#痴漢SSを書こう6#

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143 ◆EqHQZWqzB.
三日目……
みゆきは悩んでいた…二日続きで痴漢に付けねらわれ、お尻を好き放題されただけでなく射精まで許してしまったことを。
このまま行為がエスカレートしたら、もっとひどいことをされてしまうのでは…そう考えると怖くなって逃げ出したくなる。
しかし……今のみゆきがそんな選択をすることは到底許されなかった、携帯をあの痴漢に取られてしまったからだ。
昨日の夜、痴漢から家に直接電話がかかってきた。携帯を拾ったから連絡した…そんな建前で。
そして、男はみゆきに明日は始発で来い、来たら携帯を返してやる…とだけ伝えた。
始発電車は、普段乗っている電車と違い人は誰もいない、いないということは何をしてもわからない……
きっと、痴漢はさらに変なことをしてくるのだろう…みゆきの足が止まった。
「……………………」
携帯を返してもらったら、大声を出してあの男を警察に突き出せばいいだけ…だから大丈夫だとみゆきは自分に言い聞かせる。
みゆきはゆっくりとホームにつながる階段を登る、いつもとは違い周りには誰もいない、人の声もまったく聞こえない。
物音一つない静寂が余計にみゆきの気持ちを不安にさせた、心が折れそうになりながらもうつむき加減で一段一段登っていく。
ホームに着くとすでに男が待ち構えていた、視線がぶつかると男はにやりと笑う。ぞっとするような笑みに鳥肌が立ってしまった。
「みゆきは本当にいい子だな…ちゃんと言うとおり来てくれるなんて」
男が手招きをする、ゆっくりと動く手を見ると、あの手がさんざん自分を苦しめたことを思い出す。
(ただ返してくれるなんてありえない…でも………)
みゆきはゆっくりと男に近づく。手を伸ばせば触れるところまで寄れば、男が素早く手にお尻を伸ばしてきた。
「っ………」
柔らかい水風船のようなお尻をまた触られてしまう、みゆきはそれに敏感に反応し肩をすくませる。
「携帯を返してほしい、だけですから…」
男の言いなりになっていけない、流されるままではもっと良くないことをされてしまう…みゆきだってそのくらいのことはわかっていた。
だが…手が動かない、お尻の形をなぞり指で膨らみをへこませる、男の卑猥な手をただ黙って受け入れてしまっている。
「そうか……まあそんなことはどうでもいい、今日はみゆきをもっと気持ちよくしてやる…
この時間なら誰もいないからな、思う存分楽しまないと」
男の舌なめずり、歪んだ笑み…どれも気持ち悪く感じてしまう。それなのに………みゆきは逆らうことはできなかった。
携帯を取られたことだけではなく、もっと本質的な何かが自分の嫌悪感、拒否感を薄れさせていく。それがたまらなく嫌だった。
「電車が来たな……いくぞ」
男に腰を抱かれる、みゆきは目をそらしながらも男に合わせて近くの車両に乗り込んだ。
電車が動き出した瞬間、みゆきのお尻に男の手が触れた。また同じことをされてしまうのか…みゆきは小さく首を振って男の手を払う。
「先に………携帯電話を返してくれませんか?」
「…………だめに決まってるだろ、全部終わったら返してやるよ」
予想通りの答えが返ってきた、このまま押し問答を続けて男の機嫌を損ねるのはよくない、みゆきはそう考えて抵抗するのをやめた。
男の右手がお尻のラインをゆっくりとなぞり……同時に回り込んだ左手が程よくむっちりとした太ももに宛がわれる。
「っ…! …………?」
今日もお尻だけですむと思っていた…みゆきは戸惑いを隠せない様子で男を見る。
「言っただろ? 今日はもっと気持ちよくしてやるって……尻ばかりでもいいんだけどな…」
お尻の辺りに冷たいものを感じる、そして不快な熱が…スカートをめくられ下着の上からお尻をなでられているのだろう。
そしてもう片方の手は前からスカートをまくり、むき出しになったいかにも柔らかく、すべすべしていそうな脚に触れる。
「ひっ……見えちゃいます…」
「どうせ誰も見てないんだ、別にいいだろ?」
めくられたままスカートを固定されると下着が完全に露出してしまった、紐で留めるタイプの白い下着が…
「今日も白か…みゆきには純白のパンツが似合うなぁ…」
男がすらっとした脚を形にそってなぞる、お尻に置かれた手は少し乱暴に豊かな肉を揉みくちゃにしている。
「ん、んんっ……だ、め……」
「だめなら逃げたっていいんだぞ。携帯は返さないし、みゆきのことを他の痴漢にも教えるからな」
144 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:55:20 ID:dJy6f82c
下着の上を這い回る手のひら、そこから伝わる男の体温…何かが入り込んでくるようなたとえようの無い気持ち悪さ。
みゆきはそれを気持ち悪いもの、と認識しているしこれからもそれは変わらないはず…そう思っていた。
しかし……男が手を動かし、魅力的な膨らみ、柔らかくも瑞々しい肌に触れるたびに、気持ち悪さとは違うものも思えつつあった。
「それは…………」
「だったら大人しくしてろ、痴漢されるのが大好きになるくらいにぐちょぐちょにしてやるから」
大好きに…なる……? 痴漢されて気持ちよくなるなんて絶対にそんなことはありえない…みゆきはそう信じたかった。
「ひゃうっ………あ、ああんっ…」
「ちょっと触られただけでこれだもんな…みゆきはエロケツもエロ脚も感じやすいんだな」
男の手が右の尻山から左の尻山へと移動する、揉みほぐされた右尻はすっかりたぷたぷと柔らかくなっていたが、
左のお尻も同じように揉み解されてもてあそばれて男を満足させてしまうのだろう。
そんなことは許したくない…みゆきだってそれはわかっていた。だが…男に言われた言葉が引っかかり言うことを聞かざるを得なかった。
男はお尻ばかりではなく太ももをゆっくりとねちっこく撫で、そしてその手を下着によって隠された秘所のほうに向かわせている。
