囚人服の女の子に萌えるスレー2

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1Ricardo ◆JDrajVT7Lo
女子刑務所に入っている女の子が萌え♪
逮捕、護送、移送中の女の子の手錠姿、足枷姿に萌える♪
牢屋の中に入っている女囚が好きな人書き込んでくれ。
少女刑務所、女子刑務所で服役する女の子の小説大歓迎♪

小説は脳内妄想でありフィクションです。
SM、拷問フェチではないのでその方は、そちらにどうぞ。
注意:誹謗、嵐厳禁、

前スレ:囚人服の女の子に萌えるスレ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1094580835/l50

2Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/19(木) 23:00:22 ID:dyQv0yvY
ERROR:このスレッドは512kを超えているので書けません!
      ↑
前スレ:囚人服の女の子に萌えるスレ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1094580835/l50

あ氏、小説の続きはこちらで続行をお願い致します。<(_ _)>
3あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/20(金) 00:13:48 ID:7bUlSovU
「あっ、盗賊団の首領、何百人も人質にして、身代金を払わないと女子供老人は手下に陵辱させ、好い男は自分で味見して、あげくは、むごたらしく殺してしまうという、あのアーシュラなのかい?」
琺瑯の便器フタを手に振りかざしていた女囚も、
「ひえ」
と悲鳴をだして、後ろに飛びすさった。監房の女囚どもは、髪の毛が恐怖で逆立ち、みなわが身を守ろうと、壁に背を押し付けた。
4あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/20(金) 00:14:41 ID:7bUlSovU
しかし、いちばん驚いたのは、少女たちで、黄色い髪だった少女は、ここはもうこの世ではない、と思ったらしく、
「ああ、いうい」
喉から変な嘆声を発して、かたく目をつむり、手で両耳を塞いで身を震わせた。
牢名主は気をとりなおして、金茶色の髪の少女に向かい、
5あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/20(金) 00:18:05 ID:7bUlSovU
「つぎ」と促したが、アーシュラを迎え入れて、これから自分はどうすればよいのか、考えなければならなくなったので、うわの空だった。少女がしゃべっている。
「あたしは、贋金(にせがね)使いで捕まりました。妹弟(きょうだい)がたくさんいるので、お金がいったんです。でー、なれないことに手をだしてー、悪いことはしちゃいけないのねー、名前はブルーナ・ベスビオ、こないだ14になって、2週間目」
6Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/20(金) 01:12:45 ID:pLs5vwPN
あ氏、いつも投稿ご苦労様です♪
日本の江戸時代を舞台にした女牢の映画を思い出しますね。
題名は忘れたけど、15歳かな?の少女が千羽鶴を折らなければいけないらしいんだけど、
居ましたねこういう『やいやい、おまえら』って言う感じのが、
元尼さんだった気がする・・・

アーシュラと知って周りの反応が変わると思ったんだけど、
牢名主どころか黄色い少女がよく知っているようですね。
金色の少女が『ブルーナ・ベスビオ、こないだ14になって、2週間目』って、
これからの展開を想像すると萌えますね。
金色の少女の自己紹介も期待物ですね。
7あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/20(金) 20:18:04 ID:4lwyAxxh
牢名主は、
「ブールナとやら、14になるのが早すぎた。13だったら、子ども扱いで船に乗せられて、あったかい南洋に島流しで奴隷奉公するだけで済んだのにねえ。贋金使いは広場に引きずりだされて、みんなの見ている前で右手をチョンぎられるんだよ。」
ブルナは「ひえ」といって右手を腰の後ろに廻した。牢名主は、それには構わず、「さあ、つぎは?」
8あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/20(金) 20:21:50 ID:4lwyAxxh
「じゅ、十四です。な、名前は、リリア・リベル、わたしは無実です」
牢名主は、面倒くさそうに、
「そうか、まー、なんでもいいわ。ここに来るからには、重罪の嫌疑がかかっているんだろう?どんな事にまきこまれたんだい?」
同情心のありそうな言葉に誘われて、リリアは両手を握り、祈るようなしぐさをした。
9あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/20(金) 21:09:26 ID:4lwyAxxh
「校長先生が毒で死んじゃったんです。お昼御飯たべて、お昼寝して、それきり起きてこなくて。
それが、みな私が悪いのだと、検事さんに云われて、そんなことはありません」
両腿を揃えて、ひざまずき、訴える姿はゆりの花が風になびいているようで、
女囚たちの目には、新しい慰みものができた喜びの灯がともった。
「ま〜、毒殺罪だね、それも謀殺の。これは極刑だねー。磔刑(はりつけ)だね〜」
牢名主は、なかなか刑法に詳しいらしく、舌なめずりしながら、
10あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/20(金) 21:13:13 ID:4lwyAxxh
「素っ裸で木馬に跨ってガラガラ町じゅう引廻されて、
仕置場で晒し者にされて、拷問台の上で真っ赤な烙印おされて、
磔柱に釘付けになって、雨が降ろうと、風が吹こうと、
お天道様に照付けられてすぐに日干しになるが、
その前にたっぷり見物衆に恥ずかしい姿を眺めてもらうんだね。
日没まで運よく生きてりゃ、終身徒刑で強制重労働、
懸命にお勤めすれば流刑に減刑、被害者に賠償金払うため女郎奉公、
その可愛い顔付きに、ほっそりした腰なら、すぐに人気者よ。
やっと年季が明けたと思えや、頭も身体もズタズタって寸法さ、
あっはっはっはっはっは」
11あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/20(金) 21:22:09 ID:4lwyAxxh
旧スレ953>再犯者から尻の焼き印の囚人番号を見せられて、
押されるんだよ、と知り、青ざめる所も

これもよいですねえ。あっちの監獄映画に、鳥の籠の狭いのに裸で
入れられて、天井から吊るしてあるのが出てきますが、
あれはきっと垂れ流しで、放置してあるんでしょうね。
12Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/20(金) 22:10:27 ID:8QaKLhhG
あ氏、いつも小説投稿ご苦労様です。
残酷って好きになれないのですよ。
牢名主の脅しならいいんだけど・・・
「シンドラーのリスト」の収容所のシーンで言う台詞があります。
『見ろ、この幼い手を、この小さい手で細いホーローのパイプの中を磨き上げるんだ』
『他に良い方法があったら教えてくれ』とシンドラーが言った後に、
自分の収容所に女囚達を取り戻していくわけです。
こんな感じで。
ブルーナ・ベスビオは、贋金使いと言う罪を犯した、
自らの欲望の為ではなく沢山の妹弟を養うために犯した罪だ、
この手は、一生獄の中で暮らして労役で勤めたて、
面会の時に愛する兄弟を抱きしめてやるために必要だと思うが、
愛情有る手で犯した罪だ、悪いことは悪い、
一生を獄の中で罪を償いさせるのが、兄弟達にもいいのでは無いか?
愛する者をこの愛する手で抱きしめたいと言う事ができないのは、
神がお許しになるだろうかと言う具合に弁護して回避してもらえるといいなあ。

リリア・リベルは、司法取引で終身徒刑に減刑って感じがいいなあっておもうんだけど。
13Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/20(金) 22:51:12 ID:8QaKLhhG
>>11
> 旧スレ953>再犯者から尻の焼き印の囚人番号を見せられて、
>押されるんだよ、と知り、青ざめる所も
焼き印を押される事が気になって、押された後は、
もう普通の女の子じゃ無いんだ番号のある女の子なんだって、
落差が哀愁があっていいなあって感じですね。

>これもよいですねえ。あっちの監獄映画に、鳥の籠の狭いのに裸で
>入れられて、天井から吊るしてあるのが出てきますが、
>あれはきっと垂れ流しで、放置してあるんでしょうね。
確か『三銃士』で出てきますよね?
尻が拭けないので下痢気味なら肛門が荒れてますね、
下痢だと便のアルカリ性の度合いが高まるらしいからです。

この国ってどうも王政の様な気がするんだけど、どうなんでしょう?
民主革命運動なんか起きて、あのフランス革命のような感じになるのもいいかも?
14あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/21(土) 01:52:28 ID:7LdrUazd
12>ご心配なく。 あれは牢名主の趣味で脅かしているので、法典にはあるけれど、
実際は既に実施されなくなっています。この牢名主は、子供をからかう悪い癖があるのですね。


15Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/21(土) 23:26:44 ID:knJiUy2W
>>14
> 12>ご心配なく。 あれは牢名主の趣味で脅かしているので、法典にはあるけれど、
>実際は既に実施されなくなっています。この牢名主は、子供をからかう悪い癖があるのですね。
ほ〜っ、(^^;)
一安心♪

まあ、実際、アフリカ内戦で政府軍兵士に、
両手をバッサリ切り落とされた少女の写真を見てしまってから、
こういうの凄く苦手なんですね。
しかも、事故で片手無くした人を知っているものでなおさら・・・

ふぅっ・・・
16あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 15:35:29 ID:YnxBBC7j
唇をわなわなと震わせたリリア(薄い黄色い髪)は、
「あ、うう」と、かぼそく唸って、石床に横座りになると、
目の焦点が定まらなくなった。
二番役と配下が、ブルナ(金茶色の髪)も手伝って、数人かかりで無理やり腕を取り、
新参が決まって座る一番寒い鉄格子きわに引きずって行った。
17あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 15:51:52 ID:YnxBBC7j
二番役はニヤニヤ笑いながら、
「牢名主様の話を真に受けちゃいけないよ。いひひひ、すっかり青くなっちゃって、
ほんの15年前に新しい大侯爵様になってから、肉刑なんか廃止になったんだよ」
それを聞いて、ブルナが自分の手をなでながら、
「ああ、安心した。あたし、本業は掏摸(すり)なので、手がないと困るのよ」
ニ番役は、「ええっ? じゃあ、盗品横丁のジルベル親分の配下なのかい?」
ブルナは、かぶりをふって、
「いえ、あたしんちは、汽車のほうです」
首をかしげるしぐさをした。本当ならば金茶色の豊かな髪が揺れるところなのだが、
手をやると丸坊主になった頼りない頭の地肌だったので、ブルナは急にうつむいて、
持ち前の陽気さが消し飛んでしまった。
18あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 15:56:10 ID:YnxBBC7j
さて牢名主は、アーシュラに向かうと急に愛嬌を出して、
「アーシュラさん、ここは35歳未満の重罪ばかり集めた監房だけど、
その悪党の巣で、あなたは飛びぬけて格が違うから、
あなたが牢名主をなさってくださいな。」
牢名主の視線が執拗にアーシュラの身体中にまとわりついた。
一昼夜に及んだ拷問の後では、ひたすら眠りたかった。
「名主様、わたくしは牢内のしきたりには、
うといのですから、とうてい勤まりませぬ」
アーシュラの答を予期していた牢名主は、機嫌よく、
「そうかい。では、お気にいらないだろうけど、あたしの客分として、
そばに良い場所をとるから、なにかと助けてくださいね」
やさしい言葉遣いになって、アーシュラの胸や太腿に視線を這わせ
ながら、にんまり笑いかけるのだった。
19あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 16:04:12 ID:YnxBBC7j
リリア(黄色い髪)は、アーシュラが牢名主の隣でマットを重ねた上に
客座をとって、何やら談笑しているのを、眺めていた。
こちらは鉄格子きわの寒い場所に押しやられて、身を縮めているのだった。
隣のブルア(金茶色)が、ささやいた。
「あのね、ごはん、いつだろう」
リリアは、ブルアのしっかりした熱い腰が、自分のほっそりした脇腹に
押し付けられていて、冷えた肌を暖めるのを感じた。
20あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 16:07:37 ID:YnxBBC7j
ブルアの黒目がちの瞳は、夢見るような優しい光に満たされていた。
リリアは、この子は、どういう暮らしをしていたんだろう、と思った。
リリアにとって食事は望むと望まないとに関わらず器械のように
寄宿学校の食堂で供されるものだった。伝統ある寄宿女学校で、
宮廷女官をしていたという校長以下、神様に感謝しつつ
生徒も住込み教師もみな黙って食べ、リリアたちが食べ残した皿は、
年寄りの女中がさげて、新たな冷たい料理の皿がでてくるのだったが、
最後のデザートになると、その気詰まりな儀式がやっと終了するので、
リリアは安堵の溜息をついたものだった。
21あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 16:16:33 ID:YnxBBC7j
14歳以上の生徒は、もう大人扱いで食後の珈琲を校長や教頭、教師
と一緒に休憩室でのむことになっていて、堅苦しい会話や天気の話、
菜園の野菜の出来具合、宮廷の噂、受勲にまつわるゴシップなどに
加わるのが苦痛だった。

22あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 16:22:13 ID:YnxBBC7j
右隣に足を投げ出して座っている女囚が、リリアの太腿をなでた。
「あんた、色が白いねえ。毎日風呂に入って香水ふって、
寝るときは絹の寝巻きに羽布団だろ?お嬢様はいいねえ。
朝昼晩フルコースの食事だろ?お出かけにあ、小間使い連れて、
自家用馬車で、ピカピカのエナメル靴に、あああ、
一生に一度でいいから、そういう目にあってみたいよ」
その女囚は、ガサガサした手でリリアの太腿を揉んだ。
23あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 16:28:56 ID:YnxBBC7j
ブルアは、自慢の金茶色の豊かな髪がないので、しょげていたが、
今はすっかり機嫌がなおっていて、時計もないのに、断言した。
「そろそろ、ごはんの時間♪」
ブルアの腹時計は正確で、通路の向うから手押車がガチャガチャと
やってくるのが聴こえた。ブルアは、リリアを突つくと、
「うふふ〜、おかずは何かしら」
ひどく気楽な顔付で、紅い舌を出し、すばやく唇をなめた。
顔を子供じみて見せている小さめの鼻がうごめいて、
すこし頭をかしげていたが、湯気をたてる肉やバターどころか、
なんの匂いもしなかったらしく、
「あらら、今日は、おかずない、みたい」
そういって、にわかに下を向いてしまった。
リリアは、眉をしかめて、この人たち、なんだろうと、考えた。
24あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 17:05:43 ID:YnxBBC7j
食事は、ふたつの平たい罐に入れてあり、雑役夫が監房の鉄格子の下にある掃出口から押込むと、食事番の女囚がさっそく、大きな錫のコップに汁を注ぎ、レンガ半分くらいの大きさの黒いパンを配った。
堅くひからびたパンで、金椀に入れた塩汁につけて、柔らかくしてからでないと、歯がたたなかった。ブルナの汁には何も浮いていない。しかし牢名主や役目のある主だった古参者の椀には、具が山盛りになっていた。
25あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 17:09:16 ID:YnxBBC7j
隣のリリアの椀にも、その隣のしょっちゅう手をリリアの太腿にあてて
いる、いやらしい女囚の椀にもなにも入ってない。
ブルーナは、これでは、掏摸(すり)の親分のところ
の野菜屑スープの方がマシだった、と思い、しょげかえってパンを全部
たべ、ベソをかきながら塩汁を一滴残さず飲んでしまい、
リリアが汁コップとパンをかかえて、茫然としているのを覗き込んで、
「それ、たべないの?」
ときいた。
26あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/22(日) 17:12:02 ID:YnxBBC7j
リリアは囚衣で胸を締め付けられて、下着の皮紐が下腹に食い込んで、
石床にお尻が冷えて、薄暗い牢屋の異様な女囚の世界に放り込まれて、
何も考えられなくなっていた。黙って汁コップとパンをブルアに
差し出すと、それはあっという間に食べられてしまい、
「食べないと、もたないよ。ほら元気だして、もぐもぐ」
ブルアが口いっぱいにパンをほおばったまま、喋っているのが、
うとましく、思わず顔を膝の間に埋めて、声もなく泣いた。
まだ身体に馴染まぬ囚衣の革が擦れ合ってキウキューと悲しく鳴った。
27Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/22(日) 18:21:57 ID:lsz0+DpQ
あ氏、いつも小説、ありがとうございます♪
ブルナの仕草って可愛いと思う♪
本業は掏摸なんですか、貧しい者の生業としては普通ですけど、
他にもやってそうですね。
例えば、わざと放火して、人を集めてから金目の物を集団で盗み出すなど、
ありそうですね。
二人の少女の中で間接的に知っている人が居たという安心感があるんだと思う。
だから本来の性格が戻って、
> 今はすっかり機嫌がなおっていて、時計もないのに、断言した。
>「そろそろ、ごはんの時間♪」
いるんだと思う。

リリアって、普段からこういう人達と接した事がないから、
>リリアは、眉をしかめて、この人たち、なんだろうと、考えた。
こういう行動をしていると思う、
もの凄く不安を感じていると思うんですね。

アーシュラは、ここでもどうどうとしている。
なんていうんだろうか、とても強いと言う強さを感じますね。

そろそろお腹が満足したら尻の焼き印に気づくんじゃないかな?
ブルナの方が掏摸の仲間の尻にあったのを見ているだろうから、
自分の尻に番号が付けられるのを諦めると思うけど、
リリアは、ぶっ飛びそうですね。
28あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/23(月) 00:34:22 ID:Ha+9Zw+l
27>本業は掏摸なんですか、貧しい者の生業としては普通ですけど、
他にもやってそうですね

なるほど火事場泥棒ですね。あとは置引、無銭飲食、にせ乞食(わざと汚い
格好をして哀れをさそう)、にせ怪我人(助けてくれた親切な紳士から財布を
抜き取る)、介抱泥棒(酔払を介抱するフリして、やはり財布をもらう)、
などというところから始めて、段々高等の掏摸になっていくのでしょうか。
ブルアは夜行列車に乗って、寝台車の睡眠中の客や、洗面中の客の財布を
狙って抜取りをしていたという想定です。
29Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/23(月) 02:13:00 ID:YyT6hAFR
>>28
あ氏、無理に危機回避していただいて、どうもありがとうございます。
ブルナはスリで生計を立てているのなら、偽金を作る意味が無いのですよ。
そこまでして罪を犯していると言うことは、
このスリの仕事は、親分の与えた仕事ですよね?
こうなるとこの仕事の利益は親分の手下の監視役ですか、
その者に一度預けてから、分け前を与えられると思うんです。
だから、危険を冒している割には利益が少ない。
それなら、他にも罪を犯していると考えられる事がありそうと判断したのです。
ブルナは、他の犯罪もあるから当然、服役期間が凄く長くなる。
だから、取り調べでそうとう粘ってたのだと思う。
それに偽金作りのやり方は、仲間のやっているのを、
教えてもらったか?見よう見まねで作ったのでスリ団の、
許可も無しに勝手に行った事なら、
裏切り者とされていてもおかしくないなあと思う。

>ブルアは夜行列車に乗って、寝台車の睡眠中の客や、洗面中の客の財布を
>狙って抜取りをしていたという想定です。
いわゆるカゴ抜けと言われる物だと思います。
これ、ブルナの明るい性格だと被害者が、ばれても、
まさかこの女の子がスリだと思わないだろうと思うんです。
この手のスリって3人一組ぐらいで行うはずなので、
ブルナは、スリ課の警戒に引っかかったとも思えます。

スリの仲間で出所した仲間の尻の囚人番号の焼き印を見ていると思うから、
自分の尻に番号が付けられるのを諦めていると思うんですよね。
30Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/23(月) 02:14:27 ID:YyT6hAFR
リリアは、今の年齢なら、可愛そうと同情されていくだろうけど、
収監先では、嫉妬と妬みをモロに買うと思います。
服役生活よりも尻に付いた番号を気にすると思うんです。
だって、ブルナと違って普通の女の子のお尻に番号なんてないから、
他の女の子のお尻を見て、あたしのお尻にもあれがあるなんて嫌と、
思って、鎖に繋がれているより辛いって感じると思う。
押されるときに相当、ヒステリー起こして暴れると思う、
鎖にならマシだけど番号のある女の子は嫌だと感じる、
だって、鎖なら外せるけど焼き印は一生残るからですね。
女の子としての意識はリリアの方が上だと感じる。
31あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/23(月) 20:51:47 ID:uYwxuglt
29>
そうですね。掏摸の修業中で、親分や先輩にうまく使われているわけです。
けれど、あまり頻繁に出没しているとパクられるので、ピンハネもあるしで、
わりと貧乏なんです。それで親分の命令で、贋金使いも仰せつかって、
慣れないためんか、はたまた贋金の出来が悪かったのか、あるいは前々から
その陽気な性格からサツに目をつけられていたのか、あえなく御用となって、
贋金の出もとなど白状せいと厳しく詮議された様子。
リリア嬢は無実だなどと云っていますが、あやしいですね。この子が一番
ワルイかもしれません。
32あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/23(月) 22:41:57 ID:uYwxuglt
ブルアが隣の女囚に何か訊いていたが、二人で奥の方に出かけて、暫くしてから帰ってきた。
「あー、すっきりした。リリア、トイレいってきなさいよ。あなた、長い間してないよ」
リリアは、余計なお世話と思ったが、実はもう尿意の限界にきていて、率直にブルアのすすめに従うことにした。リリアの太腿をなでていた隣の女囚が、嬉しそうに、
「じゃあ、一緒にいったげよ」
33あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/23(月) 22:42:48 ID:uYwxuglt
案内されて、監房の奥の隅にあるトイレまで行った。しかし、そこには大きなホーローびきのバケツが10個ほど置いてあるだけで、その他には何もなかった。つまらなそうな顔をした女囚が2人いて、
「汚すんじゃないよ。フタを取って、バケツに座って早く済ましな」
監房内の女囚たちが、こちらを向いて見物していた。リリアは腰に張付いた革パンツを、やっとの思いでずらし、長い間かかって下着の尾錠を外して、バケツにまたがった。
34名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:48:36 ID:uYwxuglt
案外に平気な気持ちで尿を出したが、その気丈さも、
勢いよくバケツに噴出されるシャーという音が余りにも大きかったので
無残に打ち砕かれて、同房者の視線を一身に集めている恥ずかしさに、
顔が火照った。早く終わらせてしまおう、と思ったが、意に反して
膀胱を空にするには案外に長い時間がかかった。
「ううう」
思わず溜息がもれ、やっとものが云えるようになると、周囲を見回し、
「あ、あのー、紙は」
詰めの番(トイレ番)の女囚は、「ないよ」と答え、
35名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:51:56 ID:uYwxuglt
「支給は1日に3枚と決まってるのよ。いちいち、お姫さまみたいに拭いてんじゃないよ。わかった?」
「で、でも」
「あ〜、しょうがないねー。じゃ、この反古(ほご)の紙切れ1枚やる
から、これで1日もたせるんだ。使った分は破いてバケツにお捨て。
あまり破くとあとが無くなるよ。」
ゴワゴワした新聞紙の端切れをくれた。
「それ、ちゃんと、フタをしめるんだ。
昼間に3回以上すると、きついお仕置きだよ」
そこでリリアは、なるべく我慢するようにしたが、
腹の奧が痛くなっても、それから更に長時間を耐えることができたので
自分の身体の柔軟さが意外だった。
36Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/23(月) 23:11:01 ID:rySsHUam
>>31
掏摸の修業中なんですか、子供を使った手口の集団ですよね。
組織に属していると捕まってから兄弟などの面倒と裁判の費用など、
援助されるとかあるのかなと思っていたのですよ。
でなけれな組織にピンハネされても仕方ないと思うし。
スリって縄張りがあるはずなので、
仕方なくそこに所属したとも思えますね。
でも、火事場泥棒、その他は、やっていると思うな〜♪
あの陽気な性格で火事だ〜と叫べば誰だって信用するでしょうから。
サツに目をつけられていたは、多分、目立つからだと思う、
カゴ抜けでドジを踏んだ上に、偽金を所持してたのを誰かに渡していたのかも?
本当は、ブルナは寂しがり屋だと思う、
悪じゃないんだけどこう悪事を重ねていないと安心できない気持があるんじゃないかな?
一緒に行動している仲間という環境が欲しいからですけど。

37Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/23(月) 23:11:22 ID:rySsHUam
>リリア嬢は無実だなどと云っていますが、あやしいですね。
>この子が一番ワルイかもしれません。
そうなんです、変な所があるなあって思ってるんですよね。
伝統ある寄宿女学校で宮廷女官をしていたという校長先生が毒殺ですよね、
毒殺は女性の犯行の特徴なんですが体力差を考えると手っ取り早いんです。
だから、被害者に一番近い立場がリリアなんじゃないかなと?
でもこれだと動機がなんでしょうと考えてしまうんだけど。
『校長先生が居なくなればこんな学校、消えて無くなっちゃうかも』ですね、
周りに馴染めずに一人で居る事に孤立感と目立ちたいと言う気持が、
こういう動機になると思うんです。

だとしたら、かなり精神的に幼い印象があると思う。
食後に昼寝して死亡なので、睡眠薬を食事で与えてから、
毒物を注射したとも考えられますね。
抵抗されない為の知恵ですけど・・・ますます女性的だな。
リリスなら、まず抵抗されないと考えるならそうするでしょう。
自分は、捕まっても自分が犯人じゃないと訴えれば、
こんな可愛い女の子が犯人だと思わないだろうと思っているんじゃないかな?
毒の入手経路でそれを売った店と注射器が発見されれば証拠がでますよね。
多分、リリアの自作自演の主犯だと思う。
38Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/23(月) 23:23:39 ID:rySsHUam
あ氏、いつも小説をありがとうございます。

トイレが凄いですね♪
>「あ、あのー、紙は」
>詰めの番(トイレ番)の女囚は、「ないよ」と答え、
> 昼間に3回以上すると、きついお仕置きだよ」

この生活って、未決囚でこれなんだから、
長期の服役だとそうとう厳しいなと思う。
下痢したら、そうとうやっかいだなあと思うし、
この様子だと生理のときの処理も厳しいだろうなあと思う。

楽しめましたね、サンクスです。
39:2005/05/25(水) 20:24:45 ID:GqhT8KOU
女看守が2人組でやってきて監房の鉄格子の前に立つと、手帳を持った方が甲高い声で、
「点呼!」と叫んだ。あちこちの廊下で、
「点呼」「てんこお」「てんこーお」「てーんーこーおおー」
と別々に女看守どもの声があがり、牢名主以下、全員が房内に立ち並んで、
女看守が呼び上げる囚人番号に応答した。
「21号!」「21号、ここにございます」女囚の一人が片手を挙げて、
一歩前に進み出た。女看守は、その顔や身体をジロジロ見ると、
剥き出しになった太腿の付根に印してある逆三角形の記号と、
21という算用数字を確認した。
40:2005/05/25(水) 20:28:24 ID:GqhT8KOU
「よし!」
女囚はもとの位置に戻り、看守はまた叫ぶ。
「25号!」点呼作業は続いた。
太腿に記号番号の無いアーシュラ、ブルナ、リリアは、脇に集められ、
「35号、54号、76号はそのまま」と言い渡された。
女看守は収監者どもをグルリと眺め回すと、「点呼、終わり、解散!」
と叫んだ。皆ドヨドヨと元の居場所にもどるのを待ちかねて、女看守は
「35号! 出房!」叫びながら、制服の裾のスリットをめくり、
腰の革帯(ベルト)から捕縄の束を外した。
41:2005/05/25(水) 20:33:27 ID:GqhT8KOU
もう一人の女看守が鍵をガチャガチャと鳴らして、格子の扉を開け、
既に控えていた角役の女囚がブルナの背を押した。引出されたブルナは
大きく目を見張っていたが、やがて何か合点がいった様子で、大人しく
早縄をかけられた。これまでの襷掛(たすきか)けとは違い、胸の膨ら
みの上下に厳しく縄筋が喰い込み、後ろ手に重ねた両手は首に掛けられ
た縄に連結されて、暴れると首が絞まる仕組みになっていた。両足首を
縛られ、両膝も縛られると、その場に突き倒すようにして正座させられ
、足首の縄尻は腰縄にきつく連結されて、身動きがとれなくなった。
下半身が固定されて立ち上がることができず、脚を動かすことすらでき
なくなった。
42あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/25(水) 21:23:20 ID:GqhT8KOU
いつの間に現れたのか、道具箱を提げたフチなし眼鏡の女技工がいきなり
ブルアの太腿の付け根に沿って型紙を押し付け、細い柔らかい鉛筆で35と
いう数字を念入りに書き込み、その下に逆三角形を描いた。鉛筆の尖った先が
ブルアの腿の皮膚を意地悪く刺した。看守は二人かかりで慎重に手帳と照合し
「よし、35号、当人に間違いありません。」
技工はひどい近眼らしく顔をブルアの太腿に近づけ、硬い画筆で鉛筆の下書
どおりに数字をなぞり、幾度も墨を塗り重ねた。恐ろしい揮発性の墨油の匂に
さすがのブルアも胸が悪くなったが、技工の吐く息が太腿に熱く降りかかる
ので、くすぐったくもあり、グリグリと皮膚に染み透っていく硬い筆が痛くも
ありで、泣き笑いの顔付になっていた。看守の声がした。
「収監番号及び未決記号確認。よし。」
もう一人の看守の声も聞こえた。
「収監番号、未決記号、確認。よろしい」
43:2005/05/25(水) 22:15:09 ID:GqhT8KOU
ブルアは手早く縄から解放され、四つんばいで早々に監房に戻った。
自分の太腿を見ると、黒い35という数字が浸透性の捺染墨で、皮膚に
染め付けられていて、その下に、まがまがしく逆三角形の未決収監者を
示す記号が印されていた。他の二人も同様にして、太腿に番号と印を入
れられたが、リリアは先にブルナが済ませたのを見ていたので、かろう
じて平静を保つことができた。大蜘蛛に抱きしめられたような縄目の
もとで、つけられた恥辱の印。リリアは、自分がもう本当の囚人に
なってしまったかのような錯覚に陥った。ブルアでさえ自分の太腿の
染付けを熱心に眺めて、幾度も溜息をついた。
リリアは指で数字を強くこすったが、速乾性の油墨はもう、
どうしてもかすれることさえなく、掌で何度もこすっても鮮明に非情な
数字を白薔薇色の太腿に浮上がらせていた。
44:2005/05/25(水) 22:16:19 ID:GqhT8KOU
女看守が訓戒した。
「今いれた記号と番号は、識別のために使用する。
身分証明書の代わりだ。それを見せれば、汽車でも何でもタダで乗せて
くれる。短かすぎる革パンツを穿くのは、そのためだ。」
監房の中から抑えた笑いが洩れた。ここで笑わないと、
せっかくのユーモアを示した看守に失礼になるからだ。
女看守は、満足して続けた。
45:2005/05/25(水) 22:19:29 ID:GqhT8KOU
「予審判事殿も先ずその淫乱そうな太腿を見て、本人かどうか確認する」
また儀礼的な笑いが起こり、リリアの胸はあまりの屈辱に動悸を打った。
ブルアに同意を求めようと視線を送ると、彼女も笑いを抑えた顔つきを
していて、看守の下品なユーモアに同調しているのだった。
看守の声が続いた。
「特別に調合した染付け油だから、いったん入れると、半年間は、
湯水でこすっても取れない。官給の公印であるから、変形、毀損は
許されない。わかったね」
看守が引き上げてしまうと、リリアはもとの居場所に戻ったが、
隣の女囚が早速、太腿に手を伸ばしてきた。
46:2005/05/25(水) 22:23:49 ID:GqhT8KOU
「えへへ、嬢ちゃん、あたいはもっと格好良い番号もってるんだよ。
見せたげようか」
革パンツを手早く下ろすと、大きな尻を見せた。
そこには6桁もあろうかと思われる長たらしい数字が深く皮膚をえぐって
刻印されていて、その下にぶっちがいの×と逆三角形を重ねあわせた印
があった。
「どうだい、あんたにも見せてあげよう」
女囚はブルナにも尻を向けた。ブルナは、眉を寄せて、
「これって、もしかしたら、烙印?」
「そうよ、徒刑場の終身徒刑女囚のね」
「えー、肉がへこんでるよ」
「数字や記号の線が当たったところは、みな肉が焼け焦げて、
もう盛り上がってこないんだ」
「うあー、ひどい」
「あんたがたも、そうなるよ」
それを聴いて、リリアは悪い冗談だと思った。牢名主にホラに脅かされ
た時から、もう騙されて笑いものにされるものですか、
と決心していたので。
47あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/25(水) 22:33:24 ID:GqhT8KOU
37>美女と毒薬ですね。
途中で居眠りしてしまい、他のスレに書込んでしまいました。(汗)
リリアには大きな弱点があります。それは無意識のスノビスムと云いましょうか、
世間体や外観を大いに気にするところです。こういう子には監獄はつらいと思います。
48あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/25(水) 22:41:47 ID:GqhT8KOU
訂正 46 「牢名主にホラに脅かされ」→「牢名主のホラに脅かされ」
49Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/26(木) 01:37:48 ID:RCSCfJkD
>>47
あ氏、いつも小説、ありがとうございます♪
眠いときは仕方がないです。
途中で爆睡してしまった経験がありますから。
美女と毒薬ですか、美しい物には棘があると言う言葉を思い出します。
棘と牙って何か似ていると思う。

>世間体や外観を大いに気にするところです。こういう子には監獄はつらいと思います。
確かに弱点になりますね。
>>21での状況を考えるとやはり、学校なんて無くなっちゃえなんでしょうね。
リリアって学校に友人がいるのかな?
孤立して、誰にも心を開いていないと思う、刑をブールナと励まし合う事で、
変わっていくかもしれないんだけど、どうなんでしょう?
そこが興味の有る所なんですけどね♪

尻の焼き印を見せた女囚って歳はいくつなんでしょう?
しかし、ちと疑問が?
> 「そうよ、徒刑場の終身徒刑女囚のね」
ここ未決囚じゃなかったかと?
う〜ん、脱走したんだろうな。
50あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/27(金) 03:32:10 ID:3OEwu0br
49>累犯というわけです・
51名無しさん@ピンキ−:2005/05/27(金) 18:36:08 ID:d7EldqJC
>>13
天下統一(1860)〜ムッソリーニ副王敗北(1943)のイタリアが舞台。
残忍で悪名高い刑罰で有名だった、シチリアサルディニア王国国王が
天下人になったもんだから当時から暗黒時代の到来といわれたもんだよ。

これで現代の子孫達は先祖が、こんな状態を放置プレイして楽しんでいたから
因果応報で=1944年の共和制革命で国外追放→原則として現代のイタリア共和国へは
帰国を認められていないんだな、これが。
52あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/27(金) 23:52:28 ID:djJsKoRH
>51
なかなか鋭いですね。
53Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/28(土) 00:04:40 ID:SEHNbQeG
>>51
そう言えば、昔、イタリアに帰国したいと子孫が訴えていたニュースが、
有った気がするけどそれかな?

イタリア史は詳しくないのだけど、
そうなんですか。
54あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/28(土) 00:54:06 ID:4aRp29G6
いつの間にやってきたのか、二番役がニヤニヤ笑いながら片膝ついて、話に割込んできた。
「御嬢ちゃんがた、烙印はね、終身流刑になると、捺してもらえるんだよ。
流刑監獄を仮釈放になると、奴隷身分に売り飛ばされて、奴隷番号をもらって、
それを右尻に烙印してもらうんだ。ひひひ」
ブルナを指差し、
「そいからね、重罪の恥辱付加刑てのもあるね。刑贋金使いは手をちょん切る代わりに、焼印を押すんだ」
ブルナは、身体をビクンと震わせ、
「ど、どこに? おすの?」早速、質問した。
「ひひひ、胸のとこ」
「ええー」
「その乳首のちょうど上だね」二番役はブルナの胸を突いた。
「わ、わ〜」ブルナは両手で胸を押さえると、唇をへの字にして、目を真ん中に寄せた。
55あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/28(土) 00:54:57 ID:4aRp29G6
二番役は、今度はリリアに顔を向けると、
「人殺しはもちろん、肩だよ。いひひひ」
リリアは思わず自分の両肩を抱いた。二番役は用事を忘れなかった。
「さて、牢名主さまの思し召しだ。就寝になったら、寝床まで来いってさ」
リリアは、その意味が呑み込めなかった。
「おまえ、おぼこなのかい?」
「え?」
ブルナが横から助け舟をだした。
「男と寝たことあるのかい、って聞いてるよ」
リリアは、ブルナの丸い顔に、(あなたは、どうなの?)と目で質問した。
ブルナは、平気で、しきりに自分の胸の烙印が入るべき箇所を指で突ついている。
「どうなんだい?」二番役が催促した。
「はい、男の人とは、まだ・・・」
二番役「そうかい、それは、牢名主様、ことのほか、お喜びだろうて、いひひ」
とこうするうちに、仮就寝となった。リリアは堅い革パンツの短すぎる裾が
内股に喰い込んでくるのを持て余しながら、これから我が身に加えられるものが、
どうしても具体的に分らず、隣の尻の烙印を見せた女囚が喋っているのを
うわのそらで聞いていた。
「で、さ、あたいは流刑地での年季が明けたので、10年振りに舞戻ってきたら、
女郎屋以外に雇ってくれるところはなし、また泥棒組合に入れてもらったんだが、
ほっぽど流刑地で身体がなまったんだね、あえなく御用となって、このざまさ」

56Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/28(土) 22:29:15 ID:ZcA1+Df6
あ氏、いつも小説投稿ありがとうございます。
ブルナじゃなくて、ブルーナだと思うんですが・・・
通称になったのかな・・・汗(^^;)
自分も笑って居られないです・・・(T_T)

焼き印は、右尻だけなんですか、左右にあったらいいなあと思う、
ブルーナの表情って良く書き表していると思いますよ、
凄く気に入りました♪
焼き印を見せた相手は、いくつなんだろう?
気になりますね・・・ブルーナが、あんまり対応に、
違和感を感じていない所をみると20代かなと?
もっと年上なら気を遣うと思うんです。

リリアは、この年齢差を肌で感じている感じですね、
場にも溶け込めないし、ブルーナに頼り始めているし、
この二人の仲が面白くなりますね。
> ブルナは、平気で、しきりに自分の胸の烙印が入るべき箇所を指で突ついている。
これ、現実感が沸かないんでしょう、
たぶん、焼き印を押された、女囚に聞きたいことが一杯あると思う。
57あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 00:19:49 ID:37RhKcWx
ブルナ「どーゆーことして、島流しになってたの?」
烙印の女囚「ごーとー・しょーがい」
ブルナ「へえええ、それで10年?」
烙印の女囚「そー。14の歳にね、ちょうど、あんたくらいでさ」
ブルナ「じゃあ、今いくつ?」
烙印の女囚「14たす10は?」
ブルナ「えーとー、えーと」
その時、鐘の音が、ぐわら〜ん、ぐわら〜ん、と物悲しげに鳴り、
「仮就寝!」と二番約が突然わめいた。「さー、ねたねた」
すると、壁際に脚を揃えて座っていた女囚どもは、そのまま身体を
ずらして石床に長くなり、手枕をして横になってしまった。
役付の連中はマットの上で毛布を掛け枕を抱いて、
あくびをしたり、伸びをしたりした。ニ番役はリリアとブルナの尻を
押して、牢名主の10枚重ねのマットの下まで連れて行った。
「おや、きたのかい。そっちの別嬪は、アーシュラさんのお相手をしな。
こっちのポチャポチャ娘は、あたしが可愛がってあげよう。」
牢名主は不気味な事を言い放つと、ブルナの腕をつかまえ、マットの上に
引き上げた。リリアもアーシュラのマットの上に、よじ登ったが、盗賊の
女首領は既に深い眠りに入っていて、リリアがに二番役の指図どおり、
横に寝そべると、夢うつつのていで、微笑しながら、リリアの首に片腕を
まわし、腕枕をつくってくれるのだった。
牢名主の舌が、ブルナの唇を割って侵入してきた。チラと隣のマットを
見ると、リリアはアーシュラと行儀よく並んで、くーくーと寝息を立てていた。
(あっちの方が、よかったなー)と思ったが、すぐに頭が廻らなくなった。
牢名主がヘンな棒状の道具を、どこからか取出したからだ。
58あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 00:32:52 ID:37RhKcWx
牢名主の接吻を受けているうちに、ブルナは眠くなり、再び鐘がなって、
「就寝!」と二番役が寝ぼけ声でわめくと、毛布のないヒラ女囚どもは互いに
抱き合って、暖めあった。お気に入りは役付のマットの上で、毛布を敷いた上
に寝て、さらに2枚重ねの毛布を上に掛けてもらい、ぬくぬくと夜を過ごせた。
その代償に太い棒をねじ込まれたり、相手の腰をもんだりしなければならなかった。
59あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 00:56:02 ID:37RhKcWx
長い夜が明けた。窓のない監房では、鐘の音が時刻を知らせるだけで、
外界に雪が降っているのか、雨が降っているのか、分らなかった。
ブルナは、3時間ほど眠ると、牢名主のマットの上から石床に転がり
落ちて「っぐう」と呻いた自分の声に驚いた。
石床は冷たく冷えて、その上に女囚の白い裸身が、ぎっしりと並び、
ところどころで、からみあって、うごめいていた。
60Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/29(日) 02:04:56 ID:/6Ibg3JF
あ氏、いつも楽しい小説をありがとうございます<(_ _)>
ブルーナは自分のお尻に押される焼き印がどんな物か、
想像して、真っ青みたいですね、萌えます♪
スリ、偽金だけじゃなく強盗署害と聞いて、
慌てたところを見ると、同じ事かそれ以上の事をしてたと思う、
それで10年だから、もっと長いだろうなあ・・・
ブルーナは、スリ仲間の姉貴のような人から、
年の差なんて気にするなって感じで、
20代ぐらいの相手にそういう対応を取られたと思うんです。
つまり、あたしが面倒を見てあげるから、
上手くやりなってかんじですね。
上役の女性はそこを上手くやっているはず。

その反面リリアは、規律が厳しい環境の生活、
例え1つ年の差が有ればかなり神経を使う環境のはず、
ブルーナの事が気になって羨ましさもあるはずですね。
それなら、リリアはブルーナをこの人に頼れば、
ここでの生活もマシになるんじゃないの?
何も解らないより良いと思うって感じだと思う。
61Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/29(日) 02:08:50 ID:/6Ibg3JF
ブルーナは、頭が回ってきたら、この人は何で牢名主なの?
この焼き印の女囚さんより凄いの?焼き印あるの?
聞かないと不安・・・でも知ったら怖い事を言われそう、
誰に聞いたらいいの、お尻、番号が付くんだこの歳で・・・
アーシュラーにお尻に付く番号の事で、
罪の印がお尻に焼き付くだけだ、
犯した罪を勲章だと思えるんなら安い物だがなとか、いうんだろうなあ。

リリアとブルーナはお互いのこれまでの生活が羨ましいと思うんだけど、
リリアって学校生活に相当不満を持っているなら、もっと罪があると思うんです。
何かから逃げたい、そういう気持って自己正当化すると思うし、
放火、盗みなどして隠している事が多そうだち思う?
周りがあんなに楽しそうにしているのに、
自分はつまらない・・・そんな不安定な気持が、
学校なんて、無くなっちゃえばいいのにとか、
相手の困る姿を見て安心感を得たいって言う感じが有ると思う。
リリアとブルーナの犯した罪の差は生活の為と規律の厳しさに馴染めないからと、
自分勝手な差があると思う、ならリリアは、反省もないと思うんですね。
それならいつかこの二人ってガチンコしあうと思うんです、
あんたがここに入るまでが羨ましいという嫉妬ですね。
差が有ればいつかはガチンコするでしよう・・・
62あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 19:02:01 ID:xHPaG8et
リリアには烙印よりつらいことが待っている(予定)です。
ブルナ=ブルーナ ですが、最後から二番目の母音を伸ばすのが正式の発音
(この世界では)ですが(リリアはリリーナ)、下町言葉は縮めてしまうという想定です。
なお「ブルナーチャ」という言い方もありすが、これは「ブルナちゃん」てな
呼びかけですね。なんかロシア語みたいになってきた(笑)。これ皆架空言語
です。
ところで、ブルナは気立てがよいので、一見頼りなげなリリアの面倒をみて
あげようと思っているのですが、リリアはその親切が分らない時があり、
もひとつ二人で燃えないのが、はがゆいですね(作者にとっても)。
63あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 19:23:39 ID:xHPaG8et
起床の鐘が鳴った。なんの工夫も無く、昨夜の就寝と同じ鳴らし方だった。
二番役が「起床! そーれ」と喚くと、女囚どもは揃って、
「おおっ」と叫び、起き上がって、壁にもたれて座った。「名主いたわり」
から解放されて自分の場所に戻ってきたブルナは、空腹だった。
スリの姉貴分と、ひとつの寝台に寝ていた頃は、いろいろな事をされたが、
それに比べると、案外に淡白な一夜だったので、これなら、なんとか
暮らしていけると思った。いやらしいスリの親分も兄貴分もいないし、
女だけの暮らしは気楽なものだと、朝飯を食べながら考えた。
リリアは朝食も口をつけなかったので、貰って、それも食べた。
そのうち、リリアに呼び出しがあって、女看守どもが大袈裟に鎖をつけて
手足と腰に鉄輪をはめ、どこかに連れて行ってしまった。
隣の烙印の女囚に聞いてみた。
「ねー、リリアは何しにいったの?」
烙印女囚「それは烙印長練習所に云ったのさ、えへへへ」
ブルナ「ええ〜、もう押すの?」
烙印女囚「じゅじゅ〜〜」
ブルナ「それ、冗談でしょ?」
烙印女囚「えへへ、そう思う?」
ブルナ「うん、思う」
烙印女囚「なぜ、思う?」
ブルナ「だって、まだ裁判してないじゃない?」
烙印女囚「おお、なんて賢い、足し算はできなかったけど、筋道は通って
いるねー、感心、かんしん、えへへへ、でもさー、あんたの脚ちょと太いよ」
ブルナ「走って逃げるの商売だから、脚は丈夫なの」
リリアは、なかなか戻ってこなかった。
64あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 19:26:34 ID:xHPaG8et
訂正  烙印長練習所に云った→烙印押しに行った
65あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 20:36:35 ID:xHPaG8et
リリアは太い鎖で、手足と腰の鉄輪を繋がれて、踵の極端に高い木靴を
皮紐で足首に縛り付けられ、長い通路を引かれていった。看守が2名で
前後を固め、その他にリリアの首輪から伸びた長い引き綱を手にとって
先導する看守がついた。看守は戯れに引き綱を必要も無いのに強く引き
そのつどリリアは、つんのめりそうになって小走りに歩幅を詰めた。
鉄扉や1メートル前後の間口の鉄格子の部屋が並んでいて、鞭の音が
激しく鳴るのが聴こえ、押し殺した喘ぎが洩れてきた。女看守が怒鳴って
いる監房もあって、鉄格子から丸見えの狭い部屋に、小荷物そっくりに
縄で前進を梱包された裸の女囚が、天井から吊るされて、あまりの苦痛
に身悶えもできずに、ただ「ひい、ひい」と返答していた。
少し広くなった通路の交差する場所にでると、柱がたっていて、鉄の籠
がぶら下がっており、隙間から白い肉体がはみ出て、震えているのだった。
リリアは、てっきり拷問室に連れて行かれるのだと思い、雲を踏むような
足取りで、ある部屋に首を引っ張られて連れ込まれた。
そこは床から「T」の字型の低い棒杭が突き立っており、リリアはその上に
腰掛けるよう命令された。「T」字の横棒をまたいで腰を下ろすと、
股に横棒があたって、思わず中腰に立ち上がろうとした。女看守どもは
素早く両足首の枷をつかんで、横棒の後尾に附いている留輪に
括り付けてしまい、リリアは思わぬ木馬責に、口を開けて喘ぎを洩らした。
不自由な両手で横棒の前の方を握り締め、腕を突っ張って、
股に食い込んでくる棒の圧迫を少しでも減らそうと努力した。
目の前には窓の開いた壁があるだけで、これから何が起こるの全く
分らなかった。看守は帰ってしまい、一人が残って扉をガチャ〜ンと
閉め、部屋の隅にある机に座り、帳面を空けると、ペンを握った。
66あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 20:39:54 ID:xHPaG8et
チンチンとベルが鳴り、前の前の窓に、急にチョビ髭の眼鏡をかけた
中年の紳士が現れた。リリアは動転して、手を横棒から放そうとしたが、
棒は激しく股間に食い入ってきた。男の視線にさらされて、
顔を赤くしながら、横棒を握りなおしたリリアは、半裸の姿で紳士の前
に縛り付けられている他に、何もしようがないのだった。
(こんなの、いや、ああ)
紳士は一向に驚いたふうもなく、事務的に言葉をかけてきた。
「私は弁護士のジラーフォといいます。貴女(あなた)のお父様からのご依頼で
参りました。貴女の嫌疑は毒殺罪です。それについては、ご自宅に帰ってから
詳しく相談しましょう。」
リリアは耳を疑った。
「お、おうちに、帰れるのですか?」
弁護士の声はあくまで事務的で、「帰れます。保釈金を供託する手続中です。」
「いつ?」
「裁判所の決定が下りれば、近いうちに。裁判には、ご自宅から喚問に応じ、
出頭すればよくなります。お父様の信用がものを云いますから、再び収監される
事はないでしょう。有罪の決定が下った時以外は」
「わ、わかりました」
「何か入用の物はありますか」
「今のところありません。すぐに、おうちに帰れるのなら」
「そうですね。明日あたりお父様がご面会にいらっしゃるでしょう」
リリアは、それを聞いて、必死で首を振った。床に引きずった引き綱
が揺れた。
「それは、いらっしゃらなくてよいです。こんな姿を見られるのは
恥ずかしいわ。絶対にこないでって、お伝えください」
「分りました。お伝えしておきます。しかし、来る来ないは、お父様
の御判断ですから、来ないと云う約束はできません」
67あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/29(日) 20:42:47 ID:xHPaG8et
リリアは、身をしぼめ、棒杭の上で空しく両腿を擦り合わせた。
思わず熱い息が洩れ、眉根を寄せて、横棒の食い込みに耐えた。
「では、とりあえず、差し入れに豚の腿肉ハムと菓子を典獄に
預けておきました。たくさんあるから、同房の皆さんにも、
おすすめするよう、にとお父様のご伝言です」
「は、はい」
「では、私は今日はこれにて、失礼します」
女看守は、悉く会話を筆記していたが、弁護士が鄭重な
挨拶をして、引き上げると、早速ベルを押し、他の女看守が
ドヤドヤと入ってきて、リリアの両腕を取った。
「ああっ」
腕の支えを失ったリリアは、股間の横棒が深く食い込んで
電流のような疼きが全身を痺れさせたので、思わず抵抗した。
「静かに、さもないと、このまま木馬に乗せて放置しておくよ」
看守が首の引き綱を拾って、余った端で、リリアのふくらはぎを
ピシリと打った。
「いっ、いたいー」
5分ほど、女看守どもはリリアをいたぶっていたが、やっと棒杭
から解放して、通路に連れ出した。しかし帰りの道をたどらずに、
全く違う方向に押送していくのだった。被服庫の前にくると、
昨日の年配の女看守が待っていて、ニコリともせず、
「さあ、ここで、きれなオベベにお着替えだ。お嬢ちゃん」と云った。
68Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/30(月) 01:08:14 ID:0DBSONaK
あ氏、ご苦労様です、面白くなってきましたね♪
リリアに烙印よりつらいことって、勘当かな?
一生この先に差し入れも面会も無いですからね。
リリアって、何か隠している感じがする。
普通なら、『やっていません、信じてください』って言うはず、
ところが、帰れることに拘っている気がするんです。
『貴女の嫌疑は毒殺罪です』って弁護士に言われても、
それでどうなるのか聞かないことを想像すると、
他に知られたく無いことがあるのかな?
ただ、自分の部屋で安心感を得たいだけなのかな?
そこで、気を取り直して策を講じたいって事もあるだろうな♪
プライドが高いっていう感じがしますね〜♪
>リリアはその親切が分らない時があり、
>もひとつ二人で燃えないのが、はがゆいですね(作者にとっても)。
これ、自己愛型人格障害じゃないかなあ?
そう思うんだけど、あ氏はどう思われます?

>もひとつ二人で燃えないのが、はがゆいですね(作者にとっても)。
「ブルナちゃん」ですか、面白いです。
ブルナって人を疑うことをあまりしないというか、
一線を越えちゃうと面倒を見たがるところがありですよね、
要するにお節介なんです、この人って、
だから、烙印女囚にその辺を見られて、からかいの対象にされていますよね。
烙印女囚はブルナの刑期の長さを解っているから、
一生使える遊び相手に見えるでしょうね。
69Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/30(月) 01:14:03 ID:0DBSONaK

>リリアはその親切が分らない時があり、
>もひとつ二人で燃えないのが、はがゆいですね(作者にとっても)。
これ、自己愛型人格障害じゃないかなあ?
そう思うんだけど、あ氏はどう思われます?


