マクロスFRONTIERでエロパロ4発目

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
マクロスF(マクロス・シリーズ他作品含む)エロパロを扱うスレッドです。
SS投下開始と終了はわかりやすく記入。
カップリングも記入。
名前欄にSSのタイトルを記入。

■マクロスF公式サイト
ttp://www.macrossf.com/
■シェリル・ノーム公式ブログ
ttp://ameblo.jp/sherylnome
■ランカ・リー公式ブログ
ttp://ameblo.jp/rankalee

■ログ保管庫
http://www11.atwiki.jp/macrossf-eparo/

■過去スレ
マクロスFRONTIERでエロパロ3発目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216906374/
マクロスFRONTIERでエロパロ2発目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213070979/
【ヤック】マクロスFRONTIERでエロパロ【デカルチャー】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198594209/
2名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 16:50:02 ID:iTxKuW+Z
>>1


ミハクラはもちろんミハラン、ミハシェリいいよね

ルカナナ好きだけどミハナナももっと流行って欲しかったぜ…
3名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 16:58:19 ID:DmuJ90iL
        r'ニニニ二二二ニニニ、ヽ
         | |     .@     | |            ト、____, へ
      rー┤|           |├、          ヽ         }
      |   | |       Π    | | |        ≡三ーーーーァ   /
      l    l l     lニ  コ  .| | |         ≡    /  /
     |    l l      |_|    | | |        ≡三   ./  /
       l__l_l______|_|__|   っ     .≡ /  /
       | /  ,イ,へ 丶、       ヘ       ≡三./  /       ノ|
       | ,' / //  \| \ ト、 ヽ ',   つ  ≡{   丶ーーーー'  }
      !j./l /        ` ヽト、ヽ }         ゝ、_______丿
.     | | .!/.!  ○    ○ l l |ヽ,'    ⊃
       l | | .l/////////////! | !.|
       .| ! | ト、  ,-ー¬   .ィ| .| l     こ、これは>>1乙じゃなくてバギクロスなんだから
        | l ! l l` r --.' <j ,' | |    変な勘違いしないでよね!
        | .l ', l |ャ-ミ≡彳ァトイ ,'! !
      .| | ヽ| | l r´ )/ハy / | ',
4名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 04:26:26 ID:ny00/sUE
シェリル、アルトの前で自ら秘所を全開で拡げて立ちション姿を披露。
「こ…こんな…サ、サービス……めった…とし、しない…ん、だから…ね」
5名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 06:33:47 ID:MgV58vdN
アルト「チクショオオオオ!くらえブレラ!!」
ブレラ「さあ来いアルトオオ!オレは実は一回叩かれただけで洗脳が解けるぞ!」
(ボカ)
ブレラ「グアアアア!この盲目のシスコンブレラが…こんな小僧に…洗脳を解かれるなんて」
(ドドドドド)
ブレラ「グアアアア」

グレイスA「ブレラの洗脳が解けたようだな…」
グレイスB「ククク…奴はシスコンの中でも最弱…」
グレイスC「空気ごときに負けるとはシスコンの面汚しよ…」
アルト「くらえええ!」
(バキューン)
3人「グアアアアアアア」
アルト「やった…ついにクイーンを倒したぞ…これでフロンティアへの扉が開かれる!!」
空「よく来たなアルト…待っていたぞ…」
(ブーン)
アルト「こ…ここが本物の空なのか…!感じる…ランカとシェリルの翼を…」
空「アルトよ…飛ぶ前に一つ言っておくことがある お前はランカかシェリルかを選ばなければならないと思っている様だが…別に選ばなくても終わる」
アルト「な 何だって!?」
空「そして残された伏線は劇場版で回収しておく あとは私を飛び回るだけだなクックック…」
(ブーン)
アルト「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある このオレには家庭の問題とか色々あった気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」
空「そうか」
アルト「ウオオオいくぞオオオ!」
空「さあ来いアルト!」
アルトの翼が空を飛び回ると信じて…! ご視聴ありがとうございました!
6名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 09:07:13 ID:DtI3RQSG
>>5
大筋で全然その通りだから困るwwwwww
7名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 14:18:43 ID:IkcLJKv9
>5
内容は合ってるのに、なんだこのダメ臭の強さwww
8名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 14:54:07 ID:HPKxFQL4
>>7
本編のダメダメさもみんな感じてただろ
9名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 17:35:03 ID:KTht8b4b
>>5
分かりやすすぎるww
10名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 17:39:16 ID:COKwkSI7
最終話はまさにソードマスターアルトだったからな
11名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 00:14:31 ID:topDmALB
            _人人人人人人人人人人人人人人人人_
            ヽ>  ゆっくり読んでイッてね!!!   <
          _ ,}:}二^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ー-.、__
     _ /´: : : : ノ : : : : >ー. 、             /   , -、    ... `ヽ.
    /: : : :`: :, : : : : : : : : : : : : : : :ヽ        _ ノ⌒   / ´   `ヽ.  :.. i
  /ミ__ー--:/.:: :.::{: : .: | :.|: :..:ヽ‐一ヘ       `ア..: .:/../.:{{..: :.{:..ヽ:..}ハ   :..|
  .′: : : : : : |: .:|:.:ハ: .{ ト:.ハ: :.} :| : : : :{       ( .:/{:ハゝ、イ.::ハノ/_从ト\ ::八
  |:.:. : : : : : :.ト、ハ_l_,ハ_N l、_}_/V: : : : ::ヽ      从 j (ヒ_] ヽ{  ヒ_ン )|:. {:‐、{:. ヽ.
 ノ.:.:.: : :.: : . :| (ヒ_]     ヒ_ン) } : : :. :.:ト}    , イ ..:/|'"" ,__,  ""'}: V } \: \
/:,.: .: : .:.:. : ..:.}'"   ,_____,  "''{: : :.::..:.:}    ( ...:.ノ从    ヽ.__ン  _,ノ  }´::.  }  }
|ヘ:..:.:{: :.:.:...:.:人    ヽ _ン   人: .::/ノ     `) }:∨:ヽ、     /   _ ノ    ノ_.ノ
  \トミ_ト/ {__>  __ . <_トミ{´|′     (r‐(r^つノノ> ----廴(ト)_)ミ{弋(
12名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 04:11:42 ID:hEhY+PuK
13名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 01:22:06 ID:yYLuoOqB
>>5
腹痛いwww
14名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 12:54:18 ID:DNOd0tPx
誰もいない〜なら〜
意味なんて無くなるから
人は全部 消えれば
15名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 10:24:01 ID:TQlLbaoP
シェリル
シェルター
シェリー酒
シェリフ
ジェット
16名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 00:34:09 ID:4VfpfU5I
age
17名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 01:46:22 ID:kgeZGJed
キラッ☆
18名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 10:25:31 ID:NQZNccNt
シェリル!!
19愛しい痛み:2008/11/19(水) 02:40:16 ID:16YZME5+
アルト×シェリル
初投稿です。あまりエロくはないです。

* * *

「どうしたんだよ?」
シェリルの様子がおかしい。
いつもなら背中に腕をまわしてくるのに、今日は手の甲で顔を隠すように
クロスさせている。
「ネイル、取るの忘れちゃったから」
アルトはシェリルの細い手首をつかんで爪を見る。指先に輝くゴールドの
マニキュア。シルバーのラメにアクセントにあしらわれたパープルの
ストーンがヘッドライトに照らされている。
アルトも男のわりに形の良い爪をしているが、それとは全く別物だ。
「長いと、痛いかなと思って……」
顔を赤らめて恥ずかしそうに言うシェリル。
今夜は仕事が早く終わったアルトは新曲のジャケット撮影をしていたシェリル
をスタジオまで迎えに行き、家に着くなり性急に求めた。
それこそ、シェリルが靴を脱ぐ間もないほどだった。玄関で深く口付け、
そのままベッドへダイブした次第だ。
「かまわねーよ、それぐらい。付けたままだと爪が剥がれたりするのか?」
「そこまで長いのじゃないから大丈夫だと思うけど」
自分はいつももっと痛い思いをしているだろうにこんな些細なことを
心配して気遣ってくれる。配慮が足りないのは俺の方だというのに……。
愛しさがこみ上げる。
「なら、問題ない」
アルトはシェリルの手を自分の背にまわさせた。
「もう!痛くても知らないんだからねっ」
プイッと顔を逸らしつつもしっかりアルトの広い背中に腕をまわす。
そんなシェリルの姿が可愛らしくて暗闇の中でも淡く輝く
ストロベリーブロンドの髪を梳いた。
「シェリルがつける傷なら全部受け止めるさ」
どんな女性が聞いても痺れるような甘く低い声で囁いた。
「……バカ。アルトって実はM?」
「さーな。行くぜ、こっちはもう我慢の限界なんだ」
十分すぎるほどの蜜で潤うその場所にアルトは自身を挿入した。
「ひゃっ……」
「くっ……」
互いに甘く愛しい痛みが走る。

明日は二人ともオフ。
夜はまだ、始まったばかり。


* * *
付け爪って簡単に取れるものなんでしょうか?
知識もないのに書いてしまいました。すみません。
20名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 02:49:09 ID:8TKgOGNX
gj!
職人さんもっとカムカム
21名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 10:39:18 ID:0B1mgvRn
gjgj!
美味しく頂きました
22名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 15:01:12 ID:VTsBfvy4
おお、アルシェリだ!GJです!
23名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 19:05:16 ID:5iB22LtB
なんか可愛いなー。GJです!
24名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 18:02:08 ID:69lwBH3K
>>19
デレデレシェリルかわいすぎる!!!!!!
和んだ!GJ!!
25名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 19:03:31 ID:R9UKu3C6
>>19
GJ!!
デレシェリルも強引なアルトも激しく萌えましたw
26名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 17:10:20 ID:5AKDtxfK
4スレ目おめ

>>19
アルシェリGJ!!
27名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 10:36:45 ID:uhTCvck5
保守しとく。

シェリル可愛いよシェリル
28名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 10:22:41 ID:m/P8VkRV
人いないね
29名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 11:09:02 ID:L0DhTPwB
マクロスFのSSサイトはエロじゃなくてもほとんどみかけないなぁ
801ものは2個くらい見つけたけど
30名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 11:18:38 ID:ABkPUZJf
腐女子がいのいちばんに逃げ出した作品、それがマクロスフロンティアですから
31名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 11:53:08 ID:L0DhTPwB
SEEDみたいに腐女子も狙った男キャラ勢に見えたんだが、あっちはあっちの世界で難しいものでもあるんかね
アルトとランカとシェリルのラノベ的ラブコメ後日談みたいなSSを期待
32名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 18:28:39 ID:uIvVqOvO
そうなの?
同じ授業とってる腐はいつもミハアルミハアルでかい声で言ってたからてっきり人気なのかと
33名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 20:00:35 ID:b9rowMjV
俺の妹は腐女子のくせにバルキリーの動きに感動してた
一番萌えるキャラはシェリルとランカだとさ
34名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 20:26:29 ID:EZDE18up
アルシェリヤりまくり、シェリルイキっ放しもいいな…。
35名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 20:41:39 ID:7HhrVCqx
ランカ厨が特攻して閉鎖したサイトもあるしね
36名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 21:52:13 ID:+2kB9psB
シェリル厨が特攻して閉鎖したサイトもあるしな
37名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 22:00:34 ID:qxn2189x
>>36は初耳だw
ランカ厨が特攻して…というのは聞いたけど
38名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 22:52:47 ID:y2dF7mBo
サイトの話なんかはスレ違い
どうせならランカやシェリルやクランにハァハァしようぜ
39名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 23:28:28 ID:oVNJZJfW
取りあえずGさんじゅうななさいに特攻してくる
40名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 23:39:21 ID:0CxHEME8
そういやGさんじゅうななさいは触手のようなものも扱えるんだよな
41名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 10:12:48 ID:3DPNYW5l
シェリルさんじゅうななさい
ランカさんじゅうろくさい
アルトさんじゅうななさい
オズマさんじゅっさい


ん?
42名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 10:51:41 ID:Br5gkJyT
Gさん触手vsキノコ胞子はまだか
43名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 22:12:12 ID:OaDGPYkW
きのことキャシーを見たいというのは異端だな
44名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 23:20:37 ID:PeEYPHmO
Gの幼シェリル・幼ブレラ調教とか見たい
45名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 13:10:51 ID:gtbRstPl
ちびシェリルイジメはカワイソス(´;ω;`)すぎると思うのは俺だけ?
46名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 13:43:33 ID:wxomIgDs
>>45
> ちびシェリルイジメはカワイソス(´;ω;`)すぎると思うのは俺だけ?

自分も同じ気持ちです!

自分は幸せラブラブなアルシェリとかがいいなぁ〜
あと、グレイス×きのことかも何でか気になる!
47名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 13:51:04 ID:m8VGhxO6
>>43
本編のベロチューの続きを是非
そのへんの延長上でグレ茸を
48名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 14:23:24 ID:mI0E5Wx5
49名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 14:25:32 ID:mI0E5Wx5
間違えた。
>>45
確かに。じゃあ、ちびシェリルにグレイスが触手でコチョコチョ
シェ「ナニコレー?キャッキャ」
だんだん気持ち良くなってくるちびシェリルでいこう
50名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 14:29:16 ID:RWopKd64
>>49
それ、ナイスだね
51名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 15:58:16 ID:B48RaKA3
>>49
ナイス!

でも俺かわいそう萌えと鬼畜攻め萌えだから
18話的にグイグイ鬼畜に17歳シェリルを虐めて欲しくもある
52名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 16:49:53 ID:gtbRstPl
>>49
ちびシェリルwww
目覚めた感じか

17歳シェリルなら何来てもいける気がする。

アルトと幸せならそれが一番だが
53名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 19:15:32 ID:6KwDtRlK
アルとは空さえ居れば
54名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 22:47:05 ID:wRtCntDz
ここって18禁エロがないものでもいいのかな?
55名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 22:48:46 ID:RWopKd64
いいんじゃない?
56名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 23:58:53 ID:NXUfwdGR
>>54
気になるなら投下時にエロ無しとでも注意書きすればおk
57名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 04:15:03 ID:S7y7d6xk
>>53
シェリルと合体した状態でEXギア。
アクロバットの連続でシェリルはイキっぱなし…。
58名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 21:02:53 ID:Pwddnr4f
>>57
おう友よ
59名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 22:03:57 ID:zm2sAixG
Jぇりる
60名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 12:50:17 ID:Xsl1a68X
アルトとヤりまくりで益々美しくなるシェリル。
61名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 13:47:02 ID:szHNCPHA
アルトとシェリルのエロってねっとり密着感あってエロパロ的に書き易そうだよね
あとミハエル×大クランのマニアックなエロが読んでみたいです
62名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 22:21:47 ID:Xsl1a68X
>>60
自己レス訂正
「ヤりまくり」なんてシェリルに失礼だな…ピッチじゃないし。
「愛し合う」が合ってるな。
63名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 23:18:38 ID:e/f92jZ/
シェリルは全身性感帯ですげー感じやすそうなイメージ
64名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 23:48:53 ID:+TEJnt/Y
紳士な>>62が好きだw
65名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 01:45:17 ID:YpEnw8gl
>>62
ピッチ吹いたwwww
66名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 18:50:30 ID:tjVvWEX3
ピッチ?
なんかそういうアニメあったなあ
人魚だっけ?
アルト王子恋しさに声を失うシェリル?!←今ここ
67名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 20:15:00 ID:6EyslV02
魔女にお願いして、足をもらう対価に声を奪われるんだっけ?>人魚姫
魔女はグレイスさんじゅうななさいか。
68名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 20:19:24 ID:Xp38oE1i
>>66
いいなそれ
69名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 20:35:32 ID:tHOUtxX7
泡になーりー消えても
平気ー

おぉ人魚姫

でも悲しい話だ人魚姫
70名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 21:27:46 ID:M9955KRX
アルト王子を殺して人間になり、王子の婚約者だったランカ姫とくっつく人魚シェリル……まで妄想した
ごめん(色んな意味で
71名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 22:11:09 ID:09pNZWH9
>>70
…でアルト王子との子供を出産し、ランカ姫に見せつけるシェリル。
しかも男で王位継承者でアルト王子と瓜二つ…て、言うか本人だったりする。
72名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 23:03:38 ID:YpEnw8gl
>>71
それただのドッキリじゃね?
73名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 15:39:05 ID:OPVHFV/W
産んだ息子が殺した男だったらホラーだろww
74名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 15:48:10 ID:PlwrKGvb
シェリルにはアルトは殺せない気がするなぁ
でも、そうすると泡になって消えるのか…
泣ける…

幸せなアルシェリ見たい
優しい声で言葉ぜめするアルトとかさwww
75名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 21:06:10 ID:aTswmAP0
アルトの事を考えるとショーツを濡らしては自分で慰めてしまうシェリル。
76名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 21:13:01 ID:yDHuuSVz
シェリルを驚かそうとこっそり部屋まで忍び込んだアルトに、慰めている姿を見られてショーツに手を入れたまま慌てるシェリル
77名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 22:16:32 ID:aTswmAP0
全てを見られた上慰めていた方の指に付いた自分の肉汁を自分で味見させられるシェリル。
78名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 22:21:27 ID:IXIJJ2JK
そのままアルトのモノをお預けされながら自慰の続行を命じられるシェリル
79名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 22:40:48 ID:Oy/s1Wu1
どなたか上のシェリルオナネタを小説化プリーズ
80名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 23:07:41 ID:vkmSvDq0
ランカちゃんの話もしよーぜーい
81名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 23:19:55 ID:mOpXrbcM
前スレであったブレシェリの続きは無いものなのか…
82名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 23:24:40 ID:2Mxgc3kZ
ランカちゃんの
アイくん触手を利用した
オナニー

というのを思いついた
83名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 23:37:36 ID:XBr485BO
ランカならアルトに絶対服従裸エプロン(白)で望んでの監禁生活ネタが自分の中でブーム
シェリルは本編で同棲ネタあったからランカはその辺妄想で補う
童話パラレルみたいなのの投下もおkなのかねえ
ランカなら白雪姫の衣装が似合うと信じてる
84名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 23:41:44 ID:vkmSvDq0
>83
うおお、いいな。ランカはしっとり系より直でエロい方が萌える俺には良いネタw
85名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 00:40:45 ID:j2V+zpIj
シェリルのアイモがエロイとのこと。
アイモを歌ったあと、発情したバジュラ達が押し寄せて触手にしつこく弄られるシェリル
86名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 02:16:57 ID:MIZH69P/
>>85
護衛のアルトも歌にやられ、バジェラの触手攻撃で濡れっ放しのシェリルの中に自身を挿入する。
シェリルも大喜びで自ら激しく腰を使いアルトの精を一滴残らず搾り取る。
こうして二人の情事は二人共完全に果てるまで続き、シェリルはアルトの子供を妊娠しましたとさ。

87名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 06:37:41 ID:z6URWxiO
>>83
注意書きすればパラレルでもいいのでは?
…ってか待ってます。

白雪ランカ…お嬢様学校の制服といい、白が似合うよなぁ。
88名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 08:27:21 ID:vR8zT1EB
つくづく転校してしまったことが悔やまれる
89名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 10:28:25 ID:KtX+aH68
おまえらの妄想にワロタwww

シェリルかわいいよシェリル
90名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 15:46:21 ID:kiXiLfDM
謎の電波を受信しました


SMSにはクラン大尉の胸で圧殺刑なるものがあるらしい
91名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 17:08:23 ID:JPLfOWz/
妄想有り
ネタ振ったらネタ返ってくる
投下にGJの長い列がつく

このスレに足りないのは自分も職人になろうって勢いだけだと思うわ
92名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 10:37:09 ID:b3C31Q4X
職人になろうとして自分の文才の無さに嘆いて今に至る。
93名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 12:52:28 ID:j9X3Mq+1
>>92
自分もだよ。
アルシェリ妊娠ネタやシェリルオナネタ等の妄想ならいくらでも思い付くんだけどな…。
94名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 17:00:02 ID:R9Z7p1ur
嫌な感じのアルランなら思いついたんだが
少コミばりに後味悪いんでやめた
95名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 17:50:11 ID:5RWFFOma
職人になろうとして作る時間がない俺はどうしろというのだ
96名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 18:09:10 ID:UrID/sUp
自分も文才のなさに諦めてる…
妄想だけは広がるのになぁ〜
97名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 01:30:22 ID:eq9KBLP3
>>90
ただし2059年現在、この刑が執行されたのはミハエル・ブラン少尉に対してのみである。

なんてなw
98名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 09:08:44 ID:DJFhtrHC
へっぽこ職人だったが、本編のエピソードで絶望感に苛まれて現在に至る。
99名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 10:29:52 ID:ao4EHN+G
シェリル(´;ω;`)カワイソス
から俺の文才だとシェリルに触れると……な…
100名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 11:53:07 ID:+uNASUqs
>>98
某割れてしまった方ですか・・・(´;ω;`)
101名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 20:48:07 ID:v8eyYduW
>>90
もちろん小さいほうの胸でですね、分かります
102名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 20:55:19 ID:2+Ibr/oe
>>101
「だっ誰の胸が小さいんだ!そんなにいうなら確かめろ」と大からの圧殺刑ですね。おめでとうございます
103名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 21:11:15 ID:9qh8+FC1
>>101-102
クランの圧殺刑って、大クランのあそこの中にミシェルが入り込むのだとばかり思ってた…。
104とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 08:58:08 ID:ZWmIVxGE
おそらく人魚姫を下敷きにしたパラレル
キャラ崩壊はおそらくあり
恋愛要素はアルト×シェリル
脇でミシェル×クラン
エロ描写はほぼなし
お察しの通り魔女はグレイス
NGは名前欄のとあるパラレル 歌をなくしたローレライでよろしく
105とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 08:58:40 ID:ZWmIVxGE
ローレライとは――海妖である。
上半身は若くて美しい女性の姿をしており、下半身は魚のそれである。
穏やかな凪いだ海に生息し岩礁に美しい姿を現しては若い船員を惑わし、
さらにその歌声で人を惑わし、遭難、難破させる。

シェリルはローレライの中でも最も力のある歌声でいくつもの船を沈めてきた。
もちろん、歌声だけでなくその容姿だけで沈めた船もある。
今夜もシェリルは船のよく見える岩に上がって獲物を物色していた。
おりしもその日は満月。
明るい月の光に照らされてシェリルの肌がよりいっそう輝く。
「おいでなさい。私の腕で、殺してあげる」
歌うようにそう呟くとそれに呼応するように小さく、船の影が見える。
「今日の、獲物がきたわ」
シェリルの瞳が妖しく光る。
106とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 08:59:16 ID:ZWmIVxGE
船の上では祝宴が行われていた。
王子の婚約が決まったのだ。
今夜は無礼講とばかりに、男も女も酒に耽り、溺れている。
そんな様子に嫌気がさして、アルトは主役でありながら宴を抜け出していたのだ。
暗い甲板に立つと空に満月が光り輝いている。
外も内もあまりに煌びやかでため息を一つ吐くと海をみる。
と、岩の上に人影が見えた。
「こんな所に、人?」
満月の光に照らされて、はっきりと見えるそれは女性のようだった。
ストロベリーブロンドの長い髪。
整った目鼻立ち。
その視線を向けられると吸い込まれてしまいそうな……
一瞬呆けたアルトは正気を取り戻すとシェリルに向かって声をかける。
「おいアンタ、船から落ちたのか?」
救命具を、と船の上を探り始めたアルトの耳に不思議な音が流れ込んでくる。
「なんだこれ……」
甲板に膝をつき頭を振るが意識がはっきりしない。
それどころか思考がどんどん鈍くなっていく。
舵を失った船の底が岩礁に突き当たり、長い時間をかけて海の底に沈んでいった。
107とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:00:42 ID:ZWmIVxGE
動くもののいなくなった海面をみつめてシェリルはため息を吐いた。
いつものような達成感も高揚感もない。
それが、なぜなのかシェリルにはわかっていた。
「あの人間……」
ぽつりと口に出す。
自分を恐がらなかった。
……この尾びれが見えなかっただけかもしれない。
たぶん、助けようとしてくれた。
……私を人間だと勘違いしたから。
私は船を沈めようとしていたのに。
一瞬こちらに伸ばされた手。
そのことが、どうしようもなくシェリルの心を揺らす。
海の生き物は棲む世界を映す鏡のように情が深い。
シェリルは一度月を見上げると思い切ったように海に飛び込んだ。
108とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:01:30 ID:ZWmIVxGE
目指すものはすぐに見つかった。
偶然、自分を見つけて、手を伸ばした人間。
目立った傷もなく、気を失っている。
甲板にいたのが幸いしたのだろうか?
そんなことを考えながら抱えて海岸に向かう。
浜辺に人間の体を押し上げると水を吐かせる。
人間は陸でしか生きられない。
なんて不便な生き物なのかしら!
そう考えながらアルトの呼吸を確かめると薄く曇っていた空が晴れる。
月明かりに照らされて今まで手探りだったアルトの顔を見て驚いた。
海の世界にはこんなに美しい男はいなかった。
シェリルの種族は女性は美しいが男で顔の美しいものはいない。
白い肌、通った鼻筋、まっすぐで、長い髪。
今は閉じられている目が開けば瞳はどんな色をしているのだろう?
そう考えてアルトに手を伸ばすが、目に入ったのはうろこの生えた自分の体。
上半身は人間の女などよりも美しい自信があった。
だがウェストから、なだらかなラインを描く尾びれは人間にはありえないものである。
『化け物』
そう罵られるかもしれない。
考えると急に恐ろしくなった。
満潮でも息ができる範囲にアルトの頭があるのを確認するとシェリルは暗い海へ姿を隠した。
109とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:02:06 ID:ZWmIVxGE
海の底に帰ってもシェリルの心は静まらなかった。
心臓が熱く脈打っている。
瞼を閉じるとよぎるのはアルトの面影ばかり。
「どうしてあんな人間なんか……」
打ち消そうと言葉にしてみても心がそれに反発する。

――会いたい。

理性が負けるまでに三日。
彼女は心の内で戦い通してそう結論を出した。
次は具体的にどうするか、よね。
相手は陸の生き物で海では生きられない。
私は海の生き物で陸では生きられない。
もう一度船を沈める?
「そんなこと、できない」
海の中ではあの人は生きていけない。
あの人を危険にさらす事なんてできない。
では海岸で?
「あの人が冷たい瞳で私を蔑むなんて耐えられない」
今までなんでも一番だった。
船を沈めた数も、人間を惑わした数も、歌声も。
誰にも負けないはずのシェリルはこの日初めて自分を呪った。
110とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:02:43 ID:ZWmIVxGE
シェリルは海の中でもあまり人が寄り付かないとされる忌み者の洞窟の前にいた。
悩んで悩んで悩みまくった彼女は海の魔女に縋るしかない所まできていた。
もう一度会いたい。
会って、できれば恐がらずに、優しくしてほしい。
そのためには魔女が作れるという尾びれを人間の足に変えるという薬がどうしても欲しかったのだ。
彼女はこれまでのいきさつを魔女、グレイスに語った。
「それで?」
「だから薬が欲しいの」
伝わらなかったのかとシェリルがもう一度説明しようとするとグレイスがそれを手で制す。
「私が聞きたいのはその代償よ。それにあなたに薬を飲む覚悟があるかしら?」
「どういう、意味…?」
眉根にしわを寄せて怯むシェリル。
グレイスは鼻で笑うと水煙草を吹かした。
「薬に見合う対価は?」
煙をシェリルに吐きかける。
顔をしかめるとさも可笑しそうにグレイスが笑う。
「それにそんな魔法みたいな薬なんてないわ。陸地を一歩踏みしめるごとに地獄のような苦しみを味わう薬ならあるけど」
グレイスの高笑いが響く。
言葉を失うシェリルに一瞥くれるとグレイスはさらに言葉を重ねる。
「そうね、もしアンタがそれでも薬を欲しいと言うならアンタの声をもらうわ」
目の前が真っ暗になる衝撃。
暗闇の中でグレイスの唇が楽しそうに弧を描いた。
「歌は私の命……それを失えと言うのね?」
「そう、永遠にね」
111とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:03:21 ID:ZWmIVxGE
あまりにも代償が大きすぎる。
ローレライにとって歌うことは人間が息をするように自然な、ごく当たり前のことで。
中でもシェリルは歌うことが大好きだった。
『だった』
一瞬で過去のことと思い切る。
シェリルは命と同じくらい、大事な声を、歌を、失う決意をした。
「その条件でいいわ。薬をちょうだい」
それほど、アルトに会いたかった。
会ったあと、海に帰ってからの生活の事なんて考えられなかった。
ただ、会わないではいられなかったのだ。
「馬鹿ね」
その決意をもグレイスは切って捨てる。
まっすぐに自分を見上げてくる瞳に宿った強い力。
後先考えない無鉄砲な若さ。
決まり悪げにシェリルから視線を外すと諦めたようにため息を吐く。
「所詮馬鹿の考える事なんて私には理解できないわね」
112名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 09:08:59 ID:yqf81pgT
支援
113とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:09:08 ID:ZWmIVxGE
グレイスはシェリルの声を奪うと尾びれを人間の足に変える薬をくれた。
「いい?」
シェリルを前にグレイスが薬の説明をする。
「効力は次に月が満ちるまで」
神妙な面持ちでいようとするシェリルだが、薬が手に入ったことが嬉しくて仕方がない。
「さっきも言った通り、一歩陸地を踏みしめるごとに地獄のような激痛があるわ」
薬に頬擦りするようにして聞き流す。
それくらい、耐えてみせる。
「他には…」
グレイスは仕事はきっちりこなす魔女だった。
聞いていないシェリルを前に説明すると、棲み家から追い出した。
「せいぜい海の中で薬を使うのだけはやめなさいよね!」
グレイスに何を言われようが平気だった。
あの人に会える、それだけで、幸せだった。
114とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:09:40 ID:ZWmIVxGE
シェリルは誇るべき肉体の持ち主だったが今は海の中で漂っていた人間の女物の服を身につけていた。
人間はこんなものを着て窮屈じゃないのかと思うが、その分アルトに近付いた気がしてそれすら嬉しい。
水面に上がり、浜につくと魔女の薬を飲む。
見る見るうちにうろこがなくなり、真珠のような肌の二本足になった。
すごい、と感嘆の声を上げたつもりのシェリルだったが、耳には寄せて返す波の音だけ。
ああ、声がなくなったんだっけ、と思いながら立ち上がろうとする。
瞬間。
恐ろしいほどの痛みが襲う。
声にならない悲鳴をあげ、その場に倒れ伏す。
顔を砂にまみれさせながら涙を零す。
這うだけで激痛が走る。
それでも体を起こそうとするがどうにもならない。
地獄のような苦しみ、か。
思わず納得してしまいそうな痛みに力がでない。
いつからそうしていたか、わからないほどの時間が経った。
砂浜に小さな黒い影が見えた。
人間がくる、と思ったシェリルの瞳が驚きに開かれる。
月明かりにみえた顔は、シェリルがどうしても見たいと思った人物。
砂浜に倒れているシェリルを見つけてのか、影がどんどん近付いてくる。
「どうした、溺れたのか?」
すぐ横に膝をついてアルトがシェリルを抱き起こす。
もう一度、会いたかった人の腕の中にいる。
化け物だなんて言われなかった。
心配、してくれている。
痛みすら忘れ果ててアルトに手を伸ばすとシェリルは意識を手放した。
115とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:10:13 ID:ZWmIVxGE
アルトはため息を吐いた。
前の満月の晩に船ごと何もかもが海に沈み、親しいものも船に乗っていたものは誰一人助からなかった。
ただ一人、アルトだけが浜辺に打ち上げられていた。
隣に、誰かいた気がするが宴の途中で抜け出した以降のことは覚えていない。
医師のミハエルが言うには誰か応急処置をした者がいるのでは、と。
国の王子だったアルトを助けたのだ、褒美を取らせると触れを出しても名乗りを上げる者はいなかった。
それで、という訳ではないが夜に海岸を歩くのが習慣になった。
何をするでもなく、ただ月夜の浜辺を散歩するだけである。
「王子はまるで恋わずらいでもしてるようですな」
「からかうなよ、ミシェル!」
反射的にそう返して辺りを見回す。
「あ、ああ。ミハエルだったか」
「二人のときはミシェルでも結構ですよ、アルト王子」
恭しくかしこまりながらミハエルが返す。
二人は学友で年も近いこともあり仲がよかった。
「じゃあお前も嫌みったらしく王子とか呼ぶなよ」
「ではお言葉に甘えて」
そう言うとミシェルは隣に並んで月を眺める。
「アルトは海の精霊に魅入られたのかもな」
確かに、何かを見た気はするのだ。
「もしくは亡霊か」
少しおどけて見せるミシェル。
「今日も出かけるならあんまり遅くなるなよ。侍従長に叱られても知らんからな」
ミシェルはやめろ、とは言わない。
心配をかけていると思いながら日課になっている月夜の散歩に出かけた。
そして――彼女を拾ったのだ。
116とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:13:01 ID:ZWmIVxGE
シェリルを拾ったアルト。
拾ったという言い方には御幣があるかも知れないが溺れたらしき女性が倒れていてそのままにしておけるわけもない。
声をかけても返事のない彼女の息を確かめると抱きかかえて城の自分の部屋に戻った。
体を拭く布をたくさん敷いた上にそっと横たえると医師のミハエルをそっと呼びに行く。
「はーこれまたえらく美人さんだな」
開口一番ミシェルにそう言わせるほど目を瞑っていてもわかる美しさをシェリルは備えていた。
昔は女遊びの激かったミシェルがそういうことを言うからにはそうなんだろうとアルトは思うが直視できない。
「ん、どうした?」
ミシェルが聞くと「服が水に濡れててエロいんだよ!」という返事。
「純情だねーえ」
軽口を叩きながらも診察をしていくミシェル。
背を向けながらもこちらの様子が気になるらしいアルトを散々からかいながら診察を終えると振り向いた。
「外傷はなし、骨折もしてないし、水は飲んでない。呼吸は安定しているから目が覚めれば大丈夫だろ」
「そ、そうか」
「あとは体を拭いて着替えさせて――は、王子にお願いしようか?」
ニヤニヤと笑いながらミシェルが小突くとアルトは部屋を出て行く。
「クラン呼んでくるからお前は診てろ!」
「おっかねー…」
「お前、寝てる女に手ぇ出すなよっ!」
クランというのはミシェルを黙らせる呪文のようなつもりだったが女手がいるのも確かなのでそのまま実行に移す。
城に仕えてくれているミシェルの先輩のようなもの、だとアルトは認識している。
「さてこのお嬢さんが吉とでるか凶とでるか」
117とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:13:31 ID:ZWmIVxGE
一向に目の覚めないシェリルの身の回りの世話をクランとミシェルに頼んで部屋を出る。
目が覚めないことにはどうしようもないので城内にはまだ秘密にしてある。
素材がいいからと飾り立て、ドレスに包まれたシェリルはとても綺麗だった。
「でも俺は浜辺で見たときの方がいいかな」
ぽつりと洩らした言葉のせいでミシェルとクランが示し合わせたようにニヤリとしたのが忘れられない。
「あああ、なんか悔しい〜」
その場にしゃがみこんで頭を抱えるアルト。
まあ綺麗は綺麗だったけど…いや、何を考えてるんだ俺は。
「よしっ!」
切り替えると歩き出す。
アルトの仕事はたくさんある。
満月の晩に乗っていた船には国王もいたのだ。
母親はずいぶん前に亡くした。
それと、まだ顔も見せてもらえなかった婚約者だった姫。
姫の家のしきたりで嫁ぐ日まで夫に顔は見せられないという話で――
結婚するんだと決まっても正直よくわからなかった。
いつか好きになれたらいいな、とだけ。
実質国王のようなものだが王になるには王妃が必要なのでアルトはまだ王子のままだ。
アルトはもう一度頭を振ると仕事に向かった。
118とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:14:05 ID:ZWmIVxGE
瞼が開かないままシェリルは誰かの声を聞いていた。
「この子、王子とくっつけばいいのに」
「アルトもまんざらでもなさそうだったよな」
「でも本当に綺麗な子……どこかのお姫様だったりして」
「そりゃ良縁だ。アルトも果報者だなあ」
誰…?
あの人の声じゃない。
もう一度、意識を手放しかけたときに声が聞こえた。
「おーまーえーらー人を肴に盛り上がってんじゃねーよ」
あの人!
「まだ意識は戻らないみたいだ」
「彼女の着替えも調達しておいたぞ!」
「そうか……」
近くに人の気配。
「おっそのままチューか?チューするのか?」
「キャー王子ぃーお邪魔だったら外に出てるぞ!」
開け、開け…まぶたがこんなに重いものだったなんて知らなかったわ!
「頭でも打ったのか、と」
ぼんやりと、視界が開けてくる。
目の前に、あの人の顔。
見たかった瞳が驚いたように私をみつめている。
こんな色、だったんだ。
「起きた…のか?」
口が動く、声をかけてくれる。
それがどうしようもなく嬉しい。
「大丈夫か?」
体、は動かない。
でも腕は動く。
「え、あ?うわっ!」
腕を伸ばして首を捕らえる。
バランスを崩したあの人の体が与える重みも苦にならない。
「わーお、情熱的」
「ミシェル、お邪魔だから外に出てるか」
「そうだなー」
「おっ、お前ら助けろぉ〜」
あの人の発する音が耳を震わせたあと、がさがさと音がして、静まり返る。
ここにはあの人と私の二人しかいない。
それがまた嬉しくて腕に力をこめる。
幸せだった。
119とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:14:38 ID:ZWmIVxGE
薄情者ーと二人が出て行くのを見送ってアルトは頭をフル回転させた。
とりあえず密着している体をどうにかしようとするが彼女は離してくれない。
手を解こうとすると逆に縋り付いてくる。
「あの……ちょっと苦しい」
アルトが言うとすぐに手が離れた。
言葉は通じるのか。
そう考えながら体を起こそうとすると腕を引かれる。
「えーと……逃げないから」
そう言っても彼女はアルトの腕を離さない。
視線も、アルトから離さない。
「困ったな……」
妥協案として彼女が寝ているベッドの端に腰掛けることにする。
「俺はアルト。君の名前は?」
すると彼女は口を開けてからはっとしたように口を抑えた。
「名前、わからない?」
再度聞くと首を傾げる。
おかしいな、と思いながらアルトは口を開く。
「じゃあ、合ってたらこうして頷いて、違ったらこう、首を振ってはできる?」
動作を交えてゆっくり話すと彼女はにっこり笑って頷いた。
「名前は、わかる?」
頷く。
「名前は言える?」
首を振る。
「どうして言えないか…は二択じゃないな」
困っているアルトを嬉しげにみつめるシェリル。
誓ってアルトが困っているから嬉しいのではないのだとは言えない。
向き会って、同じ空間を共有して、自分のことを考えてくれるから。
だから、嬉しい。
「あ、もしかして声が出ない?」
頷く。
「声が出ないのか…ってこれミシェルがやるべきじゃないのか?」
自分よりも医者がいいだろうと立ち上がろうとするアルトの手をシェリルが捕らえる。
アルトの指の間にシェリルが指を挟み、二人で手を組むようにする。
異性にそんなことをされた経験のないアルトは驚くが、シェリルは離さない。
「医者を、呼ぶだけだから……その、離して欲しい」
言うと首を振る。
「あーもう、ミシェルいるんだろ!早く出てこい」
しびれを切らしたアルトが叫んでからミシェルが姿を現すまではしばらくを要する。
120とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:15:12 ID:ZWmIVxGE
「何で隣の部屋にいるはずなのにこんなに時間がかかるんだ?」
苛々しながらアルトが言うがミシェルはどこ吹く風である。
「いや、聞こえなかったからさ。しかしだいぶ仲がよさそうだねえ。お邪魔かな?」
話しかけてもシェリルはアルトに熱い視線を注いでいる上に見れば手まで繋いでいる。
「俺ももっとゆっくりしてこればよかったなあ」
わざとらしくため息を吐くミシェルにアルトの堪忍袋の緒が切れかける。
人命救助優先、人命救助優先そう唱えるようにして無理矢理自分を落ち着かせるとミシェルに違和感を感じる。
「お前……腰帯は?」
先程までつけていたはずの腰帯が一つ足りない。
「さあ、お姫様の診察を始めようか」
なんだか釈然としないが打って変わってやる気になったミシェルに任せようとするとシェリルの手が震えている。
どうしたのかとアルトがシェリルの方を向くと自分の背に隠れるようにして青い顔をしているシェリル。
「あ、ダメ?」
近付こうとしていたミシェルが動きを止める。
「あの、こいつは医者で、俺の友達なんだけど……」
シェリルが大きく首を振る。
ふむ、とミシェルが頷いて隣に声をかける。
「クラン、いいかー?」
「わかった、すぐ行く」
しばらくして部屋に入ってきたクランが近付こうとしてもシェリルは首を振る。
「だめか」
シェリルはただ大きな瞳に真珠のような涙をためてアルトをみつめている。
「嫌われたかな…」
ミシェルがそう呟くのを受けてアルトがミシェルを指差す。
「あれ、嫌い?」
大きく頷くシェリル。
「ク、クランもダメかなあ?」
ミシェルが聞くがシェリルはアルトをみつめたまま動かない。
もしかして、と思いながらアルトがクランを指差す。
「あれも、嫌い?」
再び大きく頷くシェリル。
「アルト、お前にしか反応しないわ、このお姫様」
「王子……どこで攫ってきたんだ?」
「おっ俺は何も知らん!」
向けられる疑いのまなざし×2。
「本当だぞ!!…なあ?」
シェリルに視線を向けると嬉しげにみつめ返してくる。
固まったアルトを見てクランとミシェルは少し笑うと口を開く。
「「じゃあ刷り込み?」」
「ヒヨコか!」
ハモった二人にツッコミを入れるとアルトは肩に重みを感じた。
「おー寝てますな」
「寝てるな」
「声が出ないだけで特に問題はないようだから今日は解散で」
「ちょっと待てぇ!どこに問題がないんだ!」
叫ぶアルトをよそに二人は部屋を出ようとしている。
「このあとクランの部屋行っていー?」
「しょ、しょうがないな!」
本気で自分を蚊帳の外に置いた会話を始めた二人の背に声をかける。
「じゃあ今日はもういいから、この手をはがすのだけ手伝ってくれ…ください」
少し赤くなるくらいに跡がついた手を漸くはがしてもらい、クランにシェリルのベッドを整えてもらう。
「おー色男だねえ。懐かれたな」
「初対面だ。……たぶん」
力なく添えられた『たぶん』を聞き逃してくれるミシェルではなかった。
「何か知っているのか?」
「いや、何しろ何もかも聞く前に終わったからな……疲れた」
「そうか。じゃあゆっくり休めよ」
二人が出て行くと窓から覗く月を見上げるアルト。
「そういえば、今夜は海岸に行かなかったな……」
そう呟いて、アルトは眠りに落ちた。
121名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 09:16:25 ID:yqf81pgT
支援2
122とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:16:41 ID:ZWmIVxGE
「あの足は靴を履きなれた、よく歩く足ではない気がするのだ!」
そのクランの発言でどこかのお嬢様や他国の姫の行方不明がないか秘密裏に捜索することになったが成果はなかった。
数日が経ち、ミシェルとクランが身の回りにいることにシェリルが慣れた頃。
一つの問題があがっていた。
シェリルをどうするか。
このまま置いていていいものかと思うが、起きているときはアルトから離れたがらない。
今のところクランとミシェルがうまく隠しているが見つからないとも限らない。
アルトに早く結婚し即位してもらいたい家臣に見つかれば即お妃にとなりかねない。
「嫁にもらっちゃえばいいのにー」
「なあ」
うっかりどころか積極的に手を滑らせそうな二人にアルトは消耗していた。
「疲れた」
自室で一人寝転びながら呟く。
彼女が嫌いなわけじゃない。
言葉にされたことはないが、好かれているのだと感じる。
でも即位するために、女性を道具にすることはおかしいと思う。
他人に強制されてするには…そこまで考えて、波の音に混じって何かを引き摺るような音に気付く。
「姫?」
名前はわからないし文字もかけないということでシェリルのことを三人の間では便宜上姫と呼ぶことにしていた。
こんな夜中に何も言わずここを訪れる人は他にいない。
その上、彼女はどこが悪いのかさっぱりわからないが立って歩くことに非常な痛みを感じるらしいのだ。
アルトはシェリルを迎えに行こうと立ち上がる。
音のする方に向かうとゆっくりと、シェリルが歩いてくるところだった。
痛みをこらえているらしく、額には汗がにじみ、目尻は光っている。
それが、アルトを認めた瞬間、喜びの色に変わる。
不意に先日歩く練習をしているところを通りがかったときに言われたことを思い出した。
『お前がいるのに気付いたときのお姫様の表情の変化にグっとこないのか?』
まあそんなことを言ったミシェルはクランに思いっきり足を踏まれていたわけだが。
確かにこれは――と思った瞬間、胸に衝撃を感じる。
シェリルがアルトのところまで辿り着いたのだ。
抱きついて見上げてくるシェリル。
「よく、頑張ったな」
123とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:17:17 ID:ZWmIVxGE
アルトはシェリルを抱え上げると椅子に座らせた。
シェリルはアルトの腕の中にいるときは、苦痛を感じない。
苦痛を忘れるのではなく、本当に感じないのだ。
実際クランに抱えて運んでもらったときは自分の足で歩かなくとも痛みはあった。
アルトの腕の中では苦痛を感じることがない。
そのことが自分にとってアルトは特別なのだと、より強くシェリルに思わせた。
二人の間に会話はない。
ただ、シェリルが一方的にアルトをみつめて、アルトが困ったように視線を逸らす。
王子だから、他人に見られることには慣れていた、はずなのに。
目に焼きつきそうなくらい、熱心にみつめられるからなのか。
それとも――?
アルトが口を開くと、というか動くとシェリルはより喜ぶ。
まあ、見ているだけでも喜ぶのだが、それがくすぐったくてアルトは困る。
「俺のこと、知ってるのか?」
何度も聞いた質問。
首は、大きく縦に振られる。
どこで見た?会ったことがあるのか?話したことは?
聞いてみたけどシェリルには答えられない。
アルトには覚えがない。
124とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:17:50 ID:ZWmIVxGE
手を伸ばすシェリルに応えて手を出すと大事なものを包むように優しく触れられる。
シェリルの熱が、じわりとアルトに移る。
祈るように、少しだけ力を入れるとアルトを覗き込むシェリル。
二人の間には波の音しか聞こえない。
けれどその熱から、何かが伝わる気がした。
何か言おうと息を吸うシェリル。
だがその言葉が声になることはない。
それでも、シェリルは口を動かす。
『アルト好きよ。アルトが好き』
名前を、音にできなくても呼べるのが嬉しい。
何度も繰り返し、愛を告げて、名前を呼ぶ。
伝わらなくてもいい。
だけど、伝わったらもっといい。
会いたいだけのはずだったのに、その欲求が満たされるとより強い欲求が生まれる。
自分の欲の深さも陸から見る海のように底が見えないのかもしれない。
そんなことを微かに考えながらシェリルはアルトをみつめ続ける。
アルトの喉が動き、音になりかけた言葉が消える。
どうしたのか、とシェリルがアルトを心配そうに覗き込む。
「俺のこと、――好きなのか?」
ためらいがちに、そう発せられた言葉にシェリルは射抜かれた気がした。
伝わらなくても、と思ったのに伝わった。
それが嬉しくて涙が出る。
返事をしなくては、と硬直した体に鞭打つように思いっきり首を縦に振る。
何度も、何度も。
「そうか。俺も嫌いじゃないよ」
アルトの言葉に涙を零すシェリルを綺麗だと思った。
嫌いじゃない、というのは本当だ。
それでも好きなのか、と聞かれると困る。
ただ、不思議な引力を感じた。
前にも体験したことがあるような、不思議な引力。
ふと気付くと泣き疲れたのかシェリルが微かな寝息を立てている。
「不思議なやつ…」
そう呟くとシェリルのベッドまで運ぶと彼女の世話をクランに頼んだ。
125名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 09:19:02 ID:yqf81pgT
支援3
126とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:19:53 ID:ZWmIVxGE
ある晩シェリルが目を覚ますと男の声が聞こえた。
アルトじゃない、これは…?
シェリルは薬の効力か、太陽のせいかあまり長い間起きていられないようだった。
水の中で暮らしていたからか人間の体になってからは少し体が熱い。
「あいつがお前のお手つきになったんじゃないかって噂になってる」
「はあ?!」
あ、アルトの声。
「俺は事情を知ってるが、毎晩呼べば噂にものぼるだろ」
いつも世話をしてくれている男とアルトが話しているようだ。
「クランをお前のお妃にって話も、もう出てきてる」
「そんな!」
クランというのはいつも世話をしてくれる小柄な女のことだったはずだ。
それが、お妃?
「誰でもいいから結婚してくれよ、とまでは言わないがあいつの立場も考えてくれ」
そのあとはもうよく聞こえなかった。
シェリルの耳が聞くことを拒否したのだ。
アルトが他の人間と結ばれる…?
嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
そんなこと、許さない。
だけど、自分は海の生き物で、アルトは陸の生き物。
陸で生きられない私と海で生きられないアルト。
うまくなんて、いくはずがない。
私は多くを望み過ぎた。
幸せだったから。
最初は、会いたかっただけだったじゃない。
それは叶ったじゃない。
諦めるしか、ない。
外を見れば月は円に近い。
もうすぐ、薬の効力が切れる。
私は、海に還ろう。
127とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:20:29 ID:ZWmIVxGE
ベッドで人知れずシェリルが涙を流していた頃。
アルトは一人悩んでいた。
「俺は王子だから結婚しなくちゃいけない、か」
しかも今、国には国王不在である。
婚約者も亡くした身であるからはっきりとは言わないが家臣たちはアルトに身を固めてもらいたがっている。
わからない話ではない。
一度は、婚約者がいたのだ。
即位して国を治めるには妃が必要だ。
そのために周りから固めようと両方と親しいミシェルにどうだろうと打診がいったというのだ。
最近、よくお召しになっているが二人は男女の仲か、と。
「しかしミシェルとクランがなあ……」
女遊びが止んだのはそのせいらしい。
どんな顔でクランは俺の女だと叫んだのか見てみたかった気もする。
少し笑うが、問題は何も解決していない。
ふと顔を上げると月明かりに照らされたシェリルに気付く。
「ああ、姫。ちょっと聞いてくれよ」
いつものように抱き上げて長椅子に座らせ、先程の話をする。
「そういう訳でクランはしばらく来れなくなったから他の方法を考えるよ」
優しい、声。
その声で、他の女の名前を呼ばないで。
私を、見て。
私だけを。
「でも、その……」
隣に座っていたアルトの口をシェリルが手のひらで塞ぐ。
シェリルがアルトと距離を置きたがらないので二人の距離は以前よりずっと近くなっていた。
手を伸ばせば、簡単に触れられるほど。
喋らないでと言うように首を振るとシェリルはアルトの手を取った。
すっとその手をシェリルは自分の頬に触れさせる。
うっとりと、目を閉じるシェリル。
アルトの頬に血が上る。
今までだって頬擦りだって抱きしめられたりだって、した。
それとは、違う。
ゆっくりとまぶたを上げたシェリルの瞳にははっきりとわかる欲情の色が浮かんでいた。
128とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:21:02 ID:ZWmIVxGE
『あのお姫様を妃にもらうのだってありなんじゃないか?』
そう、去り際にミシェルが言ったことを思い出した。
唇に熱を感じる。
体の上に自分より少し高い彼女の体温。
ぎこちなく、舌がアルトの唇をなぞる。
押し倒されたのだと気付いたのは後頭部が長椅子に当たってからである。
角度を変えて、息をする間もなく何度も口付けられる。
と、アルトの顔が見る見る赤くなる。
酸欠である。
息の長いシェリルの口付けはアルトから鼻で息をするという思考を奪った。
アルトが尋常じゃなくもがくのを見てシェリルはやっと唇を離す。
名残惜し気に唇をなぞるシェリルの指にアルトの背中を何かが走りぬけた。
なんだ…今の?
荒く息を吐きながらとりあえずシェリルを自分の上から退けようとするが動かない。
アルトの体に力が入らないこともあるが、見た目は人間でも、シェリルは海妖である。
力は、それなりに強い。
私、アルトが好き。
全身でそう訴えるシェリルにアルトは気圧される。
言葉にされたわけでもないのに頭に血が上る。
「は、話を…」
しよう、と言おうとした口をまた塞がれる。
今度はアルトの息を気遣ってか、啄ばむような軽いキス。
それを顔中に降らせる。
いつも一つにまとめている髪紐を解かれてアルトの髪が広がる。
その感触を楽しむように髪に手を入れてより深く口付けようとするシェリル。
「ま、待てって!」
唇と唇の間に手を差し入れると、手のひらに唇が押し付けられる。
『お願い』
そう言うように。
何度も。
手のひらに口付けるのは懇願だというのはどこの風習だったか。
それでもこれをはっきりさせないことにはどうにもすすめない。
息を整えると頭を振る。
「俺と、その…子作りしたいのか?」
他の言い回しはシェリルが理解しなかったのでストレートに聞いてみる。
微笑んで、頷くシェリル。
「帰らなくて、いいのか?」
シェリルは何も答えず、アルトの胸にもたれかかる。
アルトはそれを肯定と受け取った。
129とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:21:34 ID:ZWmIVxGE
シェリルを抱えて、自分のベッドにそっと降ろす。
自分の着ているものをアルトの手で剥ぎ取られる。
アルトの手で本来の自分の姿にされるのは少し誇らしい気持ちもある。
同じように、アルトの服にシェリルは手をかける。
お互いにあらわになっていく肌に息を呑む。
「いいか?」
アルトの問いに、ただ頷く。
シェリルは人間がどうやって交尾するのか知らない。
覆いかぶさってくるアルトを、ただ受け入れる。
二人の間に布一枚ないというのはこんなに幸せなのだ。
シェリルのストロベリーブロンドとアルトの青い髪が、混ざる。
月明かりに映るアルトはやはり綺麗だと思った。
相手の瞳に映る自分を見つけて、お互いに笑いあう。
ただ、早く、早く。
シェリルは急かした。
彼女には時間がなかった。
慣れない下半身への進入はかなりの苦痛を彼女にもたらした。
だがそれでもシェリルはアルトを求めた。
痛みさえ、刻み込むように。
精を注がれて果て、倒れ込むとほぼ同時にシェリルはアルトの重みを感じる。
息を整え、そのまま二人で手を繋いで眠った。
130とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:22:07 ID:ZWmIVxGE
目が覚めると横にはアルトが寝ている。
みつめていると目を覚まして微笑む。
「おはよう」
それを受けてシェリルが笑う。
少し、気恥ずかしい気がして二人で笑いあった。
夜明けまでに間がある。
月が沈まないうちに。
シェリルはアルトに脱がされた服を拾うと身につける。
「どうした?どこか、行くのか?」
アルトが服を身につけながら聞く。
こくん、と頷くとシェリルは窓の外を指した。
外には暗い海が広がっている。
「海?」
もう一度頷くとシェリルは背中を向ける。
「どこか行くなら、俺が連れてってやるよ」
後ろからシェリルを抱きかかえるとアルトは城を抜け出した。
131とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:22:49 ID:ZWmIVxGE
波打ち際を歩きながら月を探すシェリル。
よかった、まだ消えてない。
月が空から消えるまでに、太陽が顔を出す前に戻らなければ。
でも、この時間がずっと続けばいいのに。
終わらなければいいのに。
そう、思いながら。
二人で暗い海をみつめる。
「あの、昨日の話だけど」
アルトが視線を海からシェリルに戻し、言葉を紡ぐ。
「俺、俺と――」
途中で、遮るようにシェリルが口付ける。
空が、明けようとしている。
時間だ。
アルトの腕を振り解くと、沖に向かう。
海に腰まで浸かるとあっという間に海に潜った。
「おい!!」
それを追いかけて海に飛び込むアルト。
シェリルはすぐに見つかった。
こちらを見上げ、波間に広がるストロベリーブロンドの髪。
白い肩、腰。
視線を降ろすとそこには二本の足ではなく、海を泳ぐための尾びれがあった。
驚いて動きを止めたアルトの方を一度振り返るとシェリルは暗い海の底に見えなくなった。
「さよなら、アルト」
聞こえないはずの声が、聞こえた気がした。
132とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:23:27 ID:ZWmIVxGE
それから、アルトは何も言わなかった。
ずぶぬれのまま城に帰り、いつも通りの仕事をした。
ただ、黙ってシェリルがいた間止んでいた夜の散歩をその夜から再開した。
「お姫様、いなくなっちゃったんだな」
「今回の恋煩いは本格的かもしれないな」
毎晩、闇に消えていくアルトの背中を見て、二人はため息をついた。

そしてアルトは思い出したのだ。
あの、沈没した船の甲板で、ローレライを見たこと。
不思議な引力を感じたこと。
慌てて声をかけたが、聞いたことのない音で、気を失ったこと。
気がつけば城でミシェルの手当てを受けていた。
それまでの記憶はない。
ただ、誰かがそばにいてくれたような気がしていた。
今にして思えば、それはおそらく……
「姫」
欠けて行く月を見上げてシェリルを想った。
133とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:24:00 ID:ZWmIVxGE
「来ると思ったわ」
シェリルは幾度か、日が昇って、月が出るのを見た。
海の生活には不満も苦痛もない。
その代わり、喜びもない。
歌も声も失くしたことを悔やんではいない。
ただ、あの人が、アルトがいない。
それだけでこんなに世界が色褪せるだなんて知らなかった。
シェリルが来るのを待ち構えていたようにグレイスが短剣を取り出す。
「この短剣をあげる」
囁かれた言葉の意味を知ろうとグレイスをみる。
「王子のことを忘れたいなら、あなたが王子を殺すしかないわ」
アルトを、殺す……?
「放っておけば必ず人間の女と結婚するのよ。お前のものにならない王子なんて殺しておしまいなさい」
私のものにならないなら、いっそ…?
銀色に鈍く光る剣をグレイスが弄ぶ。
「ただし、日が昇るまでにお前が王子を殺せなかったら海の泡になって消える」
シェリルに視線を寄越すと卓の上に短剣を置いた。
「それでもいいならこの剣を取りなさい」
震える手で、シェリルはその剣を掴んだ。
134とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:25:03 ID:ZWmIVxGE
あの日と、同じように人間の服を身につけ、海岸で薬を飲む。
同じような苦痛。
同じような月。
なのに私の気持ちはどうして変わってしまったんだろう。
私のものにならないなら、アルトを殺す。
もう戻らないと思った城に足を踏み入れる。
あの日、アルトと共に抜け出した通路の逆を歩く。
誰にも会うことなく、アルトの部屋についた。
アルトはあの日のベッドに横たわっていた。
久しぶりに見るアルトは少しやつれたかもしれない。
思わず手を伸ばすとその手を取られる。
アルトは眠っていなかった。
「その剣。――俺を殺しにきたのか?」
首を振っても無駄だった。
さっき、アルトの顔を見るまではそう、思っていた。
「いいよ。ローレライは海に魅せられた男の生命を飲み込むものだ」
薄く笑うとベッドに身を投げ出すアルト。
知ってたの…それでも、それを知ってもあなたは奪っていいと言うの?
シェリルの瞳から涙がこぼれる。
手から短剣が滑り落ちた。
床に当たって、鈍い音を立てる。
黙っていれば他の女のものになるとわかっていても、目の前にするとどうしようもなく愛しさが溢れた。
目を閉じているアルトに唇を落とす。
振り下ろされるはずの短剣の代わりに、冷たい唇が押し当てられる。
アルトは濡れるのも構わずシェリルを抱きしめた。
熱を重ねて、さらに離れ難くなった。
「今度は、帰さない。それでもいいか?」
シェリルは頷いて、アルトの首に腕を回す。
消えて、無くなってしまうその瞬間まで、アルトの腕の中にいたかった。
135とあるパラレル 歌をなくしたローレライ:2008/12/06(土) 09:25:56 ID:ZWmIVxGE
「相手のためにはどうなってもいいだなんて馬鹿らしいわ」
グレイスは呟く。
「私には理解できない」
真実の愛、とやらがあればシェリルは消えない。
そのときに消えるのはグレイスの渡した短剣だけ。
もしもそれまでに殺していれば王子の命は戻らない。
「別に……どっちでもいいけど」
言って酒を煽る。


ゆっくりと昇り始めた太陽がアルトとシェリル、二人を照らしていた。

**終**


本人は望まれないかもしれないが着想をくれた>>62氏に感謝。
136名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 10:23:26 ID:uXTjNKYj
朝起きたら素晴らしい作品が!
ありがとう!
137名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 12:01:00 ID:F/fh4qU0
せ、せつねぇーー
でも、ハッピーエンドでホッとしました

Gさん、違和感なさすぎw
本当にGJです!
138名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 12:20:42 ID:e0gvOpVJ
途中から泣きながら読みました!!
最後、ハッピーエンドで良かったです!
Gさんの愛を試すラストがまた憎い演出ですね
GJです!!
139名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 12:36:43 ID:p/nnQ+6B
>>135
GJ! ありがとうございます。
アルシェリ教過激派の自分の>>62のネタを使って頂けるとは…。
最後のシーンはTV版高校教師の列車の中で手を握り締めながら寝てる(死んでる?)教師と教え子の娘のシーンを思い出してしまいました。
ありがとう>>135さん。
140名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 13:39:14 ID:eN4RGeUr
なんという名作!!GJ!!!
ハッピーエンドで本当に良かった。
Gさんじゅうななさいも良い演出だなぁ。
141名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 13:58:50 ID:eN4RGeUr
連レススマソ。
そういえば、真実の愛で二人は結ばれて、
それでシェリルの声も戻る…なんてことにはならないのかな。
後日談として、アルト王子に歌を聴かせるシェリルも禿しく読みたいですw
142名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 14:04:49 ID:e0gvOpVJ
声を取り戻せるといいよね〜
ちゃんと名前を教えてあげてほしいなぁ
やっぱりアルトに名前で呼ばれたいと思うし
って、欲張り過ぎかな?
143名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 15:03:16 ID:Sjioyfgc

【表現規制】表現の自由は誰のモノ【108】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/1227948967/
144名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 15:17:44 ID:wXq/lJjC
おもしろいパラレルだった
GJ
145名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 15:26:25 ID:OljKEKd0
アルシェリ厨のすくつw
146名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 15:28:49 ID:wXq/lJjC
>>145
他カプの創作に文句言う前に自分で書くなりなんなりすることがあるでしょう
147名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 16:04:58 ID:usLNPidS
おいテメー!誰がグリム童話を書けといった!?


でもホロリときた、GJ
148名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 21:46:51 ID:YGahDRps
>>135
乙!
切なくなってしまったが良かった
また投下楽しみにしてますよ
149名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 00:10:35 ID:WwdZ6w5a
>>135
大作乙!!!果てしなくGJを叫びたい!
パラレルもいいもんですねえ…ありがとうございました
また何か思いついたら投下して下さいね!待ってます
150ある少年兵の聖夜1:2008/12/07(日) 00:50:44 ID:z1536BsX
>>135
ローレライなシェリルも素晴らしいが、グレイスさんじゅうななさいがはまり役過ぎるww

で、雰囲気ぶち壊しな小ネタ投下

ルカです…。人肌恋しい季節になってきましたが、一人強く生きています…
理解のある上司と先輩が目の前でキャハハウフフしてると、意図的に誤射したくなります…
…もっとも、実際に何度か試した所、残念ながら全弾避けられてますが…

さて、早いもので暦の上では今年も終わりに近づいてきました。思えば大変な一年でした…
バジュラと戦って、ミシェル先輩が行方不明になって、アルト先輩が二股宣言をカミングアウトして、僕はといえば…
…エロ貴族の爵位を与えられたり、誤爆告白したり、キャシー中尉の鉄拳制裁によって1ヶ月ほどベッドの上で過ごす羽目になったり…、
何だかバジュラとの戦争が終わってからの方が大変だったような気がしてきました…

ともかく、今年もあと少しで終わってしまいますが、年越しの前に、最後の聖戦が待ち構えています
はい。クリスマスです、性…もとい聖夜です!!
この日はランカさんの予定も固まっているので、ナナセさんの行動の予測も立てやすい…
ええ!ナナセさんの事です、ランカさんのクリスマスコンサートの追っかけに決まっています!

…ですから僕の今後の計画といえば、こんな感じでしょうか?
『…困ったな、どうしよう』
『ナナセさん?一体、どうされたのですか?』
『あ、ルカ君…。…終電に乗り遅れちゃって。一晩過ごそうにも、ホテルの空きがないみたいだし…』
『でしたら、僕の家の別荘に来ます?近くにあるんですよ』

まず、ライブが終わって浮かれた気分で居るナナセさんを、困ってる条件に追い込みます
エージェントを使ってナナセさんの足止めをして、ご自宅に戻れないように徹底的に妨害を…。必要なら交通インフラのダイヤも乱して…。
……L.A.I.技研のコネクションと経済力をフル活用すれば、とりあえず何とかなるでしょう
…そして、ここからが本番ですね

『ル、ルカ君…。ダメだよ…』
『ダメってなにがですか?』
『だってこんな…。っひゃん!!』
『こんなに濡れてますよ?感じてくれて嬉しいです。…おっぱいの先っぽも』
『ふあっっ!?だ、ダメってば!!きゃんっ!!な、なんで!なんでこんなこと!!』
『何でって…。僕がナナセさんの事、好きだからです』
『………え?ル、ルカ君?』
『挿れますよ』
『ぅくぅっ!…痛!』
『ごめんなさい、ナナセさん…。でも、止められないんです!』

はい。ここはミシェル先輩秘蔵のビデオの流れですね…
ナナセさんみたいに少し押しの弱いタイプは、ちょっぴり強気に行った方が吉…なんでしょうか?
まぁ、資料も時間もまだ十分あります。細かい戦術案は大まかな戦略をおこなってからで良いことですし
とりあえず、先ずは休日申請からですね。本日の訓練が終わり次第、オズマ隊長とローテーションの相談をすることにします

……残念な事に、待ってたのは相当に冷たいご回答だったわけですが
「何言ってやがる?却下だ!寝言は寝て言え!!」
「ルカ。お前、先月丸々寝込んでただろ?その分の穴埋め、この年末に回されたって聞いてないのか?」
…初耳です。そりゃ、キャシー・グラス中尉の暴走からナナセさんを守るため、生死の狭間を彷徨いましたよ
で、この結末がコレですか…。愛って痛いだけじゃなくて、切なく寂しいものなんですね…

そして12月24日2011時…。たった一人での哨戒活動です…
アルト先輩も、オズマ隊長も、ナナセさんも、ランカさんシェリルさんの合同ライブに行ってしまいました
でも、マクロスクウォーターのブリッジスタッフは来てくださっています。艦長もオペレーターの皆様も。ほら、こうして連絡が…
…モニカさん。艦長といちゃつくの、自重して下さい…。音、拾ってますから…
151名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 00:52:21 ID:z1536BsX
もうしわけない1レスでじゅうぶんでしたとうかかんりょうです
152名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 01:05:57 ID:wMhl2vJ5
ルカの苦難あいかわらず面白いなwGJ
153名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 04:00:09 ID:xfqWkANV
うむ
クォリティが安定してるから安心して読めるぜい
154名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 06:02:18 ID:SqiShMTW
同感
このスレは職人さんのレベルが高いので嬉しい
Fだけじゃなくて他作品ネタをわかる人にだけ、忍ばせるとか粋だよ
155名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 09:26:29 ID:dWamhaw3
ルカきたーっ!
今回も面白かったです!!