「みゆき、こっち向けよ…」
突然男はみゆきの身体を反転させた、向かい合うような形になるとこれまで異常に男の卑猥な視線を感じた。
「………………」
「でかいおっぱいだな、こっちも触らせてもらうぞ」
男の手がお尻や太ももから離れる、ほっとしたのもつかの間、今度は制服の上からむぎゅっと両方の胸をわしづかみにされてしまう。
「ううっ………」
手に余る膨らみを遠慮なくこね回される。みゆきは蠢く手に耐えられなくなりとっさに手を振り払おうとしたが、
男の気分を害するのはよくないだろうと目を瞑ってたっぷりとした乳房を這いずる手を忘れようとした。
「…前にも言わなかったか、気をそらすんじゃない。そのほうがもっと気持ちよくなれるぞ…」
痴漢してくる男の言うことなんて無視して目を瞑ったままでいることもできたはず、でもどうしても言うことを聞いてしまう。
みゆき自身それがどうしてなのか、なんとなくわかっていた。怖いからだけではない…きっと………
「すごいな…尻もでかいけど、こっちはそれ以上じゃないか」
男の手が乱暴に制服をたくし上げていく。パンツとお揃いのブラも外気にさらされてしまった。
今の自分はすごく恥ずかしい格好をしている。始発電車で誰もいないのが唯一の救いだった。
「………ブラがきつそうじゃないか、こんなでかい胸ぶら下げて男を誘ってたのか?」
「…違います、私は、そんなんじゃ…」
みゆきがむき出しになった下着を隠そうとする前に、男がみゆきの手を掴んで軽くねじり上げた。みゆきの顔がわずかに苦痛に歪む。
「痛い…です………」
「痛いのが嫌なら大人しくしてればいい」
男がそう言い放つ、そういわれてしまうとみゆきには黙ることしかできなかった。男は沈黙を肯定と捉えたのか指を乳房に沈める。
お尻とは違った質感を持つ大きな乳房は驚くほど簡単に沈む指先を受け入れる、みゆきは黙ってそれを見ていた。
「ん、くっ………だめ………」
「何がだめなんだ? ああそうか…直接触ってほしいのか」
ブラに手をかけようとする男にみゆきはあわてて首を振ると男の手が止まる、なぜか許してくれたので安心した。
もっとも、触ることまでは止めてくれないみたいで、肌に心地よい素材でできたブラの上から優しく指を押し付け乳房を揉み始める。
カップに納まりきらない乳肉にも指が滑る。隔てるものがなくなると余計に指先の動きを意識してしまう。
男はさらに調子に乗ったのか指だけではなく手のひらまで押し付けて、くにゅ…くにゅっと胸をしっかりと揉みしだく。
「んうっ…は、ああっ………」
指の動きに合わせて、みゆきも変な声を出してしまう。気持ちいい…はずはない。そんなことがあってはいけない。
直に肌に触れる指がまるで心の中にまで入り込むような気がして、みゆきは男の思うようにはならないと必死に自分を奮い立たせる。
「気持ちよさそうだな、エロくて感じやすいのはケツだけじゃなかったのか…?」
男はにやにやと笑いながら手のひらでたっぷりとしたムチムチの乳房を下からすくって持ち上げる。
145 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:55:32 ID:dJy6f82c
柔らかすぎる胸は掬い上げられたことで形を歪ませる。肉感的な乳房がその重みを伝えるように男の指にのしかかっていた。
「こりゃすごいな…大きいだけじゃなくてプリンプリンして弾力もある」
男の息が荒くなり、髪や耳にかかるのを感じる。興奮しているのがわかるとみゆきはうつむいて吐息から逃れる。
「ひあっ…ん、あうっ……」
このまま我慢してれば、何事も無かったかのように振舞っていればすぐに終わる……艶やかな素肌の上をもぞもぞ動く指を、
重たげな果実を持ち上げて弾ませる手のひらを、お尻の上のあたりに押し付けられた太く硬いペニスを…
何もかも自分とは関係のないものだ、何も自分には触れていない。みゆきは思考を何とか切り替えて男を無視した。
「素直になれよ…本当は気持ちいいんだろ? みゆきは無視したいみたいだけど、俺にはわかるんだよ……」
男の言っていることは本当だろうか…みゆきは戸惑いを覚えていたが、男が自分をだまそうとしているのだとすぐに思い直す。
「嘘です………」
ぷるっと弾むような巨乳をぐっと強く揉み潰される、そんな答えは許さないといわんばかりに。
「嘘だと? まあいいか…みゆきは意地っ張りで嘘つきだからなぁ…」
男の手が不意にブラの中に滑り込んだ。とうとう、電車が揺れるだけで一緒に揺れてしまうほどの豊満な乳房を直接捕まえられてしまう。
「あ…ぁ………」
男の手がカップの中で動き回る、勝手気ままに動く五指、肌に吸い付くように離れない手のひら。
逃げようと思っても、みゆきの身体は麻痺してしまったように動かない。ただ男の思うままに蹂躙を受けていた。
「知らない男に生乳揉まれて……どう思う?」
みゆきは今にも自分が泣き出してしまいそうだと感じていた。男にされていることは恥ずかしくて、怖くて……
とても冷静ではいられなかった。そんなみゆきの気持ちなんてまったく知らないといわんばかりに男の手つきはさらに激しくなった。
むにゅっ…むにゅっと手のひらに余るような、淡雪のように白く意識して手を動かさないと持ち上がらないようなずっしりと重たい乳房、
それを男はまるで自分の物のように上乳から下乳、乳輪の周りと満遍なく指を動かし的確に膨らみを捉えていく。
その一回一回確かめるみたいなしっかりとした手つき、それでいて無駄な力が入っていないのか痛みはまったく感じなかった。
指先は痛くなるぎりぎりのところまで食い込む、時折思い出したかのように乳輪を指で引っかかれ、
それなのに乳首には指一本触れてくれない……じらされているのだとわかってはいたが、その術中にはまっていることもわかってしまう。
(気持ちいい……違う、嫌なだけ、こんなの……)
広がった男の両手がこねこねとまるでパン生地をこね回すかのように乳房をおもちゃにする。
