逆転裁判エロパロ第12法廷
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1227191266/782 782 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/22(金) 22:30:23 ID:5T8XJM6Q
陵辱の流れで、ずっと昔にチラッと書いた(
>>431)真宵強姦を落としてみようかと思う。
・牙琉兄による真宵強姦
・なるほどと真宵は、付き合ってはないけど、うっすら両想いな感じ
・2019年、成歩堂資格剥奪から1ヶ月後くらい
・真宵→家元・20歳になったあと
・強姦なので、もちろん救いはない
・ついでにオチもない
それでも良ければ暇潰しにどうぞ…。
ごめん、前スレ容量オーバーしました…。
牙琉がシャワーを浴びに行ったのを見届けると、真宵はのろのろと重たい身体を起こした。
身体がだるかった。
大きく溜め息を吐きながらティッシュに手を伸ばして不快なままの局部を拭き取る。
そこには処女を散らした証と牙琉の白濁、そして多量の真宵の蜜がベットリと付着していた。
身体を動かした時に膣の中から愛液と精液が混ざった物が溢れ出して来て、
真宵はその感触に思わず顔を歪め、痛くなるほど何度も何度も拭った。
「う…っ」
涙が溢れるのを堪えてのそりと立ち上がると、汚れたティッシュを捨てにゴミ箱の元へ歩く。
…と、真宵はゴミ箱の中に気になるモノを見つけて顔を寄せた。
くしゃくしゃに丸められたそれには、『…ルマジキ キネンキッ』と記載されている。
シャワールームから物音がしているのを確認すると、真宵はサッとそれに手を伸ばし、破らないように丁寧に紙を広げる。
そこに現れたのは一枚のレシートだった。
『2019年4月○日 △△郵便局 アルマジキイチザ キネンキッテシート 120円』
── アルマジキ…?
(アルマジキって、なるほどくんが弁護した、あの事件の…?)
これはただの偶然なのだろうか?
でも、如何にもインテリな牙琉が、流行物に飛びつくようにも思えなかった。
関係があるかないか、それは分からない。
それでも、何もないよりはマシかもしれない。
真宵は手早く装束と髪の乱れを直すと、懐にレシートをしまって牙琉の部屋を飛び出した。
******
(これからどうしよっかな…。)
まっすぐに里に帰る気にはならなくて、
かと言って汚れた身体のまま成歩堂の元を訪れる勇気も無くて、
真宵はもう小一時間も公園のベンチに腰掛けていた。
(とりあえず、帰る…?でも、もしこれが手掛かりなら、出来るだけ早くなるほどくんに渡した方が良いよね…。)
もう何十回も心の中で重ねた自問自答を繰り返す。
(大丈夫だよ。普通にしてたら気付かれないよね…。なるほどくんだし。)
成歩堂は真宵の事を女として見ていない、と真宵は思っていた。
どうせ、トノサマンとみそラーメンが命の子供だと思ってるのだから。
── まさかあたしがあんな事になったなんて、思いもしないはず。
そこまで思考を巡らせると、急に悔しさや悲しさ、怒り、寂寥の想いが真宵を襲い、
大きな瞳からポタポタと涙を零し始めた。
20年間守ってきたものを呆気なく、あのような不本意な形で奪われてしまったこと。
まんまと騙された愚かな自分。
戻りたくても戻れない、数時間前の穢れなき自分。
「ふぇぇ…っ」
堪えきれない嗚咽が、言葉にもならずに漏れる。
最終的に牙琉を受け入れてしまったのは自分なのだから、泣いてはいけないと真宵は思う。
だが、泣いてはダメだと思うほどに、反抗するかのごとく涙が後から後から溢れて、真宵の白い頬を濡らしてゆく。
(こんなコト、へっちゃらだよ。なるほどくんが受けた傷に比べたら、こんなの、全然たいした事ないじゃない。)
深呼吸をして呼吸を落ち着けながら、自分に言い聞かせるように反芻する。
(…そうだ、スパイだと思えば良いんだ、女スパイ。色仕掛けで情報を手に入れる、美人スパイ。)
スパイはこんな事で泣いていられないのだ、とゴシゴシと袂で涙を拭いて立ち上がると、
公園の出口へとゆっくり歩きながら、携帯の「ナ」行を呼び出した。
「…もしもし、なるほどくん?久し振り!…今、近くにいるんだけど、会えないかな。事務所に行っても良い?」
3回目のコールの途中で、聞き慣れた声が耳に飛び込んできて、
その瞬間、鼻の奥がツンと熱くなり、再び涙が溢れそうになったのを慌てて堪えるように深呼吸する。
── 普通に、普通に。
普通にしていれば、きっと大丈夫。
大丈夫だから。
そう自分に言い聞かせて。
******
── たった一ヶ月の間に、すっかり変わっちゃったな…。
真宵は一抹の寂しさを感じながらソファに腰掛けていた。
ぐるりと室内を見回すと、だらしなくファイル等が散らかり、
真宵がいた頃には無かった手品の道具や子供向けの玩具が幅を利かせている。
元は姉のものだった、この場所。
それが姉の死と同時に成歩堂のものになり、
そこは真宵自身の居場所でもあったのだが、
今はもう真宵のいるべき場所ではなくて。
それは同時に、姉が生きていた痕跡が一つ消えたように思えて、
無性に悲しくなって涙が溢れそうになった真宵は、
成歩堂に見られる前に顔を整えようと、両頬を叩いた。
── 妙に感傷的になのは、さっきの事も影響してるかな…。
そんな事をぼんやりと思っていると、背後のドアが開いて、真宵の心臓は飛び跳ねた。
思わず背を正して、聞き慣れた歩調に耳を澄ます。
前は、革靴のコツコツ。
今は、サンダルのペタペタ。
音の種類は違えど、歩くリズムは変わりなくて、
そんな小さな事に安堵を覚える自分が、真宵は少し悲しかった。
それでもそんな内心を気取られないように、精一杯元気を装って声を掛けた。
「お、なるほどくん!」
「久し振りだね、真宵ちゃん。」
衿から金のバッジが消えた青いスーツでなく、普段着のパーカーに身を包んだ成歩堂が、
ポケットに手を突っ込んだまま、対面のソファにどっかりと座った。
無精ひげを生やして、ニット帽を目深に被ったその姿は
自分の知る成歩堂とはまるで別人のようで、真宵は目を丸くしたまま硬直した。
「どうしちゃったの?」とか、「変わったね」などと言いたい事は沢山あるのに、
そのどれもが成歩堂を傷付ける事だと思い至り、真宵は開きかけた口を噤む。
そんな真宵を知ってか知らずか、成歩堂は目を細めるように真宵を見つめていた。
成歩堂にしてみれば、
目の前で見慣れた人物の変化に驚いているその真宵の変化も、十分驚愕に値するものだった。
だが、真宵の変化は成歩堂と違ってマイナスの原因がある訳ではないので、成歩堂は躊躇無く感想を口にした。
「…なんかそんな格好してると真宵ちゃんじゃないみたいだな。」
「え。変かな?」
「いや、そんな事ないよ。ただ、大人っぽくなるもんだと思ってさ。」
── 大人っぽくなるもんだ
何気ない成歩堂の一言が今の真宵にはチクリと突き刺さるが、おくびにも出さずに精一杯笑う。
が…。
それまで背もたれに背中一面を預けて座っていた成歩堂が、
怪訝な顔で身を乗り出して、覗き込むように真宵を見つめた。
「な、なに…?」
射抜くような瞳で見つめる成歩堂にそう問いかけながら、
先ほどの精一杯の笑顔が引き攣っていたのだろうか、と真宵は思う。
「…真宵ちゃん、ぼくに隠し事してない?」
「なにそれ。してないけど…?」
── 普通に、普通に。
動揺しないように。
さり気なく話題を移さなくっちゃ。
通常の2倍の速度で情報処理していた真宵の脳が、
事務所に来た本題を切り出していなかった事を思い出し、
真宵は袂から例のレシートを取り出して成歩堂に突きつけた。
「そうそう。これなんだけどさ。」
成歩堂はその眼に訝しさを残したまま、真宵が差し出した紙を手に取った。
「…なに、これ?」
「レシート。」
「いくらぼくでもそれ位は分かるぞ。どうしたのこれ。」
「ゴミ箱で見つけたの。」
「ゴミ箱?どこの?」
「牙琉弁護士の。」
「牙琉?」
真宵はこくりと頷く。
「もう知ってるかもだけど、牙琉検事のお兄さんが弁護士だって。」
成歩堂は膝に肘を付いて、片手でレシートを弄ぶ。
俯いたその顔にどんな表情を湛えているか、真宵には分からない。
「査問会の時に、唯一庇ってくれたのが牙琉だったんだ。」
「……。」
「引き継いだ事件の担当検事が前任弁護士の弟で、身に覚えのない証拠捏造なんて…出来過ぎた話だよな。」
「……。」
成歩堂はとっくに気付いていた。
あの忌まわしい公判の、不自然過ぎる展開に。
離れていたひと月の間に、成歩堂は既に真実を求めて歩き始めていたのだ。
「あの人が或真敷一座に興味あるとは思えないし、もし仕事で使ったのなら領収書を捨てるのも不自然だよね?」
どうしても偶然だとは思えなかった、と真宵は言った。
成歩堂は俯いたまま、しばらく何事かを思案している。
「…ねえ、真宵ちゃん。ぼくが弁護士バッジを失った理由を知ってるよね?」
「うん。もちろん。」
「── だったら、ここはきちんとしておきたい。」
「なに?」
「このレシート、どこで手に入れたの?」
「……!」
出自不明の証拠を出してしまったばかりに弁護士人生を失った成歩堂。
彼がそれを求めるのは至極当然のことだった。
真宵の心拍が跳ね上がる。
クラクラと眩暈がして、気分が悪い。
「あ…えと…牙琉さんの事務所だよ。」
口元に無理矢理浮かべた笑みが引き攣る。
本当は牙琉の自宅のゴミ箱で拾っただなんて、どうしても言えなかった。
「── 嘘だ。」
俯いた真宵が思わず顔を上げると、見た事もないような怖い顔で睨んでいる成歩堂と目が合った。
「…真宵ちゃん。ぼくに嘘をつきとおせると思ってるのかい?」
そう言いながら、成歩堂はパーカーのポケットからスッと手を出した。
その手に握られているのは、淡く輝く黄緑色の真宵の…勾玉…。
「本当はどこで拾ったの?ぼくは無理矢理にでも暴くよ。」
そして、次の瞬間、真宵は耳を疑う言葉に目を見開いて硬直する。
「…それとも。真宵ちゃんまで証拠を捏造してぼくに渡すのかい?」
「………… ッ!!」
── パシンッ!
乾いた音が、事務所に響いた。
唇を戦慄かせた真宵の瞳から、ボロボロと大粒の涙が零れる。
「どうして…?どうしてあたしがそんな事しなきゃいけないの…っ!?」
「じゃあどこで見つけたの?」
真っ赤になって泣く真宵とは対照的に、左の頬を赤くした成歩堂は涼しい顔をしている。
──嘘なんてつけない。
成歩堂に嘘など通用する訳がない。
真実を求める瞳は絶対にそれを許さないのだ。
そんな事、分かっていたはずなのに。
自分がその牙琉に汚されたこと。
成歩堂に疑われること。
こうなってしまった以上、真宵にとっては最早どちらも同じ責苦に違いなかった。
それならば…。
覚悟を決めた真宵は、瞳を閉じて小さく息を吸った。
「…自宅だよ。」
「は?自宅?」
拍子抜けしたかのように、成歩堂の口元が引き攣る。
「牙琉さんの、自宅だよ。」
低い声だった。
真宵のものとは思えないような低い声が、小さく震える。
全てを諦めた真宵が、力なく微笑んだ。
「自宅のゴミ箱って、どうやって…」
そこまで言って、成歩堂の顔から薄い笑みが消えた。
「…部屋に入ったの?」
「入ったっていうか…。」
「っていうか…?」
「なるほどくんから電話だって言われて、それで…。」
「つ、連れ込まれたの…?」
真宵はそれに答えずに小さく頷いた。
成歩堂の顔から、見る見る内に血の気が引いて行く。
「それで…。それで…。」
心臓が早鐘を打っているかの如く鼓動しているのがハッキリと分かる。
目の前で小さくなっている真宵に聞くべき事があるのに、咽喉がカラカラに渇き、声が出ない。
これを言葉にすれば、真宵は消えてしまうかもしれない──。
そんな悪寒がゾクリと背中を掠めるのを感じながら、必死に声を振り絞る。
「何か…されたの…?」
しばらく躊躇した後、俯いたままの真宵の頭が小さく小さく縦に動いて、成歩堂は思わず口を覆った。
「……!」
「何された…?」
「…。」
「真宵ちゃん…!」
牙琉の部屋に行った事を頑なに隠していた真宵。
その理由は…。
成歩堂は思わず立ち上がって真宵の腕を掴んだ。
「…ごめんなさい…ごめんなさ…っ」
ただただ謝罪の言葉を繰り返し、顔の前で交差した腕で成歩堂から身を庇うようにしてかぶりを振る。
── それだけで答えは一目瞭然だった。
「…警察に行こう。」
成歩堂は真宵の腕を抱えて立たせたが、真宵は大きくイヤイヤをするように抵抗する。
「イヤ…。それだけはイヤだよ…!」
「でもこんなのは許されることじゃないんだ…!」
「合意があ…ったから…。」
消え入りそうな声。
「合意?」
成歩堂の身体から力が抜けて行くようだった。
真宵だって子供じゃないのだから、それ位は自分の意思で決めるだろう。
それをどうこう言うつもりは無いが、
今の真宵の様子からは、「合意」の言葉はあまりにも遠いものであるように見える。
「何を言われた?何があったのか、全部話して。」
俯いたまま顔を上げない真宵の肩を抱く。
触れたら折れてしまいそうな程に華奢なこの娘に乱暴を働いた牙琉。
怒りと憎しみが、沸々と湧き上がる。
「あの人、電話中のなるほどくんがあたしに用があるって。
…それで、家に入ったの。家に入らなきゃ大丈夫って思ってたのに…。」
カタカタと身を震わせる真宵を、成歩堂は思わず抱き締める。
「いきなり押し倒されて、それで、ハンカチを口に入れられて…。」
「あのね、最初は抵抗したんだよ? …でもなるほどくんに何かするって…。」
「レシートはね、牙琉さんがシャワー浴びてる間に見つけたの。」
要するに、成歩堂の為に真宵は身を差し出したと。
成歩堂はイラつきを真宵にぶつけた。
「あいつが本当に捏造を知らないなら、真宵ちゃんにこんな事する訳ないじゃないか。
こんな事して口封じしたのが何よりの証拠…」
「──分かってる。だから、これを見つけて持って来たんだよ。」
そう言って、真宵はレシートを握り締める成歩堂の手に、そっと手を添えた。
「ただでは起きないんだから…!」
精一杯の強がりだろう、真宵は鼻の頭を赤くしてぽつりと呟いた。
「……カヤロウ…!」
振り絞った声は情けないほど震えていた。
そんな成歩堂を慰めるように真宵は成歩堂の頬をギュッとつねる。
「あたしのこんな痛みなんて、なるほどくんが受けた傷に比べれば全然大した事ないよ。」
小さな身体でどんな怖い思いをしただろうに、それでも手掛かりを見つけて来たという真宵。
小さな紙切れと引き換えに、失ってしまったものは余りにも大きかったのに。
成歩堂は真宵を抱く腕に力を込めた。
「な、なるほどくん…?どうしたの?」
「真宵ちゃん…!」
「あのね、あたしはあたしの形でやるから。なるほどくんにあんな顔をさせたあの人、絶対許さない。」
「だから、今はきっとあの人は優位に立ったつもりでいるだろうけど
なるほどくんがあのレシートを役立たせてくれるなら、それで良いんだ。」
健気に笑う真宵を抱きすくめながら、成歩堂は宙を睨み付けていた。
迂闊だった。
成歩堂自身を傷つけるのが目的なのであれば、ヤツが真宵に目を付けないはずがなかった。
そう思ったから、敢えて連絡を取らずに遠ざけたのに。
安直な己の思考が恨めしい。
何故もっと頻繁に真宵と連絡を取って、近況を伝えなかったのか。
音信不通になった成歩堂を心配した真宵が何かするかもしれない可能性を、どうして考えなかったのだろう。
今まで身体を張って守って来た大切な者を傷つけられた悔しさが、成歩堂を襲う。
傷付いた真宵が持ち帰った切手のレシートを、強く握り締めた。
許さない。
許すものか。
何年掛かったとしても、必ずこの手で裁きの庭に引きずり出してやる。
牙琉霧人。
ぼくはオマエを絶対に許さない。
真綿で首を絞めるように、ぼくはオマエを追い詰める。
── 地獄の果てまで、ぼくのやり方で。
この日を境に、弁護士時代に成歩堂が見せた熱さは影を潜め、
無精ひげにどこか眠たげな瞳というやる気のない相貌の中で、
眼光だけがその鋭さを増すことになる。
成歩堂の執念が実を結ぶのは、それから実に7年後のことだった。
<終>
前スレ誘導出来なくてすみませんでした。
次からは気を付けますね。
11 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 23:47:34 ID:g368mOGu
>>10 乙&丼米
真宵かわいいよ真宵
お知らせあげしとくよ
ごちでした。真宵凌辱旨かったよ。
13 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 00:56:49 ID:LgTGopNR
乙!
真宵ちゃん健気で可愛すぎる
ドリル兄と真宵ちゃん凌辱、似合うなあ
そしてもし男霊媒してたら絵面がとんでもないことにw
現実とゲームの区別がつかない自民女局長、何の根拠もなくアダルトゲームを批判し、児童ポルノ規制法の改正内容にも反映へ
自民党の山谷えり子女性局長(参院議員)は22日、国会内で記者会見し、日本の業者が開発、
販売している「性暴力ゲーム」を批判し、実態を調査するとともに規制策を検討していくことを
明らかにした。
日本製のゲームソフトをめぐっては、少女をレイプして中絶させるといった内容のパソコン
ゲームソフトが今年2月、英国の国会で問題視され、欧米各国で販売中止となっている。
また、この種のゲームを野放しにしている日本政府に対して、海外の人権諸団体から
抗議の声が上がっている。
山谷氏は「党の女性局として、このような現状を調査し、有識者とも意見交換して(規制策の)
提言をまとめたい」と述べた。山谷氏は、与党が検討中の児童ポルノ規制法の改正内容にも
反映させていく考えを示した。
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090522/stt0905221130002-n1.htm
ふぅ…
16 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 22:05:25 ID:oCFpAdJ2
お疲れさまでした。
真宵ちゃんのあまりの一途さに、ドリルを殺っちまいたくなったよ…
さざえもんを送っちゃダメ?
いいともー!
18 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 22:40:48 ID:cCQcO957
嫌いな奴とのキスほどキモいもんはないと思ってるから
キスの辺りでメガネドリル殺りたくなった。
抜いたけどさ。
イイヨイイヨー
次はナルマヨがみたい。
なるほどがあんな事になったのは真宵ちゃんがこんな目に遭ってたからだったのね。
もしも真宵ちゃんがこんな事になったら、なるほどくんはどうするんだろう。
1)無理矢理警察に連れてく→真宵ちゃんが晒し者になろうとも、法に任せる
2)真宵ちゃんの意思を尊重して警察には行かない→淡々と復讐の機会を狙う
3)真宵ちゃんの意思を尊重して警察には行かない→そのまま蛾粒の事務所に乗り込む
4)その他
ところで逆検ネタの解禁は発売日当日から?
それともしばらく空けてから?
>>22 4のあの性格からして、2)だと思う。事務所には押し掛けないんじゃないかな?
逆検でミツメイに期待してもいいのだろうか
20歳御剣×13歳冥を描いてください
当たり前のようにメイって呼んでる写真見て
逆転検事購入を決めましたが何か
3の普段はフルネームか漢字で呼んで
決め台詞的にメイって言うのもすごくいいけどね
メイはレイジと呼ぶのかな
13歳の冥たんエロ可愛すぎだろjk
ありゃロリコンじゃなくても襲いたくなる
13歳冥は二次創作では定番ネタだけど
公式でやられるとやっぱ破壊力が桁違いだな
思わずDS落としそうになったw
ロリ冥パネェ
13歳の横乳をコンシューマーゲーで出していいのか
もしかしてCEROがBなのはこのせい?w
逆検では御剣のこと「御剣怜侍」って呼び方だけで通すのかと思ってたら
ちゃんと「レイジ」って呼んでたな
大人版でも子供版でもいいから冥のエロ小説キボン
13歳冥たんと19歳冥たんの違いを見て
女は処女喪失すると雰囲気や顔つきが
ガラリと変わるという話を思い出した。
やっぱりこの7年間にそういうことがあったんだろうか。
たった5年で大人っぽくて色っぽい女に成長したな
中身はあまり変わってない気もするがw
てか13歳の時点でも胸がそこそこあって
既になんだか色気を漂わせている
冥もだけどマコも色っぽくなってた。
イトノコさーん、とうとう…。
あれ? 冥と御剣って何歳差だっけ?
13歳の冥と並ぶとまさしく大人と子供というか・・・www
にしても逆転検事でフラグ立てすぎたな>御剣
7歳差だから御剣20歳だな
20歳と13歳…まさに犯罪臭がプンプンするw
だがそれがいい
トン
7歳差wwwwこれはあぶねえwwwww
でも今の二人だとそんなに犯罪臭はしないな
成人した男と13歳の少女が推理バトル
しかも容赦なく得意げに攻める御剣
よく考えると大人げない光景だなw
ダメージ受けて怯む冥を見ると凄くいけない事してる気分になるわw
そのぶん鞭で叩かれたりじゃじゃ馬っぷりに振り回されてるがw
ミクモの小説はまだか!w
ミクモが冥に嫉妬するSSを妄想しながらおはようございます
みっちゃんは鈍いといいな!
じゃあ俺は美雲×冥か冥×美雲で百合を希望
じゃあ自分は九太×春美で
愛情の有無とは別に狼とシーナは肉体関係があっただろうな
情報を仕入れるのに一番有効な手段だし
じゃあ御剣と冥の関係が気になる美雲ちゃんということで短いのを一本…。エロなしですが…。
美雲「ねえ御剣さん。狩魔さんとは何処までいってるんですか?」
御剣「む?ミクモくん。何処まで…とは?」
美雲「ノコちゃんから聞きましたよ〜。狩魔さんのお父さんが御剣さんの先生で、2人は幼馴染の兄妹弟子だって!」
御剣「その通りだ。メイの父、狩魔豪は私の師だ。私達2人は検事になるため、彼の下で学んだのだ。
だが、お互い勉強や仕事に忙しく、2人で遠出をした記憶など殆どないな。」
美雲「御剣さ〜ん。この大泥棒を煙に巻こうたって、そうはいきませんよ!」
御剣「む?私は君に聞かれたことに答えただけなのだが…?」
美雲「またまたそんな事言って〜。2人はお付き合いされてるんでしょ?」
御剣「ミ、ミクモくん!何処からそういう発想が出てくるのだ!?私とメイはそのようなアレでは…。」
ビシッ!
御剣「ぐわっ!メ、メイ!」
冥「そのようなアレって何?私は貴方にとって何だと言うのかしら?」
御剣「何だと言われても…以前も言ったように、君は私にとって最高のパートナーであってだな…。」
冥「言い訳無用!この際だからハッキリ答えてもらうわ!レイジ!私は貴方の何だというの!?」
ビシッ!
御剣「だからムチで叩くな!」
美雲「ねえねえノコちゃん。」
糸鋸「何っスか?」
美雲「御剣さんって、ホント鈍いよね。」
糸鋸「ホントっスね。」
46 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 17:23:32 ID:yA5lfgFf
シラオトさんのエロまだかよ
>>45 そのようなアレは困るはいつ見ても吹くwwww
冥かわいいよ冥
狼士龍×シーナの切ない系エロが読みてえ
御ミクが見てみたい俺は異端
いちるに萌えてしまった俺が通りますよ
では真宵ちゃんは頂いていきますね
今回可愛い娘多すぎ
1話につき最低1人はいたな
御剣×いちるとかいいかも
なるほどくん、あんたピンチですやん。
呑気にボートに乗ってる場合じゃないッスよ。
冥みたいな気の強い女の子が無理矢理犯されるシチュエーションがかなり萌える
2話たった今クリアしてシラオトさんのエロパロがないか見に来ました
57 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 07:40:22 ID:547clhG9
御剣×美雲 誰か頼む
58 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 07:46:11 ID:MRI+lh2K
御剣と冥って今も名前呼びしてたっけ??
4話の探偵パートじゃどっちも「レイジ」「メイ」呼びだったけど
>>59 御剣は普段「メイ」呼び
冥はフルネーム呼びが多いけどたまに「レイジ」になる
>>60 3でフルネーム呼びしてた気がしたから昔だけかと思ったww
ありがちだけどイイねこういうの
63 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 14:39:06 ID:6/8qnvN9
御剣にせまるシラオトさんプリーズ
花の蜜とかいちいちエロイと思ったのは俺だけか?
65 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 16:00:48 ID:547clhG9
冥ちゃん萌え
冥かわいすぎる
冥がお仕置きされる小説プリーズ
シラオトさんのパイズリ小説krkr
橋渡ってるときの御剣と美雲の会話がいいな
そこで偶然ナルマヨたちが背景を通るわけだがw
狼が冥を「アネさん」と呼ぶのになんか萌えたw
冥に容疑がかかったとき逮捕された冥の反応見てみたくて
一度わざと負けてみたんだが、捕まって連行される時
「レイジー!」と叫んでたのが萌えた
更に捕まったあと狼やその部下達にあんな事やこんな事される姿を
想像してしまった俺を許してくれ
73 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 18:49:57 ID:547clhG9
上司ぶってリードしようとする冥萌え
身長が低くて窓の外が見えない冥萌えw
18歳で162cmだから、あれから伸びたんだな。
「フッ…!生理も来てない癖にw」
と御剣にpgrされてムキーッとなる13歳冥、そんなエロパロが読みたいです。
御剣×いちるが読みたいー
狼とシーナが読みたいです!!
シーナは多分あの枯れ木ジジイの愛人にもされてたんだろうな
冥は誰と絡ませても萌える
今までに御剣、なるほど、ゴドーを書いたが今回のアネさん発言で狼と絡ませたくなった
冥って狼のことなんて呼んでたっけな
>>81 記憶が曖昧だが「狼捜査官」じゃなかったっけ?
ロウ捜査官だな。
御剣×いちるはエロい妄想したな。
ある意味密室に二人きり。
しかも完全な密室じゃないから、いつ誰が来るかわからないっていうスリル。
話の流れとかあまり考えず、単純にエロ妄想してしまったよ…ごめんよ冥たん…
シーナ→狼は「ロウ」だっけ?「士龍」だっけ?
御剣以上に冥を上手くコントロール出来てる辺り
狼はなかなかの遊び人だろうな。
複数の女と付き合っててもどこからも文句が出ないタイプ。
シーナの年齢って一体…
カズラたんは29らしいが、それも偽装の可能性があるんだよな…。
いちるは何だかんだ丁寧な物腰でリードしそうな気がする
いちるのベットとロッカーをくんかくんかしたい
御剣はいちるの匂いにどきどきしてたからなあ…
1番人気はミツメイだったけど…
ミツミクとロウメイに目移りしている人達が…
いや、ミツロリメイもか…?
検事やって一番気になったのは御剣×いちるだな
ロウ冥とか、ロウシーナもいいと思う
ミクモはイトノコか?
>>90 いや、御剣×いちるだ
しかし御剣はフラグ立てすぎw
美雲がフラグクラッシャーになったら楽しそう
相手は誰でもおkだから冥の小説読みたい
ロリ冥たん小説希望
ロウは体力ありそうだからシーナと冥で3Pいけそう
御剣はシラオトさんで枯らされるイメージ
個人的にCA二人組がお気に入り
20歳御剣×ロリ冥が見たい
犯罪だけどそこがいいw
カズラはケタケタわらいながら致しそうだな。
シーナだと大人な雰囲気
個人的にはミツコノかコノミツか
まちがってもノコじゃないぞ
いちるのスーツケース時々インターネットで買ってるのは御剣かもしれん
身代金の取引につかっちゃったし罪悪感で
100 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 22:33:56 ID:jlW6CEzK
ノコミクな俺は異端ですね、はい
もちろんミク10歳でw
狼のワイルドな魅力に惹かれる冥たんキボン
狼は男前だからアネさん惚れるだろうなー
狼は検事嫌いだから冥のことも小娘扱いして冷たくするのかと思ってたら
そうでもなかったな
完全ミツメイ儲だったが
ミツいち←ミツコノの方がいいのか?
ノコミク(10歳、17歳どちらも可)
ロウ冥
で萌えあがった。
もちろんロリ冥は言うまでもないが。
106 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 23:21:40 ID:TY4nNlzk
ミクモとノコの饅頭話は萌えた
はれて17歳になったからミクモはノコにせまるといい
利子つけて身体で返してくれるんですね
だけどイトノコさんはマコちゃんにお熱ッス!
110 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 00:11:44 ID:BJQcaIjS
コどもかわいいよコども。
即興で狼×シーナ
注意書きをよく読んで以下略
【注意書き】
・微妙にネタばれがあるので、未プレイの方はスルー推奨
・エロなし
112 :
狼×シーナ:2009/06/02(火) 01:19:14 ID:jz4PlO/R
あのキャラクター設定が、失敗だったと思う。
『妹を殺された不幸を、明るく笑い飛ばす正義感あふれる強い女性』
そんな人物像でなければ、あんな奴らに心を許すことはなかったはずだ。キャラクターとしてとは言え、毎日笑っていれば、それなりに情が出るものだから。
一緒にいて、いやみを言って、笑って、盗んで、罪を犯して。そして、また笑う。
『法では裁けない人間を裁くため、罪を犯す』。
罪を重ねるために罪を犯してきた人生で、それはあまりにも楽しい犯罪だった。常にだれかをだまし、傷つけ、時には命を奪ってきた自分にとって、
はじめてと言っていいほどだれも傷つかない犯罪。
だが、幕はある日突然、自分の手で引かねばならなかった。
それなりに、悲しい結末だったと思う。もう、誰に対して申し訳ないとか、罪悪感とか、そんな感情は持ち合わせてはいないけれど。
それでも、あの日々が永遠に戻りはしないことが、心底残念だった。
だから、次はもっと感情のない人物を演じようと、心に決めた。
* *
目を覚ますと、部屋は真っ暗だった。まだ日が明けていないのだろう。だが、二度寝をするつもりはなかった。“彼女”はそんな女性ではないから。
ベッドから起き上がろうとして、素肌に感じる男の体温に気づき傍らに視線をやる。男は目を覚ましていた。普段は鋭い視線が、夢の現実との間にたゆたっている。
「起きたのか」
静かに声をかけると、男はくああと大きくあくびをした。そして、強引にこちらの腕を掴んで、胸元に引き寄せる。
「まだ暗いじゃねぇか。もう一眠りしようぜ」
「眼が覚めた。私は起きる。狼はもう少し眠ればいい」
言うと、男は唇に口づけてきた。応えずにそのままにさせておくと、男はつまらないといわんばかりに眉をひそめた。
「“眠る”ってのを、もう少し深読みしてくれねーか?」
「……明日は日本へ立つ。体力は温存しておくべきだ」
「けっ……優秀な部下のセリフだな」
そうして男は、力づくで身体を組み伏せた。両腕を掴まれて、身動きが取れなくなる。
「……狼」
「だが……今は、ただの女でいろよ。オレと2人でいる時は、な」
今度は深く口づけられ、しかたなく応える。内心、うんざりしていた。
笑えないのよ、アンタ。
今、こんなことしてる場合? 内部の情報が漏れてるでしょう。いくら密輸組織を追いかけても、寸でところで逃げられるのは、なぜだと思う。
私がいるからよ。
男が首筋に舌を這わせる。まるで獣に食べられるようだと、いつも思う。大きく節くれだった手は、荒々しく自分の胸を揉みしだく。触れられて、
自分が昨夜から何も身につけていないことを思い出した。触れられて、その気になる。身体が熱くなる。
113 :
狼×シーナ:2009/06/02(火) 01:20:52 ID:jz4PlO/R
この男と組んで、“犯罪捜査”とやらをするのは楽しかった。自分の組織に関連しない事件であれば、本気を出して解決したりもした。
狼のようでいて、妙に情け深い上司の世話は、日々危険に満ちていて自らの好奇心を満たした。
そして、さらに男の信頼を得ようと、抱かれもした。
今では男は自分を信じ切っていて、まるで本当に恋愛関係にあるよう。
笑えない。ばかばかしい。
これは“ゲーム”だ。世界を相手に、最高のスリルを味わうための。これはその手段でしかない。この男は、ただのコマでしかない。
「……シーナ……」
男の低い声が、自分の名前を耳元で呼ぶ。胸に舌を這わされて、息が上がった。
いらいらする。
そんな声で語りかけられても、自分にはわからない。その声に込められた気持ちも、行為の意味も。
この男が、自分に注いでいるもの、全てが自分には必要のないものだった。
だが、そんな内心を押し隠して赤い瞳で男を誘惑するように男をみつめる。すると、男はバツの悪そうな表情をして、そっぽを向いた。
「悪かったよ……」
そう言って、ベッドに押し付けていた腕を放して離れた。突然の男の行動を不審に思い、思わず眉根を寄せる。
「どうした」
「……いや、オマエが泣きそうなカオしてるから、そんなにイヤだったのかと思ってな」
「!」
泣く? ありえない。“シーナ”は感情を極力出さない、冷静な女なのだ。男に乗りかかられたくらいで、表情を崩すなど……。
頬を触って見たが、特に涙らしきしずくは流れていなかった。
「……なんのことを言っている?」
「あー……なんか、そんな気がしただけだよ。いい、気にするな」
男はそっぽを向いて、再びベッドの中へもぐりこむ。その広い背を、呆然と見つめるしかできなかった。
「シーナ」
背中を向けられたまま、声をかけられる。低い声が、耳に心地よく響くのを否定できない。
「……なんだ」
「オマエは、いいオンナだ。……オレが本気になるくらい、な」
こんな時、普段なら笑いをこらえるのに苦労するほど可笑しいと思うのに。ばかばかしいと思う笑いをこらえて、妖艶に笑ってみせるのに。
笑顔をつくろうとして、口元が不細工に歪んだと思った。男には顔を見せないまま、ベッドから抜け出す。
「笑えない」
そう言って、シャワールームに飛び込んだ。
おわる
いつかもっとがっつり大人のエロが書きたい2人。
コめいを見て、「よし、はみみつはありだ」とわけのわからない核心を神から得た。
GJJJJJJJJJ
シーナがカッコイイ!!!
カズラのときは腹も立ったが…
気が向いたらエロもお願いします
像を運んだ○○運動の選択肢にピストン運動を入れて欲しかった
本スレでは呟けないのでここで。
晒しage
>>112-114 おお早い!そしてGJ!
オトナな雰囲気で良いね。潤いました。
「もっとガッツリエロ」いつか期待しています。
狼にはシーナを舐め回して「アマいな」と言って欲しいw
逆検して狼シーナ好きになったから、
読めて嬉しいぞ!!!
ミックーモと冥たんの百合百合小説はまだですか?
123 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 09:53:44 ID:KKEwJtTe
組織の手に落ちたミクモ、メイとマコが見たい
シーナよりカズラ萌えなんだがイラストもSSも少なくて寂しい。
色っぽすぎだろ……あれは……まるほどう!
それまで男を手玉に取ってきたカズラが
狼と出会って揺らぐエロSSとかどうよ
すいません読みたいです
なんということだ…。
ヒメコ→ミツルギを期待してきた俺は異端だったのか!
指にはめてぺろぺろか
シーナにはあらゆる面でCERO Zレベルの壮絶な過去がありそう
それを例のアハ笑いを交えながら明るく語って
みっちゃんや冥ちゃんや狼師父を鬱のドン底に叩き込むといい
子供扱いするなと言い張る冥に、本当の大人とは何かを
体で教えてあげる御剣を見たい
自分はカズラ≠シーナと思ってるので
攻守的な意味でいろいろ変わってくると思うんだよね。
つまり何が言いたいのかというと
正体がバレた後の狼×シーナ、あるいはシーナ×狼がみたい。
シーナ留置所→ムショだから無理じゃね?
しょっぴいてく最中とか……
取調べとかおしおきとか出てくるたびになんかドキドキしてしまう
なんてけしからんゲームだ
それより冥に容疑かかってゲームオーバーになったときの
レイジー!が可愛くてゲーム進まない
>>133 >それより冥に容疑かかってゲームオーバーになったときの
>レイジー!が可愛くてゲーム進まない
あれ可愛いなw
可哀想だけどわざと2回くらいゲームオーバーにしてしまった
でもあのシーンの冥への容疑って実は狼の狂言なのに
本当に逮捕しちゃって一体どうするつもりだったんだろう?
個人的には狼には紳士でいてほしい気もするが…やっぱりハァハァなのかw
狼も御剣も狂言だとわかってやってたのに
冥だけ知らずにプルプルしてんのがかわいいんじゃないかw
御剣と狼に「ハメられる」冥たんが見れると聞いて飛んできました
裁判所の控室の防音が完璧ということが明らかになったので、
ナルマヨ、ミツメイ、キョアカあたりの妄想が止まりません。
小さくてかわいいビキニを着せられた成歩堂が、仕返しにハミたんサイズの装束を真宵に着せる展開キボンヌ
真宵は普通に着れてしまいそうで、別の意味で泣ける(;´Д⊂
逆転検事やっと終わった。
ミクモの絵、もうちょっと可愛く描いて欲しかった。せっかくの新ヒロインなのに……。
>>141 美雲可愛くなかったか?
個人的には歴代ヒロインの中で一番可愛く描かれてたと思うんだけど・・・
>>142 歴代ヒロインで一番可愛いのはあやめだと言っておくが、
確かに美雲は可愛い。悲哀や怒りなどシリアス時の立ち絵とか好き。
美雲はドットの動きが可愛すぎる
ヒロインって真宵、みぬき、茜、美雲だろ?
あやめはヒロインに入るのか?
まあ主人公の恋人という点ではヒロインだが
ヒロインは名前がシンメトリーの人達だけだよ
おにゃのこなら誰でも主役になるのがこのスレのいいところじゃないか
さあSSどんどんщ(゚д゚щ)カモーン
ロウ×冥が読みたいな
>>145 一話しか出て来ないヒロインとか嫌なんですけど
>>142 逆裁でヒロインって助手ってことだよね。
真宵ちゃん以外のヒロインはみんな趣は違うが可愛く描かれてると思う。後発キャラはとりあえず見た目よくないと厳しい。
四話のノコちゃんをかばうミクモかわええ。ロリ冥の白いズボンだけを脱がしたい。
ヒロインについて考えた時、オバチャンが真っ先に頭を掠めた自分を絞め殺してやりたいorz
153 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 01:57:26 ID:F7Abey84
ぷっ、あははははははははははは!・・・・・・粗末ね
>>149 狼が何かにつけて「狼子、曰く」を連発するのと
冥が「狩魔の完璧主義」にこだわるのをダブらせて
この二人が同類だと感じたのは自分だけではないはず。
検事嫌いの狼が何故か冥に対しては若干優しめだったのは
その同族意識を本能的に感じ取ったからかもと思う。
あーミクモの絵が可愛くないって言ったのは、なんか横向いた時の絵とか結構適当な感じがしたんだよね。
そんな感じしなかった?御剣とかに比べて明らかに書き込みが足らんというか……。
キャラとしての可愛さは大いに認める。
一番かわいいヒロイン談議で真宵が出てこないのは真宵がヒロインとして別格だからですよねそうですよね
モーションも媚びてないし真宵がいっちゃん可愛いわ
女性はいつまでもお姫様ですよ
一番とか二番とかナンセンス
みんな違ってみんないい
おい!マヨイちゃんは逆転シリーズの中でも1番可愛いんだ。
それは見た目だけで決まるものじゃない。
美雲だって横顔とか可愛すぎないところがいい。
好みは人それぞれだよな
俺の中では冥ちゃんが一番だ。真宵ちゃんも可愛いけど
誰が一番か決める裁判で、逃げ遅れたオドロキくんと御剣が対決させられるところまで妄想した。
御剣が豪のことを、「私にとっては神のような存在だ」とか言っていたすぐ後に
ナルホドが「僕にとっての千尋さんだな」と内心で言っていたが、それなら
ナルホドにとって、千尋さんは女神ってことなんだろうか。
御剣とコノミチさんは天然同士でなかなか進展しなさそうなんだけど雰囲気が良さげ
ミツルギへのプレゼントに、
このみちさん特製の黄色とピンクの手編みのセーターを贈る話が見たいです。
黄色地にピンクのハート、その中に黄緑で「REIJI」って入ってる訳ですね、わかります
165 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:02:47 ID:zeR9DUxN
ナルホドはデレデレしてセーターきてたが
御剣はどうなんだろうww
ミツルギはミツルギで、このみちさんへのプレゼントは赤でひらひらの付いたもの
このみちさんは黄色とピンクのカオスなカラーリングになるから、
この2人のプレゼント交換はすごいことになりそうwwww
1番人気はミツメイでもミツミクでもなくミツイチなんですね。
次点がミツワカ…。
スッチー>>>>検事、忍者、霊媒師なんですね。
168 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 17:32:25 ID:DNL5afbl
>>165 おそろいのヒラヒラをつけるに決まってる
170 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 19:02:49 ID:zeR9DUxN
でもお互いセンスは合わないんだよね?w
お互い笑顔でプレゼント受け取って
スーツケースのように身代金の取引の道具とかに使われてそうかも
冥たんのエロエロ小説まだかね?
御剣と美雲は二人っきりで密室に閉じ込められてたし
そのときに…というネタでできそうだな
ロリ冥の処女の奪う御剣見たい
間違えた
ロリ冥の処女を奪う御剣の話を見たい
ロリ冥は年の割に巨乳だな
歴代のメインヒロイン達よりは確実にデカイ
えっ?
ロリ冥が処女を奪う御剣?
死ね低脳
>>177 御剣に揉まれまくったのかもしれん
逆に18歳になるまでにそれほど巨乳に成長してないのは
しばらく日本とアメリカで離れて暮らして揉まれてなかったから
ちょっと顔を乗り出してニヤニヤしてるときの美雲がやたら可愛い
でもあのポーズ、「ほうほうそれでそれで」のAAに少し似て・・・いや何でもない
御剣(20歳)×冥(13歳)投下します。
・逆転検事4話後の話
・生理話アリ注意
携帯からなので、かなりレス消費させてもらうことになります、スミマセン
夏休みを利用して、アメリカから戻ってきた冥。
初めて捜査に加わった事件から数日経ち、あの日の興奮も徐々に落ち着いてきたのか、狩魔邸でのんびりするだけでは飽きてきたようだった。
「買い物に付き合って!」
ある日、冥は有無を言わさぬ口調で御剣を街へ連れ出した。彼女の機嫌を損ねるリスクをよく知っている御剣は、大人しくそれに従う。
成人男性が休日に特に予定もなく、小娘に連れ回されるというのも、情けない話だとは思ったが。
買い物とは言っても、財布の紐を握っているのは彼女ではなく御剣である。そのため、アレが欲しいコレが欲しいと言われても、何でもかんでも買ってやるわけではなく、「無駄遣いだ」と一蹴しては、ムチで叩かれそうになることもしばしばだった。
三軒お店を回り、ようやく一つ買ってもらった大きなクマのぬいぐるみを抱きしめながら、冥は御剣と共にストリートを歩いていた。
「なによ、レイジのくせに、私に意見するなんて、生意気なんだから………」
御剣の少し斜め前を歩き、顔の下半分を埋めるようにクマを腕いっぱいに抱え、ぶつくさ文句を言う冥。その様子は生意気ながらも可愛らしいものでもあって、つい何でも買ってやりたくなる。
まあ、結局御剣が荷物持ちになるのは目に見えているため、あえて厳しくすることにした。
だが、途中から、御剣は気がついた。
冥の様子が何だかおかしい。
なんだか歩きにくそうにしている。
(……なんだ?)
靴擦れでも起こしたのかと思ったが、履き慣れているブーツを選んでいたから大丈夫だろう。それに足と言うよりも、どちらかというと、臀部を気にしているように見える。
冥も眉をひそめながら時折首を傾げたりして、本人ですら訳がわかっていないようだ。
しかし、その理由はすぐ明らかになる。
「きゃっ」
少し強い風が吹いて、冥のロングベストがたなびいた。
その時、御剣には見えてしまった。
冥の白いズボンのお尻の所に、ごく僅かな赤い染みが滲んでいるのを。
御剣は、とっさに口を開いた。
「………メイ、トイレに行ってきてもいいだろうか」
冥は風で乱れた髪を指で梳きながら振り返る。
「あら、女の子のエスコート中にお手洗いに行きたがるなんて、感心しないわね」
「ム……すまない。すぐ戻るから、ダメか?」
「いいわ。待っててあげる」
冥はヤレヤレ、と仕方なさそうな仕草をしたが、どこかほっとしたように溜め息をついているように見えた。
すまない、と片手を上げ、御剣はすぐそこのファッションビルに入る。そして姿を隠し様子を伺うと、しばらくそわそわしていた冥が、同じビルに入ってきた。クマのぬいぐるみを抱えたまま、足早に歩いてゆく。
御剣はそれを見届けた後、エスカレーターで上の階へ行き、買い物に走った。
手近なものではあるが、冥に似合いそうな長めの黒いスカートを購入する。下着コーナーやファーマシーで必要なものを買うときには、流石に恥ずかしかったが、なんとか冷静に用事を済ませる。
行動は驚くほど迅速で、すべて用意するまで、ものの10分とかからなかっただろう。
紙袋を抱え階下に降りようとしたとき、御剣の携帯に、電話がかかってきた。
発信元は、冥。
「どうした」
電話に出ても、冥は何も話さない。ただ、しばらく鼻をすすった後、
『……レイジ……』
と、か細い声で御剣を呼んだ。
それだけ聞いて、御剣は、「すぐ行く」と返事をして、電話を切った。
普段の彼にはあるまじきことだが、エレベーターを駆け下り、トイレに向かう。
前まで行くと、トイレ横のベンチに、年配の女性と、冥が持っていたクマのぬいぐるみが並んで座っていた。
「その、スミマセンが……」
御剣が声をかけると、女性は目を細めて微笑み、「『しばらく見ていてほしい』って、可愛らしいお嬢さんに頼まれたんですよ」と、クマの頭を撫でた。
御剣は頭を下げ、迷惑ついでに頼まれてくれないか、と、女性に持っていた紙袋を渡す。
彼女は快諾して受け取り、それを持って、トイレの中に入って行った。
少し離れたところで、御剣はクマを抱えて待つ。すると、数分たった後、冥が歩いてくるのが見えた。
目の回りを真っ赤に腫らして、強く唇を結び、御剣が買ってきたスカートを身につけ、布地をギュッと握りしめている。
もう片方の手には、おそらく汚れた衣類の入った紙袋を持っていた。
先ほどの女性にちゃんとお礼を言ってきたか訊くと、冥は小さくコクンと頷いた。そして何も言わずに、そのまま歩き出す。
御剣は黙ってついていく。お互い言葉を発せぬまま、そのまま帰路についた。
二人で狩魔邸に帰ると、冥はそのまま自分の部屋に飛び込んだ。
御剣も、女性の使用人に「冥を頼む」とだけ告げて、自分の部屋に戻った。
自室の椅子に腰掛け、天井を見上げる。
……やはり、初めてだったか。
泣きはらした冥の顔を思い出し、大きく長い溜め息をついた。いつもより疲れた気がした。
確かに冥は、若くしてこれから司法試験に挑むような、肝の据わった天才少女である。
だが13歳というのは、やはりまだ子供。自分の体に起こった変化に、やはりショックを受けたようだった。
突然のことで、気持ちがついていけなかったのだろう。
たまたま買い物に付き添ったことで、助けてやることができて、本当に良かった。
……いや、女の子としては、男にああいう手助けをされるのは、逆にイヤなものだろうなと思う。
そのうち立ち直った冥に「あの時は、よくも恥をかかせてくれたわね!」と、理不尽なことで鞭打たれるかもしれない。
しかし、それでも良かった。
冥が早く元気になってくれるなら、何百遍叩かれても構わない。
そんな考えが浮かんでしまい、自分は危ない人間なのだろうかと、御剣は一人苦笑した。
しかしその日から冥は、御剣と口をきかなくなってしまった。
食事の時などで顔は合わせるも、会話もないままさっさと食べ終わり、彼女は席を立ってしまう。
勉強の為に共同で使っていた御剣の書斎にも、寄りつかなくなってしまった。
何度か殴られる覚悟でこちらから話しかけても「……あとで」と言われるだけで、結局そのあとでもない。
彼女の父親、狩魔豪にそれとなく相談するも「放っておけ」の一言で終わってしまうのだった。
確かに、そっとしておくのが一番いいかもしれない。しかしアメリカ暮らしの為こっちの友人などいるはずもない冥は、一人で出かけることを嫌がるため、必然的に家にこもるしかなくなる。
御剣としても、司法試験に合格し、検事になったとはいえ、正式に仕事が始まるのは当分先だ。同じように、家にいる時間の方が長くなる。
本来なら、今頃バカンスを目一杯満喫するために、毎日色々な場所に連れ回されているはずなのに。
冥は今度の司法試験で、確実に合格するだろう。
彼女が子供でいられる夏は、今年が最後なのだ。
それなのに、あのような沈んだ気持ちで最後の夏休みを過ごさせてしまうことが、気の毒でならなかった。
冥がアメリカに帰ってしまう前日の夜。
デスクで過去の判例をパラパラ捲って眺めていた御剣は、ふと時計を見る。
もうすぐ日付が変わる時刻。冥はもう眠ってしまっているだろう。
とうとう冥は、最後まで御剣と話をしないまま、部屋に入ってしまった。
明日には見送りに行く予定だが、その時も話はできないのだろうか。
次に日本に来たときには、元気で生意気な彼女に戻っているだろうか。
そんなことばかり考えていた。
その時。
コンコン、と御剣の部屋のドアをノックする音がした。
「?」
こんな夜更けの訪問者に、御剣は不審に思った。資料を机の上に置き、しばらく様子を伺うと。
「……レイジ……?」
少し控えめな冥の声がした。
御剣はすぐさま立ち上がり、扉を開ける。
そこには、パジャマ姿の冥がそこに立っていた。
御剣をジッと見上げている。
「……まだ起きていたのか?」
咎めたわけでもないのに、冥がビクッと肩をすくませる。そして、御剣の顔から視線を外してしまった。
久しぶりに、冥と向かい合っている。カタカタ震える彼女のその顔色は、普段より少し白かった。
「どうした………具合でも悪いのか?」
先ほどのこともあり、少し声を落として話しかけると、彼女はぷるぷると首を振って言った。
「……へいき……もう終わったから……」
その言葉の意味を一瞬遅れて理解し、御剣は赤くなった。冥の苦悩を考えると、つい逆算して日数を数えてしまう自分が、ものすごく嫌な人間に思える。
口元を押さえ、何も言えない御剣の様子に、冥は再び不安そうに顔を上げた。
「……私のこと……嫌いになった?」
「……?」
冥の呟きに、御剣は目を見開く。
「なぜだ?」
静かに問うと、彼女は目を伏せポツリポツリと続ける。
「……だって、嫌なことさせちゃったし……わたし、汚かったでしょ……?」
御剣は驚いた。思ってもみないことを、冥はずっと考えていた。
あの日、御剣がいなくなった間に、トイレに行って違和感の正体に気がついた時、冥はパニックに陥った。知識としては知っていても、いざ自分の身にふりかかると、どうすればいいかわからなかった。
激しく脈打つ胸を押さえながら、個室の中で座り込む。
とにかく、誰かに事情を話して、助けてもらわなければ。
でも、日本の知り合いが少ない冥にとって、今頼れるのは御剣しかいなかった。
しばらく迷った挙げ句、震える指で携帯のボタンを押し、御剣に電話をかける。
『どうした』
彼の声が聞こえたとき、とうとうこらえきれず、冥の瞳から涙が溢れ出した。しばらくしゃくりあげたあと、御剣の名前を呼ぶと、それだけで彼はすぐ来てくれると言ってくれた。
彼は言葉通りに、すぐに冥を助けてくれた。老婦人から着替えやサニタリー用品を受け取ったとき、冥は安心する反面、不安に駆られた。
御剣は、知っていたのだ。
服の汚れにいち早く気づき、自然にトイレに行けるよう促してくれたのだ。
汚れた自分を、見られた。
……軽蔑、されたかもしれない。
冥は恥ずかしくて悲しくて、着替えながら個室の中で泣いた。
それから、ずっと不安だったのだ。
御剣が、自分を嫌いになったのではないかと。
「……バカな」
御剣は冥の肩を抱き寄せて、さすった。
「そんなはずないだろう。決して汚くなんかない……むしろ喜ばしいことではないか」
いくらデリケートな問題とはいえ、冥を一人で悩ませてたことを、御剣は悔やんだ。
「キミを嫌いになど、なるものか」
「………ほんと?」
涙を湛え、今にもこぼれそうな瞳で見上げる冥。御剣は、彼女の目尻を拭ってやり、優しく笑いかける。
「……ああ」
御剣の表情を見て、ようやく冥の頬にも朱が戻ってきた。みるみるうちに笑顔になり、御剣に抱きつく。
「レイジ!」
「むおっ!」
御剣は二、三歩後ずさり、部屋の中で冥を受け止めることになった。
「よかった……よかった、レイジ……」
御剣の胸板に顔を埋める冥。そんな彼女の髪を、御剣はそっと撫でてやる。
すると冥は、一週間分の笑顔を向けてきた。
御剣も、そんな冥を見てようやく安心できた。涙で顔に貼りついた髪の毛をすくって頬を撫でると、冥がそれに自分の手を重ね、御剣の手のひらに頬を擦り寄せる。
まるで、昔に戻ったみたいだった。
御剣を慕って、どこへ行くにもついてきた幼い彼女の面影が重なる。
たとえ、少女から女性に変わっても、彼女自身が変わるわけではない。
生意気で、いじらしく、可愛い冥と、何ら変わらないのだ。
御剣は、改めてそう実感していた。
しかし。
「………ム?」
不意に、ふと異変に気づいた。手のひらがなんだかくすぐったい。
見ると冥が御剣の手のひらに唇を押し付けていた。
唇ではむようにして、時々吸うような音を立てて。
「……メイ?」
訝しげに声をかけると、冥は目だけで御剣を見上げたあと、彼の親指を口に含んだ。
「っ!?」
御剣は手を引こうとした。しかし冥は離してくれない。そのまま口の中で、御剣の親指に舌を絡めた。
「っ!」
背筋に、軽い痺れが走る。この異様な状況に混乱しながらも、御剣は冥を見つめた。
彼女の様子がおかしいのは明らかだった。だが彼女は今立ち直ったばかり。
傷つけては、いけない………!
そう思った御剣は、奥歯を噛み締め、冥の好きなようにさせた。
やがて、水音を立て親指から冥の唇が離れる。細い銀色の糸が切れると、冥は改めて御剣を見上げた。
その瞳には、何か決意のような光が宿っている。
「……冥……っ、キミは、何を……」
言葉を選んで問おうとするが、うまい言葉が思いつかず、御剣は声を詰まらせた。
「………」
すると冥は、きびすを返し、部屋のドアを閉める。
二人きりになった部屋は、痛いくらいの静寂に包まれた。そして彼女は振り返ると、先ほどまで舐めていた御剣の手を取って、自分の胸に押し付けた。
「!!……メ、イ……」
柔らかい感触に、今度こそ御剣は動揺を隠せなかった。
「……抱いて」
小さな声で紡がれた冥の言葉は、まるで夢の中で聞いたように非現実的なものに聞こえた。
「……ほんとは、そのつもりでレイジの部屋に来たの。もし嫌われてたら、それは仕方ないけど……それならせめて、最後にわがまま言って、抱いてもらおうって思って……」
冥は抱きしめるように、御剣の手を左胸に押し当てている。心臓がドクドクと音を立てているのを感じた。
「でも、レイジは……私の事、嫌いにならないって言ってくれた……嬉しかった……」
冥は、御剣をまっすぐ見つめていた。
御剣も、冥から視線が外せなかった。
「だから迷ったの。このまま、今までと変わらないほうがいいのかなって。でもね……やっぱり、やっぱりダメなの……」
そこまで言って、一瞬冥は言葉を切った。唇をしばらくパクパクと動かし、続きを言うのを躊躇ってるようだった。
しかし、やがて決意が固まったのか、一気に言い切った。
「だって、レイジが好きなんだもん……!」
「っ……メイ……」
突然の告白に、今度は御剣の思考がついていけなかった。
「……しかしっ……キミはまだ、子供……」
「もう子供じゃないわっ!アナタだってよく知ってるでしょう?」
「いや、だが……私はキミよりずいぶん年上で……キミは若い。そんなこと、できるはずが……」
何とか冥を思いとどまらせようと、思いつく限りの言い訳を口にする。自分の保身もそうだが、何より彼女の為に。
「……だからよ」
だがそれでも、冥は引き下がらなかった。
「私はまだ13歳よ。法を侵すことになるのもわかってる……だから、せめてアナタが法廷に立つ前に……私が検事になる前に……」
抱いて、という代わりに、冥は御剣にもたれかかった。
「私は、あした日本を発つから……もう今夜しかないの……お願い……」
御剣は動けなかった。
突き放せば良いだけの話だ。そうすればさすがに冥もあきらめるだろうに。
「…………」
頑なに自分を受け入れて貰えず、冥は悲しそうに笑った。
「……やっぱり……ダメ?やっぱり私は……いもうと、なの……?」
「!!」
その言葉が、御剣の心の中を抉った。
御剣は普段、冥のことを妹弟子だと言っていた。妹のように可愛がりもした。
本当は、そんな風に思ったことなど無いのに。
成人男性のくせに、せっかくの休みにデートする恋人の一人もいないのは、当たり前のことだった。
冥以上に愛しい存在など、いるはずがないのだから。
「……本当に……いいのか」
頭上から聞こえる掠れた声に、冥はぱっと顔を上げた。
御剣が、冥を見下ろしている。部屋の明かりで逆光になり、表情はよく見えなかったが、冥は黙って頷いた。
それを合図に、御剣は、彼女の胸に置かれた手を、初めて動かしてみた。パジャマの布越しに感じる感触からして、ブラジャーはつけていないらしい。
興奮を誤魔化すように、一旦手を離して、代わりに冥の頬に触れた。
「……メイ……」
顔を近づけると、冥が瞳を閉じる。御剣は始めに瞼、頬へとキスを落とし、それから唇を奪った。
柔らかく、薄い唇を自分のそれで挟み、舌で割り開くと、冥もおずおずと舌を押し出してきた。突っついてみると、しばらくしたあと突っつき返された。
なんだか真似をしているようで、可愛かった。思わず深く口づけると、これは真似ができなかったようで、されるがままになっている。
「んむ………ふ、はぁ」
苦しそうに声を漏らす冥から一度唇を離し、抱きかかえてベッドに降ろす。見下ろすと、目尻を染めた彼女が気まずそうに視線を逸らした。御剣は笑って再び口づけると、そのままパジャマの裾から手を入れた。
すべすべのお腹を撫で、上へ上がってゆく。
パジャマを捲りあげると、白い肌が露わになる。仰向けに寝ているため、ふくらみは少し潰れているが、彼女の歳にしてみれば、充分な大きさがあった。それぞれのふくらみのてっぺんにあるピンク色の突起は、まだ柔らかい。
「……ちゃんと脱がせてよ」
つい見とれていると、冥が抗議の声を上げた。
「う、うム……」
言われたとおりにしようと、御剣は彼女のパジャマのボタンに手をかける。
しかし御剣の太い指では、冥のパジャマの小さなボタンを外すことは困難だった。
「なにやってるのよ、もう」
ボタンと必死で格闘する御剣の様子に吹き出すと、冥はその手を押しのけて、自分で外し始めた。
「ム……すまない」
「いいのよ、アナタが不器用なのは知ってるから」
「………」
どうやら、いつもの調子が戻ってきたようだ。
冥が服を脱ぐ間に、御剣も部屋着を脱ぎ去り、ボクサーパンツのみになる。準備を整え改めて冥の方を見ると、彼女も身につけているものは、ショーツ一枚だけになっていた。
さすがに恥ずかしいのか、横に体を丸くさせている。
綺麗だった。肌は透き通るように白く、腕や脚もつるつるで。
御剣はクラクラする頭を小さく振り、冥に覆い被さった。
体を開かせ、首筋に顔を埋める。息を吸い込むと、仄かな桃の香りがした。
ボディソープの香りだろうか。この時のために、念入りに体を洗ったりしたのだろうか。そう考えるだけで気分が高ぶっていくのを感じ、冥の体に舌を這わせる。
「あは、んふふ、くすぐったい」
彼女は、一人でクスクス笑っていた。性的な感覚よりも、くすぐったさのほうが勝っているようだ。
「ねえ、なんでこんなこと、するの?」
くつくつと笑いをこらえながら、冥が訊ねる。
どうやら、今されていることの必要性がわからないらしい。御剣が一旦顔を上げて彼女の顔をみると、きょとんとしていた。
「………そのうちわかる」
それだけこたえて、鎖骨を唇で撫でると、ケラケラと冥が笑った。
怒ってないのを良いことに、御剣は冥の体を堪能し尽くすことにした。
この季節、陽の下に晒されている腕や腋の下も、今はただもう艶めかしい。冥を味わってゆくうちに、御剣の理性も少しずつ剥がされてゆくようだった。
「あんっ」
膨らみの頂上にキスを落とした時は、さすがに彼女のあげる声に色香が含まれた。それを皮切りに、冥の弱いところが次々と露わになってゆく。
脚を抱え、つま先をしゃぶってやるころには、彼女はすっかりとろけきっていた。
「あっ……はぁっ……」
両手で真っ赤になった顔を覆い、荒く息を吐く冥。
その仕草は、彼女がまだ13歳の少女だということを、忘れてしまいそうになるほど、色っぽかった。
「………そろそろ、次に移ろう」
御剣は冥の足から唇を離し、彼女のショーツに手をかける。
「え……?きゃっ……」
中央が湿ったそれを脚から引き抜くとき、冥は流石に少し体を固くした。
ぴったり閉じたそこを指で割り開き、窪みを探り当てた。入り口を解すように、動かす。
「う、あ、あっ」
まだ固い蕾に指先を埋めると、冥は眉を寄せ、引きつった声を上げた。
「……痛いか?」
「……っ、だい、じょ、ぶ……」
明らかに怖がっている返事が聞こえた。
濡れているとはいえ、異物を受け入れたことのない箇所への侵入は、まだ無理なようだ。一旦指を引き抜き、代わりに顔を埋める。
「ゃっ……レイジっ……!?」
尖らせた舌を挿し入れた途端、冥の体がひくりと跳ねた。逃げようとする腰を押さえて、舌を動かすと、水音が増して唾液とは違う汁が湧き出てくる。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
がっちりと押さえ込まれ身動きがとれず、冥はもがきながら頭を左右に振った。勝手に漏れる声をなんとか最小限に押さえようと、喉をひくつかせると、鼻にかかった甘い声になり、それが余計に御剣を興奮させた。
「まって、レイジ、あ、ああああっ」
ひときわ高い声を上げた直後、どっぷりと愛液が溢れ、中で蠢く舌を漬け込む。御剣が顔を上げると、初めて迎えた絶頂に、冥が体を震わせていた。
目尻が、涙で濡れていた。
「……待ってって、言ったのに……」
「良くなかったか?」
「そんなこと……ないけど……」
御剣が横たわる冥の顔を覗き込むと、バツの悪そうに、ぷいっと視線をそらす。
かわいい。
思わずフッと笑みをこぼし、御剣は冥の額に口づけた。
ボクサーパンツの中は、はちきれんばかりに大きくなっている。冥も口づけを受けながらそれに気がつき、膝で軽く押してみた。
「……ム」
「……まだ、終わりじゃないんでしょ?」
本来なら、ここで終わりにするのが一番いいのかもしれない。ここまでは、冥に気持ちよさを教えることができただろうが、これより先は、痛い思いをさせることになる。
しかし冥は、ここで終わりにされる方が辛かった。
「……してよ」
寄り添われ、小さな声でねだられ、御剣は下半身に血が集まっていくのを感じた。
気がつくと下着を取り払って、冥を組敷いていた。まっすぐと見上げてくる彼女と目が合う。
「……レイジ……」
不安げに、けれど嬉しそうに冥は微笑んでいだ。
だがその表情も、秘所を押し開くたびに歪んでいく。
「あ……ああ……っ!」
ただでさえ狭い冥の中が、まるで御剣の侵入を防ごうとするように、さらにキツく締まる。圧迫感と裂けるような痛みに、冥は引きつった声を上げた。
辛そうな彼女を目の当たりにし、思わず腰を引きかけるが、それに気がついた冥は、腕を掴んで引き留めた。
「だいじょうぶだから……私が頼んだんだもん……だから、ちゃんと最後まで、するから……っ!」
確かに、初めに言い出したのは彼女のほうだ。
しかし今となっては、自分だって今更止められそうになかった。
すがりついてくる彼女に、すまない、と呟いて、御剣は強引に腰を押し込む。
「!!」
悲鳴のような声を上げる冥をなだめながら、少しずつ先へと押し進め、とうとう最奥までたどり着いた。結合部からは赤い筋が伝い、小さくシーツを染めた。
痛みに泣きじゃくる冥の髪を撫でる。
「……すっごく痛い……」
しゃっくりと共に、冥が言う。
一方、御剣の方はというと、冥の中はかなり具合がよかった。少しきつすぎるが、締め付けや、自分を包み込む熱さに、つい腰が動いてしまいそうだった。
しかし今は、じっとして馴染ませなければ、ますます冥が辛くなってしまう。
「メイ……」
御剣はただ彼女を抱きしめ、何度もキスを落とした。
「レイジって…やっぱり初めてじゃなかったのね」
痛みが和らいできたのか、小さく呟く冥に、御剣の動きが止まった。
確かに、長続きはしなかったが、今まで女性と付き合った事はあった。女を抱いた経験も、多少ないことは無い。
スムーズに事を運ぶ御剣の様子で、冥は悟ったらしい。
難しい顔をしてしまった御剣を見て、冥は笑った。
「いいの。私は、レイジが初めてで嬉しいから」
そう言って、本当に幸せそうに微笑む彼女は、この世の誰よりも美しく見えた。
愛しさがこみ上げ、御剣は冥を強く抱き寄せた。
「私が……自ら抱きたいと思ったのは、キミだけだ」
耳元でそう言うと、冥はクスクス笑った。
「ホントかしら」
「……生意気な。信じてくれないのか?」
「証言だけじゃ、ね」
「……ム……」
物証なら、未だかつてないほど高ぶった御剣自身があるが、それを引き抜いて見せたところで、破廉恥だと叩かれるだけだろう。
「まあいいわ、そういうことにしておいてあげる」
指で御剣の額を弾いて冥は不適に微笑んでいる。
……ずいぶんと余裕そうだ。
「……もう大丈夫そうだな」
「え……きゃっ!?」
御剣に突然腰を動かされ、冥が驚く。
「レイジ……っ?」
冥が非難の声を上げるが、一度動いてしまうと、もう止められなかった。
冥の内壁で自身を絞り上げられるようで、つい自分も声が漏れそうになる。それを誤魔化すように、彼女の唇を無理矢理塞いだ。
冥は冥で、圧迫感や擦られる痛みはあったが、体の奥から湧き出てくる別の感覚に気がついた。その正体が知りたくて、もっと先を求めてしまう。唇を重ねながら、そっと御剣の背に腕を回した。
「め、いっ、メイっ……」
「ああ、ああっ、レイジぃいっ……!」
最奥を突かれ、高みへと登りつめた冥の頭の中が真っ白になる。それと同時に御剣は自分自身を引き抜いた。
パタ、パタッ、と冥のお腹に白濁液が降りかかった。
冥は朦朧とする中、御剣の声で「愛している」と聞こえた気がした。
二人してシーツにくるまり、御剣の腕の中に収まった冥が、大きなあくびをした。
「……眠かったら、もう寝たまえ」
御剣が言うと、冥はふるふる首を横に振って、
「イヤ……なんだかもったいないもの」
と、むくれた。
その表情が可愛くて、御剣は冥の背中をトントンと叩いて睡眠を促す。
「……あのクマ、置いていってあげる」
ムニャムニャと眠そうにまばたきをしていた冥が、ふとそう呟いた。
「クマ?」
「ぬいぐるみよ。このあいだ買ってもらったやつ。私がいない間、あの子を抱いて眠ってもいいわよ」
「……結構だ」
今腕の中にいる冥以上に抱き心地のいいものなど、ありえない。
「でも、次に私を抱くまでの間、ガマンできて?」
上目遣いで冥に見つめられ、御剣は少し考える。
来年も、冥は日本にバカンスにくるだろう。
だがその頃はお互い検事になっているだろうから、いくら愛し合っているとはいえ、未成年者を抱くなど、法を侵すようなことはできない(本当は今もしてはいけないが)。
冥は、暗に自分が適齢期になるまで、自分以外の女を抱くなと言っている。
クマはいわゆる監視役らしい。
「……たやすいことだ」
本当に愛しいひとの存在を、今は知っている。
そんな御剣には、彼女の為にできないことなど、無かった。
それを聞いて、冥は安心しきったように目を閉じた。
「パパには……ナイショよ……」
そう呟いて、やがて、すやすやと寝息を立てはじめる。
「……先生、か」
逆に、御剣は現実に引き戻された。冥の父親で、自分の師匠である、狩魔 豪の存在を、今更ながら思い出した。
今夜のことが知れようものなら、どんな怒りを買うか想像できない。
しかし、将来彼女をこの手で幸せにするには、いずれいつか自分の想い告げなければいけないだろう。
まあとりあえず、現時点では。
「先生にはナイショ……だな」
様々な思いを交錯させながら、御剣は夜が明けるまで、幸せそうに眠る彼女の顔を見つめていた。
終わりです。
初めてエロ書いてみたが、難しい……ヌルくてスマン。
読んで下さった方ありがとうございました。
きたあああああああああああああああああああああああああ
GJ!!!!