>リリアはその親切が分らない時があり、
リリアは、自己愛型人格障害じゃないかなあ?
そう思うんだけど、あ氏はどう思われます?
70あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/30(月) 22:13:17 ID:uZyVJr7l
68>これ、自己愛型人格障害じゃないかなあ?
なるほどー、自己愛的とはさすがですね。それに、ちょと分裂気質といいますか、
人の気持に鈍感なとこがありますね。お嬢さんに、よくある世間知らずタイプかもしれません。
ブルナを人種も違う土人に見ていたりして。徒刑場や流刑地では、そんな
にお高くとまっていると、とても生きていけないのにね。
ブルナはドストエフスキーにでてくるゴミ溜めの中の聖女タイプなのかも。
それにしては、南欧系なので、あけっぴろげ、というか、なにも考えてない
というか、胃腸が丈夫そうで食欲旺盛で、清い宗教的なイメージが全然
こわれるような娘です(笑)
71あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/30(月) 22:35:06 ID:uZyVJr7l
被服庫では、被服係が濃紺に染めた革衣を掲げて、ニヤニヤ笑っていた。
若いロストラ看守が、あばただらけの頬で、やはりニコニコしていた。
年配の女看守が、不機嫌そうに、「54号、着替えろ」と強く命令した。
途端にロストラ看守の顔から笑みが消え、持ち前のびっくりしたような
真面目な表情になった。
押送の女看守どもが鎖と鉄輪を外すと、リリアは新品同様の濃紺の皮パンツ
を穿き、胴衣をつけた。胴衣は胸の部分が大きくえぐれていて、乳房が
剥きだしになっていた。被服係は自ら皮紐でリリアの露出した乳房を
十文字に引き絞り、乳首がピンと上を向くように形を整えた。
皮パンツには腰紐がついており、腰骨のところで締め上げて、ぴったり
肌に密着させた。膝の下まである綿の半長靴下をはかされたが、
白と紺のダンダラの横縞模様になっていた。皮紐で膝の下を縛って留め
るようになっている。幾本かの革バンドで頭と顔を締め付け、
首輪に固定した。
72あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/30(月) 23:07:02 ID:uZyVJr7l
年配の女看守が注意した。
「この顔と頭の革バンドは、石を投げられたりした時の兜かわりだ。
許可なくして喋ると、口枷をはめるから、気をつける」
被服係が、「嵌められるとね、涎がダラダラ、とめどなく流れて、
みっともない格好になるんだよ。」
年配の看守が、ジロリとにらみつけると、被服係はまたニヤニヤした。
「一等看守どの、今日は脱糞防止栓は?」
「今日は、なしだ。初回で糞尿をわざと洩らすようなら、次回から
装着必須だ。」
被服係はリリアを上から下まで眺めて、
「おや、惜しいねえ、折角のけぞったところを見てみたかったのに」
靴も木製ではなく、なんと磨き上げた鉄の鈍く光るサンダルだったが、
踵が高いのは同じだった。重くて歩くのに努力がいった。
リリアは再び鎖と鉄輪を嵌められて、鉄靴をカツーン、カツーンと
石床に響かせながら、獄舎の出口に連れて行かれ、護送馬車に押し込められた。
外気が冷たく剥き出しの肌を刺し、乳首が固くとがった。いったい、どこへ?
73Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/31(火) 02:06:23 ID:k2hP6Pfv
>>70
あ氏、毎回、楽しませて頂き、ありがとうございます。 
リリアの家庭環境って厳しいなら、本当の事を言うことが怖くて、
嘘を言うことから、『わたしは無実です』って言って居るんだろうな。
>ブルナを人種も違う土人に見ていたりして。
ありえる、マジで・・・
徒刑場や流刑地でトラブルを起こすと思う。
これはストーリー的に面白いネタになりそうですね♪
起承転結に必要なキャラになりますもん。

ブルナが、
>胃腸が丈夫そうで食欲旺盛で、清い宗教的なイメージが全然
>こわれるような娘です(笑)
確かに腹時計も狂いがないです、減資時計ですね。
足し算が苦手なのは教育がまともに受けられていないと思われますね。
そこにこういう明るいキャラですから、
手錠足枷の姿でも、生きているから安心だってどっしりした感じの、
生き方なんだろうなあと思う。
なんか言い方が『相田みつお』みたいだが、笑い。

リリアはこれから、どこへ?いくんでしょう?
ロストラ看守が、ニコニコしていたのが気になりますね。
こういうやっかいな性格の人がニコニコしているのはロクナ事が無いです。
意味も無いのにこういう笑い方をしているのは、
嫉妬している可能性があるそうですが、
なんか、一波乱ありそうですね。
次回も楽しみ♪
74あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/31(火) 20:55:18 ID:ormgNYgD
リリアは護送馬車に揺られているあいだ、鎖が音を立てるので、
いかにも自分が囚人であるかのように思えて嫌だった。
無実の罪人は気高く堂々としていなければならないが、身につけた鎖が
ガチャガチャ鳴ると、身体の芯が震え始め、そのプライドも消し飛んでしまう
のだった。木の堅い冷たい腰掛にしっかり繋がれて立ち上がることはおろか、
脚の位置すらままならず、足首には重い鉄輪が喰い込み、高い木靴に苛まれた
足指が疼いた。
75あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/31(火) 21:12:42 ID:CBBw31Nn
向かいに大男の執達吏助手が座って見張っており、こんな格好で男と
一緒に狭い箱の中で揺られているのが嫌だった。それも束の間、馬車は
裁判所の中庭に停まり、待ち構えていた廷吏どもがリリアを囲んで、
大きな建物に入り、せまい廊下を奥に引き立てていった。ふとしたはずみに
リリアの乳首に荒くれた手が触れることが何度かあった。そのたびに
リリアは息を詰めた。大きな長細い部屋に入り、扉が閉められ、執務机
の向うに黒髭の太った男がいて、顎をしゃくった。
「座んなさい」
リリアは鎖をガチャつかせて机の間に据えられた椅子に座った。
あっと云う間に両足首が椅子の脚に縛り付けられ、大股を開いた格好になった。
リリアは男の前でこういう、ふしだらな腰掛け方をしたことがなかった。
できるだけ脚を閉じようとしたが、それには苦痛が伴った。
「私は予審判事のツェザールです。貴女の名前、職業、住所を云い給え」
予審尋問は退屈で簡単な一連の質問から成っていて、離れた机についている
書記が遣り取りを細大洩らさず筆記した。
76あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/31(火) 21:26:57 ID:CBBw31Nn
「で、貴女は校長の飲み物に毒を入れ、更に午睡中の校長の私室に
忍び入り、校長の口中に毒を垂らし、死に至らしめたのだね」
リリアは何も答えなかった。予審判事は立上ると机を回って、リリアの
脇に来て、顔を覗き込んだ。
「どうして、そういう事になったのか、ひとつ聞かせてもらえんかね」
「わ、わたし、何もしてません」
予審判事は繭をひそめて、
「しかし、目撃者がおるのだよ。それに毒の小瓶が貴女の部屋から発見
されたのだ。これだけの証拠が揃っているのだから、後は貴女の自白を
待つばかりである」
それは最長2年もの長い間、予審尋問が続くことを意味していた。
「さて、でかけよう。午前中に現場検証を済ませなければならない。」
77あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/31(火) 21:28:21 ID:CBBw31Nn
76>訂正
予審判事は繭をひそめて→予審判事は眉をひそめて、
78あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/31(火) 21:54:25 ID:CBBw31Nn
護送馬車が停車場に着くと、リリアは駅の広場に半裸体で胸を剥き出し
た、あられもない姿で立っていなければなかった。通行人が集まって
きた。辻馬車の馭者や荷を運ぶ人足が加わり、たちまち人の輪ができた。
執達吏の手下どもは、平気でリリアを陽光の下にさらしていたが、
やっと予審判事の馬車が到着すると、リリアを駅舎の中に入れた。
物売や旅客が新たな見物人に加わった。母親が子供にさとしている。
「悪いことをすると、あんなに縛られて、裸で連れていかれるんだよ」
遊び人が相棒に大声で喋っていた。
「ちくしょー、子供の癖に、いい身体してやがるなー。ほっそりして、
締まるところは、きゅーとくびれててなあ。尻のふくらみなんか
桃みたいだぜ」
リリアは、こんな恥ずかしい言葉を浴びせられて顔が紅く染まった。
大気は寒いのに汗が額ににじみ出て、膝が震え、思わずその場に座込もう
としたが、執達吏どもが腕を支え、無理に立上らせた。
列車がやってきた。いつもリリアが乗っていた二等のコンパートメント
ではなく、貧乏人が乗る三等車の大部屋に連れ込まれ、固い木の座席に
両脇を執達吏の手下に挟まれ、腰掛けた。男どもの体臭が耐えがたかった。
乗客は見て見ぬふりをしていたが、幾本もの視線の矢が乳房や太腿に
突き刺さるのをリリアは感じて、平気な顔をしていようと思えば思うほど
頬が熱くほてり、肩まで桜色に染まって、あまりの羞恥に息が詰まるの
だった。
79あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/31(火) 22:13:58 ID:CBBw31Nn
列車は全速力で林野を疾走した。煤煙の匂いが車室に充満した。レールの継目
を刻む車輪の音が規則正しく響き、車体の揺れがじかにリリアの腰に伝わってきた。
リリアの動悸は激しくなり、乗客に注視されている自分の肉体が、魂を離れて、
どんどん熱していくを覚えた。固い下着が股間をいじめ、短すぎる革パンツの
頑丈な盛上った縫目が、敏感な箇所に密着して、喘ぎが洩れた。内腿を伝って一筋の透明な液が流れ、執達吏の手下は
何食わぬ顔をして、汚い手拭で液をぬぐった。

80あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/01(水) 20:54:47 ID:V5vqKRvI
一行は田舎の駅に降り立った。ここでも野次馬が集まってこようとしたが、
既に待っていた箱馬車に手早く押込まれ、村はずれに向った。リリアは自分の
寄宿女学校に到着した時、馬車から降りるのを拒んだ。それというのも、校庭
の隅にちらほらと生徒がおり、教頭と舎監が迎えに出てきたのが見えたからだ。
81あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/01(水) 20:55:56 ID:V5vqKRvI
リリアはどうしても中から出ようとしなかったので、執達吏の手下ども
が無理やりに馬車から引きずり出さなければならなかった。リリアは
石畳の上に膝をついて手で顔を覆おうとしたが、鎖が短くてそれは
かなわなかった。男どもの荒くれた手が脇の下や尻に当てられて、
いやいやをしているリリアを乱暴に起立させた。
82あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/01(水) 20:57:16 ID:K1GUTSI6
校舎はガランとして誰もいなかった。既にクリスマス休暇に入りつつ
あるので、小さい生徒はいなかった。しかし年長生徒の顔が寄宿舎の
あちこちの窓カーテンの隙間から見え隠れした。リリアは異様な自分の
緊縛された裸身を、親しかった仲間や敵対していた生徒の好奇の目に

さらされていると思うと、小さな叫びをあげた。
「あ、あ、堪忍して、おねがい」
鉄の靴がカチン、カチンと石畳を打ち、鳥肌の立った長い脚に鎖が
絡んで、ジャランと悲しく鳴った。
83あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/01(水) 20:59:27 ID:K1GUTSI6
あらゆるところから視線の矢が射込まれ、それは途切れることが
なかった。
「ああ、ああ」リリアは絶望の呻きをあげた。
検事が到着するまで、30分間ばかり、そうして冷たい朝の大気の中で、
一同はぼんやりと佇んでいた。予審判事が教頭と何やら話をしていた。
やがて検事が遅刻を詫びながら到着し、一同は案内されて教員宿舎の中
に入っていく。リリアもその後を引立てられていき、馴染みの正餐用
食堂を過ぎると、大きな客間に関係者が集まっているのを目にした。
リリアの胸は早い動悸に波打っていた。剥き出しの緊縛された乳房は
紅く染まり、時々息が詰まるらしく、鉄の太い首輪の下で喉が動き、
形の良い唇が開閉した。
84あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/01(水) 21:11:21 ID:K1GUTSI6
73>相田みつお(爆)。 わたしは林芙美子(笑)の善悪超越の育ち方と想定しましたが、あれよりはグンと美人です。(笑)

85Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/02(木) 02:16:26 ID:rf533vaS
あ氏、いつも小説、ありがとうございます。
いつも思うんですが、場面の状況の書き表し方が凄く旨いと思う。
臨場感があって、とても良いです。
リリアは、食事と睡眠中にも毒を与えているって事は、
毒物の知識が無いのと、確実に殺害したいと言う動機がありますよね。
リリアは、『鎖付きの青春、これが本当のあたしなの嘘だと言って』でしょうね。
今、正にそういう感じで学校に戻ってきてますけど、
リリアって性格が分かってきてから良い味だしてますね♪
次回が楽しみですね(^_^)v
86あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/02(木) 21:19:50 ID:QFi91Xeo
予審判事が「始めよう、警部補」と云った。すると羊飼の匂いのする貧相な男が出てきて、
「お嬢さん、あの晩のように、座ってみて」と羅紗張の長椅子を指した。
端に座ったリリアの腿の裏を、長椅子の布地が包み込んで、少し気分がよくなった。
「隣の安楽椅子に校長先生が座って、お話をしていたわけだ。」警部補が云った。
(たしかに、その通りだった、長い、退屈な、2時間余り続く、とりとめの無い、
満腹した老嬢が、忠実なお友達に話すような、だんだん崩れていく、恥ずかしい
お話も混じった、教訓だらけの・・・)
87あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/02(木) 21:27:50 ID:QFi91Xeo
「珈琲茶碗と受皿は、卓の上に置いたままで、校長先生は砂糖を入れて
ほしいと、君に頼んだのだね」
リリアが黙っていると、警部補は、そこに居る他の人間に同じ事を訊いた。
教頭、舎監、生徒監、担任教師、助教、級長、小間使は、個別に質問され
「そう、そのとおりです」と全く同じ答をそれぞれがした。
88あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/02(木) 21:34:16 ID:QFi91Xeo
「君は砂糖を入れてさしあげた、と」卓の上には珈琲茶碗と黒砂糖の壷が
置いてあり、
「じゃ、同じ事をしてごらん、どうやって黒砂糖をつまんで、珈琲にいれたのか」
リリアは卓の上の黒砂糖の壷から塊を挟みでつまんで、手首の鉄輪に繋がった鎖
が邪魔になったが、なんとか茶碗に落し込んだ。
89あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/02(木) 21:47:07 ID:QFi91Xeo
「その時に、予(あらかじ)め手に握っていた毒薬の粉も、
ついでにコーヒー茶碗に落とした」
リリアは、ぼんやりと、それを聴いていた。部屋の中の女達は揃って
「おお」と恐怖の叫びを挙げた。治安判事が促した。
「じゃあ、次だ。校長先生の寝室をやろう」
リリアは執達吏の手下の大男に脇の下を支えられ、長椅子から立上り、
おぼつかなげに厚い絨毯の上を歩いて、階段を登った。鎖が鳴り、
居合わせた女達は、大きな目で、この信じがたい光景を、裸に剥かれた
生徒が厳しく戒められて、髪の毛をすっかり刈り取られた頭さえ革帯で
巻かれて、むくつけき男どもの手で、胸も露に引き立てられていく姿を
長く記憶に留めようと、じっくり見つめるのだった。

90あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/02(木) 21:54:09 ID:QFi91Xeo
85>リリア嬢は鎖をつけられるだけの事はありますね。非情かつ残忍
な犯罪とは、彼女のためにある言葉ではないかと思います。
91あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/03(金) 00:21:32 ID:ecS/dz26
訂正 86>「お嬢さん、あの晩のように、座ってみて」→「お嬢さん、あの時のように、座ってみて」
92あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/03(金) 00:24:48 ID:ecS/dz26
訂正 89>4行目 「おお」と恐怖の叫びを挙げた。治安判事が促した。
→「おお」と恐怖の叫びを挙げた。予審判事が促した。
93Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/03(金) 01:28:41 ID:feYrEfJB
>>90
あ氏、いつも小説をありがとうございます<(_ _)>
学校での実況検分は、凄くいいですね。
こういうシーン好きなんですよね♪
リリアは、校長とだけじゃなく周りにも人がいる状況で、
行ったって事かな?すっごく大胆だなあと思います。
部屋の中の女達は色々と噂していくと思いますね。
生徒達にも行くでしょう。
>リリア嬢は鎖をつけられるだけの事はありますね。
同意♪鎖に繋がれる人生ですね♪
それだけの罪がありますから。
>非情かつ残忍な犯罪とは、
>彼女のためにある言葉ではないかと思います。
確かに、その通りだと思います。
リリアは、尻に焼き印が付いたときに、
学校に対して思った感情と同じ険悪感を持つかもしれないですね。
その時に、何に思いをぶつけるのでしょう?
多分、他罰的な事しかしないと思います。
泣いても自分の事で泣くばかりだと思う。

林芙美子と言うと記憶が曖昧なんだけど家を建てるときに、
建築関係の本を片っ端から(100冊以上?)読んでたとかいう、
エピソードの人でしょうか?
94あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/03(金) 20:26:20 ID:c6QVlOxB
広い階段を登った取っ付きに、校長の私室に通ずる分厚いどしりした扉があり、
黒服の巡査が見張っていた。中は薄暗く、控えの間はゴタゴタと装飾が施され、
猫脚の机が置かれ、分厚いカーテンが陽射しを遮っていた。冷え切った空気が
リリアの鎖の音を余計きわだたせた。人々は押合いながら寝室に溢れ出て、天蓋
のある大きな寝台の周りに立ち止まった。警部補は老婦人の寝間である事に遠慮
しながら、
「ここに校長先生が休んでおられたのです。お嬢さんは、無断でここまで入って
来て、校長先生が昏睡しているのを、じっくり確かめた」
リリアは執達吏助手の大男に腕を取られ、寝台の枕の傍に近寄った。警部補が要求した。
「どういう風に確かめたのか、ちょっとやってみせて」
リリアは寝台に誰もいないのにもかかわらず、校長の老人臭い空気が漂っている
のを感じた。
95あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/03(金) 20:42:37 ID:c6QVlOxB
裸の膝を揃えて寝台の傍らにかがみ込むと、あたかもそこに校長が口を
開けて軽い鼾を立てて仰向けに転がっているかのように、リリアは顔を
うつむけ、片手で校長の息を確かめる仕草をした。何度も繰返し、その
つど手首の鉄輪から垂れた重い鎖がジャラ、ジャラと擦れ合った。
女どもは恐怖に打たれて、立ちつくし、官警一同、目を見張って見守った。
警部補が促した。
「それから、校長がまだ息をしているので、毒薬の瓶を取り出し、毒薬を
可哀相な老婦人の半ば開いた口に入れたのだね。どういう風にして、そう
したのか、ちょっとやってみせて」
リリアは魔法に罹ったように、革パンツから瓶を取り出す仕草をした。
警部補が実際の茶色い瓶を手渡すと、リリアはそれを傾けて一粒を手の平
に出し、そのまま、そこに校長がいるかのように、犠牲者の口の中に毒を
落とし込んだ。毒薬の粒はむなしく敷布の上に落ちたが、リリアは目を
据えて更に新たな粒を取り出し、老婦人の口の落としこむ仕草をした。
女どもは両手で自分の口を覆い、
「まあ、なんてことを」「恐ろしい」「おお、おお・・・」と嘆いた。
警部補が制した。「お静かに、どうか」
96あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/03(金) 21:13:26 ID:c6QVlOxB
治安判事が質問した。「リリア嬢、それをすると校長先生は確実に死んでしまう
のを知っていて、あえて合計7粒もここで、可哀相な老婦人の口に毒薬を落とし込んだ
のかね?どうなのかね?」
リリアは虚ろな声で答えた。「いいえ、あの藥は催眠薬なのだとばかし思っていました」
治安判事は検事と警部補を見て頷いた。「うん、検察調書のとおりだ。リリア嬢、貴女は
校長先生をもっと眠らせたかったのか?」
リリアは頷いた。「そうです。珈琲に混ぜただけでは足りないのが分ったので、もっと
服(の)ませようと思って、けれど途中で何粒か分らなくなって、当分起き上がって
こられないくらい、お薬をさしあげました」
ドタンという音がして、教頭が気を失って、床に跪いてしまった。校長の片腕で親友
だった老婦人で、学校の経営はきっと立ち行かなくなるだろうと考えているうちに血圧
があがってしまったのだ。隣の舎監と生徒監が(両方とも屈強の体操教師だったが)支え
椅子に座らせた。
予審判事と検事は部屋の隅に行って、ボソボソと話し合っていたが、リリアはこの場の
状況が気に入っていた。皆が自分を注視し、自分が間違ったことをしていないと段階を
追って認めてくれているのだ。裸でも、鎖に縛られていても、ここに気高い少女が一人
立っていて、聖なる光に包まれて、何人をも寄せ付けないのだ。リリアは上気した顔に
ぼんやりした目付きをして、胸を張り、周囲を傲然(ごうぜん)と見回した。
予審判事は戻ってきて、「では、何かね、余り眠り薬を服用させると、永遠に起き上がって
こない事があるのは、知っていたのかね?どうかね?」せっかちに訊いた。
リリアは答えた。「永遠に起き上がってこないほうが、学校の皆さんのためにも良いこと
ですわ。」
予審判事は書記を呼んで、今までの記録を確かめ、「ううむ、」と溜息をついた。
警部補が催促した。「では、生徒宿舎を」
豫審判事は頭を振りながら、「ううむ」とまた唸った。




97あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/03(金) 21:26:07 ID:c6QVlOxB
訂正
96>治安判事→予審判事
98あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/03(金) 22:09:41 ID:c6QVlOxB
生徒宿舎のリリアのいた部屋には、同室の生徒が揃っていた。連行されてきた
リリアを迎えて、その余りの変りように顔をうつむける仲良しだった上級生、鎖に縛られた裸身
のあわらな美しさに目を見張る生意気な下級生、生まれて初めて目にする異様な光景に思わず
後ずさりする年端のいかない生徒、十文字に縛り上げられた胸から突き出した乳首を眺めては
薄ら笑いを浮かべる意地悪な告げ口屋の生徒、なるべく生徒の目に触れないように、屋内の通路
を伝って隠れるように連れてこられたにもかかわらず、リリアは自分の部屋で、今まではぐくんで
きた交友関係のいっさいを失わなければならなかった。警部補は、そんな事にはお構いなしに
「毒薬の瓶は、どこに隠して持っていたのかね、ちょっと教えてくれ」と要求した。
リリアは、それでも真っ直ぐに姿勢を保って、他の生徒はそこに居ないかのように、自分の机に
近寄り、椅子に座ると、引出を開けて携帯用の水彩絵具箱の中を示した。
「いつも、そこに仕舞っていたのかね?」警部補は訊いた。
リリアが「はい」と頷くと、警部補は予審判事に向いて、
「ちょっと、生徒の皆さんに質問しますが、よいですか」と許可を求めた。
同室者の生徒は、みな、そういう瓶があることを知らなかった、といった。
「で、犯行の後も、そこに仕舞っておいたのだね」
リリアは頷いた。首に嵌めた幅の広い鉄輪が、鎖を揺らせた。女体操教師の
舎監のお気に入りで意地悪な告げ口屋の少女が、リリアの胸の観察を終えて、
今度は股間に喰い込んでいる革パンツの窮屈さを仔細に眺め回していた。
すでにリリアは、この学校の尊敬される上級生ではなく、みだらな格好を
甘受する少女囚にすぎないのだった。あんなに親しく友情を誓った上級生
は、チラチラとリリアを見ていたが、その目は失望の色を表していた。
予審判事が一同をねぎらい、書類に署名をする間、少し待っていてくれ、
と頼んだ。生徒は部屋を追い出され、リリアは、ほんの昨日まで座っていた
自習机に腰掛けて、自分の発言が記録された書類に、ページごとに署名を
した。予審判事と書記が同様に署名し、その間リリアは再びぼんやりした
表情に覆われて、自分の鎖の重みに疲れたのか、鉄輪に苛まれて紅くなった
両手首をじっと見つめていた。
99Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/04(土) 00:08:24 ID:PluAcwbk
あ氏、小説投稿ありがとうございます<(_ _)>
なるほど、毒って催眠薬だったんですね。
毒ってなんだろうと思っていたんですけど納得です。、
確かバルピツール酸系なら脳幹に効くから呼吸停止ですよね?
リリアは、「永遠に起き上がってこないほうが、学校の皆さんのためにも良いこと
ですわ。」と言っている理由も凄くいいですね。
それで罪悪感がないんですよね。
リリアは良いことをしたと感じているから、
同室の生徒の前でも堂々としているし、
犯行に使用した小瓶もいつもの通り隠したのではなく仕舞っておいたんですね。
好意を持っていた上級生の反応も良いし、
両手首をじっと見つめていたのも萌えますね。
上級生は何か声を掛けるのかな?
次回が楽しみです。
100あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/05(日) 18:41:53 ID:BwG2ZbiJ
その頃、ブルナは思わぬご馳走にありついていた。といっても、わずかに
カチョウの分厚いパテを挿んだパンと、オレンジが半箇、固めた
チョコレートの塊にすぎなかったが、どちらも日ごろ滅多に口にできない
高価な品だった。急いで食べると、すぐなくなりそうな気がして、ブルナは、
ゆっくり噛み締めていたが、隣の烙印のある女囚があっという間にサンドイッチ
を平らげてしまったのを見て、自分の分にまで手が及びそうなので、すこし
食べる速度をあげた。
食事分配の5番役が、燻製肉の塊と林檎を役付の古参女囚に分配しているのが
見えた。通路側の新参者にまでは、廻ってこない品もたくさんあるのだった。
101あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/05(日) 19:05:57 ID:BwG2ZbiJ
これに加えて昼の食事が配られ、相変わらず塩汁と堅パンっだったが、
ブルナは久しぶりに満腹感を味わった。スリの親方の宿では、大きな
パンのかけらだけという日が、何週間も続くことがあったからだ。肉や
果物がほしければ、自分で稼いで買い食いする必要があったが、姉貴分
や兄貴分にピンハネされて、しなびた大根の切れ端や、よその家の庭に
なっている青いトマトなどにありつければ良いほうだった。
ブルナは囚人が午睡に入っても、さっき腹に詰め込んだチョコレートの
せいで、とりとめのない空想や断片的な夢が胸の中を駆け巡って、
十分に眠れなかった。ある短い夢では、ブルナは本当は遠い国の大商人
の娘で、幼い頃に奴隷商人にさらわれて、途中で船が難破して、ケチな
スリの親方にひろわれた事になっていて、最後に立派な両親が迎えに来る
のだったが、感動の余りブルナがワンワン嬉し泣きしていると、目が醒めた。
涙など少しも出ていなかったが、自分の小さな乳房の上に烙印が押される
時はひどく痛いのではないか、それが押されると、もう遠い国にある
(と思われる)優しい大富豪の両親のもとには帰れなくなるのだろうと、
思った。それを振り払うために、再び目を閉じたが、今度はスリ組合の
親分になっている自分の夢を見て、はっと目がさめるのだった。
隣の烙印のある女囚が、ブルナのわき腹をつついた。
「なに、大きな声で笑ってんだい、静かにおし、ねぼけちゃってさ」
102あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/05(日) 19:20:58 ID:BwG2ZbiJ
99>リリアがどの程度、睡眠薬の知識を持っているのか分らないのですが、
きっと年長の同室者から黙ってもらったのでしょうね、その人はもう
卒業してとっくに誰かの奥さんになっているとか。
リリアは自分でも薬を試してみて、効目はよく分っていて、自分に効いた
のを目安にして校長にもっと効かそうとして、どしどし薬を飲ませたと
いうとろこです。こわいですねー、おそろしーですねー、わるいこですねー。
103Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/05(日) 23:52:06 ID:3Ulta99N
あ氏、いつも小説、ご苦労様です。感謝♪
リリアの悪い子ぶりが結構、萌えますね♪
この時代の睡眠薬って結構、ありふれた薬かもしれないですね。
> きっと年長の同室者から黙ってもらったのでしょうね、
友情を誓った上級生の目は失望の色を表してるって、まさか?
眠れないからっていうから薬をあげたのに・・・かも?
>こわいですねー、おそろしーですねー、わるいこですねー。
言い方が淀川長治氏を思い出させますね、汗!
うん、じゃあ思いっきり悪い子を教えましょう。
悪い種
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/bad-seed.html
漫画で『悪い子』っていう樹村みのりの作品があります。

ブルナって結構良い育ちだったんですね。
小さな乳房の上に烙印が押されるのはいいんだけど、
二人ともお尻にも囚人番号が押されるんですよね?
ブルナは、焼き印が気になってるのを、
烙印のある女囚に分かってしまい、からかわれるかな?
そういや、今日は『シルミド』を見ましたけど、
焼き印のシーンがありましたね。
しかし男のは萌えない・・・orz
『忘却の旋律』の方がいいか、これは見ていないんだけど、泣き!
次回は萌えるでしょう。ではでは♪
104あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 22:52:35 ID:k3tYe9No
ブルナは退屈な時には、いつも自分の両親について想像を巡らせて見るのだった。
遠い国の大富豪というのは、そのバリエーションのひとつだったが、最も頻繁に
出てくるパターンでもあった。ブルナの実際の生まれは、教会の門前に置いて
あった捨て子だったので、どんな空想でも可能だった。
烙印のある女囚は、指をブルナの太腿の裏に這わせて、弾力のある尻肉を押した。
「あんたも早く、ここにジウ〜と印を押してもらって、一丁前になりな、えへへ」
105あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 22:55:30 ID:k3tYe9No
「リリアのとうちゃんて、金持なんだね、このベルギーのチョコレートだって」ブルナは、まだ指についていたチョコレートを舐めた。「・・・1個で銀貨2枚はするよ、それが50人分だお」チョコレートを味わっていたので、語尾が不明瞭になった。
烙印のある女囚は「なに、リリアさんは、しょせん、あたい達とは別世界
のお嬢様さね」ブルナの手をとって、別の指についたチョコレートを
しつこく舐めた。
「あ、くすぐったい」ブルナが笑った。
烙印の女囚はブルナの指をしゃぶりながら、
「で、あんた、ブルナちゃんかい、あんたの差入れはまだなのかい?」
「そんなの、あるはずないお」
「そら、そうだ。すり組合じゃね。差入れにきた奴が捕まっちゃうね。えへへ」
106あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 22:57:08 ID:k3tYe9No
午後おそく、リリアは帰ってきたが、豪華な差入れのおかげで、みなにチヤホヤされた。
これが何度も続くと、もう役付まちがいなしだろうね、と烙印のある女囚がブルナにささやいた。
その証拠に牢名主は、リリアにマットを1枚やって、客分扱いとした。リリアは場所も奥のほうに移り、そこでぼんやりと、裕福な父親が差入れた果物に口をつけた。
107あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 22:59:14 ID:k3tYe9No
翌日、リリアは再び呼び出され、色の剥げた囚衣のままで重い鎖をつけられ、
長い通路を女看守に囲まれ、木靴の音をたてて連行されていった。
今日はどんな目にあわされるのか、平静を装いながらも、むき出しの胸は
緊張にピンと張り詰めていた。途中の監房では鞭の音に混じって、何か水車
の回るようなゴトン、ゴトンという重い音と共に、水の滴りと激しく
咳き込む声が聴こえた。監視台のある通路交差点では、高い木馬に
またがって、両足首に砲丸をくくり付けた懲罰囚が、喘ぎ声をあげていた。
昨日の面会室に近づいているのが分かった。今日は父親が会いに来ると
弁護士がいっていたのを思い出したリリアは、脚を突っ張って動かなく
なったので、女看守どもが力づくで引きずっていった。
108あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:01:41 ID:k3tYe9No
みな不思議に無言で、ただリリアの泣くような嘆願する声だけが通路の
天井に異様に大きく響いた。何か口頭で注意すると、どうしても本人が
それを聞きいれない状態では、面倒な懲罰にかけることになるので、
そうならないために、女看守は皆、申し合わせたように無言となる
のだった。その代わり皆は腕に渾身の力を入れて、恐ろしい勢いで、
面会室の扉まで無理やりつれてきた。リリアは自分が声をからして
喚いているのが分かった。
109あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:03:46 ID:k3tYe9No
「いやー、いやだー、お父様に会うのだけは、ゆるしてー、お、お願い、
いやああああ、ひいい」
両手首は鉄輪が喰い込んで傷がつき、手の激しい動きに鎖で繋がった
首輪が引っ張られて、声がかすれた。
「いや、やめてえ、このまま死んじゃうう、お父様に会うくらいなら、
殺してー」
意味不明なことを高い大声で叫んでは、女看守どもに抵抗するので、
太い鎖がジャランジャランとたわんで、白い均衡のとれた裸身の
あちこちに当り、絡みつき、もつれあった。
110あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:06:43 ID:k3tYe9No
有無を言わさず、面会室に押し込まれたリリアは乱暴にT字型の杭に
またがされ、昨日と同じように両足首を固定された。
「うう、うう、いや、いやよ、おねがいだから、それだけは、ゆるして」
面会窓に人が現れた。
「あああ」
リリアはうつむいて、羞恥で真っ赤になった顔をそむけた。T字型杭の
横棒を握った指が力を込めすぎて白くなった。身体を縮め屈み込もうと
したが、横棒が股間前方の敏感な箇所に当たり、思わず
「う」と喘いだ。
リリアの全身はピンク色に染まり、胸が詰まって、声を出さないように
我慢していると、口が半開きになり呼吸が荒くなった。
111あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:09:07 ID:k3tYe9No
父親はきっと初めて見る我が娘の囚衣を戒めを、そのみにくい囚人の
快楽をじっと見つめるだろう。初めて見る我が娘の露出した乳房が皮紐
で十文字に縛り上げられ、乳首が勃起したまま天井を向いているのに
内心動転するだろう。リリアは杭の上で、じっと動かずに下を向いた
まま、こんな地獄を味わうのなら舌をかんで死のうと思った。
しかし、聞こえてきた声は若い女のそれだった。
「リリアさん、お可哀相に、さぞや、つらいでしょう」
それは学校寄宿舎の同室の上級生だった。昨日会った時には何も云わな
かったが、わざわざ面会にきたのだった。
「ああ、あ」
リリアは、杭の上で身悶えた。力が抜けていった。
112あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:12:27 ID:k3tYe9No
「あたくしね、リリアさんに謝りに来たの。昨日はわざと知らない顔を
して、ごめんなさい。もう余りお会いできないから。きっと学校は生徒
がみなやめてしまって閉校になりますわ。あたくしも他に転校します」
やっとリリアの唇に言葉がのぼってきた。
「あ、あの、ローザさん、みな、わたしのせいなの?」
「いえ、前から経営困難だったって、聞いていますわ。校長先生が亡く
なって多額の保険金がおりるので、それに貴女のお父様が損害賠償金を
支払うことになりますから、すっかり勢力を失った共同経営者の教頭
先生は隠退して貧乏で寂しい老後を送ることになりますけれど、
ほほほほ。」
ローザは地味なハンケチで口を押さえて、小気味よく笑った。
彼女は教頭がひどく嫌いだったのだ。ちょうどリリアが校長を
嫌いだったように。
113あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:19:50 ID:k3tYe9No
上級生のローザは辛辣なものの云い方で他の生徒から恐れられていたが、
その点「冷酷な美貌」と陰で評されていたリリアとは妙にうまがあって、
体操場の隅の用具倉庫で互いに親友の接吻(くちづけ)を交わした仲だった。
「ところでリリアさん、その囚人服と鎖、痛くないこと?」
「身体に馴染めば、そうでもないけれど、とても恥ずかしいの、これ」
棒杭の上でリリアは、モジモジと腰を動かした。
「ん、あ、あ」
横棒が喰い込んできたので、リリアはローザの目の前で大仰に悶えて
見せた。ローザは、リリアが心を許した人にしか見せないこうした媚態
が大好きだったので笑い出した。
「まあ、ほほほ、あたくしの、普段して差し上げているのよりも、
よい気持ち?」
リリアは恥らいながら、
「まあ、ローザおねえさまったら、うふんん」
「おほほほ、可愛いリリアさん」
114あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:21:33 ID:k3tYe9No
その時、後ろの席で立ち会っていた若いうぶなロストラ看守が、
話の内容に刺激されたらしく顔を恥ずかしさで真っ赤にして、
「しずかに」
と注意した。ローザはそれをきっかけに、
「さあ、そろそろ、お時間ね。あたくし、もうお会いできないかも
しれないから、どうか御機嫌よう」
リリアは、ローザの黒い艶やかな髪と理知的な顔立ちを見つめた。
謎めいたまなざしでローザは突然、思い出したかのように、呟いた。
115あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:27:15 ID:k3tYe9No
「リリアさん、あのね、貴女が校長先生の私室から出てきたのを目撃
したのは、あたくしなの。隠しても無駄だから検察側の証人になって
しまいましたわ。どうか、お許しになってね。それに、」
ローザは看守から見えないように、豊かな胸の下に手をもっていき、
指で小さく形をつくってみせた。それは毒薬の瓶の形で、そのあと
ローザの言葉が秘密めかしてラテン語になった。看守には理解できない
古典語の内容は、
「貴女に、教えてさしあげた薬がお役に立ってよかったわ。あれね、
あたくしが前の室長から教えてもらったのよ。代々受け継がれてきた
ものが、やっと機能を発揮しましたわ。あたくしたち、まるで世を
しのぶ魔女のようね。あの学校に代々巣くって秘法を受継いでいく。
貴女も自分の見込んだ誰か可愛い人に小瓶の作り方を教えてさしあげ
なさいな。おっほほほほ、あーはっはっはっは」
116あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/06(月) 23:41:18 ID:k3tYe9No
リリアは、この時、ローザが優美な手を伸ばして自分の乳首をいたぶって
くれたら、どんなによいか、と思った。しかし面会窓で遮られていては
それはかなわぬ希(のぞみ)だった。これからはローザに頼ることなく
自分の運命を生きていかなければならなかった。リリアは下腹に何か
湿るものを感じた。石床に小さく落ちた雫は、赤い血で、飛沫が不吉な
形に散った。生理が始まった。
117あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/07(火) 00:25:25 ID:aZ8Rj7LK
93>林芙美子と言うと記憶が曖昧なんだけど家を建てるときに・・・
そうです、そうです。高田の馬場から黄色い電車でちょっと行くと、
彼女の立てた家のある駅があって、今は記念博物館になっているので
見学してきました。
愛すべき悪女、弱い者の味方、強い者には徹底的に意地悪、と云う人だったそうで。
99>バルピツール酸系
うあ、詳しいですね。こういうジワジワがわたくし好きでして(汗)
上級生がワルなんです、上級生とリリアの関係は傍で噂になるほど以上だったのです。
わわ、こわい〜(笑)
100>ブルナって結構良い育ちだったんですね。
書き方がへたくそですいません。ブルナの両親の話は彼女の空想の産物で、実は
親の顔も知らないかわいそうな孤児なんです。
「悪い種子」これはコワイおはなしですね。わたくしなんか、こういうの見ると
もう夜も眠れなくなります。樹村みのり、これは「シブ」好みです。地味ですが、
よいですねー。「シルミド」の野郎どもは、わたしには理解不能の世界で、
焼印ならば「O嬢の物語」のジジュ〜・シーンが萌えです。 

118Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/07(火) 01:39:25 ID:4wNI1InL
>>117
>そうです、そうです。
やっぱり、おかげで建築家だとばかり思って誤解してたんですよね。
ああ、館違いです、爆笑♪
>愛すべき悪女、弱い者の味方、強い者には徹底的に意地悪、と云う人だったそうで。
そいうう方なら、強い者には皮肉も凄そうですね。
これじゃ家に拘るのも館と思えば納得いきますね、愛すべき悪女だから。
>うあ、詳しいですね。こういうジワジワがわたくし好きでして(汗)
詳しいのも、不眠症で飲んでたんです・・・
最初は、慣れない体で飲むと朝が凄い事になってました・・・(>_<)
マラソンで体力を使い切った感じで体全体が凄まじく重いんです、
起こされても意識があっても体が起こせません・・・orz
結局、12時間寝る事に・・・起きたいのに睡魔戦です。
>わたくしなんか、こういうの見るともう夜も眠れなくなります。
この作品は結構有名で知られているんだけど・・・
洋画なんですが題名が分からないのがあって、凄いのがありますよ。
確か、タランチュラに噛まれて動けないた嫌な大人を、
棺桶を二重底にしてチェーンの滑車で生きたまま入れるんです。
確かこのまま完全犯罪だった気がする・・・怖い美少女だ。
樹村みのり、の『悪い子』は以前、単行本で持っていたんだけど、
あれ〜どこに行ったんだろう?
確かに「シブ」ですね、同じく地味ですが良いと思います。
>焼印ならば「O嬢の物語」のジジュ〜・シーンが萌えです。
そうそう、あの尻に押すシーンってとても良いです。
119Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/07(火) 02:02:15 ID:4wNI1InL
>>117
あ氏、いつも小説をありがとうございます。
わははは♪参りました<(_ _)> 面白いです♪
ローザ穣ってなんだか、ひねくれ者の気がするなと思って、
どんどん読んで行ったらうぐっ・・・
これまた凄い悪役だな・・・キャラ的にこういうの好きです♪

>上級生がワルなんです、上級生とリリアの関係は傍で噂になるほど以上だったのです。
そう言われてみるとそうですね。うぐっ好きな展開♪
室長から教えてもらったって、受け継がれているって・・・
他にもありそうですね?秘密の儀式とか・・・
ローザ穣が学校の経営状態を知っているのも何か秘密がありそう。
先輩が教頭が嫌い、あたしは校長だから、先輩の為にも、
学校なんて無くなっちゃえなんでしょうね。
リリアは、ローザ穣との同性愛が絆ですよね。
この後も、面会か差し入れか手紙もあると、
厳しい環境の中で健気に歯を食いしばるだろうから、
萌えますね、ブルナはこういう絆は何もないから、
客分扱いされたリリアは自分は特別な立場と意識しだすと思う。
生理の始まったリリア、ここでのナプキンって布製の共用かな?
私物が制限されているから、展開がどうなるか楽しみです。
ん、もしこれが差し入れられてたらもの凄い嫉妬されるかも?
だって、快適さになるから、う〜ん、どうなんでしょう?
楽しみです。
120あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/07(火) 21:17:23 ID:bQlpAdJB
夜中にブルナは息が顔にかかるのを感じて目を開けた。
「あれ」
リリアの端正な顔が間近に迫っていて、ブルナは思わずニッコリした。
「どうしたの?」
リリアは無言で指を唇にあて、そっとリンゴと銀紙に包んだ分厚い
チョコレートの塊をブルアの手に握らせた。ブルナは不審そうに品物を見て
いたが、ついでリリアの目を見つめると、嬉しそうに銀紙を剥き急いで極上の
甘味を口に入れた。リリアが呟いた。
「元気でね」
ブルアは首を傾け、
「もう、会えないの?」
リリア「保釈になるみたい」
ブルナ「まあ」
リリア「さよなら」
ブルナ「こんど会うときは、もっと友達になろうね」
リリア「もし会えたらね」
121あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/07(火) 21:19:43 ID:bQlpAdJB
翌朝、リリアは一番に呼び出され、また大げさに鎖と鉄輪で縛られて、
連行されていった。年配の看守は押送に指揮を執りながら、なんとなく
元気がなさそうだった。被服庫では、あの皮肉屋の被服係すらニコリ
ともせず、まじめくさって木靴や囚人服を回収し、さんざん汚れた下帯
の代わりに差入れの新しい綿布を手渡した。生理の時に局所に当てる
ために、リリアがいつも使っている柔らかい分厚いものだった。ついで
下着や服を着るように指示した。ここに入る時に身に着けていたものだった。
膝の上に靴下留をつけ、長靴下と靴もはいた。手袋もつけた。帽子を
かぶったが、鏡を見て、つばを深く押し下げ、坊主頭が隠れるように
工夫した。
122あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/07(火) 21:23:40 ID:bQlpAdJB
被服係の横には、見慣れない女看守が腰から剣を提げて、革製本の帳簿を開いて
控えていた。リリアは銀時計や財布、金指輪、ハンケチなどが入ったポーチを
受け取った。
「これで、全部ですね。確認してください。よろしい。ここに受領の署名を
しなさい」
別の女看守が迎えに来て、やはり剣をガチャつかせながら、狭い階段を先導
して登って行った。リリアは、いつの間にか木靴や鉄靴のかかとの異常な高さ
に慣れてしまっていて、普通の靴をはいて歩くとフラフラするのが分かった。
もう鎖も鉄輪も、きつい革パンツも嵌めていないのに、腕や脚が伸びず、
歩幅も小刻みになってしまっていた。背後を固めている若いロストラ看守が、
リリアの高価な衣服を熱心に観察しながら、辛抱強くリリアの歩みに合わせて
ついてきた。
123あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/07(火) 21:40:39 ID:bQlpAdJB
2階の広い廊下から大きな明るい部屋に入った。中央にすえつけた机から
初老の厳しそうな女看守が立ちあがり、への字に閉じた口元をゆがめた。
どうやら、それは笑ったのらしい。
銀のモールで縁取った肩章には、金の星がついていた。
「54号、リリア・リベル嬢、私は女監取締である。貴女が本日午前9時
に保釈となった旨、本官は裁判所長から通達を受けた。よって、只今より
勾留の執行を停止する。」
その時、9時を知らせる鐘が鳴りだし、監獄の隅々で同じ音色を響かせた。
「いづれ管轄裁判所の執達吏より指示があるでしょうが、自宅でおとなしく
過ごし、予審判事の召喚これある時は、直ちに応じるよう。みだりに
遠方に旅行ないし滞在せざること。また定期に最寄の警察署に出頭して
逃亡の意図なきことを表明すること。保釈中は如何なる犯罪も犯さざること。
どうぞ、よく規則を守ってください。さもないと再びここに収監される
ことになります。わかったね?」
リリアは、消え入るような声で
「はい」と頷いた。
124あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/07(火) 21:58:21 ID:bQlpAdJB
監獄の門まで押送されてくると、年配の女看守が初めて笑顔らしきものを見せた。
「あなた、また戻ってくる時は、あたしの担当になるとよいね。うんと可愛がってあげよう」
そう云った。
若いロストラ看守は、年配の女看守に遠慮して
「元気でね。」
としか云わなかったが、大きな碧い眼が潤んで、明らかに感動しているようだった。
監獄の高い塀に沿った白っぽい道の向こう側に、馬車が待っていて、
その馬に睨まれながら、風采のあがらない弁護士が所在なげに待っていた。
風が吹いてきて、リリアのせっかくの上等な服を砂まみれにした。
リリアは帽子のふちを押さえて歩いていったが、それは風で飛ばされ
ないためではなく、坊主頭を誰にも見られたくないためだった。
馬車に乗込むと、さっそく弁護士は報告した。
「お父様は、お仕事でエチオピアからアラビア方面にご旅行中です。
学校は退学手続をするよう仰せつかりました。異存はございませんね?
お嬢様」
「はい」
「お屋敷で、ごゆっくり休養なさるように、とのお言付けでございます」
「ありがとう、弁護士さま」
「これから予審尋問があって、2月末には重罪法廷が開かれるでしょう」
死刑の判決だけは避ける自信がございます」
「ええ、どうかよろしく願います」
125あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/07(火) 22:55:36 ID:bQlpAdJB
118>ああ、館違いです
うまい、爆
>棺桶を二重底にしてチェーンの滑車で生きたまま
子供の殺人鬼はリアイティがあるので、コワイ〜です。いちど子供ばかりの国
の甘美で残酷な物語を空想したことがありますが、諸星さんの昔の漫画にも、
そういうのありましたね。わざわざアマゾンで入手して読んだのですが、
ロリコン、SM,美少年、奇形、薬物、アンチユートピア、未来社会と
如何にもキッチュな要素が詰まっていて、頭がパーになりそうでした。
ただ絵がもひとつキュートでないのが惜しいですが。あれ映画化するとマニア
受けすると思います。けれど俳優そろえるのが大変そう。とくに今のご時勢では



126Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/08(水) 02:14:25 ID:wZQxmWnu
>>125
>うまい、爆
上手かったですか、嬉しいですね♪
機会があれば、家を見に行こうかと思います。
>子供の殺人鬼はリアイティがあるので、コワイ〜です。
無邪気さと純真さの中にダークな心も存在するんですよね。
これ、もの凄く怖いです。
>いちど子供ばかりの国の甘美で残酷な物語を空想したことがありますが、
う〜ん、殺し合いよりも、その後の収監、服役生活に重点を置いた空想ですけど、
普通の世界から隔離された世界で生活する女の子を
どうしたんだろう?レールからそれちゃったよという哀愁感が、
好みだったんですけどね、殺し合いとは違うけど。
寂しさ萌え、可愛そう萌えの方なんです。
>諸星さんの昔の漫画にも、そういうのありましたね。
諸星 大二ですね?マッドメンなら少し読んだ事があります。
独特の世界観でしたね。
>ロリコン、SM,美少年、奇形、薬物、アンチユートピア、未来社会と
>如何にもキッチュな要素が詰まっていて、頭がパーになりそうでした。
先を行きすぎた世界観だった感じだと思いますよ、
でも、アンチというか既成の社会概念を破壊しまくっているところは、
魅力的だと思いますよ。
>ただ絵がもひとつキュートでないのが惜しいですが。
同感です、確かにあの絵ではなあと思います。
>あれ映画化するとマニア受けすると思います。
>けれど俳優そろえるのが大変そう。とくに今のご時勢では
でしょうね、俳優はそろえるのは大変ですが、見てみたいです。
できれば深作監督にやって貰いたかったですね。
バトロワは嫌いじゃないですから♪
127あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/08(水) 23:28:44 ID:yp+aVBzs
>甘美で残酷な物語
とは、殺し合いではなく、がっちり出来上がっている機構の中で、美しい魂と
肉体がどんどん堕ちて行くお話でして、残酷な境遇になればなるほど、その美
がいやますというものです。ところで、以前にここお書きになっていた方々が、
そろそろお戻りになるのではないかと思いますので、ちょっと1〜2週間お休
みにして、スペースを開けておく事にします。
今後の予定は、リリアとブルナは終身徒刑、公権剥奪、となって、徒刑監に
閉じ込められ、烙印を押されて、懲罰と露天での強制重労働に明け暮れる毎日
を送ることになります。アーシュラは未決監で前代未聞の大事件の張本人となり、
いよいよ悪名を高めます。

128Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/09(木) 02:02:57 ID:gkuSQDNZ
>>127

>ところで、以前にここお書きになっていた方々が、
>そろそろお戻りになるのではないかと思いますので、ちょっと1〜2週間お休
>みにして、スペースを開けておく事にします。

午後氏の事ですね。
無事に戻られることを期待しています。
正直、午後氏の事が気になっているのです。
騒ぎに巻き込んでしまって申し訳ないなと思ってるんですけど、
午後氏には元気で居て貰いたいと思っています。

午後氏もそうですが、あ氏もとても良い方だと感じます。
今後とも宜しくお願い致します。
129名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 15:31:18 ID:wgAbsxDI
hage
130Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/11(土) 23:21:55 ID:K4mi01W/
保守
131名無しさん@ピンキ−:2005/06/13(月) 01:41:15 ID:hvTeX3zc
Tuwakay
132名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:53:22 ID:TnOOMHvm
保守
133名無しさん@ピンキ−:2005/06/15(水) 23:51:10 ID:VbZVLbt+
革新官僚
134名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:08:46 ID:RPN3iSTR
135名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 12:19:26 ID:pizf2i6i
25氏の小説がこんなところに・・・
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/bouhan/1100611616/l50
136名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:03:09 ID:msKF1ai8
25氏は、禁固刑が好きだったな、
戻ってきたら、思う存分書き込んで欲しいものだ。
元気な姿で戻ってきて欲しい。
137名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:03:47 ID:msKF1ai8
sageとく
138あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/19(日) 23:08:03 ID:Pt/Wfg4b
さらに6月一杯は流浪の旅に出ております。午後氏戻ってくるとよいですね。
午後氏もそうだけれども、25氏もたいへん巧かったなあ。
どこから見ても文章がプロだもの。25氏の続きが読みたいです。
139Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/06/20(月) 00:05:50 ID:daih6Y6M
あ氏
25氏も午後氏も同一人物ですよ。
俺萌え氏も同じです。

6月一杯は流浪の旅ですか、楽しい旅であるといいですね。
鋭気を充電してもらえると良い作品ができると思います。
楽しんで行ってください。
あ氏、お待ちしております。(^_^)v
140名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 05:04:07 ID:6mC9TknJ
保守カキコ
141名無しさん@ピンキ−:2005/06/26(日) 00:49:16 ID:O6qrt1xA
田中真紀子様が見てる
142名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:32:46 ID:4f+fI9kF

ドラマ「カバチタレ」の最終回で、常盤貴子が
囚人服+牢屋+足枷+鉄球のフルコースをされている。
イメージシーンだが。
143名無しさん@ピンキ−:2005/06/28(火) 01:05:59 ID:41wyQNoy
>>142
そのシーンは婦時TVの本放送の時にはなかったぞ。
レンタルビデオは各話とも五分から十分付け足しの完全版と銘打っていたが
まだ見てないので何とも癒えん。
それともDVDを買わせるため、の釣りじゃないだろな!?

