エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙4枚目

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1名無しさん@ピンキー
ここはエロパロ板なのに、どうして自分のエロネタは「GJ」をもらえないのか?
そんな前スレ1さんの、そんな悩みから生まれたスレッドです。
自作のエロネタを持ち寄り、評論会の振りしたお茶会と致しましょう。

※邪神認定スレ等ではありません。
※山田さん(いろいろ言う側)も田中くん(文章を書く人)もマジレス推奨。

◎タイトルには「叩かれた」とありますが、自作でさえあれば叩かれたことがなくても投下できます。
 エロネタでなくても、投下されたネタは山田さんたちが批評してくれます。
 投下前の最後の読み直しとして利用しても構いません。
 ただし、投下前に必ず「二次創作・一時創作」「ジャンル・傾向」「何レス程度」などを記載してください。
 また、最後の田中くん・田中さんの投下から24時間くらいは待ってからの方が、皆きっちりとした評価をしてくれます。

◎大原則。初スレ59

 59 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/05/21(水) 22:55:48 ID:et0q0SAN
 やるなら、批評に対する横レスを禁止にしたほうがいいような気がする
 じゃないと、荒れてgdgdになるから
 批評を受け止めるか、流すかは作者にまかせる
2名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 07:59:36 ID:KAVJLG1H
過去スレ

エロパロでエロネタ書いて叩かれた
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1211193709/
(捨てられたスレを再利用したものです)

【山田】エロパロでエロネタ書いて叩かれたU【田中】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223998273/
(重複したものです。途中で落ちています。スレタイ失念)

エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙2枚目
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223998603/
(前々スレです)

エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙3枚目
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257606616/
(前スレです)
3 ◆SHiBIToCCU :2010/08/19(木) 08:13:41 ID:KAVJLG1H
前スレからの続きです。

 漏れた小便は、ライトを支える一樹の手指は勿論の事、腕や膝まで汚していたが、彼はそれを拭おうとさえしなかった。
 そして、更に激しくライトに震動を加える。
「いぃ、ぎゃあああぁぁぁ、ああ、あがぁあああああぁあぁぁ……」
 一樹の攻撃に、百合の腰は跳ね廻り、開いた股座の鼠蹊部の筋はぴくぴく痙攣して、
尿道からの残りの小便と共に、こってりと濁った淫液が、膣からどくどく溢れ出していた。
「うぅぅ……うあぁうぅ……」
 百合は、涙に濡れて赤く充血した眼を一樹に向けていた。
その眼に込められているのは、おそらく、懇願だろう。
 ――やめて。これ以上は無理。お願い。お願いします。
 言葉を紡ぐゆとりも失くし、百合はもう、瞳で訴えかける事しか出来ずにいた。

 一樹は百合の懇願を、きちんと理解していた。
 蠢動を続ける会陰部をそっと撫でながら彼は「大丈夫。判ってる。判ってるから」
と、幼子をあやす様に言い聞かせた。
 微かに落ち着きを取り戻した百合に、彼は言った。

「もっと欲しいんだろ? 判ってるよ………ほら」

 一樹の指が、肛門に這入ったライトを、点灯した。

二十一、
「い、ぎぅ……ぎゃあああぁああぁああぁぁぁぁああああああぁあああああああ!!
!!」

 百合の躰が、海老反りに仰け反った。
 前も後ろも無慈悲な光に姦された百合は、花壇から転落し、ぬかるんだ地面の上を泥まみれで転げ廻った。
 白い裸身をくねらせ、捩り、尺取虫のように躙りながら這いずり廻った。

 彼女は、内臓を明るく照らされる事により、ヒリヒリと痛痒い快感に襲われ続けていた。
 それは生皮を剥がれる様に辛い――でも脳天を直撃するそれは、紛れも無く快感なのだ。

「何処へ行く気だ?」
 淫欲地獄にのたうつ白蛇と化した百合は、ずるずると這い蹲って、広場の出口へと向かっていた。
 此処から離れても、光の陵辱から逃げられる訳ではないのに――。
 一樹は、含み笑いと共にゆっくり後を追った。

 永井はウサギのオブジェに凭れ、眼だけで二人の様子を追っていたが、不意に立ち上がって、高く掲げられた百合の尻を見据えた。
 心なしか、其処から白い煙が立ち昇っているように見えたのだ。
 ――気の所為か……?
 永井が眼を擦って確認し直している間に、百合は肩を躙らせ、ようやく出口の階段へと到達していた。
 しかし、百合が階段に肩を掛けようとした途端、横から一樹が、彼女の躰を蹴り飛ばした。
 「ぎゃっ」と叫び声を上げて、百合の躰は、傍らの案内板の下へ横転する。そして、更に甲高く叫んだ。
案内板の上からは、電燈の仄白い光が降り注いでいたのだ。
「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
 一際大きな悲鳴と共に、白桃の様な尻が、ぶるん! とひとつ震え、それきり彼女は、動かなくなってしまった――。


「……心配ない。伸びてるだけだ」
 慌てて駆け寄ってきた永井に、一樹は静かに伝えた。
 一樹は、気絶した百合の腕の拘束を解いた後、尻を抱え、巻き付けていた絆創膏を剥がした。
 肛門からは、何の抵抗も無く、懐中電灯がズルリと抜け出てきたが、膣のL字ライトは、その形状の為か、嵌まったままで動く気配すら無かった。
4 ◆SHiBIToCCU :2010/08/19(木) 08:14:24 ID:KAVJLG1H
 一樹はそれを、小刻みに動かしながら丁寧に引き抜いていった。
 L字の突起部分が窮屈そうに膣口から顔を出した途端、穴の奥から、白濁した体液がドバッと溢れ出た。
そして、それにつられる様に、ぽっかり開ききった肛門の穴から、黄色っぽい、腸液らしきものが滲み出す。
 一樹は、百合の中から取り出したライトを地面に放ったまま、尻越しに彼女の二つの空洞を眺めて、溜息をついた。

 永井は、一樹の膝の上に上体を乗せて横たわっている百合の、少し眉根を寄せた気高い寝顔を、ぼんやり見詰めていた。
 暗雨のもたらす湿度の中、辺りには百合の漏らした体液の匂いが、むせ返るほど濃く立ち籠めている。
 畜生の様に卑しく這い蹲っていた女。
 男を誑かそうとして失敗し、淫らな責め苦に喘いで気を失った愚かな女。
 なのに、こうして眠りに就いているその姿が、相も変わらず美しいというのが、とても不可解だった。
 そして永井は、百合を責め続ける一樹に対しても、言い知れぬ不可解さを感じていた。
 百合の肉体に執着し、憑かれた様に玩弄し続ける彼は、やはり、百合に惹かれているのだろうと思った。
そして多分、それを見続けている自分も――。

 この淫逸劇の行き着く先の判らぬまま、永井は、一樹と百合の雨に濡れる裸体の傍で、じっと棒立ちになっていた――。


二十二、
 ――ごめん……ごめんね……。

 自分と同じ顔の娘が泣いていた。
 エプロンを掛け、髪を束ねたその姿には、生活臭が纏わり付いていた。
 殺してしまう前に聞いておけば良かった。と彼女は思う。

 ――どうすれば、男の人と幸せに暮らせるようになれるの?


 頭上に一樹の顔があった。
 厚い胸板と、咽喉仏の出た首の上に――自分が、彼の膝に頭を抱かれていたのだと気付く。

 周囲に漂う空気から、彼女はもう、自分が母の元へは帰れなくなっている事を悟った。
 もう手遅れだ。時間が……その証拠に脳裏から、あの冷ややかな母の気配が消えていた。
 ――自由?
 この心許無い、己の存在が危うくなってしまった様なこれが、自由というものなのか。
 余りの心細さから、彼女は、一樹の躰に縋り付いた。
一樹は何か言おうとしていたが、その言葉は、彼女の唇によって塞がれた。
 彼女は、真摯な思いで一樹の舌を吸い込んだ。
 一樹が躰を抱いてそれに応えてくれると、胸一杯に嬉しさが込み上げて来た。
 ――受け入れて貰えたのだ。これで私も、光の下で生きていける……。

 だがその接吻は、相手の男の手によって強引に遮られた。
彼は百合の躰を裏返し、背後から圧し掛かってくる。
「……意外と緩くならないもんだな」
 一樹が、感心した様に呟いている。彼のものは、百合の陰門に深々と嵌まり込んでいた。
 未だ硬くなりきらないそれは、百合の内部に溶け込んでしまいそうだった。
 百合は、微かに甘い吐息を漏らした。

 一樹は百合の背筋に口付けながら躰を揺らし、彼女の膣の奥まった箇所に、微妙な刺激を与えていく。
 すると、膣の中の彼の陰茎は徐々に硬く、熱く膨張してゆき、百合の内部をどくどくと脈動させ、百合を、蕩ける様な快美感に巻き込んでいった。
5名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 08:16:13 ID:KAVJLG1H
 百合の吐息が荒くなり、それが明確なよがり声へと変わる頃、一樹の小刻みな抽送は、次第に大きな動作へと変わっていった。
 腰をぐうっと引き、外れそうになる刹那、またずうんと挿し込む。
 摩擦を繰り返されて肥大した小陰唇が、陰茎を抱き締めるように纏いつき、その奥の触手群も、灼熱の鉄槌の攻勢にザワザワと忙しなく蠢き、絡み合う。

「あ……」
 一樹が腰を引き過ぎたのか、陰茎が、膣からスポンと抜けてしまった。
 百合は、もどかしい気持ちで後ろに手を廻し、陰茎を嵌め直そうとしたが、一樹はそれを制して、今度は彼女の肛門を貫いた。
「あぁんっ!」
 脊髄に響く様な衝撃。きつい場所をずるずると擦られ、百合の声の色が変化する。
「ああ、ああ、うあああああ……」
 上半身を地べたにすり付け、百合は、肛門で達しそうになる。
 その時、膣に指が挿れられた。
 二本、三本、四本。
 ぐちゃぐちゃと掻き混ぜられて、百合は、訳も判らず快楽の頂点へと引き上げられた。
 「ううぅっ」と、咽喉の奥から喜悦の声を上げて、百合は内腿の筋肉を突っ張らせる。
 そして、乳房が背後からぎゅっと鷲掴まれ、肛門の中の怒張が、大きく震えて飛沫を上げた。


二十三、
「ああ、さすがに疲れたかな……」
 地面に突っ伏した百合から離れると、一樹は、後ろに立つ永井を振り向いた。
「じゃあ、後頼む」
 百合を指してそう言い、一樹は階段に掛けた。
「まだ姦るのかよ……つーか、いい加減彼女が持たないだろう」
 永井は、うつ伏せになったまま微動だにしない百合の背に眼をくれて、難色を示す。
「いいんだよそれで」
 一樹が爽やかに微笑んだ。
「だって……殺す為に姦ってんだもん」

「……は?」
 何かの聞き違いかと思い、永井は問い返した。一樹は、にこにこと明るい笑みを浮かべたまま、永井の顔を見た。
「殺すんだよ。決まってんじゃん。だってそうだろ? あんな風にコケにされて……
生かしておけないじゃん。何だよ、あんたもそのつもりで協力してくれてたんじゃないの?」
「あんた正気かよ!?」
 永井は、ぞおっと怖気を震いながら叫んだ。

 確かに、自分の心を玩び、踏み躙った百合は酷い女だと思った。
 強い怒りを覚え――だから一樹が彼女に一矢報いる事を提案して来た時、激情に任せて話しに乗った。
 だが、此処まで大変な事を仕出かすつもりは無かったのだ。
 ましてや、殺そうなどとは……。

「今更何言ってんだ」
 一樹の笑顔が、刷く様に消える。
「じゃあ、あんたは一体どういうつもりで彼女を姦したんだ? レイプは犯罪なんだぞ?
 幾ら異常事態だからって、それは変わらない……後腐れを無くす為には、殺すしかないだろう?
 なあに気に病むことは無い。相手は人間じゃないんだ。あの化け物共と同じ、ただの敵さ。
 敵を殺すのは犯罪とは違う。だから、彼女を死ぬまで姦し続ける事は、この状況下、至極真っ当な、理に適った行為なんだ……」

 素っ裸で滔々と捲し立てる一樹を前に、永井は彼の狂気を――延いてはこの島の狂気を、ありありと眼にする思いであった。
6名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 08:16:50 ID:KAVJLG1H
 ――このまま逃げ出してしまおうか?
 永井の心に、一瞬そんな思いが過ぎる。

 しかしその時、対峙する彼等の傍らで、百合がふらりと復活して起き上がった。
 彼女は、永井と一樹を順に見遣ると、一樹の方を選んで這い寄って行った。
 そして彼の膝から上り、首に腕を廻すと、蕩ける様な笑みを浮かべた。
「もっとぉ……」
 ねっとり舐りつく様な接吻。腰を蠢かせているのは、一樹の膝小僧に性器を擦り付けている為か。
 ――百合?
 永井は、彼女の態度に違和感を覚えた。
百合は、あんな風に笑う女だっただろうか? あれではまるで、幼児にでも戻った様な……。

「おい!」
 永井は百合の傍へ行き、接吻に酔い痴れる彼女の肩を掴んで、振り向かせた。
 百合は、唇の端から唾液の糸をぶらぶらさせながら、不服そうな表情を浮かべていたが、やがてまたニッコリ微笑んで、今度は永井の首っ玉にかじり付いた。
「うわぁっ?」
 いきなり百合に飛び付かれ、永井は、百合もろとも後ろへひっくり返った。
 永井を組み伏せ、彼の口の周りをべろべろ舐めまくる百合は、何だか人懐っこい大型犬の様だ。
 でも犬は、人のズボンのファスナーを開けて、中の陰茎を手淫したりはしない――。

「どうやら躰より先に、心が壊れちゃったみたいだなぁ」
 のんびりとした一樹の声が聞こえる。
 壊れた百合は壊れた笑みを漏らしつつ、永井の躰に跨って、理性の欠片も無い所作で、一方的な性交を始めた。

二十四、
 ああ、いい、気持ちいい。気持ちいいの好き。もっと。もっとしたいの。
 おちんぽが、おちんぽがいっぱい。
 私のなか、おちんぽでいっぱいになって、ずこずこされて。

 ああ、ああ、ああ、いい。光、いい。
 明るくされるの、すごい。ああ、けむり噴きそう。
 感じる。感じるの。
 もっと照らして。明るくして。光よ。もっと。

 私もう、帰れない。
 戻れないの。戻るとこ、ないの。
 おかあさんに、捨てられちゃったから。切られちゃったの。もう駄目なんだって。
 光に魅せられた鳩は、箱舟には帰れないから。
 オリーブの葉を咥えても、舟には乗せてもらえない。
 そうよ。どうせ咥えるのなら私、おちんぽの方がいい。これ好き。いいにおい。
 ああ、光のにおい。

 あっ。私のなかで、精液でてる。
 わかる。わかるよ。
 ああ。熱い。熱い。あん、あん、漏れちゃう。そんなにされたら、精液漏れちゃう。

 ああ。塞いでくれるの?
 その懐中電灯で蓋をするのね?
 すごい。やっぱりあなた頭がいいのね。好きよ。

 あああああ。点けないで。駄目なのそれ。飛んじゃうから。勝手に、ひくひくなっちゃうの。
 だめ。だめ。だめだめだめだめ。
 あああああああああああああああああああああ。
7名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 08:39:08 ID:KAVJLG1H
 はあ、はあ、そ、そうよね。私だけ気持ちよくなってたら、駄目だよね。
 うんわかった。ちゃんと彼にもしてあげる。
 いっぱいしゃぶって、気持ちよくしてあげるの。

 だから――。

 あなたも、して。
 私、あなたとしたい。
 あなたとするのがいいから私――帰れなくなったんだもん。ね。ちゃんと、責任とって。
 お願い。どこでも、どこでもいいから。全部好きだから。
 お口も、お尻も、おまんこも。
 あなたの好きな処に、して。
 痛くしてもいい。ちょっとぐらい、壊れたって構わないから。
 もういいの。もう――。
 今はもう、あなただけを感じていたいから。

 ああっ!

 こんな――こんな風にもできるの?
 ああー、すごい、私、浮いてる! きゃあ、ああ、ああんっ!

 うふふ。ああ、私、飛んでる。光の中を飛んでる。すてき。わかったわ。
 他の子たちもきっと、こうやって飛んだのね。
 これじゃあ帰ってなんかこない。帰るはずないよ。こんなにいいんだもん。あああああ――。

   飛ーベー飛ーべー使い鳥ー
      錦の腰帯振り解きー 土を求めて羽ばたかんー


二十五、
「はあー……」
 永井は、電動ライド脇のベンチに座り込んだ。
 百合に搾り取られ、もう刀折れ矢尽きた、といった気分だ。

 永井の眼の前では、一樹が百合の躰を抱え上げ、駅弁売りの様な格好で交接を行っていた。
「しっかし、二人共よくやるよ……」
 すっかり壊れてしまった百合はともかく、一樹の凄まじい持続力には、呆れるのを通り越し、寧ろ尊敬の念すら覚える。
 一樹だってもう、相当に疲れている筈なのだ。

   舞ーえー舞ーえー巫ー
      あーまの衣で舞い踊りー ふーねを背にして踊りゃんせー

 さっきから百合は、奇妙なわらべ歌を歌い続けていた。
 喘ぎ混じりのその歌声は狂気じみて凄まじく、その顔に浮かんだだらしない笑顔と相まって、永井は何か、胸を締め付けられる様な気持ちにさせられた。
 ――今やってるアレが終わったら、もう止めさせよう。
 一樹は彼女を殺すなどと言ったが、彼が百合を抱いている姿を見ると、それは彼の本心では無いように思えてきた。
 ――彼は普通に、彼女の事が好きなんじゃないのか。
 こんな状況で、そんな牧歌的な考えを抱くのもまた、正気の沙汰では無いのかも知れないが、案外それが、真理だったりするのではないか。

 とにかく永井は、この島からの撤収に、一樹と百合も伴って行く事を決意していた。
 百合は壊れてしまったし、一樹も同意する保障は無いが――何だったら、銃で威し付けて連れて行ったっていい。
 戦闘力では、圧倒的にこちらが勝っているのだから――。
8名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 08:44:16 ID:KAVJLG1H

「ああ、あああああ、あああーあああああぁぁぁぁ……」
 百合が一際大きな、絶え入る様な嬌声を上げた。
 どうやら、けりが付いたらしい。永井は立ち上がった。
 二人に近寄りかけて――ある異変に気が付き、立ち止まった。

二十六、
「……何だ?」
 百合の絶頂の渦を陰茎で味わっていた一樹は、百合の躰に異変が起こっている事に気付いた。
 宙に抱え上げた彼女の全身から、しゅうしゅうと白い煙が立ち昇っているのだ。
 一樹は、肩にしがみ付いていた百合の躰を引き剥がし、その顔を見た。

 百合は、笑っていた。
 今しがたまで浮かべていた、あの狂った笑顔とは違う清々しい――寧ろ、神々しい程に美しい、慈母の微笑み。

 彼女は一樹の腕に抱えられながら、彼の頬にそっと両手を添えた。

 その指先が、腕の中の肉体が一瞬、脆く感じた気がした次の瞬間――ザアアッ、という水音が起こり、百合の躰が、消えた。

 一樹は、彼女を抱いた形で両腕を掲げながら、暫し、怪訝な顔で己の腕を見詰めた。
「……百合?」
 彼の躰は雨水とは違う、生ぬるい液体で濡れていた。
 ザッと小さな音が足元から聞こえたので見ると、下に落ちた百合のブーツの片方が、くたりと折れて、中に溜まった水が流れ出ている処であった。

 一樹は眼を見開いたまま、地面にへたり込んでそのブーツを拾った。
 ブーツには、百合の体温や匂いが、未だはっきりと残っていた。
「百合、百合、ゆり……」
 呪文の様に彼女を呼び、ブーツを胸に抱き締める。そしてそのまま、ひれ伏すように地面に蹲った。


 永井は、いつの間にか、電動ライドの前の地べたに尻を着き、空を見上げていた。

 ――赤い。

 空は真っ赤だった。こんな異様な朝焼けは見たことが無い。
 やはりこの島は狂っている。そう思った。
 百合が消えたのだって、きっとその所為だ。
一樹や自分、ましてや、百合自身の所為なんかでは無い。島の呪い。そうだ。そうに違いない。

 一樹の漏らす嗚咽を耳の片隅で聞きながら、顔を上げ、永井は明けゆく空に眼をくれていた。
 百合が何故消失してしまったか、永井には知る由も無い。
 けれど永井は不思議に納得し、落ち着いた気持ちでこれを受け入れていた。

 そりゃあそうだ、と彼は考える。

    ――彼女は、月下美人だったんだ。
               月下美人は、夜が明けたら、凋むんだ――。

【終了条件未遂】
9 ◆SHiBIToCCU :2010/08/19(木) 08:45:47 ID:KAVJLG1H
以上です。
10名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 17:26:01 ID:36fl6Q5n
お疲れ様。
あとスレ立てありがとう!

夜になってから腰を据えて読むんで、しばらく待っててくれ
11名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:14:34 ID:XluddS2W
てs
12名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:15:27 ID:XluddS2W
やっと規制解除されたな…
ここに来てほしい人は相変わらず現実逃避を続けている
何であんな尻フェチがもてはやされてるかわからん
情熱がどれだけサロンに迷惑をかけたか知らんのか?
13名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:15:49 ID:XluddS2W
445 :名無しさん@ピンキー :2010/08/19(木) 18:04:58 ID:???
◆EqHQZWqzB.=情熱
理由
トイレを覗く描写があった
こんなことするのは情熱のみ
14名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 00:04:33 ID:uWNTDogG
帰ってきてからざっと目を通したんだけど、どこが悪いということはできない、良SSだと思うよ。
たまに擬音の使い方がきになるんだけど(別に必ず2回繰り返す必要はないわけだ)
そんなものかなぁ。あと、改行後の一時空けをするならするで統一した方がいい、かな。
……いや、ワードで一時インデント使って書いてると、投下時にそうなっちゃうのは痛いほどわかるんだけどね。

あ、けど、気になったことが。
「二十五、」とかの切り方には何か思い入れはある?元ネタに似た描写がある、とか。
そうでないなら、ちょっと切り方が気になったかな。
時系列が大きく飛ぶときに入ってるようにも見えないし……レスで途切れるのに、もうひとつ途切れさせてるわけだから。
ちょっと多いような気がするんだ。

元ネタはまったくわかんないんで、頭の中でいろいろ補正かけたけど……
前回よりも「どういう人物」ってのがわかりやすくなってて、抵抗は少なかったかな。
「ウサギ」で「は?」ってなったけど、ウサギ型の何かが元ネタ内で出てきてるってこと……だよね?

エロさは、だいぶエロいと思う。というか個人的には、スカトロ属性はないけど、好みだ。
スカトロ要素はマニアックなものだから、事前警告だけはどこでも(スカトロスレでない限り)必須だけどね。
15名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 11:59:05 ID:ibSzygb7
>>12
ごめん何が言いたいのか分からない
16名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 12:15:39 ID:aShziJEv
>>15
痛い子だからスルースルー
17名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 12:45:25 ID:2vXcd9Tb
いつになったら前スレは落ちるんだ?
18名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 18:40:54 ID:HpXk6jOg
#痴漢SSを書こう6#
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275842123/l50
で犯罪小説を書いている◆EqHQZWqzB.は同じとリップで別のスレにも作品を投下していますが
こんな非常識な行いを許してもいいのでしょうか?
19名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 19:41:26 ID:dOnTcKVM
自治スレ辺りでどうぞ。

>>17
容量オーバーは基本的に圧縮まで落ちない、はず。
20名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 20:32:50 ID:GiHwlngE
要領オーバーは一週間レス無しで落ちるよ
最終レスが2010/08/19(木) 08:10:11だから明後日の朝には落ちるだろうよ
21名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 20:37:52 ID:HpXk6jOg
22名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 20:45:34 ID:dOnTcKVM
>>20
一週間だったか。
ま、どっちにしろ、1000到達よりは時間かかるのは違いないわな。
23名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 19:39:06 ID:sCSUwzz9
レスが無くなった
24名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 22:26:33 ID:HnR1rTz5
うーん…
田中くんはもっと多人数の山田に読んで欲しかったのかな?
25名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 09:24:43 ID:khNNbK1M
保守
26名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 22:51:17 ID:22IqUagv
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275842123/143-153
皆さんの中傷をお待ちしています
しなかったらアンチを敵に回しますよ?
27名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 23:24:15 ID:9Rl7jSov
へいへいおーらい
28名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 23:24:41 ID:d/4mV8lH
せんたーないきゃっちー
29名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 00:14:09 ID:qv09OHft
素直クールスレでエロ書いたら「素直クールと変態を混同すんな」と言われた
確かに書いてる自分も「こりゃただの変態クールだな」と思いつつ書いてたけど

気を取り直して痴女スレに投下してみることにする
30名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 01:09:09 ID:+zcuDDTa
過疎スレが伸びてると思ったら何このどうでもいい流れ
31名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 07:27:58 ID:H1K+b1Vx
気にすんな
32名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 13:45:12 ID:hfsGVW7u
たまによくこんな流れになるしな
まあ、全然人がいないよりはましだよ
33名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 14:10:27 ID:2A3380kN
夏が終わりましたよー!
34名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 16:26:01 ID:XNz/5yrf
たまによく?
なんだそりゃ?
35名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 20:49:10 ID:oR2bPapX
稀によくある
36名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 00:40:41 ID:lMewyZyN
さら「あん、あん」
男がさらのマンコを何度も着く。気持ちよさに昇天寸前!!
小波「うおおおおぉーーーっ!!!!!!」
小波のフランクフルトはすでに爆発寸前だった。
さら「だめ、いっちゃう!」
さらが逃げようとするが小波は逃がさない。
腰を抑えたままよく飛ぶバッドでピストンする。
目指すはホームラン、それ以外は必要ない!!
小波「さら・・・ううううっーーーーーーーー!!」
ど真ん中のボールを打ち返すように中出ししてしまう。
さら「あん、いくっ!」
さらも同じタイミングで行った。

小波「ふうう・・・・・・」
フランクフルトを引き抜く、さらは幸せそうな顔をしていた。
小波「よし、明日も練習頑張るぞ!」

エンド


久しぶりの作品です
ちょっと短いですが描写にこだわってみました
37名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 08:13:06 ID:4Kcj6Azj
>>36
こんなSSと呼べないものを平然と投下するなんて…
38名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 08:14:48 ID:4Kcj6Azj
訂正
SSと呼べないもの

SSとも小ネタとも呼べないもの
39名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 11:45:57 ID:owsomwd0
まずなぜSSと呼べないのか根拠をつけて説明してください。
どうせあなた情熱でしょう? まともなアンチならGJくれるはずですから!!!!

他の人もどんどん批評してください、GJでも構いません。
40名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 11:56:39 ID:owsomwd0
さら「もうだめ・・・出ちゃう」
小波「もう少し我慢するんだ」
小波はさらに浣腸していた。苦痛にもだえるさら
小波はニヤニヤしながら、
小波「ほら、そろそろ耐えられなくなってきただろ?」
さら「んーっ、んーっ!!」
さらは我慢できなくなったのか肛門を緩める。
プスゥ〜、ブリブリブリビチャビチャビチャ!!
あっという間に巨大なウンコをひりだしてしまう。
その臭さに小波は卒倒しそうになった。

さら「はあ・・・気持ちよかった・・・」
さらは気持ちよさそうだった。
小波「へへ、ずいぶんといっぱい出たな」

エンド
41名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 12:06:22 ID:OiuFadvV
>>37
構うだけ無駄
こいつここに長い間粘着してる荒らしなんだ
黙ってスルースルー
42名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 12:28:35 ID:uGmxmCQD
GJはまだですか?
やはりここも情熱の植民地になっているのか・・・・・・
43名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 15:04:39 ID:6XMNBd3l
>>37には専用ブラウザ導入のうえ、こいつを見かけたら即座にNGやあぼ〜んを強く推奨しとく。
一部の、コイツ自身の巡回スレしか荒らしてない小物なんで、他スレで見かけることは無いと思うけど
こいつが荒らし目的以外の発言をしてるところを見たことが無いから、特に問題は出ないと思う。
44名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 18:03:44 ID:uGmxmCQD
>>43
うるさいんだよ情熱w
45名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 21:38:54 ID:OiuFadvV
>>44
情熱についてならこちらでどうぞ
情熱被害者の会
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1274271549/
ボコボコされたから
こっちには怖くて来れないのかな?
46名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 21:39:22 ID:7v61R/bB
SSの評価をしないなんてスレの趣旨に反した行いだと思うんですけど!?
47名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 22:26:46 ID:PPjoqGHw
>>36
3点、1000点満点で。

>>40
上記に同じ、小学校の国語の教科書からやり直せ。
48名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 22:27:48 ID:bXZvMyGB
荒らしっつーか、こいつエロパロ以外も荒らしてんの?
49名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 22:50:30 ID:7v61R/bB
>>47
具体的な採点基準を明記してください
情熱の中傷行為にしか思えないのですが??

それに文法的にどこか間違いがあるのでしょうか?
僕は大学生です、あなたにいわれる筋合いはありませんが?

一応痴漢スレの情熱=◆EqHQZWqzB.の生理的に受け付けないキモSSを読んでから
改めて評価をお願いします!
50名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 23:23:00 ID:7v61R/bB
ただの因縁付けか・・・
本当に情熱はクズだなw

文句があるんだったらここまで来いよ情熱w
爆尻スレ2
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1274698331/l50
51名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 23:25:10 ID:Dr20/RL3
>>48
やってる。キャラサロン。
52名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 01:13:45 ID:ApSjOkI9
>>50のリンク先見て吹いたわ、ID非表示じゃねえかよw
そりゃ自演し放題で強気にもなるわなw
ID:7v61R/bBがチキンだということがはっきりわかった。
53名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 01:16:24 ID:O5+PhoDe
えーと、それじゃあね。一回しか言いませんからよく読み込んでちゃんと考えてくださいね
先ず「」の前に名前はいらない、SSと言いたいのならね。これ一番重要だと思う、自分はね

描写がまだ足りない、もっと詳しく
どうやって逃げようとしているのか、それをどうやって逃がさなくしたのか。
さらに浣腸が更に浣腸に見えた
さらの尻にとかそういった説明が欲しい
しつこいくらいに説明してみて下さい、試しに

説明の無いせいで臨場感が感じられない、読んでるほうの気分が昂ぶってこない。全然

フランクフルトなのかよく飛ぶバットなのか、つ−かバッドって書いてあるし

誤字、着く→突く、バッド→バット

具体的な採点基準なんて多分ないです、読めるか読めないか、状況が理解出来るか出来ないか
それでも例えるなら五段階評価の。不可、可、普、良、優、の不可の位置、しかも可には程遠い
可以上なら乙くらい言ってもらえます、良以上ならGJも貰えるでしょう。

もっと勉強してきて下さい、嫌なら諦めて下さい。

わかんないとか文字読むと頭痛がするとか、次言ったら通報します
あと、人の話し聞いてない様子出しても通報します

54名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 02:08:50 ID:ZUh11pCv
えっと…
IDが出ない、あっちのスレで「叩かせる」目的の転載してますよ、その人。
文体に癖があるから、批評できる目があればすぐその人の自演ってわかります。

つまり「下手」って分かりながら、「自分に同意して叩いてる人がいる」って言う為に書いてるみたいです。

あちらをざっと読んでみるだけでも、荒らす為にはなんでもする人だと把握できますので、スルーを徹底してください。
55名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 02:21:38 ID:l7gVOQMR
実際に>>40を元に、SSっぽく仕立ててみた。即興で書いたので、多分粗はあると思うが、
こんな感じだよ、という参考にでもなれば。

尚、元が>>40なので、当然スカ描写(大)があります。注意してください。








「も、もうだめ……出ちゃうぅ……っ!」
「もう少し我慢するんだ」
 小波は苦痛に悶えるさらに冷たく言い放ち、彼女の肛門に新しい液を詰め込んだ浣腸器を突き挿し、中身を注ぎこんでいく。
 歯を食いしばり、眉間に深い深い皺をきざんで耐えるさらの姿に、小波は笑みを浮かべた。
「ほら、そろそろ耐えられなくなってきただろ?」
「ん……んっ、んっっ……」
 小波の言葉通りだった。それまで頑なに絞め続けた括約筋は、とうに限界を超えていた。
「んっ!?」
 そして、限界の果てに、終わりがやってくる。ビクビクと震えたのは、お腹か。それとも、肛門か。
「出ちゃ……あ……んーーーーーっ!!?」
 ぴゅっ、と何かが吹き出したと思った次の瞬間、その僅かな噴出によって緩んでしまった肛門から、
一気に注ぎ込まれた浣腸液が、さらにはもともと彼女の腹の中にあった黄色い物体までが吹き出す。
 凄まじい音と、凄まじい臭い。そのあまりの激臭に、小波は卒倒しそうになった。
 悪臭による気分の悪化で、ではない。そんな悪臭の元となっている物体が、彼女のような可憐な
少女の身体から出てきたという認識から生まれる、倒錯した快感によって、である。
「……き、きもちいひ……きもちいいよほ……」
 ビクンビクンと、さらは身体を震わせている。
 排出の快感は相当な物だったようだ。もしかすると、出しながらイッてしまったのかもしれない。
「へへ、ずいぶんといっぱい出たな」
 その、人によっては萎えるばかりのはずの、痴態と言うのもはばかられる惨状に、しかし、小波は
激しい興奮を覚え、その一物は大きくそそり立っていた――





 
 真面目な話、これってパワプロキャラだと思うんだけど、そうである必然性が皆無だよね・・・。
56名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 02:24:44 ID:l7gVOQMR
おっと、リロードが。

>>54
叩くんだったら、自分でそれ以上の物を書いてから叩け、
とでも言っておけばいいんじゃないカナー。
57名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 02:45:00 ID:l7gVOQMR
>>36もSSっぽくしてみた。

「あんっ、あんっ!」
 さらの膣内を、小波のフランクフルトが何度も突く。最奥を突き上げられる快感に、さらはすでに絶頂間近だった。
 それはさらの肉壁に絡みつかれている小波も同じだった。
 それでも、爆発寸前のフランクフルトを突き上げるのを、彼はやめようとしない。
「だ、だめ……いっちゃう……いっちゃうぅ!」
 あまりの激しい感覚に、さらが腰を動かして逃げようとする。
 だが、小波はそれを許さない。腰を両手で抱えて動きを制し、ヒットゾーンの広い自慢のバットで何度もさらの
ストライクゾーンを振り抜いていく。普段は距離の出ないバットだが、今や強振によって、いつホームランが飛び
出すかわからない状態にあった。あるいは、最早ホームラン以外狙っていないという事だろうか。
「さら……さらっ!」
 小波のスイングスピードがさらに上昇する。
 そして、その加速が頂点に達したその瞬間、
「うっ……うぅくぅうぅぅぅぅ!!!」
 小波は、ど真ん中の絶好球を、完璧な形で打ち返した。
「あ、ぁぁぁあああああ、あっ、いくぅう!!!」
 バックスクリーンに飛び込む、ホームラン。
 打ち返されたどろどろとした白球により、さらは完全にKOされていた。
「ふぅ……」
 小波がバットをおろすと、バックスクリーンに跳ね返ってきた白球が、こぽりと音を立ててグラウンドへと
こぼれ落ちた。さらは、幸せそうな顔をしてそれを見届けると、ゆっくりと瞳を閉じ、寝息を立て始める。
「よし、明日も練習頑張るぞ!」
 小波は、すっきりした身体と心を、明日の練習に向けて奮起させるのだった。

 終わり



 どういう比喩か、書いてて自分でもよくわからんよーになったw

ちゅうわけで、ID:7v61R/bBよ、これくらい書き込まれてたら、
SS扱いしてもらえると思うよ。頑張ってこれくらい書けるようになろー。
58名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 02:48:17 ID:l7gVOQMR
ちゅうか、アレだね、フランクフルトなのかバットなのかはっきりしろとw
59名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 02:53:16 ID:85x0HGhD
>>56
そんなんとっくの昔に該当スレの住人が言ってる
そのうえでこいつは荒らしをやめない

こいつのこと未だにスルーできてないのってこのスレの連中ぐらいだよ
60名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 02:54:54 ID:+u2c1EBx
>>58
あのさあのさあのさ。
上のスルーしろという忠告が分からないかな。
向こうさんは確信犯的に書いてるんだから。
端から読ませる気は無い、不快にするのが目的なんだから。
61名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 03:11:05 ID:l7gVOQMR
うん、こちらも確信犯的に書いてみました!

っていうか、当該スレでスルーできてるならそれでいいんじゃ?
今読み返してみたけど、>>54の意味もよくわからんし。

自分で書いた下手くそなものを、自分で叩いて、それで
その叩いてたのは○○だとでっちあげて、今度はその○○を
叩くという流れを自分で作ってる、という事?

その出汁にこのスレを使ってるんだから、このスレでも
無視してくれ、という解釈でよろしいんですかいな?
62名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 03:20:47 ID:+u2c1EBx
>>61
ウザいからスルーしろ。
それだけの事でそれ以上の理屈は要らない。

…君には無駄な忠告かな?こういう皆が困ってる案件を茶化す輩って私は本当に嫌いなんだ。
63名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 03:29:49 ID:l7gVOQMR
>>62
俺は、ウザいからウザい事言えないようにしてやる派なもんで。
SSに対する評価が無い、とか言ってグダグダ抜かすウザい奴に、
それを言えなくする為にSSとはこういうもんだという例をしめした。
それ以上でもそれ以下でもないさ。

>>54の意味がわからない云々は、別に茶化しちゃいないよ。
実際に意味がわからないんだわ。向こうのスレを見てみても、ね。

何かこういうやりとりをさせる事自体が、アレの狙いなんじゃねえの、
とか思えてきたりするし、もうやめとこうぜ。
少なくとも俺はやめとくんで、あとよろしくー。

あと、このスレ見てたらわかるけど、アレって短時間でID変わってるし、
このスレで叩かれるのが目的だってんなら、スルーされてたら
平気で自分で、しかも都合のいい叩き方しちゃうんじゃねえのかな。
まあいっか。そういう事しだしてから考えれば。
64名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 03:30:43 ID:l7gVOQMR
あ、>>54の意味するところの解説とかしてくれる人は歓迎しますよん。
65名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 05:26:46 ID:s9fyRFq1
何の嫌がらせだよ・・・
情熱の分際で俺の作品にケチを付けるな!
66名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 08:01:25 ID:jw6mmav4
http://speedo.ula.cc/test/r.so/babiru.bbspink.com/erochara/1274274797/686-
http://speedo.ula.cc/test/r.so/babiru.bbspink.com/erochara/1281320034/1-
情熱のアンチスレから追い出されたみたい
なんでもこの荒らしがエロパロのスレを荒らしてるっていう告発を受けて
アンチスレの住民にボコボコにされてたみたいだ
↑のスレを見れば詳しいことがわかる
あっちではネギトロって呼ばれてるみたい
他にはパワポケスレ、らきすたスレ、痴漢スレとかで荒らしてるけど
日本語が通じない上に
構ってちゃんなんでスルー推奨
67名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 11:51:18 ID:LpR6Nbs0
>>63
そういうマジメに語りかけて更正しようとした人は前々からよくいたんだわ。
だがこの荒らしは本当に話にならん大馬鹿野郎だったんでスルーすることになったんだよ。

過去ログ見てくれたらこの話も楽なんだけどね
ググッたら少しログが残ってたのではっとくよ。>392あたりから見るとよい。
ttp://www.unkar.org/read/yomi.bbspink.com/eroparo/1223998603
68名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 12:11:41 ID:l7gVOQMR
>>67
実際に上みたいな事しか言えないような状況になってまで構うつもりは毛頭無いよ。
下手な言い訳をさせないように持って行きたいだけ。

真面目に語りかけて更生させる気なんて端から無いよ。
単に、こっちにはみ出てくるなら叩き潰す。それだけだよ。

もう一度繰り返すけど、たたきつぶされた後に、開き直って
平面ガエルやってるような状態に対してまで、あれこれ言って
構うつもりは毛頭無い。

そこは勘違いしないでくれると助かるかな。
69名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 12:45:56 ID:s9fyRFq1
お前らは糞だ
GJ一つもいえないなんて・・・
さすが情熱の手下は違うなww
尻なんて屁と糞をする場所でしかないのに(これはエロパロでも同視してもらえるよな!!!)
70名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 12:59:43 ID:O5+PhoDe
うん、人の話聞いてないね
よし、通報しようか
71名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 13:06:34 ID:s9fyRFq1
ちょっと待ってください
通報されるいわれはありません
通報すべきは情熱でしょう?
あなたは情熱=◆EqHQZWqzB.のアンチではないんですか?
72名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 13:21:31 ID:O5+PhoDe
誰です? ああ、説明しなくていいですよ。興味がないですから、全く、全然、皆無と言っていい程に
あと、>>1>>53を穴が開く程読んで下さいね
その人にも君にも関わりたくない
これで最後です
次何か頭の悪い事言ったら報告なしに通報してきますからね


りかいしましたか?
りかいできましたか?
ここはきみのじゆうちょうではありません
ひとのはなしをききましょう
73名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 16:54:14 ID:l7gVOQMR
・・・できてないじゃん、スルー。
74名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 17:38:36 ID:l7gVOQMR
と思ったら、そういう事か。
ごめんねごめんねー。
75名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 17:54:11 ID:L7U/k79i
相変わらずすぐ荒れる短気なスレだな
だから次スレ立てんなって言ったのに…馬鹿だな〜w
76名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 18:06:50 ID:LpR6Nbs0
避難所が欲しくなるよ。情熱アンチ(笑)のおかげでギスギスする一方だ。
77名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 18:38:36 ID:jw6mmav4
こいつみたいに別のスレまで行って荒らすアンチは珍しいんだけどね
最悪のアンチスレの方でわめけばいいのにな、今過疎ってるし
まあ、これ以上話しても無駄なことだな

この話題は終了、以下エロネタ書いて叩かれたスレ
78名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 18:55:25 ID:s9fyRFq1
これだけはいわせて下さい
悪いのはすべて情熱なんです・・・情熱がエロパロにいなければ
われわれアンチだって攻撃したりしません

情熱を放置している事の責任を取ってほしいですね

この書き込みは荒らし目的のものではないので通報対象外にしてください
79名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 20:10:58 ID:l7gVOQMR
>>75
またまた〜w
自分でやってるくせに〜
80名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 20:31:16 ID:ZUh11pCv
誰か通報手順教えてくれ
81名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 22:32:46 ID:jw6mmav4
>>80
削除の方?
それとも規制の方?
82名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 22:37:43 ID:ZUh11pCv
後者。
83名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 22:56:34 ID:jw6mmav4
>>82
http://info.2ch.net/wiki/index.php?%C4%CC%CA%F3%BA%EE%B6%C8%A4%CE%BC%EA%BD%E7
参考までに手順が書いてあるwikiを持ってきた
役立つかどうかはわからんが、よろしく頼む
84名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 22:59:03 ID:s9fyRFq1
許してくださいお願いします。
悪いのは情熱ですよ?
85名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 00:10:42 ID:SowRsiXN
もう情熱とか気にする必要も無くなる
良かったね
86名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 00:42:33 ID:FlHvbGO4
この山田スレなら「正確にいつからの被害」と書けるんだが…キャラサロン板とか覗いてる人いないか?
IPとか、プロバイダから規制してもらうにはまず、アクセス規制情報板に頼むことからはじめるのかな
87名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 06:41:16 ID:Kyyc4Iu4
そもそもこの馬鹿が情熱情熱騒いで荒らしている理由が◆EqHQZWqzBに対する私怨と「ムシャクシャしてやった」らしいからな。
情熱アンチスレとやらでもキチガイだと叩かれまくってつまはじきにされていたし、この馬鹿の味方は自演と自演臭い書き込みがほとんどだった。

スレを荒らして他人を不快にさせることで人にかまってもらおうとするとかどこの小学生かと。
どうして2chから消えるという選択肢がないのか理解できん。
88名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 17:03:14 ID:RWLtm2Lx
小学生でももう少し人の話は聞くだろ

小学生にも劣る
89名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 01:18:22 ID:E8lkmdXS
二次創作系ばかりでエロ書いて、ここで見てもらおうと思ったら
一次が全く思いつかない
見てもらう以前の問題だな俺
90名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 01:49:59 ID:ExMUTE3d
まあ、根本的に二次と一次では表現が変わるからね…
二次創作だと設定は読み手側が情報を知ってることが前提になってくるし。

ただ、キャラクターってのが何なのかを把握してしまえば、一次でも二次の応用はできるようになるよ。
キャラってのは二次創作的な意味の「キャラ」じゃなくて「性格」とか「設定」とか全部ひっくるめて、の話。

ちょこっと語ってみようか。

そいつが何者なのかの設定について語るのを
「○×△子、身長148センチ、Aカップ、スリーサイズは上から〜〜」ってやられたって、普通にピンとこない。
(猫の目な3姉妹怪盗の公式小説版で、こういう表現方法が使用されている。
 有名キャラなのに3人ともこんな感じの表現。誰が誰だか十分混乱できるぞ)

キャラを立たせるってのは設定を羅列するってことじゃないんだ。
例えば「神」って設定を取り合えず登場人物に付けてみようか。
それが女神だとしても神と評される人物だとしても、「神」であるなら「魔王」とか「悪魔」とかの対比キャラが想定される。
そう考えると、「神」と「悪魔」とか、同時にどんなキャラだろうって肉付け出来るよな。

そしたら 「全知全能の神」 から 「全知全能の神、ただし悪魔に弱い」 「誰にも勝てない悪魔、ただし神にだけは強い」……
まあ、これは今適当に並べただけだが、これにさらに性別つけたら、もうエロを作リはじめるには十分な設定になると思うぜ。
91名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 16:46:01 ID:NujLOQjJ
>>89
このスレは二次創作禁止なんですか?
92名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 17:07:26 ID:CpJXUlO7
いんや、どっちでもいけるよ
93名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 17:14:28 ID:ExMUTE3d
>>1 だな。
投下時の注意書きもあるので、それに従って投下したら目を通す人が出てくる。
二次だったら作品名は必須だろう。
あと二次でも、ちょっとググっただけでは出てこない裏設定みたいな、特殊な設定がある場合には
簡単でもいいからそれについての説明があったほうが良いと思う。
94名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 17:35:31 ID:NujLOQjJ
>>93
はあ、なるほど。
要するに、禁止じゃないけど基本的に歓迎はしない、レスは期待するなってことですね?
有難うございました。
95名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 18:26:03 ID:9T0xU2Uz
多分どう見ても禁止じゃない件
そう思ったならそれでいいだろうけど
96名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 18:42:17 ID:39f6PubR
叩かれる時点で何かが不足していて、
二次創作は一次と違って説明不足でもオリジナルへの共有知識で補われる
「元を知らない読者」がいて当然のスレだから、元スレより厳しいのは確実
でも二次創作部分以外の作品の技巧や性描写などは指摘して貰えると思う

だから二次創作の上記部分をクリアしているか無視していいなら、
二次創作そのままでもいいのでは?
(前置きで軽く説明を入れてくれた方が個人的にはありがたい)
あえて二次創作の設定任せを脱したいなら一次に挑戦するのもいいと思う
97名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 18:43:38 ID:6AF+2yn9
>>94
うーむ、そういうわけではないんだが
二次創作とかだと原作の裏設定とかもあるからな
メジャーな作品だとみんな知ってるかもしれないけど、マイナーな作品だと知らない場合の方が多いからなあ
少し判断がしづらくなるんだ

まあ、気にせず投下してくれればいいよ
9889:2010/09/07(火) 20:16:37 ID:JLFKNegn
二次創作のエロとか、そういう問題ではなくてですね
ここでオリジナルを書こうとして
女の子キャラを、自分は無から創造して書くことが出来ない事に気づいてしまったんですよ

キャラクターとかシチュエーションとか世界観とかを、一から作る事が出来ない
そんな初歩的な事が出来ないから、見てもらう以前の問題だと
ややこしいことを書いてすいません
99名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 20:45:35 ID:MsnFOY3h
>>89
最初は「もしもボックス」の世界でいいと思いますよ?
TRPGとかしていると「絶滅したエルフの生き残りでダークエルフのハーフで
オッドアイで幼少期のトラウマ持ちで剣士として超一流でしかも魔法の才もあり
人目を引く美形で皮肉屋で〜以下略」なんて設定フルコースの人もいますが、
最初は「隣りに住んでる幼なじみの美少女」くらいで始めていい気がします

際だった設定がないと描けないなら自分の理想でがっしり固めていいですし、
ありふれた子を魅力的に書くのも楽しいですし、
気負わず愛情をそのまま形にすればいい…というのは書ける側の理屈かもしれません
でも、折角書こうという気があるのならば、手に届く範囲から始めるのもいいかなぁと
あとは「設定募集」みたいな方法も自分が見つかるまではいいかもしれません
頑張って
100名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 00:54:54 ID:YSwcr0g2
自分にとって 理想的・都合の良い女+反吐が出るほど嫌いな女÷2

性格・体型・+αで特徴を個々に箇条書きして
足したり引いたり掛け合わせれば
割とイメージし易いのでは?
最初は両極端の方が分かり易いかと。
母ちゃんと婆ちゃんとかでも良いかも。
101名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 18:43:59 ID:mBIOs4kG
保守
102名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 23:31:31 ID:824VWBd0
保守するの?じゃああげてみよう
103名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 16:14:10 ID:isWR1nFt
自分の大嫌いなシチュエーションのSSを平気で書くオナニー野郎について
どうすればSSを書くのをやめてもらえるんでしょうか?
104名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 16:40:55 ID:Ulfbf/1J
スレ違い
自治スレでどうぞ
105名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 16:54:49 ID:isWR1nFt
できればここに来てもらってフルボッコにしてほしいのですが…
106名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 17:17:11 ID:vez9N0rd
いつものやつとみた。
スルーで。
107名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 17:55:34 ID:isWR1nFt
何か根拠でも?
僕が誰のことを言っているかご存知ということは……情熱乙w
108名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 18:12:09 ID:qp9j35ZJ
やるならどんどんやってくれ。
個人への誹謗中傷を繰り返すってのは、十分な通報要件になるはずだから。
109名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 18:31:42 ID:isWR1nFt
僕はアンチ情熱…つまり正義
正義が悪を叩いて何が悪いっていうんだろうか?
ボコボコにされて悔しいのはわかるけどさっさと消え失せろ情熱w
110名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 18:43:58 ID:qp9j35ZJ
これでいつもの人だと特定できたね。
こないだ持ってきてくれた規制方法はプロバイダ通報の手順だから、すぐには適用できないけど…

謝罪めいた発言後も繰り返す常習性と悪質性もそろそろ証明できたと思うんだ。
111名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 19:55:56 ID:bu3jMw+n
次回からスレタイ変えたらどうかな。
エロパロ評価スレなんかにするとまた湧いて出そうだから、
技術向上のため批評を求めるスレとかにして。
112名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 20:14:18 ID:qp9j35ZJ
今回は容量制限だったしね…
今度容量近くなったら、ちょっと気をつけておこうか。
113名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 17:08:38 ID:ilvGB/D2
新たな田中さんマダー?
114名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 15:24:40 ID:+BOPf8is
よし、じゃあぼこぼこに叩かれたのを投下してみる。お茶菓子にどうぞ。
一番叩かれたのは投下時の態度なんだが、次に叩かれたのは「エロくない」「おもしろくない」だった。

二次創作(元のジャンルは育成ゲーになるのか?作中用語はフェイク済)
ちっちゃい肉体派熱血系先生と女生徒・本番ナシ(大リーグボール養成ギプス的な形状の訓練効果上昇アイテムがある)
本文3レス程度
1151/3:2010/09/23(木) 15:25:16 ID:+BOPf8is
文化祭が終わった。
校内は昼間の喧騒など嘘のように静かで、各クラスの窓から差し込む夕焼けが、廊下からでも目に眩しい。
――試合は、どうなっただろうか?
無理矢理文化祭につれてきた後輩たちのことを考えながら教室に入った俺が見たのは、机に教科書を広げている女生徒の姿だった。
彼女は――入学式の日、俺を同級生だと思い込んで声をかけてきた生徒だ。
由来は知らないが、中の良い女生徒には小動物と呼ばれているらしい。

……ああ、いけない。俺はもう『先生』なんだ。
試合の結果よりも大切なのは、これから未来に羽ばたく生徒たちの指導じゃないか――

「お?どうした、次は赤点を取らないための補習か?感心だ!」

さっきまで頭をかすめていた学生気分を振り払うように、教師としての立場で彼女に声をかけた。
彼女は慌てて教科書を身体で隠そうとする。
だが、少し遅い。
彼女は恥ずかしそうに頬を染めながら、こっちを見返してくる。
――なるほど、こういう仕草が小動物と呼ばれるゆえんなのかもしれない。

「せ、先生こそ……!何か忘れ物ですか?」
「ああ、ちょっとな」

出席簿を忘れるなんて我ながらどうかしている。
あまり遅くなるなよ、と声をかけながら教卓を探ろうとして、血の気が引いた。

――ない。

慌てて教室の中を探そうとして、彼女がじっとこっちを見ているのに気がついた。
俺は『先生』だ。先生が生徒の前でこんなに慌てふためいて、どうする。
咳払いをひとつして、気づかれないように深く呼吸をする。

「どうした?」
「いえ、……大貫先生?」
「ん?質問か?」

席を立ち、近づいてくる彼女に対し、なんでもない風を装う。
一歩、二歩、ゆっくりと近づいてくる様に戸惑いを覚える。
また一歩。距離が、近づく。
これは――困る。適切な距離を取る為の機会を逸してしまう。
ほら、また近づいて――近すぎる。
それに、彼女が手にしている、あれは――

「大貫先生、これを探しているんでしょう?」
「……!」
「先生と話がしたくって、隠してたんです。……ごめんなさい」

ふわり、と両腕が俺の肩を越える。
一瞬だったがしっかりと見えた、彼女の手にしているのは、見つからなかった出席簿だ。
いや、その前にこの事態はどういうことだ。
予想だにしなかった行動に、咄嗟に彼女を突き飛ばしそうになり、自制する。
彼女は文化祭の準備を一度も休まなかった生徒だ。成功した喜びを分け合おうとしているだけかもしれないじゃないか!

「どうした?」

さっきと全く同じ言葉を口にしたが、声は裏返りそうになるのを抑えるので精一杯だ。
くそ、これしきのことで動揺してどうする。俺は『先生』なんだから――!
1162/3:2010/09/23(木) 15:27:05 ID:+BOPf8is

「好きです」

彼女はあっさりとそう告げると、噛み付くような勢いで俺の唇を奪いにきた。
待て待て待て!普通逆だろう!!いやそうじゃなくてだ!
振り払おうと腕を捕まえたつもりで伸ばした手が、彼女の腰を掴んでしまう。
ぴくりと細い体が揺れ、その手を許容と思ったのか――彼女の舌が口内に滑り込んでくる。

「ん、ん……」

ぴちゃ、ぴちゅ。
ぎこちない、つたない動きで口内を這い回る舌が、小さく濡れた音を立てる。
その音を聞いたときには、俺は、どうしたことか目を閉じてその動きを受け入れていた。
腰を掴んだ手に思わず力を込めると、また小さく震える。
その動きにたまらなくなって、手近な机に彼女の、俺より少し小柄な体を押し倒す。
まったく無意識だった。
この甘いものを全て貪りたいという男の根源に突き動かされて、ブラウスの裾をスカートから引き抜く。
ボタンを外すのももどかしくまだ成長の余地がありそうな大きさの膨らみに手を伸ばし鷲掴んだ。
その感触は女の子らしく柔らかみを帯びて温か――く、ない!?

ぎょっとして思わず手を離し身を起こす。
離れた拍子に彼女は出席簿を取り落としたらしく、背後でばさばさと音がした。
『先生』らしくない行動を謝るべきか、それとも硬く冷たい感触の原因を追究するべきか。
教師と生徒として距離を置くなら、前者を選ぶべきだったのに。

「いったい、今のは……?」

俺は、後者を選択してしまった。

校内は昼間の喧騒など嘘のように静かだ。窓から差し込む夕焼けが、今もまだ目に眩しい。
大分長い時間が経っていたような気がしたが、そうでもなかったのかもしれない。
彼女は夕日に照らされながら、恥らうように笑い――まだ頬が赤いのは、夕日のせいなのか、それとも、さっきのキスの。

「大貫先生、お願いがあるんです」
「ちょっと待ってくれ、先生は、先生だから、生徒と付き合うような――」
「そうじゃなくて」

急なことに慌てた俺の言葉をさえぎって、彼女は制服のボタンに手をかけた。
目が逸らせなくなってしまう前に、背を向け、俺は声を張り上げた。

「いかーん! 先生の恋人は教育だ!」

その声を聞いてくれなかったものか、背中から彼女は抱きついてきた。
引き剥がそうとその細腕に手をかけようとしたところで、ソレに気がつく。
1173/3:2010/09/23(木) 15:28:10 ID:+BOPf8is

「なんだ、それは……?」

ぎち、ぎちと柔肌を締め付ける金具。
腕、二の腕に付けられた金具にはバネが付いていて――何だ、これは。
それらが冗談のような硬さで白い肌に食い込む様は、はっきりといえば、痛々しい。

「先生? ……私を、見てください」

離れた腕に促されるまま、しかし恐る恐る振り向く。
桃色の拘束具に包まれた姿が、そこにはあった。

「今日、知ったんです。この学園には……ミスコンなんですか?そういうのがあるって」

ああ、知ってる。だから、ソレは何だ。

「ミス学園の称号は、3年の女子の中から、文武両道、人望、恋、すべてを兼ね備える完璧な女の子に贈られるそうです」

ああ、それも知ってる。だからソレは何なんだ。

「私、ミス学園を目指します。テストだって……1位取って見せます。
 誰もが認めるくらいのイイ女になって、先生の恋人の座を、教育から、奪っちゃいます」

ぎち、と軋んだ音を鳴らしながら、笑顔で彼女はファイトポーズを作ってみせる。
額に浮かんだ汗、腕だけでなく体をも締め付けている硬質素材。
動きがぎこちなくて、見ているこっちが申し訳なくなって――ふいに、学生時代、先輩に押し付けられたAVを思い出した。
縛って動けなくした女優を大人のオモチャで苛めて、最後には自分から懇願させるとかいう内容だったか――
『お願い!お願いだから、入れて、イかせてぇ!』
ぼろぼろと泣きながら懇願する女優の表情が、唐突に目の前の彼女に重なる。
慌てて頭の中から追い払い、さっきからずっと気になっていたことを口にした。

「……目標を持つのは、いいことだ。 だが、それは何なんだ?」
「これですか?……ふふっ。内緒です。
 ミス学園になって、先生にもう一度アタックして……恋人になれたら。その時には、お教えしますね?」

どう見てもスポコンな拘束具をまた軋ませて、彼女は笑う。
俺は、曖昧に頷くことしかできなかった。
もしやこれが、噂に聞く『乙女の秘密』という奴だろうか――?

