずつ確実に護送することにでもなっているのだろう。
その後も監視役の戒護官が、じっとこちらを凝視していたけれど、
わたしはかまわず便器を跨いだ。
午後氏お疲れ様です!
今日も最高です!
数十分後。
「収容完了!」
いちいち大げさな確認の声が響き渡る。
わたしを含めた護送中の少女囚がすべて檻の中に収容されたようだ。
同じバスの2名と、別ルートからか、もう1名。
検身は、全員が揃ってからと伝えられていたため、かなりの時間を待たされたことになる。
プラグは外されていたので、幾分かは楽だったけれど。
それにしても、与えられた「囚人食」には本当に参った。
味も何もないただの流動食。
「生命維持に必要な栄養素は、きちんと計算され基準を満たしています」
だって。
要するに必要最低限のものしか与えられないということ。
つまり食の「喜び」という最も基本的な幸福感も、
厳重拘禁囚には与えさせないという徹底ぶり。
あまりの不味さに吐き出す子も。
わたしは、それでもひたすら銀色の見時のパックに詰められた囚人食を
チューブから吸いだし、飲み込み続けた。
ある意味、期待を裏切らない味…と解釈しておこう。
スミマセン 銀色の(削除)パックに
です。
現段階でこの仕打ち拘禁施設はどんな懲罰が待ち受けているのか
「中間検身、開始! A01番より順に行います」
ここでもわたしは1番はじめ。
命じられる前に立ち上がり、前傾姿勢をとる。
何をされるのかはもうわかっているから。
「それほど汚れてはいませんね」
葛城さんがわたしのオシリを清拭しながらそう告げた。
良いことなのだろうか。
どう反応して良いかわからないな…。
とりあえず無難にお礼の言葉を言う。
「管理プラグのデータでは、体温、脈拍、いずれも正常域の範囲内です。
健康状態に問題はないでしょう。緊身衣、戒具にも異常はありません」
つまり、さらにこれからの護送に十分耐えられるという確認。
人生初の飛行機体験は、最悪のフライトになりそうだ。
「では再び管理プラグを挿入します」
手際よく潤滑剤が塗られる。
肛門と膣を広げられて、めでたく挿入完了。
悔しいけれど、初回よりも簡単に潜り込んでいく。
「ぅ…ふぁ…ッ」
またこの「責め具」に貫かれ、自分でもびっくりするぐらい情けない声で喘いだ。
検診前に外されていた識別票が再び装着されて、防声具も装着。
これで完了のようだった。
C
仮監置所での拘置はさほど長いものはなかった。
すぐに護送機の準備が整ったとの連絡が入ったためだ。
同じ黒革の緊身衣に身を包まれ、露わにされた乳首に鎖を施された姿のわたしたちが
一斉に檻の外に出される。
捕縄で一列に繋がれ、さらに首枷同士も鎖で繋ぎ止められた。
「移送開始!」
わたしを先頭に、うなだれながら歩かされる哀れな少女囚の列。
鞭を手にした4名もの刑務官が取り囲む中、
わたしたちは特別に用意された護送用の小型機の中にへと連行された。
まるでこれから売られていく、奴隷の気分。
いや…、この姿はまさに奴隷そのもの。
この先でわたしを待つのは、本当に刑務所なのだろうか。
何の装飾も装備もない座席。
挿入されたままのプラグに気を配りながらの着座。
再び高まった緊張と不安で「責め具」を銜えこんだままの孔が、
ジュンと疼き続ける。
C
じっくり丁寧に書かれていて思わず夢中で読んでしまう
新施設ではさらにどんなことが待っているか気になるわ
頑張ってください
騒いだり暴れたりする奴いるかと思ったけど管理プラグのおかげでみんな大人しいな
本当続きが気になりますね
管理プラグ作ってみている・・・。将来逮捕だろうな俺。
>>352 作ってしまいましたか!逮捕されないように気をつけてください。
4
きつい任務だった。
初めての囚人護送。しかも、厳重拘禁囚。
ようやく彼女たちを航空機から降ろし、護送車両に収容するところまで終えることができた。
あとは刑務所まで数時間。
扱う囚人は全員が少女だとはいえ、それなりの罪を犯し、厳重拘禁に処されている連中だ。
何が起こるかわからない。
その戒護にあたっては、細心の注意を常に払わなければならなかった。
研修を終え、配属されたばかりでの大仕事。
経験豊かな先輩が同行しているけれど、囚人に直接命令するのは私の業務とされた。
…まぁ、幾分か度胸はついたと思う。
「ふぅ…」
私は深いため息をつく。
「ご苦労様、…といいたいところだけど、まだ終わっていないのよ、気を抜かないで」
間髪を入れずに先輩刑務官に叱られる。
スミマセン。
まだまだ甘いな。私も。
最近新設された厳重拘禁囚専用の刑務所。
厳重拘禁は、年齢の若い女囚に限定されて執行される処遇。
最近の厳罰化の流れの一環として設定されたものだった。
勿論素行の良い囚人は、開放的な処遇の施設に送られることだろう。
でも私としては、いかなる囚人に対しても一切の甘えと自由を許さない、
そういう処遇が一番適切じゃないかと考える。
解放処遇などもってのほかだ。
この刑務所に配属を希望したのも、それが大きな理由だった。
この試みは非常に関心が高いらしく、マスメディアの取材も多かった。
少女囚達の、あまりに過酷な拘禁生活は衝撃的に報じられた。
もちろん多少の批判もあったが、大方は好意的に受け入れられたようだ。
今もまだ取材中だという。
聞かされた話によると、比較的有名なTVレポーターの女性が
ここでの生活を継続的に体験レポートするらしい。
本当の囚人と同じように扱われることを自ら望んで、現在も収容中だそうだ。
物好きな人もいるものだと感心するが、私ならきっと耐えられそうにない
だって…
ふと後ろを振り返る。
強化ガラス越しに見える、ずらりと並んだ檻の中には、4名もの少女囚がいた。
彼女たちの全身を覆う緊身衣。
手枷に足枷。防声具。
…それだけではない。
胸につけられた鎖には識別票が揺れている。
そして管理プラグの挿入。
彼女たちの姿は、言い表しようのないほど、哀れで恥辱的だった。
出たいつぞの変態レポーターwwwwwwwww
今日もきたー地球に生まれてよかったー
>>352 できたらうpよろ
「もっと暴れたり騒いだりする子がいると思いましたが…
管理プラグのおかげで、みんな大人しいですね…」
私は率直な感想をぽつりと漏らした。
物足りない、わけではないけれど。
大反乱、大暴動。大脱走。
よくある囚人映画のような修羅場をも覚悟していただけに、拍子抜けかも。
…っていうか何を考えているんだ私。相手は少女囚なんだってば。
「たいした発明よね。ホント自分が入れられるのは勘弁してほしいわ」
先輩が肩をすくめる。
私は軽く相づちを打つ。まったくその通りだ。
私の目の前にあるモニターには、彼女たちの様子が映し出されている。
プラグを挿入中の囚人達の脈拍、体温、膣圧がすべて数値化されていた。
また、位置把握機能のついたカメラによる行動監視機能も備えられている。
囚人が許容範囲を超えた挙動をとると、膣具が作動する設定になっているのだ。
あ、
たった今、A01の囚人のプラグが作動したようだ。
囚人 A01 に対し 懲罰を執行中です
作動理由:姿勢違反
作動時間:80秒
作動強度:L5(最強)
作動回数:08回目
警報音とともに点滅しながら次々と画面に現れる情報。
ちなみに管理区域内の音声はこちら側ですべて聞くことができる。
悲しげなA01の喘ぎ声。
…たしか彼女は一番最初の施設から移送された少女囚。
記念すべき私の初仕事のお相手さまだ。
だからというわけではないが、彼女に対しては正直ちょっと特別な思いもある。
本来ならしてはいけないことだし、きっと見つかったら先輩から怒られるかもしれないけれど、
彼女の涙を拭ってあげたこともあった。
きれいな顔の少女だった。
名前は…そう、ミキといったっけ。
ミキの苦悶の表情と、スピーカー越しに聞こえる断続的な喘ぎ声。
やはりどうしても心が痛む。
80秒も最強を耐えなければならない姿くぅー見てみたい
まだまだ新施設につかないあたりの焦らしのテクニックの脱帽
だけど、彼女は厳重拘禁囚。
刑務官である私が、特別な感情を持つことは許されない。
警報音が鳴りやんだ。
スッと、画面表示がブルーに切り替わる。
囚人 A01 に対し 懲罰を執行しました
次回の作動時間と 作動強度を 設定してください
懲罰回数に応じて、時間も強度も1段階ずつ上がっていくのがデフォルトだった。
もう8回目なので、作動強度は最高レベルに到達している。
作動時間の欄には90という数値。
…ごめんね。
私は、そのままOKのキーを押した。
空港を出発してから2時間余り。
護送車はようやく刑務所の見える場所まで辿り着いた。
月片女子刑務所、厳重拘禁棟。
北海道の地方都市の郊外に設立された、最新の管理体制を誇る施設だ。
周りの長閑な風景の中に突如として現れた12階建ての高層建築。
暗褐色に塗り固められた外壁には、鉄格子の填め込まれた小窓が散見できる。
5mはあろうかという高い塀の上には、複雑に張り巡らされた鉄条網。
「嘆きの塔」なんて呼ばれているとかいないとか。
確かにこの外観は威圧的で絶望的だった。
これぞ刑務所。いや「監獄」といった方がしっくりくるかもしれない。
ここで勤務を初めてまだ日が浅いが、本当に良くできた施設だと感動する。
刑務官としての業務をこのような場所で行えることは理想的だった。
1階は主に私たちが主に業務を行うスペース。
事務室や詰め所などが置かれている。
新入検査房や、囚人シャワー室、懲罰房などもこの階だ。
また一般懲役女囚の監房も備えられている。
ここで雑役を行うために数名の女囚が派遣されてきているためだ。
2階は講堂や囚人用運動場となっている。
そして3階より上が厳重拘禁囚用の独房フロアとなっている。
1フロアでの収容定員は8名。つまり独房が8つ。
12階までとなっているので計80名もの囚人を収容できる構造だ。
もっともまだ全部のフロアが埋まったわけではない。
今日新たに加わる4名を含めても、まだ半分にも満たない状況だ。
それだけの少人数を私たち十数名の刑務官で管理することとなる。
自分で言うのも何だけれど、この刑務所に勤務する刑務官はみな優秀だ。
いずれも全国の矯正施設で実績を上げ、大変な競争率を勝ち進んだやり手ばかり。
もちろん大変な仕事だけれど、今までとは比較にならないほど高額な報酬もいただける。
何がどう間違ったのかはわからないけれど、なぜか私もここにいる。
若年層採用枠というヤツらしい。
同期はあともう1人だけ。
収容者が皆20代以下の若い囚人ということで、私たちのような存在も必要なんだろう。
護送車が施設内の幾重ものゲートをくぐり、
後部ドアが出入り口にピタリと合わせるようにして停止した。
私は、スッと大きく息を吸い込む。
「移送囚4名、出ます!」
まだ昼間だというのに薄暗い場所だったが、私の声と同時に一斉に照明が点される。
とりあえず私の役目は一旦ここまで。
丸二日もの連続的な業務は、さすがに体力的にもきつい。
だけど、今日の夜からは久しぶりの休日だ。
待機していた数名の先輩刑務官達が手際よく作業にはいった。
目の前から弱々しい足取りで次々と少女囚が引き立てられていく。
彼女たちのか細い脚を縛める鉄枷。
結わえ付けられた鎖と、保護ブーツの踵が金属の護送車の床に擦れ、不快な音を立てる。
恥ずかしくとも、隠すことを許されない乳房が小刻みに揺れる。
ベルトで固定され深々と挿入されたままの管理プラグから、大腿部に流れる粘液が光る。
度重なる「懲罰」において、その喘ぎ声を強制的に抑えていた彼女らの防声具からは、
透明な涎が滴り落ち、金属の床に点々とその痕を残していた。
何処か諦めたような表情の子。放心状態の子。
程度の違いこそあるが、どの少女囚も明らかに疲れ切っている。
しかしこれからの彼女たちには、新入検査房でのさらなる厳しい調べが待っているのだ。
まさかの更新乙です
私にはきちんと休日が与えられる。
好きな服を着て、美味しいものを食べ、どこへ行くのも自由だ。
だけど彼女たちは一切の自由を奪われた存在。
私にとっては当たり前の日常だけど、彼女らには望むことすら許されないこと。
…実際にあのような姿を目の当たりにするのは、何度経験しても、辛い。
あの子達にも、きっとそれなりに幸せな過去があったのだ、と思う。
私は彼女たちの座っていた、鉄檻の中の座席に目を下ろした。
鈍く光るステンレスの座面に、べっとりと広がる粘液。
檻の中には咽せるような、革と汗の混じった臭いがまだ残る。
彼女たちは何を考え、何を思い浮かべながら
この劣悪な環境の護送車に揺られていたのだろうか。
>>371 どうも、確かにまさかの更新です。
日曜の昼間…
最高の展開ですね。
アスミも久々に登場しましたね。
近況も詳しく知りたいところです
5
「移送囚4名、出ます!!」
葛城さんの声が響いた。
移送囚とはわたしたちのこと。
護送車、航空機、そしてまた護送車。
辛い「長旅」だった。
特に空港を降りてからの護送が大変だった。
ろくに睡眠も食事も与えられない状況で、姿勢を維持するというのには無理がある。
気をつけていたけれど、何度も管理プラグの「お世話」になってしまった。
回数が増えるたびに、作動時間も長くなっているようで、
ついさっきの懲罰では、おそらく1分以上も突き上げられたと思う。
そして口に噛まされた防声具がとても不快だ。
懲罰中に、思いっきり声を出すことができれば、多少なりとも苦しみが軽減できると思う。
それすらも許されない。おまけに溜まった唾液がどうしても零れてしまう。
それは冷たい一筋の線となって、わたしの緊身衣の胸元を濡らした。
拭おうにも、檻の中で鎖に繋がれている身ではどうすることもできない。
通気悪い檻の中は、気温も上がり革や汗の臭い、そして他の分泌物の臭いが充満する。
きっと家畜小屋よりも酷いありさまだ。
…いや、家畜以下の扱いかも。
とにかく施設に到着したということで、この護送車からは降りることができる。
もうこんな護送は勘弁してもらいたい。
わたしたちは順番に引き立てられていくようだ。
「A01番」
遠くからわたしの番号が呼ばれる。
戒護官に捕縄をつけられ、護送車からゆっくりと降ろされた。
待ちかまえていたのは、厳しい顔つきの女性刑務官。
目深に被った制帽からかすかに覗く視線は、私たちを鋭く貫くようだった。
30代半ばくらいだろうか。葛城さんよりもかなり落ち着いた印象を受ける。
黒革のロングブーツに黒いストッキング。そして手袋を嵌め、鞭を持つ立ち姿。
180cmはあろうかという高い身長も相まって、その威圧感は凄まじい。
続けざまに他の3名も番号が呼ばれ、わたしたちは横一列に並べられた。
防声具のベルトだけが緩められ、箝口具である革の装具が引き抜かれた。
さらにだらしなく、溜まっていた唾液が漏れ落ちて床を濡らす。
「以上移送囚4名、引き渡しを完了します」
「了解。引き渡しを確認しました」
葛城さんの報告、短いやりとり。
そして彼女はすぐにこの場を後にしたようだった。
沈黙。
高身長の刑務官は、右手の鞭をピシピシと左手に軽く打ち付けながら、
緊身衣姿で震えながら立つわたしたちの周りを一巡する。
その様子はまるで品定めをするかのようだ。
ブーツの固い足音と、わたしたちの小さな吐息だけが響き渡る空間。
張りつめた緊張感が場を支配する。
一段高い場所に戻った刑務官がおもむろに口を開いた。
「貴様らは、たった今からこの厳重拘禁棟の囚人となった」
女性にしては低い声。静かだが耳にずっしりと響く。
「貴様らには一切の自由が許されないと思え。我々が全力で厳重拘禁刑の執行を継続する」
改めて宣言された。
分かり切っていることだが、こうして然るべき人物からの宣告を受けると現実感がある。
「私がこの棟の管理部長である観月だ。私以下、刑務官の命令には絶対に服従のこと」
…
…
ピシィッッ!
ピシィッッ!!!
ーーーくぁ…ッ!
突然の鋭い痛みが全身を走り抜ける。
観月管理部長の手にしていた革鞭の一閃だった。
「聞こえない。返事は『ハイ』しかありえないが」
わたしは一瞬で事態を察した。
長時間の防声具の装着で、まだ違和感の残る口元ではあったけれど、大声で返事をする。
「返事をしたのは貴様だけだな。残りはどうしたッ!」
続けざまに空気を裂く、乾いた鞭音が響き渡る。
ああっ、馬鹿ッ…、早く返事しなくちゃ…
わたしの隣に並んだ3名が次々と激しい打擲に曝された。
崩れるように倒れ込む少女囚が、後ろに控えた刑務官によって無理矢理立たされる。
観月さんが、私の隣の子の目の前に立ち、鞭の柄を彼女の喉元に突きつける。
「やはり聞こえないな。最初から随分と反抗的な子だ。面白い」
いや、どう見ても彼女は怯えている。
護送中にかなりの回数の懲罰を執行され、
精神的にも肉体的も相当疲弊しているのは明白だった。
もちろんそんなことなど刑務官たちも十分わかった上でのことだろう。
しかしこうでもしないと、ここでの規律は保たれないのかもしれない。
他の二人も恐怖と絶望のためか、呻き声をあげて泣いている。
「どうしたッ!A02番ッ!」
観月さんの叫び声とともに、再び鋭い一閃。
「ぅッ…あふぅッ!!!」
革の緊身衣が裂けそうなほどの勢い。
素肌に打ち込まれていたら、まず間違いなく大怪我だ。
「ッ…くぅ………ン……うっぁあああああああああッ!!」
A02番と呼ばれた少女囚は、両眼から大粒の涙を流し、
今までに聞いたことのない声で泣き叫んだ。
到着間もない段階でこの厳しすぎる仕打ち。
でも、いくら私たちが厳重拘禁囚とはいえ、これはひどい。
「返事、返事をしてッ!!!」
思わず私は叫んでしまった。
観月さんの動きが止まる。
「ほう…許可無く発声をするとは…。A01番、貴様良い度胸だな」
グッとわたしの顎が、観月さんによって乱暴に持ち上げられた。
「あ…あの子は怯えているだけなんです、どうか許してあげてくださいッ」
…馬鹿馬鹿、何を言っているんだッ。
こんなことをしたら、わたしだって…
C
しばらくの間、私は睨みつけられていたように思う。
できるだけ、わたしは哀願の眼差しを心がけた。
「…まぁ良いだろう。貴様もなかなか面白い女囚だ」
スッと力が抜かれ、私は元の姿勢に戻ることができた。
「A01番に感謝することだな。ではもう一度返事を聞かせてもらおう」
あぁ…助かった、のかな。
でも咄嗟のこととはいえ、かなり危険な態度だったと思う。
これでこの先目をつけられでもしたら、本当に洒落にならないよ…。ッ…。
わたしたちは、一人ずつ新入検査房と呼ばれる檻の中に入れられることになった。
護送車の中と比べたら幾分は広く感じるものの、それでも与えられたスペースは
冗談みたいに狭い。
房の中には、手術着みたいな濃い緑色のゴムシートで覆われた固い寝台。
そしてお約束の衝立のない便器。
窓はなく、天井には強化ガラスで覆われた照明が一つだけ点されている。
前方は頑丈な鉄格子の獄扉、他の三方向と床は無機質なコンクリートだった。
左壁の上部には、鎖でつり下げられた手枷、下部には足枷が備えられている。
完全な、牢獄だ。
ここで、ほぼ2日ぶりに緊身衣を脱がされることになった。
管理プラグが外され、尾錠やベルトが緩められていく。
保護ブーツも脱ぐことができた。爪先を自由に動かせる感覚が嬉しい。
しかし、酷い臭いだった。
長時間わたしの身体に密着して締め上げていたそれは、おそらく大量の汗を吸収し、
恥ずかしいけれどいろんな分泌物にまみれている。
そのため一旦清浄に回されるとのことだった。
残念なのは、これを装着されるのは護送の時だけではないらしいということ。
つまり今は一時的に解放されているだけに過ぎないらしい。
もっとも急に厳しい束縛から解放された今の感覚は、
身軽すぎて逆にちょっと不安だった。
すっかり緊身衣に慣らされてしまったようで、悔しさを感じる。
C
毎日お疲れ様です、とうとう収容棟に到着この後の展開が気になる
ドSな女所長にwktk
かなりツボを抑えた展開が素晴らしすぎるよ
続きが気になりますね〜
全裸に剥き上げられた状態で、わたしは仮拘束を命じられた。
壁に備えられた鎖に手足を繋がれる。
大きく股を広げられた姿でバンザイ状態での固定。
そして識別票の装着。
これはこれでとても惨めだ。
他の少女囚たちがすべて同じ状態となるまで、このままだそう。
手首が鉄枷に擦れて痛みを覚える。
少しでも痛みを抑えようと動かしてみると、檻の外の刑務官から大声の叱責。
やはりここでも自由に動くことは許されないようだった。
呼ばれるまで、ひたすらに待つしかない。
「A01番」
「は…はいッ」
意識を失いかけていたわたしは、反射的に返事をする。
観月さんの声。気が付くと鉄格子の向こうに立っていた。
「時間だ。これから此処での処遇について説明を行う」
わたしたちは順番に全員が檻の外に出されることになったようだ。
鎖を外され、その代わりに緊縛を施されるという。
わたしは今まで、腰に巻かれる捕縄ぐらいでしか縛られた経験はない。
あれは縛られるというよりも、縄を巻きつけられるくらいの感覚だ。
逮捕の時も、裁判の時も、いつも手錠とセット。
勿論気分の良いものではなかったけれど、特に苦しさを感じたことはない。
だけど、目の前には見るからに長い黒縄を持った刑務官が立っている。
そしてわたしは、いまだ全裸に剥かれたまま。
…緊身衣とはまた違う全身拘束が施されるのだろう。
これって、結構な恐怖だ。
鞭をちらつかせる観月さんの指示で、緊縛が始められた。
縛りの担当は、かなり若い刑務官だった。
葛城さんと同じくらい、かもしれない。
だがその縄捌きには相当の慣れを感じさせる。
わたしはまず両腕を後ろに回された。
手首の固定だ。
金属の手錠とはまた違う、がっしりとした拘束感に襲われる。
次に縄は上半身へ。
二の腕から乳房の上に通された縄は、背後で少しずつ締め上げられていく。
そして乳房本体へ。ぐいっと絞り出されるように入念に縄掛けが進められた。
「あッ………ふぅッ…!…ッ!」
不覚にも声が漏れる。…まずい。
案の定、即座に観月さんの視線がわたしに向けられた。
今は緊身衣を装着していない。だから鞭打ちは、無いはず。
頭ではわかっているけれど、先ほどの光景がフラッシュバックする。
C
これほどまでの恐怖を感じるなんて。
あの人の威圧感は相当なものだ。
そして、明らかにわたしは睨み付けられている。
…やっぱり、あのときは対応を間違ったのかもしれない…ッ!
だけど…後悔してももう遅い。
とにかく今は平静を装わなければ。
しかし、厳しく掛けられた縄に絞り出された乳房の先端が
わたしの意に反して固く屹立していく。
…うッ…何故…ッ?
観月さんは、その様子を見逃さなかった。
縄を操る刑務官を制して近づくと、わたしの今一番敏感な部分を乱暴に鞭の柄で弾く。
「…識別票を外されたとたんに、この固さ。口だけじゃなく、ここも随分威勢がよいのね」
わたしはとにかく俯き、固く目を閉じた。
あぁ、これってかなり目をつけられた状態というんじゃないだろうか…
ホントにわたしの馬鹿!
入所初日にして、ブラックリスト入りだ。
「早瀬、続けて」
観月さんは若い刑務官に何やら耳打ちをし、その場を離れた。
乳房を絡め、菱形にかけられた縄は、すでに腰まで届いていた。
わたしの上半身は、今までに経験したことのない猛烈な拘束感を感じている。
「あぅ…………ンッ!!」
さらに縄は信じられない場所にまで通されはじめた。
…股間だ。
「なッ…ちょッ…、ぃや…ッ………ーッ!!」
さすがにわたしも身体を捩って抵抗する。
こんなところにまで縄を通すなんて、正気の沙汰とは思えない。
ピシィ!