>>147
ツンデレ乙
でも、人魚姫はグリムじゃなくてアンデルセンなんだぜ?
156名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 09:40:01 ID:NdF55kiG
ルカ、カワイソス(´・ω・`)
157名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 11:07:34 ID:jsa9rqRq
最後の最後にモニカにとどめ刺されるのかwwルカwww
158名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 13:39:51 ID:gzrDceXc
>>135
今読ませていただいた!
素晴らしい!GJ!

感動をありがとう!
159名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 14:41:53 ID:bYd/yWB7
>>135
超GJ!!良かった〜
パラレルもいいもんだな
160名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 17:02:02 ID:QFSgjxJY
>>135
>>150
今読ませて頂きました。
ローレライなパラレル物は切なくて、でもハッピーエンドでホッとしました。
さり気なミハクラや、二人とアルトとのやり取りも楽しかったです。
やはりグレイスがハマり役ですね!

少年兵はもう相変わらずルカがいい味でwww読む度にルカ株が上がってしまいます。
こちらもある意味激しく切なかったですww

お二人とも超GJでした!
161名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 17:54:35 ID:6wPJd+uD
アルシェリ・・・・・・・・



タイトルにカプ表記くらいしようよ
読みたくないカプ話だってあるんだし
「ランカ・リー 妄想と欲情の日々 〜一人上手と呼ばないで〜」

 主演:ランカ・リー

 他にセリフのある出演者:アルト、シェリル、ブレラ、オズマ、キャシー、
カナリア、ルカ、ナナセ

 カプは、ランカ脳内ではアルラン、現実ではアルシェリです。

 *突っ込みいれて楽しんでいただければ幸いです。*
 下着の中に手を入れて、脚の間の行き止まりに触れる。
 背中側からお腹側に入ってる裂け目の内側に指を入れて、
行ったり来たり優しく撫でると気持ちがいいの。
 自分の指でも気持ちがいいんだから、大好きな人に・・・アルトくんに
撫でられたらどんなに気持ちがいいだろう。
(これは、アルトくんの指・・・)
 そう思って指を動かす。
『・・・すごく濡れてるよ』
 アルトくんにそんなエッチなこと囁かれて、あたしは恥ずかしいながら
もっと濡れちゃう。
(ああん、だって・・・アルトくんのせいだよ・・・)
 ぷるぷる、って、ひだにゼリーの膜がかかっているみたいにヌルついてる。
(はぁん、アルトくん、そこはだめぇ、あ、あん)
 お腹側の、裂け目の先端のところが特に気持ちがいい場所だ。
指先で、くるくる撫でてみる。
『こんなにふくらんで・・・感じてるんだな』
(そんなこと・・・やだっ、恥ずかしいよぉ)
『ふふ、かわいいよ』
(アルトくんの、意地悪・・・)
 指を、奥に移動させる。お尻のちょっと手前に、女の子の一番大事な
場所がある。
 狭くてきついから、ここに男の人のあれが入る時痛くないように、
いっぱい蜜を出して・・・。
『もう我慢できない、入れるぞ』
(うん、いいよ、来て)
 アルトくんに脚を広げられちゃうあたしを思い浮かべながら、あたしは
脚を開いた。
 誰にも見せたことないんだよ。アルトくんだけだからね。
 身体を少し丸めて、あそこに指を一本入れてみる。指を出し入れしながら、
もう片方の手で、クリトリスをいじる。
(ああん、気持ちいいよぉ)
 ・・・あ、でも初めての時は痛いんだよね。だって実際入れるのは指より
ずっと太いものだし。
それにもっと奥まで入れるから、処女膜破れて・・・。
『きついな。狭くて入らない・・・大丈夫か?』
(うん、大丈夫)
 でも本当はきっと、痛くて涙ぐんだりしちゃうんだ、あたし。
それを見たアルトくんはやめようか、って優しく言ってくれちゃうの。
(ううん、続けて。あたし、アルトくんのものになりたいの)
『嬉しいよ。じゃあ、入れるぞ。力抜いて』
(うん・・・ああっ!)
『・・・入ったぞ』
 すごい激痛で、あたしは叫んじゃうかもしれない。
 でもこれは誰もが経験すること。最初だけだもん。我慢できるよ。
これからいっぱいいっぱいアルトくんとして、良くなっていくんだし。
 もう出し入れする指がべとべと。
 でもやめられない。あそこがじんじんしてきて、気持ちよさが高まって
きて、
(あぁん、いっちゃうっ・・・)
(はあ、気持ちよかった)
 本当に「いく」っていうのはきっともっとすごいんだと思うけど、
それはアルトくんに教えてもらうんだ☆
 あたしは身体の力を抜いて、ベッドに大の字になり、余韻に浸る。
 なんだかまた眠くなってきちゃった・・・。
「ランカ、起きてるか?」
「えっ、お、起きてるよ!」
 ブレラお兄ちゃんがドアの向こうから声をかけてきた。
「そうか。朝食の用意ができたそうだ」
「・・・うん、わかった」
 あたしは起き上がってベッドから出た。汚れちゃった下着をはきかえて、
その上からパイロットスーツを着る。
 あー、今日もまた調査かぁ。


 空気のあるバジュラの母星に降り立ったものの、この星が果たして人類が
暮らしていける星なのか、まずはその調査をしなければならない。
 ということで、バジュラと交信ができるあたしは、ブレラお兄ちゃん、
アイ君と一緒に、その惑星調査隊に入れられてしまったのだ。
 でも、あたしは普通の女の子。惑星の調査なんて、体力的に無理だって
みんなわかりそうなものなのに、なんであたしが? 
 そしたらブレラお兄ちゃんは「ランカ、おまえのためでもある」って
言った。
「おまえの歌がバジュラを呼んでいた。それでたくさんの人が死んだ。
最後の戦いもそうだ。おまえは操られていたかもしれない。だがおまえの
歌で、フロンティアには被害が出たんだ。大切な人が死んで、恨みに思って
いる市民も少なからずいることは覚えておいた方がいい。だからランカ、
ここでおまえが生きて行きたかったら、フロンティアの未来におまえが
必要なことをみんなに示さないといけないんだ。フロンティアのために働く、
それがオレたち兄妹の償い・・・」
 そんな風に言われちゃったら、あたしはこの仕事に参加するしかなかった。
「調査期間は三ヶ月だ」
「ええ?! それって三ヶ月もアイランド1に帰れないってこと?」
「そうだ。いちいち帰ってたら時間の無駄だろう。惑星ひとつ調べるんだから、
これでも期間としては短い。もちろん一回で済むことでもない」
「それじゃあ、三ヵ月後に帰ることができても、また行かなきゃいけないの?」
「そうなるだろうな」
「そんな・・・」
 三ヶ月もアルトくんに会えないなんて・・・。その間にシェリルさんと何か
あったらどうするのよ?
 それでなくてもあたしがアイくんを仲間に返しに行って戦いが終わって
戻ってきてみたら、二人の雰囲気が前とちょっと違う気がして、
気が気じゃないっていうのに。
「あ、シェリルさんだってもうバジュラとは交信できるはずだよ、
だから調査にはシェリルさんも・・・」
「その話は出ているが、彼女にはまだ無理らしい。おまえは最初から
能力を持っていた上に、バジュラの幼生をペットとして飼っていたからな、
その経験が買われているんだ」
「・・・」
「もちろんシェリルにもいずれは調査に参加してもらうつもりらしい。
彼女にもバジュラの幼生を飼ってもらう、と上層部は言っていた」
「じゃあ、三ヵ月後には交代?」
「彼女がうまくバジュラと交信できるようになっていれば。やる気はある
らしいぞ」
 シェリルさんならそうかもね。訓練に集中して、あんまりアルトくんと
会わないでいてくれるといいな。
 最もアルトくんもまだ軍人で、フロンティアの復興作業に忙しいから、
私だって結局この星に降り立った日から会えてない。
 私の場合、外に出るなって言われてたのもあるんだけど。
そっか、恨んでる人いるからだったんだ。私がこの星を見つけてあげたような
ものなのに、嫌だなぁ。
 今思うと、ガリア4で不時着しちゃった時はよかったな。あの時も大変だったけど、
アルトくんと二人きりだったし。あのままアダムとイブみたいに、二人で・・・。
 あー、アルトくんに会いたい!
 早く調査終わってぇー。
 三ヶ月の調査が無事に終わり、あたしはアイランド1に帰ってきた。
 軍の空港にはオズマお兄ちゃんが迎えに来てくれていた。
ブレラお兄ちゃんはまだ住むところとか決まってないから、
とりあえず軍の施設に行くって。
 街はまだまだ壊れた建物のガレキの山のまま、食べ物は配給制で、
他の船団からの援助に頼ってる。
 でも、壊れなかった建物の電気とか水道なんかのライフラインは復旧してて、
生活はできるようになったってオズマお兄ちゃんは言った。
「あー、帰ってきたぁ」
 フラットの前まできて、あたしは深呼吸した。
 調査で三ヶ月、あたしはそれより前に一度フロンティアから出てるから、
本当に久しぶりの我が家。やっと自分のベッドで眠れるんだ・・・。
「おかえりなさい、ランカちゃん」
「え? キャシーさん?」
 お兄ちゃんがドアを開けると、中からエプロン姿のキャシーさんがにこにこしながら
現れた。
 ちょっとびっくりしたけど、その時はまだ、あたしが帰ってくるからって
お兄ちゃんがキャシーさんを呼んで、何かご馳走とかつくってくれてるのかと思ってた。
 部屋の中に入ってみると、リビングとかの雰囲気がちょっと変わってた。
 決定的だったのは、先にシャワー浴びようと思ってバスルームに入って時。
絶対お兄ちゃんのものじゃない化粧品とかバス用品が当たり前のようにあったのだ。
 もしかしてキャシーさん、ここで暮らしてる?!
「うん・・・まあ、そうなんだ」
 あたしがお兄ちゃんを引っ張ってきてこれなに?! って問い詰めると、
お兄ちゃんはばつが悪そうにキャシーさんと一緒に暮らしていることを認めた。
「キャシーも父親が死んで、他に行くところもなかったからな・・・」
「えー?」
 行くところがないって、元大統領の娘なんだから、ここより立派な家はあるはず。
早い話があたしがいないのをいいことに、二人でいちゃいちゃしたかっただけ
なんじゃないの?
 あたしが睨みつけてるとお兄ちゃんはさらに言いにくそうに、
とんでもないことを言った。
「それでだな、ランカ・・・その、キャシーと結婚することにしたんだ」
167名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 18:18:44 ID:v3y9ulwh
>>161
始まる前にCP表記あったよ。それくらい見れ

支援
「けっこん?!!」
 って、あたしは叫んでた。
いつの間にかキャシーさんがバスルームのドアのところにいて、
不安そうにあたしを見ていた。
お兄ちゃんも気がついて、キャシーさんと顔を見合わせ、そしてなにやら目配せし合う。
「実は、キャシーに子供ができて・・・」
「子供・・・子供って、いつ?!」
 あたしが身を乗り出すように言ったのを、お兄ちゃんはあたしが喜んでるって
勘違いしたらしい。
「生まれるのはまだまだ先だぞ、いやぁ、ランカも楽しみかぁ、そうかぁ」
「ランカちゃん、仲良くしてあげてね」
 キャシーさんまでお腹に手を置いて言う。
「ランカもこれでおばさんだな、はははっ」
 ・・・誰がおばさんよ。オズマお兄ちゃんとあたしは血がつながってないんだから、
あたしはおばさんになんかならないんだから!


その夜は、なかなか眠れなかった。
なんだかイライラする。
オズマお兄ちゃんとキャシーさんが一緒に寝てるって、なんか嫌。
別に、お兄ちゃん取られて嫌だとかっていうんじゃなくて・・・二人が馬鹿みたいに
でれでれしてるのが嫌。
なによぉ、あたしだって・・・あたしだってアルトくんと恋人同士になりたい。
そしたらきっと、あたしはお兄ちゃんたちのことも、ものすごく祝福してあげられるのに。
眠りたいのと、気分を変えたくて、あたしはまたあそこに手を伸ばす。
アルトくんにエッチなこといっぱいされてみたい。
アルトくんだってしたいはずだよ。
アルトくんがあたしを呼ぶ声思い出しながら、指で閉じた裂け目に沿って指を動かす。
他のところを同じように撫でても、ただ撫でてる感じしかしないのに、
どうしてここはこんなに敏感なんだろう。
脚を少し開いて、指を裂け目に潜り込ませる。内はもっと敏感。
気持ちよくて、いじるのがやめられなくて。
「はぁ・・・アルトくぅん・・・」
すぐにぐちゅぐちゅになっちゃう。
処女なのに、こんなに濡れちゃったら、アルトくんに誤解されちゃうかな。
でも入れたら初めてだってわかって、きっとアルトくんはすごく喜んじゃうよ。
ランカはオレだけのものだって、他のやつにはやらないって言って、
そしてデートのたびに求められちゃって、あたしもどんどん感じる身体にされちゃうの。
でもそんなにしょっちゅうしてたら、妊娠しちゃうなぁ。
あ、でも赤ちゃんできたら、アルトくんのことだもん、結婚しようって言うに決まってる。
早過ぎるって言われそうだけど、オズマお兄ちゃんだって子供できたんだし、強く反対は
できないはず。

 ・・・そしてあたしは決めた。ここを出ようって。
次の日。
あたしはSMSのカナリアさんのところに行った。
あたしはV型感染症には耐性があるけど、一応、定期健診みたいなものだからって
呼び出されていたのだ。あたしの身体のことは、カナリアさんが一番知ってるし。
それに、SMSに行けばアルトくんに会えるかも☆ って期待もあった。
アルトくんに会えたら、お兄ちゃんの家を出ることについて相談しなきゃ。
あー、携帯が使えないって不便。
ライフライン直すなら、携帯も早く使えるようにして欲しい。

どこか調子の悪いところは? なんて問診から、惑星探査の話になって、
あたしがいない間にオズマお兄ちゃんが、って話になって・・・。
「新しい命が生まれるんだ。いいことじゃないか」
 カナリアさんは余裕で微笑む。そりゃ、子供産んでるから、そうよね。
「でも、いきなりすぎだし、速すぎですよぉ」
「まあ、な。だけどな、ランカ。戦争があったり何か災害が起こった後って
いうのは、出生率が上がるって統計上でもはっきり出ててね。
こういうご時勢だ。誰かと寄り添いたくもなるもんだよ」
「そうなんだ・・・」
誰かと寄り添いたくなる。
アルトくんも、そうだったりするかな? だとしたら今って、告り時?
そんなこと考えてたら、なんだか力が湧いてきた。

うまく行く時っていうのは、ホントうまくまわるものなのかもね。
「あっ、アルトくーん!」
なんとあたしはSMSを出ようとしているアルトくんを見つけてしまったの!
あたしは全力でアルトくんに駆け寄った。
ああ、アルトくんだぁ。久しぶりだから余計にきらきらして見えてしまう。
「よう、ランカ。惑星探査、ご苦労だったな」
 アルトくんは優しく微笑んで、そう言った。
「うん! やっと帰ってこれたよ、って、アルトくん、私が帰ってくるの知ってたの?」
「ああ、隊長からきいてた」
「そうだったんだ。気にしててくれたんだね、ありがとうアルトくん」
「いや、別にそういうわけじゃあ・・・」
 ホント、アルトくんって照れ屋っていうか・・・
でもこういう時にかっこつけたり甘いこと言えないのがアルトくんなんだよね。
「あ、ねえアルトくん、今日はもしかしてもう帰るところ? 
あたしね、アルトくんに相談したいことがあるの」
「相談・・・きいてやりたいけど、ごめん、今日はこれから、病院行くことになってて・・・」
「病院? アルトくん、どこか悪いの?」
「いや、俺じゃなくて親父。入院してるんだ」
「え? お父さんが?!」
 当たり前だけど、アルトくんにだって親はいるんだよね。
そういえば歌舞伎のお家だっけ。厳しそうな感じ・・・あ、でもこれってチャンス?
「アルトくん、私も一緒にお見舞い行ってもいい?」
 お見舞いってポイント高いよね。
お父さんだって、アルトくんがお見舞いに女の子つれてきたら、
”彼女”だって思うだろうし。
「いや、いいよ。もう退院も決まってて、心配するような状態じゃないからさ」
って遠慮してるのはわかるけど、鈍すぎるよ、アルトくん。
「・・・でさ、ランカ。相談って何だ?」
「え? えっと病院は?」
アルトくんは時計を見て「ちょっとなら聞けるよ」と言ってくれた。
やっぱり優しい。
「うん、実はね・・・」
近くのベンチまで移動して、あたしはお兄ちゃんとキャシーさんのことを話した。
赤ちゃんできたんだって、っていうのはちょっと恥ずかしい。
だって、ねぇ、そういうことしたってこと想像しちゃうよね、アルトくんだって男の子なんだから・・・。
チラッとアルトくんの様子を窺うと、アルトくんぽかんとした顔してあたしを見てた。
あたしと目が合うとちょっと赤くなって、慌てて目を逸らした。
もしかしてこれって・・・。
「あ、あの、それでね、あたしあの家から出ようって思ってるの。ほら、新婚さんのところに
あたしがいたら邪魔だし、この際一人暮らしとかしてみようかなぁ、って」
「ああ、そういうことか。でもいきなり一人暮らしじゃなくてもいいんじゃないか? 
おまえにはもう一人兄貴がいるだろ?」
「そうだけど・・・。あ、ほら自立したいし!」
「へえ、おまえも言うようになったな。まあ、いいんじゃねえか、やってみるのも」
「うん、ありがと、アルトくん。あ、引っ越したら、遊びに来てね。
何かおいしいもの作るよ!」
「おまえ、料理なんかできるのか?」
「できるよー。ずっとあたしが家事やってたんだよ」
 やっぱり男の子は女の子に手料理なんか作られたら、弱いよね。
アルトくんって何もできなそうだし、シェリルさんなんてきっと
料理どころか家事全般だめそう。そんなんじゃ、いくら胸があったって、
お嫁さんとしては失格。

エプロンしてご飯作ってるあたしの後ろからアルトくんが「お腹すいたー」って
料理覗き込んできて。
・・・で、「なんか萌えた・・・」とかってそのまま後ろから抱きつかれて、
変なとこに手入れてきて・・・
『あ・・・だめだってばぁ、お腹すいてるんでしょ? ごはん食べてからにしよーよぉ』
だけど、ごはんよりおまえが食べたい、なんて言われて、下着下げられて後ろから・・・。

「・・・おい、ランカ?」
「へっ?」
「おまえ、顔赤いぞ。疲れてるんじゃないのか?」
「そ、そうなのかな」
「やっぱりきついよな、三ヶ月も移動しっぱなしじゃあ」
 アルトくん、心配してくれるんだ。優しい。やっぱりあたし・・・。
「ランカ」
 アルトくんが真面目な顔してあたしの名前を呼んだ。
「え? な、何?」
「オレ、ランカに、た・・・」
 きゃああああーーー! 先に言われちゃうのぉ?! その方がずっと嬉しいけど! 
「アルトー」
・・・って、その時! 聞き覚えのある声があたしとアルトくんの間に割って入ってきた。
顔を上げると、シェリルさんが手を振りながら走ってこっちにやってくるのが見えた。
なによぉ、どうして告白タイムってなるとシェリルさんが現れちゃうの?!
「シェリル!」
隣に座ってたアルトくんがひどく慌てた様子で立ち上がり、シェリルさんに駆け寄る。
そして、まるでブロック、っていうか私を隠してる? みたいに、シェリルさんの正面
に立って留める。
「おまえな・・・」
「はぁい、ランカちゃん」
アルトくんの陰からシェリルさんがひょいと顔を出して、笑顔で言った。
「帰ってきてたの?」
「あ、はい・・・昨日・・・」
「三ヶ月間ご苦労様」
「あ、いえ」
次はシェリルさんの番ですから。
「そういえば、シェリルさんもバジュラの子、育ててるってききました」
「ええ、そうなの。ランカちゃんのアイ君とは違うタイプの子で、見た目は猫みたいで
かわいいのよー」
シェリルさんが楽しそう言った。
まだ幼生なのか・・・次の調査までに何とかなるのかな?
「でもね、見た目も猫っぽいせいか、いろんなところに上がっちゃって大変なの。
今日もここに来る前、食器棚の上に上がっちゃって。そのくせ自分で降りられないんだから、
手がかかるったら・・・。救出してたら遅くなっちゃった」
「救出って・・・」
アルトくんの顔つきが変わる。
「まさかおまえもあの食器棚の上にのぼったのか?」

あの食器棚? って、アルトくんシェリルさんの部屋に行ったことあるってこと?!

「だってそのままにしておくわけにいかないじゃない。
椅子に乗っても届かなくて大変だったのよ。管理人さんから脚立借りて・・・」
「落ちたらどうするんだ?!」
「落ちてないわよ」
「結果はそうかもしれねぇけど、気をつけろよ! だいたいなぁ、妊婦のくせに走るな」

・・・え?
今なんか、すごいことを聞いた気がする。
妊婦? シェリルさんが?
あたしはシェリルさんのお腹を見た。でもワンピースの上からじゃわかんない。

二人はあたしがいることも忘れちゃったみたいに、言い合いを始めた。
「おまえ、自覚がなさすぎだ」
「はぁ? 軽く走るぐらいのことで何よ」
「走るのは大丈夫でも、転ぶかもしれないだろ?」
「最初から転ぶこと考えてたら、歩けもしないじゃない。馬鹿じゃないの?」
「馬鹿って・・・どっちが馬鹿だ! おまえだって子供ができてあんなに喜んでたじゃないか。
ちったあ大切にしろよ」
「そりゃ嬉しいわよ。当たり前でしょ、家族ができるんだから。
でもね、私の子なのよ? ちょっとやそっとでへばるもんですか」
「言っとくがな、その子供の半分はオレのだ」
「何それ。お腹で育てて産むのは私なの。
くやしかったらアルトも子供産んでみなさいよ」
「おまっ・・・。ずるいぞ、それ言ったら・・・」

シェリルさんが妊娠?
アルトくんがお腹の赤ちゃんのお父さん?
それってつまり、アルトくんとシェリルさんがエッチしちゃったってこと?
・・・嘘だ、そんなの。こんな現実受け入れられない。
心臓早鐘、マクロススピード。頭くらくら。やだ、気持ち悪い・・・。
「・・・ランカちゃん? ちょっと、ランカちゃん?!」
「え? どうした、ランカ!」
シェリルさんとアルトくんの呼ぶ声がする。
でも、どんどん声は遠くなって、まぶしい太陽がさらに光を強めたみたいに視界が真っ白になる。
あたしはそのまま、ベンチに横になるように倒れ、意識を失った。



「ランカさん! 大丈夫ですか?!」
「あ・・・ナナちゃん」
なんでナナちゃんがいるんだろう? 
ああ、そっか、調査からは帰ってきたんだっけ。
ここ、あたしの部屋じゃない・・・病院?
「ナナちゃん、あたしどうしたの?」
「覚えていないんですか? 倒れたんですよ。カナリアさんは疲れが出ただけだって
言ってましたけど、あたしもう心配で心配で・・・」
ここはSMSの中らしい。
でもどうしてナナちゃんがここにいるの? ってきいてみると
ナナちゃんはルカくんから連絡をもらったって言った。
「ねえ、ナナちゃん。アルトくんには会わなかった?」
「え? アル・・・」
「アルト先輩なら、シェリルさんと一緒に、お父さんのお見舞いに行きましたよ」
ベッドを仕切ってたカーテンあけて、ルカくんが現れた。
「・・・シェリルさんと・・・」

だんだん思い出してきて、また胸がどきどきしてくる。夢、じゃなかったの? あんな・・・。
「アルトくんとシェリルさんって、その・・・付き合ってるのかな?」
ルカくんとナナちゃんは気まずそうに顔を見合わせた。
「えっと、アルト先輩からきいてますよね、その、シェリルさんに子供ができたこと」
夢じゃなかったんだ。
「それで、アルト先輩のお父さんが退院したら、結婚するそうです」
「・・・嘘っ」
ずるいよ、シェリルさん。あたしがいないあいだにきっとアルトくんを身体で誘ったんだ。
それでうまいこと妊娠して、アルトくんをしばりつけるなんて、ひどすぎる。
「アルトくんまだ17歳なのに、結婚なんて・・・」
「子供ができたってわかった時、シェリルさんはそう言ったみたいですけど。
ギャラクシーでは事実婚やシングルマザーなんて普通だったんだそうです。
あ、もう二人は一緒に暮らしてましたし、事実婚みたいなものだったんですけど。
でもアルト先輩は、それはいつものあいつの強がりだ、オレはちゃんと家族になりたい、って。
あの大戦の少し前からアルト先輩、変わりましたよ。生き残ったものが引き継いで、
次につなげること考えなきゃいけないって、実家に帰ることも決めたみたいだし」
「そんな・・・」
 どうしたらいいの? あたしもう・・・死んじゃいたいよ・・・。
その後、ブレラお兄ちゃんが迎えに来てくれた。
あたしがあんまりにも元気がないのでお兄ちゃんは心配してくれたけど、
あたしにはもう、平気だよってごまかす元気もなかった。
フラットにも帰りたくなかった。
オズマお兄ちゃんとキャシーさんが幸せそうにしている姿なんて、見たくない。今は特に。
あたしはその晩、SMSの女子隊員部屋に泊めてもらうことした。


次の朝、あたしが食堂で朝ごはんを食べていると、
「ランカ」
「・・・アルトくん!」
ちょっといいか、と言って、アルトくんはあたしの正面に座った。
「昨日は悪かったな。へんなとこ見せちゃって」
「ううん」
あたしは力強く首を横に振った。アルトくんがわざわざ来てくれるなんて。
あたしの気持ちは一気に舞い上る。
やっぱり赤ちゃんはシェリルさんの計算で、アルトくんはただ責任果たそうって思ってる
だけかも・・・なんて。
「実は、ランカに頼みたいことがあるんだ」
「頼みたいこと?」
「ああ。シェリルのことで」
もしかして、あたしと付き合うために、シェリルさんに別れてって言って欲しいとか・・・。
「もうわかってると思うけど、シェリルは妊娠してる。だからランカ、次の惑星探査も
シェリルのかわりに行ってもらいたいんだ」
「・・・へ?」
 ちょっと待って、何なの? それ。
「あの身体で調査隊に入るなんて、ありえないだろ。飛行機だって乗せたくないし」
「え、でも・・・」
「ドクターストップもかかってるんだ。ランカにはあとで正式に次の調査隊の参加要請
が来るはずだけど、その前にオレから言っておきたくてさ。まあ、オレのせいでもあるから」
アルトくんは照れ笑いしながら、視線を逸らした。
「ア、アルトくん、その、嬉しいの? 赤ちゃん・・・」
「ああ。そりゃ最初はびっくりしたけど、嬉しいよ」
アルトくんはすごく優しい顔をして言った。

なんだか切ない・・・。赤ちゃんならあたしだって産めるよ。
あたしはアルトくんを見つめて、心の中でそう言ってみた。

アルトくんは視線を落として、静かに呟いた。ちょっと微笑みながら。
「しかも、好きな女性が産んでくれるだからな」
・・・アーイモ アーイモ ネーデル ルーシェ・・・ 
恋の歌だったんだよね、この歌。
あなた、あなた、かぁ。
あたしは空を見上げて、アルトくんのことを考えた。
ここはアイランド1から遠く離れた、惑星の反対側。
最後にアルトくんに会ったのはもう二ヶ月も前。
こうしてると、辛かった思いもだんだん消えてゆく。
その分、アルトくんに会いたいなって気持ちの方がどんどん強くなっていく。

子供を産むのは女。
子供を産みたいって気持ちが命をつなげてきた。
その中でも”この人の”子供が産みたいって気持ちはものすごいことなんじゃないかな。
とっても強くひかれる何かがあるってことは、それだけ命つなげていく力があるって
ことなんじゃないかなって。
あなた、あなた、あなたが欲しい・・・。

今度アイランド1に帰ったら、あたしもう遠慮なんかしない。
アルトくんが好きって気持ちは本物だもん。
シェリルさんがいたって、子供がいたって、好きだもん。
それに。
今シェリルさんが妊娠中ってことは、アルトくん・・・たまってるよね。
奥さんが妊娠中って、浮気しやすいってよくきくもの。

よおし!
あたしは両手を胸の前で合わせ、ぎゅっと手のひらで手のひら押した。
これやってると、胸が大きくなるんだって。
胸が小さいのは小さいで、なんていうの? 清純な感じもしていいとは思うの。
でも、アピールするには少しはあった方が、ね。
エッチにさえもちこんでしまえば、身体が小さい分、あそこは小さくて、
アルトくんは喜ぶと思うし。
そうよ、まだまだあたし

「負けないもん☆」
 後日談。

その後もシェリルは出産、子育て、第二子妊娠と続き結局惑星探査には参加できず。
「アルトや子供たちと一緒にいられるのは幸せだけど、ランカちゃん一人に惑星探査
お願いしちゃってるのはちょっと申し訳ないわね」
「大丈夫だよ。元気そうにやってるみたいだし、案外天職なんじゃないか?」
176名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 18:54:23 ID:RLWzrFvg
>>175
乙でした
リアルタイムで読んでいくのは初めてだったw

ランカが痛い子にwww
監督曰く、70歳になっても「みんな抱きしめて〜!銀河の(ry...」といえる子らしいからなww
あきらめ悪そうだよね、ランカw いい意味でも悪い意味でも
アルシェリだったのは予想外だったが、面白かったよ
177名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 18:55:07 ID:RLWzrFvg
すまん、ageてしまった、、、orz
178名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 18:58:59 ID:rTjVOEaT
ワロタw
179名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 19:05:07 ID:ecfAdJl6
>>175
超乙!
ランカの超ポジティブシンキンな所が面白いw
いつかアルトとどうにかなるのか、ならないのかw
処女の妄想でどこまで突っ走れるかww
180名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 19:16:32 ID:yqoYbfzw
>>175
乙カレー
25話の後日談ぽさが何とも…。
シェリルはプロポーション崩れるのは覚悟の上で自分の子供達で合唱団を作る夢がありそう。
ランカは果たしてそこへ割り込めるかな…。
181名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 19:58:49 ID:TmKyYKHZ
>>175
爆笑させて頂きました。乙です!
182名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 20:09:30 ID:pOgCViZ/
>>168-175
途中読んでて辛くもなったが、ランカが超ポジティブに立ち直ったエンドでほっとした
結果はともかく頑張れランカ
183名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 20:21:10 ID:QFSgjxJY
>>162
乙です。とても楽しく読ませて頂きました!
どこまでもポジティブなランカが凄く可愛くて、そしてほんのり切なかったです。
ランカの一人えっち萌えなんでちょっと嬉しかったw 妄想突っ走れランカ!
184名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 20:22:25 ID:wMhl2vJ5
ランカのポジティブさに笑った
185名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 21:39:16 ID:Y/3jyxNE
ランカ頑張れwwwwwこのまま突っ走るのか?ww
すんごい楽しませて貰いましたgjです
186名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 21:54:05 ID:KXYH5IvY
ランカイジメしてるようでなんか読んでて辛くなる
187名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:02:08 ID:vnPy/2un
>>186
万人に受ける萌えなどない。
自分好みでないと分かれば、不満をわざわざ書き込まずとも
黙ってスルーすればよい。
188名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:38:56 ID:mW0XgGAy
>>175
自然と皆本編の声で再生されたwww
特に地の文はほとんどまめぐの声で再生w

ランカがちょっと痛い子だったけど、
全キャラかなり特徴をとらえてた!

がんばれランカ。くじけるなランカ。
189名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:41:09 ID:0Lde4IKh
>>162
「脳内はアルラン、現実ではアルシェリ」っていうのプラス
もう少し注意を喚起した方が良かったかもな

こういう、視点違いの話は好きなので面白かった。GJ

>>104
ミハクラのさりげなさに萌えた

何気にアルトの父母その他があぼーんしてて国の行く末を心配しまった俺は
童話には向かないのかもw

人魚姫とか歌と美貌で惑わすローレライはシェリルがハマり役だけど
本編でもなかなかな罪を背負っているランカの方がしっくりきたかもね
しかし、ひたむきさはまさにシェリル→アルトでした。ごちそうさまでした
190名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:54:10 ID:AQ+rFWhR
>>175乙!
いいものを拝見させてもらいました
フロンティアでは17歳は立派な成人ですので
実際にこゆう展開になっても、おかしくないですよね

所々で本編でのランカの台詞が入り混じられてるのも含め
実に良く素材を観察してるのが分かる
191名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:19:24 ID:bcUGwQbk
>>175
実際はアルランになるだろうけど、こういう可能性もあるかもしれないからな
後日談のアナザーストーリーとしては楽しめた
192名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:30:42 ID:8+ovdSTn
>>191
そんな厭味ったらしい言い方しなくても。空気嫁よ
193名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:40:56 ID:SqiShMTW
>>175
なんていうか、読む前の予想をはるかに超えた感じ
だがランカかわいい
GJ!
194名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:50:32 ID:4NkjyGhm
>>191
公式は二股だろうw
>>175
GJでした!
195名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:51:41 ID:9eeJGAjM
公式はアルト×空
196名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:53:30 ID:wMhl2vJ5
そろそろ3Pものが欲しいのですが職人さんにお願いしたい
197名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:53:48 ID:Y/3jyxNE
それなんて、俺が一番セクシーww

アルト<俺には空さえあればいいんだYO!
198名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:58:24 ID:Q8ejwCh3
公式はアルト×空とシェリル×ランカENDですよね?
199名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 00:00:18 ID:wMhl2vJ5
>>198
ええ、その通りです
200名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 00:26:49 ID:3GmBVwP9
>>198
よし。アルト×空のエロパロ、頼んだぞ。期待してる。
201名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 00:29:20 ID:VE0osuIT
空でイっちゃうアルトか…どんだけ高レベルだよ
202名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 00:41:28 ID:f4eVqgjN
大気の摩擦で
203名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 00:47:03 ID:VA4Dxq0o
>>200-201
EXギアならシェリル、VF-25ならランカだな。
204名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 12:52:47 ID:ofzgKg2M
紙飛行機なら美代ママン
205名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 13:13:17 ID:bGJStW0v
>>175
今読ませて頂いた
GJ!!

よくキャラの特徴を捉えていらっしゃる
206名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 17:00:52 ID:tNlqms9l
>>175
乙です!
後日談のアルトの最後のセリフヒドスw
207名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 17:53:59 ID:/Rv2sc8k
初見だと、なんだこの酷い扱いと思うだろうが、
ランカと言うキャラそのものを表してて凄いな
ランカもの少ないから、久々に見れて嬉しいわ、ありがとう
208名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 22:33:46 ID:fkw/B/sV
自分ランカ派だから最初ひどすぎるだろコレと思ったが妙にしっくりくる展開だな
リアルにありそうだと思ってしまった
209名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 23:54:18 ID:awlLfcrJ
まあでもランカ幸せものも読んでみたい
210名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 23:57:57 ID:1ReSKT45
シェリランかーいいよシェリラン
211名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 00:01:17 ID:VE0osuIT
>>210
百合レズ板行けばいいのがあるぜ
212名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 00:03:41 ID:1+ALuDGj
アル空かーいいよアル空
213名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 00:17:28 ID:kWAgoLpO
>>210
既に百合レズとしたらばの百合スレの住人ですw
でも教えてくれてありがとう。

心が繋がってしまったシェリルとランカがにゃんにゃんすると
お互いの快感を拾いあって
通常の2倍気持ちよかったりするんだろうか。
214名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:03:53 ID:0H5sMCVk
シェリランか…
だがランシェリも捨てがたい
215名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:09:26 ID:8SVd/tig
216213:2008/12/09(火) 01:13:15 ID:kWAgoLpO
213は>>210じゃなく>>211宛てです。
217名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:17:44 ID:8SVd/tig
すまん
すまん
すまん
送信してしまった。

>>175 乙!
ランカ本人杉w
ヤオインに続く爆笑でした。
他のキャラもリアル。アルトとシェリルのケンカップルはいいな。
218名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:22:40 ID:e7Himymw
身を委ねると優しく、時にキツく肌を撫でてい感覚。機嫌が悪ければ目眩がしそうな程
俺を責め立て、機嫌が良ければ優しく暖かく俺の全てをを包み込む。
綺麗な色に染まり行く色彩の変化は見ているだけで心躍る
深く、高く何処までも限り無ない感覚は更に先へ先へと誘う。
なんて綺麗で美しい。もう駄目だ!お前の事を考えてるだけで血が騒ぐ!
うっ、もうイきたい!イッていいだろ??てかイクぜ!





....アル空w 空に飛び立つ前の心境をド変態にならない程度にポエムってみた....。
調子に乗って気持ち悪いの失礼しました〜。
219名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:41:33 ID:/+lyK3fd
EXギアでちんこ出して恍惚な表情で空を飛んでるアルトを想像した
220名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:45:34 ID:jceMJon1
もはやただの変質者じゃないか
221名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:48:46 ID:cQScGZ1a
空中でくるくると回転し、Gをかけながら射精するアルトを受信したww
222名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:54:04 ID:zBnyHsp8
>>221
目の前のライバルと戦う以前に空に勝たなきゃいけないことにげんなりとしてるランカとシェリルを幻視したwww
223名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 14:05:22 ID:TXw6RvbI
勝つも何もアルトはシェリルとランカで空と4Pするって言ってたじゃん
224名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 18:37:48 ID:IOPArmCL
ランカ幸せものならブレランが読みたい
アルランはなんかもう今更感満載で萎える
アルトはノシ付けてシェリルにくれてやるよ
225名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 19:00:48 ID:0H5sMCVk
お前の好みなんざどうでもいい
226名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 19:03:38 ID:jceMJon1
>>223
まぁぶっちゃけそれが一番綺麗におさまるよね
227名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 22:05:51 ID:KIAQGwVA
アルトと子作りしながらアナルをバジェラに開放するシェリル。
つかシェリルの場合、ネットワークに必要なV型菌を補充する為にはこれしか方法がない…。
…と本編にはない勝手な設定を妄想してみる。
>>224
バジュラクイーンならバジュラ軍団にたらい回しにされるランカもありだよね。
228名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 22:07:13 ID:jceMJon1
バジュラの触手プレイとか
229名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 22:18:02 ID:QsAnTcKk
グレイス「行きなさいバジュラ」
Gさんじゅうななさいに命令されたバジュラが23話のシェリルの家に侵入。
(大きいと家が壊れちゃうから幼生〜第二形態くらい)
バジュラの触手に捕えられ、身ぐるみ剥がされて触手に弄られるシェリル。
粘液はお約束の媚薬成分で、発情シェリルの出来上がり。
そこにアルトがやってきて、バジュラにレイプされているシェリルを発見。
バジュラを必死に追い払った後、疼いて苦しそうなシェリルを助けるためにアルトが抱く。
シェリルが気を失うまで、アルトも獣のようにシェリルを求めた。

こんな感じで
230名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 22:22:00 ID:/MdaTwBJ
やめてよね
生身のアルトが僕に敵うわけないだろ
231名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 22:41:20 ID:KIAQGwVA
>>229
グレイス「…シェリルに毎年子供を生ませないと、彼女死んでしまうわよ…ふふふっ…。」
アルト「くそっ!…グレイスめ……GJ!!」
232名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 22:44:32 ID:jceMJon1
まぁエロパロらしい馬鹿ネタだけどwww
233名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 23:06:30 ID:e7Himymw
ちょ、シェリルまで触手プレイとか...でもグロだったり後ろは嫌だな健全がいい。
白い肌に紅い紐だったりニョロだったりは綺麗かもね〜。
あ、でも紅い紐でもアルトの髪紐は形見なので梨でおねがいしたい

お馬鹿なのよりはシリアス切ないのが好物だけど楽しく馬鹿ネタを読むのは楽しいw
234名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 23:30:33 ID:zsiIAO2O
この流れでスレ住人の男女がわかる気がするな
235名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 23:35:49 ID:zsiIAO2O
あと自分が読みたいものが相当具体的にわかってる人はそれを書き出してみてつなげてSSにすればいい
スレも潤って一石二鳥
236名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 01:17:52 ID:75S0b6mE
シェリル幸せになってくれ。
237名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 10:31:58 ID:AYPrcVR4
やっぱりグレイスのにょろにょろとキノコの対決が
238名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 17:39:17 ID:GkCWh4a0
グレイスのグレイスときのこのきのこの直接対決か
239名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 18:11:08 ID:AYPrcVR4
だって偽記憶つかませてはあはあさせたりはできない相手だから本気かけないとさあ…
でキノコはキノコでキャシーにベロチューだからそう簡単に我を失ったりしないだろうし
にょろにょろで締めたり緩めたり入れたり出したりいろいろあっちとかこっちとか
240名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 18:12:20 ID:EWOmJLoF
>>231
アルトの最後の本音にフイタw
形見の赤い紐でシェリル緊縛プレイとかも良いな
241名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 19:55:41 ID:y+pXDyEO
形見の紐は実は伸縮自在なんですよね
242名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 19:57:40 ID:ZPEoKm0C

アルトを緊縛するんじゃないの?
243名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 19:58:23 ID:QpWDaZGP
>>231
産んだら緩くなるし、妊婦ともあんまりやりたくない・・・
たくさん産んだらすぐ老けそう
GJとはこれいかに
244名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 20:21:05 ID:DthBzBy2
別に妊婦なシェリルとやるのはお前じゃないだろwwww
245名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 20:27:48 ID:iny4uybv
しかしすぐに老けるシェリルもみとうないなぁ

グレイスさんそこは4年に一度で
246名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 21:16:48 ID:AYPrcVR4
緩くなるかどうかは…かえって良くなるっつう話もあるくらいだし
妊婦はそれこそマニアの世界だからなあ
ということで>>243はグレイスのにょろにょろでぎっちぎちに締めてもらうといいよ
247名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 21:23:58 ID:ZPEoKm0C
孕ませ系は人を選ぶから専門のスレに行った方がいいかもしれんぞ
俺は好きだが
248名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 01:26:58 ID:THtDJ8Bf
てか否定的レスいらね。エロパロなんだから現実の話されても困る。
現実にだって妊娠出産、子育てしても綺麗な人はいっぱい居ると思うんだが
まぁ取り敢えず妊娠中と言う事に神秘と自分の分身が出来る事に愛を感じる事はあるだろ。
母子共に愛せるってことで妊娠中のsexだってあるし。まぁ好みの問題なので以下省略
249名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 04:29:22 ID:OUrgAI7P
>>247
一次スレなら二次がきても大丈夫かと二次作品が分散することが気になる
専スレあるんだし投下ラッシュって訳でもないし最初に注意書きしてあれば問題ないというのが主観

>>248
パロスレなんだしリアリティの追求はありだと思うがリアルは必要ないかもな
よくある気持ちよくなっちゃうお薬の原材料とかしらなくても使える小道具と一緒
投下する人は注意書きして読む人は注意書きで地雷回避すればいいだけ
否定的レスを否定するレスもまた矛盾だな
でもネタに対して突っ込みいれるのはどう転がるかわからないから面白いけど

じゃあGさんじゅうななさいとの今後について考えてくる
250名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 08:21:41 ID:vHtJGAt2
G さんじゅうななs(ry

;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン 
251名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 12:33:05 ID:6/BecHNE
   (rソ ´^ヽ
   ルγ'⌒ リ
   ノ リ(゚)- ハ
   ( |/ヽv/`っ  誰がどう見ても17歳です。
     ヒ|::爻:|
      |;;;;;;;|
      (ノJ
252名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 16:56:48 ID:Fkc0t2PM
顔が失敗した福笑いみたいで怖いw
253名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 13:32:44 ID:9W9A8CLe
ランカがグレイスに堕ちた原因は触手で子宮の中まで蹂躙されたからかな。(女性は子宮で考えるって言われる位だから…。)
シェリルの場合と違って(バジェラ寄りの…)ランカは先天性なので前後大丈夫っぽい…。
…と妄想してみる。
254名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 13:58:38 ID:QnD/LdUO
ランカって「前は結婚するまでダメだけどお尻はいつでも
使えるようにしてるから…するならお尻☆」とかいいそうw
エロ覚えたら猿になりそうだな
255名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 17:04:04 ID:9W9A8CLe
>>254
つかランカって男二人(二匹)で3Pまで体験してそうだよな。
256名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 18:16:04 ID:y2x9ouRn
なんたってリトルクイーンですよ、ランカさんは。

「アルトくんはあたしの恋人。シェリルさんはあたしの大事な人。
ナナちゃんはあたしの腹心」
「ええ、ランカさん!つまり私がランカさんの歌なんですね!」
「みんなを抱きしめるよ☆銀河の果てまでぇっ!」


「二人とも、俺『の』翼だ」と言おうとするもナナセにタイミングを奪われ、宣言しそびれ、後ろのシェリルに
ニヤニヤされるアルト。
257名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 18:42:12 ID:wxbsbEB6
待て。ナナセまで翼にするつもりなのか?
どっかでバルキリーは4枚までOKとか言われてたが
258名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 22:20:45 ID:7XKbwtLX
クランもだよ
未亡人って魅力的ですよね
259名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 22:32:27 ID:tiVBrZiQ
アルトチンコもげろ
260名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 00:57:41 ID:mKa1y9us
チンコもげろwwwww
261名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 02:23:18 ID:2yS5i9aj
>>257
少年兵涙目www
262名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 11:34:13 ID:yxufiPAY
ポニテ解くと10円ハゲの刑
263名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 13:06:43 ID:QSEOcRxD
>>259-260
V9化してシェリルのアソコに入り込むだけの事。
これでいつでもどこでもアルト君はシェリルの子宮へ精を送り込めますよ。
264名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 23:19:06 ID:HvpRD0wB
まだクリスマスにもなってないが・・・
正月の姫始めをアルシェリで書いたらおもしろいことになりそうだ
と思ってみる
アルトが姫なだけになw
265名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 23:23:11 ID:e4vn0qPW
シェリル「ねえアルト、ヒメハジメしないの?」
アルト「ぶっ…お、おまえなぁ…一体どこでそんな言葉覚えてきた?!」
シェリル「弥三郎さんから教えてもらったの」
アルト「…兄さん…orz」

こういうやりとりが浮かんだ
266名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 23:50:54 ID:9pwH9eqm
>>259
チンコもげたら正真正銘アルト姫だろ
267名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 00:07:20 ID:EMbPsdpd
アルシェリの姫始めはシェリルのわかめ酒から始まるな。
268名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 02:19:55 ID:SwDEIS4b
エロすぎるだろwwwシェリルwww

てかそんな知識どこで得たwww




ああ、矢三郎さんですね
269名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 02:26:12 ID:ENP1EjMv
アルシェリで姫始めにワカメ酒って…たまらんだろwww
お酒をすすってその後は、アルトがシェリルをすするんですね!!

誰かに書いてくれませんかね?
270名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 11:40:56 ID:r7mptJJw
わかめ酒って解らなかったから調べたw えー微妙。
でもまぁ....兄さんならアルトとシェリルを吹っかける為に
シェリルに色々教え込みそうだw いいぞもっとやれwww


その前にクリスマスにでもシェリルの谷間でシャンパン飲んだ方がいい。
赤ワインでも可。あ、クリスマスは生クリームでも遊べるな。フルーツでもいいが。
271名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 15:58:27 ID:hDtr6YRr
わかめ酒は、シェリルよりナナセだろ、jk
ムチムチってないと、零れちゃうよ〜

ナナセなら、乳間酒もいける!!!

ついでに結構落ちてたんでageとく
272名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 15:59:56 ID:ZxwU9w/K
確かにナナセのムチムチした身体は最適だな
273名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 17:12:12 ID:RdNsmS5K
カナリアさんも翼に…
274名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 17:23:57 ID:cm/ddkQr
ランカなら女体盛りとかできそうだな
275名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 19:15:09 ID:e+S5JCvD
・アルトがランカとシェリルに説得されて嫌々ながら嵐蔵に新年の挨拶に行く。

・当然のように歌姫sも付き添い、アルトには始終威圧感バリバリなのに未来の義娘達には目線を緩めるアラシたんw

嵐蔵「・・・・・」
アルト「・・・・」←冷や汗ダラダラ
シェリル「ちょっとアルト!何時まで固まってんのよっ」
ランカ「蟹が冷えちゃう・・・」
アルト「うぐぅ」
シェリル「もうっ!ランカちゃん、逝くわよ」
ランカ「はい!えと・・・お義父さん!」
嵐蔵「む・・・」←眦が少し下がる
シェリル、ランカ「「子供の名付け親になって下さい!!」」

アルト「・・・(°д°;;)」
276名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 19:28:54 ID:hDtr6YRr
>>275
アルトーーーーーチンコもげろwwwwww
277名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 19:33:30 ID:ZxwU9w/K
アルトのチンコ腐れろwww
278名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 20:19:51 ID:EMbPsdpd
>>275
ランカがシェリルよりも後って事はシェリルの方が先なんだねwww
279名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 23:14:34 ID:SwDEIS4b
22話でやっちゃったんですね、判ります。


そういえば、22話ネタとかありそうでないよな
280名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 00:38:44 ID:wHvOBi7C
>>278
いやむしろ3Pで同時にry
281名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 16:36:38 ID:OWAaPHpj
ランカは銀河のはちぇで運命の人と会えるといいな
フロンティアじゃ罵倒されるだけだろうし…悲しすなあ
282名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 16:45:40 ID:81AFfsvR
別に平気じゃね
本人全然気にしてないで歌も恋も負けません!と言ってるし
下手に刺激したらバジュラが襲ってくる可能性大だから政府が批判などが目に触れないよう
情報統制して身柄も厳重に守ってくれるだろうし、
市民にもバジュラネットに直結してる事を公表すれば下手に動けない
後はランカの感情が乱れないよう恋人、環境など望むものを与えればいい
283名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 16:48:17 ID:Y/aI2EgA
アルトくんはわたしのド・レ・イ☆キラッ
ってやつか
楽しそうだなあ〜兄ズもいるし
284名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 18:40:37 ID:W2D9QNYc
ランカの場合ならアイくんでも十分いけるだろ。
つかアルトよりたくましいモノ持ってるしな。
ランカを満足させられないアルトはいずれ捨てられて、ランカに歌で負けたシェリルと傷を舐め合う一生を送ると思うぞ。
285名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:33:48 ID:apeMXmBf
三人とも馬鹿にした話だ
286名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:18:05 ID:le2BzPVq
>>175
www 遅くなったがGJ。次回もあれば是非
287名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:40:02 ID:LXnh51ZD
このさき、アルトは何回シェリルに踏まれてランカに超時空びんたされるんだろうな

シェリル「アルトの癖に逆らったわねぇっ!」ゲシゲシ!

ランカ 「銀河のはちぇまれ〜っ!」ブワチ〜ン
288名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:44:44 ID:3Otd/dTF
シェリルはなんかイメージ的に絶倫そうだし
ランカもゼントラクォーターで体力あるんだろうし
アルト死んだな
ざまぁ
289名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 00:44:19 ID:oTl98mT6
>>288
絶倫って男の場合の事であって、女の場合は底無しと言うんだよ。
ランカの場合ははしゃぎまくるイメージかな。
ま、自分はアルシェリなんでランカには興味はないけどね。
カプの取り合わせは人それぞれなんで自分の好きなので楽しめばいいんだしね。
次いでシェリルのパイパンを思い付いてみた。
アルトと一緒の風呂で剃られてしまう設定で…。
誰かSSにしてくれないかな…。
290名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 01:11:05 ID:h1gP2Uis
1話から5話まで見直して思ったのだが
アルトとランカの普通の学生カップル的SSって何故か殆どないのな
最初のほう見てるとアルトとランカって微妙にお互いのこと意識しあってたし
ランカがことあるごとにアルトに連絡取ったり校門の前で待ったりしてる姿が可愛かった
後半の展開見てるとお互い普通じゃないし一般的なカップルにはなれないんだろうけど
初期の頃の雰囲気で初々しいカップルってのも良いなって思った
291名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 01:20:17 ID:PS1uWNBq
>>290
多分、エロにしづらいからじゃないかな?
微笑ましくて、なかなか手が出せないのかも。
292名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 01:28:50 ID:hdE283mo
大人の関係が想像しやすいのはどうしてもシェリルになるね
293名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 01:30:07 ID:h1gP2Uis
たしかに微笑ましすぎてなかなかその先ってのは考えにくいのかもね
どの道最終回まで終わってしまった今ではif設定やパラレルじゃないと成立しない話だし
アルトとシェリルのカプはどうしても学生のカップルってよりはもっと違うベクトルだし
そういう学生としての話はもっとみたかったなぁ
294名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 01:39:14 ID:9jb5ifvl
>>289>>293
君達にこの言葉を送ろう







「お前が書け」
295名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 02:24:40 ID:d2BcAK0S
アルトとシェリルの方がむしろ学生同士って感じがするが…


どうしてもランカは妹的な
296名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 02:29:27 ID:ZzPz1H6A
アルトとシェリルは5話みたいなデートとか言い合いかしてるときとか同級生カップルっぽい
見た目やシリアス場面を見ると二十歳越えてそうに思えるけど
297名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:01:56 ID:wuz92+DN
ランカはロリっぽすぎるんだよな…
エロに持ち込もうとするとアルトが犯罪者に見えてしまうw
298名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:41:15 ID:Zs6d0VWa
アルラン好きだ!
299名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:41:38 ID:i8AtyKxB
            /'⌒ヾ〃       .::::::::::::リ::::::::j:::::::::{  
              /    Y      ..::::::::::::::/:::::::ノ:::;;:::::}   
           {    .::{    ...:::::::_::::::イ::::((::::/`Y;;)(  
              }    :::::} 、_:::;斗a=z:::`:::::ヾ::::::::/∧:://'´  ̄ ´ヽ
             { ....::::::::八ヽ::::`ー=‐'´ ノ::::::::::::::V{:::::{/  iノハノハ))      
            `ーr彡} ::::::::::..\::::::::::::::::;;;〉:::::ノノ:;;;ノヘ、,,ノ´дノノ    ロリと言うジャンルがあることを
              j 'ノ :::::、:::::::::::::::::::::::::/:::::::;J;;;/   /ヽ)ヽ)       ご存じないのですか?
              { ヽ.:::- \::::::::::::::::::イ:::::::;;;;;;ノ   (  うう     
              ヽ }`_....:::::::::::::、::::::: /:::::;;;;;;;/二二二二≧、    
               Y-r―‐-イ }}:::j/::::;;::=≠¬'7777777//\ /〉
                _} 、_ ̄イ::::〃:::::;;=≠ ////////////////〈/
              /ニヘ '⌒::::::::::=≠'////////////////////∧
             /∠ ⊥=――〈//////////////////////////}
           // /⌒\ヘ  ∨///////////////////////二777l、

300名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:47:04 ID:h1gP2Uis
ロリっぽいかなぁ
ことあるごとにアルトに電話で報告するランカはかわいいんだけどね
アルトもなんやかんやで気にかけてるあの距離感が好きだった
301名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 23:12:31 ID:NrTf4rB0
アルシェリ
アルラン


切って別々に見たいな
302名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 23:12:35 ID:7QhBB1eW
まぁ個人の好みとものの見方というか見え方?があるんじゃ。
アルランかわいいな〜と思う事もあるけど。
アルシェリの普段から流れる何気なさの方がエロを想像しやすい。
本編中に色々ネタもあるしな。まぁアルランも勿論いっぱいある。

只今ひとつ膨らまし中なんだけど壁にぶつかり中。
妄想の神が降りてくれる事を祈りつつネタ探ししてくる。
303名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 23:14:48 ID:7QhBB1eW
そういや他スレでもたまに見かけるがリレーなるものも面白そう。
見てるうちにネタになって妄想も膨らみそうだし。
ここに居る住人はそのへんどう思ってる?
304名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 23:18:56 ID:Zs6d0VWa
このスレでやったらカプ争いが起きそうだ
305名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 23:53:12 ID:PS1uWNBq
アルランはカワイイんだけどね。
エロに展開できないんだよね…
なんというか、汚しちゃいけない気がして、手が出せない
306名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 01:05:40 ID:U1ARAT2y
アルシェリは和室で布団に浴衣のはだけたシェリルとか想像しやすいね。
アルランは丘かな…?
307名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 03:51:36 ID:0yRWbFo9
シェリルは個人的に性格的に動かしやすいなぁってのはある
勝手にキャラが動いてくれるタイプ
308名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 04:39:05 ID:IFetPGpa
アルランも全然聖域とは思わないが、ただアルランよりランアルの方が想像しやすいな
発情モードに入り勝手にアルトのを咥えるランカ、とまどい焦りながらも気持ちよさに流れてヤるアルトとかw
あとはランカはどうしても他のキャラやバジュラとの乱交のイメージがあるな
普通のカップルというより乱交でらめぇ〜あ〜れ〜wの方が想像しやすい
309名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 07:46:53 ID:UDHCU4jP
アルシェリは密室濃厚プレイ
アルランは青姦オープン
3Pはお空で豪快に
というわけですね。わかります。
310名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 09:39:39 ID:EW+6ZFgk
お空で3Pとは
アルトと空とあとは?
311名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 09:41:52 ID:6/o9ckhk
お空とアルトとヴァルキリー


な〜んて。ランアルシェリじゃ?普通に考えて
312名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 11:44:07 ID:PN8ziL5C
シェリルとランカか

最初から一本化すればよいのでは
313名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 23:09:18 ID:6/o9ckhk
そうか。最初にカプ決めてリレーすればいいんだ。
ちょっと読みにくくなるかもしれないが、どんなカプでも書けるし。
意外性になっておもしろいかもな
314名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 00:04:10 ID:CcboOAZc
どんなカプでもかけるならまず>>313が小説投下すればいいんじゃ?
なぜリレーにこだわるかわかんないんだけど
315名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 04:40:23 ID:QTnJMBQV
そうでもしなけりゃランカものの投下がないし…
316名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 04:46:32 ID:c98ljhwF
>>315
ランカが読みたかったら自分で書くなり、ネタを振るなりすればいい
317名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 04:48:52 ID:wuSZ0ce1
つうか、たとえ今リレーをはじめた所で誰か書いてくれる職人はいるのか?
はじめようと書いてるヤシが書いてくれる職人の一人なのか?
ランカだろうがシェリルだろうが、書きたいと思う職人がいれば投下するし
その時書きたいと思う職人がいなければ投下されないだけのことだと思うんだが
318名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 12:17:44 ID:jiTZVAkV
ここはレベルが高いからな
319名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 19:35:01 ID:QTnJMBQV
レベル高いけど、そういう人は大抵アルシェリなんで
ランカ派な自分涙目
320名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 19:36:12 ID:8T8BrnTW
現状何人くらい職人さんがいるかにもよるんじゃないか?
リレーするなら
321名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 20:12:59 ID:3ic7ncXE
>>319
逆に考えればランカ物を自分である程度適当に書いても第一人者に

てかなーどこをどう妄想してもお兄ちゃんズが乱入してきて終了になる
痛いとか苦しいとか言われても突っ走るお兄ちゃん、も想像の枠外だし
322名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 00:45:48 ID:zi6QJtde
ただの「ランカ派」なら、ブレランでもオズキャンでもいける口とかないの?

ないか
323名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 00:49:06 ID:nTs9LdwY
そもそもブレラってチンコついてるの?
そこらへんがわからないから手を出しにくいよな
324名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 00:50:22 ID:hn2MgLA2
サイボーグだしいろんな機能がついてるとか
325名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 00:58:47 ID:Hn7BJqvd
>>322
オズキャンて何だ、説明してみなさい
326名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:14:06 ID:q3+B5Njk
ランカ攻めとか暴走ランカの方が可愛く感じる
327名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:16:30 ID:hn2MgLA2
アルトが家に来た時の「信じてるからね!」「何言ってんだ?」のおかげで
しびれを切らしたランカにアルトの方が押し倒されるネタなら浮かぶ
328名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:21:43 ID:bK3Adl5E
>>323
さぁ、ボディペイントらしいブレラさん。まぁ格納してあると考えればいいんじゃないか。
グレイスさんみたいに手からニョロが出てきてもいいだろうし色々考えようがある。
サイボーグだからね。
329名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:40:30 ID:dvurOduv
>>323
例え、ナニは付いてなくても、その他諸々装備積みですよww
高性能サイボーグだからね、そりゃ〜凄いものがwww
330名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 02:29:52 ID:+4u4kkMB
アルシェリだと、シェリルが息も絶え絶えなのに、アルトの腰に足を絡ませて離れようとしない。
…で、アルトはシェリルの中で何度も発射と回復の繰り返しで失神させるんだけど、シェリルの足は結局そのままなんだよね。

>>322
サンドイッチプレーも行けそう。
ランカの体内を男二人のナニが暴れまわり、ランカは悶絶しまくり。
バジェラの触手でも可。
331シェリルとランカ百合:2008/12/20(土) 02:30:01 ID:JlUe118F
※シェリルとランカの百合です。


涙で濡れた目を開けば、ぼやけた視界に映し出されるその非現実的な光景。
自分の小ぶりな胸を優しく覆い、快感を引き出すようにゆっくりと動かされる、彼女の白く美しい手。

「あなたの胸…白くて…やわらかくて、触っていると気持ちがいいわ…」
「…んあっ…ああ……んっ…シェリル……さん…」
「ふふ…可愛い…ランカちゃん」

交わしたキスに赤く濡れ、艶を帯びた彼女の唇から、
熱い吐息と共に吐き出された自分の名前に、ランカの心臓は大きく跳ね上がった。

---もう一度、シェリルさんとキスがしたい…

「シェリルさん…」
「本当に可愛いわ…ランカちゃん…このまま食べてしまいたい…んぅっ」
「…ん…」

衝動に突き動かされるようにランカはシェリルの背中へ腕をまわし、その体を引き寄せた。
密着した互いの口内で熱い舌を絡めあい、濃厚なキスを交わす。
どちらのものともわからない唾液が2人の顎を伝い落ち、乱れたシーツに小さく染みを作った。


どうして、こんなことになってしまっているんだっけ…
いまにも蕩けてしまいそうな頭の中で、ランカは今日の出来事を思い出した。



そう、今日はシェリルが自宅で一緒に食事をしようと誘ってくれたのだった。
そこでランカは、シェリルへの手土産をひとつ持参した。
それはランカのファンからの贈りものの中に紛れていた、一本のワイン。

それをシェリルに手渡すと、シェリルは口元に僅かに笑みを浮かべ、こう言ったのだ。
「…ふうん、ランカちゃん、これを私と一緒に飲みたいのね…?」
その含みのある質問と笑みに疑問を感じつつも、ランカは頷いてシェリルの言葉を肯定する。
(だって、大好きなシェリルさんと2人で飲むために持ってきたんだもん!)

「本当に、いいのね?…後で泣いて縋っても止めてあげないわよ?」
「もちろんですよシェリルさん!今日は2人でじゃんじゃん飲んじゃいましょう!」
「ふふ…そう…じゃあ、はい、乾杯!」



ランカは元々お酒はあまり口に入れる機会がなく、
お酒のことなどまったくと言っていいほどわからないのだが、
シェリルが以前言っていた"私、ワインが好きなの"という言葉を思い出して、
ファンから贈られたワインを、ラベルなど一切確認せずに持ってきてしまっていた。
しかし、そのワインのラベルにはこう表記あったのだ…


"媚薬入りです。あなたの意中の人と一緒に飲んでください。"


その晩、瓶を空にするまで"媚薬入りワイン"を堪能したシェリルとランカは、
互いへの秘めた気持ちを伝える前に、勢いに任せて甘くて熱い一夜を過ごしてしまったのだった。

END
332名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 03:39:04 ID:xG2nd8eC
>>331
初めて百合読みました
シェリルもランカもカワイイ!!
333名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 04:49:54 ID:C+JulaWz
>>331
GJ!!
シェリランシェリもいいけど次は正統派のアルランも読みたいです
334名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 05:05:02 ID:R0y8AsYt
ランカランカしつこい
>>331
GJ!
335名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 05:29:32 ID:hn2MgLA2
リクエストするのは別にいいんじゃない
書くのは職人さんの自由だけど
336名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 05:55:29 ID:LKiZTeLl
そうそうリクするのは自由だよ
あまり連投されるとどうかと思うがこれくらいならいいんじゃね

>>333
いっそおまいさんが職人になってみる手もあるぞw

>>331
百合も結構いいなwGJ
337名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 08:52:40 ID:L2dH6Ndo
338名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 16:33:53 ID:tQ/pDIlJ
正統派なアルランって本編がそうなるの願うしかないんじゃないのw
339名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 19:28:24 ID:FTsPX1mO
妄想力が足りねーんだよ妄想力が

…某誌の和服女装トリオで遠目だと女子のキャッキャウフフ実は3Pっていうのを思いついたんだが
右手でシェリルの乳をもみながら左手でランカの肩を抱いて耳にフーとかしてるうちに
ブレラ兄がやってきて抱えて持ってっちゃうんだよな…どうもうまくいかん
340名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 19:30:22 ID:hn2MgLA2
アルトが背後から兄たちに反応弾されそう
341名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 20:51:08 ID:+4u4kkMB
>>340
シェリルが兄貴'sに攻撃を止めさせて、アルトと共に早乙女家の離れに移動して>>330へ…。
ランカは兄貴'sにサンドイッチにされる。
342名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:07:56 ID:yYnKjegq
いや実はシェリルと兄貴'sは利害の一致から、しめしあわせてて
実はシェリルだけ水を飲んでて、アルトとランカが酔っぱらったところで
シェリルはアルトをお持ち帰り。
兄貴'sはランカをお持ち帰り。

343名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:18:28 ID:pJEvdT/W
弥三郎×シェリルが好きだ。
なんか雰囲気がエロい。
344名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:28:09 ID:xG2nd8eC
矢三郎×シェリル…ごくり。
艶めかしく妖しい二人の絡みを想像してしまう。
見てみたい…
345名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:30:02 ID:tQ/pDIlJ
矢三郎兄さんて指や道具は使うけどちんこは使わないイメージ
346名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:45:46 ID:aJpucwOC
兄さんとシェリルには不倫的なエロスを感じる
347名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:48:39 ID:+4u4kkMB
矢三郎はシェリルに対しては調教師の役目で、本命はアルトの穴狙い。
348名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 22:18:52 ID:bK3Adl5E
アルトの遺伝子欲しくて、アルトさん好みの女にして差し上げます。
って言ってシェリルを従順に従わせ調教する兄さんを受信した!