その夜はあのAVを引っ張り出した。
その結果、学生時代のことを懐かしく思い出しながら、俺はもう先生だ――だが、男なんだと思い知らされることになったのだが……それは余談というやつだろう。



以上です。よろしくおねがいします
118名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 15:46:36 ID:YK5EHk7H
読んでみた。

全体的に、文章には特に問題ないように思う。
ただ、二次創作前提の書き方だなぁ、と。
読んでてあんまりキャラクターの姿が浮かんでこなかった。

いや、もちろん二次創作なんだからそれはそれで間違って無いわけで、
小説において挿絵になる部分の描写説明を省くという、神坂一的手法で
あるというのなら、それは問題になるような部分ではないかもしれない。
元ネタを知らないわけだから、面白さやミスコン養成ギプス(仮)についても
一先ずおいておくとして。

エロくないという感想があったのは、恐らくはギプスに包まれた
彼女の身体の描写が薄いからではないかな、と思った。
AVを連想するのが早過ぎるというか、その連想に至った彼女の
身体の様子を、もっとしっかりとみっちりとむっちりと描写すれば、
エロさは出てくるのではなかろうかと。
あとは、やっぱりエロ要素として、彼女の恥じらいとか、
締め付けられて感じちゃってるとか、そういうのを入れるという
手もあるんじゃないかな。それが元ネタ的にありえるかどうかは
わからずに言っているんで、無理なのかもしれないけど。

エロパロ的には、大好きな人に告白しながら、自分の拘束された姿
見られてるんだから、彼女をもっと発情させちゃっていいんじゃない?w
119名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 16:22:25 ID:3aPpCmEA
田中さん投下時は上げるってルールはなくなったのかな?
取りあえず上げておきますね。

で、ここから批評。原作未プレイですが、キャラと設定は知っているという前提で書きます。
出席簿がないくらいで「血の気が引く」と表現するほど慌てる意味は?
教員なんだから、生徒に見つめられたくらいでドギマギするのもおかしい。
この辺りで頭の中に疑問が残ったままいきなりキス展開が入り込んでくるので、わけが分からなくなります。
女性向け作品なので、もう少し前段の理由づけを丁寧に描写する必要があると思います。
偶発的エロなのか、実は恋愛モノ的なエロなのか、はっきりしない気持ち悪さがあります。

エロ描写については、上の人が書いておられるとおり、外見描写が圧倒的に足りません。
外見描写、もしくは触感の描写など、もう少しダイレクトにくるものを入れた方がらしくなります。
もちろん心理描写をこってり書いて、それでエロスを表現する方法もありますが、
このややギャグっぽいネタで書くのであれば前者が相性良さそう。

個人的にはギプス着用プレイに特化して書いたら、いい感じのフェチものに変身するんじゃないかと思いましたが
そうするには変態成分が足りなかった。
スレの環境を考えると分からなくもないけど、内容はもっとはっちゃけていいと思う。
120名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 22:03:58 ID:JUnDvurP
>>117
エロだけで言うのならば、裸を締め付けるギブスだけで満足してしまったのが物足りないかと。
原作がわからないのでスレの雰囲気は掴めないですが
言うならば男のちんこに向けて書かれていないという感じでしょうか。
121名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 23:21:13 ID:YGWNJ1KR
>>117
実はギプスを下に着けてました、っていう出オチの作品に見える。
ギプスの締め付け感などのエロ描写にもっと力を割いた方がいいかも。
122114:2010/09/23(木) 23:54:02 ID:+BOPf8is
なるほど……ありがとうございます。
実際、育成要素強くて主人公の名前も外見もはっきりしないのは書くとき物凄い悩みました。
ばっさり切り落としたのですが……先生のほうの外見描写が抜けてたのは自分の手落ちですね。
出席簿は、確かに動機付けとしては甘かったかもしれないです。
(現実の)先生がよく持ってる、個人の生活態度などを記した手帳にするべきだったかもしれません。
学生気分を思い出してついドギマギ、というつもりでしたが、我ながら描写が足らなすぎますね……。
まだまだ練習が足りません。頑張ろう。

女性向けゲームが元なので、男性の読み手はまったく意識していませんでした。
たしかに、直接的なエロスは欠けすぎだったかも……。
女性向けだからと不要とはせず、抜くべきところと入れるべきところとの妥協点を探してみます。

はじらいや、フェチズムの甘さ、エロさ。
今後そういったポイントをもうちょっと見直してみようと思います。

指摘いただき、ありがとうございました。
123名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 13:53:25 ID:18uXSU2h
>>114
女性向けゲームが元だからそうなるとは限らないけど、女性ですか? 私は女性なのですが…

叩かれた投下時の態度を実際に見てないので分からないけど、
今回の『お茶菓子にどうぞ。』とか、よそでよく見る『これだけでは何なので、』
とかは女性の多い板で書かれることが多いので
女がレスすると噛み付くタイプの荒らしがいるスレにそういった文言を
書いちゃうと理不尽に叩かれることがあったりするので注意したほうがいいかもしれない
ぜんぜん違うことで叩かれたのかもしれないけど、こういうこともあるよってことで。
124名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 16:07:10 ID:CAuOYJQH
>>123
ごめん、横レス禁止スレなんだがこれだけ言わせて。
『お茶菓子』『お茶会』はこのスレの場合、用語なんだ。
>>1参照)
125名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 21:53:07 ID:cps06zV9
お茶会?
126名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 23:50:29 ID:FaM+96E3
だから>>1を読みなさいってw
127名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 00:01:39 ID:P3+qcMkA
要するに常連同士がオチャドゾーなんて書き込みをし合い、馴れ合うのが目的のスレってことだな。
128名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 00:20:05 ID:/a6aw/3X
>>125
>>1
「評論会の振りしたお茶会と致しましょう」
「評論会の振りしたお茶会と致しましょう」
「評論会の振りしたお茶会と致しましょう」

wwwwww腐センスだなw
129名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 00:23:46 ID:JnLF9VUu
叩かれたーと泣きついてナデナデしてくれる馴れ合いお茶会なんぞより、
何で悪いかを容赦なく突っ込んでくれる方が何百倍も有意義だと思うけどね
130名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 00:45:07 ID:iDVBRTXR
お茶会なのは山田側であって田中側ではないのだが、荒らしが住み着いて随分になるし、前からの住人が去ったんだろうねぇ…
殺伐とするのは簡単なことなんだが。

あと、田中投下時にageるなんてのもないよ。
投下後に山田が少ないと感じた人が自主的にageていただけなので。
スレの性質上、みだりにageはしない方が良いだろう。
131名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 01:27:15 ID:i4C7KENg
>>129
1をよく読みなされ。

> ※山田さん(いろいろ言う側)も田中くん(文章を書く人)もマジレス推奨。

つまり「なんで悪いかを容赦なく突っ込む」のはまったくもって問題なし。
ナデナデする義務なんてないよ。

ただし大原則として、

> やるなら、批評に対する横レスを禁止にしたほうがいいような気がする
> じゃないと、荒れてgdgdになるから
> 批評を受け止めるか、流すかは作者にまかせる

批評者同士が「お前の批評はあーだこーだ」言い出すと果てしなく脱線していく(その結果
議論がgdgdになる)ので、他人の批評に横レスはやめれ、ってこと。
必ず自分の言葉で「自分はこれこれなのでこう思う」って書こう。
132名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 01:32:24 ID:40Vf0flm
>>131
お前がよく129を読めよw
133名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 10:23:36 ID:IrWDEM3r
よーわからんが、ちゃんと真摯にマジレスしとけばOKって事だよな。
134名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 16:27:45 ID:1Qx1jZod
1スレの時に田中でも山田でもない人がなんかできることないかなって
始めたのがお茶出しでそれが習慣として残ってただけだからあんま噛みつかないであげて
批評ばかりで殺伐としやすそうなこのスレの雰囲気を
少しは和ませたいって思ってただけなんだと思うから
135名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 07:38:37 ID:lophx+xz
>>117
原作は知らないが、普通に完成されている文章で、細部をいじくりまわしたら全体の
バランスが崩れそうな感じなので指摘はしにくい。

敢えて言えば、「その」を使っている部分を、他の表現で置き換えれば、より表現が
豊かになるかもしれない。
136名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:16:44 ID:NFscps70
2ヶ月くらい前に投下してスルーされたSSをここに投下します
評価をお願いします
137名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:17:06 ID:NFscps70
「これよりこの馬鹿をお仕置きします」
 智美が俺のペニスを強く掴んで言った。
「じゃあ私はお尻の穴を舐めますね」
 そういって由紀ちゃんが俺の後ろに回りこむ。
「じゃあ私はキス、するね」
 明日香が俺の唇に舌を這わせる。
「あの、ちょっと」
 俺の言葉を全く無視をして3人は一斉に攻め始めた
「むぅちゅぅ、むぅん」
 明日香が俺の唇をまるで掃除機のように吸いあげてくる。
「んっ、んっ、んっ、」
 智美は智美で俺のペニスを口に頬張り手でしごいてきた。
「はぁ、あはぁ、ははぁ……」
 由紀ちゃんが俺のアナルを唾液でベタベタにしていく。
 俺は身動きを取れないままこの快楽に身体を預けた。
 ビチャビチャと唾液が首筋に、陰毛に、お尻の割れ目に絡んでいく。
「ぷはぁ」
 智美が口を離すと唾液の糸が引いていた。
「ふぅ、先輩のお尻の穴、ヒクヒクしてますよ」
 由紀ちゃんが口を離すの俺はすこしもったいないと感じた。
「はぁ、小波君の唾液って美味しい…」
 明日香が自分の唇を舐める。
「さて、そろそろ本番と行きましょうか?」
 そう言って3人は四つんばいになる。 だが俺だって一方的に攻められてお終いというわけにはいかない。
 俺だって3人の味を楽しみたい。
 そう思うと早速、由紀ちゃんの割れ目に口を近づける。
「あっ、先輩」
 ペニスを入れられると思ったのに舐めるなんて、と思っているらしくちょっと切ない表情をした。
 そんな由紀ちゃんの意思を無視して由紀ちゃんの味を確かめる。
「あっ」
 軽い苦味がした全体に広がる、だが嫌な苦味じゃない。もっと味わいたいくらいだ。
 俺は彼女がもっともっと由紀ちゃんの事を知りたくなった。
 何度も由紀ちゃんの花びらを舐める。
「ひぃ! せ、せん! ぱぁぁ!」
 舌を動かし奥へと進もうとするがピッタリと挟まれた門はそれ以上の進入を許さない。
 だが門はいやらしい汁の流出を止める事は出来ず、なめるたびに粘着性の液が飛び出してきた。
 もっと味わおうとした時だった。
「小波君、私にも……」
 後ろから明日香が俺に懇願してきた。二人の関係はもう恋人と言う対等な関係ではなくなってしまった。
 今の二人の関係は、完全に主人と奴隷になってしまった。
「分かった、じゃあ明日香は仰向けで」
 俺がそう言うと明日香は仰向けに寝転がり足を思いっきり開いた。
「それじゃ、早速」
 明日香の割れ目に舌を這わす。由紀ちゃんとは違いさらさらしていた。
「くぅん!」
 俺が舌を動かすと明日香は甘い声で鳴いた。お腹には手術をした後があり彼女が難病から復活した事を示している。
 今度は攻めてみよう。
 そう思い立った俺は明日香のクリトリスへと舌を持っていく。
 コリコリとした感触が舌から伝わってくる。
「だ、だぁめぇぇ!」
 明日香は俺の頭を剥がそうとしてくるが力では俺のほうに分がある。
 明日香の手を無理矢理押さえつけると徹底的にクリトリスを嬲った。
「ひぃぃぁぁぁぁぁ!」
 まるで獣のような声をあげる明日香。叫び声をあげるたびにいやらしい汁がどんどん出てきた。
「小波君、そろそろ…ね?」
 今度は智美が俺に耳打ちをしてきた。
138名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:17:26 ID:NFscps70
 智美はすでに準備万端らしく俺が触れるまでも無くたっぷりと濡れていた。
 俺のペニスは完全に硬くなっており所々に血管が浮き出ていた。
「それじゃ、いくよ」
 そう言って智美の中へと入っていく。
「くぅ!」
 智美は処女ではなかったがかなりの名器だった。
 俺のペニスをいやらしい汁と暖かな肉が締め上げてくる。
 もっと楽しもうと腰を振り始める俺。
「あぅ! あっ! だめ!」
 腰を振るたびに智美の汁が俺のペニス絡み、きつく締め上げてくる。
「小波君、私にもちょうだい」
「先輩、指で良いから入れてください」
 喘ぐ智美に感化されて明日香と由紀ちゃんが股を開いて俺を誘惑する。
 俺が二人の秘所に指を突っ込んだ。
「ひぃん!」
「くぅん!」
 指先から二人の肉の感触が伝わってくる。
 明日香は柔らかく俺の指を包み込み、由紀ちゃんは俺の指をがっちりと掴んで離さない。
 俺は腰の動きと連動して指を、手を動かし始める。
「きひぃ!」
「あはぁ!」
「んひぃ!」
 動くたびにいやらしい汁が手を、陰毛を、ベットを濡らしていく。
 腰を振ればぐちゃぐちゃという水音とパァン!といった心地良い打撃音が。
 指を動かせばくちゅくちゅといった粘液の音とコリコリとした感触が伝わってくる。
 そして3人の牝の喘ぎ声が部屋全体に広まっていた。
 もはや我慢の限界は必要ない。
 そう思った俺は腰と手の動きをだんだん早くしてきた。
「ひぃぃ!」
「きぃぃ!」
「あぁぁ!」
 俺のペニスが智美の子宮をつく。
 俺の指が明日香の、由紀ちゃんのGスポットに触れる。
 その度に3人は獣のような声をあげさらに貪欲に俺を求めてくる。
 俺もそれに応え、乱暴に、丁寧に、そして貪欲に腰を、手を振った。
「ぐぅぅぅぉぉぉぉぉ!」
 俺の頭から理性が追い出された。
 それと同時に改心の突きを3人に叩き込む。
「ぐぅ!」
「ぎぃ!」
「がぁ!」
 そして智美の子宮に白い子種を撒き散らすと同時に智美、明日香、由紀ちゃんの三人から大量の汁が噴出した。
 汁が俺の股間や手を汚していく。汁は腕を、そして足を伝いベットにしみを作っていた。
 俺は智美からペニスを引き抜く。すると智美の秘所から精液がドロッとこぼれ落ちた。
 一方のペニスのほうはまだ足りないらしくその硬さを保っていた。
 俺は三人をちらりと見る。明日香も智美も由紀ちゃんも肩で息をしている。
 ここで休憩を挟むべきなのだろうが俺はこんな事を言ってしまう。
「綺麗にしてくれないか? もちろん一番美味い子にはご褒美をあげるよ」
 この言葉を聞いた三人はおれのペニスに口を近づけてきた。
 明日香は先端を、智美はカリ裏を、由紀ちゃんは玉袋をそれぞれ舐め始めた。
 どうやら全員相手をしてあげないと俺も、そして彼女達も満足しないようだ。

 終わり
139名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:17:49 ID:NFscps70
OMAKE

智美「はい、今年の年俸」
小波「悪いな、智美」
智美「気にしないでよ。それがあたしの仕事なんだから」
小波「ああ。 でもまさか智美が俺の交渉代理人をしてくれるなんてなぁ」
智美「何言ってるのよ、怪我したら由紀ちゃんが介護してくれるみたいだし、
   ご飯お掃除洗濯は明日香ちゃんがやってくれるみたいじゃない」
小波「……なんか、悪いな」
智美「別に良いんじゃないの、みんな、あんたが好きっていうみたいだし」
小波「智美は?」
智美「当たり前の事を聞かないでよ」
小波「でも言葉で聞きたいな、俺は」
智美「……大好きに決まってるじゃない」
小波「俺もだ!」
智美「もう、本当にバカなんだから」
140名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:39:41 ID:SLgjwOiV
またパワポケだよ……
141名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:43:23 ID:NFscps70
>>140
荒らしと一緒にしないでいただけますか?
142名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 18:48:47 ID:uL3TNDev
問答無用であぼーんした
143名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 18:56:22 ID:4xhK67MF
評論会の振りしたお茶会wwwなんだし、相手してやれよw
144名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 20:52:47 ID:/J0hZkn6
特に前半なんだけど、○○する、○○したの繰り返しで、すごく単調な感じがする。
連続してる動作を一回一回きっちり読点で区切る必要って、そこまで無いと思うのよ。
女の子三人が次々と男の子の物に群がってるような感じがしないで、
何か一人ひとりが別個にやってるように思えちゃう。流れが無いというか。
そこら辺工夫の余地があるんじゃないかなぁ。

あと、特に前半だけど、男の子の快楽の描写が薄いというか、ほとんど無いよね。
男の子だって、女の子にされたら色々感じるわけで、そういう所の
描写をしっかりした方がいいと思う。
描写に関しては、最初におあずけ食らった二人の様子もそうだし、一人ひとり
移行していく時にも、残りの二人に何か動きってあるよね? そういう所の描写が
足りていないかな、と。エロゲ的文章だと、そういうのって割愛され気味だけど、
アレは映像的な物とかがあるから許される物だと考えた方がいい、と個人的には思う。

まあ、全体的にまだまだ書き込んだ方がいいんじゃないかな。
小ネタ的な感じにしたいなら、複数人プレイという題材からチョイスし直した方が無難だと思う。
145名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 23:25:37 ID:7RFsEaYS
こいつの問題は他人のをコピペ投下したりすることなんだよね
毎回必ずageするのも謎
お茶会と茶会をひっくり返しに来るのは違うだろさ
146名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 04:05:05 ID:DRKGZnYJ
せっかく受けたアドバイスを真摯に受け止めないことや
叩かれたらすぐ責任転嫁することも問題点
147名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 04:13:01 ID:yoN6mnze
毎回この流れじゃん。もういいかげんスルーしようや
148名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 13:09:26 ID:F7eOjLBU
だな
知らないならまだしも
知っててやるような酔狂はしなくていいよもう
149名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 15:39:05 ID:iAwfn0sk
>>145-147
そういう反応こそ、「知らないならまだしも」じゃないかな。
荒らしからしたら思うつぼだろうに、本当にそういう風な
書き込みする事が有益だと思ってる?

マジレスだけして、それにああだこうだ言ってくるなら、
その段階から無視るようにすればいいんだよ。

でないと、「批評スレなのに無視してる」とか、荒らしが
グダグダ言う大義名分を与えるようなもんだし。

これが、そもそも>>145-147や、>>140,142のような
詰まらない反応無しに、完膚なきまでにスルーできるなら
話は別だけど、まあ、反応しちゃう人は大概いるからね・・・。
150名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 15:39:52 ID:iAwfn0sk
>>145-147の安価は>>145-146の間違いでした。すいません。
151名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 00:24:02 ID:JWC+bxCx
保守
お客さん少ないな
まあ少ないことは良いことか
152名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 02:23:23 ID:IlXjIFjL
金玉をだしながらでタップダンスする王子は国民の心配の種になっていた。
タイトル・金玉の王子
キンタデスカ王国・王の間
朝議会を開いていた国王と配下達は登壇したフェラ王子に挨拶をしようと思っていた。
だが、国王と配下の予想もない出来事が起こった。王子が全裸なのだ。
「おはよう父上」
純真なあまりの元気の良い挨拶に国王と配下達は驚いた。
だが、国王が許すはずがない。
「無礼者!だれが全裸で来いと言った」
国王は顔を赤らめながら強い指摘をした。
同じくほかの配下たちもご乱心かと耳話をする。
王子は負けてはない、正論を言った。
王子「哺乳類が裸になって悪いのですか!わが王国の民も先祖の裸を見て
この王国を作ったのですよ、裸になって何が悪いのですか?!」
あまりのこの直言に配下達は驚くばっかりだが国王は冷静だった。
「確かにお前の言う事は正しい、じゃが朕達は国民の長として間違いを国民達に教えてはならぬのだ」
配下達も納得していた。だが、これで王子が食い下がるわけではない。
「では、ご先祖は暗愚な君主だといいたいのですね」
王子フェラのこの言葉に国王は怒りのあまり指先を兵士に向けた。
「話にならん!牢にぶち込め!」
153名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 02:23:52 ID:IlXjIFjL
兵達に両肩をつかまれながらも尚発言していた。
王子(ご先祖の意思を全うせぬ父上はいずれ先祖達の呪いにかけられるでしょう」
この発言の後フェラ王子は牢に収監された―
牢屋
牢屋の兵達は王子の件について話していた。
「おい昨日の話し聞いたかよ、昨日、王子がすっぽっぽんなったんだと」
顔抑えながらもう一人の兵は反論する。
「お気の毒に・・・王妃様が亡くなれてからおかしくなった様だ」
兵達は全裸の王子を尻目に牢屋を去った。
その話を聞いた王子は大きいな声で兵達を納得させようとする。
「違う!俺は病気なんじゃない、人間のあるべき姿を表現しただけだ!」
すると隣の牢人が話しかけてきた。
「あんた、寒くないのか?」
王子は微笑しながら強気を吐く。
「お前は俺の姿を見て偉大さを感じないのか?」
隣の老人は思いっきり笑う
「はっはっはっはっは」
その笑い声に王子は怒った。
「何がおかしい!」
老人はぴったと笑い声をとめた。
154名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 02:24:21 ID:IlXjIFjL
「こっからじゃ、お前さんが見えねえよ」
王子のいた牢は特別な独牢であった。
「おいお前なんて名だ!?」
老人は優しく語り掛ける。
「そうだな、忘れちまった」
とぼけた老人だと思った王子もさすがに反論した。
「とぼけるな!人は必ず名前を持っているはずだ」
老人はそれでも優しく語り掛ける。
「わしは昔、名前を持っていた。じゃが今は覚えては折らんのじゃ」
その老人の語り口に一瞬興味を抱いた王子フェラ。
「じっちゃんって呼んでもいいか?」
この子供口調に何か老人は同じく親しみを感じたらしい。
「いいともさ。」
この老人お言葉に王子は少し涙が出た。
「ううっ・・・」
王子は老人に聞こえるぐらいの小さな涙声を上げた
「わしに何か話してくれるんじゃないのか?あなたさまは」
少し皮肉めいた老人の言葉に王子は涙ながらに子供口調に戻った。
「おっ、俺はあなた様なんて名前じゃない、ちゃんとした名前があるんだ!」
老人は少し驚くもまたもや皮肉めいた言葉を言った。
155名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 02:24:44 ID:IlXjIFjL
「早く名前を言わなければかぜをひいてしまうぞ」
王子は急におとなしくなって自分の名前を言った。
「・・・・・・フェラ・・・・・・」
王子は笑われると思ったが老人は普通にしゃべる。
「いい名前じゃな。」
王子は全裸なのに老人のこの発言に慌てた。
「そんな大きな声で俺の名前言わないでよ!」
老人は驚き笑いしている。
「しっかり自分の名前があると言う事はいいではないかな?」
王子はこの老人を怪しいと思った。
「おい、惚けるなよ!」
老人は王子の意図をまったく理解できなかった。
「ではフェラと言うのにはなにかいみがあるのかのう?」
王子は老人を無視する事を決めた。
ここまでの事ー
王子は自分の名前にコンプレックスを抱いている、その意味を知っているからだ。
老人はフェラと言う名前をいい名だと思っている。その意味を知らない
156名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 02:59:00 ID:EAU47zJy
>>1に従って投下してください。
注意書きを読めないというのは「ローカルルールに従えない」という意味であり、文章がどうこうという話以前の問題です。
また、荒れやすい傾向もあるスレッドですので、sageのほうが好まれます。
157398 ◆mK4JR6o3g7pu :2010/10/26(火) 12:19:40 ID:H8VsQzlw
[子犬に向けられる狂気]

それは雨の降る日のことであった。
少年野球が休みだったので、小波は大急ぎで自宅に帰った。
「ああ〜こんなことなら傘持ってくるべきだった〜〜〜っ!」と小波はそう呟きながら走っていた。
するといつもの空き地を通りかかる。小波はチラッと空き地を見ると、そこには小さな人影がうずくまっていた。
「なんだろう・・・・?」小波は、雨が降りしきるなか空き地にいた人影に近づいてみる。
人影の正体は小波と同じガンバーズのチームメイトであり、小波の1年先輩であるわん子であった。
「わん子ちゃん?どうしたの?」小波はわん子に尋ねる。
「うぅ・・・・寒いワン・・・」
わん子はこの冷たい雨でガンバーズのユニフォームを雨で濡らしており、わん子身体も冷え切っていた。
濡れたユニフォームからわん子の肌が透けて見え、小波の目を引く。しかし、弱っているわん子を見て小波は
「わん子ちゃん、今日の練習はないみたいだから早く帰ろう!」とわん子に言う。
「わん子、家に帰れないワン・・・・」わん子はブルブル震えながら言う。
小波はわん子にそう言われたのだが、困っている仲間を放ってはおけないと思った。
「とりあえず、俺の家で雨がやむまでゆっくりしようか。」
「いいのかワン・・・・?」ワン子は申しわけなさそうに言う。
「まあ、ユニフォームも俺の家で乾かしてあげるから来なよ。」
「わかったワン」わん子は小波の家に行くことにした。
そしてわん子と小波は雨の中をひたすら急いで帰る。
小波は全速力で走っているが、どうしてもわん子に追いけない。なのでわん子の後ろを必死で追いかけながら道案内を
し、小波の自宅へと向かった。
「ここが俺の自宅だ。」
「おじゃまするワン」
ワン子と小波は家の中に入る。
「ただいま〜。」
小波は自宅に上がりこんだ・・・・
自宅の居間で小波の父・・・・ボール親父が寝ていた。
「親父は寝てるし・・・・どうしようか・・・とりあえず自分が入ることだし、風呂の準備して服を洗濯機に入れようか。」
しかし、ここで小波は気づく。
「わん子ちゃんのユニフォームも洗濯しなくちゃいけないかな・・・・だけど女の子の服をそんな・・・・」
小波は戸惑った。女の子に「服、一緒に洗濯してあげようか?」などと言えるわけがない。
しかし、わん子が小波の家でどうして過ごせばいいかわからず立ち尽くしているので、小波は、唐突に言った。
「わん子ちゃん、風呂沸いたから・・・・先に入って温まりなよ。」
小波はわん子に恐る恐る言ってみる。
「いいのかワン?」とわん子がいう。
「別に・・・・いいけど・・・じゃあ入ってる間にユニフォームを洗濯しとくから。」
「ありがとうワン!」わん子はうれしそうにいった。
158398 ◆mK4JR6o3g7pu :2010/10/26(火) 12:19:55 ID:H8VsQzlw
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
あれから30分ほどたった。
「わん子ちゃん上がるの遅いなぁ・・・・・・」
小波はわん子が上がらないのを知り、様子を見に行こうとする。
「いきなり入ったらわん子ちゃん・・・・・怒るだろうな・・・」
そして、風呂のドア越しに呼ぶ。
「わん子ちゃん、お風呂まだ―?」
「うぅ・・・」
様子がおかしい。様子がおかしいことに気付いた小波は、風呂のドアを開けるとそこにはのぼせ上ったわん子の姿
があった。
風呂に入る前に身体を洗って無いためか、風呂の中が汚れが充満していた。
小波はのぼせ上ったわん子を引き上げる・・・・・・小波はその時、一糸纏わぬ姿のわん子に触れた。
小波の脳裏で何かが迫ってくる感じがした。わん子の裸を見てか、わん子の身体を触ったからか、迫ると同時に小波の下腹部が
反応し始める。
持ちあげられたことによって意識を取り戻すわん子。小波の姿を見た瞬間、一瞬驚きを見せた。
「何をしているワン!」
「ご、ごめん!わん子ちゃんがなかなか上がらないから、様子見に来たらこの有様だし、風呂が汚れてるし!」
小波は必死で答える。
「せめて身体位洗ってから入ってよ!」
「あっ・・・・ごめんなさいワン・・・・・」と謝るわん子。
だがこの間にもわん子の裸を見ている小波は、わん子の裸に欲情してしまい、何者かに操られていたかのようだった。

159398 ◆mK4JR6o3g7pu :2010/10/26(火) 12:20:07 ID:H8VsQzlw
そして小波はワン子にこう言った。
「じゃあ、俺が身体洗って上げるよ。」と小波はストレートに言う。
「えっ・・・・・・!」
「洗うから」
小波の勢いのある言葉にわん子はその勢いに乗せられ「わかったワン・・・・・」と返事をした。
スポンジで、わん子の身体を洗い始める。わん子の軟肌を感じながら身体を洗う小波は、次第にわん子に対して
性欲を持て余してゆく。
(ああ・・・・・わん子ちゃんの胸・・・・・すごくやわらかい・・・・・・)
(ああ・・・・なんだろう・・・・すごくわん子ちゃんを・・・・愛sいや・・・ぐちゃぐちゃにしたい・・・)
そう思う度に小波のモノがパンパンに膨れ上がる。
「小波、もっと背中も洗うワン!」わん子そういった瞬間、小波を抑えていたブレーキが利かなくなった。
手に持っていたスポンジを離し、右手でわん子の胸を触り、左の手でわん子の大事な所を触る。
「なっ・・・小波やめるワン!・・・やめっ・・・離すワン!」ワン子が必死に抵抗する。
「わん子ちゃんがかわいいからいけないんだ!」そう言うと小波は大事な所に指を入れ、かき回す。
その度にわん子は喘ぎながら、必死に抵抗する。
「あっ・・・ああ・・・やめ・・・るワン」息絶え絶えのわん子をよそに、小波の性欲は更に勢いを増す。
泡だらけのわん子を風呂場に寝かせ、わん子の大事なところに小波のパンパンになったモノのあてがう。
「わん子ちゃん、保健の授業で習ったんだけど・・・・ここにこれを入れるとすごく・・・・いいらしいんだ」
「やっ・・・・それだけは・・・ダメだワン!」
「いやだ・・・もう俺はわん子ちゃんで気持ちよくなりたい。もうガマンできないから行くよ!」
そしてわん子の秘所を勢いよく貫いた。
「くっ・・・・わん子ちゃん・・・・きつくてすごくイイ・・・・」
「がああっ・・・・っひいぃ・・・痛い・・・・・痛いワン・・・」わん子が顔を歪めながら言う。
小波とわん子を繋いでいる所から血が流れる。わん子を苦痛を味わい、小波は抑えきれないほどの快感を味わう。
「どう?わん子ちゃん?気持ちいい?」
「そんな・・・・あっあっ・・・わけ・・・ないワン! はやくやめるワン!」
「わん子ちゃんも次第に良くなるって」
「ふざけるな・・・・・・・ワン!!」まだ抵抗するわん子。
ここで小波が思いつく。
(確かこの前、近くで見つけたエッチな本にあんなやり方があったなぁ・・・)
(試してみようか・・・・・・)
すると小波は、わん子を四つん這いにして後ろからパンパンと突きあげる。
「すごいよわん子ちゃん・・・・さっきよりきつくなってきた・・・・まるでわん子ちゃん・・・『犬』みたいだ」
「なっ・・・・犬じゃっ・・・・ふあっ・・・犬じゃないワン!!」
欲にかられ、禁句を連発する小波に、わん子は本気で怒り始める。
だが、最初は痛がっていたわん子にも快楽の波が押し寄せる。
「ああっ・・・ああ・・・・頭がおかしく・・・・なり・・そうだワン」
「いやらしいよ・・・わん子ちゃん・・・! ヌルヌルしてきたじゃないか!」
「メモリーは・・・いやらしくなんか・・・ないワン!」
だんだんと高まる熱・・・・小波の突くスピードを上げてゆく。
「くっ・・・・そろそろ出るけどいいよね?」小波が言う。
「やめるワン!そんなこと・・・・・」
「うっ・・・ああああぁぁぁぁ・・・・」
「くうぅ・・・ひあっ・・・・ああああああああああああっ」
ドピュゥゥゥゥゥゥーーーーー
これほどまでに無い勢いでわん子の中で飛び出る小波の精液。
二人とも力尽き、風呂場で重なるように倒れる。
「ひどいワン・・・・・ひどいワン・・・・小波・・・・」
わん子はひたすら小波を責めた。

160398 ◆mK4JR6o3g7pu :2010/10/26(火) 12:20:40 ID:H8VsQzlw
それからしばらくして、わん子との情事ののあとをきれいに片づけた。わん子のユニフォームもきれいに乾かしたが・・・・・
あれからわん子は小波に口を利かなくなった・・・・。
「ごめんね、わん子ちゃん!!」小波が謝る。
「・・・・・・・・・」わん子は小波を軽蔑した。
「わん子ちゃんがどの女の子よりも可愛かったから・・・・・・つい・・・・」
「・・・・・・・過ぎたことはしょうがないワン。今回のことは許してやるワン」
「ホント!?」
「ただし・・・・アタシは犬じゃないワン!」
「わかったよ。」
そうゆうと小波はわん子の唇を自分の口で塞いだ。
「んんっ!?」
小波はわん子の臭い口の中を自分の舌でなめまわした。
「なっ・・・・・なにをするワン!」
「本当に俺はわん子ちゃんのことが好きなんだ・・・・」
「わかったワン・・・・」

そして小波とわん子は「あの日」が来るまで、なかよく過ごしたとさ。

161398 ◆mK4JR6o3g7pu :2010/10/26(火) 12:20:58 ID:H8VsQzlw
忌憚のない評価をお願いします
162398 ◆mK4JR6o3g7pu :2010/10/26(火) 12:22:17 ID:H8VsQzlw
本スレで批判された点
・レイプなのに注意書きをしなかった
・明らかな設定の誤解

これ以外の内容についての批評をしてください
163名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 14:57:12 ID:YGMGsvXy
当該スレを覗きましたが、投下された本人とIDが違います。
(投下は昨日ですが、本人は今日も書き込みを行っていらっしゃいます)
また、>>156をお読みください。
164398 ◆mK4JR6o3g7pu :2010/10/26(火) 18:51:45 ID:H8VsQzlw
トリップ同じなんですけど・・・
165名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 19:09:46 ID:ll64osCP
昨日投下で今日マルチ。早漏だね!>398◆〜
166名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 19:11:41 ID:YGMGsvXy
では成り済ましを防ぐため同じIDでそのトリップを付け投下してください。
また、>>156をお読みください。ローカルルールに従えない投下は批評されません。
167名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 19:48:08 ID:98V3Bbwx
>>1に従わない、パワポケスレって時点で、どうせいつもの人でしょ
大体、SS投下時にトリなしで、今日になってトリ付けたって本人かどうか疑わしい

次スレがあるかどうか判らないけど、もう何度もあっちのスレの問題をこちらに持ち込まれたんだから、
パワポケスレはお断りで良いじゃん
168名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 20:21:19 ID:q1mSZXqi
>>167
パワポケスレ覗いてきたが
この作者に例の荒らしがやたらと噛みついてるし
荒らし以外には特に叩かれている様子も無いから、例の荒らしで間違いないだろうな
それに例の荒らし、ついにパワポケスレを追い出されたみたいだし
嫉妬と恨みでここに無断転載したんだと思う
169名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 20:26:23 ID:YGMGsvXy
こちらでも通報はするべきかもしれませんね……
二か所で行っているとなれば、規制も厳しく動いてくれるかもしれませんし。
170名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 17:48:48 ID:QEpeXLqk
パワポケスレ住民も気の毒だな、こんな荒らしに付きまとわれて
何でも年単位の荒らしらしいね、よく気がめいらないよな
171名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 18:21:04 ID:HqsTw/qL
このスレッドで暴れだしてからも一年以上経っていますからね……
172名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 23:54:32 ID:NZzocx5r
小学生向けゲームのスレで作者なりすましの粘着を何年も続ける奴の
人生ってどういう人生なんだろうな……
173名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 00:12:32 ID:fBaZD8WO
ずっとこの状況というのもさみしいので、気分転換になればと投下します。
叩かれたわけではないのですが、投下先が投下に飢えている状態なので……
元を知らない人からの評価を聞いてみたいと思います。よろしくお願いします。

二次創作(状況・設定等フェイク済み)
オフィス/恋愛感情なし・合意
男女どちらもあまり性格がよくないです。
3レス程度
1741/3:2010/10/28(木) 00:13:25 ID:fBaZD8WO
「終わりましたよ、内部調査なら」
平然とした顔で近江が言う。俺は思わず聞き返した。
「終わった?」
「名乗り出ました」
それだけ言うと、近江は動きを再開した。
訳が分からない。
「で、それとこれと何の関係があるんだ」
俺のズボンに手をかける同僚を見下ろす。
「何って、お礼?」
「……」
手にしていた紙袋で、ぼさぼさの、手入れされていない長髪をどついた。
ろくな化粧もされていない顔が俺を睨んでくる。
「いった、それマジで痛いんすけど」
「当たり前だ」
愛用している紙袋だが、柔らかいものだけ入れているわけじゃない。
「だいたい、何のお礼だ」
「助けられたから、じゃダメですか」
「意味がわからない」
「じゃあなんとなくです」
「もっと意味が分からない」
膝を蹴り上げてみるが、位置が悪い。この女の左腕を固めるギプスが邪魔で、うまく蹴られない。
会話をしながらも手を止めない近江は、とうとう俺のモノを取り出してしまった。
「どういうつもりか知らないが、お前に個人的感情は持ってない」
「そりゃそうです。私だって別にそんな感情ありません。
 それに恋だの愛だの言って、見えもしないものを主張されても困ります。
 所詮は本能、性欲。
 単に適当なところで見繕った相手に後ろめたいからきれいごと言ってごまかしてるだけじゃないですか。
 そんなものがなきゃ女が抱けないってんなら、どうやって自分に最適な相手見つけるんだか。
 ……そんなの、まるで超能力です」
その口のまま「私にはそんな超能力ありません。江口さんもでしょう?」なんて抜かしやがった。
ああ、その通りだよ。
だから俺は抵抗らしい抵抗もせず、こうしてほとんどされるがままなんじゃないか。
性欲なんて、手近なところで済ませられるならそれが一番手っ取り早い。
定時が過ぎたオフィスには他に人の気配もなく、蛍光灯の灯りが青白くぎらついている。
何か用事があったわけでもない。
ただ宿直の俺と、残業のこいつと。二人居残る形になったから、昨日妙に楽しげに仕掛けていた「罠」の首尾を聞いた。
産業スパイを炙り出すんだ、とか言っていたはずだ。
ただそれだけだった。
そうしたら、いきなり近江が
「そういや昨日、グラビアアイドルの口元のほくろがエロいとかどうとかって言ってましたっけ。溜まってんすか?」
とか言い出したからだ。
上から目線の、かなりエラそうな、人のことを舐めきった顔で。
だからこっちだって言い返したんだ。
「おまえこそ」
たぶん、ただの売り言葉に買い言葉だ。
それが妙な方向に転がって行って、そうして俺は仮眠室のベッドに腰を下ろしていて。
その足の間にこの女が潜り込んでいる。
「……ちょっと小さい」
「ほっとけ」
近江は取り出した俺のモノを手で扱こうとして、片手では満足に扱えないと思ったらしくいきなり舌を使い出した。
「膨張時の大きさと普段の大きさは関係ないって言いますもんね。
 ン……硬くなってきた。なんか餃子臭くないすか?」
「それはお前の舌の臭いだ」
いつものように鼻に皺を寄せて睨んできた。
「……噛み千切るぞ」
「……歯、立てたらその腕ギプスごと踏み砕いて、粉砕骨折にしてやる」
本気でそう言い返した。
1752/3:2010/10/28(木) 00:14:41 ID:fBaZD8WO
「えぅぃはんふうひっふひょ」
「くわえたまま喋るな」
「ぷは……。
 江口さんずるいっすよ、私からしてる一方じゃないっすか。
 もうちょっとこう楽しむ努力見せたらどうすか?もしくは優しさとかいたわりとか」
「お前相手にそんなものの持ち合わせはない」
ムカツク、と最後に付け足してまたくわえようとする女の頭を制して、タイトスカートを指した。
怪訝そうな顔を向けてきた近江に、突き放した口調で告げる。
「俺は何もしない」
「げ。マジすか」
俺の言いたいことは理解したらしく、心底嫌そうな顔をして、それでも自由な右手をスカートの間に自分で這わせる。
少しの間ごそごそしていたと思うとストッキングを邪魔そうに脱ぎ捨て、床に放り投げてしまった。
「おまえ……相当スキモノだな」
「ほくろにエロス感じる人ほどじゃないと思いますけど」
カチンと来た。
近江が俺のをくわえなおしたところで、そのぼさぼさ頭を両手で掴む。
「……じゃあ、楽しむ努力くらいはさせてもらおうか」
そう言って無理矢理に振ってやる。
「ング、ンゥ!」
苦しそうな呻き声も、喉の奥にあたる感触も、こうして自分から貪る分には心地よい。
近江も近江で、右手の潜り込んだ先は水音が聞こえるほどに動かしているようだ。
このまま出してやろうかと思った矢先、近江と目が合った。
「……」
僅かに萎えた。
顔から手を放し、額を押して距離を取る。
「出さないんですか」
「やめた。お前そのまま吐き出しそうだからな。スーツを汚されちゃたまらない」
近江はあからさまな舌打ちをした。
立ち上がったところでタイトスカートをたくし上げてやると肩を押された。
「やられっぱなしとか、性に合わないんで」
そう言って近江は自分のショーツから片足を抜き、人の腰の上に跨ってくる。
「ちょっと待て」
「なんっすか、ヒニンなら気にすんじゃねーよ男がこまっけーことぐちぐちぐちぐち……いたっ」
イラついた表情で怒鳴る近江を睨みつけ、もう一度紙袋で頭をどついた。
「替えのスーツなんか置いてないんだよ俺は」
紙袋の中からゴムを取り出すのを「別になくていいのに」とかなんとか言いながら近江が見ている。
「……じろじろ見んな」
うざったい女だ。憎たらしい顔で、あっかんべ、と舌を突き出してきた。
腹立たしくなって、先端を菊座に宛がってやる。
「あ、そっち?」
妙に色のある声が返ってきた。
……慣れてやがる、こいつ。
「バックバージンでも、と思ったんだが」
「残念でした。それともあれですか、後ろの方が好みとか。
 前に配属されてたのって男ばかりの部署でしたっけ。そっちの趣味に目覚めたとか?」
妙にかわいこぶった笑顔でそう返された。
「冗談じゃない」
男色の趣味はない。だが説明するのも面倒だった俺は先端をヴァギナに向け直し、腰を浮かせる。
潜り込んだそれを待ち構えていたようにくわえこみ、近江は自分から腰を振り始めた。
「ァ……ン、ふ、ぁっ」
普段の、女を捨ててるような態度からは想像もつかない慣れた動きに、なんとなくむかついた。
「お前、避妊は気にしなくていいと言っていたな。
 ……ピルでも飲んでるのか」
「そ、です。……んっ、生の方が、良かったですか」
「いや、ゴムでよかったと思ってる。……なんかの病気でもうつされたら困るからな」
「ひっど」
「ぐ……」
いー、っと鼻に皺をよせ、強く締め上げられた。
油断していた。一気に持って行かれそうになって、思わず呻きが漏れる。
このままこいつのペースでやられて、たまるか。
176名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 00:16:42 ID:fBaZD8WO
俺は立ち上がると近江の腰を抱え上げ、段差に手をかけさせ、尻を向けさせた。
碁盤攻め、とかいう体位だったか。
「おまえの顔なんか見てたら、イけるものもイけなくなりそうだ」
「完っ全に同意ですね」
それ以上何かを言い出す前に、遠慮もなしに突き入れる。
「ァ……」
この姿勢がイイのか、近江の反応は急に変わった。
元からぼさぼさの髪を振り乱すように頭を振り、だらしなく開いたままの口元からは意味のない音が漏れだす。
「や、ひ、ゃア……ッ」
時折振り返り、睨みつけ文句を言おうとしているのだが、容赦なく突かれていてはそれも難しいのだろう。
顔と違い、柔肉は文句の一つも見せずに締め付けてくる。
「スキモノが」
「こ、の……変態……っ!」
吐き捨てるように言ってやったら、そう返された。
「どっちが」
のしかかるようにして、シャツの上から強く胸を揉む。
「皺、なる……っ」
「知るか」
そのまま、自分勝手な速度で愛液滴る蜜壺を突き上げる。
「ああ、あっ、あっ、あー、あーっ、あーっ」
女の、高い、獣のような喘ぎの中に、たまに人の言葉が混じる。
「ああ……っ、ごめ、ごめんなさっ、あっ、あっ、あっ」
突然、この無意味な交合の始まりに『助けられたから、じゃダメですか』と言われたことを思い出した。
……そういえば、最初に産業スパイの疑いをかけられていたのは、こいつだったか。
スパイがこいつではないことを証明したのは、俺が預けた書類だった。
その甘ったるい謝罪が、何かを言いたいのか、それともただこの女の喘ぎ方なのか。
俺には判別がつかなかった。
わからないから、さらに勢いをつけて腰をたたきつける。
「イっちまえよっ……何も考えるな、本能、だろうが……!」
「ゃ、ひ、ぃあっ、んぅ、ぅあ、ああっ」
近江の足ががくがくと震えだし、床を踏みしめるかのように強く伸ばされる。
膣中は俺をきゅうと締め上げてくる。
こっちだってもう、何かを考える余裕はなかった。
込み上げる射精感に、俺も所詮は獣なのだと思い知る。
「イけよ、イけ!」
「あ、あ………… 〜〜〜〜〜〜っ!!」
近江が最後に何か意味のある言葉を叫んだ、ような気がした。

床にだらしなく崩れ落ちた女のだらしない顔。
絶頂の中で意識を失ったらしく、よだれにまみれ、実に気持ちよさそうな表情で裸の尻を天井へ向けて突き出している。
こいつが起きるまで待つ義理はない。
放置して帰ろうと仮眠室を出たところで、考え込む。
「……」
誰かが何かの間違いで――たとえば忘れ物をした、とかだろうか――この様子を見たら、すわ社内で新たな事件かとなるかもしれない。
そうなれば、宿直の俺が疑われるのは明らかだ。
そもそも職場でこういうことをするのもどうかという話だが、合意があったと釈明するのも面倒だ。
この女がそれを認めるかどうかも分からない。
重い気分を無視して近江の服の乱れを直してやろうと、膝下で丸まったショーツに手をかける。
湿気を過分に含んだ布は冷え切っていた。
わざわざ穿き直させることも面倒になった俺は、それをストッキングと一緒に丸めてコンビニのビニール袋に突っ込んだ。
これで紙袋に入れても水分で破れたりしないだろうし、どこかで捨ててしまおう。
見た目だけ適当に直してやると、仮眠に見せかけるため抱え上げた。
軽い。
見た目からして細い女なのはわかっていたが、それにしても軽すぎるだろう。
そう思いながら起こさないように横たえ、除けていた布団をかぶせる。
ふと、人が死ぬとき、21グラム軽くなるとかいう話を思い出した。
それは魂の重さだと言う。
もちろんデマだ。
しかしこの軽い体からさらに21グラムも抜けてしまったら、一体どうなってしまうのか。
どこかにふわりと浮いて行ってしまいかねない。
1774/3:2010/10/28(木) 00:18:10 ID:fBaZD8WO
「……」
我ながら何を馬鹿馬鹿しいことを、と思いながら、なんとなく顔を寄せる。
薄い桃色の唇は肉感的だ。
あと少しで触れる、それくらいの場所で動きを止め。
「……餃子臭っ」
白けた気分でその場を離れ、俺はドアに足を向けた。

【END】




以上です。フェイク入れた分、3レスで収まらなくなってしまいました……
しかも3/3表記抜けてるし。 orz
178名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 00:55:53 ID:XvCSHU47
オリジナル?
二次創作で状況設定のフェイクって何?

二次創作なんだから知っている人にだけわかればいいんじゃない?
179名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 02:02:20 ID:HG8AR2P5
トリック?
ドラマ見た事まったくないけど
180名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 03:22:30 ID:fBaZD8WO
元はSPECです。
まったく元を知らない人に見せたところ、「状況がわからなすぎる」で終わってしまって……
初回の裏がカリオストロ、2回目の裏がカイジだったりで、見てない方も多そうなのでフェイクに。
181名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 03:40:33 ID:8THiOQvI
>>180
生物だからフェイクいれてるのかと思ったw

自分は二次元の存在は知っているけど、作品自体は見てない
気にならない点が全く無い訳ではないけど、文章は特に問題無いと思う
ただ淫語がそぐわない、というか文章から浮いている感じがする
菊座とか蜜壺とか、ガラの悪い男はあんまり言わないんじゃないかな

これは好みによるんだろうけど、女キャラの喘ぎに色気がないと思った
ぼさぼさの長髪で洒落っ気のないキャラだから、ってのもあるんだろうけど
それにしてもエロくない。これで抜けって言われても無理

あとは文章で特に気になったのをいくつか
>いー、っと鼻に皺をよせ、
何をしているのか解らない
歯をいーっ、とするんだったら、まだ解らないでもない

>すわ社内で新たな事件かと
すわの使い方がおかしい

>〜、合意があったと釈明するのも面倒だ。
意味が分からない
合意の上での行為だった、と釈明するのが面倒ってこと?
じゃあレイプと思われたいのかよ、と思ってしまった

最後の一行が蛇足気味な気がしないでもないけど、こういうオチは個人的に嫌いじゃない
182名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 03:54:34 ID:rPrkc1hM
キャラクターも人間関係も職業も何もかも二次創作の悪いクセが出て説明不足。
フェイクしてるらしいけど、妙に濃いバックボーンが不明だから男が中二病状態。

ドラマ知らない人にも楽しんでもらう=設定ぼかせばOK、ではないよ。
183名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 04:23:22 ID:SIgojUuu
週刊少年漫画をスゲえスゲえ言っている中学2年生男子が
ドヤ顔でもどき物を書いて上梓した気になっているが当然それは
あちこちがおかしくてとても読めたものではない、みたいな?
184名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 11:33:54 ID:lnp3VTOY
元ネタが数行でわかってしまったw

というわけで、元ネタを知ってる身から、二次創作的な観点で見た場合
の感想を言ってみたいと思うんだけど、キャラの色は結構ちゃんと付いてると思う。
ただ、Sさんが微妙に饒舌すぎ?というのはちょっと思ったかな。
まあ、でも、そこまで気になる程でもないっちゃないが。

エロ的には・・・うーん、なんだろう。何かが足りないような気がする。
恥じらい、とか? ちゃんとやる事やってるのに、グッと来る物が
あんまり無かったように思う。まあ、この二人がヤるとしたら、
あんまり恥じらいとか色気とかそういうのは無さそうだ、とは
思うけども、二次創作なんだから、あえてそういうリアリティ(って
言葉使うのもアレだけどw)はとっぱらっちゃっていいんじゃないかと。
185名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 06:21:42 ID:8LeXP0hh
恥ずかしながら普段のエロ重視から萌え重視に内容を切り替えつつ書いて萌えというか
可愛く書けてるか自信がなくなってきたので5kbほど御付き合いお願いします。
二次で高校生兄と中学生妹の絡み?の途中までで、該当スレに投下する前です。
186名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 06:22:06 ID:8LeXP0hh
「やっぱりぷよぷよしてて月火ちゃんの抱き心地いいぞ」
「ぷよぷよ言うんじゃない!」
なんだか肌寒くて人肌恋しい秋の夜。
地味な白くて薄いTシャツに縞々トランクスの阿良々木暦と薄緑色の浴衣を着た阿良々木月火の二人は
ベッドの上で月火を抱き枕にしてごろごろしていた。
「こことか、ぷにぷにしすぎだよなあ」
抱いたまま月火の二の腕が浴衣越しに掴まれる。
さほど力も入れていないのに指がふんわりと沈みマシュマロよりも柔い触感が伝わってきた。
「太ってるみたいじゃない」
ほっそりとしてる月火は到底太ってるとは言えないが
プヨプヨとかプニプニなんて擬音が気に入らないのか頬を膨らませている。
「そんなこと言ってもこっちもぽよぽよしてるぞ」
「んにゃっ!」
新たな擬音の追加されて脚とお尻のあいだ、微妙にお尻よりの所が無造作に揉まれた。
月火は尻の上のほうをふにふにと触られて身体が強張るがそれでもお尻はやわいままだ。
「どこ触ってるのよ」
「ぽよんぽよんしてる肉」
「酷くなった!」
言い合いながらも抵抗はしない月火。
横向きに寝ている暦の左腕は月火の下敷きに、右腕は背中とお尻にまわされて
両者向き合うように抱き合っていた。

暦の手は愛撫というものではなく空いた手が感触のいい所を適当に撫でたり揉んだりしているだけで
月火も兄が人肌恋しいと言っているのにいつも通り付き合ってあげてるだけの
どこにでもある、ごく普通の、自然極まりない、古今東西、ありふれた、わりと仲がいい兄妹の光景だ。
そしてこれから起きる事もよくある光景だった。

ぎゅっと抱きしめたまま右手が流れお尻を下側から掴むと月火は少しだけ俯いた。
若干力が入ってはいるが薄い筋肉を包むぷにぷに脂肪は指を柔らかく受け止めて
浴衣の上から指の形に沈んでいるのがわかる。
右手がぐにっと握り締められたかと思えば、円を描くように動いてぷりぷりとしたお肉が震えた。
中指が左側の尻肉にぷにっと押し込まれてゆっくりと擦り上げ、右側も同じように弄られる。
全体を撫で回し浴衣とパンツ越しの感触を右手全体でたっぷりと味わってから
またハンバーグでもこねるようにぐにぐにと揉み解し続けた。
「もぅ、お兄ちゃん妹のお尻触りすぎ…………」
春頃から妙に逞しくなった兄の胸板に額を当てたままぽそりと呟く。
暦は聞こえていないのか左手で月火の背中を撫で回し右手の動きは止まらない。
「月火ちゃん抱いてると気持ちいいぜ。髪も綺麗だし」
月火の頭に頬を寄せてすりすりすると上質の絹みたいに心地がいい。
身体が一瞬ぴくんと動く。
(……なんかわざとらしいよー)
褒められてるのがちょっとだけ嬉しくて耳がほんのり赤くなってるのに月火は気づいていない。
もちろん気づいてる暦は耳に息を吹きかけた。
「ふにゅっ……!」
ぴりぴりっとくすぐったいような気持ちがいいような刺激で変な声が出てしまう。
「どうした、月火ちゃん?」
こういう時だけ演技力豊かな暦はそぶりを一切出していない。
なので月火も何も言えずただ首を振っただけだった。
187名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 06:22:44 ID:8LeXP0hh
お尻を触るのをやめてほんの少しだけ強めに抱きしめる。
月火の両肩が完全に暦の胸の中に収まり重圧で吐息を漏らす。
(んんっ……ぎゅっとされるのきもちいい……)
体温が高くて暖かい。
力強い腕に閉じ込められてるみたいなのに、ほっぺに触れてる硬い胸板が心地がいい。
暦が柔らかい妹の身体が抱いてて気持ちいいのと同様に
月火も堅い兄の身体に抱きしめられてるのが気持ちよかった。
小さな手が暦の背中に触れて抱きしめ返すと、月火の身体の中でも
特に柔らかい部位が二人の間でふんわりと潰れているのがわかる。
(きもちいいけど……)
月火は長い黒髪で顔が隠れているのに感謝した。
きっとほっぺからおでこまで見せられないほど真っ赤になっちゃってる。
自分でわかるぐらい、とろけそうなほどあったかいから。
強すぎず弱すぎず拘束にも似た抱擁は心地いい窮屈さと
兄と体温が交じり合う心地よさで月火は温泉にでも浸かっているかのようなゆったりとした感覚で満たされる。
今度はぎゅぎゅっと力を入れて抱きしめられた。
胸が縮められて少しだけ苦しくて息が詰まりそうなのに酷く安心できて落ち着いて
身体の中の細胞が圧力でぷちぷちと弾けてしまいそう。
抱く力が少しずつ強くなって痛くなる限界前で一気に緩められた。

「んんっ、はあっ、はぁはぁ……んぅ……はぁっ……はぁっ……」
締め付けられそうになる直前に開放された肺が酸素を求め荒く呼吸を繰り返し
流れた汗が浴衣を少しだけ濡らす。
月火は暦の胸板に顔を押し付けたまま見上げるとその瞳は何か物足りなさそうに揺れていて
白かった肌は朱色に染まっているのにそれを兄に隠そうともしていない。
「もう……いいの…………?」
か細い言葉はねっとりとした熱を帯びていてどこか色っぽく
櫛を通す必要もないほどきめ細かい髪が離れがたそうに暦と月火に纏わり付いていた。
「いやこっちからだ」
とろりとしている月火を軽く抱き上げ髪が引っかからないように背中を向かせる。
「お兄ちゃんの顔……見えないよ……」
切なそうに呟く月火を後ろからゆっくりと、初雪にそっと足を踏み入れるように
優しく優しく抱き締めた。
月火の両手が空を握り目を瞑る。
力は入れない代わりに暦は月火の黒髪に顔を埋めた。
同じシャンプーを使っているはずなのに香りが違ってとてもいい匂いがする。
「んんぅっ……」
暦の唇が首筋に触れると押し殺した声が漏れ出して
うなじを唇がくすぐるように這いちゅっちゅっと音が立てられると
月火の身体が抱き締められた内側からぴくりと震えているのがわかった。
唇は登っていって右耳に到達するとはむっと耳たぶを食んだ。
「やぅっ!」
思わずと言った悲鳴は甲高くて甘い響き。
唇の圧だけで弄られる耳たぶから、形に沿うようにはむはむと動き出し
月火は耐え切れないように全身を揺らす。
「おにいちゃっ……んあっぅっ!」
ぐちゅっと鈍い水音が鼓膜に響いた同時、月火の力はくたり抜けてしまった。
啄ばむでは飽き足らない暦の舌が内側をくりくりと弄っているのだ。
ヘッドホンを付けているかのように月火の耳へ
ぐちゅぐちゅ、ちゅちゅっ、じゅちゅりっなどと言った
卑猥な水音が零距離で響き敏感なそこを嬲られる激感が月火を襲う。
「ふっあっ……んうぅぅっっ……あっ……あぁっっ……」
其の度揺れる体と両腕は暦の腕の中であくまで優しく、でも逃がさないよう真綿に包むように
囲われ閉じ込められて、乱れた浴衣からうっすらと汗を纏った脚を覗かせる。
快感で突っ張った脚までも後ろから暦の左足が。前から右足が絡み付いて封じられる。
全身をやんわりと束縛されるような形のまま月火は耳を舌で責められ続けた。
わざと音を立てるように唾液で中を濡らされる。
耳朶を甘噛みしたまま耳たぶの先端を舌で弄ったと思えば
耳のほとんどを大きく咥えてじゅるじゅると吸い上げた。
月火は頭の中に響き渡る淫靡な音と快楽でとろけてしまいそう。
188名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 06:24:34 ID:8LeXP0hh
終りです。5kbってニレスで収まるんですね。
萌えというかエロになりすぎてるような気もしました。
萌え系がどうにも難しい。
189名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 22:27:54 ID:WV1VDH4j
エロから萌えへの転向という事でしたら、
煽りと焦らしと寸止めを交えると、萌え度が上がるように思われます。
erochara板ですが、◆Red3bG96tcさんとかいけてるんじゃないかと。

キャラクターに左右される部分も大きく、仁礼栖香とか、才人×アンリエッタみたいな定番でないと、分かりにくいような。
190名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 23:57:26 ID:zVAvyhWD
携帯からの投稿でしょうか?
改行位置が不規則で、少し目がすべりやすい状態になってしまっています。
パソコンで見る場合は40文字程度で統一したほうが良いと思いますよ。

ありふれた光景、という言葉をあてるには兄妹間の行動としてそぐわない行動だと思うのですが……
兄妹としてありふれた行動と男女としてありふれた行動を「ありふれた」でくくりたかったのかと思いますが、
やはり対象が違う「ありふれた」ですから、一文でくくるには少し違和感があるような気がします。

元ネタわからないのでこのくらいで……
191名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 00:21:32 ID:WetSdg1U
未完の作品?
192名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 00:41:56 ID:U7f/Q2gd
>>189
なるほど。途中なのですが台詞の不足感と責めと行為に傾向していた所があったので三つを追加してみます。
すみませんがトリップのほうは検索した所ちょっとわからなかったです。
>>190
パソコンです。以前控え室で横書きは文字数がまとまっている行が続くと読みにくいという
趣旨のレスがあったのである程度散文的にやっていました。
でもおっしゃるとおり
>切なそうに呟く月火を後ろからゆっくりと、初雪にそっと足を踏み入れるように
>優しく優しく抱き締めた。
こういう次の行が半分以下に縮まっている改行は目に見えておかしいですね。修正してみます。
ありふれた光景に関しては作中の関係からあってもおかしくないなという妄想からできてるもので
男女というよりはいつもやっている事の強調のつもりでした。

お二人ともレスありがとうございます。
193名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 00:47:01 ID:U7f/Q2gd
>>191
そうですねまだ半分もできていないです。
基本エロの行為と描写優先なのをエロと萌えの同居にしようと思ったんですが
自分で女の子の可愛い描写が上手いとこできてるかわからなくて田中くんになりました。
194名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 00:53:02 ID:U7f/Q2gd
あ、あと30文字以下の行が多いのでもう少し詰める意識もします。
ここらへんのバランスは全然知りませんでした。
195名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 22:16:36 ID:uZCc2hMh
こんにちわ、相変わらずこのスレが健在なようで安心しました。
自分は以前、このスレでとある2次の手袋物(+生クリーム)を山田さん達に批評してもらった者です。
結局、未完のままになっているあの時の手袋物は置いといて、1つ相談しに参りました。

まず完成したssをこのスレに投下、山田さん達に批評してもらうとします。
元のスレの方には、このスレのレス番(投下したss)を記したURLだけを報告して誘導します。
作品を収録する人にも「これ保管お願いします」と言ってカップリング、注意書きをURLを貼る際に教えます。
こういう手続きを取りたいのですが、よろしいのでしょうか?

少なくとも最近は叩かれた事がありません。
ですが、てにをはも視点移動もろくに勉強していない分際で、GJ・乙をもらっていいものかと軽く悩んでいます。
ダメならダメですっぱり諦めるか、ここでオリジナルのssでも書いて田中くんになります。
欲深い質問だと言われるのはわかっています。
山田さん、返答よろしくお願いします。
196名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 22:23:13 ID:Jr/3s19c
誘導は「するな」と言ってもする人がいるのに、丁寧な人だなぁ。

ただ残念ながら、去年の夏から、自分が気に食わない話を作者に無断で転載し、たたかせようとする人が時々来るようになってしまった。
山田さんの性質上、マジレス上等って姿勢なもんだから……結果として、以前に比べて住人はごっそり減ってしまった感がある。
このスレの現状を考えると、ここへの誘導、ってのはちょっと避けたほうがいいかもしれないね。
197名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 02:36:10 ID:NXzsMZ7H
久々に来て、なんとなく初代スレのログ取得して自分の書いたの読み返したら、
悶え死にしそうな気分に
まあ二年経っても完結させた経験が皆無な時点で、今のレベルも変わらんのだけど、
本文も批評も直視できない
198名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 02:38:21 ID:NXzsMZ7H
でも恥を認めないと先に進めないか
近々また世話になるかもしれません。その時はよろしくお願いします
199名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 23:18:18 ID:94KOLlxJ
>>195
要は普通に保管庫に載ったり、gjもらうのに躊躇いがあるんだよね?
ならここで一部だけ投下して様子見て自信ついたら投下してみたら?
自分が全く文章書いたことない人間だから、作品への迷いがどんなものかわからないけど、
せっかく書いたものなんだし、たくさん修正して時間かけてでも
該当スレに出してあげたら作品も喜ぶんじゃないかと思うんだけど
200名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 11:47:50 ID:c+QgPDdF
>>196>>199
レスありがとうございます。
あれから自分でも考えてみたのですが、ここに誘導、というのは諦めます。
いつかまた文章を読んでもらう形で会うかもしれません。
その時はお願いします。
201名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 15:11:28 ID:/q+kWXWY
ほしゅ
202名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 00:31:05 ID:wiaGmexI
http://erorank.kir.jp/gangrape/course_novel.html
台本形式を馬鹿にするクズはこれを読め
203名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 01:29:16 ID:FkWqVEl6
馬鹿にしている人はここには来ないんじゃないかな。
台本形式が使われる理由は、確かにすばらしいものを書く人もいるからだから。
ああ、読んでないよ、リンク先。
2ch的に、アドレスを直リンクする人はエロパロに小説形式で投下するなんて目じゃないマナー違反だから。
204名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 03:30:26 ID:rIIn4kEI
エロ小説がエンターテイメントで有ることは否定しないが、

全力投球でないとか読解力の無い人でもわかるようにとか
読者舐めてる上にそこに胡座をかいて、技量の研鑽を怠っている言い訳にするとかちょっと理解できない。
わざわざ愚作を読みに来てくれる人が居ると思えば、いくらでも力はいれられると思うんだけどなぁ。
漫画書け、漫画。
情景見せるだけなら絵を書いた方がずっと解りやすいわ
205名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 03:39:42 ID:FkWqVEl6
小説形式で投下する、がマナー違反なわけないだろ!?>>203

我ながらなんて書き間違いだよ、恥ずかしい。
206名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 12:17:49 ID:5A2lS8GH
◇作品の特徴◇
 台詞には発した人物を入れているので、読み物に慣れていない人にも読み易いと思います。誰が喋っているか考える必要などなく、妄想に没頭できます。はっきり言って、プロの小説であっても喋った人物が判り辛いことが多いです。
 素人でかつ熟練度の低い人が作った小説なんて人物特定不能でしょう。
 訪問者は小説を読みこなす人とは限らず、より多くの人に読んでもらう為に惨辱乙女では人物を入れます。
 小説を読み慣れている人には、喋っている人物を入れなくても理解でき不要かも知れませんが、大抵の人は文に慣れていません。
 つまり、通常の小説のような様式は、万人に優しくはないのです。
 台詞の前に名前を入れるのは安直な手段ではありません。読者へ真に配慮した方式です。
 アホだと[人物を入れてある小説=人物を入れないと誰の台詞か理解できない]と混同しますが、[人物を入れないと到底理解できないのに入ってない][入れなくても理解できる上に人物を入れて万全]など、様々なケースがあります。
 台詞の前に名前があった方が読み辛い人もいるでしょう。私のサイトの小説が読みたいなら慣れてください。【】で囲まれた名前が台詞の主ということで、読みやすい形式だと思います。
 くれぐれも勘違いして欲しくないのは、実力がないから誤魔化すために人物を入れているのではないということです。
 あえて言うなら、作者の私のメンテナンスが楽だからです。検索や置換が容易というわけですね。視野の狭いアホの難癖は、全く的外れというわけです。
 小説しか知らず、頭が悪くて堅い人だと、恐らくこの様式に反発したり難癖つけるのでしょうが、そんなものは視野の狭い表れでしかありません。
 今まで自分が読んできた小説の形式が絶対だと思っている人は、小説では相手にしたくないので、他のコンテンツを楽しんでください。
207名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 12:30:31 ID:FkWqVEl6
まあ、上げっぱなしだったり、口調が妙だったり、いつもの人なんだと思うけども。
名作を書く人もいるということと、駄作しか書けないのに言い訳に使うということは全く違うということを覚えたほうが良い。

あと、多くの台本形式ってのは、台本を書く世界から見てもおかしなものが多すぎることを知ってほしい。
どういうことか少しでもわかりたかったら、最近亡くなってしまったが、脚本家の首藤さんのブログでも読んでみると良い。
208名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 12:39:23 ID:+KY+uukk
あらら…首藤さん亡くなってしまわれたのか…。
残念。ゴーショーグンの小説の続きは未完のままなのですね。
209名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 05:33:58 ID:K2G4UDSC
>>206
>つまり、通常の小説のような様式は、万人に優しくはないのです。
>台詞の前に名前を入れるのは安直な手段ではありません。読者へ真に配慮した方式です。

>台詞の前に名前があった方が読み辛い人もいるでしょう。私のサイトの小説が読みたいなら慣れてください。


なにこの矛盾
210名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 15:41:06 ID:YjRW+03S
古いPC使って行ってみた
その元サイト、とうの昔に廃棄された場所
金を払って文章を見せるという形式をとっていたようだ
偽入り口とか広告だらけで、そのことについての逆ギレのような言い訳も書いてた
つまり、当時から【痛いサイト】だったことで間違いない

貼りつけたのは例の荒らしだろうさ
批判の文章書かせるためならなんでもするんだな、と思って大笑いした
211名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 23:07:50 ID:O9VfZnBW
>>209
あまりにもまっとうな指摘にワロタ
212名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 18:17:57 ID:WO54oERH
SSを投下するので評価お願いします
213名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 18:18:08 ID:WO54oERH
夕暮れ時の屋上。校庭には下校している生徒の姿が見える。談笑しながら帰宅している生徒を眺め、私はこの手紙の主が来るのを屋上で待っている。
「告白・・・とかじゃないよね・・」
貰った時は初めてのラブレターかと思ってドキドキしたけど、とても可愛い字なのでその可能性は少ない。

ヒロに相談してみたら
「あら、素敵じゃない沙英。沙英にも良い相手が出来たのね♪」
とからかわれた。

こういう体験も小説の為になるならと思い、断る前提で待っている。

ヒロは今頃晩御飯の準備してるのかな、などと考えていると屋上の扉が開いた。
私が振り返ると、そこには・・・・夏目が居た。

「な、夏目!? なんでこんな場所に・・・」
私は焦った。それもそうだ、もしこのまま手紙の主が来て夏目にバレでもしたら何を言われるか分からない。
しかし、夏目は私のそんな心配をあっさりと壊した。

「て、手紙読んだでしょ? そ、それ・・・・私が書いたのよ・・・」
「え・・・てことは夏目が私を呼び出したの!?何で・・・?」
今度は別の意味でドキドキしてきた。普段は顔を合わすだけで突っ掛かって来る夏目が、今日はおとなしい。
もしかして、何か企んでいるのだろうか?そんな邪推をしてしまう。

「ねえ、沙英は、好きな人とか・・・いるの?」
「!!!?」
イキナリとんでもない事を聞かれた。何?何が目的なの・・・赤面しそうな顔を必死に出さないようにして、冷静になって答えた。

「夏目には関係ないことでしょ。まあ、私ぐらいになると好きな人の1人や2人・・・」
「それって・・・ヒロさんの事?」
「な・・・何言ってるのよ・・・女の子を好きになるわけなかろう!」
突然の振りにあっさり動揺してしまい、顔を赤くさせながら答えてしまった。相変わらず私は突然の事に弱い。

「私は、沙英の事が好きなの!最初に会って優しくされた時から・・・ でも、沙英の隣にはいつもヒロさんが居て、私には・・・勝ち目が無いって」
「ちょ・・・ちょっと待って! これは何かの冗談とかじゃないの?」
私は夏目の言葉をさえぎった。

これはきっと何かの罰ゲームで、夏目は言わされてるだけ。と自分に言い聞かせながら夏目に聞いた。しかし、逆効果だったらしく夏目が泣き出しそうな顔になった。
「普段は・・ちょっと素直になれなかったけど、今気持ちを伝えないと・・・・きっと一生後悔すると思って、沙英をこんな場所に呼び出したんだからっ!」
そう言うと、夏目は泣き出してしまった。どうしていいか分からず、迷った挙句私は夏目に近づき、そっと肩を抱いた。

「ごめん、夏目・・・夏目がそんな風に思ってるなんて、考えても見なかったからさ。本当にゴメン!」
「私も普段の接し方が悪かったのよね。いつも困らせて、ゴメンね沙英・・・」
「で、でもあのさ、女の子が女の子を好きになるってのは、どうかなって思うんだけど・・・」
「沙英だっていつもヒロさんと一緒に居るじゃない?!あれは・・・そういう関係じゃない・・・の?」
「ヒロは、その・・・特別なんだよ。ひだまり荘のみんなは特別。」
「私だって・・ひだまり荘に住んで、沙英と一緒に暮らしたかった。でももう遅かったのよ・・」
「その・・あの・・ゴメン」
私は夏目の迫力に負けて謝ってしまった。そして沈黙が続いた。
沈みかけの太陽の光が段々と消えかけ、風が心地よい放課後の屋上。そんな屋上で続く永遠とも思える沈黙を崩したのは夏目だった。
「分かった。確かに私も急すぎたよね・・・お友達になら・・なってくれる?」
素直になった夏目に太陽が当たった姿は、いつも以上に可愛く見えた。
「当たり前じゃん。私は夏目のこと友達だと思ってたんだしさ。これからも、よろしくね!」
そういうと、私は右手を夏目に差し出した。
「こちらこそ・・よろしくね、沙英!」

私たちはひだまり荘まで一緒に帰り、夏目を見送り
「今まで嫌な奴だなって思ってゴメンね、夏目・・・」
私はそんな独り言を言いつつ、自分の部屋へ戻った。

214名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 18:19:12 ID:WO54oERH
全12話のうちの第1話です。
215名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 20:41:10 ID:gMw7tYL/
>>214

>>1を読んでください
216名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 18:05:53 ID:8kmxeAYi
>>214

先が思いやられます。
217名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 15:48:01 ID:7yvJgfap
ssを投下すると、よりエロくなって返ってくる
というスレはここですか?

山田さんも、もうなくなったんですか?
218名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 16:18:36 ID:6e7nrZzo
山田さんはいるよ
ただ>>1も読まないで来る田中さんが多くて辟易しているだけ
219217:2011/01/16(日) 06:07:01 ID:pnRBCxdB
しかし、そういった当たり前のことがわかんない程
不慣れだから試しにここに書き込んでみる
ということもあるのでは?