みゆきの乳房は、まるで熟れた果実のように男の指を奥へと埋める。青さも抜けてすっかり食べごろになった胸は男の指を奥へと導く。
「うまそうだな…もう我慢できない………」
男と視線がぶつかる、胸を触って興奮してしまったのか…怯えが残るみゆきとは対照的に目線からは強い衝動を感じた。
「あっ…………」
男がみゆきのブラを剥ぎ取ってしまう、引きちぎられるようにして脱がされた下着が音もなく床に落ちた。
ぷるんっと揺れる両の乳房……男はブラを手に取るとみゆきの腕を掴んで一番近い座席に座らせる。
「さっさと座るんだ……これからみゆきのおっぱいをもっと気持ちよくしてやる」
引き寄せられるかのように男の顔が乳房に近づく、逃げようと思っても男が腕を押さえている…立ち上がることすらできない。
乳首にぬるっとしたものを感じる、胸のように目をやると男が右の乳首をれろれろと舐め回していた。
みゆきの身体にびりっと、電気のようなものが走った。胸やお尻を触られていたときのような穏やかな刺激とは違う、
もっと自分がおかしくなってしまいそうな鋭い刺すような何か…それが乳房の先端からだんだんと胸全体へと広がる。
右の乳首に気をとられていると、今度は左の乳首を指先で摘んできた。みゆきがびくっと身体を震わせると男は唇の端を歪ませる。
「気持ちいいだろ…? みゆきはオナニーしたこともないのか?」
「…………気持ちよくありません、だから…」
本当のことを言っているつもりだった、でも確信はできない。触られるたびに何かに引き込まれそうな気持ちをみゆきは味わっていた。
「嘘をつくなよ…じゃあ何で顔を赤くしてるんだ? 目なんてとろんとしててもっとしてくれって言ってるみたいだぞ…」
146 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:55:43 ID:dJy6f82c
男の言うことなんて信じたくはなかった、みゆきがおそるおそる窓を見ると、そこに映っていたのは紅潮した自分の顔だった。
みゆきがぼんやりと窓のほうを見ている間、さらに男は乳首を責め続ける。
上下の唇で控えめな桜色の乳首を含むと、舌で先端をれろれろと舐め回す、乳首に残る唾液の感触、舌先のざらつき……
どれも鳥肌が立ちそうなくらい気持ち悪い…気持ち悪い? みゆきの中で小さな疑問が生まれる。
みゆきがぼんやりと窓のほうを見ている間、さらに男は乳首を責め続ける。
本当に気持ち悪いのだろうか……身体にうまく力は入らない、本当に嫌なら逃げることくらいできるはず。それなのに……
(違う……私は…………)
みゆきは混濁した思考を切り替える。自分が男に痴漢されているのは、携帯電話を返してもらうため。
目的があるから嫌なことでも我慢できる、そうだ…これは嫌なことなんだ……
「…………逃げるなよ、みゆき、ちゃんと気持ちよくなるんだ」
男はみゆきの逃避を許さない。考える暇を与えないつもりなのか、きゅううっと左の乳首を強めにひねり上げる。
「だんだんと硬くなってきたぞ……感じてるのか?」
「やあっ…ん、ん……くっ…………」
刺激を受け続けた色鮮やかな果肉は柔らかいものから、芯のあるものへと変わっていく。
それにしたがって先端とその周囲をむず痒さが占める、みゆきは乳首をかきむしりたいような衝動に駆られてしまった。
「どうしたんだ? やっぱり気持ちいいんじゃないか…」
みゆきの落ち着かない様子を男はすぐに察知した。そして…なぜか左の乳首を触るのをやめてしまった。
みゆきがぽかんとしたような…意外そうな表情で男を見る。
「なんだよ? やめてほしそうな顔してたから止めてやったのに…物欲しそうな顔しているぞ」
「…そんなっ! 私は………」
男はにやついたまま、右の乳首をしゃぶりだした。指で転がされるよりも甘く緩やかな痺れが舐られた乳首に広がる。
どこか心地よく…じんわりと温かい……違う…ぬるっとして、ねとっとして気色悪いだけ……
そう思い直しても、すぐに拒否感は消し飛んでしまう。まるで心を男に塗り替えられているようだった。
男の手が右の乳房にも伸びて、唾液をまぶすように手に余る脂肪の塊を揉み解す。力が入らない…みゆきは男の手を止めようともしなかった。
たぷたぷとした乳房を揉みながら、男は再び左の乳首を責め出した。右の乳房から顔を離し、今度は左の乳首にむしゃぶりついた。
みゆきの左側の果肉は何もされていなかったにもかかわらず、しこりを帯びていた。じらされてかえって気持ちよくなってしまっていた。
「あ、ああぁん…だ、め………ぇ……」
「ちゅぽっ……れろ、ん、っ………」
みゆきの拒否の言葉など男はまったく気にしていなかった。
だめと言われても無視してすっかり硬くなって弾力をもっている突起を唇を使ってぎゅっと押しつぶした。
男が唇に力を込めるとみゆきは目を瞑り眉を顰める。ひくひくと肩を震わせながら、身体中を走る電流に何とか抗おうとしていた。
しかしそれも男にとっては計算の内なのか、さらに乳首を強く摘み上げる…それと同時に舌を巻きつけ力を込めて吸い付いてきた。
「……ぁ………ぅ……」
口を両手で押さえていても、吐息やうめき声が漏れてしまう。眼鏡の奥の瞳はいつもとは違い光を失い、どこかぼんやりとしている。
焦点がうまく定まらず目の前がはっきりとしない。頭の中が真っ白になっていって何も考えられなくなりつつあった。
「ぼーっとして…そんなに乳首しゃぶられるのがいいのか?」
男は一度乳首から口を離して問いかける、みゆきにできるのはかろうじて首を横に振ることだけだった。
男が口を離したから充血した突端は外気に晒される。唾液に濡れたそこが妙に冷たかった。
しかし揉み解され火照った乳房がすぐにその冷たさを忘れさせてくれる。
「くぅっ………」
今度は両方の乳首をきゅっと親指と人差し指で軽く潰される、ぴんっと張り詰めた乳首を指で転がされ、ボタンを押すように押し込められ、
押されたかと思うと今度は引っ張られた。それはおもちゃじゃない…そう思いながらも押し寄せる刺激に思考はリセットされた。
「はあ…っ、や、ん………」