144名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 12:04:29 ID:DoBs+6cd
>>143
本放送では、そのシーンはなかったのカ。
釣りじゃない。画像うpもできるぞ。
145143:2005/06/28(火) 21:33:53 ID:41wyQNoy
>>144
おねがいします
146あ ◆OLgrqsfTNM :2005/06/29(水) 15:07:21 ID:97CeruEO
只今旅行中です。7月一杯かかる予定となりました。
永のブランク申し訳ございません。
どなたか代わりにご登場くだされば幸甚の至り。
147午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:30:37 ID:Wx81Kg+u
こんばんは。
ちょっとだけ復活の午後(25・俺萌)です。
「あ」さんのお話はなかなか本格的なファンタジーで、とても楽しませていただきました。

今回、少し今までと違う視点でお話を作ってみたので、うPしてみます。
住人の方のお好みに合わなければすみません。
148午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:31:42 ID:Wx81Kg+u
「今日は、ここ月片刑務所内で毎日厳しい日常を送る女囚たちに、
刑務所から特別の許可をもらい、取材ができることとなりました!」
学生っぽさの残る、初々しい仕種の若い女性レポーターが重厚な分厚い獄扉の前に立ち、
最初の一声を発した。
「カット!・・・OKです。この調子でいきましょう。」
スタッフがすかさず手をかざし、合図送る。
TV番組の取材。
この手の刑務所レポートは、一部のコアなファンから根強い人気がある。
「よーし。かまないでしゃべれたぞっ」
短いスカートに黒いストッキングを履き、上品なジャケットを羽織った女性レポーターは、
無邪気な笑顔でVサインを返した。
少し化粧が濃いめだが、明るく弾けたその表情は、初の大仕事に燃えているかのようだ。
149午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:32:57 ID:Wx81Kg+u
「はぁー、緊張しますー。・・・で、これから刑務所の中に入るんですよね!?」
声の主は藤村アスミ。今年入社したばかりの23歳の新人アナウンサーだ。
今回の内容は、今までよりも更に過激に、が売りだった。
監獄内で後悔の涙に暮れ、厳しく自由を奪われた拘禁生活を送る女囚に限界まで迫る。
メインは女囚への直接インタビューだった。
アスミが、同世代の女囚と対峙し、マイクを向ける。
マニアでなくとも、実に興味深い映像が得られそうだ。


「ここから先は男子禁制だから、アスミちゃんとカメラ、音声の3人で行くんだョ」
ロケバス内で煙草を燻らせるディレクターの織部が先ほどの映像をチェックしながら、さらりと言う。
「は、はい・・・。ぅう。大丈夫かなあ・・・。」
さすがにアスミの表情も曇りがちだ。
封の開いていない缶コーヒーを持つ両手が、かすかに震えている。
150午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:34:56 ID:YDeCFIC6
「大丈夫、許可は取っているんだし、職員も同席するそうだから心配はいらないって」
準備を整えたカメラ担当の飯田と音声の遠藤も大きく頷く。
二人とも若い女性ながらなかなかのベテランだ。
「・・・そうですね。はい、がんばっていい映像とってきちゃいます!」
アスミはスッと立ち上がる。
「おう、それじゃ頼むョ」
織部はアスミを含む取材スタッフを送り出した。
カツカツと、ヒールの高いブーツの足音を鳴らすアスミを先頭に、一行は事務室のある
管理棟へと向かっていった。


雑居房、独房、懲役作業場と一通りの取材を終え、いよいよ今回のメインである女囚への
直接インタビューが始められることとなった。
一行は、特別に設けられた殺風景な小部屋に案内された。
「しばらくお待ちください、今一名の女囚をここへ連行します」
制服姿の刑務官がスタッフに一礼をしてその場を立ち去る。
151午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:35:57 ID:YDeCFIC6
待つこと5分。

アスミの前に現れたのは、灰色の囚人服に身を包んだ、かなり若い少女囚だった。
二名の看守に挟まれて歩く少女は、革の防声具を装着され、鈍く光る金属の手足錠をかけられ、
腰には捕縄が巻かれている。
少女はぺこりと頭を下げると、用意された椅子に腰を下ろした。
アスミは、初めて見る拘束された人間の姿に、一瞬言葉を失った。
「保安上の理由により、防声具以外の戒具を外すことはできません」
看守はそう告げると、少女を戒めている腰縄の先を椅子に縛り付けた。
「それでは、この後は直接この子にどうぞ」
看守によって、少女囚の後頭部で留められている防声具の尾錠が解かれた。
「今回は特別に、私たちはこの部屋の外でモニターによる監視を行います。もし何かありましたらお知らせください。
時間は15分間以内とさせていただきます」
看守はそう言い残し、もう一名とともにその場を立ち去った。
取材内容は後ほどチェックを受けることになっているが、基本的にどのような質問もOKだということになっていた。
152午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:37:04 ID:YDeCFIC6
アスミは大きく深呼吸をし、組んでいた足を揃えて座り直した。
カメラと音声スタッフにも目で合図を送る。大丈夫のようだ。
「そ、それでは、はじめさせていただきます。よろしくお願いします・・・ね?」
少女囚は無言でコクリと頷いた。
「私は朝読TVの藤村といいます。まず、あなたのお名前から。
あ、もちろん放送では伏せさせていただきますけど・・・。」
アスミは小柄な少女囚に早速マイクを向けた。
「はい・・・。楢原琴羽といいます。囚人番号は301番です。」
琴羽と名乗った少女は、まっすぐアスミを見つめて答えた。
先程まで口を塞がれていたはずだが、思いのほかはっきりとした受け答えだった。
「それでは、これからあなたのことをどう呼べばいいのかしら・・・?」
アスミは多少親しみを込めて尋ねた。
「301番、でいいです」
琴羽は表情を変えずに答えた。
アスミは軽く首を縦に振る。
153午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:38:29 ID:xbdXB+e0
「301番さん、ずいぶんお若いようですけれど、年齢はおいくつなのですか?」
「・・・17です」
「・・?!・・・・そう・・・ですか・・・」
アスミは自分よりも遙かに年下の少女囚に、哀れみと同時に戸惑いを覚えた。
そしてできるだけ穏やかな口調で続けた。
「それでは・・・301番さん。あなたの犯した罪と、刑期について聞かせてください」
「・・・麻薬取締法違反、無期厳重拘禁刑です」
「無期・・・厳重拘禁刑・・・?」
アスミは思わず目をしばたいた。
「はい、密輸に加担して・・・。ちょっとやりすぎちゃったから」
淡々と答える琴羽。
「厳重拘禁ということは、毎日どのように過ごしているのですか?」
アスミは次第に高鳴る心音を気遣いながら次の質問に移る。
「懲罰の無い日は、一日中監房の中ですが、週に4回は、別な場所で懲罰を受けています」
琴羽は、手錠の嵌められた両手を持ち上げて鼻の頭を掻いた。
154午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:39:21 ID:xbdXB+e0
「監房の中での生活について教えてください」
「・・・拘束具をつけたまま、30分おきの巡回で点呼を受けて・・・その繰り返しです」
「・・・どのような拘束具ですか?」
「手枷、足枷と首枷です。全部鉄の鎖に繋がれています。重くて・・・辛いですね」
伏目がちに答える琴羽。
「その日によっては拘束衣も着装させられます。」
少女囚の拘禁姿を想像し、生唾を飲み込んだアスミは、さらに次の質問を行う。
「・・・懲罰とはどんな内容なのでしょうか」
「いろいろあります。縄で縛られたまま晒し台に繋がれたり、責具を使われたり・・・」
「晒し台とは・・?」
「はい、見せしめのためだそうです。一番苦しくて、屈辱的な懲罰ですね・・・」
アスミの予想を遙かに超える拘禁生活の厳しさを語る琴羽。
155午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:40:18 ID:xbdXB+e0
「それに、責具にもいろいろあって・・・、実は今も挿れられているんです。」
琴羽は囚衣の裾を軽く捲ってアスミに見せた。
股には下着ではなく、黒い革のベルトが通されている。
「今はもう慣れましたけど、初めのうちは辛かった・・・かな・・・」
再び言葉を失うアスミ。

「そ、それでは質問、最後の質問です・・・・」
アスミは脚を組み直した。一呼吸をおき、事前に準備した取材メモに目を通す。
「今、あなたが一番したいことは何でしょうか・・・?ごめんなさいね、こんなことを聞いて・・・」
琴羽は大きく息を吸い、アスミを見つめた。
「・・・ありません。ここで自分の犯した罪を反省することが私のするべきことです」
琴羽がそう答えると同時に、背後の扉が開かれた。
「申し訳ありませんが、時間です」
看守が素早く琴羽を立たせ、防声具を装着させた。
156午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:43:28 ID:xbdXB+e0
「あ・・・待って・・・・!」
アスミは2名の看守に挟まれ、鎖を引きずりながら歩みを進める琴羽を呼び止める。
「その・・・琴羽さん・・・はやく自由の身に・・・・!」
アスミの言葉と同時に、鉄扉が閉じられ、視界から少女囚が姿を消した。
扉の奥で微かに響く、鎖の擦れる音。

そして、徐々に、静寂。
157午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:45:37 ID:xbdXB+e0
「いい!実にいい!この悲壮感!それにアスミちゃん。君のインタビューもなかなかのものだねぇ〜」
織田が映像をチェックしながら大げさに手を叩く。
飯田と遠藤も加わって、はしゃぎながらの映像チェックは続く。
「しっかし綺麗な顔の女囚ちゃんだなぁ。モザイクかけんの勿体ないぞコレ」
「そうそう。こんな子なのに無期の禁固刑だって」
「いやーそれこそマニアにはたまんないねー!」
「私も初めて見た!かわいそうだったけど仕方ないのかなぁ」
アスミはその3人の様子をただ呆然と見つめていた。
「あれ?どーしたのアスミちゃん。暗―い顔しちゃって」
「い・・・いえ何でもありませんけど・・・」
「やっぱりショックだよねー。まぁキミも一ついい経験をしたってコトじゃない」

「そう・・・ですよね・・・」
158午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:46:33 ID:xbdXB+e0
アスミは、ふとバスの窓から刑務所の高い塀を見つめた。

「・・・・・・・・」
アスミはそっと自分の股間に手をあてがう。
「(そんな・・・・でも・・・・・まさか・・・・・・)」
濡れている。
しっとりと。
認めたくはない。
が、確かに。

アスミは、確かに感じていた。
159午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:47:34 ID:Kh9go/w6
手足を鎖につながれた少女囚の姿に。
自由を奪われ、責具を深々と挿し込まれたその姿に。
制服に身を包んだ看守に引き立てられる後ろ姿に。

そして少女囚の口から語られた厳しい拘禁生活に。

アスミは言い表しのないような興奮を感じていた。

「(・・・わたしも・・・・望んでいるの・・・・?)」

アスミはゆっくりと目を閉じ、少女囚・琴羽に自身の姿を重ねた。

暗く狭い檻の中、今も鎖と枷の生活を強いられているであろう琴羽に・・・。
160午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 00:51:46 ID:Kh9go/w6
お目汚し失礼しました。

以前書いたものの番外編のような感じかな。

しかし、自分の文章が別のスレに貼られてたなんてちょっとびっくりですね。
しかも微妙に改変されてるしorz

それではまた。いつかお会いしましょう。
161名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 09:41:38 ID:inR+L7PB
楽しませていただきました。ありがとう。
162名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 11:04:11 ID:3pHfBMm6
>>160
いやー楽しめました。最高!!
アメリカではこういう番組が実際にあると聞きます。
アスミも知らないうちに麻薬運びをやらされてとか(w、
鎖につながれて欲しいです。

あと、午後さんの小説が微妙に改変されていたのは、私も笑いました。
やはり素晴らしい小説はどこでも評判が良いです。
ぜひとも続けて欲しいですねー。
163名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 11:10:26 ID:3pHfBMm6
中世風の拘束具で独房に拘束されたドレス姿の女性のページです。
まだ出ていないかも知れないでの一応書いておきます。
午後氏の小説の拘束具はこんな感じなのでしょうね。
http://www.megwench.com/galleries/index.htm
164名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 12:05:40 ID:3pHfBMm6
165午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/01(金) 12:11:03 ID:ZAB+IHXr
>>161
>>162-164
感想ありがとうございます。内容的にちょっと物足りないかなとも思いましたけれど、
楽しんでいただけたようで、ありがたいです。

上記のリンクで画像を見ました。
いいですね!
166Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/01(金) 12:59:31 ID:MW0hESwC
午後氏、お帰りなさい♪

なかなか面白い設定ですね、
続きが見たいですね。

>しかし、自分の文章が別のスレに貼られてたなんてちょっとびっくりですね。
>しかも微妙に改変されてるしorz

最初に見たときに、午後氏、こんな所に書き込むのかな?
そうおもってたんですけどね。


>>145
>常盤孝子の牢屋です。
良かったです。

>>163
リンクをサンクス♪
なんだかアガルタの感じのような気がするんだけど、なかなか良いですね。
167名無しさん@ピンキ−:2005/07/01(金) 19:19:30 ID:g+Qubo/g
>>164
どうもお疲れ様でした。
>>163
体は泥だらけだったり襤褸を身に纏っていますが
心は錦の描き方がアガルタの実写版みたいでいいですね。
168名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 00:38:35 ID:Rlop8qTr
厳重拘禁なら、こんなHPはどうか。
正直写真はアレだけど、拘束具や責め具を描いたところは結構いい

ttp://jg-leathers.com/Home/index.htm
169名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:12:52 ID:dsBmZX3M
>>168
これは別スレの範疇じゃないかな。
170162:2005/07/04(月) 00:32:44 ID:899yFRHp
レスありがとうございます。嬉しいですね。
何かまたネタがありましたらアップしたいと思います^^
海外のサイトはある程度午後さんのような小説はジャンルとして
確立しているみたいですよね。
日本では存在してませんから(お約束のエロAV等は抜きで。)、
午後さんを初めとした方々の作品は本当に貴重だと思います。
171名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:33:48 ID:cKxTkIxh
排泄シーンの描写をお願いします。
172名無しさん@ピンキ−:2005/07/12(火) 00:23:15 ID:6L/Rc1Q1
良スレ保守
173Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/12(火) 01:41:45 ID:cn2scA4O
>>170
162氏は何か好みはあるんですか?
ご意見、ありましたら遠慮無く書き込んでくださいな。
174あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/13(水) 12:13:45 ID:/wY4qiAp
ひええ、やっと戻ってまいりました。
午後氏のインタビューのお話、よいですね。こういう切り口があるなんて、
独創的な視点に敬意を表します。(というより、萌えました)
175Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/13(水) 23:35:50 ID:YDAgIaix
あ氏
無事に帰還されて、なによりご無事でよかったです。
長旅、ご苦労様でした。

今回の午後氏の作品の傾向って、好きなんですよね。
あ氏も旅先で小説の良いネタを見つけたんじゃないかと思います。
それを暖めて良い華を咲かせてください。

まずは、長旅の疲れを癒してくださいな♪
では♪
176Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/14(木) 22:18:52 ID:bvLuNGnx
こういうかわいい女の子の囚人服も売っているんですね。
ttp://www.halloweencostumes4u.com/prods/rub882032.html
177名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 03:03:27 ID:3xwqUSFG
>>176
やっぱり、こういうの一つ取ってもあちらは囚人ネタ先進国だよなぁって思います。
日本にも潜在的ファンが多いと思うんですが・・・。なかなか難しいですね。
178あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/15(金) 22:12:34 ID:GThixlAw
176>
首輪がよいです。ひとコマ漫画にも囚人ネタ・拷問ネタが昔からあるので、
このへんが育ってこないのは面白いですね。ま、地獄の亡者ネタは落語にも
あってわりかし盛んですが。
179あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/15(金) 22:14:08 ID:GThixlAw
補足:育ってこないていうのは、わが国においてです。
180Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/15(金) 23:13:29 ID:8Dl1K9Ix
>>177
>>178
そうなんです、こういうHPを小説でも作ろうかな・・・と思うんだけど、
小説は上手くないシナ・・・

こういうのって哀愁とほんのちょっとしたエッチがあれば、
萌えるんだけど露骨だとお馬鹿映画になってしまうんですよね。
181午後 ◆ddjt3UAHvI :2005/07/15(金) 23:51:24 ID:gL32ySJo
あさん、Ricardoさん、ROMのみなさんこんばんは。
お久しぶりです。

わが国は、この手のネタの後進国という意見に賛成。
哀愁とHとのバランスって重要ですね。

またそのうち、短めの駄文でも書きますノシ
182Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/17(日) 15:55:50 ID:B8lpRV0W
午後氏、こんにちは。

>わが国は、この手のネタの後進国という意見に賛成。
>哀愁とHとのバランスって重要ですね。

うん、午後氏のHDDの奥底に眠っているアィデアがなんとか、
日の目を見れると良いんだけどなあと思います。
次回、書き込めると良いですね、お待ちしております。

前にも出したネタなんだけど。
小倉優子写真集 ひとりの夜っていう写真集があるんだけど、
これの写真がCDにならないかなと思うんだけど。
牢屋に入ってるゆうこりんは正直可愛いし、正に箱入り娘ですね。

ttp://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/06/15/008.html
ここみるとこの写真集の事でコメントが、
>内容についてのコメントは、「牢屋に入ってたりするのが気に入っているんですよ」

前回、手錠姿があったから萌えるンだけどなあ・・・
183あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/20(水) 22:11:17 ID:hG9XPiXr
浴槽に満たした湯が、窓から射し込んでくる薄暮の光を反射して、その底に
覚束なげに白い脚が揺れた。リリアは自分の腰から胸を、手でなぞってみて、
鎖の跡が残っていないか、ゆっくりと確かめていった。あのきつい革の腰衣が
喰いこんだ太腿の付根にうっすらと紅い溝のような傷跡ができていて、
いつまでも消えなかった。腿に刻むように書き込まれた未決囚番号も一向に
薄れることなく、それが保釈中の身の上を表す証拠を突きつけられたように、
それを見る度にリリアの悩ませた。石鹸も薬用アルコールも、効かない。
浴槽に膝をついて、自分の胸を抱くと、出獄してから少し太ったのか、乳房が
重く張り出し、手のひらで押し包むと微かに痛く、突き出した乳首が互いに
違う方向に向いて、甘い疼きが鳩尾(みぞおち)に弱い電流のように拡がった。
リリアは洗い晒しの下着をつけ、小奇麗な服をまとうと、慎重に頭巾を被った。
未決監で丸坊主になって以来、少しは髪が生えてきたが、男の子みたいに短い
頭がひどくみっともないのだった。すくなくともリリアはそう思い込んでいて、
どこに行くにも頭巾が手放せなかった。もうすぐ夜食の時間を報せる小間使が
長い廊下をやってくる足音が聞こえた。リリアは召使たちには全く口をきく事
がなかった。それが保釈中の身の上にある者がとるべき態度だと思っていた。
親しげに話しかけてきて、獄中の生活を聞き出そうとする家つきの老女中が
リリアはいちばん嫌いだった。リリアは思った。
「めざとく手首の枷の傷跡を見つけて、「まあ、おいたわしい」と云いつつ、
お父様に仔細を報告しているのに違いないわ。そんな事を知って何の足しに
なるというのでしょう。なんでも知りたがる人って、嫌い。遠くを旅行して
お仕事をしていても、私のことは何でも知っていなければ承知しないのは、
いやな性格。監獄の暮しは、わたしだけの秘密にしておきましょう。」

184あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/20(水) 23:10:30 ID:hG9XPiXr
広い正餐の間に入ると、15人は座れるはずの大きな長い食卓の正面に父親の席
が整えられていたが、本人はおらず、リリアの席は、その右側に用意されてい
た。控えていた執事が、
「お嬢様、先にお始めになっていらっしゃるよう、お父上のお言付けでござい
ます。」
と、いつもながらの慇懃無礼さでつぶやき、リリアの姿態を眺めまわし、
最後に頭巾に眼がとまった。
「お重御さま、その被り物は、お取りになったほうがよろしいのでは、
ございませんか」
リリアは忠告を無視し、頑丈な椅子に腰掛けた。無造作にナプキンを広げ、
給仕が澄んだ魚スープを皿に注ぐのを見ていると、背後の扉が開いて、大きな
男が上等の服に身をつつんで現れた。席に着いたその顔は、日に焼けた健康そ
うな頬をしていて、長く商用で熱帯地方を旅してきたことを表していたが、
不機嫌な感情を秘めた眼がリリアの視線を捕らえようとして、奇妙な輝きを
放っていた。父親は今日の午後遅くに、帰ってきたのだった。
「リリア、すこしは落ちついたかね」
席に着くなり、太い、よく通る低音で、父親は礼儀上、ありきたりな質問を放った。
「はい、お父様、ずいぶん、ご心配をおかけしました」
これも、予め用意してあった、ありきたりの礼儀上の返答をリリアが返した。
185あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/20(水) 23:12:24 ID:hG9XPiXr
「ふむふむ」
父親はスープを平らげると、給仕が濁った肉のスープを新しい皿に注いだ。
「で、な、わしは、ひとつ方法を考えたんじゃ」
単刀直入が取りえらしく、父親はいきなり話し始めたが、執事や給仕が控えて
いるのに気がついて、
「また、あとでな、話そう」
リリアは、やっとの思いでスープを片付けると、大きな焼肉の塊が大皿に山盛
になって出てくるのを見て、溜息をついた。父親の大好物なのだ。
「リビアでは、元帥閣下に謁見を賜り、親しく意見を交換したが、あの地方に
おける入植者はみな新式の武器をほしがっておる。情勢不安に対処するため
じゃが、我が商会にとっては相当の取引が見込まれるて。」
「そうなのですか」
リリアは相槌をうちながら、これから延々と植民地での仕事の自慢話が続くの
だと思うと、これでは母親が若い恋人をつくって家を出奔してしまったのも
無理はないと、いまさらながら一人で頷いていた。
「エチオピアとは、たぶん近い将来に戦争状態に入るだろう。アビシニアの
回復をたくらんでおる、あのシバの女王の子孫は、不遜にも近代装備の我が
陸軍に決戦を挑もうとしておるのだよ。どうだ、笑止ではないか、そう思わ
んか?え?リリア」
リリアは他のことを考えていたので、返事が遅れた。
「え、 あ、はい、そうですわね、お父様」
186あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/20(水) 23:14:09 ID:hG9XPiXr
父親は焼肉を平らげてしまったので、給仕が卵と野菜の煮込を出してきた。
スプーンで料理をすくいながら、父親は急に話題を変えた。
「ところで、頭の毛を少しは生え揃ったのか?」
リリアは父親を疑わしげに見やったが、つとめて平気なふうを装って、
もう食べたくもない野菜屑のような料理をつつきながら、
「え、ええ、でも男の子みたいなのよ、まだ」
父親は年代ものの高価な葡萄酒の染みがついたナプキンをつかんで、大声で
笑い出した。
「わはは、そうか、わしは男の子がほしかったのお、一緒に狩りにいって、
鉄砲を撃ってな、奥地の旅行にも助手で行ってくれる奴がな。うむ。」
リリアは焼菓子が出てきたので、ほっと溜息をついた。もうすぐ食事が終りに
なるのだ。
父親は抜け目がない男だった。
「とにかくな、弁護士を呼んであるから、このあと、すぐに相談に移ろう」
リリアは、すぐに寝床に入りたかったが、まだ数時間を嫌な話に費やさなけれ
ばならない事になったので、焼菓子も一口食べただけで、そのあとに出てきた
果物には手をつけなかった。
187あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/20(水) 23:24:14 ID:hG9XPiXr
@ ひさしぶりに書くと、タイプミスが多くてお恥ずかしい。
184の執事のセリフ「お重御さま」は「お嬢様」の誤りです。
188名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:13:59 ID:PjpUMSg0
>>187
これからかな。
期待してます。
189あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/22(金) 01:50:50 ID:dyTatQv+
1月の雪の日に予審尋問があり、事件をなぞっただけの無味乾燥なものだった
が、最後の段階で豫審判事は校長を毒殺するに至った動機を追求した。
どうしても正気の沙汰とは思えない、という感想を豫審判事が迂闊にも洩ら
したために、同席していた弁護士が精神鑑定の申立を行った。檢事は動機を
校長に対する個人的な憎悪であると主張し、嫌な者は手段を選ばず排除すると
いう恐るべき殺人鬼であると指弾していたが、老練な豫審判事は念には念を
いれるたちだった。そのためリリアは面倒な脳病科の医師や博士の面談を
繰返し受けならず、ほとんど家で落ち着いている暇がなかった。
2月には鑑定が下されたが、精神は清明できわめて正常と診断された。
190あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/22(金) 01:52:02 ID:dyTatQv+
3月には控訴院の豫審部で3人の上級の豫審判事が調書を審査し、リリアは
公判に付される事に決定した。
4月の公判に、リリアはこの日のために新調した花柄模様の娘々した清楚な
ドレスを纏い、伸びた前髪を切り揃え、いかにも罪の無い清純な令嬢という
いでたちで、出廷した。父親が手を廻して、新聞記事を差し止め、リリアの事件はまったく秘密のうち
に葬られて、世間の知るところとはならなかった。法廷はわずかの傍聴者しか
おらず、ガランとした中で、陪審員の選任を行う検事の早口が響いていた。
「信任せず」
すると、陪審員候補者は、ほっとした顔付で法廷の外に出て行くのだった。
「信任す」
陪審員となった候補者は、責任の重さより、リリアの父親がこれからの自分の
人生に重大な圧力をかけてこないか、ひどく心配となるらしく、眉をつりあげ
たり、しかめつらになったりした。
リリアは被告席に座っていたが、両側に廷吏がピッタリ寄り添って、その太い
腕や太腿を押し付けてくるので、肩をすぼめて脚を縮め、顔をうつむかせて
あたかも手錠を嵌められているかのように両手を交差させて膝に置いていた。

191あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/22(金) 01:52:56 ID:dyTatQv+
裁判長が叩く槌音が響き渡り「開廷する」という声が聞こえた。
「被告、立ちなさい」
リリアが立ち上がると、両隣の屈強な廷吏も同じく立ち上がり、油断無く脇を
固めた。廷吏は、どちらも巨漢のくせに、男のむさくるしい匂いが全くせず、
ただ分厚い羅紗の制服の黴(かび)臭い、湿った匂いが漂ってくるばかりだっ
た。
「姓名リリア・リベル嬢、年齢14歳、住所H県R市南郊外213番地、
無職。以上間違いないね」
「はい」
「リリア嬢、貴女は毒殺罪で起訴されておる。これよりその件につき
重罪法廷を始める。よろしいか?」
「はい」
「よろしい。被告は着席しなさい」
リリアは着席したが、同時に着席した廷吏の牛のような身体に両側からはさま
れて、存分に制服の黴(かび)の匂いを吸い込まされた。
検事の論告求刑があり、その長口舌にはリリアの理解が及ばない法律用語が
ちりばめられていて、「・・・よって被告を拷責刑一等級に処したる後、磔刑
に付すべきであります」という部分だけがリリアの耳にはっきりと聴こえた。
弁護士が弁論を始めたが、これも長々とラテン語文法の授業に似て、リリアに
は論旨がうまく掴めなかった。たぶん、わざとそうしているのだろうが、
窮屈な姿勢で、肉団子のような廷吏にはさまれ、身じろぎもせずに座っている
ので、リリアは誰にも気付かれずに溜息をつき、早く終わってほしい、と思う
のだった。
証人が呼ばれた。
192あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/22(金) 02:03:19 ID:dyTatQv+
191>「は論旨がうまく掴めなかった。たぶん、わざとそうしているのだろうが」
→訂正「は論旨がうまく掴めなかった。たぶん、弁護士はわざとそうしているのだろうが」
193名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 02:08:06 ID:PjpUMSg0
>>192
期待感が出てきました。楽しみです。
194Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/24(日) 01:07:52 ID:bgM0d1Rv
リリア・リベル嬢、年齢14歳に終身刑が求刑されると萌えますね!
195名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 10:40:23 ID:XNtZS2w8
>>194
趣味の押しつけウザイ。消えろ。
終身刑や焼き印好きなら自分でSS書けw
196名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:59:11 ID:/eokdgHX
>>194
もっとエグイ刑が192に出てるじゃん
197あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/25(月) 19:34:37 ID:zwGlSn2Q
最初の証人は、寄宿学校で現場検証の案内をした警部補で、うだつのあがらな
い、羊飼の臭いのする中年男だった。検事の質問に答えて、予め打合せてあっ
た様子で、犯行の細部が口述され、それを聴く5人の陪審員は怖ろしい光景を
想像して、てんでに口元を手で覆ったり、腕を組んだりした。中には、チラと
リリアの如何にも罪のなさそうな子供じみた顔付に目をやり、眉をひそめる者
もいた。
その後すぐに、校長と珈琲を一緒に喫(の)んだ食卓仲間が次々と証言台に立ち、リリアが
砂糖を取るついでに薬を校長の珈琲碗に入れたのには全く気付かなかったと、
明言した。
198あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/25(月) 19:55:53 ID:zwGlSn2Q
検事は被告席を向き、大仰な動作で腕を振上げ、リリアの顔を指さした。
「哀れな校長が気分が悪いと云い、自室に退(さが)ったので、散会と
なりましたが、奸智に長(た)けた被告は、その夜とどめを刺すため
誰にも知られず校長の寝室に忍び入り、半覚半睡状態で喉の渇きを訴え
た校長に致死量の薬を溶かせた水を呑ませたのです」
居並んだ陪審員は揃って顎をひき、眼を開いて恐怖の感情をあらわにし
た。
「稀代の殺人鬼が、ここに誕生したのであります」大声で論じていた
検事は不意に沈黙し、陪審員を眺め回し、
「では、最後の証人を」と呟いた。
リリアは、黒い制服に身を包んだ背の高い少女が証言台に上るのを見て
声を出さずに、唇を動かすだけで、その名を呼んだ。
「ローザさん」
199あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/25(月) 20:27:47 ID:zwGlSn2Q
寄宿女学校の上級生ローザ、リリアの寝室長、唇を許した仲。リリアは
両隣の廷吏の巨体の圧力をふっと感じなくなり、急に身体が熱くなり、
頬に血の気がさした。
「ローザさん、こっちを見てちょうだい」
遠くの証言台では、検事が質問をしていた。
「ローザ嬢、貴女はリリア嬢が校長の私室から出てくるのを目撃された
のですな」
ローザの低い落着いた力のある声が、法廷に響いた。
「はい」
「貴女は、それでどうなさいましたか」
「リリアさんは、校長に御家庭の事でお話に呼ばれていたのだ、と思いま
した」
「それで、貴女はリリア嬢に声をかけなかったのですか」
「そういう微妙な事柄には、見て見ぬふりをするのが礼儀と云うもので
すわ」
「なるほど、そして貴女は、どうして校長室のそばにいらしたのですか」
「校長先生は、なかなか眠れないたちで、時々わたしは頼まれて本を読
んでさしあげておりました。その晩も、そのつもりでした」
「では、どうして校長の私室にお入りにならんかったのですか」
「リリア嬢が」
ローザは、そこで言葉を切って、リリアに視線を送った。リリアは、
電撃を受けたように身体がひとりでに動いて、いきなり立ち上がった。
その両腕を廷吏があわてて掴んで力一杯ひきもどしたので、リリアは
堅い木の長椅子に、したたかに両尻をうち当てて、「うっ」と息をつめ
た。すかさず両方から廷吏は揃って腰に片腕をまわし、厳重に少女を
被告席に押さえつけてしまった。
200あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/25(月) 20:47:48 ID:zwGlSn2Q
疼痛がリリアの下肢を痺れさせているあいだに、ローザの証言は淡々と
続いていた。
「リリア嬢が、校長先生は、もうお眠りになりました、と私に告げまし
た」
検事は、しばらく黙っていたが、やがて
「その時には、校長は永遠の眠りに入っていこうとされていたのですな」
ローザは落ち着き払って、
「私は、そんな事とは知らずに、リリア嬢と一緒に自分たちの寝室に帰
りました」
そして、リリアに再び視線を向けた。検事は質問を打ち切り、今度は
弁護士がローザに質問を始めた。
「ローザ嬢、貴女がリリア嬢と共に校長の私室にいたという事は、ない
のでしょうな」
法廷のあちこちから私語や驚きの嘆声が湧き起こった。裁判長が槌を叩
いた。
「静粛に、静粛に願います」
検事が抗議した。
「只今の弁護人の発言は証人尋問の域を超えております」
裁判長は、ひどく興味の湧いた様子を、なんとか隠そうとしながら、
「検事の只今の主張は却下する」
この不意打ちに検事は頭をそらし、両手を振って自席に戻った。
弁護士が、ほくそ笑みながら請求した。
「リリア嬢の証言を要求します」
裁判長はうなづいて、
「許可する。被告リリア嬢、証言台まで」
リリアは立ち上がるつもりがなかったが、廷吏の丸太のように固い腕
に引き立てられ、地に脚がつかない状態で、ローザが退いたあとの
証言台に連れてこられた。
201あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/25(月) 21:24:50 ID:zwGlSn2Q
廷吏が離れると、やっと独りになったリリアは証言台の手摺を握って、
身体を支えた。まるで雲に乗っているようだった。何かに捕まっていな
いと、落ちてしまう。怖ろしい虚空に投げ出されて、永遠に落下してい
く。弁護士に促されて、リリアはやっと唇を開いた。
「い、いえ」
法廷は静まり返り、
「わたくしが独りで校長先生のお部屋にいました。廊下に出て階段を
降りようとする時に声をかけられて、見るとローザさんでした。一緒
に生徒寝室に帰りました」
弁護士は眉をしかめた。
「では、薬はローザさんから貰ったものではありませんか」
リリアは、手摺を放した。
「いいえ、わたくしが自分で藥局から買ったものです」
自由になった両手を組み合わせ、胸の前に突き出し、
「わたくしが、校長先生を殺しました」
202あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/25(月) 21:25:24 ID:zwGlSn2Q
法廷は依然として静かで、誰ひとりとして声を立てる者はいなかった。
裁判長の声が響いた。
「被告は、自分の犯した罪を反省しておるのか」
リリアの返答はなかった。
「被告、リリア嬢、答えなさい」
「い、いいえ」
「なんと?なんと云ったのかね?」
「いいえ」
「で、では、陪審員の協議に入る」
裁判長は槌を叩くと、左右の陪席判事を従えて、足早に裁判官席を
降り、陪審員らと共に別室に入っていった。
廷吏に両脇を抱えられて、被告席に戻るリリアから法廷の人々は視線を
逸らし、早く判決が降ればよいという顔付になっていた。リリアは父親
がどんな顔をしているか見ようとして傍聴席を眺めたが、既に帰って
しまったらしく、弁護士が不機嫌そうに書類を纏めて鞄に入れている
だけだった。ローザは、どこにいるのだろう。最後のお別れに甘い接吻
を交わしたかった。しかしどこにも見当たらなかった。法廷には知って
いる顔がまったく無かった。
203名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:40:25 ID:55t6Yh+d
204名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 22:58:53 ID:YfyM7gqj
205あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 01:56:47 ID:3jUsSu4X
陪審の評議はすぐに終わった。5人の陪審員が戻ってきて席に着き、暫くして
から裁判長と2名の陪席判事が書類を携えて、高い裁判官席に再び並んだ。
裁判官は無造作に槌を叩くと、
「陪審員諸君、被告は有罪か無罪か」と形式的に問うた。
陪審員の一人が立ち上がり、
「裁判長殿、陪審一同の評決により被告は有罪であります」
法廷は、あたかも当然のことが行われているように、事務的に処されていった。
裁判長は、書類を手にすると、リリアに注目した。
「これより判決を申し渡す。被告は立ちなさい」
リリアは廷吏に挟まれて窮屈に立ち上がった。
「判決。被告リリア・リベル嬢を毒殺罪の科(とが)により公開刑場に於ける
磔の施体刑に処し、執行当日に加辱刑として引廻及び拷責1級を付加する。
但し成熟せざる若年者には施体加辱刑の効果が十全に発揮不能であるがゆえ、
その執行を猶予し、換刑として終身徒刑に処し、改悛の情現るまで10日毎に
拷責1級の懲戒を付加する。公権はこれを剥奪する。私権及び親族法上の権利
はこれを停止する。被告は毒物と云う冷酷残忍なる手段を以て予謀して故意に
殺人をなし、毫も改悛の情なく、安寧秩序を乱さんとするものである」
206Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/27(水) 02:06:22 ID:eX+NhTnc
>>195
それほど気にしなくても大丈夫です。
ただ、俺は残酷なのが嫌いと言うのだけは理解して頂きたい。

>>196
うん、そうなんだ、あ氏はちゃんと分かっているから、
ドキドキしながら読めるので楽しみなんです。
207あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 02:20:18 ID:3jUsSu4X
リリアは閉廷の声を聴いた途端に、両側の廷吏が自分の腕を捉え、さらに別の
廷吏が数人近寄ってきて、その中の一人は長く太い鎖の附いた枷の束を抱えて
いるのに気がついた。
あの忘れていた重量のある金属の触れ合う音が、リリアを怯えさせた。
必要も無いのに廷吏どもは、リリアを背後から羽交い絞めにした。高い踵の
ついた華奢な皮靴の足首を両方から別々に掴んで、しっかりと動かないように
した。腰を押さえられた時には、リリアは「この人たちは、わたしを、どうす
るのだろう」と思わずにはいられなかったが、冷たく厚い鉄輪が首に嵌められ、
その表面に幾つか附属している環に繋がれた鎖や他の鉄輪が胸から下に垂れ下
がって、互いにジャラン、ガチャ、とぶつかり合う音が響く中で、それらの
重量が首輪にいちどきに懸かってしまったので、リリアは喉に喰い込んでくる
堅い鉄の塊のために咳き込んだ。
208名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 02:24:41 ID:G3bWTg5e
>>207
文章にがぜん勢いが増してきましたね。
素晴らしい。
209あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 03:06:54 ID:3jUsSu4X
「う」
両手首に狭い口径の鉄輪がそれぞれ嵌められ、足首にも手首とほとんど
変わらない、きつい幅の鉄輪が嵌められたので、首輪に懸かっていた
重量は軽減され、リリアは息をつぐことができるようになった。
その時、腰の最も細いところに大きな口径の分厚い鉄輪が嵌められ、
ゼンマイ廻しのような道具で輪の閉じ口についているネジが締められた。
ギルル、ギルル という音がするたびに、腰の輪が狭まり、
「あ」
息を呑むほどの、きつさで固定された。首輪もネジが締められてゆき、
ぴったりと喉に冷たく分厚い鉄の帯が食い込んだので、顔が少し紅潮
した。手首の輪からは鎖が腰輪に繋がっていたが、それは前にではなく、
背後に廻っていて、しかもごく短いものだった。廷吏はその鎖を首輪の
後ろのうなじの処に附いている円環に錠前をはめて固定してしまった。
手指の先がほとんど首輪に触れるばかりの高さになって、両腕を背後に
引き上げられ、緊い首輪を更に締める結果となった。
「う、ぐ、く」
リリアは唇を微かに開け、息を継がなくてはならなくなった。
首輪の喉の部分に附いた円環からは重く太い鎖が伸びて腰輪に繋がって
いたが、腰輪からは新たに下に向かって二本の同様な鎖が垂れており、
足首の鉄輪に連結されていた。足首の輪は嵌める時に靴下を下ろして裸
の肌に直接喰い込むようにされ、ネジがぎりぎりまで締められ、歩くと
少し痛んだ。花柄の少女服の上から身体を重い鉄鎖と枷で縛られたリリア
は、最後に革のずんぐりした棒のようなものを横にくわなければならなか
った。棒の両端に着いた皮紐が頬を割ってうなじに廻されて、きつく縛
られると、余った紐が顎の下を廻ってきて、喉を締め上げた。棒を歯で
噛み締めると口が利けなくなり、その上から粗いゴワゴした布帯で猿轡
をはめられた。涎が流れ出たが、その布帯が吸収するらしく、顎に垂れ
落ちることはなかった。
210あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 03:08:08 ID:3jUsSu4X
「あ、ごあ、あぐ」
リリアは息が詰まると訴えたが、廷吏どもは当然のごとく無視して、
腰輪と首輪と足輪にそれぞれ附いた円環に更に鎖を繋ぐ作業に熱中して
いた。これら新たに加えれた鎖は、引綱や縄尻の役目をし、また必要に
応じて壁面や杭に囚人を繋いでおくためのものだった。
211あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 03:38:45 ID:3jUsSu4X
銀色の徽章をつけた上級の廷吏がいつのまにか来ていて、指示を出して
いた。作業完了の合図を得ると、
「押送する。縄尻を持て」と低い声で目立たぬように云った。
リリアの前にいる三人の廷吏がそれぞれ、中の一人は腰輪から伸びた引
縄、左は首輪の左円環から伸びた引縄、右はやはり首輪の右円環から
伸びた引縄を、しっかり手首に巻きつけた。
リリアの両脇を固める廷吏は、それぞれ腰輪の左右の円環から伸びた短
い縄を持った。背後の三人の廷吏は、左右が足首から伸びた縄をそれぞれ
持ち、真ん中の年季の入った廷吏が腰輪の尻の円環から伸びた縄と、首輪
から後ろに伸びた縄を両手に握った。
もしこれを上から見ると、まるで蜘蛛の巣のように縄がリリアを捉えてい
るように見えるはずだ。そのまま蜘蛛の巣は前方に動き出し、法廷を出
て、だだ広い廊下を進んでいき、中庭に出て、そこに待機している護送
車に向けて器械のように近寄っていった。
リリアはどこをどう歩いて行ったのか、護送車に押し込まれるまで、
気絶したような気分で、身体に喰い込んでくる鎖と枷が擦れ合う音が
奇妙なリズムをもって脳髄に響き渡り、自分の肉体が自分のものでは
ないのだぞと脅迫されているも同然の理不尽なありように、ただただ
呑みこまれていくのだった。



212名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 08:33:23 ID:lJmB2vIv
を??
213名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 21:43:49 ID:fD9vNlzO
>>211
良いですねー!!!
拘束具の描写が素晴らしいです。
枷をかけられたで終わらないところがピカ一です。
あさんの小説のファンになってしまいました。
214あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 22:12:30 ID:l0FAvY6s
護送馬車の中には、廷吏とは違った制服の男どもが3人乗っていて、リリアを
引継いだ。というより、リリアを縛っている鎖と枷と錠前を引継いだと云って
もよいだろう。仔細にしっかり縛ってあるかどうかを確認するために鎖を両手
に持って連結部を引張ってみたり、枷が喰込んでいるかどうか、鉄輪と肌の間
に指を突っ込もうとした。乱暴に扱われるので、ひどく痛い時があり、
「う〜う〜」とリリアは猿轡の下から抗議の呻きをあげたが、口枷が余計に舌
を圧迫してくるだけで、唾液が喉に逆流し、咳込もうとしても咳ができない
苦しさに身を揉まなければならなかった。
天井や壁板、床に鉄の環が幾つも取付けてあり、検査が終わるとリリアの引綱
や縄尻は、ことごとく、それらに連結された。
215名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 22:20:24 ID:fD9vNlzO
廷吏って女性じゃないんだ・・。
216あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 22:27:03 ID:l0FAvY6s
はっきりとした声が聞こえ、
「願います」と誰かが叫ぶと、窓の無い護送馬車は動き出した。中庭の
石畳にガタガタと揺れ、リリアは磨耗した小さな腰掛から滑り落ちそう
になり、両足に力を入れて踏みこたえたが、それは足首の鉄輪が滑らか
な皮膚に余計にめりこむ結果となった。しかし、そうすることが、首輪
から天井に近い壁面に繋ぎとめられた鎖がリリアの喉を締め上げるのを
防ぐ唯一の方法だった。
「う、う〜」
執達吏助手と呼ばれる褐色の制服の男どもは、リリアの呻きを聞き流し、
つまらなそうにベンチに腰掛けていたが、その腰には拳銃が吊ってあり、
なかの一人は黒い色の警棒を握っていた。
217あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 22:55:24 ID:l0FAvY6s
道路に出たらしく馬車は余り揺れなくなったが、黒い色の警棒を持った
執達吏助手が、喋り始めた。
「お嬢さん、これ、ゴムでできてるんだぜ。な」
近寄ってくると、リリアの少女服の裾をゆっくり捲って、腿を露出させ
た。リリアが身を引いた時には、既にゴム警棒は揃えた両腿に打ち当て
られ、皮を切り裂かれたような鋭い苦痛が襲ってきた。
「ぐ」
「どうだ、痛いだろう。これは、痛いんだよ。だから、お嬢さん、
大人しくして、じっとしているんだ」
他の執達吏助手は無関心に噛み煙草を口に放り込んで、唾を無造作に床
に吐き出した。残った一人は警棒の洗礼が済むのを待ちかねたように、
散弾銃を抱えて近寄ってきて、捲り上げたままになっているリリアの裾
を更にたくし上げて、下着の上から散弾銃の銃口を押し当てた。
「な、お嬢さん、逃亡しようなどと云う魂胆を起こせば、この銃口から
鉛の玉が何十個と、あんたの大切なあそこにめり込む約束になっている
んだ。」
そこで、銃口は一段とリリアの股間に突き込まれ、照準のための突起が
敏感な箇所を突き苛んだ。
「う〜ん、う、う」
リリアは腰を捻って、この侮辱をかわそうとしたが、腰の最も細い部分
を締め付けている重く分厚い鉄輪が壁面に縄尻代わりの鎖で繋がれてい
て、その長さが短く引き絞ってあったので、ほとんど磔にあっているも
同然に、身体が動かせなかった。
218あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/27(水) 22:56:04 ID:l0FAvY6s
不意に馬車が何か石にでも車輪を引っ掛けたらしく、ガタンと揺れ、
銃口はグンと突き進んで、
「うぐーっ」
熱い衝撃をリリアに与えた。しかし銃口は引っ込むどころか、そのまま
居座り、馬車が走る間中、3人のむくつけき男どもの注視に晒され、
リリアは恥ずかしさに顔を火照らせなければならなかった。それは、
鎖や枷の重さよりもつらかった。幸いに監獄は近く、馬車が到着する頃合
を見計らって、銃口は引き抜かれたが、執達吏助手は銃口に鼻をもって
いき、匂いを嗅ぐ仕草をして、
「ふんん、お嬢さん、あんた、ずいぶん、ご清潔なネンネエだな。濡れ
てもなけりゃ、匂いもねえ、いや石鹸の匂いがするだけだ」
それを聞いて、他の男どもが、声を出さずに、歯を剥いて笑った。
219名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:19:08 ID:sUDzhu/i
正直、ぴんとこなかったんだが
突然グッときました。
220名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:18:15 ID:KuX0ARmH
女性看守でお願いします。m(_ _)m
221名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 23:07:51 ID:BODmRbqd
>>220
だからお前ウザイよw
222Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/28(木) 23:27:03 ID:fHiChqys
>>220
前の方で出てきているよ。
あ氏はちゃんとツボを押さえて書き込んでくれているから、
安心して読むと良い。
223あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/29(金) 00:04:13 ID:XRClCoA9
監獄に到着した護送馬車から引き摺り出されるまでに、手間取ったため、出迎
えの髭の看守長は佩剣(はいけん)をガチャガチャと鳴らして、馬車の扉に近
寄ってきた。
「執達吏は逃亡者の追跡と拘引には練達じゃが、娘っ子の扱いは苦手と見える
な。どうだ、手伝ってやろうか」
彼は扉の中を無遠慮に覗き、執達吏助手どもがリリアの鎖を床や天井から外し
ているのを面白そうに観察した。執達吏どもは無言で作業を続け、やっと囚人
を外に押し出した。
受渡しは簡単に済み、看守がリリアを取り囲んだが、監獄の塀の中のこととて
扱いは緩く、縄尻を一人の看守が持っただけで、そのまま建物の中に引き立て
られていった。
以前に入った事のある囚籍係の部屋で、徒刑囚の新しい番号が与えられた。
224あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/29(金) 00:32:03 ID:XRClCoA9
囚籍係の看守長は、ジロジロとリリアを眺め回して、まったく遠慮と
いうものが無かった。未決囚で、この机の同じ係の前に立った時には、
鄭重に応対した看守長は、人が変わったように言葉使いが乱暴になって
いた。
「よし、貴様は終身徒刑囚37号だ。37号の所持品を領置する」
隣の机に領置係の女看守がいて、
「37号、こちらへ」と事務的な声をかけた。
リリアが近寄ると、さらにニ人の女看守が奥の部屋から出てきて、領置係
の横に突っ立った。一人は若く、はちきれるような豊満な体を、制服に
押し込んで、長靴を穿いていた。もう一人は30前後の少し疲れの見える
頬をした上背のある女で、制服の腕に一等看守であることを示す徽章を
附け、長靴は顔の映るほど磨き上げてあった。
領置係の女看守が指示を出した。
「戒具を取れ」
横に待機していた長靴の若い方がリリアの肩を掴み身体が動かないように
抑えつけた。その間に上級看守は、まず猿轡を外した。涎が垂れて来な
いうちに、噛んでいた革棒の留紐を素早く解き、猿轡の布帯で唇を拭い、
年季の入った手つきで速度で鉄輪のネジを緩めていった。
「う、ん」
首輪が外れると、リリアは室内の湿った空気を吸い込んだ。
後ろ手に組み合わせた両手首の鉄輪も取り払われ、足首が自由になった
時、女看守の手がドレスを脱がしにかかった。

225あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/29(金) 01:02:08 ID:XRClCoA9
靴も脱いで、下着だけになったリリアは、以前の未決囚で入獄した時も
裸になって着物を預けたことを思い出し、肌着を剥ぎ取られるのに抵抗
を示さなかった。領置係は、いちいち衣類を領置簿に記入していき、
終わると全裸のリリアに、その記載を読み上げた。
「以上、間違いはないか」
リリアは、しかし例の長靴の女看守が縄束を取り出してきたのに目を
奪われていた。
「37号、返事はどうしたか」
領置係の女看守は無表情に注意したが、長靴の女看守がリリアの手首を
縄で二重巻きにし始めたのにリリアは驚いて、声も出なくなっていた。
「37号! 返事をするっ」
領置係の声が急に甲高く怒気をみなぎらせたものに変化したので、
やっとリリアは応答した。
「はい、あ、はい」
自分でも間の抜けた返事に、リリアは既に令嬢の尊大さを失っていたが、
「37号、これからは、二度同じ事を云わせないようにしなさい」
と領置係は冷たく注意した。しかし、リリアの片手首にしっかり巻きつ
いた縄は首を廻って、再び背中にもどってきて、残った片手首を捉え、
両手首を一緒に縛ってしまったとみるや、ぐいと縄が引き絞られて両手
首が背中に高く引き上げられ高手小手に固定されてしまった。
226Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/07/29(金) 01:42:28 ID:njewEaUh
あ氏、小説をいつもありがとうございます。

リリアはもう二度と袖を通す事のないドレスをどう扱われるか、
気になるんじゃないかなあと思うんですね。
別の世界で暮らすんだ・・・あたしと言う、
環境の変化の1つの儀式ですから。
次回が楽しみですね♪
227名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 02:09:22 ID:9PRciig8
ワクワク。
拘束時の描写がいいなあ。
今夏は縄だけど、この間は金属枷のネジという描写がリアルだった。
ぜひとも残酷な金属枷でつながれて欲しい。
228名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 02:10:14 ID:9PRciig8
あさんのこだわりを感じます。
なんか、どんどん良くなっていってますね。
229あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/30(土) 02:29:35 ID:YJvOpZJV
腰に二重にした縄を巻かれた時には、単なる腰縄かとリリアは思ったが、束ね
た縄尻が尻の双丘を割って股を潜り、いったんグイと引き絞られると、二本に
分かれて、それぞれ両の太腿の付根を捉えて、その周囲を巡り、尻に戻ってく
ると、相互にきつく連結されてしまった。そのから伸びた縄尻を、若い方の
女看守がしっかりと自分の手首に巻きつけた。
230あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/30(土) 02:44:20 ID:YJvOpZJV
新しい堅い縄が股間を押えつけ、身動きするたびに尻の割れ目に喰い込
んで、思わずリリアは身をよじり、太腿の付根がヒリヒリ痛むのに頓着
する隙もなく、またあの上背のある一等女看守がジャラジャラと鎖の音
をさせながら、重そうに奇妙な鉄塊をもって近付いて来るのを見つめた。
床にカチャリと置かれた鉄の塊から、足枷を取出して、女看守は素早く
リリアの足首に装着した。それは鉄の大きな鎖が連なっているが、
太く堅い粗革で出来ており、補強に所々に鋲が打ってあった。鎖の先に
は塊と見えたもの、両手で握れないほどの大きさの鉄球が附いていて、
リリアは両の足首に、これをそれぞれ縛り付けられてしまった。
231あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/30(土) 03:01:11 ID:YJvOpZJV
一等女看守は、リリアの身体から少し離れて、出来栄えを検分していた
が、
「戒具装着完了」と低い声で云って、そのまま待機の姿勢となった。
領置係は、今までに職業柄、何度も同じ事を云い続けてきたらしく、
器械のようによどみなく申渡しをした。
「37号、領置品は出獄の時に返還する。しかし終身刑だから、返還の
機会が無いかも知れない。その場合は後見人に返還する。よろしいね」
リリアは、まだ後ろの作業机に積んである自分の衣類を眺め、この部屋
でただひとつだけ色彩のあるものが、さっきまで着ていた花柄の少女服
なのに気がついた。ピカピカ光ったエナメルの華奢で柔らかい革靴は、
古新聞紙の上に置いてあったが、いま自分の足にはボールを大きくした
ような5キログラムはありそうな砲丸が鎖で結わえ付けられているのだ
った。少女服の代わりに、固い縄が首と手首と腰と太腿と、そして恥ず
かしい処を締め付けていた。
232あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/30(土) 03:09:44 ID:YJvOpZJV
「返事は、どうした」領置係は冷たい無関心な声で、男言葉を使うのだった。
「は、はい」
気もそぞろに口を動かしたリリアは、首縄が締め付けてくるのを感じ、
落着かなく、後ろにねじり上げられている腕を動かしたが、そのせいで
首縄は余計に締まってきた。
「押送願います」領置係が云うと、リリアを縛り上げてしまった一等女
看守は、しゃがれた声で、
「押送!」と号令し、若い方の看守がリリアの縄尻を引き、肩を押して
方向を変えさせ、部屋から廊下に出た。
廊下は冷たく、裸足で踏む床から冷気が脚に染み込んできた。
233名無しさん@ピンキ−:2005/07/30(土) 09:48:03 ID:G15WuXKM
>>229-232
スポ根風足枷鉄球を附けられたリリア嬢に萌え。
でも強度は本当に大丈夫なんですか?
234名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 12:34:46 ID:ucbYKFH2
聖リリアン証券山百合会
ごきげんよう
235あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/30(土) 16:16:00 ID:L+NsEMI1
脚を踏み出すと、鉄球を引きずる重さで足環が締り、ゆっくりとしか歩けなか
った。短い鎖がピンと張って、鉄球がくるぶしのすぐ後ろで左右に転がり、
リリアの足の踏み場を妨害した。女看守の叱咤が飛んだ。
「36号、まっすぐ、歩く」
そうするためには、腰と肩を振らなければならなかったが、固い縄が股間を
抑え、両腕はねじり上げられて首縄に吊り下げられていたので、胸を突き出し、
太腿を無理に前に押し出すようにして、やっとまっすぐに歩けた。
上背のある年かさの一等看守がリリアの横に並んで歩を進めていた。
「なんだ、ちゃんと歩けるじゃないか、そうそう、そうやって胸を張って、
一生懸命、腰を振るんだ」
後ろから縄尻を取っていた若い方の女看守がひそかに笑っているらしく、
一等看守はさびの浮いた声の男言葉で、
「おいおい、笑っちゃ駄目だぞ。短時間の進歩を褒めてやっているんだから」
すると若い女看守は、縄尻を絞った。リリアの股間から太腿を縛っている新品
の縄は針金を攀じ合わせたように固く締め付けてきて、思わず歩みが停まり、
「うわ、う〜ん」
両脚を閉じ合わせ、腰をかがませて、リリアは呻いた。
一等看守は、せせら笑いを浮かべ、
「股縄に早く馴れておかないと、困るよ。これから、それが唯一の衣装になる
んだから」と呟いた。
強く肩を押されて、リリアは再び歩き出した。鉄球がジャラン、ゴロロ、と
足首にまといつき、廊下は長く、やっと曲がり角に達したと思うと、また単調
な廊下の続きが眼に入るのだった。

236名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 00:44:51 ID:nEJV5y+e
ワクワク続きまだですかー
237あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/31(日) 18:11:07 ID:OkVzwpQw
窓の無い廊下の行き着く先は鉄の扉だった。よく気をつけていないと見えない
くらいに小さな標示が「徒刑監」と読めて、それはつつましやかに正書体で
綴られていた。リリアは素裸の恥ずかしい格好に慣れない早縄を打たれて、
冷たい廊下を延々と曳いてこられたので呼吸が弾んでいたが、強(し)いて唇
をしっかり閉じて品位を保とうと努力していた。そういう少女のうぶな白薔薇
色の若々しい身体を一等看守は冷たく見やると、頑丈な鉄扉の呼鈴を押し、
伝声菅に向かい、
「終身徒刑囚36号押送」と言い送った。
鉄扉は少し手間取ったのちに、ゆっくりと開いて、扉番の女看守が現れ、リリ
アは肩を押されながら、新しい区画に鉄球を引き摺って覚束なげな足を踏み入
れた。
238あ ◆OLgrqsfTNM :2005/07/31(日) 18:11:38 ID:OkVzwpQw
最初に連れ込まれた部屋は真っ暗な徒刑監浴場で、冷えた脂の匂いがリリアを
襲った。足裏を床の荒れた表面がチクチクと触れ、背後で看守の「点燈せよ」
という声が聞こえ、すぐに5燭光もないと思われる電燈がともった。
以前に入った未決監浴場の窓の明るさと清潔さに比べ、ここはだだ広く、床の
所々に浅い水溜りができていた。浴槽はなく、ただ奇妙な大きな箱が5個だけ
浴場の中央に互いに十分な間隔を置いて並んでいて、ポツンと離れた所に赤く
塗られた別の箱があった。壁際には天井から釣り下がった数本の長い鎖束の列
が重そうに並んで垂れていて、リリアは右端の鎖束の下に押されていった。
足首の鎖と鉄球が石床に擦れる音が、大きく反響した。いつの間にか数人の浴
場係が一緒に入ってきていた。大きな胸まで覆う前掛をして上着なしのシャツ
の腕を捲り上げた一人は剃毛係であり、やはり同様の前掛をした看守三人が
リリアを取巻いており、一人は手に長い棒のような鞭を持っていた。そのほか
に裸の二人の雑役囚が控えており、といっても腰を柿色の頑丈そうな帆布製の
股下が全く無いも同然の極端に短い腰衣でピッタリと覆っていたが、他の肌は
剥き出しで、革の枷輪を首、二の腕、手首、足首に嵌めていた。胸をX字の形
に交差する革帯で胴体を戒め、ちょうどサスペンダーのように腰衣の両脇にあ
る金具で留めていた。
一等看守が素早くリリアの早縄を解いた。しかしせっかく自由になった両腕を
いたわる間もなく、天井から垂れ下がった鎖の先端に附いている円環に両手首
が固縛され、足首の革枷が連結された。看守の一人が別の鎖を引くと、天井に
は滑車があるらしく、リリアの身体は吊り上がっていって、かろうじてつま先
で立っていなければ、全体重が両手首の縄にかかって、ひどく痛む状態となっ
た。リリアは恐怖を感じたが、気丈にも、かろうじて呻きを洩らすのを抑える
ことができた。
239あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/01(月) 21:47:50 ID:WayV6/z3
雑役囚が太い喞筒(ホース)から、じょろじょろと出る、ぬるい湯でリリアの
身体を満遍なく湿らせた。
「眼を閉じろ」と一等看守が命令し、リリアがそうした途端、別の雑役囚が石鹸水を頭か
ら浴びせかけ、大きなスポンジで身動きのならない囚人をゴシゴシこすり始め
た。それはひどく器械的な洗い方だったが、わきの下の窪みも、胸の谷間も、
股の間も、尻の割れ目も、くるぶしの凹凸も、どこもかしこもツボを外さない
執拗さで、スポンジの先は恥ずかしいところにも容赦なく侵入してきて、思わ
ずリリアは両脚を締めて抵抗した。しかし天井から手首を吊り下げている縄が
体重を支えきれず、ひどく痛んだので、あらがいは長く続かなかった。
240あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/01(月) 21:48:30 ID:WayV6/z3
一等看守が何か云うと、まわりの看守が笑った。
「そうら、よく洗ってもらうんだ」
雑役囚は、それを聞くと、他の部分の倍以上の手間を掛けて、スポンジをリリ
アの股の間でこねまわし、わざわざ前のほうの突起をつまんで包皮を剥き、
石鹸水でぬるぬるした指で揉みしだいた。
「あ、ああ、ああうー」
リリアは乱暴な扱いに我慢ができずに、声をあげ、いやいやをするように首を
振った。
また笑い声が看守どもの間からおこったが、すぐスポンジは終わり、喞筒(ホ
ース)の湯が囚人の身体から石鹸の泡を洗い落とした。
リリアが眼を開けると、大きな前掛の剃毛係が近づいてきて、リリアの髪の毛
を握り、無言で頭を剃り始め、バサバサと、せっかく伸びた髪の毛が肩や胸を
つたって足元に落ちていった。きれいな丸坊主になってしまったリリアの顔は
ひどく幼くなり、そのその乳房が膨らんできた身体と較べ釣合がとれなかった。
一等看守が指示して、他の女看守どもがリリアの両膝を別々に縄で結び、吊り
上げた。
241あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/04(木) 03:14:50 ID:A6WZHbFf
汚い雑巾を膝と縄の間に挟んだので、両足首を戒めている鉄球の重みで縄が膝
の裏の柔らかい窪みに酷く喰い込むことはなかった。剃毛係は舌を無遠慮に出
して自分の唇を舐めながら、リリアの股間を押し拡げ、剃刀を造作なく当てて
恥毛を剃っていった。他の女看守どもがしかっりとリリアの腰と尻を押さえて
動かないように押さえつけている間に、剃毛係の指は長い爪を持った昆虫のよ
うに、リリア自身でさえ余り見たことのない部分を這い回り、押し揉みながら
ゾリゾリと音を立てて冷たい鋼の刃を当てていった。
242あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/04(木) 03:15:35 ID:A6WZHbFf
「動くんじゃない!」
剃毛係は少しの動きも許さなかった。石鹸水を擦りこみながら、手早く作業が
進み、脇の下に移ったが、
「なんだ、ろくに無いじゃないか」
と呟いて、
「あーあ、なんで、こういう子供みたいな身体で重刑に服さなけあならないん
だろうねえ。末が思いやられるよ」
わざと嘆いてみせると、とってつけたように、
「あ、そうか、末も何も無いんだね、おまえあ終身刑だからな、ぎゃっはっは
っはっは」
笑い声とも思えない、奇妙な大きな怪鳥の叫ぶような音が喰らい浴室に響き渡
った。間髪を入れずぬるい湯が雑役囚の持つ喞筒(ホース)から噴出し、
リリアの身体をずぶ濡れにして、残った石鹸水を洗い流した。
天井の鎖から外され、湯の滴る身体そのままで再び早縄を掛けられたリリアは
息が詰まって、足がいう事を聞かずに、浴室から連れ出される時には、鉄球を
引きずるのにも膝が突っ張り、縄尻を取る若い女看守が肩と腰を乱暴に押して
も、ほとんど前に進めなかった。一緒についてくる新しい女看守がリリアの
滑らかな白いふくらはぎに一打ち鞭を入れて紅い条痕を刻まなければ、次の
行き先まで到達できたかどうかさえ定かではなかった。
243Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/08/06(土) 00:27:52 ID:KCfMxR3I
あ氏、いつも小説をどうもありがとうございます。

ロストラ看守に負けない位の悪役と言うか、
にくまれ役が出てきましたね。
リリアは、自分より不幸なと言う目で、
見られて居るんだと思います。

リリアは、ローザ穣は面会か差し入れするんでしょうか?
きっとその希望を持って居るんだと思いますね。

ブルナはどうなっているのかな?
こっちも興味ありますね。
244あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/06(土) 04:15:42 ID:Zxv1Ppjp
あまし暑いので気絶しておりました。わたしもブルナやアーシュラのことが
気になります。未決監の牧歌的暮しに較べて徒刑監は本物の囚人なもので、
看守以下みなさんコワイのばかしと云うつもりなんですが、あの鉄球に革の
足枷を使うのは、鉄だと足首の皮膚が破れて潰瘍になったりするからです。
鉄の足輪と皮膚の間に布を巻くようにする図が、明治時代の監獄戒具の本に
出ておりましたが、なんかダサイくてスタイリッシュではありません・
まあ革が普段着、鐵はかどある時のよそいき着と申しましょうか、そんな積り
で革の足輪を出しているのですが、強度はいまいちでしょうね・
捕縄とコンビで使わなければ。
245あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/08(月) 01:57:51 ID:hnEh15mO
被服庫に連れ込まれたリリアは、やっとこれで、あとは監房に入れられるだけ
で、今日の儀式は終わりになると、以前の未決監での経験を想いだして、張詰
めていた気分が少し緩んだ。
身体検査もなく、枷の嵌るべきところの各部位を測定することもなく、ただ被
服係が仏頂面を向け、柿色の小さな捩れた太い縄のような布切れを棚から取出
したしただけだった。それは細長い小さな分厚い綿布に頑丈なかがりを入れた
もので、もとは赤い色だったらしいのだが、長い使用に耐え何度も洗い晒して
いるうちに染料が薄れて、みっともない柿色になった代物だった。所々、白い
地色が露わになっていて、補修の縫い跡が縦横に走っており、きっと何十年と
使い続けられてきたに違いない。
246あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/08(月) 01:59:11 ID:hnEh15mO
被服庫に早縄を外されたリリアは、被服係から付け方を教わった。着ると云うどころか、
取付けると云った方がよいだろう。腰骨の上をグルリとひと巻きして、背中で
結ぶと、余った布を股間に廻し前にもってきて、臍のところまで引上げ、端に
附いている二本の短い皮紐で臍の上の所で腰の布に結びつけるのである。海辺
の猟師や船頭、川で水遊びをする少年たちが付ける帯状の腰衣とそっくりで、
違うところは、ひどくゴワゴワしていて頑丈だった。他の被服が貸し与えられ
るのを待っていたが、被服係はむこうを向いてしまい、リリアは途方に暮れた。
それに下着を呉れないのが、腑に落ちなかった。さっき腰につけた布帯の股の
部分は変な黒っぽい色になっており、それが血の凝(かたま)ったのを洗い落
とした痕(あと)だと、直感的に悟ったのと同時に、被服係のだるそうな声が
して、
「なにか、あたしの支給が気に入らないのか、36号は4等囚だから、被服は
それだけね。蒸気で洗濯するんだから、病気のうつる心配はないよ」
247あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/08(月) 02:00:23 ID:hnEh15mO
訂正: 1行目冒頭「被服庫に」を削除。
248あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/08(月) 23:51:29 ID:Ds8GNdvz
すると一等看守が指をリリアの腰帯と肌の間にねじ込んで、
「なんだ、ゆるゆるじゃないか。だらしの無い着装は許されない。被服係、
締め直してやりなさい」と指示した。
被服係は、不満顔になったが、上役には逆らえないらしく、あてつけに大袈裟
な溜息をつくと、黙ってリリアの傍にやってきた。
「一等看守さん、囚人、縛らなくてもいいの? こないだなんか、頭ぶん殴ら
れたの覚えてる? ちゃんと保安措置とってよね、願いますよ」
249あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/08(月) 23:52:10 ID:Ds8GNdvz
被服係は、一等看守がリリアに再び早縄をかけ終わるまで、突っ立ったまま、
ジロジロと囚人の裸身を眺めていた。両手の自由の奪われたリリアの尻に爪を
立てると、
「え?いい色してるねえ。白薔薇色じゃないか。肌理(きめ)が細かくて、
乳首も唇も紅いし、それ、腰帯あね、こう、締めるものだよ」
そう云いながら手早く腰布を解いて、ぎうとしごいて、幾度かねじり、締めな
おした。少し圧迫感があり、背筋がまっすぐに伸びて、胸が張り乳房が前に飛
び出したが、苦痛と云うのではなかった。一等看守が再び指を腰帯と肌の間に
差し込もうとしたが、わずかに皮膚に喰い込んでいる固い腰帯に沿ったどの
部分も、指を差し込む隙間はなかった。
250あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/08(月) 23:53:31 ID:Ds8GNdvz
「よし、被服貸与完了。36号、これからは、腰帯を附ける時は、いつもこのよう
にするんだ。わかったか?」
リリアは、おずおずと質問した。
「は、はい。あ、あの、これは下着ですか」
途端に鞭がふくらはぎに弾けて、派手なパンと云う音をあげた。
「あう、いっ」
リリアは思わず声をあげ、足の位地を変えようとした。しかし足首に附けた
鉄球がゴロンと半回転して、よろけ、被服係が支えなければ転倒するところだ
った。被服係はリリアのくびれた胴に片手を廻していたが、余った手は乳房を鷲掴
みにして、にやにや笑いと共に揉みしだいていた。リリアは呻きを洩らした。
251名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 01:22:37 ID:+SlL3u7+
ファカナリーヌ
252Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/08/09(火) 01:54:02 ID:N/oBHQML
あ氏、いつも小説をありがとうございます♪

リリアは、現実を理解していない感じですね。
被服係はリリアの尻に囚人番号の焼き印が付けられるのを、
楽しみにするのかもしれないですね、この性格だと・・・
未決囚の時の尻の焼き印を見せた元女囚の尻を、
思い出してさてどうするんでしょう、面白そうです。
このときに「やめて」と泣きわめくのかな?
それとも覚悟を決めるのかな?
O嬢の時のシーンみたいになるのかどうなんだろうな?