と予防線を張ってみる

まぁ、俺も>>1からのテンプレくらいは読んで欲しいと思うけど。
220名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 23:20:45 ID:mYrVjhdK
あとは、荒らしが粘着した。
221217:2011/01/17(月) 23:00:46 ID:hmX0aib3
人いないなぁ
以前のようなお茶会になることを願って
投下させていただきます。

・オリジナル
・流血表現あり、苦手な人はスルー推奨
・ヒロイン病み気味?
・9レス程度
222名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:01:30 ID:hmX0aib3
 薄暗い部屋にぴちゃぴちゃという水音だけが響く。
 窓もカーテンも閉まっている。熱気で、部屋が蒸し暑い。
 目の前に、跪くような格好の少女が、俺の"それ"を、舐めとって
いく。

 時折漏れる、はぁという息継ぎの音が艶めかしい。チロチロと、
時折覗く舌は、赤く、妖艶で、"それ"を舐め取るたび、赤さを増し
ていく。
 少女の肌はしっとりと汗ばみ、美しく長い黒髪が数本、頬に張り
付いている。カーテンを通して挿し込む、薄い太陽光に透けるよう
な肌に、珠のような汗が浮かんでいて、ひどく、淫らだ。

 少女の瞳は、陶酔しているように濁り、一心不乱に"それ"を舐め
とっている。
 年不相応の、卑猥な姿。少女の、妄りな熱が伝わり、勃起する。

 ごくり。
 自分の唾を飲み込む音が、異様な程大きく聞こえる。
 静かな部屋の中で、少女の周囲だけ熱で揺らめいて見える。
 少女の体は、幼く、しかし女性的な丸みを帯びていて、黒髪から
覗く、無防備に晒されているうなじが、脆く、白く、壊してしまい
たい程美しい。
 少女が、止めどなく溢れる"それ"を舐めとり、にちゃにちゃと口
 内で、味わう。

 少女がこちらを見上げ、視線を絡める。淫欲が渦巻いている幼い
瞳は、吸い込まれそうな程、淫靡だ。
 上目遣いで、魅せつけるように、ごくんと喉を鳴らす。
 それに合わせるように、ビクンとベニスが跳ね上がる。
 それを見て少女が、にやっと口元を歪める。元々、つり目がちの
 目がさらにつり上がり、三日月のようだ。
 瞳を閉じ、口元は歪めたまま、少女の美しい顔が、近づいてくる。

 口付けを、交わす。
223名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:02:02 ID:hmX0aib3
 少女の、熱い舌が口内に侵入し、蹂躙される。くちゃくちゃと卑
猥な音が、鳴り響く。"それ"の味が、口いっぱいに広がる。
 顔を顰めると、それに気付いたのか、少女が唇を離す。
 赤い、唾液が糸を引く。

 「ふふっ」
 人の顔を見て、満足気に微笑むと、また"それ"を舐め始める。

 少女が一舐めするごとに、そこから全身に、電流が走る。その信
号は一度脳に入り、快感という信号に変換されて、身体中に染み渡
っていく。

 「…ふぅ」
 ゆっくりと、張り詰めた空気を外に逃がす。
 少女は一瞬だけこちらに視線をやり、すぐに"それ"を舐める作業
に夢中になる。

 電流が、全身を駆け巡るたび、首の裏あたりが痺れるようで、鳥
 肌が立つ。
 腹の底辺りに澱が、降り重なっていく。
 その感覚が心地良い。ベニスが膨らむ。

 「…は〜〜」
 ゆっくりと、息を吐き出す。
 ひと舐めされるごとに走る、痛みが、少しだけ薄れる。

 少女は、ただぴちゃぴちゃと卑猥に、俺の血を舐め続ける。
 先程からずっと、少女は俺の左手首につけた、一筋の傷跡を舐め
続けている。

 少女の舌が、傷口から俺の中に、入ってくる。異物の侵入による
不快感と、痛みを、感じる。それらが、最高に、感じる。
 ペニスははち切れそうな程、勃起している。

 少女が一度、口を離し、ごくんと口内に溜まった、赤い、血液を
飲む。

224名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:02:54 ID:hmX0aib3
 「ふぅ」
 と少女が酸素を吸い込む。

 期待で、ペニスが跳ねる。

 そのままゆっくりと、傷口に、ちゅっと口付けを落とすと、一気
に血液を吸われる。

 体の一部がなくなっていく。喪失感。
 それと、凄まじいほどの痛みと、快感。それらが、一度に背筋を
脳髄を駆け上がる。

 視界が真っ白に染まる。
 眼を閉じてしまう。

 絶頂に、達する。射精する。
 ビクビクと、ペニスが大量の白濁を、撒き散らす。
 少女が、血液を吸うのをやめても、まだ精子は吐き出され続ける


 永遠にも思える刹那の、快感が終わる。
 身体中が、倦怠感と疲労感に包まれる。
 目を開けるのも億劫だ。

 「暁人(あきひと)」
 機械で作られたような声。少女が俺の名を呼ぶ。

 「秋那(あきな)」
 名を呼び返し、ゆっくりと目を開ける。
 目の前には、白濁にまみれた美しい、少女の顔。
 名前で呼ばれたら、名前で呼び返さないと叱られるのだ。
225名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:03:38 ID:hmX0aib3
 少女の、透けるような白い肌にも、長く美しい黒の髪にも、精液
が降り掛かっている。二の腕にこびり着いた、精液を掬い取り、血
で赤く染まった唇に持っていく。視線を逸らさず、絡め取られなが
ら、赤い赤い舌で、チロっと舐め取る。

 欲望を吐き出したばかりのペニスが、硬度を取り戻す。

 クチュクチュと、ゆっくりと魅せつけるように、咀嚼し、ごくん
と体の一部とする。

 「やっぱり美味しくないね」
 ぇへっとまるで別人のように、幼さを残したあどけない笑顔で微
笑む。

 心臓が跳ねる。いや、体のほうもビクっと跳ね上がったかもしれ
ない。
 中学生の時、好きな娘に話しかけられた時のようにドキドキと心
臓が脈打っている。

 「えっち、する?」
 急に幼くなったようだ。先程までの淫靡さも卑猥さも妖艶さも、
微塵も感じられない。そんな無垢そうに、全裸で精液を身体中に
貼りつけて、そんなに純真な顔で聞いてくるする彼女は、ひどく
倒錯的で目眩がする程に、愛おしい。

 時計を見る。カーテンを通して、柔らかくなった太陽光が、薄く
部屋を照らしている。
 7時10分。半には出ないと余裕がなくなる。

226名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:04:08 ID:hmX0aib3
 「いや、いい」
 できるだけ、冷静に返す。

 「そう?」
 こくんと、小首を傾げてちょっと不満げなとこは、歳相応の少女
のものだ。

 「シャワー、浴びいこっか?」
 それ程、時間に余裕はない。
 秋那が座った状態から、ぴょんっと飛び跳ねる。髪が、ばさっと
烏の羽のように広がり、その衝撃で、精液が飛び散る。
 帰ってきたら掃除してやらないとな。

 「いくー」
 血を飲む時以外は、本当に歳相応に子どもっぽい。
 そういえば、秋那の実際の年齢を知らない。見た目は小学生高学
年くらいに見えるが、最近の子供は大人っぽかったりしてよく分か
らない。
 この娘は、学校も行ってないしな。

 「なぁ、秋那は今幾つなんだ?」
 精液を身体中につけたまま、元気良く振り返る。
 掃除する場所が増えた。

 「へへへ、な・い・しょーー」
 ぱたぱたと浴室に走り去ってしまう。
 まぁ、いいか。彼女の本名も知らないのだ。あまり、深入りすべ
きでもない。
 それより、いくら気にならないからって精液をつけたまま走りま
わるなと、注意しないと駄目だな。

227名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:04:34 ID:hmX0aib3
 ヴーヴーヴーヴーヴー。

 はっ。
 意識と視界が開ける。ポケットの携帯のバイブを止める。
 座っている席から、一定の眠気を誘う振動が伝わる。
 案の定、眠ってしまったようだ。

 アラームを入れておいてよかった。
 後一駅で降りなければいけない。頭を振って眠気を払う。

 朝の通勤時間だが、電車の中は満員とはとても言えない。この街
の人口自体、少ないのだ。

 あの後、さっとシャワーを浴びて、マンションを後にした。
 秋那は今頃、寝ているだろう。日中寝て、夜中起きてるのが
彼女の生活スタイルだ。

 「ふわ」
 あくびが漏れる。
 最近はそれに合わせて行動しているから、寝不足気味だ。

 左手首を右手で握る。傷跡の部分ははYシャツで隠れているし、
用心を重ねて本当に重りの入っているリストバンドを着けている。
意外と30のおっさんがリストバンドをしていても何も言われないも
のだ。同僚の山見(かなり細い。子供の頃のあだ名は骨だろう)に
、メタボ対策ですかと揶揄された程度だ(俺は中肉中背だ)。
228名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:05:02 ID:hmX0aib3
 惚けっとした頭で周りを見渡す。どれもこれも、一様に眠そうな
顔をしている。
 この電車内で誰が、30の普通のサラリーマンのおっさんが、10代
前半位の少女に、毎朝血を与えて、その代償として卑猥な行為をし
ていると思いつくのだろう。
 そんなことを知られれば、10人中10人が警察に通報するか、避け
るかするだろう。いや、両方実行されるか。

 俺みたいな、数ヶ月前は普通の独身のサラリーマンが、今は犯罪
のような(本当に犯罪だろう。青少年保護やらなんやらに引っ掛か
るんだろう)ことをしている。
 一目でおかしいとわかるような人も、普通の人も内容物は一緒な
のだ。そこに違いはない。大事なのはあくまで中身。ファクターだ
。しかし、良く良く考えてみれば、見た目でおかしいと判る人は避
けようもあるが、外見は普通で中身がおかしい人は避けようがない
。あぁ、だから他人には極力干渉しないような風習みたいのが、現
代に出来ていったのか。納得だ。

 そんな下らないことを考えていたら、聞き飽きたお決まりの、ウ
ケ狙いだかなんだか分からない放送がかかる。目的の駅に着くらし
い。
 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんな自殺志願者のような傷を、持っている俺が、うまく社会に
溶け込めるように背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、鞄を抱え社会の一員と
しての自分を起動させた。

229名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:08:58 ID:hmX0aib3
 聞き飽きたお決まりの、ウケ狙いだかなんだか分からない放送が
かかる。目的の駅に着くらしい。

 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんなびっちりとスーツを着た、普通のサラリーマンに見えるの
俺を、元の汚い醜いグロテスクなどこにでもいる人間に戻れるよう
に背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、疲労を抱えながら社会
という柵から少しだけ、はみ出した。

 空は真っ暗で星はひとつも見えない。しかし、外は薄明るく。街
灯が地上の太陽か月か星の役割をまっとうしようと佇んでいる。

 久しぶりの残業で、随分と遅くなってしまった。

 彼女のマンションに行くべきか。けど、行ったところで今日はナ
ニをしようという元気もない。今日は早く帰って寝たい。もう日付
も変わっているし、いつも通り朝方行くだろうから今日はいいか。

 彼女と出会ってからは、毎日のように通っている。泊まることも
たまにあるが、大体は夜行って夕飯(寝起きの秋那にとっては朝食
)を作って、一緒に食べた後帰って寝る。そして、朝早く起きて血
を与えて、時間があったらエッチな事をして、会社に行く。という
サイクルを繰り返していた。
230名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:14:03 ID:hmX0aib3
 聞き飽きたお決まりの、ウケ狙いだかなんだか分からない放送が
かかる。目的の駅に着くらしい。

 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんなびっちりとスーツを着た、普通のサラリーマンに見えるの
俺を、元の汚い醜いグロテスクなどこにでもいる人間に戻れるよう
に背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、疲労を抱えながら社会
という柵から少しだけ、はみ出した。

 空は真っ暗で星はひとつも見えない。しかし、外は薄明るく。街
灯が地上の太陽か月か星の役割をまっとうしようと佇んでいる。

 久しぶりの残業で、随分と遅くなってしまった。

 彼女のマンションに行くべきか。けど、行ったところで今日はナ
ニをしようという元気もない。今日は早く帰って寝たい。もう日付
も変わっているし、いつも通り朝方行くだろうから今日はいいか。

 彼女と出会ってからは、毎日のように通っている。泊まることも
たまにあるが、大体は夜行って夕飯(寝起きの秋那にとっては朝食
)を作って、一緒に食べた後帰って寝る。そして、朝早く起きて血
を与えて、時間があったらエッチな事をして、会社に行く。という
サイクルを繰り返していた。
231名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:14:58 ID:hmX0aib3
 あの娘は、血を吸わないと生きていけないらしい。そう、自分で
言っていた。今までは自分の血を吸っていたらしく、秋那の左腕に
はリストカットのミミズのような後が無数にある。当たり前だが、
そんな設定、俺は信じてはいない。中二病のようなものだと解釈し
ている。実際、俺も中二の頃は血や死という、ダークな感じのもの
に憧れたものだ。自殺の仕方をネットで調べたりもした。そういう
年頃なのだろう。まぁ、本当に秋那が中2、だったら驚きだが。

 それでも、リストカットが出来る程度には思い詰めていたという
ことだし、出来れば力になってやりたいと思う。それが今の関係と
いうのが、笑えないのだが(いや、笑い話なのか)。
 最初は、彼女の美しい姿に惹かれて魔が差した。次に、血を啜ら
 れる感覚と、やはり彼女の年不相応の淫らな姿に惹かれ、最後に
 、幼さと淫靡さを宿した矛盾と、一緒にいると暖かくなれる彼女
 の存在そのものに惹かれた。今では時折、思春期に初恋をした、
 少年の時のような感情を彼女に覚える。

 まったく、三十路を超えて一体何をしているんだか、と思わない
でもない。

 しかし、正直秋那と出会ってからは、本当に、楽しいのだ。一緒
に夕飯を食べるのも、一緒に深夜の通販をただじっと朝まで見てる
のも、彼女に血を吸われるあの儀式も、彼女とするエッチも何もか
もが楽しい。

 秋那のおかげで、良い流れに乗っている気がする。今日の残業だ
って、久しぶりに、仕事の充実感みたいなのを得た気もする。

 疲労のせいか、頭がよく回らない。
 このまま、今は何も考えず、このいつか、必ず終わる甘い毒
のような関係を享受していこう。

232名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:17:40 ID:hmX0aib3
了。
お粗末様でした。

二重書き込みとか初歩的なミスをorz
なんだか思ったように改行が行かない

稚拙な作品ですが
ご指導ご鞭撻の程をお願いします。
233名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 23:37:51 ID:XW+v0Z7r
>>222
 ワシもここでは山田さん初めてです。気になったことをつらつらと…。
(1)セリフばっかり、擬音ばっかりの「カキコ」が多い中、真面目に情景を描こうとする姿勢は良いこと
だと思います。貴方をエロ執筆に突き動かしたのはリビドーみたいなものかもしれませんが、ラノベ以外
にも色々読んで書いて文章に磨きをかけて野郎どもの下半身を元気にしてGJゲトして欲しいと思います。
(2)一番気になったのは、丸カッコを多用していて、ある時はツッコミ、ある時は補足説明として文章に
割り込んでいるところです。流れがブチ切れるし、ウザいと言うか言い訳がましいと言うか、あまり良い
表現ではないと思います。丸カッコ無しでナチュラルな状況説明とか、表現のスパイスとしてのツッコミ
を大切に(出し惜しみして)書くと良いと思います。
(3)読点が多いように思います。文学的表現のためかも知れませんが、ちょっと文章がバラけているよう
な気がします。
(4)漢字表記(×日が挿す)や、セリフは改良の余地があります。まあ目くじら立てるほどでは無いのですが、
誤字は気づいたら萎えるし、行為に溺れる女の子の切ない感じはもっと欲しいな…と。
(5)句読点が行の頭にくるのはいただけません。できればパソコンで、少なくともテキストエディタ(メモ
帳)で推敲しながら文章を仕上げるとうpの際も間違いは少なくなると思います。ただ表現先が日本語プロ
ポーショナル環境というのは、活字メディアのように一行○文字といかないので、どう文章を整理すれば
よいのやら。(これも一応全角48字を目処に改行したのですが…。)

 淡々とした行為はそれはそれで味があるものですが、エロの期待値をちゃんと満たしてくれたら嬉しい
ものです。
 貴方の精進を期待します。
234名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 00:14:09 ID:WIjp1g9U
とりあえず俺もいくつか気になた所を
冒頭の”それ”という表現や書き方。
これはわざとフェラと勘違いさせる演出だと思うのですが、ネタばれは口付けの時にしたほうが良いと思う。
このままでは精液を飲まされたようで早い人はここで読むのをやめてしまうんじゃないかな。

あと、主人公が30過ぎのおっさんであるということを出すのがやや遅すぎる気がします。
冒頭を情事と思わせる演出をしているのですから、その時点で年の差のある2人であることを提示しておかないと
冒頭のイメージとチグハグになってもやもやします。(実際俺は最初高校生同士ぐらいを想像していました)

文章的なことは俺にはさほど問題に感じませんでした。
ただおそらく読みやすさを意識して空改行をしているのだと思いますが、その割りに何故ここで改行しない?という部分が多い気がします。
あくまで俺の感覚ではでありますが。
個人的には”。”の後はほぼすべて改行していいと思いました。
235名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 23:29:05 ID:pxkZg10h
先の御二方が全体的なことをコメントされているので、私は細かいところで。

> 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。
このフレーズ、なかなかカッコいい、と思いました。
行きと、帰りで2度出てくるところも良い感じです。
が、残念な点ありです。
それは、その「放送」が具体的に描写されていないこと。
その内容が明かされれば、読者もより主人公の人となりなり、心情なりを理解できると思います。
途中ではボカしていて話の最後に明かすというのもいいと思います。
「えっ、こんなありがちな放送で、こんな風に考えてたのか?」と読者を驚かせたり。

あと、「エッチもしている」といいつつ、本編では該当行為無し、というのはフラストレーションが溜まるので
この雰囲気でいくなら「本番はしてません」という設定ですすめたほうがよいかも知れません。
(もしくは本編でとっととやっていただきたい(笑))
それでは。
236名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 09:27:48 ID:KSuRoLFR
お三方ともしっかりとされた評価
本当にありがとう御座います。

>>233
分かりやすく丁寧な批評ありがとうございます。
自分も此処でのカキコは初めてです。

誤字や改行はすみません。
気がはやって推敲もほどほどにあげてしましました。
読点は昔から使うのが苦手で…。
文が止まるたびに打ってる気がします…。

エロエロなのを書けるように精進します!

>>234
>>このままでは精液を飲まされたようで早い人はここで読むのをやめてしまうんじゃないかな。
そういう考えもありますね。
気をつけます。
>>あと、主人公が30過ぎのおっさんであるということを出すのがやや遅すぎる気がします。
これは本当に気づきませんでした。

改行は他の人のを見てもいまいちどうしたら良いかわからんとです。
目から鱗な意見、ありがとうございました。

>>235
細かいところまで、ありがとうございます。
正直に言うと電車はあまり利用しないのです。
地元の駅名さえわかんないェ…。
けど、駅とかの放送は好きです。あの言い方とか。

本番は…書こうとは思ってるんですよ。…本当に!


人から意見をもらうって大切ですね。
皆さんありがとうございました。
237名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 19:54:58 ID:sylZGStj
何故こんなに人がいないのだろうか
中々いいスレだと思うのに……
238名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 21:11:15 ID:ekOmTx4r
単にROMってるだけの俺から言わせてもらえるなら、
何となくだけど、山田さん・田中くん共に敷居が高いように感じるからかな?

現にそれが理由で俺、書き込み控えてるし……
239名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 22:44:14 ID:ayXjWhcl
正直お茶どうぞのノリがよく分からないし何で山田田中と名乗らなきゃいけないのかも分からない
それに投下作品のレベルが元々高いので気軽に参加出来ない
たまにルールを弁えていないからってスルーされてる作品があるけど、
添削スレって本来それくらいの初心者の為にあるべきなんじゃないのか?とも思う
240名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 00:29:44 ID:iFaHLN6F
んー、でも俺は”まず>>1を読む”って常識も無いのに投下なんて……って思うけどな
241名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 00:32:53 ID:NtuJYEkO
スレに投下するほうが敷居が高い希ガス
山田さんやるにも一言ちょっと言うだけでもいいとは思う

山田田中は単に区別しやすいようにじゃないかな
>>添削スレって本来それくらいの初心者の為にあるべきなんじゃないのか?とも思う
それは俺も思うけど、ルール守れないのが叩かれるのはどこでも条件反射に近いからなぁ

意外と人いてワロタw
242名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 00:39:13 ID:NtuJYEkO
>>240
けどちょっと>>1の注意書きって分かりにくくないか?
文の中に埋まってるし
軽く目を通したくらいじゃ見落としそう

連投スマソ
243名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 08:19:46 ID:+zKlvoW1
>>239
 結局のところ、投下作品のレベルはスレ内の他作品とレベルが合ってきて敷居が高いので、
お茶どうぞというフレーズは「少々のことは気にせずにどうぞ。取って食ったりはせんよ」という
田中くんウェルカム・批判暴走しやすい山田さん自重の姿勢を示しているんじゃなイカな?
 無論、此のスレ>>39付近のアレは(本人が書いているのなら)GJクレクレ君なので別途対処が
必要だが。あれはイタいを通り越して…。(今なら>>55からのID:l7gVOQMR氏にGJ!!って言える。)

 山田さんとか田中くんは、どこかの秘密結社の会合にかぶって参加するマスクみたいなもの。
要はノリかと。(でも真面目な田中くんをいぢめちゃダメだぞ。)

>>242
 確かによく見ておかないと注意事項は見落としてしまう。
 箇条書きに近いぐらいまで文章の整理をすればいいんじゃないかな。
 批判に対する横レス禁止と批判の受け流しを作者に任せる旨を謳う初回スレ59は重要な事を
言っているし、そのまま残しておきたいんだけど、ちょっと長くなるのでテンプレとしては>>2で参考
資料とするか、出典を明記して整理するべきかと。
244名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 10:06:38 ID:S+y6j3jM
正直

馴れ合い臭がきつ過ぎて気持ち悪いです。
245名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 22:18:44 ID:E7VrzFo5
このスレ程度で慣れ合いと思うなら、エロパロ板見るのやめたほうがいいよ
ここはむしろ書きこむ人が批評を受けたいのか批評しに来たのかにわかれることで馴れ合いにくくなってるから。
246名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 15:40:54 ID:I1n2NGKF
馴れ合いってほどじゃないけど独特の空気が出来てしまっているのは確か
しかしその空気はスレを無駄にギスギスさせないための工夫であることも分かるので何とも言えないな
依頼者用・批評者用テンプレ作って利用推奨しておけば参加しやすいかもよ
247名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 22:59:19 ID:DqaGxfYj
今現在書いているもので二次エロパロの評価をお願いします。
内容は高校生の大好きなお兄ちゃんと一緒にプールにきている中学生の女の子(何故か紐ビキニ)が
見知らぬ男に騙されオイルマッサージと称して悪戯されているものの出だしです。

どうも書いていて描写が温いかなというのと、そのわりに女の子側の感じる反応が
今一歩かなと思っています。特に喘ぎ声はいつも悩んでます。
248名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 22:59:49 ID:DqaGxfYj
「まって、まって。塗り方にもコツがいるんだ。手本を教えてあげるから
 そこで顔の下に腕置いてうつ伏せになってよ」
そう言って撫子の背中に手をあててエアーマットへと導く。
(わわっ……男の人に身体触られてる……!)
慣れないどころか、ほとんど初めての行為に頬がみるみる赤く染まっていく。
肉親の触れ合いや蛇の怪異で暦に助けてもらった時以外、大人の男性に触られた経験など撫子にはなく
暦の時だって全身を襲う苦痛でそんなものを意識できる状態ではなかった。
「恥ずかしいかもしれないけど、お兄ちゃんに喜んでもらうためだから頑張ろうね」
慌てる撫子は男の言葉で平静を取り戻して決意を固めなおすとバスタオルが敷いてあるエアーマットに体を横たえた。
男の下には中学生のとても可愛い少女。しかもほとんど全裸の紐ビキニ。
白い肌がわずかに日焼けしたのか背中がうっすらと赤らんでいるのが生々しいそこへとオイルをゆっくりと垂らしていった。
「ひゃっ」
慣れない液体の感覚に声をあげる撫子の背にオイルが溢れ流れるのを浅黒い手がゆっくりと塗り広げていく。
(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)
若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
「んっ……」
くすぐったさに少しだけ身震いする撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた。
両手を少しずつ下げ、腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激すると
撫子がよりくすぐったいのか身じろぎする。
「くすぐったい?もうちょっとしたらよくなってくるから頑張ってね」
「んんっ……はいっ」
生温いオイルローションが撫子と男の体温に混ぜられて暖かく、さらに肌触りよく撫子の身体へ纏わりついていく。
(気持ちいい……のかな?)
男の指先が優しく肌表面をなぞり、時には軽い指圧が筋肉の薄く柔らかい撫子の身体を
さらに柔らかくほぐしていって、撫子は経験のない感覚で気持ちよさそうに目を瞑った。
手がそれ以上下がると布地が全然無いお尻に触れそうになる位置から
浮かされ、今度は脚へとオイルを垂らしあまり肉がついていない細くて可憐な太腿へと手を滑らせる。
「脚は疲れやすいから、お兄ちゃんにも強くしてあげるといいよ」
「やぅぅっ!」
指が太腿に押し込まれる強い刺激に思わず声をあげる。ビクンと身体が勝手に動いて
その度に小さいお尻が男の眼下で艶かしく震えるのがよく見えた。
「お兄ちゃんは泳ぎ疲れてるからきっとこうするのが気持ちいいから」
「はぁ……ぃ……」
痛みと、でもそれだけではない感覚で返事もろくにできない撫子。
そうして今度は指で土を掘り返すようなマッサージから、また優しい愛撫へと変わる。
「ふっ、あぁっ…………はぁはぁっ……」
肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。先ほどの痛みとは相反する刺激で息を荒げていて。
「気持ちいい?」
「わ、わかり……ませ……んぅっ!」
手が腿の内側の際どい部分を撫でると感じやすいのか声が漏れ指先が脚から上のほうへと滑ると
肉付きはないが弾力と柔らかさを併せ持つお尻がオイルと指に引っ張られてプルンと震える。
露出度の高い水着を着た撫子がオイルローションの匂いに混じって汗と女の子らしい体臭を振り撒いて
悶えている様はこの男でなくたって興奮していただろう。
うつ伏せの撫子からは見えないがすでに男の股間は水着越しからもわかるほどに
男性を主張していて、十代半ばにも届かない少女の肌を弄くる手は激しさを増していた。
249名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:00:13 ID:DqaGxfYj
全身に襲い掛かる指先は白い手足を丹念に愛撫して性感を高めていき、背筋を伸ばすように
つーっと指が背中を登っているだけの動きですら、ぞくぞくぞくっと撫子の身体へ震えを伴う快楽が走った。
「んっ……ぁ…………」
オイルでぬめるお尻を両手の指全部を使いしっかりと揉み解されると
うつ伏せのまま撫子は何かを堪えるよう、腕に頭を押し付け息を吐く。
小さなお尻が強く握られ歪められているというのに撫子は痛みを感じるよりも
肉をこねられる快感を強く感じていた。そうして男の手管に翻弄される中、男が次の指示を出す。
「それじゃ次は仰向けで」
素直に体をころんと回した撫子は目に見えて様子が違っている。どこか庇護欲を誘っていた
幼い無邪気な相貌は朱に染まって艶を纏い、上目遣いで向けられた視線は快感と期待で
物欲しそうに揺れキラキラと涙で瞬いていた。男は十分にできあがっている撫子の姿を見て大胆にも
淡い膨らみをわずかな布で隠すそこへとオイルを垂らし両の手で擦るように指を使い始めた。
「あぅっ!んあっ!…………んっ!」
撫子が仰け反って強く悲鳴を漏らす。成長途上の胸が指に侵入され、健気に反発するのを十の指が獣のように貪りつくす。
全身を襲う快楽で小さくも硬く主張している乳首を摘み上げられると撫子にもわずかな疑問が芽生えた。
(マッサージなのに、いやらしいよう…………)
「……んんっ!?」
だが爪先で先端を弾かれると疑問を上げる声すらも嬌声に変えられてしまう。
抵抗どころかオイルでトロトロになった胸をまさぐりくすぐられて
男の思うまま弄られてしまっている身体は完全に男に服従してしまっていた。
250名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:06:46 ID:DqaGxfYj
終了です。

エロの時に心理描写と女の子の台詞が少なく、地の文が多いと
どうも文章に波がないというか盛り上がりが欠けてる気がします。
251名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:18:44 ID:gmIHVp42
∧_∧
( ´・ω・) とりあえずお茶入れて待ちますか……
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
252名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:34:07 ID:CcDy0L0x
・キャラの視点をころころ移動させていて感情移入できない
(撫子主観で男の行動を描いている部分なども多い)

・背骨や筋肉の硬質単語の中で「お尻」は違和感がある

・「てにおは」をはじめ、小難しい描写を選ぼうとしているが日本語がおかしい
例:>肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。
 肌がぬるぬるの粘液【に】覆われて【温かい】。
ちょうどこの部分、
>肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。先ほどの痛みとは相反する刺激で息を荒げていて。
痛みを感じるのは撫子だが「息を荒げていて」は男か神の視点になる
もしくは撫子が客観的に呼吸を荒げている述懐か…ともあれ全体的に
【誰の視点で語られているか】を意識して地の文を書くべき

