服を着ないのがデフォの女性キャラを語るスレです。
人外も有りですがあまりに人型からかけ離れたキャラクターは
スレチです
2GET
3 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 23:56:16 ID:d7ZtFKu1
臨死!!江古田ちゃんのスレと聞いて
言われた一言が♪
「何で、裸なの?」
でもそんなの関係ねぇ〜!
そんなの関係ねぇ〜!
ホロは微妙だな
割と早く服着ちゃったし
せっかくだから俺はエプロン刑事を選ぶぜ!
裸にしてもアレだよな…
ソックスだけは脱がさないんだよな…
11 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 20:06:39 ID:D1HAfESr
>>4で紹介されてるキャラは皆ソックス履いてないぞ
ピクル(範馬刃牙)
原始人
>>12 スレタイには女性キャラとあるが…ピクルが雌だったら更に怖いな
けっこう仮面
人外と言っても色々いるからなあ…俺としては
有り:翼、角、エルフ耳、尻尾、3つ目、特殊な髪色やアイカラー、小人サイズ、
(ロボットの場合)間接に接合線がある程度
無し:手足や頭や乳房の数が多い、単眼、4つ以上の目、特殊な体色、顔か体かその両方が
動物・モンスター・機械そのもの、衣装として機能する体毛、巨人サイズ
なお、「無し」には萌えはするもののこのスレ的に微妙なものと
萌えることすら不可能なものをまとめて挙げた。
16 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 20:35:26 ID:XmTqBzGZ
せっかくだから俺は、このスレを支援ageするぜ
職人降臨期待
服を着てれば服や下着を洗濯すれば済むことだが
着てないとなると部屋とか生活してる全てが…
出版社だかテレビ局がニューギニアの裸族を取材してた時
原住民の一人が腰掛けた機材からは排泄物の臭いがしてどうしようもなかったそうだ
一時期流行ったパンツを履かないで寝る場合も毎日シーツを洗わなければ
不潔になるので却って不便だったそうだ
>>17 一日3回風呂に入る裸族…ちょっと厳しいか
高層マンションの最上階で真っ裸で暮らす美女。
隣の空き部屋に引っ越してくる少年。
ラ・フェスタ(裸祭り)がの開催されてるのはこのスレですか?
「さらば宇宙戦艦ヤマト」のテレサとかw
しかも自分の全裸の姿を惑星サイズで宇宙に投影する露出狂っぷり。
>>21 それ違うから。
好きで裸になったのでなくて、裸にされて、幽閉されたんだから。
それから、投影したのは宇宙でなくて、宇宙戦艦ヤマトの第一艦橋の通信用画面、と、幽閉された空間、だから。
>>22 しかし、彼女にうかつに服を与えると大爆発するから。
というか、白色彗星帝国は、どうやってテレサを脱がしたんだろう?
>>17 それウソだから
>出版社だかテレビ局がニューギニアの裸族を取材してた時
>原住民の一人が腰掛けた機材からは排泄物の臭いがしてどうしようもなかったそうだ
あとで謝罪させられてたし。
腰掛けたのではなくて、腰掛けさせたんだよ。
においの話はウソだから。
>一時期流行ったパンツを履かないで寝る場合も毎日シーツを洗わなければ不潔になるので却って不便だったそうだ
それウソだから
パンツも、おなかや足の部分にゴムが入ってないもの、つまり、緩めに紐で固定したものを着てたし。
それに、寝間着はちゃんと着て寝るように指導してるから、
人によっては、寝間着は汚れたり不潔になったりしたかもしれないけど
シーツは汚れていないから
>>22 「反物質」の事ね。
多分 物質と接触させて消し飛ばしたんだと思うよ。
常に全裸でありさえすればジャンルはなんでもいいスレ?
クイーンズブレイドのアイリとメローナの出番かっ
アン・ライスの眠り姫ですね、わかります。
>>26 人外ならどれだけ人間に近い外見かによるだろ。
男とブスとババアは論外。
昔アフターヌーンで飼い犬♀が人間の姿になる話があったよーな…
ここで裸王様の出番ですよ
裸の女王様とな?
ここで挙げられたキャラでハーレム作りてーな。
ただしピクル、テメーはダメだ!!
マカイザーララ
フラジールのレンは有りなのか!?
裸の女王様と言うと…
王女様、家臣たちの居る前に裸で登場。
慌てる家臣たちに
「この服はわらわに忠誠の厚い者のみが見ることのできる服じゃ」と宣言。
家臣たちは鼻の下を伸ばしつつ、口々にその見えない服を褒め称える。
中には見解の違いから決闘を始めるものまで…。
真面目な青年貴族が遅参してきて
「王女様は何も身に着けておりません」と言う。
周りの者はそれを聞き「この者は王女様に忠誠心を持ってない」と噂するが
女王、それを聞いて「この者こそ、真の忠臣よ」と褒め称える。
また喧嘩した2人に対し「わらわの為に其処までしてくれるとは」と、この2人も賞賛する。
そんなのを思いついた。
それは本当に寓話でありそうだな
その真の忠臣を旦那にして、
「もうわらわは肌を晒すようなことはせん……お主以外には、な」
となるわけですね(エロパロ的な意味で)。わかります。
喧嘩した二人はどこに据えるのがいいだろうか・・・。
何かが始まりそうな気がするな
>>38 結局その後も王女様は全裸で、
「……えっと、王女様? 私以外には肌をお見せにならないと……」
「何を言う。見せてはおらぬ。これはお主には見えない服じゃ」
スレ趣旨に沿うとこうなりますね。
王女様ただの露出狂ですけど。
41 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 19:08:05 ID:zTGX2WAV
服飾アレルギーの女の子。
服を着るとショック起こしてぶっ倒れるから常に全裸。
……とかどうかな
それだと、例えば、カーペットやラグ、布団(ベッド)畳や木の床や壁なども「布地と同じ種類」なので、
例えば鉄筋コンクリートむき出し、だとか、ビニールやプラスティックを貼り付けた部屋での生活になるよね?
"ぼくの地球をまもって"のヒロインは温室っぽいとこで全裸だった
昔電撃ホビーの1コーナーで双子のホムンクルスのセイシ(♂)と
ランコ(♀)というキャラがいたな。
常時全裸の子供の姿でヘソが無くマジックで描いてて、
スレチだがセイシはちんちんが無いから作りもののそれを付けてた。
ほんの2コマだが彼等が学校に行って「はだかんぼ」「変な名前」「オタク」
といじめられるのには当時おっきしたものだわ(ランコに対してのみ)。
他に知ってる人いない?
で、画像は!?
チャンピオン烈の危さん
こういうのは人外の場合が多いからこそ人間だと萌える
CMNF要素は必要だよな
(ググッてみて)
着てる男と着てない女、の意味か。
個人的には周囲が服着てるのに1人だけ裸というのがいいと思う。
故に裸族やヌーディストビーチにはイマイチ萌えんな。
51 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 22:51:56 ID:BdSLfyvE
まず書き手が思うように書いてくれればいいよ
というか、いるのか書き手
なので募集age
52 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 01:09:41 ID:IYYs76aF
俺に文章力さえあれば…!
俺からも募集ageするとするか
きっかけ?
多分、幼児の時、かな?保育所や幼稚園でパンツとサンダル?で近くの公園で遊んでたり、駆け回ってた、写真が有る。
夏だけでなく、真冬の雪の中でも。
通園は、制服。シャツブラウスとスカート。男はズボン。丈は男女とも、膝が見えるていど。冬は上着。そして靴下と靴。
当時は、大勢の子ども達がオムツだけやパンツだけでいても、安全だったのだろう。
今みたいに、幼子が犯罪に会う事がほとんどなく。
親は着飾らせるのが好きだった。
髪の毛は、お尻が隠れるまで。
物語のお姫様が着るような服が多く、だから、外で遊ぶのに邪魔で。
だから、親の見ていない時に、脱いで、遊ぶようになったらしい。幼稚園でもパンツだけで遊んでいるので当たり前のように。
高校生になって…小学校も中学校も、今は無くなった分校で…下宿生活。
学校は制服で、だけど、家では、一人暮らしで、パンツだけの生活、いつしか、パンツも穿かないで。
日本の法律上、裸の外出は禁止なので服は着るけど、透けない程度のだし下着は着ない。
学校ては、一応、パンツとブラ、ソックスは使う。男子生徒のオモチャにされたくないし。
そして、面倒なのか、慣れなのか、暖冷房はいらない事
55 :
53:2008/10/12(日) 19:44:44 ID:hV6ArBm+
ごめんなさい。
この程度しか書けないで。
現在の、先進国などでの状況で考えると、こんな雰囲気だと思います。
お化けや妖精さん、または、脳内彼女なら、大丈夫かしら?
まさか、未婚女子は全員、裸を義務化された地域
という設定の方が文章が作りやすいかな?
まあ、確かにリアリティとの並立は難しいだろうなあ
こんなの書いてみましたが、いかがでしょうか?
--------
僕はこの春に無事大学に合格し、都内で一人暮らしすることになった。
親父の知り合いがオーナーのこのマンションへの引越しも終わり、一人ぐらし生活が始まるんだなぁと思うと、期待と不安で感慨深いものがある。
「そういえば、隣の部屋の人たちに、挨拶に行かないとな、、」
俺は粗品のタオルを3つ持ち、とりあえず最上階のペントハウスに住む大家さんの家に向かった。
「ピンポーン」
「はーい。どなたぁ〜。」
20台後半のセクシーバディの女の人が出てきた。胸の部分がばっくり割れている服を着ている。
「あの、、503号室に引っ越してきた、駿河です!!!。よろしくお願いします。これ、つまらないものですが、、」
彼女は上半身を部屋の中の方にねじり、誰かを呼ぶ。うう、ばっくりあいた胸の隙間から乳首が見えそう、、
「あなた〜。503号室に引越ししてきた子よ〜。」
奥からファンキーな服装の爺さんが出てきた。この人が有名なデザイナー、建築家、そし芸術家で、このマンションのオーナである。
最初に出てきた女の人が”あなた”って呼んだな?もしかして、奥さんなのか?
「おお!駿河君の息子か。よろしくな。困ったことがあったら何でも相談に来なさい。」
「はい、よろしくお願いします。」
俺は、自分の部屋の階に戻り、右隣の502号室のチャイムを鳴らした。
「ピンポーン」
「・・・・・・」
誰も出ない。まあ、社会人なら今は会社に行ってる時間だしな、夜にまた行こう。
続いて、505号室のチャイムを鳴らした。
58 :
隣のゆかりさん ◆GEVp42JBUQ :2008/10/13(月) 06:44:37 ID:PK1yS5e4
「ピンポーン」
「・・・はい。どなた?」
インターホンから若い女性の声がした。どきどきする。
「あ、あの、隣の503号室に引っ越してきたものですが、ご挨拶に参りました、、」
「ああ、、ぶちっ!」
そういって、インターホンが切れた。まあ、最近は隣人の付き合いってこんなもんだろう。と、あきらめていたとろに、
「がちゃがちゃ、、」
玄関のドアが開いた。
俺は、タオルを差し出し、頭を下げた。
「あ、あの、503号室の駿河です。よろしくおねがいしまっ、、いっ!??」
俺は顔を上げ、彼女の姿をみて固まってしまった。
全裸だった、、
「ふーーん、まっ、よろしく」
全裸の彼女は頭のてっぺんからつま先までなめるように見回し、タオルを受け取る。
歳は20代前半、まるで絵画に出てくるような完璧なプロポーションだった。豊満な乳房、上を向いた乳首、きゅっと引き締まったウエスト。
そして、大きくも垂れてはいないヒップ。俺はその場で見つめてしまう。
「なに?ほかに用?」
「あ、いえ、とりあえず、挨拶だけで、、」
「そぅ、、、、タオルありがとう。ちょっと忙しいから、じゃっ!」
そう言って彼女はドアを閉じた。ドアの表札があらためて目に入る。
「YUKARI MIYOSHI」
これが僕の隣人、全裸のゆかりさんとの始めての出会いだった。
-----------------
評判が良ければつづく、、
>評判が良ければつづく、、
今後の展開をどうしたいのか が解らないので、続けて下さい。
>>52-54 で書きましたが、現代社会では、特に認められた場所以外では裸は許されません。
最低限、男性の場合股間を、女性は幼少の場合は股間、青年、成人の場合は股間と胸を、布、プラスティック、または、金属、などで出来た物で覆わないと違法です。
つまり裸に、何らかの着色で外出しても捕まります。
警察でつかまるか、公園などでは公安や自治管理などで捕まります。
水着やレオタードなどや、下着みたいな、体にピッタリな服(?)での外出が許されるかどうかは、地域の条例などでの規定に従う事になりますが。
つまり「銭湯や温泉など」「自宅敷地内。マンションや集合住宅の場合は自室は裸でも良いが、共通の廊下などの公共の場所になる所は駄目」
などの規制があります。
その規制をどういう風に捻じ曲げるかが、「常に全裸」の鍵だと思うのです。
むづかしいです。常に・・・・って。
合法範囲内でって、条例違反にならない様に、は。
金属の粉を使ったボディペイントならおkなのか?
>>59 これは難しいお題だ……
都内某所の銭湯。そこの番台には全裸のお姉さんが…
62 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 15:49:20 ID:vrUYfF60
やっぱいっそ現実離れした舞台かな?
例えば未知の古代遺跡探索してたら何故か全裸の美少女がいたとか。
全裸が当たり前の環境ってことなら、スレタイに戻って裸族かな。
ファンタジー的舞台で良いなら、裸族の村に使いに行ったヒロインが
「ここではあなたも脱ぎなさい」とか。
服を着る習慣が無い以外は地球人そっくりな宇宙人とか
自分の時代のものを持ち込まないため全裸でやってきた未来人とか
(「常に」だとすれば服を着る機会が来ないとか悪役のため法は関係ないとか…)
全裸が当たり前の世界からやって来た異世界人とか
露出狂で超能力を使って周囲に自分が全裸である事を気づかせないor
スルーさせる超能力者とかもどれも萌えるのだが…
ここではやっぱりただの人間が一番萌えるな
>>64 つまり初代ターミネーターですね。分かります。
>>60 取り敢えず、警察の考え方では裸としてゎ見なされ
自治体などの条例、または、
>>60 取り敢えず、公道などでの警察の考え方では裸としてしょっぴかれる
公園、海水浴場、マンションなどの敷地、大規模小売店、その他、警察管轄外の場所では、自治体などの条例、施設管理規定、または、公安の判断などによる。
裸、ではないが、
半透明、透明、布地などでも透けて、または、編み目が大きめ、などで、素肌がほとんど見えるような服を着ている場合、
どんな扱いされるか、
68 :
隣のゆかりさん ◆GEVp42JBUQ :2008/10/15(水) 00:40:21 ID:l7JbVR+a
こんばんわ
>>58のつづきです。
第2話
一人暮らしをはじめて1週間。大学にも通い始めてなんとか生活が落ち着いてきた。あの日以来、お隣さんとは会っていない。
まあ、普通はそんなに会わないか。
夕方、腹も減ってきたので近くのコンビニで弁当を買うか、それとも駅前の商店街で新しいメシ屋でも開拓しようかと思い部屋を出た。
エレベータのボタンを押す。どうやら最上階から降りてくるようだ。俺はぼけーっとそのランプを見つめていた。
すっと、ランプの動きが自分の居る階で止まる。
チーン!
うっ!うおっ!!!
エレベータのドアが開き乗り込もうとしたとき、一瞬固まってしまった。
そこには全裸の女性が立っていた。
隣の部屋のゆかりさんだった。
「ん?あら、お隣さん。こんにちは」
普通に挨拶だ。ぜ、全裸なのに。。。この前は部屋の中だけだと思っていたが、この人、マンションの中を全裸で歩き回ってるのか?
「あ、うう。こ、こんばんわ」
ゆかりさんはゆっくりとエレベータから降りてくる。
前回のように玄関のドアの隙間からではなく、がっつり正面から裸を見ることになってしまった。
豊満な乳房、ピンクの乳首、そして、薄い陰毛がすこしだけ付いていて、正面からでもわれめがしっかりと見えている。
僕の前を通り過ぎて部屋に向かっていく。歩くたびに大きくて柔らかなおしりがぷりぷりと揺れる。
彼女は自分の部屋の前で止まると、くるっと僕の方を向いて微笑んだ。
「きみ〜。私をおかずにしちゃだめよ〜w」
ゆかりさんはそのまま部屋の中に消えていった。
僕は出かけるのも忘れ、しばらく呆然と立ち尽くしてしまった。
その夜のおかずは言いつけを破って当然ゆかりさんだった。
--------------
つづく
どうせなら細切れじゃなくて、ある程度まとめて投下してほしい
そだねー
コボちゃんじゃあるまいし
内容もコボちゃんレベルだなw
まあ、妄想設定ばっかりスレの中では、がんばってるか。
VIPの新ジャンルで「なんとか全裸」ってのなかったっけ?
ヒロインの名前から少女臭が漂ってきそうだな
とりあえずベッドの上と更衣室と風呂以外で裸だと萌える
>>75 つまり普段は裸、ベットの上ではパジャマ、お風呂では水着なんですね…
77 :
小ネタ:2008/10/21(火) 22:46:47 ID:YrZ+UJ6C
「……おい」
「なんだ?」
「お前、普段は何も着ないよな?」
「当たり前ではないか。大自然との間に境目を設けてはならない。
これが我が部族の掟であり、誇りだ」
「じゃあ、聞いてもいいか?」
「ああ、何でも聞くがいい。応えられる範囲で応えよう」
「なんで風呂に入る時は水着を着るんだ?」
「……そ、それはだな……だって、その、えっと……」
「なぜそこで照れるっ!?」
「……は、恥ずかしいからに決まっているだろうっ!」
「普段は何なんだよ普段はっ!?」
「それはそれ」
「ふむ」
「これはこれ、だ!」
「なんでやねんっ!? だいたい部族の掟だかはどうしたんだ?」
「水を介して大自然とは接していられるから問題は無い」
「……つまり、全裸を見られるのはよくても、全裸で風呂に入るのを
見られるのは恥ずかしい、と?」
「……? 何を当たり前の事を聞いている?」
「……わっかんねぇ。全然わかんねぇ、お前らの文化」
「……おい」
「なんだ?」
「もう面倒だからすぐに聞くけど、何でパジャマ?」
「……ポッ」
「何故頬を赤らめるっ!? 部族の掟だか誇りだかはどうしたっ!?」
「そんなもの……愛の前には些細な問題だ」
「うわー、アイデンティティーを些細な問題扱いしたよこの人ー」
「勘違いするな。伴侶を持たぬ者は、寝間着をまとう事は許されない」
「……伴侶?」
「そう。伴侶を持つ者は、大自然と接するのと同等に伴侶と接する必要が
ある為、伴侶の手によって脱がされる為の寝間着をまとわなければならない。
私には……そう、お前がいるから、こうして寝間着をまとう事が許される。
というか、むしろ許されるではなく、強制だな。絶対に着なければならない」
「ちょっと待て。いいから待て。何か待ちそうにないからもう一回言うが待て」
「うむ」
「ユーが?」
「わたしが」
「ミーの?」
「お前の」
「伴侶?」
「イエス。ザッツライト」
「いつの間にそういう事になってんだおい!?」
「これも掟だ。共に風呂に入った男女は、生涯をつれそう伴侶となる。
掟に逆らうわけにはいかない。お前は今日この瞬間から、私の夫だ。
拒否すれば……お前を殺して私も死ななければならない」
「重いよっ!? 掟重いっ! どうでもいいんじゃなかったのかっ!」
「よくない。全然よくない。あー、まったくこれっぽっちもよくない。
誰だ掟をどうでもいいなどと言ったのは」
「お前だぁぁぁあっ!?」
78 :
小ネタ:2008/10/21(火) 22:47:10 ID:YrZ+UJ6C
「……私では、駄目、なのか?」
「へ?」
「脱がされる為に……お前に身を捧げる為に、これを着てきた……。
お前の事が……お前になら、我が身を捧げてもいいと、そう思えたからだ」
「……それって……」
「私は……お前にこの寝間着を脱がして……そして、抱いて欲しい」
「……はぁ」
「ため息っ!? だ、だめかっ!? やはり私では駄目なの――」
「違うよ」
「え?」
「だったら最初からそう言えよ。掟だとか、誇りだとか、そういう後付の
理由じゃなくて……自分の気持ちを、最初に言ってくれよ」
「……怒って、いるのか?」
「いや、怒っちゃいない。……むしろ、嬉しいくらいだ」
「嬉しい?」
「……だって、俺もお前の事、好きだから」
「!」
「俺でいいのか?」
「……無論だ。お前でなければ、駄目だ」
「……」
「……」
「……幸せに、できるかどうかはわからないけど、できるように、
頑張るから……ずっと、傍にいてくれるか?」
「……ああ、ずっと……ずっといる」
「……」
「……」
「というわけで、今日からお前も普段は全裸でいてもらう」
「何がというわけだぁぁぁああっ!? そんなの聞いてないぞぉっ!?」
「言ってないからな」
「あれか! これも部族の掟とか、そういう奴かっ!」
「まあ、そんな感じなような気がしないでもない」
「あやふやだっ!?」
「安心しろ。風呂に入る時と夜寝る時は服を着れるから」
「安心できるかっ!」
「……離縁か。離縁なのか」
「え、あ? いや、そういうわけでは……べ、別に、俺はお前の事
嫌いってわけじゃないから、お前と一緒になる事に関しては何も
問題は無いんだけど、だけどいきなり全裸生活は勘弁して欲しい
というかぶっちゃけムリだしどうにかして欲しいというか――」
「良かった!」
「へ?」
「お前が私の事を嫌いになったわけではなくて、実に良かった!
他の事など瑣末な問題だ! さあ、一緒に出かけよう!
結婚してから初デートだが、何も問題は無い! 無論全裸で!」
「問題大有りだぁぁぁあああああああああっっっ!!!!!」
終わり。
79 :
小ネタ:2008/10/21(火) 22:47:46 ID:YrZ+UJ6C
イエス。ザッツライト
GJ
その昔ソープ嬢は全裸が「正装」だから常に全裸でいるべきだ!
というコンセプトのスレがあったような希ガス
現実よりだけどどこかパラレル的なストーリーも捨てがたいな。
俺が読んでいるサンデーの金剛番長で思いついたのネタだと
風俗・アダルト業界・出会い系・援交などを従来より拡大する国を目指す
好色番長がいて彼が日本の支配者になった時は
その方面に従事する女性はその象徴として常時全裸で行動する。
もちろんその方面に入れば彼から莫大な恩恵を授かることが出来る。
彼の統括区では既にそうなっていて恩恵のためにそういう女性が多い。
しかしロリコンである主人公には通用しないのであった。
補足だがこういうネタだとその番長は金剛番長みたく本来の統括者を撃破したか
舞台が広がり23区外の番長であるとする必要がある。
そうか、版権作品の世界が脈絡なく全裸化するとかもありか
「マリアさまが全裸をみてる」とか
非萌え絵で男の常時全裸キャラはたまに見るが
そいつらが女性で絵柄も萌え絵だと仮定すると…
最早それはオリキャラにそのキャラの役をあてがってるだけじゃねーか
萌え金太郎を知らんのか
88 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 02:39:48 ID:AvpOq0qx
89 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 07:26:53 ID:FpJCNvai
日本の土人国並の政治レベルは世界の笑われ者
(日本人はいつまで顔面身体障害者の麻生を総理大臣にしておくつもり?????)
アメリカで史上初の黒人大統領が誕生した!
人種差別が今なお色濃く残るアメリカだがそれでも現状を打破するために有権者は民主党への政権交代を選択した。
アメリカの民主主義の底力を世界に知らしめたと思う。
ところが日本では長年に渡って自民党が政権の座につき、
政官業が癒着していてもまともな改革が行なわれることは期待薄というお寒い政治状況だ。
それでも金と権力にまみれ顔面が麻痺した麻生は脳も侵されているのか国民の審判(解散総選挙)を仰ごうとしない。
日本の民主主義のあまりの低レベルぶりに世界中の人が失笑している!あ〜情けない!!
さあ!今こそ日本の民主主義の底力を世界に示すため草の根からの政権交代の声をあげるんだ!!!
日本の民主主義の底力を世界に示そう!!! 草の根からの政権交代の声をあげるんだ!!! 民主党にチェ〜ンジ!!!
日本の民主主義の底力を世界に示そう!!! 草の根からの政権交代の声をあげるんだ!!! 民主党にチェ〜ンジ!!!
日本の民主主義の底力を世界に示そう!!! 草の根からの政権交代の声をあげるんだ!!! 民主党にチェ〜ンジ!!!
日本の民主主義の底力を世界に示そう!!! 草の根からの政権交代の声をあげるんだ!!! 民主党にチェ〜ンジ!!!
日本の民主主義の底力を世界に示そう!!! 草の根からの政権交代の声をあげるんだ!!! 民主党にチェ〜ンジ!!!
日本の民主主義の底力を世界に示そう!!! 草の根からの政権交代の声をあげるんだ!!! 民主党にチェ〜ンジ!!!
日本の民主主義の底力を世界に示そう!!! 草の根からの政権交代の声をあげるんだ!!! 民主党にチェ〜ンジ!!!
>>89 最低限の言語レベルとして
>笑われ者
は、ないわ
ほ
ろ
う
>>85 昔花咲か天使テンテンくんという漫画があってだな…
・テンテンは男である→女体化
・テンテンは人間で言うと赤ん坊ぐらいの外見→外見年齢を上げる
・頭髪は無に等しい→髪を生やす
・常に鼻水垂らしてる→鼻水無くす
・原作絵は非萌え絵→萌え絵にする
…うん、全く別キャラだな!!!
いなかっぺ大将の大ちゃんを女性化すればいいじゃないか
「あ、あ、わたス音楽を聞くと勝手に身体が…らめぇえええ」
いや、…スマンカッタ
珍入社員金太郎を…
男の裸は良くて女の裸が駄目ってひどいよなぁ
その中で年齢制限の厳しくない作品で堂々と裸体を晒す、
>>4で紹介されてるキャラは偉大だ
で、やっぱ人外が多いんだよな
そういえばなるたるの涅見子も常に全裸だったな
外出する時もノーパンで裸足だし
102 :
101:2008/12/02(火) 00:44:53 ID:UMvPUDsZ
>>68 ゆかりさん、いいなあ…たとえば天井の蛍光灯を交換している彼女を手伝う事になって、肩車とか、脚立に乗ってる彼女をローアングルから見上げたりとか…
何か隙の無さそうなキャラだけど、どんな弱点があるかな…
自分も上記のページで文章書いてるのでエロ妄想好きです。
全裸投下マダー?
全裸のゆかりさんはマダー?
全裸の八雲ゆかりさんはマダー?
全裸生活しています 投稿者:ひとみ 投稿日: 8月 4日(金) 0時15分56秒 削除
私は20歳の女子大生、真性露出狂の変態女です。
現在、京都で一人暮しをしています。中学の頃から色々な露出を行ってきました。
究極の露出がしたくて、持っていた下着はもちろん、服も全て捨てました。
学校へは全裸通学、全裸で授業を受けています。クラスの皆は私が変態だと知って
いるので平気です。クラスの男子とは全員セックスしました。そして先生や学生課
の人たちとも・・・だから誰も文句を言いません。
私はピルを飲んでいるので何時も中だししてもらいます。さすがに女の子には軽蔑
されています。
それから、私は体毛が嫌いで陰毛は全て剃っています。両乳首と性器のビラビラ、
クリトリスにピアスをしています。陰部のピアスは歩くとカチャカチャと音をた
て、クリトリスを刺激し愛液が溢れてきます。一日中濡れっぱなしです。
私は恥ずかしい目にあうのが大スキなので、電車で通学しています。
私を見た人は「素っ裸だ・スゲ−」「変態だー」「頭おかしいんじゃないの」など
あからさまに白い目で見る人と、視線を合わせないようにする人がいて、反応もま
ちまちです。毎日、家の近所のコンビニやスーパーに裸で買い物に行くため、けっ
こう有名になってしまいました。それから、オシッコは必ず家の外でするようにし
ています。
私が今、ハマッテいる露出は全裸に、デジカメだけ持って繁華街に行き、通行人に
頼んで写真を撮ってもらうことです。昨日は阪急電車に乗って梅田まで行きまし
た。週に一回の割合で出かけるので、200枚ぐらい溜まりました。写真は大きくプリ
ントアウトして、私の部屋中に貼ってあります。中には修学旅行の高校生に囲まれ
て、М字開脚してマン汁を垂れ流している写真もあります。
こんなことばかりしているので、警察に2回、デパートの警備室に1回、電車の駅長
室に2回捕まって、連れていかれました。でも、大抵説教されて終わりです。いつ
も、女の子の友達に迎えに来てもらいます。
今日は、高校の同窓会があり出席しました。もちろん全裸でです・・・・
30人程集まっていました。皆、ひどく驚いていました。私は高校の時、どちらか
というと大人しい子だったので、全裸生活しているなんて信じられない様でした。
昔の友達に裸を見られるのは、とても恥ずかしく興奮しました。
特に私の好きだった男の子や、仲の良かった女の子に私のイヤラシイ体を見られて
いると思うと、我慢できずに皆の前でオナニーしてしまいました。
2次会は近くのゲームセンターで、私はダンスレボリューションを全裸でやりまし
た。50〜60人ギャラリーがいました。私のツルツルマンコからイヤラシイ愛液が糸
を引いているのを、同級生に指摘されその場で、イってしまいました・・・・
どんどん淫乱になっていく自分が怖いです。
もっと見られたい 投稿者:ひとみ 投稿日: 8月 5日(土) 23時47分46秒 削除
変態のひとみです。
5月の連休から約3ヶ月、完全に素っ裸で暮らしています。
アパートの服を全部まとめてゴミの日に出しました。結構な量がありました。
全部出すのに10回ぐらい、ゴミ捨て場と部屋を往復しました。
私が裸でゴミを出すのを、近所のおばさん達に見られました。
皆、私の体をみてヒソヒソ話をしていました。
とても恥ずかしかった・・・・
部屋に戻り、何もない箪笥を見て、もう後戻り出来ないと思いました。
それから、大家さんの家に挨拶に行きました。
「私は露出狂で素っ裸でいるのが大スキなので、今日から全裸で生活します。ご迷
惑でしょうがよろしくお願いします。」と震える声で言いました。
大家のおじさんはひどく驚いていました。
「へー・・・、でもうわさは本当だったんだねー」
私の陰部と乳首のピアスをマジマジ見ていました。
おじさんの股間が膨らんでいたので、セックスしてもらう様お願いしました。
中だししてもらい、マンコから精液を垂れ流しながら、アパートの部屋を一軒一軒
訪れ、挨拶してまわりました。
「変態!帰って!」「気違いー」「頭おかしいの?」とか言われました。
私の住んでいるアパートは、ほとんど女の子ばかりなので、冷たい反応でした。
惨めな自分に興奮し、部屋に帰るとオマンコはグチョグチョでした。
次の日は、いよいよ初めて全裸で学校に行く日でした。
朝から興奮して、心臓がドキドキしました。
私は2年間で単位を大体とってしまっているので、後はゼミぐらいで週に1〜2回
しか大学に行っていません。その日はゼミに行く日でした。
友達全部に私の恥ずかしい体を見られ、変態の性癖を知られてしまうと思うと
拭っても拭っても淫汁が溢れだし、教室に着くまで5回以上イってしまいました。
長くなったので、つづきはまた書きます・・・・
ゆかりさんのサイクリングシーンの描写とか、子供達に接する時の描写とかも見たいですな。
>68の続きを早く書いてくれ!
111 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 22:57:42 ID:G+63Vw/W
>>107-108 「全裸のひとみさん」(でいいのか?)、このネタ、どこかで見たんだが思い出せない・・・
続きがあったようにも憶えてる、この続きを持ってるならうp頼む
>>111 上記の投稿者じゃないが露出狂の隠れ家の実行報告の投稿で2000年頃かそれ以前に見た覚えがあるな
113 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 15:52:26 ID:VuRIuDhR
>>112 元ネタ(オリジナル)はそんなに前なのか?
だとしたら、俺が見たのはどこかへの転載だったんだろうな
てか、続きは持ってないの?
>>113 手持ちのだけでいいなら(´・ω・)っ斧小物15518
おまけも入れといた。
115 :
113:2008/12/18(木) 19:20:34 ID:uJlc5kWB
このスレ的には、部屋の中だけ裸はダメなのかな?
聞く前にスレを読むクセを付けて下さい。
何度も書かれていますが。場所が決められている場合は『常に』とは言えません。
そんな事よりゆかりさんの話の続きはまだか!
書いた本人がどう思ってるかしらんがなかなか面白いぞ!
別スレで裸族っ娘SSあるけど、裸族属性有りというだけでそれメインじゃ
ないからこのスレ的には微妙か
ののワさん
手塚治虫の短編「低俗天使」がこのスレの主旨に思い切り沿ってるのでおすすめ。
未来の戦争中の日本から現代にタイムスリップしてきた少女ジュジュの物語で、
物語自体は真面目なSFなんだが、このジュジュがなぜか常時全裸なのだ。
それも一糸まとわぬ全裸ならまだしも、なぜかブーツみたいな靴だけは履いてるから妙にエ
ロい。
彼女は主人公のカメラマンの青年と逃亡生活を送ることになるんだが、
その間の日常生活中もマジでずううううっと全裸。
逃亡生活中だからって何か服か、せめて布の1枚でも着せてやれよ!!
と主人公にどれだけ突っ込みたくなったか……。
とにかく彼女は物語の最初から最後までずっとブーツだけの全裸なので、
何ともいえないシュールなエロチックさがあるんだこれが。
ブーツ?
全裸でなくて何か身に付けて良いなら、
「らいむいろ戦記譚」の敵女の子が上着1枚だけだね。首だけ留めてるから、背中以外の全身を晒している。
ゲームでは。テレビや漫画では水着かな?着てるけど。
>>123 > kwsk
何? kwsk って?
ググれカス、や、百度って知ってる?、または、ゲーム買え、ホームページ見れ、などと書いちゃうよ。
現代物の場合はやはり靴だけは履かせたいなぁ。町中で裸足は
危険すぎる
現代物でも常時裸足キャラはいるわけだし俺としては靴が無くても構わないが
土や砂利道、石、などより、アスファルトやコンクリートは夏は熱いし冬は冷たいから。まあ、ぞうりやサンダルなども悪く無い。
けど、動物たちは裸足だし、人間だって全裸と言うなら裸足でないとダメだと思う。
少なくとも裸足フェチでもある俺は得するな
生活環境のほうも自然に帰すと安心なんだがな。
土の道をはだしで歩くのは存外気持ちがいい。
水だって、素足にかかるのと、靴や靴下にしみこむのとでは、気分はかなり違う。
雪、ミゾレ、氷水、などは勘弁な。
あとは、厚かったりつめたかったりする金属だとか。
他人の趣味はそれぞれなんでけなしてるんじゃないけど、
「全裸エロより着衣エロのほうがエロい」
「全裸より靴下や靴だけ残しているほうがエロい」
ってのがさも真理であるように言われる事に苦々しい思いを抱いていますた
いつも「そりゃ単にお前の好みだろう」という言葉をぐっと飲み込む
お題が
「全裸」
なのだから、エロい、だとか、扇情的、などので比べているわけでは無いのだと思う。
文字道理「一糸纏わぬ」状態であって、靴とか、上着とか、そういうものを使う場合はこのスレでは合わないと思うのだけど?
荒縄での亀甲縛りなども全裸とは言わないと思う。
それを認めると、糸やヒモの様な下着類も入ってしまうだろうし。
ただでさえネタの少ないスレなんだから、
広い心を持って受け入れないとダメだろう。
>133に同意。締め出してると過疎るぜ。
いや、それは別に「露出スレ」もあることだし、このスレはニッチなジャンルに特化してもいいと思うぞ。
まあ、かく言う俺も腰布一枚の密林少女にも激しく反応する性質だがw
それならば「全裸」って、どの程度までなの?どういう範囲をこのスレで扱うの?
吊られてみる
翻訳ソフト
http://www.excite.co.jp/world/ 翻訳結果
おもしろい討論。
また、public.comのウェブサイトヌードには、この討論がありました。
「女性は本当に丸裸で靴をはいていますか?」
結局、私は、両方が非常に魅力的であると思います。
また、これは数えられるでしょうか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翻訳ソフト
http://honyaku.yahoo.co.jp/ 翻訳結果
面白い議論。
public.comのウェブサイト裸の人も、この議論をしました。
「女性は、全裸で本当に靴をはいていますか?」
結局は、私は両方とも非常に魅力があると思います。
また、これは数えます?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翻訳ソフト
http://tool.nifty.com/globalgate/ 翻訳結果
面白い討論。public.comにおいてさらに裸のウェブサイトはこの討論をしていました。「靴を実際に硬直しているように摩滅させる女性は裸ですか。」
結局、Iは、両方が非常にアピールしていると考えます。
さらに、これは数えるでしょうか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翻訳ソフト
http://translation.infoseek.co.jp/ 翻訳結果
面白い議論。
public.comのウェブサイト裸の人も、この議論をしました。
「女性は、全裸で本当に靴をはいていますか?」
結局は、私は両方とも非常に魅力があると思います。
また、これは数えますか?
吊られてみる 2
翻訳ソフト
http://translate.livedoor.com/ 翻訳結果
面白い討論。public.comにおいてさらに裸のウェブサイトはこの討論をしていました。「靴を実際に硬直しているように摩滅させる女性は裸ですか。」
結局、Iは、両方が非常にアピールしていると考えます。
さらに、これは数えるでしょうか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翻訳ソフト
http://www.ocn.ne.jp/translation/ 翻訳結果
興味深い討論。
ウェブサイトpublic.com所裸体画はこの討論も持っていました。
「女性疲労靴が本当に硬直しているかどうか 裸ですか?」
結局、私は両方とも考えます 非常にアピールしている 。
また、これはカウントしますか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翻訳ソフト
http://translate.google.com/ 翻訳結果
興味深い議論。
のヌードでpublic.comのウェブサイトも、この議論をしていた。
"本当に丸裸に着ている女性の靴? "
最終的には、私も非常に魅力的だと思う。
また、この数は?
エキサイト翻訳の能力たけぇww
「靴を実際に硬直しているように摩滅させる女性は裸ですか。」
靴を足コキ?
An interesting debate. The website nude-in-public.com also had this debate. "Is a woman wearing shoes really stark naked?"
In the end, I think both are very appealing. ^^;
興味深い議論です。nude-in-public.comでもこの問題「靴を履いている女性は真に裸と言えるのか?」が議論されていました
その結果は(履いていてもいなくても)どちらも魅力的だということです。
Is a woman wearing shoes naked?
の部分がおかしい、というか頭悪そう
nude-in-public.comでは裸足が圧倒的多数だな
ついでにパイパンも圧倒的多数だな
ゆかりさんの話早く続けて
対価を渡しているのなら催促して良いと思うけど、ただ読みなので催促はしない方がいいと思う。
きっと、作者自身が納得いかないと投下しない。納得すれば投下する。
でも結構面白い話でいいと思うな。
ゆかりさんの無防備な身体とそれでいて隙が無さそうな
才女っぽい感じとかさ。
ちなみに全裸での生活を強制させられてる女の子とかはどうなの?
金持ちに飼われてる、みたいな
飼われ方にもよるとおもいます。
>>4 辺りを見てどう思うかですよ。
常にと言う部分に適さないが、イジメもしくはプレイで、身ぐるみ剥がされた女性が歩きでは帰れない場所に放置され、
そこで第三者に出会ってしまう展開は、このスレでは適切レベル?
あとさ、ボディペインティングがすごく上手い女性が常にボディペインティング
を施した全裸で生活していて、それをたまたまボディペイントを生で見てみたくて
ネットなどの検索でハマッてた男にばれてしまい、脅迫されてくような
展開ってどうよ?場合によっては文章化も考えちゃうぞ。
ボディペインティングにの女の方は水を被る様なことは苦手、人に近づき過ぎると
バレる恐れがあるので、満員電車などの人ごみは駄目、触られると確実にばれてしまうので
人には触られたがらない、しかし常にそんな妄想をしていることもあって、
身体の感度は抜群って言う感じの設定でさ。個人的にはさらに
長身で巨乳という設定も付加したいね。
雨の日の駅前。雨を防ぐためには少々不自然な一角…他人が多く集まって、空を恨めしげに見上げているその場所から距離を置いて、彼女は困っていた。
俺には、彼女が何故困っているのかも、人から距離を置いているのかもわかっていた。俺の妄想していた行動パターンとピッタリだ。
今も、雨粒が飛んでこないように、傍を人が通りそうになると、露骨に警戒する様な空気を放っていた。
間違い無く、俺以外の人間は彼女の秘密に気づいていない。
そう思うとわくわくしてきて、それと同時に真っ先に彼女に近づいて、その秘密を知っている事を教えてやりたいと思う。
少なくとも彼女は可愛いタイプと言うよりも美人タイプで、長身でクールなイメージだ。
俺の周りの連中にも、少し離れた場所にいる彼女に、『いいな、あの女……』などと溜め息混じりに呟いているやつがいる。
もし、彼女に誰かがナンパでもしようとして声を掛ければ、彼女の秘密がばれかねない。
少なくとも、その場で突然彼女の秘密を知ったポット出の連中に彼女を渡してしまうのは癪だ。
あまりのんびりとしてはいられない。いち早く声をかける俺は、さりげなく彼女のいる方向に傘をさしながら歩み寄っていった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボディペインティングと言う物に対する知識は前から多少なりとも持ってはいたが、本格的に興味が沸いたのはつい最近だ。
そう、彼女を街で見かけた時、俺の中にある特殊な嗜好が本格的に目覚めてしまった。
近所の公園の一画で、絵を書いていた俺の視界に、始めて彼女が通りかかった。
顔も、スタイルも美人タイプの彼女はもろに俺のツボにはまる魅力を持っていた。
その時の彼女は自転車に乗っていて……その姿に思わず目を奪われた俺は、つい間に合わないとわかっていても、彼女を絵の中に
納めようと視界から消えるまで、見つめてしまっていた。そして、見つけてしまったんだ。彼女の秘密を。
視界から消えて行く彼女を公園の柵から身を乗り出してその後ろ姿を見ている時だった。彼女はサドル部分から腰を浮かして立ち漕ぎを始め。
俺の目に、その時彼女の着ていた紺色の服の股間部分の中央に、不自然なピンク色が浮かんでいて。
俺の平均レベルの視力がその時突然に跳ね上がったのか、それが女性の性器……いわゆるオ○ンコって奴だと気付いたんだ。
そして、女性器が見えた理由。それはそういう服を着ているからじゃなくて……服を着ていない、つまりボディペインティングと気付いた。
その時以来、俺は名前も知らない彼女の虜になってしまった。もう一度会いたい。
彼女を見かけた後、アダルトDVDなどでその穴埋めをする様にボディペインティング物を漁るように見ていたが、妥協が多く、明るいそれらは、
いくらモデルが可愛くてスタイルが良くても、俺の欲求を満たしてくれるどころか、益々物足りないものにしかしてくれなかった。
はっきりいって、どこに彼女が住んでいるのかすらわからないし、大人っぽい彼女は大学生なのか、社会人なのかも見当がつかない。
近所に住んでいるのならば、ここまで心惹かれる相手なら、何らかの形でもっと早く見かけて記憶に残る筈だ。少なくとも、彼女はこの近所の人間ではない。
わからない事が多いほど、俺の彼女に対する妄想は大きく膨れ上がって行き、最早暴走する気持ちは彼女をもう一度見かけたら
話しかけてみることでしか解消する術はなく、それ以来俺は宛ても無く彼女を探して街中を散策するようになった。
そして、ダメもとで駅前をそれとなくうろついている時に、ついに彼女を発見した。
青色のカットジーンズと、ロゴの入った黒いTシャツ……飾り気の無い恰好だけど……いや、それ以前に何も着飾っていない彼女。
そういえば、彼女はあれを自分で仕込んでいるのかな……ひょっとしたら彼氏の命令か?
しかし、今はそんなことはどうでもいい。もう少し、近づいてみよう。
近づけば近づく程、彼女が魅力的に見えてくる。かなりの巨乳の持ち主であるのがここからでも見てとれる。背も高い。俺と同じ…いやそれ以上か。
彼女は、長い髪の毛で胸の先端や背中をうまく隠していた。だが、それが彼女のそこに視線を集めている感じすらする。
それ以上に、その服装の……ボディペインティングの出来の良さに驚く。知識が無ければ、それが簡単には裸だと気付かないだろう。
だから気づいた俺にはそれなりに特権があってもいいはずだ。
近づいていく俺に彼女はまだ気づいている様子は無い。気づいているとしても、きっと側を素通りするだけだと思っているのだろう。
俺が声をかけたら、彼女はどう反応するかな?
「よッ、彼女!一人?今、雨宿り中?」
「えっ……きゃッ……!?」
彼女の頭上に俺の雨傘を差し出しながら声をかけると、さすがに彼女も驚いたらしく口から悲鳴をあげる。
彼女に目を奪われながらも、声を掛けていなかった連中も、その彼女が突然悲鳴を上げたので驚いて彼女の方を見ている。
「あッ…やだ……私ったら………」
注目を浴びたのを感じた彼女は口元を押さえて、頬を赤くすると、俺に強い視線を送ってきた。
「何の用………?」
「あ、ど、どうも……ごめん……驚かせて……俺、女の人に声かけるの、始めてで……」
別に嘘はついていない。あんなナンパみたいな声のかけ方は今まで経験が無い。最も、最初から軟派なノリは彼女の好みじゃないと予想はしていたが。
「そ、その……何か、困ってるみたいだしさ。ちょっと見様見真似で声かけちゃったんだけど……」
「ふ〜ん………で、それで…………」
随分突き放した態度をとる女性だ。だが、それがいい。俺をより惹きつける。
「うん……良かったら、君の都合のいい所まで、送ってこうと思ってさ……俺、画材道具買いに来たんだけど、目ぼしいものが無くて、
このまままっすぐ帰るのも癪だと思ってね…で、何か良い事でもしてから帰ろってね……」
「それで、ナンパ……?あきれた……」
早くあっちへ行ってくれ、と言いたげな表情をする。元々の性格もあるだろうが、彼女の秘密を考えれば当然か。ならば。
「そう言われると身も蓋もないんだけどさ、この雨、今日予報では言って無かっただろ?俺の予想だと、さらに風もこの後酷くなるから、
ここだと雨に濡れちゃうしね……それで声をかけたんだ。画材道具買えなかったから、この後特に用事ねーし」
「っ…………!とりあえず、別にナンパするつもりじゃなかったわけ?」
「ま、そういうわけじゃないけど……ごめん、おせっかいだった?」
彼女も困っているだろう。俺にこのまま近くに立たれているのも、雨が激しくなるのも。
俺はとりあえず人の良さそうな雰囲気を……自分でもそれがどうかは良くわからないが、いかにも初めて女の人に声をかけた
ような雰囲気を取り繕う。きっと彼女は軽薄な男は好きなタイプどころか、相手にもしないだろうから。
しばし、彼女は考え込む。俺を信用するかどうか、何より秘密がばれる恐れが無いか迷っている。
「…………家の近くまででなら………」
彼女の出した結論は取り合えず、雨が風とともに酷くなる前にこのさらに雨宿りをする人数が増えそうな駅前から離れることであった。
「……どうしたの?」
「あ、いやその……女の子と傘の下に入るのって結構久しぶりで子供以来ってゆうか……はは……」
彼女が呆れた様に肩を竦めて見せる。しかし、今の言葉で、俺にある程度気を許し、秘密がばれていないと判断したらしい。
「それじゃ、君の行きたい方向ってどっち?」
「そこ、右行って…………」
淡々と答える彼女。口数はあまり多い方ではないのだろう。
しかし、困ったな……あまりベラベラ話しかけると、あまり印象を良く出来そうもなさそうだ。
とりあえず、軽く自分の事を……目的以外の事を紹介してゆくか………。問題は彼女の秘密に切り込むタイミングだな……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらく、少しずつ会話を交わしているうちにある程度は彼女の事を知ることが出来た。
名前は、香春絵理(かわらえり)。どうやら、大学生で俺よりは一つ上。並んでみるとやはり俺より背が高い。
しかもその大学はこの街の代表格ともいえる国公立大で、かなりの名門だ。この大学に通うために、地方から出てきて一人暮らしをしているらしい。
俺みたいな三流大学で、美術学部に在籍できない鬱憤をサークルでの絵画制作で晴らしてる人間とは桁が違うらしい。
会話をしているうちに、彼女はクールで口下手らしいが、決して冷淡な性格ではなく、むしろ誠実な性格であるらしいことが感じ取れる。
特定の彼氏がいる訳でもないようで、とてもではないが、彼女の持つ恥ずかしい秘密と、彼女自身の性格はマッチしない。
いい娘だな、彼女。そんな娘だからこそ、俺のものとして独占したい。性格も、容姿も、彼女の秘密も。
今いる辺りは閑静な住宅街になっていて、雨の激しさのせいか、人通りは殆ど、いや全く無い。切り出すなら今か。
あくまで、絵理の方向を強く見つめすぎないようにさりげなくその話を持ち出した。ジロジロ見てたら、気づいてる事がバレるだろうし。
「ねえ、君……香春さん、ボディペインティングって知ってる?」
「……………!」
絵理が、明らかな動揺を見せる。本人は無表情を装ってるつもりだろうが。
しかし、綺麗だ。先程までのそっけない態度も悪くないけど、こんな表情も出来るんだな……。
「どうしたの?俺、なんか変なこと聞いたかな?」
何だろう。このムラムラとしたそれでいて何か甘美なものすら感じる空気は。
一本の傘の下で絵理との空間が作られている。何かしでかしたら、壊れてしまいそうな空気。でも、焦っちゃいけない。
「え、そ、そう……?そんな事、無い、けど………でもなんでそんな話…いきなり……」
自分にとっては与り知らぬ世界として、関わりの無い事として通したいのだろう。
しきりに目を泳がせ、何か会話を別の方向へ持っていこうとしているのが感じられる。
彼女のボディペイントの技術はかなりのもので技術方面では隙が無い。
でも、彼女自身の性格は、クールで気が強そうに見えても、口下手で考えが顔に出やすくボロを出しやすいのだろう。
すまん。
>>156の前にこれ追加
「そうかい、じゃぁ……………」
彼女が入ってくるスペースを傘の下に作ると、彼女は遠慮がちに、それでいて素早く入り込む。
肩などに水滴がかからないか細心の注意をはらいながら。
自分で立てた作戦とはいえ、容姿がもろに好みの女が同じ傘の下にいると思うと、妙に照れくさくなる。こんな秘密を抱えていなくても、充分に彼女は魅力的であった。
「別にどうと言う事じゃないけどね……今、インターネットでボディペインティングの事に少しはまっててね……TVとか漫画とかだと
すぐにばれたり、色が落ちたり、いかにも裸だってわかりやす過ぎてイマイチだし……綺麗な人にはちゃんと描けば充分芸術になると思ってるんだけどね…」
「ふぅん……で、でも……ここ、日本だし……日本ではすぐに警察が動くから、そこまでは………」
話題のネタを打ち消す新しいネタが思いつかないんだろうな……。そわそわしながら話を合わせている。
「スタイルがいい人なんて大変だよね……やっぱり、スタイルいい人の方がばれ易いんだろうね……」
「…えっ……さ、さぁ……私、わからない…………」
何を言って話をそらせばいいのかわからないのだろう。ボディペインティングの事など何の知識も無い振りをするしかないのだろう。
もし、傘の角度を軽くずらして、絵理を雨ざらしにしてしまえばどんな反応を見せてくれるのだろう。
いや、いっそ……うまく彼女を騙して、彼女のボディペインティングが剥がれてしまう状況を作り出せないだろうか。
さて、どうするか…………
@最初の考えどおり、傘をずらして、プレッシャーを与えてみて、バレていることを告げる。
A公園の木の下に雨宿りと称して連れ込む。そこで木をゆすり、絵理に水を浴びせる。そこで、初めて彼女の秘密に気づいた振りをする。
上は選択肢。みんなで選ぶなり、新しい選択肢追加するなりしてくれ。続きはいつかはわからないけど、また後日。
稚拙な文章ですまんが、オリジナルのネタはやはり難しい。
強姦シーンとか、脅迫シーンまでに発展しなくてすまんです。
あと、
>>101でも書いたが、
Nigred【工藤未来】Calling・露出狂
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1218959317/l50 ここでも文章を書いているので遊びに来てやってください。元ネタのゲーム知らない人には困るかもしれんが。
まずは、丸数字はやめれ。Windows専用文字と言って、Windowsとごく最近のMACでしか読めないから、忌み嫌われているのだよ。
それから、あんたの選択支は、狭すぎる。
現実、今この状態だと、そのまま雨の中駆け出して、警察だとか、または、近所の適当な家庭か店街等に飛び込まれ「無理やり服を剥ぎ取られた」とか言われると面倒だ。
だから、今回は御近付になるまで、というか、出来ればお友達だとかになって
、数回のデートなどの後で、例えばお家まで入れる位の仲になってから、
「実はボディペイントしてるね」と追求した方が良いのでは?
ネタとしてはいいレベルに行ってるしな
ヒロインが知的っぽくて色気もあるな
ボディペイントは好きではあるんだが…さすがに街中でばれない服装というのはちょい無理がある気もする。
あと、芸術としてのボディペイントだったらばれるばれないの方向じゃ無しに、主に外国とかでやってる感じのを話題に出した方が自然だったかも。
なんつーか…アートとして捉えたっぽい奴?全然知識ないからうまく言えんが。
だが頑張れ、期待してるw
個人的には選択肢は>159に同意。ある程度気を許してもらってからざくっと切り込むのがいいかなー。
だが、気を許してからだと、
「アナタがボディペイントの子が好きと言うから、好まれたく、嫌われたくないから、始めた」
と言われる危険も有る。
そうなると、屋外で警察などに見付かると、男の責任が追求されてしまう。
>>158 あっちのスレでも文章書いてるってあっちの『やっぱ未来でしょ』って人?
元ネタのゲームはあまり知らないけど、文章はこっちもあっちも期待してるよ
主人公と絵理、わりといい仲にしてくれると有難い。
鬼畜路線も好きだけどね
いっそのこと、調教内容もラブラブな激甘展開もいいと思うよ。
165 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 20:22:21 ID:XokVVmug
というか>158、そんだけアイディアあるんだったら、あっちで使えなかった
分をこっちのオリジナルにも使用してください。
毛皮や布を身にまとう文化がない地域。伝来も発案もされず、2009年に。
何も知らない国土交通省の職員が入りこんで、唖然とする。
服を鎧と勘違いされ、没収される。
恥ずかしくて東京に帰れない。
>>158 調教展開もいいけど、主人公以上に相手の方が始めての恋人に
つい舞い上がってしまい、無防備になり、主人公はそんな彼女をフォローするような
話でもいい。絵里タンはツンデレですよね?
>>167 いえ。もう誰かさんから「全裸生活」の調教を受けているのでは ないのか?