リリアと同年代の子が居ると思うんですけど、
そこでブルナの仲間と知り合うとかあれば面白いかも?

監房って扉は鉄格子なのかな?
これだと他の監房の様子も見れて、ゾクゾクするかも、
こう言ったのは鉄の扉だと密室状態だからですけど・・・
どうなるんでしょうねえ、楽しみです。

最初の第一話と話がズレてきているのは、
気になさらないで良いと思います。
「エロイかより愛をこめて」がそうですから・・・
253Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/08/09(火) 01:58:53 ID:N/oBHQML
>>251
無視!
254あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/10(水) 02:21:03 ID:P3PEnf8d
一等看守の冷たい声が被服庫に響き渡った。
「許可なく質問してはいけない。質問する時は、まず質問許可を得る。わかっ
たか?」
「はい、わ、わかりました。あっ、うう」
最後の「あっ」は、被服係が乱暴に乳首をひねったからで、「うう」はやっと、
いやらしい被服係がリリアを解放したからだった。
リリアは、こうして囚人規則の第一歩を学習した。
255あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/10(水) 02:22:29 ID:P3PEnf8d
被服庫から長い廊下に再び連れ出された時は、裸身に腰帯をつけ、乳房
は露出したまま、他に身に着けているものと云えば、早縄を別にして、
足首に喰い込む堅い革枷に絡みつく短い鎖と、その先に引きずる重い
鉄球だけだった。
256あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/10(水) 02:24:57 ID:P3PEnf8d
結局
リリアは自分が「四等囚」である事と、貸与される「被服」は、この
よじあわされた使古しの何十人と云う女囚が股間を締め付けてきた腰帯
だけである事、許可なく質問してはならない事、ほかにも予測しがたい
獄則があるらしい事、を習得したが、それだけで、恥ずかしい格好を
強いられているわが身の緊張とあいまって、奇妙な疲労と興奮を覚え、
正常な神經が麻痺していくのだった。
257あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/13(土) 23:32:31 ID:Rr2pLawL
階段を登ったので、足首が痛んだ。看守に急かされ一段ごとに右左の足で、そ
れぞれの鉄球を交互に引きずりあげていくのだったが、足首よりもつらかった
のは腰衣で、腿を高く上げて段を踏みしめると、堅い布地が棒のように尻から
股を締め付けてきた。そのため大きな2階の廊下に着いた時には、鉄球を附け
た足さばきも以前より軽く感ぜられた。
連れ込まれた広い部屋には、真ん中に大机があって、年齢のよく分らない、
どちらかと云えば若く見える女の役人が座っていて、入ってくる囚人を大きな
黒い眼で見据えていた。ひっつめ髪が、カラスの羽根そっくりに艶やかに光っ
て、青白い丸顔に小さな形のよい鼻、紅もささないのに臙脂色(えんじいろ)
に濡れた唇が小さく引き締まって、なによりも黒い上着から身体の線がくっき
り浮き出て、胸のふくらみが大きく前に突き出していた。そして声は高く明晰
だったが、意外にもその風貌に似合わない意志の強さを表す、かすれ気味の、
ねばりけのある声をだし、聞く者の耳をそばだてさせた。
258あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/13(土) 23:37:56 ID:Rr2pLawL
「小官は徒刑女監取締のセピア典獄補です。36号は、判決を受けた時点より
終身徒刑囚となったのですが、まだ、ここがどんな所か、きっと分らない事と
思います。おいおい覚悟をしてもらいましょう。36号の罪は、それを償うに
一生かかっても償いきれないほど重い。それを先ず噛み締めてもらう」
ここで言葉を途切らせると、手にしていた書類に目を落とし、
259あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/13(土) 23:39:08 ID:Rr2pLawL
「10日ごとの拷責刑、それも最も重いものが付加されているし、念を入れて
勤めるよう。すっかり更正したあかつきには、それなりの沙汰もありましょう」
と御殿女中のような事をつぶやき、押送の3人の看守に目線を送ると、それが
終了の合図で、リリアは再び階段を降りた。それは登るときよりも、つらく、
一段ごとに脚を降ろすたびに腰が歪み、股が擦れて、堅い腰衣が敏感な箇所を
きつく何度も圧迫したので、中途まで降りてきたところで立ち止まって、
「ああ」
と呻きを洩らし、喉をそらせて身を揉まなければならなかった。しかし縄尻を
とっている若い健康そうな女看守は乱暴に背中を押し、浴場から加わった痩せ
た乾いた顔つきの女看守はリリアの太腿の裏に一鞭あてて湿った音を響かせ、
引率の縄掛け屋の、上背のある女看守は、
「なにを立ち止まってるか、歩行中に命令無く停止すれば懲罰だぞ。覚えてお
け」鋭く高い声を出し、男言葉で注意を与えた。
リリアはもう疲れてきて、どこかで休みたかったが、女看守どもは、まだ行か
なければならない部屋があるとでも云うように、窓の無い裸電球の灯った廊下
を奥に進んでいき、角を曲がり、再び現れる長い通路を鎖の音を響かせて囚人
を押送していった。
260あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/16(火) 00:42:50 ID:omho5M2b
やっと押込まれた小部屋には、大きな肥満した輔祭が陣取っていて、リリアの
裸身を見ると嬉しそうに刃を剥き出した。手元の書類を見て、一等看守に囁いた。
「36号かね」
一等看守が無言で頷くと、更に喜悦の表情が髭のはえた顔中に広がり、
「うんうん」首を振ると、
「私は監獄教誨師だ。とにかく悔い改めることだ。汝、悔い改めよ。」
リリアは取り敢えず返事をした。
「はい、神父さま」
輔祭は食事の脂で汚れた指を白い僧服の胸でぬぐい、盛大な染みをつけた。
「頭が悔い改めても、身体が悔い改めなければ、本当に悔い改めた事にはなら
んのだぞ。」
「はい、神父さま」
「それには、長い年月がかかるのだ。分るね。たとえ身体に刻まれた刑罰の
傷跡が消えずにあろうとも、頭が悔い改めねば、本当に悔い改めた事にはなら
ないのだ。全てが頭も身体も同時に悔い改める瞬間こそ、お前の魂は救われ、
神の裁きを受ける資格ができるのだ。わかったね」
「はい神父さま」
リリアは蛙の寝言にような訳の分らない説教を聞かされている間中、冷たい凸凹
した石畳の上に跪いて、頭を垂れていたが、若い看守が乱暴に縄尻を引くと、
立ち上がり、廊下を鉄球に躓きながら、背中を押されるままに、三人の女看守
の規則正しい歩調に引きずられ、守小走りに進んでいった。

261あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/16(火) 00:46:38 ID:omho5M2b
訂正:裸身を見ると嬉しそうに刃を剥き出した→裸身を見ると嬉しそうに歯を剥き出した
262名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:31:21 ID:bDpYTYUG
>>251
なに、またあのうざいファカナリーヌ出たんか?
263名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:53:56 ID:anY7OUFi
>>262
電波中年で有名だよ。
264名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 20:31:11 ID:BmX2+QQq
age
265Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/08/21(日) 09:48:04 ID:Skh4EeLF
あ氏、いつも小説をありがとうございます。

問題児が出てきているようですが気になさらずに小説を続けてくださると、
ファンの方並びにROMの方も心待ちにしていると思います。
宜しくお願い致します。
266名無しさん@ピンキ−:2005/08/22(月) 16:29:15 ID:KrY8tktC
あ氏、Ricardo◆JDrajVT7Loさん、問題児に負けずに頑張って下さい。
267あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/24(水) 19:55:25 ID:s+FkPlbZ
ちょと夏風邪兼夏バテで寝ておりました。明日あたりから再開します。
268名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 23:46:15 ID:37p9tfUp
あ氏、ぜひよろしくお願いします。
269名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 01:52:54 ID:CIT75ag/
ガンガレ

つ茶
270名無しさん@ピンキ−:2005/08/25(木) 03:16:50 ID:XQJPRd2H
次は火だ
271ファカナリーヌ:2005/08/25(木) 20:06:56 ID:X+dBOH3a
あ氏誠に素晴らしき小説で御座いますね。この後リリア嬢がどの様な処遇とされ
如何様に懲罰を甘受するのか興味が尽きない次第で御座います。
過去にも25様午後氏等賞賛に値するストーリーをお書きになった方に匹敵するか
其れ以上の偉業であると存じ上げる次第で御座います。
最近25様午後氏等の書き込みが無い現状を考えあ氏には此れまで以上の小説執筆を
お願いしたい次第で御座います。
宜しければ鉄枷の使用其れも中世欧州風の重量感の在る拘束具の常時使用を強制する
描写の欲しいところで御座いますが、今後の展開を見守りたい次第で御座います。
272名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:05:39 ID:2k3lO9Q6
自分のスレに行っていてくださいね。
273名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:38:31 ID:lC10pSkA
>>271

帰れ!
274あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/26(金) 00:43:35 ID:Ik6qFeGg
一等看守が何気なく振り返り、
「さあて、最後の部屋だ。」と云った。
とすれば、太腿の表に収監番号を書き込まれるのだと、リリアは考えた。
長い一日がやっと終わりかけようとしている。引きずる鉄球も少し軽くなった
ように感じた。縄尻がクイクイと引かれ、背後の肉体美人の若い看守が
「これ、そんなに急ぐんじゃない」とよく響く声で注意すると、
「急いだって、ろくな事はありはしない」
一等看守と鞭を持ったノッポの看守が、声を立てずに笑うのだった。
275名無しさん@ピンキ−:2005/08/26(金) 00:46:12 ID:MsRyNOoR
>>271-273
Ricardoよ見苦しいぞ、複数のIDを取得しての自作自演はヤメレ!!
276あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/26(金) 00:48:18 ID:Ik6qFeGg
裸電球が照らす廊下の角を曲がった途端に鉄格子の扉に行き当たり、その先は
広間になっていて、奇妙な匂いが漂っていた。分厚い眼鏡をかけた胸のない
貧相な猫背の女画工が、型板と道具箱を持って待ち構えていて、グルグルと
海老縛りにされた。型どおり太腿の上方に、ぶっちがいの×と逆三角形を重ね
あわせた印と、36という囚人番号をじっくりと黒い油インクで書込まれ書き
入れられるのだとリリアは悟った。
未決監で一度同じ目に遭ったので、驚くこともなく、リリアはもうすぐ監房に
入れられて、やっと落着けるのだと思い、チクチク皮膚を刺す鉄筆の尖った先
が記号と文字を刻み込んでいくのを味わっていた。しかしチクチクは蜂の針が
刺すように太く痛く、途中で思わず喉から呻きが洩れるほどだった。インクが
酸のように滲みて、その痛さを増幅した。とうとうリリアは針から逃れようと
あぐらに組まれた両脚を動かし、腰をひねったが、緩やかに思えた巧妙な海老
責縄は、いったん体を締め付け始めると決して緩む事が無かった。万力で押し
挟まれる苦しさにリリアは首を振り、
「ああ、ああ」と目をみはって、形のよい唇を開け閉めしては、押しつぶされ
た胸を震わせた。
277あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/26(金) 00:51:40 ID:Ik6qFeGg
針の突き刺す痛みが終わると、一等看守がリリアの太腿に目を寄せて暫く書込
まれた収監番号を見ていたが、
「よし、徒刑監当該年度第36号確認完了」と云い、次に痩せたノッポの鞭の
看守が同じようにして、息の荒いリリアそっちのけで、太腿の記号に見入り、
指でなぞると、
「よし、徒刑監当該年度第36号確認完了」と同じ口調で再度、同じことを
唱えた。
一等看守がリリアの首輪をつかんで、顔をあげさせ、
「よく聞け、ただいま囚人番号を入墨した。イレズミのことだ。これは終身刑
囚のみが受ける刻印方式で、一生消える事はない。もしこれを抹消ないし変形
せしめたる時は刑法第十条官封印破棄罪により重禁錮16等となるから、その
旨心得よ」
リリアは先程からの針の痛みが刺青のそれであったのだと、やっと分ったが、
我が身に消えることなく刻印された囚人の印をまとってしまった現実が明らか
に理解できない顔つきをしていた。それよりも、この海老責の縄掛が容赦なく
身体を締め付け続ける苦しさから一刻も早く逃れたいと、首をうちふり、眉を
寄せて、あえぐのだった。
278Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/08/26(金) 01:40:34 ID:lC10pSkA
>>275

コテハンなしで書き込んだのは>>273だけだよ。
それに25日は、ここに書き込みしていませんよ。

>>274

あ氏、いつも小説をありがとうございます。
夏風邪兼夏バテでしたか、暑かったから仕方ないです。
多分、長旅の疲れが出たのだと思います。
俺の方は胃薬のお世話になってます。

元気が一番ですね。
279あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/27(土) 19:52:27 ID:8cjnOsMZ
「分ったら、返事をする!」一等看守が甲高い大声で怒鳴ったので、リリアは
必死に
「はい」と云った。つもりだったが、奇妙な押し潰された声が出て、自分がそう
云ったのではないように聴こえた。そこで、再び口を開いて、喘ぎ声で、
「はい」と云った。そうすれば、海老責から解放されるだろうと希ったからだ。
しかしリリアの四角に畳み込まれ縄が厳重に肉にめり込んだ小荷物そっくりの
肢体は、石畳の上で逆さまにひっくり返され、尻を上につきたてた格好で、顔
や胸が床にすりつけられた。
「う  ん  ん」
く、くるしい、リリアの頭の中は單純な呻きに満たされて、それ以外は何もかも
消え失せていた。
280あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/27(土) 19:53:24 ID:8cjnOsMZ
ガチャガチャと音がして、鉄の車が石畳を不器用に近寄ってくる音が響き、
リリアの脚から尻を震わせた。いやな匂いが漂ってきて、リリアの胃の腑を
乱暴に刺激した。一等看守が長たらしい確認を始め、鞭の看守が同じことを
している。ゴーゴーという竜の鼻息のような音が暫く続き、新しい人物が
足音を立てずに歩きまわっている。ガチャリと何か金属が触れ合う音がして、
急に忍び寄ってきた人物のゴワゴワした堅い衣服がリリアの裸の尻に触れ、
すぐに大勢の手が伸びてきて身体が押さえ込まれた。ただでさえ海老責の
縄目が首以外のどんな動きも封じ込めているのに、さらに何人もの腕や膝が
リリアの裸の背中と肩を押し付け、腰をつかまえてしまった。口の中に丸い
革の塊が押込まれ、ついている紐がうなじを二重に巻いて、固く縛り付けら
れた。
281あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/27(土) 19:56:41 ID:8cjnOsMZ
「うーうーうー」リリアが恐怖の叫びを洩らすと、涎が口の端から垂れて、床を
濡らし、荒い息が部屋に響いた。押さえつけている連中がリリアの裸に押し
あてている腕や肘や膝に一斉に力が入った。
恐ろしい煙が立ち昇り、肉の焼ける不吉な匂いがして、灼熱の牙がリリアの
誰も触れたことの無い白桃そっくりの尻に喰い附き、そのまま離れようとしな
かった。「チージーチー」と云う大きな音がして、なかなか消えようとしなかった。
誰かが絶叫している獣のような声が、自分の発しているものだと分ったのは、
長い時間がたった後で、火の苦痛から跳ね逃れようと精魂の限り暴れた全身に
非情に喰い込んだ縄目が皮膚を破り血が十分に滲み出してからのことだった。
282あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/27(土) 20:02:22 ID:8cjnOsMZ
わたしは、ガスターというのを服んでゐます。
283Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/08/28(日) 02:30:20 ID:YismK/Bo
>>282
ガスターですか、これは飲んだことは無いですね。
俺は、新三共胃腸薬〔細粒〕とストッパ 胃腸薬を状況に合わせて、
飲んでいます、仕事中は水無しで飲めるのがいいですから。
胃薬関連のリンクです。
ttp://okusurinabi.at.infoseek.co.jp/i.htm
ttp://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2000q2/20000405.html

リリアの尻に焼き印ですね♪
6桁の数字記号ですよな、うん、萌えます。
>「あんたがたも、そうなるよ」
リリアはこの言葉を思い出すんでしょうね・・・
でも、あの性格から弱みは見せないでしょうし、
痛みで泣きじゃくっても反省が無いという所もあると思うんです。
どうなるんでしょう?楽しみです♪
では宜しくお願い致します。
284名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 10:18:32 ID:QGr65tMC
Ricardoは焼印が好きなんだな。
あ氏の執筆を暫く見守りたい。これ以上自分の趣味を押し付けないでくれ。
285名無しさん@ピンキ−:2005/08/28(日) 13:30:03 ID:8XypT0ox
Ricardoさんの趣味は良い
286名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:01:08 ID:V8ATJlP4
このスレに関しては、口数が多すぎるコテハンに警戒心が湧くのは確かだな。
287Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/08/28(日) 21:09:11 ID:EeriOgJr
>>284
> Ricardoは焼印が好きなんだな。
はい、元々尻が好きなんですけど、
キャラのおかれた心ってのも興味あるんです。

>これ以上自分の趣味を押し付けないでくれ。

あまり自分の趣味ばかりを主張しないようにして、
簡単な感想とコメントにするように気をつけてます。
俺も癖のある人なんで、しようがないって事もあるけど、
それなりに気遣ってますから宜しくお願いします。

>>285
褒めて頂いて、ありがとう!

>>286
>このスレに関しては、口数が多すぎるコテハンに警戒心が湧くのは確かだな。

そんなに警戒心を持たなくてもいいです。
288名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:23:36 ID:QGr65tMC
了解。
289Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/08/28(日) 21:30:22 ID:EeriOgJr
>>288
ありがとう。
290あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/29(月) 22:51:31 ID:mlm66Cyq
真っ赤に灼けた棒状の焼コテが、先端に監獄記号・年度数字・囚人番号の羅列を組
合せた鋼鉄製の烙印活字を嵌め込んで、リリアの瑞々しいまっ白な尻に、たっ
ぷり1分間押し当てられ、肉が焦げるまで離れようとしなかった。青くなった顔に
玉の汗を浮かべ、わなわな震える唇に歯の根も合わず、腰は尿で濡れた。
息が継げずに、ほとんど呼吸をしていない両胸に突き立った乳首が固くしこっ
ていた。もし剃毛されていなければ髪の毛がことごとく逆立っていたはずだ。
革の口枷を外された途端に嘔吐したが、何も出てこなかった。体中が震え、
立ち上がることができずに、縄尻を吊り上げられて無理やり立たされては、
何度も汚れた石の床に崩れおれた。
291あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/29(月) 22:53:51 ID:mlm66Cyq
一等看守が「36号、36号、36号」と器械じみた繰返しで起立を命令し、
痩せたノッポの看守が鞭を所嫌わず打ち下ろしてくるので、リリアは大きな声
でわめきたてた、つもりだったが、ほんとうは声が涸れて、できたのは口を
パクパク開けたり閉じたりするだけだった。
そこで、リリアは目が醒めた。固い床にじかに転がって、寝返りをうつと足首
の鉄輪から延びた鎖が大袈裟に音をたてた。鉄球がゴロンと転がり、
「あ、夢でよかった」
リリアはそう思い、裸体に腰帯だけだったので、とっさに胸を片手で覆い、
別の手で太腿の囚人番号をなぞった。左右を見ると監房の石壁が迫っており、
静かで、人の気配がしない中で、ひとりぼっちだった。刺青を彫られてから後の
ことを覚えていなかった。あまりに海老責の縄目がきつかったので、失神したは
ずだ。冷たい空気がひしひしとリリアの裸身を包み込み、夜か昼かも分らない
明かりが鉄格子で隔てられた廊下から差し込んでいた。どこかで看守の堅い革
長靴が石床を踏んでは、時々立ち止まる音が響いた。
292あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/29(月) 22:56:41 ID:mlm66Cyq
狭い石の部屋には錫の食器と水差と、桶に蓋をした便器が顔の傍に置いてあり、
寝具もなければ、衣類もなかった。壁から恐ろしげな鉄の大きな環がぶらさがっ
ていて、そこには太い鎖がついており、リリアの方に延びていた。それは腰を締
めている鉄輪に錠で繋いであった。それからリリアの手がおそるおそる尻を探っ
てみると、凸凹した腫れた肉が続く長方形の部分が触れ、油の軟膏がベッタリと
塗ってあった。それが烙印であることは、とっくの昔から知っていた事を思い出した。
リリアは眉をしかめた。傷はジクジクとひどく痛み始めた。
「わたしの、これから身に纏うのは、この烙印。」リリアは、ぼんやりとそう思った。
293名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 02:57:05 ID:zGLCRO6G
あ氏、いつもお疲れ様です。 
こんな緻密な文章が書ける人って尊敬しちゃいます。 (*´Д`)ハァハァ

ところで午後(25・俺萌)氏の以前の小説は前スレで読めるんですか?
294あ ◆OLgrqsfTNM :2005/08/31(水) 00:36:04 ID:/8eV0dFi
そして半身を起こすと、水差から埃だらけの金皿に水を注いで、ひとくち口に
含んだ。あまり喉が渇いているようには自分では思わなかったが、何度も皿に
注ぎ足しては犬のように飲んだ。自分の剥き出しの肩や胸や腰を眺め、太腿の
刺青された記号と数字を指でなぞり、動くたびにジャランと重い音が響く鎖を手に
とって眺めた。足首の鉄球は近くで見ると、錆止め塗料が何重にも塗り重ねてあり、
監獄の逆三角形の印と製造番号が小さく刻印されてあった。片手では持ち上げら
れない重さで、両手でも少女の腕力では長く支えているのは無理だった。
295あ ◇OLgrqsfTNM :2005/08/31(水) 00:38:47 ID:/8eV0dFi
少し息苦しいので、首に触ると、太い首輪が嵌っており、鋲が打ってあり、
大小の環が附いているので、犬の暮しが始まったんだ、とリリアは納得した。
しかし、ほんとうは犬ではなく、馬のような、と云ったほうがよいだろう。
それは、翌朝から、既に翌朝だったが、その時には、この少女囚人に徒刑の実際が
明らかに示されるのだった。
296あ ◇OLgrqsfTNM:2005/08/31(水) 00:44:37 ID:/8eV0dFi
?なんで◆が◇になるんだろう?
9月1日からフルタイムの仕事が見つかりましたので、掲載は1〜2日
おきになると思います。ご容赦ください。皆様どうか楽しい会話と情報
交換を楽しんでください。
297名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:42:38 ID:mz1+USaR0
あさん、良いですね。
とうとう牢屋ですか。中世の牢屋はマジそんな感じみたいですよね。
資料は好きで読んでいましたが、こういうリアルな物語はほとんど
ないように思います。楽しみです。
298名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 21:47:28 ID:syBl7YmI0
午後氏のほかの小説ってどこで読めるの?過去スレ消えてる・・・。
299名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 22:31:22 ID:KQ/LUFKE0
>>298
次の小説を期待して待とう!
300名無しさん@ピンキ−:2005/09/02(金) 01:03:07 ID:QwOZW1R90
test♥
301名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 08:12:19 ID:B25DOJJn0
>>296
あ ◆OLgrqsfTNM を名前欄にコピペしてませんか? コピペするとそうなるはず。
トリップをいれないと◆にならないとかそんな感じじゃなかったかな。
原因違ったら分からんです。スマソ。
302あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/03(土) 01:00:04 ID:RYCc02ho0
あ〜コピペしました。なっとく。
303あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/03(土) 01:32:16 ID:RYCc02ho0
目の下にくまのある肥った女看守が鉄格子を開けて、
「出役」と云った。しゅつえき、とは何なのか、考える暇もなくリリア
が通路に這い出すと、既に他の囚人が並んでいて、首環を長い一本の鎖
で繋がれていた。
リリアもその先頭に加わり、看守が鎖を首輪に錠前で留めると、先程の
肥った女看守が次の鉄格子を開錠し、中の囚人が這い出してきて、
リリアの前に立ち、やはり鎖で首を連結された。
計8人の徒刑囚が揃うと、昨日の三十すぎの一等看守が、鞭を持った
のっぽの看守を従えて現れ、
「前へ進めっ」と鋭い号令を発した。
囚人の列は、ガチャガチャと足首にまつわる鉄球を引きずり、裸足で
冷たい石畳を踏み鳴らし、通路の奥の鉄扉のほうに進んでいった。吐く
息が白く、剥き出しの肌に空気が痛く、列をなす裸身の群れがみるみる
赤くなっていった。リリアは余り寒さを感じなかった。鉄扉の向うに何
が待っているのか。

304名無しさん@ピンキ−:2005/09/03(土) 02:44:08 ID:6LZVkrti0
>>301
旧式の安物の携帯だと#を入れてもトリップがつかないことが多いですが
そういう事情ではなくて良かったですね。
305あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/03(土) 21:34:05 ID:UNGha4Te0
www
306名無しさん@ピンキ−:2005/09/05(月) 01:45:31 ID:d0IwYN+00
最良スレage ♥
307あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/05(月) 21:59:36 ID:zl3oKumE0
この徒刑監の苦役監視係の女看守どもは、今まで遭った事のない人種だった。
とても未決監にいた女看守と同類とは思えなかった。言葉は男言葉を使うとこ
ろが同じだったが、その語法は軍隊式で、独特の抑揚があり、最初は何を言っ
ているのかさえ分らなかった。
鎖で数珠繋ぎの女囚8人が太腿揃えて、開けられた鉄扉を潜った時、聞こえ
てきたのは、よく透る高い声で、
「とおおおおまあああれえええ」だった。
語尾が凍えた空に吸い込まれていき、女囚の16本の足は鉄球を転がせ、思わ
ず立ち止まった。押送してきた中年の一等看守が、人が違ったように、きびき
びと敬礼して、
「副看守長殿、未教育第12班、徒刑女囚8名押送しました。異常ありません」
と申し継ぐと、頭巾を被り膝まである長い乗馬靴を穿いた彫りの深い顔立ちの
女看守が、身にぴったりついた制服に革手袋を嵌めたまま、
「よろしい。」とだけ言い捨て、素早く答礼し、脇に挟んだ棒の様な鞭を
右手に持ち替え、背後に手下の大きな3人の下級看守を従えて、女囚人の群に
歩み寄ってきた。一等看守は正確に回れ右をし、笞を持ったのっぽの部下を
連れて、歩調正しく監房に帰っていった。
「きいけーええーっ」副看守長が高い澄んだ大声で、喚いた。惚れ惚れするよ
うな張りのある分厚い胸から、寒空に稲妻がほとばしって、ゆっくりと走るの
を女囚どもは、冷たい大気の中で見た気がした。
「自分は、きさまらに、仕事のしかたを教える苦役係のファビア副看守長だ」
308あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/05(月) 22:31:07 ID:zl3oKumE0
ファビア副看守長と同じ格好をした体格の良い手下の女看守が、シャベルを女
囚どもに配った。
「よいかあ。これより12班は身の丈の深い溝を掘る。エンピとれー」
女囚どもは、きょとんとしていた。なにをどうやってよいのか、分らなかった
からだ。蓮っ葉そうな若い女囚が
「看守先生、エンピってなになのさ。わかんないよ」
手の鎖をジャランと鳴らして質問すると、ファビア副看守長は意外にもニッコ
リと笑った。頬にえくぼができて、白い小さな歯並がこぼれ、女囚どもさえ、
はっとするような愛らしい顔つきになり、ひどく魅力的だった。
「ショベルのことだ。御嬢ちゃん」
質問した女囚が、
「ぎあ」と押し殺した声で叫び、裸の胸を自分で抱えた。
指の間から血がダラダラと洩れて、ファビア副看守長の棒鞭が飛んだのが、他
女囚にも分った。
309あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/05(月) 22:32:41 ID:zl3oKumE0
「質問する時には、あらかじめ許可を得る。わかったね。それから副看守長殿
と呼ぶ。ここはヤワな未決監とはチョト違うんだ。」
棒鞭で胸に切傷をつくった女囚は、あわてて何度も頷いた。
「馬鹿か、きさまは、分ったら、はい分りましたと、言うんだ」
ファビア副看守長は棒鞭を、器用にしなわせてニッコリした。
「わ、わかりました、副看守長殿」不運な女囚は、すくみあがって、どもった。
「そら、両手は、こういう時には、どうする?」ファビア副看守長は、あくまで
やさしく問いかけた。女囚は、両手を素早く腰に降ろして、指先をピンと伸ばした。
「よろしい、わかっているじゃないか」
びしーっ、棒鞭が二の腕に飛び、隣のリリアの顔に血のしぶきが散りかかった。
「ぎあーっ」しかし女囚は、直立不動の姿勢をくずさなかった。少しでも身動
きすると、再び棒鞭が襲ってくるのが分ったからだ。
「分っているのに、何故、規律を守れんのか! 貴様は、本日減食の懲罰!」
ファビア副看守長は、急に何事もなかったかのように、顔色をもとに戻し、
「よろしい、作業はじめ。作業場所はミラ看守の指示に従え」
しばらく間をおいて、
「はあーじーーーめえええ」と号令した。
310名無しさん@ピンキ−:2005/09/06(火) 17:33:21 ID:HVgGJXlp0
あ◇OLgrqsfTNMさん、GJ!!
311あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/06(火) 21:54:36 ID:u7gaEVq90
地面は粘土質でシャベルの刃が吸い込まれ、引き抜くのに余分な力が要った。
冬の朝陽が高い塀の上に昇ってきた。背後から大きな人影が地面に落ちて、
ゆっくりと動いていく。看守がすき無く見張っているのだ。
「はあ、はあー、はあっ」土を掘欠く女囚の肩や背中が震え、息が乱れそうに
なる。足首を鉄球の鎖に絡めて、転びそうになる。そのたびに看守は太い腕を
振り上げて棒鞭を容赦なく裸身に打ち当てた。
「ぎゃう」そのたびに獣じみた悲鳴があがり、作業ははかどっていった。
膝までの深さに達した溝は、昼には腰が隠れるくらいまでに掘り進められ、
棒鞭で皮膚を切り裂かれた女囚どのも血を吸った。リリアも脇腹に浅い傷を負
っていた。一度だけ後ろを振返ってみた時に、こちらを見つめているファビア
副看守長と目が合ってしまったのだった。途端に棒鞭が黒い稲妻となって襲っ
てきて、息がつまり、腰が痺れた。脇腹が刃物を当てられたように赤くなり、
血が溢れて腰衣を濡らした。
「前を見る。よそ見をしちゃいかん」ファビア副看守長の高い声が響いた。
女囚どもの作業列のどこかで、泣きだす声がしたが、棒鞭の空を切る音と共に
すぐやんだ。
「泣いてはいかん。笑ってもいかん。すべて反則とみなす。いいな」
ファビア看守長が唄うような抑揚で、獄則を言い聞かせた。
「ここは地獄の一丁目、まだまだ二丁目もあるぞ、その先も」
硝子細工そっくりの黄色い冷たい太陽が、中天に昇り、空気はますます乾いて
女囚どもの肌に張り付いた粘土をひからびさせた。リリアの手も腕も腿も、
だんだん疲れて動かなくなってきて、息だけがせわしなく「はあー、はあー」
と、他の女囚どもの喘ぎに混じった。もうシャベルを放り出して、自分の掘っ
た穴の中に崩れ折れて、どんなに鞭で打たれようと、そのまま動かずにいよう
と思った。ずたずたに背中を鞭で引き裂かれても構うものか、とリリアは混乱
した頭の中でそればかり考えた。その時、
「作業やめーえええ! 食事!」と副看守長の号令が響いた。
312名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 01:06:28 ID:FmaLm8Xp0
ああ、こんなにsagaってる。
ageます。

あ氏も気づいていないと思うけど、予想以上に隠れファンが居ますよ。
これからも頑張ってください。
313名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:04:11 ID:b04HIK7d0
隠れファンですフォーウ!!
他人のSSを素直に愉しむのは珍しいですフーウ!
314午後 ◆mfl6EhR6DM :2005/09/11(日) 09:15:31 ID:AEyW3rRP0
トリップ忘れたので変えます。午後です。
あ氏の作品がすごいことに・・・・!萌えまくりです。
流れを切らないためにも私の書き込みは当分自粛しますね。
続き楽しみにしています。ではでは。
315Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/09/11(日) 10:13:42 ID:PExAPrX60
あ氏、小説をいつもありがとうございます。
お仕事の方、おめでとうございます。
リリアって自爆型のツンデレではと最近思ってます。
これからの展開が楽しみですね。

>>314
午後氏
トリップなど、USBメモリーで管理するといいと思います。
状況を見て書き込みしてもらえるといいかと思いますので、
宜しくお願い致します。
316名無しさん@ピンキ−:2005/09/11(日) 17:43:59 ID:WAMvu7tY0
名作にはsage推奨
317あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/11(日) 21:25:10 ID:lYRetnd80
昼食は、未決監のように、また薄い塩汁に、具の残骸が沈んでいる代物が椀に
一杯とバサバサの黒パンかしら、とリリアは考えたが、それでも無いよりマシ
だった。朝食を支給されなかったので、空腹のあまり膝が震え、太腿に力がは
いらなかった。
女囚の8人は一列に地面に膝をついて、昼食を待っていたが、目の前の地べたに
投げられたのは、長方形のレンガ状の固い石ころで、ファビア副看守長は配布が
終わってからも、じっくりそれを眺められるように数分間、一人ひとりの顔つき
を確かめながら、魅力的な唇を凛々しく結んで、列の前に突っ立ていた。
318あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/11(日) 21:45:10 ID:lYRetnd80
端が粘土で汚れた、そのレンガ状の食物は、食べると案外美味しいのか
も知れない、とリリアは思った。
「食事時間は、3分。水は最後に支給する」副看守長は、わざとゆっくり
喋った。
「あわてて、一度に食べると腹痛になるから、気をつける」
鎖と革帯で裸体をはちきれんばかりに縛った雑役囚が、水の桶を運んできた。
「おそい」副看守長は、雑役囚の胸に交差する十文字の革帯で絞りあげた
乳房の先に出ている、はれた乳首の先を棒鞭で器用に突いた。雑役囚は
我慢して水桶を慎重に地面に置くと、みるみる勃起した自分の乳首をチラ
と眺めて、暗い顔をした。ファビア副看守長の両眼がうっすらと潤って
声が低くなった。
「今夜はそれが今よりどれだけ更に大きくなるか、試してやろうか?
うっふふ」
その場の全員が無表情で、ファビア副看守長の冗談を聴いていた。
すると突然、副看守長は上着の物入(ポケット)から懐中時計を取出し、
片手に持って、高く叫んだ。
「きーっぱーん(喫飯)。只今より計時する」
女囚は、みなあわてて各自の前の粘土の上に放り出されていたレンガの形
の「食事」をつかんだ。
319あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/11(日) 22:32:51 ID:lYRetnd80
リリアはレンガ状の「食事」をかじった。固いが、かみきれないことは
なかった。カサカサに乾いた粉が口中を占領し、ひどく塩がきいていた。
ところどころに軟らかい部分が舌に触り、噛むと苦い味がした。他の女囚
が夢中でかじっている音が響いた。 がりがり、がりがり
隣のズベ公あがりらしい若い女囚が、口の中のものを舌でより分けて、
「べー」と地面に吐き出したのを見ると、短い芋虫が寝とぼけて、のろ
のろと、のたうっていた。リリアは、思わずかむのをやめたが、さっき
の軟らかい部分とは、この虫だったのが、やっと分った。それでも
リリアはレンガ・パンを、またひとくちかじった。これを今たべておか
ないと、きっと夕方にはシャベルが持てなくなるのが分っていたからだ。
320あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/11(日) 22:35:02 ID:lYRetnd80
「3分。食事やめーええ」副看守長が懐中時計のフタをパチリと閉め、
棒鞭を握り直した。女囚どもは列の端から水桶から汲んだコップの水を飲ん
だ。あわてて咳き込む者もいた。リリアはできるだけ急いで呑んだが、
呑み終わっても塩の後味と、虫の奇妙な苦さは舌から去らなかった。
ファビア副看守長は、ある女囚の間に歩み寄ると、残したレンガ・パン
を、乗馬靴のかかとで踏みにじり、
「29号、貴様が一番遅かった。お上品ぶってたべるからだ。それじゃあ、
生きて徒刑監を出られないぞ」
棒鞭が空を切り、「ひ」と身をよじってそれを避ける気配がした。
「食後の鞭は勘弁しといてやる。なに、今に隣のパンを盗んでむさぼる
ようになるんだ。くっくっく」
321あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/11(日) 22:36:27 ID:lYRetnd80
ファビア副看守長のいう事は、理にかなっていた。誰も反論のしようが
なかった。棒鞭があれば、どんな理屈でもとおるのだったが、不思議に
ファビアは理にかなわない理屈は云わなかった。リリアは魔法にかけら
れた人形のようになってしまった自分が、奇妙な生き物に変っていくよ
うで軽い悪寒に襲われた。この裸がいけないんだわ。そう思って、両手
の平を腰に伸ばし、指先で腿の付根と尻の間をそっと押してみた。
体の熱で乾いた粘土がバラバラと落ちて、軟らかい肌に覆われた固い
少女の肉が爪先で躍った。そうしていると、リリアは頭の中がカラに
なって、何もない徒刑場の荒地の風景に自分が滲みこんでいって、
とうとう消えてしまいそうな気がした。
「作業開始。はあーじーいいめえええー」
8人の女囚はシャベルを拾いあげ、再び溝を掘り始めた。もうすぐ乳房の
深さまになるはずだ。食事は、水呑みを含めると、たった5分で終わっ
ていた。リリアは笑おうとしたが、棒鞭が飛んでくるのを思い出して、
つとめて無表情でシャベルに力を入れ、やがて作業に没頭していった。
322あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/11(日) 22:45:17 ID:lYRetnd80
みなさま> フルタイム仕事は、なかなか長い(笑)です。週に2回くらいの頻度になるかもしれませんので、どうかその間に会話や午後さまのストーりーをご自由に入れていただくとよいなーと思います。
323あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/13(火) 22:05:48 ID:yJXkykio0
午後の遅い時刻に、雑役囚が水のバケツを持ってきて、副看守長の命令で女囚
どもはそれを飲んだ。溝は深く掘られ、頭が隠れるくらいになった。3人の女
看守が溝の中に入って、角が丸いから四角くする、壁の表面が凸凹だから滑ら
かにする、などと注文をつけ、溝の底もどこに持っていたのか、水準器を宛て
水平に均すように指示した。ひどく立派な溝ができて、リリアは誇らしい気分
になった。何の用途なのか、このように鄭重に作業するからには、きっと重要
な建築の基礎工事が始まるのかも知れない。その証拠に8人の女囚は溝を出て
徒刑場の端にある砂利置場まで鎖を引きずり、数珠繋ぎになって行進し、麻袋
に砕いたばかりの尖った白い石を掻き入れ、肩に担いで溝のところまで戻って
きた。リリアは何度も往復して石を運ぶ作業が苦しく、14歳の非力な腕で
支えるには麻袋は重すぎた。前を行くズベ公(不良少女)あがりは、腕に女郎花
の刺青を彫った粋がった小娘だったが、煙草で痛めた喉から掠れた息をはきながら、
ながら、自分の苦心して掘った立派な溝に到着して、袋から石を地面にぶちまけ
るたびに、何か報いられたような満足の光が、いつも拗ねている猫じみた瞳に
チラと宿るのだった。きっと自分も、そういう眼をしているに違いない、とリリア
は思った。女囚の中には鄭重に石を並べてピラミッドのような形にし、自慢げ
に他の女囚の乱雑な石の重ね方に軽蔑の視線を送るのもいた。
324あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/13(火) 22:06:30 ID:yJXkykio0
その頃にはファビア副看守長は、部下の女看守に作業指揮を任せぱなしで、時々
姿を消しては、不意に現れることを小半時(こはんとき)ごとに繰返した。
きっと、どこかで暖かい茶をしこたま飲んで、菓子をつまんでくるに違いない、
と女囚どもは思った。すでに数え切れないほど往復した石運びは、各人の溝の前
にこんもりと小山を作り、背丈よりも高くなり、女囚どもは、おのれの力が
実際の形をとっていくのに満足していた。ここには何を建てるんだろう。
リリアは自分が鎖でいましめられた裸身を泥だらけにして、生まれて初めての
土木作業に従事しているのに興奮して、空腹も喉の渇きも忘れていた。自分の
手で何か大きなものが形になっていくのは、少女にとって十分に興味深かった。
再び雑役囚がバケツに入れてきた水を飲む間、8人の女囚どもはひざまづいて、
これ以上ないほど四角に掘り揃えられた溝のフチや、正確に平らになっている
底や、鄭重に積み上げられた石の砕片の山が連なっている壮大なさまを眺め
眼を細めた。これならきっとファビア副看守長は及第点をくれるだろう。処遇
に良い点数を加えてくれるに違いない、とたいていの女囚は思った。
ファビア副看守長は、長い格好の良い脚を見せつけるかのように、満足げに
溝や石の山の前を行ったり来たりしては、細かいところを点検をした。ひどく
可愛い顔つきで、いったい歳はいくつなのか、女囚どもの誰も見抜けないのだ
った。
どこか古い国からやってきた移民の子孫らしく、彫りの深い欠点のない容貌に
大きな眸(ひとみ)が夢を見ているような深い色を湛えており、それが意志の強そうな、
引き結んだ唇や、描いたように細く長い眉毛といった、人を圧倒するような特徴
を優美に和らげていた。
325名無しさん@ピンキ−:2005/09/18(日) 04:49:40 ID:ZxPmvHQA0
hosyu
326あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/20(火) 00:15:10 ID:DA+JJpRX0
「徒刑囚、せ−いーれつっ」ファビア副看守長が号令した。
女囚どもは、いよいよ講評が始まるのかと、いそいそと鎖をがちゃつかせなが
ら、裸の肩と肩をあわせ、溝のそばに並んだ。リリアもその中に引きずられる
ように列の一員となった。
ファビア副看守長は、いたく満足している様子だった。ゆっくりと、女囚ども
の泥と粘土に汚れたら裸体を眺め、深く身の丈の隠れるほど掘り込んだ溝に何か
不都合なところは無いか、きちんとフチが一直線に揃っているか、そばに積ん
だ小石の山は整然と三角に連なっているか、たっぷり20分かけて仔細に
あらため、再び女囚どもの列の前に立った。その子供のような嬉しそうな無邪気
な表情に、女囚どもも気分が明るくなった。
327あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/20(火) 00:15:49 ID:DA+JJpRX0
「埋めろ」
ファビア副看守長は、一言つぶやくと、片手の棒鞭を自分の太腿に軽くあてて、
さらに喜悦で顔を輝かせた。
女囚どもは眼をしばばたいたが、混乱した頭でシャベルをひろいあげると、
本当に埋めてよいのか、確かめるために、チラチラと副看守長を盗み見た。
途端に棒鞭が飛んで、「ぎああ」あまり振返りすぎた女囚の背中に大きな
斜めの傷が刻まれた。それは、みるみる太い縄のような、みみずばれになり、
長い紫色の条痕が盛り上がった。
急いで、ザクザクと盛土を溝に埋める音がいっせいに響き、女囚どもは
あわただしく腕と動かし、腰をいれ、脚を踏ん張り、長い間かけて掘った溝を
瞬く間に元の平地にしてしまった。ファビア副看守長の高い声が響いた。
「石をもどせ」
女囚どもは何のことか分らなかったが、ファビアの棒鞭が、はるか彼方の石置
き場を指し示しているので、やっと石を麻袋に詰めなおして、肩にかつぎ運ん
でいった。長い道のりを何度も往復して、ついに元通りの平地になってしまった
地面に再び列をつくって並んだ頃には、夕方の薄闇があたりに漂い始め、遠く
の空をカラスの群れが飛んでいく鳴声が聴こえた。
328あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/20(火) 00:17:00 ID:DA+JJpRX0
土木工事に張り切っていた女囚どもは、肩を落とし、疲れきり、間髪をいれず
くだる号令に從って、右を向き、とぼとぼと獄舎に帰っていった。
一等看守とその手下どもが出迎えて、長い通路を重い鉄球をひきづって歩く時、
リリアは途中で浴場によって汚れた泥を洗い流すのかと思ったが、そのままの
裸で、監房に押し込められてしまったので、鉄の檻を嵌めた石壁に囲まれ、
冷えた狭い石床にうずくまって、自分で肌をこすって粘土の残りカスを落とさ
なければならなかった。食事は凸凹の金皿に注いだ具のない塩汁と、例の固い
レンガ・パンだった。別の洗面器の形の皿に濁った水が入っていたが、リリア
はパンをそこに漬けて多少とも軟らかくして食べようとした。そうすると、
「喫飯」から「食事やめ」の号令が出るまでに、時間がかかりすぎて、パン
の半分しか食べられなかった。塩汁を飲み、あまり塩辛いので洗面器を持ち上
げて水をガブガブと呑んだ。腹の胃のところが膨れてきて、腰の鉄輪が喰いこ
むのが分った。
329名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 00:53:04 ID:+I8RWdOWo
あさん、余りの予想通りの展開にニヤニヤして読んでしまいました。
今後も楽しみにしてますね
330名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 00:43:30 ID:AC/rEigj0
リアリズムが凄いです。
331名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 01:39:48 ID:+dk4FSgZ0
10日毎の拷問ってどんなのなのかな?
これって肉体的な拷問だけ?それとも精神的な拷問もあるの?
ワクワク
332あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/21(水) 21:53:25 ID:BgypqANK0
「う、ううう」リリアは野良猫の唸りに似た声を洩らし、そのまま石床に突っ
伏して、気を失うところだった。しかし、いつの間にか鉄格子の間から覗いて
いた巡回の看守が、
「36号! 姿勢を正せ、座って膝をかかえ、眼はまっすぐ前方を見る。今度
違反したら懲罰にかけるぞ」
いけだかに注意すると、鍵を開けて監房に入ってきて、細い笞でリリアの太腿
を打った。
333あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/21(水) 21:55:23 ID:BgypqANK0
「あ」
リリアは息を詰めて、眉をしかめ、急いで言いつけに従った。その時は
翌日の苦役で再び溝を掘り、小石を運んできて山と積み、それを埋める
作業を繰返すとは思っても見なかった。そして、それが延々と続くとは
想像すらできなかった。
リリアは苦しさをわすれようと、膝をかかえた自分の両腕に接吻し、こ
っそりと指の先で乳首を触った。ジンと熱い血が身体を巡って、それが
リリアにとって生きている証(あかし)となった。
334あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/21(水) 21:56:33 ID:BgypqANK0
どこかで少し気がヘンになった女囚が、しきりに溝の幅について一人で
喋っていた。明日は溝の長さは2倍になるはずだから、とその女囚は云
った。埋め立てるはずがない。と自分にだけ分っている根拠にのっとっ
て、延々と独り言が聞こえていたが、他の女囚が「うるさい」と怒鳴り
つけても、看守が巡回してくるまでは、おとなしならなかった。
335あ ◇OLgrqsfTNM:2005/09/21(水) 22:01:09 ID:BgypqANK0
329>このお定まりが出ないといけないらしいです。(笑)
重量物の積替え繰返し無限と云うのもありますが、全部一緒に済ませてしまいました。
336名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 03:51:34 ID:I6fmRgnu0
この小説、かなり長くなってきたし、前スレも落ちたことだし、そろそろ
専用サイト立ち上げて、まとめてもいい頃では?
337名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 19:12:36 ID:Y3jel8l40
>>336の意見ってどうですか
338名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 19:45:55 ID:kMt0Uyry0
同意、だけど あ 氏はどう思うかなぁ?
ぜひこの世界観をうまく表現したサイトを立ち上げてほしい
それと午後氏は最近書き込みないけど・・・
女子刑務所突撃レポートの話は最高に萌えた
映像化キボン

339名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 00:40:49 ID:zpYY2z2h0
あとこの小説も将来是非とも映像化して欲しい。
電車男に続く、2ch発のドラマ第2段ってことで。
340名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 01:28:03 ID:q5OMIXMA0
キャスト:藤村アスミ … 釈 由美子
      少女囚人 … 長沢まさみ
      女性看守 … 藤原のりか

あ氏の小説のキャストについては誰かお願い。
341名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 03:11:15 ID:UbYlO0OF0
>>340
それ、何のキャストですか?
342Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/09/23(金) 23:17:35 ID:zBUMYqJ50
>>340
釈 由美子は『生きるための情熱としての殺人』で、
両手錠に腰縄姿と面会室でのアクリルガラス越しのシーンが良かったんだけど、
それを、意識してのものかな?
343名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 23:51:02 ID:LAtL1Ich0
>>342
そのドラマはよくわからないが、あんたがその手のシーンに詳しいことはわかった。
すごいな。
344名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 06:59:24 ID:mCBnfmKC0
「あ」さんは神だな。帝政時代のイタリアしか考えられない素晴しい小道具の配置だ。
もしもこれが帝政ロシアならば、本当に土木工事に女囚達を動員しまくってるからな。
345名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 08:56:44 ID:+WiJMjyf0
終わることの無い永遠の作業に、鎖につながれたまま鞭打たれ
働かされる女囚、萌える。
346名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 18:09:39 ID:Xd/gVQW+0
>>344
イタリアに帝政なんてあったっけ?
汽車とか出てくるから少なくとも19世紀以降だよな?
347名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 22:46:26 ID:mCBnfmKC0
>>346
帝国主義国でしかも持てる国だったよ。
石油産業植民地としてリビアとソマリアという
イタリアの三倍近い土地を占領してたよ。
「砂漠のライオン」という映画は見たことがあるかい。
348名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 23:02:10 ID:IMn0oGyG0
とりあえず続きが読みたい。
349名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 00:24:56 ID:x5mMDKm/0
萌え
350名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 19:34:35 ID:HVnLDxa00
>>347
帝国主義と帝政は違いますよ。
統一後のイタリアは、帝国主義国ではあるけど、元首が皇帝じゃなくて国王なので、政治体制も帝政ではなく王政では。
さらに言えば、政体はイギリスを真似ているので、少なくとも絶対王政的なイメージはないと思う。

あと>>51に「シチリアサルディニア王国国王が天下人になった」って書いてあるけど、これは意味不明。
イタリアを統一したのはサルデーニャ(サルディニア)王国で、この国の統一前の領土はトリノ周辺とサルデーニャ島。
一方、統一時に滅ぼされた国の一つが両シチリア(ナポリ=シチリア)王国で、この国の領土はイタリア半島の南部とシチリア島。

あ氏は何とも言ってないけど、舞台設定は完全に架空なんじゃないの?
351名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 04:07:27 ID:FtSw8nos0
舞台設定に関して
「あ」さんがどんな結論を出そうといいものはいいよね。
352名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 01:27:17 ID:gfYfVJeR0
保守
353名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 02:35:32 ID:G54y5ipB0
>>350
共和政の帝国主義国(例、アメリカ、フランス)もあるからな。
354名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 16:36:46 ID:lQbv5cYF0
最高スレage
355名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 14:44:11 ID:hmXCm2M50
小泉自民党は革新政党である。からさげじゃ。
356名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 04:14:00 ID:MppXgYAc0
革新倶楽部
1922年11月 立憲国民党を改組して結成。総裁犬養毅。
1923年9月〜12月 第2次山本内閣の与党。
1924年6月〜25年8月 第1次加藤内閣(護憲三派連立内閣)の与党。
1925年8月 立憲政友会に合流。
357名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 04:21:25 ID:GyuYkwau0
週刊朝日の写真記事には萌えられません。
単に女だからという理由で刑罰が甘くなることがないというだけ。
拘束用具も、我々が一生履く機会がない10万円の高級革靴に
鎖を絡みつかせて南京錠で留めただけ。
一日の労働報酬を換算すると、罰金100$を支払った計算にしてくれるし。
だからこそ『あ』さんの小説には萌える。
358あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/02(日) 22:14:56 ID:IACYAXcx0
ちょと忙しくて遠くに行ったりしておりましたので、書けませんでした。
幾つかのお話が並行して載っていく雑誌形式が面白いと存じますが、如何で
しょう。午後さんもどうか書いて頂ければと希望します。
359あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/02(日) 22:44:41 ID:IACYAXcx0
今後の予定は、1・リリア拷責刑の初日、2・ブルナ入獄、3・懲罰房の2週間、4・副看守長の秘密、5・オルキデオ反乱の噂、6・ブルナとの再会、7・結末、8・後日譚:刑獄博物館展示場に於ける2少女の遭難
360あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/02(日) 22:46:10 ID:IACYAXcx0
別スレについては、よいアイデアと思います。なんならサイトを立ち上げるのも一方法です。
361名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 01:08:02 ID:fA0fe8lW0
この小説の舞台では冬の最低気温はどのくらいですか?
362名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 01:47:44 ID:NhPdmJHY0
この小説みたいに囚人(特に女囚)に対して衣服を与えずに拘留するような制度があった事例ってあるの?
363名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 02:39:07 ID:P7KZHPlo0
http://www.nawakichi.com/slave/work.htm
これとかイメージ近いかもね。
364あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/05(水) 00:04:34 ID:RYEirmnT0
361> 南国なので摂氏14度くらいです。
362> 舊ソ連邦では、毛布は短く、女囚の裾もわざと短いので、冬は寒かったと云うレポートを読んだことがあります。
365名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 09:32:38 ID:zkWm3uuO0
一日一善だからage
366名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 03:13:21 ID:u40SH0JJ0
>>364
摂氏14度では生温くて萌えないな。