冥ちゃんかわいいいい
何というGJ・・・
個人的に逆転検事の本命はミクノコなんだが、ロリ冥も良いなぁ・・・
おいしくいただきました。ありがとう。
待ってたロリ冥!!
激しくGJ!!
大人なミッタンと大人になりたいメイタンの心情が素敵でした
ごちそうさま―
GJです!
冥たんが初々しくて可愛い
ごめん、初潮エピが個人的ツボなんで物凄く悶えたwwww
ごちそうさまでした!
ナルマヨで真宵の初潮ネタが読みたいけど、
初潮が来るような年齢の時はあの2人は面識なかったからなー。
17歳っつーのもちと遅いし。
残念だ。
春美やみぬき、まこと辺りは行けそうだけどな。
ロリ冥の初潮ネタに処女喪失ネタ…けしからん…!
GJすぎるぞ!(*´Д`*)ハァハァ
GJです!!
ロリ冥と初潮は切っても切れない縁がありそうな気がするのは自分だけだろうか
グッジョブ!!!ごっつぁんでした!!!コどもミツメイ最高…!
GJ
ミツメイ良い!!
GJ!!
ごちそうさまでした!
ミツロリ冥キター!
冥たんかわいいよ冥たん
一つ屋根の下に豪がいるという
さり気にスリリングなシチュエーションも萌えた
狼シーナなんかは99人の部下が張り付いてるのに
豪一人のスリルには敵わんなw
やっぱロリ冥はいい…。
ごちになりました!
182ー195です。
今読み返してみたら文章おかしいとこたくさんあって、冥ちゃんの白いズボンで首くくってきたくなった……
なのにたくさんGJありがとう。びっくりで嬉しい。
みんな優しいなあ。
これだけでは何なので、もう一本投下。
もうロリ冥で妄想が止まらないんだ……
・ロリ冥×御剣
・逆転検事4話後の話
・ゴムネタ
・御剣ちょいプレイボーイ
再び携帯でお目汚し失礼します。
「アナタってほんと細かい性格してるわよね、こんなゴミくずだって事件の手がかりにしちゃうんだから」
9月某日。
狩魔邸内・御剣の部屋に押しかけた冥は、ベッドに腰掛けて御剣と(一方的に)話をしていた。
「人の部屋で、何をしているのだキミは」
「パパは仕事行っちゃって、ヒマなんだもの」
デスクでノートパソコンをいじる御剣が、ぶつくさ漏らす冥の方を振り返ると、彼女の手の中になにか小さなものが見えた。
ピンク色の、びよびよしたものである。
「どんな些細なことも見落とさないのが、操作の基本だろう。というか、まだそんなものを持っていたのかキミは?」
冥が持っていたのは、先日事件が起こった裁判所で拾った、割れた風船だった。
ゴミ同然であるが、これも事件の立派な手がかりになるのだから、世の中何が起こるかわからないものである。
「もういらないだろうから、捨てたまえ」
御剣に言われ、億劫そうに生返事をし、ベッド脇のくずかごを覗き込む冥。
しかし、その途端、訝しげに眉を寄せた。
「……レイジ」
「なんだ」
「あなたも、風船遊びしたの?」
わけのわからない彼女の言葉に、御剣は構わずパソコンのキーを叩き続けた。
………。
「!!」
が、次の瞬間いきなり立ち上がり、冥の前からくずかごを奪い取った。
「なによ?」
「いや、な、なんでも、ない」
冥の問いに、うわずった声で返す。
御剣は抱えたくずかごを、こっそり覗き込んだ。
昨日のゴミを処分し忘れていた。
誰にも、特に冥には決して見られてはいけないものが、この中に入っているのに。
昨日、冥が父親である豪に連れられて出かけている間、御剣の女友達が訪ねてきた。
どこかに遊びに出かけようと誘われたが、その日中に目を通しておきたい資料があったため、あっさり断った。
すると「じゃあ、合間に構って」と、部屋に居座られた。
よくあることだった。女友達たちが訪ねてくることも、部屋に二人きりになることも。
流れで、そのまま抱いてしまうことも。
御剣は彼女達のことが好きというわけではない。だが、優秀な検事になる以前に、優良な健康男児だ。溜まるものは溜まる。
ゆえに、彼女たちが迫ってくるから、それに応じるだけだ。
万が一の事が起こらないように気配りはカンペキだったし、御剣の部屋で事に及ぶのは、家主の狩魔豪が留守の時だけだ。
だから、このように痕跡を残さなければ、別に問題ないと思っていた。
「何だか、ねばねばするけど、水風船みたいね」
「!!!」
いつの間にか冥が、くずかごに手を突っ込んで、『ソレ』をつまみ上げている。
「わーっ!!」
御剣は光の速さでそれを奪い返し、くずかごに捨て直した。
「ティッシュもやたら捨ててあったけど、鼻風邪でもひいたの?水遊びなんかするからよ」
「いいいいやそそその、うううむむむむ」
冥の追求に、御剣は明らかに取り乱していた。他人の発言にビクビクしながら、頭の中で必死に言い訳を考えるなど、若手とはいえ検事である身で、あってはならないことである。
御剣は性格上ハッタリが苦手なため、こんな時の切り抜け方がわからなかった。
「………」
先ほどから向けられている冥のジト目が痛い。
その場から逃れるため、また証拠を隠滅するために、御剣はくずかごを持ったまま、部屋を出ようとした。
しかし、運命は無情だった。
「レイジ……それ、風船じゃないわね?」
びくう!
思わず塵をまき散らしそうになった。
「そそ、そのようなことはない、コレは風船だ」
「ゼッタイ違うわ。ウソがヘタね」
御剣の反論もキッパリ突っぱね、冥は不信感を露わにしている。こんな時の冥は、いつも厄介だ。
「なんなの?ソレ」
改めて、冥が訊ねた。
頭の中で、必死にどう弁解すべきかをはじき出そうとする。
だが、答えは……出ない。
「……風船だ……」
力無く、御剣はもう一度答えた。
しばらく、御剣と冥の視線がかち合う。逸らしたら負けだ。そんな気がした。
「………」
やがて、すう、と、冥が無表情になった。
「わかった。もういい。『レイジの部屋のゴミ箱に、半透明の下品なピンク色したネバネバの水風船が捨ててあったけど、アレ何かしら?』ってパパに聞くから」
「メ、メイッ!」
ベッドから飛び降り、御剣を押しのけ部屋を出ようとする冥を、彼は慌てて引き止めた。
冥の『パパに言いつけてやる』は、冗談抜きで怖い。
満足そうに御剣を見上げ、冥はもう一度問いかけた。
「なあに?それ」
「……」
有無を言わさぬ冥の笑顔に、御剣は観念し、消え入りそうな声で答えた。
「……避妊具だ」
「ヒニング?」
くずかごを隠したままの御剣の言葉に、冥は首を傾げた。
「いわゆる……生殖目的以外の性行為を行う際に、必要なものだ」
言いながら御剣は、13歳の子供に何という説明をしているのだろうと、肩を落とした。
それを聞いて、冥はしばらく視線を宙にさ迷わせたあと、手をポンと打った。
「ああ、セックスの時、女性が妊娠するのを防ぐために、男性器に被せる、アレ?」
………よく知っているではないか。
あまりにもあからさまに言われ、御剣は、無言で肯定した。
彼がどんどん沈痛な面持ちになっていくのも構わず、容赦なく冥は続ける。
「で、その使用済みのコンドームがアナタの部屋のゴミ箱に入っているのは、どうしてなのかしら?」
名称もバッチリだ。
「……勘弁してくれ……」
今すぐ独りになって、メソメソ泣いてしまいたいほど、御剣の気分は落ち込んでいた。
「もういいだろうメイ……この話は終わりだ」
「………」
土気色の顔をした御剣の言葉に、冥は腕を組んで目を閉じ、しばらく考えた。
祈るような気持ちで、その様子を伺う御剣だったが、やはり運命は残酷だった。
ぱっちりと目を開けた冥は、御剣に告げた。
「……どうやって着けるのか見てみたいわ」
「!!!」
顎が外れそうになるというのは、こういうことか。御剣は愕然とした。
冥はあくまで真剣である。
「ねえ、今からやって見せてよ」
真顔でとんでもない事を言う冥に、御剣は思わず後ずさった。
「いや、メイ。その、そんなことを言っては、いけない……」
「どうして?いいじゃない。このぐらい、問題ないでしょう?」
「大アリだ!とにかくダメなものはダメだ」
なおも食い下がる冥に、御剣は少し強めに言う。すると彼女は少し驚いたあと、みるみるうちに眉間にしわを寄せ、鬼のような形相になった。
「……私達にナイショで、ウチに女の人連れ込んでたこと、パパに言ってやる!」
「ストップ、ストップ!メェェェイッ!」
大声で喚いて部屋を飛び出そうとする冥を、御剣は再び引き止めた。
彼女は本気の目をしている。このままでは冥は必ず父親にその事を告げるだろう。
豪にこのことを知られることは、冥のムチ百連発を食らってでも、避けなければいけない事態だった。
「お、おち、落ち着きたまえ」
「……アナタが落ち着きなさいよ」
「わかった。わかったから、先生に言うのだけはやめてくれ」
我ながら情けない。
このように冥に必死に懇願するなど、長い付き合いだが、今まで無かった。
冥の方はというと、完全に優位に立ったと確信したのか、笑顔に戻って、かなりご機嫌な様子だった。
「わかればいいのよ。さ、早く」
「………」
冥は足取りも軽く部屋の奥へ再び進み、スリッパを脱いでベッドの上に座りこんだ。
御剣は、ノロノロとデスクに向かい、引き出しを開けた。
奥から小さな箱を取り出すと、その中からゴムの入った袋を一つ取り出し、冥の元へ向かう。そして自分もスリッパを置き、彼女と向かい合うように、ベッドに胡座をかいた。
今から、御剣自身を冥の前に晒す。
別にやましいことはしない。避妊具の使い方を説明するだけだ。
これから冥も法曹界に身を置くことになる。今後、性犯罪の事件を受け持つことになるかもしれない。
これは、その時の為の勉強だ。レクチャーなのだ。
そう心の中で何度も言い聞かせながら、御剣はズボンのチャックを下ろした。
「……」
冥が興味津々に御剣の下半身を見つめる中、それは外気に晒された。
ここで冥が怯んで「やめよう」と言うのを期待したが、彼女は全然動じなかった。
「……」
ソレは、緊張のためか、まだうなだれている。だがそれでも構わなかった。御剣は袋を開け、中からゴムを取り出した。そして先端にくっつけ、モノを包もうとする。
固くすらなっていないため、入れにくいことこの上ない。しかし早く終わらせるために、御剣はそのまま続けようとした。
不器用と自負してはいるが、何度となく使ったことのあるそれの装着はいつもこなせていたため、今回もすぐ済む筈だった。
しかし、やはり現時点での御剣自身の状態では、入れるのは困難なようだった。
何より、妹のように可愛がってきた冥の目の前ということで、羞恥心と背徳感にモノは柔らかいままだし、指先が震えて、狙いが定まらないのである。
焦れば焦るほど、入る気がしなかった。
「何やってるの?ヘタねぇ」
「……ム……」
「おっきいから入らないの?」
自分が大きい方か、そうでないかの基準など、比べたことがないから知らない。
今まで抱いた女達の『御剣くんの、おっきい』というセリフから推し量るしかなかった。
それもお世辞かもしれないが。
「…………」
なかなか入ってくれないゴムに悪戦苦闘しているうちに、冥が焦れたらしい。頬を膨らませてそわそわしだした。
そして。
「ちょっと貸しなさいよ」
いきなり身を乗り出したかと思うと、御剣の手からゴムを奪い取った。
「っ、メイっ?」
突然のことに戸惑った御剣は、一瞬反応が遅れてしまった。
だから、冥がしばらくゴムの口を確認してから、御剣自身を片手で握った時も、とっさに対処できなかった。
「!!」
ピリッとした感覚が体を駆け巡り、御剣は我に返った。
「こうやって……こう、すればどうかしら」
今まで大人しく見ていたかと思えば、冥は自分でも着けられそうだと考えていたようだった。
根元を指で支え持ち上げ、先端にゴムを被せられる。
「メイ……!」
御剣は、予想外の展開に、明らかに動揺していた。
自分の一物を、冥のしなやかな指が握っている。その触れ方は、強すぎも弱すぎもせず絶妙な感触で、ピリピリとした感覚が、全身を震わせる。
人に着けられるのは初めてだった。自分で着けるのとは違い、何やら妙に気分が高まってくる。
それは、人に着けさせているからなのか。
それとも、その相手が冥だからなのか。
「やだ、なんだかベトベトして……思ったより難しいわ」
冥が顔をしかめながら、それでも真剣な表情で、ゴムの装着を続けた。徐々に硬さが増してきた御剣自身をじっと見つめ、指を這わせ、摘むようにしながらクルクルとゴムを被せてゆく。
「メイ……っ、もう、やめ……」
「んもう、邪魔しないでっ」
震える御剣の手は、あっさり冥に振り払われる。そのまま真ん中くらいまで何とか着せることができるが、先端に空気が入ってしまっていた。
「なんだか……このままじゃすぐ抜けそう。これって失敗?」
「く……メイ、もう充分だから……」
顔を見上げて訊ねるも、曖昧な返事を返され、冥はカチンときた。狩魔の人間はカンペキ主義だ。妥協は許さない。
冥は一旦ゴムを元に戻すと、屈んで御剣の股間に顔を埋めた。
「メ……イ……っ!?」
ゴムの先端を口でくわえ、両手でゴムの入り口を広げ、そのまま唇ごとモノに被せ直す。唇を使うことで両手が使えるようになり、スムーズに入れることができた。
そのままモゴモゴと舌や唇を一物に押し付け空気を押し出しながら被せてゆく。
「………!」
下半身に一気に血が集まり、声にならない声で呻いて息を漏らす御剣。
思わず腰が浮いてしまいそうだった。
「……んっ……」
唇で押さえながら、クルクルクル、とゴムの輪っかを下ろしてゆくと、今度はうまく着けることができた。冥は満足そうに目で笑うと、唇を離す。
そして手櫛で髪を整え、口元を拭うと、御剣の顔を覗き込んだ。
「ちゃんと、できてる?」
まるで、子供が親の手伝いをし、誉めてもらいたいような、期待を含めた表情で。
「………」
御剣は、肩で息をしながら、自分自身を見下ろした。
ゴムは隙間なくぴったりと一物を被っている。
……カンペキだった。
先ほどとは打って変わって、重力に逆らってそそり勃っている御剣自身。
また、大きさも増し、時折ビクビクと脈打っていた。
「……ああ……」
何とか息と共に返事をすると、冥は嬉しそうに微笑んだ。
「ふうん、これでセックスをしても、子供ができなくなるのね……」
出来がいいのが嬉しいのか、冥は再びソレに視線を移し、指先で突っついたりしてみた。
御剣には、もうそれを咎める気力は残っていなかった。とにかく、早く冥が満足なり飽きるなりして、この場から立ち去ってくれるのを望むばかりだった。
「…………」
しかし冥は、一向に自分を解放してくれる気配を見せない。それどころか、しばらくそれを弄り回したあと、おもむろにベッドの上に膝立ちになった。
そして、御剣の肩に手を置き、それを跨ぐ。
「………」
不安がよぎる。
そして、その予感は的中した。
冥は、自分の白いズボンとショーツを一度に下ろし、御剣の一物目掛けて、腰を落としてきたのだ。
「!……メイ……っ!」
声を上げる御剣。しかし冥は構わず、位置を調節しながら割れ目に御剣の先端を押し付けた。
「ん……と……」
何とか窪みを探り当て、体重をかけてくる。
入り口は狭いが、ゴムのゼリーで挿入は不可能では無いだろう。
冥は狙いを定めて、腰をグッと下ろした。
「………っ!!」
小さな蕾が押し広げられようとする寸前の所で。
御剣は冥の両脇を抱え、挿入を妨げた。
「………」
冥は、ぱっちりとした瞳で御剣の顔を見つめている。
「……ダメだ」
そのままの体勢で、御剣は低く呟いた。
「……どうして?」
冥は、不思議そうに訊ねる。
「……それだけは、ダメだ」
御剣も視線を上げ、冥を見つめ返した。
冥は、初めはきょとんとした表情だったが、やがて眉を釣り上げて、同じ言葉を繰り返した。
「………どうして………っ?」
先ほどよりも口調が荒くなっている。そして何とか腰を下ろそうと体を上下に揺らすが、御剣の腕はビクともしない。
御剣は、そんな冥から視線を外さず、はっきり告げた。
「……傷つけたくないからだ」
その言葉を聞いた冥は、顔を真っ赤にして、口元を歪めて、言い放った。
「……他の女はいいのに、私はダメなの……!?」
非難してくる冥の声は、どこか悲痛に聞こえた。しかしその抗議の言葉にも御剣は折れず、
「…………ダメだ」
静かに、諭すように冥に告げた。
「………」
それを聞いた冥は、無表情になり、俯いた。黙り込んだまま、体を震わせている。
冥の顔は見えなかったが、御剣は彼女の脇を抱え、落ち着くまでその体勢のまま見守った。
「………っ」
パチン。
やがて、ムチではなく手のひらで、冥は御剣の頬を一度叩いた。
そして服と下着を自ら上げ、冥は御剣から離れた。膝立ちで、のそのそとベッドから降りると、背を向けたまま軽く身支度をする。
そして。
「……パパには言わないから」
ぽつりとそれだけ呟いて、御剣の方を見る事なく部屋を出て行った。
「………ハァ………」
バタンと閉まるドアの音と共に、御剣は深いため息をついた。先ほどまで異様な空間のようだった部屋は、いつもの静けさを取り戻している。
一物をさらけ出したまま、御剣はしばらくその場から動けなかった。
その時だった。
「……」
尻ポケットに入った携帯電話が、着信音を鳴らした。取り出して、サブディスプレイを確認する。
発信者は、女友達の中の一人だった。
『あ、御剣くん?』
電話に出ると、キンキンと高い声がした。甘えるような、媚びるような口調で。
冥は絶対、こんな声音で話さない。
『ねぇ、今から遊びに行ってもいい?今日もおうちの人、ルスなんでしょ〜?』
事前に、冥がバカンスから戻ってくるから訪問は控えるようにお願いしていた筈だが、彼女たちはお構いなしらしい。
御剣は内心、その無神経ぶりに呆れた。
………しかし、ちょうど今御剣の真下には、まだ硬さを保ったまま、高ぶりの治まらないモノが勃ち上がっている。
「………」
ボソボソと御剣は返事をした。
『え、なあに?聞こえない〜』
「………もう来ないでくれ」
『え』
ちょっと、やだ、まって、なによぉ、とまだ喚いていたが、構わず御剣は電話を耳から離し、切った。
電源も落としてしまい、枕元へ放り出すと、自分も仰向けにベッドに倒れ込んだ。
冥に打たれた右頬は、まだジンジン痺れている。
下半身でビクビク脈打つそれも、まだ治まる気配はない。
今までの、誰に触られるよりも。
口に含まれたり、ナカに押し込んで擦りつけた時よりも。
冥の白く細い指で握られた時に、背筋に走った快楽の方が、凄まじかった。
『……他の女はいいのに、私はダメなの……!?』
あの言葉をぶつけられた瞬間、冷水を浴びせられた気分になった。
まさに、その通りだったのだ。
他の女の事など、どうでも良かった。
冥だけは、例えムチで何遍打たれても、父親に告げ口されても、
傷つけるわけにはいかなかった。
結果、拒まれた冥はもっと傷ついただろうに。
「……何をやっていたんだ、私は」
結局、自己満足の為にしか行動出来ていない。
冥のことを、子供だとバカにできる資格などない。
自分が滑稽で、腹立たしくて仕方がなかった。
熱をもったままの自身をさらけ出したまま、御剣は片手で顔を覆い、肩を震わせ笑い続けた。
息とともに漏れそうになる嗚咽と、胸の奥を引っ掻くような痛みには、気づかない振りをして。
終わりです。
連投スミマセン、これにてしばらく自重します。
神待ちの間の時間つぶしにでもしてもらえたら幸いです。
読んでくれたみなさま、ありがとうございました。
きたあああああああああ
自重せずに思いついたらどんどん投下してくれ!
キテター!
こういう複雑なミツメイもいい
ちょ、またミツメイが投下されてる!!しかもGJ!!
ほんのり切ないのがまたたまらんです。
おふっ(嗚咽
切ない!!!!そこがまた良い!!!!
ぐっじょーぶ!!!うpしてくれてありがとお!
223 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 22:21:24 ID:VSr6owVw
冥たん13才でそんな積極的でいいのかwww
いや萌えたからいいやwwGJですww
ロリ冥第二弾キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
笑える前半もしんみりな後半も良かったです
しかし遊び人な御剣って新鮮だな
SSはGJ!!だけど
>>222がものすごく気持ち悪い
どう考えても女。もうちょっと隠してくれ
冥タンの白いパンツ萌え
>>225 別に男だろうが女だろうがどうだって良い
お前がキモいよ
ほとんど女に見えますが
頭おかしいんじゃないの?
書き手ですら女の人が多いのにw
お前らエスパーか
捜査進展無しで楽しかったと言うイトノコ…
汗のニオイでイトノコを連想したミクモ…
と言う事を考えた俺はもうだめかもしれんね
さあ、早くその続きを書き出す作業に戻るんだ
すまん、前に冥が御剣のトノサマンスピアーにやられちゃうネタが
あったと思うんだけどWikiに収録されてない?
うろおぼえなんだけど、ギャグ調の短編だったかも。
逆転検事のトノサマニアぶりにやられたw
>>234 おおっ、ありがとう!
ミツメイ全部チェックしたつもりだったけど
最初の方だけ見て、違う話だと思ってた。
メイたんに着物着せて帯クルクルしてくる。
>218
gjgjgjgjgjgjgj!!
アナタの書くコみつめいがかわいすぎて筆が止まる!!
自分のカプかけねぇよwww
兄妹いいなあ
上司と部下のネタもみたいー
御剣の上司になって嬉しそうな冥可愛すぎ
今逆裁シリーズをおさらいプレイしてるんだが、
あらためて見ると狩魔豪が鬼畜すぎてすばらしいな。
そこらへんを絡めた冥話を書きたくなってきた。
いや素晴らしい…
ロリ冥が公式化されたせいもあるだろうが、おかげでロリ冥パロの破壊力が凄まじいぜ
俺も今、考案中だが
>>236に同じく執筆の手が止まるぜ
初代ヤタガラスの3Pはまだですか
>>238 魔王とその娘というイメージだな
容姿といい能力といい色気といい狩魔家には
人外の血が混じってるんじゃないかと思う
カプコンつながりでヴァンパイアとかサキュバスとかw
ヤバイ。パパ冥書きたくなってきた。
パパにめっちゃデレじゃないか、冥。
全くじつにけしからんいいぞもっとやれ
よくそんなネタがガンガン出てくるなw
みんなの読むので満足してるせいか一週間前から書いてるナルマヨおわんねぇww
イトミクとか気になって夜も眠れん
ミクモのエロは読みたい
葛×若ミツもちょっとみたい。
秘密を抱える姐さんが好きだ。そのままオロオロした若ミツもらってやってくれといいそうな自分が怖い。
狩魔家は複雑な三角関係がよくてプラトニック耽美萌え
豪パパにとってミツルギの後ろに信パパがいて優秀に育てて冥よりついそちらになりがちで、
ミツルギは豪を尊敬、冥も反発するけど妹的だし、
冥は豪パパに見られたいがために完璧になろうとし、ミツルギの方が贔屓されてる気がして反発と。
馬堂の下に刑事研修に来ている狼家の若を食っちゃう葛も捨てがたい
247 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 12:49:46 ID:LmHY4rQt
ミツメイもっと見たい
シラオトさんとかヒメコさんとかコノミチさんとかあまりでないね。
いやからませる相手がいないけど(w
コノミチさんは御剣とお似合いだと思うが、個人的にあまりエロスは感じないんだよなー
ボケカップルになりそうだよな>ミツ×コノミチ
ミクモとミツではだめなのか?
ここでは人気ない?
全裸で待機していますが何か
ロリ冥も大人冥も可愛い杉だからタイムスリップやドッペルゲンガーで
冥(小)と冥(大)の両方から迫られるみっちゃんなんてのを妄想
254 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 19:05:20 ID:qEt/BZ18
なんか濃いエッチしてるところを偶然オドロキとみぬきに
見つかっちゃうナルマヨとか読みたい
チューまでしか書けない俺って超チキン・・・
>>256 うぶなところがいいじゃないか!!むしろ許す!!
258 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 01:03:43 ID:m7RucuMb
>>257 いや、全然ウブじゃないよ・・・だって狩魔父娘だもんw
なんつ−かね、書いてると窒息死しそうになるだよw
なんという釣りww
ナルマヨじゃないのかwwww
釣るつもりなかったんだけどねww
ナルマヨもまあそのうち・・・
小説なんて、たいして書いたことないから難しいなあ。
団鬼六とか読んでるけど、俺にはこんなエロ描写書けねえ・・・
そこを何とか頑張ってくれ!
もし仮に出来が悪くても文句言わないから!
狩魔父娘ネタ読みたい
成歩堂が果てしなく変態なナルハミとナルミヌ濃厚エッチが読みたい…幼女が好きなんだ!
>>255 むしろ久しぶりに事務所に来たマヨイちゃんがナルミヌを目撃しちゃう話のが自分的にはしっくりくる。
ミツメイ+豪をおまちしてます。
空気を読まずにコノミチさんを投下する。
しかも機長×コノミチさん。SSと言うより小ネタ程度でエロも匂わせるだけです、すみません。
****************
「機長がお呼びですよぉ」
若菜の言葉にいちるが表情を強張らせた。
しかしすぐに笑顔を御剣に向けると、丁寧に挨拶をしてこの場を去った。
若菜と二人で残された御剣は、今行われた会話の内容を反芻する。
機長の許可がないのに嘘をついて捜査を行った。
機長が、彼女を呼んでいる。
”これだ!!”
御剣の中でロジックが組みあがり、脳が現在起こっているであろう事象を導き出した。
現在は安定した航路を飛行中であり、自動操縦と副機長がいれば問題はないと、
機長は操縦室に向かったいちるを自身の休憩室へと連れ込んだ。
「コノミチくん。キミ、何をしたか分かってるよね?」
「・・・・・・申し訳ございません。」
機長の言葉にうつむき、小さな声で答えるいちる。
「全ての権限は機長の僕にあるんだよ。それなのに勝手な行動をとるなんて、
プロのCAとして失格だな。…お仕置きが必要だ」
いちるが顔をあげるより早く、彼女の体は後ろに押された。
バランスを崩して倒れ込んだいちるだったが、幸か不幸か、そこはベッドだった。
この状況で、次に何が起こるか分からぬはずもない。それを裏付けるかのように男の手が
いちるの胸元にのび、引きちぎるようにして制服を開いた。
無遠慮な手がいちるの胸を鷲掴む。
「イ…イヤ……」
逆光になっていてその表情は分からないが、覆い被さる男の歪んだ笑みを浮かべた口元だけが、
いちるの脳裏に絶望的に焼きついた。
「機内では僕が『絶対』なんだってことを、体で覚えさせてあげよう」
体を這い回る手、舌。
嫌悪感に涙が滲み、ぎゅっと目を閉じてやりすごす。
(ミツルギ…サマ……
捜査が貴方様のお役に立てるのであれば……わたくしはそれで……)
「…こ、ここここのようなアレはいけない!!白音さん、すぐに私を機長室に案内したまえ!!」
「急にどうしたんですか〜?鼻血出てますよお」
****************
誰かミツコノ書いてくれないかと切に願っております
>>266 GJGJGJGJ!!!!!!
コノミチさん、可哀相で萌えるww
御剣とのエロも見たいな
このようなアレはいけない吹いたw
なるほどくんに金がないからと言う理由で倉院の里にDVD返しにおつかいに行かされたおどろきくんと出会う春美ちゃんとか電波を受信した
・・・エロなさそうだけどw
>>265 血の繋がりなくても親子関係でそういうの個人的に無理
というか…キモい
人の意見を批判するのはやめようぜ
ここは豪冥もナルミヌもありだ
>>266 コノミチさんやっぱかわいいw
>>271 別に嫌なら読まなきゃいいだろ・・・わざわざ言うことじゃない。
俺は狩魔親子なんかは二人とも存在自体エロいんで好きだが。
コノミチさんスレにもあったが
浴衣きて花火見に行く御剣とコノミチさん
そのあとはしっぽりと…想像したら萌えた
バンドーランドでデートをする御剣とコノミチさんもいいな
あのあとスーツケースをどうしたか聞かれうろたえる御剣
あわててインターネットでオーダーするが、顧客名簿見られてばれるw
御剣「コノミチさん…笑わないでくれ、実は初めてなのだ」
いちる「ええ!?…み、御剣さま…実は私も…」
こんなんマジでありそう
なんだその可愛いふたりは
なるまよが空気のところ悪いんだが、
検事でなるまよが出たので頑張って妄想してみた。
場所が場所だけに、頑張ってぎりぎりまで挑戦したが最後まで行かなかった。
エロではないが投下。
今日はあたしとはみちゃんとなるほどくんの3人で、バンドーランドに遊びに来た。
タイホ君ファミリーを探し回り、園内のポップコーンを全種類買占め食べ尽くし、一通りのアトラクションを楽しんだあたし達はどこかで休憩しようという事になった。
すると、今まであたしの行動に付いて行くだけだったはみちゃんが、急に積極的になり「ボートに乗りましょう!」と勢いよく挙手をしながら提案した。
正面ゲートにある橋は、恋人同士で一緒に渡ると幸せになるという言い伝えがあり、それを知ったはみちゃんは「そこを流れる川でボートに乗る」というシチュエーションにとても魅力を感じた様だ。
はみちゃんらしい理由ではあったが、あたし達ははみちゃんの提案に従う事にした。
あたしもなるほどくんとはみちゃんとボートに乗りたかったから…。
「わたくし、ボートに乗ったのは初めてです!」
「あたしもー!」
「そいつは良かった。じゃあ乗ろうか…えーと…5番のボートは…。」
「…あ!向こうに見えますよ!」
「本当だ!!さ!行こう行こう!!なるほどくん!!」
「…そ、そんなに急がなくても、時間は沢山あるよ…!!」
葉桜院の事件の後、あたしとはみちゃんは倉院の里に帰り、お母さんの葬儀や家元の襲名で慌しい日々を送っていた。
そんなある日、なるほどくんから電話がかかって来た。
「忙しい時期に連絡するのは気が引けたんだけど、そっちの様子も気になったし電話してみたんだ。
この前新しい遊園地が出来たんだ。バンドーランド。そうそうあのホテルのだよ。
だからさ、今度春美ちゃんを連れて3人で一緒に行かない?倉院の都合もあるし、真宵ちゃんの空いてる日でいいからさ」
簡単な用件のみで終わった電話だった。
けどそれを聞いたはみちゃんは、あたし以上に張り切ってスケジュールを組み直し、たったの2週間で1日空きを作るという荒行をやってのけた。
流石に誘った本人も、こんな早くに返事が返って来るとは思っていなかったみたいで、電話の向こうで驚いていた。
「さ!なるほどくんと真宵様は向かい合ってお座りに!…わたくしは此処で1人で景色を眺めていますから!!」
「え!?…な、何言ってるのはみちゃん!一緒に座ろうよ〜!」
「いいえ!ココは恋人同士で一緒に渡ると幸せになるという橋の下を流れる川です。お久しぶりに再開したお二人の逢引を邪魔してはいけません!」
「あ、逢引なんかじゃないってば!もう!はみちゃんったら!!」
「なんならわたくし、お二人の会話が聞こえないように耳栓を…」
「はははみちゃん!!そ、そんな事しなくてもいいってば!!」
(…ぼくと真宵ちゃんの邪魔はしたくない…けどボートには乗りたい…春美ちゃんの葛藤が垣間見えるなぁ…)
結局、はみちゃんの勢いに押されなるほどくんが真ん中で、後ろにはみちゃん、そしてなるほどくんの向かいにあたしが乗ることになった。
なるほどくんの大きな体で、あたしからははみちゃんが見えなかった。
「じゃあ進めるよー。」
「………」
「は、はみちゃん…なにか喋ってよー」
「………」
「春美ちゃーん…何か言わないと進めないぞー」
「………」
「………」
「………」
「…わたくしは今、岩です。」
「「は?」」
「岩の様に自然と一体になっています。ですのでお2人は気になさらず…」
「逆に気になるよ!!」
「…やれやれ…春美ちゃんは、こうなったら本当に岩みたいに動かないぞ…仕方ない…進めるか…」
「………」
ひと悶着の後、ボートは進んだ。
バンドーランドにやって来た家族の騒ぎ声が段々と小さくなって行き、次第にボートが進む音に混ざり聞こえなくなった。
「なるほどくんと一緒に遊ぶの、久しぶりだね…」
「そうだね…」
「…はみちゃん、黙々と湖を見てるね…」
「…そうだね…」
「今回は事件に巻き込まれないといいね!」
「おいおい…縁起でもない事言うなよ…」
「ふふふ…もしかしたら、プロトタイホ君が背後から襲って来るかもしれないよ〜なるほどくんに」
「ぼくなのかよ!」
「あはは!けど、大丈夫!橋から落ちても平気だったんだから、そのぐらいで死なないよ!」
「………」
「…なるほどくん…?」
「…本当、無事でよかったね…真宵ちゃん…」
「…う、うん…そうだね…」
なんだか急に雰囲気が重たくなった。
冗談で言っていい話題ではなかったようだ…。
「…真宵ちゃん…」
「…な、何?…なるほどくん?」
「…こうやって、また春美ちゃんと3人一緒に遊べて…とっても嬉しいよ…」
「そ、そうだね…」
「本当…ずっと…こうだと思ってたよ。…千尋さんが亡くなってから、2人で事務所を経営して…」
「うん…」
「春美ちゃんがそこに加わって…この3年間とても楽しかったし、充実してた…」
「…私も…なるほどくんの事務所に行くの…大好きだった…」
「………」
「………」
互いに本音は言わないけど、なんとなく言いたい事は理解出来た。
けどそれは我侭な事だから、互いに言えないだけ…。
「…ま、真宵ちゃん…」
「え!…な、なるほどくん…!?どうしたの…?」
「静かに…」と小さな声で語りかけ、なるほどくんがゆっくりと動いた。
そ、そして…なるほどくんの顔がどんどん近づいてきた…。
「!」
な、なるほどくんの…く、唇が…あ、あああああたしのく、くくく…。
状況が理解出来ないまま、あたしは目を見開いて硬直してしまった。
なるほどくんの向こうで、はみちゃんが一瞬こっちをちらりと盗み見し、あたしと目が合い、はみちゃんの髪の毛が「ぴょこっ!」と動いた。
そして真っ赤になって体ごと後ろを向いてしまった。
「な…なるほどく…は、はははみちゃんが…」
「…岩だよ…」
そう言って一瞬離れた唇が、再び角度を変えて合わさった。
…なるほどくんの瞳は真剣だった。
あたしは目をつぶった。
唇から伝わる、なるほどくんの体温が温かかった。
…なるほどくんの唇が動き出した。
ぱくぱくとまるで私の唇を食べているような動きと、それにあわせて小さくちゅちゅと音が聞こえた。
それにつられる様に、あたしの唇も動き…次第に互いの息遣いが荒くなって言った。
止まらない…そう思った時だった。
「…!!!!」
口の中にぬるっとした生暖かい何かが入って来た。
そ…それは!!それはまずい!!はははははみちゃんが!!!はみちゃんが居るのに!!!
あたしは手でなるほどくんの肩を掴み離れようとした。
しかし、それを阻止するかの様になるほどくんが両手であたしの頭を鷲づかみにした。
「ふ…ん…ふぅ…は…」
なるほどくんの舌があたしの舌を捕らえて、口の中で蠢いた。
初めての感触になるほどくんの肩を掴んでいた手に力が入る。
恥ずかしい…とても恥ずかしい…。はみちゃんはもしかして見ているかもしれない。
そう思うと閉じた目を開ける事が出来なかった。
しかし、もしかしたら…そう思えば思うほど、はみちゃんがこっちを見ているような錯覚に陥り、
恥ずかしさと口の中で蠢く物体のせいで頭がおかしくなりそうだった。
一通り蠢き終わったなるほどくんの舌はあたしの口の中から出て行った。
なるほどくんとあたしを繋いでいた互いの舌に透明な糸が出来ていた。
しかし、なるほどくんの顔とあたしの頭を掴んだ手は離れなかった…。
あたしは半ば放心状態で、息も絶え絶えになるほどくんの顔を見た。
なるほどくんの顔は真っ赤で呼吸が荒かった。
きっと今のあたしも同じ状態なんだろうと思った。
「な…なるほどく…」
「静かに…春美ちゃんにばれちゃうよ…?」
耳元で小さく囁いた。
しかしどう考えても、既にはみちゃんにはばれている。
なるほどくんの体越しにはみちゃんを見ると、はみちゃんの小さな背中が更に小さく丸まってしまっていた。
「なるほどくん…駄目だよ…こんな所で…は、はみちゃ…」
「異議あり…今この船に乗って居るのは、ぼくと真宵ちゃんと岩だけだ…」
「う…さ、さっきはみちゃんにばれるって…!矛盾してる!!」
「…だったら、ぼくに証拠をつきつけてみなよ…」
「え!?」
「…けど、今春美ちゃんに話かけたら…さっきまでしてた事がバレちゃうよ…?」
なるほどくんの表情が強気になった…。
この顔は…まるで法廷で犯人を追い詰めている時のようだ。
「ぼくは、あるよ?…春美ちゃんが岩だという証拠が…」
「…ふえ?…む…ふん…!!」
なるほどくんの舌があたしにつきつけられた。
はみちゃんは、あたし達の戯れが終わらない限り、ずっと岩になって居るだろう。
「止める人が居ない」それが、証拠だった。
子供のはみちゃんにこんな過激な事情を見せる訳にはいかない。
なるほどくんだって、勢いでこんな事をしているだけだろうし、あたしが此処で我を忘れてはいけない…。
そう思うのに…。
「むふ…は…はう…ん…ふぅ…はあ…」
「ま、まよ…ちゃん…はあ…」
頭の中が段々となるほどくんの舌の動きに犯されて…ぼうっとして来た。
はみちゃんにこの声が聞こえてはいけないと思うほど…体が熱くなっていった。
もう何も考える事が出来なかった。
目を閉じてしまえば、あたしの中に残ったものはなるほどくんの感覚だけだった。
真っ暗な世界でなるほどくんだけが存在していた。
なるほどくんの体温があたしに伝わって、舌の感覚に捕らえられ…気が付くとあたしも舌を動かして、互いに求めあっていた。
この世界には、あたしとなるほどくんしか居ない…。
***
「おー!!!お熱いですねー!!流石恋人同士が幸せになるという橋!」
「こ、こら!美雲くん!!…君にはまだ刺激が強すぎるぞ!!!」
「なーに言ってるんですか!美雲ちゃんはもう立派な大ドロボウなんですよ〜!!男女の逢引を盗み見たって平気です!」
「そ…そういう問題ではない!!」
「じゃーどういう問題なんですか〜??」
「ム…とにかく…男女の逢引は当人達だけで楽しむのが大人のマナーだ…」
「大人のマナーなら、あんな人前でいちゃつきませんけどねー!」
「と…とにかく事件を解決する事が先だ!!…もう行くぞ…!!美雲くん!!」
「はいはい。分かりましたよ〜御剣検事!」
成歩堂め…何を平和そうに彼女と暢気に戯れているのだ…。
こっちは殺人事件に巻き込まれるわ監禁されるわで散々な目に遭っていると言うのに…。
せいぜい現実に戻った時に、周囲から白い目で見られ冷や汗をかいて慌てるがいい。
おわり
最後のオチは入れようかどうか迷ったが、一応検事という事で…。
ナルマヨが見れて幸せだったんでつい。
ナルマヨキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
>今この船に乗って居るのは、ぼくと真宵ちゃんと岩だけだ…
凄いシュールでワロタw
やっぱナルマヨは良いなあ。
逆検で一番萌えたの、実はあのボートだよごめんよ
なるまよ萌えた…
かわええなあ、マヨイちゃん。
個人的にハミちゃんの位置は楽しそうだw
GJ!
良ければこの続きをエロ有りで見てみたい
便乗してナルマヨで初投稿。
時間設定は3-5のエンディング後です。
本編を長いことやってないので設定と合ってない発言等あるかもしれませんが
そこはひとつ大目に…
あと初投稿を言い訳にぐだぐた長引いた上に、
エロまで持ってけませんでしたが良かったら読んでみてください。携帯からですすいません。
>>286 乙でした。
殺人事件が起こってんのになにイチャついてんだバカヤローw
「はー!楽しかったねなるほどくん!」
ぼくたちはお祝いパーティーを終えて事務所に帰ってきていた。
ここ数日の出来事に疲れきっていたのであろう、春美ちゃんはお客用のソファーでスヤスヤと寝息をたてている。
そんな春美ちゃんを見ながら、ぼくたちは反対側のソファーに並んで腰掛けお茶を飲んでいた。
「はみちゃんすっかり寝ちゃったね」
春美ちゃんの寝顔を見ながら真宵ちゃんが言った。
「真宵ちゃんのことが心配でほとんど眠れなかったみたいだからね。ようやく安心して眠れたんじゃないかな」
そう言うと、真宵ちゃんは申し訳なさそうに
「はみちゃん……ごめんね」
と、呟いた。
「あっいやいや!真宵ちゃんが謝る事じゃないよ!それだけ春美ちゃんにとってキミが大切な人ってことであって……とにかく真宵ちゃんは悪くない!」
無神経な言葉で真宵ちゃんを傷つけてしまったのではないかと慌ててそう言うと、そんなぼくの考えが見え見えだったのか真宵ちゃんは少し笑って
「はみちゃん、ありがとう」
と、もう一度春美ちゃんに向かって呟いた。
「でも真宵ちゃん、キミも相当疲れてるんじゃないかな?大丈夫?」
「ううん、あたしは大丈夫だよ!」
「そう?でも…」
「だーいーじょうぶっ!もーっなるほどくんは心配性だなー」
そう言いながら真宵ちゃんは楽しそうに笑っていたが、突然黙りこんでしまった。
「…?真宵ちゃん、どうかした?やっぱり疲れて…」
「なるほどくん」
真宵ちゃんがぼくの言葉を遮った。
「なるほどくん……本当にありがとう」
「へっ?!あ、ああ…どうしたんだい?急にあらたまっちゃって」
「………」
「真宵ちゃん…?」
「さっきね、イトノコさんが教えてくれたの」
「……?」
「なるほどくんがあたしを助けようと焼けた橋を渡ろうとして、でも…その…落ちてすごい熱を出しちゃったって」
「!!」
(イトノコさんめ、そんな恥ずかしいことわざわざばらさなくてもいいのに…)
「い、いやぁ、カッコ悪いことしちゃって…あははは…」
「カッコ悪くないよ!!」
「!?真宵ちゃん…」
「カッコ悪くなんかない。あたしね、それを聞いたときすっごく嬉しかった。あ…!もちろん落ちて熱を出したって聞いたときはすごーく申し訳ないって思ったよ?!
でもね、不謹慎かもしれないけど…それ以上にすごくすごーく嬉しかったの。
高い所が苦手ななるほどくんが、そんな危険をおかしてまであたしを助けようとしてくれたなんて」
「いや…真宵ちゃんに何かあったらどうしようって思ったらもう無我夢中で…橋が落ちるかもしれないだなんて考えもしなかったんだよ」
「…えへへ。なるほどくんはあたしのヒーローだねっ」
「ヒーロー…?でも結局ぼくはその時キミを助けに行けなかったんだよ?ヒーローなんて…」
「ううん、なるほどくんはあたしのヒーローだよっ!だって……だって最後にはいつもいつもあたしを助けてくれるもん!殺人犯だって疑われた時も、誘拐された時も、そして……今回も。
なるほどくん、本当に本当にありがとう!」
「あ、当たり前の事だよ。春美ちゃんだけじゃない。僕にとっても真宵ちゃんは……その……大切な存在なんだから」
「っ!?」
ぼくがそう言うと、真宵ちゃんは真っ赤になって俯いてしまった。なんだかぼくも自分が発した言葉に照れてしまって、2人して黙りこんでしまった。
しばらくの沈黙の後、2人同時に顔を上げた。
「真宵ちゃんっ」
「なるほどくんっ」
そして2人がまた同時に「あっ」と声を上げる。
そしてまた沈黙。
お互いがどんな事を言おうとしていたのか、2人にはもうわかっていた。
「…真宵ちゃん。これからはキミが家元として倉院の里を支えていくんだろう?」
「……………うん」
「そっか」
家元を継ぐということ。それは今までのように一緒にいることが出来なくなるということを意味していた。
「……応援してるよ」
「…………っ!」
真宵ちゃんが肩を震わせている。
今にもこぼれ落ちそうな程、目に涙を浮かべながら。
「あたしっ……なるほどくんとずっと一緒にいたいよ…っ!」
真宵ちゃんの瞳からついに涙が溢れ出した。
そんな真宵ちゃんを見てもう我慢ができなくなってしまったぼくは、彼女を思い切り抱きしめた。
「っ!?なるほどくん…っ!?」
「…真宵ちゃん。ぼくも…ぼくもキミと一緒にいたいと思ってるよ」
「なるほどくん……」
「でも…倉院の里は真宵ちゃんをを必要としているんだ。そして何より、真宵ちゃんにとっても倉院の里は…かけがえのない大切な場所だろう?」
「うん……うん…っ!」
真宵ちゃんは泣きながら答える。
ぼくは抱きしめた手を緩め、真宵ちゃんの顔を見つめる。
「会いたくなったら、すぐに会いに行くよ。なんといってもぼくは暇だからね」
そう言うと真宵ちゃんは泣き笑いの表情になった。
本当なら客が少ないのは決して笑い事ではないのだが、真宵ちゃんが笑ってくれたから良しとしよう。
真宵ちゃんの頬を伝う涙を指で拭いながら、ぼくは彼女に口づけた。
「っ!?」
真宵ちゃんが驚いたように体をビクッとさせた。
ぼくは構わず角度を変えては少しずつ口づけを深い物にしてゆく。
「ん…っ、はぁ…っ」
真宵ちゃんが苦しそうに息を荒くしているのに気づいて一度唇を離した。
「はぁ…はぁ…」
息を整える真宵ちゃんにもう一度口づける。
先程と同じように角度を変えながら口づけ、真宵ちゃんの唇が少し開いたのを確かめるとぼくは彼女の口の中に舌を差し込んだ。
「っっ!??」
またもや真宵ちゃんは驚いて、今度は離れようと体を引くが、僕が思い切り抱きしめているので離れることができない。
「んっ、ふっ…」
可愛らしい声を上げながらしばらく小さな抵抗を続けていたが、僕に離す気がないのがわかったのか真宵ちゃんの体から力が抜けていくのを感じた。
「ん…っ、んん」
可愛らしい声は止まらない。
そしておずおずと僕の背中に腕を回してきた。
口づけを続けながら真宵ちゃんをソファに少しずつ押し倒していく。
完全に押し倒したところで唇を離す。
真宵ちゃんを見ると、目を潤ませ頬を真っ赤に染めていた。
「っ…はぁ…はぁ……なるほどくん…」
その表情に大人の女性を感じてしまい、自分も顔が熱くなるのを感じた。
その時。
「ふぁぁぁ…っあれ…?わたくし眠ってしまっていたのですかぁ?」
晴美ちゃんの声がした。その瞬間…
「きゃわわわわわわっっ!!」
真宵ちゃんが奇声を上げ思いっきり僕を突き飛ばした。
その衝撃でぼくは後ろに転がり、凄まじい勢いでガンっと後頭部をどこかにぶつけた。
「うおふっ!」
今度はぼくが奇声を発する番だった。
「きゃああっ!なるほどくん!だだだ大丈夫っ?!死んじゃだめっ!」
目をぱちくりさせてその光景を眺めていた晴美ちゃんが、何を勘違いしたのか
「おふたりは本当に仲がいいのですねっ!らぶらぶなのですねーっ!」
と、目をキラキラさせながら言った。
「なな何言ってるのはみちゃん!そそそんなことないよっ!もうっ!」
と、顔を真っ赤にしながら過剰に反応する真宵ちゃん。
2人は床に転がるぼくをほったらかしにして、きゃぁきゃぁと騒いでいる。
「………………」
後頭部をさすりながらも、ぼくはそんな2人を微笑ましく眺める。
人前では決して涙を見せない強い真宵ちゃんがぼくだけに見せた涙……ぼくの心の中だけにそっとしまっておこうと思いながら。
以上です。
お目汚し失礼しました。
落とされたネタには即レスの自分参上
ナルマヨもう一個キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
検事祭りの中でもマイペースなナルマヨに万歳!!!
>>298 乙でした。
マヨイちゃんかわいすぎるだろうjk
>>298 乙です!
一人ナルマヨ状態だったらどうしようかと思ってたので、嬉しかったww
続きのエロ楽しみにしてるよ。
>>290 逆剣ナルマヨ書いた物なんだが、
投下した後に、この台詞入れたらよかった!と思ったのがあったんで、
続きのエロ書いてみる。
最近、アク禁で書けない事が多いから少し遅くなるかもしれないけど。
>>298です
春美ちゃんをおもっいきり晴美ちゃんと間違えて書いてしまいました!
ごめんなさいorz
まさかのナルマヨ祭り嬉しすぎるw
エロ無しでも激しく萌えました
二人ともGJ!!
>>301 続き楽しみにまってます
突発的なるまよ祭りwwww
ナルマヨ祭りのところ空気読まずにスマンがw
狩魔父娘がとりあえず書けちゃったから投下する。
※チュー止まりのくせに文章が長いかも
※冥ちゃんが検事になった後
※狩魔父娘はたぶんヴァンパイアかなんかだと思う
女の子を書くって難しいなあ・・・。
以外にストイックな自分にビックリしたw
司法試験に合格し、最年少で念願の検事となった冥は、その報告を直接父にしたくて日本に戻ってきていた。
父の部屋で彼の帰りを待ちながら、検事バッジを掌に転がす。
もっと特別な感慨が沸くかと思っていたが、実際手にしてみると、父の言うようにそれ自体はただのバッジに過ぎなかった。
手持ち無沙汰の冥は、口の中にキャンディを転がしながら、部屋に置かれているチェス盤を覗いてみた。父親が御剣怜侍相手に遊んでるようだが、譜を見る限り、あの男も中々健闘しているようだった。
(生意気だわ……)
冥は御剣側の駒を適当に置き換えた。
そのとき、ドアの向こうから小気味良い足音が聞こえてきた。まぎれも無く父の足音だったが、機嫌が悪いのを冥はすぐに察知した。
荒々しく部屋に入ってきた狩魔豪は、娘の存在に多少なりとも驚いたようだった。
「お帰りなさい、パパ!」
「……冥?……戻っていたのか」
「ええ。パパのおかげで、検事になることができたわ!直接報告したくて、戻ってきたのよ」
そうか、という父の素っ気ない答えに失望したが、滅多に見せない疲労の様子を前に、冥はそれ以上、自分の話はする気にはなれなかった。
「ふん……バカ共の初動捜査ミスのせいで明日の公判を一から洗い直しだ。無駄な時間を使わせおって!そもそも検事局、警察局共にバカが多過ぎる!全員まとめて首でも吊ってしまえッ!!」
狩魔豪は一度不満を爆発させたあと、ソファに横なって苛立たしげに息をついた。冥は横たわる父のすぐ側に座ると、不機嫌そうなその口元に自身の唇を押しあてた。狩魔豪は口内に感じた違和にたちまち顔をしかめると、安っぽいオレンジの味がする、キャンディを吐き出した。
「……疲れてる時は糖分を取るといいのよ」
言葉を返すのも気だるいようで、キャンディをゴミ箱に向かって放ると狩魔はまたぐったりとソファに身を沈ませた。
「何か手伝うことある?パパ」
豪はさっと時間を確認すると、言った。
「……いや、もう遅い。御剣にでも……」
「どうしていつもレイジなの?パパ!私だってもう検事になったのよ。デビューはまだだけど……御剣怜侍以上の仕事をする自信はあるわ!」
狩魔の自分なりに娘を慮ったつもりの言葉だったが、また御剣に対する妙な闘争心をけしかけてしまったようだった。御剣怜侍はいずれこの手で葬り去るので冥の心配は杞憂なのだが、娘の反応は豪の自尊心をくすぐる、なかなか楽しいものだった。
「……ふん、いいだろう。では論証の組み立てに付き合ってもらおうか」
この時のために、今日まで冥は必死の努力をしてきた。傍目から見れば異例の早さで検事になった少女だが、彼女自身にとっては長く、辛いことも多い道のりだった。
だが今、こうして父と同じ検事として彼の隣にいる。
証拠の突き合わせも、論証の組み立ても狩魔豪の及第点にかなったようで、父が満足している様子を見て、冥は誇らしかった。
ふと向かいの窓間鏡に目をやると、十分に成長した自分がいた。
まだほんの小さな頃、冥はショーウインドウに映った自分の姿にもどかしさを覚えたことがある。父と並ぶといかにもアンバランスで、当然といえば当然のそのバランスの悪さに、冥は強い不満を感じた。
父に対して自分の求めている位置は、途方もない場所かもしれない。そう思ったのは、その時がはじめてだった。
後ろにはぐんぐんと伸びていく御剣怜侍がいて、彼が冥の成長へのハッパをかけたとも言える。そういう意味では、あの弟に感謝をしてもいいかもしれないと、冥は思った。
もう自分は大人だ。冥は自信を深めた。
「……ウム。いいだろう。あとは我輩一人で十分だ……もう遅い。早く部屋へ戻れ」
そう言って、義務的に娘のこめかみに口づけしてやった。
「……パパが連れていって」
「ふん……その歳で一人で眠れないとは、御剣に笑われるぞ」
そう言うと、冥は白い肌に赤味を宿し反論した。
「私、もう子供じゃないのよ。パパやレイジと同じ検事よ!」
狩魔は娘の真意を探ろうと、小首をかしげて冥の顔を覗き込んだ。まるで磁器人形のような顔、細い首筋に脈打つ蝶の妙脈。そのリズムに何事かの訴えが見てとれるようだった。
「ああいう、子供っぽい……は……イヤなの……」
「なんだ?よく聞こえん。もっとハッキリ言え。お前らしくない……」
冥は周囲に誰もいないにも関わらず、父親の耳元で秘密を打ち明けるようにささやいた。
(子供みたいなキスはもうイヤ)
そう言うと、気恥ずかしさからか、顔を狩魔の胸にうずめた。こういう仕草は、幼女の頃から何ら変わっていない。狩魔豪は苦笑しつつ娘の顔を上げると、緊張で渇いた唇をそっと吸ってやった。
すると、小鳥がついばむように小さな舌がチロチロと豪の舌を探ってきた。そのくすぐったさに思わず狩魔が身を引こうとしたとき、下唇に鋭い痛みが走った。
「…………………………。」
「……ぁ……鉄みたいな味がする…………」
その瞬間、ほんの一瞬ではあったが狩魔豪の理性の手綱が緩んだ。
次に手綱を握り直した時には、自分の下で苦しげに、しかし熱く狩魔のシャツをかき抱いている冥がいた。
ふと平静に戻った狩魔が冥から身を離すと、冥は震える声で呻いた。
「……やめないで……パパ……」
しかし、狩魔豪は今日のところはこれで満足だった。自分と同じく、どうやら娘も容易く境界を越えられる性質らしい。自身の分身なのだから当然かもしれない。
考えてみればこれ以上、完璧で完結した世界はない。だが簡単に完成させてしまっては面白くない。それはゲームの終わった暁にあるべき。
口内と肺に残るオレンジと血の風味……狩魔は先ほどまでと比べて、だいぶ気分が良くなっていた。
「もう部屋に戻れ……冥」
「私、子供じゃ……」
そう言いかけた冥の唇に狩魔豪は人差し指をあてた。
「そう急くな。時間はいくらでもあるのだからな。……そう、これからなのだ。色々と面白くなってくるのは……クックックッ……」
狩魔豪は自身の脳内にあるチェス盤で、完全な勝利のために完璧なゲームを作り上げていく。それを乱されるのは好まない。
だが要のクイーンは意外な大胆さを持っているようだ。このコマの扱い、しっかり掌握しておかなければならない。
冥はまだ何か言いたげだったが、衣服の乱れを直しはじめた。
が、突然、跳ねるように窓辺に駆け寄っていった。
「ねえ、パパ!今、流れ星が通ったわ!」
「ふん……」
たちまち子供に返る娘の姿に、狩魔豪は再び苦笑せざる得なかった。
END
以上、書いてて血吸われるかと思った。
おやすみなさい!
豪パパ×ロリ冥キターーーーー!
ちょっ、キスだけなのにやらしくて色っぽい!
GJです!
豪冥きたあああああああああああああああああ
GJ!!!!
すごくエロスを感じる親子だ
つい読みふけったw
エロカッコイイなあ…
ロリ冥より豪に萌えた
楽しんでもらえたようで良かったw
俺だったら冥が可愛過ぎて寸止めきかない。
まあ俺の脳内ではキッチリやってるんですけどね!
最後すぐ子供に戻る冥たんカワユスw
パパメイGJ!!!
色々ヤバい雰囲気だけどそれがエロくていいな
とりあえずみっちゃん逃げて超逃げて!w
魔物な狩魔親子は萌えるな
こういう設定の話をもっと読んでみたい
318 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 18:58:35 ID:bX8zlxCi
男って娘とやりたいってこと?
そういえば豪パパってメイ以外の女の子キャラクターと接点ないよね?