「A01番!動くなッ!」
激しく床を打ち据える鞭。
「股縄ごときで情けない声を出すなッ!!」
観月さんの激しい怒号が飛ぶ。
わたしは瞬間、身体を固めて立ちすくんだ。
…ありえない。
わたしは股に通された2本の縄に目を落とした。
性器に当たる部分にはコブがあり、黙っていても鈍痛を伴いながら執拗に責められている。
わたしは縄目の恥辱に悶えながら、説明が行われるというホールへと引きたてられた。
C
緊身衣に緊縛と、拘束の幅が広くて素晴らしい。
400 :
たらりん:2008/06/23(月) 04:38:34 ID:wkjl3TST0
午後氏さん復活おめでとうございます
大変面白い作品だと思います。
できれば刑務所内で年季の入った20代後半ぐらいの女囚を
出してください。
足の裏を責められる刑罰があっても面白いかもしれませんね。
これからもがんばってください。
ぺた…。
ぺた…。
しっかりと縄尻を捕まれながらの歩行。
保護ブーツも歩きにくい拘束具だったけど、
裸足のまま冷たい床を歩かされるというのも本当に情けない。
促されるまま、冷たい階段を昇る。
一歩踏み出すごとに、股縄が意地悪くわたしの性器に食い込み、
その刺激でたびたび身体のバランスを失いかけた。
思わず喉の奥から声が漏れかかる。
だけど、先を行くのは、あの観月さんだ。
この人の近くで、これ以上情けない声を出すわけにはいかない。
四方を無機質なコンクリート壁に囲まれたホールには、不快な熱気がこもっていた。
既に力のない夕日が、数少ない高窓に嵌め込まれた鉄格子越しに微かに差し込んでいる。
その広い空間の中央に、4つの扉の開かれた鉄檻が設置されていた。
もちろん、わたしは緊縛姿のままその中に押し込められる。
観月さんから「早瀬」と呼ばれた刑務官が、
わたしの縄尻を後部の鉄格子にしっかり結わえ付けた後、勢いよく鉄扉を閉める。
そして即座に施錠。
「A01番、収容完了!命令があるまで待機!」
早瀬さんの号令が響く。
一少女囚のために、ここまで一切の妥協なき一連の拘束作業。
厳重拘禁に処されたという現実を、文字通り肌身で感じる。
鉄檻は非常に狭い作りとなっていた。立ったまま入っていろということだろう。
わたしは他の少女囚の到着まで、正面に立つ観月さんと目を合わせないように足下へ視線を落とした。
全裸での緊縛。おまけに股縄姿。周囲は鞭を手にした刑務官が取り囲む。
激しい無力感と屈辱感。悔し涙がこみ上げる。
でもここで打ちひしがれた姿を見せるのは、どうしても癪だった。
…我ながら損な性分だと思う。
遠くから足音が聞こえてきた。
他の少女囚も引き立てられてきたのだろう。
わたしは涙に濡れた顔を大きく左右に振り払い、様子を窺った。
スレを見に来るとちょうどよく午後さんの書き込みが・・・
すかさず、支援。
今日もご苦労様です
>>404 支援ありがとうございます。連投規制には困りますねぇ。
……ッ!?
隣の檻に収容された少女囚の姿を目の当たりにして、わたしは愕然となった。
グレーのワンピース状の衣服。
手足には拘束具が施され、鎖を腰の革ベルトに繋がれているものの、
彼女が身につけているのは紛れもなく囚人「服」だ。
裸足ではない。きちんと布靴も履かされている。
彼女は檻の中で刑務官から肛膣検査を受けていたが、
そのときには白い下着が足首まで下ろされていたのが見えた。
少なくとも、通常の着衣を許されていることは明白。
検査を終え、下着を元に戻された隣の少女囚も、
わたしの全裸で縛り上げられた姿を見て、言葉を失ったようだった。
これは…いったいどういうことだろう。
鉄格子を隔てて、わたしとその子はしばらく無言で向き合った。
同じ囚人同士、いまさらこんな姿を相手に晒すことくらい恥ずかしいとは思わない。
だけど、全てを剥ぎ取られ、股縄の辱めを受けている自分。
衣服を身につけた彼女。
あまりにも扱いに差がありすぎる。
その後に連れられてきた少女囚たちも、彼女同様に簡素な囚人服を身に纏っている。
確信した。
これはわたしだけに施された処置。
わたしだけ…わたしだけ、こんな…ッ!?
黒縄に縛られた身体が、震えだした。
つC
「ご…ごめんなさい…ッ、さっき…、わたしのせいで…、」
耐えきれなかったのだろうか、隣の少女がむせび泣きながら話しかけてくる。
あぁ、馬鹿ッ!
この状況では、はっきり言って危険だ。
もちろんわたしがこのような姿にされたのは、
先ほどの件に関しての「見せしめ」であることは間違いない。
だけど、それは自分の意志に基づいての行動。
別に謝罪などいらない。
機会があれば、後で平手打ちの一つでもお見舞いしたいところだけど。
「(シッ!もういいからッ!)」
できるだけ短く、声をひそめて彼女を制した。
本当に今はもういい。
黙っていて。
ただでさえ今がこんな状況である以上、より事態を悪化させるのはあまりに愚かだ。
わたしは高鳴る心音を感じながら、周囲を窺う。
…まだ4人目の肛膣検査の途中だった。
幸い、会話に気づかれてはいないようだった。
ピーッ!
唐突に響く警笛の吹鳴。
「囚人は全員正面を向き直立不動ッ!」
わたしたちに命令が下される。
それ以上考えを巡らせる間がなかったのは、むしろ良かったかもしれない。
…
…
短くて長い静寂の時間。
張り詰めた空気が、冷たく背筋をなぞる。
「では、これよりこの厳重拘禁棟での貴様らの処遇について説明する」
観月さんが、より低く落ち着いた声で切り出した。
わたしは彼女に一瞥されはしたものの、
「この姿」の件には全く触れることなく、淡々と説明は続けられた。
つC
いつもながら最高
目を引く長身の制服姿。
ぴったりとした黒革のブーツ。
白い手袋、そして一本鞭。
腕章には、おそらくこの施設のものと思われる紋章があしらわれていた。
観月さんのこんな格好には、むしろカギ十字なんかが似合うんじゃないか、
なんて馬鹿なことを思った。
わたしに対してこの処置を命じたのは、彼女しかあり得ない。
本当に、恐ろしい人だ。
…もっとも、刑務官としては大変優秀なのだろう。
囚人に対しての冷酷なまでの厳格さは、確かに規律維持のためには必要だと思う。
だって…
ここは厳重拘禁棟なのだから。
「…ここまでがこの施設の概要だ。これは覚える必要はない。頭の片隅にでもいれておけ」
厳重拘禁棟の設立理由や、基本理念、棟内施設についての説明が終わる。
その間も、一切の姿勢の乱れは許されない。
股縄への食い込みは激しく、当初は感じなかった痛みも徐々に増してきている。
必要以上に強調される形で縛り上げられた乳房も、軽い鬱血状態だ。
おかげさまで、頭の片隅にもその内容など残りそうにない。
Cって4の円で支援ってことか
今気付いたw
こんな責め苦が、わたし一人のみに執行されていると思うと、やはり腹立たしい。
視線だけを横にずらし、隣の少女囚、A02を睨み付けた。
A02は先ほどから説明を行う刑務官以上に、わたしのことが気になるらしい。
すぐにわたしの視線に気づき、申し訳なさそうに目を閉じて
「ごめんなさい」と口を動かす。
…あまりに悲痛な表情。涙が頬を伝いだす。
あぁッ!
もういい、もういい。全くッ。
どうもこういう女々しいタイプは苦手だ。
わたしは視線を元に戻した。
観月さんが、ギュッと帽子を深く被り直す。
「次に本題に入る。貴様らの基本的な処遇についてから…だ」
正面に細かい文字が映し出された。
それは事細かに決められた、ここの規則一覧だった。
冷静に話を聞くことすら不可能なこのような状態では、
文字情報など読んでいられようなはずもない。
わたしは直立不動の姿勢のまま、陰核と性器への突き上げられるような刺激や、
じわりと全身を苛む痛みと戦い続けなければならなかった。
「A01番、どうした」
説明の途中、不意にわたしの番号が呼ばれた。
くッ…、この状態で…。
それは明らかにわたしに向けられた敵意。
ゆっくりとこれ見よがしにブーツの踵を鳴らし、観月さんが近づいてきた。
「貴様の発声を許可しよう。思うことがあるのなら言え」
革鞭の柄が、鉄格子の隙間から喉元に突きつけられる。
「い、いえッ、なんでも…ありません…申し訳ありません…」
わたしは目を反らしながら、祈るようにつぶやいた。
つC
「はぁン、貴様は自分だけが全裸に剥かれていても何も感じないのか」
「ッ…!!ぁぁぁぅ……い、いぃぇッ…」
観月さんの持つ鞭の柄は、わたしの股間に場所を移していた。
股縄の上から、コツコツと固い刺激が与えられる。
「ほう、それでは貴様は何か違うものでも『感じて』いるのか?」
答えに窮する詰問。与え続けられる刺激。
もう、どう返答しようとこの先に待つのはただ一つの責め苦だろう。
…それが狙い?ホントに、この人はまるで中世の拷問吏のようだ。
直後に2本の股縄の間を割り裂いて、柄が進入してくるッ!
「ーーーーッ…!くぁぁぁッ…」
「答えろッ!!A01番!」
「あぁはぁッ…!!…お、お許しくださいお許しくださいッ!ううううぅッあぁ!!!」
わたしの中が掻き乱される。
僅かに残っていたプライドも何もあったもんじゃない。
わたしはただひたすら許しを乞う。
身を捩り、緊縛された裸体を激しく鉄格子に打ち付けて、のたうち回る。
…
…
…
…
「はぁ、はぁ…っ… はぁ…っ」
気が付くと、わたしは狭い立檻にもたれかかるようにして崩れ落ちていた。
激しい脱力感。
呼吸は激しく乱れている。
一瞬の記憶の途切れ。
おそらく、わたしは望まない形で「迎えて」しまったのだろう。
これ以上ない最低の屈辱。
「うッ…、うぅぅッ…」
もう自分の置かれた状況など関係ない。
わたしは、ただ、ひたすら咽び泣いた。
支援
まだまだつづくよ!! ではまたです。
いやーここチェックしていてよかったすよ!!感涙
午後さんありがたう!
…
…
……悔しいけれど、嫌というほど自分の立場というものを思い知らされた。
ただ無力なだけではない。
圧倒的な支配力に屈することのみしか許されず、
理不尽な仕打ちにも、ただひたすら許しを乞うことしか許されない。
それが今のわたしだ。
観月さんはわたしが絶頂を迎え、そして泣き崩れる姿に満足したのかもしれない。
不自由な姿勢で床にへたり込むわたしの顎を再び持ち上げる。
革手袋の匂い。冷たい感触。
わたしは恐怖のあまり、小刻みに震えていた。
「情けないな、この程度で崩れるとは」
この程度…、にしては相当な仕打ちだったように思う。
だけど、情けないということに関しては同意だった。
いまだ緊縛姿のまま、股縄の隙間からはだらしなく粘液を滴らせて。
きっと顔も涙でぐちゃぐちゃに違いない。
「貴様らもA01番と同じ目に遭いたくなければ、妙な気を起こさないことだ」
再び立ち上がった観月さんはそう言うと、威圧的に鞭を空打する。
その制帽の下の口元は、微かにニッと笑っていた。
「立て」
観月さんの命令を受け、わたしは縄を緩められることなく再び立たされる。
まだ激しい動悸が治まりきっていない。
観月さんはしばらくわたしが落ち着くのを黙って見届けると、踵を返し元の場所に戻った。
「続ける」
何事もなかったかのような切り替えだ。
再びこの灰色の空間が緊張感で覆い尽くされた。
つC
一人だけ厳しい懲罰を受けている萌えますな
さすがに状況設定が上手いですな
縄で来ましたか
まだまだバリエーションあるんだろうか?
個人的には革やら鉄やら電気椅子やらがすき
6
わたしが縄を解かれたのは検査房に戻されてからだった。
幾本もの縄跡が走る。素肌に仄赤い文様が刻み込まれているかのようだ。
見た目にはかなり痛々しい。というか実際に痛い。
後ろ手に縛り上げられていた両腕には、まだ微かに痺れが残っている。
だけど、早瀬さんは緊縛の心得にかなりの自信があるらしく、
血流を止めたり、神経に差し障るような危険な縛り方はしていないそうだ。
長時間、なんとか耐えることのできる程度の苦しみを感じさせる縛り方。
つまり厳密には拘束のためだけではなく、そのものが責め苦となる懲罰的な緊縛、ということらしい。
わたしはゆっくりと縄を解かれながら、早瀬さんからそんな説明を受けた。
最後に残されていた股縄が、そっと外される。
食い込んだ部分の、まだ乾ききらない粘液が糸状に縄にからみついていた。
「…どう?少しは楽になったでしょう。発声を許可するから、答えて」
わたしが、与えられた水を飲み干すのを確認すると、早瀬さんが問いかけてきた。
確かに全ての縄を解かれた直後こそ、多少の気分の悪さを感じた。
それが「縄酔い」というものらしいが、酒に酔った経験がないのでよくわからない。
幸い、既に体調は回復してきている。
「はい…もう大丈夫だと…思います」
わたしは口元を拭い、身体をさすりながら答えた。
「良かった。じゃぁそこに座りなさい」
わたしは監房のベッドに腰を下ろすことが許された。
ゴムシートの冷たさに、思わず目を瞑る。
「手、後ろに回して。手錠かけます」
床に繋がれている足枷も嵌められ、わたしは仮拘束された。
「悪いけど、規則だから。そのまま少し待っていなさい」
午後様。今日もありがとうございます。
そう言うと早瀬さんは、先ほどまでわたしの全身を縛めていた禍々しい黒縄を手際よく
再びきちんと束ねていく。
その一連の作業には無駄が全く感じられない。
若く見えるけれど、この人も相当のプロだ。
わたしはそんなことを思いながら、彼女の様子を見つめていた。
あの縄はわたし専用の戒具とも告げられた。
つまり、今後もあの縄は幾度となくわたしを苦しめることになるのだろう。
無意識に深い溜息を吐く。
「A01番」
早瀬さんがわたしに背を向けたまま、つぶやくように呼びかけてきた。
「は、はい…」
何かまずかったかと思い、咄嗟に姿勢を正し返事をする。
「…ちょっと大変だったね。さすがに、あれはあなたがかわいそう」
意外な言葉だった。
だけど、一人の人間として語りかけられることが、少し嬉しい。
早瀬さんは、揃えた黒縄を壁のフックに掛け終えると、わたしの隣に腰を下ろした。
後ろ手錠のままのわたしの肩に、そっと手がのせられる。
「観月さんはとても厳しい人。それはあなた達にだけではなくて、私達にも」
何となくわかる気がする。
あの上司のもとで働く彼女も、いろいろと大変なのだろう。
「でも、やっぱりここでの規律を保つためには、観月さんのような人は必要だと思う。
今回、あなたはかなり痛い目にあったようだけれど」
「…とても、怖かったです。それに、わたし…」
短く、正直に思いを述べる。
あのあとの説明は、本当に何も覚えていなかった。
立っているのがやっとの状態。
きっと重要なことも伝えられたのだろう。
聞き逃したことで、今後また新たな罰を与えられるのではないかという恐怖もある。
ktkr
これは看守と囚人の恋愛展開か!
「大丈夫、確かに厳格だけれど、根に持つようなくだらないことはしない人だから」
不安の色を感じ取ったのか、早瀬さんはわたしの頭を撫でながら慰めてくれる。
「それに先ほどの話は、これに全部書いてある。よく読んでおけば大丈夫」
ベッド上に置かれた黒表紙の本。
「厳重拘禁囚心得」と書かれた小冊子だ。
早瀬さんは続けた。
「あなたは他の子をかばってあげたじゃない。もちろんあの態度はここの規律に反するし、
そのことで今回のような見せしめに繋がった。だけど、あのあと観月さんが褒めてたよ。
なかなかできることじゃない、って」
でもこれは内緒、と人差し指を口に当てて少し微笑んだ。
「……。」
今の話だけでは判断が難しい。
しかし、最悪の事態というわけではないようだ。
もちろんわたしの「身分」は最悪以外の何ものでもないし、それに変わりはないけれど、
早瀬さんの話によって、だいぶ心が救われたような気がする。
緊縛の腕も優れているけれど、精神的なケア技術にも長けている。
長期間の厳重拘禁という、深刻な絶望状況に堕された私たち少女囚。
その辛苦に満ちた日々を、可能な限り平常な精神で過ごさせることも、
彼女たち、ここの刑務官の仕事なのだろう。
だけど、それがたとえ仕事上の言葉とはいえ…。本当に心が安らぎを覚えるのは事実だ。
「ありがとう…ございます…。とても気が楽になりました。嬉しいです」
早瀬さんは無言のまま、私の髪の毛を梳かし続けてくれた。
「A01番、…名前は『鮎川壬姫』さんで間違いない?」
久しぶりに呼ばれた自分の名前。
すっかり番号での称呼に慣らされていて、むしろこの方が違和感を感じる。
わたしは多少のとまどいを覚えながらも、ゆっくりと頷いた。
「覚えておく。観月さんじゃないけれど、わたしもあなたが気に入ったわ。
…もちろん、だからといって特別扱いはしない。
あくまで私はは刑務官、あなたは囚人だということは、わきまえておきなさい」
そう言うと早瀬さんは私を立たせた。これから囚人服へと着替えさせるという。
あの厳しい言い回しは、早瀬さんの立場上仕方のないことだと思う。
けれども、ここでの不安に満ちた生活の中で、ほんの微かではあるけれど…
心のよりどころを得られたような気がした。
いよいよ、囚人服ですね。わくわくします。
厳重拘禁囚用の囚人服っていうことかな
どんなのだろう、やっぱり革系?
革もいいけどラバーも魅力的だ
451 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 01:05:11 ID:+fNFhmkG0
革のラバーも好きだ
人権剥奪の全身拘束がいいなぁ
午後氏の作品は厳しくて酷い責めだけじゃなく、
ところどころ緩和剤も盛り込まれてるからほっと出来て
余計に感情移入出来るんだよね。
そういうところを含めても本当に素晴らしいと思う。
スレ住人の皆様。
感想ありがとうございます。こういう支援があるのって、やっぱりいいものですねぇ。
設定としては一連のものと共通です。同名の登場人物は基本的に同一人物ですが
ちょっと間が開いたので、以前とは細かな設定に若干のズレがあります。
そこら辺は、目をつぶってください(汗)何せ私自身がいーかげんな性格なので。
とりあえず、今のコレを基本設定としたいと思います。
もうしばらく「脳内妄想監獄」におつきあいください。
あ、ホントに管理プラグを作っちゃたりしたら、画像うp希望です。
あと、絵師さんに挿絵書いてもらえたら幸せ。
7
「今日はもう時間が遅いので、そのまま就寝衣を着てもらうから」
後ろ手錠はそのまま、床に繋がれていた足枷の鎖だけが外された。
再び厳格な刑務官の顔に戻った早瀬さんは、そのまま私を監房の外に連れ出した。
長い回廊をゆっくりと歩かされる。
この厳重拘禁棟も、私たち囚人の歩く場所と刑務官の歩く場所は明確に分離されていた。
もちろん私たちに許されたのはクリーム色のリノリウム材に覆われた床。
暑い季節とはいえ、一歩進むごとにその冷たい感触が裸足に伝わる。
一方早瀬さんは、敷き詰められたブルーのカーペット上をブーツで歩く。
改めて厳重拘禁囚の立場を思い知る。
こんな細かいところまで全く抜かりがないのは素直に感心してしまう。
「あなたは先ほどの説明は覚えてないと言ったね。あの『心得』にも書いてあるけれど
ここの囚人服の項目だけは結構複雑だから、今のうちに説明しておく」
囚人用シャワー室の脱衣所に着くなり、
早瀬さんは私の後ろ手錠を壁の鎖に結わえ付けながら言った。
「ここでの囚人服は基本的に3種類。
そのときに応じたものを身に着ける決まりとなっている。それぞれの詳細は…」
ある程度は覚悟していたけれど、やはりここでの衣服は今まで収容されていた施設のものとは
大きく形態が異なっていた。
午後氏お疲れ様です!
まずその基本的な3種類とは、
『緊身衣』
『懲罰衣』
『就寝衣』
というものらしい。
緊身衣については、もうすでにお世話になっている。
身体にピッタリと密着し、爪先から指先まで覆い尽くす革製のもの。
移送のときや、厳重戒護区域を外れる屋外での作業時がこれ。
最も厳しい拘束状態が必要とされるときに着せられる囚人服だ。
保護ブーツも同時に履かされ、もちろん管理プラグつき。
就寝衣とは、これから私が着せられることになるもので、
文字通り、就寝時のみに着ることの許される最も拘束力の軽い服。
先ほど他の少女囚達が着せられていた、グレーのワンピース状の服がそれだという。
管理プラグの挿入が免除されるのも、これを着ているときだけ。
ただし「拘帯」という戒具がその代わりに股部分に装着されるそうだ。
結局、寝ているときにもそれなりの拘束状態は継続。ということらしい。
のこりの懲罰衣とは、日中の間に着用が義務づけられる囚人服。
その名から、意味あいとしては懲罰中に着せられるものだけれど、
もちろんここでの「懲罰」とは、問題を起こした場合の処遇をさすのではない。
私たちは、厳重拘禁という恒常的な懲罰を執行され続けているという立場の囚人。
つまり懲罰衣が、事実上基本的な囚人服となるそうだ。
管理プラグがセットされる構造ということも告げられた。
基本の3種類以外にも、状況に応じて別の衣服も備えられているらしい。
今までわたしが施されていた黒縄での緊縛も、その一つという。
もっとも…あれは衣服などと呼べるものではなかったけれど。
話を聞くと、私たちはまるで囚人服専用の着せ替え人形だ。
支援
「懲罰衣については、ここで説明するよりも、明日実際に着てみるのが早いでしょう」
早瀬さんは説明を打ち切ると、わたしの手錠を外し、シャワーを浴びるように促した。
はっきり言って気になるが、仕方ない。
明日になればわかるとのことだから。
わたしに許された時間は僅か3分。
…シャワー室すらも檻の中だ。
施錠を確認されたあと、微妙にぬるい湯が勢いよく噴き出す。
わたしは、ようやく今までの身体の汚れを落とすことができた。
「時間。出なさい」
早瀬さんの声と同時にシャワーが止まる。
ごく簡単に身体と髪を拭きあげた段階で、肛膣検査。
だけど、今回は軽く触られただけで済んだ。
「はい、OK」
パンパン、と早瀬さんが素早く手を振り払う。
今回だけね、と念押しされたけれど。
それが終わると、やっと「就寝衣」が手渡された。
何の飾り気もない、白いショーツ。
同じく白色で、柔らかいカップの付いたボディスーツ。
下着はこの2つだった。どちらも「囚人用」とありがたいプリントが施されている。
最初にショーツを穿くように指示される。
思ったより穿き心地は悪くないが、前面にプリントされた赤文字に泣けてくる。
そしてボディスーツを足元から引き上げて、ゆっくり身に着ける。
本当に久しぶりに、乳房を覆い隠すことができたような気がする。
そんなごく当たり前のことに感動してしまった。
クロッチ部分のホックは、自分ではさせてもらない。
保安上の規則だからということで、早瀬さんが確認の上ぴっちりと噛み合わせた。
その後、革製のT字状の帯で封印がされる。
「この戒具が『拘帯』ね。もちろんあなた自身では外せないから、
どうしても排泄がしたい場合には、夜間の巡回刑務官に申し出なさい」
支援
そしてグレーのワンピースを頭からかぶる。
粗い肌触り。期待通りの着心地だった。
そしてその丈は、はっきり言って短い。
座ったら、ほぼ「丸見え」だ。
管理者側からすると確かに都合がよいのだろう。
次にウェスト部分を、可愛げのない無骨な茶色い革ベルトで締められる。
可愛くないのは、そのベルトに鈍く光る金属の手錠が繋がれているせいもある。
前手錠にするか、両脇に固定するかを選ぶことができるという、嬉しいオプション付き。
「ここでは『前』が人気だけど」
早瀬さんの一言。オススメに素直に従った。
続けて足枷を掛けられ、腰のベルトに鎖で連結された。
最後に布靴を履かされる。底が薄く微妙にゴム臭い。
これは以前の刑務所と似たようなものだった。
…まぁ裸足で歩かされるよりは幾分マシかな、とも思う。
「今日はこのあと房に戻って食事、後は就寝ね」
わたしの腰に巻かれた尻尾のような捕縄を、早瀬さんは二重に手に巻いた。
「じゃあ戻るよ。歩いて」
早瀬さんの命令。
わたしは再び長い回廊の「囚人ロード」をぺたぺた進む。
その先に待つわたしの「部屋」は、鉄格子に囲まれた狭い狭い独房だ。
もちろん足取りは重たいことこの上ない。
途中、先に戻されていた少女囚たちの注目を浴びる。
食事も先に済ませていたのだろう。彼女たちは全員、革の防声具が施されていた。
支援
きつい一日を終えやっと就寝の時間
しかし休息の時間は限られており明日から懲罰の日々うーん萌えますな
中間的な拘束衣になるんでしょうか?たのしみです
独房内で捕縄が外される。
「このようなものしか用意できませんが、どうぞ」
早瀬さんがステンレスのトレーにのせられた銀パックを差し出した。
瞬間お互いに見つめ合い、互いに苦笑する。
おそらく早瀬さん自身もコレの凄さを知っているんだろう。
片手だけ一旦手錠を外してもらい、ためらいつつもそれを手に取った。
正直にいうと、空腹感はかなりのものだった。
わたしは意を決し、口を付けると、思いっきりそれを握りつぶした。
味気ない、もとい激しく不味い囚人食を、ものの数十秒で胃に流し込む。
後味が最悪だ。
すぐさまコップ一杯の水で十分に口を濯ぎ、排泄孔に吐き捨てた。
「エライ、エライ。残さなかった」
早瀬さんがわたしの肩をたたく。
嬉しいのか嬉しくないのかよくわからない。
「ごめんね。さ、口開けて」
早瀬さんは、トレーを床の差し入れ口から外に滑らせるように出す。
片手には、もう革の防声具が握られていた。
「ン…、ぅ…ッ」
口の中に深く挿し込まれた装具。
微調整をされつつ、ベルトを後頭部で締め上げられて固定される。
じんわりと広がる苦い味と革の臭いが、相変わらず不快感抜群だった。
声を出す理由もないので、こんなものを噛まされる必要性は全く感じないけれど
やはりこれも厳粛な空間を守るための規則だからなのだろう。
沈黙の夜の始まりだ。
今日もありがとうございます
早瀬さんが最終的な戒具のチェックを素早く行う。
片手錠もここまで。
「…異常なし。じゃあ明日からまた頑張ってね」
黒革に覆われたわたしの頬を数回撫でて、早瀬さんは立ち上がった。
独房の扉が閉められ、施錠される。
「収容完了ーッ!」
「「完了ーッ!」」
早瀬さんを含め、複数の刑務官の声が検査房のフロア全体に響き渡る。
「減光まで5分。各自就寝準備せよ!」
ここでは「消灯」ではなく「減光」が就寝の合図だった。
その照明は天井に埋め込まれ、頑丈な金網入りの強化ガラスに覆われている。
人工的で冷ややかな光だ。
監視カメラでの保安管理上、監房内は常に一定の光量以上で照らされたまま。
プライバシー保護などという概念は、残念ながらここには存在しない。
静まりかえる無機質な空間の中、わたしはゴムシーツの寝台に横になる。
独特の臭気と感触。
下に敷かれたマットも、期待を裏切らない固さ。
とてもじゃないが、熟睡などという贅沢はできそうにない。
それでもわたしは、薄い上掛けを不自由な鎖の両手でたぐり寄せてくるまった。
巡回刑務官の足音と、監視カメラの微かな作動音、
そしてわたしを縛る鎖の音だけが耳に届く。
支援
…長い1日がこれでようやく終わる。
でもこれは、
さらに気が遠くなるほど長い厳重拘禁生活の、ほんの始まりにしかすぎない。
照明が切り替わった。
薄暗い青色だ。
まるで深海のよう。
いや、間違いなくここは光の届かない深海のごとく、現実社会から隔絶された厳重拘禁棟。
あまりに悲しすぎるけれど、こうして枷と鎖に繋がれたわたしの居場所は…
もう、ここにしかないんだ。
1日目(というか、移送〜収監完了まで)おわり。
結構長くなってしまいました。ふぅ。
>>480 お疲れ様です。
引き続きよろしくお願いします。
482 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:15:23 ID:YVXA5MlWO
>>480 おつかれさまです
懲罰衣の詳細が気になります
挿し絵もほしいですね
(描いてみたい願望はありますが絵描き無経験と規制のせいで・・・・orz)
スミマセンあげてしまいましたorz
>>484 アスミさんなら望むところでしょうけどw:
過去ログ読み返して描きやすい場面あったら
だれかの真似してでも描いてみますorz
そういやアスミの様子も見たいですよね。
どんな感じなんだろw
8
新入検査房は、ここへ移監となった囚人が最初の一定期間に入る独房。
その期間に、少女囚たちは各々の性格・体力・知能指数などを判定され、それぞれに最適な処遇を決定される。
私は、同期の早瀬とともに、新入少女囚の調査票に目を通していた。
移送こそ担当したものの、その後すぐに丸一日の休暇をいただいていたので、
本格的に彼女たちと向かい合うのは今日が初めてとなる。
昨日から連続勤務の早瀬に、一歩出し抜かれた気分だった。
私が休んでいた昨日は、簡単な健康診断と、面接による調査が行われている。
今は、早瀬がまとめたその資料の引き継ぎだった。
今回移送された4人の少女囚は、主に私たちがメインで担当することになった。
もちろん主任担当は初めての経験だ。
それだけに気が抜けない。
「葛城、次行っていい?」
早瀬が先を急かす。朝一の巡回業務までもうあまり時間がない。
「あぁごめん、お願い」
私はあわてて再び資料に目を落とす。
刑期の短い順に各囚人の一覧が記載されている。
次が最後の囚人についてだった。つまり一番の長期刑。
早瀬が資料を読み上げる。
「A01番、鮎川壬姫。18歳。傷害、殺人未遂。通常の少女刑務所に収監されていたが、
まもなく自暴自棄となり受刑態度が激しく悪化。厳重拘禁処遇が適当と判断され移送。
残りの刑期は7年」
…彼女が「例の事件」の当事者か…。
少なくとも、先日の移送の際に私が抱いたのは、大人しく従順な印象だ。
それに添付された写真でもわかるとおり、非常に可愛らしい顔。
外見だけで判断することはもちろん意味がないことではあるが、
おおよそ罪人には思えないような容姿だ。
彼女がここまでの事件を起こすに至った経緯の詳細も、資料に掲載されていた。
支援
当初は10日ほどの密着レポートの予定だったのが
大倉看守に
「よろしかったら厳重拘禁も体験されてみてはいかがですか?」
と言われズルズル延長されてたり:w
>>492 でもそうだったとしたら特番の放送が出来たのか気になりますね
ビデオだけ送ってアスミさんは長期休暇扱いにされてたりして
>>489 葛城さん登場ということはアスミさんも登場機会があるかも?