今までの緩やかな疼きとは違う、ひりひりと痛みすら感じられる。それでも…すぐに、いいようのない何かが身体中を支配した。
「本当にでかいおっぱいだな……これを独り占めできるなんて…」
147 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:55:55 ID:dJy6f82c
男はよだれをたらさんばかりに笑みを浮かべる、目はぎらついていて鼻息も荒い。あらためて欲望にまみれた表情を見ると、
みゆきは恐怖を覚える。だがそれが恐怖なのか…本当のところはよくわからなかった。
乳房を揉みたくられ、ぽんぽんとすくい上げた乳房をボールのように弾まされる。
さらに力任せにむにゅぅ…っと指の隙間から乳肉がはみ出るくらいに男はみゆきの胸を強く揉み潰した。
「さてと…こっちはどうかな?」
みゆきの隣に男が座る。不意にスカートをまくられ、隠そうとしている間に太く節くれ立った指が下着越しの割れ目に触れた。
「……………!!」
乳首を触られたときよりも、さらに身体にずしんっと響くような重たくも激しい何かが身体にのしかかる。
「あ……あふ……」
「こっちも触られるのは初めてか? こんなに可愛いのに処女なんて…信じられないな」
男はかすかに透けて見える割れ目に人差し指を押し当てて上下させる。
自分ではお風呂で洗うとき以外には意識して触れたことはない場所…脚を開かされて下着を露出され……
羞恥心をこれでもかと煽られ顔が火がついたように熱くなっていた。
「みゆき…俺のも触ってくれよ、いいだろ? マンコ触ってやってんだからさ…」
「………え、何を…?」
男がみゆきの手を取り下半身へと導いた、そこはテントを張ったように盛り上がっていて触れた瞬間、どくん…と脈動を感じた。
「いやっ………」
ファスナーを下ろす音、手のひらに伝わる熱がさらに強くなる。火傷しそうなくらいでみゆきは思わず手を引っ込めそうになった。
軽く指を添えているだけなのに、びくっびくっと棒みたいに硬いペニスは別の生き物のように跳ね回っている。
「あくっ………ああぁん…」
ペニスに気をとられてすっかり忘れていた、自分も一番大事なところを触られているということを。
ふに…っと男の指が割れ目にわずかに沈む、下着が指と秘所を隔てているので入り込むはずはない。
しかしぐっ…と指が押し込まれると、みゆきの敏感な媚肉は悦びに打ち震えた。つややかな唇からは甘い吐息が漏れる。
「少し熱くなってきたぞ…感じてるのか?」
いかにも傷つきやすそうな土手は指先でつつかれるだけで簡単に形を変えてしまう。男は自在に指を滑らせ肉の形を歪ませる。
みゆきはおろおろと男の顔、ペニス、触れられている秘所を順番に見る。触ってほしくないはずなのに、なぜか脚を開いてしまっていた。
気持ちいいなんて思いたくはない、しかし乳首を弄られているときよりも抵抗しようという気持ちが薄かったのも事実だった。
(どうして……この人が言った通り、本当に気持ちいいの? わからない………わからない…)
「…………休むな、ちゃんとチンポも触れ」
遠くから男の声がする、ふと我に返ると強引にペニスを握らされていた。ごつごつとしていて、グロテスクで……
触るのも、見るのだって嫌なのに、離そうと思っても強い力で手を押さえられていたので動かすことができなかった。
それどころか男はみゆきの手を使って自分のペニスを扱き始めた。柔らかな指が無理矢理ペニスに絡め取られていく。
「くうっ……すべすべしてて、いいなぁ…これ…」
みゆきはしばらく躊躇していたがやがて覚悟を決めたように白い指を男の赤黒いペニスに絡ませる、男が小さくうめいたような気がした。
指先から竿の硬さと太さ、まっすぐ走る裏筋、皮膚とは違う不思議な触り心地の亀頭…すべてが情報として瞬時に脳まで伝わる。
男性器に、こんな形で初めて触ってしまった……クレバスに触れられたときと同じようにみゆきはショックを受ける。
「ほら、あとは自分でやれよ……」
男の手が離れる、だがみゆきの手はペニスにくっついたように離れない。進んで触っているわけではないが…
…なぜか手で擦るのをやめてはいけないような気がした。亀頭を愛おしげにさすっていることに自分でも驚いていた。
「……はあぁ…う…くっ……」
手で扱くのがよほど気持ちいいのか男のうめき声が聞こえる、欲情のこもった熱く湿った息…
それがみゆきのさらさらの長い髪にままでかかり、汚れる…と思ってしまいとっさによけてしまった。
みゆきはさらに強く竿を握る、力を込めて指先を食い込ませると刺激が強すぎたからか男のペニスはぶるっとわずかに震えた。
それが精液を放出したいという表れであることなどみゆきには当然わからない。視線を亀頭に集中させたままゆるゆると手を動かす。
男の顔を改めて見る。怖い…まずはそう感じた。だが、陰部を男の指が引っかくとその恐怖はだんだんと薄れていく。
男を受け入れてしまうことが怖かった、それは…気持ちいいということを認めてしまうからだ。
148 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:56:08 ID:dJy6f82c
指が奥に潜り込み柔肉をかき混ぜる。もっとも薄手の下着に邪魔をされ、秘穴を直接侵されることはなかったが……
それでも男は、パンツが破れてしまうのではないかというくらいに指を穴の中にねじ込んでいた。粘膜を保護する愛液が下着に染み込む。
「……あぅ……ん、んぅ………っ…」
「エロい顔してんなぁ……よだれ、垂れてるぞ?」
眼を閉じたみゆきは口を半分開いていて、だらしなく開いた唇の端から唾液の線があごのほうまで伝っていた。
男に指摘されるとあわててよだれを拭く、男はにやにやとしながらみゆきに顔を近づけた。
「何を……んんっ……ん、っ……!」
顔が近づいてくる…何をするのかと思っていたら不意に唇に吸い付かれてしまった。
男はちゅうっ……と音を立てて舌と唇でみゆきの唇を器用に挟み唾液を搾るようにしゃぶりついた。