>女囚の裾もわざと短いので、
さすが共産主義国w
でもこれってソ連だけ?
中共とか北鮮とかはそういうことないの?
367あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/08(土) 21:23:00 ID:vqkm8Jnu0
366>やはり5度くらいが萌えますか。寒いのにかかわらず汗を浮き出させて・・・というのとか。尼港事件のパルチザンは、酷寒の季節に婦女子を丸裸にして針金で縛りあげ、氷結した河の上にある処刑場までを歩かせたということです。
368あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/08(土) 21:25:40 ID:vqkm8Jnu0
すでにリリアが徒刑監に入獄してから9日がたっていたから、地面に深
い溝を掘る苦役には十分に慣れてしまい、シャベルも巧く扱えるように
なっていた。8人組の囚人は最初は4人づつの2組に分けられて、別々
に数珠繋ぎになった。足首を長い鎖で互いに連結されていたので、最初
は用便をするのがはばかられたが、3日目にはみんな平気で立ったまま
小用を足し、飛沫が脚にかかろうと気にならなくなっていた。苦役は能
率が良ければ点数がもらえるものであることが段々分ってきたので、2
組で対抗してどちらが早く完全な溝を掘り終えるか、埋め戻せるかを競
走した。危うく気がふれかけた数人の神経の細い女囚も、気をとりなお
して熱心に苦役に没頭した。
369あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/08(土) 21:27:17 ID:vqkm8Jnu0
リリアは若かったので、というより子供に近かったので、適応は素早く、
大きな戦力となった。リリアが両隣の囚人の分まで作業をするのである。
リリアが入る組はいつも作業の点数が一番で、他の組がまだ溝を掘って
いるうちに、作業を終わらせ、盛り土の上に直立不動で並んで待機して
いることが多かった。さすがの副看守長も感心したらしく、豊かな頬に
薄ら笑いを浮かべて、リリアに近寄り、腕や腿や胸の張詰めた弾力のあ
る肌を皮手袋を嵌めた手で熱心につまんだり、叩いたりした。副看守長
の髪の毛のほつれがはみ出した制帽が顔の前で動くたびに、香水の花の
匂いがリリアの鼻孔を刺激し、陶然とさせた。副看守長はろくに眼をや
らずに尻の囚人記号をなぞって、記入された記号を数字を正しく音読す
ると「烙印係も、たまには良い仕事をしているな。ちゃんと指だけで読
めるほど、肉の凹凸が鮮明にできている」と云った。
370あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/08(土) 21:29:06 ID:vqkm8Jnu0
6日目には8人の囚人は、3人を鎖で数珠繋ぎにした2組となり、残り
の2人はまとめて1組となった。この2人組は成績不良者で、懲罰とし
て食事の量が半分しか支給されず、休憩時間には鞭で尻を打たれたりし
た。リリアは固い煉瓦パンも2分ですっかり食べられるようになり、鎖
も枷も、足首に結わえてある鉄球も、最歩の頃にくらべて何だか軽くな
ったように思えた。8日目に入浴があり、暗い裸電球の点いたコンクリ
ート張りの浴場で、箱の中の湯につけられた。8人の囚人が同じひとつ
の浴槽箱に順繰りに2分間漬けられるので、湯は最後のほうには泥色の
飴のようになってしまい、入らないほうが清潔を保てるのではないかと
思うほどだった。鎖で両手を吊るし上げられた女囚の列を雑役囚が人形
を洗うように大きな刷毛でザクザクと石鹸を塗りつけ、喞筒(ホース)
で冷水を吹き付けすすいだ。あまり水圧が強いので、水の放射がからだ
に当たると、ひどく痛いのだった。
371名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 06:43:27 ID:ui1VL8TT0
「あ」さんはネ申。女囚描写と、鎖と鉄球に慣れつつあるリリア嬢に萌え♥
372あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/09(日) 16:25:52 ID:St22uj200
制服の上着を脱いだ浴場係の頑丈そうな若い女看守が、別の喞筒(ホース)を
引きずってきて洗浄を手伝った。興味のある女囚の前に立つと、わざと乳首や
股間を狙って高水圧の洗浄を射込んだ。強い水圧は剃刀のように敏感な箇所に
押し付けられたので、犠牲者は大声で身をそらせようとしたが、鎖が激しくし
なって、もつれあうだけで、身動きがままならず、ただ頭を打ち振って苦痛に
耐えるしかなかった。リリアの前にホースがむけられた時には、その女看守の
軍隊式シャツの胸元は大きく開いて、ツンと突き出た乳房が固く上を向いて大
きな薔薇のような乳首が勃起しているのが見えた。
373あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/09(日) 16:27:28 ID:St22uj200
「ふふふ、どう?どこに、これをして欲しい?」若いに似合わず、低い
しゃがれた声が女看守の喉から響くと、最初の洗浄が放射され、リリア
は腹に強い打撃を覚えて、体を屈ませた。しかし実際には鎖で両腕を高
く天井に吊るされており、両足も床に固定されているので、姿勢はほと
んど変らなかった。間髪をいれず顔が横殴りにあった。おかげでリリア
は口の中で舌を噛んでしまった。そして胸に激しく洗浄が当てられて、
少女の固い桃のような乳房が上下左右に跳ね跳んだ。時折、股間に放射
が突き入れられて、リリアは異様な感覚に膝をしっかり閉じようとした
が、ついには抵抗しきれずに、体の芯が熱くなってくるのを抑えること
ができないのだった。女看守は意地悪にも、背後に廻り、放射の槍を尻
の割れ目に押込み、上下にゆっくり移動させてリリアにさらに苦しみを
加重した。しっかり閉じていようとするにもかかわらず、不意に無理や
り入り込んでくる強い水圧の太い束は、リリアにいつもの平静さを失わ
せるに十分だった。口を大きく開けてびしょぬれの少女囚人はあえぎ、
新たに加えられる刺激に絶叫した。
374あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/09(日) 16:28:19 ID:St22uj200
入浴時間が終わると、女看守は次々と8人の囚人の鎖をゆるめていった。リリアの腕の鎖を天井から外しながら、
「なかなか感度が良いじゃない。え?」
と耳元にささやき、少女の身体を点検するついでに、百姓女のような荒
れた太い指で片方の固い乳首や、太腿の合わせ目にある小さな突起を強
くつねり、リリアが思わず身を縮めて
「あっつ」
と顔を赤くして下を向く、その表情をギッラギラした目で眺めるのだっ
た。
この入浴が毎週1回あるのだが、リリアはその時々の浴場係女看守のあ
からさまな扱いが疎ましく、あまり喜ばなかった。身体が若すぎてただ
苦痛でしかなかったからだ。
375名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 00:57:04 ID:7y8E5Blj0
他の女囚と会話はないのだろうか?
376名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 07:01:39 ID:dz2Mt6f90
「あ」さんソール萌え(・∀・)
377あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/10(月) 20:32:41 ID:EtbwvB800
ちょと来週は昼間の仕事が一杯になってしまったので、週末までお休みです。
375>会話は禁じられているのを書くのを忘れていました。禁錮監では、目を動かすのにも許可がいるそうですが、徒刑監はそうもいかないので、多少ゆるやかです。
378名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 01:49:23 ID:okFDs9ZR0
子供の頃、禁固刑とは金庫に閉じ込められると思ってた漏れは逝ってヨシでつか?
379名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 19:42:36 ID:vBtY6mU30
>>378
ウン逝っていいと思う
380あ ◇OLgrqsfTNM:2005/10/13(木) 21:11:38 ID:eZUXdE6n0
378>わたしもヘンな形の金庫に美女が閉じ込められて、うんうん云ふ刑かと思って萌えたことがあります。
381名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 06:45:00 ID:zlATQxAH0
>380
「あ」さん、そういえばそんなプレイがありましたね。
382名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 17:18:43 ID:sotrrABF0
女子刑務所2とかいうのを借りたけど、全くの期待はずれ
パッケージに騙された
383名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 23:59:51 ID:CQJ+1c360
>>378

俺はガキの頃、近所の仲の良い女の子と一緒になって、
他の女の子を某所に閉じこめる禁固刑ごっこしてた。
384名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 19:29:27 ID:Jaf1v1hw0
hosyu
385名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 00:02:25 ID:5kNciReP0
age
386名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 11:00:42 ID:+b3jQYDx0
387名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 11:18:41 ID:KaTTUS8t0
禁固刑とか言われてずっと監禁されて身体触られたことはある。
388名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 19:00:57 ID:HDLoWKoO0
389名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 08:37:09 ID:yIBMN9dZ0
390名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 23:19:06 ID:EdIrpJo70
loudoutou
391名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 22:55:40 ID:IamFAqgg0
小泉革命とは何か?
392名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 07:53:01 ID:I4R7/Fje0
>>391
女子刑務所民営化
393名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 20:52:34 ID:2LwebH/Ro
あげ
394名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 13:44:41 ID:5j7+vp8U0
異色キャスト?それともミスキャスト?日本人で脳内妄想するなら
リリアは小○○子 ファビアは○山さ○き
395名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 01:34:25 ID:xxqC0uT10
小池百合子?
396名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 20:07:43 ID:7yax9z/j0
○倉○○? ○渕○○? ○陽○? 
397名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 06:04:15 ID:A+QLMivm0
保守
398名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 11:46:13 ID:PA92yfyS0
サッカーの得意な女囚がいたら、両足の鉄球をボール代わりに訓練させる
懲罰スポ根モノにすると、面白いかも知れませんね。釈放後もスポーツで
しごかれることに歓喜を見出す元女囚に萌え♥
399名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 13:11:18 ID:nb55VRMO0
総舵手
400名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 00:12:42 ID:/Spit2o+O
400
401名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 00:17:23 ID:3SjBrE+P0
>>398
囚人コメディですね。ドリフみたいだ。
402名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 20:00:00 ID:lftwWnIa0
投手
403名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 12:07:51 ID:WbNJehjN0
野手に天候
404あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/03(木) 22:41:25 ID:p1AHxsX90
14歳の身体はリリアの意思に反して別の生き物のごとく急速に徒刑囚の特徴
を備えていった。肩から胸、背中にかけて、みっしりと筋肉がつき、枷の嵌っ
た腹はひきしまり、腰は張り詰めて、そのまま大理石の光沢を持つ太腿の円柱
に繋がり、発達したふくらはぎは足首のところで、黒い鐵環がきゅっと締めつ
けていた。
405あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/03(木) 22:42:34 ID:p1AHxsX90
単に柔らかな蕾(つぼみ)の形をしていた乳首が、何かの拍子に硬く突
き立つようになり、いったんそうなると、どうなだめても長い間、元に
は戻らなかった。露出した固い乳首が恥ずかしく冷たい空気に晒される
のは、看守が他の女囚が珍しい品をめでるように注目するので、リリア
にはつらかった。
大人と呼ぶには幼く、子供と見るには果実のように膨らんだ球形の乳房
が邪魔をする中途半端な身体だった。リリアは夕方早く食事時間が終わ
ると、絶対無言を強いられた監房で、電球に照らされてた太い鉄格子の
陰影を泥の跳んだ痕のある白い肌に刻み、膝をかかえて、うずくまり、
憂鬱な虜囚の夜を過ごすのだった。
406あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/03(木) 22:43:20 ID:p1AHxsX90
そこでは囚人どうしが言葉をかわす事が厳しく禁じられていた。監房は
一人が身体を伸ばして横たわるだけの広さしかなかった。鉄格子でこま
ごまと仕切られた、だだ広い空間を透かし見ると、何十人もの女徒刑囚
が膝をかかえて座り込んだ裸像の長い列が見渡せた。ひとりひとり、鉄
格子に閉じ込められ、扉の前に蓋をした便器の金バケツを置き、それに
くっつけるようにして小さな金盥があった。ちりと錆びの浮いた水が溜
まっており、みなこれを飲んで渇きを癒した。
407名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 13:34:32 ID:YwDK84Ad0
示申「あ」さんのリアリズモサイコ━━━━(・∀・)━━━━ーッ
408名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 13:43:40 ID:fzVgqgG40
囚人服って何故かジャージが主流だよな
409名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 19:24:57 ID:LXd9lXhC0
>>408
未決の話かな?
410&:2005/11/05(土) 22:39:24 ID:Gv/dcoR/0
>>409
ジャンプスーツっていうんだ。
411あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/06(日) 19:17:02 ID:ol3yPDiV0
垢と吐息と糞尿と汗と血の混じった、おそろしい臭気が石壁に染み込んで抜け
ないのだが、女囚も看守もいっこうに平気だった。一等看守の年配者は、大き
な声で罵詈雑言をわめき散らし、力一杯鞭を振るったあとは、濁った空気を胸
いっぱいに吸い込み、再び号令を怒鳴るのだった。
412あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/06(日) 19:22:06 ID:ol3yPDiV0
リリアは奇妙な夢を見ていた。父親と共に狩猟に出かけた森の中で、從
者の少年がリリアの胸に銃弾を打ち込んだ。そして覗き込んだ父親は、
顔をしかめて「はやく止めをさしてやれ、息子よ」と少年に命令し、そ
の男の子は赤い唇をなめると、ゆっくりと拳銃に装薬と弾丸を装填して
、銃口をこちらに向け、無造作に発射した。腹を打ち抜かれたリリアは、
もう自分が父親にとって何者でもないことを悟って、大きく笑いながら、
父親とその新しい息子に、ありとあらゆる汚い言葉を投げつけるのだっ
た。それは長々と続き、いつまでたっても、夢から醒めるまで途切れる
ことがない。
413あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/06(日) 19:30:04 ID:ol3yPDiV0
と、そのとき、リリアは首の鎖がグイと引き起こされるのを覚え、目を
開けた。自分の顔が笑っているのに気付いた。腰の鐵環の後をつかんで、
引きずり起こされると、中年の一等看守が、
「よし、36号、召喚だ」
獄舎の暗い廊下を急ぎ足で曳かれていくと、頑丈な鉄扉が空けられ、変
哲の無い石壁に囲まれた長方形の広い中庭に導き出された。
414名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:04:44 ID:SIa4HW4A0
415名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:09:40 ID:XR5YSj6F0
他の少女囚の罪状と刑期も知りたい、
番号も知りたいな。
416あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/08(火) 00:36:26 ID:dg2yFZq/0
中央に柱が井桁に組んであり、梁に懸けた滑車から錆びた太い鎖が所在なげに
ぶらさがっていたが、別の扉から大勢の人物が湧き出てくると、リリアを取巻
いて、それぞれ決められた位置があるらしく、そこに陣取った。その中には、
女監の監督や、檢事、教誨師、衛生技手が混じっており、平服の書記が手に持
った紙挟みの書類に近眼の顔をくっつけて、なにやら書き込んでいるのが、リ
リアには滑稽に見えた。
417あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/08(火) 00:38:15 ID:dg2yFZq/0
典獄補がリリアの前に歩み寄ると、
「ただいまより、拷責刑初回を執行する。」
そう宣言した。入れ替わりに教誨師がしゃしゃり出ると、「さー、なに
か云っておくことは無いかね。これはとても危険な刑罰なのだからね。
覚悟しておかないと、いい加減な気持ちで受けると、いかんと思うぞ」
リリアは、この卑しそうな色気違いのようないやらしい目つきの男とは
話したくなかったので、
「いいえ、なにもありません」
と無表情で応えた。
418あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/08(火) 00:41:40 ID:dg2yFZq/0
教誨師は目を丸くして、せっかくお供えの菓子を分けてやろうと思った
に、今度までお預けだとブツブツ呟きながら、作法どおり後ずさりして
いった。
見覚えのある法服の檢事が、手早く
「執行」と命令した。
419あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/08(火) 00:46:35 ID:dg2yFZq/0
あー他の囚人の番号とかですね。リリアが3等囚に進級すると他囚とも会話ができるようになります。その時に順次ご紹介予定。
420名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:27:22 ID:MeaM1hdB0
鉄格子の中で体育座りしている美少女萌えです。
でるといいな。
421名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 18:44:16 ID:ucHtnjPz0
ヤンキー座りの予定はあるのですか?好きじゃないけど、
「あ」さんの描写は現実的なので出るかも知れませんね。
422名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 01:33:22 ID:x/o6BrsU0
少女達は、手錠、足枷を填めているんだから、
鎖に繋がれている惨めさももっと感じたいな・・・萌え。
423名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 02:29:26 ID:N2IV9u5Q0
映像化きぼんぬ。
424名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 00:12:05 ID:tcT5gPnG0
早くリリアが3等囚に進級する日が来るのを待つだけか・・・
425名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 07:34:35 ID:e3ItcI2Oo
私はブルナ再登場が待ち遠しいです
426名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 01:36:38 ID:NVnhhwo50
病院で患者が病気を自慢する感じで、
少女囚が焼き印と刑期の重さを自慢し合うのもあるかも。
427名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 17:03:56 ID:ZtUxA2n80
>426
そのシーン「あ」さんの設定の中にあると思うよ多分
428名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 18:59:38 ID:pucQ6KBC0
>426
現在付けさせられている鎖や足枷鉄球によって筋肉と根性が鍛えられた
それぞれの発端と課程を自慢しあうことで♥
少女囚たちが姉妹愛家族愛にめざめるシーンがイイ(・∀・)
429名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 00:01:52 ID:TagsX5MH0
>>427-428
>>46ここで焼き印を自慢しているねぇ、
> それぞれの発端と課程を自慢しあうことで?
>少女囚たちが姉妹愛家族愛にめざめるシーンがイイ(・∀・)

それ、良い萌える!
終身刑の少女達が擬似姉妹で年齢的に10歳、12歳、14歳で、
口げんかして、鎖をジャラジャラ鳴らして甲高い声で罵倒しあって、
それより年上のお姉さん的な少女囚に、
『あたしら、一生、服役なんだよ仲良くしないと余計な罰が・・・』と
いいなあ、こういうシーンイイ(・∀・)
430名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 03:57:54 ID:5L8JMPge0
そういえば、ヨーロッパのどこかにブルナって名前の都市があったなと思って
調べてみたら、ブルナではなくブルノ(チェコ)だった。
431あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/15(火) 23:14:51 ID:iuhJWOKB0
すると、人垣のなかから黒ずくめのサーカスの曲芸師のような短い衣装を着込
んだ、眼を覗かせる穴だけを開けた頭巾(マスク)で顔を隠した、半裸の毛む
くじゃらの大男が進み出てきて、リリアの鎖の端を手に取り、滑車の下まで導
いた。ずんぐりと見えた大男は案外に歩幅が大きく、リリアは小走りに引きず
られ、大勢の看視の中で、首の鎖がピンと張るのが恥ずかしく、意に反して顔
が紅潮した。
432あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/15(火) 23:16:13 ID:iuhJWOKB0
滑車のもとに到達すると、いつのまにか同じような衣装の助手が2人ほ
どリリアのそばに立っていて、邪魔な鎖や鐵環を外しにかかっていた。
たった一つの奇怪な凹凸が細かく附いた鍵だけで、どの錠でも枷でも外
れてしまうのが不思議だった。
433あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/15(火) 23:17:29 ID:iuhJWOKB0
助手の働きぶりを監視していた親方は、
「ふふふ、これか、これあ、万能刑吏の鍵と云ってな、おおよそ囚人の
体についている錠前なら、なんでも開くんだ。そーせんと商売にならん
よ。ぐへへへ。重い鍵束あ腰にブル提げて、拷問処刑ができるわきゃね
えぞ、ぐふふ」
低い声でリリアにだけ聞こえるように喋るので、思わずそれに耳をかた
むけるうち、身体のこわばりが解けていた。
434名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 06:34:52 ID:c3/Oj6LB0
野■■子と橋■■子はどちらが女囚になる資格がありですか?
435あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/16(水) 23:56:49 ID:725myp2/0
「わしあ、刑吏役場からきた、そこの親方だあよ。わしの手にかかりあ、きっ
と地獄の責苦も極楽に通ずる、随喜の身もだえ延々とご昇天だ」訳の分からな
い刑吏親方のしゃべくりは、処刑場のわざとらしい沈黙より、はるかにマシだ
った。
436あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/16(水) 23:57:39 ID:725myp2/0
首も手首も足首も腰も、鐵の戒めと鉄球が除かれると、にわかに軽くな
った。いかに重いものを日頃から身につけて動き回っていたか、改めて
驚くばかりだった。
両手首は改めて麻縄できつく縛り上げられ、滑車の鎖に吊り上げられた。
足首は別々に縛られて、左右に緩やかに広げた位置で床の鐵環に固定
された。
437あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/16(水) 23:59:06 ID:725myp2/0
腰衣が剥ぎ取られ、その汚れた内側を見た刑吏助手が、
「へへへ」と嘲笑う声が低く響いたが、刑吏親方は手下の品のない振舞
に何の注意もせずに、急に後ろに退ると、
「おし、はじめだ」
脹脛(ふくらはぎ)の外側を剃刀で切られたような感触が走り、リリア
は、はっと目覚めた気がした。
続いて両の太腿の後ろに横なぐりの鈍痛がした。
438名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 12:20:05 ID:Sp6gXhI90
「あ」さんの描写はどこまでもリアルだ。素晴しい。
439あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/20(日) 23:33:31 ID:qdLNoWXc0
刑吏親方は、ゆっくりと前に廻り、腹部に細い笞を鋭く打ち込み、リリアが思
わず身を屈めようとして吊り上げられた両腕に力を込めた拍子を狙って、胸に
素早く振りかぶった一撃を与えた。乳房の上に太く紅い線が走り、みるみる太
いみみず腫れに膨れ上がって、血を滲ませた。しかし、リリアは息を詰め、ま
だ声を出さずにいた。労役で盛り上がった胸筋が笞を弾き返すのだった。
440あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/20(日) 23:34:41 ID:qdLNoWXc0
刑吏親方は、「ぐふふ」と嗤いながら、笞を巧妙にリリアの熟しきれな
い肉体の上に刻んでいった。ある打撃は軽く胸に喰いこんだだけで、リ
リアの紅い乳首を突き出させ、眼をかすませた。笞はリリアの肉体が程
よく締って来て、うっすらと汗を滲ませ、ほぼ刑吏の意図どおりに反応
しはじめると、リリアの予想を超えた箇所に襲いかかってくるようにな
った。
441あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/20(日) 23:35:59 ID:qdLNoWXc0
強い打撃は肩の盛り上がった肉をえぐり、固く張り切った尻を切り裂き、
内腿にまきついて螺旋状の痕を刻んだ。時々、笞を休ませるように、
軽い打ち方を取り混ぜるのだったが、それは例えば下腹の奥に這いこみ、
頬を撫で、二の腕を舐めた。あまりに笞が飛んでくる処が不規則なので、
次はどこに襲い掛かってくるのか、それが息の詰まる懇親の力を揮った
打撃なのか、精緻に敏感な箇所をいたぶる技巧を尽くした、粘りつき思
わず声をあげさせる笞なのか、リリアにはまったく予測がつかないのだ
った。
442あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/21(月) 22:22:52 ID:qDHc4Lk70
声をあげたのは15打目の背中に喰いこむ強打に耐え切れず、息を吐いた途端
に「ぐえ」と喉が奇怪に啼いたのが最初で、また暫くは歯を喰いしばって耐え、
口を大きく開けて喘ぎ、しかしみっともない声だけは出すまいとしたのだった。
443あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/21(月) 22:23:40 ID:qDHc4Lk70
ただ強打には意志の力で抵抗できたが、秘所にねばりついてくる笞の舌
先が届く時には、背筋に震えが走り、おもわずのけぞったはずみに、身
体が滑車からぶらさがる格好になり、搾り出すような、かすれた呻き声
が洩れるのだった。
444あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/21(月) 22:24:53 ID:qDHc4Lk70
「あ、あーあ」そして、激しく息をつぐために胸が上下し、足元がくず
れた。手首を緊縛している縄だけで体重を支える苦痛が気付薬の代りに
なって、リリアはようやく両足のつま先で立ちなおり、半回転して、や
っと笞を受ける姿勢に復した。
445名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 15:46:11 ID:u6hSKgUT0
「あ」さんのリアリズム、サイコー♥
 皆もクレクレ君にならずに「あ」さんの素晴しい描写を丸呑みしようよ。
446名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 23:41:00 ID:PWNI9jKa0
>>445
確かにな〜だけど物がいいから、つい期待してしまうのだな、
ああ、すばらしい。
447あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/24(木) 23:23:24 ID:Rr0lbf3P0
再び自分を取り戻しても、笞は容赦をしなかった。強烈な野太い笞さばきを要
所に打ち込まれ、屈みこみ、のけぞった。身体を滑車に繋がった一本の縄が無
理やり支えて、リリアを否応なしに笞の攻撃にさらすのだった。そして痺れた
身体を舐めまわし、激しく火を点けようとする笞の蛇の茨の舌先が、時折リリ
アの熱にほてり汗の滲み出た白い裸身に執拗にまとわりついた。
448あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/24(木) 23:53:05 ID:Rr0lbf3P0
この笞刑は全く回数を考慮しないそれだった。どこで終わるのかは、刑
吏の算段ひとつで決まるらしく、ちょうど打ちのめされた受刑少女が身
体をのけぞらせてつま先立ちとなり、奇妙な声を洩らしながら、硬直し
た時にやっと刑吏助手どもが親方から汚れた長い笞を渡されて、それを
バケツの水に漬けた。刑吏は滑車からぶらさがっているリリアの耳元に
口をつけて囁くのだった。
「笞が甘い味になるか、からい味になるか、まったく貴様の身体次第で
な。これから永いつきあいだ。注文があば、そのうちかなえてやるぞ、
ぐあははは」リリアにはそれが何の事か判った。急に熱くなった身体の
芯が、しきりに刑吏の言葉に笑顔で頷いているのが判って、ぞっとした。
「しまいだ」刑吏が云うと、検事が我に帰って、
「終了」とかすれた声で宣言した。
リリアは刑吏助手どもによてたかられて、だだ広い石造りの作業室に運
び込まれ、石の台に放り投げられると、再び動けないように鎖で縛られ
て、傷口に薬剤を塗り込められた。それは恐ろしく滲みて、笞よりも苦
痛を与えた。絶叫に次ぐ絶叫が響き渡り、その合間を刑吏助手どもの笑
い声が挟まった。治療が終わった時には、リリアは気絶しており、次に
眼を開けると元の監房の石畳の上に転がされているのだったが、
笞の疵(きず)で火照った裸身には、太腿を押し付けている鉄格子の冷
たさも一向に苦にならなかった。
449あ ◇OLgrqsfTNM:2005/11/24(木) 23:54:22 ID:Rr0lbf3P0
とぎれとぎれで、すいません。週末からちょっと大阪に行かなくてはならないので、来週にまた書き込みます。
450名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 12:35:31 ID:YvgFpFZe0
デヴ女囚は登場させないでクダサイ
451名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 01:01:36 ID:YvYcdFJg0
面会、差し入れはどうなのだろう?
452名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 15:16:24 ID:FEopQ1IP0
こういうリアリズムはダメでつ。
女は霞を栄養にして取り込む能力=原子変換能力が高い者が多いと
1949年発表の医学論文に研究データが発表されており
食糧危機の飢餓状態でも3割は太っているとのことですが、
事実でも書き込まないでください、「あ」さん。
453名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 00:16:27 ID:RdXDGJPz0
>>452
は訂正と反省だな。この事実を元にしてるからこそ
ネ申あ◇OLgrqsfTNMさんの投稿がするりと受け入れられるのだな。
454名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 01:53:07 ID:YhKvJtg20
455名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 08:50:58 ID:m+hJxVJz0
>>454
アニメ絵はいい加減にしろと言いたい。
456名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 08:31:22 ID:Xs7QbPBR0
保守
457名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 14:53:33 ID:JNF3rE7M0
458名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 20:40:39 ID:UR8UDRe00
459名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 21:29:52 ID:EU9HS8QR0
>>458
おおっ、感激!
サンクス
460名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 18:18:38 ID:C+UsC9yq0
姫が囚われると、身柄確保の時間が衛兵から告げられ、手枷が嵌められます。
姫の場合の手枷は女性用のサイズで、男性用とは一回り小さいサイズに
なっています。細腕の姫でも手が抜ける事はありません。
城に到着し衛兵による身柄の引継ぎが終わると、そのまま地下牢へ連行します。

地下牢に入牢の際には、危険物持込の防止の為に、真っ先に身体検査が行われます。
その際には、必ず女性牢番の立会いの下で行われます。
全裸にされ、髪の毛から足のつま先まで念入りに調べられ、
ホクロや傷の位置などの身体の特徴が綿密に記録されます。
記録が終われば、今まで身に着けていたドレスの着用を許されます。

地下牢独房内では逃亡や自殺の防止の為、身動きが取れないように、
石壁に頑丈な鎖で、両手両足を鉄枷で繋いでおく事になっています。
大概の姫は諦めたように、素直に鎖につきますが、時には激しく
抵抗する者もいます。その時は応援を呼んで数人係で縛り付けます。
461名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 18:19:09 ID:C+UsC9yq0
そのままの状態で、食事や排泄の世話を受ける事になるのですが、
牢番の手によって行われる事になるので、気丈に振舞っている姫も
ここで号泣する場合が多いです。
夜になり、明かりの松明が消されると鎖のチャラチャラいう音と、
すすり泣きが一層大きく聞こえて来ます。

数日間はそんな生活を余儀なくされますが、取調べの順番が廻って来ると、
いよいよ呼び出されます。
鎖を外さて、身体を支えられても、数日間同じ姿勢を余儀なくされているため、
崩れるように倒れこんでしまいます。

取調べ室(拷問室)への移動には、前述の連行用の手枷が嵌められます。
慣れてくると、殆どの姫は自ら両手を差し出すようになります。
そして取調べ担当のの衛兵に身柄を引き渡されます。
462名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 01:12:23 ID:ucxNEftS0
あたしが小説でも書くか。
463名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 14:39:57 ID:9JNtqPQb0
「あ」さんの御帰還まではさげじゃ。
464名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:33:49 ID:SWWqrSkV0
午後氏は、どうしているのでしょう?
465名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:46:38 ID:3wwY2hXy0
>>464
私は午後氏の小説ファンです。
ばっちり妄想というか、趣向に合っていました。
466名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 14:40:47 ID:uVnNSEQQ0
>>465
午後氏にも投稿されていただきたいですね。
467午後 ◆mfl6EhR6DM :2005/12/05(月) 17:44:43 ID:7MuOMU5q0
こんにちは。お久しぶりです。
しばらく「あ」さんの作品をROMしていました。
来年ころにはまた投稿できたらよいかなと考えています。
468名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 21:48:47 ID:SFsAN2ML0
>>467
おおっ久々に繋いだら午後さんじゃないですか!
小説期待しております!!!
469Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/12/07(水) 23:27:46 ID:KFXOw8SU0
>>467
午後氏
お久しぶりです。
小説の投稿を待ち遠しくしている人が大勢いますが、
焦らないでじっくり構想を温めてくださいな。
宜しくお願い致します。
470名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 01:05:12 ID:ouiG0lT50
チラシの裏:登場人物や舞台設定は現代日本風の方が現実的で萌える
471名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 09:01:47 ID:/Swz8ade0
とりあえずageパン
472名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 21:49:11 ID:Dm+Wzq4x0
age
473名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 12:06:11 ID:8Ad6orUp0
忘れないで♪「あ」さんよりも大切な存在はない!
474名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 23:54:59 ID:lZIEF/Ob0
あ氏もいいんだけど午後氏も良いんだよ。
それぞれの持ち味があるんだ。

午後氏、読んでいますか?
47547虎:2005/12/18(日) 21:57:36 ID:IOwe+bbK0
>>474
激しく同意します。
476午後 ◆mfl6EhR6DM :2005/12/19(月) 21:28:57 ID:SnUFtcft0
こんばんは、色々ご意見ありがとうございます。
今構想中ですが、なかなか暇がありませんので…
TV取材編の続きということでちょっと考えています。
まだしばらくかかりそうです。来年までお待ちください。
477名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 05:14:06 ID:Ar28VCaC0
>>476
o(^O^*=*^O^)oワクワク
478名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 04:31:51 ID:9pBJTHzA0
kak-sin
479名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 05:39:43 ID:hTFCjS5Q0
uyoku
480名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 22:39:52 ID:T8s+DqWr0
chudo
481名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 00:59:59 ID:6vjEA3SI0
komeito
482名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 02:15:44 ID:Ba0SKmaw0
>>476
o(^O^*=*^O^)oワクワク
483名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 17:40:28 ID:G4xvaO0h0
kanzakimansei
484名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 16:03:07 ID:0o/YwHCY0
午後師の再登場をお待ちしております
485午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/01/04(水) 13:52:47 ID:sZuxN6nj0
ありがとうございます。私は「あ」氏の続きも気になるので…。

もう少し先になりそうですが、必ず書きたいと思います。
486名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 18:12:50 ID:sOhcIEIH0
競作ガンガレ!!
487名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 18:18:42 ID:WXfptaQO0
小泉革命に負けるな!!
488名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 23:47:34 ID:/ORAiG0G0
冤罪で死刑囚として特別刑務所に収監され、恩赦の条件として特殊囚人矯正用
拘束服の実験囚人にされ、数々の拷問ともいえる拘束実験に従事されてしまうことに
489名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 07:42:41 ID:5pkyVbgx0
490名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 19:07:02 ID:HN8GFYb00
萌えるぜ〜〜〜♪
491名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 20:57:57 ID:5pkyVbgx0
492名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 01:46:16 ID:ZpS1iRjt0
萌える石タン
493名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 00:55:46 ID:kWdB6rTc0
494名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 11:08:15 ID:/YZibQG60
このマスクいいな
内容よくわからんけど囚人服なの?
495名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 04:24:37 ID:NPS8iT6N0
496名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 01:53:30 ID:OvSKO/6w0
誰だこんなの貼ったのは?
497名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 21:23:15 ID:YuNxrQ/V0
ネ申様=「あ」さん早く還ってきてください。
498名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 01:26:52 ID:rI+L3CL/O
高校生とか未成年が捕まった場合でも手錠されるのかな?
ニュースで未成年の女の子が逮捕されたという話を聞くと、手錠をかけられている姿を想像してしまう。
499名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 08:00:23 ID:bRY360nv0
>>498
もちろん、留置場には少年房もありますし、
房外では手錠腰縄です。
鑑別所や少年院への護送も同じ。
500名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 19:49:26 ID:3t4KzcFR0
>>498
金八先生で加藤が手錠をかけられていたでしょう!
ってオヤジ以外はわからんか・・・
501名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:00:07 ID:OXx9aILK0
>>500
懐かしいな・・・
これPTAで問題になったらしいな。
502名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 03:50:52 ID:K8j+oJYh0
みなさん、どういう囚人服が良いのでしょう?
503名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 07:58:17 ID:UADnvTt90
>>502
女囚サソリみたいな縞模様のワンピースがいい。靴は無し。
504名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 23:12:57 ID:OemBdpSd0
>>502
少女囚は、セーラー服の囚人服版で。
成人女子は、横島柄のミニのワンピース。
505名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:36:59 ID:waothvNA0
>>504
アメリカの刑務所サイトの画像が沢山あるけど、
ジャンプスーツじゃなく、そういう服装の感じの画像だったらいいですよね。
個人的に手足出てないとあまり好きじゃない・・。
506名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 02:59:21 ID:tRWautSr0
月片刑務所にやってきて早2年、琴羽は最低限の自由さえ与えられず
狭く汚い独房で完全に自由を奪われ、ただ生かされているだけの生活を続けていた。
身に着けている中で衣類といえるのは股下数cm丈の薄く短いワンピースの囚衣のみ。
その胸には、ここにやってきたときから変わらぬ415と書かれた布が纏われている。
そう、このここでの415が琴羽の名前。自分の名前は逮捕された日に奪われた。
両手の自由を完全に奪うようにきつく絞められた手錠。
両足には鎖がくくりつけられ、鎖の先には重さ30kgの鉄球。
鼻と口は息をするのも困難な厚い皮製のマスクに覆われている。
そして下腹部にある2つの孔には太い鉄製のプラグが深く挿されている。
507名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 03:00:18 ID:tRWautSr0
 これが数ある刑務所の中で、最も厳しいといわれる月片刑務所の
最下級。4級受刑者の待遇である。当然長い拘留生活で身体は変調をきたし
18歳の女性としてはずいぶん幼い体つきをしている。
日に2回与えられる、粗末な食事を摂るときだけが琴羽にとって生きていることを
実感することができる時間だ。そのときも外されるのはマスクのみ、当然手を使えない
琴羽は腹ばいで堅いパンを齧り、冷たい汁の皿を舐める食事。
おおよそ人間の食事姿勢といえないこの動作をもう何百回と繰り返しているのだ。
 そして終身刑の琴羽は一生、この刑務所での生活を続けることを運命付けられている。
その中での希望は、昇級制度。上級受刑者になればわずかずつではあるが
人間扱いもされるようになる。もっとも終身刑の受刑者は、昇級にも大変な長期間を要し
琴羽ももう2年も最下級の4級を続けている。
 いつものように夕食を終えると、代わりにやってきた20歳前後の看守が
琴羽に四つんばいになるように命じ、2つの孔に挿されたプラグを抜き取った。
「ただいまから30分以内に排泄を済ませるように」冷たい言葉を言い残して看守は
次の房へと向かっていった。
 いつものように、身体を必死に動かしながら、自分の性器を房の中の排泄孔に合わせる。
丈が短いワンピースなので、しかるべき姿勢をとれば下半身は完全に露出する。まずはいつものように
真っ赤な鮮血、そして小水が勢いよく放出された。
そして30分後−再び先ほどの看守がやってきて、琴羽の2つの孔にプラグを挿入。
そして房にある小さな豆電球を消し、1日が終わる。
寝具の使用を許されない4級者は身体を汚く堅い床にただ横たえるだけだが、それでもいつしか眠りにはつける。
508名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 11:54:49 ID:i1ZEgc420
1級から3級までの待遇も知りたいです。
509506:2006/01/28(土) 21:07:33 ID:tRWautSr0
>>507
設定としては

4級−拘束具(防声マスク、手錠、足鎖大、プラグ大)24時間着用、着衣はワンピース型囚人服のみ、
着衣の交換・入浴は月1回、寝具の使用不可、身体検査は1日2回、、生理用品の使用不可、裸足

3級−拘束具(手錠、足鎖小、プラグ小)就寝時以外着用、手錠は食事時も解放、着衣はワンピース型囚人服のみ、着衣の交換・入浴は月2回、
寝具は薄い毛布1枚、身体検査は1日1回、生理用品の使用不可、裸足

2級−房内での拘束具使用なし、着衣はワンピース型囚人服のみだが新品を優先割り当て、着衣の交換・入浴は週1回、
寝具は敷きパットと毛布、身体検査は週1回、生理用品はナプキンを月10枚支給、裸足

1級−房内での拘束具使用なし、着衣はワンピース型囚人服と白無地のショーツ、着衣の交換・入浴は週1回、寝具は布団、
身体検査は必要と認められたときのみ、生理用品はナプキンを月20枚支給、履物はゴムぞうりのみ使用可

を考えています。
510名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 21:28:45 ID:qUTiCb4A0
>>509
良いですね〜!
刑務所では級が上がっていくのが基本だと思いますが、
この正解では、級が落とされる場合もあるんでしょうね。
その際の、女囚の嘆きを想像すると萌えます。
511名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 21:36:59 ID:qUTiCb4A0
この正解 → この世界
512午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/01/29(日) 00:12:23 ID:Mbzld6Hy0
>>506さん
とてもいいですね!
私の考えている設定に、とても似ています。

513名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 03:22:27 ID:PQqe+cj80
>>506さんに萌えました。哀感があっていいですね。
そして級が上がっても自ら志願して足鎖大と錘を付けられることが
大好きになったM奴隷に調教された女の子に対しては
脱獄する機会を放棄した御褒美が与えられていいと思うのです。

脱獄目的で級をあげようとする女の子と
足鎖と鉄球に調教された女の子の対比があったら一層萌えますね。
現実に奴隷としての状態を受け入れたほうが
考える義務から解放されますから
こんな公式見解を述べる欧米先進国の白人女性は現代でも多数派なんです。

もしもドイツに女性選挙権がなかったら、
ドイツ人よりより色白のロシア人女性を奴隷化した
鬼畜女小エカテリーナを尊敬するDQN女のメル蹴るが
総理大臣になることはありませんでしたから。


514Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2006/01/29(日) 03:35:51 ID:zBEeA+EV0
自分としては 鼻と口を塞ぐ皮製のマスクって好みではないのですが、
理由は会話が欲しいんですね。
泣いたり、ふうっとため息をついたりするといいんですけど、
それ以外の設定は良いと思います。
琴羽タンは、萌え萌えのキャラだと思います。

>>512
午後氏、お久しぶりです。
午後氏のメールが欲しいのですがどうでしょう?
無理に強要はしません、キッパリ。
ただね、午後氏が気になるから、伝えたい事があるんです。
ロシアの鶴はかっこいいですね。確かに。
515名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 03:45:34 ID:VrFbqJ/OO
>>509
普通に生活してても一度の生理で20枚もナプキン使わねーし
516午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/01/29(日) 10:50:12 ID:VZZYXNOt0
>>514
Ricardo ◆JDrajVT7Lo さんお久しぶりです。
伝えたいことって何でしょうか?
一応捨てメアドをメール蘭に置きますね。
最後のドットのあとにjpと入力して
送信してください。
517午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/01/29(日) 11:18:43 ID:VZZYXNOt0
あわわ、蘭→欄

続きも書いてみたいのですが、時間が思うように取れないので残念です。
518名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 11:25:49 ID:sUtvjkAb0
>>502
俗に「B系」と言われているダボ服。欧米や発展途上国で主流。(男子だが)
これはアメリカの黒人から始まったと言われているが、現在のこれには日本古来の鳶服の要素も加わっているようだ。
519名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 14:56:06 ID:5+aPutcc0
>>513
ファカナリーヌだろ!
520名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 21:00:25 ID:dSLPXX420
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
以降何事も無かったかの様にどうぞ。
521Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2006/02/02(木) 02:48:13 ID:NqQXIa9+0
>>516

午後氏メールを出しました、宜しくお願い致します。

タイムスタンプを参考にしてください。

2006 2/2(木) 02:28
Date: Thu, 2 Feb 2006 02:28:36 +0900 (JST)

怪鳥のアドレスになっています。

宜しくお願い致します。
522名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 07:05:15 ID:pq/s/R5W0
何かしらけたな
523名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 00:36:59 ID:mMZqPKsj0
拘束具や収監が好きになっちゃったら、駄目だと思う。
涙が見たい。
524名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 00:45:37 ID:mMZqPKsj0
拘束具をつけられている過程の描写は萌えます。
ちまたのAVでは意外と少なんですよね。
団鬼六の小説的なワビサビが重要だと思います。
午後氏の小説はそれがあった!!
525名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:16:21 ID:c3PKvoSS0
ttp://www.shall-luck.co.jp/joshuu/salescampaighn/scam.html


> いま、「ナオ-女囚凌辱房-」を店頭(WEB店舗様含む)にて、ご予約いただいた方にはもれなく、ミニドラマCDをプレゼントいたします。
>是非とも、予約してくださいね。

>ナオのナレーションにて展開する極東刑務所での淫らな日々、
>恥ずかしい日々をお聞かせします!
526名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 01:08:30 ID:TyUK3IO/0
>>523>>524
なんか矛盾しているきがするんだが・・・
527名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 18:56:41 ID:eeSZmMSp0
保守
528名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 03:11:48 ID:Q2HD4roj0
ひょっとしておまいらこういうの好き?
ttp://haruka.saiin.net/~std2g/restg.html
俺は大好きだ
529名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 11:04:40 ID:67uWsqG60
>>528
好きですよ。
イラストの女の子の表情も良いですし、
なにより、拘束具の知識に長けているのが素晴らしいですよね。
普通、どうしてもエロに走ってしまいますが、
連行シーンのイラストを描こうとする人はほとんどいませんし。(w
530名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 23:41:47 ID:y6XULQCY0
うはwww休止中だから直リンしようにもURLわからなかったwwww
上はシャツ一枚、下はぱんつだけっていうスタイルが…
そんな刑務所本当にあったらいいなぁ(´¬`)
531名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 09:18:15 ID:HvVpesDg0
浮上します
532名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 01:42:31 ID:79FCEPhf0
>>528
GJ
良いぞ。
533名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 10:02:29 ID:r+M7rdKL0
>>528
そういえば昨日発売だったか、誰か買ったのか?
534名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 00:11:18 ID:g07pCgwD0
>>533
興味はあるが、恥ずかしくて買えん。
535名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 05:48:44 ID:sL8ktJ2Q0
保守
>>534
地雷だったらしい
536名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 01:26:21 ID:DzQnnoQl0
>>530
そんな格好の女の子同士が絡んでるシーンが見てみたい
537名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 17:17:12 ID:BJvM0V3f0
>>507
おおっ、良い小説ですね。続きはまだですか?
538名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:27:48 ID:J5SciDrn0
不安な一夜が明けたが、まみは眠れていなかった。
朝飯も喉を通らず、けだるい気持ちで、ただ時を過ごしている。
その時、外鞘が開いて牢役人が入ってきた。
「女部屋、本日取り調べがある。XX町、まみはおるか?」
役人は牢内に向かって声を掛けた。
「へーい、その者、確かにおります」
女牢名主が、のんびりした調子で答える。
「うむ、これより取り調べを行う。まみ、出ませい」
牢役人は言い終えると、鍵を取り出し、牢の錠前を外す。
女牢名主は、まみを見つめて、アゴをしゃくった。
「行ってこい!」
その声に押されるように、まみは牢を出る。
しゃがみ込んで出入り口をくぐると、目の前に取り縄を手にした役人がいる。
(また縄を掛けられる・・・)
まみの脳裏に、お政の忠告がよみがえった。
まみは土間に降りると、役人に背を向けて跪く。
そして、ためらいながら両腕を後ろに廻し、思い切って手首を重ねた。
「うむ、神妙である」
役人は満足気に声を掛けて、まみを縛り始める。
縄目は昨日と同じく、菱縄縛りであった。
シーンと静まりかえった外鞘で、ひとりまみだけが縛られていく。
シュル、シューという縄がすべる音だけが、牢内に響き渡っていた。
役人と女囚たちの眼が、まみひとりに注がれている。
その視線がまみには、突き刺さるように感じられる。
「たちませい!」
定法通りの縄掛けが終わり、まみは牢の外へ連れ出されていく。
539名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:28:23 ID:J5SciDrn0
まみが連れてこられた所は、お白洲であった。
白洲は必ずしも、裁判だけ行うわけではない。
取調べもあり、さまざまな訴えに耳を傾ける所でもある。
奉行は一段高い座敷の位置に座っていて、事案の当事者がその前に、次々と登場して議事を進めていく、ということである。
まみは犯罪の容疑者であるから、当然、縄付きのままである。
まみが土塀の端の切れ込みを入ると、そこはお白洲の最後方であった。
奥の座敷の所には、奉行が座っており、まるで屋敷の庭のようである。
ただ庭と違うのは、池や植木、盆栽など一切ない。
殺風景な空間の、地面の上に、真っ白な白洲が敷かれているだけである。
まみは肩を押されて、奉行の前に引き据えられた。
白洲の上に、一枚だけ置かれた莚(むしろ)の上に正座すると、両横から取り方に、六尺棒で肩を押さえつけられた。
土下座の姿勢である。
後ろ手に縛られての土下座はきつい。縄目がよけい締め付けてくる。
まみは女囚の惨めさを、あらためて思い知らされていた。
「XX町、越前屋別宅まみ、二十六歳・・・、相違ないか?」
奉行の人定確認である。
「・・・は、はい」
まみはドギマギしながらも返答をした。
「これより、越前屋清兵衛殺しの件について調べる。まみ、面を上げい!」
背中の六尺棒が緩められたので、まみは少し上体を起こし、顔を上げた。
「ええいっ、もっとよく顔を見せい!」
横の取り方が、六尺棒をまみのアゴに当てて、顔を上向かせた。
「面を上げよ」というのは、「顔を見せろ」ということである。
後ろ手に縛られたまま「顔だけ晒す」、まみは情けなかったが仕方がない。
「その方、間男と不義密通の上、清兵衛を殺害した、とあるが相違ないか?」
奉行の口から、驚くべき容疑内容が告げられた。
「そ、そんな! わたしがそんな大それた事、できようもございません」
まみは、身を乗り出すようにして、必死に訴えた。
いつの間にかあの男が、間男になっているのだ。それに殺しの容疑も・・。
「お前が清兵衛を酔わせ、寝込ませた上に間男を引き入れ、殺害したのであろう?」
奉行は、小冊子のような物を見ながらの尋問である。調書にそう書かれているのであろう。
540名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:28:54 ID:J5SciDrn0
「わたしが大恩ある旦那さまに対してそんな・・・、何かの間違いでございます」まみも必死だった。
しかし奉行には調書以外、詳しいことは解からないのである。
「素直に、有り態を申せばよいものを・・・。さもなくば、厳しい取調べになるぞ。よいのか?」
「どのようなお調べをなされようとも、わたしではない、と申し述べるしかございません」
まみは、自分がどんどん不利な立場に追い込まれていくのを、どうすることもできない。
まみ自身で、無実を証明する方法などない。
清兵衛が殺される理由も、全く解からないのだから。
「よし、それではこれまで。引き続き吟味を続けよ」
まみは再び、役人に縄尻を取られて、お白洲から連れ出されていく。
あまりの成り行きに、放心状態に陥ったのであろう。
よろめきながらの足取りは、後ろ手に縛しめられているだけに、痛々しい。

まみはそのまま、索がん所へ連れてこられた。
ここは拷問蔵ではないが、厳しい詮議をする所で、責め道具も揃っている。
まみは牢役人から、吟味方役人に引き渡された。
「では清兵衛殺しの件、まみを引き渡します」
吟味方の役人は、俯いているまみのアゴに手をかけ、上向かせて顔を覗き込んだ。
「うむ、確かに・・・」
まみには、これからどう進展していくのか、想像すらつかなかった。

541名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 16:22:43 ID:a423vqdi0
あのう日本や東洋では萌えないんですけど。縄では萌えない!!
鎖に繋がれた女囚達(男性もそうだけど)の史実が少ないし、
有罪判決が出たら即刻当時の(現代でも)合法麻薬を服用させた後での
安楽死刑だからね。でも鎖の美学に挑戦するなら応援します。
542名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 17:22:24 ID:R2ie9Okb0
http://briefcase.yahoo.co.jp/girls_arrest
中世の牢屋の画像です。
トイレはどうするのでしょう?想像が膨らみます。

牢屋フォルダ内に3枚うpしました。
543名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 17:25:17 ID:R2ie9Okb0
牢屋内の画像はhttp://www.chainganggirls.com からです。
海外の中世のシチュエーションも好きです。
544名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 21:17:31 ID:ydmzjRKC0
和ものも良いと思いますよ
個人的には島流になった話が読みたいかな
545名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 23:16:20 ID:vpZ40Ceq0
うーん、やはり色々好みがあるんですねえ。
546名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 23:28:41 ID:NkqjhYXx0
少女が万引きをして、刑務所で矯正プログラムを受ける事になり、
身体検査させられるような小説はどうかな?
547名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 23:29:44 ID:NkqjhYXx0
奴隷市場@自由を奪われた女性たち
http://www.xxx-www.com/~slave/
ここに小説が置いてあります。
548名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 10:51:09 ID:7rWorZlq0
こういう小説はどうでしょう。

人権停止法第5条
http://page.freett.com/akahosi/yomi01/zinken.htm
549名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 12:26:58 ID:7rWorZlq0
この小説もおすすめです。リアル。

http://sintarou.e-city.tv/shoko5/shoko5.html
550名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:37:29 ID:GgawNa+g0
ゲームだがこれはどうだろう?
女囚ナオ
ttp://www.shall-luck.co.jp/joshuu/index2.html
551名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 00:03:43 ID:x+Fx5nCR0
>>547
いいよなあ。
552名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 00:09:41 ID:UlLmZKf/0
>>544
確か14歳で島流しになった女の子もいたらしいね。
553名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 08:47:03 ID:oPkYO3dj0
人の失敗見て笑え!:USA女刑務所体験記

http://blog.livedoor.jp/warae1/archives/cat_50000136.html
554名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:06:59 ID:FxeqjeSa0
>>553
>ブラジャー2個、パンツ2枚、靴下2足、シーツ1枚、 
>シャンプー1個、石鹸1個(全てすごく消毒液臭い。)

消毒臭いのか・・・凄いな。
555名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:30:30 ID:Pmd1ddTY0
>>553
GJ
556名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 01:04:03 ID:kMVjc5QD0
萌え
557名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 19:03:24 ID:zn66TPDt0
なっちが箱入り娘に!?実話をドラマ化「プリズンガール」
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200603/gt2006031403.html
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1142312094/

初の囚人役に挑戦する安倍なつみ(右)とユンソナ
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200603/image/06031403nachiSPB00143G060313T.jpg

歌手、安倍なつみ(24)が4月18日放送の日本テレビ系ドラマコンプレックス
「プリズンガール」(後9:00)に主演することが13日、分かった。24歳の女性
が経験した実話をもとに描くドキュメンタリータッチのドラマで、安倍はアメリカ
の刑務所で囚人生活を余儀なくされた日本人女性役。今後、米国ロケも行う。
(以下略

558名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 20:14:19 ID:ytWF17F70
足枷に鎖鉄球二つの討論が出来るスレはこちらのほうかも知れないね。
9歳〜14歳の女の子は奴隷にされる世界その2は、経済論のマジメな
討論スレになりつつあるから肩身が狭いよ。トホホ・・・・
559名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:00:34 ID:j1F8WuW40
>>558
そうだね。
いつから奴隷経済討論スレになったんだろう?
560名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:13:04 ID:40X7eU8Z0
>>557
なっちがか・・・言い得て妙だ、納得。
この役ってはまり役だな。

盗作して入りましたって役ならいいんだけど。
561名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:15:32 ID:nBHsA/vi0
このスレは死守したいですね。
でも、ほとんどニーズも無いし、萌える人は日本で100人程度じゃないでしょうか。
という気がします。
海外では結構盛り上げっているのにね。
562名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:16:20 ID:nBHsA/vi0
午後さんの小説に期待して待ちます。
563名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:36:32 ID:HR/fYEb40
あ氏の萌え小説が・・・
564名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 23:33:36 ID:S9cM6riH0
確かに100人じゃ稲葉の物置だな・・・
565名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 14:33:57 ID:abTimTwa0
なっちの囚人服姿って似合っているなあ。
一生着ていればいいんだけど。
566名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 15:21:05 ID:09fCCQHU0
>>558
熟女だけど松雪泰子が似合ってる。
567名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 21:12:16 ID:jgqoD/IE0
>>566
そんなあ・・・岩崎よしみのほうがいいぞ。
568名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 21:13:25 ID:jgqoD/IE0
>>566
そういえば、単独房の少女達のもいいんだが、
熟女じゃないと駄目?
569名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:46:11 ID:GpAsxz1g0
リップステックの広末が萌え!
570名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:36:50 ID:xy0MlU4c0
リップステック再放送しないかな?