全体的にそのレベルの問題点が多く、不安定な文でつっかえて没頭して読めない
253名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:39:51 ID:gmIHVp42
∧_∧
( ・ω・ ) ……これはまた手厳しい?
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
254名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:45:03 ID:D6UxMUbC
>>252
どうでもいいけど、
>てにおは
じゃなくて「てにをは」ね、助詞の「て」「に」「を」「は」が由来だから
てにをはの誤りを指摘するのだから、それくらいは正確にね
255名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:55:28 ID:gmIHVp42
∧_∧
( ・ω・ ) てにお茶
( つハ O
と_日 ) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
~~~
256名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:56:17 ID:CcDy0L0x
追加。
>若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
『限られた時間にしか存在しない若【い】張りと弾力を併せ持つ少女の背に男は手を這わせ、
背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。』
一文の中で何をメインに力を入れて描写したいのかを絞り込んだ方がいい
『若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中』だと時期を過ぎると
背中が消滅しそうで怖い
あと『限られた時間にしか存在しない』は『成長期特有の』などシンプルな表現の方がいい
あと『背中の背骨』はないわー

>>254
誤字修正ありがとう
257名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 00:07:46 ID:PM+HDDBr
技術的なことはわからないので感想を

これはntr物?
それなら、出だしはそのお兄ちゃんとのシーンをいれたほうがいいんじゃない?
それともう少し最初は嫌悪感みたいなのがあってもいいと思う。
最後の方は快感がまさってくって感じで波は出来るんじゃないかな。
嫌悪感を感じながらもお兄ちゃんのために、的な。

それと、一文一文が長く感じる。
それでテンポが悪くなってる気がするかな。

まぁなんか参考にでもなれば



   ∧∧
  (,,゚Д゚)  ∬   山田く〜〜ん、>>255さんに
pく冫y,,く__) 旦   座布団一枚
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
TTTTTTTTTTTTTTTTTTT
258名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 00:42:02 ID:vj9uIYTN
>>252さんが先に言っているけど、やっぱり視点が飛び過ぎなのが一番気になる
こういうのは、慣れていない側(より刺激を感じている側)の視点で一貫して書いた方がエロいんじゃないかと思う
(男側で、幼女の体に触れて感動している、って書き方でも可)
使う単語も、視点となるキャラクターの語彙に合わせる(これ結構重要と思う)
あと、女の子側で書くならもっと早めに、快感を感じて、男の行動にちょっとずつ疑問を持つような感じの内面描写が欲しい

女の子視点でちょっとだけ書きなおすとこうなる
---------------------------------------------------
男がそう言って撫子の背中に手を当てエアーマットへと導く。
(わわっ……男の人に身体触られてる……!)
慣れないどころか、ほとんど初めての行為に頬がみるみる赤く染まっていくのが自分でも分る。
---------------------------------------------------
「やぅぅっ!」
指が太腿に押し込まれる強い刺激に思わず声をあげる。
(や、やだ…。変な感じ…)
ビクンと身体が勝手に動いてその度にお尻を男の眼下でいやらしく震わせてしまう。
「お兄ちゃんは泳ぎ疲れてるからきっとこうするのが気持ちいいから」
「はぁ……ぃ……」
痛みと、それ以上に与えられる快感に撫子は返事もろくにできない。
---------------------------------------------------
「それじゃ次は仰向けで」
撫子は言われるがままに体をころんと回す。
いままで感じたことのない高揚感が全身を包んでいる。
(もっと…)
頬が紅潮し、目が潤んでいるのが自分でも分る。
男を上目使いで見つめ、次の「マッサージ」をおねだりしてしまう。
男は撫子の期待に応え、大胆にも淡い膨らみをわずかな布で隠すそこへとオイルを垂らし両の手で擦るように指を使い始める。
「あぅっ!んあっ!…………んっ!」
撫子は仰け反って強く悲鳴を漏らす。
成長途上の胸が指に侵入され、健気に反発するのを十の指が獣のように貪りつくす。
全身を襲う快楽で小さくも硬く主張している乳首を摘み上げられる。
もはやマッサージとは呼べないその動き。
しかし、撫子はそれに疑問を持つどころか、その刺激を待ちかねていたように身を震わてしまう。
(マッサージなのに、いやらしいよう…………)
----------------------------------------------------
以上
259名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 00:55:10 ID:s2r3Jq37
>>248
>どうも書いていて描写が温いかなというのと、そのわりに女の子側の感じる反応が
>今一歩かなと思っています。

というのでそのあたりに絞ってあまり此処では付かない種類のレスをあえて付けると

>(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)
>若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
>「んっ……」
>くすぐったさに少しだけ身震いする撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた。
>両手を少しずつ下げ、腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激すると
>撫子がよりくすぐったいのか身じろぎする。

序盤のここの展開がまずヌルい。ヌルすぎる。ヌルぽ。というかインポ。
「撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた」
別の所…別の所…別の所とまで、意図はともかく結果として読者に気を持たせておきながら
「腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激する」ってエステかこれは?
これはないだろう。ないでないだろうか。ないんじゃありませんか?ちっともエロくない。
序盤なのは解るがここでもうもっとガッと逝って良いんじゃないですかね。
部位的にもっとガッと。部位的に。

>(気持ちいい……のかな?)
>男の指先が優しく肌表面をなぞり、時には軽い指圧が筋肉の薄く柔らかい撫子の身体を
>さらに柔らかくほぐしていって、撫子は経験のない感覚で気持ちよさそうに目を瞑った。

続くここもヌルい。良くわからない第三者視点で「男の指先が〜」と続くというのは
ヌルいというよりもはやスカしているようにさえ見える。ここは
>(気持ちいい……のかな?)
>(でもこんなので気持ちいいのって変態さんだよね?)
>(けど最近ずっと暦お兄ちゃんに指までは大丈夫って触られてるから……)
とか撫子側の心理かあるいは感覚描写で押しておくところじゃないかな。
そうしといてもバチは当たらないような気がするな。

あとは
「男の下には中学生のとても可愛い少女。しかもほとんど全裸の紐ビキニ」
「(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)」
と序盤持ち上げた男の心理状態、高揚感がエスカレートしていく様子が後半ほとんど見られない。
構図を整理してみたらどうでしょか?それが「騙していいなりになっている女の子」を前に度を越していく男、
あくまで有り得ないほど「騙されてあられもない状況になっていく女の子」なのであれば
どこを強調すれば良いのか自分で判断つくと思いますがどうでしょうかね。どうでしょう。
260名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 06:00:31 ID:s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ ) …… 愛
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
261名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 06:01:23 ID:s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ ) …… のコリーダ
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
262名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 06:02:15 ID:s2r3Jq37

        *'``・* 。
       旦~     `*。
       ,。∩      *    that's where I am
      + (´・ω・`) *。+゚
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・' ゚⊃ +゚
       ☆   ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚
263名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 06:03:01 ID:s2r3Jq37

      。*・``*
 `。*`    旦~
 ☆ `* ∧,,/∩。,
  ゚+。*(・ω・` ) +
☆*゚*⊂   ノ 。*` You send me there
 + ⊂゚`・*。+・`
. ゚*。. .~∪ ☆
・`☆ ゚ ・*。+・`
264名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 06:18:41 ID:s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ )
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
265名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 06:19:21 ID:s2r3Jq37
∧_∧
( ´・ω・) とりあえずお茶入れて待ちますか……
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
266名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 09:22:49 ID:6w+5oAHU
ID:s2r3Jq37は>>247かな?
だとしたら個別レスしろとまでは言わないけど荒らしレベルのAA貼ってないで
しっかりレスしとくのが礼儀ってものだよ
別人ならいらんAA貼るのはやめとけ
267名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 13:10:00 ID:FGGzB/yx
268名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 13:57:49 ID:6w+5oAHU
ID:s2r3Jq37は>>247でなく>>259の山田さんか
アドバイスしておいてAA連貼りとか荒らしっぽいのやめなよ
269名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 17:45:51 ID:Jh30Id9N
喘ぎ声は、キャラサロンを参考にするのもいいんじゃないの

(敬称略)
kLvcCZFtYc
9vktT4nVbE :2009/10/16(金) 21:39:06
とかね
270名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 18:02:47 ID:VomD+l2+
いや、参考にならないと思う。
チャットとSSは表現方法が違うと思う。
臨場感が重要なチャットと、読み返しができる媒体であるSS、との違い。

あと、どう考えても他板への誘導になるので、避けたほうがいい。
その先がキャラサロンなどと言われた日には、確認を取るより先にこの書き込んだ人は>>39かと考えてしまう。
271名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 09:00:55 ID:MtKo1k9e
>>252 >>256
三人称の使い方を間違ってた気がします。
個人的に三人称はこの場合両者の行為を俯瞰的に描写できる事をメリットにして
書いてるつもりだったのですが、それと同時にその描写の視点分けができていないのがわかりました。
読み手からすると負担になる部分というのを理解してなかったです。
てにをはは完全じゃないですかある程度修正したのと表現を簡略化及び消去しました。

>>257
導入としてこの前に5kbほどのシーンがあります。
NTRというほどの意識はないのですが、嫌悪感の描写はちょっと思いついてなかったです。
文はどうも長くする癖がついていたみたいなのでほとんど一行で収まるように修正できました。

>>258
女一人称気味のが苦手なので、あくまで三人称としてなのですが
言うとおり女の子側を優先視点として書くようにします。
わかりやすいフレーズはとても参考になりまして、三つ目のところは
ほとんどお借りした形になりました。

>>259
気付いたのですが、自分の文章力ではマッサージ的なものをエロく感じてもらうには無理があったようなので
指摘されたところはほとんど省略して、あくまで前戯の前座としてさらりと流す事にしましたです。
なのでヌルい部分を短く、その次の背後から抱き締めながら、うなじ髪責め、胸とあそこを触りながらキスの練習などで
濃くいってカバーしていこうと思います。男視点も消して、あくまで女側視点に拘るようにしました。
あと、変態さんというフレーズは撫子っぽいので、後半のお尻攻めとかに使っていくことにします。


皆さんのおかげでとても文章がわかりやすくできました。
自分の癖がわからない事が多く、特に三人称での行為を欲張りに詰め込もうとしてる時の
問題点が理解できたです。続きもその流れが意識できた事で、きっと前よりいいものが書けそうです。
本当に色々とありがとうございました。
272名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 19:56:28 ID:az+AazVd
>>271
寝取られに見えないこともないので叩かれないためにも
注意書きをいれといたほうがいいと思いますよ


>>232を批評してもらったものなのですが
あの続きを書いたので、リベンジ的な意味合いも込めて
批評してもらいたいのですが連作はスレ的に大丈夫でしょうか?

結構長くなったのですがエロシーンだけ抽出したほうがいいでしょうか?
273259:2011/02/09(水) 21:55:28 ID:K7Fccsrz

控え目にお茶出し。つ旦旦旦~

>>271
山田的には通常ありえない事なんですが、
楽しみにして見に行きます。いつか。
では。

>>272
ここは今をさかのぼる事、3年ほど前にとある1人の書き手が
当時すでに始まっていたエロ叩きに悩んだ挙げ句、思い詰めてスレ立てまでして

>エロパロでエロネタ書いて叩かれた者です。
>(正確には、この掲示板ではなくあるスレのまとめサイトに投稿しました)
>最初のうちは、自分があんなエロいネタを投稿したから叩かれたんだとかなり反省しましたが、
>よく見ると、他の人も程度は違えど同じような事(エロネタ)を書いていました。
>よく考えるとエロパロ板のスレのまとめサイトですからね。
>
>そうなると同じエロネタでも書いていいエロネタと悪いエロネタがある、
>そして、私が悪いエロネタを書いてしまったから叩かれているという事になります。
>
>では、その悪いエロネタというのは誰がどう定義づけているのでしょうか?
>今の所、何も定義がありませんよね。
>もし、あなた方の言う、悪いエロネタの投稿を禁止したいのなら、
>どんなエロ表現が良くて、どんなエロ表現が悪いかを明確化して
>LRとして提示するべきだと思います。
>
>エロパロ板のガイドラインを見ましたが、そのような事は書いてありませんでしたし、
>該当スレッドのLR、私が投稿したまとめサイトにもそのような事は書いてありませんでした。

というレスと共に自作を投下したという、言わば’いわく付き’のスレを
その後その時々の有志がそれぞれの目的と意図で維持発展?させてきたものです。
だから良いんじゃないでしょうか?好きにして。適当で。
274名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 21:57:08 ID:3e6yzIF5
>>272
>批評してもらいたいのですが連作はスレ的に大丈夫でしょうか?
>結構長くなったのですがエロシーンだけ抽出したほうがいいでしょうか?

自分は最近このスレを覗くようになったので、他の人の意見は分りませんが
過去2スレをざっと読み返してみました。
・よくあるのは1〜10レス程度(「レス」で抽出しただけですが)
・批評するなら数レス分で十分という意見もが前スレであり
・25レスという投下もあったが、特に苦情もない
・同一作品・シリーズの複数回投稿(改訂版、続編など)については、該当例見つからず

1.長さについて
20レス以内くらいなら、全文投下でもよいのではないかと思うけど、
同一作品の場合は全面改定が条件と思います。
抽出するなら、エロシーンは欲しいけどw、状況説明なども重要です。
個人的には、前回の指摘部分でこうしてみましたよ、というところが見てみたいです。

2.連作について
これは個人的見解です。
批評スレなんで、どっちかというと改訂版を投下したほうがレベルアップの度合いが分りやすく、
前回の山田さん達も嬉しいような気もします。
改訂版は書き上げましたか?書いていないのならばそれを書くのが先決と思います。
書いた上で、今回投下したい「続編」が前回の物とは質的に異なるモノであるという自己判断があるのならば
連作はありと思います。(失礼ですが、山田さん達が同じ指摘をしなくても済みますよね?という老婆心です)

エラソーに聞こえるかもしれませんが、自分はここで批評を受けた人が、それを取り込み、レベルアップした作品を
本来発表すべき場所で発表することを願っています。
275272:2011/02/10(木) 01:22:40 ID:BbDWpDqD
前例もないので断りをいれといたほうがいいかと

前回投下したのは意見を参考にして改変して目的のスレに上げました。
あれの続きで、質的には同じものなのですが
本番のシーンも書いてみたので意見を聞きたいのですが。
276274:2011/02/10(木) 02:00:19 ID:POUUYVpR
>>275
そういうことでしたら、問題ないと思います。
うるさいこと言ってすいません。
277名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:34:05 ID:5lR1Uit5
>>276
わざわざ過去スレまで辿って頂いて有難う御座います。

投下させていただきます。

・オリジナル
>>232の続き
・流血表現あり、苦手な人はスルー推奨
・19レス程度
・エッチは13以降
278名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:34:47 ID:5lR1Uit5
 最後に秋那(あきな)と会ったのはいつだったか。
 帰り道を一人歩く。
 生暖かい空気が素肌に纏わり付く。
 春が終わり、暑い夏の始まりへ日々は移りゆく。
 季節の移ろいを感じながら思案する。

 一昨日の夜は、そのまま自分のアパートに直帰して独りで寝た。
 翌朝は最近の早起きが祟ったのか、血を抜きすぎて体力が低下していたのか、
もう年なのか久々の寝坊をした。
 目が覚めたら7時半を過ぎていて、支度も程々に会社に急いだ。
 その日も会社が忙しく、よく働いて疲れ果てすぐに帰って寝てしまった。
 今朝もまた寝坊してしまい7時に起きて、彼女のマンションには寄る余裕も
なく会社に行った。
 その日はまた一段と忙しかった。
 出社して直ぐに部長に呼び出され、又仕事が増えたのかと思い憂鬱な気分で
行くと、転勤を言い渡された。

 北海道へ。
 半年間。

 それで、今日は仕事の引継ぎやらなんやらで一層疲れた。
 引越し費用は会社で出してくれるらしいし、向こうにある格安の独身寮へ
入寮させてくれるらしい。
 それに転勤手当もつく。
 詳しい日程はまだ決まっていないが、遅くて1ヶ月後というところらしい。
 向こうへ行ったら半年間、そう簡単には戻っては来れないだろう。
 しかし半年程度で、これが終われば昇進もあり得るらしい。
 こんな風に仕事を任せられるのは入社して初めてだ。

 やはり、良い流れに乗っている。
 これも秋那と出会ったおかげだろうか。

 そのせいで今日も残業で、既に日付もまわっているし身体も疲労を
訴えている。
 布団に入ってしまえば、すぐにでも眠れるだろう。
 それでも足は彼女のマンションへ向かっている。
279名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:35:30 ID:5lR1Uit5
 結局、2日も会っていない。
 出会ってからは毎日のように会っていたから、2日も会わない日が
続いたのは初めてのことだ。
 一人街灯に見送られ静かな道を歩く。

 「ふわぁ」
 欠伸が一つ漏れる。
 身体は疲労を感じているが足取りは軽い。
 明日は日曜で会社も休みだしこの時間なら秋那も充分起きているだろう。
 これからもう何度、この逢瀬を重ねられるかわからない。

 半年。
 多分あっという間だ。

 しかし秋那にとってはどうだろう。
 自分があのくらいの年齢の時の半年は長く、大きかった気もする。
 どうだろうか。
 もうよく覚えてはいない。

 秋那は、俺が会社で仕事を任されたと言ったら喜んでくれるだろうか。
 そんなこと、彼女は興味ないだろうか。
 久方ぶりの良い出来事を彼女に伝えたい。
 彼女に一言、よかったねと言って欲しい。
 この喜びを彼女と共有したい。
 独り身でろくに人間関係を築けない俺には、喜びを共有できるような
相手はいない。
 不思議な関係の、独りだった少女以外。

 あの娘は2日も行かなかったことに怒っているだろうか。
 半年も会えなくなることを怒るだろうか。
 寂しんで、くれているだろうか。
 忘れられは、しないだろうか。
 久しぶりに秋那に会えるのが嬉しい半面不安もある。

 不安と喜びがグチャグチャに混ざり合って、深夜の道路で叫びだしたくなった。
280名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:36:40 ID:5lR1Uit5
 こんな所で悩んでいてもしょうがないと足を進める。
 それに、彼女がちゃんと食事を摂っているかも心配だ。
 これからまた独りで生活していけるのかも心配だし、彼女を独り置いて
いくことに罪悪感もある。

 まぁそれでも、俺と会う以前から一人で生活していたらしいし、
それは心配することでもないのだろう。
 半年間、彼女は一人でやっていくのだろう。

 臓腑を引き絞られるような感覚。
 身勝手な感傷。
 独身寮に少女は連れていけない。
 それに秋那が俺に付いてくるわけがない。
 また、腹の底に嫌な物が積み重なっていく。

 思考を無理矢理にでも切り替える。

 深夜にもかかわらず光々と光るコンビニに吸い込まれる。
 異様に明るい店内を一周して、プリンやケーキをカゴに放り込んでいく。

 これでご機嫌が取れるだろうか。
 ブリンもケーキも以前に買っていったら、子供らしく喜んでくれた。
 まぁ秋那に言わせると俺の血が一番うまいらしいが。
 甘い物が好きなくせにあんな鉄分たっぷりの液体のどこがうまいん
だろうか。
 旨い旨くないというより、あの娘もよく他人の血液なんて飲めるものだ。
 そんな下らないことを考えながらレジを通す。
 色褪せた財布から、折り目がついた千円札を出しお釣りを受け取る。
 コンビニの外に出ても町は足元に困らないくらいに明るい。

 病気の感染という観点から見れば、彼女の行為はへたな性行為よりも危険だ。
 考えれば考えるほど、心配事は積み重なっていく。
 そう考えれば随分危なっかしい娘だ。
 それでも自分の娘くらいの年齢の女の子と、関係を持っている
俺ほどでもないのだろう。
281名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:37:55 ID:5lR1Uit5
 意味のなさない考え事をしながら、人の少ない夜道を歩く。

 秋那が一人で住んでるマンションに辿り着く。
 外観は綺麗で、俺が住んでるアパートなんかより随分値が張るだろう。
 しかしオートロックなどはついていない。

 俺にとっては面倒がなくて有難いが、秋那のことを思うとかなり心配だ。
 小綺麗なエントランスをつっきりエレベーターまで行く。
 上、のボタンを押す。
 ボタンは上下に2つ付いていて、秋那くらいの身長でも手が届く位置に一つ余分についている。

 3階にあった箱が音もなく下りてくる。
 間抜けな電子音が鳴り、目の前の扉が開く。
 乗り込み、8Fを押し、ドアが自動的に閉まる僅かな時間さえも待てずに、
閉のボタンを押してしまう。

 エレベーターの箱の中は静かで、心臓がドクドクと煩い。
 全身の筋肉が堅くなっている、気がする。
 壁に寄りかかってみたり、離れて鏡の前にたって髪を直してみたりする。
 鏡に映った顔は固く、間抜けだ。
 また、壁に寄り掛かる。

 …落ち着かない。
 今の俺をはたから見れば、まるで緊張しているようだ。
 いや、どうも俺はここにきて緊張しているらしい。
 たった2日会っていないだけなのに、こんなにも不安になる。
 胸が苦しく、何時もしているように息ができない。

 彼女が俺のことを忘れていたら、嫌われていたら、いなくなって
しまっていたら、どうしようかとまた不安に思っている。
 自分勝手な理由で会わなかったのは俺なのに。
 あの娘より、仕事をとるのは自分だ。

 思考が負の方向にグルグルと螺旋を描く。
 現実的に将来を考えれば、仕事を選ぶのは当たり前だ。
 いやそれより、普通は得体の知れない他人より自分のことを優先するのは
何も悪いことじゃない。
 他人の子どもを置いていくのなんて当たり前のことだ。
282名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:39:03 ID:5lR1Uit5
 チーンと、間が抜けた電子音が鳴る。
 ドアが自動的に開き、夜の闇とそれを隈無く照らす人工の光。
 空は黒く星ひとつ見えない。
 冷たい空気が入り込んでくる。
 思考の回転が止まる。

 「すぅ、はぁー」
 こんな事を考えていてもしょうがない。
 箱の中から出る。
 地上8階は空気が冷たく、頭が冷やされる。

 ゆっくりと、人工の地面を歩き出す。

 彼女に会ったらまず、謝ろう。
 何日も連絡もせずに来なかったこと。
 2日間もご飯を作ってやれなかったこと。
 2日間も一緒にいてやれなかったこと。

 半年も、会えなくなること。
 彼女を、置いていくこと。

 そうしよう。
 きっと、彼女は笑うのだろう。
 いつも通りの幼い笑顔で。
 もしかしたら、気にもしないかもしれない。
 所詮行きずりの関係だ。

 幼い少女のごっこ遊びだ。
 半年の間に忘れてしまうかもしれない。

 …それはそれで寂しい物があるが、それが一番いいのかもしれない。

 一番奥の部屋に辿り着く。
 そういえば、冷蔵庫の中に豚肉が余ってたな。
 賞味期限もうだめかな。
 秋那は料理、できただろうか。
283名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:39:53 ID:5lR1Uit5
 インターフォンを押す。
 別に鍵は掛かっていない。

 それは、…買い物から帰って来ない母親のため、なのだろうか。
 それを聞いて最初は困惑して憤りもした。
 しかし今、自分は同じことをしようとしているのだ。
 ぎゅうぎゅうと罪悪感が入り込んでくる。
 また思考が良くない方に向かっている。

 彼女に会ったら謝ろう。
 そう決めたばかりなのに。

 ドアの向こうに反応はない。
 いつもはインターフォンが鳴ると、トタトタと急いでやってきて秋那が
ドアを開けてくれる。
 少し前までは俺の顔を見ると一瞬少し淋しげな顔をした後の笑顔になる
のが見てて辛かった。
 最近は最初から笑顔で、淋しげな顔をすることもなくなった。

 少し待ったが、ドアが開く気配はない。
 物音も、…しない。
 冷たい風が、ひゅうひゅうと不安を急き立てる。
 また、どくどくと心臓が騒ぎ出す。
 煩い。
 グルグルと取り留めのない思考が踊り出す。

 ドアノブに手をかける。
 案の定、すんなりと回る。
 勢い良くドアを開け放ち、お邪魔する。

 「秋那?」
 ……返事がない。
 いつも名前を呼んだら名前を呼び返してくれるのに。
 いつも通り暗く電気も点いていない廊下が何故かいつもより冷たい。

 「秋那!」
 靴も荷物も放り出し一番奥の部屋に走る。
 まるでぶち壊すように扉を開ける。
 暗い部屋。
 一日中カーテンが引かれ、部屋を照らすのはテレビだけ。
 そのテレビも今はただ沈黙している。
 目が慣れるのを待ち、耳を澄ませる。
284名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:40:26 ID:5lR1Uit5
 「…ぁ、…はぁ」
 微かに息遣いが聞こえる。

 「秋那?」
 そこで電気を点ければいいことに気づく。
 いつも秋那が照明器具を嫌うのだ。
 
 手探りで照明の電源を探る。
 スイッチに手が触れる。
 カチッと音が鳴り、部屋が白く染まる。
 蛍光灯の白い光が目を差す。
 ゆっくりと目を開ける。

 白い壁、白く分厚いカーテン。
 壁際にはテレビが置かれ、隣に勉強机が置かれている。
 反対側の壁側には白いベット。
 それと、瞳を閉じた全裸の少女。
 傍らに刃まで赤い、愛用のカッターが転がっている。
 少女の両の手があるところの白いシーツが真っ赤に染まっていて、
少女の白い手も夥しい赤に染められている。

 「秋那!?」
 足をもつれさせながらもベットに走りよる。
 傍らに膝を付く。

 左腕には何本もの古傷に混じって新たに数本、鮮やかに赤い筋が
走っている。
 今まで白く、傷ひとつなかった右腕には一本の線が周囲の肌を
赤く染め上げている。
 近くで見た少女は蒼白で、今にも消えそうで、口元だけが
血のルージュで赤く。

 「秋那」
 名を呼ぶ。
 ゆっくりとした動作で瞼が開く。
285名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:42:09 ID:5lR1Uit5
 「あき、ひと?」
 「あきな?」
 「暁人」
 少女の声は弱々しく、顔色は蒼白を通り越して、真っ白だ。

 「どうしたんだよぉ」
 「ぇへへ」
 弱々しく笑う姿は心を抉られるようで。

 「あのね、…だめなの」
 「なにが?」
 「えっと、ね。そのね、自分のじゃ、駄目、だった」
 少女はゆっくりと、もどかしくも言葉を紡ぐ。

 「暁人のじゃないと。なんかね、いっぱいにならないの」
 少女は無理に笑顔を造る。
 泣きそうな顔で。

 「足りないの。…からっぽなの。…ここら、へんが」
 億劫そうに血だらけの左手を持ち上げ、胸の真ん中あたりを指さす。

 「すごく、足り、ないの」
 必死に造られた笑顔はもう笑顔の様をなしてなく、心をガリガリと穿っていく。
 そう言って力尽きたように手を血溜まりの中に戻してしまう。
 手を下ろしたさいに、ビチャっと音が鳴る。
 痛みでか、少女の顔が一瞬歪む。
 その拍子に、一筋だけ少女の瞳から滴が溢れる。

 「……さみ、しい、の」
 小さな、耳を澄ませても聴こえないほど小さな、少女の本心。
 母親が消えても、今まで一度も言わなかった言葉。

 秋那の瞳が俺の視線を絡めとる。
 赤い左手が俺の頬に添えられる。
 冷たい、手。
286名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:49:01 ID:5lR1Uit5
 「泣いて、るの?どこか、痛いの?」
 自分も泣きそうな顔で言ってくる。
 自分だって泣きたいくせに。
 自分だって痛いくせに。
 自分のことを省みず俺なんかのことを心配してくれる。
 言われて目元に手をやると、熱い滴が後から後から途切れることなく流れていた。

 今更ながらに気づく。
 実感する。
 ああ。
 こんなにも。
 俺は、この少女を、大切に思っていたのか。

 ベットに放置されていた、カッターを右手で取る。

 「ああ、俺も痛いよ。此処が」
 少女の愛用のカッターで、胸の真ん中をさす。

 「いっしょだ」
 本当に嬉しそうに微笑む。
 秋那の微笑む顔が、とても愛おしい。
 視界がよけい滲んで目の前が見えなくなる。

 カチカチと刃を出し、左手首を、切り裂く。

 「あっ」
 熱い。
 痛い。
 彼女との情事とは違って、気持ちよくも心地よくもない、ただの痛み。
 涙と同じくらい血が流れ出る。
 彼女の口元に持って行くと、舌を伸ばし舐め取る。
 少女の舌が触れた刹那、背筋に電流が走る。
 痛みという、快感という信号。
 冷たい両手で左腕をつかまれ、血を勢い良く啜られる。
 体内の血が抜けていく。
 喪失感と充足感。
 気が遠くなるような痛み。
 自分で作った痛みとはまったく異なる。
 射精して、しまいそうだ。
287名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:50:17 ID:5lR1Uit5
 「はぁ、はぁ」
 「ふぅ」
 数時間位経ったか、実際は数秒しかたってないのかわからないが彼女は
傷口から唇を離すと一息ついた。
 流石に血の抜き過ぎでナニも萎んでしまった。

 クラクラとする。
 涙が止まった後に熱が溜まっている。
 身体が疲労と水分不足で、重い。
 心臓が血液を作り出そうと痛いくらいに動いている。
 全力疾走した後のように鼓動が鐘を衝いている。
 心なしか脇腹もいたい。

 「ごちそうさま」
 少女が妖艶に微笑む。
 女の涙は幻のように消えてる。

 「はぁ、はぁ、はぁ」
 血の抜き過ぎと痛みで頭がぼんやりとしてくる。
 死ぬ、死ねる。

 ぼんやりとした頭で秋那の両手に包帯を巻いてやる。
 包帯も用意はしていたらしく、ベットに転がっていた。

 ぐ〜、音が鳴り響く。

 「ぇへへ」
 「…ハラ、減ったのか?」
 「うん!」
 人の元気も吸いとっていったのか、さっきとは別人のように元気に返事をする。
 簡単に包帯を巻き終える。

 「一昨日から血しか飲んでないんだもん」
 拗ねるように口を尖らす。

 「っ?!なんでそんなことしてるんだ」
 しかもその血も自分の血だろう。
 よく生きていたなこの娘は。
288名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:51:34 ID:5lR1Uit5
 「だって、だってなんか足りなかったんだもん!知ってるでしょ。
 私は、血がないと死んじゃうんだよ。それなのにその血で満足
 できなかったんだもん!」
 相変わらず良く解らない理由だ。
 いや、それだけ俺が必要とされてたってことなのだろうか。

 右手で顔を覆う。
 本当に仕事なんてしてる場合じゃなかったと後悔する。
 会いに来てやればよかった。
 顔を合わせられない。

 人の気も知らず、今度は秋那が人の腕を取り包帯を巻き始める。

 「ねぇ、おなかへったー」
 「ふっ。あぁ、そうだったな」
 つい笑ってしまう。
 こちらの悩みなんてお構いなしだ。

 立ち上がると、フラっと揺れる。
 左腕は秋那によって手際よく、俺より数段綺麗に包帯が巻かれている。
 玄関まで戻って落したままのコンビニの袋を持ってくる。

 「プリン位だったら食べれるか?」
 2日も何も食べていないんだ、消化に悪いものは戻してしまうかもしれない。

 「うん!プリンすき〜」
 しかし何故この娘は全裸なのか。
 血で汚れるから血を飲む時は服を脱げって言ったのは俺なのだが。
 目のやり場に困る。

 「ほれ」
 プリンとスプーンとついでにとってきた俺のTシャツを渡す。
 もともと白いTシャツは血液でプリントがあるところが真っ赤に染まってるので、
部屋着もとい情事の後用として再利用している。
 「ありがと〜」
 受け取ったTシャツを被る。
 サイズのあってないそれは、膝近くまで覆い隠してくれる。

 秋那が早速プリンのフタを開けて、フタの裏を舐める。
 舌が赤く、ドキッとする。
 視線を剥がしコンビニの袋を漁る。
 もう一つプリンを買ってきたのだが。
 奥のほうに入っていたプリンを発掘する。
 俺も血を抜きすぎて何か栄養がほしい。
 フタを開ける。
289名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:52:35 ID:5lR1Uit5
 「じー」
 秋那がこっちを見ている。

 「じーー」
 秋那の手の中の容器は既に空だ。

 「ふぅ、ほら」
 プリンを差し出す。
 自分がにやけているのがわかる。

 「ありがとー」
 パッと笑顔が咲く。
 本当に、この娘には敵わない。

 袋の中から鉄分たっぷりらしい携帯食をだし咀嚼する。
 パサパサと口の中の水分が奪われる。
 一緒に袋から出した栄養ドリンクで口内を潤す。
 血を吸われる事自体は覚悟の上だった。

 旨くも不味くもない携帯食を胃におさめる。
 いつの間に袋から出した出したのか、秋那がケーキと紅茶で
食欲を満していた。
 よくそんなに食べれるものだ。
 30過ぎてからは、食欲も落ちてきて人が食べるのを見るだけで満足してしまう。
 ボロボロとベットを汚しながら、ケーキをおいしそうに食べている。
 紙パックの紅茶が今にも倒れないか心配だ。
 食事をとってる様は、本当に子供っぽい。
 こちらの視線に気づく。

 「おいしいよ?食べる?」
 そう言って一欠片、今にも落ちそうなケーキを差し出す。
 苦笑し、シーツを汚す前に差し出されたフォークに食らいつく。
 甘ったるい。
 この甘さは少し辛い。

 「おいしい?」
 「ああ、うまい」
 「よかった」
 にこっと笑う。
 じんと胸が暖かくなる。
 もうこの笑顔なしでは生きていけないかもしれないと錯覚する。
 秋那がケーキを平らげ、紅茶も飲み干す。
290名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:54:57 ID:5lR1Uit5
 「ふぅ」
 ひと心地着いたのか、ころんとベットに寝転がる。
 そこら辺に放置された容器やらのゴミを集める。
 秋那がじっとこっちを見つめている。
 ゴミをまとめて、コンビニの袋に入れてしまう。
 床に落ちたままのカッターも危ないので片す。
 視線がこっちの動きを追う。

 「ねぇ暁人」
 背中に声がかかる。
 振り返ると、ベットに横になったままの秋那と視線がぶつかる。
 ドキリと、高鳴る。

 「何だ。秋那」
 「えっち、して?」
 食欲の次は性欲か。

 ベットにゆっくりと歩み寄る。
 跪き、目線を合わせる。
 吸い込まれるように顔を近づける。
 何も、他のことは何も考えないようにして、唇を重ねた。
 ふんわりとした感触。
 ただ合わせているだけの唇が、じんわりと熱い。
 顔を離し見つめ合う。
 秋那の瞳は既に潤んでいて。

 「ねぇ。…して」
 唇が甘い言葉を作る。
 ベットにあがり、邪魔な服を脱ぎ捨てる。
 幼い少女に馬乗りになる。
 潰さないように気を使いながら。

 先ほど着せたばかりの秋那の服を剥ぎ取る。
 白い肌。
 両腕に巻かれた血を吸って赤い、純白だった包帯。
 その手が俺の頭を抱く。
 少女の顔が目前に迫る。
 影に覆われた中で瞳が妖しく煌めいている。
 甘い香りが思考を焦がす。

 「キス、して?」
 握りつぶせそうなほど小さな頭をかき抱き、唇を貪る。
 唇を押し付けて。
 前歯を舐め上げて。
 舌を絡めて。
 唇を吸って。
 舌を食んで。
 唾液を交換する。
291名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 03:58:37 ID:5lR1Uit5
 「ん…っぁ……はぁ」
 少女の口内は甘く、甘く、熱く、蕩けそうで。
 脳味噌が溶ける。
 何も考えられなく、なって行く。

 息が苦しくなり口を離す。

 「はぁ、はぁ」
 秋那の瞳は濁り、息を荒らげている。

 「はぁ、…暁人の、唾液もおいし」
 艶美に微笑む。

 「秋那」
 そのまま喉に口付けを落とす。
 首筋からは、柔らかい甘い匂いが漂っている。

 「んっ」
 鎖骨に沿って舌を這わす。
 熱い体温。
 少女の平熱が高いのか、身体が昂っているのか。

 「ふふっ、くすぐったい」
 身を悶えさせる。
 ゆっくりと下に下がっていく。

 「あっ」
 薄い胸に口付けを落とすと、僅かながらに背筋を反らす。
 片方の胸をマッサージするように手の平で捏ねる。
 少女の胸はほんの少しだけ柔らかく、指を押し込むと固い骨を感じる。
 そして鼓動を感じる。
 桜色の蕾を口に加える。

 「やっ、ぁ」
 ぎゅっと小さな手のひらで頭を押さえつけられる。
 口内できゅっと尖った乳首の感触を楽しむ。

 「きゃん。あっ、ふふ、赤ちゃんみたい」
 楽しそうに少女が笑う。
 右手で固く凝った乳首を軽く摘む。

 「やんっ、はっぁ」
 背筋が弓なりに。
 左手は背中に回り滑らかな肌と絡みつく絹糸のような髪の感触が手に優しい。
 ひと通り反応を楽しみ、さらに下へ進んでいく。
 ぷっくりと柔らかく、幼く滑らかな腹。
 少女の身体をかき抱き、何度も何度もキスを落とす。
 手は下に滑らせ、若く淑やかな足に触れる。
 肌は滑らかでしっとりと手に吸いつく。
292名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 04:00:57 ID:5lR1Uit5
 「あ、…ふぅ…はっ…ん」
 くすぐったいのか、身を捩るように悶える。
 ゆっくりと、ほぐすように腿を撫ぜる。
 少しずつ少しずつ、つけ根に向かっていく。
 小さな臍に何度もキスをする。

 「やっ、はっ、ん」
 反応に艶が交じる。
 手にぬるっとした液体が触れる。
 顔を離す。

 「はぁ、はぁ、はぁ」
 少女は両腕で顔を隠し、首まで真っ赤に染まっている。
 まだ幼い秘めやかな丘は、ひくひくと愛液で艷めいている。
 可愛らしい耳にキスをする。

 「濡れてるな」
 耳元で囁く。

 「はぁ、ぁ、んぅ、うる、さぃ」
 蚊の鳴くような声。

 「弄って、欲しい?」
 コクンと微かに頷く。
 少女の固く閉ざされた秘所に口を付ける。

 「あっ」
 筋に沿ってゆっくりと舌を這わす。

 「やぁぁ」
 言葉とは裏腹に、腰を浮かせ押し付けてくる。
 じゅっと蜜を吸い取る。
 ほぐすように舌で柔らかな陰唇を何度も撫ぜる。

 「ん、はぁ…」
 包皮に包まれたままの、固く尖った小さなクリトリスにキスをする。

 「やんっ」
 一層強く少女の手の平に力がこもる。
 小さな蕾を舌で転がし弄ぶ。
293名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 04:04:58 ID:5lR1Uit5
 「やっ、そこっ、だっ、めっ」
 舌がそこに触れるたび、声が跳ねる。
 軽く優しく歯をたてた。

 「やっ!っーーーーーーー」
 腕の中でビクン、ビクンと熱い身体が跳ねる。
 口を離す。

 「やっ、ぁ…」
 秋那は両腕で顔を覆ったままで、表情は伺えない。
 その手はぎゅっと、固く結ばれている。

 「顔、見して」
 包帯に巻かれた両腕を掴み、広げる。
 イッたばかりの身体には力が入ってなく抵抗もない。

 「やぁ…」
 呆けた瞳。
 蒸気した頬。
 口は半開きで赤い舌と口内が覗き見える。
 イッたばかりの、幼い蕩けた顔。
 頭が、白熱する。
 痛い程に勃起したそれを秘部に押し当てる。

 「ぁ…する、の?」
 返事の替りに濡れそぼったそこに擦りつける。

 「やっ、あ…はぅ」
 「はぁ、はぁ」
 先端をワレメに割り込むように当てる。

 「ふふ。かわい。…いいよ。きて」
 差し出される両手。
 小さな指に大きく硬い指を、絡める。
 少女の手は熱っぽく、火傷しそうで。

 幼い姫穴にグロテスクな怒張を挿し入れる。
 どちらの熱さかわからない程に融け合う。
 狭い膣内を媚肉を掻き分けるように侵入する。
294名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 04:06:34 ID:5lR1Uit5
 「いっ、あ、ぁ」
 少女の顔が歪む。
 少しずつ、少しずつ少女のなかに押し入る。
 少女の腟内は熱く、きつく、少しでも気を抜けば射精してしまいそうで。
 亀頭を完全に咥え込む。
 ぎちぎちと痛い程に締め付けてくる。
 膣内は狭くそれを切り拓くように腰を進める。
 毎回、幼い秘部は壊れてしまうんじゃないかと不安にさせる。
 媚肉を掻き分け、コツンと最奥に到達する。

 「っーーー」
 「はぁ」
 無意識に止めていた息を吐き出す。

 「は、はい、った?」
 涙目で見つめてくる。
 触れるだけのキスをして。
 首を縦に振る。
 声を出せばそれだけで果ててしまいそうで。

 「うご、いて、いいよ」
 微笑む。
 今はただ、この少女が何よりも、愛おしい。
 ゆっくりと傷つけないように腰を引く。

 「あっ、ぁぁ」
 ゆったりとしたストロークを繰り返す。
 少しずつ少女の膣内が解れていく。
 じゅぶじゅぶと水音が響く。
 愛液で動くやすくなった、少女の膣が絡みついてくる。
 先程まで固かった少女の姫穴は、今は柔らかく、熱っぽく絡みつく。

 少女を抱きしめる。
 胸元に少女の顔が押し付けられる。
 背中に小さな手のひらを感じる。
 腕の中の少女は熱く、身体が融解して混じり合ってしまうんじゃないかと。
 ぎゅっと空気ですら二人の間に入らないようにきつく抱き合う。
 何も考えず、唯々腰をふる。
295名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 04:08:49 ID:5lR1Uit5
 「やっ、っ、あっ、はっ、ぁ」
 絶頂に向けて少女を犯す。
 混ざり合って溶けてしまえと腰を叩きつける。
 2人で欲望を貪り合う。
 先端にコツコツと最奥になんども当たる。

 「あっ、はっ、やっ、あきっ、ひとぉ」
 「あき、な」
 反射で名を呼ぶ。
 こちらを見上げる瞳と視線が絡まる。

 少女の中の怒張はもう限界で。
 もう少しこのままでいたくて。
 限界を越えるようにひたすらに腰をふる。

 「いっしょ、にぃ。…ずっ、と、いっ、っしょ、にぃ!」
 心臓を鷲掴みにされる。

 「きすぅ、してぇ」
 唇を奪う。
 がむしゃらに唇を押し付ける。
 カツンと前歯が当たる。
 少女の膣内がきゅっと締まる。
 背筋を反らし、ぎゅっと一層強くしがみつく。
 頭を痛いほどに抱き締められる。
 最奥に自身を捩じ込む。
 「んぅ」
 舌を絡める。
 少女の身体を壊すように思いっきり抱き締める。

 暗転。
 思考が真っ白に染まる。
 限界を突破し果てる。
 唇を合わせたまま、白濁を注ぎ込む。
 息を止めて。
 何度も。
 ありったけの精を少女に吐き出す。
 射精がおさまる。
 顔を離す。
296名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 04:14:56 ID:5lR1Uit5
 「はぁはぁはぁ」
 「はぁはぁ、はぁ、あつぅぃ」
 果てたベニスが引き抜ける。

 「あっ」
 「はぁはぁはぁ」
 酸素が足りない。
 身体中が燃えてる。
 思考は霞がかってて。
 少女の隣に倒れこむ。
 向かい合うようにして、少女が横になりこちらを見上げる。

 「はぁ、はあ、いっぱい、だしたね?」
 息も荒く、少女は微笑む。
 この行為の意味も知っているかも微妙な、幼い少女が。
 下腹部を赤い包帯を巻いた手で慈しむように撫でる。

 「ふふ」
 陰唇から溢れ出した精液がひどく淫らで。
 その仕草にどきっとさせらせる。

 「はぁはぁ」
 まだ返事をするほどの余裕が無い。
 年か。

 「ふふ」
 それを見て、少女が笑む。

 「暁人」
 「はぁ、はぁ、あき、な」
 首に腕が回され、唇を奪われる。
 柔らかく頭をとろけさせるような感触。
 さらに思考が鈍る。

 「おやすみ。……今、だけでも一緒に、いてね?」
 最近は見せなくなった淋しげな顔。
 ぼやけた頭ではその意味すらろくに理解できずに。
 そう言って、返事も受け付けずに少女は眠りについた。
297名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 04:15:50 ID:5lR1Uit5

お粗末様でした。

今度は誤字脱字は無いと思います!
句読点はなるべく減らしてみました。
改行もなるべく読みやすさを重視しました。
どうでしょうか?

もっとエロく、良い文章を書けるようになりたい。
感想だけでもお待ちしています。
298名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 11:23:19 ID:aEryatjg
>>297
大分良くなっていると思います。
このまま投下しても問題ない、と思うけど、それ以上を目指していると思うのでより細かいところで

・改行がまだ多いイメージ
個人的には、場面転換(時間、場所、視点)するまで改行ない方がそのシーンに集中できるので好き。
一文が短めに書かれているからそれで問題ないと思う。

・裸
>先ほど着せたばかりの秋那の服を剥ぎ取る。
脱衣は、非エロシーンからエロシーンに転換する重要ポイントなんで、
ここはもうちょっと女の子の体について描写が欲しい
もっと言うと、話の前半では裸で無い方がエロシーンの裸が引きたてられていいと思う
血を吸うときの習慣、というのは面白いと思うけど、本番ありの作りなら、最初から裸で登場するより
エロシーンで剥いたほうが読者が盛り上がると思う
エロ作品なら設定もエロシーンを盛り上げるような設定にするか、そのような演出にすべき

・女の子の年齢
女の子の年齢が前回投下作で小学校高学年に見える、とあったのでそのつもりで見るとちょっと気になる個所あり
精神年齢はもっと下のように描写されているので、ロリ物として書いていると判断して指摘する
>「ごちそうさま」
> 少女が妖艶に微笑む。
これはタイミング的に早い、と思う。
(このタイミングだとかなり人外ぽさを感じてしまう)
「ごちそうさま」
少女が無邪気に微笑む。 (ロリ物だから幼さ演出)
で良くて、
>「えっち、して?」
のほうで、妖艶さを出せばいいと思う。(ここでエロ)

>「ふふ。かわい。…いいよ。きて」
「来て」はちょっと、年齢が上に感じられてしまう。
「ふふ。かわいい。…いいよ。ちょーだい」
ぐらいでいいような

・男の年齢
女の子と対比して30男なんだと思うけど、セリフをみるとどうもイメージが固定されない
(も少し若いアンチャン的なセリフも混ざっている)
もうちょっと保護者的なセリフにしたほうが雰囲気がでると思う
「何だ。秋那」->「どうした?秋那」
「顔、見して」 <-これは激しく萎える

以上、まとまり無くてすみませんが。
299名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 06:41:35 ID:eIV++Ara
わかりやすいご指摘ありがとうございます。
参考になりました。

>>エロ作品なら設定もエロシーンを盛り上げるような設定にするか、そのような演出にすべき
設定や演出はあまり考えてなかったです。
やはり本能のまま気の向くままに書いてたら駄目ですかね。
セリフの所は設定が甘いのが出てるのか。
もう少し修正してみます。

修業不足な感は否めませんね。
精進します。
エロ方面での意見を貰える場所はそう無いので有難いです。
300名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 01:03:22 ID:33ACpqvn
今まで何本か版権作品のSSを書いてきましたが
オリジナルを初めて書きます。

こういう場合でもここに投下していいのでしょうか?
301名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 01:12:21 ID:KKV7C4uJ
>>1より抜粋
「二次創作・一次創作」「ジャンル・傾向」「何レス程度」などを記載

あと「どういうところを重点的に見て欲しいか」を書いておけばいいと思う
302名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 07:17:24 ID:UWzrN8x8
>>301

重点的に見て欲しい場所が特定されない場合、特にどこというのではなく全般を見て欲しい場合は?

「どういうところを重点的に見て欲しいか」というのをこのスレに尋ねるのは
「どこを重点的に叩かれたいか」言えと命じられているのに等しいから
投下側が自ら指定するのは相当勇気が必要なことに思われるのだけど。
303名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 11:55:50 ID:anXbHAOQ
>>302
ああ、それで今まで何度か提案あったのにテンプレ入りしてなかったんだ
じゃあそれは特に書いてもらう必要はないね
304名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 14:25:19 ID:qyCAU925
見てもらいたいところがある人だけでもいいんじゃない?
まぁそういうのがあると批評もしやすくなるかも
305名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 20:09:11 ID:8id7ui0m
以前批評させてもらった経験からすると、あった方が圧倒的に書き易いし、書こうって気になる
もちろん無理強いはできないけどね
306名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 00:04:42 ID:E8Y3AM4t
進みたい目標が分かった方がアドバイスしやすいというのはあるな
まあ、そういうのがまったく全然まるでないのなら書かなくてもいいとは思うが
307名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 07:10:42 ID:U9UUyOoR
「どこをどう批評して欲しいか書いていないSSは批評したくない」
「どう批評して良いのかわからないのでスルーすると思う」

というのが批評側の正直な心情なのであれば、その旨は明文化して
次スレの>>1に記しておけばいいと思います。
不文律にしておいて、それに従わない投下者を叱り飛ばしたり、総出で無視する方が不親切な気がします。

だいたいにおいて、どこをどう直して欲しいか明確に決まっている人ならば、
いちいち言われなくたって自らそれを示してくるものでしょうけど。
でもそうではない、自分に欠けているものが何なのか、それすらもわからないレベルの人だって居るでしょう。
そんな程度の低い書き手は相手にしたくないというのが本音なら、それは致し方のないことです。

通常のスレで、投下SSをスルーするか否かが読み手に委ねられているのと同じく、
批評を求めてくる者を無視するか否かは、こちらの批評家先生方の自由な訳ですものね。
308名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 07:42:48 ID:dNw5BEWv
>>307
いやいや、そこまでは言ってないんじゃない?


ROM専ですけど……
309名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 08:41:27 ID:U9UUyOoR
>>308
そうですか?
どちらにせよ、暗黙のルール的なものは少ない方が新規が入りやすいというのも、事実ではないでしょうか?
どうもこちらのスレは、不特定多数の板住人に向けたスレにしては、特殊な不文律が多いような気がします。
しかもそれが、スレ内できちんと統括されていないというか。

例えば少し上のレスを溯って見たところ
「投下者が批評した人間にレスを返さないのは失礼である」
というような意見を書いている方がいらっしゃいました。
これも、かなり特殊な不文律ですよね。
通常、エロパロ板の大部分のスレでまかり通っている
「書き手はSS以外で語るなかれ、まして、感想を書いた読み手にお礼の全レスなんてウザイことこの上なし」
の常識を念頭に置いていたら、批評家先生へのお礼なんかもしないで済ませようと考えられても、仕方ないのではないでしょうか?

無論、どんな場所への投下であっても、そのスレのログを前の方から見返して空気を読むのは投下側の礼儀であって
そうすればこちらのスレの特殊な雰囲気も理解されるはずであるし、いちいちローカルルールとして記す必要はない、といわれてしまうなら、それはそれまでのことですけど。
310名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 12:13:39 ID:LX3EczRu
>>307>>309
>どちらにせよ、暗黙のルール的なものは少ない方が新規が入りやすいというのも、事実ではないでしょうか?
>どうもこちらのスレは、不特定多数の板住人に向けたスレにしては、特殊な不文律が多いような気がします。
>しかもそれが、スレ内できちんと統括されていないというか。

ちょっとケンカ腰なのが気になるけど、言っていることはまあ分る。
でも、ここは匿名掲示板で、住人だって同じ人がいつも常駐しているわけでもないし、
入れ替わりも相当しているはず。(自分も最近来たばっかりだし)
テンプレを整備していけばいいんだろうけど、1サイクルが半年くらいのスレだとそれも結構しんどい。
特に半分ボランティアみたいなこのスレは。

でもまあ、ちょうどいい機会だから、テンプレ改定を提案します。


311テンプレ案:2011/02/19(土) 12:20:07 ID:LX3EczRu

ここはジャンルを問わず、投下された作品を有志が批評するスレッドです。
エロパロ板なのに、どうして自分のエロネタは「GJ」をもらえないのか?
そんな初代スレ1さんの、そんな悩みから生まれたスレッドです。
自作のエロネタを持ち寄り、評論会の振りしたお茶会と致しましょう。

※邪神認定スレ等ではありません。
※山田さん(いろいろ言う側)も田中くん(文章を書く人)もマジレス推奨。

◎投下規定
1.作品内容
(1)自作であること
タイトルには「叩かれた」とありますが、
自作でさえあれば叩かれたことがなくても投下できます。
 投下前の最後の読み直しとして利用しても構いません。
(2)エロ・非エロ、その他ジャンルは問わず
 エロネタでなくても、投下されたネタは山田さんたちが批評してくれます。
 ただし、過剰なグロ、スカトロネタはスルーされる可能性あります。
(3)長さは10レス程度を上限に(長くても20レス)
 見て欲しいシーンのみ投下でも良いです。
 その場合、最初にあらすじなどを説明してもらえると批評しやすくなります。
(4)同一作品・シリーズの複数回投稿(改訂版、続編など)は可
 同一作品の場合は全面改定が条件です。
(5)誤字、脱字レベルのチェックは自分で行っておくこと
(6)改行
 1)全角40文字で入れるのを推奨
 2)1行ごとの改行は非推奨
(7)長文の台本形式は不可(小ネタなら可)

2.投下時の注意
(1)作品説明文を先頭で投下のこと
 ・二次創作・一次創作
  (必須)
 ・ジャンル・傾向
  (必須)2次創作なら元ネタ作品名も
 ・使用レス数
  (必須)
 ・見て欲しい個所
  (任意)書いてあった方が、山田さんが批評しやすくなります。
 ・投下対象スレ
  (任意)
(2)先に他の人が投下している場合は時間を空けて投下すること
 最後の田中くん・田中さんの投下から24時間くらいは待ってからの方が、
 皆きっちりとした評価をしてくれます。

3.批評・批評に対するレスについて
(1)批評に対する他の山田さんからの横レスは禁止
 荒れ防止のため禁止します。
(2)批評についての田中さんからのレスは自由(無くてもよい)
 批評を受け止めるか、流すかは田中さんにお任せします。
 ただし、田中さんからのレスが少しでもあった方が山田さんは喜びます。

--------------------------------------------------------------------------------
一応、過去ログもざっと読んで、まとめてみました。
改行は平均的なルールはこんなものかなというところにしています。
初スレ59の精神は引き継いだ形にしたつもりです。
他の方もご意見あれば、お願いします。
312名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:56:18.57 ID:ly457beC
現状のテンプレもどきを作ったやつです。
あんときは前スレが終わっちゃったので、慌てて建てたんだよね。
(あげく、重複になっちまったという恥ずかしいオチ)

>>311で自分は全面同意。
つーか、タイミング悪かったりでなおせなくて、ずーっと『一時創作』になってるのが恥ずかしかったんだよ……
313名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:00:57.52 ID:6RNB4Y0m
>>311
GJ!!テンプレ(案)作成乙です。よくまとめられていると思う。
特に批評をうけたいポイントが分からないと批評がやりにくいというのは山田さん
していると感じるところ。
よそで叩かれてやって来た時は「何が悪いのか」知りたいところだと思うので、
元スレでどういう指摘があったのかを分かれば添削もやりやすい。

最後の「田中さんからのレスが少しでもあった方が山田さんは喜びます」という
部分は激しく同意。反応が無いのはさみしい。

(それにつけても冒険の書規制は使っている専ブラがまだ対応していないのが面倒い…)
314 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:48:09.84 ID:Bl7L/+N/
>>300です。

投下してもいいみたいなのでSSを投下します
・一次創作
・ジャンルは和姦、付き合ってしばらく経つカップルのSSです
・レス数は、20000字なので12〜3レスほどになります

見てほしい場所
・キャラをイメージする描写に不足はあるか
・エロさがどのくらい不足しているか
315 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:48:52.93 ID:Bl7L/+N/
「ふう………これで終わり、と…」
生徒会役員も楽じゃない、平の役員でもすべきことはたくさんある。
新崎育美は、小さく息をつくと目の前のパソコンから視線を外した。
鏡のほうを見ると、自分が心なしか疲れたような顔をしているのがわかる。
乾いた目をこする、大きなくりくりとした瞳にも疲労がにじんでいた。
小さくため息をつき、育美はもう一度、作業をしているパソコンの方に向き直った。
担任の頼みで生徒会に所属したが…まさかここまで多忙だとは思っていなかった。
仕事に追われる毎日に、先生には恨み言の一つでもいってやりたいくらいだった。
それでも、引き受ける人がいないなら自分がやるしかない…と気持ちを切り替える。
議事録のまとめに、会議のための書類作り、生徒からの要望の処理、
部活や同好会から提出される備品購入申請のチェックもしなければならない。
気真面目な育美にとってパソコンに向かい仕事をするのはもっとも適任かもしれないが、
多くの人の意見を…言い方は悪いがあしらわなければならないこの仕事は、
抱え込んでしまいがちな育美には、同時にもっとも不適任でもあるといえた。
「まったく、こんなものに予算が下りると思ってるのかしら…」
各部活動、同好会から提出されたプリントに一枚一枚目を通し…その内容に呆れる。
こんなもの適当に却下してしまえばいい…会長や副会長はそう笑ったが、
真面目な申請もあることを考えれば、それはどうしても許せなかった。
「………はあ、あとちょっとね…」


「お〜い、なんだ……まだ終わってなかったのかよ」
大内涼は、ノックもしないで生徒会室の扉を開けた。
育美にいつもノックをしろと怒られているが、どうしても忘れてしまう。
「………ノックをしろって、いつもいつも言ってるじゃない……」
育美はすぐにこっちに気づき、涼をじろりと睨む。こっちを見る目が妙に冷たい。
ただ、いつもと違ってそこに苛立ちの色が浮かんでいる。
「また仕事押し付けられたのか? もう5時過ぎてるぞ」
「……まあね、涼は…………補習かしら?」
育美がモニターから目を離すと、少し表情が和らいだような気がした。
邪魔にならないように涼は隣の椅子に座った。
「ああ……赤点取ったくらいでこの理不尽な扱い、ひどすぎないか?」
「自業自得でしょ………今集中してるから後で」
涼が振った会話にもまったく取り合わず、会話をさえぎって仕事を再開する育美。
涼は育美の隣に座ったままその……見慣れた横顔を眺める。
「………………」
目の前の仕事を片付けている真剣な表情にはどこか冷たさが感じられる。
やっぱり育美には笑顔のほうが似合っている…涼は改めてそう感じた。
生徒会の仕事と勉強を両立させるのは、成績のいい育美でもかなり大変なのか、
休日であっても二人きりで遊びに行くということはほとんどなかった。
毎日暇な涼にとって、デートもまともにできないというのは辛いものがあったが、
それでも育美とこうやって二人きりでいられるだけでも満たされる……
事に及ぶとき、もう少し積極的になってくれれば…と思うときもあるが。


「何?」
涼が来てからどうも落ち着かない、おそらくじっと見られているからだろう…
育美は視線を涼に移し睨みつけてしまう。そんなつもりはなかったが…
「いや…改めてみると可愛いなって……そんな怖い顔するなよ」
可愛いと言われて嬉しくないわけはない。
普段だったらを喜んでみせたりもする。しかし今は大事な書類を作っているとき…
もっと空気を読んでくれと言わんばかりに育美は小さくため息をついた。
嬉しいことは嬉しいが、溜まったストレスのせいで素直になれない。
「……邪魔するなら帰って」
「なんだよ…人がせっかく褒めてやったのに…」
涼ががっかりしたような顔を見せる。悪いとは思ったが……
邪魔するほうが悪いとすぐに思考を切り替えた。
そんな涼のことは放っておいて、次はバスケ部の備品申請書に目を通す……
316 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:49:14.12 ID:Bl7L/+N/
却下、そしてバレー部、テニス部、サッカー部と次々と却下していく。
非現実的な希望に、こんなもの頼む前から受け入れてはもらえないとわかるだろうと
ますますいらいらしてしまう。
次々と申請書を読み流し、会議に必要なデータだけを入力する…
その作業を繰り返していると、ふと涼がいないことに気が付いた。
育美が視線を動かすと、その端に涼を見つける。
本棚から本を取り出して退屈そうにぱらぱらとページをめくっていた。
「なあ、ここって漫画とかないの?」
「…………はあ、そんなものあるわけないでしょ?涼……お願いがあるんだけど………」
「おっ、手伝ってほしいのか?」
「違うわ、おとなしくしてて…あなたに任せるとろくでもないことになりそうだから」
「おいおい、ひどい言い方だなぁ……いてっ!」
隣に戻ってきた涼の後頭部を引っ叩く、涼がデリカシーのないことを言ったり
授業をサボったりしたときはいつもこうしていた。
叩かれたところをさすりながら、涼は反省したのか申し訳なさそうな顔を見せる。
育美はこの顔に弱かった、悪いのは向こうだとわかってはいるが
どうもやりすぎてしまったような気分にさせられるからだ。
「ほら、ここ座ってて………………すぐ終わらせるから」
なだめる…というわけではなかったが、
育美は小さく笑みを浮かべて優しい口調で話し、またパソコンに向かった。


「………………………」
「…………なあ、終わった?」
また叩かれてはかなわない…涼は様子を伺うように育美に話しかける。
大きな目、通った鼻筋、小さな唇……相変わらずの美しい横顔に見とれながら。
「まだ…半分くらい」
育美が返事をする、しかし目は育美の顔から豊かな胸の膨らみ、
むっちりとした太ももに注がれていた。健康的なボリュームに目を奪われてしまう。
まだ、涼のいやらしい視線には気が付いていないみたいで
育美は何かぶつぶつ言いながらキーボードを打っている。
邪魔をしないように、涼がモニターを覗き込むと、
よくわからないが、次の会議の議題についての資料を作っているみたいだった。
自分にはとても真似できない……毎日の授業だけでも面倒なのに、
大変な上に金にもならない生徒会の仕事をするなんて……
涼は、恋人の育美には、ある種の尊敬の念も抱いていた。
自分とは別世界に住んでいるような彼女に対して。
もっとも、生徒会に所属していなければ
毎日もっとあんなことやこんなこともできるのにと不満も感じていたが。
あんなことやこんなことと考えていたら股間が熱くなってしまった。
「ごくっ………なんか疲れてるみたいだし、ちょっと休んだらどうだ?」
ブラウス越しのたっぷりとした乳房…
わしづかみにすれば言いようのないマシュマロのような柔らかさ…
そしてその先端にある乳首はまだ薄い桃色で、大きさも控えめだった
……何度も見た育美の乳房を想像し、涼は生唾を飲み込む。
「今日中に終わらせないといけないのよ…休憩なんてしてる暇はないの」
仕事のほうが大事なのか、あっさりと育美に断られてしまった。
それとも、いやらしい視線に気が付いてしまったか………
いつもならここで引くが、育美の巨乳のことを考えてペニスが熱くなったからか
涼はもう少し食い下がる。せめて少しくらいは触りたかった。
「そんなこと言わずにさ…………」
「ああんっ!」
ゆっくりと手を伸ばし、ぷにゅっと育美の薄手のブラウス越しの胸をつついた。
指にはぷにぷにとした柔らかな感触が残る。
もう一度……今度は軽く揉んでやろうと手のひらで乳房を包み込む、
むっちりとした重たい…手に余るボリューム……
それを軽く、むにむにと指を沈めて揉んだところで思いっきり手を叩かれてしまった。
手の甲をさすりながら、おそるおそる見上げると怒り心頭の育美が……
「ちょっと……仕事の邪魔しないで!!」
317 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:49:34.62 ID:Bl7L/+N/
忙しいにもかかわらず、胸を揉まれてさすがに許せなかったのか、
眉を吊り上げて涼を睨み付ける目は威圧感さえ感じさせるものだった。
ここで謝ってもいいのだが…許してもらえず、追い出される可能性もある……
道は一つと、涼は努めて冷静に振舞おうとする。
「怖い顔するなって………そんな疲れた顔して書類作っても、効率悪いだけだろ?」
「………でもっ…」
育美が何か言おうとしたが、言わせてもどうせやめろとかいい加減にしろとか…
大体予想はつくので胸をわしづかみにして言葉を封じる。
少し引っかかれて、涼は思わず手を離してしまう。
…がひるまずにたっぷりとした肉を捏ね回し育美の反撃の機会を奪っていった。
「昔からよく言うだろ………頭を使った後は、身体を動かさないといけないって」
育美も、いつまでもいいようにはさせないと、立ち上がる……
逃げようとしたのか、しかし涼は手を掴み華奢な身体を引き寄せた。
背後から育美の華奢だが柔らかい身体を抱きしめると、
両手を回してぎゅっと大きな胸を円を描く要領で揉み解した。
普段なら、ゆっくりとも胸を揉まれるのが弱いのか、
こうすると育美は力が抜けてもたれかかってくる…
それで真っ赤な顔をして、こっちの手を受け入れてくれる。
今日もいつものように指を沈め、手のひらを押し付けて乳房をまさぐった。
………と考えながら、育美の胸をパン生地をこね回すように遠慮なく揉み続ける。


「涼…ふざけないで!」
普段ならあまり抵抗できないが、状況が状況ということもあって育美は大声を上げる。
「俺は本気だぞ…それっ」
これでひるむような涼ではないということはよくわかっていた。
手つきはますます激しく…ねちっこくなっていき、指を食い込ませたかと思うと、
今度は優しく乳房をさすり、その次はボールのように手のひらの上で弾ませてきた。
涼とするとき、大概は胸から責められる。
育美にとってはあまり好きではない豊かな膨らみも、涼にとっては好みのようで、
熱い吐息を耳元や首筋に吹きかけながら両手でたわわに実った果実を揉み捏ね続ける。
「やっ…やめなさい、怒るわよ……んんっ」
身を捩じらせて手から逃げようとすると、たゆたゆと水風船のような乳肉が揺れる。
それに目をつけられたのか、ぎゅむっと強く胸を掴まれてしまう。
さらに掴んだまま力を込めると、指の隙間から柔らかな肉がはみ出てしまう。
「まあまあ……すぐ終わるから…………すげーな、ぷるぷる揺れてるぞ?」
「んあっ……ふ…う、っ………だめっ」
だめ……育美はそう言って拒絶するつもりだった。しかし、だんだんと力が抜けていく。痴漢に触られても嫌悪感しか覚えないが……涼だとまったく違う。
「顔はだめって言ってないぞ……口でいくら言われても説得力ないなぁ」
本当にそんな顔をしているのだろうか………正直言って信じたくはなかった。
生徒会の大事な仕事があるのに、
彼氏に胸を揉まれるだけでそんなことも忘れて愛撫に没頭してしまうなんて………
育美は、自分にも流されやすいところがあったのかとそれを恥じる。
「仕事が………くっ…あぁんっ……」
「あとあと」
まだ拒否できることに育美はどこか安心していたが、涼は決して引き下がろうとしない。
育美からすればいい加減な涼だったが、こういうときだけは粘り強く触り続けてくる。
「………あとで、ひどいわよ……許さないから…」
言葉では涼のことを許さないと言わんばかりに拒絶するが、
胸を揉む手を振りほどくことはできなかった。
人肌に暖められた、パンパンに張り詰めた二つの丸み。
涼は育美のそれを支配し、あたかも所有物として自由に扱っている。
下からすくい上げて手指にのしかかる重さを楽しんだかと思えば、今度は全体をさする
……まるでマッサージされているみたいだった。
声を上げようとしても、小さく息をつくことしかできない、
せめて…生徒会室じゃなくて、どちらかの部屋でやってもらいたかった。
やめろと言ったつもりなのに、口から出るのは切なそうなため息……
残っている理性を総動員して、乳房をおもちゃにしている涼の手をぎゅっとつねった。
「いてっ…………あー、そこまで怒ってるなら、思う存分しちゃおうか……
318 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:49:50.88 ID:Bl7L/+N/
どうせ殴られるなら、一緒だからな………」
見上げると、涼がにやりと笑っていた。
抵抗が中途半端だったから、逆に向こうの気持ちに火をつけてしまったようだ。
指先が少し動いて、最近ブラがきつくなった胸の頂点の辺りを軽くくすぐってきた。
「ひうっ………そ、こは………!」
育美は一瞬甲高い声を上げそうになって…あわてて口を閉じる。
強い電気が乳首を走り、それが胸から手足の辺りまで一気に進む。
「この前だってちゃんと止めてやったのに、結局殴られたし」
誰かに見つかったらどうするんだろう……涼はお構いなしに乳首を指で軽く引っかく。
しゅっ…しゅっとブラウスの生地がこすれる音が、
静まり返った部屋の中で、育美の耳に妙にはっきりと聞こえていた。
育美の耳に聞こえるのは、荒くなった涼の吐息と、自分のあえぎ声だけ……
世界が止まってしまったような錯覚さえ覚えた。
「んふっ……あ、ああんっ、声……出ちゃう…」
「もう誰もいないだろ? ちょっとくらい大声出しても平気だって」
そうかもしれない……でも、育美は、誰かが覗いているような気がしていた。
もちろん気のせいかもしれない…しかし、一度不安になってしまうと、
見られているという心配が頭から離れなかった。
もし見つかったら注意では済まされないはずだ…停学になってしまうかもしれない。
それなのに涼の手を引き剥がすことができなかった。
「先生が……ん、んっ…ぁ……」
ボタンがはずされる、水色のブラに窮屈そうに包まれた乳房があらわになった。
今度はその上から胸をむぎゅむぎゅと揉まれ、ブラの奥に隠れているが…
…固くなりつつあった乳首をきゅうっと軽くつねられる。
「だったら、自分で口でも塞いでればいいだろ?」
涼の言う通りかもしれない、育美もそうしようと考えたが、
いいように振り回されているようでなんとなく気に入らなかった。


「………育美って胸でかいよな。ずっと揉んでたくなる…」
「言わないで、って言ってるでしょ……あんっ、気にしてるんだから…」
大きな乳房の感触に、涼はすっかり酔いしれていた。
むっちりと指を飲み込むようで、それでいてぷるぷるとした弾力は指をわずかに押し返す。
気を抜くと、あまりの気持ちよさにいつも激しく揉み潰してしまう。
そうするとよほど痛いのだろうか、それで何度も育美に怒られていた。
だが、こんな胸を目の前にして思う存分揉みくちゃにできないのは
お預けを食らっているようにも感じられる。
「気にしなくてもいいだろ? 大きくて柔らかくて、気持ちいいぞ」
前に育美から聞いた話では、やはり大きな胸をコンプレックスに感じているようだった。
じろじろ見られただの…痴漢されただの………優越感を覚える反面、
自分以外の男が育美の乳房に触れているというのはどうにも許せないことだった。
「あうっ……ひゃんっ、そこは、だめぇ………」
言葉での拒絶はまったく気にしない、涼はちらっと育美の表情を伺う。
ずいぶんと顔が赤く、目は伏し目がちで、口からは甘い吐息が漏れていた。
こうなってもまだやめろと言える、素直じゃないところも涼は嫌いではなかった。
「それに…感度もいいし、俺は好きだけどな…育美のおっぱい」