「ん…っ、ちゅっ……じゅるっ……」
どうしてこんなことをされているのか、あまりに突然な出来事にみゆきの思考は完全に停止してしまった。
ただされるがままに何度もほのかに甘い唇を啄ばまれ、舌先で唇をなぞられる。
「…………ちゅ…ぅ…ちゅっ………ん、んむ…」
このときだけは秘裂を弄繰り回されていたことも全部忘れていた、みゆきの呼吸は知らず知らずのうちに荒くなり、頬はすでに真っ赤だった。
「………へへっ、キスするのは初めてか?」
ぼんやりとどこからか声が聞こえてくる。声の主である男のほうを向こうとした瞬間、ぬるりと何かが口の中に入り込んできた。
うねうねと動く「それ」は口内のつるつるした粘膜を満遍なく舐め、奥歯から歯茎、そして舌へと進む。
「……ぅ……じゅるっ…ん…」
ぴちゃぴちゃと男の唾液がみゆきの口の中、舌の下あたりに少しタバコの匂いのする液体が溜まっていく。
その一方で、耐えず溢れるみゆきの唾液は男に遠慮なく吸い取られていた。
「はあ、はあ……ちゅっ……ちゅ…ぅ………じゅ、る…」
割れ目を指が上下する、柔らかい肉は熱を帯び、秘芯は泉が溢れるように潤い始めていた。身体が溶けていくような感覚…
男の手つきに力が入るのと同時にみゆきもペニスを激しく扱く。指先を弾くような硬くそそり立つペニス…最初見たときは恐怖すら覚えたが、
カリ首、裏筋、鈴口と知らず知らずのうちに指を絡ませ押しつぶすように刺激を与えていくうちに恐れは少しずつ薄れていくような気がした。
「ん………じゅぷっ、じゅっ、…る……」
男の舌がみゆきの舌を執拗に追いかけるが、狭い口の中では逃げられるはずもなくあっさりと男の舌に捕まる。
じゅるっ…と粘っこい水音を立てて舌が絡み付いてきた。食べられてしまうのではというくらい舌の付け根から舌先まで男の舌が細かく動く。
(…………もう、だめ……)
暗い穴に落ちていくような感覚、重りをたくさん付けられたように身体が動かなくなり、みゆきは男に体重を預けてしまう。
そして自分からも積極的に男の舌に吸い付いた。しかも、みゆきは男の口の中にまで舌を入れて丁寧に喉のほうまで舐め回した。
「は…ぁ……はあ………」
男が口を離す、みゆきはまだキスをしていたかった……ここで自分がおかしくなっていることに気がついた。
(どうして……私…)
痴漢と積極的にキスをしてしまうなんて……やっぱり、気持ちよくて、男との行為を望んでいるということなのだろうか…
「…………んんっ!!」
口付けに気を取られてすっかり忘れていたが、男の指はキスしているときもずっと秘所を触り続けていた。そこは早くも蜜をこぼしている。
「くっ………いいぞ、もっと強く…」
もう一つ、みゆきはペニスをずっと擦っていたことも忘れていた。単調な動きではなく、根元から竿まで強弱をつけて手を動かす。
肉竿の脈動はますます強くなった、すべすべした指を這わせ力加減を変えながら一心不乱にペニスを摩擦する。
「ずいぶんとうまいじゃないか? 本当に初めてか?」
小さな手で亀頭を包み込みやわやわと指先を押し付けながら手のひらで圧力を加える。鈴口を押し広げるみたいに亀頭を指先で転がす。
誰に教わったわけでもなく…ある種の、いろんなことをしてみようという好奇心があったのかもしれない。
「うっ………あ、ああぁ…ん…」
男は対抗心を覚えたのか、入り口をなぞるだけではなく、みゆきの割れ目の上のほうにある突端に軽く触れた。
「………!!!!」
クリトリスに触れられるとみゆきの身体が反り返りそうになってしまう、びくっびくっとこれまで以上に身体を痙攣させながら、
全身を走る刺すような衝撃に耐える。淫裂への刺激とはまた異なる、呼吸が止まってしまいそうな痛みに…
149 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:56:24 ID:dJy6f82c
「か……は……あぁ……っ…」
「直接触ったわけじゃないのに…くっ………こっちも敏感だな…」
呼吸の速い男が笑みを浮かべている、でもそんなことはどうでもよかった…男に陰核を触れられたときの身体中を走り、
その身を焦がした電撃の余韻にみゆきは酔いしれていた。二度三度とクリトリスに触れられるたびに痛さよりも気持ちよさが勝っていた。
「ぁ……ぁ…………」
「ほら、手が休んでるぞ?」
気がついたように男に視線を向けるとみゆきは申し訳なさそうな顔をする、男にみだらな行為を強いられているのだから
そんな表情をする必要はない。なのに……まるで男を気持ちよくしないことが悪いことであるように、さらに大きなストロークで手を動かす。
「はふ…っ………」
みゆきは素直にペニスを程よく握り締める、先走りがペニス全体にまぶされて手を一回往復させるとぬちゅにちゅと粘着質な音がした。
きゅっ…とクリトリスを摘まれるとまた身体が跳ねてしまう、今度はペニスを握ったまま離さない。
不規則な手の動きで男の太いペニスを握り、扱き、揉む。ペニスにも慣れてきたのかみゆきも徐々に大胆になってきた。
「あ…みゆき……そろそろ…くうっ!」
男の声のトーンが変わる、それとともに男はみゆきのペニスを触っている手を掴み激しく上下に運動させる。
「みゆ…き……手を出せ……!」
はあはあと呼吸の荒くなった男が命令する、何が起こるのかわかっていなかったが、手を離せずみゆきはそれに従った。
「う、うううううっ!!」
熱い……男がうめき、脱力したような声を出したとき、差し出したみゆきの手に熱いものがぶちまけられる、
ねばねばとした白く濁った液体…それが精液だということにすぐに気がついた。零れ落ちないように指の隙間を閉じる。
「………ふぇ……、…………………!?」
しばらくぼーっとしていたみゆきだったが、男が射精したことを知ってすぐに現実に引き戻される。
「ふぅ………尻で扱いてもらうのもよかったけど、こっちもなかなか……」
手のひらいっぱいに注がれる白濁の液体、昨日お尻で受け止めてしまったものだ……汚された下着の匂いをかいだときと同じ鼻に付く生臭さ、