そして、外出時は、服でなくディペイントで、と、命令されている。
と想像してる。
>>159〜
とりあえず、すぐに脅迫するルートはアドバイス通りさける事にします。
最初は自分の大学の飲み会に誘ったり、美術館とかに連れて行って、
『絵里は人とのコミュニケーションがやや苦手と思ってる男』を演じて、
親切な奴として仲良くなって行くようにしようかな・・・
>>163 はいそうです。2003年に発売された微妙な評価(シチュは超Good、システムはBad)
なゲームで、スレの住人がイマイチ少ないので・・・
>>165 ボディーペインティングに生かすとなると、結構限定されるかも・・・でも前向きに検討します。
>>168 その命令者は女の人とか・・・・・・
もう一つのスレの文章もよろしく。
全裸は最高です
キャラはやっぱ人間の方がいいかな?
人間以外っていうと?
獣人、地球以外生物、神や霊など、または、機械、って事?
>>158の続き
いや……やめといたほうがいいのかもしれない。出会った日にいきなり脅迫するようなやり方は。
いくらここが閑静な住宅街だとはいえ、大声で人を呼ばれたり、近くの家に逃げ込まれたりすれば、どういうことになるか。
彼女の今のボディペインティング自体、俺の命令によるものだと言う事にすらなりかねない。
それに、何より……最初遠くから自転車に乗ってる彼女を見ただけでは外観が美人ということしかわからなかったが、
実際に今日対面して会話をかわして見ると、その外観以上にその性格は俺を惹きつける魅力をもっていて……。
正直、彼女とある程度良い仲になってみたい。これが初恋というものなんだろうか。
実際。こんなに心惹かれた女性は、生まれて以来彼女が始めてであった。
まあ、そうなってくると俺から降り出した話題だが、無理なくそこから話を別方向に持ってゆかなければならない。以外と困難そうだが……。
「あ、いきなりこんな話題で驚かせて悪かったけど……実はさっき話したけど俺、美術サークルにいるんだけど……今度学祭を開いたら、当然
俺らも作品展示するんだ………。まあその企画の時にウチの部長がふざけてボディペインティングに挑戦してみないか、みんなで、なんてふざけた
こと言っちゃってさ……まあ、その時の女子部員達の猛反発にあって当然却下されちゃってね……そん時の部長達のやりとりがつい面白かったもんだから…」
ボディペインティング云々の下りはいろいろ捏造が入ってるが、今度学祭があるということ自体は嘘では無い。
「そう…………」
絵里の方はまだ少し警戒するような雰囲気で俺の表情を伺っているようだが。それでも納得しようとすることで彼女自身も
話をそらせると思って安堵している様子も感じられた。学祭ネタはなかなかいい感じにゴマカシのネタとして使えている様子だ。ならば。
「実は俺さ、その学祭で絵画展示したいと思ってたんだけど……去年が風景画と静物画でさ……どうしても今年のいいネタが見つからなくて
困ってたんだけど、その……何て言うか……今日、香春さんと話してたら……初めて人物画に挑戦したいと思っちゃったんだ……」
「え…………人物画………?」
「うん………そのぶっちゃけ香春さん、俺の絵のモデルになってくれない?あ、勿論着衣のままでだけどね………」
「はぁ?も、モデル?」
こう見えても俺は本気で絵画制作に取り組むタイプだ。それに絵里にモデルをやってほしいってのも強ち嘘じゃない。
初対面の男に絵画のモデルを頼まれるなんていうのは頼んでる俺からしても考えにくいことだ。
「ちょ、ちょっと……そんなこといきなり……困るんだけど……だいたい、今日初めて会ったばかりなのに……」
「頼むよ、本当に……社会人になったら本気で描きたいものを描く以前に、絵を描いてられるかわかんないんだ……。それに本気で食指が動く
モデルなんてまず滅多に見つからないんだ……今日本当に初めてなんだ!だから、頼む……」
絵里に頭を下げ、本気で頼み込む。狭い傘の下で頭を下げれば、当然長身な彼女の身体に顔が近付く事になる。
思わず後ずさる絵里。その時、長い髪の毛の下に隠された彼女の豊かな乳房が、プルンと揺れているのがわかった。
「別にあなたの事、疑ってるわけじゃないけど…ちょっと…考えさせてもらっていい?一日か二日くらい……」
それが彼女の出した答えであった。まだ、俺はそんなに信用はされてないわけか……。
だが、ここは一つ手を打ってみるか。
「うん、それでいいけど……あ、ただモデルにするって言ってもね……」
俺はその考えをとりあえず教えて見る事にした。
内容は、モデルを実行する着衣状態の彼女に、何らかのポーズ……無理の無いポーズを取ってもらうと言う事。
あくまで彼女自身は脱ぐ必要は無いが、俺が絵画を完成させるにいたって、絵の中では脱がすかもしれないと言う事。
その内容を聞いた時は絵里は驚いて少々引いた様子ではあったものの……予め内容を話すと言う行為で逆に俺を信用している様子でもあった。
「とりあえず……すぐには決められないと思うから………それでもいいの?学祭まで間に合う?」
遠まわしに、他の人に頼んでくれと言っているようにも聞こえなくも無いが。
「うん…香春さんが決心つかないようなら、人物画そのものをあきらめるから……」
絵里が何か言いたげな顔をしている。だが、この状況で何を言い出すべきか困っているようだ。
俺が真面目に絵画制作に取り込む人間であるかどうかを疑うわけにもいかず、かといって先程の話題からの不安もあり…そんな表情だ。
本当に誠実な性格なんだな、絵里は……ますます彼女が気に入ってしまう。
「あ、傘貸すよ。この近く、ちょうど友達住んでるからちょっくら顔出してくから」
俺は絵里に傘を渡してやる。いきなり携帯の番号を教えてくれるように頼んだりすれば、彼女の様なタイプは相手に嫌気を抱きかねない。
ちょうど俺の傘には、俺の携帯の番号、住所の記された小さなステッカーが付いている。
「出会っていきなり家まで付いてくわけにもいかないしね。」
「そ、そう……悪いわね……ありがとう…」
少々困った様子の絵里。あんまり他人と関わりを持つきっかけを作りたくはないんだろう。
大丈夫かな、この作戦。最も、断られたら、別のやり方を考えるだけだが、絵里の様なタイプは一筋縄でいく相手じゃない。
「じゃあ、俺行くわ……雨激しくならない内に帰りなよ……。それじゃ!」
「あ……ちょ、ちょっと…………あ…」
何か考えるにしても、目の前に絵里が…しかもそのボディペインティングの事を考えてると、間が持たなくなりそうだった。
水滴を防ぐように背中を丸めて前屈みに走る俺。今日が雨だったのは股間のテントを隠すにはちょうど良かった。
その晩だった。俺の携帯に見覚えの無い番号がかかってくる。いつもなら無視する所だが、誰かおよそ見当がついたので今日はそうもいかない。
意外だな。絵里は携帯の番号を非通知にしてはいなかったらしい。しかしこれで彼女の番号をゲットしたことになる。
俺の携帯に登録された女性の中では間違い無く彼女が一番の美人だ。
「しかし………ちょっと早いな……やっぱり駄目だったかな………」
自分でもかなり無理がある選択だったとは思ったが、実際自分一人で見ず知らずの女の子に話しかけるのってかなり久しぶりだったからな。
今日話しただけだが、絵里はとても礼儀は正しいタイプだろう。きっと遅くに断ると相手の予定が狂うと気を使ったのだろう。
しかし、これが駄目ならどうやって絵里と仲良くなって行くか…。いまいち妙案が浮かばない。
そんなことを考えつつ、電話を取り、取りあえず絵里に強引に頼んだ事を謝ろうとした俺であったが。
もしもし………香春と申しますが…根元さんのお宅でしょうか…』
「もしもし……あ、香春さん……昼間はどうもね。」
『根元君……昼間は傘、ありがとう。助かったわ……』
まあ、そりゃそうだろう。あのまま駅前に残っていても、まず今日雨が止む事もあの時よりも緩くなることはなかったから。
「あ、今電話って事は……その、やっぱり……」
『根元君……こっちの条件飲んでくれるなら、引き受けるけど……』
「えっ…………」
『私の指定した場所で………それが駄目だと言うなら、あきらめてくれない?』
「あ、あのさ……あの、香春さん……つまり、その何て言うか……それって概ねOKってこと?マジ?」
『う、うん…あ、でもこっちの言う条件………』
「あぁ、いいよ、いいよ全然……引き受けてくれただけでも本当に感謝してるんだ。いや、本当、ありがとう!」
思わず小躍りし足元のクッションを蹴り飛ばしてしまう。こんな浮ついた姿、絵里には見せるべきじゃないな。
絵里の出してきた条件は、近くにある建設途中のビルの一室で、そこで行ってくれるならいいとの事であった。
勿論、俺の返事はOKであった。最も、今度はボディペインティングをしてきてくれるとは期待できそうにはないが。
そして、その日がやってきた。俺は張り切って、そのビルへ向かう。
そのビルは建設途中とか言う割に、えらく小奇麗な感じで、それでいて立ち入り禁止標識も用いられていなかった。
彼女の指定した部屋は、只の事務所の中の様なデザインのあっさりした部屋……の作りかけのようだった。
完全に撃ち壁などは貼られていないし、完成した壁には製材がラップにくるまれて立て掛けられている。
絵里はまだ来ていないようだ。俺が何となく窓の外を眺めて絵里を待っていると、コンコンと扉が叩かれる。
「根元君……来てるの?」
「香春さん?良かった、場所間違えたかもって思ったよ。」
「入るわよ…………」
「香春さん、こんにち………」
「おまたせ………こんな物で、いい……?」
「うおっ……?」
「?どうしたの…?」
「どうしたって……いや、その…何で水着……?」
絵里が身に付けていたのは、旧タイプのスクール水着……のボディペイントであった。
俺の事、多少なりとも警戒してるんなら、今日だけでもボディペインティングは避けても良さそうなものなのに。
ここまでして彼女がボディペインティングを続ける理由って一体何なんだろう?
インターネット等で見た露出やスリルを味わい楽しむ人達とは一線を画したような物が絵里には感じられる。
それにしても体の線が見やすい服装は確かにありがたいけど、そこまで露骨に頼んだ記憶は無いのに、水着を選ぶとは。
いずれにせよ、美人タイプの彼女の如何にも色気の漂う身体に旧タイプのスクール水着……本当は裸なんだけど……何となくスク水フェチの
気持ちがわかったような気すらするほどの感動を覚えてしまう。本物であっても感動を覚えるに違いない。
「そんな風に驚いた顔、しないでくれる……これよりもっと見せろっていうなら、私、帰る……」
「あ、ごめん…同年代の女の子の水着姿なんて、大学入ってからご無沙汰だったもんだから、つい見とれちゃったよ。」
「以外とムッツリなのね……君って……」
「あ、きついな香春さん……あんまりはずれてはないけど…。でも、水着を用意してくれるなんて、描く分には好都合だよ、ありがとう。」
しかし、やはり大したものだ。簡単には、素人には絵里が裸であることがわからないレベルの完成度だ。髪の毛で胸の突起や背中部分はうまく隠している。
そういえば。
「香春さん……もしかして、その恰好で家から出て来たの?」
「ち、違うわ……そこのドアの向こうで着替えて来たのよ……何考えてるのよ…、もう…」
「わざわざこんな穴場を指定してきたから、つい、ね……」
この辺りは人通りも少ない場所だ。ちゃんと注意すればそれくらいも余裕だろう。
絵里レベルの女が水着(のボディペイント)で白昼の路上を歩いてるのを見つかったら誰も反応せずにはいられないだろう。
取りあえず、彼女は間違い無くこの恰好でここまで来たに違いない。コートや何かを羽織っていたのなら、塗装が所々剥げたりしそうだが、
そう言った様子は見られない。しかし、いっぺん目が釘づけになると、なんかこう…………。
「根元君…………」
「へ…………」
「ジロジロ見すぎ…………!」
「ご、ごめん……!」
顔を少し赤くしながら憮然と言う絵里。俺の表情は結構鼻の下が伸びた物になっていたようだ。
ここは一発真面目に絵を描いてる姿を見せて、ビシッと決めないとな…。
「じゃあ、そこの窓の縁に片手を掛けて、背中をこっち向けて……うん、そうそう……それでもう一方は床について、少し身体ひねって……
それで俺の視線が気になるんだったら、目を閉じてるといいよ……。休憩は小間目に挟むから…」
「えっ……こ、こう……って……ちょっと、根元くん……少しいやらしい………」
「え、そう?でも香春さんみたいにスタイルいい人ってめったにいないから、無理ならあきらめるけど…」
「別に、そういうわけじゃ………」
赤くなりながらも俺の言うとおりのポーズを取ってくれている。
形のいい臀部がつきだされる。こうして見ると本当に完璧なボディーペインティングの技術だ。
お尻の部分などは不自然になっても良さそうなのに、水着が喰い込んでるようにしか見えない。
長い髪の毛が綺麗にバラけて、うなじや背中をうまく隠しあるいは露出させ…髪の毛の手入れもしっかりしてるんだな……。
「うん…そう、そのまま………ちょっときついポーズだから、10分くらいずつで休憩取るから……」
無言で瞼を閉じる絵里を俺はスケッチし始める……。しかし、俺も真面目なもんだ。彼女の秘密を知り、今彼女がいるのに、真面目にデッサンするとは。
鉛筆を構えながら絵全体のバランスを取るために絵里を凝視し、観察する。つい息が荒くなりそうなのを我慢しつつ。
あれ……?彼女あんな所にホクロがあるのか………ちょうどボディペイントの塗装の薄くしてある所に、ホクロが見えた。
地肌と水着の境目なんてもんじゃない。彼女の背骨のラインに一つ、小さいホクロだが、はっきり確認できる。俺ってこんな視力良かったのか。
普段はきっと髪の毛で隠れているせいで、誰も気に留める事すら無い位置にある。
これが普通の水着だったら見えはしないのだから描く事は出来ない。もし、出来あがったデッサンを見せた時、このホクロが
描かれてたりすれば、絵里はどんな反応を示すんだろうな……ちょっと試してみたくなった。
今日はここまでです。あんまりエロイ方向に話が飛んでなくてすいません。
>>158の上記スレの方もいまいち元気が無くて結果俺も元気が出ない感じです。
思ったより主人公が理性的で真面目すぎる感が自分でも否めない。
取りあえずヒロインの魅力をエロ以外の部分で感じる序章みたいなモンとでも
思ってください。
面白い。最近一番のヒットだ
序章は大事だよ
この後ハプニングでヒロインの肌の上にでっかい蜘蛛が降りてきて
ヒロインは虫の類が大の苦手で主人公がそれを取ってやらないといけなくなるけど
当然ヒロインのボディペインティング部分に触れることになるとか
絵を書き終わった後再び雨が降ってきてヒロインピンチとか
なんだか、先を急ぎ過ぎて無いですかぁ?
もっと「じっくり時間をかけて」仲良くなっていった方が良いと思いますよ。
たとえば、女の子が「この男の子なら、かなり安心出来る」と思うまでは男の子は気が付かないフリをしていてあげる。
とかね。
まだ数回しか合ってないのだから、女の子は相当警戒しているはず。
そういう状況下では「結構強い」と思います。女の子の「自分を守る」力は。
ですから、この「場所」を女の子が指定すると言う事は、その前に何回かこの建物に来ていて安全を確かめているはずです。
だとしたら、虫などが出てくる心配が少ない場所だと思います。
また、「ボディペイントを行う場所」からもそんなに不利な場所では無いはずです。
男の子視点は悪くないですけど、物語の流れでは。
でも、女の子の(物語に隠された)心理が、この話の流れは、男の子に都合が良すぎます。
もう少し考えた方が良いと思いますよ。女の子の事を。
って言うか私自身がボディペイントで外出することを考えた場合
まずは、剥げ落ちしにくいことを考えると思います。
なぜなら、
他の人やモノにぶつかって簡単に色移りしたら、バレますもの。
トイレだとかも借りられませんよね、色剥げや色移りが簡単に出来てしまうのであれば。
椅子に座れませんよね。色移りするなら。
そういう困った事をどう誤魔化しているのかしらね。
ええ、遅くなりましたが、良い仕事してますね。ええ。
いや、主人公が計画は鬼畜だがお人好しでつめが甘い奴ならそれなりにいいかも。
お前等…
書き手にまかせようぜ、どんな結果になったとしても
>>182 でっかい家グモを甘く見るな!
奴らは隠密行動の達人だぞ!キバも異様にでかいし。
ヒロインは未だに謎が多いキャラだし、もう少し仲良くなるのはいいとしても、
女性視点はもっと掘り下げ後でもいいとおもうZE。
美人が全裸ボディペイントで街中を歩いたり、知り合って間もない男の元へボディペのまま行くというのが素晴らしい。
なぜボディペイントをしてるのかという目的も気になるし、続きが非常に楽しみな作品。
>>184 同意
自分の好きなように書きたいだろうし、このままの勢いで取り合えず完結させてほしい。
男視点で完結後に女視点というのは有りかも。
う〜ん、俺はこっちの話も結構面白いと思うけど、
向こうのエロゲーの妄想の話の方が、元のゲーム知ってるだけに
入っていきやすいかな。俺の好きな方のキャラがメインになってる事にもよるけど。
こっちも話が進んでキャラの事がわかってけばもっと気に入ってくかも・・・
どちらにせよ両方期待してるけどな
っていう誤爆
>>187 でもそのスレの話馬鹿長いな。
別に悪か無いけど。
仲良くなるだけでスレを食いそうな余寒
長いなら長いの楽しみはあるけど
っていう自演
↑って言う荒らし
あっちのスレで書いてる話の予定の一部、こっちで書くのはダメかな?
外伝的に。
ヒロインの未来が神社で子供達に全裸を見られて、自分は女神と嘘を吐いて誤魔化すが、子供達は全裸で美人な未来を本当に女神と勘違い、
しかも未来は子供達のチンチ○を治してくれる女神と言う事で、その子供達と関係を持ってしまう。
それ以降その子供達にとっては未来は女神様だから全裸なのがデフォルトで…
以上が概要だけど、
こっちのスレでCMも兼ねて書こうと思ってるのはエッチ以外の日常行為部分。
全裸のまま子供達の遊びに付き合わされるヒロイン未来と言う感じで。
向こうは3つの文章をローテーションで書いてるからいつはじめられるかわからないし
こっちもボディペイントの話完結後だと思うけど
無理にゲームと結び付けなくても
ネタがいいならオリジナルで行け
ネタはいいと思う。
元ネタがわからん人多いから、回りくどい事になりかねない。
194 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 11:43:22 ID:HkLLPhMa
読みたいかも
195 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 01:08:37 ID:R741P3vj
>>192 元ネタ有りの二次創作は板チだろjk
それで荒れたスレは過去にいくつもあったからな
>>192 露出系スレの住人は相当カブってるから、
マルチで出張るのはうざがられる原因になりかねない。
そんな壮大な構想があるなら、アダルト可の無料のwebスペースはいくつかあるから、そっちで展開した方がいいんじゃね?
>>177の続き
絵里のホクロを、位置、大きさも正確に掴みながら描きこもうと彼女の綺麗な背中を穴があくほど見つめている俺であったが。
ん……?なんか視界に変な物が……。そう、目を閉じてポーズを取る絵里のいる窓ぶちの上の方に。
うわ……でかい蜘蛛だ……。ハエトリグモみたく可愛い奴じゃない。キバをピクピク動かしているのがここからでも見える。
最もあんな外見をしていても、人に噛みつくような事は無い家蜘蛛…いわゆるアシダカグモと呼ばれるやつだ。
この場所は以外と綺麗な場所だと思っていたがこんなのが隠れて……いや、むしろ綺麗なのの一因はこのクモのおかげかもしれないが。
ヤバ……下がってくんな……。クモのほうはかなり慎重なゆっくりとした動作であるが、絵里のいる方向へ降りて来ている。
マズイ。絵里が虫の類が苦手かどうかは知らないが、もしクモの存在に気づいてパニックになる様な事があれば。
まだ俺たちは出会って日が浅い。そんな男の前でパニックになった姿を見せてしまえば
それ以来俺と顔を合わせるのが嫌になってしまうかもしれない。彼女の様なタイプは特に……。
絵里に気づかれない内にうまく追い払う…できれば窓の外へ追いやらないと。
そう思って立ち上がった俺だが、クモの感覚は鋭敏だ。俺が動いたのがわかったのだろう。
一瞬止まったかと思うと、逆に動きを早くし始める。絵里のいる方向に向かって。
「あッ……クソっ……やば…!」
舌打ちしながらクモをもっと威嚇しようと近づこうとする俺だが、自分でも異常な気配を放っていたせいか、
絵里がそれに気づき、こちらに振り向いてしまう。ちょうど自分に近づくクモには気づかない状態で。
「……?……っ!えっ…?何……根元、君…………?」
クモの方に近づくと言う事は当然絵里に接近する事になってしまうわけで。
俺の表情と、そして絵を描いていたはずの俺が両手を軽く突き出す様な仕草で近づいて来ているのに絵里がギョッとしている。
うわ…気まずい…。ひょっとして俺が絵里に欲情して迫ろうとしているなんて思われてんだろうか…?
もし、クモにこのまま逃げられてしまえばそれが真実となりかねない。
だけど、もしクモの事を教えて彼女がクモが大嫌いだったりすればそれも問題だ。
一方クモの方は目の前にいた人間二人が同時に動いたことで完全にパニックになったのか、一直線に絵里の方に急いでいる。
あの辺に奴にとって絶好の隠れポイントがあるに違いない。このまま隠れられて俺が悪者になったらヤバい。
「ちょっと、何?ど、どうしたの……?根元君……あ、ちょ…」
絵里の方も事情が呑み込めないのだろう。俺の様相に明らかに驚いて、完全に誤解しているようだ。
完全に指定のポーズを崩してしまい、片手で俺を制するようにし、突然の事態の対処法に混乱して、不安そうに俺を見つめる。
くそ…こんな状況でなければ、じっくり観察していたいほど可愛いしぐさだ。
「ちょっと香春さん、じっとしてて……頼むから……!」
でもこれ以上彼女に動かれたら、もしクモが思い切って絵里の身体にダイブしてきてしまえば大問題だ。
「じっとしててって……ちょっと、こんなの……えっ…あ……いい加減に……!」
絵里が座り込んだまま身構える。彼女はこういう時以外と気丈なタイプな様だ。
「頼む、香春さん……黙って動かないで、そのまま……あッ…ああッ!?」
かなりまずい事に絵里がぴったりと壁に背中をつけたせいで、最悪クモが窓ガラスから移って絵里の身体を這って来るかも知れない。
クモに気付かない絵里はかなりキツイ目になって俺を見据えている。
クモは窓ガラスに伝わった衝撃に驚いて、ワタワタとした動きになっている。脚を滑らせて絵里の上に落ちるかも知れない……って
あのクモ……本当に脚を滑らせやがった。とっさに糸を使ったのか、尻を上に向けて吊るされたようになっているが、落ちるのは止まらない。
「う、うわぁっ?!」
絵里の肩に落ちる。まずい。その前に上手く捕まえてしまわなければ。
余り触りたくはないが、ゴキブリみたいに保菌の心配は無いはずだ。ちゃんと捕まえれば噛まれる事はないだろう。
俺は窓の方に手を伸ばして、床を蹴ってクモをキャッチしようとしていた。
「………ふざけないでッ…このッ…いい加減にしてッ………!」
「ぐぅオおォッ?!」
……クモと絵里を交互に見ていて、しかも緊張した表情を間違い無く浮かべていた俺。本当は裸の絵里にとっては、
俺と二人きりの場所にいる絵里にとっては警戒すべき表情だったのだろう。
その場から避けるのでは無く、長い脚を繰り出して座った体勢から鋭い蹴りを放ってきた。格闘技でもやってるのか、絵里は?
さすがにそんな動きをしたせいで、乳房が激しく揺れ、股間の割れ目が一瞬俺の視界に入ってくるが、それを楽しむ余裕はない。
身体を捻ってよけようとしたが、蹴りの鋭さの前に殆ど間に合わず、逆に最悪の場所にクリーンヒットした。
ちょうどクモを握りつぶさないように優しくキャッチしたのと同時であった。
「よし、ゲッ……どふぉおっ!!!」
「あッ……嘘……」
衝撃に間違ってクモを潰さなかったのは自分でもマジ神技だったと思う。
絵里の方は予想を外れて俺の股間に蹴りを当ててしまった事に一瞬気まずそうな顔を浮かべていたが。すぐに俺に向きなおり、
声のトーンを低くして、問い詰めてくる。
「………どう、いうつもり……やっぱり、ロクでもない事……」
「ち、ち……違………香春さ……ク、モが…………」
「えっ……………」
彼女もやっと気づく。俺が絵里には触れておらず、あくまで伸ばした手は絵里の肩の上を通り過ぎ、窓に伸ばされている事に。
そして、俺の掌から逃れようと、バタバタともがいているクモの不気味な長い脚が絵里の視界に入った。
「あッ……あぁっ……きゃあッ……?!」
クモの存在にようやく気付いた彼女が小さく悲鳴を上げた。そして、同時に俺の目的に気づいたらしい。
「っ……や、やっぱりクモ、苦手だったね……知らせようか迷ったけど……」
「あ、や、やだ………私、てっきり………あ、根元君……御免なさいッ!」
「取りあえず………代わりに窓開けてくれる……?コイツ外に逃がすから……」
「あ………ぅ、うん…………」
絵里がオズオズと窓を開けたのを確認すると、俺は震える手で(痛みに)クモを窓の外に放り投げた。
取りあえずクモは殺しても傷つけてもいない。俺は不殺主義だ。
それはいいとして、どうやら絵里の誤解が解けたらしいのを自覚すると、気の遠くなるような激痛が響いて来る。
滅茶苦茶鋭い蹴りだったけど……まさか今ので不能になったなんて事は無いよな…神様……。
「ご、ごめんなさい……根元君……その…ぁ…私……本当にこんなひどい事しちゃって………ごめんなさい…」
さっき絵里に取って貰ってたのと同じ様なポーズで窓に手をかけ固まっている俺に、絵里が横に立って必死で謝って来る。
「ん…ぁあ……いいよ……こちらこそゴメンなさいだ……香春さん、水着なんだから……俺が変な…顔したから……
誤解しちゃったんだよね……ぅ…ぐ……」
「うぅん……まだ出会って二回目なのに、一方的に疑っちゃって……根元君……」
謝っただけで立ち去るなんてわけにもいかず、とりあえず俺の背中を優しく擦ってくれる。
義理では無く、本当に罪悪感を感じているのは間違い無い。
何ともクールだけど根は誠実な彼女らしい振る舞いだ。何より彼女が俺に自ら触っているのだから、何とも感動ものだ。
そう言えば、今絵里との距離がすごく近いんだよな……前の相合傘の時は初対面と言う事もあって、彼女の身体を近くで見るなんて
行為は実行不可能だけど……今ならそれとなく見る事が出来る。ちょっと観察してしまおう。
スクール水着のボディペインティングを施した絵里の裸身。本当に素敵なプロポーションだ。
乳房なんかはかなりのデかさだが、ブラジャーを当然つけていないのにまさしく美乳の形を保っている。
肝心な先端部分が髪の毛に隠れているのは癪だが、それが扇情的でもあり、妄想をかきたてる。
固まってる俺の横で膝立ちになっている絵里。何とかバレないように彼女の股間部分に目を運ぶと……
やっぱり毛は無いのか……。巧みなボディペインティングの技術のせいで割れ目まではこの位置からは確認できないが、
ボディペインティングの際に邪魔になりそうだから、剃っているんだろうか。
膝立ちになっている状態でも脚が長いからか、股間部分の位置はかなりの高さだ。
あの綺麗な脚であんな鋭い蹴りを……そして見事に喰らってしまったんだよな、俺……。
そう思っても何故か蹴られた事には全く腹が立たなかった。むしろ彼女の魅力をもう一つ見つけた様な気すらする。
こうして変な妄想をしていると……そして彼女の呼吸がすぐ傍にあり…どうしても興奮してきてしまう。
あ、あれ……?何か股間が……。何かこう、…硬度を……。
どうやら、今まで生涯受けたことのある股間への衝撃の中では、威力ナンバー1であった衝撃ではあったが、
不能になるには至らないダメージで、済んだようだ。それは間違い無く目出たいのだが。
「まだ、痛むの………?根元くん………」
「え……あ、いや…………もう、大分楽になったんだけど……」
今度は、別の事情で絵里の前で立ち上がるのが難しくなってしまったのは言うまでも無かった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくした後、絵里は絵のモデルを、俺はスケッチを再開し始めてはいたのだが。
絵里の方の集中力が乱れてしまっている。俺の股間を蹴ってしまった事をまだ悪く思っている様だ……。
彼女はそういった方面ではかなり不器用な立ち回りしか出来ないのだろうか。こっちも罪悪感を感じてしまう。
しかし、俺の方からそれを持ちかけても、いい結果になるとは思えない。
でも、俺がうずくまってた時間の約五分の二は痛みとは別の性的興奮による生理現象なんだよな……。
そう言えば実際今のところ以外と長い時間この部屋で絵里と二人きり……向こうがそわそわしてるとこっちも変な気分になってしまう。
彼女の頭の中の問題を逸らすためにも、一つ話題を振ってみるか………。
「ねえ、香春さん。」
「……え…………?」
「人物画、本格的に描くの、実際今日が初めてなんだけどさ……何か自分で驚く位に、良い作品になりそうな気がするよ。」
「そう………」
「これも、香春さんにモデル頼んだからだよ。」
「そんな事ない………」
「まあそんなに謙遜しないでよ。前言ったみたく本当にインスピレーションが沸く人に出会えただけでも運がいいのに、
初対面なのにモデル引き受けてくれる人なんて滅多にいないしさ。」
「傘の、お礼、だから…………」
あ、赤くなってる……。人に褒められるのも感謝されるのも照れくさい様子だ。
「前言った学祭だけどさ、俺らのサークル、一応本番前の日に作品が完成したお祝いに、打ち上げで前夜祭やるんだ。
香春さん、良かったら出席しない?俺の絵の半分以上は香春さんのお蔭なんだしさ。みんなにも俺の絵のモデル
紹介してみたいし。」
「でも私、お酒飲まないわよ……。あんまり喋らないし……。誘ってくれるのは有難いけど……」
彼女の秘密を考えれば、込み合った飲み会なんてあまり行きたくはないだろう。
それに、普段の素っ気ない彼女の性格を考えれば、あまりそういった場は好まないかも知れない。
「あ、うん。もし部長が香春さんに無理に飲ませるような事があったらビシッと言っとくからさ、俺の携帯番号、まだ
残ってる?そしたら気が向いたら出るか出ないか教えてよ。」
部長は女好きで飲み会ともなれば、かなりマナーの悪い所もある。絵里に興味を持つのは間違い無いかも……。
「それに……デッサン自体は今日描き上げる事出来ると思うけど……実際に色を付けて、背景とかを考えてくと、
たぶん、学祭前日までかかると思うんだ……。是非とも完成した絵は香春さんに最初に見てほしいんだ。」
「そんなにかかるの……?私なんかの絵……」
「うん。モデルがハイレベルだからねっ。」
「っ……!?………ふざけないで………」
絵里はそう言うと、赤くなって顔を逸らすのだった。これでさっきの鋭い金的の事は忘れてくれたかな……。
学祭のことをダシに使って絵里にモデルを頼んだり、飲み会に誘ってみたりしてるけど、出来れば学祭当日も
絵里を誘ってエスコート出来ないものか……でもあんまり一度にたたみかけるのも難だしなぁ……。
こんな事を考え始めると、いろいろな心配も浮かんでくる。
絵里が学祭までの間に他の男にナンパされたりしないか……本当に彼女の秘密を知ってるのは俺だけなんだろうか……
絵里位の美人なら、普段クールに見えてもそれでも彼女をモノにしたい奴も、その性格に痺れる奴(特に俺)は多そうなのに。
そもそも、絵里の優れたボディペインティングは身体の前面は良いとしても、手の届きにくい背中とかはどうしているんだろう。
彼女が他の人間に身体を触らせて筆で装飾している姿……俺としてはあまり想像したくない…。
走行考えてるうちに、デッサン開始からかなりの時間は経たらしく、人通りのデッサンは完成する。
「出来た………会心の出来かな……!」
「終わり?もう、ポーズ崩してもいいの……?」
「うん、御苦労さま、香春さん。ほら、いい感じだよ」
意外と疲れるポーズだったのか伸びをして身体をほぐしている絵里。
身体を揺するたびに、乳房がフルフルと揺れている。肝心な部分は髪の毛で相変わらず見えないけど。
「………えっ……やだ………本当に裸、なの……私こんなに綺麗じゃない……」
本当に俺が絵の中で絵里を裸にしていたのを見た絵里が顔を真っ赤にしている。
どうやら彼女の自覚していない美しさを描きだすことには成功したらしい。取りあえず彼女が絵の中の絵里を『綺麗』と言ったからな。
あ、そういえば……クモのせいで背中のホクロ描きたすの忘れていた。
今日はここまでです。あんまりエロくできなくてスマン。
でもその筋の人は絵里が蹴りを放ったあたりで悶々としてください。
感想、妄想、俺ならこうするぜ意見とか待ってます。
しかしゆかりさんネタ早く続きを見たいです。
お疲れ様〜
全裸ボディペイントの女の子が家からそのままの格好で知り合ったばかりの男の元へやってくるという状況が最高にエロいので問題ない
前夜祭の不特定多数の人の前での絵里ちゃんにも期待しています
主人公が大事な部分蹴られる所から誤解に香春さんが謝る所ときめきました
物の見事に純愛ルートと鬼畜ルートに別れそうな話だな。
ヒロインの個性を殺すなよ。無口で誠実タイプのヒロインは好みだ
実は絵理は超敏感ボディで衣服を着てるだけで、異性とは長時間手を繋いだだけで発情してしまうってのは安直かな
只敏感ボディってのはある意味建前で、もっとスゴい事情を抱えさせた方がいいかな?
本当に過敏な肌か、潔癖症みたいに精神的な反応だとすると
「皮膚科か神経科の医者に行く」そして「医師の診断書が有る」から皮膚に負担の多い色塗りの許可は出ないはず。
だから「なぜ服はダメ色塗りなら平気なのか」の理由にさせにくいと思う。
でも、そう言う理由で何らかの塗り薬を処方され全身に塗る習慣が出来、勝手に色塗りを始めた。
とか
遺伝的な体質で、肉親から生活習慣として調教された。
全く別な話で、本人に異常は無いが、実親、養親、売られた先、または、不良孤児院、などに調教された。
学校や職場などでのイジメが元で目覚めた
みたいな話も有りかな?
お色気ラブコメに変わりそうなOKAN
デッサン後のやり取りとかあった方がいいかな?
例えば1・香春さんはじつはここに住み着いてる野良猫を可愛がっていて、あくまでデッサンはついでであった。
2・この後香春さんを駄目元で食事に誘う主人公だったが案の定断られ、ガッカリ。しかし香春さん何とデッサンに時間がかかると思っていたので、主人公の分のお弁当を用意してくれていた。
3・近所の小学生達がこのビルに突如現われてサバゲー開始(水鉄砲で)悪戯者の彼等は香春さんにちょっかいをだして水をかけようと…
4・建設中という事もあって、ガラスが割れ、香春さん脚に怪我。主人公仕方なく気付いてるのをバレるの覚悟で彼女を背負って前別れた場所にスク水のボディペイントのまま連れてく。
あちらのスレ名物、選択肢です。
どれもこれも主人公に都合良すぎなフラグ立てっぽいけど
キャラ造りにこだわるなら全部個別に描いてった方がイイ。
っつーわけで全部選択
学祭当日にも主人公に会いに来てくれるでしょう。やっぱり。
余所の大学生も飛び入り参加可能なミスコンに参加する事になって、見事優勝、水着審査で危機一髪と言ったお約束も。
絵が主人公の思惑以上に高い評価を受けて大絶賛、学長から
表彰状貰う位の事になって、香春さんが目立ちまくることになってしまい、
香春さんは困惑、しかも周囲からカップル扱いまでされてしまうのもいい感じかもな。
裸だったら何が悪い!
何という公然猥褻。
飲み会で絵理が酒間違って飲んでダウン。
部員仲間の前に放置したらマズイと主人公絵理をおぶって帰る
そして前の公園に
主人公酒の勢いと絵理の良いニオイに悪戯心をくすぐられ、絵理が気付かないのを良い事に、
コンビニで買ったウェットティッシュで塗装を落としてしまい。
>>201の続き
しかし、絵を、デッサンの段階だが描き終えてしまうと、今日はここまでと言う事になるのだが……。
そういえば、絵里は間違い無くスクール水着のボディペイントでこのビルまで来てるんだよな。
何とも不思議な感性と言えるが、それを考慮すると、この後絵理をどっかの喫茶店にお礼に連れてく様な
気を利かせた行為は出来ないんだよな……。
普段着に見える絵理ならともかく、スクール水着のまま絵理を連れ回すなんて事は……それはそれで面白いが、
今の俺達の関係でそれはまず不可能だろう。
でもこのままお礼を口で言うだけで一方的に立ち去るなんてのはかなり礼儀に反した行動だ。
絵里の方も警戒状態にあるのかもしれない。幾ら人に見つからないここまでの道のりを知ってるとは言え、
普段の素っ気ない態度で、『それじゃ、私、帰る……』なんて先に帰ろうとしても、俺に一緒に帰ろうなんて言われたらどうしようか
と思っているのかもしれない。さすがにスク水のボディペインティングのままじゃ、俺に変と思われるだろうから。
そう思ってお互いが困ってる状態であったが……はて…?今、何か窓に何かがぶつかった様な音が…。
絵里の方もその音に気付いたらしく、俺とほぼ同時に窓を見ると。
水滴だ。あの始めて絵理と会った日よりは弱い状態だけど、パラパラと雨が降っている。
絵理は確か雨が駄目なんだよな……。ボディペイントが溶けてしまうから。
絵理の方を見て見ると……何だ?別に困惑した様子は無いのか……?今日は傘でも持って来てたのか…予報では雨とは言ってないけど…
まあ取りあえず、絵里をこの後食事にでも誘ってみるかな……別に断られてもいい。
俺なりの謝意が示せるし、絵理がどんな反応を示すかちょっと見てみたいものだ。
「香春さん、この後どうする?もしよかったら、この辺の店に寄ってかない?俺、モデル代でおごるけど……」
「え……でも……お礼は飲み会だって、さっき…………」
「うん。それはそれ。やっぱり個人的にもお礼はしたいしね。」
「そう……でも、今日はいいわ…………」
「そ、そっか……残念…………」
「………………私、もう少し時間がかかると思ってた……」
確かに、自分でも驚くほど早くラフスケッチの方は終了したけどね。
「その……根元くん………ちょっと、待ってて………」
「えっ?」
入ってきたドアから出てゆく絵理。しばらくすると、俺の傘と、何か包みを持って現れる。
「傘……この前はありがと……それと……私、お昼の後まで時間かかると思って……良かったらこれ……」
「えっ……ぇえっ………?これ…もしかしてお弁当……」
「と、とにかく……前の傘のお礼…さっき蹴っちゃったお詫びの分もあるから……私には多いから……」
「ま、マジッ?いいのッ?やりぃッ!」
「そんなに喜ばないでッ…!勝手に盛り上がらないで……もうっ!」
絵理が身を翻すとドアに向かって行く。え、あれ…弁当の感想とか聞かないの?
「あッ、香春さん、弁当箱!」
「それじゃ………」
あれ……本当に行っちゃった……どうしようかな、弁当箱……洗って学祭前夜祭で返すか…。ってか雨降り出してるんだけど…
というか、驚いた。出会って間もない俺に気を使って弁当作って来てくれるとは。
「ひょっとして……気付いてるのバレてるのかな……口止め料?」
いや、それもあるかもしれないが、俺に昼飯を誘われたら、外に出て食事する事も考えていたのか…それで外出を避けるために…。
いくらなんでも今よく言われる“ツンデレ”な態度は考えにくい。出会って二回目の男にそれは有り得ない。
そうなってくるとやっぱり俺に対する警戒心故の行動と、傘のお礼と、さっきの蹴りのお詫び…その線が妥当か……
「ちぇッ………。まぁ、しかし…………」
女の子が弁当作ってくれるなんて初めてだが、手作りだよな、絵里……?
「さて……うぉっ?」
弁当箱を開けてみた俺は取りあえず彼女らしい雰囲気が弁当の内容からも出ているのに何となく驚いたのであった。
取りあえず、異性にあげる弁当レシピ本に出てくる様な甘ったるいデザインではない。
女性の手作りらしい慎ましやかさとか、可憐さはあるんだけど…何と言うか硬派な弁当だった。
俺の事を結構ズボラな男と思ってるんだろうか、事実そうなんだが。栄養配分に気を使ったバランス重視タイプのお弁当の内容であった。
「でも……実際美味そうだな………」
俺の中で絵里の不思議度がさらに上昇していた。やはり出会って二回でお弁当なんて不思議な感性だ。
「ん……もぐ……う、美味ッ……」
実際相手が自分の手料理を食った際に美味いかどうかの判定を聞かずに立ち去ってしまうなんて言う一面も。
お弁当美味しいよの一言ぐらい彼女にちゃんと伝えないのは男として問題ありすぎだよな……。
絵理はもうこのビルから出ている頃だろうか……そう思いながらビルの下方を見て見るが、絵理がビルから出てゆく姿は無い。
まだ、この建物の中にいるんだろうか、スク水のボディペイントの格好のままで。
俺が窓から見下ろしているかもしれないと思って、あの恰好で外に出てゆく不自然な姿を観察されないように考えてるのか…
絵理のボディペイント、そして今味わってるお弁当……俺、ついさっきまでこの部屋に本当に素っ裸の女の子と一緒だったんだ。
絵理がもしこの雨の中を傘無しで歩いていればあの塗装は間違い無く流れ落ちてしまうだろう。
信じがたい気持と一緒に、絵理の顔や肢体の美しさが浮かんで来て、それに合わせて妄想が広がってゆく。
俺、絵理ともっといい仲になれるんだろうか……彼女の秘密を独占してあの身体に好き勝手するなんて事が……
今まで、こんなに一人の女の子に囚われるなんて事は無かっただけに、妙な気分だ。
「くそ……こんな事考えてると、今日もう一回は絵里の顔……見たくなるじゃん……」
いつの間にか弁当を平らげてしまった俺は、今スグにでも絵理を捕まえてみたい気持ちに駆られる。
もし、ボディペイントの塗装が剥げて悩ましい姿を晒した絵理が他の男に見つかって、捕まってしまうとしたら…
そんなのは許せない。絵里の秘密は絶対俺だけのものだ。他の男には手を出させん。
そうだ、俺はもともと絵理を脅して、身体を要求するつもりでコミュニケーションを取った筈だ。
何を紳士的に振舞ってなんかいるんだ。彼女が無防備だからこんな気持ちになるんだ。
そう、かなり暗く危険な気持ち。絵里を捕まえたらそのまま秘密を知っている事を告げて押し倒して犯してみたい願望。
絵理の優しくて誠実な性格がわかっているだけに、寧ろサディスティックな感情が刺激される。
「待ってろよ、絵理……今すぐ……」
まだ、遠くへ……建物から出てすらいないとすれば……気も強くて腕も立つ絵理だが、何としても!
弁当箱も絵の方もそのままに俺はその部屋を飛び出した。絵里の行った方向はあっちか……?
俺が秘密を知っている事、今野獣と化している事を知って、その顔を見た時…少なくともさっきの誤解の時より
自分でも遥かに邪悪な顔をして絵理に向って行ったらどんな反応を示すだろう。
「こっちか…絵理……こっちなんだな………!」
出口へ向かって闇雲に走って行く。何だ……人の気配…こっちか?絵理がまだいるのか……?
「この部屋……」
間違いなく何かいる。確かめてみるか…絵理を入れ違いになったらえらく間抜けだ。
軽くドアを押して見ると、物音を立てることなく、スッと開けてくる。まずは誰がいるのか確認だ。隙間を作って覗き込んで見る。
「ぁ………いた…………」
絵理の背中……やっぱりスク水のボディペイントのままだ。シートの掛けられた何かの機材が並ぶ部屋に絵理が座っている。
その背中を見た途端、俺の獣性がブワッ、と膨らんで行く。さっきも思ったけど、なんて綺麗な背中だろうか。
あの背中から思い切り抱きしめてみたい。出会って二回なら当たり前の事だけど俺はまだ彼女にタッチすらしていない。
人が入れる位の隙間を作ると、気配を殺して部屋に入り込む。絵理はまだ俺に気付いていない。
何をしているんだろうか……床に座って、何か嬉しそうに楽しそうにしている。表情が見れないのが残念だ。
ん…何だ……この部屋……入り込んだら鼻が少しムズムズと……何かくしゃみの前兆っぽい雰囲気がする。
「ふふッ……いつも元気ね……お前は……」
絵理、何と話して携帯でも使ってるのか?……口の前に手を当てて、くしゃみが出そうなのを堪えながら、ジリジリと近づく。
「あ、もういいの………?今度いつ来るかわかんないのに……」
いつもの淡々とした雰囲気とは違って、何か背中をくすぐられる様な喋りだ。
「こらっ……体、擦りつけないの……くすぐったい……」
くすぐったいのは俺ですよ、絵里……この鼻のムズムズ感と、絵里の今まで聞いたことない優しい声。
まだ気づかれてない。あと5メートルほど。どうしよう……一気に抱きつくか……
両足に力を込める俺だが、その時であった。すぐ傍にあった機材に現れた影に、思わず驚いて声を漏らしそうになる。
「ッ・・・・・・・・・・・・!?」
猫?猫の方も、突然現れた闖入者の俺に、驚いて目を開いている。
ちょっと、待て…そういえばさっき鼻がムズムズして来たのって、この猫…俺は猫アレルギーなんだよ!
ま、まずい…自分のアレルギーを思い出したら、身体の方がくしゃみを促すような動きに働きだす。
しかも、猫の方は…なんだ、アソコにももう一匹…あ、あの機材の影にも…何匹いるんだ?
そりゃ、猫アレルギーの俺が反応するわけだ……駄目だ…絵理に気付かれる前にUターンを…。
だが、身を翻す俺の背中に、さっきの猫が、ニャアアアァァっ…と鳴きかけてきて驚いて腰が抜けそうになり。
「ぶわッくショ〜〜〜〜〜ッんッ!!」
「えっ…………!?」
身体の一部が緩んだ俺は、物の見事に爆発してしまったのであった。
その音に驚いて振り向く絵理……。足元にはキャットフードの袋があって…一匹の猫を抱き上げて、ブラシを持っている。
ついでに言えば、抱き上げた猫の頭の上に、絵里のデカい乳房が片方乗っかっている。
驚いて目を開く絵理の顔は見る見る間に真っ赤に染まっていくのでった。うん、良い表情だよ絵理…。
絵理って猫が好きなのか…ひょっとしてこのビルを指定したのってこの猫スポットが本当の目的なのか…
「何……根元くん……どういうつもり……」
「えっ……いや…その……お弁当の感想、聞かせたくて、そしたら香春さんここにいて……そしたら何か楽しそうだったから
つい、驚かせて見よっかな〜〜とか……は、ははは……」
「!………ッ………!」
俺の本当の目的なんて言えはしなっかた。絵里も怒れば怖そうだけど…絵理の影にいた猫達…何か俺の方を睨んでる様だけど。
絵理に手を出そうものなら、絵理だけでなくその猫達にまで手酷いしっぺ返しを食らいそうだ。
それと……『楽しそうだった』と表現したあたりで、絵里の顔が羞恥と共に怒りで赤くなっているのがわかった。
これ以上ここにいたら言い訳とか大変そうだ。逃げよう。お弁当のお礼と共に。
「あ、あはは……その……弁当、メチャクチャ美味かったよ、その……タッパー洗って返すから……そ、その…それじゃっ!!」
「あっ……根元………くん…」
一目散に部屋を逃げ出した俺は荷物を纏めると、少しでも早くこのビルから逃げる事にするのであった。
一応、傘は絵里のいた部屋の前にそっと置いておいた。雨はもう少し長引きそうだったから。
実に心残りだった。絵理に手を出せなかった事じゃない。絵理が猫を可愛がってる時の表情を確認できなかった事が。
絵理の目の前でお弁当を食いながら『美味い』と一言言わなかった事が。
俺も、人と付き合う上での機微、いろいろと覚えないと駄目だな……。そして絵理に心の中で何度も詫びた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
学祭前日……何となくブルーな気分で準備を進めていた俺であったが、突然鳴った携帯電話の番号に驚いた。
間違い無く、この番号は絵理だ……。でも、電話があっても…やっぱり今日、来てくれないかな…。
あんな気分であったけど、絵の仕上がりは自分でも驚くほどの素晴らしい出来栄えだ。
「もしもし……根元ですが……」
『あ………根元くん………………香春、だけど………』
「あ、香春さん……この間、モデルありがとう……」
『う、うん………その……また傘……ありがとう……わざわざ置いてってくれたのね……』
「うん……それで……香春さん、今日は………駄目かな……」
『根元くん……、その……打ち上げは、何時からなの………?』
「か、香春さん、来てくれるの!?ラッキ〜。うん、打ち上げは7時からだけど……前にも言ったけどその、絵の方は…」
『う、うん……。でも、私……その絵見るの、恥ずかしい……他の人もいるんでしょ……』
「でも、会心の出来だと思うんけど。やっぱり香春さんが見てくれないと、自信がつかなくってさ。」
『…………他の人には、見せてないの、まだ………』
「俺最初に言ったけど、香春さんに一番に見て欲しいんだ……」
『もし、他の人が何か言ってくるような事あったら、私、飲み会出ないわよ。』
俺たち個人間の間で絵を見せるのは良いかもしれない。しかし絵の中でいくら裸で描いてあっても、実際のモデルの絵理は
何一つ脱いでいない。周りに俺との関係を誤解されたり、本当のヌードモデルと勘違いされたりするのは嫌なのだろう。
「その辺は大丈夫だよ。周りの連中には香春さんが素人で、ちゃんとスク水着てたって言っとくから。」
『根元くん……水着の事は言わなくて結構よ……』
「あ、そうだね……じゃ、来るなら、5時位に大学の門の所で待っててよ。俺が迎えに行くから」
『考えとく……じゃ……』
「あ、待って……、香春さん……」
『何…?』
「後、あの時、勝手に後つけて御免……その……」
『悪いと思ってるなら……私がそれを持ち出して欲しいかどうかちゃんと判断して……じゃ……』
絵理からの電話が切れる。多分彼女の性格上、来ない事は無いと思う。俺は密かにガッツポーズを取った。
完成した絵を見た絵理はどんな反応を見せてくれるか。そして他の部員達は美人な絵理が俺のモデルを務めてくれた事を知ったら
えらく驚くことだろう。絵理を彼女に出来たわけではないが、何となく誇らしげな妄想をしてしまう。
何となく、彼女の秘密の事はこの時点ではどうでもいいような気分にすらなっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、今部室。俺はしつこく裸婦画を見せろと迫る部員仲間たちをなだめながら、彼女が来る時間を悶々と待ち続けた。
「なあ根元、いいだろ?お前が裸婦画に挑戦したなんて俺ら驚きもんなんだよ…」
「そのモデルの子、本当に来てくれんのかよ……絵が描けて無くって、その子ダシにしてんじゃねえの?」
「ってか、根元くん、その人実在する人なの……?ひょっとして妄想?」
「まさか、男の人にモデル頼んで、頭の中で女に変換したとか〜?」
「こらこら……あんまり俺を舐めんなよ……彼女、すごくいい人なんだぞ」
そして、美人でナイスバディ、さらに素敵な秘密を抱えている上玉だ。
「とにかく、早く見せろ!見せろ!」
「見・せ・ろ!見・せ・ろ!」
布に包まれた俺の絵を無理に見ようとする始末だ。少なくともこんな連中のために絵理に不義理は働けないな……。
ちょうど絵理も門の所に来ている筈だ。俺は絵を抱えて、部室の外へ駈け出した。
「ちょっと、彼女、迎えに行って来る!」
「あ、ずりぃッ!絵、見たーい!」
俺はウキウキしながら、他のサークルの連中が驚いてるのも無視して意気揚々と大学正門へ向って行った。
絵理に会えるだけで満足だ。絵理に絵を見てもらいたい。
でも、こんな気持ちに俺がなるなんて……これが初恋と言う物なのだろうか……。悪くない気分だ。
「うッ?!」
しかし、大学の正門を見た俺は思わず絶句してしまった。
たぶん、絵理がいるのは間違い無い。そう、あの人だかりのなかに。
マズイな……絵理は予想以上に注目を浴びているのだろう。注目を至近距離で浴び続ければ、彼女の秘密が……。
「そんなの、許さん………あの秘密は俺だけのものだ……!」
絵理とは手すらまだ繋いでないが、あの中から強引に引っ張り出してでも救出しなくては……。
「はいはい……ちょっとごめんよ……ちょっと通してくれる?」
「わッ?何だよコイツ……でっかい荷物持って突っ込んできやがって……」
「ちょっと、ぶつかってる!」
絵の額をうまく利用しながら……それでいて絵に絶対傷がつかないように割り込んで行く俺。
「香春さんッ!おまたせッ……て……ぇ……あり……?」
その輪の中央にいたのは、一匹の犬の子供だった。これはそれなりに注目を集めるわけだが…。香春さんは影も形も無い。
「あ………あぅ…………そんな…………」
香春さん、まだ来てくれてないのか………いや、それとも来ないつもりなのか……そんな………。
誰かが散歩の途中で、一旦ここに繋いでいったのであろう子犬は、女学生だけでなく男子学生からも頭を撫でられ、可愛がられていた。
「なぁ。アイツ、強引に割り込んできたと思ったら、固まってるぞ……」
「ワンちゃんにメロメロなんじゃないの?」
「ハハハッ……」
そんな評価も耳に入って来ても、今の俺には何も感じない。やっぱり人が多すぎるのかな……。彼女の性格上、遅れる事は無い。
絵理に会えると思っただけでも浮ついていただけに何とも言えない嫌な脱力感が俺を襲う。
「……根元くん………………」
幻聴だろうか……彼女の物静かな呼び声が………。いや、人ごみの中だ。聞き間違いに決まって……
クイクイッと服の裾が引っ張られる……。何だ、俺なんかに誰が……
「何だよ…?誰…………って……!っ……!?か、かか……香春さんッ?」
「………?どうしたの……ビックリして……呼ばれたから来たんだけど……」
絵理だ……。良かった、来てくれたんだ……。別にデートに誘った訳でもないのに、思わず拳をガッと握りしめたくなる。
まぁ、そんな姿を絵理に見られたらドン引きされそうだからやめとくけど。
「わざわざここに来てたって事は、迎えに来てくれてたの……?それとも、絵……まだ仕事中?」
俺の持っている絵の包みに一瞥をくれながら呟く絵理。相も変わらず見事なボディペインティングで………て…今日もか?!