なんかもったいないw
ちなみとか案外いいかも…
320 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 22:38:24 ID:xZwy5Axc
誰でもいいからちなあやでなんか書いてくれ
ドロドロしたやつ
御剣とこのみちが書きたいけど、文才ないから書けないわ。
あの二人普段は真面目だけど、夜は激しそうなんだよな……。
いちるさんは清純な顔して淫乱
>>321 文才とか関係ないぞ?マジで。萌えがあれば。
とりあえず一行、喘ぎ声から書いてもいい。
そこから言わせたいセリフとか情景、単語を思い浮かぶままポツポツ書いていく。外せない体位とか決めてもいいしw
このセリフを言わせたいがために書く!っていう時もある。
そうしていくうちに、大体全体像が見えてくる。
あとは具体的イメージが伝わるよう、言葉を埋めていく作業だな。
そこらへんも大雑把でいいんじゃないか?書いていくうちに上達するよ。
激しいコノミチさんを期待してるw
ギャラリーキャラの流れでかつコノミチさんリクある中で空気読まずに申し訳ないが温めながら書いてた白音さんパロ投下
自己満足の塊だ
以下注意
※白音×アクビー(つーか一方的)
※文才なんてない、日本語としておかしい
※↑にも関わらず萎えるほど無駄に文字数多い
※一応、ガチなエロネタ
※白音さん勝手にキャラ作り
こんなんだが喜んでくれる人がいたら幸いだ
3月12日 午前3時10分
G−390機内 1Fラウンジ
「国際捜査官のアクビー・ヒックスという」
その男は白音に警察手帳みたいなものを見せるとそう言った
「はぁ〜どんな御用でしょうかぁ?」
「突然の申し出で申し訳ないが―」
白音にこれまで言い寄ってきた男は数知れない
適当なことを言ってトイレなりCAルームなりに連れ込まれたこともあった
だが、そのために身分と手帳まで作ってくるとは手が込んでいる
”ごくろうなこと”と眠い頭で考えていた白音だが、次のアクビーの言葉で眠気は瞬時に覚めた
「―貨物室を見せていただきたい」
「……ぐう」
「…起きていただけるだろうか?」
「………ふぇ?」
突然の申し出に少々困惑しつつ、白音は寝たフリとは裏腹に頭をフル回転させた
アクビーの目的はわかるし、相手が国際捜査官では断るのも難しい
作り物と思っていた手帳は本物のようだ
拒否すれば怪しまれるだけだろう
「貨物室に入るにはCAの持つカードキーが必要だと聞いたのだが…」
とはいえ、密輸のことがバレればあの老木ジジイに何をされるかわからないし考えたくもない
「連れて行ってもらえないだろうか?」
そこで白音はひとつの結論に至った
”この男をどうにかして始末する”
しかし、国際捜査官の男相手に自分一人では歯が立つまい
ならば弱らせてから襲えばいい
「わかりましたぁ〜 じゃあCAルームからお願いします〜」
アクビーを背にして白音はにへら〜と笑った
3月12日 午前3時14分
G−390機内 CAルーム
「く、離し…たま…え…!」
「んふふ〜」
二段ベッドの下段で白音はアクビーにマウントポジションを取っていた
抵抗しようとするアクビーだが、不利な格好と場所故に望みは叶わずにいる
「アクビーさんってイイ男ですねぇ〜」
「…!」
CAルームに入った白音はカードキーをなくしたからとアクビーに一緒に探すよう求めた
そしてベッドを探すよう頼み、アクビーのスキをついて押し倒したのである
「貨物室、連れてってあげますから〜 ちょっと言うこと聞いてくださいよぉ」
「何を……っ!」
体勢はそのまま、白音は顔をアクビーに近づける
その途中で一瞬、アクビーの視線が白音から白音の胸へと移ったのを見逃さなかった
あえて胸を意識させるように自分の胸をアクビーの胸に押しつける
「馬鹿なこと言ってないで離れたまえ…!」
口ではそう言っても、白音を突き放そうとする腕の力は弱く、足は完全に動きが止まり抵抗する意思は感じられない
「少ししずかにしてくださいよぉ〜 じゃないとぉ」
「この状況で…んん!」
「ん…くちゅ…」
アクビーの言葉を遮るように白音は唇に唇を重ねた
「んん…ぷはぁ 口塞いじゃいますよぉ?」
「既にしているだろうが…」
「あ〜、そ〜ゆ〜生意気なお口はこうですねぇ〜 」
「んぐ…」
今度は舌をアクビーの口内にまさぐらせる
舌を捕らえ、絡め、唾液が混じりあわせていく
同時に身体を半身ずらしアクビーのワイシャツのボタンを器用に外しはじめた
一応、アクビーの手はそれを阻止しようとのびてくるが、本意でない抵抗のためか白音はすぐにボタンを外し終える
そこでようやくアクビーも抵抗する気になったのか白音の両肩をつかんで引きはがした
最も顔から数センチ離れた程度で抵抗というには可愛いものだ
本気で抵抗するならベッドから白音を投げ落とすぐらいはできるだろう
「こんなことして許される…と!」
「許してくれないんですかぁ〜」
「人の話しを…!」
口だけの抵抗などには耳を貸さず、白音はアクビーの首筋をつぅっと舐める
そのまま音をたてるようにして胸元までなめていった
「うぁっ…」
「ちゃぁーんと約束通り貨物室にはお連れしますから〜ちょっと気持ちいいことに付き合ってくださいよぉ」
「だからってこんなこと…」
「CAって時差のせいで生活リズム崩れやすいんですよぉ おかげで〜したくなると我慢できなくなっちゃうんですよねぇ」
本来の目的を忘れたわけではないが、白音はこの状況を楽しんでいた
視線をアクビーの下半身にずらすとにへら〜っとして、アクビーの顔を覗き込む
「そんなことよりアクビーさん、ここ辛そうですねぇ」
「ぐ!」
変わらぬ表情で白音はズボンの下から押し上げているアクビーのモノを的確に掴んだ
不意打ちにアクビーは声を漏らし、白音は構わず摩るようにズボンの上から握りしめた
「や…めろ…」
「え?やめちゃうんですかぁ? やめちゃっていいんですかぁ?」
要求通りアクビーのモノから手を離す白音
しかし、刺激を止めるわけではなく、先端に小さく円を描くようにしてなぞりはじめた
ズボンの下ではなぞる度にアクビーのモノが跳ねているのがわかる
「うぬ…」
「我慢はよくないですよぉ ズボンの外に出してあげましょっかぁ?」
白音はそう言って三度アクビーの唇に自分の唇を重ねる
もちろん、手を動かしつづけたまま
「ん〜…くちゅ、ちゅ…んん ぷはぁ…どうします?やめますかぁ?」
「く、好きに…しろ」
「あは、じゃあ好きにー」
横を向いて逃げるように言い放ったアクビーの言葉を聞くや、白音は素早く右手を動かす
時間にしてものの2〜3秒
その間に白音はアクビーのベルトとズボンのチャックをおろした
「ーしますねぇ」
その速度にアクビーが驚いた次の瞬間には白音はアクビーのモノをパンツから掴み出していた
「立派ですねぇ アクビーさんのはぁ」
「ぐ…」
言うが早いか白音はそのままアクビーのものを扱き始める
ヌチャヌチャとした水音がベッド内に響いた
「や、やはりやめ……ムグゥ!」
「はいはい、少し静かにしてくださいねぇ」
なおも口で抵抗しようとするアクビーに白音はいつも抱いているゴーユー君をアクビーの口に捩込む
さらに白音は自分の上着のボタンを外し始めた
ギリギリのラインで隠れていた彼女の胸は窮屈から解放されるのを喜ぶように揺れてその姿を表した
「代わりに気持ち良くしてあげますからぁ」
すると今度はアクビーの顔に座るような姿勢になり、同時にアクビーのモノを頬張る
元々濡れていた上に白音の唾液が混じり、アクビーのソレはみるみるうちに光沢を持ちはじめた
白音は扱く、舐める、吸う、胸に押し付けるなどまるで玩具を扱うように楽しんでいる
対するアクビーは目の前にある見えそうで見えない白音のアソコを見せ付けられ、かつ下半身は言いように弄ばれ、思考は真っ白寸前
快楽に呑まれまいとするだけで必死だった
「ん…ぐ…!」
「あ、アクビーさんイきそうですかぁ?」
しかしそんなアクビーの抵抗を嘲笑うように白音はさらに攻め立てる
徐々に浮かびつつあるアクビーの腰が彼の限界を表していた
「イってもいいですけど制服は汚さないでくださいよぉ 口にお願いしますねぇ」
「んぬ!」
「んん!んん〜…」
抵抗などないも等しくアクビーは溜まった欲望を白音の口内にぶちまける
白音はそれをくわえたまま全て受け止め、口を離さなかった
2、3回アクビーの腰が跳ねると全て出し尽くしたのか腰を落とし、白音はくわえたまま鼻で呼吸を整える
「…ふふぉいですふぇぇ」
そのままの状態で何か喋る白音だが、アクビーは呻くだけ
吸い込むようにジュルジュルと音を立てながら白音はアクビーのモノから口を引き抜いた
それが新たな刺激となったのか外気に晒されたアクビーのモノは射精後にもかかわらず、遥か天井を仰いでいる
「んん…ん〜、ごくん……んはぁ〜 はぁ…」
口元を指で抑えながらゆっくりとアクビーから放たれたものを飲み込んだ
それから身体の向きをアクビーの方に変え、ゴーユー君を口から取り出し、笑いながら問いかける
「どうでしたぁ?気持ち良かったですかぁ〜」
「ハァ…もう満足しただろう?いい加減貨物室に…」
「あ、満足するまで付き合ってくれるんですかぁ?じゃあ〜」
アクビーの言葉は無視して白音はにへら〜としら表情で腰を上げる
そして通常CAの制服より遥かに短いであろうスカートを腰までめくり上げた
アクビーの目に見える形になったパンツを白音は気にせずにずらし、自身の秘部をさらけ出す
「折角なので私も気持ち良くさせてくださいねぇ〜」
「な、なにを馬鹿な…ッウ!」
白音は上げていた腰をアクビーのモノ目掛けてゆっくりと下ろし、先端が秘部に触れたところでアクビーは声を漏らした
それでも構わずに白音は腰を下ろしつづけ、先程は口でくわえたモノを秘部で飲み込んでいく
「あぁん! イィですねぇ〜」
先端だけいれたところで一旦止める
身体を前後に揺らしアクビーの反応を楽しんだ
目で反抗の意志を訴えてくるアクビーだが、白音は嘲笑うように一気に根本まで腰を下ろした
「んふぅ… すっごいですよぉ」
「んぐぐ… うあぁ…」
白音は容赦なく自分から腰を上下に動かし始めた
先端から根本までを何度も上下する快楽から、白音はさっきとは比べものにならないほど高ぶっているのを感じる
静寂なCAルームに響く卑猥な音が余計に興奮を呼んだ
「あぁ、すごいぃ アクビー…さんの、奥までぇ…届いてますよぉ」
「ぐ…う…く…」
「アクビーさんも、腰、動かしていいんですから…ねぇ」
白音の言葉は聞こえたが、少ない抵抗の意志が残っているアクビーはそれには応じない
むしろ、ゆっくりと手が白音の腰を掴み、自分の腰に引き付けるようにして白音の動きを止めさせた
「あぁん、もう…アクビーさんそんなに奥まで入れたいんですかぁ」
「違… 動くのを、やめてく…」
「いじわるしないでくださぃよぉ」
なにかを訴えようとするアクビーなどお構いなしに今度は腰を前後左右へと振りはじめる
さすがのアクビーも今度は制止させることができず、顔を歪めた
そのスキに白音は自分の腰にあてられているアクビーの手を握るようにして腰から離させる
そのまま両手をつないで馬の上の騎手の如く腰を振りはじめた
「んん…アクビーさん、気持ちいいですかぁ? あっ、あ…私、腰が…んん!…止まらないですよぉ」
「…っ!」
「え? なんですかぁ? もっと激しい方がいいですかぁ?」
「ホントにやめ…もう…無理、だ!」
「えぇ?」
「ぐぅ!!」
今まで以上に顔を歪めたアクビーの腰は突然に跳ね上がる
再度、白音の腰を掴もうとしたようだが、両手は白音とつないだ状態にあるため叶わない
次の瞬間、アクビーの腰が数度にわけて震えた
「ああぁぁぁ!」
「あ、そんな…熱ぃのがぁ」
アクビーの叫びと同時に先ほど自分の口で受け止めたものが今度は膣内に注がれる
ジワジワと膣内を熱いモノが広がっていくのを感じ、腰が蕩けそうになる感覚に襲われた
膣内に出されるこの瞬間は白音の欲求をさらに強くする
「はぁ…はぁ…」
「もぅ〜 アクビーさんイッちゃったんですかぁ? おまけに中出しですよぉ」
「…す、すまない」
「んふふ〜」
本来ならアクビーが被害者とも言える立場なのだが、絶頂後で思考がまとまっていないようだ
白音の言葉に素直に謝罪してしまった
しかし、そんなまとまらない思考でも現状を終わらせるつもりなのか、白音の腰を持ち上げようと腰を掴んだ
だが、そんなアクビーの思考も試みも崩壊させるべく新たな刺激が下半身を襲う
「抜いちゃダメですよぉ〜」
「うあぁ…!」
「このままもう一回できますよねぇ?」
疑問形ではあるがそこにアクビーの答えを聞く意志はない
その証拠に白音はアクビーの答えを待たずして再度腰を上下に動かし始めた
加えてアクビーの手を使って自分の胸を揉んでいる
「アタシの胸…どう、ですかぁ?」
「う…くあぁ…」
「あ、あ、…先っぽもちゃんと、あぁん!そう…そこも弄ってくださいよぉ」
もはや呻くだけのアクビーを好き勝手に弄ぶ白音
アクビーのモノが膣内で固くなったのを感じながら腰をさらに激しく降る
しかし3度目のアクビーの精を絞りとろうとするところで白音のベッドに備え付けられている受話器が鳴り響いた
「え…?」
一瞬、困惑の表情を浮かべた白音だが動きを止めるとそのままに受話器を取った
「ふぁい…もしもしぃ?」
演技であろう眠そうな声で何やら受話器の相手と話しはじめる白音
さすがに動くことはできないのか、アクビーは刺激から解放されていた
おかげで徐々に落ち着きを取り戻し始めている
「ええ…ええ、わかってますよぉ〜」
話しながらな時計に目をやった白音の表情が曇った
アクビーも時計を見ると時間は3時33分を指している
中継地の到着予定は4時
つまりCAたる白音は着陸準備をしなければならないのだろう
同時にアクビーにとっても今回の捜査でのある意味でのタイムリミットでもある
「はぁい、じゃあ後でぇ」
そう答えて白音は受話器を置いた
次の瞬間、アクビーは上半身を起こし、白音の肩を掴んだ
そのまま白音を押し倒す要領で起き上がり、白音から自分のモノを引き抜いた
「ああ!何するんですかぁ〜」
「お互いにあまり時間もないようだし貨物室を見せてくれないかな?」
「いいですよぉ」
意外にもあっさりと承諾する白音
しかし、続く行動は腕を自分の膝の下に入れ、膝を胸の前まで引き寄せるというものだった
つまり、アクビーに自分の秘部をさらけ出している状況である
「でも、アタシを満足させてくれたらですよぉ」
媚びを売る白音にアクビーは無反応
だが、白音も負けてはいない
「ヤならいいですよぉ アタシ上に戻りますからぁ」
「ぐ…!」
中継地に着地しては密輸の証拠を押さえることができなくなってしまう
何とか今、着陸前に貨物室に入らなければならない
アクビー、苦渋の決断である
「あと1回だ」
「あはぁ」
やむなし、といった感じでアクビーは白音の上に覆いかぶさった
白音はアクビーの首に腕を回しつつ、その唇も奪い取る
だが、アクビーは白音の行為は気にせずに自分のモノを白音に突き付けた
「あ、入ってぇ……!あぁぁん!!」
触れたのは一瞬
アクビーは根本まで白音の中へと突き落ろした
その衝撃に白音も思わず背を弓なりにして喘ぐ
「あはぁ!…そん、な…一気にぃ、奥までぇ…」
アクビーはさらに腰を前後に動かし、白音の膣内を出し入れさせる
その激しい腰の動きに白音の膝はアクビーの腰に巻き付くように回された
「あ!あ!あ!す、ごい…ですよぉ!」
「ハァ…ハァ…」
「あはぁ!そんな…奥一杯突かれたらぁ…あ、あ!…変になっちゃいますよぉ」
アクビーとしてはすぐにでも終わらせ、本来の目的を達成したいところ
白音の言葉には構わず、激しく突き続けた
アクビーの動き合わせるように制服から解放されている白音の胸も上下に激しく揺れ、見るものをさらに興奮させる
「んん!すっごいのぉ!自分で、動…くのと違うとこぉ…いっぱい掻き回されてぇ!」
「ぐ…」
「あん!やっ!な、膣内で固くぅ…熱くなって!ああん!おかしく、なっちゃうぅぅ!」
自らの中で熱を持ちはじめたモノに白音はさらに乱れ、両腕をキツくアクビーの首に回した
足も腰に回された状態のままでアクビーは困惑の声をあげる
「は、離れられないだろうが… もうムリだぞ…!」
「あん!そ、そんなぁ…抜いちゃ、ダメです…ああん!」
「馬鹿を…ぐ!うあああ!」
離れようとするアクビーに反して白音は離すまいと足と腕をさらに強く回す
そして耐え切れなくなったアクビーは三度目になる欲望を吐き出した
「やあ!熱いの、キてるのぉ!」
「ううあ!」
「あ、ダメぇ!一杯、膣内…出しされてぇ…イっちゃ…イク…イクぅ!」
大きく身体を逸らしながら白音は最後まで出し尽くさせるかのようにアクビーのモノを締めつける
二度に渡って出された精液は白音の膣内を染めるほどに溢れだした
アクビーがゆっくりと引き抜くと白音から離れるのを抵抗するように白い糸をひき、シーツに染みを作る
「あ…す、すごい気持ち良かったですよぉ」
「ハァ…ハァ…」
白音から離れたアクビーは後ろに倒れ込み呼吸を整える
当然、さらけだしたままのモノは愛液と精液でドロドロだ
それを見た白音は身体を起こしてアクビーのモノへと顔を近づけ、くわえた
「な…!」
「汚れちゃってるからキレイにしますねぇ んん…ぴちゃぴちゃ…じゅる」
「け、結構だ!」
しかしアクビーは白音の顔を掴み、腰を引くと無理矢理引きはがし逃げるようにベッドから降り、すかさず衣服を整えた
これ以上、ペースを白音に持っていかれっぱなしでは堪らない
「それよりも、約束通り連れていってもらえないだろうか?」
「ふぇ?あ、貨物室ですかぁ?」
「…そうだ」
「あぁ、わかりましたぁ では〜」
制服の乱れを直し、ベッドから出た白音はポケットからカードキーを取り出した
「こちらへどうぞ〜」
3月12日 午前3時41分
G−390機内 貨物室階段上
「やはり思った通りだ」
その言葉に白音は同じことを心の中で思いつつ、彼の行動を見ていた
アクビーはといえば階段の上から下の貨物室を眺めながら携帯を弄っている
「ここを記録として残せば証拠になる 狩魔検事へのいい土産になりそうだ」
そう言ってアクビーは携帯のカメラを使って撮影を始めた
目的達成の喜びか、はたまた別の理由なのかアクビーの膝は震え、立つにも手摺りに捕まっている状況だ
もっとも白音にとっての計画通りといったところである
「何がそんなに嬉しいんですかぁ?」
「あぁ…、あまり詳しいことは言えないが…」
言わなくてもいい
どうせ答えなど求めていない
「!!」
アクビーが答えようと振り向く前に彼の身体は地面に立っていなかった
たった今まで彼が撮影していた場所が急速に近づき…
3月12日 午前3時43分
G−390機内 貨物室
やってしまった…
動かなくなったアクビーを目の前に白音の動きは停止していた
これまであの老木ジジイのために密輸にかかわり、協力してきた
そのために色んな男を利用し、抱かれるー抱かせることもあった
この手が…身体が精液に染まるようなことをしてきた
しかし、ついにこの手を血に染めるようなことをしてしまおうとは
わかっている、後戻りはできない
このことを隠さなくては結局、密輸もバレてしまう
大丈夫、上手く隠せる算段はつけている
大丈夫…いつか、報われる…
大丈夫…いつか…
白音は膣内から溢れそうになるモノに身体を震わせながら重い思考と足を動かした
レス消費申し訳ないです
こういう形で投下するのは初めてですが…しょうもないものですいません
ラストはシリアスな感じになりましたがあくまで個人的な妄想です
わざわざCAやってる彼女が密輸組織にいるのはワケがあるんじゃないかな?とか思ったんですが特にそれ以上のことは考えてません
それではもし別の作品でお会いできる機会がありましたら
お読みいただきありがとうございましたm(__)m
今日も比較的即レス参上
白音さん、いいよいいよー逆レイプktkr
GJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!
337 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 10:05:27 ID:lzySnVGn
>>335 GJ!!
されるがままのアクビーに萌えwww
逆検ナルマヨの続きを今書いている途中なんだけど、
予想以上に長くてまじめな話になってしまった…。
エロまで到達するのに時間が掛かりそうなんで、とりあえず切りのいい所まで投下します。
「いやーさっきの2人見せ付けてくれましたねー!天下の大ドロボウでもあの2人の愛だけは盗めませんね!」
「………」
「…どうしたんですか?御剣検事??」
「ム…なんでもない…」
「…ひょっとして、大人のマナーがどうとかってまだ怒ってるんですか?お堅いですね〜だから顔にヒビが入るんですよ!」
「そ!…そういうアレでは…!!…そして美雲くん!コレはヒビでは無い!」
「まーまー…いいじゃないですか!夫婦いつまでも仲良しなんて、幸せな事ですよ?」
「…あの2人はまだ結婚はしていないが…それ以前に恋人同士でもなかったはずだが…」
「え?けど、お子さんと一緒だったし…て、御剣検事のお知り合いなんですか??」
「な!?…何を言って居るのだ!…あんな非常識で破廉恥な連中、知り合いでも何でもないわ!!」
***
「…ハックション!!!」
「!?…な、なるほどくん!?」
「…ま、真宵ちゃ…」
ぼくは突然のくしゃみで、我に返った。
…ぼ、ぼくはさっきまで、ま…真宵ちゃんと…!
先ほどの行為を思い出し、段々と自分の顔が赤くなって行くのが分った。
目の前に座る真宵ちゃを見ると、真っ赤になってもじもじと恥ずかしそうにしていた。
きっとボクと同じように、さっきまでの行為を思い出しているのだろう…。
「な…なるほどくん…あの…」
「…ど、どうしたの?」
「…あの…い、言いにくいんだけど…」
「う…うん…」
「…は、はみちゃんが…」
「!?」
真宵ちゃんの言葉を聞いてぼくは慌てて後ろを向いた。
そ、そうだった…。ぼくの後ろには春美ちゃんが居るんだった…。
「…は…春美ちゃん…」
「…ひゃ…!!」
春美ちゃんは本当に岩の様に丸まって、背を向けていた。
呼びかけたら驚いて、チャームポイントの髪と共に飛び跳ねて振り向いた。心なしか顔が赤い…。
「………」
「………」
「………」
ぼく達は3人そろって複雑な面持ちで沈黙した。
互いに目を合わせないように俯いていたが、周囲の視線も気になり、ぼくはこの場から逃げるようにボートを漕いでバンドーランドに再入場する事にした。
「人前で…急にあんな事をするなんて…なるほどくんサイテーだよ…」
「わたくし、お二人の逢引には賛成だったのですが…まさかあそこまで熱烈な…」
「…うう…面目ない…」
ぼく達は正面ゲートをくぐり、ウエスタンエリアを歩いていた。
真宵ちゃんには幻滅され、春美ちゃんにはドン引きされ…ぼくは穴の中に隠れてしまいたい気分だ。
逃げるように視線を2人から外すと、そこには見覚えの有る様な気がするが、気がするだけで何の特徴もない良くあるサボテンがあった。
ぼくは何故あんな行動をしてしまったのか…。
そもそも、ぼくと真宵ちゃんはそういう関係ではない。
年齢は7歳も離れて居るし、色気より食い気の彼女は、女性というより少女という感覚に近い。
尊敬する千尋さんの妹という事もあり、真宵ちゃんの事は妹の様に可愛がっている。
…つもりだったのだが…さっきのぼくの行動はどう考えても妹に行うものではない。
男の性欲に任せて妹同然の真宵ちゃんに手を出すなんて…ぼくは大人の男として失格だ…。
「…夜のパレード?」
「うん!夜の8時からあるんだって!パンフレットに書いてあるよ!!」
「…わぁ!この写真のタイホ君をご覧になって下さい!明かりが灯されています!!」
「…タイホ君も出世したねぇ…朝から晩まで引っ張りだこだよ!」
「まぁ…中の人はシフト制で交代してるんだろうけど…」
「中に人なんて居ないの!!!」
「なんのお話ですか?」
「…夢の無い大人の話だよ…」
今は夕方の6時だ。
日は沈み辺りは暗くなり、アトラクションは夜の仕様にライトアップされていた。
真宵ちゃん達が見たがっているパレードが始まるまで2時間もあった。
真宵ちゃん達は明日には倉院に戻る事になっていた。
ぼくと遊ぶ為だけに予定を切り詰めた訳だし、疲れが溜まって明日からの予定に支障を来たしても申し訳ないので、
夜のパレードは諦めようと、真宵ちゃん達に提案する事にした。
もしかしたら、これ以上真宵ちゃんと一緒に居たら今度は取り返しの付かない事になるかも…という不安もあったのかもしれない。
「えー!!やだやだ〜!!夜のパレードも見る!!」
「そうですわ!!なるほどくん!!折角の機会ですし、輝くタイホ君も楽しみたいです!!」
「…いやけど。真宵ちゃん達明日から忙しいんだろ?早く帰って休まないと…」
「大丈夫だよ!!あたしとはみちゃんは修行してるから!!」
「修行は関係ないだろ!!!…とにかく、今日はもう帰ろう…ね?…今度は1泊出来るぐらい余裕がある時に…」
「………」
「ま、真宵様…?」
「ほら!…真宵ちゃんは家元になったんだろ??…もう我侭言ってられる立場じゃ…」
「やだ!!!!」
真宵ちゃんは突然大声を出した。俯いたまま着物の裾を握り締めていた。
周囲の人が何事かとこちらを向く程の大声だった…。
「やだやだやだやだやだ!!!!夜のパレードも見る!!」
「…な!何言ってるんだよ!!子供じゃないんだから我侭言うなよ!!!」
「な、なるほどくん!…真宵様!…落ち着いて下さい!!…周りの方々にご迷惑をかけてしまいます…!!」
真宵ちゃんが駄々っ子の様に聞き分けが悪いので、ぼくはカッとなって怒鳴りつけた。
春美ちゃんだけが冷静だったが、小さな女の子の仲裁に力は無かった。
「だから…また今度にすればって…」
「今度っていつよ!!!」
「…!!」
「あたしはもう…家元になって霊媒師として働くんだよ!…復興する為にこれから忙しくなるし…なるほどくんのビンボー事務所とは訳が違うんだよ!!!」
「び、ビンボーは余計だろ!!!…そりゃあ…真宵ちゃんはぼくと違って依頼者が沢山居るんだろうけど…それだったら尚更…」
「…どうして…」
「…?」
「…なるほどくんは、早く帰りたいの…?」
「え…そ、そんなつもりで言った訳じゃあ…」
「…あたし、なるほどくんが遊園地に誘ってくれて、とっても嬉しかったんだよ…なのに…それに…さっき…じゃあどうして…」
真宵ちゃんの声が震えて小さくなって行く…。
しまった!…そう思った時には遅かった…。
「…ふ…ふえ…なるほどくんの…なるほどくんの…分からず屋…うう…」
「ま、真宵様!…まあ!大変です…真宵様…このハンカチで涙をお拭きに…」
「ふ…ふえ…ありがと…はみちゃ…うう…」
「………」
ぼくは泣き出す真宵ちゃんを見て、唖然と立ち尽くしていた。
3年間一緒にいて、逞しい姿を何回も見て来たので…まさかこんな事で泣き出すとは思わなかった。
ぼくは探るように、真宵ちゃんに話しかけた。
あまりにも突然の展開に、ぼくも泣きそうだった。
「…そ、そんなに…泣く程…パレードが見たいの…?…じゃあ…見る??」
「………」
「…だから…泣くなよ…」
「………………もういい…」
「…え?」
「あたし…もう…帰る…パレードは…また今度…はみちゃんと2人で見に来る…」
「ま…真宵様…!?」
「…わ……我侭言って…ごめんね…な、なるほどくん……じゃあ帰ろう…はみちゃん…」
「…真宵様?」
「…ま、真宵ちゃん…」
真宵ちゃんはさっきまでの勢いが嘘の様におとなしくなった。
そして春美ちゃんの手を取り、正面ゲートの方へ歩いて行った…。
ぼくは、2人の後ろ姿を見ていた。
真宵ちゃんの不可解な行動に振り回されるのはいつもの事だったが、こんなにも不愉快な気分になったのは初めてだった。
な、なんだよ…。
あんなに見たがってた癖に…そんなに…そんなにあっさり諦めるなら…最初からそうしろよ…。
急に怒鳴って…泣いて…何考えてるんだよ…。
…そりゃあ…ぼくだって…久しぶりに3人で遊べて楽しかったし…。
もっと一緒に…
「ま、待って!」
ぼくは走って2人を追いかけた。
ちょんまげ頭と不思議な装飾は、遊園地でもすぐに目に付いた。
ぼくは真宵ちゃんの手を取った。
真宵ちゃんは半ば引っ張られる形で、こっちを向いた。
「…きゃわ!?……なるほど…くん?…どうしたの??」
「あ…あの…やっぱり…一緒にパレード見ようよ…」
「…気を使わなくても大丈夫だよ…もう気にしてないし…あたしもちょっと我侭だったと思うし…」
「…い、いや…そういう事じゃない…んだ…」
「じゃあどういう事よ…」
「………」
その後、ぼくと真宵ちゃんは見る見ないの言い争いを無意味に繰り返した。
一体何を見る予定だったのか分らなくなって来た時、春美ちゃんがぼく達の会話に入ってきた。
「…わたくし…向こうのベンチに座っていますので…お2人でゆっくり話し合って下さい。
パレードまで時間はありますし、それからパレードを見るか、帰るかを決めても遅くは無いと思います…」
春美ちゃんの指差す先にあったのは、エリアの境目に設置されているベンチだった。
手すりにタイホ君の装飾が施されているのが見えた。
「そ、そんな…!はみちゃん1人じゃ危ないよ!」
「…大丈夫です…知らない方に話しかけられても付いて行ってはいけないと、母に厳しく言われていましたから…」
「で、でも…」
「………だったら、千尋様を霊媒致します。事情を書いた紙を用意しておけば、千尋様も承諾して下さるでしょう」
「…そ、それなら…安心だけど…」
「………よし!…じゃあ、春美ちゃんの言葉に甘えて…そうしようか…真宵ちゃん!」
「うえ?…な、何言ってるの??なるほどくん!?」
真宵ちゃんは春美ちゃんとぼくのやり取りに戸惑っている様子だった。
ぼくと春美ちゃんを交互に見て、状況を把握しようとしていた。
…ぼくには春美ちゃんの意図がなんとなくだが理解出来た。
そして、それを確認する為に、真宵ちゃんに「先に適当に歩いてて、追いつくから」とだけ告げ、春美ちゃんのもとに駆け寄った。
ぼくはしゃがんで春美ちゃんと同じ視線になった。
「どうか致しましたか?なるほどくん?」
「…春美ちゃん…とぼけても駄目だよ?」
「!?」
春美ちゃんは、手を口に当て髪と共に跳ね上がった。
春美ちゃん特有の驚いた時の仕草だ。
サイコ・ロックは出なかったが、春美ちゃんが隠し事をしている事が分った。
「…本当は、ぼくと真宵ちゃんを2人きりにしたかったんだろ?」
「そ…そんな事…」
「とぼけたって駄目だよ…パレードを見るかどうかなんてジャンケンで決めれば済む事だし、わざわざ霊媒してまでぼくと真宵ちゃんを2人にさせる必要無いでしょ?」
「………流石です。なるほどくん…」
「春美ちゃんにしてはやる事が大胆だし…良かったらどうしてか教えてくれない?」
春美ちゃんは少しだけ俯いて居たが、意を決した様にぼくの顔を見た。
今までに無いぐらい真剣な眼差しで、ぼくは少し戸惑った…。
「…真宵様は、なるほどくんに会えるのを心待ちにしておりました。お誘いの電話があってから、真宵様は見違えるようにお元気になられたのです。」
「…真宵ちゃん…元気なかったの…?」
「いいえ…真宵様はいつも一生懸命な方ですから…笑顔を絶やした事はありませんでした…わたくしの母の件でも気遣って下さいましたし…」
春美ちゃんは表情を暗くした。
葉桜院での出来事は、今でも春美ちゃんに大きな傷を残しているようだ…。
「それに真宵様のお母様を綾里の墓にお迎えしようとして、それに反対する親族の方々と夜遅くまで議論もしておられました。
…真宵様は強いお方ですが、不器用でもあります…一生懸命であればある程、わたくしは真宵様のお体が心配でした…」
「…そうだね…真宵ちゃんは考え込む節があるから…」
「…ですので、わたくしは真宵様に休息を取って頂きたくて、スケジュールを組み直し1日の暇を作りました。
3人で一緒に居た頃の真宵様は本当に幸せそうでしたから…。
真宵様がわたくしの幸せを願って下さる様に、わたくしも真宵様の幸せを願っています…わたくし真宵様のお力になりたくて…」
「……春美ちゃん……」
春美ちゃんは今日一日ずっと真宵ちゃんの望むように行動していた。
そしてボートに乗った時の春美ちゃんの行動を思い出しその真意を理解した。
「なるほどくん…!」
「…どうしたの?」
「わたくし…なるほどくんは真宵様の王子様だと、今でも信じています……これからもそう信じて居ても宜しいですか?」
「………」
それは、初めての問いかけだった。
春美ちゃんはいつもぼくの事を勝手に「真宵ちゃんの王子様だ」と決め付けていた。
それはきっと当人だけが信じてさえすれば、満足だったからだろう。
「ぼくにとって…真宵ちゃんは…」
今までずっと、ぼくは真宵ちゃんの事を妹だと思って接していたつもりだった。
しかし、今日無意識に真宵ちゃんにしてしまったあの行動…そして、帰ろうとした真宵ちゃんの後ろ姿を見た時に駆られた引き止めたいという衝動…。
それにもっと…もっと前から、ぼくの真宵ちゃんを想う感情は妹に向けるものでは無かったのかもしれない…。
「…信じていいよ…」
ぼくの口から自然と出たこの言葉が、答えだった…。
それを聞いた春美ちゃんの笑顔は、今日見た中で1番輝く笑顔だった。
「…では、なるほどくん…早く!早く真宵様のもとへ…!!」
「ああ…そうだね…早く行かないと、はぐれちまう」
ぼくは立ち上がり、真宵ちゃんが歩いていった方へ駆けて行った。
「お2人で仲良くー!」と遠くで春美ちゃんの声が聞こえた。
とりあえず…その2は此処で終わりです。
次からは本当にエローンに突入します。
続きを書こうとしてた時は「折角だから園内でエロじゃー!!うははー!」
と思い書き出したんだが、こんなに真面目な話になってしまって、園内でいいのか心配になってきたorz
>>348 通し番号の変更を度々忘れてしまって申し訳ない。
今回も比較的早く即レス!
ナルマヨ良いなあ。
基本的にナルマヨはほのぼのしてるけど、
この辺りから先って結構切ないんだよな…。
ちょっと泣きそうになりながら読んでしまった。
続きが楽しみです。
園内でもラブホでもどこででも良いから早くアップしてくれ。
うわぁ切ない・・・!乙です。そしてGJ
なんか色々こみ上げてくるものがあったよ
真宵ちゃんの心境考えると切ないわ
続きも楽しみにしてます!
>>350 早さを競って何になるんだ?逐一自己主張しなくていいじゃん
>>323 とは言え、やっぱり経験の浅い21のガキが書いてもね…w
淫乱なこのみちさんを想像してはハアハアしてるんだけど。
まあ、うまく書けたら投稿します。
最近不必要な自己紹介書き込みが多いな
>>350 書き手さんにも事情があるんだ、急かすぐらいならお前が書け
書いて「もらってる」側ってことを忘れるな
正直うぜぇよ
絡んでるのも大概うぜーっつの。
まぁまぁマターリいこうぜ お茶どうぞ ⊃旦~
パパメイに萌えてしょうがない、魔物パパメイいいよハァハァ
新たな萌をありがとう!なんか目覚めたよ(・∀・)
発売後間もないせいか・・・
スレの雰囲気変わったよな
質より量かよ
それは書き手に言ってるのか?
>>335 アクビー、キレもの風でも下半身は正直だなw
白音さんのおっぱいは大変目の保養になったよ。
>>357みたいな書き込み見ると投稿するのコワくなるな…
質は重視しない
とりあえず自分の好きなキャラやカプを書いてくれればいい
ってのが正直な気持ちだ
例え文章が高尚なものでなくても、
ストーリーなどないエロシーンだけのものであっても、
このカプが好きだ!書きたい!って気持ちが伝わってくるSSは
読んでいて萌えてくる。
それは質がどうとかいう問題ではないと思うんだ。
という訳でシラオトさんとコノミチさんの百合SSマダー?(・∀・)
ここって百合エロおkだったっけ
364 :
335:2009/06/17(水) 22:39:13 ID:NFIfmCzp
>>336、337、359
読んでくれてありがとう
白音さんスレ見ても思うがアクビーって人気者だよなw
白音さん好きだからまた書きたいなぁ〜とは思ってる
つか…白音×コノミチって新しいな…
御剣×コノミチさんもよみたいな
イラネ
御剣とこのみちさんの初やは江戸時代みたいに
布団が一組に枕二つの部屋に通されて
よろしくお願いしますみたいな、お互いにお辞儀しそう
初や→初夜
ミクモとミツはまだか?
ミクモと御剣で考えようと思ったらいざっていうときに足をつる御剣しか出てこなかったオレ涙目ww
エロなしで申し訳ないが、御剣×コノミチを妄想してみた
一連の事件終了後の西鳳民国にて
よければお付合い下さい
372 :
御剣×コノ1:2009/06/18(木) 01:11:01 ID:6dWq9Iw5
西鳳民国の某ホテル、ラウンジ。
カーネイジの裁判も終わり、御剣は狼捜査官の招きもあってこの国へ降り立った。
深いソファに身を沈めて何とはなしに周囲を眺めていると、
斜め前の席にふと目が吸い寄せられた。
柱の陰に見え隠れする細い首、きっちり纏めた特徴的な長い黒髪。
もしやあの怒涛の日々で関わったCAではないだろうか。
(……まさかな)
ゴーユーエアラインは西鳳民国への直通便もあったように記憶するが、そんな偶然もあるまい。
人違いだろうと御剣が結論付けかけた時、その人が何気なく振り向いた。
真っ直ぐ目が合う。
「やはり。コノミチさんだったか」
「え?あ、御剣さま!」
「あ、待ちたまえ」
制止も間に合わず、驚いて立ち上がった彼女の膝からばらばらと何かが散らばる。
「大丈夫ですか」
「も、申し訳ありません」
(鉛筆?……いや、色鉛筆か)
御剣は足元に転がってきたものを拾い上げ、手渡した。
「スケッチですか?」
「はい。実はあのスーツケースがご好評を博しまして、他にもデザインをしてみないかと言われているんです」
「……なるほど」
ちょうど拾い集めた色は、かのスーツケースを構成していた黄色、緑、ピンクだった。
あのスーツケースが好評とは御剣には解せなかったが、人の好みはそれぞれなのだろう、何はともあれ喜ばしいことだ。
拾い集めた色鉛筆を間に置き、御剣はコノミチの隣に座る。
「改めまして、その節はありがとうございました」
ソファに腰掛ながらも、深々と頭を下げるその仕草は流れるように優雅だ。
思わず見とれていた御剣は慌てて首を振る。
「うム、いや、こちらこそあなたにはお世話になった」
「とんでもございません。私、御剣様のおかげで、今もプロのCAとして働くことができています」
「それは何よりです。そこが実は気になっていたので」
いくら事件を解決しても、それまでと同じ日々は戻ってこない。
同僚が密輸組織と関わっていたのだ、彼女も疑われていなければいいのにと、御剣は何度も考えた。
いつもはそんな感情にもきちんと折り合いをつけてきたのに、今回はどうも上手く行かない。
どうしたことか、御剣にとって彼女は初めての例外なのだった。
373 :
御剣×コノ2:2009/06/18(木) 01:12:30 ID:6dWq9Iw5
そんな動揺も「気になっていた」だなんて短い言葉で伝わるはずもない。
コノミチは御剣の言葉に、ご心配下さってありがとうございますと微笑む。
「でもあの後少しだけ取調べを受けたり、会社も捜索されたりと大騒ぎだったんです。
やっと落ち着いたので、フライトと組合わせてここで休暇をいただくことにしました」
「ああ、そういえば、このホテルはゴーユーエアラインの系列だとか」
「はい。御剣さまこそ、西鳳民国へはご旅行ですか?」
「この国へは……」
「それともお仕事でございましたか?」
旅の目的を聞かれて思わず躊躇う。
この国の復興を見届けなければ一連の事件に区切りがつかないような気がして、狼捜査官の招きに応じた。
そんなことは余人に説明することではない。
「――強いて言うならば、厄落としといったところか」
「厄落とし?…………あっ!」
御剣の科白を不思議そうに反芻したのも束の間、土下座でもしそうな勢いでコノミチは頭を下げた。
「あの折は本当に、御剣さまには多大なご迷惑を……!!」
「な、なんのことだろうか」
「厄落としなのでしょう?アクビー様の件は、西鳳民国から日本へ向かう途中だったではありませんでしたか」
「そう言われれば、あれは確かに厄日の始まりだったが……。あ、いや違う、そういう意味ではない!」
慌てて否定するも手遅れ。コノミチは遠い目になっている。
「お気遣いはご無用です。やはりそうなのですね。旅に出たくなられるほどの厄日でございましたか」
「誤解だ、そのようなアレではない」
「お客様をそのような目に合わせてしまうなんて、私はプロのCAとしてどうお詫びすれば……」
(くっ、このままでは落ち込ませるばかりだ。どうすればいい)
あれこれ考えても結局は事件の話しかなかった。
今にも絨毯の上に膝をつこうとしているところを、手をつかんで制止した。
「その、コノミチさん、私はあなたに感謝しているのだ。どうかこれ以上謝らないでいただきたい」
「……感謝?御剣さまが私に?」
何をと言わんばかりにコノミチの目が見開かれる。
「そうだ。私は確かにあの状況では一番疑わしい人物だったにも関わらず、あなたは私を軟禁まではしなかった。
そしてあなたが私の話に耳を傾け、理を受け入れてくれたからこそ、真犯人を捕らえることができたのだ」
「私、そんな大層なことは」
「いや。あなたは同じプロとして尊敬に値する」
「御剣さま……」
「検事も同じだ。常に冷静に、どんな声も細大漏らさず聞き届け、真実と思われる道を探る。
――だから私はあなたに惹かれるのだろうか」
「み……」
374 :
御剣×コノ3:2009/06/18(木) 01:14:37 ID:6dWq9Iw5
最後の方は独白に近かった
けれども聞こえないような距離ではない。
力が抜けたように、手を御剣に預けたままコノミチが絨毯の上に座り込んだ。
「御剣さま、そんな冗談をおっしゃらないで下さい」
「ム、冗談などではない。心外だ」
「本気ならなおさらタチが悪いですわ。私を喜ばせて遊んでいらっしゃるんでしょう」
「何故そうなる」
一つの事件をこのような形で引きずるのは初めてだ。
偽りの許可を出してまで責任を取る潔さ、CAとしての誇りと、それだけでは昇華できない白音若菜へのコンプレックス。
華奢な横顔に見え隠れする、自嘲で覆ったプロの仮面は美しかった。
「私はあなたを守りたいと思ったのだ。それはあなたが犯人でないからというだけではない」
「御剣……さま」
「あの時のように、私を信じてはもらえないだろうか」
自分を無実だと信じ、そして事件を解決すると信じてくれたあの時のように。
握った手に力を込めると、コノミチの視線が絨毯から上を向く。
「……ます」
「コノミチさん?」
「信じますわ。御剣さま」
真赤な顔をして、それでも真っ直ぐに自分を見つめる彼女から目を逸らせない。
今更ながら、大胆な告白をしてしまったことに気づき、御剣はうろたえた。
375 :
御剣×コノ4:2009/06/18(木) 01:16:05 ID:6dWq9Iw5
「ところで」
「はい?」
「私は、あなたのセンスを理解できない男かもしれないのだが、それでもいいのだろうか」
「……そんないじわるをおっしゃらないで下さい」
くしゃりと、コノミチの表情が崩れる。
「すまない。そのようなつもりはなかったのだ」
もし泣かれてしまったらハンカチを差し出すべきか。
それともこの手で拭っても――触れてしまっても構わないのだろうか。わからない。
困った顔の御剣に、コノミチは泣笑いのような微笑を浮かべた。
そして御剣の唇に指を当てて、それ以上の言葉を封じる。
「私もあの発言には、そんなつもりはなかったんです。その、勢いで、つい……」
「……つまらぬ事を言った。私はあなたの言葉を信じたいのだ」
「はい、御剣さま。信じて下さい」
真実を見抜く目など持ち合わせていないけれど、この場には仮説もロジックも要らなかった。
微笑に吸い寄せられるように御剣は長身を屈める。
柱の陰で、唇が重なった。
376 :
371:2009/06/18(木) 01:17:52 ID:6dWq9Iw5
以上です
この二人でエロまで持っていけなかったので、神の降臨をお待ちします
ありがとうございました
このみちさんの口調が違う
>>376 このみちさん可愛い!!
GJ!!!!
次はぜひエロにチャレンジしてくれ!!
これはヒドイ・・・
>>376 ミツメイ大本命だったけど萌えた!
違和感無かったよ、GJ!!
アンチうぜー
このみちさんが夜は大胆だったら萌える
コノミチ厨は本スレだけじゃなくこのスレも荒れさせたいのか
>>376 上手いなぁ!
このみちさん好きだ。
でもアンチ沸くみたいだから、ちと書きづらい…orz
(今、執筆中)
コノミチ厨でもミツメイ厨でもない自分からして見れば、
ミツコノ小説に文句を言ってるのはアンチ側に見えるが…。
コノミチさんが好きなのはいいけど
御剣とお似合いとか本スレでカプ主張されても困る
ごめん誤爆
まともなカプ話ができるのは実質ここくらいしかないから
あながち誤爆って程でもないんでない
いや、ココにそんな話持ち込むのはお門違いだろw
ここのコノミチ好きが本スレに書き込んでるとは限らないし。
どのカプも結局は妄想だし、ここではどんな妄想もありじゃないのか?
書き手はアンチも廚も気にせず書きたいものを書いて欲しい。
じゃあ自分が異常に長くなったナルマヨとか投下してみるよ。
まだ途中だからキリがいいも何もなく切れるんでよろしく。
:注意事項:
・成歩堂×真宵
・多分3後と4前の間ぐらいの時間
・最初あたり真宵のネガティヴっぷり異常
―― お姉ちゃん、お母さん。 初めて好きになった人は、近すぎて、そして遠い人です。 そして今、あたしは失恋しに彼に会いに行きます。
カンカンカンカン――……。 踏み切りの音が耳に届いた。 物思いにふけっていた真宵はそこで現実に引き戻されて溜息を一つつく。
午前五時。 空はまだ少しうす暗い。 始発が時間丁度に来た合図。 掌をこぶしに変えて、胸をどんと叩けば勾玉が揺れた。 綾里家の人間がぶら下げる勾玉。 それは母や姉が見ているということにつながっている気がした。
思えば、綾里家は恋愛とは無縁なのではないだろうか。 男運が悪いとか? そんなことを真宵はふと考えた。
立証するのは、実に安易なことだ。
まず、第一に倉院の里には男の姿がない。 家系図にも、男の名前は極端に少ない。 霊力を持っているのが女だから、男は出稼ぎにでるしかない。
倉院の里では完璧なまでの女尊男卑が確立され、外の世界とも隔離されている。 世の中男女平等が謳われているというのに、倉院の里は時間がとまったように、昔から「そう」だ。
父についての記憶はほぼないといって間違いはないだろう。 男に対しての認識も真宵は薄いほうだ。
姉が愛した人は、姉を愛して自分を護ってくれた。 けれど彼らは悲恋の道を辿っている。 ほかに身近な人間のロマンスといえば両親が思い浮かぶが、両親のロマンスなど真宵は知らない。
教えてくれる人間など、いなかったのだから。
これらのことを掛け合わせ、真宵自身の今後を自分自身で見つめなおし――彼女は嘆息した。
これから自分が行うことに関して、恐らくは彼には受け入れてもらえることはないだろう。
その理由は既に彼女は理解している。
彼にとっての自分というのは妹に等しい存在であり、師の妹であるから、という理由も其処に付加されただけ。 気持ちを打ち明けたところで、100%の気持ちが返ってくるわけがないことなど分かっている。
―― けれど、じっとしていられるほど真宵は物分りがいいわけじゃない。
真宵は電車に揺られながら、窓の風景をじっと見つめ考えた。 倉院を飛び出すような形で出てきてしまったけれども大丈夫だろうか、だとかそんな今更なことばかりがグルグル脳内を駆け巡る。
後先考えない性格であることは今に始まったことではないけれども、さすがにまずかっただろうか。 けれども先走る感情は仕方がない。
いざとなれば、春美がきっと弁護してくれるだろう。 そんな他人任せ極まりないことを考えて真宵はふふ、と小さく笑った。
“弁護”
その単語を思うだけで、胸がこんなにも締め付けられる現状。 その理由は明白で、どこか壁一枚分ほど隔てられている。 切なくて、その感情を認めることが彼女にはどうにも出来ずに居た。
……だから、今日。 彼女は一つの区切りをつけに行く。
電車のシートはいつも以上にやわらかく、どこか眠気を誘う。 朝早かったからしょうがない。 そっと瞼を閉ざせば、彼女はあっという間に夢幻に誘惑され、そのまま静かに眠りについた。
二時間もある電車の中、彼女は誰かが笑って自分を呼ぶ夢を見た。
それが誰かは理解できない。 けれども、それが「なるほどくん」であればいいのに、と彼女は目覚めた矢先に思い遣る瀬無いため息を吐き出す。
馴染み深い駅名を車掌があげる。 気づけば時間はあっという間に過ぎ去ってしまっていたようで、重たい体を引きずるように起こしホームへ飛び出した。
いつもと同じ一番線。 向かいの二番線は、いつもの帰り道。 ああ、そういえば昔あそこで彼と別れたっけ。 あの時の彼は笑ってくれたっけ。 あの時彼は大きく手を振ってくれていたっけ。
数年前の自分たちの幻影を横切る。 ふわりと、風が頬を撫ぜたが、彼女は振り返ろうとはしなかった。
いつもと同じ中央口から出れば、始発に飛び乗ったにもかかわらず通勤の人々が駅へと我先にと早足で歩いてくる。 和装の真宵に、彼らはまるで気にも留めない。
時刻は既に七時を回っており二時間かかったことを知らしめていた。 階段を下りると駅が、町が彼女を待っていたかのように懐かしい香りがする。 それだけのことで彼女の中にこみ上げてくるものがあった。
―― ただいま。
彼女の出身地ではないのに、何となく真宵はその言葉を紡ぎたくなった。
ごちゃごちゃした駅前を抜けて、真っ直ぐデパートに沿って歩く。 右側にはバスターミナルがいくつも並んでおり、少し遠くの駅まで彼らをつないでいる。
新聞を持った男、携帯を弄くる女子高生、イヤホンで音楽を聴いている女、携帯ゲームを狂ったようにボタン連打している中学生――たくさんの人々がバスを待って並んでいる。
時代が変わっても、風景が変わっても、そこに居る人々が成長しても、根底は変わらないということを知らしめているような構図だった。
それらを横目に真っ直ぐ行くと、“いつもの店”だ。 かつてそこで、二人で、時には三人や大人数で足を運んだ。 今は準備中なのだろう、人の姿が見えない。
「――えー! 休みいいいいい!?」
「しかたないだろ、休み、なんだから」
記憶の欠片が、またこぼれた。 ちらりと真宵が横を見れば、青いスーツの男と修行用の装束を纏った少女が見える。 何気ない会話だ。 どうということのない会話。 真宵はそこで足を止めて、緩やかに目を閉ざす。
騒がしい車の音、人々の声。 雑音が一瞬だけカットアウトされた。 無音状態の真宵の耳に届くのは、かつての自分たちの会話。
けれど、真宵は小さくその朱を塗った唇で呟く。 「ありがとう」と。 緩やかに、二人の姿は霞んで、そして消えた。 再び現実に引き戻されて雑音が戻る。 真宵は暫しじっと店を見つめていたが、草履の向きを変えて、やがて歩き出す。
たくさんの幻想、幻覚、幻影。 それらは「思い出」となって真宵の前に現れては消えていく。 まるで走馬灯のようだ。 けれどもそこで彼女は足を止めとどまるということはしない。
真っ直ぐに歩き、そしてようやく一つのオフィスにたどり着くと大きく溜息を零した。
姿勢を正して、見慣れたオフィスを見上げる。 かつて姉が選んだこの場所は何も変わっていない。 じっと見つめていると「いってきまーす」という少し高い女の子の声が響いた。
春美と同じぐらいの年頃だろう。 漫画の世界でありがちなトーストを口に咥えたまま階段を転げ落ちるように降りてきて、真宵に気づかず走り去っていく。 彼女は振り返りはしなかった。
既に米粒以下に小さくなった少女の背中を見つめ続けていた真宵だが、視線を変えてゆっくり、かみ締めるように一段一段意を決して階段を上っていく。
扉の前の看板は「成歩堂法律事務所」では既になかっことが悲哀を感じさせたけれど、それ以上に気持ちが急く。 ああ、はやく彼に会いたい、と騒ぎ立てていた。
ノックをすべきか躊躇ったが、ドアノブを掴むとドアは開いていた。 無用心なことこの上ないと呆れながらもゆっくり扉を開けて部屋を見渡す。 そこにはもう「事務所」の面影はない。
入り口付近に立つ観葉植物のチャーリーは真宵がそこから出て行ったときから少し成長していて、久しぶりの来客に喜んでいるようだった。
ごちゃごちゃした部屋を真っ直ぐ突っ切って、かつての仮眠室のドアを開ける。 これじゃあ不法侵入だよ、なんて心内でツッコミをいれた。
けれども、そもそも鍵をかけずにいるほうが悪いんだ、しょうがないんだと無理やり言い聞かせて、恐る恐る真宵は部屋へ足を進めていく。
本当なら、もっと物音をたてて「なるほどくーん」と呼びたいのだが、そういうわけにもいかないのでゆったりとした足取りで部屋に入る。
――男が、寝ていた。
ニット帽を握り締めて、猫のように丸くなって、静かな寝息を立てている。 後ろに伸びるつんつん頭、固く閉ざされている瞳。 無精ひげこそあるが、それは間違いなく真宵が先ほどからたくさん見た幻影の元である人間であり、目的の人物だ。
少し痩せただろうか。 ゆっくりと近づいて、頬に触れる。 ざらりと髭の感触が伝わった。
「―― なるほどくん」
起こしてはいけない。 頭では分かっているのにもかかわらず心がいうことを聞いてくれない。 ぼろぼろと零れ落ちる感情に、我先にと言葉がぽつぽつ雨のように落ちていく。 その大半が「逢いたかった」といったものや「ごめんね」という言葉ばかり。
そして、その感情の波に耐え切れず真宵の頬を涙が伝った。
泣き声をもらしてはいけない。 左手で口を覆い必死に嗚咽を漏らさぬように唇をかみ締める。 けれども涙は塞き止められていたダムが「もう限界です!」といったばかりに決壊して、止めることは不可能に等しかった。
「ごめんね……なるほどくん……ごめん、ね……」
一番大切なときに傍に居れなくて。
一番つらい時に傍に居れなくて。
一番悲しい時に、手を握ることが出来なくて。
ごめんなさい。 ごめんなさい。 ごめんなさい。
零れ落ちる謝罪の言葉と、そんなことしか言えない自分に嫌気がさして仕方がない。
そして、一番必要な時にいなかった自分がこうして今になってノコノコ出てくるなんてムシがよすぎることに気づいて、真宵は涙を指でぐっとぬぐい、まだ尚も眠り続ける彼の顔を見つめた。
もう、彼に自分は必要ないだろう。 もう、彼は自分を必要としないだろう。 彼の支えになってくれる新たな存在に出会えたのだから。
それを寂しいなんて思ってはいけない。 それを切ないとは思ってはいけない。 笑って「おめでとう」と「がんばれ」を言わなくては。 だから、泣き止めと必死に心に言い聞かす。 はやく、彼の瞳が開くよりも、はやく。
けれど、その気持ちと相反するように何処かで思う。
ここで、目が覚めてくれたら。 ここで、自分の存在に気づいてくれれば。 彼は抱きしめてくれるだろうか。 あやしてくれるだろうか。 自分の名前を呼んでくれるだろうか。
浅ましい、醜い歪んだ感情が気持ち悪くて、真宵は小さな体をさらに小さくさせた。 彼の「娘」に嫉妬するなんてばかげている。 くだらない愚行だ。
頭では分かっているのに、心がごねる。
嫌だ、嫌だと駄々をこねて何かをわめき散らして、感情のコントロールを鈍くさせた。
胸がツンと痛んで、伏せ目がちに溜息を一つ零すと、男は少しかすれた声で何かを呟いた。 最初は寝言かと思ったが、もう一度、彼は今度ははっきりとした口調で言う。
「――……真宵、ちゃん」
ぞくり、と背筋が粟立った。 その声の主を間違える筈がない。 恐る恐る、視線を落とすとうすぼんやりとした眼で、彼は此方を見据えていた。 その人は、確かに――成歩堂龍一だった。
その瞳は底の知れない色をしており、かつての面影は姿を潜めている。 けれども、彼女を彼はその両目で見据えていた。
全てを見抜かれているのではないか、と思うほどの目つきは相変わらずで、彼女の背筋は粟立ったままだ。
「――なる……ほどくん……お、おお、お、おはよう」
出来るだけ、平静を保つように、やわらかい笑顔を浮かべるように心がけて無理やり弧を描く。 今、自分が綺麗に笑えているのか真宵は心底不安だったが、そこは三年間共に法廷に立ち続けた仲だ。
相手の特技を盗むのも立派な一手。
成歩堂お得意の自信満々のハッタリを思い出して、それを実践し、笑う。 大丈夫、なるほどくんが気づくわけなんかないよ。 そう言い聞かせて。
けれど返ってきた彼の返答はハッタリ返しでも、恐怖のツッコミでもなく、昔と何一つとして変わらないその腕と厚い胸板と、心音。
抱き寄せられたという現実に目をひん剥き現実を受け止められず混乱するが、久しぶりに嗅ぐ成歩堂の匂いはまるで変わらなくて、自然と気持ちが緩み、今にも泣きたくなった。
それを必死にこらえて、悟られないように笑顔を作る。 言い出せない弱気な自分を内心で叱咤をしながらも、今はその時ではないと引腰になってしまう。
いびつな笑顔を浮かべて、その手をばたばたと振り、彼女は考えるよりも先に口が動く。
「あ、え、えっと、うん、あれだよ、四時に起きちゃって! で、丁度向こう出れば逢えるかなとか思ってね、うん、まぁそんな感じで来ちゃったんだよ!」
あたふたと言い訳じみた口調で事情を説明する間も彼は手を彼女の背から離すことはなかった。 寧ろ力をさらに増す。
どこから彼が起きていたのか、真宵は知らない。 だから必死に話を誤魔化そうと有耶無耶にしようとアレコレ言葉を濁すが、結局眼光に負けて随所随所で尻尾を出すハメになる。
―― どのくらい、そんな会話を繰り返していただろう。 真宵はちらり、と視線を成歩堂に上げると彼はふわりと甘く笑ってみせた。
笑顔を見るだけで、知らずして顔が熱くなった。 なんだか恥ずかしくて、笑ってくれたことが嬉しくて全てがごちゃごちゃになった感情をむき出しにして、真宵は彼をにらみつける。
「……なるほどくん、聞いてないでしょ」
「まさか、ちゃんと聞いてるよ」
「うっ、嘘だー! もう、まじめに話してるのに!」
ぷいとそっぽをむいた真宵に彼は笑った。 腕の力を緩めると、真宵は慌ててそこから離れた。
まだ顔が熱いのは気のせいではないだろう。
そんな真宵の反応が楽しくて、背中から抱きとめると彼女は彼の腕の中で暴れて文句を言ったが、成歩堂の体はぴくりとも動かない。
久しぶりに見た男の姿に困惑している自分に内心叫び散らしたい心持になったが、真宵は結局押し黙った。
丁寧に結い上げられた髪は先ほど暴れたせいで崩れており、あっという間に解れそうだ。
あたふた精一杯言い訳とごまかしとついでにハッタリをかましているが、彼女は根本的に気づいていない。
―― まず、どこから彼が起きていたか、ということ。
そもそも成歩堂が足音で気づかないわけがない。 つい先ほどまで娘が出かけるのを見届けていたのだから、二度寝をするにしたって少しは時間が必要だ。
起き上がるのが面倒で目を閉じていれば不法侵入者が現れ、警察を呼ぶべく携帯電話を握り締めていたら聞き覚えのある声が自分に向かって謝罪の言葉を繰り返してきた。 しかも、泣きそうな声で。
その時の彼の言いようのない感情を彼女に説明するのは些か面倒で些か難しい。 自分自身ですら、うまく説明が出来ないというのに、それを他人に告げるというのは恐らくとても難易度の高いことだ。
キーキーと文句を言う真宵に笑って、その長い髪の毛を掬い取る。 絹のように肌触りのいい髪は手にとってもスルリ、と落ちる。
彼女の和服に燻らせた梅香が鼻をくすぐって、どこかほろ苦い。
夢と現実の境目のような、そんな非現実の中に身を置いている錯覚に陥りそうなほどで髪に顔をうずめて成歩堂は笑った。
「じゃあ、僕から質問」
「な、なに?」
「今こうしてるのは、夢じゃないよね」
「……何言い出してるの、なるほどくん」
たかが夢のために二時間かけて、それも早朝にくる馬鹿がどこにいるというのだろうか。
真宵にとって、奇妙で不可解な時間が訪れた。 不意に目の前に霧が現れ薄いヴェールで包み込み、出口も、入り口もない孤独の中へ閉じ込めるようであった。
目の前の男は何も言ってくれない。 ただ、じっと彼女を見つめるだけで、イエスもノーも、己の意志も。 それが余計に感情を惨めにさせ、孤独にさせた。
「――僕としては、夢じゃないといいんだけど」
「もう! そんなにこの真宵ちゃんの存在が信じられないわけ、なるほどくん! あたしがここにいるのはゲンジツだよ!」
「……」
彼女の肩に吐息がかかる。 寄りかかるようにして、成歩堂は彼女に縋った。 唐突の行為に目を丸める真宵にそんなことも御構い無し。
成歩堂は安堵と落胆のハザマのような声で「そう」とだけ言うのだ。
その言葉が少し、遠く感じた。
恐る恐る、振り返ろうとすれば振り返らせないとばかりに力を込められて痛みに顔が歪む。
くぐもった声で、切なそうに彼は吐息を漏らす。 それだけのこと。 たったそれだけのことだというのに、数年前とはまるで違う。
冗談でもその姿は「弟」とは言えない何かが存在していて、真宵は言葉を失った。
「――夢の中で何回君に逢ったか、数え切れないくらいなんだよ」
彼は自嘲気味に言う。 逢いたかったという言葉ではない。 夢での遭遇の話を、ぽつりぽつりと蛇口から水が僅かに落ちるように僅かな言葉を紡いだ。
優しくも切ない、情熱的なのに冷めた言葉。 反比例で相反的な言葉なのに、説得力だけは無駄にある。 恐らくは彼のもともと得意だった「ハッタリ」がものを言っているのだろう。
髪を撫でて、表情を悟れないように顔を俯かせて顔をうずめて、彼は笑った。
「……夢の中でも、真宵ちゃんはやっぱり真宵ちゃんだった」
「……なるほどくん、あたし目の前にいるんだよ?」
「うん。 ……タイミングぴったりすぎて、驚いたよ」
夢の中だけ出会えれば満足だと思っていたのになぁ。 自分に呆れたように笑った成歩堂に真宵は目を何度か瞬かせた。
その大きな瞳を気恥ずかしさから右手で覆い隠して、成歩堂は言葉を紡ぎ続ける。
「真宵ちゃんのことを考えるだけで、幸せだったんだよ。 ……なのに、まったく、どうしてくれるんだ」
「どうしてくれるって! いやいやそんなこといわれても!」
「責任、とってくれよ。 ……夢の中でだけじゃ物足りなくなったじゃないか」
―― 斜め上にとんでもないことを今、言われたんじゃないだろうか。
頭をよぎった真宵の考えなどどこ吹く風、成歩堂は彼女を向き直させると、双眸を隠していた手もどけて彼女の大きな瞳を見据えた。
自然と真宵も顔を上げて、成歩堂の顔を、目を見据える。
前後の言葉を思い出せば思いを伝えるのは今しかないのだが、いかんせんネガティヴな自分の感情が足を引っ張って、言葉も思いも何も出てこない。 一分一秒の時計の針の音だけ、寂しく鳴り響く。
「うー……責任って言われたって、何したらいいか分かんないもん。 安眠できるように除霊ぐらいしか……」
「除霊ってね……あのね、真宵ちゃん。 僕、これでも結構まじめに物事言ってるつもりなんだけど」
「何よ、あたしだってまじめだもん。 そもそも! セキニンっていうならなるほどくんだって、頭から離れてくれないじゃない! だ、だからあたし逢いに来たんだもん、なるほどくんのせいで、頭もうぐちゃぐちゃしちゃって……そっちこそどーにかしてよ!」
唐突の「どーにかしてくれ」発言に成歩堂は目をぱちくりと何度か瞬きさせた。
当の本人は何かまずいことを言ったと思ったのかアタフタと手をふり、視線をそらし、顔を真っ赤にして「今のなし!」と叫んでいる。
朝日がカーテン越しから暖かく彼らを照らす。 彼女の顔はこれでもかと言わんばかりに真っ赤だ。
成歩堂は何故だかよく分からないが、とりあえずおかしくて噴出した。 何年越しかの再会だというのに、彼女との会話は常に時間が止まったような錯覚を覚える。
それがおかしくて、それでいてどこか切なかった。 笑い転げるのと同時にポロリとわずかに零れ落ちた涙は気づかれないように、そっと拭い取った。
「どーにかって?」
「ううう……」
「うーん、そうだなぁ……真宵ちゃんが好きです、大好きです、っていうのは「どーにか」になる?」
「! とととと唐突に何言ってるのなるほどくん!」
想像を絶するような砂を吐き散らしたくなる甘い言葉。 慌てふためく真宵に、成歩堂はおかしくてやっぱり、笑う。
髪の毛を撫で、すべるように頬を撫でる。 数年の時間が流れて初めてであった時にはまだ十代だった彼女も今では二十代だ。 姉の面影が出て、大人びたと思う。
……さすがにもう犯罪だ何だと言われることはないだろう。
「夢の中だけじゃ物足りないぐらい、僕は君が好きだよ」
両側の頬に手を添えて、顔を上げさせじっと瞳と瞳をかち合わせる。 僅かに震える瞳は何かを訴えていた。
この子はこんなに大人っぽかっただろうか。 この子はこんなに美人だっただろうか。
夢の中で見た十七歳の女の子が、どう成長しているのか想像もした。 考えもした。
けれども実際は此方の想像を遥かにつきぬけ美しく成長していて、どこか手の届かない雰囲気を醸し出していた。
けれどやっぱり中身は彼女のままで、楽しそうに笑う姿は十代のあの頃を思い出させた。
思っているだけで幸せだと言えた何か。 そんな陳腐なありきたりな言葉など詭弁なのだということを思い知らされる。
泣いて自分に謝罪する彼女を抱きしめたかった。 その優しい小さな手を護りたかった。
その気持ちは恐らく、恋と呼ぶには大きすぎて愛というには少しのズレがある。
だから、その感情を言葉にして成歩堂が彼女に伝えることはしない。 出来ない。
彼が持ちうる言葉は「好き」だとか、「大好き」だとか、陳腐でありきたりな、子供でも出来そうな告白ぐらいしかないのだ。
けれども、それだけでも、答えは簡単に導き出せる。
彼は瞬時に答えをはじき出し、弁護士時代何度も潜り抜けた時と同じ、自信に満ちた笑顔を浮かべ、彼女の髪を一房軽く掴んでキスを落とした。
「――…… で、真宵ちゃんは、どうなのさ」
「……うう、なるほどくんのくせに……」
もうすっかり、彼女の中にあった空虚感だとか、悲哀だとかは抜け落ちてしまった。
随分と都合よく人間は出来ているもので、成歩堂の言葉一つで真宵の気持ちは浮上した。
正しくは混乱しているだけなのかもしれないが、行きに感じた不安だとか、せつなさは影を潜め、ドクドクといつもよりも激しい心音だとか、自分を抱きとめてくれるたくましい腕だとか、目の前の現状を受け止めることで精一杯だ。
――それでも、彼の言うとおり為すがままというのは、なんだか悔しくて、真宵は成歩堂のパーカーを弱弱しく握ると、ふう、と小さな深呼吸を一つ落とした。
「言わなくたって、分かってるくせに」
「分かってても聞きたくなるもんなんだよ」
「ううう……あの、ね、笑わないでね?」
こつん、と頭を当てて、目を伏せて顔を俯かせて恥ずかしそうに彼女は成歩堂にしがみ付いた。
「……なるほどくんが、すきだよ。 弁護士じゃなくても、かっこ悪くても、なるほどくんが、好き」
初々しい、中学生日記のような告白だった。 言葉にするのが恥ずかしいのか、顔を背けて「あーもう!」とぶつぶつ文句を呟く表情は林檎のように赤い。
そんな彼女の表情を見るのは初めてで、成歩堂はたまらないと言わんばかりにがっちりと彼女を抱き寄せた。
「知ってるよ」
「しししし知ってるなら言わせないでよ!」
「知ってることでも何度でも聞きたくなるのは当然だろ?」
卑怯だ、と彼女は唇を尖らせて文句を言ったけれど、それをサラリと交わして、唇に吸い付く。
ふっくらと弾力のある唇は、口紅が薄く塗ってあるのだろう、つやつやと輝いている。 ちゅ、と音を立てれば口紅と同じくらいに彼女の頬が紅潮する。
そんな何気ないことが新鮮で、そんな何気ないことにゾクゾクする。
―― ああ、全くかわいいなぁ。
にやつく心中を悟られないように背中に手を回せば、真宵の手が恐る恐る首の後ろに回される。
最初は鳥が啄む様に、甘いキスを何度も交わし、角度を変えて触れ合う時間も変えて、何度も何度も口付ける。 時折漏れる言葉は甘く、そしてほろ苦い。
ちゅ、と再び音を立てて一度唇から離すと口紅が僅かにだけ残っていた。
そこをピンポイントで狙い、舌を這わすとびくりと真宵の肩が震える。 支えるように肩に手を置き、力を込めるとぐぐもった吐息が小さく漏れた。 舌を這わせ、下唇をなめ上げた。
成歩堂の目と鼻の先には、頬を赤らめて目をきつく閉ざした真宵の姿があった。 そういえば、彼女がこんな顔をするのを見るのは初めてだ。
何気ない、そんなことを思って成歩堂は己の唇を親指でぬぐった。
彼女はそんな成歩堂を見据えたまま、荒い呼吸をどうにか落ち着かせようと必死に息を吸った。
口の下でだらしなく落ちる、どちらの唾液か分からぬ透明なそれはどこか生々しく、色気を感じさせる。
それまで色々重ねてきた感情や渦巻いている欲望が全て勘定するときが来たのだろう。 成歩堂はふっと笑った。
ぞくり。 背筋が粟立って仕方がない。
―― 全く、どうしてくれるんだ。
聞こえないように、彼はもう一度呟いて、今度は触れるだけの口付けを彼女の唇に施した。
いったんここで切らせてください。
初投稿は言い訳だと承知しているが長くなりすぎて申し訳ない…orz
また出来上がったらお邪魔させてもらいますノシ
なんという寸止めwwww
長くて最高だ!!こんな色気と空気が艶めかしいSS初めて読んだ!