触ってしまったときと同じようなゼリーに近い粘っこさ……頭がおかしくなりそうなくらい、どきどきしていた。
「それ、飲んでみろよ……」
男がとんでもないことを口にする、飲めるわけなんてない、みゆきは首を振ってそう意志表示をした。でも……
「いいから飲めよ…ほら、早くしないとこぼれて制服が汚れるぞ」
そうだ…他に捨てる場所もないし、仕方がない…みゆきは精液を飲むという行為を正当化するために男の言葉を受け入れる。
(こぼしてしまって、汚すわけには…昨日みたいなことは避けないと…)
そう、やむをえないんだ…精液に興味がある、栗の花のような匂いに興奮したわけではない…みゆきは自分に言い聞かせると手を口に運んで、
ずず……っと男の放出した大量の精液を飲む。少しずつ飲んだつもりだったが、どろりとしたザーメンはまとめて口の中に入り込もうとする。
「う、うう…んぐ……」
口の中でねばねばと引っかかる濃厚な汁、のどの奥でも絡み付いて飲むのが大変だった。しかし、どちらかというと初めての味に苦戦していた。吐き出してしまいそうな苦さ…生臭さ、いろんな不味さが口いっぱいに広がった。
「どうだ…みゆき……ザーメンの味は…」
「ごくっ…ごくっ……はう……」
ようやく飲み込めたが、口の端から精子がこぼれてしまっていた、それをそっとぬぐうと舌で綺麗に舐め取る。
男が感想を聞いてきたが、おいしいはずはなかった。今ものどあたりに精液が残っていそうな気がする。
でも…男性の欲望をダイレクトに身体の中に入れたような気がして、今まで以上に顔や陰部が火照って落ち着かない。
自分自身が怖かった、このままだとなんだかんだ理由をつけて、どこまでも男に従ってしまいそうで…
「……………」
「うまかったみたいだな………さてと、それじゃ、最後の仕上げと行きますか」
「…………?」
男がみゆきを立たせる、無理矢理手すりを掴まされてお尻を突き出すような姿勢をとらされた。
「みゆきのデカ尻が目立つような体勢のほうがいいだろ?」
「何を……?」
「セックスだよ、今ここでみゆきの処女を奪ってやろうと思ってな」
「い、いや………そんな、ことまで…」
「なんだ…嫌なのか? じゃあ携帯は返してやれないな…」
「……………かまいません、もう…警察に…」
みゆきはこのまま流されたくなくて、男を警察に突き出してしまおうと考える、性欲のままに男と一線を踏み越えてしまうのは避けたかった。
「意外としぶといんだな……」
150 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:56:36 ID:dJy6f82c
男が困ったような顔を見せる、反面みゆきは安堵の表情を浮かべていた。
「昨日、みゆきの携帯をチェックしてたんだけど…お友達も可愛いんだね…
…柊つかさちゃん、か…大人しそうだし…頼めば何でもしてくれそうだ、意地っ張りなみゆきとは違ってな」
「そんな……! だめですっ!」
「だったら…わかってるよな……つかさちゃんも電車で学校通ってるみたいだし…顔も覚えた、その気になれば…」
脅しじゃない…みゆきは直感的にそう感じた。自分が拒めば友達にまで迷惑がかかる、
…となれば、もはや男の申し出を拒絶することはできなかった。自分さえ我慢すればすべて終わる…そう考えて。
「わかりました…そのかわり、つかささんには…」
「ああ、わかってるよ。ちゃんとみゆきが満足させてくれるならね……」
男の言葉を聞くとみゆきは手すりを掴んでむっちりとしたお尻を突き出す。男の生唾を飲む音が妙に耳に残った。
「普通にしてやってもいいんだけど、痛いのは嫌だろ?」
男がチューブを取り出す、中に入っている軟膏のようなものを搾り出し、それを指で伸ばすとゆっくりと膣内に指を侵入させた。
「あ、ああっ…そ…れは?」
「痛くならないための薬だよ、感度が鈍るけどな…悲鳴でも上げられたら厄介だからな。
さてと、薬が効いてくるまでちょっとチンポで遊んでやるか」
男がみゆきの腰をつかむ、次にむき出しのペニスをみゆきの膣口に軽くあてがう、亀頭が押し当てられた感触にみゆきは身体を震わせる。
「あっ………」
押し付けられたままの亀頭が割れ目に沿って動き出す。ずりゅ……ぬりゅっとペニスが愛液を書き出すように前後する。
「……もうぐちょぐちょだな…」
ペニスが往復運動をすると、こぼれそうな愛液が亀頭を濡らす。男の亀頭から吐き出された先走りが愛液と混ざり合い、
割れ目はさらに潤いを帯びる。にちゃ……っと粘膜同士が触れ合うと強烈な快感がみゆきの身体中に広がる。
「はう……っ、く…ぁ………」
男がペニスの角度をずらすとそれだけでみゆきの腰も動いてしまう。こんな太い肉棒が入るなんて信じられなかった…
入り口よりもずいぶんと太く見える。気持ちよさに酔いしれながらもみゆきの心の片隅にはまだ恐怖が残っていた。
「不安か……? 痛くはないから大丈夫だ」
さっき塗り込めた薬のせいで痛みを感じないのだろうか、しかし不安なのかみゆきは脚を閉じてしまった。むっちりとした太ももで、
男のペニスの鼓動を感じる。男のペニスがなおも膣口に向かおうとしているような気がしたのできつく脚を閉じペニスを閉じ込める。
「なんだよ…むちむちすべすべで気持ちいいじゃないか…?」
男が唇の端を歪ませる、あわてて脚を開こうとするが、そうすれば今度はぴったりと閉じた秘裂を亀頭が押し広げていく。
やむを得ず肉付きのいいすらっとした太ももで男の竿を挟み込んだ。もっとも、男は構わずに腰を前後させてむちっとした肉を掻き分ける。
「……っ、ぬるぬるして…気持ち、悪い……」
「マンコこすられて気持ちいいんじゃないのか?」
太ももにも淫水が染み付いてペニスの往復でぬちゅずちゅっと音がする、滑りがよくなったのかペニスの動きも早くなり、
ストロークも大きくなる。控えめな茂みにも愛液が染み付き、まるで朝露のように光っている。
「脚開け…そろそろ薬も効いてきただろ?」