絵理の服装?はノースリーブの薄紫のブラウス……かよ……絵理ってすごい……暗色系ならともかく…
そして、黒のタイトのミニ、そして紺色のハイソックスだ。しかもヘソ出し、絶対領域のおまけ付きだ。
これが本当の服だったとしてもあまりにも絵理の手足や臍がセクシーすぎる。
最初の時みたいに濃い目のTシャツとブルージーンズとかならわかるけど……しかしヤバい程似合いすぎだ……。エロい格好だけど。
絵理さん……前のスク水といい、今日の露出高めなセクシー服といい、貴女は自分の美しさに自覚はないのか……
もっと前から現われてたなら確実に注目を集め続けていたのは間違い無いだろう。
絵理が今になって、現れた証拠に、犬を見ていた人垣が、絵理に驚いて注目している。
「なぁ……誰だよ、あの人………」
「すげぇ美人……スタイルいいな………この大学の奴か…?」
「ってか話してる男誰だよ…彼氏か?つりあってねえな……」
早速俺達の関係を勘ぐる様な声が聞こえてくる。その通り、絵理は超ハイレベルなんだよ。
一方、絵理は人ごみが苦手なのか(仕方無いけど)居心地悪そうに、俺にポツリと尋ねる。
「根元くん……その……さっきから黙ってるけど……ひょっとして遅かったと思ってる?」
「あ、いやいや!そ、そうじゃなくて……何て言うか……か、かッ…香春さん…その恰好、凄く似合ってるねって!」
声が裏返った挙句に、ついその声が大きくなってしまう。周りから、噴き出すような笑いが漏れた。
「………根元くん……そう言う事はいいから、ちゃんと質問に答えて………」
顔を羞恥で赤くした彼女の低い声。やば……俺がバカをやれば絵理まで恥を欠くことになる。
「あ、ご、ごめん……そ、そのとにかく……こ、こっちッ…!」
「あッ……んっ………」
強引に絵理の手を掴むと、足早に門の内側に引っ張ってゆく。
「アイツ、手つないだぞ……やっぱり………」
「根元の彼女?マジか?」
取りあえず、部室……は絵を見せるには他の部員が邪魔か……どこか最適な場所を探そう。
俺の今抱えてる絵の中の絵理は自分でも絵里の魅力を充分描いてると思う。
絵理がこの絵の前に立ってれば、百人中百人が絵のモデルが絵理だと気付くだろう。
ここでうっかり絵を見せて絵里を辱めるような真似は出来ない。何せ絵の中で絵理は素っ裸だ。
「あぅっ……んっ……ちょっと、根元くん……痛いッ………」
「えっ?あ、ごめん、香春さん……」
「もう……本当にキミって、突拍子も無いのね……」
絵理が顔を上気させて、俺の手を振りほどく。さっきより顔が赤い。どうも怒ってるせいでも恥ずかしいせいでもないらしいけど。
しかし、絵里の手の感触、何とも言えないいい感触だったなぁ……って言うか絵理の乳房が走って揺れてる感触が
繋いだ手を通して伝わって来てたんだよな…。ひょっとして『痛い』って手じゃなくて胸だったりして…。巨乳は走る時揺れて痛いんだよな。
むむ……俺とした事がどうもテンションが上がっているのか妙な妄想ばかり浮かんできてしまう。
人前で美人な絵理を連れ回しているだけでそれとなく優越感に浸ってしまう。
校門前ほどでは無いにしても、通りすがりの連中が絵理に興味を示し、ちらちら視線を送って来る。
当の絵理はどうも居心地が悪いのか、腕を組んで俯いて黙ってしまっている。
俺に誘われてここまで来たのはいいけど、大学祭前日で人が大量に出入りしている状況に困惑しているのだろうか。
「じゃ、香春さん……今から、絵を見て欲しいんだけど……部室はちょっと狭くて込み合ってるから、
展示用に借りてる教室まで案内するけど、いいかな……そこで見せるから……もう他の展示物は設置してあるから、人はいないよ。」
「え……ぁ……うん……そうね……」
絵理はそう言うと、歩き始める俺の横にササッと並んで来た。
「う、うわッ…………」
「早く、行きましょ………」
まだ俺に対してある程度の警戒心はある筈なのに、随分と大胆な行動だ。
それともさっきみたいに手を引かれて歩く姿を見られるのが嫌なのかもしれない。
何にしてもいい気分だ。実際どうかは知らないが、この大学でこんな美人と唯一知合いである事。
そしてそんな美人と連れ立って歩いている事。さらにこの後飲み会のおまけ付き。しかも誘ったのも俺。
周囲からさえない平凡男と長身美人の組み合わせに驚きや嫉妬の視線を感じる。
こうやって他の人間の存在を介して絵理の存在を実感すると、絵里のレベルの高さを改めて思い知らされる。
それとなくテンションが上がって舞い上がってしまう。口数も一方的に多くなってしまうもんだ。
「香春さん、期待しててよ。今回の絵、本当にやる気いっぱいで、このサークルに入ってどころか、生涯一の
傑作になったと自分でも思うんだ。本当に香春さんがモデル引き受けてくれたからだよ。」
「そう?でも、迷惑かけたわね……他の人の絵は全部飾ってあるんでしょ……」
「絵ってのは期日までに早く描けば良いってもんでもないんだ。良い絵ほど最後までいろいろ手直ししたいとか、
これを描き足したいとかいろいろ浮かんでくるんだ。」
「ふぅん……本当、絵に全力を打ち込むのね……」
一応、俺の一方的な喋りに対しても、返事は返してくれるんだよな。
「実は、さっき、あそこの校門前にいたのって、あの輪の中に香春さんがいるんじゃないかと思って飛び出してったんだ……。」
「……どうして?」
「え、いや、香春さん、目立つからさ、他のサークルの男に声掛けられて、連れ去られてるんじゃないかって心配になって…」
「……そう……ふふッ……」
「え、どうしたの?」
「私、てっきりあそこにいた犬を見たくて根元くんがあんな所にいたのかと思ったわ……」
「うわ、ひでぇ……俺、あんな子供っぽい行動取ったりしないよ。」
「ふぅん……そうなんだ……でもあの犬の前で固まってたけど……」
「あ、そういう香春さんだって前のモデルの時、俺が蜘蛛捕まえた時、結構驚いてなかった?」
でもあのビルの中で絵里だって野良猫相手に楽しそうにしていた事は触れないでおこう…。言ったら思い出させて悪いし。
「お、驚いてないわ…もう……その事は……他の人には秘密よ……」
絵理との接点……まだこれで会うのは三回目なので、会話の内容は差し障りが無いような事ばかりだが、
最初の段階に比べれば、絵里もとても微かではあるが、微笑んだ表情を見せるようになっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「え、この位置……部屋の中央なの……?」
俺達の作品が展示される予定の部屋で絵理が戸惑った様な声を出す。
絵理の言ったとおり、俺の描いた絵は展示室の中央に飾られる予定になっていた。
自分の裸の絵が、まだ内容も確認してないような絵が展示物のメインの様な位置に置かれる事になる。
目立たない位置に展示され、皆が通り過ぎて行き気付かれない展開でも願っていたのだろう。
「部長がさ、俺が人物画で裸婦画に挑戦するって言ったら、面白がってここに指定したんだ…いつもなら遠慮してるけど
せっかくいいモデルを描いてるんだし、断るのも癪でさ。」
「で、でも……入ってきた人達皆がすぐに見える……この場所……」
「とにかく、絵の出来を見てよ。絶対評価変わるって!」
俺は張り切って絵の包みを解いてみせる。さあ、モデルの魅力を生かしたこの絵の素晴らしさを見てくれ!
「…………………!!?」
「ね、いい感じに仕上がってると思わない?」
「………………」
「もしも〜し、香春さ〜ん………」
「……………………」
彼女の斜め後ろの位置から、一緒に絵の出来を見ていたけど、絵里からの返事は無い。
そのかわり、この位置から見える絵里の耳が以上に真っ赤になってるのがわかった。今、どんな表情をしているのかな…。
思わず絵理の斜め前に回り込んで表情を確認しそうになる俺の動きが絵里の静かな声で制止させられる。
「これ………本当に私……?本当にこの絵……ここに…………」
絵理が俺の方は見ようとせずに、質問を投げかけて来た。
「うん。さっき言ったとおり部長は面白半分にここに指定してきたんだけど、ハッキリ言って自信あるんだ、俺……」
どうも、今絵里の表情を確認する様な事をしたらすごく嫌われそうな気がする。俺は絵里の斜め後ろから動けない。
「私、こんな……その……胸…………脚色しないで………」
これでもかなり彼女のあのポーズの時“たぷーん”となっていた胸は控えめに……一ミリほど控えめにしたんだけどな……
「あの時……水着着てたのに……何でこんな……」
「インスピレーションのまま、筆を走らせてみたんだけど……」
「根元くん……やっぱりすごくムッツリ…………」
彼女の割と的確な呟き。いや、確かにそうだけど……でも、これは全部モデルの魅力を捕らえた結果なんだよ?
何気にムッツリ度が『割と』から『すごく』にレベルアップしていたけど、仕方無い。
「場所……他の方と交換してもらえない?」
「俺はここが絶対ベストだと思うけど……。」
「…結構意地悪なのね……」
「ごめん…香春さん恥ずかしいかもしれないけど……でもここまで絵に自信が持てるのって、やっぱり香春さんのモデルがあったから…」
「……取りあえず………キミの絵の技術は高いとは思ってるわ……」
「じゃ、じゃぁ……飾っても平気……?」
「ただし、他の部員の人には、今日の打ち上げの前には、見せないでくれる……?」
「うん、そうだね……この後飲み会の時にネタにされたら困るからね……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなこんなで絵里をそのままサークルの部室へ案内して、皆に紹介したのだが……
「えっ?!こ、この人……この人が根元の絵のモデル?!」
「な、何した?お前ッ……脅迫か?」
「失敬な……俺、部長とは違いますよ……」
「あ、あの…始めまして……根元の馬鹿がお世話になってます……俺が根元を育てた奴で…」
「うわ、私と頭一つ分くらい違う〜。背、高いんだね……モデルってファッションの方もやってるの?」
「あ、いえ……その……私……」
絵理ほどの美人が俺の絵のモデルを担当した事に半信半疑の部員連中は、遠慮なく俺と絵理に質問をぶつけてくる。
絵理の方もその勢いに気圧されてるのか、心なしか俺を頼る様に俺の斜め後ろより前に出てこようとしない。
普段は、一対一ではクールに振舞える様子の絵理だが、この人数では、そして自分が注目を集めているせいで、だいぶしおらしい態度だ。
今のところ、彼女の服装がボディペインティングであることには誰も気づいてないようだな…。
この時点ではスタイルのいい長身美人が体の線のはっきり出る服装をしているとしか思われてないだろう。
「取りあえず、香春さん……みんなに自己紹介してやってよ。」
「え?ぁっ………わ、私……香春絵理と言います……今回、根元くんに頼まれて絵のモデルを引き受けさせてもらいました…
よろしく、お願いします……」
「こちらこそ、よろしく〜。で、君、どこの大学の人?」
「そう言えば根元、絵さっき持ち出しちゃったけど…あれどうした?」
「もう飾ってきちゃったよ……香春さんに感想聞いたら、恥ずかしいから皆は今日は見ないでだって。いいよね?」
「えー、マジ?俺めっちゃ見たいな〜……」
「まぁ、我慢してよ……それよりも俺の絵も飾って来たし……そろそろ打ち上げ始めないんすか?部長。」
「あ、そうか……じゃ、本日の大ゲストも到着した事だし、じゃ隣の部屋にいくとすっか。」
今入るのはサークルの部室の部屋の横にある器材室だ。飲み会とはいっても、流石に校外の店で宴会を開くわけじゃない。
「じゃ、香春さん、本日のゲストだから……ここの席に、あ、根元、お前幹事担当ね!」
「あ、大却下ですよ、部長。部長そんなこと言って香春さんにセクハラ働くつもりでしょ〜?」
「あ、根元くん、あんなこと言って〜?根本くんだって結構ムッツリだし〜。絵理ちゃん、どこにする?」
部員の女子の一人まで俺のことをムッツリなんて言ってる。俺が絵理と一緒だとそんな不自然か?
「え、あの……私……隅の方の席で……」
「え〜〜。せっかくのVIPなんだし〜。もっといい場所着いていいのに〜。」
「でも……私………根元くんに呼ばれて………。その……根元くんの隣が、いいから………」
「うわぁ……………」
「マジ………」
「か、香春さん…………」
絵理にしてみればもともとこの雰囲気や宴会の空気とかはあまり好かないのだろう。
そして、唯一の知り合いである俺の隣が一番安心できると思ったうえでの発言なんだろうけど……かなり恥ずかしいぞ、絵理…。
自分の発言で一瞬、場が静まりかえったのを不思議そうにしていた絵理だが、自分の発言が勘違いを誘発するものだと気づいて
思い切り顔を真っ赤に染めるのであった。いいな……絵理のあんな表情も……。
派手でセクシーな格好と、今の表情のギャップ。ほかの男連中も鼻の下を伸ばしている。
こりゃ、今日の飲み会……絵理を自慢するのと同時に、他の男に付け入られないようにフォローしないといけないな…。
今日はここまで。なかなかエロス方面に到達しなくてスマンです。
感想、妄想、ツッコミ待ってます。次回は飲み会現場の方になると思います。
乙〜
主人公間抜け過ぎwww
絵里良い子過ぎwww
絵里をフォローするつもりで馬鹿をやらかしまくって絵里に逆にフォローされる筋もいいな
手作り弁当は反則だろ。
ヒロインが良い子というよりも、出来すぎてる。
なんでここの連中って注文多いの?なんなの?バカなの?死ぬの?
全裸ボディペの可愛い子が素敵過ぎる
続きも大いに期待してます
レーシングスーツのボディペをして、バイクでツーリングなんてシチュもいいな〜。
クモはまだしも猫や犬が出てくる場面って必要か?
テンポ悪く感じた
犬猫に大事な部分を舐められる布石とか。
注文が多いwww
>236は俺
例えば調教開始後の話で、動物好きな絵理を動物園に連れてく。
ボディペイントの染料に甘味成分を混ぜた食紅とかを使用。
親子連れで賑わう小型動物との触れ合い広場に。
動物達は絵理の身体の塗装を容赦無く舐めまくり、次第に裸になって行くとかね。
最も展開を純愛調教にするか鬼畜調教にするかすら決め兼ねてるけど。
>>238 水族館のイルカショー
水が盛大にはねてかかりそうになる、
絵里ちゃんを庇う(身体にタッチ)庇わない(塗装落ちる)
これでどーだ!
純愛系がいいなぁ
こんなかわいい娘を鬼畜な目に合わせるのは忍びない
このままラブラブカップル一直線で頼む
>>239 どちらにしてもいい思いするわけかw
でも絵理が心を開いて舞いあがった気分の時に、一転絶望感に落とされる心情とかはどうかな?
主人公の事をまだ信じたい気持ちが残ってるために逆らえるのに従ってしまうとか
>>239 水族館以外でもその場のハプニングはたくさん行けそう
この流れから行くと飲み会で酔わせて男子部員と一緒に絵理を…
って流れはアウトですか、そうですか…
まあゲームならともかくね。
これがエロゲーだったら、いつ手を出すかでイベントが分岐するんだろうけどさ。
今の段階は主人公が絵理と出会う度に彼女の新たな魅力を発見してドギマギ、絵理も警戒を解いて心を許して行く状態。
純愛でも鬼畜でもヒロインの魅力把握は重要だと思うので。
流れを読まずに
ちょっと趣旨が違うが、女の子の特殊の力で男の子を好きになると、その男の子には女の子が裸に見えるって成コミ
面白かったよ
>>244 お前は出来る子だ
タイトルを書こうぜ、な?
>>229の続き
「はい、それではただ今から、我が美術部が無事学祭準備を万端に整えた事を祝すと共に、明日からの三日間の学祭の成功を祈って、前夜祭の飲み会を始めたいと思います。それではみんな、コップ持って……乾杯!」
『乾杯!』
飲み会が始まる。いつもなら部員としての義理と、軽い楽しみの飲み会だが、今日は違う。
明日からの学祭に、皆少なからずウキウキしていたし、何より俺にとって、今日は絵理と言う大ゲストがいる。
乾杯の合図と共に、コップをかち合うのだが、やはりと言うか予想通りと言うか。
男子部員の殆どのコップが絵理のいる席に…即ち俺の真横にグイっと差し出された。
「はいはい、乾杯〜」
「かんぱ〜い〜」
他の男連中にしてみれば、まず絵理と接点を持つために乾杯を絵理としたいのだろう。
いつもの飲み会ならちょっといいなと思ってる女子部員とかに我先に群がってくのだが、その女子部員すら差し置いて。
当の絵里の方はその男子部員達のいきなりのアプローチにかなり戸惑った様子だった。
「あ……えっと……その……か、乾杯………」
俺の隣に座り込んで、顔を赤くしたまま、黙り込んでしまっていた絵理がそれでも礼儀正しく杯を差し出した。
絵理と乾杯した男連中はそれだけで嬉しそうだ。
まさに心の中で『……いける、いけるぜ…!』などと思っているに違いないのだが。そうは問屋が卸さないぞ。
しかし、絵理この空気が相当苦手なのかな…彼女の抱えるとんでもない秘密とは全く別として。
容姿の冴えない、それでいてノリも悪いと言うのならあまり飲み会で楽しい思いはさせてもらえないのだが、
絵理の場合何しろ容姿は超一流レベルだ。彼女が恥ずかしそうに振る舞っていようがノリが良い性格だろうが、皆興味津津だ。
絵理がどうしても中央の部屋の出入り口から一番遠くなる席を辞退するので、今俺の隣にいるのだが。
どうにも俺に対して他の男子部員の嫉妬っぽい物がたびたび感じられる。絵理は俺のみの隣で、角の席だ。
俺や絵理が座っている席はベンチタイプの繋がっている椅子だ。
「ふぅ………」
「あ、香春さん……乾杯」
「う、うん……乾杯」
絵理と男子で乾杯するのは俺が最後になってしまったけど、絵理は俺と乾杯した事で多少は落ち着いた様子だった。
さて…他の連中が絵理と会話するのは構わないが…間違っても俺を蚊帳の外において、絵里を横取りする様なやり方は始めから不許可な方向で行かないとな…。
「香春さん、この部屋って美術部の部室の隣の部屋だから、けっこうニオイがいろいろアレだと思うんだ。気分が悪くなったら言ってね」
「うん…平気……ありがと……」
俺自身、絵理の事はまだ知らない事が多いのだ。この飲み会は絵理をそれなりに楽しませる事、絵理との距離を俺が縮めるためだ。
「結構強引に誘ってごめんね…。香春さんの大学の方の予定とか、講義とかと悪い形で噛み合ってない?」
「うん、都合悪ければ最初から断るから……」
絵理は俺より一つ上の大学三年生だ。しかも一流大学の。三年ともなれば研究室とかに配属されて割と忙しい事になる。
こう考えてみると、今年じゃなくて、去年もう少し時間に余裕がありそうな時に出会えてたらな、とも思えて来る。
「それでさ、もし良かったら…さすがに三日間全部は無理だろうけど……明日からの学祭、どれか都合良かったら……」
だが、それを悩んでも仕方が無い。今からなら今からなりに仲良くなる方法を模索するしかない。
その第一歩ととして絵理を学祭当日にも誘ってみようと話を持ち出そうとしたのだが。
「お〜ら、根元っ。お前な〜に香春ちゃん、独占しようとしてんだよ、コラ?二人だけっぽい空気作ってんなっての!」
「香春さん、今度良かったら俺の絵のモデルも引き受けてくれない?」
早速妨害が入ってきたか……。しかも部長、始まって間もなく何杯飲んだんだか…もう酔っ払いかけてやがる。
しかも絵理のことを名字とは言え、『ちゃん』づけだと……。
「えっ……その……モデル……その……考えさせて………」
「損はさせないよ、俺。マジで根元より絵上手い自信あるし。」
「あ〜そう、そう…そういえばさ、香春さん、根元くん裸婦画だって言ってたけど、脱いでたの?」
「えっ……」
これは女子部員か……。女子部員達は女子部員で、絵理が違い世界の人に見えているのかもしれない。
しかし、いきなり随分と突っ込んだ質問だ。当の絵理はこんな質問を大勢の前でされて赤くなって困惑する。
「失礼なこと言うなよ。香春さん、モデル始めてなのに、俺に気を使ってわざわざ水着……痛てっ……!」
スクール水着(のボディペインティング)の事までは話す気は無いのに駄目ですかね、絵理さん……。
絵理がこっそり机の下で俺の手の甲を軽く抓ってきた。彼女にしてみたら初めてのモデル体験は羞恥の連続だったのかな?
しかし、絵理につねられた手の甲…痛いけどなんかいい気分だ。絵理が可愛く思えて来る。
俺を睨んだりするならともかく真っ赤になった顔を俺から逸らしながらも、耳まで赤くしている。
絵理のとっさの口封じも間に合わず、耳聡い連中は『水着』の文字を聞き逃さなかった。
「え〜ッ、マジ……根元の前で……水着……嘘ォ……」
「大丈夫、香春さん……根元くんにエッチな目で見られなかった?」
「そうそう、こいつ大学の傍のアダルトDVD自販機でこっそりと……」
「それはお前だろ」
「ねえ、本当に、大丈夫……?何もされなかった?」
「え…うん……特に何も……ただ、根元くんムッツリかなって、思ったけど……」
「あ、香春さん、ひっでえ〜」
「でも適切だろ、お前」
そのやり取りに、周囲が笑っていた。絵理にムッツリと言われても、腹は立たないけど、笑うなよ、お前等……。
絵理も口に手をあてて、上品にクスクスと笑っていたが、俺に悪いと思ったのか、ちゃんとフォローもしてくれたのだが。
「あ……でも、絵を描いてる時の根元くん、結構、その、格好、よかった……かも…」
ちゃんと自分のデッサンとにらめっこしている時の俺の真面目さとかは認めているようだけど。
「根元が格好いいって?!そりゃちょっと……」
「香春さん、人生は長いようで短いんだ。例え『かも』であってもその判断を間違えたら……」
絵理の入れたフォローに再び俺へのバッシング?が起こる。そんなに絵理と釣り合ってないかな、俺。
何より、絵理が俺に関心を持っているとでも周りは勘違いしているのだろうか。
男連中は、どうも俺達の間に割り込もうとしているのに必死な雰囲気すら感じる。
しかしこうも一方的に男どもがまくし立てると、絵理の方も一々質問に答えて行くのも大変に違い無い。
しかも身を乗り出してるだけで我慢出来なくなった一部の連中は椅子を引きずりながら、絵理の傍の席を陣取ろうとしている。
「あ………」
それを察した絵理は一瞬困ったようだが、場所を開けないのも失礼と思ったのか、俺の方にそっと腰をずらして来た。
なんて言うか、酒や美術の資材に交じって、絵理のいい匂いと言うのだろうか、俺の鼻にふわりと飛び込んでくる。
絵理ってこの状況下ではこう言う反応が主体なのか……いつもの淡々とした喋りとクールな雰囲気とのギャップが何とも…。
しかし不思議だ。今だに俺しか彼女のボディペインティングには気づいていないんだよな……。
絵理が軽く身じろぎするだけで、彼女の形のいい豊満な胸はプルプルと揺れているのに。
周りには絵理のブラウスの下はノーブラで、身体にピッタリ合わせた服のせいで揺れ放題としか認識されてない様子だ。
それでも男連中はそれに鼻の下を伸ばしているし、女連中は羨望に近いものを感じているらしく、感心している様子だ。
やはりというか何というか、肝心な突起部分は正面からは髪の毛で見えなくなっている。
しかし、今日は。時々だが、俺の位置からではチラチラとそれらが覗いて見て取れる。
ピンク色か桜色かは認識できないけど、胸のサイズの割には小さめなようだ。
ちょっと悪戯してみたくなる。いつもの絵理もいいけど、今日の絵理もすごくいいから。
絵理が居るのは俺の左手側。俺は右手でコップを持ち、テーブルの上に左手があったのだが。
絵理が少し身体をずらしてきたのに合わせて、あくまで気を使う様に俺もやや身体をずらす。
左手で身体を支えながら。そう、そしてその左手を置いてある位置は、身体をずらす絵理の尻がちょうど落ちて来る辺り
スレスレの場所にある。普通ならただ単にスカートの裾に手が当たっただけで気付かれないんだけど。
「えっ……きゃッ………?」
見事に掠った。絵理のタイトスカートの裾、すなわち地肌に。感度が良くなってるのか、絵理に電撃が走ったのがわかった。
思わず、ビクンと身体を震わせている。そして絵理の口から何とも可愛い悲鳴が漏れた。
「え、何?絵理ちゃん、どうしたの………?」
心配げに尋ねる女子部員と、絵理の悲鳴に驚いて、注目する男子部員ほぼ全員。
「あ……やだ……い、いえ……何でも、ない…………」
困惑したように俺の方を振り返る絵理だったが、自分がまだ注目を浴びてるのを感じて、真っ赤になって俺の横に腰を下ろしてきた。
しまった……ちょっと意地悪すぎたかな……わざととは思われてないようだけど……。本当はわざとだが……。
だが、こんな不埒な行為をしているのに、絵里を意識してきたせいか、どうも身体の一部が元気になってきていけない気分だ。
この座った体勢なら気付かれる事は無いが、立ち上がったりしたらテント張ってるのがバレバレになりそうだ。
絵理の事を考えると、ここ最近なかなか止まらなくなる。もし、いつも酒を浴びるように飲んで男女構わず抱きつく癖のある
女子部員が絵理にまで抱きついて来たりすれば、絵理の秘密はきっとばれてしまうんじゃないだろうか。
もし絵理の前のグラスや瓶が絵理に向って倒れて中身がこぼれて、絵理の塗装を落としてしまったりすれば。
こんな妄想が出来るのは絵理の秘密を知っている俺だけなんだ。もし皆の前でばれたりしたら絵理はいつものクールな姿を貫けないんじゃないか。
絵理の秘密を絵理ごと俺の物にしたい俺はその時どうやって行動するべきなんだろうかな。
この厚みが存在するかどうかもわからない塗装の下に、絵理の綺麗な肌があるんだ。手や足の肌も綺麗だけど、胸や背中の肌の
素の色はきっともっと綺麗なんだろう。塗装が剥げた時の絵理は、どんな表情を見せてくれるんだろう。
「………香春ちゃん、根元の奴がさっきからじっと見てるぜ」
「えっ……な、何……根元くん?」
「うッ?!そ、そんな事、してないって!考え事してた時と見ていた方向が香春さんのいる方向で……!」
自分でも気付かない内に面白い顔で絵理を見つめてしまっていたようだ。
今日は他の連中もいるんだよな。絵理を横取りされないように気を配らなけりゃ行かんのに、妄想してる場合じゃない。
「ま……とにかく……香春さん、お酒飲まないの?ビール軽く一杯くらいなら……」
「え……?私、お酒は……」
「あ、待てよ。今日は香春さんには無理にはお酒飲ませないようにって言う約束だっただろ?」
椅子ごと絵理に近づいてきた男部員が絵理に酒を勧めようとしているのを見て俺もちょっとムっとする。
「まぁ、いいじゃん、ビール一杯くらいならさぁ……明日から息抜きのお祭りなんだぜ〜…」
どうもお酒を飲んで酔ってるのに酔ってないと自覚している奴の中には自分基準を押し付ける奴がたびたびいて困る。
絵理もそう言った相手の扱いに困っている様だ。しかし、周りを見てみれば、男連中と来たら……。いや、女子部員も。
絵理のガードを崩したいのか、酒を飲んで乱れた姿を拝みたいのか…さすがに酩酊させてからいただきますなんて考えてる奴までは
いないようだが、絵理が自分達の勧める酒を飲んでくれる事を期待している様だ。
絵理が心なしか、俺の方にさらに身体をずらしてくる。一対一の場でなら断るのも容易だが、この空気じゃ断りづらいんだな…。
まぁ、俺が呼んだゲストだ。こういった場面では、ちゃんとフォローしとかないと今後の絵理との付き合いに差し障りが出かねない。
俺は自分のコップを飲みほして空にする。そしてそいつの前にそのコップを突き出して、俺に注ぐ様に要求する。
「あッ…………」
絵理が少し驚いてる。酒を進めていた奴は俺が割り込んできた事に不満そうであったが、仕方無く俺に酒を注ぐ。
そして、俺が飲んでいる間に絵理との会話を継続しようと目論んでいたようだが。
それよりも早く俺はコップの中身を空にしてしまおうと一息に飲み干そうとしたのだが。
「ぐびっ………んっ……ぐび………?」
はて……ビールにしてはやけに度がきついような気が……喉がこうグワッと熱い感じだ。
酒の正体を疑問に思う俺の視野で、その瓶を持ってきた男が、絵理のコップに半ば強引に酒を注ごうとしている。
絵理の方もビール一杯くらいなら我慢出来ると思ったのか、仕方無くコップを差し出している様だが。
絵理がポリシーでお酒を飲まないとかならともかく、お酒を飲めない体質だとしたら、失礼な行為だ。
「おい、ちょっと待て……お前、これビールじゃねえだろ?」
「え、そ、そんな事……ほら、ビール瓶だろ?」
「だって味が甘すぎる感じだぞ。ほら、見せろっ!」
思わず身を乗り出してその瓶を強奪しようとする俺。大事な部分が元気になっているのを忘れて。
「あ、根元っ……離せッ……」
「ほら、中身見せろっ……っと……お、おおぉっ?!」
瓶を奪った際に、強度と威力を増した俺のモノがテーブルを思いっきり揺らしてしまう。
「あッ、根元、テーブル揺らすなっ……あッ、そこっ!」
俺のモノが原因とは気付かれなかったのは良かったが、一部の安定の悪い置き方をした瓶やグラスが倒れそうになる。
「ちょ、ちょっと…こぼれる……!」
「そこ、危ないッ!」
慌てて何人かがテーブルを押さえ、バランスを取ろうとするのだが、狭いテーブルの上に結構な量の物がのっかているせいで
床に中身のたっぷり入った一升瓶が落ちそうになって……あッ……まずい、絵理の近くだ。
絵理の格好を考えれば液体がかかること以上に割れた瓶の破片がそばにあったりすると危険なんだが。
「香春さん、そこ、倒れる……危ない……!」
「えっ…あ……っと………」
運動神経の良い絵理はそれをあっさり床に落ちる前に捕まえ、テーブルに戻す。俺がそれを押さえようとするよりも早く。
絵理の手際の良さに周りの連中が感心したように「おおっ……」と声を漏らしていた。
「のわッ……?!か、香春さん、ナイスッ……ていうか、また危なっ……」
目標を失った俺は勢いあまってそのまま倒れこみそうになる。俺の席の左側に、すなわち絵理の方角へ。
天然ものの俺の運動神経の無さを呪う。元々場所が狭いせいでまともに移動しづらいような状態のせいでもあるんだけど。
「えっ…根元く……えぇッ!?」
頼む、避けてくれ、絵理……絵理と違って俺は運動得意じゃないんだけど………!
目を白黒させている絵理。一応言っとくけど、そんな表情も素敵だよ、絵理……。
絵理も避けようと努力はしている様だが、席の狭さは絵理の運動神経の良さも妨害していたようで、間に合いそうも無い。
「ね、根元くんッ……きゃぁあっ!?」
「わわッ……ぷぁっ!!?」
「うわ……根元、なにやってんだ………」
「根元くん、それはちょっと………」
俺は皆の見ている前で、絵理を押し倒すような体勢になって、絵理に蔽いかぶさってしまっていた。
幸い俺の手は彼女の肌に触れて無かったようだけど……俺の息が明らかに絵理の肌にはかかっている。
「わ……その…何て言うか……か、香春さん…………ご、ゴメンッ……!!」
絵理の方もその時自分が置かれた状況に頭が回らなかったのか……しかし、俺との距離がやたらと近いこと、そして
自分が押し倒されたようなポーズになっている事、ここが打ち上げ会の場所で皆に見られている事を思い出して。
「ぁ……………早く、どいて………根元…くん…………」
顔を真っ赤にして俺から目を逸らして、小さく呟くのであった。
今日はここまで。ベタな展開?ですみません。妄想、注文ww、感想を
待ってます。しかし、ツーリングか・・・・・・それは思いつかなかった。
カッコいい系のボディペイントも悪くないね。絵理は巨乳だから、
乳ゆれをどう誤魔化すのかが問題だけど。
押し倒し、キターーー
乙
今のような感じで続きも楽しみにしてる
公衆の面前でばれない全裸ボディペとか最高だな
>>253 感想どうも。取りあえずしばらくは絵理の魅力に翻弄される展開で行こうかと。
絵理が格闘技習ってるなら、そのトレーニングウェアもボディぺインティング
にした方がいいよね。
ムエタイかキックボクシングかあたりで。
妄想書くだけなら鬼畜でも純愛でも良いじゃん!!
露出ならどちらでもOK
確かに絵理みたいなタイプは酷い目に合わせるの可哀想だけど、逆に見てみたい。
絵理が公衆の面前では内気なのがかなり萌えだな。
もっと彼女を人目の多いところに連れ出して目立たせてほしい。
人通りの多い場所ってのもいいけど、絵理が着る?のが難しそうな
衣装のボディペインティングをしないといけない場所なんかもいいよね。
夏祭りに誘って浴衣のボディぺインティんグとか、アイススケート場とか
プールや海で水着(のボディペインティング)強制とか苦手な物は多そうだし。
絵理ちゃんのために保守
259 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 01:22:55 ID:5vN+wi0G
続きまだ?
保守
続き、もうちょっと待ってて。こんなイベントも考えてみた。
絵理と仲を深めてく場合は、絵理がたとえば近所のスポーツジムとかに通ってて
それを知った主人公は『香春さんが行ってるなら俺も入ってみようかな』と入会。
やはりそこでもボディペインティングの絵理。
初心者の主人公に何かと親切に世話を焼いてくれる絵理だが、
だいぶ主人公に心を許してるせいか、ストレッチの最中に無防備に身体を
押し付けてきたり、酸欠でダウンした主人公を膝枕で介抱してくれたり。
絵理が優しいせいでなかなか酷い事をするのに踏み切れない主人公は
さらに妄想を膨らませて悶々とする羽目に、とラブコメ的に。
鬼畜方面も考えちゃおうかな?
何気に絵理の特技はポールダンスにしようか企み中。
手前勝手ですみませんが某エロゲー規制の話、イラって来てます。
鬼畜展開で凌辱願いたいです…
264 :
101&152:2009/05/30(土) 01:04:09 ID:PWu6MF8h
表向きは純愛でお付き合い、ネットには明るくない絵理にネットのノウハウを教えて、赤の他人としてネットでは鬼畜なんてどうかな?
それって結局純愛<鬼畜じゃんww
ってゆーか影でそんなことしてりゃ丸々鬼畜じゃんwwww
でも許す。
純愛でいって欲しい俺は少数派なのか?
それは無いと思うけど。
酔っ払って悪ノリした部長、野球拳を開く、絵理のピンチに主人公はどうするか?なんてイベントはどうかな?
現実なボディペイントで外出って結構絵柄を限定されるね。
肌に密着した服なでないと、
例えばスカートやマフラーのような肌から離れる服は無理だ。
時間もかな?皮膚に直接色を塗るから皮膚が痛んだり、皮膚呼吸とか出来なくなって時間がかかると体調を崩すとか。
それから季節や天気なども関係するかも。
皮膚呼吸w268さんはお風呂に入ると呼吸が苦しくなって体調を崩される方ですか?
やぎさわ景一先生の『ロボこみ』や『突攻!メイドサンダー』が好きな自分としてはあれらみたく、主人公が疑問に思っても何故かヒロインが周りに溶け込んでるみたいな展開とか好きなので。
ああ、ロボね。
黒猫娘や脹脛からつま先まで無い一家、確か、八百屋?だっけ?
そういう土地柄の場所に引っ越してきたのが運の尽きって話ね?
ロボと特攻メイドなやぎさわ先生が縫い針と鋏の九十九神の話を描いてる雑誌で今回ボディーペイントな話が掲載されている。
高校生の女の子が同じ学校の男の子とプールに行く。
男の子が水着持って無い事を知っていて自分のを無理やり着せる。
そして女の子はペイントしてプールサイドに
で、ああいう事やこういう事が有って、男の子は水着を着たまま女の子の手の中に暴発させる。
余談
この男の子には姉と妹がいて、男の子自身は女の子みたいにかわいらしい。
また姉にも妹にもお腹の中に放出。屋外でも。と言うか処構わす?
百度またはぐぐる
あきそら いちご RED
こっそり人工少女3で絵理さんとゆかりさんを勝手なイメージで
作ってしまいました。すみません。
N型が絵理さんでV型がゆかりさん。
早く続き頼みます。
絵理がN型って言うと少し微妙な気もするが
あのゲームは文字通り『常に全裸の女性キャラ』を容易に作れるけどね
文章もう少し待って
>>251の続き
「根元くん……大丈夫……?」
「うん、香春さんは……」
絵理は俺がどこかをぶつけたんじゃないかと心配しているのか、その恰好のまま尋ねて来る。やさしいなぁ、絵理は…。
だが。悔しい事に、俺は今絵理を皆の前で押し倒した格好のまま、動けなかった。別にどこにもぶつかった感じは無いけど。
皆からは見えてないし、絵理からも見えてはいないが、自分のポーズと絵理の位置を自覚した時に、元々硬くなっていた
大事な部分がさらに今まで自覚した事の無い硬度を保っていた。
このまま絵理の上からどこうとすれば、間違い無く当たる。絵理の身体に。
さすがに絵理もそんな事になれば、俺のズボンの下の異変に否が応にも気付いてしまうだろう。
「根元くん、ちょっと……皆、見てる………や、やだ……」
ハプニングからのやむを得ずの状態とは言え、組み敷かれた格好の絵理は猛烈に恥ずかしそうにしている。
その表情がまたそそる。もし、俺が絵理と本当にいい関係になれば、こんな表情を見られるんだろうか。
「ちょっと待って、か、香春さん……少し……」
マズイ、鎮まれ、俺の相棒。もし、人目が無かったら、絵理に蹴られようと殴られようと、捕食活動を開始していたかもしれない。
「おいおい、根元……何こんな所で……」
「っていうか何香春ちゃんといつまでもペタペタしてんだよ……」
まるで漫画の様にベタなハプニングだ。だが、これは現実。漫画なら起こったヒロインにぶん殴られたり、ギャラリーにどやされたり。
絵理も、俺も、皆も対応に困っている。ああ、全く……なんでその中心にいるのがよりによって俺と絵理の二人なんだよ。
その絵理を、身体をつい見おろしてしまう。いけないとは思っているのだが。
「根元くん…………あッ………」
絵理は今裸……靴以外何も着けて無くてでもそれを知ってるのは俺だけで……そんな絵理はすごくハイレベルな存在で…
いけないと思っているのに、もう少しこの状況を楽しみたい…さらにハプニングを偽って倒れこんでみたいと考えてしまう。
すごい……仰向け状態でも、美巨乳ってやつはみっともない型崩れをしないんだな……。
先程までは男連中に対しての対応に困ってはいても、汗などかいていなかった絵理の肌が、汗をかいていてすごく色っぽい。
艶のある黒い髪が繋がったタイプの椅子の上に広がって投げ出されている。
絵理とここまで顔を近くに置いたのもこれが初めてだ。冗談でなく、今まで見た女性の誰よりも綺麗だ。
何と言うか、絵理に最初にあった時は悪い事を企んでいたし、今もその気持ちはある。
だが、絵理の魅力を知るたびに興奮は強くなって行く。これが俺なりの初恋だと知ったのはつい最近。
問題なのは獣欲と初恋が同時に沸き起こってどっちも消す事が出来ない事。
絵理が魅力的過ぎて、どちらの気持ちも全く一歩も譲ろうとしない。もっと仲良くなりたい。今すぐ自分のモノにしたい。
巷によくある出来ちゃった結婚の原因で男が女に一方的に身体を要求してしまう時って、こんな気分なんだろうか。
そういえば、皆の前で俺に押し倒された事で恥ずかしそうにしている絵理自身、今は俺の事をどう思っているんだろう。
なんで警戒している筈の俺に呼ばれてるのに、ボディペインティングのまま毎回現れるのだろう。
俺が絵理に好意や劣情を抱いてるって事、絵理は気付いているんだろうか。
「お、おい……根元………」
「えっ………?」
「冗談だとしても時間かけすぎ…………」
誰かが俺の肩をつついた。変な妄想をしながら、絵理を組み敷いたポーズで結構な時間を経過してしまってたらしい。
よっぽどあっちの世界に行った表情をしていたのか、呆れていた皆の表情がやや引いたものに変わっている。
そして、俺の下にいる一番の興味の対象である絵理は。
「早く………どいて………苦しいから………」
俺の胸板に手を当てて、俺を何とか先に起こそうとしていた。まずい…ちょっと怒ってる…。
「あ、ああ、か、香春さん、ごめん…まじで……ちょっと、動け無くて…、すッ、すぐ動くから…」
妄想の時間と言うのは本人には短いようだが、周りから見れば無駄に長ったらしいものらしい。
何と言うか……部員連中だけじゃなくて、絵理にまで変な表情を見せてしまっていたんだろうか。
ごめん、絵理……ちょっと身体の一部が無駄に元気だったせいで……それを忘れようとしたら、逆に…。
無論そんな事を絵理に面と向って言うわけにはいかず、頭の中で言い訳する俺。
あれ…そういえばさっきから硬化しっぱなしの相棒はまだ静まって無かったような…。
「んしょ……う、うわッ?」
「えっ……きゃ…………?!」
絵理の上からどこうと身体を動かした俺だが、ズボンのテントの支柱はまだ健在だったらしい。俺の下で絵理も身動ぎしていて。
思い切り絵理に当たってしまった。しかも、その当たった部位が、絵理の股間の割れ目部分だったりしたわけで。
「うぅ……ご、ごめん………」
慌てて腰を引く俺だが、タイトスカートを付けているようで実は丸出しの絵理にとっては、まさしく直撃だったらしい。
「や、ぁっ……やだッ………」
思わぬ感触を大事な部分に受けて、絵理が信じられないといった表情で俺を見つめている。
最初は故意に触られたのではないかと、疑っていたようだが、皆からは見えず、絵理には見える位置に、俺のズボンのテントを
発見するに至って、故意に当てたわけではない事こそ理解した物の、その状態の理由を察するに至って。
「な、なんで……根元、くん………えっ……ええッ?」
少なくとも今まで見せた赤面の表情の中でも特に真っ赤な顔になって、固まるのであった。
「あ、そ、その…香春さん、これは……」
気付かれてしまった。明らかに反応に困っている絵理を見ているとこちらまで反応に困ってしまう。
こんな時に、絵理は相手の事を一方的に罵ったりは出来ないようだな…よく覚えとこう。
「何だ……あの二人…さっきから、固まったり、見つめ合ったり……」
「何かこぼしたのか?根元…」
俺が酒か何かを倒れた拍子に絵理の上にぶちまけたりしたのかと勘違いした部員仲間が、身を乗り出してくる。
いや、何もぶちまけてはいないんだけど…。まあ時と場合によっては絵理に白いのがぶちまけられていたのかも…。
一瞬、目の前の絵理がそのポーズのまま俺のをかけられて呆然としている妄想図が浮かんでしまう。
だが、このままでは俺も絵理も恥をかく事になる。ここは、誤魔化そう。思い切り強引に。
「ごめん、ごめん、香春さん。さっき机と椅子に脛と肘と尾てい骨思いっきりぶつけちゃってさ……しばらく動け無くって…
本当に、ごめんね…香春さん、頭とかぶつけ無かった?」
「え……ぁ、うん……大丈夫………」
「ひゅ〜ひゅ〜……根元、酔っ払いすぎだぞ〜…」
「成程、成程ぉ……そういう関係……」
「結構進んでたんだ……あの根元君が……以外〜…」
俺が絵理の手を取って助け起こすと、周りの連中が囃し立てるような声をあげる。
それどころか、俺と絵理の間柄がそれなりに進んでいるのではないかと勘違いする奴までいる始末だ。
俺は他の連中に絵理を渡す気は無いけど、残念ながら俺だってそこまで絵理との関係は進展していない。
どうも俺がふざけ半分で絵理を押し倒して見せたという流れになっているっぽい。俺はともかく、絵理にしてみればさぞいい迷惑だろう。
いや、悪ふざけで押し倒して股間に余裕があったんならまだマシだったかもしれない…絶対に絵理に知られちゃったよなぁ…
あまり取り乱した様子こそ見せてはいないものの、絵理の方もさすがに信じられない事態に直面して対応に困っている。
なんて言うか…これが二人きりだったら、絵理がいつもみたいにクールに振舞える状況ならお互いに困らないんだよな。
佇まいを直したものの、その後どうすればいいのか、絵理みたいなタイプにはやりづらいだろう。本当に申し訳なく思えて来る。
謝りはしたんだけど、ちゃんと謝れてないような……いや、ここでそこまで謝ったら、絵理が恥ずかしいだけだ。
しかし、クソ……絵理にこっそり強いお酒を飲ませようとしてた奴はちゃっかり元の席に戻ってこちらを伺っている。
もともとあいつが原因なんだけどな……。そこはある程度はっきりさせとくか。
「ごめんね、香春さん……さっき、勧められてたの、ビールとか言ってたけど、どうもビールじゃ無かったみたいでさ、
香春さんがアルコール全然駄目だったらちょっとまずい事になりかねないと思って、止めようとしたら、ああなっちゃって…」
「そう……もう、いいわ……ありがと……」
「あ、香春さん、結局さっきのアレ、間違って飲んだりはしなかったよね?どうみても度数が焼酎レベルだったし」
「うん、大丈夫……私も、全く飲めないわけじゃなかったのに、あんな風に始めに言ったから……ごめんなさい……」
絵理の方も苦笑いしながら、俺に謝って来る。いや、絵理が謝る必要は無いんだけど……。
でも、このハプニングの話題は適度に切り上げないとな…。取りあえず、明日からの学祭に遊びに来てくれるか確かめるか。
「それはそれとしてさ、香春さん、明日からなんだけど…」
「あ、根元くん………そこ、青くなってる…………」
「え、あッ、本当。」
全然気付かなかったが、机の角にぶつかってたのか、腕に二センチほどのアザが出来ている。
先程まで痛みは無かったのに、意識し始めると結構痛い。
「大変……冷やさなきゃ……」
「あぁ、香春さん、いいよ、そこまで痛くないし。」
「駄目よ……根元くん、利き手なんでしょ………その手。」
絵理はテーブルの上に設置された氷をバッグから出したハンカチにくるむと、俺のアザになった部分にそれを押し付けて来る。
「あ、香春さん、ハンカチ……いいよ、俺の使えば……」
「いいから……明日から学祭本番でしょ……」
なんて言うか……絵理って本当に出来過ぎな娘だよ……。俺の劣情を知った後でも、こんなにしてくれるなんて…。
生まれてこのかた、女性をここまで意識した事は無かったのに、俺の中で絵理の存在の割合が膨らんで行く。
絵理の優しさとかを噛み締めていい気分だが、しかしこうして皆の前だと、どうにも照れくさい。
でも、これってあくまで彼女の本来の誠実さとかそういったものから来てる行為であって、俺のためだけってわけじゃ、ないんだよな。
俺の視線には気づく様子の無い絵理。さっきのハプニングで不埒な妄想に浸ってたせいか、絵理の日常的な行為すら妖艶に感じる。
ってか、机の上に絵理の巨乳がタプンっと乗っかってるんですけど…ちょっと肘をずらせば当りそうな位置だ。
そして並んで立っている時は俺より背が高いのに、同じ高さの椅子に座ってると俺の方が背が高く見えるんだ。
もし、俺達が恋人同士で口喧嘩でもしたなら、絵理の口から、『短足』なんて罵られたりするのかな。……それはそれで悪くないか。
「さっきからやたらと良い雰囲気ばっかだなぁ。根元?」
「あ〜らら……香春ちゃん、根元以外眼中に無しっすか……」
「えっ……あ……やだ……もう、根元くん………!後は自分で……」
「ああ、ごめん。冷たいのが何とも心地よくって。」
絵理が赤くなりながらわずかに身をずらす。くそ、邪魔しやがって……。
でも、今のやりとりの内にだいぶ絵理の羞恥はさっきの押し倒しの事からはずれたんだろうか。
では、改めて、明日のお誘いを……。
「じゃ、あのさ、香春さん、明日…」
「いやッほ〜〜〜〜〜〜絵理ちゃ〜〜〜〜ん…へへッ…私、絵理ちゃんの横っちょ、取った〜〜〜〜ッ……」
あ、おのれ……今度はさっきの酒飲ませ魔の代わりに、酔っ払って上機嫌になった女子部員の一人が絵理の傍に座り込んでしまった。
しかも。そいつ抱きつき魔の女子部員じゃん。顔も性格も良いやつだが、かなりのおバカ系だ。
ってか、おれと同学年だろ、お前。絵理は年上なんだぞ。
「あッ………」
絵理も驚いたようだが、男子部員の時と違って、あまり警戒はしていないようだ。
そいつのフランクすぎる態度にも特に気を悪くしている様子は無いみたいだ。
そう言えば、絵理は自分の通っている大学では、女友達とはどんな感じなんだろうな。
絵理の性格や外見を考えれば、女にもモテても違和感は感じないけど、でも彼女のボディペインティングと言う常識からは
考え付かない秘密を考慮すると、女同志のじゃれ合いみたいな事は絵理がするとは考えにくい。
或いは、絵理は外見と裏腹に女から見ても美人でそれでいて性格が可愛いと言う事で隠れて人気があるのかもしれない。
それに、こういった席では絵理みたいなタイプは容姿が優れていればいわゆるいじられ役みたいなこともある。
「へぇ〜〜……ふ〜〜ん……すっご〜〜〜い、絵理ちゃん……腕、きれい〜……うらやましいな〜〜〜」
「そっ……そう……ありがとう……」
まさかその流れから絵理に抱きついたりはしないよな…。いくら酔っていても、絵理の服が地肌である事は触ればばれかねない。
「ねぇ、なんかスポーツとかやってるの?すごくスタイルいいし〜」
「うん……少しだけど」
へぇ……絵理はやっぱりスポーツやってるのか……って感心してる場合か!その辺の細かい部分は俺が聞き出したいのに。
「へぇ、やっぱり香春さん、運動得意そうだもんね。水泳かなんか?」
「え……あ………」
俺が質問すると、なぜか困ったような顔をする絵理。あれれ?どうしたの、絵理〜?そっちの女子の方がいいの?
「……………その……」
「え〜〜〜、何、何〜〜〜〜〜」
そう思ったら、女子の方に対しても答えにくそうだ。
よく見てみたら周りの連中、自分達の会話してるふりして、絵理の事聞き取ろうと神経を払ってやがる。
「…………ムエタイ………習ってるの………」
「ぶっ!?」
小さな声で答えながら顔を真っ赤にして俯いてしまう絵理。俺は一瞬酒を吹き出しそうになる。
「え〜〜〜!絵理ちゃん、すっご〜いぃ!ムエタイ!いいな〜!ね〜、根元くん!?」
「えっ?あ、ああ…いいね…格好いいよ……」
「………もう……根元くんまで……」
そうか……絵理はそんなにすごい格闘技を習ってるのか……。道理であの蹴りは滅茶苦茶鋭かったんだよなぁ……。
思わず、あの時の痛みを……そしてあの蹴りを繰り出した時に見えた絵理の割れ目のことを思い出して、何となく足をギュっと閉じた。
しかし、絵理がムエタイか……。その時の衣装もボディペインティングだとしたら、絵理の格好はどんな感じなんだろうか。
やっぱり絵理はその中でもモテるというか注目なんかされていて……。
でもあんなに巨乳なのに、乳が揺れたりする時にはどうしているんだ?さらに言えばハイキックなんかすれば思い切り足を開くのに。
「根元くん……どうしたの……?さっきからいろいろ黙って考えてるみたいだけど……」
「えっ?うわッ!いや、何でもないよッ。」
絵理が首をかしげて、俺の顔を心配そうに覗き込んでいる。ちょっと、顔が近いって…。
警戒してる割には何かと無防備と言うか、業が深いよ、絵理ってば。絵理をフォローするつもりで妄想ばっかな俺も間抜けだけど。
「そ、そう言えばまだ聞いてなかったね……香春さん、休日とか、どんな事……結構出かけたりしてるの?それとも
香春さんの大学って三年にもなれば、研究室とかで忙しかったりするの?」
「うん……大学の方はちゃんと平日に出てればそんなに行き詰る事は無いけど…」
「じゃぁ、わりと出歩いてるんだ。どんなとこ出掛けてんの?」
「全部遊びって訳でも無いけど……バイクとか自転車で出掛けたりもするわね…。あと、少し習ってる事もあるから……」
絵理がわりと出歩いてるのはいいけど……バイクですと?!まさかその時もボディペインティングなのか!?絵理!
しかしいいこと聞いた。俺もちょっと前に二輪の免許を習得したばかりだ。そして中古だがバイクも一台買った。
「あ、バイクの免許なら俺も……」
「へぇ、香春ちゃん、バイクの免許…なんかライダースーツ姿、格好良さそうだな!」
「ねぇ、今度俺とツーリング行かねえ?俺すっげぇ絶景ポイント知ってんだ!」
おのれ…。俺がいろいろ聞きだしたら(一部は絵理の隣で楽しそうにしてるおバカ娘だけど)さっそく聞き耳立ててた
連中が絵理と接点を持とうとその話題に喰いついて来る。今俺もバイクのお誘いをすれば分が悪いかもしれん。
ここは絵理が返答する前に、別の話題に自ら喰いついて、連中の隙を突かねば。
「香春さん、習い事って、何やってんの?さっきのムエタイ以外の格闘技?」
「もう、そのことはいいから……その……料理と、ダンス……少しだけど……月に一回二回レベルだし……」
へぇ……絵理ってやっぱり有能な娘なんだ……そういえばあの時のお弁当、すごく美味かったんだよな…。
自慢では無いがあのお弁当を食べた後はあれより今日まであのお弁当より美味いものは食って無かった。
「そうかぁ…あの時、お弁当、メチャクチャ美味かったけど、努力してるんだなぁ……」
自分でもうっとりしているのがわかる。俺の口にあの時の感動が広がり、ついポロリと本音が漏れる。
「え、ねっ、根元くん………?」
「あ、そう言えばタッパー、洗って返すつもりだったのに、いや、あの日ちゃんと綺麗に洗ったんだけど持って来るの、んっ、ぐむっ?」
絵理が手を使って俺の口を押さえている。かなり困ってる様子だ。照れてるのとはちょっと違うみたいだ。
「ん、何…香春さん、どうしたの?」
「もう…あの時の事はいいの………」
「??え?」
そう言えば周りも少し沈黙している。箸を持った手から箸を取り落してる奴までいて、俺を唖然と見つめている。
絵理に強引にお酒を飲ませようとしてた奴は、紙コップを落として服を濡らしてしまっていた。ざまぁ…。そして。
「な、何いィいっ?!おい、根元、弁当ってどういう事だよ?!」
「羨ましいぜ、この野郎……ってか何俺ら差し置いて香春さんの手料理食ってやがんだ!」
「メニューは?ラインナップは?ってか香春ちゃん、あんまり根元に入れ込まない方がいいって!」
「ってかモデルの紹介するなんて言っといて結局自慢話のノロケ話かよ、ムカつくぜッ…」
一斉に俺に向って抗議を開始し始める。そうか…さすがに手料理を、手作り弁当の話題なんて絵理と接点の少ない連中には
羨ましすぎるってか?ははははは……。
さっきの割り込みに対するムカつきが晴れて行く気分だ。お前らがどう頑張っても絵理は俺がゲットするぜ。
「あ、ちょっと……そんな…誤解しないで……その、私モデルの仕事が時間かかると思ってたから……」
でも、そこでお弁当を用意するなんて言う気配り、まぁ本当は俺に対する警戒行動の一つなんだろうけど、男は憧れるんだぜ?