もっかい読み直してくるwwwwww
wktkしながら待ってるよ神!
御剣×巴に萌える。
美人有能上司と美形の有能な部下ってところがいい。
でも、書かれているのは見たことない。
前半まで(エロ手前)しか書いてないけど、下手なSS投下します。
携帯からだから見づらいかも…。
興味ない人はスルーして下さい。
御剣×いちる
アクビー殺人事件の後、連絡先を交換したという設定です。
御剣はある事件をキッカケに、CAの木之路いちると知り合った。
彼女はなかなかの美人なのだが、仕事一筋のため恋人はいないらしい。
互いに休日が重なり、御剣はいちるを誘って行きつけのフレンチをご馳走した。
「とっても美味しゅうございました!さすが、御剣さまのご贔屓にされてるお店ですわね」
ニコリと無邪気な笑みを見せるいちる。
「…喜んで頂けて何よりだ。あなたは仕事柄、舌が肥えているようだ」
御剣は彼女の笑顔に内心ドキッとしながらも、冷静な表情を努めて言った。
腕時計を見ると、午後十時前。
思いのほか話が弾んで、こんな遅くまで彼女を付き合わせてしまった。
御剣は助手席にいちるを乗せて、愛車を運転していた。
「今日はその……楽しかった。お付き合い頂けたことに感謝する」
信号待ちの際、御剣はハンドルを指先でトントン軽く叩きながら、照れながらも心の内を素直に口にした。
いちるが熱い眼差しで、御剣の横顔を見つめている。
「御剣さま。お電話を頂いたとき、わたくしとても嬉しかったのです。あの素敵な検事さんと、またお会いできるんだって…」
「……ム。木之路さん、ちょっといいだろうか?」
軽く右手を挙げて、控えめな“異議あり”をする御剣。
「は、はいっ!何でございますでしょうか?」
いちるは姿勢を正して、バカ丁寧な口調で聞き返した。
「私のどこに、その……魅力があると言うのだろうか?」
「それはもう!御剣さまの全てが魅力的でございますわ!!」
「……」
「ハッ!ご、ごめんなさい。わたくしったら、一人でヒートアップしてしまって…」
御剣の無言の反応に、いちるは顔を赤らめながら俯いた。
「い、いや…。少し、驚いただけだ。我々はやはり、似た者同士かもしれない……」
御剣は前を向いたまま、まるで自分に言い聞かせるようにポツリと呟いた。
「えっ!?似た者同士ですって…?」
「仕事一筋のあまり、他のことを犠牲にしてしまいがちなところとか……。押し殺し、仮面を被って生きているところもよく似ている」
最初は自分に似ているとの理由で、木之路いちるという人間に興味を持った。
しかし接していくうちに、彼女を異性として意識していることに気がついてしまったのだ。
こんなに誰かを想ったのは、初めてのことかもしれない…。
「御剣さま……。では今日お誘い頂いたのも、単なる同情心からなのですか…?」
いちるの大きな瞳が、涙に濡れてキラキラと輝いていた。
「ぐ……ッ!」
その瞬間、御剣は鋭利な刃物で心臓を貫かれたような鋭い痛みを感じた。
好きな女性を泣かせてしまったという罪悪感と、言い知れぬ焦燥感が胸に込み上げる。
「ち…違う!そうではない。……決して」
御剣は切羽詰まった表情で、ハンドルを左に切った。
「御剣さま、どちらへ…!?」
駅とは違う方向へ走り出す車に、いちるは驚きの声を上げた。
車は、ピンク色の建物の前で停まった。
そこがどういう場所なのか、そっち方面に疎いいちるにも分かる。
「み、御剣さま……」
「不本意ながらあなたを傷つけてしまったことを、心より償わせて欲しい。…いかがだろうか?」
「えッ!?そ、そそそんな…!」
ポッと顔を赤らめて、驚きのポーズを取るいちる。
「無論、あなたの気持ちを最優先する。どうか、この場で決めて頂きたい」
御剣の真剣な面持ちにつられるように、いちるもスッと真顔になった。
「……わたくしは、御剣さまのことが好きですわ。寝ても覚めても、御剣さまの精悍なお顔が頭に浮かぶくらいですから…」
言い終わらないうちに目を伏せた彼女は、いつもにも増して美しく見えた。
――もう離さない。
「私も、あなたが好きだ……」
御剣は静かに言って、ホテルの駐車場に車を停めた。
前半は以上です。
拙い文章ですいませんorz
近いうちに仕上げて投下します。
ナルマヨもミツコノもGJ!!!
だがどちらも寸止めで非常に辛いww
wktkしながら全裸で待ってます
GJJJJJJJJ
今日は大漁だ!
ナルマヨ、ミツコノ好きだ!!
412 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 01:32:29 ID:fDdZ1uql
いいぞ もっとやれ
我が儘だとは思うが今度から完成してから投稿してほしい…。
生殺しもいいとこだ!
>>414 気持ちは分かるがこの後どうなるのかwktkして待つのもいいもんだ
想像の範疇外の展開になると余計に萌死ぬし
ということで完成むっちゃ待ってます、全力で
>>400 すんドメ辛いじゃないかぁ〜〜〜〜!!!!!!
早く、早く続きを…っ!!!!(;´Д`)ハァハァ
昼休みに読んでしまったために、続きが気になって仕事が出来そうにない…ってかもうしないVorzV
質より量週間継続中
419 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 22:38:49 ID:fDdZ1uql
>>417 愛と萌えがあればそれでいいというのがなぜわからない
なんという寸止め祭りw
続きが気になって夜しか眠れないww
よーし、ここでパパ投下しちゃうぞ
と思ったが、内容自体が寸止めだったw
寸止め祭りでみんなが全裸待機してるところ申し訳ないんだけど、
例の逆検ナルマヨが完成しました。
もう逆転検事関係ないけど・・・。
>>421 投下されるのでしたら、待ちますがどうしたらいいでしょうか?
>>422 いや、もう少しつめるからいいよ。投稿してくれ!
>>423 分かった。先に投下する。
寸止め祭りの前座感覚でお楽しみ下さいませ〜。
以下
注意事項
*成歩堂×真宵
*逆転検事での背景のなるまよで妄想したはいいがやり過ぎで、原型が無い。
*場所はバンドーランド内で完全に野外です。
*成歩堂さんはヘタレなのに鬼畜な事をします。
*ナルマヨ初Hに夢を抱いてる方は要注意。(野外だから)
*鬼の様に長い。
一応逆剣での出来事が元なので、
このおよそ1ヵ月後に「例の事件」が起きてしまう事を念頭に入れて読むと、
より一層楽しめる仕様にしておきました。
あと、この前に2つの話があるので、未読の人は先にそれらを見ておかないと意味が分からない。
途中だとそういう弊害があったね…。
>>280 ナルマヨ+ハミ(逆検ナルマヨその1)
>>339 逆検ナルマヨその1
「ま…真宵ちゃん…見つけた!」
「…なるほどくん…」
真宵ちゃんはそんなに遠くまで進んでおらず、すぐに見つかった。
真宵ちゃんはライブステージの近くに居た。
例のパレードがあるかららだろうか、ステージでは従業員がせわしなく準備をしていた。
「…とにかくさ…此処は人が多いから、違う場所に移動しよう…」
「…あのさ…なるほどくん…」
「何?」
「…あたし…いまいち状況が飲み込めないんだけど…」
「まぁ…それも、後で話すよ…」
ぼくは真宵ちゃんとはぐれないように手を繋いで、人気の少ない場所を探した。
しばらく歩くと、ミラーハウスが見えて来た。
他の場所は美しくライトアップされているが、ミラーハウス周辺の照明は全て切られたままで演出以上の不気味さがあった。
人も極端に少なく、賑やかな声は他のエリアからしか聞こえなかった。
真宵ちゃんもこのミラーハウスの不自然さに気が付いて居るのだろう。
不安そうに辺りを見回し、ぼくの腕に絡み付いて来た。
…真宵ちゃんの柔らかな体…胸が、ぼくの腕に当たり…ごくりと唾を飲み込んだ。
「な…なるほどくん…人が少なすぎるよ…」
「そ、そうだね…けど午前中ミラーハウスに入った時は、特におかしい所なんて無かったのになぁ…」
「見て見て!入り口に黄色いテープが貼ってあるよ!!」
「…本当だ…あれってまさか…」
近づいて確認してみると、黄色いテープには「KEEP OUT」と書かれてあった。
コレが何か考えるまでも無かった。ぼくと真宵ちゃんにとって、よく見慣れたものだったから。
「…じ、事件が起こったんだね…」
「…ミラーハウスに入ったのが遅かったら…なるほどくん、巻き込まれてたかもね…」
「…そんな事ない…て否定できないのが悲しいよ…」
「なるほどくん…とにかくさ…此処は不気味だし…捜査の邪魔になるといけないから、他の場所に行こうよ…」
「え…けど、捜査してるなら入り口に警察の人が居るはずだし…誰も居ないみたいだから、今日の捜査は終わったんじゃないかな?」
「…ま、まぁそうかもしれないけど…なるほどくん…まさか中に入りたいの??」
「ま、まさか!…ぼくは事件現場を散歩する趣味は無いよ…ただ…」
「ただ…?」
「ここだったら…2人っきりだよ…ね?」
「!?…なるほどくん…なんだか嬉しそうだよ?」
「…そんな事…あるさ!………さ、真宵ちゃん…あっちの茂みに行こうか…」
「ふええええ!!!!???…な、ななななんでこうなるの〜??」
ぼくは嫌がる真宵ちゃんを引っ張り、ミラーハウスの奥にある茂みの中に入って行った…。
真宵ちゃんはまだ諦めていない様で、逃げ出す機会を伺っているようだった。
「もう…諦めなよ…真宵ちゃん…」
「うう…腕放してよ…」
ぼくは、そっと真宵ちゃんを抱きしめた。
真宵ちゃんは驚いて小さく声を上げ少し抵抗したが、ぼくの腕の中に納まったら大人しくなった…。
「…真宵ちゃんが最近元気ないから心配してるって…春美ちゃんがさっき話してくれたんだ…
それでね…ぼくも、真宵ちゃんの力になりたいって思って…ここだったら2人きりで話が出来るでしょ?」
「…そ…そんな…はみちゃん…あたし、まだまだ全然頑張れるのに…」
「…そういう意味で言ったわけじゃないよ」
「ただ…こうやって、力の抜ける場所が、真宵ちゃんにも必要だって…そう言いたかったんだよ」
「……はみちゃん…」
ぼくは耳元でそっと、真宵ちゃんに囁いた。
ぼくには霊力なんて特殊な力は無いけれど、真宵ちゃんの肩に掛かる全ての負担を取り除く事ができるように、
ゆっくりと屈んで、真宵ちゃんを優しく守るように、ぼくは真宵ちゃんを包み込んだ。
「大丈夫だよ…真宵ちゃん…此処にはぼくと真宵ちゃんしか居ないから、ゆっくり力を抜いてごらん…」
「な、なるほどくん…」
真宵ちゃんの肩の力が徐々に抜けていく。
真宵ちゃんはぼくのスーツを握り、大きく息を吐いた。
「…なるほどくん…はみちゃん…」
「…うん?…」
「あたしは…世界一の幸せ者だよ…あたしの事をこんなに想ってくれている人が居るなんて……
なのに…あたしさっき…我侭言って…なるほどくん…あたしの事を考えて言ってくれてたのに…」
「…もういいよ…」
「あたし…もっと…大人になる…お姉ちゃんみたいな…しっかりした大人になる…」
「………真宵ちゃん…」
真宵ちゃんは顔をあげた。
…互いに視線を外す事なく顔は近づいて行き・・・唇を重ねた。
そしてぼく達はあの時の続きを再開した。
「はん…ん…ふ…なる…ほ…どくん…はぁ…」
「…んん…はふ…はぁ…」
荒い息遣いと共に、段々と濃厚になっていく行為…。
真宵ちゃんの背中に回していた手を動かす。
さらに深く逃がさない様に、真宵ちゃんの頭を両手で掴んだ。
絡み合う舌と…唾液を共有しながら…ぼく達は求め合った。
このまま終わりが無い様に思えた行為だったが、
この行為でぼくの男の部分が刺激されて行く事に気が付き、ぼくは真宵ちゃんの口から舌を抜いた。
真宵ちゃんの顔は、日ごろ見る幼い少女から女の表情に変化しつつあった。
「…はう…」
「…っ…はぁ…ま、真宵ちゃん……続き…して…いい??」
「つ、つづき…?」
真宵ちゃんは、意識が朦朧としている様で、ぼくの言葉をオウム返しした。
ぼくは真宵ちゃんをその場に座らせた。
綺麗に整えられた芝生の上だったが、それでも彼女の装束を汚してしまってはいけないので、
スーツを脱いで真宵ちゃんが横になるであろう場所に敷いた。
「…続き…だよ…」
「な、なるほど…くん??」
ぼくは真宵ちゃんの肩を掴み、ゆっくりと押し倒した。
さすがの真宵ちゃんでも、これからぼくが行おうとしている行為に気が付いたみたいだった。
慌てて体を起そうとするが、ぼくは掴んだ肩に力を入れ、離さなかった。
「…気が付くのが…遅いよ…真宵ちゃん?」
「…ま、ままま、まさか…こ、こんな場所で…!?…そんな事、ないよね…??」
「…するって言ったら?」
「だ、駄目!だめだめだめだめだめだめええええ!!!…ここ…どこか分ってるの!?
…あ、あたし…まだ心の準備とか…そ、そうだよ…準備!…準備出来てない!!」
「…バンドーランドに、ゴム売ってないのかなぁ…先端がタイホ君の頭みたいに三つ又になってるような…」
「…そんなの遊園地に売ってるわけ無いでしょ!!!とにかく…せめて…場所…変えようよ…」
「…真宵ちゃん…」
「な、何?」
ぼくは眼光を鋭くし、真宵ちゃんを捕らえた。
この雰囲気に覚えがあった…。
証言の矛盾を見つけ、犯人を追い詰める様な…まるで法廷に居る気分だ。アップテンポな追求のメロディーが脳内で再生される。
ぼくは真宵ちゃんの証言に矛盾を突きつけ、一気に攻める。
「今、何時だと思う?」
「…ふえ??」
「この音に気が付かない?」
「音…?」
ぼくと真宵ちゃんが黙ると、遠くから軽やかなメロディーと花火の音が聞こえた。
「…ま…まさか…!!も、もう8時なの!?」
「そうみたいだね…」
「…けど、い、今からなら…せめてホテルにでも…」
「異議あり!」
「!?」
「真宵ちゃん…明日の予定は?」
「…あ…あした!?…明日は、倉院で…あぁ!」
「今からホテルを探して、そこからまた改めてしたら…帰りの電車なくなちまうぞ…?」
「ひゃう!…け、けど、またの機会に…」
「…またの機会がいつか分らないって言ってたのは…誰だよ!」
「きゃわっ!!…じゃ…じゃぁ…」
「それに…春美ちゃんを置いて来てるじゃないか…
諦めるんだ…真宵ちゃん……
もうぼく達には、此処以外でする場所も時間も無いんだっ!!!!」
「き、きゃわあああああああああああ!!!!!」
…真宵ちゃんの証言は、あっけなく崩れた。
ぼくはそのまま勢いに乗って、真宵ちゃんの耳元に顔を近づけ、囁いた。
…吐息が掛かるように。
「続き…しても…いい?」
「はうう…だ…だめ…」
「大丈夫…中には出さないから…」
「そ…そういう…問題じゃ…はうう…」
ぼくは真宵ちゃんの耳に舌を這わせる。
ぼくを押しのけようとする手を掴み、真宵ちゃんの身体に覆いかぶさる。
がっちりと真宵ちゃんの身体を固定し、ぼくの昂った身体の一部を、真宵ちゃんに確認させるようにこすり付ける。
「…!!…な、なるほどく…ひゃう…」
「分るでしょ…真宵ちゃん?…ん…もう…限界なんだ…」
「で…でも…はうう…や…はああん…」
ぴちゃぴちゃといやらしい音をわざと立てながら、真宵ちゃんの耳を執拗に嘗め回した。
真宵ちゃんの反応は、想像以上にいやらしく、面白いぐらい過敏に答えた。
びくびくと震える真宵ちゃんを見ると、それだけで更に自身が張りつめて行くのが分った。
「は…はう…はぁ…はぁ…」
「真宵ちゃん…可愛いよ…」
「…な…なるほ…はうう…も…もう…だめ…」
そろそろ落ちる頃か…そう思った時、真宵ちゃんの身体の力が抜けて行くのが分った。
ぼくは耳から顔を離し、正面から真宵ちゃんを見た。
真宵ちゃんの目は先ほどのキスの後と同様に、女の顔になっていた。
「…なるほど…くん…」
「何?」
「…好きって…言って?」
「…真宵ちゃん…」
「私、なるほどくんの事大好きだよ…だから…言って?そしたら、いいよ…」
「…………ぼくも好きだよ…真宵ちゃん…」
言葉にして想いを伝えたのはこれが初めてだった。
一緒に笑い合い、互いに助け合いながら困難を乗り越えて行く事で、ぼく達の距離は自然と縮まっていった。
あまりにも近くなり過ぎて今更の様な気がしていたけれど、言葉として伝え合う事で、曖昧だったぼく達の関係が明確になった。
ぼくはそっと真宵ちゃんの頭を撫でて、ちょんまげに結わえてある髪飾りを外した。
手の中を滑るようにさらさらと流れていく、黒く艶のある長い髪。
その感触を楽しんだ後、手に残る髪にそっと口付けをした。
ささやかなお香の香りが、鼻腔に広がった。
段々と高まっていく意識のせいで、ぼくは呼吸が荒くなり息苦しくなって来た。
荒っぽくネクタイを緩めて、シャツのボタンを上から2つだけ外した。
「ほう」っと熱い息が、ぼくの口から零れた。
ぼくは再び真宵ちゃんに触れる。
装束の裾から手を入れて、下着を下ろす…。
すると急に真宵ちゃんが慌ててぼくの手の動きを止めようとした。
「ま!まままま!!!待って!!」
「ど、どうしたの!?…恥ずかしい??」
「う・・・そ、それも…あるんだけど…その…」
「?」
「…まん…の…」
「え!!??」
さっきまでの官能的な雰囲気を、木っ端微塵にぶち壊す単語が聞こえ、ぼくは耳を疑った。
あの聞きなれてしまった嫌に明るいテーマ曲が聞こえる気がした…。
「きょ…今日、と…とのさまんOTTOの…パンツなの…」
「な、なんだってええええ!!!???」
ぼくは素っ頓狂な声を出した。
ここまで互いに息を殺しながら求め合っていた努力が無駄になる程の大声だった…。
ど、どうして…ぼく達は、こんな時にまで…。
真宵ちゃんは今までとは違う事情で恥じらい、顔を真っ赤にした…。
「…どうして…はいて来たの?」
「ううう…」
「…ま、まぁ…その時は…まさか真宵ちゃんのパンツを見る事になるとは思わなかったしな…」
「うう…だ…だって…」
真宵ちゃんはおずおずと口を開いた。
顔を恥じらいで赤らめ、瞳を潤ませこちらを見る姿は、さながら初々しく自分の想いを告白している様だった。
告白内容が、とのさまんパンツを選んだ理由についてなのが…非常に残念だと、ぼくは心底思った。
「…なるほどくんに会えるから…」
「!?」
「・・・な・・・なるほどくんに久しぶりに会えるから・・・気合入れて・・・お気に入りのを…はいて来たの…」
…とのさまんパンツでなければ!…とのさまんでなければっ…!!…ぼくは心底思った。
「うう…あたし・・・・・・」
「……………とのさまんでも構わないよ…いやほんと・・・」
「ううう…」
「真宵ちゃんは真宵ちゃんのままでいいよ…」
ぼくは、真宵ちゃんの全てを受け入れる事にした。…投げやりと言うのかもしれないが。
仕切りなおしと、このふざけた雰囲気を切り替える為にぼくは咳払いをした。
そしてぼくは改めて真宵ちゃんのお気に入りらしい下着を脱がした…。真宵ちゃんは諦めたようだった。
ぼくと真宵ちゃんは微笑み合い、再び唇を重ねる…。
まるでこれから始める行為を確認し合うかの様だった。
ぼくは真宵ちゃんの首筋に齧り付きながら、装束の帯を解いた。
真宵ちゃんの呼吸が徐々に荒く、熱っぽいものに変わっていく…。
おくみを開いて、装束の中に両手を滑り込ませた。
ぼくの手のひらに、やわらかい胸の感触が直に伝わった。下着は着けていないようだ。
「はううう…だめ…あんまり触らないで…」
「どうして…?」
「…そんなに大きく…寧ろ小さ…い…から…」
やはり真宵ちゃんの身体付きはスレンダーなものだった。
真宵ちゃんは大雑把な性格だが、やはり年相応の女の子らしいコンプレックスは抱いているようだった。
ぼくは身体を起し、真宵ちゃんの肌蹴た装束から覗く身体に視線を移した。
暗闇で浮き上がる様に白くきめ細かな肌、ぼくの手によって変形してしまった控えめな乳房、
さっきまで掴んでいた肩幅はとても狭く、ぼくの肩幅の半分程しかなかった。
あんなに食べてるのにそれが肉付きには繋がっていない様で、少しだが皮膚越しに肋骨が浮いて見えた。
くびれのしなやかな曲線は、細い彼女の身体を強調する様でとても扇情的だ。
腰骨も小さく、太股の内側からぼくの青いスーツが見えた。
真宵ちゃんの身体は、華奢という言葉をそのまま表した様だった。
身体つきに幼さが見え隠れするのは、元の小柄さによるものだろう。
「…真宵ちゃん…小さいね…」
「!?」
「…あ…いや…胸じゃなくって……その…全部…」
「ぜ…全部!?」
「あ…いやいや…その…なんて言うか…」
真宵ちゃんのこの華奢な体に、ぼくの太く張りつめた性器を挿入出来るのか…正直なところ心配になった。
激しく出し入れして、奥まで突き上げて…壊れやしないだろうか…。
真宵ちゃんは小柄な方だと思っていたが…ぼくは自分の都合ばかりで真宵ちゃんの身体の事をちゃんと考えて居なかった…。
…しかし…真宵ちゃんの身体を見て、先ほどとは180度違う別の感情が湧き上がる。
それはさっきまでの事情によって昂った身体から来るものだと分った。
「真宵ちゃん…ごめん…」
「ふえ…ひゃ!?…はうっ…ん…」
ぼくは真宵ちゃんの胸にしゃぶり付いた。
ぼくの身体の奥底から黒い感情が沸き起こる…。
幼さの残る細い身体を無茶苦茶に犯し…壊していまえ…男を知らない無垢な体を汚してしまえ…。
それは男が個々にして抱く、征服欲だった。
「はう…はっ…ああ…だ…だめ…なるほどくん…声…出ちゃう…」
「真宵ちゃんの胸…柔らかくて…美味しいよ…」
「く…ん…は…はあ」
真宵ちゃんは自分の口から発せられる喘ぎ声を漏らさないように我慢していた。
喘ぎ声を懸命に吐息に変えようとしている姿はいじらしくて可愛らしい。
「…ここ…かたくなってる…」
「ひゃ!…はうう…」
ぼくは、真宵ちゃんの昂った乳首を口に含んだ。
途端、真宵ちゃんの身体は跳ね上がり、声を上げた。
真宵ちゃんは慌てて口を閉ざしたが、発した声は闇夜に響いた。
「はぁ…はぁ…く…ん…」
もう同じ失敗をしてはいけないと思ったのだろう、真宵ちゃんは手を口に押し当てた。
思い通りに声を出す事が適わない為か、声として反応出来ない代わりに、動作として反応を示した。
口に含んだ乳首を舌で転がす度に、真宵ちゃんの身体が大きく跳ね上がった。
「真…真宵ちゃ…はぁ…とっても…ん…いやらしいよ…」
「は…いや…だめ…はああ…!」
「周囲の人に見られてはいけない」と必死に声を押し殺す真宵ちゃんの行動が、ぼくの加虐心を刺激した。
押し殺す真宵ちゃんの声を、無理やり暴いてみたい衝動に駆られた。
胸を触っていた手を下へと持って行く…暗闇で見えないが、他の肌とは違う、蜜の感触が伝わった。
「や…だ…だめ…そ、そんな所触っちゃ…」
「真宵ちゃん…濡れてる…」
「はううう…」
わざと耳元で囁いてやると、真宵ちゃんは羞恥で顔をさらに赤らめた。
そのまま更に手を入れて、真宵ちゃんの芯を探りあて指で刺激した。そこはすでに興奮で膨らんでいた。
真宵ちゃんのそこを刺激する度に、下の割れ目から熱い蜜が漏れた。
真宵ちゃんは、体を反り返らせる。我慢していた反動からか今まで以上に過敏な反応を示した。
「はぁぁあ…!!…ん…!!」
「…真宵ちゃ…声…聞こえちまう…」
「だ…だめ…も…もう我慢…できな…やああ!」
「…・・・ま、真宵ちゃん…ごめん!!」
「んぐ!!!???」
「……苦しいだろうけど…こうしないと…」
真宵ちゃんを刺激している方とは別の手で、ぼくは真宵ちゃんの口を鷲掴みした。
呼吸がしにくく無いようにと、申し訳程度の良心から鼻は開放しておいた。
周囲にこの事がばれてはいけない・・・突発的に思いついた苦肉の策だった。
しかし真宵ちゃんは、苦しそうな表情で振りほどくように顔を動かした。
ぼくの骨ばった手を除けようと、真宵ちゃんの小さく細い指が、ぼくの手首に絡みつく。
昂った芯に刺激を与えると、真宵ちゃんの手に一瞬力が入るが、ぼくの手を動かせる程の力は無かった。
ぼくの大きな手の中に、すっぽりと納まる真宵ちゃんの顔は、みるみる赤くなっていった。
「んふ…ふ…んんん…っ!…んっ!!」
「ま、真宵…真宵ちゃん…ごめん…けど…もう少しの辛抱だから…」
ぼくは、真宵ちゃんの中に指を入れた。
異物を確認した膣内は、ぼくの指を締め付けた。
ゆっくりゆっくり、せめて痛みが無い様に奥に進めていく…。
指に絡みつく蜜が進入する度にちゅくちゅくと小さな音をたてる。
初めての異物感と侵入してくる痛みから、真宵ちゃんは身体を弓なりにした。
「んんんん…!!…ん!!…く…ん!!」
「真宵ちゃん…ごめん…本当に…ごめん…鼻で…ゆっくり息吸って……呼吸するんだ…」
「…ふ…ん…ふぅ…ふ…」
「そう…ゆっくり…ゆっくりで…いいから…」
真宵ちゃんは鼻でゆっくりと呼吸した。
ある程度落ち着いた頃を見計らって、中の指をゆっくりと動かした。
出し入れを繰り返すと、熱い蜜が溢れ、指の動きが徐々に滑らかになっていった。
「ん…ん…ん…」
「ま、真宵ちゃん…指増やすよ…はぁ…ごめん…苦しいだろうけど…我慢して…」
1本づつ本数を増やして中で探るように動かすと、真宵ちゃんは小刻みに左右に顔を動かした。
苦しさから、真宵ちゃんの目からボロボロと大粒の涙が零れた。
「…ん…んはっ!!…ああ!!」
「…ここ…がいいんだね…真宵ちゃん…いっきに行くから…」
「ん!…んんん!!!…んんんふっ!」
真宵ちゃんを掴んだ手の奥から、さっきとは比べものにならない程の大きな声が零れた。
ぼくは、真宵ちゃんを早くこの苦しみから解放させてやる為に、重点的にそこを刺激した。
真宵ちゃんは出せない声に戸惑うかのように身体を激しく動かす。
身体は仰け反り、真宵ちゃんの白い喉が見えた。
手首を掴む真宵ちゃんの手に一層の力が篭り、びくびくと真宵ちゃんの白いお腹が動いた。
「んんんんん!!!…ん!!!くんん!!」
中の動きを早めていく…。
反応するたびに漏れる蜜を指に絡めさせ、中をこじ開ける様に動かした。
同時に親指で膨らんだ芯を刺激すると、真宵ちゃんの体の動きは更に激しくなった。
高みはもうすぐそこだった。
「真宵ちゃん…もうすぐ…もうすぐだよ…」
「んん!!…んんん〜!!…んんんんあああ!!!!」
真宵ちゃんの体が大きく跳ね上がり、弓なりのままになった。
びくんびくんと大きな痙攣を起し、中に入った指を更にキツク締め上げた。
…次第に身体の力が抜けて行き、中から蜜がどっと溢れ出たのを確認して、ぼくは急いで真宵ちゃんの顔を掴んでいた手を離した。
「…はっ!!!…はあ!はあ!…げほげほげほっ!!はっ!はっ!!ごほっ!!…はあはあ!!!」
「真宵ちゃん!…大丈夫!?…もうイったから心配ないよ…呼吸して…!!!」
「はあ…はあ…はあ…はあ…はあ…はあ…」
「ごめん…本当に…ごめん…苦しかったでしょ…ごめん…ごめっ…」
真宵ちゃんは虚ろな目でぼくを見た。
呼吸する事に必死になり、開いたままの口からは唾液が垂れた。
身体を上下に大きく動かし、荒く呼吸する。真宵ちゃんの胸が強調される。
その動きによって首から提げていた勾玉がずり落ちた。
ぼくは真宵ちゃんに謝る事しか出来なかった。
せめて呼吸を手伝ってあげようと、真宵ちゃんの身体を少し持ち上げ、背中をさすった。
真宵ちゃんの身体は予想以上に軽かった。
「はぁ…ん…はぁ…はぁ…なる…ほ…はぁ…く…」
「喋らなくていいから…沢山息吸って…」
「…は…だい…大丈夫……だいぶ…楽に…なってはあ…来た…よ…」
「真宵ちゃん…ごめんね…」
「…もう…はあ…謝らなくても…いいよ…ああするしかなかったのは…はあ…本当だから…」
「…ま、真宵ちゃん…」
「…気持ちよかったよ…はぁ…なるほどくん…」
真宵ちゃんはぼくに笑いかけた。
その健気な姿に、ぼくは胸を痛めた…。
ぼくは…なんて事を…。初めての真宵ちゃんに…あんな無茶なマネを…。
「なるほどくん…」
「…な、なんだい?」
「続き…して…」
「え…でも…そんな…」
「へーきだよ…あたし…なるほどくんのこと…しんじてるし…それに…」
真宵ちゃんは微笑みながら、ぼくの首に腕を巻きつけ、耳元で囁いた。
「あたし…赤ちゃん産むなら…なるほどくんの・・・がいい…」
「…まよいちゃ…」
ぼくは真宵ちゃんを力いっぱい抱きしめた。
さっきあんなに苦い思いをしたのに…初めての場所がこんな場所なのに…
真宵ちゃんはぼくを受け入れてくれた…。
ぼくは自分の情けなさに、涙が零れた。悔しくて唇を噛んだ。
「ふ…ま、まよい…ちゃん…」
「なるほどくん…はやく続きしなきゃ…あたし倉院に帰らないといけないから…」
「…く…ふ…」
「はみちゃんも待ってるし…それに…ばんどーらんど…閉まっちゃう…」
「………ああ…そうだったね…ぼく達には時間が無いんだったね…」
ぼくは乱暴に涙を拭った。
ぼくは再び、真宵ちゃんの体を横にした。壊れないように繊細に扱った。
真宵ちゃんの顔は、全てを覚悟した真剣な表情だった。
誰も踏み入れた事のない聖域に、これからぼくが踏み入れる。
眼で真宵ちゃんの茂みと奥にある蜜を湛えたそこを確認すると、ぼくの昂りが増した。
ごくりとつばを飲み込んだ。
ぼく達はこれから1つになる…。
心と身体を繋ぎ、熱を共有し、想いを伝え合う。
遊園地は現実の世界から切り離された夢の世界だ。
この世界を出れば、真宵ちゃんは倉院という特殊な環境と家元という肩書きに束縛される。
綾里真宵として成歩堂龍一として、再び出会えるのはいつになるのか…。
だからぼく達はこの世界の魔法に掛かる…。ぼく達は本能で求め合う。
この夢の世界でなら、ひとりの男として、ひとりの女として、裸のまま愛し合う事ができるから。
愛してると、なんの遮りもなく君に伝える事が出来るから…。
「…な、中に入れていいんだね…?」
「うん…なるほどくんの全てが欲しい…」
「分った…入れるよ…」
「…くっ…あう!!!」
ぼくは真宵ちゃんの中に、自身を進めた。想像以上の狭さに思わず顔を歪ませる。
痛くない様に何回も蜜で馴染ませ、ゆっくりゆっくりと進めていった。
真宵ちゃんは破弧の痛みに耐える為、ぼくの体に絡みついた来た。
背中に爪を立てられるが、それさえも気持ちよく感じた。
「くううう…ん…はあ…ああ…」
「真宵ちゃん…大丈夫…?…声が出ちゃうなら…ぼくのシャツを噛んで…」
「く…んふう…・・・んんん…」
「も…もうすぐで全部…は…入るから…真宵ちゃん・・・力抜いて…っく…」
真宵ちゃんの小柄な身体に、ねじ込ませる様に…自身を侵入させて行く…。
より奥に進める為に、真宵ちゃんの脚を持ち上げる。
視界に入った、真宵ちゃんのか細い足首を舌で舐った。全てを食べてしまいたい…。
「ああ……痛いけど…し、幸せだから…平気だよ…」
「…ま、真宵ちゃんの…は…中…すごく…いいよ……」
「…ほ、ほんと…?」
「ああ…きもち…はぁ…いいよ…」
「…嬉しい…」
真宵ちゃんは本当に幸せそうに笑った。
その笑顔は、今までに見てきた表情の中で1番美しいものだと思った。
真宵ちゃんの中に全てを収めるたぼくは、馴染ませる為に動きを止め真宵ちゃんを強く抱きしめた。
どくどくと血液が繋がった其処に集中するのが分った…。
収めてからも尚、ぼくの身体は成長し続け、その度に真宵ちゃんが苦しそうに眉をしかめた。
「…はぁ…ま、真宵ちゃん・・・はあ・・・痛くない…?」
「…い、痛いよ…お腹の中がどくんどくんする…はううう…お、大きいよう…なるほど・・・くん…はあ…」
「だ、大丈夫…?・・・けど・・・ぼく・・・そろそろ・・・げ、げんかっ」
「…が…頑張る…はぁ…だから…動いて・・・いいよ・・・」
「ほ、本当・・・?」
「・・・だんだん…熱くなって来た・・・と思う・・・」
「わ、分った・・・じゃあ・・・ゆっくり、動かしてみるよ・・・」
ぼくは、真宵ちゃんの両足をわき腹に抱え・・・ゆっくりと出し入れを行った…。
ぐちゅぐちゅと蜜の絡みつく音が聞こえ・・・次第に大きくなって行く。
動きが滑らかになって行くと、苦しそうだった真宵ちゃんの表情が熱っぽくなって行った。
「はぁ・・・はぁ・・・!!・・・な、なるほどく・・・だんだん・・・気持ちよくなって来たよ・・・」
「あぁ・・・そ、そいつは良かった・・・」
「ああ・・・ああ・・・はあ・・・あああ…!!」
「ま・・・真宵ちゃん・・・こ・・こえ・・・ぼくの息を・・・」
「むふ・・・ふ・・・」
動きを早めていく中で、真宵ちゃんの声も色っぽく、そして鳴き声に変わって行く…。
真宵ちゃんにさっきの様な苦しみを与えてはいけないのと、自分の声を我慢できない程の快感に支配されつつある事に気が付いたぼくは、
真宵ちゃんに口付けをし舌を入れ、互いの声を口内で殺し合う事にした。
「んふ・・・ぬふ・・・」
「はう・・・なるほどく・・・くふ・・・」
真宵ちゃんもぼくの舌に絡めて来た。
ぼくはより一層腰の動きを早め…互いに高みへと昇る…
舌の絡み合う音、荒い息使い・・・激しく打ち付ける肉と肉とがぶつかる音、蜜を掻き回す粘着音…互いに殺し合う喘ぎ声は、互いの口内で響き合う。
何も考える事が出来ない。
ただ目の前に居る真宵ちゃんを貪り食う事しか出来なかった。
欲望に忠実に・・・思うがまま腰を動かした。
「く・・・くふ・・・真宵ちゃ・・・」
「な・・・ぬふ・・・るほ…く・・・んふっ」
互いにもうすぐそこに限界が見えた。
果てる寸前、ぼくは今まで抱えていた脚を離し、真宵ちゃんを腕の中に収めた。
真宵ちゃんもそれに答える様にぼくの背中に腕を回した。
絶対に離さない…。
これから・・・どんな困難がぼく達を襲っても・・・絶対に・・・絶対に乗り越えてみせる・・・。
2人で一緒に居る限り、心が繋がり続ける限り、ぼく達は無敵だ・・・。
弁護士と助手として・・・。
親友として・・・。
兄と妹・・・弟と姉として・・・。
男と女として・・・。
ぼく達の関係はこれからも変化し続けて行くだろう・・・。
けど、ぼくと真宵ちゃんはこれからも隣同士で手を繋いで、未来を共に歩んで行くんだ。
「愛してる・・・真宵ちゃん・・・」
「・・・あたしも・・・愛してるよ・・・なるほどくん・・・」
無意識に発したこの言葉を最後に、ぼく達の意識は真っ白な世界に飛んで行った・・・。
ぼくの全てを真宵ちゃんの中に注ぎ込み、ぼくは全てを投げ出したのだ・・・。
まるで本当に、2人の体が溶けて1つになったような気分になった。
ずっとこのままこうして居たかったのに、無情にもぼくの意識は徐々に覚醒されて行った・・・。
真っ暗な闇の中、冷たい風が吹く。
真宵ちゃんは芝生に敷いたぼくのスーツに上で、気を失ってた。
髪は乱れ、汗で体中に張り付いている。まるで蜘蛛の糸に捕らえられているかの様だった。
白い肌は、赤く血の滲んだぼくの歯型と、砂と草が付着して汚れていた。
冷静になった状態で改めて見た真宵ちゃんの姿は、目を背けたくなる程の痛々しいものだった。
「・・・強姦魔だと・・・言われたら・・・否定できないなこりゃあ・・・」
パレードは最後のフィナーレが近い様で、沢山の花火が打ちあがり、園内を広がる夜空が真っ赤に染まっていた。
歓声と打ちあがる音が遠くで聞こえる・・・。
これが終われば・・・夢から醒めて、ぼく達は現実に引き戻される。
ぼくは真宵ちゃんの乱れた姿を整えて、背中に負ぶった。
立ち上がろうとしたが、思う様に足腰に力が入らず、立ち上がるのに無駄な力を必要とした。
やっとの思い出で立ち上がり、ぼくはパレードで賑わう方へ歩き出した。
「・・・・・・な・・・るほど・・・くん・・・」
「あ・・・起きたの・・・」
「あたし・・・気絶してたんだね・・・」
「・・・ごめんね・・・あんな場所で・・・無理やり・・・」
「ううん・・・あたし、今とっても幸せだから、いいよ・・・」
そう言って真宵ちゃんは夜空に打ちあがった花火を見た。
闇夜を照らす赤い光が、ぼくと真宵ちゃんの顔にも降り注いだ。
どーんどーんと打ち上がる度に、特有の重低音が全身に響いた。
「・・・きれーだね・・・」
「・・・うん・・・」
最後に打ちあがった花火の音が夢の世界の終焉をぼく達に告げた。
真っ赤に染まった明るい夜空が、ゆっくりと闇に飲まれていく・・・。
ぼくは真宵ちゃんを背負ったまま歩き出した。
途中からパレードが終了し正面ゲートへ向かう沢山の人並みと合流した。
人を掻き分けながら、ぼくは春美ちゃんの待つであろうベンチへ向かった。
「・・・結局、パレード見れなかったね・・・」
「気が付いたら、終わっちまってたもんなぁ・・・・・・けどさ・・・」
「?」
「また一緒に・・・来たらいいさ・・・」
「・・・けど・・・あたし・・・」
「大丈夫さ・・・ぼく達はさっきまでのぼく達とは違う・・・これからはずっと一緒に居られるよ・・・」
「・・・・・・そうだね・・・」
真宵ちゃんは背後からぼくの首に抱きついてきた。
この手に掴んだ幸せをかみ締めながら、ぼくは真宵ちゃんの温もりを味わった。
目をつぶると、さっきの花火が再び打ちあがった。
終わりです・・・。ここまで読んでくれてありがとう御座います。
粗い文章で申し訳ない。愛だけで書き上げた。
ナルマヨ最高ー!!!
442 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 02:14:48 ID:qFeFRldt
443 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 05:31:38 ID:HddwiMoF
GJJJJJJJJJJ
ちょwな か だ し www
まよーん大事な時期なのに妊娠させちゃらめぇwwwww
だがGJ
この一ヶ月後にあの事件が起こるから、
結局この件で子供は出来ないんだろうなぁ。
この2人はこの時点でだと、本当に幸せな未来しか想像出来ないのが切ないな…。
446 :
290:2009/06/20(土) 09:52:02 ID:Jkp/baec
>>439 GJ!
続きリクエストした甲斐があったよ
これはレベル高い…!GJ
真宵ちゃんって子供出来たら黙って里に帰って
モリモリ1人で産んじゃいそうな気がする。
大作ナルマヨでみんな果ててると思うけど、
またパパメイができたからさくっと投稿するよ。
※微エロ(エロいかもしれないし、エロくないかもしれない)
※狩魔先生は大変楽しそうな休日を送っておられるようです
白いタイルで敷き詰められた狩魔邸の大室内プールには、人魚像の瓶から流れる水音だけが静かに響き渡っている。中庭からは昼の日差しが射し込んでいるが、庭に生い茂る木々のおかげでその強さは和らいでいる。
狩魔冥は白い天上を見上げながら、マットボードの上に寝そべり水中に浮かんでいた。淡い水色のセパレートビキニ。その胸元を飾るリボンが、時折水をかぶり、揺らいでいる。
検事になってから数ヶ月、自分の年齢も忘れて働き通した。
御剣怜侍と勝敗の数を(勝手に)争っているので、必然的にハードワークにならざるを得ず、見かねた父に厳命されて、ちゃんと夏休みを取ることにしたのだった。
冥は体を俯けにすると、プールサイドにいる父親に目をやった。
狩魔豪は、タイは付けていないが真夏でもキッチリと長袖の白いシャツを着て、英字新聞を広げていた。
あのシャツの匂いが好き――冥は目を細める。アイロンのかかった清潔なシャツは、いつも陽光の匂いがした。
パシャパシャとボートを足で漕ぎ、冥は父親の元に近づきながら、言った。
「……ねえ、パパ。レイジはお盆休みも取らず働いているって本当?」
静かな室内で、冥の声はよく響いた。
「そのようだな……ふん……まあ、我輩が仕事を押し付けたようなものだが」
「どういうこと?またパパの代理?」
冥がいつものように御剣怜侍に対して競争心を露にしたので、狩魔は軽くいなした。
「……お前に頼むほどの事ではない。……雑用だ」
そう言うと、冥はホッとしたように涼し気な笑みを浮かべた。
御剣怜侍に頼んだ雑用、それは巌徒海慈主催のプール・パーティーへの代理出席だった。
社交も勉強の内だと御剣には言ったが、狩魔は単にクソ暑い日にクソ暑苦しい男と顔を合わせたくないだけだった。
実際、今まで一度も出席したことがない。にもかかわらず、毎年招待状を送ってくる厚かましさに、さすがの最強検事も少々ウンザリさせられていた。
だが、今ごろ御剣もあの男のテンションに戸惑っていることだろう。そう考えると狩魔は愉快であった。
「なんだか楽しそうね、パパ」
ふと顔を上げると、いつのまにかプールから上がってきた冥が側に立っていた。乳白色の肌を覆う水滴が、陽に照らされて輝いている。
「…………お前と一緒だからかもしれんな」
「……ほんとう?」
まさかそんなストレートな言葉が返ってくるとは思わず、冥の表情はたちまちほころんだ。
狩魔は新聞を置くと、冷やしておいたワインボトルを開けるため立ち上がろうとした。そこで冥がすかさず、
「私が開けるわ、パパ」
そう言って、すぐ脇のテーブルに置いてあるワインクーラーからボトルを取り出すと、ろくにソムリエナイフの扱い方も知らないくせに開け始めた。
小さなヒップを揺らしながら、悪戦苦闘している。やがて哀れにもコルクはボロボロになるだろう。
だがその愛らしさを目にして、狩魔豪はつい冥をからかいたくなってきた。
狩魔は人差し指を冥のパンツに引っかけて引き寄せると、腰のくびれ部分に舌を置いた。
「ひっ……!」
ビクンっと、跳ね上がる冥。ナイフがタイルの上に転がり落ちる。呼吸が止まり、冥はそのまま身を固くして動かなくなった。
プールの塩素臭は気に入らなかったが、暖かい塩味は殻を開けたばかりの岩牡蠣を、狩魔に想起させた。
「や……くすぐったい……パパ……」
牡蠣を用意させなかったのは失敗だった――今さら惜しむように、狩魔はただ一点に舌を這わせ、味わう。人差し指がちょうど冥のヒップの谷間に当っていたが、まるで頓着していないようだった。
「んっ……ぁ……」
冥の指は、何かをつかもうと空の中でもがいていた。そして指先がちょうど父のピアスに触れた瞬間、冥は解放された。
力が抜けたように膝をつき、熱くなった自身の体を抱きしめながら、冥は身を震わせていた。そして簾のように垂れ下がる銀髪の隙間から、請うような眼差しを父親に向けた。
それが豪の嗜虐心を刺激した。
自然と浮かんでくる邪な笑みを隠すことなく、彼は言った。
「……ところで、冥……お前のその、水着か?……少々子供っぽくないか?」
「えっ!?」
急に弾かれたように正気に戻る冥。
「ふん……友達と選んだのか知らんが、いかにもませた小学生が選びそうなやつだな」
「………………!!」
冥はカッとなって立ち上がった。父親以外の誰かにそんなセリフを吐かれたら、間違いなくムチの餌食にしていただろう。代わりに当る御剣怜侍も、今はいない。
ぶつけどころがない怒りと恥ずかしさで、泣くつもりがなくても、冥の瞳が潤んできた。
だが、この父が相手でこそできる返答もあると、冥の直感がすぐ彼女を行動に移させた。
冥はひと呼吸おいて澄ました表情を取り戻すと、勢い良く水着を脱ぎ出した。そして白い均整のとれた肢体を、臆せず狩魔の前にさらす。
諸処に大人の兆候は見られたが、そのラインはまだ女性と言うにはほど遠く、妖精のように両性的だった。
だが何より自分を見つめる強い眼差しに、狩魔の心が躍る。
狩魔豪は納得したように頷いてみせると、冥はそのままそっぽを向いてプールに飛び込んで行った。欲情はしないが良い眺めだった。
狩魔はワインをグラスに注ぎ、水中から顔を出した冥に向かってかかげた。
琥珀の液体越しに、ふてくされた、少し悲しそうな冥の表情が見えた。
あとでタオルで包んでやろう――狩魔は思った。
「…………いい休日だ」
そう呟くと、ワインを口に運んだ。
END
軽いですが、以上です。
なんかだんだん深みにハマっていくww もうこのままいくとこまでいくわw本当はオチとしてガントと対峙するミツルギがいたけど、
長いオチになったんでカットしました。
ガントとは接点ありそうなんですけど、どうなのかなあ。
十分エロイよww
なんかこう…官能的w
おおおおおおおGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ
なんたる危険な香りwww
パパメイきたきたーーーーー!!
GJッス!
ミツメイも読みたいッス
パパメイGJ!
水着を脱ぎ捨てるって、なんか、いいな
寸止めさせてました、
>>390-400です。
相変わらず長いけど続き書けたから投下させてもらいます。
あ、後ちゃんと
>>416は仕事してwww
中途半端なところで止めてごめんね(´・ω・`)
: 注意事項 :
・異常に長い(総文字数軽く3万越えた)
・成歩堂×真宵
・多分3後と4前の間ぐらいの時間
・若干成歩堂黒い
・異常に長(以下省略
・真宵のネガティヴっぷり異常
・異常n(略
・話は
>>391-399の続き
・i(ry
本当に長い上に地の文がメインになってるせいで目が滑ると思う。先に謝らせてくれ、ごめん。
「真宵ちゃんの匂いがする」
「っ! な、なるほどくんのバカ、何いいだしてんの! 意地悪!」
「意地悪じゃない、僕はただ事実を言っただけ。 真宵ちゃんの御香の匂いが、ここにも残ってる」
首筋を吸血鬼のようにかぷ、と噛み付けば唐突のことに驚いたのか彼女は小さな悲鳴をあげた。
それが心地よくて、更に聞きたくなって噛み付いたところをペロリと舌を這わせる。
悲鳴をあげないように、唇を噛んでこらえている姿はいじらしく、それが一層成歩堂を煽り立てる。 恥らう姿も、苦悶に顔を歪める姿も、恍惚とした表情も、どれもこれも全てが見たい。
彼女の様々な表情を見ることが出来るのは、自分だけであればいい。 他の奴になんか見せてやるものか。 優越感に浸り、手の甲に口付けを一つ落とす。
「髪にも、首にも、手にも、足にも、多分全身に御香の匂いが染み付いてるんだよ」
「ちょ、ちょっとっ、なるほどくん……!」
「甘い匂いだね……頭おかしくなりそう」
人の話を聞かない成歩堂にされるがまま、その長い黒髪を指で遊ばれ、手の甲に口付けされ、額、瞼、頬、喉元、あちこちに触れるだけの口付けを繰り返される。
それだけの行為でも、頭がグラグラと眩暈を感じる。
自らが思いを告げるためにここまで来た筈だったのに、なぜこんな展開になっているのか。 思考は全くついてきてくれない。
触れられたそこから発火するかのように熱を感じて、体のあちらこちらから火が出ているような錯覚を覚え、どうにか抵抗しようと口を開けば異議を認めないとばかりに甘い口付けを施される。
鼻と鼻がくっつきそうなほど近く、かちあう目には自分自身が不安げに映っていた。
聞こえてくる呼吸音は荒々しく、口は半開きになっておりそこからチラチラと覗く舌は艶かしく彼を手招いている。 誘われるように、そのまま舌を絡めとれば彼女は驚き、そして抵抗するかのように僅かな力を込めて何度も成歩堂の背中を叩いた。
だが、あえて彼女の懇願を無視して歯列をなぞり、真宵の絹のようにさわり心地の良い髪を梳き、髪の止め具を離す。 長い髪が重力の為すがまま、するりと落ちた。 何気ない行為だというのに、とても扇情的で、目がちかちかする。
髪を右手であげてうなじあたりを左手で撫ぜる。 たったそれだけのことで彼女の肩は再びびくり、と弱弱しく震えた。
「んんっ……な、るほどくっ……待って」
「……何?」
漸く口を離せば真宵は困惑しているのか、それとも羞恥からか顔を俯かせたまま成歩堂を見ようとはしない。 何やら口ごもりながら、背に回していた手をずらし、服の裾を弱弱しく握っている。
出来るだけ優しく手を包み込み、あまったもう片方の手で頬に触れ、顔を上げさせれば彼女の瞳には生理的にあふれた涙がうっすら浮かんでいた。 親指でぬぐってやればくすぐったそうに彼女は目を閉ざした。
「どうしたの?」
「……ど、どうしたとかなんでヘーゼンと言えるかなっ! じゃなくて、あの……その、だ、ダメだよ」
首を横に振って「No」と意思表示をする真宵に成歩堂の笑顔はピシリ、と石膏の如く音を立てて固まった。
それは、恥じらいからの拒みの言葉ではない。 ……完全なる「拒否」だった。
あわよくばそのまま雰囲気に身を委ねてしまおうと邪まな考えを持ってしまったのが悪かったのだろうか?
いやけれども彼女は合意の上でやろうとしていたのではないだろうか。 待てよでも真宵ちゃんは一言も「いいよ」とは言っていなかった。
確かにお互い想いあってるのは今確認しあったことによって立証されたけれども、だからといって体を重ねるのはまだ早いというのだろうか?
つまり今のところは「好きだけど口付け止まりにして」ということなんだろうか、いやいやでもわざわざ誰も居ない時に来てくれるという事は男としては据え膳なんじゃないか。
落ち着け成歩堂龍一、千尋さんが言ってたじゃないか。 発想を逆転するんだ、落ち着け落ち着け。
……と、硬直しながらも、成歩堂の思考回路は目まぐるしいスピードで摩擦によって発火してしまうのではないかと思う位に考えが整理されていく。
普段の姿からはまるで想像もつかないが、弁護士時代窮地に立つと彼はよく師である千尋が言っていた言葉を実践してきた。 今ソファーに沈もうとしていた真宵の体は拒んだとはいえ、ぴたりと成歩堂にくっついている。 ということは、百パーセント「いや」ではない。
彼はふー、と脱力するように溜息をやがて、一つ零した。 考えれば考えるほど考えはごちゃごちゃしてしまい出口の見えない、しかも入り口前ですらない迷宮の「中途半端極まりない」場所に突き落とされた気分になってくる。
成歩堂龍一に残された選択は三つしかない。
一つ、真宵の意志を尊重し彼女を抱くことを諦めるか。 二つ、真宵の意志を無視して少々荒っぽくなるが抱くか。 三つ、彼女の話を聞くか。
既に最初の選択は候補に上げた瞬間に欲望により蹴落とされている。 二つ目は彼自身の理性と矜持が絶対に嫌だと叫んでこれまた蹴落とされた。 残された選択は、一つ。
意を決したように溜息をもう一度つき、彼女の髪を撫でて視線を合わせる。
「……真宵ちゃん?」
「う、うん、あの、そうじゃなくて、えっと、あの……ここだと、その、ダメ」
「 “ここ” だと?」
それは逆に言えば「ここでなければ行為の続行に関して異議はない」ということだ。 それならそれで早々に場所を移動すれば事済むことではあったが、成歩堂の心の中に何かが引っかかる。
彼女が「ここではダメ」だという理由は何か。
成歩堂の半居住区状態だから? チャーリーがいるから? 汚いから? みぬきがいつ帰宅するか分からないから?