むにゅりと指を強く押し付け、手のひらで圧力をかければ、
スライムのような育美の乳房は力を込めた通りに形を変える。
しかしこれだけでは終わらない。
こりこりと乳首を指で転がし、少しずつ固くなる感触を楽しむ。
小さな突起が、だんだんとブラの上からでも存在を示し始めてきた、
涼は荒くなる鼻息を抑えて、ブラも捲り上げてしまった。
「ううっ……あ、んっ、はあぁっ……あ、だめ、なのに………めくるのも、反則……」
「やばい…俺も興奮してきたかも………ここでするの初めてだし」
「はあっ……ん、もう、いいでしょ……? 今なら、殴らないから…」
丸い果実のような乳房を外気に晒す、育美は恥ずかしくなったのか少し弱気になっていた。
「えー…本当にいいの? すごい気持ちよさそうに見えるけど…」
当然ここで終わらせるつもりはなかった、
できれば最後までしたい……涼の股間はすでにしっかりと膨らんでいる。
「…っ…………………」
319 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:50:08.67 ID:Bl7L/+N/
「続けても、いいよな………?」
押し黙ってしまった育美、それに乗じて乳首を軽く引っ張り上げる。
「……んあぁっ……………………」
悲鳴を上げるだけで反応はない、涼は受け入れてもらえたのだろうと考え、
母乳を搾るように、下からすくった乳房を根元から先端に向かって揉み扱く。


「すげ、たゆんたゆんしてる……水風船みたい」
涼の手から伝わってくる熱が、頭をぼーっとさせる。
たぷたぷと乳房を弾ませる両手………
熱のこもった乳房は揉み解されることでさらに柔らかさを増していた。
「っ……くぁっ………はあ、あっ……」
足が震えてきて、育美は立っていられなくなり涼のほうにもたれかかろうとしてしまう。
だが、ここで寄りかかればまた何か言われると思い何とか踏みとどまった。
「乳首も…こっちのほうが好きなんだろ……?」
「〜っ!! あ…………!」
すっかり立ち上がっているニップルを強くひねられると、声が出そうになってしまった。
ぎりぎりのところで口をふさいで、声を封じ込めることに成功した。
誰かが声を聞いて入ってきたら……育美は自分の想像で顔を真っ赤にしてしまう。
「今声出しそうになっただろ…わかりやすいな、育美は」
涼がいかにも意地悪そうな笑みを浮かべながら、
さらに乳首を引っかいて、ひねり上げ、指で押しつぶす。
一つ一つの指の動きが的確に育美の官能を引き出す、
もう抵抗しようなんて気持ちはなくなっていた。
「だっ……て……涼が……んふぅっ……」
「ほら、俺によりかかれよ……もう立ってられないだろ?」
「………ん、ぅっ……あうっ…」
口をだらしなく半開きしにしながら、育美は涼に身体を預ける。
お尻の辺りに硬いものが押し付けられていた。
「ケツもでかいよな……育美って」
涼の右手が離れる、そして下に向かったかと思うとスカートの上から、
いっぱいに広げた手のひらでお尻をもみゅっと揉んできた。
揉み込まれていた乳房と同じように、触れられた右の尻山もぞくぞくっとしてしまう。
「………やっ……そっちも?」
豊満な胸よりは目立っていなかったが、
むっちりと肉付きのいいお尻は、スカートの上からでもふくらみがわかるくらいだ。
その育美のお尻を、荒々しく動く手が容赦なくこね回していた。
乳房ほど敏感でないのをいいことに叩いたりバウンドさせたりしている。
「当たり前だろ? 俺だって…育美のエロい声聞いてたら我慢できなくなったかも…
押し付けられたペニスがお尻の谷間の辺りに挟まっていた。
やがて硬い棒が前後して、育美の桃のようなお尻をなぞり、つつく。


「……はあ、いい匂い………こうやってぴったりくっついてるとよくわかるなぁ」
繊細な神経の集合体を指で刺激しながら、涼は育美の髪に顔を埋める。
ふわりと漂う優しい香り……リンスと、わずかに汗の匂いがした。
鼻をくすぐる甘ったるい匂いに、思わず息が荒くなる。
「ん、んんっ…やあん、固い、のが……」
ペニスが押し付けられているのが気になるのか、育美はちらちらと後ろを向く。
テントを張った股間はお尻の谷間と左右の山を行き来する。
そのたびに、むにゅりと柔らかな二つの丘に竿が圧迫されて、
ペニスがむずむずするような気持ちよさを覚える。
柔らかなボールに包まれているみたいだった……
ぐっと腰を前に出すと育美の大きなヒップがへこむ。
育美はくすぐったいのかお尻を振ると、余計にペニスが扱かれてしまう。
深いお尻の割れ目でマッサージされると、
無意識のうちに射精を回避しようとしたのか腰を引いてしまっていた。
しかし、胸を揉む手は意地でも離さない…
桃色の果肉を、控えめな乳輪を、爪でなぞってくすぐる。
「そういう時は、チンポって言わないと……ほら、このくっついてるのは何かな…?」
320 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:50:26.08 ID:Bl7L/+N/
「はうっ……ん、ん……」
育美にチンポと言わせたかったが、向こうは声にならない声を上げるだけ…
返事もまともにできないみたいだった。
さらに胸への責めで、お尻のほうにまで気が行っていないからか、
ペニスをぐいぐいと大きなお尻で押し返してくる。
涼はそれをいいことに、お尻からすらりとした色白の太もものほうにまで手を進めた。
「っ……そんなに押し付けるなよ……やっぱり、したくなった?」
腰を前にやり密着すると、そそり立つペニスがお尻の谷間の中にしっかりと入り込んだ。
小刻みに揺れる尻肉がちょうどいい振動を与えてくれる、
覆いかぶさるように育美に抱きついて、硬く締まった小粒のさくらんぼに指先を絡ませた。
「………………」
育美はうつむきながらも首を左右にふるふると振った。
しかし、顔を真っ赤にして、目の焦点がどこかあっていない表情を見れば
本気で嫌がっていないことくらいすぐにわかる。
「首振ったって俺にはわかるぞ?」
「ふああっ、ひゃうっ………だ、め………」
亀頭を上下左右に動かしお尻に文字を書くように進ませる。こ
うすると育美は肩をすくませたり、お尻を引いたりとしっかり反応してくれる。
涼は、お礼として儚げな乳首を摘んできゅっと軽く引っ張る。
釣鐘型になった乳房が持ち上がり、ある程度のところで指を離すと、
解放された白い風船みたいな胸がたぷんたぷんと大きく波打った。
「育美の”だめ”はもっとしてくれって意味なんだろ? 素直じゃないなぁ……」
「あ…んっ………そこ、あんんっ……力抜けちゃう……」
「………もう十分抜けてるだろ?」
胸とお尻を触られて、蕩けた表情をした育美は、さらに涼にのしかかっている。
バストもヒップもしっかりと発育しているのに、
育美の身体は軽く、もたれてきても簡単にそれを受け止めることができた。
「ん、んっ…あんっ……ああん…………」


「ほら、こっち向いて」
気持ちよくなりつつも、育美は内心ではためらいを覚えていた。
人が来そうなところでこんなことをしていいのか……涼の力強くも優しい手つきに、
思考も溶けてなくなってしまいそうだったが、理性が全くなくなったわけではない。
「…………何、するの……………?」
涼の左手がお尻から離れると頬の辺りに宛がわれる。
そのままされるがまま顔だけ後ろを向かされる。
「キスだよ、今日はまだしてないだろ?」
どういうつもりか聞く前に涼が耳元でささやいてきた、
そっと当たる生暖かい風がくすぐったく、ぴくっと肩を震わせる。
「………………………」
無言のまま涼は顔を近づけて、逃げる間もなく迫る唇を自分の唇で受け止めてしまった。
くちゅっ…と静まり返った生徒会室で小さな音が響いた。
「んっ……んむっ、んぅ………」
くちゅっ…ちゅっ……っと、混ざり合う唾液から出る水音はだんだんと強くなる。
その音が耳の奥で響くと他には何も聞こえなくなってキスに集中させられてしまう。
「……………………………」
涼の舌が育美の口をこじ開けて、中まで入り込んできた。一緒に唾液も流し込まれると、
よく知っている少し違う味が口の中を満たした。
ぬめぬめとした舌が巻きついてくる、
捕らえた獲物をまるで食べるように絡みついた舌は離れない。
少しざらざらした厚みのある肉が唾液をすすり、口内を暴れる感じは嫌いではなかった。
「ん……ふっ…………ん、んっ……」
涼の舌が、内頬や歯茎、歯、喉の手前と丹念になぞり始める。
いつものちょっと適当な涼とはぜんぜん想像できない、ねっとりとした丁寧なキスだった。
育美はこうされたくて、キスをするときはいつも、完全に涼にリードしてもらっている。
「…………………はあっ、はあ…はあ………」
舌で唾液をすくい、それを自分の口に流し込む……涼がそんなことをしている間に、
育美は息苦しくなって口を離してしまう。
涼はあっけにとられたような顔をしていたが、何かを察したようににやりと笑った。
321 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:50:56.29 ID:Bl7L/+N/
「苦しくなった?」
「………………………」
「目がとろーんとしてるぞ? キスするといつもこうなるよな?」
こう言われても最初の頃は否定していた、しかしあるとき鏡を見てから、
涼の言うとおりだということに気が付いて…それからは何も言えなくなっていた。
「それは、涼が……………」
もっとも、涼に上に立たれるのはどこか気に入らないものがあり、
反論しようとするが何も思い浮かばなかった。
「ん、何?」
「………なんでもない…」
育美はそっと口を押さえる、まだ涼の唇の感触が残っていた……
もう一回、したい……けどそれを素直に言い出すことはできなかった。


「それじゃ、俺のほうも気持ちよくなりたいんだけど…」
ずっと抱きしめていた育美の身体を離す、そして身体ごと正面を向かせると、
ずっと勃起しっぱなしだったペニスをむき出しにした。
皮が完全に剥けたそれを育美に向ける、いきなりの行動に戸惑っているみたいだった。
「また、するの………? あまり気が進まないんだけど…」
育美の惚けた表情が少し曇った、何度も本番までしていたが、
手や口での奉仕は苦手なようで、ためらいがちに手を伸ばしたり引っ込めたりしていた。
「でも、育美のすべすべした手、気持ちいいからさ………」
育美の手を取る、小さな手は柔らかくて少しだけひんやりしていた。
今日こそこの手で射精してやると涼は心の中で決意した。
「……………………ちょっとだけ、だからね………」
じっとペニスを見ながら、仕方なさそうにつぶやいた。
少し声が上ずっていたから、完全にいやというわけではないはずだ…涼はそう確信する。
「すごい……固い………」
細い指が竿に絡みつくと、吸い付くようなすべすべした感触がペニスを包み込む。
育美がわずかに力を込めると、ペニスに緩やかな圧力が伝わる。
このままでも心地よかったが………
「前に教えたように、扱いてくれる?」
「………こう?」
育美の手が前後する、色白な手と黒ずんだペニス…
このコントラストも快楽を高めるスパイスになる。
涼は動く手にそっと自分の手を添えて、もっと早く動かすように促した。
何も言っていないが、育美もそれを察してくれたのか手の動きを早くし力も入れてくれた。
「あー、そうそう……うまくなったな、もしかして練習……いてててっ!」
よせばいいのに、気持ちよくて気が緩んでしまったのか、ついつい軽口を叩いてしまう。
不意に育美の手が止まり、思いっきり竿を握り締めてきた。
訪れる激痛に涼は思わず声を上げてしまう。
「誰がそんなこと、別にやめてもいいのよ…」
育美が顔を近づけて涼を睨む、どうやら機嫌を損ねてしまったようだ。
「ごめんごめん、冗談だって………だからさ…」
「…………………………」
すかさず謝って、続きをしてくれるように目で訴えかけると、
育美は何も言わずにペニスを扱き始めた。
「ううっ………」
触れてくる育美の手は、まだまだぎこちない手つきだったが
時々恥ずかしそうにちらちらとこっちを見てくる表情がなんともいえない愛らしさで、
興奮はさらに高められる。
指はカリ首や亀頭にまで進み、露出した粘膜をなぞる。
鈴口から溢れる先走りが、育美の手を汚し、同時に粘着質な液体が滑りをよくする。
くちゃ…くちゅ……にちゃ………と何かを舐めるような音が聞こえてきた
、不規則に動く五指が段差になっている角の部分に引っかかり、
亀頭を撫で、裏筋を通り……ペニスのさまざまな場所を気持ちよくしていく。
「まったく……なんでこんなこと…」
ぶつぶつと文句を言いながらも、育美は手を止めない、
それどころか前後の運動はだんだんと激しくなっていって、
そろそろ我慢の限界が来そうだと、涼は下半身に力を入れる。
322 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:52:03.57 ID:Bl7L/+N/
「た……たまにはいいだろ? あとでいっぱい気持ちよくしてあげるから」
話している間も我慢汁は溢れ続け、育美の手にべっとりと付着していた。
摩擦が少なくなり、手の動きは早く、指で作った輪はますます狭くなり、
それとともに受ける刺激も強くなる。
「…………誰か来たら、言い訳できないわね」
「鍵掛けておいたから、人が来ても大丈夫だって…………ほら、手が止まってるぞ」
だから、鍵を空けている間に時間を稼げるはず……
見つかったら停学になってしまうことを考えれば、このくらいは当然だ。
「いつの間に……そんなこと……」
驚いたような顔をする育美だったが、ドアがすぐには開かないと知って安心したようだ。
ペニスを扱く手にためらいは全く感じられない。


「うおっ……やばい、出したくなってきた」
育美の親指は亀頭の上で円を描いていた、さらにその指を時々押し込めてくる。
残った指は裏筋にしっかりと宛がわれていて手が往復するたびに、
頭の奥が痺れそうな快感を涼に与える。
手で奉仕をさせるたびに、育美の指使いはうまくなっていく。
成績がいいと、こういうことでも吸収が早いのだろうか…そんなことを思ってしまう。
「ちょっと……汚さないでよ」
育美の声が聞こえる、しかし今すぐにでも出してしまいたかった。
「ううっ……指が……ちょうどいいところに…」
必至で踏みとどまろうとする涼をあざ笑う育美の手、
おそらく一番神経が集まっているであろう鈴口を親指でぐりぐりと押しつぶしてきた。
頭の中に白いスパークが走ったそのとき……
「やめるわよ…ティッシュ用意していないから」
突然育美の手が止まった。汚れるのを嫌がってティッシュを用意しようとしている。
ピークに達していた射精感は一気に下り坂に、射精まであと一息だったのに…
こういうときは育美の生真面目さが恨めしく感じる。
「あ……おいっ………もうちょっとだったのに」
「待ってて、今続きしてあげるから…」
少し離れたテーブルの上に置かれていたティッシュ箱から、
育美が何枚かティッシュを取り出し戻ってきた。
「もういいや、焦らされたお返しにもっといいところで気持ちよくなるから」
まだ続きをするつもりみたいだが、どうせならあれも試してみよう……
育美に逃げられないよう、今度は正面から彼女を抱きしめる。
「涼…何言ってるの?」


「あっ…ちょっと………」
抱きしめたまま、涼はコンドームをペニスに付け始める。
片手だからすぐ逃げられそうな気がしたが、涼は意外と力が強く、
振りほどくことさえできない。
「大丈夫だって、俺ゴム持ってるから…」
「まさか……最後までするつもり?」
ここでセックス…というのは……無理というわけではないが、
誰かが来たら困るから、育美としてはできれば断りたかった。
「それもいいけど……一度試してみたいことが……」
「試してみたいこと?」
涼はコンドームを装着すると、スカートをめくり、
健康的な太ももに薄手のゴム越しのペニスを押し付けてきた。
脚の間に勃起したペニスが進む、どくん…どくんとした鼓動が伝わってきた。
「育美、もう少し脚閉じてくれる?」
「……………これでいい? なんだか嫌な予感がするんだけど…」
脚を閉じれば、はっきりとペニスの硬さが伝わってくる。
ゴムに隔てられていても、硬さや太さは手に取るようにわかった。
「大丈夫だって、入れるわけじゃないから……………あ、パンツはそのままでいいぞ」
「いいの? あっ………」
「今日は水色か……昨日はグレーだったよな?」
涼がスカートをめくる、水色の無地の下着を見られてしまうと
323 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:52:18.30 ID:Bl7L/+N/
もう少しいいのをはいてくればよかったと思ってしまう。
下着は若干小さいのか、柔らかそうな土手の形がはっきりと浮かび上がっている。
そこをペニスがぷにぷにとつついていた。
柔肉が膨れ上がった肉棒を優しく受け止める。
「スカート持っててくれる?」
「………あんまり、じっと見ないで……恥ずかしい」
言われるまま、スカートの裾を摘み自分でたくし上げたまま固定する。
そうしてじっとしているとお尻に手が触れる、
スカートの中に手が入り込んでいて、むちっとしたボリュームのあるお尻を揉んでいた。


「いまさら何恥ずかしがってんだよ、さっきまで俺のチンポ擦ってたくせに」
後ろに手を回し育美のお尻を揉みながら、彼女を引き寄せて腰を前後させ、
ペニスに太ももの間を進ませる。
下着を食い込ませ、生のお尻に指を沈ませる、
もちもちとした吸いつくような感触に自然とペニスの動きも早くなった。
「それは………」
口では育美をからかっているが、涼のほうはあまり余裕がなかった。
手で扱かれて散々気持ちよくなったペニスに太ももが押し付けられ、
これでもかといわんばかりに追い討ちで快楽が与えられる。
「チンポが進めなくなるくらいまで脚閉じてくれよ」
「?…………………きゃっ!」
落ち着かない様子の育美が声を上げた、
敏感なところをペニスがくすぐったのかもしれない。
育美がもぞもぞとすれば、その分だけむっちりとした太ももが竿を圧迫し、
その気持ちよさにたまらず腰を引いてしまう。
心の中では何度も落ち着け…と自分に言い聞かせる。
みっちりと肉の詰まった太ももが左右から押し寄せてきて、
ぎゅむっとペニスを押しつぶして離そうとしない。
「ふう……むちむちの太ももが……このちょうどいい肉付き……」
育美のお尻を掴んで、下着をTバックみたいに食い込ませる、
それだけで終わるはずもなく、涼は掴んだ尻たぶをたぷたぷと手の上で弾ませた。
「んんっ……ねえ、これ………何…?」
「素股だよ、知らないのか?」
「初めて聞いた、そんなの………これ、気持ちいいの?」
素股を知らないのも当然かもしれない、育美は性に関しては基本的に無知だからだ。
涼はそれを補うようにいろいろなことを教え込んでいった、
フェラや手コキも一からやり方をレクチャーした。
「本当は生でしたほうが、育美の脚を楽しめるんだけどな……パンツ汚れるの嫌だろ?」
ぬりゅっ、ぬちゅっと音をさせつつペニスを往復させる。
こっちからは見えないが、腰を奥まで突き出すとお尻のほうから亀頭が顔を出すに違いない。
手は、下着の中に突っ込んですべすべしたお尻の谷間をくすぐったり、
指の隙間から肉がはみ出るくらいにまで強く揉み潰して遊んでいた。
「と、当然でしょ……今だって、あまりいい気分しない………」
「…う、おっ……こっちはめちゃくちゃ気持ちいいかも……」
びくっびくっとペニスが震える、射精したくて仕方がなさそうだったが、
あんまり早いのは格好悪いと身体の奥でくすぶる衝動に必死に蓋をする。
育美にも、気持ちよくなってもらいたくて割れ目のほうをこすろうとするが、
ぴったりと脚を閉じているのでペニスを前後させるのがやっとだった。
「…………………」
真っ白で、すらりとしたラインの脚は見た目以上に気持ちよく、
二つのつきたての餅に挟まれているような気分になる。


「あっ……………ん…」
太ももにペニスがこすれると、
くすぐったいような気持ちいいような変な気分になってしまう。
脚を開けば、太ももにペニスが当たらずにすむが、
そうすると今度は涼のペニスが上のほうに迫ってくる。
324 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:52:33.33 ID:Bl7L/+N/
太ももの上には無防備な秘所があり、下着越しでもこすられるとむず痒くなるというか、
じんわりとその部分が痺れてしまう。
「どうしたんだ?」
「…何でもないっ……それより、まだ終わらないの?」
気持ちよくなりそうだった、太ももでペニスを左右から挟んでいるだけなのに
まともに立っていられない。涼がお尻を掴んで支えてくれているから、
かろうじて育美はよろけずにすんでいた。
それがばれると涼に何を言われるかわからないので、精一杯気丈に振舞った。
もっとも、顔は赤く、目は潤んでいるのは自分自身でもわかっていて、
それはどうやってもごまかしきれなかった。
「ふーん………何でもないんだ……これでも?」
割れ目に亀頭が押し当てられる、そのままずりゅっとペニスが動き始めた。
むにゅむにゅとお尻をわしづかみにされて逃げられないまま、
下着とゴムを隔ててどくんどくんと脈打つ肉棒で満遍なく入り口の外側をなぞられる。
当然中に入ってくることはないが、それでもぐりぐりと強く押し付けられると、
柔らかな粘膜がペニスに押し広げられるような錯覚に襲われてしまった。
「んああっ! そっち、こすらないで…?」
「でもさ、せっかくだから…育美にも気持ちよくなってほしいなって…」
「……あうっ、はああん! そうやって、されたら…」
下腹部の辺りがだんだんと熱くなる、育美の知らないうちに、
下着の奥では早くも秘所が潤み始めていた。
それが下着にしみを作る、そして涼のペニスが動くとそのしみはさらに広がっていく。
膨らんだクリトリスまで亀頭で擦り上げられる、今までの痺れるような刺激とは違い、
全身が飛び上がりそうな強い何かが身体中を走る。
「気持ちよくなっちゃう? うっ、脚閉じたら…俺のほうが我慢できなくなるって……」
「でもっ、あっ、脚開いた…ら、奥まで……が、入ってきちゃうから…」
しかし、脚を閉じれば否応なくペニスを意識させられてしまい、
逆に脚を開くと餓えた獣のようなペニスが布を突き破り膣内まで入り込もうとしてくる。
育美にできるのは、腰をもじもじさせて
敏感な下の唇や小さな突起に亀頭が当たらないよう努力することだけだった。
「入ってきたっていいだろ? 育美は…そんなに俺とセックスするの嫌?」
涼の問いかけに、一瞬言葉に詰まる。いやというわけではないし、
太ももと陰部でペニスを挟んでいる今も気持ちよかった。
ただ…頭の片隅にまで追いやられた理性が、再三警告をしてくる
……誰かに見つかったどうするんだと。
「あ…………そういうわけじゃないけど、誰か、来るかも…んっ……しれないから……」
「それに…鍵だって……職員室に行けば合鍵なんていくらでもあるのよ……?」
涼の生々しい息遣いで、育美の長い髪がわずかになびく。
他には、ペニスがこすれる音しか聞こえない…まだ大丈夫なのかもしれないが、
いつ誰かが来てもおかしくないということは同じだった。
「足音がしたらすぐにやめるからさ…育美だって、逆に興奮しているんじゃないのか?」
気持ちよさが、だんだんと切なさに変わる……
育美も、何度も味わったこの感覚……涼のペニスに感じさせられているんだと気づく。
どれだけ言葉を並べても、自分の気持ちに嘘を付くことはできない。
下着のあたりが濡れているような気がした、
生徒会室でなければ今すぐ涼におねだりしているかもしれない。
「………………そんなっ、私は………!」
「はあ、はあ………熱くなってきてるぞ……」
「ん、ぅ……こすってるから、でしょ?」
ただ、やはり理性が邪魔をするのか、育美は官能を否定しようとしてしまう。
身体が熱く火照っていた、顔も、腕も、脚も今すぐ扇ぎたくなるほど熱っぽい……


「違うな……育美、お前……濡れてるだろ………
ちょっと上のほうに当てると、マンコに届くからな…」
柔らかな太ももの間に潜り込んだペニスは、
左右の脚とその上にあるぷにぷにした割れ目にしっかりと閉じ込められていた。
軽い抵抗感を覚えながら、むちむちした太ももの上でペニスを滑らせる。
そのうちに熱が強くなって、涼はまさかと思い、
ペニスを突き上げる角度を変えると、下着越しに湿っぽさを感じた。
325 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:52:51.35 ID:Bl7L/+N/
知らない間に、まだ青さの残る肉の丘まで刺激していたのかもしれない。
「…っ、涼が……激しくするから……気持ちよく………」
「お、やっと認めたな…?」
育美は確かに気持ちよくなったと言った。
これを涼が聞き逃すはずもなく、すかさず追い詰める。
一度認めて楽になったのか、育美のほうも、秘肉を押し付けてきた。
ぷにっと、頬のような柔らかさの土手や割れ目がペニスをくすぐり、緩やかに扱く。
「んんっ……あ、う………ひゃぁ…っ……」
育美の声はすっかり上ずっている、
下着の中に突っ込んだ手でお尻をまさぐりながら、前後運動を激しくする。
ゴムの中のペニスは今にも暴発して、精液を発射してしまいそうだった。
育美もそれに気が付いてるからか太ももをぎゅっと締めてペニスを逃がそうとしない。
てっきりもっと嫌がると思っていたのだが、
涼の思っていた以上に感じて乱れているみたいだった。
「うっ……そろそろ……いきそう……」
たっぷりとした尻肉をこね回しながら、育美の耳元でささやく、
育美はしばらく涼の目を見つめたあと、小さくうなずいた。
「い、いい…よ……ゴムつけてるんだったら………あんっ……そのまま………」
「っ、それなら…………」
お許しも出たのであとは射精するだけ、
お尻を掴みながら今まで以上に早いピストンで押しつぶされたペニスを前後させる。
「ん、んう…っ……そっち、ぐりぐりしちゃだめ……」
ストロークが大きなものになり、育美の割れ目の入り口をかき混ぜてしまう。
下着の中で完全に秘所が濡れているのだろう、
小さく、くちゅ……くちゅ…という音が聞こえてきた。
「育美………ううっ!!」
もう少し育美を気持ちよくさせてやろうと思った矢先、涼の頭の中で何かが弾ける、
ゴムの中でペニスが震えながら射精を開始していた。
「ぁ………どくんどくんって……して、るぅ………」
足ががくがくと震えるほどの強烈な快感、さっき手でいけなかったからか、
それとも昨日は抜いていなかったからか大量の精液がゴムの中に溜まる。
ぬるぬるとした液体にペニスが包まれるのは、
精液だとわかっているのであまり気持ちのいいものではなかった。
「はあっ、はあっ……」
射精の余韻に浸っていると、育美がペニスからコンドームをはずす。
さらに、ティッシュで残っている精液も拭いてくれた。
妙に優しい様子に軽く驚くが、
多分最後までしてほしくて自分から後始末をしているのだろう……
涼のこの考えは当たっていたみたいで、育美はじっとこっちから目を離さないままだった。
「…………気持ちよかった?」
「ああ、育美……脚むっちりしてるから…吸い付くような感じが…」
「何よそれ、太いって、こと……!?」
涼は決して育美の脚が太いというつもりはなかった、
むしろこのくらいがちょうどいい…とも思っている。
だが、どうやら勘違いされてしまったみたいだ。


「いやいや……違うって、気持ちいい…魅力的な太ももってことだよ」
「…………………………」
一応本当の気持ちなのだが、育美は黙ったまま返事をしてくれない。
機嫌を損ねてしまったのはまずかったかもしれないと、育美の頭を優しく撫でてやる。
しかし育美はぷいっと顔を背けるが……
「はあ……太いの気にしてるんだから、もう絶対に言わないでね」
「わかったわかった……それより……まだ立ちっぱなしなんだけど
……せっかくだから、最後まで……」
一応最後までしてくれるみたいなので、ポケットの中に忍ばせたコンドームを取り出し、
封を開けようとすると………


「待って、涼……誰か来る……………」
326 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:53:16.78 ID:Bl7L/+N/
少しずつ近づいてきた足音は生徒会室の扉の前で止まる、さらに鍵を回す音まで聞こえてきた。
育美は慌てて、涼にペニスをしまわせる。
そして自分の着衣に乱れがないか手早くチェックして、何事もなかったかのように振舞う。
「…早く、それしまって! 鍵持ってるわよ!」
「お、おいっ……大丈夫…か?」
涼はようやく何が起こっているのか気が付いたのか、ファスナーを上げ始める。
涼がペニスをしまい終えたのとほぼ同じタイミングで勢いよく扉が開いた。
「あ、先輩っ! まだ残ってたんですか?」
扉の向こうから現れたのは、後輩の真紀だった。育美と同じ生徒会に所属している。
「え、ええ……明日の会議に使う資料を……」
真紀は、顔を赤くしはあ…はあと肩で息をしている、よほど急いでいたのだろうか……
もう少し遅れていたらまずかったかもしれない、育美は心の中でほっと息をついた。
「そうだったんですかー…」
ポニーテールを揺らしながら、真紀は何かを探しているようだった、
机の中を前かがみになって覗き込んでいる。
涼が真紀のスカートの中を覗き込もうとしていたのでつま先を踏みつけて睨みつける。
「ははは……俺のことは気にしないで………いてっ!!」
苦痛に顔を歪ませる涼を真紀が心配そうに見るが、育美は何でもないからと首を振った。
「ところで、こちらの人は? ………もしかして、先輩の彼氏ですか?」
探し物を見つけたのか、真紀がこっちに近寄ってきた。
育美より一回り小柄な真紀は、見上げながら涼のことを聞いてくる。
「…………………そうよ」
真紀に尋ねられると、また顔の辺りが熱くなってくる。
涼と付き合っていることを聞かれるのは嫌ではないのだが、なぜかひどく恥ずかしかった。
「えー、先輩……意外かも……」
男性に縁がないように見られているのだろう、それは育美もよくわかっていた。
真紀も興味津々といった様子で涼をじーっと見ている。涼も少し気まずそうにしている。
「そ、それより…合鍵まで用意して、どうしたの?」
「実は……携帯忘れちゃって…へへっ」
ポケットから、真紀が携帯を取り出す。
「これがないと………
…………あ、えっと…私、お邪魔みたいなので……失礼しましたっ!」
そして、続けて話そうとしたみたいだったが、真紀は不意に涼と育美を交互に見ると、
ぺこっと頭を下げて足早に外に出て行った。


「……………………」
「…………………………なあ、どうする?」
あとに残された二人……さっきまでの盛り上がりはどこに行ってしまったのか、
突然の出来事にやる気が削がれてしまった。
「帰る。なんだか仕事する気なくなっちゃった……あとは家でもできる作業だし……」
育美も同じようで、帰り支度を始める。
仕事はまだ残っているみたいだったが、家で片付けるつもりなんだろう。
涼も、無造作に床に置いた鞄を持ち、一足先に廊下に出た。

327 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:53:33.64 ID:Bl7L/+N/
「見つからなくてよかったな」
「まったく………誰のせいだと思ってるの?」
帰り道……さっきのことを二人で話していると、いきなり育美が涼の耳を引っ張ってきた。
怒るのも当然かもしれない、でも育美も受け入れたのは事実……
自分だけのせいではないはず……涼は反論したかったが、
火に油を注ぐだけかもしれないので黙っていた。
「いててっ…悪かったよ…もう生徒会室ではしない……
そうだな、今度は体育倉庫とかどう?」
学校で一切しないというのは、あんまりなのでせめて別の場所で…と涼は食い下がった。
絶対に見つからない場所だってあるはずだ……
涼は育美と話しながらもどこかいい場所を探していた。
「っ………だめっ、学校では一切そういうことしないから…
もしかして、真紀ちゃんにばれたかも……」
「さすがにそれはないだろ……多分」
「………………………………」
さっきの真紀とかいう後輩に何をしていたかばれたかもしれない…
育美はそう考えているのか不安そうな顔をしている。
「そんなに心配しなくても大丈夫だって」
「………………そう…だよね……大丈夫、大丈夫…」
育美は自分に言い聞かせているみたいだった、その光景を見て一安心する。
「………………ねえ」
「…………………なあ」
二人とも、全く同時に相手に話しかけてしまう。
「……涼、先に言って」
「育美のほうが一瞬早かった、だからそっちから」
ここはレディファーストということで、育美に先にしゃべらせることにした。
「……………………」
しかし、育美はなかなか口を開こうとしない。
「何だよ、黙ってたらわからないぞ?」
このままだとずっと黙ったままかもしれない。
そこで、涼が話しやすくするために、こっちから聞き出そうとしたところで……
「して………………」
「………?」
ああ、そういうことか……涼は一人にやりと笑った。
育美は「して」としか言っていないが、何をしてほしいかくらい簡単にわかる。
「……続き、して…………今日、親いないから…」
続きの言葉は、涼が予想していたものと大体同じだった。
真っ赤な顔をして、話し続ける育美はとても可愛く見える。
「…………いいのか?」
「あんな中途半端なところで…終わらせないでっ」
仕事のほうは育美が何とかするに違いない……
何も気にすることなく育美とやりまくればいい…涼はそう考えて育美の腰を抱いた。
「よし、わかった! じゃあ今日はたっぷり育美を可愛がってやるとするか」
「…………………………うん」
やっぱり可愛いな、と思い涼は耳の近くでささやくと、
くすぐったいのは嫌なのか思いっきり殴られてしまった。
328 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/20(日) 18:54:28.63 ID:Bl7L/+N/
以上です。
評価のほうをよろしくお願いします。
329名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 21:59:54.02 ID:hrql3aqG
>>328

オリジナル作品を書くのは大変と思いますが、思いつくところを書かせてもらいました。

・キャラをイメージする描写に不足はあるか
(1)冒頭の情景描写不足
最初、どこで仕事をしているのかよくわからなかった。
生徒会の仕事は生徒会室でやるだろうというのは常識としても、はっきり書くべき。
清楚可憐?なヒロインをイメージするために冒頭の一人きりの生徒会室の情景を具体的に描写する。
ここで、読者が孤独に耐えて仕事に励むヒロインをイメージして萌えないとその後のエロが引き立たない。
夕陽が差す生徒会室、とかもっと寂しさを演出する。

(2)ヒロインの外見
 オリジナルキャラならば冒頭で外見描写すべき
 顔つきや髪の長さ、背の高さ、体つきとかを、冒頭の鏡を見た時に描写したほうが、
 読者がすぐヒロインのイメージを掴めていいのではないだろうか?
 もっとも、ここはあまりエロい描写はいらず、エロく説明してくれるのは、涼が入室してからで良いと思う。
 ちなみにこの話の男は棒役だから、特に描写なくても気にならないと思う。

>大きな目、通った鼻筋、小さな唇……相変わらずの美しい横顔に見とれながら。
この辺の描写自体は悪くないと思うけど、如何せん出てくるのが遅い。
涼が入室してすぐ描写した方がいい。

(3)ヒロインの恋愛感情
 和姦話(恋愛)なら、涼のことを思う描写が冒頭で必要ではないか?
 涼への想いが仕事中にちょっとは出てないと、涼がホントにお邪魔虫に見えてしまう。
 あと、真面目な育美がなぜこれほどいい加減な涼を好いているかが、まったくわからない。
330名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 22:00:38.01 ID:hrql3aqG

・エロさがどのくらい不足しているか
(1)メンタルなエロさ不足(背徳感不足)
具体的な行為のほうは結構描いていると思う。
が、エロさというと何か決定的に不足している感じがする。
この作品の場合、生徒会室という公の場での行為、と言う緊張感・背徳感がエロさを増すはずなのだが、
それが不足しているのが最大の原因ではないだろうか。
特に、涼のほうがその辺の葛藤がまったく感じられないし、育美のほうもたいして抵抗感がなさそうに見えるので、
DQN少年に流される、意思の弱い少女って感じに見えるので精神面でまったくエロくない。
これではただのオッサンとおねーちゃんのイメージプレイと変わらない。
もっと、涼を初々しい少年として、育美への恋心とこの行為を後ろめたく思うように描くべきではないだろうか。
それか、いっそ涼をタチの悪い不良少年として、育美をそれから離れたくても離れられない関係になってしまった
不幸少女として描いたほうがエロイかもしれない(苦笑)。

(2)感情の盛り上げ方
>「………………………」
>「…………なあ、終わった?」
2レス目のここからいきなり涼がエロモードに突入するのが唐突というかキャラが豹変してしまっている。
涼は最初からエロ目的で生徒会室に来たのか、ぶらりと立ち寄ったら欲情したのだろうか、
その辺の感情描写がないので良く分からない。
唐突感を出したいのなら、全編、育美視点で書いたほうがいいかもしれない。
涼の心情も書くのであれば、隠そうとする下心が抑えきれなくなってくるとか、じわじわと欲情してくる、
など感情が高まってくる描写がをエロさを盛り上げるのではないだろうか。

・その他
「…」で終わる文章が多いのと、そこに句点がないのが気になる。
「真紀」が最後に登場するが、なんだか唐突。別に見周りの先生で十分でないだろうか。
シリーズ物の顔見せということなら良いが、2人だけの世界に余計な闖入者という印象を持った。

以上、簡単にいうと
「シチュに対して、ヒロイン・男の恋愛感情が希薄、背徳感も不足しているため、緊張感不足でエロ度がかなり落ちている」
のではないでしょうか。
331名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 00:24:55.60 ID:qJ9c6N6B
辛辣だな
まあ突っ込みどころの
多い
作品だから
しょうがないかな
332名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 01:08:23.10 ID:lJEXuU3B
>>331

>>1>>311を見てくれ。
批評に対する横レスは禁止だ。
333名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 02:51:20.13 ID:WXqZfJeU
……で締める文章が多いと某戦場カメラマンの語り口みたいで気持ち悪い
全体的に性コミを連想させる甘ったるさで、描写はあるのにエロい掴みを感じない
334名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 16:42:03.26 ID:5D4eNXBu
んー、もう、読者受けを狙っていけばいかがですか
335 ◆EqHQZWqzB. :2011/02/21(月) 19:55:21.55 ID:5E9+9pVZ
詳細な批評ありがとうございます。

このような形で評価を受けるのは初めてなため
まだ完全に消化できていない自分がいますが

今後の作品作りに活かして行きます。


気持ち悪い、突っ込み所が多いというのも、その通りかもしれません。
まだまだエロパロでは下の下、未熟者ですので…

SSを書く前にもう少しインプットという面から修行を続けていこうと思っています。

本当にありがとうございました。
336名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 20:52:37.76 ID:WXqZfJeU
何か微妙な人だなぁ
>まだまだエロパロでは下の下、未熟者ですので…
エロパロ『では』下の下、って事は他では凄いんだよと言いたいのかな?
そういう言葉選びのセンスのなさが全体的に薄っぺらくて面白くない原因だと思う
337名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 21:21:25.05 ID:cFfkiR0G
揚げ足取り乙
338329:2011/02/21(月) 21:24:22.82 ID:WJvTJ+ec
>>335
言いたい放題書きましたが、頑張ってください。
一次創作はキャラ立てを自分で行わなければいけないので、二次創作より大分難易度が高いはずです。

インプットという事については、文章のうまくて、自分の好みに合うプロの作家を何人(複数)か見つけて
読みまくって、真似しまくればいいと思います。
小説やラノベの書き方をまとめたサイトもあります。
(偉そうなことを書きましたが、自分は一次は書いてません。読書量はそこそこあると思ってますが)
339名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 04:42:10.29 ID:T3wMdLNB
340名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 21:36:17.97 ID:bPdP0xjz
あまりにも酷いのを書いてしまって、自分でも酷いのが分かってるから、ここに投下する気にもならん。
でもアドバイスは受けたいな…。
とりあえず酷い出来でも何か新しく書いてここに投下するしかないかー。
341名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 00:02:42.26 ID:adb1Jq8a
>>340のドMっぷりに萌えた
342名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:18:59.39 ID:1l7TFsEw
自分でもドMなんじゃないかと思えてきた。
やっぱり投下します。
書きかけの段階で「だめだこりゃ」と思ってボツにした作品ですが、
具体的にどこが悪いのか、どう直したらいいのかを指摘・指導して頂きたく…。

二次創作
題材:
攻殻機動隊S.A.C.SSS
ジャンル・傾向:
和姦
事情:
「ひぎい」とか「んほお」とか「♡多用」とかそっち系のSSを書くのに飽きて
官能的な美しさとか情緒とかキャラクターの心理描写とか
そういうのを重視したのを書きたくて書いたんですが
「俺が書きたかったのはこんなんじゃねえ」状態に。
問題があると思うところ:
キャラクターの心理描写が上手く書けてない。ボキャブラリーが少ない。
性表現がストレート過ぎて情緒が無い。オブラートに包んだ言い方がわからない。
理由は分からないがなんとなく文章がぎこちない気がする。
「ヤってるところの説明文」みたいになってる。なんかただヤってるだけみたいな。
キャラ崩壊しすぎ。なんかヒロインがM化しすぎ。
使用レス数:
たぶん8レスくらいだと思います。
343名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:20:19.18 ID:1l7TFsEw
「・・・ネットは広大だわ―」
素子はバトーに肩を抱かれて、眼下に広がる新浜の夜景を眺めていた。
様々な思いが頭に浮かんでは消えて往く。
自分が9課を去った時、9課は一体どんな状態になったのだろうか。それは想像に難くなかった。
今自分の肩を抱いているこの男が、自分に特別な感情を抱いていた事は知っていた。
彼は自分が去って、何を思ったのだろう。
(そういえば、髪を切ったのか。『そんな理由』で?いや、まさかそんな事はないか)
自分が自己中心的で独善的な人間だという自覚はあった。しかしそれを悪いと思った事はなかった。
それなのに、柄でもなく、淡い罪悪感がこみ上げる。
(私は、一人じゃなかった)
クゼに言われた言葉を思い出す。
『居なくはない』。そう答えた。
クゼにそう言った時、私は本当にそう思っていたのだろうか。
そう思った時、答えは、否(いな)だった。
あの時自分は、心の奥底では自分は孤独だと思っていた。
自分は、自分の中に閉じこもっていただけだった。
こんなにも近くに、自分を想う人間がいたというのに。
ふいに、バトーに向き直った。
「なんだ?」
バトーの両肩に手を置いて、背伸びをし―
口付けた。
「!?」
バトーが一瞬、びくりと体を強張らせる。
二人の様子を見ていたタチコマ達が、騒ぐのが分かった。
バトーは体の緊張を解き、左手を素子の腰に、右手を素子の後頭部にあてがう。
そしてどちらからともなく口を開き、バトーが素子の口内に舌を進入させる。
素子はそれに応えるように、バトーの舌に舌を絡めた。
バトーが素子の舌を吸い、軽く歯を立てる。
バトーが素子の口内に唾液を送り込むと、素子は喉を鳴らして飲み込んだ。
そうしてしばらくお互いを確かめ合うように口付けを交わし、
またどちらからともなく口を離すと、二人の間に唾液の糸が引いた。
「・・・どうしたんだよ、急に」
バトーが口を開く。
「別に・・・」
そう言って、素子はバトーに体重を預けた。
その口付けは、バトーへの贖罪のつもりだった。
「別にって事ねえだろ・・・」
そうして二人はそれから5分ほど無言で抱き合っていたが、素子が沈黙を破った。
「抱こうとか、したりしないの?」
「なんだよ、抱かれたいのか?」
「別に・・・」
「じゃあいいよ」
「何よ、それ」
素子が不満を含んだ声で尋ねた。
「何よって何だよ」
「こういう状況で、抱こうとしない方がおかしいんじゃないの?」
「それはつまり抱いて欲しいって事か?」
「そんなんじゃないけど」
「じゃあ、どうして欲しいんだよ」
「どうって・・・」
「わかったよ、抱きゃいいんだろ抱きゃあ」
バトーは乱暴な口調でそう言うと、素子の肩を掴んでぐいと自分の体から引き離した。
「そんな言い方ってないんじゃないの?」
素子が不満を露にした声で抗議する。
素子は、バトーなら必ず自分を抱こうとするものと思っていた。
その予想を裏切られ、別に抱かれたいと思っていた訳でもないのに、
馬鹿にされたようで苛立たしかったのだ。
「帰る」
素子はそう言ってバトーの手を振り解き歩き出した。
「待てよ」
344名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:22:20.33 ID:1l7TFsEw
バトーが素子の手首を掴み、強い口調で言った。
「抱かせろ」
「・・・あなたが、そうしたいなら・・・」
「ふん、何言ってるんだよ」
バトーが鼻で笑ってそう言った。
「何よ」
「別に?」
バトーが笑いながら答える。
「このベッドじゃヤり難いな。・・・仮眠室行くか」
「ねーねーバトーさーん少佐ー!!もしかしてこれからセックスするの!?」
「あっ!後で僕にも見せてねっ!」
「ずるいー!僕も僕もー!!」
「見せるかよ!行くぞ」
バトーがぐいと素子の手を引いて仮眠室に向かって歩き出すと、
後からタチコマ達がわらわらと付いて来た。
「お前ら付いて来んなよ!命令だ」
「ちぇーっ」
「ケチー」
「ケチぃー!」
「なんとでも言ってろ」
そうこうしているうちに仮眠室に着き、二人は仮眠室に入って内側から鍵を掛けた。
「なんかタチコマに絡まれて萎えたわ・・・」
バトーがぼそりと言うと、素子が驚いたように目を見開いた。
「・・・ちゃんと抱いてやるから安心しろ」
「別に、そんなんじゃ」
「はいはい、分かったから」
そう言ってバトーは素子に口付けた。貪るような、欲望のままの口付けだった。
「っん・・・」
そのまま崩れ落ちるように素子をベッドに押し倒す。
素子は次第に自分の体が疼いてゆくのに気付いた。
バトーは口付けを終えると、素子の体を舐めるように眺める。
素子はバトーの視線を感じて、さらに体が疼きだすのを感じた。
(別に、私がしたいわけじゃないのに・・・)
「もう乳首が勃ってるな。触ってもいねえのに」
「うそ」
「嘘じゃねえよ」
そう言ってバトーは素子の乳首を服の上から弾いた。
「―っ!!」
(うそ・・・本当に勃ってる・・・)
バトーがふふん、と笑って、自分の首の後ろからプラグを引き出し、素子に差し出した。
「ん」
「・・・何する気?」
素子は一応プラグを受け取って、訝しげに尋ねる。
「ヤってみてのお楽しみ。良くしてやるから。解凍してインストールしてみ?」
眉間に皺を寄せたまま、プラグを挿した。
「・・・インストール、したけど」
「じゃ、もういいから外せ」
「なんなの、これ。何もおこらないけど」
「こういう事」
バトーはにやりと笑って、軽く撫でるように素子の胸を揉んだ。
「ッッッふゃあッ!?」
突如として予想外の快感が体中を駆け巡り、素子は甘い悲鳴を上げてビクンッ、と体を仰け反らせた。
「おぉ?案外可愛い声で鳴くじゃねえか」
バトーがにやにやと笑いながらからかうように言う。
「―なッ、何をした!?」
「何って、わかるだろ。感度を増幅させたんだよ。良かっただろ?」
「こんなもの―」
「おっと、アンインストールはするなよ。これからもっと良くしてやる」
(・・・もっと―?)
ぞくりと僅かに体が震えるのを感じた。
345名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:23:58.06 ID:1l7TFsEw
胸を軽く揉まれただけで、凄まじい快感に支配された。なら、『もっと』とは、どんなものなのか。
『もし、あんな事をされたら』、『こんな事をされたら』。頭の中をはしたない妄想が駆け巡る。
素子はゴクリと唾を飲んだ。
バトーはそれを目ざとく見付けた。
「その気になったみたいだな」
「そんなんじゃ」
「はいはい、いいからいいから」
バトーは笑いながらそう言って、素子のトップスのボタンを外し、前を肌蹴させた。
豊かな乳房が露になる。敏感になった胸が外気に晒され、ぞくりとする。
素子は胸がバトーに晒された事に柄でもなく羞恥を覚え、そんな自分に驚いた。
「乳輪ごと勃起してるな」
そういってバトーは親指と中指できゅっと素子のこりこりに勃起した乳首の根元をつまんだ。
「ひぅっ!」
そして人差し指でさわさわと乳首の先端をなで、時折爪を立てて刺激したり、
乳首全体をこりこりとこねくり回したりする。
素子の全身に電撃のような快感が駆け巡った。
「あっ!あぅッ、ゔあ、っふぁあッ、やっ、だめぇ、そこ、そこばっかりしないでぇっ」
「そんな声で駄目って言われても、説得力に欠けるな。
それとも他に責めて欲しい場所があるのかな?具体的な場所を言えばしてやってもいいぞ」
「そんなん、じゃ、ぅあ゙っ」
手のひら全体で優しく胸をこねくり回しながら、耳を甘噛みした。
「あっ」
耳たぶを吸い、首筋に唇と舌を這わせる。
「あ・・・あ・・・」
素子が切なげな声を上げる。バトーは鎖骨まで唇を這わせ、皮膚を強く吸った。
「ん・・・・・・そんな事したって、キスマークも付かないのに・・・」
「いいだろ、別に」
素子はその行為に、酷く切ないものを感じた。
それは、バトーがの生身の女を抱いていた時の習慣だった。
それを、全身義体でちょっとやそっとの事では内出血などしない素子にもしている。
素子はバトーの行為に他の女の存在を感じて、
まるで自分が生身の女の代用品であるようで、胸の奥が少しだけ痛んだ。
(いいんだ・・・これで。義体なんて所詮は生身の代用品か・・・)
バトーは鎖骨から胸に唇と舌を這わせていき、その膨らみの頂点を口に含んだ。
「っあぅっっ」
素子がビクン、と体を震わせた。
バトーは乳輪全体を撫でるように舐め回し、強く吸い、乳首を舌で転がし、歯を立てる。
そしてもう片方の胸も乱暴に揉みしだき、乳首をぐりぐりとこねくり回す。
「だめっ、だめぇッッ、そんなにっ、そんなにしたらぁっ!!」
「そんなにしたら、どうだっていうんだ?」
バトーは軽く力を込めて、素子の両方の乳首をぎゅうっとつまみあげた。
「あぁッ!!だめっ、イクっ!イっちゃうっ!イクぅううっ!!」
素子は体をビクビクと痙攣させて絶頂に達した。
「胸だけでイったか。すごいだろ?このソフト」
はあはあと肩で息をしながら、肯定も否定もせずにただバトーを見つめていた。
「なんだよ、感想は無しか?」
「別に、言わなくたっていいでしょ」
ふいとバトーから目を逸らして答える。
「言われたほうが燃える。どうだった」
耳元で低く囁いた。その声にぞくりとする。
(私はこの声が好きなんだ・・・)
声帯だって作り物だろうに、と、分かってはいても、
その声が愛しいものに感じられて、自分でそれに驚いた。
「どうした、言えよ」
素子はどうしてもそれが言えなくて口ごもる。
素子は今まで多くの男達と寝てきた。彼女は目的のためなら手段を選ばない。
対象となる人物に電脳のハッキングによる記憶の操作が不可能な場合などは、
物理的な『枕営業』をする事も多々あった。
そんな時には、恥ずかしげも無く男に媚、男がそうと望むのならどんな卑猥な言葉でも言っていたのに、
今、目の前にいるこの男には、どうしてもそれが言えなかった。
346名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:25:37.75 ID:1l7TFsEw
『恥ずかしい』
こんな思いをしたのは初めてだった。
「なんとか言ったらどうだ?」
「・・・許して・・・・・・」
バトーの問いに、素子は消えそうな声で答えた。
「おぉ?弱気だな」
素子の答えに、バトーが笑う。バトーはその答えに満足し、それ以上は追求しなかった。
(完全にバトーにリードされてる・・・。最初は私がリードしてた筈なのに・・・どこで間違えた?)
素子とバトーの関係は、完全に普段と逆転していた。
(これじゃ、私が『抱いてもらってる』みたい)
素子は意を決したように起き上がる。
「服、脱いで」
そう言ってバトーの服を脱がせにかかった。
「どうしたんだ、今度は随分積極的だな」
バトーの逞しい上半身が露になる。素子は一瞬思わずそれに見とれ、
そして自分がそれに欲情した事に気付いた。
(何を考えてるいんだ、私は・・・。どうしてこんなに欲情している?)
そんな事を自分に問いながら、ボトムスを脱がしにかかる。
(もうこんなになってる・・・)
そこはもうテントを張った状態だった。それを見て、体が疼くのを感じた。
バトーの怒張したものが露になると、素子はびくりと体を硬直させて目を見開いた。
「・・・悪趣味・・・・・・」
「何がだよ」
「大きければいいってものじゃないわよ?」
「・・・これは生身の時からこのサイズなんだよ」
「・・・嘘」
素子が疑いの目でバトーの顔を見る。
「お前みたいに汎用型の義体をカスタマイズして使うって手もあるが、
俺は生まれ持った容姿に出来る限り近付けた義体でいたい。
でなきゃこんな顔してねえよ」
「でも、レンジャーを抜けても義眼はそのままなのね」
「これはもう慣れちまったからな、元にはもどせねえよ」
素子がバトーの服を脱がせ終わると、バトーがベッドに腰掛けて言った。
「口でしろ」
「命令しないで。・・・元々そのつもり」
素子はベッドから降りて、バトーのそこに顔を近付ける。
「ぅぁ・・・」
その大きさと形状に、思わず声が漏れる。
今からこれをしゃぶるのだと思うと、心拍数が高まり、自分が酷く興奮しているのに気が付いた。
「見とれてないで、早くしゃぶったらどうだ?」
「見とれてなんかいないわよ」
そう言って、素子はその先端に、ちゅっと口付けた。
そして亀頭全体を舐め回したり、尿道口をほじくる様にちろちろと舌の先端で刺激したり、
裏筋に舌を這わせたり、吐きそうになりながらも懸命に喉奥までそれを銜え込んで、
じゅぽじゅぽと出し入れしたりする。
バトーはそんな素子を満足気に見下ろして、頭を撫でた。
(あ・・・頭・・・撫でられるの・・・気持ちいい・・・・・・なんでこんなに・・・)
素子はバトーに頭を撫でられて、えもいわれぬ幸福感が心の奥底からこみ上げるのを感じた。
「上手いな・・・これも商売柄か?」
バトーの意地悪い嫌味が、素子の胸に突き刺ささり、
えもいわれぬ幸福感から、急にどん底に叩き落された。
バトーの言葉は、紛れも無い事実だった。
素子は若い頃からそういったテクニックの訓練を受け、
そしてそのテクニックを使って実際に『仕事』をしてきたのだ。
しかしそれは素子にとって当たり前の事だった。
それなのに、それをバトーに指摘された事が、酷く悲しかった。
素子は目頭に熱いものがこみ上げるのを感じて、とっさに涙腺の機能を切った。
しかしそれがぎりぎりで間に合わず、瞳から一筋の雫が零れ落ちた。
「あ!?おい、どうした!?まさか今言ったので泣いたわけじゃないよな!?」
バトーがあからさまに動揺して素子に問う。
347名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:27:02.15 ID:1l7TFsEw
(そのまさかよ・・・)
「泣いてないわ。涙腺がちょっとおかしいみたい」
「そんな事あるか。表情でわかる。今だって泣きそうな顔してるじゃねえか」
「・・・私、そんな顔してる?」
「ああ、してるよ」
「そう・・・」
「・・・悪かった」
「あなたが謝ることないわ、事実だもの」
「そんな事、言わないでくれ」
素子はバトーのそれが萎え初めている事に気付いて、衝動的にそれにむしゃぶりついた。
自分でも理由は分からなかったが、それが萎えていく事がたまらなく不安だった。
「やめろ、やめてくれ。もう萎えた。これで終わりにしてくれ」
素子がそれから口を離し、はっとバトーを見上げた。
「・・・そんな、泣きそうな顔するなよ」
「そんな顔、してない」
ふっと素子がバトーから目を逸らす。
「してるよ」
「・・・」
「前言撤回だ。抱いてやるから。そんな顔しないでくれ」
「何よ、抱いてやるって。私は、バトーが抱かせろって言うから・・・。
べつに私がしたいわけじゃないし、バトーが嫌ならそれで・・・」
「お前なあ、俺が『やめろ』って言った時、自分がどんな顔してたか分かってる?」
「気のせいでしょ」
「・・・なあ、前から思ってた事があるんだ。聞いてくれるか。」
「・・・何?」
「お前、もっと人に頼る事を覚えろよ。俺は、俺に出来る事があればなんでもする。
何でも一人で抱え込もうとするな。誰かに甘える事も必要だ。
そんな顔されて、ほっておけるか。俺はどうすればいい。何をすればいい。
本当に抱かなくていいなら、それでいい。本当にほっておいて欲しいなら、そうする。
なあ、教えてくれ。俺はどうすればいい」
「・・・・・・私は・・・」
(私は・・・私は、バトーにどうされたい・・・?)
素子は下を向いて沈黙した。
(ああ、そうか、私は・・・)
抱かれたいと思った。支配されたいと思った。それなのに、それが言えない。
『恥ずかしい』
ああ、またこの感情か、と、思った。その感情が邪魔でしかたがない。
察してほしいと思った。でも、バトーがそれを察したとき、自分がそれを否定してしまった。
自分がどうしようもない馬鹿に思えて、思わず溜息がこぼれた。
時間だけがむなしく過ぎていく。
バトーが服を着始めた気配に気付いて、素子がはっと顔を上げた。
「・・・その顔は、俺に服を着られちゃ困るって意味か?」
図星を突かれて、素子はびくりと体を強張らせた。
「・・・抱いて欲しいか」
素子は、こくりと頷いた。
バトーは床にへたり込んでいる素子を抱え上げてベッドに横たえると、軽く口付けて、頭を撫でた。
「お前、頭撫でられるの好きだろ」
素子が驚いて目を見開いた。
「・・・なんで分かったの?」
348名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:28:41.07 ID:1l7TFsEw
「やっぱりな。さっきもすげえ良さそうな顔してたし。
普段ポーカーフェイスの癖に、こういう時はモロに顔に出るのな。
お前を可愛いと思ったのは初めて会った時の第一印象以来だよ。」
また素子が驚いて目を見開いた。
「・・・うそ」
「第一印象だけは可愛いと思ったぜ。実際に部下になってみたら糞生意気な女だったけどな」
そう言ってバトーが笑う。
素子は自分がバトーに可愛いなどと言われる事は全く予想していなかったので、酷くそれに驚いた。
嬉しいか嬉しくないかと言えば嬉しいが、それを大幅に超えた気恥ずかしさに襲われる。
バトーがくつくつと笑った。
「何よ」
「いや、恥ずかしがってる顔も可愛いと思ってさ」
「・・・私、あなたにハッキングされてる?このソフトのせい?」
「はあ?俺にそんな事出来るかよ」
「だって・・・さっきから、私の考えてる事が分かるみたい」
「お前、本当に自覚がないんだな。顔に全部出てるぞ」
「―――!」
(私はそんなに理性を失っているのか・・・)
バトーはまた素子に軽く口付けると、手を素子の下腹部に伸ばし、ショーツに手をかけた。
素子のショーツには既に恥ずかしい汁で滲みが出来ていた。バトーがそれを見つけてにやりと笑う。
「腰、浮かせろ」
素子が言われるがままに腰を浮かせると、バトーはするりとショーツを脱がせ、
そこを露にさせると、素子の脚を掴んで股を広げさせ、まじまじと観察し始めた。
(見られてる・・・私の、バトーに見られてる・・・っ)
素子はぞくりと羞恥と興奮に襲われる。
「もうすっかり出来上がってるな」
素子のそこは、もういつでも男を受け入れられる状態になっていた。
小指の先より一回り小さいクリトリスはぷっくりと勃起してひくつき、ラビアはぱっくりと開いている。
そして膣は恥ずかしい汁でとろとろになっていた。
バトーはそこを手のひら全体で包み込んで、愛しげに撫でた。
「ん・・・っ」
「なんだ、こんな事でもう感じてるのか」
「あ、あなたが変なソフト入れたからっ」
「はいはい」
バトーは人差し指の先で、触るか触らないかという加減で素子のクリトリスを撫でた。
びくりと素子が震えた。
全身の神経がそこに集中したかのようになっているその場所を、焦らすように撫でられる。
びりびりと感電したような快感に襲われ、自然と腰が浮き、
とろとろにとろけたその場所をバトーに見せ付けるような恥ずかしい体勢になってしまう。
「あ・・・あ・・・っ!だめぇ・・・ッ!くすぐったい・・・っ」
「そのわりには気持ち良さそうじゃねえか」
にやりと笑いながらそう言うと、きゅっとクリトリスをつまんだ。
「っふぁあッッ!!」
素子はびくんと体を仰け反らせる。
バトーはそこをくにくにと刺激し始めた。
「あっ!ぅあ゙、ふぁあッ、あんっ、ぁふっ、ンぁあッ!!」
素子はびくびくと震えながら、快感に身をよじる。
「おいおい、このくらいで乱れすぎじゃねえの?」
「だッ、だからぁッ、あッあなたがッ、っあンっ、あんなっ、ソフト、入れるからぁッ!」
バトーがからかうと、素子は息も絶え絶えになりながら反論する。
「はいはい」
そう言うとバトーは親指と中指でクリトリスの根元をきゅっとつまみ、
先端を人差し指の爪でかりかりと刺激した。
「やっ、だめぇッ!痛いっ!うぁ、ッふゃあっっ!!」
「痛いのも好きみたいだな」
「違っ、そんなん・・・じゃ、っんぁッ!やめっ、やめてぇッ!」
「・・・なら、やめるけど」
バトーが素子のそこから手を離す。
「じゃあお前、何してほしいんだ?」
「・・・えっ・・・」
349名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:30:20.75 ID:1l7TFsEw
「ちゃんと自分で言ってみろ。そうしたらやってやるから」
「・・・―っ!」
素子はどうしたらいいか分からない、という顔でバトーの顔を見つめる。
「言えないんなら、俺の好きなようにするけど。ほら、どうする」
「・・・・・・」
「ん?」
「・・・好きに・・・して・・・」
下を向いて、搾り出すような声で言った。
「じゃ、遠慮なく」
バトーはにっと笑ってそう言うと、クリトリスにちゅうっと口付けた
「あンっ!!」
舌の先でくりくりと転がすように舐め、強く吸い、軽く歯を立てる。
「あっ、あぁッ、だめっ、痛いぃっ!」
「好きにしていいって、いったろ?」
そう言うと、くにくにとクリトリスを甘噛みした。
「やっ、あぁッ!だめッ、イクっ、イクぅッ!!ふあぁッ!イクぅうぅううぅううッッッ!!!!!」
「やっぱり痛いのが好きみたいだな。Mなのかな?」
「・・・そんなんじゃない・・・・・・」
はあはあと息を荒げながら答えた。
「どうだかね」
素子の中に、つぷ、と、指を進入させる。
「ふあぁッ!だっ、だめぇっ、イっ、イったばかりでっ、そんな事、したらあッ!!」
「そんな事したら?」
優しい口調で素子に問いかけ、指で中をかき回し始めた。
「あふぁッ、あンっ、んはぁッ!やあッ、ぅあ゙っ、あひぃッ!またッ、またイクぅっ!イきそ・・・っ!!」
するとバトーが素子の中から指を引き抜いた。
「あ・・・」
(寸止め・・・っ)
「残念そうだな」
「・・・っ」
(・・・ああ、何もかも見透かされてる)
バトーが正常位の体勢になり、素子のそこに自分のものをぴたりと突きつける。
「・・・!!」
素子が息を呑む。
バトーは怒張したものを一気に捻じ込んだ。
「―――――ッッッふぁあぁああぁあああああ!!!!」
それを挿れられただけで、絶頂に達した。
「きっつぅ・・・!!」
浅い部分を小刻みに突く。
「っあ、ぅあッ!だっ、だめぇッ!イっ、イったばかりなのにぃッ!
あンっっ!!そんなにッ、したらぁっ、んはぁッ!!」
「そんな声で駄目っつったって、『もっと』って言ってるようなもんだぜ」
次第にバトーに息も荒くなる。
腰の動きは大きくなり、素子の中をずんずんと奥深くまで突き始める。
「あぁッ!それッ、それだめぇッ!!あンっ、奥ぅっ!深すぎてぇっ!」
「深いほうが好きか・・・」
素子の言葉を聞いてバトーはより一層激しく奥を突く。
「やぁッ、ぅあ゙ッ!あンっ、だめッ、だめぇ!っふぁあッッ!!」
「そんな声聞かせれて、やめるわけにはいかねえな・・・」
バトーは欲望のままに素子の奥を求め続け、素子は甘く喘ぎながらも、だめ、だめ、と繰り返す。
「どうだ、気持ちいいか!?」
バトーが尋ねたが、素子は、だめ、いや、と繰り返すばかりだった。
バトーはそれに苛立ち、更に激しく素子を責める。
「おらっ、いいのかよくないのか、どうにか言ったらどうだ!」
「っあぁああッッッ!!やぁッ!!激しッ、壊れるぅッ、もぉらめぇッ!!」
涙腺の機能を切っていたはずなのに、涙が溢れ出す。
バトーが『まずい』、というように顔をしかめた。
そして腰の動きを止め、まだ怒張したままのものを素子の中から引き抜いた。
「・・・乱暴にして悪かった」
素子ははあはあと荒く息をするばかりで、まだ言葉を話すこともままならない様子だった。
350名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:31:41.05 ID:1l7TFsEw
しばらくして、バトーが沈黙を破った。
「もうやめとくか?」
「いやっ」
バトーの問いに、素子はびくりと体を強張らせ、衝動的に答える。
バトーが『意外だな』というような顔をする。
「でも、もう俺の『好きにする』わけにはいかねえな。また泣かせちまう」
「・・・・・・いい、それでいい・・・」
「・・・はあ?なんだ、お前、また泣かされたいのか?」
「・・・・・・」
「その沈黙はYESって意味か」
「・・・・・・っバトーの・・・バトーの好きにしてくれれば・・・」
「あのな、散々乱暴にしといてなんだが、俺は泣いて嫌がる女を抱く趣味はねえ。
俺の事はいいから、お前はどうして欲しい?なんつうか、具体的に希望は無いのか?」
素子は沈黙した。自分の想いに戸惑ったからだ。
『どうして欲しい』と聞かれて、すぐにある事が頭に浮かんだ。
『強姦されてみたい』
屈服されてみたいと思った。無理矢理力にねじ伏せられたいと思った。
さっきは確かに乱暴にされて涙した。確かに自分は『嫌だ』と思った筈だった。
だが、本心では、自分が乱暴に扱われている事に快感を覚えてはいなかっただろうか。
強姦とは女の合意を得ずに無理矢理事を行う事であるのだから、
『されたい』と思った時点でそれは強姦でもなんでもない。
『どうして欲しい』と聞かれて『強姦して欲しい』などと言ったら、それはもう強姦ではなくなるし、
そもそも『強姦して欲しい』などとは口が裂けても言えなかった。
そして、なぜ自分がバトーに強姦されたいなどと思ったのかどうかも分からなかった。
それにバトーは『泣いて嫌がる女を抱く趣味はない』と言っていた。
「・・・もしかして、本当に泣かされたいとか思ってるんじゃないだろうな」
素子が目を見開き、びくんと体を震わせた。
「・・・図星かよ・・・。・・・いや・・・まさかお前が本当にMだとは・・・」
バトーが呆れたような驚いたような顔で言うと、素子は消えそうな声でそれに答えた。
「・・・私は・・・あなたってサディストだと思ってたけど・・・」
「・・・いや・・・どっちかといえばそうかもしれねえが・・・」
また二人の間に沈黙が流れ、バトーが沈黙を破った。
「じゃ、好きなようにさせて貰うぞ。今度は本当に手加減しねえからな」
351名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:34:27.13 ID:1l7TFsEw
以上です。
駄目出し、アドバイス等頂けると嬉しいです。
352名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 10:31:10.66 ID:mDFNKdeQ
まずはざっと読んだ感想を。

甲殻機動隊は映画しか見てないんだけど…

まず、キャラ崩壊、M化の問題より遥か以前に、ヒロインがなに考えてるのか
さっぱり分からない。
バトーに贖罪したいんだか、バトーとやりたいんだか、甘えたいんだか、強姦されたいんだか
シーンごとにキャラが入れ替わってる感じ。
メンタルも頭も弱すぎて考えがころころ変わり、ついていけない。
ツンデレにしたいのか?
それを素子でやることに何の意味が?

バトーのほうも勿論なに考えてるのかさっぱり分からない。
素子のことを好きなんだか、やりたいんだか、変なプレイしたいんだか、甘やかしたいんだか
優しくしたいんだか、激しくしたいんだか分からない。

ここまで来ると、キャラを咀嚼する、解釈するどころの話ではない。
書き手としてみると、色んな要素を盛り込もうとしすぎた結果、ちぐはぐになって収集がついてないような
印象を受けた。
最低限、「そのキャラが何を望んでいるのか」は読者が読み取れるようにして欲しい。
また、希望をフラフラ変えると意志薄弱に見える。M化よりこっちの方が酷いキャラ崩壊の原因に見える。
353名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 12:10:49.76 ID:1l7TFsEw
ありがとうございます!!
なんか自分の中の違和感が具体化されてすっきりしました。
354名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 20:34:11.04 ID:4Ln4vWrr
>>351
長文ですまないが、気になったことを三点ほど。


【1】視点が定まっていない

三人称で書かれているが、三人称主観と三人称客観とが混ざっており、一貫性がない。

例えば、>>343

>自分が9課を去った時、9課は一体どんな状態になったのだろうか。それは想像に難くなかった。
>今自分の肩を抱いているこの男が、自分に特別な感情を抱いていた事は知っていた。

この部分は素子の三人称主観だが、

>「別にって事ねえだろ・・・」
>そうして二人はそれから5分ほど無言で抱き合っていたが、素子が沈黙を破った。
>「抱こうとか、したりしないの?」

こちらの部分は三人称客観になっている。


【2】助詞の使い方がぎこちない(特に主語を受ける「が」と「は」)

上で指摘した視点の揺らぎのせいもあるだろうが、例えば>>344

>「なんかタチコマに絡まれて萎えたわ・・・」
>バトーがぼそりと言うと、素子が驚いたように目を見開いた。
>「・・・ちゃんと抱いてやるから安心しろ」

この部分の二行目。

<バトーがぼそりと言うと、素子は驚いたように目を見開いた。>
こちらの方が、助詞の使い方としては自然。
しかし、これだとバトーの三人称主観の文章になってしまうので、

三人称客観:<バトーのぼそりと吐き出された言葉に、素子は驚いたように目を見開いた。>
素子の三人称主観:<バトーがぼそりと言った言葉に、素子は驚いて目を見開いた>

というように、視点を意識して助詞を使うべき。
355名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 20:38:26.97 ID:4Ln4vWrr
>>354の続き

【3】描写が足りない

特に情景描写が足りない。
「官能的な美しさ」や「情緒」を重視したいとのことだが、それならなおさら情景描写は効果的。

冒頭、新浜の夜景を眺めている場面だが、夜景はどのような景色なのか、
部屋の中はどんなかんじなのか、光は、色は、音は、そういう描写が少しでもあると違う。
暗く退廃的な雰囲気にしたいのか、それとも束の間の安らぎを表現したいのか、
作品の空気感はこういうところで決まる。

仮眠室の場面でも同じ。
エロは人物の動作だけではなく、その空間の情報も重要。
ドアがぴたりと閉まった途端に突然静かになるとか、
明るかった廊下の光が遮断されて薄暗くなるとか、
その場面をリアルに想像できるような描写があった方が引き込まれる。

純文学を書いているわけではないので、長々と情景描写に費やす必要はないが、
自分の頭の中の光景を読者に思い浮かべてもらえる程度の描写は必要。


また、人物の動作も丁寧に描写した方が雰囲気は出る。
例えば、【1】でも引用した部分だが、

>「別にって事ねえだろ・・・」
>そうして二人はそれから5分ほど無言で抱き合っていたが、素子が沈黙を破った。
>「抱こうとか、したりしないの?」

ここは、バトーがどういう様子で素子を抱いていたのか、
戸惑ったようにか、困ったようにか、ぎこちなくか、遠慮がちにか、そういう描写があった方がいい。
それがあることで、バトーの内面も表現したことになる。
同じように、素子がどのように手を伸ばしたのかを書くこともできる。
二人の間の空気はどんなかんじなのか、
気詰まりなのか、互いに腹を探り合うようなのか、それとも安らぎがあるのか、それも書くことができる。

もちろん、すべての場面でくどくど書けばいいというものではないが、
ここでは「5分」という、じっと抱き合っているにしては長い時間が経過しているので、
「5分」と数字で説明してしまうよりも、文章を重ねて
作中の人物が体感しているであろう時間の経過を読者にも感じてもらえるように書いた方が、より自然になる。


以上、細かいこと書いたが、参考になることがあれば幸い。
どういう雰囲気の作品を書きたいのか、キャラクターのどのような心理を描きたいのか、
そのへんを明確に意識して書けば、もっと良くなると思う。
356名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 20:41:55.68 ID:mDFNKdeQ
攻殻スレ見てきた。
3月あたまに長いの2つ落としたのと同じ人? 文体一緒だけど
だとしたら、

>官能的な美しさとか情緒とかキャラクターの心理描写とか

を頑張って書いたというのも頷ける
たしかにあれよりはましになっている


だけど、エロっていうのを「挿れてぐちょぐちょさせるだけのもの」
と思っていないかな?
上の作品も、ハダカはある、挿入もある、性器も出てくる。
でもエロティシズムが決定的に足りないんだぜ
性表現単体ではあまり問題が感じられない
でもそれを豊かにするべきシチュの説明、キャラの会話が、キャラ心理が
ともかくエロティシズムに欠ける気がする

まず、物語の構造が、
1.登場人物の名前のついたキャラ2人が出て来て、「なんとなく」セックスをはじめる
2.技巧とか、エロに関するロマンティシズムなどはなく、薬物系(この場合は特殊ソフト)で
強引に感じさせる
3.原作のキャラ的なものは無視して、とりあえず「らめぇ」「イクぅ」系の台詞を連発させて
イかせた感じになっている
4.男女ともにイったのに、なぜだかまだまだ終わらない
5.原作詳しくないけど、多分女性キャラの口調が違う

という感じで、「ひぎい」「んほお」「?多用」の作品から全く変わっていない
これで心理描写を入れても薄い作品にしかならない

そのうえ、「頭を撫でる」「可愛いと褒める」とか、情緒的なシチュも入れてあるんだけど、
不慣れすぎて上滑りしてる


なんというか、一般論として、二次スレでは「シチュが全て」。
このキャラとそのキャラが、どういう理由でエッチすることになったのかを、
そのキャラの纏う空気感を壊さずにSSとして展開させる。
それから言うと、上記の1と5がSSのレベルを致命的に下げている

ひとまず、バトーは素子を、女としても好き。
素子にとってバトーは、ただの(元)部下。…だと理解してるんだけど(あくまで映画しか知らん)。

そこから素子が、どうしてバトーとエッチしようと思うようになるのか、
というところが普通は二次で最も求められるところ。

普通この流れだと、ずっとそばにいてくれて、支え続けてくれた絆みたいなのに感じるところあって、
ちょっと好き…かも? と心境が変化してくるところが書かれてないと説得力ないんだが、
その辺曖昧。
何でエッチすんのかな。ここで。
例えば、素子の心理としては、「もやもやする気持ちを確かめるため」とか「単に支え続けてくれた感謝の気持ち」
とかでもいいんだけど、しょっぱなからぐじぐじ拗ねてキャラが違う気がする。
もっと強くてハッキリものを言うキャラじゃないかな。

バトーのほうも、前振りなしにキスされたにしては、ディープなやつした上に唾液飲ませるのはなんでだ。
この流れはおかしい。
普通、好きな女にいきなりキスされたとして、まずは「なんで」って聞くもんじゃないか?
それで、相手に「その気」があると分かってからならディープでしなおしてもいいけど。
その後ずっと抱き合ってるのも何でか分からん。
357名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 21:13:08.12 ID:zu9d34c3
言いたいことは他の人が既に言ってくれた気がするので

とりあえず、一文ごとの改行は読みにくい。
しかも大きなまとまり(段落や場面展開)ごとに一行空けるとかでもなく、みっちり。
それだけで読む気が失せてくる。

別に原稿用紙と同じ書式でと言う気はないが、段落としてのまとまりが一切無いのは、
小説として読みにくい。文章の流れやリズムがあったものじゃない。
それに輪を掛けて描写や内容がまずいもんだから、読んでいても文が頭に入ってこない。
……まあ、ラノベは一文ごとの改行ばっかりの作品も多いけどさ。
358名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 21:36:00.99 ID:1l7TFsEw
ありがとう御座います。

具体的なアドバイスが多くて凄く為になりました。
でも正直今はまだアドバイスの一つ一つを理解して自分のものにする事も出来ていません。
なのでコピペして保存して何回も読ませて頂くつもりです。

ボキャブラリーが少ないとか展開の不自然さが多いという事の大きな理由の一つは(エロの)量を読んでないからだと思います。
なんというか、今まで読んだ数少ないエロ作品を解体して「ツギハギ」にして
無理矢理一つの作品にした(というか作品にもなってないけど)という感じです。
「ここのキャラクターの挙動が不自然」と指摘された部分で、
「あ、その描写は別の作品にあったのを読んで自分も書いてみたんだ」という部分もありました。
とりあえず色々読む事から初めてみたいと思います。

ありがとうございました。
359名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 22:04:00.38 ID:zu9d34c3
>>358
エロに限らず、名作・名文と言われる古今の小説を読むことはもちろん大事なんだけど、
それだけだと今までと同じようにツギハギにするための材料が増えていくだけで、
描写が「借り物」の域を出ないままになってしまうよ。
自分が思い描く「頭の中の妄想(絵)」を、どう言葉で表現すればいいか、が大事なわけで、
読書量を多くするのはそのためのボキャブラリーの蓄積には役に立つけど、
表現を借りてくるのでは意味がない。

良い文章を読むと、文字だけなのに、具体的なイメージが湧いたりするよね。