「香春さん、根元くんお弁当残したりしなかった?そう言う好き嫌いを通す男はダメよ!」
「俺、全部食ったぞ。美味かっ……ぐぅっ?」
「もう、根元くん……いい加減にして……」
絵理の肘が俺の脇腹に入った。やっぱり、あのビル内部での事全般は、モデルをやった事以外は秘密の方向にしないと駄目か、ちぇッ…。
それに自覚はあるけど、俺のポカのせいで絵理がさっきから皆の前で恥ずかしい目にあってるしな…。
「はは……まぁ、その事は置いといて、今度こそ……香春さん、明日からの学祭本番だけど、もし良かったら、遊びに来てくれないかな…。
さっきも言ったけど、絵の評価も自信あるから、それを見て欲しいんだけど、ダメかな…?忙しいならいいけど…」
「え……その……別に見に行くのはいいけど、でも、やっぱり絵の方は……私……」
「でも、俺個人としては絵が今回のメインのつもりなんだけど…大丈夫だって、誰が見てもモデルが香春さんだってわかる位に懸けてるから。」
「だから……それが一番問題なんだけど………」
むぅ……やっぱり、それは問題か。確かに絵理と一緒に俺の絵を見た時に周りに人がいれば、絵にも注目が集まるだろうが、絵理の方にも
絵理にその気が無くても注目が集まってしまうだろう。絵のモデルと絵理がそっくりな事に気付いて、騒ぎ出す奴もいるかもしれない。
衆人環視という状況下では、大人しくなってしまう絵理にとってはこれはキツイかも。
「まぁ、絵の方は香春さん恥ずかしいなら無理強いはしないけど…取りあえず来れるなら来てくれないかな?」
「………考えとく……私、来れないわけじゃないけど…少し、かぶってる用事があるから…」
「じゃぁ、また明日あたり携帯に連絡入れてよ。学祭は三日あるし他の所も結構面白いのがあるから、俺案内するからさ。」
「あ、根元ずりぃ…」
事実上のデートの約束みたいなものだ。それを聞いていた男子連中はかなり羨ましそうだ。
最も、絵理は『考えとく』と言っただけでOKの返事ははっきりとはしていないんだけどな。
そう言えば、部長は…こう言う時かなりの確率で一番騒ぎそうな部長が思ったより大人しいな…。
そう思って部長の席の方を見ると、ありゃりゃ……。以外にも酒のコップを片手にこくり、こくりと眠った様になっている。
思った以上に早いピッチで酒を飲んでいたようだな。明日からの部の展示の方、責任者なのに大丈夫か?
まぁ、いいか…取りあえずあの女癖の悪い部長があの状態なら絵理に絡んでくる様子も無さそうだ。
………と思っていたのだが。
「ん、んん〜〜〜〜〜〜………あ、いけね〜〜〜……あ、みんな……それじゃ、恒例の飲み会野球拳始めっぞ〜〜〜〜!」
「ぶゥッ?!んっ…げほッ……ゴホッ……」
部長の突拍子もない思いつきに、部長以外の全員が呆れて『ハァ?』と言った表情をしたり、酒を噴き出しそうになったりする。
「はァ?何言ってるんすか、部長?」
「恒例って何ですか、恒例って?俺初耳ですよ!」
「部長、ふざけ過ぎ!」
「細かいことは気にすんな!女子は靴下二枚とかカーディガンとか取るだけでいいからよ〜〜!じゃ、始めっぞ!」
「ちょっと、部長!今日はゲストもいるんですよ!」
「いいじゃ〜ん……靴下なら履いてるだろ?」
ちょ………それはマズイ…。確かに絵理、ハイソックスを履いてるようには見えるんだけど、実際には脱ぐものが何一つ無い。
絵理は今注目を集めている。そんな彼女が悩ましげにハイソックスを下ろしてゆく光景なんて、ものすごい事になりそうだ。
俺もハッキリ言って見てみたいけど……でも、絵理にそれは絶対に不可能だ。
「……ね、ねぇ……根元くん……これって本当に恒例なの?」
「まさか……たぶん部長がどっか別のグループの飲み会と間違えてんだと思うけど……」
部長を非難しながらも、渋々と立ち上がる部員達。
しかし、部長にその間違いを指摘して気付かせたとしても、問題なのは酔った時の部長の性格だ。
逆ギレした挙句に、明日からの展示の責任者としての仕事をいいかげんにしてほっぽらかすとかしかねない。
ここは、一つ俺が何とかしないとね。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ、部長……もし本当に恒例だったとしても、香春さんは今日のゲストなんだし……
いきなり事後報告ってのは問題がありますよ。だから、香春さんの負け分は俺が脱ぎますんで。」
「えっ…ええッ…根元くんッ?!」
俺のさらに突拍子もない言い分に絵理も驚いて呆れてしまっている。
「ほほ〜〜〜ぅ……根元、言ったな〜?よおォしっ、覚悟しろ…香春ちゃんの前でストリップさせてやるぜッ……」
思ったよりあっさり喰いついてきたな、部長。完全に酔っぱらってると、こう言う感じらしい。
「畜生、根元、ずりいぞ……じゃ、俺もゲストの香春さんの分、ぬいじゃおっかなぁ…」
「あ、俺も!」
絵理から点数を稼ごうとして、俺の真似をして、男子部員が名乗りをあげる。
こら、お前ら真似すんな…絵理の中での俺の評価が他とかぶって薄れてしまうだろうが。
「あ、でもこんな人数でそんな事やってたら、アイコばっかで勝負なんて長引くだけっすよ?」
「う〜ん……それもそうだな……じゃ、くじ引きで二人、それをやるヤツランダムで決めるか。なら、時間もかかんねえだろ?」
その方が確かにいい。この人数で二人選ぶだけなら、絵理が選ばれてしまう可能性は低いし。
「じゃ、割りばしこの紙コップに入れて……あ、当たりの奴は先に赤いの塗ってあるからよ。」
「私、最初〜……あ、ハズレだ〜〜良かったぁ〜〜〜…あ、絵理ちゃん、次どうぞ……」
絵理の横に陣取っていた抱きつき魔の女子部員が最初に引いた後、絵理に紙コップを手渡す。
「え……あ、ハイ……えっと………じゃ、これ………あッ………!」
「あ、絵理ちゃん、当たった………」
不運にも絵理が引いたクジは先の赤くなった当りくじだ。絵理の方も油断していたのか、さすがにちょっと焦っている。
「う、嘘……マジ………じゃ、俺……次………あ、クソ……」
「俺も…香春さんと勝負してみたい……って俺もハズレか…」
下心丸出しで他の男子部員が絵理との野球拳勝負権をゲットしようと、クジに手を伸ばすが、ハズレばかりだ。
「……女同士で勝負するなんてなったら、殆ど部長のセクハラよね……って良かった…ハズレ……」
クソ…立て続けにハズレが出てるのに、何で早いうちに絵理が当たりを引いてしまうとは。絵理も困っているだろうが俺も焦る。
さっき俺が絵理の分を脱ぐとは言ったけど、周りがそれを納得するかどうか。瞬く間にクジはひかれて行くが、ハズレばかり。当たりは二本しか無いから当然だけど。
「残り二本……後引いてないのは……根元、お前引いたか?」
「えっ?あ、俺まだじゃん、まだ引いてない…。って当たりもう一本出てないのか?」
残りのくじは二本。引いてないのは俺と部長の二人のみだ。ヤバい、部長が当たったら何となくヤバい気がする。
「じゃ、俺が先って……あ……クソ………ハズレか……って事は………」
「って事は、香春さんと俺の勝負?マジですか?」
よりにもよって俺と絵理が皆の前で野球拳勝負ですか?いや、実際どうしたら……。
「根元くん…………」
絵理も相手が俺だと言う事で何を言い出したらいいのか困っている。かなり呆れてもいる様子だけど。
「あ…えと……その、香春さん、心配しないでよ…香春さんの負け分はさっきも言ったとおり、俺が脱ぐから。」
「おいおい、根元、他の奴が相手ならともかくお前と香春さんの組み合わせじゃ意味無いだろ」
「ただのお前のストリップじゃん。見たくね〜」
「いいの!とにかく、香春さんはゲストだから、脱ぐのは無し!」
「う、うお?!ま、まぁ、とにかく…始めるぞ……。はい、お前ら音頭取って…や〜きゅうぅ〜す〜るなら〜
こう言う具合にしやしゃんしぇ〜アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」
「あ、負けたッ……」
第一戦は俺の負けから始まり、仕方無くシャツを一枚脱ぐ俺なのであったが………
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あ、その……根元くん……」
「根元、何やってんだか……あんだけ張り切ってたくせに……」
「う、うるさいやい!」
何故だ?何故一回も勝てない?もともとこの季節暑いからあまり多くは着込んでない。俺も下着、靴下を入れれば
六枚しか脱ぐものが無いんだけど、それでも俺はアイコ無しのストレート負けをくらっていた。4回連続で。
今の俺は上半身裸で、ズボンとトランクスだけだ。恥ずかしい、恥ずかしいぜ、絵理!
あまり筋骨隆々タイプとかビジュアル系とかとは程遠い体型なんだよな、俺って。
絵理が負けた分を脱いでこの状態ならまだしも、勝手に俺が絵理に負けて一人で脱いでて。
とっても間抜けな光景である事この上無い。たぶんトランクスまで脱ぐ事は無いけど、つまり勝負はあと一回。
いや、絵理のために脱ぐのはいいとしても……一回ぐらい俺に勝たせてくれないと、俺の立場って奴が……。
「絵理ちゃん、後、一枚だよ〜、根元くんを剥いちゃえ〜」
絵理に一方的に懐いてしまったのか抱きつき魔の女子部員は面白がって絵理を応援している。
「あの……根元くん……大丈夫……?私なら、もうここまででいいけど……」
絵理の方はこの状況にさらに困ってしまっている。以外にも男の上半身裸ですらダメなのか、顔を赤くしている。
俺の方を正視出来ていない。絵理ってこう言う事に慣れてはいないのか……。これも要チェック項目だな……。
俺の頭の中にまた、不埒な妄想が浮かんできてしまう。二人きりの時にも、いつか絵理とエッチする時にも
俺の裸とかを見るだけで恥ずかしがったりするんだろうか?
全裸にボディペイントなんてしてるのに、それなのに普通の女の子以上の羞恥心を兼ね備えてるとは。
「おい、根元、あと一回だぞって……おい、聞いてる?」
「んっ、え、あ、ああ、後一回だね、わかってる、わかってる」
いかん、いかん…また下半身の一部が元気になる様な妄想に浸ってしまう所であった。
勝とうが負けようが脱ぐのは俺だけど……なんて言うか、一回ぐらい勝たせてくれよ、絵理……。
「じゃ〜、ありがたみの無い野球拳、最後の一勝負、行くぞ〜」
「おぉしっ!」
「根元くん……まだ、やるの……?」
よし、次こそは必ず……絵理は脱がないけど、俺が勝って恰好よく脱ぐぞ……!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「根元くん……大丈夫………?」
「あぁ、ありがと、香春さん……」
しくしく……結局、俺の全敗かよ……絵理がジャンケン強いのか、俺が間抜けなのか……俺は仕方無くズボンのベルトを
解いていたが。なんて言うか、こうえらく絵理に幻滅されたような、絵理の前でバカを演じっぱなしというか…。
でも、今の俺には、絵理にジャンケンで勝ったとしても、この状況で『じゃ、香春さん脱いで』なんて言う事は出来なかった。
「うッ……?」
ズボンを取ってトランクス姿になろうとしていた俺だが、それをしたらちょっとヤバい事になるのに気づいた。
いろいろと絵理関係でいけない妄想をしていた残りが、下半身一部に残ってると言うか…
ズボンでは圧力で押さえられてるけど、トランクス一枚では抑えきれない事になってる。
「根元くん……その、恥ずかしいなら、もう服着ていいから……」
「え、でもなぁ…いや、しかし……そうしたいんだけど……」
「いいから……でないと……私、ここの場所だと、困る……」
優しいなぁ、絵理は……。最も、自分の真横にトランクス一枚の男が座る事に困る気持ちもあるんだろうけど。
「じゃ、じゃぁ……勝者の香春さんがそう言ってることだし……お言葉に甘えて……」
「え〜、絵理ちゃん、根元くん、許しちゃうの〜?後、一枚くらいいいじゃ〜ん〜」
おのれ、抱きつき魔……さっきよりもさらに酔っ払ってるな…。ケタケタ笑いながら絵理に絡んでいる。
「で、でも……根元くんも困ってるし………私も……」
「絵理ちゃん、せっかく勝ったんだし〜、それ、あと一枚絵理ちゃんの手で下ろしちゃえ〜!」
「きゃ、きゃぁっ!?」
「うぉをッ!?香春さん?」
しまった…ついに抱きつき魔のくせが出たのか、絵理に抱きつくと、絵理の手に自分の手を添えて、俺のズボンを下ろす真似をする。
この女子部員の抱きつき癖のことなんて当然知る筈も無い絵理は突然地肌に受けた刺激と、女の子の抱きつきに驚いて
バランスを崩して俺の方に崩れて来る。
「んっ……あふぅっ!」
「か、香春さん、大丈夫?」
「えへへ……絵理ちゃん、いい感触〜いい反応〜……ふにゅ……」
俺はそのまま避けると言うわけにもいかず、絵里の肩を掴んで支えようとするのだが、抱きつき魔の女子部員が
絵理の後ろからのしかかってるので、絵理の胸のあたりがフワンっと俺の下半身に倒れこんできた。
「うわ、根元、またかよ……自重しろよ」
「香春さんの隣独占しっぱなしでずるいぞ……」
再びの男子的に羨ましいハプニングに、男子部員から非難の声。今のは不可抗力だぞ。
「ん〜絵理ちゃん、いい香り……あったかい……ん〜〜〜〜……す〜〜〜〜〜……」
しかも抱きつき魔め、絵理に抱きつくなんて羨ましいことした挙句に、そのまま眠り始めやがった。
しかし取りあえず、絵理がボディペインティングとは気付いた様子は全く無いようだ。しかも眠ると同時に絵理からは手を離したようだ。
「やれやれ………香春さん、大丈夫……どこもぶつけ無かった?」
「え、うん……ありがとう……私は大丈夫なんだけど……その……」
何やら困ってる様子の絵理。そういえば、身体の一部がやけに柔らかくて気持ちいい。
「って香春さん……うッ…?!」
何と言うか……俺の下半身のモノは、倒れこんできた絵理の乳房にズボン越しに圧迫されているのであった。
まさに俺が下半身を露出していれば、絵理が俺のモノに胸を使ってサービスしているかの様だ。
さすがに今度は俺の下半身の反応が勘違いではないと気付いたのだろう。そしてその俺の性衝動の理由にも。
「根元くん……取りあえず、座ってくれない……?あと、服も……」
「え…あ、うん……そうだね……」
お互いに気まずい雰囲気で身体を離して、元の席に座る俺と絵理。
事情を表面的にしか飲みこめてない周りからは、再び俺達をからかうような歓声が上がるのであった。
今日はここまでです。長く書いてなかったうえに展開が遅くてすみません。
次の文章冒頭あたりで、飲み会は終わり、とりあえず一緒に帰ることになった
絵理と再びハプニングとかいう感じになるかと思ってます。
乙
この感じのエロラブコメ的なノリで頼む
ヒロインマジで優しい良い子だ
288 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 20:04:49 ID:Tl1Xod+P
絵理ちゃんがツボにハマりすぎ。
GJ!
このままだと鬼畜展開は難しくないですか?
あまり仲良くなりすぎると鬼畜展開が鬼畜展開でなくなる気がする。
純愛も別に好きだからいいけどね
変態性癖を持っていてもこんな優しいヒロインなら大歓迎ですよ、ええ。
鬼畜な第三者を登場させれば良いと思う。
そして
1、鬼畜物に、ボディペイントを知られないよう守り通す。
2、鬼畜物に、ボディペイントを知られ、警察や報道機関に告げない事と引き換えに、洗脳、または、調教、されて鬼畜な世界の住人になる。
3、鬼畜物に、ボディペイントを知られ、警察や報道機関に告げられる。
死、鬼畜物に、裸貼り付けのうえ市中引き回し、で恥死する。
鬼畜かどうかはともかく抱き付き魔の女子部員が主人公のライバル化みたいな
絵理が度々主人公に抱き付いてしまうハプニング連発
巨乳押しつけまくり
主人公、自分の服とかに乳拓がつけられてるのに気付く
絵理の乳房部分のボディペイント剥がれかかり
一方絵理は度重なるハプニングに困って気付かない
主人公はどうするかと
実際こんな娘がいたら、こんな癖があってもいいから
彼女に欲しいよ。
わりとすぐに赤くなるのが可愛すぎる。
実はヒロインと主人公が幼馴染だったりはしないの?
お互いに忘れてるだけとか。
個人的希望スポット。(シチュ?)
服装は通常で、水族館でイルカショー観戦。
同じく満員電車で人ごみに怯える姿も。
あと、ジョギングとかで健康に気を使ってるって設定で、
主人公はそれに強引に付き合うと。乳ゆれまくりなヒロインをこっそり視姦。
この作者すげえな、こんな遠慮なしのスレ住人に見切りつけないなんて。
レス番までつけてリクしてる奴とか何なの?バカなの?
作者が意見を参考にする分にはいいんだけどね
でもここから鬼畜モノにしろと喚くアホは自重しろ
リクエストに関しては俺が
>>211みたいな選択肢なんかを考えてる事によるし
鬼畜純愛どちらにするかというのも俺自身が悩んでるせいだしな〜・・・
ってかリクエストのアイディアは意外とありがたいことのほうが多い。
ヒロインが心を開くべきかどうか悩んでる段階で、主人公を意識せざるを得ない
展開(ハプニングで密着とか周囲からカップル扱いされる)展開も結構好きなんで。
しかしいくら優しい性格という設定があるとはいえ
皆の前で押し倒されたりしてもすぐに殴ってこないヒロインは意外と珍しいな。
301 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 21:37:52 ID:DjRPh41t
ほしゅ
鬼畜展開だけは勘弁してください
>>286の続き
「あ〜〜……それじゃそろそろ解散するか……っとその前に、テーブルとか片付けないとな……」
「部長、大丈夫っすか……明日からの展示の方でそんなんじゃ困るっすよ……」
部長が完全に酔った状態になりながらも、飲み会の終わりを告げた。
テーブルを囲む部員連中がお菓子の袋や紙コップ、酒瓶を片づけ始める。
まぁ、絵理にとって結構と言うかかなり恥ずかしいハプニングはあったのだが、それ以降は特にハプニングも無く、
そして何より絵理のボディペインティングが部員の連中にばれる事も無く無事に飲み会は終わった。
もし、絵理のボディペインティングのことが発覚していたらどんな事態になっていたんだろう。
絵理をこの場に連れてきた俺が絵理に無理矢理命令していたと思われるんだろうか。いや、それはそれで
絵理に対してそんな事を好き勝手出来る立場にあると言うなら憧れが無いわけではないが。
絵理はこんなに人が密集している状況下でどんな気分を味わっていたんだろう。
男子部員が何度か絵理の隣の席に陣取ろうとした時の絵理の一瞬浮かべた困った表情。
こっそり絵理のお尻に触ってしまった時、抱きつき魔の女子部員に抱きつかれた時の絵理の反応を思い出す。
少なくとも絵理自身の頭の中から、ボディペインティングをしている自分の身体の事は頭から離れていない筈だ。
絵理はそもそもボディペインティングをしている事に対して、エロチックな興奮とかを感じているんだろうか。
絵理の休日の過ごし方とか、習い事とか、趣味とか…ある程度の事は知る事が出来たけど、三回目の出会いにして
今日の飲み会への誘いでは、その辺の事は結局見当がつかなかった。本当に絵理は不思議な女性だ。
いやしかし不思議ではあるんだけど……今日の飲み会での絵理のいろいろなリアクション……こう言う状況下では
クールな一面よりも大人しくなってしまうと言う事、すぐに赤くなってしまう事…間違い無くその辺の姿は可憐で可愛らしかった。
その収穫を思い出すだけでも、顔がニヤけて来る。
「根元くん……根元くん………」
「んっ……えっ……あ、か、香春さん、どうしたの……って…香春さんはゲストなんだから、手伝わなくても……」
気付けば、俺の隣にいる絵理は、律儀にもテーブルの上の片づけを手伝っていた。
台拭きで、酒などがこぼれたテーブルを綺麗にしていた。気のつく良い子だな……絵理は。
台拭きが机の上を動く度に、絵理の乳房がプルプルと揺れ、思わず無言になって目を奪われてしまう。
そう言えば、周りの男共も、彼女の乳房が丸出しなのにはまだ気づいてないようだが、それでも手を止めて絵理の乳房を見ている。
「でも、このまま帰るのも、問題だから……それと……根元くん……」
「う、をッ?」
何だ?絵理が偉く困った、それでいて赤い顔で表情で俺を見つめている。まさか、明日からの予定、全部駄目になったのか?
「この子……眠っちゃって……起きないけど、どうしよう……」
「へっ……?!あ、ああ、その事……あぁ、そう……」
抱きつき魔の女子部員……絵理の隣で呑気に眠りこけてる。さっき絵理に抱きついた後、そのままズルズルと眠ってしまったんだが。
その時に手の力が抜けて絵理を離したと思っていたのに、何故か器用に眠ったまま、椅子から立った絵理に再び抱きついていた。
絵理の方はテーブルを拭こうと身を乗り出してるが、ぴったりくっつかれてるので基本的にそこから動けない。
絵理の事が気に入っただけでは飽き足らず、今度は絵理を抱き枕化しようと言うのだろうか。ちょっと羨ましい。
しかしこんだけ絵理に懐いてしまうとは、どんだけ絵理の事が気に入ったんだか…絵理も誘われた飲み会で
女にこんな事される予想は全くしていなかったに違いない。
「んにゅ……むぅ〜〜〜〜……すぅ………」
「んっ……はぁん……ちょ、ちょっと………」
しかも、絵理の身体に鼻先や頬をグリグリと気持ちよさそうに擦りつけて……ちょっと待て、絵理にそんな事するのは俺の筈だぞ!
絵理の方はその女子部員の行動に相当困っている様だ。かなり敏感な身体なんだろうか、その女子部員に顔を擦りつけられるたびに
身体がビクンと震えている。しかも、つい口から色っぽい声を漏らしてしまっている。
本当に羨ましいけど……しかしこのままでは絵理がちょっと可哀想だ。いくら相手が女で悪気が無くて自分の秘密に
気付いていないとは言え、剥き出しの肌に顔をグリグリとされたのではたまったものではないだろう。
それに自分でもつい色っぽい声を出してしまってる自覚があるとすれば、まだ皆が見てるこの状況は相当にきついだろう。
「おい、こら!葛城……飲み会終わったぞ……そろそろ起きろ……」
「ん〜〜〜〜〜ぁ〜〜〜……ぐぅ…………」
抱きつき魔の女子部員……葛城螢と言う名だが…肩を揺すって起こそうとするが、いっこうに起きる様子が無い。
そんなに絵理の感触はいいものなんだろうか。くそ…ひょっとしてこいつ絵理を狙う俺のライバル候補か?女同士だぞ?
いや、まぁそれはそれで……長身美人の絵理が小柄な葛城に押し倒されて、レズプレイを展開している光景も悪くなさそうだが。
葛城の方もそれなりの容姿をしているし、それでいて大人っぽい絵理とは好対照だけに、なかなか……。
しかし、俺が絵理を落とす前に、絵理が百合の道に迷い込んでしまったりすればそれは困る。
「ねぇ、葛城さん……蛍ちゃん……起きて……」
絵理の優しい声でも、起きる様子は無い。なんか抱きついて離れないなんてコアラみたいな奴だ。髪型もコアラっぽいし。
「ああ、もう……こうなったら…強引に手を解かせるか……」
いや、しかしそうなると…絵理のくびれた腰に纏わり付いてる葛城の手を解くのか…。
そうなると、絵里にも触らないといけなくなる。まだ、絵理の方はそこまで心を開いてるのかどうか…難しい問題だ。
一応、ボディペイントのブラウスとタイトスカートの間の、地肌が見えてる部分だけど。
「じゃ、じゃあ、香春さん…ちょっとじっとしててね…こいつ、結構力が強いんだ…」
「えっ…あ…根元くん………んんっ…!?」
俺の指先に肌を撫でられて、絵理の口から声が漏れた。すまん、絵里。これはあくまで不可抗力で。
あんまり掴もうとするとさらに絵理の肌に触ってしまう事になりそうだが、葛城の奴、本当に力が強いでやんの…。
それでもなんとか絵理が動ける程度のスペースをこじ開けたのだが。
「んん……うぅ〜〜〜ッ……誰〜……アタシの枕………持ってくな〜」
「えっ…あ……きゃぁっ……?」
やばい。手で抱きつくだけでは無く、脚まで絵理の脚に絡めてきやがった。コイツ、抱き枕が無いと眠れない性質か?
こうなってしまうと、脚をどかそうとすればたぶん手の方で抱きついて来るに違いない。
「おい、根元何さっきからやってんだよ、手際悪いな〜…手伝おうか?」
「そうよ、根元君…ちょっと手つきやらしい…私達で蛍どかすから、根元くんは…ってか男子下がって。」
周りの連中、勝手な事を言ってるな…。お前らが絵理に触って絵理の秘密に気付いたらヤバいから、俺がどかそうとしてるんだ。
「…………っ……」
絵理も何とかバレずに乗りきったはずの飲み会で最後にピンチになって焦っている様子だ。
取りあえず、何とか葛城の目を醒まさせないとな…酔っぱらいプラス寝ぼけで抱きつき力が強力になっている。
「あ、そうだ……水……まだコップに入ったのが……」
ちょうど葛城の奴、口を半開きにして気持ち良さそうな二ヘラ顔で絵理に抱きついている。口の中に水でも流し込めば、
ビックリして嫌でも目を醒ますに違いない。まあそれでも絵理をすぐに離してくれるかはわかんないんだけどな。
「え、何……根元くん………」
絵理の方も、俺が絵理を助けようと何かする度に身体の側を俺の顔や腕が近付くのだからたまったものではないだろう。
「っとと……葛城、動くなよ……あ、香春さん、水かかるかもしれないからじっとしてて…」
「う、うん………」
「んぅ……?んっ、んんんっ?!ひゃぷッ……にゃ、なにっ……?!何か冷たいのが!」
「よう、葛城、やっと起きたか……」
「え、ええッ!?何、根元君、何、何するつもり?絵理ちゃんだけでなく、私にまで……」
まるっきり状況を理解してないな、さすがは酔っぱらいだ。自分が絵理にしがみついてる事にも気付いていない様子だ。
「まあ説明は置いといて、取りあえず、香春さんを離せよ。」
「何…絵理ちゃんがって…アレ、絵理ちゃん何で立ち上がってんの……まさか、もう飲み会帰っちゃうの?」
「えっ……そうじゃないけど…うぅん…そうなんだけど……その……」
「ええ〜〜〜ッ……まだ、私と飲んできなよ〜……まだ飲み会終わってないのに〜〜」
「いや、飲み会終わってんだってば!」
「葛城、お前途中で香春ちゃんに抱きついてそのまま眠っちゃったんだよ!」
「あ〜…何〜〜〜……ひっど〜〜い…私が絵理ちゃんに抱きついたなんて言いがかりで飲み会終わらせちゃうの?」
「ものの見事な酔っぱらいよね、蛍……ほら、香春さん離してやんなさいよ……」
「んん…何であたしの抱き枕、絵理ちゃん……んぇ……あり……?」
葛城の視界にはどういう光景が浮かんでんだか……絵理のナイスバディを寸胴の抱き枕と一緒にしないでほしいんだが。
「ん……絵理ちゃん、ごめんね……あれ…じゃ、私の枕…って何で準備室……」
状況に混乱しながらも、ようやく絵理に抱きつくのを止めてくれた。
「ごめんね〜絵理ちゃん……よくわかんないけど、ごめ〜ん……」
「いいの……ありがと………葛城さん……」
取りあえずばれる事なく解放されて、絵理もようやく一安心だ。と思ったのだが、その絵理の背後で葛城がいきなり立ち上がる。
「んじゃ、絵理ちゃんに、お詫びのオッパイマッサ〜ジ〜〜!」
「えっ!?えっ、なっ…きゃあぁッ?!」
「ぶっ?!!」
突然の目の前での絵理の悲鳴と、俺の顔の近くで絵理の乳房がプニプニ変形したのに一瞬何が起こったのか理解出来なかった。
「ちょい待て、葛城!いくらなんでもその展開はありえないだろ!」
「ちょっと、蛍!いい加減目を醒ましなさいよ!」
「うわ……うわぁ……」
突然立ち上がった葛城は絵理の背後から手を回すと、絵理の乳房を揉み始めていた。
思わず、俺を含めて周りの連中は男女を問わず目が釘づけになってしまう。
何しろ、葛城の奴がここまで酔っ払ってハイテンションになってる姿は部員一同多分見た事が無い。
よって、こんな行動を取るなんて、誰一人予想はしていなかった。せいぜい抱きつきで終わるだけと思ってただけに。
「んっ…やだ……はぁ…んふッ……んっ………か、葛城さん……ぁ…やめっ……」
「絵理ちゃん、すっごい……柔らかい……これで肩こり防止だよ〜……」
それは直接肩を揉めばいいだろ……と突っ込む事が今の俺には出来ない。いや、一応絵理が服を着ていると
葛城も皆も思っているんだろうけど…でもこの中で唯一絵理の秘密を知る俺には、ただ一人この中で全裸の絵理が
乳房を生で揉みしだかれる光景なんてあまりにも刺激が強すぎた。
感度の良い絵理にしてみれば直接乳房に触られてしまっては色っぽい声を押さえる事が出来ない。
だが、露骨に騒ぎ立てたりせずに、何とか冷静に対応しようとしているせいか、かえってエロチックだ。
絵理は格闘技をやってるくらいだからこう言うのを簡単に振り払えるんだろうけど、相手が女であり、何より元々
乱暴な性格とは程遠いせいで、こんな状況で手荒なやり方は出来ないに違いない。
絵理のデカイ乳房に、葛城の指がめり込んで淫猥に変形する。
このまま絵理の乳首が勃起でもしてしまえば、いくら本物の服と見紛うボディペイントを施してるとは言え、皆不自然に感じるのは間違い無い。
俺が絵理を連れてきた以上、俺がこんなハプニングには対応しなくては。
第一、絵理は俺がゲットする予定なんだ。こんな光景をまだ俺の物になる前に皆に晒すのはもったいない。
……それに飲み会中からのハプニングで俺の股間はヤバい事になっている。こんな光景を目の前で続けられたら
ズボンでも元気になった股間を上手く抑え込めなくなってしまう。そして俺の表情も、スケベ根性丸出しな顔に転じかねない。
「んっ……はっ…ふぅんっ……も、もうっ……んっ……えっ…ね、もと、くんッ……?」
「ちょっと、女子、葛城押さえといて……香春さん、たびたびごめんよ……」
「ええ……ほら、蛍、いい加減酔いすぎよ……」
「まったく……ここまで酷い酔い方した蛍っち、はじめてよ……」
見かねた女子部員達が葛城を押さえたのを見て、絵理の肩を掴んでこちらに引き寄せる。
「きゃっ?!……んんっ……んっ!」
「よし、葛城離れた……」
「根元、グッジョブ!」
俺が絵理の肩を掴んだ瞬間、絵理の身体がブルッ…と震えたのがわかった。何だ、今の痙攣は…絵理の敏感体質はそんなにすごいのか?
「あ〜……根元君、絵理ちゃん取っちゃった〜……ぅう〜……」
絵理の背後で葛城が不満そうに両手をわきわきさせている。
「んっ……はぁ……ッ……んっ……」
「か、香春さん……大丈夫……」
「あ、ありがと………根元くん………んっ……はァ……で、でも……そんなに、見ないで……」
絵理の目はさすがに少し涙目になっていた。思わず劣情をかきたてるほどに色っぽい表情だった。
「まったく葛城……そんなんで、明日の仕事、ローテーションでお前入ってるだろ?大丈夫かよ?」
「ん〜、全然大丈夫〜……」
「どう、考えても、大丈夫じゃないわよね………部長、明日蛍の代わりに私交替で入りますか?」
「その方がいいかもな……でも少しローテーション表、いじらないとな……あ、やべ……予定表、展示室に忘れた……」
「え〜……じゃ、俺、取って来ますわ……俺ちょっとトイレ行きたいし……」
「あ、俺も!」
数人の男子部員がトイレついでにローテーション表を展示室に取りに向かおうとする。
「じゃ、俺も行こうかな……って、あれ…香春さん、どうしたの?」
俺もそいつらに習って展示室へ向かおうとするのだが、その俺を絵理が袖口を掴んで止めてきた。
「その……展示室……だって……その……根元くんの絵……」
「あっ………そう言えば………」
飲み会開始の前に絵理が恥ずかしがるという理由で今日絵を見るのはNGと言う事になっていたのだが、
このまま勢いに任せて絵を勝手に見てきてしまう連中がいないとも限らない。
その絵の内容をどういう評価を下すにしろ、自分の裸婦画の感想を戻ってきた男子部員に聞かされるのは嫌なのだろう。
特にさっき思いもよらぬ辱めを受けてしまったばっかりだからな、絵理は。
「絵理ちゃん、大丈夫?絵理ちゃんはあくまでゲストなんだから、男子達が戻ってくる前に帰っても大丈夫……
あ、根元君、絵理ちゃんの事送って行きなさいよ。今日は二次会三次会は無理だから……」
「え、でも……皆片付けの最中なのに………」
「香春さんはそんな事気にしなくてもいいよ。じゃ、俺送ってくけど……」
「あ、私も〜。私も絵理ちゃんと一緒に帰る〜。」
「駄目、蛍。アンタが原因なんだから、アンタは絶対残るの。」
女子部員達が気を使って、絵理を早めに帰らせるように勧めて来る。ここは有難くそうさせてもらうか。
「あ、絵理ちゃん、根元君がオオカミに変わったら、容赦無く蹴っちゃってオッケーよ。」
「そ〜そ〜、根元はムッツリがデフォだからさ」
「んなことしないって……じゃ、香春さん、行こうか…じゃ、みんなまた明日……」
「お疲れ〜……絵理ちゃんも、良かったら展示見に来てね」
「あ、あの……その今日は飲み会……誘ってくれてありがとう……楽しかったです……失礼します……」
「んぅ〜……絵理ちゃ〜ん……待ってよ〜……」
葛城が絵理に向って手をパタパタやってるのを尻目に、俺は絵理を伴って部室を後にしたのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、こうして部室棟を出たのであったが……しかしあんな事がいろいろあった後だと絵理に何を切り出せばいいのかな?
三時間半程の時間であったが、絵理には結構災難があった感じだったからな……。
『香春さん、楽しかった?』なんて言うのはちょっと無神経すぎるだろう。かといって。
『ゴメンね、香春さん…せっかくの飲み会で変な事ばっかりあって……』と言うのも問題だ。
絵理みたいなタイプはああいった事をわざわざほじくり返されて謝られるような事はきっと好きじゃない。
だからといって関係の無い話題を持ち出してしまうのもいい加減な感じしかしない。
いっそ絵理から何か切り出してくれればいいんだけど、絵理の方も喋りにくいに違いない。
でもわざわざ誘ったのに何も切り出さないと言うのも問題だし……。ああ、クソ…俺にもっと機知があれば…。
絵理がここに来た時と同じように、また絵理は俺に並んで歩いていた。ただ、来た時と違って会話が無い。
別に俺と絵理が仲違いする様な口論を展開したわけじゃないのに、どうにも気まずい感じだ。
何かいいネタは無いものか……。すっかり暗くなってキャンパス内の街灯に照らされた中を学生達が歩き回ってる周囲を見回す。
今俺は大学のキャンパスを絵理と並んで歩いているが、まだまだ明日の学祭開始のために歩きまわってる連中もたくさんいる。
そいつらも絵理の存在に気付いてチラチラと視線を投げかけて来る。
連中のなかにも準備が終わった後、俺達みたいに準備完了を祝って飲み会をする連中がいて……やっぱりその場に
絵理みたいな華がいて欲しいとか、そんなこと思ってるんだろうな。学祭前でテンションが上がってる事もあって、
絵理が一人でここを歩いてたりすれば誰かが絵理をナンパしようと声を掛けてくるかもしれない。
もともと色気がある絵理だけど、別にお酒は飲んでないんだけど、今横にいる絵理がさらに色っぽくなってるように感じられる。
気まずいと思ってるのに俺はいったい何を考えて…どうしよう……何か絵理と喋りたいんだけど、でも何を言って会話を運べばいいんだ。
「ねぇ、根元くん……」
「…ッ…えっ、な、何……?」
突然会話を切り出しそうにない絵理の方から切り出してきただけに俺は露骨にビックリしてしまう。
「腕の方はもう大丈夫?さっきぶつけた所……」
「そう……」
絵理の方も言葉を選んでいる様な感じだ。宴会の最中、絵理の方が俺より恥ずかしい思いをしたんだろうし、
何より俺が絵理と密着する様な状況になった時、俺の身体の一部が性的興奮を起こしてたの、しっかり認識してるんだよな…。
現段階では、絵理は俺に心を開きかけてる反面、彼女の秘密を知っているのではないか、何時か何かしでかすのではないかと疑ってもいる。
絵理にも俺にももどかしい状態。いっそ、お互いが全てを知っていた方がいいとすら思えてしまう。
「……キミって飲み会の時……いつもあんな感じなの?」
「え…あ、そ、そう言う事はないんだけどさ…まぁ、その…今日は初めて俺が呼んだゲストの前だから、何と言うか
いつもより張り切っちゃって……」
「ふぅん……そっか……だったら、ごめんね……私も、何か面白い事、喋るべきだったのかしら…」
「そ、そんな事無いよ?!香春さんが来てくれたおかげで、いつもより皆も張り切ってたしさ!本当に!」
「そう…?でも、私ああいう時特に面白い事も言えないつまらない人よ。」
「香春さん、そんな事ないよ……!皆、香春さんが来て喜んでたよ…ってか、香春さん、あの空気本当に駄目だった?」
「………ごめんなさい…そんな事は無いんだけど……でも、私……その飲み会とかで、あんな事、始めてだから…」
そう言うと、顔を真っ赤にして俯いてしまう。あぁ、何とも色っぽい仕草だけど、どう反応をすりゃいいんだ。
むやみやたらに謝ったりすれば、余計に絵理があのハプニングの内容を恥ずかしがってしまう。
「いや、それは、その……俺、しょっちゅうバカをやらかしてて、その……」
「あ、いた!……うわ、本当に根元が女連れてるじゃん……!」
「えっ?」
「はァっ?」
突然、折りたたまれた簡易テント影から声がしたと思うと、えらく場違いな声がこちらに近寄って来た。
「いや、良かった……さっき根元が何か女の子連れてるって聞いたけど、まだ大学にいたんだ……」
近寄って来たのは、普段から割と俺と仲良くしているアニメ漫画研究部の部員の本田と言う奴だった。
ビジュアルの方はかなりのイケメンタイプだがかなり濃いオタクだ。コイツも明日の出し物で今日残ってたんだ…。
「あれ、どうした?ひょっとして、お邪魔だったか?」
「何だ、本田いきなり……ていうかお邪魔って何だ?」
いや、実際邪魔かどうか……台詞選択に困っていた俺にはある意味助け舟だったかもしれない。
当の本田は、絵理の方ににこやかに向き直る。何だ、まさか俺が女の子連れてるの知って妨害に来たのか?
「あ、始めまして、え〜と……まぁ、とにかく俺、本田嘉人。根元のマブダチです」
「嘘吐くな、こら……あ、香春さん、コイツ大学代表のアニヲタの本田だよ」
「根元こそ嘘吐くなよ。俺は根っからの真面目人間だぞ。」
「……こんばんは……香春絵理です………」
「で、いきなり何しに来たんだよ本田は。お前らの所、俺らの所より忙しいんじゃねえの?」
「まぁ、そうなんだけど……実はそりが原因なんだ……それで、お前が彼女連れてきてるって言うからさ」
「かッ……かの、彼女……ちょっと待て、本田、香春さんはそんな……」
「私、根元くんとはまだ出会って3回目です……」
「あ、まぁいいいからいいから……取りあえず俺の話聞いて。」
「……何だよ、その話って……」
「なぁ、根元……本当に、明日一時間でいいんだ……俺らの出し物に、彼女協力頼んで……貸してもらえねぇ?」
今日はここまでです。感想、妄想、リクエスト待ってます。
例えば、この後の展開で、アニ研の友人が絵理にコスプレとかを頼んでくる。
主人公は断ろうとするが、絵理はアニメや漫画に疎いせいでだまされ半分に引き受ける。
コスプレの衣装には特に問題無いが、実はその展示室が主人公の属するサークルの
展示室の真隣で、主人公の書いた絵理の裸婦画の前にたむろしていた連中が隣でコスプレ
してるのが絵の中の女性だと気づいてしまったりとか。
312 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 18:06:48 ID:zHdVjkiV
抱き付き魔の子も何気に可愛いキャラだな。
絵理の秘密に気付かないままもっと絡ませて欲しいな。
絵理ちゃん、ほんといい娘ですねぇ・・・・・・。主人公に嫉妬する部員の気持ちがよくわかるw
このあとは、あえてアニ研とは余り絡まない方向でいくのも一興かと。
露出度の高いコスプレなど普通だとちょっと恥ずかしいだけだがボディペとの両立の難しい
無理難題を何とか苦し紛れに断ることで好感度をあげつつ、もしかして気付かれてるのかもしれない?
と、絵理ちゃんを不安にさせてみる、というのはいかがでしょう。
>>312 いっその事葛城さんもボディぺの道に引きずり込むなんてね
>>313 カメラ小僧に囲まれた挙句に絵のモデルの事も知られてピンチの絵理を無理やり
人ごみから救出して、コスプレ(のボディぺ)のままで着替えに困ってる絵理に
正直に秘密を知ってた事を打ち明けるとか。優しく接して純愛ルート行き?
流れとしては
1、服を着てる女の人たちを上手い事焚きつけてモデルさんになってもらい
徐々にモデルの衣装として薄着だとか水着だとかにしていく
2、月日が流れて慣れてきたら、ビキニの水着だとか、もっと極端に隠す面積の少ない服と言うか、見せる下着と言うか でのモデルになってもらう
3、「恥ずかしいなら、ペイントしようよ」と誘う。
死、全裸にしないでペイントを始めさせる事が必要。先に全裸にしてしまうとボディペイントにノッて来ないと思う。
5、そういう流れで、ボディペイントでのモデルになってもらう。
6、日常でもそういう格好で過ごす人になってもらう。
7、最終的には全裸ボディペイントな人になってもらう。
8、そして「実は」と「全裸ボディペイントが日常外出着」の話を伝える
と言う流れってダメかな?
出来る出来ないはその場その場だし、修正も必至だけど計画だけは建てておかないと。
それから、初心者だと季節によっては体調悪くするよね。
真冬の雪や吹雪の日、台風の日、真夏の炎天下、などなどね。
ここでコスプレでキャラの衣装を教えて貰ったヒロインが、その格好のボディペイントと付属物をつけただけの格好で家から学祭会場まで来てしまったりとかはムリありスギかな
よくあるデカい肩当てとボディタイツみたいな格好
317 :
sage:2009/07/08(水) 03:11:26 ID:sBBV1pWK
実は葛城さんも一人でボディペをやったことがあるとカミングアウト。
しかし一人でやった為うまくいかず。
根元&絵里に葛城のボディペ露出を手伝ってもらう。
もしくは、
絵里は家でコスプレのボディペ完了、根元に車で迎えにきてもらう。
葛城もコスプレに巻き込み、葛城は本物の衣装、
絵里はボディペのコスプレで比較される。
戦隊ものの寸劇なら、ヘルメットでどっちかわからない。 とか(笑)
出来ればボディペイント担当ヒロインは絵理一人がいいな。
ハーレム状態だとヒロインのありがたみが低下しちゃうよ。
ここ最近のエロパロ板の文章のオリジナルヒロインでは絵理が一番好き。
純愛で行って欲しいが、よくあるハーレム展開は嫌だな。
こんなイベントどうかな?
連日のお出かけでお金を使いすぎた主人公の髪の毛がだらしなく伸びて来たのが気になった絵理、近所の床屋レベルでいいなら、と主人公の散髪をしてくれる事に。
例のビルの一室で散髪開始。
主人公と一緒にいる事に慣れて来た絵理、軽く主人公をからかったりしながら作業を進めるが、髪の毛洗浄中に乳房が主人公の濡れた髪の毛に擦られ、塗装が落ちかけ…
321 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 03:22:25 ID:J3fTi1kw
アニ研の協力要請が実は巨乳キャラの公開モーションキャプチャーだったら嫌かもw
単純に主人公が写真撮らせてといったら、絵理はどんな反応するかな?
結局絵と違って、自分の裸を撮られるわけだし。
後で細かく写真を見られると思うと、ボディペがバレちゃうとも考えるかもだし。
でも、絵理は表面上普通の服をきてるということになってるわけだから、
普通の私服姿を撮られるのをあからさまに嫌がるのも変な話だし。
ボディペのことを何も知らないふりした主人公が
裸身撮影の下心とか絵理の困惑を見たい悪戯心とか、
そういう気持ちを隠しながら、表面上は純粋に絵理にお願いして
困り恥ずかしがる絵理のカラダを前から後ろから撮ってほしいなぁ。
>>318 即物エロじゃない分、キャラが伝わり安いよな。
ツンデレタイプなのもポイント高い。
このまま純愛ラブコメで展開した場合、
絵理が根元に告白された時、
それを受け入れてくれるのか、自分の性癖への負い目からかわしてしまうのか
どっちになるんだろ?
逆でないか?
男の子からの告白でなくて、女の子が、男の子に心を許すんだよ。もっと仲良くして欲しいって。
ある程度根元が絵理と仲良くなった状態でのイベントとかで
二人でバイク、或いは自転車で出かけた場合、絵理が自転車から降りた隙をついて
こっそりサドル部分に媚薬を刷り込んで置くという手。
絵理、しばらくして身体の異変に気づくけど、
乳首は勃起状態、しかも愛液で股間部分の塗装が崩れ始めてしまう。
根元に恥ずかしい姿を晒したくない絵理は何とか距離を置いて走ろうとしたり、
主人公の視野に胸や股間が入らないようにするが・・・
バイクの場合、そんな最中に絵理のバイクのガソリンが足りなくなり、
途中でガソリンスタンドに寄らないといけなくなり。
しかし、どっちから告白するとなると、意外と難しいね。
実は絵理の方も恋愛とか男女付き合いには疎いところがあるという設定なので。
例えば告白されたのが絵理の場合は、思わず逃げ出してしまうけど
激しく思い悩み、後で自ら根元を呼び出し、自分の秘密を吐露しながら
根元からの告白を受け入れるとか、或いは『私みたいな変態でも、いいの……?』
と根元の気持ちを確かめたりするとか。
媚薬いいね。
超敏感体質の絵理がいったいどこまで耐えられるかな?
主人公と正式に付き合ってるなら恥ずかしげに事情を話して、主人公も悪戯のネタばらし。
絵理は飽きれるが身体の異変の責任は根元に取って貰う。
ボディペイントは酷い有様になるが、絵理は根元に頼んで新しく描いて貰う。
まだ付き合ってないなら絵理トイレとかと誤魔化して、しかしどうしようも無く疼いてしまうので、自分で慰める。
しかし汗と愛液で塗装が酷い有様になるが…
根元頃合を見て絵理を捜しに来るが、焦る絵理を前にあくまで平静を装って、恥ずかしい姿になった絵理を連れ出したり。
後者>告白>前者で、両方できそう。
絵理の反応も態度も違うだろうし。
ムエタイ習得、料理得意、動物好き(虫は苦手)の一面も上手くいかさないとな。
主人公TVでムエタイ選手を見ただけで絵理の事を妄想、絵理があんなキックを出したらアソコがもろ見えとか乳房揺れまくりとか
妄想しすぎて脳内でそれらを絵理に変換してオカズにしている様をたまたま絵理に見られるとか…って恥ずかしいのは主人公じゃん
虫が苦手と言うのはいいよねぇ。
今度モデルやるとき、主人公の位置から見えないところから、
蜘蛛やらなにやらが絵理の裸身を這い回り始めたら、絵理の性格的にどんな反応示すんだろう。
>>330 しかも、妄想しすぎて絵理の名前を連呼してる所を見られたりしたら
最悪だよな。
動物好きって、匂いで犬猫にはボディぺばれたりしないのか?
学祭イベント中にコスプレ(ボディペイント)の最中に赤ん坊を連れた親子連れに一時的に赤ん坊を見てる様に頼まれた絵理が、
目を醒ました赤ん坊に乳をすわれてしまう展開はどうかな
肩叩かれただけで涙目の絵理が乳吸われたらどうなっちゃうわけ?
潮吹いて絶頂気絶
絵理って動物は元より、子供達には優しいお姉さんであると同時に良い玩具にされそうだな。
小学校教師の資格のために、根元の家のすぐ近くの小学校に教育実習とかしたら面白いかも。
ちなみに絵理は子供にも優しいと言うお約束な性格ですが、
ボディペイントのせいで、ローアングルから覗き込まれるような
視線が苦手だったりするので、表立って子供に優しくする事は避けたりしてます。
ボディペイントには関係ないけど隠し設定で、絵理は実はオッズアイですが
普段は茶色のコンタクトを装着しているのでわかりません。
・・・取り合えず近いうちに絵理の細かい設定とプロフィール公開すべきかな
中二病みたい
>>337 ボディペイントする場所を選んでる訳じゃ無くて常にボディペイントならいくらでもエロくなりえるな。
文章書く前のネタばらしは勘弁してくれww
先の読めない展開が好きなんだ
ゆかりさんの話の続きも見たいんですけど。
スレのテーマは面白いのに挑戦者が事実上一人だけってのも。
無料で良質の作品を提供してくれているのに対して、購読料金か相当する対価を支払っていないのに文句を書く資格はないと思う。
感想や建設的意見などは対価だけど。
>>340 それなら、読まなければ良いでしょ?
私は良いと思うよ。文章書く前の意見募集や展開予定を公開して読者からの反応を積極的に集めるのは。
>>341 あなたが書いて投下すれば良いだけの事
私は、このテーマではどうしても書けないから投下された作品を読んで楽しんでるけど、自分自身ができない事なのでほかの人には書くことを期待しない。
子供にスカートめくりをされて、当然めくれる訳が無いので
『この姉ちゃん、スカートはいてねえ〜!』とか騒がれる展開もいい。
意味不明の子供の台詞に疑問顔の周囲と焦る絵理、主人公は
そんな絵理の可愛い姿を観賞して楽しむと。
絵理はマッサージチェアの刺激ですら反応してしまうレベル
345 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 18:57:51 ID:GJrQaAOI
裸ほしゅ
絵理と根元をくっつけようと目論む美術部員女子と、絵理を掠め取ろうとする
男子部員の話なんか面白そうだな。スレタイには反するけどな
>>344 おお、それほど……
で、思いついたんだけど
アニメ研究会の出し物って言うのが、ロボットのコクピットで、
コクピットの揺れでアニメ世界を体感して欲しいというコンセプトで
容姿優れた絵理に、ぜひ公開モニターになってほしいというのが建前。
主人公は難色を示すも、基本的に優しく人がいい絵理は困惑しながらも承諾してしまう。
しかし、そのコクピットというのがクセモノで、
実はマッサージチェアを改造した、女性を感じさせる目的で動く女体愛撫マシーンという。
それは外部からアニ研部員が操作して、思うがままに全身レベルで女性を愛撫し気持ちよくさせられるクセモノ。
ただし、アニ研だって問題になるのは嫌だから、実際は女性の下着が多少濡れる程度のイタズラ効果しかない。
が、しかし。
よりによって公開モニタが、普通のマッサージチェアにさえ反応してしまう絵理。
その絵理がボディペイント状態、全身無防備の素っ裸で騎乗したらどうなるか。
安全のために絵理の両手首足首胴体はベルトで固定されてしまい、もう自力で逃げることはできない。
絵理はどこまで感じてしまうのか、身体の反応がボディペイントで隠せるのか、ボディペイントはどうなってしまうのか。
果たして絵理の運命やいかに……?
確かにナイスな案だが
実はある程度書き進めた状態でアニ研ではコスプレ喫茶のウェイトレスを頼まれる展開
になってるので、部はアニ研からSF研とかにチェンジして、
一日目に絵理のアニ研でのエロいコスプレを見かけたSF研の連中が
絵理に二日目にそれを頼むなんてのはどうだろう?
SF研の連中は絵理がエロいコスプレで登場してくれるかと思ったら
実は絵理は根元に『エロいコスチュームのコスプレをする時には忠実に再現しすぎず
露出を減らした方がいいよ』と言われて自分の恥ずかしい格好を自覚したので
普通の服装のボディぺで登場。SF研はコスプレ衣装にチェンジするよう要求するとか。
しかもそこに主人公だけでなく絵理の事がすっかり気に入ってしまった
葛城まで絡んできてしまうとか。
葛城の突拍子もない行動で、事なきをえたり、想定外の所で
恥ずかしい目にあったり。
おー、なかなかGJな設定
そしてとどめの三日目は皆の前で健康器具のロデオマシーンに
乗る事になる、なんてね。
そういった機械を作るのが好きな同好会の出し物を見に行った設定で。
普通に服を着てればロデオマシーンで乳揺れなんてあり得ない?けど
絵理の場合振動が乳にまで伝わってしまうとかと言う流れ。
いいねえいいねえ。
絵理がなまじ美人だからそれだけにギャラリーも集まって
大勢のギャラリーのいやらしい視線が絵理のカラダに突き刺さり舐めまわされると。
しかもロデオマシーンだから、絵理はマシーンの取っ手を握り続けて胸を隠すことも押さえることもできない。
乳だけじゃなく尻肉の震えさえ艶っぽく映りギャラリー大興奮ですね。
絵理恥ずかしさのあまり泣き出すんじゃないですか?