縛られて動けないシェリルの所へアルトを連れてきて据え膳喰わぬは
男の恥ですよ。って去っていく兄さん!うん。もうちょっと頑張って妄想してくる。
349名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 22:30:24 ID:Zv0ntoge
シェリルにアルトの弱みを教えて、夜の主導権をシェリルに握らせようという魂胆ですね、矢三郎兄さん。

夜の情事を円滑に進めるために、シェリルに四十八手をクリスマスプレゼントですね、矢三郎兄さん。

それもこれも、歌舞伎で家族劇団を作るための策略ですね、矢三郎兄さん。
350名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 22:50:59 ID:+4u4kkMB
矢三郎のシェリルに対する調教は、早乙女家の使用人達の間でお袋様と呼ばれ、当主乱蔵の信頼も厚い梅さんが大きく関わってる事は間違いがないだろう。
つか直接の調教は梅さんの担当で、矢三郎は仕上がり具合を確認するだけ。
351名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 02:02:24 ID:mj9yJXmR
矢三郎「や ら な い か?」
アルト「アッー!」


シェリル「冬コミの新刊のネタはこれで決まりね!」
352名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 02:24:08 ID:dqwBMisL
矢三郎ってあれだ
昔あったオヤマ菊の助って漫画を思い出す
353名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 04:07:01 ID:eD1y9XU9
アルトとシェリルの初めてのセクロスで照れて中々進まない時に矢三郎が部屋に入ってきて
矢三郎がアルトにその場で指示&時に手ほどき&時に手伝いをするなどの
視姦矢三郎とそれに興奮するアルトとシェリルの3Pというのもいい
354名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 09:20:43 ID:/yZXpgsE
アルシェリは兄さんが(色んな意味で)積極的なのも妄想の幅が広がる要因だなw
アルランは兄貴達からストップがかかるから…。
355名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 11:21:19 ID:S/y/LRaY
シェリルが自らの腸内に定着したV型菌が子宮に微妙に影響してウテルスセックスが可能という妄想をしてみる。
356名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 11:58:06 ID:sFQrXUBW
本来ならシェリルが書くはずの育成日記を、初夜の段階から事細かに調査する矢三郎
357名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 14:58:28 ID:i3reOQz3
楽しい?
358名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 15:15:21 ID:D9jbiErn
>>354
もう兄ランでいんじゃね?どっちがいいかはお好みで
359名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:18:09 ID:Ajs7mc3l
>>353 に触発されてアルシェリ+矢三郎

初めて書いたから変なとこいっぱい。アルシェリ、変則3Pお嫌いな方、ちょっとキャラが
微妙なので駄目だと思ったら即スルーでお願いします。5レスくらい使用します。
360助太刀、矢三郎 +アルシェリ+:2008/12/21(日) 17:19:59 ID:Ajs7mc3l
「シェリル......」
切なげに掠れたアルトの声がそう広くない部屋に響く。
「アルト......」
お互いを見つめる瞳は潤んで熱を孕んで輝いている。
「...いいか?」
眉を少し寄せて苦しそうにするアルトにシェリルはドキドキしながら頷いた。
膝立ちになったアルトの、知識としては知っていたが実際見た事のないモノに
シェリルの瞳は吸い寄せられる様に視線は固まり、一瞬後に青ざめた。
熱く潤んだ場所に熱く固いものが宛がわれ、慌てたシェリルは腰を引く。
「だ、駄目!待って!そんなの入らない!」
軽くパニックになってるシェリルは傍にあったシーツを掴み後ずさった。
「シェリル?」
ちょっと情けないままの格好のアルトはどうしようかと思案顔だ。
ズルズルと襖の所まで行くとイヤイヤと言う様に首を振る
「無理よ!そんなの入らない!」
シェリルがそう言い切ったと同時に襖が開き、思っても見なかった人物が登場する。
361助太刀、矢三郎 +アルシェリ+:2008/12/21(日) 17:21:29 ID:Ajs7mc3l
「大丈夫ですよ、シェリルさん。女は受け入れられる様になっているんです」
あっけに取られる2人を傍目に矢三郎はシェリルの背後に回ると後ろから羽交い締めにする
「なっ!兄さん?!」
「ちょっと何?! 矢三郎さんっ?!」
慌てるアルトを無視してシェリルを布団まで連れ戻し、アルトの前に座った。
「いいですか、アルトさん、閨事の時くらいは男らしく振る舞いなさい」
あっけにとられる2人を前にいつもと変わらぬ淡々とした口ぶりで言葉を続ける
「ああ、アルトさんがぼやっとしてるから乾いてしまってるではないですか」
シェリルの下肢の付け根に手を伸ばし、慣れた手つきで嬲る。
「乙女を散らす時は、必要以上に濡らしてあげないと相手が可哀相です」
しなやかな手つきはアルトの優しいが無骨な動きとは違い確実にシェリルを高めていく。
「ちょっと!や、めなさっ、あっ、やめっ、っ...ぁ!」
的確な場所を責められて抵抗していたシェリルの力も段々抜けていく。
惚けるアルトの手を取りシェリルの弱い所へ導く。
「女性は此処が弱いんです。中を弄りながらも、此処を舐めたり弄ったりすると
女性は気をやってしまうんですよ。シェリルさんを痛い目にあわせたくないでしょう?」
矢三郎はシェリルの足を開き、アルトを導いた。
362助太刀、矢三郎 +アルシェリ+:2008/12/21(日) 17:23:54 ID:Ajs7mc3l
「やっ、アルト!!駄目、汚いっ」
抵抗と言えない抵抗をしてシェリルは拒否を示した。
「ふふ、普段生意気なアルトさんに大人しく奉仕させるのもいいものですよ?
あなたも気持ちよくなれるし一石二鳥ではないですか」
耳元で宥める様に、だけれども蠱惑的に囁く。
「っ!!!」
矢三郎に促されるままにアルトはシェリルの珊瑚色の膨らみを捉え舐る。
パチンと何かが弾ける様な感覚にシェリルは震えた。
きゅぅっとアルトの指を締め付ける様に蠢くと弛緩する。
「シェリル?イッたのか?」
驚いた様で、少し嬉しげなアルトの声が自分の足下から聞こえてくる。
シェリルは恥ずかしくて、真っ赤になり穴を掘ってでも入りたいと思った。
「ふふ、イきましたか。アルトさん、見てご覧なさい。シェリルさんの肌が
桃色に染まって艶かしい。それに......これだけ濡れていれば準備は十分でしょう」
「や、アルト。見ないで」
イッたばかりのそこに無遠慮に手を伸ばし、ワザと音を立てる様にして
矢三郎はシェリルの羞恥心を煽った。
「物欲しそうに涎を垂らして、可愛らしい人ですね」
「や...やだ」
「ほらアルトさん、挿れて差し上げて下さい」
「だけど.....」
矢三郎の言葉に乗ってしまったが嫌がる事はしたくないアルトは迷いを見せた。

363助太刀、矢三郎 +アルシェリ+:2008/12/21(日) 17:27:27 ID:Ajs7mc3l
「...煮え切らない人ですね。シェリルさんはどうなんです?アルトさんが欲しくありませんか?
ほら、此処が疼くでしょう?指だけで足りますか?痛いのは最初だけです
回数を重ねる事にちゃんと気持ちよくなれます。愛する人を内側で感じられるんですよ?
こんな素敵な事を怖がるなんてもったいないですよ。ね?欲しいでしょう?」
耳元でシェリルの心もくすぐりながらも内側の絶妙な所を撫でて弄る。
「ん、ぁ....っ」
チロチロと欲望の炎を燻り、煽り立てる矢三郎の声はシェリルの脳内に溶けていく。
「ぁ...っアルト.....来てっ」
「ほら、アルトさん。シェリルさんもこう言ってる事ですし」
いつもと変わらぬ微笑にいつもと変わらない口調でアルトを導く
「シェリル....」
矢三郎に凭れ掛かりながらも、熱に浮かされた様にアルトを見つめるシェリル
その唇にキスを落として熱く泥濘きった場所へと己を差し入れた。
「っ痛!!」
「やめるか?」
矢三郎に流されたシェリルが言ったものの、やはり無理強いはしたくない。
「駄目、やめないで」
と涙を浮かべるシェリルにアルトはきゅん、となり抱きしめた。
「力抜け、締め付けられたら入れられない」
「そうですよ、シェリルさん、後は力を抜いてアルトさんに全て任せなさい
さて、私もここで失礼します。後はお若いお二人でごゆっくり」
そう言うといつも通りニコニコと襖の奥へと去っていった。
364助太刀、矢三郎 +アルシェリ+:2008/12/21(日) 17:31:30 ID:Ajs7mc3l
「......」
「......まだ居るのかしら?」
気が抜けた様にシェリルが呟くとアルトは苦笑しながら頬や額に張り付いた
シェリルの髪を撫で付けてやり、流れのまま柔らかい髪を梳いた。
「母屋に帰っただろ、かすかに引き戸の音したし」
「....ねぇアルト、どさくさにまぎれて裸見られたんだけど」
怒った様にシェリルが呟くとアルトもむっとした表情を見せたが内心
少し兄さんに感謝していた。あのままだったら進むものも進まなかっただろうから。
「...ムカつくけどきっと兄さんはなんとも思ってないさ。あの人は女形の研究の為に
女性関連の研究は稽古の一部としか思ってない人だから」
「そう....でもあたし...っ!!!!!!」
半分繋がったまま会話を続けるつもりもないアルトは不満げに呟くシェリルの
内側が少し緩んだ瞬間シェリルの腰を引き寄せ一気に貫いた。
声にならない悲鳴をあげたシェリルは背を反らし、跳ねた。
「っ、シェリル...締め、付けるな」
「痛いわねっ!!何すんのよ!馬鹿アルトっ!」
涙を浮かべながらもこっちを睨みつけてくるシェリルはもう既にいつものシェリル
さっきまでの色気は一体何処へ消え去ったんだろうか
「お前な、ちょっとはロマンチックに振る舞ってくれ」
「ロマンチックって!アルトが悪いんでしょっ」
「....悪かったよ。それは今後の課題にすればいいだろ」
「っ今後って何よっ」
「段々慣れてきたらきっとマシになるさ」
「マシって......」
「シェリル......限界。動いていい?」
「し、仕方ないわね、.....痛くしたら許さないんだからね」
くぐもった声は次第に艶を帯びて、切羽詰まった声へと変化していく。
恋人達の夜は始まったばかり。



「 困った事があればいつでもお呼びを。 矢三郎 」
次の日廊下にそんな置き手紙を見つけた2人は顔を合わせて赤面した。
365名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:35:13 ID:SlzABqlK
兄さんwwwwwGJwwwww
366名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:40:02 ID:uEKRpnGV
>>359
超GJです!!
兄さん好きだよ。
去り際も心得てるぜw
最後のアルシェリの二人がらしくていいね。
367名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:42:46 ID:Du4RUhPQ
兄さんわろたw
368名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:59:33 ID:5LPR3nXX
>>359
乙です。
兄さんとのガチ3Pかと思ったらラブくて良かったw
アルトとシェリルのいっぱいいっぱいなところがかわいいよ。
369名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 18:21:41 ID:S/y/LRaY
矢三郎兄さん…いい味出してるぜ…GJ!!
370名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 18:34:27 ID:pDqQcxdH
>>359
超GJ! 兄さんステキすぎるwwww
こういうの好きなんで嬉しい。面白かったよ!
いっぱいいっぱいで、訳分からん内に流されてる二人も可愛い。
てかホントにやりそうで怖いよ兄さんwww
371名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 19:02:19 ID:rWkndXSj
>>359
GJ!!兄さん大好きだwww
372ルカの妄想DAYS +アルシェリ+:2008/12/21(日) 20:30:26 ID:Ajs7mc3l
ふ、と浮かんだので文字にしてみました。場所は...想像にお任せします
※アルシェリ(多分w) 妄想力のある人のみエロく楽しめるかと思われます。





「アルト!四つん這いになりなさい」
通り過ぎようとしたアルト先輩の部屋から命令口調の声が聞こえてきた。
四つん這い?
「早く四つん這いになりなさい。あたしの言う事が聞けないの?」
少し怒った様な声だが逆らえない様な従わせる貫禄のある声
ーー アルトはあたしの ド・ レ・ イ ーー
ふと、学校で女王然とした彼女の声が脳裏で再生される。
あの時アルト先輩は否定してたけど、実際はやっぱりそういう関係なんだ....
「なんで俺が!」
アルト先輩の押し殺した様な声が聞こえてきた。
「あら、アンタが悪いんじゃない。さぁ早く」
「くっ!」
シェリルさんはきっとアルト先輩を上から見下ろして言ってるんだろう
「いくわよ、アルト」
何をするんだろう?ああ、ドアを開けてみてみたい。
だけどここでひっそり聞いて後で文字に纏める方が楽しそうだ。
「くっ、シェリル!早くしろ」
アルト先輩の苦しげだが色っぽい声が聞こえる!
ああ!隠しカメラを仕込んでおけばよかった!
「あん!駄目よアルト、動いちゃ」
からかう様な声を楽しそうに出すシェリルさん
ああ、女王様。僕もちょっとだけいじめてもらいたい。
もう少し近づこうとした時ポケットの端末が震えた。
「そう、もうちょっと左、ああ、右よ!いいわ!」
「シェリル!もう駄目だ!腰が持たない!早く!」
プレゼンのミーティングの呼び出しだ。ああ良い所なのに!
遅れる訳にはいかずルカは後ろ髪を引かれながらその場を立ち去った。






「アルト!取れたわ!ふふ、可愛い〜〜〜っ」
「早く降りろ」
「ねぇ、名前何がいいと思う?真っ黒でふわふわ〜」
「クロでいいだろ。真っ黒なんだから」
「安直すぎるわよ!ちゃんと考えなさいっ!」
妄想癖のルカが何を想像していたのかは知らないが部屋の中では
高い所に上った子猫を捕まえる為に格闘していた2人であった。
373名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 20:42:12 ID:YUUJYCwI
>>372
クスリと笑えた。
GJ
374名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 20:46:54 ID:MOQ6V770
>>359
GJ!!
この組み合わせ萌えるw
アルシェリ初々しくていいな〜
矢三郎も素敵!
375名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 20:53:09 ID:MOQ6V770
>>372
GJ!
ルカ…w
ルカと一緒に素敵なアルシェリ
SM妄想楽しめましたw
376名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:09:01 ID:Du4RUhPQ
エロパロと見せかけてほのぼので癒された
377名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:51:49 ID:sFQrXUBW
>>359>>372もGJGJ!!
特に矢三郎兄さんにGJ!
378名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 02:28:29 ID:5Md2bzPq
>>359>>372GJ!
このスレの妄想を正に体現した兄さんだ!
ルカも少年兵シリーズでエロ妄想魔人なイメージついてるので笑えたw
379名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 03:12:23 ID:6hl+Ot83
>>359
ちょw矢三郎ワラタwww禿GJ!
まさか思いもかけずこんなの書いてもらえるとはネタ書いて良かったwww

>>372もGJw
ルカの妄想力も相変わらずだなw
いやー連続して素晴らしいものを読ませてくれて神々よありがとう
380名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 03:15:28 ID:6hl+Ot83
あ、同じ人だったのかw
神々じゃなく神だったな
連投スマソ
381J'ai envie de toi *アルシェリ*:2008/12/22(月) 04:35:51 ID:QIbQ0/K+
妄想が止まらん☆アルシェリ注意報です。でもひとりおなぬーなシェリルですのでご注意をば。
>>75あたりにティン☆ときました。感謝感謝。


決戦が終わり、新天地を開拓すべく周りが目紛しく変化していく。
軍関係者は全てこの惑星の調査へと飛び出し、技術者達も調査団と共に旅だった。
戦火で散った軍人や住民への鎮魂の場やチャリティ、政府の番組などの仕事はあるが
歌手としての仕事は現在そんなに忙しくはなく、ゆっくりとした時間が流れる。
帰る所も失った今ではフロンティアがホームランドとなっている。
アイランド内に借りた部屋も決戦で崩壊して行き場を失ったシェリルは
無事だった早乙女邸へとまた暫く居候する生活に戻ったのだ。
「シェリルお嬢様、先ほどアルト坊ちゃんから通信がありまして今夜は戻られるとの事ですよ」
アルトが小さい頃から世話をしているというタキさんがニコニコとしながらやってきた。
「タキさん、あたしはお嬢様でもないしそんな柄じゃないわ」
何度言っても名前の後にお嬢様とつけるのを止めないのだこの人は。
聞けばアルトの母親についてこの早乙女家に来たらしい。
お世話する人はみーんなお嬢様ですよと言って聞く耳を持たない。
そう、あれから変わった事と言えばアルトと付き合う様になった事。
まさかこうなるとは思っても見ない事で幸せすぎてどうにかなりそうだ。
「夕飯が出来たらお二人分、こちらのお台所に置いておきますね」
なんてニコニコとしながら衣擦れの後だけを残し去っていった。
付き合うまでも切なかったけれど、付き合ってからの方がもっと切ない。
心も、そして躯も。
382J'ai envie de toi *アルシェリ*:2008/12/22(月) 04:38:37 ID:QIbQ0/K+

性急に求められ、初めての痛みと共に教え込まれた感覚
愛する人と体を重ねる事が涙が出る程幸せで心地よいという事
一度肌の温もりを知ってしまっては失う事に恐怖さえ感じる。
「......アルト」
最後に会ったのは1週間前。周辺の惑星への調査の為に旅立ったのだ。
旅立つ前に何度も想いを重ね合った夜を思い出すと、じくり、と下肢が熱くなった。
涌き上がってきた熱を持て余し、縁側から障子を閉め、部屋の中へと戻った。
誰も見るものは居ないが、辺りを見回すと、そっと裾を割り怖々下着に手を伸ばした。
「っ、嘘!」
下着の上からでも解るくらいに濡れていた。
何もしてないのに、ただアルトの事を思い出しただけなのに。
シェリルは自分の体の変化についていく事が出来なかった。
以前はアルトの事を想っても胸が苦しくなるくらいだったのに体を重ねてからは
こんなにも自分の体が生理的に反応してしまっている。
愕然としながらも、濡れた指先から視線が離せなかった。
一度確認してしまってからもじくじくと渇きを訴える様に気持ちは高揚するばかり
障子を背に座り込み、震える手がまるで意思を持った様にのろのろと疼く場所へと
引き寄せられるのをシェリルは止められなかった。
「んっ」
怖々下着の上から撫でるとその指はすでに自分の意志から切り離されたかの様に動く
ゆるりと前後に行っては戻り、戻ってはまた行って。
「っ、ぁ」
刺激を与えられた場所から広がっていく恍惚感。繰り返していくうちに
アルトが与えた刺激とシンクロして、シェリルの感覚を攫っていく。
383J'ai envie de toi *アルシェリ*:2008/12/22(月) 04:41:51 ID:QIbQ0/K+
「ん、...アルト」
繊細な指先ながらも男らしい長い指が、自分の指先に移ったかの様に滑っていく
ーシェリル......もうこんなに濡れてる。
「ふ、ぁ、やっ......」
アルトがそうさせるの。アルトが触れる所から溶けていきそう。
ーそんなに気持ちいいのか?
「ん、い、いっ」
シルクの下着は既に下着の意味を為していない。掌を伝い浴衣に染みを作っていた。
刺激を止めず反対の手で緩めた襟から差し込んで自らの胸を柔らかく揉みしだいた。
ー固くなってる。櫻みたいに淡かったのに薄紅色になってる。
子供が母乳に吸い付く様に嬲られ、舌先で遊ぶ様に転がしては吸い付かれた。
アルトは胸を愛撫しながらも空いた手で熱を生み出しシェリルを翻弄する。
幾度かされたばかりなのに、高みを知ってしまった体はそれを求める。
ーまだ触ってるだけなのに、お前って感じやすい?
「ああ、や...っ」
下着越しでもわかる様になった膨らみを捏ねる速度が増していく。
ー........イきたい?脈打って震えてる。
384J'ai envie de toi *アルシェリ*:2008/12/22(月) 04:44:54 ID:QIbQ0/K+
皮肉気に笑いながら弄るのを止める。アルトの癖に生意気。......止めないで
「ぅ、あ、止め...ないで」
ー素直じゃないな、シェリルは
子供を宥める様に額に頬にキスを降らせる。
「い、い...き、たい」
震える声で訴えると、満足した様に唇にキスを落とし、止めていた指を動かす。
すぐに何かが競り上がってくる様な感覚と浮遊感、全身が熱に浮かされた様に熱い。
ーほら、イけよ。
「んっ!や、っ!.......ああっ!」
きゅっと一点を押しつぶすと同時に目の前で小さなスパークが弾ける。
耐えられず、反った拍子にガタンと障子に背をぶつけた。
「アルト.......早く帰ってきて」
生理的に滲む涙なのか、それとも寂しさから来る涙なのか
透明な雫が一筋、シェリルの色付いた頬を伝った。
内側で弾ける重さはないものの、軽い倦怠感が体を支配し、心拍が落ち着かない。
乱れた浴衣を治す気力はなく、力の入らないまま視線を彷徨わせたシェリルは
視界に入った影に心臓が止まる思いをさせられ、目を見開いた。
「ーーっ!!!!」
そこに立っていたのはまだ居ない筈の人物。
驚いた様な表情を浮かべていたけど、あたしの顔を見ると勝ち誇った様な
にやりと口端を吊り上げ楽しそうな笑みを佩いた。

続く???かもしれないしそうでないかもしれない。
385名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 04:51:28 ID:5YjgWnGT
GJ!!是非とも続きを!
386J'ai envie de toi *アルシェリ*:2008/12/22(月) 04:51:43 ID:QIbQ0/K+
性夜...あばば、聖夜に向けてなのか...テンションが下がりませんw
兄さん、ルカに続きお粗末なものですが楽しんで頂ければ幸いです。
この先は続けるかどうか不明です、勝手に続けてくださってもオKです。それでは。
387名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 04:55:31 ID:MuPtaOPR
なんか久しぶりに投下祭りだね
シェリルエロくていいよー
最後に来たの一瞬矢三郎さんかと思ったww
388名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 05:30:39 ID:u18EtjG5
おおうエロからほのぼのまで沢山GJです。最後のは是非とも続きをー!
389名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 14:11:44 ID:Vhyq+y+Y
これは…続きを書くべき!gjでしたー
390こたえなさい。(アルシェリ):2008/12/22(月) 22:15:07 ID:k6MeI1WC
 初めて投稿します。
 シェリルの口戯を書きたくて、勢いだけで書いた。
 今は反省している。
 
 次から投下します。
391こたえなさい。(アルシェリ):2008/12/22(月) 22:15:40 ID:k6MeI1WC
「たっぷり、サービスしてあげるんだからね。」
 その言葉だけは、勇ましい。
 しかし、シェリルの唇は、ゆるく起ち上がりつつある
 アルトそのものの先端に近づいたまま、次の動きに移る気配がない。
 アルトの開いた、脚と脚の間に埋められた顔、上目遣いの視線が、
 アルト自身とアルトの顔の間を、迷うように行き来する。
 
 
 ***
 
 
 ――この期におよんでふざけてるのか。
 
 「やるなら、やれよ。その、なめるとか、くわえるとか。」
 「ちょっ、アタシがなんで、そんな…………、
  ああ、やるわよ。やるに決まってるじゃない。
  ただ、もう少し焦らしたらアルトがどんなに情けない顔するだろう
  って思って、待ってただけよ。」
 「わかったから、早くしろよ。……もう充分だろ。」
 「うるさいわね、アルトのくせにアタシに指図する気なの。」
 「読めたぞ、お前、そうやって人のせいにして自分が怖じ気づいたのを
  ごまかす気だろが。」
 「あら、アタシを誰だと思ってるの。シェリルよ、シェリル・ノームよ。
  これくらいのことでビビるわけないでしょ。」
 
 シェリルはよほど怒ったのか、あるいは自分を鼓舞しているのか
 よくわからないが、部屋の四面を囲う壁を震わせるかというほどの、
 ひときわ大きな声で言ったのを合図にして、俺の、快楽への期待に
 濡れつつある、欲望の先端を舌先で転がしはじめた。
392こたえなさい。(アルシェリ):2008/12/22(月) 22:16:43 ID:k6MeI1WC
 シェリルの口戯は、たぶん他人が想像するほど技巧に長けたものじゃない。
 そのかわり、俺が想像していたよりもずっと丁寧にされる。
 俺自身の槍頭を、舌の上で転がすようにしてひとしきり唾液で濡らすと、
 次には舌先を離さぬまま雁首の括れた部分へと舌を滑らせていく。
 そして、その括れを横から舌で細かく叩くようにして、ぐるりと一周、
 二周となぞっていく。
 その手順を幾度も繰り返すことで、丹念に淫茎を唾液で濡らしていく。
 くすぐるような曖昧な刺激が、もどかしい。
 やがて、シェリルの唾液と俺の切先から零れた雫によって濡れた欲望の幹が、
 鍛えられた刃のように艶やかな輝きを帯びるようになってようやく、
 シェリルは、俺を唇で包んでくれる。
 先端の部分だけを唇の内側に含みながら、今度は口腔の粘膜でもつつんで、
 更に潤いを増した舌で、俺の頭頂部分を転がす。
 シェリルの体温を先端に感じて、さらに肉槍は硬度を増す。
 強引に歯列を割って、侵し尽くしたい衝動を抑えながら、
 その唇に圧しつけるようにして、腰が前に動こうとするの止められない。
 
 
 「アルト。どう、ちゃんとできてるでしょ?」
 
 
 唇を離すたび、ことばとともに潤んだ眼で見上げてくるシェリルの仕草。
 はじめは、俺の反応を楽しむだけの問いにみえた。
 俺は、シェリルのいいように自分が煽られている悔しさも手伝って、
 何も答えずにいた。
 けれどもシェリルからの問いは、少しの間をおきながら何回も繰り返される。
 その度に、シェリルが俺を見上げて動きを止める時間が長くなり、
 最後にはとうとう、刺激する行為自体を完全にやめてしまった。
 
 「こたえなさい、アルト。」
 
 言葉の表だけを掴まえれば、いつも通りの命令口調で可愛いげのないシェリル、
 普段の態度のそのものだ。
 だが、その声色はかすれて弱々しく、今、目の前に屹立した欲望の塔の向こうで
 返事を待つシェリルの目は、俺の唇、その一点だけを懇願するようにみつめている。
393こたえなさい。(アルシェリ):2008/12/22(月) 22:17:51 ID:k6MeI1WC
 こたえなさい、投げかけられることばにこめられたシェリルの思いに、
 誠を尽くして報いるならば、気持ちいい、とか、すごくいい、のような俗な言葉は
 適当でないように思われて、それではない、別の何かで応えてやりたいと感じた。
 だから俺は、言葉をかえすその代わりに、シェリルの柔らかく巻かれた髪に指を絡める。
 そして絡まる糸を解くように、幾度も幾度も撫でつけてやった。
 さらさらと柔らかな髪の間を指が抜けていくたびに、
 シェリルの目が満足げに細められていく。
 俺の応えに満足したのか、シェリルは完全に目を閉じて、
 ようやく俺自身への愛撫を再開する。
 
 今度は、深く、一度に根元までを唇の内に迎えてくれる。
 フロンティア中のビルボードを席巻したのと同じ、薄桃色の唇を割って、
 屹立が、湿った音をさせて呑みこまれていく様子は、現実を離れて薄い霞の
 向こうにそれをみているような、幻に似た情景だ。
 それゆえに、現実にくわえこまれ、濡らされていく感触の生々しさが
 いっそう強く、肌に焼きつく。
 そのとき、勢い余って喉奥を突いてしまったのか、一瞬、唇を薄く開いて
 シェリルが小さくせきこんだ。
 むせるのに似た様子の後、シェリルの目に涙が滲む。
 だが、それにめげることもなくさらに口唇での愛撫は深くなる。
 普段の女王然とした姿からは想像もできない真摯な愛撫、
 それを懸命に続けるシェリルの姿に、熱情が一気に煽られる。
 
 「シェ、リル……。俺、もう……。」
 「ダメよ、アルト……、まだ……。」
 
 いいながら、懸命に欲望の幹すべてを口におさめようとするシェリルの表情と、
 自身全体が根元まで包まれる快感とに、恍惚となる。
 このまま快感に流されて放ってはいけないと、理性は忠告をするけれども、
 与えられる愉悦からは逃れられない。
 柔らかな唇で樹幹の部分を吸われ、扱かれると、次の瞬間に自分の理性が
 一気に押し流されるその予兆を烈しく感じたけれど、もう手遅れで、
 劣情の解放を押し留めるような余裕は俺にはない。
 あとは、シェリルの頭を抱えこむように身をかためて、総身が震えるほどの
 吐精感を覚えながら、その口内で情欲を激しく脈打たせることしかできなかった。
 
 
  ***
 
 
 前触れもなく突如、奔流のように流れこむアルトの熱情を、
 シェリルは懸命に受けとめる。
 すぐに唇を離せば、その苦味に味覚を侵されることもなく、
 その青い匂いに呼気を汚されることもなかった。
 だが、シェリルはその濁りに染められることを選んだ。
 白濁した欲望の雫が波打つようにして、シェリルの口腔を
 生ぬるく満たし溢れていくのを、アルトは淫茎を包みこむ
 甘やかな感触が、ひときわ強いぬめりを帯びたことによって知る。
 ぬめりを帯びた白い精はシェリルの舌や口蓋に絡みつき彼女を苛み、
 その濃厚な劣情は、飲み下そうとしても喉奥に留まって、
 銀河の妖精を幾度も咳きこませる。
 その度に唇の端からは、含み切れず溢れた白濁が粘りのある糸をひいて、
 細く、きらきらと流れていた。
 
 
 ――ふたつの鼓動以外、全ての音が遠ざかっていくようだ。
 ただ一つ、アルトが身勝手に放った雫を、シェリルが飲みこむ
 その音だけが、部屋に響いた。
394こたえなさい。(アルシェリ):2008/12/22(月) 22:18:35 ID:k6MeI1WC
 以上です。板汚しすみません。
395Seacret ambition *グレイスxキノコ*:2008/12/22(月) 22:30:41 ID:QIbQ0/K+
グレイスさんxキコノ...いえ、三島さんが頭に侵入してきたので書いてみました。
もっとエロく書きたかったんですけどこれが限界。精進します。








「ふふ、いいわ。三島補佐官」
シン、とした政務室の中、酷く場違いな恍惚とした声が響く。
「ああ、いいわ。そうよ、もっと奥まで舐めなさい」
ぴちゃぴちゃ、と水音が静かな空間に響き渡る。
「貪欲な人だ」
「ふふ、あなたも同類でしょう?どうして欲しいの?」
しゅるり、と腕から伸びるコードが三島補佐官、レオンのズボンの間から
入り込み勃ち上がっているモノへと絡み付く。
「ふ、お任せしますよ」
そう言ってグレイスの両性を兼ね備えた秘所へと指と舌を這わせる。
人工に作られたとは思いがたい程精巧な作りのその場所は
並の男よりも立派なモノが立ち上がり、テラテラと濡れそぼった華は
収斂し見るものを誘う様に止めどなく蜜を溢れさせていた。
「ふふ、どう?素敵でしょう?生身の人間では感じられない快楽」
ベルトを引き抜き、ズボンと下着が膝のあたりで撓んでいる。
グレイスの手から伸びたコードは複雑に絡み合い扱き上げレオンを苛む。
後ろに伸びたコードさえもレオンを高みへと引き摺り上げていく。
「っ、流石。あなたらしい攻め方だ」
「うふふ、そうでしょう?そろそろ入れてくれるかしら?
この体で受け入れるのはあなたが初めての男よ。光栄に思いなさい?」
押し倒されていた体制から逆に絨毯が敷かれた床に押し倒す
馬乗りになったグレイスは狩りを楽しむ様な光を灯すとレオンの
そそり立ったそれに自らの胎内へと導き入れた。
「ああっ、イイわ。さぁもっと奥をついて頂戴」
人工のものとは思えない柔らかさと締め付けに飲み込まれレオンは息を飲んだ。
「く、少し、緩めてくださいませんか?長く持ちません......よ?」
レオンが腰の上で恍惚に浸りながら自らの手で乳房と立ち上がったそれを
しごき、揉み上げながら腰をくねらせるグレイスへと伝える。
「ああ、だめよ、早くして。この後スケジュールがあるんだから。
ああ。いいわ。この感覚。恋に溺れる哀れなシェリルを犯してしまおうかしら」
上で悶えながらも思考は違う事を考えているこの女にはかなうまい。
「は、っ....面白そうですね」
「ええ!ああ、あの強気な表情を崩すのはとっても!素敵。ああ、あのパイロットの
坊やを虐めるのも面白そうだわ。ああ、考えただけでゾクゾクする」
そういっていっそう自らの乳房を握りしめた。
こうなると自分が与える快楽は露程にもこの女の足しになっていないのだろう。
レオンは諦め、男として情けない事にならない事だけに気をやった。


end


哀れなキノコさんw もっと虐めてあげても面白そうですね。





396Seacret ambition *グレイスxキノコ*:2008/12/22(月) 22:37:13 ID:QIbQ0/K+
>>390
ああ...、素敵。リロードしそびれてお邪魔してしまった様で申し訳ない。失礼しました
いっぱいいっぱいなアルシェリふぇらーりプレイとっても楽しませて頂きました。
397名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 22:53:17 ID:5Md2bzPq
うおっ!何が起こってるんだ?この怒涛の投下ラッシュ!!
クリスマスか?クリスマス効果なのか!?

>>386乙!乙!
アルトはかなり巧くシェリルを開発してるみたいですな!
こういう終わり方もいいかも。

>>394GJ!
タイトルのセリフにシェリルの不安が感じられて、良かったです!
答えるアルトにも真心が感じられていい!


>>396
えーと、書いてないけど時間を置くことにしたんですよね?
何度か要望が出ていたグレイス×キノコだけど、自分では想像つかない。
どんなSSになっているのか楽しみです。
398名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 23:47:20 ID:o0BjW17h
待ってましたあああああああグレイス×キノコ!触手!ふたなり!盛りだくさんありがとうございます!
399名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 01:20:23 ID:dyWYjb6U
>>395
グレイスキノコいいw乙!

>>386
不明といわず、続きをひたすら待ってるぞ!
400名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 02:36:31 ID:ojGu9JLX
クリスマスキタアアアアアアア

>>391>>381GJ!!!!!
401名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 02:55:33 ID:wQeCEeow
クリスマスじゃクリスマスの仕業じゃ〜w

シェリルふぇらgj!
エロすなことしてんのに表現とか美しい、しっとりエロでございました

グレキノも続き楽しみに待ってます
402名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 03:16:56 ID:upbrL1O5
シェリルネタが多いので誰かランカネタを・・・orz
ランカスキーの職人さん頼む!

ブレランオズランもいいけど
アルランはどんなクリスマス過ごすんだろう?
アルシェリの濃いエロも悪くないけどアルランのういういしいエロがみたい!
403名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 03:45:55 ID:E6YFDDnF
だから自分でかけと

職人さんGJGJGJ
グレイスキノコに目覚めた
404名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 04:19:22 ID:wW6NUrVT
凄いなクリスマス! サンタさんを信じたくなるんだぜ。

アルシェリふぇらは、なんつーかエロい事してんのに胸がキュッとなる。
髪を撫でるアルトがいい。
グレイス×キノコはwwwついに真打ちが!!
触手ふたなりグレイスさんじゅうななさい最強。

>>391 >>395お二方とも超GJです!
405名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 04:53:18 ID:S62sym5g
>>402
クレクレ厨なお前に言われるとテコでも書く気しねぇ
つか自分で書く努力しろよ
406名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 05:49:34 ID:U8QQfV41
まぁまぁそこまで言うことないんじゃないの
ただ>>402もあんまり要求しすぎないほうがいいと思う
エロパロではクレクレ君は嫌われる傾向があるから
自分で書いてみたら他の職人さんも触発される可能性はあると思うよ
407名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 07:38:50 ID:1CuJQ5pT
クレクレじゃなく、こんなシチュで〜とか妄想のヒントでも書けば良いんじゃないか?

気に入った職人さんが掘り下げてくれるかもよ?
408名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 08:37:00 ID:nojZN3ay
ここにこだわらずネットの海に漕ぎ出したら?
アルランもブレランも結構ありますよ。
グレキノは希少!奇跡!ヤック!デカルチャー!
409名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 10:00:25 ID:AVyqc7dC
>391
文章表現が流麗かつ、緻密で素敵なだけでなく、精神描写も耽美で…
更にエロティックなんて、素晴らし過ぎます。
シェリルの一生懸命で丁寧なご奉仕→不安→安堵の流れがたまりません。
性的に無知なツンデレ女王(中身は乙女)のシェリルにしか出来ない芸当ですよね。
本当にありがとうございました。また次回作も…!是非書いてください。熱望してます。
410名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 10:11:09 ID:WPA4zef6
アルシェリエロイヨーGJ
もう何て言うかたまらん!!

グレキノ初読だったけどいいね〜
グレイスのSっぷりには敵わない
411名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 12:48:54 ID:R6MKWjA/
シェリルにランジェリーショップに連行され、エロすぎるショーツ選びをさせられるアルト君を想像してみた。
行為ばかりではワンパターンになりがちなんで下着ネタもいいのではないかと思う。
シェリルのショーツ、持ってるのは恥ずかしい染みだらけなのですね。
412名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 13:17:10 ID:xQKoJjoI
>>411
自分好みのエロエロショーツとアルト好みの清純ショーツを買うシェリルを受信した
シェリルは「こんなの地味なのが好きなの?」とか文句言いつつこっそり買いそうだ
413仁義なき兄妹愛1:2008/12/23(火) 13:17:41 ID:siX/lV/H
>>360からいんすぴれーしょん
アルトとランカがヤッてて、兄貴たちが闘ってって、ルカが酷い目に逢ってる話、投下

ある日のS.M.S.のブリーフィングルーム
出撃に備えてEX-ギアを着こんだ男たちが不穏な気配を漂わせていた

「クソッ!!忌々しい!!」
機嫌の悪さを隠そうともしない不精鬚を生やした男と、
「ははは…。……嫉ましいですよ、アルト先輩…。……僕だって、ナナセさんと」
黒いオーラを全開に呟く少年
スカル小隊のオズマ・リー少佐とその部下、ルカ・アンジェローニである
ただし、本来なら彼らの小隊は4機編成であり、M.I.A(作戦行動中行方不明)となった狙撃手以外に、もう一人、赤い機体を駆るエースが居るのだが…
「……俺達はアーマードパック装着のバルキリーで星間往復の飛行訓練。しかも行った先でアグレッサー(仮想的)役までやれと
 なのにアルトの野郎、統合軍の依頼で別船団の慰問に行ったランカの護衛という名目のデート、か」
「……そして何が腹立つって、1泊2日のお泊り予定ですよね。……あぁ憎らしい、僕だってナナセさんと…」

思わず、顔を見合せて溜息をつく二人
やがて、黒い笑みを浮かべながら訓練計画の打ち合わせをおもむろに始める
「…ルカ。今からのアグレッサー訓練だが、俺達はこれからランカの護衛についている腐れオ○マ野郎の命を狙うテロリストという設定だ
 歓迎に上がってきた護衛部隊を殲滅した後、宿泊予定のホテルに強襲をかける!!」
「了解!!…ふふふ、ランカさんとあ〜んな事やこ〜んなことをする前に踏み込むわけですね!!
 ふはははははは!!僕たちが訓練だというのに、アルト先輩一人、甘〜い一時なんざ過ごさせはしませんよ!!!」
散弾銃に閃光手榴弾、くわえてレーザーサイトを取り付けた突撃銃にハンドガンをコックピットに放り込む
殺る気満々な準備を整えた二人はバルキリーに飛び乗り、発艦と同時にフォールドブースターを作動させた彼らの姿を見て某女性士官は盛大な溜息をついたとか

一方、目的地に設定されてしまった某船団の市街地にあるホテルの一室
「あ、アルトくん…。…その、………あ」
照明が落とされた部屋に、二人きりのアルトとランカ
緊張のためか強張っているランカの身体を包みこむように、抱きしめるアルト
「優しくする。俺を信じろ」
「…信じてるよ。アルトくん…」
やがて、二人の唇は重なりあう…
414仁義なき兄妹愛2:2008/12/23(火) 13:18:55 ID:siX/lV/H
その頃、目標宙域に到達したスカル小隊の二人は護衛部隊のゴーストとナイトメアと交戦状態にあった
もっとも新兵同然の護衛部隊はルカの仕掛けたジャミングであっという間に混乱し、そこにオズマが止めを刺すという一方的な展開だったが
…やがてレーダー上から驚異が消失したことを確認し、ルカがため息をつく
後はテロリストっぽくホテルに殴り込みをかけ、標的をしばき挙げればミッション終了となるのだが、そこに新たなる障害が発生する
「!!レーダーに急速接近する機影があります!!…このパターンはYF-27です!!」
「ルシファーだと!?なんでブレラの野郎がこんな所に居やがる!!」
やがて視界の隅に光を捉えた瞬間、一条の紅い光が伸びてくる
「えっ!?な、何か撃ってきてないですか!?しかも実弾!?あのレーザーに当たったら…って。う、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「ルカーーー!!!!」

一瞬で炎に包まれるルカ機のRVF-25。キャノピーが飛んだことは確認したから、辛うじてベイルアウトはできたのだろう
しかし、怒り心頭なオズマの矛先は当然、撃った男に向かうこととなる
「馬鹿野郎、ブレラ!!誰を撃っている!!ふざけるな!!」
「これも訓練の一環だ」
冷静に返答を返す、ブレラ・スターン少佐。ただしオズマ・リー少佐も彼の眼が少し泳いでいた事を見逃さなかった
「……腹割って話せやオラ!フロンティア船団の護衛任務をすっぽかし、挙句に実弾まで撃ってきやがって何が狙いだ!!」
「…アルトと結ばれることが、ランカの望み。…邪魔はさせない」
「なら、押し通るのみ!!」

妹を想う二人の兄。彼らの行動原理は妹の幸せを願っての事なのだが、彼らの歩む道が交わることは無かった
漢たちの死闘が始まったその頃…

「痛っ!!」
「ランカ?大丈夫か?」
ランカの純潔を守る障壁が突き破られた瞬間でもあった
眦に涙を浮かべるものの笑顔を作り、続きを促す
「…うん。大丈夫だよ、アルトくん……。だから……」
その決意にアルトの決心も固まる。健気に微笑む彼女の涙を拭い、彼女の髪に手を伸ばす
「……キツかったら言え」
そしてランカの頭を撫でていた手を、再度彼女の背中に回す
「…ん!っくぅ!」

ランカを気遣いつつもアルトが動き始めたその頃…、兄たちの死闘は続いていた

「ちぃっ!!いい加減、ギブアップしやがれこのシスコン野郎!!」
「そのセリフ、そっくり返す。お前こそ諦めろ。ただの模擬弾頭では俺を落とせない」
「へっ!弾がなくても刃物は付いてるんだよ!!テメエの自慢のビーム機銃だって、直にガス欠だろ!?」
「こちらにも格闘用ナイフくらいならある…。覚悟!」
互いにガンポットを投げ捨て、ナイフ片手に切り結び始める二機…
彼らの死闘はバルキリーの燃料が底をついた後も、ステゴロという形で続けられていた

一方、恋人たちの時間も終わりの時を迎えようとしている
「ランカ、大丈夫か?」
思い人の腕の中でまどろんでいたランカは、アルトの声で意識を引き戻される
「うん、ちょっ痛いけど、もう平気だよ。…でも、夢みたい」
「…そうか。だが、そろそろ時間だ。フロンティアに帰るぞ」
時計に視線を走らせると、夜明けを迎えたばかりの時刻
この時間ならフォールドブースターを使えば、美星学園の始業ベルに間に合うかも知れない
少年と少女は、手と手を取り合って、帰路へとついた。自分たちの帰る場所へと
…すぐ近くで二人の男が素手で殴りあっていた事をスルーして

なお、少年が放置プレイしていた銀河の妖精から折檻を受けるのは、また別の話
さらにいえば、宇宙空間で放置プレイされていた少年兵が回収されるのは、今しばらくの時間が必要だったとか…

「僕にも帰る所がある…筈なんですが…。こんなに悲しいことは…そうは有りません…。…ぐすっ」
415名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 13:30:19 ID:QrCL60Wn
パロGJ
ルカの最後の台詞はアムロのを変えたのかw
416名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 13:45:23 ID:7r2CX3GP
アルランキターーー
一人でもアルラン投下してくれたほうが他のアルラン書きも投下しやすくなると思うんだ。
カラオケみたいに先に誰かが歌ってくれると他の人も歌いやすいというか。
エロパロは、なんていうか前々から思ってたんだけど、アルシェリ派ばかりで寂しくなるよね。
もっとアルランふえろーーーーvvv
417名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 13:47:17 ID:R6MKWjA/
>>414
GJ!!
ルカ…幸せになれよ。
>>412
シェリルはアルトの真意を知らない。
一見地味なショーツほど、実は染みが大きく目立つ事に…。
418名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 13:52:28 ID:c9jAy763
>>416
別にアルランが少ないのは他カプが多くて投下しづらい訳じゃないだろ…
他の人も言ってるけどクレクレは程々に。
419名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 13:55:23 ID:7r2CX3GP
>>418
投下しずらいよ。
それにクレクレ言ってないんですけど?
だって一見ぱっと見でアルシェリのスレかな?と思ってしまったりするし、こんな風に考えてるのは私だけじゃないはずですが?
420名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 13:59:19 ID:IRnovAdt
>>413
超GJ!!
腹抱えて笑ってしまったわ…WW
兄貴達のケンカが面白過ぎでした!
421名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:04:40 ID:g8h+R2IX
なんか沢山投下されてるw
クリスマスだ♪
職人の皆さまGJです!!
ありがとうございました!
422名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:15:52 ID:BaPjgARG
>>413
兄’Sの戦いとアルランの初めて良かったです♪

>>419
そんな事言われると書いてるアルシェリ投下しにくいんですけど...
ここは別にカプ決まってない訳だか書けたら投下すればいい話
エロパロはカプ別にスレ作れない総合なんだから気にする必要はない。
以前からずっと言われてる話。
423名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:16:00 ID:zw1X67oZ
>>413
ういういしいエロGJ!そして兄ズwwwwwルカwwwwwww

424名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:19:38 ID:zw1X67oZ
あーここ個別カプスレ立てられないんだね
したらばがちょくちょく18禁モードに入るから別館滝でも建てようかと思ったんだが
じゃあここでアルシェリも全裸で待ってるよ♪
425名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:26:54 ID:wN67fzP3
こうまで刺々しく恨み言聞かされると、逆にアルシェリの方が投下できないんだが
寂れる元になるから言い争いはやめようぜ(´・ω・`)
426名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:29:03 ID:7r2CX3GP
>>425
恨みなんて言ってないけど?
ちゃんと文章読んで欲しいあ、一文だけで恨み言みたいに解釈されると困ります。
私はアルシェリも好きですよ?
427名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:31:49 ID:U8QQfV41
いいから黙って投下を待ってりゃいいじゃん
全ては職人さんの御心次第
428名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:32:56 ID:xQKoJjoI
自分も今ミハクラ作ってるからアルシェリ投下щ(゚д゚щ)カモーン
429名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 14:54:22 ID:KJ+bUxFw
>>414
GJ
アルランと兄貴たちの空気の差がおもしろかった
そして放置プレイな銀河の妖精の折檻も気になる
430名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 15:01:15 ID:UZdTaQiE
確かにアルランは投下できない空気を感じる
431名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 15:03:38 ID:nojZN3ay
初代スレからしてアルト×ランカは少ないんだな

432名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 15:09:00 ID:CTpFJHEG
>>430
職人さまですか?
そんな空気は気のせいです、ええ
全裸で待ってます

それに空気なんかすぐ入れ替わるのでお気になさらず
ランカは汚しにくいらしいので、出来る人は是非

433名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 16:12:51 ID:xcrwRGh6
他カプまで投下しにくい空気にすんなよ。発言自体が迷惑
そんな事いってて投下が増えるとも思えん。せめて萌えネタでも言って流れを呼べ
434名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 16:16:36 ID:nojZN3ay
そういやせっかくの二人とも俺の翼宣言なのに最終回からこっち3Pものがないのはなじぇかね?
ログ見ると皆無ではないが
435名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 16:31:06 ID:S62sym5g
アルラン厨がクソウゼェ
投下がないこと他カプのせいにしてなんかいいことあるわけ?
ランカが少ないのは本来のキャラが弄りづらいってのもあるだろ
幼児体系だとか思い込み激しいとかでネタに走りやすいとか

ランカ好きだがエロパロで書く気にはなれないな
あとキノグレgj
436名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 16:33:38 ID:g8h+R2IX
まぁ、まったり投下を待とうじゃないですか!
何でもカモ〜ンの姿勢でどんなカプであれ、投下してくれた職人さんに感謝しましょう!
書けない人は希望だけでなく、どんどんネタを投下を!
職人さまに火をつけようw
437名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 16:37:28 ID:nojZN3ay
ほんとね、なんでもいいからこの上なくいやらしいのをお願いいたしますよサンタさん
438名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 17:53:01 ID:1CuJQ5pT
余計な一言多すぎるのでは?
439名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 18:04:41 ID:Je+fuX+V
>>396
397では勘違いしててすみません

グレイス×キノコいいっ!
グレイスふたなりかあ……有りだな、有り
キノコが本当に相手にされているわけじゃないのが、それっぽくて特に良かったと思います


>>414
ワロタ!
シスコンブラザーズの闘いは勝負は引き分けでも、目標達成ができたブレラの勝ちだなw
ルカも哀れでよかった
なんかルカは哀れなのがよく似合うと思ってしまうのは、このスレの数々のSSのせいだと思うw
他の人も言及しているけど、兄貴Sとアルランの空気差が良かったです!


>>437
こんなにも投下ラッシュなのに贅沢者めw
440名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 19:04:04 ID:yuwfkKbr
グレイス×キノコ最高!
グレイスはえろの至高神
441名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 19:04:40 ID:U8QQfV41
グレイスって自前で触手まで搭載してるからな
442名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 19:38:06 ID:nojZN3ay
グレイスさんちらっと可愛いパイロットの坊やとか言ってどっちのことですか超期待なんでございますぜ
443名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 19:44:41 ID:LOzhkWsh
>>384
遅レスだけど、続きに激しく期待!
ラストの勝ち誇った様なアルトいい!!
アルトのその後の反応が気になって仕方ないw
444名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 19:46:56 ID:wW6NUrVT
>>395のグレイスなら、アルトの目の前でシェリルを…とか
逆にシェリルの目の前でアルトを…とかマジでやりそう。
グレイス様ついて行きます。

>>414
初々しいアルラン&暴走シスコン兄ちゃんズ&不幸な少年兵GJ!
ホントに、あの温度差が堪らないなww
445名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 20:03:52 ID:zw1X67oZ
>>442
ミシェルとも顔合わせてるんだぜ>グレイス様
446名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 20:49:25 ID:IXCAhmq6
ミシェル姉の姿を擬態して嬲るんですね
447名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 21:05:46 ID:xQKoJjoI
男キャラでも女キャラでも相手に出来て触手装備な鬼畜グレイスさん素敵
448名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 21:29:17 ID:M5PXDfy8
>>390
亀すぎですが、GJ!
ここまで生々しくエロさを追求したSSは初めてかもしれない…w
その場の状況
ふたりの心情
各々刻々と伝わってきました!

もいちどGJ!
449Fatal Attraction レオキャシ:2008/12/23(火) 22:35:25 ID:BaPjgARG
取り敢えず息抜きの初レオキャシ。3レス使用させて頂きます。
3話のあのベロちゅぅの後の情事...と思って頂ければ幸い。
450Fatal Attraction レオキャシ:2008/12/23(火) 22:37:54 ID:BaPjgARG
「んぁ、っ...レオン」
執務室の机の上に押し倒されたキャシーの唇からは上擦った吐息が零れる。
「ぁん、駄目よ」
押し倒された事に反抗しているはそれも口だけに留まる。
押し返す手には力は籠っておらず、潤んだ瞳はその先を誘うようにレオンを見つめる。
「何が駄目なんだい?君の体は欲しいと言ってるよ?」
押し返す腕をやんわり押し返し、そのまま太腿を指先でゆるゆると撫でて
膝を経由して折り返し内股を蛇行しながら撫上げる。
タイトスカートを捲り上げ太腿を締め付けるガーターベルトとの境界線を撫でた。
「んぅ...っ」
「ふ、君の体はいつでも正直だ」
制服の上から胸を揉みしだいて、ねっとりとしたキスを落とし
下着の端から割り込んだ指は慣れた手つきでキャシーの花弁を蹂躙していく。
「あぅ」
じっとりと濡れたその奥へと指を差し込まれキャシーは喘ぐ。
「くく、少し弄っただけでもうこんなにも濡れて、いやらしい」
解っていていやらしい事をキャシーの耳元で低く囁く。
いやだいやだといいつつもキャシーは快楽には従順なのだ。
やんわりとした反抗は返すがそれ以上に貪欲な本能が支配する。
「ああ、嫌、そんな事言わないで」
「好きな癖に」
息を吹きかけ、舌先を尖らせ耳から首筋のラインをゆっくりと舐めてゆく。
キャシーは快感に震え、喉を反らし切なそうな吐息を吐く。
「ああっ」
飲み込んだ部分が連動する様にいやらしく蠢きレオンの指を包み込む
「もう3本も飲み込んでるのに、物足りなげにヒクついてる」
「んっ!あ....や、やめて!レオン!!」
ねっとりと内側を撫で回していた指を揃え、お腹側を数度擦り付け
引っ掛ける様に上下に抜き差しを繰り返していく。
「どこまでそんな事が言える?君はここが弱かったっけ?」
楽しそうにキャシーの表情を眺めながら、なお強く攻めてゆく。
のしかかるレオンの肩に指を立て、キャシーは身震いと共に甲高い声をたてた。
「ーーーーーーーーっぅ、ああっ!!!」
451Fatal Attraction レオキャシ:2008/12/23(火) 22:40:50 ID:BaPjgARG
レオンは力の抜けたキャシーから一度離れると、張りつめた自身を取り出した。
「今日は気分がいい、奉仕も焦らしも無しにしてあげるよ」
そう言うと、そのまま濡れそぼっている場所に一気に己を突き立てた。
「あぅっ!」
まだ快感から戻れずにいたのにいきなりの強い刺激にキャシーは震えた。
「入れただけで軽くイッてしまうなんて、君は淫乱になれる素質があるね」
「あっ!やっ、や....めてっ、レオンっ!またイっちゃう!嫌っ!」
定まらない視線を彷徨わせ、キャシーは呻く様に訴える。
「嫌?君の中は私を締め付けて離さない。早くいつもの様に己の欲望に
正直になるといい、キャサリン・グラス中尉」
「んっ、あっ...ああっ!!」
「ほら、早く、そうしたらもっと気持ちよくしてあげよう」
抜き差ししていたのを止め、焦らす様に揺すってキャシーで遊ぶ。
「ああっ。いや、止めないで」
涙を浮かべ、頬を紅く染めたキャシーは刺激を求め腰を揺らした。
「そうだろう?さぁ、どうして欲しいんだい?」
征服欲を満たしたいレオンはキャシーに言葉にする様に問いつめる。
「ああ.....、突いてっ」
「どう突いてほしいんだい?」
「っ!お...奥を」
楽しそうにキャシーを見下ろしレオンは笑う。
「奥を?」
「奥を突いてほしいの」
キャシーの震える声を笑いながら聞いて、ゆっくりと奥まで差し入れ小刻みに揺する。
「ああっ、もっと!」
「もっと?どうして欲しいんだい?」
溢れる涙を唇で掬いレオンは更にキャシーに言葉を求めた。
頬を更に紅くしたが、キャシーは耐えきれない様に言葉を零す。
「ーーーっ!!もっと奥を激しく突いて!」
452Fatal Attraction レオキャシ:2008/12/23(火) 22:45:02 ID:BaPjgARG
キャシーの悲鳴に近い懇願にレオンは酷く満足した様で
キャシーの脚を掴み上げ、腰を激しく打ち付けた。
「ああっ....いいっ!!あっ、あん!」
激しく打ち付けるレオンの欲望を、キャシーの内壁は締め付ける。
「っ、そんなにいいのかい?こんなに締め付けて」
「いいっ!あん!イっちゃう!またっ...イッちゃう!」
喜色を浮かべた声にレオンは笑みを浮かべる。
「もう少しくらい我慢したまえ」
肉のぶつかる音と淫猥な水音と、荒い息遣いが部屋を支配する。
「ああっ!だめぇーーーーっ!!」
キャシーが喘ぎ、背中を激しく反らした。
「は....っ!」
キャシーの内側がレオンを一段ときつく締め付けた後、レオンは
一層強く動き、キャシーの最奥に己の白濁をしたたかに打ち付けた。
「あっ、ぁあ!!」
快感に打ち震え、キャシーはぐったりと机に身を任せた。
「素敵だったよ。キャシー」
まだ息が荒いキャシーの唇にキスを落とすとハンカチを手渡した。
「ーーー意地悪な人」
「そんな私に抱かれるが好きなんだろう?」
引き出しから予備のハンカチを取り出し素早く自らの処理をする。
「中で出したわね......」
「ピルを飲んでるから妊娠しないだろう?出来ても 責任は取るさ、婚約者殿」
「違うわ、後が面倒なのよ」
「ふふ、言い方もあるね。膣内で出されるのが好きな癖に」
レオンは処理が終わると先ほどまでの行為が嘘の様にいつも通りの姿で椅子に座る。
「っ!!」
「さぁ、早く制服を着るといい。まぁ、その格好は目の保養にはなるが....」
そう言って赤面したキャシーから視線を反らしレオンはラップトップを開いた。

END
453名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 22:53:04 ID:BaPjgARG
グレイスに散々遊ばれてるキノコくんが哀れだったので救済w
まぁグレイスさんは「ドS」なので敵う事は一生ありませんが...。
グレイス....また誰かを虐めたい時には登場して頂きたいと思います。
クリスマスに間に合えば甘ラブアルシェリをお届けしたいと思ってます。
取り敢えず届けれない可能性もあるので、.....皆様よいクリスマスを☆
...お目見汚し失礼しました。
454名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 22:53:21 ID:g8h+R2IX
レオキャシ。キター!!
GJです!たまりませんな!
キノコにハマりそうだwww
455名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 22:55:57 ID:CTpFJHEG
>>453
リアルタイムキター!GJ!
キノコってキノコだけど、クールなキャラなんだよな、実は。
言い方がまた、いやらしくて微妙なこトコがらしくてイイ。
456名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 23:29:28 ID:wW6NUrVT
>>453
すげー! レオキャシまでキタキタ! GJGJ!
この端々に滲み出るいやらしさがキノコですよ。正に「情事」って感じだった。
つか物凄く書くの速くないですか? 凄いなあ。次回も楽しみにしてます。
457仁義なき兄妹愛 その後:2008/12/24(水) 00:01:28 ID:siX/lV/H
>>453
キノコエロスwwww さて414の後日談的小ネタ投下

ルカです。宇宙空間で漂流って、結構きつかったりします。…トイレ、行けませんし
そして何が悲しいって、オズマ隊長からも完全にスルーでしたから
通常なら、救援部隊が来るまで僕の位置確認をしてくれる筈なんですが…
ええ。隊長のコックピットの後部座席も突入用の個人装備で埋められていたので、さっさと回収してくれとは言いません
でも2機編隊の相棒(バディ)ですよ。それなのにブレラさんとの決着>>(越えられない壁)>>僕の命の危機ですか…
ちなみにシスコン兄貴たちの仁義なき抗争は、船団の治安部隊の介入で水入りになったそうです
…オズマ隊長、今頃はキャシー中尉の手当でも受けているのではないでしょうか?

ともかく、どうにか美星学園に辿り着いた時、僕の天使のナナセさんがランカさんと話に花を咲かせている微笑ましい光景が展開されていました
…そして、なぜかアルト先輩がシェリルさんからバロ・スペシャルを掛けられていました。ウ○ーズマンのフィニッシュホールドのアレです
相手の背後に馬乗りになり、両足で相手の両足をロック、両手で相手の両手首をつかんで前方に力をかけて肩関節を破壊する脱出不能の技ですし
まぁザマァって感じですよ

あ、シェリルさんが上体を屈めたアルト先輩の耳元に口を寄せて、何か囁いています
アルト先輩もシェリル先輩も真っ赤になってるところを見ると
『…バカ。…寂しかったわよ』
とでもしおらしく言われたのでしょうか?けっ。腹立たしいです
…それ以上に、関節技を極めつつ甘酸っぱい空気を作りだすなんざ、銀河の妖精恐るべしです

あ、ナナセさんとランカさんの方も様子が変です。ランカさんが真っ赤になってイヤイヤしているのに対して、ナナセさんが真っ青になって凍りついてます
…ナナセさんにとって衝撃の事実がカミングアウトされてしまったんでしょうね

さて、ラブコメやってるお二方や本懐を遂げられて浮かれまくってるランカさんはどうでもいいのですが…
問題は僕の天使のナナセさんです

「ねぇルカくん…。やっぱりランカさん、早乙女くんに抱かれちゃったんだよね…」
残念ながらおそらくは…。でも、心配しないで下さい!!貴女は僕が幸せにします!!子供は一姫二太郎の順番がいいですね!! 
そんな僕の心中は露知らないのか、妙に吹っ切れた表情でナナセさんは言葉を紡ぎ続けています
「でも、逆に考えてみたんだ。…私が早乙女くんに抱かれたら、間接的にランカさんを抱いてるってことになるよね?」
な、なんて事を仰るんですか!?正気に戻って下さい!!
「それに、早乙女くんを通じて姉妹になれる機会ではありますよね!!」
れ、淑女(レディー)がそんな言葉使ってはいけません!!
随分と困った事態になりつつあります…
…ともかく、ナナセさんの判断力が鈍っている以上、アルト先輩がおかしな動きをしないように監視を強化しないと

<了>
458名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 00:19:46 ID:lAPO4nu0
>>457
ルカの語り口がイイ
アルトもげろ、な気持になるのは・・・オレだけではないよな?

シェリルの許可済みってことは、少なくとも3Pは期待していいんだよ、な?
しかし、もしかしなくても4Pも・・・
459名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 00:23:26 ID:cik7BT2W
>>457GJ!
もげてしまえアルト!
460名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 00:50:01 ID:E7OpG634
アルトチンコもげろ
461名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 01:18:41 ID:eBIEC0eg
>>457
ルカぁーーーお前は受難キャラで固定だな!!GJであります

さすがアルト梨園出身は伊達じゃないですねww
そうやって無意識に毒牙を伸ばしていくんですね

ティンコもげろ!で、自分の咥えてればいいよw
462名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 01:19:14 ID:eBIEC0eg
やゃ・・・上げちまった・・・orz
463名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 01:37:12 ID:o49X6Byr
ルカ「どんまいどんまいどんまいどんまい 泣かないでー」
464名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 02:06:21 ID:p5jvqaEy
>>453
エロい
言葉責めが実によかったです
アルシェリもお待ちしてます
465名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 02:38:56 ID:qOI8SpZL
>>453
甘アルシェリ……ゴクリ
466名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 03:38:39 ID:qr1aGH5t
ルカカワユスw
ルカナナ良いなあと思ったよ。勿論初々しくて甘いやつ
467キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:25:44 ID:8tSk58EG
※うん、アルシェリなんだ。アルシェリなんだよ?(大事なことなので二回言いました)
 ランカも出るけど、ランカスキーな人はスルーを推奨するんだ。
 捧げるほどのものではないけど、私からのクリスマスプレゼントかな。エロは無いけどすまない。

はは、そんなん全然オッケーだぜって方のみどうぞ。



バジュラとの大戦は終結。人類は新たな惑星へと足を踏み入れ、調査船団としての役割は成功に終わった。
と、聞けば聞こえはいいかもしれない。当然のごとく、死者は多数。食料の自給も危ういため他の船団から援助を受けての配給制。
星に降りたからといって、すぐにその惑星で生活できるはずも無く。しばらくはアイランド1での生活を余儀なくされる。
その理由としては数多くあるのだが、大気中や水中、土中に含まれる細菌などに有害なものが含まれる可能性があるというのが大きな理由の一つだろう。

よって。そんな未開拓な星に生身で降り立った元SMSやアルト達が入念な検査が行われることになるのは、当然のことだった。

「……」

それは、まぁいい。
結構な人数がいたため検査が深夜…といっても恒星の光がなくなっただけで時間はわからない…までつき合わされたのも我慢しよう。
血を抜かれ、脳まで検査されたのも、我慢できる。

ただ一つ、アルトが納得できないのはシェリルのことだった。

すぐにでも。誰に聞かれてもかまわない、そんな気持ちで大戦に出る前に告げようとしたことを伝えようとしたのと同時に、軍からの勅令で引っ張り戻されたのだ。
もちろんそれ自体はランカもシェリルも同様であるのだが、シェリルは以前からのV型感染症のこともあり、検査に時間がかかるといわれた。
新たな惑星への到達を喜ぶ隊員や、仲間の死を悼む隊員を横目にアルトは長く細い溜息をついた。

「……これで終わり、か」

ルカはナナセに付きっ切りで、クランもいつの間にか姿を消していたから、その溜息は誰にも聞こえなかった。
背中をたたかれて、『辛気臭いわね』と。あのストロベリーブロンドが見れないかという期待も叶わない。

少なくともバジュラとの戦争はもう起きないだろう。だが、民衆はどこまで納得するのだろうか。
アルト自身、あの誰よりも軽薄そうで、本当は誰よりも一途だった親友のことを思い出さないはずが無い。
結婚を控えていたピクシーのララミアの婚約者は? あのお調子者の部下達の家族はどう思う?