一通り彼女が言い出しそうな案が脳内を巡ったが、そのどれでもない答えをぽつりと真宵は呟いた。
「ここは……おねえちゃんの、事務所だから」
その言葉に、成歩堂はこれでもかといわんばかりに瞠目した。
確かに、この場所は今となっては「成歩堂芸能事務所」だ。 そして、その前は「成歩堂法律事務所」であり、更に遡れば「綾里法律事務所」だ。 その所長は成歩堂の恩師であり真宵の実姉、千尋。
彼女にとって、この場所はきっといつまでも姉との思い出の場所であり、自分との思い出の場所でもある。 千尋が死んだこの場所で、男女の営みをすることは彼女にとって背徳的で、許せなかったのだろう。
例えば、その思い出の場所が今はグチャグチャにものが散乱していても。 姉の購入した家具が押やられていても。 ―― それでも、真宵にとっては事務所は姉と、成歩堂の居場所だ。
「だ、だから、その……ここはダメ、おねえちゃんが、その、見てるから……」
霊媒師なのだから、霊力が一般人よりあって当たり前だ。 真宵はその中でも家元、当主だ。 その力は従妹の春美より弱いと真宵や他者は思っている様だが、いざというときの真宵の霊力は春美を凌ぐ。
それが良いことなのか悪いことなのかは分からない。
真宵は裾を掴んでいた手を離すと、成歩堂をじっと見据えた。
「べ、別になるほどくんとその、こーいうことするのが、ヤなんじゃなくて……だ、だからそんな顔しないでよう!」
おろおろと困惑している真宵の表情はとても二十歳を越えた女性の表情とは思えない、十代の頃を思い出す可愛らしいあどけない幼い表情だ。
自分自身を拒絶されたわけではない安堵感からか、成歩堂は肩の力が抜ける勢いで溜息をつき、真宵の頭に自分の顎を乗せて抱く力を更に込めた。 良かった。 心底良かった。
けれども、ここまで来た状況で場所を移動しようなんて気持ちは成歩堂の中には既にない。
目の前に居る彼女を堪能したい。 腕に抱き、手を絡め、肌を重ね合わせることで数年の失われた時間を取り戻したい。
……それに、今から出かければ間違いなく監視されている成歩堂にとっては不都合きわまりない。 間違いなく、「あいつ」は弱みに付け込んでくる。
そうなった時危険な立場にいるのは真宵になる。 自分の近くにいるせいで。 彼女に危険が及ぶ事は何としても避けたかった。 けれど、余計な負担はかけたくない。
唯でさえ連絡を取ることすら、盗聴ぐらいされていると思っておかないとならない状況下に自分は居るのだから。
成歩堂はそこで、前々から考えていた戦法に出ることにする。
……ごめんなさい、千尋さん、ダメな弟子ですが男の性なんです。 小さく内心で謝罪をしながらも、それを表情には出すことなく彼は真宵の頬に手を滑らせた。
「千尋さん、ここで何もなかったと思う?」
「……え?」
真宵の額にかかった前髪を掻き分けて、額にキスを落とすとこれでもかと言わんばかりに成歩堂は笑顔を作った。
策士的な、腹の底が見えない笑顔に真宵は一瞬たじろぐ。 次に出てきた言葉は想像をしなかった言葉だ。
「もし仮に、ゴドー検事が何事もなく神乃木荘龍のままでいたなら。 千尋さんが事務所をここに作った後に……ここで千尋さんを抱くぐらいのこと、してたんじゃないかなぁ」
「!」
一瞬だけ頭をよぎった、自分の恩人であり本来ならば義兄にあたるはずだった人の顔と、姉の顔。 そして、彼らの絡み合う姿を真宵は想像した。
……直ぐにそんなことを考える自分に自己嫌悪して顔を背けたが、そんな状況の真宵を成歩堂は両手をずらし、頬を挟み込む。 まるで、全てを見透かしたように。
「……ほらね」
「しょ、証拠ないじゃない……! そ、想像にすぎないのはダメ、って言ってたじゃない! 弁護側はケッテーテキな証拠に欠けてますっ!」
「発想を逆転してみるんだよ、真宵ちゃん。 千尋さんになったつもりで考えるんだ。 仮眠室なんて、普通法律事務所になんかいらないだろう?」
ここを借りると決めた時の所長、千尋さんのマンションはここからそんなに遠くなかったはずだしね、と付け加えながら成歩堂は相変わらず真宵を押し倒した状態でキスを繰り返す。
よくもまぁ、ここまでサラサラと言葉が出てくるものである。 流石は元弁護士というべきであろうか。
しかし、ハッタリもここまでいくと神業である。 あっという間に真宵は言い包められて、言い逃れが出来なくなった。
嫌ではないといった手前、文句をいえない立場にはあったが――それとこれとは、何だか違う気がしてしょうがない。
「で、でも」
「真宵ちゃんは、嫌じゃないんだろ? ……それとも、怖い?」
その言葉に、真宵は大きく首を振った。 怖くないといえば嘘になる。 けれども、怖いといえばそれもまた嘘になる。
成歩堂だから、大丈夫。
言葉にすることは出来なかったが、視線を向ければ綻んだ顔で彼は「そっか」とだけ言って真宵を痛いほどに抱きしめた。
そんな彼の行動につられて、口元が一人でに緩む。 こんな感情は数年前ならなかった。
離れてから気づいたことなのだといえばそれきりかもしれない。 それでも、確かに彼女の心に一筋の光が差し込んだ。
けれど、その感情と略同時に自分の内側に先ほどまで身を潜めていたネガティヴな感情が再び動き出し、どこかで自分を引き止めていた。
それでいいのか、本当にいいのか。 自分はよくても彼はいいのだろうか。
考えるよりも先に、彼女は口を開いた。
「なるほどくん」
「ん?」
「……綾里の血ってね、呪われてるんだって。 ……それでも、いい?」
「呪われた……って、真宵ちゃん、ワイドショーとか女性雑誌の見すぎ」
こつん、と小突いて成歩堂は笑った。
出会えたこと自体が奇跡の始まりだから。 その奇跡に感謝をしなくてはならない。
出会ってくれて有難う。 思ってくれて有難う。 傍にいてくれて有難う。 好きだといってくれて有難う。
有難うだけでは足りない「ありがとう」の言葉。
呪われた血と称されて、その血に関わったから成歩堂は弁護士をやめさせられたのだと言われた。
そして、家元になって彼がバッジを剥奪され捏造疑惑が出た途端にあんな男に近寄らないほうが言いと罵倒されもしたが、気持ちは揺らぐどころか増すばかり。
確かに、成歩堂の人生には綾里の女が常に絡んでいてその度に事件に巻き込まれてきた。 大学時代も、弁護士になった時も、そして今も。
そんな自分たちの「血」を彼は何事もなく、すんなりと受け入れた。
……真宵の心中にある困惑や悲壮感を打ち砕く答えを、まるで何事もないかのように返してくれる彼の暖かい言葉が彼女に勇気と力を分け与えてくれる。
彼は言う。 「千尋さんに会えたから、今の僕がいる」のだと。
彼は言う。 「舞子さんがいたから、君に逢えた」と。
彼は言う。 「真宵ちゃんに出会えたから、こうして笑える」と、甘い笑顔で。
成歩堂の優しさに、泣き出してしまいそうになったけれども、ぐっと堪えて真宵はつながったその手をぎゅう、と更に強く握り返した。
彼は笑って「痛いよ」なんて言っていたけれども、聞こえない振りをして、何事もなかったような顔をして、彼女も笑った。
「それに、呪われたっていうなら僕は捏造弁護士だけど?」
「……うそ、なるほどくんがするわけないもん。 それに、あたしさっき言ったよ。 ……かっこ悪くても、弁護士じゃなくても、なるほどくんだから好きなんだよって」
「じゃあ、その言葉そのまま返すよ。 助手じゃなくても、家元じゃなくても、呪われた家系でも、真宵ちゃんだから好きなんだよ」
少しの沈黙の後、お互いに見つめあい、そして同じタイミングで噴出して笑いあう。 結局お互いに似たり寄ったりなのだ。 言い出したところで、変わらない。
彼だから好きになったのであり、自分だから彼は好きになってくれた。
答えは、それで十分だ。
本当に少しの時間だというのに、手を絡めあい、何気ない会話をして、笑いあったその時間は永遠のように長く感じる。
ずっとそうであればいいのに。 適わぬ願いだと知りながら、心の中で真宵はそう呟いた。 けれどすぐに現実に引っ張り戻されて首を横に振る。 そんな夢物語など語れる暇は自分にも成歩堂にもない。
家元として。 父親として。 「やらなければならないこと」がお互いに山積みで、もう元には戻れないことなど、お互いに既に分かっている。
それでも。
―― それでも、この瞬間だけは、どうか。
自分だけの、自分しか見れない成歩堂龍一と、彼にしか見れない綾里真宵でありたいと、彼女は心底で願い心中で叫んだ。
たかが口付け、されど口付け。
彼女は先ほどの熱がぶり返すようにあっという間に舌を絡めとられ為すがまま、彼の思うがままに翻弄される。
呼吸をしようと息継ぎをすれば、甘い誰の声だか分からないような高い声が部屋に漏れる。
「んん……っ、ぁ……」
この声は、ほかの誰でもない綾里真宵本人の声だ。 けれど真宵自身、自分がそんな声を出せるとは知らなかった。
もう二十代だ、男女の営みがどのようなものであるかなんて知識がない筈がない。
ましてや法曹、政治、芸能……様々な業界に精通する膨大な力を持つ綾里家の家元なのだ。 男女の怨恨の末路の除霊や、霊媒なんてことも依頼として舞い込んでくることもある。
けれど、自分がいざそんな声をあげるのかと想うと気恥ずかしくて顔を背けたくなる。 それも、相手が元自分の相棒とあっては余計に。
僅かな抵抗として手に力を込めたが、その抵抗もむなしく、彼の右手が彼女の両手を束ね、手首を押さえつける。
漸く唇が離れると、離れがたいという己の意思かはたまた成歩堂の意思か、銀色の糸が彼らを繋いで、そしてぷつん、と切れた。
「……なるほどくん、あたしね、みぬきちゃんがちょっとだけ、羨ましいんだ」
「みぬきが?」
その時の成歩堂の顔は、少しばかり驚いて目を見張っていた。 成歩堂の表情がなんだかおかしくて、なんだか懐かしくて真宵は小さく笑う。
話しても、幻滅されないだろうか。 そんな少しばかりの不安が残るが、いっそのこと全てを言ってしまえという自分の感情に身を委ね、真宵は言葉を続ける。
「もう、なるほどくんにはみぬきちゃんが居るから、あたしやはみちゃんが前みたいになるほどくんと一緒に笑ったり、一緒にいたりっていうのは、出来ないんだなぁ、って」
「……」
「で、そんなこと考えたらグルグルまとまんなくなっちゃって……」
「それで、態々二時間かけて逢いに来たの?」
バレバレだったことが少し恥ずかしかったが、小さく頷くと成歩堂の手が見えるようにして再び絡みとられる。
成歩堂は、笑っていた。 少し照れくさそうにして、伸びた髭をあまったもう片方の手で覆って「参ったなぁ」なんて呟いて。
「ま、参ったって……! だって、うう……」
「や、うん、そうじゃなくて、なんだろう、こう……僕って愛されてるなぁ、って思って」
「あ、ああ愛って……!」
「だってそうだろ?」
間違ってはいない。 間違っては居ないけれど、面と向かって、素面でそんなことを言われたら恥ずかしい。
羞恥心から穴があったら入りたい勢いに、真宵はうう、と小さく呻きながらソファーに体を身を委ねる。 ぼすん、と音がして何だか懐かしい香りがした。
成歩堂と、姉の匂いだ。 懐かしさと恥ずかしさが入り混じってそっぽを向けば成歩堂は真宵が拗ねたと思ったのかごめんごめん、と軽く謝り、唇を掻っ攫う。
すぐに鼻腔が成歩堂の匂いを嗅ぎ分けて、安堵する。 ああ、ここに彼は居るのだという実感が沸く。
「確かに、前みたいにずっと一緒じゃないけど…。 真宵ちゃんのことが好きっていうだけじゃダメかな?」
「……なるほどくんの場合の好きのパターンって「ごめんなさわああああん」でしょ? ……なんだかなぁ」
「どーしてそこでそれが出てくるかな……」
余り触れられたくない思い出だ。 もう10年以上昔の、しかも彼女と出会うよりも前のこと。 真宵はクスクス小さく笑いながら、成歩堂の髪を撫で、そして自ら体を浮かせ彼の唇を奪う。
突然のことで驚いたが、直ぐに負けてたまるかと闘争心を燃やし顎に手をかけ、ぐっと持ち上げるとより深く彼女を味わおうと舌を這わす。
生々しい音、艶やかな音が無音の事務所に響き渡り、背徳感から余計に背中があわ立って仕方ない。
和服といえば浪漫なのは「あーれー」と「よいではないかよいではないか」なのだが、如何せん余裕がないのか何度も口付けを交わし、崩れ落ちるようにソファーに倒れこんだ二人には互いの瞳しか見えていない。
とても四捨五入して三十の男と、二十代の女性には思えない雰囲気だ。
真宵の服は既に嘗ての装束ではない。 立派な振袖を身に纏い、綺麗な飾り結びをしている。 先に言っておくが当然着物の脱がし方等成歩堂が知っているわけもない。 着付けもまた然り。
「っ、ん……」
甘い、甲高い声が耳を打つ。 感性を研ぎ澄ませて、滑り落ちるように指を這わす。 触り心地のように彼女の素肌に触れるだけで肩が振るえ、真宵は声を上げる。
感度がいいのだろう。 それとも、こうなることを待ち望んでいたのか。
「あの頃の僕は若かったんだよ」
「っちょ、息、かけて言わないでっ……」
「先に煽ったのは君だろ。 ……これ、畳まないでいいんだよね」
帯締めの飾り帯をいささか乱暴に振りほどき、帯を一気に引き抜けばくるん、と彼女は回った。
……これがいわゆる「あーれー」なのだろう。
確かに男の浪漫だ。 しみじみとそんなことを思いながら、真宵に視線を落とした。 華やかな振袖の模様の中で、恥じらいながら抵抗する姿は男心を擽る。
先人たちが着物の柄に拘っていたのはこういう理由だったりするんじゃないだろうか、なんて間違いなく違うであろうことを思った。
自分だけ脱がされるのは堪らないとばかりに真宵は服の裾を引っ張り、成歩堂に無言の訴えをよこした。
彼女の言いたいことをすんなりと理解して成歩堂は笑うと、額に口付けを落とし己の衣服をあっさりと脱ぎ捨てた。
「で、話戻すけど……みぬきは大事だよ。 でもその大事、とは違う大事、っていうのじゃ駄目かな」
「っ、ぁ……! な、なるほどく……」
「真宵ちゃんを好きになったのは「恋」だからじゃない。 ……でも、妹みたいな存在からだったからなんて言い訳はしない。 どうしてか分かる?」
「わ、わかんないっ、よ……」
耳朶を甘く噛み、彼女に問い、彼は笑う。 行き場を失った真宵の手を片方掴むと、掌にキスを落とし、そのまま指をちろりと舐め上げる。 一本一本、丹念に丁寧に、舐めればそれだけでビクリと彼女の体が身動ぎをした。
逃さないように肩に手をあてれば、音を立てて振袖が片方落ちた。 長襦袢から覗く足は白いが健康的で、嘗て普通に出していた足だというのに貴重性が増したせいだろうか、その足を見つめているだけでクラクラする。
悟られないように、あくまでも自分が上手だということを知らしめるように成歩堂はもう片方の振袖が引っかかった肩から振袖を落とすとぐいと彼女を抱き寄せた。
「ずっと昔から僕はこういうことをしたかったからだよ」
低く、甘い言葉。 その言葉だけで彼女はたまらないと言わんばかりに首を振り、成歩堂の体をぎゅうを抱き返す。
成歩堂は彼女に好意を持っていたし、それを「相棒」「妹」「友達」で括るだけでは物足りなかった。 けれどそれが「いつから」と聞かれても分からない。
泣いている肩を抱き寄せることは安易なことで、けれども関係が崩れてしまうことを懸念して触れることすら出来なかった自分がいたのも事実。
それぐらいに大切だったと言えば簡単だが要は自分に度胸がなかっただけだ。
「だから――、みぬきと真宵ちゃんの思いのベクトルは違う。 ……それでいいだろ? 君だって御剣と僕に向ける思いのベクトルが違う。 それと同じことだよ」
「な、なんで御剣さんが出てっ、っんん……」
異議を申し立てようとする真宵の言葉を紡がせないとばかりに襦袢の上から、そっと胸のラインをなぞれば真宵は押し黙った。 それにしても着物と言うものは着るのも脱がすのも一苦労らしい。
長襦袢を引っぺがしても尚、肌襦袢が成歩堂の行く手を阻む。 いっそ破ってしまおうかとすら思ったが、流石に彼女の帰りの際に何も下に着ていないのも問題になる。
……というよりも、成歩堂よりも他人に彼女の薄着を見られるのが嫌なだけかもしれない。
「大体一緒だよ」
「そんなっ、あ、テキトー、ずる、ぁ、ひゃあっ!」
耳の穴の中に舌をねじ込ませればくすぐったいのか、体を捩じらせる。 その反動で肌襦袢が徐々に崩れ、漸く彼女の肌が姿を現す。
白く華奢な体は見ている成歩堂を吸い寄せるように艶かしく、肩で息をしているせいだろう胸が僅かに上下するのが余計に煽り立てていた。
真宵が異論を言う暇も与えず、彼はその手を彼女の体に余すことなく撫ぜ回し、キスをし、花を咲かせる。
彼女の感度は非常に良く、甘い声とソファーがぎしりと二人の体重に耐え切れないとばかりに悲鳴をあげるのとそろってハーモニーを奏でている。
「な、るほどくっ……んっ」
上の空で呟いて、彼女の両手は虚空を掴んだ。 それを成歩堂は片手を引っ張り自分の頬に触れさせる。 ここにいる、と言うことを立証するように。
カーテン越しに差し込む朝日は電気が一つもついていないというのにお互いの顔をはっきりと見させる。
成歩堂の視線が恥ずかしいのか、それとも行為自体が恥ずかしいのか、彼女の頬と身体は紅潮して、呼吸は荒い。
縋るような、女の目で成歩堂を見上げ、ちらりと覗く舌は呼吸と成歩堂との何度も行った接吻のせいだろうか、だらりと唾液をたらしている。
無自覚に成歩堂を誘い込み、彼女の黒い瞳は揺れている。
はやく。 目がそう訴えて成歩堂の内側に潜んでいた獣じみた欲望を引っ張り上げてくる。
双丘に直に触れると、その頂点はぴん、と姿勢をただし己の存在を主張していた。
だが敢えてそこには触れず、成歩堂は双丘の中央の谷間に口付け、そこを少し強めに吸い付く。 紅の花が一輪、そこにまた浮かび上がった。
花が咲くことと共に物足りないとばかりに肩を震わせ真宵は成歩堂を睨みつける。
……無論、涙がうっすらと滲み、更には甘い嬌声まで上げている状況でそんな行為が成歩堂を止められるわけがない。
「ぁ、ひゃぁっ……! んんっ……」
触れて欲しいのに、触れてもらえない。 一番欲しいところに貰えず焦らされ身体をよじり如何にかしてもらおうとするのだが、胸が僅かに震えるだけで結局体は固定されたまま。
どうしようもない真宵に、ニヤリと成歩堂は笑った。
「……どうかした? 真宵ちゃん」
分かっているのに、態々聞くのは卑怯だ。 数分前に言った言葉であると言うのに彼の中ではすっかり削げ落ちているらしい。
笑う成歩堂に真宵は泣きそうになったが、いくら待っても彼はくれないのだということを悟るとすう、と息を吸った。 恥ずかしい。 けれど言わなければいけない。
「そこ、じゃなくて……」
「ん?」
「……っ、うう、いじわる……」
「……言わなきゃわかんないよ?」
つう、と太ももあたりを撫ぜ、わざと見当違いのところに触れる。 恨めしい目で彼女は此方を見たが、それさえ可愛らしいと思うのは余程自分が彼女に毒されているということだろう。
甘美な毒に狂うのなら、これもまたありだろう。 甘い毒にじわじわと侵蝕され、脳も支配され――考え事が出来ないくらいに夢中になるのなら、それも悪くない、なんて思ってしまう。
切ない声で必死に懇願する姿は見たこともない表情に、知らずして感情が高ぶっていく。 彼女の芯を貫いたとき、彼女はどんな声を上げるのだろう。 どんな顔をするのだろう。
想像するだけでゾクゾクした。
「……なるほどくん……ずるいよぉ……」
「ごめんごめん、あんまりにも可愛かったから」
ぽろぽろと涙を零した真宵に己の今してきたことを思い返し、成歩堂は苦笑いをしながら親指で彼女の涙をぬぐいとる。 それをそのまま口に含むと少ししょっぱい味が広がった。
刹那、彼女はぴたりと泣くのを止めて「何してんのよう」とポカポカ胸を叩く。
「ああ、舌でぬぐった方が良かった?」
「ばっ、バカ! なるほどくんセクハラだよそれ!」
「合意の上だからいいんだよ、別に。 それより、触れて欲しかったんだろ? ここ」
「ぁあっん! ちょ、まっ……っ、あん!」
口論をしていたというのに、真宵の言葉は失われて直ぐに切なくも甘い声に変わる。 大きな掌に収まり、その突起を弾き、親指でぐりぐりとつぶす。
「やっ……あんっ……」
甘い声が脳を支配するには時間は要さなかった。 もっと喘がせたくて、それを口に含み舌で転がせば身体が弓形にしなる。
逃げ腰になる真宵をがっちりと掴みとり、執拗に突起を甘く噛み、嘗め回し、もう片方の丘には手を這わす。
舌と手の二つの手段で二つの丘を攻め上げると真宵はたまらないとばかりに腰をくねらせ切なく鳴いた。
鳴いている姿も見たいのは山々だが、先ほどから幾度となく繰り返した甘い行為によって彼女の身体の中心部はどうなっているのだろうか、と気になりそっと身体をスライドさせる。
小さな悲鳴が成歩堂の耳に届いた。
さらりとそれを無視し、既に落ちた長襦袢を足で遠ざける。 彼女は肌着といえるものは肌襦袢だけなのでそれさえも払いとってしまえば生まれたままの姿だ。
これ以上痴態をさらしたくないと言う防衛本能なのか、必死に足に力を入れて抵抗を真宵は試みていた。 ……が、女性が男性に力で勝てるわけもなく、彼女の両膝の裏を成歩堂は優しく触れて、一気に開く。
「きゃわわわわっ! だ、だめっ、ぁ、ひゃあっ!」
「ん、十分濡れてるね。 ……気持ちよかった?」
ふう、と身体の中心部に息を吹きかけるように成歩堂が問うと、全身を電流が走り回ったように、先ほどとは確実に異なる何かがうごめく。
もはや熱帯雨林の湖になった場所へ手を這わすと卑猥な、粘着質な水音が部屋に響く。
それは間違いなく、彼女の身体から出たもので、その事実を認めたくないのか、真宵はぶんぶんと首を振っている。
そんな姿がいじらしくて、可愛らしくて、ついつい先ほどまで鎮圧されかけていた加虐心が燻り、何の前ぶりもなく指を湖の中へと浸した。
太腿を液体が伝う感触と、ゆっくりと湖を渡る船のように蠢く成歩堂の優しくも激しい指の動きに真宵の瞼の裏で火花が散る。
彼はピアノの弾けないとはいえ「ピアニスト」であるせいか、指が長い。 湖の奥深く、洞窟の中へ入ると中を探ろうとぐるりぐるりと指が動き回る。
堪えられない、とばかりに唇を噛締め目を硬く閉ざすと、優しい声が降ってくる。
「真宵ちゃん、大丈夫。 ……目、あけて」
「や、やぁっ……! あ、だ、駄目、ぁんっ!」
もう片方の手で、噛締めていた唇を開かされ、止め具がないせいか声が溢れ出て止まらない。
その間も入り口をこねるように動く指に腰が逃げる。 それを追うかのように動く指が、とある部分に触れた時、彼女の身体は今までの比ではないくらいに浮いた。
「あっ! そ、そこっ……だ、だめっ!」
「駄目? 嘘は駄目だよ、真宵ちゃん」
彼女の甘い叫びを理解し、ニヤリと口端を吊り上げ、ピンポイントでたった今さっき大きく鳴いたその場所を今度は先ほどとは異なりスローな速度で押しつぶす。
触れられ、擦られ、その度に真宵の甘い声は増していく一方だ。
甘い甘い嬌声は成歩堂の背筋をゾクゾクさせるだけでは飽き足らず彼の本能を引き出していく。
人間は他の獣たちとは異なりいつでも発情できると言うが、改めてそのとおりだと成歩堂は考える。
確かに、目の前でこのような痴態を見せられ、自分の思ったとおりに踊る姿は人間ならではだ。 ピアノは弾けないが、真宵は一つの場所を変えるだけで楽器のように鳴いた。
軽く爪を立てれば涙のように愛液がこぼれ落ちる。 指を洞窟から抜けば、粘着質な透明な液体が指に絡められる。
その手をそのまま真宵の顎に触れ、唇に撫でれば恥辱に歪む顔が目に飛び込んでくる。
己の舌で、その唇についた液体を舐め、ついでに彼女の唇を堪能すれば恍惚と苦痛と恥辱が交じり合う真宵の表情が映った。
「……真宵ちゃんの、味がする」
「っ、ぁ、ひゃっ……な、るほどくっ…ぅん」
「ん……わかってる」
触れるだけの口付けを再び交わし、船を二隻、三隻に増やし湖を渡る。
洞窟は最初は小さかったが、身体は正直なのかあっという間に飲み込んでいく。
呼吸することすら困難なのか、息を止め、陸に上がった魚のように唇を震わせ、ぱくぱくと声にならない声をあげる真宵の表情は恍惚に滲む。
「なるほ、どくっ……ぁ、や、だめっ、も……っ! あ、ひゃ、あああっ!」
一層絹を裂くような高い声が響き、身体が痙攣し、一瞬洞窟がきつく絞まった。
黒い髪が、頬にぺったりと張り付いて、荒い呼吸。 虚ろな瞳で此方を見据えてくる真宵の姿はより一層成歩堂を煽った。 ここで留めることなど彼には既に不可能だった。
理性の枷なんてものは、とっくの昔に外れた。 今あるのは生殖の本能と、目の前で踊る女への愛情のみだ。 正確に言えば、この瞬間も恐らく「誰か」は自分を見張っているだろうという懸念もあったが――。 それはそれ、だ。
顔に張り付いた髪を優しく払いとると、夢心地とも取れる彼女の顔がゆっくりと成歩堂を見据えた。
「大丈夫?」
「ん……だいじょぶ……」
「……辛いなら、やめるけど、どうする?」
誰がどう止めるって? と恐らく彼の一面を知る友人Yならば言うだろう。 狙った獲物は逃がさない、一種の肉食獣的な一面も成歩堂が持っていることを知るのは一部の人間ぐらいだ。
真宵は首を横に振って、ぎゅうと重たい身体を引きずり彼に抱きついた。
「やだ。 なるほどくんが……ほしい」
「後悔するなよ?」
「しないもん……なるほどくんだから」
ふわり。 甘く彼女は笑った。 その笑顔に、何かまた別の場所がぶちん、と音を立てて盛大に崩れ落ちた気がする。
どこから取り出したのか分からない避妊具の袋を口であけ、右手で真宵を押し倒し、そのまま己の本能の塊に左手で避妊具を用い覆った。
真宵の足を持ち上げると、己のそれを静かに宛がう。
指とは違う感触にかすかに彼女の身体が震えたが、「なるほどくんだから」という言葉に色々なものがはちきれたのだろう。 彼はもう止まりはしなかった。
静かに、己のそれを沈めていけば苦しそうに眉間にシワがよった。 ゆっくりと、宥めるように頭をなでながら静かに、時間をかけてそれを中へと食い込ませていく。
声にならない叫びをあげそうになり、それでもあげるわけには行かないと必死に堪える真宵を抱き寄せ、その手を背中に回させる。
「声、出したくないなら肩噛んでいいよ」と優しく言い聞かせると彼女は微かに爪を立て、首筋に噛み付いた。
彼女の内は熱く脈打ち、己のそれなど食いちぎってやると言わんばかりの締め付けに苦痛の声がもれる。
「真宵ちゃん……大丈夫。 ……僕を見て」
「っ、あ、ぁ、なるほど、くっ……!」
「大丈夫。 ……優しくするから」
安心させるように、あやす様に大丈夫という言葉を紡ぎ、髪を撫で落ち着かせながら己の本能を内側へとゆっくりと進めていく。
身体が全て埋まるまでには、そう時間はかからなかった。
「入ったよ、真宵ちゃん」
「ん、っ……なるほどくん、あつい……」
「真宵ちゃんが熱いんだよ」
息を整えようと必死に呼吸する真宵の頭を軽くなで、いつもと同じように軽口を叩けば、真宵もそれにつられて口元を緩めた。
それを確認した後ゆっくりと押し込んだものを引き抜き、一気に突き上げれば彼女の喉が反りかえり、高い声が響いた。
同じ行動を繰り返せば嬌声と共に苦痛に歪む真宵の表情が次第に恍惚と快楽のものへと変わりゆく。
身体を揺らし、打ち付けるたびに上がる声は耳を支配し、より一層気持ちを高ぶらせた。
黒い髪がしなやかに揺れ、やわらかく身体が浮く。
一般的に男は目で感じ、女は耳で感じると言う。
その言葉どおりにいくとすれば、彼女の動く様に成歩堂の本能はまし、成歩堂の言葉一つ一つに真宵もまた、本能の為すがままにされているということだろう。
肉が打ち付けあう独特な音は互いの欲を増させる。
足りない、もっと。 もっと。 貪欲に求め、身体を絡めあい、スピードは増していく。
「な……ほどくっ、も、無理……」
「……っ、ダメ」
「な、んでぇっ……? ぁ……!」
「僕の名前は、【龍一】だよ。 ……なるほど、は名前じゃない」
普段なら、何気ないこと。 寧ろ名前で呼ばれるなんて、寧ろ自分自身すら違和感があること。
彼女の中での自分の呼ばれ方は「なるほどくん」であり、それで十分だったはずなのに。 何故だろうか、物足りないと思った。
「っ!……そ、んな……ぁ、っ!んんっ……い、い、じわる…しない、でよう……」
彼女の中でも「成歩堂龍一」イコール「なるほどくん」のせいだろう。 首を振って嫌と言う姿に少し傷付いたが、こんな時だからこそ名前で呼んで欲しいもの。
先ほどまでスピードを増していたそれを緩めれば、物足りないと彼女の腰が浮く。 真宵の紅潮した顔が目に飛び込んでくるが、成歩堂はふてぶてしく笑った。
ピンチな時こそよく笑え。 そう師が言った言葉だ。
「い、言うからっ……おねがっ……! やめな……でっ、りゅ、いちっ……くんっ!」
縋るように言った彼女の言葉。 途切れ途切れではあった。 けれど確かに「龍一くん」と真宵の唇から零れ落ちた。
人間と言うものは非常に単純に生きているものである。 あっさりとたった一言で成歩堂は陥落し、身体を今までのスピードの比ではないくらいに打ち付ける。
嬌声を上げる暇など与えないと言わんばかりに、激しく、それでいて優しく、何度も何度も、上下左右への律動を繰り返した。
そして――彼女は叫びと共に彼を締め付ける。 その締め付けがきつくなったせいだろう、成歩堂の顔にも既に余裕はない。 真摯と苦痛の真ん中で顔を歪め、搾り出すような声で彼女の名を呼ぶ。
お互いの名前を何度呼び合っただろうか。
―― やがて、彼らの視界は突然の光を浴びたかのように真っ白になった。
* * *
「……態々送ってってくれなくても、あたしちゃんと帰り道分かるよ?」
「みそラーメン、買い食いしそうだからね、一応」
「もう、子ども扱いしないでってば!」
数度に渡る甘い行為を終え、衣服を整える前に仮眠室の横にあるシャワーを半ば強引に入らせた後、未だ残る倦怠感を拭い取ろうと身体を起き上がらせた。
彼女はあれほど成歩堂が脱がすのに四苦八苦していた着物をてきぱきと動かし、着つけていく。 髪の毛も行きと同じように丁寧に束ね上げられ、白いうなじが色っぽく映る。
一人でも振袖って着れるもんなのか、と妙に感心をしていると考えを見抜いたのか、真宵はくすくすと楽しそうに笑った。
―― ああ、本当に彼女はもう「オンナノヒト」なんだなぁ。
妙にしみじみして、成歩堂は彼女を抱きすくめた。 なんだか寂しくて、それでいて彼女を「女」にしたのが自分であると言う幸福感で満たされている。
不思議と、笑みがこぼれた。
「なるほどくん」
「うん」
「なるほどくんが、何があったのかは、あたし分かんない」
「……うん」
「けどね、なるほどくんには、あたしやはみちゃんや、御剣さんや、ヤッパリさんがいるし、みぬきちゃんもいるんだからね。 そりゃ、みぬきちゃんにちょっと嫉妬したけど」
「……ん」
「お母さんがいなくて、お父さんもいなくなっちゃった気持ち、分かるから。 ……あたしに、お姉ちゃんがいたように、なるほどくんも傍にいてあげてね」
「うん」
「後、何度も言うけどね、一人ぼっちだなんて、思っちゃダメだよ?」
くるりと彼女は振り返って、成歩堂の両側の頬をバチン!と音を立てたたいた。
余りの痛みに文句を言おうとしたが、彼女はいつもと変わらぬ笑顔を浮かべていたものだから、言葉はどこかへ捨てることにした。
「そうだ、これからトノサマンシリーズあたし送るよ!」
「うん……って、え?」
「で、それでなるほどくんがトノサマンシリーズのレポートを毎回書くの。 その話ごとに!」
「え、え?」
想像していなかった言葉の嵐に目を丸くする成歩堂だが、真宵はにこにこと満面の笑顔で続ける。
「あたし、保存用と自分用でDVD其々持ってるから、なるほどくん用に新しいの買って、それ送るね」
「いやいやいや、それ無駄遣いだろ!」
「いいの、もう決めたの! それで、レポートをチェックするの。 そうすればなるほどくんが元気かどうかとか、あたし分かっちゃうもんねー!」
なるほどくんのことなら、分かるよ。
彼女の言葉に、成歩堂は泣きそうになった。 全てを打ち明けられない悲しさだとか、せつなさ。 けれどもそれさえ彼女は見抜いたと言うのだろうか。
振り返らずに歩いて欲しいと、涙も何もかもを飲み込んで、何も言おうとしない自分を見抜いたというのだろうか。
「真宵ちゃんには、適わないよ……」
ぽつり、と呟いた言葉に、真宵はにっこりと優しくも強い笑顔を浮かべた。
「なるほどくんのためなら、二時間なんてワケないよ。 あたしだって夢の中で逢うだけじゃ物足りないもん」
それは情事の前に成歩堂が言った言葉だ。 真宵を見つめれば真宵は楽しそうに笑い、成歩堂の髪を撫で、背中を叩き、ぎゅう、と抱きしめた。
「だーいじょうぶだよ。 なるほどくんにはいつだって、この真宵ちゃんがついてるからね! 離れてたって、いつだって一緒だよ。 そうさっき教えてくれたのは、なるほどくんだもん」
「ねぇ?」と確認するように笑った真宵に、つられたように成歩堂は笑い――そして、同意を言葉にする代わりに、彼女の唇に甘い口付けを一つ、落とした。
時刻は十一時半。 少し早いけれど昼飯にするには丁度いい時間だ。 次の言葉はどうしよう? そんな風に考えたけれど、出てくる言葉なんてもうとっくの前に決まっている。
「お昼、一緒にみそラーメン食べにいこっか」
花のように、彼女は昔と変わらずにきっと笑ってくれるだろう。 その時の自分の顔は、どんな顔をしているのだろうか。 考えるだけで成歩堂の頬は緩んだ。
柔らかな日が、進展した彼らを包み込むようにカーテンの隙間からそっと部屋に差し込んでいた。
振り分けたら異常に本当に長くて自分に絶望したwww orz
エロさ薄くて申し訳ない、ナルマヨのgdgd回り道しながらくっつく様子とか考えるの大好きなんだ。
お粗末様でした
乙でしたゴチでした
ナルマヨいいなぁ書きたくなってきた
狼シーナを地味に待っています・・・・
>>471 乙です!
素敵展開にニヤニヤが止まりませんでしたw
ナルマヨがっつり補充させていただいたので、
これでしばらく生きていけそうです(´∀`)
>>471 お疲れさま&ゴチでした!
何だ、何故エロパロなのに涙が出るんだぁ〜〜〜〜?!
俺っちの中で名作になりました。
「俺っち」とか自己主張しなくていいから
俺っちワロタ
この前からうるさい小姑みたいなのが住み着いてるな。
気に入らないならスルーしとけっつの。
もちろん自分含めてな。
>>478 一応言っとくが俺が注意書き込みしたのはこれが初。
てか不必要に自己主張するタイプはスルーしてると付け上がるに1票。
あの程度で自己主張とかどんだけw
そもそも中傷でもなんでもない他人の小説感想に
いちいち絡んでくるお前の自己主張の方が、
俺から見るとよっぽどウザいわw
>>479 何が一票だよ
そのお前の自己主張の方がよっぽどうざいわ
というわけで自己主張はやめましょうでFA
以下何事もなかったように投下待ちの流れに戻る
そもそも内容関係なく
書き込み行為自体自己主張だわ。
なのに掲示板で自己主張やめようとかw
小学校出てんのかよww
致命的にタイミング悪い人って本当に居るんだな。
そうだよ。小卒をバカにしちゃだめだ。
自己主張…いいんじゃないかな(どうでも)
お前等そんなこと言う前に大作ナルマヨへの感想言おうよ
ナルマヨいいよナルマヨ。なるほどくん策士すぎて吹いたw千尋さんダシにしたとことか最高だわ
ナルホドの底黒さがにじみ出た良作だと思う
イイヨーイイヨー
490 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 15:44:14 ID:cPLZ/vD5
早く逆検やって逆検ネタなるまよ小説をみたい・・・orz
がんばれ
GOパパにバレないようこっそり冥ちゃんを自分好みに育てる
極秘光源氏計画を進行する御剣が見たい。
…うっかり屋の御剣だから冥ちゃんが育ちきったとこで
他の男に奪われるなんて失態を見せてくれそうだけどw
>>471 乙&GJ!
除霊とかギャグな雰囲気からシリアスや甘い部分もあって良かった
カミチヒ匂わすとこもあったのは次回作への伏線だと信じてるw
ナルホド黒くて最高だ!
これでエロ薄いなら
>>471の書くエロがもっと読みたいじゃないか!
GJ!
次回作にも期待
ロマンティックなナルマヨ小説でいい雰囲気の中悪いんだけど、
何のメッセージもないただのエロ小説を投下します。かなり変態臭い。
以下
注意事項
*成歩堂(24)×真宵(17)
*セーラー服が大好きな変態成歩堂なので、爽やかな彼が好きな人は要注意。
*真宵のセーラー服モノが書きたかった事を優先したので、1での彼らの関係を無理やり歪曲させた感があります。
*真宵の学校の設定は勝手に考えた捏造設定です。
*人によっては真宵の体型に違和感を覚えるかもしれないが、オレはこの位のが食指が働くんだ変態でスマヌ…。
*ただのエロなのに無駄に長い。
「なっるほどくーん!ただいまー!!!」
「…わ!…真宵ちゃん!!…て何だよその格好は」
真宵は、勢い良く扉を開けて大声で挨拶をしながら事務所に突入した。
しんと静まり返った事務所で、判例資料に目を通していた為、真宵の突然の大声に成歩堂は飛び上がるほど驚いた。
そして、真宵の声に驚いた後、今度は真宵の姿に再び驚いた。
真宵はセーラー服を着て、肩から学生鞄を提げていたのだ。
少女が学生服を着る事は不思議な事ではないが、真宵は常に怪しげな装束を着ており、成歩堂は真宵のその姿を見たのは今日が初めてだった。
日頃の格好の方がよっぽど怪しいのに、見慣れないセーラー服姿の真宵は更に怪しく感じるのだから、慣れとは恐ろしいものだ。
「なんだよって何よ〜。あたしが学校に通ってるの忘れたの?…あたしは17歳の女子高生なんだよ〜!」
「…けどいつもココに居ないか?」
「事務所からでも学校には通えるんだよ…あたしは進学しないで霊媒師になるから、たまにサボってるの…なるほどくん1人だと心配だし…」
「そうだっけ??…あれ?けどぼく…真宵ちゃんのセーラー服姿初めて見たような…」
「…そうなの??…そういえばなるほどくんて、あたしが学校から帰って来ても、いつも黙々とお仕事してるから、気が付かなかったんじゃない?
しわにならない様に、すぐにコレ脱いじゃうし…」
そう言って、真宵はセーラー服のタイを摘んで、成歩堂に見せる様にセーラー服を持ち上げた。
持ち上げられたセーラーとプリーツスカートの間から真宵のへそがちらりと見え、成歩堂の視線が其処に向かった。
2人で事務所を運営していた為、真宵は家に帰らず、事務所で生活をしていた。
しかし、出勤して来た成歩堂が事務所を開けると、度々真宵の姿が無い事があった。
どうしたものかと思っていたら、人の心配をよそに夕方頃にはちゃんと帰って来るのだった。
どこに言って居たのかと尋ねても、コンビニでアイスを買っていた等と外れた返事しかなかったが、今日の真宵の姿を見てその理由が成歩堂にも分かった。
「………へえ…真宵ちゃんの高校って、セーラー服なんだ〜」
「そうだよー山奥の田舎の学校だからね!」
「はは…確かに…最近見かけないよな…」
そう言って成歩堂は、事務椅子から立ち上がり手に持っていた資料を本棚に片付け、真宵に近づいた。
仕事中は真面目に机に向かっている成歩堂が、珍しく途中で中断し近づいて来てくれたので真宵は少し嬉しくなった。
なので近づいた成歩堂の目の前でくるくると跳ねる様に回って、自分の学生服姿を見せた。
「どう?…可愛いでしょ〜!!」
「………そうだね…普通の女子高生みたいだよ…」
「あ、あたしは、普通の女子高生だよ〜!!」
「…ははは…ごめんごめん…………とっても可愛いよ…初々しくて…」
「きゃわ!」
成歩堂は真宵の耳元で囁きながら、突然抱きしめた。
2人の身長差は20センチほどあるので、真宵を抱きしめるには成歩堂は屈むしかない。
しかし、いつもならそのまま互いに温もりを楽しむだけなのに、今日の成歩堂は違った。
真宵の背中に回した腕を、腰の辺りにまで持って行き、そのまま真宵を肩に担ぐように持ち上げたのだ。
真宵は驚き、鞄を床に落としてしまった。
中に入っている教科書と筆箱、鞄に付いているとのさまんの缶バッヂが床に落ちた際に音を立てた。
「な!?…なるほどくん!?」
「…なあに?」
「なあにじゃないよ!…な、何すんの!!」
「…何って…そりゃあ、可愛い彼女がいつもと違う格好をしてるんだから楽しまないとね!」
「ええええ!?」
担がれた真宵は非力ながら抵抗すべく、成歩堂の逞しい肩をぽかぽかと叩いた。
しかし成歩堂には何のダメージも与える事が出来ず、寧ろ「いやぁ最近肩がこってねぇ」などと、マッサージ代わりに利用されてしまった。
そのままスタスタと受付を通り、事務所のドアの鍵を閉め仮眠室の扉を開けた。
この成歩堂の一連の行動から真宵はこれから起こるであろう展開がありありと想像出来た。
ベッドに何の迷いもなく直行した成歩堂は、そのまま真宵をベッドに降ろした。
肩に担いでいた為、半ば落下した様な事になり、真宵は「きゃわっ!」ともはや口癖になっている驚きの声を上げた。
成歩堂は靴を脱いでベッドに乗る、そして真宵のパンプスを脱がした。
逃げようとする真宵の上に成歩堂は覆いかぶさる。
こうなってしまっては、小柄な真宵にはもうどうする事も出来なかった。
「最近さ…思ってたんだよね…」
「な?何を…?ひゃうっ!」
「朝事務所に向かう時にね、女学生を見るんだけど…」
「ど、どこ触って…!!…は、はうう…」
「本当、ブレザーばっかりだよね…」
成歩堂はまるで世間話をするかの様な喋り方で、真宵のプリーツスカートの中に手を滑らせて太股をさすった。
会話の内容と今の成歩堂の行動を繋げるのは、いささか強引の様に思えたが、真宵は今日の成歩堂に何かいつもと違う邪さを感じた。
そしてそれが何なのか…真宵には薄々ではあるが分った。
「な…なるほどく…もしかして…」
「うん?」
「セーラー服…好きなの??」
「…まるでぼくを変質者みたいに言うね…」
そう言って成歩堂は、真宵の首筋を舐めた。真宵の細い太股を撫で回す骨ばった大きな手は、未だに動きを止めない。
心外だと言う顔をした成歩堂であったが、真宵のセーラー服姿を舐め回す様に見ているその姿に説得力は無かった。
成歩堂にのぼせられつつある中で、そういえばと真宵はそこでとある出来事を思い出した。
それはコンビニに2人で夜食を買いに行った時の事だった。
真宵が弁当と食後のおやつを物色している時に、ふと成歩堂の姿を探したら、成人向け雑誌コーナーに居た事があった。
その時は「大人の男の人だし…」と見ないフリをしてそのまま触れないようにしたが、
そういえばその時に手にしていた雑誌の表紙は、セーラー服を着たグラビアアイドルの写真だった様な気がした。
…それはあくまで気がしただけで、本当は水着のアイドルだったかもしれない。
しかしそれほどまでに、成歩堂のセーラー服に向ける視線が尋常じゃないものだという事は確かだった。
「……まぁ…嫌いじゃないけど………」
「やっぱり…そうなんじゃん…」
「………ルーズソックスか…」
「?」
成歩堂は先ほどまでの上機嫌から一変し、少し不満そうに眉をひそめた。
太股をさすっていた手がそのまま膝、脹脛のラインをなぞって居たら、例のルーズソックスに辿りつたらしい。
「……これも世代の違いなのかなぁ…」
「……?」
「ぼく、やっぱりルーズソックスより、ハイソックスの方が好きだなぁ…」
成歩堂は恨めしそうに真宵のルーズソックスを脱がした。
真宵はセーラー服に裸足という井出達になり、成歩堂の些細な不満は解決した。
再び成歩堂の機嫌は良くなった。
成歩堂は、真宵のプリーツスカートから覗くすらりと伸びた白く細い脚に熱っぽい視線を送りながら、膝からつま先までを舐め回した。
「はうう…へ、変態…はう…」
「ぼくにはそんな趣味は無いよ…ん…ただ真宵ちゃんが…いつもと違う格好だったから…」
「…はぁ…そ、それが…はうう…」
些細な抵抗はするが真宵はすんなりと成歩堂の手より落ちた。
成歩堂と真宵が肌を重ねるようになったのはついこの前からだ。
師匠の死と姉の死という互いに共通する悲しみを慰め合いながら、力を合わせて弁護事務所を運営しているのだから、2人が惹かれあうのに時間は掛からなかった。
そして、この事務所の客入りは少なく日中は常に2人きり、ご丁寧に仮眠室まで備わって居るのだから、事が運ばない訳がない。
回を重ね真宵の反応も随分と素直になったなと、成歩堂は上気した真宵の頬を撫でてそのままキスをしながら思うのだった。
そのまま舌を入れてしまえば、真宵はもうこの行為に熱中し、自分から求めるように動きだした。
「…むふ…は…なるほどく…はぁ…」
「…ま…まよい…はぁ…ちゃ…」
いつもならばそろそろ、服を脱がして互いに生まれたままの姿になるのだが、成歩堂はそのまま真宵のセーラーの中に手を滑り込ませた。
そのまま2つのふくらみにたどり着くのかと思っていたが、そこで成歩堂はいつもとは違う違和感に気がつき体を起した。
激しい舌の絡み合いから開放された真宵は、肩で荒く呼吸をした。
成歩堂はお構いなしに、その違和感を確かめる為に…セーラーをぐっと掴みそのままたくし上げた。
「…ひゃ!!」
「…下着…にしては…ブラジャーとは少し違うような…??」
「はうう…すぽぶらだよ〜…恥ずかしいからあんまり見ないでよ…」
「ああ…そういえば…そういうのあるね…ブラジャーしないの?」
「うう…」
「?」
「だって…ワイヤーが骨に当たって痛いんだもん…それに…サ、サイズもこれで丁度いいし…」
「…へぇ…そんな問題もあるんだなぁ…」
「はうう……」
それは男の成歩堂には全く持って思いつかない類の悩みだった。
しかし華奢な真宵の身体に浮かびあがる肋骨を指でなぞりながら、なるほどコレだと硬い金属と相性は悪いだろうと思った。
真宵の肌は既に成歩堂の手により性感帯になっており、そんな些細な接触にすらあわ立つような感覚が襲った。
「なんか…真宵ちゃん中学生みたいで…変な気分になるよ…」
「!?」
成歩堂からしてみれば、自分の感想を率直に言っただけだったが、
真宵には日頃から気にしている発育の幼さを、剛速球で自分の柔らかい部分にぶつけられた気分になった。
真宵は半泣きになった。
「ひ…ひどいよなるほどくん!!」
「…ごめんごめん…けど、そんな真宵ちゃんも可愛いよ…」
「うう…褒めてないよ!…なるほどくんの、バカ!!」
そう言って成歩堂の厚い胸板を叩こうとするが、思うように力が入らず腕を持ち上げるだけで終わった。
しかし、成歩堂としても見た目の感想を述べただけで、真宵の身体が既に開花して居る事は十分に理解していたし、その事で行為を止めてしまうつもりは無い。
寧ろ成歩堂はそんな真宵の姿を見て、今まで興味の無い類の趣向の魅力に気がつきつつあった。
未成熟な身体付きと、幼い顔立ち、そして学生服…それらが3つ合さり、成歩堂に何かのスイッチが入ってしまった様だ。
…せめて、それが愛する彼女に対してのみ発動するものであると思いたい。
「真宵ちゃ…可愛い…ん…」
「はうう…か、噛まないで…」
成歩堂は例の下着とセーラーを一緒にたくし上げ、硬く主張している乳首にむしゃぶりついた。
軽く歯を立てると、真宵の腰がびくりと動き、成歩堂の張り詰めた場所に当たった。
そのまま押さえつける様に真宵を組み敷いて、口と手を使い真宵の胸を弄くる。
残るもう片方の手を再びスカートの中に滑り込ませる。今度は太股の内側を執拗に撫で回した。
「はあ…あ…だ…だめ…せ、制服が…はあ…しわに…な…」
「アイロン掛ければいいだろ…」
「あ、汗とかで…よ、汚れちゃ…」
「寧ろ汚したいね…」
「はううう…へ…へんたいだよ…」
「真宵ちゃんがいやらしいからだよ…」
何を言ってもセーラー服を脱がしてはくれないのだと真宵は理解した。
思う存分真宵の小ぶりな胸を堪能した成歩堂は、真宵の幼い顔を舌で舐った。
そして真宵の頭を撫でながら、髪飾りを外した。
「はあ…はあ…」
「真宵ちゃんも…覚えがよくなったよねぇ…」
「な、なるほどく…はぁ…」
「初めてだった時を思えば、随分と素直な身体になったもんだ…」
「はうう…や、やだやだ…はあああ」
成歩堂は太股を撫でていた手をそのまま奥に進めた。
下着は既に蜜で濡れていた。それも、布越しで触っても指に絡みつく程に…。
そのまま下着の隙間から滑り込ませ中に指を侵入させれば、真宵の其処は待って居ましたと言わんばかりに締め付けた。
そこはもうぐちゅぐちゅに濡れており、指の本数を増やすのは容易かった。
成歩堂は組み敷いていた体を起こし、刺激でよがる真宵を見た。
恍惚とした表情、上気した肌はほんのりと赤いく、もっと刺激が欲しいのか自ら腰を動かしている。
身体や顔つきの幼さと、少女の代名詞であるセーラー制服は、それらをギャップという魅力で更に引き立たせた。
「はうう…!!!…あ…はぁ…気持ちいいよぅ…ああ…」
「…ま、真宵ちゃん…すごくいやらしい…」
「あぁ!…はぁ…ん…はぁ…」
「…ねぇ?…真宵ちゃん…」
成歩堂はとある事を思いつき、手を動かすのを止めた。
真宵は物足りなさげな顔で成歩堂をみたが、そうすればするほど成歩堂の加虐心が刺激されるのを真宵は知らない。
成歩堂のS気は、どうやら自分が優位に立てば立つ程、勢いが良くなっていく様だ。
今の成歩堂の真宵を見る目つきは、日頃の頼りなくも優しい眼差しから、法廷で逆転する時の攻めのものに変わっていた。
「ぼくの事、先生…て呼んでみてよ…」
「せ…先生??…はう…」
「そうそう…ぼくも今スーツ着てるし…ぼく位の先生居るでしょ?」
「…な、なんで…はぁ…そんな…」
「ていうか、ぼく弁護士だから…先生でも…問題ないよね…」
「や…やだよう…はう…」
「言わないと…指抜いちゃうぞ…」
「…そ、そんな…!!……せ…せんせ…なるほどせんせい…」
「はい。よくできましたね…綾里さん!」
「あああ…はあはあ…せんせい…はうう…あっ…ああ…」
成歩堂は満足気な表情で、真宵の中の指を動かしてやった。
やっと望むものが来て、真宵はさらに身体をいやらしくくねらした。
しかし、成歩堂の悪戯はコレ位では終わらなかった。
「…さて!綾里さん?…問題です!」
「?」
「ココの名称を答えなさい」
「ここ…あああ!!!…や、はぁ!!…ああ…だめ…」
成歩堂はそう言いながら、中を侵入する手とは別の手で真宵の昂った芯を摘んだ。
真宵は嬉しそうに腰を跳ね上げて反応を示した。
侵入する指から滴る蜜が制服を汚すが、真宵はそんな事に気を配る事は出来なかった。
「そ…それだけは…かんべんして…はぁ…よう…」
「…ほらほら…今は、保健体育の勉強中なんですよ…綾里さんはいやらしいですね」
「はうう…な、なるほどくんのいじわる…」
「とか言って、真宵ちゃんも…楽しいんだろ?」
「うう…そ…そんなことっ…ああ…はぁ…んはぁ…」
「さ、綾里さん?…答えてくださいね…答えたら先生からご褒美をあげましょう!」
「……うう………………く…りと…」
「…うん?」
「はうう…りと…す…」
真宵は目から涙を零しながら顔を真っ赤にし、小さくではあるがその名を口にした。
成歩堂は耳を近づけ、真宵の答えを聞いた。
声が小さいと指摘しようと思ったが、真宵の顔が羞恥で歪んでしまっており、
成歩堂に少しだけ残る良心がそれに反応した為、事を進める事にした。
「正解です…よくできました!」
「は…はう…」
成歩堂は、本当に自分の生徒を褒めてあげるかの様に微笑みながら、真宵の頭を優しく撫でた。
そのまま成歩堂は自身の大きな手で、真宵の顔を撫でて汗で張り付く髪を取ってやった。
その優しい行動に、真宵は幸せな気分になった。
例え変態染みた事を強要されても、成歩堂は真宵にとって大好きな人なのだ。
自称先生は「では頑張った綾里さんにご褒美をあげましょう」と真宵に耳元で囁いた。
芯を触って居た手がズボンのジッパーに移動して、ジジッと開ける音がした。
その後早く真宵の中に入りたい気持ちに駆られたが、ぐっと我慢し急いで準備をした。
「先生」であるならば、ちゃんと避妊の事も教えてあげないといけないからだ。
「…じゃあ…行くよ……」
「はあああん…!!ああああ!!!」
「はぁ…真宵ちゃん…の中…とろけそう…」
「あああ…」
成歩堂は一気に真宵の熱く滴る蜜の中を貫いた。
太くて熱い成歩堂に貫かれて、真宵は身体を弓なりにした。
身体の中心から襲う全身を駆け抜ける様な快楽に、真宵は呼吸するのを忘れる。
「真宵ちゃ…はぁ…ちょっと…いい?」
「あ…はう…??」
「ちょっと…こうして…」
「ひゃあ」
成歩堂は真宵の背中に腕を入れて抱きしめて、身体を回転させ真宵を上にした。
そのまま真宵の肩を掴んで身体を持ち上げ、自身に馬乗りにさせた。
真宵は身体を直立にさせる事で、更に成歩堂が奥に入り込み嬌声を上げた。
体の力の抜けたままの真宵を座らせる為に、成歩堂は膝を曲げて背もたれを作った。
「ああ…はぁ…な…なるほどく…」
「せ…せんせいが…直々に…ああ…新しい体位…を教え…はぁ…」
「…ま、まだするの…!?…あ!…ああ!!…う、動いたら…」
成歩堂はそのまま腰を突き上げる様に動かした。
真宵は成歩堂の大きな身体に跨り、上下の動きに合わせて嬌声を出した。
所詮は仮眠室の安物のスプリングベッドなので、成歩堂の動きに合わせてギシギシと鳴った。
「ま…真宵ちゃん…制服があがったまま…だ…ああ…」
「ああ…ああ…あああ…」
成歩堂はセーラーの裾を掴み、下におろして綺麗に整えた。
真宵のセーラーのタイが、成歩堂の動きに合わせて上下になびいた。
しばらくの間、成歩堂は下から見上げる様に自分に跨る真宵を眺めた。
セーラー服に身を包んだ清く正しい女学生の真宵が、自分に馬乗りになり身体を反り返らせながら快感に身を委ねている姿は、とても背徳的だ。
真宵を快感に溺れる程のいやらしい身体にしてしまったのは、日頃の成歩堂の教育の賜物だろう。
初めての時、勃起した男性器を見た真宵が、自分の体にこんなおぞましいモノが入るのかと、あまりの恐怖に泣き出したのは今となってはいい思い出だ。
さらに泣きじゃくる真宵をなんとか説得し挿入をしようとしたら、今度は2人の体格差が問題になった。
あまりの恐怖に真宵の膣は硬直し、入れようにもなかなか中に入らないし、入れたら入れたでそのまま食いちぎられるのではないかと思うほど締め付けられた。
これも17歳というまだ幼い少女に手を出した罰なのか、とりあえず愛以外にも愛し合うには色々必要なものがあるという事を、成歩堂はこの時文字通り痛感した。
しかしそれに懲りずに、真宵の開発に力を入れ、ココまで発展させた…彼の涙ぐましい努力が垣間見える瞬間だった。
成歩堂は自身の限界に気が付き、身体を起こした。
真宵の頭の後ろと腰に手を添えて、今度は自身の下にそっと寝かせた。
そのまま真宵の細い足を両脇に抱えて、思うがままに腰を動かした。
先ほど唯一脱がされてしまった真宵の華奢な素足が、成歩堂の両側で動きに合わせて、びくびくと反応した。
「ま、真宵ちゃ…ああ…もう1回…せ、せんせいって…呼んで…」
「あ…ああ…せ…せんせ…なるほどせんせ…ああ!!…あたし…もう…」
「あ、綾里さ…はあ…せ、せんせいの……授業は…よく理解…できました…ああ…か…」
「ああ…ああ…せ、せんせい…の教え方…ああああ…分り易くて…んああ…ああ」
一見強要されているかの様だったこの「設定」だが、どうやら満更でもなかったようだ。
真宵は成歩堂を先生と呼んだ。
ただ呼び方を変えただけなのに、先生といけない授業を受けていると言うぞくぞくとしたスリリングさが真宵を襲った。
2人はこの行為に熱中し、目が覚めた頃にはとっくに日は沈んでいた。
「ばかみたいだ…」
「何が?」
2人が正気に戻った頃には、時既に遅し…。
真宵の制服は、激しい行為でしわくちゃだし、互いの精液で汚れているしで、見るも無残な姿になっていた。
慌てて制服を揉み洗いしハンガーに掛けたがもはや手遅れだった。
変わり果ててしまった制服を綺麗にするには、クリーニングのお世話になるしか方法はない。
しかし、店員にこの汚れをなんと説明すれば…真宵に難題が降りかかった。
「何がなるほど先生よ…恥ずかしい…」
「…なんだよ真宵ちゃんだってノリノリだったじゃないか…」
「う…そ、そそそんな事ないよ!!…なるほどくんにまさかあんな趣味があるなんて思わなかったよ!!変態!!なるほどくん有罪だよ!!!」
「うぎゃっ!!??」
真宵は成歩堂の脚を力の限り蹴り飛ばした。
弁慶の泣き所に命中し、成歩堂は其処を抱えて苦悶した。
「何すんだよ!」と怒る成歩堂を無視し、真宵は仮眠室に入り扉に鍵を閉めた。
ハンガーに掛かる無残な姿になったセーラー服を見て、真宵は大きなため息を漏らした。
終わりです。
色々つっこみ所多くて申し訳ない…。
そんなオレは漫画で真宵が椅子に拘束されたのみて興奮しました。
なるほどを変態にした原因はオレだ…。
おもろかったw
乙っす!!
505 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 23:11:23 ID:cPLZ/vD5
ええい、けしからん!この変体め!
もっとや・・・・罰としてまよいちゃんが
椅子に拘束されているとこを俺にもみせなさい
こういう変態チックなの好きw
でもよ、「互いの」精液とはどうしたものか
507 :
503:2009/06/21(日) 23:30:10 ID:2lqTUgRa
>>506 あ。本当だ。なんか不要なもんが付いてるな。
書き直し出来ないし…そのままスルーで
教師プレイw
GJ
いいなーナルマヨは神が降りてきている!
GJでした!
#ナル×(真宵に憑依した)千尋 → なる×真宵
#軽くミステリー風味だが適当
ガコン!
真宵「えっ!!!あ、あ、あ、あたし・・・なんてことを・・・」
バタッ
真宵は倒れると、そのまま意識を失った。
・・・・・
・・・
・
あいたたた〜 俺はなるほどうりゅういち。職業は弁護士。
うぅ、頭がずきずき痛む。これはいったい???
千尋「あら、なるほどくん。大丈夫かしら?はい、冷たいタオル。」
お礼を言ってタオルを頭に当てる。
ここは自分の事務所。目の前には・・・千尋さん?
でも真宵ちゃんに憑依している千尋さんだ。
千尋「あー、えー、あと、それから、その格好なんとかしたらどう?」
千尋さんが顔をそむけながら、何か言いにくそうにしている。
なるほど「え”っ?」
自分の格好を見て驚いた。なぜか下半身裸であった。あわてて隠す。
千尋「さて、自分がどうしてこうなったか、わかるかしら?」
なるほど「いえ、さっぱりわかりません。」
千尋「あのねぇ、こういうときは証拠品を見るのよ。」
そういえばそうだった・・・。
証拠品1「消火器」少しへこんでいる。
証拠品2「なるほどくんが、下半身裸だった事実」恥ずかしい。
証拠品3「壊れたヘッドホン」結構高かったのに。耳全体を密閉するタイプ。
証拠品4「真宵の財布」カードや現金やメモなど一切盗まれていない。
千尋「さて、これから導きだされた答えは、わかるかしら?」
さあ、みんなも考えてみよう。ゆさぶりや、つきつけるはなしだぞw
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
千尋「わかったかしら?」
なるほど「いえ、全然。」
僕はきっぱり答えてみた。だって全然わからないからだ。
頭も痛いし記憶もはっきりせず、何とも言えないからだ。
千尋「・・・ふぅ。仕方ないわね。つまりはこういうことよ。」
千尋さんが説明するには、なるほどうはオナニーしようとした。
ヘッドフォンをし、下半身を出し、さあしようとしたときに
真宵ちゃんが財布を忘れて事務所に帰ってきた。
なるほどくんの衝撃的な姿を目撃してしまった真宵は、びっくりして消火器で殴った。
で冷静になってみて、自分のやったことを理解した真宵は気絶した。
なるほど「なるほど・・・そうだったのか!って、僕は自宅でしかしないはずだけど
どうも記憶があいまいなような感じなんですよ・・・」
千尋「事実、これだけ証拠が全部あるんだから、そこから推測したらこうなるでしょ。
それより、なるほどくん!真宵にオナニーなんて見せるんじゃないわよ!」
なるほど「ご、ごめんなさい。」
千尋「うーん・・・仕方ないなあ。私が抜いてあげるか。」
なるほど「は、はぁ?」
千尋「あのね、事務所でオナニーされても困るからよ。」
そういえば最近は仕事が忙しく出してなかったっけ・・・。
千尋さんは服を脱ぎ僕の下半身を出させると舌舐めずりをした。
だが僕は元気がない・・・。
千尋さんは、僕の息子をなめはじめた。
千尋「ふぅ、んんぅ、んん、ん、んふ、ん、んんぅ。ぷはぁ」
すごい、僕の先端をなめて、尿道口のところも刺激してくる。
千尋「そうだ、真宵には出来ないパイズリしてあげるわ。特別にね。」
千尋さんはつばをいっぱいつけて、おっぱいにはさんでくれた。
ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ
千尋さんの大きくてやわらかい感触と気持ちよさが・・・。
もしかして僕は、これを想像してオナニーしようとしていたのか?
自己嫌悪と同時に興奮もしてしまった。
千尋「あはっ、元気だぞ、なるほどくん。じゃあ本番しようか?」
なるほど「え、本番はまずくないですか?憑依だから真宵ちゃん本人の同意も」
千尋「女の子とエッチするとき、それを聞いて同意書でも書かせるの?」
なるほど「い、いえ。でも僕は童貞ですし。一人ではしますけど、あの」
千尋「じゃあ一生しないつもりなの?」
い、いえそういうわけじゃと答えると
千尋さんは寝たままでいいからと、ベッドに抑え込まれた。
千尋「エッチでも裁判でも手ほどきが必要なのね。じゃあ、入れるよ。」
千尋さんがずぶずぶと僕の息子を入れていく。そのまま腰を振りたくる。
ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ
ヌッチョヌッチョヌッチョヌッチョヌッチョヌッチョヌッチョヌッチョ
千尋「はぁん!やっぱり、これいい!すごくいいよぉ。あっ、あっ!」
うはぁ、千尋さんの騎乗位、たまらないよぉ。
千尋「い、いくぅ〜!!! あっ、あっ、またいくう〜!!!」
す、すごい。僕の体の上で千尋さんがピクピクしてる。
千尋「はぁ、はぁ、私、満足かも。じゃあ真宵に変わるね。」
えっ?入れたままの状態で変わっちゃったら・・・
真宵「え?ええっ?何してるの?やだ、これなに?」
千尋「真宵が、ぐずぐずしているからヤッちゃった。あとよろしくねぇ〜」
そして千尋さんはフワリと消えていった。
真宵「あ、やだなにこれ!おなか痛い、痛いよぉ。なるほどく〜ん」
しまったー!千尋さんから真宵ちゃんに戻ったら体のサイズが・・・
でもすごい締まりが。さっきある程度まで濡れてるし。
う、動いちゃえ!僕は下から突き上げることにした。
真宵「あ、あ、だめ、動いたらだめ。痛い、あ、でも、なんかあ」
ずぶっ、ずぶっ、ずぶっっと突き上げるごとに空気が入る音がする。
すごいキツキツだからだろうか?でももう、きついかも?
なるほどくん「あ、出ちゃう、出すよ、初めて中出しするよ?」
真宵「えっ?何をどうするの?何を出すの???」
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ・・・・
真宵「きゃあ、なんか熱いよぉ。うわ、すごい、これぇ〜」
このあと真宵ちゃんとは第3ラウンドぐらいまで続いた。
なるほど「ふぅ〜。気持ちよかった。」
真宵「私は、ちょっと痛かったかな。最後のほうは少し良かったかも。
私で満足してくれたのもうれしいし。初めての中だしは・・・私だし。」
恥ずかしい。話題をかえることにする。
なるほど「そうだ、なんで事務所に戻ってきたの?財布を忘れたんだっけ?」
真宵「うん。でもカバンにしっかりつけてあったはずだけど?」
なるほど「あれ?・・・僕を消火器で殴ったときの格好って変だった?」
真宵「ううん。なるほどくんは、ちゃんとスーツを着ていたよ。明確に覚えてる。」
・・・ということは・・・・
なるほど「く、くそおおおおおおおおお!!!!!!!」
いろいろ考えると、真実はこうだった。
千尋さんが一瞬だけ真宵ちゃんに降臨して、財布を外し事務所に落とす。
そして真宵ちゃんを事務所に引き返させた。
事務所に入ると再度降臨して、消火器で殴る寸前に真宵ちゃんに戻す。
もちろん僕はテレビを見ていただけで、いかがわしいことはしていない。
僕は殴られて失神、真宵ちゃんは自分が殴ったと錯覚して失神。
そうしたらまた降臨して、
なるほどくんの下半身を脱がしヘッドフォンを壊した。
で千尋さんがエッチしてイッたら逃げた。
千尋「だって霊魂で天国でも地獄でもない中途半端な存在で欲求不満なんだもん。
肉体もないからオナニーできないし。たまに他人の体を借りるけどさ。
私も処女で氏んじゃって、やっぱり現世でエッチしたかったし。
あと、なるほどくんを鍛えるためよ!証拠だけでなく証言を集めて真実を調べなきゃ!」
なるほど&真宵「なんだそりゃー!!!」
千尋「あと真宵、あんた処女じゃなくなったから巫女の力は、すぐなくなるから。
きっと春実ちゃんが後継ぎになるから支えてあげなさい。
あと、なるほどくんも支えてあげて。あなた、なるほどくんのこと」
真宵「わーわーわー!・・・でも継がなくていいなら、お嫁さんでもいいのかな?」
なるほど「え?何が?」
千尋&真宵「なるほどくんの馬鹿ー!!!」
おしまい
はうう…
ナルマヨ最高っ!