絵理みたいなタイプは衆人環視下では泣かないと思う。
それよりも主人公と会話していたせいでマシーンの上に誰かの服のボタンとかが落ちてるのに気付かず、機械に座り大事な部分に
何か当たったのに気付くが、主人公が見てるせいで機械から下りれず、
振動とともに深い所にボタンが入り込んでしまうのはどうだろう。
絵理にロッククライミングやってもらうとか。
全裸ボディペイントの絵理には大股開きの姿を大勢に見られるのはたまらなく恥ずかしいかも。
なんせ下から眺められるんですからねぇ。
>>310の続き
「はァ?貸してくれって……お前、何言ってんだよ」
「根元くん………」
訳がわからない顔をしている絵理の前に立って本田の方に向き直る。こんな事会話してれば、絵理に失礼と思われかねない。
「ま、言い方はちょっと悪かったけど……俺らの部の展示、実は女子部員が一人欠席でさ、しかもいきなり
ついさっき連絡付けてきやがってよ…こっちから電話しても繋がる気配が無いんだ。」
本田の話は要約するとこう言う事だった。
本田の部の方は、今回は自作の漫画やアニメの公開の方をやや控えめにして、みんなで仮装すなわちコスプレって奴を
しながら、喫茶店の方を開くと言う予定であったらしい。
しかし、女子部員の一人が、今日になっていきなり出席出来なくなったと連絡を付けて来て、その後は自宅の電話も携帯電話も
連絡を切ってしまったのか、全く連絡がつかないらしい。
しかも、その女子部員が皆で交替でコスプレをして接客する中で、明日はメインの役割を果たすはずだったらしいのだが。
「ちょっと待て、本田…。香春さんだけど、彼女この大学じゃなくて別の大学の人なんだぞ?他所の人にそんな事
頼んだらマズイだろ?っていうか香春さん俺の展示の方手伝ってくれたばかりなのに……」
「あぁ、すまん……って根元の展示って?」
「ああ、俺の絵のモデルを香春さんがやってくれたんだ。おかげで会心の出来さ。」
「へぇ……そりゃすげぇじゃん!ってそうじゃなくて……本当に、明日一時間でいいんだ!俺も手伝いの人にメインやらせる
のは問題だってわきまえてるからよ、あとはこっちで何とかするからさ、ほんとに一時間……な?」
あらら……本田の奴、好奇心半分で声掛けて来たのかと思ったら、相当困ってる様子だ。
しかし、絵理にそんな内容の手伝いをさせるってのもなぁ……。
絵理なら注目を浴びてしまう事はまず間違いない。それにもともと写真を撮る事が半分合意みたいな状況下では
絵理の写真を撮りたがる奴が出てくる事になるだろう。衆人監視下では大人しくなってしまう傾向のある絵理の事だ、上手く断れないかも知れない。
「香春さん、どうする?香春さんの方も、明日の事予定があるだろうし……」
「その……私、何を……喫茶店のバイトとかはやったことないんだけど……私に出来る事かしら……?」
「え、引き受けるの?引き受けちゃうの?香春さん?」
「そうじゃないけど……でも、困ってるみたいだから……」
まぁ、制服を着ないといけないような喫茶店とかのバイト、絵理には間違い無く難しいだろうと言うツッコミは置いといて。
このままじゃ、絵理が本当に手伝う流れになってしまうんだけど、大丈夫なのか?
あ、でも絵理が手伝いに来るって事は明日一緒に学祭見て回れるのかな……?いや、でもまだ絵理をゲットして無いのにあんまり目立たれても…。
「いや、その……ちょっと仮装して喫茶店のノリで接客してくれればいいんだけどさ、多分大丈夫だよ。
俺らの方も、半分以上が喫茶店とか接客業とか、そっち方面の経験は無いからさ、安心してよ」
なんか本田の奴の言い方はけがれの無い婦女子を風俗業のバイトに引き込もうとしている勧誘員っぽくていけない。
「ちょっと待って……私まだ引き受けれるかどうか…それに仮装って、服とか大丈夫なの?」
「あ、それなら心配無いよ。今ここに持ってきてるから、ホラこれ!カッコいい衣装でしょ!」
「えっ…………」
「ぶぅっ!?」
本田の取り出した衣装に思わず絶句してしまう絵理と俺。どこから取り出したんだ、いきなり。そして。
「おい、全然サイズが合ってねえじゃねえか!というかそれ以前に何だよ、このエロ服………」
言った途端俺は一瞬絵理の方をチラ見して口を閉じた。こう言う事、ハッキリ言われると恥ずかしいのは絵理だろうし
本田が持って来てたコスプレ用の衣装……何となく眠れない夜にテレビをつけた時に放映してた深夜アニメでチラ見した記憶がある。
殆どハイレグワンピースみたいな水着?にプロテクターだけを付けた様な衣装。しかも水着様の部分は臍や背中、脇腹が狙った様に
透けた仕様になっていて、はっきりいってその水着を着ただけの状態よりもエロい恰好だ。
確か俺、何気なくテレビを付けてただけなのに、そのキャラの衣装に目を奪われそのまま見入ってしまったんだよな…。
その時のおぼろげな記憶では、この服を着ていたのは確か長髪で長身で、何より巨乳だったんだが。外見のイメージは絵理に近い。
だけど、何だこれは!明らかに絵理が身につけられるサイズじゃないぞ。身につけたりすれば大事な部分が丸見えになる。
着る前からはっきりとわかる。しかし、あの胸部分、上げ底のパットでも付けてるのか、アンバランスに盛り上がってる。
……絵理はいつもはもっとエロいというか露出度95パーセントな恰好(残り5パーセントは靴とか靴下)だけど、
こんなサイズの合わない衣装を着れば人前に出れるような健全なコスプレなど成り立つとは思えない。
見てみたい気持ちはあるけど、でも今は絵理に対してそんな事望めない関係だからなぁ…。
でももし絵理が出来るコスプレがあるとしても、実際こんな水着みたいな恰好やタイツみたいな恰好だけなんだろう。
「これは、ちょっと……私にサイズ、合わない………」
絵理も困惑している様子だ。サイズと露出の多さ両方に。
「あちゃぁ……こりゃどうしよう…そういや、欠席する奴と全然身長違うじゃん……」
「本当に、お前らの部にここまで……そんなスゴイの着る予定の奴がいたのかよ……?」
「まぁ、いたんだけど、休んじまうし、出席して着たとしてもちょっと、マッチ感が……なぁ?」
どうもその休んでる女子はイマイチこの恰好が似合うような外見では無いと言う事らしい。
「香春さん、さすがにサイズが合わないのは無理だろうから……香春さん背高いしスタイルいいからそれじゃ絶対着れないよ…」
「……そう………ね……」
「う〜ん……まぁ、サイズが合わないならどうしようもないか……悪かったな、根元、それから、え〜と…か、香春さん、だっけ……」
絵理は、そのサイズの合わない衣装と、俺の方、そして困ってる本田をチラリと確認すると最後に俺に向き直る。
「ねぇ、根元くん……キミは、私がこの衣裳の恰好してても、恥ずかしがらないで見てくれる…?」
「か、香春さんっ?」
「どう……?正直に……私が着たら、変と思わない?……見たい?」
「え……ぁあ…まぁ、なんて言うか、香春さん……多分絶対似合う……というか見たい、かな……かなり……」
「……そう。じゃあ、私、引き受けさせてもらうわ……。」
「えぇ〜ッ!?香春さん、それはマジ?!」
「マジ?!いいの?いや、ありがとっ……て、でもサイズ全然合わないんだろ?どうするんだ?」
「その付属のパーツは使わせてもらうけど……その、服の方は参考に借りてくわ……後は私が自分で用意するから……」
「いや、そこまでしてくれなくても……んん、いやマジで本当に悪い……そこまでさせちゃって……」
まさか、絵理はあの水着型の部分を自分で一から用意を…つまりボディペイントで済ますつもりなのか!
絵理の技術なら本物そっくりに……胸のラインまではっきり出すような格好にも問題なさそうだけど……
エロい、エロすぎるよ、今回の衣装は……!今まで見た絵理の格好はあくまでセクシーなだけで極端に露出過多なものじゃなかった。
絵理があのコスプレをするだけでも間違い無くエロいのに、それをボディペイントで?
「あ、じゃぁ、コレ!そのキャラが出てる作品のDVD!良かったら参考に見といてよ!」
そう言って絵理にちゃっかりDVDを押し付ける本田。おのれ、この機会に信者を増やす気か?
「おい本田!明日じゃねえか本番……もう結構時間遅いのに、香春さんに時間削らせんなよ!」
「ああ、別に時間無けりゃ見なくても大丈夫だよ……それにこんな無茶引き受けてくれたんだから、もし無理っぽかったとしたら
根元に連絡よこしてよ。じゃ、根元、香春さんよろしくな!」
黄色満面で立ち去る本田。絵理が引き受けた事を喜んでる様だが、エロコスチュームの担当が超美人に決まった事を喜んでるようにも見える。
「香春さん、本当に良かったの?まぁあの本田は不埒な事はしないと思うけど…結構人の視線が集まると思うよ…」
「うん……それは少し心配だけど……でも根元くんが見てみたいなら……今日のお礼もあるし……」
ひょっとしてとは思うけど、絵理は俺が飲み会に誘った事に対する礼として、あんな事を引き受けたのか?
絵理って本当に人間が出来過ぎてるよ…これで今まで特定の彼氏が本当にいないなんてどういう事なんだ。
「こっちも、お願いがあるの……明日、朝八時ころでいいから、あのビルに、車で迎えに来てくれる?」
「え、うん……車持ってるからいいけど……何で……?」
「ひょっとしたら、準備に時間取っちゃうかもしれないから………」
「なんか、俺が飲み会誘ったせいでおかしな事に巻き込んじゃって、ごめん……」
「いいのよ……出来なければ断れば良かっただけの話だったから………」
「もし、もし……本当に出来なかったとしても、香春さんが気にする事は無いからね……」
「それは心配ないと思うけど……ただ、その、根元くん………その……」
「え、何?」
「…やっぱり、いい……明日、言うから………それじゃ………」
「あ、香春さん……ぁ……」
もう少し会話していたかったんだけど、明日の予定が急慮入ってきた絵理は足早に立ち去ってしまった。
まぁ、部室棟から出てきたときの何を言えば良いか解らないままの状態よりはマシだったんだろうけど……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当にこのビル付近って物静かと言うか……以外と不気味な感じすらする。
朝八時前後なんていえば、それなりに人が行き来していても良さそうだが、前ここで絵理にモデルを頼んだ時と同じく本当に静かだ。
思えば、絵理は間違い無くまだ俺に対する警戒はあるんだろうけど…それでもよく俺の誘いに応じてくれるもんだ。
最初はもっと表情が固かったけど、今ではかなり色んな表情を見せてくれると思う。
普通の女の子らしい可愛さも持ってるんだけど、やはり絵理はまだ謎だらけな存在だ。
その可愛らしさと、謎部分どちらもが俺を惹きつけて止まない。最初は絵理を脅迫しようとか思ってたんだけど…。
絵理の腕力とか気の強さとか関係無く、俺はそんな事出来るんだろうか…?だんだんその気持ちも強くなっていた。
何度か対面して、絵理の警戒が弱くなって行くごとに、仲が良くなる度に思わぬ一面を見せてくれる絵理。
しかし、逆に言えば、俺なんかが絵理ほどの女を落とす事が出来るのだろうか。良くて友達止まりかもしれないのに。
車の中から、そのビルを、周辺を見回しながらそんな事を考える。
絵理はそのビルの敷地に入ってすぐの所にいた。何をしているんだろうか、背中をこちらに向けていてまだ気づかないらしい。
「……お早う、香春さん………」
「あ、根元くん……お早う……あら、でも随分予定より早い……」
絵理がその姿勢のまま振り返る。その顔を見るだけで何となくだるい眠気が吹き飛んで行くような爽やかな感じがする。
しかし絵理が何故この場所にいたのかを知ると、ついこの質問をしたくなってしまった。
「……ひょっとして、香春さん、犬猫とかに弱かったり……好きなの?」
「…………うん……、虫はダメなんだけど……」
今回は怒ったような表情は見せないんだな……。前は明らかに恥ずかしい一面を見られたという風に怒ってたけど。
それとももう隠しても駄目だと思ってるのか、或いはそれなりに俺を信用し始めてるのか。
足元には例の猫達がゴロゴロとしている。何か木の枝みたいなもの……あれってマタタビか……?
ぁの猫達も前は俺に露骨な警戒感を見せていたのに、えらくリラックスして地面に寝そべって身体を擦りつけたり伸びをしたり。
絵理はこのビルに来てる時って、ここの猫達とよく戯れてでもいるんだろうか。
まだ、俺にも見せた事の無い笑顔を見せたり、甘く優しい声を出したりしながら……。
あの手の小動物は絵理の母性本能をくすぐったりでもしているんだろうか。
「じゃ、皆仲良くね……さて……じゃあ行きましょ…」
「うん、香春さん行こうか…って、おォッ?!」
背中を見せて地面に座り込んでいた絵理が俺の方に向きながら立ち上がって、俺は初めて今の絵理の格好を知って驚いた。
「どうしたの、根元くん………ぁ……これ……?」
俺の驚愕した表情にキョトンとした表情を見せた絵理だが、俺の視線の部位に気付いたらしい。
いきなり、あのコスプレ衣装ですか、香春さん?思わず声に出して突っ込みそうになる。
「根元くん……いい?」
「えっ、な、何かな?」
「どうかしら?そのパッケージの絵と、違和感とか無い?」
さりげなく、控えめにポーズを取る絵理。少々テレがあるのが何とも始めてのコスプレっぽい。
相変わらず髪の毛で胸のトップを見事に隠してるけど……今までの中でも特に卑猥で……そして違和感なく似合っていたが。
普通露出の多いコスプレをする時って大事な部分さり気無く布地を増やして過激にならないようにするんだけどな…。
なんて言うか絵理の場合、性格が真面目な分初体験のコスプレで、忠実にコスチュームを再現しすぎというのだろうか…。
とにかくエロ過ぎる。本物以上の色気を放つコスプレなんて、ネット位でしか見た事が無い。
しかも今回の衣装のベースの色は白。絵理も色白だから、遠くから見るとヤバい感じがするかもしれない。
「で、でも……香春さん、家からコスプレで来るなんて、結構…すごく驚いたよ…」
「うん……大学の更衣室借りるのも考えたけど……この恰好してるのより、この恰好を着ようとしてるの、あまり見られたくないから……」
ああ、成程……いろんな意味でそれは成り立つ理由だよなぁ……。しかしもし俺が車を持って無かったらどうするつもりだったんだろう。
このエロい恰好のまま大学まで歩くつもりだったんだろうか。歩いて移動するには困難な距離じゃないが、今日は人通りが多いのに。
第一今日はすごく蒸し暑い。ボディペインティングの上にコートを羽織ったりなんて出来ないだろう。
もし、歩いて行くなら大学の死角に入って、元の塗装を落として、今のコスチュームのボディペインティングを施したりするつもりだったのだろうか。
ネットで見る限りでは一人でそこまで短時間で出来るとは思えないけど、絵理は出来そうだからな……。
思わず、鏡をチェックしながら大事な部分に念入りに塗装をする絵理の姿を妄想してしまう。
「それに、この前、私に一番最初に絵を見せたから……だから、今度は私の仮装…根元くんに最初にチェックしてもらおうと思ったの……。」
「……っ…!?え、ま、マジ……?いやその、香春さん……絵確かに見せたのは香春さんが最初だけど…」
どう考えても恥ずかしい度合が高いのは絵理の方じゃないかと思うんだけどな、俺……。
一応この事聞いとこうかな……いや、聞かないとマズイかもしれん。
「香春さん、頼まれた時間が終わった後、まさかずっとその恰好で学祭回るつもり…だったりする?」
「え?……変じゃないならそうするつもりだったけど……おかしいの…?仮装しながら回るのって、普通かと思ってた…」
いや、別に着ぐるみのまま学祭を回ってもおかしくは無いんだよ…。ただ、絵理の場合どう見ても一日中その恰好で
学祭会場を見物して回られたりしたら物凄く目のやり場に困ると言うか…そんなのも悪くないんだけど…
今回の格好はあまりにもエロ度が高すぎる恰好だ。本当はいつもと同じなんだけど、デザインが問題ありすぎだ。
変だと告げるべきか……いや、でも…もともと俺はこんなシチュエーションを味わってみたかったんじゃ……
でも、アニ研の部員どころか他所の大学の学生の絵理にこんな事させてしまっても……
マズイ。目の前の絵理のボディペインティングが今までとは段違いにエロいせいでどっちに答えてももったいないような気がする。
「まあ……大丈夫だとは思うけど……状況次第では着替えた方がいいかもしれないよ……俺らの部室棟にある
シャワー室とか更衣室なら普通に使えるから。」
「そう?」
絵理が手ぶらさげたバッグにチラリと目を移す。いつもに比べて妙に大きい。あの中に着替え……着替えるのかは知らないけど
衣服でも入れているのだろうか。それともこのボディペインティングの上に服でも着るのだろうか。
「じゃ、香春さん、どうぞ……助手席でいい?後部座席ちょっと荷物で散らかってるんだ。」
「ありがと、どこでもいいわ……」
助手席に素直に乗る絵理。
うわ……シートベルトで、絵理のデカイ乳房がさらに強調されて見える。
胸の谷間を通るベルト…そして右乳房がベルトの上に。うわ、マジでエロすぎる。
シートを後ろに下げてるのを見ると長い脚がデフォの状態ではつっかえてしまうのか。
絵理って新車のキャンギャルとかやっても絶対に似合いそうだよな……。
キャンギャルのコスチュームを着ても良し、ピカピカの新車と並んでもいい感じになりそうだな……。
そういえば、今までの中で一番こう、俺と絵理の密度が高い空間だよな……、車の中って。
一応絵理の秘密はまだ俺にバレてない、そして俺も絵理の秘密は知ってない事になってるけど……
それでも全裸の絵理が隣ににってる事に間違いは無い。恥辱プレイの一種みたいな雰囲気だ。
ひょっとして、絵理の良い香りでこの車の中が充満したりするんだろうか……うわ、たまらん……大学まで間が持ちますように。
「どうしたの……何か忘れ物……?」
「い、いや何でも無い、うん、何でも!」
「そう?私を見て何か忘れ物でも思いだしたのかと思ったわ……」
そう言えば、絵理は少し目が赤くなっている。しかも少々疲れている様にも見える。
「……ひょっとして、香春さん今日のせいで寝不足だったりする?」
「……えぇ、少し……」
「もしかして、キャラの特徴掴むためにDVDしっかり流さず見てたとか?」
「そ、そんなこと、無いわ………」
「ふぅ〜ん……そうか〜……」
「だから、そんな事ないってば、もう………ふふッ……そう言う根元くんも…」
顔を少し赤らめて目を逸らしながらも、俺の言い方にクスクス笑っている。
真面目な絵理の事だ。この完璧なボディペインティングだけでは満足せずにちゃんと勉強してたのは間違い無い。
「まあ、俺も展示の方あるから緊張してさ。あのさ、香春さんもし良かったらさ、絵の方、改めて見に来てくれないかな?」
「え……あの絵……でも、私……もし気づかれたら……どうして……」
「実際俺あの絵会心の出来って言ったしさ、香春さんにその現場見て欲しいんだ。」
「あら、それって自画自賛?」
「あ、香春さんひっどいな〜。名モデルはそう言う義務があるんだよ、多分」
「もう……私、脱いでないんだからそう言う事言わないで……」
「で、どう……?」
「一応………人が少なくなったら考えとく……」
「いや、人がいない状態じゃ昨日と変わらないと思うけど?」
「お願い、とりあえずまだ絵の事は言わないで……」
大学からあのビルまでの距離は車で行けば大したことは無い。数分もせずにたどり着く。
予定よりも早めに到着したおかげで、敷地内の人影は思ったよりまばらで、絵理を連れ込むにはちょうどいい。
しかい、そう言えば本田の奴展示場の部屋、どこを使ってるか言い忘れてやがる。仕方ない。パンフレットでさがすか…。
そう思って館内に絵理を連れて行くのだが、そう、その時点では昨日絵を持って絵理と入ったのと同じ棟だとしか思わなかった。
絵理の顔が複雑に困ったものになって行く。そして俺の方も。何かこう、パンフレットをもう一回開くのが怖い。
「根元くん……その……何も言われないかな……絵の事……」
絵理もその展示室が俺達の展示室と近いのではないかと思い始めて若干焦り出している。
「いや、それが………」
正直に教えてしまっていいものか…。その時だった。
「……あぁ、クソ……携帯繋がらね……俺何やってんだ…肝心なこと言い忘れてた……って……お、おおおォッ?!」
携帯を片手に困った顔で走ってくる本田と鉢合わせたのであった。そういえば、今携帯電源切ってたんだ、俺。
「いやいや…良く来てくれた……ってか、根元よく俺らの場所わかったな!えっと…後彼女も連れて来てくれたんだ!」
俺と絵理に視線を向けて一方的にまくしたてながら近づいて来る。こいつ、絵理の名前忘れたな…?
「いや、しかし…………」
絵理のコスチュームの出来栄えと、その美しさに本田の奴が目を丸くして驚いた。
「すごいじゃん、根元の彼女……こんな完璧にコスチューム作っちまうなんてよ!しかもすっげぇ似合ってる!いいよ、マジで!」
「だから、私、根元くんとは………その……そんなにジッと見ないでくれる?」
「後、名前忘れんなよ、人に頼んどいて……香春絵理さんだ。」
俺の視線はまだ平気だったようだが、まじまじと見つめられた絵理が身体をずらして俺の後ろに隠れる。
でも何となく新しいジャンルの服を着た女性が同じクラスの男からの視線にはにかんでるような雰囲気というか。
裸を見られて恥ずかしがってるのとは違う雰囲気だ。……エロいコスなのに、羞恥心は人並み以上なのに余裕だな、絵理…。
「その、なんて言うか……着替えて来てくれてありがとう……でも、俺肝腎な事忘れていてさ……入って欲しいの11時からなんだ…」
「おいおいおい!?何やってんのさ?そう言う事は最初に言っとけよ!」
「本当にすまん……香春さん、そう言うわけでもう少し時間あるから、着替えて待ってても大丈夫だよ。ホントにゴメン。」
本田はいい奴なんだが、どうもこういうウッカリ加減が問題だ。絵理が着替えられるのなら苦労しない。
「本田、お前な……香春さんこの衣装着るの結構苦労したみたいなんだぞ……何か他には無いのか……」
「根元くん……そんな風に言わないで……その言い方じゃ無理に小さい服を着たみたい……」
「う〜ん、確かに朝一番からその恰好は刺激強いかもな……じゃ、これ……羽織っててくれるか?」
本田に渡されたマントか何かを素直に羽織る絵理。でも、俺にとっては余計にエロく見える。
全裸の上に布切れに袖を通さないで羽織ってるのだから、ある意味痴女っぽく見えない事も無い。
「いや……そんな事より、本田……場所の事も考えなきゃダメだろ……」
予想通りと言うか。アニ研の展示室と美術サークルの展示室は見事に真向いになっていた。
まあ、これに関しては本田のせいばかりとは言えないな…。場所はもっと前に告知されてたんだから、昨日の段階で気付くべきだった。
「あ、そういや根元の展示の隣か…俺もあの根元の描いた奴見たけど、すっげ…!?…んぐぅっ、むぅぐッ?!」
本人は絵理に対する讃辞のつもりで俺の絵の評価の事を言おうとしていたのだろうが俺は取りあえずその口を手でふさいでやった。
しかもあちらの希望時間と来たら。俺の美術サークルの展示の担当時間とは何とかずれてるみたいだけど、やたら人が多そうな時間だ。
「どうしようか、香春さん……このまま待ってても暇だろうから、まだすぐには人多くならないから、出し物とか屋台、少し見る?」
この恰好で移動するのは無理かと思って駄目元で絵理に提案してみたのだが。
「そうね……いいわ………案内、してくれる……」
「っしゃぁ!」
「何、今の……根元くん………」
思わずガッツポーズを取ってしまう俺を困惑した表情で見つめる絵理。
「あ、香春さん達、見物に行くの?ついでに宣伝して来てくれよ」
「こら、本田、調子乗りすぎ!時間と場所を教えなかったバツでそれは無し!」
コスプレ状態の絵理を連れて、一通りパンフレットを携えながら案内を開始するのだが。
何と言う気分だろう。恥ずかしい気持ちがするが、何か誇らしい。
まだ、外部からの人間はまばらで、通行困難になる様な状態では無いのだが、それでも圧倒的な注目度の絵理。
絵理は思ったほどその視線には怯んで無いのか…もしかして、キャラの見た目に忠実に作った衣装だからエロくないと脳内判断してるのかな…。
それにいつも全裸ボディペインティングの絵理の事だ。昨日の飲み会の様な状況はともかく、
今の状況は街中をただ通過しているようなもんなのだろうか。人ごみを素通りするのは耐えられるが、注目を浴び続けるのは駄目ということか…。
「……何だ、あれ……すっげえ……おい、アレどこのイベントのだよ……」
「ひょっとして、プロの人かな……普通あんなエッチなの、着る人はいないでしょ……」
無論、本田に頼まれたアニ研出し物のPRなんてする気は無いが、絵理の存在は今の衣装もあって必要以上に目立つ。
本来そのキャラが付けていないマントなんかを羽織ってるせいで余計に目立つ。
思った以上に有名なんだな、このキャラは…地上波とは言え深夜アニメなのに……。それともこのキャラのエロい恰好ばかり有名なのか?
だがそんなエロい事ばかり考えてと、どうも案内に身が入らなくなる。
「あ……えと…それでこっちがSF研の展示で……あと、あれが……ダイエット研究会……」
「根元くん、どうしたの……?さっきから動きがおかしいよ?」
絵理があまり気にしていないのに、俺がかえって気にしてしまう。絵理にもわかるほど動きがたどたどしいものになってしまう。
案内すると言っても、11時までの残りの時間は意外と微妙なものだ。出来れば絵理と展示鑑賞を楽しみたいが時間が足りない。
本当は外の展示モノとか屋台とか、他の棟の展示も案内したいけど、時間はあまり無い。
仕方無い……絵理と本格的に展示見物を楽しむのは絵理の仕事が終わってからにするか…。
その前に絵理が非常にきわどい場所と衣装で、無事に仕事を終えられる事を願っておこう。
でも、絵理はどうも寝不足っぽい。仕事の後は少し休ませたいんだよな…。そうなると残る時間も少なそうだ。
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「ちょっとォ!何この絵の前でずっと止まってんのよ?」
「いや、なんて言うか……」
あるカップルが俺の絵の前でそんな会話を交わしている。
「周りに笑われてるわよ、行きましょうよ……」
「でも、正味の話この絵実際にエロ抜きにしても滅茶苦茶いい絵だと思うけどな……」
「これって描いた人の妄想の女の人かな…よくこんなポーズ取ってくれたわよね……」
「うわ……すげ……大学のアニ研レベルのコスプレであんなエロい恰好するのかよ……」
「モデルの子、メッチャ美人じゃねえか……ウチの大学あんな子いたか?」
美術サークルの展示室のすぐ真向いのアニ研の展示室。ものすごい長蛇の列だ。
一時間の約束だったけど、大丈夫なのか、この盛況ぶりで……。しかもその対象が俺の絵理と来ているもんだから、気が気でない。
「根元君、どうしたの?根元君はまだ交代の時間じゃないでしょ?」
「ははは…根元自分の描いた絵の評価、気になってんじゃねえの?ってか、これマジで上手いな…エロいけど…」
「ホント…さっきも私らの所にモデルの子は美術サークルの子かって質問してきた人いたわよ…」
「根元ぉ〜。お前本当にあんな絵描く位の仲なのに絵理ちゃんに、不埒な事なんてしてねえだろうな〜?」
受付の担当の二人がそんな会話をし、話しかけてくるが、向かいの部屋にいる絵理が心配な俺の耳には入らない。
当のこちらの展示も俺の絵のせいか、思った以上の盛況だ。流石だ、俺…。
俺の絵だけをちゃっかり写真に収めて行く連中もいるな…『今夜のオカズですか?』なんて不意打ちで声をかけたらなんていうんだろう。
しかも大学生だけでなく結構いろんな年齢の連中が俺の絵に見入っている。
心配事が無ければ本当にいい気分が味わえるのだが。俺は隣の部屋の絵理が気になって仕方が無い。
絵理を見て鼻の下を伸ばしてる連中と同じには思われたくないが、それでも心配で仕方が無い。
絵理が通るだけで、男達の視線は思わず自然にそっちへ傾いて行く。絵理に糸で引っ張られてるかの様だ。
恥ずかしそうに応対でもしているのかと思ったが、わりとそつなくこなしている感じだ。
一般のカフェやレストランならともかく、コスプレを前提とした場所では、絵理のクールな喋りは受けがいいらしい。
コスプレ元のキャラによく似ているとの理由で。男だけでなく、一部の女性客からも絵理は受けが良いらしい。
「うわ……すげえ美人……どこの学部の子だよ?今まで見た事無いぞ?」
「ってかカッコいいってやつかな……脚長い……ここの部、モデルでも呼んだのかよ?」
「大丈夫なの……?あんな服、学祭で着ていいのかしら…」
「でも私憧れちゃうな……」
「なぁ、あの女の子……あそこの絵のヌードモデルにそっくりじゃねえ?」
「あ、そうか……そう言われてみれば……」
「マジ?写真撮っとけ!」
一応許可なく部員の写真を撮る事は禁止と張り紙をしてあるのに、勝手に絵理のセクシーな姿を撮影しようとする連中がいる。
クソ、絵理は俺のモノ(の予定)だぞ。厚かましい連中だ。
それでもどんなに好色な目で絵理の動きを追っていても、未だに誰も絵理の本当の姿には気づかない。
しかし、絵理の方はさすがと言うか……カメラの存在を巧みに察して、上手く死角に入ってしまっている。
よく考えてみれば、絵理は勝手に写真を撮られる事に馴れっこで、彼女の秘密故に、その対応策はバッチリなのかもしれない。
昨日の様に、いきなり押し倒されたり乳を同性に揉みしだかれるなんてのは予想外であって、例外だ。
虫が苦手とか言ったけど、ある意味ああ言った油断中の偶発ハプニングも絵理の弱点だよな…。これもチェックしとかないとな…。
しかし、まずい…このまま混雑が増したら、隣の展示室に入って絵理を連れ出す事が困難になる。
とは言え絵理も、実際に仕事になじんで来ると、男達の視線がかなり強烈になっている事に気付いたようだ。
自分の衣装に何かおかしい所があるのだろうか…冷静に仕事しているが隙を見ては自分の衣装をチェックしている。
それに、さすがに俺の描いた絵の事が間近で話されているのは、余程気になるらしい。
絵理自身今のボディペインティングで人前で働いている自分の姿をどう思ってるんだろう。
今の衣装がエロチックである事、自分が裸である事がばれる事、どちらの方が気になってるのだろう。
常に彼女は男達の好色の視線に晒され続けている様なモンなのに、どうして人並み以上に羞恥心を備えてるんだろう…。
「しかし、あの尻……すげえハミ出方……コミケ本番でもあんなすごいのいねえぞ……」
「それよりもあのデカ乳だろ?あれ、二プレス付けてんのか?」
まあ、絵理は完全に全裸なんですよ、お客さん共。二プレスどころか前貼りだってつけてはいない。
「ね、ねえ、ちょっと!君!い、いいかな!」
我慢出来なくなった客の一部が、トレーを持って通りかかった絵理に声をかける。
「あ、はい……ご注文の方はお決まりでしょうか?」
「いや、そうじゃなくてさ……その、写真一枚いいかな……ついでにポーズもしてくれると…」
「……すいません。私、写真の方はお断りします……。」
「そんな事言わないでさ……そんなにいいコス、始めて見るからさ、頼む!なっ?」
「……お断りです」
「何だよ……写真断るんなら、最初っからんなエロい恰好してんじゃねえよ!」
あの野郎……絵理が断っただけなのに何偉そうにしてやがる。しかも何て言い草だ。
「取りあえず、もうよろしいでしょうか……他のお客様の手前もありますので……」
しかし絵理はこう言う相手に対しては以外と冷静というか、あまりひるんだりすることは無い様子だ。
「何だ、この野郎……おい、ここの責任者誰だよ、出て来い!」
うわ、性質の悪い客そのもののやり方をしてやがる。…あんまり迫力は無いけど…。
アニ研の部長の方が現れて、対応を始めるが、さすがに客のマナーの悪さに呆れている様だ。
「申し訳ないですけど、写真撮影に関しては部員個人の意思を尊重する方向になってるんで…」
「申し訳ないとか言うんなら、このウェイトレスにも、謝罪させろよ!」
「……私が謝る理由は、無いと思うけど……」
「んだと?お前、あっちの部屋の絵では裸になってるだろ?写真位いいじゃねえか?!」
「っ…………!」
その言葉を聞いた周囲がグワっ…と騒ぎ始める。
「…おい、やっぱりそうじゃねえか……あの子モデルの子だよ……」
「マジ?彼女の裸の絵があるのか?おい、早く見に行こうぜ……」
「え、何?この絵のモデルあっちの部屋にいるのかよ?おい、ちょっと実物、見てみようぜ…いいだろ?」
「ちょっと…でも私も興味あるかな……」
やたらでかい声で勝手な事をばらしてやがる。おかげでこっちの部屋と絵理のいる部屋が一斉に騒がしくなり出す。
「おい、根元……本当に香春さん今日来てるのか?俺にも教えとけよ…」
「根元くん…香春さん、口下手みたいだし、あんな人が集まったら大変よ…助けに行きなさいよ…」
部員連中に言われるまでも無い。相手の男、客とは言え許しがたい。誰がどう見たって悪いのはあの変態男だ。
「ったく空気読めよ、お前…。普通俺ら客の意見優先するのが当たり前だろ?」
どう考えてもこの馬鹿客の存在が、アニ研展示室の雰囲気を嫌な物にしてるんだが、馬鹿はそれに気付かない。
それにアホな客に付き合ってたらいつまで時間を食われるか分からない。第一俺が美術サークルの展示に時間割く事を考えれば
こんなバカな客に絵理との楽しい時間を削らせるなんて許しがたい。
しかし凄い人ごみだ。美人の絵理が不細工で馬鹿な客に絡まれてるのを面白半分に見ている連中がたむろしていて、中に入りづらい。
しかも絵理はヌードモデルだなんて勘違いしている連中までいる始末だ。アニ研部室からこちらの絵理の絵を確認しようと何人も雪崩れこむ。
「よっと……香春さん……香春さん……もう、時間だよ……」
「えっ…!?…あ……根元くん……ごめん……少し待っててくれる……?」
努めて冷静に俺の呼びかけにこたえる絵理だが、相当相手の男のモノ言いに怒ってるのは確かであった。
暴力主義では無い絵理だけどこう言う筋を通さない男には蹴りの一発くらいくらわせてやった方がいいかもしれない。
でも、ここでそんな事をすれば周りにも迷惑かける事になるし、第一注目を集める事になる。
「取りあえず、ここではマナーを守って頂きたいので……」
「そうじゃねえだろ!?写真撮らせろって言っただけだろうが!」
絵理の方もアニ研部長が出て来て対応してしまっている故に立ち去ってしまうわけにはいかないのだろう。
絵理の手を引っ張ってここから連れ出したいのだが、人ごみが密集しすぎていて、えらく厳しい状態だ。
このままそれを実行すれば絵理の身体の塗装部分に間違い無く誰かの腕とかが当たる。
第一ここまで人が多くなってしまうと、そしてそこで注目を浴びてるのが自分であるが故に絵理も不安になって来てるに違いない。
どうして絵理を連れ出そうか……絵理を見つめる俺だが、絵理の方は俺の視線には気づかない。
こうして佇んでいる絵理を斜め後ろから眺めてみると、改めていい女だと思わざるを得ない。
そんな美女が、ただ一人全裸で、それをボディペインティングで隠して、冷静に振舞いながらも人混みには怯えている。
今尚この状況下でも絵理が裸でいるのを知っているのはただ俺一人。
思わずぞくぞくとする優越感が俺の身体を駆けのぼってくる。
知っているのは俺一人である以上、俺には他の連中には無い権利がある。
絵理の乳房が揺れていてもそれが全裸だとは気付かない連中。絵理が敏感な素肌を晒しっぱなしなのにも気付かない連中。
ここで俺が連中とは違う立場である事を見せつけるような事をしたら、連中はどう思うだろう。
そして絵理はどんな反応を示すだろう。絵理は俺に悪いと思いながらもこの場にまだいるつもりだろうけど…絵理はハプニングに弱いんだったな…。
取りあえず地肌が見えてる部分はあくまで肌だから大丈夫…だよな。俺の肌が絵理の塗装部分に触れなければ問題無いと思っていいんだよな……
今日の俺は一応前もって自分の順番が回って来るよりも前に大和手甲をつけて、半分長袖みたいな状態だ。
まさしく悪戯心。絵理と仲良くなっているのは実感できているのに、いまだに彼女にまともに触れた事は無い。
手をつないで彼女をこの部屋から連れ出せばいいだけの事何だが、どうしてもそうしたかった。
ひょっとしたら、こうする事で絵理は絶対に俺のモノだと宣言したかったのかもしれない。
「何、根元くん……もう少しだからって……えっ…?」
俺が強い力で絵理の手首を掴んでいたもんだからさすがに絵理も驚いている。
「よっと……!」
「きゃぁっ……んっ……根元くんッ?何っ……やッ……そこっ……」
絵理の肩には付属のプロテクターが、そして膝は丸出しだ。強引に自分の方へ引き寄せた絵理の肩を掴み、驚く絵理の膝に手を回す。
「ぁっ……!ひっ………!」
俺に触られる度に、それだけで絵理の身体に電撃が走ったのがわかった。
俺は強引にそのまま絵理を抱き上げる。大和手甲を付けてなければマジで不味かったかな……何とか俺の地肌が絵理の塗装部分に触れてない状態をギリギリで保っている。
「きゃぁっ?!ひゃッ……んんっ!え、ええぇ?!」
「あ、彼女貰ってきますよ!取りあえずもうここでのお仕事は終わりの時間なので!」
「な、何だコイツ?!いきなり何してんだよ?」
「あ…えと…香春さん…御苦労さま……」
「おい、ハナシまだ終わってねえぞ!」
「何これ?ひょっとしてこの部屋の出し物か?いいぞ、もっとやれ!」
この事態に驚き、実はあの無礼な客も部員のヤラセかと勘違いする連中もいる。
「えっ……ちょ…ね、根元くん?や、やだ…みんな見てる…いきなり…下ろして……!」
突然のお姫様だっこによる襲撃に絵理がまだ状況が分からず目を白黒させて取り乱す。
まぁ、絵理の方が背が高いから外観はあんまり格好いい光景じゃないんだろうな。
「お願い、根元くん……自分で歩かせて……こんなの私耐えられない……」
絵理も男にこうして抱き上げられるなんて、しかも皆に見られながらなんて予測していなかったに違いない。
しかも俺より背の高い絵理を抱き上げているもんだから、移動に際して結構な横幅が必要となるもんだから、通行人は驚いて
俺達に注目して道をあける。ふむ、思ってた以上に効果バッチリだ。このまま絵里は拉致させてもらおう。
「おわッ?!根元、何やってんだ?」
「あ、本田……もう香春さん一時間たったから、連れてくからなっ!」
「え…あぁ、そう……じゃなくて、何でそんな事やってんだよ、オイッ?!」
そのまま絵理を連れて廊下に出て人ごみの少ない方向へ向かって行く。
「根元くん……もう、下ろし……ぅう………」
簡単には周囲の視線からは解放されるわけでは無いので、絵理が俺の腕の上で委縮してしまう。
「………何やってんだ、あの二人………」
「何かの宣伝か…?あの部屋から出てきたみたいだけど………」
絵理を抱き上げた状態で歩く度に絵理の乳房が左右に揺れて俺の胸板に当たる。
見られているのも恥ずかしいのだが、ジタバタするのはもっと恥ずかしいのか大人しいものだ。
俺の首に手をまわして身体を支えたりはしてこないが、真っ赤な顔で俺をジト目で見つめている。
「……もうちょっと、他にやり方が………」
「いやその……あのままあんな馬鹿に関わってたら、香春さんと学祭回れないし…第一俺見てたんだけど、
香春さんには何の非も無いからさ…ちょっと強引に連れ出そうと思っちゃったんだ………」
「えっ………?……でも……それとこれとどうして、関係が……」」
やっぱり簡単には納得してくれないかな……。こう言う時は一方的に喋るに限る。第一俺言い訳の事考えて無かったし。
「最初に見た時言わなかった俺が悪いんだけど……香春さんの仮装、いろんな意味で出来が良すぎなんだ。ネットで調べたりすれば
良かったんだけど、肌を露出したキャラの格好をする時って、皆もっとそれとなく露出を減らすんだ。」
「えっ………嘘……………」
「香春さん、真面目だから……服仕上げる時忠実に作りすぎちゃったんじゃない?」
「………っ………」
絵理にしてみれば水着姿を見せるよりはマシだったのかもしれなかったのだろうが、今になって猛烈に恥ずかしくなって来たようだ。
「どうして……そんな肝心なこと………」
「ごめん。でもここまで出来の良いの見て俺もちょっと感動しちゃったんだ。」
「もうっ………!やっぱり根元くん、ムッツリなのね……」
そう言って俺からプイと顔を逸らす絵理だが、まだ俺に抱きあげられたままなのを思い出したようだ。
「その……今こんな事するのって……何か必要な事なの?」
「いや、出来ればもう少しこのまま………ダメ?」
「………根元くん………いい加減にしてっ……!」
仕方なく絵理を下ろそうとする俺だったが、そこにかかる無邪気な声。
「あ、絵理ちゃんおっはよ〜〜!何?私に会いに来てくれたの?ってあれ?え?根元君何やってんの?」
「げっ…葛城?」
「あ……その…これは……葛城さん……おはよう……」
「え〜、何?何?何で絵理ちゃんそんなにエッチな恰好してるの?しかも根元君にだっこされて…何かの出し物?」
エッチな恰好と言う部分と俺に抱っこされてる事を告げられるのに合わせて絵理の身体が二回硬くなった。
絵理の顔が羞恥でさらに赤くなって行く。
「っと……!こ、これは何でも無いから………忘れて……」
俺の腕から慌てて飛び降りる絵理。俺の至近距離で乳房が大きく跳ねた。
「そ、その……ごめん、香春さん……」
「もう……二度とあんな事……本当に、突拍子も無い………」
「…………?何かあったの……?絵理ちゃん、顔真っ赤だよ……」
「その……もう、終わったからシャワー浴びて着替えようかと思ったんだけど……ちょっと緊張して汗かいたし…」
「え〜……何で……絵理ちゃんそんな恰好でも、カッコいいのに〜。着替え無くてもいいじゃ〜ん……」
やっぱり着替えは用意してたのか……。流石に絵理でもこんな場所でボディペインティングの図柄を変更するのは難しいのかな…。
「まぁ、香春さんが着替えたいなら着替えた方がいいかも……俺らの部室棟にシャワー室、今なら人がほとんどいないから…」
でも残念だよな……もし絵理がこの塗装を落としてしまえば、二度とこのエロい絵理の姿は拝む事は出来ないだろう。
エロいことは間違い無いが、とにかく似合ってる事はもっと間違い無い。変なアングルから写真を撮られない限り大丈夫じゃなかろうか。
「あ、それだったら、私の方がいいよ〜。私達女の子同士だし!絵理ちゃんのお肌は私が守ってあげる!私も汗かいちゃってるし。」
いや、ただのシャワーから着替えならそれでいいんだけど、今回は特別にシャワーで塗装を落とすんだよな……。
そんな現場を葛城みたいなのに押さえられてしまったらどういう事になってしまう事やら。
でも、気を使った振りをして葛城をけしかけてみたら、どういうことになるだろうか。葛城は女だから寝取られの心配は無い……と思う。
「絵理ちゃん、また肩マッサージ、してあげるね!」
「えっ……?!」
…………本当に寝取られの心配はないよな…ってか葛城のお酒、ちゃんと抜けてるんだろうな……。
さて、どうして見ようか……。
1・葛城に任せて見る。
2・絵理に着替える時間は与えるが、葛城が一緒にそれに同行するのは止める。
3・このエロいコスチュームでも大丈夫と説き伏せて連れ回す。
4・それよりも、寝不足な絵理には少し休んで貰う。
今日はここまでです。グダグダ展開ですみません。
ここしばらく暑さで物が考えづらい上に数日前日焼けしたらその日焼け部分が
痒くて集中出来ないし。
妄想、感想、突っ込み、続きの文章待ってます。
>>367の最後は選択肢です。
例えば4番で根元が絵理を部室に連れ込んで休ませる、絵理眠ってしまう。
隣から絵理の寝顔を観賞して楽しむが、根元も寝不足なのでそのうち眠ってしまい
気づけば、頭上に絵理の困った顔と下乳。
根元が眠ったあたりで絵理が目を覚ましたのだが、根元は絵理の太ももに倒れこんでしまい
気を使った絵理、仕方なく根元に膝枕。
しかも寝ている根元、勝手にいろいろ絵理の身体を触ってしまったらしく……
そこに再び絵理を遊びに誘いに来た葛城が飛び込んできて、現場を見られるとか。
GJ乙
しかし敏感肌の絵理にお姫様抱っこはやり過ぎだ。
選択は3番で
エロコスプレのボディペイントであちこち連れ回され、人気モノ化する絵理がみたい。
絵理ちゃんがあんだけの事やられても、怒って主人公を
殴らない優しさが萌える。
俺も3番で希望。
1番だろ
純愛展開希望だが思わぬピンチに陥るヒロインを見たいからな
372 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 04:59:55 ID:1DyY/aHB
保守、そしてあげ
2番がいいです。
葛城のスキンシップは激しすぎてばれないのが不自然な気がします
3番で
アニ研の主題はコスプレであって、
そこで、露出度の高いコスプレをするときは普通もっと控えめにするべきところ
真面目な絵理はそのままエロコスプレで会場に来てしまったというのはかなりのGJ。
これを生かさない手はないと思う。
個人的には間抜けな根元とアホの子な葛城ではコスプレ状態維持説得は難しいとも。
何らかの理由で着替え断念するハプニングを起せば可能か。
4は絵理を部室で休ませるけど、絵理の可愛い寝顔と幸せ気分で根元も寝てしまう、同時に絵理は起床。
根元は寝ている最中に寝言で絵理に対する気持ちをこぼしてしまう、しかもその最中に絵理のために食べ物と珈琲を買ってきた葛城が踏み込んで来て…
「シャワー室清掃中」で絵理とかがどうでるかかな?
個人的に根元じゃ絵理らぶらぶの葛城を止めるのは難儀と見る。
よって3、それが無理なら1になるのかな?
4は正直学園祭に来てる意味が薄れるのでどうかなと思うんだけれども。
基本的にここエロパロスレで恋愛スレじゃないしねぇ。
377 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 22:13:20 ID:XcU6mbEJ
主人公にコスプレ見たいか確認したり一番最初に主人公に見せたりヒロインぶりが素敵だ
4がいいかな。
エロコスの絵理が寝てる間に大股開きにさせてやって
絵理が起きたら大股開きの股間を主人公に向けていたとか。
絵理としては顔から火が出るほど恥ずかしいだろうけど、
建前上は服を着てるということになってるから、いくら恥ずかしくても怒るに怒れない。
しかも絵理の寝相でそうなったという可能性もあるんだし、大股開きにも何もいえない。
ただただ絵理はボディペイントの裸身の恥ずかしいところを主人公に向けてたことを、恥じらうのみ。
4でいえば
寝てる間に何気に絵理の超敏感肌を愛撫して
知らず知らずのうちに発情させてしまうのもいいかもね。
身体中火照って股間が疼いてたまらなくなってる絵理を、
起きた後あちこちつれまわすのもまた。
絵理が取りあえず仮眠を取ろうとすると、葛城が『膝枕してあげる』
断れない絵理だが葛城は自分が先に寝てしまう
この隙にシャワー、着替えを考えるが、寝ぼけた葛城が再び抱き付こうとしたので絵理は自分のバッグを掴ませ、着替え不可
みたいな
寝ぼけた葛城が再び抱き付こうとしたので絵理は根元を掴ませ、着替え可
……冗談です、すみませんw
お姫様抱っこに対するヒロインのリアクションが可愛すぎる。
長身、腕力強いと言うわりにかなりのマゾっ娘だな
絵理がえっちい目にあう展開ばかりでなく、
公衆の面前でムエタイの華麗な蹴りを披露する場面とかも書きたいと思ってます。
例えば根元が美術の展示のお仕事で絵理は一時間程留守番
少し出歩くとコスプレが原因で出来てしまった絵理のファンに囲まれる
何とか冷たくあしらおうとするが、その態度にファンは『その喋りが堪らない』と喜び出し…
根元が側にいないと不安になって来た絵理はその場をスルーして逃げ出すが、しっかり追いかけられる。
追いかけて来た連中がでっかい展示物にぶつかって、破損。
近くを通っていた親子連れの頭上にハリボテが落ちて来る
絵理ハイキックでそれを蹴り飛ばす
周りから拍手喝采で絵理動転 、しかも子供に裸がバレそうになり…
いいねぇ。
その子供の一言から、周囲の目は事実を確かめようと絵理の裸身を這い回るわけだ。
囲まれて全身嘗め回されるような視線で見られるわけだ。
身体の丸みや乳首の勃起、尻の割れ目に股間部とか、よくよく注視してみたら、あれあれあれぇ?と。
目線の高さが絵理の股間と同じくらいの小さな子が
混雑のせいで絵理の真後ろに立つポジションになり、
「あ、コーモンだー」とか無邪気に言うのかな
いや、俺としては『ありがとう、裸のお姉ちゃん』とか言われて焦る絵理とそれを見ていた根元が『あ、君俺の絵を見たんだね』とさりげなくフォローして絵理を助けるのを考えてたんだけど。
その一言から絵理がヌードモデルと勘違いする連中がさらに増えてしまうと。
手芸部で手作りアクセサリーを見物中、絵理に髪飾りを買おうとした根元に対抗意識を燃やした葛城はブローチを絵理にプレゼントしようとするが、
そのブローチが安全ピンによる固定タイプで、さすがに地肌にそれはつけられないので、
絵理はそれを受け取るだけで済ませようとするが、葛城は付けた絵理が見たいと…
大学卒業してからだいぶ長年経過してるから出し物が思ったより思い出せない
模擬店で絵理が近くを通った客にソフトクリームをつけられ、相手の客に気を使われそれを拭き取られそうになる
附属農園でとれた野菜販売所で野菜を手に取った絵理だが無農薬野菜だったので虫がいて人前にも関わらず取り乱す、根元に抱き付く
カメラ集団に追われてしまい巨大迷路の出し物に逃げ込むが、突然の雨に大ピンチ
動物触れ合いイベントでたくさんの動物に纏わりつかれ、身体を舐められる
手品研究会→ゲストの服のポケットにコインを隠す手品が絵理相手では不発
あとアームレスリング会場→根元とそれとなく勝負する事に→根元は絵理の乳が
気になって勝負にならないor鼻血吹いて卒倒
ダンス系のクラブで、ポールダンスのスペースががら空き、絵理が挑戦してみるが、
絵理の秘密を知る根元には目のやり場に困る。
どうもしっくりくる大学の同好会やサークルが思い出せない
ポールダンスは過激過ぎると思います
社交ダンスレベルでいいんじゃないかと。
>>391 根元、葛城と一緒に会場を回っていた絵理は、ダンス研究会のエリアに
葛城はダンスゲーで遊んでいる
社交ダンスも運動神経の良さからそつなくこなせる絵理は、
そこで根元に社交ダンスを手取り足取り教えてくれることに。
警戒中の割りに世話好きなせいで何かと無防備な絵理の行動(顔の位置が近い、絵理のいいにおい、
手を繋ぎっぱなし、根元に脚の動きを教えるためにもっと私の脚の動きを見てとか言ったり)
にドギマギする根元、例によって身体の一部が元気になってしまう。
何故か前かがみの根元を、直立させようとするが、そこで絵理も根元が前かがみ
になっているのを見て驚愕、あわてて身体を離そうとするが、
絵理の事を指導者と勘違いした連中が集まってきてしまう。
ここで身体を根元から離してしまえば、根元が下半身のせいで恥をかくと
考えた絵理、仕方なく根元が腰を痛めたことにしてそこから連れ出して
逃げ出そうとするが……
葛城が私にもダンス教えてと飛び込んでくるとか、ダンスゲーに絵理を誘ってしまう等
エロゲーみたく絵理からの高感度を上げるイベントも学園祭内にあったら嬉しいです。
参考にしたコスプレ衣装は返却した絵理が、元の持ち主の女に、
当日使ったコスプレ衣装を参考にさせて欲しいと頼まれ、窮地に立たされたり。
何らかの理由で、いつもの精巧なボディぺじゃなくて、粗雑なボディぺを
せざるを得なくなり、それで人前に出る事になる絵理を見せてほしい。
・何らかの理由で手持ちの塗料が足りなくなる。
・ケガとかが原因で手の届きにくい所に上手くボディぺ出来ない。
鏡なしで一人でペイントするハメになり
前しか上手くペイントできずに背中はびんぼっちゃま状態とかw
何らかのハプニングは置いといて、(カメラ小僧を撒こうとして)低温倉庫に隠れるが、
そこは後二時間位経たないと当番の学生が室温チェックに来ない、絵理と根元が入り込んだのに気付かなかった学生は学祭中なので外から施錠してしまった設定、
普通に着衣してれば二時間くらいなら耐えれる温度
しかし絵理は明らかに我慢している、さすがに見兼ねた根元は意を決して絵理を抱き締めてしまう
寒さで抵抗出来ない絵理は身体を竦ませ、根元に制止を求めるが
そこで根元は絵理に秘密を知ってる事、自分の気持ちを打ち明けるが…
告白パターンは根元から絵理、絵理から根元であらゆる形を考えてはいる
398 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 22:17:43 ID:VfYO8ClW
告白は意外性を狙って絵理から根元に告白してほしい。
絵理は恋愛に疎そうだし
俺は特にこのシチュ萌えはないんだが
絵里のキャラがど真ん中ストレートすぎるわ
主人公より背が高いって実際身長はどれ位の設定?
あと葛城に揉まれた乳のサイズも。
身長は177cm、3サイズはB97W61H89位で設定してます。Fカップです
根元はちなみに身長169cmで座高が92cm
>>401 そのエロバディであの性格なんて最高だな。
根元は果報者だな。
そもそも、ボディぺ話の娘の話、そろそろタイトル皆で
考えて見ないか?始まってから結構立つけど、タイトルが決まらないのも
もったいない。
書き主が考えてるなら別だけど。
>>395 何かの理由で全身筋肉痛になった絵理が覚悟を決めて根元にボディペイントを塗ってくれる様に頼むとかね
根元を騙して目隠しさせて、頼む通り筆を動かす様にするが…
主人公より背が高いってのがいいね。
なんか甘えさせてくれそうなイメージだ。
実際世話焼き娘だしな。
もっと早くこのスレ見つければよかった
絵理とか、かあいすぎる
続きも期待してます
>>387 >いや、俺としては『ありがとう、裸のお姉ちゃん』とか言われて焦る絵理
子供に知られることすら抵抗がある独占厨な俺
「このお姉ちゃんの服、変だよ」ぐらいで裸だということはばれないで欲しいな
じゃ、絵理がハイキックで落下物を蹴り飛ばした際に子供の目には絵理の割れ目がしっかり映り、
それが何か判らない子供は絵理がケガをしたと勘違いするとかはどうかな?
件のマッサージチェアイベントやロデオマシーンイベントの後だったりすれば、そこは多少濡れててもいいかも。
わがまま申し訳ない
>それが何か判らない子供は絵理がケガをしたと勘違いするとかはどうかな?
俺的にベストすぎる 他の方から反対なければぜひともそれでお願いします
上のほうで似たようなのが出てたけど、寝てる絵理を観察とかどうですか?
