立場だけの交換・変化 ４交換目

いわゆる人格が入れ替わる「入れ替え」や性別が変化するTSではなく、 
「肉体や人格はそのまま、突然別の立場に変化する」系統の小説や雑談などをするスレです 

たとえば成人会社員と女子小学生の立場が交換されたり、 
AV女優と女子高生の立場が交換されたり、 
ペットと飼い主の立場が交換されたりと、 
周囲は立場の交換に気づいていたりいなかったり 
交換や変化の内容はさまざまです 



本スレから旧スレの立場に変化したスレ 
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1303052766/

おつおつ
今更だけど本スレから旧スレに立場交換ってセンスが好きだわ

スレ立て乙です。
今回もいろいろなｓｓが来てくれるといいなぁ。

スレ立て乙！

＃予定を変更。４話は三分割になります。今回は中編です。

『泳げ、チハヤちゃん！！』
４話・中編）

　旺盛な食欲を見せて給食を平らげたあとは、食休みもそこそこに体育館に向かう、ちはや達。
　この暑い季節なのに、ミニバスケをやろうという元気さは小学生ならではだろう。男女混合チームだが、この年頃に限れば男女の体格差は極めて接近している。特にちはやの場合、160センチと12歳にしてはかなりの長身なので、むしろポイントゲッターになりうる。
　実際、タッパがあってスポーツ万能なちはや、一見淑やかなお嬢様風ながら同じく運動能力に優れたククル、運動神経は平均程度だが、ふたりとパスなどの意思疎通が完璧な秋枝が揃っていれば、男子相手でも勝つことは難しくない。
　他のチームメイトの男の子ふたりも男の意地にかけて頑張ってくれたので、変則的な５分ハーフ×２の試合が終わった時は、ダブルスコア近い点差をつけて、ちはやのチームが大勝利していた。
　（あぁ……やっぱり小学生ってサイコー！）
　次のチームにコートを譲り、友人ふたりとスポーツドリンクを回し飲みしながら、ハイになった気分でそんなコトを考えるちはや。
　別に｢ロリコン紳士｣的な意味で言ってるわけではない。
　本来の立場──高校１年の男子｢武内千剣破｣として、色々他人には吐露しづらい不満が溜まっていたが故の反動とも言える感想だ。
　たとえば部活。千剣破は確かに運動全般が得意だが、どちらかと言うと球技系を好む傾向がある。
　とくに中学時代はバレーをしていたため、高校でも同じくバレー部に入ろうとしたのだが……２週間足らずで半幽霊部員と化した。160センチ代前半の彼では、どうしても男子高校バレーでは限界があると実感させられたからだ。
　また、これは中学以来思っていることなのだが、男女間の｢壁｣のようなものが、千剣破はあまり好きではなかった。
　無論、ある程度成長した男女に差異が生まれ、いつまでもベタベタしていられないことは、わかる。わかるが……それにしても、千剣破から見て、クラスメイト達の男女のコミュニケーションの断絶はどうにも歯がゆかった。
　もっとも、この辺は個人差と言うか、学校ごとの校風やクラスのカラーの問題でもあるだろう。男子生徒と女子生徒がもっと和気藹藹としているところも少なくはないはずだ。
　ただ、不運なのは、ジェンダー意識に比較的無頓着な千剣破が、そういう線引きの明確なクラスにばかり当たってしまったことだろう。
　そのため、最近の彼は、｢昔(こどものころ)は良かった｣的な一種の｢懐古厨｣じみた心境に陥っていたのだ。

　だからこそ、ミナが持ちだした｢兄妹間の立場入れ替え｣などと言う突拍子もない提案に真っ先に飛び付いたのだ。
　そして……幸か不幸か｢ちはや｣は、水泳以外の部分も含めて、今の立場にひどく満足感を得てしまっていた──心の底で無意識に｢戻りたくないな｣とチラリと考えてしまうほどに。
　そのことが後々大きな意味を持ってくるのだが……この時の｢彼女｣にはそれを知るはずもなかった。

　昼休みのあとの眠い５、６時間目を根性で乗り切り(あまり成績が良くないちはやだが、馬鹿正直な性格から居眠りやサボリとは無縁だった)、迎えた放課後。
　「ち、ちはやちゃん！　ダメだよ、まだ帰っちゃ」
　さて帰ろうかとランドセルを手にしたちはやを、秋絵が慌てて止める。
　「ん？　なんかあったっけ？」
　「あったっけって……今日は月曜日だから、課外クラブの日だよ？」
　秋絵に言われた台詞をちはやは脳内で検証し、僅かなタイムラグののち、かおるから受け継いだ記憶からその事を｢思い出した｣。
　「…………あ！　そっか、クラブがあるの忘れてた」
　桜庭小では、５・６年生に週１回、時間外のクラブ活動を励行している。自由参加という建前ではあるが、ほとんどの生徒はそれなりに｢クラブ｣の時間を楽しみにしていた。
　仲良し３人組に関して言うと、趣味の領域とも言えるコレについては別々のクラブに所属している。
　ククルは茶道部(本人いわく｢テニスのための精神修養にもなりますし｣とのこと)、秋絵は演劇部(秋の文化祭公演でヒロイン役に大抜擢されたらしい)。
　そしてちはやは、｢千剣破｣と同じバレー部だ。もっともこれは、本来の立場でかおるが兄から色々聞いていて興味を持って選んだのだから、とりたてて不思議な話ではないが。
　（なるほどー、だから今日の体育は水泳なのに、スポーツバッグの中に体操服もあったのかー）
　友人ふたりと別れて、体育館横の女子更衣室に急ぐちはや。
　ひとりになったことで｢千剣破｣としての自覚も微妙に復活しているが、４時間目の水泳で既に利用していたせいか、更衣室に入ることに存外抵抗感は少なかった。
　「ちはやん、おっそーい！」
　「ゴメンゴメン、さおりん。や〜、今日クラブあるの忘れて帰りかけちゃったんだよね」
　別のクラスの友人で、同じくバレー部に所属する藍原沙織に明るく謝りつつ、手早く体操服に着替え……ようとして、一瞬ピタッと手が止まる。

　「ん？　どしたの、ちはやん？」
　「あ、うん。なんでもないなんでもない」
　誤魔化し笑いしながら、ちはやは、モソモソと着替える。
　（こ、これ確かにスパッツだけどさぁ……）
　そう、桜庭小学校の女子の体操服は黒のスパッツであった──ただし、その形状を３つから選べるのがミソ。標準的な五分丈やショートパンツに近い三分丈はまだいいとして……。
　（零分丈って……ほとんどブルマーじゃないかーー！）
　極力平静を装って着替えながらも、心の中で真っ赤になっている。男である｢千剣破｣としても、女の子の｢ちはや｣としてもこのボトムは恥ずかし過ぎた。
　もっとも、本来の持ち主であるはずのかおるは極力手足の肌を出す方が好きなタチなので、殆ど着る者のいないコレを選んだのだろう。
　妹(今は｢兄｣だが)の嗜好を恨みながらも、特に意識しなければ自然にソレを履けてしまう今の自分に、ちはやはしばし肩を落としたものの、不思議そうな目で自分を見ている沙織に気づいて、意識を切り替える。
　「──今日のクラブは５年生との紅白戦だよね。がんばろ、さおりん！」
　「あったりまえよ！　五年坊にお姉様との格の違いを見せてあげないとね！！」
　ヒートアップしてる沙織と激励し合いつつ、体育館に向かうちはやの頭からは今の格好に対する羞恥心は既になかった。
　せっかく身長に対するハンデなく──いや、むしろ有利な立場で思い切り好きなバレーが出来るのだ。つまらない雑念如きに煩わされていてはもったいない！
　そんな風に試合に集中したおかげだろうか。
　週１で練習しているとは思えない息の合ったチームプレイとテクニックで、ちはや達６年生の紅組チームは、５年生の白組をほとんど完封に近い形で下す。
　（さすがに下級生相手におとなげなかったかなぁ……ううん、ダメだよ、ちはや。ここは最上級生として、心をオニにして勝負のキビしさを教えてあげないと！）
　そんな風に考えているちはやは、完全に自分の本来の立場を忘れている。
　その後、後輩達にスパイクやレシーブのお手本を見せたり、沙織たちとコンビネーションの実演をしてみせる様子は、完全に｢気さくで頼りになる６年生のお姉さん｣そのものだった。
　まぁ、あとで、更衣室で私服に着替えている最中に、再び自分を取り戻して自己嫌悪に陥るハメになったのだが。

-後編につづく-
──────────────────
＃以上。残る後編は、馨くん側の概況と、放課後、家に帰ったふたりの様子を描写する予定です。

乙！

「勇者の妹」から「魔王の女奴隷」に立場が変わるというのはどうですか？

>9
自分的には、｢勇者の苦労性の妹｣と｢魔王のワガママ娘｣の方がいいかなぁ。
華やかな兄の名声の陰で、縁の下の力持ち的女僧侶の妹は、財政管理その他で苦労してたり（兄は脳筋なバトルマニアなので）。
酒場で愚痴ってたところを｢良かったら代わってあげましょうか｣と踊り子風の少女に囁かれて、つい頷いてしまったところ、翌朝目が覚めると見知らぬ、どう見ても魔族の城の豪華な寝室で目覚めるとか。
無論、昨日の踊り子は人間に化けた魔族の姫。躾の厳しい父(魔王)の束縛を嫌って、適当な相手と立場を入れ替える機会をうかがっていたところ、冒険者一行の一員である妹に白羽の矢が立った。
仕方なく魔王の娘のフリをしての暮らし始める勇者の妹だったが……とか。
ダークエロにしてもコメディにしてもいけそうですね。

＃ところで、ちはやちゃんの続きを投下させていただきます。コレで４話はようやく終了。

『泳げ、チハヤちゃん！！』
４話・後編）

　さて、ドキドキワクワクと言うかオロオロアタフタと言うべきか、戸惑いと好奇に満ちた｢妹｣ちはやの女子小学生ライフに比べると、｢兄｣である馨の高校生活は、平穏かつ平凡と形容して然るべき代物だった。
　もっとも、本人としてはそれに不満を抱いていたわけではない。むしろ逆だ。
　「オーッス、武内！」
　「ん？　あぁ、長谷っちか。おはよ」
　通学路の途中でクラスメイトにして悪友とも言うべき立場の友人、長谷部友成と遭遇し、軽く朝の挨拶を交わす。
　彼は、武内家にもたまに遊びに来るので、｢かおる｣としても見知った存在だが、その年上の少年と｢同級生｣として接するというのは、なかなか興味深い体験だった。
　そのままポツポツ会話を交わしつつ、学校へ向かうふたり。
　ごくありふれた男子高校生の登校風景ではあるが、馨は内心軽く感動していた。
　（これこれ、こーいうサラッとした関係がいいよなぁ）
　たとえば、これが｢かおる｣としての友人ふたり──秋絵とククルなら、遭った途端に、秋絵が飛び付いてくるだろうし、ククルも含めて色々学校に着くまでのべつく暇もなくおしゃべりしないといけないだろう。
　無論ふたりは大事な友達だし、親友とさえ言っても良いと思っているが、それでも女の子同士の過剰にベタベタした関係は、かおるはどうも苦手だったのだ。

　しかも、このふたりなどはまだまだマシな方で、クラスの大半は｢かおる｣であった時の馨の目から見ても、あまりに子供っぽく、それに合わせてつきあうのは少々苦痛だった。
　もっとも、聡明なかおるは、空気が読める子だったので、あからさまに不満を漏らすようなことはしなかったが……。
　そこへいくと、今の馨としての交友関係は、さすがに高校生だけあって、それなりに割り切りがしっかりしていて、｢彼｣の嗜好と一致していた。
　（女の子もガキっぽくないし……）
　チラと自分(本当は兄の千剣破)と比較的仲が良い、女子のグループに視線を向ける。
　艶やかな黒髪をポニーテイルに結った凛々しい剣道娘、桐生院菜緒。
　その親友で、対称的にほんわかしたイメージの小柄な少女、真田乃梨子。
　菜緒とは違った意味で怜悧な印象のある眼鏡っ子にしてクラス委員の、舘川燐。
　彼女達３人と、馨と友成ともうひとりのツレを加えた６人で、夏休みに海水浴に行くことが決まっている……らしい。無論、千剣破からもらった知識だし、実際は｢兄｣が行くことになるのだろう。
　千剣破は、３人のリーダー格の菜緒に気があるようだが……。
　（どう考えても相手にされそうにないけどなぁ）
　素の状態でもある意味千剣破よりしっかりしているうえ、今は立場交換で理性＆知性がブーストされている馨に言わせれば、あの兄ではせいぜい｢弟分扱い｣がよいところだろう。
　馨としては、むしろ保護欲をそそるタイプの乃梨子の方がお似合いな気がする。あるいは、落ち着きのない兄に、文句を言いつつ構ってくれそうな燐のほうが、まだしもか。
　もっとも、そんな色恋沙汰の事ばかり考えていたわけではない。
　むしろ、それ以外の気楽な男子高校生としての生活を、馨は堪能していたと言ってよいだろう。
　退屈なはずの授業時間さえ、読書好きな馨にとっては新鮮でおもしろく感じられたし、学食の混雑は、給食しか知らない｢彼｣の目からは非常に興味深い。
　｢もうひとりのツレ｣である古賀龍司が、２時間目から来たのにも驚かされたが、友成の反応からすると、よくあることのようだ。
　放課後、３人でゲーセンに寄って遊ぶのも、昨日までは寄り道せずに真っ直ぐ帰ることが日課だった元小学生にとっては、とても刺激的な体験だった。
　（くそぅ……ちぃちゃんはズルいや）
　自分達は、趣味嗜好の合う仲良し兄妹だと思っていたし、実際そうだろう。
　でも、｢兄｣は自分が知らないこんな楽しい時間を、今まで満喫していたのだ！
　それが理不尽な憤りであると理解していながらも、馨はそう感じてしまう自分の心を止めることはできなかった。

　　＊　＊　＊　　

　「ただいま」
　「あ、兄さん、お帰り〜」
　馨が家に帰ると、ひと足早く｢妹｣のちはやが帰宅しており、居間のソファに寝転がりながらアイスキャンデーを舐めつつ、何かの漫画を読んでいた。
　ある意味、武内家の兄妹のいつもの光景と言えないこともない──もっとも、今は｢兄＆妹｣が逆転しているワケだが。
　「あ、馨兄さんの本棚から、『ぷりずむ☆コート』のマンガ借りてるよ〜」
　「それは別にいいけど(本来は、僕のじゃないし)……ちぃちゃん」
　「ん〜？」
　生返事する｢妹｣に、馨は溜め息をつく。
　「……パンツ、見えてるよ？」

　──ババッ!!
　という擬音が聞こえそうな勢いで起き上がり、真っ赤になってスカートの裾を押さえるちはや。
　「に、に、に、兄さんのえっち！」
　「いや、妹のお子様パンツ見たからって別段どうってことはないし。それより、スカート履いてる時は、もう少し気をつけた方がいいと思う」
　｢小六の女の子｣としても基礎知識はあっても、さすがにこういうトコロは甘いなぁ……と、考えて、ふと眉を寄せる馨。
　「………」
　「え？　ど、どうかしたの、馨兄さん？」
　急に立ち尽くして黙り込んでしまった馨を気遣ったのか、ちはやが、ソファから立ち上がって顔を覗き込んできた。
　襟元くらいの長さで綺麗に揃えられたショートカットがサラリと揺れ、シンプルな星型の飾りのついたヘアクリップで留めた右の前髪の下から、心配そうな瞳がのぞいている。
　（これは……誰だ？
　あ、いや、もちろん、ちはやだよな。ちょっとボーイッシュだけど、僕の可愛い妹の小学六年生の女の子……）
　──いや、ちょっと待て。
　そもそも自分に妹なんていただろうか？　むしろ、自分の方こそがいも……。

　『ほぅほぅ、やはり汝の方が、自覚を取り戻すのが早いのぅ』
　「ナミ！」「あ、ナミちゃんだ」
　いきなり過ぎる｢神様｣の登場にも、この｢兄妹｣は既に慣れたもののようだ。
　「さっきの感覚って……」
　『うむ、カオルよ。今なら｢自分｣のことがハッキリわかるであろ』
　確かにわかる。自分の名前は、武内かおる。本来は小学六年生の女の子で、現在はナミの神通力(ちから)で、兄と立場を入れ替えている状態だ。
　しかし……。
　「ふぇ！？　どうしたの、ふたりとも？」
　目の前でオロオロしている｢少女｣を見ても、馨の頭の中では、ソレがあの｢兄｣とどうしても結びつかなかった。
　いや、顔は確かに兄の千剣破のものなのだが、あどけない表情や、さりげなく自分に甘えてくる仕草は、下手したらいつもの自分以上に｢妹｣そのものという感じなのだ。
　「どういうことなの、ナミ？」
　『自我の確固たる汝に比べて、チハヤは比較的流されやすい性格をしているからの。状況に対する適応能力が高いとも言えるが……』
　要するに、現在の立場に染まりまくってるということなのだろう。
　『なに、心配はいらぬ。我らが一同に会すれば、間もなく本来の自覚が戻るように仕掛けてあるでな』
　ナミの言葉通り、それから僅か１分足らずで、ちはやも｢千剣破｣としての意識を取り戻したのだが……さっきまでの自分の言動を思い返して軽く凹んでしまったことは言うまでもない。

　『それで、どうする？　このまま入れ替えを続けるかえ？』
　台所で夕飯の支度をしている母を慮って、場所を馨(本来は千剣破)の部屋に移して、話を続ける三人(ふたりと１柱？)。
　「え？　今更止められるの？」
　意外そうな声をあげるちはや。

　『うむ。我としてもこの術を実際に使うのは初めて故｢かかり｣を甘くしてある。実際にれ替わってみたうえで、もし汝らが止めたいと言うなら、この場で強制的に術を解くことは不可能ではない』
　ナミの言葉に、ちはやと馨は顔を見合わせた。
　確かに、今日半日、戸惑ったり恥ずかしかったりしたことは皆無ではない。
　けれど……。
　「──ちぃちゃん、水泳の方はどう？　天迫先生に教わればうまくなれそう？」
　本来の目的である｢カナヅチの脱却｣が可能かどうかを、馨が問う。
　「う、うん、たぶん。今日だけでバタ足ができるようになったし……」
　この調子なら、あと２、３回の授業で何とか25メートル位は普通に泳げるようになるかもしれない。
　「そっか……うん、じゃあ、僕は続けるのに賛成するよ。高校生活も面白いしね。ちぃちゃんに異論がなければ、しばらくこのままでいいんじゃない？」
　理路整然とした馨の発言につられるように、ちはやも頷く。
　「ぼくも……このまま、やってみたいかな。さっき言ったとおり、たぶんあと少しで泳げるようになると思うし……」
　『ふむ。両者とも｢継続｣と言うことで異論はないようじゃな。なれば！』
　馨の勉強机の上に仁王立ちになったナミは、いつもの大幣を高々と振り上げる。
　『かけまくもかしこき すくなひこなのみかみ……』
　呪文のような祝詞を唱えつつシャランシャランと大幣を左右に振ると、そこんら溢れた光の粒が、ちはや達の身体へと降り注ぐ。
　お風呂に浸かった時のような、少し熱いが、決して不快ではない感覚が心身に浸透してくるのを、ふたりは感じる。
　『……かしこみかしこみもまをす』
　程なく、ナミの祝詞が終わる。
　「どう、なったの？」
　おそるおそる、ちはやが聞いてみる。

　『なに、先程言ったとおり、かかりが甘かった部分を補強して完全なものにしたのじゃ。
　ふたりの立場を戻すには、チハヤが｢キチンと泳げるようになる｣ことが絶対条件じゃ。それが満たされぬ限り、もはや術者である我にもこの術は解けぬ』
　改めてそう宣言されると、自分達が大それたコトを決断してしまったのではないかという焦燥に、ふたりは駆られる。
　『なに、悪いことばかりではないぞ。まず、これまでのようにこの家を中心とした一定範囲のみならず、日本全国どこへ行っても、お主らは｢兄・馨｣と｢妹・ちはや｣として万人に認識される。
　また、現在の如く我ら三人が揃って顔を合わせなければ、ふとした弾みに本来の自覚が戻って決まり悪く思うようなこともなくなるはずじゃ』
　ま、違う性、違う立場を疑似的とは言え体験できるなぞ、神魔の介入でもない限り滅多にできぬ希少な経験ゆえ、せいぜい楽しむがよい。
　そう締めくくるナミの言葉に、｢兄妹｣は大きく頷いたのだった。

-つづく-
──────────────────
＃以上でようやく４話終了。戻るチャンスがあったのに、ふたりは戻りませんでした。はたしてその事が吉と出るか凶と出るか……って、まぁ、プロローグから予想はつくワケですが。
＃次回、５話では、ちはやのスクールライフ、そして週末のお出かけを描く予定。もしかしたらお出かけ編は６話にずれ込むかもしれませんが。

>>15
乙！
ちはやちゃんかわいいです。
続き楽しみに待ってます。

泳げの作者さん乙です
元兄の方染まりすぎで立場交換の醍醐味がなくなりかけてる気が…ｗ

作者です。＞17の言い分は誠にごもっともなのですが、多少意図的なものです。
私がこれまでに書いた｢女子高生・渡良瀬和己｣｢次期当主はメイドさん！？｣｢要12歳、職業・女子高生｣が、すべて女性側からの意志で、立場入替が起こりました。
対して本作では、入替に積極的なのは男性である千剣破のほうです。そのため、前３作のような無意識のストッパーが働かず、流されてしまうという理屈。
今後、小六の女の子に馴染んでいるちはやちゃんを神視点から｢おーおー、めんこくなりよってからにｗ｣と生暖かい目でニヤニヤ見守っていただけると幸い。
また、4話の最後に仕込みました通り、どれほど馴染んでも、逆にあの３人(兄妹+ナミ)が揃うとリセットがかかる(我に返る)ので、ある意味残酷な仕様かも。

＞泳げ、チハヤちゃん！！４話　中編　後編
GJ！面白いですとっても。
０分丈スパッツってあったんですね。
1分丈は制服でスカート短くした時とか下に履くので知っていましたが、スポーツとかで使うんですね。
露出好きならいっその事ランニングパンツの様にローレグタイプにしても良いかも。
そして脚ぐりの食い込みとかが気になり恥ずかしがるチハやんを見たいですｗ

これからもチハやんに萌えつつ展開に期待しています＾＾


>>1
今更ですがスレ立て乙です＾＾

隊長！　ＳＳが……ＳＳが読みたいであります！

前スレの>>620誰かSSにしてくれないか

それを言ったら断然３交換目の490のＳＳを希望する
実習生を男で、514の意見も入れて周りから恥ずかしい格好と羞恥を煽られたり
入れ替わった幼女に慰められたり
518の意見も入れてお漏らしして入れ替わった幼女にオムツあてられるのもやって欲しい

>>21-22
他人が書くのを待ってるより自分で書いてみては？

ここでただ求めてる奴らは、文才がないんじゃなくて、
面倒だから書いてないだけのように思えるがな
一回試しに（投下せんでもいいから）書いてみ？色々捗るから

あと、>>22の話なら恥辱庵さんに頼んだほうがいいんでねーの？

別にあれが見たいとかこれが見たいって書き込むぐらいいいだろ
あまり過剰反応すんなや
どうもここの書き手はナイーブ過ぎる
ここではスルー力を発揮するのが平和だなし

過剰反応はお前の方なんでねーの？
何で書き手を叩き始めたのか本気で意味が分からんｗ

とりあえず、クレクレ君は見てて見苦しいのは確かだと思うぞ
書き手でなくても嫌な気分になるわ

あ〜、なんか自分の書き込みがキッカケで荒れたなら申し訳ない。
チハヤの5話が書き悩んでいるのと、自分以外の作品が見たいと言う思いで、
ついはしたなく求めてしまいました。
や、でも、色々なシチュがあることは重要だと思うのですよ。

＃というわけで、ＳＳ投下。スランプに入ったのか、かなり難産でした。プロットを消化しつつ、指摘あった部分にも言及しようとしたのですが……ふたたび前後編に分割するハメに。
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『泳げ、チハヤちゃん！！』
５話・前編）

　ナミにより術の補完がされた日の翌朝。家族の前に姿を現したちはやの様子は、どこか微妙におかしかった。
　たとえば朝食の席でも、｢ごくあたりまえの小六女子｣らしい可愛らしい表情を見せていたかと思うと、いきなり口を押さえてアタフタしたり……。
　食後に歯を磨きながら鏡を覗いていたかと思うと、躊躇いつつ、前髪をまとめた髪留めを外したり……。もっとも、未練がましくそれをスカートのポケットに入れたりしていたが。
　「──いってきまーす……」
　家を出る時の挨拶も、いつも元気なこの家の子にしては、どこか力がない。

　そんな｢妹｣の様子を、ふたつの影がこっそり物陰から覗いている。
　「……アレってやっぱり、気にしてるのかなぁ？」
　『で、あろうな』
　言うまでもなく｢兄｣(本来は妹)の馨と、ナミこと須久那御守である。
　『おおかた、昨日は勢いで了解したものの、ひと晩眠って目が覚めると、自分が完全に別人になってしまったように感じて、不安になったのじゃろう』
　ちはやの不審な言動の理由は、ナミにはお通しであった。
　実際まさにその通りで、今朝目覚めたちはやは、｢武内家の小学６年生の娘で、兄・馨の妹｣という立場に完全に馴染み、それに即した行動をとれるようになっていた。
　それでいて、昨日の朝のように、ナミによる立場入れ替えの事実を忘れていたワケではない。そういう術がかけられていることを知識として理解しつつ、それにこだわることなく、ごく自然に｢12歳の少女｣として振る舞える──いや、振る舞ってしまう。
　自分が本来は｢武内千剣破｣であることがわかっていても、とくに意識していないと｢ちはや｣らしい言葉づかいや仕草をしているのだ。なまじ｢自分は本来、高校生の男である｣という記憶があるだけに、かえって動揺しているらしい。

　『やれやれ、せっかくボロ出さぬように術を強化してやったと言うに、コレではむしろ逆効果か』
　「うーん、あんな調子で秋絵ちゃんたちに心配かけないといいけど」
　馨も本来は自分のいるべき立場だけあって、人間関係を心配しているようだ。
　「念のため聞くけど……この術、｢立場｣を交換してるだけじゃないよね？」
　『うむ。さすがに汝は聡明だな。その通り。立場交換と知識の一部交換に加えて、汝らの現在の立場にふさわしい言動を実行できる術も補助で加えておるよ。昨日の強化は主に、その部分に関わるものじゃ』
　｢こんな複雑な術を使える神(もの)はそうそうおらぬぞ｣と、ナミが小さい身体で胸を張る。
　「現在の立場にふさわしい言動、かぁ。ねぇ、その判断の根拠はどうなってるのかな？」
　『それはもちろん汝らの……って、そうか。しまった！』
　得意げだったナミの様子が一転し、いきなり表情が硬くなった。
　「何か不都合でも？」
　さすがに、馨の顔も険しくなる。
　『あー、その……じゃな』
　ナミの説明を要約すると、この術は、｢現在の立場にふさわしい｣という基準を設けるために、無意識に本人の魂にその状態をシミュレートさせているらしい。
　ちはやを例にとって言えば、｢武内千剣破の魂｣に、彼が思い描くところの｢12歳の女の子らしい言葉づかいや行動、嗜好、さらには思考形態｣までをイメージさせ、それに従って｢武内ちはやの身体｣は行動しているのだ。
　『それにより、自らの立場と言動、"いめーじ"のズレを防ぐ効果があるのじゃが……』
　「が？」
　『言い換えれば、それは脳内、正確には魂内で常に｢女の子らしい自分｣が"しむれーしぉん"されておるということ。その影響力は"てれび"や映画の比ではない』
　あえて例えるなら、体感型RPGで常時ネカマプレイしているようなものだろうか。
　「は、はは……事が終わった時、ちぃちゃんの漢らしさが多大なダメージを受けてないといいね」
　馨としても乾いた笑いを漏らすしかない。
　思春期の女の子じみた乙女ちっくさを垣間見せる男子高校生──想像すると、とてつもなくシュールだ。
　『しかし……同じ術に掛かっていると言うに、汝は別段変ってるようには見えぬの？』
　ふと、ナミは気になっていた点を馨に訊く。
　「ああ……僕は、ほら、元々自分が女だって意識が薄いからね。たとえるなら、−１が＋１になったって、実質的な差はあまりないでしょ」
　『ふむ、成程。その理屈で言えば、なんだかんだ言って彼奴も"ぷらす10"くらいの｢男度｣はあったのかもしれぬな』
　その｢＋10｣がベクトルを真逆に変え｢−10｣に変じれば、絶対値で言えば20の差異があることになる。その差(ギャップ)の大きさもまた、ちはやを戸惑わせているのかもしれなかった。

　　＊　＊　＊　　

　さて、馨の心配は実にもっともで、登校時から昼休みまで、いまひとつ覇気に欠けるちはやは、親友ふたりを筆頭に周囲の人間何人かを戸惑い、心配させることになった。
　昼休みの給食の時間も、本人はごく自然に振る舞っているつもりらしいが、少しでも｢彼女｣を知る者から見れば、明らかにギクシャクしている。
　｢いつも通り｣好物をお代わりしようとして、なぜか恥ずかしくなって躊躇い、それでもお代わりしたはいいが、健啖なはずの｢彼女｣が全部食べ切れずに残してしまったり……。
　秋絵やククルと談笑していた最中、服装を可愛いと褒められ、はにかんだ笑みを浮かべたのち、ふと面喰ったように黙り込み、ぎこちなく｢ま、ママが無理矢理着ろって言うから｣と言い訳してみたり……。
　（明らかに……）（おかしいですわね）
　親友ふたりがアイコンタクトしているのにも気づかないで、ポーッとグラウンドで三角ベースしている男子を眺めていたりする。
　無論、秋絵たちも｢何か悩みでもあるのか？｣｢それとも身体の調子が悪いのか？｣と聞いてみたのだが、｢だいじょうぶ、ぼくはいつも元気げんき！｣とははぐらかされてしまった。
　だが、クラスのムードメーカーと言っても過言ではない｢武内ちはや｣の異状に気づいていたのは、友人達だけではなかった。

　　＊　＊　＊　　

　放課後、ちはやは担任である星乃に面談室へと呼び出されていた。
　「なんだろ？　ようやっと家に帰れると思ったのに」
　小学校にいる事自体が嫌なワケではない。無味乾燥は言い過ぎでも、どうも潤いに欠ける高校での生活に比べて、授業の楽しさや親密な友達関係など、むしろとても充実していると言っても過言ではなかった。
　だからこそ、そんな(少し大げさに言えば)｢キラキラした毎日｣に慣れてしまったら、元の高校生に戻った時、ギャップでいっそう辛くなる──そう思って、ちはやは必死で慣れてしまわないように自制しているのだ。

　とは言え、教師の呼び出しをブッチできるほど、フリーダムな性格でもないちはやは、素直に面談室に向かっていた。
　「しつれいしまーす！」
　あえて元気に声をあげてから、部屋に入る。
　「ああ、待っていたわ、武内さん」
　天迫星乃は、いつも通り優しい笑顔でちはやを迎えてくれた。

　しかし……。
　「ごめんなさい。変なことを訊くようだけど……貴女、本当に武内さん？」
　しばしの雑談の後、本題に入った星乃の言葉は鋭くちはやの小さな胸を抉った。
　「──じ、実は……」
　｢ごく普通の12歳の女の子｣にしては、あまりに複雑な悩みを抱えていたちはやの心は、どうやら限界だったようだ。
　豆腐メンタルと言うなかれ。｢16歳の男子高校生｣のままならば、ちはやとて、この程度のストレスに潰れることはなかっただろう。
　しかし、ナミの術の影響で、思考形態が徐々に｢思春期の女の子｣に染まり始めている｢彼女｣にとって、秘密をひとり(馨達もいるが、あくまで学校では)で抱え込むのは大きな負担になっていた。
　気が付けば、ちとはやは、明確に口止めさせていたわけでないのをいいことに、星乃に現在の状況に関して洗いざらい話してしまっていた。

　「はは……おかしいですよね。高校生の男のクセに、妹に──小学６年生の女の子の立場にあこがれるなんて」
　泣きベソをかきながら自嘲するちはやを、けれど星乃は暖かく受け止めてくれた。
　「ううん、ちっとも変なコトじゃないわ、武内さん」
　背丈は小柄ながら豊満な星乃の胸に抱きしめられたちはやが感じたのは、けれど決して欲情の類いではなく、安らぎとも憧憬とも言える感情だった。
　（あぁ……やっぱり、星乃先生ってお姉ちゃんみたい）
　近所の幼馴染や同世代の親戚の中でも｢千剣破｣はいちばん年上であり、姉的存在に甘えると言う経験がなかったぶん、コレは効いた。
　ようやく落ち着いたちはやに、星乃はこの秘密は守ること、｢彼｣を決して軽蔑していないこと、可能な限りちはやの小学生生活をサポートすることを告げた。
　「ありがとう、先生……でも、どうして、そんなに親切にしてくれるんですか？」
　如何に他人からは女の子としか認識できないとは言え、中味が男であることに間違いはないのだ。ちはやの言うことを｢子供の戯言｣と信じてないワケでもなさそうだし……。
　「うーん、そうねぇ。ひとつには、先生も武内さんの気持ちが何となくわかるから、かしら。ねぇ武内さん、先生も昔は男の子だったって言ったら、信じる？」
　「まさか！？」
　目を見開くちはやに、星乃は曖昧に微笑むだけ。実際、かつて星乃が男性であったのは事実だが、ここではその詳細は省く。
　「それともうひとつは……武内さんは、先生の大切な教え子だもの。力になってあげるのは当然でしょ？」
　「グスッ……せんせぇ〜！」
　我が子を慈しむ母親のような、慈愛に満ちた笑顔を向けられて、再びちはやの涙腺が決壊した。もっとも、今度は悲しみではなく喜びからではあったが。

　　＊　＊　＊　　

　「ただいま〜！」
　今朝の出がけとはうって代わって、明るい様子で帰宅したちはやを見て、｢妹｣が心配で寄り道もせずに帰って来ていた馨(及び隠れて見ているナミ)は目を丸くした。
　「何があったんだろ？　秋絵ちゃんたちの御蔭かな？」
　『さての。しかし、少なくとも今のチハヤにうじうじ悩んでいる様子はない。"気"を見れば一目瞭然ゆえ』
　一応、｢兄｣として馨がそれとなく聞いてみたところ、事情が担任の先生にバレたが、内緒にしたうえ、水泳の件など手伝ってくれるということになったらしい。
　「そういうわけだから、馨兄さん。しばらく兄さんの立場を、ぼくに貸しておいてください」
　神妙な顔で頭を下げられては、馨としても嫌とは言えない。元より、馨自身は現在の高校生生活になんら不満はないのだ。
　鷹揚に頷いて、「まぁ、水泳のこととか色々頑張れ｣とポンポンと頭を軽く叩くように撫でてから、馨は自室(本来の千剣破の部屋)にとって返して、座卓の前にあぐらをかいて座りこむ。
　『そんなことがあったとはな』
　宙にポムッと姿を現したナミが、テーブルの上に舞い降りる。
　「まぁ、ホッちゃん……天迫先生なら納得かな。ん、どうしたの、ナミ、難しい顔して」
　『──いや、何でもない。気にするな。そうか……第三者に術の件が知られたか』
　ナミの表情は絶対｢何でもある｣ことを物語っていたが、エアリード能力の高い馨は深くは追及しなかった。この小さな守り神様は、本当に必要ならば教えてくれるだろう。
　『チハヤの件はともかく、カオル。汝の方は問題ないのか？　水練の授業なぞは、どうしておる？』
　「どうって……普通に泳いでるけど」
　『──男の海水ぱんつを履いてか？』
　「そりゃそうだよ。今の僕は男子高校生なんだし」
　いくら貧乳、いやほぼ無乳とは言え、本来は花も恥じらう年頃の娘が、上半身裸で泳ぐのはどうかと思うナミだったが、当の本人はまったく気にしてないらしい。
　（なんだかんだで此奴も、元に戻ったら色々問題が発生しそうよな）
　７分の善意と３分の悪戯心で自分から持ちかけた話とは言え、兄妹ふたりの人生に大きな波乱をもたらしそうな気配を察知して、さすがに少なからず反省せざるを得ない武内家の守り神なのであった。

-５話後編につづく-
──────────────────
＃以上。うーん、やはり駆け足気味。三人称視点だと主人公の心情描写が薄くなるのが自分の欠点かなぁ。次回後編で物語が急展開。まぁ、前スレでのダイジェストを読んだ方は先刻ご承知でしょうが。６話がエピローグになる予定です。

＞泳げ、チハヤちゃん！！５話　前編
GJです！悩むチハやんも可愛いです。
気にしな過ぎる妹の馨もカッコイイです＾＾
続きが楽しみです。

SSは自分も書かないととは思っているのですが、
実は別なスレ向けのをずっと書いていまして続きものはおろか、
立場交換ものを書いていないです＾＾；
SSを欲しておられたのにすいませんm(＿ ＿)m

泳げチハヤちゃん楽しく読んでいます。
頑張って下さい。

>>24
立場の幼女化とオムツ＋陵辱は十月兎の方がお勧め
無料じゃないけどな

有料だからこそ要求をある程度汲んでくれたりもするよな

ttp://www.ichijinsha.co.jp/iris/
来月新刊の「姫神の誤算　少年に憂鬱のドレス、少女に騎士の剣」が立場交換っぽい

>>37
立場交換と言っても倒錯感は無さそうだな
ただ女の子が騎士として頑張っていく活劇ものって感じの話しになりそうだ

泳げチハヤちゃんの作者乙
うちのマンションにも神様居ないかな
同じマンションのお姉さんと立場交換してもらいたい
そして俺の立場になったお姉さんと付き合う

>>39
セックルはどうするんだ

俺「なんだ爺さん!?俺の部屋に？」
神様「ワシはここの土地神じゃ、この建物を建てると行きお社を屋上に移されてからはこの建物の守護をしておる」
俺「神様!?」
神様「いかにも。お主同じ建物に住む娘を好いておるの」
俺「お姉さんの事か？ああ大好きだぜ」
神様「好いておるからと言って、あまりまとわりつく様な事をするでない。娘が迷惑しておるぞ」
俺「ええっ!?」
神様「人を好きになる事は良い事じゃが、もう少し相手の身になるのじゃ」
俺「そんな、俺はただお姉さんの事が好きなだけなのに」
神様「じゃったら少しばかり判ってもらおうかの。ほいさ〜」

※　※　※

俺「ん？ここはどこだ？俺の部屋じゃない」
神様「なに、ちょいと神力をな」
俺「ここはお姉さんの部屋？　しかも俺が着ているのはお姉さんの服!?」
神様「おまえさんと娘の立場を入れ替えたんじゃ。自分のしている事を身をもって体験すると良いじゃろ」
お姉さんな俺「なに？じゃあ、俺はお姉さんになっているのか？」
神様「そうじゃ、立場だけで身体は変わっておらんがな」
お姉さんな俺「なんと！俺がお姉さん？ならばやる事は一つ！」
神様「ん？何をするのじゃ？」
お姉さんな俺「俺なお姉さんに告白して付き合うのだ！お姉さんに告白されて俺が断るはずが無い！」
神様「なんじゃと!?　おい、待つのじゃ…。　行ってしもうたわい。まったく何と言うやつなんじゃ」


#ちょっとインスピレーション、朝から書いている場合じゃないのに＾＾；

>>41
ワロタｗ　ぜひ、続きが読みたいです。

私も方も後編を。今回はちょっと短めです。
---------------------------------
『泳げ、チハヤちゃん！！』
５話後編）


　｢ちはや｣が桜庭小学校に通うようになって３日目の水曜日。
　星乃のカウンセリングを受けたおかげか、前日の不審な様子が嘘のように、ちはやは(矛盾するようだが)落ち着きと元気を取り戻していた。
　昨日の｢兄｣との話し合いで、少なくとも今週いっぱいは今の状態を続けることになったためか、｢現状｣を肯定的に受け止め、楽しむ覚悟ができたようだ。
　その証拠に、今日は淡いクリーム色のジョーゼット地のブラウスの襟元にブルーの紐タイを蝶結びにして、かなり思い切ったミニの白いプリーツスカートとニーソックスを履いている。
　さらに髪の毛にも、いつもの子供っぽい髪留めではなく、紐タイとお揃いの細めの青いリボンをカチューシャのようにして結んでいる。
　背が高く、また精神年齢や顔立ちも(当然のことながら)｢12歳｣としては大人びているため、そんな格好をしていると中学生くらいの美少女に見えた。
　「へぇ、いい感じだね。可愛いと思うよ、ちぃちゃん」
　「えへ、ありがと、馨兄さん」
　｢兄｣の馨に褒められても、少しはにかんだように微笑むが、昨日までのようにアタフタはしていない。どうやら本気で腹をくくったようだ。もともと、今回の立場交換は｢彼女｣のためのものなので、ある意味当然とも言えるが。
　「それにしても、エラく気合い入れてオシャレしてるね」
　「うん。放課後、ククルちゃんの家にお呼ばれしてるから……」
　｢兄妹｣の会話が弾んでいる様子を、姿を消して見ていた守り神ナミも、これならひと安心か、と胸を撫で下ろしていた。

　　＊　＊　＊　　

　「はーい、そう、そんな感じ。巧いわよ、武内さん」
　今日の５時間目は、ちはやにとって２度目の水泳の授業だった。
　幸いにして｢彼女｣の事情を知った担任の星乃は、極端なエコひいきにならない程度にちはやのことを気に掛け、熱心に指導してくれている。
　おかげでちはやは、今回の授業で平泳ぎの基本と息継ぎについて何とかものにすることができた。
　「さすが、去年一度泳げるようになってたから、覚え直すのも早いね、ちはやちゃん！」
　「ちはやさんは運動神抜群ですからね」
　「ニハハ、ふたりとも褒めすぎだって」
　キャッキャと談笑しながら水着から着替える３人。開き直った強みか、すでにちはやもその光景に自分が混じっていて何ら違和感を覚えている様子がないのは、感心するべきなのかどうか……。

　そして、６時間目の国語の授業ののち、帰りのホームルームを経て、無事に放課後となった。
　朝、出がけに家族に報告しておいた通り、今日の放課後は、ちはやは秋枝とともにククルの家に遊びに行くことになっていたのだが……。
　「ふわぁ〜」
　ポカンと口を開けて、田川邸の玄関──正確には門扉から、邸内を眺めるちはや。
　「どうかされましたか、ちはやさん？」
　「いやその……なんべん来ても、おっきくてきれいなお屋敷だなぁと思って」
　無論、｢武内ちはや｣がこの屋敷に来たのは初めてだが、千剣破としてはかおるから何度か遊びに行った話を聞いている。と、なると｢ちはや｣もここに来たことがあると考えるべきだろう。
　「あはは、ちはやちゃん、いっつもおんなじコト言ってるね」
　秋枝の言葉を聞く限り、どうやら正解だったようだ。
　それに、｢彼女｣自身も、どういうワケか何となく見覚えがあるような気がしていた。
　「だって、ホントに広いんだもん。ウチとは大ちがいだよ〜」
　「ウフフ……おほめにあずかり、光栄です。わたくしは、ちはやさんの所のような日本家屋もステキだと思いますけど。
　さ、お茶の用意もできているそうですので、まいりましょう」
　ククルに促されて、ちはやたちも歩みを進める。

　田川家は、門から本館の玄関まで歩いて優に２分あまり。そして、玄関からククルの部屋までも同じくらいかかる白亜の洋式豪邸なのだ。
　23区内ではないとは言え、首都圏にある個人の家とはとても思えぬ広さで、確かに小学生ならずとも感心したくなるだろう。
　もっとも、両親の方針なのか、ククルの部屋自体は畳換算18畳程度で、それほど非常識な広さではない(日本の住宅事情からすれば十分広いが)。壁紙やカーテン、調度類の装飾なども、上質ではあるが普通のローティーンの女の子らしいものだ。
　一流シェフの手で作られたスコーンをお茶受けに、顔馴染みのククル付きメイドさんが淹れてくれた紅茶を飲みながらおしゃべりする３人。
　最初こそ、いかにもな｢お屋敷｣オーラに圧倒されていたちはやも、ククルや秋枝が平然としているのに加えて、メイドの泰葉さんほか邸内で会う人たちが皆、彼女らに好意的なので、すぐに慣れてくつろいでいた。
　学校でいつも一緒にいるとは言え、そこは年頃の女の子｢３人｣。学校のこと、友達のこと、最近のテレビ番組のこと、マンガ雑誌のこと、ファッションのこと……と、いくらでも話題は尽きない。

　夕方になり、ククルの両親が顔を娘の部屋に顔を出す。
　父親の孝司氏は、某国立大学の名誉教授かつベストセラー本を何冊も出している著名な考古学者であり、母親のシャミー女史は、大手アパレル会社のオーナー会長だ。
　ふたりとも多忙極まりないはずなのだが、可愛い愛娘のためにも朝夕のご飯は必ず共にする子煩悩(おやばか)さんであり、かつ夫婦仲も非常に良い。
　また、秋枝やちはやとも既に何度か顔を合わせたことのある顔馴染みだ(無論、本当は｢ちはや｣ではなく｢かおる｣と、だが)。
　「お邪魔してます、おじさま、おばさま」
　ちはやなりに、精一杯おとなっぽく挨拶したつもりだったが、傍から見ればちょっと背伸び気味でおしゃまな女の子そのものだった。
　「あら、今日のちはやちゃんは、何だかちょっと淑やかさんね。可愛いわ〜」
　それでも、ファッション関連の仕事をしてるだけのことはあって、ククルママは今日のちはやの服装の違いに目ざとく気づいたようだ。
　「やぁ、君たち。いつも、ククルと仲良くしてくれてありがとう」
　髪に銀色なものが混じり始めているものの、ダンディなククルパパ(晩婚なうえ、ククルは遅くにできた子なのだ)の言葉に、慌ててふたりは頭を下げる。
　「そ、そんな。あたしたちこそ、いつもククルちゃんにはお世話になってます」
　秋枝の言葉に、ちはやもうんうんと大きく頷く。
　｢せっかくだから夕飯を一緒に｣というククルの両親の誘いを受けたふたりは、それぞれの家に電話で連絡を入れる。
　「あ、馨兄さん？　うん、ぼく。今、ククルちゃんの家なんだけど……そう。晩ごはん、お呼ばれしようかなぁって。お母さんたちに、そう伝えてもらえる？　わ、わかってるよぉ」
　｢もぅ、子供扱いしてぇ｣とプリプリしながら電話を切るちはや。電話先の馨に｢田川さんのお宅にご迷惑かけないようにね｣と苦笑しつつ釘を刺されたのだ。
　──このあたり、完全に｢兄｣と｢妹｣が板についているが、大丈夫なのだろうか？

　秋枝の方も連絡がついたらしく、早速５人での晩餐が始まった。
　テーブルマナー類に関しては、仮に千剣破のままでも詳しくないが、傍らに給仕についたメイドさんがさりげなく耳打ちしてくれたので、ふたりとも何とか無難にやり過ごせた。
　「ちはやちゃん、背が高くてスマートだし、良かったら今度ウチのティーン向けファッションのモデルをしてくれないかしら？」
　食後のお茶を飲みながら、ちはやを勧誘するククルママ。先刻、褒められてはにかむちはやを見て、いつもと違う(かおるではないから当り前なのだが)印象を感じたらしい。
　｢かおる｣なら、その手のことに興味が皆無なため、アッサリ断ったろう。しかし……。
　「えっと……ぼくみたいなシロウトに、モデルさんなんて務まりませんよ」
　ちはやは、躊躇いつつも内心満更ではなさそうだ。
　実は｢彼女｣、千剣破であるときには、(幼い頃を除き)容姿を褒められた経験がほとんどなかった。背が低く、中性的で男らしさに欠けるタイプ(しかし美形というほどではない)なので、それも無理はない。
　しかし、いまの立場になってからは(お世辞もあるだろうが)明らかに｢綺麗｣｢可愛い｣｢かっこいい｣などと称賛される機会が多くなっている。無論それは｢小六の女の子として｣の話なんのだが、それでも褒められ慣れてないちはやの心を浮き立たせるのには十分だった。
　「大丈夫よ〜。初めはみんな素人なんだし、何だったらおばさんも付き添ってあげるから」
　手ごたえあり、と見てとったククルママは、ここぞとばかりに押してくる。
　もとより、娘のククルやその幼馴染である秋枝は、彼女に乞われて時々モデルをしているので、｢ちはやちゃんも一緒にやりましょう(やろ〜よ〜)｣と援護射撃してくる。
　結局、ちはやは｢今度の日曜に、試しに身内だけの撮影会に参加する｣ことを了承させられてしまったのだった。

-６話につづく-
──────────────────
＃色々構成考えた挙句、結局、効果的なところで切ると案外短めかつ、あまり内容がなくなってしまいました。衝撃の事実は６話に持ち越し。

チハヤの人、乙！

しかし、このちぃちゃんって...
・千剣破
　明るい元気キャラ。でもちょっと子どもっぽくて空気読めない。フツーの友達ならアリか？
↓
・ちはや
男）おい、武内って、ちょっとイイ感じじゃね？
女）ちはやちゃん、カッコいい！　素敵！
さらに、バレー部のエースアタッカーで、今度はティーンズ服のモデルまで...