でもスケ版デカはきたいできるんだろうか?
571名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:37:43 ID:xy0MlU4c0
書き忘れてた・・・汗

初代だっけ?
セーラー服で独房に入っているシーンがあるんだよな。
572名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 16:57:21 ID:3XrErKF20
学校みたいな刑務所、面白そうだな。
囚人服がセーラー服・ブルマとか、
手かせ・足かせをしたままで学校行事とか。

違う趣味が入ってしまってるけど・・・
573名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 22:05:25 ID:yyEdgS1Y0
>>572
いいなあ、それ。
574名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 07:37:52 ID:/Z6RqfI30
>>573
激しく同意。「セーラー服女囚同盟」とかいいね。
575名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 02:24:10 ID:2amd4Uqa0
夢を見る女の子

自由で楽しかったあの頃の夢

なんでもやって良いと思った馬鹿な女の子だった頃のあたし

あさになって鉄格子から日が差し込むと

夢から覚めて現実の世界に戻されるのね

昨日も今日も明日も明後日も数年後も同じ風景の中で過ごす女の子だから

夢だけがあの頃に戻れる時間なの

でも実現できそうで出来ない夢が出所すること

だって終身刑なんだから・・・
576名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 03:20:54 ID:JGphDo6G0
鉄格子の扉が開けられると、
「入りなさい」と事務的な冷たい言葉で命令された。
あたしは背中を押されると牢屋の中に押し込まれていった。

二畳ほどの広さの牢屋の中に押し込まれると背中の方で、
ガチャリと鍵が掛けられていく音がした。

外との繋がりを絶たれる嫌な音だった。
その音にびっくりして鉄格子の扉を掴んで大声で、
出してください、出してくださいと何回も叫んだ。

五月蠅い、黙ってろと他の牢の他の女の子達の罵声が響く・・・

あたし、どうしてこんなことになっちゃったんだろう・・・

両手錠手で頭を抱えてしゃがみこんで涙を流しはじめたのだった。
577名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 00:51:50 ID:Rp0KZ4Az0
>>574
年が分かりますね。
懐かしい。
578名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:22:26 ID:K75MJrKC0
でもどうして今頃にスケ版デカなんだろう?
確か両手錠姿で軍事訓練を受ける女の子のシーンがあったな。
番組名が思い出せん?
579名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 11:58:56 ID:woIXWvcS0
>>558
ダイアナ妃では萌えれませんか?
580名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 22:31:07 ID:HTeoWdWp0
>>579
ダイアナで萌えるってちょっと勘弁してくれ。
581名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 23:23:14 ID:MZcT+tyl0
sage
582名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 00:10:27 ID:LZhWnHmu0
sage
583名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 02:12:58 ID:H5ml8dPI0
もー娘のなっちの囚人服姿の小説ってないのか?
584名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 11:40:48 ID:hTx/7XDe0
>>580
加護愛ではだめでつか?
585名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:09:08 ID:xS0YUyqc0
>>584
加護愛のがあるのか?
教えてください。
586名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 01:51:32 ID:3hAi0FTK0
トリック・ベイビーってだれか持ってる?
587名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 07:49:21 ID:Q69KEPcP0
モー娘のキヤラで小説があるのは知っているが、
どこの板だっけ?
588名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 11:19:32 ID:yt54xJH70
なっちの護送シーンってジャンプスーツなのかね?
それとも私服かな?

萌えのシーンはこの護送だな、
両手錠に足枷だから。
589名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 11:25:13 ID:yt54xJH70
なっちの護送シーンって萌えそうだな。

昔だけど聖子のドラマの両手錠姿って、
女性雑誌に1ページ使ってだしてたな。
同じ事があるといいんだけど・・・

ちなみに独房のシーンもあったんだが再放送しないかな?
590名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:26:13 ID:fRW5OLdy0
マジ?知らんかったわ。

>その影響で写真集では手錠シーンを撮影した。
ttp://wahaha.w01.e-hos.jp/guravia/archives/2005/12/post_145.html
591名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:44:36 ID:fRW5OLdy0
しかし、ゆうこりんの写真集みていると、
刑務所物のドラマの主演してほしいなと思うのだが・・・
592名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 01:53:55 ID:ziPV3B+n0
これは何枷というんだろう
ttp://www.netlife.lu/week2005/week5204.jpg
593名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 02:33:32 ID:VWpuH6vw0
>>592
なんだこれ?
594名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 12:06:35 ID:QOVSzBz20
>>592
重いぞ・・・
595名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 12:13:48 ID:gXpffPRW0
【乳房枷】
全身貞操具の一部分で、被装着者の故意による
乳首接触を防止する拘束機能を持った装具。金属製。
貞操帯と共に装着される場合が多い。
596名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 12:28:58 ID:frW8YqFv0
>>595
そんなもの初めて知ったよ。
貞操帯の様な物だと思えば納得がいく。
597名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 14:15:27 ID:frW8YqFv0
>>595
なんだかコルセットもそういう物に思えてきたよ・・・
縛り上げるのがなんかそうイメージさせる。
598名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 18:24:31 ID:4OOlUnNe0
>>591
激しく同意。モー娘たちを足枷に鎖鉄球二つとともに
メンバー全員を手枷足枷の四本の鎖で数珠繋ぎにするのに萌え。
599名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 20:59:49 ID:u8/DSHHH0
>>598
そう言えば、アイボンの喫煙容疑って、
似合うな・・・さすがだ。
600名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:39:11 ID:Bmaaaydc0
スレにあびるの名が出てたが、なんか最近、女性アイドルばかり、
問題を起こすな?
気のせいか?
601名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 13:22:41 ID:42La0/jr0
>>598
白人の女の子のアイドルで萌えるってたれよ?
602名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:28:42 ID:WIGzpYqO0
>>601
アイドルだろうな一応、マリア・イサベルって知ってるか?
603名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 21:54:27 ID:TQYscEIH0
>>598
ベッキーは入れるのそれとも対象外なの?
爆笑問題の大田がいった某バラエティー番組での
全国ネット上の公開情報によれば「別所きぬ子」という日本人で
芸能界デビューする前のあだなからとったそうだよ。
色白だけど萌える?萌えない?どっちだ?


604名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 00:47:36 ID:0/Lw0o8M0
>>598
おまいの注文に対してはちょっと物足りないかもしれないが
ttp://www.cm-r.com/mo/pola-cm02.html
そのレス見てやっと思い出した。
605名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 00:41:32 ID:u35JlHc20
>>604
へえ、「刑務所篇」なんてあったんだ。
でも、おもしろいな!
これを機会に刑務所ドラマをやってほしいな。
606名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:14:52 ID:H3zflrhX0
>>605
だから、あのドラマに選ばれたのか?
それとも偶然なのか?
607名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 23:37:36 ID:5HFyTWzX0
608名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:33:39 ID:YdZ9Gt9l0
>>607
重い!
609名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 22:28:15 ID:XZbTnby20
610名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:54:00 ID:NHWP8oOw0
German police handcuffがいいな。
これ気に入った。
611名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 13:20:30 ID:m/NLKRQa0
実際の女囚のHPとか画像ってないかな?
612名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 02:09:49 ID:85rDj9sS0
>半身 [サラ・ウォーターズ] 
>悪名高き刑務所を慰問に訪れたマーガレット・プライアは
>不思議な女囚に出逢った。19歳でありながら独特の雰囲気を身に纏い、
>他人を決して寄せ付けようとしないシライアにマーガレットは
>次第に魅せられていく。

おもしろそうだな、手に入れるか。
613名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 15:11:47 ID:n3Gjl5Aa0
ttp://home.att.ne.jp/blue/AHdualism/gbook/wk02.htm
最後処刑されてしまうのが好みでないかもしれないけど
614名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 22:42:04 ID:WGg4/jIc0
>>613
ここ知っている。
最後がなあ・・・orz
615名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 16:34:28 ID:LTq5B6kp0
こういうのダメですかねえ。
http://www.quoom.com/Home.htm

>>613
情報感謝です。
616名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:43:40 ID:sRVm8NT/0
>>615
これはSMの方が合っている気がするんだがなあ。
617名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 23:47:29 ID:QrfSmxsd0
これはどうだ?

女性の尻に焼き印を入れた男
ttp://chiquita.blog17.fc2.com/blog-date-200602.html
618名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 20:16:31 ID:kDh0zZcd0
>>616
そうですよね、収監だけというテーマのサイトを探しているのですが、
そういうのはなかなか見つからないです。
619名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:06:22 ID:i9YVmUqM0
収監テレビガイド
620名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 04:33:51 ID:AYZvkmhv0
621名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:27:03 ID:+RaWm5IY0
>>620
ロシアのHPか・・・なんだこれ
622名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:47:07 ID:/HVKlhtH0
623名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 13:15:43 ID:qXtIu2oG0
インターナショナルな格言「女囚は鎖に繋げ!!」
624名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 22:55:12 ID:knKL7gkC0
625名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 22:58:01 ID:knKL7gkC0
626名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 22:59:34 ID:knKL7gkC0
627名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 23:03:31 ID:knKL7gkC0
中国の女囚のか・・・これ?

ttp://lady.anhuinews.com/system/2004/02/03/000552609.shtml
628名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 23:06:39 ID:q9l7yolP0
プリズンガール、4月18日。
ttp://www.ntv.co.jp/d-complex/contents/20060418.html
629名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:08:38 ID:utDTgWcF0
630名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:51:54 ID:f9z9cAUM0
>>629
その本は昔読んで興奮したなあ。
当時はインターネットなんてなかったから孤独な興奮だった。
631名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:22:09 ID:fg4oOel80
>>630
同じだよ。
ネットの無い時代は、勝手に解釈して妄想もあったもんだ。
632名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:29:26 ID:fg4oOel80
さげ
633名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 03:04:48 ID:h8dsVhPR0
結局は女囚が懲罰房で看守に懲罰を受けるが最高でFA?
634名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 14:48:30 ID:gFJ/3jlQ0
マルクスはこう言った。
「全世界の女囚たちよ、団結せよ!鎖は君達の唯一つの所有物である!!」
635名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 19:21:49 ID:BQHsIhuy0
>>633
禿げ同!!!
636名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 22:22:28 ID:9QLYNQIM0
637名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 08:06:46 ID:UQofA+xr0
>>636
女囚は全く関係ないが、話が面白いな
638名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:24:02 ID:dIW/45RD0
>>637
一応、話がおもしろいからどうかとURL
乗せタンよ。
639名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 02:00:19 ID:huqW/e4d0
640名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 01:06:57 ID:3eFuy2Di0
ギャーギャーうるさい女子高生は全員↓こうなればいいと思う
ttp://haruka.saiin.net/~std2g/g01/kogal2.jpg
641名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:43:29 ID:b5tit87W0
642名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 22:32:15 ID:vMtD+y4+O
昔のもう誰も愛さなぃと言うドラマ 山口智子が刑務所入ってるよ
643名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 01:18:28 ID:92cmIA6u0
644名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 18:21:53 ID:8FuCmHwY0
保守
645名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 18:30:46 ID:YxmCrAis0
捕獲
646名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 13:52:31 ID:XOr5GmV/0
そごうじゃなくて護送。
647名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 00:37:46 ID:so0fkMZf0
648名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 00:44:48 ID:so0fkMZf0
649名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 11:57:46 ID:dSbWw+/X0
この小説はいいと思う。

私の身体の再教育

http://www.hogoku.net/oldies/novsai/index.html
650名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 08:35:06 ID:UXnYn7Ls0
だれか「プリズンヒート」持ってない?
マッパでの作業に萌えるんだが。
>649
いい。
651名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 12:26:44 ID:fkmE4JDE0
652名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 21:45:58 ID:znWWiWnR0
バビロン女囚萌え
653名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 11:33:35 ID:JXDJymZh0
>650
自己解決した。
今から借りにいってきます。
654江田島権八 ◆0OBDsFKB.I :2006/05/07(日) 12:12:54 ID:mNOe2VTj0
お金よりも大切な物、それは鎖に手足を数珠繋ぎにされた女囚たちである!!
655名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 20:10:02 ID:n03uHzGy0
656たらりん:2006/05/13(土) 17:32:45 ID:nmfzjKac0
ちょいと小説

ある女人の告白―。
いつの頃からだろう。こんなおかしな性癖を持ったのは…。
昔からテレビの刑務所物や時代劇を見るのが好きだった。
そして、その中で罪を犯した女容疑者や年貢を払えない貧
しい農民の娘が悪い代官や侍に騙されたり罪を犯して刑務
所や牢屋の中に投げ込まれたり、地下室や拷問蔵で天井か
ら吊るされて激しいムチ打ちを受ける…そんな女囚のシー
ンを見ると異常に興奮した。心の中が物凄く熱くなって、
私もあんな風にされたいと思うようになった。

そうなのだ…。私は女囚願望を持っているのだ。しかも
相当に重症の…。(気が向いたら続く)
657名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 19:03:09 ID:JNrlT1YD0
>>656
久しぶりの新作なので超期待。
658たらりん:2006/05/13(土) 20:10:55 ID:HgfRG0Zl0
私はどこにでもいる36歳の平凡な専業主婦だ。
夫と子供2人が有りながらそんな恥ずかしい妄
想に取り付かれてしまった私は、普段は家事に
勤しみながらも不意に時代劇の1コマが脳裏を
過ぎると、とんでもなく下股がうずいてくる。

昼餉の支度最中でも包丁を持つ手を止めその場
で床にへたり込んでしまう。
幸い日中は夫も子供も出勤と学校でいない。今
この家は私だけだ。私は台所の机の下に潜り込
むと周囲の椅子を再び奥までしっかりと戻す。

こうすると椅子の足が丁度牢獄の格子のように
見えてくる。そして、私は冷たい床に膝を折り
曲げて尻をつく。(気が向いたら続きます)
659名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 15:41:48 ID:3QwBLhnr0
ここに投票しよう

http://frank.kir.jp/memo/4.php
660名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 22:56:25 ID:3d5LjqY40
>>658
続きお願いします。
661たらりん:2006/05/14(日) 23:05:26 ID:clJmh2v00
ここが私の…私だけの牢獄だ。
窮屈な空間に閉じ込められ監禁された哀れな女囚…。
ここに座れば私はもう罰を受ける女囚になってしまうのだ。

スカートの前から指を入れ、パンティの前を弄ると
すでに淫猥な液体が下腹の奥底から出てきていて、
ぐっしょりと濡れている。堪らず下着の中に手を入れ
女の恥部を掻き回す…。

ああ、夫とはもう何年も情事が喪失している私…。こうし
て自慰行為に浸るその時の高揚感は忘れることができない。
(続く…かなあ?)
662名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 00:16:44 ID:z6cVurMQ0
>>661
V&Rの女囚幻想を思い出しますね。
期待です。
663たらりん:2006/05/15(月) 21:44:40 ID:fEE1alLn0
冷たい牢獄の中で何年も男を抱けずに
自慰に耽る哀れな女囚の姿と今の自分が重なり、
私は真昼間にもかかわらず机の下で卑猥なよが
り声を上げているのだ…。

こんな変態な姿を夫や子供に見られでもしたら、
私はこの家には居られない。見られたくない。
だから…だから私は…。
664名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 00:16:55 ID:940NjcUm0
>>663
辛抱強く応援します。
665名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 14:44:56 ID:zNxVe1me0
ブルック・シールズみたいな大柄白人熟女はだめでつか?
知性がとても魅力的なのでつが!!
666名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:32:25 ID:/V9g+SDb0
前スレのあ氏の小説が見たいのだがもう無理なのだろうか??
667たらりん:2006/05/16(火) 23:14:35 ID:d8+dERYw0
「…主文、被告を終身懲罰刑に処す―」
私は今年の夏―。そして今日この日を二度と生涯
忘れはしないだろう…。

被告人席に立つ私の眼前に腰を下ろす裁判官が告
げたその言葉を、私は自分の混濁した脳に受け入れら
れなかった。

目の前の人が何を言っているのか本当に分からなかった。
背後の傍聴席から一斉にざわめき声があがる。
マスコミ関係の新聞記者なのだろうか、私の背後で咳を
切って出口のほうへ駆けていく足音がぼうっと耳に入っ
てきた。
 
今なんて言われたの―? 
終身…ちょうばつ…?
 
私はそれまで俯いていた顔を上げ神様のよう
に高机に座す裁判官の顔を見た。
昔の明治時代にいるような鼻下の髭が綺麗に
整えられた狐顔の男だった。

彼が長々と読み続ける判決文の最後は以下の通りだった…。
(機会があれば続く)
668名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 23:19:39 ID:wqhuBuko0
36歳かぁ・・・26歳ぐらいなら個人的よく萌えるんだけど。
続きがよみたいです。
669たらりん:2006/05/18(木) 22:48:00 ID:sdFOmQ0u0
「…被告は事件当初女囚となり刑務所へ行きたい
という自分の特異な性癖があることを自覚しており、
その過剰さの余り自分のアパート隣の年端も行かぬ
幼児3人を惨殺してまで刑務所に入りたいという考え
は、精神の欠落は存在するものの許されるべき行為ではない。

また、己の起した凶罪に対しなんら悔悛の意思表示
もないことは、被告人を擁護する理由もなく言語道断である。
こうしたことを考慮し被告には一審の無罪判決を覆し検察側
の意見を全面的に認め件の罰を与えるものとする。
なお、被告が収監される場所、及びその時期については追っ
て申し渡しをするものとする。…以上」

皆が一斉に席を立ち私は背後に居た女性刑務官が私の
手首に手錠を当てた。腰にも縄をうたれ俯く私に
「行きなさい」
とだけ簡潔に言葉をかけた。
 
とうとう判決が出た…でも何故か私の足取りは重く
はなかった。
事件を起してからこの2年間、私はこの日を待ち望ん
だことはなかった。
とうとう刑務所に行けることになった…。あのテレ
ビドラマの中に居る女囚と遂に私は同類になったのだ…。
そう考えると私は笑みすら溢した…。
670名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 01:59:01 ID:2ARDI6Ub0
671たらりん:2006/05/19(金) 22:43:22 ID:g9U+///t0
「とんでもない女だね。まだ幼い子供たち
を次々と刺し殺しておいて笑っていられるなんて…。
あなた本当にどうにかしているわ」
そんな私の表情に溜まりかねた女獄吏の冷酷
な声さえ、私には心地よかった。
「あんたなんか、一生刑務所の檻の中でのたれ死ぬがいいさ…」

真夏の午後、護送バスに乗せられ拘置所に戻さ
れる途中、私は彼女の言葉を反芻しながらまど
ろんだ。
そうだ…私なんかこんな所で生きる価値などな
い。私は罪の女。この世に生れ落ちてからこう
なる運命だったのだ…。
私は薄れ行く意識の中で己の性を噛みしめていた。

「残念な結果になってしまった…」
あくる日、拘置所の面会室で私は担当の弁
護士と接見した。いかにもインテリ風な髪を七
三に分けて油で塗り固めた痩せぎすの中年の男
だった。
「政美さん、どうしますか?再審にかけて最後ま
で争いますか?」
私は弁護士の言葉にいいえと首を振った。
「もういいんです。控訴はしません。潔く刑に服します」
そうですか…と残念そうに弁護士は油でてかった髪の毛を撫でながら、
「…正直言うとあなたは前法どおりなら死刑になって
もおかしくはなかったんです。仕方がないかもしれません…。
幸か不幸か政美さんの希望通りあなたは刑務所に行くこと
になるのだから。しかし、刑務所の生活はこことは比べ物にならない…」
(気の向くまま続く)
672名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 22:56:24 ID:B7oB2B0o0
>>671
書け。書きまくれ! 
673名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 14:06:38 ID:X1Q/VJHC0
>666 に激しく同意
674たらりん:2006/05/21(日) 21:51:32 ID:WnzaMen40
弁護士は強化ガラスを挟んで向き合う私の顔を見ながら、
「終身懲罰は死刑制度が廃止された現行法においては最
も厳しい刑です。おそらくこの刑の宣告を受けたのは政美さん、
あなたが女性では初めての人だと思う。
いちお自分の受ける刑の内容知っておいた方が良いかと思うんだが…」

それは私も今後の参考に聞いておいたほうが良い。私はお願
いしますと頭を垂れた。
弁護士は静かに両肘を机に置き両の掌を重ね合掌をした姿勢で、
静かに話し始めた。

「終身懲罰刑―以下終懲刑と言いますが、これは文字通り
一生監獄に繋がれる終身刑であるものの、この刑は終懲刑
の次に重い終身禁固と違いその次の言葉どおり懲罰が付加され
ます。その懲罰はこれからあなたが送られる刑務所独自で決め
られることであり、全て委任される…いわばどうなるか分かりません」

それは私も漠然と聞いていた。終身刑の上に懲罰が
加算されるのだから余程の大罪を犯した者でしか下さ
れない刑ということだけだったが…。
「あなたが刑務所でどのような待遇を受けるか、何分
あなたがその第1号になるので私も分かりません。ただ
…人間並みの扱いはされない。おそらく家畜並みの生活
があなたを待っていると考えられます…」
(続く…かにゃ?)
675名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:42:04 ID:lG8Jb6Aw0
(´-`).。oO(たらりんさんは神だと思う・・・)
676名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:45:09 ID:wz3WoYv10
つづけるでしょ〜よみたいでしょ〜がんばってくださいでしょ〜
677名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:47:32 ID:OX+DmBlY0
678名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:35:05 ID:b/QQrXnl0
>>677
こいつら誰?w
679名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 08:37:32 ID:0Ho9ffdO0
>>674
>>…人間並みの扱いはされない。おそらく家畜並みの生活
>>があなたを待っていると考えられます…」

おおっ、期待を持ってしまいます!
680名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 12:32:12 ID:+o0iSHY00
終身懲罰刑囚用特別囚人拘束服
ttp://www.johnaeryn.com/guide/caps4-5.shtml?2
681名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 12:47:08 ID:+o0iSHY00
「しかも女性であるあなたであっても送られるのは女子刑務所ではなく、
囚人はもちろん全て看守は、数名の医療系非常勤職員を除いて、男性の
特別重刑専門刑務所です。そこであなたは全身を拘束する終身懲罰刑囚用
特別囚人拘束服を24時間365日絶え間なく強制着用されます。その時点で
憲法の保障する人権は完全に消滅し非可逆的に完全な終身懲罰刑囚になる
のです。そうすることによって一切の自由を剥奪され、もちろん精神に
異常をきたすことや死ぬ自由さえもです、寿命と医療技術の可能なかぎり
終懲刑に強制的に従事させられることになるでしょう」
682名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 06:22:59 ID:FI/xSXnO0
続きまだー
683たらりん:2006/05/23(火) 22:08:10 ID:lU9QfJ/s0
家畜並みの生活…。それは一体どんな生活なのか?
私は弁護士の話している言葉が、これから私自身に
かけられることになるにも係らず胸がドキドキするの
を感じた。

「たぶんあなたが送られる刑務所は、国内でも最たる
重罪犯が収容される刑務所になると思います。そして
終懲刑用の特別なカリキュラムが組まれ、あなたを厳
重な監視下に置くことになると思います。そして…」

「そこまでで良いです。ありがとうございました…」
私は弁護士の言葉をそこで遮った。これ以上彼の推測を
聞いても仕方がない。実際その刑に服するのは私なのだ
から、これから体験する生活が総てを物語っていくのだろう…。

だから、余計な詮索はしなくていい。だって私は行きたか
った刑務所へ行けるのだから。しかも、最重罪犯というおま
けつきで…。これから待つその家畜並みの生活とやらを残り
少ない半生十分に堪能したい…。それが私の愚かな過ちの犠
牲となった子供たちへの最低の罪滅ぼしとなるのだから…。
(続く…かのう?)
684名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:10:53 ID:gKJNJwj60
ところで、いつも思うんだが男の囚人は丸刈りなのに、女の長髪はOKなのか?
685名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:30:18 ID:vWEbSWnW0
>>684
国によっては女囚でも坊主にするところはあるみたいだけどな、日本は確かに変だと思う
686名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:51:07 ID:xcfGRct50
囚人服に茶髪巻き髪とかはありえないんで真っ黒なおかっぱにしてあげたい(*´Д`*)
687名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 07:15:46 ID:SHDGVocU0
>>683
+.゚(*´∀`)b゚+.゚イィ
688たらりん:2006/05/24(水) 22:08:17 ID:T4GozGc+0
判決から2日経ったその晩は今夏一番の熱
帯夜となり暑くて眠れなかった。狭い拘置所
の独房には拘禁者のための冷暖房などあるわけがなく、
鉄格子がはめ込められた窓は到底開けることは許されない。

私が今着用している衣類は官給によるTシャツとエンジ
色のズボンだった。拘留から今日まで2年間着てきた一張羅
のゴワゴワした生地のそれは、首周りはヨレヨレに伸び、
かっては白色だったはずなのに所々黄ばみがあった。

私のような下獄する女にはお似合いだが、常人の婦人には決
して着用不適切としかいいようがない。しかし、拘置所では
下着一枚になるのは厳禁なので、我慢しなければならない。

私はズボンの両裾を膝までめくり上げて黴臭いコンクリの壁
に凭れかかった…。
689名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 03:16:24 ID:n55bbTle0
690名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 10:26:05 ID:1SLN2IXK0
>>680
詳細キボン
691名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 10:28:34 ID:XTb85M000
692名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 19:53:14 ID:gwnGJyqt0
>>686
女所長が女囚巻き髪フェチなんだろ
693たらりん:2006/05/25(木) 21:45:48 ID:v444XCzm0
ここは3畳ほどの広さでその内1畳は板敷きになっていて、
そこに用を足す和様便器と洗面台がある。これも熱いからと
いって夜中勝手に使用することは禁じられていた。

調度品は何年も使い古された煎餅布団に夏用のタオルケットの
寝具一式のみ。そんな熱気だけが充満する殺風景な部屋で、私
は座っているだけでも額や首筋から汗が垂れてくるのを我慢して、
ただ格子窓から垣間見える月の光を眼で追っていた。

あの時の感触はまだ残っている―。
自分の手で隣人の子供たちを刺し殺したときの感触だ。
まだ4歳と2歳、そして1歳になる女の子2人と男の子だった。

おばさんと公園で遊ぼうよ―。
彼らは無垢な瞳を私に投げ喜んで私の後を付いて来た。
そして―。
私は近くの公園のトイレで凶事を実行した。
ただ己の欲望を満たすために…。
(ではまたねー)

694名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 00:25:55 ID:qrqD3+He0
勘違いしていた。
ある情報を聞いて図書館で調べたが、「奇譚クラブ 倶楽部って雑誌に女囚物が確立されていた!
ここで書いてくれるようなツボを押さえた作品が書かれていた。
今は文化が消えたわけね。。
今図書館に通ってコピーをもらってテキストにしようと思っている。
695名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 21:23:29 ID:8e8lmEX70
 小雨煙ぶる六月中旬の朝、ミシュリーヌは監房の監視窓からエメリーヌ
婦人看守に言い渡された。
「今日、公判よ。十時に出廷。いいわね?」
 メシュリーヌはうなずいた。今日、公判があることは三日前にマイヨール
弁護士から知らされていた---
「---それでですね、ミシュリーヌ」
 マイヨール弁護士はその時、接見室で言った。
「お金の使途なんですがね。方々の探偵社に相当支払われている様ですな。
それに新聞広告にも。勿論、何のためなのかわかってますよ。で、
どうですかな、そこをハッキリさせれば陪審員は同情してくれますがねえ」
「いやッ。いやです。あの・・・子の・・・名を出すのは死んでもいやなの。
それだけはお願いです。刑がいくら重くなってもいいの」
 ミシュリーヌは手錠の鎖をテーブルの上で強く引っ張って叫んだのだった。
「それに、あのお金は私のお金で払ったんですわ。盗んだお金は全部・・・」
 ミシュリーヌは口を噤んだ。
「分かってますよ。それも隠すんですね。」
 弁護士は念を押し、ミシュリーヌはキッパリとうなずいた。
「やれやれ、強情なひとだ。その上、ラグランジュ氏とのことも伏せるんですな
?やりずらい仕事ですなあ」
 マイヨール弁護士はこぼしながら、微かに満足そうな色を浮かべたのだった。
696名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 21:34:40 ID:8e8lmEX70
監視窓からエメリーヌの眼が覗き、錠の音が響いて鉄扉が開いた。
「さあ、行きましょう」
 待ちに待った裁きの日だが、いよいよとなると緊張に身が引き締まる思いだ。
「大切な日なんだからね。落ち着くのよ」
エメリーヌ婦人看守は手錠をかけながら静かに言った。
「はい。で、今日済むでしょうかしら?」
「そうね。どちらかが引き伸ばし戦術に出ない限りは、ね」
 手錠につけた革ロープを重ね直しながらエメリーヌが答えた。
「私、早く刑を決めて頂きたいんですの」
「それはまあいいけど、でも主張することはちゃんと主張しなきゃ駄目よ。
取り返しがつかないことよ」
 エメリーヌは革ロープを持った手でミシュリーヌの腕を扼した。
「あの、あなたが連れて行ってくださるんすの?」
「そうよ、規則は守ってね。ところで出廷は私服にする?それともこのままでいい?」
 公判廷へ曳かれる刑事被告人は、希望によって私服に着替えさせて貰える。囚衣のまま出廷したがる者はいないだろう。ミシュリーヌは飛び立つ思い出うなずいた。
697名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 21:49:06 ID:8e8lmEX70
 身検室で待っていると、所持品が持って来られた。運んできたのは赤縞獄衣の既決女
囚二名、台状に投げ出してミシュリーヌを横眼で眺めた。一人がぷいと横を向いて歩き
出し腰連鎖が張ってもう一人の腰にくびれ込む。ジロジロとミシュリーヌの品定めを
していたのが顔をしかめ、引摺られて立ち去った。
その二名を、現れた水色上張りの娘が叱りつける。
「おトイレあれで掃除したつもりなの?ちょっと、やさしくしていると、すぐ付け上
がるのね。そんな心がけだから、鎖つける様になるのよ」
二名の年増は忌々しげに娘を見たが、口答えはせずに黙って行った。
 マイヨール弁護士が夏服を持って来ておいてくれた訳を、ミシュリーヌは今知った。
ラグランジュ氏が情けの新しい下着をつけると涙が滲んだ。ヴィヴィアンヌ嬢が選んで
くれたこの夏のドレスはあのジェラーヌが買い与えてくれた唯一の衣装だ。
恨めしくも呪わしいジュラールだが、そのドレスを着ると思い出が蘇える。
(このドレスを買ってくれた時には嬉しかったわ。帽子もねだって叱られたっけ。
恨めしいあなただけど、憎いとは不思議に思わないことよ。いいわ、あなたのこと
庇ったげる。盗んだお金は皆私が費ったのよ。今更、あなたまで巻き添えにした所で
初まらないもの)
ミシュリーヌは、しわを気にしながら思った。
「靴下は駄目よ」
「はい」
ミシュリーヌは悲しく答え、素足にハイヒールを穿いた。爪先は黒く汚れていて、
監視するエメリーヌに見られるのが恥ずかしかった。
顔も洗えず、化粧はもとより出来ず、乱れた髪にかぶる帽子もない。諦めた
ミシュリーヌは金髪を撫で付け、精一杯の明るさを粧おって言った。
698名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 22:00:55 ID:8e8lmEX70
「下着の裾が出てやしません?」
「大丈夫よ。でも、よく似合うわ。女でも惚れ惚れする程よ」
 淡いピンクの薄物に身を包んだミシュリーヌを眺めて、エメリーヌは皮肉ではなく
讃えるのだった。エメリーヌはあたりを見回してポケットから櫛を取り出し、黙って
貸してくれた。くしけずりながらミシュリーヌは涙ぐんだ。無言で櫛を返した
ミシュリーヌは、思わずあたりを見回す。この姿を鏡に映して見たかったのだ。
鏡などあるはずもなく、台上には忌まわしい拘束具がおかれていた。
「いい?じゃ気の毒だけど」
エメリーヌは金具付きの革具を取上げた。腰枷だ。背後に回って腰のくびれに
巻きつけ、強く締める。胸を抱いたミシュリーヌはされるままに腰枷を受け、
後ろ腰の尾錠に鳴る錠の音を聞いた。幅六センチの分厚い黒革ベルトは、どう見ても
ドレスの付属品とは見えないだろう。エメリーヌが手錠をキラリと取上げ、
ミシュリーヌは「ちょっと待って」とドレスの前後をつまみ上げる。腰枷にせかれて
上体が着苦しいのだ。もう一度髪を撫でつけ襟元をつくろい、ミシュリーヌは両手を
差し出した。腰枷に通した半円形の鉄輪、それを前側中央へ持ってきたエメリーヌは、
女囚の右手に手錠を嵌めた。片方の環を3の字に開いて腰バンドの半円環を潜らせ、
おとなしく寄せる左手首にからませて閉じる。
「こんなにきびしくはしなかったのよ。でも事故が続いたもんだから・・・」
 エメリーヌはちょっと済まなそうにいい、後ろ腰に革ロープをつけた。
この姿で裁きの庭に連れ出されるのだ。そう思うとミシュリーヌは悲しかった。
漸く届く指先で目頭を押さえながら、絶対に逃げたりしないのに、と恨めしく思う。
しかし仕方もない、規則なのだから。
699名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 22:07:09 ID:8e8lmEX70
ミシュリーヌは法院の廊下を人目に晒されつつ曳かれて歩いた。無理に顔を覆うのは
却ってみじめだし、意地にでも堂々と顔を上げて歩きたい気持ちだった。
けれども、何かに押さえつけられた様に垂れてくる首と自然に靴音を忍ばせる様に
なる足を、どうする術もないミシュリーヌだった。
二回の二十五号「中法廷」被告人席に坐ったミシュリーヌは、既にまばらな傍聴席の
男女が恨めしかった。マイヨール弁護士がヴィヴィアンヌ嬢を伴ってミシュリーヌの
背後に坐り、開廷は例により遅れて十時十五分。規律したミシュリーヌが再び腰を
おろすのを抑えて、エメリーヌ婦人看守が、縛しめを解いた。
広い法廷に唯一人たったミシュリーヌは鍵で外される錠の音のみじめさに、全身を
屈辱で熱くした。


こういうSM小説は最近ないです。過去には一ジャンルだったらしいですね。
 
700名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 02:31:53 ID:E0Leib6H0
つまんね
701たらりん:2006/05/27(土) 18:21:47 ID:8JQ8Sxk70
3人もの人を殺めて返り血を浴びた状態で、
私はその場でなんとも言えない耽美な感慨に
耽りベンチに腰掛けていたところを現行犯逮捕された。

人から言わせればその時の私はさながら鬼女の姿であったにちがいない。
警察へ連行され尋問を受け裁きを受けるためにここへ来た。そして、遂
に私は判決を受けた…。

女囚になりたい…。己の手を悪行で染めて世間の批判を浴び、
冷たい監獄の中で一生を終えたい…。そんな非人道的な妄想か
ら私はとんでもない罪を犯してしまった。

でも後悔はしていない。最初から後悔があるくらいなら私は
こんな世間を騒がすような凶事をしたりはしない。
やはり気が狂っているのだ…私が犯罪者となり家族はどんな
思いをするのだろう。夫子供はこれから先どんな誹謗中傷で
苦しまなくてはいかないかもしれない…。

でも私は殺したのだ…。まだ小さな子供たちの未来までを壊
して得たものは私の納得のいくものだった。
終身懲罰刑―。その刑を受けるものは私が初めてだという。
私が日本で初めての女子受刑者となるのだ…。
どうどうと受けてやろう。私の腹はすでに決まっている―。
(つ、づ、くー?)
702名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 18:29:14 ID:wkOS0zWP0
>>700
激しく同意、足枷に鎖と鉄球二つないと萌えないよ。
703名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 19:10:48 ID:YdYICwEH0
判決確定。3年後。

起床のベルが音を夢うつつに聞いた彼女は
コンクリートの床から跳ね起きて目をこすった。五日前程から
ハイウェイ工事の労役に借り出されている彼女は体の節々がだるく
痛かった。もう少し横になっていたいと痛切に思ったが叶うことでは
なかった。女囚199号として彼女がここの婦人重罪監獄に送られて
繋がれてから、もう3年近い月日が流れていた。
「今日も又土運びなのね・・この足鎖がなかったら、随分と楽なんだけど・・」
両足の鎖をジャラジャラ鳴らして、のろのろと床に膝を追って坐った彼女は
両手で髪を撫でつけ顔をこすり、顔をしかめながら首環の填まり具合を
直し、そして腰枷を少しずらせて溜息を吐いた。
両手首には手錠の跡が見るも無残だった。独房の中でさえ後ろ手錠のまま
だった最初の半年ほどの毎夜毎夜の苦しみを彼女は身震いしながら
思い出す。
704名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 19:11:19 ID:YdYICwEH0
もう少し神妙に勤めれば足鎖を片方だけは除って貰えるのだ。
足鎖のままの労役の苦しみを骨身に沁みて味わった最初の頃を想い、
彼女は足首の鉄環を少しずらせて指先で足首を撫でた。
幾度か皮が破れ肉が裂け固まっては又血を流すのを繰り返した両足首の
皮は、今はもうたこのように固くなっていた。

「痛くて痛くて喚き乍ら止まると皮鞭で打たれて・・・夜、独房の
床をのた打ち回って喚いていていると容赦なく嵌口具を掛けられて・・・
本当に地獄の苦しみだったわ。足首が固まって腰にも枷だこが出来てからは
楽になったけど・・・。考えて見ると三年間というものは一週一度のシャワーの
5分間以外はずっと此の足鎖と首輪はつけられっ話しだったのね。
今日の担当看守は誰かしら?ああ、確かローラのはずね。あの女まだ
若いのに、どうしてあんなに意地が悪いんだろう。今日は気をつけないと
懲罰を食らうわ。」


こんな感じかな?
705名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 19:35:52 ID:YdYICwEH0
看守詰所にて。

 ミシュリーヌが、革サンダルを穿いて居ると、ベル看守が
そそくさと出てきた。
「ほんとにまあ。この頃の若い女ときたらもう・・・」
 舌打ちした婦人看守は、ミシュリーヌの金髪を掴んでゆすぶり、太い腕を
力強く振ってビンタを一発食らわせた。
「穿いたらちゃんと跪くんだよ。懲罰の言い渡しなんだからねッ、その手の
始末が出来ないのかい?薄馬鹿ッ」
 両手を背に跪いて、ミシュリーヌは正規の懲罰の言い渡しを受けた。
「七十八号。恣意歩行により足錠一週間。但し改悛の情状によって増減します。」
「は、はい」
鼻を啜った女囚は暫くしてつけ加えた。
「ありがとうございます。お、お手数かけました。」
 みじめな思いに声もつまり、少しでも点数を上げようという気持ちになる
卑屈さ加減が自分でも情けない。目配せを受けたアネット看守が軽く溜息を漏らし、
ガラガラと足錠を取上げてミシュリーヌに近づいた。見るからに重そうな
その戒具を見て、女囚は声もなく打ちのみされる。
(こんな恐ろしい道具もあるのね。)
 命じられるままに足を開いて立ち、初めての足錠を両足首に受けながら、
ミシュリーヌはアネット看守の清潔なうなじの白さを見下ろした。外す術のない
鋼鉄の環が足首にまつわりガチッと錠がなったが、このアネット看守を恨む気持ちは、
毛頭起こらない。アネットは革サンダルのバンドの上にかけた鋼鉄環の締め加減を
入念に調節してくれた、だがあまりゆるくても却って苦痛なのだ。
「おや、ストップ利かせたの?相変わらずお優しいのね。アネットは。ま、
いいだろう。」
 皮肉られたアネットは黙って立ち上がり、キーホルダーをポケットに納めた。
装備品の戒具の鍵は全部の看守が一通り持っている。
706名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 19:36:29 ID:YdYICwEH0
「ご面倒かけました。すみません。」
 ミシュリーヌは跪いて、心からのお礼をアネットにいった。跪く時に、
両足首を繋ぐ70センチの太い鉄鎖が僅かに動いて床に音を立てた。
「連れて行きなさい。」
 大女は言い捨てて、豊な腰をゆすって看守詰所に入った。アネットが腰の
辺りに手をやり、それを見たミシュリーヌは両手を差し出す。
「あら、いいのよ。」
アネットが低く笑って取り出したのはハンカチ、再び両手を背に握った女囚は
涙を拭って貰いながら、新たな涙を更に流すのだった。促されて歩き出した
ミシュリーヌは、驚く程に重い鎖によろめいた。思わず解いた背の両手を
叱りもしないで、アネットは腕を支えてくれる。
「思ったより重いでしょ。ゆっくり歩いて。」
「はい。すみません。」
 女囚は再び鉄鎖を床に引き摺り始めた。鋼鉄環が革バンドから外れて足首を
じかにこする。ミシュリーヌは歯を食いしばってそれに耐えた。昇る鉄階段に
鎖が音高く響き、ふちに軋みこすれて一歩毎に足首を責めた。
「初めてなんでしょ?痺れるだろうし、休んでもいいのよ。」
アネットはそういって痛ましげに見やったが、ミシュリーヌは遂に一歩も
立ち止まらなかった。
「その中に分かって来る事だけど、鎖の長さの半分位のつもりで歩くといいわ。
長さ一杯に歩いたら堪らないわよ。環が回るから。」
707名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 19:37:04 ID:YdYICwEH0
 教えてくれたアネットは監房の前で、手にして居た鋼鉄の小塊を渡して
気の毒げにいった。
「やっと着いたわね。可愛そうだけど規則なの。これで鎖を縮めるのよ。
自分でやるの。」
 渡されたのは堅牢な南京錠。勿論その辺で売って居る代物とは訳が違い、
見るからにハッとする程の冷厳さを感じさせる錠金具だ。
「はい。」
 ミシュリーヌは身を屈め、足首寄せ合い根元同士の鉄環二つを結合した。
ちらと見て調べたアネットが眼顔で促し、女囚はよちよちと膝でいなった。
「辛抱するのよ。お前みたいに気立てのいい女にはむごいと重いわ。でも、ここへ
来たら仕方ないことよね。世の中にはこんな世界もあるのよ。」
 ミシュリーヌの背にアネットの声が低くいい、鉄扉が静かに、
しかしビッシリと閉じられたのだった・・・。
708名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 19:50:01 ID:YdYICwEH0
「エヴァ・ローレンスだね?」
革紐の鞭がふくらはぎをビシッと売った。
「ヒッ・・ハ・ハイ」
「フン・名前を読んで貰えるのもこれで最後なんだよ」
大きなバッジをつけた婦人が再び口を開いた。
「今後、お前は受刑者として取り扱われることになるからね。性根を
入れ替えて其のつもりでやらないとひどい目に会うよ。送り出る日と
監獄が決まったら連れて行ってやるから、それまでここで刑に服しなさい。
いいね?」
「ハイ」
「お前の番号は十六号よ」
奇しくもエヴァが拘置所でつけられていた番号と同じだった。
手錠、腰枷、そして足鎖が音を立てて外された。
「脱いで」
辛い戒具を除かれてほっとした女囚に過酷な命令が飛んだ。
もはや女囚の身、この様なドレスを着、靴を穿く事は許される筈はないのだ。
少しでもためらうと容赦なく平手打ちが与えられ、
ミシュリーヌは最後の一枚を脱ぎ素足で床を踏んで呆然と立ちすくんで
全身を震わせた。冷たい風が下の方から体の中を吹き抜けるようだった。
鉄の小箱に脱いだ衣服を始末して、エヴァは涙をポロポロこぼした。
これからの30年間、この様な服を着る事は許されはしないのだ。
 鉄箱の蓋を閉めて、悲しみに泣き崩れたエヴァの両腕を婦人看守が掴んで
引き起こした。
709名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 22:08:22 ID:YdYICwEH0
↑↑ とまあ、抜粋です。
足かせ+鉄球の小説はなかなか見つかりませんねぇ。
710名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:07:29 ID:YRHwGXS40
かなりつまんね
711名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:12:22 ID:yQiW1y3Z0
どんなの好みかなぁ? まだまだありますよ〜
712名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:14:22 ID:yQiW1y3Z0
これくらいならいくらでも書けますしね。
確かにみなさんと比べてちょっと拙い文章ですがそれはご了承下さい。
713名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:19:20 ID:yQiW1y3Z0
定期的にうpします。
714名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:28:36 ID:UR2JMRXH0
みなさんの小説の続き希望です。素晴らしいと思います。
715名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 01:45:10 ID:UR2JMRXH0
プロとアマの違いは歴然だな。。
716たらりん:2006/05/29(月) 21:34:01 ID:e3fMxVFQ0
そんなことを取りとめもなく考えているうちに、外が白み始めた。
間もなく日が昇り起床の時間となる。
「起床―」
館内アナウンスの声が廊下のスピーカーからこだまし、私は広げ
っぱなしの寝具を決まりどおりにたたみ、部屋の中央で扉に向か
い正座をした。それが朝の決まりだ。

いつもなら頑丈な鉄製扉の面取り部分の扉から顔を覗かせるだけの刑務官が、
「今日にもお前が送られる刑務所が決まる。それまでにすぐここを出て行ける
よう準備をしておくように」
と命令を受けた。

そうか、いよいよここともお別れだ。思えば拘留から審理を経て
結審に至るまでのこの2年間、ずっとお世話になりました…。
私は何年も拘禁者が歩き、ささくれ擦り減った畳をそっと指で撫でた。

警吏による点呼が終了すると10分間だけ自分の自由が認められる。
その間罪囚は顔を洗いトイレを済まして再び中央に戻って正座をしな
ければならない。
私はその与えられた時間で出所準備をしなければならなかった…。
717たらりん:2006/05/29(月) 22:44:04 ID:AoxM3+Or0
しかし、準備といってもとりわけ何もすることがなかった。
別に自分の衣服があるわけではなし、小物などの整理も必要ない。

私には身寄りが無かった。産れついてから両親は離婚し、付いて
いった母親にも捨てられ施設に預けられた。私に関係のある者は
今は10も年上の夫と可愛い子供たちだけだった―。

ごめんなさい…。
夫や子供との連絡は途絶えていた。すぐに離婚されるか
と離婚届が来るのをむしろ待っていたくらいなのに、この2年間
何も音沙汰ない家族のことが少しだけ心配になる。

だがこの手で幼き命の灯火を葬り去った私のことを嘆き悲しん
でくれる人など微塵もいない。その証拠に、
「今日の新聞だ。もう読めなくなるかもしれないからな…」
刑務官が確認扉から投げ入れた某新聞には私の記事が載っていた。

{非情な女性犯罪者、三浦政美―。}
幼児3人を単なる卑猥な妄想だけで殺害した主婦、三浦政美(36)
の判決について…と書かれたシリーズを、私は当事者にもかかわ
らず他人事のように読み耽った。
私の生い立ちから経歴までが事細かに調べ上げられていて、さす
がマスコミはちがうなと感心した。そして締めくくりには、
このような凶行を行った被疑者の思惑通り、三浦には終身懲罰刑
という前代未聞の最高刑が架せられた。おそらく彼女は2度と外の
空気を吸えることはないだろう―とあった。

外の空気を吸えない…それでいい。これで私は世間から捨てられ、
これから先罪囚として闇に葬られるのだ。今までと同じように…
だから私はこの記事を読んでも何も感じはしなかった。
(結構書いてしまいました…)
718名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 22:51:30 ID:YRHwGXS40
終身懲罰刑囚用特別囚人拘束服ってまだでてこない?
719名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 23:49:55 ID:8mvMvkRj0
それはつまんね。
720名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:22:25 ID:G1kc25Cs0
午後もつまんね。
721名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:23:27 ID:G1kc25Cs0
あもつまんね。
722名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 10:34:17 ID:AXXZHruL0
はやく刑務所におくられてください
723名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 01:19:45 ID:FoI+5Z2M0
確定判決後、雑居房で。


「ね、あなたシュザンヌさんじゃありません?」
シュザンヌはビクリと息を呑んだ。こっちの素性が露見するのは、
クラリスの場合とは訳が違う。
「やっぱり、そうでしたのね。でも、どうしてこんな所に・・・・
あ、私ね、ホラ、今年の初めに北第一署でお情けをかけて頂きましたの。」
「何を云っているのか、サッパリ分からないわ。あんた、何か人違いしているのよ。
あたしはアドリエンヌ・メニエルよ。」
「嘘ばっかし!」
ミシュリーヌは無邪気に微笑む。
「私、あの時は後ろ手に縛られて数珠繋ぎにされていましたわ。あなたはハンカチで
顔を拭いて下すったじゃなありません?ほんとに嬉しくて。一度お逢いしてお礼
申し上げたいと思っていましたのよ」
 綺麗な眸に、感謝と自信をこめて見詰められ、シャザンヌはうろたえた。飛んだ
手落ちだ。
「でも、どうして名前知ってるの?」
 訊ねたシュザンヌは、相手の純真さに敗北を認めた。
「あら、お召しになってた外套の裏が見えましたのよ。ほんとに、ありがとう
ございました。」
「ね、後生だから、そのことは黙っててね。訳はいつか話すわ。お願い、私は
アドリエンヌなのよ。分かって頂戴。もう、黙って!」
 相手の真心をもて余したシュザンヌは必死に頼み込み、コックリとうなずいた。
ミシュリーヌには心中期する所があったのだ。
(明日、イザベルさん(看守)には悪いけど楯突いて、シュザンヌさんが
やったようにして脚鎖を肩代わりして上げるのよ。痛いのは分かってるわ。
でもやるわ)
 しかし、ミシュリーヌの健気な計画も水泡に帰した。第一、翌日はイザベルが
非番で居なかったのだ。そうでなくても、朝食後ミシュリーヌは本館へ曳かれ、
そのまま四檻には戻って来なかったからだ。
724たらりん:2006/05/31(水) 22:36:32 ID:4AP/ONPi0
今何時なのだろう?審理のない日は何もすることがない。
ただこうして畳の間ん中で正座をするのみだ。

今日みたいに例えどんなに暑くても水も飲めず、頬を流
れる汗さえ拭うことすらしてはならない。両手の指を握
り膝の上に置き続ける。
1時間も正座をし続けていると足の感覚が萎えてくる。
尻に敷かれた足の爪先から膝までない様な気分になる…。

それでもただひたすら呼び出しがあるのを待たねばならない。
私も2年間このようなことを続けて漸く慣れたが、ここに来
た当初はさすがに長時間の正座には参ったものだ。2時間も
すれば意識が朦朧としてくる時もある。

そんな頭がふやけた状態でいた時に、徐に聞きなれた鉄扉の
きしむ音が私の耳に鳴った。
「三浦、申し渡しの時間だ。出なさい」
遂に私の護送される刑務所が決まったようだ。私はゆっくり
腰を上げまず膝立ちになる。いきなり立つと足の感覚が戻ら
ないままではその場でひっくり返ってしまう。それで私は以
前足を捻挫したという苦い経験があった。

早くしろと急かす刑務官を尻目に、私は自分のペースで立ち
上がった。褪せることはない。私を置いて刑務所がどこかへ行っ
てしまうわけではないのだから…。
(モー続く…かな?)
725名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 22:25:16 ID:ld68aTSa0
何度も拘置所と裁判所を往復し底が擦り減ってしまったサンダルを
素足に履いて鉄扉を出ると、警吏は私の手首に手錠を嵌め腰縄を取り付けた。
そのまま部屋へと連行されると中には拘置所の所長が数名の刑務官と並んで
座っていた。

「三浦さん座りなさい」
役人が自分の名をさんづけで呼んでくれたことなど一度もない。
何故か気持ち悪さを感じながらも官吏に向かって置いてあるパイ
プ椅子に腰掛けた。背後には腰縄を手にする刑務官が起立している。
「さて、貴方の移送先が決まりました」
「はい…」
所長の言葉で私はただそう答えた。
「場所は鐘ヶ島囚監場…。ここから遥か南方の絶海の孤島にある刑務所です。
そこは重犯罪者を収容する国内で最も厳しい所と言われています」

所長は私に向かって腕を組んで言葉を続けた。
「貴方の刑は現行における最高刑で初めての適用者となるので、
厳正な審議の結果そこに決まりました」
「ありがとうございます…」
所長は静かに立ち上がり私のほうへ歩み寄って言った。
「そこは囚監場という名の通りそこら辺りにある刑務所とはまったく
待遇が異なります。また軽犯の女性がその刑務所に行った例は過去は
まったくありません。おそらくそれほどの女たちの集められている所
ですから覚悟をしておいてください」
「どこでも構いません…。潔く刑に服し罪を償います…」

726たらりん:2006/06/01(木) 22:33:54 ID:ld68aTSa0
そうですか、と彼は席に戻った。
「貴方の刑の執行は、今日迎えの戒護官が来たときを
持って執行されます。
何分いつ来るかわからないとのことですので、何時でも
発てるよう準備はしておくこと。そして、これ以降貴方は
我々だけでなく外界との一切の遮断がなされます。今のう
ちに誰か会いたい人はいますか?」

今更会いたいなどという人はいない。もう、私は天涯孤独の身
なので誰とも会う気はなかった。
そうですか、と所長は再度頷き、
「それでは準備ができ次第貴方をこれから待機房へ移送します。
これは速やかに戒護官に引き渡すための必要な処置ですので、す
ぐに行ってください…」
727名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 22:33:56 ID:PPhcUiQY0
鎖鉄球シーンはまだ?
728たらりん:2006/06/01(木) 22:43:31 ID:ld68aTSa0
そう言われると所長は刑務官に書面を渡したそして手渡さ
れた刑務官が私の前に来るとここに署名しろという。

よく見るとそこには、私の鐘ヶ島囚監場への入所と、戸
籍を抹消する旨の同意書だった。
「貴方は終身刑囚なので、戸籍はなくなり代わりに監獄帳
に永久囚人として記帳されます…」