全員が、バジュラや裏切り者とされてしまったランカのことを許すことができるのだろうか。
少なくとも、自分には少し時間が必要だとアルトは思った。また、血を吐きながら遠のいていった顔が脳裏を掠める。
気づけば、足はその場から離れようと動いていた。




468キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:27:18 ID:8tSk58EG
馬鹿な奴だった。
遊びとだけわかってる女とセックスして。その場限りの愛の言葉でも囁いたのだろうか。
両手両足の指すべてでも足りないくらいそんなことを繰り返してたあいつは結局、一人で逝っちまった。
誰よりも一人を愛していたくせに。誰よりもそれから目を背けて。

そのことを、あいつは後悔してるだろうか。
それとも死に際に愛してるなんて言って彼女を泣かせたことを、後悔してるだろうか。もっと早く言えればよかったのに、と。
……両方かも知れない。

「なぁ、どうなんだ? ミシェル」

丘の上にあるグリフィス・パークまで上ったのにちっぽけな星達。見上げて、呟く。
少なくとも俺は、そんな後悔はしたくなかった。

「お前が話してくれた誰より、あいつは複雑で…。時間空いたせいでよくわかんなくなっちまった…」

学園に通っている間、ミシェルからは色々聞かされていた。
口説き方やデートの流れも、よく覚えてないが含まれていはず。
その中のどれを選んだら、あいつは喜んでくれるんだと、誰もいない公園でまた溜息を吐く。

芸能科から転向して入ったパイロットコース。そこで出会った馬鹿なあいつと愛らしい顔した後輩。
憧れていた空に近づいたと浮かれたのはほんの一瞬で、正直に言えば退屈な日々が続いていた。偽りの空を飛ぶことで、それさえ誤魔化した。
そんな退屈な毎日が、急に輝きだしたのはあいつが現れた、あの日から。
見飽きて、偽者だと蔑んでいた映像の空も、あいつと一緒なら、あいつの歓声があれば、ダイアモンドのように輝いた。

友人が少なくて、正直に言えば孤独だっただろう俺。別に平気だと思っていた。孤独には、慣れていたさ。
けど、今は。隣にあいつ一人が。後ろにあの馬鹿一人がいないだけで、こんなにも。俺は独りだ。

世界中で一番普通の女の子らしくないようで、実は誰よりも女の子だった彼女に。
ただ伝えればいいと思っていた。一言『好きだ』って。
けど、それだけであの強がりなあいつは納得するだろうか。もしかしたら、また同情と受け取って泣くかもしれない。

「恋人ごっこ、だったのか。あの数日に満たない俺達の時間は。少なくとも…俺は…」

恋人だったらこんな感じだろうと思っていた。
恋人だから誰よりもあいつの傍にいられる。いろんな表情を見れる。あいつの弱音だって聞いてやれる。
そんな距離を、俺はいつの間にか手に入れ、いいものだと感じていた。
469キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:28:45 ID:8tSk58EG

「こんな気持ちにさせといて……。いまさらお前は……」

俺から離れて行っちまうってのか。また、独りで。
そんなの許せるはずがない。俺が傍にいてやらなくちゃ…。

そこまで考えて、俺は自分の頬を打った。その痛みはなんとなく、あの馬鹿に殴られたときの痛みに似てる。

「俺が、傍にいたいくせにな」

いつも笑顔で俺を引っ張りまわしてた。
風のように現れて、嵐のように俺を掻き乱して、時に追い風のように振舞ってくれた。
最後の最後まで強がって、俺にさえ弱いところは数回も見せない。

弱さまで隠して、妖精であり続けようと最後まで立ち続けた彼女に惹かれ。
隙間からほんの少し漏れた弱さを、俺だけが受け止めてやりたかった。

そんな気持ちに気づくことなく、いつまでも素直になれなかった自分。
どこかであいつの傍にいることに義務感を感じるようにして誤魔化してた自分。
情けないにも程があるだろ。いい加減、本気で、素直になれよ早乙女アルト。
素直に言えば、雨に濡れたあいつを連れて行く兄弟子に、掴みかかりたかった。俺が、真っ先にあいつを見つけてやりたかった。

家の血筋も、体裁も何も無く素直に大声で本音を言い合える、こんな俺の弱ささえ受け入れてくれるあいつに。
俺はたまらないくらい……惚れていたのに。

「じゃあな、ミシェル。……ちょっと行ってくる」

もう、これ以上時間をおく必要は無い。臆病な影が差し込む前に、あいつに伝えたい。
まるでそれを肯定するように光ったイヤリングの宝石は、もういないはずのあいつが、いつものニヤケ顔で背を押してくれたようだった。
そんなときだ。

「アルト君!」

すぐ傍まで、小さな影が来ていた事に気づいたのは。
470キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:29:53 ID:8tSk58EG
全て、終わってしまった。
あそこで燃え尽きて。燃え尽きるまで歌って、シェリル・ノームはシェリル・ノームのままで果てるはずだったのにね。
V型感染症のランカちゃんの主治医であったらしいカナリアさんからの検査結果を聞きながら、ふとそんなことを考えた。

「見たところ、V型ウィルスは体液中には存在しない。ランカ・リーと同じように下腹部に完全に固着してるようだ」
「……それで?」

彼女だって自分の家族が心配だろう。それなのに私についてくれてるから、気の無い返答は申し訳なく思える。

「毒素も検出されていない。それ以外は健康体だから、もう、心配要らないだろう。おめでとう」
「ありがとう。けど、あそこで歌いきって果てるのも、悪くなかったかもしれないわ」
「……それは、お前の体を心配してる人たちに対して、失礼だぞ」

返事もせずに、あたしは扉を閉じた。
心配してくれる人、か。一瞬、誰よりも不器用だけど、あたしの傍にいてくれたあいつの顔が思い浮かぶ。
いつのまにかあんなに男らしい表情ができるようになっちゃってさ。最初はただの、生意気で素直じゃない子供だったのに。

「あたしも一緒か……」

検査用の薄い服を脱ぎ捨てて、自分の服に袖を通す。
あいつをあそこまで成長させたのはこの戦争よね。その中でも、彼女を守ろうという気持ちはあいつの中で何よりも大きかったはず。
今は少しだけ、あなたが羨ましいわねランカちゃん。

「けどあの子は、これから大変になるわ」

希望の歌姫から一転、裏切り者扱いまでされたのだから。
社会復帰にすら支障をきたすだろうし。操られていたとはいえ、生き残った人たちの恨みは少なからず彼女にも向くはず。
そんな彼女を、あいつが守らないはず無いわね。

「あたしが、鈍いあいつの背中、押してあげなきゃいけないのに……ね」

なのに。どうしてこんなに胸が痛むの。脈打つ心臓は、どうしてあたしを駆り立てようとするの。
待合室の椅子に座れば、いつの間にか暗くなって誰もいないことに気が付いた。
ランカちゃんだってとっくに検査は終わってるから、今頃二人でいるのかしら。
そうしたら、あたしの出る幕は無くて済むかもしれないわね。

「……それがどんな言葉でも、歌えなくなる…なんて」

本当は、抱きしめたかったくせに。抱きしめてほしかった、くせに。
強がって強がって。傍にいてくれるアルトに、甘えていたかったくせに。
471キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:31:03 ID:8tSk58EG
「けど、そんなのシェリル・ノームじゃないわ。シェリル・ノームはいつだって強気でなくちゃ」

散々、甘えたでしょ。恋人『ごっこ』、楽しかったわよね。
初めてだった。家族のような時間を過ごすのも、誰かの帰りを待ってあげるのも。
一緒に料理を作るなんて、なんて暖かい時間を、あいつはあたしにくれていたの?
平気な顔で笑って、嘘をついて。嫌気がさして。そんな、楽ばかりしようとしていた。

「だから、だから。あたしはもう、いいのよ……」

なのにどうして、体は震えるの。思い出す記憶は、どうしてあいつとの時間ばかりが通り過ぎるの。
怯えたスラムの闇も、冷たい雨も。あたしを気にも留めない人たちの記憶も、こんな時ばっかり鳴りを潜めて。

いやよ。離したくない。傍にいてほしい。あたしを孤独にしないで欲しい。
シェリル・ノームのペルソナを外して唯一触れ合えるあいつと、一緒にいたい…。

なんて、我侭。
アルトはランカちゃんを守るためにパイロットになったんだから。同情すら引くことのできない今のあたしに、勝ち目なんて無い。
ランカちゃんを守るためにあいつは宇宙を飛んで、バジュラと戦った。
ランカちゃんを救うために、宇宙でミサイルの雨に向って行った。

だから、だからねランカちゃん。あたし、あなたが羨ましいわ。

あえて辛い道を選ぼうとするあたしを応援してくれたアルト。
そんなあなたを、たった一人だけ。『友達』と呼ぶことにしてあげるわ。
軍の部屋に戻ろう。それで、こんなあたしとはさよなら。そう考えて病院の外に出た。
そんなときだった。

「シェリル!」

あたしの目から堪えていたはずのものが一つ零れ落ちるのと。
聞きたくなかったはずで、聞くだけで僅かに嬉しくなれる声が聞こえたのは。
472キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:32:14 ID:8tSk58EG
息を切らし、頬を赤くしながら深呼吸を繰り返す少女に、俺は首をかしげた。

「ランカ…。どうして、こんなとこに」
「へ、へへ。ほんとはね、お兄ちゃん…あ、オズマお兄ちゃんに外には出るなって言われたけど、今日だけワガママいったんだ!」
「そう、か」

座ってる俺の隣に座るでもなく、横でずっと立ってるランカに、俺は横目で視線を送った。
どこかわざとらしい喋り方だとか、いつもより触れ幅が大きい髪だとか、きっと何か伝えたいことがあるんだろうと思う。
それくらい、わかる。

「あ、あの!」
「ん?」
「あ、あの…星! すっごくキレイだったね! デカルチャーだよね!」
「そうだな、キレイだった」

デカルチャーは死語だろ。
話がそれだけだったら、俺はもう行きたいんだけどな。
病院で入れ違いとかやったら、あいつの部屋まで行くことになるし、そうなると警備が硬い。

「あ、あのさ。アルトくん…。えっとね、実は……」
「悪い。用事があるなら、できるだけ早くしてくれないか。時間がかかるなら付き合うが、用件もわからないんじゃ……」

僅かに、ランカの肩がビクリと震えた気がした。
二回の深呼吸の後、ランカは小さな声で。この夜の静寂が手伝わなければ聞こえないような声で、言った。

「……わたし、アルト君のこと大好きでしたって、言ったよね」
「―――っ」

今度は俺が僅かに身動ぎする結果になった。
肩に添えられた手。小さな手からは想像もできないが、ゼントランとのクォーターであるランカの力は強い。
眼前にある柘榴石をはめ込んだような瞳と、唇。映画のキスシーンのように、近い距離。

「わたし、今でも…ううん、前よりずっとアルト君のこと、好きだよ」
「ラ、ンカ……?」

いつに無く強引なランカの瞳と、目が合う。
揺れる瞳。だが、なにがその目を揺らしている?
少なくても情欲や、俗に言うドキドキなんて類のものでないことはすぐにわかった。
一言で言えば、それは『不安』。

「……アルト君」

少しずつ近づいているランカの顔。
鼻と鼻の頭が触れ合いそうになり、互いの息の匂いも、体臭でさえ感じ取れそうなこの距離。
ガーネットの瞳が、タンザナイトだったら。一瞬でもそう思い、一瞬だけ重ねてしまった最低な自分に、吐き気がした。
473キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:33:33 ID:8tSk58EG
ギリギリ、今まで動けなかったのはなんだったのかわからないくらい早く、二人の唇の間に掌を滑り込ませる。

「はぁ…。はぁ…」
「……っふ」

止まってた呼吸が再開する。
見る見る内に涙で濁っていくランカの瞳から、俺は目を逸らそうとはしなかった。
『不安』に震える瞳と、拒まれたときのランカの顔を見て、俺は今までの自分の行動がどれだけ彼女の感情を正負問わず揺るがしたのか、理解したから。

「すまない…。ランカ、俺は……」
「バカ」

ポツリと呟かれた一言と一緒に、ランカの目から涙が続けて零れ落ちる。
慰めの言葉は、相手を逆に傷つけるだろうか。少なくとも、俺はランカを、これ以上傷つけたくはなかった。
流れる涙は止まらないのに、無理やり笑おうとしたから、その笑顔はくしゃくしゃに歪んでいるけれど。
どこか、清清しさを感じるものだった。

「フられちゃったね……、わたし」
「ランカ……」
「すごく悲しくて、苦しいよ。アルト君に会わなければ、こんな気持ちにならなかったのにね……」

その涙に、ハンカチを差し伸べる資格さえ今の俺には無いように思えた。
自分の手で涙を拭い、ましてや抱きしめて胸を貸してやるのは、好きな女だけでありたいという気持ちも、正直ある。
ランカが嫌いなわけじゃない。それどころか、好きなんだろう。
だが、『愛した』わけじゃなかった。『愛しい』と思ったわけじゃ、なかっただけだ。これは、言い訳だろうか。

「けど、アルト君に会えたの、後悔なんてできない……。今のわたしは、アルト君とシェリルさんのおかげだって、ちゃんとわかってるから」
「悪いな……。気の利いたこと、何もいえなくて」
「いいよ、アルト君だもん」

そういって寂しげに笑う彼女は、いったいいつの間にこんな表情ができるようになったのか。
もう、行っていいよというランカの言葉が、見ないでと、言っている様な気がした。

だから。
俺も振り向かないであいつのところへ走り出す。
言い訳として、彼女以外の誰かにでなく。本音として、彼女に。一番最初に伝えたかった。
そんな、言葉があるから。

ランカの頬を伝う涙には、胸が痛む。
けれど、今はもう本当に一人ぼっちのあいつだって、どこかで。
やっぱり独りで、不安に泣いているんじゃないか。そんな気がしたから。

今はただ高く広い空じゃなくて。低くせまっ苦しいコンクリートの道を、がむしゃらに走った。
街中で流される、あいつの歌だけを、追い風にして。
474キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:34:21 ID:8tSk58EG

遠目に見えた、シェリルから落ちる光の雫は、ここだけの話、綺麗だとアルトは思った。
けどそれ以上に、まるで茨で締め付けられるように、痛かった。やっぱり、あいつは独りで、泣いてる。

「シェリル!」

もう、止められなかった。これ以上待てない。
逃がさないように、誰かに時間を奪われないように。シェリルの身体をアルトは掻き抱いた。

「ア、アルトッ!?」

狼狽した声も、構わず。まだ強く。
細い肩。腰も。いったいどこに力を入れて立ち続けていたのか、アルトにはわからない。
ただ、その抜けるように白い肌や。密着したことにより届く吐息が、暖かく。生きている鼓動が聞こえることだけが、ただ嬉しかった。

「シェリル。話がある」
「――っ。わかったわ。聞くから、少し離れなさい。苦しいのよ、アルト」
「…悪い」

離れていく温もりは若干どころか大いに名残惜しいが、それよりも話のほうが重要だった。
シェリルに、認めさせなければいけないからだ。誰よりも強がりな名役者に、自分の気持ちが本物だって事を。

「それで話って? ランカちゃんとのデートの相談とかかしら?」
「茶化すなよ。言っとくけどな、今までに無いくらい、俺はマジだぞ」
「――っ」

さっきからの息を呑むような反応からして、きっとシェリルもわかってるんだろう。
僅かに残った涙の跡を、指の腹で拭ってやる。それだけで、シェリルは恥ずかしそうに頬を染めた。
その表情に、もっと早く気持ちに気づいていればよかったと馬鹿みたいなことを思う。

「好きだシェリル。もうどうしようもないくらいに、俺はお前が……好きだっ」
「シェリル・ノームを口説くって割には、一つの飾り立ても無い言葉、ね」
「そんな必要、ないだろ。それに、俺は一度もお前を銀河の妖精扱いなんてしたこと無かったはずだぜ」

シェリルは、そこが好きだと、前に言ってくれた。
だからアルトはいつまでもシェリルを一人の女として見る。いや、見ずにいられない。

「……それだけ?」

顔を隠すように俯いたシェリルの表情はわからない。
けれど、くぐもった様な声でそう聞こえた。

「傍にいたい、シェリルに傍にいて欲しい。お前に…シェリルだけに!」
「最近気づいたけど、あたしすごく我侭で、きっと泣き虫で、一度アルトの手をとったら、きっと離せなく……なるわ」
「そんなの、全部俺が受け止めてやる。前にお前がそうしてくれたように、背中を押して欲しかったら俺が全力で押してやる」

――どうして人は歌ったり、飛んだり……宇宙の果てまで行こうとするんだろうな
――あんたバカなの? そうしたいからに、決まってるじゃない

シェリルにとっての些細な一言が自分の背を押したように。
背中を押す力が欲しいときは俺が押してやりたい、と。アルトは言葉にしなかった。

「なんで、あたしなの?」
「お前みたいないい女、滅多にいないからな」

ちょっとからかう様に言ってみたが、シェリルは益々俯いていく。
だが、それだって正直な一言だ。
475キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:35:38 ID:8tSk58EG
「ランカちゃん、守りたいんじゃなかったの?」
「あいつにはパワフルな兄貴達がいるだろ。俺は、お前を守ってやりたい。さっきだって……ん」

出撃前と同じように、人差し指で言葉を止められる。
でも、いつものように勝気な声は無くて、ただ震える声でシェリルは綺麗な声をこぼす。

「シェリルは! 泣かないのよ……。だって…シェリル・ノームなんだから……!」

嬉しくて、泣いているのか。苦しくて、泣いているのか?
アルトにはわからない。それほどまでにシェリルが役者なのか、自分に経験が無いからなのか。

もう一度抱きしめる。
やっぱり温かい。頭に手を当て、シェリルを胸に押し付けた。
嗚咽は誤魔化せない。けれど、それを聞くのもこんな姿の彼女を見るのも、自分だけでいい。
アルトはこれが自分の特権であることに、自負すら抱きたい気分だった。

「言っただろ。俺が全部受け止めてやる。だから、誰よりも。お前の近くにいさせて欲しい。そして、誰よりもお前に、俺の傍にいて欲しいんだシェリル!」
「アルト…。アル、ト……」

シェリルの腕がアルトの背中に回る。
僅かに上を向いたシェリルに、顔を近づけていく。
アルトからのキスは、これで二度目だ。けれど、それもまた、止められた。

「これ以上は、本当に戻れなくなるわ……」
「『楽園』になんて、帰してやらねえ。俺の、傍にいろよ」
「それ、んっ……ふ」

シェリルの歌のワンフレーズ。
その歌が流れる街は今は遠く、シェリルの音と、アルトの音以外耳には届かない。
やがて唇が離れると、普段のシェリルがそこにはいた。

我侭で女王様で、何事も楽しめる才能を持った、愛しい姿で。

シェリルの中で、強がりや欲張りが、無意味になっていく。
それはきっと、アルトに愛されたあの日々から、少しずつ始まっていた変化だったように思える。

「こんなサービス、めったにしないんだからね……。大好きよ、アルト」

そんなお前を見せられたら。
何度だって、俺はこいつに惚れるだろう。

「自由でも、余裕でも……。そこにいるのがあたしだけだったら、虚しいわ。だから、傍にいなさい……」
「あぁ……。あぁ!」

ねえ、アルト。
あたしの友達、一人減ったわ。
476キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:36:59 ID:8tSk58EG
条件は、俺が親父と和解すること。

なんのって、シェリルが俺と暮らしてくれるための条件として突きつけられた。
まぁ、その一言が無くたって。会いに行くつもりではあった。病院で見た最後の姿も、気にはなっていたからだ。
シェリルは今日、コンサートがある。といっても、入場料がないからチャリティーコンサートだけどな。
バジュラやランカのこと、インプラント化によってグレイスの支配下にあったギャラクシーの人達のために伝えたいことがあるからと、そういった仕事をシェリルは喜んでやってる。
もちろん、それはいいことだ。歌を続けることには俺も納得した。あいつは、歌を歌ってるときが一番『活きてる』から。

「お待ちしていましたよ、アルトさん」

親父は、入院していた。
扉の前で待っていた兄さんに続いて病室に入ると、そこには親父が。それ以外、物はほとんど無い。
以前のように気圧されることも無く、俺は親父と真っ向から視線を合わせる。
この目に見つめられるのは、昔から苦手だったのに。不思議と、平気だった。

「一つだけ、訊こう。お前をそこまで変えたのは、空か。それとも戦争か」

空は憧れだった。戦争は俺が背負う咎の一つだった。
けれど、俺を変えたのはそのどちらでもあるはずが無い。人を変えられるのは力と、金と。そして、同じ人でしかない。

「惚れた女だ」
「…そうか。もう、下がっていい」

失礼しますだなんて言葉は言わない。
振り向いて初めて気づいた。入るときには見えない場所。そこに一つだけポツリと。
俺が知る姿よりも若い、仏頂面の親父と綺麗な女性の写真だった。

「有人。良き、女に惚れたな」
「……また時間を見つけて来る」

歌舞伎のことについては何も言わない親父は、なにかを悟っているようにも見えた。
俺も、言うようになったな。あいつの前でも、これくらい真っ直ぐに伝えられれば楽だというのに。
扉が閉じる僅かな時間に、たった一言ずつで別れを告げる。

シェリルは、きっと。死ぬつもりだっただろう。それくらい、俺だって理解できた。
それでも止めなかったのは。あいつを信じていたのと、なにか確信めいたものが、俺の中にあったから。
死、という直面せざるを得ない現実が、愛し合う人々を引き裂こうとする。だから、より一層。俺達は惹かれあったんじゃないか。
あいつのためなら。いくらでもいくらでも、頑張れる気がした。今日の事だって、その一つだ。

一回のロビーには、見慣れた一年後輩の坊ちゃんと、黒ぶちメガネのこれも見慣れた顔。
赤面しながらも一生懸命一緒に笑おうと頑張る一年に陰ながら声援を送りつつ、俺は病院を後にした。
477キミの元へ 〜アルシェリ〜:2008/12/24(水) 17:37:51 ID:8tSk58EG
ギタースクラッチの音が、音響も何もあったものではないコンサート会場に鳴り響く。
そこはもう、シェリルの世界だった。あるのはステージと、僅かな証明と、数多の観客だけ。
その中で舞い、音を身体で奏で、汗さえも輝きを増す要素の一つとしている彼女は、まさしく妖精だった。

そんな彼女を見ながら、俺は少し離れた場所でEX-ギアを着込む。
俺は、飛び続ける。シェリルは歌い続ける。俺はシェリルの歌を風に、シェリルの存在を家として、宇宙を飛ぶ。
もう手放さないと誓った。あいつは俺が、守ってみせる。それも全力でだ。

「さってと。行くか、サプライズゲストはサプライズゲストらしく、な」

あらかじめルカに無理を言って設置してもらった簡易のカタパルトから、相変わらず低い空に飛び立つ。
頬を切る風も。耳に鳴り響くノイズも。大気があったガリア4やバジュラの星とは比べ物にならない。だが、それもいい。
彼女と目が合う。その瞳は海なのか空なのか、少なくとも俺を惹きつける何かだって事は確かだ。

瞬く間に縮まる距離。あんなに近く、なのに遠かったあの距離感はもう存在しない。
ちょっと驚いたような顔。けど、すぐに細まるその『空』。鳴り響くドラムとギターに煽りを受けて、俺は彼女を抱き上げる。
シェリルとのファースト・コンタクトは、こんな感じだった。ファンの真上を飛び、あいつと同じ数だけできるようになったスクリューを見せ付ける。
耳元で聞こえる、機械を通してないこいつの歌声は、俺だけのものだ。いつか空より掴みたくて、無理矢理にでも手を伸ばそうとした、声。

人間もゼントラーディも、鳥や木々にだって。この場には境界線なんて存在しない。
シェリルの歌は全てに等しく響いて、魅了し、昂ぶらせる。耳を過ぎる風の音も、どこか勢いを増していた。
跳ねる客のドラムは、地鳴りのようで。歓声はまるで風のよう。

ありふれた日常は、急に輝きだした。心を奪われた、あの日から。
孤独でも平気だったさ。シェリルやミシェルに出会うまでは。一人は勝手に旅立っちまったけど。お前だけは。

「……傍にいてくれ、シェリル」

聞こえるはずも無いが、呟いて。
ステージに着地する瞬間に、観客からは見えない角度で、キスをされた。
リップノイズすら聞こえない浅い口付けが。人にとっては些細なことかもしれないかが、こんなにも俺の心を昂ぶらせる。

「……当たり前でしょ、バカ。もう荷物、送ってあるから……」

何事も無く離れていくようで、俺はシェリルの耳が赤くなっているのを見逃さなかった。
きっと俺は、それ以上に赤くなっていただろう。

「今日は次の曲で終わりだけど、また近いうちにコンサートやるわ! だから、全力であたしの歌を聴けえぇぇ!!!」

歓声は、鳴り止まない。
それはまるで、俺がシェリルと一緒にいるときの心臓のようだった。

...end
478名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 17:39:14 ID:8tSk58EG
長くなって申し訳ないです。
一行が長かったり、読みにくかったりすることも申し訳ない限りで。
続くかどうかは未定ですが、他の職人さんの作品もいつも楽しませてもらってます。
479名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 17:56:05 ID:P8f/FgJR
>>478
素敵なお話をありがとうございました!GJです!
アルシェリの惹かれあい、求めあう気持が伝わってきました!
あとミシェルに触れられているのが嬉しかったです。
480名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 18:31:09 ID:9axrU9L8
>>478
アルシェリもミハクラも大好きなので、切なくも素敵なクリスマスプレゼントでした
ありがとうございます。
>「お前みたいないい女、滅多にいないからな」
この台詞になんというかものすごく悶えた
481名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 18:59:46 ID:da+4FTX2
>>478
GJ!!素敵なクリスマスプレゼントありがとう!
幸せそうなシェリルを見れてすごく幸せだ
482名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 20:04:39 ID:xPmhBr5j
>>467
力作乙。ミシェル!ミシェル!ミシェルうううううううううううう!!!!!!!!!
もっとエロを……
483名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 20:09:03 ID:IWMX7HSG
>>478
傑作の誕生する瞬間に立ち会えたよ
Goooood Job!

484名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 20:38:40 ID:0WppDQmA
>>478
GJ!
クリスマスプレゼントありがとう!
お互いを大事にしてて素敵なアルシェリだった
485名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 20:48:48 ID:1eEn+hcD
>>478
最後のアルトの独白のシーンがとても好きだ…
まさに神降臨でした
最高のクリスマスプレゼントをありがとう
486名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 20:49:58 ID:1eEn+hcD
すまん、ageてしまった
487名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 20:53:37 ID:IWMX7HSG
ところで2008年も押し詰まってきたことだし
マクロスF@エロパロ板アワードみたいな催しはどうかな?
今年中にアップされた作品の中から投票・集計する。
エロパロ板には馴染まないだろうか?
488名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 21:09:43 ID:mud6civC
>>487
そんなものいらないよ
投下されたものはみんな神からのプレゼントだ
489名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 21:25:39 ID:PSASPlKG
エロに貴賎上下なし!!

あーほんとイヴで能天気にアルシェリアルラン受かれてる奴らはねえ
ミシェル!ミシェルを思い起こせと
てか誰か夢で逢えたらでもいいからクランにミシェルを届けてくれよサンタって奴がいるんならよ
490名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 22:30:19 ID:F2X5xWoz
>>478
超乙です!
『Prisoner Of Love』めちゃくちゃ好きなんで
ところどころに挟み込まれてて感動。
ラブいアルシェリごちでした!!
491名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 22:33:37 ID:M+nDmy6q
>>478
乙です!
素敵なプレゼントをありがとう。
492名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 22:58:52 ID:PNv92LmC
なんか小説3巻について「・・・」な噂を聞いたんだが
誰か詳しく知ってる人いないか?
噂が本当ならきっと小説のネタになるハズ・・・
493名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 23:22:52 ID:Jss3PC2h
流れぶったぎってすまんがくりすます小説書いてみた、よかったら読んでみてくれ
ttp://ameblo.jp/toke-panda/entry-10182066001.html
494名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 23:36:45 ID:E7OpG634
>>493
読ませてもらいました
アルトチンコもげろ
495名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 23:53:54 ID:BEsp7I3f
>>478
エクセレント!
あったかーーーーーいクリスマスプレゼントサンクス!
496名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:07:05 ID:RQEhW1Q6
両ヒロインとも好きな自分からすると、逆にランカが切ないなぁ…
まぁトライアングラーである以上、最終的にはどちらかが悲しい思いを
しなくてはならないってのは分かるんだが、出来る限り恋愛敗者にも
明るい未来が待ってる様なフォローを…って、自分甘いかな。
497名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:17:15 ID:JOwLSeRg
>>496
アルトが頑張ればそんなもんどうにでも……頑張るのかなあ。
498名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:19:44 ID:WjUnloGR
フロンティアの法律を重婚可にすればええねん
499名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:32:51 ID:bX9gP3qQ
もっといい男が現れればいいねん
500名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:35:16 ID:0IiCRSvB
 どちらかを選ばないといけない、という先入観を捨てれば
 すべてが解決できるような気もする。
 
 制度や規範に縛られて、すれ違うよりは、
 理性なんて押し倒して、無責任に抱きあえばいい。
501名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:44:36 ID:SlokpJd5
シェリル→ランカ
ランカ→シェリルになって
百合ENDが一番幸せな気がする。
502名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:46:37 ID:WjUnloGR
でも二股なんてことになったら
天涯孤独のシェリルはともかく
ランカはお兄ちゃんズが反応弾しそうじゃね?
503名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:47:10 ID:L3G8SjVB
結局このスレもランシェリ百合ENDで落ち着くのか
アルトにもっと甲斐性があれば…
504名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:52:08 ID:fPU05FS8
自分がアルシェリ派だからかもだがアルトはあれで良かったと思う
見直す度にシェリルがアルトに惚れるのがよく分かる
最終話のはっちゃけ具合もなんだかんだで可愛いよアルト
505名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:57:32 ID:L3G8SjVB
というか24話でアルトはシェリルに告ろうとしてたよな
でもシェリルが勘違いしてアルトはランカの事が好きだと思い込んでた
うーん切ない擦れ違い
506夢に惑う:2008/12/25(木) 01:01:24 ID:H0Frw9/j
流れぶった切って申し訳ないんだけど、ミハクラ。(クラミハ?)
糖分は少ないから、ご了承のほど。
ミシェルが生きてる時間で書いても良かったんだけど、あえてそのままにしてみた。


死ぬのが怖くて、恋ができるか。だと?
できるはずがないな。そんなことを気にかける暇があるなら、全力で相手を愛してやるべきだ。
だが、死ぬのは怖くないが。死なれるのは、どうしてこんなに。錆びたナイフのように心を抉るんだ。

 〜夢に惑う〜

不思議と、涙が溢れ出したのは後になってからだった。
まったく。これじゃあいつもと立場が逆じゃないか。私がいないからと泣きじゃくるのがあいつ、そういうポジションだったじゃないか。
最後の最後であんなことをいうとは。目の前にいたら一発頬を叩いてやらなければ気がすまない。それから、抱きしめてやりたい。
こんなに小さい私だけどな。お前を愛する気持ちだったら負けないつもりだった。愛した時間も、誰にも負けないさ。

「もっと早く、好きだといえれば。お前は今私の傍にいてくれたか、ミシェル……」

結局お前が残したのは、ヴァルキリーとひび割れたメガネと、この気持ちだけだ。
いや、もう一つだけ。お前は確かに、愛してると、言ってくれたな。こんな、マイクローン化したら子供にしか見えない私に。
いつも思ってたさ。どうして私だけこうなのだと。あいつと一緒に年をとっていけないのだと、全力で叫びたいときもあった。
時には、お前がゼントラン化できないことに八つ当たりしたりもした。馬鹿だな、私は。

遠ざかって行くあいつは、どんな顔をしていた。思い出せるさ。
あの景色は、血の一滴、出せない声で何かを伝えようとするあいつの声も、何一つ失くすことなく心に焼き付いてる。
痛むんだ。心臓が一つ脈打つたびに、あの時だけお前を守れなかった私が情けなくて。
けど、私を身体を張って守ってくれたお前に、嬉しさを覚えてしまったから。痛むんだ。

「忘れることができない。なら、この痛みは、きっとおまえ自身だな……」

愛してた、なんて言葉は詭弁だ。『愛している』んだ、ミシェル。
なら私はいつか、この痛みさえ愛することができるのだろうか。

「馬鹿……だ」

ミシェル。私はきっと、恋はしなかったぞ。最初から、愛を感じていたんだ。
我侭を、言おう。こんな月さえ見ていない夜だ。こんなときくらい、我侭を言ったって、罰は当たらないな。

会いたい。あいたい。

「逢いたいんだ……ミシェル。こんなに…こんなに……」

夜の空へ、堕ちることができたら。お前の傍にたどり着けるか?
足が沈んで抜け出せない闇。そんな中、一人で眠るのは、お前か。それとも、私か。
507夢に惑う:2008/12/25(木) 01:02:15 ID:H0Frw9/j
「クラン……」

何万回も聴いたかもしれない言葉。
痛む。そんな声で私を呼ぶな。痛みすら、イトシクナルカラ。

そんな泣きそうな声で、私を呼ぶな。抱きしめたくなるから。
そんな辛そうな声で、私を呼ぶな。泣きたくなるから。

目が覚めると、そこは私の部屋だった。
眠った時間は五時間。まだ朝日が昇り始めたころだ。

「傍にいれないくせに! キスも、愛を囁くこともできないくせに! 夢に見るほどに未練なのか!? ゼントランの女が、恥を…恥を……」

八つ当たりしたベッドとシーツはぐしゃぐしゃ。
けど、どうでもいい。恋しいに、決まってるじゃないか。愛しているんだ。愛しているから、こんなにも恋しいんだ。
こぼれてくる涙が熱い。シーツに滲むそれが、一瞬あいつの血に見えて、ぞっとした。

一週間たった。ミシェルが、私の名前だけを呼んで覚める夢を見始めて。
いつものオープンカフェ。カプチーノ。景色。よく口が回る、あいつがいないだけ。

「クラン……」
「クラン大尉だ、馬鹿者が……」

振り向きもせずに答える。声の主からして、アルトだろう。
ミシェルの死に際に、私と同じくらい近くにいたこいつは、私と同じように引き摺っている様に見えていたが。
今はもう、振り切ったような。落ち着いた顔をしている。

「ここ、いいですか?」
「――っ。ああ……」

一瞬、そこはミシェルの場所だと怒鳴りそうになった。
けど、あいつはもういないんだ。だったら、意味も無い。
何も会話が無い時間は三十分ほどだっただろうか。一時間だったかもしれない。不思議と、なんの重みもなく夢の話が口から出た。

「滑稽だろう。素直になれなかった罰が当たったんだ。一週間も、あいつのことを夢に見るなど……未練たらたらだな」
「……そうとは、限らないと思ぅ…います」
「よせ。下手なことを言うな」
「ならこれは、独り言だ。俺の家計、日本の血筋なんだけど、その国には古事記とか和歌集って言う詩を集めた本があって」

勝手に話し始めたそいつを横目に、カプチーノを一口。
苦い。砂糖を入れてくれるあいつがいないからだ。やけになって三袋を一気に投入する。

「夢にかかれた詩も数多くあるんだが、その中でも多いのは、夢に想い人出るのは自分が想ってるわけじゃなく、相手が自分のことを想ってるからだっていう詩だ」
「……! なにが、言いたい」
「つまり、あの馬鹿…。ミシェルも、クラン大尉のことを想い続けてるんじゃないかってことで」
508夢に惑う:2008/12/25(木) 01:03:04 ID:H0Frw9/j
「クラン……」

相変わらず泣きそうな声だな。
お前は、私がいないといつもそうだ。私が見えないからと、いつも泣く。男なら、強く胸を張っていろ。
だが、今日くらいそれも許してやる。

「ミシェル、私は、今でも、お前を愛してるからな。安心しろ」

抱きしめてやる。ありえない話だ。私とミシェルが同じ体格など。
だがこれは夢だから。あいつに会える、夢だからな。

「クラン…。クラ、ンッ…!」
「泣くな馬鹿者がっ……。こういうとき、泣いていいのは、女だけだ……っ」

気づいたよ、ミシェル。
だから、安らかに眠っていればいい。私だけは、永遠のときが過ぎてもお前を忘れない。
優しい微笑みも、寂しさを隠した瞳も。私だけは忘れないでいてやる。夢の中で目覚めたら、きっとまた会えるから。
見守っててやる。お前が、この夢を覚ますまで。だから、私の腕の中で眠ればいい。

「クラン…。オレも忘れないぜ。笑った顔も泣いた顔も、怒った顔だって……」
「当然だ。いつまでも忘れるなよ、ミシェル」

お前は確かに私の傍にいた。いつだってすぐ横で笑っていた。
気づいたよ、ミシェル。あいつからの初めての口付けは、どこか苦く、熱かった。
その感触が消えるのと目が覚めるのはほぼ同時で。

代わり映えしない、私の部屋だ。

「……なんだ、また泣いてるのか。仕方の無い奴だな、お前は」

あいつの眼鏡を、いつものように胸にしまいこむ。
窓際に置いたせいで結露したそれは冷たかったが、私の体温が移っていくこの感じは、嫌いじゃない。
雫が一滴、眼鏡から零れ落ちる。

「愛は、囁けるな。傍にいなくても、愛し続けることもできる。私はゼントランだからな。私の愛は長いぞ、覚悟しておけ」

雫は、もう残っていない。
あいつにも、私にも。

 ...end

509名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 01:04:31 ID:H0Frw9/j
駄文で失礼しました。ちょっとした気の迷いなんです…。
なんとなく私はミシェルが攻めのミハクラを妄想できないというか……。
510名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 01:14:06 ID:WjUnloGR
クラミハせつねぇな(´;ω;`)
511名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 01:14:13 ID:d8S3qi16
>>496はランカが可哀想と思うのなら
自分で幸せにしてやれる作品でも投下すりゃいいんだよ
なんかここ、ランカ派の書き込みが卑屈か妬みか恨み節ばっかで
ランカものが投下しにくい
512名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 01:31:11 ID:WjUnloGR
>>511
あんまり言い過ぎても空気が悪くなるからその辺も考えようよ
513名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 01:47:57 ID:dFnsnvty
でも、わざわざ職人さんが前書きで
ランカスキーの人はスルー推奨って注意書きしてくれてるのに、
文句言うのは筋違い。職人さんに対して失礼すぎるわ
514ある少年兵の宴会:2008/12/25(木) 01:55:26 ID:99UStOpb
>>477>>508
切ないがいい話GJ! で、当方はお馬鹿な話投下

ルカです。…突然ですが、チャンスなのかピンチなのか訳が分らない状況です、助けてミシェル先輩
だって目の前にはナナセさんの寝顔。香しい吐息の温もりを感じる距離です。加えて言えば、一つの布団に二人で入っています。
更に加えて言えば、ナナセさん、下着しか着けていないっぽいです。…ええ、密着されてドキドキしています
ナナセさんの腕が僕の首に回されてて心臓バクバクいっています。…ちなみに、僕もトランクスしか履いていない気がします

ともかく、年の瀬が迫った時期ですので、数時間前まで忘年会をやっていた筈なのに何故かこんな事に…
シェリルさんのゴリ押しでアルト先輩の実家に押しかけ、どんちゃん騒ぎをやっていて今に至ってたハズですなんですが…

とりあえず周囲を確認。あ、アルト先輩もランカさんとシェリルさんお二方に腕枕して爆睡していますね
もしかして本当に乱交パーティーしてたのかな…という気もします。ですが、やはり違和感が……
……何となく読めてきました。……悲しいですが、間違いなくコレはドッキリです!!

そもそも僕がナナセさんを抱いたのならシーツに血痕がある筈ですが、これがないとなると、残念ながら異性不純交遊をやっていないという結論に
………ナナセさんは処女です。異論は認めません。そうでないとしたら、とりあえずアルト先輩を刺しときます

で、話は逸れましたが、ドッキリである証拠として……もう一つありました。…本棚で微妙に光るレンズの反射。…ビデオカメラですね
となると、せっかくのチャンスとはいえナナセさんと事に及ぶとアルト先輩やシェリルさんに絶好のネタを提供することに…

…く。口惜しいです!!僕の純情を弄ぶなんて、酷いです!!父さんと同じに、僕の心を裏切ったんです!!!
ふふふ。ふははははははははははははは!!!報復です因果応報です天誅です正義は我にありです!!!
ナナセさんの素肌の感覚を惜しみつつ布団を抜けだし、部屋の中にある筆記用具を探します。……あった!油性のサインペン!
全身全霊の恨み妬み怒り僻み嫉みその他諸々の黒い感情を込め、アルト先輩の額に『中』の字を書いてやります!!
あと、髪の毛を三つ編みにもしておきますね、先輩♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

……後悔先に立たずって、よく言いますよね
「ルカくん、お馬鹿よね…。黙って寝た振りしておけば、幸せな時間を過ごせたかもしれないのに」
うぅ…。全くです…
「は、恥ずかしいです…。私、酔ってたとは言えあんな格好をしてルカ君に…」
布団を頭から被っている僕の天使のナナセさん。そんな姿もキュートです、愛らしいです!
「大胆だったよね、ナナちゃん…。ルカ君もだけど、急に服を脱ぎだして一緒の布団に入って…。その後すぐ寝ちゃったけど」
全くです、ランカさん。困った事に、あの事態はドッキリではなかった訳ですから…。お互いに同意の上だったのに、本当に惜しいことをしたものです
単純にお酒を飲んでいて、暑くなったから脱いだ…。…僕も、ナナセさんもそれだけの話みたいです。…次からは、もっとお酒の量を控える事にします

「で、何を勘違いして、どうしてこんな面白い事をしてくれたのか説明してくれるか?」
目を細めながら殺気を滾らせるアルト先輩…。…お願いですからシェリルさん、もう少し遠慮して笑って下さい。炎にニトログリセリン入れたら危ないですって


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「痛い痛い痛い!!!ギブです!!アルト先輩!!!」
「あ、あの技は!!」
「知っているのか、ライで…もとい、ご存じなのですかランカさん?」
「はい!あの技は超人一〇三芸の一つ、機矢滅留・苦落血(キャメルクラッチ)!!
 第20回超人オリンピックで、かの中国代表の超人が、ドイツ代表の超人をラーメンにしてしまった伝説の技です!!」
「食べちゃダメです〜〜!!物理的にも性的にも、僕にはそんな趣味ありません〜〜〜!!」
「誰が喰うか!!!!」

ぐぅっ!!絞め手をチキンウイングに移行させてアルカトラズまで極めてくるなんて…。あぅ、意識が…

…余談ですが、本棚のカメラを仕込んだのは早乙女矢三郎さんだったそうです
<了>
515名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 02:09:15 ID:OcobxTHV
>>509
引きの眼鏡と雫の描写にじんわりきました
TV版では実ることのなかった二人の恋が、映画版では変更されると信じたい思いを新たにしました!
こんなに佳い女残して死ぬな!ミシェル!!
516名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 02:15:08 ID:OcobxTHV
>>514GJ!
感想書いている間に少年兵キターーーッ!!
珍しくちょっとだけとはいえ、いい思いが出来て良かったな!ルカッ!!
ナナセの身体はさぞかし柔らかく魅力的だったことだろう!特に胸!胸!

そして矢三郎兄さん……
流石です!というべきか、あんた何やってるんだ!と言うべきかw
兄さんはナニを撮りたかったんだろう?どれが本命なのか迷うw
517名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 02:18:10 ID:OcobxTHV
怒濤の投下ラッシュ……
サンタを信じていた記憶のない自分が初めてサンタを信じたくなるような勢いだ

>>453GJ!
キノコがすごく……キノコです
事が終わったて直ぐに仕事を始めるあたり、特にらさいなあと思いました
「好きな癖に」とか、マジ言いそうw

筆の早さもさることながら、エロバリエーション広っ!素晴らしいです!


>>458GJ!
もうルカは受難キャラとしか思えないw
ナナセの貞操はどうなってしまうのか……
やはり、行き着くところは4P?4Pなのかっ!!
いや、ルカも交えて5P?……を画策して失敗するルカが思い浮かんでしまったw
間接技をきめながら甘酸っぱい雰囲気を出すシュールなくだりが特に好きですw

>>478乙!乙!乙!
すごいボリュームと綿密な心情描写!
ミハクラやルカナナにも触れているのが嬉しい!特にミシェルゥゥゥゥゥッ!
ランカの切ない心情も良かったです!
518名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 02:19:06 ID:WjUnloGR
>>514
ルカシリーズ相変わらず面白いねwwGJ
せっかく美味しいシチュエーションだったのに自分で壊しちゃうなんてw
519名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 03:26:05 ID:MSgWfzz6
>>506
ミハクラ大好きだから本当に嬉しかったよ
プレゼントをありがとう

他にも神達の素晴らしい投下ラッシュプレゼントありがとう
どの作品もみんな素晴らしすぎる
さて、クリスマスはアルシェリはどんな感じでヤってるのだろうか
まさか矢三郎がまたも指南しつつ3Pとか?wまたは二人きりでアルトが珍しく攻めまくりで頑張りまくるとかw
アルランは兄たちも入れて4Pとか?wミハクラは大クランがエロサービスしまくりとかw
クリスマスはそれぞれやるシチェーションとかも特別なんだろうかww
520名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 07:59:45 ID:fPU05FS8
少し長めのミハクラ一本と短めアルシェリ二本投下します
ミハクラはアルシェリを匂わすセリフが一言だけ出てくるので注意
ミハクラの方は特にめちゃくちゃ書きたかったのになんか不完全燃焼です
521ミハクラ、幸せの青い鳥1:2008/12/25(木) 08:01:26 ID:fPU05FS8

「…シェル、ミシェル」


俺を呼ぶ声と、少しの圧迫感で目が覚めた
目を開けるとクランが俺の上に乗っかっていた

ぼやけた視界の端に映った蒼い髪を見て、昔姉に二人で聞いた幸せの鳥の話を思い出した

一緒に探しに出て迷子になって大泣きしたこともあったな、なんて
寝起きの頭でぼんやりと思っていた


「ミシェル!」
「…あ、すまない。」
「ったく。シャキッとせんか!」
「…で、こんな時間に何の用だ?」
「え、ぅ、ぁ…その…」


聞くとクランは頬を紅潮させた
付き合いが長いせいかコイツがこういう顔をしたとき
何を言うつもりでいるのか俺は知っている

ルームメイトのいない日を選び、こんな時間に男子寮に忍び込んだのだ
捨て身になってでも告白をするつもりだろう

だから俺はその続きは聞かないためにいつもの様に茶化した
本気で伝えようとする相手に対して失礼だとは思うが
大切に大切にして、失くしたときに傷つきたくはないし傷つけたくもないんだ
522ミハクラ、幸せの青い鳥2:2008/12/25(木) 08:04:56 ID:fPU05FS8

「何だー?夜這いはもっと色気を出すもんだぞ。…って言ってもその体に色気もないか。」
「なっ」
「それに今のお前に手を出したら俺は犯罪者に見られちまうからな。」
「…ミシェルの、ミシェルのバカものー!!」


俺の頬をはたき叫びながらクランは出て行った
翡翠色をした瞳を涙に濡らながら。

跳ねる蒼い髪をぼんやり見つめてまた幼き頃を思い出す

迷子になったあの日、見つけてくれた姉さんに二人してしがみついて
優しく撫でられ、少し怒られて、青い鳥の話の続きを教えてもらった

世界中何処を探してもいなかった青い鳥は、一番身近にあった鳥籠の中にいた

その時は意味が分からなかったし、身近にいるなんて夢を壊された気分だった
でもその鳥の羽根はきっとクランの髪の様に蒼いんだろうと思うと胸がまた少し弾んだ


「…幸せの青い鳥ねぇ」


本当はいつだって一番身近にいてくれたのはアイツで
幸せを見つけるのもいつもアイツと一緒だった

俺にとっての幸せの青い鳥はあの頃からクランだったのだ


クランの気持ちは知っている。
自分の気持ちにだってずっと気付いていた。

でも、自分という檻の中でアイツを傷つけたくはないんだ

傷つけたくはない?
…たった今自分自身で傷つけたじゃないか
今だけじゃない、何度も有耶無耶にして幾度となく傷つけていた

目を背けていただけなのだ、いろんなことから。
523ミハクラ、幸せの青い鳥3:2008/12/25(木) 08:06:29 ID:fPU05FS8

気付けば走り出していた
アイツが行きそうな場所は分かる。


「クラン…」
「何しにきおった馬鹿者が!」
「ずっと逃げてきたけど、伝えなきゃならないことがあるんだ。…聞いてくれるか?」
「な…ふんっ。聞いてやっても良いぞ!仕方ないからな!」

「過去も今も、思い返せば“幸せ”はいつもお前と一緒だった」

「未来もお前と、クランと幸せを見つけたいんだ。」
「ミシェル…」

翡翠の瞳からまた涙が零れる

「お前、は…遅いん、だっ!私が今までどれほど…」
「ごめん、ごめんなクラン。」
「…ミシェル、私もお前と…」
「クラン…」


抱き締めようとした瞬間耳元で規則正しい寝息が聞こえる、なんてベタな展開
…そういえばコイツは昔から夜更かしが出来ない奴だった。

「何処までも色気のない奴だな…」

半ば呆れながら、だけど何処か愛しい気持ちを抱きながら自室に運んで
幼き頃の様に久々に同じ布団で眠りについた。
524ミハクラ、幸せの青い鳥オマケ?:2008/12/25(木) 08:08:01 ID:fPU05FS8

「…女を連れ込むときはハンカチを挟んでおくんじゃなかったか?」

翌朝、朝帰りのお姫様に見つかってしまい、クランを女子寮に帰らせたあと
グチグチと長い説教をされた

「すまん、アルト。昨日はいろいろと…」
「ったく。大体ミシェル、お前は…」

アルト姫は未だにブツブツ文句を言っている

「朝帰りのお姫様には言われたくないかなー。」
「なっ!俺はアイツの我が儘に振り回されてだなっ」
「律儀に前もって外泊届け出してたくせに。」
「うっ、それは…」
「お姫様も楽しんだみたいだし、これは水に流すってことで、ね?」
「ぉ、お、俺はお前とは違うぞ!」
「俺も昨日は抱き締めて眠っただけだよ」
「…お前が、か?珍しいこともあるもんだな。」
「愛する人を抱き締めるだけの夜ってのも良いもんだろ?」
「…そうだな。」
「お?言う様になったねー、アルト姫?」
「う、うるさいぞミシェル!」


俺の側にいてくれるのはお姫様でも女王様でも妖精でもシンデレラでもないけど
俺だけに幸せを運んでくれる青い鳥なんだ。


end

ミハクラに幸あれ
525名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 08:09:00 ID:fPU05FS8
言い忘れてたけどミハクラはエロ描写すらないです
526アルシェリ、跪いて足をお嘗め:2008/12/25(木) 08:10:02 ID:fPU05FS8

「さぁ、跪いてアタシの足をお嘗めなさい。」


ことの発端は俺の二時間の遅刻だった。
シェリルへのプレゼントを内緒で探してた、なんて言えるはずがなく
クリスマスだろうと年末のこの時期、めったに取れないオフを潰された、と
女王様がへそを曲げたのが始まりだった。

シェリルは冗談で言ったのだろうが、何だか無性に腹が立ったので
挑発する様に白く細いその足を舌でツーっと嘗めてやった。

「や、やだアルト…きたなっ…ぁっ」

引っ込めようとするのを逃がさず足の指と指の間や甲も丹念に舌を這わす。

そして甲から踝、踝から臑、臑から膝とどんどん上へと運んだ。

「ダメ、よ…それ以上は、んっ」

扇情的な瞳と、歌う様な吐息はもう俺を欲している。
それだけ分かればもう十分だ。

俺は言われたとおり舌を這わすことをやめた。

「…アルト?」

とろんとした瞳はどこか残念そうに俺を見つめる。

「今日の俺はお前の僕だからな。お前の嫌がることはしない。」

「女王様、何なりとお申し付け下さい。」
「なっ!」
「欲しかったら“欲しい”って言えば良いよ。」
「もうっアルトのくせに生意気!」
「じゃあやめときますか、女王様?」

言葉とは裏腹に挑むように口角を上げた。

「やってもらおうじゃないの!満足させないと承知しないんだからね!」
「女王様のお望みなら。」
「うんと優しくしなさいよね!」
「仰せのままに。」


はたして女王様のお望み通りなのか、はたまた僕の思惑通りなのか…
縋る様な腕を、跳ねる背中を、掻き抱きながら
どちらも同じことだな、とぼんやりと思った。
527アルシェリ、水平線:2008/12/25(木) 08:11:20 ID:fPU05FS8


「アルトの髪って海みたい。溺れたくなるわ。」

猫の様にじゃれ合いながら甘い雰囲気の中、シェリルが言った。

「お前の瞳は空みたいで吸い込まれそうになるよ。」

スカイブルーの瞳を真っ直ぐ見つめて、ストロベリーブロンドの髪を梳き
普段なら言えないセリフを吐いた。

「ふふふ。じゃあアタシ達は水平線で交わるのね。」

そう言って俺の手に自分の手を重ねるから愛しくてたまらない。

「…今日は優しくしてやれないかもしれない。」
「…アルトになら壊されたって構わないわ。」

どちらからともなく熱いキスを交わし、激しく求め合った。

シェリルを抱いていると髪も肌も声もこの瞳も自分のものにしたくなる。
二人は一つになるために生まれて来たのかとさえ思う。

いや、もともと一つだったのかもしれない。
だからきっとこんなにも欲しくてたまらないのだ。
どうしようもない程に焦がれているのだ。

繋がった部分から溶け合って一つになってしまえたら良いのに。
二人の境界線なんてなくなって、水平線みたいに交われば良いのに。

半分だから、片翼だから、きっと人は一人では飛べないのだ。

こんな気持ち、シェリルに出会わなければ知らないままだった。

「アルト、アルト…」

何度も俺の名を呼ぶシェリルの顔にたくさんのキスを落として
水平線が光る瞬間まで求め合い続けた。


end
528名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 11:14:11 ID:+/v2ZqRg
>>521
>>526
>>527
GJGJ!サンタじゃ!サンタがおる!
529名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 11:26:12 ID:UoIkBQwQ
>>521
>>526
>>527
サンタGJ!!
530名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 12:53:22 ID:kJMgwwle
水平線て……思わず唸った!サンタキター(´゚ω゚`)
531名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 14:50:33 ID:2tuAM4/b
サンタじゃーサンタさんの仕業じゃー!
皆gj いいもん魅してもらいました

>>526 僕の思惑通り になっているのでログ補完の際は
俺に直したほうがいいかも
532名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 14:52:05 ID:bX9gP3qQ
>>531
僕って下僕って意味と掛ってるのかと思った
533名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 14:53:48 ID:2tuAM4/b
>>532
なるほど!掛詞なわけねw
534名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 14:58:29 ID:EzQ6/RkQ
僕=ぼくと読むんじゃなくて、僕=しもべと読むんじゃないかな?
535名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 15:19:27 ID:fPU05FS8
>>531
下僕だとげぼくとも読めて意味は同じだけど何か嫌な感じがしたから僕にした
分かりにくくてごめんよ
536名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 16:04:21 ID:q9z6wqgd
アルト(矢三郎の助力の元)のシェリル調教はどこまで進んでるんだろう…?
シェリルの染み付きショーツネタがある位だから相当進んでるかも…。
537名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 17:41:46 ID:uwi1t7EV
四十八手は全制覇だろう。




二日で
538名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 18:44:41 ID:TNxCHdvO
寝る暇無いのかよ
539名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 19:03:06 ID:Y07TnGuj
イブからやってたらそろそろフィナーレ
540名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 20:05:29 ID:q9z6wqgd
二日も中出汁じゃ妊娠するかもね。
矢三郎的にはGJ!だが…。
541*Savoir-faire* 兄シェリ?:2008/12/25(木) 21:50:19 ID:UhVHRYro
Savoir-faire* 兄シェリ? 3レス予定
アルシェリ執筆の邪魔をする兄さんが頭から離れないので筆休め。ということで
シェリルで遊ぶ兄さん。兄シェリではないですね、アル(だけど兄)シェリです。
おかしいな、兄シェリでアルトをからかうのが好きな筈なんですけど。
夜はグレイス姉様や兄さんがキラ☆っとビームを出してSMっ気が抜けません。
これでは助太刀ではなく.........調教? 因に前のとは全然関係ありません。




閉め切られた部屋の中で、静かに密やかに繰り広げられる秘め事
「ん...ふぅ......」
押し殺した密やかな吐息と、くちゅくちゅと響く淫靡な水音
そして独特の空気が部屋を支配していた。
「声は押し殺さない方がいいですよ?」
のんびりとした場に似合わない笑いを含んだ涼やかな声がする。
「っあ。いいでしょう?あなたには関係ないもの」
「おやおや、関係の無い事ですか?こうして教えて差し上げているのに?」
シェリルの前に座り一糸も着衣を乱さぬまま、シェリルの
浴衣の裾だけを割り薄く茂った奥に隠された場所を指で翻弄し続ける。
「ん、っ!......ぁ、それでもよ!」
途切れ途切れの息遣いだが、はっきりと言い切る。
「まぁいいでしょう。銀河の妖精の夜の声はとても繊細で耳に心地よい。
アルトさんには隠さず存分に聞かせて差し上げてくださいね?」
矢三郎はにこりと微笑んだ後、一瞬だが厳しい視線を見せた。
翻弄されながら何故こんな事になったのかシェリルは思い返した。

アルトがスクランブルで出かけた後、昼間ひっそり入手した一冊の本
オンナノコの夜のバイブルと名高い雑誌なるものをこっそりと読み
それをひっそりと実践していた時だった。
「えっと、疲れている彼を喜ばせてあげれて、行為の主導権を握れる?いいじゃない!」
嬉々として読みながら敷いた布団の上で枕相手に馬乗りになっていた所へ
矢三郎が訪ねてきたのだった。
「理想の女の事を昼は淑女、夜は娼婦って言うんですけど.....いいですねぇ。
女性が積極的に誘ってくれるのは。でもまだまだアルトさんには早いですかねぇ」
扇子を口元でペシペシと軽く叩きながら満足そうに微笑む。
対していきなり現れた矢三郎に変な所を見られたシェリルは顔から火が出そうになった。
「っつ!!声くらいかけてから入ってきて!」
馬乗りになっていた枕から慌ててどいて、シェリルは肌蹴た浴衣の裾をなおした。
「かけましたよ、あなたが気づかなかっただけです。凄い集中力ですね。感心しました」
今更だが、読んでいた本をそろそろと隠しながらシェリルは尋ねる。
「....用件は?」
「ありませんよ。ご機嫌伺いに来ただけです」
ニコニコと笑みを浮かべ、だが、ここから立ち去りそうな雰囲気は全くない。
542*Savoir-faire* 兄シェリ?:2008/12/25(木) 21:52:38 ID:UhVHRYro

立ち去る所か、むしろこちらにじりじりと近づいてきた。
な、何? 少しだけ身の危険を感じたシェリルは身を固くして警戒した。
「その本を見せて頂こうかと思いまして」
近づいてきた矢三郎は折角布団の下に隠した本を引っ張り出す。
「ちょ!ちょっと。勝手に見ないで!」
慌てたシェリルだが、それに怯む矢三郎ではない。
シェリルが読んでいたページにざっと目を通し、溜め息をついた。
「シェリルさん。主導権を握るのはいいですけど、あまりおかしな知識を得るのは
止めた方がいいですよ、男には征服欲ってものだったり色々あって複雑なんです
それにアルトさんやあなたの様な初心者には高度すぎます」
ズバズバと言葉を紡ぐ矢三郎の口をシェリルは塞ぎたかった。
だが、何故だかグレイス以上にこの人を怒らせてはいけないという本能が警告する。
「でも、最近アルト疲れてるみたいだし、出来るだけ負担になりたくない......から」
「ふふ、負担になんてなってませんよ。むしろ私にはアルトさんが喜んでる様に
しか見えません。何も知らない女を自分好みにしていくのは楽しいんですよ」
流石演劇界で名を馳せている事はある、強烈な色気を放つ流し目にシェリルは竦む。
「で、でも...あたしは...」
「でも、ではありませんよ。まぁ、実践されてた体位くらいはいいでしょう。
私が詳しく教えて差し上げます。さぁ、この上に跨がってください」
雑誌を放り出すと、シェリルが馬乗りになっていた枕をつきつけてきた。
「え?」
ひきつった表情を浮かべながらシェリルが聞き返すと「早くしてください」
と返事が帰ってきた。何やら敷布の上に正座までして待っている状態だ。
いいです、と大真面目に断ってみても表情も体勢も変わらない。
「実際に教えて差し上げましょう、やましい気持ちは欠片たりともありません」
「......アルト以外に見られるのは嫌よ」
「浴衣を着たままでいいです、私もこのままお教えします」
動かなさそうな矢三郎だが、だからといってはいはい、と答える訳にもいかない
が、取り敢えず渡された枕の上に跨がって座った。すると、座るなり
「失礼」と言うと正座を崩し、シェリルの前に座り、裾から手を差し入れてきた。
「なっ!何するのよ!」
「中の様子を探るだけです、他意はありません」
にっこりと言って、差し込んだ指を敏感な部分に這わせた、矢三郎の肩に手を置いて
離そうとするがびくともしない、軽くパニックに陥ったシェリルに動きを止め声をかける
「差し入れる以上の事は絶対しませんよ。アルトさんの大事な人ですし
私にとってもあなたは大事な人です。力を抜いて楽にしてください」
シェリルは様子を窺うが矢三郎からは何かこう逆らえない強いオーラは出ているものの
身の危険を感じる事は無く、ちょっとずつ力を抜いていく。
少し力の抜けたシェリルを確認すると止めた指を再び這わせ、動かし始めた。
543*Savoir-faire* 兄シェリ?:2008/12/25(木) 21:53:29 ID:UhVHRYro
「楽にして、そう、私の指をアルトさんだと思って下さい」
気怠げな吐息を漏らしたシェリルに優しく語りかけ、頑なだった場所を潤して行く。
そして流されるまま現在に至るのだ。シェリルは自分はいつからこんなに
弱く、流されやすくなったのか考えたが、それは早乙女家やアルト関係だけだと
考えるのを放棄した。惚れた男関係にはとことん甘いらしい自分が恨めしい。
「ふふ、素敵ですよ、シェリルさん。さて、もうこれだけ濡れれば十分でしょう」
そういって、弱い部分を重点的に攻めていた指は伸ばされ隠された泉へ沈められた。
「っ!」
「とっても熱くてキツい。アルトさんが羨ましいですねぇ。さぁ動いて」
とてもそう思ってるのかと問いかけたくなる程のんびりした声だ
「......動くって?」
指を差し込まれたまま、ただ向かい合う矢三郎に問いかける。
端から見たらとてもおかしな光景なのだろう。
こうしてる今も困惑、という心境が一番主なものである事に違ない。
「さっきあなたがしていた事ですよ、さぁどうぞ」
そうは言ってもこんな倒錯的な場で実行するのはやっぱり躊躇われる。
動こうとしないシェリルに焦れた矢三郎は入れている指を動かしシェリルを攻めた。
「ん、ぅ....っ」
刺激された事に反応した体が震え、浮き上がったほっそりとした腰が揺れる。
「そう、そのまま前後に動かして、そう、いい感じですよ」
反対側の手を腰に添え、微妙に角度を変える様にシェリルを導く。
「ん、やっ...」
「いい感じです、この角度を覚えておくといい。そう、そのまま続けて」
矢三郎は淫らな行為を感じさせない程淡々と言葉を続けていく。
それに戸惑っていたシェリルだが、与えられる感覚に徐々に慣れ、
段々違和感がなくなり、快感だけを追いかける事に集中していく。
「いいですよ。そうですね、そろそろお腹の奥に力を入れてください。」
「あん、あ、っ、奥?」
「そう、締め付けて、わかりますか?私の指、この辺り」
言う通り力を入れると満足そうに頷き、中に沈めた指を内側でバラバラに動かすと
その行為に反応した背中が反って、矢三郎の肩に添えていた腕が敷布の上に落ちる。
シェリルは後ろに反る体勢を支える為、腕を突っ張る体勢で言われた通り腰を揺らした。
「んんっ」
「気持ちいいですか?締め付けて離さない、挿れたら凄く気持ちいいでしょうねぇ。
惜しいですが.......さて、シェリルさん大体どうすればいいか解りましたか?」
「っ、....ええ」
「そうですか、じゃぁお仕舞いです」
そういって片手だけでシェリルを簡単に弄ぶ事が出来るこの男は
中途半端に熱のくすぶるシェリルの内側からあっさりと手を引いた。
「んんっ!」
息の荒いシェリルに対して憎らしい限りだが平静でいつもと全く変わらない。
「じゃぁ。お疲れ様でした。いいですね?シェリルさん閨事に関する事は
アルトさんに任せるんです。解りましたよね?じゃぁよい夜を」
そう言ってしっかりと夜のバイブルを片手に涼やかに去っていった。
火照る体を持て余しながらも矢三郎はグレイスと同じ位怖いとシェリルは震えた。

***fin***
544名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 21:57:21 ID:UhVHRYro
兄シェリ、失礼しました。皆様素敵なクリスマスを過ごされましたか?
時間配分をすっかり間違えてアルシェリがまだ書けてません。
出来るだけ早くお届けしたいです。生ものですしね、頑張ります。
545名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:03:05 ID:WrwFqZL9
兄さんのSっぷり萌えました…!!!!
546名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:11:37 ID:Y07TnGuj
ちょっww兄さん触りまくりwww
547名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:21:38 ID:SMx+bvW3
そろそろ兄さんがお指しになるのでは…!