もう、戻るメリットなくね？

>>40
立場逆転状態でのセックスってどうなるんだろうな

男のちんこは完全にクリトリス化、一応ちんこから小便は出るけど立場逆転の力であらぬ方向に逸れたり肛門のあたりまで垂れてきてぐしょぐしょに濡れるから立ちションは不可能
玉袋は小陰唇の役割を果たし、金玉と肛門の間には一見何も無いけど指やらちんこやら突っ込むとズブズブとめり込んでいってまんことして機能する
胸も女のおっぱいのように敏感になるし、身体能力も女並み、挙句の果てには生理や出産まで出来るように

逆に女の方はクリトリスがちんことして機能するようになって口やまんこに突っ込んだりするときは本物のちんこのぐらいの大きさになったように感じる
小便や精液はクリトリスの下の尿道口から出るけど立場逆転補正でクリトリスが向いてる方向に見えないちんこがあるかのように
まっすぐ飛んでくようになって勢いが弱まっても股間は殆ど濡れなくなって立ちションや顔射ができるようになる
まんこは穴が開いているように見えるがそれ以上奥には突っ込めないようになっていて気持ちよくもならない。小陰唇は金玉として機能し、蹴られると男特有の痛みが
おっぱいは何も感じなくなってただの脂肪の塊という認識、運動の邪魔にもならないし、身体能力も男並みになる

ここまでやれば矛盾はないはず、女の子と立場逆転して思う存分犯されたい

おお続きキター！
泳げチハヤちゃんの作者乙
素晴らしき女児生活だ
このまま成長して女性として大人になった方が良さそうだな

>>41
俺の妄想がネタになっとるｗ
実に残念な事に俺んとこのマンション、社とか無いから出て来てくれそうもないな

>>40
そこまでは考えなかったわ
体位と腰を振る方が入れ替わるぐらいで普通に出来るんじゃないかと
47みたいにすごい発想はなかったわ

>>47
これは、いい妄想ｗ
前スレの「日常な非日常へ」とかって、そんな感じのネタだったよね。
男が、魂入れ替わりとか明確な女体化の過程を経ず、神の目
(あるいは本人の目)から見ると、未だ男性の範疇の肉体なのに、
いつのまにか社会的立場のみならず、女性的な日常生活(排尿、
月経、さらに性交や出産まで)を経験する話とか、萌えるな！

>>47
もんのすごい俺得

>>47
これで読みたい（ﾁﾗｯ

＞泳げ、チハヤちゃん！！５話　後編
GJです＾＾
チハやん読モとかすごい、女の子の憧れですよ。
ニコプチとかJSガールみたいに今は小学生向けのファッション誌人気あるし
チハやん女の子としてのサクセスストーリーを駆け上がれそう。

＃47にインスパイアされた小ネタ...というか妄想です。

『令嬲(レイジョウ)志願』

　編み物をする手を休め、ふと時計を見ると、もうすぐ夫が接待ゴルフから帰って来る時間だった。
　いけない。今日は家政婦の市川さんがお休みの日なので、私が晩御飯を作らなければならないのだ。
　私は、キッチンに入ると手早く夕食の支度を始めた。

　週に５日は、実家から派遣された家政婦さんが掃除と食事の支度をしてくれるものの、｢新婚ほやほやの新妻として、たまには旦那様のお世話をしてあげるべき｣という母の意見で、土日だけは私が家の中のことをする決まりになっている。
　私自身、歴史ある旧家の娘として女のたしなみ全般を、おもに母親から厳しく伝授されているため、別段、これくらいのことは苦にならない。
　父に買ってもらった新居は広いので、掃除だけは多少大変だが、その気になれば家政婦さんがいなくても、私ひとりで切り盛りできるし──そもそも半月ほど前までは、そうしていたのだ。
　だが、ひとり娘に甘い父は、私の妊娠が知れた途端、過保護に気を回し、実家の古株で私とも面識がある市原さんを、私達の元に派遣することを決めた。
　そのことで、父と母の間でひと悶着あったらしいが、いろいろ考えて私は父の申し出を受け入れることにした。
　妊娠４ヵ月目でまだほとんどお腹の目立たない今は、とりたてて変わりはないが、妊婦はお腹が大きくなるにつれて、動くのが大変になると言う話を、ひとづてに聞いていたからだ。
　そのぶん空いた時間は、今日のように赤ちゃんのための服を編んだり仕立てたり、胎教によいとされる音楽鑑賞や読書などをしてノンビリ過ごさせてもらっている。

　焼き鮭と小松菜の浸し、ひじきとお揚げと人参の炒め物に、豆腐とわかめの味噌汁という、いかにも和風な夕食が８分通り完成したところで、夫から連絡が入った。ちょうどあと30分ほどで帰宅できるらしい。
　｢早く帰って来てくれるのはうれしいけど、休日で混んでいるだろうから、クルマの運転は気をつけてね、あなた｣と注意を促してから、私は電話を切った。
　あとは仕上げだけなので、夫が帰ってからで十分だろう。
　私は、手を洗うと、軽く化粧を直すべく寝室へと入った。

　ドレッサーの前のスツールに腰掛け、鏡を覗き込む。
　そこには、絶世の美人というには程遠いが、お世辞込みで近所では｢美人若奥様｣と言われている程度には整った容貌の、淡い色のワンピースを着た20代前半くらいの若い女性──にしか見えない人物が映っている。
　緩く三つ編みにして胸の前に垂らしている長い髪をなんとなく弄びながら、私は、クスリと笑みを漏らした。
　そう、｢若い女性にしか見えない｣、だ。言い換えると｢若い女性ではない｣のだ。
　｢実はとっくに30を過ぎた年増なのか？｣　いや、そちらではない。私は先日誕生日を迎えたばかりの正真正銘23歳だ。
　つまり──私の本来の性別は｢男｣なのだ。
　｢男が妊娠するはずがない｣？　確かにその通り。発達した現代医学でも、外形的にはともかく、本当の意味で、男性を完全に女性に変えることは未だできない。
　かといって、想像妊娠というワケでもない。今はまだそれほど目立たないものの、私のお腹には確かに夫との愛の結晶たる胎児が息づいているのだ。病院でレントゲンその他でしっかり確認してもらったのだから間違いない。
　──どういうことなのか、私が男だというのはやはり嘘ではないのか？
　混乱される方も多いかもしれない。
　それでは、ちょうど夫が帰って来るまで多少時間もあることだし、思い出話につきあっていただこう。

　かつての私は、平凡なサラリーマン夫婦の家庭に生まれ育った、いかにも｢中流庶民｣と言う言葉が似合うごく普通の少年だった。
　あえて人と違う点があるとすれば、同じ町内に由緒正しい旧家の血を引くというお金持ちの一家が住んでいたこと、そしてそこの娘さんと同い年の幼馴染だったことくらいだ。
　断わっておくが、私とその娘は単なる幼馴染で、決して恋人とかそういう甘酸っぱい関係ではなかった。
　もっとも、友人としての仲は決して悪くなく、高校生になっても未だ男女の垣根を超えた友誼を結んでいたというのは、私たちの年頃にしては珍しいかもしれない。
　あれは高校２年の夏休み──確か８月に入ったばかりの頃。涼を求めて学校の図書室(校内で一番エアコンがよく効いているのだ)に入り浸り、宿題をダラダラ片付けていた私は、バッタリ彼女と鉢合わせしたのだ。
　その時の何気ない雑談の中で、彼女に許婚なる存在がいて、しかもそれが私と同じ部活で、色々世話になっている先輩であることを知った。
　ただ、彼女は親同士が決めたその婚約に納得いってないようで、イチャモンじみた方向で先輩の欠点をあげつらっていた。
　それに対して、その先輩を尊敬していた私は、先輩の良さを力説し、弁護し、自分が女なら迷わず先輩みたいな男性を恋人に選ぶとまで言った──言ってしまった。

　その時、彼女の瞳に、何かおもしろい悪戯を思いついたかのような光が浮かんだのを見て、遅まきながら私は、自分が地雷を踏んでしまったことに気づいたが、手遅れだった。
　そうそう、言い忘れていたが、彼女はその大和撫子然とした外見に反して、性格の方き随分と個性的で我の強い(もっと言えば我がままで強引な)少女だ。
　彼女がカバンから取り出した｢立場を入れ替える魔法の首飾り｣とやらを強引に付けさせられ、何やら呪文のようなものを一緒に唱えさせられたかと思うと、次の瞬間、私は意識を失い、図書室の自習スペースの机に崩れ落ちた。

　そして、次に私が意識を取り戻したのは、閉館時間を告げる司書に、起こされた時のことだった。身体に違和感を覚えて見下ろすと、私は我が校の女子の夏服である白い半袖のセーラー服を着ていたのだ。
　しかも、司書の女性は私に彼女の名前で呼びかけてくるではないか！
　そのままおっかなビックリ校内を歩いても、誰も見咎めないばかりか、明らかに見覚えのない後輩の女子が、私を｢彼女｣として話しかけてくる。
　ふと顔の横に長い髪が垂れさがっているのに気付き、もしかして身体が入れ替わったのか……と、女子トイレの鏡を覗いてみたところ、軽いナチュラルメイクで多少女らしい印象になっているものの、そこに映っていたのはまぎれもなく私自身の顔だった。
　念のため、個室に入ってスカートの下を確かめてみたものの、可愛らしいショーツの中には、確かに慣れ親しんだスティックとボールの存在が確認できた。
　どうやらこの首飾りは｢本物｣だったらしい。本当に私達の｢立場｣だけを入れ替えてしまったのだ！
　｢私｣になっているはずの彼女が見つからなかったため、仕方なく私は｢彼女｣として彼女の家に帰った。幸い、中学の頃までは何度か遊びに来たことがあるので、おおよその間取りや勝手は分かっている。
　私は何とか彼女になりすますことができた。
　もっとも、｢旧家のお嬢様｣の生活ははたから想像するほど楽なものではなかった。
　一週間のうち、月水金土は茶道、華道、日舞にピアノのレッスンで埋まる。それ以外でも、火曜と木曜は彼女の母親による｢良家の子女のたしなみ(別名・花嫁修業)｣の指導があり、本当に休めるのは日曜だけという有り様だ。
　首飾りの効果なのか、それらの習い事関連の知識は、いざその場になるとスラスラと頭に沸いて来たため、かろうじてボロを出さずに済んだ。
　｢私｣になってるはずの彼女は何故かなかなかつかまらず、結局私は夏休みの残りを彼女として過ごすことになったのだった。
　そして迎えた二学期。学校が始まればクラスメイトでもあることだし、彼女を捕まえられると安堵していた私だが、担任から｢私(＝彼女)｣が学校を長期休学して海外放浪の旅に出たことを知らされ、頭を抱えるハメになった。

　──結局、私はそのまま彼女として高校を卒業し、著名な女子大へと進学することになった。
　許婚である先輩とも、先輩が高校を卒業する前後から、｢まずは恋人から｣ということで交際を始めていた。彼女の意向を無視してよいか多少悩んだものの、好き勝手やってるのはお互い様なので、開き直ることにした。

　そうして、若い女性としての暮らしに完全に馴染んだころ──立場交換から１年くらい経った時期だったろうか、私の身体が徐々に変化を始めたのだ。
　まず、陰茎(ペニス)が完全に委縮した。もともと巨根というワケではなかったものの、毎日少しずつ縮み始め、ひと月ほどで通常時は親指の第一関節くらいまでの細さと長さになってしまった。しかも、一応剥けていたはずの包皮が根元から半分以上を覆っている。
　これではまるっきり陰核(クリトリス)だ。
　尿は一応この｢クリトリスもどき｣の先端から出ているのだが、まるっきり勢いなく垂れ、会陰部まで流れてくるため、立って小用を足すことはもはや不可能だろう。
　次に変化したのは睾丸だった。
　武術家の中には、｢コツカケ｣と言って腹筋を巧みに操作し睾丸を腹の奥に引っ込める技術があるらしい。私はその手の修行など一度もしたこともないのに、ある朝気が付けば睾丸が体内に引っ込んでしまっていたのだ。
　しかも、通常これには多大な痛みが伴うらしいのだが、私の場合、まったく苦痛がない。マンガなどでは｢上がった｣睾丸をピョンピョン跳んで戻す光景が見られるが、私の場合飛んだり跳ねたりしても、一向に降りて来ない。
　結局、一度そうなって以来、私は股間にふたつの球体がぶら下がる感覚を二度と感じていないし、そろそろその感覚さえ忘れかけている。
　睾丸が体内に上がるのと同時に、陰嚢もしぼみ始めた。ただ、完全に平らになったわけではなく、緩やかな隆起と弾力は残っている──まるで女性器のように。
　いや、機能的にはまさに女性器そのものと言ってよいだろう。なぜなら、何も孔などないはずの私のソコに指先や男性器をあてがうと、なぜかズブズブとめり込み、それら棒状のものを小陰唇の如く柔らかく締めつけるのだから。
　さらに(これは想い起こせば入れ替わった当初からなのだが)、どれだけ快楽に喘いでも射精することはなくなり、代わりに先走りがまるで愛液のように滴り、｢挿入｣時の助けとなっている。
　男性としての性感は失ったものの、俗にいう｢ドライオーガズム｣を先輩との｢性交｣で感じるようになったので、私個人としてはなんら不満はない。
　下半身と平行して、胸部も変化した。乳腺が発達して、いわゆる乳房が徐々に出来てきた。乳首も大きく敏感になり、今では私の身体で一番感じるスポットと言っても過言ではないだろう。
　とは言え、大学を卒業した段階でさえ、どう贔屓目に見ても｢貧乳｣と呼ばれて然るべき小ささだったが、妊娠が判明した前後から少しずつ大きくなり始めている。てっきり、｢揉まれると大きくなる｣という俗説かのおかげかと、思っていたのだが……。

　ま、まぁ、それはさておき。
　肌や体毛、髪質なども完全に変化し、遺伝子的にはともかく外見的には、もはや私が女性以外の何者にも見えなくなった頃──忘れもしない高校３年のクリスマスイブに、あの首飾りが呆気なく私の首から外れた。
　メンタリティーまで女性化していた私は、一瞬パニックに陥った。まさか、今になって元に戻るなんて！
　戻りたくない！　真剣に願った私は、気が付けば恋人である先輩の腕に抱かれていた。
　そう。ちょうどその日は先輩とデートの待ち合わせをしていたのだ。
　私は震える声で彼に｢私のことがわかるのか？｣と聞いた。
　彼はキョトンとした顔で、｢彼女｣の……そして、今は私のものとなった名前を呼んでくれたのだ!!
　そのおかげで、私は完全に自分が｢彼女｣として世界に認められたことを確信できた。

　──その日、私は初めて彼に｢抱かれ｣、｢貫かれ｣たのだった。
　その後、交際は順調に進展し、私が大学を卒業すると同時に籍を入れ、同年六月に華燭の典を挙げて私は彼の元に嫁ぎ、いまはこうやって｢若奥様｣なんぞしてる……というわけだ。

　元｢彼女｣な｢私｣とは、大学時代に一度だけ顔を合わしたことがある。ちゃっかり美人な白人女性と結婚しているという｢私｣の方も、どうやら身体の事情は似たようなものらしい。
　クリトリスがペニスとして機能するようになり、性的に興奮すると｢本物｣同様十数センチぐらいの大きさに膨張する。
　尿はクリトリスの下の尿道口から出るのだが、私とは逆に、まるでクリトリスに添うように勢いよく噴き出すので、男子トイレでごくふつうに立ちションできるらしい。同様の理屈で、愛液もまるで精液の如く｢射精｣するのだとか。
　膣口は確かに存在するのに、ギュッと堅く閉まっていてその奥には何も入らず、触っても特に気持ちよくならないそうだ。
　おもしろいことに、大小の陰唇が肥大化して疑似的に陰嚢として機能しているらしく、蹴られたりするとものなら男特有のあの痛みを感じるのだとか。
　乳房まわりも何も感じなくなってただの脂肪の塊……というか、そもそも筋肉にとって代わられ、隆起らしい隆起はもはや存在しないらしい。
　聞けば、身体能力も同年代の男並みなのだとか。私が、女の子として暮らすうちたに、いつの間にか｢女の子｣としての腕力しかなくなったのと対照的だ。
　「ねえ、後悔はしてない？」
　と聞いたのは、どちらからだったろうか。明確に覚えていないが、それに対する答えはキハッキリ覚えている。
　「｢ううん、全然｣」
　異口同音に、そう答えたのだ。

　「ただいま〜！」
　あら、愛しの旦那様がお帰りのようだ。
　では、私のお話はこのヘンで。

-おわり-
-----------------------------------------
＃まさにそのまんま！ですが、妄想のタネにでもなれば幸いです。

乙！できれば体の変化無くて身体機能だけが逆転したほうがそれっぽかったかも

新しい人おつ！

>>59
体の変化の有無は書く人の好みでいいんじゃないか？
細かいとこ突き詰めたら、子供が産める体になってるってことは
女性並みにホルモンが回ってるわけで、そうなると体もある程度変化するだろうよ

まあフィクションだからその辺は裁量に任せるけど

>>59
それは、「自分でも書いてみよう」という宣言と受け取ってもよろしいか。

>>50
投下してもいいんだぜ？

>>59でしたorz

ミスキャスト2見つけた　http://web.archive.org/web/20110730152951/http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/1610/miscast2.html

>>64
見れない

＃なんとなく｢令嬲志願｣とネタがかぶり気味だけど、６話イキまーす！

『泳げ、チハヤちゃん！！』
６話）

　後から考えてみれば、前日の晩、確かに｢それ｣の予兆はあった。
　しかし、本人は元より他の｢当事者｣２名もそれに気づかなかったのも、ある意味、無理のない話と言えるだろう。
　まさに、いわゆる｢想定外｣の事態だったのだから。

　　＊　＊　＊　　

　その夜。
　田川邸お抱えドライバーの運転するベンツで自宅に送り届らけられたちはやは、いささか興奮気味だった。
　「すごいよね〜、庭にプールとテニスコートもあるんだもん」
　「ハイハイ」
　当然そんなことは先刻承知なのだが、馨は苦笑しつつも優しく｢妹｣の話を聞いている。どう考えても千剣破より大人な対応なのだが──コレでいいのか？
　「あ！　そ、それでね、馨兄さん。そのぅ……もし明日25メートルちゃんと泳げても、元に戻るのは日曜の夜でもいい、かな？」
　日曜日にククルの家で撮影会があるのだと聞いて、多少渋い表情になる馨。
　撮影会そのものはちはやが行くとしても、元に戻ったらその｢ちはや｣がしたことは｢かおる｣がしたという形に置き換わるのだ。
　可愛い服などにあまり興味のない馨にとっては恥ずかしいばかりで益のない話だが、それでも馨は最終的には承諾した。せっかく｢妹｣が楽しみにしているのに、それに水を差すような真似は｢兄｣としてしたくなかったからだ──つくづく大人な判断である。
　はしゃぎ過ぎたせいか、少し気づかれしている風にも見えるちはやに一番風呂を譲り、自室に戻った馨は、やれやれと困ったような、けれど同時に慈しむような複雑な表情を浮かべている。

　「元気になってくれたのはいいけど……ちぃちゃん、すっかり女の子してるなぁ」
　天真爛漫で、｢兄｣として見るぶんには微笑ましい限りなのだが、自分があの立場にいた時は、もう少し分別くさかったような気がする。
　『まぁ、そのヘンは汝らの性格の差よ。正直我も、お主が兄な方が性格的には合っておる気はせんでもないが』
　ポムッと現れた守り神様も、ちょっと困ったような顔をしていた。
　「一応参考までに聞いておきたいんだけど……僕らがこのまま元に戻らないと、何か問題あるのかな？」
　『カオル、汝まさか……』
　「いや、あくまで仮定の話だよ」
　アルカイックな笑みからは、｢彼｣の本心はいまいち窺えない。
　『ふむ。あると言えば無論ある。なにしろ人ひとり、いやふたりの運命をある意味捻じ曲げるのだからな。しかし、本人達が心底同意しているなら、見方によってはさして大きな問題はないと言えないこともない』
　その真意をはかりかねつつ、ナミはそう答えた。
　「──ふーん」
　それっきり、ふたり(ひとりと一柱)の会話は途切れた。

　　＊　＊　＊　　

　翌朝のちはやは、少し体調が優れないようだった。
　とは言え、以前のように立場交換に伴うストレスで不調だった時とは異なる。どうやら昨晩、遅くまで親友ふたりとメールでやりとりしていたようなのだ。
　「パケホーダイだから電話代は気にしなくていいけど……あまり夜更かししてちゃダメだよ、ちぃちゃん。今日も水泳の授業あるんでしょ？」
　「あ、うん。ごめんね、兄さん」
　もっとも、多少の寝不足程度でどうにかなるほどヤワな身体は、兄妹ふたりともしてないはずだが。
　「あの、たぶん、だいじょうぶだとは思うんだけど……もし、さ。もし、うまく泳げなかったら……」
　今週の体育の授業は今日で終わりだ。次の機会は来週の月曜の４時間目になる。
　「いや、僕は別に構わないんだけどね。ただ、再来週は期末試験だよ。ギリギリになって戻るのはヤバいんじゃない？」
　「うッ……そう言えばそういうモノもあったんだっけ」
　座学が苦手なちはやは、その単語を聞いてゲンナリした。
　｢こうなったら、いっそ期末試験までこのままで……｣という悪魔の囁きを、頭をフルフルと左右に振って振り払う。

　「──そうだよね。さすがに、そこまで馨兄さんにメイワクかけるのも悪いし、がんばるよ」
　心なしか元気なくトボトボと学校に向かう｢妹｣を見て、｢朝から脅し過ぎたかなぁ｣と馨は頭をかくのだった。

　馨に言われたことが心の奥に引っかかっていたから──という理由も無いわけではないが、それを別にしても、今日のちはやはどうやら本気で体調が悪いようだ。
　「あの、天迫先生、ちはやさん、具合が悪いみたいなのですけれど……」
　２時間目が始まったあたりで、蒼い顔をしているちはやを見かねた隣席のククルが、手を挙げて教壇の星乃にそのことを告げる。
　ハッとした星乃がよく見てみれば、確かにちはやの顔は苦痛に歪み、額からは暑さのせいではない汗がにじんでいる。
　慌ててクラスの子達に自習を告げると、星乃は小柄な体に似合わぬパワフルさを発揮し、ちはやを背負って保健室へと向かう。
　「大丈夫、武内さん？」
　「すみません、あんまりだいじょうぶじゃないかも。あの、おトイレに……」
　蚊の鳴くようなに声で返事するちはやのリクエストに応えて、そのまま女子トイレまでちはやを送り届けた星乃だったが……。
　「──う、うわぁあああ！」
　個室から聞こえて来たちはやの叫びに、ドンドンドンと扉を叩く。
　「どうしたの、武内さん!?　痛いの？　苦しいの？」
　「せせせせ、せんせぇ！　ちちち、ちが……」
　扉の向こうのちはやは、尋常でなく動転しているようだ。
　それでも辛抱強く声をかけて話を聞き、状況を把握した星乃は、足早に保健室へ向かい、目当てのものを見つけると、すぐさまとって返す。
　「武内さん、恥ずかしいとは思うけど、ドアを開けてくれる？　キチンと適切な処置をしないといけないから」
　「──わ、わかりました」
　一瞬の躊躇いの後、ちはやは個室のドアの鍵を開いた。

　恥ずかしそうなちはやの表情に気付かないフリをした星乃は、スカートをまくりショーツを下ろした｢彼女｣の下半身に視線を向け、予想が当たっていたことを知る。
　「やっぱり、ね」
　持って来たモノで、てきぱき｢処置｣すると、星乃はちはやを促してトイレから出て、そのまま保健室へと送り届ける。
　運がいいのか悪いのか、養護教諭は留守にしているようだ。
　「せ、先生、やっぱり、ぼく、病気なんでしょうか？」
　ベッドに横たわり、心配そうに尋ねるちはやの問いに、星乃は緩やかに首を横に振った。
　「いいえ、そういうワケではないわ」
　「でも、あんなに……」
　「武内さん、｢生理｣とか｢月経｣って言葉は知ってるかしら」
　「はい、保健の授業で……え？」
　まさかという顔になる表情になったちはやに、星乃は視線で肯定の意を示す。
　「｢おめでとう｣と言っていいのかわからないけど……武内さん、どうやらあなたの身体は今日、初潮を迎えたみたいね」

　──その日、武内ちはやは、生まれて始めて体育の授業を休み、４時間目まで保健室で過ごすことになったのだった。

　　＊　＊　＊　　

　「あれ、母さん、今日何かお祝い事？」
　夕食の席で出されたご飯が赤飯だったことに、ちょっとした疑問を覚える馨。
　「ふふふ……内緒よ。ね、ちぃちゃん」
　意味ありげに笑う母のウィンクを受けて、真っ赤になるちはや。
　それだけで理解したのか、なんとも言えない感慨深げな顔をしている父と異なり、馨はわかっていないようだ。
　「？？？　ま、美味しいからいいけどね」

　「それにしても、ちぃちゃん、やっぱり具合悪いのかな？」
　何故かいつもよりおとなしく、また小食だった｢妹｣の様子に首を傾げながら馨は｢自室｣に戻った。
　『汝にしては珍しく勘が悪いの。いや、今の｢兄｣という立場上やむをえぬことか』
　卓上に姿を見せたナミが、肩をすくめる。
　「え、ナミは何があったかわかってるの？」
　『無論。チハヤからするほのかな血の匂いと格段に強まった陰の気、そして何よりあの恥じらいの表情を見れば、おのずと答えはひとつじゃろうて』
　「？」
　はてなマークを浮かべたままの馨に溜め息をつき、ナミはより直截的な表現に切り替える。
　『つまりじゃ。チハヤは今、間違いなく月のモノを迎えておるのじゃろう』
　「つきのもの……って、もしかして、生理のことォ！？」
　さすがにここまで言えば、現在、｢男子高校生｣としてのメンタリティを持つ馨にも通じたようだ。
　泡を食った馨は、部屋を飛び出して｢ちはやの部屋｣に押しかけ、真偽を確かめる。
　ちはやは、頬を染めつつ、馨の疑問を肯定した。
　「そ、そうなんだ……ちぃちゃんが生理にねぇ」
　「も、もぅ……はずかしいから、ハッキリ言わないでよ、兄さん」
　「あ！　ご、ごめん」
　実は、長身の割に第二次性徴が遅れ気味だった｢かおる｣は、いまだ生理を迎えていなかった。そのため、ソレに関する机上の知識はあっても、どうにも実感が伴わないのだ。
　「その……やっぱりお腹とか痛いの？」
　「うん。なんて言うか、オヘソの下の方にズ〜ンと重たいものが入ってるみたいな……って、説明させないでよ！」
　耳まで真っ赤になって、ちはやはアワアワしている。

　「じゃ、じゃあ、ナプキンとかも……」
　チラとちはやのスカートに視線を走らせる馨。
　「だーかーらー、聞かないでってば！　兄さん、デリカシーないよ!!」
　「ごめん」
　反射的に謝りながらも、馨は複雑な気分になった。
　先程も述べたが、｢かおる｣は未だ初経を迎えていない。しかしながら、現在、ナミの術によって、｢兄｣と｢妹｣の立場を入れ替えているせいで、本来は兄であるはずの｢妹｣ちはやの方が、先に｢女の子の日｣を迎えてしまうという奇妙な逆転現象が発生したのだ。
　ちはやに先を越されて悔しい……という気分も確かに皆無ではない。
　だがそれ以上に、｢妹｣が自分の知らない｢女としての第一歩｣を踏み出したと考えると、何かこう背筋がゾクゾクがくるような興奮を内心覚えずにいられなかったのだ。
　（あ、あれ？）
　ふと、馨は自らの下半身に違和感を覚えた。
　ショートパンツの下、ブリーフに包まれた自らの股間で、何かが堅く尖っているような感覚がするのだ。
　（まさか！？）
　早口でちはやに再度謝意を示すと、馨はそそくさと｢自室｣に戻り、おそるおそるパンツの中を覗いてみる。
　「う、うわっ、何これ」
　そこには、小さいながらも思い切り充血し、ピンと尖って自己主張している陰核の姿があった。
　「コレって……もしかして勃起ってヤツ？」
　男子高校生ともなれば、友人達との会話でそのテの猥談ネタには事欠かない。その性格上、馨は比較的そういう話に巻き込まれにくいタチだが、知識が皆無というわけでもなかった。
　ゴクリと唾を飲み込むと、ベッドに腰掛け、うろ覚えの友人からの情報を元に、そっとソレを触ってみる馨。
　「ッ!!」
　（うはぁ！　何コレ……気持ちイイっ！！）
　かろうじて声をあげることは押さえたが、その未知なる快感は馨を強く魅了した。
　女の子の｢かおる｣が自慰未経験だったこともあってか、馨はたちまち｢初めてのオナニー｣の虜になる。
　普段理性的な｢彼｣とは思えぬほど……いや、いつも理性で押さえているからこそ、腹の底に色々｢溜まって｣いたのかもしれない。
　その夜、馨は、思春期の少年の欲望を表すのによく用いられる｢サルみたいに｣という言葉通りに、ひたすら自らのソレを弄り回して快楽を得る行為に没頭したのだった。

　──翌朝、｢生理｣中の｢妹｣ちはやはともかく、｢兄｣である馨まで寝不足気味な目をして食卓に現れたため、両親は揃って首を傾げることになった。

-７話につづく-
──────────────────
＃当初の予定(日曜イベント)は消化できず。７話でソレをやって、８話がエピローグになりそうデス。
＃ちなみに、ちはやちゃんの場合、経血は睾丸の付け根下部の会陰部あたりから、ジクジクと滲み出ている感じ。じつは、ここ数日の情緒不安定も初潮の予兆だったり。

>>72
乙
馨のアソコはどんだけ大きくなってるんだｗ

ここんところチハヤさんしか書いてないなｗ

>ここんところチハヤさんしか書いてないなｗ
いや、季節がら、この話は今のうちに完結させときたいなーと思って（８話完結予定)。
終わったら、次は｢替え玉お断り｣……にしようかと思ったのですが、話の傾向が似てるのでしばらくお休み。
他の方の投稿を待ちます。

このスレに他に書き手なんていないだろ
勿体振らずに書いてくれよ

>このスレに他に書き手なんていないだろ
あやまれ！　｢ゆあゆう｣｢お屋敷｣の書き手や前スレ351さんにあやまれ!!
──いや、マジで自分ひとり書き手とか勘弁してつかぁさい。ていうか、他者のSS(ねんりょう)ないと、ホント自分も書けなくなるんでプリーズ。

それは正直スマンかった。
ちょっとした言葉のあやだ
こんなに頻繁に投下してくれるの泳ぐ人ぐらいだからな
ゆあゆうとかの書き手は別なスレに行った様だしな
このスレは泳ぐ人で支えられてる様なものだと感じたまでだ

やる気が出なくなるみたいな事とか言ってるんで一言
ここ見てるやつは結構いるんだぜ
なぜ乙やＧＪをしないかと言うとそれは見てるだけのやつが多いからだな
俺がしないのは最後まで見てからする主義だから
そう言う事だ
頑張れ

>>64
今は見れるな
見れるうちにコピーしといたほうがいいか

乙やＧＪしないけど読んでます
チハヤの人いつも乙です
お屋敷の人の続きもそろそろ読みたいです

俺は日常書いた人の新作を期待しています

クレクレ房ですまないが、俺はつかさの話しの続きが見たい
続くと言ったままで気になる

＞『令嬲(レイジョウ)志願』
GJです＾＾
女性としての生活を余儀なくされるのは、このスレお約束の美味しい展開ですね。
尊敬する先輩に心惹かれる主人公の彼、尊敬が愛に代わる時、そう妄想すると素敵ですｗ

＞泳げ、チハヤちゃん！！６話
こちらもGJです＾＾
馴染み過ぎちゃって、チハやんかおるの代わりに初潮を迎えるなんてとんだハプニングですね。
そして精通を迎えた馨が、そこまでするとはｗ
精通って全員が夢精でする訳じゃないんですね。

＃いよいよ最終章。物語も大詰め……と言いつつ、なんだかんだでまったり気分!?　いえいえ、事態は急展開します。

『泳げ、チハヤちゃん！！』
７話）

　｢武内ちはや｣が初潮を、｢武内馨｣が精通(なぜかアソコから出た液体なのに白っぽかった)を迎えたことによる影響は、本人達は元より周囲にも幾つもの波紋を投げかけた。

　まず、週末に予定されていた田川邸での撮影会はちはやの体調を考慮して延期となった。
　「ごめんね、ククルちゃん。せっかくセッティングしてくれてた、おばさまにも謝っておいてもらえるかな」
　「いいんですよ。それよりちはやさんのお身体の方が大事ですもの。初めての時は長引くものですし」
　申し訳なさそうなちはやの言葉に、お嬢様育ちなククルはおっとり答える。
　「まぁまぁ、｢アレ｣なら仕方ないよ。それにしても、ちはやちゃんに｢来て｣なかったのは、ちょっと意外かな」
　秋枝の言葉に真っ赤になるちはや。
　「えっと……う、うん。あの、ふたりは、もう？」
　「ええ、わたしは昨年の秋ごろだったでしょうか」
　「あたしは、今年の春先からかな〜。わかんないコトがあったら何でも聞いてね！」
　ちょっと得意げに｢女の子の日の先輩｣として胸を叩く秋枝の様子が微笑ましい。
　「あはは。うん、そうだね。何か困ったことがあったら教えて」

　そして担任の天迫星乃は、これまで以上にちはやのことを気にかけてくれるようになった。
　「あの……ありがたいですけど、どうして？」
　先生がえこひいきしたら、マズいですよね？　と首を傾げるちはやに、星乃は苦笑する。
　「ええ、確かにそうなんだけどね。ま、先生も身に覚えがあるから……」
　「？」
　「前に言ったでしょ。先生、元男だったって。でも、高校時代に女の子に｢なって｣る時に生理が来て、男に戻れなくなっちゃったのよ」
　ある事情から特殊な生体スキンスーツで女子に変装していたところ、それが皮膚と一体化し、細胞レベルで浸食されてしまったらしい。
　「え、えーと、ぼくはすぐに元の立場にもどるつもりなんですけど……」
　そもそも体自体は変わってないはずですし、と付け加えるちはやに、意味深な視線を投げる星乃。
　「そうね。戻れるといいわね」
　「は？」
　「先生も、当初は別に女の子になるつもりは毛頭無かったんだけど……世の中にはハプニングとかアクシデントってものがあるからね〜」
　「ふ、不安になるようなコト言わないでくださいぃ！」
　「あら、ゴメンなさい」
　うるうると涙目になるちはやを尻目に、星乃はコロコロと楽しそうに笑う。
　「大丈夫。女の子もね、慣れると楽しいものよ」
　「──それは、まぁ、わかりますけど」
　両肩に手を置いて優しく諭す星乃の言葉に、ちはやも、ついポロリと本音を漏らしてしまう。
　（あらあら……コレは、もしかしたらもしかするかもしれないわね）
　無論、それをあえて指摘しないのが、｢大人の優しさ｣というヤツであった。

　武内家に関して言うなら、母親がそれまで以上にちはやに家事の手伝いをさせようとするようになった。
　以前の｢かおる｣はそんな母の言葉を柳に風と受け流していたのだが、そこまで要領の良くないちはやの場合は、なんやかんやで結局手伝わされるケースが多かった。
　しかし、災い転じて福と言うべきか。
　「それでね、ボウルはよく洗ってから、乾いたふきんでよく拭いておくの」
　「なんでー？」
　「余分な油分や水分があると、ちゃんと固まったメレンゲにならないからね」
　「へぇ〜」
　「それで、卵白を泡立てるときは、泡立て器だけを動かすのじゃなくて、空いている手でボールも動かしてみてね。空気を含ませるの」
　「こ、こう、かな、お母さん？」
　「ええ、そんな感じ。上手よ、ちはやちゃん。ここまで来たら、まずはお砂糖を半分入れて、さらに泡だててみて」
　「はーい」
　「そうそう、いい感じ。そこまできたら残りの砂糖と、レモン汁も入れて、さらに混ぜ合わせて……」
　「んしょ、んしょ……」
　「はい、そこまで！　うん、上出来よ。ほら、ちはやちゃん」
　母親が指先でひとすくいしたメレンゲをちはやの前に差し出す。｢彼女｣は躊躇いなくそれを口にした。
　「あ、美味し」
　シンプルながらまろやかな甘みとほのかなレモンの酸味のおかげで優しい味がした。
　「ふふふ、このままでも十分食べられるけど、せっかくだからオープンで焼いてクッキーにしましょ。搾り袋に入れて、オーブンの天板にちょこっとずつ並べてみて……そうそう。あとはこれをオーブンで焼けば完成よ」
　「わーい、早く焼けないかなぁ(ワクワク！)」
　本来の千剣破は｢貴方作る人、僕食べる人｣を地でいくグータラだったが、母親に褒められおだてられつつ励む内に、｢ちはや｣としては少なくともお菓子作りに関してはそれなりの興味を示すようになったようだ。

　逆に父親の方は、以前にも増して娘に甘くなった。｢ちはやもレディ予備軍として、おしゃれにも気を使わないといけないだろうから｣と、いきなりお小遣いを3000円アップしてくれたくらいだ。
　「──だからって、そのアップ分をおやつにして食べちゃうのはナシだぞ？」
　「ぶぅ〜、お父さんヒドい！　ぼく、そんなことしないもん!!」
　おやつは自家製で賄うようになったので、まぁ確かに買い食いはしてないワケだが。

　一方、バレー部幽霊部員で半帰宅部のため、｢妹｣に比べて劇的な変化には乏しかった馨のスクールライフも、とある破天荒な先輩との出会いから新たな色彩が加わろうとしていた。
　「"バードマン研究所"？　なんです、ソレ？」
　「ＨＡＨＡＨＡ！　武内くん、キミは鳥人間コンテストというのを聞いたことはないかい？」
　「えぇーっと、確か某テレビが主催している人力飛行機の大会でしたっけ。
　──ああ、なるほど、だから｢バードマン｣なのか。察するに人力飛行機を作ろうとしている同好会ってトコですか？」
　「うむッ！　察しが良くて助かる」
　「はぁ、それで日輪先輩……でしたか。その同好会の方が僕に何か？」
　「無論、スカウッツだ！　武内くん、キミはまさに我が研究所が求める理想の人材なのだよ」
　最初はふんふんと聞き流していた馨だが、人力飛行機の操縦者としては｢小柄で軽量だが、運動能力はべら棒に高い人間が最適｣と説明され、熱心に勧誘されるにつれて、少しずつ心を動かされる。
　バードマン研究所(バー研)は、さながら某春風高校の如くフリーダムな部活の多い都蘭栖高校においても、トップクラスに変人の集うサークルであったが、それは同時に｢退屈とは無縁な毎日｣をも意味する。
　気がつけば馨は、意外にメカ好きな友成やフリーダムさなら負けていない龍司ら悪友とともに、いつの間にか放課後、バー研に顔を出すようになっていた。
　「──当分は、助っ人ってことで、お手伝いさせていただきます」
　さすがに、本来この場にいるべき妹(正しくは兄)の千剣破の意志を無視して入部したりはしなかったものの、どうやら馨もまた｢高校生らしい(？)青春｣に邁進するようになったようだ。

　　＊　＊　＊　　

　さて、そんな幾つかの変化が発生しつつも、表面的にはしごく平穏に｢兄妹｣ふたりの日常は流れている。
　翌週の月曜にはちはやの生理も終わり復調していたが、残念ながら雨のため、体育はプールではなく体育館で行われた。
　跳び箱やマット、平均台といった器械体操の基礎だが、柔軟性と敏捷性、そして体のバネに優れたちはやは大活躍。クラスの女子の憧憬と、男子の約半数の羨望と興味を集める(ちなみに、残り半分は素直に認められない意地っ張り達だ)。
　6-Bにおける｢武内ちはや｣の株は、もはやストップ高だ。

　水曜日のプールの授業で、無事に25メートル泳ぎきったことで、ナミからの｢課題｣もクリアーできた。
　もっとも、先週から延期されたククルの家での｢撮影会｣が土曜にあるうえ、翌週月曜からトラ高の期末試験があるため、結局ふたりが元の立場に戻るのは、桜庭小が夏休みに入る７月下旬まで持ち越されることとなった。

　「はぁ……やっぱり。こうなるんじゃないかと思ったんだよね」
　水曜日の夜、ちはやから｢課題達成｣の報告と一緒に撮影会の件も聞かされた馨は、あきらめたような呆れたような溜め息をつく。
　「うぅ……ごめんなさい、馨兄さん」
　縮こまるちはや。
　客観的に見れば、初潮を迎えたこと自体には｢彼女｣に非はない。
　そもそも、いくら｢立場交換｣したからと言って、(他人から見える姿はともかく)身体そのものは元のまま、れっきとした男のコなのだ。それなのに、まさかその状態で月経が始まるとは、術をかけたナミにとっても想定外だったのだから。
　しかし、ククルの家でククルママの押しに負けて撮影会に同意した件は、完全にちはやの責任だろう。
　無論、初対面の大人の女性の強引な勧誘を断りきれないのは無理もないとも言えるかもしれないが、その反面、｢可愛い格好してモデルをすること｣に対して、ちはやがまるで興味がなかったと言えば嘘になる。その分、拒絶の言葉に真剣味が足りなかったのも事実だ。　
　よりによって学生にとって一番憂鬱な行事である定期試験を、｢兄(本来は妹)｣に押し付けてしまったことに、ちはやは強い罪悪感を覚えていた。
　「まぁ、いいさ。僕としても、自分の今の学力がどれほどのものか知りたい気持ちはあるからね」
　その結果自体では、今後の身の振り方も考えないといけないし……という言葉は、馨はあえて口にしなかった。