ナルマヨ続き!
イイヨイイヨー
>>496 はうう、の多さが何とも言えなかったw
なるほどくんもれっきとした大人だからセーラー好きでも良いさw
ナルマヨ有難う!
狼×シーナが見たいよぉぉぉ
you書いちゃいなよ
自家発電をオススメする
>>518 浪×シーナを取り扱ったサイトが一つもない。pixivにも数枚しかない。
これはどういうことかね?ん?
さ あ 早 く Word を 開 く ん だ
pixivはロリ冥たんの一人勝ちだからなw
キャラ名で検索していけば見つかるかも知れんけど
ミックーモ少ないよミックーモ
ここ数日間で狼×シーナの絵も増えてきた気がする
絵もいいけど文章でも冥たんがもっと見たい
ロリでも大人でも
前回の「ナルマヨとセーラー服」が評判良かったので調子に乗って第2弾を作ってみた。
今のブームは検事なのにマヨスイッチ全開で悪いね。
やはり例えワンシーンでも再び姿が見れて、久しぶりにエンジン全開になったみたいだ。
以下
注意事項
*成歩堂(26)×真宵(19)
*時間軸は逆転のレシピの数日後。
*折角なので「ナルマヨとセーラー服(
>>496)」と繋がる世界にしてみた。
*3年の月日が経過し成歩堂の変態とS気に磨きが掛かったので、爽やかな彼が好きな人は要注意。
*のわりに真宵の体型はそこまで変わっていない(鬼)
*トレビアンの制服の追加設定は捏造設定です。
*ただのエロ小説なのにめちゃくちゃ長い。
「…お子様か…」
「どうしたの?」
「…なんでもない…」
来客用ソファーに座りながら、資料の整理を手伝っていた真宵が一言つぶやいた。
最近真宵は少し元気がない。しかし成歩堂には一体何が原因なのか分らなかった。
あえて言うならば最近、真宵の好きなみそラーメンを食べに行っていないぐらいか…。
しかし、みそラーメンが食べたいのであればそういえばいいだけの事だから、それが原因では無いだろう。
「…真宵ちゃん…最近元気ないね…」
「そ!…そんな事ないよ!!…元気だよ!!」
「…………ほらやっぱり嘘付いてる…」
「……うう…なるほどくんの癖に…」
成歩堂はソファーに移動し、真宵の隣に座った。
成歩堂がたずねてみると、案の定、空元気に真宵は嘘を付いた。
真宵が本当に悩んでいる時は、誰にもその事を言わず自分の中だけで解決しようとしてしまう性格である事位は成歩堂も知っている。
「…ぼくが何かした?」
「…なるほどくんは関係ないよ…」
「うーん…じゃあ霊媒師の事?」
「…それも違うよ…」
「…じゃあ…みそラーメンが恋しい…とか?」
「………」
真宵は尋ねても答えてくれなかった。…成歩堂はその事にはもう触れない事にした。
しかし、真宵にはいつもの様に元気になって貰わないと調子が狂うのも事実…。
成歩堂はどうしたものかと思ったが、ふと真宵を見ると、とある事件の資料を恨めしそうな目で凝視しているのに気が付いた。
その事件は先日解決した、なんともふざけた事件だった。
悪趣味な店で発生した毒殺事件で、似ても似つかぬ紛い物が出てきたりと、今まで以上に強烈な人物が出てくる強烈な事件だった。
しかし、珍しくその事件は完全に真宵とは無関係だった。何故その事件の資料を見て、真宵が落ち込むのか…。
(…そういえば)
…そこでふと成歩堂はさっき真宵が呟いた一言を思い出した。
情報を整理し、今まで鍛え上げて来た法廷術を応用し、成歩堂は1つの結論にたどり着いた。
***
「ただいまー!…真宵ちゃん!……お土産だよ〜」
「わー!!…何かな何かな??………て!…何よこれぇ〜!!」
「トレビアンの制服だよ!」
「…そんなの言われなくても分るよ……なんで、これがお土産なわけぇ〜」
「…まーまー…真宵ちゃん…それ着てみてよ…」
「………」
真宵は急に黙った…。どうやら成歩堂の推理は的中した様だった。
「…大丈夫だよ…ぼくは『お子様』だなんて言わないから…」
「!」
「真宵ちゃんのその格好…ぼくは好きだったよ?…だからぼくに見せてくれないかな??」
「な…なるほどくん…」
「依頼者に会いに行った帰りに、ホンドボーさんに頼んで一式借りて来たんだ…さ、真宵ちゃん着てみてよ…!!」
成歩堂は真宵と視線を合わせて、微笑みながらそう答えた。
真宵が落ち込んでいた理由…それはこの制服を着ていた時に言われた一言だった。
アンミラの制服は女性の胸を強調するように作られているのだが、どうやら真宵の幼い体型だとその効力が十分に発揮されなかった様だ。
ウェイトレス姿の真宵を見た老人が「お子様だ」と真宵に向かってはき捨てた。
その後、あんなに楽しそうにウェイトレスの仕事をしていた真宵が、あっさりと辞めてしまった事は、成歩堂にとって少しひっかかる点であった。
「……本当に、言わない?」
「…ぼく、真宵ちゃんがその格好してた時、一応褒めたはずだけど…?」
「そ…そうだったね…じゃあ着てくる!!」
真宵は嬉しそうに、トレビアンの制服が一式入った紙袋を抱えて、仮眠室へ向かった。
「やれやれ…」と成歩堂は1つの小さな事件を解決し、ゆったりと来客用のソファーに座った。
成歩堂は煎れ立てのお茶をすすりながら、先日の真宵のウェイトレス姿を思い出し、ニヤニヤと邪な笑みを浮かべた。
確かに真宵の子供っぽい体型に、大人の女性の身体を強調するあの制服は背伸びして見えたかもしれない。
しかし、元気な笑顔の真宵にオレンジ色のあの制服は大変映えており、成歩堂には一際輝いて見えたのだった。
「…なるほどくーん!!…着たよー!!」
「お!」
真宵は先ほどの落ち込み具合が嘘の様に元気にあの制服を着て現れた。
成歩堂は湯飲みを机に置いて、真宵のウェイトレス姿に視線を移した。
「うん!…やっぱりよく似合うよ!!…霊媒師やめちまいなよ!」
「…霊媒師はやめないけど…とっても嬉しい!!」
「そいつは良かった…真宵ちゃんが元気ないと事務所が寂しくなっちまうしな…!」
「…けど……これだけじゃないんだよね……」
「え?」
真宵は再び表情を暗くした。
成歩堂はこれで解決したと思っていただけに驚いた。
真宵は黙ったまま、成歩堂の座るソファーの隣に座って、ゆっくりと話した…。
「…あたしね…なるほどのくんの役に…また立てなかったなって思って…だって…結局、お姉ちゃんが情報を引き出してくれた訳だし…」
「けど、霊媒してくれたじゃないか…」
「…そういう問題じゃないんだよ…うう…なるほどくんには分らないよ…この複雑な乙女心が…」
「乙女心ねぇ…」
成歩堂は真宵の乙女心とやらが理解出来なかった。
しかし、役に立つことが出来なかったという事で落ち込んでいたのは確かで…真宵の健気な姿に成歩堂は胸を打たれた。
…と同時に、成歩堂はとある事を思いつき、口元に不敵な笑みを浮かべた。
それは先ほどまでの、純粋な心配りではなく、全く持って不純なものであった。
「じゃあ…ぼくの役にたつ?…真宵ちゃんにしか出来ない方法で!」
「え?…そ、そんな事あるの…?」
「うんあるよ…!」
「なになに??…肩叩きとか??」
「まぁ…言ってみればそうだね…場所は違うけど」
「よーし!じゃあ…真宵ちゃん頑張っちゃうよ!!…どこを解せばいいのかな?」
「こ・こ・!」
「………うぇ!?」
真宵はあまりの急展開に、驚きの声すら出せず、思考を停止してしまった。
成歩堂が笑顔で示す「解して欲しい場所」…そこは、肩や腰ではなく…股間であった。しかもかなり膨らんでいる。
「いやぁ…前に真宵ちゃんのその姿を見てさ思ったんだよねぇ…」
「………」
「…ご主人様とメイドっていうの?…あれ1度やってみたかったんだよね…」
「………」
「さ!…真宵ちゃん!!…ご主人様に御奉仕してよ…!!」
「えええええええええええ!!!!!!」
真宵はやっと自分の置かれている状況が理解できた。
…さっきまでとても爽やかに自分に微笑んでくれていた成歩堂が…何故、急にセクハラ発言を…。
少々混乱している真宵にお構いなく、にこにこと満面の笑顔で成歩堂は真宵の肩を掴み、ソファーから立たせて自分の脚と脚の間に座らせた。
「うう…なんでこーなるの??…しかもウェイトレスとメイドって違うんじゃないかな?」
「真宵ちゃんは細かいなぁ…もっと本質を見ないと!」
「それは、あたしの台詞だよ!」
「まーまー…フェラは何回かしてるじゃないか…」
「…そういう問題じゃないよ…そ、そうだ…お客さん来るかもしれないよ?」
「もう事務所の鍵は閉まってるよ」
「い、いつの間に!?」
「流れに合わせてゆっくり…て計画だったけど…思ったより早くに事が運んで良かった良かった!」
「よ、良くないよ!」
真宵を元気付ける…という行動に嘘は無い様だったが、わざわざ一式借りてくるという手の込んだこの行為の裏側には、こんな企みがあったのだった。
「…うう…」
「さ、真宵ちゃん…」
「…ほ、本当に、あたし…役に立つ?」
「何言ってるんだよ…真宵ちゃんにしか出来ない事…だろ??」
成歩堂のペースに乗せられている感があるが…どうやら真宵の「成歩堂の役に立ちたい」という気持ちは本物だったようだ。
真宵はそっと成歩堂の青いズボンを手に取り、ごそごそとジッパーを外し…そそり立つソレを取り出した。
「…ご…ご主人様…」
「…なあに?…真宵ちゃん?」
「ご…ご奉仕…お疲れでしょうから…ご奉仕しますね…」
「…よろしくね……く…あぁ…」
「むふ…はう…」
真宵は自身の口で成歩堂を解きほぐし始めた。
来客用の高価なソファーにどっかりと座った成歩堂の間で、ちょこんと跪きご奉仕する真宵の姿は、まさに「ご主人様とメイド」だった。
真宵は両手で支えるように成歩堂の付け根を持ち、口に含んで舌で舐る様に刺激した。
真宵の小さな口に、大きな成歩堂は全て収まらないが、真宵は出来るだけ奥まで咥え、ご主人様の期待に答えようと頑張った。
「く…は…はぁ…気持ち…いいよ…真宵ちゃ…はぁ…」
「む…はう…く…むう…」
最初は戸惑った真宵であったが徐々に手馴れて行き、舌をねっとりと動かしていく。
包むように舌で舐り、吸うように口内を動かす、付け根を持った手でくにくにと揉んでやれば、成歩堂は熱いため息を漏らした。
真宵の唾液と成歩堂の先走りで、口内が潤い、真宵の手解きがだんだんと滑らかになって行く。
成歩堂の背筋にゾクゾクとした快感が走り、思わず仰け反った。
「はぁ…ん…ああ…」
「くん…む…」
成歩堂は快感で思わず出る喘ぎ声を抑えるべく、手の甲を口に押しやった。
呼吸も徐々に荒くなって行き、肩を大きく動かした。
成歩堂は真宵を見る。真宵はこの行為に熱中しており、同様に呼吸が荒い。
その動きと呼吸によって、自然と真宵の声が漏れその響きが成歩堂を刺激する。
自身の気持ちよさを真宵に伝えようと、もう片方の手を真宵の頭に持って行き、優しく撫でた。
すると、真宵がそれに気が付き顔を上げた。
恍惚とした愛する人の顔を確認して、真宵は微笑んだ。
成歩堂のソコは、とても大きくて熱い。見た目もグロテスクで、口に含むと特有のエグみがある。
それらに慣れたと言えば嘘になってしまうが、真宵はこの行為自体にはそれほど抵抗はなかった。
寧ろ、常に成歩堂のペースに乗せられてしまう真宵からしてみれば、主導権を握る事の出来る唯一の行為がコレなのだ。
ご主人様とメイドというシチュエーションであるならば、ご奉仕する側つまり主導権は常に自分にあるのではないのか。
その事に気が付いた真宵の瞳に、悪戯っ子の様な輝きが点った。
「はぁ…はぁ…ま…真宵ちゃ…もう…そろそろ…」
「むふ…はう…」
成歩堂の限界に気が付き、真宵は口に含んだソレを離そうとした…。
しかし、そうしようとした時に、がっちりと成歩堂の大きな手で頭を鷲掴みにされてしまった。
真宵は成歩堂の突然の行動に驚き、成歩堂の顔を見た。
そこにあった成歩堂の顔は、先ほどの恍惚とした表情と違い、まるで法廷で穴を見つけ突きつけようとしている時の鋭い眼光であった。
「…ま…真宵ちゃんは…ぼくのメイドさんなんだから…ん…ご主人様のミルクは全て飲んでね…」
「!?」
真宵の頭を鷲掴みにした成歩堂は、身体を屈め真宵の耳元で囁いた。
真宵の行為自体には反応している為、呼吸は荒いが言っている事は何やら鬼畜だ。
途中まで主導権を握って居たのは自分だった筈なのに…いつの間にやら成歩堂の手により「逆転」されていた。
真宵はまさに証言がボロボロに崩れていく証人の気分であった。
涙目で成歩堂に「それだけは」と訴えるが、成歩堂はさらに真宵に追い討ちを掛けた。
「その制服…借り物なんだ…分るよね?」
…前にセーラー服で行為を行い精液で汚してしまい…クリーニングのお世話になった事があった。
店員に「ノリ状の粘着物が付着していますね」と言われ、真宵はかなり恥ずかしい思いをしたのだった。
真宵は諦めてご主人様の命令に従う事にした。
「…真宵ちゃん…出すよ…」
「くんん!!…ごふっ…」
成歩堂は真宵が素直になった事を確認し、真宵の小さな口にあふれんばかりの熱い欲望を吐き出した。
真宵は涙を零しながら、勢い良く飛び出てくるソレを飲み込んで行った。
ミルクなどと称されているが、味はそれとは程遠くとても苦い。
口内に広がる異臭、喉を通る生暖かいねっとりとした感触に、真宵は背筋を凍らせた。
「…はぁ…はぁ…」
「ううう…けふっ…」
真宵は全てを飲み干したが、口内はにちゃにちゃとした後味が残るわ、お腹の中は違和感で吐き気がするわで気分は最悪だった。
口を洗わないと…そう思い喉を押さえ立ち上がろうとした真宵は、よろめいて成歩堂の逞しい腕の中にダイブした。
「大丈夫?…真宵ちゃん…??」
「けふっ…ひっく…ひどいよ…うう…気持ち悪いよぅ…」
泣き出した真宵を見て、流石に可哀相な事をしたと思った成歩堂は、真宵が落ち着くまで背中をさすった。
机に置いてあるお茶を飲ませて、口の中の違和感を取り除いてやった…。
落ち着いた真宵はまるで借りて来た猫の様に、大人しく成歩堂の腕の中で丸まっていた。
「…はう…ぐすっ…」
「…もう大丈夫?」
「……………気持ちよかった?…なるほどくん?」
「…え?……そ、そりゃあもう!サイコーだよ!」
「………だったら…許してあげる…」
真宵は少しすねた表情をしながら、成歩堂にそう言った。
怒られるだろうと思っていただけに、成歩堂は少し拍子抜けした。
いじらしい事を言う真宵に、ただただ愛おしさがこみ上げてくるのだった。
成歩堂は腕の中に居る真宵の、額、瞼、鼻、頬と順番に軽いキスを落として、そのまま唇に重ねた。
「ふ…ん…はぁ…」
「…む…なるほど…く…はう…」
そのままゆっくりと舌を絡めて行くと、真宵は行為で熱い息を零しとろんとした表情に変わっていく。
骨ばった手でスカートの中に手を滑り込ませ、柔らかい太股をさする。
それだけで真宵は背筋を震わせて成歩堂の与える熱に犯されて行った。
成歩堂は身体の力が抜けた真宵をそのまま横抱きにして移動した。
「な…なるほどく…?」
「…こうしたら…制服でも大丈夫…かな?」
「はう…けど…ここは…」
そのまま仮眠室へ行くと思っていた真宵は戸惑った。
成歩堂が連れて来た場所は、日頃業務で成歩堂が使用しているデスクの上だったのだ。
成歩堂はデスクの上に散らかる書類を軽く手で除けて、そこに真宵をうつぶせに乗せた。
必然的に、お尻を成歩堂に突き出した体制になった。
スカートは元々短かったが、この体勢のせいでずり上がり、白く柔らかそうな太股が露になる。
真宵は背が低い為、床に足が届かず不安そうにぶらぶらとさせていた。
「…これだと、胸触れないけど…まぁ仕方ないか…」
「はうう…恥ずかしいよう…下ろしてよう…」
「お…そういえば…真宵ちゃん今日は何色なの??」
「!?」
真宵はそこでとある事に気が付いた。
成歩堂はそのまま屈んで、短いオレンジ色のスカートをめくろうと手を伸ばした。
しかし、真宵は今までの熱に浮かされた状態から急に覚醒し、勢い良く両手でスカートを押さえた。
あまりの俊敏な真宵の行動に、成歩堂は目を丸くした。
「…だ!…だめ!…見ちゃだめ!!」
「…な、なんだよ急に…ひょっとして…とのさまん柄とか?…だったら予定の内だよ…」
「ち、違う!…けどだめ!!…恥ずかしいからだめなの!!…あ…あたし、用事を思い出した!…ちょっと出かけて来るよ…」
「お…おい!?…なに言い出すんだよ…!!…ご主人様の欲求はまだ残ってるんだぞ!」
「は…はなしてよ〜!!」
真宵は慌ててデスクを下り様とした。
勿論そのまま事を運ぼうとしていた成歩堂は、デスクの上で暴れる真宵の腰を掴み、逃がさないようにする。机の資料がばさばさと落ちた。
大柄な成歩堂の力に到底適う筈がないのに、真宵は必死に無駄な抵抗をする。
急に意味不明な言動をし出した真宵に対し、成歩堂は徐々にいらいらし出す。
すると自分の手の中で、勝てる筈もないのに抵抗してくる小さな真宵を見て、成歩堂の中でぷっつんと何かの線が切れた。
「…生意気に…だったらこうしてやる…!!」
「や!!…な…それだけは…い!痛い痛い痛い〜〜」
「ご主人様に逆らった罰だ!!」
「はううう!!!!」
成歩堂は怒りに任せて、真宵の腕を掴み後ろに持っていき、片手で全体重掛けて固定した。
そのままもう片方の手でネクタイを外し、真宵の両腕を縛った。
成歩堂に縛りの技術は無いので、ただ両腕を後ろで固結びで固定しただけであるが、真宵にとってそれは拘束と同様の効力を示した。
腕を固定されてしまった真宵は、それだけの事なのに一気に大人しくなった…。
「…ふう…もう大人しくしてくれよ…」
「はうう…な、なるほどくん…解いてよ…」
「…とか何とか言って、真宵ちゃん本当は縛られてちょっと興奮してるだろ…」
「し、してないよ!!」
「…そう?…ぼくはなんかムラムラしてきた…」
「へ…変態!!なるほどくん変態だよ!!」
「真宵ちゃんがいやらしいからだよ…」
「はううう!!…さ、触らないで…んはぁ…」
成歩堂は身動きの取れない真宵を見て、優越感に浸りそれが徐々に興奮へと変わって行くのが分った。
S気…もとい成歩堂は調子に乗るとどんどんと大胆な行動を取っていく性分なので、勝ち誇った笑みを浮かべながら真宵のむき出しになった両方の太股をさすった。
骨ばった手が真宵の白い太股の裏側を這いずり回る…そのまま上へ進んで小ぶりな尻を撫で回した。
成歩堂のいやらしい手つきにあわせて、宙ぶらりんになった足が小刻みに動いた。
そして真宵の下着を今度こそ見る為、成歩堂は勢い良くスカートを捲った。
「でぇえええええええええええええええ!!!!!!」
「うううう…」
先ほどの強気な姿勢は何処へ行ったのか…成歩堂は間抜けな声を上げ、白目を向いてそのままひっくり返った。
真宵はパンツというよりパンティーと呼ぶに相応しい、黒地で薔薇模様のレースをあしらった過激な下着をはいていたのだ。
これとは180度違う下着を想像していた成歩堂は、自分の斜め上を行く展開に腰を抜かし目を白黒させていた。
しかし、皮肉な事に腰を抜かしたが為に、スカートを持ち上げなくとも真宵のスカートの中が丸見えになり、成歩堂の視線が釘付けになる。
真宵は顔を真っ赤にし、脚をばたつかせ見せないように努力するが、光沢のある生地で出来ているその下着は真宵の動きによって尻とその下の筋の形までくっきりと映した。
成歩堂は半ば放心状態であったが、自身の鼻から何か液体が垂れて来た事に気が付きはっと我に返った。それを手で拭い、勢い良く立ち上がった。
「ま…まままま…真宵ちゃ…!!!!」
「はううう〜〜…み、見ちゃだめええええ!!!!」
「どどどどどどどうしたのコレ!?…な…何があったの!?…ななな悩みでもあるのかい!?」
「ち、違うよう〜ホンドボーさんが…トレビアンが…」
「……え?…て事は…これも制服…の一部なの?」
「…う…うん…」
制服を一式貸してくれと言われ、トレビアン店主はご丁寧に本当に一式貸してくれたようだ。
しかも真宵はこの後こんな事になるとは思って居なかったので、興味本位で大人っぽい下着を試着しそのまま制服を着たのだった。
短いスカートをはいていれば、例えば料理を机に置く時の動作等で、スカートから過激な下着がちらりと見えるだろう…と成歩堂は推理した。
そういえば、あの鳩のじいさんの証言を聞いて、
おいおい何でこのじいさん、ウェイトレスの後姿を鮮明に記憶する程凝視していやがるんだ、リボンマニアなのか…と思っていたのだが、これで謎が解けたのだった。
「…て真宵ちゃん…まさかこの格好で接客したの?」
「ううん…あの日はお客さん来なかったよ…なるほどくんに料理運んだだけで…」
「そ…そうか…ならいいんだ…」
糸鋸刑事がこの事実を知ったらなんて思うだろう…成歩堂は少し苦い気分になったが、自分の彼女はいやらしい眼差しの被害に遭って居なかった様なので胸を撫で下ろした。
と同時に…成歩堂は1つの可能性に気が付いた。
「…ねぇ…真宵ちゃん…」
「?」
「ひょっとして…上にもお揃いのヤツ付けてるんじゃないの?」
「!!!?????」
ガラガラガラガラ…勢い良く現れたそれは……サイコ・ロックだった。さながらピンクのサイコ・ロックとでも言うべきか。
真宵は付けて居ないと主張するが…自身が送った勾玉のせいで成歩堂には完全に嘘がばれてしまっている…。
再び成歩堂は、先ほどの調子が戻って来たらしい。不敵な笑みをしながら、真宵のピンクのサイコ・ロックを外しに掛かった。
成歩堂は真宵の身体をくるりと回し仰向けにした。
真宵は腕を縛られているので、仰向けにされて身体が反り返ってしまい少し苦しそうに顔を歪める。
しかしお構いなしに、ピンクのサイコ・ロック、もとい胸に付いた赤いリボンと制服のボタンを外した。
真宵は暴れるが、何の意味もない。
「だ!だめええ!!…なるほどくんやめてええ〜!!」
「…さっきは驚いちまったけど…こんな姿この先10年見られるか分らないし……やっぱり黒か…」
「はううう…」
予想通り、真宵は上下ともにお揃いの過激な下着を身に着けていた。
真宵が上下にそれらを身に付けて、どきどきしながら姿見の前でセクシーポーズを取る姿が、成歩堂の脳裏を過ぎった。
真宵はあまりの恥ずかしさに目に涙を浮かべ、顔と露にされた胸元を真っ赤にした。
「ううう…」
「…真宵ちゃん…可愛いよ…」
「あううう…」
「…ちょっと…サイズが大きいみたいだね…」
「い…言わないでよぉ…あ!…引っ張らないで…!!」
真宵の身に着けている下着はトップもアンダーもサイズが合っていなかった。
成歩堂は悪戯っ子の様な笑みを浮かべながら、身体と下着の間に出来た隙間に指を入れて、くいくいと引っ張った。
真宵は後ろ手に縛られ、なんの抵抗も出来ず自身の下着姿を晒されてしまう。
短いスカートはさっき暴れた事であがったままになり、胸元と同様に黒の下着が見えている。
真宵の幼い顔と体型に色気のある下着はなんともミスマッチで、
肌蹴たウェイトレスの衣装から、真宵のきめ細かな白い肌と過激なデザインの黒の下着が見え隠れする姿は、とても淫らだった。
成歩堂の全身を舐め回す様な視線に耐えられなくなり、真宵は赤い顔を背けた。
こんな痴態を見られるぐらいなら、全裸になった方がマシだと真宵は思った。
「…こ…こいつは…」
「な…なるほどくん…もう見ないでよぅ…」
真宵の訴えは聞いて貰えず、成歩堂は真宵の姿を視姦し続ける…。
身体の奥から、見られているという快感が沸き起こり、触れられても居ないのにじわじわと熱が沸き起こる。
真宵の呼吸が荒くなり、熱に浮かされて行くと真宵の晒された胸が強調され、まるで誘っている様に見えてくる。
成歩堂はごくりとつばを飲み込むと、吸い込まれるかのように真宵に手を伸ばした。
制服の中に手を滑り込ませ、くびれ、肋骨のラインを触りながら真宵の小ぶりな胸に行き着いた。
「はうう…なるほどく…はぁ…熱いよう…」
「真宵ちゃん…ん…いやらしいよ」
「はぁ…苦し…い」
身に着けている下着はサイズが合っていないため、簡単にずり上がった。
首筋、鎖骨に舌を這わせ、そのまま両手で真宵の胸を揉みしだく。
そのままゆっくりと、すでに硬く主張しているソコに舌を移動させ絡め取る様に舐った。
後ろ手に縛られた真宵は身体の自由が利かず、体から沸き起こる刺激に対応出来ずにもぞもぞと動く。
2つのふくらみを、片方は成歩堂の大きな口と、片方は骨ばった手で刺激をすれば、真宵の身体はいつも以上に過敏な反応を示した。
「はぁ…はぁ…はう…」
「真宵ちゃん…はぁ…苦しい?…そろそろ体勢を戻そうか…」
真宵は成歩堂の刺激により身体の力が抜けてしまい、脚の置き場が無い為に海老反りの様な体勢になっていた。
成歩堂は真宵の身体を反転させうつ伏せた。
身体の下敷きになっていた細い腕は赤くなっており、縛られている所は軽くうっ血していた。
成歩堂は痛々しそうな真宵の腕を、そっと撫でた。
真宵の身体は、そんな成歩堂の労わる行為にすら、過敏に反応した。
成歩堂はそのまま身体を屈めて、突き出された下肢に視線を送った。
真宵のそこは既に熱い蜜で下着の色を変えていた。
成歩堂はまるで蜜をしゃぶるかの様に、黒い下着越しから舌で其処を執拗に舐め回した。
真宵の蜜と成歩堂の唾液でそこは更に汚れ、物欲しそうにひくひくと動いた。
「はうう…はぁ…なるほどく…もうだめ…は、早く…」
「そう…焦るなよ…」
素直に自分を求めてくると、逆に焦らしたくなって来る…成歩堂の天邪鬼な部分に火が付いた。
成歩堂はその場に跪き、舐め回す舌を横に移動させ、真宵の白い尻を舐め、太股の裏側を通り膝裏に辿り着いた。
日頃の体位ではそれらの場所には届かない為、未開発な場所を開拓するかの様に膝裏を舌で隅々まで舐め回した。
宙に浮いた真宵の細い脚は、成歩堂の舌の動きに合わせてびくびくと動いた。
そろそろ自身の余裕も底を尽きて来て、成歩堂はポケットに忍ばせていた避妊具を取り出した。
「はあ…はうう…なるほどくん…はぁ…」
「……んよし……じゃぁ…そろそろ………と言いたいところだけど…」
「?」
「ちょっと忘れてたけど……折角だし…ご主人様におねだりしてみてよ…」
「ええ!?…や、やだよぅ…」
「…ぼくさ…3年も一緒だと…真宵ちゃんの事分って来たんだよね…
真宵ちゃんて嫌だ嫌だって言ってる割に、嬉しそうにぼくの言う事ちゃんと聞いてくれるんだよね…」
「う…嬉しくなんて…それにいつもなるほどくんが意地悪な事ばかり…」
「いやぁ…日ごろは小生意気なのに、こういう時は素直に言う事聞いてくれるからさ…つい可愛くて意地悪しちまうんだよな!」
「うう…なるほどくんの癖に…」
「…さぁ…おねだりしてよ…」
「くうぅ…はあ…だ…だめ…ああ…」
「だめじゃないだろ…?」
成歩堂はまるで犯人を追い詰めるかのような黒い眼差しで真宵を捕らえた。
耳元で吐息が掛かるように囁きながら、蜜でぐっしょりと濡れた下着に手を入れた。
両手を共に下着の中に入れ、前と後ろ両方からわざと粘着音を立たせながら刺激した。
真宵の身体はとうに限界を超えており、成歩堂の指を早く中に入れて欲しいと自ら腰を動かした。
しかしそれに素直に答えてくれる程、成歩堂も優しくは無い。そのまま真宵のおねだりをこの耳で聞くまでこの悪戯は続いた。
花びらと昂った芯に指を這わせると、止め処なく蜜が零れた。
真宵は自由にならない身体をぷるぷると震わせる。…折れたのは当然真宵の方だった…。
「な…はぁ…なるほどく…ん…」
「なあに?」
「…は…早く…はぁ…あたし…もう…」
「……ご主人様…だろう?…いけない子だねぇ…」
「はあ!…くぅ…はああ…だ…だめ…ああ…」
「ほーら…」
「はうう…ご…ご主人様…はぁ…早く…下さい…はう…ご主人様が…欲しいよぉ…」
真宵は涙を零し顔を赤くしながらご主人様におねだりした。
あまりにも真宵の反応が楽しいので、もう少しこの悪戯を続けたい気分もあったが、真宵への加虐心もそろそろ満足して来た。
成歩堂はスッキリとした爽やかな笑顔を浮かべ、一気に真宵を貫いた。
真宵はやっと来た快感に身を震わせ、体を大きく反り返らせた。
「はあああああ!!!!!」
「く…はぁ…締め付けやがって…はぁ…」
「はっ…はあ…あああ…」
「…ふう…いやらしいメイドさんだよ…はぁ…」
真宵のそこは、熱く太い成歩堂を、涎を垂らしながら我武者羅に頬張った。
デスクにうつ伏せにされ後ろ手に縛られた体勢で、真宵は身体の刺激を持て余し、いつも以上の強烈な快感が襲った。
真宵は自身の快楽に全身を支配される。
目を虚ろにさせ、口から熱い息を吐きながら、ただただ成歩堂の与える刺激の虜となった。
「ああ…はああ…あああ…ああ!!…あう…」
「はぁ…く…ま…よいちゃ…中…すごいよ…」
「はああ!…だめ!…そんな…ら…乱暴に…あああ!!!」
「はあ…だめ…なんだ…勢いが止まらなくて…ああ…」
真宵の身体は、日頃の成歩堂の懸命な水遣りのおかげで、すっかり成歩堂の形に開花されていた。
まるで刀に鞘が収まるかのように、2人は1つになる。
成歩堂自身この体勢で行為を行うのは初めてで、両足で踏ん張り真宵の細い腰を掴み、背筋を反り返らせて無我夢中で腰を動かした。
立ったままの挿入は力の加減が難しく、真宵の中の蜜も合さり、まるで叩きつける様に奥まで貫き、一気に引き抜いた。
真宵は自身に迫り来る、乱暴で荒々しい快感に目からは大粒の涙を、上下の口からは涎が垂れ、床とデスクにぽたぽたと滴り落ちる。
宙ぶらりんになった下肢は、変に力が入った状態で硬直し、びくんびくんと成歩堂が入ってくる度に動いた。
「ああ…だめ…あああ…もう…あああ…」
「真宵ちゃ…ぼくも…はぁ…」
「ああ!!…あああ…ああああ!!!」
「くっ…はああぁあ!!」
互いに背中を大きく反り返らせ、視界が一気に真っ白になった。
成歩堂は身体の力が抜けて、真宵の上に覆いかぶさる。真宵が押しつぶされる前に腕を付いた。
2人は荒く呼吸をする。
真宵はまだ大きな波が抜け切って居ない様で、成歩堂の下で小刻みに震えていた。
「はあはあ…く…はあ…ま、真宵ちゃん…だ…大丈夫…?」
「あ…は…はう…は…」
「はあ…はあ…気持ちよかっ…たよ…」
そう言って成歩堂は真宵の首筋にキスをした。
真宵がそれに気が付いたのかは不明だが、その後真宵の力がゆっくりと抜けて行き…そのまま意識を失った。
成歩堂は息を整え、額に浮かぶ大粒の汗を拭った。
真宵はデスクにうつ伏せになり、蜜を垂れ流しながら気絶していた。
その姿があまりにも哀れで、成歩堂は急いで真宵の姿を整えた。
勢いで結んだネクタイはとても固く、手で外す事が困難だったので、デスクに転がるはさみを使用した。
そのまま優しく真宵を横抱きにして、仮眠室に連れて行く。
ベッドに寝かして真宵の寝顔を見た。
真宵の白い頬には髪の毛の跡が赤く付いていた。
先ほどの色っぽさは消えうせ、真宵の寝顔はとても幼く天使の様な無垢なものだった。
「さっきまで…あんなに色っぽかったのに…」
成歩堂は愛おしそうに真宵の頬を撫でた。
真宵と身体を重ねるようになって3年、真宵の身体は徐々に大人らしい丸みを帯びたものに成長してきた。
初めて抱いた頃は、まだまだ青さばかりが目立っており、本当にその内警察のお世話になるのではないかとさえ思った。
「お子様」などと言われているが、真宵の成長は成歩堂が日々この手で確認をしているのだ。
このアダルトな下着が真宵の体に似合う時が、遠からずやってくるだろう。
彼女がこれからも自分の腕の中で美しく輝いてくれる事を願いながら、成歩堂はそっと真宵の額にキスをした。
そのままベッドに入って真宵の小さな身体を抱きしめながら、成歩堂は真宵に続いて夢の世界に行くのだった。
「おやすみ…真宵ちゃん…」
成歩堂の見る夢は、美しく成長した真宵の姿だった。
終わりです。最後まで読んでくれてありがとう御座います。
光源氏ってひょっとしてこういうのを言うのかな?
他のシリーズにも手を出したいが、そろそろ就活しないといけないんで、現実の世界に戻るよ…orz
にしても俺の書くなるほど太もも触り過ぎだろww
エロいな…!
しみじみと言わせてもらうけど
いや本当
エロいな…!!
小説なのにいい目の保養っつーか
まざまざと映像が浮かんだよ
いやー眼福眼福!
GJGJありがとう!!
就活に疲れたら
気分転換にまた来てつかぁさい
ぜひ!w
いいじゃないか太もも触るなるほどくん、実にエロイよ!
まさにけしからんもっとやれって言葉が似合うと思うぜw
ご主人様とメイド、教師と生徒ときたら今度はナースあたりはどうだろうかwとか思ってサーセン
GJすぎてニヤニヤとまらん!
ナルマヨ乙っこ
幸せそうだなあ。俺だったら絶対手放したくないわ
ドクター成歩堂の巨大注射ですか 分かりません
グッジョーブ
次は巫女みこナースにしようぜ!
543 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:07:36 ID:jtTIYFzS
いいぞ!もっとやれぇえええ!!
544 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:18:01 ID:2yx9TRf7
ナルマヨ沢山GJGJGJGJGJ
けしからんもっとやれ
もっとやってしまえええ
くそっナルホドめ…
なんて羨ましい
ミツミクを書きたいのにシチュが思い浮かばん・・・。
このっ、無能な頭め!
>>547 二人で閉じ込められているとき、
もしくはひさしぶりに再会してから・・・とかしか思い浮かばんw
鼻水を拭いたヒラヒラで今度は別のものを拭いてやれば(ry
550 :
美雲×御剣:2009/06/26(金) 04:46:35 ID:Tk2xH2ZE
考えてみたが…
「アハハッ!”ヌオオオオ”だって、おっかしい!」
…誰だ!人の努力を笑うは!
声のした方角を見上げると少女が窓際に立っていた。鳥のように舞い下りた。
「誰だ、誘拐犯か?」
「誘拐?やだなあ、わたしはそんなケチなシゴトしないよ、わたしが狙うものはもっと大きな”モノ”だよ」
少女は御剣を品定めするようにじろじろ見て、その視線の先に御剣はなぜか
こんなか弱い少女相手に”危機”というのもを感じたのだった。
その上彼女はかつて世間を騒がせた「ヤタガラス」を名乗り御剣はさらに混乱する。
「あ、本名は一条美雲っていうんだけどね。ミクモちゃんです。よろしくね。」
いかん、状況がつかめなくなってきた。
「聞きたいことは山のようにあるのだが…まずはこのロープを解いてほしい。」
「んん〜どうしようかな?もうちょっと必死な顔ケンブツしたかったけど」
「…………」
「そんなに睨まないでくださいよ!」
美雲は御剣に駆け寄る。ロープを解いてくれるのかと思えば、彼女の手は御剣の思いもよらぬ場所に伸びた。
「ちょっ、ちょっとまて!」
「ホイホイっと、ハイ!」
彼女の仕事は迅速かつ確実でだった、ズボンのチャックを下ろし手際よく御剣の一物を取り出す。
「な、な、な、なにやってるんだ!私はロープを解いてくれと、こんな」
「まあまあ、まずは溜まったものを出しちゃわないと!」
はむっと美雲はためらいもなく御剣のモノをいきなり根元からくわえ込み、舌先で先端部分まで舐め上げる。
唐突な刺激に御剣は、うめく声すらでなかったが、徐々に驚きは快楽に変化していった。
多忙な毎日で恋人を作っている暇もない、かといって御剣は一夜限りの商売女を抱けない真面目な男である。
性欲は自分で処理するのが常だったが、ここ数日は更に忙しすぎてそれどころじゃない。
射精は恥ずかしいくらいにすぐに訪れた。
「あらら、意外。随分早いんだね」
「……」
文章書くの得意じゃないんで誰かこんな感じで書いてくれ。。。
書けてんじゃんw
いいじゃんそんな感じでもっと書いちゃいなyo
>>550 積極的だなミクモw
早漏ミツは回数で勝負するしかw
いいぞもっとやry
553 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 19:06:55 ID:3oAdd6yq
どこのサイトでもまだミツミクはないか・・・。
誰か書いて下さいwwwシチュは問いませんぜ。
ミツメイをkr
ニコニコに上がってるフルボイスで逆転裁判っていう動画の作者が童貞ナルホドの小説書いたってマジか…
>>555 mjdk
童貞ナルホドのやつかなり好きだけどまさかあの人だったとは・・・
童貞なるほどってどれ?
こういう話は止めようよ
ガセネタだったらどうすんだ
というか、別に誰が何してたっていいじゃないか。
空気読まずに、試しに書いてみた狼×シーナ投下
初なんで不手際があったらすまぬ
・短い
・エロくない
・一回プレイしただけの為、口調etcが怪しい
そんなんで良ければどぞ↓↓
◇◇
「…なあ、シーナ」
「………なんだ、ロウ」
自身のデスクに張り付き、事件の資料を整理していたシーナが、後ろのソファーに寝そべったまま声をかけてきた狼へ返事を返したのは、たっぷり10秒後だった。
「なあ……」
しかしシーナは振り向く事はせず、手を休める気配も無い。
「シーナ、おーい」
「……」
「シーイーナー」
「…ロウ、……うるさい」
しつこく呼び掛けてくる狼に、シーナは溜め息をひとつ吐いて手を止めた。
「お、シーナ、溜め息なんか吐いて…疲れたんだろ?少し休めよ」
「ロウ、急ぎの資料だと急かしたのは誰だ?」
「う、……俺?」
「わかっているなら邪魔をするな」
そう一蹴して、再び作業を開始するシーナ。
そのつれない後ろ姿を穴が開くほどに見つめながら、狼はクゥン…と叱られた犬の様な情けない声を上げた。
―――それから15分程経って作業を終えたシーナ。
書類を束ねながら後ろを振り返った彼女が見たのは、ソファーに転がったまま寝息を立てている狼の姿だった。
大人しく待っている内に睡魔に襲われたのだろうか。
近頃は事件続きでゆっくり寝る間も無かったから、無理もないのかもしれない。
シーナはやれやれとでも言いたげな表情を浮かべると静かに立ち上がり、ソファーへと歩み寄る。
近付いて見下ろした寝顔はどこか幼く見えて、シーナは僅かに笑んだ。
本当ならすぐにでも書類に目を通してもらわなければならないのだが、ほんの5分程度なら寝かせておいてもこの後のスケジュールに支障は無い。
そう結論を出したシーナは、ソファーの背もたれにかけてあった狼のジャケットを取り、持ち主の上半身にかけようとして、止まった。
眠っていた筈の狼が、目を開けたのだ。
「…起きていたのか」
手首を捕らえられても、シーナは表情ひとつ変えない。
狼が上半身を起こして、捕らえた手首に唇を付けても、眉ひとつ動かさなかった。
「普通に呼んだって、振り向いてくれねぇだろ?」
「忙しかったからな」
「…仕事の事じゃねぇよ…シーナ」
捕らえたままの手首を引くと、シーナは抵抗も無く狼の腕の中へと収まった。
つーかさ、ちょっと前に思ったんだけどさ。
特定の作品を誉めちぎったり、
「これぞ○○!!」とかレスてる人がいたんだけど、
確かに素晴らしい作品だし絶賛する気持ちもわかるけど、
持ち上げ過ぎて、無意識の内に他の作品と比較とも取れるレスになってて
あれは他の書き手が良い気しないと思う。
なんつーか、もうちょっと考えたGJの付け方しようぜ…。
リロってなかった。超すまん。
鼻をくすぐるシーナの匂い。
彼女の愛用している香水の名前を、狼は知らない。ただ、割と好きな匂いである事だけは確かだった。
「いつになったら…上司としてじゃなく男として俺を見てくれるんだよ」
「…さあな」
「シーナぁ……」
つれない反応に、がっくりと肩を落とす狼。しかし最近は冷たくあしらわれる事にすっかり慣れてしまった為、その程度ではめげなくなっていた。
「シーナ…」
耳元に唇を寄せて、名を呼ぶ声は狼にとっては精一杯の甘いもの。
同時にシーナの華奢な腰に腕を回して、スリットから覗く白い太ももをそろそろと撫でてみたのだが…。
「ウォォォンッ!?」
たったひと撫ですら終わらない内に手の甲をキツくつねられた狼は、そのあまりの痛みに手を離さざるを得ず。
うっすら涙目になりながらシーナを睨み付けたものの、絶対零度の冷たい眼光に睨み返されてしまい、「アォォォン…」と情けない声を出す事しか出来ないのだった……。
◇◇
軽くあしらわれてる狼ばかり想像してしまう…ヘタレですまぬ
ワロタ
これからウォオンとかアォォンとか見るたびに吹くかもしれんw
児ポ法が通ったら、初々しい17歳頃の真宵やロリ冥、
それに春美・みぬき・まことの幼女連中絡みのSSがダメになることに気付いた…。
なんかwikiがつながらない
567 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 06:41:33 ID:ePbIyJKM
いつの間にか狼がヘタレキャラになっている件ww
まぁ力関係的にシーナの方が強くなるのは仕方ないか・・・。
シーナのほうが積極的なイメージだなww
アンアン言わされてるのも好きだけどw
犯罪者としての素顔を隠して、国際捜査官やってた
シーナの方が一枚も二枚も上手だからなあ。
ロウは良家のボンボンっぽいから
ああ見えて意外とウブかもしれないしw
シ「なんだ子供の作り方も知らんのか」
浪「だ、だって逮捕学にそんなの載ってなかったもん!><」
こうですねわかります
なんだその可愛い子犬はwww
誰か保健体育の教科書でも渡してやれよw
>>571 ちょwwおまww
ま、でも極端に言っちゃえばそういう事なんだよなw
シーナに食われるロウも
葛に食われるロウもおいしいです
でもロウに食われるシーナも読みたいです
>>571 狼家の御家断絶をちょっと本気で心配してしまったw
でも実際は国に本妻愛人合わせて1ダースくらいいそうだけど
577 :
美雲×御剣:2009/06/27(土) 21:14:20 ID:jt3L/B1n
適当ですが
>>550の続き
美雲は口の中に出されたものを戸惑いもせず、ゴクリと飲み込み、さらに御剣の一物を丁寧にペロペロと舐めて綺麗にした。
だらりと力なくしたものが再び熱を取り戻してしまう、御剣は焦った。少女は明らかに18歳以下に見えた。
若作りしてて実は二十歳を超えているとありがたいのだが、一連の行動は手馴れてるように見えても
ビクビクと震える舌で彼女が初心者である事を示していた。
ただ行動に躊躇い、迷いがない、勢いと本能が彼女をそうさせているようだった。
「わたしも気持ちよくなりたいなあ」
美雲は身に着けているベストやその中のシャツも、これから自宅の風呂に入るかのようにポイポイと床に脱ぎ捨て
上半身だけ裸になると、御剣の頬を両手で包みチュウと口付けた。
御剣は室内の柱に縛りつけられていて、この状態ではたとえ相手が少女であっても抵抗することができない。
ただ彼女のキスを受け入れるしかなかった。
美雲はディープキスの仕方は知らないらしく唇を強く重ねるだけだったが、キスに満足すると
状態をずらし、御剣の口元に乳首を差し出した。
「おっぱい舐めてよ」
なぜ私がそのようなことを、御剣がそう口を開きかけるのを見計らって美雲は自分の胸を押し付けた。
御剣の口に小さな突起が入ってくる。甘い、今まで味わったことのない、少女の味だった。
「ミツルギさん…っあ、ん、舐めて、舐めて、わたしを」
御剣は自分が何をしているのかわからなくなってきた。
舌を動かせば少女の喘ぎが響く、頭をかき抱かれて髪の毛が彼女の細い指が絡みつく。
一度彼女の拘束が解けたかと思えば、次はもう片方の乳房を押し付けてきた。
理性がどこかにいってしまう、こんなことをしている場合ではないのだ。
一刻も早くここを抜け出し、事件を解決しなければ、しかし限界だった。
本能が呼び覚まされる、一時の感情に流されてこの少女と交わりたい。
578 :
美雲×御剣2:2009/06/27(土) 21:16:26 ID:jt3L/B1n
「ちんちん、またおっきくなってきましたね?」
美雲の手が一物をなでた、先ほどよりも硬度を増していた。
美雲はそれをいじりながら暫く何か思案していた。次のステップに移るのにはさすがに躊躇いを感じるのか、
このまま終わってくれればと思った矢先に、彼女はスカートをたくしあげパンツを脱ぎ捨てる。
決心はついたようだった。まずい。
「キ、キミはいくつだ?」
「?17歳ですよ」
「では、これ以上はダメだ…私を犯罪者にする気か?」
「犯罪者?ミツルギさんは何もしてないじゃないですか」
「未成年者とこのような事をするのは犯罪だ」
「わたしのほうがえっちなことしてるのに?」
「……子供が性に興味を持つのは仕方ないことだ」
「ミツルギさん…っ」
しまった…。と御剣は思った。「子供」という単語は更に彼女を煽るだけの結果になった。
美雲は御剣に抱きつくとまたキスを求めた。もう彼女の目に迷いはなかった。
自分の性器に御剣のものをあてがうとそのまま一気に下半身沈めてきた。
「あっあああああ」
「あ、よせ…!」
やはり初めてだ。美雲は苦痛に顔を歪めたながらも最奥に御剣が入り込むまでひざを落としてくる。
初めての身体は御剣をキツク締め付けてくる。気が狂うほど。
「ミツルギさん…わたし子供じゃないんだから」
「くそ…っ」
「だから、動いて」
「ああ、動いてやる。初めてなのだろうが、優しくはできない、後悔はするなよ…」
「後悔なんてしない、決めてたんです。わたしの初めては”お兄さん”って」
「!?」
一時間ほど経過した。
美雲は身なりを整えると拘束していたロープを外し、御剣はようやく開放された。
久しぶりの情交と今までの疲労がどっと押し寄せてきて、御剣は暫く動けなかった。
「さあ、ここからでましょう!」
美雲は何事もなかったかのようにすたすたと、室内にあったドアに向かった。
なにやらガチャガチャと格闘している、カギがかかっているらしい。
「あれ?きいてないよ〜」
御剣に明るく笑いかける。
もはや先ほどまで目に涙を浮かべ突き上げられて、悶えていた娘とは別人で御剣は頭を抱えた。
私は夢を見ていたのだろうか?
いっそその方がよかった、しかし彼女との関係はこれきりではなく、更に深い記憶を辿ることになった。
実はシーナに対して本気なのに「愛人の一人になるか?」とかいってまるで本気にされずに流されてる師父を今受信した
シーナは死刑を免れないのかな。
運良く司法取引が成立したとして終身刑で一生塀の中で
更に運が良ければ特赦が下って釈放の可能性もありってとこか。
前途が明るいとは言い難いカップルは切ない。
この二人はそういう湿っぽさがあまりないから却って寂しさを感じる。
>>550 ありがとう。
それにしても4話と3話が繋がってるとは思えないくらい
3話の最初は、いかにも初対面な感じだったね。
ミクモがお子様時と変わったってことかな?
でもヤタガラスで分かりそうだけど。
ミツミク投下
「検事」から一年後という設定。
ではどうぞ
その日の夜、御剣はひどく酔っていた。
成歩堂から急に呼ばれて行った彼の事務所でさんざ酒を飲まされたのだ。
「ぬぅ・・・、頭が・・・。」
元来酒はあまり強くない御剣は重い足を引きずるように帰路に着いていた。
「ミーツールーギーすぁーんっ!」
ふと後ろから少女の声がした。
聞き覚えのある声に御剣は振り向く。
「あー、やっぱりミツルギすぁん(さん)だぁ。」
「ミクモ君ではないか・・・。どうしたのだ、こんな時間に。」
「そういうミツルギすぁんこそぉ、今帰りですかぁ。」
美雲はふらふらと御剣に近づいていく。
そこで御剣はやっと気づいた、彼女が普通ではないと。
顔も真っ赤だし、息がひどくアルコール臭い。
「ミクモ君、まさか君は酒を飲んだのではあるまいな?」
「えぇだってぇ、私ももう大学生ですよぉぉ。」
あの一連の事件から約一年が経ち、美雲は都内の大学に進学していた。
確かに、大学に上がればサークルなどに入って酒を飲むということも、不思議ではなかろう。
御剣は、だがそこは泥酔していても法曹界の関係者であった。
「しかし君はまで未成年であろう。まだ酒を飲んでもいい歳ではないぞ。」
「もー、御剣さんは頭固いなぁ。
ミツルギすぁんは大学のときはしょういう体験しなかったんですかぁ・・・?」
「私はその頃はもうロースクールに通っていたからそのようなアレとは無縁だったのだが・・・。
普通の大学生というのはみんなこういうものなのか?」
「そぉぉーですよぉー・・・。」
その場で二三、話のやり取りをしたが、美雲をどうにかして家に帰さなくてはなるまい、と御剣は考えた。
幸い美雲の一人暮らしのアパートは御剣の自宅から徒歩5・6分程度で着く程度である。
「さて、今日はもう遅い。早く家に帰りなさい。
幸い君の家は私の家から近い。送り届けてあげよう。」
「はぁい。・・・あ、泊っていきます?」
「ム、それは断る・・・。」
「えー遠慮になくていいのにぃ・・・。」
やれやれと思いつつ御剣は美雲に肩を貸しながら彼女の家にむかうのであった。
がちゃりと音が鳴った。
中に入るなり美雲は廊下にべたりと座り込んで動かなくなってしまった。
「ちょっ・・・、ミクモ君。そこに座り込んでもどうしようもないだろう。」
「うぅーん・・・、だって頭痛いんだもん・・・。気持ち悪いよぅ・・・。」
「全く・・・。酒の飲みすぎだ。それは。」
御剣自身酒の飲みすぎでひどく頭痛に悩まされているので、人のことは言えないということはある。
だが今は美雲をはやく寝かすことが重要である。
「ミクモ君、ほら起きて、布団で寝るんだ。」
「もう立ちたくないぃ・・・。運んでぇ・・・。寝室しってるでしょぉ?」
「そんなことはいってもだな・・・。」
御剣は以前糸鋸刑事と共に美雲の引越しの手伝いをしているので、美雲の家の部屋の配置は知ってはいる。
流石にもう早めに帰った方がいいようなしてきた御剣だが。いかんせん美雲が今の場所から”てこ”でも動そうにない。
仕方がないので御剣は、多少強引にでも彼女を寝室に運ぼうとした。
「仕方あるまい。大人しくしていろよ。」
「えっ・・・。何を・・・。
え、ちょっと、待って下さいよ・・・!」
美雲が驚くのも無理はなかった。
御剣は今、美雲の肩の辺りと太ももの辺りを抱えている。
所謂お姫様抱っこと呼ばれるものである。
「ちょ・・・ちょっと、降ろして・・・!」
「君が自分自身で動かないなら仕方ないだろう。
ならば自分で動くかね?」
「うう・・・。」
恥ずかしそうにしている美雲を余所に、御剣は至って冷静に物事をはこんでいた(つもりでいた)。
寝室のドアはゆっくりと開いた。
御剣はベッドに着くと美雲をゆっくりと降ろした。
「あ、ああ有難うございます。
え、えぇと・・・。オヤスミナサイッ!」
美雲はそういって一旦横になった。
しかし、美雲の顔を見つめたまま、今度は御剣が動かなくなってしまった。
「も、もうなんなんですか!?
私の顔に何か付いてます?」
美雲は上半身だけ起こし御剣を睨んだ。
御剣は――――美雲の左頬に右手を添えた。
「な・・・!?///////
何なんですか一体?冗談はよしてください!」
「いや・・・、冗談ではなく君は美しい。」
「な・・・、いきなり何を言い出すんですか!おかしいですよ、もうっ」
「いや、おかしくなんかない。」
御剣は右手をそのまま美雲の顎に伸ばし、彼女の頭を指へ軽く押し上げる。
そして自身の顔を美雲の顔に近付ける。
「・・・!?」
美雲にとっては衝撃であった。
いつも冷静沈着な御剣が今日はどうしてしまったのだろう。
外で会った時にはまだいつもの彼らしさが残っていた。
思えば自分を寝室に運ぶ途中だったのだろうか。彼の中の”漢”が表出化したのは。
唇は静かに、ゆっくりと重なった。
美雲はこの時間がひどくゆっくりに思えた。一生続くような錯覚さえおぼえた。
いや、それだけではなかった。
御剣は舌を強引に美雲の口内に進入したのだ。
「ん・・・、んん・・・っ。」
美雲は御剣の肩を叩くがそれ以上の抵抗はしない。
そもそも美雲はキスをされる前にもっと抵抗できたはずなのだ。
それをあえてしなかったのはただ単に美雲が酔っているだけなのか、それとも。
「抵抗しないのだな。」
顔を離した御剣は美雲の上着に手をかけながらそういった
「ミツルギさん・・・。」
自分の中で決心がついたのか、美雲は御剣の首に両手を回し、今度は自ら御剣にキスを求めた。
「んっ、くちゅ・・・。」
部屋内に唾液のいやらしい水音が響く。
御剣が上着の最後のボタンを外すと、ピンク色の下着が露になった。
美雲のまだ発育中の乳房は、手にちょうど収まる大きさであった。
「ミツルギさん・・・、恥ずかしいよ・・・。」
「大丈夫だ。」
御剣はブラジャーのフロントホックを外し、乳房を手で鷲掴みにし、揉み始めた。
親指で乳首を弄る。
「んん・・・///、イヤ、ミツルギさんっ・・・。」
御剣はは美雲の乳首を今度は口で弄り始めた。
乳首を弄っていた右手を美雲の太ももへ伸ばし、ミニスカートの中へ。
まるでその感触を楽しむように触った。
美雲の太ももはそれに反応して一気に固くなる。
「ミクモ君、初めてかね?」
「あ、当たり前ですっ!」
「そうか、その割にはもう充分に濡れているではないか。」
「そ、そんなこと・・・。」
美雲の膣はピンク色の下着を通してじっとりと濡れていた。
御剣は早速下着を脱がしにかかる。
「え・・・、その、やるんですか?やっぱり・・・。」
「いやなら止めるが?」
御剣は意地悪に美雲から離れようとした。
すると美雲が御剣の首に回した両手に力を入れる。
「イヤ、です・・・。止めないで・・・。」
御剣は恥ずかしそうに顔を赤らめ下を向く美雲に少し興奮をおぼえつつ、今度は下着を完全に脱がした。
御剣は、濡れてはいるがまだ初々しい綺麗なピンク色の美雲の膣を、まじまじと見つめた。
「ミ、ミツルギさん・・・。」
美雲は恥ずかしそうに顔を赤らめていたが。すぐに自らの脚を広げ、御剣を受け入れる準備をした。
「ミクモ君・・・。」
御剣はベルトを緩めるとズボンと下着を下げて、自らの性器を取り出した。
そしてそのまま美雲の膣の入り口へとあてがう。
「ミクモ君、入れるぞ?」
「は、はいっ・・・!」
御剣は、これから来るであろう痛みに耐えようと歯を食いしばっている美雲に興奮しつつも、陰茎を一気に膣内に差し込んだ。
「イヤァァァァッ!い、痛いぃ・・・!」
「大丈夫か、ミクモ君!」
「だ、大丈夫ですから・・・、続けて・・・!」
「う、ウム・・・。」
陰茎を奥まですっぽりと膣に入れた御剣は、再び美雲と舌を絡めあった。
そして腰をゆっくりと動かし始める。
「んんっ・・・、あっ、いやぁっ・・・!」
「ミクモ君、大丈夫か?」
「ぁんっ、大丈夫、ですぅ・・・!キモチィ・・・!」
御剣の腰は少しずつ速くなっていった。ベッドのギシギシと軋む音も大きくなる。
「ん・・・んん・・・!んあぁ・・!ミツルギさぁん・・・!」
「クっ・・・!ミクモ君、いくぞ・・・!」
「いやあぁぁぁぁ・・・!」
2人がビクッと大きく波打ったとき。
美雲は体の中に熱い何かが入り込んでくるのを、薄れゆく意識の中で感じていた
―――
――
―
「大丈夫か、ミクモ君?」
「ん、うぅん・・・。」
美雲が目覚めてすぐ、御剣は美雲の上半身を起こし尋ねた。
泥酔して理性も失っていたとはいえ、少女の体の中で射精してしまったことに対する罪悪感からであった。
美雲は大粒の涙で泣き始めた。
「う・・・、うぐっ、ひっく・・・!ひどいですよミツルギさん!
何もその・・・、中で出さなくたって・・・・!」
「うむ・・・、すまない・・・。」
「その・・・、妊娠しちゃったらどうするんですか!」
「すまなかった・・・。」
「責任とってくださいよっ!」
「う、うむ・・・。」
「子供は二人欲しいですっ!」
「うむ・・・。
ちょっと待ちたまえ。なぜ今そんなことを言うのだ?」
「ふふ、冗談ですよ。ミツルギさんにならしょうがないかなって・・・。
それに一昨日生理きたばっかだから妊娠もないですって。たぶん。」
美雲は零れる涙をり拭き取りながら無理やり笑って見せた。
「それならいいのだが・・・。しかし本当にすまなかった・・・。」
「大丈夫ですって!言ったでしょ?ミツルギさんにならしょうがないかなって。」
「ミクモ君・・・。」
御剣は少し微笑んで美雲の髪を撫でた。
美雲も甘えるように御剣の胸に収まった。
「今夜は二人で寝ましょうね。」
「うむ。もう一度がないという保障はできんがな。」
「うっ、うーん。それは困るかなぁ。」
意地悪く笑う御剣に美雲は苦笑いを浮かべた。
「冗談だ。さぁ、今日はもう遅い。早く寝よう。」
「はい、おやすみなさい、御剣さん。」
そうやって2人はもう一度唇を重ねてからベッドに身を沈めた。
明日仕事がなければいいのに、と御剣はらしからぬことを思いながらねむりにつくのであった。
完
以上ですめっさ文書くの下手ですんません・・・。
ではお粗末さまでした。
おおおミツミクきた!!GJ!
子供は二人欲しいって美雲かわいいw
>>587 ミツミクあざーっす!!ww
真宵の「御剣検事」に対し美雲の「御剣さん」というわずかな呼称の違いでも興奮しますw
ミツマヨの時は御剣がリードして進展させるパターンが主(と個人的に思うの)でしたが、
ミツミクの場合はお互いにカマかけながら進んでいくというのが個人的にはツボですねww
正直読み返してみると最初の一声から御剣の暴走行為まで美雲には計算済みだったような気がしますw
美雲は将来的に検察事務官となって御剣の補佐をしてくれるのが個人的な理想ですね。
なんというエリートカップルw
なんかみっくーものほうが積極的なイメージがあるんだよな
触発されて御剣も…ってかんじ
////を使う人、4,5年ぶりくらいに見た
>>589 イトノコさんの大事な仕事とっちゃ(w
大泥棒にならないなら、真実追求する新聞記者(死語?)