とおもってまった…
548名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:30:40 ID:0IiCRSvB
 矢三郎さんの、少し規範をのりこえてしまった、
 芸の鬼、早乙女の家を守るための薄い狂気に似た
 何かを、シェリルのエロスと共にみました。GJ。
549名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:30:46 ID:Y07TnGuj
只の女性に興味はありませんが
美しい獣は大好きなんですよ…?とか言い出したらどうするよ
550名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:30:47 ID:2tuAM4/b
性欲を持て余したシェリルがかわいそうです><
なんとかしてあげてくださいw
551名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:50:21 ID:jLpLqpwQ
>>550

そこになぜか都合よく偶然現れるランカとグレイス
そのままグレシェリランシェリへ・・・
アルトは指くわえて見学
552*Douce nuit* アルシェリ:2008/12/25(木) 23:57:29 ID:UhVHRYro
*Douce nuit* アルシェリ 5レス予定です。
使い古されネタでいろんな意味で甘アルシェリ。アルトが珍しくnotへたれ。
でもなんだか色々、うん。とっても乙女、....世話女房です。
御期待に添えてなかったらごめんなさい




クリスマスライブが終わり、打ち上げを切り上げて2人はフラットに戻ってきた。
ライブ後軽くシャワーを浴びたがお風呂に浸かりたいと帰ってくるなり浴室に籠る。
彼女のバスタイムはとても長く、暇を持て余したアルトは飲み物と軽食は拝借したが
ケーキがないのに気づき、傍にあった端末でケーキの作り方を検索する。
だが生憎とこのキッチンにはケーキ型が無い事に気づきシュークリームに変更した。
「クッキー型は買ったが、ケーキ型も買うべきか?」
など、本気で悩みながら、端末を覗き込み、初めてとは思いがたい
手際の良さで混ぜ合わせていく。先に作ったクリームを冷蔵庫で冷却し、
生地を作り、焼いてオーブンから出した頃、バスルームから繋がるドアが開き
真っ白な肌がうっすら桃色に色づいたシェリルが姿を現した。
「何してるの?アルト」
シェリルは濡れた髪をタオルで乾かしながら楽しそうにこっちへとやってくる。
何度見ても風呂上がりのシェリルはそこはかとなく色気が漂っておりいつまでも見慣れない。
長々と見てると確実に変な気分になるだろうと思い、アルトは視線を反らし
ボゥルからカスタードをラ・ポッシュへと詰め込みながらぶっきらぼうに答えた。
「......ケーキ買い忘れたからシュークリーム作ってる」
「しゅーくりーむ?」
知らないらしく、細い首を傾け、チャームポイントである太めの眉を顰めた。
知らないのか?というアルトにシェリルはムッとしたが知らないものは知らない。
知らないわよと言うとアルトはオーブンの隣へ視線をずらす。
シェリルはカウンターをくるりと周りアルトの居るシンク側へと足を向けた。

美味しそうなシュー生地は綺麗な形を描いており触れてみるとパリっとしている。
「あ。これ知ってる。シュー・ア・ラ・クレームじゃない」
ツンツンと指先でシュー生地をつつきながらクリームを移すアルトへと視線を向ける。
「俺が知ってる限りではそう言うんだ、詳しくはよく知らん」
作る事は作れるが甘い菓子には疎いアルトは言葉切った。
「黄色いクリームなのね。前に食べた時はフルーツと白いクリームだったわ」
唇に指を宛て、悩むように眉を顰めて思い出したのを呟く。
「生クリームだろ。これはカスタードだ」
スパチュラで掬ってはラ・ポッシュに詰め込んでいく。
「生クリーム! お料理やキャラメルに使うだけじゃなのね? あ!そういえば
一昨日、矢三郎さんが差し入れてくれた中にあった筈!」
シェリルは嬉々として冷蔵庫へ首を突っ込んでいる。
「あ!あったわ!」
自慢してみせる様に突き出した生クリームのパックがそこにある。
アルトは何とも言えない気持ちになる。いや、そこにあるのはごく普通の生クリームだ
決してあやしいものではない。断じて違う。普通ならなんとも思わない。
カバウシブランドの美味しい特濃生クリーム。いつも使ってる生クリームだ。
だが、体を、頬を染めた風呂上がりのシェリルが持ってるからいけないのだ。
余計な事に、ミシェルが色々と言っていた事を思い出す。
脳内に生まれた余計な煩悩を振り払っているうちにシェリルがは違うボゥルを
取り出し、砂糖と生クリームをぶちまけ、パックの指示を読みながらウィスク
を取り出して簡単じゃない!といって鼻歌まじりに勢い良く混ぜ始めている。
「.....シェリル。折角風呂に入ったんだから飛ばすなよ?」
自身の問題とぶちまけた後の掃除の事を思いアルトは溜め息まじりに呟いた。
553*Douce nuit* アルシェリ:2008/12/26(金) 00:01:10 ID:UhVHRYro
アルトの心配を余所にシェリルは楽しげに泡立てを済ませ、シュー生地に
カスタードを絞り出していたアルトに自慢げにボールを差し出した。
「あたしだってやれば出来るのよ」
いや、泡立てただけだろ、と突っ込みたくなるのを我慢してアルトは
シェリルにラ・ポッシュとスパチュラを手渡した。
「やってみろよ、入れて絞るだけだから簡単だろ」
まぁシェリルは家事一般を知らなかっただけで出来ない訳ではない。
今では泡を発生させず洗濯も出来るし料理だってレパートリーは増えている。
見よう見まねで生クリームを詰め込みカスタードの上にのせていく。
「ふふ、コレ楽しわ〜」
全てのシューの上に生クリームをのせたシェリルは満足げにアルトを見る。
「お前、最後まで気をつけろよ」
単なるからかいの一言だがそれが余計な一言だった。
生クリームの絞り口を上に向けたままシェリルはなんですって?!と
怒りの表情を浮かべ、次の瞬間しまった!という表情に変わった。
その時には時、既に遅くラ・ポッシュから生クリームはアルトの
顔をめがけて飛び出していた。一瞬の沈黙。
飛び出た生クリームは見事にアルトの顔にべっとりとついていた。
......なぜ俺なんだ?ここは普通シェリル自身につくのが王道だろ?!
見当違いな怒りを頭の中で叫んで、生クリームを拭おうとしたアルトだが
シェリルが「待って!」と拭おうとした手を止めた。
ムッとした表情でシェリルを見ると、楽しげな笑みを浮かべている。
「ちょっとだからあたしが取ってあげる。じっとして」
そう言うと、しなやかな指先が伸びて、頬についた生クリームを拭っていく。
唇にはついてないのに、何故かその上をなぞって離れていった。
シェリルはそのままアルトと視線を外さないまま指先を桜色の唇に吸い込ませる。
「美味しい」
態とやっているのか、それとも全くの無意識でやっているのか区別はつかない。
シェリルは普段から挑発的な行動を取るし、そこから傾れ込んで....と言う事もあった。
まぁ全て寝室でのやり取りと出来事ではあるのだが。
だから多分、今のは後者、からかって遊んでるだけであろう。
だけど、先程からじわじわと煽られ理性を試されていた気分のアルトにとっては
行動に移すのに十分に葛藤する時間が取られ、そして本能が勝った。
シェリルの持っていたラ・ポッシュを取り上げ、シンクの上に乱暴に置くと、
天気や体調、気分によって変わる、名前は知らないが宝石の様な瞳が見開かれるのを
見つめながら、体をシンクに押し付けて唇を奪った。
554*Douce nuit* アルシェリ:2008/12/26(金) 00:07:01 ID:8xPi5c3n
「んっ?!ちょっ、ふっ、ぁ」
舐めた生クリームの所為だろうか、酷く甘い味がする。
「....甘い」
噛み付く様に幾度か上下の唇を啄んで、開かれた口腔内を舌で蹂躙していった。
最初は抵抗している様に、だが次第に戸惑う様に絡める舌に反応を返してくる。
溢れそうになるどちらのものと言えぬ混ざり合った唾液を舐め、飲み干すと
追うように、シェリルの細い喉元がこくりとかわいらしく鳴った。
それに伴い、強張っていた体からも、力が抜けていくのを確かめると
腰に添えていた手を背中側から撫上げて支えていた右手と左手を交代させた。
自由になった右手で首筋を撫で、下った柔らかな膨らみの先端を捉え、刺激する。
「ふ、ゃぁん!」
高く、頼り無さげな可愛らしい声が塞いでいる唇の間から漏れる。
頂の辺りで円を描く様に指を動かすと可愛らしい膨らみが現れた。
それを軽くつまんで、名残惜しげに離れ、更に下へ下へと手を伸ばしていく。
「ア、ルト....っ」
止める事無く唇と口腔内を蹂躙したからか、腕に添えられた白い手からは
力がすっかりと抜けてアルトの肩へと凭れ掛かっている。
ホットパンツの間から指を差し込んでみると、ちゅぷっ、と淫らな音がした。
その音にアルトは口角をあげ、唇の外側と内側の淵を舌でなぞり離すと
繊細な銀色の飴細工の様な繋がりが2人を名残惜しげに繋いで消える。
「さっきからずっと、限界。入れていい?」
全然内側を溶き解していない、だが入れるのには十分に濡れては居る。
自分の昂りを擦り併せながら、間から入れた指でまだ硬い内側を撫でると
滑らかな桃色の頬に朱が走り、碧の濃度が濃くなった瞳が艶やかに潤んで美しい。
けぶるような睫毛が震え、潤んだ瞳を隠すが、漏れる吐息は期待を意味していた。
「......いいだろ?」
寝室以外でする事の、理性と快感の狭間で揺れる表情を楽しみながらアルトは
己の昂りをズボンから引き出し、白い太腿へと擦り寄せた。
「っ」
小さく期待感に震え、シェリルが息を飲む。
押し付けていたのをやめ、シェリルの腰を掴み反転させシンクの淵を掴ませる
「ん、イヤ.....よ!こんな所でっ」
真っ赤な頬をして不満を漏らして振り返るシェリルの腰を掴んで、問答無用
というと、後ろから一気に己を挿し入れた。
555*Douce nuit* アルシェリ:2008/12/26(金) 00:18:15 ID:8xPi5c3n
すみません、修正してたら一部を削除してしまいました。いい所ですがあと暫くお待ち下さい。
兄さんに叱咤されながらマクロスピードで書いてきます。
556*Douce nuit* アルシェリ:2008/12/26(金) 00:38:46 ID:8xPi5c3n
「ふ、ああっ!」
シンクに手を付き、猫の様に背中を撓らせ、長く熱い吐息を吐いた。
濡れてはいるが、まだ慣れてない内側はきつくアルトを拒む様に押し返す。
「...くっ」
反り返った背中に華奢な肩甲骨が浮き出る。
見えないだけでここからは透明な羽根が生えていて、いつか飛び立ってしまうのでは
と思い、浮かび上がった骨に舌を這わせ、そこで数度キツく吸い上げた。
「んっ、な、何?」
白い肌はすぐに鬱血して羽根をもいだ傷跡にも見え、羽根を奪った様な感覚になり
反対側も同様に舐め、キツく痕を残し、己の満足感を得た。
「何でもないよ、妖精さん」
先ほどのライブでは手の届かなかった存在が手の内で与えられる快感に打ち震える。
飛び回っていた妖精が己の元へだけ堕ち、独り占めしているという事実が心地よい
この表情を見る事が出来るのは自分だけだという優越感に浸る。
「んっ、あ、っ、熱い」
更に高く熱に浮かされ、締め付ける内部を泳ぐ様に奥へと導いていく。
ライトが煌々と照らす中、立ったままで貫かれる事に興奮しているのか
いつもよりも締め付けが強い、あまり持ちそうにも無い。
「動くぞ?」
そう言うと、イヤイヤと首を振り顔が見たい、と手を離し首を捻った。
柔らかく柔軟性のあるしなやかな脚を片方持ち上げ、向かい合った。
「っ、つめたい」
シンクの冷たさにゾクリと震えたシェリルと一緒に内側も震える。
「く、...ぁ」
不意打ちにきつく締め付けられたアルトは吐精感を堪え、息を吐く。
「アルト....」
切なげなアルトの溜め息に嬉しそうに笑みを浮かべたシェリルは
シンクにかけていた腕をアルトにまわし、自らの軀を擦り寄せた。
「凄い、興奮してる?あたしの中ですごくなってる」
少し恥ずかしげに上目遣いに見つめると、唇をあわせてくる。
耐えきれず、アルトは腰を動かし、シェリルの胎内を我が物顔で掻き乱す。
「っ、ああ、凄、いっ!んっ、お...くっ!」
自らの体重の分、余計に深く飲込んでいるからだろう。
普段はあまり口にしない言葉が聞けて、ゾクリ、と腰に痺れが走る。
「シェリルっ」
557*Douce nuit* アルシェリ:2008/12/26(金) 00:41:59 ID:8xPi5c3n

愛おしさが溢れて口にした名前に、薄く瞳を見開くと桜色の唇を寄せてきた。
重なった唇が激しくなるに連れて、動きも早まる。
甘い嬌声はお互いの唇が重なる事によってくぐもったものになる。
蠢く内部に耐えられなくなった頃、強く内側を擦るとひときわ強く震え、
強烈に締め付けるとくたり、とシェリルの軀から力が抜けた。
耐えられない刺激に、慌てて引き抜いたが受け止める先までは考えてなかった。
あまりにも強い吐精感に耐えられず、重なり合った間で弾けた。
抱き合ったまま、先に息を整えたのはシェリルで、上半身をアルトから離し
自らの肌に放たれたものを指で掬うとじっと見つめている。
シェリルを離し、自分もシンクに凭れかけシェリルの視線の先を見て
それが自分の放った精だという事に気がついて、頬を赤らめた。
何を思ったのか、シェリルはそのまま濡れて紅くなった可憐な唇へと導いた。
「ちょ!お前なにしてんだ!」
口の中に入れ、少し眉を顰めたシェリルは慌てるアルトに微笑みを向ける。
「ちょっと、味見してみようと思って」
「味見ってお前。......味見するもんじゃないだろ」
そう言いながらも落ち着かないアルトにシェリルは思い立った様に呟いた。
「まぁ、美味しくはないけど、嫌いじゃないし、愛しいくらい」
あっけに取られるアルトへ爆弾を添えて華やかな微笑みを向けた。
「アルトの絞り立て生クリーム」
言葉をなくしたアルトと勝ち誇った様なシェリル
アルトが我に返り、シェリルを攻撃するのはまた別の話
恋人達の甘い夜はまだまだ長い。



*** f i n ***

げふん。最後が微妙で失礼しました。今回はここでギブアップです。
というか色々難しくておかしい....。まぁ細かい事は見ないでノリで感じて下さいw
シェリルのギャラクシーシュークリーム...なるものを食べてみたかった。
558名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 00:46:59 ID:1Sou66uI
>>552
ちょwオチがw
おいしくいただきました。乙です。


ここ数日の投下ラッシュ。正にクリスマスの奇跡!
職人さんたちありがとう。
559名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 00:52:35 ID:lshIBZlk
>>552
矢シェリもアルシェリも最高でした!GJです!
もう、兄さんに抱かれたいですよw
あとへたれてないアルトがいいです!!
生クリームネタもいいですw
560名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 00:53:29 ID:OJfbK08+
ナニこの投下ラッシュ!!
まさにクリスマスプレゼントですね!職人さんたち全てGJ
561名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 00:58:27 ID:clU46pfM
>>552
リアルタイムで楽しませて頂きました。
ホントにありがとう。
心が温かくなったよ。
562名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 01:06:04 ID:1pEQcnhT
>>552
GJ!
一部消してしまったのに、すぐに書きあげてくれてありがとう
妖精さんの背中とかその流れのアルトの優越感とか、
ケーキ型とか細部でも萌えさせていただいた

兄さんの話も兄さんのアルト大事っぷりとシェリルのエロさが良かった

>>521>>526>>527
エロはもちろん、ネタのアイディアがイイ!GJ!!

プレゼントたくさんだった。ふうう
563名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 01:07:59 ID:H8SDeNPF
途中までのエロティックな魅力にドキドキし、
アルトの性春期真っ盛りににやにやし、オチ噴いたw
最高のクリスマスプレゼントをありがとう!矢シェリもエロくてイイですな。
また執筆したらぜひに投下してくださいませ!乙です
564名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 03:26:01 ID:st4FDOO3
>>520乙!乙!
ミハクラにはきゅんきゅんした!特にオマケがいい!!
エロい僕は羨ましいなあ
水平線は全体のまとまり方がいいね!


>>544
兄さん……アンタって人は……
いいぞ、もっとやれ!!


>>557乙!
肩胛骨へキスマークをつけるくだりにグッときてたらオチが……
ちょwまっw
565名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 03:37:12 ID:zsoWWinT
この怒涛の投下にうれしくて泣きそうw
職人さん全員GJ!
ミハクラとかも最高杉
攻めアルトとかも中々見れないから最高だ!積極的にリードするアルトイイ!
純愛も最高だし女から攻めるのもいいしエロエロなのも待ってましただし、どのキャラのも全部GJ!!
566名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 05:45:40 ID:uMEe/uZC
>552
 愛と性欲にあふれた、すてきな生活を感じました。
 アルトは料理上手で床上手ですね。
 こんなパートナーを相手に得られたなら、 毎日が潤うだろうなぁ。GJです。
567名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 07:01:19 ID:5N4A0Ayg
久しぶりに来てみたらたくさん投下されてるなあ
職人のみなさんGJ
568名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 13:47:48 ID:6jI2Bs9W
こんだけ投下祭りなのにアルランは一つもないんだな…酷い(;_;)
569名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 13:56:58 ID:M2aC51VX
>>568
そういう事書かない方がいいと思うよ、、もう何ども指摘されてると思うんだけど・・・
ぜひ、あなたが投下してみて
570名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 14:02:01 ID:T/wQJmhA
兄対決に紛れてるけどあるよ?>アルラン
携帯だからちょっと待って
571名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 14:11:50 ID:lshIBZlk
>>568
あなたの方が酷いと思いますよ
そんな風に言われたら投下しづらいよ
それに>>570も言ってるけどアルランもあるよ
572名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 14:58:52 ID:T/wQJmhA
>>413の仁義無き兄妹愛がアルランだね
ついつい兄対決に目が流れるんだがw初々しいランカさんがとっても可憐だと思います
573名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 17:05:03 ID:lnTOp4VD
>>568
またか('A`)
574名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 17:07:52 ID:S6VHtOPB
毎回毎回同じ人なのかな?いい加減ウザいんだけど。
自分の好きな組み合わせが少ないのがイヤなら自分が書けばいいじゃん。書けないならシチュエーションとかのネタを投下するとか、黙って待つとか、それが普通でしょ。
575名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 17:18:13 ID:M2aC51VX
空気変えて、神降臨を待つです><
576名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 19:19:33 ID:6jI2Bs9W
ここアルシェリ厨の巣窟になってるから、アルランものが投下出来ないんじゃん
自粛しろアルシェリ厨ども
つか消えろ
577名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 19:24:05 ID:5N4A0Ayg
>>576
文句を吐く口があるなら手と頭を動かしな
それが嫌なら黙って口開けて待ってろ
578名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 19:26:24 ID:M2aC51VX
もうスルーした方がいいね、煽りに来てるだけぽいし
579名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 19:27:47 ID:7nr0IYRX
シェリルの子宮にアルトのモノを直接入れる、ウテルス(子宮)セックスを妄想してみた。
相思相愛の深いカプと同意を得たと言う条件は、アルシェリぴったしです。
シェリルにウテルスセックスが可能と告げる人はカナリアが最適でしょう。(V型菌の微妙な影響等?で説明がつく…。)
飛び入り実技指導は矢三郎先生という事で…。
シェリルが今まで経験した事がないレベルの快感と、愛するアルトの精で子宮を満たされる幸福感…女の悦びをシェリルにも感じてもらいたい…。
文才がない自分に代わって小説化できる方、お待ちしております。

>>568>>576
文句いう前にネタを投下しろよ。
580名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 19:51:30 ID:2eZCqTiz
アルシェリ書きだけどクリスマスだしアルランの初々しいのもいいかも
って事で書いたから投下しに来たんだけど投下する気無くした

釣りや煽りって言われると思うけど、煽りでも厨なんて居ないのに書かれたら
やる気無くすし、ルカ絡みのアルランのレスみたく投下したらアルシェリsage
みたいな事書かれるのもイラつくからもうアルラン書かない。
自分達で首締めてるのに早く気付いた方がいいよ
581名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 20:02:24 ID:T/wQJmhA
まあ公式で凄いのキチャッタから頭煮えるのもわからんではない
せっかくだからいろいろなのを読みたいとも思うし…というわけでキノコを推したい
582名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 20:17:34 ID:7Mm5Om5C
とりあえず、読みたい読みたいというレスは当分やめようぜ。
どのカプ好きも荒れるのは好ましくないわけで、
ネタの投下なら、職人さんがインスパイアされる可能性は十分あるけど、
何かが読みたいと言っても、インスパイアされることはあまりないわけだし。

今後、アルランがどうとか言うレスは、極力スルーといきましょうや。


子宮セックスにも兄さん介入かwww

アルトのモノはどんだけたくましいんだよwww
583名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 20:20:51 ID:T/wQJmhA
忘れてた
グレミハも柱の影から待ってます
ブレラ式の新しいド・レ・イ☆でもいい…クランに八つ裂きにされそうだが
584ある少年兵の迎春1:2008/12/26(金) 22:15:39 ID:O7041bs2
1週間ほどフライングなのに空気を読まず投下 例によってお馬鹿でルカが黒いの

ルカです。年明け早々、アルト先輩の実家である早乙女家からお招きを受けて今に至ります
美味しいお屠蘇にお節料理。さらには振袖に身を包まれたランカさんにシェリルさん、そして僕の女神のナナセさん
至福という言葉は、おそらくこの一時のためにあるのでしょう
アルト先輩のみ苦虫を噛み潰したような顔をして嵐蔵さんと相対してますが、腐れチ○ポオ○マ野郎の機嫌なんざどうでもいいですし
…むしろ、他人の不幸は蜜の味…とも言いますし
ちなみに嵐蔵師匠は良い笑顔でアルト先輩を弄っているですが、先日発見したビデオの映像を確認した勝者の笑みの様です
…矢三郎さんが『ゴム、穴開けときましたから』とこれまた良い笑顔で発言され、動揺したアルト先輩から雑煮の顔射をされても全く表情を変えていません

さて、宴もたけなわといったところでシェリルさんのとある一言…。ほんと、たった一言で例によって妙な流れになってきました

「ねぇアルト。お正月の料理ってこのお節料理とお雑煮だけなの?」
「そうだな…。伝統的な料理なら七草粥あたりか」

何気ない、本当に何気ない会話だったのですが、ココに一人立ち上がってしまった漢がいたりしたのです

「く、くくくく…。甘い!甘いぞ、アルト!!」
「なっ!?お、親父!?」
な、なんだか妙なプレッシャーです…。まるで布きれ一枚でモビルファイターと戦える三つ編みのオッサンのような…
「七草粥を食するのは1月7日限定だ!それまでの繋ぎはどうするというのだぁ!!」
「な、ならラーメンがあるだろう!星間戦争前からの日本の国民食だ!!文句あるか!?」
「このたわけえぇ!!だからお前は甘いのだ!!辛い味付けが全く駄目な、カレーの王子様から卒業できないお子様なのだ!!!
 漢ならカレーに決まっておろう!!!ご客人らに至高のカレーを味あわせてやるから、指を咥えて見ているがいい!!」
…何が始まるかと思えば、ラーメンvsカレー論争ですか。あ、ちょっぴりランカさんが凹んでます。…四川料理とか得意なのでしょうか?
「くっ!親父!否、早乙女嵐蔵!!」
「むっ!親を呼び捨てにするとは、この莫迦息子めぇ!!」
「黙れ!!俺はアンタを越えるんだ!!至高のカレーをアンタが作るなら、俺…いや、俺達は究極のラーメンを作ってやる!!」
「面白い!!ならば勝負だアルト!!日時は今日の夕刻!!いいな!?」

え〜と?クッキングファイトですか?まるで某美食倶楽部の元締めの陶芸家とその息子を彷彿とさせる展開ですねぇ…
もしくは流派東方不敗の師匠と弟子?
585ある少年兵の迎春2:2008/12/26(金) 22:16:36 ID:O7041bs2
「アルトくん!!中華なら任せてよ!!」
俄然やる気のランカさん。雪辱に燃えていますねぇ。あと、活躍できればアルト先輩の好感度あがりそうですし
「料理対決?面白そうね」
最近料理に目覚めたシェリルさん…。血が騒ぐのか、勝負と聞いて彼女も結構燃えてます
「私だって!!娘々秘伝の焼豚のレシピを早乙女くんに伝授します!!」
…あれ?ナナセさん、貴女もですか…。僕と一緒に傍観者の立場じゃないんですか?
って、ナナセさんとアルト先輩の間にフラグを立てさせてなるモノですか!!

「な、なら僕も!!」
「お前はテーブルの上で踊ってろ。そもそも、全く料理できないだろ?台所が狭くなるだけだ」

ぐ。りょ、料理の勉強をしておくべきでした。…そうだ、これを機会にナナセさんから料理を教えてもらうことにします
お揃いのエプロンをして、『ナナセさん、良いお嫁さんになれますよね』なんて言ってみたり、うっかり指をきったナナセさんの指にチュッってしたり、
あとは裸エプロンでしょうか…。そんなナナセさんを後ろから抱き締めて…
『や、やだ、ルカくん…。お鍋、焦げちゃう…』
『僕の心は、とっくにあなたへの思いで焦がれていますよ。…もう我慢できません』
『はぁん…。い、嫌だよ、せめてベッドで…』
『…待ちきれますか?もう、準備万端のようにみえますが』

……はっ!?思わず妄想の世界に…。あ、鼻血垂れてた
時計を見ると15分経過…。ナナセさんの着替えも終わって台所に立たれているころですよね

…何故?なんでよりにもよって、アルト先輩とお揃いのエプロンを選んじゃったりしたのですかナナセさん!!
…いや、シェリルさんやランカさんも似たようなエプロンを着けられていますが
そんなことよりナナセさん!僕たちの熱く過ごしたあの夜は、夢だったのですか!?二人で迎えた朝焼けは幻だったのですか!?…本当に寝てただけですが
あと矢三郎さん。…お願いですから、録画しないで下さい。ナナセさんは僕のですから!!

<了>
586名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 22:20:31 ID:eTFeB2Tp
アルラン萌えるよアルラン

本編後すぐにくっつくのもいいけど、
あと何年か友達以上恋人未満な
初々しい関係を続けてからくっつくのもまたいい。

少しずつ成長して綺麗になっていくランカを
今まで以上に意識してしまってどきどきしたり
成長した胸の谷間やらふとももやらに欲情しちゃって
心の中で葛藤するアルト。

中性的だったアルトが年月と共に大人の男に成長していく様に
ランカもまたどきどきしたり惚れ直しちゃったり
密かに"いつかアルトに抱かれたい"とか思っちゃってるといいよ。
587名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 22:22:57 ID:eTFeB2Tp
スマンリロードしてなかった…

>>584
GJ!
588名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 22:24:14 ID:5N4A0Ayg
>>584
美味し○ぼ吹いた
てかナナセまで毒牙にかけるつもりかアルトチンコもげろwww
ルカ報われないなあw
589名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 22:30:41 ID:Z4LEfFDa
>>584
いつも乙wそしてGJ!
矢三郎さん出番少ないくせに破壊力高すぎwww
590名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 22:43:51 ID:ewxD08df
>>584
新春少年兵GJです!
嵐蔵vsアルト料理対決ってwww
兄さんゴムに穴は基本ですね、わかります。
ていうか主人公の筈のルカがどんどん隅っこに…w
ナナちゃんにまで手を出したら、アルトもげていいなww
591名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:00:04 ID:LXWmRsbf
>>584GJ!!
ルカのキャラはあいかわらずイイな
こっそり抜け出してエプロン姿でエッチする
新婚さんみたいなアルランも見てみたいw

それかその裏側で兄さんか嵐蔵になぶられて
抵抗むなしく感じさせられるシェリルwwww
592名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:04:50 ID:LXWmRsbf
>>580
釣りじゃなくて本当の職人さんかもしれないので一応
私はアルランを見たいって人の気持ちも少しわかりますよ
あの投下ラッシュだって結局アルランはほとんどなかったし
唯一あった兄弟愛の話だってアルラン一筋じゃなくて
シェリルも顔出して変にアルトにからんでたし

アルシェリ好きな作家さんが多いから
アルラン派の作家さんは投下し辛いのかもしれないけど
やっぱりアルトがランカ一筋のアルランを読みたいよ
自分がアルランは書かないって決めてもそれはここで言うことじゃない
他のアルラン書いてくれる人がますます投下し辛くなるでしょう・・
593名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:07:43 ID:DtU+edn7
>>581

まあ公式で凄いのって何ですか!?気になる…
594名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:10:08 ID:M2aC51VX
アルシェリはネタ掘り下げやすいから多いのかもね。
エロパロでランカ絡めてうまくまとめるのって大変かも。
ヒントになりそうなシチュネタちょこちょこ書いてけばインスパイアしやすいかもね!
595名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:11:30 ID:MZceexsj
>>593
それ自分も気になるwアルトがガチで掘られてたとか?
596名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:12:10 ID:CO8WUQhX
>>592
あなたがまた蒸し返す事でアルランが投下し辛くなるのがわかんないかね?
アルランサイトもサーチなどで探せばあるのだから見てみればいいのでは
ネタ振ったり萌シチュ語るとかすればいいじゃん、グチ言う前に
アルラン派はなんか粘着な人が多いんだな
597名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:15:02 ID:fDpY4stv
>>593
小説の3巻バレじゃない?
アルトが22話でシェリルへの同情に流された場面
アニメだとキス止まりだけど小説は事後描写あり
ただその後のクランの「お前の愛か」発言があるから
ヤってもヤらなくてもランカとシェリルはイーブン

>>592
多分アルラン投下しにくくしたいアルシェリ派の工作でしょ
3巻のフライングバレといい本当に工作好きだよな
598名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:17:30 ID:S6VHtOPB
>>597
出たよ、お得意の「叩かれたらアルシェリ厨の工作認定」
だからウザいんだよなぁ
599名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:17:47 ID:MZceexsj
これからはアルラン派も他のカプの子も
スレの流れがどうとか気にせず遠慮せず妄想書き込めばいいよ。
>>586の妄想とかけっこういいと思うなあ。
600名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:18:47 ID:IaKXW40X
>>596
わざわざ煽ることないのに
601名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:20:31 ID:1Sou66uI
ぶっちゃけアルラン作品が少ないのは単にここに投下するアルラン職人さんがいないだけじゃない?

アルラン投下するな!って流れは無いし、実際投下されれば歓迎されると思うよ。
それを変にアルシェリばっかりで「アルランが投下し辛い」って理由付けするのは如何なものかと。
602名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:20:53 ID:M2aC51VX
空気嫁よおおおおおお;;
603名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:26:38 ID:5N4A0Ayg
また香ばしいのがきたなぁ…
自由に職人さんが好きなの書いてくださいね
604名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:32:12 ID:lshIBZlk
>>586
それ萌える!!
ちょっと大人になったランカとアルトとかいいね♪
友達以上恋人未満の二人がちょっとしたきっかけで急接近!
惹き付けられるようにキスをして、想いを止められずに流れ込むとか!?
605名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:33:50 ID:clU46pfM
救えない子は>>582の言う通り放置で。
構ってあげると沢山湧くよ。

>>584
GJ!!
親父www
606名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 23:55:24 ID:MFr+i1j8
>>604
それイイ!
初々しい2人の関係がある日突然変化しちゃうとか大好物だよ萌えるよ。
なんかアルトとランカって一度一線を越えちゃうと
それから先は若さに任せてH三昧なカップルになりそうだ。
607名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 00:29:21 ID:GN++j/19
>>586とか>>596の感じどっちもいいよね
アルランはちょっと切ないのも天然カップルなのも萌える
二人とも奥手っぽいのに一度お互いの気持ちを確かめあったら
後は完全に二人の世界をつくってくれそうなのがアルランだよねw
やっぱりアルランが一番好きだーーーー!小説に負けるなーーーー!!
608名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 00:40:16 ID:Hay6ExVt
アルシェリの人は小説のガチ展開オメです。
まだ小説読んでないけど、あの時期のアニメのシェリルには
いろいろと辛い展開が多かったから、小説版ではもっとシェリルが救われてるといいなあ…

>>607
自分もめげずにアルランに萌え続けるよ。アルラン萌えるよアルラン。
609名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 00:53:19 ID:hhla9yN5
>>606
アルト「ランカ…俺、まだ欲しい」
ランカ「あっ…ちょっと待ってアルトくん…」
アルト「待てない!!」
ってのを妄想したw

>>808
ちょっと皮肉っぽく見えるよ
小説の展開はシェリルを思うと喜べないし
610名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:01:35 ID:5xNdbMaT
一気にアルランw良かったな僻んでた奴
611名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:05:38 ID:Hay6ExVt
>>609
すまん。皮肉で言ったつもりはなかったんだ。
他にも不快に思った人がいたらごめん。
612名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:05:43 ID:GN++j/19
>>608
他の人も言ってるけどあのシーンのアルトは
シェリルの境遇に同情したりいなくなったランカに
まだまだ未練を残してるっぽいから
シェリルが幸せになれるとは思えなかった・・
まだまだ最終的にアルランの可能性はあると思うしね

>>609
その後
ランカ「もう・・強引なんだから。イジワルだねアルト君」
アルト「だって少しでも待ったらまたお前がいなくなるかもしれないだろ?」
ランカ「大丈夫だよ。もう絶対にはなれないから・・」
と続くんだよね。初々しいアルラン萌えすw
613名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:07:18 ID:K4DerM57
一気に厨臭いスレになったな
したらばで済むレベルの話をなんでここでやりたがるんだランカ厨は
614名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:07:40 ID:Z2wk4Jue
>>610
こういうランカアンチだかシェリル厨だかって人がいるから
アルラン派が投下し辛くなるんだと思う・・せっかくのアルランの流れなのに
615名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:11:00 ID:ZvEPFDMi
エロパロにカプスレの抗争を持ち込むな、ウザイ
616名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:11:32 ID:BrPoT+BE
○○が可愛そうとか最終的には誰とくっつくとかは
該当するスレでやって下さい
ここは投下された小説に萌えるスレですよ
617名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:11:57 ID:K4DerM57
>>614
>>610はどう見ても愉快犯のたんなる冷やかしだろうが
ランカに少しでも好ましくないレスはアルシェリ厨とか
どんだけ思い込み激しいんだよ
618名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:12:39 ID:pZdDArKp
>>612
小説はアルラン色濃いのは分かるが、同情で抱いたとかいってるのは、アルラン厨だろ。
619名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:19:54 ID:V2R/bGcR
だからね、ここはエロパロスレなの。カプスレじゃないの、わかる?ランカファンの一部って何でこうなのかな?
そもそもこの板は18歳未満は来ちゃダメなんじゃなかったっけ?どうも子供が紛れ込んでるような気が…
620名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:21:19 ID:Q99lxqPo
カプスレのランカ厨でも流れてきてんのか?
抜けもしねぇ持論でスレ消費するなら帰れ
621名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:22:18 ID:sYEk/a0Z
なんか同じアルラン好きとして恥ずかしいよ…
頼むから一緒にしたらばに帰ろう>>604>>607>>608
622名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:28:29 ID:OLLpaFB2
お願いだからさりげなくシェリルをsageるのやめてくれないかな
皮肉込めて小説でガチおめでとうとか、同情で〜とか、そんな一文入れないでアルラン萌えだよねって言ってればいいのに
アルシェリ話があるってことはアルシェリファンも居るって当然分かってるよね?
623名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:34:00 ID:cA27Vc3P
NG推奨 ID:GN++j/19
624名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:34:30 ID:q6JWcP8U
>>619
アルラン厨の既知っぷりが加速すればするほど
ますますアルランが毛嫌いされ敬遠されるわけだけど
それも理解できないようなお脳で18歳以上ってのもある意味怖い

最近はまともなアルランファンが本気で可哀想になってきた
厨が方々で暴れすぎて各所で嫌われまくってるからどこにも居場所ないじゃん
625名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:38:32 ID:hhla9yN5
これまでにしよう!
叩きあいはみたくないよ!
沢山の人がいるんだからもっと心配りしようよ。
626名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:40:10 ID:K4DerM57
アルラン厨はここをアルラン投下禁止スレにさせたいのか
マジでありえん
627名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:40:26 ID:O1146X8C
投下しづらいとか言ってるアホは何なの?
ネタが出来たら職人が気ままに投下して、それを凄いと思ったらGJって読み手が
レスつける、ただそれだけのことだろ
需要だの流れだのいちいち気にしてウダウダ言ってる奴エロパロ板向いてないよ
それこそカプスレで馴れ合ってろ
628名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:44:54 ID:jIVVdKHY
ここに小説投下したことあるんだけど・・・。

アルラン要求多いから考えてみるんだけど、ぶっちゃけ
アルランって書きにくいんだよ。いじりにくいっていうかさ。
言い方悪いけど、ランカってキャラは「ランカ」しかありえなくて。
アルシェリは、ある程度のシチュ作ると勝手に動いてくれる。
うまい役者たちみたいなところがあるんだよね。
でもランカは、台本与えてもランカなんだよ。
あんまりキャラ膨らませられなくて、
だからパラレルとかはまず無理。

「アルトくん、意地悪だよ・・・」
の、ワンパターンになりやすい。
629名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:47:22 ID:m1EEnRPw
ワンパもお約束で萌えるwからいいんじゃないかな
630名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:50:26 ID:RXtZU8n2
書き手が楽しく無くなっちゃ意味が無いしな…
ランカは同じく動かしにくい
ギャグならやりやすいんだけどな
631名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 01:52:34 ID:V2R/bGcR
職人さん達に変なプレッシャーを与えちゃうよね、この状態は。
いやもう本当に、書こうと思った時に書きたい物を書いてくれればいいですから。
632名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:00:22 ID:Q8AVKLoK
職人さん達は自分が書きたいカプでドンドン投下しちゃって下さい
読み手がとやかく言う事ではない
633名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:01:22 ID:fXFm7FSE
腹黒ランカシリーズ好きなんだけど・・・こういう雰囲気続いちゃうとねえ。
634名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:03:00 ID:zNURQ6YS
そもそもこんな雰囲気では書き手が逃げてもおかしくない状況
635名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:06:39 ID:Q99lxqPo
まずエロパロ板は職人が自由に書いたもんの中から好きなもん選んでちんちん擦るための板だし萎える論争なんざいらねー
投下が無いのを他人のせいにするのもよせ、小学生じゃないんだから。
まず職人がいなきゃどうにもならんよこればっかりは
636名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:15:34 ID:fXFm7FSE
書く方だってやっぱり興味ある対象じゃないと難しいよね。
メインの話に絡ませるくらいなら色々出来るだろうけどさ。
ランカ職人募集しつつ、ファンが職人を目指すんだ!
エロパロだからランカ職人来ないのかも知れないしね。
637名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:16:18 ID:sYEk/a0Z
ランカが動かしづらいってのは禿同
書いてみたらわかると思うけどランカらしさを出すのが至難の業

前に投下されていた一人上手〜読んで目からウロコだった
今のとこ一番ランカらしくて萌えたよ
あの職人さんまた来てくれないかな…
638名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:19:09 ID:q6JWcP8U
ランカ動かしにくいに同意しておく
やっぱり本編で内面描写がなさすぎたのと、全く理解できない行動言動が
ネックになってる部分は大きいかも
キャラを動かす材料が少なすぎて、物語自体が滞ってしまう

どうしても欲しくて、でもないというのなら
己で生み出せと言うしかない
自分もそうやって二次創作の世界に飛び込んでいったし
639名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:19:32 ID:fXFm7FSE
>>637
自分もアレ好きだった、むちゃくちゃポジティヴで何があってもへこたれないとこがw
ルカの少年兵シリーズと同じくらい好きだw
640名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:25:48 ID:I6rYpTBk
ランカなぁ.....書いた事無いんだけど頑張って考えたのが
不時着した13話だったかででモジモジしたランカ

上半身裸のアルトに発情して、精一杯色っぽい顔してアルトに目線で訴えるんだけど
アルトが全然気づかなくて、疼いてたまらないから「バカーっ!」
って茂みに駆け込んで一人でしてたらバジュラがやってきてxxx
そして攫われて「らめぇーーーー!!ランカいっちゃぅぅうう!!!」
ってのを膨らましてたんだけど、まぁアルラン好きさんには喜ばれないだろうし
やめた。にょろ書いた事無いし、にょろ好きの職人さん頑張って。
641名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 03:19:14 ID:mHqcJDTm
>>640
陵辱系好きだから読みたいな
注意書きつければ問題ないと思うんだが
642名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 03:33:29 ID:3lFju8Tv
どんなに動かしにくいキャラがいても、職人が書きたいと思ったら勝手に書いて投下するだろうし
そもそもわざわざ書きにくいとかのレスすらも必要ないわけで
結局>>635が言ってるように、エロパロ板では人の萌えには口を出さずに
投下されたエロは美味しく頂くというのが嗜みなわけだ
自分の好みじゃないものはスルーして、妄想を書きつつ好みのものが投下されたらラッキーだと思うもので
クレクレするのも散々言われてるようにスレ違いだし、カプがどうたらで文句言うのは最早板違いだな
もう4スレまで来てるのにまだこんな簡単なルールすら守れない人がいるとか信じられん
それこそまず半年ROMってくれよ

もうすぐ年始なわけだが、シェリルとランカとクランとナナセの姫初めはどんな感じなのかを考え中だ
やっぱり定番の着物脱がせはあるよな
643名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 03:41:13 ID:VSZa+KEk
ここか?

634 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/12/23(火) 18:02:30 ID:2sgh/sHl
雑談が多いがSSの投下は少ないスレで誰かが投下するとGJなレスが連発し
それに刺激されたように別のSSがまたすぐに投下され、同じようにGJされる。
それにさらにまた刺激されたかのように、また投下、またGJ連発。
この繰り返しが短いスパンで続くが、どれもこれも3レス程度。
取りあえず思いついた小ネタを話にしてみました的な薄い内容のものが多く
やけに台詞が多かったり、ポエム臭かったりもする。
盛り上がってるとこ悪いが、もうちょっと時間をかけて書いてほしい。
前にも同じような事が何度かあって、しばらくするとまた雑談ばっかりになるんだよね。
もう少し間を置きながら投下すればSSマダ-のレスも減って、SSの内容もより面白くなるだろうに。

640 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/12/24(水) 03:46:33 ID:0vl6YRpT
俺の常駐スレが>>634と似た状況
原稿用紙1〜2枚分くらいのSSが連続してUPされ
みんながきゃあきゃあ言って喜んでるような状態
内輪ウケ臭さが急激に加速していて、ちょっと居心地が悪い

646 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/12/25(木) 15:25:39 ID:MMYt3ENM
>>634>>640
俺の常駐かも……
そのスレの性格がかなり寛大だから許されてるけど、他のスレなら叩かれるか完全スルーされそうな職人がいたりするからな
数ヶ月前までは居心地のいいスレだったんだけど

647 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/12/26(金) 01:49:15 ID:skzTWbqT
>>646
3、4レスの短いSSと「感動しました」みたいな歯の浮くような感想ばっかりで
スレがどんどん進行してるとこ?
644名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 03:45:08 ID:mHqcJDTm
これよりスルー検定が始まります
645名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 06:38:08 ID:u4nlCQnC
グレランで調教とかどうだろう。
マネージャーでついたその日から徐々に取り込んでいって
最後の虐殺愛おぼの頃には声かけひとつでランカは言いなり状態。
半分イッちゃってる感じで歓喜の熱唱。
ランカが感じれば感じるほどバジュラも同調興奮して戦力アップ
646名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 07:03:21 ID:cO42ILtJ
アルトはリアクション大きいから、どんなシチュに放り込んでも楽しいな
オズマがやらかしそうな回数自慢に触発されてシェリルと黄色い朝日見たり、
ミシェルとの猥談(という名の形を変えた弄り)からランカ交えた3Pに持ち込んだり、
ランカを優しく許容するブレラに触発されて、より精度の高い王子様やってやる!と
死ぬほど糖度の高い甘いラブイチャかまして、録画する矢三郎が塩の柱ならぬ
砂糖の柱になってしまうはずが何故か一緒にいたルカがなってしまったり。

>>姫始め
着物は胸がある人は和装ブラ付けなくちゃならんから大変だな。
古式ゆかしくサラシで抑えてもヨシ、もしくは写真撮影用にシェリルとランカ二人で
アレンジ効きまくったのを着て早乙女家へ来訪。
勘違いしたアルトがお前ら着方おかしいと指摘し、お約束のシェリルと口喧嘩。
だったら正しく着せ直せ、という事になり、三人で一室に行く途中でランカから
予定聞いていたナナセ合流。
そして着付けし直しの途中、
「速攻魔法発動!ドジっ娘ランカ!」
「こいつはバジュラ介入まで、ランカのドジを起点としたエロイベントを
発生させ続けるカードだ」
「そして、出ている女性キャラの数だけエロ度は上昇する!」
「ドロー!ランカすっ転び」脱ぎかけたシェリルの帯に手を掛けてしまって、シェリル襦袢はだけて上半身拘束
「ドロー!助けようとしたナナセ巻き込み」
ランカの帯解こうとしたナナセごと転がり、互いの袖を巻き込んでカオスに。

以下、落花狼藉の状況が続く
647名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 07:39:46 ID:PE0zx/Q8
>>646
アルシェリの場合、数日間は続くんじゃない…。
648名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 08:17:57 ID:VJ0vIoH0
遅レスですが>>584乙&GJ

少年兵がまたキター!!
兄さん凄すぎだw
美味○んぼ展開ワロスwww
ルカの妄想も飛ばしてるなあw
アルトがナナセまで喰っちゃうのはさすがに可哀想過ぎる気がするけど、
ルカとナナセがくっつくのは全く想像できないあたりがルカのフビンなところです……
649名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 10:00:28 ID:K4DerM57
>>642
あなたの言うとおりなんだよね、結論は
なのに文句たれるおつむの足りないアルラン厨が湧くのでこの惨状なんだよ
650名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 10:06:35 ID:hhla9yN5
>>649
一言余計だと思うよ。
煽ってるのかな?荒れるもとだから止めようよ。
651名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 10:29:14 ID:K8siocnH
ナナセに着付けるアルトは面白そうだな
先に終わったランカ&シェリルの監視の前で

ルカがまた悶えそうだが
652名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 10:32:12 ID:K8siocnH
待てよ…?ナナセって女装アルトには反応するのか?
653名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 10:36:01 ID:AETwTcUo
ナナセにはランカ一筋でいて欲しいですぅ><

いえルカナナめっちゃ好きなんですが
654名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 12:06:22 ID:K8siocnH
ナナセ→ランカがピンと強力に張りつめているから引っかいたり掻き鳴らしたりしたくなるんだよお
ルカ→ナナセもそうだしシェリル→アルトもそうだね
強く弾いたら切れてしまう?まだいける?そんな一弦の琴を想像してしまうよ乙女達には

…ランカはどうしたいのかな?アルト一本なのかブレラで満足なのかよくわからなくなる

アルトさんは奏者として二つでも三つでも抱えて下さって結構ですよ勿論
655名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 12:14:54 ID:PE0zx/Q8
女装アルト好きなのはシェリルだろうな。
つかアルト人形相手に着せ替えごっこを始めた挙げ句襲いかかるシェリルを妄想してみる。
656名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 12:38:15 ID:WHlrOZsu
>>655
自分は女装アルトで着せ替え。シェリル夢中w
微妙なスキンシップにアルトモヤモヤや→ケダモノ化がイメージしやすいw
657名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 12:45:07 ID:AETwTcUo
女装アルト好きはむしろランカがガチじゃないか?w
お姫様みたいにキレイ(はぁと)で一目惚れなわけでしてw
658名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 12:49:29 ID:K8siocnH
わあ〜お姫様だあ〜から先がなあ
オズマあたりが襲ってくる→キャーお兄ちゃんなんてこと!→はだけた男姿に赤面
ここまでは持ってきた
後は誰か頑張れ
659名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 13:41:14 ID:LbjihXTQ
>>656
うわ〜、女装アルトとシェリルいいな!
すごく倒錯的で美しいイメージがww
やってることはケダモノ並みで激しかったらなおよし!w
660名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 13:50:57 ID:K8siocnH
まあシェリルはアルトならなんでも美味しくいただきますだろうからなあ
ここは一つナナちゃんにうっとり…と男は嫌々の狭間で悶えて欲しいところ
ランカに無邪気に“ねえナナちゃん、すっごい綺麗ねえ〜”とか言われて変な罪悪感で身もだえするといいよ
ついでに柱の影でルカ君が炎上してるとなお良し
661名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 14:34:45 ID:jwWBXqpL
ブレランが好きな俺は異端
662名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 14:37:46 ID:vSB552Ay
矢三郎→美与ママ、シェリル→→→←アルト前提の矢シェリ傷の舐め合い妄想が止まりません
663名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 15:03:25 ID:bSMqFfT8
美代×嵐蔵を見ていたちびアルトがちびシェリルに特効!!!!!
664名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 15:16:56 ID:ggF2/8bD
>>661
大丈夫、ここにもいる。
ブレランてブレラの立場的にもエロ妄想しやすいよな
テンプレからちょっと変態入ったのまで
665名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 15:23:51 ID:+741xoPN
>>663
うわあそのパラレル萌え死ねる
かわいいよちびかわいいよ
666名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 16:27:59 ID:ZvEPFDMi
>>652
遅レスだが、アニメ序盤本気でそう思ってた俺参上w

ナナセの男嫌いそうなのは、滲んでたから
歌舞伎ファンで女形アルト様ステキ!的に眺めていたんだと思ってたw

ナナセって同人女(腐女子)っぽい気がするんだけど、どうよ?
絶対、ミハアルやシェリラン当然18禁を妄想して、自慢の画力を駆使して
フロンティアの夏や冬の祭典で超大手ww
というイメージがこびりついて離れないwww
667名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 16:29:06 ID:ZvEPFDMi
ageちまったorz

ちょっとキノコに掘られてくる・・・
668名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 17:10:16 ID:PE0zx/Q8
アルトの顔の上にまたがってクンニで責められるシェリルを妄想してみた。
豆はもちろん、胎内もその奥の子宮口も舌でたっぷりとねぶられて何度でもイきます。
669名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 17:12:51 ID:m1EEnRPw
舌なげええええええ
670名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 17:23:40 ID:V2R/bGcR
なんとなくだけど、キノコって舌長そうじゃない?
671名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 17:51:46 ID:K8siocnH
バジュラじゃね
672名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 18:06:25 ID:ggF2/8bD
>>670
同意するけどそれは例のAAに感化されてんじゃないか?w
キノコ×キャシー×グレイスのどっろどろの3Pとか面白そう

>>671
>>668のアルトがバジュラの擬態?
673名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 18:24:38 ID:V2R/bGcR
>>672
あー、そうかも?
その三人いいね。キノコはグレイスと一緒にキャシーを攻め立てるつもりだったのに、気が付いたらグレイスの独壇場…とか。

ああ、誰か文才をくれ。
674名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 19:49:59 ID:PE0zx/Q8
>>668の設定、子宮口舐め舐めは無しにしてくれ。
アルトが舌が長いとは思えないから…。
誤解を与えてすまん。
675名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 19:52:38 ID:bSMqFfT8
>>672
例のAA……?ゴクリ

アルトだと思って身を任せていたら、実はバジュラって…………ゴクリ


>>673
俺のをあげたいところだが、俺のはマイナスだからな。
676名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 20:06:50 ID:K8siocnH
グレイスのニョロニョロでもいいな
地獄から甦ったグレイス 最初の獲物はシェリル
“だから寝る時はちゃんとパンツ履きなさいって教えたでしょう?ウフフ…”
677名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 20:30:05 ID:K8siocnH
ついでに隣でスヤスヤ寝のアルトもニョロ責め
“さあシェリル、貴女がイッちゃうのを見せつけるのと彼がイクのを見せつけられるのと
どっちがいいかしら?…大丈夫よ最後はまとめて殺してア・ゲ・ル☆”
678名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 20:32:33 ID:K8siocnH
ピンチになりすぎたので誰か助けに来て下さい
ご実家なら颯爽と兄さん仮面が現れるところなんだが
679名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 20:44:17 ID:Wkc4Pgx/
ここのスレの、アルシェリ派の行いが酷かったんで、ランカちゃん専用のスレを立てました。

http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1230378142/
680名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 20:45:56 ID:V2R/bGcR
>>678
兄さんがグレイスと組んじゃったらどうしよう。アルトとシェリルに勝ち目はないね
681名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 20:53:19 ID:K8siocnH
ちょっ、兄さん×グレイスかwwwww
怪獣大決戦ktkr
682名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 20:55:13 ID:K8siocnH
あれ?ランカちゃん専立てたの?アルシェリ別館の話し合いしてたんだけど
まあ早い者勝ちかね
683名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 21:01:08 ID:O3jDBVpa
>>681
矢三郎兄さんは怪獣かよwww
684名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 21:05:40 ID:PE0zx/Q8
調教師VSにょろにょろwww
685名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:04:19 ID:zfBd3XOB
真っ黒なミハエル萌えなのでシェリルもランカも初めてはミハエルに食われてしまうの読みたい
686名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:07:56 ID:/y6ZUT7V
ランカはともかくシェリルはそう簡単には食われてくれなさそうな予感
687名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:08:48 ID:K8siocnH
秘蔵の妖刀村雨でニョロニョロ退治ののち本体はしっぽりやっつける兄さんかあ〜
サイボーグ殺しの称号がその華麗な戦績に加わる訳ですね。もうシェリルもアルトも兄さんの嫁でいいよ
688名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:10:33 ID:K8siocnH
黒ミシェル怪獣グレイスに返り討ちの巻ってのはどうだい
今度のニョロニョロ退治は大クランで
689名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:17:32 ID:cO42ILtJ
むしろ大クランもにょろにょろされて、ちょっとしたアダルトな特撮ものっぽい
ピンチシーンを堪能したいです!
690名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:24:09 ID:O3jDBVpa
グレイス2000ミレニアム
グレイスVSメカグレイス メカグレイス 通称機有人に搭乗するシェリル
グレイス クラン 矢三郎 三大怪獣大決戦
クランファイナルウォーズ
691名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:31:23 ID:5Y739JY3
>679,682
職人の一人だが、アルラン書けてもそちらに行く気はない
ここのアルシェリ派がひどいとも思ってないし
アルラン落としにくいとも思ってない 
むしろここ数日のアルランクレクレに引きっぱなしだったので、同類と思われたくない
スレ住人の総意としてアルラン隔離になるなら従うけど・・・
とか言いつつ、まだ書けてません、すみません 未来の話として
692名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:34:05 ID:K8siocnH
三大怪獣大決戦見てえwwwww
大クランに絡み付くニョロニョロ!火を噴くグレイス!妖刀使い矢三郎!
昔の正月映画かwww
693名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:34:08 ID:m1EEnRPw
投下しにくいとか言う人は鬱陶しいけど
アルランを隔離したいとか思ったことないです by一住人
694名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:34:33 ID:/y6ZUT7V
>>691
気にせず出来たらここに落とすといいと思うよ
695名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:36:34 ID:K8siocnH
投下しにくいと感じる人が行けばいんじゃね
ここで投下するのに抵抗なきゃここで
696名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:40:04 ID:V2R/bGcR
>>691
もちろんお待ちしてます。

投下後例の人達が浮かれてシェリルsageレスが入るだろうけど、そこは皆スルーでいきましょ。
697名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 23:13:09 ID:Q99lxqPo
>>691
隔離されてほしいのはクレクレするくせに偉そうな乞食だけであって
職人さんは何も気にする必要ないぜ
698名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 01:41:21 ID:IT0o8ihw
投下したい場所に投下すればいいだけ。
職人さんは板のルールや内容のスレ違いとかだけを注意すれば、あとはあまり気にする必要ないだろ。

このスレはカプだなんだどうしても作品上揉める事もあるのかもしれんが、
そんなことを気にする前に俺のエロを読んでみろ!というくらいの気持ちでいればいいのさ。
エロパロ板が初めての人が多いのかもしれんが、言い方は悪いかもしれないが
わざわざ書き手だけどとか、どこのスレには投下するしないとかも特に書く必要ないんだよ。
ルールさえ守れば職人は好きな時に自由に投下し、読み手も読みたいものを自由に読ませてもらえばおkなんだからさ。
699名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 01:47:13 ID:TKdgWHCw
どうせすぐ過疎って落ちる
700名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 10:44:11 ID:TLPrtPsL
ランカ専用スレ、誰もこないね。
立てた奴、ちゃんと責任とれよ。
701名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 11:09:25 ID:hF6cqQCQ
SS書きさんがいらっしゃるまでエロ妄想でも楽しんでればいいのに
クチバシを開けて待ちぼうけの雛達の群れ…哀れね
その口にニョロニョロぶちこんでニョロニョロのニョロニョロニョロリにしたい衝動が
702名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 11:17:20 ID:TLPrtPsL
ニョロニョロの変わりに童貞卒業出来てないルカのでも飲ませてやればいい…。
703名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 11:31:52 ID:hF6cqQCQ
ルカ×ランカはちょっと…需要がわからない
ニョロニョロはエニタイムウェルカムですのよ各位
あー全裸眼鏡でニョロニョロのグレイスが俺を捕らえて放さないよニョロニョロ
704名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 12:12:48 ID:l6Om0T7K
>>680
>兄さんがグレイスと組んじゃったら

最強のタッグな気がするww
アルシェリピンチだけど、萌える!
705名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 12:35:33 ID:TLPrtPsL
それに対抗するにはアルシェリの愛の団結力だと思う。
要するに矢三郎とグレイスに「お前達の愛は本物か、どんな困難にも立ち向かい打ち克つ事が出来るか…?」だよな。
そんな訳で早速子作りに励むアリシェリでした。
706名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 12:58:57 ID:l6Om0T7K
そんなアルシェリに、グレイスのニョロと
矢三郎の言葉攻めが襲い掛かるといいよ
707名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 13:22:23 ID:TKdgWHCw
そしたら次は嵐蔵とグレイスがタッグを組むと
しかしこのアニメはにーさん大杉
ねーさんはクランくらいか
ピクシー隊の百合ものとかどうだろ
708名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 13:44:17 ID:TLPrtPsL
矢三郎もグレイスも後ろから責めてくるよ。
アルシェリ合体中に奇襲で…。
矢三郎に後ろから突き上げられてアルトのモノがシェリルの子宮に入りこみ、グレイスのアナル責めでシェリルが悶絶、子宮と胎内の締め付けと矢三郎の前立腺責めでアルトの大放出でシェリルがイきまくりでまたアルトの大放出…。
終わってみるとアリシェリが合体したまま、二人して悶絶状態。
矢三郎・グレイス連合の勝利…なのかな?。
709名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 14:50:18 ID:gioEUK+L
グレイス×矢三郎


どんな絡みだwww


やはりここは嵐蔵×美代の脇でちびアルト×ちびシェリルの脇で矢三郎×グレイス

い…いける…!
710名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 14:59:49 ID:tRejlSOd
グレイスが処女だったってマジかw>小説3巻
711名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 15:03:52 ID:rre9Wg3/
>>710
なん…だと…?
712名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 15:17:03 ID:tRejlSOd
アニメ2の本スレでそういう報告がw
713名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 15:20:15 ID:hF6cqQCQ
それもオズマといい雰囲気になった直後
714名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 16:59:04 ID:hF6cqQCQ
ただグレイスにしろナナセにしろネタにするには悲惨にすぐるエピなんで
ここは楽しくみんなでニョロニョロニョロニョロ
715名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 18:07:57 ID:cI2lY4LA
他マクロスシリーズもおkなんだよね?
空気読まずに今7書いてるんだけど書き込んでもおk?
716名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 18:08:27 ID:rre9Wg3/
他のマクロスシリーズは総合なかったっけ?
717名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 18:31:40 ID:yAmKBRBV
F放送前に最初総合が立ったけどそのときはあまり盛り上がらず落ちたはず
一応スレタイFになってるけど>>1に他シリーズ含むとなっているので無問題
是非カモンなのです
718アルシェリ妄想2-1:2008/12/28(日) 18:48:19 ID:Vygxxfwl
予告なし勢いで投下でごめんニョロ
小説三巻364ページ〜365ページ、食事後の妄想。文才ないけどたれ流しニョロ


「あ〜、美味しかった!」
「今日は珍しく残さず食べたな」
「だって嬉し・・・お腹すいてたんだもん!」
「なら、良かった」
食器を流しに持っていくアルトにシェリルも手伝う
「疲れてるんだろ?ゆっくり座ってろよ」
「いいの、手伝う!今日はあたしが洗うわ」
「え…大丈夫か?」
「大丈夫、それくらい平気よ!」
アルトはその時、体調よりもシェリルのことだから
少ない食器を割られるんじゃないかと内心ヒヤっとして言ったのだが
シェリルはまったくそんな様子に気づかなかった
鼻歌を歌いながら楽しそうに不器用な手つきで食器を洗うシェリルの後ろ姿を
アルトは微笑ましいのと不安な気持ちが入り交じった目で眺めていたが
ふいに、もし、この幸せなひとときが明日終わってしまったら・・・
シェリルがいなくなったら俺は・・・と胸が締め付けられる思いになり
そっとシェリルを背中から抱きしめ、柔らかいストロベリーブロンドの髪に顔を埋めた
「ア、アルト??どうしたの?」
シェリルが驚いて真っ赤になって慌てるのを無視しながら
「…いや…ちょっと……なんだ…その…俺も手伝う」「え?」
アルトは気恥ずかしい気持ちを誤摩化そうと、その体勢のまま
後からシェリルの手に自分の手を重ね合わせ一緒に食器を洗い出す
「アルト〜?洗いにくいし、なんかくすぐったいわよ」
「かまわない」
確かに泡で温んだお互いの手をすりあわせる行為はくすぐったいのだが
それがやけにここちよく、気持ちがいい
手だけでこんなに気持ちがいいのなら…と、
(部屋に風呂があったら一緒に入って…)
そんな考えが浮かんだことにアルトは赤面したが
その衝動は考えを振り切る前にはっきりと体に現れてしまった
「あ…」シェリルは腰に当たる固くなったアルト自身に気づいて狼狽する
「す…すまん」恥ずかしさのあまり体を離そうとしても離れたくない
「もう、アルトのバカ!スケベ!」
そんなシェリルも自分が濡れているのに気づいていたが
アルトに知られないよういつものように悪態をついたが目は潤み頬は熱い
719アルシェリ妄想2-2:2008/12/28(日) 18:50:01 ID:Vygxxfwl

「…シェリル…シェリル…」消え入りそうな声で何度も名前を囁く
「アルト…」シェリルの顔がアルトのほうへゆっくり向けられる
アルトもまた、シェリルの顔に近づいてお互いそっと唇を重ねる
最初は軽く触れるだけ、何度も何度もくり返し次第に深く貪り合う
くちゅ、ちゅ、ちゅる、
「ん、んふ…」苦しい体勢のままシェリルが吐息を漏らす
その吐息さえ逃がさないようアルトは執拗に舌を絡め吸い上げる
アルトはシェリルの体に手を這わせようとしたが泡だらけに気づいて
いったん唇を名残惜しそうに離した
「手…泡だらけだったな」「う…うん」
二人で手の泡を流し、まだ冷えた手のままアルトはそっと太ももに触れる
「ひゃっ!冷たい!」シェリルは体をビクッと震わすが
アルトは軽く首筋に唇を這わし舐め上げながら
その手はそのままゆっくり太ももから内股を撫で上げ
シェリルの固く閉ざされた場所へと入り込む
下着の上からでもわかるほど濡れている
「ここで…俺を温めてくれ」「あ…ん」
シェリルのそこは先ほどのキスで十分潤い、入ってきたアルトの指を柔らかく包み込んだ
二人の長く甘い夜が更けていく


終わり
なんかすまん
720名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 18:53:29 ID:rre9Wg3/
わっふるわっふる
721名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:02:52 ID:SbmLAaQX
俺様専用しおり 俺様専用だから分類への苦情は受け付けません
::アルシェリ::
>>19>>104>>360>>381>>391>>467
>>526>>527>>541>>552>>718
::ルカシリーズ::
>>150>>372>>413>>457>>514>>584
::アルラン(?)::
>>163
::きのこいろいろ::
>>395>>450
::ミハクラ::
>>506>>521

722名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:13:26 ID:dVFf8x9y
>>718
GJニョロ
設定考えると切ないんだけれど、ニヨニヨしてしまうよ
723名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:14:39 ID:SbmLAaQX
>>718
言い忘れたがGJ。この後八畳一間の小さな布団でしっぽりずっぽりか
全くデカルチャーだぜ…
724名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:37:33 ID:gioEUK+L
>>718
(η'ヮ')η暖かいニョロ〜
別離への恐怖の中、訪れる至福の一時…………ニョロ…

続きも気になるニョロ…………
725名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:46:51 ID:l6Om0T7K
>>718
GJ!
そのまま台所で…
シェリルとの幸せな一時がいつ終わってしまうのか
不安になって、甘えるアルトも可愛いw
726名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:53:04 ID:uTpuC8Jz
>>718
GJ!…なんだけど、句点が全く無いから読みずらいかなぁ…。
でもまた続き待ってます!
727名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 00:18:53 ID:/X2+MoZn
>>718
GJ!!こういう補完的な話大好き!
>>721
しおりワロタwww
728マクロス7 バサラ×ミレーヌ  熱意の歌1:2008/12/29(月) 13:59:11 ID:lFZoW+Jr
じゃあお言葉に甘えて。

幾重もの流浪を重ね、たまに帰ってきてはまたすぐに飛び出すバサラをミレーヌは呆れ半分で迎え入れる。
ギター一本でどこへでも。そう体現するように部屋には無造作におかれた楽譜が散りばめられていた。
「せめて片づけてから行きなさいよバカー!」
文句を言いながらも、楽譜を拾いテーブルにおくとミレーヌは植木鉢にひっそりと咲いた花をみた。
バサラの残した花は甘い香りを残し、必然と彼を思い出させる。そして、ミレーヌの欲情を沸き立てミレーヌは慌てて顔を背けた。
体の芯から熱を感じる。行き場のない熱。背筋がぞわぞわして、不可解な感覚にミレーヌは何度か首を振ったがまるで花がそう示唆するかのようにミレーヌはバサラのことを思い、熱いため息を着いた。
帰ってくるよ、大丈夫だよ、グババが励ますようにぴょんとはねるがミレーヌは愛想笑いをするだけで、花から視線を逸らさない。まるで、バサラ自身を見ているかのような顔をして、だ。
熱は冷めることなく体を覆い尽くし、思考が上手く回らず溜息をこぼすと小さく扉が開いた。
「ンだよ、まーたお前はこんなとこで何してんだ」
甘いとは程遠い声。けれどもっとも求めていた声にミレーヌの熱は更に高まっていく。
いつもなら真っ先に怒って、それで満面の笑みで「おかえり」という筈のミレーヌがいつもと違うことに対して不思議に思ったバサラが梯子からあがる。
持ち物は相変わらずのギター一本。彼女の前に立つと、ミレーヌの額にこつん、と手をやった。 しかしそれだけのことでミレーヌは体の奥にこもっていた熱によってか、甘い吐息を漏らした。
「っ、んっ…!」
「顔熱いぞ、熱あるんじゃね?」
何も分かってないバサラの顔が近く、タンクトップを通じて感じる彼の体温にミレーヌの心臓ははちきれそうになる。高鳴る鼓動はまるで彼に求愛をしているかのようにミレーヌを煽りはじめる。
キスだけじゃ足りない。ハグだけじゃ物足りない。もっと熱いことがしたい。
「バサラぁ…熱い」
「バカ。風邪だろ、何で家で寝てないんだよ」
黙って寝てろ、とベッドに押さえつけられて枕を握らせてくる。呆れ顔のバサラをミレーヌは久しぶりにみた。
けれど、ミレーヌが熱いのは風邪のせいじゃない。
バサラのタンクトップの先をちょっとだけ握って部屋を出ようとするバサラに口づけを一つ。
何が起きたのか分かってないようなバサラにミレーヌは甘い声をまた上げた。
「ん、ぅ…違うの」
「何がだよ」
体が熱い。ミレーヌはちょっとだけバサラを見上げて「体が、熱いの」とだけ言い切る。
艶めかしい視線は15、6には到底見えない何かがあった。ミレーヌはとろん、とした瞳でバサラを見上げてもう一度バサラ、と彼の名前を呼んだ。
「キスだけじゃ、やなの」
折角帰ってきてもミレーヌとバサラがすることはといえばライブの用意にレコーディングにラジオのゲスト、テレビ番組他諸々。
二人でいる機会も前よりずっとぐっと減っている。その中でも、バサラとミレーヌが男女の恋人として過ごす時間は極端に言えばゼロに等しい。
ミレーヌはまだ足りないのといわんばかりに唇を尖らせた。
「お前、意味分かってねーだろ」
「分かってるもん。キスだけじゃやだ!」
ご立腹のミレーヌにバサラは口元を緩ませた。頑固で意地っ張り、ついでに自分からはこういったことだと絶対言ってこないミレーヌが言うというのは何とも言えない悦びがあるものだ。
「分かった」
キスだけじゃ嫌だと言ったのはお前だからな、そういって彼は体を起こしていたミレーヌを押し倒して喉の奥から低く笑った。
「グババ、ちょっと下でレイたちのとこいってろ」
ミレーヌの相棒であるグババでさえ立ち入らせない。バサラは笑ってグババに言い聞かせるとグババはちょっとだけ首を傾げたが、すぐに部屋を取びだしていった。
…ひょっとしたらミレーヌよりもそういった知識はグババの方があるかも知れない。
729名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 15:33:41 ID:u9xZ05Xz
バサミレきたぁぁぁぁ!!!(´゚Д゚`)

神だ!俺的に超興奮だよ!つ、続くのコレ……!?
730名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 15:37:38 ID:EIRjrmPc
>>728
7ものキター!!ミレーヌかわいいよミレーヌ
続きは後日ですか?お待ちしてますよー!