そんなとき、「この表現のどこがそうさせるんだろう」と考えてみるといい。
もしその表現がなかったろうか、とか、逆に饒舌すぎたらどうなるか、とか。

自分の妄想でも、少ないボキャブラリーの中からでも、
突き詰めて「最適」の表現を探せば結構なバリエーションがあるよ。
女性の乳房の「柔らかさ」ひとつ取っても、どんな柔らかさなのか。
ぷにぷに、ふにふに、ほわほわ、ふくふく、ふにっ、ふにゃ、ぷるん、つるん、
マシュマロのような、熟れた桃のような、弾力のある、etc.etc.
触感だけでなく、色(視覚)、臭い(嗅覚)など、五感をフル動員してみたらどうなのか。
自分の妄想を自分のありったけの言葉で表現してみる訓練も必要だよ。
それこそたった一文でも、妄想を最適の言葉で表すめに悩み抜くことがあるんだから。
360名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 22:30:18.93 ID:1l7TFsEw
有難う御座います。頑張って書いてみます。
今回書いたものをシチュエーションだけ同じにして最初から書き直すか、また新しく設定から考えるか…。
その辺は未定ですが、とりあえず近いうちにまた受けたアドバイスをふまえて書いてみようと思います。
361名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 15:28:57.25 ID:FBLduUOi
>>358
よろしければ、私が過去8年間エロパロ板を巡回して保存、ソートしたものを送りましょうか?
362名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 17:00:37.15 ID:RZNLJeiG
元ID:1l7TFsEwです。

>>361
ありがとう御座います。
送るというとメールでという事ですね?
捨てアドを取得しました。
eroparo_suteado☆mail.goo.ne.jp
☆→@で。
こちらにお願いします。助かります。
363名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 19:14:49.78 ID:YZIlvC34
ソートーな量になりそうだな。
364名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 21:04:41.82 ID:I1f5IuAt
過去のエロパロ板のベスト集ってこと?
それは俺も見たいぞ
365名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 21:31:31.54 ID:FBLduUOi
全スレ回っているわけではないので、期待しないでください
366名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 22:46:15.19 ID:V1U9uagj
他人のエロパロベスト集はかなり興味ありますね
367名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 23:16:06.02 ID:xaOIXswi
これは俺も見てみたいなぁ
エロパロというジャンルで区切られた名作集なんて中々見れるもんじゃない
どこかのアップローダにあげてもらうことは出来ないのかな
368名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 23:27:07.82 ID:FBLduUOi
ちょ、あんまり盛り上がらないでー
あげられない訳もあるんですよ
複数の方にってのは想定外です
369名無しさん@ピンキー:2011/03/11(金) 02:02:03.13 ID:mku6Dh7D
まあ、確かに気にはなるな…
つーかこのスレに出入りする人の大半は欲しがるものな気もするが(笑)
中には作者がまとめとかから削除してもらったものとかもあるってことだろ。
それを確かに、収集したからってバラまくのは、撒く側からも微妙な気分だろうしな。

ところで、個人的にもっともガツンときた小説のエロシーンってDQ5だったりする。
エロパロ系だったら、何度も使わせて貰ってるヤツは文法とか崩壊してるんだけど神がかってた。

官能系じゃなくとも表現が面白いのはそこかしこにある。
自分の琴線に触れるものを探してみるってのが一番だと思うぜ。
370名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 17:58:00.18 ID:np8XlBGT
前もどっかのスレで晒しだ紹介だって大揉めしてた気がするし、
本人以外が作品を紹介しあう流れになってしまうのはまずいんじゃないかと
371名無しさん@ピンキー:2011/03/14(月) 21:12:31.15 ID:X5di6iEC
おまえら無事か?
周りに被害はないか?



無事じゃないやつが返事できるわけもないが、
ここ見れてる時点で電気もあるってことなんだろうが、
それでも言いたかったんだ、すまない。
372名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 00:01:21.87 ID:qyu9NqSQ
あ。
373名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 00:57:43.43 ID:sN/UqMKi
ほしゅ
374名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 18:35:09.48 ID:U82pCuwg
あげ
375名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 16:54:31.88 ID:BkCHWWTh
このスレで二次を投下する時、
「このキャラはこんな姿・設定なんですよ〜」と、公式サイトのキャラ紹介ページ等を貼るのはNG?
376名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 17:53:29.97 ID:BYyKEUVV
自分の言葉で説明できないんだったら二次やめたら?とは言われるかもなぁ
377名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 18:14:17.54 ID:BkCHWWTh
>>376
やっぱりそうなるか…
自分で頑張って書いてみる
378名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 10:54:00.09 ID:F+FEMTGs
二次は原作知ってる事が前提ってとこあるから前情報をリンク貼るのは別にいいんじゃない?
原作の情報をわざわざ自分の言葉で説明できなきゃ二次やめろって道理はよくわからん
379名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 14:04:29.18 ID:mKjLqipz
「裏設定」が乱舞する作品があるからなあ
公式やwikiをざっくり調べた程度じゃわからない、だけどファンフィクションでは前提として知られてる情報とか。
380名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 22:10:56.85 ID:R81FrhuF
ここで指摘するのは文章としておかしいと思うところだからちゃんと作品名が明記してあればいいと思う
読むにあたって知っていて欲しい人間関係や設定があれば補足してくれればなお良い
381名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 07:05:40.35 ID:+7YCCgyA
>ここで指摘するのは文章としておかしいと思うところだから

そういうのって批評ではなく校正って言わね?
382名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 18:47:19.25 ID:ec1IywSC
自分もそう思うなぁ
校正は違うとおもう
批評ってのもなにか違うとは思うけど
383名無しさん@ピンキー:2011/05/03(火) 02:29:00.35 ID:AIvvi6/U
ここに投下することで少しでも
書き手さんがうまくなってくれればそれでいいんだよ
384名無しさん@ピンキー:2011/05/03(火) 02:39:48.70 ID:cAQdVIo5
少なくとも「GJ」か「乙」しか言わない住人はここにはいないものな
いや、GJも乙も嬉しいんだが、感想が欲しい時ってあるよなあ、と
385名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 19:53:50.88 ID:g6azD5By
このスレじゃキャラの名前が横文字のSS投下するのは何か怖いな
前スレで凄い叩かれてるし…
386名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 21:05:44.14 ID:XsbUJSCa
キャラの名前が横文字で叩かれたってのは「横文字である意味」がなかったからじゃなかったか?
現代日本が舞台で、ハーフとか親が変な趣味とかの設定でもないの横文字ってのは変だろ
387名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 22:10:25.45 ID:KR1yX5Dv
ああ、あれか。あれは意味のない横文字でしかも日常系という噛み合わせの悪さと
その他の頭の悪さを叩かれただけだから
アナルファックしすぎでちらり〜口からザーメン!!ってトンデモすぎるしw
388名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 22:44:53.77 ID:PqfbKvqO
でも「二次創作」で名前が横文字なら何もおかしくないよな
超必死にいちゃもん付けてくるのもいたけど
389名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 23:52:46.93 ID:XsbUJSCa
>>388
それは「設定」の範疇だろ
390名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 05:59:58.79 ID:RwxzIdgW
むしろなんで「日本が舞台」にこだわるのかを教えてほしいんだけど
391名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 20:12:09.71 ID:TVHe1bF+
>>390
変なところにこだわる奴ほどヘタクソ
常識だよね
392名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 21:58:23.35 ID:onZMoJ5k
日本が舞台なのが問題なのではないよ。
体操服とか学園系の話にしたかったのだろうという意味では
日本を舞台(もっと正確には自分の知る世界)にしたかったのはわかるし。

その世界において「その名前が一般的」であるかどうかが問題なんだよ。
特徴的な名前であることに意味があったなら、それは構わないんだ。

たとえば月と書いてライトと読む名前は一般的じゃないだろ?
ありゃ同じ名前の子がいてもいじめられないようにって配慮だった、って話だわな。
393名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 22:25:12.66 ID:BGzyAm+S
つか、あれに関しては名前のおかしさは象徴的であっただけで、それ以外の部分もかなり変だったんだよ
394名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 20:28:14.48 ID:iR78yyPF
台本形式
アナルセックススカトロあり

こういうSSでも投下していいんでしょうか?
395名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 21:03:47.42 ID:Xak4ojnB
396名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 21:06:05.58 ID:iR78yyPF
>>394
荒らしまがいの行為はやめてくれませんか!?
397名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 21:53:56.48 ID:/ATb7ey8
では、「台本形式はこのスレッドではお断りしています」と、次スレ以降は明示していきましょう。
ということで、自分で自分をあらし認定している>>394様。
投下しないでください。

また、このスレ住人の皆さまに提案です。
上記スレッドでの、現IDでの行動だけでも、この方にはすいとんの術が効果を発揮するのではと思います。
エロパロ板は忍法帳の範囲ですので、レベルの足りている方、お願いできませんでしょうか?
398名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 22:31:45.47 ID:OU4q4UJ2
>>397
スレチ
399名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 23:22:23.06 ID:eXLhnWlt
>>397
まだレベルが足りないわ
400名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 14:17:56.69 ID:Bs8sTg60
パワポケの予感
401名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 14:33:41.30 ID:lLYZ1Fj/
>>400
正解
402名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 15:13:13.68 ID:B1ceAkO3
いつかの奴か
ほっとけばいいんじゃない?
403名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 08:35:23.42 ID:nfRSCqHk
少年が好きな少女への想いと答えを出そうという流れでの描写が
下手で上手くできません。比喩とかが足りてない感があります。
下記の短い行数を弄って合ういい単語や言い回しはあるでしょうか?

ここから

(俺は……どうしたい?どうありたい?)
少年は自らの内に問いかけた。

脳は神経の中枢系であり全身を電気信号にて統治している。
人間の精神はわずか1kg半の容器の中に詰めこまれている。
けれど人が自分自身に問いかけるのならば昔も今も自らの胸の中で答えを出すものだ。
少年はその例にあたわず胸の中で答えを出した。

ここまで

この下は少年の独白になります。
そもそも脳の下りが余計だとも思うのですが記憶が話の中心になっているので入れました。
なんか淡白というか機械的で、心理表現を綺麗に表すのが苦手です。
404名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 08:40:27.20 ID:nfRSCqHk
三行目は
けれど人は昔も今も自らの胸の中へと問いかけるものだ。
のほうがいいかなあ。脳がやっぱ浮いてる感が。
405 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/05/15(日) 09:24:44.33 ID:D0VPyKLv
脳が神経の中枢である以上、心もまたそこにあるのだろうけれど。
自分自身に問いかける時、少年は心臓を思い浮かべる。
心を映しているはずの鼓動に耳を傾けて、少年は胸の裡で答えを出した。

こんな感じか? ちなみに例にあたわずは間違い。たがわずだね。
その文だとなんか、情熱的なんだか理性的なんだか
常識的な思考にとらわれてるんだかよく分からないかも
406名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 11:44:24.65 ID:PoLKeEOy
>>403
その場面までの流れが分からないので何とも言えないが、やはり3行目からの脳のくだりは唐突。
どうしても「脳」を使いたいなら、3行目以下は例えば、

人の心はどこで生まれるのか。
脳は、感情や思考を統治しているという。
だとすれば、心もまた脳による産物なのか。
この、体の芯を焦がすような渇望も、今にも走り出したくなるような焦燥感も、
すべてが脳というわずか1Kg半の容器の中で起こっていることだと?
しかし、そんなことはどうでもいい。
どうありたいかを自身に問う時、その答えがどの器官で導き出されたか気にかける人間などいない。
ただ自らの内から沸き上がる声にのみ、耳を傾ける。それだけだ。
少年は、胸の中で答えを出した。

とか、情報や知識系の事柄はできるだけ話の流れになじませた方がいいかも。
元の文章のように、いきなり「脳は神経の中枢系であり」と始めると、生の情報が剥き出しになってしまい、浮く。

例文の4行目、「体の芯を焦がすような渇望」云々のところは話に合わせて具体的に変えてもらうとして、
あとは過去にあった忘れられない記憶をフラッシュバックさせてもいいと思う。
逆光の中で笑った顔とか、夜の中庭での体温とか。
話にそった具体的な記述があると入り込みやすいんじゃないか?
407名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 08:26:00.49 ID:HfdxtXXZ
ありがとうございます!
影響というかパクリみたくなったですが下記のように文章を改訂してみました。
文章の意味合い自体が変わってますが記憶喪失という設定なのでそちらをアピールしてます。

人の心はどこに在るのか。
思考と記憶を統治する脳の中にあるのだろうか。
けれど少女へのこの想いは、溢れ出しそうな愛しさは、胸の奥から沸き上がる。
ならば失われた記憶なんてどうだっていい。
不確かな記憶よりも胸の中の答えにこそ耳を傾ける。
それこそが少年の唯一信じられるものなのだから。

>>405
文法の間違いまで……
情緒的な表現をしたいけど、思いつかなかったもので狂ってました。
おかげで大分情熱のほうに傾けたと思います。
>>406
はい、脳構造はアレだったので消しました。
知識的なのとあまりに合わなかったです。場面上使い方が難しいですね。
文章の繋ぎ方がとてもわかりやすくて自分のものに馴染むよう単語の幾つかをもらってます。


何度かこちらで聞いてますが、ほんといつも参考になりますです。
408名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 16:10:33.11 ID:+BMlprVp
>>311
>(6)改行
> 2)1行ごとの改行は非推奨
質問だがこれがよくわからない。
例えば、
例:○○が××している所に颯爽と奴が現れた。○○の叫び声を聞きつけたからだ。
例:今年見た桜は例年通りに咲いた。心からきれいだと感じた。
な形の倒置法(っていうんだっけ?)で表現する場合はどうすんの?
409名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 19:28:02.07 ID:FS+SkGIC
たしかに意味のわからない文だ
一文ごとの改行は非推奨って言いたいのかな・・・
もしくは 一行ごとの空行挿入は非推奨?
410名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 20:29:46.45 ID:nyJm6ZJL
>>408
>>409の言ってる空改行のことだと思う
411名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 20:35:15.71 ID:Hbc2L4tM
○推薦

脳は神経の中枢系であり全身を電気信号にて統治している。
人間の精神はわずか1kg半の容器の中に詰めこまれている。
なんたらかんたら

×非推薦

脳は神経の中枢系であり全身を電気信号にて統治している。
                                         ←これが良くない
人間の精神はわずか1kg半の容器の中に詰めこまれている。

なんたらかんたら
412名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 20:40:47.67 ID:+BMlprVp
>>410>>411
ありがとう、>>411の○と×の例でわかった。
俺も近い内にこのスレに投下してきいてみたい事あるからよろしく頼む。
413名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 21:02:39.09 ID:Hbc2L4tM
一行ごとの改行はだめって変な日本語だ
414名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 21:24:40.77 ID:nyJm6ZJL
まあ、テンプレ案の段階で変なことに気が付けてよかったんじゃないか?
415名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 22:50:49.53 ID:knJQI17R
>一行ごとの改行はだめ
言葉の意味を俺がまんまにとったら>>411の例がこんなになった

脳は神経の中枢系であり全身を電気信号にて統治している。 人間の精神はわずか1kg半の容器の中に詰めこまれている。 なんたらかんたら
416名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 23:11:13.05 ID:qp3LFY2h
一行ごとの空改行(VIPのSSみたいなの)は非推薦

でよろしいの?
417名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 00:14:54.13 ID:sSpmRGr3
「空改行」より「空白行」のほうがわかりやすい
「一行ごとに空白行を入れるのは非推薦」あたりで

個人的には別に好きに書きゃいいじゃんって思うけどね
418名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 00:22:18.65 ID:kcxMYM/l
>別に好きに書きゃいいじゃん

スレの趣旨的に
文章力表現力だけの批評添削するスレか
作品の雰囲気とか演出的なものも加味するのかでこの意見の意味合いがかわるかもね
419名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 00:19:25.62 ID:/pTYkypg
 こんにちわ。
自分が抱く「手袋に対する感情」をどれくらい文章に変換できるか挑戦してみました。
よろしくお願いします。



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 2次創作、PS2のRPG「ペルソナ3」
キャラ:アイギス×キタロー+ゆかり
注意事項:フェチ(手袋)
投下するレス:12レス。投下後に質問したい事も含めて。
 批評して欲しい所は、視点がぶれていないかどうかです。三人称アイギス視点です。
それと読んでて思いますか? 「理性的」とか、「情熱的」とか……。
どういう物語にするかは決まっていないので、あらすじは書けません。

■キャラ解説
アイギス:機械の体を持つ女性型ロボット。ペルソナ使い。「あります」口調が無くなった。
      物語の主人公であるキタローに対し、「いつも傍にいたい」と願っている。
      最近になって人間らしい感情が芽生えた。
主人公(キタロー):「ペルソナ3」に登場する主人公。ペルソナ使い。通称「キタロー」。
            様々な戦闘でペルソナを使いこなすリーダーでもあり、女を次々と落としていく浮気男でもある。
            無口でクールだが、老若男女、犬や猫にまで分け隔てなく接する離れ業をやってのける少年。
岳羽(たけば)ゆかり:勝ち気な女の子。ペルソナ使い。物語の数少ないツッコミ役。
             キタローの事を割と好意的に思っている。
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 「フフフ、これなーんだ?」
「……アイマスク?」
「正解! それじゃつけるね」
勝ち気なノリの少女の声。それに対し、戸惑う声もする。
部屋の外で待機していた機械の乙女・アイギスは、頃合を見計らって中の様子を覗いてみた。
 「ねぇねぇ、今どんな気分? まさか興奮してる、ってやつ?」
アイギスが見た先には、少女にアイマスクされてベッドの上に腰掛けている少年だった。
今にも声をあげて笑い出しそうな、にやにやした表情をこちらに向ける少女。
 その女の子はこっちに来るよう手招きしている。「入れ」という合図だ。
開いているドアから様子を窺っていたアイギスは、足をそろりそろりと動かして部屋に入った。

 アイギス自身が人間らしい感情を持った影響なのか、「この部屋は寂しい」という印象を持った。
ベッドはある。テレビ、勉強机、ゴミ箱、棚、洗面台もあるし、日当たりも良さそうだ。
部屋の湿度は良好、適度に換気もしてあるようだ。きっと掃除もマメにやっているのだろう。
しかし、それだけだった。
 それ以外の個人的な趣味の物、例えば男性を発情させる為の本やビデオは、無い。
手招きしてきた少女曰く、1つも置いていないらしい。漫画さえもない。
唯一、携帯ゲーム機は机の上の隅っこにあったものの、なぜかこれだけ埃をかぶっていて長い間使っていないようだった。
 「……」
そんな殺風景なこの部屋に住んでいる少年――キタローは目隠しをされたまま黙っていた。
片目が隠れるほど前髪は長く、17歳の男子としてはほぼ平均的な身長。
あどけなさを残した顔立ちで、体はすらりとしている少年だ。
 一見、普段は「どうでもいい」と言いながら、いつも1人で何かやっている。
アイギスがこっそり彼を観察したデータによれば、老若男女、それどころか犬や猫にまで仲良くできる離れ業をやってのける。
機械の体をしているアイギスが、「この人の傍にいたい」と願う対象の人間でもある。
今回の作戦ではそのクールな素顔を暴くというのも、作戦を達成する条件の1つだ。
そのキタローは、自分の近くにいるのは女の子1人だけだと思っていて、アイギスがもっと近くにいるのを知らないだろう。
 しかし、アイギスの心に少しばかり陰りが出てくる。
最近になって人間の心を持つ事ができたアイギスは心の中で思う。
――きっと、上手くいくわけないんじゃないか。
 そんな不安に駆られて、アイギスはふと洗面台の鏡に映っている自分自身の顔や体を見た。
確かに金髪碧眼の美少女で肌は白く、白人のように顔の彫りは深い。そういう風に設計されたからだ。
胸の膨らみ、くびれ、お尻。それらもそういう風に設計され、真っ白な装甲な覆われた機械の体だ。
指先から銃弾が発射される手、むき出しの関節に纏足みたいな足。
今回の作戦だって、バレてしまったらかえって嫌われてしまうのではないか、そんなマイナスな思考もわいてくる。
対キタロー作戦を遂行する為に、何度も「考えない」という練習をしたにも関わらず、不安が全身にまとわりつく。
 そんな些細な不安を皮切りに、別の不安が次々と現れた。
――彼は本当は誰が好きなのか?
――なぜ革手袋を使う必要があるのか? 「自分の手」だとバレない為だとはいえ、普通にしごくだけじゃダメなのか?
――なぜ1人で来なかったのか?
――わざわざこんな回りくどいやり方をやってまで、彼は自分に振り向くかどうかもわからない。
――仮に全て上手くいったとして、その後は幸せなお付き合いの日々を送れるのかもわからない。
自分自身まで「嫌いだ」と思いかけた時、アイギスの肩を叩く者がいた。
 「ごめんね、本当はこんな事したくないんだけど。個人的に、てか、私的に? 気になる事があってさ〜」
アイギスの肩を叩いてきたのは、「アイギスの味方」として、初めて今回の作戦に協力してくれた人だった。
「ほら、キミってあまり感情を表に出さないポーカーフェイスって奴でしょ? だからね……」
 岳羽ゆかり――キタローと同い年の17歳の少女。
ショートカットで栗色の髪の毛。香水の良い匂いを漂わせる。
ルックス、スタイルも良く、一言で言えば「かわいい」という印象で、男子達から今も注目を集めているらしい。
キタローと付き合っていたという噂を以前聞いていたが真偽のほどは知らない。
そのゆかりに今回、人をおちょくるような声の調子でキタローの注意を引きつける役を頼んだ所、快く引き受けてくれた。

 そのゆかりは顔を首を横に振りながら「余計な事は考えないで」と無言のまま、目で言っていた。
「せっかくだからキミの秘密、暴いちゃおうかな〜、ってね」
「……」
「で、始める前にね、キミの合意も得ようと思います。YES? NO?」
キタローは黙ったままだったが、やがてこくりと首を縦に振った。
 ゆかりはアイギスに向かって得意げに親指を立てて、「どうよ、さすが私!」と言いたげな顔をした。
その顔を見て、いくつもの不安に駆られていたアイギスの気持ちに変化があった。
今のゆかりを見ていると、アイギスの心の内に勇気がわいてくる。
まるでゆかりお得意の疾風魔法を使ったかのようだった。
アイギス自身が抱えていた身体的な縛り、細かな過程や問題を残らず吹き飛ばし、「色々な意味で大丈夫」という気持ちだけを残してくれた。
(キタローさん、ごめんなさい。今から騙し討ちみたいな真似をあなたにします)
 再び、目隠しされている彼の顔を見据える。
自らの呼吸、おかしな声や些細な音も一切出さないように気を付けながら。
(あなたは私を――機械の私をどう思っているか、今この場で試させてもらいます)

 「キミってさ、今もエッチなシチュエーション好き?」
「答えたくない」
「まあいいや。今からさ、何があっても『いいよ』って言うまで絶対にそれ取らないでね」
「何をするつもり?」
「え〜、キミの彼女だった私に野暮なセリフ言わせるつもり?」
ゆかりは腰をくねらせる。
 キタローは嫌な雰囲気を感じ取ったのか、続けて聞いてくる。
「……今度は何をするつもり?」
「人聞きの悪い言い方しないの。まるで私が痴女か何かみたいじゃない」
キタローが何かを言おうとした、しかしどうやらその言いたい事を喉の奥に飲み込んでしまったようだ。
 ゆかりは一度アイギスの方を見た後、声の調子を変えずに喋る。
「えー、ゴホンゴホン。突然ですが、ここでゲームをしましょう」
もう一度ゆかりはアイギスに視線を向けてくる。
「そろそろあんたの番だよ。それ使って」と、目と手で合図を送ってきた。
「私が今からキミの前で何かやるから、視覚以外の聴覚、嗅覚、味覚、触覚を駆使してその何かを当ててね」
ゆかりはそう言いながら、アイギスが予め持っていた物を指差した。
 アイギスが持っていた物、それはヒジまである茶色の革手袋だった。
さっきゆかりと一緒に買い物して買ってきた物で、しなやかな革でできた手袋は新品独特の艶やかな手触りがあった。
ゆかりはその場でアイギスに向かって、手袋をはめるジェスチャーで合図を送ってくる。
 だからアイギスは言われた通りに、その革手袋をキタローの眼前に持っていって手にはめていく。
アイギスが手にはめている途中、すりすりと革の擦れる音にキタローはぴくんと緊張し始めたようだ。
両手とも指先まできちんとはめた後、ゆかりとの打ち合わせ通りに手を何度も握ったり開いたりする。
革手袋をはめたまま、キタローの耳元で手を擦り合わせたり、両手を組んだりして革の音をしっかりと伝える。
 ゆかりはその間、少しの足音も立てないように、そっとアイギスの後ろに位置した。
謎の音がする方向と、ゆかりから発せられる声の方向の違いでキタローに感づかれない為に。
「フフフ、何だと思う? 何だろうねー?」
 明るい声の調子は維持したまま、アイギスが手を動かすタイミングを見ながら言葉を選んで言ってくる。
「それじゃ、ヒント出します。今度はキミの顔を触るから、しっかりと匂いと味を覚えてね」

 ゆかりの言った言葉に合わせて、アイギスは革手袋をはめた手をキタローの顔へと当てた。
 まずはほっぺから。何度か優しく撫でて様子を窺う。
すると彼の心臓は微妙に早くなったようだ。心拍数に小さな変化がある。
続いてアゴ、鼻の付近、額や耳も触っていく行為によって、それがまんざらでもない様子であるのを彼の体から受け取る。
 アイギスは後ろを振り向いて、待機していたゆかりに向かって「脈あり」と、無言で首を縦に振る。
ゆかりはにやりとしながら、再び声を発した。
「あれあれー? どうしたの、黙っちゃって。何を期待してるのかな?」
アイギスが手を伸ばして触る箇所に合わせて、タイミングを合わせながら言っていく。
「ここ、ここも、ここだって、ただ触ってるだけだよ? もしかして触られただけでドキドキ、ってやつ?」
「ち、違……違う。違う」
いたずらに刺激してくるゆかりの言葉まで受けた直後、キタローの心拍数はさらに上がったようだ。
 アイギスが予想するまでもなく、恐らくキタローの鼻は革の――それも新品の匂いをたっぷりと嗅いでいるはずだろう。
だから鼻の部分を撫でる感じに集中的に撫でていく。
鼻息や口から吐き出された息はほのかに暖かい。
アイギスの――近くにいるのはゆかりだと思っている手を、好き勝手にさせているせいか、彼の口が半開きになる。
 「一応言っとくけど、もし暴れたらあんたが今付き会ってる彼女にこの事バラすからね」
万が一の場合に備えて、ゆかりはおちょくるような感じで釘を刺した。そしてこうも言う。
「動揺してるみたいね。みんなからポーカーフェイスと呼ばれてる評判をぶち壊しちゃおうか」
今付き合っている彼女……この秘密事項は、事前の打ち合わせの時に知らされていなかったのでアイギスは知らない。
ゆかりはアイギスに言う必要無いと思って言わなかったのか、それともハッタリをかけたのかはわからない。
ただわかるもの……それは今の言葉によって、彼の心拍数は2、3回激しくぶれた後、また上がった。
 とりあえずこれはチャンスだと思い、半開きになっている彼の口に指を突っ込んだ。
口の中は生ぬるい温度で満たされていて、手袋ごしでも温度が伝わってくる。
もう片方の手でアゴを抑えて口をこじ開けた後、さらに奥へと突っ込む。
キタローの両手は中途半端に止まっていて、アイギスの手――ゆかりだと思っている手を止めようとはしてこない。
 「んぁ……ゆかり、やめて……あぁ…やめ、て、ん……ゆかり……やめて……」
「あのさぁ、止めるフリしながら、さりげなく指を舌でぺろぺろ舐めるのやめてくれない?」
 キタローの性癖についてアイギスはまったく知らない。ゆかりも知らないだろう。
しかしゆかりの口から出てきた言葉によって、彼は一線を越えてしまったみたいだった。
ゆかりだと思っている手を両手で掴んできて、さぞかしおいしそうに舐め始めた。
 一瞬、アイギスは予想だにしていなかった彼の行動にどきりとした。バレたと思ったからだ。
フォローするかのように、後ろの方から嬉しそうなゆかりの声が聞こえてきた。
「フフフ、そうだったんだぁ……。最初からそうしてくれれば良かったのにね」
その声は、これまでとは微妙に声の調子が違っていて艶やかさを感じさせた。
「どう? キミの性癖って未だに意味わかんないけどさ、私の指おいしい?」
「おいしい……」
 キタローの舌は特にアイギスの人差し指、中指、薬指の所を舐めてくる。
舐めながらキタローは気になった様子で質問をしてきた。
「……さっきから気になってるんだけど、ゆかり」
「ん、何かな?」
キタローは少し躊躇っていたものの、こういう言葉を口にした。
「さっきから硝煙の臭いが気になる。アイギスもいるのか?」

 人類の敵であるシャドウと戦闘する時、アイギスの通常攻撃は指先から銃弾を発射する。
昨日、タルタロスへと行って戦闘メンバーに加えられてもらったので、まだ少しばかり臭いが消えていなかったのだろう。
「あー、あ〜……そういえば私、さっきアイギスの部屋行って話してたんだっけ。ほら、薬莢と弾薬だらけの部屋見た事ない? まだ臭い残ってたかな?」
「いや。それに、これはゆかりの手じゃない。多分アイギスの手だ。ゆかりの手はこんなに硬くない」
ゆかりはフォローするものの、キタローの手は革手袋を指で触りながら確認している。
「それに、これは革手袋? すべすべしていて革の匂いが心地良い」
 ゆかりからのフォローもむなしく、キタローに見破られてしまった。
アイギスが「作戦失敗」だと思い、どうするかの判断を仰ぐ為、ゆかりの方を見る。
 しかしゆかりは何を思ったのか、口の端でフッと笑った。
「そうよ、今キミが触ってるのは私の手じゃなくて、アイギスの手。そして正解! 革手袋よ。茶色でヒジまであるやつ」
言いながらキタローに近づき、色っぽい声を出す。
「あーあ、他の男連中だったら騙し通せたかもねー。もっとも、キミ以外とはやりたくないけどねぇ〜」
「そうか……」
 「あの……アイギスです。さっきからあなたの近くにいて顔を触ったり、あなたの口に指を入れたりしていました」
アイギスは革手袋をはめていた両手を引っ込めた。
この場にいてはいけないと感じ始めたからである。
(私は所詮、ただの機械――)
無言の空気が続く。この重圧が伸し掛かる。
(どうして人間の女性と同等に扱ってもらえると期待してしまうのでしょうか……)

 この沈黙を打ち破る者がいた。
その者は静かに、且つアイギスとゆかりの2人にはっきりと聞こえる感じで喋った。
「続けて」
「え……」
「いいから、続けて」
 その人物は、アイギスが「いつも傍にいたい」と願う人物だった。キタローである。
目隠しされたままの彼は手探りでアイギスの手をとり、自分のほっぺに当てた。
指の一本一本の付け根、手のひらや指先に鼻を近づけて嗅いでくる。
それだけでは物足りないのか、舌まで出し、ゆっくりとした動作で革手袋を舐めたり、指の部分をしゃぶったりしている。
彼の口から出てくる吐息で革手袋の表面には水蒸気ができていた。
「こういう趣味は無いのに、なぜか、その……たまにはこういう事されるのも悪くないと思う……」
恥ずかしそうにしながらも、アイギスの手を離そうとしなかった。
 「それ、もしかして、『拒否しない』……ってやつ?」
「うん……」
遠慮がちなゆかりからの問いにも小さく頷く。

 彼の口から出てきた言葉を聞いて、ゆかりはさも嬉しそうな顔をする。
「アイギス、続けていいってさ。彼からゴーサインが出て良かったね!」
「え……あ、あの……」
アイギスがおろおろした態度を見せたせいか、ゆかりは肩をすくめて呆れた様子を見せた。
「もう……いいから騙されたと思ってキタロー君の股間を触ってみて!」
「は、はい! あ……」
 慌ててアイギスが手で彼の股間を触ってみた時、思わず声を出してしまったほど驚いた。
ズボンの上からでもわかるくらい、硬い膨らみを感じたからである。
 もっと感触を確かめようと、 アイギスが特に丸みを帯びた部分を中心に手で撫で回す。
その感触が気持ち良いので、今度は両手を駆使して硬くなっている部分全体を把握する。
 アイギスは思う。
これは確か学校の授業で習った事がある。「勃起」している状態だ。
 もっと観察しようと身を屈めて、股間に顔を近づけてみる。
ズボンの上からでも尿の臭いだけではない「何か」があった。
アイギス自身の頭の中に、こういう妙な感じを形容する言葉は無かった。
ゆかりはこの臭いの正体が何なのか知っているのだろうか。
キタローの股間を手で撫で回す内に、彼の顔、体や吐き出される息も熱くなってくる。

 「ア、アイギス……」
「へぇ〜、アイギスって焦らすプレイが好みなの?」
目の前からは彼が漏らす熱い吐息。後ろからはからかい気味にけらけら笑う声。
 「キタロー君は良い意味で苦しそうだから、さっさと脱がしたらいいんじゃない?」
ゆかりに言われた通りに、アイギスがズボンとパンツを下げた。
「これが、キタローさんの……」
 事前に組み込まれたデータでは知っていたが、本物を見た時にごくりとツバを飲み込むほど驚く。
せっかくだから触れてみたい――データから導き出された結果ではなく、アイギス自身の心がそう判断した。
革手袋をはめたその手で、棒の部分をぎゅっと握った。
「そうそう、そのまましごいてあげたり、舐めたりすると良いよ」
ゆかりからアドバイスを聞き、その通りに従う。
 はじめは掴んだままゆっくりと上下に動かす。
その度に血色の良い先っぽの部分が皮に隠れたり、飛び出たりする。
想像していた以上に握っている所が硬いので、自身の口からぽろっと言葉をこぼした。
「この部分、中に骨でも入っているのでしょうか……」
「あはは、面白い冗談言うのね。ご想像におまかせ〜」
 続いて事前の練習通りに彼のペニスをくわえたり、舐めたりする。
練習の時にゆかりの方からわざわざ用意してくれた擬似ペニスとは違い、どくどくと脈打っているのがわかる。
 「キタローさん、気持ちいいですか?」
「いい……。そのまま……続けて……」
「アイギスー、練習の時は言い忘れたけどさ、タマも握ってごりごりいじると、彼すっごい喜ぶよ〜」
アイギスの問いかけにキタローは好意的な反応を示し、またゆかりから新たなアドバイスももらう。
「キタローさん、そうなのですか?」
「うん……」
もう片方の手で金玉と呼ばれる部分を掴み、握り潰さないように注意しながら揉む。
キタローの脈拍や呼吸は激しくなってくる。
 いつの間に出てきたのか、亀頭からは透明の汁や白い液体が出てきている。
それらがペニスを握っている革手袋にまとわりつく。
そんな液体がついた状態でペニスをしごく際に、データや事前の練習の時には出て来なかった音まで聞こえてくる。
「ごめんなさい、ゆかりさん。2人で買ったこの手袋、なんか汚れちゃいました……」
「いいよー、別にー。さぁ、さっさと激しくしちゃって」

 キタローの口から出てくる反応、ゆかりから応援する声、そして――今のアイギス自身が持つこの感情。
やられる側とはやし立てる側、立場が違う2人の期待に応えよう、感情の赴くままにいってみよう、そう思った。
「出してあげますね」
ペニスをくわえながら激しくしごき、もう片方の手で金玉を揉みまくる。
 アイギスが自身の心に問いかけながら、現在の状況を処理していく。
舌は、もう少しねちっこい感じで責めようか。
握っている手は、もう少しペースを早くしてみようか。
金玉は、力の入れ過ぎに注意しながらもう少しだけ力を加えてみようか。
 「ア、アイギス、で、出……る…ん……!」
突然、起きた事だった。
彼の先っぽの部分から、白濁液が何回も勢い良く飛んできた。
アイギスがよける暇も無く、顔の部分や金色の髪を汚していく。
 一瞬、何が起きたのかわからなかった。
気が付いたら手袋も顔も白い液体によって汚されていた。
「これが精子、というものなのですね。ちょっと青臭い味がします。なるほどなー……」
さっきまでしごいていた手にはねっとりとした白い粘液がついていた。

 「はい、キタロー君。もうそれ取っていいよ。今アイギスがどうなってるか見たいでしょ?」
ゆかりから促され、キタローはアイマスクを取った。
 「アイギス……」
「キタローさん、あの……その……」
キタローはまだ荒い息をしていたものの、その目はアイギスの姿をしっかりと捉えていた。
だからアイギスも見ていた。「いつも傍にいたい」という願いが叶うのを期待して――。
 「さて、と。それじゃ、邪魔者は去ろうかな〜っと」
「ゆかり……?」
「ゆかりさん、待って! 私1人じゃ……」
「お2人さん、ここの寮、意外と音が響くからやり過ぎに注意してね」
ゆかりはそう言って踵を返して、入ってきたドアの方に向かって歩いて行く。
キタロー、そしてアイギス共に今度は大声で叫び、ゆかりを引きとめようとする。
キタローにとって、今のゆかりは彼の何なのかは知らない。
だがアイギスにしても、このままゆかり無しでやっていけるのかどうかと思うと不安だった。
 不意にゆかりは足を止めたようだ。
2人の声を聞き入れたと思いきや、振り返るなり、こちらに向けてきたその表情は厳しかった。
 「はぁ……。一緒に学校に通っているロボもそうだけどさ……『元』とはいえ、私の彼氏がこんなに鈍感だとは思わなかったわ」
ゆかりは眉間にしわを寄せながら、キタローに詰め寄って彼の鼻先に指を突きつけた。
「あのね、アイギスが一世一代の大告白をしようとしてるのよ? お払い箱になった私なんかいると邪魔だと思わない?」
「ゆかりさん! 別に私は邪魔だと思っていません! むしろいてくれるだけで、勇気が――」
「アイギスもアイギスよ! 何から何まで人の手を借りない! おんぶにだっこ禁止!」
 ゆかりを怒らせてしまった。なぜかは知らないがアイギスはそう思った。
困惑するキタローの顔を間近で厳しい表情をして睨んでいる。

 「あ、それとね、アイギス」
顔をこちらに向け、今度はアイギスの顔を見た。
自分も怒られるのではないか――だが、すぐにその不安は無くなった。
「これで貸し1つね。『はがくれ』のラーメンでいいからさ、今度何かおごってよ。じゃあね」
「貸し」って言葉わかるよね? とも言いながら、ゆかりはにんまりとする。
そして今度こそゆかりは部屋から出て行く為にドアに向かう。

 何か言わなければ――アイギスが自分の中にある数多の情報から、1つの言葉を探し出した。
「ゆかりさん、今日はありがとうございました!」

 ゆかりは一度足を止めたものの、振り向かずに手を2、3度振っただけで部屋から出て行った。
残念ながらゆかりの様子や、どういう表情をしていたのか、アイギスにはわからなかった。
 しかしアイギスは思う。
あれは多分、「笑っていたのだろう」と……。
おわりです。

 どういうものが三人称一元(アイギス視点)なのか&三人称多元(神の視点)なのか、文章の訂正と共に教えてください。
ついでにこのssが、一人称の時だとどういう風になるのか。サンプルはあればあるほど助かります。
それから文章の作法等の評価もお願いします。

 「てにをは」の使い方についても質問。
これらの接続詞を個人的にこういう風に解釈してるんですがこれで合ってますか?
・「〜が」:一文の中で主役的なキャラの行動を示し、また一番主張したい事柄をさりげなく強調する時にも使える。一文の中で1回しか使えない。
・「〜は」:前に書かれてある文章との比較に用いる。「〜が」と比べると意思が弱い。一文の中で2回しか使えない。
・「〜へ」:事件・事態が広がっていく意味で用いる。
・「〜と」:   〃   が収束していく意味で用いる。
・「〜へと」:  〃   が収束していくと同時に、また別の新たな事件・事態は同時に広がっていく意味で用いる。
・「〜の」:前項で主張したい部分を、後項にスルーパスする。某RPGに例えるなら「次に回す」コマンドみたいな。一文の中で2回しか使えない。
・「〜こと」「〜ように」「〜のほう」:これら3つは、文章を曖昧な表現にするので使い過ぎに注意する。
 特に「〜のこと(〜の事)」は別の言葉に言い換える場合ができたりする。
 あと参考の為に、この後の展開としては何が相応しいですか? (◎、○、△、×で判定お願いします。複数の組み合わせも可)
1.アイギスが片方の革手袋を外して、キタローのチンコにかぶせてシコシコする。
  再び射精させた所で、精子が中に入っているその革手袋をはめる。
2.アイギスが片方の革手袋を外して、キタローのチンコ、睾丸まで巻きつける。
  がんじがらめにした後、左右に強く引っ張りながら、亀頭の部分だけをちろちろ舐める。
3.精子がついた革手袋(手にはめてる状態)をキタローの耳元まで持っていき、いやらしい音をたてながら舐め取る。
4.引き続きキタローのチンコをシコシコするものの、射精はさせない。
  手袋に精子がまとわりつくヌルヌル感を楽しむ。
5.後日、手伝ってくれたゆかりと2人で思い出を語る。
  レズな雰囲気じゃなくて、女同士の友情って感じに。
440名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 07:34:01.71 ID:hR9mxUoz
投下乙
441名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 15:24:20.80 ID:HSxL0Aqe
>>419
ペルソナ3は知らない状態で読ませてもらった。


1.視点について
 
三人称アイギス視点ということで、概ね良いが、ところどころ気になる点がある。

>>420 下から3行目 
 >それ以外の個人的な趣味の物、例えば男性を発情させる為の本やビデオは、無い。
 
三人称アイギス視点では、アイギスの目で見えないもの、アイギスに分からないことを書くことはできない。
「男性を発情たせる為の本やビデオ」というのは、通常部屋に入ってきた第三者の目に触れないところに置いておくので、
部屋に入ったアイギスの目で確認できなかったとしても、それを客観的事実として「無い」とは言い切れない。
上記の文章が、アイギスの目の届く範囲では確認できなかったという趣旨であったとしても、
それはごく一般的なことなので、部屋が殺風景であるという描写や、少年がどういう人物か表す文章としては不適当。
ここは<それ以外の個人的な趣味のもの、本やビデオといった類のものは一切見当たらない>ぐらいでいいと思う。
どうしてもアダルト関係に触れたければ、
<男性を発情させる為の本やビデオなど、棚をひっくり返して一冊ずつ検分したって出てこないだろう>
というような書き方にしてもらえた方が、すんなり読める。  


>>426 11行目
 >明るい声の調子は維持したまま、アイギスが手を動かすタイミングを見ながら言葉を選んで言ってくる。

ゆかりについての描写だが、「言ってくる」と書いた場合、ゆかりのセリフはアイギスに向けられたものとなる。
しかし、ここでのゆかりのセリフはキタローに対するものだから、「言ってくる」は不適当。


>>430 2行目
 >アイギスが「作戦失敗」だと思い、どうするかの判断を仰ぐ為、ゆかりの方を見る。

「が」の使い方がおかしい。
格助詞「が」には、具体的に起こっていることを描写する用法があるが、
その使い方をすると、外側からアイギスの様子を描写しているように読める。
つまり、SSの視点になっている人以外の人物を描写する文章になるので、この文はアイギス視点になっていない。
アイギス視点なら、「は」を使うべき。

>>432 3行目 >もっと感触を確かめようと、 アイギスが特に丸みを帯びた部分を中心に手で撫で回す。
>>432 下から7行目 >ゆかりに言われた通りに、アイギスがズボンとパンツを下げた。
も、同じ理由で引っかかる。

>>438で「てにをは」について述べているが、ここに挙げられている用法ばかりではないし、
実際に文章の中でどう使うかという感覚が身についていない印象を受ける。
そのせいで視点が時々ブレている。


>>436 9行目
 >不意にゆかりは足を止めたようだ。

アイギス視点で「ようだ」を使うなら、
アイギスには知覚できていない事柄、アイギスが推量している事柄でないといけない。
が、この状況からするとアイギスの目にゆかりが足を止めたのは見えているはずなので、「ようだ」はおかしい。
442名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 15:26:59.19 ID:HSxL0Aqe
>>441の続き


2.人称・視点について

例えるなら、三人称一元はマリオカートのような、キャラクターの背後にくっついたカメラの状態で、
三人称多元はスーパーマリオブラザーズのような、俯瞰したカメラの状態。
三人称一元は視点となっている人物を基準とした描写になり、その人物以外の内心は見えないが、
三人称多元ではどの人物の内心も客観的事実として描ける。

このSSでいうと、>>420 下から5行目の部分 
>部屋の湿度は良好、適度に換気もしてあるようだ。きっと掃除もマメにやっているのだろう。
この描写はアイギス視点。

神視点だと、
<部屋の湿度は良好、適度に換気もなされている。マメに掃除された部屋だ。>
というようなかんじになる。

神視点では、「こちら」「〜だろう」「ようだった」という言い回しは通常使わない。

ただ、視点は「三人称一元」「三人称多元」「一人称」とくっきり分けられるようなものではなく、
これらは定規の目盛りのようなもので、「神視点に近い三人称一元」のように、濃淡がある。
三人称一元についても、ほとんど一人称に近いものもある。
一人称に近い三人称については、三人称である、例えばこのSSであれば「アイギス」の部分を、
一人称である「私」や「わたし」に修正するだけで、一人称小説として体を成す。

一人称を選択すると、その人が見てないものは書けない、基本的に視点の変更はできない、
という制約がある一方、特徴的な語りで見せたい時や、
信用できない語り手の手法で客観と主観をわざと乖離させたい時に効果的だったりもするから、
自分がそのSSで何をしたいかによって選択するのが良いと思う。
443名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 15:28:36.93 ID:HSxL0Aqe
>>442の続き


3.読んでどう思うか

人の心を持ち始めた機械であるがゆえの無機質さや戸惑い、ぎこちなさを出そうとしてるのは分かるが、
文章が不正確だったり、流れが悪かったりするため、なめらかに読めない。
特に日本語がおかしいとそこで評価が一気に下がってしまい、SSそのものに対する目が厳しくなるのでもったいない。


まず、日本語がおかしいところを挙げる。

>>420 7行目 
 >アイギスが見た先には、少女にアイマスクされてベッドの上に腰掛けている少年だった。

<アイギス見た先には、(略)少年がいた。>とすべき。


>>421 5行目 
 >一見、普段は「どうでもいい」と言いながら、いつも1人で何かやっている。

「一見」の使い方がおかしい。
<一見、何事にも執着しない態度を取っているように見えるが>というように、外側から見た印象を記述するべきだし、
「言いながら」と書くのだったら、その後には反対の意味の文章がくるはずだが、そうなっていない。
文意から斟酌すると、
<普段は「どうでもいい」と言いながら、いつも1人で何かやっている。
 一見、まわりのことには全く関心がないように見える彼だが、
 老若男女、それどころか犬や猫にまで仲良くできる離れ業をやってのけることをアイギスは知っている。
 こっそり彼を観察するうちに知った事実だ。>
という意味なのだろうなとは推し量れるが、読み手の努力が必要とされる文章のため、話に入り込みにくい。


>>422 3行目 
 >――きっと、上手くいくわけないんじゃないか。

「きっと」は、この一語のみで確実にそうなるだろうと予測している言葉なので、
「上手くいくわけないんじゃないか」との併用はおかしい。


>>429 3行目 
 >さぞかしおいしそうに舐め始めた。

「さぞかし」は、直接見聞していないことについてこうに違いないと思いやって用いる言葉なので、
語尾は「〜だろう」で受けないとおかしい。
「おいしそうに舐め始めた」を使いたいなら、この前につく語は「さも」。
444名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 15:30:29.53 ID:HSxL0Aqe
>>443の続き


次に、流れが悪いと感じるところ。

>>421 下から2行目
 >今回の作戦ではそのクールな素顔を暴くというのも、作戦を達成する条件の1つだ。

この部分ではまず、「作戦」が何を指しているのか分からなかった。
キタローに対して何か試みようとしていることを「作戦」と表現するのは大袈裟だし、唐突。
それに、「クールな素顔を暴く」のが「条件」だと書いているが、
だとするとキタローに対する試み以外に何か作戦があるのかと取れる。
しかし、全部読んでみると「クールな素顔を暴く」のが「作戦」そのもののようにも読める。

これに対し、>>424 9行目では
>(あなたは私を――機械の私をどう思っているか、今この場で試させてもらいます)
と書いてあり、アイギスの「作戦」の目的は何なのか、よく分からない。
    
アイギスの気配を消した上で、それでもアイギスだと分かってくれるかどうか試したいのか、
だとしても「バレないように」革手袋を使っているのだし、
そう言いつつ振り向いてほしい、お付き合いをしたいと思っているようだし、
そこに「クールな素顔を暴く」のがどうして「条件」になってくるのか、
そのあたりの意味がよく分からないし、アイギスの心理が伝わってこない。


>>422 1行目
 >しかし、アイギスの心に少しばかり陰りが出てくる。

ここの「しかし」に引っかかる。
その前には、「しかし」で始まる文章とは逆のことが書いてないとおかしいが、
>そのキタローは、自分の近くにいるのは女の子1人だけだと思っていて、アイギスがもっと近くにいるのを知らないだろう。
という文章と
>アイギスの心に少しばかり陰りが出てくる。
という文章は、すぐに「しかし」では繋がらないように感じる。

アイギスが近くにいることをキタローは知らないからアイギスは安心しているのか、
>>421で言う「この人の傍にいたい」と願う対象の人間の近くにいられることが嬉しいのか、
描写が足りないので判然としない。


細かいことばっかり指摘して申し訳ないが、文章に粗が目立つので、話そのものがすんなり頭の中に入ってこない。
もうちょっと推敲を重ねたら大分違うように思う。
445名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 15:34:46.54 ID:HSxL0Aqe
>>444の続き


4.革手袋について

今回は「手袋に対する感情」をどれくらい文章に変換できるか、という意図を知ってから読んでいるが、
これを知らずに読んだ人は、
>>422 下から5行目で >――なぜ革手袋を使う必要があるのか? 
と、いきなり革手袋が出てきたのを唐突と感じるのではないか。
それまで一度も革手袋には言及していなかったはず。

あと、普通「革手袋」そのものに欲情する人は少ないと思うので、
>>426 最終行 >それがまんざらでもない様子であるのを彼の体から受け取る。
のように、キタローが最初から反応している様には少し違和感を覚える。
ここではまだキタローは、自分の顔を撫でるものが革手袋だとは分かってはいないはずだし、
まんざらでもないのは、ゆかりに撫でられているからだという可能性もある。
けれど、>>428でアイギスはキタローが反応しているのは革手袋に対してであると分かっているような責め方をしていて、
作者が「革手袋萌えありき」で物語を運んでいってしまっているように見える。

キタローが革手袋に欲情しているのか、それとも愛撫を行っているのがアイギスだから欲情しているのか、
そのあたりがよく分からないので、アイギスやキタローの心理と革手袋プレイがばらばらになっている。
二次でやる時は特にキャラクター同士の人間関係やキャラクターの説得力が必要なので、
キタローの心理についても更に詰めて考えてみては?


5.行頭一字下げについて
 
細かいことだが、「」は行頭一字下げを行わない。
紙媒体に書く時の文章作法を掲示板にまでそのまま持ち込むことはないが、見やすさの観点から言ってもやめた方がいい。
地の文で行頭一字下げを行っているのは段落を意識したのだと受け取ったが、
それでも、その段落分けでいいのか、再考の余地があると思う。


6.「てにをは」について

>>438に書かれている用法がはしょられすぎていて、何とも言えない。
1でも触れたが、これ以外の用法もあるので、「こういうものだ」とまとめてしまわない方が良い気がする。

とにかく、SS中に使い慣れていない文章が散見されたので、定義から理解しようとするよりも、
プロの小説家などの文章を読んで、そこから体で覚えていった方がいいのではないか。


長くなって申し訳ない。
>>439の今後の展開については、シチュエーションよりも
キャラクターの人間関係をどのようにまとめるかの方が重要だと思うので、他の方に譲る。

全体的に文章の詰めが甘く、
作者の頭の中では整合性がついているのだろうが、それが読み手に正確に伝わってこないので、
推敲の段階で他人の目になって読んでみれば、もっと良くなると思う。

以上。
446名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 22:04:52.38 ID:8YocovUS
>>419
ペルソナ3は未プレイ

全体的にフェチありきで、キャラクターがおざなりになっている印象を受けた
別の作品のキャラクター、もしくはオリジナルでも通用しそうな感じ
自分が書きたいのは二次なのか、それともフェチ物なのかを一度整理してみては?

>>439
正直どれも微妙
二次はその作品のキャラクターがいちゃついてたり、やってたりするのが楽しいんであって
特定のフェチだけに特化されたら戸惑う、というか萌えられない
この後の展開、というならやっぱり本番は欲しい

この中で強いて挙げるとするなら3かな
ただ耳元に持っていくよりも、見せながらの方がフェチ的には良い気がする
5はエロパロ的に論外
447419:2011/05/29(日) 09:25:40.34 ID:KOvbH8wo
>>440
いえいえ、どうもありがとう。

>>441-445、446
ボッコボコに批評してくれてありがとうございます。
指摘してくれたもの全て(特に視点について)が自分では見つけられそうになかったものです。ありがとう。
あまりにもありがたいので、投下したssのファイルにコピペしました。
しかし「今すぐに」指摘の内容を消化できません。
今後、文章を書いていく時にじっくりと覚えていきたいと思います。
448419:2011/05/29(日) 09:27:43.58 ID:KOvbH8wo
安価失礼しました。
正しくはこうですね。

>>441-445>>446
449名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 23:46:39.94 ID:XUnJjrkj
>>448
ものすごい亀レスで悪いけど一言だけ言わせてくれ
わざとかもしれないが、

こんにちわ←は

これだけで読者は萎えることもあるから注意な
450419:2011/06/13(月) 11:51:14.01 ID:KjgtTyJq
>>449
指摘どうも。
ぐぐってみたら「こんにちは」の方が正しいみたいですね。
また1つ礼儀作法が身に付きました。
451名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 19:04:41.54 ID:QlBvd7q0
こんにちワン!
452名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 20:30:25.79 ID:3KqJjg8w
こんにち、は……んっ
453名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/27(月) 02:47:26.80 ID:oh9aX+5A
ん、んんっ……//////
454名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 11:48:57.19 ID:HIlG0m18
前に批評を受けた作品を書き直しているのですが、もう一度ここに投下してもいいのでしょうか?
455名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 12:15:36.16 ID:s9BF517X
台本形式等、小説以外の形を取っているのでなければ。
456名無しさん@ピンキー:2011/07/06(水) 16:40:22.40 ID:XJ9dG1Cq
台本形式でなければ、パワポケでもいいでしょうか?
457名無しさん@ピンキー:2011/07/06(水) 17:38:10.62 ID:LWaRLfB8
やめとくべき
458名無しさん@ピンキー:2011/07/06(水) 19:53:01.52 ID:3+pc0AsJ
書ける人、というか書いた本人ならフェイク噛ませるくらいはできるだろうし
転載型の荒らしがいた以上、厳しくなるのは仕方ないかなあ…
459名無しさん@ピンキー:2011/07/09(土) 21:53:32.66 ID:Z8zK7Hii
パワポケは前に荒らしが沸いて荒れたからなあ
パワポケネタ自体には何の非も無いんだけど
460 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 14:35:33.88 ID:rhpj8I07
以前、>>315-327でSSを投下しましたが、書き直したものを投下してもいいでしょうか?
ただ、どうすればいいかいろいろ考えた上、名前以外はまったくの別物になってしまいましたが……
461名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 15:14:31.26 ID:4jxQHzcx
>>460

やめて。

あなたが本人か、あらしかがわからない。そして証明する手段もない。
であれば、巻き込まれた立場であるこのスレの住人が、あなたの作品に対して冷静な判断を下せると思う?
462名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 15:15:46.33 ID:rUFytKle
トリップついてるやん
463 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 16:03:29.66 ID:rhpj8I07
>>461
一応同じトリップはついているので、本人であるということの証明はできます。

ただ、後段に書いてあることは、確かにその通りかもしれません。


464 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 :2011/07/10(日) 16:14:32.19 ID:g6K7Ion9
トリップ付いてるし俺も加筆して投稿とかやったことあるけど普通に受け入れられると思うよ
465名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 16:36:25.58 ID:4jxQHzcx
それもそうか。ごめんなさい>トリップ付いてる

例の方が前に元スレでトリップ無しのものにトリップ付けて、
自分が作者であると主張してたことがあったのを思い出して過敏になりすぎました。
466 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:02:34.06 ID:rhpj8I07
出かけていたもので反応が遅れました、すみません。
大丈夫そうなので投下します。
467 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:03:13.75 ID:rhpj8I07
「…………先輩っ、先輩ったら」
遠くで育美の声が聞こえるが、涼はそれに気が付かず、腕を引っ張られてやっと我に帰った。
「なんだよ、引っ張るなって」
「だって、返事してくれないから……」
育美のほうを向くと、頬を膨らませてむっとした顔つきをしていた。
「ああ、悪い悪い。で、何の話だっけ?」
「土曜日、動物園に行きませんかって言ったんですけど」
「動物園かぁ……それより俺は……」
涼は、一見悩むような表情をしながら…何とか育美とセックスできないかと考えをめぐらせる。
育美は非常に可愛いが、あまり女を感じさせないタイプらしく、
これまでまったくもてたことがなく、告白された経験もないと前に話していた。
さらさらとした、少し内に跳ねているストレートの黒髪、二重でぱっちりと大きな瞳、
筋の通った綺麗な鼻、小さくてやや厚めの唇……全体的に幼さの残る顔立ちだ。
まだ1年生だからか、身体もまだ子供みたいだった。
身体は小さく、手足も細い……ただ、乳房は控えめながら柔らかそうに膨らんでいる。
短いスカートから伸びる太ももも、細身ながら色白で、思わず触れたくなってしまう。
涼にしてみれば、非常に魅力的なのだが……育美のほうが性的なことに無頓着だからか、
なかなかいい雰囲気になれず、キスすらできていなかった。
「それより、何ですか?」
ぼんやりと育美の身体を見ていると、育美が訝しげに涼を見てきた。
吸い込まれそうなほどの大きな瞳には、一転の曇りもなく、穢れもなかった。
目の前の純真な少女は、涼が何を考えているかなんて全くわかっていないのかもしれない。
男女の付き合いを、一緒に話したり遊びにいったりするだけ……と考えている可能性すらある。
「…………………」
涼は育美と登下校のルートが同じということで、それからよく話す仲になって、
次第にその幼さから来る純粋さに惹かれて、付き合ってくれと告白した。
しばらくは普通に遊んでいるだけでも楽しかったが、それだけで我慢できるはずはなかった。
「……先輩、どうしたんですか?」
育美を大切にしたいという思い、誰も触れたことがないであろう清らかな身体を蹂躙したい、
どちらも涼の本心だったが、付き合いが長くなるにつれて、後者の気持ちが強くなっていく。
女性経験がないわけではないので、より育美との絡みをはっきりとイメージしてしまう。
悶々とした思いは日増しに強くなり、妄想が育美の言葉をさえぎってしまうこともあった。
「ああ……なんでもない、動物園か、いいな……俺あんまり行ったことないし」
「私もですっ、楽しみだなぁ……」
育美が楽しそうにしているのを見るが、涼は色よい返事をしつつも内心では落胆する。
それなら断ればいいのだが、楽しそうな表情を浮かべている育美を見るとそれもできなかった。
こうなったら最後に家に連れ込んでしまおうか……親は留守にしていればいいんだが……
と、あれこれ考えていると、育美が公園のほうに向かい始めていた。
「家こっちだろ?」
「あ、ちょっと買いたい物があって……だから、今日はここで」
「俺も付き合うよ、せっかくだから」
育美が少し申し訳なさそうな顔をするが、構わずに公園を歩き始める。
「ありがとうございます、でも、本買うだけなんですぐ終わっちゃうんですけどね」
「……いいよ、俺も買いたい本あるし」
二人して静まり返った公園を歩く、すでに薄暗いからか人気はほとんどなかった。
このくらいなら……と、さりげなく育美の小さな手を握る。ふんわりとして少し温かい。
「ひゃっ! もう……びっくりするじゃないですかっ」
「手つないだくらいでびっくりするなよ」
手を握った瞬間、育美は驚いたように目を丸くして…その後ににこっと笑う。
そして少し顔を赤くして、恥ずかしそうに手を握り返してきた。
「びっくりしますよ、急だったから……」
何度か手をつないだことはあるが、涼は育美の反応がいつも大きいことが気になっていた。
試しに指をずらし、絡ませて見ると育美の肩がびくっと小さく震えた。
「先輩? ど、どうしたんですか……?」
柔らかな指を撫でさすっていると、育美がぱっと手を離し、一歩後ずさる。
「どうしたって……育美こそどうしたんだよ、急に」
「いや……その、気のせいです気のせい…………あははは」
顔を真っ赤にしながら早足になる育美、それを追いかける涼。
育美から性的な匂いを初めて感じ取り、意外と簡単に進展するかもしれない……
そんなことを考えつつ、育美の後を追っていると……
468 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:03:39.86 ID:rhpj8I07
「何だよ、急に止まって……」
「あっちのほうから何か聞こえませんか?」
育美が茂みの方を指差す、耳を澄ましてみれば、確かに物音がしていた。
「ちょっと見てみるか、育美も来いよ」
「えー……大丈夫ですか?」
足音を殺しながら茂みの近くまで行って、育美を手招きする。
育美が戸惑いつつも涼の方まで来たのを確認してから、そっと中を覗き込んだ。
「うわ…………」
中では、カップルが絡み合い、行為に及ぼうとしていた。
胸をはだけさせた女性は、声を押し殺して気持ちよさに耐えているようにも見える。
「あ、あ…………」
ショックが強すぎたのか、育美が声を上げようとしていたので素早く口を押さえた。
涼の手のひらにぷにぷにした育美の唇が強く当たると、キスしたいという衝動が身体を走る。
物音を立てないように、茂みの向こうで行われている行為を目に焼き付けて、
育美も同じなのか、目を皿のようにしっかりと見開いて絡みを見ている。

――――――――――――――――――――――――
「んっ………ん〜っ…」
涼に口をふさがれたまま、育美は男女の行為の一部始終を見てしまう。
手をつながれたときよりもずっとドキドキしていて、目が離せない。
本当なら目を瞑るなり顔を背けるなりできたはずなのに、金縛りに遭ったように動けなかった。
息苦しさを感じたのは、口が開かないことだけが理由ではなかった。
涼が、ここまで育美の近くに来たのが初めてで、緊張してしまったからだ。
「ごめん、苦しかった?」
耳元に当たる吐息がくすぐったくて、身体が震えた。口から手が離れると安心して力が抜ける。
「は、はい……もう、大丈夫、ですからっ」
少し落ち着いたが、同時に涼も離れてしまい、残念に思ってしまう。
茂みの奥では、二人のことなど知らないカップルが絡み合い、交じり合っていた。
女の手が男の背中に回る……初めて見た光景は、育美にとってあまりに刺激が強すぎる。
お腹の辺りがかあっと熱くなって、身体にうまく力が入らない。
「……先輩、早く戻りましょうよっ、こんなの見ちゃだめですって」
見入りながらも、涼を引っ張ってその場から離れようとするが、涼は動かない。
(見ちゃだめ、やらしいのなんて……)
すごくドキドキしていて、額も少し汗ばんでいる。気持ちは不快なものを覚えているが、
悶々とした、変な気分もその中に入り混じっていた。
涼もこういうことをしたいのだろうか……口に出さないだけで同じなのだろうか。
涼から告白されたときは、本当に嬉しかった。だからそう思っているならかなえてあげたい。
しかし、茂みの向こうの男女は、育美からすると異常にすら感じられる。
涼も、育美も……ここまで乱れてしまうのだろうか、無知ゆえに想像することもできない。
「ばれてないからさ、もうちょっと」
涼の一言をきっかけに、はっと我に帰る。現実に戻れば目の前の光景がより鮮明になる。
男が女の上にのしかかって腰を振っている、荒々しく胸を揉み、唇に吸い付きながら。
性器がつながりあっている部分は身体に隠れてよく見えなかったが、逆に想像してしまう。
どんな風になってるんだろうと目を凝らしたところで、理性がそれを踏みとどまらせる。
「先輩っ、だめですって! 早く行きましょう」
「大声出すな、もう少しでいいところ見えるんだから」
育美の声を無視して、涼は小さく喘ぎ続ける女を食い入るように見ていた。
「だーめーでーす、ほらっ、行きますよ!」
育美はわざと大きめの声を出し、涼を無理やり引っ張り歩き始めた。
見つかるのが怖かったし、他の女性に夢中になる涼にやきもちを焼いてしまっていた。
あれ以上見ていると、変な気分が抑えられなくなりそうだったということもあったが……
半ば逃げ出すように、育美は足早に公園の中を進む。
「はあ……先輩のバカっ、何考えてるんですか?」
「何って……いやー、いいもの見れたなって」
手のひらが汗で滑っていて、ブラウスの中も熱く火照っている。
育美の頭の中では、さっきの男女の営みの光景がぐるぐると回っていた。
揺れる乳房、汗を浮かべる肌、貼り付く髪、苦しそうな表情……
どれも頭から追い払おうとするのだが、そうするとかえって意識してしまう。
「何がいいものですか……覗きは犯罪ですよ?」
「そんな固いこと言うなよ、育美だって興奮してたくせに」
469 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:03:59.93 ID:rhpj8I07
「…………そ、そそそ…そんなこと、あるわけないじゃないですか。
変なこと言わないでください、もうっ!」
「真っ赤な顔して何言ってるんだか」
涼に図星を突かれれば、わかりやすくうろたえてしまい、それを笑われる。
否定したかったが、興奮を覚えていたのは事実だった。
「あっ…………」
また、涼が手を握ってきた。その瞬間、乳房を揉む手を思い出してしまう。
(先輩も、ああやって……触りたいのかな)
ふと、涼が自分の胸を揉んでいるシーンを想像する。ますます身体が熱くなっていった。
考えないようにすればするほど、あれやこれやと妄想が連鎖する。
胸は高鳴り、育美の涼を見る目も落ち着かないものに変わりつつあった。

――――――――――――――――――――――――
涼は、育美が顔を赤くして落ち着かないそぶりをみせているのをずっと眺めていた。
ぱたぱたと顔を仰ぎ、目が合うと反らされ、さっきのことを意識している可能性は高かった。
育美も人並みにスケベなことを考えるのかと思うのと同時に、
今なら少し押せば受け入れてくれるのではないか……とよからぬことを考えてしまう。
一度、やましい気持ちを持てば、それはとめどなく溢れてきた。
風になびく長い髪、桃色の頬、わずかだがふくらみが見て取れる胸やお尻のライン……
内心、だんだんと我慢できなくなっていくのがはっきりとわかる。
涼も、カップルの絡みを見て、自分も育美と同じことをしたい…と欲望を渦巻かせていた。
「なあ、育美…………」
トイレに差し掛かったところで、ごくりと唾を飲み込み、足を止める。
そして、育美の手を取ったまま強引に物陰に連れ込んでしまった。
「何ですか、先輩………………きゃっ!」
いきなりの行動に育美は困惑の表情を浮かべていたが、構わずに
「……先輩っ、急にどうしたんですか?」
「いいだろ……さっきの見て、興奮してきた」
育美の身体を壁に押し付けスカートに包まれたふんわりしたお尻を触る。
指先に感じられる柔らかく、それでいてぷりぷりと押し返してくるような弾力……
涼は夢中になって育美のお尻を触り、自分のものだといわんばかりに揉みしだいた。
「先輩、やだっ……やめてください、エッチ!」
育美が嫌がるのは当然かもしれない、しかし、今さらやめることはできなかった。
指先に引っかかるスカート越しの下着の線は、いかにも地味そうな分厚いものだった。
もう少し派手なものが涼の好みだったが、これも育美らしくて悪くない。
「…………育美、俺たち付き合ってどのくらいだっけ?」
「えっと、2ヶ月ちょっと……」
質問に答えている間は抵抗を忘れてくれ、畳み掛けるようにスカートの中に手を入れた。
「そろそろいいだろ? ずっと我慢してたんだよ……」
「やあんっ、そろそろとか……時間で決めるものなんですか?」
スカートの中は外よりもずっと熱く、少し汗ばんで蒸れていた。
外から触ったときよりも、お尻の肉付きや柔らかさをはっきりと感じることができる。
パンツは厚めのコットン生地のようで、指通りのいい、すべすべした布地だった。
「そうだよ、いつまで我慢させるつもりだ?」
手のひらにちょうど収まる小ぶりなお尻は、揉み続けるとたぷんっと柔らかくなってくる。
育美の顔を見れば、羞恥、困惑、恐怖、拒絶……さまざまな色が浮かんでいた。
「我慢って……こういうのはっ、結婚してから……」
顔を真っ赤にして身をよじりながら答える育美、そんな答えで涼が納得できるはずはなかった。
手を抓ったり叩いたりしてくるが、空いている手を強く握ると、育美の動きが止まった。
「……俺は育美が好きだ、だから、育美がその気になるまでずっと待ってきた」
「でもな、いつまでたってもそういう雰囲気にならない……」