なんてのもあるのかもしれない。
探偵とかでも捜査に毎回まきこまれてそう・・・
どうやら美雲な流れのようなので、便乗して、以前から書き進めていた美雲×イトノコを投下してみます。
必要以上に長い上まだ書きかけなので、途中までになりますが。続きは追々。
・ 美雲(17)、イトノコ(32)
・ エロ有り(今回の投下では入れませんが)
・ 「燃え上がる逆転」の数日後
・ 逆転検事のラスボス及びその他についてネタバレ
・ 作中で言及していない設定も含む
逆転検事をクリアした後、美雲が可愛すぎたために居ても立ってもいられなくなり、その勢いのままに書いたものです。
エロパロはおろか自作の小説を公衆の面前で晒すのすら(ほぼ)初めてなので、
色々と至らない点もあると思いますが、お楽しみいただければ幸いです。
所轄署から大通りに沿って南へ、徒歩20分。
まるで「ボロアパート」を絵に描いたようなその住宅地の一室に、彼は住んでいる。
糸鋸圭介・・・所轄署勤務、殺人事件・初動捜査担当。32歳の刑事だ。
「う〜ん・・・」
窓から漏れ出る陽の光を受けて、彼は布団から這い出る。
右手で頭をバリバリと掻くと、枕元に置いていた時計を手に取り、時間を確認した。・・・11時30分。
彼にしては、やけに遅い起床だが・・・まだ寝足りないらしく、再び布団をかぶってしまった。
「折角の休みッスからねぇ・・・さてと、もう一眠りするッス」
昨夜は仕事が長引き、帰宅が深夜になってしまった。
それ故、今糸鋸を襲う睡眠欲はなかなかに強烈で、抗う気も起こらなかったので、彼は素直にそれに従う。
・・・しかし、結局、それが満たされることはない。
彼が布団にもぐりこんですぐ、外から階段を騒々しく上がってくる音が聞こえてきた。
1,2,3,4・・・歩数を数えると、階段の段数の半分だ。どうやら、1段飛ばしで駆け上がっているらしい。
足音は糸鋸の部屋の前で止まり、次いでノックの音が聞こえてくる。
(・・・誰ッスか?こんな朝早くに・・・)
彼はしぶしぶながらもう一度布団から這い出ると、頬を数回叩き、眠気に支配された頭を揺り起こした。
おぼつかない足取りでドアの前に向かう。
「どなたッスか?」
「あ、ノコちゃん?あたし。ミクモちゃんです!」
「へ?」
予想外の来客に、糸鋸はつい間の抜けた声を出してしまった。
もちろん顔は見えないが、ドアの向こうの声は間違いなくその名乗りの通りである。
「み、ミクモちゃんッスか?今着替えるッスから、ちょっと待ってるッス」
「ん、分かった」
了承を得て、糸鋸はすぐに着替えを始めた。
一条美雲。7年前・・・「第2のKG-8号事件」と呼ばれた事件の裁判の最中、裁判所で出会った少女。
糸鋸にとっては歳の離れた親友であり、天才検事・御剣怜侍の助手の座を取り合った、小さなライバルでもあった。
・・・のだが、数日前、密輸組織のボスであるカーネイジ・オンレッドの裁判の後・・・
美雲は御剣・糸鋸とは袂を分かち、それ以来二人は会っていなかったのだ。
一応、糸鋸も「いつか帰ってくるだろう」とは薄々思っていたが、
まさかこんなに早くその日が訪れるとは・・・と、内心、驚きを禁じえないようだ。
「さ、入って良いッスよ」
「はーい」
糸鋸が言い終わるのとほぼ同時に、美雲はドアをガチャリと開ける。
そこには、前に会ったときと全く変わらない、ピンクの唐草模様の服と、真っ黒なマフラーを身につけた、「大ドロボウ」の少女がいた。
相変わらずの無邪気な笑みを浮かべ、右手を頭の横に上げて、糸鋸に挨拶をする。
「ヤッホー、ノコちゃん!」
「いやー、ビックリしたッス。何で自分の家の場所が分かったッスか?」
糸鋸は満面の笑みで美雲を迎え入れる。
もちろん、何故こんなに早く帰ってきたのかと疑問もあったが、いきなり聞くのも野暮だと思い、とりあえず口には出さなかった。
「前にね、ミツルギさんに聞いたんだよ。メゾン・ド・なんとかっていうアパートに住んでるって」
「なるほど、そッスか・・・ま、とりあえず上がるッス」
「うん!」
美雲はブーツを脱ぎ、玄関口に揃えて置くと、部屋へと上がりこんだ。
「お邪魔しまーす。あ、意外と片付いてるんだね」
「ハッハッハ。寝食関係以外何にも無いッスから、散らかりようがないッス!」
自慢なのかどうか良く分からない糸鋸の台詞を尻目に、美雲は部屋をキョロキョロと部屋を見回していた。
四畳一間のその部屋は糸鋸の言うとおりほとんど何も無いが、布団一枚だけで部屋の半分近くが埋まってしまっている。
「うーん、確かに・・・さすがのあたしでも、これじゃ何にも盗みようが無いよ」
「窓を開けたまま寝れるのは、ビンボー人の特権ッス!・・・ま、常時開きっぱなしみたいなものッスけど」
糸鋸は南側のガラス戸・・・だったのであろう場所を指差した。
ダンボールをガムテープで貼り付けてふさがれたその窓からは、隙間風が容赦なく入り込んでくる。
「うわ、ホントだ!何でガラスが・・・」
「最初っから割れてたッス。家賃のあまりの安さにつられて入居したッスけど、冬場はハッキリ言って地獄ッス」
「ちゃんとしたガラス買えば良いのに・・・あ、そうだ。今度ここに入るときには、ここからコッソリ入ってみようかな」
「それはカンベンッス・・・このダンボールを破かれたら、もう補修する材料が無いッス」
糸鋸は電気をつけ、部屋を明るくすると、座布団を1枚敷き、自分は布団の上に座った。
それにつられて、美雲も座布団に座る。
「ノコちゃんって、あのコート着てないとちょっと印象変わるね。ネクタイも締めてないし」
「そッスか?自分ではあんまり変わったように思えないッスけど」
「あと、耳にエンピツも挟んでないしね」
「うーん、それは関係ないと思うッス・・・あ、そうそう。お茶でも飲むッスか?」
「お、気が利くね、ノコちゃん!ちょうど喉かわいてたんだ」
「じゃ、ちょっと待つッスよ」
糸鋸は戸棚から茶筒と急須を取り出すと、茶葉を少しずつ急須に入れた。
茶筒の底をトントンと叩き、微妙な量の調節をする。
「そういえばノコちゃん、ここってトイレは?」
「1階に共同のトイレがあるッス。部屋にはないッス」
「それじゃ、お風呂なんかは・・・」
「そんなモノが付いた部屋に住む余裕があったら、まずソーメン生活から脱出するッス!」
「・・・ノコちゃん、ホントにちゃんと給料貰ってるの?」
「モチロンッス!・・・まぁ、額は人には言えないッスけどね・・・」
糸鋸はコンロに置いてあったやかんのフタをこじ開けると、中に水をため始めた。
流しの前に立つ糸鋸の大きい背中を、美雲はじっと見つめる。
しばらく見ていると、何か決心をした様子で、美雲はうん、と頷いた。
「あ、あのね、ノコちゃん。ちょっと、話があるんだけど」
「ん?何ッスか?改まって」
美雲は視線を下にやり、突然口調を変えて言った。
その様子に糸鋸は何か「事情」を感じ取り、やかんをさっさと火にかけると、布団の上に座る。
・・・もしかすると、早々に戻ってきた理由について話すのかもしれない。と思い、糸鋸は少し身構えた。
「その・・・話っていうのは、ついさっきのことなんだけどね」
美雲はモジモジした様子で、中々話を進めようとしない。
「あたし、実は・・・あの日から今日まで、ずっとこの辺りで寝泊りしてたの。ノコちゃんやミツルギさんのいる場所からすぐに離れちゃうのは、なんか寂しい気がして・・・気持ちの整理をつけてから、この街を出ようと思ってたの」
「ふんふん。それで・・・どうして、ウチに来たッスか?」
「えっと・・・・わ、笑わないでね」
よほど恥ずかしいような事情でもあったのか、美雲は念押ししてから「話」を始めた。
「さっき、ちょっとトイレに寄ったの」
「へ?トイレッスか?」
「うん。・・・その。そこで、ちょっと、サイフを置き忘れちゃって」
両手の人差し指をくっつけ、頬を赤く染めて話す美雲。
糸鋸はポカーンとした表情で聞いている。
「で、それに気付いて、取りに行ったんだけど・・・もう、無くなってて」
「え。・・・つまり、盗まれたッスか?サイフを」
「・・・・・」
あえて直接には言っていなかったことを糸鋸にストレートに言われ、美雲は手で真っ赤な顔を覆った。
「大ドロボウ」としては、サイフをどこの誰かも知らない者に盗まれるなど、あってはならない失態だと思っているのだろう。
「だから、その・・・おかあさんに、お金を送ってもらえるように頼んだんだけど・・・明日まではかかるらしくて。それで、どうしようもなくなったから・・・」
「なるほど。それでウチに来たッスか?」
「・・・うん。あ、もちろん、寝床はあたしで何とかできるから。ただ、ちょっとだけ、ゆっくりさせてもらえれば」
美雲は笑顔を作ると、手を横に振り、慌ててそう付け足した。
その様子が、糸鋸には不自然に感じられたらしい。彼は自分のあごひげをさわりながら、美雲に問いた。
「泊まる場所のアテなんて、どこかあるッスか?」
「・・・う。いや、それは無いんだけど・・・」
珍しく糸鋸の洞察が当たり、美雲は言葉に詰まる。
どうやら、あまり世話になるのも悪いと感じ、遠慮していたらしい。
糸鋸はひざ立ちになると、美雲の肩に両手を乗せた。
「ミクモちゃん、自分に気なんか遣わなくて良いッスよ。1日や2日ぐらい、気前良く泊めちゃうッス」
「・・・え?ウソ?いいの?」
「そりゃそッス。ミクモちゃんのピンチとあらば、助けないわけには行かないッス!」
糸鋸はハッハッハと笑うと、右の拳で胸をドンと叩いた。
「あ、ありがとう!ノコちゃん!」
美雲は座布団から腰を浮かすと、素早く糸鋸の胸へと抱きついた。
その勢いで糸鋸はバランスを崩し、転倒しかけるが、何とか体勢を保つ。
「いやいや、礼には及ばないッス。むしろこんな貧相な家に泊めて、申し訳ないぐらいッス」
糸鋸は美雲の背中をポンポンと叩き、そう言った。
どうやら謙遜でも何でもなく、本心からそう思っているらしい。
・・・と、この時、沸かしていたお湯が沸騰したらしく、無粋にも笛の音が鳴る。
可愛い話になる予感!
「ん、お湯が沸いたッスね。早速飲むッス」
「あ、うん」
やかんの注ぎ口のフタを開け、急須へとお湯を注ぎ込む。
流しの側から湯飲みを持ってくると、薄い緑色のお茶へと変わったそれを、チョロチョロと注いだ。
「はい、どうぞッス」
「ありがと・・・あれ?ノコちゃんは飲まないの?」
「生憎、湯飲みがそれ1つしか無いッス」
「・・・」
美雲は湯飲みを受け取ると、ふーふーと5,6度息を吹きかけ、十分に冷ましてから一口飲んだ。
隙間風によって冷え切った部屋のおかげで寒い思いをしていたらしく、美雲はホッと顔を緩ませる。
2口目も同じように、過剰なほど念入りに息を吹きかけ、飲む。それ以降も同様だった。
「・・・ミクモちゃん、もしかして猫舌ッスか?」
「え?・・・うーん、そうなのかな。お茶は好きなんだけどね」
湯飲みからは白い湯気が立ち、そう簡単には冷めそうもない。
これでは飲み終わるまでに少し時間がいるだろう、と糸鋸は思い、あくびを一つした。
その瞬間、突然、玄関に置かれた電話が鳴る。
「あ、電話ッス。ちょっと待ってるッス」
糸鋸は電話の元へ駆け寄ると、受話器を取り、耳に押し当てた。
「もしもし?・・・・え、課長ッスか?・・・・今から・・・はぁ。了解したッス」
用件は20秒ほどで済んだらしく、糸鋸はすぐに受話器を下ろし、美雲の元へ戻ってきた。
決して良い知らせではなかったらしく、その足取りは重く、肩はグッタリと落ちている。
「どうしたの?」
「刑事課の課長からだったッス。今すぐ所轄署まで来てほしいとのことッス」
「えー!今日、日曜日なのに?」
「参ったッスねぇ・・・・こんな時に限って」
糸鋸は深くため息をつくと、部屋の隅においていたネクタイを締め、愛用のコートを着た。
首を横に動かしコキコキと鳴らすと、玄関へ行き、靴を履く。
「じゃ、自分は行ってくるッス。いつ頃帰るかは分からないッスから、おヒルはソーメンでも食べててほしいッス」
「はーい。頑張ってね」
直後、バタン、と扉の閉まる音がした。
足音がどんどん遠ざかり、金属製の階段を下る音がやかましく聞こえたかと思うと、すぐに聞こえなくなる。
部屋の中は、あっという間に静寂に包まれた。
「うーん・・・帰ってくるまで、どうしてよっかな」
誰に言うでもなくそう呟くと、美雲は布団に横になり、天井の木目を眺め始めた。
「ふうー・・・まさか、こんなに遅くまでかかるとは思わなかったッス」
次に糸鋸はアパートへ戻ってきたのは、時計の短針が反対側へ移動した頃。
署に到着したあと、予想外に仕事が増えてしまい、こんな時間まで仕事をする羽目になったらしい。
アパートに続く上り坂を、息を切らしながら走っていく。
「ミクモちゃん、何してるッスかねぇ・・・」
アパートが目の前に見えても、糸鋸は足を止めなかった。
美雲をあまり待たせてはいけないと、大急ぎで階段を駆け上がる。
自分の部屋の前に立つと、乱れた呼吸を整え、部屋の中へ入った。
「ただいまッス・・・あれ?」
彼が部屋に入ったとき、中は完全に無音だった。
内心ちょっぴり期待していた、美雲の「おかえり」も聞こえてこない。
・・・見ると、美雲は布団の上で、眠りに落ちてしまっていた。
退屈をもてあましていたのだろう・・・スースーと寝息を立てて、熟睡している。
「いつの間にか眠っちゃってたッスねぇ・・・」
糸鋸はまるで娘を見る父親のような目で美雲の寝顔を見つめた。
当然ながら、美雲は彼の存在には微塵も気付かず、ただ寝息を立てるばかり。
糸鋸は美雲の肩をトントンと叩き、起こそうと試みる。
「ん・・・んん・・・・」
苦しそうに寝返りを打ち、美雲は糸鋸の手から逃れようとした。
これぐらいでは起きないなと思い、糸鋸は美雲の体を揺する。
「ミクモちゃん!起きるッスよ!」
「・・・んー・・・・え、あれ・・・?ここって・・・・」
重たい瞼を開け、美雲は眠りから覚醒した。
それと同時に、勢い良く頭を持ち上げ、キョロキョロと辺りを見回す。
「・・・そっか。寝てたんだ、あたし」
「そッス。・・・どうかしたッスか?」
眠りから覚めた美雲の表情は、どことなく寂しげに見えた。
何かあったのだろうかと、糸鋸は美雲に問いかける。
「・・・夢を見てたの。あたしの、お父さんの夢」
「お父さん?・・・あ」
彼女の言の意味に気付き、糸鋸は口に手を当てた。
「・・・お父さんがまだ、生きてた頃の夢」
美雲は糸鋸から目を逸らして、言った。
そう、彼女の父親・・・一条九郎は、7年前に死んでいる。二人が出会った法廷で、殺されているのだ。
数日前の、大使館で起こった別の事件の捜査で、その犯人は逮捕されたが・・・
それでも彼自身は、永遠に・・・帰ってくることはない。
「・・・やっぱり、まだ、寂しいッスか?」
「分かんない。・・・・でも、時々・・・・会いたくなる。お父さんに」
美雲は顔を伏せると、呟くようにして言った。
部屋の中を包む無音のなか、鼻をすする音が一つ、聞こえてくる。
「もう、どこにもいないのは、分かってるよ。・・・分かってるけど。・・・・会いたいのは、しょうがないもん・・・」
美雲は目を潤ませ、下唇をかみ締め・・・誤魔化しようも、処理しようもない感情に、ただ耐えていた。
胸が詰まるような思いを抱えながらも、彼女はこの7年間を生きてきたのだ。
・・・恐らく、今までも度々、この感情に襲われることはあったのだろう。
肉親の死というのは、そう簡単に立ち直れるものではない。
糸鋸自身もこれまでの、32年間の経験を通じ、そのことは重々理解していた。
「ご、ごめんね。いきなり、こんな話・・・」
「・・・・ミクモちゃん。顔を上げるッス」
「ん・・・・う、うん」
糸鋸に促され、美雲は目をゴシゴシと擦ると、伏せていた顔を上げ、糸鋸の顔を見た。
・・・その瞬間。糸鋸は美雲の頭を両腕でしっかりと支えると、自らの胸板に押し当てた。
「え・・・の、ノコちゃん・・・?」
突然のことに美雲は困惑し、目を丸くした。
糸鋸は美雲の背中に手を回すと、かたく彼女の身体を抱きしめた。
「・・・お父さんとの約束。今でもまだ、守ってたッスね」
子供をあやすような優しい声で、糸鋸は語りかけた。
「約束」。美雲が子供の頃にしていた、父との交換ノート・・・そこに書かれた、いくつかの約束のことだ。
「確か・・・・『知らない人には、涙を見せない』・・・だったッスね。・・・それなら、大丈夫ッス。ほら、自分はもう、ミクモちゃんにとって『知らない人』なんかじゃ無いッスから。いくらでも泣いて見せて、良いッスよ」
糸鋸の言葉の一つ一つが、美雲の心の弱い部分を刺激していた。目頭が熱くなるのを感じる。
今まで、誰にも打ち明けてこなかった、寂しさ。・・・それを分かち合ってくれる人間が、目の前にいる。
亡き父親のような温もりを持って、自分のことを抱きしめてくれているのだ。
・・・気がつくと、その瞳からは、大粒の涙がボロボロと零れ落ちていた。
「う・・・・うえっ・・・・・ふええええええん・・・・・!」
美雲は糸鋸の背中に手を回し、すがりつくような形で、泣き崩れた。
7年間・・・溜め込んできた寂しさを洗い流すように、涙が洪水のように溢れ出していく。
「お父さん・・・・ひくっ、お父さんっ・・・・・!」
しゃっくりに紛らせ、何度も父親を呼ぶ美雲。
かつての父の面影を思い出しているのか、はたまた、父の姿を糸鋸に投影しているのか。
みるみるうちに、糸鋸のシャツは美雲の涙で湿っていった。
(・・・ずっと、寂しかったッスね・・・)
・・・7年前。あの時も、美雲は今と同じように・・・法廷で泣いていた。
10歳になったばかりの女の子が、突然肉親を無くしたのだ。無理も無いだろう。
あの後、彼女は立ち直り、父親の死を受け入れたように見えていたが・・・
やはり、心の奥底には、まだ寂しさはあったのだろう。
美雲は、ずっとその感情と戦ってきたのだ。・・・・7年間、たった一人で。
そう考えると、よりいっそう、美雲への愛しさが込み上げてくる。
「う・・・っく、えうっ・・・・お父さ・・・っ、ぐすっ・・・・」
美雲の泣き声はいつの間にか下火になり、糸鋸を抱きしめる力も弱まっていた。
糸鋸は美雲を自分の両腕から解放させると、そのまま肩にその手を乗せ、言った。
「お風呂に入って、辛い事は一旦忘れるッス。一人っきりで向き合うのは、大変ッスからね・・・・気を取り直して、信頼できるようなヒトと、一緒に戦えば良いッスよ」
肩を抱き、美雲の目をまっすぐ見据えて、糸鋸は言う。
彼女の目は相変わらず潤んでいたが、最初に比べれば大分元気を取り戻していた。
腕を顔にゴシゴシと擦りつけ、びしょ濡れになっていた目の周りを拭うと、いつものような無邪気な笑顔を見せる。
「ありがとう、ノコちゃん・・・もう大丈夫」
その表情に安心したのか、糸鋸はホッと一息つくと、美雲の肩から手を離し、立ち上がった。
「それじゃ、お風呂に入りに・・・」
行くッス、と言うのを遮り、緊張の糸が切れた糸鋸の腹から、グーと空腹を知らせる音が鳴る。
そういえば、署でごく軽い昼食を取った以外、今日は何も食べていなかった・・・と、糸鋸は思い出した。
美雲はというと、呆気に取られたような表情をしている。
「・・・いや。やっぱり、ゴハンが先で良いッスかね・・・?」
バツが悪そうに頭を掻く糸鋸の姿に、美雲は心の奥底の何かが緩むのを感じた。自然と笑みがこぼれてくる。
「ノコちゃん、せっかくかっこよかったのに。今ので台無しだね」
「うう。面目無いッス・・・」
自然と、美雲の心から・・・寂しさは消えていた。
・・・かつて父親から受けたものと同じ愛情を、たった今感じたからかもしれない。
また一つ助けられたと、美雲は糸鋸に感謝しながらも・・・とりあえず二人で、夕食のソーメンを茹でるのだった。
とりあえず、今回の投下分はこれで終わりです。
こうして読み返してみると、イトノコが何かイトノコっぽくない気もするなぁ・・・
皆さんのほうで違和感がなければ良いんですけど。どうでしょうか。
さてと、大体ここまでで全文の5分の1くらいです。
まだ最後まで書き終えてはいないので、どれぐらいの長さになるかはハッキリしていないんですが・・・
大体、ワードで35ページぐらいになると予想してます。
近いうち、続きも必ず投下するので、今回の投下分を楽しんでいただけた方、首を長くして待っていて下されば幸いです。(次からが本番なので・・・)
それでは、失礼しました。
おっと、(7)がちょっと抜けてました。訂正します。
「ミクモちゃん。お風呂に入りに行くッス」
「・・・え?」
何の脈絡も無く、突然風呂に誘われ、美雲は困惑した表情を見せる。
糸鋸は美雲の肩をしっかりとつかむと、自分のほうへと引き寄せた。
「お風呂に入って、辛い事は一旦忘れるッス。一人っきりで向き合うのは、大変ッスからね・・・・気を取り直して、信頼できるようなヒトと、一緒に戦えば良いッスよ」
肩を抱き、美雲の目をまっすぐ見据えて、糸鋸は言う。
彼女の目は相変わらず潤んでいたが、最初に比べれば大分元気を取り戻していた。
腕を顔にゴシゴシと擦りつけ、びしょ濡れになっていた目の周りを拭うと、いつものような無邪気な笑顔を見せる。
「ありがとう、ノコちゃん・・・もう大丈夫」
その表情に安心したのか、糸鋸はホッと一息つくと、美雲の肩から手を離し、立ち上がった。
「それじゃ、お風呂に入りに・・・」
行くッス、と言うのを遮り、緊張の糸が切れた糸鋸の腹から、グーと空腹を知らせる音が鳴る。
そういえば、署でごく軽い昼食を取った以外、今日は何も食べていなかった・・・と、糸鋸は思い出した。
美雲はというと、呆気に取られたような表情をしている。
「・・・いや。やっぱり、ゴハンが先で良いッスかね・・・?」
バツが悪そうに頭を掻く糸鋸の姿に、美雲は心の奥底の何かが緩むのを感じた。自然と笑みがこぼれてくる。
「ノコちゃん、せっかくかっこよかったのに。今ので台無しだね」
「うう。面目無いッス・・・」
自然と、美雲の心から・・・寂しさは消えていた。
・・・かつて父親から受けたものと同じ愛情を、たった今感じたからかもしれない。
また一つ助けられたと、美雲は糸鋸に感謝しながらも・・・とりあえず二人で、夕食のソーメンを茹でるのだった。
ミクモかわいいよミクモ!
ミツミクもノコミクもいいな
ノコとミクモは可愛いカップルだなあ
ミツとミクモはカッコイイカップルか
いいところで終わってるから続きたのしみだ!!
606 :
エロ太郎:2009/06/28(日) 13:53:20 ID:MdNWJSmp
職人さんたちGJです!
楽しみで一日何回も見にきてしまう…。
若い頃からじりじりと無自覚に性感調教される
冥たんを想像して萌え萌えしています。
文書にまとめられたらなー。
な。妄想だったらいくらでも出来るんだけどな。
普段絵専門だから文章書ける人がうらやましいわ。
絵をうpしてもいいのよ
いくらなんでもそれは危険では…。
すごい嬉しいけどさw
特に個人サイトやってるような人は即バレするぞw
絵板、もっと盛り上がらないかなー
絵はどうしても好き嫌いの個人差が極端になってしまい批判厨の餌食となるので止めた方がいいと思われますね。
文+α(妄想とか妄想とか妄想とか...etc)で平和に楽しみましょうww
冥より美雲のほうが身長が高いと分かって美雲×冥の百合が読みたくなった
誤字脱字、あり得ない文法でなければ問題ない。
文章の才能なんて必要ない。
素人が書いてるのは読み手も理解してるし。
ナルマヨ、ミツメイとかならカップリング好きが多いから喜んでくれる。
と度々投下してる俺が言ってみる。
どんなカプが飛び出してくるのか、
分からないのが魅力でもあるな。
まさかパパメイに萌える日がくるとは思わなかったしw
本当、書き手の人、乙。
できれば同年代の女の子3人組で百合が見たいです
ホモ板はあるのに百合板はないんだな
あるよ
百合板はあるけど801板みたいに逆裁専用スレはないんだよな
作ればいい
別にここでいいんじゃない?今までそうだし。
別に見たくない人は見なければいいだけだから遠慮することはないと思う。
まぁ俺はエロでさえありゃ不問ですがねwww
巴が巌徒と仲いいもんだからついつい嫉妬しちゃう千尋さんとか
学生時代に撮った、千尋さんと写ってる写真を巌徒に見られたうえ
「君この頃から胸小さいんだね」発言に血管ブチ切れそうになる巴とか
巴を脅迫して吉野家に連れていく巌徒とか
どうでもいい妄想を日々してる
ミクモ×イトノコ続き楽しみにしてます
逆裁のキャラは恋愛の雰囲気を匂わせないからこういうエチーまでに
入るくだりが説明されてて自然だとものすごく説得力があるなあ
ミクモとイトノコに萌えられるなんて思ってなかったけどはまりそうです
>624
あなたと友達になりたい。
>>624 >>626  ̄|T ̄て ̄ ̄`ー-< ̄
||  ̄\ 丶
|/ \\ _|
_|\__ 、\\)/L|
(_(_\_>_>ノ
ハミゴドは年齢差ありすぎてエロパロじゃ扱えないよなぁ
なん…だと…
というか自分のレスよく見たら
9歳児が攻めになってた
ただ、ガチペドは苦手な人も多いから投下するときは注意書きを忘れずに
ロウと捜査官達の冥ゴカーン話はまだですか?
それも注意書きほしいなぁ
バンドーランドのどこにもナルマヨいなかったお…。
>>633 タイミングが超限定。
詳しくはぐぐれ。
635 :
626:2009/07/02(木) 21:52:53 ID:A24LkbVK
巌徒と巴さん
「あっ……いや、そんな、わたしはそんなのはじめてでっ……」
「ん? ボクにそんなふうな態度とっていいと思ってるの? 可愛いイモウトちゃんが、どうなってもいいのかな」
「っ……! す、好きなようにすればいいでしょうっ……」
「サスガ巴ちゃんだね。キミはぼくの言うとおりにしていればいいんだよ。悪いようにはしないから。
ほら、キミ、はじめてなんでしょ?ボクがいろいろ、お作法をおしえてあげるよ」
「さ、最低よっ、アナタ……!」
「嫌がるキミの顔って、ソソるよね。ボクを喜ばそうとしてるんでしょ」
「やめてっ!」
・
・
・
「それにしても、吉野家の牛丼がはじめてなんて、セレブだよねぇ。キミ」
「最低よっ! 女性をエスコートしておいて、ファストフードなんて!」
>624
こうですかわかりません。
ガントモ最高ですw
白音さんとか誰か書いてくれねえべか…
「そ、その話しは本当ですの?ああん!」
「そうですよぉコノミチさぁん 言うこと聞いてくれたらぁ次の機体デザイン募集でコノミチさんを推薦しますからぁ」
「でしたら嬉しいです…あぁ…けど…」
「だからちゃんと足を開いてぇこれをアソコに入れてくださいねぇ」
「そ、そんな大きいのは…んんっ!」
「うわぁ、コノミチさんのアソコがどんどん飲み込んでいきますよぉ」
「ま、待っ…くふぅぅん!」
「あはぁ、全部入りましたねぇ 気持ちいいですかぁ?」
「ああ!だ、ダメです白音さん!あ!あ!…ぬ、抜いてください…まし…ひぃん!」
「ダメですよぉ 今日はこのままフライトするんですからぁ」
「そ、そんな…」
「ちゃぁんとお仕事できたら推薦してあげますからぁ」
「うぅ…」
「気持ち良くなっちゃいそうなコノミチさんを一杯見せてくださいねぇ」
「そんな…入れたまま、なんて…ああん!」
「ほらぁ、服着て行きますよぉ立ってくださいねぇ」
「あ!あ!あ!だ、ダメです…し、白音さん…んんん〜!!」
…
あー…うん、ごめん
白音さんドSすぎるだろwww
>>638 1行目(コノミチさんの台詞)の「ああん!」が脅しの「ああん!」かとオモタww
642 :
638:2009/07/03(金) 20:07:25 ID:G0HQqrqD
>>640 それはそうなんだが…
白音さんパロは↑で投下してるんだ
なんていうかな…自分以外の人間が書いたのって読みたいだろ?そんな感じだ
まあ、これ以上はくれくれ君になるから黙る
ん〜…もう一回2話をやってきてネタを探そうかなw
御ミクが読みたい
ナルマヨ+ミツミクのダブルデートを誰か書いてくれないかな…。
その二組はバンドーランドでばったりと会いそうだな
成歩堂「御剣…随分若い娘捕まえたじゃないか」
御剣「キサマも人のこと言えんだろ」
真宵「なるほどくん、みつるぎ検事と何コソコソ話してるの?」
成歩堂「い、いや別に」
真宵と美雲、すげー仲良くなりそう。
二人してエロ話とかで盛り上がったりして
「じゃあ私は美雲ちゃんの言ってたことをナルホドくんに試してみる!」
「だったら私は真宵ちゃんの言ってたこと、ミツルギ検事に試してみるね!」
とかなんとか相談?しあったりして(ry
美雲「ねえねえマヨイちゃん、成歩堂さんとはどこまでの関係なの?」
真宵「え?ちょ、美雲ちゃんいきなり何?あ、あたしはまだ、なるほどくんとはそんな…」
美雲「私はもう、みつるぎさんに盗まれてしまいましたよ」
真宵「ぬ、盗むって何?心…とか?」
美雲「心もだけどそれは随分昔に盗まれてますよ!今言った盗まれたものはつい最近なんです」
真宵「つい最近って…じゃあ何?」
美雲「処女!」
真宵「!!!!!!(み、みつるぎ検事ってば!手が早い!!!このこ私よりも年下の女の子じゃない!!)」
こんなんどう?
三雲孝江
>>648 美雲はあっけらかんと爆弾発言(それも真宵以上の)をわかっててかますのがとてもよく似合ってますねw(真宵は基本天然)
ただ美雲は意外と敬語とか重んじそうなので2個上の真宵の事は「真宵さん」と呼ぶような気がします。
ミクマヨのレズシーンをナルミツがこっそり見てるというのも美味しいかもしれないなwww
ちょwレズwww
茜には茜ちゃんっていってたから
真宵にも真宵ちゃんっていうのかなーって思ったw
成歩堂は真宵を大事にしてなかなか事にいたるまでが長そう
御剣は真面目にみえて手が早そうだ。美雲が積極的でもいいがw
あ、いえいえ俺の個人妄想なんで強制するつもりはないですし是非とも好きなように書いてくださいませww
真面目な奴ほど性欲強いって言うしなぁw
>>650 レズ絡みはこっそりじゃなくて、ナルホドとミツルギが堂々とやらせるのがオイシイ
マジかwそれを書ける猛者がいるのかww
堂々とやらせてといて後から参戦してきそうだ
よし誰か書いてくれw
「2人で絡んでみせてよ。ぼくらはここで見ててあげるから。」
「か、絡むって。そんなこと・・・」
「上手くできたら、ご褒美をやろう」
「・・・」
こんな感じかなあ
誰か文才ある方頼むわw
神シチュすぎるwww
俺も読みたい側なのでどなたかお願い致します(_)
いいい!!!みてえww
自分も読む側なんだよなあ
御剣×美雲投下したけどw
みてええええ!!!!
>>658 めっちゃ見たい!
そのあとのご褒美も楽しみだ(・∀・)ニヤニヤ
投下する時は1行目に注意書きをヨロシク頼む。
神の降臨を待つ…
神じゃなくても文才のある方じゃなくてもいいから
書いた方の愛が伝わるナルマヨミツミクを書いて欲しい。
(すごい綺麗事で申し訳ない。)
いっつも思うんだけどナルマヨ書いてる人文才あるよな
ああいうの見てしまうと投下しづらくなるんだw
>>665 ナルマヨミツミクがナルマヨミックスに見えて混乱した
文才pgr
ナルマヨミツミクいいな!
ノコミクの続きもまってます!
なんか流れ的にハードル上がってみんな投下できなうなってないか?w
ミツメイかロウシナなら何でもいいから読みたい
その2つは一般サイト探した方が早くないか
>>673 イラストは結構あるんだけど小説は意外になくて
エロ有りとなると更に少ない
というわけでどうぞよろしくお願いします
なるほど
まずはYOUが(;´Д`)ハァハァするシチュエーションを挙げてみてもいいのよ
じゃあ自分が今なんか色々よぎったから狼シナ投下するよ
・エロなし
・SS以下、小話ぐらい
・携帯からだから見にくい
シーナが笑ったところを狼は数えるくらいしか見たことがない。 その笑顔も正直なところ笑顔というよりも片頬をひきつらせたもの程度といったほうが正しいだろう。
秘書に彼女が就任してから月日が流れた。 けれど彼女は心のかけらも相変わらず見せてはくれない。 自分はこんなに振り回されてるというのに。
ファーを片手で弄べば、表情一つ崩さずに彼女は「狼」と彼の名前を呼ぶ。
「シーナ」
「なんだ」
「お前、仏頂面で疲れないのかよ」
前々から思っていた質問を投げかければ「別に」と返ってくる。 いつもと変わらぬ反応。
いつもはそこで引き下がる狼だが今日の彼はひと味違った。 弄んでいた黒いファーを引き剥がし、むき出しになった彼女の白い肩に手を這わせた。 柔らかく、ラインをなぞり首筋までなで上げると、無表情で無反応のシーナの肩が小さく上下した。
声は発しない。 けれども体は正直なようで、彼女は浮かせた肩について弁論はせず、ぐっと狼を見上げていた。
「抵抗しろよ、ちったぁ」
「したらやめるのか」
「お前が本気で抵抗すればな」
狼子曰く、とおきまりの文句を言い掛ければ些か乱暴に今度は狼の白いファーがぐいと引っ張られる。 クールな彼女の、些か情熱的な接吻に目を剥く。 唇が離されるとシーナは、挑戦的に、挑発するように「笑い」かけた。
「答えは以上だ」
「…面白ぇ、その鉄壁崩してやるぜ」
そうして、合図と言わんばかりに狼は彼女の物言わぬ唇を浚い、己の体と共に彼女を押し倒した。
狼シナはもう色々とたまらんこの二人っていけないことやってそうな雰囲気普通に日常からありそうだww
あるクロフクの日記
6:00 起床。師父の部屋からシーナ姐さんを呼ぶ声がする。
6:30 点呼ののちラジオ体操。全員「1」なので揃っているかどうかわからない。
師父が姐さんと一緒にやってきた。今日も師父は漢前だ。首筋のキスマークは気にしてはいけない。
7:00 師父の「イタダキマス」の言葉とともに朝食。師父は姐さんにあーんとかしてもらってる。羨ましい。
8:00 それぞれの持ち場に移動開始。今日は師父と一緒の現場だ。気合が入る。
いつか俺も師父と一緒に「アマいな!」と指を突きつけてみたい。
9:00 仕事開始。
10:00 おやつ。姐さんが一人一人にアイスクリームを配ってくれた。背中に残っているキスマークは気にしてはいけない。
11:00 師父と姐さんが木陰でいちゃいちゃしている。皆で見てみぬふり。
12:30 昼食。捜査は順調だ。
13:00 午後の捜査を開始する時間だが師父の姿が見えない。
13:30 まだ師父の姿が見えない。休憩所から物音がしている。手がかりか?
13:35 休憩所で師父と姐さんがいちゃいちゃしていた。真昼間から何やってんですか師父。
周囲に丸聞こえじゃないですか。聞いてるのが俺たちだけでよかったです。
14:15 やっと師父が「見つかった」。やたらさっぱりした顔をしている。
「頑張ってるか」と背中を叩かれた。さっきまで頑張ってたのは師父の方ですね、わかります。
15:00 おやつ。姐さんが一人一人にどらやきを配ってくれた。背中のキスマークが増えているが気にしてはいけない。
18:00 本日の捜査終了。点呼のち反省会。
19:00 夕食。今度は姐さんが師父にあーんとかしてもらってる。羨ましい。
20:00 師父は姐さんと一緒に部屋に引っ込んでしまった。打ち合わせをするそうだ。
後輩が「師父はいつも真面目ですね」と尊敬の念を新たにしていたが、師父の部屋には露天ジャグジーがあることを皆知っている。
22:00 就寝。聞こえてます師父。壁が薄いんですから自重してください。
25:00 毎度のことながら師父の体力を思い知らされる。姐さんはよく師父についていけていると思う。
一回抜けば眠れるかもしれない。姐さん、すいません。
>>677 どこがエロなしだww妄想が止まねぇぞwww
やっぱりこのカップルはどこか一線を画してるよな(特にズラさん)。まぁ素直なシーナなんて冥以上に気持ち悪いがw
あとPCで見てますけど普通に見やすいですよ^^
>>678 ちょwwもろネタwww
狼漢らしすぎるな!しかし行動に気を配るのも師父の役目じゃねぇか?ww
でも行為中の主導権はシーナが握ってるんでしょうね^^
2作もロウシナありがとうございました(_)
>>671 さり気なくハードル上げてる原因の1人でサーセンwwそう煽ってる奴こそ口だけのヘタレなんで全然気にしないで下さい(_)
>>677>>678 GJ!
エロスも笑いもどっちもいいな
>>679 さらっとデレ冥とデレシーナをディスらないでくだしあ><
普段はツンツンだからこそ素直になると可愛いんだ!
幼女メイたんのあやしい所をすみずみまで調べる御剣をだな
>>673 ナルマヨとかミツメイでも18禁もの扱ってる小説サイト少ないのに更に厳しいような。
ナルマヨって真宵が処女だったり、成歩堂しか男を知らなかったりが多いけど
お互いにgdgdと彼氏彼女がいたりしながら、7年後に結局くっつく、とかでも萌える
687 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:19:59 ID:MJppHkWA
めるりっさ
メイが色々な男と関係を持つ話を見たい
メイが色々な男と関係を持つ話を見たい
連投すまん
大事なことだから2回言ったんだな
アクビー×メイやロウ×メイはどうか
ミツメイで狼シーナ前提の狼冥をちょっと考えてみたが見事に鬱になった
何でこんな暗くて後ろ向きで血なまぐさくて
救いのない要素ばかり揃ってるんだよ、この四人orz
傷の舐め合いみたいな出来になったのか?
ナルマヨ+ミツミク+ロウメイでバンドーランドに行ってみようか。
>>693 鬱も傷の舐め合いもどんど来い
むしろ萌えるから是非書き上げて投下してほしい
>>693,694
似たようなことを考えていたのだが
見事に狼と冥の傷の舐めあいになった。
前提を消すとラブコメになった。
ロウとメイの傷の舐めあいいいな!
「貴方のことなんてどうでもいいわ」
「そうかい」
「…………」
「…………」
「カズラの言うとおり馬鹿な男ね、貴方って」
「そうだな」
みたいな会話を片方がソファーに座ってもう一人が背もたれ越しに背中合わせになってポツポツと会話をしていると萌える
エロじゃないけど切なくて燃える
701 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 04:31:54 ID:HuWbzSt0
ロウメイいいよね!かわいいよね!
この二人自分だけじゃなかったのか
オフィシャルでもそこそこ絡みあるしね。
ロウはメイの鞭攻撃を腕で防護した経歴があるからな。
バドウさんも避けてなかったっけ
別に絶対的な障害があるわけでもないのに
絶対ハッピーエンドになりそうにないのが不思議な感じ>ロウメイ
どれだけ激しく燃え上がっても最後は破局で終わるな
お互い別に本命がいる印象>ロウメイ
客観的に見れば御剣・シーナとくっつくより
ずっと幸せになれそうなのにダメなんだろうな。
父親がああだし、ものすごいストライクゾーン狭そう
ロウメイの流れを読まずにロウシナ投下
エロパロどころか初SSなのでお手柔らかにお願いする
そのようなアレが苦手な方は以下数レス脳内あぼんでよろしく
*ロウ×シーナ
*今回の投稿は導入部のみで申し訳ない
*ロウがヘタレ
****************
「ほら、入んな、シーナ」
「・・・・ありがとう、ロウ」
某ホテルの一室である。国際捜査官の狼士龍は、同じく捜査官であり秘書のシーナに肩を貸してドアの前に立っていた。
その日、彼らはある事件の容疑者を逮捕した。長年追い続けている麻薬密売組織とは違った案件ではあったが、
迷宮入り寸前であったものであり、容疑者の発見・捕獲によって解決へと向かうことは間違いなく、まぎれもなく快挙と言えた。
護送される容疑者に現場は沸きかえり、そして現場責任者である狼はその晩、
99人の忠実な部下を労う為にささやかな宴を用意した。
シーナからキーを受け取りドアを開く。何の変哲もない――狼の部屋とも間取りは同じである――ホテルルーム。
ベッドの上に無造作にガウンがかかっているのが見て取れた。
ガウンを手に取り、代わりにようやく歩いていたシーナの体をくたりと横たえる。
「珍しいな、お前が酔うなんて」
「・・・・そうかもしれない」
普段は狼のサポートとして、体育会系とも呼ばれる狼捜査班の良い意味でのブレーキ役となっているのだが、
彼女なりにこの快挙を喜び、羽目を外したのだろうか。
「まぁ、しばらく横になっていれば問題ねぇだろ。頭はイタくねぇよな?水飲むか?」
「ああ」
目を瞑ったままシーナが頷く。
狼はガウンをハンガーにかけ、傍らのポットから湯を注ごうとして、中身が空なのに気がついた。
ありゃ、と頭を掻いてシーナを振り返る。
「ちょっと待ってろ。持ってくる」
部屋を出て自販機で水を購入した。
部下たちが酒宴を楽しんでいるざわめきが遠くで聞こえる。
あいつらは放って置いても問題ないだろう。優秀で、信頼できる部下たちだった。
部屋に戻るとシーナは先ほどと同じ格好でベッドに寝ていた。
「シーナ、水買って来たぜ。飲めるか」
声をかけても返事はない。ベッドサイドに近寄りながらもう一度呼ぶ。
「おい、シーナ」
寝てしまったのか、と思ったとき、ふらりとシーナが目を開けた。
普段のクールな眼差しからは程遠い、潤んだ瞳で狼を見上げる。
「・・・・ロウ」
どくりと胸が鳴った。
狼はシーナが好きだった。
各国の逮捕学を学び、国際警察に就職した頃からの秘書。
自分のことはほとんど語らず、常に涼しい顔をして自分より一歩引いた位置にいる。
しかし、的確なサポートでややもすれば理想に暴走しがちな狼を守った。
優秀なパートナーが、大切な女性になるのは早かった。
けれど、狼はそのことを表に出すことはしなかった。
自分はシーナの上司だ。気持ちを伝えても、立場上シーナは断れないかもしれない。
それは狼が望まないことだった。
反対にきっぱり振られるのも怖かった。
シーナは自分のことを語らない。感情を表に出さない。気持ちが読めない。
彼女に対して臆病だったと言われても、否定できないだろう。
立ち尽くす狼に向かって、シーナはゆるやかな口調で続ける。
「・・・・水」
「あ、ああ」
狼は内心焦りながらペットボトルのキャップを開ける。ふと気付いた。
「起き上がれるか?」
シーナは緩慢に首を振る。
「けどよぉ、このままじゃコボれちまうぜ」
身を横たえたまま、満タンのボトルを傾けることはできない。
上半身だけでも抱き起こそうか、それともストローはなかったか、そう考えている狼をシーナは見つめた。
「・・・・ロウ。飲ませて」
「あ?だから、今起こ・・・・」
言いかけて狼は絶句した。ベッドに横たわったシーナが見上げる、瞳の中に映る自分。
その瞼がそっと閉じられ、ほんの少し唇が差し出されるのを、狼は信じられない気持ちで見た。
「・・・・シーナ」
一瞬にして思考が蒸発する。
なんだこれは。口がやけに乾いた。水を飲めばこの渇きは収まるだろう。いや、水を欲しがっているのはシーナだ。
そうだ水だ、けれど明らかに他に欲しがっているものが。
ペットボトルの中身を呷る、口の中に心地よく水が流れ込む、それから、それから。
狼は恐ろしくぎこちなく体をかがめた。シーナの顔が近づく。
唇が重なった。
シーナの喉がゆっくりと水を飲み下す。
唇が離れた。無言で見詰め合う。狼はまだ驚いたように、シーナは熱をはらんで。
「・・・・ロウ。もっと、欲しい」
ささやくように紡がれた言葉。
狼はもう躊躇わなかった。水をもう一度口に含む。
今度ふたりが共有したものは、水だけではなかった。
****************
まずはここまで
書いてみて初めてわかるSS職人さんたちの凄さorz
できるだけ早く纏めて投下できるよう頑張ります
ちょww上手いじゃねーかww
不覚にもシーナが可愛いと思ってしまったww
ロウシナやロウメイでほのぼのを期待するのは難しいし
そもそもどうしても埋まらない隔たりに苦悩する2人というのがいいのかもしれないけど
やっぱりこういう毒のないSSが俺は好みだなぁ。
713 :
ロウシナ03:2009/07/10(金) 22:38:39 ID:2dO7jPkl
レスくれた人ありがとう
>>710-711の続きです
*エロが短い
*ヤってるのにエロくない
*仕事中ずっとこのSSのこと考えてた自分キメェ
****************
「ん・・・・んん・・・・」
男の口付けは激しかった。狼という名が表す通り、獣のようにシーナを貪る。
歯と歯がぶつかるのも意に介さず、口腔内は男の舌で深く、荒々しく蹂躙されていく。
押さえきれずに漏れた声さえ唾液を絡めて喰い尽くされた。
ほどなくして狼の手が服の上からシーナの体をなぞり、形のよい乳房をなでる。
その頂が布地の上からでもわかるほどに主張を始めると、その部分をずらして肌を露にさせた。
白い肌が狼の目に眩しく映る。
その先端でぷくりと色付いている乳首を口に含むと、彼女の体はしなやかにくねった。
「んんっ・・・・」
舌で先端の硬いしこりを舐りながら、片手でもう片方の乳房をやわやわと揉みしだく。
シーナは目を瞑って愛撫を受け入れた。男の触れる部分が熱い。
その熱は肌を通じて、体の中心部へと溜まって行った。
彼女の肌が火照って行くのが汗ばんだ手のひらからも伝わってくる。
頬を上気させてうっとりとしている姿はたまらなく艶かしかった。初めて見る表情。
それをもたらしているのが自分だと思うと、気分はさらに高揚した。
柔肌にむしゃぶりつく度に点々とつく自分の跡。
もっと反応が見たくなり、彼女の足の間に手を滑らせると、
布地に守られた柔らかな茂みの奥にある泉はすっかり蜜をたたえていて
試しに指を差し入れると簡単にそれを溢れさせた。
中でゆるやかに動かすと、暖かくうねって締め付ける。
くちゅりという密やかな水音が二人の耳に届いた。
「ん・・・・あ、ああ」
眉根を寄せたシーナの前髪が乱れ、色素の薄いそれの間から普段は見えない額がのぞいている。
それは自分を語らない彼女の秘密を垣間見るようで、狼の心を酷くざわめかせた。
そのざわめきは先を争って狼の下半身に集まって行く。
ふと思いついて愛液を膨らんだ芽に擦り付けると、彼女ははっと体を震わせた。
「あ、あ、ロウ、ダメ・・・・」
「・・・・キモチ良く、ないのか」
こんなにはっきりと快感を訴えているのに。
訝しんだ狼に更なる言葉の爆弾が投げつけられる。
「そこは、すぐにダメになる・・・・から」
これで何度目になるのか。狼は頭に血が上る感覚を味わった。
いい加減、我慢の限界だった。
714 :
ロウシナ04:2009/07/10(金) 22:41:04 ID:2dO7jPkl
お互いの肌に張り付いた邪魔な服を取り去り、自身を入り口に擦り付けて確かめる。
狼のそれはもう十分に引き絞られていた。
「シーナ、行くぜ・・・・」
陶然と頷くシーナを確かめ、一気に最奥まで突き込んでしまいたい衝動を必死に殺しながら
できるだけ少しずつ腰を進める。
蕩け切ったそこは、待ち構えていたかのように狼を迎え入れた。
ぬかるみに誘われるままに、深く。まだ深く。
恐ろしく甘い底なし沼に嵌った気分だった。
全てを彼女の中に収めてしまうと、自然と息が漏れた。
「ふ・・・・」
目を瞑って挿入の刺激に耐えていたシーナが目を開く。
揺れる瞳で狼を見上げて、ささやいた。
「・・・・ロウ。もっと、欲しい」
貴方を。
そう続けられたのを聞いた時、狼は自分自身の最後のたがが外れる音をはっきりと聞いた。
じっくりと彼女を味わいたい。だから、可能な限りゆっくりと。
そう思っていた抽送速度が上がるのはあっという間だった。
彼女の体は魅力的だった。吐息とともにくねり、ねっとりと狼を包んで蠢き、敏感に跳ねて翻弄する。
狼はそれを夢中になって貪った。
打ち付けられる衝撃に耐えかねたようにシーナが狼の体をかき抱き、爪が狼の背中を引っかく、
そのかすかな痛みさえも快感に変わった。
「ロウ・・・・ロウ・・・・っ」
「シーナ、シーナ」
乞われるままに口付けを交わし、耳元で熱い息とともに名前を繰り返す。
他に言葉は要らなかった。
それだけの期間を共に過ごしてきた。
息継ぎのタイミング、リズムの強弱、互いの快感の密度さえ手に取るようにわかる。
繋がった部分から灼熱の感覚が背筋をびりびりと走りぬけ、脳髄に叩き込まれていく。
それはどろどろとふたりの体内を駆け巡り、体を満たし、収まりきれなくなって溢れ出す。
溢れたものはぐちゅぐちゅと音を立て、その音がさらにふたりを駆り立てた。
シーナが息を詰めて体を強張らせた。きゅうと狼が締め付けられ、同時に彼女の喉がのけぞる。
その白さを目に焼き付けて、狼もまた滾った欲望の波を彼女の奥に注ぎ込んだ。
715 :
ロウシナ05:2009/07/10(金) 22:42:58 ID:2dO7jPkl
狼が目を覚ますと、部屋はまだほの暗かった。
そろそろ夜明けだ。霞がかかったような頭をひとつ振って起き上がる。
わずかな違和感があった。ハンガーにかかっているはずのジャケットがなく、
変わりに女物のガウンがある。
ここは自分の部屋ではない?
そうだ、昨日は酔ったシーナをこの部屋に送って、そして・・・・。
狼の頭はようやく覚醒した。
少々照れながらベッドを振り返る。が、思惑と違いシーナはそこにはいなかった。
「・・・・シーナ?」
問いかけの答えは背後からやって来た。
「起きたか」
そこにはいつものチャイナ服姿のシーナが立っていた。
「おはよう、ロウ」
「あ、ああ」
挨拶を交わしつつも、違和感はますます大きくなる。
睦み合い、契りを交わした翌朝だというのに、この色気のなさはなんだろう。
甘い朝を期待していたわけではないが、いくらなんでも平然としすぎではないか。
きっちりと服を着込んだシーナの姿は、上半身裸でジーンズのみ穿いた自分とは対照的だ。
ご丁寧にファーまで肩にかけている。
いつもと変わらないクールな佇まい。
そう、まるで何もなかったかのようだった。
そこまで考えて、狼は一気に固まった。
まさか。
昨夜、シーナは珍しく酔っていた。明らかに普段と態度が違っていた。
肩を貸さなければ歩けず、また体を起こせないほどで、それは、俗に言うならば、
『泥酔状態で前後不覚だった』状態ではないのか?
「まさか、シーナ」
そこまで言って狼は言葉を失った。
「ロウ?どうした」
ぺちぺち、と頬を叩かれる。
かろうじて立っていた狼は、それでも健気に声を絞り出した。
「昨日の・・・・こと、覚えてるか、シーナ」
「ああ。どうやら呑み過ぎてしまったようだ。宴会場にいたはずが気付いたらここにいた。
・・・・お前もいるということは介抱してくれたんだろう?ありがとう。もう大丈夫」
普段は心地よく耳に響く涼やかな声が、今度こそ狼を打ちのめした。
狼の口から声が絞り出される。
「・・・・ろ」
「ろ?」
聞き返すシーナに、涙目で狼は叫んだ。
「狼子、曰くッ!・・・・『酒は呑んでも、呑まれるな』ああああああッ!!」
アオオオオオン。
明け方のホテルに遠吠えが響きわたった。
****************
らぶこめな読後感がお好みの方はここまで
ありがとうございました
次の1レスはスルーでお願いします
この世の終わりのような顔をして狼が自分の部屋に戻って行った後。
シーナはベッドサイドに残されたペットボトルを手に取った。
気だるい動作で中身を喉に流し込む。少しだけ残っていた水はとっくに温くなっていた。
「・・・・バカね。覚えているに決まっているでしょう」
こんなにたくさん痕をつけて。
あんなにたくさん名前を呼んで。
この体の隅々まで探り尽くして。
信じられないほど奥深くまで貴方を刻み込まれた。
ベッドに身を投げ出す。まだ暖かく、ほんのりと狼の汗の匂いがした。
シーナは残された男の匂いを苦しいほど胸に満たす。
いつか自分は彼を裏切るだろう。
それは既に定まった未来で、覆ることはない。
だって自分は組織の人間なのだから。
その時、彼はどんな顔をするのか。罵るだろうか。自国を食いものにした犯罪者と憎むだろうか。
いや、情の深い彼のことだ。きっと傷つく。
そして、その日はたぶん、遠くない。
だから忘れた方がいいのだ。こんな、ひと時の甘い夢は。
幸せを想像してしまわないように。彼との日々が永遠に続くと勘違いしてしまわないうちに。
たとえ、どんなに忘れられなくても。
彼女はぽつりとつぶやいた。
「ロウ。・・・・ごめんね」
好きよ。
(了)
****************
これからは気軽に職人さんにクレクレできないと思い知りましたw
GJすぎる……。
シーナ裏切るな〜!狼とくっついて幸せになっちゃえよ〜!
ロウシーナは先が決まってるからお似合いなのに切ないよな
そこが好きなので
>>713は非常にツボだった
エロいよGJ
検事で盛り上がっている中、空気を読まずにナルマヨ投下します。
* 長文
* 前振りが長い
* 2-4後
それでは、よろしくお願いします。
720 :
なるまよ 1:2009/07/11(土) 04:06:33 ID:cUQBltgF
数日振りに彼女の特徴的なちょんまげを目にしたあの瞬間を、ぼくは一生忘れないと思う。
飲まず食わずでいたせいで少しやつれていたけれど、彼女はそんなことを微塵も感じさせ
ずに、安堵でヨロヨロとへたり込みそうになったぼくの元に、真っ直ぐに駆け寄ってきた。
裁判が終結してもどこかふわふわと現実感に欠けていたぼくを、ほんの一瞬で現の世界の
引き戻してくれた。
彼女が余りにも普通だったものだから、涙が出るより先に笑っていた。
笑い過ぎて涙が出るんだと自分を騙しながら、ぼくはこっそり目尻を拭った。
イトノコ刑事の計らいでホテル・バンドー・インペリアルでの夕食を楽しんだ帰り道。
ぼくと真宵ちゃんは皆と別れて、上弦の月が浮かぶ空を見ながら閑静な住宅街を歩いてい
た。
「はみちゃん大丈夫かなあ……」
「大丈夫だよ。イトノコさんが一緒だからさ」
真宵ちゃんの無事を誰よりも喜んだ春美ちゃんは、安堵とこの数日間の疲れから食事中に
うつらうつらとし始めた。
じゃあぼく達も帰ろうかと言い出したところ、
「主役がいなくなったらダメッス! 自分、明日は朝が早いッスから、ついでにこの子を
連れて帰って一晩泊めてあげるッス」
とイトノコさんが申し出てくれた。
真宵ちゃんは一緒に帰ろうとしていたけれど、寝惚け眼にも関わらず、いつものように
「お二人の愛の邪魔をするわけには参りません……」と譲らない春美ちゃんに根負けして、
イトノコさんに託したのだった。
彼の大きな背中に負ぶわれた時には、春美ちゃんはすっかり寝入っていた。
******
「月がとっても青いから〜♪」
上機嫌に口ずさみながら、真宵ちゃんはぼくの数歩前を行く。
つい数時間前まで、監禁されて命の危機に晒されていたとは思えないほど元気だ。
監禁されてた3日間飲まず食わずだったとは言え、いくらなんでもそれは食べすぎだろう
と、こちらが胃もたれしそうになるほどの量をガッツリ食べていた真宵ちゃん。
あれだけ食べれば、そりゃ満足だろうな……。
そりゃ、ゴキゲンだろうな……。
ぼくもまだまだ若いつもりだけど、彼女の若さには敵わない。彼女のタフさが羨ましい。
何にせよ、無事に帰って来てくれて良かった。
ぼくの前を行くこの子が死ぬかもしれなかったなんて、今でも……いや、今だからこそ信
じられない。
721 :
なるまよ 2:2009/07/11(土) 04:07:31 ID:cUQBltgF
──彼女が王都楼の屋敷に残した置き手紙を読んだ時、正直、その場でひっくり返るんじ
ゃないかと危険を感じたほどに気分が悪くなった。
『じゃあ‥‥またね、なるほどくん。さよなら。』
──さよなら。──
置き手紙に記されていた4文字の言葉。それが持つ意味。
地面が、天井が、視界がぐるぐると回る。背筋を伝う冷や汗が全身の体温を奪って行く。
色褪せる視界。聴こえない耳。苦しい呼吸。遠ざかる意識。
……文字通りに血の気が引くという体験は初めてだったが、それ以上に彼女が死を覚悟し
ていることが恐ろしかった。
「今日はトノサマン、歌わないの?」
「え、聞きたいの? 真宵ちゃんの歌はちょっと高いよ?」
ニヤニヤとからかうぼくを振り返って、キミは得意気に笑う。
その笑顔をもう一度見ることが出来て、本当に良かった。
いつも洗脳でもするかのように繰り返されてすっかり覚えてしまったトノサマンの歌を、
ぼくも一緒に口ずさむ。
身体はぼろぼろに疲れていたけど、ぼくは真宵ちゃんと同じように上機嫌だった。
******
「じゃあ、ここで。本当にありがとね、なるほどくん」
アパートの前で、真宵ちゃんが立ち止まった。
こうして彼女の家の前まで送るのは以前からの日課だったけど、そんな些細なことが、日
常を取り戻したという実感を与えてくれる。
「ゆっくり休めよ」
「うん、ありがとう!」
部屋の前で手をヒラヒラさせてる真宵ちゃんの視線に見送られて、ぼくは歩き出す。
真宵ちゃんはわりとあっさりしてるから、ぼくが見えなくなるまで見送る……なんてこと
はなく、背中を向けると大抵すぐにバタンとドアを閉めてしまって、それが実は少し寂し
かったりするんだけど、当の本人にはそんなことは言えなかった。
だから、アパートが見えなくなる位置でいつも後ろ髪を引かれたように振り返って、彼女
の部屋に明かりが灯ったのを確認する。
そして本当に安心して家路を急ぐ。それがいつもの癖にもなっていた。
それは今日も同じで……。……いや、本当は気になったのかもしれない。
あんなことがあったばかりで、またいなくなってしまうんじゃないかと。
不意に不安に襲われて、いつもの場所よりも数メートル早く振り向くと、アパートの前で、
自分の部屋のドアに向かって立ち尽くしている真宵ちゃんの姿が目に入った。
722 :
なるまよ 3:2009/07/11(土) 04:08:46 ID:cUQBltgF
(……?)
足を止めてしばらく見ていたけど、一向に動く気配がない。
さすがに何かおかしいと、ぼくは真宵ちゃんの元へ駆け戻った。
「──どうした?」
「あ……」
ビックリしたようにぼくを見上げた真宵ちゃんは、見開いた瞳に涙を浮かべ、小刻みに震
えていた。
「ここ開けたら真っ暗だなって……なんか……閉じ込められてた部屋を思い出しちゃって
……」
「そっか……」
当然のことだった。
真っ暗な闇に閉じ込められる不安と孤独、殺されるかもしれない恐怖と緊張。
そんな状態が3日も続いたのだから、無理もなかった。
春美ちゃんをイトノコさんに預けてしまったことを、今更ながらに後悔していた。
小さな春美ちゃんでも、闇の中で真宵ちゃんには心強い存在でいてくれるはずだったから。
今からでも引き取りに行こうかと腕時計を見るが、もう11時を回っている。
恐らく、イトノコさんの少しかび臭いせんべい布団で、完全に寝入っているだろう。
数日振りに安堵して眠っているであろう少女を起こすのは忍びなかった。
事務所に連れて行って泊めても良いんだけど、誰もいなければ真っ暗なのは同じだし……。
ぼくとしても、今日は彼女を一人にしたくなかった。
またどこかに行ってしまうのではないか。
一人で恐怖に怯えているのではないか。
このまま彼女をここに置いて帰れば、自宅に戻っても気になって落ち着かないことは目に
見えていた。
…………。
ちょっと、迷った。
それでも、色々考えた上でやっぱり最善の策はこれしかないと思った。
別にやましいことはない。
目の届くところにいてくれたら安心だしな。
自分に言い訳するように言い聞かせながら発した言葉は、緊張のせいかちょっと早口にな
ってしまった上に、咽喉がカラカラに渇いて妙に掠れてしまっていた。
「良かったらウチに来る……?」
その時、真宵ちゃんはちょっとだけ身体を強張らせた気がする。
そして、小さく頷いた。
「うん……」
723 :
なるまよ 4:2009/07/11(土) 04:09:44 ID:cUQBltgF
******
「汚いけど……」
「お邪魔しまーす」
数日振りの我が家。
やっぱり家は良いなあ……。
食べかけのポテトチップスの袋。
脱ぎっぱなしの服。
事件前日の夜、野球中継を観ながら振り回していたメガフォン。
開きっぱなしのCDケース。ケースしかないけど、中身はどこに行っただろう? 確か「ギ
ャラクシーデビル・キラーパンサーズ」とかなんとか、すこぶる頭の悪そうな名前のアー
ティストだったけど……まあいいか。
根城となっているフローリングに直に敷いた万年床。
そこから手を伸ばせば届く位置に配置されたリモコンの類や小説、書類。
そして、ゴミ箱には何か正体のよく分からない、ちり紙の山。
この散らかり具合が落ち着くなあ……。
「なんか……男の1人暮らしって感じだね……」
「実際男の1人暮らしなんだから仕方ないだろ……」
余りの荒れように、真宵ちゃんは心底呆れ果てた顔をしていた。
読みっぱなしの雑誌を脇に除ければ、座るスペースなんていくらでも出来るのに……。
ぼくは「よっこらせ」と荷物を置くと、休む間もなく再び靴を履いた。
「え。なるほどくん、どこか行くの……?」
「ああ。飲み物とかないからさ、ちょっと買いに行って来るよ」
「あたしも行く!」
「いや、良いよ。疲れただろ? 休んでなよ」
「えー……」
「あ、じゃあさ。お風呂にお湯入れといてくれない? 先に入ってて良いから」
「……わかった」
不審者が入らないように念入りに鍵を閉めてから、近くのコンビニへ向かう。
真宵ちゃんは一人になるのが怖いのだろう。不安げな真宵ちゃんの顔が脳裏にチラつく。
だから出来るだけ早く帰ろうと、足を速めた。
******
夜も11時を過ぎているのに、コンビニの店内は賑やかだ。
帰宅途中のサラリーマンやOL、未成年と思しき学生の姿もチラホラある。
思い思いに買い物を楽しむ中で、ぼくはここまでの道すがら考えていた商品をどんどんカ
ゴに入れて行く。
真宵ちゃんが好きなお菓子。真宵ちゃんが好きなジュース。トノサマンの食玩もあったか
ら、それも突っ込む。
ぼくの分の飲み物、そして新聞。
そこまでして、ぼくはハッとした。
724 :
なるまよ 5:2009/07/11(土) 04:11:02 ID:cUQBltgF
真宵ちゃん、何着て寝るんだろ。
着替え、持って来てないよな……。
先ほど自宅に立ち寄った時に、洗面用具や着替えを準備させておくんだったと、今更なが
らに後悔する。
夜はぼくのTシャツでも貸すとして、パ、パンツとか……どうなんだろ……。
やっぱり彼女も一緒に来れば良かったと後悔しながら、そのようなアレが置いてありそう
な棚の前に立つ。
一応あるにはあるけど、……サイズとかどうなんだ……?
女の子の下着のサイズなんてサッパリ分からない。
人目を気にしながらパッケージを手に取りじっくり見る。
ウエスト?
そ、そんなの知るわけないだろ……!
多分、装束姿を思い返すに、相当細いけど……。
陳列棚の前でしばし悩むが、よく分からないのでとりあえず一番小さいのと、その一つ上
のサイズを買っておくことにする。
さて、この位かな…と腰をあげたぼくは、中腰の体勢でふと視線を止めた。
パンツの並びに陳列された、“うすうす”やら“イボ付き”と書かれた箱。
「…………」
い、要らないよな……。
どう間違えたってそんな色っぽい展開にはならないはずだ。
だけどもしその「間違い」が起きて、そんなことになってしまったら……?
大体、“うすうす”はともかく、“イボ付き”ってなんだよ。ちょっと気になるじゃない
か。
気になる……けど、買ったところで無駄な買い物になるだけに決まってる。
……いやいや、でも万が一ということもある。
もしそんなことになったらどうする?
相手は真宵ちゃんだぞ……?
まあ、その時はぼくが自重すればいい話だけど……。
しばし葛藤したぼくは、“うすうす”をさっとカゴに突っ込み、足早にレジに向かった。
******
「ただいま」
出掛けた時と同じように鍵が閉まっていたことにほんの少し安堵する。
玄関を入って左の風呂場のドアが半開きになっていて、そこから湯気が部屋の中に漏れ出
していた。覗き込むと、狭い湯船にお湯は張られていたが、使われた形跡はまだなかった。
真宵ちゃん、お風呂入ってないのかな……?