　『話はまとまったかえ？』
　「あ」「ナミちゃん」
　兄妹の会話が一段落したと見て、小さな守り神様も姿を見せる。
　『まずは、チハヤ、我の課した課題を達成したことは褒めてつかわそう。これで汝らが元の立場に戻るための条件は満たされたことになる』
　「えっとね、ナミちゃん。そのことなんだけど……」
　『よいよい、先刻の話は聞いておった』
　鷹揚に頷いたのち、ふとナミは首を傾げる。
　『それにしても……チハヤよ。汝が本来は｢兄｣であることは、きちんと自覚しておるのか？』
　この三者が顔を合わせれば、本来の立場の自覚が促されるよう、以前条件付けしたはず(だからこそ、ナミはあれからちはやの前に現れなかった)だが、｢彼女｣の様子は｢普段｣と変わりなく見える。
　「へ？　あ、うん。そりゃ、もちろんわかってるよ。さっきも元に戻る時期の事、馨兄さんと相談してたんだから」
　ちはやの答えは理にかなっているようで、どこかズレていた。
　（我は、知識ではなく｢意識｣の問題として問うたのじゃが……まぁ、よい）
　ココで下手なことを指摘して狼狽させても、せっかくうまくいっている日常を壊すだけだろう……と、ナミはあえて指摘しなかった。
　あとになって考えると、その判断がその後の流れを確定させたのだが……｢神｣とは言え、しょせんは一家系の守り神でしかない須久那御守にその事を予見しろというのは無茶かもしれない。
　いや、あるいは｢そう｣することこそが、この｢兄妹｣の幸せに繋がると、守護者としての本能で予感していたのかもしれないが。

後半部も書けているのですが、いったん切ります。
日付が変わる頃に続きを投下予定

>>88
じゃあ全裸で待機しとく

　　＊　＊　＊　　

　「ウフフ〜、ようやく、ちはやちゃんがモデルになることを了解してくれて、おばさん、うれしいわ♪」
　アパレルメーカーのオーナーと言うより、むしろそのブランドの専属モデルと言ったほうがしっくりくるような美女(ククルの母)に、笑顔で手を握られて苦笑いするちはや。
　「えーと、お手柔らかにお願いします……タハハ」
　困ったように親友ふたりに視線を向けるが、ふたりともニコニコと無邪気(を装った人の悪いそう)な笑みを浮かべるばかりだった。

　土曜日の午後、学校が終わると同時にククルの迎えに来たキャデラックに、ちはやと秋枝も同乗して、田川邸に来ていた。
　軽くサンドイッチを摘まんだのち、ちはや達は撮影を行う部屋に案内される。
　ちはやとしては｢身内だけの気楽な撮影会｣という話だったので、てっきりククルの母が用意した何着かの服に３人が着替えて、和気あいあいとおしゃべりしつつ、その様子を適当に写真に撮られるだけだと思っていたのだが……。
　確かに、そこは田川邸の一角であり、同席しているのは｢彼女｣と秋枝を除けばこの屋敷に住む者・働く者ばかりだ。それは認める。
　しかし……まさか自宅の地下に撮影スタジオがあって、さらに執事がプロカメラマン顔負けの撮影の腕を持ち、そのまま十分ＴＶ局のスタイリストやメイクさんが務まる技量を持つメイドさんまでいるとは思わなかったのだ！
　職業柄、確かにスタジオくらいはあってもおかしくないが、それ向きの人材まで揃えているとは……おそるべし！
　まぁ、ここまで来たらグダグダ言ってても仕方ないので、ククルのママ──シャミー女史の指示に、ちはやは大人しく従うことにした。

　「まずは、ちはやちゃんのいつものイメージに近いカッコからいきましょう」
　そう言って渡されたのは、半袖の部分が分離して肩がむき出しの若草色のワンピース。スカートの部分が思い切り短いが、下にドロワーズっぽいオリーブグリーンのかぼちゃパンツを合わせているので、飛び跳ねても問題ない。
　素足にシンプルなレザーのロングブーツを履き、エクステを付けて髪型をサイドポニーに仕上げているので、活発そうではあるが普段のちはやとは少し印象が異なる。

　「今度は、ちょっと可愛らしい方向ね」
　ピンクのノースリーブにミディ丈の萌黄色のスカートというローティーンの女の子としてはやや地味めな服装だが、その上に七分袖の白いジャケットを羽織るととたんに途端に華やいだ雰囲気になる。
　足元は白タイツとオーキッシュブラウンのレディスモカシン。襟にかかる髪の裾を内巻き気味にブローして、頭には薄桃色のボンネットを被ると、どこかヨーロッパの民族衣装を着た娘さんにも見える装いに仕上がった。

　「せっかく背が高いんだし、もう少しオトナっぽくしてみましょうか」
　白を主体にベージュとモスグリーンを配したふんわりした長袖のワンピース。スカートの裾はくるぶし近くまであり、パッと見は｢ハチクロ｣のはぐちゃん風。
　薄手の黒いハーフストッキングとカーキ色のローファーを履き、エクステでロングにした髪を、黄色いアイリスの花を模した髪飾りふたつでツインテールにまとめると、鏡の中から一見15歳くらいの美少女がちはやを見つめ返している。

　「うんうん、イイ感じ。じゃあ、今度はちょっと小悪魔路線に変更ね」
　小学生にはちょっと早過ぎると思われる黒のストラップレスのミニドレスも、ちはやの背丈と顔立ちなら、さほど無理なく着こなせるようだ。
　ほとんど剥き出しの肩と背中は、真紅のハーフコートとショールで隠し、足元は、いかにもゴスロリ衣装に合いそうな黒の厚底靴。
　ダークブラウンのロングウィッグを、あえて奔放に背中までなびかせたまま、額に宝玉のハマったサークレットを付け、どこから見つけてきたのか乗馬用の鞭を手にポーズをとると、さながら｢魔王のひとり娘｣といった趣きだ。

　「いいわいいわ〜、じゃあ、せっかくだから真逆のスタイルも試さないとね」
　白のフリルをふんだんにあしらったライトパープルのクラシカルなコルセット付きドレスを着せられる。スカート部はパニエのおかげでフワリと広がりつつ、裾は鈴蘭のようにややすぼまり気味のデザインに仕上げられていた。
　僅かに見える足にはチェリーレッドのハイヒールを履いて、鮮やかなブロンドのカツラを三つ編みにしてからアップにし、銀のティアラを載せると、まるでお伽噺から飛び出して来たプリンセスそのものだった。

　各衣装に合わせて、メイク係のメイドさんがお化粧やアクセもアレンジしてくれる点など、アイドルの写真集の撮影さながらだ。
　スタジオの壁の1面がまるごとスクリーンになっていて、背景も草原風、浜辺風、古城の一室風など自在に変更できるとあっては、もはや笑うしかない。

　「ふわぁ〜、ステキですわ、ちはやさん」
　「ちはやちゃん、カワイイよー」
　ちはやとしても、親友ふたりの称賛が嬉しくないわけではなかったが……。
　「最後のコレって、むしろコスプレじゃないかなぁ？」
　お姫様風ドレス姿のちはやの呟きを聞きつけたシャミーが反論する。
　「あら、でも、ちはやちゃん、実際にそういうドレスを着て出掛けるパーティーもあるのよ？　ねぇ、ククル」
　「ええ、わたくしも、少しデザインは違いますけど、似たようなドレスは持ってますわ」
　｢ねぇ〜♪｣と母娘が揃って頷き合う様子に、｢うわ、ぶるじょあだ｣とコテコテの庶民であるちはやと秋枝は苦笑いする。
　もっとも、ちはや自身、鏡に映る姿を見ていると、そこにいるレディがほかならぬ自分だとはとても思えないのだが……。

　ふと気づくと、シャミーの元にククルと秋枝が集まって何やら内緒話をしている。
　「──おもしろそうね♪　いいわ、すぐに用意してらっしゃい」
　いつもニコやかなシャミーが、より一層の笑みを浮かべて娘とその友人に向かって頷きかけ、ちはやにいったん休憩を告げる。
　スツールに腰掛け、メイドさんから渡された冷たいレモネネードのグラスに口をつけながら、｢何だろ？｣と首を傾げるちはやだったが、その疑問はすぐに氷塊した。
　いったん姿を消していた秋枝とククルが戻って来たからだ──しかも、片や秋枝は田川邸の使用人服とは異なるクラシカルな深緑色のメイドさん姿、片やククルは｢ベルバラ｣あたりで出てきそうな華麗な剣士の衣装に着替えて。
　「も、もしかして……」
　チラリと視線を向けても、この場を仕切るシャミーはニッコリ微笑むばかり。
　──もちろん、ちはやが｢宮廷ドラマ風アドリブ寸劇｣に付き合わされたことは言うまでもない。

　その後も、ロリータ色の強いピンクのネグリジェや丈が思い切り短く随所をレースで飾られたアレンジ浴衣など、何種類もの衣装を着せ替えられ、写真をしこたま撮られたのち、ようやく｢第一回ちはやちゃん撮影会｣はお開きとなった。

　「だ、第一回って、またつぎがあるの!?」
　「わたしたちとしては、あると嬉しいわ。ね、ククル、秋枝ちゃん？」
　「……勘弁してください」
　大きく頷く親友達を見て、ｏｒｚな姿勢でガックリうなだれるちはや。
　「安心して。ちはやちゃんの写真は、勝手に雑誌やwebに掲載したりしないわ。仮に載せるときも、ちゃんと事前に許可はとるから。ね？」
　一般公開される恐れがないのは確かに朗報だが、それ以前の問題だ。ここで下手なコトを言うと、絶対馨に怒られるだろう。

　「でも、なんだかんだ言って、ちはやちゃんも結構ノってたじゃん」
　「そ、それは……」
　確かに、周囲の雰囲気にアテられて、いつの間にかノリノリでポーズとったりファインダーに微笑みかけたりといった真似をしていたので、ちはやとしても強く秋枝に反論できなかった。

　元の私服に戻って遅めの午後のお茶と談笑を楽しんだのち、今回の訪問はお開きとなった。
　帰る間際にククルの母からふたりに｢今日つきあってもらったお礼｣と言うことで、駅前のホテルに併設されたレジャー施設の無料利用券を多めに貰ったので、
早速明日の日曜に３人で行ってみることにする。
　「小学生だけだと心配｣ということで、ククル付きメイドの睦月さんが付き添ってくれることになった。
　家に帰って、ちはやは家族にそのことを告げた。両親は理解してくれたものの、｢兄｣の馨から「人が私試験勉強で苦しんでる時に！　モゲロ!!」という視線が飛んで来たのは無理もなかろう。
　結局、｢夏休みに千剣破が友人達と海に行く際、かおるたちも同行させる｣という条件で、何とか機嫌を直してもらった。
　『ふむ。水遊びか……しかし、チハヤよ。汝に水難の相が出ておるぞ？』
　「えぇ〜、ヤダなぁ。もしかしてプールでおぼれたりするの？」
　せっかく泳げるようになったのにィ……と、しおれるちはや。
　その様子は、まるっきり、元気印な小六の女の子そのものだ──このコ、自分が本当は16歳の男子だという自覚は残っているのだろうか？
　『よし、チハヤよ。我もつきあってやろう』
　「え？　ナミってウチの家から離れられるの？」
　『我は家そのものではなく武内家の血筋にくくられているのだ。汝やカオルの行く場所に同行するなら、なんら問題ない』
　「……で、本音は？」
　『たまには我も水辺でのんびり羽を伸ばしたい……って、こりゃ、何わ言わせるか、カオル！』
　「ははは、ごめんごめん。でも、まぁ、ナミには色々お世話になってるし、そのくらいはいいと思うけど」
　「うん、そーだよ！」
　「あいにく、僕は試験勉強で同行できないから、ちぃちゃんの面倒見るのを、お願いしていいかな？」
　『ふ、ふんッ！　カオルがそこまでに言うなら、一緒に行ってやらぬでもない』
　と、ツンデレ風味なナミの言葉で、その場はうまくまとまったのだった。

　そして、翌朝早くに｢誰か｣に起こされたちはやは、眠い目をこすりながらベッドの上に起き上がり、起こしに来た人物を見て硬直する。
　「もしかして……な、ナミぃ!?」
　「うむ、言うまでもなかろう」
　いや、ちゃんと答えてほしかった。なぜなら、目の前のいる今のナミは、ちはやより心持ち背が高く、18歳前後のごく普通の少女に見える姿をしていたからだ。
　「ナミって人間の姿にもなれたんだ……」
　「この程度、お茶の子さいさいよ。姿を隠して見守ることも考えたが、それではとっさの対処に遅れる可能性があるからの」
　「え、でもお父さん達は……」
　「案ずるな。認識を歪めて、我は｢夏休みだからこの家に遊びに来ている親戚の娘｣ということにしてある。コレで堂々と付き添いができるであろう？」

　その後のナミの対応は鮮やかなものだった。
　武内家の両親とごく自然に会話をこなすのはもちろん、リムジンで迎えに来た田川家の使用人たちにも礼儀正しく｢ちはやの年上のイトコ・御久那美果｣として対応し、信用を得る。とくに、ククルからは｢美果お姉さま｣と懐かれたようだ。
　秋枝はすでにクルマに乗っていたので、リムジンは一路ホテルへと向かった。

　ホテル・バビロンの、プールを中心とするレジャー施設は、おおむね満足のいくものであったと言ってもよいだろう。
　プール自体が広く新しいうえ、高級ホテルに属する場所だけあって人の数はさほど多くなく、また周囲にはデッキチェアなどの休息場所も多めに設けられている。

　「まぁ、ちはやさん、大人っぽいですね〜」
　「いやいや、ぼくなんか全然。ククルちゃんこそセクシーだよ」
　ちはやはヘソ出しキャミソール風のトップとデニムのホットパンツ風ボトムを組み合わせたタンキニ、ククルの方は、かなり布面積を冒険した紫色のビキニだ。
　「ぼくは全然胸ないからビキニは無理なんだよね。羨ましいなぁ」
　そう言って、ククルの12歳とは思えぬ豊かな胸の膨らみに羨望の視線を向けるちはやからは、もはや自分が本当は男であるという自覚はカケラも見られない──いろいろと手遅れかも。
　「ゴメーン、遅くなったぁ」
　やや遅れて更衣室から出て来た秋枝を見たふたりは異口同音に呟く。
　「｢あら、かわいい｣」
　秋枝の水着は、ピンクの地に白の水玉の入ったワンピース(スカート付き)という子どもっぽい……もとい、誠に小学生らしい可愛らしい代物だった。
　「あたしがフツーなの！　12歳なのにモデル体型とか、ぷち巨乳とかの方が、規格外なんだから〜！」
　プリプリ怒りながら地の文にツッコむ秋枝を、まぁまぁとふたりがなだめる。
　シンプルな黒のワンピース水着の睦月はともかく、ナミ……じゃなくて美果が、場違いな格好(海女さん姿とか潜水服とか)で来ないか密かに心配していたちはやだが、ごく普通の白のビキニ(パレオ付き)だったため、ひと安心。
　（心配するな。伊達に毎日神棚からてれびは見ておらん！）
　小声で囁く美果(ナミ)に、それもそうかと、ちはやも納得する──が、神様がそんなに俗っぽくていいのだろうか？
　３人娘たちは、水のかけっこをしたり、無事泳げるようになったちはやの腕前を見るべく25メートル競泳したり、浮輪やエアマットで水に浮かんでのんびりしたりと、夏の休日を思い切り堪能した。
　ナミが言及していた｢水難｣も、｢更衣室に向かう途中で、プールサイドを通る時に起きた地震で足を滑らせてプールに落ちる｣という、笑い話レベルで済んだ。
　当然びしょびしょになったが、足がつって溺れたりケガしたりすることを思えば安い代償だ。

　午後３時過ぎ。着替えてリムジンに乗……ろうとしたところで、不意に美果の顔が青ざめ、小声でちはやに囁きかける。
　（すまぬ。どうやら、我はしくじったらしい）
　｢え？｣と聞き返す前に、美果は｢買う物があるから｣と駅前商店街へと消えて行った。
　狐につままれたような思いのまま、それでもリムジンで自宅まで送ってもらったちはやだったが、家の前に赤いクルマ──消防車が止まっていることにギョッとする。
　慌てて家に掛け込むちはや。
　家にいた両親の説明によれば、どうやら小さなボヤが起こったらしい。幸い発見が早かったため、すぐに消し止められたのでたいした被害はなかったのだが……。
　「エッ、神棚が？」
　「そうなのよ。どうも買い物に行く前、ロウソクを消し忘れていたのが出火の原因みたいで……」


-８話につづく-
──────────────────
＃ようやっとココまで来ました！　次回が最終回。しかし、今回も前後編に二分割するべきだったかも。
＃前スレの｢あらすじ｣読んでたら気付いた人がいるかもしれませんが、実は本作の馨(つまり千剣破)は、｢替え玉お断り｣の日輪勝貴と同じ高校に通っていたり。
もっとも、この話の｢日輪先輩｣は高校２年になっているので、この時点で既に妹の香月と入れ替わっているワケですがｗ

＃ボヤを消したのは２階の自室で昼寝していた馨。夢の中でナミに叩き起こされ、消火器で消し止めたので、大事には至らず(ただし神棚は無残な姿に)。消防車は近所の人の通報で来ました。
＃エピローグ、と言うには少々ハンパかも。
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『泳げ、チハヤちゃん！！』
最終話）

　混乱するちはやにも、美果──ナミが突然別行動をとったのは、神棚が焼失したことが原因だろうとは察せられた。
　あのあと、落ち着いたところで｢兄｣の馨とふたりで話し合ったのだが、馨いわく、神棚がなくなったことで須久那御守が現世に顕現・干渉する力を失ったのではないか、とのこと。
　「そ、それじゃあ、ぼくらに掛っているこの術は……」
　「さて、ね。可能性としては３つ程考えられるかな。
　ひとつは、｢術者がいなくなったことで、間もなく解ける｣。もっとも、こうしてナミが消えてから数時間経つけど、僕らの身長に変化がないことからして、その可能性は低そうだね。
　ふたつ目は、｢術者がいなくなったことで、緩やかに効力を失って、徐々に解ける｣。確かにありそうな話だけど、具体的にどれくらいの時間がかかるかわからないから厄介だね。認識が人によってバラバラになっても困るし。
　そしてみっつ目は──」
　「｢解除するひとがいなくなったから解けない｣？」
　「Exactry(そのとおり)！」
　馨は、やれやれと肩をすくめ、ちはやの頭は一瞬真っ白になった。

　３つの仮説のどれが一番真実に近いのかは、その晩すぐに答えが出た。
　悶々としつつも疲れから眠りについたちはやの夢の中で、ナミが声だけで話し掛けてきたのだ。
　昼間ちはや達と別れた直後に、ナミは天界にいる本体・少彦名尊(スクナビコナ)の元に呼び戻され、きつい叱責を受けたらしい。
　いわく、｢端くれとは言え神の一員が、興味本位でヒョイヒョイ出歩いて、挙句に自分の｢家｣であり｢社｣とも言える場所を守り損ねるとは何事か！｣……とのこと。
　当面は、人間界で言う座敷牢のような場所に缶詰になって謹慎。また、謹慎が解けても｢社｣である神棚が作り直されるまではコチラに戻って来れない。
　『謹慎期間に自体も不明じゃが、少なくとも１年より短いということはないだろうの』

　「そうなんだ……あの、それでぼくらに掛った術なんだけど」
　『ふむ。あの術は、本来は術者である我が｢解けよ！｣と念じるだけで、簡単に解けるはずじゃ──本来なら、な』
　「え!?」
　『我も事前に注意しておかなんだから非はあるが……。チハヤよ、汝は学校の師に術のことを明かしてしまったのであったな？』
　「！」
　『おまけに、あれ以来、本来の｢千剣破｣としての自覚を持つこともなく、女子としての暮らしに馴染み、流されておったであろう』
　「う……」
　『おかげで、世界の認識の一部がズレて術が定着──いや固定化されてしまっておる。この状態で以前の状態に戻すには、新たに逆の術を掛け直すしかないのだが……』
　「が？」
　『先刻から言うておるとおり、我は当分動けぬ。気の毒じゃが、汝らの立場は当分──あるいは一生そのままじゃ』

　　＊　＊　＊　　

　翌朝早くに目を覚ましたちはやは、兄を起こしてナミから教えられた内容を馨に告げる。
　「なるほど……」
　しばし腕組みして考え込んでいた馨だが、１分と経たないうちに｢ま、仕方ないよね｣とアッサリ思考を放棄する。
　「ちょ、兄さん!?」
　「いや、だってこんなオカルトがらみの事柄、僕らの手に負えないだろ？　そもそも、まがりなりにも神様の掛けた術なんだし」
　確かにそこらの巫女さんやお坊さん、霊能者などにどうにか出来るかは大いに疑問だ。
　「う……で、でも、馨兄さんはソレでいいの？」
　「何が？」
　「何がって……これからとうぶん、ヘタしたら一生、男の人として生きないといけないんだよ!?」
　「いや、僕は、それほど気にしてないけどね」

　「…………へ？」
　ちはやは一瞬目が点になったが、気を取り直して幾分真面目に問いかける。
　「馨兄さんは──ううん、かおるは、それで本当にいいの？」
　「ああ、もちろん。知っての通り、もともと｢ボク｣は女の子らしい振る舞いや習慣があんまり好きじゃなかったからね。だからこそ、｢お兄ちゃん｣の提案に乗ってみたんだ」
　それは、ちはや──いや、千剣破も理解していた。
　「無論、僕だって、最初はずっとこのままでいようなんて思って無かったよ？　適当に何日か男子高校生気分を味わったら、また元に戻って、秋枝ちゃんやククルちゃん達とおとなはしく小学生生活を送るのが筋だ、って考えてた。
　──でも、ダメだね。一度｢自由｣と｢解放｣という名の蜜の味を知ってしまったら、自分から進んで、窮屈な檻に戻りたいなんて思えなくなる」
　アルカイックな笑みを浮かべる馨の姿が、なぜか異様に大きさと迫力をもって、ほぼ同じ体格のはずのちはやの目に映った。
　「そんな……」
　「おや、キミだって同じ気持ちなんじゃないかい、ちぃちゃん？」
　熱に浮かされたような目で己が瞳を覗き込まれて、ちはやは居心地悪げにたじろぐ。まるで、自らの心の奥底の封じた欲望を見透かされたような気がしたのだ。
　「ほ、ぼくは……」
　「悩むことはないよ。そもそも、ナミちゃんが戻って来てくれなければ元に戻ることはできないんだ。それまで最低でも一年以上かかるんだよ？　なら、今の立場を受け入れて楽しく暮らすことに、何も不都合はないと思うけどね」
　「…………」
　「なに、神棚を修繕して、ナミが帰って来るまでの話さ。彼女が戻って来たら、僕らふたりが元の立場に戻りたいと願えば、すぐに戻してくれるはずさ」
　まるで地獄のメフィストフェレスが乗り移ったかの如き弁舌で、馨は｢妹｣の心を巧みに望む方向へと誘導する。
　「そう……そうだよね。ナミが帰って来たら、戻してもらえばいいんだもんね」
　それにちはやが簡単に乗ってしまうのは、｢彼女｣の単純(すなお)さ故か、あるいは潜在的にはすでに同じ気持ちだからか。

　かくして、武内家の兄と妹は、条件付きながら半永久的に取り換えたその立場を享受することとなったのだった。

　　＊　＊　＊　　


　武内家のボヤ騒ぎからおよそ１年の時が流れ、季節は再び夏を迎えていた。

　最低一年(そしておそらくそれ以上の期間)は戻れないという事実を受け入れた武内ちはやは、少しずつだが女の子らしい仕草や趣味を身に着けていくよう努力しだした。
　さらに、受験勉強にも力を入れ始めメキメキと学力を上げていく。元高校生とはいえ、中高時代の学習知識の大半は兄の馨に譲り渡しているため、テストの点が上がったのは、まぎれもなくちはやの努力の賜物だ。
　年末を迎える頃には、担任の天迫星乃から、都内の名門校・星河丘学園の受験を勧められるまでになり、受験の結果、親友の田川ククルともども見事に合格。桜庭小学校を卒業後、晴れて中等部に通うようになっていた。
　残念ながら紅緒秋枝とは学校が別れてしまったが、今でも休日などは互いの家に仲良く遊びに行くなど三人の友誼は続いている。

　一方、武内馨の方は特に変わった様子もなく、マイペースに男子高校生生活をエンジョイしている……と思ったら、いつの間にか彼女を作っていた。
　相手は、もちろんかつて千剣破が憧れていた桐生院菜緒……ではなく、｢いいんちょ｣こと舘川燐だ。
　馨、長谷部友成、古賀龍司の｢三馬鹿トリオ｣の暴走を見逃せず、あれこれ世話を焼いてるうちに、(３人の中では)比較的常識人の馨と行動を共にすることが多くなり、そのままくっついてしまったらしい。
　日輪勝貴率いるバードマン研究所にも正式に入部し、人力飛行機の製作を手伝いつつ、｢正パイロット候補｣として足腰のトレーニングにも励んでいる。今年は、ようやく実用に耐えうるマシンが完成したため、大会への参加も決まっており、日に日にテンションが高まるばかりだ。

　そして……肝心の神棚だが、つい先日、梅雨明けの頃にようやく再建された。もっとも、まだナミの謹慎は解けていなようで、再建がなった日の晩のちはやの夢に、｢まだ２、３年かかりそう｣と連絡してきた。
　今でさえ、ほとんど昔の立場を思い出すことは皆無に等しいのに、その頃になれば、ふたりとも完全に戻る気はなくなっているだろう。あるいは、それを見越して、ナミはワザと帰って来ないのかもしれなかった。
　『すぐ傍で見守れなくなったのは残念じゃが──後悔はしておらぬよ。我が代々見守りし武内の血筋、その中でも稀有な、我を友と遇する者らを望むように生きさせてやることができたのじゃからな』

　「ちはや〜、田川さんのクルマが、もういらっしゃってるわよー」
　「はーい、今行くぅー！」
　パタパタと制服のスカートを翻しつつ、ククルの家のリムジンに乗り込むちはや。｢ちはやさんの家は通り道ですし、せっかくなので一緒にいきましょう｣というククルの提案に甘えて、朝は送りのクルマに同乗させてもらっているのだ。
　（ちなみに、帰りの時間は部活などで不定なので、ククル共々電車で帰っている）
　「ごめん、お待たせ、ククルちゃん」
　「いえいえ、道路も混んでいないようですし、まだ時間はありますから。それでは、鷲尾さん、出してください」
　リムジンが滑るようにスタートし、学園に着くまでの１時間足らず、ふたりの少女は車内でおしゃべりを楽しむ。
　「そう言えば、母がそろそろ秋物のモデルをちはやさんにして欲しいと申しておりましたけど」
　「え〜、モデルならククルちゃんでも十分じゃない？」
　「わたくしは見ての通り、あまり背丈がありませんので。ちはやさんなら、ハイティーン向けの衣装も十分着こなせるでしょう？」
　「それって、喜んでいいコトなの？　でも、おばさまには色々お世話になってるからなぁ……う゛ー、わかった。今度の土曜日にお邪魔するって言っといて」
　「はい、承りました」

　優しい守り神様の残した｢加護｣のもと、武内ちはやは、今日も素敵なＪＣライフを満喫するのだった。

-おわり-
────────────
＃以上、終盤駆け足気味ですが、｢泳げ、チハヤちゃん！！｣終了でございます。
＃最後まで目を通してくださった皆さんありがとうございます。
＃これを機に私は、しばらくこのスレへの投下を控え、不義理してる別スレの方を回ってきます。近々、ククルちゃんの両親の昔話あたりを人外スレに投下する予定。
＃無論、しばらくしたら帰って来る所存。それまでこのスレが栄えていますよーに。

個人的には相当ツボに入る作品ありがとうございました！

またのお越しをお待ちしております(｀・ω・´)

このスレの本義的には、立場交換しても体が変化しないのが本道だが、
ずっと長い間立場交換してると体も徐々に変化する……というタイプ
の話の理屈を考えてみた。

すなわち、人間の(脳などごく一部を除く)全身の細胞が入れ替わる
周期は、諸説あるがおおよそ１年と仮定。
そして、立場が入れ替わっている(たとえば、男子高校生Ａが
女子中学生Ｂの立場になっている）と、Ａの体内で新たに作られる
細胞は、Ｂの女子中学生としてのものなのだ！
これなら、｢入れ替わった当初の外見は元のままでも、ずっとその
立場にいると体型その他が徐々に変化し始め、１年後にはすっかり
容貌が変わっている｣というシチュエーション(前スレの｢斉藤
つかさ｣の話とか)を説明できる!!
……と思うのだが。

それはそれとして、>>99は完結乙でした。
第二次性徴を迎えたちはやちゃんの体が、遺伝子的には男の子なのに
徐々に女の子らしく胸とか膨らんでいくと考えると、
我々の胸もアツくなりますな！

>>101
ごめん、よくわかんない

面白い考え方だな
元の性質からはどんどん離れてくけど完全にも変化はしない、まるで接ぎ木みたいだ

細けえこたあいいんだよ！

泳げチハヤちゃん乙！
実に楽しませてもらった
流石はベテランの書き手だ
しかし終盤が駆け足になるのは書き手の癖なのか？
他のでもそうだよな
別に批判ではなく感じただけなんだが
とにかく完結ありがとう、またこのスレに戻って来るのを心待ちにしている

＞泳げ、チハヤちゃん！！
完結お疲れさまでした＾＾
全話楽しく読ませていただきました。
超GJです！
ナミ様も良いキャラでした。
馨も物凄くエンジョイしたハイスクールライフ送ってますね。
相変わらずチハやん可愛かったです。
お菓子作りの描写やファッションショーのコーデなどしっかりされていて、チハやんの可愛さが目に浮かびます。
チハやんはいったいどんな男性とお付き合いする事になるんでしょう？ｗ

まずは、乙やＧＪ、その他すべての感想をくださった方、ありがとうございます。
皆さんが下さった声援のおかげで、ポンコツ駅伝ランナーな私も何とか完走できました。
（そう考えると、やっぱり投下途中でも作品に対する｢一言｣の有無は重要ですよ〜
　長編執筆(ちょうきょりそう)は孤独な作業(すぽーつ)ですし）
しばらく他スレに武者修行に出ますが、必ず帰ってきます。

＞105
>しかし終盤が駆け足になるのは書き手の癖なのか？
あ〜、申し訳ない。自分のポリシーは｢未完の名作より、完結した駄作｣なもんで。
一応、着地点は決めて、おおよそのプロットも組んでるんですが、書き始めると、つい中盤を膨らませたくなるクセがあるらしくて。
そのため、最初の目論見より長期戦になり、モチベーションの維持やらプライベートの事情やらの障害が出て来て｢このままではエターナる!?｣と言う恐れから、最後を駆け足にさせてるのかもしれません。

＞101
興味深い仮説ですねｗ　
拙作の｢当主メイド｣｢要12歳｣｢悪の女幹部｣そしてもちろん｢チハヤ｣も、長期交換後の身体的変化は、この理論で説明できそう。
でも、逆に｢つかさと司｣みたいな現実的入れ替わりだと、むしろ根拠のない話になっちゃいません？

流れが止まったのでネタ投下。
動物交換と同じか下手したらそれ以上の不条理だけど、
前スレの終盤にあった｢人間の主人とメイドロボの立場交換｣
ネタをつきつめてみるとおもしろそう。

若社長となったメイドロボは、機械の身体なのに飲み食いし、
酔っぱらったり、排泄(立ちション)したり、(男として)
セックスして、(本物の若社長の)婚約者を妊娠させたりする。

その一方で、メイドロボの立場にされた男は、空腹も眠気も
感じず、エネルギー補給は股間のコネクター部(女なら膣が
ある場所……て言うか、メイドロボもその形に擬装されてる)
に電源コードをブチこまれて、充電される(上の理論で流れで
言うと、何もない部位に｢入る｣とか)。主人(元メイドロボ)に
言われた仕事を、無表情なまま忠実に体がこなしてしまう。
その代わり、仕事を巧く達成できたり、主人から褒められると
忠誠回路強化の一環として、体内に快感パルスが発生する。

最初は心の中でブツブツと不平を漏らしていた若社長も、
反抗しても無駄(と言うかそもそも反抗的な態度すらとれない)
なのと、前述の快感パルスによってパブロフの犬的な反射が
形成され、徐々に思考まで｢マスターに忠実なメイドロボ｣へと
変貌していく……とか。

有り

>>108　なにげに期待！

それじゃ俺もタンポンとの立場交換とか言うので考えた


トイレの便座に座っている女性となぜか一緒にトイレに中に一緒居る男性
その事を当人達はまったく変に思っていない
「ねえちょっと、私始まっちゃった見たいなの」
「始まったってアレか？」
「そうアレ、またお願いね」
「そうか、仕方がないな」

男はため息をつくと、服を脱ぎ始めた
女の方は股を開き膣口を広げるような姿勢をとる
もしやＳＥＸでもはじめるのかと思いきや、女は男の頭を両手で掴むと自分の股間へと引き寄せた
男はそのままクンニをするわけではなく頭の先から膣口へと寄って行く
「じゃあ入れるわよ」
「おう判った。しかし相変わらずアレのときの臭いって堪らないな」
「こればかりは仕方がないわよ」
「まあ、これが俺の勤めだしな」
男は愚痴をこぼしながらも女に導かれるままとうとう頭を膣口へとあてがう
すると不思議なことにずぶずぶと男は頭から膣口の中に入り込んでしまった
「あふぅ…。　入れる時ってどうしてもちょっと感じちゃうのよね。終わるまでよろしくね」
「ああ、任しておけ。ぴったりはまって経血は漏らさないぜ」
「頼りにしてるわ。アクティブに活動したい時はやっぱり挿入するやつのほうよね」
男の体はすっかり膣に入り込み足の先が少し見えるぐらいだ
女はショーツとボトムを上げ、着衣を整えるとトイレを後にする
「ただひとつ難点なのは、３本足になってしているのが目立っちゃうことよね」


とこんな感じで、人間がタンポンとして整理の時に膣に入れられてしまうと言うのはどうだろう？

意味がわからないｗ

乙です

小人さんサイズじゃないと行動不能になりそうだ
立場を交換されたタンポンさんは人間の男のフリをしてるのか？ｗ

動物との立場逆転で面白い設定ないかなと思ってTF系スレ探してみたらこんなん見つけた
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/poke/1280664350/149
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/poke/1280664350/190-195

なんやねんこれｗ

擬人化ミルタンクとかミミロップとかは、エロくて好きだけどな。
ポケモンまんまなら、ドレディアとかキレイハナ、サーナイト
あたりなら、妄想できそう。

>>107
＞未完の名作より、完結した駄作
これは某リンドウ科のつる性多年草の名前なあの人の作品に対しての事か？
解らないでもないがフェチな作品の場合は完結よりそのフェチな描写が重視される場合多いからな
未完でも良作とされるのはそこだと思う

何でわざわざ個人を引き合いに出して噛み付くかねえ

クオリティにかかわらず途中で飽きて他の作品を書き始めるのを繰り返すケースは
フェチ系小説サイトの大半が該当してると思うが

118が阿呆なだけ

ある意味寸止めとか、おあずけに近いもんがあるからな

なにやら面白そうだな

そんな話しより作品の話しをしようぜ
前スレでお屋敷とかの話しを書いていた書き手さん最近見ないがどうしたんだろう？
書き手が生き生きと楽しんでいる様な感じで良い作品だと思う
雛子が書き手の代弁者みたいな感じで
書き手が楽しい話で良いのでまたこのスレに話しを投下して欲しい

>>123
その書き手なら他所のスレに行ったよ
そこで楽しそうに書いてた

>>124
あのスレか
あそこ雰囲気いいもんな

すっかり質の悪い住人ばっかになっちゃったなぁここ

ああそうだな
お前みたいな奴がいるからな

まぁまぁ、皆仲良くしようぜ

小説じゃなくてもいいから妄想とか垂れ流していけよ

>>115>>117とかのポケモンとの立場交換も面白そうだと思った

>>129
ｵﾏｴも何か妄想たれながせや

服と人間の立場交換
服が人間を着替える

カエアンの聖衣みたいだ

服と人間の立場交換
服が人間の様になるのではなく、個人としてのアイデンティティーが服に依存されてしまう世界
つまり学生服を着た人間は学生と言うことになり、学生として行動する事となる
スーツを着れば子供でも大人として働く事になるといった感じ

更に突き詰めれば、Ａ子と言う女子高生とＢ男と言う会社員の青年が居たとして
二人の服が交換されると立場もＡ子はＢ男と言う会社員の青年に、Ｂ男はＡ子と言う女子高生になり、
立場にあった行動をする事となる
周囲の反応も服装に準じたものになるが、実は認識は変わっておらず、服の中身は元のままの姿に見えている
だが服装のアイデンティティーは絶対なので誰も異論を唱える事はなく、世の中の常識とされている

この世界では裸でいるときは何者でもない状態とされ一切の権利が認められなくなるので
裸になる際は細心の注意と服の管理は厳重に行う事が常である
故に服の貸し借りなどはあり得ないとされる

もし同じアイデンティティーを持つ服を二人の人間が着てしまった場合
例えばＡ子の制服をＢ男が着て、Ａ子も自分の私服を着ている状態の時
この場合はＡ子が二人いる状態になる訳だが、同じアイデンティティーを持つ服を複数の人間が着るのは法律で禁止されており、重罪とされ着た人間全員罰せられる

こんな世界での話しはどうだろう？
相手の服を奪って成り済ます悪い男の話や、無理やり服を交換され女の子の立場にされてしまう男性とか


長文失礼
意味が解りづらいのは妄想なので大目に見てくれると助かる

それは面白そうな世界観だなｗ乙

メイドロイドと立場交換された男主人が、メイドロイドに屈辱と凌辱の限りを尽くされ
最後には廃棄処分される話しが読みてー
もしくはプライドの高い上流階級の一族全員がメイドロイドと立場交換されて
元のメイドロイドたちにあごで使われ、惨めに打ちひしがれるとか

>>135
その真逆の話──というか、メイドロイドと立場交換されて、最初は反攻心バリバリだったものの、
様々な要因から次第に｢メイドとして主人に仕える事｣に喜びを見出し、主人役のメイドロイドに

ごめん、間違って途中送信しちった。

メイドロイドと立場交換されて、最初は反攻心バリバリだったものの、様々な要因から次第に｢メイドとして主人に仕える事｣に馴染み、
主人役のメイドロイドに「メイドロイドの大変さが十分わかっただろう。そろそろ戻してやろうか？」と元に戻る機会があったのに、
「いいえ、ご主人様。わたくしにとって主にメイドとして仕えることこそが喜び！　辛いなどとは少しも思いません。どうか、このままでお願いします」
と懇願して、その後も忠実なる侍女(メイド)兼愛人(ダッチワイフ)として可愛がられる展開は、書きかけてる。
なかなか進まないけど。

>>137
堕ちものか、いいな！
ワクテカして待ってるぜ

女装SS板で、コチラのスレ向けっぽいネタが投下されてた。
作者さん、続き書いてくれないかなぁ。

ｋｗｓｋ

いい歳をした男が女子小学生になりたくて女子小学生に頼み込んで服を交換してもらい
赤いランドセルを嬉しがっていると、服を交換した女子小学生に外に連れ出され
……というネタと、その書き出し部分。

それともうひとつ。道端で女性に、友達を助けたいので協力して欲しいと言われて
どこかの空き家へ連れてこられると突然後頭部に強い衝撃を受け気を失ってしまう。
目が覚めると縛られて身動きが出来なくなっており目の前にはラバースーツに
全頭マスクロンググローブにニーハイブーツ姿で拘束された女性が。
この女性を助けたければ、言うことを聞けと言われて
……というネタ。

どちらもアチラよりココ向きかもと思った。
とくに立場交換する本人同士だけでなく、第三者が介入するのって斬新かも。

>>139
読んで来た
立場交換としては両方とも微妙に違うな
立場の変化と言うならそうかも知れないが、女装で言うと女装する事で男が女の立場になるのは今更な話しかとも思う
だが女装ズレの他のも読んでみて女装小説は必ずしもそうではなく、性的趣向だったりするものかと認識を改めた
たまには近隣のスレを覗くのも良いかもしれない
にしても最初の男が女子小学生になる話は良いとして、次の話しは何て言うかフェティッシュと言うか趣味が濃すぎだな

趣味が濃すぎて・・・そんなのどのスレも同じだろｗ
こんなスレにいて自分が常識人と思ってるのが驚きだわ

個人的にはこっちのスレでも向こうのスレでも好きな方に書いてて問題ないと思う

このスレに居るだけで十分異端です

>>143
常識を持つのとこのスレに居るのは、また別問題だろｗ
その理屈だとこのスレを好む奴は社会不適合者って事になるぞ
マイノリティな趣味を持つと考えが卑屈になりやすいのはわかるがあまり過敏になるな
ＳＭ好きが居てスカトロが好きな奴とＮＧな奴とでは趣味が別れる様なものだよ
ほら身近な所でもブラックでバットエンドな話が好きな奴とラブラブでハッピーエンドが好きな奴とか居るだろ？
要は個人的な感性による受け取り方さ
人は誰でも自分のものさしを持ってるものだから尺度の違いで言い合ってたらきりがない
それでも相容れないなら対立するしかないし、いがみ合うと喧嘩になり、ひいては戦争と言う事態まで発展する

要するにスレが荒れるから自分の事を言われてる訳ではない時はスルーしてくれと言いたいだけだ

ところで皆さんはどんな立場逆転が好みなのだろう？

俺は男女の社会的役割の逆転と人間と動物の逆転。

>>146
俺もだいたいそんな感じだな。その2つが同時に起こってもいい

あと大人の男と幼女が立場逆転して男の立場になった幼女が幼女の立場になった男に性的なイタズラとか
身体能力が逆転してて抵抗できずにスカートめくられたり乳首抓まれたりとかされて
最終的にパンツ下ろされたりフェラチオさせられたりとか面白そう

兄と妹や、姉と弟、もしくはイトコ同士とか
近所に住む幼馴染同士の男女とかの、
互いのことをよく知ってる身近な男女の立場交換がイイ感じ。
それも、男(本来)の側はアタフタしてるのに、女の側は
どっしり落ち着いてる(ないし楽しんでる)ケースがグッド。

お互いのことはよく知ってるから、女立場になってる男は、
他人に悟られないよう今の立場のフリを(羞恥心を堪えて)
しようとするんだけど、男立場の女の方はマイペースに
男性ライフをエンジョイしてて、しかもその方が周囲の
受けがよかったり。
それを見た元の男は｢自分の存在って……｣と自信喪失する
展開が好みかな。

そして、傷心の元男を、女の親友♀なり、あるいは
初々しく変貌した女(元男)に惹かれる男友達なりが
優しく慰め、心の隙間に入り込む展開があるとベスト。

本人だけが変化を自覚していて、周囲の人間は初めからそうだったと思い込んでいるｼﾁｭが好きかな。

熟女と若い男の立場交換
女として長い間生活してきた熟女が突然男の立場になって男としての生活に戸惑いながらもオバサン特有の適応力でその有り余る体力を楽しむ
熟女の立場になった男は男っぽい無防備なしぐさでセクシーフェロモンを撒き散らすように
そして男の性欲に耐え切れなくなった熟女に後ろからガンガンに突かれて犯されるとか

これを母と息子でやってもいいな
性欲を抑えきれずに自慰行為にふけっていたところを「母」に見つかった「息子」が興奮のあまり・・・とか

http://yamatai113.blog57.fc2.com/blog-entry-1500.html

>>150
それもいいなぁ＞熟女と若い男の立場交換
30代半ば・独身のお局様な女上司と、入社２年目の爽やかちょい美形青年の入れ替わりとか
胸がアツくなるよね

　現お局（元新人男）→本人は一刻も早く戻りたいが、最近人当たりが柔らかくなったと社内では好評
　現新入社員(元熟女)→長年の経験と能力を生かしてバリバリ仕事をこなし、周囲に一目置かれる

と、会社ではおおむね巧くいってるので油断していたが、プライベートでは｢性欲を持て余す｣状態。
事情を知るモノどうしで何とか｢処理｣しようとしたが、若い男の性欲ムラムラ状態に我慢できなくなった
元お局が、無意識に熟女のフェロモンを振り撒く元青年を押し倒す……とか、俺得！

なあ、普通の入れ替わりものじゃ駄目なのか？
ＴＳでよくね？

入れ替わりの内容の数々には大いに賛同するがな

立場交換だけで考えると、強制ものが好きな俺は
ある日突然に連行されて、今日からお前はこの人物となったと言い渡され
全く知らない人物になりきることを余儀無くされるとか好きだな