薄幸の幼少期。
絶え間ない偏見と悪意の嘲笑に耐え、必死に努力を重ねた日々。
ついに掴んだ、つかの間の栄光と未来への希望。
そして、絶望。
僅か18歳。
私と5つほどしか違わない少女が背負った、あまりにも重すぎる運命。
「うん、…まぁ、可哀想な子であることには間違いないよね」
早瀬がポツリとつぶやく。
そういえば移送初日から、観月さんの「洗礼」を受けた子がいると聞かされていた。
早瀬の話によると、洗礼を受けたのはよりにもよってこの子らしい。
「そのとき彼女を縛ったのは…早瀬、なんでしょう」
この棟で、屈指の緊縛の腕を持つ彼女。
同期とはいえ、その実力には到底及びつかない。
そんな軽い嫉妬から出た、ちょっと意地悪な言葉だった。
言ってから少し後悔した。
「…そう。だけどやっぱり気分のいいものじゃない」
早瀬は少し俯いて、長い髪をかき上げた。
刑務官である私たちは、囚人に対し常に非情に徹しなければならない。
だけど時として、本当に自分たちのしていることが正義なのかどうかを疑いたくなることもある。
この少女が、ここまでの苛烈な厳罰を受けなければならない理由は何か。
私は、検査房モニターに映し出された、少女囚たちの映像に目をやった。
A01番と呼ばれる少女囚。
もう既に術を叩き込まれたのだろう。
就寝衣のまま点検前の『第一姿勢』をとり、背筋を伸ばして座っていた。
その華奢な身体を戒めている、数々の拘束具が痛々しい。
支援
そこに反抗的な態度は一切見受けられない。
「いい感じよ、あの子」
「うん、私も移送を担当しただけなんだけど、そう思う」
私たちは頷き合った。
もちろんそれ以前に、私たちには刑務官としての職責がある。
同情はできても、その処遇に変更はできない。
手元にあるのは、それぞれの厳重拘禁囚に対する懲罰執行予定表。
つまり、これから彼女たちには計画的に厳しい責め苦が与えられ続けることになる。
私は、昨日行われた判定に基づいた、A01番に対する懲罰執行予定の概要を読み返した。
これから、これを直接本人に伝えねばならない。
モニターに映し出されたまだ何も知らぬ彼女は、健気に第一姿勢を保っていた。
9
激しく鳴り響くベルの音とともに、目を覚ました。
間髪を入れずに、定時巡回開始の号令がかかる。
わたしは、鎖に繋がれた体を起こし、昨日教えられた通りの『第一姿勢』をとる。
第一姿勢というのは、刑務官が監房棟内を巡回するときに取らなければならない、
チェック用の基本姿勢のことだ。
鉄格子に対して正面を向いた状態で独房内のベッドに浅く腰掛け、
手枷の施錠部分が確認できるように両手を腿の上に置く。
そして腿は就寝衣の短い裾から、確実に拘帯の存在が確認できるよう、大きめに広げる。
さらに足枷の鎖をピンと張り背筋を伸ばして正面を向く。
無論、巡回時間内は一切の動きも許されない、なんとも窮屈な姿勢だ。
こんな雁字搦めの規則。
今までのわたしなら、きっと反発して悪態をついていたことだろう。
でも、ここでは不思議とそんな気分にならない。
もちろんとてつもなく激しかった観月さんの洗礼も、関係なくはないけれど…、
他の刑務官から感じられる、厳しい態度の中にも人としての穏やかな温もりが
わたしの冷たく固まっていた心を、知らずのうちに解してきているようだ。
こんな気持ちは初めてかもしれない。
昨日から始まった本格的なここでの拘禁生活は、正直耐えきれるかどうかは疑問だけれど
まずは素直に頑張ってみよう、なんて気持ちになってしまう。
どうしちゃったんだろう、わたし。
支援
支援
昨日は簡単な身体検査と身上調査が行われた。
過去のことなんて思い出したくもなかったけれど、
早瀬さんが言うには、直に自分と見つめ合うために必要なんだとか。
そして今日は、知能検査と体力検査が行われ、
その後に調査を元にしてのこれからの処遇が決められるという。
まぁ正直、体力は別にしても、知能検査には自信がある。
成績優秀者には、懲罰的処遇を軽減…なんて特典あるわけないか。
ついつい馬鹿な想像をしてしまう。
「A01番、拘帯が確認できません」
…しまった、ちょっと気を緩めすぎた。
「 (も、申し訳ありませんッ) 」
防声具のために、上手くしゃべれなかったけれど、
反射的にスカートの裾を引き上げ、股を広げる。
わたしに注意を与えたのは、移送の時にお世話になった葛城さんだった。
移送後から昨日まで姿が見えなかったから、きっと休暇でも取っていたのだろう。
どちらかというと、早瀬さんよりもちょっと固いかな、というイメージ。
それでも移送の時の心遣いなどで、ある程度の信頼感もある。
昨日の面接中に、わたしの担当が早瀬さんと葛城さんに決定したと伝えられた。
観月さんじゃ無くて、本当に良かった。
そしてすぐに朝食が与えられる。お待ちかねの流動食。
覚悟して口をつけたが、不思議と今までよりは幾分かマシな味だ。
パックの底を見ると小さく「エビ味」とかかれていた。
次もコレでお願いしたい。
食事が終わると、いよいよ懲罰衣への着替えとなる。
葛城さんによって、拘帯をはじめ、全身の戒具が一旦外された。
装着前の5分ほどの間に排泄を済まなければならないのは、正直厳しい時間設定だと思う。
支援します
とうとう懲罰衣と懲罰だ楽しみ続きが気になる
いよいよ懲罰衣ですねー
葛城さんの反応で余程の懲罰だと想像しちゃいます
アスミさんが収監される時の観月さんの対応と
その後の懲罰ランクの審査結果とか・・・気になりますね
(アスミさんなら全ランクの懲罰をためされそうですがw)
排泄が終わると、さわやかな朝のさわやかではない肛膣検査が待っている。
昨日は初めてだったのでいろいろ指示を受けたけれど、今日からは命じられなくても
自ら『第2姿勢』をとり、大人しく順番を待たなければならない。
最初に、指定の場所に先ほどまで身体につけられていた戒具を並べて置く。
身につけられていた時はあまり感じないが、手に持つとやはりずっしりと重い。
拘帯、手錠付ベルト、足枷、防声具。
自分の身体を拘束するためだけの器具を、こうして自分自身で取り扱うというのは
なんだかとても複雑な気分だ。
次にショーツ、ボディスーツ、上衣をたたんでベッド上へ。
そして布靴を揃える。
床に印されたマークに従い、両足をずれのないように置き、壁に手をつく。
それぞれ少女囚の体格に合わせてなのか、いくつかのラインがあるので、
間違えないように気をつけなければならない。
わたしが指示されたのは、ちょうど真ん中の「B号」というラインだった。
ひんやりとした両手足の感覚。
そしてこの体勢をとると、必然的に突き出す形となる無防備なおしり。
頭は肩の高さまで下げて、床の一点を見つめる。
これが、「あの場所」の検査を受けるときの、第2姿勢というものだった。
わたしは房の外で響く2つのブーツの足音を、じっと動かずに聞いていた。
「A01番、言われなくてもできてますね。いい子じゃない」
早瀬さんの声。だけど、ふりかえることは許されていない。
褒められるというのは悪い気がしないし、ましてそれが早瀬さんだから嬉しくもある。
けれど状況が状況だけに、さすがに素直に感謝する気にはなれない。
毎朝のようにこんな検査が行われるのには、意味があるのだろうか。
ktkrC
午後氏お疲れ様です
支援します
今日の支援はやw
いや、…考えるだけ無駄だ。
これは検査と称した儀式。
わたしたちは、あらゆる場面で己が無力であるということを思い知らされ続ける存在。
権力者に対する絶対の服従、圧倒的な支配に対する完全なる隷属。
その揺るぎない事実を徹底的に叩き込まれ、そしてここでの規律が保持されるのだ。
わたしは頭の中を真っ白にするため、大きく息を吸い込んだ。
しかも全員IDが青い件についてw
「おはようございます。 こ…、肛膣検査願います…ッ!」
気持ちを吹っ切るように、昨日教えられたとおりの言葉を口にする。
…ほんと、何をわたしはこんな言葉を大声で言っているんだろう。
顔全体が熱くなるような気がしたのは、無理な姿勢のためだけではなかった気がする。
まだまだ無の境地に達することはできそうにない。
基本的に、ここでわたしたちが許可なくしゃべっても良い言葉は限られている。
それが今の「諸検査等願い」と返事の「ハイ・イイエ」、そして
感謝の「ありがとうございます」と、謝罪の「申し訳ございません」
これだけ。
『限定語』というそうだ。
徹底した究極の「言葉狩り」だ。
もちろん限定語以外の許可なき使用は、追懲罰の対象とされている。
まだ新入房での教育期間なので、さほど厳格な運用ではないようだけれど、
しっかりと覚えておくように命じられていた。
支援
「始めます」
これは葛城さんの声。今回は早瀬さんではないようだ。
最初に清拭と消毒。
そしてガラス棒状の検査具の挿入。
…
クチュ…
キュ…
…
…
今日ここまでかな?
午後さんおつかれさまです
まだ懲罰衣がこないところが憎い
エロティックをよくわかってらっしゃる
もっと続けるはずだったのに「ばいばいさるさん規制」でしたorz
タイミング間違えると、すぐに引っかかっちゃいます。
「はっ…ぁぅ…」
口元を固く結んでいたつもりだったけど、思わず声が漏れる。
早瀬さんに比べて、ずいぶんと丁寧な検査をしてくれる。
平たく言うと、出し入れの回数がかなり多い。
塗られた潤滑剤が多かったのか、恥ずかしい音が繰り返される。
これに何も感じなくなってこそ、一人前の囚人となれるのだろうか。
それもなんだか悔しいけれど。
時間にして数十秒後、検査を終え、潤滑剤を拭った葛城さんが続ける。
「A01番、異常なし。第2姿勢解除。懲罰衣への更衣を命じます」
わたしは痺れを感じた身体を起こし「ハイ」と返事をし、用意された「懲罰衣」を広げた。
緊身衣と違い、これは自分で着用できるような構造になっている。
だけれど、昨日初めてこれを身に着け一日を過ごした際に体験したのは、
緊身衣と同等のきわめて強い拘束感だった。
「更衣終了後、第2姿勢を保持してください」
「ハイ」
…懲罰衣を着終えたあとに待っているのは、もちろん管理プラグの挿入。
532 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:18:25 ID:ptCQ9ad+0
おお、こんな時間に。
支援
わたしは最初に「脚衣」と呼ばれる特殊形状の黒いタイツを穿く。
かなり厚手で伸縮性のある生地。鈍いゴムのような光沢感もある。
特殊というのは、そのタイツには靴底があり、それ自体がブーツとして機能すること。
脚全体が覆われることにより、緊身衣着用時と同じく、下半身への鞭打ちも可能とされる。
そしてもう一つ、ちょうど股当ての部分に、開口部が設けられているということだった。
その開口部の役割については、語るまでもない。
続けて「上衣」を身に着ける。
これは革で作られた長袖のハイネックレオタード状の服。
股の部分はタイツ同様に開口部が設けられ、乳房の部分も開閉ができるようになっている。
わたしは目を瞑り、背中のファスナーを一気に引き上げた。
装着の完了。
わたしは再び第2姿勢をとって、次の指示を待った。
「装着確認。管理プラグ挿入。少し力抜いてください」
今度は早瀬さんの声。
そして間髪を入れず、脚衣と上衣の開口部を突き破り、ゆっくりと2本の挿入具が進入してくる。
「口開けてなさい」
「…ッ…ぁうっぅぅ………」
何度経験してもこのときばかりはだめだ。
意に反して、どうしようもなく情けない喘ぎ声しか出てこない。
すみません。
あまりの嬉しさにsage忘れました。
支援
深々と突き刺さったプラグが固定された。
移送中などの屋外とは違い、房内では管理プラグに直接通電されるため、
股間からは電源供給用の長いコードが伸びていた。
そして上半身を縛めるハーネスを施され、管理プラグの固定ベルトに連結される。
ハーネスで絞り出された胸の部分は、大きく開かれて乳首まで露わにされた。
識別表がそこに結わえ付けられる。
これが懲罰衣の基本装備とされた。
手足枷や首枷、防声具などの戒具は、懲罰場所や内容によって異なったものが使用される。
わたし第2姿勢を崩さずに、それらが身につけられるまでひたすら耐えるしかない。
「拘束します。前向いて」
早瀬さんがわたしの左手首を、葛城さんが右手首を、
それぞれ壁に鎖で吊られた鉄枷にしっかりと嵌める。
続けて両脚も広げられたままでの鉄枷による固定。
入所時に体験したバンザイ状での拘束だ。
もちろんちっとも喜ばしい状態ではない。
わたしの身体が厳重に拘束されたことを確認すると、早瀬さんたちは房の外に出た。
「全員懲罰衣着装完了ー!」
よく通る号令が響く。
どうやらわたしが最後だったらしい。
「各囚、呼び出しがあるまで現状のまま待機せよ!監視懲罰体制開始ーッ!」
つまり調査の準備が整う間での間、このままの格好でいなさいとのこと。
…昨日と同じなので、この後何が起こるのかもわかっている。
わたしは股の下から伸びる電源コードに目を落とした。
わくわく。
C
やったこの時間に更新してよかった
出遅れた○| ̄|_
支援
さらに出遅れ・・・
今日は続きありますか?
支援
午後氏の今まで書かれた読み物保管専用に
ブログ作っちゃうのは流石にあれ・・・かな:?
>>544 ブログよりは普通のサイトのほうが読みやすくていいと思うんだ。
>>529 バイバイさるさんの設定値ってどっかでみれたっけ?
こんばんは。たくさんの支援ありがとうございます
>>544 >>545 読み物保管はありがたいです。
今まで書いてここにあげたモノの中には、いろいろ手直ししたい部分などもあるので、
もし作成されたら報告ください〜。ブログでもサイトでもいいです。
わたしたちは移送中と同様、監視カメラで常に動静をチェックされているらしい。
許容を超えた動きに応じて、管理プラグが激しく作動し、それを抑制する仕組みだ。
しかもここでは、断続的に電源が供給されている。
そのため、常にプラグが脈打つように、ゆっくりとした膨張と収縮を繰り返している。
前も、後ろも、2本とも。
このような「機能」まであるなんて、知らなかった。
…ッ、このプラグを考案した奴の脳内は、きっと狂っているに違いない。
ぷしゅー…
ぷしゅー…。
微かな圧縮空気の漏れる音が、股下から聞こえる。
一定リズムでの律動。
無慈悲にわたしの中を責め続けるプラグ。
その、いつ「暴発」するかもわからないモノをくわえ込まされる恐怖感。
単なる待機中にもかかわらず、こんな厳重な管理下に置かれなければならない屈辱。
でも、こんな懲罰衣姿のわたしには、ただひたすら耐えることしかできないんだ。
「いゃぁあっぁ…!はぁぅっッ……!」
離れたところからの、突然の喘ぎ苦しむ声。
他の独房に収容されている少女囚だ。
早速プラグが作動したのだろう。
まだ5分と時間がたっていないのに。
− A04番 1回目の 懲罰を執行しました 姿勢を崩さぬようにしてください −
同時に自動音声が流れる。
腹立たしいくらい丁寧な言い回しが、澄んだ女性の声で読みあげられた。
「ぁぁぁ…ぅ…ン…ーッ!!」
「ひぁ…ッ!!!! いやぁぁぁぁぁッ!!」
作動音の機械的な低周波が、不気味に反響する。
そして、少女囚が漏らす、涙混じりの喘ぎ声。
このときに防声具が嵌められない理由がわかるような気がする。
お互いのこうした喘ぎ声は、被虐感を煽る最高のサウンドになる。
…くやしいけれど、昨日は、わたしも何回も懲罰執行を受けた。
言葉にならない声をあげて、喘ぎ苦しんだような気もする。
監視カメラの設定はかなり厳密らしい。
わたしの経験上では、5〜6cmの動きでも反応する。
つまり、ほんの少しの動きというのも許されないということだ。
はっきり言ってしまえば、行動の抑制ではなく懲罰執行が主目的ではないかと思う。
わたしは再び両脚に力を込める。
ぷしゅー…。
ぷしゅー…。
ぷしゅー…。
はあうッ…。
だめだめだめだめだめッ!
このプラグの動きは、どう考えても犯則的だ。
「…ーぁッ…!!!!」
しまった。
あまりの刺激に耐えかねて、一瞬右足が浮き上がり、指定場所からずれてしまう。
目測で約5cm。
作動ギリギリのラインだ。
…くそッ!
わたしは固く目を閉じて覚悟を決める。
もう、来るなら来い…ッ。
C
午後様、今日もありがとうございます。
午後さんおつかれさまです
鮎川さんや葛城さん達の髪型とか気になりますー
万が一イラスト描く時の参考にしたいので○| ̄|_
厳重拘禁囚でも髪型は自由なの・・・かな?
>>556 とりあえず、ご都合萌え主義のために髪型は自由ということにしています。
鮎川さんの雰囲気は、googleで「ゆの」でイメージ検索してください。
あんな感じが自分のイメージです(汗) 基本的には読み手さんにお任せします。
刑務官は葛城・セミロング、早瀬・黒髪ロング、観月・ショート
というイメージですね。
裏設定でA02〜A04までの少女囚の名前や経歴もあります。
まだほとんど絡みがないので、使うかどうかは未定です。
「ぅぅぁ……い…ゃぁあッ!!!!」
少女囚の喘ぎ。
また繰り返される懲罰。
全く。
こっちは必死で耐えているのに、お構いなしだ。
だけれど。
確かに、一度姿勢を崩して懲罰を与えられてしまうと、その後は…。
…それは昨日で十分経験済みだった。
あんな情けないことはない。
わたしの呼び出しはいったいいつになるのだろう。
時間の進み方が、本当に腹立たしいほど遅い。
そのうえ全身に痒さを感じ始めている。
空調などない密閉状態に近い監房内は、気温もかなり上がってきている。
ブーツ状のタイツに包まれた足先は、特に蒸れ感が酷く、じっとしているのも辛い。
小刻みに指先を解すような動きで気を紛らすけれど、根本的な解決にはならない。
くぅ……ッ!
こんなものを履かされたら、こうなるに決まっている…!
午後氏おはようございます
>>560 わぁぉ。おはようございます。早速の支援ありがとうです。
… ぷしゅー。
… ぷしゅー。
…だめ…、やっぱり痒い…ッ!!
結局わたしは耐えきれず、指定場所から足を動かしてしまった。
足枷の鎖がジャラリと音を立ててずれる。
ピピッ。
短い警告音が響く。
…これは、もうアウトだ。
瞬間、わたしの中の装具が猛烈な音とともに振動を始めた。
粘膜に吸い付くように膨張しきった状態で、わたしを掻き乱す。
振動はさらに勢いを増し、膣具に至っては、続けて複雑な動きを始めた。
あああぁッ!!!
やっぱり今回も耐えきれなかった…ッ!!
振動は強弱を繰り返しながら執拗に続く。
吹き出す汗。
猛烈な刺激に全身を激しくくねらせて悶えるが、手足に繋がれた鎖が邪魔をする。
おお、今日も朝更新ですか。
ありがとうございます。
C
>>561 まぁできることといったらこれぐらいですから・・・
今日もよろしくお願いします
午後さんおはようございます
とりあえずのブログ開設しました
不慣れのためこれでいいのか心配ですが○| ̄|_
午後さんおはようございます
とりあえずのブログ開設しました
不慣れのためこれでいいのか心配ですが○| ̄|_
>>567 確認しました。ありがとうございます。
仮保管というのは面白いと思います。
だ…だ、め…。
うう…
はぁう…ッ!!!