怪訝に思いながら奥に進むと、あれだけ散らかり放題だった部屋が妙にスッキリしていた。
乱雑に床を塞いでいた雑誌は綺麗にマガジンラックに片され、脱ぎ散らかした服や、畳ん
でいない洗濯物は綺麗に畳まれてる。
「ごめん、勝手に片付けない方が良いかなと思ったんだけど、とりあえず寝る場所の確保
だけしようかなって」
ぼくが立っている部屋の入り口からちょうど死角になる場所で、真宵ちゃんはちょこんと
正座して、ぼくの脱ぎ散らかしを綺麗に畳んでくれていた。
725 :
なるまよ 6:2009/07/11(土) 04:11:51 ID:cUQBltgF
「ああ、それは構わないけど、風呂入らなかったの?」
「うん、着替えがないから服借りようと思って待ってた」
コンビニでぼくの頭にも浮かんでいた懸念事項。
さすがに3日も着続けていたものを着て眠るのは憚られるだろう。
せっかく風呂に入ってサッパリしても、台無しだ。
ぼくはクローゼットに乱雑に詰め込んだ長袖のTシャツから一番小さいものを引っ張り出
した。
白と黒のボーダー柄で、洗濯してる内に縮んでしまったものだ。
「ありがと」
そう言ってシャツを受けとる彼女に、コンビニの袋から買ったばかりのパンツを取り出し
て、パッケージごと2つ差し出した。
「サイズ分かんないから、良い方穿いてよ。洗濯物は洗濯機に入れといて、明日洗えば良
いからさ」
「あ、ありがと……」
真宵ちゃんは胸に大切そうにシャツとパンツを抱えると、今度こそ風呂に入って行った。
ぼくはと言えば、ふぅ……と一息ついて、スーツの上着を脱いでネクタイを弛める。
やっと全部終わった。
懐かしい家の匂いはぼくを安心させた。
あとは真宵ちゃんと入れ替わりで風呂に入って、眠るだけだ。
暇を持て余して点けた数日振りのテレビは何故か空虚に感じられた。
何とはなしにザッピングしていたけど、何を観ても面白いとは思えなくてすぐに消した。
すると今度は風呂場から水の音が聞こえて来て、なんとなく真宵ちゃんの入浴シーンを覗
き見してるような気になってしまって、慌ててテレビを点けた。
スポーツコーナーの結果を聞きながら、ぼくは思い出した。
帰宅した瞬間に真宵ちゃんに袋を漁られたら大変だと、コンビニを出てすぐにスーツの内
ポケットに入れ直した“箱”のことを。
いや……ないよな。
でも万が一にもな……。
い、一応、準備だけはしておくか……。
もしそういう雰囲気になっていざとなった時、どこからかいそいそと未使用の箱ごと取り
出せば、いかにも「準備していました」と言わんばかりで、アレだ。
だから、箱を包む透明のフィルムをそそくさと開封して数cm四方の小さな個装を5個ほど
取り出し、布団の下へさっと隠した。
ふぅ……。
これで大丈夫だ……。
巧みな作戦を内心自画自賛して額の汗を拭っていると、真宵ちゃんが出て来た。
一番小さなTシャツなのに、やっぱり彼女には大きくて、唯でさえ小柄な真宵ちゃんには
丈のちょっと短いワンピースのようだ。
だぼだぼの長袖を腕捲りした湯上がり姿の真宵ちゃんは「サッパリした」と上機嫌で、余
りにも嬉しそうなので「良かったね」と声を掛けてやると、彼女は礼を言いながら屈託な
く笑った。
726 :
なるまよ 7:2009/07/11(土) 04:12:34 ID:cUQBltgF
そんな彼女に何気なく視線を向けたぼくは、次の瞬間ある一点に釘付けになった。
彼女の胸の膨らみ。
そこに2つ、見えてはいけないものがポツリと浮き立っていたから。
それを見て初めてぼくは思い出していた。
全く考えが及ばなかったけど、女の子はもう1つ下着が必要なのだと。
でもそんなものはコンビニに売ってなかったし、それこそサイズなんて分からない。
気付かなかった振りで風呂場に逃げ込んだが時既に遅し。
一度目にしてしまったものは脳裏から離れない。
ぼくだって健康な成人男性だ。
股間のモノは正直で、いきり勃ってしまっていた。
もう何日も溜まってるし、異様な疲れと、裁判後の精神的な昂奮も手伝っているのだろう。
ここで抜けば、さぞスッキリするはずだ。
だけどぼくはそれを許さなかった。
いつからかなんて覚えていないけれど、なんとなく、真宵ちゃんをそういう対象にしては
いけないというルールがぼくの中にあったのだ。
上手く言葉では言えないけれど、彼女を汚してはいけないというか……。
つい今しがた布団の下にコンドームを仕込んで来たばかりの癖に、この矛盾は何なのだと、
我ながら失笑してしまう。
でも、それとこれとは別問題なのだ。
ぼくの脳内と現実。この二つには大きな違いがある。
脳内と違って相手がいるのだから、「備えあれば憂いなし」だ。
落ち着け落ち着けと、たぎる股間に話し掛ける。
妹みたいな子に欲情してどうするんだ。
彼女が知ったら軽蔑するぞ?
落ち着け、落ち着くんだ、成歩堂龍一……!
:
──浴室で物凄い葛藤があったことをおくびにも出さず、何食わぬ顔で風呂から出る。
てっきりぼくの布団を占領して寝ているだろうと思っていた真宵ちゃんは、部屋の隅に体
育座りしてテレビを見ていた。
濡れた髪を頭の天辺で一つにまとめあげているものだから、やけに大きなお団子が頭に乗
っかっているようだ。
そのうなじや、緩めの襟首から覗く白い胸元。それに短めの裾から覗く脚が妙に色っぽく
て、ぼくはさりげなく目を逸らした。
湯上りの女の子と一つ屋根の下にいるのは想像以上に厳しいものがあることに、その時の
ぼくはやっと気付き始めていた。
そんな動揺を悟られないように、努めてさり気なく話し掛ける。
「あれ? 先に寝てて良かったのに」
「うん。毛布かタオルケットを貸してくれると助かるかも……。そしたら部屋の隅ででも
寝るから」
ぼくは彼女の言葉に目をパチクリさせてしまった。
彼女のことだから、当然の如く布団を使うだろうと思っていたから。
「え。い、いや、布団使っていいよ。ぼくが床で寝る」
「そういう訳にはいかないよ。家主を追い出して居候が布団なんて使えないよ!」
「女の子を冷たい床で寝かせて自分だけ布団で寝ろと?」
「本当に平気だよ。あたしどこででも寝れることで有名な霊媒師だからさ」
「ウソ言えよ。 ……良いって。早く寝ろよ」
727 :
なるまよ 8:2009/07/11(土) 04:13:16 ID:cUQBltgF
譲り合いの精神は、円滑な人間関係を構築するためには必要不可欠だ。
だからといって、こんな時に発揮されても困るんだけど……。
でもぼくは絶対に譲るわけには行かなかった。男のプライドがある。
真宵ちゃんも真宵ちゃんで、居候の分際で……という遠慮があるらしく、折れようとしな
い。
さて、困った。
このままでは下手したら、朝になったって平行線のままだ。
どうしたものかといつもの癖で顎に手をやり折衷案を考え始めていたぼくは、次の瞬間我
が耳を疑った。
「もー、仕方ないなあ。じゃあ一緒に使う?」
「……は?」
言うが早いか、真宵ちゃんはスルリと布団に潜り込んで掛け布団を捲り、「ほら、早く来
た来た!」と彼女の隣に空いたスペースをポンポンと叩く。
こ……、これは……何の罰ゲームだ?
新手の攻撃か?
彼女の無垢な瞳が、布団の傍らで狼狽えているぼくを不思議そうに見つめていた。
真宵ちゃんにとって、ぼくは男ですらないんだろうなあ……。
お兄ちゃん、いや、むしろお父さんに近いというか……。
そんな彼女に手出しなんて出来るわけがない。
もしもまかり間違ってその気になってしまったぼくが無理強いをしようものならば、現在
進行形で世話になっている強力な守護霊に祟り殺されるだろう。
電気を豆電球にしてからしぶしぶ彼女の左隣に潜り込むと、真宵ちゃんは満足そうに笑っ
た。
「やっぱりお布団は温かいねえ。この何日間かずっと寒いところにいたから、お布団の有
り難味が身に沁みるよ」
掛け布団に鼻まで潜って、幸せそうな顔をしている。
その笑顔は本当に可愛くて、またぼくの男の部分が刺激されそうな気配を感じて、慌てて
彼女に背を向けた。
いくら真宵ちゃんと言えども18歳の女の子が同じ布団の中にいるこの状況は尋常じゃない。
右隣に感じる温もりや香りに、ぼくの身体は再び微妙な反応を見せていた。
気付かれないようにキモチ微妙に前屈みになって、それを隠す。
Tシャツにトランクスという格好でいるぼくは、何かの拍子に掛け布団が捲れて股間の盛
り上がりを見られてしまえば言い訳なんて出来っこなかった。
それに……背中合わせだから真宵ちゃんが気が付くことはないはずだけど、やましい反応
を抱いてると思われたくないささやかなプライドもあった。
隣で寝てる男が、実は自分の湯上り姿に欲情してる……なんて知ったら、彼女はどう思う
んだろ。
「さあ、寝るぞ。疲れただろ?」
「えー、もう寝ちゃうの?」
「当たり前だろ。ぼくも疲れたの」
「つまんないなあ。せっかく修学旅行みたいなのに」
これに乗ってしまえば彼女は枕投げをしようとでも言い出しかねないから、ぼくは返答し
なかった。
728 :
なるまよ 9:2009/07/11(土) 04:13:52 ID:cUQBltgF
それにしても……。
真宵ちゃんの修学旅行はこうやって男女二人が一つの布団で寝るようなものだったんだろ
うか……。
この状況で動揺しない彼女はどうかしてると思う。
ぼくなんて今夜眠れるかどうかすら怪しいのに。
******
「……なるほどくん、起きてる?」
ゴソゴソと寝返りを打っていた真宵ちゃんが小さな声でポツリと呟いたのは、沈黙が支配
してから15分もした頃だった。
疲れているのに精神的に昂っていて、眠れずに起きていたけど、なんとなく、このまま黙
ってたらどうするのかなと寝たふりを決め込むことにした。
「なるほどくーん」
「寝ちゃったのー?」
「寝てる人は返事して下さーい」
(寝てる人は返事しないよ真宵ちゃん……)
笑いが込み上げて来て、それを隠すようにぼくはさりげなく鼻まで布団に潜り込んだ。
「寝ちゃったのかあ……」
つまらなさそうに呟くとまた寝返りを打ち、今度はぼくの方に向いたのが分かった。
背中に真宵ちゃんの吐息が当たる。目の前にある背中に気付いたのだろう。
キャンバスのようにぼくの背中に落書きを始めた。
『お』 『き』 『ろ』 『ー』
『お』 『ー』 『い』
『お』 『な』 『か』 『す』 『い』 『た』 『な』 『あ』
『み』 『そ』 『ラ』 『ー』 『メ』 『ン』 『た』 『べ』 『た』 『い』
(さっきあれだけ食べたろ!)
『だ』 『い』
(だい……大根? なんのメッセージだよ……)
『す』 『き』
『な』 『る』 『ほ』 『ど』 『く』 『ん』
『だ』 『い』 『す』 『き』 『な』 『る』 『ほ』 『ど』 『く』 『ん』
── だいすき なるほどくん ──
(──!)
「だいすきだよ、なるほどくん……」
小さく呟いて、真宵ちゃんはぼくのTシャツをギュッと握った。
その手がかすかに震えていることに気付いた時、ぼくの胸の中に溜め込んでいたものが急
に溢れ出して来て、もう止まらなかった。
くるりと突然寝返りを打って向き合うと、寝ていると思ってたぼくが起きていたことに驚
いて、真宵ちゃんはどんぐりのような瞳を皿のように丸くした。
「う、え……、お、起きてたの……!?」
「うん」
「どこから?」
「全部」
「……さ、最悪だ」
ほんの一瞬、ぼく達の間を沈黙が支配する。
真宵ちゃんは独白のつもりが告白になってしまって、照れと羞恥と驚きと緊張と不安をご
ちゃ混ぜにしたような真っ赤な困り顔でぼくを覗き見ていた。
そんな彼女を見ていたら、胸の中いっぱいに限界ギリギリで抑えていたぼくのキモチが、
音を立てて弾けとんだ。
聴こえるわけがないのに、確かにぼくの耳には「パチン」という音が聴こえた気がした。
「……あのさ、抱き締めても良い……?」
「え! ……う、うん」
小さな身体の下に右腕を通してギュッと抱き締める。
ぼくはしばらくそのまま、真宵ちゃんの温もりを確かめるように抱き込んでいた。
力任せに抱き締められて、息苦しかったのだろう。
腕の中でもぞもぞと身を捩ってから、彼女は潤ませた瞳でぼくを見上げて、か細い声で話
し始めた。
「あのね、誘拐されてね、暗い部屋でもしかしたらこのまま殺されちゃうかもしれないん
だって思ったらね、こんなことならなるほどくんに『好き』って言っておけば良かったな
って、思った」
それから小さく溜め息をついて、ぼくの様子を上目遣いで窺う。ささいな仕草が可愛くて
堪らなかった。
「言えて良かった」
「……聞けて良かった」
「あの、おや、おやすみ!」
よっぽど恥ずかしかったのか、くるりと寝返りを打ってぼくに背を向けた真宵ちゃんは、
暗がりでも分かるほど耳が真っ赤に染まっていた。
きっと、彼女は今日、眠れないだろう。
ぼくは絶対眠れない。
小さく震える真宵ちゃんがいじらしく思えて背中を抱き締めると、明らかに分かるほどビ
クッと硬直した。
「嫌……かな?」
囁いたつもりの声は、掠れていた。
そうしてやっと、ぼくの心臓が今にも口から飛び出しそうなほど暴走していることに気が
付いた。
ふるふると振られた髪の毛から甘い香りがする。
ぼくと同じシャンプーを使ってるはずなのに、どうしてこんなに優しくて甘い香りがする
んだろう?
「真宵ちゃん。……キス、して良いかな……?」
「う、うん」
ぼくは背中から覆い被さるようにして彼女の唇にぼくのそれを重ねた。
かすかに戦慄く唇は柔らかくて、ぼくは夢中になって啄ばむ。
彼女はどんな顔をしているだろうかとゆっくり目を開けると、真ん丸に目を見開いたまま
固まっている真宵ちゃんと至近距離で目が合った。
「ちょ……目、閉じてろよ!」
「え。え。え? いつ閉じるの?」
「いつって……」
「あのね、意外に思われるかもしれないけど…っ! あたし、本当はこういうの初めてで
っ」
そう言って、真宵ちゃんは真っ赤な顔でぼくを睨む。
(……むしろ予想通りだよ真宵ちゃん……)
真宵ちゃんの初めてのキスを奪ってしまった。
目を白黒させる真宵ちゃんの柔らかい唇を味わう内に、彼女の全てを奪ってぼくのモノに
してしまいたいという欲望が湧き起こり、それはいつしかトランクスの中でハッキリと形
になっていた。
「あのさ、良い……?」
うなじに惹かれるように顔を埋めて問うと、真宵ちゃんはかすかに頷いた。
さっきまで元気に布団の譲り合いをしていた人物だとは思えぬほど、しおらしい。
だけど、ぼくは先ほどの光景を思い出して不意に不安になっていた。
目を開けたままキスをしていた真宵ちゃん。
これから起こることを、果たしてきちんと理解してるのだろうか……?
自分が何に対して許したのか、このコは分かってるんだろうか?
「本当に? 何するか分かってる……よね?」
「わかってるよ」
「これからきみに、え、エッチな……いや、スケベな……? いや、その……いやらしい
ことを……するんだよ? 本当に後悔しない? 終わってから後悔しても遅いよ?」
「本当に、い、いいよ」
誤解のないようにきちんと伝えなくてはと言葉を選ぶ内に、とてもじゃないが適切だとは
思えない方向に移行していき、それに釣られて真宵ちゃんの顔は発火しそうに真っ赤にな
って行く。
もしぼくが女の子だったら、初体験を前に「お前にいやらしいことをする」などと宣言さ
れたら、まず間違いなく泣く。
──でも、真宵ちゃんは泣かなかった。
泣かない代わりに、一生懸命言った。
「あ……あのね……っ自意識過剰かもしんないけど、監禁されてる間、もしかしたら殺さ
れる前に犯されちゃうかもって、そんな心配もしちゃったりして。やっあの……ほら、こ
れでもあたし一応女の子だからさ……。最初で最後のエッチがそんなんだったら悲しすぎ
るって、思った。初めては好きな人が……なるほどくんが良かったなって。おかしいよね、
死んじゃうかもしれなかったのに、そんなこと考えるなんて」
そうだ……あの時ぼくは命の心配ばっかりしてた。営利目的だから目的が達成されさえす
れば大丈夫だろうって。
でも違う。
彼女は女の子なんだから、違う心配だってしなきゃならなかったんだ。
女の子には違う危険があるんだから。
そう思ったら、彼女がどんな気持ちで助けを待っていたかと思うと胸が締め付けられて、切なくなった。
胸が痛い。
同時に彼女が無事に帰って来てくれたことが奇跡のようにも思えて、世界中に感謝して歩
き回りたいような温かいキモチが、胸の中にふわりと広がっていく。
「これが最終確認だよ。……本当に良いんだよね?」
背中を向けたまま真宵ちゃんがしっかり頷いたから。
彼女の脇の下から手を差し入れて、胸の膨らみに出来るだけ優しく手を当てた。
手のひらを通してトクントクンと心臓が動いてるのが伝わってくる。
この尊い動きを止められるところだったなんて、考えるだけで身の毛もよだつ思いだった。
******
確かな鼓動を感じながら白いうなじに唇を這わせると、真宵ちゃんは身震いして「はぁ…
…」と吐息を漏らした。
そして何を思ったか突如くすくすと笑い出した。
「くすぐったーい!」
首を竦めて身を捩じらせる。
多分、極度の照れに襲われてるのだと思う。それを証拠に耳が真っ赤だ。
だからぼくは再び唇を重ね、ふっくらした唇の中に舌を滑り込ませた。
瞬間的に真宵ちゃんの身体が強張る。
真宵ちゃんは相変わらず目を開けていたけど、ぼくがじっと見つめ返すと恥ずかしそうに
眉根に皺を寄せて瞳を閉じた。
頬まで桃色に染めて、本当に可愛かった。
真珠のように艶やかで形の揃った綺麗な歯列をなぞり、口内で怯えるように隠れている舌
を絡めとると、真宵ちゃんは「ん……っ」とくぐもった声を漏らして、おずおずと舌を差
し出した。
熱く火照った口内を存分に味わう。
不慣れな真宵ちゃんは、時々苦しそうに息継ぎをしていて、長い睫毛はかすかに涙に濡れ
ていた。
再び唇をうなじに戻して、舌でつと舐め上げる。
真宵ちゃんはもう笑わなかった。その代わりにさっきよりも余程熱の篭った吐息を漏らす。
その仕草が予想外に色っぽかったから、ぼくは無意識の内に彼女の乳房に置いていた手を
動かしていた。
男の本能って、怖い……。
真宵ちゃんは小柄だ。
身長はちょんまげ込みでもぼくの肩に届かないし、身体だってその気になればひょいと担
げるほどに軽い。
腕も脚も細くて……。
お姉さんである千尋さんは肉感的だったのに、同じ姉妹かと思うほどに華奢だ。
だけど、その華奢なイメージとは裏腹に、胸の膨らみは柔らかかった。
胸だけじゃなく、全身がぼくには決してない柔らかさを帯びていて、このコも女の子なん
だなあと、改めて実感する。
横になっている彼女の背後から乳房を弄ぶ。ゆっくりと、指と手のひら全体を使って揉み
上げると、自己主張を始めた可愛い突起が手のひらの中で擦れた。
その刺激でますます主張は激しくなる。
背後から触れるという行為はどこか痴漢を連想させて、妙に背徳的な気分にさせた。
真宵ちゃんは時々大きく肩を上下させて、少しずつ上がる呼吸を整えようと深呼吸をして
いた。
触れている身体が熱くなっていくのが分かる。
乳房を包んでいた左手をゆっくり身体の曲線に沿って滑らせると、腰の辺りでTシャツを
手繰り寄せて中へと手を差し込んだ。
そのままお尻を撫でながらシャツを脱がせ始めると、突然真宵ちゃんが跳ね起きた。
「な、なに?」
「自分で……脱げるからっ」
「あ……う、うん」
「見ないでね……?」
そうやってチラリとこちらへ向けた瞳は潤んでいて、真っ赤な頬と相俟って妙に色っぽか
った。
『見ないでね』
そう言われて見ない男はいるのだろうか。
じっくり見るのはさすがに憚られたけど、チラチラとぼくは彼女に目を遣る。
布団の上に起き上がり、正座した下肢を外側に崩してペタリとお尻をついて座り、ぼくの
視線から身を守るようにゆっくりとTシャツをたくし上げ、首からスッポリと抜いてそっ
と布団の外に置く。そして頭の天辺で髪をまとめていたお団子を解くと、戒めを失った黒
髪が、はらりと背中に舞い落ちた。それを手櫛でささっと整えると、乳房を右腕で隠しな
がら再びぼくに背を向けて横になった。
その一連の仕草には、大人というには幼い……けれど少女というほど子供ではない、年頃
の女の子の不思議な魅力があった。
初めて目にする真宵ちゃんの裸体。
折れそうに細い腰。それとは対照的に、丸みを帯びて広がるお尻から太もも。
綺麗だなあ……。
豆電球のほのかな明かりに照らされて浮かび上がる真宵ちゃんは、何か美術品のように綺
麗だった。
「えっと……見ても良い?」
真宵ちゃんがおずおずと頷いたから、ぼくはそっと左肩に手を掛けて、ガチガチに緊張し
ている彼女をこちらに向かせた。
相変わらず腕で胸を庇っている真宵ちゃんは、恥ずかしさからか視線は明後日の方を彷徨
っていて、それを見たぼくまでカーッと顔に血が昇って行く。
乳房を守る右手の手首をそっと握ると、持っていかれまいとキュッと力を込めたのが分か
ったけど、すぐにゆったりと弛緩したのでそれは無意識のうちの抵抗だと分かる。
華奢な手首をゆっくりと退かすと、真っ白な雪に覆われたような双丘が現れて、ぼくは思
わず感嘆の溜め息を漏らしていた。
ボリュームこそ控えめではあるけれど、それでもしっかりと女の子の膨らみはあって、先
端には桜色に色づいてツンと上を向いた突起が慎ましく鎮座している。
彼女が呼吸するたびに上下して、かすかに揺れるその丸みがぼくを誘っていた。
まるで壊れ物にでも触れるように、そっと包み込む。
肌理の細かい肌は、しっとりとぼくの手のひらに吸いついて来る。
控えめな外見とは裏腹に、マシュマロのように柔らかな乳房。
手のひらにすっぽりと収まった膨らみを優しく解すように揉むと、真宵ちゃんは小さく吐
息を漏らして身を捩らせた。
「痛い……?」
「ううん、平気……」
いつも元気な声までどこかしっとりとしていて、何故だか無性に優越感が湧いて来る。
ピンと立ち上がった突起を親指で擦り上げると、真宵ちゃんはゆっくりと震える吐息を漏
らした。
キョロキョロと視線を揺れ動かす、その混乱振りが初々しい。
突起を指で摘み上げて引っ張ると、吐息の中に「ん……」と、わずかにくぐもった声が混
ざる。
切なそうに太ももを擦り合わせている姿が扇情的で、ぼくは胸の谷間に顔を埋めて深呼吸
した。
ぼくと同じボディーソープを使ったはずなのに、真宵ちゃんは甘い香りがした。
誰も踏み荒らしていない新雪に一番最初に足跡をつけるような高揚感を胸に抱きながら、
彼女の真っ白な肌に赤いシルシを付けて行く。
真宵ちゃんがこんなにふわふわ柔らかいとは思わなかった。
恥じらう姿でさえぼくを誘っているような錯覚を覚えてしまう。
ぼくはいつしか、自分の呼吸が荒くなっていることにすら気付かないほど興奮していた。
半ば夢中で彼女のピンク色の突起にむしゃぶりつくと、彼女はビクリと背を反らした。
「んっ……ん……っ」
こぼれてしまう押し殺した声をどうしたら良いのか分からないとでも言うかのように、真
宵ちゃんは目を覆ったり口元に当てたりと忙しなく手を動かしていた。
それを煽るように突起を吸い舌で転がすと、いよいよ真宵ちゃんは切な気に眉間に皺を寄
せて身悶える。
先端への愛撫を続けながら、ぼくは右手を彼女の肩から乳房、そして脇腹、腰からなだら
かな曲線を描く尻へと滑らせた。
まだ硬さがわずかに残る尻の双丘を撫で上げ、すべすべした太ももをなぞり、指先でごく
軽く触れながら内股へと移動させる。
目指す場所はすぐそこまで迫っていた。
大きく胸を上下させている彼女をチラリと見る。
い、良いのかな……。
ぼくの良心が、そこから先を躊躇させた。
年齢こそ18歳だけど、まだまだ幼い少女である真宵ちゃん。
触れたら傷つけてしまいそうで不安になる。
彼女を傷つけることだけは避けたかった。
だがぼくのオトコの部分がそれに逆らい、早く彼女のオンナを楽しめと頭の中で囁く。
真宵ちゃんは「良い」と言った。
それだけが支えだった。
ぼくは彼女の下半身に跨り、下肢の間に自分の右足を差し入れて膝を閉じられないように
してから、出来るだけ優しく、そっと下着の中心を中指でなぞった。
「なっ……なるほどく……っ!」
真宵ちゃんは普段からは考えられないような弱々しい声で叫び、太ももを強張らせた。
彼女の中心はふにふにと柔らかくて、下着はじゅわりと水が浮き上がるほどに湿っていた。
ほんのわずかに指を沈めて往復させ、一点だけ硬くしこった部分に指を当てると、擦るよ
うにそこを攻め始めた。
ぼくのTシャツを握る彼女の手に力がこもる。
布地越しの微弱な刺激が彼女に新たな感覚を与えているのだろう。
真宵ちゃんの瞳は心なしか潤み、ハァハァと呼吸を切迫させていた。
「真宵ちゃん、気持ち良い……?」
「わかんな……っ」
吐息混じりのそれはほとんど声にならず、変わりに懸命にかぶりを振った。そんな彼女の
言動とは裏腹に、秘芯は硬度を増していく。
早く見たい。そして直に触れたい。
ぼくがさっき買って来た、紺と白のボーダーのパンツが邪魔だった。
邪魔なものは取り払ってしまえ。
再び下着の上から尻を鷲掴みにして散々捏ねたあと、太ももの方から下着の中へと手を忍
ばせる。
張りがあって瑞々しい尻肉の感触を存分に楽しむと、そのままパンツを太ももまで引き下
げた。
「や……!」
突然下半身をあらわにされて驚いた真宵ちゃんは、大事な下着を下げられるまいと反射的
に手を伸ばして来たけど、一瞬遅かった。
とうとう彼女の全てが暗がりに浮かび上がる。
直にぼくの視線に晒されるのは余程恥ずかしいのだろう。
真っ赤な顔を背けてぼくの目を見ようとはしない彼女。
先ほどと同じように右腕で乳房を、そして膝を立てて秘所を隠そうとしたから、ぼくもさ
っきと同じように彼女の右手首を掴んで戒めを取り除いた。
いよいよ恥ずかしくなったのだろう、真宵ちゃんはギュッと目を瞑った。
密かにぼくが気に入っている長い髪は布団に散らばり、白い肌とのコントラストを際立た
せていた。
華奢な首から鎖骨、肩のライン。
大きさこそ小さめではあるけど形の良い乳房と、その頂点で可愛いらしく自己主張してい
る桜色の乳首。
細いウエストとは対照的に、意外と発達している腰回りは存外にオンナの魅力が溢れてい
て魅惑的だ。
そして。
下着を脱がされたことで、恐らく初めて男の目に晒されたであろう、秘部。
淡い茂みが覆う恥丘はふっくらと柔らかそうで、ぼくは思わず生唾を飲み込んだ。
切れ込みに指を挿し入れると、熱く火照ったそこは、蜜を湛えてぼくの指を迎えてくれた。
その蜜をたっぷりと指にまとって秘裂を探ると、弾性に富む粘膜の中で一ヶ所だけ、己の
存在を誇示するかのように硬く立ち上がった彼女の芯を捕らえた。
それを包皮の上から押し込むように揺さぶると、真宵ちゃんは腕で顔を隠しながら切なげ
に溜め息をついた。
懸命に堪えようとするものだから、「ん……っふ……んんっ」と鼻から悩ましげな声が漏
れる。
耳たぶを食み、首筋から鎖骨へと数度舌を往復させてから胸の先端にしゃぶり付くと、彼
女は頭を反らせて大きく息を酸素を求める。
その刺激でまた少し大きくなって愛らしい顔を覗かせ始めた真珠に蜜を塗り付けると、中
指の腹で触るか触らないか程度に軽く円を描くように擦る。
真宵ちゃんの細い身体がしなやかに仰け反った。
「はぁ……ん……っ! んんっ!」
立てた膝がカクカクと震えている。
太ももで留まり開脚の妨げになっている下着を左足だけ抜き取った。
さっき下ろしたばかりの新しい下着の中心には、かすかに泡立った蜜が付着して、その部
分だけ一際色濃くなっていた。
更に下肢を割り広げてぐっと秘部を露出させる。
初めて他人の目に晒されたであろうそこは、充血のために濃いピンクを呈し、ぷくりと膨
らみ包皮から顔を出している秘芯は尖りきっていた。
蜜壺はヒクヒクと戦慄き、絶えず透明な蜜を溢れさせ、甘いメスの匂いを強く漂わせてい
る。
そんな卑猥な光景の向こうによく知った少女の幼い顔が見えて、そのギャップに、ぼくは
呼吸が苦しくなるほどの興奮を覚えていた。
ギュッと閉じられている彼女のまぶたに口づけを落とし、そのままふっくらと柔らかな唇
を吸った。
「……ぅ…………ふ……ん……!」
ぼくに応えて一生懸命舌を絡ませ、唾液を交換する。口を離せばぼくと真宵ちゃんの狭間
で銀の糸がキラリと光った。
「真宵ちゃん……目を開けてよ」
「う、うん……?」
ゆっくりとまぶたが開く。
力が込められていたまぶたは、いつも以上に二重の幅を広くしていた。
「恥ずかしいの?」
「あ……当たり前だよ! 死ぬほど恥ずかしいよ……」
「ぼく、真宵ちゃんのことずっと見てたよ」
「えー……ずっと?」
「うん、ずっと。……だから真宵ちゃんも、ぼくを見ててよ」
戸惑いがちに、でもはにかみながら彼女は頷いた。
鎖骨に唇を這わせたあと、再び彼女の秘所まで顔を下げる。
テラテラと光るそこをじっと見つめると、首を上げてぼくを目で追っていた真宵ちゃんは
小さく首を振った。
「やぁ……! 見ないで……!」
膝を閉じようとするけど、ぼくの頭で完全に閉じ切ることは不可能だ。
真宵ちゃんの言葉とは裏腹に蜜壺はヒクつき、トロリと潤いが増す。
頬を桃色に染め、かすかに開いた薔薇色の愛らしい唇からは吐息とも喘ぎともつかない音
を漏らしている。
伏し目がちの瞳は潤み、恥ずかしそうにチラチラとぼくに視線を寄越す。
その視線は悩ましげで、次を期待する物欲しげな色をかすかに帯びていた。
色気とはついぞ無縁だと思っていた妹のような女の子が、こんなにいやらしい秘所を晒し
ながら淫らに男を誘うような表情をするとは……。
真っ赤になって困ったような顔をしている真宵ちゃんに声を掛けた。
「真宵ちゃんは本当に可愛いなあ……」
眉を下げて益々困った顔になった真宵ちゃんに微笑みかけると、瞳を見つめたまま、わざ
と見せつけるように伸ばして尖らせた舌先で、しこり勃っていた秘芯にそっと触れた。
「ひ……っ!」
その瞬間、真宵ちゃんは息を呑み、触れていた太ももは緊張で硬くなった。
チロチロと突起の先端をくすぐると、真宵ちゃんは「はあ……はあ……」と大きく肩で呼
吸しながら唇を戦慄かせた。
指や唇で皮を剥いて真珠をしっかり露出させ、突出した真珠を上下にこそぐように舐め上
げたり、押し潰したり、逆に吸い上げながら舌で転がして弄ぶ度に、真宵ちゃんは違う反
応を見せた。
手を伸ばして乳房の突起を同時に刺激してやると、彼女は腰を突き出すようにして悦び始
める。
子供のように無邪気で元気いっぱいで、いつも天真爛漫な真宵ちゃんのこんな痴態を、一
体誰が想像するだろう?
幼顔が乱れる姿は想像以上に淫らで、ぼくの独占欲を駆り立て男の部分を刺激する。
すっかり浮き上がって揺らめく腰を抱え込み、蜜が湧く泉に舌を埋めて行く。
「やあああ……!」
ぼくの頭を押さえ付けてそこから逃れようとしたけど、弱々しいその力ではぼくに敵うは
ずもなく、真宵ちゃんの下半身は為す術なくぼくに抱え込まれた。
真宵ちゃんは口に手を当てて声を抑えようと必死の抵抗を試みているみたいだけど、その
頑張りは効を奏さず、甘さを帯びた嘆息が絶え間なく部屋に響く。
「はあ……はあ……っ……んん……はぁ……っ」
「真宵ちゃん……」
呼び掛けるとトロンとした瞳をゆっくりとこちらに向ける。
はぁはぁと肩で呼吸する真宵ちゃんに、これ見よがしに濡れそぼった蜜壺に中指を挿し入
れた。
「う……あ…………あ……」
ぼくの指が胎内に消えて行く様を、真宵ちゃんは戸惑うような声を上げながらじっと見て
いる。
初めて異物を受け入れるそこは想像以上に狭くて、ぼくの指を食い千切らんとキュウキュ
ウと締め付ける。
「痛くない?」
問い掛けたぼくに、真宵ちゃんは小さく「大丈夫」と呟いた。
ゆるゆると抽送を始めると真宵ちゃんの呼吸が再び乱れ始める。
掻き回しながら奥へと進めて行き、彼女の良い部分を見つけようと襞を探ると、真宵ちゃ
んは身体を戦慄かせてシーツをギュッと握り締める手に力を込めた。
初心な彼女の肉体を傷つけないように、様子を窺いながら慎重に指を一本増やして中を調
べて行く。
胎内の前面の壁に沿って少しずつ指を滑らせると、一箇所だけ他の粘膜とは違うザラザラ
した感覚の場所に当たり、折り曲げた指でゆっくりとそこを掻くように刺激すると、みる
みる内に真宵ちゃんの瞳が潤んでいく。
「痛い?」
「違う……けどっ、なんか……なんか……」
「なんか、なに?」
「わかんない……! けどっ…………ッ!」
「変なの?」
躊躇いがちに、こっくりと頷いた。
分からないと言うわりに、秘所から湧き出る水は勢いを増し、ぼくの手の動きに合わせて卑猥な音を立てている。
圧倒的に経験が足りない真宵ちゃんは、強い快感を快感と捉えることが出来ていないのかもしれない。
彼女の呼吸はどんどん上がって行き、とうとうすすり泣き始めてしまった。
「や、やめようか……?」
何か悪いことをしているような罪悪感に襲われて、ぼくは手を止めた。
そのまま様子を窺う。
「どうする? やめる?」
「やぁ……! やめないで……!」
そう言いながら、彼女はもじもじと腰を動かした。
秘所の中を犯したままの指が、奥へと誘うようにククッと締め付けられる。
真宵ちゃんのそこは規則的に蠢き、ぼくを呑み込もうとする。
ねだるようなその仕草は無意識のもののようだった。
ぼくが彼女に大人の悦びを教えているのだと思うと、どうしても昂ぶりが抑えきれなくな
ってくる。
陰茎は既に痛いほど勃起していて、先端からは先走りが溢れているのだろう。トランクス
の中が冷たかった。
ぼくの男の部分が、どうしようもなく彼女を欲しがっている。
その強烈な欲望を、指の動きにぶつける。
あとからあとから蜜は溢れ、ぐちゅぐちゅといやらしい音が部屋に響く。
ぼくの指の動きに合わせて真宵ちゃんの肉体が淫らに踊る。
「真宵ちゃんのココ、凄いよ……」
「やだぁ……!」
泣き顔でかぶりを振る。
そんな姿すらも男を煽るだけだということを、彼女は知らない。
「んっんっんんん……!」
必死で歯を食い縛っていた真宵ちゃんの肉体が不意に仰け反り、ほぼ同時に中を弄んでい
た指が締め付けられた。
「────っっ!!」
どの位そのままだったろう。
息を詰めた顔は真っ赤になり、仰け反った身体が大きく数回痙攣した。
挿し入れたままの指を更に奥へと咥え込むように、膣が蠕動する。
それが落ち着くと、彼女はハァッと息を吐き出し、力が抜けたようにくったりと布団に沈
み込んだ。
瞳を閉じたまま、呼吸が整うのを待っているらしい。どこかぼんやりとした目を向けた。
「大丈夫?」
「う……ん……。なんだろ、……何か……変になっちゃって……」
「気持ち良かった?」
「……ワケ分かんなくなっちゃったけど、多分……」
どうやらぼくは、あまりコトを理解していないままの彼女を無理矢理イカせてしまったよ
うだ。
彼女の痴態に、ぼくは限界だった。先走りのシミを作ってしまったトランクスを脱ぎ捨て
た。
******
「……真宵ちゃん、そろそろ良い?」
彼女に覆い被さり、耳元で囁くように確認すると、真宵ちゃんは弱々しくぼくの胸を押し
返した。
「な、なるほどくん。ちょっと待って……!」
「うん……?」
やっぱり怖いのかな。
そう思ったのも束の間、彼女の可愛い口から飛び出たのは思いがけない言葉で、今度はぼ
くが狼狽える番だった。
「その前に、その……あたしも見てみたい」
「え。……何を?」
「んと……なるほどくんの、アレ……?」
もじもじと下を向く真宵ちゃん。
「アレって……コレ?」
腰を突き出し彼女自身をつついてやると、「ん……っ」とかすかに眉を顰めて身を捩らせ
ながら頷いた。
一瞬戸惑いつつも彼女から離れると、ぼくの胸を押していた手がおずおずと下腹部に降り
てきた。
「……ッ!」
恐々と伸びて来た指先がぼくの先端に触れ、そしてすぐに引っ込められた。
チラチラとぼくの下腹部に目を向けている。
「す、すご……。さつまいもみたい……。でも、硬いんだね……?」
心底驚いたのだろう。真宵ちゃんは目を白黒させている。
その顔にまたぼくの嗜虐心がムクムクと湧き始めた。
引っ込めたまま行き場を失っていた彼女の手を取り、己に導き擦り付けて、耳元で囁いて
やる。
「真宵ちゃんに挿れたくてこんな風になっちゃったよ」
「ひゃ……ッ! ……なるほどくんの……すけべ! へんたい!」「知らなかったの?
ぼくはスケベな上、どうしようもない変態だよ」
「開き直ったね、なるほどくん……」
「男がスケベじゃなかったら、人類は滅んじゃうじゃないか」
「うう……」
悔しそうに呻きながらも真宵ちゃんの指はイジイジとぼくを弄ぶ。
多分それは手持ち無沙汰な時にやってしまう癖や仕草と変わらない行為なのだけど、ぼく
にはもどかしく焦れったい快感をもたらす。
堪らず彼女の手に手を重ねて陰茎を握らせると、上下に扱くように促した。
「わ。わ。熱いよなるほどくん……」
恥ずかしそうではあるが、真宵ちゃん持ち前の好奇心の強さからか、チラ見ながらもしっかり観察しているようだ。
「それに……こんなに太いの……? こんなの入んないよ……」
「……それが入るようになってるんだよ。──真宵ちゃんのココも、ね」
「……っ!」
秘所に手を伸ばして淫猥な音を立てると、真宵ちゃんはギュッとぼくの腕にしがみついた。
しおらしいその姿に、ぼくは更に欲情する。
「あ、なんか大きくなった……。……あのあの。もう少し触ってても良い?」
ためらいがちに尋ねると、むくりと身体を起こしてぼくの股間を覗きこんだ。
「同じ人間なのに……変なのー」
女社会で育ってきた真宵ちゃんは、そもそも男のシンボル自体あまり見たことがないのか、
まじまじと見つめながら小さく呟いた。
彼女の白く細い指がぼくの怒張に絡み付く。
先端からは先走りが溢れ、真宵ちゃんの手の動きに合わせクチャクチャと音を立てている。
幼い手がいきり立ったモノを慰めるように上下する光景は想像以上に卑猥で、ヌルヌルと
した感触の中で下腹部に湧き上がる快感は止めようもない。
「は……あ…………」
切ない吐息が漏れる。
自分の思う通りの場所に欲しい刺激を得られないもどかしさが、一層興奮と快感を増長さ
せた。
吐息を弾ませるぼくと湧き出る先走りを、不思議そうに交互に眺めていた真宵ちゃんが、
何を思ったのか指に付着した水をペロリと舐めた。
「ちょ、真宵ちゃ……!」
「何コレ! しょっぱい! しょっぱいよ、なるほどくん!」
そして次の瞬間、ぼくは我が目を疑ったのだった。
パクッと。
思い切り良く、まるでたこ焼きでも頬張るかのように、真宵ちゃんはぼく自身を頬張った。
「────っ!!」
生温かい感触に包まれ思わず腰を引くが、真宵ちゃんが「んーん」と首を振ってそれを拒
む。
咥えてはみたものの、持て余したらしい真宵ちゃんは、そそり勃つモノから口を離してぼ
くを見上げた。
「……どうしたら気持ち良い?」
「……歯を立てなけりゃ何しても良いよ……」
「んー」
再び咥えた真宵ちゃんは、チューチューと赤子のように先走りを吸い始めた。
伏し目がちの頬に落ちる長い睫毛の影。
そのふっくらした頬は紅潮しきり、ぼくを吸う度に窪みを作る。
小さな口に膨れ上がった男は大きすぎて、嚥下しきれなくなった唾液が、口の端から透明
な糸となって一筋垂れていた。
そこから口を離すと、今度はチロチロと赤い舌で先端を舐める。
ぼくの股間に顔を埋めて手当たり次第に舌を動かしながら、上目遣いでぼくの様子を窺う
真宵ちゃんは、普段の元気な少女の姿をしながら、淫らなメスとしての本能を出している
ように見えた。
裏筋にその動きが到達した時、ぼくは待ち侘びたその快感に思わず「うあ…っ」と声を上
げていた。
真宵ちゃんの無知さが結果的にぼくを焦らしていたのだ。
腰を浮かしたぼくを見て、そこがぼくの好む場所だと察した真宵ちゃんが、嬉しそうにぼ
くを見つめながら一生懸命舌を這わせる。
根元から先端へ、時には舌全体を使い、時には舌を尖らせて強弱を付けながら、陰茎をし
ゃぶる。
ソフトクリームを舐めるようにカリに舌を舐め上げられた時には、不本意ながらも声が漏
れてしまった。
友達や雑誌からの情報でも持ってたのか、それとも彼女のオンナの部分がそうさせるのか、
真宵ちゃんは拙いながらも口を使って抽送をし始め、同時に大切なものを捧げ持つように
添えた手で、口の中に入りきらない部分を扱き出した。
口内という柔らかい粘膜に包まれたぼくの敏感な部分にあの手この手で舌が這いずり回り、
ぼくはどんどん高みに追いやられ、下腹部には射精の気配が濃厚に漂い始めていた。
「う、あ……ま、真宵ちゃん……! ヤバい……出るから……!」
彼女から逃れようと身を捩るが、真宵ちゃんはそんなぼくをじっと見つめたまま動きをや
めようとはせず……。
「く……あ……っ! 出……ッ!」
限界を超えたぼくは、処女の女の子の口内に数日振りの白濁をぶちまけたのだった。
「…………!」
その瞬間、真宵ちゃんはビックリしたのか目を見開いたが、ほんのりと目尻を朱に染めて
瞳を閉じ、口内でピクピクと跳ねながら吐精している怒張を扱きながら、最後の一滴まで
吸い取ろうとしていた。
漸く彼女が口を離すと、まだ多少の硬度を保っていたそれとの間に、唾液とも先走りとも
白濁とも思える糸が繋がっていた。
真宵ちゃんは口の中に精液を溜めたまま、ぼくを見上げていた。
「ごめん……! 出しなよ」
ティッシュを箱ごと差し出したが、真宵ちゃんは喉を鳴らしながらコクリと飲み干した。
「……飲んじゃった!」
あっけらかんと笑う彼女に唖然とするぼく。
「随分苦いねえ。なにこれ?」
「え。……ザーメン……」
「え、ら、ラーメン?」
こんなところからラーメンが出る人間がいたらお目にかかりたいよ真宵ちゃん……。
「ザーメン。別名、精液ともいう」
「あ。あー! それなら分かるよ! そっか……これが……」
彼女が知っていると思われる精液の特徴を、真宵ちゃんは確認しないまま直接飲んでしま
ったから、いまいちピンと来なかったのかもしれない。
はにかみながら、ぼくを覗きこむ。
「気持ち良かった?」
「……うん」
その顔がまた可愛かった。数分前まであんなにエッチな顔でぼくをしゃぶっていたのに、
真宵ちゃんはもう少女の顔に戻っていた。
一度射精したにも関わらず、ぼく自身の硬度はほとんど損なわれていなかった。
つい今しがたまでオトコを咥えていた唇に吸い付き、舌を絡ませながら胸の先端を擦り、
片手を秘所に潜り込ませる。
刺激を中断したから潤いが途絶えたかと思いきや、むしろ先ほどよりも熱さを増して水を
湛えたそこは、男根を受け入れるにはもう十分だろうと思われた。
布団の下から例の小袋を取り出す。
もしかしたらもしかするかもしれないと、真宵ちゃんがお風呂に入っている間に準備して
おいたソレ。
コンビニで人目を避けるように、光の速さでカゴに突っ込んだ「ソレ」。
「なにそれ」
「ゴム」
「ゴム? 何に使うの?」
「……コンドーム、って言ったらわかる?」
「コ、コ……ッ」
(あ、知ってるんだ)
「それ付けるとさ、赤ちゃん出来ないんでしょ……?」
「一応、ね」
「真宵ちゃん情報網では、それ付けるのと付けないのとでは、お……男の人の感覚、って
違うんだよね?」
「……らしいね」
「……あ、あのさ。なるほどくんが気持ち良いなら、そうゆうの……しなくても、良いよ
……?」
「え。」
正直、揺れた。
膣外射精すれば……なんて甘い誘惑がぼくの中に生じる。
この上なく魅力的なお誘いだった。
中に出さなければ大丈夫だよな……?
だけど、もしも万が一のことが起こったら……?
真宵ちゃんは、没落しているとはいえ名家のお嬢様で正当後継者だ。
いずれは世継ぎの問題も出て来るだろうけど、結婚もまだ、現・家元の消息も分からない
現状で妊娠なんてしたら、周囲から何を言われるか分かったもんじゃない。
彼女の風当たりが強くなるのは避けなければいけない。
これ以上彼女が厄介ごとに巻き込まれないように守るのは、当然ぼくの役目だ。
「だ、ダメだよ! キミ、まだ18歳だろ?」
「うん。でもお母さんはお姉ちゃんを18の時に妊娠したよ?」
「に……っ」
……おかしな話だけど、妊娠しないための用具を片手に改めて気が付いた。
今の今までそれに直結して行く行為をし、不本意な事態を避けるためにと考えていたのに、
初めて自覚したかのように、唐突に。
このコも、女性として子供を産める身体なのだと。
「それに、なるほどくんの赤ちゃんなら、あたし、自力で産んで、自力で──」
「──なら、尚更だよ」
「?」
「いつか身体も心も環境も準備が出来て、それでもぼくの子供を産みたいって思ってくれ
るなら、その時はコンドームをしないセックスをしよう。……それでも良い?」
コックリと頷いて、嬉しそうに笑った。
もしかしたら、真宵ちゃんはぼくを試していたのかもしれない。
花がほころぶような、そんな美しい笑みだった。
ぼくの背中から覗きこむようにしてじっくりとコンドームをつける姿を見ている。
「……よし。それじゃ……」
華奢な肩を押し倒すと大きく脚を割り開き、あらわになった秘所へ、再び硬度を増してい
たそれを宛がった。
するとそこでまた横槍が入る。
「うう。こんなカエルみたいな格好しなきゃいけないの……?」
「……他にもあるけど、多分真宵ちゃんにはこれが一番楽だと思う……」
「他、って?」
「え。……い、犬とか……?」
「犬?」
「うん。後ろから……。……そっちにする?」
「……いや、カエルで良い……犬はまた今度にする……。だって、なるほどくんの顔が見
えないもん」
潤んだ瞳でぼくを見上げた真宵ちゃんも、覚悟を決めたかのようにぼくの指に自分の指を
絡ませ、ギュッと強く握った。
いよいよ無垢な身体に永遠に消えない刻印を刻みつける時だ。
ぼくも力を込めてその手を握り返し、宛がったモノを往復させて蜜を絡めながら、胎内へ
と繋がる入り口を探す。
やがてほんのわずかな窪みを見つけると、ゆっくりと体重を掛けながら腰を押し進めた。
ギリギリという音が聞こえそうなほど狭いそこは、徐々にではあるがぼくを呑みこんでい
く。
「────っ!」
真宵ちゃんの身体は仰け反り、大きく開いた口は、声を出すことすら出来ずにパクパクと
空気を求めていた。
「はぁ……」
ぼくのオトコが少しずつ少しずつ彼女の胎内を犯して行く。
皮膜越しとはいっても、それは鳥肌が立つほどの快楽を与えてくれた。
「ああ……入って来る…………」
真宵ちゃんのほとんど吐息ばかりの掠れた声が、うわ言のように耳元で囁いた。
眉間には深く皺を刻み、必死で痛みを堪えているのが伝わって来る。
「ん……あ……痛……っいたい……っ!」
握った手に益々力が入り、ぼくの手の甲には彼女の爪が食い込んでいた。
目に涙を溜めて、それでも健気にぼくを見つめている彼女がいじらしくて仕方がない。
出来るだけ負担をかけないように、ゆっくりと進めて行く。
彼女の中はやっぱり狭くて、想像以上に熱かった。
「あ……なんか……凄い……ね……。自分の中に……他の人が入ってる……なんて……」
「入ったよ」と最奥まで辿り着いたことを告げると、彼女は感慨深げにそう言った。
「どう……?」
ゆるりと子宮口をノックするように突くと、「ん……ん……」と咽喉を鳴らしながら彼女は微笑んだ。
「ん……痛い、けど……幸せ、って……感じ、かな……」
「幸せ?」
「だって、なるほどくんが、あたしの中にいるんだよ? 好きな人と一つになってるって、
凄いよね?」
「……そうだね」
穏やかな笑みが、思わずぼくの頬にこぼれる。
今すぐにでも動いて彼女の最奥を穿ち味わいたいと欲求が湧き起こるけど、ぼくはそんな
自分を押し込めて、可愛い事を言ってくれる彼女を、しっかりと抱き締めた。
きっと、男のぼくには想像のつかない痛みを感じているのだろうに、それでも真宵ちゃん
は笑ってくれる。
「真宵ちゃんにはかなわないなあ……」
ぼくの言葉に真宵ちゃんの中がじんわりと熱を持ち、そしてキュンとぼくを締め付け妖し
く蠢く。
「あたしね、なるほどくんのこと、好き……!」
「聞いたよ」
「言えて良かった」
「……聞けて良かった」
ほんの少し前にも繰り返した台詞。
だけど、あの時と今じゃ、決定的に違うこと。
ぼくの腕の中にいるこの子は、もう「少女」じゃない。
「オンナ」だった。
いつも元気でトノサマンが大好きで、ちょっとした下ネタの類にも頬を赤らめ、ムキにな
って怒るお子様な真宵ちゃんが、ぼくに組み敷かれて懸命に男を受け入れていた。
失くしてしまったかもしれないこの子を取り戻せて良かった。
ぼくの手で「オンナ」に出来て良かった。
口づけを交わす。
彼女の全てをぼくのものにしてしまいたい。
そんな想いが胸の底から湧き上がる。
「動いて良い…?」
こっくりと彼女が頷いたのを確認して、ぼくは本格的に抽送を始めた。
「ん……ん……んっ、……ん……」
突かれる衝撃で声をこぼしながら、普段見せなかったぼくの一面が珍しいのか、好奇心を
いっぱいに覗かせた瞳でじっとぼくを見つめている。
妙に、恥ずかしい。
だから、汗で貼り付いた前髪をそっと払って、あらわになった額にキスをした。
眩しそうに瞳を細めてクスクス笑う。それは幼い少女のように天真爛漫な表情だった。
下半身はオトナだけに許された行為の最中であるというのに、真宵ちゃんの表情はまるで
幼げで、不思議なアンバランスさがぼくを煽る。
サラサラとしなやかでシャンプーの香りがふんわり漂う髪の毛。
長い睫毛が影を落とす赤みを帯びた頬。
どんぐりのように真ん丸で、色々な感情を湛えた瞳。
ふっくらと柔らかな薔薇色の唇。
ぼくのリズムに合わせて揺れる白い乳房と先端に淡く色づく突起。
抱き締めたら折れてしまいそうに細い腰。
それに反して意外と肉付きの良い丸いお尻。
更に目を落とせば、淡い茂みに守られ、屹立したものを突き立てられているそこが目に入
る。
彼女は時々顔を歪め、結合している部分がまだ痛みを引き摺っていることが窺えた。
大きなストライドの往復運動を止めて、その代わりに太ももを抱え上げると、怒張を更に
深く彼女に突き立て、揺さぶるように小刻みに動かし始めた。
すると、ともすれば楽しそうにぼくを見つめていた真宵ちゃんに、徐々に変化が現れ始め
た。
視線が落ち着きなく宙を彷徨い始め、瞳は俄かに潤んでトロンとし、呼吸が乱れ始める。
頬は赤く紅潮し、次第に神妙な顔になっていく。
秘所の熱が上がり、一層激しい水音が立ち始めた。
「真宵ちゃん……気持ち良くなって来たんだ……?」
芽生え始めた快感を掴まえることに必死なのかもしれない。彼女はぼくの問いには答えな
かった。
「ぁ……ぁ……」
可愛らしい歯を覗かせている半開きの口から、小さな声が漏れ始める。
ずっと……蜜壷で絶頂を迎えた時ですら、くぐもった声しか出さなかった真宵ちゃんが、
か細いものではあったが、初めて色のある声をこぼした。
真宵ちゃんの幼顔が、恍惚としたものになっていく。
ぼくは、真宵ちゃんが無垢な少女から悦楽を知るオンナの顔になる瞬間を目にしたのだっ
た。
「ずっと思ってたんだけどさ……、声、我慢しなくて良いんだよ?」
真宵ちゃんは眉間にシワを寄せ、かぶりを振った。
すべすべと滑らかな丸い乳房の純白の肌はうっすらと桃色に染まり、ふるふる揺れてぼく
を誘う。
手の掌で突起を擦ると、その摩擦で可愛い桜色の乳首はしこり勃ち、彼女は漏れる声を抑
えようと口に手を当てた。
だが、か細く甘い喘ぎは抑え切れなくて、切なげに啼き声となって漏れる。
「あっ……あ……、あ……あん……っ」
扇情的な音色。
胸の突起を口に含んで舌で転がしながら、右手を下半身へと伸ばし、親指でクリトリスを
押し込むように擦ると、途端に真宵ちゃんの肉体が跳ねた。
高い位置でゆらゆらと動く腰を引き寄せてぼくの膝の上に抱え、そのままピストン運動の
速度を上げていく。
抱え上げられた下半身は、結合している部分まで丸見えだった。
無垢だったそこは、迎え入れたぼくに合わせて大きく形を歪め、出入りする怒張には白く
泡立った蜜と、彼女の処女喪失の証である赤い涙が付着している。
性交中の特有の匂いが立ち昇る。
下肢を大きく開かれたことで、濃いピンクに充血して尖り切った真珠までが何物にも遮ら
れることなく惜し気もなくその姿を晒していて、扇情的なその光景はぼく自身に益々力を与えた。
彼女が着衣の下に隠していた肉体は、想像以上に艶かしいものだった。
妹のように思っていた無邪気な子が、こんなにもオンナだったなんて。
ぼくは妙な感慨を抱いていた。
彼女に初めての男を刻み込み、新しい快楽を教え、女としての肉体を拓いているというそ
の事実に、興奮を抑え切れない。
体勢が変わったことで良い部分に当たるようになったのか、真宵ちゃんはよがり声を抑え
ることが出来ないほどに乱れていた。
「う……あ、あ、ああ……っ、いい……」
「──気持ちいい?」
「いい……気持ちいい……!」
うわ言のように漏れる言葉。
彼女の瞳は虚ろになり、ぼくのことなどもう見えていないようだった。
目尻から流れる涙をつと舐める。
ぼく自身もまた次第に余裕がなくなって行き、解放を望む下腹部の熱が、腰の辺りに特有
の気だるさをもたらし始めていた。
「あ、あ……なるほどく……ん! ……なるほどくんっ!」
ぼくを求めて伸ばされた手。
彼女の腰を膝からおろして思い切り下肢を広げると、彼女の最奥を求めて大きく突き上げ
る。
「あ、あ、あんっ! なるほどくんっ! あん、あ……っ! ……ああっ!」
ぼくの名を呼ぶ彼女を抱き締め、最も深いところに精を放った。
******
ぼくの胸に顔を埋めるようにして、クークーと寝息を立てる真宵ちゃん。
乱れた前髪をそっと直してやる。
ついさっきまでぼくの下で乱れていたとは思えないほどあどけない寝顔。
すっかり安らいでいる寝顔を眺めながら、思う。
今回の誘拐事件で改めて認識させられた、真宵ちゃんの存在の大きさ。
上司の妹だった彼女は、いつの間にかぼくの大部分を占めていた。
いつから……なんて気付かないほど、静かに、静かにぼくを侵食していた。
彼女に話したことはないけれど、もう数年も前、半年だけ交際していた女の子がいた。
ぼくにとって、初めての恋人。
手を繋ぐのが精一杯だったあの頃の、周囲が見えなくなるほどに盲目的な熱い想い。
意外な結末を迎えるまで、ぼくは情熱的な恋をしていたと思う。
あの子に抱えていた思いを「恋」と呼ぶのならば、真宵ちゃんへのキモチは「恋」とは違
う。
このコに感じるのは、熱さではなく、温かくてほんの少し切なくて、それでいて優しくて
……。
優しい……優しい……。
「優しい」……なんだろう?
こんな気持ちは初めてだ。
ずっと、彼女の無事を祈りながら……そして、彼女を抱きながら、何にも代えがたいこの
キモチをなんと呼ぶのか考えていた。
そうしてある時、やっと気が付いたんだ。
痛みを堪えながら必死にぼくを受け入れ、それでも尚、ぼくと一つになれて「幸せ」と言
ってくれた真宵ちゃん。
あの時、ぼくは彼女を愛おしく思ったんだ。
……そうだ。
この温かくて切なくて優しい気持ちは「愛おしい」というキモチなんだ。
このコが……真宵ちゃんが愛しくて愛しくて仕方がない。
そう認めてしまえば、それまでの胸のつかえが下りていく。
ぼくにとって、真宵ちゃんはいつも隣にいるのが当たり前で。
時には迷惑なほどの暑苦しさをもたらし、見上げれば目を開けられないほど眩しくて。
いつだってぼくを見守り、進むべき道を照らし、時には闇を払い、落ち込んだ時にはぼく
を温め、そして明日への活力になってくれる。
無くてはならない、そんな太陽のような女の子。
それがぼくの真宵ちゃん。
愛おしさを込めて彼女を見つめれば、ご馳走を食べている夢でも見てるのだろう。
にんまり笑いながらモグモグと口を動かしスヤスヤ眠るキミを、力いっぱい抱き締めた。
キミの隣の太陽のあたる場所で、この胸いっぱいに抱きしめた。
以上です。
途中、連投に引っ掛かったのでID変わってます。
長文で失礼しました。
朝一良いもの見させてもらいました!gjgj
真宵ちゃんが可愛くって、らしくって良かったー!
さつまいもで笑ってしまいました。
長っw
昨日今日と力作が続くな
サツマイモのようにホクホクとあめーーー!ニヨニヨが止まらん。
しかし考えてみれば、冤罪救出や、拉致監禁救出、窮地の彼女の為に吊り橋落下とか、
ことごとくフラグなのに、ことごとくスルーされてるよなぁ。
公式側が明確にくっつけない方針なんだろうな
そこが妄想の余地があって楽しかったりもどかしかったり
>>752 乙
>>750 ナルマヨは公式にあまり期待してはいけないからな
ついでにミツメイは稲葉さんが退社してしまったのが痛い
正式にくっついてくれればナルマヨ好きとしては嬉しいが、なんとなく今の関係を持続してるぐらいでもいいな
妄想の余地があるのは矢張り嬉しいし、ナルメイやナルアヤも好きだからさw
うん。どのカプも公式はいらないや。
>>720 GJGJGJGJ!
ラーメン吹いたwww
真宵カワエエ(*゚∀゚)=3ハァハァ
明確にくっつくと、弁護士と助手というスタイルが変わってくる。
ナルマヨの場合は逆裁の雰囲気的にかなり重要だから、イメージをくずしかねない。
けど恋愛フラグはオフィシャルで立たなくても、
代わりに2人の場合は信頼関係がちゃんと確立していくから、
原作内でくっつかなくてもニヤニヤする。
という訳でGJ!!
自分2-4好きなんだ。その後の話が見れて良かった。
ロウシナGJ!!!
文章が大好物で、ハアハアしたよ…ヽ(´∇`)ノ
ほのぼのナルマヨ良いな〜。
つーかナルホドの部屋カオス過ぎと思ったらなるほど逆転裁判ネタでワロタ
gj!!
ナルマヨGJ
読んでるこっちまで幸せな気分になりました
やっぱなるまよみつめいは人気高いな
他の組み合わせと反応が段違いで笑える
ナルマヨ好きな人が多いんだなあというのはわかる。
別に笑えはしないが。
需要と供給が抜きんでてるってことだよ。
他カプを排斥したりはしゃぎすぎなければ無問題。
どのカプも受け入れてるのがここのいいところだ。
ナルマヨは検事でワンシーンしか出てないにもかかわらずこの盛り上がりだし、
次のシリーズに正式に出た日には大変な事になりそう。
自分はどんと来いだが。
むしろ出番が少ないからこそ補完欲が湧くんでない?
ナルマヨがここまで突出した人気になったのも4以降だし
じゃあミツメイは検事であれだけ爆弾投下のされたのに、
さほどミツメイだらけにならないのはそういう理由なんかな?
それか今は御剣や冥好きは個別のピンク板に居てるからかな。
カップリング傾向強い人はここ
キャラ単体で好きな人はあっち
キャラサロン板にも御剣と冥のスレ立ってるんだね
スレ立って数日だけど凄く盛り上がってるw
あっちもエロ話、カプ話や小説投下OKみたいだ
御剣スレはホモネタも多いけどメイミツネタも多いな
真宵も立てて来た
ヒカルくん×ヒメコが読みたい。
ヒメコがドキーン☆ガンバ!ってなってると尚良い。
ミツミク読みたいなあ。
読みたいならまずはこんなのがいいという萌え語りからはじめようぜ!
そこからネタが出てきたりするんだからさw
御剣の執務室って元は一条検事の執務室だったんだよね?
ミクモも昔部屋に入ったことあるんじゃないかと思った。
何が見たいかというと執務室でミツミクエロ
一条は職場に子供連れ込むような親かどうか
そこが問題だ
あまり深く考えなくてもいいんじゃないか?w
職場に子供連れて行く理由なら何ぼかあるだろ
ミクモが行きたいってダダこねたとか、小学生の社会見学で
お父さんの職場をみようとか
御剣とミクモ何かの?運命みたいな縁があって萌えるわ
>>768 メイミツの人たちの過激な妄想に脱帽したw
あの色んなネタの中の一つくらいでいいからSSにして
こっちに投下してくれないかな。
検事やっとクリアした。
バドウとカズラに萌えた奴はいないか。
四章の香水のくだりに、何やってんだと妄想したのはここだけの秘密だ。
ヤタガラス3人でなにか読みたいな…
ヤタガラス三人いいな。
三人の年齢差ってどうだったっけ、おやっさんが定年の七年前だから53?か。
おやっさん 53
一条 40 10歳の娘有
葛 自称22
>>782 「自称」と言われると鯖読み疑惑を掛けたくなるな
それにロウがショック受けてたりしたらバロスw
>>783 「狼子曰く、“年月は刹那にしかず” 女性はいつまでもお姫様ですよ」
本編のロウのセリフより。
ロウ×ミクモやロウ×オバチャンの可能性と聞いて
ロウ×オバチャンはねーよw
ないとか決めつけんな
女性はいつまでもお姫様と言うとるだろーが!
ロウは年長の相手は敬うタイプかもしれんぞ。
相手が悪人は別だが。
>>783>>784 2,3歳くらいならともかく10以上誤魔化されてたら
さすがの狼も一瞬顔を引き攣らせると思うw
22で複数の企業の顧問弁護士って葛どんだけ天才やねん
いや逆裁シリーズは天才のオンパレードだけど
というわけで葛は少なくとも3才は鯖読んでるに一票
葛スレでやれ
年の差カップルも好きなので無問題
逆裁は年の差男女多いよな
タメカプいたっけ?
ナルアヤ・・・は同学年?ひとつ違いだったか