主人公は男でも女でも良いし、なる相手は幼児だろうが中年だろうが妄想次第で
場合によっては犬とか動物でも良いな

主人公が元の自分の家に行って見ると自分がなりきっている相手が
自分として充実した暮らしを送ってたりとかあったりするとなお良い

もちろんなりきる際には、女装だったり、趣味の悪い服を着なければならないとか
羞恥ボイントは押さえたいね
最初のうちは周りからなりきる事を強要され、
主人公はなりきる人物の事を知らないから、
言われるままに振る舞わなければならないとか考えるとわくわくするな


妄想は楽しいな

TSとか入れ替わりだと外見も相手になっちゃうからな
外見は変わらないのに「立場」だけ変わっちゃうのがここのキモだろう

そして、その中でさらに
「周囲はそれに気づいている→羞恥」
「周囲もそれを当然のように扱う→異常シチュあるいはMC（誤認系）」
というそれぞれの要素があるという感じ

>>153
俺は普通の入れ替わりと違って見た目はそのままなところに魅力を感じる

読みたい話し

・替え玉受験がばれて、兄と妹の立場を入れ替えられてしまう話し
・悪の組織の女幹部と正義の味方の新人とが立場が入れ替わってしまう話し
・メイドロイドと主人の青年が立場交換され、メイドロイドの立場になった青年がその立場に幸せを覚えていく話し
・同姓同名の男女が高校受験にて手違いで取違えられ、そのまま立場を交換されたまま進学し入れ替わってしまった話の
　その後の話し
・ギャル文化とオヤジ文化の入れ替わりの話し
・新郎新婦とその親が入れ替わるお話し
・主人の少年とメイドの少女が立場を入れ替え、メイドの少女の立場になった少年が入れ替わった少女にいじられる話し
・青年が魔法生物に女児と立場を入れ替えられ、女児生活をする話し
・学校教育で男子と女子の立場を入れ替えて、相手の立場で過ごす教育があるお話し
・母の日は母親が息子と、父の日は父親が娘と苦労をねいらう為に立場が入れ替わるお話し
・おねしょをした妹を馬鹿にする兄が、妹と立場を交換されおねしょをした妹にされるお話し
・サラリーマンが出張で訪れた町で態度の悪いキャバクラ嬢と立場を交換されてしまうお話し
・保育園の実習生が園児と立場を交換され、園児として生活させられる話し

こんな所かな

>>156
さぁ早く、そのアイデアをSSにする作業に戻るのです…

＞・主人の少年とメイドの少女が立場を入れ替え、メイドの少女の立場になった少年が入れ替わった少女にいじられる話し

このスレの「とあるお屋敷の〜」って話がこれに該当するんじゃないか？

>>158
て言うか、156の挙げてるのは、みんなこのスレで書きかけorネタ出しされているものでしょう。

>替え玉受験がばれて、兄と妹の立場を入れ替えられてしまう話
>悪の組織の女幹部と正義の味方の新人とが立場が入れ替わってしまう話
ぐぁ……もうしばらく、廻国修行ののち、戻って来たら、続きを書きます故、しばしお待ちください。

>メイドロイドと主人の青年が立場交換され、メイドロイドの立場になった青年がその立場に幸せを覚えていく話
>サラリーマンが出張で訪れた町で態度の悪いキャバクラ嬢と立場を交換されてしまうお話
ネタフリした手前書きたいのは山々ですが、書きかけの方片付けてからですかね。メイドロイドは単発ならイケるか？

>>159
女装スレにネタフリされたお話についても、気長に待ってます。

『ハイティーンアイドルの戸惑』

　ブレイクし始めのアイドル(17歳・♀)と、彼女を担当する新人マネージャー(21歳・♂)の立場交換。入れ替えのギミックは、『令嬲志願』その他で登場した｢魔法のチョーカー｣。
　売れ始めたせいで忙しくなって、遊ぶ暇どころかまともに学校に行く暇もなくなってうんざりしているアイドルを、なだめすかして仕事させようとする新米マネージャー。
　｢こんなの嫌っ！　わたし、引退するっ！｣とヒスを起こした彼女をなだめるため、｢できるなら僕が代わってあげたいけど、そうもいかないから｣と口にしたことが契機。
　｢じゃあ、1ヵ月でいいから、アイドルやってみなさいよ！｣と、立場交換されてしまう。
　厳しい各種レッスンを始めとして、ドラマ、バラエティ番組、グラビア撮影(水着あり)、CD録音にサイン会……と、確かに気が休まる暇もない。
（ちなみに、声は完全にアイドルのものになっている。また、撮られた写真もなぜかアイドルの画像に差し変わっている──最初の頃は）
　それでも、｢あの子の居場所を守るため｣と頑張る生真面目な元マネは、徐々にその努力が周囲に認められるように。一方、マネージャーの立場になった元アイドルも、マネージャーの気持ちがわかるようになる。
　1ヵ月後のコンサート終了後、名残り惜しいが元に戻ろうと言う元マネに、「今やってるレギュラーのドラマが終わるまでは、このままの方がいいんじゃない？」と延長を提案する元アイドル。そして……。
　──ネタだけは浮かぶんだよ。書く時間がないだけで！

>>161
ナイスストーリー！
あなたが前に言っていた、子役の子とマネージャーが入れ替わる話しも好きだな
大人の女性が子供服を着ていたり、子供が大人の服を着ているのを想像するとわくわくします。

個人的にはショタっぽい少年と大人な女性の立場交換が見たいなあ。
大人な女性はクールビューティーな秘書か姫様系キャバ嬢でお願いします。

個人的には立場に飲み込まれず元の立場通りの行動を貫こうとして、
入れ替わった片方の相手が被害を被るのも新しくて面白いと思うんだが。

遅くまで働く幼児のために、深夜まで親を預かってくれる保育園

『重装王女(フルメタルプリンセス)の追想』

　地球とは異なる世界アールハイン。その中の小国バーゼラルドは存亡の危機に瀕していた。数百年ぶりの大々的な魔族の侵攻に耐えうるには、この国の軍事力は十分とは言えなかった。
　現国王の長子である第一王女シトロナードは、20代半ばの女性ながら国内一の剣士にして将軍として知られている。彼女が前線に立つことで、かろうじて士気が保たれていたのだが……。
　何度めかの魔族の侵攻を撃退し、しばしの休息を取ろうと城に戻ったシトロナードを悲劇が襲った。卑劣な魔族の一体が城に潜入、あるマジックアイテムで、彼女から武技と作戦指揮能力、カリスマなどを奪い取ろうと画策したのだ！
　シトロナードの姫将軍(プリンセスジェネラル)としての能力のすべてダーククリスタルに吸い取られ、そのまま魔族に奪われるかと思われたのだが……。
　ひとりの若者の勇気ある行動が最悪の事態を防いだ。その若者とは、シトロナードの妾腹の異母弟である騎士見習いのロイク。
　母の身分の低さ故、王位継承権すら与えられていない15歳の少年は、習いたての弓で飛び去ろうとする魔族を打ち抜き、その魔手からダーククリスタルを見事に奪い返したのだ。
　ただ、彼に落ち度があったとすれば──空から落ちてくる剥き出しのクリスタルを素手で受け止めたこと。その瞬間、クリスタルに込められたシトロナードの姫将軍としての能力はすべて解放され、ロイクの身に宿ってしまった。
　王族と重臣のごく一部を緊急招集して秘密会議が開かれ、その席でロイクは当面｢シトロナード｣として軍を指揮することとなった。
　幸い、女としては長身な王女と、男としては華奢な騎士見習いは、男女の差異を除けばそれほど体格に差はない。容貌も髪の長さ以外は化粧で誤魔化せる程度によく似ている。
　また、その間シトロナードは｢ロイク｣として｢シトロナード｣の従騎士(スクワイア)を務める。これは秘密を守るためと、偽姫将軍となったロイクのフォローをするためだ。
　姉が愛用する女性用騎士甲冑を身にまとい、ロイク──いや｢シトロナード｣は戦場を駆け抜ける！

　そして、一年後。無事平和が訪れたバーゼラルドで、｢第一王女｣は、「そろそろ結婚しないか？」という父王や王妃のお見合い攻勢にうんざりしていた。
　信頼する｢従騎士｣に、そのことを愚痴る｢シトロナード｣。
　「まったく、お父様ときたら、戦が終わった途端、これだから……」
　「それだけ、陛下は、姫様の身を案じておられるのですよ」
　「だからって……私が本当は｢誰｣なのか忘れてるのかしら。ねぇ、そろそろ元の立場に戻らない？」
　「はて、何のことでしょう？」
　素知らぬトボける｢異母弟｣の姿に溜息をつく｢姫将軍｣。
　王族の義務と重責から解放され、気楽な一介の騎士見習いの立場でいることがスッカリ気に入ってしまった｢ロイク｣は、当面、元の窮屈な第一王女に戻るつもりはないらしい。
　最近では、この｢立場入れ換え｣を知っているはずの一部の重臣たちでさえ、｢シトロナード｣を素で姫君として扱ってくるのだ。
　（とは言え、私が吸収した能力を、｢この子｣に渡すための方法は、まだ見つかってないのよねぇ。はぁ……もうしばらく第一王女やってるしかないのかしら）
　と、心の中で呟く｢彼女｣は知らない。元に戻す賢者たちの研究は、とっくに打ち切られて、別の研究がスタートしていることを。
　（ずっと女物の下着で体を締め付けてるせいか、最近胸のあたりがちょっと膨らんできたみたいだし、アレも何だか小さくなってる気がするし……）
　それが気のせいではなく、賢者たちの新たな研究の結果生まれた秘薬のせいだと、｢シトロナード｣は手遅れになる前に気づくだろうか？

＃と、今度はファンタジーネタ。ダイジェストを書いたら満足したかも。

>>166
ストリーダイジェスト乙です
いっぱいアイディアがあって良いですね
新作を楽しみにしています

でも、>>156にある様な作品の続きやネタの作品化したのを見たい
沢山あるのでどれか一つでも作品化してくれないでしょうか？

自分で書いてみればいいじゃない。

>>156
もう少ししたら時間に余裕ができるので、そしたらつかさのやつとか完結させたい

>>168
お決まりの様に自分で書けと言うが、この場合作者でもない限り言わない方がいい
勝手に続きとか書かれたら嫌に決まっているだろう
全部このスレで既出のものなんだからな
168が作者で代わりに続きを書いてくれと言うなら話は別だが
そんな茶々入れてないで感想かネタでも書き込みすれよ

>>166
ファンタジーもので立場交換良いね

>>169
つかさの話し楽しみにしてる

ここって書き手は何人位いるの？
良く見かけるあーだこーだ物言いする人は同一人物？
このスレってマイナーとか言うわりに過疎ってないよね

二人ぐらいだと思う

つまりは仲間内だけで書いている様なものか
案外ここの書き込みも何人も居る様で同じ人間ばかりだったりするのかもな

複数回投下してるのは3人

長文で変な口出しをしてるのは一人だと思う

＃お約束の品を投下──する予定だったのですが、御免なさい。

『ホームメイドロイドの約束』

　月曜日から金曜日までのウイークデイ。定められた時刻──06:30:00になると同時に、私の待機状態(スリープモード)が解除され、通常モードへと復帰する。
　全長2150ミリの卵を縦に半分に切ったような形状のメンテナンスポッドの中で、私は両瞼を開いた。
　自己診断プログラムを走らせたところ、結果はオールグリーン。現時点で特に異常は認められない。
　私は接続ケーブルを通じて、メンテナンスポッドの透明な防護カバーをオープンにする。
　頭を上に斜め18度の傾きをもって設置されたベッドに横たわった状態から、遅滞なく上半身を起こし、各部関節の動きを確かめつつ、スケジュールデータから、マスターと自分の｢本日の予定｣を読み込む。
　（本日のマスターのご予定は……13:00までは平常業務、14:00からＳ社のCEOと会談ですね。終了予定時刻は16:30で、いったん会社に戻って本日分の業務を処理してから退社。帰宅は20:30見込みとなっていますね。
　私に関しては特に指示はなし。通常の館内メンテナンスと衣類のクリーニング、マスターの夕食の準備で問題ありません）
　スケジュールを確認しながらポッドから出て立ち上がる。
　ポッドで待機中の私は、平時の黒を主体にした英国風メイド服ではなく、レオタード、あるいは学童用スイムウェアを想起させる白いボディスーツを着用している。
　ただし、通常のボディスーツやレオタードと異なるのは、ボトム部分がタイトスカート状になっている点。もっとも、スカート部はマイクロ丈言ってよいくらい短く、少し動いただけで股間が見えかねないのだが。
　データリンクと充電を兼ねたケーブルが繋がったままだったので、諸動作の邪魔にならないよう外す。

　──ズルリ
　「んんっ……」
　私の股間──人間であれば｢会陰｣あるいは｢蟻の門渡り｣と呼ばれるべき部位から挿入されたケーブルコネクターを抜き取る際、意図せずして声が漏れてしまう。
　しかしながら、孔も何もない表皮を突き破るようにしてコネクターが刺さっている光景は、何度見ても慣れない。そのクセ、コネクターを抜き取る人工皮膚には傷ひとつ付いていないのだから。
　（いや、違う、｢人工皮膚｣じゃない！）
　私の思考が少しずつ｢本来のもの｣に復帰していくのがわかる。どうやら、ケーブル接続時は、メンテナンスポッド側の制御プログラムの影響を強く受けてしまうらしい。こればかりは、｢仕様｣上仕方がないのだろう。

　メイドロイドには珍しい溜め息をつきつつ(そのクセ、顔の表情は平然としたまま)、私は白いボディスーツを脱ぐと、下着──純白のシルクショーツと、セットになったブラスリップへを着用し、薄手の白いサイハイソックスを履く。
　壁にかけてあった黒いエプロンドレスに袖を通し、頭にホワイトプリムを載せれば完成。
　メイドロイドとして暮らすようになってすでに半月近く経過しているので、この着替えも慣れたものだ。
　（あんまり慣れたいとは思わなかったけど……）
　それでも、人間は与えられた環境にいつしか馴染んでしまう生き物なのだろう。
　そう、今この屋敷で｢HMR-00Xナツキ｣というホームメイドロイドとして働いている私は、本来はメイドロイドではない。人間、それもこの屋敷の主である｢新庄夏希｣という男だった──いや、物理的に見れば今もそのはずなのだ。
　なのに、どうして……。
　無意識に鏡の前で服装を整えながら、私は半月前──未だ私が｢新庄エレクトロニクス｣の若き総帥であった頃のことを思い出していた。

　……てな感じで続けるつもりだったのですが、書いているうちにトンデモない方向へと暴走して、どうにもこのスレの趣旨とはそぐわぬものに。

以前3スレ目終盤で書いた通り、
「金儲け＆効率至上主義で、残酷ではなくとも人の情を気にしない若き資産家。ただし、彼がそうなったのは世間への復讐のため。
　そんな人間不信な彼は、自宅にも人を置こうとしなかったが、ある日、偶然秘密の地下室から見つけたメイドロイド(祖父作)を起動させ、ちょうどいいと屋敷の管理を任せることに。
　プロトタイプ故か、妙に人間臭く感情の機微にも通じているメイドロイド(モデルは祖父の亡妻、つまり主人公の祖母)の諫言を受けつつも、改める気の無い主人公。
　メイドロイドは意を決してある晩、同じく祖父の遺産である｢因果交換装置｣を作動させる。
　それによって、本人達同士以外の世間からは「主人公→メイドロイド／メイドロイド→そ主である若社長」として扱われることになる。
　｢一ヵ月間、その立場で反省してください｣と言われて、仕方なくメイドロイドとして｢主人｣に仕えることになった主人公だが……」
　という展開は、同じ。
「若社長となったメイドロイドボは、機械の身体なのに飲み食いし、酔っぱらったり、排泄(立ちション)したり、男として人間の女性とセックスしたりする。
　その一方で、メイドロイドの立場にされた男は、空腹も眠気も感じず、エネルギー補給は股間のコネクター部(女なら膣がある場所だが、この元主の場合は何もないはずの部位)に電源ケーブルをブチこまれて充電される。
　主人(元メイドロイド)に言われた仕事を、無表情なまま忠実に体がこなしてしまうが、その代わり、仕事を巧く達成できたり、主人から褒められると忠誠回路強化の一環として、体内に快感パルスが発生する。
　最初は心の中でブツブツと不平を漏らしていた若社長も、反抗しても無駄(と言うかそもそも反抗的な態度すらとれない)なのと、前述の快感パルスによってパブロフの犬的な反射が
形成され、徐々に思考まで｢マスターに忠実なメイドロボ｣へと変貌していく」
　という流れも変わらず。

「最初は反抗心バリバリだったものの、様々な要因から次第に｢メイドとして主人に仕える事｣に馴染んでいく主人公。
　一月経って主人役のメイドロイドに「そろそろ戻してやろうか？」と言われ、元に戻る機会があったのに、
　「いいえ、ご主人様。わたくしにとっては主にメイドとして仕えることこそが喜び！　辛いなどとは少しも思いません。どうか、このままでお願いします」
　と懇願して、その後も忠実なる侍女(メイド)兼愛人(ダッチワイフ)として可愛がられることに」
　……と、結末もほぼ同様なのですが、ちと妄想が手綱を外れて走りだしまして……。

　１）立場交換されて1週間目の日曜。｢どうもその髪型はメイド服に似合わないな｣との｢主人｣の意向で、頭部外皮パーツA(要するに髪の毛と頭皮部分)を｢換装｣されてしまう。
　肉体自体に変化はないはずなのに、なぜか髪の毛部分がカツラのように外れ、市販のメイドロイド用高級パーツ｢金髪ロング・ツインテール｣が代わりに装着。また、光学カメラ(眼)にも、ブルーのレンズが装着される(外れないが支障はない)。
　２）2週目の週末。「メイドロイドとは言え、女性の疑似人格を持つ者が、そんな貧乳だと可哀相だ｣と、前胸部パーツを換装。皮膚(外皮？)がペラリとめくれ、そこにＥカップの見事なオッパイができる。
　しかも、高級品なので触感センサーその他も調整してあり、触ると｢快感パルス｣が発生する構造。
　３）3週目の日曜の夜。｢何度くり返しても充電ケーブルの出し入れに慣れないみたいだから｣と、股間部分も改造。女陰と膣に相当するパーツへと換装され、以後はそこへコネクターを抜き差しすることに。
　そしてもちろん、こちらも胸部同様性感を完備し、そこへの出し入れは｢快感パルス｣を伴う。

　──と、改造フェチちっくな流れが組み上がってしまったので、｢肉体や人格はそのまま｣という趣旨にあまりに大きく反すると判断して、精細な描写はやめておくことにします。
　ラストは数年後。メイドロイド人権保護法の立役者となった｢新庄圭人｣が、長年のパートナーである菜月(旧名：HMR-00Xナツキ)とめでたく結婚し、人間＆メイド夫婦の第一号になる……というハッピーエンドではあるのですが。
　楽しみにしていたくださった方がもしいたら、すみません。

●マスター→メイドロイド：新庄夏樹/HMR-00Xナツキ
●メイドロイド→マスター：HMD-00Xケイト/新庄圭人

プロット乙です。
確かに立場交換からは少しずれるけど、メイドロイドに身体を作り替えていかれるって萌えるかも
ＴＳの部分交換ものっぽくケイトがナツキと自分のパーツを交換して行ったらさらに萌える
ナツキの身体を自分のものにして人間になって行くのを喜ぶケイトに、だんだんとケイトのパーツに取り替えられ身体もメイドロイドになって行くナツキ
想像すると胸が熱くなる

ここは女装ＳＳスレと住人被ってる見たいだな
ＴＳＦにも近隣ジャンルかとも思うけど、向こうからしてみたらそんなの知らない的な認識だし
やっぱりマイナーなんだよな
でも女装好きとＴＳＦ好きが明らかにこのスレは多い気がする

作者の傾向を見てみると、立場の変化後はその立場に馴染みグッドエンドになる不可逆系の話が得意な方と
立場の変化で女装になるのが好きな服飾系にこだわりのある方と
不条理な立場の変化で倒錯した描写が得意な方が居ると思う
あと作品を書かないけれど動物との立場交換を強烈なイマジネーションでアイディアにする方も

ちなみに俺は111を書いて見た者なんだが、こんな短い文でも妄想を文にするのって大変なんだよな
長文書きの人は凄いと思うよ本当

こう言うとりとめの無い書き込みならいくらでも出来るけどな

短い話しでも妄想でも興奮出来ればそれで良いよ
このスレだとエロよりフェチな方が嬉しい
倒錯趣味の集まりで間違いないと思う

動物との立場交換で何か面白いアイデアないかな
姿はそのままだけど動物として扱われるって結構くる

>>182
動物愛護協会の狂信者が世界中の動物と人間を入れ替えてしまう。とか

お漏らしの治らない幼女に立場交換され、幼女の立場になってしまうが
自分の立場になった幼女がお漏らししてしまい、元に戻れたがお漏らしする大人と後ろ指を指される様になる
しかも着替えの時に幼女は自分の服を着たから、完全に変態扱いされるとか

なんか上手く妄想がまとまらない
お漏らしで濡れた女児もの衣類を着させられる話しとか見たくて立場交換と絡めて見たけど
こう言う場面のある話し見たい

少し流れが止まっていますね。
何かネタにでもなる事を書きこみたいけど、今は思いつかない。
でも最近思うのですけど、男女逆転ものって面白いですよね。
私が考えると女装中心にしかならないのですけど。
立場交換の要素を色濃く出すには話しの組み立てや描写が上手くないと
難しいです。
やっぱりチハヤちゃんの人とかはすごいと思う訳ですよ。

>>156
このスレがかなりなお好きな住人の方なのですね。
「続・そこはとあるお屋敷」と「ゆあ・ゆうじぁりー」など続きものは、
そのうちですが、必ず書きますので＾＾；
ところで「宿なし汚ギャルは電波系」はやっぱり需要ないのでしょうか？
いえ、続きを書く気配が無い私が悪いのですけど。

＃お久しぶりです。本格復帰前に一時立ち寄り兼保守代わりのネタ。
＃女同士の立場交換。とは言え、片方はほとんどまともに出てきませんけど。

『世界を救う聖女様だって、シたい時はあるモン！』

　14、5歳くらいの少年が、森の中の少し開けた場所に設営された天幕の下で横になり、先程からゴロゴロと寝返りを繰り返していた。
　「はぁ〜、たいくつ退屈ぅ！」
　少年は父親譲りの収まりの悪い赤毛の髪をかきむしりながら、何十回と繰り返した愚痴を口にした。
　「まったく……皆いつになったら戻ってくるんだろ？」

　彼らはいわゆる｢冒険者｣の一団であった。
　──いや、十把一絡げに、そう呼ぶのはあるいは間違いかもしれない。
　何故なら彼らは、現在世界の裏側で進行している大きな陰謀──それこそ世界滅亡クラスの謀略を阻止せんと自覚的に戦う仲間達だったからだ。
　｢英雄｣あるいは｢勇者｣と呼ぶにはまだ未熟だが、少なくともその予備軍ないし候補と呼ぶには相応しい志と実績を持っていると言えるだろう。

　前大戦の九英雄のうちふたりを両親に持つ、サラブレッドとも言うべき少年戦士ルカ。
　同じく九英雄のひとりである大司祭を師とする、法術の使い手である巫女フェリア。
　ルカの兄貴分であり、元神殿衛兵でもあった槍使いの青年ローグ。
　無口で、どこか影のある──しかし沈着冷静で世慣れた女剣士エミリ。
　好奇心旺盛で、少々趣味に走り過ぎなところもあるが、魔術と発明に高い才を示すカレン。

　この僅か５人、しかも最年長であるカレンですらまだ20代半ば、ルカに至ってはつい先日15歳の誕生日を迎えたばかりという若輩者達が世界の命運を握っていると知ったら、各国の指導者層は目眩を覚えるかもしれない。
　とは言え、先程も述べた通り、彼らはすでにそれなりの働きをしている。
　この世界で支配的な宗教組織の長イルミナスが密かに抱いている邪な(独善的と言い換えてもよい)謀みを察知し、その長とは別の派閥に属する女性──フェリアの師でもある大司祭ライラの支援を受けつつ、各地に張り巡らされた陰謀の種を幾つも阻止してきたのだ。
　半年前に故郷を出た頃は、｢父さんたちみたいな英雄になりたい！｣という、子供らしい無邪気な夢しか持っていなかったルカも、旅の間に随分と成長した。
　「英雄とは、なりたいと思ってなるもの、なれるものではない。
　大きな事を為して、多くの人々を救った人が、結果的にそう呼ばれるだけなのだ」
　かつて会ったばかりの頃、エミリが告げたその言葉を理解できる程度には。

　──しかしながら、戦士や冒険者としての力量の成長とは別に、ルカが未だミドルティーンの少年であることに間違いはなく……。
　その企みも、そんな彼の(色々ありまくる)隙をついて行われたものに他ならなかった。

　数時間前、エミルとフェリアが必要物資の買出しに町まで出掛けた。
　また、ローグとカレンは｢野暮用｣と称して数日は戻ってこない予定だ。
　残るルカはキャンプで留守番。カレン謹製の小型垂直離着陸機｢ケタルカトルス｣の番をする人間が必要だったからだ。
　この機体の起動自体はカレンの声紋がないと不可能だが、無理やり押し入って部品を盗むことくらいなら可能なのだ。
　ルカとてその理屈はわかる。｢ケタルカトルス｣があるからこそ、自分達のような民間人(と言うのは微妙だが)が、迅速に世界中を旅して回れるのは間違いない。
　とは言え、いくらソレが理解できたからと言って、今この瞬間、手持無沙汰で退屈極まりないという事態が、変化するわけではないのだ。
　（剣の素ぶりも、カレンに貸して貰った本読むのも、もう飽きたしなぁ……）
　元々、あまり堪え性のない少年は、ひとりで過ごす時間に辟易していた。
　あるいはそれは、｢退屈｣ではなく｢寂しさ｣だったのかもしれない。
　実家がかなり大きな農園を営んでおり、ルカ自身の両親に加えて、農園で働く人々の家も同じ敷地内にあり、飯時などは何家族もが集まって総勢30人近くでワイワイ騒ぎながら食べるのが常だった。
　それ以外の時も、彼の傍らには呑気な父や優しい母、親切な農園の人々がいて見守っていてくれたし、自分と歳の近い子どもたちとはまるで兄弟のようにして育ったのだ。
　旅に出る時も、兄貴分であるローグが付いて来てくれたし、程なくエミリ、そしてフェリアが加わった。最近では最年長のクセに騒々しいカレンまで仲間になったのだ。
　ひょっとして、本当の意味でルカが｢孤独｣を感じたのはこれが初めてだったのかもしれない。
　仰向けに寝転んだルカの視界の端に、林の木々越しに赤い修道服を着た人影が近づいてくる様子が映った。
　（あ……ようやっと戻ってきたのかな？　あの服装は、フェリアだよね）
　旅を共にするにつれ、少しずつ心を通わせる存在となりつつある聖職者の少女に思いを馳せると、遅まきながら少年は飛び起きて、何食わぬ顔でテントの中央で胡坐をかく。
　あたかも、自分が泰然自若と皆の帰りを待ち受けたかのように……。
　気になる女の子にはイイところを見せたいという微笑ましい稚気だったが、彼の拙い擬装(?)が報われることはなかった。
　「ルカ……その、落ち着いて聞いてね？　わ、わたし……ううっ……」
　テントの入り口に歩み寄った人物の声は、彼の愛する少女のものではあったが、いつもとどこか響きが違うようにルカには感じられた。
　嫌な予感を覚えたルカは、即座に立ちあがり、テントの入り口から飛び出す。

　「いったい、どうしたの、フェリア!?」
　ルカはそう言いかけ……そのまま口をあんぐり開けたまま呆然と立ち尽くした。
　テントのすぐ外に立っていたのは、彼の知る同い年の少女とはおよそかけ離れた容姿の、妙齢の女性だったからだ。
　「フェリア…なんだよね？」
　「はい、そうなんです」
　そこにいたのは、エミリとカレンの間……おそらくは20代前半と思しき年頃の美女。
　フェリアの特徴とも言うべき琥珀色と翡翠色のオッドアイと、ショートボブにした艶やかな黒髪を持ち、そうと意識して見れば顔立ちからも確かに彼の知る少女の面影を感じ取れたが、あまりに体つきと雰囲気が違い過ぎた。
　「いったいどうしたの!?」
　ルカが驚いたのも無理は無い。
　服装こそ普段身に纏っている高位修道女(ハイプリーステス)の正装だが、元々どちらかと言うとフェリアは年齢の割に華奢で小柄な方だ。
　それが、背が頭半分ほども伸び、体格も成熟した女性のプロポーションになった為、清楚で厳粛なはずの修道服が、色々な意味で危険を孕んだエロ装備と化していた。
　窮屈な白いストッキングに押し込められた、ムッチリとした太腿がスリットの端から覗き、青少年の煩悩を掻き立ててやまない。
　また、いつもは年相応よりやや控えめな慎ましい曲線を描いている胸部に関しても、襟の詰まった修道服を突き破らんばかりに豊満なふくらみが押し上げ、かなり青少年には眼の毒な事態になっている。
　「ハッキリとは、わかりません。ただ……」
　「ただ？」
　「あるいは、先日の巨大魔晶玉の暴走を止めたことと関係あるのかもしれませんね」
　つい３日程前に、敵の首魁が仕掛けた罠をくぐり抜けた時のことを言っているのだろう。
　確かに、アレはヤバかった。大陸中に魔晶の光を無差別に撒き散らし、生物の強化と進化を促す計画だったらしいが……。
　あんなもの、魔力に耐性のない人間や動物が浴びたら、苦しみ悶えて死ぬか、魔物に変異するかのほぼ二択だ。本来の目的に添える者は全体の１割にも満たないだろう。
　幸い、本格的に起動する直前で破壊することができたが、起動しつつあった魔晶玉から漏れ出た魔力だけでも相当な脅威だった。
　それを、ルカ達４人で押さえこみ、人間離れした魔力容量を持つフェリアが吸収するという荒技で何とか事態を収拾したのだ。
　もっとも、その後、フェリアは体調を崩してしまったようで、今回の買い出しも気晴らしになれば……と、実は意外に苦労人なエミリが町へと連れ出していたのだ。

　「そっか。生物を強制進化させる光を大量に取り込んだから……」
　「はい。その影響で身体が急激に成長したみたいです」
　「なるほどー、いや俺さ。フェリアが大きくなったら、きっとイルミナスみたいになるだろうと思ってたんだけど……」
　そこでいったん言葉を切り、ルカは彼女の全身をしげしげと眺める。
　「予想通り、本当にそっくりだね」
　心を寄せる少年の舐めるような視線に恥ずかしげに身じろぎするフェリア。
　「そ、そんなに似てますか？　鏡を見てないので、自分ではわからないんですけど」
　「うん。あ、でも、美人だと思うよ。声もなんだか落ち着いた感じだし」
　と、天然タラシな発言をルカが素でするのはいつものことだ。
　「え……あ、ありがとうございます」
　それでも、初心な修道女は褒められることに慣れていないのか、ほんのり頬を染めている。

　傍目から見れば微笑ましい光景だったが……実は、この自称｢フェリア｣は本人では無い。ルカが名前を出した女教皇イルミナスが、変装(若作り？)した姿なのだ

　もともとイルミナスとフェリアは、運命を司る女神セレスティが生みだした、女神の娘とも分身とも言える姉妹的な存在だ。
　多くの神がこの世界を離れる中、辛抱強く人間を見守っていたセレスティだが、それでも人間界で３度目の大戦が起きたことで、ついにひとつの審判を行うことを決意する。
　自らが積極的に介入して人々をより正しい方向へと導くべきなのか。
　あるいは、世界を人の手に委ね、自らもこの地を去るべきなのか。
　その判断を下すために、女神は自らの分身２体に使命を与えたのだ──このふたつのいずれが人にとって幸せなのか見極めよ、と。
　イルミナスは、より高い地位について人々を導くことを選んだ。
　彼女は10年前、この世界で最大手の宗教組織ハルモニア教団の総本山に15歳くらいの姿の新米神官として現れ、その高い知性と魔力、女神の如き(笑)美貌と余人には成し得ぬ神秘の御技をもって、めきめきと教団内で頭角を現し、２年前ついに教皇代理の地位に就いた。
　彼女は、自らが女神の代理人として愚かな人々を導かねばならないと考えているのだ。

　一方フェリアは、名もなきひとりの｢人｣としての視点から世の中を観察すべく、すべての記憶を封じた５歳くらいの幼子として、やはり10年前とある町の神殿の裏庭に現れた。
　偶然にも大司祭ライラに引き取られ、その薫陶を受ける養女兼弟子として成長したフェリアは、イルミナスに並ぶ知性と魔力を持ちながらも、双子の｢姉｣に欠けた慈愛の心を育てていた。
　ルカたちの助力を得て、見事ハイプリーステスへの昇格試験に合格したフェリアは、師に彼らと同行する許しを乞い、ライラもまた快く愛弟子を送り出したのだ。

　世界の中の民衆はもちろん、王族や国家にさえ極めて大きな影響力を持つ、ハルモニア教団の教皇代理(正式な即位も間近)と、その若さでハイプリになったことは驚異的とは言え、身分的にはごく普通の少女。
　世間的に見れば｢月とスッポン｣な立場のふたりだが、本人にその実態を語らせると、イルミナスは｢不幸｣であり、フェリアは｢幸福｣だった。
　かたや、10年かけて馬車馬のように働き、準備してきた計画が、ポッと出の冒険者の手で邪魔されまくり、今やその遂行も危ぶまれる、25歳の独身女性。部下には、十把一絡げのマンセー信者を除くと、筋肉馬鹿とスケベ爺と変態タイツ男しかいない。
　かたや、慈愛あふれる養母兼師匠のもとでスクスク育ち、気のいい仲間達、特にその中でも最近ちょっと気になる少年と一緒に旅が出来てルンルン状態の、ピチピチの15歳の美少女。
　どちらがリア充かは、一目瞭然だろう。
　だから、イルミナスが妹に｢フェリア、爆発しろ！｣と逆恨みしても無理はない。
　ただ、彼女の場合、そこからさらに悪知恵を働かせた結果がコレだ。
　（あの子には、私には無い素質でも有しているのでしょうか？
　それとも、英雄の血を引くあの少年が原因？
　一度、あの子のふりをして調べてみる必要がありますね）
　と、屁理屈で大義名分を自分の中で組み立てたイルミナスは、化粧その他で強引に若作りし、腰までなびく長い髪もバッサリ切って、現在｢フェリア｣としてルカの前でモジモジしてたりするというワケだ。
　ちなみに、下着も含めて服はフェリア自身から剥ぎ取った本物。無駄に細部の演出に凝っている。あるいは、清楚で可愛いと評判のハイプリーステスの衣装を自分も着てみたかったのかもしれない。BBA、自重。
　なお、本物のフェリアは、町でエミリとはぐれてオロオロしているところで、イルミナスにさらわれて昏睡中。教皇用のローブを着せ、幻術でイルミナスの姿に変えて彼女の寝台に放り込んで来た。
　昏睡状態はイルミナス自身の力でなければ解けないはずなので、影武者代わりにちょうどいい。
　術をかけた時に、｢妹｣の記憶の概要も読みとったので、そう簡単にボロは出ないはずだ。
　現に、｢わたし｣に惚れているはずのルカが、さっきのような適当な説明で疑う素振りも見せないのだから。あるいは｢恋は盲目｣ということかもしれないが……。
　少年戦士の隣りに淑やかに横座りで腰かけ、雑談に楽しげに相槌をうちながら、この｢フェリア｣は心の中でニヤリと笑った。
　｢イイこと｣を思いついたのだ。

-つづく？-

＃と、肝心のシーンの前で寸止め。こういう｢立場交換｣もありですかね？

＞世界を救う聖女様だって、シたい時はある 
GJです！
成り代わりもの楽しみです。
ファンタジーもの服飾って表現が難しいですよね。
イルミナスがフェリアの可愛い普段着を着るシーンとかあったら見たいです。
普段絶対着ない様な服装をするとか見るの楽しいですし、
清楚で可憐なはずの服装がエロくなるのって良いかなって思ったりしまして。

>>185
「宿なし汚ギャルは電波系」の需要はここにあります……。
余裕があれば書いてくださるとうれしいです。

こっちにも需要が。（・。・）/

ギャル電の話ってこの間ネタが出てた服に立場があるって話に当んないかな？
最初の交換は描写が無いから何とも言えないけど、二回目の交換は服が入れ替わったことで立場が変わってるし
まぁ保健室の予備に着替えたところで止まってるからこの後の展開しだいだけど
とりあえず楽しみ

｢せんせいのお時間｣の鈴木みかとか｢とある〜｣の月詠小萌みたいなロリ先生が、
本当は立場交換した小学生で、本来先生だった人は、
｢ロウきゅーぶ｣の香椎愛莉や｢となりのランドセル｣の佐倉萌絵みたいな
長身巨乳小学生になってる……という話を考えてみる。
この場合、子供側と大人側、どちらが主体になって交換を行うべきかな？
　・子供の場合
　　→大人への憧れ、どうしてもしたい事が子供ではできない
　・大人の場合
　　→人間関係に疲れた、年齢を実感した、じつはショタ趣味
　・第三者(神など)
　　→気まぐれ・いたずら、当事者のいずれかが何気なく願い事をした
　　　（｢子供はいいわよね〜｣などと神棚の前で愚痴ったとか）
このあたりが動機というか理由付けかなぁ。
ロリ先生は、周囲からも｢見た目は子供っぽい｣として認識されているが、それが度を越している(どうみても小学校３、４年生とか)ことは不審に思われない。
（たまに｢童顔ですね｣｢背が低いなぁ｣とからかわれる程度）
けれど、暗示とか催眠術が効きづらい体質の主人公が転校してきて……とか。
（↑のような周囲の言葉に｢いやいやいや、そういうレベルじゃないでしょ！｣
と心の中でツッコミ入れたり）
さらに、立場を交換した元先生は、主人公の越して来た家のお隣りの娘さんに
なっていて、巨乳エロバディなのにランドセルと短い吊りスカート姿で
主人公を「お兄ちゃん♪」と無邪気に慕ってくるとか。
この展開だと、やはり交換仕掛け人は小学生側かな。
元先生は大人としての知識や経験も(ロリ先生が周囲に溶け込むのに必要
だからと)奪われて、本当に立場相応の知識・人格になってしまっている感じ？
動機は……元先生の婚約者が、ロリっ子が憧れていた小学校の担任の
男性教諭で、それを何とか奪うために画策した──とかね。

>>195 めちゃくちゃ俺好みの設定でwktkが止まらない

ふと「女性とオカマの社会的ステータスが逆転」というフレーズを思いつく

オカマをバカにした美人OLが呪いかなんかでそういう世界に迷い込んで
今までと同じようなファッションをしているだけなのに
「うわ、あいつ女のくせにオカマの格好してるよ」
とか道行く男に笑われたり、
「○○くん、個人の趣味はとやかくいうつもりはないけど、会社にそういう格好でくるのはいかがなものかね」
かわいらしい少女服を着た課長（隠れ幼児女装趣味だった）に注意されたりとか

えーと
男は男の服で女は男の服でオカマは女の服を着る世界って解釈でいいのかしら

ある日突然人間と犬の立場が交換された世界にならないかな

>199
獣／人間ネタ、何度も書き込まれてるけど、同じ人かな？
それだけ執着してるなら、自分で書いてみればいいのに。

動物と人間の立場交換ものは確かに読んで見たい
だが書き手に属性が無いと無理だろう
そう言う異様な雰囲気を表現出来るのは、その属性を持っている奴だけだ
このスレにはそんな書き手は居ないだろうな
そもそもテンプレでは
＞ペットと飼い主の立場が交換されたりと
とあるが、今まで誰も書いて居ないのがその証拠

読みたければ自分で書くしかないな
俺は興味はあるが、そこまで執着しないから無理だ

そもそも、エロを絡める展開は難しいしのぅ。
まぁ、無理にエロくしなくてもいいかもしれんが……

この手の話で最強なのはミノタウロスの皿だろうしなぁ。
アレを読むと、そういう話が読んでみたくなる気持ちもわかるが、多分俺には無理。

このスレはそもそも濃厚なエロシーンとか望まれて無い気もするな
エロパロでも特殊趣向なんだよ
某近縁のスレではエロシーン無しは駄目だとかで祭になっていたがな
別にエロシーン無くてもこのスレならではの展開が有れば満足だな俺は
むしろ立場交換によって醸し出される倒錯感こそが醍醐味だ
服装が入れ換わったり、立場が逆転したり、交換された立場を強制的にやらされたりとか、中には男なのに生理になったり妊娠したりとか
あり得ない世界観とかたまらない
だが羞恥もので、最初は立場交換を恥ずかしがったり嫌がったりするが、馴染んで行くうち戻らないとか言う不可逆ものも好きだな

動物⇔人間は、普通にやろうとすると獣姦系のSM小説になるんだよね
無理にここでやる必要もないというか

需要はあるだろうけど、供給するのは凄い難しい

もうそれ専用のスレ立てないか？

書く奴居ないのに立ててどうする

ホントは「肉体は変化しない」ってテンプレにあるから
男が生理とか妊娠は無理だけどね
あくまで周りから妊婦扱いされるだけ

＞あくまで周りから妊婦扱いされるだけ

なにそれ素敵

もう肉体変化ＮＧ無しでいいんじゃね？

>>200
俺の他にも何人かいたように記憶してる
投下しないだけで自分で書いてはいるけど妄想力が足りないんだよ

>>209
＞もう肉体変化ＮＧ無しでいいんじゃね？
ちょっとわかりづらいかも。
「肉体変化ＮＧ」？　｢肉体変化無し｣?
それとも｢肉体変化ＮＧ｣という規定は無しでいい？

1、2番目で確定なら、多分、自分の作品の多くはアウト(後半緩やかに変化する)なんで、
ココに書く機会は激減しそうだけど。
近縁の強制女性化スレといい、住みにくくなったなぁ（泣

まー肉体変化は有でいいと思うけどね
ここのネタでエロい話を作ろうとしたら
ホモセックスとレズと獣姦は避けられない気がする

過去に猫と人間、犬と女の子の立場交換のお話しがあったはず、過去にないとか言ってる人あれはどう評価するんだ？
と言うかこのスレって読み手が好き嫌い言い過ぎな気も
俺も言うから駄目だとは思わないが、身体の変化があるのはNG、精神が立場変化に馴染むのはNG、身体能力まで替わるのはNG
ただの女装はNGとかそんな事ばっか言ってたら誰も何も書かなくなるって
これらの要素が少し位あってもスレの趣旨の立場だけの交換・変化が話しの中に入っていれば良いと思うが
ただでさえ書き手がいないんだから大目に見とけよ
ルールを厳しくした所で作品が投下されなくなるだけで、思った様なものが投下されるなんて無いと思うしな

個人的には立場の交換による倒錯感が出ていれば直接的なエロがなかったり、肉体の変化があったりしても良い
出来れば肉体の変化は味付け程度の方が嬉しいけど

定義だとか細かいところにこだわり過ぎなんだって
大体合ってればそれでいいってくらいに心を広く持とうや

あと、明らかにスレチな場合は別として、作品が自分の好みに合わなくても
文句を言わずにスルーするくらいの最低限のマナーは守らないとな

個人の自由でいいだろ

つまんね

あ、これも個人の自由による意見ですので。

大人なのに子供じみたレスをすることで
子供⇔大人の立場交換を演出する高度なレスです

>>217
同意
確かにつまらないの多いよな
ここの書き手で他の書き手マンセーするのが居るだろ？
信者過ぎてキモい
スレの題目は良いのに書き手に恵まれれてない悲劇

あ、これも個人の自由による意見だから


>>213
＞過去に猫と人間、犬と女の子の立場交換のお話しがあったはず
つまんないからスルー
最低限のマナーです

（ｷﾘｯ

ここのssつまんね
全体的にエロ分が少ないし話自体も正直つまらない

あ、これも個人の自由による意見ですので

そういや、このスレのほとんどの作品が女性が立場交換の主導権を握ってるよな
M男向けの作品が多いとも言えるけど

確かに立場交換で女の子が恥ずかしいイベントに巻き込まれる話ってあんまないな

取り合えず言いたい事は一つ

このスレのどこにこんなに人がいたんだ？

>このスレのどこにこんなに人がいたんだ？

単発かなぁ。
「個人の自由による意見」を免罪符に、何言っても許されると思ってるのはちょっと……。
このスレの常連なら、もうちょっと盛り上げようという建設的な意見が欲しいところ。
逆に｢このスレってつまんないね｣と思うなら、｢もうこねぇよ、わーん！｣すればいいだけなのだし。
さらに「こんなスレ、壊してやる！」と決意されてる方は、回れ右してお帰りください
……って言っても帰んないだろうけど。

気を取り直して。
ｓｓまではいかなくとも、会話だけの小ネタや妄想ダイジェストでも、結構反応はあるもんよ？

んじゃー

大東亜帝国の新総理『田野総理』がある政策を打ち出した。
それは「男女逆転法」で日本での男女の立場を逆転させる法案で、その規則を破ったら矯正施設に連れて行かれる。
運悪く衆議院参議院の議員の殆どが隠れ女装趣味・男装趣味を持っていてすんなりとこの法が通ってしまい、
法律が成立してしまったので、国民みんなが嫌々思いながら「男女逆転」の新生活が始まる。