目の前が青白く点滅をし始める。
鼓動は限界まで高鳴っている。
あぁ。何かが、来る。
もうわたしは、身体を仰け反らせてそれを受け入れるほかない。
一つの光点が、突如として爆発し、全身を奔流のように飲み込んだ。
「い…いやぁぁぁぁぁ…ーッ!!!」
意に反し、口が開く。
わたしの絶叫が、監房の内外に響き渡る。
− A01番 1回目の 懲罰を執行しました 姿勢を崩さぬようにしてください −
忌々しい自動音声。
「はぁッ…、…ッ…!!」
自分の不甲斐なさと、懲罰執行の悔しさで頬が濡れる。
そして一瞬の静寂。
… ぷしゅー。
… ぷしゅー。
プラグの鳴動が治まり、また通常の動きに移行していった。
支援
うは、二重投稿○| ̄|_
ブログの難点は古い記事が埋もれてしまうことですね:::
まぁまとめサイトつくるならHPのほうがいいよね
10
午前と午後のそれぞれ1時間ほど、検査のために連れ出された以外は、
結局1日中、管理プラグの責め苦に耐えながら過ごしたことになる。
懲罰回数は、おそらく10回以上。
電源が安定供給されているからか、移送時と違い、ここでは1回の作動時間がかなり長い。
しかも「達した」瞬間に作動が止まるという高性能ぶりだ。
膣圧や、脈拍などから判断できる、特別なセンサーが組み込まれているのかもしれない。
いや、あるいはモニターしている葛城さん達が、手動で調整にあたっているのかも。
…考えるのはよそう。
懲罰衣から就寝衣への「着替え」が終わり、わたしはまた第1姿勢をとり点検を待つ。
新入調査房に入れられてから今日で3日目。
この2日は、調査や検査の連続。
それらの結果をもとに、今後の処遇が決定されることになっていた。。
各囚人の性格や体力、知能などに応じて、最適な懲罰計画が組まれるという。
その通達が今日の夜、食事後とされていた。
この不安な感覚は、判決前夜の拘置所内で味わったものと似ている。
違うのは、既に自分が囚人服を身につけているということ。
「A01番、チェック終了です」
早瀬さんのその言葉で、わたしは広げていた大腿部とスカートの裾を戻す。
かといって、特に何かをすることができるわけではない。
大きなため息をつき、目を閉じる。
以前の刑務所では、少なくとも独房内であってもある程度の自由が認められていた。
本を読んだり、ラジオから流れる音楽を聴くこともできた。
だけれど、ここには何もない。
ただ一つ許されていたのは、例の黒表紙の「心得」を熟読することだけ。
とうぜんそんな気分にもなれそうにない。
わたしは仕方なく、冷たいコンクリートの壁にもたれかかる。
午後の検査は体力測定だったために、かなりの空腹感に襲われる。
夜もお疲れ様です
支援
支援
10まで来ましたかー
長編になりそうですね
鮎川さんの処遇に期待
支援ー
今朝と同じエビ味がいいな…。
そんなことを考えるだけで楽しくなってしまうのが、本当に滑稽だ。
そうこうしているうちに、食事の配給が行われた。
鉄格子の一番下にある差し入れ口からトレーに載せられて、囚人食が届けられる。
わたしはすぐさま後ろを確認した。
プレーン
…
…
…なんだ。
一番不味いやつ。
この囚人食のサイクルにも、一定の決まりというものがあるのだろうか。
今度じっくり考察してみよう。
ここにいると、本当にくだらないことを大げさに考えることができる。
「食事開始ー!」
あの号令は葛城さんだ。
わたしは囚人食と水を交互に流し込む。
味わう余裕もなく。というか味わいたくもないけれど。
そしてトレーが回収され、いよいよ通達の時間がやってきた。
「A01番、入ります」
わたしの独房に入ってきたのは2人。葛城さんと早瀬さんだった。
「今朝の予告通り、今後の処遇について通達を行います」
葛城さんがわたしの正面に立ち、そう告げた。
「…発言を許可するから、わからないことがあれば聞きなさい」
横から早瀬さんの声。
「…はい、わかりました」
わたしは軽く頷いた後、姿勢を正して葛城さんに向かい合った。
「まず今日の検査結果から。知能検査、体力検査においては特に問題点はありません。
特に前者の結果はかなり優秀と判断できるほどです」
まぁ当然だろう。正直にいうとかなり初歩的な問題ばかりだったから自信はあった。
かといって、この結果が処遇の善し悪しに繋がるとも思えないけれど…。
「それにくわえ、生育歴や犯行までの経過、前施設での素行などそれぞれを判断して…」
わたしは息を飲んだ。
支援
バイバイさるさんなのか狙ってやってるのか分からないけど、
毎回いいところで止まるなぁw
続きを期待せずには居られない。
支援
鮎川さんはゆの似でバスト大きめと・・・・・
「当面の間、あなたには『4等級処遇』が適当と判断されました」
葛城さんがわたしの名と処遇内容が書かれた通達書を広げる。
…4等級処遇。
確かそう、あの「心得」に書いてあった…。
わたしは必死に記憶の糸を辿る。
厳重拘禁にも等級があって、それによってかなりの処遇の違いがあるはず…。
「うん…、私達も上の判断にはちょっと疑問もある」
早瀬さんがわたしの隣に座り、肩に手をのせる。
「…は、はい…」
葛城さんも少し俯き気味だ。
…思い出した。
等級は1〜4までに分かれている。
1が最高。
4が最低。
…つまりわたしに下された裁定は、最も下等級の処遇。
「ここだけの話、本当に心苦しいです。あなたの経歴や、ここに来てからの態度、
それらの点がもっと考慮されるべきだとも思いました」
葛城さんは、本当に同情するといった表情を見せる。
その表情から察するに、この処遇とはかなり過酷なものなのだろう。
横に座る早瀬さんは、組んだ足に肘をついて、溜息をついた。
葛城さんは続ける。
「けれど、決定されたことは残念ながら決して覆りません。あとはあなた次第。
少しでも上級の処遇を目指して日々の懲罰に耐えてもらいたい」
C
いよいよ、懲罰も本番に入りますね。
午後様、今日もありがとうございます。
毎日楽しみに読ませていただいてます。
…いや、ここまできた以上、今さら最下級の処遇とされても、もう驚かない。
わたしは自分に下された裁定を嘆くよりも、目の前で本当に心配をしてくれた
二人の刑務官に感謝の気持ちを伝えることが大事だと思った。
浅く腰掛け直し、さらに背筋を伸ばす。
戒具の鎖をピンと張り、両太腿を開き、拘帯を視認できるような姿勢をとった。
第1姿勢だ。
いまは、この姿で、伝えたい。
「いえ…。こんなに心配してくれて…。初めてです。そういうの。嬉しい」
「「…え??」」
驚く二人の刑務官。
言葉が足りなかったかな。なにしろ上手く言葉が紡げない。
ほとんど片言。
口下手だな、わたしも。
やっぱり、ちょっとは動揺しているのかもしれない。
支援
受け取った通達書には、拇印欄がある。
<上記裁定に同意の場合に押捺せよ>
こう書いてある。
わたしは何かを振り払うかのように、右手の親指を押しつけてやった。
躊躇いはもうない。
「…押しちゃいました。わたしはこれからどうなるんですか?」
聞きたくはないが、聞かなければならない質問だ。
聞きたくはないが、聞かなければならない質問だ。
「明日になればわかることですが…」
葛城さんは口を濁す。
そこに早瀬さんが口を挟む。
「ミキさん、ああみえても不安なんだと思う。まだ時間もあるし、いいんじゃない」
葛城さんは軽く頷いた。
そしてひと呼吸を置き、ゆっくりと口を開く。
支援
「明日の早朝、起床後に移房です。管理棟の最上階があなたの独房の場所です
その後は基本的に独房内と集中懲罰室との往復となります。」
葛城さんの説明は続いた。
正直、就寝前に聞くんじゃなかった、と思う。
これじゃあ、却って寝られそうにない。
驚かないと心に決めたのに、それももう挫けそうだ。
…まったく情けない。
簡単にまとめるとこうだ。
4級とは一番厳格な管理下に置かれ、ほぼ全日を懲罰的処遇とされる厳重拘禁囚。
それがわたしだということ。
囚人服は既に新入房で説明を受けたとおりだ。
週に1度の安息日を除き、午前と午後をそれぞれ2つのユニットに分けた懲罰執行が
行われる。1ユニットとはここでの単位時間で、120分。
主に午前中は独房内での懲罰執行。
様々な種類があるそうだけれど、昨日今日とこの新入房での待機中の処遇は
「A懲罰」と呼ばれるものと同等だったそう。
支援
支援
午後からは集中懲罰室へ。
ここでは大型の刑具を使用されるということらしい。
この集中懲罰室は、4等級囚のみが送られるという特別な場所ということも教えられた。
「………。」
移送の時の激しい苦痛、今日までの新入房での仕打ち。
思い返すのも辛い経験をした。
だけれど…、それらをも上回るほどの苛烈な懲罰が待ち受けている。
「4等級厳重拘禁囚」という身分。
それが…明日からのわたし。
支援
いかん、むちゃむちゃおっきしてきた。
煽り方の上手さが尋常じゃない
支援
厳重拘禁棟最高級の懲罰・・・・・
それを将来的に等級が和らいでいくとしても
鮎川さんは七年強受けるわけですね
普通の人なら快楽漬けで刑期終えそうなかんじに
11
静寂を切り裂くけたたましいベルが鳴り響く。
わたしはゆっくりと身体を起こす。
今日から正式な監房へと移され、4等級囚としての受刑生活がめでたくスタートする。
そんな記念すべき日を告げる音だ。
不思議と筋肉の痛みは感じない。
手錠と足枷のままでの就寝にも、ずいぶん慣れてきたと思い苦笑する。
今朝の目覚めは悪いものではなかった。
そう。
墜ちるところまで墜ちたら、あとは這い上がるだけ。
これよりも下がないと考えるだけでも、いくらか気が楽だ。
わたしは号令の前に第1姿勢をとった。
この新入検査房とも、今日でお別れとなる。
本当に酷く狭いただの鉄檻。
ゴム臭いベッド。
蓋のないトイレ。
だけど、この後に移されるという独房がこれよりも快適という保証など、どこにもない。
確かわたしが入るのは、最上階の独房と伝えられたっけ。
12階建ての監房棟、その特別ルームへのご招待ということだ。
最上階。ひょっとしたら素敵な眺望も期待できるかも。
…なんて期待はしないでおこう。
今朝の点検も早瀬さんと葛城さんだった。
ばっちりと股を広げ、拘帯を露わにする。
第1姿勢でのチェックを終え、朝食の配給を受ける。
今日は「バランス」とだけ書いてあった。
どんなバランスなのかよくわからないが、エビには遠く及ばない不味さだった。
続けて短時間での排泄に挑戦。
そして全裸のまま第2姿勢への移行。
この流れはもう完璧だ。
わたしはB号のラインに手足を揃えて、待つ。
重い鉄扉が開き、ブーツの足音が止まった。
「今日もエライね、姿勢がいい」
早瀬さんの声。
…よかった。
褒められた。嬉しい。
そして深く息を吸い込んだ。
「おはようございます。肛膣検査願いますッ…!」
許可されている、数少ない検査願いの言葉を口にする。
これにももう慣れてきた。
「始めます」
今度は葛城さん。昨日と同じやりとりだ。
…
…クチュ
…
…クチュ
…
「はぁぅ…ッ…くッ…!」
や…、やっぱり葛城さんの検査は長い。
どうしても声が漏れてしまう。
支援。
今日もありがとうございます。
「異常なし。これより、移房となります」
…ついにきた。
わたしは全裸の第2姿勢のまま、この先の命令を待つ。
早瀬さんが、壁からわたし専用の黒縄を手に取り、近づく。
「ミキさん、ごめんね、緊縛しますから。手を後ろに」
別に謝る必要などないんだけれど…、
幾分か気を遣ってくれているのだろう。
わたしは「はい」とだけ返事をして命令に従った。
早瀬さんは手際よく縄がけを行っていく。
もちろん、そこには一切の手心は加えられない。
肩、
胸、
腰…
次第に全身を強烈な拘束感が包み込んでいった。
初日と同様に、最後には股縄も通される。
「痛くない?」
全体の縄のかかり具合を早瀬さんが確認する。
「はい」
早瀬さんの緊縛は本当に上手い、と思う。
耐えられない痛みこそないが、かといって緩さも感じない。
後ろ手は完全に動かすことができないし、乳房は形よく見事に絞り出されている。
そして、まるで吸い付くかのように、わたしの性器と陰核を正確に挟み込んだ股縄。
支援
早瀬さんの緊縛もうまいが
午後さんの文もうまい
上手く説明できないけれど、不思議にも正装で身を固めたような凛とした気分にもなる。
ここまで綺麗に縛ってもらえると、逆に清々しい。
わたしは軽く頭を振り、スッと胸を張った。
ギュッ、と小さな縄鳴りがする。
股縄がさらに食い込むが、息を止めて刺激に耐えた。
この姿こそ、これから行く先へ向かうための「正装」に相応しい。
移房は4等級囚が先と伝えられた。
対象となる少女囚が檻の外に出される。
どうやらわたしと、隣の檻のもう一人だけ。あのA02番だった。
4人全員が4等級処遇、とはならなかったようだ。
少女囚、A02が葛城さんに引き立てられてきた。
わたしと同じように、黒縄が彼女の全身に這わされている。
こうして他の囚人の緊縛姿を見るのは初めて。
…これは確かに恥辱的かもしれない。
見るからに痛々しく、惨めな姿であることは間違いない。
しかも、縄がけの際に緊張の糸が切れたのだろうか、太ももには微かに失禁の跡も見える。
わたしは一度経験しているけれど、彼女にとっては初めての緊縛。
よほどの衝撃だったのだろう。
わたしの姿を確認したA02番が、その顔を逸らした。
「いや…み、見ないで…ッ」
彼女は、そう呟き、ただ泣いていた。
…あぁ、発声許可もないのに。
だけど、葛城さんのお咎めはなさそうだった。
お情け、だろうな。
しえん
支援します
A02の華奢な身体が小さく震えている。
見ないでといわれても、見えるものは仕方ない。
大体わたしだって同じ姿だ。その言葉をそっくりお返ししたい。
…まぁ、これが普通の反応なのかも。
緊縛に慣れ、恥じらいを感じなくなるというのも考え物だ。
とりあえずその願い通り、わたしも目線を外してやった。
「移房開始ーッ!」
葛城さんの号令。
回廊の中に警報音が鳴り響く。
わたしの縄尻を持つのが早瀬さん、A02番は葛城さんの担当だ。
シャワー室前を通り抜け、今まで通ったことのない回廊を進む。
電子ロック式の鉄格子扉を2つほど通ると、場の空気が一変した。
鉄格子が嵌った小さな監視孔のみが設けられた、分厚い鉄扉が回廊両側に並ぶ。
その数は左右とも4つずつ。不気味なほど静まりかえっている。
在監状況を示す表示は全て点灯していた。
つまり今このフロアで拘禁されている少女囚も8人ということだ。
満室状態。
だけど人の気配は恐ろしいほど感じない。
喘ぎ声はおろか、戒具の鎖の音すらも聞こえない。
だがよく見ると、在監表示の下には別の文字が点滅していた。
<A懲罰>
<B懲罰>
…粛々と懲罰が執行されていることが理解できる。
とはいえ、わたしたちの入る4等級囚収容階はここではない。
その先にある、無機質な金属扉のエレベーター前で、わたしたちは止められた。
支援。
「一人ずつ」
まずわたしが早瀬さんに促されて乗り込む。
エレベーターの中すらも、刑務官と囚人の場所が分離されている。
もちろんわたしは、鉄格子奥の檻に入れられ、すかさず施錠された。
場所指定の足形がある。そのまま壁に向かって立っていろという形だ。
準備が整い、そして扉が閉まる。
支援
12階。
檻付の特別仕様エレベーターはゆっくりと上がり始める。
「ミキさん、発声許可。いよいよだけど、覚悟はできてる?」
「…はい。ここまでくれば、もう」
「そう…。昨日も言ったけれど、確かにあなたには同情できる部分も多いし、
できれば少しでも軽い処遇にしてあげたいとは思っていた。だけど現実はちがう」
「はい…」
「決定は絶対。これからのあなたの扱いは、級相応にかなり厳しくさせてもらう」
「…はい…」
わたしと早瀬さんの、鉄格子を隔てての会話。
残念ながら私は振り向くことを許されていないので、その表情は読み取れない。
「だけれど、負けないで。受刑態度によっては上級移行や仮釈放が早くなるから」
負けないで…、か。
もちろん負けてたまるか。
この短い言葉のやりとりは、早瀬さんなりの精一杯の励ましなんだろう。
わたしは少なくともその厳しさの中で光る、彼女の優しさに気づくことができたと思う。
「あ、ありがとうございます。…わたしなんかに…」
相変わらず言葉を上手く紡げない。
「いいから。何かを期待されても困る。…さ、着くよ」
そしてエレベーターは、目的の最上階へと到達した。
檻の施錠が解かれ、私はそのフロアに一歩を踏み出した。
目の前に広がるのは、無彩色の空間。
それが、これからわたしが住む世界。
緊縛されたままのわたしの身体が、少しだけ震えた。
午後氏ありがとうございます
支援
支援します
支援ありがとうございました。
レスや感想があると嬉しいですね。
まぁ現実には絶対あり得ない、妄想監獄ネタでした。
いかがでしたでしょうか??
一応続きもあるのですが、囚人服スレですので
スレ違いにならないか微妙です。(いままでも微妙でしたが)
こういうシチュエーションが好きで、わかってくれる人=おっきした人が
いらっしゃるのが心強いです。
ではまたです。
全然スレ違いじゃないですよ
是非続きをお願いします!
これがスレ違いだったらなにがスレに適合してるかわからないよw
午後さんお疲れさまです
一応の第一部完結と言った感じですかね
>まあ現実には有り得ない妄想監獄ネタ
最近の少年少女の犯罪率増加でその様な施設が出来ないことも
ないかもですよ::::
とりあえずブログにまとめておきますね
637 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:50:40 ID:0pLRzQi90
午後さん、お疲れ様です。
すばらしい文才ですね。
スレ違いだったらこんなに支援はないでしょう。
私も続きのアップをお待ちしております。
とうとう四等級の房へですか、ワクテカが止まらない
壬姫は耐えられるかもしれないけどA02番は壊れちゃうかもしれないと想像すると
まとめてくれているブログで久々にアスミ編読んだけど
すごくいいですね。アスミは今どこで体験してるんだろ・・・
レスありがとうございます。
過去の書き込みの一部は、自分で書いたにもかかわらずデータが残ってませんでした。
保管してくださっていた方がいらっしゃったのには驚きです。
それにしても、設定がバラバラですね(;・∀・)
とりあえず、今回のが私の脳内妄想の一つの結集型とさせてください。
以前の投稿作品?は勢いだけで、今以上に本当にテキトーに書いたものです。
中には、自分でも失敗したなぁと思う部分もかなりありますので、笑い飛ばしてください。
12
負けないで…、か。
自分でそう言っておきながら、ずいぶん無責任な発言だったと少し後悔した。
ミキから感謝の気持ちを伝えられ、どうして良いかわからずに
冷たく突き放したような返答しかできなかったからだ。
それでも、ミキは軽く微笑んで頷いてくれた。
幸い私はミキに気に入られているようだった。
…まずい。
どうしようもなく可愛い。
また対応に困るじゃないか。
エレベーターが開き、檻から緊縛姿のミキを出す。
縛られた身体が痛むのか、小さな喘ぎ声が聞こえる。
そして縄尻をつかみながら、前を歩かせた。
彼女は裸足で冷たい床を踏みしめる。
一方で私は革のブーツを履いている。
これも規則とはいえ、ずいぶん気の毒なことと思う。
C
支援
アスミさんはおそらく一級から四級を週替わりで
懲罰受けてると予想
で、丁度鮎川壬姫さんと四級で出会うことになったり・・・・
午後氏の物語は某(拘束系読み物書き)さんと同じくらい
感情移入出来てゾクゾクときますw
ふと、彼女の調書の内容が脳裏に浮かぶ。
あまりにも不幸な過去。
そして犯してしまった大罪。
以前収容されていた施設では、ミキは自分を見失い、人間不信に陥っていたという。
暴行。
自傷。
命令違反に脱走未遂。
かなりの問題囚とされていたらしい。
相当のトラブルを起こした末、ついにこの厳重拘禁棟への移送が決定。
そして今、私の監視下に置かれている。
事前の情報とは違い、ここでのミキは私たちに対し基本的に従順で、おとなしい。
もっとも、かなりの長時間にわたり緊身衣や管理プラグを装着されての移送後だから、
当然といえば当然なんだろうけれど。
一度だけ、観月さんの洗礼を受ける羽目になったものの、あれは彼女の性格上
避けられなかった事態ではないかと思う。
むしろあの件で、私も観月さんも、彼女を見る目が良い方向へと変化した。
あそこまでの状況で、他人をかばうことができるなんて、そうできることじゃない。
どうしようもない不良少女囚という先入観は、今は誰ももっていないだろう。
よかったね、ミキ。
言うまでもなく刑務官の立場としても、反抗的より服従的な囚人のほうが扱いやすい。
ただ、ミキの場合、服従的というのとはちょっと違う。
愛情に飢えているんだ、と思う。
時折接し方を緩め、褒め言葉をかけてあげると、なんとも穏やかに微笑む。
それは、とても厳重拘禁囚などには見えない表情だ。
ミキは、ただひたすら無力で、逃れられない不幸と不運が重なっただけ。
その結果としてここに堕された少女囚、それが彼女だ。
犯した罪は、残念ながら刑期を全うするまでは赦されないけれど、
できることなら、彼女の行く末を私は見届けてあげたいと思っている。
支援
過酷な運命を背負ったミキ。
その小さな背中は、私の施した縄で厳しく縛られていた。
腕にも胸にも、そして股の奥深くにも、縄が食い込む。
それはどうしようもなく哀れな姿だ。
それでも、この4等級囚という厳しい現実に直面しながら、
ミキはしっかりとした足取りで進んでいる。
彼女を待つのは、拘禁と懲罰の日々。
厳しく身体を戒める囚人服、そして冷たく重い枷と鎖。
それらが本当に彼女にとって必要なのだろうか。
正直に言うと、これでよいのかという戸惑いは完全には拭い切れていない。
だけど、もう全てを受け入れたように、緊縛姿のミキは、じっと前を見据えていた。
扉を開けた独房の前に立つ、その本人の心中を伺い知ることは、もちろんできないけれど。
「ミキさん…」
「は、はいッ…」
私はその後に出かかった言葉をぐっと飲み込んだ
…だめだめだめ。
よけいな同情などは職務遂行の障害となる。
何度も先輩に反復させられたじゃないか。
非情に徹せ、と。
この点で、私と同期の葛城は先輩達からよく叱られている。
今までも何度か優しさを見せてしまっていた。
そんなことでは、ここでの規律など維持できないとわかっていても…。
支援です。
ところで、物語に出てくる防声具は、
棒を縦にくわえさせるペニスギャグ型でしょうか、
横にくわえさせるバイトギャグ型でしょうか。
どうも、午後氏の表現では、挿し込むとか引き抜くとあるので、
ペニスギャグ型に思えますが。
>>652 本文の表現から、形としては後者に類するものと考えてください。
ただ中身が 実物 を形どったものとか、そこまでいくとアレなので…
あくまで「戒具」です。突っ込まれているのは「棒状のモノ」です。
葛城の口癖を借りれば、
「まだまだ甘いな、私も」だ。
ごめんね。
あなたは可愛いし可哀想だと思うけれど、これも仕事だから。
これ以上は口には出せない。
けれど、あなたの担当になった以上は、責任を持って管理に臨ませてもらう。
「…………」
ミキは、私の次の言葉を待っている。
絞り出された乳房を露わにし、股に縄を食い込ませたまま。
まだ仄かに幼さの残るものの、凛とした整った顔立ち。華奢な身体。
緊縛に恥じることなく、直立不動で私を見つめるその姿は、美しいとすら感じる。
私はいろいろな思いを振り払うように、手にした鞭を思い切り床に振り下ろした。
乾いた音が静寂を切り裂く。
ミキは、一瞬驚いたような表情となり目を閉じたが、すぐに私を見つめ直した。
…さぁ、いくよ。
投稿の最中に、筆を止められ、丁寧な回答をありがとうございました。
そうですか。縦にくわえさせて喉に懲罰を加えることも可能な物かと
思っていました。
支援です。
支援
ハッピーエンドになりそうで一安心
658 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 14:08:34 ID:xKoUK4Jd0
昔の造幣局の女工はすっ裸で青竹を跨がされた、終戦直後の混乱期に行なわれた
新円切替では民間の印刷所にも新紙幣が急造されたため、徴用されたまま工場に
残っていた高等女学校の女学生が紙幣製造の重要な工程に携わって裸体身体検査
の前にカンカン踊りをさせられたりした、バスの女子車掌のチンチン検査は有名
だった
誤縛書きこみ?::::::
この書き込みは造幣局のカンカン踊りが刑務所っぽいからじゃないか
ブログ管理人ですー
午後さん