輝未沙とかマックスミリアとかもその内誰か挑戦してくれたら幸せだな〜
731728:2008/12/29(月) 16:39:10 ID:EI/VoDxh
ごめんまだ続くんだwここ一応ピンクスレだし、そっちの方向までいけるよう頑張ります
:>>730
マックスミリアや輝未沙か、バサミレ終わったら考えてみます。
エロパロスレ初だから緊張するw
732マクロス7 バサラ×ミレーヌ 熱意の歌2:2008/12/29(月) 18:04:24 ID:EI/VoDxh
ミレーヌはいつもよりバサラが近いことに胸がドキドキするのを隠しきれず、視線を落とすが両側の頬に手を添えられて顔を強制的に上げさせられる。
サングラスを隔てて見える瞳はいつもと違う雰囲気を醸し出している。バサラ、彼の名前を呼ぶよりも早く重ねられた唇は熱っぽく、普段の触れるだけのキスとは確実に何かが違った。
困惑し、逃げるミレーヌを出入り口をふさぎ逃げ道を封鎖、ねじ込ませ絡ませた唇は耳に残るような甘い音を部屋に溢れかえらせる。舌が絡まり合い熱がミレーヌだけのものからバサラのものと重なり合い更に高まる。
高揚感に気持ちが押さえきれずに、いつしか逃げ腰だったミレーヌもバサラに背中を回し口づけを甘受していくように。甘い口づけをやめ、身を少し起こすと、まだ絡まり合いたいと本能が叫ぶのを体現するように銀色の糸が二人を繋ぎ、そして弱々しく切れた。
それはどこか二人の関係を示唆しているようにも見えて、ミレーヌは朦朧とする意識の中、バサラの名前を呼び続けた。
「泣くなよ」
ミレーヌに泣かれると弱いのを、バサラは肌で感じ取っている。元々器用な性格とは言えない、言いたいことを伝えない自分の背中を追い続けていたミレーヌが負い目や他の感情をもって抱えていることも、気づいている。
だから「待ってろ」なんてバサラは言わない。ミレーヌは妹のように可愛い存在で、だからこそ幸せになれとも思っているから。
いつしか隣にいることが自然で居なくなって自分の手から飛び立てるようになったミレーヌは「妹」じゃない。「女」だ。抱きたいと思ったことなど数知れないし、知らぬうちに歌ったラブソングも数知れない。
「…泣くな」
包み込むように抱き締めるとミレーヌはバサラの背中に回して肩に自分の顔を埋めて泣くのを堪えるようにし、泣いてないもん、と言い返してみせる。
ミレーヌはミレーヌでバサラに弱いところなんか見せたくない。自分は年下で、彼からすればまだ子供で、彼が自分を選んでくれるという自信など、常にない。恋人です、なんて堂々とも言えない。けれど妹でも兄でもない。バンドメンバーなだけでも、勿論物足りない。
恋人だから、思い合ってるから、だから証が欲しい。
「バサラが好き」
「バカ知ってるに決まってるだろ」
「…ガキが背伸びしてとか、言ってるじゃない」
そんなんじゃないもん。抱き締める力を更に込めてミレーヌはバサラに思いを言葉にして伝えようとするけれど、それを遮るかのように口をふさがれ、再び彼の甘いキスに酔い知れる形になる。
やがてミレーヌからもキスを求めはじめ、バサラはミレーヌの腰のラインをなぞるように手を這わせ後ろから彼女を覆い隠す下着のホックを外し、直に肌に触れた。
「っ、んん!」
「…ふ…ん…ぁ」
艶めかしい口から漏れる嬌声に知らぬうちに燃えさかる心の熱は更に高まり始めて、止まらない。
唇を離せば、物足りないと訴える翡翠色の瞳がバサラをじっと見つめる。ミレーヌは無邪気で無垢で何も知らない。
「ミレーヌ」
「な、に…?」
ピンク色の長い髪がとベッドに散らばって、緑色のジャケットは無造作に投げ捨てられている。扇情的で男を煽っているような雰囲気があることすら彼女は気づかないのだろうか。
「嫌なら嫌って言えよ」
にやりと笑ったバサラの真意をミレーヌはくみ取れず何度か目を瞬いてみせた。

まだ続きます。長くてすみませんorz
733マクロス7 バサラ×ミレーヌ 熱意の歌3:2008/12/29(月) 21:57:53 ID:EI/VoDxh
意味は汲み取れなかったが、余りに唐突すぎるバサラの言葉にミレーヌはキョトンとしたものの、直ぐにむっとしたような顔をして体を起こしバサラに噛みつくようなキスを一つ施した。

「じゃあもう勝手にどっか行かないで!心配かけるようなこともしないで!無責任、自分勝手!周りのことなんか全然考えてくれないし!バサラの歌バカ!」

バサラの唐突の申し入れなんか全く無視して言いたいことを言い切るミレーヌに今度はバサラが呆気にとられる番になった。すぐにバサラが反論を返そうとするが、ミレーヌはその反論よりも早く「でも」と唇を動かした。

「自由でマイペースで、自分のやりたいことやってるバサラが…そういうバサラだから、好きなの」

どこかにふらりと居なくなっても、帰ってきてまた居なくなっても、そりゃあ頭に来るがその一方でバサラらしいと笑ってしまう。ミレーヌにとって、バサラは気持ちの半数以上しめている人だ。
だから、バサラがバサラらしいのが一番良い。そう思っている。

「ファイアー!とかボンバー!とか叫んで、1人で突っ走って歌ってるのが、バサラだもん」
「…そんな話じゃねーだろ、今」

もっと色気のある、今正に生き物の関係で言うならば交尾を行うところだというのに。
けれどミレーヌは熱をともしたような瞳で一緒だよ、と今までバサラが聞いたことのない、甘い声で言う。

「嫌っていって止める熱気バサラだったら好きになんかならないわよ」
「…バカ、気ぃ使ってやってンだよ」
「気を使うバサラって変なのー」

くすくすと笑ってキスをねだるミレーヌに、ほっとけとバサラもまた笑い返すと彼女の要望に応え甘いキスを一つ。


露出された肌に唇を這わすと、先ほどのキスの時に漏れた声とは違う、ほんの少しうわずった声がバサラの耳に届く。
未発達領域の小さな膨らみに指を這わすと、びくりと肩が震え、シーツを握る手が強められる。

「胸ないな、お前」
「…マイクローン化しなきゃ、あるもん」
「お前のママはしなくてもあるけどな」
軽口を叩くバサラにミレーヌはムッとするが、先程からバサラの指と唇に翻弄されて思うように口が回らない。
怖いと思う気持ちよりも先に、もっと、という衝動にかられる。じれったさから体を身じろがせ、自分であってまるで別人のような高い声を上げ、そのたびに恥ずかしさから思わず目を閉ざしたくなる。
けれど、バサラが目の前にいるのに、と言う気持ちが交差してかミレーヌの頬は彼女の髪よりも色鮮やかに染まった。
「ま、ミレーヌなら、どっちでもいいけど」
まるで別人の発言だ。バサラがそんな甘い言葉をはくなんて、ミレーヌは毛頭思っていなかったからか、思わず狼狽した。
四肢を固めてミレーヌを暴れさせないようにがっちり固めるとバサラは彼女の残りの服を問答無用で剥ぎ落とし、ベッドから投げる。
桜色に染まった肌に唇を添えれば彼女の嬌声が耳に叩きつけられ、知らぬ間に口元が緩んだ。

「まだ大したことしてねーぞ?」
「いじ、わる…性格悪い」
「自分勝手で無責任でマイペースな俺が好きなんだろ?」

復唱したバサラにミレーヌは羞恥心から思わず顔を背けた。改めて自分が言った言葉を聞くと恥ずかしいものだ。

多分次か、その次でラストです。時間見つけて今年中には投下したいです・・!
734名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 21:58:16 ID:EIRjrmPc
>>732
GJGJ!!続き楽しみだー(*´Д`)
レスもありがとう!全裸で待機してます!
735マクロス7 バサラ×ミレーヌ 熱意の歌4:2008/12/29(月) 23:02:40 ID:EI/VoDxh
ちゅ、と音を立てて肌にキスをされ、体に赤い花をあちこちに刻まれる。一種の独占欲によってつけられていることをミレーヌは知らないで居る。
体を滑っていた指が森を抜け、彼女の中心部にたどり着いたのとほぼ同時にバサラは小さく、まぁ、と呟きかけていたサングラスを器用に外して笑って見せたのを、ミレーヌは見た。

「嫌いじゃねーけどな、俺も」

回りくどい、意地悪な言葉。
甘く囁くと言うよりも至極当たり前なことを言ったようなバサラにミレーヌは何が起きたのか分からず数秒反応に遅れた。
引き戻されたのは彼の指がぐっと強くミレーヌの体を突き抜けたからだ。
ギターを奏でるように激しく指を動かし回り忙しなくミレーヌを煽るバサラの手付きはまるで手慣れたもので、見知らぬ相手にミレーヌは小さな嫉妬心を芽生えさせた。
腰が浮いて自分の欲しいところへ手が届いて欲しくて小刻みに揺れる。

「ミレーヌ」
「ん、ぁ、あ!ば、さらっ…」
声を上げないように唇を噛み締めるミレーヌに甘くチョコレートのようなとろける口づけを施すと彼は笑って言う。
「歌えよ、ミレーヌ。ライブはこれからだぜ」
「ばっ、かっ、あぁっ!」
ぐりぐりと弱いところを執拗に攻めたて、まるで歌うかのように彼女の耳に甘く言葉を叩きつける。
そしてその一方で、ミレーヌもまた、彼につられるように嬌声が大きなものへとなっていくばかりだ。
いつものデュエットとは違うハーモニーが生まれ、その声すら心地良いとすら思えてくる。
ミレーヌがゆるゆると体をバサラに預けるように力を抜いた瞬間、彼は見逃さなかった。
ズシン、と彼女の体に鈍痛が走り声にならない声をミレーヌはあげた。
痛みに耐えるように降り続くバサラの甘い口づけにもっと、とすがり、彼の背中に爪を立てる。
そうでもしなければ、体が二つに引き裂かれるのではないかとすら思えるくらいの痛み。
ぎゅうぎゅうと締め付ける旅に感じるバサラの熱はじんわりと自分と同化している。
「ば、か、力抜け…」
「ひゃあっ!あ、やっ…」
忙しなく突き動かされる腰。引き抜かれては深く貫かれ、上下左右あちこち切り開かれていく。
痛いはずなのに、其れ以上に感じる快楽にミレーヌは更に声を上げる。
「っ、あん、バサラっ・・・!」
「しっかり捕まってろ」
いくぜ!とまるでライブのときのように言うものだから、生理的に流していた涙も彼の言葉にどこか安堵感を感じて引っ込む。
ミレーヌの両足を肩の上に乗せ更に深く貫いていく。
ある一カ所を通りすぎた際、彼女の体は電流が走ったかのように一瞬痙攣を起こした。ぐるりともう一度バサラは今と同じ場所を弄ろうと体を揺らし、そしてミレーヌがもっとも反応したそこを執拗に攻め立てる。
そこは指でも、バサラ自信の貫きでも最も反応しミレーヌの声が強まったところだった。

「ぁ、ひゃあ!ふぁ…だめ、ばさ、ら、そこっ」
「嘘付け、一番良いくせに」

ズン、と重みを増したバサラ自身の圧迫感にミレーヌは体を弧を描くようにしならせ、歌い続ける。
理性だ何だというまどろっこしいものなど、二人の間には既に無く獣と獣が交尾をしあうように、本能のままに体を突き動かす姿がそこにはあった。口づけて身体を求め合い名前を呼び合う。それだけで十分だ。

「バサ、ラ…も、可笑しくなりそうっ…」
「っ、ミレーヌ…!」
「っ、あ、ああああっ!」
「くっ…そっ!」

今までで一番強く体の中を締め付けてミレーヌは身体を大きく仰け反らせ、果てた。
チカチカと目の前がステージのように弾け、そして脱力感を感じた。
荒く呼吸をして顔にぺったりとついた髪、うつろな表情。全てが扇情的だ。
バサラは繋がったまま、彼女を引き寄せ最後の仕上げとばかりに激しく彼女を揺さぶっていく。ミレーヌは果てたばかりで敏感になっているせいか、目をこれでもかと開いて、バサラ、と慌てたように彼の名前を呼んだ。
「だ、めっ…!ぁ、あっ!」
「駄目、じゃねーだろ?」
耳を甘噛みしながらバサラは笑い、そして彼の白濁とした其れを吐き出すまでのデュエットを彼女に付き合わせさせた。
白濁としたそれが吐き出され、荒々しく息をしながらバサラが呟いた言葉を、ミレーヌは恐らく生涯忘れないだろう。

「他の奴に、歌うなんて許さねーからな」
歌バカなバサラなりの、愛の言葉。
朦朧とする意識の中で、聞き取ったその言葉はミレーヌを満たすのに十分だった。
ぎゅう、と一糸纏わぬ姿で狭いベッドで抱き合うと、バサラの心音が耳に聞こえてきてミレーヌは彼に包まれるようにして、ゆっくりと瞳を閉じた。

気だるさから目を覚まし、隣を見ればぐーすか眠りについているミレーヌにバサラは思わず小さく笑った。
赤く濡れるシーツは彼女の貞操が守られてきたことの証。何を意味しているのかなんて分かりすぎることだ。

「ばーか」

起きないように頭を撫で、額にキスを一つ。窓辺に置かれた花は毎日彼女が世話をしているのか元気そのものに咲き誇っていた。



夜が明けて朝になって、レイからさらりとグババの様子が可笑しかったと言われ、思わずミレーヌとバサラが顔を合わせたのは言うまでもない。



以上で終わりです。お粗末でした。文才ってどこいきゃ売ってるんですかねorz
737名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 23:42:06 ID:ulYU9EsI
GGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!!!!!
バサミレいいよバサミレ
738名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 00:04:06 ID:K3u33bIE
一部のアホ共が暴走したおかげで空気ががらりと変わっちゃったね。
739名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 00:11:11 ID:/IprOBDn
え?
740名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 00:24:54 ID:RP8Mz8wF
逆にいなくなって平和になったと思うけどな
741上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:25:06 ID:8Gmaj6j0
アルトとランカがなかなか越えられない一線を、どうやったら越えられるのか
 考えてみたらこうなった。板住人の思いに沿わなかったらすまない。
 ルカのキャラづけについては、黒ルカを扱う職人さんたちの影響を受けています。
 パクリ、ではなくインスパイア・オマージュとお許しください。次から投下します。
742上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:26:13 ID:8Gmaj6j0
>ナナちゃん、ねえ、きいて!
>きのう、メガネ屋さんの前を通ったときにね、なんだかわからないんだけど、
>前に、ミシェルくんがいっていたことを、いきなり思いだしたの!
> 
>早くしないと、姫、女王様のものになっちゃうよ。って。
> 
>やっぱりこれって、シェリルさんとアルトくんのことだよね!?
>どうしよう。わたし、どうやったらシェリルさんに勝てるかな?
>もうすぐクリスマスなのに。わたし、負けたくないよ!
>これってきっと、ミシェルくんの天国からのお告げだよぅ!
>こまったなぁ。ナナちゃん、なにかいい方法ないかなぁ?
 
 
 「と、いうメールが、ランカさんから来たんです。
 私も、少し困ってしまって。ルカくん、何かアイデアはありませんか。」
 ミシェル先輩がいないこと以外は、表向きには何もかもが復旧されつつある、
 フロンティアの日常です。
 僕は、放課後の学食でお茶を飲みながら、すっかり快復したナナセさんの
 相談を受けています。不謹慎かもしれないですが、バジュラとの戦いの後、
 僕の世界が確かに変わったことを実感するのは、こうして、ナナセさんと
 ふたりでお話をしている時かもしれません。
 
 ――さて、それはさておき。
 
 いつもの穏やかな笑みに隠してはいるものの、ナナセさんの声には、
 ランカさんの窮地を自らのことのように思い悩む、優しい心が映されている
 ようです。
 たしかにランカさんはエキサイトすると、お話が一度に飛躍する傾向があり
 ますからね。ナナセさんも大変です。
 しかし、ナナセさんの困る姿は、なぜだか僕をひどく煽ります。
 もっと困らせてみたくなる……、困らせたらどんな声で……。
 そんな、白昼夢に耽ってしまいそうです。
 
 ――これも、さておき。
 
 ……ミシェル先輩は、姿を消してしまっても相変わらず僕に難題を押しつけ
 る役割だけは、しっかり果たしてくださるようです。まあ、シェリルさんには、
 僕のサムソンを傷めつけた借りを、まだ返していただいてないですし、何より、
 僕のナナセさんの悩み、頼みですからね。
 協力をすることは、やぶさかでないです。
743名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 00:26:56 ID:SjMkp9pw
GJ!!!!!!!!!
やっぱミレーヌ好きじぁぁぁぁぁぁぁ
744上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:27:04 ID:8Gmaj6j0
 「わかりました。僕の力の及ぶ限り、ナナセさんとランカさんに、協力します。」
 「本当ですか! ありがとう、ルカくん。」
 ナナセさん、笑顔がまぶしいです。
 しかし、僕も財閥の家に生まれた人間です。こういうときは、愛しい人の頼みでも、
 それなりの保証と報酬をいただかないと動けませんね。
 「その代わりに、二つ確認させてください。ひとつはランカさんに。
 もうひとつは、ナナセさんに。」
 「なんでしょう? 確認とは……。」
 「ランカさんには、シェリルさんに勝つためならば手段は選ばないという覚悟を
 決めていただきます。」
 「……ルカくん、笑顔が怖いですよ。」
 時に、笑顔で人を斬るくらいの冷たさを持たなければ、企みは成らないものです。
 しかも今回はアルト先輩とシェリルさんが相手ですからね。これは強敵です。
 「この際、僕は、涙を飲んで、アルト先輩を実験用のマウスかモルモットだと
 思う覚悟で望みます。ですからランカさんにも、ナナセさんにも、それなりの
 覚悟を決めていただきたいんです。」
 少し語気が強くなってしまったかと思いましたが、こういうときは、少し強めの
 ことばで判断を迫った方がよいでしょうから。
 「ランカさんには、メールを送っておきます。それでもう一つの、その、私に、
 確認することとは……。」
 今度は、先ほどとは違う満面の困り顔ですね。おそるおそる、できることなら
 聞きたくないという、最近になってみせてくれるようになった、ちょっと怯えた
 表情のナナセさん。僕は好きですよ。
 「この間は、ナナセさんが泣いて恥ずかしがるから……、」
 ミシェル先輩がよくやっていた、口説きのポーズ。
 唇を耳元に寄せて、柔らかく相手の髪をなでながら、吐息だけでささやきます。
 「僕も、仕方なくあきらめましたけど……。今度は、胸で……、してくれますよね?」
 目の前、体温さえ感じる距離にあるナナセさんの耳が、僕のことばで、ほんのり赤く
 染まっていくのがみえます。
 「想像して、また恥ずかしくなりましたか。……可愛いです、ナナセさん。」
 羞恥に震えるさまが、いとおしくて、その場で思わず彼女の熱くなった耳の甘さを
 味わってしまったのは、二人だけの秘密です。
745名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 00:27:43 ID:RP8Mz8wF
>>728-736
乙&GJ!まさかバサミレが見れる日が来るとは思わなかった
ミレーヌに萌え死ぬくらい可愛いミレーヌでした!
746上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:29:36 ID:8Gmaj6j0
>ナナちゃんがルカくんからもらってくれた、あたらしいバニラ・エッセンスを使って、
>キャシーさんから習ったパイナップルケーキをつくってみたよ。
>アルトくん、よろこんでくれるかなぁ……。不安だよう。
>ううん。ナナちゃんとルカくんの応援があるもん。きっと大丈夫だよね。
>がんばれ、わたし。まけるなっ。ゴールはすぐそこだ〜っ!
 
 ランカさん。やはり、あれを使ってしまったのですね。
 
 クリスマスを数日後に控えたある日、ルカくんが学校にランカさんのために、
 用意した茶色の小瓶を持ってきてくれました。ルカくんは、それをランカさんに
 「ケーキがおいしくできる、うちの関連企業で開発していた家庭用の製菓材料です」
 といって、それを渡したのです。
 たしかに見た目には、お菓子用のバニラ・エッセンスか何かの瓶にしかみえません。
 けれども、中身は……。
 ああ、ランカさん、それは悪魔の薬なんです。
 あんなものが入っていると知っていたら、絶対にルカくんを止めたのに……。
 その日の放課後、私は、その新しい製菓材料の正体を知りました。
 自分が自分でなくなるような、あの暗い甘さを知っていたなら絶対にやめさせたのに……。
 「ナナセさん、昨日は楽しかったですね。
 僕も、あんなに凄いことになると思わなかったですよ。あの後、ナナセさんとのこと
 を思い出したら、眠れなくなっちゃいました。えへへ。アルト先輩たちも、楽しめる
 といいですね。いやぁ、ウチの会社も、まだ捨てたものではないですね。」
 普段のように、頬を僅かに赤くしながら話すルカくん。
 その笑顔は、少年の純真を画に描いたような、まさに『地球時代の美術史』の教科書
 に掲げられていた、宗教画に描かれる天使の笑顔のようなのに……。
 その何も知らないかのような笑顔で、ルカくんは悪魔の業をしたのです。
 
>今夜は、お兄ちゃんもキャシーさんと出かけるみたいだから、
>クリスマスには少し早いけど、アルトくんをおうちに呼んで、
>いっしょにお茶する約束したんだ〜。
>おうちにふたりっきり。ああ、キンチョーするよ〜っ。
>でもね、ケーキがうまく焼けたから、きっと気にいってくれると思うんだ。
>ナナちゃん、応援してねっ!
 
 どうか、ランカさんの身に危険なことがありませんように。
 ルカくんの与えたあの瓶は、まさに現代の黒魔術。
 媚薬という名のエッセンスだったのです。
 
 
 ***
 
 
 「アルトくん!なんで、もうここにいるの?」
 いま、あけたドアは、わたしのへやのドアだったハズだよ。なのに、あけたら、
 もうアルトくんがいる。もしかしてクローン?
747上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:30:10 ID:8Gmaj6j0
 アルトくんは、とっくにシェリルさんに軟禁されていて、ギャラクシーは、
 クローンとかインプラントとかすごいみたいだから、シェリルさんのつくらせた
 アルトくんのクローンが、サンタさんのプレゼントみたいに、シェリルさんから
 わたしへのおくりもの〜って、まどから入ってきたのかも。
 うわ〜、ヤダよぅ、そんなの。
 「相変わらず忙しいな。ランカ。動いてるぞ、髪。」
 「クローンじゃないの? アルトくん?」
 「ワケのわからないことを……。」
 まゆ毛がぎゅっ、となって怒るのをガマンするのは、アルトくんのクセ。
 よかった、ホンモノだよ!
 「よかったぁ、ほんとうのアルトくんだよね。」
 「『なんで窓から入ってきたの!?』が普通の反応だろう……。」
 「なんでまどから、はいってきたの!?」
 ためいきも、あきれた顔も、すぐイライラするところも、やっぱりちゃんと
 アルトくんだね。
 「お前な……、まあいいよ。お前の家の前、カメラマン多すぎ。」
 「ええっ! そとに出たけど、だれもいなかったよ?」
 こうやってアルトくんが、おこったり、あきれたりしてくれるときには、
 空や、飛ぶことのほかに、なかなか興味をもってくれないアルトくんの
 こころが、ちゃんとここにあるのがわかって、すごく安心するんだ。
 「あのな、隠れて待ってるに決まってるだろう。」
 「アルトくんすごいね。ドラマにでてくるスパイみたい!」
 「お前なぁ……。写真とか撮られたら後で大変だぞ。」
 おおきなため息のあとに、まどの外をゆびさして、アルトくんはいうけれど、
 「アルトくんと一緒なら、別にいいんだけどな。あっ……、ケーキ焼いたから、
 もってくるねっ!」
 なんだか告白みたいになっちゃったっておもったら、おもわず、こたえを
 きかないままにして、へやをでちゃった。
 アルトくんが、なにかをいってた気がしたけど、おわりまできこえなかった。
748上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:30:54 ID:8Gmaj6j0
 切り分けて持ってきたケーキ。そのひとくちをたべて、アルトくんが、
 上手にできてるってほめてくれたおかげで、すごくほっとした。
 ちょっとナーバスになってたのかも。
 からだじゅうに力がはいってて、カチカチになってたみたい。
 アルトくんが、ふたくち、みくち、たべるのを、わたしも味をたしかめながら
 みていたら、なんだかプレッシャーから、解放されたせいなのかな、カラダが
 ぽかぽかしてきたよぅ。あんまり緊張したから、熱がでてるのかも?
 でも、せっかくアルトくんがきてくれたのに、たおれたりしたらダメだよ。
 がんばれわたし。熱のせいかな。目がうるうるしてきた。
 アルトくんも、ちょっと熱があるのかな。
 かおがあかいし、なんだか、いきが、はぁはぁしてるけど。
 「ランカ、お前……。何か、一服、盛ったな?」
 もった? いっぷく? たしかにアルトくんは、たくさん食べるかなとおもって、
 ゼントラ盛りに切りわけたけど。
 「何の、クスリだよ、これ……。」
 「くすり、なんて、しらないよ……。」
 どうしよう。アルトくんの具合がヘンだよ。
 パイナップルのカンヅメ、わるくなってたのかな。それとも粉のなかに、
 お兄ちゃんが悪いくすりをかくしてたのを、まちがっていれちゃったのかな。
「とにかく責任とれよ、ランカ。こんな身体じゃ帰れない。」
 「アルトくん? うそ……、っ。」
 シャツのボタンをはずしながら、アルトくんが、わたしにちかづいてくる。
 なんだかこわいよ、アルトくん。
 いつもとちがって、目が充血してギラギラしてるし。
 ふつうじゃない感じにあわててイスから立って、ベッドのまえまで後ずさりする。
 ちょっとは考えてたけど、いきなりすぎるよ〜っ!
 だけど、はだけたアルトくんの胸がキレイでみとれているうちに、いつの間にか、
 すぐそばに立ってたアルトくんに抱きよせられて、かみつかれるようにキスされた。
 髪をぐしゃっとつかまれて、ちょっと乱暴な手つきだけど、それさえもキモチイイよ。
 どうしよう。わたしもヘンになってる。
 さわられただけで、からだがキモチイイってふるえちゃう。ひとりじゃ立てないよって、
 アルトくんによりかかったらそのつぎの瞬間には、もうベッドのうえに押したおされて。
 「ちょっと、おちついて! アルトくん!」
 「こうしたかったんだろ、ランカ。望みの通りにしてやる。」
 アルトくんのこえに、わたしのからだを直接さわられてるみたい。
 そのこえが、いつものわたしじゃない、ちがうわたしをよんでる。
 おなかに熱くてすごくかたい棒が当たってるのがふしぎで、なんだろうって、
 手をのばしてさわってみたら、アルトくんがくるしそうな顔をして、それを
 つよくわたしに押しつける。そこで、わたしは気づいたんだ。
 これが、ほんとうのアルトくん。ほんとうのおとこの人なんだ。
 熱くて、まっすぐな、おとこの人のカラダ。
 もっとちゃんとさわってみたくて、わたしはベルトに手をかけた。
749上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:31:29 ID:8Gmaj6j0
 「手でつつんで……、そう。上下に。」
 わたしが手をうごかすたびに、ヒクヒクうごいて、たのしい。
 先っぽのところから、すき通ってぬるぬるした液があふれてて、指についたそれが、
 アルトくんのをぬらして手が吸いつくみたい。
 「ランカ……、上手に、できてるぞ。」
 さっきされたときよりやさしく、髪をくしゃくしゃとアルトくんにつかまれる。
 さっきはこわいばっかりだったけど、いまは、髪や肌にさわられるだけで、そこから
 わたしがとけちゃいそうだよ。もっとランカに、さわってほしいよ。
 「アルトくんも、さわって……。」
 こころのこえが、でちゃった。
 ええい、こうなったら、はずかしがっていられないもん。
 アルトくんにからだをよせて、そのままベッドに押したおす。
 そのスキに、よけられないようにすばやくキスしてみた。
 アルトくんのくちびるは、つやつやで、やわらかくてなんどもキスしたくなる。
 すごくキモチイイくちびる。まるでキスするためにあるみたい。
 そんなことをおもってたら、いつのまにかアルトくんの手がわたしのむねのうえで、
 なにかをさがしてうごいてる。
 その動きがもどかしくて、その手にわたしの手をかさねて、ここって、おしえてあげた。
 アルトくんはどうしてなのかな、ため息をついてわたしをゆるくだきしめる。
 けれど、わけを考えようとしたら、こんどはアルトくんの指がむねのとがったところを
 ころがしはじめた。
 うそっ、なんか、キモチイイよ……っ。くすぐったいような、ヒリヒリするようなかんじ。
 ヘンになりそうでにげたいのに、きもちよさにつかまって、にげられない。
 うたをうたうときにも出ないような高さの声。
 もうひとりのわたしがアルトくんをよんでる。もっとさわってほしいって、さけんでる。
 「ランカ。手が、とまってる……。」
 くるしそうに目をぎゅっととじたまま、アルトくんは腰をうごかす。
 そして、もっとしろ、ちゃんとしろ、ってオトコノコの熱さをわたしに押しつける。
 こたえがことばにならなくて、うなずくだけしかできなくて。
 わたしはこたえるかわりに、アルトくんにさわる手をはやくした。
 
 
 ***
 
 
 ランカの部屋に入ったときには、まだ陽が出ていたのに、今は、すっかり暗い。
 それでも窓から街灯の明かりがさして、部屋には僅かに光がある。
 ランカは隣で、手にシーツを掴んだまま寝息を立てている。
 さっきまで俺の身体は、ただ単純に、解放されることを求めていた。
750上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:32:08 ID:8Gmaj6j0
 けれども今、こうして冷静になれば、自分の霊が薬の影響で肉体から遊離していたのだと
 説明できる。ランカも俺も、完全に錯乱していた。
 俺の手はランカの胸の上を、豊かな乳房を探して彷徨し、挙げ句、それがみつからない
 腹いせに溜息までついてみせた。
 俺たちが、欲望だけに突き動かされていたのは明らかだった。
 薬のせいなのか、興奮のせいなのか、情事の記憶は途切れ途切れだ。
 断片的に思い出されるのは、ランカの中へ分け入るときに感じた、入口での強い抵抗と、
 痛みを堪えながら腰を動かすランカの表情だ。
 硬くなった槍に跨がってそれを迎え入れると、涙を流しながら身体を揺らして、俺を高み
 へと導こうとする姿だけが焼きついている。
 けれども、途中のことは覚えていない。
 ランカがどういう風に俺の欲望を包み、絡めとっていったのか。
 交わしたはずの甘さは、霞のむこうに消えてしまった。
 ただ確かに、俺が乙女の純潔を散らしたということは、目の前に横たわるランカの身体、
 開いた脚の間から、紅の混じる白濁が流れ出していることが示している。
 細い裂け目はまだ潤っていて、受け入れた余韻を残して僅かに開く膣穴からは、俺が
 無遠慮に吐き出した精が溢れている。その流れは未だ止まる気配がなく、溺れた俺の
 肉体によって、膣内に播種された罪悪の量を物語っている。
 その光景は、まさに、欲望に任せた情事が持つ、暗い甘さを象徴している。
 「これが本当に、お前の望みなのか?」
 眠りから覚めたランカは、俺に何を言うのだろう。
 
 ――アルトくんと一緒にいるためなら、ランカはなんでもするよ。
 
 もしかしたら、そんなことを言うだろうか。
 ふと、脈絡のない想像からうまれた、その言葉の恐ろしさを思う。
 ランカは、さすがにそこまで考えてないだろうけれども、人の情念の恐ろしさは、
 芸の家に生まれたおかげで、幼い頃から散々にたたきこまれてきた。
 
 ――いとし、いとし、といふこころ。
 
 恋する気持ちだけではどうやっても踏み越えられなかった線を、薬が作った虚偽の感情に
 よって、俺たちは越えてしまった。
 ランカはそれと知らずに、薬を使ったのかもしれない。
 ただ「何をしても、いとしい人を手に入れたい」と思うこころ、その渦巻く情念が、
 よからぬ企みを抱く輩を召喚したのだ。
 だから、やはり、これこそランカの望みなんだろう。
 もし、薬を渡した魔女がいるなら、ランカに向かって『上手にできたな』くらいは、
 言うだろうか。
 ここまで想像して、自分の思考があまりに濃い闇に包まれていることに気づく。
 どうやら俺も妖気に冒されたらしい。
 「どうかしてるな、俺は……。」
 行為のあとのせいか、少し感傷的になっているみたいだ。
 このままふたりでシーツに包まれている間は、それがいつまでも続くような気がして、
 俺は、少しでも早くここを離れたくなった。
 こんな風に結んだ契りを、黄昏時の感傷で美化したくない。
 まだ浅い夢の中にいるランカを起こさないように身支度をして、俺は、窓の外へ飛び出した。
751上手にできたな(アルラン・ルカナナ風味):2008/12/30(火) 00:34:07 ID:8Gmaj6j0
 以上です。エロくなくてごめんなさい。
752名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 00:50:04 ID:u+BG4O8f
すばらしすぎる
神様っているんですね
こんなすばらしい小説ありがとうございます
753名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 01:11:02 ID:/IprOBDn
GJ!
各キャラのセリフがちょっとわかりにくいのでもっと分割しても良かったかも〜
754名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 01:33:23 ID:Tdr2xzzC
ごめんなさい、自分も台詞系を始め、よくわからなかった…
読解力なくてごめんなさい
755名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 03:27:32 ID:ZjppHS5g
ちょっと来ない間の怒涛の投下で凄すぐる。
職人さん達ありがとう。
>>544
亀だがこれを読んで全く興味なかった兄シェリにハマッてしまった。
矢三郎がSでたまらんねwこの続きがいつか読みたいですな。

兄シェリで、背徳気味ながらも矢三郎にはまっていくシェリル、
最初は教えるだけのつもりがいつの間にかシェリルに溺れる矢三郎とかもいいな。

>>736
バサミレを読めるとは思わなかった。すげー嬉しすぐる。
もう少し改行するといいと思う。またの投下wktkして待ってますよ。
756名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 03:41:53 ID:KyJIVo5d
いよいよコミケ3日目なのにマクロス物を扱うサークルチェック出来てないorz
757名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 04:01:08 ID:u+BG4O8f
V型感染症の件でアルシェリどうなるかと思われたけど
結局何の問題も無くなってよかった
ランカに感謝
758名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 04:57:00 ID:B25WI/YW
>728
 バサラの熱さが感じられてよかった。
 ライヴ感のある情交って、なかなか書けないし。
 またマクロス7のストーリー、待ってます。
759名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 05:47:11 ID:+38plP3O
>>736
バサミレスゴい良かったです!
ミレーヌは可愛いしバサラはかっこいいし、
言うことない感じでエロくて最高でした
この後の数日か数週間経って慣れた感じの二人のエロなども、
バサラが更に積極的になって色々エロくなりそうで、読んでみたいと思ったりw
また良かったらバサミレ投下してやってください
760名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 07:10:56 ID:IpDAs9mo
>>755
改行すると改行しすぎだと怒られるんで詰めたんですがやっぱ読みにくかったですよね、申し訳ないです(・ω・`)
携帯から全部打ってるんでパソ向けじゃないかなとも思ったんですが…
バサミレ書いたし輝未沙、マックスミリアと書きかけのアルシェリで次投下するとき気をつけます
761名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 14:36:14 ID:rG+Vkgat
>>751
いやいや十分エロスです。乙
ていうかルカwwwここでも黒いwww
762名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 15:29:58 ID:pM0/G16h
ランシェやシェリルがどうやって感染したのかが気になる…
763名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 15:44:08 ID:Xi7FJibT
>>762
シェリルはグレイスが感染させたはずだよ
764名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 16:21:15 ID:eJtNRvvo
輸血でもしない限りうつらないんだよな設定では
グレイスに感染させられたのが明確なシェリルはともかく
ランシェは何で感染したんだろう・・・
研究中に血液が傷口にでも入ったのかと思ってたんだけど
765名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 16:37:18 ID:pM0/G16h
>>763
それを具体的にどうやって…。注射とか?それとも…ゴクリ
766名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 16:44:28 ID:CB6kt/vF
>>760
あなたがネ申か…!
本当に本当にありがとうございます!!
アルシェリも書きかけてらっしゃるとは…超楽しみにしてますー!
767名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 16:46:03 ID:eJtNRvvo
多分バジュラの血液を入れたんじゃね?
マオに鳥の人の血液が輸血されたように
シェリルにはバジュラの血液が輸血されたとか
鳥の人自体バジュラを元に作られてるもんだし血液の組成も同じなのかもしれない

エロパロ的に考えるならバジュラ×シェリル・バジュラ×ランシェですねわかります
768名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 17:11:06 ID:EcdFoFEY
ランシェの場合は、人妻というポイントつきですね
769名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 17:37:25 ID:gyF82exM
バジュラ→ランシェもゴクリ…なんだがそれが性的感染しないとわかってる(@小説)ってことは
かかった日(推定)の後いつ何回やりましたっていう夫婦生活日記と照合したのかな
770The Super Dimension Triangular:2008/12/30(火) 18:23:38 ID:xljkPxXd
超(腸?)時空3pということで、アルト×シェリル×ランカ
ひたすらヤルだけなんですけどね
771The Super Dimension Triangular:2008/12/30(火) 18:24:14 ID:xljkPxXd
深夜、ベッドの中。
シーツにくるまりながら、ランカ・リーは待っていた。
恐れながら。
期待しながら。
(あ……来る)
最初は、淡い感覚だった。
肌の上をさざ波のように過ぎる感触。
それが徐々にはっきりしてきて、明確な愛撫の動きとなる。
「あ…」
思わず声が出て、枕に顔を埋めた。
寝室にはランカ以外、誰も居ない。
胸をつかまれている。
甘い痺れが乳房から伝わってきて、手足の力が抜ける。
たまらなくなって、パジャマの前を開け、自分の指で乳首をつまんだ。
「んんっ」
枕の端を噛んで、声をこらえる。
(ああ、キスされてる……胸に…ああ)
ここには居ない愛しい人の唇が、右の乳首を吸っている。
左の乳房をこねまわされて、熱く張りつめてくる。
太ももをよじり合わせると、足の間が濡れてきているのが自覚できた。
唇が胸から滑り降りる。
(綺麗にしてるよ、お臍……あっ…キスしてる)
彼は、いつも臍にキスする。
だから、風呂で念入りに洗っておいた。
舌先が、ささやかな窪みに入り込むのが分かる。
ランカの肌の味が相手に伝わるはずは無い。
でも、綺麗に磨いておくのは気持の現れ。
「んーっ…」
体をベッドに押し付けるように悶えてしまう。
(来るっ……来ちゃう)
彼女は恥じらって脚を閉じようとするが、彼が強引に顔を埋めてしまうのが伝わってくる。
「や……キスっ……」
一番敏感な所に、彼の唇が触れる。軽く吸われただけで、ビクビクと体が震えてしまう。熱い舌が包皮を剥き、過敏な粘膜をそっと撫でる。
「んーっっっっ!」
背筋を反らして軽く達してしまう。
「はぁ、はぁ……」
恐る恐る指をショーツの下に滑り込ませる。
「やだ」
ぐっしょり濡れていた。彼女も、同じなのだろうか。
(来て……もういいよ)
心の中で彼に語りかける。
固いものが、濡れそぼった中心に押し当てられる感覚。
「あっ……}
挿入の動きに合わせて、自分の指を花びらの中心に差し込む。
(熱い)
その感想は、自分の襞と、彼の欲望、彼女の中に湧き上がる気持ちが混ざり合ったもの。
ランカは指を出し入れしながら、腰を揺らした。
彼女の感じている快感が急速に上昇する。
(イきそうなんだね……あたしもっ)
指の動きが早くなる。
「あっ?」
快感のボルテージは、いつにない高みへとかけのぼる。どこまでも。まだ、ランカが感じたことのない未体験の領域まで。
(怖いっ)
本能的な恐怖が、快楽の渦に溶かしこまれていく。
(イクっ……イクぅ……こんなっ!)
頭の中が白熱する。
白い闇のただ中で、彼の操るVF-25が何処までも上昇していくイメージが浮かんだ。
「ああーっ…!」
甘い悲鳴をあげて、ランカは意識を飛ばした。
772The Super Dimension Triangular:2008/12/30(火) 18:24:48 ID:xljkPxXd
ランカは、何か良い香りのする、柔らかくて暖かいものに包まれていた。
「あ……」
意識が戻り、目を開く。
(目?)
ランカの周囲は、どことも知れぬ闇が広がっていた。
かつて体験した無重力の宇宙空間とは違う浮遊感の中で体をよじり、周囲を見ようとした。
「ランカちゃん」
そこでようやく、ランカは自分を包んでいたのが誰か気づいた。
「シェリルさん……ここは?」
「フォールド波が…フォールドストリングが生み出す世界よ。知っているでしょう?」
シェリル・ノームは生まれたままの姿で、ランカを包み込むように抱きしめていた。柔らかくしなやかな肢体、なめらかな肌に陶然となるランカ。
「あの……最後の決戦の時とおんなじ」
「そうだ、ランカ」
背後からも抱きしめられる。
熱い肌。抜けるほど白いシェリルの肌とは違う薄い琥珀色の肌に、力強い腕。
「アルト君!」
羞恥の心が蘇り、自分の姿を確かめる。パジャマを着てベッドに入ったはずが、今はどういうわけか全裸だった。
フォールドストリングの生み出す世界は闇に包まれていたが、不思議な光の粒が彼方を流れていく。その淡い光の中で互いの姿を見るのに不自由は無い。
「きゃぁっ」
手足を縮めて、前を隠そうとするランカ。
「今更、恥ずかしがらないの、ランカちゃん」
シェリルが耳元で囁いた。からかうように吐息を吹きかけ、耳朶にキスする。
「私が感じると、あなたも感じてるの……あなたが感じると、私にも」
「それじゃ、シェリルさん…」
シェリルとアルトが睦みあっている感覚を受けて、自分を慰めていたのもお見通しだったのか。
ランカは恥ずかしさのあまり、頭の中がまた真っ白になった。
773The Super Dimension Triangular:2008/12/30(火) 18:25:29 ID:xljkPxXd
四つの手がランカの体中を愛撫している。
シェリルの手とアルトの手。
左右の乳房を愛撫し、尻の丸みを揉む。
「ああ……そこはっ」
脚の間、濡れそぼっていた谷間に繊細な指が触れる。
前からはシェリルの指が、感じやすい肉の芽を愛撫し、背後からはアルトの指が花びらをかき分ける。
「ランカ……」
アルトが名前を囁くと同時に、体内へ指が滑り込む。
「きゃぅ…」
「可愛い声ね」
シェリルの指もランカの中へ。
二人の指がしとどに濡れた花びらの中で絡み合う。
「そんな、二人で…一度にぃ…」
774The Super Dimension Triangular:2008/12/30(火) 18:26:59 ID:xljkPxXd
「さあ、アルト、来て」
シェリルが後ろからランカを抱きしめた。ランカの両膝に手をかけ大きく開く。
「っ……」
息を飲むランカ。思わず両手で顔を隠した。その状態でもアルトが自分を見つめているのが分かる。
「ランカ…」
濡れそぼった場所にアルト自身が触れるのを感じた。
「ひぅ……」
挿入される感覚は他の何にも譬えようがない程、異質だった。
ただ、自分の中心にアルトがいる。その事実だけが認識の全てだった。
「キツい……ランカ」
呻くようなアルトの言葉。
「ああ、ピッタリ……アルトが中に」
シェリルの指が結合部の形を確かめるようになぞった。そして、ピンと尖った小粒な肉の真珠を捉え、愛撫する。
電気のような鋭い快感がランカの背筋を駆け登った。
「ああ…っ…」
ランカの花びらと襞は、不随意の動きでアルトを締め付ける。
熱い吐息を洩らしながら、アルトが動き始めた。
「ああ……こんなっ…初めてなのにっ」
初体験は苦痛に満ちたもの、というランカの先入観が覆された。
それとも、フォールドストリング空間の交わりで得られる快感は、肉体の直接的な接触で得られるものとは違うのだろうか?
「ランカちゃん、感じてるのね……私も、一緒にアルトにっ」
ランカの背中に熱いシェリルの乳房が押し付けられた。
この瞬間ランカの受けた感覚はシェリルにも伝わっていた。
同時にシェリル自身の快感も受け止めている。
快楽のフーガが二人の歌姫を高みへ押し上げていく。
「アルト君もぉ……」
「ランカっ……シェリルっ……!」
ランカの内部に別の波が伝わってきた。シェリルの物とは違う快感のボルテージは、急速な上昇曲線を描いた。
ランカの脳裏に、空中に大きく弧を描いて宙返りするバルキリーのイメージが浮かぶ。
「おおっ!」
体の底から迸るものは、アルトの快感だった。
命の飛沫を体の奥で受け止める。
意識が白熱して何も考えられなくなった。
775名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 18:27:59 ID:xljkPxXd
次に意識が戻った時には、ランカの傍らでアルトとシェリルが絡み合っていた。
シェリルが上になる69で、互いの秘所を唇と舌で愛撫している。
ひそやかに湿った音を耳にして、ランカは頬を赤らめた。
アルトの男性を唇に含んで顔を上下に動かしているシェリル。その横顔は淫らでありながら、高貴にも思えた。
(綺麗……シェリルさん)
うっとり見つめていると、シェリルが横眼でランカを見た。
欲望にかすんだ青い瞳がランカの表情を映す。
「あ…」
それだけで、ランカの背筋を甘い慄きが走った。
「ん…」
シェリルの目が細められた。咥えたまま、微笑んだようだ。
吸い寄せられるようにランカは、シェリルの頬にキスした。
「んんっ……ランカちゃんもしてみる?」
濡れて光る唇から、アルトの張りつめた先端がこぼれ出る。
「あ…はい……」
ランカも吸い寄せられるように、そこに舌を伸ばした。
「じゃあ、ここの先の切れ込みを舌先で……そうそう」
シェリルの導きに従って舌を使うランカ。
「この括れも感じるみたい」
言いながらシェリルも舌を伸ばして嘗めた。
「うぉ…」
二人の唇と舌の愛撫に、アルトが声を漏らした。
「どう、アルト? 一度に二人から愛されるのは?」
肩越しに振り返るシェリル。
「たまんねぇぜ…んっ」
シェリルの感じやすい部分をきつく吸うアルト。
「きゃぅ……もぅ、お返し」
シェリルの唇が竿の部分を横咥えにし、手が玉袋を揉む。
ランカは唇を大きく開いて先端を含み、飴を舐めるように舌で転がした。
いつしか、二人の唇が肉棒を挟んで、ディープキスするように合わさった。
「んんーっ…」
「んん…」
その間もシェリルの手は休むことなく、竿を上下に扱き、玉袋を愛撫した。
ビクビクと震えるアルトの欲望。
「んっ!」
二人の唇の狭間で、欲望が弾けた。白濁液が噴きあげ、ランカの頬を汚す。
「アルトったら我慢できなかったの?……ぁん」
シェリルの白い尻にアルトの指が食い込んだ。
身悶えしながらも、シェリルはランカを抱き寄せた。
「綺麗にしてあげるからね。じっとしてなさい」
舌を長く伸ばし、頬を舐めて清めた。
「シェリルさんも」
ランカは、シェリルの形良く尖った顎から胸元に滴り落ちた白い滴に唇を寄せて吸い取る。
776名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 18:28:42 ID:xljkPxXd
シェリルがアルトの上にまたがり、ゆっくり腰を沈めた。
手でアルト自身を自分の中へと導いていく。
「あ……はぁ」
根元まで体内に収めて、甘い吐息を洩らすシェリル。
アルトが下から手を伸ばして乳房を下から上へとこねまわした。豊かな胸が男の手の中でたわむ様子は、ランカから見ても悩ましい。
「綺麗です、シェリルさん…」
ランカはシェリルを背後から抱きしめた。汗ばんだ項にキスする。
「…はぁ…ん、ランカちゃん」
ランカは耳朶を甘噛みしながら、アルトを見やった。
アルトが微笑んで頷く。
ランカはシェリルを背後から抱きすくめると、手をアルトの結合部に触れさせた。淡いブロンドの茂みをかき分け、シェリルの花芯を愛撫した。
「あっ…あっ…あっ…あっ…」
指の動きに合わせて、シェリルの背筋が震え、高い声がスタッカートとなった。
「シェリルさぁん」
甘え声で囁くと、ランカの腕の中でシェリルが達した。
白磁の肌の胸元から上が、鮮やかな薄桃色に染まる。
777名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 18:29:44 ID:xljkPxXd
ランカが向かい合う形でアルトと交わっている。
「あ……ああ…あ」
アルトが動くたびに、とめどなく甘い声が漏れる。
この空間で、もう何度交わったのだろう。
シェリルがランカに寄り添って横臥する。ランカの喘ぎ顔を見下ろし、唇を合わせた。
ランカは、まるで喉の渇きを癒すかのように、与えられるシェリルの唾液を飲み下した。
「これからは三人一緒よ……たとえ時間と空間で引き離されても、ここなら、いつも一緒」
シェリルの囁きに陶然と耳を傾けるランカ。
「一緒なんですね……シェリルさんも、アルト君も……ぉ…ああああ」
シェリルの指がランカの胸を愛撫した。ささやかな膨らみの裾野から頂きで尖っている乳首まで螺旋を描くように、繊細な指先が辿る。
「ああ、一緒だ……っ」
アルトが低い声で告げると、動きが激しくなった。
ランカは奥深くでアルトが思いを遂げる瞬間を感じ、自らも達した。
「そう……だから、もっと一つに……」
嫣然とした微笑みを浮かべるシェリル。ランカから離れて、アルトの方へ手を伸ばした。
「お前…うっ」
ランカから体を離したアルト。その股間に、ランカの蜜で濡れそぼち、やや萎えた欲望がある。
シェリルは、その欲望に触れると上下に摩って刺激した。たちまち勢いを取り戻すそれを笑みを湛えたままの唇で含む。
絶頂を極めた直後の過敏な部分を愛撫され、アルトが目を閉じた。
ランカも、より一層の一体感を求めて動く。自分をまたぐようにしているシェリルの足の間に顔を埋めた。シェリルとアルトの蜜が混ざった体液に濡れた場所を舌で舐め、清める。
「んんぅ」
アルト自身を咥えたシェリルは、くぐもった声を上げた。

<終>
778名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 18:41:17 ID:wuruYUMS
>770
GJ!!!
やっぱこれが真のハッピーEDだよな
時空を超えたいちゃいちゃ堪能しました
779名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 18:56:45 ID:gyF82exM
デカルチャー!なんか凄い勢いでグレイスに賛同したくなった
感覚共有すげえ
780名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 19:07:11 ID:/IprOBDn
エロ杉www
GJ!!
グレイスはこれを目指してたのね!
781名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 19:45:54 ID:gyF82exM
いやほんとGJですわ


…ふと思い出しただけなんでスルーして欲しいんだが
最後あの空間に、もう一人どなたかいらっしゃったような気が
782名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 20:02:47 ID:Y8QXBG87
超GJです! エローいエローい!
783名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 20:59:17 ID:hKCVmajq
GJ!
今度はブレラ少佐も交えて4Pでおながいします。
784名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 21:11:29 ID:gyF82exM
一人で何だ?この感覚は…っ!とか悶えてんじゃね
785名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 21:31:08 ID:xYHvKhQ1
一人で、毎夜毎夜わけも分からず悶えるブレラww
786愛しい名前1(レオキャシ):2008/12/30(火) 21:39:10 ID:m4eXJcHw
キノコが好き過ぎてレオキャシを血眼になって探してるのになかなか無いから遂に自作してしまいました。
まだハマリ暦が浅いのでおかしな所もあると思いますが
もう書かずにはいられなかったんですよー
お願いします、読んで下さい。まだまだ全然エロくないですけど、もし、誰か気に入ってくれたら続きのエロも書けるかもしれません。
勇気を下さい。



*****************


 彼は、いつもの執務室のドアを開けるや否や目を細めた。
「待ってたよ、キャシー」
 白い前歯が覗く。綺麗な笑顔。キメも整っていて、うっかりしたら負けてしまうかもしれないなんて、キャシーはドレッサーの前でたまに焦る。




 百貨店で流行りの、あれやこれを総動員しているけれど、容器ばかりが派手で鮮やかな化粧品達を眺める度に、これも無駄な抵抗なのかしら、と、ストレスで元気のない肌を掌で抑えては
 あそこの人達は本当に無駄口が多い。
 とか、溜息ついた顔のくすみに無性に苛々する。
 中々の。というか上々の線の筈。成績だって容姿だって、いつでも褒められてきた自分だけれど、いつも一番にはなれない。
 本当だったら、たかがSMSのオペレーター達なんかとは釣り合う道理なんかないんだ。そういう自分だから、そんな不当な役回りを押しつけられたんだ。
 きっと睨んだ鏡の中の自分の、卑屈な顔に傷ついた。
 ああ、もう!ブス!
 長く、緩く、うねる髪を掴んでキャシーは、ふ、と天井を一度仰ぐと諦めて制服のジャケットに手をかけた。
 シャワーを浴びてしまおう。
 少なくとも埃くらいは落ちて綺麗になるから。きっちりと結んだスカーフも解いて、ふわ、と投げ捨てた所に、着信音が響いた。


787愛しい名前2(レオキャシ):2008/12/30(火) 21:40:31 ID:m4eXJcHw
「もう勤務時間外の筈ですが?」
「そうだよ。だから呼んだんだ」
「あなたの仕事場に?執務室の個人的な使用は許可されていない筈よ。レオン……いいえ、三島主席補佐官かしら。どっち?」
 私はキャシーだけど、キャサリン・グラスかもしれない。
 薄手のシルクのワンピース一枚。そしてその上に厚手のジャケット。足元は踵の高いパンプス。あいにくシャワーを浴びられなかった所為でどちらでも演じられる。
 釣り上がったキャシーの目尻にレオンの笑みは更に深くなった。
「君はどちらが好き?」
「は?」
「だから、どちらが好き?興味がある」
「バカじゃないの?」
「ああ、君はキャシーだね。そうか、じゃあこちらもレオンだ」
 手首を引くのは恋人として。引き入れる先は私室として。
 素早く締められたドアの音を、キャシーは腕の中で聞いた。
「どうしてよ……?」
「分かりやすい人だ、キャシーは……ああ、慎みのない言葉は好きだよ。安心したまえ」
「違うわ!何故、呼んだの?」
 抵抗はもうない。手触りなら知り尽くした軍の制服。軍人ていうのは、無闇に流れに逆らいはしない。寧ろ、逆らわないから、その服を着られる。
「ん?新しい配属先で、君が上手くやって行けているかどうか気になった」
 レオンの片手はキャシーの腰に回り、もう片手は髪を撫でている。艶やかな髪は少し軋んだ。心当たりのある、傷み、だ。
「民間は、軍と比べて統制が行き届いていないからね」
「で?私が苛められてるかもしれないって?」
 キャシーは顔を上げる。間近に、照明の逆光で暗い、レオンの顔がある。
 いつものパターンでは3秒以上空けたら間違いなくキスされる。だからさせない。
 そんなに柔じゃないわ
 言いかけた唇は捕獲されていた。
「ん!」
 本当にこの人が好きなのかどうか。
 キャシーには分からないでいた。
 涼しく整った顔の中で、その瞳だけが野心の色に燻っている。それもあからさまなほど、瞳の奥だけ不審な色をしている。
 元恋人はこの婚約を知ったときお誂え向きだと言った。
 そう……彼が権力に魅入られているのなら、辻褄が合ってしまうもの。
 何に恋しているの?富?名声?
 得体の知れない男。だけど、いつも、される度に燃え上がってしまう。力でも、技巧でも、どちらでもない性的魅力が彼にある事もキャシーに取って動かせない事実だった。
 ああ、騙されてしまう。
 もう既にジャケットが無い。ワンピースの肩紐も一つやられた。防衛線は余りにも脆い。手札の桁数が多分違う。
「んっふ……」
 ドアに背中が押しつけられた。唯一の出口さえ他でも無く自分の身で詰まってしまっている事自体が、キャシーにとって紛れも無い性感だった。



***********

キャシーよりキノコ贔屓ですみません。

788名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 21:53:11 ID:CB6kt/vF
>>786
いえいえキャシーも妙齢の女性らしさがすごくいい感じですよ!w
三島とキャシー、自分も大好きだけどあまり見ないですよね
続きが見れたら嬉しいです!
789名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 22:20:38 ID:EjT2x6KD
レオキャシのレオってなんだっけ?と一瞬思った俺www
あぁ、キノコか!とw

怒涛のラッシュ、いいねぇー
790名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 22:54:42 ID:8bTHhUFE
ブレラは共有媒体を身につけてるわけじゃないからな。
でもパワーアップしたランカの歌や声には通じてそうな気もするから
アイ君と共有して3P
兄妹でも意識と感覚の共有でヤルならアリだよね仕方ないよね的な
そんでそのランカの感覚をアルシェリが共有してて
以下ループ


>>786
キタ━━(゚∀゚)━━!レオキャシ待ってました!超GJ
キノコいいよキノコ
キャシーかわいいよキャシー
是非続きを!
791名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 23:16:22 ID:rG+Vkgat
レオキャシ!すげー!!GJGJ!
792名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 02:08:02 ID:Pt2s3yCd
職人さん達、素敵なお話楽しませていただきました。次回も楽しみにしています

所でここは百合物は大丈夫でした?シェリランはあるんですが他は
どうすればよいのかわからくて。まだ書き上げてないので
気長にお返事待ってます
793名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 02:08:37 ID:xLpQXUil
俺は百合物も全然OK
794名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 04:17:29 ID:2UD0oUO+
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1213266342/l50
気になるようなら、こっちに投下するって手もあるよー。
百合専用スレだから問題なーし。
795名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 08:24:59 ID:g4oQHzWS
百合は百合スレでやった方が荒れなくて良いんじゃないかな?
796名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 08:33:42 ID:/Vxk8Y/b
ランカが痴漢やストーカーにレイプされるのがみたい
797名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 08:58:21 ID:+dvJ0NT2
>>796
俺はそういうのを待っている
学生シチュを使わないのはもったいない
798名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 12:55:29 ID:Tyr77cI6
>>796
ランカ専用に落としてやれよ
あそこの椰子等首を長〜くしてまってるぞ
799愛しい名前3(レオキャシ):2008/12/31(水) 13:14:32 ID:6reGkOt/
嬉しいお言葉を頂けましたので調子に乗って続きを書きました。
本当に嬉しいです。ありがとうございます。
グダグダ長い上にエロ度は低いです。すみませんキノコ好きで。
あんまり2人の絡みが本編にない為、個人的な妄想だけを頼りに書いています。
しかもいい加減に。手の動くままに……宜しければお付き合いください。




***************



「だめよ……」
 キャシーは首を振って唇を解いた。
 それでも、ノコノコやって来た自分が悪いとは思わない性分の女だから、パンプスは自分で蹴飛ばしてやった。
 細い履き口の、シャンパン色のそれは、彼からの贈り物。欲しいけれど若年の娘にとってすぐに手の出せるような可愛い値札じゃなかった。
 ショーウィンドウの前で吐いた溜息は、そういう意味で無駄ではなかった。
 けど、ここまで連れてきたこれが、今は無償に憎らしい。
「だめ」
「君の気持ちは知ってるよ」
「っぁ……」
「案外、ハマってるんだよ。僕のカラダに」
 辛うじて肩の縁に止まっていた肩紐が落ちて、露わになった下着さえ、彼は容易に外してしまう。胸元から少女趣味とも取れる桃色のフリルを払って、現れた両の膨らみに目を落し、レオンは薄く笑った。
「下着も変えて来たね?こんなの好みじゃないと思ってわざとこういう、可愛らしいのを選んだ……中々上等だよ、キャシー。男の煽り方を分かっている」
 お利口さん
 低く囁くと同時に耳朶に歯を当てて。逃げて行く腰を強く抱き寄せて下肢を密着させる。
 敏感な場所に所構わない熱が触れてキャシーの細い足が震える。
「ふっ、ん……やっ」
「ほら、答えてキャシー」
 レオンの肩口に顔を埋めつつも、キャシーは尚髪を振り乱した。
「安かったの!だからその店でいっぱい纏め買いした中の一つよ!バーゲン品よ!」
 勢い良く顔を上げて啖呵を切ったキャシーだったけれど、すっきりはしないし、顔も寧ろ厚くなる一方で、しかも一瞬呆気に取られたように細い目を少し見開いたレオンの顔を見てとてつもなく居心地が悪い。
「……そう」
 そっけない返答が一層キャシーの琴線を掻く。意地悪。本当、こんな端っこまで癖が悪い。
「ところでキャシー、今、言わなきゃ良かったって顔をしているのは一体何故?」
 キャシーは見逃さない。
 笑いを堪えるように少し歪んだ彼の唇の輪郭を。
「高いのを着けた胸がいい。折角の綺麗な胸が崩れてしまったら残念だ」
「ば、バカにしないで!っていうか、可笑しいんでしょ?何変なフォロー入れてるのよっ!」
「これでも真剣だよ。君には、いつまでもその美しいお乳を、保って欲しいからね」
「……っ!」
 称賛した優しい膨らみに、当然のようにレオンは口を寄せた。頂きを吸い上げ片方は掌で丁寧に揉み解す。
「ぁ、だ、めっ……こんな所で……っ」
「構う事は無い。もう僕と君しかいない」
 視線は絡めたまま、息を継ぐように一瞬乳首から離した口で、レオンは短く告げると共に腰に絡まっているワンピースを素早く絨毯へ落した。
「どうしても、するの?」
 肯定するように片手がショーツに伸びる。
「君の為だよキャシー」
 ねっとりと表面を濡らした乳房がぽろ、とレオンの口から落されて、再び重なる唇、と。
「んっ!」
 薄い布越しに指先が割れ目に触れてじれったそうにそこを突付いた。
「ほら、濡れてる……」

800愛しい名前4(レオキャシ):2008/12/31(水) 13:15:35 ID:6reGkOt/
 縺れこむなら、愛する人としたい。
 そんな歳でもないと思うようになってから、殊更強く願うようになった。
 愛する人を精一杯頑張って諦めたんだ。
 引き換えにこの男を愛せるようになれればいいのに。

「レオン……」
 名前を呼んでみる。同時に耳に響いたその名が、良く分からない。
 まだ馴染んでいないだけ、それとも元々馴染めない名前なのか。
「レオン…………」
 良く分からない人。だから好きかどうかなんて到底分からない男。
 優しい声色と憎めない表情。事あるごとに送って寄越す贈り物は部屋の隅に山積みになっているけれど、彼の瞳の奥だけあからさまに不審。
「怖がらないで。キャシー」
 擦り合わさる鼻先。幾度も啄ばまれた唇は燃えるように熱い。至近距離で重なる瞳に、キャシーはふと違う色を見る。
 ……最後の防衛線を落すのはこの、顔。
「僕ももう限界だ……したい。キャシーと……抱かせてくれる、ね?」
 蕩けた彼の瞳は純粋な欲求に満ちていた。
 昂揚して少し火照った頬は可愛いとさえ思えてしまう。年下にすら見紛うその時だけ、キャシーは堪らなくレオンが愛しいと思えた。
「あんなSMSなんかに君をやりたくはなかったよ。乱れた場所に一人で送り込んだら、邪な思いを抱く輩も現れるかもしれない。もっとこまめに連絡をくれないか?……心配なんだ」
 いつもは無駄な抑揚もなく、いくらでもいる彼の部下達に通達されているこの低い声。が。
 甘えている……
 きゅん、と捩れた胸を押さえる間も無く、太腿が股間に割り込まされた。
「ぁんっ」
 ぴくり、と震えるキャシーの耳に、レオンは舌先を這わせる。
「キャシー……」
「レ、オン……ん、や、擦っちゃ、だめ……っ」
 レオンの太腿が前後する度甘い感覚がキャシーの下腹部を襲う。
「うんと言いなさいキャシー」
「ぅっやぁ、ぁっイヤ!」
「強情だ。何か不満でもあるのかい?」
「…………恥かしい、の……っ」
 欲求に躍らされるだけ踊らされて、いつも身体ばかりがあなたに夢中になってしまうもの。
「ああ、そういう」
 何か納得したように呟やいた後、レオンはドアの横に取りつけられたパネルを押して、部屋の照明を落した。
801愛しい名前5/ラスト(レオキャシ):2008/12/31(水) 13:16:51 ID:6reGkOt/
「はっぁ、はぁっ……ん、ゃっ」
「ほらキャシー、ちゃんと足を開いて」
「だめ……っ」
「暗くて良く見えないから」
 そう言うレオンの飄々とした顔は薄らぼんやりとキャシーの目に映っている。
 ここには完全な闇は無かった。大きな窓の外には無数の街の明りというものが、幾千の人々の都合により燈され続けている。
「……ん……」
 押し倒された背中に当たる絨毯は柔らかくてそんなに背中も痛くはない。
 早く、と少し浮きあがった声で催促されて、キャシーは少しずつ息を吐き出しながら、膝を大きく開いて行く。
 主席補佐官の執務室の床に転がっているのは、パンプスとキャシーだけでなく例の下着達もだった。
 上体を起こして床に正座し、秘所に顔を近付けるレオンの、僅かに乱れた呼気が、直接ぬかるみに触れた。
「可愛いね……もうこんなにぱっくりと開いて……」
 尖った舌先が割れ目を浅く侵した。
「い、イヤよ、レオン!何して……ぁあっあ……っ」
「ん?味見をちょっとね」
「ばかっ!」
「フ……これがいい癖に」
 ざらりとした、生暖かい粘膜は遠慮もなくキャシーの花芯を侵して行く。
「い、やぁっ……やめて、レオン、ダメなの、そんなとこ、舐めちゃ……」
 言葉だけの制止に舌の動きの激しさが増して、興奮したレオンの息遣いがキャシーの白い体を朱に染抜いた。
「キャシー……手を好きな所に持っていって」
「ん!?」
「中を舐められるのと、一緒にすると気持ちのいいことは何?……そうそう、いい子だねキャシー」
 薄い茂みを華奢な指が掻き分けて、中指の先が小さな肉芽をゆっくりと撫で擦った。すぐに感じる途方もない痺れがキャシーの喉を震わせ、甘い吐息がふんわりと、部屋に広がって行く。
「ぁ……っ」
 ピクン、と身体が跳ね上がると同時、潜らされた部分を噛み締めるような膣口の動きがレオンの気を更に良くする。
 そのまま舌先を上壁に当てて、官能の場所を刺激してやりながら思いきり吸引したら、キャシーの悲鳴が鼓膜を撫でた。
「あ、はぁんっレオン、あっ……だめ、吸っちゃダメ、ぇ」
 磨かれた爪が肥大した陰角を引っ掻いて、それから捏ね回すような器用な動き。言葉ほどにないとは、と鼻から笑気を抜いてレオンは再び同じように内部を責める。
「き、もち……いのぉっ何で?あんっも、分からないっ」
 まるで自責の言葉が投げ出された。と同時にぴたりと止まってしまった指を早速咎めようとした男は中の律動の変化を舌に感じた。
 睦まじく舌を吸い合っているかのような……それでいて優しく搾り取られるような。酷く緩慢なリズム。
「っ……ん……」
 絶頂を期待して全身が蕩けている。ヒクつく膣内だけ、そこだけに集中した感覚……レオンは迷わず全く乱されていなかった下衣から張り裂ける寸前の性器を取り出すと、うるみより舌を抜いて変わりにソレを宛がった。
「おあがり、キャシー」
 膝裏を掴んだら彼女と目が合う。
「うん、レオン……」
 薄暗い部屋の中で、その一瞬だけキャシーも見た。本能全開のレオンの顔を。


**********************

どうもありがとうございました!
802名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 14:35:19 ID:TvpL4jAa
GJGJ!!キャシーエロ可愛いよキャシー
803名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 15:32:46 ID:fKwKs5j8
GJ!楽しめました!
しかし、『おあがり』って凄いなw
キノコならではのセリフだね。
804名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 15:36:31 ID:JNz/maiB
この言葉責めは癖になるwwいいぞもっとやれwww
805名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 17:12:28 ID:RPPeFhSA
エロいよGJGJ! てかホントに「おあがり」が凄いイイw
806名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 17:13:31 ID:zG5RrXFS
俺的ネ申キターー!!!
密かに待ってました!最燃カプレオキャシ!!今年の締めくくりの夢をありがとう!
807名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 17:14:19 ID:xLpQXUil
レオンエロいなwwwさすが公式で最初に濡れ場があった男www
808愛しい名前。その後(レオキャシ):2008/12/31(水) 19:45:40 ID:6reGkOt/
では調子に乗ってオマケを。
これで本当に完結にしますのでどうかお許し下さい。
エロまでいきませんがお下品です。

***************
「ん……」
 心地良い浮遊感が離れて行き、眩しい光を瞼に感じた。
「……んー……」
 離れ難い人みたい。
 身体全体を包む温かさに自然と唇が緩んで、ふと浮んできた彼の、微かに子どもじみた顔をぼんやり見てしまう。
 容易周到で怖いくらい冷静な彼が、欲求に堪え兼ねて息を乱す様子は確かに嬉しい。だからたまに彼の名を無意識に呼んでしまう事さえ。
 レオン。
 あなたが分からない。
 婚約は確かに強制ではなかった。けれど、どんな答えを自分が出したとしても、彼からは逃れられなかった気がする。
 手段を選ばない野心家だから。目的の為には、きっと。
 緩やかに覚醒への段階を踏んで、そして漸く瞳を開いた時キャシーは、目に飛び込んで来た数字にもう一度目を閉じそうになった。

「遅刻っ!」

 ああもう何でこんなことになっちゃったんだっけ?
 昨夜はそう、あのSMSのオペレーター達の無遠慮な詮索とか、
 男性隊員達の不愉快な視線とか、オカマの頼んでもない水分チェックとか
(……元彼のとの職場での接し方とか)
 ストレス浸りのお肌が大変な事になっててドレッサーで散々睨めっこしてたらレオンからの呼び出しがあって……それで……
「……ヤダ……ぁ、もう……っ!私昨晩、あんな、場所でまたっ!」
 あんな、コトからこんな……コトまでされてさせられて、挙句の果て
「っていうか何で私戻ってきてるの!?」
 慌てて確かめた格好は昨日のワンピース。ベッドの脇にきちんと揃えられた
シャンパンゴールドのパンプスに、覗いたクローゼットにはハンガーにかけられたジャケット。
 まるで魔法が解けたようだ。
 一気に疲れが出たように、床へ座り込むキャシーの視界で、端末が光った。

809愛しい名前。その後(レオキャシ):2008/12/31(水) 19:46:37 ID:6reGkOt/
「キャサリン・グラス中尉。聞こえるかね」
「レオン!」
 モニターに浮ぶレオンはきっちりと制服を着込み、諌めるようにキャシーの瞳に強い視線を送る。
「勤務時間内だ。プライベートと混同しないように」
「……はいっ!申し訳ありません三島主席補佐官!」
 思わず立ち上がり最敬礼するキャシーにレオンは頷いてよろしい、と告げた後、本題に入るよう一つ呼吸をおいた。
「ところでまだ支度が出来ていないようだが……今日は非番だったかね?」
 まずは飛んで来た嫌味にもキャシーは怒らない。否、怒らないように、怒った顔にならないようにフローリングを蹴った。
「違います首席補佐官。3分後にはここを発つつもりでした」
「へぇ……メイクは昨日のリサイクルで?エコロジーだねぇ」
「ぐっ」
「でも早く落した方がいいらしいじゃないか。何だっけ?皮膚呼吸が妨げられて老化が促進されるとの、とある機関の研究結果が」
「……補佐官、ご用件はナンですの?わたくし、今すぐにでも出ないと間に合いませんもので、簡潔にお願いします。簡潔に!」
「失敬。君に一つ任務をお願いしたい」
 任務って。こっちは受け持ったばかりの埃っぽい民間軍人達への対応だけで頭が痛いっていうのに!
 余程恐ろしい顔を見てしまったのか、レオンは次の台詞を付け加えた。
「簡単な任務だよ。今受け持ってもらっている仕事との両立は充分できる。君の能力ならね?……今軍部で一番有能な女性、キャサリン・グラス中尉になら造作もない」
 ただ、加えすぎた事により、キャシーの眉間には新たな皺が刻まれてしまった。
「ありがとうございます。そんな勿体無いお言葉を頂いて恐縮ですわ。で、何ですか?何でもしてやるわよ、してやろうじゃないの!」
「とあるご婦人の、大事な物を私は預かっているんだ」
「はい?」
「キャシー、スカートを捲ってごらん?」
「あ、はい……」

 あ、あれ?