お酒が入って少々のことでは起きない絵理を
なめ回すように見たり肌触りを確かめてみたり
あと擦れてペイントがおかしくなった部分とか地肌が見えそうな部分を見つけて
こっそり主人公が修正したりとか
>>388 まさか乳首に安全ピン刺すとかじゃないですよね?
痛々しいのはマジ勘弁
410 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:45:39 ID:Eecan8ma
絵理さんと温水プール行きてぇ
>>410 主人公を少しからかおうとした絵理はスク水日焼けのボディペイントをした格好の上にビキニ水着のボディペイントで登場すると
412 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 21:38:06 ID:yVtdsfx1
日焼けのボディペイントとか斜め上すぎ
期待age
他の作者さんが来たとしても投下し難そうですね、ここ
もったいないかぎりです
なぜか日本語の通じる女系裸族の国に行って女の子たちを視姦しまくるだけの話が読みたいお
>>413 そうか?書くほうも読むほうも少ないから投下しやすいと思うが
全裸ボディぺの作者、かなりの発想力の持ち主だな。
>>413 そんなことはないだろ
全裸ボディペの人の投下ペースはそれほど速くないし、他の作者出現はみんな望んでる
ボディペが大好きだけど
それ以外でもかまわないから投下しまくってほしい
投下が少なくて寂しいぜ
自分としても投下が遅い、文章の内容の進みも遅いと言う欠点を自覚してるので、
我と思う住人は自分なりの絵理と根元で文章続けてくれても結構です。
学祭初日の続きもう少し待って
>>419 パラレルワールドな絵理の痴態に期待。
俺は書けねえけどさ。
文章が遅いと言ってもそれが逆にキャラを良く見せてるなら問題無し!
絵理をネタに皆でアンソロ風に書くのか?
スレ初期の女性キャラの話しても大丈夫でしょうか?
家畜人ヤプーのメス(ヤプムカヨとかペニリンガキミコとか)は全員常時全裸ですね
たしか服を着ると拒絶反応を起こして皮膚が裂けちゃうとかするんですよね
オスも全員全裸ですが
羞恥心は有るべきか無いべきか
自分は無いほうがいいなぁ
羞恥心が無いと萌えない。
恥ずかしいけど全裸、しかも自由意志、ってのがいい。
羞恥心大ありなんだけど、何らかの特殊な事情によって気付いておらず、平然としている、
というのは?
全裸には羞恥を感じないけどおしっことかは恥ずかしがるのがいい
あと髪の毛に触られると真っ赤になるとか、裸以外のヘンなことに恥じらうのも楽しい
>>419 正直難しいと思うよ
素直に貴方の投下を待ちます
妄想はともかく文章は俺には書けないと思ってる
今のところ一番萌えたのが蜘蛛を捕まえようとした主人公に
絵理が誤解して蹴りを喰らわせるくだり
現在初日の話の中盤部分を6割方位書いた所
学祭最終日まで何レス使っちまうのか…
ところで絵理に迷彩服のボディペイントさせてサバゲーやる様な事も考え中。
主人公と恋人関係になった設定で、初エッチはまだと言う設定
ムッツリな根元が絵理とエッチしたいけど我慢してるのをさすがに見兼ねた絵理がサバゲーで勝ったらさせてくれると。
>>430 乙
根元にボディペであることを告白したのかどうかが個人的に気になる
>>430 楽しみだJ
だがあえて言わせてもらうなら・・・全裸サバゲーってかなり危険だろw
それともNERFとかなのかな
幼児がふざけてカンチョーしたら根本までズップリ
ポカンとする子供の元からすばやく立ち去り
「ケ、ケガしなかった?」
「こんなこともあろうかと内側にローションをたっぷり塗っておいたのよ」
>>367の続き
「待て待て、葛城……なんだそのマッサージ……と言うかお前、昨日酷く酔っ払ってたこと覚えて無いのかよ?」
「え?私?私酔っ払ってないもん……。飲んですぐ寝ちゃったし……」
「おいおい……じゃ、香春さんにした事、覚えて無いのかよ?」
「ん…?肩を叩いただけじゃん」
「あのなぁ!お前。昨日肩こり解消とか言って、香春さんの……いてッ!?」
「根元くん……その先はストップ………」
絵理が俺の腕を真っ赤な顔で俯きながら抓って来ていた。
あ、そうか……葛城が美術サークル仲間の見てる前で、思いっきり絵理の胸を揉みまくった事、うっかり蒸し返す事になる。
絵理にとってはあわやボディペインティングがばれる所だったろうし、何より恥ずかしい反応を皆に見せてしまったんだよな…。
「ご、ごめん…香春さん……」
「??あれ?絵理ちゃん……ひょっとして、昨日の肩揉み気持ち良くなかった?私、自信あったんだけどなぁ………」
「そんな事ないけど……その、私……くすぐられたりするの、ダメだから……」
「そう言えば、絵理ちゃん全然肩が凝ってる手触りじゃなかったもんね〜。すっごくプニプニしてたし」
おのれ、葛城……絵理の乳を思う存分揉みしだいたくせに、その事は頭に残って無くて、その癖手に感触は残ってるとは…。
思いっきり羨ましいぞ!絵理は俺のモノなのに!俺もまだ触らせてもらえないのに…。
「葛城さん、その事はもういいから……その、あんまり深く思い出さないで……」
肩では無く乳が揉まれてる光景の目撃者である俺がいるせいで、よっぽど恥ずかしいのだろう、絵理が赤くなって首を振る。
「うん!私もこれ以上思い出せないし。でも、そっか〜…絵理ちゃん、敏感肌なんだ〜」
冗談半分?に、悪戯を思いついた様な顔で絵理に笑いかける葛城。
いや、案外冗談じゃないかも……葛城はもともと人懐っこいが、それでも一日でここまで絵理の事が気に入るとは…。
絵理が普通に服を着てれば何の心配も無いけど、この調子ではシラフでも絵理に触ったりじゃれついたりしそうだ。
絵理にとっても対応に困る相手だろう。基本的にいい奴な葛城に冷たい態度は取れないし、かと言って抱きつかれる隙も見せられない。
しかし、どうするんだろうな、着替えの事は…。今の塗装をシャワーで落とす姿を葛城に見られるわけには行かないだろうし。
「それはそうと、そもそも絵理ちゃん、何でそんな恰好してたんだっけ……?」
「ああ、それ……!昨日飲み会帰る途中で、アニ研の本田に捕まってさ……香春さんにコスプレ頼んで来たんだ……」
「ええ〜ッ!?ひょっとして、絵理ちゃん、アニ研の喫茶店、手伝ってたの?いつ?私、見てな〜い!」
「その……私、頼まれたの11時から1時間だけだったから……」
「うぅ…私、もう少し遅く行けば良かった……絵理ちゃんに注文取って欲しかったな〜……」
どうやら、葛城の奴は、絵理の担当時間よりも早くアニ研の展示を見に行ってたらしい。
もっとも、あの忙しい混雑した状況下で葛城が絵理にじゃれついたりすればどんな事になっていたか…。
「まあ、それで……そこでもう仕事終わりって時に、性質の悪いカメラ野郎が、香春さんに無理矢理写真撮影要求してさ、
香春さんが断ったら、馬鹿みたいにキレ出して、騒ぎになり掛けてな。ホントそいつムカつく野郎だったぜ」
「え〜?そんな事あったの?私がいたらソイツ殴ってあげたのに!」
「もう、その事はいいから……ただ、そこに根元くんが来て…………その……」
「殴ったの?やるじゃん、根元君!」
「いや、そうじゃなくて、香春さんを強引に連れ出して、ここまで来たんだ」
「え?ひょっとして、さっきの抱っこで?」
「ああ、周りの連中がビックリして道を開けたからさ、我ながらナイスアイディアだったよ、ね、香春さん…って…痛っ…!」
先程抓った部分と同じ部分を絵理がギュっと抓って来た。やっぱり顔は真っ赤にして俯いている。
「そんなに楽しそうに言わないで……私、男の人にあんな事……みんな見てたのに……もう…!」
「あ〜、根元君、セクハラ〜……絵理ちゃん、大丈夫だった?」
「お願い、蛍ちゃん……もう、その事も持ち出さないで……」
やはり絵理は恥ずかしい事は忘れようとして誤魔化すタイプらしいな……。何か可愛いな、その一面。
佇まいを直す絵理を葛城がじっと見つめている。
長身、巨乳の絵理の肌を露出した格好に、羨ましさを感じてるのか、同性でも憧れるのか。
「……?どうしたの?葛城さん………」
「絵理ちゃん、こんな時に言うのもアレだけど……その恰好、本当に格好いいね〜。」
「えっ…?!そ、そう……ありがと………」
同性故に割と遠慮なく衣装や絵理の肌に触って来そうな葛城に、絵理も戸惑っている。
何しろ、絵理の敏感体質の情報をゲットしたばかりの葛城には絵理はさらに面白い遊び相手に映ってるんだろう。
「何かキャンギャルみたいだな〜、絵理ちゃん……。その恰好でも今日一日位、大丈夫じゃない?」
まあ、俺もその方が視界的に嬉しいんだけど……絵理は今の自分の格好がかなりエッチと自覚してしまったからなぁ…。
「根元君も目が明らかに着替えちゃダメって言ってるし〜。」
「え、嘘………?……根元君」
「ぅう?!そ、そんな事ないお!いや、似合ってるって言ったけど!」
「あ、そうだ…私絵理ちゃんの写真、じゃなくて根元君、私と絵理ちゃんの写真一緒に撮ってよ、いいでしょ?」
「えっ……それは、その……」
「だって、絵理ちゃん着替えちゃうって言うんだし〜。着替えの前に、ね?」
「で、でも………う、うん………」
それでも女の子相手なら平気だと思ったのか、絵理は了承したようだ。
「じゃあ絵理ちゃん、そこの椅子に座って」
「ぇ…でもこの椅子、一人用……」
「いいからいいから」
立ちポーズで写真を撮られると思っていたんであろう絵理が戸惑いながらも椅子に腰かける。
「きゃっ……!?ちょ、ちょっと、葛城さん?」
「えへへッ!これ、いいアングルだと思わない?ね、根元君?」
いきなり葛城は椅子に座った絵理の脚を開かせると、その股の間に背中を預けて、絵理の長い両足に肘をかける。
あれ?このポーズなんか見かけた覚えが……。あまりこのアニメの事は思い出せない。
「絵理ちゃん、じっとしてて!このポーズこのアニメのED絵のトリの一枚と同じポーズなんだからさ!」
ああ、そう言う事かって……おい!?葛城はこのアニメに明るかったのかよ…。
「んっ……ふぁっ……ちょっと、葛城さん……こんなポーズは……きゃんっ…!」
おのれ、葛城……遠慮なく絵理の剥き出しになった太股を触っている。しかも、そのまま後頭部を絵理のボディに預けてしまう。
「あッ…葛城!?」
絵理のデカイ乳房が葛城の頭の上にふにょん、と乗っかってしまう。
「あ、ぁんっ……ちょっと、あんまり動かないで、くすぐったい………!」
「ん〜……何か、違和感が……あ、絵理ちゃん、オッパイが元のより大きすぎるんだ!」
「や、やだ……根元くんが聞いてるのにそんな事言わないで……んっ…あふぅ……」
髪の毛越しだから絵理の乳房が生乳房である事にはかろうじて気付かないようだが、その髪の毛をグリグリと擦りつけられる
絵理の方はたまったもんじゃない。下乳や、胸の谷間、鳩尾辺りを柔らかい髪の毛で擽られる。
「んっ……はふッ……ちょっと、蛍ちゃん……私、動かないから、そんなに……ひっ…」
しかも、絵理の脚はむき出しになってるから、葛城が指先でその膝小僧を撫でて遊んでいるのかじゃれついてるのか。
あれ、何気にかなりくすぐったいんだ。くすぐりに弱いと言ってた絵理には間違い無くキツいだろう。
「じゃ、根元君、はい、チーズ〜ッ」
「え、根元くん?ちょ、こんなの……え、ええッ?」
思わず促されるままシャッターを切る俺。確かこの恰好のキャラはカタブツ美人で弄られ役だった事を思い出しながら。
絵理……表情と言い、身体のエロさといい、ものすごいなりきりぶりだよ……。一度だけ見たED絵の様子がはっきり浮かんだ。
「どう〜?根元君、バッチリ撮れた?」
「やだ、根元くん……そんなに確認しないで………」
「まぁ、結構………多分ブレてないと思うけどな。」
やべえ、写真の絵理の表情がマジでセクシー過ぎる。当然、葛城の頭に乗っかった乳房の形も。
肝心な先端の乳首や、股間の割れ目なんかは髪の毛や葛城で隠れて映って無くてセーフだけど、それが逆に卑猥だ。
さっきアニ研のコスプレ喫茶で絵理の写真を撮れなかった連中はこの写真を見たら泣いて悔しがることだろう。
あ、でも……この携帯俺のじゃなくて葛城のじゃねえか……今から同じポーズで俺の携帯で撮らせてもらおうと思っても無理かな…。
………後でこっそり葛城にこの画像転送してくれるように頼んで見るか……。
携帯の画像を覗き込んで喜色満面な葛城と、思わず赤くなる絵理。
「やだ、こんな……根元くん、もう少しタイミング考えて………」
「あ、いや…まあ、あれでもっと遅く撮ってたらさらに凄い写真になってたかもしれないよ、香春さん。」
「そんな事考えてたの、もう……やっぱり根元くんは………」
「へへ。私と絵理ちゃんの写真第一号だね。わ、すっご〜い……絵理ちゃん、セックシ〜……」
「もう、葛城さん……そんなに、言わないで……女同志でも、恥ずかしいから……」
「でも、いい写真だし〜。ね、この後も根元くんに頼んで私と一緒に映ろうよ!」
おおい!それでは俺が絵理と二人で学祭を回れないでは無いか?
「……さっきみたいな事をしないなら……根元くんも……それなら……」
「あ〜、もうしないってば、そんなに怒んないでよ、香春さん……」
絵理は、葛城の異常な人懐っこさから来るガードしづらい攻撃に戸惑ってはいる様だが、それが葛城を嫌悪する事にはならないらしい。
本当に、クールな美人タイプの外見なのに、内面は聖母か菩薩みたいだ。
しかし、そんな絵理だからこそもう少し穏やかに楽しく学祭の時間を過ごして欲しいのに、このままじゃ絵理も気苦労ばかりだ。
コスプレ衣装のボディペの準備と、コスプレ喫茶での騒ぎと、お姫様だっこ…これは俺のせいか、そして葛城の絡み。
少しこの準備室で休んで貰った方がいいかもしれない。長椅子なら人が横になれるし、タオルケットもこの部屋にはある。
「それはそうと香春さん、少しこの準備室で休んでかない?香春さんほぼ徹夜だったんでしょ?ここなら軽く仮眠位取れるよ」
「そう?………あ、でも……先客が出来ちゃったみたい………」
さっきまで長椅子で脚をぷらぷらさせながら、自分と絵理の写真の写った携帯を見ていた葛城が眠り始めていた。
「まったく、葛城は……」
「ふふ…そうね、根元くんと似てるのかも……」
「え〜?そりゃないでしょ、香春さ〜ん」
「そう?突拍子も無い所は見てて飽きないけど………?」
「え、いや……それは……その、ゴメン……」
やっぱりさっきのお姫様抱っこでの襲撃は不味かったかな……。
いやしかし香春さん、『見てて飽きない』ってあれだけ直接俺や葛城から被害は受けてるのに…。
それとも、絵理はあんな目にあっても、後でそれを楽しい出来事に置き換えるくらいの事が出来るんだろうか。
案外そうかもしれない。俺が飲み会の時に度々絵理に恥ずかしい思いをさせても、それをいつまでも怒ったりはしない。
こっちがそれを話そうとすると赤くなって困ってしまう程度だ。
或いは、俺も葛城も結構ウッカリしている所があるからな……絵理はつい世話を焼きたくなるのか、目が離せないのかもしれない。
昨日葛城に抱きつかれた時も、最初は『優しいお姉さん』口調で対応してたし。まあ、その結果が乳揉みをくらってたけど。
まだまだミステリアスな部分が多い絵理だけど、その部分にすら嫌なイメージが沸いてこない。
「あ、そうだ。香春さん、今なら葛城がついて来る事も無いから、着替え出来るよ。」
「そう?」
葛城が呑気に寝ている長椅子の上に絵理のバッグ。あのバッグに絵理の着替えが入っている。
絵理が普通に服を着る姿は見た事ないけど…これでこのエロコスプレとお別れと思うと残念だけど。
流石にこの大学のシャワー室では、いつ人が入ってくるかわからないから、絵理がもし一人で完璧に自分のボディーペインティング
が出来るとしても、それだけの時間的猶予は無いに違いない。やっぱりあのバッグの中は普通の服なのかな。
「そうね……ちょっと時間かかるかもしれないけど、待っててくれる、根元くん……?」
そう言って寝込む葛城のソファに近づいて行く。絵理のバッグはちょうど横になる葛城の頭側にある。
「葛城さん……ちょっと、ごめんね…………」
「んん……絵理ちゃん……帰っちゃだめ〜……もっと、飲もうよ〜……」
「ぃッ……えっ………」
葛城を起こさないように気を使ってバッグを取ろうとしている絵理だが、突然の葛城の言葉に固まってしまう。
「んう……絵理ちゃんふかふか………」
昨日の絵理捕獲の状況を夢見ているんだろうか?俺はまだ夢に絵理が出てきてないのに、羨ましいぞこの女。
「あ〜駄目だよ……絵理ちゃん、フラフラしてる……」
そう言いながら眠ったまま絵理の方に手を伸ばしてくる葛城。
「か、香春さん……!気を付けて、また抱きつかれる!」
「えっ……あ、きゃッ……!?」
葛城の腕にハグされたものは絵理の持ってきていたバッグであった。
「あ、上手い、香春さん……でも……着替えはどうするの?」
「あ………そうね………」
葛城が抱きついて来ようとしたのを咄嗟に自分のバッグで巧みに防いでしまった絵理。
これで葛城の強力な抱きつきからは逃れられたのだが……着替え?がバッグの中である以上、葛城を起こせない。
バッグの方から絵理の香りでもするのか、葛城は簡単にそれに引っかかってる様だ。
明らかにさっきよりもリラックスして眠りが深くなっている。
「やっぱり、少しお酒残ってるみたいね、葛城さん……」
「まぁ、それもあるんだろうけど、とっぽど香春さんの事気に入ったみたいだな。」
「もう…!で、根元くん、タオルケット、これで大丈夫?」
絵理のバッグを枕にして呑気に寝ている葛城に、優しくタオルケットをかけてやる絵理。その姿に思わず目を奪われる。
「何………?」
「いや……香春さん……今の表情、良かったなぁ……また、絵に描きたくなっちゃった……」
「何、言いだすのよ………」
「初めてモデル頼んだ時は、凄く綺麗な人だと思って頼んだけど……今の表情も、絵にしたかったな…」
「ッ?や、やだッ……根元くん、そんな言い方………」
「えっ!?あ、悪い…ゴメン。」
うっとりしていたせいで思わず絵理が恥ずかしがるような言い方をしてしまった。
今までスタイルがいいとか、それ位に褒めた事はあったけど、直接綺麗と言った事は無かったな……。
でも、さっきの優しい母性的な表情。それが本当に綺麗だった。
俺の展示した絵は、絵理があくまで目を閉じて無表情だ。さっきの優しい表情だったらもっと変わっていたかもしれない。
「でも、香春さん、最初会った時はもっと表情少ないかと思ってたけど、結構表情変わるんだね。」
「だから…もう!そんな風に観察しないでよ……」
「あ、ごめん……でも、ほらやっぱし最初は見た目で考えるけど、どうしてもその後は自分なりに表情とか見て、考えちゃうでしょ?」
「根元くん、やっぱりムッツリだわ…………」
「あ、これでムッツリ判定何回目かな……まぁ、ムッツリなのは当たってるけど……」
「自覚しないでよ、そんな事、相手の前で……」
衆人監視下での絵理もいいけど、この二人きり時の絵理もやっぱりいいなぁ……。
「どうしようか?そのバッグの中なんでしょ、着替えの服。」
「うん……葛城さん、気持ち良さそうに眠ってる……起こさない方がいいかも……」
「でも、香春さんも休みなよ。コスプレの準備で徹夜させちゃったんだし…」
「……うん……そうしよう、かしら………」
葛城が寝ころぶ長椅子とテーブルを挟んだ反対側の椅子に座って、何となく葛城の方を見て会話する絵理と俺。
実際に葛城を優しい目で見てるのは絵理だけで、俺はそんな絵理を眺めていたんだが。
準備室に差し込む昼間丁度の光が、絵理の存在を強調していた。視界に映る絵理の輪郭の外側がキラキラと光る。
今はこの絵理を見ていたい。もし、絵理が俺の視線に気付いて恥ずかしそうな表情を浮かべても俺は目を逸らしそうにない。
本当に、絵理は今、裸なんだ……。こんな綺麗で、それでいて優しい女性が、4回も良く俺の予定に付き合ってくれてるもんだ……。
間違い無く最初に会った時よりは絵理との仲は進展していると思う。
二人の時に戻ると、いつものクールな雰囲気にこそ戻るけど、冷たさとかはもう無い。
絵理に対する純粋な好意と、獣欲。どちらも発現させ絵理にぶつける事が出来ないまま今の関係に至る。
「…………すぅ…………んっ……」
会話をしなくても眠っている葛城が傍にいると言う状態のお陰で間が持っている事もあってか、絵理がまどろんでいる。
会話が元々得意では無いと絵理自身は思い込んでる上に、いろいろあったからな……。
絵理が眠ってる所は今これが初めてだ。予想以上に寝顔が可愛い気がする。
葛城に絵理がタオルケットをかけてやった様に、俺も絵理にそうした方がいいんだろうけど。
「うわ…………改めて見ると、やっぱり……すごいな、絵理の胸……」
思わず口に出して呟いてしまう。
テーブルに絵理の巨乳がフニョンと乗っている。まるで胸を休憩させてるみたいだ。
敏感な絵理だけど、もしあの巨乳に息でも吹きかけたら、と不埒な事を考えてしまう。
もし、この空気のまま俺が絵理の肩に手を回してみたら、なんて言われるんだろう。
もし、いきなり絵理の秘密に踏み込んでしまったら、どんな顔をされるんだろう。
異常なほどの敏感体質の絵理。それが、彼女が自分一人が全裸であると言う自覚から来るものだったら。
その仮説が本当だったら、もしここで俺が彼女の秘密を知っている事を打ち明けたら。
彼女に『つき合って欲しい』とまっすぐに気持ちを告げたとしたら。
自分の恥ずかしい秘密をずっと目の前の男が知っていた事を知ったりしたら彼女の敏感な身体はどうするのだろう。
その男が普通の好意をもさらにぶつけてきたら、絵理の心と身体はどうなるんだろう。
今ここでなしている全裸ボディーペインティングなんて極めて変態的な行為なのに、それでいて彼女の性格は
ちょっとクールでいながら、純情で優しくて……人柄が出来過ぎてるくらいなのに。
くそ、どうしたらいいんだ……ドキドキ感が止まらないどころか、逆に激しくなって来る。
何か話したらいいかもしれないのに、当たり障りのない簡単な事が頭に浮かばない。
行動を起こすなら、早くしなくちゃな……絵理はこんなに綺麗なんだ。しかもいつも全裸でボディーペインティングで。
誰かにかすめ取られる様な事も、他の誰かにボディーペインティングがバレてそれで絵理が脅される事も受け入れられない。
でも、いつかは……それが近い内かどうかは解らないけど、絵理に気持ちを告げるなり何なりしないといけないんだよな…。
絵理といる今は間違い無く幸せだけど、本当に絵理とくっ付きたいなら現状に満足は出来ないんだよな……。
でも、苦労の末くっつく事が出来たら、俺は絵理とそれなりの行為を楽しめるのかなぁ……?
絵理との仲が進展して行くにつれて、俺の葛藤も大きくなっている。
何かそう言えば最近の夜はこんな絵理関係の事しか考えてないな……。今日このまま終わるのかな……。
「んぐぅ………ふぅ…………」
「えっ……きゃぁっ……?!ちょ、根元くんッ?」
ん?あれ……なんかこうファサっと……柔らかくていい感じだな、しかもいい匂い……。
「あ、ちょっと……ダメッ………!」
「………ん〜…………わッ?!な、何だ……?」
何か払いのけられた様な衝撃が俺の身体に走ってその心地よさが遮断される。
いきなり暗い所から醒めたと思ったら、今度は絵理の顔が物凄く近い距離にあってビックリしてしまう。
あれ?準備室…いや、それはおかしくないけど、何でいきなり………今日は学祭で確か、絵理と……あれ?
何があったのか一瞬わからなくなる俺だが、意識がはっきりするにつれて自分が寝ていた事に気づく。
そして、絵理の顔が赤くなってる事と、何か俺の頬に当たった感触や身体に残った感触。
「え?あれ?俺、もしかして、寝始めてた?」
「全く……いきなりこっちに倒れこんで来るから驚いたわ……」
「ご、ごめん!いや、何か葛城が寝てるの見てたらこっちまでと言うか……俺、何か変な事…変なとこ当たったりしなかった…」
「……ッ!べ、別にっ………!」
そう言えば、頬に軽く何かが当たった感触があって……そのまま滑って…鼻先に何か凄く柔らかいものが……そして身体全体を
払いのけられた様な衝撃が残っている様な気がする。あれ……頬は多分絵理の肩や髪の毛…身体全体の衝撃は絵理が驚いて払いのけた
時の感触だとして……鼻先に残る柔らかくて何とも言えない感触は……もしや?!
「…………」
思わず鼻先を撫でてしまう俺。それを見て戸惑いの表情が羞恥の表情に変わる絵理。
思わず胸を腕で覆ってしまっている辺りが何とも可愛らしいもんだ。いや、鼻先の柔らかい感触はやっぱり…。生…かよ…?
「……根元くん………!」
「わ、ゴメン!いや、本当に……いきなり驚かせてゴメン!」
「も、もういいのよ……そんなに謝らないでよ………」
……これ以上何か言えばお互いに墓穴を掘る事になりかねないよな。
しかし、何でこう俺は必死で理性を保とうとか思ってる時に限っていろいろヘマをやらかしてしまうもんなんだか…。
「やっぱり、根元くん……私といて退屈だったりしたの…?」
どうやら絵理は俺が眠気を催した事に際して勘違いしている様子だ。
「えっ?ええッ?!ひょ、ひょっとして、俺退屈だから寝たとか思ってんの?いや、そうじゃなくて……その……
香春さんの顔見てたら、なんかすごく幸福感が……ッ……?!って…いや、その、い、今のは……ほら、俺もあまり寝てないし…」
「ッ…?!………そう………ありがと………」
って、あれ……?いや、真っ赤になって顔を背けたりしないのかな……?今でも少し赤い顔だけど…。
昨日の飲み会の後の帰りの会話から考えても、絵理はジョークとかを言わない自分を面白くないと思ってるのだろうか。
「あと、ごめんなさい…さっき着替えるなんて言って……根元くんが見たいって言ったから、コスプレした事、忘れちゃって……」
「まあ……確かに言ったけど」
予想以上にエロすぎたという問題があったんだけどね……。
「途中で止めたりしたら、失礼だし……だから、根元くんへのお礼の分は今日この後一日この恰好でいいかしら?」
「でも、さっきも言ったけど、恥ずかしいなら、止めた方が…」
「さっきの変な人みたいな事が無ければ、平気だと、思うから…………これよりも凄い水着着た事あるし……」
いや、それきっと水着の方が露出が多い事を前提としてる分恥ずかしくないと思うんだけど……。
ひょっとして、絵理自身多少肌を露出したコスプレ(のボディペ)をする事に新しい興奮を感じているのかもしれない。
或いは、俺が勝手にお姫様抱っこしたり、眠りこんで絵理に倒れこんだ時いろいろ絵理の身体に当たったけど……それで興奮したのか。
絵理が超敏感体質なのは、昨日の事やさっきの葛城との会話やらで確定済みだし……。
「それに、今度は根元くんが一緒にいてくれるからね。」
「えっ…?あ、ああ、安心して俺の後ろに隠れていいから……」
「あ、でも……“連れ逃げ”は無しでお願いね…ふふッ……」
「ああ、香春さんてば、もうアレはしないから…非常手段だよ〜。」
「………そう言えば、私、抱き上げてたけど……重くなかったの?」
「ううん、全然!なんていうか柔らかかったって……いてッ!?」
「もう……やっぱり根元くんのムッツリは確定よね……」
絵理の肘が俺の脇腹に入った。痛いけど……それよりも何か心地いいな、この感触……。
どことなく、口封じと言うよりはじゃれ合いみたいな感触だったと言うべきかな…。
焦る気持ちもあるけど、同じく絵理と地道に良い関係を築いて行きたいと言うのも本音。
取りあえず俺の横に絵理がいる以上、今は絵理が学祭を楽しめる様にプレゼンしよう。
「そうだ、香春さん…お腹空いてきてない?香春さんも朝早かったでしょ……」
「私は別に……根元くんはちゃんとご飯食べて来たの?」
「あ、いや俺は朝飯食い忘れ位はしょっちゅうだからさ」
「あら、ダメよ…。だから、さっきみたいに……」
「はい……気をつけます……」
「それで……どこか食べる所に行くの?」
「うん……学食も開いてると思うけど……いろいろ見物しながら何か買ってこようか?農学部の模擬店で手作りパンも売ってるし」
「そう、ね……葛城さん、ほったらかしにしたら可哀想だから、食べ物でも買ってきてあげないと…」
絵理の言うとおり、葛城の事をほっとき過ぎるのも問題だよな…。葛城の行動はアレだけど、絵理と葛城はなかなかいい友人
になれるんじゃないかと思う。絵理が葛城に気を配ってる以上、それを邪魔するのも悪いしな…。
「葛城は知っての通り簡単には起きないから、そうだね、一時間か二時間位見てこようか?」
「うん……葛城さんが起きたら、彼女も一緒に誘いましょ……」
静かな美術部準備室から出て、再び喧噪の中に戻ってきた。
学祭開催時点よりは遙に人数は増えているけど、ある程度人の動きは落ち着いている感じがする。
お昼時と言うのもあるんだろうけど、絵理をその中に連れ込むのはやめとこう。
やっぱり絵理は今も誰もが目を向けるほど目立っている。コスプレ衣装のボディペのままだから当然だけど。
俺と一緒に並んで歩いてるけど、その存在感に、正面を塞いでる連中も、絵理に見とれながら道を開けている。
漫画の中では良くあるエロい恰好をした美人に気を取られた彼氏に彼女が腹を立ててる光景もある。
「な、なぁ……あの娘…今自由時間かな……?声掛けてみねぇ?」
「すっげえスタイルいいなぁ……仮装行列でもやるのかな……」
「いや、でも……あの横にいる奴、彼氏じゃねえの?」
「うわ…?何か全然釣り合ってねえな……」
「ねえ、もしかして、あの二人オタクの人なのかな……」
「えぇ?そうか?でもあんな美人オタクなら悪くねえかもな……」
俺に対する評価に不満はあるけど、取り敢えず絵理が男共に声を掛けられない様にするには役立ってるらしい。
別に俺だってオタクと言う程の事は無いけど、絵理をオタクと思うのは止めて欲しいもんだ。
でも、どこの展示を見ていこうか…。混雑した部屋の展示なんか見に入ったら、エロい恰好をした絵理に皆が一斉に反応するだろう。
それに絵理に声を掛けまではしなくても、絵理の動向を観察したがる人間がこっそり跡を付けて来ても困る。
実際俺がいてもお構いなしに絵理を狙って声を掛けて来る奴はもうしばらくすれば出てくるだろうしな。
いきなり人が多く集まってるような室内の展示物は避けよう。
かといって俺自身が知識も興味も無いような資料集の展示を一緒に見に行って色気のある展開は期待できないし。
そんなこんなで、一番最初に来たのは社交ダンス講座を開いているダンス研究会の展示室前であった。
その隣は手品研究会……真向いがコンピューター部か……。その前が何?アームレスリング会場?飛び入り自由って…。
美術準備室から近い場所でそれなりに静かな場所を選んで来たけど…絵理が楽しめそうなのは……ダンス研か?
ダンス研の方だが、メインであるはずの社交ダンスの展示よりも、一緒に展示しているダンスゲームの方にある程度人が集まっていて、
後の展示の方はあまり人がいない。お昼直後だからか、それとも展示の仕方が悪いのか。
「な、何だ……あのコスプレ女……エロい恰好……」
「アニ研の子か?」
ダンスゲーに興じてた連中が振り返り絵理を見て驚いていた。
何か部員らしい連中がダンス研究会にしてはえらく少ないな。社交ダンスの講師役らしき部員も見当たらない。
まあ、あまり人が集まって来ると絵理を連れて見物するのに大変になるから、まずはこの位でいいか……。
部屋の中央には、一本長い金属の支柱が固定されていた。周りには物を置かないようにしてあるらしい。
ひょっとして、アレはポールダンスの支柱か?どうもポールダンスと言うと俺の脳内で真っ先に浮かんでくるのは
真面目に技術を競い合うアクロバティックで柔軟なポールダンスや、近年の女性がダイエットを兼ねた運動の一環としたものでは無い。
夜の酒場とかで美人ストリッパーがいかにも誘っているかの様なセクシーなあっちのダンスの方ばかり想像してしまう。
多分、ここで展示してるのはエクササイズ的なやつだろう。さすがに大学構内でエロダンスを踊って見せるわけが無い。
他にもパーティーグッズで良く使われる、数人で一枚のシートに乗りながら指定された色の部位を押さえてく奴もあったが、
確かツイスターって名前だったな。小学校の時あれで遊んだ記憶があったが、皆野郎な友達ばっかだった。
小さい頃はそのじゃれ合いが楽しかったが、今では色々臭ってきそうとか以前に野郎共だけでツイスターなんて空しすぎる。
っていうかそもそもツイスターって絶対ダンスじゃないじゃん!
しかし感心すべきなのは、ダンスゲーもツイスターも部員が見様見真似で一から造ったらしい。
部員の中に工学部の連中がいるんだろうな、こう言う奴らがいるのは以外と羨ましいもんだ。
だからこそ……人が少なくとも学祭時なら部員が色々説明をしに現れても良さそうだが、その気配が無い。
「あ、そうか……アレか……」
「え、何………?」
この部屋の前面にあるホワイトボードを見れば、どうやら今の時間帯はダンス研究会の連中がステージで出し物のダンスを
踊っているらしいことがデカくマジックで殴り書きにされていた。
『申し訳ありませんが本日12:00〜14:00は本ダンス研究会は屋外ステージにて創作ダンス発表会を行います。』
『室内の物は壊さない限り自由に電源を入れて使用してくださって構いません。尚使い終わった機械はなるべく電源を落として下さい』
どうやら今ダンスゲーで遊んだりしてる連中は、留守番連中かたまたまここにダンスゲーがあるのを見て入ってきた部外者か…。
やれやれ……せっかく入ったのに、講師とかが出払ってるし、そもそもステージでのダンスにここの展示物関係あるのか?
「どうするの?根元くん…せっかく来たけどここじゃ、やる事が……」
「う〜ん…あ、そうだ……すこしこの棒。やって見るか……」
「ちょっと、根元くん……ポールダンスは以外と………あ……」
「大丈夫だって…テレビで見てもどう見ても筋肉質な女の人ばっかじゃないし…。俺小学校で昇り棒得意だったし…よいしょっと…!」
ポールに脚を巻きつけて両腕を離して見る俺だが、思い切り筋力が足りてないと言うか、柔軟性も足りてない。
「わッ?よよッ…?!あ、あれれっ…わああッ!?んごっ?!!」
バギョッ!――――我ながら割といい音を立てていたと思う。
「………根元くん……後頭部思いっきりぶつけてたけど、大丈夫?」
「うぅ……痛てて…あ、ありがと…どう、香春さん?香春さんならアクロバティックな動き、余裕じゃない?」
心配そうに床に頭をぶつけた俺を覗き込む絵理が、手を伸ばして俺を起こしてくれる。
「うん……出来ない事は無いけど……それより根元くんは社交ダンス経験あるの?」
「いや……社交ダンスはおろか今までの学校運動会のフォークダンスすら無かったな……」
「あら、そうなの……?今ならあまり人がいないし、社交ダンス位なら、私が教えてあげるけど?役に立つかはわからないけど」
「え?いいの?やりぃ……って……あ、でも香春さん、ポールダンス出来るんなら、やって見せて欲しいんだけどな〜…」
「で、でも……私……人がいるし……人に見せれるレベルじゃ……」
「ひょっとして、その恰好でポールダンス恥ずかしいとか?」
「っ?!やだ、わかってて言わないで……」
「ははは……でも、その恰好で社交ダンスもちょっとね……」
コスプレ状態の絵理と社交ダンスをしてアニ研の出し物と勘違いされても困るからなぁ…。
でも絵理と密着というか、腰に公然と手を回す位はOKと言う事か?
って……あれ?何人か露骨に出入り口の所で絵理の様子を覗いてる連中がいる。
ダンスゲーをやってた連中も、それに熱中してるふりをしながら俺と絵理の会話を伺っている。
ちぇ…あんまり一つの部屋に長居は出来ないのかな…ましてや絵理が何かをしようとすると、それがここの様に
アクションを要する物だと絶対に面白い見世物になってしまう事は間違い無い。
俺自身はそんな絵理を観察したい願望があるが、他人にまでそれを賞味させるのはもったいない。
1・葛城が起きた後で来て、二人にツイスターに挑戦して貰う。何故か順番予約ノートあり。人が少なそうな時間を予約するが、どっこい…
2・絵理にポールダンスのお手本を見せて貰う。ジャンケンに勝ったらという条件で。
3・絵理の勧めで、絵理に社交ダンスを手取り足取り教わる。割と無防備な絵理に主人公は勃起してしまうが……
4・絵理とダンスゲーで勝負して見る。→根元が勝ったら、喫茶店で「はい、あ〜んして」を絵理にしてもらう。
5・せっかくダンス部の出し物をしてるんだから、屋外ステージ前に行ってみる。→屋外系のイベントに発展
6・今は別の展示室に取りあえず行く。さしあたってすぐ傍のやつから。
い・アームレスリングに格好付けて参加して見る。→何故か根元と絵理の勝負イベント発生。絵理の机に乗った乳が気になって…
ろ・コンピューター部で取りあえず絵理に今の格好のコスプレの一般例を見せて見る。→絵理、思わず赤くなって逃げ出す。
は・手品研究会を覗いて見る。→絵理、ゲスト役頼まれるが、服の中にコインやカードを隠す手品は当然不発…。
今日はここまでです。感想、妄想、文章、選択肢待ってます。
前にも書いたけど、本当にわかってるんだけど文章が進むの遅すぎてスマンです。
前回選択肢からの続きとか別パターンで書いてくれたりすると嬉しいです。
446 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 17:50:58 ID:oz8zHGIF
社交ダンスが一番良い
葛城と絵理のツイスターでは絵理がセクハラされまくりだと思う
記念撮影シーンの絵理が素敵だった
まだ読んでないけど前回から楽しみにしてたので先に乙らせてもらいます
いまからねめるように読ませてもらいます
絵理優しすぎだろ
タオルケットを葛城にかけてやる部分の会話が最高
難しいかも知れないけどエロコスプレでポールダンスしてほしい。
水着ならともかく、ミニスカのボディペインティングがバレないって
どういう特殊技術だよw
まあ乳首が髪の毛に隠れて見えないって設定は萌えるので
続き期待してますが。
450 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 19:38:32 ID:zleayb3X
今すぐ絵理ちゃんを抱きしめてみたいです
香春さんの『もう……』と言う口癖?が最高
ツイスターゲームでペアになり肛門のヒクつきを間近で視姦したい
絵理の方も自分たちの大学の学祭に根元を呼んでくれたり。
絵理達の展示はホラーハウス喫茶で絵理はミイラ女役で
包帯のボディぺにいかにも本当の包帯らしく見せるために
首や手足に軽く包帯を巻きつけた格好で。絵理はサークル無所属という設定だけどね。
……俺ばっかじゃなくて誰かが妄想のままに書いてくれると嬉しいけど、
スルーされるかな、やっぱりww
書きたいけど全裸である理由付けが思いつかないんだよねぇ
スレタイにあるような裸族モノがいいのだろうか
>>453 >101&152氏
毎回楽しみにしてます
イベント多そうなんで6をお願いしたいですけど
本音は1〜6のどれかに絞らず、のんびりいろいろやって欲しいです
ネタはあるけどいざ書こうと思うと書けない
小説ってむずかしぃ
>>454 「裸の理由」は、無くてかまわないし
どうしても必要なら後から(例えば、後日談で)付け足せばで良いと思うよ。
一種の謎解き。
だけど、例えば
「親の育児方針で全裸生活が普通になっている」のであれば、ソレが理由だし
「実は、誰かに命令されて行っている」なら、ソレが理由だし
でもそれを書く必要は無いと思うし。
それよりも「いま」です「何を考え、何を行って、生活してるか」などを書いてください。
例えば、
両親共働きで、家事をまかされている。
親の洗濯物は毎日のように洗濯しているが
自分の洗濯物を溜め込み、仕方なく全裸で洗濯したけど、その全裸洗濯で目覚めた。
以後どうしても服を着ないとダメなとき意外は全裸。
という設定だって良いと思うよ?
朝起きたら女性は全裸な世界になっていた。女性服の存在は衣類店ごとなかったことに。
自分以外の人間はみんな疑問に感じていないらしい。
会話するぐらいの交流のある女性なら普通に「肛門見せてくれませんか」
と頼めば、怪訝そうな顔はされるものの、両手で尻を割ってガン見したり
許可をとってアナル撮影しても怒られたりしない。
自ら両手て尻を開いて「これでいいですか?」と聞いてくれる娘も。
ただし自分が露骨に(;´Д`)ハァハァしたりデレデレした顔をしてしまうと
キモい人としてドン引きされるのでどんなに嬉しくてもポーカーフェイス厳守。
女性は全裸な世界だからといってフリーセックスではないので、
外でセクロスしてる人とかいないし、
他の男性はみな女性の全裸は特にエロいと感じていないので
レイプ発生件数も現実世界と同じ。
いきなりラブホに誘ったりしたらやはりドン引きされる。
ごくまれに自分と同じく元の世界の常識を維持してる女性もいて
世間に合わせるためやむを得ず恥ずかしそうに全裸を晒しているのですぐにわかる
しかしその件でわざわざ話しかけたりせず、
自分も元からこの世界の住人のふりをして恥じらう全裸を堂々と視姦。
>>458 せ・き・ら・ら の「裸エプロン学園」とか「性愛学園ふぇち科」というのが有って。
まぁ良いか。
裸エプロン学園やったけど出オチのままなんの練り込みもなく終わってゲンナリしたよ
裸エプロンを自由にみていいって状況なら当然生尻を視姦するとこだろうに
主人公は裸エプロンってだけで満足してるフヌケなんだ
>>455 ほぼ同意
どれか一つだけ書かれて後は御蔵入りは勿体ないただ俺はポールダンスがいい、スタイルがいい女の人のポールダンスは非エロ系でもセクシーだし。
101&152さん、その内誰か投下するだろうから、頑張って妄想
そう言えば美遊というメーカーのリフレイン・ドリームに
恥ずかしがりやの天然ボケ娘で
全裸に首輪だけつけたヒロインキャラがいたな。
冴えない自分を変えたいと言う理由でそんな恥ずかしい格好をしているキャラで
自分の格好を恥ずかしがる事も多いけど、時折自分が全裸だと言う事を忘れてたり。
でもそのキャラなぜか通販ショップ、公式ホームページでも
紹介されてないんだよね。
後絵理と根元の話は、一応続きは書くけど、外伝とか異聞みたいな話も
書いてくれて構わないからね。超鬼畜根元誕生とかでもいいよ。
>>462 でも絵理ちゃん可愛いからな〜
って言うかエロパロ板のオリキャラでここまで愛しいキャラは珍しいので、鬼畜展開はどうもな〜
取りあえず本編はラブコメ展開一直線でお願いします。
密着ツイスターも社交ダンスもロデオマシーンや
子供を助けたときの勘違いされるイベントも日焼けボディぺもミイラ女も正味の所
全部見たいんだ。
>>452 敏感すぎな絵理のアナルに根元の興奮した鼻息がかかったら絵理が正気でいられないと思う。
ここのSS良いね
全裸ボディペイントの人は好きな様に途中から続き書いてもOKと言ってるな。
俺は無理だが、下地が出来ている分、ある意味楽なのか?
小説、漫画、テレビや映画、などの二次作品を書く人なら
生活環境や人物、その他の設定が出来てれば楽なのじゃないかな?
なんだか、いきなり思い出したけど
「花粉少女注意報」だったかな?漫画があって、あれアニメビデオで作られたかな?
「花粉少女」って言うフアフア空中を飛んでる全裸の子が、誰かに抱きつくと、抱き付かれた人が「花粉症」になるんだ。
誰か読んだかな?
皆取りあえず選択肢の希望たのむ…
必ず希望にそえるわけじゃないが、どれがいいか自分でも迷ってる。
無難に社交ダンスレクチャーかツイスターか…
根元と絵理のツイスターだとバランスを崩した根元に巻き込まれて絵理が根元の股間に馬乗りとか無理だろうけど顔面騎乗とかしか思い浮かばん。
葛城だとどうしようか…
読ませていただけるなら、3種類とも書いて下さるとうれしいですが
お時間で、無理であるのなら、書きやすいお話をお願いします。
ここまで来たら、もう社交ダンスじゃ物足りないなあ。
ツイスター希望。
何しろ根元と絵理が告白前後か、ボディペインティング打ち明け前後かでイベントの重みも変わってくる。
ポールダンスの場合根元の下心に気付かず踊る絵理か彼氏の根元を喜ばせたいからか、或いは根元との倒錯したプレイかに分かれるし。
顔面騎乗はシチュ的にまだ早いんじゃないかな
いつ打ち明けるとか決まっていたりするの?
打ち明けるにしても、何らかの覚悟を決めるハプニングとか
必要だと思う。絵理はオッズアイなので普段は茶色のコンタクトで誤魔化してる
けど、片方のコンタクトを落としてしまい、片目を手で隠しながら(根元に知られたくないとか)
でコンタクト探すけど根元もそれを手伝う事に。
根元はコンタクト探しに夢中になり、絵理は片手で目を隠してるせいで動きが
鈍くなってる。根元床を這ってコンタクト探してる最中に絵理の股間部分に
顔をめり込ませてしまい、お互いに誤魔化しが効かない状況になって
絵理が思わずそこから逃げ出してしまい……こんな感じで考えてるけどね。
学祭期間中ではまだ二人の関係が恋人関係になるとかカミングアウトには
まだ早いのかな、皆的には。
気にしすぎでしょ。
反応ばっか気になるんなら、無理に書かなくてもいいよ。
どういう展開になろうと、読みたい奴だけ読むんだからさ。
受け手は千差万別な好みなわけだし
いろいろ聞きすぎてどっちつかず中途半端な方向に進むよりは
ある程度は多少なりとも強引に自分の決めたように進んだ方が
結果的によくなることが多いかと思う
中途半端とか思ってるなら、自分なりに書いてみるべき。
俺は純愛ラブコメ展開なら告白は何時でもいいな。
ダンス部の選択肢はツイスターがいいが、根元と絵理の組み合わせがいい。
いろいろアドバイスサンクス。
学祭ネタの目的ってある意味周囲に対して絵理を自慢する事と
逆に絵理のボディペインティングがばれやしないかとひやひやした気分のミックス
だと思うんで。
絵理の性格上一旦注目を集めてしまうと恥ずかしがって同じ場所に戻りたがらない
と言う感じだから、選択肢は一つにしたかったんだよね。
選ばれなかったアイディアは過去のものも含めてうまく
他のシチュエーション使って行きたいと思うけど。ダンスゲーはここでなくても考えられるし。
社交ダンスではツイスターほどのハプニングは期待できないけど
絵理が優しくダンスを教えてくれる光景を周囲が羨ましがる、或いはダンス講師が戻って来たと
勘違いされると。
まだどれか決まってはいないけどじっくり考えて今回はひとつに絞ってゆきます。
これで絵理ちゃんがもし騒がしい系の女の子だったとしたら
あんまり萌え無いだろうな、俺的に。
くっ付いてしまう前にいろいろ反応を見てみたいタイプです。
480 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 15:37:06 ID:Hv5DQDx5
夏祭りに絵理ちゃんと行ってみたい
俺はブティックで服をプレゼントして困らせつつ好感度を上げたい。
絵理が手料理を作りに来てくれないかなぁ
そしたら前もって用意しといた「ひよこ」のエプロンを差し出すわけさ
これなら絵理の手料理と裸エプロンを堪能できる!
浴衣、エプロンはボディペインティングは厳しいかな…
ブティックはわざと塗装面積よりも小さいサイズの服をプレゼントして困らせるのかな
後
>>205のスレの舞台と根元と絵理の町は実は同じ舞台で根元はその現場を見て感化されたり、なんてのは駄目かな?
未来と絵理では羞恥の方向性が違いすぎるからなー
未来とは別人の露出狂に二人が出くわして・・・とかならいけるかも
絵理はボディペがばれてないと思ってるから根元からエプロンを勧められても
自然なことだと思うし
根元にとっても自然に裸エプロンを実行可能
って思っただけですぜ旦那
まぁ、普段から裸な絵理にエプロンつけて隠してしまうことに興奮するかどうかは根元次第だけどw
>>484 匂わす程度なら俺としては可
なんだけどあっちも読んでないとわからないとなると
前スレ分がログ無いから俺としては困るわけです
(どこかのろだに再うPお願いしたい)
あっちの話の世話には何度もなってるが、絵理が酷い目に合うのはな…
未来も好きだけど。
文章も楽しみだけど、正直本当に絵理が欲しいので絵理は俺の嫁。
抱きしめてクンカクンカしてみてえww
>>487 unkerとかは駄目なのか?初代はともかく二代目はしょっちゅう見られるぞ
こっちの純愛ぶりとのギャップに萌えるべし
>>489 俺は体温を感じてみたいな
絵理って抱いた時暖かそうだ。
もし鬼畜ルートなら絵理の方が立場が上で言葉責めされるのがいいなと思ってるの俺だけ
鬼畜√とか想像できないぜ
絵理たんとのまったりのんびりな露出生活がしたいんだぜ
>>445の続き
そうだな……社交ダンスはその気になればいつでも習えるし……ポールダンスやツイスターはいつチャンスがあるかわからない。
しかし絵理があの衣装でポールダンスを踊ってくれるとしてもそんな現場を見てしまえば俺の表情も
平常通りの顔を演じている自信がない。ニヤけた表情や食い入るような表情を踊ってる最中の絵理に見られた挙句
目が会ってしまえば言い訳の使用が無い。
第一社交ダンスって元々は男がエスコートしないといけなかったんだよな……。何かこれでは俺の方がエスコートされてるみたいだ。
俺より背の高い絵理が男装してもいい感じに決まりそうだが、俺の女装は多分気持悪さでアウトだろうなぁ…。
「香春さん、それじゃ……アソコの床に置いてある、アレ……やった事ある?」
「え?あのシートみたいなの……?あれもダンスのゲームじゃないの?」
俺が指で示した方向にはツイスターゲームのシートが置かれていたが、絵理はそれをダンスゲーのシートと勘違いしてたのか……。
しかし絵理がツイスターを知らないと言うのはある意味チャンスかも……。
「ああ、ちょっと違うよ。あれツイスターゲームって言って本当はパーティーグッズみたいなもんだけど……」
俺はそのゲームの手順を絵理に説明する。
「………あんまりダンスとは関係無いように思うんだけど………」
「うん。俺も何でアレがダンス研にあるのかと思ったんだけど……小さいころ友達の所で遊んだの思い出してさ、ちょっと
懐かしくなってさ………香春さん、知らないならやってみない?柔軟な動き得意でしょ?」
「え………でも誰かもう一人駄目なんじゃ……」
「どうもそれは大丈夫みたいだよ。これ準備したの工学部の連中らしいけど……ほら、あのルーレット見てよ。
あれを動かしてみれば自動的に手足を置くポイント指定してくれるようになってるからさ。」
小さいころ遊んだ分はやたらと悪ふざけし合うのが目的でいきなり届きそうも無いポイントを指定したりして遊んでたんだが
さすがに工学部の奴はこういった事にこだわるのかしっかり気を配って作ってある。本家から訴えられそうなほどに。
多分あの一番上についてるのがスコアボードか。どうやら時間経過と共にポーズが難しくなる様にまで設定されてるのか…。
「ね、やってみようよ香春さん。今なら人数もいないし待ってる連中に遊んでるの見られなくても済むからさ。」
「え……うん………」
思ったよりもあっさり引き受けてくれたもんだな……。俺の説明だけでは男と女がツイスターをやるのが
時としてちょっと卑猥に見えたりすると言う事は伝わっていないようだ。尤も俺、嘘は吐いてないし。
ルーレットに電源を入れて見ると、音楽と共にルーレット盤が光り出す。
「じゃ、まず香春さんからどうぞ……。ちょうどペアーで遊ぶようになってるから次に俺が動くから。あ、香春さんそこの赤、左足だtって。」
「えっ?こ、こう?」
「そうそう……あ、俺はここの緑色か……よっと………」
割と音楽が大きいのか……ダンスゲー前でたむろしてた連中や、こっそり絵理の後を付けてた連中が現れる。
「ん……何だ何だ……」
「あ、さっきの子……何だよ、あの男…やっぱりアイツが彼氏かよ……」
「しかもツイスターゲームって……マジかよ…羨まし……」
クソ……こいつらさっきまでこの部屋が静かだったのに数人が近付いて来ると我も我もと接近して来る。
「あ……根元くん……人が………どうしよう……」
「気にしない方がいいよ、香春さん……ほら、次そこの青、右手だって……」
「え………うん……っと………」
何か絵理の今のセリフは露出モノのエロゲーのヒロインみたいだなと思いながらも、絵理にはゲームに集中して貰う。
いや、しかし……こうして絵理と二人だけでこのシートに乗っかってしかも皆に注目されて……考えてみれば
ここでかっこ悪い転び方とか出来ないよな……。俺が早い段階で転んだりすれば『絵理に釣り合わないイメージ』が
より一層強くなりそうだ。まぁ、一応絵理と一緒にいる事にある種の優越感は感じてはいるんだけど。
しかし、この部屋に入ってしばらくは静かだったのに、絵理が何かを始めたら、どこで聞いてやがったのか、
一気にこの部屋の人数が増えて来る。ダンス研の連中も戻ってきたら何事かビックリする事だろう。
そして流石は絵理と言うべきか。そのギャラリーの中には意外と女の数も多い。
「ねぇ……根元くん……このツイスターって……何か罰ゲームでもあるの?…んっ……」
「いや、無いと思うけど、普通。……と…アブねえ……」
「でも……そこの所……1000点以下だと恐ろしいペナルティがって……」
「え、嘘?マジ?って……本当じゃん!何だ、こんなゲーム……バっくれ……」
そう思ったのだが、なんて嫌なギャラリーだ。こっそりゲームを放置して絵理を連れて逃げようかと思ってたのだが
このシートの周りを興味深げに取り囲んでやがる。
しかも今の俺と絵理のやり取りを聞いていやがったのか、そう見えるだけか……嫌な壁になっている。
「なぁ、おいペナルティだってよ!何があるんだ?」
「さあ……ひょっとして上から水でも降ってくんのか?」
「罰ゲームで皆の前で一発芸とか?」
……無責任な事を言っているギャラリー共め……水をかぶるのも皆の前で一発芸も絵理には嫌な展開だ。
「まぁ、がんばろうか……香春さん……」
「え……でも……」
「香春さんなら大丈夫だよ。俺ちゃんと出来るだけ付いてくからさ」
「もう……根元くんて、本当に……失敗しても知らないわよ…」
俺の言葉に少し頬を赤くしながらも、渋々絵理も了承したようだった。
「ちょっと……だ、いじょうぶかな………香春さん、ゴメンよ……」
「やんっ……根元くん……息くすぐったい………」
最初のうちの手足を置いて行く段階はさほどでもないのだが、このゲームすでに置いた手足は指定された奴以外動かせないんだよな。
今の所は絵理の地肌が見えてる部分にしか俺の顔が近付いたりはしないけど……マジでキツイくなって来てるな、コレ。
絵理と違ってあまり柔軟でない俺にはあまり余裕が無い。今のポーズが苦しいと思って次のポーズに移るが、
絵理の身体に手で触ったりしないようにしないといけないからその移行も結構大変だ。
一方絵理の方は手足の長さと身体の柔らかさのお陰で段々難しくなるポーズも難なくこなしている様子だが顔が赤くなって来ている。
しかしそれはどんどん増えてきたギャラリーが遠慮なく絵理の次々変わるポーズを見ているのだから仕方が無い。
でも、それは絵理が大勢の前に出るのが、注目を浴びるのが苦手だと言う部分から来るものであって自分の恰好の無防備さ
に対する自覚の無さは相変わらずだ。まあそうでもないと絵理のボディペインティング技術の高さの理由にならないけどな。
それでもまだ俺以外の誰にもバレてないというのは不思議と言えば不思議だがその方が都合がいい。
でも、裸には見えなくても、絵理の身体のセクシーなラインはボディーペインティングの薄膜によって守られてるだけで、
絵理の乳房が柔らかく揺れ、弾んだり絵理の股間部分が思い切り伸ばされるのが見えてるんだよな……。
全身タイツよりもピッチリしたスーツを着て踊っているかの様に見えてるんだよな……。
「わ……胸……揺れた……」
「んなもん、わかってるって……あの揺れ方、スゲぇ……」
時折髪の毛でいつも隠されている頂点に当たる部分もその形も露わになるが、それでも絵理が裸と気付かないギャラリー。
そんな声がきっと絵理の耳にも入ってるんだろうが、絵理の方はあくまでこのゲームに集中して誤魔化してる感じだ。
俺の腿の上に絵理の乳房が押し付けられる。うわ……ズボン越しでしかもあまり感覚の無い太股でもこの快感……。
身体は柔らかくて当然あのでかい乳房も柔らかいんだけど……それでもその柔らかさは全く別物であるから、絵理のアクションに
乳房の方が追い付けていない感じだ。
「うッ……よっと……ぉお………」
「はぅっ……根元くん……いきなり動かないで………」
乳房と認識した途端俺の脚はそれを避けたいのか押し付けてみたいのか自然と動いてバランスを崩しそうになる。
ズボン越しでもこの何とも言えない柔らかい感触……。でも絵理のこの見事な巨乳……昨日葛城に揉まれてた時の反応からしても
かなりの敏感さだったな。現に今も。
「うぅっ……はァっ……んっ………」
絵理の脚が俺の前でピンっと張られる。凄くきれいな脚。綺麗だけどしなやかさを併せ持つ脚。
マゾ性癖なんて無いのにこの脚であの鋭い蹴りをまた喰らって見たい様な心地がする。
何と言うか狙った様に……ひょっとしたらそういうプログラムが組まれてるのか……。
絵理のポーズがどんどん際どいものになってくと言うのか……ギャラリーにとってもペアを組む俺にとっても……。
こんだけのポーズを取っていてもほとんど汗をかいていない絵理の顔が無防備に俺に近づけられる。
「うわ……わわッ?」
「んっ……根元くん……次そこ……」
絵理の方はもともとの身体の柔らかさから無防備で苦しそうなポーズを簡単に取るけど俺が手を脚を伸ばす度にその上身体をずらして
手足を置きやすくしてくれるんだけど……その動き方が余りにもエロすぎる。
手足を置いた状態で避けるので腰や肩、太股を捻って避けてるんだが、その度に絵理の乳房がプルンと揺れ、なだらかな臀部が、
引き締まったウエストが強調される。……でも俺……ギャラリーのせいで恥ずかしくて凝視出来ないんだ……。
そのギャラリーは絵理の美しいスタイルの繰り出すアクションポーズを堪能してると言うのに!