>>226
＞運悪く衆議院参議院の議員の殆どが隠れ女装趣味・男装趣味を持っていて
ちょｗどんだけ〜ｗｗｗ

でも男女逆転の理由付けをキチンと考えたらＳＦちっくでおもしろいかも。

ここのＳＳはつまらないと言うより読みにくい
適当な所で改行してくれ
みっちりと書かれると萎える
前スレで頑張ってたやつは変な所で改行してたが、まだそっちの方が見やすい
ま、改行以前に文章に難があるけどな

ここは１スレ目は凄い良スレだったのに３スレ目からはだめぽになってきた感強い
今一度１スレ目見たいに戻らないだろうか

あ、これも個人の自由による意見ですのでｗ

このスレにも荒らしがやってきたか。

いや、この荒らしは新参じゃなく、定期的に現われるキチガイだろ
少し前も「駄作」や「つまんない」といった長文書きこんでた奴いるし

バレバレなんだから、わざわざID変えんでもいいのにな

そう言えば過去スレ見れないとか保管庫ないの？とか誰も言わなくなったね。

>>232
まあ探せばすぐ見つかるしな。

＃｢聖女様だってシたい｣の後編です。今回はエロエロよ〜！
　(まぁ、私の筆致なので、たいしたこたありませんが)
＃ちなみに、作中の偽フェリアは、某｢OO｣のティエリア(♀版)が、｢ラグナロク｣のハイプリ服着てるところを想像してください。フェリア(真)は、そのロリバージョン。


『世界を救う聖女様だって、シたい時はあるモン！』後編

　ツツッとルカに寄り添う｢フェリア｣。
　「実は、ルカ、言いにくいのですが……」
　「ん？　な、何かな？」
　左腕に当たる｢フェリア｣の胸がポヨンと弾む感触に鼻の下が伸びかけるのを懸命に堪えながら、ルカが聞き返す。
　「その……この身体になってから……ずっと熱っぽくて」
　「！　そりゃ、大変だ！！　大丈夫なの？」
　流石に看過できず、意識を改めたルカは、｢フェリア｣の方に向き直り、ガシッとその両肩を掴む。
　少年の男らしい表情と真剣な目付きに、思わずポッと顔を赤らめてしまう偽フェリアことイルミナス。
　──実は、この20代半ばのこの歳になるまで、プライベートで男性と接近した経験が殆どないのだ。教団を掌握することにかまけていたため、下手すると本物のフェリア以上に世間知らずかもしれない。
　「あ、いえ、体調不良とかそういうのではなくですね……いや、ある意味｢不調｣ではあるのかもしれません」
　「？」
　要領を得ない｢フェリア｣の言葉に首を傾げるルカ。
　「言い難いのですが……ルカ、わたしを抱いてくださいませんか？」
　「な……！？」
　純朴な田舎者で、また年齢の割に物知らずなルカだが、女性の言う｢抱いて｣が単に文字通り抱きしめることを意味するわけではないことぐらい、既に知っている。
　まぁ、旅に出る前なら怪しいが、この旅のあいだに兄貴分のローグから散々そういう下ネタを聞かされてきたため、多少はそういう男女の機微も学んでいたのだ。
　「はしたない女だと思われるかもしれませんが……急激に成長した反作用でしょうか。その……身体の火照りが収まらないのです」
　そう言って、｢フェリア｣ことイルミナスはルカの胸にすがりつく。その為に、彼女の胸が少年の胸に押し付けられ、豊かな双丘がひしゃげる感覚が、ルカにもわかった。
　（うわ……マジで大きい……）
　ルカは顔を赤く染めながらも、両腕はしっかりと｢フェリア｣の身体を抱きしめている。
　まぁ、憎からず……というか｢恋人になれたらいいなぁ｣と思っていた少女が、いきなりエロい身体に成長して自分に迫って来ているのだ。これで何とも感じなかったら嘘だろう。
　正直、下半身の一部も完全に反応してしまっている。
　イルミナスもそれに気付いたのか、悪戯っぽく微笑んだ。

　「うれしい……ルカも望んでいてくださるのですね」
　「確かにそうだけど、俺たち、キスもまだだし……って、んむぅ！」
　ルカの言葉が途切れる。｢フェリア｣が熱っぽい眼差しのまま、ルカの頭を引き寄せ、唇を奪ったのだ。
　双方とも、これが初めてのキスだ。幸いにして知識｢だけ｣は豊富なイルミナスは、年下の少年の唇を思う存分に味わい、舌を挿し入れて相手のそれと絡め合う。
　やがて、唇が離れた時、ルカはボーッとした表情で、彼女を見返していた。その瞳には、隠しきれない若い欲望が燃え上がっている。
　それを確認したイルミナスは、微笑みながら両手で法衣の裾をたくしあげた。
　赤いロングスカートの裾がめくれ上がり、白いストッキングに包まれたムチムチした脚と、その付け根の白い清楚な下着が露わになる。無論、どちらも本物のフェリアから脱がせたものだ。
　「見てください、ルカ……わたくしのココ……」
　真っ赤になりながらも目を離せず、ついついそこを注視していたルカは、ハッと息を飲んだ。
　「もしかして……濡れてる？」
　「ええ……貴方とキスしてる時から……いいえ、貴方の顔を見た瞬間から、身体が疼いて仕様がないのです」
　コレは決して嘘ではない。
　｢妹｣の格好をして｢妹｣になり済まし、｢妹｣の男を寝取る──それどころか、その童貞(はじめて)を奪う。
　そう考えただけで、イルミナスは途方もなく興奮してしまっていたのだ。
　（これが、人の感情と欲望！？　なんと……なんて業の深い！）
　とは言え、その業を今背負っているのは彼女自身なワケだが。
　「ルカ……わたくし、そんなに魅力ありませんか？　……やっぱり、こんな風にいきなり年上に成長した女は気持ち悪いですよね」
　彼の視線が自らの蜜で湿ったショーツに釘付けになっているのを承知で、｢フェリア｣は悲しそうな声を作る。
　「な、バカ、そんなコトあるもんか！」
　ルカは、今度は自分から｢フェリア｣の身体を抱き寄せ、きつく抱きしめながら、彼女に口づけする。
　若くぎこちない……それでも、その欲望が透けて見えるような情熱的な少年のキスに、思わずイルミナスの胸も高鳴る。
　「じゃあ、フェリア……いくよ」
　そのままテント内に積まれた毛布の上に、｢フェリア｣の身体を押し倒しながら、ルカが耳元で囁いた。
　囁き声が耳にかかるその息だけで、敏感になったイルミナスの背筋に、ゾクゾクとした震えが走る。
　「はい……わたくしのすべては、ルカのものですわ」
　「！」
　イルミナスとしては、本物のフェリアのような初心で貞淑な少女が如何にも言いそうな言葉を選んだだけなのだが、大好きな女に目の前でそう言われて奮い立たない男がいるだろうか？
　「フェリアっ！！」
　ルカは、法衣越しに｢フェリア｣の豊かな乳房に手を当てて、強く揉みしだき始める。
　「あっ……る、ルカ……」

　思いがけない少年の強引な行動に驚きつつ、イルミナスはその愛撫によって生まれた快感に翻弄されていく。
　自慰すらロクにしたことのない熟れた20代半ばの女体にとって、その快楽はあまりに新鮮で魅力的過ぎた。
　「……服、脱がすよ」
　目の前の女性の反応に手ごたえを得たルカは、トロンとした目つきになった｢フェリア｣の法衣を手早く脱がせる。
　女性経験はないものの、実家の農園にいた頃、小さい子達の面倒を見ていたため、他人の服を脱がす行為には慣れているのだ。
　たちまち、ルカの目の前にショーツとストッキングだけになった｢フェリア｣の豊満な白い裸身が現れる。
　「フェリア……綺麗だ」
　自らの裸体に対する純粋な賛美の声を聞いて、ますまイルミナスの心身が熱くなる。
　「ありがとうございます、ルカ……」
　それだけに、返した言葉は演技ではなく真情の籠ったものだった。
　地上に降り立って10年。彼女の知性や魔力は大いに評価されてきたし、教皇代理となってからは、その美貌を讃える者も多い。
　しかし、今目の前にいる少年のように、彼女をひとりの｢女｣として扱い、褒めた人間は皆無だった。
　イルミナスは、単なる気晴らしや｢妹｣への意趣返しというだけでなく、純粋に、この少年──ルカが欲しい、と感じていた。
　ルカの両手が、揺れる乳房へと伸び、ゆっくりと愛撫を始める。先程までと異なり、直接触れているせいか快楽も段違いだ。
　さらに、どこで覚えたのか、ピンと尖った乳首を摘んだり、歯を立てないように甘噛みしたり、ゆっくりと吸い上げたりと言ったテクニックも併用されて、イルミナスは堪えることも出来ずに、甘い嬌声を漏らすばかりだ。
　「こっちも……いい？」
　ルカの問いにも、息を荒げながらコクンと頷くのが精一杯だ。
　ルカは、情熱と優しさを込めた瞳で彼女を見つめると、そのショーツに手をかけた。
　｢にちゃあ……｣と湿った音が聞こえてきそうなくらい、白い下着はすでにベトベトになっている。その下に隠されていた女陰に関しては言うまでもない。
　ルカは、内心の興奮を男の見栄で押し隠しつつ、慎重に指先でソコへと触れる。
　「ひぃあんんんッ！」
　彼女の叫びに、ビクッとなりながらも極力落ち着いて問いかける。
　「大丈夫、フェリア？」
　「ああ……平気です、ルカ。だから……もっと触って」
　目を潤ませながら恋人に懇願されて、平静でいられるわけがない。

　ルカの技巧は拙いが優しく──けれど執拗な、大小陰唇と陰核への愛撫に、たちまち何も考えられなくなり、喘ぎを漏らすことしかできないイルミナス。
　木乃伊取り木乃伊と言うべきか。ルカを誘惑しに来たはずだったのに、どうやら彼女自身が、完全にその快楽に溺れてしまっているようだ。
　「フェリア……ひとつになろう」
　ルカの言葉が意味することをロクに考えることも出来ずに、ただただ首を縦に振ることしかできない。
　ルカは自らの剛直を取り出すと、｢フェリア｣の汚れない桃色の割れ目に当て、ゆっくりと挿入し始める。
　「うわぁ……コレ……すご……」
　｢初めての感触｣にルカが呻くが、それは｢フェリア｣にとっても同じことだ。
　「ああッ……すごイ……こんな……こんな気持ちイイなんて……」
　彼女の秘所は、ゆっくりとルカの剛直を受け入れていく。
　やがて、剛直の先端が彼女の純潔の証へと突きあたった時、ルカは一瞬躊躇う素振りを見せたが、｢フェリア｣がギュッと彼の身体を抱きしめたので、意を決してそのまま腰を進める。
　プツンと｢膜｣を突き破る感触があり、その瞬間だけはさすがに彼女も痛みに顔をしかめたが、フェリアの身を気遣うルカが、彼女の胸を柔らかく揉みながら口づけしてきたことで、その苦痛から気を逸らされる。
　また、ルカの剛直は絶妙な程の太さと固さで、まるで誂えたかのように彼女の膣にぴったりと収まっている。それだけで苦痛を超える充足感を、彼女は味わっていた。
　何よりも自らが｢女｣になったという達成感は、彼女の心をかつてない程やさしい気分にさせていた。
　「る…か……もぅ、動いても、平気ですわ」
　「うん、じゃあゆっくりいくから」
　その言葉通り、彼女の身体を気遣いつつ、ゆっくりと動く少年の存在が愛しい。
　「あぅ……くぅぅ……イィ……ですわ……」
　程なく、彼女の声が苦痛より快楽の色が濃くなったことを感じ取ったルカは、徐々にピストン運動のピッチを上げていく。
　「あぁぁ……フェリア……フェリアぁ……俺、このままじゃ……どうにか……なっちゃうよ……」
　少年に抱きしめられながら、何度も｢フェリア｣と呼ばれるうちに、彼女も次第に奇妙な気分になってくる。まるで、自分が本当に｢修道女フェリア｣であり、目の前の少年ルカの恋人であるような感覚を。
　あるいはそれは、｢妹｣への羨望と嫉妬が漏らす錯覚だったのかもしれない。
　それほどまでに、今、彼女は目の前の少年を｢愛しい｣と感じていたのだ。
　｢フェリア｣に覆いかぶさり、懸命に腰を振るルカ。その動きに合わせて、組み敷かれた彼女の豊かな双丘もぷるぷると揺れた。
　「私の……胸も……もっと、感じて下さい……」
　「フェリアの……おっぱいも……気持ちイイ……よぉ……」
　胸を乱暴に鷲掴みにされても、興奮のあまり、既に｢フェリア｣は快感しか感じなくなっていた。
　そのままふたりは激しくお互いを求め続けた。

　「フェリアぁ……ああぁぁ、俺、もう……」
　「ルカぁぁ……わ、わたくしも……」
　双方共に初めてなだけに余裕はない。むしろルカはよく堪えた方だろう。
　「あっ、あんっ、あんっ……イクっ、なんかイっちゃうぅーーーーッ！」
　「くあぁぁ、出る、出るよフェリア……うううぅぅぅっ！」
　それでも、経験の無さもあってルカの剛直は抜く暇もなく、白濁液を彼女の中に注ぎ込んていた。
　「どうしよう……フェリアの中に出しちゃった」
　だが、彼女は満足気な笑みをルカに向けた。
　「いいんです……今日は、その大丈夫な日だから。それに、ルカの子なら、わたくし……」
　（これで、ルカは私のもの……フフフ……）
　しおらしげに頬を染め、俯きながら、彼女は｢妹｣より先にルカの童貞を奪い、子種をもらったという優越感に、ほくそ笑んでいた。

　　＊　＊　＊　

　やがて、戻って来たルカの仲間達は、｢フェリア｣に膝枕されつつ彼女とイチャイチャしているルカを見て驚くことになる。
　無論、｢フェリア｣の容姿の変化に関する疑惑の声は上がったが、彼女がフェリアの使う術を全て使えたこと、その魔力波長がフェリアのものと一致し、記憶も確かだったことから、彼女は｢フェリア｣として認められ、一行と共に旅することになる。
　当初はルカにちょっかいを出してすぐに戻るつもりだったイルミナスなのだが、すっかり彼との性交にハマってしまい、｢別に急いで戻らなくてもいいわよね♪｣と自らの計画そっちのけで日和っていた。
　さらに、｢フェリア｣としてルカ達と旅するうちに、気苦労の多い女教皇とはまるで異なる一介の修道女としての気楽な暮らしにも魅せられていく。
　（私ってば、なんで地上を統治しようなんて馬鹿なことを考えていたのかしら）
　最近では、夜、ルカの腕の中で甘えながら、そんなコトを考えいる始末だ。

　無論、最高責任者のイルミナス(実は幻術のかかったフェリア)が昏睡したままの教団は、著しくその脅威と権威を削がれ、ルカ達の旅が大いにはかどった事も言うまでもない。

　後世ルカ達一行は、｢黎明の五つ星｣と呼ばれ、人々を教団の不当な弾圧から解放した英雄と呼ばれることになるのだが……その中のひとり、｢黒髪の聖女｣と呼ばれる女性の業績の半分は、じつは彼女の手によるものだったりする。
　そうやって｢イルミナスの独善的な企み｣を阻止した後、一行は解散。｢赤毛の勇者｣ルカ・スタリオンは数多の国からの仕官の誘いを断わり、｢フェリア・パーシバル｣を連れて故郷の農園に帰ると、彼女と結婚した。
　若きスタリオン夫妻は子宝にも恵まれ、慎ましくけれど仲睦まじく幸せに暮らしたと言う。

-Happy End？-

＃以上。本SSのテーマは、｢真面目な人ほどセックスにハマると恐い｣とゆーことで(笑)。
＃絶賛放置プレイの偽イルミナスことフェリア(真)ですが、教団が刷新された際に発見されたものの、眠ったまま封印されることに。
＃そしておよそ数十年後、赤毛の少年戦士が、亡くなった祖母からの手紙を手に、封印を解き、彼女を目覚めさせます。手紙には｢ごめん、ルカ、もらっちった。代わりに孫あげるから勘弁してね♪｣というフェリア(イルミナス)からの伝言が……。
＃フェリアが荒れ狂うか、祖父そっくりの赤毛の少年でお茶を濁されるかは想像にお任せｗ

乙！
面白かった！

＞『世界を救う聖女様だって、シたい時はあるモン！』後編
GJです！
なんだかんだで世界が平和になって良かったのかも。
フェリア(真)には気の毒なお話しだけども、ルカの孫と幸せになってるのかな？

( ・_ゝ・)ﾂﾏﾝﾈ
エロがあれば良いってもんじゃ無い

しかしあれだけ賑やかだったのに作品投下されたら、この静まり様とはｗ

とうとう粘着し始めたなこいつｗ

触るなよ

個人的には>>226が好きなんだがどうなんだ

>>242みたいなのは死んでしまえばいいのに
病気で死にそうな子と立場を交換して替わりに死んだらいいのに

ハイハイ、信者乙

>>245
俺も凄く面白そうだと思った
特に最後の『嫌々思いながら』ってのに惹かれた
結構片方ノリノリで片方いやいやってのが多い気がするから男女両方いやいやってのが見たい

話に乗り遅れた感があるけど動物との立場交換って動物の立場になった人間はまだいいとしても人間の立場になった動物に無理があるんだよな
前にも物掴んだりとかできないしそういう所が萎えるとか言われてたような気がする
人間の立場になった動物は見た目が年齢、性別がそのままの人型のケモノになる
(例えば、人間で言うと17歳ぐらいの雌犬と人間の男が立場交換すると、男の方は見た目そのままで雌犬の立場に、
雌犬の方は17歳ぐらいの女のケモノの姿になったうえで男の服着て男の立場になる、知能とかも人間並に)
とかそんな感じの大胆な設定がないと難しそう

>>1の文章から判断するとあまり細かいことは気にせず
書く人のやりたいようにやってくれってことじゃね
犬や猫が身体機能そのままで人間の立場になっても
喋れるわけないし物を持ったり計算したりも無理
動物に人間役をやらせるんだったら肉体変化は必要だと思う

なにまじめに考察してんの？
所詮作り話なんだし、そうだと言い切ればそうなるものじゃね？
犬の手がペンを持って字を書いたといえば、仕組みはどうあれ書いたんだろ
理由なんてなくても作り話だから何でもありだ

そんな事より立場の交換じゃなくて変化で社会全体の価値観がギャル化して、老若男女問わずギャルファッションで決めて面白楽しいことばかりを求めるような世界とか
そう言うカオスな世界が見てえ

全ての人間が幼女の立場の世界も良いな
全てがおままごとな感じで

まぁ、なんだ。少年マンガとかにたとえると、
力がインフレして最後は星ごとブッ潰すような某龍玉系
バトル漫画を好む人もいれば、
限られた力をいかに賢く使いこなして勝つかを求める
某スタンド漫画のノリが好きな人間もいるんだよ。
前者も後者もしょせんはフィクションなんだけど、
後者が好きな人には｢それらしい理屈も何もない、ただの
ご都合主義｣は、イマイチのめりこめない。
ここのSSもそれと同じで、｢立場交換してりゃ、こまけー
こたぁいいんだよ｣と言う人と、｢フィクションにも、ある
程度のリアリティは必要だろJK｣って人がいる。
どっちがいいってワケじゃなく、嗜好の問題だと思う。

……それはさておき、1スレ目であった、
「女子高生とその父親の入れ替わり話｣
の続き、もう来ないのかなぁ。

これはここに該当する話じゃないか？

ttp://novel18.syosetu.com/n4408w/

>>254
なかなか良い
読みやすいし面白い
作者にはこのスレに来て欲しいね

ものすごく消化不良な感じがするな

いくらなんでもデブと妊婦の区別はつくだろ
服装までそのままだと訳が分からんし

>254
不条理系SFなんだろうけど、ある意味、ホントに純粋に
立場｢だけ｣が入れ替わってんのな。
256の言うように、不条理感が強過ぎるのと、服装その他が
一緒だという設定では、自分はイマイチ萌えれない感じ。
細部をちょいといじれば、ココ向きの作品に化けそうな
気はするけどね。

肥ったと思っていたら、有り得ないことに本当に妊娠していた
俺はそう読み取ったが
このスレのニーズに合うかは別として、確かに読みやすいしＳＳとしては良いと思う
フェチ度が薄めなのがもの足りなさかね

ここのスレの住人の好みの基本は男が女の立場になるのが好きだからね。
TSと同じ様で違う微妙な所だと思う。
ある意味こだわりだよね。

コミックHigh！の「幼稚園からやりなおしっ！」の設定がよかった

年齢管理などが国のデータベースで管理されている世界で、
うるう年生まれの子がミスで幼稚園に編入されるという話なのだが
いろいろと応用が利きそうな感じ

> ここのスレの住人の好みの基本は男が女の立場になるのが好きだからね。

過去に誰かそんな事いったっけ？
個人的趣味を全体意見みたいに言ってないか

やっぱり服装の変化はあって欲しかったなぁ
まぁ主人公主導で何回も立場の交換やってるみたいだから服装変わってもあまり戸惑ったりする感じは無さそうだけどf^_^;)
>>253さん
あの話面白かったですねぇ(^_^)
一回書かれてあった一年経って馴染んだ話の続きを読んでみたい
いきなり2人の立場が戻ったりとか

>>261
ほとんどそんな書き込みしか見ないし、作品に対する反応もそんな感じ。
スレから受ける印象はそうなんだけど。
逆に男が女の立場になる話しは嫌いだって言う住人居る？

>>263
はっきりとそういう意見があったならともかく、「何となく」とか曖昧レベルな物を当然みたいに言うのはやめとけ

個人的に好きか嫌いかで言えば「好き」だが、別に女→男が駄目なんて言ってる奴もいないだろ

>>261は色んな嗜好を持ってる人がいるって言ってるだけなのに
何で男→女の立場交換が嫌いな人がいるかどうかって話になるのだろうか

むしろ女の子がいきなり男の立場にされて困るSSを読んでみたい

>>263
単なる女装は好きじゃないな

このスレやつらは議論好きだな
自分意見こそ正しいと主張するのなんて放っておけよ
めんどくせー

それよりよ、大人が子供の立場にされる話って確かに萌えるよな
むかし子供が大人の立場を手に入れて好き勝手する話しを見たような気がする
逆に大人は子供の立場にされてやり込まれるとかだったら面白いかもと思った
エロくはならんだろうがな

>269
前スレで、｢高校生の兄｣が｢おねしょした小学生の妹｣の立場に
交換される小ネタがあったような……。
｢兄｣の立場になった妹にお尻ぶたれて、小学校に行かされてた。
作者はあれで終わるつもりみたいだけど、続きが見たいなぁ。
｢小学生の女の子｣の立場になるの、泣きそうな程嫌がってたし、
そんな兄が｢妹｣として行かされた小学校で感じるだろう屈辱を
想像すると胸がアツくなるなｗ
｢兄｣は｢帰って来たら戻してあげる｣的なこと言ってたけど、
なんだかんだで引き延ばすんじゃないかと想像。
結末としては
１）結局寝るまで戻してもらえなかったが、翌朝目が覚めると
　　戻っていた。しかし、以後も兄が生意気な事を言うと、
　　事あるごとに立場交換されてしまい、頭が上がらなくなる。
２）結局寝るまで戻してもらえず、翌朝起きてもそのまま。
　　｢自分が飽きたら｣｢妹がいい子にしてたら｣などと屁理屈を
　　言って、のらりくらりと引き延ばされる。
　　その内、知識や学力、嗜好などの精神的な部分までも
　　元兄の｢妹｣は女子小学生のそれに少しずつ侵食され始め、
　　その事に恐怖を感じるが、｢兄｣はニヤニヤするばかり。
……とかか？

基本的にエロい話ならなんでもいいと思うんだ
そういう意味で男→女は本道

ムサいおっさんが女子高生の立場になって
同級生の野球少年の太いモノを肛門に

それは遠慮しとく

>>270
前スレでその話しを書いた者です。
そう言う展開お好きですね、私も大好きです。
あれはあくまで小ネタで書いただけなので、お好きに続きなど書いても大丈夫ですよ。
名前などの設定はして居ませんし。
でも妄想ネタの時から確か中学生の兄だったはず、それにならって私も中学生にしていましたが
高校生の方がより面白いかもしれないですね。
だけど高校生で小2の妹のおねしょを馬鹿にするのは大人げなさげかもｗ

>>272
むさいおっさんは微妙だけど
細身の美少年がセーラー服を着せられて女子高生やらされるのはいいな
そのあと友達の部活少年と恋に落ちたり
クールな数学教師にレイプされたりしたらもっといい

女→男で何かエロいシチュエーション挙げようぜ

>>276
プールで海パンをはかされるお姉さん
上半身ノーガードであたふた

>>276
相撲取りとアイドルの立場が逆転

なんの疑問も抱かず、まわしを締めて大銀杏を結い土俵に上るアイドルたち
そんな中、ただ1人だけ変化に気づいてしまった女の子（売れっ子グラビアアイドル）の
羞恥と取組の様子をねっとりと

vipでよくある「おい！TVつけろ！乳や尻丸出しだぞ！」のノリみたいだｗ

ワロス　

見てみたいな

男女間の立場交換禁止！

でっかいお世話です

はわわわわ

男女間がダメなら男と雌、女と雄で立場交換だ！

別に同性間の入れ替わりだってスレの趣旨からは外れてないぞ
>>1にもそう書いてある

少年と、少女人形（ビスクドール）の立場交換とかか。

人間と人形の逆転とか

DOLLでも読んどけ

ｋｗｓｋ

マネキンと立場交換されて店頭にディスプレイされるとか
動くと怒られる
でも接客するマネキンは怖いかも

気持ち悪い

ＴＳ物ではありがちだけど、
医者(♂)と看護師(♀)の立場交換とかどうかな？
医者は、その病院の御曹司で、研修医が終わったばかりの若手
だけど、赴任早々、親の七光で優遇されることに。
看護師は、医者よりひとつ年長の幼馴染で、早くも担当科の
婦長を務めているやり手。
ストーリーとしては、
　医者の青年Aが、親の期待に応えられず弱気。医療関連で人を救う
　仕事がしたかったけど、｢看護師でもよかったのに｣とバーで愚痴る。
　一方、高校時代はその意志より成績が良かった(学年首位クラス)
　が、家庭の事情(金銭など)により、医学部に進学できず、
　看護学校を出て就職した看護師Bがカチンとくる。
　｢A、アンタ、どれだけ恵まれてるかわかってんの？｣
　｢なんだよ、それならBさんが医者になればよかったじゃん｣
　売り言葉に買い言葉で口論していると、寡黙なバーのマスターが
　ふたりにカクテルをおごってくれる。それを飲んだふたりは、
　急に眠くなり、目が覚めるとすでにバーは看板の時間で、ほかに
　客はいない。ふとお互いの姿を見ると、なぜか先程までと服装が
　入れ替わっている。誰かの悪戯か？　といぶかしむふたりに、
　マスターが｢先程のカクテルで貴方がの立場を入れ換えました｣
　と説明。トンデモない話だが、不思議な説得力があった。
　｢一週間後、再びこの店に来れば、元に戻しましょう｣とのこと。
　仕方なく、Bの住む女子寮に｢帰る｣A。廊下で会ったBの同僚や
　後輩たちも、皆AをBとみなして声をかけてくる。
　翌日から、小児科の婦長として働くA。慣れない仕事はそれなりに
　大変であったが、患者との触れ合いの多い職場にやり甲斐を感じる。
　一方、Aの立場になったBは、(Aの)父に病院の改革案などを提出、
　｢見直したぞ！｣と高評価を得る。自信あふれる態度と適確な診断に
　患者や看護師たちからも尊敬を得て有頂天。
　一週間後の休日に、ふたりは顔を合わせたものの、｢しばらくこの
　ままでもいいか｣と、今日は例のバーに行くのは見合わせることに。
……てな展開を妄想した。
お約束過ぎるかな？

立場を交換した当初は、羨んでいた立場になれたことに満足していた
ふたりだが、その立場でい続けるにつれて、辛いことや苦しいこと、
やりきれないことも当然たくさん出てくる。
（Aが女性どうしのわずらわしい付き合いや生理に悩まされたり、
　やんちゃな小児患者に手を焼かされたり、Bが｢親の七光｣と陰湿な
　陰口を叩かれたり、どうしても救えない患者がいたり）
｢こんなはずじゃあ｣とふたりでボヤきつつも、なかなかふたりの
休みが合わず、揃ってあの店に行けるチャンスがない。
しかも、最近は、身体もどこか微妙に変化してきた気がするのだ。
結局、立場交換してから一月ほど経って、ようやくふたりの休みが
一致し、｢元に戻ろう｣と決意してあの店に連れだって赴くふたり。
しかし、例のバーはすでに閉店して、テナントには別のお店が。
｢そんな……もう戻れないのか｣と茫然とするAを、いち早く立ち
直ったBが励ます。｢僕らが約束を守らなかったんだから仕方ない。
このまま、ふたりで強く生きて行こう｣とプロポーズ。驚くAを強引に
抱き寄せて唇を奪う。Bは、真っ赤になって恥じらうAの肩を抱いて、
ホテルへ……。ラストは、ふたりの結婚式で〆。

──という流れを想定。ワンパターンで御免。

すげーいいと思う

ＧＪな話しだ
男と女の立場交換は良いな！
全部作品に書き下ろすと大変なのでホテルでのエロシーンだけダイジェストで書き下ろしてくれないだろうか？
いまエロが足りない

TSものでたまにあるけど、立場交換に馴染んでお互い暮らしていたら元に戻って
さあ大変みたいな話しってあっても良くない？
一緒に暮らしていて朝起きて寝ぼけて立場交換になっていた時の服を着てしまっ
たり公共のトイレで男女を間違えたりとか
立場が交換された時は意識して行動して大丈夫だったけど、元に戻ったら逆に意
識できなくて立場交換になっていた時の感覚が普通になってる感じで

いや、ただ思っただけ、あまり面白くはない話しだな

女装話しはもうイラネ

オモロければなんでもオッケーよ

ツマンネーのはノーセンキュー

わざわざID変えて自演しなくても

>>298
IDの変え方教えてくれ

>>299
名前欄にfusianasanと入力して書き込めばＩＤ変えられる

ツマンネ

>>294
書き手にもかなりの技術が要求されるし
結局ただのTSとあんまり変わらないんだよな

俺は二人の立場が逆転よりも
世界的に何かと何かの立場が入れ替わる系のほうが好きなんだが
（「男」と「女」が逆転みたいに）皆はあんまり好きじゃない？

立場交換した人たちの心情描写を楽しみたいから、
前者の方が好きだな。個人的には。

俺は断然後者だな。
何故と言われると上手く説明できないが。

ちょっと神様に聞いたんだけど、
近々、ちんぽ付いてるほうが「女」になるんだってさ
溜まる現象はそのままなんで、
若い子はそれこそ一日に一回は抜かないと落ち着かない
可愛く隠してるけど、本当は一日中エッチのことばかり考えてる
だから、精神的には今でいうところのビッチばっかり
ちょっとはじけるとギリギリの超ミニスカはいて「男」に媚びまくり

ハゲたおっさんが毛深い脚とビール腹を見せながら
「お姉さんといいことしない？」とすり寄ってくるんですね

好きじゃない

>>307
それおっさんじゃない
身の程をわきまえないデブスのババア
可愛い子もいまっせ

>>309
セミロングの髪に赤いリボンをつけた女顔の美少年が
顔を赤くしてスカートの裾を持ち上げると
皮の剥けてない勃起チンコが先走り垂らしてぴくぴくしてて
「あたしの処女もらって下さい」と言いながらにじり寄ってくる
というのはどうだろう

>>310
なんだろうな、これ

>>310
それが本当に女の子だったとしてもその行為はひくわ
ノーパンでスカートめくり上げて迫って来るって変態じゃね？
頭どうにかしてる奴がする事だ

>>312
ただの妄想話にマジになってるお前にひくわ

人間と家畜が逆転。

変化しなかったのは農家の一人息子ただ一人。
朝起きると牛な妹に起こされてアレ？と思い
日課の牛舎見周りすると何故か人間が首を繋がれている。妹や父もいた。
学校へ登校する途中、みんな牛や豚だ。犬だと思う奴が人間。
学校で給食「焼き肉」。食欲を失せる。……みたいな

千と千尋みたいだな

>>315
神様の世界に迷いん混んで荒らしてしまった主人公達
元の世界に帰るため罰としてしばらくの間そこで働くことに
しかし罰であるため与えられる仕事は家畜としての仕事
何匹かの家畜が連れてこられ契約印でお互いの名前が奪われ、交換される
こうして立場の交換された家畜と人間達は同じ境遇の人々が住む土地に送られ働くことに

結局グロに行き着くのかよアホくさ

>>317
『結局』って何だよ…
なんで否定すんだよぉ…orz
もっと受け入れた方がいいと思うんだが…

>>314
魚の養殖とかでも立場交換されて居たら凄い事になるな
活け造りとか…

やはりペットとの立場交換程度にしておいた方が良いぞ

>>314
隣のあの子（牛の家畜に立場逆転した娘・見た目は人間）が、急に消えたと思いきや
給食のメインに出てきた、とか
面白そう

ミノタウロスの皿ですね分かります

ただのホラーじゃねえか
しかもスプラッターとかグロいの
家族や友達が解体されるのとか見たいのか？

実際のところスーパーに売っている食材は解体済みだから人肉だろうが見た目たいして違わないだろうけどな
調理済みならなおさら人肉かなんて解らんさ
食べてみて少し違うなとは思うかも知れないが、人肉の味なんて知っている奴など居ない
つまりは加工の仕事でもしてない限り、その食材が誰かなど気がつかんさ

ここは人肉食いがしたいヤツが集まるスレだったのか

【その1】
改めてサイトウツカサと出会う約束をしたのは、2人とも何も予定が入っていない連休初日の土曜日の午後だった。
日に日に強くなる夏の日差しの中を、汗を流しながら目的地まで歩き続ける。
中身がパンパンに詰まった紙袋の取っ手が手に食い込み、その痛さのためたびたび袋を地面に置いて小休止を繰り返す。
なんでこんなことをしているのだろうか、そんな疑問さえ浮かんでくる。
このまま袋を不法投棄して逃げ出したい衝動に何度もかられつつ、なんとか指定された住所までたどり着くと、
そこには高級そうなマンションがそびえたっていた。
入り口に備え付けられているインターホン機能の付いたオートロックキーに教わった番号を入力すると、
スピーカーからちょっとハスキーな女性の声が響いてきた。
「どちらさまですか？」
「……斎藤です」
「どうぞ」
がちゃりとカギが外れる音がして、仰々しいガラス製のドアが静かに開いた。
中に入ると、ロビーの天井に設置されている防犯カメラが無機質な目でオレを睨みつけてくる。
入り口からして無闇に豪華な設備になんとなくイライラしてきて床に唾を吐き捨てると、
少しだけ気分がすっきりした。
エレベーターで7階までのぼり、あらかじめ教わっていた部屋番号のドアチャイムを鳴らす。
すると数秒してドアが開き、1人の女性が顔を覗かせた。
サイトウツカサ。
男なのに女子高を卒業し、男であるにもかかわらず名門女子大に通い、
そして男のくせに女性向けファッション誌のモデルまでこなしている『美女』だ。

【その2】
明るいブラウンに染めたロングヘアーをゆるくふわりと巻き、前髪を眉毛あたりで切りそろえた髪型と
いわゆるナチュラルメイク風の化粧で普通の女子大生っぽく見えるが、
よく見ると巻き髪が先の方までしっかりとセットされていたり、
しっかりとマスカラでまつ毛を持ち上げていたり、
くちびるもしっかりグロスで光らせているあたりが
『普段から周りに見られる職業』についているというのがよくわかる。
胸元だけでなく裾が三段のフリルになっている
生成りのマキシ丈ワンピースを華麗に着こなした姿を、自信ありげに見せつけている。
普通ならばこれだけの美人でかつスタイル抜群ともなれば
綺麗を通り越して嫌味すら感じてしまうところなのだが、
どことなくおっとりした印象すら受ける優しげな表情も含めた
トータルコーディネートのおかげで
受ける印象はいいところのお嬢様そのものだ。
「いらっしゃい、『サイトウツカサ』さん」
口角を上げたモデルスマイルで微笑みながら、オレを招き入れる。
靴を脱ぎ捨てて後をついていくと、髪から漂うのかそれとも香水か何かなのか、
とにかく彼女から甘く痺れるようないい香りがして、
ついていないはずのチンコがバキバキに勃起していくような感覚に陥ってしまう。
このままではいけない。
深呼吸して気持ちを落ち着けようとするが、逆にいい匂いを胸いっぱいに吸い込んでしまい、
余計に性的興奮が加速してしまう。
もう荷物とかすべて放り出して、この場でこいつを犯してしまうか。
そう思った瞬間、突然前を歩いていたサイトウツカサがくるりと振り向いた。
「ちょっと冷たいものでも持ってくるから、ソファに座って待っててね」
パタパタとスリッパを鳴らしながら、彼女は台所の方へと小走りで去って行った。
もしかしてこちらの考えが読まれたのか？　と思ったが、そうではなかったらしく胸をなでおろす。

【その3】
「ふぅ……重かった」
ぎゅうぎゅうに詰まった紙袋を床に置き、白いソファにどっかと座って一息つく。
普段職場でこれ以上に重いものを持つことも少なくないが、さすがにずっと紙袋を持っていると腕に疲労がたまってくる。
持ち手の痕が赤くついた手のひらを軽くマッサージしながら、案内されたリビングをぐるりと見渡す。
ガラス天板の背の低いリビングテーブルと、白いソファが数脚。
それとセンスのいいリビングボードに薄型テレビ、あとは大きめのクッションが2つほど。
オシャレにまとまってはいるが、恐ろしく生活感の感じられない部屋だ。
アイスティーを持ってきたサイトウツカサにそれとなく聞いてみると、
「一人暮らしなの」と返事が返ってきた。
サイトウツカサと、美人のモデルと、マンションで2人きり。
これは本当に『チャンス』なんではないか、とワクワクが止まらなくなる。
「で、これに『ワタシ』の制服とかノートとかが入ってるの？」
もしかしたらこれから起こるであろう『イイコト』への期待で一杯になった心を隠すようににアイスティーを飲んでいると、
サイトウツカサが2つの紙袋を指差して目をキラキラ輝かせる。
オレがまだ普通の女子中学生だった頃、毎日のように着ていた制服や、
あまり速くなかったが熱心に打ち込んでいた水泳部時代の競泳水着、
さらには授業中しっかりつけていたノートからテストの答案、通知表、
そして修学旅行などで撮影した写真など……。
家の中に残っていた中学時代の思い出が、2つの紙袋の中にギュッと詰め込まれている。
これら楽しかった女子時代の思い出をすべてごっそり目の前のサイトウツカサに明け渡し、
代わりに不良だったサイトウツカサが愛用していた制服やら写真やらを受け取るというのが、
今日わざわざこいつの家までやってきた本来の目的なのだ。
「ワタシは水泳部だったのよねー」
と、わずかに塩素焼けした競泳水着を拡げてニコニコと微笑んだり、
「そうそう、修学旅行は京都だった」
と、ミニアルバムをめくりながら数日前に喧嘩して停学くらったせいで参加していなかった修学旅行の思い出に浸ったりと、
テーブルの上に広げた思い出の品を1つ1つ手にとってはうれしそうに眺めながら、
『サイトウツカサの中学時代』を次々と自分の物へと変えていく。
そんな儀式めいた彼女の行動を見ながら、俺は煙草に火をつけるのだった。

【その4】
国語や数学、地理などのノートをぱらぱらとめくったり、
家庭科で作ったエプロンの縫製を確かめたりしていたサイトウツカサは、
いよいよ彼女にとってメインディッシュとも言うべき制服に手を伸ばした。
丁寧に畳まれた紺色の制服を宝物のように持ち上げた彼女だったが、
何か変なものを見つけたかのように眉をしかめ、
そして急に顔を上げてニヤリと蛇のような笑みを浮かべた。
「ねぇ、サイトウくん」
「なんだ」
ヤニをもみ消しながら、ツカサの方を向かずに返事をする。
「あなた、つい最近この制服着たでしょ」
あまりに図星の指摘に心臓が3ｍほど跳ね上がる。
「んなもん着てねーよ」
焦りを隠そうと、4本目のマイセンに火をつけようとする。
が、なぜかこういう時に限って指先がうまく動かず、ライターがつかない。
「だってさぁ」
両手でバッと大きくブレザーを広げるサイトウツカサ。
「ここ、どうみてもエッチな汁のシミだもん。
　これ着てオナニーしたでしょ」
「馬鹿野郎！　ちゃんと飛ばないよう気をつけてたっての！」
2人の間に重苦しい沈黙が横たわる。
しばらくして、爆発するようにサイトウツカサが笑い転げだす。
「あははあはははは！　カマかけてみただけなのに、本当に白状するなんて！」
「な！　てめぇこの野郎！」
「まぁ畳み方がおかしかったし、なんか変なしわができてたから『着たんだな』ってこと　は分かったけど
　まさか女の子の服を着てオナニーしちゃうなんてね。
　もしかしてサイトウくんって女装趣味のヘンタイなの？」
「ばっ！　俺は元々女だっての！　女の服着たっておかしくないだろ！」
「でも、いまは『男の子』だよねぇ……」
そう言うと、サイトウツカサは俺の表情を覗き込むように顔を近づけてきた。
男の体臭とは明らかに違う、甘く女性的な香りが脳をクラクラと揺さぶってくる。

【その5】
「それに『着た』ってのは否定しないのね、ツカサちゃん」
「……あ」
「ふふっ……。
　そうだよね、だってこんなに可愛い女の子が来ていた制服が目の前にあったら、
　健康な男の子だったらなんかシちゃってもおかしくないもんね。
　だけどまさか自分で着ちゃうなんてねぇ」
修学旅行先で笑顔を作る『私』の写真をぴらぴらと振りながら、
なんとも意地の悪い笑顔でオレを見つめるサイトウツカサ。
「女の子の服なんか着て変態？」
「久しぶりのスカートはどうだった？」
など、ネズミをいたぶる猫のようにねちねちとオレを攻撃してくる。
やがていたぶるのに飽きたのかサイトウツカサはしばらく黙りこくり、
そしてなにかいいことを思いついたとばかりに両手を打ち合わせて、
満面の笑みでオレにとんでもない提案をしてきた。
「どうせならさ、ここで着て見せてよ、昔の制服」
「な！」
なんてことを言い出すのか。
一時の気の迷いで身に纏ったとはいえ、もはやオレは『男』なのだ。
女物の服なんて他人の前で着られるはずがない。
断ろうと思った矢先、またも彼女は驚くべき条件を耳元でささやいてきた。
「着てくれたら、『イイコト』してあげても……いいかな？」
理性は断ろうとしているのだが、彼女の髪から漂ってくる甘く女性的な香りが、
ピンク色に光る艶やかな唇が、オレの胸を伝う細い指先が、
どうにもこうにも激しく心を揺さぶっってくる。
我ながら誘惑に弱いと思ったが、相手は読者モデルを務めるほどの美人。
そんなイイ女に潤むような瞳で迫られて、断れる男がいるはずがない。
まるで魔法にかけられたかのように、最終的にオレは首を縦に振ってしまった。

【その6】
「じゃ、ワタシは向こうに行ってるから、ちゃんと着替えておくのよ」
そう言ってサイトウツカサは扉の向こうへ消えて行った。
残されたのは彼女の色香に騙されて『女装』をすることになってしまったオレと、
目の前に積まれた中学時代の制服だけ。
思わず着替えると言ってしまったが、本当に着替えていいものか考えてしまう。
このままアイツが向こうの部屋に言っている間に逃げ出してしまうかなどと悩んでいると、
ふいに扉が開いてツカサが顔をのぞかせた。
「下着もこれに変えてね」
白い柔らかそうな布を、テーブルの上に置いてにっこりとほほ笑むツカサ。
「そうそう、その下着、洗濯してあるけどワタシが着たやつだから」
いたずらっぽく笑うツカサの言葉に、またも心臓が大きく跳ね上がる。
またあとでね、と部屋を出て行ったツカサが残した布きれを拾い上げ、目の前に広げてみる。
独特の白い光沢を放つ女性物の下着。
それも、とびきりの美女が身に着けていたもの。
それをこれから履くのかと考えただけで、ありもしない股間の物が大きく膨らんでいく。
Tシャツとハーフ丈のカーゴパンツ、それとトランクスを脱ぎ捨てて裸になると、
女物のパンツに勢いよく足を通して一気に腰まで引き上げた。
股間に余裕のあるトランクスとは全く違う密着感と男物の下着にはない肌触りに、
全身が震えるほど興奮してしまう。
続いてブラジャー。
もう何年も身に着けていない女性下着の象徴を、
すっかり平たくなってしまった胸へとつけようと苦闘する。
後ろのホックやら肩紐やらがどうにもこうにももどかしかったが、
何とかそれらしい形にすることができた。
上下セットになったデザインの下着を身に纏うと、
なんだか自分が『サイトウツカサ』ではない別の存在になったような、
そんな気分にすらなってくる。
合わせが逆になったブラウスのボタンを1つ1つ留め、プリーツが崩れないようにスカートを履き、
胸元にリボンを留めてからブレザーを羽織ると、男として過ごした数年間がどこかに吹き飛び、
女子中学生だったあの頃の立場になったような感覚で胸の中が満たされていく。