囚人服の女の子スレの前スレ(1〜3)は
一応まだみることができますよー
>>661 知りませんでした、ありがとうございます。
私は短く命令を出す。
「入りなさい」
分厚い金属の扉の奥。4等級囚監房。
そこがこの少女囚、ミキに唯一与えられた場所だ。
新入房よりも、さらに拘禁と懲罰に特化した構造になっている。
縦3m、横5mほどの空間。
新入房と比較するとやや横に広い作りだが、そのうちの半分は堅牢な鉄檻となっており、
さらにその中には吊手鎖や首枷台などの刑具が並ぶ。
主に午前中の懲罰は、少女囚をこの檻の中に移して執行される。
”居住スペース”となっている部分には、ゴムシーツの敷かれた跳ね上げ式の寝台と、
一体成形の、ステンレス製排泄ユニットが設置されているだけ。
正面の壁には、鉄格子の嵌った小さな採光窓が設けられてはいるが、
外の様子を窺うことは当然できない構造。
著しい閉塞感に私ですら圧倒されそうになる。
ミキは寝台の側に立ち、その上に置かれている懲罰衣にじっと目を落としていた。
全裸での緊縛の後には、当然これの装着が待っている。
身体の自由を一切認められない、厳重拘禁囚の宿命だ。
私は次の命令を出した。
「緊縛を解きます。その後懲罰衣の着用。発声は許可するので何かあれば言うこと」
「はい」
素直に頷くミキ。
彼女の身体を、背面が私の方を向くように変えさせた。
慎重に縄を解いてゆく。
華奢な身体つきだが、意外にも出るところは出ているミキの身体。
その肌も透き通るように白く、柔らかい。
同性として、ちょっと妬けるぐらい本当に綺麗な子だ。
そして”緊縛師”としては、縄映えのする申し分のない素材であるとも言える。
「………ッ………ンッ…ふぅ…」
厳しい縛めからの解放に、ミキの口は幾度も声のない吐息を漏らした。
徐々に彼女の身体から縄が離れていく。
ミキの裸体にはっきりと刻まれた縄跡は、実に見事だと自賛したい。
ブログ上で公開したいほどの美しさ。
…もちろん冗談だけど。
支援
>ブログ上で公開したいほどの美しさ
Σ
上半身の縄を解き終え、続けて残された股縄に手をかけた。
厳重拘禁囚とはいえ、それ以前に一人の女の子。
一番デリケートな場所だけに、ここに縄をかけるときには一番神経を使っている。
私はゆっくりと引き剥がすように、ミキの局部を挟み込む縄を解いていった。
「ぁ……はぁ…ぅッ…ン…」
今度は、はっきりと小さな喘ぎ声が漏れる。
発声許可は与えているので叱責はできないけれど…
うぅ、そんな声出さないで欲しい。
妙な気分になるからッ。
…だけど、無理もないことだろう。
股縄の密着していた部分には、白濁した粘液が大量にまとわりついていた。
そして縛めを解かれた部分がはっきりと露わとなる。
鮮明なピンク色の襞がひくつき、陰核はプクリと屹立しているのが確認できる。
気丈に立っているようにも見えるが、やはり身体の反応は正直。
…この表現はちょっと卑猥だったか。
ともかく、ミキの股間は縄の刺激でしっとりと濡れそぼっていた。
溢れた粘液は、透明な一筋の糸を引きながら、彼女の足下に滴り落ちてきている。
わたしは、それをそっと拭ってやった。
「…はあぅ…ッ、あ、ありがとうございますッ…」
また…。
もういいから黙ってて。
支援
全ての縄が解かれた後、ミキは迷うことなく懲罰衣を手に取った。
ゴムシーツの寝台に浅く腰掛けて、脚衣の装着。
ミキの細い脚が、微かな光沢のあるぴっちりとしたタイツに包まれていく。
自傷行為や鞭打ちからの保護を目的としているため、その黒い生地には厚みがある。
ウェットスーツに近いような材質だ。
そのため、かなり汗ばむようなここの気温では、彼女の汗ばんだ肌にはりつくのだろうか。
タイツを腰まで引き上げる段階で、難儀しているようだった。
縫い目が脚の裏側中央にきちんと揃うように手を貸した。
拘束されていく過程だというのに、ミキは律儀にもまた礼を言う。
私は無言で、一度だけ頷いてやった。
ミキの下半身がその”拘束タイツ”に覆われた。
形の良い臀部が、くっきりと二つに分かれ強調される。
股下の開口部が、二つの孔を的確にとらえていることを確認。
…相変わらず湿っている。
無理もないこと、だけれど。
そして次に上衣の着用を命じた。
相変わらず「はい」という素直な返事。
私に懐いたかのよう。本当に従順で扱いやすい。
それだけに、こうして非情な命令を下すたびに心が痛む。
あー。だめだめだめだめ…。
上衣は、革のレオタード状の服。
これも股間に開口部がある。
”管理プラグ適合仕様”だ。
乳房の部分の覆いは着脱式となっており、密閉か開放かの選択ができる。
もちろん選択権は囚人には与えられていない。
懲罰の種類によって決まっている。
また開放時には、責め具の装着も可能となっている。
乳首を摘む鎖の識別票の着装は新入房までだけれど、
それに代わる乳首責めは、こうしてきちんと準備されている。
C
「懲罰衣、着用完了しました…」
ミキが全てを身に着け終えて立つ。
でも、悪いけど実はまだ完了ではない。
これから執行するA懲罰は、乳首責め「有り」とされている。
私は上衣の乳房パーツを取り外し、彼女の大きな胸を外に絞り出した。
十字状の革ベルトで作られた責め具を、乳房に這わせて固定する。
中央部分には小さな鉄の輪があり、それが乳首にピッタリと嵌るように調整した。
「ふ……ぁッ……ン!!」
ミキの身体がぴくんと反応する。
それも当然だろう。
嵌め込んだ輪には、内部の乳首を刺激するための突起がある。
これによって絶え間なく責め続けることができる仕組みだ。
本当によく考えられた”服”だ。
身に着けさせるだけでも、相当の懲罰効果を発揮する。
ここまで終えて、ようやく完了。
一応決まり事のセリフを言う。
「痛みはありませんか」
もちろん囚人が訴えたところで、懲罰衣の免除などはないけれど。
「はい…。痛くはありません。…だけど、ちょっと…暑い…です」
「え?」
思わぬ反応に、思わず興味がそそられる。
深い意図はないが、同時に手にしていた鞭を空打してみた。
「いいい、いえ、だ、大丈夫ですッ」
ミキはすぐに取り繕う。かなり狼狽えた様子だ。
ちょっと意地悪すぎたかな。
嫌われたら困る。
いや…そうじゃなくて。
支援
実際ミキのこの姿。こんな状況ではかなり暑さを感じると思う。
一切の外界と遮断され、密閉されたこの空間。
特にこのような夏の日差しに照りつけられる時期には、気温はグッと上昇してしまう。
むっとする熱気と、淀んだ空気。
さらに少女囚本人の汗や体液、そして蒸れる革やゴムシーツなど
いろいろな臭気が加わり、不快なことこの上ない。
既にミキの顔にはうっすらと汗が滲み出てきている。
おそらく懲罰衣の中に包まれた肢体は、さらに蒸れていることだろう。
だけれど、基本的に懲罰衣には季節という概念がない。
ある程度の室温は保たれるとはいえ、この地方の冬はかなり厳しい寒さとなる。
今は暑さに悶え苦しむ少女囚も、冬は逆に寒さに震え頬を濡らすに違いない。
快適性などは一切排除。
もちろん厳重拘禁囚は、それに耐えることしか許されていないんだよ、ミキ。
さぁ…この後、いよいよ管理プラグの挿入だ。
「ミキさん、第2姿勢」
「はい…」
私はゴムの手袋を嵌めた。
潤滑剤も準備する。
健気にも、露わとなったオシリの割れ目を私に突き出す形となったミキは、
微かに両脚を震わせていた。
しえん
とうとう長く苦しい拘禁囚生活の始まり
こんなにつらい事が7年も続くと思うと・・・興奮が止まりません
13
もう覚悟は決めていた。
これから始まる厳重拘禁囚としての日々。
まるで先の見えないわたしの未来。
赦される日は、まだ果てしなく遠いけれど。
全身を覆う懲罰衣。
今日から新たに装着された責め具に、乳首が苛まれる。
それでもわたしは第2姿勢をとりながら、プラグ挿入という”儀式”を待っていた。
全身がしっとりと汗で濡れているというのに、このときばかりは脚の震えは止められない。
早瀬さんが背後で準備をしている。
あの冷たい潤滑剤を、プラグにしっかりと塗り込んでいるんだろう。
葛城さんにやってもらうときよりも、この点は早瀬さんが丁寧だ。
そうしてもらった方が、挿入はスムーズに終わるのでとても助かる。
わたしはその音を聞きながら、目を閉じた。
「力抜いてね。先に指から挿れます」
慣らしの処置。これも早瀬さんの方が上手い。
わたしは命じられた通り、下腹部の緊張を解いた。
何も考えないように。
何も考えないように…。
だけど、頭の中に浮かぶ雑念を振り払うのって、意外と難しい。
特に、今日は厳重拘禁監房入り初日という記念すべき日だ。
目を閉じるだけで、いろんな思いが交錯する。
そうしているうちに、早瀬さんの指が出入りを繰り返しはじめた。
くちゅっ…
くちゅっ…
冷ややかな感触。。
くちゅっ…
くちゅっ…
断続的な指の動き。
だんだんと柔らかく解されていくのがわかる。
…?
や…ちょっと…、早瀬さ…ん…ッ!!
そこまでしなくても…
くちゅっ…
くちゅっ…
ちょ…まっ…!!
いくら何でも長いってば。
これじゃあ葛城さんのガラス棒検査といい勝負だ。
いや、こっちの方が動きがあるだけに、
その…、
変な気分になってしまう。
「あ…ッ……あふぅぅ…は、早瀬さん…ッ…」
こ、声が出てしまう。
「は、早く…プラグ挿れてください…」
なんというセリフ。
これじゃあまるで変態だ。
「あっ、ご、ごめんなさい、やりすぎました」
早瀬さんはパッと指を離した。
珍しく、素で慌てている様子だ。
本当にこの人は何を考えているのかわからない。
わたしのものを弄ることに夢中になっていたのだろうか。
支援します
「じゃ、じゃあ挿れますから」
まだ少し早瀬さんの様子がおかしいけれど気にしないことにする。
少しの間をおいて、2本の挿入具がゆっくりとした速度で進入してきた。
すっかり日課となってしまった朝のプラグ挿入。
もう、以前ほど抵抗もなく、スルリと受け入れてしまうわたしの2つの孔。
…もちろんさっきの前処置もあってのことだろうけれど
やっぱりこの瞬間はどうしても涙がこみ上げてしまう。
プラグの固定ベルトが締め上げられて完了だ。
一旦第2姿勢を解除され、再び早瀬さんの最終チェックを受ける。
開脚。
屈伸。
跳躍。
わたしはプラグを”咥えた”まま、命じられた動きをする。
そのたびに身体に密着している上下の懲罰衣が、ギュッと鳴った。
おまけに乳首に嵌められた責め具は、本当に意地の悪い刺激をわたしに与えてくる。
じっとしていても暑いのに、さらに汗が滲み出てくるような感覚。
実際、爪先などはかなり蒸れてきていて不快。
さっきも意を決して、暑いと訴えたかけたけれど…、
厳重拘禁囚にはそんな権利もないと思い、すぐに取り下げてしまった。
そういえばその時、一瞬見せた早瀬さんの表情は、嬉しそうにも見えた。
わたしの錯覚だったのかな?
いずれにしても、この暑さにはひたすら我慢するしか対処法はないようだ。
秋にでもなれば、少しは快適になることを期待したい。
異常なしとされて、さらに次の命令が下された。
「後ろ手のまま檻の中に入りなさい」
早瀬さんは、鞭の柄で鉄檻の開口部を指した。
監房の中にさらに檻。
厳重にもほどがある。
「はい…」
わたしは命令に従う。
やっぱり早瀬さんも刑務官だ。
さっきも思ったが、鞭を持つ姿はなかなか迫力が感じられる。
わたしはその中にある吊り手鎖に繋がれ、足にも鉄の枷が嵌められた。
「ミキさん、先ほどは失礼しました。初日ですのでここで懲罰についての説明をします」
早瀬さんが拘束姿のわたしの前に立つ。
先ほどの件とは、あのことだろう。
確かに様子が変だった。
だけど今はまた厳しい顔つきに戻り、淡々と説明を始めた。
「前にも言いましたが、午前中は2時間を1つのユニットとして懲罰が執行されます。
懲罰はA種、B種、この繰り返しが基本です」
これから執行されるのがA懲罰というものというのは告げられている。
新入房での待機中の処遇とほぼ同様だ。
B種というのは、吊り手鎖ではなく別の拘束架にかけられて執行される懲罰。
この檻の中に設置されている首枷台を指しているのだろう。
「午後からは、集中懲罰室へ。そこでも2時間づつ、計4時間を懲罰執行に当てます」
集中懲罰室では、4等級囚を集めて、複数人数で執行することになっているという。
現在の4等級囚は、わたしとA02を含め、3人しかいないと聞かされた。
そのため実際のところ、集中懲罰室は2ヶ月前にこの厳重拘禁棟が開所されてから
ようやく本格的運用が始まるとのことだった。
いわば、わたしは記念すべき最初のお客様。
まったく嬉しくない栄誉だ。
支援
支援
いつもどおり肌に馴染みます
説明が終わる。
早瀬さんは、プラグから伸びるコードのチェックを行った。
「移動と説明で少し時間を取りました。やや時間は短いですが、これから午前1の
A懲罰に入ります。現時点をもってミキさんには発声禁止を命じます」
早瀬さんの宣言とともに、吊手鎖が高く引き上げられる。
わたしの身体は、大の字型にピンと張り、寸分の遊びもなく固定された。
続いて、わたしに埋め込まれたプラグの収縮が始まる。
…ついにきた。
…さぁ、
わたしは、どうなっちゃうのかな…。
支援ありがとうございます〜。
いやぁ、本当にどうなっちゃうのでしょうか。
>>687に、ようつべの動画が貼られていましたが、
確かにイメージはアレに近いかもしれません。
自分としては、12以降微妙にスレ違いとなってきたように思うのですが、
このまま続けても良いものなのでしょうか??
冗長になってきたのでちょっと迷っています。
スレの趣旨に合ってますよ。っかストライクです。
是非続けてください!
>>704 乙です。
私もまったく問題ないと思っていますが、
どうしてもスレ違いが気になるようでしたら、
テキストファイルでどこかのuploaderに上げて、ここには
そのアドレスだけ書くという手もありますよ。
>>705-707 ご意見やイメージ画像どうもです。
とりあえず強引ですがスレ趣旨に添うようにもうちょっと進めてみます。
イラスト、なかなか良いですね。
写真の方の縛りはもっとギッチリ感があるのが好きです。
14
最終チェック終了。
私は檻の外に出て施錠する。
「現時点をもってミキさんに発声禁止を命じます。……、……。」
ミキのあのような姿を目の前にしては、他にも声をかけてあげたくもなるけれど…
やっぱりそこは、刑務官としてのケジメだ。
ぐっとこらえなきゃ。
そして監房の扉を閉める。
凄い音だ。
中にいるミキにとっては、絶望的な気分に拍車がかかるだろう。
そして壁に設置された遠隔操作機にある、「A懲罰」ボタンに触れた。
短い電子音とともに画面が切り替わる。
【囚人名】鮎川壬姫(4等級) 【囚人番号】A01
【開始時刻】08:31 【終了時刻】09:45
【種別】A懲罰・通算001回目
【執行責任者】 早瀬明夜
執行開始 ・ キャンセル
支援
>>710 あ、校正ミス 4段目<そして>←削除です
事務的な文字情報の羅列。
全てを確認した後に、左の「執行開始」に触れた。
<A懲罰を開始します。>
自動音声が流れる。
相変わらず場の空気を読まない女性の声。
明るいトーンで凄いことを口走る。
その瞬間、檻の中の吊手鎖が動き出し、ミキをさらに強く拘束し始めた。
各囚人の体格に合わせて、最適な高さと幅に調節できるような仕掛けだ。
プラグにも通電が開始され、肛具には微かな振動、膣具には空圧がかけられ始める。
画面表示が表示が大きく「A懲罰執行中」に変更された。
鮮やかなオレンジ色をした極太の明朝体の文字が、黒の背景で点滅している。
なんだか、どこかで見たことのあるようなデザインだ。
…
…
…あぁ、だけどさっきはホントに失敗だった。
何をしていたんだろう、私は、全く。
事務的な処置だと頭ではわかってる。
でも実際、こう、ミキの性器を指で弄るわけだ。
綺麗な色をしていた。薄い桃色。
私が中で指を動かすと、それに応じて小さく聞こえる喘ぎ声。
必死にこらえようと身を捩るさまが、どうしても可愛い。
だからつい、必要以上に。
Cです。
…いやいや、だから何を考えているんだって。
私は頭を振る。
ついでに鞭も振る。
ミキに『早く挿れてください』とまで言われてしまった。
我に返ったのは、その言葉だった。
やっぱり私はどうかしてる。
相手は女の子。
しかも厳重拘禁囚だというのに。
なんで囚人服の女の子に萌えているんだろう、私って。
私は自分の頬を一回ひっぱたいた。
どうしてもミキの姿が浮かんで消えなかったから。
私は詳細情報に表示を切り替えた。相変わらず近未来風の画面構成だ。
【体温】37.0℃(直腸内)
【脈拍】平均67
【膣圧】正常
【肛具動作状況】 振動/微弱
【膣具動作状況】 空圧速度/低 振動/停止 回転/停止
【呼吸制御装置】 未接続
【自動打擲装置】 未接続
【胸部狭窄装置】 未接続
【囚人動静状況】 静止状態
管理プラグなどから送信されるデータが一覧表示さる。
右下のウィンドウには、ミキの姿も映し出されていた。
全身像と、表情のアップ。
… ぷしゅー…。
… ぷしゅー…。
同時に監房内の音声も聞くことができる。
鎖に吊り下げられたミキ。
口元をしっかりと結ぼうとしているものの、微かに吐息を漏らしているようだ。
膣具の空圧動作に連動するように、懲罰衣に包まれた全身が震えるのがわかる。
支援
支援
まとめブログのほうなんですが、左のカテゴリをクリックで表示させると
追記を表示
が表示されないみたいです。
結局TOPから>>をクリックして目的の記事を探す事に。
出来ればカテゴリをクリックして記事を表示しても
追記を表示
が有ると目的の記事を読みやすいと思います。
ブログ管理人です
私も最初戸惑いました(^^;)
一応カテゴリクリックの後記事の日付のクリックすると
追記記事が出るみたいです
topのテンプレートのデザインが原因かもしれないので
変更してみますね
>>722 あっ、確認しました。日付だったんですね。こちらのチェック不足でした。
手数かけて申し訳なかったです。
ACT4も3の反動と思い出補正で評判いいけど酷いステージだよな
ああいう無人機だけにするとステルスゲーが本当に面白くなくなるのがよくわかる
A懲罰。
囚人を手鎖と足鎖で拘束され、管理プラグによる刺激を局部に与え続けられる。
その動静は監視カメラにより常時チェックされ、足の位置などがあらかじめ設定された
許容範囲を超えた動きをすると、強烈な振動と回転による「お仕置き」が付加される罰。
監房内での厳正な拘禁により規律を守らせ、囚人自身により深い反省を促すため…
などと説明もできるけれど、要するにこれは責め苦。
それも彼女たちのように、若い女の子に向けて特化されたとって最も辛く耐え難い辱め。
その苦しさは、モニターに映し出されたミキの表情からも容易に想像がつく。
蠢くプラグを深々とくわえ込まされ、全身を締め上げられ、動くことすら許されない。
手足の鉄枷に結わえ付けられた鎖にも、その細かい振動が伝わっている。
ミキは天を仰ぎ、そして今度は深くうなだれる。
きつく閉じられた双眸。
その隙間から漏れ零れた一筋の涙が、スッと頬を伝う。
プラグによる”お仕置き”が一度始まってしまうと、ほとんどの囚人は時間いっぱいまで
イキっぱなしになってしまう。
無慈悲な懲罰器具に犯され、望まぬ絶頂に延々と苛まれる屈辱。
ミキも新入房で既にその苦しみを味わっているはずだ。
だから、必死に足を動かすまいと堪えていた。
その姿は本当に痛ましくもあり、哀れでもある。
>>725 最終行<とって>←削除 スミマセン
支援
とりあえず午後さんが囚人服の女の子に萌えるスレに
載せた読み物は纏めれたはず::::::::
>>728 記憶の彼方に飛んでいたものもありました(;´Д`)
本当に設定がバラバラの上に未完で書き逃げ、スミマセン
だけど…じきにそれも無駄な抵抗となるだろう。
時間を追うごとに空圧のかかり方が複雑になり、与える苦痛が激しくなるように
設定されている。
やがて囚人が苦痛に耐えきれずに、少しでも足が動くと懲罰の発動。
既に決まっているシナリオだ。
ミキの履いているタイツ型の拘束ブーツの爪先に、その動きを判別するセンサーが
取り付けられていた。
これをカメラが認識する。
ここでは、新入房よりもさらにシビアな設定となっているはず。
私は、設定確認のキーを押す。
【許容動作範囲】 3cm以下
と確認できる。
一番厳しい設定だ。
支援。
今日もありがとうございます。
同時に画面下部に、経過時間とミキの動きがグラフで表示されている。
経過時間7分、最大2.6cm…か。
かなり頑張って耐えている方かもしれない。
私は画面を元に戻し、奥の監房でA02番の移房に携わった葛城を待った。
背後からは、小さなスピーカーから漏れるミキの喘ぎ。
その切なげで苦しみに満ちた声は、どうしても私の心に突き刺さる。
「早瀬」
処置を終えた葛城が近づく。A02番の少女は1つ奥の監房だった。
「ちょっと時間がかかった。早瀬の縛りは解くのが難しくて」
葛城はそう言いながら、私の顔を覗き込む。
「どうした?暗い顔をして」
こんな薄暗い場所で暗い顔とわかるほどなのだから、相当なのだろう。
私は何でもないと言い葛城に問いかけた。
「こっちは順調に終わった。そっちはどう」
「プラグ挿れるときに少し暴れたよ。やっぱりまだ覚悟ができてないみたい。
その点A01番は早瀬には特に従順みたいだから、扱い易かったんじゃない」
な…、何を言うんだろう。
「や…、べ、別に…そんなことは」
ああもう、動揺しているのがバレバレじゃないか。
私はあわてて別の話題を探した。
C
ピピッ
短い電子音。モニターを確認すると「A懲罰」の文字が反転し、点滅が激しくなっている。
動静監視センサーの反応だ。
「…始まったね」
葛城の一言。
モニターの中のミキは、全身を突っ張り悶え苦しみ始めた。
まるで電流を流されたかのように、仰け反り、震え、跳ねる。
ふあぁ…ッ!!ああっぁぁ…!!…ッ!!!!
ミキの哀しい喘ぎが、スピーカーを通して回廊の中に響き渡る。
「…ッ、葛城、早く詰所に戻ろう」
私は胸に込み上げるものを振り払うかのように、足早にエレベーターホールに向かった。
だめだ。
特別な感情は持ってはいけないはずなのに。
こんなんじゃ刑務官失格。
これは懲罰。
厳重拘禁囚の宿命。
だけど、そうわかっていても…。
エレベーターの中で、葛城は黙って私の肩を叩いてくれた。
「まだまだ…と言いたいところだけど、キツイよね。こういうの。わかるよ」
私は黙って頷いた。
視界が僅かにぼやける。
刑務官になって、初めて流した涙だった。
A02の子のこれからも楽しみ
そして先に拘禁囚として入ってる子との絡みなんかも次の懲罰で見れる早く続きが読みたい
>>740 楽しみにしていただきましてありがとうございます。しばらく更新休みです。
どういう展開が萌えるのか、脳内会議中ということで…
ちなみに(当たり前ですが)A02にも名前や年齢などの諸々の設定があります。
次あたりで出そうかなとも思いますので、お待ちください。
しばらく更新休みですか、残念ですが続きの構想と言う事で楽しみが俄然盛り上がりました
AO2にもきちんと設定がもうあるわけですね
うーんそうすると感情移入がもっと深く入り込めそうで興奮しすぎて困ってしまうw
葛城さんも甘さをみせてA02を名前で呼んだりしちゃったりして
支援
構想中ですかー
最近ほぼ毎日更新していたので休憩もありですよ
わたしも管理するだけじゃなく付加なものを模索してみますね
ということで続きです。
A02の視点からです。
コロコロ視点が変わるのはご容赦ください。
15
あたしはその人に、お姉ちゃんって呼んでもいい?って聞いた。
最初は驚いた顔をしていたけれど、すぐにいいよって言ってくれた。
嬉しかった。
ここに来て、こんなヒドい目にあって。
おまけにお話しできる相手がいなかったから。
いままでお互いに番号で呼ばれていたから知らなかったけど…
A01番のお姉ちゃんは「ミキ」という名前だった。
どんな字を書くのかはわからない。
…どっちにしろ聞いてもわからないかもね。
あたし、バカだから。
A02番のあたしは、カタカナで「リサ」という名前。
簡単でしょ。すぐに覚えてもらえちゃった。
それにしても、どうしてあたしはこんなところに来ちゃったんだろう。
ここに連れてこられてから、毎日泣いてばかりだった。
もちろん、悪いことをしたってわかってる。
でもそれは、あたしが、いや、あたしたちが生きるためだった。
誰にも迷惑なんかかけていない。
それは今でもそう思う。
たった一人のお母さんが病気で死んじゃって、どうしてもお金が必要だったんだ。
正当な理由でしょう?