男が強引にみゆきの脚を開かせる、むわっと熱と蒸れた甘ったるい愛液の匂いが陰部から鼻先まで上がってきた。
「痛いか?」
男が人差し指を第二関節までねじ込む、指が入り込み膣壁を押し広げると異物感を覚えたが、痛いということはまったくなかった。
「……………」
「痛くないみたいだな、じゃあ、そろそろ……」
改めて男が割れ目にペニスの先端を押し付けた、そしてみゆきのお尻を掴むと身体を沈ませ挿入を開始する。
「あっ………んん…!!」
ぐぐっと何かが入り込んでくる、処女を失うときはすごく痛いと聞いていたが、男が用意した塗り薬のおかげでほとんど痛くなかった。
「…………ぐすっ、ひっく……すん…っ……」
だが、痛みこそなかったが、みゆきはセックスに対する淡い憧れをすべて打ち砕かれたような気がして、
何か大切なものを失ったような気がして瞳に涙をいっぱいに溜める。男の快楽のために処女を奪われたことがひどく悲しかった。
目をうるうるさせながら男を見る、しかし男はまったく気にしない様子で抽送を続ける。ぬちゅっ…ずちゅっと音を立てて。
前後に動くペニスは浅く、深く、右、左…と深さや角度を変えて複雑な動きをしながらゆっくりと奥に進む。
「あ、あんっ……ひゃ…あ…ぁ……あうっ、うっ……ああ、やぁ…」
151 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:57:27 ID:dJy6f82c
みゆきは後ろを向いて男を見る、文句の一つでもいってやりたかったが、ペニスを突き立てられるたびに身体が揺さぶられて声が出なくなる。
「はうっ…うっ、あぁ……ん、は…く………ん……」
くびれた腰をつかんで、男はさらにピストン運動を早くする。力を込めた挿入に、みゆきの膣肉は奥のほうまで無理矢理解された。
みゆきがあまり痛がらなかったからだろうか…男の連続した動きにはまったくためらいを感じられない。
「くっ……すごい締まりだな、さすが処女だ」
男はみゆきの初めての男になれたことがよほど嬉しいのか、絶えず笑みを浮かべていた。一方でみゆきは悲痛な表情を浮かべている。
身体はまったく痛くなかった、でも…一番大切なものを奪い取られたような気がして、みゆきはぱっちりした大きな瞳から涙をこぼしてしまう。
「心配……するなって、すぐに気持ちよくなるから…」
男がペニスを挿入する角度を変える、膣壁が余計に強くこすられてみゆきは倒れこみそうな衝撃に耐えるため手すりを強く掴んだ。
「ふあ………っ、ん、くぅ………ん…」
無意識のうちにみゆきは豊かな丸いお尻をくねらせてしまう、まるでペニスをより深く、子宮にまで導くみたいに。
それに合わせて男はむちむちとしたボリュームあるお尻を爪が食い込むくらいに強く掴み、みゆきの膣穴をその太いペニスで貫く。
「あ、ああ…ん! ん、んふ………」
痛みの代わりに身体の芯から言いようのない高揚感が広がる。じわじわとあふれ出す愛液がペニスの滑りをよくして、遠慮のない動きを促す。
知らないうちに自分からも腰を動かしていた、ペニスの先端が媚肉を掻き分けて子宮口まで向かおうとしている。
膣壁をむさぼるように進むペニスを、みゆきの媚穴はうねうねと締め付けたり緩めたりすることで男のペニスを気持ちよくしようとしていた。
「あ…あっ、あっ、ああんっ……う…あ……」
ペニスを突き上げられて、身体が揺さぶられるたびに声や吐息が漏れてしまう。もし誰か来て、見られてしまったらどうすれば…
不安はまだ残っていたが、荒波のように迫る快楽にみゆきの理性は容赦なくかき消されていく。あとには肉欲を得んとする本能だけが残る。
「ふ…うっ……名器ってやつだな……」
みゆきの膣内では複雑に入り組んだ襞が男の竿、亀頭に絡み付いてきゅっきゅっと絶妙な力加減でペニスを締め上げる。
その行為が精液を中で搾り取ろうとするために行われるものであることは、みゆきはまったく知らなかった。
「とんでもないスケベマンコじゃないか……っ……」
ぐぐっとこれまで以上に男が深くまでペニスを突き刺す、そして亀頭が最奥まで進み、ぬめぬめとした熱い肉の壁にぶつかった。
「……っ…………!!!!」
子宮の入り口に、そっとではあったが男のペニスが到達する。ずんっとお腹に響くような衝撃にみゆきは身体をすくませた。
「どうだ、薬が効いてても、腹に来るだろ……?」
「あ……く………っ……はう……っ…」
子宮口をこじ開けようとしているのか男は何度も腰を前に出し、限界すれすれのところまでペニスを進ませる。
みゆきは何とかしてペニスを押し出そうとするが、どうしたらいいのかまったくわからず、結局男のされるがままだった。
秘芯からは泉のように滾々と蜜があふれ出る、この蜜が襞に絡み男のペニスにぬめぬめとした圧迫感を与えていた。
薬と次々とあふれ出る潤滑油のおかげか痛くはなく、ただみゆきはたまらなくペニスがほしくなっていた。
ずっと前からそうだったのかもしれないが、その気持ちはごまかし続けていた。身体では男に屈したとしても、心では負けたくなかったからだ。
しかし……もうどうでもよくなっていた、くすぶるような雌の本能は少しずつ身体を焦がし、
今では全身を燃え上がらせるほどにまで強くなっていた。もっと、もっと……蕩けそうな感情はペニスを求めていた。
(…………この人、痴漢なのに…)
かろうじて残った理性が、これ以上前に進んではいけないと最後の力を振り絞ってみゆきを押しとどめようとする。
(でも………………もう、だめ…………受け入れよう……今だけは……)
みゆきは小さく息をつき自分から腰を大きくくねり始める。ペニスをむさぼり、膣壁で飲み込むようにして男が快楽を高める手助けをする。
「おおっ……どうしたんだよ、急に…」
男が驚きの表情を浮かべる、みゆきは顔を真っ赤にしたまま何も言わない…自分から進んで腰を揺り動かし男のペニスを翻弄する。
「あ、ああっ…ああん、あんっ、あ、あっ!」
152 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:57:49 ID:dJy6f82c