説得しようと言葉を並べ立てている間も、お尻をまさぐり、その手を太ももにも進ませていく。
「あ、んっ……先輩…………」
「だから、いい加減限界なんだよ……」
水を弾きそうな、瑞々しい素肌。指の引っかからない綺麗な脚を撫で回す。
育美は涼の手を握っているが、抵抗するつもりはないのか触る手を攻撃したりはしなくなった。
「…………わかりました、先輩の気持ち……」
このままもっと触ってみようかと考えるが、育美はさっと身をかわしてしまう。
「でもっ、順番が違うと思います」
「順番?」
470 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:04:32.00 ID:rhpj8I07
「……恋人同士だったら、手をつないだ後は、キスするんじゃないんですか?」
「キスか……そうだったな、ごめん」
育美の意図を察し、彼女の身体を抱き寄せる。今度は全く抵抗しなかった。

――――――――――――――――――――――――
(うわー、キスしてって、私から言っちゃったっ……)
涼の顔が近づいてくる、育美は目を閉じてキスが始まるのを待った。
柔らかくて熱を帯びた唇がそっと当たり、軽く吸い付いてくる。
一度もキスをしたことがなかったから、どうしたらいいのかわからず、涼に委ねた。
「ん……っ、んぅ…………」
ちゅっ、ちゅっと唾液で潤った粘膜が触れ合う音がする、小さな音だが妙に頭に響いた。
涼の味や匂いを感じると、それだけで頭が痺れるような不思議な感覚に陥る。
身体には力が入らないし、キスするのに精一杯で何かを考える余裕はなくなった。
「んっ!? ん、んふ……」
さらに、涼は育美の唇や歯をこじ開け、舌を中に侵入させてきた。
(え、ええっ!? 先輩……そんな、いきなり……)
力が抜け切った身体では、拒否できないのはわかっている。だからされるがままでい続けた。
入り込んだ舌は、口の中を舐め回し舌に絡み付く、頭がさらにぼんやりしていく。
「………ん、ん……っ、むぅ…………」
涼の舌は我が物顔で口の中を這い回り、歯やあごの方まで丁寧に舐めていた。
キスがどういうものかなんて漫画やドラマでしか知らなかった育美は、
舌の生々しさ、唾液の熱さに戸惑い、思考能力を奪われていく。
(キスって……こんなにいやらしかったんだ、知らなかった……)
羽が触れるような優しい口付けを想像していたが、貪り動く舌が幻想を全て打ち砕く。
ただ、嫌ではなかった。涼が自分のことを思っていてくれるから、
たっぷりと舌を絡ませて、唇を吸い付けてくれるのだろうと思い、育美もそれに合わせた。
「ん、はうっ……んぅ、あっ…………んんっ」
おずおずと、舌先を涼の舌に近づけると、蛇が巻きつくみたいに絡み付いてきた。
(先輩の、味が…………)
張り付いた舌を伝って、育美の舌に唾液が流し込まれてくる。
喉の奥まで涼が入り込んだような気がして、お腹の辺りが一気に熱くなった。
「はあっ……はあ、先輩のエッチ……」
「……このくらい、恋人同士なんだから当然だろ?」
涼の口が離れる、キスは終わったが全身の火照りは残り続けていた。
「人が見てるかもしれないのに、育美も意外と大胆なんだな」
人が見てる……涼に迫られていっぱいいっぱいになっていて気が付かなかったが、
ここは公園で、建物の裏に隠れているだけで、いつ人が通ってもおかしくない状況だった。
「や……やだっ、先輩、帰りましょう!」
さっきまでぼんやりとしていたが、それを契機に途端に現実に連れ戻されてしまう。
育美とは違い、涼は見つかっても構わないと思っているのか再びお尻に手を伸ばした。
スカートをめくられ、やんわりとお尻を揉みながら身体を抱き締めてきた。
「恥ずかしいのか? 大丈夫だって……薄暗いし、誰も見てないって」
「あ、ああんっ……先輩、だめですっ、んんっ」
「大きな声出すと、見つかるかもな」
短いスカートの中で手がもぞもぞ動くと、子供っぽいパンツが見え隠れする。
触ってくる手がくすぐったくて声が出そうになるが、涼の言葉を思い出し必死で我慢した。
「……ぁ、ん………いじわる、ああんっ……」
厚手の下着越しに指先の動きが感じられる、円を描くように動く手がだんだんと荒っぽくなる。
「もっと抵抗してもいいんだぞ?」
「んあっ、はう……っ、先輩の触り方が……」
撫でていただけの手は、お尻を揉み出してきて、空いている手は胸にも触れてきた。
誰かに見つかったら停学とかになるかもしれないのに、どうしても力が入らなかった。
かろうじて、乳房を触る手に自分の手を添えて拒絶の意思を示すことはできた。
「せん……ぱい、だめ…………」
育美は消え入りそうな声で小さくつぶやく。遠くで足音が聞こえるとびくびくしてしまう。
しかし、涼はお構いなしでブラウス越しに胸を揉みたて、頂点を指で引っかき始めていた。
乳首の辺りを指が掠めると、気だるさとくすぐったさが少し強くなった。
誰かに見られるかもしれない……なのに、育美の身体は涼の指先に反応しつつあった。
「気持ちよさそうな顔してるのにか?」
涼が意地悪そうな笑みを浮かべながらパンツの中に手を突っ込んできた。
471 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:05:17.63 ID:rhpj8I07
「ひあっ! 先輩……お尻、見えちゃう……だめ、やだぁ……」
慌てて隠そうとするが、滑り込んだ涼の手がむにゅりとお尻に食い込む。
緊張と興奮で汗ばんだお尻をこね回され、手のひらから熱を送り込まれる。
「あ……あ、ああんっ、先輩……先輩…………」
こんな状況なのに、きっちりと嫌がれない自分がもどかしかった。
心は許していないのに身体が許しつつあった、してはいけない、見つかってはいけない……
この状況が余計に育美の心を揺さぶって、思考を惑わせ、身体を脱力させる。

――――――――――――――――――――――――
遠くの方で足音が聞こえると、手を止めて様子を窺う。
涼自身は見つかっても逃げればいいと思っているが、育美は多分許してくれないはず……
そう思い、できるだけ見つからないように注意を払って育美の身体に触れていた。
「すっかり力抜けたな、知らなかったよ……育美がこういうの好きだなんて」
「ふえっ……? ち、違いますっ……先輩がエッチなだけです………んああっ」
乳首の辺りを指で軽く押しつぶしてみると育美の反論が止まった。
「そうか? 本当に嫌だったら、逃げると思うんだけどな」
ブラウス越しでは満足できずに、ボタンを外し、ブラもめくり上げて乳房を露出させる。
はだけた胸元の奥に見える白い素肌、薄桃色の乳首…かわいらしい乳房だった。
育美はとっさに隠そうとするが、涼はそれを許さず、手を胸元にくぐらせた。
「ひゃ……あんっ、せん、ぱいっ……あ、ああんっ」
「やっぱりこの辺は敏感か……もっと触ってほしい?」
ぶんぶんと左右に首を振る育美、ただ嫌がっていないのはなんとなくわかる。
育美の顔を見ながらも、涼は構わずに小さなふくらみに触れ、すべすべした感触を楽しむ。
巨乳というわけではないので、その丸みは手のひらで簡単に支配することができた。
しかし、ささやかな乳山はこの上なく柔らかく、手のひらは簡単に沈んでいく。
「こっちの方が触りがいありそうだな……なんだよ、小学生みたいなパンツだな」
「っ……ん、恥ずかしいから、見ないで……ください」
小ぶりな丘に手を添えつつ、スカートをめくるとバックプリントつきの下着が。
触ったときから幼げな下着だとわかっていたが、子供っぽい育美には似合っている気がした。
肌触りのいいパンツ越しにお尻をまさぐり、乳房よりも重たくむっちりした感触が手に届く。
育美はもじもじと身悶えしながらスカートを戻そうとしている。
しかし、涼がお尻を荒っぽい手つきで揉むと、小さくうめいて抵抗を止めてしまっていた。
「やあっ……先輩、ああんっ……」
目を瞑って、育美は何かに耐えているような表情を浮かべる。
頬には赤みが差し、閉じた口からは湿っぽい吐息が漏れる。
普段の快活な様子からは想像できないくらい、顔は艶やかさに彩られていた。
「育美……お前、めちゃくちゃ弱いんだな、知らなかった」
「だってぇ……先輩が、エッチだから……んんあっ」
背が小さい分、お尻は小さかったが肉付きはよく、掴みしめると何とも気持ちが良かった。
「それに、誰かが来るって思うと…………はあぁっ……」
育美にはマゾの気があるのかもしれない、試しにお尻を強く掴みながら耳元に口を近づけ、
「おい、足音聞こえないか……?」
耳元でこうささやき、ぎゅっとお尻を荒々しく揉むとびくっと育美が肩を震わせた。
「んふっ…ああっ、だめ、だめ……先輩……」
「だめ、か……嘘つくなって、本当は見つかりたいんだろ?」
見つかると涼も困るし、育美も見つかりたくないことくらいはわかる。
「違い、ますっ……ああっ、んん……そんなこと……っ」
涼にもたれかかる育美は、身体の中で小さく震えていて、それがすごくいとおしかった。
小さな胸に似合った控えめな乳首、それを指で転がしつつ軽く引っ張ってみる。
「ああ……ぁ、んんっ、はああ…………」
弄繰り回した乳首は、すぐに硬くなり、指先を押し返すまでにしこりを見せ始めていた。
誰かに見つかるかもしれない……その状況が育美の心に火をつけているのかもしれない。
胸への刺激に喘ぐ育美をよそに、スカートの中に突っ込んだ手を再び下着の中に侵入させる。
すべすべとした、薄絹を思わせる生肌の感触……暑いのかさっきよりも汗を浮かばせていた。
「あ、ああぁ……っ、おしり、見えちゃう…………だめぇ……」
「見えたっていいだろ? そのほうが興奮するくせに」
472 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:05:37.17 ID:rhpj8I07
むっちりと指先がのしかかる尻肉を楽しみつつ、手のひらに収まる乳房も揉み解す。
育美が高まりつつあるのを見て、涼も興奮を煽られていく。
互いの吐息が絡み合い、ほんのりと育美の汗の匂いが感じられる。
さらに、長い黒髪からはリンスの香りも漂い、否応なくペニスが勃起させられてしまう。
性欲を掻き立てられれば、それに合わせて理性も失われ、手の動きも乱暴になる。
「先輩、わ、私のこと……何だと思ってるんですか?
…………私はそんな、いやらしく……ああんっ、なんて……」
「でもなぁ、ちょっと触っただけなのに、だらしない顔してるぞ?」
柔らかなお尻を手の中でタプタプ弾ませながら、育美の表情を窺ってみる。
花びらを思わせる唇は、唾液で潤んでいて、半開きのそこからは小さく息が漏れている。
涙を少し溜めた目も同じく潤んでいて、目尻が下がっていた。

――――――――――――――――――――――――
涼にエッチな女の子だと勘違いされている気がして、必死に否定しようとするが、
軽いタッチでも、身体の芯からぞくぞくと震えてしまう。
「先輩……だめ、あんまり触ると……おかしくなっちゃう」
「おかしくなっていいぞ、誰か覗いてるかもしれないけどな」
覗き……涼のその一言に育美は周囲のことを意識させられてしまう。
足音がしないか…ちょっとした物音にも敏感になって、きょろきょろしてしまう。
右手は小さな胸を、左手は小ぶりに膨らんだお尻を、それぞれ揉みこねていた。
最初に触ったのが涼というのは嬉しい反面、周りが気になり、頭がぐちゃぐちゃになった。
「あぁ……ん、先輩、お願い……これ以上は…………」
乳首に指が引っかかると、びりっと電気が走った。その感覚が身体も痺れさせる。
涼が身体を動かす音、風で葉っぱが揺れる音、虫の泣き声……
些細な物音全てが、育美を不安にさせ、不安になればなるほど涼を求めていた。
「これ以上……してほしいのか?」
育美の動揺を知ってか知らずか、涼の手つきはねちっこく、激しいものへと変わっていった。
指先は円を描きながら乳首の周辺をなぞり、残りの指と手のひらは乳房の上を這い回る。
神経が集まっているそこは、ちょっと触られるだけで絶えず身体に電気を流し込んでいた。
揉み上げあられているお尻からも、緩やかに気持ちよさが伝わる。
お尻の割れ目の方にまで指が届くと、くすぐったさで身体から力が抜ける。
同時に、すごく恥ずかしいところにまで指が近づいたと気が付いて、手を振り解こうとする。
「悪い悪い……こっちは触らないから、そのかわり……」
「はひゃっ、先輩……あ、ああ…………」
身体をくるっと回転させられると、またスカートをめくられ、股間の方を見られてしまう。
それだけではなく、涼がしゃがみこむと、一気にパンツを引き下ろしてきた。
「やああんっ……見ないで、ください……」
育美の割れ目には一本の毛も生えてなく、ぴったりと閉じた筋だけがあった。
すく近くに涼の目がある、無毛の裂け目をじっくりと眺め、息を吹きかけてくる。
「あっ……やめて、やあんっ…………エッチ! 先輩のバカっ、んんっ……」
「だから、大きな声出すと見つかるぞ」
「…………ぅ、いじわる……」
抵抗を試みても、涼の一声で黙らざるを得なくなる。
誰かが通りかかったときに、もし大声を出してしまったら……考えただけでぞっとする。
だから、できるだけ我慢しようと思っても、股間に指が届くと、早速声が出そうになった。
「んうぅっ……はああ……っ、う、くっ…………」
脚を開かされると、毛の生えていない秘所の周りを指でくすぐられた。
乳首に触られるよりも、強い電流が秘部から腰の辺りを攻め立てる。
触られたのも初めてだから、未知の刺激にどうしたらいいのかわからなくなりつつあった。
そんな育美とは無関係に、涼は割れ目の形にそって指をなぞらせていく。
「んむうっ……だめ、そこは…………」
反撃として、近づいた涼の顔を押し戻してみるが、力は全く入らない。
「育美のマンコ、触ってほしそうにひくひくしてるぞ……」
表面を撫で付けるだけだった指が、少しずつ奥へと進み始めていた。
473 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:05:54.18 ID:rhpj8I07
入り口に、指がダイレクトに触れるとぬちゅっと小さな音がする。
「あふっ……先輩、やああん……」
液体を溢れさせた粘膜の上を涼の指先が滑り、踊っているように巧みに動く。
柔らかい肉が指先によってこじ開けられ、割り開かれてしまう。
「ピンク色で……つるつるしてて、綺麗なんだな」
涼が割れ目を開いたまま、感心するような声を上げている。
どうせ褒めるなら、顔を綺麗って褒めてほしかった……内心そう思いながら、
割れ口をかき混ぜながらだんだんと中に入り込んでくる指を受け入れた。
ぬちゃっ、くちゅっと、粘っこい液体を混ぜる音がする。
それは小さな音だったが、頭の中に繰り返し響いて、他の雑音が聞こえなくなっていく。
「はあ……ぁっ…………だ、め……」
濡れた部分を拭うように這い回る指。かすかに動くだけでも強烈な刺激が脳天を貫く。
人が来るかも、声は出せない……喘ぎを押し殺そうとするだけで、余計にむずむずしてしまい、
虫の動きを思わせる指先の動き、右かと思えば左……深くかと思えば浅く……
育美の予想を裏切りつつ、指先は秘所を、育美自身を翻弄させる。
「声、出しちゃいけないのに……」
「そうだな、誰かに見つかっちゃうかもしれないからな」

――――――――――――――――――――――――
育美が自分の口を手でふさいだのを確認して、視線を桃色の肉割れに戻す。
指先を蠢かせるたびに粘膜から花蜜があふれ出し、指がねっとりした液体で濡れていく。
人差し指と中指で軽く谷間を開くと、鮮やかな桃色が奥に見え隠れした。
「指しか入れてないのに、きゅうきゅう締め付けてくるぞ?」
指先の爪の部分だけ膣内に潜り込ませると、温かな収縮を感じることができる。
育美が声を漏らしたり、身をよじったりするたびに、別の角度から締め付けが加わってくる。
「あ……っ! 先輩……指、入れちゃ…………んんっ」
涼を見下ろしたまま、育美は怒ったような切ないような声を上げた。
ただ、押し寄せる刺激に我慢できなかったのか、すぐに口を閉じて声をくぐもらせていた。
育美の顔を見れば、いつもの明るい笑みは全く違う、苦しそうな表情が浮かべている。
しかし、顔は真っ赤で、ぼんやりと快楽に溺れ始めている。
人が来てもお構いなしになっているのかもしれない、涼は指先を第一関節の辺りまで沈めて、
雫を溢れさせる膣口を攪拌し、愛液を太ももの方にまで零させ始める。
「……あう……だめ、ああっ、先輩、足音が……っ!」
「気のせいだろ? それに……見つかったら逃げればいいし」
最初は、足音が聞こえるたびに触るのをやめて、何事もないふりをしていたが、
次第に面倒になり、遠くから足音が聞こえてきても無視して秘所をいじり続ける。
育美は当然嫌がるが、ねじ込んだ指先を潜り進めると身体の動きが止まった。
「……ぁ、んっ…………はあぁ、はあっ……」
甘ったるい、媚びるような声が頭上から聞こえてきた。
「もっとしてほしいのか?」
見上げると、育美と視線が合う、育美はしばらくきょろきょろした後に首を振った。
まだ理性を失っていないことを知ると、もっと恥ずかしい目に合わせてやりたくなる。
窮屈な、それでいてぬるぬるしている膣穴から一気に指を引き抜いた。
名残惜しい気持ちになるが、それは育美も同じなのか、残念そうな表情が見て取れた。
「指よりも舌のほうが気持ちよくなれるぞ……」
「舌って……ええっ、そんなぁ…………汚い、ですよ?」
「汚くはないだろ、育美のマンコなんだから」
涼は清らかな壺口に舌を近づけ、にゅるっと飲み込ませてみる。
食べられているのでは、と錯覚するくらいに中の秘肉が絡みつき、圧着してきた。
「ひゃっ! だ、だめっ! 先輩……んああぁ…………」
つるつるとした粘膜には複雑な模様が刻み込まれていて、そこを舌でなぞる。
「ふひゃっ……んんっ、指で……される、よりっ……あんんっ」
傷つきやすい入り口には舌のほうが合っているかもしれない。
育美は涼の頭を力なく押さえつけ、押し戻そうとしてるが、無意味な行為だった。
指で解したはずだが、処女口ということもあるのか、襞穴はぴったりと閉じつつあった。
それをくぐらせた舌で押し開き、舌のざらついた部分で育美の弱点を探り当てる。
「あっ……そこ、だめです、せん……ぱい…………」
「何がだめなんだよ、エロい声出してるのに」
声が一オクターブ高くなった、膣口から少し奥の、襞の集まっている部分が弱いみたいだった。
弱いと知れば、入り組み不規則な形をしていた膣壁の一点を舌先を尖らせて責める。
474 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:06:13.52 ID:rhpj8I07
まずは遠慮がちにつついて……そして、舌の表面を押し付けて、滴る蜜を拭う。
「んぁ……っ、声が……んんっ…………」
「だったらちゃんと塞いてたほうがいいな」
「先輩がっ、やめれば……」
育美はしゃがみこんだ涼にもたれかかりながら、首を振って離れようとする。
その重たさを感じながら、舌を小刻みに動かし、ぬちゃぬちゃとぬかるんだ穴を舐り倒す。
「んむっ…………ん、ぅ……ん、ふっ…………」
舌を一度往復させると、わずかに粘度のある熱い露が舌にまとわりつき、口の中に流れる。
溜まった液体を飲み込むと形容しがたい……しかし、この上ない美味が喉奥にまで広がった。
後頭部にさらに体重がかかった、だがそれを無視して舌を限界まで伸ばし、
舌と膣壁を擦り合わせ、唾液と花蜜を混ぜ合わせ、それを飲み続けた。
枯れ果てることのない秘奥に眠る源泉……溢れるエキスが涼の喉を潤していく。
「ん、ふあ……っ、んんっ、ん、んっ! ん……っ!」
柔らかい舌なら、奥までねじ込んでも痛くないみたいで、育美の顔は快楽に彩られていた。
苦痛や羞恥よりも、気持ちよさのほうが先に来ているのだろう。
涼はまだ触れていない襞の奥や、つるんとしていない粟立った部分まで舌を向かわせる。

――――――――――――――――――――――――
口をふさいでも快楽からは逃げられない……むしろ、声を出せなくなったことで、
内にこもった気持ちよさを発散できずに、それが身体中を駆け巡り暴れていた。
「あんっ……ん、んうっ……は、んっ、ん、んんっ!」
進んでは戻りを繰り返す涼の舌、ふれているその部分がやけどしたみたいに熱い。
細やかな動きが今まで味わったことのない強烈な快感を生み出し、脳を直撃する。
育美は涼に身を預けながら、飛んでしまいそうになる理性を必死に呼び戻そうとしていた。
「だめぇ……だめ、なのに…………」
全身から湧き上がるもっと気持ちよくなりたいという感情、それが残った理性とせめぎ合う。
「声出たら、見つかっちゃうのに……は、あああんんっ…………」
穴の中を動き回る舌が、割れ目の内部を掘り進み、そして舌先が細かい文字を書くように動く。
ところどころにある敏感な部分に舌が触れると、瞼の裏に火花が散った。
そして、頭がくらくらとしてよろめきそうに……涼がいなかったら転んでいたかもしれない。
「おいっ、大丈夫か?」
「は……い、ん、でもっ……気持ちよくて、おかしく……」
「あんんっ! 見つかっちゃうかもって、思うと…………」
今こうしている間にも、誰かに見られ、もしかしたら学校とかにもばれてしまうかもしれない。
そうすれば、二人とも退学になる可能性もある。にもかかわらず、涼を止めることができない。
見つかってしまったら…………そう思うと、全身の毛穴が開くような不思議な感覚に襲われた。
「だったらもっとおかしくなれよ、早くいくほうが見つからないですむかもな」
ぐるぐると渦巻く相反する思考、それが溶けて混じり合って、よくわからないものになる。
膣の中を舌が這い回る……蛇を思わせるようなねっとりとした動きだった。
激しさを持ちながらも、愛でる気持ちもあるのか、舌で優しく捏ね上げられていく
身体は重たいが、ふわふわと空中に漂っているみたいな気がした。
「はあっ、んんっ! ん、んう……っ、あ……ぁ」
いくという言葉を聞いた途端、穴が収縮し、舌を強く感じてしまった。
感じやすい部分を舌表がぬりゅっと荒っぽく擦り、頭の中で何かがスパークした。
身体からはますます力が抜けて、育美は涼の首に手を回し、かろうじて身体を支えていた。
二人がくっつけばくっつくほどに舌が奥まで入り込んでくる。
今まで届かなかった部分にまで舌が侵入し、新たな刺激を容赦なく送り込む。
舌が動いて、中を唾液で汚すたびに、下腹部の辺りが切なくなってくる。
きゅっと疼くような、悶々とした、今までに味わったことのない感覚が背筋を貫いた。
「……はうっ、はあ、はあ……先輩、あ、んっ……」
遠くで足音が聞こえてきた、だんだんと近づいてくる……だが涼は舌を止めない。
育美も止めてほしくなかった、見つかった方が、もっと気持ちいいんじゃないか……
口をふさいで声を押し殺さないといけないのに、なぜかそれができなかった。
舌は奥まで進むと、入り口に戻り、割れ目を舐め回し……そしてまた潜り込む。
475 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:06:35.47 ID:rhpj8I07
ただ、その動きはひどく複雑で細かいものだった。
「ひあ……っ、あ、ん……先輩…………先輩……」
舌は小刻みに震えながら穴の中を満遍なく舐め回し、奥から零れる液体を掬い取っていく。
きゅっきゅっと愛撫にしたがって反応する膣穴を舌が圧し撫でる。
涼の舌の動き一つ一つが、育美の身体を高みに導いていく。
夢うつつになる心を、見つかってはいけない…と警告を出す理性が、現実に引き戻そうとする。
しかし、くねり、揺れ動く舌が弱いポイントを的確に探り当て、穴をほころばせた。
上下左右に容赦なく動く舌が、現実に戻った心を、またどこか特に連れて行ってしまう。
「はあっ、はあっ……先輩、いく、いっちゃいますっ!」
いくという言葉を口にした瞬間、全身がこれまで以上に激しく痙攣した。
手足の指先から身体の芯まで例えようがない何かが侵食する。
よくわからないものがまとわりついて、身体のありとあらゆる部分を敏感にしていく。
肌にぶつかり続けるそよぐ風さえも、育美を愛撫し、高みに押し上げようとしている気がした。
「誰かに見られてるかもしれないのに、育美ってやっぱりエロかったんだな」
「ん、ああんっ……そんなんじゃ…………はあ、あっ……」
そんなんじゃない……と言いたかった。しかし、頭に飛び散る火花がそれを許さない。
発そうとした声は全て吐息に変えられ、宙にむなしくかき消された。
頭の中では、くちゅくちゅと、水っぽい何かをかき混ぜる音が響き渡る。
意識は、少しずつ割れ目の方に集中させられてしまい、思考もこぼれる汁に蕩かされていった。
「あ……頭の、中…………おかしく、なっちゃう……っ!」
にじむ半透明の蜜は、ぬめる舌で弄ばれ、溢れるごと涼に飲み下される。
ず、ずずっ……と啜る音が育美の耳にまで届いた、その音も育美がいくのを後押しした。
舌は、尖ったり広がったり、形を変えながら、中をかき回し、穴を押し広げつつ進む。
涼の後頭部や首を掴む手が強くなる、支えてもらっていないと本当に転んでしまいそうだった。
視界もぼんやりとし始めていた、手足の感覚も薄れ、周囲の音も聞こえなくなる。
それでも、涼の舌の蠢きだけははっきりと感じられた。
「はうっ……あ、ああんっ! 先輩、せん……ぱい………やああん!」
「……おい、声大きくなってきてるぞ?」
涼がたしなめる声も、遠くでしか聞こえない。もう、思いっきり声を出したかった。
陰部を這い回る舌の音が、全てをどうでもよくしていく。
「あぁっ、だめ、だめ……先輩、いっちゃう、いっちゃいます!!」
育美がここまで言った途端、涼の舌の動きが早くなり、奥まで一気に潜り進んだ。
後頭部を掴んで押して、股間に顔を押し付けながら、育美は腰を振り始めている。
恥じらいも戸惑いも、恐れも全部忘れ、腰を押し当て、身体全部で涼の舌を受け入れた。
「あ、あっ、ああんっっ!! いくううっ!!」
今までよりずっと大きな声を発し、育美はそのまま絶頂を迎えてしまう。
立ち上がった涼が優しく身体を抱き寄せて、頭を撫でてくれるのを朦朧とした意識で感じた。
「…………ぁ、せん……ぱい…………」
身体がふわふわと浮いたように落ち着かない、しかし、心の中は幸せで満たされていた。
こんなに気持ちよくなったのは、生まれて初めてで、
しかも、気持ちよくしてくれたのが大好きな涼ということもあり、怖いくらいに嬉しかった。
476 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:06:48.64 ID:rhpj8I07
――――――――――――――――――――――――
「育美…………大丈夫か?」
「………………」
恍惚とした表情のまま、もたれかかる育美に問いかけると、わずかに顔を上げてうなずいた。
育美が夢中になって大声を出したから、誰か見ているんじゃないかと周囲を確認するが、
誰もいないようで、ほっと息をついた。
「まったく、あんな大声出して……見つかったらどうするつもりなんだ?」
「だって……身体が、言うこと聞かなくて…………」
脱力したのか動こうとしない育美、涼ははだけたままの胸を直してやる。
「育美がこんなにエロいなんて知らなかったよ」
笑いながらそう言うと、育美はぷいっとそっぽを向いた。
「先輩の、バカ……」
「悪い悪い……もうしないからさ、許してくれよ」
「え…………」
ふと育美が残念そうな声を上げたことに気が付いた。
「もしかして……まだしてほしいのか?」
まさか、そんなことは……と、涼が考えていると、育美が小さくうなずいた。
「はい、もっと……気持ちよくしてください……………………ここで」
「ここで?」
絶頂の余韻に浸っていた育美も、少しずつ力を取り戻したようで、涼にしっかりと抱きつく。
急な心変わりに、冗談だろうと思っていたが、育美の目はまっすぐと涼を見据えている。
「もう一回……だめですか?」
「…………わかったよ、でも、今度は声出すなよ……」
あまりにストレートに欲求を出してくることに、驚きを感じつつも、
むしろ育美らしいとも思い、涼は手を後ろに回し、しっかりと育美を抱き締める。
涼の返事を聞いた途端、育美は身体をぞくっと震わせ、惑わすような瞳を向けてきた。
その、淫靡さすら感じられる黒目の鈍い輝きに、涼は魅入られていく。
そして、とんでもないことを覚えさせてしまったのでは……と少し後悔した。
477 ◆EqHQZWqzB. :2011/07/10(日) 18:07:47.08 ID:rhpj8I07
以上です。
前回いただいたコメント(>>329-330)を踏まえて書き直してみました。
478名無しさん@ピンキー:2011/07/11(月) 19:14:43.99 ID:mfGz9aK7
上げるぜ
479名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 16:59:09.00 ID:wKk4t+R2
批評が何日もされないというのは珍しいな
480名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 20:36:17.53 ID:2W8icJP7
進化の袋小路に入り込んでしまったように見受けられて、新たな提言をし辛いんじゃないの
481名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 22:32:36.14 ID:OsjtTbcy
腐男子の俺からすると、ヒロインがあざとくて嫌だな。
リアルじゃないっていうか。
482名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 12:19:56.02 ID:oy3EV0zj
もう作品投下していい?
483名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 12:26:04.51 ID:+YUKCqGH
パワなんとか以外なら
484名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 14:39:19.29 ID:E5cKqEC9
SS書きました批評お願いします。
485名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 14:39:43.22 ID:E5cKqEC9
「そこは、だめえ」
「いいじゃないか、こんなに濡れちゃって」
「だってえそこは ああん」
ここは、アリアス今ここで、男女の交わりが行われていた。
男を フェイトと呼び、女をクレアと呼んだ。
ルシファーを倒して、二年の月日が流れた フェイトは、ソフィアたちを誘って、「シーハーツへ行こう」と言ったのだ。
そして、アリアスに入った。その夜の事である。
酔っ払ったクレアが、フェイトの 部屋に来て、何のためらいもなく、いきなり、ペニスを吸ったのだ。
「うおお ちょ、ちょっと待って」しかし、その言葉は、甘い唇によって封じられた。
優しく暖かなキス、そして、フェイトは、彼女を抱いたのだ。

性交を終えた後、眠ってしまったフェイトとクレア。
朝食を買いに出かけた タイネーブとファリンは、フェイトの部屋でとんでもない物を見てしまった。
そう、フェイトとクレアが一緒に寝ていたのだ、
「きゃああ、クレア様」
「うん」
「あ、お早うございます」
「お早う、ここは」
「ここは、フェイトさんの部屋ですよ」
「え、ええ、きゃああ」
「な、何だ、あ、お早うございます」
「お早うございます」
「あれ、何で、クレアさんが、僕の部屋に」
「えっと、良く覚えてないんですけど 多分間違えて」
「そうでしたか、まあ、いいですよ、それじゃ起きて食事にしましょう」
「ええ」

食堂では、クリフがニヤニヤ、マリア&ソフィア&ネルが、冷たい視線。
そして、スフレも面白そうに笑顔である。
「お、お早う」
「お早う」
「な、何だ」
「御飯にしましょう、頂きます」
「頂きます」
「ああ、フェイトさん、御飯粒が」
「あ、すみません」
「ムカ、何よ、もう」
「何か、あそこの三人怒ってるみたい」
「そんな事ないもんね」
「ええ、そうよ」
「そうだよ、別に」
「まあ、いいじゃないか、さあ、さっさと喰おうぜ」
「うん」
食事を終えた後、皆帰っていった。
486名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 14:45:31.08 ID:E5cKqEC9
フェイトは、シーハーツ領に残り、クレアと恋人になった

「お早う、フェイト」
「お早う」
タイネーブも、ファリンも見ちゃいられないと言った様子で 二人を見守る。
その頃シーハーツ領では、一匹の馬が迷い込んで来た。
とても凶暴な暴れ馬であり 近づけばその脚で蹴っ飛ばされる事は間違いない。
クレア達は、必死で馬を 取り押さえようとした。
その時であるフェイトが、蹴られそうになった タイネーブの変わりに頭を蹴られ重傷を負った。
なんとか馬は取り押さえた。

「タイネーブ、フェイトを運んで」
「はい」
馬をクレア、ファリンに 任せ、自分は、フェイトを寝間に移動した。
フェイトの頭に包帯を巻きすぐに医者に見せた、医者によると、二日間眠っていれば大丈夫らしい。
タイネーブは、ほっとした。

「タイネーブ」
「はい」
「ここはいいから自分の部屋に戻りなさい」
「クレアさん」
「何」
「お願いしたいんですけど」
「何でもいいわよいって見て」
「じゃあ、今晩一晩だけでいいから、フェイトさんの看病さして貰えませんか」
「うん、でも」
「お願いします」
「仕方ないわね、今晩だけよ」
「はい」

タイネーブは、こうして、フェイトの看病をする事になった。
「フェイトさん」
「はい」
「あなたが、この町に来たときからずっと慕っていました 好きです、抱いてください」
「でも、僕は」
抵抗の言葉をさえぎる口付けが フェイトの口を包む。
濃厚な甘いキス、糸を絡めながらするそのキスは フェイトに油断を与えた。
「ああん、あん」
口と口、タイネーブは、裸になり フェイトのイチモツを手に握ると口に入れたのだ。
「うおお、で、出ちゃいます」
「だ、出して、私の口にいっぱい出して」
「ウオ」
フェイトは出した 。
さらに、タイネーブは、ペニスを中にいれ腰を振り出した。
「いい、イクー」
「イッチャう」
こうして二人は朝まで寝たのだった。
487名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 14:46:01.40 ID:E5cKqEC9
以上で須いかがだったでしょうか感想待ってます。
488名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 14:48:53.34 ID:E5cKqEC9
下手糞で本当にすみません反省してます。これがデビュー作です。
489名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 15:02:01.83 ID:PKlZ8A9a
>>1 および >>311のテンプレ案にしたがって投下してください。
490名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 15:18:02.94 ID:E5cKqEC9
>>489
すみませんどうすればいいんですか?ちなみに二次創作・和姦・2レスです。
491名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 15:41:37.39 ID:PKlZ8A9a
>>1 及び >>311を熟読し、その上でどうすれば良いのかわからないのであれば、投下するべきではありません。
492 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/07/16(土) 01:20:16.41 ID:VbQ1dX6P
>>485,>>486
これは酷い…
でも投下方法については、>>1 および >>311 をざっと読んだだけでは >>490になってもまあ100歩譲って
仕方ないかな・・・
ここは特定の二次スレではないので、二次作品の場合、批評する側が原作を知らないことがほとんど。
つまり批評をする前にわざわざ作品の概要を調べたりするわけだ。
作品名が書いてないと、批評の手間が飛躍的に上がり、批評をもらえるチャンスが大幅に減る。
作品名を書く、と言うのは>>311の「投下時の注意」に必須項目として書いてあるよ。
というか、特定作品スレではない以上、当たり前の配慮だと思うけど。

そして文章力が小学生並み。
句読点の打ちかたから直さなきゃいけないって、どんだけ文章力ないのよ。

それよりも以前に。
エロパロというのをなんか履き違えている。
ここに書いてあるのは、

1レス目:AとBがヤリました。
2レス目:AとBが恋人になりました。そしてBとCがヤリました。

ということだけ。エロスも萌えもない。
一般的に、邪神か嵐扱いされるレベルと思う。
493名無しさん@ピンキー:2011/07/16(土) 01:21:01.76 ID:VbQ1dX6P
>>485はこれだけで抜けるのか。
AとBがヤリました。がエロだと思ってるなら、自分だけで使って、投下は控えたほうがいい。
エロスとは何か、が分からない相手にエロスを論じるつもりはない。
自分の好きな作品を熟読して自分で考えるべし。

二次で最も重要なのはシチュエーションと言われるが、ここにはシチュエーションもない。
ただ同じ部屋に入ったというだけで、ヤリだすのだ。
このキャラならではのことも、このキャラでなくてはならない理由もない。ただのAとB。

複数人の台詞を羅列するなとか、読点はせめてちゃんと打てとか、文章や構成を批評する以前のこと。
注意書きくらいは読める読解力を持て。
自分なりの萌えポイントがないなら投下するな。それが>>485のためだ。
以上。
494名無しさん@ピンキー:2011/07/16(土) 01:25:02.50 ID:fEgaSBtC
>>492
つつくな。>>487の書き方(突然投下し、批評しろと要求する、異様に自分を卑下した言い方をその後に続ける等)、いつもの荒らしと同じだから。
495名無しさん@ピンキー:2011/07/17(日) 01:53:35.58 ID:93zol2gL
>>477

>>329-330を書いた山田です。
再挑戦ということですが、細かいところでは大分良くなったと思います。
が、まだまだと思うところもあるので、前回の指摘に沿って再評価させていただきます。

・キャラをイメージする描写に不足はあるか
(1)冒頭の情景描写不足
これは完全NG。小説の導入部なのだから読者を引き込むような仕掛けが欲しい。
正直、始めの数行で絵が浮かばず、読む気を無くす。
「…………先輩っ、先輩ったら」 の前か後ろで、涼が浸っている妄想なり白昼夢のの描写をいれるのと、
われに返った後の2人のおかれている状況(おそらく2人で下校中なのだろうが)を説明すべき。
これで、涼の性的経験値(童貞なのか、経験はどの程度なのか)を説明できていれば、
「涼は、一見悩むような表情をしながら…何とか育美とセックスできないかと考えをめぐらせる。 」
の意味合いを読者が読み取ることができる。

(2)ヒロインの外見
これは良いと思う。

(3)ヒロインの恋愛感情
これは相変らず、NG。
496名無しさん@ピンキー:2011/07/17(日) 01:55:06.51 ID:93zol2gL
・エロさがどのくらい不足しているか
(1)メンタルなエロさ不足(背徳感不足)
前回よりマシと思うが、相変らずヒロインの流され易さと、主人公の葛藤のなさから
具体行為の描写の多さの割りにエロく感じない。
エロ行為より、ロクに描いていない回りの情景、ヒロインの心の不安などにもっと力を入れるべき。

(2)感情の盛り上げ方
これはまあ良い。

全体としては、結局、
「シチュに対して、ヒロイン・男の恋愛感情が希薄、背徳感も不足しているため、緊張感不足でエロ度がかなり落ちている」
という指摘に対しては大して改善されてない気がします。
2次創作、ということを考えればこの程度でも喜んでくれる読者はいると思いますが、さらにレベルアップを目指すなら、
類似テーマのプロの小説を参考にしてみてはどうでしょうか。
497名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 22:08:23.95 ID:cxif5HlE
ノって書けないときは音楽もいいかもしれんな!
498名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:52:21.23 ID:5CiLdG+u
SS自体は結構前から書いてたんですが、本格的なエロは最近書き始めた者です。

で。

これがエロ二本目なんですが、どうも心理描写に偏ってしまってグダグダに……。
お暇な方がおられましたら、「どこを削ればいいのか」を教えていただきたく。

二次創作
題材:
みつどもえ
ジャンル・傾向:
和姦

ロリ系少女(原作より成長、高校生)と12歳差の元担任教師。
少女の方はドS。だけど元担任は素人童貞で色々思うところが…みたいな。
499名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:53:29.27 ID:5CiLdG+u
たどり着いた、薄い、丘……平原。こうやって寝転がると完全に何も無くなってしまう。

「わた「大好きだよ」 ……」ずるい。

先生の手が置かれる。どきどき。先生のぬくもりで包まれる。どきどき。

「ひぃ〜。
なんかもう、信じられないくらい気持ちいい手触り……」

ゆっくりゆっくり、丁寧に、塗りこむように。
何も無い私の胸に、幸せを詰め込んでくれる。
あ…はぁ…っ。
純粋に、シアワセ、感じてる、のに、……。
私は悪く、ない。悪いのは、この身体。
手のひらの下、勝手に勃ち上がって、転がされるたび、つぶされるたびに、ピリピリ、電流。
うっ、くぅ……。
声、ハズカシイ…!

「はぁ……っ」
「……綺麗だよ、ひとはちゃん。
本当に綺麗で……他に言葉が浮かばなくて……」

声、熱を帯びて。せめてもの救いで。お願い、もっと夢中になって。

「………ひとはちゃん」
‘くちづけしたい’
瞳が語る。

触れて。

腕を背に差し入れ、顔を近づけながら、『私』を持ち上げ、……………。

………………………………。

「……続けないんです、か?」
「………大好きだ」
「なんでもう一度」迷うんです?

…ううん、わかってます。見ればわかります。
驚いたんですよね、『あまりにも手ごたえが無い』から。
力を入れたらつぶしてしまいそうだら。
………結局そうか。そりゃそうだよ。こんな身体、触れたって面白い事なんてひとつも無い。
リスクばっかりでメリットが無いのなら、進まないのは当たり前だよ。

「ひとはちゃん!違うっ…!
誤解しないで!!
本当に好きだ。世界一大幸せにしたいって想ってる。ひとはちゃんに触れたい。
…抱きたい。
たださっきはちょっと…ちょとだけ、びっくりしちゃって……。
何ていうか…ボクの……違う、ごめん。本当にひとはちゃんを抱きたい。嘘じゃないよ」
「いいんです。
わかりました」


だけどもう遅い。

500名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:54:28.18 ID:5CiLdG+u
「私が触れます」
「えっ…んぐっ」
口にする、前に塞ぐ。

ほらほら、危ないですよ?下手にしゃべったら歯の間の薄い舌を噛み切っちゃうかも。
だめだめ、逃げられない。下手に引き剥がしたら首に回った細い腕が抜けちゃうかも。
弱くて小さいひとはちゃん。
割れ物のように扱ってください。

「ん…んぐ……ぅ…」
「ぺちゃ…んぅぅ…。ちゅぅ……」
キモチイイ、キス。
身体は十分キモチイイ。
反比例するように、頭は冴えていく。

……さてと。

まぁこうなる気はしてたから、これはこれでいい。むしろ冷静になれて良かった。
先生、がっかりさせてごめんなさい。だけどその分いろいろサービスしてあげます。
大丈夫。私、イロイロ知ってますから。
『初めて』だってきっと上手くできます。キスだってこんなにに簡単だもの。
私は冷静。
恥なんてどうでもいい。手段なんてどうでもいい。

とにかく『今』、『最後』まで行ってしまうことだけが重要なんだ。

「今度は先生が寝転んでください」
「ひとはちゃ「早く」

わかってます。先生のことなら何でも。
強い先生。弱い私が傷つかないよう、精一杯手加減してくれる。
優しい先生。小さな私をつぶさないよう、動きを停めてくれる。

だからこんな身体でも、簡単に組み敷ける。

「ぺちゃ……」
今度は私の番。顎、首筋、鎖骨。チロチロと舌を這わせる。軽く噛んで、私のマークを付けるのも忘れない。
あーあ、こんなにはっきり赤い痕。
くすくす……明日どうやって言い訳するのかなぁ…?

「うぁ……」
「ふふふっ…先生も乳首が気持ち良いんですね」
「あ…いや、気持ち良いって言うか、くすぐったいって言うか……」
「じゃあ気持ち良くなるまで舐めてあげます」
「そうじゃなくて…はっ…ぁ……っ」

あぁ…そんなに顔を真っ赤にして……もうっ、可愛いなぁ!

「ちゅう…ちゅっ……」

口では乳首を吸いながら、ゆっくりと手のひらで先生の身体をなぞる。
う〜ん…なんだかんだ言って鍛えてるんだ。本当に硬い。私と違う。
さすが先生。鉄棒も、跳び箱も、水泳も。何だってできますもんね。
501名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:55:03.23 ID:5CiLdG+u
「んふぅ……」
「ひぁっ!ひとはちゃん!!」
お腹で触れてあげた瞬間、悲鳴がもれる。

驚いたフリなんてしなくてもいいですよ。触れて欲しそうにもぞもぞしてたくせに。


………でも、コレ……。


確かめるため、舌を腹筋に移しつつ、両手で包むように握ってみる。
「うわっ…ちょっ…ひとっ…!スベスベ……!」
「なにがどうなんです?どうしたんですか?はっきり言ってください」
 ちょっちょっちょっ!待って待ってコレ!はっきり言って無理だよ!

どっくんどっくん。
心臓みたいな…それ以上の鼓動を伝えてくる、硬質的な熱。見れない。正直見るのが怖い。
いやホント無理!こんなの絶対入らないって!

「ほらほら、どうしたんですか?」
言葉で時間を稼ぎつつ、思考を走らせる。

そりゃ神戸さんも最初見たときは無理だと思ったって言ってたし、だから『破れる』んだろうけど……。
だけどこんなの入れたら、『痛い』なんてレベルじゃ済まないよ!
だって私の入り口がアレだよ!?直径が全然違ってるって!!
えぇ〜…裸のまま病院とか行きたくないなぁ……。

「………ほら、先生……」
言いながら、両手で再確認。
やはり大きさに間違いはなさそう。現実は厳しいようだ。

むむむ…ここまではある程度、本が役立ったけど……。
神戸さんがよく言ってた『ファンタジー』ってこういう事だったのか…?
でも逆に言えば、彼女も無理と思ったけど、最後は挿入ったわけだし……背、5センチ以上違うんだよなぁ……。
彼女の恋人さんがどんな人かも知らないし。いや、会っててもコレのサイズまでわかるわけないけど。

「……ひとはちゃん……?」

はっ!

いけないいけない、手を停めるな。サービスを止めるな。『私』を飽きさせるな。
少なくとも台詞はまだまだ使えるはずだ。

「カタくなってますね。私の舌、そんなに気持ち良かったですか?」
「……ごめん」
「だからはっきり言ってください。
……もういいです。こっちのセンセイに聴きますから」

勇気を出して見る。

…大きさ、は一旦意識から外そう。外せ!
カタチは…別にグロテスクとは思わないな。ちょっと根元のもじゃもじゃが気になるけど。
ホントに棒みたいで……先っぽはシューマイっぽい感じだ。
まぁ先生は多分……
「やれやれ、こっちのセンセイも恥ずかしがり屋なんですね」
「うぐっ……」
この反応。やはりそうなのか。
502名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:55:43.74 ID:5CiLdG+u
つまり下に引いて剥いてあげた方がいいわけだな。
今度はそっちが味わう番だよ。
「隠れてないで出ておいで〜」
「うううっ……」
真っ赤になって両手で顔を隠す先生。むふぅ!
この画は一生覚えておこう。

「おやおや、隠すんならこっちじゃないですかね」

十分脳裏に焼き付けてから、視線を落とす。添えた両手をゆっくり下ろす。
わ、わ、わ。むりゅ…って、ピンクのナカミが出てきた。亀の頭…ていうか、そら豆みたい。
思ってたよりずっとツルっとしてるんだ。朝日を照り返してピカピカ光ってる。

「うわっ、ひとっ……手、気持ち……!」

ゆっくりと下げて……ところでこれ、どこまで下ろせばいいんだろう?

「痛っ!待って引っ張りすぎ!」
「あっ、ごめんなさい!」
まずい!失敗しちゃった!

血とかは出てないから大丈夫…でも大事なトコロなわけだし…。

「ごっ…ごめんなさい先生!わた…私…!」
「ああっ…大丈夫だよ。全然大丈夫だった。
ごめんごめん、ちょっと大げさに痛がっちゃった」
「良かった……。
……お詫びに痛かったところを舐めてあげますね」
うむ。我ながらいい流れだ。

「いやだから痛くなかったんだって…ひとはちゃん!」

無視無視。

「ん…ちゅ……」
まずは味見。
恐る恐る、舌を頂点のワレメに沿わせる。味はしない。さっきしっかり洗ってくれてたんだ。
……ちょっと残念。

「うああっ!ダメだって!汚いよ!」
「ちゅっ…ん……」
ペロペロ、舌先を行き来させる。
繰り返すごとにちょっとずつ強く押し付ける。舐めまわす。
そのたびに、両手にびくびくと振動が伝わる。しっかり掴んでおかないと逃げられそう。
すごい。
明らかに身体の外にあるものなのに、こんなに強い力で動かせられるんだ。

「んちゅ……。
ふぅ……」
ひと呼吸。
503名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:56:14.57 ID:5CiLdG+u
「あ……」
途端、ザンネンそうな声。わかりやすい人だ。
こんなにはっきり示してくれるとむしろ落ち着く。冷静になれる。
いいですよ。大丈夫。さっきまでのは練習ですから。
味、感触、わかりました。今からがホンバンです。

「はぁ…あん……」
小さな身体。だから精一杯口を開いて。

「んぐ……」
大きなそら豆、ぱくん。

「うはっ…!」

びくびくびくっ!口にふくんだ、だけ。入れられたのは先っちょだけ。
なのにセンセイは大悦び。
気のせいか、口の中、もうひとまわり大きくなったみたい。
嘘のつけない先生。そんなところも大好き。

「ん……」
髪、かきあげる。垂れてきてちょっと邪魔。
そっか。下を向くから食事のときみたいに結んどいた方がいいのか…ああ……!
私、先生を食べちゃってるんだ!
その想いと一緒に、熱、また身体に広がる。脚、アソコ、きゅっとしちゃう。

「うぁ…ひとはちゃん……」

ぽふん。

先生も琴線に触れるところがあったみたい。
呼ぶ声に熱がこもる。優しく頭に手を置いてくれる。愛しげに、なでてくれる。
ちょっとおちんちん咥えてあげただけで、もうこの扱い。
男の人ってゲンキンだ。

「ひとはちゃん………」
もうツヅキの催促。ふふっ…仕方ないなぁ。
それじゃ…えっと、本だと確か……。
『歯を当てない』ように、『唇でくびれをしごく』と同時に、『舌を押し付けるように舐める』だけじゃなく、
『彼を上目遣いで見つめる』のも忘れずに……ってやる事多いよ!そんないっぺんにできないって!!!
そもそも噛まないように咥えてるだけで、相当アゴが疲れるんですけど!?

「………?」
置かれた手、挙動への疑いが伝わってくる。

いけない、落ち着こう。

最初から何もかもはできない。この身体は特にそう。エッチだって身体を動かすんだから、反復練習が必要なんだ。
ひとつずつ、ひとつずつ。
まずは……見上げる。みつめる。咥えたままで。
504名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:56:45.25 ID:5CiLdG+u
「あ…うあっ……。
ごめん…っ!」
可哀相なくらいに慌てふためいて。目には涙すら浮かべて。
そのくせ、手は私の頭を押さえつけて。

むふ…!すごい効果!
なんてカンタン!なんてタンジュン!ちょっと咥えてあげてるだけなのに!
こんなことなら最初からやっておけば良かった!!
ほら先生、次は舌ですよ!!

「んちゅ…れるっ…!」
口の中、舌で徹底的にイジメてあげる。
段差、唇でしっかり捕まえる。ツルツルの頭に唾液を刷り込む。ワレメ、いっそ裂けちゃえ!
ビクンビクン!!
残虐なイジメに耐えかねて、身を震わせるセンセイ。可哀相。
だけど仕方ないよ。

「ちょっ…はあぁ!
なっ…ぐぅ……あぁっ!!」

こんなに可愛いところを見せられたら、止めるなんてできない!!
もっと!もっと可愛いところを見せて!!

「ぐっ…ダメっ、ダメだよひとはちゃん!」

んも〜、まだそんな嘘つくんですか?イジメられるの、キモチイイんでしょう。
裏側の細いスジ、ここがキモチイイんですよね。ワレメをグリグリされるの、好きなんですよね。
だってほら、先生の手。いい子いい子って、いっぱいなでてくれてる。ごしごし、ごしごし。力いっぱい。
キモチイイところ見つけるたびに、いっぱいいっぱい褒めてくれてるじゃないですか。

「ダメだって!やめてっ!!」

…ふむ。そこまで言うなら。
私もアゴが疲れちゃいましたしね。ちょっと休憩させてもらいます。

「あ……?」
なのに。
希望に応えてあげたというのに、声は切なくて。瞳は潤んで。
うわぁっ!可愛い!!

その姿に、その姿を引き出したのが『私』だという事実に、胸が締め付けられる。お腹が熱くなる。
アソコ、力いっぱい閉じてたけど、もうダメだ。オツユがつつーって太股をつたっちゃう。クリの頭がぴょこっと出ちゃう。
右手どうしよう?持っていきたい。だけどあったかいのを持っていたい…!
505名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:57:50.70 ID:5CiLdG+u
「え…あ……?
どう…ううん、そうじゃなくって…あの……」

おっと、先生も大変そうですね。
でもごめんなさい。今はお口がいっぱいなんです。だから‘どうしたんですか?’目で伝えてあげる。

「あわっ…ひとっ……虹…!
こんなときに…まで……っ!」
‘ほら、しっかり目を見て、はっきり言ってください。どうしたんですか?’
「ううっ……えっと……。
ゴメン、もうちょっと…ボク……欲しい…です」
‘だからはっきり言ってください。欲しいなら、ちゃんとおねだりしてください’
「ううう〜…っ。
もうちょっと、先のところ……舐めて欲しいです!」

45点。
途中で目を逸らしたのが大減点です。そんな態度じゃいっぱいキモチヨクなれませんよ?
でもまぁ、45点分はしてあげましょう。

「れる……ちゅう……」
ゆ〜っくり、軽く。くるくると、アタマを転がしてあげる。

「あぅ……」
じれったいんだろう。ついに先生が自分で腰を動かし始めた。
それはルール違反ですねぇ。舌はサヨナラの刑です。

「あっ…ごめんね。びっくりしちゃったよね」
わかってるくせにわかってないフリ。わかり易い。

まいったなぁ…これ、本気で楽しいや。
舌先ひとつで、ほんのちょっと転がすだけで、先生を好きにできる。オモチャにできる。

「ひとはちゃん、もうしないから……」
はいはい。
じゅうぶん反省したみたいですし、45点の続きを…今の声が可愛かったから、60点にしてあげましょうかね。
ほら、先生の大好きな裏スジなめなめですよ〜。


「はぁ…はぁ…はぁ…、あっ…う…はぁ……」

506名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:58:21.69 ID:5CiLdG+u
熱、ますます大きくなる。
先生の声。もう理性、ほとんど溶けちゃったみたい。
私のお腹。もう右手、我慢できないや。
ちょっとだけなら…どうせ先生からは見えないよ。あんなに涙でいっぱいなんだから。

「ひとはちゃん……」
はいはい、何ですか?
私も忙しいんですけど、まぁもうひと仕事くらいならいいですよ。

「お尻、こっちに向けてくれないかな……」
はいはい、お尻ですね……え?

え………………っと…………?

そっちに向ける……お尻…私の…シックス……!?いやいやいや!えええぇ!!?こんっ…明るい部屋でっ!!
いくらなんでも私の人権というかなんと言うか…そりゃ先生のおちんちんも勝手にしっかり見ましたけど!!
ちょっ…私『初めて』ですよ!?このフェラだって相当頑張ってますよね!!?

いきなり突きつけられたあんまりなハードルに驚いて、思わず先生を見上げる。咥えたままで(歯を当てなかった私は偉い)。

「ひとはちゃん……」

ううっ…ずるい。そんな潤んだ瞳で…切なそうな声で……。
だけどいくらなんでも…丸見えは……!

いや、そうか。

先生、見たいんだ。触れたいんだ。やっと『ソノ気』になってくれたんだ。
507名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 01:00:31.10 ID:5CiLdG+u
フェラだけでこれだよ!長い!!
癖で接続詞とリフレーンが無駄に多いのはわかってるんですが…。
いくつかのシーンを丸ごと削るべきなのか…ギャグを止めるべきなのか、迷ってます。
原作がギャグマンガなので、多少ギャグ的な要素は残したいんですが、
やっぱり冷めますかね?
508名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 01:16:36.49 ID:5CiLdG+u
補足。
先生が行為を止めちゃったのは、女の子がリアルに軽いのにぞっとした、からです。
(女の子=147センチ、33キログラム設定)

自分が小学校で普段触れてる『子供』と同じくらいだったので、急激に現実に引き戻された、って感じです。
劇中補足はせず、別視点の物語で語らせる予定ですが……。
509名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 01:41:13.61 ID:B4PRa9QU
原作知らず、ロリ耐性なしなので最初の2〜3レスしか読んでないのだけど、
とりあえず一人称での状況描写と心情描写の違いがないせいで冗長になってるのではないかと思う。
あと、心情に触れたいなら、表情(顔の、という意味ではない。体の動きも表情と言える)の描写が必要なんだけど、それが圧倒的に少ない。
そのせいもあって、一部で先生がエスパーと化してる。
これは「心情」を書いた書き手が、状況に心情を各ことを忘れてしまうことから起きるミス。

書けないわけではなさそうなので、まず心情描写を抜いて、状況を踏まえてから書いたほうがいいと思う。
削ることは後からでもできるけど、説明が足らないのはどうしようもないから、最初は説明多めで書いたほうがいいよ。
自分で添削してる時にだんだん「どこを削っても通じるか」がわかるようになるから。
510名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 01:42:11.98 ID:B4PRa9QU
各→書く
511名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 03:33:24.67 ID:amo5npfp
正直、突っ込みたいところはたくさん有るけど聞いてるのは削りたいところということなので

おそらく書きたいキモはひとはが先生を弄ぶ描写の方だと思うので
削るなら心の中の独り言の部分かな
大きさに戸惑ってるところとかちょっと戸惑わせて不安を描写するだけで
他の人の例とか削っていいと思います

でも読んでて思うことは>>509と同様に言葉が足りていないということ
目で会話するところもセリフとセリフの間にもう一文入れる必要があるように感じます
おねだりを強要するように挑発的に視線を投げる とか
まだダメと言わんばかりに目を伏せ、もう一度ちょっと意地悪に見つめる とか
まぁキャラ口調とは違うでしょうがこんな感じで

やっぱり削るより先にもっと描写を増やす方が先だと思う
512名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 04:48:10.94 ID:syVvyukW
原作は知ってるけどエロパロは未読

導入部分がちゃんとあるなら、いいかもしれないが元が小学生なので高校生になってもそんなに成長していないというのが説明として欲しいね。
みつどもえというか、ロリ傾向が高い作品だと高校生というだけで人によってはアウトな気がする。
多分、ふたばかみつばだと成長してるから人によっては読んですらもらえないかもしれない。

先生に萌えたり、先生を好きなひとはに萌えるという人なら、高校生設定はありだけど
小学生のみつどもえキャラを見たい人にはそれだけで読む人を選ぶ感じかも。
とはいえ行ける人は行けると思うので、実際のエロで台詞・心情部分より行為自体の部分を増やすといいかもしれない。

書きたいのとずれると思うけど三人称での行為描写をできたら一人称でもいかせるはず。
ただ女性一人称のフェラはエロとして扱うには多分難しい部類やも
個人的にはこういう心理描写書けないのでこういうふうにするのかと納得。

あと読んでて、なんかひとはっぽい所はあるかなとは思う。
513名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 08:22:09.55 ID:5CiLdG+u
即レスありがとうございました。

やっぱりエロパロでは、女の心の独りごとは無用ですか。ぐふぅ…。
口でしてあげてるほうは特段気持ち良いわけじゃないもんなぁ…。
思考ではなく、所作で表現することでエロさと両立できないか頑張ってみます。
状況描写で綺麗にまとめて全体としてはコンパクトに、が理想ですね。
勉強になりました。

導入部分はエロパロ板でちょこちょこ落としてるもので、そのラスト部分を
試行錯誤してる状態です。
すでに50レスくらいです。100いくわー。
514名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 08:25:03.91 ID:5CiLdG+u
ああ〜…もういっそ『抜かせる』目的は捨てて、
心理描写の手法に割り切ったほうがいいのかなぁ…。
書きたいのはそっちですし……。

もうちょっと試行錯誤してみます…。

本当にありがとうございました。
515名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 14:40:23.39 ID:B4PRa9QU
「抜かせる」なら心理描写はガチで無用。
というか心理描写や精神的絶頂は女性が喜ぶ印象。抜き目的の男はあまり好まない気がするね

それと、「女の独り言は無用」なんじゃなくて、ぶっちゃけ心理描写が散漫すぎて、状況描写まで心理描写内でやろうとしてるせいでうまくできてないって話。
ただ、筆力自体がないのではなく、書き方を見つけられてない気がするという話なんだってば。
516名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 14:53:21.15 ID:5CiLdG+u
>>515
わかりやすいアドバイスありがとうございます。
気長にイロイロ書いてみて、手法を見つけてみます。


だけど…ガチで無用……ガチで無用なものなんですね……。
517名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 16:14:38.66 ID:dQf3Q5VU
原作未読。

読んでいて、自然に映像が浮かんでこない。おかげでシーンにのめり込めない。原因は>>509の指摘通り。
おれとしてはさらに、地の文の主語・目的語を省き過ぎなことも、分かりにくさに拍車をかけていると思っている。


ここ、削っても話通じるよね? って描写が地の文でよく出てくる。例えば1レス目で……

>…ううん、わかってます。見ればわかります。
>驚いたんですよね、『あまりにも手ごたえが無い』から。
>力を入れたらつぶしてしまいそうだら。
>………結局そうか。そりゃそうだよ。こんな身体、触れたって面白い事なんてひとつも無い。
>リスクばっかりでメリットが無いのなら、進まないのは当たり前だよ。

3行目と5行目を削っても、ロリちゃんが自分の発育の悪さに対する男の反応にショックを受けていること、
発育の悪さを自覚していたので男のそういう反応を予想していたこと、ぐらいなら伝わる。
>>511が心の中の独り言削れ、って書いたのもそのせいだと思う。


その他細かい点。
接続詞はそんなに多いと感じなかった。
シングル引用符を使って、ノンバーバルな仕草(このSSで言う目遣い)に台詞を付与する表現は、
あまり一般的じゃない。意図が通じなかったり、違和感を抱かれる可能性があると思う。
こういうとき、普通は丸括弧か二重鉤括弧を使うと思うのだが……
518名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 16:22:41.35 ID:amo5npfp
ひとつ聞いておきたいんだけど”読者”をどこに置いてる?
抜かせる物を書く場合ここが重要と俺は考えてる。
読者を先生に置く場合興奮に繋がらない、先生に向けてない思考はマジで無用。
むしろ興奮を醒めさせる要因にしかならない。
心理描写が書きたいなら読者はひとはもしくはひとは後方の神視点に置く必要が有る。
ただそうするならひとはのやろうとしていること、やっていること、ひとは自身の状態をもっと描写しなければダメ。
あと、ひとはを中心に見せるわけだから興奮描写も欲しい所。
女性視点側で男読者を興奮させる書き方が必要とされるから学ばなきゃいけないことはまだまだ多い。
結構、難易度の高い道と思ったほうがいい。
519名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 17:16:39.68 ID:5CiLdG+u
>>517
ありがとうございます。
主語は意図的に抜いた文にしてたのですが、抜きすぎでしたか……。
○○が、〜する。
○○が、〜した。
みたいに主語が何度も出てくる文章は美しくないと勘違いしていたみたいです。

具体的な削り箇所もありがとうございます。
私、ひたすらくどくてけれん味のある文章・台詞が好きなため、無意味な描写が増えてるんですよね。
(ワイルドアームズとか死ぬほど好き)
強弱をつけねばならないのは、長年の課題です…。

>>518
いや〜、‘読者’はまったく考えてなかったです。
『余計なベクトルの思考』は、入れたいと思って入れてるんですが…やっぱり邪魔ですか……。
現実の行為のときも結構余計なこと考えてるものだし、このほうが自然…私だけ?あれ?
どうしても入れたいモノ以外は、削ります……。

それはそれとして、なんにせよ状況描写が必要ということですね。ありがとうございました。
女の視点で男性を興奮させる文章は、エロ文初心者には無理だとも理解してます。実は。
ただ、この話はひとは視点の物語と決めてるので……。
頑張ってみますです。
520519:2011/07/31(日) 16:20:41.55 ID:u/qIq51g
昨日一日かけて修正してみました。
もう一度ご意見いただけると嬉しいです。

状況説明用に、前回より少し前から。
女の子が先生のベッドの上で膝を抱えて、シーツを頭からかぶって待ってるところに、
シャワーを終えた先生が帰ってくるところから〜…。
521名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:21:17.15 ID:u/qIq51g
来た。

「ひとはちゃん……」

近づいてくる『視線』。
向けたまま、私の左隣に腰かける。

「…………」
「…………」

いけない、先生を止めさせちゃ。迷う時間を与えるな。動け。
頭はどんどん指令を送ってる。
だけど動けない。動いてくれない。
弱くて薄っぺらなだけじゃなく、肝心なときには言うことまで聞かない。本当にこの身体は……!

「好きだよ、ひとはちゃん」
「あ……」

先生がシーツごしに、ゆっくりと、背をなでてくれる。ゆっくり、何度も。
大きくて硬い、そしてなによりも、あったかい手。
ずっと私を引いてくれる手。私の欲しかったもの。

「隠れてないで出ておいで〜」
「………私は小さな女の子じゃありません」
「あ…ごめん。違うんだ。
こうやって丸まってるひとはちゃんがネコみたいで、つい。
ほらボク、ネコ好きだからさ」
「同じじゃないですか。
……出てきて欲しいですか?」
「うん」
「………見たい、ですか?」
「……はい。見たいです」
「がっかりしないって約束してくれます?」
「がっかりなんて絶対しないよ!!ありえない!!」
「…………おっぱい、ありませんよ」
「あのさぁ…それ系のネタ引っ張るの、もうやめない?
ボクそれ、あと何年言われ続けなきゃなんないの……?」
「本当に完全にネタなんですか?」
「…………100パーセントとは言えないけど……。
だけど今好きなのは、ひとはちゃんだよ。
今はひとはちゃんに触れたいんだ。お願い」
「……じゃあお試しで頭だけ触れさせてあげます。
そこで誠実さが感じられたら、『次』も考えてあげましょう」
「じゃあ頭を出して」

……ゆっくり、外を伺いながら出て行く。視界が明るくなる。
いつもの部屋。カーテンの隙間から差し込む朝日に照らされて。
知らないところなんてどこにもない。怖いものなんて何もない。
だけど、今はまだ先生を見れない。見たら心臓が爆発しちゃうかも。ちょっと助走が必要だよ。
522名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:21:38.98 ID:u/qIq51g
「ありがとう」
「……感謝してください。
ん……」

ごしごし、強い力でなでられる。
気持ちいい。
目を閉じて、その感覚だけに集中する。

幸せ……。

今までの『幸せ』が冗談みたい。そうだよ、これが本当の『幸せ』なんだ!

「ひとはちゃんの髪、サラサラしてて本当に気持ちいいなぁ〜……。
こうやって思う存分なでられるなんて、夢みたいだ」
「…じゃあもっと早くやってくれたら良かったのに……」
「そうはいかない……ううん、そうだね。もっと早くこうしてあげたら良かったんだね。
ごめん」
「許してあげましょう」
「うん。ありがとう。
やっぱりひとはちゃんは優しいなぁ」

ごしごし、ごしごし。気持ちいい。だから許してあげよう。私は優しい。心が広いのだ。
「………んぅ……」むふ〜

ごしごし、ごしごし。ごしごし、ごしごし。ごしごし、ごしご「あのう」

「何ですか?
手、止まってますよ」
「あっ、ごめんね。
………いつまで…っていうか…ううん、そうだよね。ごめん。なんでもないよ。
ひとはちゃんが幸せそうなら、ボクも幸せだよ」

いけない、そうだった。

いちいち幸せだから『次』を忘れちゃうよ。
……あ〜、でももうちょっとだけ。むふふー。
今日はどんどん『幸せ』の最高値が更新されていくなぁ。『最後』はどこまで行っちゃうんだろう。
ちょっと怖いくらいだ。

ごしごし、ごしごし。ごしごし、ごしごし。ごしごし、ごしごし。ごしごし、ごしごし。

……さて、そろそろ『蜜』をあげましょうか。
なんてね。

「ふぅ…まったく。
こらえ性のない人ですね」
左目だけ開けて、ちらりと先生を見てみる。

「うぅ……っ!
ごめんなさい………」
映ったのは、真っ赤になってうつむく姿。
むふぅ!むちゃくちゃ可愛い……!

「女子高生とできるからってがっついて。みっともない。
生きてて恥ずかしくないですか?」
「ご…ごめん…。返す言葉もないです……」
私の言葉でますます赤くなる。りんご飴みたいで美味しそう。
523名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:22:25.68 ID:u/qIq51g
背筋がゾクゾク震え、口の中に涎れが溢れてくる。お胎がきゅんと疼いちゃう。
もっともっと可愛い姿が見たくて、頭の中に色んな台詞が浮かぶ…けど、ちょっと落ち着けひとは。
あんまり調子に乗って勢いを削いじゃったら意味ないよ。
楽しむのは一旦『最後』まで行ってからにしなさい。
その後なら、いくらでも好きにできるんだから。

「まぁ私は優しいですからね。先生にだけ特別です。
たくさん感謝してください」

言いながら、少しお尻をずらしてベッドに仰向けになる。シーツを掴んだまま。
放したら心臓が飛び出しちゃうかも。

「…うん。
ありがとう、ひとはちゃん」

大きな手が、シーツを「その前に、恋人にする事があるでしょう?」

「あっ、そうだった。ごめん」
「もうっ…。
ん……」

おでこ、まぶた、鼻、ほっぺ。次々にくちづけしてくれる。どんどん幸せにしてくれる。

「大好きだよ、ひとはちゃん」

また触れ合う、唇。
不思議だ。触れるたびに新しい発見がある。伝わる想いがある。
これならきっと、これから一生、何度やっても飽きないな。

「……取るね」
「………………………」はい。
目を閉じて、うなずく。

感じる先生の視線。そこに乗せられた熱。嬉しい。

……お願い、がっかりしないで。

身体が少し冷たい春の空気に晒される。

「う………っ!」
空気を伝って先生の震えと動揺が届く。

「な…なんですか?」薄すぎる?それとも何か変!?クリの触りすぎ!?

思わず見開いた目に映ったのは、青ざめた顔。
そんな!!

「ちっ…ちが…っ!
ひとはちゃんが、綺麗過ぎて、ほっ…本当に綺麗で!
びっくり、して……」
524名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:23:00.69 ID:u/qIq51g
えっ……。

「おっ…お世辞も度が過ぎると気持ち悪いですから!」
「本気で言ってるよ!
うぐっ…ちょっ…信じられないくらい綺麗……。
身体中真っ白で…雪みたい……。
ボクなんかが触ったら……」
「ヘタレ」
 嬉しい。

…けどちょっと大げさ過ぎじゃないかな?

「うわ…えぇ〜……?
ボクこれ、後で訴えられないかなぁ……」
「私が良いって言ってるんですから、誰も訴えません」
 私が良いって言って認めていても、パパが殺すかも。


……………危ない。


『私』を見た途端、先生からみるみる熱が消えていってしまった。
これでさらに余計な事を言ったら、完全に固まっちゃうかもしれない。
……やっぱりつまらないんですか?

「……ここまで来て触れないんなら、それこそ末代まで祟りますよ…」
「ひぃっ!
いやいやいや!触れます!触れさせてください!!」
首をぶんぶん振りながら、必死で言い訳する先生。

…………傷つくなぁ…。

「あっ…違うんだよ。本当にごめんね。
本当にひとはちゃんが綺麗過ぎて、びっくりしちゃったんだ。
…落ち着いたら、もっと触れたくなった」
「なら行動で示して」
「うん」

ふわり。肩に感じる男の人の手。硬くて、少しカサカサしてて……あったかくて。

「ん……」
「う…わぁ…なんてスベスベ……っ!」

ふわふわ。少しずつ、下へ。優しく丁寧に、塗り広げるように動いて。

「んっ…」
「うわわっ!ごごごごめんひとはちゃん!痛かった!?
ごめんね!」
途端に離れていく幸せ。空いた胸を埋める痛み。
525名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:23:36.00 ID:u/qIq51g
ああっ……!

「ち…うんです。
さっきのは……き…ち、よ…て……」
「そっ…そうなんだ!よかっ…よかったぁ〜…!
はぁ〜、緊張する……。
美術館で芸術品を扱う人って、こんな気持ちなんだろうな……」
「……むちゃくちゃ言ってないで…」
「う…うん。
続けるね」

ふわふわ。幸せが帰ってきた。
良かった……。

「は…ぁ」
「ひとはちゃん……」

たどり着いた、薄い、丘……平原。
わかってる。こうやって寝転がると、完全に何も無くなってしまうって。骨すら浮いてしまうって……。

「わた「大好きだよ」 ……」ずるい。

ふわり。軽く、触れるか触れないかくらいのソフトなタッチ。
だけどふたりの汗でしっとり柔らかくなった手のひらは、私の肌を吸い付け、吐息に乗せるのに十分な刺激を送ってくる。
あ……上手い…のが、悔しい。『誰』でどれだけ『練習』したんだ、この人。
後で絶対問い詰めてやる…ふぅんっ……。

「ひぃ〜。
なんかもう、夢みたいに気持ちいい手触り……」

ゆっくりゆっくり、丁寧に。滑らせるだけの動きから、塗りこむような力強さに。
何も無い私の胸に、幸せを詰め込んでくれる。

先生の大きな手のひらが、私の小さなおっぱい全体を包む。おっぱい全体で愛撫を感じられる。
指で脇のところからも柔肉を集められ、やっと揉んでもらえるだけの丘が作られる。
そのまま丁寧に、刺激を頂点まで運ばれ、達したところですぐ、手のひらによって潰される。
作っては、潰される。作っては、潰される。私の小さな乳首ごと、潰される。そのたびに甘い刺激が全身に広がる。

「せん、せ……。
そんな…っ、面白くない、ところ、はぁ……。
無理して長々、触ってくれなく、てっ…んっ…」
自分のものだとは信じられないくらいの、甘い、声。はしたない欲望が透けちゃってる。
ううう…こんなの私じゃない…身体っ!悪いのはなにもかも、この薄っぺらな身体なんだよ!!

「ひとはちゃんのおっぱい、柔らかくて、すべすべしてて、すっごく気持ちいいよ。触ってると幸せなんだ。
だからもっと触ってたいけど…だめ?」
少し眉を寄せ、申し訳なさそうにに聞いてくる先生。
うぐっ…そんな顔されたら……。
526名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:24:23.65 ID:u/qIq51g
「ダメじゃ、ないです…あはぁ…。
もうっ、人がしゃべってるときは…んやっ」
「ありがとう。
ごめんね、ひとはちゃんが綺麗だから、止められなくて……止まらないんだ」
「さっきから、同じ事…!」
「ごめん。それしか言えなくて…でも本当に『綺麗』って言葉しか思い浮かばなくて。
ここも真っ白で、真ん中は桜色で…こんな、花の蕾みたいに綺麗な……」
先生の強い『視線』をたどり、私もそこに目を向ける。

うそ…っ!

そこにあったのは、言葉通りの桜の蕾。見たこと無いくらいに勃ち上がった、私の乳首。
自分でしてるときは摘むほども無くて、ただ手のひらに『粒』としてしか感じられなかったはずのそこは、
繰り返し受けた刺激のせいで硬くしこり、はち切れそうなくらいに肥大してツンと尖っていた。

「やぁっ…これっ…!」
「うん。すごく綺麗だよ」
先生が乳房を包んだまま、人差し指と中指の間に乳首を挟み、今度は左右から押し潰すように力を掛けてくる。

「んっ……」
生じた痺れるような快感によって、眉根がより、喉が震える。
ぁ…乳首、凄く感じやすくなってる……。
限界まで張り詰めた表皮には、指紋や手の皺まではっきり感じられて、わずかな動きでも驚くほどの摩擦を感じてしまう。

「ひとはちゃん、気持ちいい?」

ころころと蕾を弄びつつ、先生が嬉しそうに問いかけてくる。
むぐぐ……。

「んぅ…くっ……。
ま…だ、まだです、ね。こんな程度、じゃ…あっ、ひぐっ!」
「うーん、じゃあもっと頑張るね」

不躾な質問に精一杯の皮肉を返してあげると、先生はますます嬉しそうに手を動かし始めた。
両の尖りに人差し指の背を沿えて立たせ、逃げ道を無くした上で、親指を使ってゴシゴシとしごき出す。

「うああっ!やっ、きぃっ!」
目の前でバチバチと火花が散る!

親指の柔らかなお腹、少し硬い関節部分、鋭い爪。
強弱だけでなく、質まで連続的に変化する刺激に背を仰け反らせて喘いでしまう。

「ひとはちゃん、気持ちいい?」
「んやぁっ!気持ち…っ、いいですっ!気持ちいいですから!ちょっと、待っ…んふぅっ!」
「ほんとう?」
「ほんとです!あっ…く!こんな、大きくなったの、はじ、めてっ…!
あ…ふぅ……」
顔から火が出そうなくらい恥ずかしい告白と引き換えに、やっと開放される。
ああもうっ!これも後で覚えといてくださいよ!!
527名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:25:47.60 ID:u/qIq51g