 あれー!?


「バーゲン品のようだから、そのご婦人は探していないかもしれないけれどね。他にも沢山あると言っていたし……どうしたものかと思って」

 モニターに登場したフリフリパンティーに目が釘付けのキャシーには

「できればもう少し歳相応なものを選んでもらいたいものだね」
 とのお言葉は聞き取れなかった。
 勿論、はしたなくも大全開の下半身に、レオンの口が緩んだ事も、キャシーは暫く気付かなかった。


**************
勿論その日はノーパンでご出勤のキャシー中尉。
ストッキング直穿きというプレイです。


皆様良いお年を!

810名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 22:24:15 ID:JNz/maiB
姫納め乙!良いお年を!
811名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 02:07:42 ID:68Abu27i
あけましておめでとうございます!
レオキャシの続きが来てたとは!ありがとうございます!!
昨年の姫納めと今年の姫始めがレオキャシとは嬉しくてたまらんです!
812名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 03:15:10 ID:5jfQbhNf
これはいいレオキャシww
このキノコなんか好きだ
キャシーもかわいい
813名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 05:29:03 ID:mvQF1GNy
新年あけましておめでとうございます!
レオキャシに萌えた。キャシーすげぇ乙女かつ大人の女性の雰囲気で実にけしからん、いいぞもっとやれ!

ということで、自分も新年早々投下です。アルシェリにしようかと思ったんですが先にネタがあったんでバサミレです。
814新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/01(木) 05:32:24 ID:mvQF1GNy

 ビールにワインにシャンパン、一升瓶。
 ごろごろと転がるそれらを片付けながらミレーヌはぼんやりと空を眺めていた。
 もうすぐ、年が終わる。

「――実感ないなー」

 暖房の効いた部屋で、酒を飲みツマミを食べ、今年一年の思い出を肴にして話をする。
 普段しないことをして、和気藹々としながらすごす。
 そんな一日の終わりをミレーヌは何とも言えない気持ちで過ごしていた。
 こんな風に誰かと過ごすのは、初めてだ。

「……毎年、パパもママもおねえちゃんたちも、皆忙しかったもんね」

 年末も年始も、ほとんど一人だった。 寂しくないといえば嘘ではない。
 けれど、ミリアは「市長」でマックスは「艦長」だ。 それぞれの顔とも言える人物で毎年セレモニーを行う以上顔を出さなければいけない。
 彼らの娘ということもありミレーヌや姉達も顔を出していたが夫婦仲が悪くなってからは、それを察して姉達も顔を出さなくなったし早々に自立してしまっていた。

 ―― 家族で揃う、なんていつ以来していないだろう。

 そう考えて、ミレーヌは失笑した。

 “いつも、グババと一緒。”
 そのようにいわれる理由は逆に言えば「グババしかいなかった」というのもある。
 グババの存在によって、ミレーヌは何度も救われてきた。
 けれど、それでも二人きりだった。
 だからこそ、皆で騒いで飲み明かして、笑って。
 当たり前のことが新鮮で、楽しくて仕方が無い。

 すうすうと眠るグババをそっとクッションの上に置くとミレーヌはビンを三本持ってベランダへ持って行く。
 先ほどまで一緒に飲んでいた秋子とレイは何やら用事があるということで出かけていったし、ビヒータも気づけばいなくなっていた。
 外の「年末という雰囲気に合わせた気候」は風が冷たく冬そのものを感じさせ、無防備に足を出してしまっているミレーヌの格好は寒さを感じるには十二分すぎた。
 あわてて早く部屋に戻ろうと踵を返しかけた――が、目と鼻の先にある真っ赤なバルキリーに、人影がちらりと映る。
 こんな時間に? 思わず首を傾げたが、首筋を逆撫でするかのような突風にあわててミレーヌは部屋に引っ込んでいった。

 オレンジ色のコートを羽織って、マフラーも巻いてグババを起こさないようにそっと部屋を出れば真っ赤なバルキリーに寄りかかって座る人影。
 真っ赤なバルキリーはバサラの所有するものだ。 ファンが寄りかかっている、ということはありえないだろうし、また同時にFIREBOMBERの誰かがそんなことをするわけもない。
 消去法からいって、寄りかかっている人間が誰かミレーヌは察すると、もう一度部屋の中へとあわてて戻っていく。
815新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/01(木) 05:32:48 ID:mvQF1GNy
「……さみ」

 凍えるような風。 人口太陽はとっくの昔に引っ込んでおり、月が浮かぶ。 作られた「夜」だが、それが当たり前になっているためかバサラはおろか、他の人々も違和感を感じない。 ただ、「寒い」と思ったから寒いと呟いただけだ。
 そもそも、いつものタンクトップではないとはいえ、長袖一枚にジーンズという非常にラフかつ寒そうな格好をしておいて全く寒くないというような発言をするほどバサラは鈍感なわけでも、アザラシのように皮下脂肪があるわけでもない。
 そんな寒い中に外に出るほうが可笑しいのだが、バサラは人の斜め上を行く人間であり一見突拍子もつかないことをすることは彼にとっては朝飯前だ。
 ぼう、っと考え込むバサラの後ろから、足音が聞こえてくる。 少し小走りで、それでいてどこか音を立てないようにとしているかのような、足音。
 ぐるりと首を六十度ほど捻らせ、後ろを見れば薄ボンヤリと見える明色。 その色をした、かつこのような場所にいるような人間をバサラは一人しか知らない。

「何やってんだお前」
「……バサラこそ、なーにやってんのよ」

 毛布と、水筒。 それにファーつきのモスグリーンのダウンジャケットを片手にミレーヌは大股でバサラの元へとよっていくと、小さな溜息をついた。
 来て早々に何をまた文句を言い出すのか。 そんなことを考えるバサラを他所に、ダウンジャケットを投げつけるようにミレーヌはバサラに渡して「着て」と一言だけ言い切る。

「は?」
「風邪ひいちゃうでしょ! 何でそんな寒そうな格好してんの!」
「……あー、考えてなかった」

 ダウンジャケットに腕を通すともこもこと暖かさを感じる。 ほんの少し、バサラより大きいのはご愛嬌だ。 どうしたんだこれ、と尋ねれば「パパの」とあっさりと返ってくる。
 そもそもなぜマックスのジャケットがあるのか、ということのほうが疑問なのだが、そんな細かいことをバサラは気に留める性格ではない。 また同時にミレーヌも聞かれなければ別に答えないような質問にわざわざ自分から言うような性格でもない。

「……で?」
「で、って何よ」
「何しに来てんだ、お前」

 何をしに。
 そう聞かれて思わずミレーヌは首をかしげた。 何を、と聞かれても特に何かしたいわけではなかった。 ただ、バサラが見えたのと服装が余りに寒そうだったので上着を渡そうと思った、だけ。
 けれど実際は自分もしっかり防寒し、かつ居座るかのように水筒と毛布もちゃっかり手に収まっている。

「……グババは?」
「寝てるよ。 はしゃぎ疲れたみたい」
「あ、そ」


 それ以上バサラは何も言わなかった。 いろ、とも戻れ、とも何も言わない。
 しばらくの間ミレーヌは彼をじっと見つめていたが、どこか遠くを見つめるバサラの視線の先に彼女も興味を持ったのか、ちらり、とそちらへ視線を投げかけた。
 見えるのは濃紺の空のみで、何も変わらない。 けれど彼は「どこか」を見つめていた。
816新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/01(木) 05:37:56 ID:mvQF1GNy

「―― 年が、明けるな」
「……うん」

 ぽつりと呟かれた言葉に、同意してバサラの隣に座ると頭がぐらりと揺らぐ。
 ビールだワインだシャンパンだチューハイだ一升瓶だと取り合えずあけては飲んでを繰り返したせいだろうか。
 バサラだって、同じくらい呑んでいたはずだ。 自分だけが酔うなんてありえない。
 そうだ、これは寒さのせいだ。
 思わずミレーヌは頭を抑えたが突風に思わず縮こまりコートの中に手を引っ込めた。

「寒い」
「ちょっと毛布一個しかないんだから持っていかないでよ!」

 足をすっぽりと覆っていた毛布をバサラが引っ張るものだから慌てて引っ張り返すと彼は「何だよ」とぶつくさ文句をいいながらも、結局全てを奪う、ということはしない。
 かといって寒さに耐えられないのかミレーヌの隣、毛布の中に入る。
 人も居らず、テレビもついていないせいか、周囲は音が殆どしない無音状態。
 ぽっかりと浮かぶ月を見上げて、今年一年を何となくミレーヌは思い出した。
 怒涛の一年、目が回るような一年に思わず息が詰まる思いを何度もしたものだ。 もう、一年なのか、まだ一年なのか。 異常なほどに充実しきった一年だった。
 そう結論付けると、ねぇ、とバサラの方へミレーヌは視線を投げる。 矢張りバサラはぼうっとしているまま、何だよと言葉だけ返してみせる。

「……バサラにとって、今年一年ってどうだったの?」
「あ? ……特にねーな」
「なぁに、それ」

 いろんな人に曲を聞いてもらえた、とか、もっとあるんじゃないの?
 そう言いたげなミレーヌにようやくバサラは視線を移すと、ミレーヌの横に置かれた水筒に手を伸ばし、コップになみなみと中身を注ぐ。
 黒い液体が湯気をたてて注がれていく。

 ―― ブラックコーヒーなんて飲めもしないくせに。

 バサラはそう思いながらも口に含めば苦味が口内に広がる。
 濃さも丁度いい。 知らない間に彼女は自分の嗜好に合わせてコーヒーを入れるようになっている。
 ……言葉では絶対に言うことは無いが、中々嬉しいものである。
817新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/01(木) 05:38:22 ID:mvQF1GNy

 そして、コーヒーを飲みながらぼんやりと思考をバサラはめぐらせていると、ふ、と頭をよぎった一つの考えに、思わず「あ」と声を上げた。

「え、何、なんかあった?」


 キラキラと、目を輝かせてバサラの返答を期待するミレーヌにバサラは笑った。
 たかが一年の締めくくりに何をそんなに楽しくなれるのか彼にはさっぱりわからない。

 けれど、まぁそれに付き合うのも悪くないとすら思えるのは彼女が彼女である所以なのだろうか。
 はたまた偶々バサラも酒を飲んでおりほろ酔い気分だからなのか、唯の気まぐれか。 真意は分からないままではあるが、バサラは上機嫌に「しょうがねぇな」と答えると横に置いておいたギターを引っ張り出し、奏ではじめる。

 きょとん、とミレーヌはしたものの口ずさむ歌は聞き覚えのあるもので、思わず自分もそれに合わせて彼とは違う自分のパートを歌った。
 歌い終わると満足気に「まぁこんなもんだ」とバサラは言ってコーヒーに口をつけた。
 ……なにがこんなもんなのか、さっぱり分からないミレーヌは、きょとんとして「意味わかんない」と一言言い返したが――何故か、いつもと違って怒る気はしなかった。


「わかんねーの?」
「わかんないよ」
「お前、鈍感だな」

 バサラにだけは言われたくないよ。 笑って答えたミレーヌはずいぶんと穏やかだ。 けれど彼女は両手をバサラの前に出して「頂戴」と一言返してみせると、矢張り笑顔を浮かべた。

「……何を?」
「コーヒー」
「お前コップは?」

 彼女はバサラの持っていたコップを指差し、えへら、と笑って見せた。
 ……ほろ酔いなのか、本格的に酔っているのか、それともシラフなのか、バサラには判断がつかなかったが、取り合えずブラックコーヒーなど飲めるような舌をしていない彼女がコーヒーを飲みたがる理由が分からず首をかしげて「駄目」とだけ返すことにした。
 ミレーヌは頬を膨らませたが、それ以上は何も言ってこない。 普段ならば子ども扱いするなと突っかかってくるのだが、それもない。
818新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/01(木) 05:40:50 ID:mvQF1GNy

「つーか、お前そもそもブラック飲めないだろ」
「の、飲めるもん! そういう気分なの!」
「おーおー、そうかいそうかい」

 そりゃ凄い。
 まるで茶化す言い方をするバサラだが、ミレーヌは矢張り怒らない。
 首をかしげて彼女の名前を呼んでみると、ミレーヌは不機嫌な顔をしてはいたが、毛布の中で伸ばしていた足を縮こませて、体育座りをしながら「今日ぐらい」と小さく呟いてみせる。


「あ?」
「……今日ぐらい、喧嘩したくないもん」

 一年の締めくくりなんだから。 ぷいと横を向いたミレーヌにバサラはバルキリーに内蔵されていた時計を見やる。 時刻は当に零時を回っており、要するに「年末」ではなく「年始」に当に入っていた。
 それにミレーヌは気づかないのか、しょんぼりとした口調で、だって、やら、でも、やらと繰り返していた。

「ばかだな、お前」
「バカって何よ、バカって」
「バカだからバカなんだよ。 つか新年、もう越えてる」

 嘘?! 思わずミレーヌは立ち上がり、腕時計を見やる。
 時計の針は0:15をさしており、ミレーヌはズルズルと座り込みながら、あーあ、と力の無い声を上げ溜息を零した。
 そして、バサラを見ると恥ずかしそうに視線を逸らして毛布に顔を埋めた。 

「……もっと先に言ってよ。 ……その、あけましておめでとう」
「無茶言うなっての」
「だって」

 新年が明けて、一番最初に言う言葉は全部決めていたというのに!
 そう反論するミレーヌの頬はほんのりと赤らんでおり、愛らしくもある。 ムキになっているのか、それとも酔っているのか。 そんなもの、バサラにとってはもうどうでも良かった。
 頬に手が触れれば、ひんやりと風にずっと当たっているためか冷蔵庫に入っていたかのように冷たい。 何よ、と見つめて来る瞳は少しだけ据わっている。
819新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/01(木) 05:41:51 ID:mvQF1GNy

 引き寄せられるように唇に視線が行き、そのまま両方の頬を両手で包み込み固定して――彼は突拍子も無い行動に出た。
 目を閉じる余裕も与えず、降るようなキスでもなく、ねっとりと彼女の唇を堪能し舌を転がす。
 拒むように目を開いて、胸板を慌てて両手で押しのけようとするミレーヌの力はさすがハーフというべきか強いものではあるが、それをも無視して片方の手を頭の後ろに差し込み、より深いものへ。
 歯列をなぞり、無理やり口を開かせ、逃げ腰の彼女の舌を追いかけて捕まえて、逃さない。
 二人を包んでいたバルキリーを滑り落ち、地面に落ちた音がするが、それをも構わず彼は彼女の口内を攻め立て、繰り返し繰り返し舌を追いかけ、絡ませる。
 どの位繰り返していただろうか。 ようやく唇が離れると彼女の頬は酸欠からか、それとも酔いか、恥じらいか、すっかり紅潮しており、うっすらと涙が浮かぶ瞳でバサラを見つめていた。
 ミレーヌは荒い息で、必死に酸素をとろうと呼吸をする為か、はぁ、と甘い吐息が耳をくすぐる。


「何、するの……」
「そりゃ、分かるだろ」

 今に始ったことじゃないだろ。
 しれっと言い切るバサラにミレーヌは目を開いてバカ、と小さく呟いた。 どのタイミングで欲情するのか、とかそういったことは全く分からないバサラにミレーヌは振り回されっぱなしだ。
 そもそも年明け早々にこんなことをしなくても、と視線で訴えてみるが、彼は女性を魅了するような笑顔を浮かべると「わかってねーな」とまるで親が子供に教えるかのような口調でミレーヌのあごを撫ぜた。


「こういうめでたい日だから、すんじゃねーか」
「……ここで?」

 下手をすれば二人ともずり落ちる、かつ更に言えばいつレイたちが帰ってくるかも分からない。 そして記者がこうしている瞬間を激写しているかもしれない、この状況で、男女の営みをしようというのか。
 ミレーヌは顔色を変えたが、バカ、とミレーヌを小突いてバサラは笑って見せた。
 いくら常識をぶち破るバサラでも、そこまでしないということらしい。 ひょいとミレーヌを片手で抱き上げると、彼女の持ってきた水筒をミレーヌに持たせ、彼はバルキリーから降り、ついでに毛布も拾い上げた。
 おろして、と慌てて足を降るミレーヌをあっさりと無視し、中へと入っていく。
 ソファーの上のクッションではグババがすっかり寝きっており、暴れるミレーヌに「グババがおきるだろうが」と小さく頭突きを一つ。 ミレーヌをおろして水筒をテーブルの上に置くと、バサラは毛布をグババにかけ、くるりと彼女へと振り向いた。

「おら、行くぞ」
「バ、バサラ、本当にするの?」
「誘ったのはお前だ」

 しれっと言い切ったバサラに「誘った覚えなんてないから!」と慌ててミレーヌは顔を赤らめて反論するが、先ほどの片手で抱えあげるような俵抱きではなく横抱きをすると唇を無理やり重ね合わせてバサラは笑いながら小さくミレーヌの額と己の額をぶつけた。
820新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/01(木) 05:48:45 ID:mvQF1GNy


「だからグババが起きるだろ」
「……う」
「起こしたいならここでもいいけど」
「だ、駄目! ここじゃ、駄目!」

 ぶんぶんと首を振ったミレーヌに、バサラはしてやったりと口端を緩めると「ここじゃなきゃ良いんだな」と甘ったるい声で彼女の耳を甘咬みしながら囁いた。
 小さく悲鳴をかまれた瞬間彼女はあげたが、「やられた」といわんばかりに顔をはっとさせて――そしてバサラをにらみつけた。
 無論そんな睨みなど、何処吹く風。 バサラは静かに使われていない部屋の扉を開け、そのベッドに彼女を下ろすとご丁寧に鍵をかけ、彼女の上に跨り、サングラスを外し静かに笑う。

「ミレーヌ」
「……な、何?」
「去年印象に残ってること、だったっけか? ……お前抱けたこと」

 しれっと言い放った言葉に、ミレーヌは暫く意味を理解できなかった。
 ただぽかん、と目を丸くして口を半開きにしてバサラを見ていたが、やがてはっとしたように顔を一気に赤らめ、そっぽを向いた。
 いくら何度もこういった関係を持ったからといって、慣れるものではない。 ついでに言えばあっさりとそんなことを言えるわけもない。

「……バカ」
「何だよ、去年の印象に残ってることが何か、っつったのお前だろ」
「そうだけど! ……恥ずかしいよ」

 恥じらいながら、両手で顔を隠したミレーヌにバサラは笑う。
 こういう行動が子供っぽいのだが、それもまた彼女の良さだ。 ゆっくりと両手を外させ、額に小さな触れるだけのキスを一つ。
 ミレーヌは困惑しながら、おずおずと彼に手を伸ばして、ミレーヌからのキスを一つ。

 こういう一年の初めも、悪くは無いかもしれない。

 そう一瞬でも頭をよぎったミレーヌの思考は既にバサラに犯されているのかもしれない。
 目の前にいるバサラは矢張り笑ってミレーヌの靴を脱がし、靴下を脱がして足の指の間を舐め上げる。
 ……本当に、意地悪な人。
 くすぐったさからミレーヌは足を引っ込めようとするが、邪魔をされて動かせない。


「足、マニキュアしねーよな、そういやお前」
「っ、足にするのは、ベティキュア、だよ。……下手なんだもん」
「ふーん」

 喋りながら踵を甘咬みをしていくと、嬌声がバサラの耳を打つ。
 ――今年は、彼女に何を教え込もうか。 そんなことを考えて、バサラは小さく笑った。
 彼の意地悪な笑顔を幸か不幸かミレーヌは見そびれたが――そんな二人の新年が、ゆっくりと始る。


――
本番行き着かなかったですが、朝になったら実家に帰らなきゃいけないのでいい加減寝なきゃいけないので一旦ここで区切り。
帰ってきたら続きあげます。中途半端ですみません。言い忘れましたが「バサミレ+マクミリ」っていうのは平行時間で別個で書いて最終的に二つが重なるという話です。
回りくどくてすみません…!
821名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 08:51:02 ID:OUWWyx2u
GJすぎる……張り付いててよかった!続き待ってます!
822名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 10:06:49 ID:5jfQbhNf
GJ!
マクミリも楽しみにしてる
あと書こうかと思ったというアルシェリもよろw
823名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 18:01:35 ID:c+TufDBq
バサラが策士でたまらんです!
調教か、調教するのか?!続き楽しみにしてます!
824名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 04:59:56 ID:R+Y21VH8
オズマとキノコでキャシー3Pとかしないのかな…。
胎内も腸内も性欲の捌け口にされるキャシーの姿を受信した。
825名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 09:19:17 ID:R9klWVQz
オズマ×キノコならどっかでみたな
びっくりした
826名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 09:48:06 ID:S/BdSoai
明けましておめでとうございます。
グレシェリはここに投下してもいいですか??
827名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 10:24:37 ID:549Dnatz
個人的には大歓迎だけど、>>794のスレに投下した方がより喜ばれるかも。
お待ちしてますね。
828名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 16:50:07 ID:RV/YhCnv
職人様が投下したい所に投下するとよろしいぜ
829*Interval act*  グレシェリ 多分百合:2009/01/02(金) 17:51:20 ID:S/BdSoai
…すみません、百合スレはラブラブっぽいので異端に感じたのでこちらに投下。
所詮インターバルなんでお触り程度のエロさです。よろしければどうぞ。




「見て、ほぼリアルタイムよ」
グレイスがネックレスの先端に仕込んであるホログラムモニターから
何処かで繰り広げられているギャラクシー救出の為の戦闘が投影された。
どの視点からなのか解らなく、ミサイルが飛交い命のやり取りが為されている。
シェリルは心配していたギャラクシーの安否よりも、先程から解る筈が無いのに
あれほど大事にしていた形見のイヤリングを渡した人物を必死に探している。


「ふふ」
身を乗り出して見るシェリルにグレイスは満足げに微笑みを浮かべた。
シェリルの柔らかなストロベリーブロンドの間からは淡いピンクの先端が覗いていた。
真白き雪の様に、誰にも散らされた事のない、手間暇を掛けた美しい大輪の華
見せつけるが、己を棘で守り、手折る者を選ぶ気高さを備える美しい華
幼き頃からそんな風に育ててきた分、グレイスが僅かな庇護欲と共に感じるのは
自らの手で真っ白なその肌を、穢して嬲って虐めてみたいという嗜虐欲。
「見たいのなら、じっとしてなさい」
汗ばんだ肌に張り付いた髪を払い、弾力のある柔らかな乳房を掌で包み込む。
このツアーに進出してから、少しずつ、焦らしてじわじわ教え込み出した。
知識だけであった性の感覚を、美しい染め物を染める様にじっくりゆっくりと
この若く、造形に恵まれたこの美しい生身の軀に吸収させてきた。
揉みしだくと片手では到底足りない柔らかな感覚がデータとして感じられた。
「っ、別に今じゃなくてもいいじゃない」
指先で先端のまだやわらかな蕾を挟み込み、揉まれたのに反応しシェリルは
映像越しに、恨む様に睨みつけてくる。グレイスはその表情に満足げに微笑んだ。


意思の強い宝石の様な瞳が潤み、従順に快楽に溶けて行く様を観察する。
乳房に込める力加減を少し強めると、柔らかな乳房は指の隙間から溢れた。
「駄目よ。あなたも興奮してるでしょう? 大人しくしていたら
違う回線にも侵入して、もっと近くの映像を見せてあげる」
一瞬怯んだシェリルの動揺を好機と取り、乳房を弄んでいた指を滑らし、
形のいい臍の周りでグルリと一周した後、脱ぎかけのホットパンツへと降下する。
指を掛けると脱ぎかけのそれは簡単に滑り落ちた。
肌触りの良いシルクの下着の間から指を差し入れ、隠された綻びへ侵入させた。
体温が上がっている所為か、そこは酷く熱く、幾度か前後にスライドさせると
涌き上がってきた蜜が指の滑りを助け、グレイスの動きを増長させる。
「…っ」
快感をこらえ、ホログラムに集中するシェリルは逆にグレイスの征服心を
煽り、差し入れる指の動きが更に淫らにシェリルへと襲いかかる。
「ふふ、まだ次まで時間はあるわ。存分に感じなさい」
段々息が上がってくるシェリルの開きかけた入り口の周りを酷く優しく撫で
狭いそこへと、勢い良く指を差し込んだ。
「んぅっ!」
830*Interval act*  グレシェリ 多分百合:2009/01/02(金) 17:53:16 ID:S/BdSoai
「想像してみて、ココいっぱいにそれを銜え込んだらどうなるのかしら?」
掻き回していたのを止め、ゆっくりとピストンを繰り返す。
「いや!」
「いや? そんなのは嘘。ここは蠢いてもっとて強請っているもの」
歪むシェリルの表情に心酔しながらグレイスは速度を早めた。
「んっ、あっ、ああ!」
早めながら要所要所でシェリルが弱い部分を攻めグレイスは微笑む。
「逞しいモノに貫かれる様を想像して、イッてしまいなさい」
攻めている方とは逆の手で、グレイスはシェリルの頬を優しげに撫で
そのまま降下させると、主張をする乳房の桃色の先端を抓った。
「ーーーーっつ!」
勢い良く背が反ると、シェリルは空気を求める様に口を動かした。

「気持ちよかった?」
ぐったりと長椅子に身を任せるシェリルに着替えのタオルと下着を渡し
グレイスは未だ戦闘が繰り広げられる戦場をホログラムに投影する。
「……」
答えないシェリルだが、グレイスは気怠げなその表情に満足した。
その後、暫く見入っていたシェリルだが、そろそろ再開の時間だ。
グレイスはシェリルの高いプライドを煽った。
「あなたのお気に入りのパイロット君も、がんばってるみたいね。」
「誤解しないで!私が心配してるのはギャラクシーよ!
それにパイロットの仕事が戦うことなら、私の仕事は歌うことよ!」
隠してる様に見えるが、端から見ればバレバレだ。
それでも気高くステージに戻るシェリルの背中を見送った。
次はいつ、どの様に虐めて楽しむかを思い浮かべながら。



fin

お粗末様でした。
初百合。....だけど、グレイスさんの場合は百合なのか謎…と思う。異端??
831名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 18:12:51 ID:sJu6vBhq
超GJ
もっといじめてあげてほしいw
832名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 18:15:07 ID:twX1oneQ
グレシェリいいねぇ
シェリルはグレイスに逆らえないってのがエロい
833*Interval act*  グレシェリ 多分百合:2009/01/02(金) 18:30:32 ID:S/BdSoai
1パラグラフ抜けてた....
>>829 >>これ >>830 で読んで下さい。


美しく設計された女の細く長い指が繊細に出来た内部を制圧してゆく。
締めつけるざらつく内部を探ると、部分的に強い反応が返ってくる。
「ふふ。ここがいいのね」
グレイスはシェリルが息を詰めた場所へ留まり、重点的に攻める事にした。
「んっ…ぁ!」
「ほら、もっと開放的になって感じて。ほら、見つけたわ。あのパイロット君」
軽くうち震えたシェリルに満足げに見下ろし、入ってきたデータを映し出した。
ホログラムに映っていた視点が代わり、一機の機体が中心の映像へと変わる。
数機が形態を変え、その場に居るバジュラを撃ち落として行く。
「ふふ、興奮してるのね。凄く指を締めつけてるわ」
止めた指をその内側で蠢かせ、勿体振りながら攻める。
滑らかに動く細い長めの指は奥まで届き、シェリルを苛んだ。
「いや、グレイス!」
内側から何かが駆け上がってくるのかシェリルの呼吸が荒くなる。
「教えてあげる、戦場で男は凄く興奮するの」
差し込んでいた指を二本に増やしグレイスはワントーン落とした声で
喘ぐシェリルの瞳を覗き込みながら、恍惚の表情を浮かべた。
「そそり立った男のそれはとっても熱くて固いのよ」
「…んぅ…ああ!」
834名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 18:48:38 ID:R+Y21VH8
アルトの奴隷はどうでしょう。
オーソドックスだけど、シェリルの願望かも…。
シェリルの女の象徴をアルトの白い欲望が支配する…でも、それはシェリル自らが望んだ事…。
…て、具合にできないかな…。
835名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 19:02:11 ID:l1uPClpU
>>833
グレシェリキタ!!


>>834
アルト「シェリルは俺の、ド・レ・イ♪だろ?」
シェリル「アルトのくせに生意気……!」
836名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 20:24:09 ID:R9klWVQz
いやらしい〜!!超GJです!
指でもニョロでも攻められそう<グレイス
矢三郎兄さんといいシェリルは女王様なのに虐められっ子が似合うなあ
837名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 20:35:16 ID:R+Y21VH8
>>835
そんなシェリルを前に、アルトは突然ファスナーを降ろし、自分のモノを出す。
「アルトの変態!!」
と、顔を両手を覆い隠しながら指と指の隙間から覗き見る。
やがて堪えきれなくなったシェリルは、荒い息遣いをしながらアルトのモノにしゃぶりつく。
「シェリル…あとでご褒美やるからそのまま続けろよ。」
そんなアルトの台詞で、下着をぐちょぐちょに濡らしながらシェリルの一心不乱の愛撫が続く。
アルトはそんなシェリルの頭を優しく撫でながら、己の征服欲を満たしていくのだった。
838名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 20:35:31 ID:c7R1gktM
Sは最高のMなのです
839名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 21:08:09 ID:R9klWVQz
尽くすS…いいわあ
840名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 21:16:02 ID:R+Y21VH8
Sってシェリルの事だろwww
841名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 21:30:31 ID:l1uPClpU
昼間

アルトをこきつかい、皆に歌を聞かせる。


夜間

アルトに奉仕して、アルトにだけ歌(喘ぎ声)を聞かせる
842名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 22:15:06 ID:R9klWVQz
こっちでも言ってみよう 料理上手はS
相手の(食)欲求をそそって焦らしながら最後は乙(の作った料理)を
有無を言わさず食べさせるから それも一日三回
希望は聞くけど決めるのも主体も俺様

バサミレグレシェリGJです!
新年早々熱いですね。本当にいいお正月だ。

>>824経由で何かを受信して、オズマ・キノコ・キャシーの3Pものを書いたので置いていきます。
3Pは難しい……でもこの3人は動かしてて面白いかも。
言葉にぼかしを入れるのは初体験ですw


******************


「よぉ、遅かったじゃねぇか」

 格式ばった重厚な扉が開かれた時、キャシーは心臓が止まるかと思った。
「ちょっと、何よこれ、どういうことなのレオン!」
 根回しのいい婚約者は彼女の腰を抱き寄せ、当然のことのように毛足の長い絨毯の上を進んで行く。
「まだ何も聞かないうちから批判をするものじゃないよ」
 背後で扉の閉まる音。そしてすぐさま、ロック音が鳴った。

「……どうして!?」
 高級ホテルのスイートルームに響く声は、勿論給仕の者達になど到達しない。
 超高層にあって、現実とは全くの別世界。
 殊に身分のある人々にとっては、なくてはならない空間だった。


「リー少佐とじっくり酒を飲み交わす機会があってね。その時、和解したんだよ」
「俺の事忘れられねえんだろう?……まあ、そういう事だ」
 事のあらすじは実に短く、キャシーの絶望感を少しも慰めはしなかった。
「全く違うようで、実は趣向が同じだったんだよ。僕と、リー少佐はね。意外な事実だったが」
「最初はキャシーが他の男とヤるなんて冗談じゃねえと思った。だがな、よく考えたらもう何度もヤっちまってるんだし、そう思ったら……無性に興味が沸いたんだ」
「キャシー。お尻もこの前教えたよね?」
「穴2つ同時に突っ込まれてるお前はどんだけエロいんだってな!」
 両隣から交互にかけられる言葉に、皮張りのソファーの真ん中に座るキャシーの顔は引き攣っている。
「君にとっても美味しい話だと思うんだけど……どうだい?」
 イエスもノーも待たずにレオンは早速キャシーの右耳を舐めている。フレグランスの混じる甘い体臭にすぐに堪らなくなって、男にしては細身の手も片乳を撫で回し出した。
 ディナーのコースを想定したデコルテの開いた赤いシルクドレスが、レオンの視覚にとても心地良かった。
「ぁっ……いゃっ」
「たまには俺のデカイのも懐かしくなるだろ……?なぁ、キャシー」
 負けじと左乳はオズマの武骨な大きな掌が鷲掴む。豊かな膨らみは揉まれつぶされ、怯え震えるように先端をしこらせる。
「君のお乳……柔らかいね」
 ぷるんっ
 遂に暴かれた右乳房にほくそ笑むはレオン。
「うおお、吸いてーっ!おっぱい出せキャシー」
 ぽろんっ
 出せと言いながら自分でもぎ取ったのは、早速左乳首にしゃぶりついたオズマ。
「あ、やだ、2人とも本当にやめてっ!」
「まあ、そう言わずに。なかなか両方の乳首を口で苛めてもらうのことはできないよ?君は幸運な女性だ」
「あ、嫌よ!レオンまでっ!あうっ……舐めちゃ、だ、めぇっ」
 腹を空かせた乳飲み子同様、レオンはキャシーの乳首に吸いつく。
「ん!いやっ、お願いやめてっ!」
 オズマは激しく、レオンはねちっこい。知っている2人の性質が身体の両側で激しく競い合う中、キャシーの両の掌はタイミングを同じくして2人の手にそれぞれ握られた。
「えっ?」
 そして、同じ形に行きついた。
「ちょ、嘘でしょ!?」


「さて……一先ず一度絶頂させてみた訳だが……」
「まさか胸舐められてチ×コ擦るだけでイクとはな。予想以上に早えぇ」

 広いベッドに転がされたキャシーは、うつ伏せで背中を丸め、乱れた長い髪の間からか細い嗚咽を漏らしている。
 胸の下まで擦り下げられたドレスの柔らかな布地が、彼女の美しいボディラインを真正直に語り、握らせてはみたものの達する事の出来なかった男達は、特に突き出された下半身の形に目が行きっぱなしだった。

「泣くな?キャシー」
「……」
「よかったんだろうが」
「……ッ、ヒック……」
「どうする?無理矢理犯すか?ちぃとばっかし辛いもんがあるぜ?」
「仕方ない。手っ取り早い手段を……」
 レオンがジャケットの内ポケットから取り出した物を見て、オズマは苦笑する。
 使用上の注意がびっしりと書かれたラベルを周囲に巡らせて、小瓶は桃色に光った。
「法律スレスレの裏物かよ……涼しい顔して結構好きだなあんた」
「名前ばかりで利き目の無い偽物よりはずっと良心的な品だよ」
「そりゃそうだ」
 一頻りのやり取りの後、一応、関係的に立場の優位となるレオンがキャシーの身体を後から抱き締めた。
「キャシー……愛している」
 慰めに頬を甘く吸うと上体をゆっくりと起こさせ、背中を胸板に凭れさせる。涙の跡に貼り付いた髪も、丁寧に整えてやる。
「……あんまり見せつけんじゃねぇよ。ったく……で?これは飲ませんのか?それとも塗るのか?」
 ベッドに片膝から乗り上げるオズマの手に握られたそれを、キャシーの放心した瞳が見つめる。
「どちらでもできるけどね。ああ、でも直接塗布した方が即効性があっていいかもしれない」
 膝の間にキャシーを抱くレオンの顔が期待に綻んだ。
 これは本当に大変な事になる。
 以前含ませた女は酷い有様だった。全く興味のない女でも、以後数回自慰の助けとなったくらいだ。これをもし、この娘が……
「んじゃ、イっちまってる間に、パンツ引っぺがすぞ」
 オズマの手により、ふんだんに使われた布地の分、赤いドレスは大きく翻った。
「うわ、昔よりエロいの履くようになったな……」
「ボクの趣味でね」
「あん?」
「リー少佐、続けて」
 ちっ、と舌打ちしたオズマは、キャシーに対する未練の分、その生地の少ない紫色のTバックを乱暴に剥ぎ取った。
「んっ!」
 糸を引く愛液ごと剥がされた下着に守られていた聖域は芳醇に香り、オズマは迷うこと無くキャシーの膝裏を掴み上げて、魅惑のクレバスを覗き込んだ。
「たまんねぇっ!」
「いや…ぁっ!オズマ、離してっ!」
「おっと、正気に戻っちまったか。可愛いが厄介だな……」
 膝下をばたつかせて抵抗を始めたキャシーの、ソコはしかし、レオンの両手の指によって容易く割られてしまう。
「さ、こうして開いている内に」
「おう!それにしてもマ×コおっぴろげってのはいいねぇ〜それじゃ早速これを使わせてもらうぞ」
 瓶の蓋を歯で豪快に抉じ開けて、オズマは適度に粘性のある液体を少量小指に乗せると、小さな孔へと接近させて行く。
 それを見たキャシーはレオンを振り返り、激しく首を振った。
「やっ!何をするのレオン!嫌よ!変なことしないでっ」
「なら、大人しく僕達に一晩仕えるかい?」
「……何でもするわ。だから変なもの、使わないで……?お願いよ……」
 哀願する顔はいつもよりもずっと幼く、それはそれは愛らしかった為にレオンをとても悦ばせてしまった。
「分かった。キャシーがそこまで言うのなら」
「ありがとう、レオン」
 元恋人の左手に残されていた小瓶は、婚約者が自然に片手で攫っていた。
 彼の穏やかな笑顔に弛緩した柔らかな襞に、それは一瞬で飲み込まれていた。
「……え?」
 キャシーの胎内がたちまち火照り、じくじくとした疼きが深い場所に生まれた。
 入れたのと同じ手際の良さで、小瓶だけ抜き取ったレオンが口端を上げる。空の小瓶は放り出され絨毯に転がった。
「えげつねぇ……」
 ぽつり、呟かれたオズマの言葉に、キャシーは目を見開いた。視界が真っ暗になった気さえする。
「う、そ……何よこれっ……あ、あああっいや、熱いっ!」
「とことん、苛めたくなるんだよ。可愛くて可愛くて仕方がない」
 半ば恍惚とした表情を浮かべてキャシーの頭を撫でるレオンに対し、改めて敵意を確信するとオズマは、指に残った媚薬を彼女の肌で拭った。



「ん、ぁっあんんーオズマぁ……」
 全裸で仰向けに寝そべるオズマの腰を跨いで、同じく肌を全て晒したキャシーは腰を振る。
「も、ぉ、入れていい?」
「駄目だ。そんなオネダリじゃきけねえな」
「意地悪っ……オズマの、おチ×チンが欲しいの、お願いよ……」
 幹に擦りつけていた割れ目を、亀頭の膨らみまで滑らせて、2つの柔らかい花弁で先端をしゃぶる。
「ああんっ!熱ぅ、い……早く、食べたい……あはぁっん……」
「ははっ可愛いヤツだな。んじゃ、一足お先に俺から挿入で問題ねーな?」
「構わない。そっちを譲るのは惜しいけど……体格的に、この体位で僕が一番下になるのは無理だからねぇ」
「よっしゃ決まりだな!……ほら、おいでキャシー。お前の大好きな俺のチ×コ、いっぱいしゃぶれよ?」
「あ───ッ!」
 細い腰を大きな掌が掴んで、巨大な肉棒はするりと肉壁に包まれた。
「いいのっオズマぁっ……もっと欲し、ぃ……んっ」
 久々に重なる唇は甘い。下半身以上に絡み合う舌には熱情が込められていた。濡れた音も一層弾んだ。
「さて、こっちもいいかな」
 唇同士も激しければ結合部分の絡み方も相当酷い。
 しかし少しだけ荒れる心が彼の顔に表れる事は無い。【過去の】恋人達を見下ろし両膝をベッドに沈ませたレオンは、媚薬が伝い前と同じように蕩けた後に昂ぶりを押し当て。
「僕も楽しませてもらうよ、キャシー」
「あ、あ、あっあぁん!」
「ん、良く締まる」
 根元まで埋めてから激しい抜き差しを開始した。
「ひぁぁん、イイ、気持ちいっレオン……、あ、やんっオズマぁ」
「くっ、こりゃ……すげ……」
 腸壁が広がっている分狭まった内部に加えて、キャシーの滅茶苦茶な腰の振り方がオズマを煽る。狂ったように跳ねる腰に合わせて、汗に光るたわわなバストが乱舞する。
 やべぇな。
「おい、中、出すぞ?いいな?」
 オズマがキャシーを飛び越えレオンに問えば、
「中に出してっ!」
 すかさずキャシー自らが、オズマの限界のペニスを食い締めた。
「駄目よ、抜いちゃっ……熱いの、かけてぇ、ああっふっ中がイイの……お願い……レオンもよ……?」
 吸い付くように纏わりつく多重の襞の心地良さに、さすがのレオンも思わず幸せな苦笑を漏らした。




*******************
尻切れでした。
キノコが黒い……でもキノコが好きで書いてます。
ありがとうございました!
847名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 23:06:56 ID:R9klWVQz
すんごいのキタ−−−−−−−−!!!!!!
超エロいですさいこうですGJGJGJGJGJ!!!!!
848名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 23:16:40 ID:R+Y21VH8
>>843-846
GJ!!!
まさかマジで>>824を小説化するとは思わなかったwww
とにかく新春早々GJ!!!
849名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 23:35:51 ID:twX1oneQ
キャシーはちょっと淫乱っぽいのがいいよなww
GJ
850名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 23:57:29 ID:qFHsL0du
グレシェリ&…
凌辱系が嫌なかたは避けて下さい。







(ここは…どこ…?)
あたたかい羽毛にくるまれ身体ごと浮かんでいるようだ。
(きもちいい…)
彼女はまどろんでいた。

『ふふ…幸せそうな顔ね』
遠くから声が聞こえる。
(あれは…誰?聞いた事があるような………。でも目が開かない…)
『いい気持ちでしょう?これからもっと気持ちよくしてあげる』
(なに…?なんて言ったの?)
彼女は問いかけようとする。けれど、口は開かず声が出ない。
身体も、ピクリとも動かなかった。
『さあ、そろそろはじめましょうか』
声は微かに笑みを含んでいるように感じた。彼女の表情と身体が強張る。それが分かったのか、
『大丈夫よ。とっても気持ちいいの』
声が優しく諭すように語りかけた。そして…

851名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 23:58:57 ID:qFHsL0du
(ひぁっ!)
なにか…ぬるぬるした生暖かいものが身体に触れた。
と同時に彼女は自分が全裸だという事に気付き、慌てて身体を隠そうとした。
しかし、身体は彼女の意識に反してピクリとも動かない。
(いや、何?何なの?これは何。私の身体はどうしちゃったのよ!やだ、何これ。気持ち悪い)
『気持ち悪い?ふふ…大丈夫よ。ほら』
(や、嫌。何か増えてる!嫌!!)

…それはぬるぬると彼女の身体をはい回る。
首筋をふたつ果実をほっそりした腰周りを引き締まったふとももを。
(嫌、ああっ。気持ち悪いぃ)
彼女の表情は嫌悪感で歪み、まなじりから涙が溢れる。


(はうっぅ!)
華奢な身体が跳ね上がる。
それの先端が口を開き、彼女の果実を彩る桜色の蕾に吸い付いたのだ。
(何?どうして…ああっ。嫌っ)
それの口から…熱い粘液のようなものが分泌されている。
(熱い、何なの。あぁ!やぁ、こりこりしないでよ!)
吸い付かれ先端を甘噛みされ、彼女は身体を震わせていた。
『あらあら、気に入られたのねぇ。……が分泌液を出すなんて』
(ねぇ、見てないで助けてよ。こんなの嫌!気持ち悪い!)
彼女は遠くから聞こえる声の主に訴えかけた。むろん、自身の声は出ないままだが。
『ダメよ。これからが本番なの。それに、その分泌液のお陰で他の子たちより速く気持ちよくなれるわ』
(何?どうして私の気持ちがわかるの?それに他の子って…はあああぁっっっ!)
それが、にゅるり…と彼女の足の合わせ目を擦り上げた。と思うとゆっくりと何かを探すようにうごめきだす。
(うぁっ、やだ。そんな所。ふぁっ、熱いの…また…)
分泌液は彼女の亀裂をたらたらと濡らしていた。
『ふふふ…ほら、気持ちよくなって来たでしょう』
(そんな事ないっ!…っ!あっ)
けれど、彼女の身体は明らかな変化を見せていた。
肌はあかく染まり、分泌液が塗り付けられた場所は熱く脈打つようだ。



852グレシェリ&… (3):2009/01/03(土) 00:01:19 ID:qFHsL0du
(はぁはぁ…、あっ。何なの?)
未知の感覚に戸惑う彼女の脚に新しいそれが絡み付く。
(えっ?や、やだっ、やめてぇ!!!ひゃああああっ!!!)

それが…脚を左右に割り開くと同時に、先程まで亀裂をうごめいていた物が、彼女の1番敏感な突起に吸い付いたのだ。
動かないはずの身体が弓なりになり、ガクガクと震える。吸い付かれた場所から全身へ電流が流れるようだ。
(そんなことやめて…もう……やめ。あぁ、あぅっ……はぁっ)
閉じた瞳から新しい涙が溢れる。
『まだまだよ。これからが大事なの』
楽しそうな声がする。
(なんで…もう嫌。助けて…)
意識が途切れ途切れになる。
強く弱く、吸い付いたそれがうごめき、その度に閉じた瞳の内側に火花が散る。

『そろそろかしら?』
その声が合図のように、ふたつの果実と小さな突起を弄んでいたそれぞれが、さらに強く吸い付いた。
(くっ、ああああああああ!)
彼女の身体が激しく反り返りびくびくと波打つ。

853グレシェリ&… (4):2009/01/03(土) 00:03:11 ID:gtejubH5


無理矢理高みに押し上げられた身体は、艶やかに光り荒い息を繰り返していた。
(もう…終わったのかな…)
何もわからないながらも、何かがひと区切りした、そう思った彼女は全身の緊張を緩めていた。
『ふふ…』
声が聞こえた気がした。その刹那…
(やああああああああああ!何か、何か入って…、あっ!ああっ!)
…先程までのものよりひときわ熱い何かが彼女を貫いた。どうしても開く事が出来なかった瞳が開き、熱い涙が溢れる。
弛緩しきった身体にやすやすと入り込んだそれはゆっくりと動き、彼女の身体を揺らした。
(あっ、うああっ!はぁっ、あっ…あっ!)
分泌液が先端から吹き出し、彼女の中を熱くしていく。
見開いた瞳は涙でかすみ、視界はぼやけていた。薄ぐらい室内に、自分の周囲だけがぼんやりと照らされているようだ。

『大丈夫よ。……はそんなに大きくないから。でも、特殊な構造をしてるみたいなの』
声のありかを彼女は探した。
『先端がさらに細くなって……の中まで入り込むのよ』
(なに、っあ!よ…く、聞こえな…んんっ!はぁっ!あっ!ああ…んっ!)
彼女を貫くそれの動きが激しくなる。異物感はあるが、痛みはなかった。
そして…徐々にではあるが先程とは違う感覚が下腹部から起こっていた。
(やだ、またぁ……変にな…るっ!あっっ!)
さらに別のそれがぱんぱんに膨らんだ突起を、こね回しては吸い付く。
(やだ、またきちゃうっ!)
『あら、またイキそうなの?嫌らしい身体ね』
(なに、何の事?あぁっ、あっ!)
全身をうごめき支配するそれは、彼女の口にも入り込む。
『あらあら、そんな所まで。ふふ…』
彼女の耳には、もうその声は届いていなかった。
『本当に気に入られたみたいね。でも…お陰で今度こそ上手くいくかしら。
色々試したけど、……と同じ方法がいいみたいだし。あら、そろそろだわ』

(はぁあっ、また…あっ。痺れるっ…やぁ、あっああ!?)
突き上げるそれが、一際深く彼女を貫いた。
(つっ、ああああああぁぁぁぁ)
先端が細くなり、彼女の奥のまだ奥へと入り込んだのだ。
本来何かを入れるような構造ではない場所だ。さらに分泌液のために敏感になった分、痛みも強く感じていた。
(か、あ…、ああ…あ)
声の主は彼女の状態を細かに分析し表示するモニターと、彼女の意識を音声化したBGMに耳を傾け唇の端を上げる。
視線を下ろせば、通常のSEXでは体験できないだろう感覚に翻弄されている姿が見える。

痛みと快感にふるえ、先程から乾く事なく溢れ出す涙の中、彼女は陸に上げられた魚のように喘いでいた。
(た…すけ………、もう…嫌。っあ!?何!?)
入り込んだそれは、ぶわっと膨らむと彼女の胎内に先程までとは比較にならないような分泌液を放出していた。
(あっ、熱…い!お腹が、やああああああああああ!!!)



『今度こそ成功しそうね』
放心している彼女を見下ろし声の主は満足そうに微笑んだ。
『大丈夫、今日の事は目覚めたら全て忘れているはず』



854グレシェリ&… (5):2009/01/03(土) 00:06:54 ID:gtejubH5




彼女は病院のベッドで目を覚ました。身体がひどく怠い。
「よかった、目を覚まして!」
「……あなた、誰…?」
「私?グレイスというの。もう大丈夫よ」
「グレイス…さん?」
「グレイスでいいのよ、シェリル」
「シェリ…ル?」
「あなたの名前よ。あなたと出会った時、あなたは記憶を無くしていたから…名前を付けさせてもらったの。嫌かしら?」
「シェリル…」
彼女はかすれた声でつぶやいた。
何故か、懐かしい気がした。けれどその理由は分からない。
スラムをさ迷っていた以外の記憶はどこにもなかった。

「あなたを見つけて…でも、すぐに熱を出して倒れてからはどうなる事かと思ったけれど…
もう大丈夫よ。後は体力が回復するのを待つだけ」
虚ろな瞳で見上げると、そのひとは聖母のように微笑んでいた。




End




最初の方、書き込みが変になりました。スミマセン。
さらにスレの雰囲気に合わないかもですが…。
855名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 00:10:33 ID:miSXQLjT
グレシェリGJですww
ところでシェリルは何に犯されてたんだ?
856名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 01:51:36 ID:nWcJu01i
グレシェリGJ!!やっぱシェリルは非処女が似合うww
もっと陵辱されるシェリルを見てみたい!!
もちろんアルランやルカナナ、ミハクラも待ってます!!
857名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 01:59:05 ID:YDks6Dfp
グレシェリだ!スゴイ!
設定はスラムで拾われた頃?
まぁ年齢書いてないから大丈夫か…
858ブレシェリ陵辱系?:2009/01/03(土) 03:03:21 ID:OjcugUGN
前スレでブレシェリ陵辱系?を半端に投下したものです。
エロに挫折してしばらく放置してましたがここの素晴らしいSSに触発されて
また書いてみたので投下します。

・ブレシェリ
・キャラ崩壊注意
・陵辱系?
・後半エロ挫折の跡が垣間見えるかもw
・関係ないけど投下主は17歳好きすぎ
というスルーポイントがあるので、こりゃあかんなと思ったひとは
「ブレシェリ陵辱系?」でNGお願いします。
859ブレシェリ陵辱系? 1/3:2009/01/03(土) 03:04:19 ID:OjcugUGN
下着の脇から指を忍ばせ蜜壷の入り口を撫でる。
ただそれだけでも内側からどんどん蜜があふれてきた。
「やっ! いや!」
ブレラが下着に手をかけるとシェリルは逃げようと脚をばたつかせる。
面倒になったのでブレラは最後の下着もまたナイフで取り去った。
「やあぁっ! 馬鹿っ、サイっテーよ!」
シェリルの脚が力なく草の上をすべった。
ブレラは喉の奥で笑う。
「そうだ、おまえの言うとおりだ。だから好きなだけ罵ればいい」
「ヘンタイ! あんたなんか大嫌い……わかりあえると思っ……あっ、あぁんっ!」
シェリルの涙混じりの言葉を嘲笑うようにブレラは蜜をすくって敏感な芽に塗りつけた。
ぷっくりと勃ちあがった芽をやさしく撫で、ゆるゆると円を描くように絶妙の力加減で転がす。
シェリルは息も絶え絶えに喘ぎ、幼子のようにいやいやと首を振る。
上気した頬から涙と汗がすべり落ちる。首筋から胸元までも仄かに赤く染め、肌に滲む汗が
パールのようにシェリルの身体を飾っていた。
ブレラはどこよりも敏感な芽を指でいたぶりながらふたたび胸の蕾を責め始める。
シェリルはもはやブレラを罵る言葉を発することもできず喘ぎ声すら掠れさせて
呼吸するのも苦しげに乱れていた。
「……っ……もっ……ふっ……はぁっ……だっ……めっ!!」
蕾を強く吸い上げ芽を摘むとシェリルは全身を強張らせて痙攣した。
「あっああぁぁぁああっん!!」
ぴくぴくと身体を震わせシェリルは放心したように目を閉じて荒い呼吸を繰り返す。
飲み下しきれなかった唾液が口の端から零れているのを見止め、ブレラはそれを舐め取り軽く
唇をついばんだ。
「もう、イったのか?」
笑い含みのブレラの声にびくりとシェリルが震える。
「ちが……」
力ない否定の声を皆まで言わせずブレラは蜜壷に指を突っ込んだ。
「っあぁあん!」
「ふっ……おまえのここはこんなに濡れて俺の指を貪欲に飲み込もうと絡みついてくるぞ?
それなのにイってないと?」
「はぁんっやっ……あっ、ダメっ……あんっ!」
シェリルのそこはブレラの言葉どおり指をきゅうきゅうと締め付け奥へ奥へと誘うように蠢いている。
ひどく狭くきついのに、ブレラの指をしっかりと飲み込んでいく。
(まさか初めてではないだろうが……)
これだけ乱れているのだ、快感を知っている身体だろうとは思ったが、シェリルのそこはあまりにも狭かった。
もう少し慣れさせないと苦しいかもしれないと考え、ブレラはシェリルの中を丁寧に刺激する。
指を蠢かせるほどに蜜はあふれ出し、かすかに甘酸っぱい匂いが漂ってきた。
その淫靡な香りに誘われてブレラは指とともに舌を蜜壷に侵入させた。
「ひゃぁんっ!」
舌であふれ出てくる蜜を掬い取って芽に絡みつかせる。執拗な舌遣いで芽を、容赦のない指遣いで蜜壷を
責めているうちにシェリルがふたたび絶頂を迎えた。
「……っっはっぁあああああああぁぁんっ!!」
860ブレシェリ陵辱系? 2/3:2009/01/03(土) 03:05:12 ID:OjcugUGN
ブレラは服を脱いだ。
痛いほどに勃ちあがった自身をシェリルの蜜壷へとあてがう。
未だ放心しているシェリルは一瞬ちいさく震えたが状況を把握していないらしく
ぼんやりと虚空へ視線を向けていた。
その乱れように喜びを覚えつつも、シェリルの眼差しが自分を向いていないことに苛立ちを感じる。
ブレラは張り詰めた自身を、シェリルの蜜を纏わせて芽に擦りつけた。
「あっ!? あああぁんっ!!」
大きく喘いだシェリルの目の焦点が合う。恐怖を湛えた青い瞳がブレラをとらえた。
「……いや……あぁ……ふぁ、おねが、い……それは、あっ、やめて」
敏感な芽に与えられる快感に悶えながらも、シェリルは必死に懇願する。
「やめてほしいか?」
ブレラはゆっくりといたぶるように芽の上で腰を動かしながら笑い含みに問う。
シェリルはこくこくと何度も頷いた。
ブレラはふわりと微笑んだ。
「それは……とっくに無理だ」
言葉と同時に一気に貫いた。
「っきゃあぁああぁあああああああああぁああっ!!!」
ぶつっという抵抗があった。やわらかな襞にきつく包まれ気をやりそうに
なったブレラだったが、その予想外の感触に驚いて動きを止める。
「ああぁあ…………ひど……い…………うっ……ふっ……」
深い哀しみをたたえた青い瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
ブレラは泣きじゃくるシェリルの顔を呆然と見つめた。
「まさか……本当に初めてなのか……?」
シェリルの答えはない。ブレラから顔を背けてひたすらに涙を零し続ける。
(あいつ、まだ手を出していなかったのか……)
じわじわと昏い喜びが胸に広がっていく。
では、こんなにも悦びに従順に反応するこの淫らな身体を知っているのは自分だけなのか。
シェリルのこんなにもいやらしくうつくしく歪む表情を知っているのは自分だけなのか。

 シェリルとひとつに繋がったのは 自分だけ

「そうなのか……」
ブレラは量感あふれる胸を両手でつかんでその喜びのままに腰を振った。
「いやあぁぁっ!」
シェリルの中は苦しいほどに狭くしかもブレラのそれを噛み千切らんばかりにきつく締め付ける。
それでいてぬるぬるとあふれる蜜とやわらかな襞がやさしくブレラを包み込む。
腰が痺れるほどの快感にブレラは容易く溺れた。
「あっ! やぁっ! ぬ、いて……抜いてよぉぉっ! あっああっ! ……はぁあんっ!」 
苦痛と悦楽のために強く眉を寄せてシェリルは高い声で啼く。
シェリルの中を掻き回しながらブレラは胸の頂を吸い上げる。
「あああぁっ!」
徐々に甘さを増していく喘ぎがブレラの情動を掻き乱す。さらに固くなった自身を深く突き入れた。
苦しげにわずかに覗く舌に誘われてブレラはシェリルの赤い唇にキスをする。
唾液がとろけるように甘く感じられる。口の端から零れる唾液を辿って首筋、鎖骨と舌を這わせ
胸の蕾をしゃぶった。
「っああ!」
白い太ももを肩に担ぎ上げ角度を変えて責め続けるとさらに強く締め付けてくるポイントがあった。
高く悲鳴をあげるシェリルに哂ってブレラは執拗にその場所を責めた。
「やぁっ!……あっあああっ……んっあああんっ……はああああぁああああんっ!!」
大きく仰け反ってシェリルが一瞬硬直する。目の前が白くなりそうなほどの素晴らしい締め付けに
絶えられずブレラはシェリルの中に熱い精を放った。
「……くっ……はあっ!」
たまらず声を漏れる。途方もない幸福感に包まれる。
861ブレシェリ陵辱系? 3/3:2009/01/03(土) 03:05:56 ID:OjcugUGN
ブレラはシェリルと繋がったままぴくぴくと小さく痙攣している彼女の胸に顔を埋めた。
シェリルの中はまだ固さを失っていないブレラ自身を煽るようにやわやわとゆるく締め付けてくるが、
シェリルは絶頂に達した瞬間気を失ったようで指先ひとつ動かさずに横たわっていた。
ブレラはシェリルの豊かな胸を揉みながら呼吸を整えていた。
息が落ち着くと至高の解放感と征服感から徐々に醒めてくる。同時にじわりじわりと虚無感が
広がっていく。
「……くそっ!」
ブレラは再び律動を始めた。すぐに固さを取り戻した自身をシェリルの中に叩きつける。
その感覚でシェリルが目覚めた。
「や、いや! お願い……もうやめてよぉっ! っあああぁ!」
シェリルの悦いポイントを最初から徹底的に責める。シェリルはすぐに抗議の言葉すら
上げられなくなり、ひたすら甘美でいやらしい歌声を響かせ続け、何度も達して何度も失神した。
ブレラは広がる虚無感を払うために何度も何度も精を放った。
シェリルの中でシェリルを啼かせている間はその声と自身を包む柔らかさに酔いしれて
余計なことを考えずにいられた。
だがブレラの体力にも限界があり、それ以前にシェリルを快感にすら反応できないほど
消耗させてしまった。

もう歌声は聞こえない。

ブレラはついに腰の動きを止めた。繋がったままぐったりとしているシェリルを見下ろす。
涙と汗で頬にはりついたピンクゴールドの髪をそっとはらってやった。シェリルはブレラの
指先にも反応せずただ悩ましい表情で眉を寄せ荒い呼吸を繰り返している。
夜陰に浮かぶ白くうつくしい裸体にはブレラがつけたいくつもの口付けや指先の跡が赤く
滲んでいる。
シェリルの中は相変わらずブレラをいやらしく包み込んでいる。
それなのに。
彼女は自分のものではない。
自分と彼女は同じものではない。
こうしてひとつに繋がっているのに。
こんなに痕跡をつけたのに。
どうしようもなくシェリルが遠かった。
どれだけ抱けばひとつになれるのだろう。
シェリルの涙も汗も唾液も滴る蜜もすべて取り込んでブレラのすべてを注ぎきるまで
重なり続ければひとつになれるのだろうか。
「グレイス……案外おまえが正しかったのかもしれないな……」
ブレラは小さく哂った。
少しだけグレイスの求めていたことがわかったような気がした。
グレイスも何かに絶望し何かに飢えていたのだと初めて気づいた。
同じところに堕ちて。
グレイスは最後まで振り返ることなく突き進んだ。
自分は……引き返せないわけではない。
ブレラは指を伸ばしてシェリルの頬を撫でた。
やさしく顔の輪郭をなぞると覚醒しかけていたらしいシェリルが小さく瞼を震わせた。
「ん……アルト……?」
ブレラは指の動きを止めた。
昏い炎が胸の内に点る。
「……くっ……ふふふ」
思わず漏れた笑い声にシェリルがはっとしたように目を開く。
青い瞳に映る歪んだ笑みを浮かべた自分の姿を捉えて、ブレラの笑い声は次第に大きくなっていた。
同時に律動を再開する。
ブレラは選んだ。
グレイスと同じく最後まで突き進むことを。
希望を抱いていた彼女とは違って絶望を抱えて。
862ブレシェリ陵辱系?:2009/01/03(土) 03:07:57 ID:OjcugUGN
オチに迷って迷って半端に暗くシリアスになっちゃって申し訳ない。
いつか明るいえろが書きたいです。

以上お目汚し失礼しましたー
863名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 04:29:44 ID:NHnz44cy
>>813
GJGJ!これはもしかして前回のバサミレの続きなのかな?
新年早々またしてもバサミレを読めるとは夢のようです!
これから何を教えていくのか、前回以上に凄いSなバサラとかわいいミレーヌが
またしても読めるのか・・・この二人で調教系とか楽しみすぎるw
どんどんミレーヌをいじめてしまうといいんだぜw
マクミリも楽しみだし続きwktk!