【その7】
「あ、着替え終わったわね」
ふわふわとした不思議な昂揚感に酔いしれていると、再びサイトウツカサが部屋の中に入ってきた。
「じゃ、ここに座ってね」
言われるがままにソファに腰かけると、続いて彼女はオレの首元に大きな布を巻き付けた。
そして手にした工具を入れるような箱を開き、なにやら色々と小さなビンやケースを取り出し始める。
化粧品だ。
「他人に化粧するのってめったにやらないから、手元が狂ったらゴメンね」
そう言ってサイトウツカサは手にした工具箱のようなものから次から次へと化粧品を取り出しては、
オレの顔にどんどん塗りたくってゆく。
最後にどこから取り出したのか茶色いロングヘアーのカツラをかぶせさせられ、
何分か丁寧にブラッシングまでして髪型を整えられた。
「はい、できました」
すっと差し出された鏡にオレは映っておらず、見たことない美少女が覗き込んでいた。
「うん、やっぱりサイトウくんは女装映えするわね……って当然だよね」
確かによく見れば鏡の中の少女は『数年前のオレ』にそっくりで、
自分だとわかっていても襲いたくなるほどの美少女だった。
「じゃ、ワタシも準備してくるから、ちょっと待っててね」
1人残されたオレは何度も何度も鏡に向かって様々な表情を作って楽しんでいた。
オレの意志通りに唇の形を変えたり、ウインクしたり、微笑んだりする美少女にうっとりとしていたら、
鏡の隅に見覚えのない男が立っていた。
日焼けしたような感じのする化粧品で浅黒くなった顔に釣りあがったような眉毛、
周囲に喧嘩を売って歩いているような目つきなど、普段のオレが目の前で凄んでいた。
それが、さっきまでお嬢様ファッションに身を包んでいたサイトウツカサだと理解するのに、そう時間はかからなかった。
「せっかくだからさ、俺とお前の立場を交換してヤるってのがいいと思ってさ」
シシシと息を漏らしながら笑う姿は、まぎれもなく中学時代の斎藤司だった。
「学校一の美少女をヤれるなんて、たまらんね、オイ」
そういってソファーに『ワタシ』を押し倒したサイトウツカサからは、
煙草のにおいとともにむせかえるほどの雄臭がただよってきた。

【その8】
「おい、早くしろよ！」
「ちょっと待ってよ。今行くから」
リビングの方からワタシを呼ぶ怒鳴り声が響く。
慌てて枝豆やスナック類を乗せたトレーを持ってリビングに向かうと、
既にサイトウツカサは2本目の缶チューハイを開けていた。
あの日から3か月、サイトウツカサと付き合うことになったオレは、
彼女のマンションで週末を過ごすのが習慣になっていたのだ。
マンションの中ではお互いの立場を交換して過ごすのがルールで、
オレは『女子大生ファッションモデルのサイトウツカサ』として振舞い、
彼女は『工務店で働くガテン系不良男子のサイトウツカサ』になりきっていた。
もはや雑誌だけでなくテレビでも人気急上昇のファッションモデルが、
目の前でオラオラ系ファッションに身を包んで缶チューハイを飲んでいるなんて、
ファンが知ったら卒倒するに違いない。
「お、始まったぞ！」
彼女……いや彼が指差すテレビでは、『本物』のサイトウツカサが中学時代の思い出を語っていた。
そんな『自分』の姿を見ながら、オレは愛しの彼氏の煙草臭い胸に体を預けるのだった。

おしまい。もう続かない

ようやく時間が取れたので、とりあえず書き終えてみた
最後の部分をやるためだけに、なんか前置きをとり過ぎた感じ
gdgdして申し訳ない

完結乙

男側（現在モデル）のサイトウツカサの描写ももうちょっと細かく読みたかった

>>332
乙

>>332
GJ！乙でした。
良かったです。
交錯して交じり合うツカサとツカサの物語。
マンションで過ごす時間が本来の自分達の姿のはずなのに、
本当のツカサ達は入れ替わった立場で居るのが真実となっている倒錯した真実なんですね。
良い話しをありがとうございます。

>>332
乙でした〜。
このどちらにもなりきれない/なりきらない中途半端感が絶妙ですね。

>>318
人には色々な嗜好・性癖があり、他人に迷惑かけない限り、
それは個人の自由として尊重されるべき。
──うん、確かにそれはその通り。
ただ、単なるエロスを飛び越えて、グロやカニバリズムまで
いくと、さすがに引く人が大多数だと思うんだ。
無論、そういう嗜好の人が集うスレでなら、存分に
その妄想を発揮してもいいけど、ココではちょっと、ね。

確かにカニバはやりすぎでしょ
俺は動物との立場交換だけならギリ許容範囲だがカニバは無理

せっかくＳＳで流れた話しを蒸し返すなよ

カニとエビの立場交換とか面白そうだね

根本的な所でこのスレの住人は立場交換を自分で体験したいのか
それとも傍でその状況を見て楽しみたいのかどっちが多いんだろう？
俺は見ている方が良い派

俺も後者でファンタジー的なのがいいかな。
やけに生々しいの多いから困る。

見て楽しむ派

男女逆転とかで世界全体が不条理な状態になってるのを見て楽しみたい

見る派だな
エロが欲しいから、手籠めされた女と男が入れ替わって男がそのまま犯されるとか見たい
そして立場逆転して女の立場になった男が、男の立場になった女にいい様に虐げられるか見たい

自分が不思議アイテムや力で周囲の世界や人間を変えて行くのとか好きだな

>>345
ネット上でそんなＳＳ読んだことあるな
不思議なパソコンを手に入れると、そこには周囲の人の個人データが入っている
名前、住所、家族関係・・・そしてそのデータは改変できる！
最初にクラスで気になっている可愛い子を「妹」にする
・・・使えば使うほど改変できる項目が増えていく
いじめっ子の性格を強気→弱気に
カップルの性別を交換
そしてついに禁断の「自分」のデータを改変

『際限のない遊び』かな
あれも設定次第では立場交換できただろうな

あれはマジで欲しいと思った。
名作だよな。オチが弱かったけど

まあ、こういうＴＳ系のＳＳとかって版権含め序盤がピークの多いしな。

基本ギャップを楽しむもんだからギャップが薄れていくと萎えるってやつだな

長いだけで美味しいシーンがない話しは飽きる
ちゃんとしたストーリーものならラノベ読む

一番おもしろい所が肉体の変化に戸惑ったり、ボディチェックとか男子禁制ゾーン突入とかサービスシーンで
後は普通に生活に馴染んで普通の話になるからな。

>>347
交換ではないけど立場の変化ならあったしここの趣旨に合うように展開させていけばまだまだ面白く、エロくできそうな気がする

たしかに。無理だと思いつつも、続編や番外編を見てみたい

ギャルの話しマダー？
エロいの希望

>>355
どんなのがいいのさ

前に話に出てた続きのやつ

俺は177-178の続きがイイ！

新しい作者が来て短い話しを投下希望

>358
178にも書いた通り、ブログとか別のところでなら発表
できるかもしれんけどコチラに投下するには不適切な話に
なっちゃったんだ。
｢じゃあ、不適切なトコだけ削除訂正して投下しろよ｣と
言われるかもしれないけど、それをすると具のない味噌汁
みたいなって、作者としては気持ち悪いので勘弁してほしい。

>359
ロートルは死なず、ただROMのみ……か。
確かに、自分みたく長く引っ張るわりに萌え所の少ない話は
読んでる方も苦痛かもね。
そういうことなんで、若いチカラに期待します

立場交換ものって普通に考えれば地位の逆転とか主従の逆転とかなんだよな
夫婦で立場交換したからと言って役割を交換するだけで女装男装する必要無いわけだ
なんかつまんないなそれだと

レンタルビデオ店に入ろうとするＡＶ借りに着た小汚いおっさんと、泣ける話題の新作映画借りに来たＯＬの
目的を交換し、普通に１８禁コーナーに入って行き、ＡＶを借りるＯＬ、話題の映画を借りるおっさん。
帰って、飲みながら映画で泣くおっさん、食事食べながらＡＶ見ててムラムラきてオナニーするＯＬ
泣ける映画と抜けるＡＶが変わってるだけなので、翌日同僚に、「あのＡＶ抜けるわ〜」と話し、ドン引きされることに

>>361
魔法少女まどか☆マギカ
詳しい説明がされてないし、ストーリーともあまり関係ないんだけど、
主人公まどかの両親がそれなんだよな
強気なキャリアウーマンの母親と、温和で料理や子育てをしている専業主夫の父親
夜の生活も含めてサイドストーリーとか過去の話とか面白そうだな、とかちょっと思った

>>362
その女同僚も
「あのおっぱい柔らかそう」
「あの娘とやりて〜」
とすっかり女好きになってると萌える

それって「男女の性的な価値観入れ替わり」ＡＶＧと触れ込みの
『童貞な女子達とボク　〜もし仮に万が一、ボクがエッチに興味津々な童貞っぽい女子ばかりいる世界に行ったとしたら〜』
っていうPCゲームの世界観だ

体験版やったけどなかなか良かったよ

服装交換しないのも、それはそれで好きな自分は少数派なのかな

このスレの住人ならこのスレをROMするのも楽しめると思う。
このスレの住人でリアルで該当する奴いたらある意味羨ましい。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/ex/1289191214/l50

>>368
>69-70ゾクゾクする

昔のもっと男尊女卑だった世界で男女の立場が交換されたら面白そう

>>370
明治のお父さんが屈辱…

バブル時代の女性が優遇されている時に男女の立場交換でも面白い
ただのミツグ君だった男性がいきなりちやほやされるとか

水商売の女とそのヒモのダメ男の立場を交換させて、その様子を見たい
訳が分からないうちにやることが入れ替わっていて、男は馴れない化粧をしてドレスを着て店に
女は小遣いをせびり、だらしない格好でパチスロへ行く
男は何か変だと思いつつも今まで自分が女にしていた仕打ちを自分で受けて行く事になる

良いね、店で働いているうちうに楽しくなって来てだんだん馴染んで行って、ヒモになった女のお世話の方も最初は嫌嫌だったのに逆らえないうちに嬉しくなってきて自分が居ないと駄目なんだとか思い込む様になり幸せを感じて行くとかどうだろう？
女の方も最初は駄目男の様にしていたが、尽くしてくれる男の姿に前の自分を思い出して優しく接するようになり幸せに暮らすとか。
ついでに男の方は20歳で高校中退の父子家庭、母親に強い憧れをもっておりそれが逆に女に依存し堕落した生活を送ると言う要因になっていたが、女の立場になってからは自分がその理想の姿になろうとしていい結果になる。
女の方は26歳で親が家庭崩壊で離婚し荒れる母親のもとを飛び出して援交とかで食いつなぎ水商売に進んだ過去を持ち幸せな家庭とか人のぬくもりに飢えていて、男の存在に依存していたと言う設定。

個人の趣味にとやかく言うのは何だが、なんでもかんでも馴染んでハッピーエンドにするのはどうかと
373の妄想は今まで好き勝手やっていた男が、女の立場にされて因果応報を受ける所が面白いと思うのだが
強い立場にだったのが弱い立場の人間にされ、逆転されるのがいい

じゃあ自分で書け、で終わる話だわな

ヒモを好き勝手やっているダメ人間と描くか、やることなすことなぜかうまくいかない人間と描くかでしょ。
真面目に働くつもりはあるのになぜか長続きせず、その怒りを女にぶつけて自己嫌悪するようなタイプとして書けば、
それなりにカタルシスも感じられるようになるでしょう。

馴染んでハッピーエンドでエロほとんど無しっていうお決まりのパターンか

他人に文句言わずに自分で見たいものを書けばいいとは思うがな

俺は馴染む話が好きだから全く問題ないと思うし
何よりそんなのは作者の趣味に任せるべきだろ
作者の趣味に合ってないと、大抵微妙な形になるしな実際

てことで文句言う暇があれば書け
お前の理論とかカタルシスとか知ったことか

書け書けとレスしてるが気に入らない奴の書いたものなんてどうでもいい
だが374もただの妄想で作品とは言えないと思うぞ
ネタとして有りだが373の妄想ネタを自分好みに作り替えているだけだし
黒い話し好きの人間へと見方を変えれば妄想の上塗りで台無しにしてるとも言えなくもない

リア充とヲタクの逆転
コミュ障だったりキモメンだとリア充
コミュ能力が高かったりイケメンだとヲタク
アニメやゲームに詳しいほどリア充
芸能や音楽に詳しいとヲタク

あれ？

もしネタを出した人間が思っていたとは違う話しにされたらのなら、それは嫌なのかもしれない。
でもネタを出した人間でもない奴がどうこう言うのはどうなんだろう？
あくまでネタの提供的書き込みなんだから、そこからどう妄想するかは自由だと思う。
気に入らない話しを書かれたのなら、直接その書き込みを否定する意見を書いたりしないで
自分ならこう言う話しの方が好きだ的な書き込みで留めておくのが潤滑なコミュニケーションに
つながると思う。
否定した非難はどう見ても喧嘩をしかけている様に見えてしまうから。
まあ、こんな話題にのってしまう私も同罪なのだけど。

>>382
他人に書いてくれと丸投げしている時点で文句を言うのは筋違いだと思う。
それに374だって元となったネタを改変している部分は無いしね。
373の延長線上の話を書いているだけで。

ネタをお話に仕立て上げる際に、どうやったって枝葉を広げる必要はあるわけで、
丸投げしている段階で自分のネタを拡大解釈されるのは大前提だろう。

細かい設定とかはわりとどうでもいいな
エロだけ見たいヤツのほうが多いんじゃないか？

>384
保管庫がないから過去ログ見られる人は限られるだろうけど、
このスレの過去の作品をひととおり見たらわかるはず。
直接的なエロは必須ではない(あればなおよし、って感じ？)。
どれだけ｢立場交換｣のシチュに萌えられるかが重要。

立場の違いに対する戸惑いとそこに順応していく過程が、ＳＭチックな官能描写だからの。
戸惑っている人をＳの視点で見るのか、自分に置き換えてＭの立場で楽しむのかは人それぞれだが。

スレが伸びてると思って来てみればおまえら本当に論議好きだな
盗作や転載でもない限り趣味に合わなければスルーでいいだろ、めんどくせー
このスレの書き手なんて限られてる
気に入らなきゃ出ていって自分好みのスレを立てて移住すれや

議論じゃありません
自分の意見が絶対であらせらる読者様によるありがたいお言葉です

難しい話は苦手
各自の嗜好でいいから
小ネタをたくさん出してくれれば楽しいんだけどな

では私が思い付いたネタを投稿させて頂きますね。
凌辱エロマンガを書いている作者が、マンガのキャラ(女の子)と立場か入れ替わると言うもの。

自分が思うままに女の子を酷い目にあわせるマンガを書いていたが、描いていたマンガの女の子が突然アニメの様に動きだし驚く
ただそれだけなら、どこかで見たようなラブコメものになりそうだけどそうはならず、
その女の子は少しは私の身にもなって見てと抗議して作者と立場を入れ替えてしまう。
作者はマンガのキャラになった訳ではないが、アニメの様に原稿の中で動き話す女の子が思う通りにしか動けなくなっていた。
女の子がマンガを描くとその通りになってしまう作者と回りの状況。
焦る作者に楽しそうなマンガの女の子、この状況にまず女の子が何をしたかと言えば、自分が作者の描いたマンガでやられたことをそのまま体験してもらう事。
そしてその女の子の最初の話しは、部活帰りで遅くなり人通りの少ない道を歩いていたら暴漢に襲われ犯されると言うもの。
女の子がサラサラとペンを滑らせマンガを描くと、作者の服装が女の子が着ていた制服に変わり、下着も全て女の子のと同じものに
ご丁寧に部活終わりの汗臭さと制汗剤の匂いも再現されている。
動揺する作者の気持ちをよそにいつの間にやら外へと出てしまっており、マンガで描いた女の子と同じ行動をとってしまう。
そうして人通りの少ない道をに差し掛かった時、マンガの通りに暴漢に襲われる事になる。
組み敷かれて汗のにおいに興奮した暴漢に首筋を舐められ、そのおぞましさに気が遠くなる作者。
いきなり気を失っても面白くないと、マンガの女の子は暴漢を女性に変更。
作者はその女性に滅茶苦茶に犯され、マンガの女の子の結末と同様にアへ顔で呆けたまま放置される。

だが、それで終わりではなかった。
もともと作者が描いたマンガは続きもので、同じ女の子が毎回凌辱されると言うもの。
作者はまだまだ同じ様に凌辱される事になるのだった。


と言う感じのお話しを考えていたのですが、ぜんぜん時間が無くて作品にできませんでした。
本当は読み切りのＳＳで投稿をさせて頂きたかったのですが、この様な形ですいません。

この閉塞感を打開するようなネタGJ

>>390
乙

こういうの大好物だわさ

>>390
あらすじだけでもGJ！

自分もそろそろなんか書こう

何故詳細なダイジェストを先に書いてしまうのか
なかなか面白い話しなのに
ネタばらしされた話しは作品になっても面白さが半減する
作者の文章がよほど上手いなら話しは別だが

男女のトイレが逆転。
女子は基本立ちション

>>394
それはすいませんでした。
ですが安心して下さい、もしお話しを仕上げたとしてもこのスレへは投稿いたしませんので。
時間が無くて書けないので、書いたとしても忘れた頃にひっそりと自分の所に上げておきます。
本当にお目汚しで申し訳ありませんでした。

触れるなよ…

396はアホの子だからしょうがない
今までも空気読めて無いしな

>>395
割とこういう小ネタ好きだわ

「体格、体型、社会的立場が逆転してしまったら？」のスレで丁度そのネタが話題になっているとこだ
ネタ出しに参加してくれよ
ただの妄想なのに納得しないのが沸いてるから

http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1144855591/l50

おっと>>395の話しな

>>395で考えたけど、ちんことまんこが入れ替わったら女が更に勝ちゲーになるだろうな。


・生理、出産がない（育児休暇を取れば子育てに積極的と褒められる）。トイレが楽に
・軽い気持ちでやって相手が孕んでも絶対責任取らなくても許された
・男が産んでも離婚の際親権を貰える
・レイプ魔は孕むリスクを負ってレイプ（これはいいか）

>>395
「女性用立ち便器」でググればいろいろ出てくる
古くは東京オリンピックのとき国立競技場に設置された
衣服の構造とも関係してくるんでなかなか普及しないみたいだけどな

男の座りションも、家庭では増えてるらしいよ
掃除の都合で奥さんに言われて、ということらしい
あとＳＭ関係のネタかわからんが、チェーンみたいなもので陰茎を後ろ向きに固定して
立って小便できないようにする、というのもあるらしい

>>402
一応こんなスレもある

男女の性器だけが逆転　エロパロ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1311399212/l50

唐突にチンチン売買という単語が浮かんだのだが
うまく言葉にできない

立場交換もインモラルな世界でだったら楽しいのにな
370が言うような男尊女卑が当たり前な世界だとか
性奴隷同然のメイドとその主人の立場交換とか娼館の娼婦と客とかで立場交換の様なの

>>405
このあいだオクで性豪カサノヴァレプリカ手に入れた
もちろんes細胞養殖ものだけど歴史的人物の復古品は狙い目だわ
アウトレットでちょっと亀頭の部分に傷があるけどこれもまた良し
大きさも形もなかなかいい感じ
これで２０マソはいい買い物だろ

さすがに俺のオリジナルは型も小さいし、そのまま使う気ねえな
オクに100円〜出しても買い手がつくかどうかorz

スレ違いな話はあまりしないでもらえ無いだろうか？
細かく言うつもりはないがなるべく立場だけの交換・変化に順当するものでお願いしたい

やっぱこういうシチュエーションの醍醐味は交換後の双方のギャップだよな

平然とやってる世界ってのも好き。

男女が逆転しているのが『当たり前』の世界
水商売とエリートの価値が逆転しているのが『当たり前』の世界

とかな

屈強な兵士へと訓練する特殊部隊では、ごつい男たちが可愛らしさを求め
愛されコーデを学び、姫メイクを練習したりと猛烈なしごきを受けるとか
１０代の少女がオシャレなショップで頑丈な迷彩服や物騒なナイフや拳銃
などの武器を友達と楽しげにウインドショッピングとか言う風景を想像した。

これ該当じゃね
http://eves-rib.deviantart.com/gallery/

シチュエーションをイメージすると面白いな

だが、どっから拾ってくるんだこんなのｗｗ

>>412
世界には似たような願望を持つ奴がいるんだな
男女逆転の世界は素晴らしい

家畜人ヤプーくらい読んどけ

そうだな
家畜人ヤプーを読んだことのないのはここに住む資格はない
知識の足りない奴は糞して寝てろ

SMスレでやれ

なにそれ使い魔ヤプーのパクリ？

たとえ元ネタがあったとしてもそれを見る方が知っているとは限らないし
そうなると意味不明に思えるのは致し方が無い事かも
だからこのスレとはあまり関係ない話しに見えるのは仕方が無い

要約すると「このスレでその話しは受け入れられなかった」

人を選ぶけど動物との交換も結構魅力があると思うんだよなぁ

立場変化はどうしてもＳＭとかぶるのかなあ・・・
メス犬扱いされて素っ裸四つん這い、首輪にリードで公衆の面前を散歩とか

畜獣デリムスン、これはかなりマイナーでSM

【その1】
電子的なチャイムが高らかに鳴り響くと、教師は残念そうにチョークを置いて授業の終わりを告げた。
それを合図として学級委員長が号令をかけて挨拶をすると、
生徒たちは伸びをしたり雑談したりと拷問のような数学の時間からようやく開放された喜びで沸き返っていた。
「あー、ようやく終わった」
机の上に突っ伏しながら、私――井上明日香は他の生徒と同じように
催眠魔法を使う教師との激闘がようやく終戦を迎えたうれしさをかみしめていた。
「ねぇねぇ明日香、一緒に行かない？」
私が真夏の猫のようにだらしなく伸びていると、横からクラスメイトの黒木麻衣が話しかけてきた。
ちょっと頬を赤らめながら、どことなくもじもじとしている麻衣の様子からすべてを察して立ち上がり、
いつものように女子トイレに向かって歩きはじめる。
教室の出入り口をくぐり、生徒たちが行きかう廊下を歩いていると、

ビシッ

どこかでなにかが割れるような、大きな大きな音がした。
校舎全体が、いや、それよりもなにかもっと大きなものが壊れたような、
とてもとても大きな、世界全体に響き渡るほどの大きな音。
「今、なんか凄い音がしなかった？」
あまりにも激しすぎる音に驚いた私は、横にいた麻衣にあわてて話しかけたけれども
「音？　なにもしなかったよ？」
と、あれだけ激しく鳴り渡った『音』なんてなかったと微笑むばかり。
一体あれはなんだったのだろうと思っていると、なぜか視界がぐにゃりとゆがんでいき、ゆっくりと回り始める。
クラクラする世界に流されないように慌てて廊下の壁によりかかると、
ぐにゃぐにゃになった廊下はいつも通りの姿を取り戻した。
「明日香、大丈夫？」
「立ちくらみかな？　でももう大丈夫。気持ち悪くもないし」
心配する麻衣を安心させる意味でもにっこりほほ笑むと、2人で女子トイレに入って行った。

【その2】
トイレはいつものように、わずかな授業の間で用を足そうとする女子生徒でにぎわっていた。
が、普段の女子トイレと異なるモノが、その存在感を誇示していた。
男子用小便器。
テレビやマンガなんかでしか見たことない、男子が使う特殊な便器。
それがずらりと壁面に並び、それに向かって女子たちがスカートを手でめくりながら用を足しているのだ。
「え？　これって？」
昨日までなかった異性用の便器とそれを利用する女子生徒に驚いていると、
『それ』を使うのが当然だよね？　と言いたそうな麻衣が不思議そうな顔で覗き込んできた。
「これって、女子トイレじゃん。早く並んでおしっこしちゃお？」
1つにつき2〜3人ほど並んでいる便器の行列の最後尾についた麻衣は、
早くしないと休み時間が終わっちゃうとせかしてくる。
「わ、私はこっちでするね」
2つしかなくなってしまった個室の方へと足を向けると、
「え？　まさか明日香ってウンコレディなの？　エンガチョ〜」
麻衣はまるで学校で大便をしている同級生を見つけた小学生男子のような反応を見せた。
その麻衣の『ウンコレディ』の声にトイレにいた女子生徒が一斉に振り向き、
まるで汚いものを見るかのような視線を私に向けてきた。
「え、おしっこしようとしただけなんだけど……」
慌てて大便をする
「そんな大便器でおしっこするなんて、男子じゃないんだから」
またも変なものを見るような目で私を見つめてくる麻衣。
仕方なく私も行列の後ろに並んで、小便器が空くのを待つことにした。

【その3】
びっくりするほど長い、わずか2分ほどの時間が過ぎ、とうとう私の番が回ってきてしまった。
隣の便器の前に立った麻衣は手慣れた様子で用を足している。
自分も見よう見まねでまくり上げたスカートを片手でささえ、
もう片方の手でパンツの前部分をずらして尿道を便器の前にさらす。
そして腰を便器に突き出し、下半身に力を入れる。
……なかなかでない。
立ってするという生まれて初めての行為に慣れないというものあるけれども、
それ以上に「みんなに見られながらする」という恥ずかしさが尿意をどこかに吹き飛ばしてしまう。
心の中で「しーしーこっこっこっこ……」と、小さな子におしっこを促すおまじないを何度も唱えていると、
ようやく下腹部からゾクゾクとした尿意がこみあげてきた。
じょぼぼぼぼぼぼ……と、普段使っている洋式便器とは違う音が耳を震わせ、
その響きが恥ずかしさをさらに加速させていく。
やはり最後は麻衣と同じように腰を振っておしっこを飛ばすと、最後の一滴がパンツを支える指にかかった。
「あ、飛んじゃった」
パンツとスカートを元に戻し水道で手を洗っていると、
同じように手を洗っている麻衣が笑いながら話しかけてきた。
「そうそう、さっきの明日香で思い出したんだけどさ。
　男子っておしっこする時になんか機械で音を消すんだってさ。変なの」

おしまい
>>395で小ネタ

乙

こういう評価は批判と取られるかも知れませんが
「正直あほくさくてワロタｗ」と思いました

乙

すげー良いっすね。
俺のモロ好みです。色んなﾊﾟﾀｰﾝで見たい

いや、おもしろかったですよ
男子トイレの状況もぜひ知りたい

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2163773.png
なんかこの画像を張らないといけないような気がした

乙

おもしろかった
明日香が順応していく姿が見たい

【その○】の人のは好きだ

GJ!
こう言う良いのがあるからここに来る
この作者にもっと書いてもらいたい

>>430
B級ゲーを期待して買ったらZ級だった
二度と手を出さないわ

俺は割りと好きだがなぁ
欲を言えばもっと突き抜けてもらいたかったけど

近未来都市で住人は体内チップの埋め込みで管理されている世界
管理されているとは言っても常時監視されている訳ではなく、
身分証明だったり電子マネーの機能などが主目的
個人情報も全てチップに登録されているが、ある時何を思ったか、
体内チップを入れ替えて見る手術をした闇医師が居て
結果チップが交換されると、個人の立場はそのチップのもとなってまうと言う話し
いろいろ矛盾や穴があるけど昔のＳＦっぽくない？

おぅなんかいいなそら

「立場」というものをどう考えるかだよな
>>436の話で、例えばおっさんに女子高生のチップを埋め込む
女子高に入学する、女子トイレや更衣室に入る・・・
すべては当たり前のことになるはずなんだが、周囲の人間がそれを抵抗なく受け入れるかどうか？
他人が容姿を「見る」、声を「聞く」、こういうものの集合で「立場」をいうものは成り立っていると思うんだ。

エロじゃないし、タイトル忘れたがジャンプ改という雑誌に載ってる漫画に何か似たような話があったような
殺人強盗脱獄など、あらゆる悪事に手を染めた大犯罪王の手によって、偶然から彼の替え玉にされたショタ主人公
本来、個人情報は書き換え不能なので、コワモテの囚人たちが主人公を大犯罪者だ思って、ペコペコ頭を下げている珍妙奇天烈な状態

こう言う感じかな？
この青年は絶対小学生ではないのだけど、チップがそうだから
小学生として社会に位置付けられて、娘ではない他人なのに
チップがそうだからその家の娘として扱うしかない
みんな違うと認識出来ていてもチップで個人を認識するシステム
が優先されてそれに従うしか無い感じ
個人より環境が優先され、環境が個人を定義付ける世界なんじゃないかと。
青年自身も違うと思っていてもその立場で振る舞わなければならなくて
小学生女子として制服やランドセル、体操着や水着などで恥ずかしがるとかだと
好きな人もいると思う。

エロはどこに行ったエロは

このスレの傾向なのかね
エロより設定が重要なのは

板としては趣旨に外れるが、基本エロはそれほど求めてないな

４４２に基本同意。
より正確には、
「通常の性行為ないしそれに準じる行動がなくても構わない」
かな？
立場交換とともに、立場に見合った服を着させられたり、
無理矢理言葉使いなどを直されたりすることにエロスな興奮を覚える人々が集う場所。
それがこのスレだと思ってる。
匂いフェチとか靴下フェチとかいるっしょ？　分野は違うけど、アレと似たようなモン。
無論、広く理解が得られる嗜好だとは思ってない。
マイノリティーだっていいじゃない、２ちゃんだもの。

「エロはどうした」とか言ってるのは荒らしだからスルー推奨
他のスレでも「エロを書くのは掲示板のルール」「守らない奴はキチガイ」「エロなしSS書く奴は荒らし」などと暴れまくり

ついには「読者さまは神様だろ、作者なんて読んでもらえるだけ読者さまに感謝しろ」や
「オレ様が読みたくないと言ってるんだからオレ様の言うことを聞け！」みたいな滅茶苦茶な事言い出すキチガイ

とりあえず
>>395　>>423-425
の続きが読みたい

そうだな
ここは落ち着いてＳＳの続きを待つのが一番だ

スレ活性化のためのネタフリの一環としての小ネタ。
以前のスレで、花婿な主人公が花嫁と立場交換して、
逆転夫婦みたくなる傑作がここに投下されたけど、
ちょっとヒネって、主人公を高校入ったばかりの少年にして、
「彼の社会人の兄が、もうすぐ婚約者と結婚する」
というシチュエーションはどうだろう？
その婚約者は主人公達の幼馴染で、主人公の憧れの
近所のお姉さん(短大を卒業したばかり)とか。

ここから、このスレ的に考えられる展開としては……

●主人公と兄が立場交換
　コレはイマイチおもしろくなさそう。

●主人公と兄の婚約者が立場交換
　朝、主人公は見覚えのない部屋で目覚め、そばにある
　ケータイに電話がかってくる──というパターン。
　もちろん、通話相手は兄の婚約者で、ふたりの立場が
　いきなり入れ替わっていることが判明する。
　一週間後に結婚式を控えているため、ふたりは何とか
　原因究明＆元に戻ろうとするが……という流れ。
　四苦八苦したものの戻れなくて、結局主人公が婚約者
　として兄と式を挙げることになる、とか。

●主人公と兄と婚約者の立場がズレる
　・主人公→婚約者／婚約者→兄／兄→主人公
　という風にズレると、主人公的には、ある意味喜びそう。
　・主人公→兄／婚約者→主人公／兄→婚約者
　は誰得か？　ある意味、コメディとしてはおもしろいかも。

変則ネタとして
○兄と婚約者の立場が交換、主人公だけがそれを認識
　……というパターンも考えられるか。
　これも、本当に主人公｢だけ｣が正しい認識を持っているのか
　当事者ふたりも気づいているのかで、テイストが異なりそう。

俺と婚約者が交換とか

>>445
>>446
続き・・・・・・なんも考えてなかった

>>447
男の子（というか青年？）無理やり花嫁に仕立て上げられるのっていいよね

しかし、女装スレでもこのスレでも既にウェディングものは書いてしまい、
また書いたとしても似たようなものになってしまうだろうなぁ・・・・・・

女の子の友達の影響を受けて大きくなったら花嫁さんになりたいと言う男の子が
親戚のお姉さんの結婚式で花嫁と立場が入れ替わってしまうとか
いや、本当に居たんだそう言う事言う男の子
そのうち男の娘にならないといいが

それ、本人は気づいてないんだろうけど、将来の夢が女の子と入れ替わってるよ。
女の子に将来の夢を聞いてみると分かると思う。野球選手って答えるから。

将来の夢や希望を交換するってのも面白いな
進学校に通う生徒達（男子）と、幼稚園の女の子たちの「将来の夢」を交換

高校生の進路希望用紙には「お嫁さん」とか「花屋さん」「アイドル」などの文字が並び、
幼稚園児が「○○だいがくにかようわたし」と将来の夢をクレヨンで描く
周囲はそれを不思議に思わず、当然のように生徒たちは自分が提出した進路希望用紙に沿った努力をする、と

>>452
そこら辺の夢ならまだいいが、アニメキャラになりたいとか言われたら困るぞ
アニメだけにある実際に無い職業とか
実際に将来何になりたいと聞かれて、プリズム・スターになりたいと答える子は普通に居るし
ジュエルランドに行ってサンシャイン魔法学校に入りたいとかもあるぞ

まあそこを真面目に考察してどうこうするとんでも話も好きだけどな

そうそう、将来の夢がお嫁さんって言うのはよくあるが、それをもう一つ先に行ったお母さんって言うのもあるな

学力や体力が幼稚園女子＞高校生男子な世界とか
末っ子の妹に勉強を教わったり小学校低学年の女の子に部活の特訓をしてもらうのが当たり前な世界

>>453
進路に「キュアメロディになりたい」とか「プリズムスターになりたい」とか書く学生のために、
男子高校生が着られるなりきりコスチュームが充実しているとか
このなりきりコスチュームで満足させて、もう1つの進路を選択させるのが普通

授業は現文や数学などの代わりに「おままごと」や「おゆうぎ」、「ぬりえ」「つみき」「お砂あそび」
当然、授業についていけない学生のための塾や予備校も多数存在

女子高校生も幼児園男児と将来の夢が入れ替わってたりすると楽しいかも

>>455
犬になりたいとか言う子供いるよな
芦田愛菜がそんな事言っていた
動物になりたいとか言う子の場合はどうなる？

>>454
これ良いっすね

プリティリズムの筐体に男子高校生が群がってる風景が見られるのか
なんか格闘ゲーム全盛期だった頃の近所のおもちゃ売り場を思い出した
子供の頃怖くて近付けなかったな
でも、群がっているのがプリティリズムに出てくるような女児服着ておめかし
していたら大丈夫かも、コーデがどうとかみんなで話していたりして

逆に怖い？

プリズムスターになりたい人にはフィギュアスケートを薦めたらいいんじゃね？
高校生から始めるならまだ間に合う
またはアイドルが近いか、ダンスや歌のレッスンを受ける様にする
プリキュアになりたいならスーツアクターになればいいだろう
魔法学校に行きたい奴は、ヨーロッパの歴史と民族学でも勉強させとけ
それでまだ望むなら、オカルト関係の就職先を薦めるしかないな
犬になりたい？
いいパートナー見つけて大人の遊びでもやっとけ


真面目に考えたらアホくさくなるな

女子高生はヒーローとか野球選手になりたいわけか
そんで年頃の乙女が半袖短パンで鼻垂らしながら空き地で野球

可愛さと逞しさの概念が逆転
クラスのアイドルの小柄なロリ顔女子達がむさ苦しい筋肉バカ扱いされ
相撲部やレスリング部の屈強な男子達がぶりっ子して可愛さをアピールする

美形と不細工+男女の立場逆転
デブスがイケメン、キモオタが美少女扱い
逆に主人公の美少女はキモオタ扱いされて笑われる

>>461
触発されてちょっと思いついた

女性のナイスバディと男性のマッチョ、女性の巨乳と男性のデブの概念が逆転。
モデル級の女性達は上半身裸にオイルを塗りたくり、ポーズをとって肉体をアピール。
屈強な男達は可愛らしい服装でキャピキャピ振る舞う。

プロレスやボクシングは女性の職業。相撲は巨乳の女性の競技。
中には『筋肉芸人』『デブ芸人』として舞台に裸同然の姿で出たり、体を張ったりして笑いを取る美女の姿も。

立場の交換か価値観入れ替わるのか
奥が深いな

良く男女の服装を交換するよな催し物があるけど、劇とか学園祭の男装女装コンテストとか
ああ言うのこのスレの住人からして見れば妄想が止まらないだろうな

【その1】
「次、佐藤恵一！」
帰宅前のホームルームで、次から次へと機械的に名前を呼び出す教師からふんだくるように模試の結果を受け取り、
自分の席で恐る恐る結果を覗き込む。
「よう、どうだった？」
同じように教師から模試の結果を受け取った竹原が、
なにもかも吹っ切れたような笑顔を見せながら近づいてきた。
「ああ竹原か。見ての通りだよ」
「お前もか。俺も見ての通りだ」
そう言って胸の前で小さく両手を上げる竹原。
「やっぱもうちょっと勉強しないとダメだよなぁ……」
「まぁこんな結果じゃあなぁ」
改めて模試の結果用紙を眺め、がっくりと肩を落とす。

おままごと　75点
おゆうぎ　55点
ぬりえ　60点
おうた　60点
おにんぎょうあそび　70点
ごっこあそび　50点

おままごととおにんぎょうあそびだけはかろうじて合格点レベルだったが、
おゆうぎ、ぬりえ、おうたの点数がひどすぎた。
当然ながら進路希望の判定は、お嫁さんがかろうじてCで、
お花屋さん、アイドル、プリキュアなんかはどれもD判定というありさま。
母親にこんなものを見せたら、2時間ぐらい説教されてしまうだろう。
「受験までまだ1年以上あるわけだし、こっからコツコツやってこうや」
「コツコツやってたら、合格ラインに達するまでに3年ぐらい過ぎちゃいそうだけどな」
「あ、そりゃ間違いないわ」
2人でひとしきり笑った後、まるでタイミングを計ったかのように同時にため息をつく。
いつものように悪い成績を笑い飛ばそうにも、さすがに今日渡された模試の結果は
まるでヘビー級ボクサーチャンピオンのボディーブローのように強烈に効いた。
「ま、やっちゃったもんは仕方ないか」
落ち込んでいても仕方ないとばかりに、暗い気持ちを払いのける。
「今日は反省とやる気とやらを見せるため、参考書でも買ってくかなぁ」
「そうだな、俺も本屋にでも寄ってことにするよ」
「じゃ、とりあえず帰りますか」
「だな」
教科書や今日の模試の結果を鞄に詰め込み、竹原と一緒に教室を後にした。

【その2】
昨日見たテレビや今日出たマンガ雑誌、眠すぎて発狂しそうになった授業など
他愛のない話をしながら駅のほうに歩くと、大型商業ビルが見えてきた。
近隣の駅で一番大きな本屋だけでなく、若者向けのファッションを取り扱う店やアミューズメントセンター、
さらには食料品や日用雑貨を取り扱うスーパーまで取り揃えている、
生活の中心ともいうべきシンボルタワーだ。
ビルの中に入るといろいろ目移りしてしまうが、誘惑を振り切ってなんとか本屋までたどり着く。
しかし、本屋に入ったら入ったで、雑誌コーナーやマンガコーナーが
おいでおいでとこちらを手招きしてくる。
危うく引き込まれそうになってしまうが、なんとか参考書コーナーに足を踏み入れた。
壁に並んでいる棚だけでなく平積みしている本までも、
『新明解　おままごと』や『みるみるわかる！　おにんぎょうあそび』など
まったく面白みのないものばかりが並んだ地獄のような空間で、
自分のレベルにあったものはないかと参考書を手に取ってぺらぺらとめくっては本棚に戻すという作業を繰り返す。
「きゃっ」
ちょっとした衝撃によろめいて振り向くと、同じように参考書を選んでいた同い年ぐらいの女の子がいた。
お互い参考書選びに集中していたのか、周りが見えていなかったらしい。
「ごめん。大丈夫だった？」
「こ、こちらこそごめんなさい」
白い三本線が入った濃紺のセーラー服と黒タイツに身を包んだ少女が、慌てて頭を下げる。
どうやら彼女はお嬢様学校ということで有名な白薔薇女学院の生徒のようだ。
授業レベルが高い高校に通っているだけあって、
彼女が手にしている参考書は俺が選んでいる『なるほどぬりえ講義』や『ごっこあそび　基礎編』のような簡単なものでなく、
『仮面ライダー　一問一答完全版』や『チャート式　おかたずけ』、『難問攻略　よくわかるおゆうぎ』など、
レベルが違い過ぎて参考書なのに何が書いてあるのかわからないようなものばかりだ。
「そ、それでは失礼します」
また深々と頭を下げて、小走りで彼女は去っていった。
「いい学校入れば、ああいう子と仲良くなれるのかな」
そのためには一生懸命勉強しなきゃいけないな、と自分に言い聞かせ、
俺も何冊かの参考書を手にレジへと向かう。
「そういや竹原はどこに行ったんだ？」
一緒に参考書コーナーに入ったはずなのに、いつのまにか姿を見せなくなっていた友人は、
参考書ではなく表紙にお姫様が描かれた本や2匹の擬人化された動物が楽しそうに遊ぶ本を持って現れた。
「おまえ参考書買うんじゃなかったのかよ！」
「いやなにね、面白そうな絵本が出てたから、つい……」
「うわ、この本、本当に絵ばっかりじゃないかよ！
　おまえ、よくこんな難しそうな本読めるなぁ」
「たまには活字の少ない絵本を読んで脳を活性化させようかな、と」
「そんな言い訳が親に通用するか？」
「なんとかしてみるさ」
最高の笑顔を見せながら、竹原は会計を済ませるためレジに本を出した。

【その3】
「ただいまー」
「おかえりなさーい」
玄関を開けると、奥の方から母親の声が響いてきた。
今日の模試の結果を悟られないよう挨拶もそこそこに自分の部屋に入ると、
制服から部屋着に着替えて今日買ってきた参考書を広げる。
「さぁ勉強頑張るぞ！」
と自分に言い聞かせるように声を出すと、『ごっこあそび　基礎編』をしっかり読み込んで問題を解いていく。
「なるほどね、こういう時は『絶対に許さない！』っていうのが正解なのか」
解説文とイラストで、ひとつひとつごっこあそびの基礎を再確認していく。
が、どうもしっかり身に入らない。
「やっぱしっかり着替えてやるのが一番か」
机の引き出しから、『絶対ちゃんと使うから』と言って買ってもらった教材をひっぱりだす。
どことなくテカテカと光る、フリルがたくさんあしらわれたピンク色のドレスに大きなリボン。
ドレスと同じ素材でできた腕の中ほどまで覆う手袋に、ピンク色のサイハイソックス。
さらにヒールの高いピンク色のショートブーツ、そしてプラスチック製の大きなブローチ。
それらを順番に身に纏って、鏡に姿を映す。
髪型や顔こそ俺のままだが、それ以外はどこからみても男子高校生なら誰もがなってみたいと夢見る、
プリキュアのキュアメロディそのものだ。
「爪弾くは荒ぶる調べ！　キュアメロディ！」
参考書を見ながら一生懸命ポーズをつけると、4段になったミニスカートのレースがかすかな衣擦れの音を鳴らし、
それが「プリキュアになってる！」と実感させてくれる。
物事は形からというが、こうなってくると俄然『ごっこあそび』の勉強にも力が入り、
「絶対に許さない！」や「奏でましょう奇跡のメロディ」「三拍子！　1・2・3♪」
など、セリフやポーズが次から次へと自然にあふれだしてくる。
「おにいちゃーん、ご本読んでー」
と、身も心もプリキュアになりきるぐらい勉強に打ち込んでいると、
幼稚園に通う歳の離れた妹の綾が本を持って部屋に入ってきた。
もうすぐ小学校に進級するにもかかわらず、読んでとせがむ本は『数学基礎』なんていう子供っぽいものだ。
「お兄ちゃんは今プリキュアの『ごっこあそび』してるから、数学ならあとでにしてな」
まるでネガトーンのように鬱陶しくまとわりつく妹を無視しながら、
あこがれのキュアメロディごっこにうちこむ俺。
「ご本読んでー読んでー」
しかし、俺のそばで手足をバタバタさせながら駄々をこねる子供には勝てず、
せっかく調子が出てきたごっこあそびを中断して、綾に本を読み聞かせることにした。
「で、どこから読んでほしいんだ？」
そういうと綾は満面の笑みを浮かべて本のページを開き、ここから読んでとせがみ始める。
「ちょっとだけだからな……」
普通の高校生は読まないであろう字と記号だらけの本を開きながら、
俺は勉強の息抜きがてら綾に数学の本を読んで聞かせるのだった。

おしまい
自分で出した>>452の小ネタを自分で回収

今度は別ネタで立場交換の過程を書きたいところだけど、
回収してない小ネタでもなんかやっていきたい

乙

あたま痛いので参考書読んでくる

なんかｗ

カオスでおもしろいｗ

乙乙
いいねツボる

ここ最近の流れのおかげで個人的に最強のシチュエーション思いついた

父親と小学生の娘、または母親と小学生の息子が立場交換した状態で親子二人で入浴
子供の方は自分のことを完全に親だと思い込んでて、様子がおかしい「子供」を心配して裸の付き合いで解決しようとする
親子+男女逆転の状態で会話したり洗いっこしたり、急にトイレに行きたくなったからとかいう理由で排水口に向かって小便したり
男女逆の行為をあまりに自然にするから親がぽかんとして見てると子供が
「この子の様子がおかしいのは性に興味が湧いてきたからに違いない！」
と勘違いして男女逆転状態で性教育が始まる
そして途中で変なスイッチが入って「パパ」から「娘」に、「ママ」から「息子」に、ちょっと過激な「性教育」が・・・