「………ほんとだ。さっきよりもっと大きくなってる…」

先生がつぶやき、ゆっくりと顔を上げる。
目が合う。先生の瞳が語りかけてくる。
『くちづけしたい』

触れて。

背に腕を差し入れた先生が、顔を近づけながら、私を持ち上げ、唇を……………。

………………………………。

「……続け、ないんです…か?」

目が合う。
先生の瞳。ぐるぐる廻ってる。

「………大好きだ」
「なんでもう一度」迷うんです?

…ううん、わかってます。伝わりました。
驚いたんですよね、あまりにも『手ごたえが無い』から。
………結局そうか。そりゃそうだよ。こんな身体、触れたって面白い事なんてひとつも無いんだ。

「ひとはちゃん!違うっ!
誤解しないで!!
本当に好きだ。世界一幸せにしたいって想ってる。ひとはちゃんに触れたい。
…抱きたい。
たださっきはちょっと…ちょとだけ、びっくりしちゃって……。
何ていうか…ボクの……違う、ごめん。本当にひとはちゃんを抱きたい。嘘じゃないよ」

先生が私に真っ直ぐ目を合わせて、真摯な態度で謝罪の言葉を述べる。そこには、ひとカケラの嘘も感じられない。
心の底から、今度こそ、もう迷わないのだと伝えてくれる。

「いいんですよ。
わかりました」


だけどもう遅いよ。


「私が触れます」
「えっ…んぐっ」
返事、の前に塞ぐ。
528名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:28:00.81 ID:u/qIq51g
ほらほら、危ないですよ?下手にしゃべったら歯の間の薄い舌を噛み切っちゃうかも。
だめだめ、逃げられない。下手に引き剥がしたら首に回った細い腕が抜けちゃうかも。
弱くて小さいひとはちゃん。
硝子細工のように扱ってください。

「ん…んぐ……ぅ…」
「ぺちゃ…んぅぅ…。ちゅぅ……」

……さてと。

まぁこうなる気はしてたから、これはこれでいい。むしろ冷静になれて良かった。
先生、がっかりさせてごめんなさい。だけどその分いろいろサービスしてあげます。
大丈夫。私、イロイロ知ってますから。『初めて』だってきっと上手くやってみせますよ。

私は冷静。

恥なんてどうでもいい。手段なんてどうでもいい。


とにかく『今』、『最後』まで行ってしまうことだけが重要なんだ。


「んふっ…くちゅ……」
冷静に、本で読んだノウハウをたどる。
唇をなぞり、差し入れ、歯茎をくすぐり、舌を絡ませ、唾液を流し込む。
おっと、先生のを飲んであげるのも忘れないようにしなきゃ。

「あ…うくっ…ふぅ……」

たどるうち、たどたどしかった先生に熱が戻ってくる。
先生が舌をこちらの舌に巻きつけ、とろとろの唾液をたっぷり乗せて、私の口内へと押し戻してくる。

「んくっ…。こくん」
精一杯喉を鳴らして飲み込んであげると、視線の先で先生の目が嬉しそうに細められた。

「じゅち…んっ……。
ちゅるっ」
離れながら、最後に唇を軽く吸ってあげると、先生の身体が僅かに震えた。

「ぷぁ…あ…。
先生……」
「ひとは、ちゃん……」
ぽおっと瞳の中に欲情の炎が灯り始める。
そうです。それでいいんです、先生。

「さあ、今度は先生が寝転んでください」
「ひとはちゃ「早く」

わかってます。先生のことなら何でも。
強い先生。弱い私が傷つかないよう、精一杯手加減してくれる。
優しい先生。小さな私をつぶさないよう、動きを停めてくれる。

だからこんな身体でも、簡単に組み敷ける。
529名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:28:43.27 ID:u/qIq51g
「ぺちゃ……」
顎、首筋、鎖骨。チロチロと舌を這わせる。軽く噛んでマーキングも忘れない。

「うぁ……」
「ふふふっ…ぴくっとした。
乳首が気持ち良いんですね」
「あ…いや、気持ち良いって言うか、くすぐったいって言うか……」
「じゃあ気持ち良くなるまで舐めてあげます」
「そうじゃなくて…はっ…ぁ……っ。
ひとはちゃん…っ」

あぁ…そんなに顔を真っ赤にして……。
もうっ、可愛いなぁ!

「ちゅう…ちゅっ……」
私のよりも小さくて可愛い乳首を舌で転がしながら、ゆっくりと手のひらで先生の身体をなぞる。
う〜ん…なんだかんだ言って鍛えてるんだ。本当に硬い。『私』と違う。
さすが『先生』。鉄棒も、跳び箱も、水泳も。何だってできますもんね。

「んふぅ……」
「ひぁっ!ひとはちゃん!!」
先生が女の子みたいな悲鳴を上げる――お腹でソコに触れた瞬間。
そのまま自分の身体を先生の全身に擦り付けるように圧し掛かり、お腹全体を使って押し潰してあげる。

「あぁ……ひとはちゃんの身体、スベスベで気持ちいい……」
恍惚のため息とともに、先生が快楽に染まった声を漏らす。
弛緩しきった顔に、私の中の母性愛が掻き立てられて、つい押し潰すのに夢中になってしまう。


………んだけど、コレ……。


確かめるため、舌を腹筋に移しつつ両手で包むようにして握る。
「うわっ…ちょっ…!ひとっ…!
急に、ぎゅって…!?」
「なにがどうなんです?どうしたんですか?はっきり言ってください」
 ちょっちょっちょっ!待って待ってコレ!はっきり言って無理だよ!

どっくんどっくん。

心臓みたいな…それ以上の鼓動を伝えてくる、硬質的な熱。見れない。正直見るのが怖い。
いやホント無理!こんなの絶対入らないって!

「ほらほら、どうしたんですか?」
言葉で時間を稼ぎつつ、思考を走らせる。

そりゃ神戸さんも最初見たときは無理だと思ったって言ってたし、だから『破れる』んだろうけど……。
だけどこんなの入れたら『痛い』なんてレベルじゃ済まないよ!
530名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:30:19.53 ID:u/qIq51g
「ほらほら、どうしたんですか?」
言いながら、再確認。さっきよりもう少し力を込めて握ってみる。
…やっぱりこの大きさなのか……。
むむむ…ここまではある程度、本が役立ったけど……。

「……ひとはちゃん……?」

はっ!

いけないいけない、手を停めるな。サービスを止めるな。『私』を飽きさせるな。
少なくとも台詞はまだまだ使えるはずだ。

「硬くなってますね。私のお腹、そんなに気持ち良かったですか?」
「……ごめん」
「自分の身体のことなんですから、はっきり言ってください。
……もういいです。こっちのセンセイに聴きますから」

勇気を出して見る。

…大きさ、は一旦意識から外そう。外せ!
形は…別にグロテスクとは思わないな。ちょっと根元のもじゃもじゃが気になるけど。
それに膨らんだりくびれたり…単純な『棒』ってわけじゃないんだ。先っぽはシューマイみたいになってるし。
まぁ先生は多分……
「やれやれ、こっちのセンセイも恥ずかしがり屋なんですね」
「うぐっ……」
この反応。やはりそうなのか。
つまり下に引いて剥いてあげた方がいいわけだな。

今度はそっちが味わう番だよ。

「隠れてないで出ておいで〜」
「うううっ……やめて…っ」
真っ赤な顔を両手で隠し、いやいやをする先生。むふぅ!
この画は一生覚えておこう。

「おやおや、情けないですね。
せっかくこっちはお顔を出そうとしてるのに」

先生の顔を十分脳裏に焼き付けてから、視線を落とす。添えた両手をゆっくり下ろす。
わ、わ、わ。むりゅ…って、ピンクのナカミが出てきた。亀の頭…というより、そら豆みたい。
思ってたよりずっとツルってしてるんだ。朝日を照り返してピカピカ光ってる。

むりゅりゅ……。
531名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:30:42.89 ID:u/qIq51g
生々しい動きで剥けていくおちんちん。外側はサラサラした皮膚なのに、内側は軽く張り付いて、その身が粘膜であることを主張してくる。
剥かれるほどに、複雑な生き物へと変わっていく(やっぱりちょっとグロいな)……ところでこれ、どこまで下ろせばいいんだろう?

「痛っ!待って引っ張りすぎ!」
「あっ、ごめんなさい!」
まずい!失敗しちゃった!
血とかは出てないから大丈夫…でも大事なトコロなわけだし…。

「ごっ…ごめんなさい先生!わた…私…!」
「あっ…大丈夫だよ。全然大丈夫だった。
ごめんごめん、ちょっと大げさに痛がっちゃった」
「良かった……。
……お詫びに痛かったところを舐めてあげますね」
うむ。我ながらいい流れだ。

「いやだから痛くなかったんだってば…ひとはちゃん!」

無視無視。
根元に両手を添えてしっかり固定し顔を寄せていく…けれど数ミリの距離に近づいたところで、唇に熱を感じて思わず止まってしまう。
触れたら火傷しちゃいそう……。

「ん…ちゅ……」
まずは舌先で温度と味の確認。
恐る恐る頂点の切れ目に沿わせると、じわっと熱さが伝わってきた。…大丈夫だ。これなら私のお胎の方が熱いよ。
味の方も大丈夫。特になにも感じない。さっきしっかり洗ってくれたからだろう。
……ちょっと残念。

「ダメだって!汚いよ!」
「ちゅっ…ん……」
段差の周囲を舌先で撫でるようになぞり、ツルツルの頭に舌腹を押し付ける。
そのたびに、両手の中でビクビクと嬉しそうに跳ね回るおちんちん。
すごい。
明らかに身体の外にあるものなのに、こんなに強い力で動かせられるんだ。

「んちゅ……。
ふぅ……」
最後に先っぽにくちづけしてから離れ、ひと呼吸。

「あ……」
途端、残念そうな声。わかりやすい人だ。
こんなにはっきり弱いところを見せてくれると、こちらは落ち着ける。冷静になれる。
いいですよ。大丈夫。さっきまでのは練習ですから。

「うぁ…あん……」
小さな身体。だから精一杯口を開いて。

「んぁぐ……」
大きなそら豆、ぱくん。

「うはっ…!」

びくびくびくっ!口にふくんだ、だけ。入れられたのは先っぽだけ。
なのに先生は大悦び。
気のせいか、口の中、もうひとまわり大きくなったみたい。
嘘のつけない先生。そんなところも大好きです。
532名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:31:34.87 ID:u/qIq51g
「ん……」
髪、かきあげる。垂れてきてちょっと邪魔だ。
…そっか。下を向くからご飯のときみたいに結んどいた方がいいのか…ああ……!
私、先生を食べちゃってるんだ!
その想いと口の中の熱が一緒になって身体に広がり、お胎の疼きを呼び起こす。
脚をしっかり閉じて、身体の火照りがアソコから漏れ出さないよう力を入れる。

「うぁ…ひとはちゃん、それ……」

ぽふん。

髪をかきあげる動きが、先生の琴線にも触れたみたい。
熱に浮かされた声で私の名を呼び、優しく頭に右手を置いてくれる。愛しげに、なでてくれる。
ちょっとおちんちんを咥えてあげただけで、もうこの扱い。
男の人ってゲンキンだ。

「あぁ…すごい……。ありがとう……」
夢見心地の表情で優しくお礼を口にしながらも、右手にはさらに力を込めて私の頭を押さえつけ、続きを促してくる先生。
ふふっ…仕方ないなぁ。
それじゃ、えっと…本だと確か……『歯を当てない』ように、『唇でくびれをしごく』と同時に、『舌を押し付けるように舐める』だけじゃなく、
『彼を上目遣いで見つめる』のも忘れずに…ってやる事多いよ!そんないっぺんにできないって!!

本で読んだときは簡単だと思っていたフェラチオだけど、実際にやってみるとすごく難しい。この身体はなにもかもが小さいから特に。
パンパンに膨らんだ頭の部分に歯を当てないためには、アゴをいっぱいに開いておかなくちゃいけない。
だけど先生に気持ちよくなってもらうには唇をできるだけ窄める必要があるし、
垂れていく涎れを啜る時には口全体が小さくなるから、余計にアゴに力が要る。こうして咥えているだけでも凄く疲れちゃう。
唇を僅かに動かすだけでおちんちんが大きく震えるところからして、
このまま前後に動いてあげればいいんだろうけど…私の口は頭を咥えただけでもう満杯だ。とてもじゃないけどこれ以上は入れられない。
かと言って引き抜く…口を閉じながらの愛撫は、歯を当てない自信がない。
口そのものでしごくのはやめておいた方が無難かなぁ……?

「ひとはちゃん………?」
動きを停めた私に、心配そうな声が掛けられる。

いけない。サービスを止めるな。

最初から何もかもはできない。この身体は特にそう。エッチだって身体を動かすんだから、反復練習が必要なんだ。
できる事から、ひとつずつ。余計な事は考えず、ひとつの動きに集中して。
まずは……見上げる。先生の瞳をしっかり見つめる。咥えたまま。

「あ…うあっ……。
ごめん…っ!
別にそんなつもりじゃあ…なく、て……ごめん」
それだけなのに、可哀相なくらいに慌てふためいて。目には涙すら浮かべて。
そのくせ、手は押さえつけたままで。
533名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:32:09.21 ID:u/qIq51g
むふ…!すごい効果!反応がこれまでと全然違うよ!!
なんて簡単!なんて単純!ちょっと咥えてあげてるだけなのに!
こんなことなら最初からやっておけば良かった!!

「んちゅ…れるっ……」
もっと大きな効果が得られる事を期待して、今度は舌での愛撫を開始する。
柔硬い頭を押し潰すように舌を擦り付け、私の唾液を刷り込む。外側からゆっくりと円を描きながら、徐々に中心へ。

「ひゃっ…」

ぱっくり裂けた中心の穴に辿り着くと、先生がいっそう嬉しそうにわなないた。
ふむ…ここが好きなんだな。
舌先を尖らせ、チロチロと穴をくすぐってあげる。するとやがて、中からとろとろした液体が湧き出してきた。
僅かな塩味を感じながらも舌で掬い出し、溢れる唾液と一緒に飲み込む。

「え…うそ?ちょっと…ひとはちゃん、そんなの飲んじゃダメだって!
ほんと汚いから!」

掬っても掬っても、次々に湧き出してくる粘液。
どれだけ溜め込まれているのかが気になって渾身の力で吸い上げてみると、じゅるっと、音を立てて舌腹に塊になるほどの量が届けられた。
当然、飲み込む。

「わああっ!じゅるんって…!
ダメだよ吸わないで!やめて!!」
先生が泣きそうな顔で私に懇願する。

やめません。止められません、
こんなに可愛いところを見せられたら、止めるなんてできない!!

「ぐっ…またっ…!
ごめんね、ぺって吐き出して!
あぁっ、ちょっ…そこは……っ!ダメだよひとはちゃん!!」

んも〜、まだそんな嘘つくんですか?
裏側の細い筋、たまらないんですよね。切れ目をグリグリされるの、大好きなんですよね。ごっくんしてもらえるの、嬉しいんですよね。
だってほら、先生の手。いい子いい子って、いっぱい撫でてくれてる。ごしごし、ごしごし。力いっぱい。
気持ちいいところ見つけるたびに、いっぱいいっぱい褒めてくれるじゃないですか。

「ダメだって!やめてっ!!」

…ふぅん。そこまで言うなら。
私もアゴが疲れちゃいましたしね。ちょっと休憩させてもらいます。

「あ……?」
なのに。
希望に応えてあげたというのに、声は切なくて、瞳は潤んで。
うわぁっ!可愛い!!
534名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:32:28.22 ID:u/qIq51g
その姿に、その姿を引き出したのが『私』だという事実に、胸が締め付けられる。お胎に甘い疼きが広がる。
力いっぱい閉じて我慢していたアソコから、それでも抑えきれずにおツユが溢れ出し、内腿を伝ってシーツに染み込んでいくのを感じる。
クリが指で擦ってもらえるのを待ちきれなくて、皮から頭をぴょこんと覗かせちゃってる。
あぁ…右手、どうしよう?持っていきたい。だけどあったかいのを持っていたい…!

「ぁ…ひと、は…ちゃん……?
どうし…ううん、そうじゃなくって…その……」

おっと、先生も大変そうですね。
でもごめんなさい。今はお口が満杯でお返事してあげられないんです。
まぁ私たち5年も付き合ってるんですから、目を見れば、大体言いたい事はわかってもらえますよね?

「あわっ…ひとっ……虹…!
こんなときに…まで……っ!」

目が合った瞬間、先生がびくんと身体をわななかせて息を飲み、そのまま釘付けになってくれた。
そうそう、お話しするときはきちんと相手の目を見なきゃいけませんよ。

「う…ぁ……えっと……。
ゴメン、でも…飲んだりとかはしなくて、いいんだけど……」

やれやれ、面白いことを言いますねぇ。それって何かの譲歩のつもりなんですか?自分で言ってて死にたくなりませんか?
しかも右手。今さらそんな優しく頭を撫でられたって……なっ…何にもならないんですから。
必死になって私のご機嫌をとろうとしだした先生を、呆れた目で見つめる。

「あ…ううん!馬鹿なこと言ってごめんね!ほんとにゴメン!
もちろんこんな事ひとはちゃんにさせるのは、いくらなんでも……ってわかってるんだけど、そのっ……すごく気持ちよくって……。
えっと、だから……」

結局なんなんです?だからなんなんですか?はっきり、ハキハキ言ってくださいよ。子供たちにお手本を見せなきゃならない立場なんでしょう?
ごにょごにょとよくわからない事を呟く姿にますます呆れて、表情筋から力が抜けていく。そにれ合わせて、絞っていた唇も離れる。

「あ、あ、あっ!いやっ、だからね!もうちょっとだけ……あっ、でもひとはちゃんが嫌ならいいんだけど、
ぅ……もうちょっとだけ……口で、してくれると…嬉しいなー……とか、思っちゃったり……。
だって男ってさ、途中でこういのって……ごめん……」

ま、先生のこらえ性は平均値だって事にしてあげましょう。
けどそれが人にものを頼むときの態度なんですか?してもらいたいなら、もっとちゃんとおねだりして下さい。
ちろり、ひと舐めしてから挑発的な視線を投げてやる。

「ふひゃっ…!……え…それだけ……?
ああっと……勝手なわがままでごめんね。だけどもう一度……さっきまでみたいに……舐めて欲しい…ですぅ!!」
羞恥のあまり半泣きになった先生が、それでも堪えきれず自分の欲望を口にする。
最後の瞬間、ぎゅっと瞑った目じりからひとすじの涙が零れ、シーツに小さな染みを作った。

45点。
主語が足りてません。最後まで私の目を見て言えなかったのも減点対象です。
そんなおねだりの仕方じゃ、いっぱい気持ちよくなれませんよ?
でもまぁ私は優しいですからね。45点分はしてあげましょう。
535名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:33:11.83 ID:u/qIq51g
「じゅっ…。
れる……ちゅう……」
垂れっぱなしになっていた涎れと一緒に亀頭を吸い上げ、緩めていた唇を再び絞ってしっかり固定する。
そしてゆ〜っくり、軽く。くるくると、飴玉を転がすように周囲を舐め回す。先生の大好きな先端には触れないよう気をつけながら。

「んはぁ……。もう…ちょっと……」
ゲンキンなもので、フェラを再開してあげた途端にあっさり涙を引っ込めた先生。
だけど本当に触れて欲しいところには触れてもらえないじれったさに、ついに我慢が限界に達したのか、
右手で私の頭を掴んで腰をゆすり始めた。
それはルール違反ですねぇ。舌はサヨナラの刑です。

「ああっ…!
ごっ…ごめんね!びっくりしちゃったよね!本当にごめんね!!」
だいぶ立場がわかってきたようで、今度は大慌てですぐに私に許しを乞う先生。

まいったなぁ…これ、本気で楽しいや。
舌先ひとつで、ほんのちょっと転がすだけで、先生を好きにできる。オモチャにできる。

「ひとはちゃん、もうしないから……お願いします…」
はいはい。
じゅうぶん反省したみたいですし、45点の続きを…今の声が可愛かったから、60点にしてあげましょうかね。
舌をぎゅっと尖らせ、力いっぱい鈴口をほじってあげる。と、先生の右手も頭をごしごし撫でてくれる。むふ……。
536名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 16:36:39.69 ID:u/qIq51g
すみません。こんなに長レスになるとは思ってませんでした…。
今の自分にはこれ以上の『高さ』では書けないと思うので、以前指摘いただいた『方向性』に
沿っているかについてご意見いただきたいです。

また、エロシーンは別個のボキャブラリーが必要な事がよくわかりました(つもりです)。
申し訳ありませんが、よりよい『単語』等あったら教えていただけないでしょうか?
(そういう『単語』がまとめられてるサイトってないですかね?)
537名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 22:53:10.42 ID:Ejz6CLx9
ほい、お茶でもどぞ

つ~旦旦旦旦旦
538名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 23:51:42.38 ID:0RLhPjoC
『高さ』とか『方向性』とか、そういう抽象的なことを言われても、どういう意図なのか厳密には分からんので、
『方向性』については『情景が分かりやすくなったか』と『男読者がより興奮できるようになったか』と勝手に解釈した。
以下、上記ふたつの観点から前回と比較した。

>>509で前回言われてた
>あと、心情に触れたいなら、表情(顔の、という意味ではない。体の動きも表情と言える)の描写が必要なんだけど、それが圧倒的に少ない。
については、先生が女の子のおっぱい触ってるくだりと、女の子が一旦フェラやめて先生の反応を窺うくだりで、進歩があったと思う。

>>518で前回言われてた
>ただそうするならひとはのやろうとしていること、やっていること、ひとは自身の状態をもっと描写しなければダメ。
>あと、ひとはを中心に見せるわけだから興奮描写も欲しい所。
については、おっぱいと乳首いじられてる時の女の子の反応が増補されることで、進歩があったと思う。

前回と比べると読みやすくなったと思う。


前回と比べないで読むとするなら……
>>519でそれらしきこと書いてたけど、終助詞や動詞終止形で文を終わらせるの、あんたもしかして好きじゃない?
おれが数えた限り、このSSの地の文中には、43回体言止めが出てきたんだけど、体言止めの効果に疑問を覚える箇所があった。

体言止めは強調・余情を出す効果がある。それと同時に、文章の表現者(このSSでは、ひとは)の主観が減殺される。
日本語の終助詞や動詞終止形は、表現者の主観――例えば「疑問」や「詠嘆」や「驚き」など――を表すことができる語句だから、
そいつらを削り落としてしまえば、表現者の主観が弱くなる。その代わりに、名詞が指示する客観的な事柄が強調されるわけだ。

それを踏まえた上で、何故この文を体言止めで終えたのか? この体言止めは何を意図しているのか? をもう一度考えなおすべきだと思う。


例えば>>535

>ゲンキンなもので、フェラを再開してあげた途端にあっさり涙を引っ込めた先生。

っていう文が出てくるけど、こいつを例におれが並べ替えるとすれば、

  (先生は)ゲンキンなもので、(私が)フェラを再開してあげた途端に、先生はあっさり涙を引っ込めた。

上記のようになる。丸括弧内は主語の省略だと思って欲しい。
倒置法と体言止めを止めただけでも印象が変わる。さらにおれが書き換えると、

  私がフェラを再開してあげた途端に、先生はあっさり涙を引っ込めてしまった。(先生は)ゲンキンなものだ。

「〜てしまった」とつけるだけで、ひとはの「呆れ」「詠嘆」が表されてるのが分かると思う。
何故「〜てしまった」にしたかというと、後続の「現金な〜」という形容が「主張・態度の豹変、及びそれに対する呆れ」を表しているから。


また、原文に含まれてた3つの用言は、上記の引用箇所では、

  「ゲンキンな」……先生主体→「(フェラを)再開してあげた」……ひとは主体→「(涙を)引っ込めた」……先生主体

という順番になっていたが、このレスでおれが書き換えたところでは、

  「(フェラを)再開してあげた」……ひとは主体→「(涙を)引っ込めた」……先生主体→「ゲンキンな」……先生主体

と並べ替えた。これで、文中の用言に対する主体の交代が一回減った。
何故こんなことをするかというと、主体の交代が少ない文の方が、読者にとってわかりやすいから。主語を省略するならば、尚更。
539名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 00:11:27.32 ID:1I6fKbbK
>>536
サイトは知らんけど、「官能小説用語表現辞典」は十中八九役に立つ。
辞典ってのがハードル高いなら、新書の「官能小説の奥義」でもよい。
540名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 01:49:52.51 ID:ykX/860q
>>536
実際にそういう単語が多用されている例として、見たければどうぞ
www.kent-web.com/pubc/book/test/uploader/uploader.cgi?mode=pwdwin&no=4526
パスワードzyngasns
541518:2011/08/01(月) 21:48:44.12 ID:1+QTV3s1
>536
とりあえずだいぶ良い物になったと感じます。
ただ>>525
>先生の大きな手のひらが、私の小さなおっぱい全体を包む。おっぱい全体で愛撫を感じられる。
>指で脇のところからも柔肉を集められ、やっと揉んでもらえるだけの丘が作られる。
>そのまま丁寧に、刺激を頂点まで運ばれ、達したところですぐ、手のひらによって潰される。
>作っては、潰される。作っては、潰される。私の小さな乳首ごと、潰される。そのたびに甘い刺激が全身に広がる。
ここだけはちょっと違和感を感じますね。ちゃんとひとは視点になって無い感じ。

女性一人称で書く場合、エロ時に状況を冷静に描写しすぎると返って違和感を生じるジレンマが生まれます。
興奮してるのか冷静なのかどっちかわからないみたいな。
なので、されていることは端的に描写して興奮描写やあえぎを多めにするのが良いんだけど、
この辺のさじ加減はがんばれとしか。キャラの特徴とかの問題もあるし。

あと前回も気になってたんですが
>「ひとはちゃ「早く」
こういう「」を重ねる書き方は前いたところでは普通だったの?
正直な所、この書き方はどうかと言う感じなんだけど
あと」の後にすぐ文章が続くのも
まぁ細かいこと言ってもしょうがないのかも知れないけど

ああ、あとセリフ内改行を使うなら地文は一文字下げを徹底した方がいいと思います。
セリフなのか地文なのかわかりづらいので。
542536:2011/08/01(月) 22:10:46.66 ID:IiIr0VMa
>>538

抽象表現を通常のやりとりでも使用してしまい、もうしわけありません。
失礼いたしました。
意図は察していただいたとおりです。

再び的確なご指摘ありがとうございました。
行為の状況描写は淡々とした文章で行わなければ「ならない」、と思い込んでいたため、
文章に多少はメリハリが付けられないかと余計に体言止めが増えていました
(そもそも多用する悪癖があるのは自覚ありです)。
状況描写に主観を入れるべき箇所を考えながら、推敲してみようと思います。
お世話になりました。

>>539
本の紹介ありがとうございます。辞典をアマゾンで注文しました。
初アマゾンがコレ……。

>>540
すみません。リンク先を見るとキャラクター名一覧みたいなのが出るのですが…?
淫語表現の一覧があれば便利なのに、と考えていました。

>>541
なんとか少しマシなものが書けました。ありがとうございました。
上気の通り淡々とした描写については一から見直してみます。
筆記ルールのご指摘もありがとうございます。
しかし独自に長年(長い間冬眠してましたが)これでやっているので、、
これはこのまま行こうと思います。
543 ◆Freege5emM :2011/08/24(水) 01:50:51.98 ID:u9MQ3RVv
※このSSは、下記の通りアブノーマルな属性を含みます。

・二次創作
・題材:ポケモン(原作のゲーム)
・少年×サーナイト♀(※人間×人外です)
・和姦
・12レス程度

参考資料
キルリア↓
ttp://working-koala.com/?pid=16421233
サーナイト↓
ttp://working-koala.com/?pid=16421234


書き手として特に気になっている点。
以下の三点のうち、一点でも意見をいただけると、非常に嬉しい。

・文・言葉遣い・物語の展開などで、読み手を混乱させそうな箇所について。
・「ここは別にいらないんじゃね?」って文や場面。
・このSSには、脂ぎったエロスが足りてない気がする。どうすればいいんだろう。

人を選ぶ属性のSSではあるけど、どうか意見をいただきたいと思う。
544名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 01:52:30.00 ID:u9MQ3RVv

君は、ポケモンに対して性的興奮を覚えた経験があるだろうか。恥ずかしながら、僕は経験がある。
こんなこと、君にも信じられないかな。もし信じられなくても、おかしくはないよ。
当時の僕だって、どの程度考えてたか怪しいものだ。あれは、少年時代の制御し難い熱病がさせた、反生殖的な戯れだった。

最初から話をしよう。僕の実家は、両親がポケモン関係の仕事に就いていたしか、日常的にポケモンが闊歩していた。
僕の親が持つポケモンだけでなく、他所から預かってきたポケモンもいた。僕ら人間の数より、ポケモンの方が多かった。
だから僕は、他の家の子供より、幼いころからポケモンに親しんでいた。

そんな僕にとっても『彼女』は特別だった。『彼女』は、両親の自慢の種だった。
『彼女』は、所謂キルリア、と定義されている種族のポケモンだった。ラルトス、キルリア、サーナイトと進化するキルリアだ。
ラルトス系統は、今でも比較的人目に触れる頻度の少ない種族だが、僕が子供だったころだと、今以上に貴重だった。

どれくらい貴重だったか。例えば、当時の僕たち家族は『彼女』を「キルリア」と呼んでいたんだ。
おかしな話だろう。人間に向けて「ニンゲン」とか「ホモ・サピエンス」とか呼びかけるようなものだ。
それでも別段不都合は無かった。僕の住んでいた町に、キルリアは『彼女』しか存在していなかった。
僕は『彼女』と離れて数年経つまで、『彼女』以外にラルトス系統の個体と目撃したことが無かった。それぐらい珍しかったんだ。

『彼女』と初めて出会った時のことは覚えていない。確か、僕と『彼女』の背丈が変わらないぐらいの年齢だったと思う。
キルリアの身長は、高くとも1メートル以下だ。だから『彼女』とは、相当小さいころからの付き合いになる。
物心付いた時から『彼女』は僕の家にいた。両親は仕事に打ち込みがちで、『彼女』が幼い僕の面倒を引き受けることも多かった。

幼いころの僕は泣き虫で、僕がぐずった時に『彼女』は、宙に浮いてくるくる回転したり、念力で物を浮かせてあやしてくれた。
人間で言う所の、肩口ぐらいまで伸ばした緑色のツーテールが、回転の遠心力でひらひらするのが僕のお気に入りだった。
たまに僕は『彼女』のその様子が見たくて、これ見よがしに嘘泣きしてみせたが、『彼女』にはまったく通じなかった。

当時から、僕は『彼女』が他のポケモンと、どこか違った存在であると思っていた。
そう思っていた理由を一言で説明するとすれば、人間臭かった、とでも言えばいいんだろうかか。

といっても『彼女』らキルリアの体型は、人間と言うより人形に近い。若葉色のツーテールに、かなり長く顔にかかる前髪。
絹と同じくらい白い肌に、大きく赤い瞳。頭から二つ突き出ている半円形の赤いツノは、髪飾りに見えなくもない。
胴体は真っ白いワンピースドレスを纏っている風にも見えた。大きく入ったスリットから、髪と同じ若葉色の細い脚が覗く。
僕は『彼女』の姿態にいたずら心をくすぐられ、『彼女』の洋服っぽい身体を捲ろうと、何度も挑んだ覚えがある。
しかし『彼女』は、僕のあらゆる企みを完璧に阻止した。結局『彼女』らの身体の詳しいところは、よく分からない。

人間臭さの原因は、たぶん『彼女』の立ち居振る舞いだった。『彼女』は言葉を喋れなかったが、僕らの話す内容を理解していた。
その上『彼女』は、僕らの感情をも理解しているとしか思えない行動をとることができた。
さっき、小さかった僕が『彼女』にあやしてもらっていたことを話したが、丁度あんな風な感じだ。
嘘泣きしてみせて、呆れたような目で見られたこともある。無言で見返されると、なかなか気まずかった。

今ならそういう行動は、エスパーの為せる技だと分かる。『彼女』らキルリアは超能力を持っていて、人間の感情を読み取れるから。
しかし当時の僕にとっては、『彼女』が僕の全てを見透かしているようだった。
それは気恥ずかしくもあり、安心できることでもあった。そんな『彼女』だから、両親も僕のお守りをさせてたんだろう。
僕らは『彼女』をモンスターボールに収納することすら無かった。『彼女』のためのモンスターボールは事実上お飾りだった。
545名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 01:53:32.73 ID:u9MQ3RVv

月日が流れ、僕の背丈は『彼女』に並び、何年と経たずに『彼女』を追い越した。
そのあたりの時期に、僕は他の子供たちと一緒に学校に通い始めた。

子供という生き物は、物珍しい存在に対する執着心が強い。かつての僕らもそうだった。
だから、僕にとって『彼女』は自慢の種だった。僕の考える事も、両親と変わらなかったんだな。
珍しくて、利巧で、小奇麗な『彼女』は、これ以上無いほどきらきらして見えた。

『彼女』の白さより光を照り返すものは無かった。その白さに対して、緑と赤はいつも鮮やかだった。
また『彼女』の身体はどんな手触りがするか、見ただけでは想像がつかない。
披露した相手は例外なく『彼女』に触らせて欲しいとせがんだが、僕は絶対に触らせてやらなかった。
『彼女』の神秘的な感触を味わえるのは、僕のみでなければならなかったんだ。

学校の規則でポケモンの持ち込みは禁じられていたから、おおっぴらに学校へ連れていくことはできなかったが、
僕は事あるごとに『彼女』を級友に見せびらかしていた。『彼女』はいい顔をしなかったが、僕は気にしなかった。

学年が上がると、自分のポケモンを捕まえる子供が少しずつ増えていった。ポケモンバトルに興じる友人も出てきた。
それでも僕は、野生のポケモンを捕まえようとしなかった。どのポケモンも、『彼女』と比べると褪せて見えたからだ。

ある日の放課後、僕は友人からポケモンバトルを挑まれた。勝負という響きに惹かれて、僕は考え無しに頷いた。
家に帰って、僕は『彼女』を呼んだ。『彼女』は姿を見せなかった。僕は苛立ちながら、『彼女』の隠れそうなところを探した。
僕は家でも外でも、『彼女』のことを僕自身のポケモンだと扱っていたし、実際そう思い込んでいた。
『彼女』の「おや」にあたるトレーナーが、僕ではないということを、僕はすっかり忘れていた。

『彼女』はクローゼットの中に隠れていた。0.8メートルの身体を念力で浮かせて、冬物のコートの間に挟まっていた。
僕は嫌がる『彼女』を引き摺り出して、ポケモンバトルのことを告げた。『彼女』は赤い瞳で僕を見上げていた。
『彼女』の手を引こうとすると、『彼女』はそっぽを向いて、空中浮遊で逃げ出した。僕は『彼女』を追った。
僕は念力を駆使する『彼女』を取り押さえることができず、『彼女』用のモンスターボールを投げて、やっと閉じ込めた。
手のひらに収まる赤白の玉は、やけに小さく軽く感じられた。

結果から言えば、僕の初めてのポケモンバトルは惨敗だった。バトルと形容すべきかどうかも怪しい有様だった。
他のトレーナーからすれば、子供のお遊びにしか見えないものだったろうが、僕らは真剣だった。
しかし、どれだけ真剣であったとしても、最初から僕と『彼女』に勝ち目は無かった。
僕にも『彼女』にも、バトルの経験や知識は無かったし、そもそもキルリアがバトルの才能にあまり恵まれていない。
おまけに僕は、本来の『彼女』の「おや」ではない。『彼女』は簡単に傷つけられ、倒されてしまった。

日の傾きかけた路上で、僕はぼろぼろになった『彼女』を抱えてへたりこんでいた。バトルの相手は既にどこかへ去っていた。
キルリアの白い手は、普段はボウルに盛った小麦粉のような感触がする。小麦粉との違いは、ほんのりとした体温があるところだ。
けれど、あの時の『彼女』の手は、僕が握るだけでぐずぐずと崩れてしまいそうだった。
折れかけた心に鞭打ち、僕は『彼女』の身体を背負ってポケモンセンターまで歩いた。
『彼女』の体重は20キログラムぐらいあったはずだ。二次性徴前の少年には、決して軽くない負担だったと思う。

ポケモンセンターにたどり着くと、係の人が僕の持っていたモンスターボールに『彼女』を収納し、カウンターへ持っていった。
ひどく非現実的な光景だ、と僕は感じていた。さっきまで背中でぐったりしていた『彼女』が、ついに消えてしまった気がした。

たぶん、あの日まで僕は、本当の意味で『彼女』をポケモンだと意識していなかったと思う。
あるいは、ポケモンという生物が人間にとっていかなる存在か、考えていなかったんだ。

546名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 01:54:34.13 ID:u9MQ3RVv

『彼女』は数日で家に帰ってきた。僕は学校帰りにポケモンセンターに寄って、モンスターボール入りの『彼女』を引き取った。
家に帰って、僕はボールを開いた。モンスターボールから出て僕の顔を見るなり、『彼女』はまたどこかに隠れてしまった。
僕は重い足取りで家の中を探して回った。あの日『彼女』が隠れていたクローゼットを調べようとすると、取手が僕の手を弾いた。
『彼女』がクローゼットの中から念力を使って侵入を拒んでいる、というのがすぐに分かった。僕はクローゼットに立ち尽くした。
何をしたらいいのか思いつかない。僕は動く気になれなかった。声も出なかった。頭を働かすのも億劫だった。

日が沈んで、電気を点けていない部屋が暗くなった。『彼女』はクローゼットの中で、物音ひとつ立てないままだ。
それから、両親が遅い夕食へ僕を呼ぶ時間になっても、僕はその場を動かなかった。
このクローゼットの扉が開いた時にそこに居られなかったら、僕は二度と『彼女』の顔を見られない気がした。
その時の僕にとって、そこに居座ることは至極当然の行動だった。根比べという認識は無かった。

足が棒になって、僕は床に座り込んだ。クローゼットの片側の扉に背中をもたれさせて、僕は『彼女』を待ち続けた。
気がつくと朝になっていた。僕はクローゼットに寄りかかったまま、寝入ってしまったらしい。
恐る恐るクローゼットの取っ手に手をかけると、前の日と同じように、静電気のような痺れで手を弾かれた。
僕が寝入っている間も『彼女』はずっとこの中にいた。半日以上経って、その時間が僕に何をすべきか気づかせてくれた。

――ごめん、キルリア、ごめんね。

『彼女』はエスパー。しかも、取り分け感情の機微に通じたキルリアだ。
長い付き合いだった僕の気持ちなんて、扉越しでもお見通しだったはずだ。それでも敢えて、今までクローゼットに閉じ籠っていた。
『彼女』は僕を拒んでいたんじゃなくて、僕が声に出して告げるのを待っていたんだろう。クローゼットの扉は、ひとりでに開いた。

後で僕の両親は、そんなに『彼女』のことを気に入っているなら、と言って僕に『彼女』を譲ってくれた。
晴れて僕と『彼女』はトレーナーとポケモンになったわけだが、僕は最早『彼女』を見世物にする気が失せていた。
ポケモンバトルも、野生のポケモンに挑みかかられて止む無く、というパターンでしか行わなかった。

『彼女』をポケモンとして――つまり人間の所有物として扱うことに、僕が抵抗感を覚えたのは、この出来事がきっかけだと思う。
いや、君に持って回った言い方をする必要もないか。僕は『彼女』のことが好きだったんだ。きっと、他の誰よりも。

そして僕の「好き」が、普通トレーナーがポケモンに対して抱く感情とは別種だということにも、気づいていた。
普通の人たちは、口でどんなことを言おうと、本質的にはポケモンを道具扱いしている。今は、それを悪いと言うつもりもないけど。

話が逸れたね。ともあれ、そんなこんなで僕もだんだん大きくなっていった。声変わりもして、背丈も『彼女』の倍以上になった。
昔のように、面倒を見てもらうようなことが無くなり、代わって学校が休みの日に『彼女』をあちこち連れ出すようになった。
他のトレーナーに会いそうな場所は避けていた。もしポケモンバトルを挑まれたりすると、断るのが面倒だったから……
というのは表向きの理由だった。あながち嘘でもなかったけど。
僕は、世間で『彼女』がポケモンとして扱われているという事実から、少しでも遠ざかりたかったんだ。

相変わらず『彼女』は人間の言葉を喋れなかった。僕は超能力の素養が乏しかったので、テレパスでの会話もできなかった。
『彼女』から僕への意思表示は、いつもノンバーバルなものだった。
だから僕たちの遣り取りは、僕が『彼女』に一方的に話しかけているとしか見えなかっただろう。
おかげで周囲から変人扱いされたが、僕はそれなりに満足していた。
547名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 01:55:53.46 ID:u9MQ3RVv

僕と『彼女』の転機は唐突にやってきた。夏の熱い盛りの日だった。
学生だった僕は屋外の焦熱を避けて、昼間から自分の家で夏休みを持て余していた。

僕は冷房を効かせた居間で、テーブルの上に放置された袋入りキャンディを眺めていた。
キャンディは、袋の中でさらにひとつぶずつ梱包されていた。大きさはさくらんぼより大きく、いちごより小さい程度だった。
それらは、店売りにありがちの派手な色紙ではなく、無機質な白い紙を纏っていた。
両親が会社から持ち帰ってきた試作品だ。素っ気無い包み紙のせいで、キャンディというより薬品に見えた。

僕がキャンディを弄ぶのに飽きたころ、『彼女』が僕の後頭部をつついた。
念力で空中浮遊していた『彼女』は、僕の肩越しに試作品を見つめていた。ずっとこれが気になっていたらしい。
両親はふたりとも仕事に出ていた。珍しく他のポケモンも家にいなかった。僕が構ってくれないから退屈してたんだろうか。
『彼女』は赤い目を物欲しげに細めた。おぼろげだが、目遣いだけでも『彼女』の言わんとするところは分かる。

――他の連中には、内緒にしておいてよ。

僕はかさかさした包み紙を開いて、半透明のキャンディを手のひらに乗せた。舐めたら薄荷味がしそうだ。
『彼女』は僕の手のひらを無言で見つめていたが、やがて視線の矛先を僕の顔へ移した。
『彼女』は椅子に座っている僕の真横で、顔の高さが同じくらいになる位置に浮いていた。
僕が『彼女』の意図を読めず困惑していると、おもむろに『彼女』は目を閉じて口を軽く開いた。

――キルリア?

ただの退屈しのぎで『彼女』にキャンディをあげようとした僕は、『彼女』のリアクションに面食らった。
『彼女』は僕の幼少期に、既に既に人間の家庭でも問題なく生活できるほど人間慣れしていたから、
こんな甘えた態度を見せられると、それがとても貴重なものに感じられた。退屈は吹き飛んでいた。
僕は手のひらのキャンディを、もう片方の手の親指、人差し指、中指で摘まんで、『彼女』に食べさせた。
人肌より少しぬるい『彼女』の体温が、僕の指先をかすめていった。
『彼女』は口内でもにゅもにゅとキャンディを弄びながら、表情を綻ばせていた。つられて、僕の頬も緩んだ。

――そんなに、これって美味いものなのかなぁ。

僕はキャンディを堪能する『彼女』の頭を撫でた。いつもは、こんな子供じみた扱いをすると『彼女』に怒られてしまう。
それも考えてみれば当然だ。『彼女』は、僕が言葉を覚えるか覚えないかのころから、僕の事を知っている。
身体が大きくなったからと言って、大人面するんじゃない、と『彼女』は言いたいんだろう。
外見が人間の子供より小さく華奢であっても、知能や精神は十数年分ちゃんと発達しているのだから。

そういう普段とのギャップが、甘えた目でキャンディをねだってくる『彼女』を、一層可愛らしくさせた。
包み紙の残骸がふたつ、みっつと増えていく。幸せそうにキャンディを味わう『彼女』を、僕は飽きもせず見つめていた。

――おいおい、全部舐めてしまう気……どうせなら、ひとつくらい……

あまりに『彼女』が美味しそうに食べるので、僕も残り少ないキャンディに興味が湧いてきた。
僕は手のひらにひとつぶキャンディを乗せ、口の中に放り込んだ。キャンディが味蕾に触れた瞬間、僕は噎(む)せた。
それはもう盛大に噎せた。急変した僕の様子を訝しんで見つめる『彼女』さえ、一瞬だけ僕の意識から消し飛んでいた。

――これは、いくらなんでも甘過ぎるんじゃないかっ……

独り言が音声の体を為せない。刺激のせいだ。殺人的な甘さが、舌やら唾液腺やら顎やらを溶かしていくようだった。
食べた口の方を溶かすキャンディ。ホラーじみた話だ。僕はたまらずキャンディを手に吐き戻した。
そして、僕が衝撃的な味覚から我に帰った時、『彼女』は僕の手のひらのキャンディをぱくりと口に含んだ。

僕は絶句した。あのキャンディの攻撃で催された唾液を、思わず喉音を立てて飲んでしまった。
『彼女』は何が楽しいのか、してやったりという顔でこちらを見ている。僕を尻目に、得意げにくるくる回転し始めた。
緑と白の――もう髪の毛とワンピースドレスにしか見えなかった――『彼女』の身体の一部が、遠心力で舞う。
冷房が効いているはずの部屋で、湯気の立ちそうなほど顔が熱かった。自分でもあり得ないと思うほど、僕の心臓は跳ねた。
キャンディを乗せていた手のひらを握り込むと、まだ『彼女』のくちづけが残っている気がした。

548名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 01:56:56.95 ID:u9MQ3RVv

僕が『彼女』の奇襲に悶々としている間に、異変が起きた。
キャンディのおかげで上機嫌だった『彼女』が、急に身体をふらつかせ始めた。
念力が不安定になって、床に落ちかけた『彼女』を、僕は反射的に腕を伸ばして抱き留める。

――キルリア?

『彼女』は目頭を竦ませていた。何かに耐えているようにも見えた。明らかに様子がおかしい。
かつて背負った『彼女』の身体が、ぞっとするほど軽かった。さらさらともしない感触が、音も無く散っていきそうだった。
普段は人間の平均より幾分低いはずの体温が、今は僕が触れても熱っぽい。

――キルリアっ!

『彼女』は目を閉じて、心許ない身体を震わせていた。以前手酷くやられた記憶を連想してしまう。
どうしたらいいのか分からないまま、『彼女』が消えて行くという絶望感が、久しぶりに僕を襲った。
得体の知れない薬品を『彼女』に飲ませた、僕自身の迂闊さを呪う余裕も無かった。
視界がぼやける。眩しくなる。突如現れた光に『彼女』が覆われ、僕の目前からかき消されていく。
光が強くなる。抱えた重さがどろりと融け落ちて、腕の間から零れていく。僕は半狂乱になって叫んだ。

――キルリアぁあアアあっ!!

光の眩さと、訳のわからない状況に耐えかねて、僕は目を瞑った。すぐに目蓋を射抜く光が止んでも、僕は目を開けられなかった。
走馬灯を見るなんて、この時が初めてで……たぶん、次に見るのは、僕が死ぬ時だろう。そのぐらい僕は切羽詰まっていた。

もう君は気づいたかも知れないね。そう、この現象の正体は進化だ。つまり、キルリアはサーナイトに進化したんだ。
当時の僕は同年代の平均よりも、ポケモンについて知識が少なかった。あの日、初めてポケモンの進化を目の当たりにしたんだ。
僕が知る限り『彼女』は既にキルリアだったから、ラルトスからキルリアへの進化も、見たことがなかった。
知っていれば慌てることじゃないんだが、幸か不幸か、僕は知らなかった。

サーナイトとなった『彼女』は、照れ臭そうな、申し訳なさそうな顔で、僕に微笑んだ。
キルリアだった面影を多分に残しながらも、サーナイトとなった『彼女』の姿は、完全に僕の目を奪っていた。
やがて両親が帰宅して、食べ尽くされた試作品について僕を問い詰めたが、僕は詳しく覚えていない。
確かその時は、サーナイトの胸に突き刺さっている様に見える、赤くて薄い半月形についてずっと考えていたから。
『彼女』がキルリアだったころの赤い二本角と何か関係があるのだろうか。今でもよく分からないままだ。

549名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 01:58:42.15 ID:u9MQ3RVv


『彼女』がキルリアからサーナイトに進化したことで、僕の『彼女』への思いは、より生々しくなった。
比べてみれば、キルリアはまだ人形らしかった。背丈は小さいし、体の作りもあどけない印象を与えるものだ。
性的嗜好の対象というより、庇護欲を呼び起こす存在だった。サーナイトは、そういう点でキルリアと違うと思う。
『彼女』が進化して、初めて外を並んで歩いた時は、『彼女』との顔の近さに新鮮味を覚えた。恋人同士のように気恥ずかしかった。

進化で身長が倍近く伸びたのだから、顔も近くなるのは当然? そういう感想は『彼女』をポケモンとして見てないと出ないよ。
常識的な視点から見れば、『彼女』はポケモンでしかない。進化して身体が大きく変化するなんて、ポケモンには珍しくないこと。
だから『彼女』が進化して、急に背が伸びても気にならない。そういう種族のポケモンなんだ、と納得できる。

でも、僕は『彼女』がポケモンである、とは認識してなかった。ポケモンだと認識してないから、進化にも動揺してしまった。
僕は『彼女』がポケモンである、だなんて認めることはできなかった。そんな、自らに冷水を浴びせることはできない。
恋焦がれる対象が、実は何でも自分の言うことを聞いてくれる所有物だったなんて。ふざけた話だ。
『彼女』が――世間のトレーナーによって、遊戯的戦闘の道具や美術品として扱われる――ポケモンと、同じ次元に伍するなんて。

確かに『彼女』は人間の言葉を喋らない。僕の名前すら、一度も呼んだことがない。そういう視点では、自動人形と同レベルだ。
『彼女』が僕の心を底まで見透かしている、というのも、思い込みに過ぎないかもしれない。

『彼女』はそういう取り留めのない懊悩を容易く溶かしてしまう。
もう『彼女』がポケモンだとかそうじゃないとか、そんなことがどうでもよくなってくる。
ここで『彼女』を眺めているのは僕だけ。常識的な視点なんて、この瞬間には存在していない。
『彼女』は僕の見た『彼女』でしかない。

――サーナイト。僕が、君のことを好きだって……君を抱きたいって、言ったら、君はどう思うかな。

僕は『彼女』を、キルリアではなくサーナイトと呼んだ。『彼女』をそう呼んだことがあるのは、僕だけだった。
『彼女』は進化してもうキルリアではないから、そう呼ぶのが自然だったが、呼んでみると不思議な充足があった。

僕は『彼女』が進化して間もない日の夜に、狭く薄暗い僕の部屋で、『彼女』とふたりきりになった。
点いている明かりは、蛍光灯の豆球だけ。夕暮れより幽かな視界で、僕は『彼女』と向き合っていた。

『彼女』は、いつだって僕の気持ちを、底まで見透かしていた。赤い瞳に見据えられるのが、身震いするほどたまらなかった。
うなじまで伸びた緑色の髪は、つるつるとした滑らかさを湛えながら、紫煙のようにたゆたっていた。
仄白い肢体は、作り物めいた艶を放ちながら、僕のそばに降り立った。もし僕がこの手を触れたら、どうなるんだろうか。
象牙か蝋燭のように冷たく固く拒絶される。しっとりと包み込んでくれる。儚く霞と消えてしまう。どれもお似合いな気がした。
550名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 01:59:44.18 ID:u9MQ3RVv

――サーナイト、僕は、君とひとつになりたい。

あんな形で進化を見なければ、僕はただ『彼女』を眺めるだけで満足していたかも知れない。
無知の産物とはいえ、『彼女』が目前で消えてゆく擬似体験は、僕に一線を超えさせた。『彼女』を失いたくない。
どこまでも深いところでつながることが出来れば、もう『彼女』を失わずに済むと信じていた。

僕は部屋の真ん中に座っていた。そこから、宙に立っている『彼女』を見上げていた。
白くたなびくカーテンのような腰下から、同じくらい白い、すっきりと通った二本脚が、一定のリズムでちらちらと見え隠れする。
僕のすぐそばで、豆球の明かりとカーテンのたなびきが、『彼女』の脚に陰影をかたどる。

沈んでいた部屋の空気がざわめいた。『彼女』の念力の気配だ。
座り込んでいる僕が、手を伸ばせば届きそうなところに、『彼女』は漂っていた。白いカーテンが床に擦れている。
さらに顔が近づいてくる。カーテンの裾が床にぱさりと広がる。中に包まれた脚は、人間で言う所の膝立ちになっているんだろうか。
『彼女』らに人間と同じ関節があるわけではないが、何となくそう思った。
『彼女』は身体を傾けて、細い腕を僕の首に回してきた。赤い瞳が、僕の目の焦点を引き付けて離さないほど近くにあった。
初めてのくちづけは、『彼女』からだった。喉まで染みそうな甘さだった。『彼女』は、僕をどう感じたんだろうか。

不意に、足から床の硬さが離れる。『彼女』の念力に包まれて、宙に浮かされている。僕はベッドに移動させられていた。

――サーナイトって、そういう形式にこだわるんだ。

『彼女』の折れそうに細い手を握る。紙細工のように儚そうな外見だが、僕の手を握り返してくる。
『彼女』たちの身体には、皮膚も、筋肉も、骨格もない。それなら、これは手と呼んでいいんだろうか。
僕は『彼女』の血潮の塊へ、直に手を当てている気分になった。白いたなびき、赤赤とした胸と比べると、若葉色が優しげだ。

『彼女』は仰向けになっている僕の上に身体を重ねてきた。甘ったるい匂いの他に、メントールらしき冷気が鼻腔へ流れ込む。
甘ったるい方は間違いなく『彼女』の地のもの。とすれば、もうひとつの匂いは、後から振りかけたものだ。

――つけてきたんだ。これはこれでいいと思うよ。

爽やかな香りは植物的で、髪や腕によく似合っている。キャンディで壮絶に悶絶していた僕を見て、自分の匂いを気にしたのか。
確かに『彼女』の匂いも甘ったるいが、あのキャンディほどでもないというのに。些細な羞恥心が愛おしい。

――でも、甘ったるいのも、君のだと思えば、嫌いじゃないけど。

僕からすれば、まだまだ『彼女』の甘ったるさで胸焼けさせられたいと思っていた。
僕はさっきと逆に、自分から『彼女』へくちづけした。『彼女』の味は、鼻の奥まで染まるほど濃い。
そのまま舌を駆って『彼女』の口腔を貪る。水気はたぶん僕の唾液のせいだろう。
昼の暑熱より穏やかな体温に包まれる。眼を閉じていると、『彼女』の中に取り込まれているような錯覚がした。

もっと『彼女』を捕まえたくて、僕は『彼女』の首と背中に手を回した。髪と思しきさらつきが、僕の手の甲をくすぐる。
このまま力いっぱい抱きしめてしまえば、『彼女』の身体にこの手が埋まってしまうんだろうか。
和毛というには、しゃらしゃらとした滑らかさが過ぎる後ろ髪。腕の中の感触がかすかにふらめく。

――くすぐったいのか。

僕は目を開けて、『彼女』の特徴的な耳を舐り始めた。一層『彼女』の反応が分かりやすくなる。
舌や歯で白い肌をさらう度に、かすかな震えが『彼女』を走り、僕らの回りに青白い光が浮かんで消える。
どこからともなくふわりと現れて、仄暗い宙に音も無く溶けていく。奇妙な光景だったが、僕は恐怖を感じなかった。
蛍のような燦きが、『彼女』の気持ちを具象化したものに見えた。光を受ける『彼女』の稜線が、この場を現実から遊離させていた。
僕は光に誘われるように、再び『彼女』をさすったり舐めあげたりした。

551名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 02:00:46.03 ID:u9MQ3RVv

あまり調子に乗っていじり続けていたら、『彼女』に念力で止められてしまった。
反省しろ、と言わんばかりに『彼女』から恨めしげな目つきで見上げられると、僕も気が咎める。

――ごめん、つい楽しくて。それに、すごく綺麗だった。

それを聞いて、『彼女』は幾分まなじりを細めた。やっぱり口に出して褒められると嬉しいのだろうか。
やがて『彼女』は目を見開くと、僕の下腹部あたりへするすると移動した。
その目は、『彼女』がキルリアだったころ、僕が吐き出したキャンディを掻っ攫った直後のそれに似ていた。

『彼女』を撫でさすって不思議な燐光を浴びていたときから、僕は心身ともに興奮していた。
僕の陰茎はあさましく血を集めてテントを張っていた。衣服を取り除けようと、『彼女』はファスナーをつまむ。
僕はそれに抗おうとして、金縛りをかけられていることに気づいた。『彼女』の仕業だろう。
『彼女』は有無を言わさず僕を弄ぶつもりらしい。さっきの行動を根に持ったのか、単に面白そうだと思ったのか。

苦労する様子も無く『彼女』は僕の部屋着と下着を脱がせてしまった。
触れてもいないのに勃起してしまっている陰茎を、『彼女』は硬直しながら見つめている。
僕ら人間の男にとっては珍しくない現象でも、『彼女』にとっては少なからず衝撃的だったのだろう。
そんなにじっと見つめられると羞恥心が頭をもたげてくるが、僕は何も言えなかった。

『彼女』はそろそろとぎこちない手つきで僕の陰茎に触れた。愛撫のやり方なんか教えていないんだが。
若葉色の細い指が絡むと、見慣れたはずの陰茎が、ひどくグロテスクな代物に見える。『彼女』の手が動き出す。
『彼女』の手つきは、僕が自慰する時のそれをコピーしているようで、僕よりも積極的だった。僕の心を読んだか。
僕自身なら止めてしまう域の刺激も、『彼女』は躊躇なく与えてくる。性感が高まってくる。

僕の陰茎はこれまでにない位ごちごちに勃起していた。勃起しすぎて、苦痛と快楽が紙一重になっている。
このまま出してしまいたい衝動と、まだ『彼女』の手戯に浸っていたい未練との、危うい均衡の上に僕はいた。
久しく見たことのない懸命な顔つきで、『彼女』は作業に没頭していた。金縛りはいつの間にか解けていた。
『彼女』の真剣な様子を見ていると、ふと意地悪な考えが僕の中に過ぎった。
そんな凛々しい顔をされたら、汚してしまいたくなる。汚せるのが僕だけならば、尚更に。

――サーナイト、それ、咥えてくれないか。

最初に比べるとスムーズになっていた手指が止まった。『彼女』は呆気に取られた風で、僕を見つめ返してきた。
『彼女』は僕のいやらしい望みを感知していなかったようだ。『彼女』が察する前に、僕が声に出してしまったのだろう。

『彼女』は逡巡していた。拒否されるだろうな、と僕は思っていた。
刺激を受け続けて、僕の陰茎はぬめぬめした先走りに塗れている。匂いもきつくなっている。
僕より遥かに甘ったるい味を好む『彼女』にとって、陰茎は一段とえぐいはずだ。
よしんば咥えることができたとしても、耐え切れずに吐き出してしまうんじゃないか。
しかし一方で、『彼女』が僕の求めに応じてくれるのでは、という期待もわずかながらあった。

『彼女』は手淫前の倍以上は固まっていた。沈黙が辺りを埋めていた。あまり追い詰めても可哀想か、もう十分いじめたか。
そう思ってベッドから上体を起こした瞬間、『彼女』は僕の陰茎を手で抑えた。生暖かい感触が亀頭に広がる。
『彼女』は、僕が思っていたよりも、少しだけ意地っ張りだった。
552名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 02:01:58.70 ID:u9MQ3RVv

陰茎が『彼女』の口腔に包まれるのを味わいながら、僕は『彼女』の頭を撫でた。
手で弄んでいた時は、『彼女』は僕の心を読んで、僕の手淫の経験を手がかりにすることができた。
口淫では同じことができない。僕は自分の陰茎を咥えることができない。『彼女』にもフェラチオの経験なんか無いだろう。
つまりここからは、ぶっつけ本番、出たとこ勝負。『彼女』の吸い方は慎重だった。
舌のような器官がちるちる舐めてきたり絡みついたり。長い前髪越しに、上目遣いの瞳が透ける。

ずっとそばで見てきた『彼女』の口を、勃起した陰茎を突っ込んで犯す。その様子をすぐそばで見下ろす。
一種の近親相姦的な禁忌を破る背徳感があった。それは、このままイラマチオしてしまいたいほど興奮をそそった。
かつて『彼女』は、母と姉の中間のような存在として、僕を上から見守っていた。その『彼女』に苦悶を強いて奉仕させる。
たとえ刺激が拙くとも、この状況だけで僕は深く陶酔していた。この刹那のために僕は生きてきた、とさえ思った。

しかし、現実は――『彼女』は、僕の想像以上だった。

『彼女』の舌が裏筋をぬらぬらとなぞり出す。新鮮な刺激に、僕は無意識に腰を浮かせてしまった。
反応に気を良くしたのか、口腔に舌がもうひとつ増えたかと思うほどの勢いで、『彼女』はペースを上げていく。
僕が裏筋へ意識を向けたと思えば、すぐさま鈴口にちろちろと責めが迫ってくる。手淫の段階で弱点を把握されていたようだ。
敏感なところを不意打ちされ、僕はたまらず『彼女』の口に出そうとして――射精できなかった。
陰茎のある箇所を押さえられると射精できなくなるというが、それか。あるいは、単純に念力で抑えつけたのか。
判断する思考の余裕は無かった。そんな余裕は、『彼女』に完全に奪われていた。

――さ、サーナイト、もういいっ、もういいから、出させて……っ!

『彼女』の責めは終わらない。執拗に、丹念に、鈴口のあたりを往来する。
射精を封じられた僕は、それでも必死に衝動を解放しようと、『彼女』の頭をつかんで、力任せに喉奥へ叩きつけた。
人間であれば絶対にえずく抜き差しも、『彼女』の口腔はねっとりと受け止めて離さない。
往来が徐々に深くなる。鈴口をこじ開けて中に侵入する気配を察して、僕の臍下が勝手に強ばった。

未知の感触に襲われた。尿道への刺激が僕を混乱させた。サーナイトの身体が不定形だと言っても、それは恐ろしかった。
僕は言葉になっていない叫びをあげながら、全力で『彼女』の中から脱出しようとした。
その衝撃で限界が来て、抜きがけに陰茎が暴発した。『彼女』の顔や身体へ、見たこともない勢いで精液をぶちまけた。
陰茎は僕の意思を離れて、拍動より少し遅い周期で数度脈打っていた。

まさか陰茎を犯されることになるなんて、そんなことをされたのは、後にも先にも『彼女』だけだった。
僕は腰が抜けて立てなくなっていた。『彼女』は僕にぶちまけられた精液を、僕に見せつけるように舐めていた。
その時の表情は、『彼女』が僕から奪い取ったキャンディを舐めている時の得意顔に似ていた。

ひとしきり精液を舐め尽くすと、『彼女』はベッドに沈んでいた僕に擦り寄ってきた。
『彼女』の甘ったるい匂いに、僕の雄臭さが混じり合っていて、むせ返るほど濃密な空気が漂った。
言葉を交わせなくても、『彼女』がまだ満足していないと、僕は確信できた。

553名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 02:03:00.87 ID:u9MQ3RVv

気がつくと、胸板のあたりに奇妙な肌触りがした。それは意外と強い力で押し付けられていた。
放心状態からようやく立ち直る。どうやら、それは『彼女』の胸に据わっている、赤い半月形のヒレのようなものが原因らしい。
『彼女』は僕の肩口に顔を寄せてしなだれかかっていた。『彼女』の背中に手を回してみると、同じ肌触りがする。
胸側と対称図形を成して、背中からも赤い半月形が突き出ていた。僕がそれに指を押し付けると、『彼女』はわずかに震えた。
強く抱きしめると、腕の間から流れ落ちてしまいそうな『彼女』の白い肢体に対して、その赤さは幾分弾力と靭性があった。
僕には、その赤い器官が、覚束無い『彼女』の身体を現世に繋ぎ止める心臓のように思われた。

僕はその「心臓」に心惹かれた。今までこれに注意を向けなかったのは、ひどい手落ちだった。
僕が背中側の「心臓」を両手で包み込みながら締め上げると、『彼女』は俄に肢体を跳ねさせた。
一瞬だけ見せた『彼女』の躍りが、今まで見た『彼女』の仕草の中で、一番動物的だった。

僕は「心臓」を指の腹で擦ったり、軽く爪を立てたり、先端を口に含んでみたりした。味はよく分からなかった。
『彼女』は僕の興味本位の愛撫に晒される度に、全身をくらくら揺らめかせる。
下肢を覆う白いカーテンのようなものは、さながら風に煽られた吹流しだった。
『彼女』の近くから、時折はらはらと光の粒が振り撒かれた。豆球の光と合わせて、『彼女』の蠢きを浮き上がらせている。

軽く「心臓」を吸い上げると、『彼女』は弾かれて背を仰け反らせた。僕は上体を起こし、座った状態で『彼女』を支えた。
腕や肩に伝わる『彼女』は、何となく粘りつく応えがした。その変化が、何だか心強い。

――ここ、もっといじってあげようか。

僕が顔を上げると、『彼女』は惚けた視線で見返してきた。僕は反応を待たずに「心臓」を弄んだ。
さっきやりたい放題責められた意趣返しの気持ちもあった。ここを弄り続けたら、いったい『彼女』はどうなってしまうのか。
そういえば、キルリアだったころの赤いツノも、『彼女』は触らせてくれなかった。
こんなに近くにいた『彼女』のまだ知らない一面をこの手で暴ける、という考えがじわりと浮かんできた。
浮かんだが最後、その妄想は僕に取り憑いて離れなかった。

「心臓」の触り心地そのものは、幻惑的な白い肌と比べれば平凡だった。
僕はただ、それが『彼女』の赤心そのものだという気がして、それをまさぐり続けた。
白いひらひらに隠れた『彼女』の両脚が、僕の腿をぎゅうと挟みこむ。頭が何かに包み込まれる。きっと『彼女』の腕か、顔だ。
燐光がしとしと降り注いで、僕と『彼女』に沁み込んでいく。僕はその神秘的な青白さを、『彼女』の歓びの証だと信じた。
こんな時になっても、『彼女』は眩しく映るらしい。

僕が明るさに見惚れて責めを途切れさせると、『彼女』はその隙に僕の口内を襲った。
舌が粘りつくものに拉(ひし)がれる。負けじと「心臓」を探るため、『彼女』の身体に指を食い込ませた。
再び触れて、さらなる『彼女』の変化に気づいた。『彼女』の身体は、僕の指をもっと強く押し返してきた。
それでいて、指が離れそうとすると、べっとりと吸いついてくる。

――いつもよりベタベタしてて……何だかやらしいな。

扱い方を模索する気分が引っ込んで、僕は「心臓」を掴んでぐにぐにとしごいた。
肌が吸い付かれる。引き寄せられる。『彼女』の無言の催促が、僕を煽り立てる。
『彼女』は手脚をぎこちなく折り畳んだり伸ばしたりして、やがてヒステリックにわななかせはじめた。
『彼女』の背中から下肢にかけての反応が見えた。弛緩が緊張に塗り替えられていく。燐光が『彼女』に黒い陰を絡みつかせる。
激しく身体をよじっても、黒い陰は薄くなったり濃くなったりして、『彼女』から消えることはなかった。
仄白い肌が波打って無数の襞をつくると、黒い陰がその間を這い回る。
やがて肌が細かく震えながらぴんと張られると、陰は白さに吸い込まれる。
僕はその様子を、「心臓」にかじりつきながら、気が遠くなるまで見つめていた。

554名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 02:04:03.11 ID:u9MQ3RVv

僕はまったく自然な衝動に突き動かされて、僕に寄りかかっていた『彼女』を仰向けに押し倒した。
『彼女』は僕を見上げた。僕はカーテンのスリットを割り開いて、細い脚を合わせ目まで撫で上げた。
篭っていた熱気が指先を覆う。不意に、かつて『彼女』のワンピースドレスをめくろうとして阻まれた記憶が甦ってきた。
中は滑らかな表面のまま、上半身から続いていると見えた。
けれど僕が指でまさぐると、べったりした奇妙な吸引が、僕の指先を『彼女』の内奥へ誘ってきた。

サーナイトたちも雌雄があって、つがいをなして子を産むことは、知識として僕の中にあった。
おそらくここは『彼女』がそういった場面で使う器官なんだろう。僕には、それがちっともイメージできなかった。
そこには、生命を生み育む行為を連想させる、肉感的な雰囲気――腥(なまぐさ)さが欠けていたからだ。
むしろ、弱くなった部屋の光を受ける光景は、露に穿たれた鍾乳石のような情緒だった。

実際『彼女』にとって僕らの行為は、生殖という観点でまったく無意味だ。僕が『彼女』に射精しても、何も生まれない。
挿入したとして、性行為らしい動きができるかすら、予想がつかなかった。

なのに、僕はこの夜で最も烈しい欲望に駆られて、『彼女』のそこへ自分の陰茎をあてがった。
『彼女』の内奥は、僕が押し広げようとも広がらず、挿入するというより沈み込むといった様相だった。
底無し沼のような圧迫で、陰茎が窒息しそうだった。僕は『彼女』にのしかかり、よたよたと抽送を始めた。
腰を上げて降ろしてとするだけで、心臓から血の気が抜かれる。すぐ近くにある『彼女』の胸の赤さがぼやける。
赤と白と緑の境界が溶けていく。このままでは気を失ってしまうと思って、僕は『彼女』の背中に手を回して抱きしめた。

そうしてしばらくじっとしていると、『彼女』も無言で手と脚を僕に回してきた。
僕はひどく安心して『彼女』に身を委ねた。この行為の重苦しく後ろめたいものが、『彼女』に宥されたと思った。
どんな言葉も、喉を突き通して音声にできなかった。僕は『彼女』の甘ったるい口内を求めた。

舌を捩じ込んで、鼻息荒く『彼女』を吸い出す。眩暈がじりじりと近寄ってくる。
『彼女』を抱え直すと、回した腕に燃え滾る熱が当たる。それは「心臓」に違いなかった。
僕は『彼女』の内奥に溺れ藻掻きながらそれに縋った。『彼女』の身体と一緒に、僕のそれも震えて浮いた。
目を開いてみると、僕の唾液や拭い損なった精液で『彼女』の顔が汚れているのが見えた。
半ば過ぎまで閉じられた『彼女』の目蓋から、赤い瞳が見え隠れしていた。僕は『彼女』の顔を見ながら果てた。
このまま『彼女』の中に沈んでいけたら、どれだけ嬉しいだろうか、と思った。

『彼女』と身体を重ねたのは、その夜が最初で、そして最後だった。

555名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 02:05:55.94 ID:u9MQ3RVv

あの夜から数日くらい後に、僕は『彼女』と過ごしてきた家を追われることになった。
名目はよく覚えていないが、とにかく僕は、見たこともない施設で味気ない日々を強いられることになった。
そこで僕に面会してきた連中によると、僕がぶち込まれた原因は「ポケモン」と淫行に及んだことらしい。

大袈裟な言い方をしたけど、僕については特に深刻な迫害を受けることは無かった。と言うより印象に残る体験は何も無かった。
僕が以前やっていた、ポケモンに関係する話題や行動を避ける素振りを数ヶ月続けてやると、大した苦労もせずに帰宅できた。
けれど、僕は最後まで施設の連中の感覚に共感できなかったし、これからも共感できないだろうと思った。

僕が久しぶりに家に帰ると、『彼女』の姿は見えなかった。
家は『彼女』の痕跡を何ら残していなかった。かといって、両親に消息を訊く気にならなかった。
両親は僕に対して、詰ることも無く、慰めることも無かった。『彼女』はついに僕の前から消えてしまった。



それから? 話せることは、ほとんど無いね。僕もあのころの少年ではなくなってしまった。
世界を旅してまわり、エスパーポケモンの修業に明け暮れて……だから言っただろう。もうお話はおしまいだ。
君がそうやって、モンスターボールからいつもポケモンを出していて、後ろに連れ歩いてるから、少し昔を思い出してしまっただけだよ。

(おしまい)


容量が微妙になってしまったけど、次スレ立てるべき?
556名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 02:23:09.73 ID:2FmRihkW
投下乙

次スレ立ててきた
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1314119998/
557名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 02:40:55.98 ID:u9MQ3RVv
>>556
スレ立て乙です。
558名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 03:33:49.72 ID:+zVyGDTm
雰囲気いいし、概ねいいんじゃねえかなぁ。エロスもこれ以上写実的にするよりこれぐらい心理的に偏ってるほうがいいだろうし。
人外系同人でちょいちょいそういうのあるし、見たこともあるけどあまり興味がない俺も読めたから引き込む力も高いと思う。
559名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 19:28:55.97 ID:zfkcykij
>>543
ポケモンはほぼ何も知らない状態で読んだ。

このまま投下しても特に問題ないと思う。
雰囲気が出ているし、読みやすい。
以下に書くことは個人的な主観や好みの問題なので、的を射ていないと思ったら流してほしい。


・エロスについて
これぐらいがちょうどいいんじゃないか。
というか、脂ぎった方向に持っていきたかったのか?
回想という、語られている事実から一定の距離を置く手法を選択しているし、
幻想的で繊細な雰囲気を狙う描写がなされているので、脂ぎった方向を目指しているとは受け取れなかった。
今はもう失われたものを若干の郷愁をもって語っているというこのSSの性質上、脂ぎったエロスは相性が良くないので必要ないと思う。


・「君」の設定について
二人称に近い一人称で書かれているが、ここで設定されている「君」があまり効果的ではないように思った。

まず、「君」の造形がつかみきれなかった。
>>546で「君に持って回った言い方をする必要もないか」と書かれているから、
この語り手と「君」は特別に近しい関係にあるのかと思えば、>>555のラスト三行からはそこまで特別なものは感じられない。
きっとある程度の期間ともに行動している者同士なんだろうなとは思うものの、
自分の性体験、特に異種族との性体験というなかなか他人には話さないであろう個人的な話を
ここまで詳細に話すほどの関係とは受け取れなかったので、そこに少しだけ疑問が生じた。

もっと言うと、二人称は特殊なので、そこに仕掛けがあることを期待して読んでしまった。
だから、ラストで若干肩すかし感を覚えた。

このSSにおける「君」は、読者にすぐそばで語られているような感覚で読ませることと、語りのとっかかりになること、
この二つの役割を担っているので、だとしたら「君」の存在はもっと奥に引っ込めてもいいんじゃないか。
つまり、誰かに語りかけているような一人称という文体は維持したまま、「君」は表に出さない。
語り手の独白なのか、読者に語りかけているのか、それとも別の誰かに語りかけているのか、
そのへんを曖昧にしたままでも充分このSSの雰囲気は維持できるし、その方が読み手に余計なこと考えさせずに済むのでは。

個人的にはこのように思うが、でも完全に好みの問題なので、見当違いのこと言ってると思ったら聞き流してくれ。
560名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 19:29:43.65 ID:zfkcykij
・少し引っ掛かった箇所

>>544
>今ならそういう行動は、エスパーの為せる技だと分かる。『彼女』らキルリアは超能力を持っていて、人間の感情を読み取れるから。
>しかし当時の僕にとっては、『彼女』が僕の全てを見透かしているようだった。

前段と後段の文章を「しかし」という接続詞でつなぐことに違和感を覚えた。
「しかし」を使うなら、後段には、超能力によるものではないと思った、「僕」の心を理解しているように思えた、
というような内容の文章がこないとおかしい。
「エスパーの為せる技」と「全てを見透かして」との間に差異があまり感じられない。
ここでは『彼女』の人間臭い立ち居振る舞いの根拠について述べているので、
強調すべきは『彼女』が全てを見透かしているかのように振る舞える理由の方。

それから、最後は「ようだった」ではなく「〜ように思えた」というような表現で受けないと収まりが悪い。


>>548
>目頭を竦ませて

この表現がピンとこなかった。
「竦ませる」は通常「目頭」には使わないから一瞬つまづいたというのが一点と、
一体この時『彼女』の目が開いているのか閉じているのか、具体的な状態が想像できなかったというのがもう一点。

その4行後で「『彼女』は目を閉じて」という文章が出てくるので分かったが、
「目頭を竦ませて」の段階だと正確な状況が把握できなかった。


>>548
>得体の知れない薬品を『彼女』に飲ませた

一瞬、キャンディー以外のものが出てきていたのかと思った。
キャンディーのことを言っているなら「食べさせた」とすべきで、「飲ませた」と表現するには無理があるし、
いくら薬品然とした代物だったとはいえ、それまで何度も「キャンディー」と表記しているのだから、突然「薬品」と言い切るのはどうか。
「得体の知れない薬品めいたもの」ぐらいにしておいた方がいいのでは。


>>549
>『彼女』がキルリアからサーナイトに進化したことで、僕の『彼女』への思いは、より生々しくなった。
>比べてみれば、キルリアはまだ人形らしかった。背丈は小さいし、体の作りもあどけない印象を与えるものだ。
>性的嗜好の対象というより、庇護欲を呼び起こす存在だった。サーナイトは、そういう点でキルリアと違うと思う。

キルリアについての描写はあるが、サーナイトについての描写が足りないのが気になる。
この時点で読者に与えられている情報は、サーナイトには「胸に突き刺さっている様に見える、赤くて薄い半月形」があるということだけ。
あとはその直後に出てくる、身長に変化があったらしいということ。それ以外に具体的な描写はない。
「比べてみれば」とあれば、キルリアに関する描写と対になるような描写を探してしまうし、
「キルリアと違う」と言われれば、ではどこが? と思う。
「性的嗜好の対象」という表現があるので、きっとサーナイトはそのような姿をしているのだろうという予測はつくものの、
その根拠となる描写がないから、読んでいる方は知りたいことが宙吊りになったまま取り残されてしまう。

ポケモンを知っている人にとっては言わずもがなの情報なのかもしれないが、
語り手の主観に関係する事柄でもあるし、文章の構造としてサーナイトについての描写があった方が良い。
561名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 19:30:21.91 ID:zfkcykij
・誤植
最後に、余計なお世話かもしれないが気づいたところだけ。

>>544
>僕の実家は、両親がポケモン関係の仕事に就いていたしか、日常的にポケモンが闊歩していた。
「就いていたしか」の箇所。

>>553
>それでいて、指が離れそうとすると、べっとりと吸いついてくる。
「離れそうとすると」の箇所。


以上。
562 ◆Freege5emM
正直引かれるんじゃねぇかな、とか思ってたので、一日足らずで反応貰えたことは、予想外の喜び。
それに、普段の住人と違う嗜好の読み手からの意見が、書き手として貴重だとも思った。


>>558
雰囲気重視で書いたつもりだった。
欲を言えば「概ね」を「すごく」にさせたかったが、もっと精進が必要だなぁ。

>>559
言われてみるとそうだよなぁ、という指摘をいくつも頂戴して、非常にありがたい。
特にエロスについては、まぐわってるシーンに四苦八苦しているうちに方向性を見失って、
「書いてて興奮しないなぁ。脂ぎってないせいかなぁ」とか見当違いのことを考えてた気がする。
また、自分が思ってた以上に、自作SSを客観視できてないんだなぁ、というのを実感したよ。


言われた点について検討・修正してから、もう一度仕上げにかかるつもり。
どうもありがとう。