売るのは自分。買うのは大人。
自慢じゃないけれど、あたしは高く売れた。
びっくりするくらい。
だからネットでもっと高く買ってくれる人を探して、そしていっぱい売った。
いけないことだって、知っていたけれど。
だから、まじめな大人は許してくれなかった。
気がついたら手錠をかけられて、檻の中。
さんざん暴れて、手錠をすり抜けて逃げようとしてまた捕まった。
だってあたりまえじゃない。
あたしが捕まったら、たった一人の妹はどうなるの?って思ったから。
そんなことを繰り返していたら、いつの間にか厳重拘禁という
おそろしい罰を受けることになっちゃった。
結局あたしよりずっと幼い妹は、施設に保護されたって聞かされた。
考えてみれば、そりゃそうだよね。
そんなことにも気づかなかった。
…やっぱり、あたし、バカだから。
ひどいんだよ。
ここでは毎日口に出してはいえないほど、辛くて恥ずかしいお仕置きの繰り返し。
鎖に両手足を繋がれて、へんな”かんりプラグ”というのを、中に入れられる。
もちろん、入れられる場所は、…あそこ。
そしてプラグが動くんだ。
信じられない。
あたしが耐えきれなくなって、足をずらしちゃうともっと激しく動く。
プラグは大きな音を立てて、震えて、まわる。
ぐるぐるって。
そうなっちゃえば、あとはイっちゃうだけ。
もちろん…イクのは嫌いじゃないけれど、連続で、しかもあたしの意に反してだから
ちっとも気持ちよくなんかない。
ただ痛くて、くやしくて。
頭の中が変になりそう。
そのたびにあたしは身体をいっぱいに仰け反って、喘ぐ。
大きな声で、泣き叫ぶ。
もちろん誰も助けてなんてくれやしない。
あたしはとっても悪い子で、これはそのお仕置きなんだもん…。
とてもじゃないけど、あたしのそんな姿は見せられない。見られたくない。
でも刑務官の人たちには、ばっちり見られちゃっているんだよね。
きっと、そんなあたしを見て、笑っているんだろうな。
あんなに変な囚人服を着せられた姿で。
あんなに乱れちゃって。
あたしはとっても悪い子。でも、こんなお仕置きってヒドすぎる。
支援
…ああ、でももう、どうでもいいや。
あたしは、忘れられた存在になるんだった。
こんなどうしようもない姉なんて、妹にとっても、はた迷惑だよね。
いないほうがいいよね。
どうせだったら、こんな生き地獄のようなお仕置きよりも、ひと思いに楽にして欲しい。
その方がお互いに幸せ。
あたしはずっとそう思ってた。
でも…
ミキお姉ちゃんに会えて、お話をして、少しずつ考えが変わってきたような気がする。
お姉ちゃんに会えるのは、毎日午後に行われる”しゅうちゅうちょうばつ”という
これもまた辛いお仕置きの時間。
あたしとお姉ちゃんはこの前そこで初めて顔を合わせた。
いや、正しくは、初めてお話をした。
その前にも会っていたからね。
あたしがここに連れてこられたときに、あの恐ろしい人…
観月さんという刑務官に詰め寄られたことがあった。
正直そのときには、どうして良いかわからずにあたしは固まっちゃって、
ただ、ガクガクと震えていたように思う。
そのときに、とっさにかばってくれたのが、ミキお姉ちゃんだった。
でも…そのせいでお姉ちゃん、あのあとヒドい目にあわされてしまって…。
本当に見ていられなかった。
絶対あれはあたしのせいだから。
だからあたしはずっと直接謝りたかった。
だけど、なかなかできなかった。
みんなで説明を受けているときも、上の階におくられるときも、
近くにお姉ちゃんがいても、お話しすることができる状態じゃなかった。
刑務官の目を盗んで話しかけたときもあったけど、取り合ってもらえなかったから
嫌われちゃったと思って、泣きたかった。
いや、本当に泣いちゃったかも。
もうあたしには誰一人味方がいなくなっちゃったと思って。
でも、お姉ちゃんはちがった。
この前あたしたちがこの部屋の檻の中で、初めて一緒にされたときに
辛いけど頑張ろうね、って励ましてくれた。
こんなわたしに、だよ。
また泣いちゃった。
ほんとにあたしって泣き虫だよね。
お仕置きの準備中も、本当は声を出させないように、口をふさぐベルトを
付けられなくちゃならない決まりなんだけれど、ミキお姉ちゃんは態度がいいからって、
免除されていた。
でも、自分だけじゃかわいそう、この子のも外してあげて欲しいって
早瀬さんにお願いしてくれたんだ。
とっても優しい人。
あたしの心がこんなにあったかくなったのって、初めてだった。
開始時間までということで、少しならお話していてもいい、とも言われた。
発声許可、っていうんだって。
ここでの言葉はいちいち難しいからキライ。
でもミキお姉ちゃんは好き。
あと、お話を許してくれた早瀬さんのことも、ちょっと好きになったかも。
あたしは、声が出せるようになって、すぐにお姉ちゃんにごめんなさいをした。
お姉ちゃんは、優しくわらって頷いてくれた。
許してもらえて、ものすごく安心した。
わたしはまた泣いちゃった。
それから、お姉ちゃんとお話をした。
早瀬さんから、してもいい話といけない話があると言われていたので
とっても困っちゃったけど。
…あたし、バカだから。
お姉ちゃんは、あたしより2つ年上。名前は”あゆかわみき”
あと7年も刑期があるみたい。
2年半のあたしなんかよりもずっと長い。
なんだかかわいそう。
あたしの刑期を聞いて、お姉ちゃんは寂しそうにわらった。
…ごめんね。
でもお姉ちゃんは弱さを見せなかった。
ここにいるということは、それなりの罪を犯したから。
ゆるされるまで、耐えなくちゃならないって。
お互い、どんなことをしてここにきたのかは話してはダメだったから
想像しかできないけれど、あんなにきれいな人がこんなところにいるなんて
ちょっと信じられない。
お姉ちゃんの言う”それなりの罪”って一体なんなのかなって思う。
きっとあたしみたいに、お金とか生活のためにとか、
そんな理由じゃないんだろうな。きっと。
そうそう、あたしはいきなりでどう思われるかわからなかったけど、思い切って
「ミキお姉ちゃん」って呼んでみた。
そして、あたしのことを「リサ」って呼んでってお願いしてみた。
ちょっと驚いたみたいだったけど、すぐにいいよって言ってもらえた。
そして言われたのがあの言葉。
辛いけど頑張って耐えようねって。
その言葉が、本当に心強かった。
だから、あたしも、もうちょっと強くならなくちゃと思えるようになってきた。
ありがとう、お姉ちゃん。
支援
その日から、あたしはお姉ちゃんとお話をするのが楽しみになった。
もう何回目になるかな。
話せる時間はちょっとだけしかない。
それでもやっぱり嬉しい。
午前中の”ちょうばつ”は、本当に苦しくてイヤだけれど、これが終われば
お姉ちゃんに会える。
それにお姉ちゃんも、じっとあたしと同じ”ちょうばつ”に耐えているんだ。
そう思ってあたしも頑張ることができる。
もちろん、午後からお姉ちゃんと一緒に受ける”ちょうばつ”も、とっても辛いし
とっても恥ずかしい。
でも、一人で頑張るよりも、ずっとずっとまし。
今日は、わたしの方が早くここに連れてこられたみたい。
あたしは鉄の檻の中で待つ。
ここの檻って、暗くって、なんだか臭くて、キライ。
こんなところに入れなくたって、もう別に逃げたり暴れたりしないんだよ。
それは本当。
お姉ちゃんの姿を見ていると、私もゆるされるまで耐えなくちゃって思えてくる。
でも今はここしかあたしの居場所はないから、しかたない…か。
だってあたしたちは”げんじゅうこうきんしゅう”だもんね。
…きのうより縄がキツイかな。
葛城さんが縛ったからかも。
やっぱりまじめそうな葛城さんよりも、優しそうな早瀬さんの方に縛られた方がいい。
いや、ほんとうはもちろん誰にも縛られたくなんかないんだけれど、
今のあたしにはそんなことは言えないから、それは心の中にしまっておく。
ちょっとかっこいいかな。
それにしても股の間が擦れちゃって、痺れちゃう。
食い込みすぎだよ。
あ〜、痒い、痒いっ!
この股縄をかけられると、いやでも重い罰を受けている気分にさせられる。
こういうのを見るのが好きな人もいるみたいだけれど、される方はたまったもんじゃない。
あたしは牢屋の外に連れ出されるときは、いつもこうして縛られる。
おっぱい丸出しで絞り出し。
そしてギュッと股縄食い込みまくり。
ひどい姿だよね。
もう最低な気分。
最初はこんな姿を見せなくちゃならないなんて、恥ずかしくて死にそうだった。
でもきっと、お姉ちゃんも同じ。
だからもう、ちょっとだけ平気。
ただ、おねえちゃんは胸が大きいから、あたしなんかより縄が似合っている。
こんなことを言ったら怒られるかもしれないけれどね。
何でそんなこと思ったのかというと…
前にわたしを買ってくれた人が言ってたんだ。
その人は葛城さんよりもさらに縛りはへたくそだったけど。
大きい方が縛りがいがあるんだって。
何となくわたしもそんな気がする。
でもあのときは、まさか自分が本当の刑務所の中で縛られることになるなんて
考えもしなかったな。
…はやく連れてこられないかな、お姉ちゃん。
あたし、今日の朝の”ちょうばつ”、頑張って耐えたんだよ。
”Aちょうばつ”が2回連続というとっても意地悪な時間わりだったけれど、
3〜4回しかイかずにすんだんだから。
でもおかげで足はがくがく、”ちょうばつい”は汗でびっしょり。
お姉ちゃんはどうだったかな…。
支援
リサさんはツインテールと予想
四級囚の懲罰は激しそうだから汗とかすごいでしょうね
入浴話も読んでみたいです
黒縄緊縛されたまま葛城さんたちに洗われるとかw
私としては、
生理中の処遇
安息日の処遇
病気になった時の処遇
に興味がありますね。
この辺の話も気が向いたらお願いしたいです。
>>771-772 ありがとうございます。入浴関係も面白そうですね。
安息日の過ごし方についてとか、そのあたりも構想があります。
生理や病気中なども面白そうですけれど…
そこまで踏み込めるかどうか、ちょっと未定です。スミマセン
16
わたしのリサに対する第1印象は最悪に近かった。
というか、実際あの子のせいで散々な目に遭わされたから、それも当然。
見た目もそうだけど、女々しい上にどうにも子どもっぽい。というか幼い。
あのロリ顔で全開のアニメ声。どんなキャラだ。
しかも全裸で股縄の緊縛姿ときたら、その存在自体犯罪の臭いがする。
だけど面と向き合って話をしてみると、そんなに賢そうには思えないものの、
意外としっかりした印象だった。
やっぱりあのときは、シチュエーション自体が異常過ぎたのかもしれない。
ずっと彼女がわたしに負い目を持っていたのは感じていた。
発声許可直後に、まっすぐ目を見つめて謝罪の言葉を述べたリサは、逆にかなりの
好印象。とても話のしやすい感じのよい子だった。
いきなり「お姉ちゃんと呼んでいい?」と聞かれたのには面食らったけれど。
支援
777 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:04:46 ID:TykfU+3l0
呼吸制御装置、自動打擲装置、胸部狭窄装置とか
まだ見ぬ責めが楽しみです
巽リサ。15歳。もうすぐ16になるという。
わたしより年下だけど、そんなに離れているわけでもない。
お姉ちゃんと呼ばれるのは少しくすぐったいけれど、まあいいことにした。
彼女はわたしと同じ厳重拘禁囚。
しかも4等級囚だ。
お仲間、お仲間。
早瀬さんの計らいで、集中懲罰室の仮檻の中では、話ができるようになった。
本当は防声具を外さないままという決まりらしいんだけれど、そこは刑務官の裁量に
ある程度任されているって。
わたしの何が良かったのかはわからないけれど、防声具は一時的に免除にされた。
もっとも、葛城さんは余りよい顔をしていなかったけれど。
規律がどうとか言って、リサの防声具まで外すことには最後まで反対していた。
やっぱり固いんだな。葛城さん。
今日も限られた時間だけれど、リサといっぱい話そう。
直接言葉を対等に交わせる存在って、ここではとっても貴重だ。
同じ処遇の厳重拘禁囚同士、孤独感も和らげることができる。
それはリサも同じことだろう。
彼女は、初めて檻の中で会ったときよりも、かなり表情が和らいできている。
何でもわたしのおかげで、ちょっとだけ強くなれそうって。
大したことは話していないはずなんだけど…。
でもそう思ってもらえると嬉しい。逆にわたしも勇気づけられる。
ただ…これって、早瀬さんが絶対にしないと言ってた「特別扱い」に
該当するんじゃないかな。
こんなことして、早瀬さんもお仕置きされちゃったりしないかなって、
実はそんな心配もしている。
わたしは一瞬早瀬さんの緊縛姿を想像してしまった。
もちろん鞭を打つのは観月さん。
わぁ、怖い。
うん、でもやっぱりちょっとイメージがわかない。
早瀬さんもやっぱり刑務官。
制服にブーツ姿が一番似合うと思う。
その早瀬さんがやってきた。
当たり前だけど、ノックもなしに重い金属の扉が開く。
今日のわたしの移送緊縛担当だ。これは日替わりとなっている。
基本的に早瀬さんと葛城さん。非番の時には、別の刑務官が行うこともある。
午前中2回の懲罰タイムが終わり、檻から出されたわたしはベッドに腰掛けたままだった。
”休憩”はわずか1時間。
だけど、その間に昼食と排泄、集中懲罰室への移送が含まれているから、
実際に座っていられる時間は、ごく限られている。
早瀬さんの訪問に焦って、第1姿勢をとる。
迂闊だった。
さっき検身開始の号令が掛けられていたのに…。
急いで動いたので、手足の鎖がジャラジャラ鳴った。
気を抜いているのがばれてしまう。
わたし叱責の言葉を覚悟して、肩をすくめた。
>>776-777 支援ありがとうございます。
まだ見ぬ「責め」は、午前中のB懲罰とか集中懲罰などのシチュエーションで
使おうかなと思っています(;´Д`)ハァハァ
「体勢をとるのが遅いッ。どうしたのミキさん。珍しい」
まさか早瀬さんのあられもない姿を想像していただなんて、口が裂けても言えない。
「申し訳ありませんッ!」
叱られるのは当然。わたしは反射的に謝罪の言葉を口にする。
まずいな、規律違反だよ、これ。
ここはとにかく平謝りだ。
といっても今は限定語しか口に出してはいけないので、繰り返す。
「申し訳ありませんッ!!」
はぁ、ちょっとまずいかも…。
早瀬さんはしばらく黙っていたけれど、軽く溜息をついて言った。
「わたしだってこんなことはしたくないんだけれど。決まりだから。…3回ね。立って」
…ピシィッ!
…ピシィッ!!
…ピシィッ!!!
軽やかな音をたてて空を切った1.5往復の革鞭。
太腿、お尻、背中に走る激しい衝撃。
懲罰衣の上からなのにもかかわらず、相当な激痛が一瞬遅れて全身を貫いた。
支援
書きこみ巻き添え規制がなかなか解除されなくて不便○| ̄|_
別の意味で厳重拘禁囚の立場な気が(^^;)
>>787 巻き添え規制っていうのもあるんですね
「…ひあ…ぅッ!」
久しぶりの鞭。
忘れていた。コレもあるんだった。
意外にも容赦ない打ち込み…。
初めて受けた早瀬さんからの鞭だ。
結構これってショックかも…。
鞭打たれる早瀬さんを想像していたおかげで、逆に鞭打ちをされてしまった。
まったく…なにやってんだろう、わたし…。
「…以後気をつけるように。次は3回じゃ済まないんだから。」
早瀬さんは冷静に鞭をしまう。
うぅ、ちょっと怖かった。
しかもかなり痛い。
「は、はい…。申し訳ありませんでした…」
わたしは改めて謝罪する。
「もういいです。わたしも久しぶりで加減ができなかった。ごめんね」
……。
やっぱり早瀬さんのこういうフォローって、救われる。
厳しさと優しさを上手に織り交ぜられる人なんだ。
例えて言うなら、アメと鞭の使い分け、かな。
…今回の鞭は本物だったけれど。
カチャリ…。
早瀬さんがわたしの手錠と足錠を外し、プラグ固定ハーネスの尾錠も開放した。
プラグがゆっくり引き抜かれたあとに、わたしはゆっくり懲罰衣を脱ぐ。
変な話だけれど、実はこの瞬間が好きだったりする。
スッとした一瞬の開放感が本当に心地よいから。
ただ、今回はついさっきの鞭打ちが響いていて開放感は半減だ。
衝撃の強さから、拘束タイツが裂けちゃったかもと思ったけれど、そこまででは
なかったみたい。わたしはほっとして懲罰衣一式を折りたたむ。
詳細は不明ですが荒らしの特定がし難い時に近い地域の(IP&ホスト?)
書きこみを規制(広範囲に)されてしまうとか○| ̄|_
巻き添え規制・・・このスレだと一人が規律違反を犯したら全員に特別懲罰とか妄想がわくw
早瀬さんあまりに囚人に入れ込みすぎて破滅の道へとか管理していた側が管理される側になっちゃったりなんて
午後氏の小説は内容も秀逸そして題材がいいので次回の話を予想したり、今後の話を妄想したりするのが楽しいですな
そして第2姿勢。
気を取り直して、息を吸い込んだ。
これ以上の減点はさすがにまずい。しっかりしなくちゃ。
「肛膣検査願います」
わたしは、はっきりと口にする。
「…大丈夫。少し赤くなってはいるけれど、大したことはないから」
わたしの不安を見透かしたかのように、早瀬さんはそっと身体をさすってくれる。
ゴム手袋を嵌める前。
素手のしっとりとした暖かい感触だった。
今は鞭打った側と、打たれた側だったけれど…。
こういう慰撫って、無条件で嬉しかった。
もうわたしは完全に早瀬さんの掌の上、なのかな。
…それでも、いいや。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
支援
>>796 早速ありがとうございます〜
それにしても、最近は早瀬さんの検査もかなり入念だ。
肛膣検査自体、もういい加減のわたしにとっての日常生活の一部になってしまったけれど
考えてみたら、毎日オシリをつきだして、中の孔を穿られる日常というのもすごい。
それに慣れてしまったわたしは、その検査の間、別のことを考えながらやり過ごす技を
会得しつつある。
それも我ながらすごいと思う。
ちなみに今日は、憧れのエビ味流動食の想像だ。
アレだけは意外といける。
ただ、いまだにそのローテーションはわからない。
案外適当に決められているのかも。
…うぅ。
でもやっぱり中まで指を突っ込まれて捏ね回されるわけだから…
どうしても声が出ちゃう。
管理プラグの責めで、もういいだけ麻痺しているかと思うけれど、
音とか、独特の刺激とか…
しかも、早瀬さん、なんだかどんどん上手くなってきているような…。
ああぅ…ッ
なんて…おもっちゃう……あぁ…ッぅ。
く…、エビが遠くに行っちゃう…。
わたしはつい「エ…」とだけ口に出してしまった。
大馬鹿だ。
ただ、想像していたのがプリンとかフォアグラじゃなくて良かった。
まだ…誤魔化しが効く。ような気がする。
「異常なし……ミキさん、エビ味は明後日まで待っていてね」
あちゃ…
…バレてるし…。
本当に早瀬さんは鋭い。
一体どういう訓練を受けてきたんだろう。
しえ〜ん
C
支援ー
でおくれ○| ̄|_
>>800-802 わぁ、今日はたくさんですね、ありがたいです。
肛膣検査後、全裸のまま5分間余りの猶予。
その間に流動食を流し込み、排泄を済ませる。
ちなみに今回は、栄養のみで他のバランスが全く考慮されていない「バランス」味だった。
…大はずれ。まぁ明後日に期待しよう。
厳重拘禁囚の何が辛いかといえば、この”食事”も筆頭にあげられるだろう。
もうずっと流動食。
病人じゃあるまいし。
でもリサは、すっかり慣れちゃったとか言っていた。
しかも彼女にとっては、今のところこの「バランス」が一番美味しいそうだ。
本当に謎な子。今まで何を食べてきたんだろう。
そこら辺を今日は聞いてみようかと思う。
このあと2階の集中懲罰室へ連れて行かれることになっていた。
移送のため、いつもの緊縛が施される。
もう何回となく使われているわたしの縄を、早瀬さんが掴んで準備を始める。
「だんだん良い風合いになってきたんじゃない?」
そんな問いかけとも独り言ともつかないような言葉が背後から聞こえてきた。
さすが縄師の言葉だと感心する。
つまりその風合いというのは、私の汗や体液が目一杯染みこんでこそのもの。
否定はしない。だって、確かにあの縄は、私の身体に馴染みつつある。
…いわば第4の”囚人服”だから。
いつものことながら、見事な縄さばきで早瀬さんはわたしを縛り上げていく。
わたしも慣れてきたせいか、最近早瀬さんには一番縛られ心地の良い具合を、
身体の動きで伝えられるようになった。
なんだか変な話だけど…、腕や腰を微かに動かして、縄圧を調整してもらう。
もっともこれは移送のためだけの緊縛だから、必要以上に痛くならないような
アタリ具合にしてもらえる。
C
おお、食事には何か法則があるようですね。
案外、サイコロで一週間分の献立を決めてたりして。(^m^;)
支援です。
>>806-807 支援ありがとうございます。食事の部分は軽いギャグ、失礼しました(;・∀・)
サイコロで決めるのもアリかも。「バランス」「プレーン」「エビ」以外に何味があるのかなぁ。考えてませんでしたorz
股縄もそう。
早瀬さんに施される股縄は、本当に絶妙だ。
しっかり食い込まされているけれど、痛みを感じるのはわずか。
その…一番大事なところを、丁寧に挟み込みつつ、縄を結んだコブで責められる。
ちょっと上の、固くなってふくらんだ、一番感じちゃうところも。
だから、わたしはいつも濡らしちゃう。
ちなみに早瀬さんの独り言によると、湿り具合でその日の出来の良し悪しがわかるそうだ。
ぐちゅぐちゅになっちゃうわたしは、早瀬さんの”お気に入り”になれそうかな。
……あぁ、もう本当に変態みたい。
そんな趣味なんてなかったのに。
とうとうわたしも”縄の味”というものを知ってしまったのかもしれない。
…まいったな。
「ミキさん、行きますよ」
早瀬さんが、クイっと縄尻を引っ張った。
わたしは「ハイ」と返事をして、開かれた監房の扉をくぐり、エレベーターに向かう。
はっきり言って、この緊縛姿は歩くたびにいちいち刺激が突き抜けるのでたまらない。
なるべく小幅で歩き、刺激を最小限に留めようとしてみるが、効果は薄い。
早瀬さんが耳元で「今日は特にいっぱい濡れちゃっていますね」なんて呟くものだから
よけいに被虐感倍増だ。
もっとも早瀬さんは真面目な分析のつもりで言ったのだろうけど、
これじゃまるでわたしが縄で感じてしまっているのを知っているかのようだ。
支援
ミキと早瀬さんの立場逆転も面白いかもなぁ…と妄想。
>>811 面白そうなネタですね。ミキか早瀬の夢の中で…とかいうエピソードなんかで使えそうです。
いや…、実際…そうなんだけど…。
限定語以外の発声は許可されていないから、否定も肯定もできない。
それがまた辛い。
でも、きっとわたしの顔は紅潮してる。
だから気づかれているとは思う。いろいろと早瀬さんは鋭いから。
実は最近は早瀬さんの緊縛が、ちょっと好きだ。
もちろん最初はひどい屈辱感だったし、イヤでたまらなかったけれど。
今は、縛られている方が落ち着くかもしれない。
逆に身体を一切拘束されていない状態でいる方が、不安になってしまう。
…こうやって、身も心も囚われ人として染まっていくのかな…。
そういえば、リサもわたしの緊縛姿を見て喜んでいた。
きれいだねって。
っていうか、そこは喜ぶところなのでしょうか。
最初の頃は自分の緊縛姿さえ「見ないで」って泣きながら言っていたはずなのに。
まぁ、少しは落ち着いて余裕が出てきた証拠なのかもしれない。
…もうちょっと胸があれば、もっときれいに縛ってもらえるのに。
そんなことも言っていた。
何があったの、あなたに。
C
いいですね、夢ネタ。自由にできて夢がひろがりんぐですw
>>815 ひろがりんぐですね。どこかでそんなネタも挿入できたらやってみます。
とりあえず胸はあのロリッ子には負けない自信がある。
だからわたしの方が縄が似合うのは当然といえば当然………
う…
ああもう、わたしこそどうしちゃったんだろう。
まったく、今日は変なことばっかりが頭をよぎる。
そうしているうちに、エレベーターは2階へと到着した。
さぁ、くだらないことを考えるのはこれまで。
…これから午後の懲罰が待っている。
これはわたしに科せられた大切な仕事。
わたしは全身に力を入れ、姿勢を正した。
股縄がわたしの大切な場所にキュッと食い込む。
気持ちを引き締めるのには、これも丁度良い刺激だった。
17
狭い仮檻の中に入れられたわたしは、先に連れられていたリサと向き合う形で、
木製のベンチに腰掛けた。
縄尻を背後にある鉄の輪に結わえ付けられる。
そしてさりげなく、早瀬さんはわたしたちに一旦噛ませた防声具のベルトを緩めてくれた。
「命令があるまで待機。発声許可しますが、会話の内容には注意すること」
わたしとリサが同時に頷いた。
それを確認した早瀬さんは、檻の扉を閉め、施錠する。
支援
しかし、囚人二人の適応とか早瀬さんの優しさが何らかのフラグに思えてきた。
支援です。
>>819-820 ありがとうございます。何らかのフラグ…かも??ただ余り深く考えてないので
「A01の移送完了です」
「了解。ただいまより懲罰準備に入ります」
短いやりとりの後、早瀬さんは私たちの監視、葛城さんが準備という配置についた。
「お姉ちゃん!」
口の自由を得たリサが嬉しそうな顔をして迎えてくれる。
…でもちょっと声が大きい。
ここでの会話はあくまで特例という状況なのだから、もうちょっと気を遣った方がいい。
わたしは少し声のトーンを落として話しかけた。
「今日はリサの方が早かったんだね」
「うん、ちょっと待ったんだよ。…一人でここに入っているのはキライ」
リサは縛られた身体を二・三度捩り、軽く腰掛けなおしながら言った。
この檻はこうして向き合うと、お互いの膝がくっついてしまうほどの狭さ。
縄の刺激のせいなのか、軽く漏れるリサの吐息までもがはっきりと耳に届く。
「うぅぅ…」
それにしても、リサはどうにもさっきからもぞもぞしている。
頬も少し紅潮していた。
「どうしたの?」
わたしはリサの身体を上から下になぞるように見た。
白く艶のあるリサの肌を黒縄が窮屈に縛めている。
縄の隙間からは、いっぱいに絞り出された小さな乳房がぷるぷる揺れる。
後ろ手に縛られているため、より一層胸が視覚的に強調された姿。
もちろんわたしのよりも小さいが、きっとこれは良い形なんだろう。
そして、ピッタリつけた左右の太腿の奥へと吸い込まれるように這わされた股縄。
どうやらここが問題らしい。
「辛そうね」
改めて言うまでもないけれど、これも会話のきっかけ。
リサはこくりと頷いた。
C
あわわわ、途中送信になっちゃいました
>>819-820 余り深く考えていないので、どうやって回収しようかと…
>>824 支援ありがとうございます。今日はそろそろ寝ます。スミマセン
…それにしても、かなり長くなってきました(;・∀・)
まだ続けてもいいでしょうか?