身体的に変化も無く記憶や一般常識もそのままなのに、趣味嗜好や性格の核の部分だけが入れ替わってしまう というのはどうかなあ。 オレ様S兄/甘M妹

最初は自分でも変化に気が付かないが徐々に違和感を覚える。

妹のお気に入りだった♂アイドルにハマっちゃう高校生兄と
日に日に男前になっていく妹。
さらに妹に誘導されて女装しているところを彼女に見られて・・・妹サマにNTR

最近何も書いていない自分にため息一つ。
空気の読めないアホの子です。
久々に小ネタを投下します。
と宣言するほどのものではなくすいません。

僕は小学3年生で6年生のお兄ちゃんと2年生の妹が居ます。
でもお兄ちゃんは何時も僕に意地悪するから嫌いです。
お隣の一つ年上の詩歩ちゃんは優しくて大好きです。
いつもお兄ちゃんに意地悪されると助けてくれる。
でもお兄ちゃんはそんな詩歩ちゃんにも意地悪します。
詩歩ちゃんが居ないと僕にもっと意地悪します。
本当にお兄ちゃんは嫌いです。
一緒の家に居て欲しくないです。

「（詩歩ちゃんとお兄ちゃんが取り替えっこ出来たらいいのに）」

そう思って寝て起きたら、詩歩ちゃんが居ました。
でもなんか服が変です。
詩歩ちゃんはお兄ちゃんの服を着ていました。
どうしたの？って聞いたら

「私はお兄ちゃんなんだから、お兄ちゃんの服を着てるのは普通でしょ？」

だって変なの？
何だかよく判らなかったけど、そのまま詩歩ちゃんと一緒に朝ごはんを食べて
学校へ行きました。
詩歩ちゃんはお兄ちゃんのランドセルを背負って一緒に家を出ました。
何時もの様に妹も一緒です。
でもお兄ちゃんが居ません。
朝ごはんの時も居無くて不思議に思ったら、お隣の家からお兄ちゃんが出て来ました。
お兄ちゃんは詩歩ちゃんの服を着て詩歩ちゃんのランドセルを背負っていました。
何時もの可愛い詩歩ちゃんの服をお兄ちゃんが着ているのを見て僕はおかしくて笑いました。
そうしたら、詩歩ちゃんの格好をしたお兄ちゃんに頭をげんこつで叩かれました。
とっても痛かったです。
それを見て弟をいじめるなと詩歩ちゃんがお兄ちゃんに言ってくれました。
やっぱり詩歩ちゃんは優しいです。
でもそんな事を言うと必ずお兄ちゃんは詩歩ちゃんに仕返しするのです。
突き飛ばしたりスカートめくりしたりとか酷い事していつも笑うんだ。
でも変なんだ。
いつもなら絶対に何かするのに、下を向いてもじもじしてなんか変。

「詩歩ちゃんゴメンなさい」

いつもなら絶対謝らないのに。
こんなの見た事ない。
そのままお兄ちゃんとも一緒に4人で学校へ行ったんだけど、
やっぱりお兄ちゃんは変だった。
相変わらず僕の帽子を悪戯したりして嫌な事するんだけど、
その度に詩歩ちゃんに怒られてシュンとする。
そして詩歩ちゃんと手をつないでとっても嬉しそうにするんだ。
すっごく変なの。
詩歩ちゃんも優しいのは何時も通りなのになんか違う。
何だか一番のお姉さんみたいだ。
お兄ちゃんと詩歩ちゃんの服もあべこべだし、何だか不思議。
でも何だかちょっと良いかも。
僕も詩歩ちゃんと手をつないだら、お兄ちゃんがわざと足を踏んできた。
それを見てまた詩歩ちゃんがお兄ちゃんを注意する。
素直に大人しくなるお兄ちゃん。
いつも以上に詩歩ちゃん優しくてずっと好きになりました。
なんかお兄ちゃんは詩歩ちゃんに逆らえないみたいだし何時もと違うけど
この方がとっても良いと思います。

これだけ
本当すいません。

いいね！

乙
別にアホの子って言うのただの軽口だから
あまり卑屈にされるとなんか引くから気を付けろ

空気読めないとか言う割に読まないと解らない作風だな
つまり兄は詩歩ちゃんが好きで弟にやきもきをしていると言いたいって事だろ

＞あまり卑屈にされるとなんか引くから
解りました気をつけます。

では小ネタ２

と思ったら、下書き消えた
すいません

本気で切ない。

>>478-480
ワロタｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


次の投下待ってるからね

こっちもせつねぇ

なに！？
アホの子でドジっ子だと？
どこの萌えキャラだ

ま、頑張れ

兄と妹の漢字の読み方が逆転
妹（あに）
お妹ちゃん（おにいちゃん）
兄（いもうと）
みたいな感じで

あに「俺の…アソコ、さわる？」
いもうと「なに言っているんだ！？」
あに「いいじゃん…俺、いもうとの事が好きだし…」
いもうと「な、なにバカな事…！」
あに「ほら…いもうとのアソコ、膨らんでるよ…」ニギ
いもうと「…っ！やめ…！」

…あれ？

少子化時代
この対策に政府はあるとんでもない政策を思い付いた

「子供が少なくて年寄りが多いなら逆にしちゃえばよくね？」

この政策により大人は子供に子供は大人として立場を交換する事になった
年を取れば学年は繰り下がっていき、年寄りになれば保育園へ
小学校では子供らしい服装でランドセルを背負った大人達が通い
教卓には年端もいかない児童がスーツで教鞭を取る
そんな光景が普通になった

そして政治家も例外ではなく、子供が政策を行うことに
まるで学級会の様に話し合われるそれはやはり子供の学級会であり
ある時の議題が「男子が女子をいじめます」と言うものだった

「じゃあ、男子と女子はお互いの気持ちになる為に入れ替わってみましょう」

この決定により、男と女の立場が交換される事となり
ますますあべこべの世界になった

もっと倒錯感あるやつ無いか？
エロも無いし小ネタとしても微妙
もっとこう優等生男子がビッチなヤンキーギャルと立場が交換されて援交させられたり輪姦されたりする様な
男子がいくらなにを言おうと馬鹿なギャル扱いしかされなく取り合ってもらえない
服装も普通の格好をしようとすると似合わないと派手で露出の高いのにされる
逆に優等生の立場になったヤンキーギャルは馬鹿な発言をしても回りが勝手に良いように解釈して、流石は優等生と称賛される
そして雰囲気が変わって良くなったとモテモテに
そのうちなんか本当に勉強も出来るようになり勝ち組に
ビッチなヤンキーギャルになった優等生が馬鹿丸出しと回りから扱われているのを見て優越感に浸る
これぐらいのネタが欲しい

いいなそれ　俺も近い内容の妄想したわ

このスレはエロは無くていいのです(キリッ

エロくなくていいとかじゃなくて、単純に書き手が少ない

長いの書かないだけで書き手は結構居る様に見える
書き手の人が言っている様に思える書き込み多いし

倒錯感ねぇ・・・
お前らが一番倒錯感を感じるシチュエーションって例えばどんなの？

俺はもう書いた
このスレ的には立場交換のギャップがあるのがいいんだろ？
交換になるもの同士がかけ離れた者であることが含まれてて
だから男女間でや大人と子供、普段の価値観が違う者同士とかがうけるんじゃないか
そこにエロい展開があれば文句なしだ
倒錯感の他に背徳感があるのもいいな

そんな事を論議したり主張してもどうせ作品書かないだろ
人の事言ってるだけならＲＯＭっていて欲しい

1レスネタ『人間と犬の逆転』

「人間社会はツラいなぁ…」
「今日も上に怒られ、踏んだり蹴ったりな一日だったからな…」
「おぉーやっと我が家だ。」ガチャ

ワン！！

「おー、ポチ、ただいま。」

ワンワン！！

「犬はいいよなぁ」

「辛い事なんて無いんだし」

「飯食って寝るだけ…うらやましいなぁ…」
「人間と犬が逆転すればいいのになぁ」

ワンワン！！

「ま、こんな事言っても仕方ないや。」

「飯にすんぞー」

ワン！！

ワン…
（人間と犬の立場を逆転させてから一週間…）

（何もせず、何も考えないで飯がでるのは最高だ。）

（人間の記憶は改ざんしてある。最初から『人間が犬を飼う世界』という記憶に。）

（立場を逆転させてよかった…）

（もう研究の仕事は嫌だったからな…）

（俺の余生はこうしてのんびりとさせてもうらうよ。）

動物との立場交換は忘れちゃ駄目だな
この手の話しでエロがあるのも見て見たい

エロがどうこう言うと荒らしの様に言われるが望んで悪い事はないはず
だってここエロパロなんだしエロを求める声は普通にあると思う

ちょっと気になったんだけど小説や「雑談」などをするスレですって>>1にあるじゃん
自分が面白いと思うネタ出しあって妄想してるとこに過剰反応するのはどうかと思うんだよね




だからって次スレでテンプレ改竄すんなよ

そう言えばこのスレは誰が立ててるんだ？
１スレ目から同じ人が立ててるのだろうか

他のスレだと950を取った人が立てるもしくは容量が限界近くなったら(480Kb位？)たてるとか有るだろ？
ここってどうなのかな？

関係無い話でごめん

気づいたら進行中のスレが立場交換されてて
俺たちはその唐突さとギャップを楽しむ感じ

ゴーカイジャー見てたら、女幹部と戦隊のグリーンが入れ替わる話の続きが見たくなった

でも戦隊ものでヒーローと悪側が立場入れ替わる話しってありそうでないよね
正義の味方が悪役扱いされて敵側が歓迎されるみたいな
催眠術を使う敵がやる作戦で

このスレ的には面白味ないけど少し思った

>>500
なんと、アレを覚えていてくれた方がいたとは！
正直、ちょっとスランプ気味でしたが、せっかくなので続きを書いてみようかと思います。

ちなみに、悪の怪人が洗脳とか詐欺商法的作戦で民衆に(一時的に)受け入れられる
ケースは、結構あるような……。
｢ガイバー｣なんかは、結社クロノスが世界征服達成して｢クロノス＝正義｣、
｢主人公達＝反逆者＝悪｣って構図をたてられちゃう珍しいケースですね。

以前から思ってたんだが、
「集団催眠術」とか「集団洗脳」というのはこのスレと相性がいいと思うんだ

>>502
ま、立場逆転をなんなく受け入れてる時点で殆ど「集団洗脳」だしな

黒幕がいるのはあんまり好みじゃないかなぁ。
立場の変化というネタに絞って描写してほしいし、ご都合主義的に属性と追加されるのもイマイチ。

なんで立場が入れ替わったのかとか、そういう細かいことはいいんだよ。

そういうのは個々の趣味だろ
唐突にエロに入るのが好きな奴もいれば、物語やシチュにこだわった先のエロが好きという奴もいるし

極端な言い方をすると、ここは立場交換そのものに興奮する性癖の持ち主が住んでいるスレなんだと思う
だから一般的にエロと言われる直接描写が無くても良い感じなんじゃないだろうか？
立場交換だけで充分エロいってやつ
だけどそれだけだと物足りないから色々付けるのかと
一番目立つところで女装とか
マイナーで人に理解されるのが難しいジヤンルでの事だから何をエロく感じるかも一般的な感覚ではないのかも
と言う事で直接的なエロが無くてもこのスレに投下するのはありだと思う
エロパロ板でも特殊性癖の部類って事で

滅茶苦茶に立場交換させる話しとか自分の好み
女装好きなので立場と一緒に服装も交換されるパターンで

男性アイドルと追っかけの女の子を入れ替えたり
女の子アイドルグループとファンのオタク男と入れ替え
駐車違反でゴネるゴロツキと婦警さんを入れ替え
コスプレイヤーとカメコを入れ替え
執事喫茶の執事と腐女子を入れ替え
ファミレスで男性店長とアルバイトウェイトレスを入れ替え
ラーメン屋のオヤジとクレープ屋さんのお姉さんと入れ替え
苦労性の母親と不良息子を入れ替え
くたびれた父親と派手なギャルな娘を入れ替え
保育士の女性と男子園児をい入れ替え
男の先生と女子児童を入れ替える
会社のお偉いさんな男性とキャバ嬢を入れ替え
おひとり様な寂しい独身女性とホストを入れ替える

こんな風に好き勝手にして楽しむ黒い感じの主人公の話しとかあってもいいかな

デタラメに入れ替えるのも良いけど
入れ替えた者同士はもとの意識もある方が楽しいな
例えば偉い人とキャバ嬢の立場交換なら

｢何でワシがこんな格好でこんな事をしなければならんのだ｣

と愚痴りながら偉い人は接客し、キャバ嬢は

｢ほら手際よくやりなよ、私はお客なんだから楽しませなさい｣

とかふんぞり返って相手の尻を何気に撫でたり、肩を抱き寄せたりする
お偉いさんはキャバ嬢の顔色を伺って嫌がらずに媚びて機嫌をとったり必死

こんな感じで見たい

>>506
立場交換に興奮する理由は交換前とのギャップがあるからじゃん
交換した双方の描写の差があって初めて成り立つんだと思う
女装してるだけだと効果半減というか
ギャップを多く感じるものはそれだけエロいってことになる
一般的にエロと言われる直接描写はギャップを大きくする手段の一つだと思う

書く訳じゃなけど、僕は妹になりたいとか、お兄ちゃんを私の妹にしちゃえとかは
このスレじゃなくて女装スレの方なのかな？
妹が兄で僕が妹になった方が良いとか、お兄ちゃんを私の妹にして私がお兄ちゃんになる
見たいなのだとこのスレ？
ちょっと発展形で家の事を全然手伝わない旦那に腹を立てて、夫を娘にして家の手伝いを
させるとか言うのを思い付いた。
家族間の立場交換で夫は中学生の娘に妻は夫に娘は妻にそれぞれ交代
娘の服を着させられ指図されるまま家の事をする旦那に、母親の服を着て父親を好きなように
命令できるのを楽しむ娘に、所々フォローしながらも交代劇を楽しむ妻
そんなある休日の1日みたいなの。

>>510
で娘に旦那を寝取られたあげく
代わりに受けた10数年ぶりの試験はボロボロで
娘にもう戻りたくないって言われてしまう、と

設定的に不思議な力とかで入れ替わっている訳じゃないから、学校は無理じゃない？
家の中だけで家族でしてる感じだし
でも夫の母親が妻の娘を攻める見たいな百合エロ展開は個人的にありだけど
この組み合わせだと、娘のＮＴＲにはならない気もする
どちらかと言うと妻が旦那としてまだ中学生だった母親の立場になった娘を開発して行く感じに成りそう


こう言うとこのスレ的にＮＧだろうけど、このシチュエーションをＴＳでやって欲しい
入れ替わった妻と娘に娘として女の身体を開発される展開とか凄く興奮するから

このスレはいつから永遠と雑談と設定を書くスレになったの？

>>513
おまえそれ強制女性化小説ない？スレに行って言ってこい

ぶっちゃけこのシチュで美味しいのって男の立場になった女じゃね
体は女のままなのに立ちション強要させられたり海パン一丁で泳がされたりして
顔真っ赤にしながら今は男なんだから恥ずかしくないって必死て頭の中で言い聞かせるとこ想像すると萌える

>>510
兄→妹
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~ftcenter/bbs/special0/test/read.cgi/zat/1123338847/l50
姉→妹
http://slowdy.blog105.fc2.com/blog-entry-5.html

他にないかな？

実際に立場交換できるならデブスでもいいから女の立場になってみたい

>>517
じゃあ、あなたはホストにハマってお金を使いまくった挙げ句に別な男に騙されて多額の借金を負わされた
３０代後半なデブス女と立場を交換してあげよう。
服もカーキ色のカッターシャツとかズボンばかりしか持っていなくてオシャレとは無縁な生活ぶりだ。

どうだそれでも良いか？
何でも良いような事は言わない方がいいぞ
叶わない願いほど望みは高く持つんだ

＃お久しぶりの

＃間違ってカキコんじゃいました。失礼。お久しぶりの｢気が付いたら……悪の女幹部!?｣です。
＃久しぶりなので、かなり短め。さらにエロっぽいシーンは次回に持ち越しです。
＃とりあえず、話をお忘れの方のために、簡単な説明を。

＜登場人物＞
●緑川進(みどりかわ・すすむ)
本作の語り手(主人公？)。つい先日、蒼空戦隊トランセイヴァーのメンバー(グリーン)に昇格したばかりの新人。
ハプニングから、敵対する組織｢キュー・ベレイ｣の女幹部グラキトゥルースとして行動することになる。そして……。
●地帝皇子ジョシュアム
その二つ名の通り、地底人の国｢新聖帝国キュー・ベレイ｣の皇帝の息子、しかも皇太子。同時に、キュー・ベレイ四天王筆頭、つまり地上侵攻計画の実働部隊の、事実上のトップでもある。
白皙で爽やかなイケメン。文武両道で性格も良い……と、非の打ちどころのない人物だが、欠点がふたつ。ひとつは、父である皇帝に絶対服従であること。もうひとつは(性格ブスと言われていた)グラキトゥルースにベタ惚れであること。
●ドクター・レイモンド
帝国主席魔科学者であり、紛れもなく天才だが、人格的には色々残念な、いわゆるマッドサイエンティスト。わかる人にわかりすく言うと、｢IS｣の束。
彼女が作る発明品の90％は、とてつもなく高度だがとてもくだらないものか、とてもチープだが意外な使い道があるもののいずれか。
数少ないグラキトゥルース(真)の飲み友達で、グリーンとグラキトゥルースの立場入れ替わりの元凶。
○グラキトゥルース
｢キュー・ベレイ｣の女幹部(いわゆる将軍に相当する地位)。まだ若い(20代半ば)が、実力＋権謀でのしあがってきたＳっ気のある女傑。

-第三話：演技と情報収集-

　とりあえず、｢ドクターに話を聞く｣という当面の方針が決まったんで、部屋から出ようと思ったんだけど……。
　流石にあの"ボンテージ皮下着モドキ"な服装では恥ずかしすぎるので、もうちょっとマトモな服装に着替えることにする。
　幸い家探し(部屋探し？)した時に、私服姿らしきグラキトゥルースが映っている画像媒体も発見したから、普段の彼女がどういう格好しているのかも、おおよそ理解できたしね。　

　──て言うか、どうして悪の組織が温泉街に慰安旅行に行ってるんだろう。
　いや確かに、キュー・ベレイの幹部・戦闘員ともに大半が、ゲームのコスプレじみたご大層なコスチュームを脱ぐと人間、それも暗色の髪と瞳の日本人に比較的近い容姿をしてるから、人ごみに紛れるのは簡単なんだけどさ。
　異形の怪人連中も、人間に化けられる能力持ちが多いみたいだし。
　背景からして多分箱根とおぼしき街並みを、微妙に似合ってないスーツ姿で団体行動している悪の組織様一行とか、旅館の浴衣＆丹前姿のグラキトゥルースほか幹部達とかの記念写真見付けて、びっくらこいたよ。
　後々確認したところ｢地上人に紛れて潜入任務を行う時のための研修｣という名目だったらしいけど……何となく理由は後付けっぽいなぁ。

　ま、まぁ、それはさておき。
　そういう画像が納められた個人端末のライブラリの半分近くで、グラキトゥルースは、さっきタンスで見た古代ギリシャ風のワンピース(ほら、女神像とかが着てるアレ)姿だったから、それに着替えるのが正解なんだろう。
　確かこれ、｢キトン｣とか言うんだっけ。両肩をブローチ留めした足首近くまであるノースリーブの貫頭衣。演劇部でギリシャ神話風の話を公演した時、小道具担当ってことで作るの手伝わされたから大体の構造はわかる。意外な経験が役に立つなぁ。
　古代ギリシャ人はこの下に何も着なかったらしいけど、幸いにしてキュー・ベレイではちゃんと現代日本と大差ない下着があるみたいなのは助かった。
　いや、女物の下着を着けること自体に抵抗感がないでもないけど、布キレ一枚(しかもボトムはスカート)でノーパンのまま出歩くってのは流石に……ねぇ？
　それと、ブラジャーの方はどれもフルカップかつかなり大きめのパッド(？)が入っているおかげで、付けただけでそれなりに胸があるように見えることが判明。
　そう言えばグラキトゥルースって、プロポーション抜群で戦闘服とかはかなり肌が出てるのに、胸の部分だけは露出控えめだったけど……実は上げ底で、もしかして本当は超貧乳!?
　──元に戻れても、武士の情けだ、このコトは秘密にしておいてあげよう、ウン。

　と、そんなとりとめもない事を考えつつ、僕は鏡の前で軽く身だしなみを整える。
　本当はお化粧とかもした方がいいんだろうけど、｢仕事中｣(つまり戦闘指揮官として)のグラキトゥルースはともかく、普段の彼女がどういうメイクしてたかまではよくわからない。
　仕方ないので、とりあえず軽く口紅を引くにとどめたんだけど、鏡に映る自分の姿に意外と違和感がないのが逆に意外だ。
　さすがに本物のグラキトゥルースとは似ても似つかないものの、単純にビジュアルだけ見たら、古代ギリシャ風のコスプレした若い女性に見えないこともない。
　そりゃあ、僕だって、自分がいかにも男くさいマッシヴなタイプじゃないことくらいわかっていたけどさぁ……なんか微妙にショック。
　とは言え、望まずして敵地に潜入しているような今の状態では、あまり不自然じゃない方が有難いのは確かだ。
　僕は覚悟を決めて｢自室｣を出ると、ドクター・レイモンドとやらの部屋へと向かった。

　廊下でキュー・ベレイの構成員とすれ違う時とか内心ビクビクものだったんだけど、誰も僕のことを見咎めたりはしない。逆にグラキトゥルースが最上級に近い幹部ということもあってか、大半のメンツは敬礼っぽい動作をしてくれるくらいだ。
　僕は、それに対して鷹揚に頷くだけで良かったし、ドクター・レイモンドの研究室は、基地内の同じフロアーのさほど離れていない場所だったから、助かったよ。

　ちょっと予想外なことに、ドクターは比較的若い(多分本物のグラキトゥルースとほぼと同年代の)女性で、しかも予想してたよりずっとマトモな人だった。
　いや、確かにいかにも研究ひと筋っぽいし、せっかく素材はいいんだからもっと身だしなみとか気を使えばいいのに……と男の視点からは思わなくもないけど。
　でも、あの日記から想像していた｢フハハハハ！　吾輩の発明が世界を変えるのだ!!｣的な厨二系マッドサイエンティストとはおよそかけ離れた、(ちょっと天然気味だけど)温厚な女性じゃないか。
　……と思ってたんだ、その時は。
　まぁ、そのあとで｢研究｣に関する限りは常識や良識、費用対効果その他がまるで及ばない、やはり｢マッド｣のハシクレには違いないことを思い知らされるんだけどさ。

　なるべくグラキトゥルースっぽい口調を心がけながら世間話をしつつ、それとなく例の｢因果律改変装置｣とやらについて聞き出す……という難行を達成しようと、僕が四苦八苦してたところで、ポムッとドクターが手を打った。
　「そうそう、グラちゃん、頼まれていた例のモノ、ようやく完成したわよん」
　「へ!?　頼まれてたって……ああ、アレね」
　無論、僕には何のことかサッパリだけど、適当に話を合わせておく。
　それが間違いの元だった。
　「ちょうどいい機会だから、早速試してみましょ。ね？　ね？」
　「え……いや、あの……」
　ドクターは訳がわからずオタオタする僕を強引に立たせると、いきなりキトンの胸元をグイと引っ張り下ろし、(パッド入りの)ブラジャーを露わに……したかと思うと次の瞬間、パチンとホックをはずしてそのブラジャーも取り去ってしまう。
　「え……きゃ、きゃあ！！」
　一瞬呆気に取られて反応できなかったものの、次の瞬間、妙齢の女性っぽく悲鳴をあげて胸を隠す仕草が出来たのは、我ながら上出来だと思う。
　「おっ、私が作ってあげた特製パッド入りブラ、愛用してくれてるんだ〜。レイさん感激ィ！　……にしても、グラちゃん、あいかーらず、ペッタンコな胸してるわねぇ」
　「ほ、ほっといてちょうだい！」
　男だから胸なんかないのが当り前なのに、なぜかムッとした気分になった僕は、プイッと視線を逸らす。

　「にゃはは、怒らない怒らない。そんなグラちゃんに、レイさんから素敵なプレゼントを進呈しちゃいまーす！」
　いつの間に取り出したのか、ドクターはふたつの肉まんみたいな物体を、僕の露出した胸に素早く押し付ける。
　「ひゃっ！」
　一瞬、冷っとした感覚に声をあげてしまったが、次の瞬間、僕はその光景を見て目が点になった。
　と言うのも、柔らかくて白っぽい、まさに肉まんちっくな形状のそれが、僕の胸にピタッと張り付いたかと思うと、みるみるその色が肌色っぽく変わり始めたのだ。しかも、その膨らみの頂きに、いつの間にか桃色の突起──端的に言うと乳首まで出来てるし。
　「こ、コレって……」
　「フフ〜ン、お察しの通り、ドクター・レイモンド謹製の生体記憶型特殊パッド｢揺れるんです｣1号よん♪
　ナノマシンに組み込んだカメレオンセンサーのおかげで、吸着した周辺の皮膚と完全に色や質感が同化するうえ、触感や温感その他も皮膚とシンクロするから、とても作り物だとは思えないでしょ」
　えーと、つまりコレは超ハイスペックな偽乳ってこと？
　「いやぁ、グラちゃんが、｢オッパイ大きく見せたいけど、手術も薬も嫌｣だなんて言うから、レイさん、なかなか苦労したわ〜」
　自分の組織の博士に何頼んでんスか、グラキトゥルースさんッ!?
　まぁ、セクシー路線が売りの｢悪の女幹部｣が実は無乳に近い貧乳では、敵味方に示しがつかないって気持ちはわからないでもないけど。
　「触った時の感触も本物の乳房とソックリだし、私が作った特殊な剥離液使わないと外れないから、愛しのジョシュくんに触られても絶対バレないわよ、にゅふふ……」
　──なるほどソッチが狙いか。確かに、マザコン気味な愛人を籠絡するのにペッタンコではイマイチ都合が悪いよね。
　！　待てよ。てことは、少なくとも今までグラキトゥルースはジョシュアムと、その…に、肉体関係にまでは至ってないってコトか。ラッキー、これで皇子に迫られて拒否しても不自然じゃないよね。

　その後、キチンとワンピースを着直して、しばらくドクターとあたりさわりのない雑談をしてから、僕は｢自室｣──グラキトゥルースの部屋に戻った。
　一応、例の装置に関してもそれとなく話を向けて見たんだけど、やはりアレは故障中で、さらに今回の故障を反省していろいろ改良もしたいから、修理が完了するまで軽くひと月以上はかかるらしい。
　｢そんなに!?｣と驚く僕に対して、ドクターは｢レイさん、これでもキュー・ベレイの技術開発部門のトップだしね〜｣と珍しく苦笑してた。
　つまり実験的新装備の修理ばかりにかまけていられないってことなんだろう。
　とりあえず｢では、なるべく早くにお願いしますわね、オーホホホ！｣と本人っぽく高笑いしつつ急かしておいたけど、少なくとも当面はこのままってコトか。
　そもそも、あの｢因果律改変装置｣とか言う装置が直ったからって、現在の僕らの状態を即座に解消できるかは微妙だし。

　本当なら、ドクターに事情を話して協力してもらうのが近道なんだろうけど、下手な事言うと……。

　(1)ただの戯言として無視、あるいは｢貴女疲れてるのよ｣と生暖かい目で労られ、現場を外される
　(2)潜入してきた敵として拘束・監禁、下手したら｢死刑！｣
　(3)貴重な実験サンプルとして、やはり監禁。そして解剖へ

　……なんて事態も普通に考えられるから始末が悪い。
　あのドクターなら(3)の線が濃厚かな。元に戻れるなら、この際、実験に協力するくらいはやぶさかじゃないけど、さすがに解剖は勘弁して欲しいし。
　とりあえず、このままグラキトゥルースのフリをしつつ様子を見つつ、なるべく穏便な形でドクターの協力を取り付けるしか道はなさそうだ。
　ううっ……果てしなく遠い道のりだなぁ。

-つづく-
------------------------------

＃以上。久々なので、ややノリが悪いですね。申し訳ない。
＃とりあえず、グリーンは腹くくって、しばらく｢悪の組織の女幹部｣をやることになります。

久しぶりの投下おつ！
楽しみにしてます(・∀・)

乙

本当に何日ぶりｗ

乙っす

おお、続きが投下されている
要望に応えて書いてくれてありがとう
この続きも楽しみに待ってます

いいね！GJ

不法滞在の外国女性と立場を交換されその女性として強制送還される男の話し

妊婦と男が立場交換したらどうなるんだろう
妊婦のお腹が引っ込んで代わりに男が妊娠状態になるのか？

細かい定義だとか理論だとかどうでもいい

>>531
>>532

話の作り次第なんじゃ？

例えば…

ある夫婦がいて妻が双子を妊娠、世話をするために旦那は産休を取る。
妻の妊婦としての愚痴につい『替われるものなら代わってやる』と言ってしまい、『それじゃ出産まで変わってね』と言われる。
旦那は冗談だと思っていたが翌朝、唖然となる。
見かけは妻も自分も見かけ上変化無いのに、お腹が重く邪魔な感じがする。それに引き換え、妻はでかい腹なのに軽快に動いている。
検査通院も妻の運転で産婦人科に。顔見知りになった奥さん方や看護師さんたちも旦那を妊婦扱い、奥さんを旦那扱い。
挙句に診察は旦那に対して行われる。順調だと超音波画像も見せら、そこにはすくすくと育つ双子が映っている。
あまりのことにショックを受ける旦那。
家に帰ると妻に問いただしたところ、双方が了承したので出産まで立場を入れ替わったと言うのだ。
その所為で他の人たちには旦那が妊婦に、妻が旦那に見えているし、見かけにかかわらず身体の状態は診察のようにちゃんと実際もそうなっていると言うのだ。
ショックを受ける旦那。
挙句に安定期の夜の夫婦生活まで味わう羽目に。
予定日近くになってふと、旦那は気づく。
『出産までってことは産み落とした途端、元に戻るんじゃ？』
『言われてみればそうねぇ。田舎じゃ産婆さんだったから。』

って感じのだと膨れないけれど、動きは膨れているのをエミュレートされてしまう、見たいなのもありかと。


>投稿確認
>・投稿者は、投稿に関して発生する責任が全て投稿者に帰すことを承諾します。
>・投稿者は、話題と無関係な広告の投稿に関して、相応の費用を支払うことを承諾します
>・投稿者は、投稿された内容及びこれに含まれる知的財産権、（著作権法第21条ないし第28条に規定される権利も含む）その他の権利につき（第三者に対して再許諾する権利を含みます。）、掲示板運営者に対し、無償で譲渡することを承諾します。
>　ただし、投稿が別に定める削除ガイドラインに該当する場合、投稿に関する知的財産権その他の権利、義務は一定期間投稿者に留保されます。
>・掲示板運営者は、投稿者に対して日本国内外において無償で非独占的に複製、公衆送信、頒布及び翻訳する権利を投稿者に許諾します。
>　また、投稿者は掲示板運営者が指定する第三者に対して、一切の権利（第三者に対して再許諾する権利を含みます）を許諾しないことを承諾します。
>・投稿者は、掲示板運営者あるいはその指定する者に対して、著作者人格権を一切行使しないことを承諾します。

これって掲示板運営者に一方的に有利な条項で無効になりそうな気もしますがどうなんでしょ？

自治や運営に関しての事なら専用スレでどうぞ

>>534
うっす。探してみます。

>>533
例えば、まで読んだ

話の作り方次第なんだから書く人に任せておけばいいってこと
妊婦と立場交換したらどうなるとか俺達が決めるものじゃないでしょ

>>530
数年後、持ち前の語学力を買われて自分の故郷に出張することになった外国女性が地元の風俗店に行くと風俗嬢として働く男と鉢合わせとか

上げるとハゲるぞ

外国人と入れ替わるなら語学の勉強のためにネットで知り合った相手と一日立場を交換する文字通りの交換留学とか
気付いたら外国にいる手軽さが受けてユーザー数が増えるもたまに手違いが起こるように
ビジネス英語を学ぼうとする社会人が8歳ぐらいの女の子と入れ替わったり
女子中学生が100キロオーバーの肥満なアメリカ人男性になったりとか

>>539
そのネタなら立場の交換より身体の入れ替わりネタ向けだな

前にあった映画の「大奥＜男女逆転＞」ってこのスレ該当の話しだと思うけど
全然話題に上がらないよね
スレタイそのままの内容だと思うんだけど、みんな興味ないのかな？

商業の立場逆転モノなら「ぺろわん」がなかなか

エロも何もない小ネタ

「なんでこんな事になったんだろう？」
　
　俺は呟いて見たけどこの状況がどうなるものじゃない。
　この状況って言うのはどんな事かと整理してみよう。

　まずここは自分の部屋じゃない。
　妹の部屋だ。
　俺は一人で妹の部屋に居る。
　でもそれは別に変な話しじゃなくてある事と言えばある事だと思う。

　次に俺は女の子の服を着ている。
　これはおかしい。
　だって俺は男だし、もう中２にもなる。
　背は低いけどさ。
　みんな一気に背が伸び出したのに俺だけ伸びないで、けっこう気にしてるんだけど。
　そんな事は良いんだ。
　問題なのは俺は男なんだ、男なんだ。

　なんでこんな格好しないと…。

　しかもこの服はさっきまで妹が着ていたやつで、服だけじゃなくパンツやシャツ、靴下まで全部だ。
　妹が良く着ている浅黄色のパーカーワンピに少女趣味なサイハイソックス。
　パーカーワンピにはピンク色で可愛いキャラクターがプリントされていてとても子供っぽい。
　頭にはこれまた妹がいつもしているリボンカチューシャが付いている。
　全部さっきまでの妹の格好だ。

　少し小さいけど小５の妹の服が着れるのってやっぱり…。
　ってそうじゃなくて、どうしてこんな格好で妹の部屋に一人で居るって事だよ。
　別にドラえもんの秘密道具でこうなった訳でも、怪しい奴が現れて魔法をかけて行った訳じゃない。
　ただ妹の遊びに付き合っただけだったんだけど。

「じゃあ、お兄ちゃんと私を取り替えっこして私がお兄ちゃんでお兄ちゃんは私ね」

　おままごとみたいなごっこ遊びかと思って二つ返事でのったんだけど…。
　まさかここまで本格的に取り替えっことは思わなかった。
　妹のお願いだとつい聞いちゃうんだよな。　　

「はぁ〜」

　ため息をしても気は晴れない。
　今日は同級生同士で結婚した両親は仲良く同窓会に温泉へ出かけ帰ってこない。
　俺と妹で留守番だ。
　この取り替えっこはもしかすると一晩中続いたりするんだろうなぁ。
　コンコン。
　ドアがノックされる。

「みお、入るよ〜」

　お兄ちゃんの登場か。

「うん、いいよ〜」

　妹っぽく返事をする俺。
　こんなの恥ずかしくて人には見せられないよな。
　でもこの恥ずかしい遊びは始まったばかりだ。
　妹が飽きてくれるまで付き合うしかないか。

以上

続きは？
もっと読みたいな

エロがない？
分かってるならチラ裏にでも書いてろ
続きも書く気無いだろうが、半端なもん投下しやがって

このスレに関して言えば別にエロは必須じゃないけど
コレはエロ以上に重要な要素が掛けていると思う

結論
なにこのゴミ文章
帰れよ

アリだと思うのだがどうなんだ

>>552
これはアレだ
ゲームを始めてチュートリアルを終えた次の瞬間にエンディングが…みたいな

＞妹のお願いだとつい聞いちゃうんだよな。　　

これってもしかして、妹が(というか母方の家系が)魔女だったりして、
知らず知らず、もしくは故意に従わされているんだろうか？

それだと、旅行から帰った母にこの｢入れ替わりごっこ｣を目撃されたら、
おもしろがって立場を本格的に固定されそうだｗ

＞５４７

掴みの導入部として見れば悪くないと思う。
ここからぜひ話を転がしてほしい。

スレの流れをぶった切って作品投下
↓
それがつまらない
↓
住人の反感を買う
↓
糞認定
↓
擁護する香具師現る(今ココ)


どうでもいいからスルーしようぜ
このスレの作者様は３人しか居ないから新しいのを育てるつもりかよ
無理無理、だっておまえら文句言う時だけ活性化するだろ？
あなたのためとか言って文句ばかりで大した事も出来ないおまえらがそんな高尚な事出来ねえよ

生殺しみたいな感じなので続きが欲しいな

文句言う読者様って大抵単発で一気に湧いてくるけど、
実際はID変えたり、PC＋携帯とかで自演して多勢を装ってるだけだから放っておけばいい

つまらないならスルーしろよ
小説なり妄想なり自分がいいと思ったものを垂れ流してりゃいいだろ

食事と性交の逆転。

もちろん性交する事によってエネルギーを蓄えることが出来る。
食事は一緒に食べた異性との子供が生まれる。理屈はどうでもいい。

昼の時間にクラスメイトの子が「ねぇ御飯食べない？」て言いつつスカートたくしあげたり
購買では学生たちが沢山集まってお金を払っては購買の兄さん姉さんと乱交。
帰りに買い食い。教室でこっそりおやつを食べる。おやつはこの世界で言うオナニー

もう立場の交換でも変化でも何でもないな

というかその設定の商業作品を見たことがある

気楽に殺ろうよ
じゃないか
ありゃ価値観の交換・変化だな

語り方を中２の男子っぽくしてみたり、
あえて着替えシーンとか書かなかったのですが駄目だった見たいですね。
何時もならこう言う話しは着替えシーンをじっくり書くのが好きなんですけど
小ネタなのでくどくなるかなと止めました。
ただ『ごっこ遊びで立場交換』みたいなネタを思い付いたので書いて見ただけなんです。
まさかここまで不評とは自分の文章力の無さを痛感します。
思いつきなので続きはごめんなさい。
またしばらくＲＯＭっています。

>>563
お気になさらず

どんどん書いてくださいな

>>563

つ・づ・き！
つ・づ・き！！

超期待してる人がココにひとりいますぞよ〜

続き無いって書いてあるのに続き要求とか文盲なの？

わーまた読者様が怒った-

おわっ、コレは申し訳ない。
確かに短編の続きをムリにねだられるのは苦痛ですな。
陳謝。

こんなネタを考えたのですが、お話しにするには気力も文章力も何もかも足りない。

立場強盗、無理やり立場を交換してしまう暴漢の様な存在。
立場泥棒、こっそりと忍び込み立場を交換してしまう盗人の様な存在。
立場怪盗、やっている事は立場泥棒と同じだが中には義賊を名乗る者もいて
使用人を虐げる強欲な主人と使用人との立場を入れ替えたりする。

>>569
立場を盗まれた人は「どのような人間かわからなくなってしまう」ので、
番号で無機質に管理するしかなくなってしまう
（男女や年齢の区別なく、一括管理）
盗まれた立場が戻ってくることはほとんどなく、
最終的には国が管理する（税金滞納などで差し押さえたりとかした）立場が与えられる
これも機械的に立場が割り振られるので、
本当は7歳の女の子なのに「38歳男性会社員」という立場になったりもする

で、強盗に奪われた「立場」は闇のマーケット（笑）に流されて、
女子高生とかは高値で取引されていたりね

久遠ミチヨシの幼稚園からやりなおしっ！の導入みたく(閏年が分からない機械のせいで16才女子高生→4才園児な話)
立場が国家管理下に置かれててその上ハッカーとかなんやらで改竄されて別人生とかか

お、最高で最悪な一日の続きが来てる。あれ楽しみだったんだよなあ

小学生くらいの女の子とその父親の立場を交換して観察したい

>>572
詳細をば

＃今回は、前半が説明パート、後半がＨパートです。
＃やや、女装ネタに走り気味な気も。そういうのが嫌いな人は回避推奨。


-第四話：幹部のお仕事-

　僕が｢キュー・ベレイの女幹部グラキトゥルース｣としてこの基地で過ごすようになって、おおよ１ヵ月近くが過ぎた。
　その間、僕は極力目立たないように、グラキトゥルースとしての日常業務を淡々とこなしていた……ワケではなく。

　「グラキトゥルース様、これらの書類の決裁、お願い致します」
　「わかりましたわ。こちらの山の処理が終わったら見ますから、その箱に入れといて頂戴」
　「グラキの姐御、練兵場のリニューアル作業が終わりやしたぜ」
　「御苦労様、あとで視察に参りますので、待機中の兵士に甲種戦闘訓練をよろしくお願いしますわね」
　「参謀長、作戦部から次の侵攻作戦の概要書が来ておりますが……」
　「どれどれ……ん、ココとココとココの数値、見直してから再度修正案を出すように伝えなさい」

　あ〜、もう、なんでこんなに忙しいんだよッ！
　──いや、半分(というか七割方)は、自分が播いた種なんだけどさ。

　いやね、僕も最初は無難に大人しくしてようかとは思ったんだよ？
　とは言え、せっかくの機会だし、できる限りキュー・ベレイの情報を集めておこうと、自室(グラキトゥルースの、という意味ね)の端末からデータベースにアクセスして、色々調べてみたのが運のつきだった。
　「な、なんだよ、これはーーー！？」

　帝国の歴史や現状については、まぁいいよ。
　その過程で、キュー・ベレイがかつて栄えた古代文明人の生き残りで、紀元前に発生した大災害から逃れるために地底に避難し、そのまま細々と命脈を繋いで来た人々──つまり、元をたどれば僕ら地上人と同じ人間であることを知ることができたし。
　後々地上と和平を結ぶにしても、相手がエイリアンや人外種族であるのに比べると、｢同じ人間｣である言う以上、敷居がだいぶ下がるだろうしね。
　ただ、何で今になって急に地上侵攻なんて真似をしたのかは気になるけど。どうやら現皇帝(つまりジョシュアムの父親)が、突然言い出したらしいんだ。

　まぁ、それはさておき。
　現在、地上(と言うか日本)侵攻の実働部隊である、この基地の総員は５千人強。これは、帝国が動員できる戦闘要員(いわゆる軍人)の半数近くに相当する。
　つまり、ほとんど総力戦と言っていい体勢で、キュー・ベレイは地上侵攻に臨んでいるんだ。

　嗚呼、それなのに……なんで、こんなに組織や管理体制その他諸々が貧弱なんだよ!?

　僕だって、別段大学の経済学部とか法学部を出た専門家じゃない。最終学歴は、ごく平均的な商業高校の卒業生だ。
　経営とか組織運営とかに関連することなんて、高校時代に生徒会の書記をしてた経験と、ゲーム機でいくつかシミュレーションゲームやったことがあるくらい。
　そんな僕ですら、この基地の作戦構築から兵站確保に至るまでのあらゆるヘッポコさは、明白にわかった。

　じつは以前から、なんで半官半民の天法力研究所がキュー・ベレイとの戦いの矢面に立っているのか不思議だったんだけど、コチラの内情を知ってようやく理解できた。
　メンバーの中には、自ら志願して改造手術を受けた｢怪人｣や、地上からはとっくに失われた魔道の使い手、さらにドクター・レイモンドみたいな魔科学技術の研究者もいるとは言え、正直この人数と戦力では、世界はおろか日本征服すら夢のまた夢なんだよ。
　無論、キュー・ベレイの怪人や幹部クラスが行使する地魔力(ガイアフォース)に対抗するには、天法力(ヘブンフォース)を利用できるトランセイヴァーが一番適任だってことは知ってるけどさ。
　でも、本来こういう｢日本を守るお仕事｣って、普通は自衛隊とかの仕事でしょ？　なのに、わざわざ研究所に対抗させている。
　要するに、｢地上征服｣とかいうキュー・ベレイのお題目を(少なくとも日本政府側は)真面目に捉えていなかったんだ──それが不可能だと確信していたから。
　頭のおかしいカルト集団か、せいぜい武装テロリスト扱い。だから、これ幸いと最適な対抗手段を持つ天法力研究所に戦いを委任(まるなげ)したんだろうなぁ。
　しかも、物量面で完全に劣勢なのに加えて、さらに軍──戦闘集団としての統率がまるっきし駄目ダメ。｢本気で勝つ気あんの、この人達!?｣って、正気を疑うレベルだった。

　元(て言うか、今も心は)トランセイヴァーの隊員として、地上側が圧倒的に有利なのは喜ぶべきなんだろうけど、もしこのまま、キュー・ベレイ側が物量差に押されて壊滅したり、地底に完全撤退したら……元に戻るどころの騒ぎじゃないよね？
　少しは真っ当な｢敵対組織｣としての戦果をあげてもらって、それなりにポイント稼いだところで、適当な休戦条約とか結ぶ──ってのが、現実的な落し所かなぁ。

　そのためにも、僕もグラキトゥルースの女幹部としての地位を利用して、多少強引にでも組織改革に動くことにしたんだ。
　幸いと言うべきか、グラキトゥルースは四天王の中でも、地上侵攻部隊の事実上のトップである皇子ジョシュアムの軍師的な地位にあるようなので、皇子にお願いして四天王会議を召集してもらい、その場でいくつかの大きな改革案を提案してみた。
　グラキトゥルースの日記を見た限りでは、てっきり四天同士って反目してるような印象だったから、てっきり色々反対されると思ってたんだけど……。
　呆気ないほどスムーズに僕の、いや｢グラキトゥルース｣の提案が通り、即座に改革に向けて動けることになった。
　…………あれぇ？

　「おお、さすがは我ら四天王一の知将だな。いつもながら我が軍のために、素晴らしい計画を立ててくれることを感謝するぞ」
　まぁ、グラキトゥルースにベタ惚れの皇子がこう言うのは予想の範囲内だけど。この人、グラキトゥルースが｢烏は白い｣と言ったら肯定するんじゃないだろうな。ちょっと心配。

　「うーん、俺はあんまし細けぇこと考えんのは苦手だけど、パッと見た限りでは問題ないんじゃねーか？　少なくとも、いつもの陰険な策略に比べれば百倍マシだと思うぜ」
　と、いかにも脳筋な発言の主は｢熔岩将｣ヴォルク。２メートル近い長身で、プロレスラー顔負けの逞しい体躯を持つ巨漢だ。いや、確かに｢知性派｣って雰囲気じゃないけどさ、一応幹部なんだから、もうちょっと色々考えようよ

　「ふむ……この資料を読む限りでは、わしも賛成じゃ。むしろ目から鱗が落ちる思いじゃわい。グラキトゥルースよ、よくぞここまでの案を練り上げた。この老いぼれ、感服したぞい」
　前二者に比べると、｢水錬師｣オルケスは流石に長老格の御意見番だけあって、キチンと内容を検討してくれたみたい。徹夜した苦労が報われる気がする。

　「オーホホホ、経験豊富な老師にそう言って戴けるとは、このグラキトゥルース、身に余る光栄ですわ！」
　感謝の言葉ひとつ述べるにも、タカビーお嬢を意識しないといけないのって、疲れるなぁ。
　──さらに言うと、あんな尊大な態度だったにも関わらず、｢ラキが素直に礼を言った……｣、｢こないだの出撃で頭を打ったって聞いたけど、まさか……｣と、皇子と熔岩将が動揺してるって、どんだけ〜。
　「これ、二人とも言い過ぎじゃぞ。天下の｢樹操姫｣とて感受性豊かな妙齢の女子(おなご)、たまには虫の居所の良い時期があるじゃろうて」
　老師、アンタが一番失礼ですよ!!