「うわ……あんな恰好でブリッジ………あの衣装薄っぺらすぎねぇ?」
「ってかあの女の子新体操とかヨガとか出来るのかな……汗全然かいてねえよ……」
「いいな……あんなにスタイルいいなんて………」
この状態で絵理の身体を興奮した涎の出そうな顔で凝視なんてしてたらギャラリーに何か言われて絵理にもバレそうだ。
クソ……絵理よりも俺の方が恥ずかしいなんてどういう事だよ!ギャラリーに対する唯一の優越感は
絵理が薄着でも何でも無く全裸であると知っている事。
ああ、クソ……秘密を知る俺には絵理の生の下乳が……乳首が、お臍が、アソコや後ろの穴が見られる筈なのに……!
絵理は今本当は全裸に靴とコスプレ用のプロテクターしか着けていない状態なんだぞ!
見たい……絵理と会ってる回数が多いとは言え今の姿を視線で犯したい……でも出来ない……でもこれだけ距離が近ければ…。
こっそり絵理のいい匂いを嗅ごうと深呼吸しようとした俺の鼻を絵理の髪の毛が思い切り撫でる。
「ぷふぅっ?か、香春さん……鼻に……髪が………」
「ッ?!根元くん………大丈夫?ああ、もう………髪の毛縛っておけばよかったわ……」
心なしか絵理の目が軽く陶酔に潤んでいる様にも見える。ゲームそのものに酔ってるのか、それとも状況に…。
そう言えばとっくにスコアは1000点を超えてる様だが……ポーズが難しくなるにつれて絵理と俺が絡む様な配置に変化して来る。
手足が長くて俺よりも背の高い絵理と胴長短足な俺のペア。自動的と言うか止むを得ない形で俺を絵理が跨ぐような形に納まる。
「あッ………」
絵理の口から微かに戸惑う様な声が漏れた。さっきまでは無防備だったのに。段々恥ずかしくなって来たようだ。
いや、違う……それ以上に俺の息が度々絵理の肌にかかって絵理を刺激してしまっている様子だ。
ゲームに熱中するふりをするという防衛手段もだんだん崩れて来ている様子だ。
それにさっき息がかかったのはあくまで側を顔が通っただけであって、今みたいに絵理の身体の近くに俺の顔があるわけじゃない。
本当は俺の息をこっそり吹き掛けてみたいような気持もあるのだが、こんな状況で感じやすい絵理にそれをやったら可哀想だ。
絵理の方は平常心を装っているのだが、それでも本能的に俺に対する疑いがあるせいか俺の顔の位置が気になってる様子だ。
でもこんなに絵理が恥ずかしがってばれない様に、気付かれない様にと願ってるような雰囲気だとこっちまで恥ずかしい。
絵理の見せる恥じらいは悪戯心もくすぐるが、俺の良識まで刺激して来る。
「うわ……あの二人すげえな……かなりのスコアじゃねえか……」
「さっきから見てるんだけど……ほとんどあの娘のナイスフォローのおかげじゃないの…?」
「ってかあのコスプレの子……身体柔らけぇな……」
「やだ……あの恰好であんなポーズ取って恥ずかしくないのかな…………」
さっきまではあまり汗も掻いてなかった絵理の肌に、うっすらと汗がにじんで来る。
大丈夫かな……生肌の手足が汗で光ってても自然だけど、ペイント部分がそうなったら皆に怪しまれるだろう。
第一、その汗で塗装が緩くなって溶けかかったりしたら大変だ。
「うわ………エロいポーズ………」
「畜生……あの男何だよ……たどたどしい動きのくせに……俺と代われ……」
「あの娘……さっきアニ研のコスプレ喫茶にいた子だよな……これってパフォーマンスか?」
「たまんねえよ、あの女の子……動き方色っぽすぎるだろ?」
絵理の放つ色気がこの状況下でさらに強烈になってるらしく、男達は皆羨ましそうだ。
彼女連れの男達まで、彼女そっちのけで絵理に釘づけになってるほどで、女たちも絵理のセクシーさに羨望や嫉妬に似た物を抱く。
「あの娘、顔真っ赤だな……恥ずかしいんじゃねえの……?」
「ひょっとして、俺らが見てるの気になってるのかな……可愛いじゃん……」
「まぁ、見てろよホント……あの胸……揺れまくりだな……」
その乳房が俺の背中に押し付けられてるけど……まさか柔らかい中にあるゴムみたいな感触って……。しかも二つ。
「……………やば……………」
Tシャツに上に一枚羽織っていた俺だったがさすがに汗をかきそうなのでこれが始まる前にTシャツだけになったんだが
思ってた以上に守備力が低いぞ……。触った事は無いけど、明らかにこの感触って………。
思わず下半身が元気になりそうになってしまう、というか硬くなり始めてる。まずい…次にどんなポーズが来るかわからないのにそんな…!
「えっ?つ、次、そんなとこかよ……こう、少し……う、腰いて………ん、とおォッ……」
「……?根元くん……動きおかしいけど、どこか攣ったの?」
まあ、攣ったというか硬直しかけてると言うか……それをかばいながら何だけど……うまく身体を捻ったつもりだったが。
あ……!しまった!思いっきり絵理の股間の中心部分に俺の物がズボン越しに擦る様に当たってしまった。
「きゃぁ?ひゃぁんっ……?!あッ?」
「わッ…ごめん、香春さんッ…もう、限界!」
いろんな意味で……このポーズはもうヤバい。絵理どころか周囲にもばれるかもしれない。
「んがっ…!いてッ……!」
「んん………ッ……はァ……」
仰向けに尻餅をつく形になる俺とそれに巻き込まれて絵理の尻が俺の腰上に落下して来る。
うわ……柔らかくていい感触……。そしてその衝撃で一際大きく絵理の乳房が跳ねて弾んだ。
「ご、ごめん、香春さん、大丈夫?脚とか痛めなかった?……ぁ…」
「……ん……大丈夫だけど……その………根元くん………」
絵理の大事な部分がズボンの下で硬くなってる俺の物の真上に当たってしまってる様子だった。
……これってまずいような……いや、でも昨日も似たような事が飲み会の席で……いや、でもあれは酒の勢いと言うか
かすっただけっぽくて……でも、これは不可抗力なんだけど、どう言い訳しようかな……?
絵理の方もその感触に対する対処に困ってる様子だったが、絵理の性格上俺を困らせるリアクションは取れないようだ。
俺の上で汗ばんだ身体で少し息が荒くなってる絵理。色っぽ過ぎて困る。そしてこのポーズはいわゆる男の憧れの…騎乗位とか…。
いや、そんな事考えちゃダメよ、俺?何やってんの?今はこれを柔らかくする方法を考えて緊張何かしちゃ駄目だぜ?
周囲から何とも大胆な崩れたポーズに驚きと共にからかうような歓声が沸き起こって来る。
「おいおい、何だよ、その転び方?有り得ねぇだろ?」
「ひゅ〜ひゅ〜、こんな時間から仲良しだねぇ!」
「彼女ぉ、そのままのしかかっちゃえ!」
「やだ、あんな綺麗な人が……」
「その……香春さん………なんて言ったら…………」
「それはこっちの台詞なんだけど………んっ……はァ……」
起き上がろうとした俺だが絵理の身体がビクンと竦んで俺の上に座ったまま切なそうにモジモジと動く。
マズイ。少しでもこの状態で身じろぎしたら絵理の大事な部分を責めてる事になる。まだ、絵理に告白もしてないのに、何こんな状況に陥ってんだ俺。
ええい、落ち着け……俺のズボンの盛り上がった部分にあたってるのはあくまで薄い布地越しであって、生では無くて…
実際生なんだけどそれを知っている事は絵理にも気付かれるわけにはいかない。
絵理の方も大事な部分を刺激されながらも、俺が起きるに起き上がれない理由を察したのか俺に跨ったまま困りきりだ。
多分このまま立ち上がったら俺のズボンのテントが晒されて俺が恥を掻くと思って気を使ってくれてるのか……
どうすりゃいいんだ。この状況で絵理以外の事を考えている余裕なんてない。でもまさに騎乗位状態でそんな考えをしたら。
俯いていながら困った顔で俺の顔をチラチラと見ている絵理の目が軽く潤んでいる。
こんな時にそんな色っぽい表情を、仕草を見せないでくれと言いたいのだが、絵理の大事な部分は俺のモノに刺激されてて。
―――――――ガラララッ……―――――
そんな時ドヤドヤとした声が聞こえたと思うと半分程度開いていた出入り口のドアが大きく開かれる。
「おわッ?何だよ、俺らが留守の間に!何だ……面白半分で置いといたツイスターじゃねえか!」
「あら。本当……って……あなた達……何してるの?」
「あんたら、ひょっとしてダンス研の人?」
何となくこのゲームを設置した連中に噛みつきたくなる。八つ当たりというか、責任転嫁みたいな気分で。
「ああ、俺が部長。それでこっちが副部長で今日の出し物のリーダー。あ、ひょっとしてツイスター終わったところ?」
「やったじゃん。1000点大きく飛んで5200点なんて……!」
「仕方無いだろ?ペナルティがあるなんてわかりづらい所に書いてあるからよ!」
「ん?いやこのペナルティは単なる煽り!だってこの方が皆ノリが良くなりそうだしな。」
「うぅっ……何だよ、俺真に受けたぞ!」
「いや〜……でも俺としても多少無理なポーズになるかもとは思ってたけど……そんな決めポーズは無いと思うぜ?」
「仲いいわよね、お二人さん……ハイスコアおめでとう!」
「なっ……?あ、いやこれは………だな…………大丈夫、香春さん………」
「もう………知らない………!」
未だに絵理を股間の上部分にまたがらせている事に気づく俺と諸事情からまだ立ち上がれない絵理。
そんな俺達二人に対するダンス研のツイスター製作者と担当者の揶揄に、周囲からからかうような笑いが巻き起こるのだった。
思わず二人揃って真っ赤になる絵理と俺。いや、絵理……悪いとは思うけど最高にナイスな表情だ……。
そして取りあえず早く大人しくなれ、ムスコよ……絵理のためにも……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「根元くん……大丈夫だった……?」
「うん、全然平気だけど……その俺結構重いんだけど…俺に巻き込まれて怪我とかしなかった?香春さん」
さすがにこれ以上ダンス研の部屋で出し物を楽しむのは無理だと判断した俺達は足早にダンス研展示室を出たのであった。
「いや、ごめん……みんなが見てる時あんなゲームしてると香春さん独占してるっぽい気分になっちゃって……」
あの後、皆に囃したてられた俺達は、なぜか完全に出来ちゃってるカップル扱いまでされて、皆の前でキスする様に囃したてられ
それを俺が腰を痛めた様に見せかけて、振り切って逃げてきたわけだが……ある意味惜しかったかも……。
「根元くんは………その……女の子と……あんなゲームしてると……興奮……しちゃうの?」
「うん、正直言うと……ってか、香春さんの動き、凄く綺麗だったし……本当に!ただ、あんまり見てたら……その……」
「……その……?」
「なんて言うか、こんな綺麗な人と一緒に踊ってるって信じられない気分になって……香春さんに引きよせられそうになって気分がハイに……」
「ッ!やだ……何言ってるのよ……!ああ、もう……この質問はここで終わりよ……!」
俺の方はまだあの気分から冷めてないのか、そんな言い訳をしてしまう。
「その……香春さん……言いにくいんだけど………その衣装………」
絵理が恥ずかしがるとは思っていたけど、何故か言わずにはいられない。
「さっき汗かいてたけど……その布地、水着とは違うんだよね……その……透けたりはしてないよね……結構薄そうだし…」
「や、やだ……そんな言い方しないでよ……そんな事無いわよ……ね…?」
もともと汗をかくような事も想定の範囲内なんだろうけど、絵理が思わず自分の格好を確認し、俺に確認まで取ろうとする。
俺の前で身体を捻って、背中やわき腹、腰回りを確認している。うは…色っぽい捻り方……脇腹から太腿へのラインが素晴らしい。
別に特に塗装が薄くなってるわけじゃないが汗ばんでいる絵理の肌が余りにもエロチックでムラムラしてしまう。
手や足や首などの地肌以外の塗装部分までが汗で軽くテカっているもんだから俺はより一層絵理の裸を意識してしまっていた。
そのせいか、どうしても絵理から見れば『ムッツリ』な内容の言葉が出てきてしまう。
第一、周囲のこのエロコスプレに対する視線もより一層何かを探ろうとするような流れをはらんで来る。
「な、何かあの子……妙に色気有りすぎねえか……」
「あれ、タイツとかそんなレベルじゃねえよ…………」
そんなヒソヒソ声だけでなく絵理自身汗をかいた自分の肌の感触に、そわそわし始めている。
なにしろ肌に当たる空気は間違い無くさっきよりも冷たく感じるだろうし、俺の質問で不安にも駆られて。
「わお、ちょっと立ち寄るだけのつもりだったのに結構時間食ったな…。」
「そうね……取りあえず葛城さん起きてるかもしれないし……何か買って一回準備室に……」
「あ、ちょっと待って香春さん………さっきのゲームのお礼というか、香春さん頑張ってたし。ここ寄ってこうよ。
何か気に入ったものあったら買ってあげるよ。」
「えっ……そんな、別に……あれは成り行きで………」
「いいからいいから。いろいろ本格的にお礼とかさせてよ。全体的に俺が借りっぱなしなんだしさ。」
「あッ…………」
手作りアクセサリーをここでは販売しているのか………。手作りアクセサリーといってもさすがに大学のサークルで
作ったものは図画工作レベルな作りと言う事は無い。それなりに本格的で低価格だ。路上販売の規模がデカくなった感じか。
ちょっとした綺麗なガラス玉や水晶をあしらったアクセサリー、ブローチやバッヂ、ファンシーなリボンやマニアックな物まで。
今まで自分に興味無いからこう言う物に立ち寄る事も無かったしプレゼントしたい相手もいなかったが。
今日は堂々と入る目的が、理由がある。カップル連れが多くいるこの仲にも。
絵理が百点満点で俺が五十点に満たないとしても、絵理が百点なら他の連中なんて八十以下だ。これ絶対!
鼻高々な気分でその中に絵理の手を引いて入って行く。……そう言えば絵理、手を繋ぐぐらいはもう許してくれてるのか。
だが問題もある。おしゃれに関してほぼ無頓着な俺に絵理がどのようなプレゼントを好むのかわかりづらい。
絵理ならプレゼントされたこと自体を喜んでくれそうだけど、それに甘えるわけにもな……
室内の一角にある猫耳やウサギ耳のついたカチューシャや帽子が置かれているスペースがある。
思い切って絵理に猫耳でもプレゼントしてみようかな……いや、いくら絵理とは言えドン引きされるかも……
いや、しかし恥ずかしがりながらそれを装着して赤くなってしまう絵理の顔も見てみたいけど……
でも絶対に絵理に似合う。動物好きだし、猫好きそうだし。第一つけたら可愛いのは間違いないから失礼など断じて!
その隣にはネコの尻尾飾りや猫の手を模した手袋やブーツまで置いてある。これは、いけるか……?
今のコスプレ衣装に釣り合うかは不明だけど、エロ度が上がりそうなのは間違い無い。
あ、でも……尻尾は服につけるタイプだとしたら着けられないか……
「根元くんちょっと……ほら……」
「えっ?何、えっ?えぇッ?あぅ……」
俺の頭の上にウサギ耳付きのカチューシャを乗っける絵理。思いもよらぬ行動にあっさりそれを喰らう俺。
「あら、根元くん……わりと似合ってるじゃない……ふふ……。……?どうしたの?」
「あ、いや……それ、俺が………。って、香春さん!」
「だって、根元くん……そこに立ち止まって……何か企んでたでしょ?……今のと同じこととか…」
「っ!?ソンナことナイヨ!只珍しいと思って……ちゃんと頼んで付けて……あ………」
「……根元くんのムッツリ……」
おのれ……絵理、なんて可愛い行動を……これは何としても絵理に良い物プレゼントしてしまわねば!
しかし何だろうなこの心地よいくすぐったさは……。裸の絵理が傍にいる事へのムラムラ感は消えたわけじゃないが
それにも勝る幸福な感じが膨らんで来るのが自覚できる。
「何だよ、あの男……あんな美人といちゃいちゃしやがって……」
「買うんなら早く買えよ………」
「でもあの人綺麗だけど……男の趣味はイマイチかも……」
そうだ……このチョーカーなんてどうだろうかな……黒いラバー製のガラスの飾り玉の付いたチョーカーだけど…。
いや、それとも腰に巻きつける鎖の飾りも悪くないかも……。買ったその場で身につけさせたい。
そこでちょっとプレゼントついでにちょっと絵理をひっかけて見るか……上手く行くといいけど。
「どうしたの……?あら、根元くんはこういうアクセサリーつける事あるの?」
「うん。これ何か俺に似合いそうじゃない?でも何か手首より太すぎてさ…」
「え?根元くんこれチョーカーで首につけるのよ?」
「うん、そうか……こんな感じッ?」
俺が突き出したチョーカーに不用心に顔を近づけてきた絵理の首筋に狙いを定める。
「きゃっ……ん、やだ、ぁあッ……くすぐったい……な、何………?」
「香春さん、じっとしてて………ん、似合うな………」
「えっ?何っ……いきなり、何を……何…何で私に……」
「たぶんこれも絶対に似合うかな?」
「やぁっ……はァ……そこはっ……ふぅんっ………冷たッ……」
そりゃ、冷たいかもな……地肌に鎖は。色っぽい声をついつい漏らしてしまうのが何とも言えない。
しかしこの前の蹴りを繰り出した時は反応が素早かったのに、絵理は本当に非暴力的なんだな…。
戸惑ってばかりで立ちヒジや蹴りが入りそうな位置にいる俺を腕力で撃退はしない。
皆の前でウッカリ発言をした時や恥ずかしい事を思い出させた時に軽く抓ったりするくらいだ。
不意打ちが思ったより上手く決まって絵理の首にはチョーカー、腰回りに鎖飾りが付けられる。
「わぁお!思った以上に似合う!バッチリだよ、香春さん……。あ、係の人、これ買うよ!」
「あ、どうも……袋にお入れしますか?」
「あ、このまま付けてきます。」
「えっ…ちょっと、根元くん……え、ええッ……そんな……この恰好で……」
「大丈夫だって……そのコス衣装でも香春さんならアクセサリー付けてても上手く似合ってるから」
「もうっ!そ、そう言う事じゃなくて……いきなり、何よ……強引に……」
自分の姿を見おろして赤くなる絵理。その反応に周りのカップル連れの男達が鼻の下を伸ばして女の方に腕をつねられる。
俺は断じて絵理の地肌に触るような真似はしていないけど……強引にアクセサリーを付けた事で、絵理は自分の裸を、
まだバレていない恥ずかしい秘密を自覚してしまったのだろう。何しろ自分で納得して自分の手で付けたアクセサリーでは無いから。
そのせいで本当は裸であると言う事を絵理自身の頭の中でより際立たせてしまっている様子だ。
今回のアクセサリーのプレゼントは絵理の魅力の引き立て役として上手く機能したと言う事か。
「あと、彼氏の方の頭の……」
店員が何か言いかけた時であった。
「あッ、絵理ちゃん…それに根元くんも……二人っきりでずっる〜い……起こしてくれてよかったのに……」
「葛城さん……?もう、大丈夫なの……随分眠ってたけど……」
「あ、絵理ちゃん毛布かけてくれてったんでしょ?さんきゅ〜」
「葛城、お前な……書き置き見なかったのかよ?何か屋台で食べ物買ってくつもりだったのに…でも良く適当に歩いてる
俺らの場所わかったな」
「あ、それ?絵理ちゃんを見かけた人探して聞いて回ってたから、エッチなコスプレした髪の長い綺麗な子、こっちから来なかったって
聞いて回ってたらこっちの方に来ちゃったわけ!でも絵理ちゃん目立ってるね。」
「やだ、葛城さん……そんな聞き方してこないで……ぁあ………」
絵理の格好のエロさに関してはあくまで暗黙の了解事項な空気があったんだが、葛城はお構いなしと言う感じだ。
「赤くなって顔を伏せる絵理を嬉しそうに見ている葛城が、絵理の付けたアクセサリーに気付く。
「あ、絵理ちゃん、そのアクセ、どうしたの?うわ、カッコいい……セクシーだね。」
「そ、そう……ありがと……根元くんにいきなりプレゼントされちゃって……」
「へぇ、いいなぁ……あ、絵理ちゃん私も何か買ってあげる……ほら、このブローチ、前の服なんかにはピッタリだよ」
葛城はあんなキャラだがこう言う事に関しては俺よりは遥かに当てになるんだろうけど……ブローチって…おい!
「これ何か絶対にいいよ?前のブラウスにピッタリ…あ、今のコスにも案外いいかもねっ」
「えっ……?あッ……」
乳房に安全ピンを付けたブローチを近づけられ絵理が慌てる。
「ほ、ほら……これ、借り物の衣装で…布地が弱いから…」
さすがに地肌に、あの美乳に傷がついては困る。
「そうそう、今の格好で安全ピンなんか刺すとほら、地肌にこすれて……香春さん下着つけてな……」
そこまで言いかけて慌てて口をつぐむ俺。だが絵理の耳にはしっかり入ってたらしくその耳まで真っ赤にして俯く絵理。
……しまった〜!今の完全にセクハラ発言と同じじゃねえか……。
「あぁ〜、そうか……じゃぁ……」
絵理と俺に言われて他のモノを物色し始める葛城。
「その……ごめん……今のは本当に……ゴメン、香春さん……」
「……そんな所までじっくり見てないでよ………もう………」
「何?あの男…あのダサさで二股か?」
「ってか……どうもあのちっこい女、あの背の高い方に懐いてる感じだよな…」
「いわゆるちょっとズレた三角関係ってヤツ?」
割と鋭い所を突いているギャラリー一同。葛城は俺に異性としての興味は持ってません。
「ねぇ、絵理ちゃん……コレ!コレなんかどう?これなら頭につけるだけだしっ!」
「えっ、何を……きゃぁっ?」
戻ってきた葛城は背の高い絵理の頭にポフっと猫耳付きカチューシャを器用に乗っけてしまう。
うわ……ネタを奪われた感がするけど……異常なほどのハマリ具合だ。バッチリ似合っている。
絵理が明らかにそれを恥ずかしがって身体をモジモジさせてるせいで、余計にそう思えてくる。この反応の方が絵理らしくて可愛い。
「やだ、葛城さん……私にこう言うのは……」
「違うよ〜。絵理ちゃんみたいな美人のほうがホントは似合うの!」
「でも……私……こう言うのつける習慣は無い……」
「根元君がポ〜〜ッとしてるよ!似合ってるって!」
「えっ……やだ……根元くん、これは……見ないで……」
「ほら、絵理ちゃんは猫だし……ウサギの根元君を食べちゃえ〜ッ」
「きゃっ!」
「あぁっ、しまった……!外すの忘れてた……っておわッ……」
「んっ……あ、ゴメン、根元くん………」
「ゃわッ…………………らか……」
絵理が俺の方に思わず倒れこむのを受けとめる俺だがTシャツ一枚越しに絵理の巨乳が思いっきり俺の肩押し付けられた。
明らかにさっきのツイスター中の背中に押し当てられた時よりも生々しい感じがする。
俺の頭が思わず驚きと興奮で沸騰しそうになる。やばい流れであることこの上ない。
「ぁ……あ、根元くん……鼻血っ……大丈夫………?」
「あ〜根元君、絵理ちゃんにセクハラしようとしたんでしょ……」
「い、いや……これは……さっきツイスターで強引に無理なポーズしたせいで、頭に血が……」
「え?何?ツイスターって……ゲームか何か?」
「な、何でもない、から……気にしないで………」
ああ、猫耳の絵理……ウサギな俺は嘘つきです……。本当は葛城の言ってるのが当たりです。
周りの奴ら、俺が鼻の下伸ばしてた挙句に鼻血出したの察してクスクスと笑ってやがんの……。
取りあえず、絵理の肌に俺の鼻血がかからなくて良かったなぁ……そう思うのであった。
今日はここまでです。感想とか希望とか妄想とかいろいろ待ってます。
しかし最近左わき腹が妙にシクシク痛む感じがするんだがこれってヤバイのかな?
しかし絵理の裸エプロン…料理完成後絵理がエプロンを取ったら
何故か女体盛りの塗装までしてあったり……
確かに根元は絵理に『ムッツリ』とか『もう…』とか言われて
喜んでる節はあるよな。これが言葉責めなのかは微妙だけど
GJです
ここまで来たら次は水着のボディペと海パンで密着だな
絵理ちゃんの心臓のドキドキしてるのを密着して感じたい
出来そうなボディペ
バニーガールコスでもちろん、尻尾はアナルプラグで固定(笑) キャットスーツでも可。
乗馬服なんかも出来そう。馬の歩く振動で感じてくる。
ウエットスーツでサーフィン この場合はリキッドラテックスで誤魔化している。
チアリーダー(短パンタイプ)で服を着ているダンサーに比べて、胸が揺れてる。
あと絵里ちゃんが昔のアルバムを根元に見せるシチュがあっても面白そう。
GJ
GJ
すごくGJなので二回書き込みました
根元はボッキだけじゃなくて射精寸前までいって
むちゃくちゃ慌てたりするというのも面白そう。
主人公には見えてなくてもツイスターの観客にはもうひくつく肛門とか見られてそうな…(;´Д`)ハァハァ
主人公以外に見られる=絵理の秘密がばれる
に繋がるだろうから話が終わってしまうぜ
513 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 21:05:14 ID:3TMUClHs
とりあえずGJに感謝&期待
絵理ちゃんが異常に可愛すぎる こんな年上女性と知り合いたいもんだ
>>507 アナルプラグで固定するのはいいけど、それを誰かに引っ張られた時の絵理は…
515 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 20:47:09 ID:UYRaQ8az
実際根元の目の前で他の男子部員が絵理をデートに誘ったりすれば
どんな展開になるのかな
てすと
テスト
518 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 20:14:01 ID:cT8tLSjc
飲み会で皆の前で押し倒し&乳揉み、コスプレ喫茶でお姫様抱っこ
ツイスターゲームで騎乗位、次の密着が楽しみだ。
エロ直球に股間に顔面突っ込んで欲しいな〜
このスレって野外全裸ネタも良いの?
大歓迎だ
最近、神奈川県横浜市にある大学に通っている男女あわせ5人が東急電車の東横線日吉駅で全裸で動き回り捕まった。
屋外全裸ネタなら、捕まえたほうを刺激しないような・・・。
このスレの正義は、今の日本では受け入れられないから。
リアルで実行すると捕まっちゃうよ!
真似しないでね!ってことかな
なんで女の子が露出する話スレよりこっちが盛況なんだか…
全裸ボディペイントの人戦力に欲しいな
ロデオマシーンでの絵理の乳揺れに味を占めた根元は
今度はボディブレードの振動してる奴を絵理に持たせるなんてね
微乳派だった俺が、このスレを見てから巨乳フェチに転向しました
オレは初めて年上ヒロインにハマリました。
絵理ちゃんサイコ〜
生殺しな根元にそろそろご褒美を
生殺し の状況を快感にしてしまえば良いよ。
なんていうかな、自分自身で自分自身をどMとして調教してしまうの。
一線を越えられないジレッタさモドカシさが病つきになってしまうよう
531 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:21:43 ID:IxB2BnGp
絵理ちゃんに首輪つけて深夜の住宅街や大学構内を散歩したい
絵理ちゃんも絶対に根元に愛されてるの気づいてるよね?
手品愛好会での内容はこんなのも考えて見た
ロープ脱出系の手品のネタと種明かしで指名される絵理と根元。
絵理が恥ずかしがってるのに興奮した根元は緊張しすぎて手順間違える
最後のロープ引っ張って一瞬で解ける筈が絵理グルグルまきでボンレスハム状態で、身体の凹凸が激しいせいで、身体の柔らかい絵理でも脱出不可。
胸なんかかなりすごい変形を見せてしまい…
それは流石に隠蔽不可っぽいw
534 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 19:59:51 ID:nZbwhqbp
でも隠蔽不可だからこその面白さがある。
ある程度水に強い塗料を使ってても逆に濡れスケを起こさない事で
絵理が不審の目で見られるというのも見てみたいぜw
じゃあ、演劇サークルの出し物の見物中に停電。
真っ暗になって会場がパニック状態に
絵理とはぐれない様にこっそり手を繋いでるが、実は暗所恐怖症と嘘を吐くと絵理が本気にしてしまい、根元を抱き締めるが調子づいた根元は
パニックで気付かない振りをして絵理に触りまくるが会場が明るくなり、目の前に塗装が所々剥れた絵理が…
とかどうかな?別に大学祭イベントでなくてもよさげだけどね
屋内で停電?面白そうだねぇ
でも
夜間の帰り道、地震、または、竜巻などで停電、 付近一帯真っ暗になってしまい支えあう。
または
夜間の帰り道、思わぬ雨、短時間に大量に降るが、強風で傘は役に立たない。
塗料が流れ落ちるから、すれ違う、または、同じ方向に行こうとしてる、他人から奇異に思われる
等はどうです?
地震直後などの場合なら、屋外全裸で歩いていて警官などに見つかっても、
「もっともらしい言い訳」例えば地震なら風呂入っていて慌てて飛び出した、とか言えると思うし。
雨の後は言い訳難しいかな?
いずれにしても、男が全裸で歩いていると、よほどの事が無い限り犯罪者になるが
女の場合は、ある程度は言い訳で逃げ切れると考えれれるし。
絵理のハイキックが楽しみで楽しみでオナ禁が進む進む
>483のアイディアとして、未来を電車でヤモリファックで犯したのがもし根元だったら問題あるかな、やっぱ
なかなか絵理に対して本格的な告白が出来ず欲求不満な根元は絵理に負けない位美人な未来の裸にムラムラして、絵理とこんなプレイをしたいと倒錯し…とかね
文章はもう少し待っててくれ
ハイキックはかなりかかる事になるかも
>未来を電車でヤモリファックで犯したのがもし根元だったら
それは勘弁
あれは鬼畜展開超OKな流れだから良かったけど絵理とラブラブな展開が見たいからあの男が根元だってのはマジ許して
手品での緊縛はOKだけど
まあ冗談半分だから気にし過ぎないで
後、絵理が催眠術にかけられ、自らボディペインティングをばらしそうになるなんてのも考え中
前張りとかニプレスってスレタイ的にアウト?
俺は前張り歓迎だが他の人はどうだろ
全裸ボディペインティングの人みたく文章まで実行してくれれば俺的にはOK。
>>504の続き
「んっ……はっ……か、葛城さん……そんなにくっつかないで……」
後ろから俺の案内について来ている絵理。その左手には葛城が嬉しそうにしがみついていた。
葛城…そんなにくっついていて絵理の秘密には気付いていないのか……。
「おい、葛城……香春さん気に入ったのは結構だけど……そんなにしてたら香春さんが歩きにくいだろ?」
「え〜……だって、絵理ちゃん今すっごく可愛いし〜……」
「やだ、そんな……皆に、聞こえてるから………」
絵理が思わず真っ赤になってしまう。俺も葛城もその仕草に吸い込まれそうになる。
葛城が今すごく可愛いという絵理の頭には、葛城が強引に取り付けた猫耳カチューシャが取り付けられたままであった。
「ね、もういいでしょ……蛍ちゃん……こう言うのつける予定はなかったから……」
絵理の方は俺達にプレゼントされた付属物が相当気になるのか…自分の恰好を自覚する羽目に陥ってるのか
アクセサリーショップの部屋に入る前と比べて相当恥ずかしそうだ。
絵理自身がきっと自分が裸である事を誰よりも意識しすぎている。それが感じ取れた。
猫耳のほうでさらに周囲から視線を集める結果になっていて、そして俺の取り付けたチョーカーと鎖の飾りで身体を
刺激されてるような気分に陥っているのか。
しかも俺と葛城が目の前にいる手前プレゼントされたものを強引に外してしまうと言うわけにもいかないものだから、
そのいたたまれない気分はかなりの物だろう。しかもこっそり写真を取る連中に対しては葛城がくっついてるせいで上手く避けれないらしい。
明らかに恥ずかしいのを我慢し続け不安に駆られてる感じすらするのに、それを表に出すのを最小限にしようとしているが。
そんな女の子が放つ独特の空気が逆に皆の興味を集める結果になっていた。
「だけど……この耳はこの恰好に、私に…合ってないから……皆見て変に思ってる……」
「そんな事無いよ〜。絵理ちゃん見てると私までドキドキしちゃうよッ。今日はお祭りなんだし、それ位変じゃないよ。」
「で、でも…………」
「ほら、絵理ちゃん皆を悩殺しちゃいなよ!せっかくエッチな恰好してるんだし。」
「もう、葛城さん、そう言う事は大声で言わないで……」
「私も絵理ちゃんみたいにナイスバディになってそんな服着てみたいんだもん……」
葛城もスタイルも悪くないんだが、はっきり行ってしまえば絵理とは対照的な感じだ。
ともかく百合の雰囲気すらする美少女二人…絵理は二十歳超えてるけど…の絡みに周囲も何事か耳を傾け興味津々に視線を向けている。
葛城の奴、明らかにこの雰囲気に寄ってる感じだ。悪戯っぽく絵理を見つめるが、邪気は無い。
「ねえ、絵理ちゃん……それじゃそのネコミミつけたまま、『蛍にゃん、だいすきにゃ〜ン』って言ってみせて…」
「っ……!!?え、そ、そんなッ………」
「だって、私〜絵理ちゃんが恥ずかしがってる姿可愛くって大好きだし。絵理ちゃんが恥ずかしそうに言うの、見た〜い!」
「おい、葛城……それって半分いじめっ子みたいな理屈じゃねえか!」
「だって絵理ちゃん見た目格好いいのに可愛くって最高なんだもん」
「……で、でも……みんな見てるし………そう言うの私、苦手だから……」
絵理の言うとおりこのやり取りを見てた連中は今の葛城のおねだりも聞き取っていたらしい。耳聡い連中だ。
545 :
101&152:2009/11/14(土) 18:32:53 ID:fN0yHm5u
「え〜、だって絵理ちゃん可愛いんだからそれアピールしなきゃ駄目だよ〜。」
「う……ね、根元くん……………」
流石に絵理が俺に目で助けを求めている。助けなければいけないんだけど、ちょっと意地悪もしたくなる雰囲気。
第一、絵理が猫耳カチューシャをつけて語尾に『にゃん』をつける姿は俺だってみてみたいし……よし、ここは譲歩案を…!
「まあ待て葛城……香春さんはまだお前とは出会って二日しかたってないんだしいきなりそれをやれといっても無理だろ?
香春さんと仲良くなりたいんなら香春さんのペースも尊重しないとダメだろ?」
「う〜……だって絵理ちゃん一回ネコミミ外したらつけてくれそうにないし……」
「いや、普通常日頃から猫耳付けっぱなしじゃないのは普通じゃん。」
「でもでも〜…ほら、秋葉原の方に行けば珍しくないっぽいし」
「なんて言う言い訳だよ……それと…香春さん……」
「一回だけなら小声でもいいから、聞かせてやったら?葛城もそれで満足だろ?」
「えっ?根元くん……何、言ってんの………えっ……」
「う〜ん……それでもいいかな……」
「な…葛城さん……」
「じゃあ、香春さんも、一回だけ!ほら!」
「じ〜………わくわく………」
「ぅ………ぁ……………にゃ、にゃん……………ッ………!」
「…………………ッうッ?!」
口元を手で隠して目を逸らしながら、ポツリと絵理が『にゃん』と言って見せる。顔真っ赤なのは言うまでも無い。
ぐは……何て言う破壊力だ……。絵理の羞恥って間違い無く美しい。言わせるべくして言わせた台詞なのに…。
「やったぁ♪絵理ちゃんのナイス動画ゲット!あ、そうだ……皆にも見せてこよ〜!」
いつの間に携帯のカメラを、しかも動画モード……しかし女同士ではああいう仕草の方がナイスショットなのか。ま、本当にナイスだけど。
「見せるって……ちょっと、葛城さん……」
「だって、さっきの写真も皆すっごいいい写真だって言ってたし〜!」
「え、エェッ……!さ、さっきのって……あ、アレを……」
「あ、配信とか送ったりはしてないから大丈夫だよ〜」
意気揚々と携帯を持って走って行ってしまう葛城。忙しい絵理いじりぶりだ。
「やだ…どうしよう、根元くん……美術部の人に変な顔してるの見られちゃう……」
絵理………凄く可愛いけど……やっぱり恥ずかしがるポイント、間違ってるよ。
「まあまあ……葛城の方も香春さんがもっと部の連中に親しめるようにしたいんだろうね。」
「それは…そうかもしれないけど……ッ!そう言えば根元くん……本当は根元くんが見たかったの……?」
「見たかったって……何の事?」
「だから……今撮られちゃった…………にゃん……って………ぅうッ……」
「あ、今の最初よりもっと良かったかも」
「……もう……意地悪……」
ああ、もうそんな声で意地悪なんて言わないでくれ……本当に欲情してしまいそうな気分になる。
本当にさっきこんな可愛い絵理が俺の上にハプニングとはいえ、跨ってしまったんだ……。
「はぅ……………………」
思わず再び下半身が元気になりそうになる。こんな状況で恥ずかしいと思いきや、周りにも似たポーズが……。
「どうしたの、根元くん………?……ッ!」
突然前屈みになる俺に不思議そうに尋ねて来る絵理だがさすがにすぐに前屈みの理由と原因を思い浮かべたらしい。
「い、いやこれは……さっき結構腰を打って…………その、さ……」
「そう言うのにはこれが利くみたいだから……」
俺の頭にアクセサリーショップで取り付けたウサギ耳のかぶり物を再び乗っけて来る絵理。
「私、一人じゃ恥ずかしいから……根元くんも、これ付けてて………」
「え〜、マジ?俺には似合ってないって……」
「うん。だから、おしおき……。さ、次行きましょ………」
わ……絵理が自分から俺の手を握ってくれた……。頭には猫耳をつけたまま。……俺の頭のウサギ耳は、外さない方がいいのかな…?
「そうだね、また葛城が香春さんの写真を撮ってみたいとか来ちゃう前にね」
「もうっ……!」
そんな会話をしながら渡り廊下を渡って隣の棟に移るとその南側の窓一面に取り付けられた巨大な組み木が目に見えて来る。
「へぇ……ちゃんと完成したんだな……さすがに土木科の連中だな……」
『小さいお子様等のご利用はお避け下さい』『この遊具の上で暴れたりはしないでください』
工学部の土木学科の連中だろうか、この魅力的なアスレチックを作った奴は。
小さい頃はこの手の遊具とかアスレチックが大好きだったな……。ちょうどそんな俺らみたいな層をねらってるのか
サイズはかなり大きめで小さい子供が挑戦するのは確かに危ないかもしれない。
しかしこのサイズをよく作ってみたもんだ。少なくとも講義室二つ分くらいの幅で一回から屋上まで材木やロープが組まれている。
ちょうど俺達が来ている場所は三階の昇り降り専用の組み木が廊下から窓にかけて作られた部分だ。
そこそこ使ってる人間がいるようで、外側の組み木や網部分を昇り降りする連中は見えるが、行列が出来るほどでは無い。
これを上手く使えば絵理の身体をまたいろいろと覗いて見る事が出来るかもしれない。
「根元くん……あれ何?遊具みたいに見えるけど……」
「ああ、これ……上や下の階へ行くのを階段を使わずにアスレチックみたいな遊具で昇って窓から入る仕掛けなんだけど…
なんか昔がつい懐かしくなってさ…香春さんも使ってみない?結構面白いと思うけど……」
「そう?じゃあ、やってみようかしら……」
ひょっとしたらツイスターゲームで懲りて承諾してくれないかもと思ったが誘って見ると案外あっさり乗って来る。
「香春さんはこう言うの結構得意なの?」
最初にそれに挑戦する俺に習って絵理がそれについて来る形になったのだが。
「んあ…まぶし……」
俺が眩しいと言ったのは外の明るさに対して言ったのではない。
屋外へ出ると、最初に建物に入った時に比べて汗をかいている絵理の身体が光を反射してキラキラと光っていた。
絵理の斜め下の位置から見て見ると絵理の膝裏から脇腹、腋の下が見て取れる。絵理の方は俺に注意を払ってない。
はァ……本当にスタイルの綺麗な娘ってのは乳房や股間だけでなくこの辺のラインまでが男の本能を刺激するんだな…。
「はぁ……いい眺め……」
「根元くん、楽しそう……」
「え、ああ、いつもと違った視点が何とも絵になるかなって…香春さんはどうなの?」
「うん……昔はよく……こう言うの大好きだったから……ッで、でも……昔と今とでは勝手が違うかも……」
「あ、そうか……その靴だと少しやり辛いかも」
絵理の靴はコスプレに合わせて足首や脛まで覆うブーツの形状の物だ。流石にこれはボディペインティングじゃない。
この手の動きには足首の自由が利くスニーカータイプの方が合ってるんだよな……。
はッ……そう言えばこれって結構危なっかしい事してしまってるんじゃ……いろんな意味で……。
俺の位置から見てみれば絵理の塗装の色ははっきりしているけど、ひょっとして遠目に見たらかなり色がかすんでるんじゃ…。
さりげなく下を見て見ると絵理がこのアスレチック系のアトラクションに挑んでる姿が相当目立つのか、絵理のハイレグ状態の
尻を撮影しようとカメラを向けている連中がいる。冗談じゃない。絵理は俺のであり第一ハイレグどころじゃねえんだ。
今回の視姦はあくまで俺だけに許された聖域だ。おこぼれなんて与えてあげない。
俺はさりげなくロープの壁を横へ移動して絵理の真下の位置へ移動してカメラの写角の邪魔をしてやる。
心なしか下の方でブーイングというか溜息にも似たガッカリ声が聞こえるが多分気のせいだろう。
「何、根元くん?何かあったの?」
「ああ、いや……下の方でカメラ持ってる奴がこっち撮ってるから。」
「えっ…?や、やだ……」
「香春さん、今日一日で結構有名になっちゃったのかもね」
「………その、根元くんもあんまり……見てないで……」
「ごめん……取りあえず二階に行ったら降りようか……」
「うん……だ、だから、上見ないで……」
おのれ、カメラ共……お前等のせいで俺専用の視姦タイムまで台無しになったじゃねえか!
低いアングルから絵理の美脚やふくらはぎ、膝裏からお尻、そして背中をもっと観察したかったのに!
今よりもっと絵理と仲良くなれば頼めば見せてくれる位にはなるかもしれないけどその時見るのと今の関係で見るのは違うんだぞ!
でもこのまま下に降りて行くのを少しサボって俺の真上にいる絵理のお尻が俺に向って降下してこないもんかな…。
そんな妄想を繰り返しながら二階の窓部分に張り出した組み木の上にたどり着くが。
「さて…二階の出し物は……あれ、香春さんどうしたの?」
「や、やだ……ブーツのチャックが……引っ掛かっちゃった……んっ…あれ…外れない……」
ロープの網目部分に絵理のブーツのチャックが引っ掛かって絵理はそれを外そうとしているが、傍で俺が見ているせいか
どうも手間取っている感じだ。
組み木の上に右足は降りているが、もう一方の足はブーツのチャックの取っ手がロープに引っ掛かってるせいで未だにロープの上。
この状態で絵理の股間を正面から覗きこんだりすれば、きっと素晴らしい光景に違いない。
まあ、正面から回り込んでそんな事をすれば絶対に絵理にバレるから不可能だけどね。だったら後ろから!
「どれどれ……あら……これそっちに引っ張っても駄目だよ…」
「きゃっ……ちょ、ちょっと……根元くん……」
絵理の後ろ側から絡んだロープと足に向って手を伸ばす。俺の両腕とロープで絵理を囲う様に。絵理の肩口の上に俺の顔が来る位置に。
「ちょっと、近いッ……んっ……あッ……ん…んん……」
絵理の方は片足だけでロープに近寄って俺との距離を取ろうとする。まったく…さっきのツイスターは平気だったのに。
いや、逆にツイスターをやってる時は恥ずかしいのをゲームと言う理由から我慢していたのかな…。
「ああ、こうなってるのか……ブーツのチャックの取っ手がロープを噛んじゃってる…でも香春さんがこんな風に引っ掛かるなんてね」
「そ、そう……ブーツでこんな事慣れてないから、上手く外れ無くて……」
ふふ……焦ってる、焦ってる……必要以上にそわそわした感じだ。
「しかし随分高い位置に引っかかってるよね……さすが香春さん…」
「や、やだ……変な事言わないでよ……」
「何だ、香春さん、慌てすぎだよ……片足で立ちにくいのはわかってるけど……ほら、よっと…」
「あ、あら、そう……私ったら……って…あッ?」
絵理のブーツの端を掴んで絡んでいた部分を外してやったのはいいのだが。
俺がほとんど密着みたいに絵理の背後に立ってるので慌てたのか、勢いよくロープの網目から足首を抜こうとした絵理のつま先が
ロープに引っ掛かって、絵理がバランスを崩して俺の方に向ってよろめく。絵理の運動神経なら本来は元の姿勢に戻れるんだろうけど
俺の存在が気になって焦っている絵理はその運動神経を生かす事が出来ないようだ。
「きゃぁっ?あッ……?」
「よっこらせっと!ん〜…ナイスキャッチ…」
「あ、根元くん……ありがとうね……」
絵理の二の腕を掴んで後ろへ転倒するのを抱きとめた俺に素直に礼を言う絵理。
後ろへ倒れかかったのを受け止めただけだから本来は絵理からすぐに離れるべきなんだろうけど。
「んっ………」
柔らかい……いい匂い……そして何よりあたたかくて満たされる。俺は思わず腕を絵理の臍の前でロックして身体を離すのを食い止めていた。
俺に後ろから抱きしめられる体勢で身じろぎする絵理。俺の腕の露出した部分は絵理の肌の塗装部分にはギリギリ触れていない。
それでも絵理の肌の感触が感じられる気がする…。この状況……思い切り香りかいでみてもいいよな?
「すぅうッ……………」
「あッ………」
俺の鼻先で空気がわずかに動いているのが絵理の敏感な肩口を刺激する。
絵理の生の背中がTシャツ一枚を通して俺の胸板に当たっている。幸か不幸か俺の腕の地肌部分は絵理の地肌には当たってない。
俺の心臓がドキドキしているのが間違いなく絵理の敏感な身体には伝わっている。
やっぱり絵理が愛おしくてしょうがない。俺より年上で背も高くてしっかり者だけど…いつも裸なんて素敵な秘密を抱えている。
照れくさい事だがこのドキドキしている事を絵理には伝えたかった。まだ直接好きなんて言えるわけないが。
半分……いや半分だって伝えたら今の関係ごと台無しに…それでも俺の気持ちの一割くらいは伝えてもいいよね…?
今の関係を悪い方向に持って行かないでくれるよね……?幸い今周りに人が少ない。
女の子と付き合った事の無い俺には良いタイミングなんてわかるわけもない。
絵理の方は何故か自分から離れようとしない俺に怪訝なものを感じたらしい。
「根元くん……その……もう、大丈夫なんだけど……根元くん?」
「……お、ぉ…お、俺か、香春さんと学祭回、てると、ほ、ホント…本当に…楽し…こんな気分初めてだ…ありがとう、香春っ…さん……」
「………………んっ………」
ああ、俺、何やってんだ……ただ絵理と一緒にいてすごく楽しい事を伝えたいだけなのに呂律が上手く回らない。
なんでこう言う時にここまで緊張してしまってるんだ…。これじゃ本当にただのムッツリくんだ。
「だ、だからっ……え、えっと…その…何だっけ……」
「………………落ち着いて……根元くん……」
「…………また……本当に、絵のモデルになってよ……学祭の課題に関係なく……」
俺ってば何言ってんの?もっとこう絵理に言うべき事が…でも絵理に対する気持ちの一割ってどうやって言ったらいいんだ?