>>825 乙。
うーん、心苦しいならどこかのロダに上げるとかがいいと思うよ。
またはそれこそサイトとかブログ作るとか。
そっちのほうがこれぐらいの長文なら掲載しやすいかも。
ただ、スレに書き続けても全然問題ないと思います。
>>826 ありがとうございます。
ここではリアルタイムで支援や感想がいただけるので嬉しいですね。
ありがたい話なのですが、荒れもなく流れが落ち着いているので
逆に不安だったりしました。とりあえず今後も章ごとにまとめてアップ
していこうかなと思います。
「うん…今日の縄、ちょっとキツいんだもん…」
今日はわたしの担当が早瀬さんだったから、リサは葛城さんに縄を掛けられたのだろう。
見た目にはあまりわからないけれど、微妙なところがやっぱり違う。
そういうリサの気持ちはよくわかった。
だってわたしも同じだから。
強いて言えば、葛城さんの縛り方は本当に事務的。
一方早瀬さんはそこに、ひとつ余分に気持ちが込められているような気がする。
そこら辺の差なんだろう。
わたしたちは、しばらく小声で”縄談義”をしてしまった。
緊縛の感想を、まさに縛られたまま檻の中で話し合うなんて、
おそらく世界中でわたしたちしかいない。すごい光景。
おまけにあやうく「今日の股縄は気持ちよい」なんてことを口走りそうになる。
あぅあぅ。
♪午後氏よ、今夜も、ありがとう。
支援です。
>>830 軽やかな支援ありがとうございます♪
奴隷は自分の置かれた状況に慣れてしまうと、そのうちお互いの足枷の自慢を始める
…なんて話を聞いたことがあった。
ちょっと、これってその話のままじゃない。
鎖が縄に置き換えられただけ。
…話題を変えよう。
あんまり時間がないんだから。
「リサは、今日の懲罰どうだったの?」
とりあえず、ついさっき早瀬さんから鞭打ちを受けたことはヒミツにしておく。
「Aちょうばつ、2回だったよ。今日はけっこう耐えられた」
頑張ったでしょ、と縛られたままの胸を張るリサ。
達してしまった回数は少なくて済んだという。
「お姉ちゃんは…、Bの方だったみたいだね…」
リサはわたしの様子から判断したようだった。
確かにわたしの胸に刻まれた「責め痕」がその証拠。
わたしが受けたのはB懲罰を2回。
それは首枷台に拘束され、胸に特殊な器具を嵌められて責めを受ける懲罰。
A懲罰よりも、上半身を重点的に責めることを目的とした懲罰だ。
支援です。
今日もありがとうございます。
>>834 いつも支援ありがとうございます〜
首枷台は、いわゆる”晒し台”と同じような形状をしている木製の刑具。
両手首が首枷板に挟んで拘束され、同時に両足にも木製の枷が嵌められるので、
実際の拘束感はA懲罰よりも強い。
管理プラグの挿入はあるものの、動静の有無による振動などの付加罰は与えられない。
その代わりに胸に”狭窄装置”を装着、背後に”自動打擲装置”が設置される。
狭窄装置は、イメージとしては搾乳機に近い。
乳首責めに特化した刑具だ。
A懲罰で乳首に取り付けられたリング状の器具とは比較にならないほどの大きさで
すっぽりと乳房全体を包み込み、圧搾と弛緩を繰り返す動きで責め続けられるというシロモノ。
延々と続く乳首への執拗な刺激で、恥ずかしながら達すること数回。
その瞬間に自動打擲装置が作動し、臀部が打ち据えられるという完璧なお仕置きシステムだ。
やっぱりここの懲罰方法の考案者は、相当なアレに違いない。
「−−お姉ちゃんはイッっちゃった?」
なッ、一体何を直接聞いてくるんだろう、この子は。
わたしは言葉を失って、無邪気なリサの顔を見つめる。
「やっぱり…お姉ちゃん大きいもんね。きっとちょっとは気持ちよかったんだね。
あたしは痛いばっかりでBちょうばつキライ」
リサは遠い目をして呟いた。
やっとB懲罰の全容が。
支援ですゥ〜。(リサ風)
>>838 わたしがB懲罰考案者です(;´Д`) 一応簡単な概要に触れてみました。
う…確かに否定はできない。
正直B懲罰は、もちろん苦しいし恥ずかしいけれど…嫌いじゃなかった。
って!
…あぁぁ、もう、さっきの話といい、B懲罰の回想といい、
一体わたしはどうしちゃったのだろう。こんなことを思うなんて。
だいたいここに来る前に一度振り払ったはずなのに…。
「いいなぁ、お姉ちゃん」
肩をすくめ軽く舌を出すリサ。
いつにも増してトンデモ発言を繰り返す。
リサからは最初の頃の悲壮感はあまり感じられなくなっていた。
本来、こういう明るさを持った子なのだろう。
わたしも負けずに、アレを続けられたら、お望み通り大きくなれるかもしれないよ…
とだけ言っておいた。
「ホント?それなら、リサがんばる!」
どこまで本気なのかわからないが、リサは素直に嬉しそうだった。
ついに一人称が「リサ」になる。
どうやら彼女にとって、大きいことはよいことらしい。
…今日は話題の振り方に問題があったと猛省する。
早瀬さんが何も言わずに檻の前に立っているのも、かえって怖い。
会話内容に注意って、言ってなかったっけ…??
あぁ、今度こそ、リサが美味しいと感じる囚人食のことについて聞いてみよう…。
支援
なんかほのぼのしてきたwww
状況の異常さとのコントラストがいいなぁ。
支援です。
囚人食は、等級が上がるごとにバリエーションが増える
というのはどうでしょう。
その内、カレー味とか野菜味とか。
>>842 お互い全裸股縄緊縛姿での会話ですからね(;´Д`)
>>843 おもしろいですね。流動食だけというのはかわいそうな気もしてきましたけれど…。
…
…
「準備完了ーッ!」
突如葛城さんの声が響く。
午後の懲罰の開始の合図だ。
場の空気が一瞬にして緊迫感に覆われる。
「はい、お喋りはそこまで。背筋のばしてね」
今まで無言だった早瀬さんも、手にした鞭を空打して注意を促した。
大きい胸に意味などあるのだろうか?
貧乳はステータスだ
などと言いつつ支援
「お姉ちゃん…始まるね。がんばろ。」
そっと囁くリサ。
わたしは無言でゆっくりと頷いた。
さすがにリサも次第に表情が緊張で固まってくる。
あの観月さんの主導で行われるからだ。
ひときわ高いブーツの足音が徐々に近づいてきた。
わたしとリサは、同時に目を閉じる。
>>846 そう!貧乳もステータスなのです!!
「一人ずつ出なさい。A02番から」
観月さんの命令。
先に引き立てられたのはリサだった。
早瀬さんに縄尻を取られ、首にかけられていた防声具を嵌め直される。
ぺた…
ぺた…
遠ざかるリサの足音。
檻の中に一人残されたわたしは改めて姿勢を正す。
また、股縄の奥が少しだけ疼いた。
縄には、巨乳の方が見栄えがすると思うのは漏れだけか。
とにかく、支援。
しぇ〜ん
>>849 それぞれによさがあるのだよ。
後は好みだw
>>849-850 支援ありがとうございます〜。いちおう大きいのと小さいのを用意しましたので、お好みで…
とりあえず17はここまでです。 わたしも明日は実際に懲罰を受けてきます(;´Д`)
853 :
♀Y ◆slave..6to :2008/07/11(金) 00:28:59 ID:yn08fE+J0
初めて書かせていただきます
ずっとずっと前から午後さんのファンです
そして、妄想のネタにさせていただいています
これからもよろしくお願いいたします
朝支援
午後さん懲罰頑張ってくださいw
大小幅広く満足させるはさすがです
午後さんの懲罰を妄想しつつ支援
ミキとリサの話を聞いて密かに早瀬さんがいろいろ
模索妄想してたりしてw
刑務官の緊縛術の実技研修のお話もいいかも
葛城さんが早瀬さんの緊縛技術を認める発言があったから
お互い縛りあって研究してるのかと妄想(^^;)
試演。
午後氏、観月看守長?の苛烈かつ容赦ない懲罰に昨日は安息日だった模様。(ToT)
>>856 ところで、ブログの説明部分の日付がどえらい未来なんですが、
最初に読ませるための技ですか?
>>857 そうです。読み物が多くなりましてカテゴリから見る人の方が
多いと思いまして:::::
一応今現在、連載中の最新作以外は掲載完了しています。
女子少年院物の映画ドラマで何かお勧めってありますか?
不良少女と呼ばれてぐらいしか知らなくて
>>852 意味深でしたね(;・∀・)しっかりと懲罰受けてきました(謎
>>853 おお〜、それはありがとうございます。どんどん妄想しちゃってください!!
>>854他 周さん、支援ありがとうございます。実技研修ネタ、実は裏設定にあります。
>>855 なにせ、大きいのも小さいのも自分が好きなもので…
>>857 苛烈な懲罰を受けてきました。大変な目に遭いました…交通違反キップきられるという懲罰…
18
ミキお姉ちゃん、なんだか顔が赤くなっていたみたい。
あたし変なこと言ったかな。ゴメンね。
きょうも一緒にお話。やっぱり楽しかった。
お姉ちゃんとの時間は、一番好き。
…でも、それもここまで。
あたしが先に行くことになったみたい。
じゃぁ行ってるね、お姉ちゃん。
先に待ってる。
オリの外に出されて連れて行かれるのは、天井の高い広い部屋。
ここには、大きなおしおき用の台がいくつも並べられているんだ。
毎日毎日ここでわたしとお姉ちゃんは”ちょうばつ”を受ける。
朝起きてからお昼までは牢屋の中で、そしてお昼過ぎからはここで。
お姉ちゃんと会えるのは嬉しいけど、やっぱりこの後の時間はキライ。
だってめちゃくちゃ恥ずかしいし、とっても辛いんだもん。
まず最初に”きんしんい”っていう囚人服を着せられる。
革のとゴムみたいなものとがあるんだけど、今日あたしが着せられるのはゴムの方。
観月さんが「ラバー衣を」とか何とか言っていたから間違いない。
英語はよくわからないけど、ゴムって”らばー”っていうんだって。
革でできたのと同じ、全身スーツみたいなもの。
しかも真っ黒なゴムでできた服だよ。
そんなのがこの世にあったなんて信じられない。
囚人服っていっても、こんなんじゃなくって…
あたしたち女の子にはピンクとか、ふりふりとか。
そんなメイドさんみたいなものがあってもいいと思う。
それだったらよろこんで着ちゃうのに。
あ、よろこんで着られるものなら、ちっともおしおきにならないよね…。
やっぱりあたしって、バカみたい。
これを着るためには、まずからだにいっぱゼリーみたいなものを塗られるんだ。
ひんやりして、ぬるぬるして、変な感じ。
でもこうしなくちゃうまく着ることができいないんだ。
縛られたまま、冷たいタイルの床の上でつま先から順番にすり込まれていく。
そして最初はぴっちりしたタイツを太ももぐらいまで履かされる。
つるっと足が入っていくけれど、もちろんゴムだから、履き心地最悪。
ぐちゅぐちゅするし、蒸れちゃうし、とってもキツくて気持ち悪い。
午後さん、おかえりなさい。
支援させていただきます。
>>867 戻ってきました〜、早速の支援ありがとうございます。
そのあとに縄をほどかれて、上のほうにもゼリー。
そうしているうちに、あたしの全身が包まれちゃう。
首の後ろから、ファスナーでぎゅっと締められるように。
もう、これだけでもイヤなんだよ。
暑いしちょっと息苦しいし……おまけに変な臭いもする。
あたしの汗とかゴムとか、そんなのが入りまじったような臭い。
足の先から手の指の先まで、真っ黒のぴっちぴち。
しかも乳首の部分だけ、ちょうどいい場所に穴があいている。
ここでの囚人服は、みんなあたしたち専用のものだから当たり前なんだけど、
本当にくやしいくらいにピッタリなんだ。
ホントに可愛くない格好で、とっても情けないし恥ずかしい。
こんな姿、誰にも見せたくないよ…。
それはきっとお姉ちゃんも同じだと思う。
…いやだな。
またこれからこの乳首に”せめぐ”がつけられる。
お姉ちゃんは胸は気持ちがいいっていう感じだったけど、
あたしにはまだわからない。
お姉ちゃんくらいに大きくなったら、そういうのもわかるのかな。
そうしたら少しは辛くなくなったりして。
>>869 あ、校正ミス、かぶりました。4行目<本当に>削除
続きお待ちしてました〜
支援です
>>871 ありがとうございます〜。ちょっと校正が行き届いて無くてスミマセン
この後にかんりプラグ、そして”ハーネス”というのがつけられる。
ゴムの囚人服でぎちぎちなのに、さらに革のベルトで縛られるんだよ。
お仕置きを受けるための服だから仕方ないんだろうけれど、…やっぱり辛いな。
プラグを入れられるのもそうだけれど、
両腕が後ろで一つにまとめて縛られるのもとっても苦しい。
どんなときも、あたしの手は鎖につながれたり、縛られたりしている。
自分のからだなのに、自由させてもらえないのって本当に悲しいよ。
もう悪いことなんてしないって心にちかったけれど、やっぱり自由はもらえない。
あたりまえだけれどね。
ただ、ここに来る前の牢屋の中では、そこまでは厳しくなかった。
”げんじゅうこうきん”って、難しい言葉だけど、こういうことなのかな。
葛城さんが「完了しました」って、観月さんに報告した。
この後が本番。
観月さんのチェックがあるんだ。
ベルトのかかり具合とか、プラグのはまり具合とか、ていねいに調べられる。
そして乳首の”せめぐ”に手が伸びる。
あたしは胸全体も小さいし、乳首もそんなに大きくない。
だからハーネスのリングにつけられたネジのようなものをいっぱいに締められる。
上からも左右からも、ぎっちり。
支援
懲罰で鋭気を養ったみたいですねえw
刑務官の緊縛研修の裏設定あるんですかー・・・・もしかして観月さんも縛ら(ry
>>875 お互いに縛ったり、管理プラグの設定を自身で確認したり…と刑務官も悶えます。
ここに来るときにも同じように乳首に鎖をつけられたんだけれど、
あたしはこれがとってもイヤなんだ。
だってすっごく痛いんだもん…。
それなのに”せめぐ”で締められると、少しだけ大きくなっちゃう。
だからよけいに痛いんだね。
ホントにどうなっちゃっているんだろう。
あたし、やっぱりバカだから、自分のからだのことなのにわからないや…。
「A02番」
観月さんがわたしの番号を呼んだ。
絶対に観月さんだけはわたしのことを名前で呼んでくれることはない。
でも返事をすぐにしないと叱られる。
怒った観月さんは本当に怖いんだ。
あたしはふさがれた口のまま「はい」って言う。
はぅ、としか聞こえないだろうな。
返事といっしょに、少しよだれもたれちゃう。
…これも恥ずかしい。
自分ではどうしようもないから。
そんなあたしの姿を見て、観月さんがするどい目でにらんでくる。
あぁぁ、やっぱり怖いよぅ…。
支援
裏設定気になるなぁw
新しい懲罰の試験とかやってるんだろうなぁ…
>>879 支援ありがとうございます〜。優秀な刑務官達なので、研修には余念がありませんw
「台の上に乗りなさい」
ムチを振りながら、観月さんはあたしに命令した。
あたしは一段高くなっているところに上って、次の命令を待った。
そのあいだに、ブーツを履かされて足に鎖をつけられる。
「A01番の準備が完了次第、貴様達には楽しい運動を始めてもらおう」
このセリフは前にも聞いた。
だから、ちっとも楽しくないのはもう知ってる。
だって…
これって”ちょうばつ”なんだもん。
… ぷしゅー。
… ぷしゅー。
…あぁ、かんりプラグが動き始めたよぅ…。
早く来て、お姉ちゃん。
一緒にちょうばつ、受けよう。
お姉ちゃんとなら、あたし、まだ…がんばれる…から…
… ぷしゅー。
… ぷしゅー。
…
882 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 01:16:11 ID:dCgpK/v40
寝るまえにちょっと確認を…
って更新されてるし
もうちょっと頑張ってみるかな
>>882 夜遅くまでスミマセン、あの後寝てしまいました…。
19
先に連れて行かれたのはリサ。
緊身衣の装着には時間がかかるから、いつも一人ずつだ。
こうして檻の中に残されて待たされるのもいい気分じゃない。
特に今回は。
気まずさ大爆発だ。
見張り役の早瀬さんは、相変わらずわたしに背を向けたまま。
葛城さんに引き立てられていったリサの行方を、律儀に見届けている。
…さっきの会話は絶対早瀬さんに聞かれていたと確信する。
リサの馬鹿…。
そして、わたしの馬鹿…!
「葛城に言っておく。もっと修行が必要だねって」
徐に顔半分だけを振り向いた早瀬さんが、檻の中のわたしに向けてポツリと一言。
目深に被った制帽のせいで、その表情まではわからないけれど…。冗談に聞こえない。
あわわわわわ、それは言わなくてもいいですッ…。
防声具をしっかりと装着中のわたし。
しかもさっき、限定語以外の発声禁止を言い渡されたばかり。
「ひ、っひぃひぇ…」
これはわたしがとることのできる、おそらく最善と思われる行動。
いいえ、と言ったつもりだけれど…これじゃ何かの鳴き声だ。
「ウソよ。まぁ今の二人の行き過ぎた会話の件は、わたしの緊縛の腕を認めてくれた、
ということで特別に不問にしておくから」
…うぅ、ごめんなさい…。
わたしはとりあえず身体をじたばたさせて謝意を伝える。
自由が効かないというのは、こういうときにもきわめて不便だ。
「なぁに?ミキさん。ひょっとして今も気持ちよいのかな。お仕置きにならないね」
支援ー
縄が気持ちいいって気づかれてしまったミキの運命は如何に?!
移送の時に縄尻を意地悪く引っ張られていじられると予想w
>>886 支援ありがとうございます〜。 なんというか、先の見える展開でスミマセン(;・∀・)
や…、そ、そうじゃなくて…。
いや、そうでもあるけど…
ばかばかばかばか…ちがうって…!
なんだか今日の早瀬さんは意地が悪い。
どう考えても意図的な勘違い。
「お呼びがかかるまで、もうしばらく味わうことができるから…良かったね」
…観月さんの影響だろうか。
こういうのは確か言葉責めというはず。
部下の指導に関しても妥協を許さない人なんだろうな…たぶん…。
「ひ、っひぃぃぃひぇぇッ……」
あぁ、とにかくもう何を言っても取り繕えないかも。
鼻の奥がジーンとする。
完全に涙目状態だ。
うぅッ…。
そうこうしているうちに観月さんからのお呼びがかかった。
「A01番、出なさい」
観月さんはなにやら簡単な指示を早瀬さんに出して、また中央に戻っていく。
わたしは早瀬さんに縄尻をとられながら歩かされることになった。
「…さ、がんばってねミキさん。方法はどうあれ、運動することは大切、大切」
また耳元での小声のささやき。
これは励ましの言葉なんだろうか。
息づかいが、正直微妙だったような気がする。
いえいえ:::あくまでも私が受けてみたい妄想での予想なので(^^;)
しかもそう言いつつ、股縄が再度食い込むような微調整をさりげなく施される。
ここ数日の早瀬さんの行動は、正直よくわからない…。
ただ、妙に気に入られていることだけは…何となく判る…かも…。
<美人刑務官お気に入りの少女囚>
ぶるぶるぶるぶる…
この立場自体は悪いことじゃないと思うけれど、どうにもアレな想像が働いてしまう。
百合の花をバックに漫画を描かれそうで怖い。
…
…
リサは既にラバー製の緊身衣と管理プラグなどの戒具を装着されて、中央の大型刑具の台上にいた。
これはわたしたちに強制的な運動をさせるための器具。
4等級囚は、施設内の運動場を利用することはできないためだ。
リサの管理プラグに連続的な空圧が掛けられているのは、コンプレッサーの作動音から判る。
真っ黒な緊身衣に包まれ、声を封じられたリサは、何かを訴えるような目でわたしを見つめていた。
小さな乳首に取り付けられた責め具が痛むのか、
それとも、全身をきつく縛めるハーネス自体が苦しいのか。
時折表情をゆがめつつ、防声具の隙間から小さな喘ぎを一筋の涎とともに漏らしていた。
UPありがとうございます。
支援です。
>>894 ありがとうございます。今日はもうちょっと続きますよ〜
午後からの時間は、主に運動を兼ねた懲罰の時間とされている。
実際に4等級処遇の生活が始まってから、今日で確か9日目。
間に一日だけ安息日を挟んではいたものの、今までの午後懲罰は、全てこの刑具による大運動会だ。
観月さんの話によると、他にも屋外での懲罰や別の刑具を使った懲罰もあるらしい。
それらは今後のお楽しみ…ということだろう。
わたしはリサと同じような真っ黒いゴムの緊身衣を身に着けさせられる。
この”運動”の時には、これを着用することが決まりらしい。
革の方の緊身衣よりも、さらに独特の臭いや狭窄感がきつく感じられる。
リサの言葉を借りれば「かわいくない」囚人服。
それにはわたしも激しく同意する。
ちなみに彼女の言う「かわいい」のはメイド囚人服だって。
それは一体どんなプレイだろう。
そういうトンデモ発想ができるリサを、今度小一時間ばかり問い詰めたい。
早瀬さんにこれ以上萌えられたら、何かとんでもないフラグが立ってしまいそうだから
それの着用は丁重にお断りさせていただこうかと思う。
…冗談はさておき、確かにこの緊身衣の見た目上は、今流行している全身を覆う水着とか、
スピードスケートの選手に近い様相、と言えなくもない。
だけれど、そういう身体の機能を最大限に引き出すウェアと根本的に違うのは、
私たちが着せられているのは、身体を拘束し被虐感を与える刑具そのものだということ。
しかも乳首を露出させハーネス装着に対応した孔や、股の部分を開放できる仕組みなど、
厳重拘禁棟で使用する囚人服に相応しい構造だ。
潤滑剤を全身にたっぷりと擦り込まれた状態で身に着けさせられる。
ゴムの中はぐちゅぐちゅだ。
既に体温で暖められてきており、生ぬるい感触に変化してきている。
蒸れ感も強烈。
通気性は革よりもさらに低い。当たり前だけれど、もちろん0%。
包み込まれた爪先には既に全身から吹き出してきた汗がたまりつつある。
そのような状態でさらに保護ブーツを履かされる。
管理プラグをくわえ込まされ、乳首責め具付きのハーネスを装着、
そして両腕を後ろに固定されて完了。
数m先で立ったまま悶えているリサと同じ姿だ。
あぁついに900まで来てしまいました(;´Д`)
1000までに終わらないです。どうしましょう…
おお〜!
支援です。
追加支援
スレをまたいでの読み物も良いものです。他の書き手も今の所居なさそうですので(^^;)
>>901-903 支援ありがとうございます〜。この流れだと次スレができるかな?
「台の上に乗りなさい」
わたしは観月さんに促され、リサが繋がれているブースの隣に立たされた。
そして天井に設けられた、転倒を防止する装具をハーネスに連結された。
… ぷしゅー。
… ぷしゅー。
数秒の間をおいて、膣プラグに空圧がかかり始める。
肛門に挿し込まれた方は、小刻みな振動を開始した。
うぅッ…
はぁぅ…
緊身衣で締め上げられているせいか、午前中の懲罰時よりも強烈に”感じて”しまう。
わたしは横目でリサの様子を窺う。
そこには涙ぐんだ彼女の瞳があった。
見ると乳首責め具がかなりきつく締め上げられている。
彼女は一番それが辛いのだろう。
本来なら可愛い下着や洋服に包まれているはずの大切な所。
それがここでは絞り出され、晒け出され、挙げ句の果てに責め苛まれている。
…もちろんそれはわたしも同じ。
こんな姿にされ、鞭をあてがわれ…
今更ながら、これはとてつもない辱しめだということを思い知る。
支援します。
「これからは貴様たちの運動時間。鎖の長さいっぱいまで脚を上げて歩け」
観月さんの命令で、わたしたちの乗せられた台が機械的な音をあげて動き出した。
…よくある室内用の歩行運動器具。
ここの刑具は、それを大型化したもの。
ただ大きな違いは、運動者であるわたしたちは緊身衣姿だということ。
しかも、決められた一定の様式に沿って脚を動かさなければならないということ。
観月さんの命令通り、足枷の鎖がピンと張るところまで、
…つまり、太腿を床面と水平になるぐらいの高さまで上げなければならない。
その”基準”に達していないと判断されたときには、容赦なく観月さんの鞭が飛ぶ。
床面の動きは、緩急の差が意図的に複雑化されているようだった。
わたしはまだしも、いまいち要領の悪いリサには何度も鞭が振り下ろされる。
「A02、貴様は全く進歩がないなッ!?」
ピシィッ!!