そうか…。私は終懲刑を受けてから既に人間世界にはいない
のだ…。いまさら何を言って抵抗しても仕方がないので、手
錠に繋がれたまま私は汚い字で己の名前を書いた。

「では三浦さん、これを持って貴方は三浦政美という人格を抹消され、
名前も単に女囚○号と言われます。何号かは戒護官が来次第伝えられ
るはずです。それまで世間の思い出に浸ってください」
「今までご迷惑をおかけしました…」
刑務官に立てといわれ、私は再び縄尻をとられ監房へと戻った…。
(ありゃ?725のHNまちがたでアルよ…)
729名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:51:36 ID:6wFEgYCb0
いよいよかー
なかなかじらしますなー
730名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:00:08 ID:KKLnPjKs0
つまんね
731名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:16:42 ID:Gcdsu1ix0
中世がどうとか鉄球どうとかの変な粘着さんよりかなり期待でしょ〜
732名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:39:16 ID:+UT14lWy0
>>731
そういえば、本日は電波の日だそうだ。
733名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 19:06:53 ID:JbgvxIY20
足枷に鎖と鉄球二つないと萌えない
734名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 19:59:05 ID:JbgvxIY20
「三角木馬を用意して、足枷と重りも一緒よ!!」
「了承致しました。床の下から持ち上げますのでしばらくお待ちください」
春奈と夏美が注文すると、スピーカーを通じてすぐに返答がある。
それと同時に部屋の一角からモーター音が聞こえ始め、
スーッっと自動ドアが開かれるようにそちら床が縦に1メートル、横に50センチほど左右に割れて開きはじめた。
「あれが裕也君が乗るお馬さんよ」
夏美が裕也の頭を抱き寄せて意味ありげに笑い、頬ずりしながらそちらを指差した。
半ば強制的にそちらを向かされた裕也の前で、床の下からゆっくり浮上してくる木馬。
三角柱を横にしたシンプルな姿、木目のボディーに張られた樹脂の輝きがライトの灯りを反射しつつ、
その尖った背がこれから乗馬する者の悲鳴を絞りとろうと目の中に飛び込んでくる。
「もうちょっと可愛いデザインの方がよかったかしら?」
ふふふと笑う、春奈。
「裕也君、立つのよ」
裕也の両手を後ろ手に拘束している手錠をつかみ、へたり込んでいたのを引き上げて立ちあがらせる。
「さあ、お馬さんに跨りましょうね」
「い、いやあ・・・」
弱々しく抵抗する裕也であったが、夏美にも腕をとられ軽がると木馬の方に引きづられていってしまう。
「よいしょっと」
春奈と夏美の2人が裕也の足に手をかけてひょいっと持ちあげる。
ちいさな少年の身体は楽に中に浮き、木馬の上に移動させられる。
裕也は股間のすぐ下に見える鋭角な馬の背を見下ろして、それが自分の股間に食い込む様を想像し、
双子の少女に必死に助けを求めて哀願する。
「ああ・・・やめて・・お願いです・・・」
「ふふふふ・・・」
裕也を挟んで両横で顔をあわせる少女達。
淫靡な笑いで裕也を見つめ、声をあわせて言う。
「「ゆ・る・し・て・あ・げ・な・い」」
同時に、少女達の手がさっと裕也から離された。
「ぎやああああああああっ」
響き渡る少年の悲鳴。
735名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 19:59:36 ID:JbgvxIY20
馬の背に落ちにおちた股間にすさまじい衝撃がはしり、
さらに三角斜面が両足を割ってさらに裕也を引き裂こうとする。
木馬の背の頂点には皮膚を破らない程度の丸みがつけてあるのだが、
それはほんの僅かなものであり、裕也の股間に食いこむその部分はぎりぎりと少年の責め、泣き喚かせた。
「いぎっ、ぎいっ、ああっ、助けて・・・・、裂けるうう・・・」
裕也は両足を懸命に延ばして床につけようとするが、
木馬の高さは裕也にあわせて調整されたものであり、むなしく宙を蹴って空振りする。
「ふふふ、可愛いよ」
木馬の上で悶絶する裕也に横から夏美が抱きついた。
当然その分、裕也の身体に新たな重みが加わり、裕也はまた悲鳴をあげる。
「ひいいいいいっ、だめえっ、身体を押さえないでええっ」
「あら、そんなこと言わないで、サービスしてあげるから」
「うぐっ」
夏美に唇を塞がれる裕也。
夏美は裕也の口内を舌で犯しつつ、裕也のペニスを手でつかむとしごきたて始めた。
「んんっ・・・ぐおっ・・・」
結果としてさらに股間を揺さぶられることになり、裕也は塞がれた口でくぐもった声を漏らす。
「じゃあ、私はプレゼントをあげる」
春奈は木馬の足元に用意されていた責め具を拾い上げて、夏美に抱きつかれたままの裕也に掲げて見せた。
「・・・んん!!」
それを見て目を見開いて叫ぶ裕也。
春奈が持っているのは足枷用のリングであり、リングの先には小さな鉄球がぶら下がっていたのだ。
小さいといっても鉄球である。
重量としてはかなりのものだ。
「これをつけてあげるね」
にっこりと微笑む春奈に、裕也は懸命に首をふって答えが、
必死の叫びも夏美の唇に塞がれてしまい、逆にさらに体重をかけられ絶叫する。
「・・・むん・・・んんっ・・・むおっ・・・・」
736名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 20:00:06 ID:JbgvxIY20
「うるさい」
「んんんんっ!!」
「じゃあ、つけるね」
春奈がもがき苦しんでいる裕也の足を無慈悲にとり、リングを開けて中に通し、足首の部分でパチンと固定する。
さっと春奈が手を離した瞬間、鉄球が床に向かってぶら下がり、
もはや何度目か知れない裕也の絶叫を導いた。
「ぎいいいいいいいいいっ!」
夏美も裕也の唇から顔を離して、それを楽しむ。
「もう一つだよ」
パチン。
「ぎやあああああああああっ!!」
裕也の両目から涙が落ちる。
痛みを逸らそうと上体を無意識にくねらせるが、
それがさらに股間を沈ませることになり、裕也の苦悶がさらに深まる。
「お・・・おろして・・・・」
悶えながら木馬の上で送る哀願は、
少女達の最高のご馳走であり、裕也が助けを求めれば求めるほど過酷な責めへといざなうのだ。
「だめだめ、せっかくお馬に乗ったんだもん。もっと楽しまないとね」
「時間も道具もまだ、たっくさんあるんだから」
少女達の嬉々とした笑いはまだまだ続く。
737名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 20:14:39 ID:JbgvxIY20
こんなので囚人服キボン。
738名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:13:47 ID:IDvbZXoM0
身体検査とか。そういうのがないとだめ。
739名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:36:57 ID:Gcdsu1ix0
囚人服の女の子スレです。完全なスレ違い
二度と来んな!
740名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:50:11 ID:vOi3QMcj0
>>739
IDとかよく見てみようね。
741名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:52:29 ID:IDvbZXoM0
>>740
囚人服と足かせ + 鉄球はデフォでしょ?
742名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:54:25 ID:wkenxSCu0
>>734
萌え。こういうのがいい。
743名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:56:00 ID:wkenxSCu0
ここがおすすめ。身体検査あり。
http://www.xxx-www.com/~slave/
744名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:48:47 ID:32x5NeUu0
>>737
「三角木馬を用意して、足枷と重りも一緒よ!!」
「了承致しました。床の下から持ち上げますのでしばらくお待ちください」
春奈と夏美が注文すると、スピーカーを通じてすぐに返答がある。
それと同時に部屋の一角からモーター音が聞こえ始め、
スーッっと自動ドアが開かれるようにそちら床が縦に1メートル、横に50センチほど左右に割れて開きはじめた。
「あれが裕子ちゃんが乗るお馬さんよ」
夏美が裕子の頭を抱き寄せて意味ありげに笑い、頬ずりしながらそちらを指差した。
半ば強制的にそちらを向かされた裕子の前で、床の下からゆっくり浮上してくる木馬。
三角柱を横にしたシンプルな姿、木目のボディーに張られた樹脂の輝きがライトの灯りを反射しつつ、
その尖った背がこれから乗馬する者の悲鳴を絞りとろうと目の中に飛び込んでくる。
「もうちょっと可愛いデザインの方がよかったかしら?」
ふふふと笑う、春奈。
「裕子ちゃん、立つのよ」
裕子の両手を後ろ手に拘束している手錠をつかみ、へたり込んでいたのを引き上げて立ちあがらせる。
「さあ、お馬さんに跨りましょうね」
「い、いやあ・・・」
弱々しく抵抗する裕子であったが、夏美にも腕をとられ軽がると木馬の方に引きづられていってしまう。
「よいしょっと」
春奈と夏美の2人が裕子の足に手をかけてひょいっと持ちあげる。
ちいさな少女の身体は楽に中に浮き、木馬の上に移動させられる。
裕子に着せられた縞のワンピースの囚人服の裾が腰までめくり上げられる。
裕子は股間のすぐ下に見える鋭角な馬の背を見下ろして、それが自分の股間に食い込む様を想像し、
双子の少女に必死に助けを求めて哀願する。
「ああ・・・やめて・・お願いです・・・」
「ふふふふ・・・」
裕子を挟んで両横で顔をあわせる少女達。
淫靡な笑いで裕子を見つめ、声をあわせて言う。
「「ゆ・る・し・て・あ・げ・な・い」」
同時に、少女達の手がさっと裕子から離された。
「きゃああああああああっ」
響き渡る少女の悲鳴。
745名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:49:28 ID:32x5NeUu0
馬の背に落ちにおちた股間にすさまじい衝撃がはしり、
さらに三角斜面が両足を割ってさらに裕子を引き裂こうとする。
木馬の背の頂点には皮膚を破らない程度の丸みがつけてあるのだが、
それはほんの僅かなものであり、裕子の股間に食いこむその部分はぎりぎりと少女の責め、泣き喚かせた。
「きゃっ、きぃっ、ああっ、助けて・・・・、裂けるうう・・・」
裕子は両足を懸命に延ばして床につけようとするが、
木馬の高さは裕子にあわせて調整されたものであり、むなしく宙を蹴って空振りする。
「ふふふ、可愛いよ」
木馬の上で悶絶する裕子に横から夏美が抱きついた。
当然その分、裕子の身体に新たな重みが加わり、裕子はまた悲鳴をあげる。
「ひいいいいいっ、だめえっ、身体を押さえないでええっ」
「あら、そんなこと言わないで、サービスしてあげるから」
「うぐっ」
夏美に唇を塞がれる裕子。
夏美は裕子の口内を舌で犯しつつ、裕子のクリトリスを手でつかむとしごきたて始めた。
「んんっ・・・ぐおっ・・・」
結果としてさらに股間を揺さぶられることになり、裕子は塞がれた口でくぐもった声を漏らす。
「じゃあ、私はプレゼントをあげる」
春奈は木馬の足元に用意されていた責め具を拾い上げて、夏美に抱きつかれたままの裕子に掲げて見せた。
「・・・んん!!」
それを見て目を見開いて叫ぶ裕子。
春奈が持っているのは足枷用のリングであり、リングの先には小さな鉄球がぶら下がっていたのだ。
小さいといっても鉄球である。
重量としてはかなりのものだ。
「これをつけてあげるね」
にっこりと微笑む春奈に、裕子は懸命に首をふって答えが、
必死の叫びも夏美の唇に塞がれてしまい、逆にさらに体重をかけられ絶叫する。
「・・・ふん・・・んんっ・・・ふぉっ・・・・」
746名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:50:39 ID:32x5NeUu0
「うるさい」
「んんんんっ!!」
「じゃあ、つけるね」
春奈がもがき苦しんでいる裕子の足を無慈悲にとり、リングを開けて中に通し、足首の部分でパチンと固定する。
さっと春奈が手を離した瞬間、鉄球が床に向かってぶら下がり、
もはや何度目か知れない裕子の絶叫を導いた。
「きいいいいいいいいいっ!」
夏美も裕子の唇から顔を離して、それを楽しむ。
「もう一つだよ」
パチン。
「きゃあああああああああっ!!」
裕子の両目から涙が落ちる。
痛みを逸らそうと上体を無意識にくねらせるが、
それがさらに股間を沈ませることになり、裕子の苦悶がさらに深まる。
「お・・・おろして・・・・」
悶えながら木馬の上で送る哀願は、
少女達の最高のご馳走であり、裕子が助けを求めれば求めるほど過酷な責めへといざなうのだ。
「だめだめ、せっかくお馬に乗ったんだもん。もっと楽しまないとね」
「時間も道具もまだ、たっくさんあるんだから」
少女達の嬉々とした笑いはまだまだ続く。
---
と改変してみた。
747名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 00:18:51 ID:mnwmdICq0
んー、女に責められるのもいいかも。
748名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 18:06:08 ID:wcGRo7oX0
>>734-736 >>747 名文だがスレ違い
>>744-746 グッジョブ!!
んー、小柄な少女たちが団結して大柄な女の子を責めるのもいいとも。
749名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:19:04 ID:s1J4N2Wo0
拷問スレになってるな。(w
750名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:43:20 ID:x95PP4NE0
>>749
に激しく同意。SM板のこのスレッドに改変コピペすると理想型になるよ。
751750:2006/06/04(日) 00:47:22 ID:x95PP4NE0
>>744-746
9歳から14歳までの女の子は奴隷にされる世界2(実質3)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1130317043/l50
752750:2006/06/04(日) 00:52:00 ID:x95PP4NE0
>>734-736 >>747
メイド服+敬語+地下室でイジメられたい#3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1138373977/l50
753名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:29:10 ID:bQkvCmV80
>>750
ちょっと違うけどね。でもしょうがないかな。
754名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:38:17 ID:bQkvCmV80
>>752
これは男の話じゃないか!
坊ちゃまって・・・
755名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:39:45 ID:bQkvCmV80
>>751
9〜14は萌えない。女囚スレだったら、酸いも甘いも知った28〜 じゃない?
756名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 21:46:34 ID:8xdNA7u60
うpまだー?
757名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 00:10:44 ID:+9I1pofG0
マジでどんなの好みかわからなくなってきたよ。
758名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:13:09 ID:cYmZiI9/0
つまらんといってたひとはどんなの好みかな。
759名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:28:47 ID:iFJZkXD00
とりあえず小説の続き書いてくれよ
760名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 01:59:10 ID:xKCUOY/D0
>>759
書く気なくしちゃいました。
761名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 14:18:03 ID:zFiKoS6c0
762たらりん:2006/06/13(火) 22:33:18 ID:IDe3RoDX0
「これが貴方の留置品です」
私がここに収監される際に身に着けていた保留品が投げ込まれた。
長袖の紺のシャツに薄手のセーター、ジャンパースカート、ストッ
キングに白の靴下、そして底の浅いパンプスの革靴…。

そうだ…2年前私が拘置所に来たのは3月の中程だったから厚手
の服装なのだ。今は真夏だから全然季節に合わない。
「着替えなさい」
刑務官が命令するので、私は仕方なく舎房着のジャージを脱ぎ、
スカートを履いた。だがこの2年間で太ってしまい、尻がパンパン
でジッパーが途中までしか上がらない。

長袖シャツに首を通してから、セーターや靴下などは必要がなかったので、
「他の服は要りません。処分してください」
と刑務官にお願いした。
「分かりました。こちらで処分します。用意はいいか?」
「はい…」

別にここから持ち出すものなど無かった。そうでなくてもこれから私は一
生受刑者として監獄に閉じ込められるのだから、別に何も必要はない。

「それでは立って手を後ろに回しなさい」
私は立ち上がると背後に回した手首に再び手錠をかけられ、
中途半端にしか履けていないスカートの上から腰縄を結ばれた。
そして、部屋を出るよう促される。黒のパンプスを履き暗い廊下
へと連れ出された…。
(つづきー)
763名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:56:51 ID:Qm/9Yew40
きたあ!
764名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 00:26:23 ID:TBzHDSrV0
つまんね
765名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 03:45:40 ID:ausrSXIg0
>>762
( ・∀・)つ旦~~
766名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 13:48:03 ID:5GEL9NK00
ここもおすすめ
http://www.xxx-www.com/~slave/
767たらりん:2006/06/17(土) 21:25:13 ID:OW0cXt1m0
2年間ありがとう…。
お世話になった監房に心の中でお礼を言う。もう二度とくることはない。
これから私が行く場所は、おそらくここよりもっと驚く場所だろう。

「さあ、歩け」
役人の命令で私は足を前に出した。
待機房は、拘置所一階の一番奥に2つあり、私は一番奥の部屋へと移された。
6畳ほどの広さに下は白のタイル張りで、周囲もまた白のコンクリートで
塗られた殺風景な部屋だった。壁には私の腰辺りに等間隔で鉄環が取り付け
られていて、私は靴を脱がされ裸足のままその鉄環の前に連れて行かれた。

「前向きになり座りなさい」
冷たいタイル床に腰を下ろすと役人は私の束縛された手首を上げ、
手錠の鎖を鉄環に取り付け私は腕を上げたまま壁に固定された。
「口を開けて」
女の刑務官は私の口を無理やり開けさせると持っていた革製の防声
具を歯が食い込むまで嵌めた。これで声を発することがまったくできない。
 
最後に官吏は後ろで束ねていた私の髪の毛のゴム紐を程いた。
あまり手入れのしなかった髪は乱れて私の背中へと落ちた…。
768名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 22:49:00 ID:BTsGvX7C0
>>767
もちょっと、キャラクターを出したほうがいいかな。
登場人物 A,Bって感じ。
769名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:34:21 ID:y8tkhanU0
アップデートの直前まで
アイデアがまとまらないんですけど・・・
770名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 14:12:54 ID:qYYcsD000
女囚は社会に返さないとね。
ゴール(満期や仮釈放)があるからがんばろうとするんだと思うよ。
771名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 21:11:28 ID:RryM6LG20
コテの作家でも名無しの作家でもいいが自分から好きで書いておいて放置はよくないと思うな
772たらりん:2006/06/24(土) 09:55:57 ID:lnMGTWGF0
随分、頭に白いものが増えたわね」
もう40に手が届きますので…。
逮捕された時から2年間、私の外見は急速に老け込み、
娑婆の中年婦人よりもお婆さんになってしまったのかもしれない。
刑務官もただ頷くだけだった。

「そうね…。それではこのままここで待っていてください。
おそらく戒護官が到着するのは夜中になるから今のうちに寝て
おくといいわ」
私は声が出せないのでこっくりと頷いた…。

扉が重たい音を立てて閉められる。ここは本当に真っ白な部屋だった。
待機房と言われる場所だから周りには何も無い。

窓すらなく日の光も射さない。ただ天井に1つついている金網で
覆われた蛍光の灯を浴びるだけだ。裁判で結審し既決囚になった者
たちは私のようにこうして両手を拘束され床に座って刑務所からお
迎えが来るのをじっと待つのだ…。
773名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 11:58:04 ID:xkgZI6rp0
イイッ
774名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 23:02:19 ID:AgKQPvrJ0
>766
今日更新してたよ
ってここでは少しポイントずれてるのかな?
775名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 23:19:57 ID:HmWy7zgo0
766 つまんね。
776名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 23:20:40 ID:HmWy7zgo0
手枷、足枷、鉄球小説希望
777名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 00:00:27 ID:DxpkY+oN0
>776
ぎちぎちに動けなくなるほうがいいの?
動きがなくなって書くネタが無くならないか?
778名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 01:03:27 ID:ZnLzqWsV0
手枷、足枷、鉄球、白人美熟女囚小説希望
779名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 11:12:10 ID:ZcJvQulJ0
>>772
戒護官の到着に期待。
鉄球までは望んでないが・・・。
780名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 11:14:32 ID:ZcJvQulJ0
>>774
あのHPの小説はどうもズレてきたような気が・・。
刑務所はレジャーランドだし、なにより拘束具が欲しい。

781名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 01:01:03 ID:k5Iekn0J0
とりあえず皆↓
ttp://www.netlife.lu/bianca.html
のPicture of 〜を見てみれば、満足できるとオモ。

俺は、こういう小汚いのが奴隷みたいですきだ↓
ttp://www.netlife.lu/week2004/week5102.jpg
すれ違いだったらスマン
782名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 02:48:56 ID:x3SHlcpq0
刑務所(特に日本の女子刑務所)の中って
懲罰で拘束の必要性がある場合以外は
ほとんど拘束されることがないのよね。
かといってマッパで外に放り出されるのも
ありえない話だが・・・
…スレ違いだったらスマン


783名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 08:48:47 ID:CoF7kEuW0
784名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 13:27:14 ID:D1O5DWoO0
>>783
Sunは太陽の使者だ、感謝感謝。
785名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 23:14:22 ID:zru94EEX0
>>784
最初のURLの有料画像はYAHOOグループに漏れているから地道に探すがよろしい。
786たらりん:2006/07/01(土) 16:01:00 ID:rdw+XT5a0
それにしてもここは床がタイル張りなので監房に比べればまだ涼しい。
とは言っても来ている物が長袖だから、暑いことには変わりはない。
早く脱ぎたいと思いながら暫くボウとしているとだんだん眠たくなってきた。
先程の警務官の話だと私の迎えは夜中になるそうなので、
いつ起こされても良い様に眠った方が良いかもしれない…。

そう思うと暫く夢の中に私は落ちていった。
夢の中で私が手を染めた子供たちが私の前に立っていた。
3人とも顔は蒼白の無表情で、私の顔を黙って指さしている。

いつも見る夢だ…。彼らは私を許してはいない。殺され死者の
国へ旅立っても私を怨んでいる。
仕方が無い…私はそれだけのことをしたのだから…。彼らの将来を奪い、
自分は希望だった刑務所で生活を送れる。そんな常識では考えられない
理由で家族の尊い命をこの手で奪ったのだから…。
787名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:21:45 ID:tqlYf0hV0
人妻女囚は対象外?
788名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:44:34 ID:6OlBZT/q0
>>787
良いよ。40歳までならOK。
789名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 08:32:48 ID:vM+fl+gE0
「綱引きごっこする、重りは5kg!!」
「了承致しました。2箇所から下げますのでしばらくお待ちください」
春奈と夏美が注文すると、スピーカーを通じてすぐに返答がある。
それと同時に天井の2箇所からモーター音が聞こえ始め、
スーッっと鎖が夏美の手元に降りてくる。
木馬から4mほど離れたところに水が半分入ったポリタンクが
下がってきている。「良いの付けたげるね」夏美が裕也の右腕を
鎖で一巻きすると、ブルマーのポケットから南京錠を取り出して、
鎖が外れないようにガチッと留めた。
それを見た春奈が嬉しそうにポリタンクの
ところまで足早に行くと、ポリタンクを吊るしている鎖の付け根に
手を置いて、下の方に引っ張った。
カチッという音がすると、カタカタカタという音が鳴る。
「あ” ぎゃあああああ」裕也は前のめりになっていて、
腕と背中はL字型に張り詰めていた。
ポリタンクは70cmほど下がって止まった。春奈がポリタンクに跨って
少し体重をかけると、裕也の目から大粒の涙がこぼれる。
「あっ ひどーい。女の子待たせる気ぃ?」夏美が裕也の髪の毛を掴んで
強引に引っ張ると、顎がのけぞる。肩も後ろに引っ張られて、
凄い苦痛で腰をよじると、更に肩が悲鳴を上げる。
荒い息遣いの裕也の涎が木馬に垂れる。
790名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 08:33:53 ID:vM+fl+gE0
「はぁはぁ」苦悶で喘いでいた裕也が途端に
荒い息遣いで起き上がった。
「ううぅ」苦しそうにしながらも、腕を腰の後ろに着けて、
身をよじり顔をゆがめながらも元の体勢に戻った。
夏美は裕也の顔に舌を這わせ、身をかがめて裕也の手に体操服の中の
ウエストやバストを触らせる。顔を赤らめながら腰を動かしてしまい
「うッ」っとうめいて性感から苦痛へ引き戻される裕也。
夏美は、そんな裕也の耳に息を吹きかける。
そこへ、春奈が手に巻いた細いロープを5本持って戻って来た。
ロープの一方にはの小さい釣り針のような形状で、
先端は皮膚を傷つけないように丸まった金具が付いており、
金具の部分はヌラヌラと光沢を放っている。ブルマーの下に革の貞操帯を
穿いている夏美はなんてことない様子で木馬から降りて、
春奈からロープを1本受け取ると金具にたっぷり塗られていた強い糊で
裕也の陰毛を何本も貼って、ロープを木馬の後ろに生えている小さな取っ手の
部分に結び付けてしまった。「これ持ってて」春奈と夏美は、交替で
裕也の陰毛を木馬の後ろと結び合わせた。張り詰めた細いロープを春奈が
抓んで10cmほど持ち上げると、「い”ッ」。
離したらロープの弾力で裕也が顔をゆがめて、腕が少し引き上げられててしまう。
791名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 08:35:04 ID:vM+fl+gE0
「ハァハァ」。腰をねじりながらポリタンクを引き上げた裕也の右腕に、
もう1つ責め具をガチャリ。枷から鍵が外れると、夏美がブルマーのポケットに入れる。
木馬の底面についている枷の1つで、裕也の尻の20cm弱後ろから伸びている。
鎖が細いロープ3本に接してロープを少し曲げていて、「ぃたぃ・・っ」
とつらそうな声を漏らす。「待ち遠しいわ、もう我慢できない」
夏美が木馬の横に立って裕也の太股を両手で撫で回している。
春奈が、ポリタンクを持って下げようとしたら、「ぎぎぃ」体がこわばる汗だくの裕也。

木馬から降ろされてから2時間、裕也の両腕は太い柱に着いて両手の親指は
指枷でつないである。太い柱を背負うような体勢だ。柱が太くて股を広げないと座れないし、
柱にもたれても空気イスのような体勢になる。立っていても体が前に押し出される感じて、
少し苦しい。しかも木馬を降りてからすぐ今の姿勢になり、2時間も立っているので肩は限界に近い。
下腹部は紺色の男児用スクール水着で覆われていて、夏美に2リットル近く飲ませてもらった
ポカ○スエットが原因で、ひり出した糞尿が嗚咽するような臭いを出している。
腰のところが少し汚れているのと、股間の部分の水着から床まで垂れているのとが見えると、
裕也は目をそらす。裸(ファンシーブラジャーと股の切れ上がったパンティ)の
春奈と夏美が軽い足取りで歩いて来ると、苦痛の汗も引かないうちから股間を
膨らませて太股と腰をくねらせている。柱の前に立った双子の夏美が出し抜けに
792名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 10:04:09 ID:E1H+QcUh0

「ここで遊ぶのと、水車で遊ぶのとどっちが好きぃ?」水車がどんなオモチャか知っている裕也。
「ここで遊ぶ。肩、痛い・・・」「そう、じゃあそのままにしとくわ」春奈が意地悪そうに笑ってる間に、
夏美は柱の横のところでしゃがんで何かしてる。
柱の後ろについている、先端が玉になっている細い物掛けのような棒に
指枷の真ん中の色が黒に塗られている少し大きめの輪を通して、
先端に平べったくてずんぐりむっくりな円筒形を填めた。
柱の斜め後ろにおいてあった箱から取り出した毛筆を手に持って柱の前に回ると、
足を揃えて空気イスの体勢で踏ん張ってる裕也の男児用スクール水着に覆われた部分と
柱にビタッと着いている部分以外を愛撫し始めた。ブラをまくり上げている春奈は、
柱の後ろに回って膨らみ始めたばかりの乳房を裕也の手にベタベタ触らせている。
793名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 10:07:22 ID:E1H+QcUh0
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1147358235/l50
此処の方が適切かもしれない。
まぁ、双子編の続きは各人で十人十色の展開で進めて行きましょう。
いつもそういう遊びしてるんだろうしw
794名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 16:57:34 ID:GdPTaSzV0
木馬の段階で前腕が折れたり、肩の苦痛で失神したりするのも有り得るが。
失禁はするだろうなぁ・・・・。ついでに糞や透明ゲロも出しちゃったりしてw
795名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 18:51:53 ID:oPrONInx0
革の貞操帯っていいな。
話の中で詳細きぼー
796名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 08:26:06 ID:ybyRbnNk0
ラブジェット+貞操帯で女囚は悶々苦しむ性感地獄。
797名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 00:20:28 ID:vhNz06H50
鉄枷+鉄球じゃないとダメだって。
スレ違い。
798名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 01:27:55 ID:QXs9lx520
>797
ごめ、あなたとは付き合えないの・・・
799名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 03:28:37 ID:AFHUC4V20
>798
鉄枷+鉄球+責められる白人美少女じゃないとダメだって。
責めるのは黒人女看守じゃないとイクないって。
巡り合いスレ違い人生そんなものよ〜〜♪
800名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 06:00:44 ID:ltzw+3UkO
800
801名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 19:35:14 ID:QXs9lx520
766のレジャー刑務所小説
鎖じゃなく人の手で拘束されてたけど
まっぱでかかしのような格好をさせられるのって萌え。
手拘束って萌えない?
802名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 21:21:29 ID:ml0Rybd30
美人女囚が責められてるシチュエーションだったらなんでも萌え
803名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 21:21:36 ID:XNGSkMpO0
>>799
鉄枷+鉄球は譲れないが、日本人。
まっぱじゃなくて囚人服。看守も日本人が希望。
それに看守は仕事であって、SMじゃないのだから、責めるとか責めないの問題じゃないと思う。
ナマイキな女囚には厳しくするだろうし、素直な女囚にはちょっと目こぼしをするだろうし。
それ以外はスレ違い。


804名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 21:33:49 ID:XNGSkMpO0
1 名前:Ricardo ◆JDrajVT7Lo [] 投稿日:2005/05/19(木) 22:51:51 ID:dyQv0yvY
女子刑務所に入っている女の子が萌え♪
逮捕、護送、移送中の女の子の手錠姿、足枷姿に萌える♪
牢屋の中に入っている女囚が好きな人書き込んでくれ。
少女刑務所、女子刑務所で服役する女の子の小説大歓迎♪

小説は脳内妄想でありフィクションです。
SM、拷問フェチではないのでその方は、そちらにどうぞ。
805たらりん:2006/07/08(土) 23:11:51 ID:GPElUc950
ごめんなさい…私は貴方達へのお詫びに残り一生を刑務所で償います…。
どれだけ眠ったのだろう。私は重たい鉄扉が開く音で目が覚めた。
「食事だよ」
女刑務官が金の食器に入れた食事を運んできた。プラスチックの
トレーに乗った食器類の中には、肉や魚など刑務所の食事にしては
かなり豪華な物が入っていた。

「最後の晩餐だよ。向こうに行ったらまともな物など何一つ食べさせ
てもらえないからね」
私は口枷を外された。今まで顎が動かせなかったので頬骨のあたりが
痛かったが、久しぶりに重石が外れたようで一つ大きな息を吐いた。

「さあ、口を開けて」
女警吏は私の口元にスプーンをあてがい口を開けるように催促する。
お腹は空いてはいなかったが食べなければ終わらないので、
気は進まないが食べさせてもらう。

咀嚼とスプーンが皿にあたる音が無音の待機房にこだます。
「それにしても、貴方とんでもない所に送られることになったね」
刑務官は私に顔を近づけ、無理矢理口の中に食物を入れながら、
「貴方の送られるか鐘ヶ島囚監場がどんな所か知っている?」

そんな所知るはずも無い。私が聞きたいくらいだ。
あの弁護士や所長の話では最も罪の重い犯罪者が送られる刑務所だ
と言っていたが…。
「あそこはね…一言で言えば地獄だね。あそこに下獄した者は間違
いなくそう言うだろう」

これはいきなり凄いことを言われた。地獄…聞いただけで胸がド
キドキしてくる…。
806名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:51:39 ID:xphbyN0g0
>>805
いいね。ただ、独房の詳細希望です。
807名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 02:38:44 ID:Oh2m00Qp0
燃料を投下してみようと思って書いてみた。



「全体前にならえ!」
きびきびとした動作で整列する女囚たち。

2列横隊で整列する女囚たち。

 第一清掃作業班。刑務所収容が初めてで、比較的刑期の短いものがここに配属されるらしい。
 ここの刑務所の特徴は、刑務作業の多くを外部で行っていることだ。そのため、日中は刑務所内には余り人が居ない。

 外出用の作業着に身を纏う女囚たち。
囚人用作業着は周りからわかるようオレンジ色のつなぎと決められている。逃走防止のため中に下着を着用することは許されない。
裸に直接着用するのである。
 毎日の作業前に、検身場で身体検査を受け、その先にある着脱場で作業着を着る。帰還時は着脱場で作業服を脱いで検身場で検査を受ける。
検査は裸だ。外部で作業する分、検身も厳しくなる。毎日、女囚たちは朝夕の2回、裸で並ばなければならない。

 「装備装着!」号令が下り、姿勢を取る女囚たち。女囚たちに装備が施される。胴輪・足枷・鉄球。それらが鎖でつながっているものを手際よく装着する。
鉄球は重さ約1キロで両足首から1メートルぐらいの鎖が伸びている。移動する時は鎖を持って移動する。

 「前列回れ右」胴の部分には鎖をつなぐ部分があり、2人一組で連結される。いわばお互いが大きな鉄球となるというわけだ。

 その後、サンダルと麦藁帽子を着用し、班は刑務所を出発する。

(続く)
808名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 02:39:15 ID:Oh2m00Qp0

(前回の続き)

 今日は農作業である。農場まで約1キロ、その道を2列縦隊で進む女囚たち。専用道路ではない。一般の住民も利用する。出勤ピークを少し過ぎているとはいえ、集団登校の小学生たちとすれ違うことも多い。
作業着の背中には大きな文字で「刑務作業中」と書かれている。
女囚たちにとって子供の声や視線ははつらい。
事情を知っている小学生たちは興味の目で、知らない小学生たちは付き添いの母親に疑問を無遠慮にぶつけてくる
今日も子供の声が聞こえた。子供の声は大きく通りがいい。
「あの人たち何であんな格好しているの?」と聞いている。
「し、見たらダメ」母親は子供から視線をそらさせようとする。そのたびに心を痛め、罪を悔いる女囚も多い。

 今日は草抜きをやった。作業は毎日8時から12時、1時から5時である。昼食は弁当が届くようになっており、それを食べる。
刑務所の農作業場といっても塀で囲まれているわけでもなく、普通にフェンスで囲まれているだけだ。もちろん作業の様子も丸見えで、中にはものめずらしそうに
作業の様子を眺めているものもいる。

配属されたばかりの女囚沙織の表情は恥辱でゆがんでいた。

ごめ、この程度しかかけないや。
809名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 00:06:43 ID:eJJMBf4H0
>>807-808
鉄球の重さが軽すぎませんか?せめて両足二個分で
最低合計10kgは欲しいところ。
810807:2006/07/10(月) 03:33:35 ID:uFV0aKu90
労働用の鉄球としては重すぎと思われ>片方5キロ
屋外作業を持ち込んだ時点で失敗か。
1を5に変換しておいてください。


811名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 17:44:49 ID:5uxO7qNM0
>>807-811
有森裕子や高橋尚子のような体育で鍛えた鋼の体を持つ女囚にとっては
片方5キロ両方で10キロの鉄球はちょうど良い重量だと思われ。
812名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:28:48 ID:65Ue0kS80
>>811
野外労働の効率性より、罰が目的というスタンスで行けばちょうどよいと思う。
813たらりん:2006/07/12(水) 23:47:43 ID:JG4IcFen0
「貴方みたいに刑務所に入りたいという理由で罪を犯
した女が行くにはうってつけの場所だね。ただ私もあの
刑務所の中がどんな所なのか、実は詳しいことを知らないんだ。
何故ならあそこは周囲から隔絶された場所にある最高機密施設で、
一切の情報が漏れてはこないようになっている所だからね。
あの刑務所内でどんな風に受刑者が生活しているのかまったく分
からないんだよ」

謎に包まれた刑務所…。確かに聞いただけで厳重な所だと私も思う。
でもそれだけしか推測できないところに一抹の不安が脳裏に沸いた。

「何でも、そこに入れられた罪人は真冬以外は真っ裸で服も着せて
もらえないとか、一日1食で辛い重労働をやらされるとか、普通の刑
務所では想像もつかない過酷な生活で、囚人の身体は1年ともたないと
噂されているくらいだから、本当に聞くだけでも恐いところだと私さえ
思うからね…」

そんな所なのか!?そんな一糸も纏わぬ裸で暮らすなどとは思いもよらない。
さすがに私も動揺の色が見えたのか、刑務官は、
「まあさすがに一生丸裸ってことはないと思うけど、それ程厳しいところ何
だってことを覚悟しておくんだね」

彼女の言葉で私の心は高揚感と不安感が混濁した。実際実態の見えない話
をされると人はこんな風になるものだ。
それならそれで仕方が無い。あちらでどんな暮らしが待っていようが今の私に
はそれを甘受する以外には無い…。
814名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 07:27:44 ID:DRO6zVBa0
はやく刑務所の生活を書いてほしい
815名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 02:22:57 ID:tDeDtc3l0
816名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 17:58:50 ID:XO0hPPw90
>>807 嗜虐妄想全開監獄も中々読ませてくれるけど現実からの飛躍の少ない、
   やや穏やかな物も、またいいもんだと思うよ。
817名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:52:51 ID:pY3Jmm370
>>816
同感です。
818名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:23:31 ID:pY3Jmm370
ところで、午後さんいる?
819午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/07/14(金) 23:47:39 ID:NiJ2wM4n0
わ、覚えてくれている人がいて嬉しいです。
しばらくROMっていました。
また書いてみたいですね。。。
820名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 10:35:59 ID:PHtYRYfy0
>>819
頑張って下さい。○| ̄|_
821名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 22:54:02 ID:zMHKynpy0
>>819
おお、答えてくれた。午後さんの世界観好きです。
大昔のSM雑誌には刑務所ネタが結構あったのですが、今は全滅で悲しいです。


822名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 10:55:41 ID:FxXB2FH60
刑罰(ドラマ):女性看守と少女囚人

少女刑務所で服役中の少女荒井里美は,
女性看守からお尻に鞭を受けます。
囚人服は横島のツーピーツで,又すれすれのミニスカートからショーツが見えます,
両手錠に重り付きの足かせを両足に填められている,
里美は鞭を受ける為に四つん這いになり,看守は鞭でミニスカートを払います,
そしてショーツに靴(足)をグイグイと押しつけて,靴の汚れをショーツに押しつけます。
あら,こんな汚いショーツ履いているの?
みんなで履いてるショーツを汚すのね,鞭が必要ね,
ショーツを下げますと言い下げる,皮の一本鞭がお尻に飛びます,
鞭が終わると,ここは少女刑務所なのよ,あなたは罪を犯してここに,入ったんでしょ?
刑期,終身刑だから女の子同士の愛に目覚めないと,やってられないわよ,
恋人の女の子を見つける事ね,ほかの女の子の履いてるショーツを交換して履き替えます。
(汚れています)排尿,排便,は許可制で鞭が飛びます,ナプキンを頂く時はお灸が据えられます。
最初のシーンで,逮捕されて女子高生の制服での両手錠姿,護送されて両手錠に腰縄で紙袋を持った姿,
鉄格子の中で泣きわめく姿,手紙を書くシーンで,「あたしは少女刑務所で終身刑で服役しています,
もう二度と出所する事はないのです・・・・」ミニスカートから見えるショーツのは黄ばんでたり,
排便の跡が残っていたりします。両手錠姿に哀愁が有ればいいですね。
823たらりん:2006/07/17(月) 22:50:17 ID:eblhZgC40
>>819
午後氏さんはじめまして!
あなたの作品以前から好きでしたよ。
それからこうして皆さんに挨拶するの初めてなんですね。
今まで私めの駄文に付き合いくださりホントありがとうございました。

このスレは自分も本当に楽しませていただきました。特に皆さんの
独創的な作品は女囚フェチの私としてほんと興奮するものでした。
ところが、途中で皆さんの物語が途絶え寂しい思いがし、今回余興の
気分で少女囚ならぬ熟女囚の物語を紹介したわけです。

ですが、私も諸事情から頻繁な更新ができなくなってきており、幸い
他の皆さんの物語も紹介されてきております。私もこれらを楽しみにする
とともに少し時間をいただきたいと思います。もちろん、お一人でも
楽しみにしていただけるなら、また暇なときに(^^;)アップさせていただ
きます。

最後に午後氏さん、またリアル感フル状態のhotな物語を期待してます!
824名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:18:52 ID:XJAr2MUk0
>>823
引き続きうpキボンです。
825名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 00:30:40 ID:MbnKvl0W0
今のSMは行き過ぎていると思う。
まだ乳首さえも駄目だった時代は、午後氏やたらりん氏のようなSM表現が
あったのです。意外と大事な物を捨ててきたのかも知れない。
826名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 04:11:21 ID:77qCWuKf0

ああ
だれか
前スレを
うpしてくれんだろうか
827名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 22:32:19 ID:kqGi1DFw0
午後氏の小説、屋外作業とかはないのですか?
828名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 22:55:26 ID:9w0B15pn0
今テレ朝の報道ステーションで女子少年院の特集やってるよ。
829名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:13:05 ID:o3rzK8Vv0
>>828
俺も見た。普通の学校と変わらんな。
830名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 19:05:07 ID:I05YBxLK0
>>825
激しく同意。女性たちを鎖付き足枷鉄球嵌める手間隙をかけなくなった。
活花を愛でる表現力に乏しくなった。
831名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:02:42 ID:+gS7GXJ/0
>>830
つながれる過程は大事ですよね。わかりますわかります。
こういうのは端折ったら駄目だ。
832名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:22:21 ID:/NgMdEn10
小説まだかな。
833名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:23:15 ID:/NgMdEn10
屈辱に全身を熱くしたミシュリーヌは、それにかけた指先がぶるぶると震えた。
泣けど喚けど拘留された身は、どんなに情けなく口惜しくとも、受けねば
ならぬ屈辱なのだ。
「ふーん。割と清潔な女なのね。両手を挙げて、こっち向いて
真っ直ぐ立ちなさい。手を下ろすんじゃないよ。」
明るい電灯の光を真向から全身に浴びて、ミシュリーヌは眼をつぶり脚を合わせて
立ちすくんだ。同姓の婦人警官達とはいえ、見も知らぬ他人の眼前に生まれたままの姿を
晒す恥ずかしさ。しかもこれはまだ序の口なのだ。
「よし、後ろ向いて、脚を広げて。もっと、もっと」
頭上に上げたままの両腕をわななかせててためらう有紀の尻に平手打ちが
ピシャリと鳴った。十歳から以後は、他人にはおろか両親にすら打たれたことは
ない体だ。ミシュリーヌの閉じた両目から、ここへ来て初めての涙が溢れた。
「痛かった?お尻撫でてないで両手を前についてっ。馬鹿。そのままで、
場つなぎでコピペ


膝を伸ばしたままよ。」
いかに情けなく悲しくても、命じられる通りにするしかないのだ。
のろのろと両手を床についたミシュリーヌは、突然こみ上げてくる怒りに薄目を開け、
背後に立つ女警官の脚とスカートを両脚の間から見て、掴みかかってやりたいとさえ
思った。
しかし、そんなことは到底出来やしない。押さえ切れない嗚咽が一言、
ミシュリーヌの喉から絞り出た。
「動くんじゃないのっ。じっとしなさい。まだ検査が済んだわけじゃないのよ。」
みじめな恥ずかしい姿の数十秒は、数時間にも感じられた。
834名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:23:46 ID:/NgMdEn10
「よし。立って、こっち向いて。」
次には、脚を大きくひろげたまま、十回ばかり跳び上がされた。もう、やけくその様な
心地だった。それで済んだのかと思うと、
「跪いて上を向いて、口を開けて。」
今度は口の中、鼻の穴、耳の中まで調べられる。手荒につまんで乱暴に振り回された
鼻の奥がツーンと傷んで涙が滲んだ。
「いやッ。」
思わず挙げかけた手の甲をピシャリと叩かれた。
「何も・・何も・・隠してないかいません。そんなところに何も・・・、
イタイッ、許して・・」
「口答えする気?」
いきなり頬に平手打ちが飛んだ。
「ここじゃ未だまあ何だけど、追々に行くところへ行くと、こんなことじゃ
済ませてもらえないよ」
(行くところとは、どこかしら?)
あまりの屈辱に完全に打ちのめされたミシュリーヌは、ヒリヒリと傷む頬に顔をしかめつつ
ぼんやりと考えた。
(あ、監獄だわ。)


--------------

場繋ぎでコピペ。
835名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 22:25:12 ID:Qx7nvf510
たらりんさんまだかなあ。コピペ面倒。。
836名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 00:31:07 ID:qSBtM/5X0
あげ
837たらりん:2006/08/01(火) 22:22:55 ID:QHyaHJB+0
「足の爪が伸びてるね、出しなさい」
女刑吏の言葉で足を見てみると、2週間ほど前に切ったきりそのままだった
ので、結構爪は伸びていた。ここでは刃物類は一切個人使用は認められてい
ないので、爪の手入れは許可を受け役人に切ってもらわなくてはならなかった。

刑務官は、あっちのム所ではこんなこともされなくなるかもしれないねと
私の指爪を切りながら言った。
彼女は一連の作業をこなすと再び私の口に革轡を噛ませ立ち上がり言った。

「それじゃ、これでお別れだね。まあ2度と会うことはないと思うけど…」
「いいえ、今までお世話になりました」
私は頭を下げた。本当にここを出れば私は娑婆に暮らす人とは二度と会えない
のだ。だって私は終身刑を言い渡されたのだから…。

「そうだね、今度生まれ変わるときは真っ当な人間になれるといいね」
最後に警吏は悲哀を滲ませながら、私に背中を見せた。
また一人房に残された私は、口で息が出来ないこともあって鼻で監房の
重たい空気を吸いながら、お迎えが来るのを待った。静かな房内では寝るか、
目を開けているかどちらかしかないのだ。

何時間座りつづけたのか分からない。硬いタイル床の上ではお尻がとても痛
くて何度も腰を上げ座り直す…。(更新しますター)
838名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:24:10 ID:Upq+VS7d0
>>837
待ってました!
839名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 09:48:06 ID:73e7pW3x0
>>837
ヤッターヤッターヤッターウーマン!!
840午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 01:57:48 ID:CSpMht4x0
前回のTV取材話の続編という形です。


「お〜い、アスミちゃん!」
定例の打ち合わせを終え、会議室から出てきたばかりの藤村アスミに、一人のサングラスの男が声をかけた。
「あ、織部さん、おはようございます」
入社2年目。最近はナチュラルなメイクを心がけ、少しだけ大人の余裕も見られるようになったアスミは、
先輩ディレクターの織部に軽く会釈をして自分の席に着いた。
長い髪を丁寧に束ね、かっちりとしたスーツに身を包んだアスミのその姿からは、以前のような初々しさとは
また違った、働く女性らしい大人な魅力が感じられた。
841午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 01:58:58 ID:CSpMht4x0
「どうだい最近、仕事は」
「ええ、おかげさまでレポーターとしての仕事は安定してきました。」
「調子いいみたいだネ、わかるよ。できるオンナって感じだ。アハハ」
織部は煙草を取り出して燻らせると、嫌煙家のアスミに気を使ってか、
顔を横に向け煙をふうっと吐き出した。
「そんなこと…。わたしなんかまだまだです。」
少し照れながら、アスミは織部に対し向き直った。
「でも、ありがとうございます。いろいろお仕事を教えていただいたおかげです」
アスミは律儀に頭を下げる。
「それはよかった」
842午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:00:16 ID:CSpMht4x0
その様子を見た織部は、煙草をもみ消しながらいった。
「そこで、唐突かもしれないが、君にちょっとした仕事の話があるんだが…」
 急に真剣な表情に変わった織部を、アスミはやや緊張しながら覗き込む。
 しばらくの間を置いて、織部は話を切り出した。
「なぁ…1年前ほどに俺達で、女子刑務所の取材をしただろう?」
「!?……あ、は、はい。」
「覚えているよな、君の記念すべき初仕事だった」
「は、はい…、よく覚えています…覚えています、けど…??」
急激な動悸と、脳裏を駆け巡る衝撃。
アスミは、今まで忘れかけていた、あの言い表しようのない奇妙な興奮をその一瞬で思い返した。
不意に強烈な電流によって、全身を上下に勢いよく貫かれたかのようだった。
843午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:01:16 ID:G+6TQLP40
そして次の瞬間、熱い疼きがアスミの下半身、そのさらに深い部分をぐっと突き上げてくる。
アスミは必死にそれらを悟られまいと、震える指先を抑えることに集中し、
平静を装いながらカップのコーヒーをすする。
その様子を横目に織部が続けた。
「実はネ、あの放送後の反響が凄くって、ぜひもう一度特集を見たいといったメールやハガキが、
それこそヤマのように来ているんだ」
織部は、ほんの一部だといいながら箱の中に入れられた印刷文書やハガキを、
手当たり次第に取り出すと、乱雑に机の上に並べだした。
「こんなに…!?す、すごいですね。」
アスミはもはや震えの止められない手でカップを遠くに置くと、織部が広げた多くの書類を見回した。
844午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:02:23 ID:G+6TQLP40
「当時の実況も凄かったらしくて、君のコーナーが始まった途端、鯖が飛んだとか飛ばないとか…。
そのあともキャプ画うpキボンヌの嵐だったとか…。まぁそれはコッチの狙い通りだけどな。
そんだけこの手のモノを好きな香具師が多いというこった」
「…実況?鯖??うp???…かぐしって何ですか?」
「あぁ…いや、ソレはこっちの話だ。…とにかくコレだけの続編要望があるんだ。
君のあの女囚との対面レポートも、とっても良かったからね。
もう一度、件の女子刑務所へ取材に飛んでくれないか?」
「は、は、はい!もちろんですっ。ぜひ行かせて下さいっ…!」
アスミは即答しすぎたかと少し後悔したが、それでも続けて聞いた。
「それで、取材はいつからですか??」
「そうこなくちゃ、アスミちゃん!なら話が早い。来
週からたっぷり10日ほど行ってきて貰おうじゃないの。今
回は3時間スペシャルのうち1時間近くも枠を貰ってるんだから、
ほんと、ナニからナニまで取材してきちゃって!」
845午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:03:21 ID:G+6TQLP40
目に見えて興奮気味の織部は、なにやら紙の上にペンを滑らせた。
「よし、どうだ?こんなタイトルは。『潜入!知られざる厳重拘禁刑の檻!鎖に繋がれた女囚達の涙!』
…おいおい、ちょっといいんじゃないの?下手な女囚モノのAVよりも
マニアにはたまらない内容だとおもわないかぁ!?」
「なんだか凄いタイトルですね…!?」
殴り書きのメモを見ながらアスミは呟くようにいった。
織部は再び煙草に火をつけながら何かを取り出した。
「タイトルもそうだけど、実際凄いらしいんだ。実はあそこの刑務所だけど、
一月ほど前に新しい収容棟が完成して、そこがもの凄く厳しいところらしいんだよ。
情報によると、もうまもなく、女囚たちの移送が開始されるらしい。
今回の取材はまさにグッドタイミングてわけ。…っとこれで勉強しといて」
846午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:06:34 ID:G+6TQLP40
「はい、どうも…ありがとうございます」
内部資料として、織部からポンと渡された封筒入りの分厚い書類を胸に抱き、
アスミは目を丸くして彼に向き合った。
「今回は…そうだなぁ…。まずは旧棟から新棟への移送密着ドキュメント!
そして新収容等の施設紹介や新人刑務官の奮闘記に、
その後はやっぱり女囚ちゃんたちの生々しい拘禁生活レポートっていう流れだね。
そうそう、前回好評の涙のインタビューなんかも入れときたいね。」
うなずきながらメモを取るアスミ。
織部は、彼女の手の動きが止まるのを確認してから続ける。
「それと…、今回は向こうからの要望で、TVの取材は受け入れるが、
内部に入ることができるのは女性1名だけというお達しなんだ。したがって…」
「わ、私1人で…ですか??」
「そゆこと。一応機材はこの最新式小型DVDカメラで。
俺はいいと思うよ、かえってリアリティが増しそうだ!」
847午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:07:40 ID:G+6TQLP40


「囚人番号0028番、外崎香織、第1姿勢の解除を許可します」

 間隔の狭い鉄の格子扉越しに姿を見せた女看守が、抑揚のないつまらぬ声で、
きわめて事務的な命令をわたしに与える。
 第1姿勢とは、監房内点検の時にわたしたち囚人が取らなければならない姿勢のこと。
両脚を軽く開き、寝台に浅く腰掛けて、両手は長めの手錠の鎖をピンと張り、胸の前で掌を開くことを強制される。
わたしの着せられている粗末な囚人服は、薄いブルー色をした丈の短いワンピース型のもの。
だからこのような姿勢になると、わたしの下着までもが、看守の目に晒されることになる。
848午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:10:37 ID:G+6TQLP40
たしかに看守側にとっては、囚人の身体検査は重要な仕事だろうし、
ましてわたしは厳重拘禁刑の受刑者なんだから、それに抵抗する理由もないのはわかっている。
ただ、もういいかげん毎回のこととはいうものの、これって決して気分のいいものではないことは事実。
それでも、一度で解除許可が出ると、やけに嬉しいものだったりするから不思議だ。
わたしはそそくさと腕を下ろし、脚を元の形に戻して座りなおした。
同時にわたしの両手足首の枷に結わえ付けられた鉄鎖が、冷たくジャラリと音をたてる。
わたしがここに収容されてから、はじめの数ヶ月はこの姿勢を何度も何度もやり直しさせられたっけ。
849午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:17:27 ID:bCvbyr330
脚の開き加減、鎖の張り具合、背筋や指先の形までを細かく要求されて、
キチンとできるまでそれはひどく怒鳴られた。下着越しの股に鞭の柄をギュッと押し当てられたり、
桶の水をかぶせられたりしたこともあった。
悔しいけど、こんな屈辱の体勢を取らされることにも、徐々に慣れていったんだなと思う。
いまはもう看守の号令一つで、身体が勝手に動いてしまうんだもの。
 
わたしが受けているのは、厳重拘禁刑という刑罰。通常の日は、ほとんどの時間を、
この狭くて薄暗い檻の中で静かに過ごさなくてはならない。
もちろん、ただの禁固刑とは違い、手や足には重くて冷たい鎖のついた鉄枷。
おまけに革の防声具を嵌められて、そして首枷という姿。まるで映画に出てくる奴隷の少女ね。
850午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:18:49 ID:bCvbyr330
やっと薄手の囚衣一枚だけを身に纏うことを許されて、多くの鉄枷にきつく縛められているわたしの姿は、
きっと情けなくて、とっても哀れに違いないだろうな。


付加刑の定期懲罰は週に2回。私は別の棟の公開懲罰室へ移送されて、
他の女囚に対する見せしめのような責め苦を与えられている。
これはここに収容されてから、わたしが自ら希望した処遇。
あたりまえだけど、痛いし、恥ずかしいし、苦しい。
もちろんそのことにより、わたしの刑期がちょっとだけ短縮されるという理由があるからなのだけど。
自分の犯した罪は、簡単に許されることとは思わないし、しっかりと償わなければならないと思う。
でもここでの生活はあまりに厳しくて、あまりに辛い。とにかく、早くこんなところから出たい。
自由な姿になりたい。それが今のわたしに残っている、ただ一つの希望なのかもしれない。
だからわたしは公開懲罰を望んで受けている。
851午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:20:13 ID:bCvbyr330
通常日の今日は、この点検のあとにいったん防声具を緩められて、朝食の配給が行われるはずだった。
でもいつもと様子が違っていた。

点検を終えた看守が、そのままわたしの監房の前から姿を消したのだ。
わたしがいつも嵌められている防声具は革製のもので、棒状の装具を咥えさせられたまま、
複数のベルトと錠で固定されている。外されるのは食事時間の前後、数十分だけ。
大きな声を出して騒ぐつもりもないけれど、強制的に発声を封じられているのは酷く不自由に感じるもので、
毎朝の食事前に外してもらえるのを密かに心待ちにしていた。

だけど今のわたしには、のどの渇きを収めるには、あふれる唾液を飲み込むしかない。
852午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:21:48 ID:G+6TQLP40
そうこう思っているうちに、女看守が2人、わたしの監房の前に再び姿を見せた。
一人は朝の点検の号令をかけたさっきの看守。もう一人は・・・初めてみる顔だった。
わたしと同じくらい、もしくはもっと若いくらいの見た目の女性。
女の子という表現でも間違いじゃないかもしれない。
よく見るとさらに奥側には、わたしビデオカメラを向けている人物もいる。
彼女も看守の制服を身に着けているので、おそらく監視役か何かだろう。
こんなわたしの姿を撮影していったい何が楽しいんだろうか。
853午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:22:49 ID:G+6TQLP40
おもむろにいつもの女看守が口を開いた。
「本日これより、あなたを、新設された厳重拘禁刑専用収容棟に移送します」

「!…???」

最初はその意味がよくわからなかった。
わたしが、新収容棟なるものへの移送を告げられたのはまったくの突然だったから。
もっとも刑務所の内部事情など、わたしのような女囚になど知らされないのも当然のことだけれどもね。
一切の外部情報と隔絶されたこの閉鎖空間で、悲しくも鎖に繋がれたわたしにもたらされるのは、
看守の言葉だけ。わたしはその指示に従い、命令を受け入れるほかないのは、悲しいけれど、事実だから。

854午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:23:52 ID:G+6TQLP40
「0028番、い、移送準備のため、た、直ちに監外着を着用することとします」
 若い看守の子は、ちょっと震える声でわたしにぎこちなく命じた。緊張がとってもよく伝わってくる。
 名札の下には「研修中」とのプレートが下げられている。今回がおそらく初めての大仕事なのだろう。

「葛城、早く、鍵」

「あ、は、はい」

 先輩看守に促され、「葛城」と呼ばれたその新人看守は、おぼつかない手つきで
わたしの入れられている監房の鉄格子を開けた。
855午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:27:51 ID:G+6TQLP40
 私に着用が命じられた「監外着」。
それは、わたしが懲罰や入浴・運動、または何らかの理由で監房外に出て移動する際に着用させられる、
厳重拘禁刑の受刑者専用の拘束衣のこと。
入所時に細かく採寸され、わたしの身体に完全に密着するように作られた上下繋がりの革のスーツで、
拘束用のベルトや尾錠、また色々な装具が取り付けられるような構造になっている。
もちろんインナーの着用などは許されるわけもなく、きっちり全裸に剥かれた上で装着させられる。
 この監外着は、普段の枷と鎖よりもはるかに強い拘束力で、私のちいさな身体を、ぎゅうぎゅう圧迫し狭窄してくる。
まさに監房の外にいるわたしを、厳重に閉じ込めるための衣服、ということ。
こんな衣服を女囚達に着せて歩かせるなんて、ここの刑務所長はよっぽどいい趣味をしている。
856午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:29:10 ID:G+6TQLP40
いつもならベテラン看守の手際がよいので、あっという間に装着が完了するのだけど、
今回はどうやら研修中の看守見習いに行わせるらしい。
まったく監外着を着せられる間というのは、ただでさえ苦痛で屈辱的な時間なのに、
練習台にされるような形となって、気分が悪い。
「じゃあ、えっと、まず、いまから枷を外すので、あなたは衣服を全部脱いでください」
気持ちを感じ取ったのか、思いのほか丁寧な口調で、葛城看守はわたしに命じた。
先輩看守は思わず失笑していたが、特に何も口出しをせずに見守っているようだった。
若い研修中の看守とはいえ、もちろん立場的にはわたしが下。
防声具もつけられたままなので、言われるがまま、黙って囚人服を脱ぎ捨てた。
「え、と、下着も脱いでください、いや、脱ぎなさい」
857午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:29:49 ID:G+6TQLP40
なんだかよくわからない新人看守の命令だけど、ちょっとだけ可愛かったので素直に応じてみた。ゆっくりと灰色の囚人用のショーツを手にかけ、スッと床にまで下ろす。
とはいえ、ここに収容されてからというもの、命令されて全裸になるという行為に何の疑いもなく服従するように、
身体が躾けられているともいえるかもしれない。

「では、壁に手を付いて立ちなさい」
わたしへの命令に慣れてきたのか、彼女から徐々に看守らしい口調が聞こえてきた。
「わたしの命令があるとき以外には、動いてはいけません」
全裸になって立たされたわたしは、命じられるまま監外着を身に着けさせられていった。
858午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 02:32:19 ID:G+6TQLP40
つま先までぴっちりと覆うブーツ状の脚部に両足を挿しいれさせられ、
そして上半身も首までしっかりと覆われて締め上げられていく。片腕ずつ手首まで覆われると、
さらに両手には革のピッタリとした手袋が嵌められた。
 葛城看守は、先輩から細かく指示を受けながら、わたしの監外着の締め上げを続けている。
そうしているうちに、全身の拘束が完了した。
 むせ返るような、革とわたしの汗が入り混じった匂いが鼻を突く。
 わたしがここに収容されてから、もう数え切れないほどこの拘束衣を着せられているし、
悔しいけどすっかり身体にも馴染んでいるが、この匂いだけはどうにも慣れることができなかった。
859名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 04:57:25 ID:bOHAyVUG0
うわ〜超GJです。続きが気になるなー
860午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 08:07:40 ID:hOiTm6nt0
>>859どうもです つづき