他のグレシェリとかキャシートライアングルとか、投下ラッシュも凄いな
神達心からありがとう!
864名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 05:56:28 ID:Lbu7OYYW
>>863
そんなつもりはなかったんだけど、書き手が一緒なのでそれっぽくなったのかもしれないですw


今見直してて気づいたんですが眠い中で書いたので色々間違ってる部分があるのでちょっと修正失礼します。

>>814
>寂しくないといえば嘘ではない。
 →寂しくないといえば嘘になる。

>>819
>二人を包んでいたバルキリーを滑り落ち、地面に落ちた音がするが、それをも構わず彼は彼女の口内を攻め立て、繰り返し繰り返し舌を追いかけ、絡ませる。
 →>二人を包んでいた毛布がバルキリーを滑り落ち、地面に落ちた音がするが、それをも構わず彼は彼女の口内を攻め立て、繰り返し繰り返し舌を追いかけ、絡ませる。


多分後はないかと。取り合えず実家から帰ってきたので続きあげます。
865新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 05:59:22 ID:Lbu7OYYW


 バサラの教育は、ミレーヌに確かな変化を与えている。
 焦らして焦らして、彼女の口からねだる事を覚えさせ、身体を重ねる快楽も1から教え込んだ。 意地っ張りな性格を服従させるかのようなたまらない支配欲は言葉では表しきれない。
 どこが感じるのか、どこをどうすればいいのか。 自分の知る範囲内のことを、真っ白だった彼女に教えていくことは知らずとしてバサラを夢中にさせた。
 足首を軽く噛み、その上で舌で小さく舐めれば耐えられないとばかりに、ミレーヌの身体がぶるりと震える。


「ぁ……だめ、ばさら……」
「何が?」

 いやいや、と首を振るミレーヌの瞳はうっすらと涙が浮かんでいる。
 それをあえて見ない振りをして、踝を唇で挟み込みちろちろ舐めあげれば彼女が小さく声を上げたのが耳に届いた。
 まるで楽器のようだ。 そう思わずにはいられない。 唇を這わすだけで、指を小さく動かすだけで彼女は多種多様の声を上げる。
 ギターのように高い音も、ベースのように響く音も、一定のテンポを持ったドラムのような音も。 ミレーヌはどんな音をも出せるのだ。


「だ、め……ばさら……ちょうだい……」
「口にしなくちゃわかんねーだろ? ……お前がよく言う台詞じゃねーか」

 クスクスと笑いながら足の甲にキスを一つ落とせば、ピンクの髪が、再び小さく揺れる。
 ぎしり、とベッドが微かに揺れて、声を上げるのを堪えようと唇を噛んでいた彼女が、緩やかに唇を開き――そして、自らの口で、言った。


「バサラのが、欲しいよ……」


 最初からそう言えば良いのに、変に意固地になるからだ。
 バサラが笑って小さく小突くと彼女は少々頬を膨らませて「だって」と反論してくる。
 どう考えてもミレーヌに“言わせる”ことを楽しんでいるバサラからすれば、どんな理由であろうと関係ない。
 要するに彼女が自分の問いかけに翻弄されて、うっすらと涙をためて、自分に屈服するのがたまらないのだ。 SかMか、といったような問題ではない。
 ただ単純に、困るミレーヌを見るのが好きなのと――それと同じくらいに、素直になるミレーヌが好きだからだ。
866新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 05:59:51 ID:Lbu7OYYW

「ったく、しょーがねーなー」

 どこもしょうがなくないのだが、彼はニヤニヤと笑ったまま足を解放すると、手際よく服を脱がせてゆく。
 コートとマフラーをはずし、ホットパンツからのぞくすらりとした生足を撫ぜながら上着を一枚、また一枚と彼は脱がす。
 最初の頃は、あまりの手際のよさからミレーヌから文句も言われたものだ。 何人の女を抱いてきたのか。 そう聞かれてもバサラは覚えていない。
 基本的にバサラにとっての世界というものは「音楽」が中心に回っている。
 女よりも歌があればいい。 熱い歌で人の心どころか山を動かそうとすら思う。
 ……そう上着に何も着ていない状態であっさりと言い放ったバサラに、ミレーヌはほとほとあきれ果てたものだ。
 そして、同時にプリプリ怒り出したのだが、その意味をバサラは未だに分かっていない。
 明らかに「自分も所詮音楽以下で忘れられるのか」という意味合いが込められているのだが、バサラがそこまで女心を察せるのか。
 その様に、聞かれればNoと答えるしかない。 そして、そのことはミレーヌ自身何度も身をもって経験しており、分かりきっていることでもある。
 プリプリ怒るミレーヌを、嫌味など言えないくらい、怒ることさえ忘れるくらいに没頭させ、色々仕込んだのは言うまでも無い。
 例えば下腹部を直に撫でるだけで甘い吐息が漏れたり、シーツに投げ出された腕がバサラの体に巻きつくように仕向けたのはバサラである。
 完全に、ミレーヌはベッドの上でバサラに振り回されている。 それは、もちろん現在進行形で、だ。


「ミレーヌはほんっと、エロいな。 すぐ色々覚えやがる」
「だ! だって」

 肩口に唇を添えてキスマークをつけながら言えば、もごもご口を小さくさせて、ミレーヌは反論をしようと試みる。
 けれど、中々言葉が出てこず、思わず視線を逸らし、火照る頬を押さえるように両方の手を自分の頬に押さえつけた。


「だって、覚えれば…………もっと、してくれる、でしょ?」
「……男を誘う言葉、もうちょい覚えさせねーとな」


 いい女は男を誘えるもんだぜ? クスクスと笑みを零しながら、ゆっくりと指を突き立てればミレーヌの身体が跳ねる。
 グリグリと内壁を刷り上げれば腰が浮き上がり、足りないとばかりに指をさらに食い込ませようと彼女の腰が動く。
 小刻みに動く姿はなんとなく蛇を思い出させた。
 呼吸を乱れさせて、長い髪を揺らして乱れるミレーヌはとても艶かしい。
 白い肌にはバサラのバルキリーの色を象徴するかのように赤い花がいくつも咲き誇る。

 赤い花、白い肌、桜色の髪。 

「紅白饅頭みてぇ」
「……ば、か……食べれない、よ」
「そーか?」

 ―― 十分お前は甘いだろ。
 耳元で甘く囁けば、彼女の体全身がぶるり、と震えた。
 どこが甘いのか、なんてバサラは言わない。 体が甘いのか、性格が甘いのか、その敏感に感じてあげる声が甘いのか。
 何を意味しているのかは敢えて言わず、遠まわしに、そして同時に追い詰めて追い詰めて――最後に何が欲しいのかを自分の口から吐き出させる。

「自分で腰動かして、どーよ?」
「っ、ぁ、あ!」
「やらしーのな、ホント」

 くすくすと耳を甘噛みすれば、更に体が揺れる。
 ゼントラーディの血を半分受け継いでいる彼女の耳は人間のそれよりも少し尖っていて、まるで御伽噺にいるエルフのような耳をしている。
 外見よりも若く見られるのはゼントラーディが全体的に外見が若いせいなのだというが――実際のところは微妙だ。
 確かにミレーヌの母・ミリアが外見よりも若く見れるのは納得が行くが、逆にミレーヌは年相応には決して見えない。
 並んでみたところで年下ではあっても、七つも八つも離れているようには思えないものだ。 ……外見的な意味でなら。

867新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 06:01:39 ID:Lbu7OYYW


「ばさら……バサラぁ……も、だめ……おねが、い……」


 ふるふると震えて、涙を目いっぱいに溜めて、そして体はバサラの長い指をくわえ込んで離さない。
 乱れた桜色の髪から覗くエメラルドのような大きな瞳が、バサラをじっと見つめていた。
 けれど、彼はそんなことはお構いなしにミレーヌの体をグリグリとえぐるように指を増やしていく。
 体がまた震えても、バサラはミレーヌの「お願い」をさらりと風のように交わすのだ。

「我慢ぐらい出来るだろ? ミレーヌ」
「ぁ……だ、っ、て! んんっ……! 我慢、できないよ……!」


 ライヴのときとはまるで逆だ。
 少しは一人で突っ走らないで周りを見ろと諭して怒るミレーヌに我慢なんかしないと、俺は俺の道は行くと歌い続けるバサラ。
 ベッドの上では、まるで鏡のように逆転している。 いやいやと首を振ったミレーヌにバサラは思わず笑った。
 ここまで言わせるのにどれだけの時間を要したことか。 求めさせて、焦らして、言葉で攻めて、手を使わせ口を使わせ、その他諸々。
 ―― 今、きっとミレーヌは間違いなく自分なしでは満足が出来ない体になっていることであろう。
 そう考えると、優越感なのか何だか分からない愉悦を感じずにはいられない。

 バサラのまだ脱ぎきれていない肌蹴た長袖を引っ張り、ミレーヌはバサラにもう一度、懇願してみせる。
 普段のミレーヌとは違うミレーヌは、とてもではないが想像することは出来ないだろう。

「じゃあ、前に言ったとおりにやってみろ。 ……出来るよな?」

 指を引き抜いて、自分の膝の上に乗せ彼女の言葉を待てば、荒い呼吸を整えながら、彼女は蚊の鳴くような声で呟いた。



「お願い、バサラ……の、それ、を……ここに、入れてくださ……い」



 羞恥心から、目をそむけ顔を赤らめるミレーヌに少々バサラは不満ではあったが――……。
 これ以上ミレーヌに追求すればおそらく後日また散々怒られ、口も利かなくなるくらいに拗ねるので、ミレーヌの唇に軽いキスを送ってみせる。

「ま、及第点、ってとこだな」

 祝福のキスを額、頬、鼻の上とじっくりと贈った後、バサラのそれはミレーヌの体を一閃した。
 最奥まで貫き、体が真っ二つに引き裂かれるかのような激痛がミレーヌの体を襲う。
 今までの声とは比較にもならないほどの甲高い、鳥とも獣もとも言い難い声が部屋に響き渡る。

 ……隣の部屋にグババが寝ていることなど、彼らはとっくに忘れているのだろう。

 卑猥な水音と、二人分の体重がのしかかってベッドが軋む音がリズミカルに響く。
 そこに更にミレーヌの甘い嬌声が響きバサラの理性を搾り取る。 けれど「並大抵」ではないバサラにとってはそんなことも矢張り何のその、なのか。
 彼の口元は苦痛に真一文字になることは一切なく、むしろ緩んだまま――時折、クスクス、と笑い声すらするほどだ。
 乱れて、体を動かして、背中に手を回して、口で精一杯息をするミレーヌは「子供」ではない。
 いくら周囲や自分が子ども扱いをしていても、十分に大人だということだ。 そして、それを植えつけさせたのは他でもない――バサラである。
868新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 06:03:15 ID:Lbu7OYYW


 水音も重なって、ミレーヌの艶かしい体がくねり、二人の体が月明かりに照らされ艶かしくも幻想的な空間がそこに出来上がる。

「どうだ? 欲しがってたヤツだぜ」
「っあ! ひゃああっ! だ、め……!」
「駄目? 嘘つくなよ――それじゃあ何でここはこんなに離さないんだ?」


 なぜ、どうして。
 全て分かりきっているくせに、逐一聞いて、そのたびに動きを止めるバサラに焦らされ、その都度ミレーヌは背中に回していた手を首に回しバサラに体を見せ付けるようにのけぞり腰を律動させる。
 一人ででも動かなければ、我慢が出来ないほどミレーヌの体は「そう教え込まれて」しまったからだ。
 けれど、結局満足することも出来ず、バサラの思いのまま――ミレーヌは唇から歌のように言葉をつむぐ。

 素直にならない奴にはやれねぇな。
 そういって引き抜いて、ミレーヌを観察し始めるバサラはある種鬼畜だともいえるのだが、無論彼は無自覚である。
 そもそも「鬼畜」だとか「S」だとか、そんな言葉は彼にとっては何の価値もない。
 素でそんな言葉を吐くからタチが悪いんだ、とミレーヌはこっそり思っているのだが、かといっていくら言ったところでやめる気配は皆無なので、もはや諦めも混じっている。


「バサ、ラ……おねが……ひゃあっ……! だめ、かんじちゃ……!」
「たりない、って疼いてるぜ? 凄い光景だ」

 太ももを伝って落ちる粘着性のあるミレーヌの蜜は月の輝きに反射しきらりと輝く。
 蜘蛛の巣にかかった蝶とでも表せばいいのだろうか。 どうにかしようと悶えながら、自分をニヤニヤ観察するバサラの心を動かそうとミレーヌは体を身じろがせ、震える手で彼のそれに触れた。

「っ、おま、ミレーヌ?!」
「バサ、ラが動いてくれないなら……やるもん……」

 圧し掛かるように彼の体に縋りつき、それを先ほどと同じく胎内に、今度は自らの力で入れると膨張し始めたこともあってか益々大きさを増し、ゴリゴリと奥を貫く。
 それだけで目の前がチカチカしたが、物足りず、顔を下ろせば驚いたような顔をするバサラがいて、ほんの少し、ミレーヌは優越感を感じた。
 振り回されるのはいつだって自分だ。
 ライヴの時もしかり、ベッドの上もしかり、日常生活でもしかり。
 ―― たまには、振り回してみたい。
 ふつふつと湧き上がった気持ちを顕著にして、ミレーヌはちょっとだけ笑った。


「教えて、くれたのはバサラだから、出来るわよ」
「…………へー」
「ひゃぁっ!」
869新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 06:17:19 ID:Lbu7OYYW


「教えて、くれたのはバサラだから、出来るわよ」
「…………へー」
「ひゃぁっ!」

 無反応に近かったが、バサラはミレーヌが言い終わるよりも前に彼女の突起したそれをピン、とまるででこピンをするかのように弾いた。
 それだけの刺激でミレーヌの腰が小さく浮くが、彼はその瞬間にミレーヌの腰を抱き、己の腹筋を使いぐるり、と上下の立ち位置を反転させる。
 ぐるり、と世界が反転してミレーヌは驚愕したが、それ以上に引き抜かれては貫かれる「それ」の激しさに歯を食いしばることも唇をかみ締めることも忘れ、唯なすがままに声を上げる羽目となる。


「あ、ぁああああああ!」
「お前が、俺を、振り回すなんて、十年はえーんだよ!」
「っ、ぁ、ああっ! や、ぁ、ぁあっ! バサ、ラ! ぁ、もっと……!」
「おま、締めすぎだって……!」


 バサラが意地悪言うからでしょ!
 そういいたいのに、口が回らない。
 噛み付くようなキスを何度か交わし、痛みを和らげるように胸をぐりぐりと揉まれ、そしてもう一度奥を貫かれると、ミレーヌはまた高い声を上げた。
 本能のままに、獣のように重なり合う二人の隙間が出来ないようにと言わんばかりにミレーヌは彼の背中に手を回し無防備に開かれた足を、バサラに蔓のように巻きつかせる。


「ば、さらっ・・・!あ、ぁ……! おねが……ずっと、欲しかったの……!」
「そーいうのは、先に、言っとけ、バーカ」


 ぎゅうと背中に回された腕に力が篭る。
 ねだるのも求めるのも、全てバサラが教え、植えつけたこと。
 そして、それら一つ一つを受け止めてくれたミレーヌはずいぶんと従順で、純粋。
 いつまでたっても汚れない。 自分色に染まったところで、彼女は彼女のまま、彼女のカラーを持ったまま、白い。
 そのことが、たまらなく楽しくて、たまらなく可笑しい。
870新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 06:26:17 ID:Lbu7OYYW


 ぎゅうと背中に回された腕に力が篭る。
 ねだるのも求めるのも、全てバサラが教え、植えつけたこと。
 そして、それら一つ一つを受け止めてくれたミレーヌはずいぶんと従順で、純粋だと、バサラは思う。
 言葉にすることは恐らく無いだろうが――子供だから、とかそういった意味ではなく、彼女は、変わらない。
 いつまでたっても汚れない。 自分色に染まったところで、彼女は彼女のまま、彼女のカラーを持ったままだ。
 そのことが、たまらなく楽しくて、たまらなく可笑しい。


 好きか嫌いか。 そんな言葉では表現できないほどだ。
 では、愛しているか。 軽々しく言える言葉ではない。 ついでにいえば「そういった感情」が乏しいのが熱気バサラの特徴でもある。
 けれど、今こうして自分の腕の中で必死で理性と本能のリアルファイトをしているミレーヌは、愛らしいと思うし、守りたいとも思う。
 ギシギシと、普段なら五月蝿くて目を背けたくなるような古びたのベットの軋む音すら愛しく感じるほどだ。
 程なくして、がむしゃらに求めていたミレーヌがいっそう甲高い声を上げると、かくん、と力が抜けた。

 
「……おい、ミレーヌ?」
「っ、ん……」

 トロンと目元を潤ませながら、バサラを見上げて「なに」とかすれるような声で言ったミレーヌにバサラは思わず笑い、彼女の唇にキスを落とした。
 「歌姫」失格じゃねーか。 そう言えば、ミレーヌは未だしっかり脳が働いていないのか、曖昧にうん、だの、何だの呟いている。
 けれど、ミレーヌの胎内に今尚あるバサラのそれは未だ彼の欲を吐き出していることは無く、それが意味しているのは、第二ラウンドの幕開け、である。
 先日と余り変わらない状況に陥ったというのに、全く懲りるどころか、むしろもっと、と思うのはいけないことだろうか。
 律動を繰り返すバサラにミレーヌの体は順応に対応し、彼女のまた甘い声が部屋に広がっていく。
 やがて、彼女の胎内に白い欲の塊であるそれが出されると、二人揃ってベッドに倒れこみ、疲れ果て、苦笑をしながら、小さな声で会話を始めた。


「バカ、信じられない! なんでいっつもいっつもつき合わせるの?!」
「そりゃあ、一人で吐き出すよりまとめてそのままヤったほうが楽だからだ……って、何で叩くんだよ」
「……バサラの無神経、自分勝手、バカ!」
871新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 06:39:31 ID:Lbu7OYYW

 布団を引っ張り出してもぐりこむとミレーヌはバサラの厚い胸板をそっと撫でてもう一度「バカ」と小さく呟いた。
 なぜ自分が先ほどからバカバカ言われているのかさっぱりバサラは分かっていない。
 ―― が、取り合えず布団を引っぺがし、彼女の手に自分の手を合わせて貝殻のように絡ませるとぬくもりがじんわりと自分に伝わってきて、思わず口元が緩む。
 頬がリンゴのように真っ赤になったミレーヌと目が合うと、彼女は視線を逸らしたが、額に小さなキスを一つ落とせばくすぐったそうに目を瞑る。
 そして彼女からもお返しのキスが唇に施された。

「……ね、バサラ?」
「あ?」
「……あのね」

 今年の最初に、一番最初に言いたかった言葉があるの。
 そういったミレーヌに、バサラはふと一時間か二時間か、それ以上前のことを思い出した。
 時間にこだわって、あーだのうーだの言いつつ言いたかった言葉があるとか何とか言っていたミレーヌの顔は真剣そのもので、なぜか圧倒されたものだ。
 ミレーヌはにこり、と笑うと彼の頬にキスを落として首に抱きつきながら甘く囁いた。


「あけましておめでとう、大好き、バサラ!」
「…………は?」


 ムードのかけらもない、呆然とした声。
 何よう!と頬を膨らませたミレーヌに対して、予想七十五度ほど斜め上を行かれたバサラは思わず困惑した。

 ―― たかだかそんなことを言うためにあれだけこだわっていたのか、こいつ。

 心の中だけでとどめておいたのはある意味正解だったかもしれない。 恐らく言ったならばミレーヌの容赦の無い右ストレートが彼の顔面めがけて飛んできたことだろう。
 ……けれど、まぁ、悪いものではない。 女の子らしい、メルヘンかと夢物語のような願望。 たまには、そういったことに付き合うのも、悪い気はしない。


「俺も」
「……ん?」
「俺も、好きだ」
「…………………は?」


 それ以上に無いというくらいにミレーヌは沈黙し、バサラ以上に素っ頓狂な声で聞き返した。
 ……付き合おうとした自分がバカだったのかもしれない。
 思わずでこぴんを一つして、その上からキスをすると「一回しか言わないからな」と彼は少々気恥ずかしそうに笑って言ってみせる。
 数秒時差が生じたのかミレーヌは固まった後に目を満月のように丸めてもう一度、と彼にせがんで見せたが、当然バサラがその日もう一度、ミレーヌにそんな砂糖菓子のように甘い言葉を吐くことは無かった。
872新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 06:44:29 ID:Lbu7OYYW


 ……しかし、キャッキャと傍から見ればバカップルにピンチが訪れる。

 ―― 階段を駆け上がるような、それでいてゆっくりと動くような音がベッドの振動から届いた。
 音に思わず揃って動きを止め、顔を見合わせる。

 こんな時間に、誰が?

 思わず布団を揃って頭から被り修学旅行かのように二人はボソボソと相談を始めた。



「レイか?」
「……レイはこんなヒールなんか履かないわよ。 秋子さん一人、っていうのはないし……」
「じゃあビヒータ」
「……ビヒータならもっと足音大きい」


 じゃあ、誰。
 まるでホラー映画のような展開にミレーヌはあせったが、それをかばうかのようにバサラはしい、と彼女の口を手で塞いだ。
 足音は一歩一歩近づいてくる……。
 奇妙な緊張感が彼ら二人を襲う。






「……ミレーヌ! いないのか?」


 耳に届いた、聞き覚えのある声。 忘れるわけがない。 ミレーヌにとっての実父であるマクシミリアン・ジーナスだ。
 バサラにとっても馴染みの人間である。
 ……まずい。 非常にまずい。
 基本的に非常に堅物であるマックスの前に今出るわけにはいかなかった。
 髪はぼさぼさ、かつ情事の後だ。 ミレーヌの体の中にはバサラの放った子種がある状態。 ……当然、異臭がするのは見抜かれるだろう。
 しかも不幸なことは度重なるもので――、次の瞬間ミレーヌは盛大に体を硬直させた。



「いないのかしら、ミレーヌ、ミレーヌ!」



 ―――― 母だ。
873新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/03(土) 06:55:46 ID:Lbu7OYYW



「……なんで二人一緒にいるのよおおおお!?」
「しっ、ばれるぞミレーヌ、黙ってろ」

 こんなところを見られたらただ事で済むわけが無い。
 どこの馬の骨……とは恐らく言われないだろうが、それにしたって何が起こるかわからない。
 ミレーヌは思わずバサラの背中に隠れる状態で、必死に手を掴んでいたが、バサラは布団から起き上がり、放っておいたジャケットを羽織るとくるりとミレーヌに振り返り「絶対黙ってろ」と言い聞かせた。
 言い聞かせた、というよりは命令に近いそれだったが――偶々バサラは上着をもともと着ていたまま情事を行ったことが好都合だったのか、ジーンズを履くとミレーヌをもう一度布団に隠して鍵を開ける。

 ミレーヌはバサラに言われたとおり、沈黙し、じっと耐えていたが扉越しで何か会話が聞こえてくる。
 ……何を言っているか、までは聞き取れなかったが、なにやら笑っていることから恐らくは、まとも、なのだろう。 …そう思いたくて、必死にミレーヌは祈った。
 祈って祈って祈って、どのくらい時間がたっただろう。 布団をばさり、と広げられ、目の前に飛び込んできたバサラの表情に、思わず安心して彼女はボロボロ涙を流してしまう。


「あーあーあー何で泣くんだよ、お前は」
「だ、だって……ママたち来たから……」
「新年の挨拶、だってさ。 お前買出し行ったって言っておいたから、朝もっかい来るってよ、ったく、新年早々泣くなよ」
「バサラぁ……」

 ぎゅう、と抱きつき、安心したせいか嗚咽を混じらせ泣くミレーヌにバサラはどうしたもんかと困惑したが、よほど心配だったのだろう。
 彼女が縮こまって、祈っていた時に彼のサングラスを握り締めていたようで、どこか生暖かい。
 ああ、まったくしょーがねーやつ。

 思わず口元が緩んだが、それを隠すようにミレーヌをぎゅう、と抱きしめて「大丈夫だって」と安心させるように言えば涙をどうにか引っ込めようとミレーヌは嗚咽交じりに「うん」と小さく呟いた。
 ……既に月は引っ込み始め、白み始めた空。 朝がやってくる。
 結局、レイと秋子は帰宅せず、ビヒータも分からずじまいだったせいか、後ろからバサラに抱きしめられる形で、二人は揃って今年初の朝陽を見ることとなった。


「……そういえば、パパとママ、何で来たんだろ」
「さーな?」
「もしかして、同じことしようとしてたりして?」
「ンなアホな」


 そんな会話をしながら、二人は額と額をごつん、とあわせて笑いあった。
 ……そんな、とある年の、新年の挨拶。




――
以上でバサミレが終わりです。明日にでもマクミリあげます。 毎度長くてすみません…orz
874名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 07:36:57 ID:/zWc+q42
GGGGGGGGJ!!
なんだ…この投下祭は!職人さんたちありがとう!
キャシー3Pもシェリル凌辱もバサミレも朝からどうしてくれんのかってくらいすごい萌えた!
875名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 10:14:35 ID:egnbbknh
>>873
GJ過ぎる そしてどこまで芸風広いんだよwww
もしかしてちょっと前にも超時空3pやアルラン・ルカナナや兄シェリを書いてクリスマス期にアルシェリやミハクラとか書いてないかい?
ただ、連日の投下はありがたいが、頑張り過ぎても居ませんかな?
相当寒くなっているし、身体壊さん程度にご自愛下さいな …でもマクミリも待ってる
876名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 11:24:37 ID:GKigcNq2
お年玉キタ−−−−−−!!!
グレシェリもブレシェリもバサミレもGJ!デカルチャーだよあけまして!
877名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 11:27:42 ID:ejJU/BhQ
なんというかマイナーカプ連続投下すばらしすぎる!!!



シェリソス (´;ω;`)ブワッ
878名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 15:16:08 ID:i+wjXnYF
レイとアキコがいないのは姫はじめをしてるからという電波を受信した
マクミリがどう動くのか楽しみ過ぎる
ミレーヌが毎度可愛いくて本当嬉しいよ、ありがとう!
879ある少年兵の初夢1:2009/01/04(日) 00:09:41 ID:5wMVL8pN

投下ラッシュに歓喜ww さて投下 夢オチとはいえ寝取られあるのでダメな方ご注意

「おはようございます、ルカさま」
ルカです。朝起きたら、メイド服に身を包んだナナセさんが僕の部屋に居るという夢のようなシチュが目の前で展開しています。
…これは全く想定外の事態です助けてミシェル先輩
ちなみにナナセさんが袖を通されているのは白のエプロンに茶色いワンピースが組み合わされたエプロンドレス…
ムチムチしたお御足を包んだニーソックスとスカートの隙間の絶対領域が素敵過ぎます!!……でもなんでこんな展開に?やっぱりドッキリ?
そんな僕の混乱を横目に、テキパキと働かれるナナセさん。カーテンを開け、僕に掛かっていたシーツに手を掛けたところで……あ
ダメですってそんな、僕のVF-19ではないエクスカリバー(約束された勝利の剣)がスクランブル体制になっているのに…

「あら、お元気ですね。このままでは苦しいでしょうから、そのまま横になっていて下さいね」
そう言いながら、僕に掛けられたシーツをずらすナナセさん。躊躇することなく下腹部に顔を寄せ、股間のモノを手に取っちゃったりしてます
「もっと、大きくしますね」
これまた戸惑うことなく、先端部分に接吻を下さり、さらに妖艶に微笑むナナセさん
普段は天使のような清らかな笑顔が似合う貴女ですが、堕天使のような魔性の笑みも堪りません。あ、僕のエクスカリバーがタキシングを始めました
「…頂きますよ」

「くっ!」
なんと言いますか…。ティッシュ越しの自分の右手と大違いです。…アレは柔らかい製品を使ったとしても繊維で擦れますし乾いてますし
それに比べてナナセさんのお口、しっとりしてて暖かいです。あぅ空いた手で僕の乳首をいじるなんてそんな…
さらにナナセさんのお口から溢れてきた唾液が陰茎を伝って……。お、お尻の方までひんやりした感触が…
ぁう。ナ、ナナセさん、ふくろいじっちゃらめぇぇぇかんじちゃいますぅう!
あぁダメですってもうちょっとしたら射精(で)ちゃいますってどうせ出すならナナセさんの膣内(なか)のほうがいいんですが!!
………あ、出ちゃった
880ある少年兵の初夢2:2009/01/04(日) 00:10:11 ID:5wMVL8pN
あれ?…そういえば、ナナセさん、なんだか慣れていませんか?
ナナセさんは、特に苦しそうな表情を見せることなく傍にあったティッシュに吐き出していましたし…
いえ愛するナナセさんにリードして頂くことに全く不満はございませんが、一体このテクって誰から教え込まれたんですか?
どうせやるなら、何も知らない無垢なナナセさんを僕の色に染め上げていく方が理想だったりしたのですが

「それは俺だよ、ルカ。染めた…というより、今では俺なしでは生きられない位まで仕込んだ」
出た、腐れチ○ポオ○マ野郎もとい早乙女アルト先輩!そ、それよりも、これは一体!?
「お待ちしておりましたご主人様。言い遣ったお仕事が終わりましたので…その、ご褒美を。…あっ」
ナナセさんの肩を掴み大人なキスをするアルト先輩…。ってダメです!!ナナセさんは僕のです!!
そんな僕を完全にスルーしてキスを続けるお二人、やがて蕩けた表情でアルト先輩の胸元に顔を埋めるナナセさん…。
「ナナセに命令したんだよ。…偶にはルカにも良い思いさせてやれってな。まぁコイツは俺のモノだから、挿入れるまでは許可できないが
 キスくらいまでならコレの裁量に任せるといったが、ファーストキスはできたか?」
ナナセさんの髪を撫でつつ、アルト先輩の左手がナナセさんの下腹部に伸びたのを僕は見逃しません!!
ですが、ファーストキス云々のくだりは全力で聞き逃す!!アーアー聞こえません!!
「ん…。ご主人さま…。もっと、ご褒美下さい」
ぼ、僕のベッドのシーツ、ナナセさんの愛液でぐしょぐしょになっています…。ヤッているのはアルト先輩ですが…

「そ、そんな…。おかしいですよナナセさん!!目を覚まして下さい!!」
思わず叫んだ僕に、アルト先輩がイイ笑顔をこちらに向けてきます
「ルカ。大体、お前のような童貞でワカメ頭がナナセみたいな良い女に相手にされると思うのか? まぁ良い夢見れてよかったな」
ワ、ワカメ頭…。こんな事、親父にも言われたこと無かったのに!!…ど、どどど童貞なのはナナセさんに清い身体を捧げる為なんです!!
なのに、目の前のナナセさんは胸元も露わなあられもないお姿で、しかも情欲に溢れた表情でアルト先輩に甘えています…
「…ご主人様、切ないんです。身体が火照るんです…。…ですから早くご褒美を、ご主人様を下さい」

そ、そんな…。認めません…。僕はこんな悪夢、認めません!!
あれ?何だか周りが明るくなって、しかも聞き覚えのある電子音が…。あ、目覚まし時計の音ですよね、コレ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

目が覚めると、いつもの朝でした。はは…。今までのヤツは夢だったみたいです。……本当に夢で良かった
ナナセさんも鬼畜外道腐れチ○ポオ○マ野郎もといアルト先輩も当然いるわけなく…いつもどおりの一人きりの部屋
ベッドのシーツも、僕が寝ている間に垂らした涎の跡と、残りもう一箇所しか湿った部分はありませんでしたし…
…夢精してしまったのか、トランクスの濡れた感触が妙に情けなかったりします。…今年初の洗濯がこんな、こんな…
これはちょっとしたトラウマなので、ミシェル先輩の遺産の『メイド物』と『調教物』、あと『寝取られ物』は手放すことにします
アルト先輩以外にいい引取り手は居ないものでしょうか?……ダメ元でブレラ少佐辺りに勧めてみます

<了>
881名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 01:13:18 ID:lTEjfXgJ
少年兵きたーww相変わらず報われないwww夢で良かったな
882名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 01:32:25 ID:+HKcgiKC
>>858
ブレシェリ続編待ってました!!
これからどんどんブレラのゆがんだ愛情と
陵辱シェリルが壊れていくのを見たいですw
その裏で実はアルトはランカと・・・って展開も待ってますw
883名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 01:36:10 ID:AtATZWUn
またアルランのクレクレか('A`)
884名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:04:20 ID:HbHyMKQA
あっちが自分が望んだ流れにならなかったから、こっちに戻ってきたのかな?
885名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:05:02 ID:UiOkoA0s
>>879
ルカァ〜www
夢で本当に良かったな!
頑張れよ!
職人さんGJです!!

>>883
ほっとこうぜ
かまうのも面倒だ…
886名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:06:51 ID:+HKcgiKC
自分はあっちのスレ立てた人とは違うよ
裏でアルランだったほうがシェリルの堕ちっぷりが際立つと思っただけ
アルラン少ないからアルランも見たいけどね
887名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:09:46 ID:J12ybtIG
>>886
歪んだ愛情のランカの謀略に掛かり犯されるアルトですね!分かります。
888名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:12:36 ID:syV5ZNf3
ブレシェリならアルランよりいっそグレアルとかのほうが面白そうだがww
889名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:15:01 ID:UiOkoA0s
>>887
それ、ちょっと見てみたいw
890名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:27:33 ID:rlObynaM
>>887
ブレラに犯されたシェリルと
ランカに犯されたアルトが慰め合ってるところを受信した。
891名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:42:49 ID:SwbbJdn4
>>890
ペニバン装着のランカに後ろの処女をいただかれちゃったアルトですね、分かります!
892名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:47:39 ID:AUC38NqH
>>887
一服盛って動けなくしたアルトに跨り狂ったように腰を振りつつ
「シェリルさんばっかり…意地悪だよアルトクンッ!」と
執拗に責め立てるランカを受信した。
893名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:50:43 ID:x5UFh0N1
媚薬か
894名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:01:58 ID:+HKcgiKC
>>890
むしろアルランが結ばれてるのをみせつけられながら
ブレラになぶられ壊れるシェリルwwww
895名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:09:53 ID:i124xQtD
>>879 GJです。
>>892 そのネタどっかの同人誌で見た気がする。


相変わらず尻尾が出過ぎて隠れてないよ、グレイスに調教してもらって来いwww
896名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:19:54 ID:Sy+fgNwf
>>865
バサミレなんだこれ!良すぎるだろうwテンポが良くてエロくて興奮したwバサミレいいなー
調教しまくりのバサラがもっと鬼畜でミレーヌ啼きまくりでもいいくらい、もっとエロくてもいいくらい最高でしたよ
お正月からいいもの読ませてもらいますた
バサミレに思わぬところではまった感じだwまたいつか鬼畜バサミレ楽しみにしてますよ
その前にマクミリも楽しみだが、投下が続いてるようなんであまり無理しないでくだされ

>>879
ルカwwwワラタwGJでしたw
897名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:21:33 ID:e31FuSom
なんだかなぁ…
相変らずアルランに過剰反応して除外する
アルシェリ厨に仕切られてるんだね、このスレ

>>ID:+HKcgiKC
素直にしたらばに帰った方が良いよ…
ここはアルラン派には辛いスレだから…
898名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:27:23 ID:x5UFh0N1
>>897
あんたみたいなカキコが一番ダメに見えるんだが?
何故特定の厨が仕切ってると断定する?
それらの方々は専用スレで楽しんでるのでは?
899名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:35:44 ID:0axB4ZVe
900名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:37:02 ID:kazZxUfX
>>897
アルランの人はアルランスレに行ってるんじゃないかな?
901名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:54:15 ID:e31FuSom
>>900
うん、普通のファンはそうだと思うよ
ただあっちはエロ系禁止だろうから
本当はこっちに来たいファンの人も多いとは思うよ

でもこの雰囲気だとやっぱり難しそう…
どのカプ好きも共存できればいいんだろうけど
アルランの名前出しただけでキツイ対応する人がいて
流れがおかしくなるしね…
902名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 04:02:34 ID:GXp8ysOg
うーん、正直アルシェリ厨だと押し付けるのはどうかとも思う。
自分書き手の一人だけど、アルランもアルシェリも好きだし書きたいとも思う。
けど、ブレシェリへの米でクレクレとか書かれているの見るとやる気そげる。
書いてくれ、っていうよりも前に自分で行動してみなきゃ意味がないんじゃないかな?

何が言いたいかって言うと、アルシェリ厨に管理〜みたいな決め付けイクナイってことで。
903名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 04:02:56 ID:kazZxUfX
>>901
分かりづらくてごめん
したらばじゃなくて難民に行ってるんじゃないの?って言いたかったんだ
904名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 04:04:37 ID:x5UFh0N1
>>901
そう言う事わざわざ書くから雰囲気が悪くなるんだと思う
明らかに煽り文章とわかるのはスルーするしかない
あなたも>897でアルシェリ厨、アルラン派には辛い〜と煽ってるように見えるのは反省して欲しいな
905名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 04:06:53 ID:e31FuSom
ごめん自分も言葉が過ぎたね…
でも今のこのスレの流れはふつうのアルラン好きには辛いよ
参加しずらくてROMってる住人も多いと思う
これ以上は愚痴になりそうだし今夜は寝ます

>>903
あそこはとっくにアルランアンチに乗っ取られてる
唯一あるエロネタもアルシェリAAだしね…
906名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 04:08:49 ID:Mizrbz8t
クレクレじゃなく、こんなアルランがいい!とかっていう萌えポイントを言ってた方が良いと思う。
自分はミハクラ、アルシェリ、グレイスと誰か…とかならネタが浮かぶけど、アルランは浮かばないんだよね。
最近はグレナナ妄想を頭で展開してるよw
907名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 04:09:44 ID:x5UFh0N1
>>905
難民のとこはネタスレになってるから
ちゃんとスレ立てした方がいいよ
908名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 04:37:15 ID:Mizrbz8t
>>880
ミシェルの遺産を見て呆然とするブレラが見たいw
あと近親相姦物とかを見て「普通の兄妹はこんな事をするのか?」「ブレラお兄ちゃん、違うよっ!」みたいな…。
909名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 04:38:27 ID:3yJHPD4S
上の方でも何度か話題になってるけどネタもなくクレクレ
その上、他キャラSageしてたらそりゃ突っ込まれる
萌えネタしたいなら萌えネタだけ語ればいいのに、語りにくいとか
投下しにくいとか厨とか。確かにアルシェリ多いけどそれは職人が
多いからに過ぎない。大体レス見ててランカSageしてるレスは
無いに等しいのに勝手に自己憐憫に浸るのはいいけど書き込むのは止めた方がいいよ
910名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 05:16:57 ID:8eR8xYrt
またこの流れかよw自分と合わないと思うレスがあったら基本的にスルーすればよくね?
クレクレ厨もクレクレ厨に構うやつもいい加減にしないか。
投下あるなしは職人次第なわけで、クレクレされてても気にせずそのリクを受けて
投下しようと思ってくれる人は投下してくれるし、クレクレのレスを見てクレクレウゼェと思い投下しなくなる人もいる。
ただそれだけのことだろ。

問題はクレクレがある度に、●厨だろ〜厨と決め付けんな〜いやむしろ■厨じゃね?というレスが続いて
結果的にスレ自体の空気が悪くなり、投下しづらいと職人が思い嫌気をさして
職人自体がいなくなってしまうことだ。
実際そういう流れでやがて誰もいなくなり、最終的に無くなるスレが今までいくつもあるわけで。
連投とかでいかにも荒らしなクレクレ以外は、基本的にはスルーしとけばいいんじゃないかね。
ただクレクレばかりレスする人は、その結果むしろそのキャラの投下が減ってしまうかもしれないということも
考えた方がいいと思うがね。

あと自分の好きな流れじゃなく辛いと思ったら、自分でネタを提供するなり投下するなりするのが
エロパロ板に限らず2ちゃんじゃ基本じゃないのか?
色んな流れがあって、その流れを面白いと思う人がいたらレスがつくだけ。
このカプには辛いだの言ってる人は、>>635>>642あたりをもう一度読めよ。
マクロスでエロである限りスレ違いとかじゃないんだから、自分でエロネタ提供も投下もしないで
ROMがどうだ流れがどうだ言うのはお門違いだ。
このスレはカプ厨同士が争うスレでもじゃないんだよ。
もう何度も何度も言われてるが、どのカプのエロ投下があろうと、投下された中で好きな話を美味しく頂けばいいんだよ。
エロパロ板にいるならこんな簡単なことくらいいい加減覚えようぜ。長文ごめん。
911名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 06:39:13 ID:29GGo0sS
なんか、最近は純粋にエロを楽しむんじゃなくて、それを利用して他キャラとか
他CPを貶めたいだけのように思えるレスが多くなってきてる気がする。
職人さんが盛り上げる設定のために使うならまだしも、リクでそういうのって
どうよ?
見てて吐き気するっていうか、気分悪くなるし。
ここに着てるってことは一定年齢超えてるんだからそこ辺の配慮ちゃんとしようよ。
912名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 07:14:33 ID:lTEjfXgJ
もうクレクレする人放っておけば?
いくらクレクレしても職人が書く気になってくれなきゃ大して意味ないんだし
いちいち注意するよりスルーしたほうが平和でしょう
913名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 07:36:11 ID:i124xQtD
過度じゃなければクレクレもいいんじゃない?
ネタ書いてこんなのあればいいな〜とか言うのもアリ

ただ、自カプageの他カプsageだったり投下しにくい、話しづらい
挙げ句、決まってる訳でもないのに厨と決めつける。
これいつも荒れるテンプレ。
これまでに何度も繰り返してるんだからそろそろ止めて。
アルランファンって言ってるけどそんな事言い出す奴が一番
アルランファンに迷惑かけてるとおもうんだがな。

以後スルーする。
914名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 08:06:15 ID:RV2kDd6u
また荒れてるのか…いつでも口火を切るのはアルランクレクレだな
ほんといい加減にしないと冗談抜きでここアルラン禁止にされかねないよ
ただでさえ各所でランカ・アルラン厨が暴れた結果名前出るだけで嫌がられて
普通のファンはすごく肩身狭いのに…これ以上迷惑かけんのやめてくれよ!
915名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 08:06:45 ID:ld2qsAW9
もうテンプレに入れて欲しいよ
以下のカキコ禁止
・ ネタフリもなしにアルランが読みたい
・ アルシェリばかり

他のカプネタも楽しんでいるのに気分悪い
一言多いんだよいつも
いい加減学習してくれ
916名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 08:10:02 ID:r9n/HnVj
禁止とかはともかく
オレらもスルーするようにしようぜ
まともなアルラン好きもカワイソウだ・・・
毎回来て愚痴るのはお子様だろ
917名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 09:11:40 ID:lTEjfXgJ
アルシェリ多いから投下しづらいって言ってる人に逆に聞きたいけど
アルシェリ書いてる職人が自重すればアルランが増えるとでも思ってるのか?
冷静に考えて書き手に自重させたところで全体の投下数が減るだけの話だと思う

作品を作ったことのある人間から言わせてもらえば
スレにどのジャンルの投下が多かろうが、作品が出来上がってしまったら投下したくなるものだし
「○○ばっかりだから投下しづらい」なんつーやつははなから投下する気も作る気もない人間だと思ってる
918名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 09:32:43 ID:q23PJDmF
>>880
またまた少年兵来たーっ!
夢とはいえいい目がみれてよかったねー!でも、夢なのにNTRとは……やっぱり不憫だ
だが、そこがいいっ!
919名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 09:39:06 ID:yOMYum+y
>>880
ルカwwwwwww報われねえwwwwwGJGJGJ!

>>883
うだうだ言われて以降&滝スレが出来て以降
アルシェリの投下がなくていろんなカプものが投下されてるのに
さっぱりアルランものがなくて残念ですぅ

ネタになるような妄想でも書いときゃまだましなのにだめな人たち
920名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 09:52:11 ID:OjBsu3KW
伸びてるなぁと思ってきてみれば、またこの流れ…
こう何度も同じこと繰り返されると、正直もうランカ関連はランカ専用でやってほしいと思ってしまう。
完全にわけた方が職人様も投下しやすいんじゃないか?
921名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 10:29:42 ID:JSYf8+gm
このままずっと欝陶しいのが湧くようじゃ一時的にアルラン隔離した方がよくないか?
専用スレだってあるし
こういう痛い厨は他カプ好きだけじゃなく、まともなアルラン好きまで敵に回して
自分の首絞めてるだけって気付かないんだろうか
シェリルみたいに本編でシチュエーションが豊富だとエロも書きやすいだろうが
ランカは見た目ロリっぽいし、バジュラ寄りのせいもあってか思考と行動が理解しづらくて、
人によっては電波で痛い子に見えて萌えないし書きづらいだろうに
ネタもシチュも提案しないでクレクレうぜーよ
922名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 10:39:03 ID:lTEjfXgJ
隔離までする必要はないんじゃない?
923名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 10:54:20 ID:HOZK1ejO
ランカものは隔離する必要はないが、アルランはランカスレ隔離でも別にいいよ
なんの為に専スレあるんだか・・・ま、あのスレはネタとして面白いから別にいいが

投下する側でもあるけど、アルシェリでもアルランでもキノグレ、
オズキャシ、ミハクラ、なんでも楽しみにしている自分としては、
いちいちこういった雰囲気にするアルラン厨がウザくて仕方がないわ
924名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 10:56:43 ID:yOMYum+y
隔離してそっちで続けられるだけの燃料が無い以上
また戻ってきてクレクレになるのは見えてるよ
相手にしないのが一番なんだろうね…ついついかまいたくなるが

925名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 11:02:13 ID:rlObynaM
これからは君たちにスルー検定を実施するよ!
だが、目触りって可能性もあるし、最悪>>915のテンプレ追加もありかもな。
926名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 11:14:59 ID:i124xQtD
取り敢えず以下
・他カプ、キャラのsage禁止
・投下しづらい、話しづらい の文句禁止

これに限る。アルランは隔離する必要はない。

>>921
下4行(一番下除く)いらんだろ。
927名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 11:25:00 ID:WbQOSHdI
自分はいろんなカプ読みたいから特定カプ隔離されたら辛いな
>>910の言うとおりだと思うんだ
スルースキル磨かないとこの先隔離カプが増えることになるかもしれない
隔離前例つくると荒らしの手段にされそうな気がするんだよな
こうやればこのカプ追い出せるのかって変な風に解釈しそう
928名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 11:38:51 ID:EaDUKS5a
まあ隔離してもネットで完全隔離なんてまず無理なわけだし。
>>926の言うようにすればいいんじゃないか?
929名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 12:01:04 ID:Cev0AhnW
そういやナナセの男嫌いの理由の裏設定をどっかで見たんだけど住人的にはどうだろう?
自分はその線でエロ妄想しようとしてもなんか可哀相になってきて書けないんだけど、
エロパロ的にはアリなんじゃないかなとも思えて複雑だ。
少年兵に頑張っていただきたい!
930名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 12:05:39 ID:GXp8ysOg
>>875
いや、残念ながら自分はまだバサミレしか上げたこと無いんですよ
なので超時空3Pやアルラン・ルカナナとか兄シェリの人とは違う人間です。
もちろんアルシェリやミハクラの方とも違います。
つか恐れ多い限りですw
マクミリ終わったらしっかり休みます、心配してくれてありがとうございます!

>>896
心配してくれてありがとうございます、バサミレいいですよねバサミレ!
とりあえず頑張って続き書きますw


Fばっかりの中7混じっててなんか、申し訳ないです。
バサミレ+マクミリのマクミリサイド出来上がったので投下失礼します。
931新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/04(日) 12:08:26 ID:GXp8ysOg
※ 先に >>814-820>>865-873 をお読みください ※


 FIREBOMBERが忘年会で騒ぎきっている時間帯の頃。
 ミレーヌ・F・ジーナスの実父にしてシティ7艦長であるマクシミリアン・ジーナスは頭を痛めていた。
 殆どの艦内に居る者は非番の者は全て帰還。 残りの者も新年ということで浮かれきっている。
 早々にマックスも家に帰還しようと思っている、のだが。 この一件ばかりはどうにも早々に終わりそうに無い。

「……ね、艦長何かあったの?」

 ブリッジオペレーターの一人である美保美穂が紙コップを片手に同じくオペレーターのサリーに尋ねると彼女は小さく肩を上下させた。
 プロトデビルンとの戦いから、早くも数年が過ぎようとしている。
 とても五十を過ぎたとは思えない若々しい顔、体つき。 ブリッジ勤務女性たちの憧れの上司そのもので、彼に憧れて勤務を始める女性も少なくない。
 夫婦仲が悪いと噂され、艦内で夫婦喧嘩をモニター越しで行っている現場も度々見られたが、それも先の大戦で吹っ切られた。
 ミリア・ファリーナ・ジーナス。 マクシミリアン・ジーナスの夫人でありマクロス7の市長でもある彼女の性格を知るものは口をそろえて言う。

 【 この母ありにして、あの娘あり 】

 その「娘」は誰のことかと聞かれれば恐らく大方の人間は大人気ロックバンド、FIREBOMBERのミレーヌ・フレア・ジーナスをあげるだろう。
 長女のコミリア・マリア・ジーナスはそれはそれは美しく、穏やかで、どちらかといえば父親に似ていると称されることが多い。
 実際のところはどうなのか一切不明だが、噂によると統合宇宙軍のエースパイロットになったという。
 既に子供が居ても可笑しくない年齢でもあるのだが、実際のところマックスもミリアも、そのことに関しては何も言わない。
 ……が、末娘のミレーヌに関しては非常にミリアが結婚に関して口を酸っぱくしていっていることから、恐らくコミリアは既に既婚しているのではないか、という噂も耐えない。


「艦長?」
「何だ、モニターから目を離すな」
「はい、ところでそのー、何かあったんですか?」

 くるりと画面に視線を戻して、暢気に美保美穂が尋ねるとマックスは動揺した。
 あからさま過ぎる動揺に本日居残りの美穂とサリーはちらりとマックスに視線を送るが、彼は咳払い一つで「何もない」といたって静かに言い返す。
 手元にある、たった一枚の紙切れ。 そんなものに頭を悩ませていることなんて部下達に知られるわけには行かないと彼はいたって真顔で私のことはいい、と言い返した。
 ……無論、この後彼が居なくなった後にオペレーター数人による憶測が飛び交うことは目に見えている。

 マックスはゆっくりと椅子から立ち上がると、その紙切れを持ってブリッジから重たい足取りで出て行った。
 その姿をオペレーターたちは顔を見合わせながらじっと背中を見送った後、参謀が「年末ですからかな」と小さく呟いたのを耳にしたものは居なかった。
932名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 12:09:12 ID:fSLd6LeB
某歌姫アンチスレでエロパロはアルシェリ厨のすくつだと言われているよ
933新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/04(日) 12:10:10 ID:GXp8ysOg



「……ミリア、どういうことだい、これは」

 モニター越しに写った愛妻に、出来るだけ穏便にことを済まそうと、穏やかな口調で尋ねるマックスにスーツ姿のミリアはあら、と小さく笑うだけだ。
 ……分かっている。 これが何かは分かっているからこそ、頭が痛いのだ。


「何って、婚姻届」
「……私が言いたいのはそういうことではない。 いつの間にこんなものを作ったのか、と言っているんだ」
「だって、煮え切らないんだもの、あの二人」

 少し拗ねたようなミリアの言い草はまるで少女そのものなのだが、可愛らしく言ったところで全くもって洒落にならない話だ。
 ……しかし、そんな愛妻の姿も可愛らしいと思うのは惚れた弱みなのだろうか。
 マックスは画面越しのミリアにも分かるように、紙切れをぐっと突き出して「どういうことかね、これは」ともう一度彼女に尋ねてみる。
 真っ赤なルージュが施されている唇が「だって」と再び開いて、ミリアはテーブルに両手を着くと溜息を一つ、零す。


「ミレーヌいくつだと思ってるの?」
「……ミレーヌにも本人の意思というものがあるだろう」
「あなたね、そんなこと言ってても歌ばっかり歌ってお見合い蹴っ飛ばして、宇宙飛び立っちゃったりとかしてるのよ? あの子」


 分かってるの。
 逆にこちらが怒られてしまったことに「なぜ私が怒られなければならないんだろうか」と少々の疑問をマックスは抱いたものの、ミリアの言い分をしっかりと最後まで聞く。

 彼女の言い分は、母親としていたって簡単なもので。
 要するに早々に身を固めて欲しいのだ。 娘達は全員自立した。 結婚をしたり、とある星で歌の特訓をずっと続けていたり――と様々ではある。
 その中でも末っ子のミレーヌは特に一番上のコミリアと年齢が二十歳近く違うことからか、何かと世話を焼きたくなる。
 末っ子の原理というものだろうか。 何かあるとハラハラして大丈夫だろうかと思う。
 ……他の娘達もそうなのだが、特にミレーヌのお転婆っぷりは目に余る要所がある。 ミリアの娘なのだからしょうがない。 そうミリアを知る人間達は口々にいうのだが――そういう問題ではない。
 今をときめくロックバンド・FIRE BOMBERのベース、そしてツインボーカルの片割れとして音を奏でる娘の将来が心配なのだ。

 お見合いをさせたガムリン木崎との関係は――「良い相談相手」かつ「ちょっと気になる異性」だと困ったように笑っていた末娘。
 そんなことがあったのは先の大戦の際で、あれからもう数年既に立っている。 当時十四歳だったミレーヌも、今では十七を過ぎる頃。
 ……十七歳と言えば、マックスがバーミリオン小隊に配属された時よりも年上だ。 既にこの時マックスはミリアと出会っている。

 ミリアの言いたいことはマックスにもわからなくはない。
 確かに、孫の顔は見たい。 他の娘達は全員自立しすぎて逆に連絡が無い。
 双子のミューズとテレーズは今どうしているのだろう、とか、次女のミラクルも元気だろうか。
 コミリアは今ミレーヌが十七歳であるのだから、プラス二十。 すなわち三十七だ。 結婚相手は一度便りがきたきりで性格も分からないが――きっと大丈夫だろう。
 孫に会いたいと思う気持ちもあるが、向こうから申し出ない限りマックスは何となく、気が引けるのだ。
 夫婦仲が悪くなって、そのせいか娘達は自分と妻であるミリアへの反発心を其々胸のうちに抱える結果となっている。
 「ああはなりたくない」と言われているのではないか。 そんな不安さえ過ぎるマックスに、気兼ねしないミリアは「ちょっと」と頭を抱えるようにして彼に問いかける。

934新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ):2009/01/04(日) 12:11:31 ID:GXp8ysOg


「マックス、あなた人に尋ねておいて聞いてなかったの?」
「あ……あぁ、すまない」
「もう、しょうがない人ね。 ……兎に角、私はそれを【市長】として受け取るつもりです。 あなたもしっかりと目を通したのでしょう、今日届けてください」
「待ちなさい、そもそもだね、彼に許可も取っていないのだろう?」

 紙切れをズームアップさせるように見せ付けるマックスに対し、ミリアは図星とも言わんばかりに視線を逸らした。
 紙にはプリントアウトされた文字で「婚姻届」と書かれており、その下にはバサラとミレーヌの写真、そして名前と判子が記入されている。
 そもそもバサラは現在進行形で、あちこち放浪・冒険を繰り返している。
 もしかしたらどこかに思い人がいて、その相手と婚姻を結んでいるかもしれない。 宇宙は広いのだからそれぐらいありえる話だ。
 ミリアを諭すように、そう言うもマックスの諭す言葉はあっさりと「そうかもしれないは結局可能性の話でしょう」と切り捨てられる。


「もし嫌だったら籍を抜くでしょ? いいじゃない」
「ミリア、君はミレーヌをバツイチにさせたいのか!」
「あら、ミレーヌならバサラにどうやったってついていくでしょ? それにあの子、バサラのこと好きだし、何も問題ないじゃない」


 確かにミレーヌはバサラに対して一種の依存とも取れるようなほど、執着心を持っている。
 ……が、それはバンドのメンバーとしてかもしれないし、はたまた年齢の近い、兄のようなものとしてみているのかもしれない。
 ミレーヌにとって一番身近だった六女・ミランダがバサラと略同い年であることから、そういうこともありえるだろう。
 必死にそう説得するマックスに対して、ミリアは呆れたような溜息をつくばかりで、相手になどしてくれない。


「あなたね、もう少し女心を考えなさい」
「いや、しかし……」
「それよりも、仕事はよろしいんですか? “マックス艦長”」


 ぴしゃりと鞭のようにいい放ったミリアの容赦の無い迎撃にマックスは一瞬戸惑ったが、流石に天才と呼ばれるだけのことはあり、彼はすぐに姿勢を正すと、ええ、と頷く。
 実質、マクロス7とシティ7の二つで一つの船団は、彼らジーナス夫妻が統括しているため彼ら二人は「仕事」と「プライベート」を共有しあう形となっている。
 マックスは静かに、視線をブリッジに向け、そして時計をちらりと見た。
 艦長の不在は基本的にはご法度なのだが、実際のところ本日は年末最後の日であり、一般人軍人含めオフにすべき日でもある。
 小さく口元を緩ませふ、と言葉を零すとミリアの怪訝そうな顔をしながらも、マックスの言葉を待つのが見えた。
 ……何年、一緒に年など明かしていないだろう。
 不意に彼女の言葉が、声が、顔が恋しくなりマックスは帽子をとって「ミリア」と彼女の名前を呼んだ。


「何かしら? 後艦長、公私混同はいかがなものかと思いますが?」
「この後、私は抜ける」
「……あなた、何言い出してるの?」

 先の星間戦争の際、かの有名なロイ・フォッカーや一条輝とのチームを組み戦い続けた「天才」と称されるマックス。
 軍人であるがため、仕方が無い。
 仕事優先である生活が続き、そして更に女性に対してフェミニストであるがため女性の影が常にちらついているような男だ。
 その「軍人」であるマクシミリアン・ジーナスの今放った言葉をミリアはぐるぐる脳内で反芻させて、そしてやっと理解すると盛大に溜息をついた。


「……あなた、バカ?」
「バカとは心外だね、私はいたって真面目だよ。 年末くらい、愛妻と一緒に過ごしたいと思うのはいけないことかい?」
「……全く、呆れるわ、本当に。 私にミレーヌが似たっていうけど、あなたにだってやっぱり似てるわ」
935新年のご挨拶(バサミレ+マクミリ)


 失笑とも苦笑ともとれるそれに、マックスは肩を落として少々オーバーに笑って見せた。
 それぐらいのご褒美ぐらいだって私も欲しいものなんだよ、なんて五十代には決して見えない口ぶりに、ミリアも釣られてそうね、なんていい返す。
 この時の二人を見たものがいたとするなら、恐らく「夫婦仲が冷え切っている」だなんていわれることは無いだろう。
 別居から同居に戻ったとはいえ、マックスが家に帰ることなんて滅多になく、ミリアも家を空けることが多いためか以前と大差がないように見られがちではある。
 ……が、二人の関係は、一時期の冷え切ったものよりは大分落ち着き、それどころか再燃していると取ってもらってもいいだろう。


「分かった、私も早々に切り上げて帰るわ」
「ああ、もらい物だがいいシャンパンを買っておいたからそれでも開けよう」
「あら、なら私も何か持っていかなきゃいけないじゃない」


 あんまり期待しないでね。
 少し恥ずかしそうに笑って、画面を切る直前に見たミリアの表情の残像がマックスの瞳に映る。
 長年連れ添ったパートナーは、あの頃から変化を遂げて、ずいぶんと大人になりそして更に美しさに磨きがかかった。
 しみじみとそんなことを考え、思わず口が緩む。

 ……こんな自分の姿を見たら、彼は何と言うだろう。
 豪快に笑って、「天才つっても女の前じゃカタなしだな」なんて言うのだろうか。
 上司なのに、どこまでも明るい人だった。 今は、もう居ない。

 どこまでもおおらかで、マイペースだったあの男は何と言うのだろう。
 いつもと同じように笑って「大変だな、色男も」なんて言うのだろうか。
 同時期に配属され、同じように戦ってきた仲間の中でも誰よりも明るく前向きだった人だった。 彼もまた、今はもう居ない。 

 先輩で同級だった、三角関係の中に居た男は何と言うのだろう。
 優柔不断で、おろおろしがちだったけれど、決める時は決めてくれた時と同じようにアドバイスをくれるのだろうか。
 結婚で悩んでいた際に、支えてくれたように、最も欲しい言葉をくれるのだろうか。
 メガロード-01は今はどこの宇宙を旅しているのだろう。
 彼と、彼の愛すべき妻と――子供を乗せた船は、ダークホールの向こう側で空の海を漂っているのだろうか。
 ……彼も、また、マックスの手の届かないところに行ってしまった。

「……らしくない」

 思わず苦笑してしまう。 先の大戦で共に戦った人々が自分を残してどこかへ行ったことを、今になって思い返すなんてどうかしている。
 沢山の同胞が命の花を散らし、死んでいった。 そのリアルを受け止めながらマックスはエリートという、天才と言う肩書きを持って階段を上る。
 振り返れば沢山の屍骸が転がっている。 分かっている。 自分が沢山のゼントラーディを殺めたことも、そしてこれからまた、誰かを殺めることも。
 それでも――守りたいものがある。
 恐らく熱気バサラあたりは「誰かを傷つけて手に入れるようなものでいいのか」と憤怒をむき出しにするのだろうが、天才と言えどマックスもそこまで器用ではない。


「……守りたいからこそ、戦うんだ」


 歌が全てを包み込み、全てを支え、戦争を停めさせる。 命を落とさずにすむ、すばらしい方法。
 けれど、それは無限大に続くわけではない。
 バサラの次に引き継がれるような力を持った人間も居ない。 ……そういったことを踏まえると、時折無性に不安になる。
 けれど、マックスは艦長だ。 「マクシミリアン・ジーナス」が弱音を吐いていいわけが無い。
 弱音を吐けばそれがつながって、軍内にも動揺が走る。 常に毅然として、真っ直ぐと前を見ていなければならない。
 ……酷な話だ。


「ああ、困ったな」

 今すぐミリアに会いたくなった。
 小さく零した言葉と共に、彼は少々引きつりながらも――笑った。