ピシィッ!!!!
あぁぁ、観月さん…
ちょっと、それは酷いかも…。
その音でしか判断できないけれど、今までよりも鞭の威力が強いようだ。
いくら緊身衣の上からといっても、リサの受ける激痛は容易に想像がつく。
「(うぁぅ…ッ!)」
リサの呻きが防声具越しに悲しく響き渡る。
…
…
…うぅ、…だめ、わたしももうそろそろ…限界、かな…
911 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 00:06:56 ID:tcMJfkF40
今日も良い感じです
C
おお、ポニーの調教風懲罰ですね。
午後氏の知識の裾野の広さと巧みにシチュエーションに取り込む技量に
感服します。
>>911 ありがとうございます〜。いい感じのところで止めてスミマセン(;´Д`)
>>912 そうなのです。いまいち日本ではマイナーなのですけれど、Ponygirlの調教風懲罰です。どうかな??
ポニーガールですねー
日本は狭いのでなかなかし難いのと縄文化がありますしね(^^;)
奴隷制度が無かったというのもなじまない要因かと(有ったかな?)
20
… ぷしゅー…。
… ぷしゅー…。
集中懲罰室。
待機所としての鉄檻と大型の刑具が設置された空間。
二人の少女が、その不自由な身体で必死に藻掻く。
二人の少女が、その不自由な身体で必死に藻掻く。
無機質な管理プラグの作動音。
封じられた口から漏れる微かな息づかい。
額から流れ、頬を伝う汗。
ピッタリと身体を覆うラバーの緊身衣が、ギュッと軋み音を立ててつつ伸縮する。
延々と続けられる、きわめて単調な”運動”に連動しながら。
少女囚達は背筋を張り、太腿をまっすぐに上げ、そして静かに下げる。
足枷の鎖をじゃらじゃらと鳴らしながら、動く床面をブーツで踏みしめ、歩き続ける。
彼女達のその後ろ姿は、飼い慣らされつつあるポニーのようでもある。
最上級の哀れな姿であることは間違いない。
だがこれは一種の様式美。
一切の乱れはこの私、観月美冴が許さない。
…ン?珍しい。
今回は二人同時に姿勢が崩れたな…?。
しかもA01にとっては今日初めての記念すべき一閃だ。
ピシィッ!!!
「ぅぅーッ!!!」
ピシィッ!!!!
「ぃぁぁーーーーッ!」
良い声だ。
防声具によって程よく叫び声が抑えられ、それが極上の悲壮感を演出する。
そもそも今日は鞭の手応えが良い。
ピチピチに張り出した少女達の身体は、弾けるように鞭に反応する。
なんとも言えぬ美しさを感じさせてくれる動きだ。
私に強かに打ち据えられ、悶え、喘ぎ、涙を流す少女囚。
それでも強制され続ける恥辱的な下半身の連続的な律動。
そう…。
これは懲罰という名の”調教”だ。
そして貴様達は囚人という”奴隷”。
理由はどうあれ、ここに墜ちるに至った身。
自身の過去を呪っても、犯した罪を後悔しようとも、所詮許されざる罪人という立場。
貴様たちは私の鞭を、そして私の存在自体を恐れていることだろう。
ふふ…それは大変光栄なことだ。
さあ、貴様達、その動きを止めるなッ。
藻掻き苦しめッ。
次の一閃が待っているぞッ…!
>>919 あ、削り忘れてました。最終行<連続的な>←削除です
しえん。
今日もありがとうございます。
>>921 こちらこそいつも支援ありがとうございます〜
…
…
…
「葛城」
私は横に控えている部下を呼ぶ。
「はい」
葛城沙由梨。
若年層枠で採用された優秀な刑務官だ。
同期の早瀬明夜とともに、A01と02の4等級囚を担当することを私が命じた。
その二人の4等級囚は年齢も低く、比較的扱いやすい囚人だという報告で行った人事。
今後に必要な技術を磨くのには最適…という判断だった。
「カウントを報告」
「はい。A01が3、A02が9です」
これは懲罰開始からの鞭打ちの回数だ。
一回の懲罰では鞭打ちの上限回数が10回と決まっている。
最低限の人権には配慮するという、くだらない規定だ。
本当は緊身衣の上からではなく、生肌に打ち込んでやりたいところだが、
それも規定により禁止されている。
まぁ、私が本気を出せば、たったの数回で皮膚が裂けてしまうだろうから、
当然といえば当然だ。
925 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 23:59:20 ID:tcMJfkF40
観月さん超ドS
>>925 超ドSです!
「観月さん、時間過ぎました」
もう一人の部下、早瀬の声。
あまりに激しい懲罰のため、鞭打ち回数同様に、執行時間にも制限がある。
「了解、作動を一時停止。水分を補給してやれ」
「はい」
早瀬が私の命令に機敏に応じる。
彼女もまた優秀な刑務官だ。
…だが、葛城からの情報によると、特にA01…「鮎川壬姫」という名の少女囚に
少々感情が入りすぎているそうだ。
葛城自身も、私から言わせれば大差ないとも思えるが。
若い連中は、どうしても年の頃の近い彼女たちに今ひとつ非情に徹し切れていない。
…甘いな。
まぁいい。
その気持ちはわからないこともない。
鞭を振り翳す冷徹で残酷な刑務官。
私の姿は、まさに悪役そのものだろう。
そういう損な役回りは私だけで十分だ。
お前達が心の拠り所になってやるがいい。
929 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 00:09:23 ID:aqTpl7Hj0
>>929 確かに拷問っぽいシーンですが、一応囚人服スレですので…(汗) そろそろ囚人視点に戻します
だがよく覚えておけ。
目の前にいる緊身衣を着た対象は、少女の姿をした罪人達だ。
我々の使命は、彼女たちを厳重な拘禁と限界を超えた懲罰で徹底的に矯正すること。
それだけだ。
私情を挟むことなどあってはならない。
…ここでは私のような存在が絶対に必要なんだ。
…
…
早瀬がA01に、葛城がA02に、それぞれ少量の水を飲ませている。
ほんの一時の休息。
防声具を解かれ、その露わになった顔には、微かな笑みも零れている。
それは絶対に私に対しては見せない、少女達本来の姿…なのかもしれない。
担当を命じてから明日で10日もの日々が経つ。
葛城達は彼女らの担当刑務官として、相応の信頼を得ているのだろう。
こういう人間関係の構築は、正直に言うと私の一番苦手な範疇だ。
その点においては、お前達には一目置いている。
だけれども…
例え憎まれようとも、恐れられようとも、
私の仕事は、彼女たちにこの鞭を打ち込むことに変わりはない。
「休息終了、囚人に防声具装着。再作動せよ!」
私は再び命令を出す。
「はいッ」
「了解…!」
部下達の返事とともに、刑台が動き出す。
少女囚達は定められた動きを繰り返し始めた。
緊身衣が軋み、小さな喘ぎが再び漏れ聞こえ始める。
私はその背後に近づき、その特殊な行進に目を光らせる。
そして鞭を持つ手に、グッと力を込めた。
支援します。
>>933 ありがとうございます。ということで20の続きです。
…
…
「観月さん、終了時刻です」
早瀬か。
時間が経つのは速いものだな。
今日はいつにも増して気分が高揚していたためだろうか。
「…解いてやれ」
「はい」
「はい」
早瀬がA01鮎川の、葛城がA02巽の、それぞれの拘束を解いてゆく。
私は愛用の鞭を腰に戻し、その様子を眺めていた。
よく耐えているものだと、正直感心する。
どれ、久しぶりにその顔を正面から拝んでやるとするか。
もっとも、その表情は恐怖に引きつっているだろうが。
私は大げさにブーツの踵を鳴らしつつ、ハーネスを外されたばかりの囚人の側に近づいた。
床面に転がる、大量の粘液を纏った管理プラグ。
ラバーに包み込まれた肉体の放つ熱気と、独特の甘い匂い。
そして解放された口から滴る唾液と、頬の乾いた涙の跡。
”調教後”のこの光景も、実に素晴らしい。
「え…?なに…。……そう、…いいわ」
早瀬が鮎川の様子を察知し、なにやら彼女の耳元で囁いている。
そして軽く背を叩き、胸に下げていた笛をピッと一回鳴らした。
「ミキさん、発声許可します」
唐突に早瀬はそう言うと、彼女の後ろに一歩下がり両手を後ろで組む。
A01は一度両眼を閉じ、そして深く息をついた。
しえーん
>>937 早!! ありがたいです。ここは途中に支援挟まないとすぐに規制されちゃうんですよね(;´Д`)
一体どうしたというのだ?
唾液で光る防声具を外されたばかりの鮎川が、私に向き合った。
つい先ほどまで、深々と管理プラグを銜え込まされていた股間から流れる液体が、
緊身衣に締め上げられた太腿を濡らしている。
微かに震える両脚のブーツ。
支援ー
Σ!こ、この展開はもしや?!
ぷくりと屹立したままの、赤く変色した乳首。
そのような哀れな姿にもかかわらず、彼女の目は私をしっかりと見据えている。
その色に、怯えや恐れの色はない。
意を決したかのように、彼女はおもむろに口を開いた。
「あ…あの…、観月さん…今日の懲罰……あ、ありがとうございましたッ!」
なッ…、何だと…ッ??
予想もしなかった発言に、私は不覚にも一瞬身を引いてしまった。
「…何度も姿勢を乱してしまい、も…申し訳ありませんでしたッ。ほら…、リサも…!!」
同じような姿で、巽も私に向かい合う。
すかさず葛城が彼女にも発声を許す。
「は、…はぅぅッ…、あ、ありがとう…ございます…ぅ…」
しぇーん
>>938 いや、そろそろかなと思ったらたまたまヒットしただけでw
>>939 ま、まさか…!!?
>>942 確かにカキコ時間が読みやすいですよねwいずれにせよありがたいです〜
…ッ…!
何なのだ…?
貴様たちは…いったい…??
「今更…ですけれど、わたし達は、自分の罪の深さを思い知ることができました」
「それを、…教えてくれたのは、…はぅ…、きっと観月さんの鞭なんだって…」
言葉の自由を得た少女囚の二人は、次々に口を開く。
「辛く厳しいここでの生活も、自分への戒めとして、…これからも受け入れる覚悟です」
「は、はぅ…、わたしも、がんばって、許される日まで耐えていきます…ぅ」
震える声ではある。
だが、こんな状況で、そんなことを…ッ!?
「必ず更正を誓う決意、これを今日はどうしてもお伝えしたかった…とのことです。
私の独断で許可しました。どうかお許しを…」
早瀬が軽く顔を伏せながら、二人の少女囚の肩に手を掛けて補足した。
葛城は黙って頷きを繰り返している。
「ありがとうございます」
「ありがとう…です」
少女達は緊身衣を軋ませながら、ゆっくりと私に頭を下げた。
な…
こ…この私に感謝だと???
馬鹿な。
そんなはずはない
私は冷徹非情な観月だぞ。
容赦ない鞭を浴びせ続けた、憎むべき刑務官。
それなのに…
それなのに…?
「はぅ…、最初はとっても辛くて、でも、こうしておしおきををうけ続けているうちに…」
「自分の罪の重さを思い知るに至りました…。安息日を前にした今日こそ、感謝の意を
どうしても伝えたかったんです。観月さんに…」
「あ、…あぁ、そ、そうか…」
何なのだろうか、この気持ちは。
駄目だッ、貴様達を前に咄嗟に言葉が出てこない。
この私がッ。
「さぁ、以降発声禁止。もう良いでしょう。シャワー後に独房へ戻ります」
少女囚達への早瀬の命令で、私はふと我に返る。
緊身衣を脱がされた少女囚達に、再び黒縄が施されてゆく。
手際よく縄を操る刑務官に、無言で身を任せる彼女たち。
胸を絞り出され、胴を締めあげられ、股縄を通される。
それでも彼女たちは身じろぎ一つしない。
…
…
…そうか。
これが、信頼関係というものか。
お前達は、しっかりとこの少女囚達の心を、その縄以外でも捕らえているのだな。
…まったく優秀な部下達だ。
「それでは囚人を連行します。お疲れ様でした」
葛城の報告。そして敬礼。
少女囚二人も、再び無言で頭を下げる。
…貴様達…。
支援です
>>949 ありがとうございます。もうちょっとで20終了です。
「待て…」
わからない。
何故か引き留めてしまう言葉を口にしてしまう。
「い、いや…。なんでもない。明日は安息日だ。…ゆっくりと休むがいい…」
「了解。そのように伝えます。では」
早瀬は冷静に答えると、少女囚の縄尻をしっかりと握り、踵を返した。
…どう考えても聞こえているじゃないか。
そもそも、今の言葉はお前達に掛けたのでは…ないからな。
私は早瀬と葛城に引き立てられてゆく少女囚の後ろ姿を、ただ無言で見送った。
まずい、動悸が収まらない。
これは初めて味わう感覚だ。
あの少女達を、初めて、一人の人間として見ることができたかもしれない。
そうだな…。
確かにあの言葉は、年相応の少女そのものの精一杯の表現だった。
いままでは、単なる厳重拘禁囚としての認識しかなかったが…。
沸き上がる複雑な感情。
おかしい。
非情に徹せとは、私の信条だったはずだ。
それを部下達にも厳命してきたはず。
けれど…。一体何なのか。この、気持ちは…。
…確かこういう時の感情を表現する、妙な言葉を聞いたことがある。
そう、萌え…だ。
恥ずかしいが、この瞬間、私はその感情を確かに抱いていた。
しえーん
しかし観月さん、萌えって…w
>>953 超展開!?というやつです!
Σ(゚Д゚;
はうあ!!!!!!!
ちょっと前半部分とばしてしまいました!!!!
わーーーーー!!スミマセン、ちょっと入れ替えてください!!!!!
>>934の前にそうにゅーです。 スミマセン
A01。鮎川壬姫。
今回唯一、一般の少女刑務所から移送となった囚人。
著しい素行不良で厳重拘禁処遇とされ、残りの刑期をここで過ごすこととなる。
当初の報告は確かにそうだった。
実際に、度重なる暴行や脱走未遂を犯し、相当の問題囚だったとも聞く。
私は当初、かなりの期待を寄せていた。
暴れ馬であればあるほど、手懐け甲斐があるというもの。
弥が上にも気分が高揚する。
そして思惑通り、私の振る舞いに反発。
ここでの”洗礼”を浴びせてやった。
見せしめとしては完璧なシナリオ。
絶対的な権力と恐怖に完全に服従せざるを得ない自身の立場というものを、
鮎川だけでなく全移送囚に叩き込むことができた。
あのような状況で私に意見することなど、誰でもそうできることではない。
そういう意味で、鮎川は非常に興味深い囚人であった。
跨ぎ支援ー
>>953 このスレを象徴してますよw
午後さん
これで主要刑務官と少女囚とのフラグができましたねー
>>957 フラグあっちこっちで立てまくっていますw いろんな人に萌えてもらいましょう〜
いや、それにしても大ポカしちゃいました。本当にスミマセン
しかも厳重拘禁囚に似つかわしくないその優れた容姿。
縄、鎖、枷。
あらゆる戒具が、彼女をより一層引き立てる。
ラバーの緊身衣に身を包み、鞭に怯えながら必死に繰り返す屈辱のウォーキング。
厳しく拘束され、藻掻き、責め苛まれ続けるその様は私を存分に愉しませてくれている。
鮎川とは毛色の違うA02、巽リサも含め、貴様達は最高の素材だと断言しよう。
実に絵になる。
実に美しい。
959 :
♀Y ◆slave..6to :2008/07/17(木) 00:55:26 ID:S1Q04Tp60
支援って入れると続きが早く読めるんですねw
少し前のことですが
執行時間の制限や懲罰回数の制限があるんですね
何時終わるとはわからないって萌えなんですけどw
でも、今はまだ移送されたばかりだけど、きっと観月さんが本気になれば
絶望的な無限の懲罰、死を願うような懲罰も可能にされるのだと思います
(勝手な願望でした)
>>959 本気にはもうならないかも
えっと20の途中ですが午後氏がバイバイおさるさんの規制が出たため
残りは次回になるそうです
報告でした
>>959 今回はスレの趣旨にそったややソフト(かな?)路線ということでご了解ください〜
>>960 ミスに焦って連続投稿したらすぐ引っかかりましたorz 間に支援が挟まれても発動…
そう、美しいものにこそ、この私の鞭が相応しい。
この場所で行う”調教”は、私と彼女たちの最高のステージ。
招待されるのは4等級囚のみの特別待遇。
実に魅惑的なショーだと思わないか。
ピシィッ!!!
ピシィィィッ!!!
そして私は再び鞭をふるう。
喘ぎ、叫び、仰け反る、台上の美しき雌馬達。
さぁ、その可愛らしい顔を恐怖の色に染めあげてやる。
私を憎むがいい。
そして恐れるがいい…ッ!
…
…
>>934につづく 順番入れ替わってしまいスミマセン。どんな懲罰でも受けます(;´Д`)ハァハァ
w
住人の皆様こんばんは。
(そもそも一体何人ぐらいの方がいらっしゃるのでしょうか??4〜5人くらいかな?)
このスレもそろそろ使い切りそうですね。
こういう特殊で実に間口の狭いフェチを持つ一人として、同士の方の存在は大変貴重です。
今後も同様の妄想監獄ネタを続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
いま21章(?)に取りかかっていますが、もう少しかかりそうです。
妄想力を充電しつつ、またドヴァッと放出できたらよいと思います。
新スレは、そのうち誰か親切な方が立ててくれる…かな???
控えめ支援
>新スレ
ネカフェに行けるときに終わればなんとか(^^;)
>新スレ建てれそうな方へ
囚人服の女の子に萌えるブログは午後氏の読み物しか纏めてないので
新スレのテンプレ追加は任せます(^^;)
>>965 控えめ支援ありがとうございますw
とりあえず今後ネタとして考えているのは
厳重拘禁囚の安息日
リサに突如ナゾの面会者が!?
楽しい(?)お風呂タイム
ついにきた屋外労働懲罰!
研修に励む二人の新人刑務官
おめでとう、リサ刑期満了。そして残されたミキ
他にもなにか良い妄想ネタがあれば…
呼吸制御装置がまだですね
そういや、アスミはどうなっているんでしょうか?
私もアスミが何処まで魅入られていくのか気になってマス。
そんな事までするの?! と反抗しようとしても立場が女囚にされているので無理やり・・・
みたいのは萌え萌えです。
有紀編のときからここのぞいてますが初カキコ。
うちもアスミが気になりますね。
>>969 同意です!
あと午後氏処女作の有紀編もかなりお気に入りでした。
普段はまじめな女性がふとした気の緩みからきた過失で…
というのがいいですね。
そういえば彼女も月片刑務所送りでしたね。
アスミ編は・・・矛盾解消しないと無理らしいです(^^;)
私としては、3人目の4等級囚の存在が気になっているんですが。
これってアスミのこと?
午後氏と
>>968-971 この際なんで、アスミは無事体験レポート担当の職務を全うした
ということにして、後任の担当者を登場させてはどうでしょう。
ちと、強引杉ですか。
>>972 新スレ立て乙でした
藤村アスミ編から鮎川壬姫編にかけて名称の変更があったみたいなので書いておきます。
(ネタバレにならない程度ですが(^^;)
AVプラグ→管理プラグ
監外着→緊身衣
大倉さん≠観月さん
新スレできましたね。保守カキコしてみました。
>>967 まだでしたwいつか使うつもりです。本当はB懲罰でも使う予定だったのですが…忘れてましたorz
>>968 3人目の4等級囚として、存在はにおわせておいたのですが…ちょっと保留拘禁中です(汗
>>969 今同時進行で潜入中ということにはしていますが、どう絡めていくかなと悩み中です。
>>970 一応A04が有紀であるという超設定にしています。以前の作中設定との差異をどうしようかなと…
>>971 かなり時間が空きましたからねorz いっそのこと、そんなの関係ねぇと開き直って無理矢理つなげようかな??
>>972 新スレ立て乙です!そしてこれからの厳しい懲罰にも頑張って耐えてください(おい
>>973 実はそうなのです。そこまでイっちゃっているのですよね…。
>>974 それも面白いですね。アスミちゃんを超える変態レポーターは出てくるのか…
>>975 捕捉説明ありがとうございます〜。他にも特殊刑具や特殊戒具の名称がつけられれば良いと思っています。
>>976 イメージ近いかもですね!
埋め支援
ブログ管理人報告
読み物
鮎川壬姫編18まで収録完了
リンクに新レス載せました
あとはちょっと他愛のないこと思案中
>>978 いつもありがとうございます。
…というか、他愛のないことって、なんなのでしょうか(;´Д`)ハァハァ
ということで、新スレの方にカキコしてみました。ご確認ください。
凄い難産ですがおぼろげな形は見えてきてます(^^;)
対比の調節が当面の課題です○| ̄|_
これまでの午後氏のペースで行くと、今日明日あたりがこのスレの山と思い、
スレ立てにチャレンジしてみました。
2chは嵐の糞スレ乱立防止のため、規制があり、スレが立てられるかどうかは
ある意味ギャンブルのように言われてたので、失敗して午後氏のペースを
乱すんじゃないかとヒヤヒヤもんでした。
何とか5スレ目が走り出したみたいでほっとしてます。
皆様、今後ともよろしくお願いします。
>>982 スレ立てって私はしたことないんですが、やっぱり上手くいかないことも多いんですね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします〜。
>>982 自分に向けてレスしないで下さいな。(^m^)
とくだらない突っ込みを入れてみる。
ところでA03とA04は一体何等級からスタートだったんでしょう。
私の感覚で行くと、1等級は出所前のリハビリという位置付けの等級として
絶対無し。
罪状はそれほど凶悪であったり反社会的でなく、
拘置所の段階から素行が良く、深く反省しており、
今後も高い確率でこの状態が継続できると判断されれば非常に稀に2等級から。
残りは、3等級から。
ミキやリサのように素行が悪かったり、罪状が反社会的な場合は4等級から
といったところでしょうか。
ミキの場合、このままおとなしくしていれば刑期中に2等級くらいまでは
いけそうなので、ぜひ等級の違いによる処遇の違いを書いて頂けるよう
よろしくお願いします。
埋め
一等級から三等級の懲罰はアスミさんが解説してくれるかもw
体験囚人ですからね
刑務官三人の裏設定もまだ明か(むぐっ、午後氏にとめられてしまった(^^;))
>>983 Σ(゚Д゚; orz 自分にレスしましたorz これも懲罰対象でしょうか…
等級については、そんな感じで私も考えていました。
まだ名無しの03〜04番は3等級スタートです。
処遇の違いも書けたら面白いかもですね。
そしてせっかくあがった等級が、たった一つの過ちで…なんて!!
>>984 止めていませんよ〜。
裏の設定というか、表に出していない設定というか…
あの二人は一応まだ新人という立場なので、研修も欠かせないのです。
縛りの研修とか、プラグ挿入研修とか、
その他いろいろ…お互いの身体を使って頑張って練習してます。(;´Д`)ハァハァ
>>985 たったひとつの過ちですか。刑務所を舞台にした小説や映画では、
よく、気に入らない奴を陥れたりというシーンがありますが、ここは完全
個室制のようですし、それはないですね。
偶然足が滑ってよろけた先に看守がいて頭突きを喰わせて気絶させたりとか、
さらに、動転して人を呼ぼうと走り出して脱走未遂にされたりといった
とこですかね。
リサの出所後のミキのお友達はこの手で作りましょう。
と勝手に妄想を押し付けております。(^^;)ゝ
ショーツ、ボディスーツ、拘帯の三段構えということは、オナ禁ですね。
ついついやっちまって現場を押えられたり、痕跡を朝の検査で発見されたり
というのも面白い。
>>986-987 面白い妄想ですね。刺激されちゃいます。
ちなみに3段構えにしたのは、ご指摘の通りの目的です。
今のところ、やっちまってはいないのですが…
だんだん拘禁生活になれていくにしたがって…このあとは(;´Д`)ハァハァ
朝埋めー。
安息日に早瀬刑務官直々の自慰手伝いとは・・・・・・じゅる。
ある意味早瀬刑務官役得ですねwいいなあ
就寝前の入浴ではリサにも早瀬さんの指技が迫って来たりしてw
>>989 もうすぐここも終わりですね。スレが2つあるといろいろ便利だったのですけれど
ちょっと残念です。
21章は、早瀬さんの壊れっぷりがちょっとアレでしたね(汗
そしてミキも…
まぁわたし自身が壊れちゃっていたということでご勘弁ください〜
午後さんと早瀬さんがシンクロナイズしたんですね( ̄ー ̄)
>>990 後800位投稿していただければ、次スレが立ちますが。
と、無茶振りをしてみる。(ノ^^)ノ
よーし
がんばるぞ
埋め支援
フェチ板ってsage推奨のところ少ないのかな?
ここと新スレで同じ人がsageないので気になる(^^;)
アスミアナザー妄想編(謎(^^;)
修正してから厳重拘禁棟で新緊身衣に着替えさせたり初移送だから
拘束衣が間に合わなかったと解説入れれば良いなと気付いた○| ̄|_
>>993-995 埋め埋め。こちらには書けるかな??
5の方は規制かかっちゃいましたorz
997 :
埋め支援:2008/07/23(水) 00:34:04 ID:q+GoRtfl0
埋め支援!!
楢原琴葉も忘れずに・・・
そうですなぁ
楢原琴葉も可愛そうな感じで好みだわ
とりあえず埋め
999
1000 :
1000:2008/07/23(水) 09:32:03 ID:ZylY1a6Z0
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。