全身を締め付けながらわたしの身体に張り付くこの拘束衣は、
しかし、まだわたしを完全な拘束状態にはしていない。


「え・・と・・」
「次はAVプラグでしょう」
戸惑っている葛城看守を先輩看守がフォローする。
明らかに、わたしにも聞こえるような大きさの声で耳打ちをしている。
「は、はい、じゃあ壁に手を付いて立ちなさい。」
AVプラグとは、この拘束衣を身に着け終えたあと、最後に施される股ベルトにつけられた挿入具のこと。
AもVも、つまりはその頭文字だ。
わたしはこの瞬間だけは、頭の中を空にして何も考えないようにしている。
努めて無反応を貫くことで、多少なりとも屈辱感を軽減することができるから。
861午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 08:08:39 ID:hOiTm6nt0
葛城看守がわたしの監外着の股部に設けられた開口部を押し広げ、革手袋を嵌めたまま作業に取り掛かった。
「うぅ・・・・・」
 思わず声が漏れる。無意識なつもりのに、やけに悔しい。
 新人はとにかく手際が悪い。必要以上にわたしの敏感な部分に指を這わせてくる。
「う、動かないでください!うまく塗れないでしょう…!」
 挿入前に、わたしの二つの孔の周辺にはいつも潤滑剤が塗られることになっている。
葛城看守はどうもその加減に大きく手間取っているらしい。
 もうちょっと、こう、スムーズやって欲しいものだ。

「もういいでしょう。貸しなさい、・・・・次はこうするの」
 先輩看守の声。
 同時に、潤滑剤をたっぷり含ませた2本の挿入具が、わたしの中に滑り込んできた。
862午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 08:14:03 ID:hOiTm6nt0
ぁあぅうううっ・・・・」
私の口から、情けない声が漏れる。

「少し多めに塗った後、こう、ゆっくりと…。よく覚えておきなさい」
先輩の女看守は、わたしのことなど全く気にかけずに、葛城看守に指導を続けている。
「固定して」
「は、はいわかりました。」
指示に従い、葛城看守は私の後ろに回った。
その後、私の中に入れられた2本のプラグは革の股ベルトできっちりと締め上げられ、
ようやく全ての監外着の装着が終了した。
「うぅ・・・くぁ・・・・はぁ・・・」
わたしは喘ぎ声を漏らし続け、防声具がだらしなくわたしの唾液で濡れていくのがわかった。

863名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 08:20:57 ID:9mDoD8kx0
久しぶりの午後さんだぁ。ガンガレ!
864名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 08:21:38 ID:bOHAyVUG0
C
865午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 08:42:21 ID:hOiTm6nt0
なかなか連投規制で投稿できないですね。。。。。続き

「さ、両手を」
女子看守の簡潔な命令が遠くから聞こえる。
わたしは、鈍い動きで、命令どおり両手を葛城看守の前に差し出した。
今度は手際よく革手袋の上から、金属の枷が嵌められ、しっかりと腹部の前で監外着のベルトに固定された。
足枷も同様に施された後に、ようやくこの檻の外に出て歩くことが許される。
「それでは、移送のため囚人の待機場所へと連行します」
2名の看守に前後を挟まれるように、わたしは独居監房の並ぶ暗い回廊をゆっくり歩く。
いや歩かされていく。
866午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 08:47:08 ID:hOiTm6nt0
くちゅ、くちゅと、プラグが音を立て、革の監外着が、歩みを進めるたびに、ギュッ、ギュッと軋む。
わたしの四肢を繋ぐ鎖の、冷たい金属音が響き渡る。
このような屈辱的な拘束を施されないと、檻の外すらも歩くことが許されない、
それが今のわたしのおかれている立場。
 新収容棟への移送?
 でももう今のわたしにとってはどうでもいいこと。
 そう、もうどうでもいいんだ。
 わたしは、囚人だから。
 わたしは、全ての自由を奪われている女囚という存在だから。
 場所が変わっても、この鎖の音、革の匂い、深々と差し込まれたプラグの痛み。
 それらはきっと、何もかわらない。
867午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 08:48:47 ID:hOiTm6nt0
とりあえずここまでです。連投規制、どうにもならないのですかねぇ。
868名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 08:52:43 ID:bOHAyVUG0
C
869名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 08:55:53 ID:bOHAyVUG0
解除していくので頑張って更新してください
870名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 09:02:51 ID:9mDoD8kx0
GJ!!!!!
俺も支援しますよ。頑張ってください。
871午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:09:31 ID:hOiTm6nt0
Cありがとうございます。とリあえず第1部の後半〜最後までいきます

2 
「所内での取材時には、わたし達と同様の服装をしてもらいます」
そういわれて、アスミは素直に看守の制服を身に着けた。
短めの上衣、厚地のタイトスカート。そしてぴっちりとした革のブーツを履く。
制帽を目深に被り、貸与された装具も看守たちと同様にセッティングする。
収容されている囚人に、不安や動揺を与えないための措置だという。
アスミは複雑な気持ちだった。
自分が看守の姿になることは、予想していなかった。
むしろ、身に着けるのであれば、収容されている女の子達が身に纏っている
薄いワンピース型の囚人服の方がよかったと思ったくらいだ。

872午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:11:27 ID:hOiTm6nt0
それでもアスミは気を取り直し、唯一の取材道具である小型カメラを携え、
ベテラン女看守、大倉と行動をともにした。
「これからここに収容されている厳重拘禁刑の女囚達を移送することになっています。」
アスミは明らかに雰囲気の違う区画に足を踏み入れたことを、空気の匂いで実感した。
何重にも鍵のかけられた鉄の扉をくぐりながら、監房の奥に二人は入っていく。
「はい、そのように聞いています」
「今日は、私と葛城という新人看守が一人の女囚の移送準備を行うところをお見せしようと思います。
藤村さんは、やや離れたところで撮影に当たってください」
「はい・・・わかりました。」
873午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:13:00 ID:hOiTm6nt0
女囚たちの移送場面に立ち会うことができるのは幸運だ、とアスミは思った。。
このような大規模の女囚移送はそうそう行われるものではない。まして通常とは違う、
厳重拘禁を命じられている女囚たちだ。きっと想像を超える光景を目にすることができるに違いない。
不意に胸の高鳴りと、熱い疼きがこみ上げてくる。

すでにかなりの奥まで入り込んでいるようだ。
両側には、監房の扉がずらりと並ぶ区画となっていた。
「ここが厳重拘禁区となっています。年齢の若い女囚の区域です。
現在の収容者は20名。本日の移送はそのうちの半数の10名です。」
大倉の説明を受けながらアスミはカメラを回し続ける。
874午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:37:27 ID:hOiTm6nt0
「そして、ここが監房。女囚の生活の場です」
アスミは、現在は使われていない監房の中に案内された。
「わぁ・・・・せまい・・・・。」
「そうですね、拘置所などは3畳の広さといわれていますが、ここは同じかやや狭いくらいです。
基本的に、女囚達はここで一日中鎖に繋がれることになります」
大倉の説明を聞いてか聞かずか、アスミは壁や床に設置された鉄の輪に目を向けた。
「それは女囚の枷に結わえ付けた鎖を繋ぐ部分です」
大倉の静かな説明が続く。
「そ、そうんなんですか・・・」
ここでは自分の想像以上に厳しい拘束が実際に行われている。
だが、そのことはアスミにとって大きく興味をそそられる事実だった。
875午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:39:02 ID:hOiTm6nt0
「ずっと鎖に?」
「基本的に、そうです。手枷、足枷、首枷を鎖で連結し、拘束します」
「一日中・・ですか?」
「そうですね。ここでは女囚に一切の自由を与えておりませんので」
さも当然という表情の大倉は、他に質問がないかどうかを促した。
アスミは、壁にかけられている奇妙な衣服を指差した。
「これ・・・・は??」
「監外着といいます。女囚達がこの監房から外に出るときに必ず身に着けなければならない衣服、
つまり拘束衣ですね。上下繋がりの革でつくられています」
拘束衣。
淡々と説明をする大倉のその言葉に、アスミはさらに強い興奮を覚えた。
876午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:41:06 ID:hOiTm6nt0
「こ、この服を女囚達が着せられるんですね?そして、これも・・・・?」
アスミは床に置かれていた、2つの奇妙な突起物が取り付けられた革ベルトを手に取った。
「ええ、同時にその器具、AVプラグといいますが、
それが女囚の肛門と膣の両方に挿入されることになっています。まあ、表向きは持ち込み防止、
逃走防止のための器具ですが、実際は囚人に自らの立場を思い知らせ、強い屈辱感、被虐感を
与えるための器具ともいえるでしょうね。実際、この器具を装着すると、反抗的な女囚でも大人しく
命令に従うようになるものです」
大倉は得意げに説明を続けた。
アスミは説明を聞きながら、自分の動悸がより一層激しくなっていくのを感じていた。
「これから実際に行いますので少し離れて撮影してください」
「は、はい」
「女囚の性器も露になりますが、さすがにそれは編集でお願いします」
877午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:55:32 ID:hOiTm6nt0
「は、はい、わかりました・・・・」
次々に指示を出す大倉の言葉にアスミは表面上だけ何度もうなずき返していた。
そしてアスミは呆然とその器具と拘束衣を見つめる。
これを着せられ、その器具を二つの穴に深々と挿入される・・・。
そしてその姿で歩かされ連行されていく少女囚たち・・・。
アスミはいつしかその哀れな女囚となって、革の拘束衣姿に鎖に繋がれて
引きたてられていく自分の様子を思い浮かべた。

だめだめだめだめ。

いったい何を想像しているんだろう、私。
私は何に興奮しているんだろう。
878午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:57:17 ID:hOiTm6nt0
大きく顔を横に振るったアスミを横目に、大倉は小さな手招きを行う。
「葛城、こっち」
大倉が若い看守を呼びつけてアスミに紹介した。
「新人看守です。今日は私と組になり、一人の女囚の移送を担当することになっています。」
「え、と、葛城沙由莉といいます。よろしくお願いします」
葛城という若い看守は、ぎこちなく挨拶をし、アスミに頭を下げた。
「私たちが移送の担当をするのは、この隣の監房に収容されている、外崎香織という19歳の女囚です。
彼女は厳重拘禁刑の宣告を受け服役中。先月でもう丸2年となります。」
アスミがメモを走らせ、それが終わるのを確認すると大倉が促した。
「では開始します。藤村さんは少し下がった場所で撮影に当たってください。
その後われわれは女囚とともに場所を移動します。少し離れて付いてきてくださいね」
879午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 15:58:59 ID:hOiTm6nt0
アスミはもっと近くまで寄りたかったが仕方がない。
二人が監房の鉄格子を開け、中の女囚になにやら話しかけている。
外崎香織という少女囚は、素直に命令に従うようだった。
アスミは少女囚の足元から撮影を行う。
素足に履いている薄汚れた白の布靴。そして鉄の枷。かすかに見える灰色の下着。
そして丈の短い薄青の囚人服。重そうな鎖の結わえ付けられた手枷、首枷、そして革の防声具。
次にアスミはカメラを引き、彼女の全身を写した。

驚くほどの華奢な体つき。ほっそりとした手足。
彼女はとても囚人には見えない、綺麗な顔立ちの少女だった。
その美しい少女に、まさにこれからあの禍々しい革の拘束衣が装着されていく。
アスミは、その光景を想像し、ごくりと息を呑み込んだ。
880午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 16:05:52 ID:hOiTm6nt0
手間取っているようだったが、葛城看守は大倉看守の助けを得ながら、女囚の拘束を進めていく。少女囚は、革の防声具を嵌められてはいるものの、時々小さなうめき声や喘ぎ声を上げている。それでも大きな抵抗をしないのは、行き届いた管理の成果だろうか。

拘束衣の装着が終わると、つづけてAVプラグの挿入が行われるようだった。
アスミはカメラをしっかりと構えた。
言い知れぬさらなる興奮が襲い掛り、息が荒くなるのが自分でもよくわかる。

少女囚の股にあてがわれた器具が、大倉の手によって、ゆっくりと彼女の中に挿し込まれていく。
動くことを禁じられた彼女の両足が、かすかに震えているのが見えた。
881午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 16:11:34 ID:hOiTm6nt0
「さ、両手を」
大倉の命令に素直に従う少女囚。
その彼女の姿は、革の拘束衣と鎖や枷に厳しく戒められていた。
彼女のうつろな目と、一瞬だけ視線が合ったが、アスミは思わずそらした。
「それでは、移送のため囚人の待機場所へと連行します」
大倉の命令。
その哀れな少女囚は、二人の看守に挟まれるような形で歩かされ、回廊の奥にその姿を消した。
その直後、アスミは、膝を折るようにしてその場に崩れ落ちた。
882午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 16:12:12 ID:hOiTm6nt0
あの少女囚に、なってみたい。
あの哀れな女囚になりたい。
あのような姿で、縛られ、つながれ、そして恥ずかしい部分にまで拘束具を施され。

何を私は望んでいるの?
何に興奮しているの??
アスミは激しくこみ上げてくる感情を、抑えきれずにいた。

ふと、空き監房の中に見える、先ほどの革の拘束衣。
アスミは無意識に身に着けていた衣服を脱ぎ捨て、そしてそれを纏い始めた。


わたしも、いつか・・・あんなふうに・・・・





第1部・完
883午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/04(金) 16:14:47 ID:hOiTm6nt0
このあと、あんなことやこんなことをされながら、新しい監獄棟へ
護送されていくことになるのですが、どうでしょうかね。

ではでは。
884名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 17:51:09 ID:hGYwRfI10
乙!
885名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 17:59:00 ID:bOHAyVUG0
うう、いいです!
新しい監獄棟がどんなところか気になります。
続編期待します。がんばって!
886名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:19:09 ID:8wJLcH5y0
流石午後氏、最高です続きをワクテカしながら待ちます  がんばって
887名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 03:28:26 ID:KCjYOnLg0
超超GJです。
久々の午後氏、今回はかなりの大長編な感じ。しかもこんなところで第一部
完なんて、続きがはやく読みたい。
ああ、アスミちゃんも新しい監獄棟で、さらに厳しい拘禁刑を体験レポートさせられる
のでしょうか?新人看守もいい感じです。
ああ、激しく更新期待ハアハア
888名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 08:46:01 ID:/2vkmFAl0
午後氏、萌え萌えです。ハァハァ
889名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 12:43:21 ID:54BBrdzt0
午後氏の過去作品とかまとめてる所ないの?
890名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 15:15:27 ID:xw0dvOvC0
>>889
ないと思うよ。
891名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 16:51:24 ID:KSIWZthk0
892名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 18:58:14 ID:D/uMDpNt0
うおおおおおおおおおおお天才現る!!!!!
映画化キボンヌ!!!!!!!!!!
893名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 20:40:30 ID:m6yhoZS00
>>891
詳細求む
894名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 22:59:41 ID:S1t7DmYR0
>>891
同じく詳細求む
895たらりん:2006/08/05(土) 23:18:00 ID:g1+8Z2+I0
午後氏さん、ついに復活ですね!お待ちしていました。
皆さんの感想どおりとてもいい感じです。哀愁に満ちた女囚の姿を
これからも期待してます。

午後氏さんの作品を落ち着いて皆さん見れるよう、とりあえず私は
しばらくROMりたいと思います。もちろん、止めたわけではありませんよ!
午後氏さんの女囚へのアプローチを参考にしながら、私も今以上の
構想を練りたいなと思っています。
896名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 23:24:08 ID:xw0dvOvC0
>>895
たらりんさん、書いてくれーーーー。
897名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 23:30:26 ID:KCjYOnLg0
続編まだか・・・
898午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/05(土) 23:49:28 ID:02g7qrSb0
わ、反応がありましたね。ありがとうございます。
たらりんさん、もしよければROMらずに・・・。
896さんのリクエストもありますしね。
ちなみに第2部は構想中です。
899名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:08:26 ID:ouKumgtF0
>>893-894
シンシアザミッションっていう漫画です  
刑務所(少年院)風のシーンは殆どこれしかないのでこれ目当てで買うとすごい損かも
ああ こんな感じでその女囚メインの漫画とかないものだろうか
900名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:17:43 ID:JJVheFfj0
>>899
シンシアか。色々アレな漫画だな。アリ
買ってみるかなぁ…・
901名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 11:31:38 ID:cxdWYgUV0
ああ、第二部はまだなのか、つらいな。
しかし午後氏は流石に格の違いを見せ付けたね。
はやく続編更新してください
902名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:06:13 ID:mzqW7aPT0
つか、拘束衣より、手枷足枷鉄球。
903名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:48:15 ID:cxdWYgUV0
>>902 狭量な人にこちらをお勧め、ちゃんとあるんだから
気に入らないなら移動よろ!
!!!鉄の拘束具!!!
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1146946543/l50#tag52
904あぼーん:あぼーん
あぼーん
905名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 20:20:34 ID:z67WW+eY0
>>903
見たが、そのスレには小説ないのだが。
なら、作者を育てる為にも手放しで賞賛するよりも
気になった点は指摘してあげるのが有益だと思う。
906名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 20:21:17 ID:z67WW+eY0
鉄球キボン
907名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 20:22:18 ID:z67WW+eY0
レジャーランド小説にならないように。。
908名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 21:10:49 ID:cxdWYgUV0
>>見たが、そのスレには小説ないのだが。
=じゃあ、そこで自分で書くなり、作者を育てるなり盛り上げたらどうか?
 貴方の嗜好にぴったりのスレだよね

>>気になった点は指摘してあげる
=自分の嗜好に合わないものに文句をつけることは有効じゃないと思う

個人的には(あくまで私個人の嗜好として)鉄球は完全にすれ違い。
ただそういうのが好きな人がいてもいいし、それを中心に書く作者が
いてももちろんいいだろうと思うが、拘束衣はダメ、鉄球書けってのは
甚だ頭悪いよね。次はスレ分けるべきかな?
909午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/06(日) 21:27:18 ID:zw10fW000
あわわ、ちょっとすみません。お互いあまりアツくならないでください。
とりあえず、このスレは「囚人『服』の女の子に萌えるスレ」なので、
「鉄球」云々は確かにスレ違いだと思います。個人的には嫌いじゃないですけどね。
文中では、「鉄枷」に「鎖」という表現で拘束の状況を描いていますが、とりあえず
今のところ、その場面にゴロンと鉄球をプラスして脳内補完してくだれば幸いです。

ちなみに「気になった点を指摘してあげる」というのは、確かにチョット違和感ありますね(;・∀・)
一応スレタイに沿った内容で書いていますので・・・。批判、批評は次回の参考になりますし
作者を「育てる」ことに繋がるけれど「鉄球がでてこないないやん」っていうのは、
内容への個人的な要望であり、スレ住人の総意ではないですよね!?
910午後 ◆mfl6EhR6DM :2006/08/06(日) 21:32:20 ID:zw10fW000
ないないやん、って意味不明。(;・∀・)
「でてこないやん」ね。
スキモノ同士、いがみ合わないで、仲良くしていきましょうよ(*ノ∀`)
もちろん、要望はいっぱいあっていいし、ここはこうしたらとか、ご遠慮なくお願いします。
素人が好きで書いてるものですから、なかなか住人の方全てに満足してもらえるモノを
書くのはホント難しいので、そのてんはカンベンしてくださいです。。。
911名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 21:43:55 ID:z67WW+eY0
>>908
そんなに大げさにならなくても・・・単に希望書いただけでしょう。
少年ジャンプの投稿と一緒ですよ。
小説を書く人は、こんな声に負けずに己のスタンスを追及するべきです。
ただ、個人的にはアレ?と思ったら突っ込みますけどね。

912名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:01:43 ID:z67WW+eY0
萌え!もいいけど、アイディア出すとか、読者も協力するべきだと思います。
913名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:03:52 ID:z67WW+eY0
>>908
萌え萌えです。ハァハァみたいなレスしとけばいいわけ?
914名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:20:31 ID:cxdWYgUV0
申し訳ございませんでした。
多分貴方ではないと思いますが、過去のレスを読んでると鉄球、鉄球、
何はなくとも鉄球なんだ、鉄球出てこないのは読みたくないんだ的な
頭のおかしい人がいたもので(後、やたら焼印、焼印、焼印ていう人や
中世、中世、中世って言う人なんかも違和感を覚えてましたが)それは
アイデアを出すとか協力とは違うだろっておもうわけでした。
915名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:52:27 ID:pTytQPV20
>>913
はたから見ると、ちょっと自分の好みを押し付けてるように見える。
フェチって同じ趣味を持っているようでも細部が人によって違ったりする。
だからいがみ合わずに、またーり行こうよ。

>>914
同意。
>頭のおかしい人
やたら丁寧なしゃべり方の人ですな?

ってか、
午後氏のIDすげえw
916名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 06:03:30 ID:y2U6d+bT0
なんか夏休みな厨な感じだが俺は午後氏の続きが激しく気になるぜ。
がんばって続き書いてくれ。鉄球好きは該当スレで自分で書くといいぜ。
同好の士集まるだろうし、そこでてめーの神作者があらわれるかも知れないぜ。
あとたらりんさんのつづきもまだー。それにしてもフェチはむずかしいぜ
917名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 17:27:54 ID:0HGZqHiC0
女の子への足枷鉄球について。自分たちの脳内変換だけでは不安なんだよ
自分たちがマトモな文章で書き込めたとしてもね。それだけ午後氏の文章が
権威であると同時に精神の癒しになっていたんだよ。
918たらりん:2006/08/07(月) 18:37:45 ID:z4HdfM/m0
午後氏さんが出てこられて、このスレも賑やかになってきましたね!
私もこのスレに少しお世話になって皆さんから反応があるとビクッ
としたもんです。もー書くの止めようかなんてね(~~;

でも大方皆さんのご意見のように色んな女囚がいてもいいと思います。
だから私もあえて熟女のおばさん囚人にしたわけですし…。午後氏さんの
第2部に期待してます。

あと、896さんありがとうございます。私も構想が固まり次第、またこの
スレにお邪魔します。もすこしお待ちくださいね!
919名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 22:17:16 ID:Yt6bdPPq0
鎖鉄球シーンはまだ?
920名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 22:24:21 ID:Yt6bdPPq0
うーん。。。鎖鉄球に拘っているように見える奴もいると思うが、そうじゃないんだよな。
リアリティの問題であって、施設内の移動の際に拘束服を着せる必要性があるだろうか?
レジャーランド小説にも通じるのだが、萌え演出に強引に持って行っているのがどうかと思う。
凶暴な女囚ならわかるんだがね。





921896:2006/08/07(月) 22:26:24 ID:Yt6bdPPq0
>>918
どういたしまして。期待しております。
922名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 04:00:35 ID:nuYK4i2v0
鎖鉄球=リアリティっていわれるのもなんだかなーだし、フェチ版の妄想SSに
リアリティーがない、萌えばっかじゃんっていう文句はさらになんだかなーだし、
>>919-921=鎖鉄球に拘っているように見える奴もいると思うが、
うん、たしかに一人だけいるねー、おめーは自分の趣味にあう板に移動しろよ、だし
なんだかなー
923名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 08:36:00 ID:2Jy8u6NI0
独房の排泄シーンがいい!
924こんなの:2006/08/08(火) 08:55:12 ID:8pW7nZp50
925名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 01:00:31 ID:CrYsZlLe0
裁判傍聴のHP
ttp://keijisaiban.cocolog-nifty.com/
926名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 05:40:45 ID:wzCZXLC40
>920
レジャーランド小説は官能小説であって、刑務所ドキュメントではないはず。
その割にはエロ成分低いが。
 まぁ、書いている人のほとんどは現実の女子刑務所を知っていてそこからファンタジーを構築していると思う。
927:2006/08/09(水) 14:33:14 ID:J/0spASx0
御無沙汰しております。
突然に、ちょっと遠いところにいっておりまして、小説も中断してしまいました。
午後氏のストーリーが出たので、昨晩は読みふけっておりました。
視点の扱い方が実にプロ並みですね。2部楽しみにしております。
たらりんさんのマゾおばさんも、ジワジワきますね。
928名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 00:32:48 ID:tupHbniQ0
鉄仮面っていいな。罠に堕ちて身元のわからない囚人にされてしまう。
929名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 08:46:46 ID:eFNahlZP0
>>928
鉄仮面って囚人の人権を守る目的で考え出されたものでつよ。
身元を一般大衆に知らせないまたは知ってても現在の姿を晒させないというね。
930名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:27:54 ID:HAia7MlQ0
>>929
そういえば、昔は護送時に、顔が見えないように配慮したらしいね。
女囚の数珠繋ぎとかで。
931名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 23:15:47 ID:HAia7MlQ0
>>926
少なくとも、女だけの世界なのにイザコザも何もなくて仲良し倶楽部だもんなあ・・・。
ファンタジーはわかるが、あれもファンタジー、これもファンタジーのインフラで、
リアリティがどんどん遠のいている感じがする。


932931:2006/08/10(木) 23:17:33 ID:HAia7MlQ0
リアリティを無視するのならそれでもいいが、
その辺のサジ加減は午後さんはバランス感覚はあるね。
933名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 02:34:21 ID:lUfNxpvt0
女同士の妬みや嫉妬がないのは女囚物として寂しい気がする。
これが無いとただの、館に監禁されている奴隷と同じか・・・
934名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 05:40:58 ID:D5kWQ3FB0
>>930-933
ワロスワロス
935名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:15:25 ID:bJXnwfG80
ピンク色で護送ってのも萌える。
ttp://choxets.blog8.fc2.com/blog-entry-18.html
936名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 23:07:25 ID:qJIorfR70
>>931
同性同士って嫉妬と足の引っ張り合いがあるでしょ。
アメリカの女子刑務所の映画でも、敵味方があるし。
937名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 04:52:45 ID:YUPcdHQW0
頭の変なやつのせいでこのスレおわったな。
っていうかそいつがずっと自分の趣味おしつけようとしてたんだよな。
なんで自分の趣味にあったスレに移動しないの?
あ、たてても誰も相手にしてくれなくて過疎るからか。
そんなに文句あるんなら自分で好みのSSかけばいいじゃん。
あっ、書いてもだれも褒めてくれないので、また自演しなきゃならないのが
つらいか。
938名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:10:11 ID:MF4T71Re0
>>937
************************************************::
ハイ、終了
************************************************
939名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:11:36 ID:MF4T71Re0
>>937



1 名前:Ricardo ◆JDrajVT7Lo [] 投稿日:2005/05/19(木) 22:51:51 ID:dyQv0yvY
女子刑務所に入っている女の子が萌え♪
逮捕、護送、移送中の女の子の手錠姿、足枷姿に萌える♪
牢屋の中に入っている女囚が好きな人書き込んでくれ。
少女刑務所、女子刑務所で服役する女の子の小説大歓迎♪

小説は脳内妄想でありフィクションです。
SM、拷問フェチではないのでその方は、そちらにどうぞ。
注意:誹謗、嵐厳禁、

前スレ:囚人服の女の子に萌えるスレ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1094580835/l50
940名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:26:40 ID:MF4T71Re0
えー、勘違いしている人いるけど、スレの趣旨内で感想や意見を書くのは自由です。
もちろん希望もね。これは決して押し付けなんかじゃありません。
展開に裏切られる事も喜びに繋がる事も多いです。
午後さんの視点にもこんな切り口があったのか!と萌えながら読ませてもらってます。
あさんもたらりいさんもkそうですが、素晴らしいからこそ、反応が多いのです。


941名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 05:54:45 ID:FLT3DPZp0
>>940
そのとおり。
あさんやファカリーヌさん、その外大勢の(名前を変えたり、無名にしたり)
反応がないためのほとんどイタイ自作自演みたいにみえるものは素晴らしくないからじゃ
ありません。フェチとはそういうものです。そういう偏狭な人間が独占し強要し、無反応に
甚だ理不尽に憤るのがこういうスレの常道なのです。なので、鉄球、焼印、中世、その他が
その他ほとんどを無反応のまま一人でスレをのばした人間を責めてはいけません。
942名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 15:02:55 ID:1HfrKNjk0
午後氏、もどってきて
943名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:11:48 ID:UDzLoy5M0
窓に格子がかかって無くても私は萌えられる。
手錠をかけられていなくても私は萌えられる。

「これから刑の執行を行います」この一文だけで女囚の心にずーんと
現実と哀愁を突きつけられる。

・・・てな感じ。

開放処遇ってどうよ?
 
944名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 13:25:43 ID:/A8b1xy60
>>942
多分執筆中じゃないの?
945名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 20:48:54 ID:/pEr940L0
女の子は貧乳に限るな。鎖付き足枷鉄球だけでなくて
           鎖付き手枷鉄球付きで萌えれるもんね。 
946名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:24:47 ID:iQIAkUbv0
947名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:14:45 ID:XAeQF7w20
>>946
>刑務所の収容人数の増加に伴い、囚人らの新しくできたアリゾナ州フェニックスの刑務所への移動が行われた。移動の際に使用された下着類、スリッパ、
>手錠などは全てピンク色だった。

実際にあるのだな、これで美人か可愛い系なら萌える。
948名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 15:38:05 ID:KoBCDoXG0
>>941
日本語でおk

そろそろ次スレが必要だと思う。
ここも950くらいまできたから、新たなSSは投下し難いだろうし。
午後氏や、たららん氏などは、早く戻ってきて欲しいーー。また萌えたい。

個人的には独房&鎖拘束、鞭打ち緊縛などの懲罰路線も期待したい。
949Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2006/08/23(水) 23:20:56 ID:lBTeMbvl0
>>948

>そろそろ次スレが必要だと思う。

作って来ました。

囚人服の女の子に萌えるスレ3

http://pie.bbspink.com/feti/index.html#1

>個人的には独房&鎖拘束、鞭打ち緊縛などの懲罰路線も期待したい。

フェチの範囲いないなら好いかと思います。
950名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:29:35 ID:3d5w8ViH0
951Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2006/08/23(水) 23:41:11 ID:Pgxj8nJ30
>>950

ありゃURLを貼り間違えてしましました。・・・orz

正しいURLを貼って頂きましてありがとうございます。
952名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:20:00 ID:mDLFz0LH0
sage
953名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 12:37:07 ID:x348XGLq0
hosyu
954名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:21:04 ID:wcW+Mqfk0
ume
955名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 08:52:03 ID:Zk2js/H70
アンドレアは27一年前の少女でした。(その少女は小都市のオフィスで働いてい
ます)。
彼女は普通の生活を送りますが、ある日、変化するつもりでした…

彼女がある日彼女の外に立っている2人の警察官に帰って来たとき、apartment.Weには、
彼らが示したあなたの家を捜す証明書があります。 彼女が尋ねた理由? 彼女が得る答
えは以下の通りであった あなたの手をあなたの背中の過去のこととします!
Andraは今や彼女自身の家で手錠をかけられました、そして、役員のひとりは椅子に腰
を下ろすように彼女に命令しました。
彼らが彼らが探すのを助けるimmidiatlyにクロゼットに行くpolicedogを持っていて、ba
rked.The警察は、彼女の下着で引っ掻き回して、パッケージを見つけます。
tye警察は、これが私のためのドラッグのように聞こえると言って、あなたを逮捕します
!
彼らは、彼女のアパートで300グラムがkokainであることがわかりました。
彼女が話すことができないように、アンドレアはくさびで止められました。
これは彼女がどんなドラッグも一度も使用したことがなかったのがどのように可能であ

かもしれませんか?

次の日に、それは弁護士に会いに来ました。彼女、アンドレアに関して、彼女が、裁判
官のためにそれらがひどい誤りであったと説明しなければならないのは、救援でした!
弁護士のUnfortunatlyは彼女を300グラムのkokainのposessionのために請求して、獄中
の10年まで判決を下すことができると彼女に言いました!
しかし、朗報はあなたが、検察官がbeacuseに獄中のある年をあなたに与えるだけであ
るのを自供するならそれがあなたの最初の犯罪であるということです。

アンドレアは、しかし、私が潔白であると言いました。 はい、彼らはあなたのアパー
トでkokainを見つけました、そして、あなたは代わりにあなたの10年まで判決を下され
ることができるようにそれについて説明することができません。
Andraは、彼女が「犯罪」を認めて、今、翌年獄中で費やさなければならなくて、獄中の
10年を過ごす危険を冒すことができませんでした。
956名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 08:54:30 ID:Zk2js/H70
Immidiatlyである、議決の後に、彼女は、手錠とlegironsに入れられて、部屋に導かれ
ました。 護衛は、あなたが2、3時間彼女を待たなければならないと言いました。 それ
は、部屋の別の少女であり、また、アイロンを入れて、彼女は彼女がthieftにおける、
獄中の6カ月まで判決を下されて、およそ30マイルであったとアンドレアに言いました
都市からの刑務所がある離れたところ。
今日、それは15番目のjanuaryでした、そして、アンドレアが、彼女が獄中の年の残り
を費やさなければならないとわかったとき、彼女はとても無力であると感じました、現
在私に起こること?
2時間後に、彼女のチェーンといったいいつそれで2人の番人が入ったと考えたかとき、
彼女は非常に不愉快であると感じました。
私たちを待ちぼうけをくわせて、続いてください!
legironsで歩きにくかったのですが、アンドレアはバンに番人を最期までやり通さなけ
ればなりませんでした。
彼女がバンのもう片方の少女後部の横で座った後に、今、彼女が顔をつかむことができ
ないように、彼らは席に彼女の左手に折返しをつけさせて、それは非常に不快でした。
1時間後に、刑務所に到着して、護衛は、席から彼女に鎖を解かせて、もう一度それら
に続くように彼女ともう片方の少女に言いました。
彼らが刑務所に入ったとき、護衛は線の上に立って、彼女の全体の名前を言うように彼
女に言いました。
OK、この部屋に入ってください、そして、左へのドアで前述であって、先鋭な状態で私
、護衛を待ってください。
角のベッドは別として、それはむき出しの部屋でした。
それが護衛が来て、彼女のチェーンをアンロックした数分に救援であったのの、後に、
アンドレアは本当にチェーンが嫌でした。
今、あなたは、このかごにイヤリングやあなたの腕時計などのあなたのすべての衣服と
身の回り品を剥取って、置くでしょう。
957名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 08:55:33 ID:Zk2js/H70
したがって、当惑させて、completyの奇妙な人間の正面に私の衣服を取らせてくださ
い!
少なくともそれは婦人看守でした!
あなたのパンティーが取る、護衛は言いました。
私があなたの身体を捜さなければならないので、壁を反対してください。
それ?!
私と言い争わないでください、そして、ちょっとそれをしてください!
護衛は彼女の身体を捜します、そして、髪とその後の彼女の彼女はベッドに横たえるよ
うに彼女に言いました。
脚を広げてください、と言って、アンドレアが今や非常にショックを受けたので、彼女
は、ただそれらを広げて、護衛に臀部に中を見させました。
それが良く、私が何も見つけないで、今、あなたは、左へのドアを通って、シャワーを
浴びることができます。
あなたの新しい服がある15分後に、私はいるでしょう。
それは屈辱的なbodysearchの後のシャワーによって非常に良く感じられました。
15分後に、護衛は彼女の新しい服、オレンジのジャンプスーツ、5個のTシャツ、5ブラの
10個のパンティー、10組のソックス、およびスニーカーの1組と共に戻りました。
ジャンプスーツは別として、あなたはすべての衣服に個人保官責任を持って、それら自
体を洗わなければなりません。あらゆるmondayを新しいものに手に入れるでしょう。
958名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:56:00 ID:3BhBkOYH0
続きはないのか?
959名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 07:58:48 ID:wUKbTqmD0
外人が書いてるのか翻訳にかけたのをコピペしてるのかどちらなのか
960名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 12:59:02 ID:zj4DkyO10
アンドレアは小いさな都市のオフィスで働いてい27才の女性でした。
彼女はそれまで普通の生活を送っていました。ある日が訪れるまでは・・・

ある日、彼女がアパートに帰ってくると、目の前に2人の警察官が立っていました。
そして、突然彼女に、家宅捜索令状を指し示しました。
「理由はなんですか?」彼女は尋ねました。
「両手を背中に廻しなさい。」その答えはこうでした。
彼女は部屋の中で手錠をかけられ、警官の一人は椅子に腰を下ろすように命令しました。彼らは即座に彼らが探すのを助けるにクロゼットに行くpolicedogを持っていて、ba
rked.警官は彼女の下着の中を引っ掻き回して包みを見つけました。
「これはドラッグのように見える。あなたを逮捕します」
それは300グラムのコカインであることがわかりました。
彼女が話すことができないように、アンドレアはくさびで止められました。
彼女はドラッグは一度も使用したことがなかったし、ここにあるのは
ありえなかったからです。
961名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 13:02:57 ID:zj4DkyO10
次の日弁護士は彼女に接見に来ました。
「裁判官にこれは恐ろしい間違いだと説明しなければいけません。」
そして、弁護士は300グラムのコカインで懲役10年までの判決を下すことができると言
いました。しかし、検察官に全面的に自供するなら初犯であり1年で済むということで
す。
アンドレアは自分は潔白であると言いました。
そうですね、だが、彼らはあなたのアパートでコカインを発見しました。
ですが、あなたはそれについて証明することができません。
10年まで判決を下される恐れがあります。
アンドレアは「犯罪」を認めるべきであり、10年の危険を冒すことができませんでした。
962名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 13:32:40 ID:zj4DkyO10
評決の後、すぐに彼女は手錠と足枷をつけられて房に導かれました。
あなたは2、3時間彼女を待たなければならないと女看守は言いました。
それは房のもう一人の手錠と足枷をつけられた女性でした。
彼女は、窃盗で6か月が宣告され、刑務所は都市から約30マイルにあると、
女看守はアンドレアにそれを伝えました、
今日は1月15日です。アンドレアは彼女が刑務所でその年の残りを費やさなければな
らないことに気が付きました。これから私の身に何がふりかかると考えると、それは絶望的でし
た。
その間、鎖と非常に不愉快であると感じていました。二時間後2人の看守が房りました。
「立って! 私たちについてきて!」

足枷で歩きにくかったのですが、アンドレアは護送車まで看守についていかなければな
りませんでした。

彼女が護送車で、もう一人の女性の横で座った後に、顔に手をやることも
できないように、彼らは席に彼女の左手に手錠をつけらられました。
それは非常に不快でした。
963名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 13:38:18 ID:zj4DkyO10
1)
Andrea was a 27 year old girl, who works in a office in a small city.
She lives a ordinary life but one day it was going to change.........

One day when she came home two policemen standing outside her apartment.We
have a warrant to search your home they said. Why she asked ? The answer she
gets was:put your hands behind your back !
Andra was now handcuffed in her own home and one of the officers ordered her
to sit down on a chair.
They had a policedog to help them search who immidiatly goes to a closet and
barked.The police rummage in her underwear and find a package.
This sounds like drugs for me, said tye police, you are under arrest!

They had found 300 gram kokain in her apartment.
Andrea was so chocked so she couldn't speak.
She had never used any drugs, how could this be possible ?

Next day it came a lawyer to see her, it was a relief for Andrea, she must explain for the judge that they had been a terrible mistake !
Unfortunatly the lawyer told her that she had been charged for posession of 300 gram kokain and could be sentenced up to ten years in prison !
But the good news is that if you confess the prosecutor only gives you one year in prison beacuse it's your first crime.

But I'm innocent, Andrea said. Yes, but they have found kokain in your apartment and you can't explain it so you can be sentenced up to ten years instead.
Andra could not risk to spend ten years in prison so she admitted her "crime"
and now she had to spend the next year in prison.
964名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 13:39:01 ID:zj4DkyO10
2)
Immidiatly after the verdict she's being put in handcuffs and legirons,
and being led to a room. You have to wait her for a couple of hours,
the guard said. It was another girl in the room, also put in irons, she told
Andrea that she have been sentenced to six months in prison for thieft,
and that the prison was around 30 miles from the city.
Today it was 15th january and when Andrea realized that she have to spend the
rest of the year in prison she felt so helpless, what will happen to me now ?
After two hours she felt very uncomfortable in her chains and just when she
thought on that two guards came in.
Stand up and follow us !
It was hard to walk with the legirons but Andrea had to follow the guards out
to a van.
After she had sat down beside the other girl back in the van they cuffed her
left hand to the seat so now she couldn't get hold of her face, it was very unpleasant.
After an hour they arrived to the prison and the guard unchained her from the
seat and told her and the other girl to follow them again.
When they came in to the prison a guard told her to stand on a line and tell
her entire name.
Ok, go in to this room and wait for me, the guard said, pointed at a door to
the left.
It was a bare room apart from a bed in a corner.
After a few minutes the guard came in and unlocked her chains, it was a relief,
Andrea really disliked the chains.
Now you shall strip and put all your clothes and personal belongings such as
earrings and your watch in this basket.
So embarrassing, be forced to take of my clothes in front of a complety
strange human !
965名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 13:45:48 ID:zj4DkyO10
At least it was a female guard !
Take of your panties to, the guard said.
Now I have to search your body, stand against the wall.
That ?!??!
Don't argue with me, just do it !
The guard search her body and in her hair and after that she told her to lay
down on the bed.
Spread your legs, she said and Andrea was now so shocked that she just spread
them and let the guard look in her rump.
That's good, I didn't find anything, now you can go through the door to the
left and take a shower.
I will be back in 15 minutes with your new clothes.
It felt very good with a shower after the humiliating bodysearch.
After 15 minutes the guard came back with her new clothes, a orange jumpsuit,
five T-shirts, five bra's ten panties, ten pair of socks and a pair of
sneakers.
You have a personal responsibility for all clothes, you must wash them yourself
apart from the jumpsuit that you will get a new one every monday.
966名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 14:00:59 ID:zj4DkyO10
>>958 続きここまで。ヤフーグループで拾ってきた小説。
3)
After she gets dressed in her prison clothes she was led to her cell.
It was a plain cell with a bed, a toilet, a chair and a small table,not exactly
like her apartment......
-It's only two hours left of the working day so you can wait in your cell,said
the guard.
I suggest that you read about the prison regulations before dinner.
Dinner time is 18:00 and the dining room is on the next floor to the left, you
can't miss it.
When the guard left she immidatly started to read about the regulations,she was
locked in her cell between 21 to 7,
if she shouldn't behave she will be punished,she must work between 8 to 17 and
was aloud one visitor every week, probably the same rules as most prisons.
Now was the first time she had time to think,that shall happen to me now,how ar
e the other prisoners,are they murderes or..... ?
What will happen in the dining room ?
Now she gets really nervous but ten minutes before dinner time she slowly start
ed to walk to the dining room.
She took a plate and get her food and sat down on a empty table.
The room was for around 100 persons, not so big that she had expected.
It was around 50 prisoners there and she felt that many of them looked on her.
Nobody else sat down on her table so she had to eat alone,actually she didn't m
ind,she was still a little bit afraid for the other prisoners.
After the dinner she got back to her cell and 21 sharp they locked the door to
her cell and 22.30 the light was switched off.

end.
967名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:16:08 ID:ydoRGAKH0
残りは俺の翻訳スレとします。
968名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:34:28 ID:blqTrYBC0
1)
アンドレアは27才の若い女で、ある小さな都市でオフィスで働いていた。
彼女の普通の生活は、ある日突然に変わり始めた。

その日アンドレアが自分のアパートに帰ってくると、二人の警官がその前で待ちかまえていた。
「我々は君の家の家宅捜索の令状を持っている」
警官らはそう言った。
「なんでですか?」
「両手を背中に回すんだ!」
アンドレアの問いへの答えは無く、その代わりに彼女の両手は後ろ手に手錠をかけられてしまった。
アンドレアは自分の家の中で拘束され、警官の一人に椅子に座るように命じられた。
警官たちは捜査の補助のために警察犬を連れてきていた。その犬はまっすぐにクロゼットに向かっていくと、そこで吠えて知らせた。警官はクロゼットのアンドレアの下着を引っかき回し、そして何かの包みを見つけ出した。
「やっぱりドラッグだ」
警官は言った。
「貴様を逮捕する!」

彼らがアンドレアのアパートで見つけたのは、300グラムのコカインだった。
アンドレアは唖然として、なにも口に出すことができなかった。
ドラッグなどこれまで一度も使ったことはないのに、なぜこんなことが起こったのだろうか?

次の日弁護士がアンドレアの元を訪れ、彼女を救おうとした。アンドレアは自分の容疑がひどい間違いであると、裁判のために立証しなければならなかった。
だが弁護士が言ったのは暗い話だった。アンドレアはコカイン300グラム所持のために起訴されて、それによって禁固10年もの判決が下されるかもしれない、というのだった。
「だが明るい要素もあります。もし検察官に自分の罪を認めるなら、初犯でもあり禁固1年にまで刑期が短くなるとのことです」
弁護士はそう言った。

「でも、わたしは無実なんです」
「ええ、だが警察はあなたの部屋でコカインを押収し、あなたはそれを釈明できませんでした。だからあなたは最高10年は刑に服さなければならないかもしれないんです」
アンドレアは10年もの間刑務所に囚われることはとてもできなかった。そして彼女の「犯罪」を認めた。アンドレアはその次の年を、収監されて過ごすことになった。
969名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:35:27 ID:blqTrYBC0
2)
判決が下されるとすぐに、アンドレアは鉄の手枷と足枷を嵌められ、一室に引かれていった。
「ここで二時間待っているんだ」
刑務官はそう言ってアンドレアを閉じこめた。
その部屋に別の若い女が連れてこられた。その女も同じように鉄の枷が嵌められていた。窃盗の罪で禁固半年の判決を受け、自分たちは市街から30マイルほど離れた刑務所に連れて行かれるのだとその女は言った。
その日は1月15日だった。そしてアンドレアはこの日からの、一年の残りを収監されて過ごすのだとあらためて認識して、無力感に捕らわれた。これからどんなことが自分に振りかかるのだろうかと、アンドレアはそう思った。
2時間が経つころには、アンドレアは鎖の拘束感に耐えきれなくなってきていた。その時二人の刑務官が部屋に入ってきた。
「立て、一緒に来るんだ!」
鉄の足枷を嵌められた状態は歩きにくかったが、アンドレアは懸命に刑務官について移送車のある場所へと向かった。
もう一人の女囚と隣り合って移送車の席に座ると、刑務官たちはアンドレアの左手を座席に着けられた枷に繋いだ。もう自分の顔を覆うことすらできず、その感覚はひどく不快だった。
一時間ほど移送車に乗せられると、アンドレアたちは刑務所に到着した。刑務官はアンドレアともう一人の若い女を座席に繋いだ枷を外すと、再びついて来るように命じた。
アンドレアたちが刑務所に入ると、刑務官は女囚たちに床に引かれた線の上に立ち、自分の姓名を全て言うように命じた。
「よし、この部屋に入って待っているんだ」
言われた通りにすると刑務官は左側の扉を示してそう言った。そこは片隅に置かれたベッド以外なにもない部屋だった。
数分後、刑務官は戻ってきてアンドレアの鎖を外した。本当に嫌になっていた鎖から解放されて、彼女は安堵した。
「さあ、服を全部脱いで。服とイヤリングや時計などの所持品はこの篭に入れるのよ」
見知らぬ人の目の前で強制的に服を脱がされるのは、とても恥ずかしいことだった。
たとえ相手が女性の刑務官であったとしても。
970名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:39:17 ID:blqTrYBC0
「パンティも脱ぎなさい」
刑務官は言った。
「さあ、体を改めなくちゃいけないから。壁に向かって立ちなさい」
「え…なんなの!?」
「口答えするんじゃない!さっさとしないか!」
刑務官はアンドレアの身体と髪を手で探り、そしてベッドに横たわるように命じた。
「脚を広げなさい」
女性刑務官に言われ、アンドレアはショックを受けたが、言われた通りに脚を開き、刑務官が彼女の尻を見るのに任せた。
「いいわ、なにも問題ないみたいね。さあ、あのドアの向こうに行ってシャワーを浴びなさい。15分以内にお前の新しい服を持ってくるから」
屈辱的な身体検査の後のシャワーは、とても心地よかった。
15分後に刑務官はアンドレアの新しい衣服を持って戻ってきた。一着のオレンジ色のジャンプスーツ、5枚のTシャツ、5枚のブラと10枚のパンティ、それに10組のソックスと一足のスニーカーだった。
「お前は自分の衣服を管理する責任があるのよ。自分で洗濯をしなさい。ただジャンプスーツだけは毎週月曜に新しいのが与えられるわ」
3)
アンドレアが与えられた囚人服を身に着けると、次にその独房に引かれていった。
そこはベッドとトイレ、それに一組の椅子と小さなテーブルを備えた簡素な部屋で、アンドレアのアパートとは違っていた。
「懲役日に二時間だけ出される以外は、お前の独房でじっとしていなさい」
刑務官は言った。
「夕食の前に囚人規約を読んでおいた方がいいわ。夕食は18時ちょうどに上の階の食堂だから、忘れないように」
刑務官が去ると、アンドレアはすぐに囚人規約を読み始めた。21時から7時までは彼女は独房に閉じこめられ、もしおとなしくしていない場合処罰される。
8時から17時までは勤労時間となり、週に一人の面会が許される。おそらくこの規約は全ての囚人に共通なのだろうとアンドレアは思った。
この時が初めて、アンドレアがゆっくりとものを考えることができた時間だった。自分に何が起きているのか、他の囚人たちはどんな人物なのか、人殺しなどの凶悪な犯罪者なのだろうか……?
何が食堂で待っているのだろうか?
971名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:39:48 ID:blqTrYBC0
アンドレアは不安でひどく神経質になっていたが、夕食時間の10分前になると食堂へ足取り重く歩いていった。
皿を取り、自分の食事を受け取ると、アンドレアは空いている席についた。
その部屋には100名ほどの囚人が集まれるようになっていたが、予期していたほど大きな部屋ではなかった。
彼女の周りには50人ほどの囚人たちがいて、その多くがそれぞれにアンドレアを見つめていた。
誰も同じテーブルに着こうとはせず、アンドレアは一人で食事を摂った。実際のところ、アンドレアはそのことを気にするより、他の囚人たちへの怖れが拭えずにいた。
夕食が済むとアンドレアは自分の独房に戻った。21時ちょうどに独房の扉は施錠され、22時半になると照明が消された。
end


一応訳してみたが、これで終わりなのかなほんとに。
972名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:21:40 ID:ydoRGAKH0
>>971
おお、ありがたい。訳してくれたか!
うまい。さすがだよね。
yahoo、グループ p4wの素人小説らしい。3部までうpされてた。
973名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:25:26 ID:ydoRGAKH0
次の小説も翻訳努力するから暇あったら、添削お願いします。
974名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:29:37 ID:ydoRGAKH0
975名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:35:30 ID:ydoRGAKH0
昨年、私はフロリダ(私はドイツからであることです)にU.Sの中で休日を持っていきました。
また、私は、私の友達と開いたトップの自動車を借りることを決定します。
(この目的Zaraのために彼女に電話させてください。)私たちは、周囲をしばらくの間運転しよくセクシーなフロリダの人と
浮気することを決定しました。
旅行については、私が、ある程度のオーバーオールを着用していようが私のデニム陰のあるいは
私のGAP綿オーバーオール(両方、短縮していない)を着用するべきかどうか決定することができなかった、と思いました、
しかしそれらがより快適だったように、私のリー上で決定されました。
また、その後、私たちは駆動に出かけます。
976名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:36:43 ID:ydoRGAKH0
ほとんど楽しい出来事および多くの口笛の数時間の後に、また私たちが会った人から見る、
Policecar、私たちに続くために始められた、そしての後に、しかし、2分は、私たちで上方へ引く
その明かりおよびサイレンを単に閃かしました、どれ、私たちがよいので、lawfull少女は行いました。
2人の警官が自動車に接近しました。また、それらのうちの1つは、彼に私たちのライセンスを
見せてくれるように私とZaraに依頼しました。
私たちはこれをしました。また、彼は、私たちがスピードを上げていたと次に言いました!
私たちが常によく運転してみるとともに、私はこれを理解することができませんでした!
しかし、この時でのように、私たちは反対するつもりでありませんでした、私たち、非常に神経質。
より若い警官が引き抜いた2、紙の部分、また私たちを読み始めたこと、私が思うことは「私たちの権利」と呼ばれます。
その後、最初の警官は、フードに私の手を置いて、自動車に変わるように私に命じました。私はそれを行いました。
977名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:37:56 ID:ydoRGAKH0
私は今非常に脅えました。
しかしながらその後、警官は私を探索し始めました、また、彼は、荒く私の脚の内部を上下に、
および私の胸当てのまわりで手を実行します、
そして最後に彼が私を探索するとともに、私の底、のために、私は、種類の武器を推測します。
1つも見つけなかった後に、彼は、私の背の後ろの私の手を引き、手錠に私を置きます。
Zaraは、私の身にふりかかっていたことを信じることができません、
また、さらに、私は、脅えましたが、それを変にセクシーに感じます。
1人の警官、そのカフス、また今私を探索する、私をまだ座らせる、パトカーへカフス付き。
また、すぐに、私たちは刑務所にいます。
(Zaraはタクシーの中で続きます)私は連れ出され、約3時間セルの中で恐らく2人の他の女性の責任を負い、
uncuffedされ、置かれる(高速進行)。
978名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:39:09 ID:ydoRGAKH0
この時間2警察の後に、この時、女性は私のセルから私を取り出し手錠に私を再び入れます。しかし、この時は正面を提出します。
その後、それらは私のウエストのまわりでチェーンを置き、後部でそれをロックします。
その後、私の手錠はこのチェーンに置かれます。
私は今非常にセクシーに感じます。
私をつなぐ場合とともに、オフィサーのうちの一人は私の底に彼女の手を非常に置きます。
さらに、私は、私の底が私のウエスト鎖が中間中の私のオーバーオールを
引き入れているとともに見られて、非常に容易なことに非常に気づいています。
次に、第2の女性は、大きな手錠であるように見えるものを取り出します。
私は、それらが私の足首用のlegironsであることを悟ります。
彼女は下へ曲がり、私のオーバーオールを引き下ろします、
まで、それら、でしょう、また大きな鋼をロックする、私の全面的な脚の上の各足首上で
しっかりと鳴ります。
979名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:42:29 ID:ydoRGAKH0
その後、巡査のうちの一人は、私が保釈金のためのコートで現われなければならないことを私に説明します。
私が待つ警察ヴァンに歩くことを強いられるのは今です。
チェーンが床にちんと鳴るので、私のチェーンの中で歩くことは非常に困難で、
非常に遅く、worstlyに非常に騒々しい。
ガードマンは、私の底に私の腕の上の、および時々彼女の手を置くことにより、私をガイドします。
どれがよく感じるか。
ヴァンでは、3人の他の女性がいます。
すべては私のようにつながれます。
それらのうちの1つは明るいオレンジのジャンプスーツを着用しています、
別のもの、ペアあるいはジーンズおよび赤いトップ、
また、他方は、ピンクのTシャツを備えた小さな1ペアのデニムshortallsを着用しています。
彼女のshortallsは非常にきつい。また、彼女の大きな胸はほとんど彼女の胸当てから逃げています。
彼女は非常に魅力的で、私に少量のパミラ・アンダーソンに思い出させます。
私が、彼女の後ろのヴァンの後ろに座ることを強いられるとともに、
彼女は私に心強い微笑(恐らくオーバーオールのために)を与えます。
長くない旅行取り分。
980名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:44:07 ID:ydoRGAKH0
また、すぐに、私たちはわずかな時間の後にコートに到着します、ヴァンから取り出されて、一つずつあります。
shortallsを着用している少女は、さらに私のもののような非常に可視の底を持っています。
彼女のウエスト鎖のので。
私は、そこに座るとともに、私のズボンつりのうちの1つが私の肩からスリップしており緩く掛けていることに気づきます、
しかし、私のrestictiveな鎖は大きすぎるので、私が私をガイドする警戒が実現するヴァンを残すことについてそれに達することができないとともに、私ができるほとんどはありません、私の革ひもは緩く、
それが最も賢く見えるところで、私の肩にそれを後ろに上に滑らせます。
私はコート建物へガイドされます。
私が光る鎖を歩かせて、手錠が明るいフロリダ太陽をつかみ、さらに地面でちんと鳴るとして雑音を出すとともに。
私は私たちが様々な廊下を通って法廷ヘ導かれるとともに、建物では、誰でも4人の束縛された囚人を凝視するとともに、非常にembarrasedされたと感じます。
981名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:48:26 ID:ydoRGAKH0
雰囲気はわかってくれるかな?
こういう小説が一大ジャンルなのは素晴らしい。
982名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 15:08:45 ID:bMgtV6K70
わかったからちゃんと日本語になおすくらいしろよ
983名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 16:02:10 ID:PG7e1yCg0
柔道系美少女の梅宮姫子の両足に足枷鉄球を付けたい。
984名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 17:25:24 ID:Ft22Mt3V0
他人が脳みそ使っていちいち訳したのは「添削」で、
自分が翻訳ソフトに掛けて出てきた文をベタ貼りするのは「翻訳」か。
985名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 19:35:57 ID:qVQpCu/l0
つーか、日本人で足枷鉄球小説希望。
986名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 19:37:00 ID:qVQpCu/l0
日本人 + 囚人服+手枷+足枷+鉄球 よろ。
987名無しさん@ピンキー

女囚の年齢 15〜18才が限定の女子刑務所
主人公  終身刑受刑者
場所 日本 1級囚から終身刑受刑者まである。

終身刑受刑者は 常に独房拘禁で手枷+足枷+鉄球で拘束される。
囚人服は袖と膝上までのワンピース。

懲罰シーンのアイディア  週に一度 広場で革鞭
  1級囚 10回
  2級囚 20回
  3級囚 25回
  終身刑 50回

こういう感じで。