　ともあれ、おかげで僕の打ち出した改革案は、ほぼすべて幹部会議で承認され、そのまま順次実行に移されることとなった。
　その主な内容は……
　１）各部門の予算を引き締めると同時に書類化を徹底、そのうえでの再配分案を検討する
　２）情報部を増員し、地上への情報収集活動を強化する
　３）本国との補給ラインの強化に加えて、　地上から物資を得る手段を確立する
　４）地上侵攻作戦全体を長期的な視野でとらえ、個々の作戦に十分な準備を行うことで成功率を高める
　　　また、無闇に地上の非戦闘員を傷つけない
　──といったところだろうか。
　正直、１〜４のいずれも何も突飛な事は言っていないはずなのだが、裏を返すとこの程度の事すら今まで守られていなかったのだ。
　そんな組織と互角に戦ってたトランセイヴァー(ぼくら)って、一体……。
　いや、｢蒼空戦隊トランセイヴァー｣自体は、研究機関である天法力研究所の人員を加えても合計3000人ちょっと、そのうち戦闘に関わる人間は2000人弱で仕方ない面もあるけど。

　で、改革が進んで組織が真っ当になってるのはいいんだけど、その分のシワ寄せは、参謀長である｢グラキトゥルース｣、つまり僕に来るわけで……。
　ここ最近、締め切りに追われる漫画家か作家、もしくはデバッグが終わらないプログラマーになった気分だ。
　つまり、洒落にならない程忙しい！　毎日深夜に仕事(おもに書類処理と視察と会議)を終えて、自室に帰ったらかろうじて化粧落としてシャワーを浴び、そのままベッドでバタンキュー、という生活が続いている。

　けれど、ようやっと連日の仕事にひと区切りつき、部下達の｢参謀長、お願いですから明日はお休みください｣という懇願に負けて、一日休暇を取ることになった。
　そう言えば、新設した参謀部の部下達とも、当初は敬遠ないし畏怖されてる様子だったのに、半月あまりで随分打ち解けたなぁ。

　＊　＊　＊　

　（せっかくのみんなの好意なんだし、今日は羽を伸ばしてリフレッシュさせてもらおうかな）

　休みの朝、そんなことを考えながら、ベッドの中でゴロゴロしてたんだけど。
　その……ちょっとムラムラしてきちゃったんだ。

　（そういや、忙しさに紛れて、ここんところ｢処理｣してなかったしなぁ）
　疲れててそれどころじゃないってのもあったし、一応、僕は立場的には｢組織の女幹部｣、つまり女性ってことになってるから、万が一、自分でシてるところを見られたりするとマズい、って考えもあった。
　とは言え、肉体的には、もうじき20歳の誕生日を迎える若い男なワケで……その、お恥ずかしい話ですが……フフ、勃起してしまいまして。

　「──こんな立派なムネがついてますけどね☆」
　仰向けに寝転んだまま、半透明なネグリジェ越しに豊かな胸の双丘をムニムニと両手で揉んでみる。
　偽乳(ドクターいわく｢生体記憶型特殊パッド｣)のはずなのに、その手触りはまさに人肌そのもの！　さらには｢触られている感触｣まで僕にフィードバックされるんだ。
　「──あンッ！」
　意図せず鼻にかかった甘い声が漏れ、僕は慌てて手を離した。

　「あ、あれが女の子が胸触られた時の感触……なのかしら？」
　ここ数週間、｢グラキトゥルース｣としてボロ出さないように注意しつつ、改革案の実現のために駆けずり回ってきた。
　会議その他で大勢の前で発言する機会も多かったから、自然と｢タカビーお嬢様｣口調で話す習慣が身について、最近では意識しなくてもソレらしい女言葉が口から出るようになっていた。

　けれど、今改めてそれをひとりの部屋で実感すると、なんて言うか……無性にエロい。
　実際、しゃべり方に加えて声も意識して高めのトーンで出すようにしてるせいか、自分でも少しアルト気味な女性の声に聞こえないでもないのだ。
　そんな｢女の喘ぎ声｣が自分の口から漏れたこと、そしてそれが自らの胸を触って出たものだという事実が、僕をたまらなく淫らな気分にさせる。

　僕は、ゆっくりとベッドの上から起き上がり、姿見の前に移動する。
　肩まで伸びた髪を丁寧に梳って整え、コスメボックスからルージュとアイシャドー、マスカラを取り出すと、慣れた手つきでそれらを使って唇と目の周囲を彩る。
　そうして改めて姿見から距離を取り、鏡に映る自らの姿を眺めてみる。

　しばらく日の光を浴びていないせいか白く、そして滑らかな肌。
　薄い夜着越しにもわかるスラリと健康的に伸びたスマートな肢体と、対照的に豊満に揺れる胸の膨らみ。
　やや濃いめのメイクが、ハッキリした目鼻立ちをより引き立てている。

　──そこには驚くほど妖艶なひとりの｢女｣の姿が存在していた。
　僅かに違和感を醸す股間の膨らみも、この状況下ではむしろ絶妙なスパイスに他ならない。
　さらに、鏡の中の｢女性｣こそが、他ならぬ自分であるという事実に、僕はたまらなく倒錯的な興奮を感じていた。

　鏡を見つめながら、先程中断した両手による(偽)乳房への愛撫を再開する。
　「はぁ……くぅ……はぅん……」

　温かく適度な弾力と柔らさをもった手触り。そして男なら味わえないはずの胸から全身、さらに脳髄へと浸透するような、甘酸っぱい身体の疼き。
　２種類の心地よさを同時に味わっている鏡の向こうの｢女｣は、頬をうっすら赤らめながらトロンとした目つきをしていた。
　見ているだけで、思わずむしゃぶりたくなるような色っぽい｢女性｣がソコに居た。

　──いや、違う。ソレが今の僕……いいえ、｢わたくし｣なのですわ。

　あえて｢グラキトゥルース｣としての言葉使いで心の中で呟いてみる。
　たったそれだけで、体内に帯びたムズ痒い熱の温度が一段階上がったような気がした。

　「ふぁ……く……ふぅ……あ、ああぁ……ッ！」
　意識せず両掌がさらなる快楽を汲み出そうと勝手に蠢き、｢わたくし｣は甘い嬌声を漏らしてしまった。
　「ん……だ、ダメぇ……そんな、強くしちゃ……あぁン!!」
　親指と人差し指でふたつの蕾を挟み、指の腹でクリクリと転がすと、感電したような痺れが背筋を駆けあがり、脳を白く染め上げる。

　ぼんやりと揺らぐ視界の中で、わたくしは鏡を視線を向けました。
　「あ……」
　そこにいたのは、淫らに発情して喘ぐ｢牝｣そのもの。
　けれど、下着に圧迫されながら懸命に隆起しようとする股間の一点が、本来の性を主張しています。

　「！　だ、出しちゃダメぇ！」
　男の徴が暴発して白濁が噴き出す寸前で、わたくし──いえ、｢僕｣はかろうじて胸から手を話、｢竿｣をギュッと握りしめます。
　痛いほどの握力のせいか、一時的にですが射精の衝動は止まったようです。

　後から冷静になって考えると、いくらでも方法はあったのですが、その時の｢僕｣は｢出した精液の痕跡が部屋の掃除をする侍女に見つかるとマズい｣と考えたようです。
　ぎこちなく身体を動かし、コスメボックスから取り出した細めのリボンで｢竿｣の根元をキツく縛り上げました。

　「こ、これで、収まるまで待てば……」
　けれど、いったん火照った身体は、何らかの形で快楽の頂点を極めないと簡単に納得しそうにありません。

　「──確か、此処に……」
　しばしの躊躇の後、｢僕｣は、｢知るはずもないコスメボックスの二重底になった隠し引き出し｣からあるモノを取り出しました。
　ピンク色をした卵型の器具にコードが付いたもの、と言えばお分かりでしょう。
　｢グラキトゥルース｣が、地上での作戦行動時に興味本位で手に入れ、以後ストレス解消のために愛用している品です。

　一緒に隠してあったローションを｢卵｣に垂らし、わたくしは、お尻を鏡に突き出すような姿勢のままネグリジェの裾をまくりあげ、じっとりと汗と粘液で湿った黒い下着をずらしてソコを露出させます。
　不自然な体勢の体勢のまま、わたくしは首を後ろに向けて捻じって鏡の中を見つめつつ、桃色の｢卵｣──ローターを、臀部の狭間の秘孔へと押し込みます。
　殆ど抵抗なくツプリとローターが体内に飲み込まれたのを下半身の感触と自らの目で確認したのち、わたくしは震える手でローターのスイッチを入れました。

　「ンはぁぁーーッッ！！」

　体内の異物感に加えて、そのブブブという絶え間ない振動によって、乳房とはまた異なる未知の／馴染み深い快楽が、体の深奥部から湧きあがってくるのに、堪え切れずにあられもない喘ぎを漏らしてしまいました。

　はしたなくもさらなる悦楽を得ようと、無意識に右手の中指がアナルに差し入れられ、ローターをさらに奥へと押し込みます。
　そして──ローターの先端が前立腺(ソコ)に当たった瞬間。

　「ひぃうっ！！」
　あまりの快感に息が詰まり、目から涙が溢れてきます。
　「はふぅ……だめぇ、奥ぅ……突いてる……当たってるのぉ」

　いつしかわたくしは、姿見の前にＭ字開脚の姿勢で座り込み、左手で偽りの乳房を揉みしだきながら、右手の指をアナルへと出し入れさせていました。
　鏡に映るわたくしの顔は、半開きの口の端から涎が垂れ、視線が虚ろに宙を彷徨う、いわゆる｢アヘ顔｣ですが、その屈辱感さえ、もはやわたくしの悦楽を高める一要素に過ぎません。

　「ひぁっ！　クるっ！　キちゃうッ！　ふぁあああああんッッ！！」
　程なく、そのまま子種を漏らすことなく、わたくしは快楽の深遠へと達し、身体を痙攣させたのでした。

　＊　＊　＊　

　狂乱の一時ののち、ようやく息が整うともに、思考も正常な状態に戻って来たところで、僕はちょっとした自己嫌悪に陥ってしまった。
　「まさか、アソコまで流されてしまうとは……」
　元々僕は、エロス関係に割と淡白な方なんだけど(典型的な草食系だったし)、ひと月近く禁欲してると、さすがに欲望が暴走しちゃったみたいだ。
　「ま、部屋に白濁液をブチ撒けなかっただけでもよしとしますか」
　シてる時も思ったけど、うら若き乙女(笑)であるはずのグラキトゥルースの寝室に、栗の花の匂いしてるティッシュが捨ててあったら、色々マズいし。
　いや、普通に｢誰か男と寝た｣と思われるだけかもしんないけどね。

　「あ、でも、グラキトゥルースはジョシュアム皇子の……」
　人間関係に思い至ったと同時に、部屋のインターホンから聞き慣れた青年の声が聞こえてきた。
　「グラキトゥルースよ、今日は一日休養を取ったと聞いたのだが……」
　「じょ、ジョシュアム様！？」

　大慌てで着替えて化粧を直し、何とか体裁を取り繕ってから、｢わたくし｣は皇子を自室に招き入れたのですが……。
　うっかり、ローターを取り出し忘れていた(さすがにスイッチは切りましたが)ため、その日のわたくしは、皇子の目には、間違いなく挙動不審に映ったでしょうね。はぁ〜。

　（むぅ。今日のラキは、心なしか艶めいた表情をしているな。いつものクールな雰囲気もいいが、コレはコレで……アリだ♪）

-つづく-
------------------------------
＃以上。次回は、以前の予告通り、｢セイヴァーグリーン｣の立場になっているグラキトゥルース(真)の方のお話です。

GJです！
面白いです。
続きも期待しています。

乙、調子良いな
最近の女幹部は着ぐるみばかりで色気無いよな
やっばり女幹部はボンテージだよな

続き乙

確かにボンテージはエロいよな
中身よりも衣装にエロさを感じる
ある意味着てみたいｗ

しかしゴーカイジャーのグリーンって決めポーズがなんかオカマっぽいな
作者はあれを見てネタを考えたのか？

特撮や女装の話しは他所でやれ

GJ!
これは反対側も気になりますな

GJ
なんとなく星くず英雄伝を思い出した

一人で何やってんの？

誰と戦ってるんだ

反抗期まっただ中の男子中学生とその母親の立場を交換

大人気のAV女優と肥満中年男の立場が入れ替わって
日本中の男たちがオヤジの三段腹を見ながらシコシコ

男優が･･･ものすごく悲惨

AV女優も悲惨だな

帰国子女で金持ちの美人だけど、タカビーでワガママな女が
親戚のコネで英語教師として私立の進学校に就職。
表向きはイイ顔しつつ、一部のイケテナイ生徒は馬鹿にし、
立場をカサに着てイビリまくっていたが、ある日、
アクシデントで、容姿も成績も家庭環境も平平凡凡な
(イビラれる側の)男子生徒と立場が入れ替わってしまう。

元に戻る方法はあるが、そのためには１ヵ月後の満月まで
互いの立場でキチンと｢日常｣を維持しないといけない。
幸い、男子生徒の方は、元に戻りたいらしく、協力的。

しかし、別に知識や記憶まで入れ替わったわけではないが、
海外生活が長く、日本の受験勉強などロクに経験がない上、
日本的な和や空気を読む社会でのコミュ能力も欠けてる
男子生徒の立場になった女教師は失敗しまくり。
一方、｢女教師｣の立場になった生徒の方は、最初のうちこそ
授業などで戸惑うことが多かったものの、懸命な努力で
一週間もしないうちに何とか現在の立場をまっとうできる
ようになる(むしろ、謙虚で当たりが柔らかいため、以前より
周囲の反応は良好)。
そして迎えた１ヶ月後……。
──という展開はどうだろう？

少年は女教師となってる間、不慣れな自分を支えてくれた男性教師に惹かれてしまい、29日目に酔った勢いでつい抱かれてしまうんですね
恋人と妊娠？の発覚で「日常」ではなくなり、元には戻れませんでしたとさ

女教師側は初期はいいけど、だんだん思考も下品なエロガキに変わってしまい、エロくなくなっていくのがな

その入れ替わりを観測する男子生徒の彼女がほしいな

そろそろ男女の立場交換の時期だな
来期は年齢制限なしだからいきなり小学生女児になる男やエロい盛りの男子中学生になる女もいるだろう
俺としては風俗嬢とか貧乏暇無しな子持ちパート主婦と入れ替わりるのだけは避けたいな
だがこればかりは運だからその時になって見ないと分からない
せめてもの救いが地域と国籍が限定されている事か

五年三組学級委員長の双葉ちゃん(11)になった
関脇の山嵐関(身長195cm/体重148kg)が
ヒョロいロリコン教師に体育倉庫に連れ込まれてレイプ

おい知ってたか？
女だけは抽選で希望の人物と入れ替わりれるらしいぞ
当選確立は低いらしいが女だけはずるいよな

それでな嫌な話を聞いてしまったんだが、どうやら家の妹が当たったらしいんだよ
そう、あのギャルビッチの中退馬鹿だよ
なんか俺と入れ替わって逆襲してやるとか誰かと携帯で話してやがったんだ
冗談じゃねえぞあいつの立場を引き継ぐなんて
毎日派手で露出の高い格好で遊び呆けて回って、しまいには男の部屋に泊まり込むとか未成年のくせしてあり得ないだろ
立場が入れ替わったら俺もそうせざるを得なくなるのかよ

どうせ女の人と立場交換になるなら好きな人となりたいな
受付の佐藤さん良いよなぁ
受付の制服姿も良いし通勤服姿も可愛いよな
この前普段着姿を街で見掛けたけど、ふんわりしていて良かった
本当に可愛いよな佐藤さん
もし立場交換になったらお近づきになれるよな

>>600
　　　　　　　　 ／￣＼
　　　　　　　　|　　　 　|
　　　 　　　　　＼＿／
　　　　　　　　　　|
　　　　　 　／ ￣ ￣　＼
　　　　　／　　＼　／　　＼
　　　 ／　　 ⌒　　　⌒ 　　＼　　　　　　よくぞ６００をゲットした
　　　 |　　　　（__人__）　　 　　|　　　　　　褒美としてその通りの立場交換になる権利を与えよう
　　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　　　　／　　　☆
　　　　/ヽ､--ー､＿＿,-‐´ ＼─／
　　 ／　> 　　ヽ▼●▼<＼　　||ｰ､.
　 / ヽ､　　　＼ i　|｡|　|/　 ヽ　(ニ､｀ヽ.
　.l　　　ヽ 　　　 l　|｡|　| ｒ-､y　｀ﾆ　 ﾉ ＼
　l　　　　 |　　 　|ー─ | ￣ l 　　｀~ヽ＿ノ　　　　　

おお！ラッキー！
俺佐藤さんの立場になれるのか
ありがとうオプーナ

オプーナにそんな力があったとはな
俺は気楽な女子小学生の立場になりたい

姫とオーク♂の立場交換

>>603
そんな事を言うと気苦労の絶えない行き遅れの女上司と立場交換にされたりするぜ
若い子からはお局様と陰口を叩かれ、男性社員からは煙たがられ、
それでイライラして人当たりがキツくなる悪循環を実感して見れよ
結局仕事を一人で頑張って業績だけは出す、ある意味会社人間だな

inquestの新作が立場交換の可能性を匂わせるタイトルでｗｋｔｋ

この人の作品は基本的に完結しないけど描写が細かいのがすごくいいわ

立場交換の時期？
だったら真面目で仕事一筋な堅物の親父とそんな父親に反発して
ふしだらなギャルをやっている娘の立場が入れ替わるとか無いかな
あと、共働きな家庭の不良息子と母親の立場が入れ替わるとか
お互いの立場になれば分かる事もあるって話しあるからさ

勉強が出来きず生活態度も悪く何かと教師に反抗する生徒が、学園の理事長と立場交換になり
自由過ぎる学校にしてしまい逆にカオスな学園が出来上がるとか

みんな立場の交換での話しではどんな流れが好きなんだ？

１.どちらかが一方的に得する話
２..両方とも得をする話
３.どちらも損をする話し

その他でシチュエーションは？

Ａ..日常がひっくり返る様な不条理系統
Ｂ.個人同士の立場入れ替わりによる恋愛絡み
Ｃ.主従逆転などによる復讐劇
Ｄ.優秀な人間が嘲り蔑まれるような立場と入れ替わる転落系


もっといろいろあると思うけど自分が考えるのはこれ位

エロければ何でも良いけど、しいていうなら、３とBかな

1でCDか3でAかな

２でACだな

1のcdだな
男が虐げられるほうで

１or３のAC

＞606
アレは２００６年の冬コミで入れ替え魂さんから出された同人誌のweb版で、
立場入れ替えじゃなくて精神交換や精神同居や肉体変化物。

>>609
１Dが好きです

>>609
書くの難しいだろうがあえて２のＤで

ところで訊くからには書いてくれるんだよな？
楽しみにしている

ひよこらぼの人、あんた何も分かってねえよ・・・

どこら辺が「分かってねえ」なのか書くと良いよ
ただ何かが足りないとか分かってないとか言うだけじゃなくて
こう言うふうにするとば良いとか、こう言う描写を入れて欲しいとか
具体的な意見を出さないとニーズとして受け止める事が出来ないよ

作者が見てるとも限らないのに自己満足丸出しの評論をここで書かれても困る
そんなのはコメント欄で書けばいい

立場交換物って肉体はそのままなのに
他人として扱われる異常な状況が面白いだと思うのだけど、
ひよこらぼの作品はそういう状況描写はほとんどなかったし、
他人の価値観が変わってるわけでもないのに服装はそのままだったりで
分かりづらいわ旨みはないわって感じだったな
あと、交換した者同士がHしても何の倒錯感もないだろ、とも思った

肉体交換と区別がついてないというか、元々そういう属性の人なんだろうけど

遅レスかな
>>609
１または２
Ａ〜Ｄまでどれでもいける
ただ、一人でも男→女で性別が変わって、
かつ羞恥心がないと面白くない

立場の違いで同じ言動でも受け止め方が違うとか
価値観や常識のすれ違いをメインにすれば本人が楽しんでいても面白いと思うけどな

ただ立場の違いからくる問題に焦点を当てるべきだから
どちらかが一方的に相手を貶めるみたいな展開はつまらん

背徳的な倒錯があればそれでいい

悪い>>609だがちょっと聞いて見ただけなんだ
自分は堕ちものが好きなので１Ｄが好みなんだが
転落する側は嫌な奴とか悪い奴が良いと思う偽善者なんだよな自分

遅レスだが>>609
導入は1でABで展開させて結果的に2でハッピーエンドみたいなのが好き
名前に変化がなかったりすると倒錯感が出てなお良し

>>609
３Ｂ→２Ｂ（恋人同士が逆転して嫌だと思っていたのが、次第にその状態を良いと感じる）
１Ｄ→１Ｃ（バカ男が優等生美少女と立場を入れ替えたけど、怠慢と相手の努力で結果的に再逆転）
みたいな話が好きかな。
誰かの思惑で始まる話の場合は、その思惑が覆される展開が好み。

>>609

1でAかな。
らんおう氏のミスキャストはツボど真ん中ストライクだった。

どれに当てはまるか考えたが当てはまらないのを一つ
頭も良くて運動も得意だけど性格が勝ち気で少し意地の悪い女子小学生が
冴えない上に身体も小さくて弱気な兄を落とし入れて、自分と立場を入れ替え
兄を妹として自分は兄として行くような話しが好きだ

>>629
まんま強制女装少年じゃん

つい昨日まで専業主婦をやっていたのですが、今朝起きたら高校生になる息子と立場が入れ替わってしまいました
どなたか詳しい方対処法お願いします

大丈夫。
元々息子は妹と立場逆転してるから。

>>631
まず着ているものを交換しないとだめだな
息子さんは母親の下着とか着るの嫌がるだろけど、立場交換になったならその状態に逆らわない方がいい
下手に逆らうと因果率の報復で命にかかわりかねないからな

そしてお互いに情報を交換し合って、お互いの立場の日常を送るようにしろ
この場合高校は休んでも大丈夫だが、主婦は休む訳にはいかない
あんたが側に付いて息子さんに主婦をさせるんだ

ヨガとかフィットネスとかの習い事もやっているなら息子さんにやらせるんだぞ
あんたも自分があくまでも高校生の息子だと言う自覚と振る舞いを忘れるなよ

周りの人間もあんたらの事は元の姿形で見えていて立場が入れ替わっているのも分かっているが
下手に因果率に逆らうと危険なので入れ替わった立場として接して来る
いつ戻るか分からないが、これからしばらくはそのままだろう

入れ替わったのが家族でまだ良かったな
外国の人間と入れ替わって意思の疎通が難しく大変な思いをしている奴も居るし
赤ん坊や寝たきり老人と入れ替わったって話しもあるしな
中には犬や猫なんてこともあるらしい
そいつらがどうなったかは因果率を逸脱すると命にかかわると言う意味から想像出来るだろ？

ま、大変かとは思うが頑張んな

なにこの気持ち悪い流れ

>>634
なにこいつ？気持ち悪い

>>635
それは生ゴミの汁みたいなものだよ
生ゴミですらない
手とか服とかに付いたり、床に垂れたりしたら最悪
悪臭の元だよ
せめて土に返してやればいいが、もうこのスレに染みついてしまっている
自分の気に入らないシチュエーションや書き込みを見ると悪臭が強くなるんだ

＃今回は、以前の予告通り、｢セイヴァーグリーン｣の立場になっているグラキトゥルース(真)の方のお話。
＃うーむ、予想はしていたけど、あまりおもしろくならなかったかも。男装した美女のビジュアルを妄想すると、ちょっとは萌えるかも、ですが。


-閑話：新米隊員の日常-

　｢蒼空戦隊トランセイヴァー｣の新人グリーンこと｢緑川進｣の朝は早い。

　トランセイヴァーは半官半民の対キュー・ベレイ迎撃組織｢天法力研究所｣に所属し、その実戦部隊の最前線に立つ存在である以上、肉体的な鍛錬は不可欠だ。
　｢まるで女性のように華奢な体格｣である｢進｣だが、幸いというべきか先輩のレッドこと朱門士郎が毎朝５時にトレーニングに誘いに来る。
　｢以前はのらりくらりと断っていた｣のだが、何か思うことがあったのか、最近の｢進｣は素直に士郎につきあって、身体を鍛えている。
　７時からの朝食も、以前はかなり食が細かったのに、トレーニングに積極的に参加している影響か、｢随分と沢山食べるようになった｣。
　運動と食事の両方の影響だろうか。最近の｢進｣は、単なる細身からムチのように引き締まった筋肉を持つシャープな体つきへと変化しつつあった。

　さて、食事のあとは８時半から戦隊メンバー５人揃っての訓練なのだが、ここでも｢グリーン｣は、｢以前の消極的ともとられかねない慎重な姿勢とはうって変わって｣アグレッシブルなファイトスタイルを見せるようになっていた。
　無論、元正規軍人かつ優秀な士官だったブルーこと天堂光一や、格闘の天才を豪語する(そしてそれに恥じない実力を持つ)レッドと比べると、体術戦闘技術ともに、まだまだ荒削りで劣る点も多い。
　蒼空戦隊トランセイヴァーの独自の技能とも言える天法力(エアフォース)の使い方も、研究所で長年実験に協力してきたピンクや、天賦の才能を認められてスカウトされたイエローに比べると、まだまだだ。
　しかし、それもまだ新人故に無理ないこと、むしろ｢これまで以上にやる気を出して積極的になった｣点は好ましいと、先輩格の４人や上司にあたる佐倉博士などは評価していた。

　やや遅い昼食をはさんで午後からは、新開発の武器・術の講習や、敵であるキュー・ベレイの戦術分析などが座学として行われる。これに関しても、｢進｣は以前と同様、あるいはそれ以上の熱心さをもって貪欲に知識を吸収しようとしていた。

　午後５時から８時までは戦隊メンバーは待機任務となり、基地内の待機室にいれば基本的に何をしていてもよいコトになっている。
　以前のグリーンは、この時間を読書や趣味のweb閲覧、もしくは盆栽をして過ごすことが習慣だったのだが、｢ここ最近はうってかわって｣、他のメンバーとのコミュニケーションに費やすことが多くなった。
　それも、異性とのつきあいが苦手で、萌黄舞衣(イエロー)や佐倉彩夏(ピンク)にからかわれては、すぐに顔を赤くしていた純情坊やと｢同一人物とは思えないほど｣、気軽に打ち解けて会話している。
　さらに言うなら、じゃじゃ馬という形容が似合う舞衣はともかく、落ち着いた年上の女性の雰囲気を持つ(と言っても２歳年上なだけだが)彩夏とは、少しずつ(異性として)いい雰囲気になっているようだ。

　午後８時を過ぎて何事もなければ、戦隊メンバーの任務時間は終了となる。
　現代日本において、朝８時〜夜８時と言う勤務体制(しかも３時間は待機)は、比較的楽に見えるかもしれないが、いざ事が起これば命懸けで戦いの場に赴き、さらにその出動が平均して月に４、５回あるのだ。決して楽な仕事ではない。
(無論、紛争地帯の最前線で戦う兵士などに比べれば百倍マシだろうが)
　休暇も月に５回と決められ、ローテーションしてつねに３人は基地に残る仕組みになっているくらいだ。
　その休暇にしても、｢インドアな趣味に没頭していた以前とは異なり｣、｢進｣は気軽に戦隊メンバーや、あるいは基地のスタッフと遊びに出かける事が多くなった。
　やや硬派なところのある光一はあまりいい顔をしなかったが、｢よく鍛え、よく遊べ｣が信条の士郎はむしろ後輩の社交的になったことを歓迎していたし、他の面々もおおよそ同様だった。

　総括して言うなら、現在の｢緑川進｣に対する周囲の評価は、
「最初の頃の堅苦しさがとれて隊に馴染みつつある、意欲的でなかなか有望な新人」
　といったところだろうか。

　無論、コレには訳があることは、皆さんも重々ご承知だろう。
　そう、言うまでもなく、今、研究所にいる｢緑川進｣は、本物ではない。元々、キュー・ベレイの女幹部であったグラキトゥルースが、ドクターの発明品の誤作動で彼と立場が入れ替わってしまった存在なのだから。

　あの運命の日、キュー・ベレイの基地で本物の進が下したのと同様の結論に、研究所で目覚めたグラキトゥルースも辿り着いていた。
　当面、｢グリーン｣のフリをして敵の内情その他を情報収集するという部分も同じ。
　ただ、進にとってのキュー・ベレイでの生活以上に、グラキトゥルースにとっての地上での生活は衝撃的だった。
　これまでも作戦での必要上、地上に任務などで来る機会は他の幹部より格段に多かったのだが、実際にそこで暮らし始めると、刺激的な文物の多い地上は、退屈を嫌う彼女にとっては非常に魅力的に映ったのだ。
　また、キュー・ベレイでの気苦労の多い女幹部としての立場と異なり、一介の、しかも新米の戦闘士官(と、彼女はトランセイヴァーを捉えていた)というポジションの気楽さは、毎日訓練しなければならない煩わしさを補って余りある。
　「まったく、なんでわたくしがこんな真似を……」
　などと、当初はこっそりブツブツ言っていた彼女だが、いったん｢緑川進｣としての暮らしのリズムを飲み込むと、｢これはこれで楽チンですわね｣とむしろ肯定的に受け止めるようになった。
　怪しまれないよう、上司である博士や先輩メンバーの指示には素直に従いつつ、本来の進よりずっとアクティブに、｢進｣は日々を過ごすようになっていた。
　幸いにして新人であったため、｢最初は緊張して大人しくしていたんだろう｣と解されたのか、誰も｢進｣の変貌を不審に思っていないようだ。
　そして、｢20歳を前にした男性｣として日々を過ごすうちに、｢彼｣は自分の中に眠っていた性的な嗜好にも気づいてしまった。
　端的に言うと、｢彼｣(グラキトゥルース)は、｢男性より女性の方に魅力を感じる｣のだ──無論、性的な意味で。
　道理で、地底皇子ジョシュアムの愛人(恋人？)という立場にありながら、皇子に身体を許す気にならないワケだ。

　幸い、今の自分は周囲には｢若い男｣と認識されているわけだし、戦隊メンバーのひとり、佐倉彩夏とは、少しずつ距離が縮まりつつある。
　小柄で華奢なわりに出るところは出ているグラマーな体型と言い、上品で愛らしい容貌と言い、戦いの最前線にいるとは思えないおっとりした性格と言い、彩夏はまさに｢彼｣の好みにピッタリの女だった。
　ついに先日、唇を奪うことにも成功した(そして、相手も満更ではなさそうだった)。
　さすがに貞操を奪うまでは今しばらくかかるだろうが、少なくともそれまではこの｢セイヴァーグリーン｣としての立場でいいか……と、何ともお気楽なことを考えている｢進｣なのだった。

＃以上。次回は、この奇妙な均衡状態を揺さぶる大きなアクシデントが！　立場が入れ替わったふたりの初顔合わせもあるよ！！

>>631
朝起きた時の状況を詳しく聞きたい
体の感覚に違和感とかは？

>>639
続き期待！

>>604
そそるなー萌えるなー

立場交換して3年ぐらい経って、すっかり姫らしくなったオーク♂の結婚式に
血のにじむような努力をして一族最強の猛者となった姫率いるオークが乱入
略奪の限りを尽くした挙句、オークになった姫が姫になったオーク♂を犯す

なんて展開とかたまらん

立場交換でそのシチュをやる意味がわかりません

地位や立場が人物に付属するものではなく、独立したアイデンティティとして存在する世界
優秀な者はそれに見合った地位や立場につく事が出来、逆に地位や立場に見合わなければ
即外される

ごく普通の事に思えるが実は違う
独立したアイデンティティとしての地位や立場は、それその物の存在が固定化されており
その地位や立場についた人物は『その地位や立場に規定されている行動振る舞い』を
しなければならないのだ

立場や地位そのものに個人としての設定がされており、逆に言えば人物そのものの個性は
認められない世界

進級進学と言う学校の制度を例に挙げて説明をすると、学校では既に立場が用意されており
個人の能力によって見合った立場に振り分けられる
たとえば成績優秀で面倒見の良い女子の委員長や運動が出来てムードメーカーなクラスの
中心になる男子とか、逆に素行不良の落ちこぼれ男子や根暗で空気の読めない地味な女子
などいろいろある

それらの立場に振り分けられると、生物的な性別が男でも女子にされれば女子として扱われ
振る舞わなければならないし、女が男子に振り分けられる場合も同様
たまに教師から生徒になるケースもある

しかも一度振り分けられたからと言ってずっと同じ立場な訳ではなく、定期的に入れ替えが行
われる

それは社会全体で行われていて、常に立場へと人物は振り分けられている
そして振り分けの選定の方法は『如何にその立場通りに立ち振る舞えるか』の一点に尽きる

こんな感じの世界観を考えて見た

>>645
面白そうですね
ただ社会全体とした時に主婦とかがどうなるのかが気になる
学校なら能力の比較がしやすいから割り振りやすいけど、主婦とかって比較がし辛いからどう割り振るのかがきになる

本人も周囲も、入れ替わってることを認識しているけど
気づいていないように振舞わなきゃいけない…ってシチュエーションはときめくかもしれない。

男子高校生の立場になった女子高生。
修学旅行では男子として入浴しなきゃいけない。
普通の男子として振舞わなきゃいけないから、
恥ずかしがったり時間をずらすようなことはしてはいけない。
周りの男子も風呂に女子がいることを認識しているけれど、
男子として普通に接しなければいけないので、
チラチラ見つつ悶々とするしかない…みたいな。
男女逆のシチュエーションでもいいかも。

>>643
前々から思ってたが、ただの入れ替わりと立場交換の
区別が付いてなさそうな奴がいるよな


>>645
スポーツテスト・学力テスト・心理テストで判断とかかな
ちょっとした結果の差で男女が振り分けられてしまうと面白い

オタク男子が計算して自分の立場がそのままになるようにしようとしたのに
ちょっとしたミスで腐女子にされてしまったりとか

>>648
入れ替わりが好きな奴が見た目そのままで立場だけ逆転っていうギャップ求めたらそんな感じになりそう
>>643もそうだが自分に合わないシチュはスルーして自分の妄想投下するのが無難かと

>>644の設定は成績とかが評価されて立場に振り分けられる訳ではなく
＞選定の方法は『如何にその立場通りに立ち振る舞えるか』の一点
と言う事になっています

そうしないと『真面目に勉強が出来ない劣等生』と言う立場になった人物が
真面目に勉強しだして成績を上げるという事態で、その立場の設定が崩れたり
しない様にこの選定方法にして見ました

主婦に関しても同様の選定方法で、裕福な家の妻や共働きの家のパート主婦など
格差はあり、選定方法も同じで考えてます。

>>644の設定で小ネタと言うか書き捨て

テストケースで一部の区域だけで試行されたばかりの時期
立場の振り分けが発表されたある学校で少年はうなだれて居た。

「うう、なんで僕が女子なんだよ」

立場の振り分けをされるのは初めてではない。
だが今までは元の自分と似た様な感じの立場に振り分けられていた。

「さあ？知らないって」

少年の向いに立つ少女が答える。
派手で遊び好きそうな印象を持つ少女だ。
今の立場がそう言うものなのであるが、元々引っ込み思案で何にでも
遠慮がちな少女だったはずである。

「ほら、早くしなよ。ちょうどアンタとアタシの立場が入れ替わる振り分けだったんだからさ」
「でも」

今回立場の振り分けにて偶然にも二人は、入れ替わる形での振り分けとなったのだ。
立場が入れ替わると言う事はそれに付随する個性及び住環境その他諸々も立場に合ったものに
変更となるのである。

「さっさと着てるものよこしなよ。もたもたしてたら罰だって言うじゃん」

当然着衣も全て立場にあったものに交換しなければならない。
名前も誕生日も過去にしてきた事の生立ちも全てだ。
この決まりに逆らえば、人としての権利を剥奪されてしまう。
一度剥奪されれば人として生活できなくなり、社会で生きてはいけないだろう。
いきなり永久剥奪と言う事はないが、それでも一時的に剥奪されて投獄され人間扱いされない
生活は苦情に満ちたものなのは想像に容易い。

ただの学生にそこまでの危機感があるかは別だが、停学や謹慎を命じられるであろう事は
感じていた。

「分かったよ」

少女に急かされ少年は自分の学生服を脱ぐ。
下着も全部だ。
少女の方はさっさと裸になっており、少年が脱いだ衣類を掴むと恥ずかしがるでもなく、
そのまま着こんで行った。

「ほら、アンタも早くそれ着て」

少女が脱いだばかりの下着に制服。
サイズ的に著しい問題が無いのでそのまま交換となり着なければならない。
学生にしてはやけに派手な下着にスカートを短くリメイクした制服。
これらは全て少年の持ち物となったのだ。

立場の振り分けにより少年は『派手で遊び好きの女子生徒』と言う立場になったのだから。
これからは坂中安理奈として学校では女友達と雑誌を広げて駄弁ったり、授業中に携帯を
いじってメールしたりとして行かなければならないのだ。
もちろんギャルメイクだってしないといけないし、放課後に街でぶらついて遊んだり、
ナンパされるのを待ち受け誘いにのる様な事もしないといけないのだ。

そう思うと少年は気が重くなる。
そして帰る所さえも坂中有里奈の家であり、嫌でも女子としての生活をしなければならないだろう。
そう思うと少年は本当に気が滅入ってくる。

「う、この下着ってちゃんと洗っているの？」
「ん？4日目ぐらいだけどまだキレイだって」

その答えに更にうんざりする。

「って言うかもうソレ、アンタのなんだからね。アンタは坂中有里奈になったんだから」
「そうだけど」
「おっと、アタシも喋り方直さないとね。人当たりの良いのが取り柄の男子の立場になったんだし。
君もその立場を楽しんだらいいよ。結構楽しいいから」

楽しいと言われても女子の立場なんて本当に自分に務まるのか？
しかもこんな遊び好きな女子なんて。
不安は尽きないが、もう既に少年は坂中有里奈と言う立場になってしまったのは逆らい様が無く
汚れた女物の下着を身に着けながら、やはり途方に暮れるしかなかった。

果たしてこれからどの様な生活が待っているのか？
悲観に沈む少年には分かるはずもなかった。

続き書けよ
いや書いて下さいお願いします

>>653
だが断る

>>651
超乙


書いてｸﾚﾅｲｶﾅｰ(ﾁﾗｯ

書き捨てで書いたから読み直して見ると
文章の表現が同じ様な意味くり返し過ぎたりしておかしい
私的にやっぱりこれダメですね

続き書いて欲しいと思ったがその気がないなら仕方ない

無理して書かないでいいから時々小ネタを投下してほしい

>>656
これってこれが初めての交換なのかな？
それともすでに何回か交換されてるのかな？

>>658
文中にある通り初めてではないです
だけど主人公の男子が女子になるのは初めてです

こう言っちゃなんだがプロローグとかダイジェストだけ書いて本編書かないとか
小説とかのコンテンツで一番嫌がられるパターンだよな
場所によっては予告編だけとか禁止な所もある
ここでは別にいいと思うが他のとこだとプロローグ書き逃げとか顰蹙ものだから気をつけた方がいいかと

自分は書きもしないのに書き手に文句だけ言うのが
一番嫌がられるパターンだと思うのだが

何時もの余計な書き込みにスルーしないで他人が言い返すのも荒れる原因だよな
今の俺もそうだけどｗ
過疎るのとどっちがいいかと

>>661
そう言うお前は何か作品書いているのか？
匿名掲示板でコテハンもトリップもなしにそんな発言書き込みしても正統性薄いな
お前も自分が文句つけている相手と何も変わらない

わざと中途半端に書いて反応楽しんでるだけだろ

入れ替わり好きな奴こっちにも妄想投下してくれよ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1323705581/l50

面白そうだからこそ続きを書かないとか言われると余計不満に感じる
好みの展開なのに最初だけって言うのはね
文章の流れも良い感じでそのまま読みたいシチュエーションなのに書いている人にこれでおしまいにされると何かね
それだけ書けるのに書かないとか嫌がらせされている気分
期待を持たせてそのまま放置見たいな
ここを見るのを楽しみにしているのをおちょくられている気がする
せっかく文章も書けて面白い話しも書けるのにちゃんと書いて欲しいと思う

>>663
そんな怒るなよ沸点低いなあ

もうこのスレダメかどうかもワカンネ

何を今更

何か無いの？

読者様と作者様な現状では何も無いのが平和

>>423の続きでなにかと
>>278でなにかと
>>604でなんか
それに小学生⇔成人男性モノでなんかやりたいなぁと思う今日この頃

いいとこですな

幼女と大人の男の概念が逆転
幼女がスーツを着て会社に行き男たちは可愛らしい服を着ておままごとをする世界
ロリコンな幼女が女子小学生な男を連れ去ってイタズラ
腕力も逆転してて幼女の圧倒的な力に為す術もなくパンツを剥ぎ取られる男
「お嬢ちゃんのズルムケおちんちん、女の子らしくてかわいいね」
とか言いながら幼女がズボンとトランクスを下ろして股間の一本筋を見せつけると男は恐怖で泣き出す

>>674
男の子と大人の女はどうなる？ｗ

>>675
男の子と大人の女は文化だけ入れ替わりとかいいなぁ

ネックレスやピアス、指輪などのアクセサリー類と
鼻フック、ボールギャグ、首輪などのSMグッズの立場が逆転

もう何がなんだか

ココ見てて気付いたんだけど、
自分みたく「特定の個人の立場が別の個人と入れ替わる」ことに萌える人と、
674とかみたく「世間一般的な概念がひっくり返る」ことに萌える人の
２パターンあるのな。
ＴＳ系で言なら｢自分（主人公）がＴＳしたいよ｣派と「ＴＳっ娘を愛でたいよ」派みたいなもんか。

いや、だからどうというワケでもないんだけど。

ちなみに俺は後者派だ。

俺も後者派だな
世界が変わったのに自分だけ正気って状況が好き
>>674の世界に迷い込んでみたい

俺も後者だな。不条理なギャップが好き

俺は両方共いけるが、どちらかというと前者かな

ただ、1つだけ確認しときたいのは、ここがあくまで
人と人（あるいは動物等）の入れ替わり系統のスレだってこと
>>1を見ればそれは普通に判断できると思う

スレチは出て行けとかそういうのじゃないが、作品を求めてるなら
それらしいスレタイの別スレを立てたほうが他の人も集まるんじゃないか？
そんなこと書いたら余計にここが過疎化しそうだがｗ

というかこのスレが過疎った原因って何でもかんでもスレチ扱いして荒れたことだよね
前者の一対一の立場交換でも人間と動物みたいなギャップが大きいやつは肉体入れ替わりでやれとかよく言われてるし
女装男装の延長って考えてる奴と入れ替わりの派生って考えてる奴の間で齟齬がある印象
自分の属性に合わないシチュには干渉せずに妄想垂れ流して趣味の合う奴と語り合うのがいいんじゃないかと思うよ