今までは誰かに見つかったらと思い、押し殺すような声しか出さなかった。でも今は違う…もっと気持ちよくなれればどうなってもいい…
不規則に腰を右、左と振り、少しでもつやつやねとねとしている淫肉を押し当ててペニスの存在を確かめようとした。
みゆきが積極的に腰を動かすと、今度は、余裕たっぷりだった男のほうがもてあそばれてしまう。
「くっ……みゆき…………」
「あん、んんっ………ぅ……」
下半身に力を入れると、膣内にも圧力がかかるみたいで男が苦しそうな声を上げる。中でどうなっているのかみゆきにはわからなかったが、
ペニスに粘膜を抉られると頭の中が真っ白になりそうなくらい気持ちいいということはわかっていた。
「やばい……すごい、し、締め付け……」
塗り薬のおかげで痛くないのをいいことに、男は荒々しい腰使いでペニスを前後に突き上げる、心なしかピストン運動は段々と早くなっていく。
「んっ、んんっ…あ、ふぅ……ん、あ、あんっ!」
バックから突き込まれ真っ白なみゆきのお尻がたぷたぷと揺れる、かき混ぜられてこぼれた愛液と先走りの混じり合ったものは、
太もものほうに垂れるだけでなくお尻のほうにも雫が飛んでいた。腰を打ち付けられるとぴちゃっぴちゃっと音が立った。
「うぅ………っ、く………」
男はますます苦しそうな声を上げる、何も知らないみゆきでも、そろそろ何かがあるのではと考えてしまう。
快楽を高めるために淫汁を滴らせる秘肉はペニスをますます締め付ける、それでもペニスは変わらない調子で往復運動を続けていた。
「あ、ああ…ぁ……おかしく、なっ……ちゃう………!」
みゆきの頭の中で火花がスパークする、こんな感覚は初めてだった。身体がふわふわと浮き上がりそうな…
不思議な気持ち、緩やかに手足の指先からしびれていくような……オナニーすらしたことのないみゆきにとってその正体を知る術はなかった。
「早く…いっちまえ………っ!」
ずんっ、ずんっ…と男の肉棒責めがますます激しくなった。ラストスパートをかけているのだろうか、普通なら初めてのみゆきだと壊れてしまいそうなくらいの抽送だったが、痛みが麻痺しているみゆきでは十分耐えられるものだった。
「ん、あっ、うんっ……はあ、ああぁん…………」
ほとんどない痛みには耐えられるが、全身を走る強烈な悦楽には耐えられなかった、みゆきは口からよだれを垂らし、
長い髪を振り乱しながらお尻を円を描くように動かして当たるペニスを少しでも強く感じようとした。
「み…ゆきは、処女マンコのくせにいっちまうのか? ずいぶんとスケベなマンコだなぁ……」
乱れきったみゆきには男の声はほとんど聞こえていなかった。視界もどこかぼやけている。男がどこにいるかもわからない、
わかるのは腰をつかんでいる手とねじ込まれているペニスの存在だけだった。目は三日月型に歪み唇はだらしなく開いていた。
気持ちも表情も緩みきったみゆきは狭い膣内をこじ開けるように進むペニスだけを求めていた。今はこれだけがあれば十分と考えて……
女としての本能がみゆきの理性を凌駕し、何もかもを捨ててただいくことだけを考えさせられていた。
「はあっ…あ、ああん……いく……? いく、いっちゃう…!」
「いくのか? …………そらっ、これでどうだ!?」
血走った目のまま男が一気にペニスを突き、秘奥まで一気に亀頭を突撃させた。最奥は歓迎するようにペニスを搾って責める。
みゆきは目を瞑ったまま身体中をぐちゃぐちゃにかき混ぜられてしまいそうな不思議な気分を味わっていた。
「……………ぁ、あああああっ!!」
みゆきの身体が大きく痙攣する、びくっびくっと小刻みに震えたかと思うと切なさが恍惚としたものと一緒に襲い掛かってきた。
絶頂を迎えたみゆきの身体は男にも同じようにいかせようとしているのか、膣壁が大きく収縮する。
「くうっ……う、あっ!!」
同時に男は力いっぱいお尻を掴んだまま射精を開始した。亀頭が膨れ上がり、みゆきを二度も汚した白濁の熱液を膣内に一気にぶちまける。
「は……あ、っ」
発射された精液は決められたプログラムに従い子宮へと向かう、孕んでしまうほどに大量に撒き散らされた精子…
しかし絶頂の余韻に浸っているみゆきにとってはどうでもいいことだった。
「…………………」
男もみゆきの柔尻を揉みながら、射精後の心地よさを堪能しているようだった。
もう終わったのだからすぐに離れることもできるが、不思議とこのままでいてもいいと思っていた。男を完全に受け入れてしまった瞬間だった。
153 ◆EqHQZWqzB. :2010/08/29(日) 03:58:07 ID:dJy6f82c
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みゆきはぐったりとその場に崩れ落ちた。男の吐き出した精液がごぽごぽと割れ目からこぼれる。
「…大丈夫か?」
男の妙に優しい言葉……みゆきは男について一緒に座る。髪を撫でられるとびくっと肩を震わせる。
「気持ちよかったぞ…みゆき……」
男がにやりと笑う、みゆきは髪を弄る男の手を振り払った。
「……携帯、返して……」
携帯を手渡される、ようやく返してもらえた…みゆきは安心するが、失ったものの大きさに改めて気がついて泣きじゃくってしまった。
「っく……ぐすん、ふ……ぇ………」
「泣くなって、俺が悪かったよ……ここまでするつもりはなかったんだ…」
いつの間にか電車は終点まで来ていた、ここから折り返しても学校には十分間に合うだろう。
「………まあ気にするな、しばらく続ければ慣れるから」
「…………?」
男の言葉にみゆきははっとする、また…痴漢されないといけないのだろうか……
「今日、一回じゃ……?」
「男は溜まる生き物なんだよ、つかさちゃん、かがみちゃん…どっちもおいしそうだよな……」
「…………わかりました」
忘れていた、もう男の申し出を拒めないということを…みゆきはうつむいたまま、暗い気分で電車を降りた。