絵理の背中が俺のさほど逞しくない胸板に当たっている。きっと絵理には俺の心臓が猛烈にバクバク言ってるの伝わっている。
もう少しスマートに決めたかったのに何をやってるんだ、俺は…。
「…………気が向いたら……いいけど……あと、私からも、いい……?」
「な、何………」
「皆が、見てるんだけど………」
人が少ないと思って思い切った行動に出たのに、いつの間にやら結構な人数が俺らの様子を立ち止まって観察していた。
クスクス笑い声を立てる奴もいれば、『どうぞ、続けて』と言いたげな空気を放つ奴までいる。
「はッ………?あ、ぁっ…か、香春さん……ご、ごめん!つい、調子に乗って……じゃ、なくて…」
「だったら、抱きついたまま喋らないで……くすぐったい……」
「あぁ、そ、そうだった…俺、一体何を……」
絵理……いきなりこんな事したのに怒らないでいてくれてありがとう……やっぱり絵理は生まれてから出会った女性の中で一番だ。
「それじゃ、その…香春さんの行ってみたい出し物とかってざっと見た感じで無い?」
「え、ぇ……と…それじゃ、アソコの……料理教室……」
『ケーキ二人前サイズまでなら材料費タダ!わからない人には講師が丁寧に教えます!』
そう書かれた看板は料理同好会の物だ。そのケーキづくりの講習会が材料費二人前までタダと言う事もありかなりの盛況だ。
「……ここ……寄って見ていい?……駄目?」
「え、香春さん料理作ってみたいの?俺、香春さんの腕がいいの知ってるじゃん。」
「……ケーキ、作ったら、食べてくれる?根元くん……」
「え、マジ?!香春さん、いいの?!食う!バッチシ食わせてもらいます、マジで!」
「そんなに露骨に喜ばないで……試食してほしいだけよ……」
受付で三角巾とエプロンを渡される絵理。受付の奴も絵理の格好を見てギョッとしていた様子だ。
でも、猫耳は外そうぜ、絵理……。三角巾を押し上げる猫耳がなんともお茶目だけど。
「猫耳だ……猫耳三角巾だ………」
「あれって新しい料理用の髪留めなの…?」
最早絵理の方は頭のネコミミの方は気にしない様にしているが
「っていうかエロい恰好してんな…そう言う企画なのか?」
「あんな恰好してるのに料理なんて出来るのかしら」
何だ……スポンジ部分の方は時間がかかると言う事か、このサークルの部員達だろう人達がたくさん焼き上げている。
まぁ、あれが一番時間がかかる行程なんだろうけど、どれ、絵理の方は……あ、スポンジも自分で……。
「香春さん、俺ケーキ作った事無いけど、手伝う事あるかい?って……」
「え?あ、大丈夫……下ごしらえが済んだらスポンジ焼焼ける時間までどこかに行ってましょ…」
手早く器用にクリームを泡だてて行く絵理だが……うわ、胸がクリームをかき回すのに合わせてプルン、プルンと規則正しく揺れてる。
「香春さん、入り口で借りたエプロンは?」
「付けようと思ったんだけど、キツくて動きづらいから……」
ああ……それは素晴らしすぎる理由。今俺の目の前で暴れてる二つの物が大きすぎていけないんだね…。素晴らしい…。
クリーム撹拌に夢中になってる絵理は俺の視線が乳房に向いてるのに気づいていない。
女の子の乳揺れなんてじっくり観察する事出来なかったけど、大きさと美しさを兼ね備えた絵理の乳のおかげで
新しい知識を得て、世界が少し広くなった様な感じがする。
絵理の乳、本当にデカイだけじゃないんだよな……。絵理といい関係になって、もし絵理の乳からミルクが出るんなら、
あれを生クリームの代わりに……恥ずかしがる絵理を後ろから抱きしめながら俺の手でじっくりとそれを搾って……
いや、いっその事絵理の身体をスポンジ生地のかわりにしてクリームとイチゴをトッピングなんかしちゃったりして…
調子に乗って絵理の乳房の揺れ具合を見てる俺の頭の中に良からぬ妄想が浮かぶ。自然と顔つきも怪しくなって来る。
「根元くん、どうしたの……?暇だったら、近くの展示見てきたら?呼びに行くけど?」
「え、あぁ、そ、そうじゃなくて……香春さんのケーキ姿…じゃなくてケーキ、楽しみだなって。」
「……また、何か考えてたんでしょ……ムッツリな事………」
「ごめんなさい」
「否定してほしい所なんだけど、今の………」
何と言うまったりした会話と空気……。……絵理…今すぐ俺の嫁になって毎晩この空気を味わわせてくれ……。
「へぇ……あの子変な恰好してると思ったけど……慣れてるもんね……」
「って言うか〜、あの二ヘラ顔、彼氏かしら……」
「おい、お前もちゃんと作れよ……手止まってんぞ……」
成程……ここでは皆自分達のケーキを作る事に夢中になっていて絵理ダンス研の時みたく注目を浴びずにすんでいる。
絵理の腕の良さや容姿に興味は示しても、自分のケーキを作る事にすぐに意識を取り戻す。
「ねぇ、ママ……はやく行こうよ〜……時間かけすぎ〜」
「だって、ほら……タダだし、準ちゃん、ケーキ好きでしょ?」
絵理のすぐ横の台では親子連れがケーキづくりに挑戦しているが、何とも微笑ましいというか……。
普段はケーキなんて作ってれば子供はイチゴをつまみ食いしたりホイップクリームを舐めたがったりと楽しいこと尽くしだが
わざわざお祭りに来てるのに待たされてる子供はいかにも退屈そうにしている。
しかも、あの母親の方……本人の見た目は悪くないがあのぎこちない手つきからして普段から料理してなさそうと言うか…
取りあえず明らかにケーキづくりなんて初めてであろうことは間違い無い。
「わぁ、横の水着のお姉ちゃん上手い〜…。あんなに早く作ってる……」
退屈そうにしていた女の子が何となくこちらを見て絵理の手際の良さに素直に驚いている。大人ほど絵理の格好に疑問は無いようだが。
「水着のお姉ちゃん、ママにお姉ちゃんのクリーム見せてやって〜!」
「えっ…?」
「あ、コラよしなさい……失礼でしょ、ほら……走らないの!」
「だってママ手間取ってばっかだもん…!あッ?!ふぎゃッ……!」
「あ、ちょっと……だ、大丈夫?」
「ふぇえ…………」
「ほら、いきなり走るから転んじゃったじゃない……ッ、うきゃッ……?!」
足元に落ちていた麺打ち棒に脚を取られて転ぶ子供を流石に心配して駆け寄る絵理と呆れて近寄って来る母親。
どうやらしょっちゅうこの女の子は転んでばっかで母親は馴れっこなんだなと思ってる最中に、母親もその麺打ち棒に躓く。
親子揃って同じ物に足引っ掛けて転んでんなよ……。ってそのまま母親の方は絵理に衝突ですかい?!
「えっ…きゃあッ!」
「んっ…わぷっ…あ、ご、ごめんなさいッ!」
謝りながら倒れこむ母親だが時すでに遅し。突き飛ばされるように後ろに転ぶ絵理の手が台に載せてあったクリームの入ったボールに引っかかる。
クルクルと宙に舞う絵理の持っていたボール。中身のクリームを撒き散らしながら。
絵理の腕が良いせいか対して時間が立って無いのに角が立つ状態になってたクリームがことごとく毀れて行く。
そして台の上に半端に乗っかるとそのまま床にボールごとこぼれてしまう。
絵理の身体の上に容赦なく降り注ぎながらだ。
「あッ…んんっ……痛……………あ、すいません、大丈夫ですか……?」
ぶつかられたのは絵理の方なんだが、それでも謝りながらぶつかってきた相手を心配する絵理。
「ふぁあ……お姉ちゃん、ケーキみたいになっちゃった……」
「こ、こちらこそすいません……ぶつかっちゃって……こら、だから走っちゃダメって言ったでしょ!」
「ママ、自分で躓いてお姉ちゃんにぶつかったじゃん」
「あぁ〜、香春さん、大丈夫……結構凄い有様だけど……」
尻餅をついていた絵理に近寄る。顔や髪の毛…だけでなくボディペインティングの塗装の上にまでクリームが飛んでいた。
「うん……根元くんに、私の作ったケーキ、食べて貰いたかったから……さっきからいろいろ助けられてるのも確かだから…」
「そ、そっか……香春さんの手作り、食べれないのは残念だけど…それはまた今度…。その…クリーム、落したら?……なんか目のやり場に困るよ」
白いクリームが所々にかかってしまった絵理の姿。周囲から見れば少しドキっとする程度かもしれないが、
秘密を知ってる俺にとってはやたらとエロすぎる姿だ。そして絵理がとても美味しそうに見える。
「えっ……目のやり場って……?やだ…根元くんったら…また変な事考えてるのね。」
俺の差し出したナプキンを受け取る絵理は俺の言った意味が理解出来ていなかったのかキョトンとした表情だ。
むぅ……密着したり興奮されたりするのは恥ずかしがってもこう言う知識に関しては全く皆無と言う事なのか……。
「ちょっと香春さん、じっとしてて……髪の毛に結構ついてるみたいだから拭いてあげる……」
「ん……ひゃ……んんっ…あ、ありがと………」
「ごめんなさい、お姉ちゃん……お姉ちゃんの良く出来てたから、見せて欲しくって…」
「いいのよ、気にしないで……大丈夫……オデコ、ぶつけてたみたいだけど……」
「ホントにすいません……うちの子が……いえ、私の不注意で……せっかく上手く作ってたみたいだったのに…」
「い、いえ……慣れてるだけなので………」
「服までそんなに汚してしまって……その、クリーニング代を……」
「気にしないでください……そこまで…………私もお子さんを汚しちゃったし……」
そりゃ、クリーニング代はいらないよね……。でも絵理のボディペインティング、クリームとかは大丈夫なんだろうか…。
絵理の乳房の上に乗っかっていたクリームがポトリと絵理の脚の上に落ちて行く。
その様をじっと見ていた女の子が、絵理の方にススっと近寄って来る。そして絵理の顔や身体をじっと見つめる。
「…………?どうしたの…?お姉ちゃんの顔に何かついてる……」
「……お姉ちゃん、クリームべっちょり……取ってあげる……」
「え?い、いいのよ、そんな……ッ…えっ…きゃぁっ……!やんっ…」
取りあえずこぼれてしまったクリームはもうスポンジには乗せられないからというか、もったいないと思ってるのか、
それとも良く出来たクリームが舐めてみたいだけなのか、幼い女の子でも絵理が美味しそうに見えるのか。それとも謝罪の一環か。
何とその子供は絵理の身体についたクリームを指ですくって舐めはじめたのであった。
「ふわぁあ……お姉ちゃんのクリーム、甘くって美味し〜……」
「えっ?ええッ……!?やだ、そんな……ちょっと……そんな事しちゃ……」
余りに無邪気な不意打ちに絵理の顔がボっと火を噴きそうなほど羞恥で赤くなってしまう。
そんな絵理の乳房……ちょうどクリームがごっそりついて手を伸ばせば取りやすい位置にある部位に子供の手が伸びて行く。
「全部舐めてあげる〜。」
「んきゃぁっ……?!はァっ……ん……い、いいから、気にしないで……
「こ、こら、準……!床触った手で直接……というか失礼でしょ?」
傍目から見てみれば、わざわざ絵理の身体についたクリームを舐めとって美味しいなんてのたまってるなんていけない光景だ。
「だって、もったいない……でもお姉ちゃんオッパイふかふかだね……ん…甘〜い……」
「んふぅっ……!?くすぐった……んっ……だ、ダメ……ひゃぁ?」
母親の方も慌てて自分の子供の半分セクハラじみた行動を止めようとする。顔がだいぶ赤くなってる。
「やめなさい、準!もう、この子ってば……家でケーキ買ってくればすぐにクリーム舐める癖が……!もう、本当にすみません!」
「お姉ちゃんのクリームお店のより美味し……ぁ、ママっ…もうちょっと!」
「えぇッ?やぁっ……ちょッ……はァンッ………」
絵理の胸のクリームに口から突っ込もうとしたその女の子がようやく母親によって引き離される。
「まったく、もう!お姉さんの服に涎なんか付いたら困るでしょ!もう、本当にさっきからすみません……親子揃って間抜けで…」
「ん……い、いえ……気にしないで、ください……ふぅ………」
「ごめんね、お姉ちゃん………クリーム、美味しかった……」
「そう……ありがとね………んっ……あ……根元くん……んんっ……」
「ほら、香春さん……立って……まだ、クリームが付いてるから……」
俺の手を取って立ち上がる絵理。ヌルヌルしたクリームのせいで気付かれなかったとは言え、地肌にも触られたのも事実。
自分の身体をそっと抱きしめている絵理。結構身体の方が興奮してしまったらしい。
「香春さん、香春さん……ひょっとして服の下まで触られたりしたの……?」
「やだ……そんな事あるわけ……?!根元くん、セクハラ………」
ああ……俺も絵理の肌についたの舐めてみたかったのに……絵理はそれをサッサと拭き取って行く。舐めさせてはくれないだろうけど。
さすがに本当は全裸だからどこにクリームが付いてしまってるかはすぐにわかる様子だ。
どうやら絵理が今使ってるボディペイントの塗装剤はクリームなどにも溶けにくく出来ているのか薄くなってはいない様だ。
「へぇ……香春さんのそのコスチュームの生地……クリームとかの油にも強いんだ……シミとか付かないんだね……」
普通に服を着てたら、こうはいかない。油分を吸ってシミを作ってしまう物だ。
「えっ……そ、そうかしら……根元くん……少しあっち向いてて……」
絵理は周囲の目を気にしながら胸に付いているクリームを拭き落としていた。
胸の谷間なんか拭き取ってれば絵理の巨乳が不自然に動くから皆きっと不思議に思うんだろうな。
でも、絵理の乳の上の生クリーム……略して入れ替えて絵理の生乳……あぁ…美味そうだ……。
台の上にはまだクリームが結構残ったボールが乗っかっている。よし、こうなったら……。
「どれどれ……香春さん製のクリームってそんなに美味いのか……ちょっと一舐め……んっ…こりゃ美味……」
「やだ、根元くん、そんなぁ……あ、ダメッ………」
俺がボールにこびり付いてたクリームを指ですくって口に入れた瞬間絵理の身体がビクンと震えた。……成功!
「でもこんなに美味いならなぁ……あ、そうだ……ダメになったのはクリームだけだろ?クリームここで買うから
良かったら香春さんもう一度作って見てよ!代金は俺が払うから!スポンジとトッピングの材料は無事なんだから」
「え?でもそれは悪いわ……」
「いいって、いいって…俺今さっきよりも香春さんのケーキ食ってみたいって思ってるからさ」
「もう……食い意地が張ってるのよね、根元くんは……もう一回だけよ…」
その親子が見てる前で新しくクリームをかき回してゆく絵理。本当に鮮やかな手際だ。
はァ……しかし絵理の胸本当に良く揺れるな……わずかな振動をしっかり吸収している。
俺の表情を何となく見上げていた女の子が俺の見ているものに気付いて驚きの声を上げた。
「あ、お姉ちゃん、オッパイすっごい揺れてる〜……」
「っ………!?」
「こ、こら!そんな事言っちゃダメでしょ!……あら、本当に…」
「やだ……止めてくださいっ……そんな風に……」
「ウチのママ、そんなに揺れたりしないもん……あ、お姉ちゃんオッパイ大きいからクリーム美味しいんだ」
「やだ、違うってば……!もう……ッ…!」
慌てて胸元を隠す絵理。取りあえず絵理の乳が生状態な事自体は悟られてないようだけど。
「根元くん………怒らないから……もしかして、これが目的……?」
「ち、違うって!知ってたのは確か……ッ、いや、そうじゃなくて本当にケーキ食いたくて…」
「そう?じゃ、コンビニで買ってくれば……?」
「ああ、もうごめん、香春さん、俺が悪かった……ムッツリですみません…」
その光景を微笑ましく見ている女の子の母親。親子揃ってドジなんだけどこの人あくまで子を持つ親なんだ…。
「あらあら……彼氏と本当に仲がいいんですね」
「あ、そう見えちゃいますか?」
「ちょ……根元くん!違います、根元くんは……」
「何だよ……あんなマブい娘がマジであのダサ男の彼女かよ……」
「何もこんな所でイチャつかなくても良さそうなのに……」
周りの席の男……彼女をしっかり連れてる奴らまでその光景に嫉妬の声を漏らしていた。
「〜……ッ!も、もう、根元くんッ……ちゃんと否定してよッ……」
「だって、もったいない……いたッ…!」
思わず調子に乗る俺の耳を絵理がクイッと引っ張るのであった。
しかし絵理はやはり女性や子供が相手だとかなり隙だらけになると言う弱点があるんだなぁと実感するのだった。
絵理のケーキは今度こそ無事に完成し、綺麗にフルーツでトッピングまで施されたのだが、予想外に
注目を浴びる事になってその部屋のテーブルで喰う事は断念しなければならなかった。
「さてと……準備室なら落ち着いて食えると思うけど…戻りついでにどっか見てこうよ」
「そう?でもケーキ持ったままだと……どこ行くの?」
「香春さん、さっきツイスターやったところの近くに手品研究会あるから、ちょっと見てこうよ!」
「え?手品……何でわざわざ……何か面白いパフォーマンスでもあるの?」
「ちょっとしたレベルの高い手品をやり方教えてくれるみたいだしさ。今度飲み会とかで一発芸なんか要求されたら困るしね…」
雰囲気を出すために暗くされた部屋に入って行く。下手の中が暗いだけにいきなりドアが開くと中の連中がこちらを振り返る。
「なぁ…あのエロい恰好の娘、さっきダンス研にいなかったか?」
「ああ、間違いねえ…あのエロ衣装は忘れ様が無いな」
絵理はもうかなり噂になってしまっている様子だ。そんな事もあって人が少なめな辺りの席に腰を下ろすのだが。
「皆さん、結構集まった様ですので、では今から誰でも出来るテーブルマジック講座、開始しますよ〜!」
燕尾服の下ににバニースーツ、シルクハットのマジシャン役の司会者の女学生が客席を見渡す。
「あ、そこの綺麗なコスプレイヤーのお姉さん、いい感じですね……どうですか、マジック体験してみませんか?」
少し離れた位置にいたせいで逆に司会者の目に絵理の姿が入ってしまった。
「え?わ、私……私、別に……いいです…結構です………」
「いいじゃん、香春さんやらせてもらいなよ。」
「ああ、そちらの彼氏もどうぞ、ステージに…素人でも出来るペアで行う手品を教えますんで…」
「え、俺も?」
「根元くんは、別に彼氏なんかじゃ……」
「いいからいから…さっきツイスターでナイスコンビぶりを拝見しましたんで……」
「えっ……あ、あれは……その……い、行きましょ、根元くん……私やっぱり…」
ツイスターゲームで最後に俺の上に跨ってしまったのを思い出し、絵理の頬が赤く染まり、逃げ出そうとする。
「大丈夫だよ、今回は焦らなくてもペナルティとか無い様だし。」
「はいはい、では皆さん、私めが誰でも出来るテーブルマジックの一つ、ロープ脱出を種明かししながらお教えします」
「っ………」
仕方なく絵理が俯き加減にステージ上で直立する。それだけでも客席から拍手が起こる。
「あらあら、セクシーなコスに反して初心なお姉さんですね〜。彼氏くん、ちゃんとリードしないと駄目ですよ?」
「そうだ、そうだ〜。役割俺と代われ〜。」
「よッ、美女と野獣!」
「え?何?俺がビジュアル系に見えるの?」
口うるさいギャラリーにあっさり切り返してやる。美女と野獣と言われようが絵理は俺のもんだ。
「ナイスジョークご苦労様です。じゃ、やっぱり美女役のお姉さんが縛られ役ですね?」
「えっ……で、でも……ぁ……」
「あ、俺、香春さんになら縛られても喜ぶ自信がありますけど」
「いいですね〜。でも、視覚的に却下〜!」
いいのかな…まああくまで手品なんだから問題は無いか…でも絵理…裸なんだけど、縄、平気なのかな…?
「はい、ここに取り出したロープですが種も仕掛けもありません……。大学を出てすぐの場所にあるコンビニで買ったものですから」
この司会者、なかなか口が達者だ。マギー司朗みたいだな。客席から笑いが起こる。
「では、まず彼氏くん、このロープを持っててくださいな。ではこちらのナイスバディな美人さん、少し足を開き気味に立って下さい」
「……………はぁ……」
「はい、よろしい。ではでは皆さん、今からこちらの彼氏くんがこちらの美人さんを縄で縛っちゃいますよ〜。あ、皆さん
変な想像しないでくださいね。縄で縛られた瞬間を写真に撮ったりしてはいけませんからね」
こうして暗い部屋でステージの明かりに照らされた絵理を見ていると本当に神秘性すら感じる。
誰もが絵理の小さな動作や仕草一つでハッと息を飲んでそれに見入ってしまっている。
俺や司会者もステージ上にいるのに、
「ではまず彼氏くん、彼女の手を後ろに縛って…あ、跡が付いたりすると皆に誤解されますからね〜」
「えっと、じゃ香春さん縛るよ……」
「うん……キツくしないでね……」
縄で軽く絵理の両手を縛っただけでその身体がビクンと緊張しているのがわかる。
なんかその様子を見ているとこちらまで緊張して来る。何より絵理の髪の毛が背中からどかされて綺麗な背中がボディーペインティングの
薄い膜一枚の向こう側にあるんだ。こちらにまできちんと塗装されてるとは言え、余りにも綺麗すぎるラインは丸わかりだ。
「そうそう…優しく優しく、ああ髪の毛は巻き込まない様に気を付けてくださいね」
全くだ…ロープを通すために絵理の髪の毛に触るのだが、こうして本格的に触るのは初めてだ。
顔とかに殆ど化粧をしてない絵理だけど、この髪の毛の感触すら極上だ。思わずロープそっちのけでそれを弄びたくなる。
………思えばこんな事を考えずにちゃんと進行役のバニーの言う事を聞いてりゃ良かったんだ。
「……で、次はそこでこのように…彼氏くん、大丈夫ですか?照れない、照れない。」
「…え、はいはい…こう、ですね…」
「えっ……んぁ………ふッ………」
皆の前で手品とは言え身体を縛られてる絵理は相当恥ずかしいに違いない。後ろからだと表情は見えないが、視線を置く場所に困ってるのかもしれない。
身体の方もロープが軽く触れただけでピクン、ピクンと反応し、思わず口から喘ぎじみた声が漏れている。
ギャラリーの方は絵理のエロい衣装と、口から漏れる色っぽい声に釘づけになっている。
「はい、皆さんこの様に身動きがロクに取れないほど縛られた彼女ですが、今から一瞬で脱出しちゃいます。
彼女が脱出したのに合わせて、何故簡単に脱出できたか詳しくレクチャーしちゃいま〜すッ。さぁ、どうぞ彼氏くん、
最後にロープを引いてください。彼女が見事に脱出しちゃいますから」
「じゃ、香春さん、引っ張るから、ね?よッ!」
「うん……っ……えっ……根元くん………」
あ、あれ……このロープを引っ張れば一瞬で解けるんじゃなかったのか?明らかに絵理の身体をきつく締め付けてしまってるんですけど……。
「あれ…彼氏、どうかしましたか…?」
「全然ほどける様子は無いんですけど……」
「え〜…ちゃんと私が言った通りの手順で…ってあれれ?何でこんな所にロープ通してるんですか?」
「え、違ってた?俺、間違った?」
「そもそも何でただ後ろ手に縛った後普通に縛る様に言ったのにどうして胸の間とか、股下に縄通してるんですか?
ここはそう言うお笑いはやってませんよ?」
司会者の言うとおり、絵理の状態はただの緊縛状態では無く亀甲縛りじみた状態になってしまっている。
「根元くん……早く…解いて……縄が食い込んで、痛い……あ、ぁふぁっ……んくッ……」
「あ、ごめん、香春さん……やべ、ちゃんと手元見て無くて……何でこんな……」
流石に絵理の身体の正面や太股あたりにロープを通す時はそれを皆に見られていると考えると緊張してうっかり通し所を間違えた俺。
「うわぁあ……これ、エロすぎねえか………」
「あの娘、ハムみたいになっちゃってる……」
「何気にあの服、縛りと相性良すぎねえ事ない?」
今日の服…エロコスプレの塗装故に皺が出来て無くても違和感がないから良かったけど…普通の服の格好だったら
皺が出来て無くて皆がおかしく思った事は間違い無いだろうなぁ…。
「きゃっ……そんな、引っ張らないで……んぅ…食い込んで、跡が出来ちゃう……」
そうだよねぇ、食い込んで跡が出来たら流石に絵理のボディーペインティングでもヤバい姿になるよねぇ…。
何せ縄が食い込んだ跡がボディペイントの上に出来たりしたら、絵理がまともに学内を歩けない事になるのは間違い無い。
「あれれ…こうでもない…香春さん、ごめん……こっちかな…じゃなくて…ここがこうなって……」
「や、止めてッ、根元、くんッ…ひっ…あふッ……胸に、縄が……」
マズすぎる事に絵理の乳房が縄で絞られ始めている。よりにもよって絵理の身体で多分一番柔らかくて筋肉の通ってない部位に。
早く解かないと縄の後が出来てしまうのは勿論だがそれ以上にそんな現場を皆に見られてしまっている。
「すげ……あの娘の胸、すげえ事になってんの……」
「ってか殆ど亀甲しばりみたいになってねえ?」
「くッ…………」
絵理の顔が羞恥で赤くなってしまう。絵理が我慢しようと思っても、縄の毛羽立った感触が絵理の敏感な身体を刺激している。
足まで緊縛されてしまった状態なのでその場から殆ど動くことが出来ない。ああ、ごめん、絵理……晒し者にしてしまって…。
「何やってんだか、あの彼氏……手際悪いな……」
「ホント…自分の彼女なんだからもう少しちゃんと触ってやって解いても…」
へいへい、悪いですね、手際悪くて…服に見える部分に触るわけにはいかないからこうなってんですよ!
「彼氏くん、あの……さすがにこれは普通にこんがらがってるだけなんで、私、切りますか?本当にロープはただのロープですし」
そうしてもらえれば有難いけど、絵理の身体に触ってしまうのは男でも女でも問題ありすぎだ。
絵理は今自分で動けるとは思えない。動けたとしてもそのせいで縄が食い込んで跡が残ってしまうかもしれない。だったらこうするしか!
「………悪い、香春さん……また、悪いけど、いろいろ触っちゃうから…」
「えっ?なぁっ…?!なに……きゃッ!ちょっと、根元くん、どこを……!え…あぁっ!きゃあッ!」
「よっこらせッ…!っと……」
絵理の正面に回ると絵理の後ろ手に縛られた手首と太股に手を回して右の肩に担ぎあげた。
「あッ………?何を………?えっ……んんっ………」
訳が分からず身体を揺らす絵理。縄で絞られてる状態の乳房が揺れて俺の背中を柔らかく叩く。
「ここじゃ何だから……美術準備室いくから……そこで切るから、我慢して」
「う、嘘ッ……ここから準備室までって……や、やだ降ろして、根元くんッ……解いてッ…」
絵理の身体を担ぎあげたままステージを飛び降りる。そのまま出口に駈け出そうとするのだが。
「あ、ちょっと、アンタら、箱、箱〜!」
あ、俺ってば絵理の作ってくれたケーキの箱を座席に置きっぱなしであった。
「えっ?ああ、すいません、親切に…」
「……根元くんッ……それは、後でもいいから……早く解いて……」
絵理の作ってくれたケーキを忘れるわけにはいかないモンな。片方の肩に絵理を担ぎあげた状態でもう片方の手にその箱を持つ俺。
うわ…お姫様だっこした時はさほど重く感じなかったけどめっちゃ運びにくい。
考えてみたらこうやって女の人肩に担ぐのってよッぽど体格差が無いと…この場合俺の方が大きくないと上手くは出来ないよな…。
「げっ?!何やってんだ、あれ……!」
「これも大学の出し物かよ、どこのだよ、見に行こうぜ!」
「手品の所から出てきたみたいよ……何で手品なのかよくわからないけど…
「ぃやぁ……根元くん………早く、降ろして………みんな見てる……あぁ…なんて思われちゃうの……」
暴れるとロープ跡がひどく残ってしまうと自覚しているのか絵理のもがき具合が異様に大人しい。
でも……俺の顔の真横にある絵理の美しい臀部を見ると……うわ、羞恥で赤くなっている。しかも震えて…。
通行人にロープで縛られて俺に担がれた姿を何か言われる度に絵理の身体がピクン、ピクンと震えていた。
服を着てる時でもこんな縛られ方をしていれば恥ずかしいに違いないのに、絵理は本当は全裸なんだ。余ほど恥ずかしいに違いない。
俺の位置からは絵理の表情を確認出来ないけど、絵理は泣きたいくらいの羞恥に耐えてるんだ……それでもキレたりせずに…。
ごめん、ごめんよ、絵理、本当に……わざとじゃないとは言え、いろいろ辱めてばっかりいて…。
そうだ…!絵理の今のボディペインティングは色が白系統なんだ…。絵理の肌があんまり羞恥で赤くなったら…。
「か、香春さん…準備室ですぐにロープ切るから、へ、変な跡とかつくまえに…!」
「っ…言わないで、そう言う事……あんまり、揺らさないで……痛い……」
「ごめん、本当に……すぐにロープ切るから……」
「そもそも、どうして…んん…こんな形に私を縛っちゃうのよ……もう……はァ……」
「ま、まぁ……なんてゆうか……香春さんを縛るなんて考えたらものすごく緊張しちゃって……結構手とかガチガチになっちゃって……」
「………いけない事とか、考えたりしたの………んっ……!」
「……ちょっと、妄想しちゃったかも……ごめん……」
「もう……皆の前では、自重してよ………」
不謹慎かもしれないけど、今のこの状況を絵理に済まないと詫びながらも少し興奮していた。
普段は俺の力で組み伏せたりは出来ない絵理だけど、今の抵抗も出来ない状態の絵理に。
このまま人目につかない場所に連れ込んで、お楽しみを……そんなイケない事まで頭に浮かんできてしまう…。
アニ研の部屋を脱出した時以上の注目を浴びながら美術準備室へ駆け抜ける。
「はァ…や、やっと着いた……これで、やっと……」
「悪いけど、根元くん……早く切って……この感触、嫌……んっ……」
地肌を這う縄の感触とここへ来るまでの視線に耐えかねたのか眼尻に少し涙が浮かんでいる。
「香春さん、それじゃ切るから…!う、後ろいいかな…?」
「うん……早く………ちょっと、もう……限界かも……」
テーブルの上に上半身を押し付ける様にうつ伏せになって、美尻を突き出した格好の絵理。
さ〜て、頂きます……じゃなくてロープを切らないと…何しろロープを解くために触れる部位は限られてるからな…。
そう思って絵理の後ろ手を縛るロープを切るために遊び部分を作ろうとしていた矢先だった。
「はァ〜結構疲れたなぁ……根元の絵、すっげえ評判良すぎだぜ…!」
「でも、私未だに根元君が絵理ちゃんにモデル頼んだっての奇跡と思うのよね…」
「根元の奴今頃絵理ちゃんと楽しく学祭回ってんだろうな〜…ところで、どこ行く予定?」
「取りあえず外の屋台とかバザーかな、私は……」
外から俺には聞き覚えのある声が聞こえて来る。駄目、こっち来ちゃ駄目なんだからってば!固まる俺。絵理の方も何か察したようだ。
「………ね、根元くん………その」
ガラガラッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・準備室の扉が開けられた。
「わッ…………!」
「んっ………………!」
「え、ええェ〜!?根元君……まさか、絵理ちゃんと………」
「……ぐぉっ?!!おい、根元!お前準備室を何に使ってるんだ!」
絵理がちょうどアニ研の展示室にいた時美術サークルの展示室で受付をしていた二人が室内の光景に唖然としている。
「うわああ!違うって!これは香春さんの解こうとしてただけで!決してお前らが思ってる事じゃないって!」
「もうっ……何とでも言って………」
絵理…きっと身体が自由に動くんなら膝を抱えて顔を伏せてしまいたいほどの状況なんだろうねぇ……。
「チョイ待てよ、お前ら、こりゃ誤解だって!俺らさっき手品研にいたんだって!」
「はいはい、いいから気にすんなって…全く昨日から仲いいの見せつけてると思ってたら…」
「変態行為と思ってたけど、絵理ちゃんがやってると結構格好良く見えて来るもんよね……あ、続けて」
「そうそう、俺ら誰にも言ったりはしないからよ。」
「ああ、もういい加減にしろよ、お前ら…香春さんそんな人じゃないだろ?ロープ切るの邪魔すんな!」
「やぁね、そんなに怒んなくても……」
「香春さん、ごめん……じゃ、切るから、じっとしてて……」
「うん……ンッ……?!くッ……はぁん………」
全く下らない時間を食った……。そう思いながら絵理の手首部分の結び目を切ると絵理の身体が一瞬緊張から解放される。
そして身体を締め付けていたロープが一気に緩くなって行く感触に絵理の身体がビクンと震えた…。
「大丈夫…?香春さん……どうにか跡は残って無いけど、結構無理な恰好でキツかっただろ?」
「うん……平気……跡が残ってないなら……」
幸い、奇跡的に絵理の身体にロープ跡が残ってる様子は無かったけど、部員仲間に明らかに誤解されたのは言うまでも無かった。
でも、まだ絵理とは恋人関係にすらなってないのに、こんな誤解を受けさせてしまうとは…やっぱりケジメは付けないとな…。
「ごめん、本当に!今回の事はマジでシャレになって無かった!香春さんの気の済むように…!」
覚悟を決めた俺は絵理に俺を気の済むように蹴る様に言ったのだが。
「いいのよ、もう……それに、あの部屋で切ってたら………」
絵理の方も多くの人間の前でロープを切られた後に肌に跡が残ってるのを見られないか気にしてたようだ。
「でも、香春さん本当に悪気は無かったんだけど、問題はありすぎたんだし、遠慮なく…覚悟は出来てるから…」
「だから、いいの…根元くんはムッツリだけど、わざとそんな事はしないから……それに……」
「え…?」
「根元くん、私に蹴られたりしたら、逆に喜びそうな気がするから。」
「あ、香春さんひっどいなぁ……」
「だって根元くん、本当は私に縛られたかったんでしょ?そう言う趣味なんだし」
「だから〜、あれはステージ上でのアドリブだってば…」
「あらら…いつの間にか昨日よりも仲良くなってるよ、こいつら……」
「やっぱりさっきの縛り、いい雰囲気の真っ最中だったんじゃないの?」
「お前ら、いつまで疑ってんだよ?まったく……香春さんのケーキ食べに戻って来たってのに…」
「はァ?絵理ちゃんのケーキって……根元、またお前だけいい思いを……」
「私も、絵理ちゃんの興味あるな〜。」
………口止めとかそう言う事もあってケーキの量が一人前から半人前に減ってしまったのは言うまでも無かった。
「ちぇ……せっかく香春さんが作ってくれたってのに……」
「もう、根元くん……そんなにスネないでよ……」
「根元ッ……お前こんなレベルの高いの、自分だけで食う気でいたのか……」
「ホント………このケーキ下手したらお店のよりシットリしてて美味しいかも……」
「や、やだ……褒めすぎ……根元くん、どう…?」
「ああ、うん…すごく美味い……前のお弁当と甲乙つけがたいかな……」
勿論絵理のケーキの評価は良かった事も言うまでも無かったが……、俺の絵理に対する讃辞が薄れてしまったのも言うまでもない。
くそ……二人きりでまったりとケーキを楽しんで俺だけが絵理の腕を褒めて照れさせたかったのに。
「ところで……絵理ちゃん、そのセクシ〜な服、何……?」
「何かアニメキャラみたいな恰好してるけど……まさか根元君に頼まれたの?」
「はッ……?や、やだ………そんなに見ないで………」
「しかもそのネコ耳……うわ、マジ似合ってるじゃねえ?」
「えっ……こ、これは、葛城さんに……」
「そういや、蛍ってば私らにしきりにケータイの画像見せに来てたけど…どこ行っちゃったのかしら……」
「そうそう、画像くれっていっても全然オッケーしてくれないしよ…」
どうやら葛城は絵理のセクシーショットの画像や動画を見せびらかすだけでばら撒いたりはしてない様だ。
「しかも去り際に『また絵理ちゃんの写真撮ってこよ〜』とか言って走ってったしね」
「…………え……?」
それはマズイかも…葛城はどうやら絵理のセクシーな姿や可愛い動作を写真に撮る事にハマり始めている様子だ。
俺と絵理、葛城の三人しかいないなら絵理のボディペインティングについてバレそうになる確率は低そうだが、今ここに
ひょっこり戻ってきてしまって絵理にじゃれついてきたりすればどうなる事やら。
昨日の飲み会では皆絵理以外はお酒が入ってたから良かったけど今はそうもいかない。
それに、俺達四人で絵理の手作りケーキを食べてしまった事が知られたりすれば、葛城の奴、『私も食べたかったのに』
とか言い出すかもしれない。いや、間違い無く言うに決まってる。
「……取りあえず、そろそろ行こうよ、香春さん…何だかんだいってお昼はまだ食べてないし…」
「え?う、うん…でも…」
「じゃ、俺らも外の屋台行こうかな……あ、絵理ちゃんケーキ御馳走様」
「ごちそうさま〜。今度何か御礼するからさ」
二人が準備室を出て行く。俺らもそれに習って出ようと思うのだが。
「ちょっと待って、根元くん…、片付けないと……」
「あ、香春さんってばそんなに気を使わなくていいよ…後で俺らが片付けるから…」
律儀に気を使ってケーキを食べていたテーブルの上を片付けようとする絵理。そうなると俺も手伝わない訳にはいかない。その時―――。
「あ、二人とも…絵理ちゃんと根元君、見なかった?」
廊下から葛城の声が聞こえた。ついさっき部屋をでた二人と鉢合わせたらしい。
そしてタパタパとこちらに向って走って来る足音。このタイミングだとこのままドアから出ると葛城と出会う形になってしまう。
一方、絵理の方はもともと葛城の行動に振り回されはしても葛城を嫌ったりはしてないせいか、あまり気に止めてない。
このままだと、絵理がまたセクハラされそうな気がする。そして部員二人が戻ってきたりすれば…。
「香春さん……ちょっといい……?」
「え、何…根元くん?ひゃッ?!!」
俺に手首を強引に掴まれて目を白黒させている絵理。取りあえずここは隠れてやりすごそう…。
1・テーブルの下に隠れる。(ある程度スペースはあるが会話は出来ない)
2・ロッカーに入って隠れる。(ある程度会話は出来るが、とにかく狭い)
3・カーテンに隠れる。(取りあえず身動きは絶対不可)
4・隠れるより、絵理には仮眠をとってるふりをしてもらう。(葛城との会話は全部絵理に聞かれる)
5・窓から逃げる。(準備室のある棟の前には樹木が密生していて、クモの巣が多い…)
今日はここまでです。そろそろ学祭初日終わりで
二日目のマッサージチェアイベントやハイキックのイベント
動物との触れ合い広場でのイベントとかに移行したいとは思ってるんですけど
文章の進みが遅い上にエロス分に他のスレに比べて決定的に
欠けててすみませんです。
感想、妄想待ってます。
マエバリ、ニップレスは自分も好きなネタなので是非文章で見たいです。
GJ
今回はイベント盛り沢山だなー
ネコミミ付けっぱなしだなんて絵理ちゃんもわかってるね
選択肢はロッカーに隠れて
なかなか準備室から出て行かない葛城のせいで
長時間根元に密着されてしまうのが理想的かな
生殺しな我々にそろそろご褒美を
香春って誰?
絵理ちゃんの姓だよ
まだ根元はファーストネームで絵理に話しかけて無い
失礼しやした
生クリームのシーンは良かった
569 :
NPCさん:2009/11/17(火) 20:03:52 ID:BWt6o6il
>>205のスレでも>569と同一と思われる書き込みがあったけど、これって荒らし?
尚、文章に関してだけど、遊具とかで絵理がブーツを引っ掛けてしまうイベントだけど、
あのイベントは元々は絵理がヤモリ状態で窓ガラスや鏡に乳を押し付けるとか、網目越しに乳だけ飛び出して不自然に思われるイベントとか考えて何故かあんなイベントになってしまった。
これらはもう少しイイ感じで次に活かしたい
尚絵理と根元の関係とかも告白とボディペインティング自白とかを同時にするよりも、ボディペインティング自白後絵理が根元に『私みたいな変態趣味の女でもいいのか考えて欲しい、発覚した以上私も根元くんの前でまともでいられるかわからないから…』
と、今までみたいにデートを繰り返した後、告白の方がいいのかな?
純愛ルートなら所謂『互いに遠慮』的な期間とかがあった方が萌えそうな気がする。
絵里は根元に対して、恋愛感情を抱いてるのかな
学祭中にそのあたりをはっきりさせておくといいかも
それと絵里のボディペイントってあくまで趣味なのか
日常的にしているのか知りたいな
これらは本編で明かしていくだろうけど楽しみ
緊縛ショーとケーキ作りはもっと別に書いても良くなかった?
俺としては身体に縄の後を残した設定にして欲しかった
一回くらいは根元が絵理をイカせてしまうハプニングがあってもいいかな
満員電車で絵理を人込みから守るために密着
根元に乳を押し付ける格好になってしまう絵理、電車の揺れに合わせて乳首刺激されまくり…
絵里に添い寝して欲しい
絵理を根元が後ろからハグするシーンはもう少し会話を入れて欲しかったな
絵理はどの程度根元の事を恋愛対象に見てるんだか
しかし女子供に対しては隙が多いのは良い設定だな
割と根元が強引な気がするんだが
絵理をお姫様抱っこしたり縛り付けたり
そのまま廊下を運んで直行したり 次はどうしてくれるか楽しみだ
ネットを登るシーンではこっそり肛門ガン見してほしかった
二人の初キッスはまだか?!
まあ根元は女性に恋すること自体が始めての設定だから
時折チャンスを逃したり、度胸が足りなくてエロい事が出来ない分
他の行動で強引になる事が多いと言うタイプなので。もちろん童貞で
風俗とかに興味があってもそれに手を出す度胸が無いと。
ケーキの量が減ってしまったのは次の日絵理が根元に再び手作り弁当を作ってくれるフラグとして、根元は大喜び
準備室で弁当を食おうとした時、男子部員が大挙して部室に
根元が食ってる弁当が絵理の手作りと知り、分けろとか丸ごと寄越せとか言い出し、根元弁当かかえて逃走
絵理準備室に残されてしまう
仕方なく根元を捜しに行くが先日の絵理のエロコスプレを見たカメラ部や報道部に捕まりそうになって、スルーしきれないためにその場を逃げるが、しつこく追われてしまい…
この流れがハイキックに繋がってくでいいかな?
他にイイ展開あったら聞かせて
>>348のSF研のイベントとか面白そう
ハイキックは準ちゃんと絡ませるといいかもね
虫が苦手と言う他に何でもこなせそうに見えて裁縫だけは壊滅的に不得意(ほつれる物は身に付けて無いから)と言う後付け設定も考慮しとこ
絵里のコスプレって元ネタあるの?
具体的な元ネタは無いが、宇宙かけの神凪いつきとかよりもさらに露出度が高い格好じゃないかと設定してます
586 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 00:27:30 ID:1FrHP/35
SUGEEEEEEE!!!!!
絵理がバイトとかしてると設定にしたら、そのバイトは接客系か、警備員系か、着ぐるみの中身か、土木系か
高身長の設定もあるし着ぐるみのバイトは向いてるかも
その流れで遊園地のデートとか
まさか家庭教師のバイトしてて教え子といい仲に
と言うのはアウトだろうね
その辺の愛憎関係を書く実力は俺には皆無だし
絵理ちゃんは主人公だけの物であって欲しい
着ぐるみごしに主人公に気づいてしまって挙動不審に陥ってしまった
絵理ちゃんに、主人公も着ぐるみの中身が絵理ちゃんと気づく様な
ラブコメな流れがいいと思う
>絵理ちゃんは主人公だけの物であって欲しい
同意
しかし他の男子美術部員の奴が一人でいる絵理をちゃっかり誘い出そうとするのをこっそり根元が
観察して絵理の反応を確かめる様な展開は見てみたい。
594 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 21:17:00 ID:Oq5h1bZl
ふしだら娘絵理ちゃんにお仕置を!
絵理ちゃんにはツラい寒さだな
俺の手と言うか地肌で暖めてやりてぇ
絵理の寒さ耐性時間は気温5℃位では
一時間は我慢できると設定して……
このタイミングじゃトナカイ娘とかサンタ娘のボディペインティング
間に合わないか……
もし寒さで尿意をもよおしても、ボデペなら尿自体と音さえ隠せれば、
電柱程度の太さの木の影にかくれて携帯で通話中のふりしつつ立ったまましても
通行人もまさか女性が着衣のまま立ちションしてるなんて思わないから
バレなかったりして。
599 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 21:14:15 ID:7z351hoE
絵理とクリスマス過ごしたら楽しく過ごせそうだな
>>599 絵理が彼女なら一年中お楽しみだらけだろww
冬は外出どうするんだろ・・・
マフラーや手袋くらいはつけてます
葛城が絵理の動画や写真を撮りたがってるのって何かのフラグか?
あくまで葛城の趣味なだけです
根元といい雰囲気になって無防備な表情を見せてしまった所を葛城に度々写真に撮られてしまい絵理はメチャ恥ずかしがると。
しかし葛城は絵理との出会いで百合に覚醒しかけてます。
605 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 00:44:14 ID:RoedoZR0
ageましておめでティーヌ
絵理ちゃんの文章UPされたら今年最初の読者になるぜ!
明けましておめでとうございます
バイクツーリング、サイクリング系のイベントでは、二人乗りもアリだな
文章の続きは後2、3日待ってて
>>559の続き
俺は驚いている絵理の手を掴むと、すぐさま隠れるべき場所を目で探した。
絵理と葛城には少し悪い気もするけど、これは仕方がない。多少は俺の独占欲を通させてくれ。
「ね、根元くん……?いきなり……何を……えっ……きゃぁっ……!」
「しっ!隠れるの…!」
「えっ……何で……あ……ちょっとっ……!」
どうして隠れるのか訳が分からない絵理は俺に手を引かれるまま俺の隠れた場所に引き込まれてしまう。備え付けのロッカーの中に。
「香春さん、ここ……!」
「何っ……やッ……せ、狭いッ……根元くん……んっ……」
すこし埃っぽいロッカーの中に訳も分からず引き込まれた絵理が、その空気と内部の狭さに思わず顔をしかめた。
掃除用具のロッカーではないから、それほど汚い事も無いとは思うけど…。
中にあるのは本来は備え付けのカーテン……これは今窓に使われてるからここに入ってない。
何故か箒とチリトリが、掃除用具ロッカーじゃなくてこの中に納まっている。全く、誰だよ……当番の奴は……ってここに入れたのは俺か。
二枚扉のタイプのロッカーだから、外から見た時は結構中が広く見えたんだが、実際中に入ると思ってたよりは遥かに狭い。
「よっと……取りあえず、これで良し……」
内側から扉を閉めて、簡易キーを入れる俺を真正面にいる絵理が怪訝な顔で見つめる。
……そして狭いと言う事は二人で入り込めば絵理の顔の位置が物凄く近くにあると言う事で。
「根元くん……隠れるって………いきなり、どうしたの………葛城さんを脅かすの……?」
「………いや、そう言うわけじゃないけどさ……」
「だったら、どうして…………」
「いや………その………何て言うか………葛城が来ると……香春さんと話が……」
「え?私と話って………?」
「うん、だから………葛城ってああ言うテンションで、香春さんの事、興味津津だからさ……俺もっと香春さんと話してたい時、
飛び込んで来られると、なんか……」
「………ひょっとして置いてきぼりになった気分……?」
あ……絵理、軽く目が笑っている。しかもえらく母性的な目つきで。やめてくれよ、くすぐったい…。
「いや………う、うん………そう言う事になる、のかな………」
「……子供みたい………根元くん……………」
「う………ま……否定は出来ないんだけど…………ごめん………」
「いいのよ……ふふ……私の方が年上だから………」
絵理がこんな場所にいるにも関わらず、俺に向って『しょうがないわね…』と言う感じの優しい表情を見せる。
思わずおれが赤くなって目を逸らしてしまいそうなほどの表情で。
いきなり埃っぽいロッカーに押し込まれた事に驚いてはいた様子だが、絵理の態度と来たら……。本当に絵理は聖女か?
それに、このわずかな光しか入ってこないロッカーの中だと、絵理の身体を覆う塗装が全く見えなくなっている。
それを意識した途端に、また下半身が元気になりそうになる。落ち着け、俺………。
「理由はわかったけど………他に隠れる場所、無かったの……?」
「うん……後はテーブルの下か、カーテンの後ろ位しかなかったかな?」
「そう……んっ……でも……私の背だと、少し………このままの体勢は……んん……」
「ご、ごめん………どっかぶつけたりしなかった?」
「根元くん、謝ってばっかり……そうじゃないけど……結構疲れそうかも………」
なんて言うか、絵理のロッカーの中に納まろうとしている体勢が、いい感じの絵柄になっている。
こんな事思うのは不謹慎だけど、絵理が自分の長い手足に困っている様子が何とも微笑ましい。
「ふぅ……根元くん……ちょっと、そこ手を置かしてもらってもいいかしら……」
「あ、うん………」
腰をかがめた体勢に慣れていないのか、絵理が俺の顔の横に手を伸ばしてきた。それは良かったんだが。
「うッ…………?」
「あッ……………」
俺のうめき声に、絵理の方もそれで起こった事態に気付いたらしい。
ちょっと俺が顔を前方に動かせば、そのまま絵理の顔にキスをしてしまえるほどの距離に顔が近付いてしまっている。
「わ、わあッ……?!ごめん、香春さん……俺、一応息は臭くないと思うけど、ちょっと頭ずらすから……」
「えっ?え……う、うん……こっちこそごめんなさい……って……あッ……きゃぁっ?」
同時に顔が赤くなる俺と絵理。思わず俺は膝を曲げて腰を下げて頭の位置を低くする。
だが慌てた俺は思わず壁面にぶら下がっていた箒に手を引っ掛けて、ちょうど俺の身体の上に落としてしまった。
その箒の動きと来たら。ハケの部分を下にして俺からずり落ちて行くとちょうど絵理の大事な部位を掠める。
「あ、ごめん、香春さんッ……まったく、この箒は……」
「えっ……あ……だ、だめぇ……根元くっ……んんっ……」
絵理の狼狽した声に気付くと、俺の身体の上を滑って行った箒を強引に引っ張ろうとした事で再び絵理の身体に箒の刷毛が直撃し。
箒のチクチクした感触に内またを中心に大事な部位を思い切り刺激されてしまう絵理。
「ひゃッ…?あ、あふぅっ……んっ…やだぁ……ん……はぁあっ…………あふぅ…」
絵理がその刺激に脱力してしまい、壁についていた手と、狭いロッカー内で不安定に身体を支えていた脚両方の力が抜けてしまう。
そしてその身体が思わず滑るように俺に向ってフワリと倒れこんできた。この狭いロッカー内だと言うのに。
「わぷっ?!んごッ……」
「きゃっ……痛っ………ん……ごめん、なさい……根元くん………ぇ……?」
後頭部に当たるロッカー内の壁の感触と(これは対して痛くない)俺の顔面に柔らかく直撃する何か。
絵理が俺の上に倒れこんで来たのはあくまで俺が箒で絵理の身体を刺激してしまったからであって、だから謝りたいのだがそれが出来ない。
謝る気持ちはあるのだが、顔面を直撃する柔らか何かのせいで、俺は声を出せなくなってしまっていた。
正確には息をする事もかなり困難な状態。俺の顔の上の柔らかい物は、見事に変形して俺の呼吸口を塞いでいる。ついでに視界も。
「〜〜〜〜〜〜〜ッ…!?んむ〜〜〜〜〜〜〜ッ……?」
「えっ……根元くんッ……や、やだッ……どこを……えっ……あッ……きゃああああッ?」
何とか息を繋ごうと首を動かして見ると塞がれていない耳に絵理の困惑した悲鳴が響く。
『どこを』?…………ま、まさか、今俺の顔を塞いでいる柔らかくて心地いいものは……絵理の乳…あの美巨乳なのか?!!
「ひっ…ん、うふぅっ……ね、根元くん……す、すぐにどくから……」
「ん………ッ〜〜〜〜?」
「だ、めっ……頷かなくていいからっ…………」
しまった!ありがたいハプニングには違いないかもしれないが、どう言い訳をすればいいんだ……。
きっと絵理の方も言い訳の仕方に悩みながら慌てているに違いない。
触れてはいけない塗装部分に俺の地肌が……しかも絵理の大事な美巨乳に、顔を直接……。
こうなったら、身体を離した後はあくまで気付かないふりと、徹底的に謝る事を第一に……!
お互いに身体を離そうとしているのだが、やはりお互いに慌ててる上に、狭いロッカー内、モタモタした動きしか許されない。
「やっほ〜〜〜!絵理ちゃ〜んっ……また来たよッ!って……アレ……何だ、絵理ちゃんも根元くんもいない……」
「っ!?」
俺の上で絵理の身体が思い切り竦み上がった。葛城がこの部屋に絵理がいると思って飛び込んで来たのだ。
(廊下で葛城の声が聞こえた時から時間がたち過ぎてないかというツッコミは却下だ)
「あ〜あ……せっかくバザーで絵理ちゃんに似合いそうな服あったから見に行こうと思ったのに〜……」
葛城、やっぱり絵理の事が相当気に入ってるな……絵理は服をプレゼントされても困ると思うんだけどな……
っていうかはやく部屋から出てくれ、良い子だから……。
多分ロッカーの扉を開ければ俺と絵理は難なく離れられるんだろうけど、ロッカーを開けた途端にこんな痴態を見られるのは困る。
俺と絵理の密着具合に猛烈に嫉妬するのか、それとも絵理のセクシーショットとして写真に納めてしまうのか…
「ひょっとして……!その辺に二人で隠れてるなんて事は……」
「っ?!」
「〜〜〜〜!」
おのれ、何と言う事を推測してくれる……思わず絵理と一緒に固まり掛けてしまったでは無いか……っというか……
そろそろ、本格的に息が苦しくなり始めてるんだけど……絵理……悪いけど、少し呼吸を許して……
そして、苦しいポーズで体勢を支えている俺。腕の方なんかもう限界かも知れない。
「……ぅうふぅ………」
「きゃっ……や、やだ……やめて……根元くん………」
顔を少しずらして何とか呼吸を繋ごうとする俺に、絵理が葛城に聞こえない様な小さな声で囁きかける。
「〜〜〜っ〜〜〜・・・・・・・」
「はっ……ぇ……や、やだ……根元くん……もしかして、息が………ご、ごめんなさい……んんっ……」
俺が何かを言おうとしてるよりも、息が苦しそうだと察してくれたんだろうか、絵理が何とか身体を動かそうとする。
「んんっ…………?はァ……や、やだ……何かが……えっ……さっきの箒………」
あ……俺と絵理の密着する身体の間に、ちょうど絵理の股間のあたりにさっきの箒がまだあった。
慌てて動こうとしている絵理の股間を、グニグニとその箒の柄の部分が刺激しているんだろう。
いや、絵理……君が敏感体質なのは察してるけど、密着状態でそんなに色っぽい声は出さないでくれ。
しかもこのロッカーの中で外に聞こえないヒソヒソ声で……。色っぽい声にエコーがかかってるんじゃないか?
惜しむらくは絵理の顔が見えない状態になってるんだが、その代り顔全体に直接当たる絵理の生乳。いい匂い。
不可抗力でいいよね……。元々俺が悪いのはわかってるんだけど、不可抗力でいいよね…。
思いっきり元気になっても、健全なジェントルマンの証として認めてくれるよね?蜂起せよ、俺のモノ!
ズボンをググっと押しあげながら、立ちあがっていく俺のモノ。箒にも当りながら。
「んぅ……っ?きゃぁっ………根元くん……ちょっとっ……ぁ……そんなッ……」
股間に押し付けられた箒がさらに持ち上げられる様に動いているのに驚いて小さく悲鳴をあげる絵理。
「やぁ……こんな時まで………っ……お、お願い……葛城さん……早く部屋から……んんぅ……」
その箒を押し上げてるのが俺のモノである事に絵理も気付いてしまったようだ。
でもやはりと言うべきか……絵理はその事に関しては俺を罵る様な事が出来ないのであった。
俺が興奮している理由を考えれば、それも仕方がないし、何よりそれを鎮める様に俺に頼むのは絵理には耐えられない羞恥に違いない。
「っ………ぷっ……んっ……………」
しかし……本当に俺の呼吸に関する便の方はどういう事になってしまうのかなぁ……。
苦しいんだけど、腹立たしさが無くて……むしろ心地よさすら感じてしまうとは……。
乳房は脂肪が主体だからほんのり冷たくて、それでいていい匂いで、スベスベして……。
妄想がもうどうにも止められない。ここで口を開けて歯や舌を絵理の地肌に当ててしまったら、絵理はどんな悲鳴をあげるのか。
絵理が無理せずに身体を離すよりも、あの乳に手を添えて少し隙間を作ってくれればいいのかもしれないけど、
動顛していて気付かないのか、それとも恥ずかしくてそれが実行できないのか。
絵理の身のこなしは引き締まった肉体美と言うのをモロに感じさせてくれるけど、そんな絵理の身体の中でも
やっぱりこの見事な乳房には筋肉なんて通ってる筈も無くて、そのせいで絵理が少し身じろぎした位では
俺の顔から乳房をどかす事が出来ない原因にもなってるんだよなぁ……。
「や、やだぁ……根元、くん……苦しいの……?…ん……ま、待って……すぐにどくから……んっ…ひゃぁんっ……」
……こんな形で死ぬのも悪くないのかもしれない。もしこれで俺が死んだとしても絵理のせいじゃないと言い切る自信がある。
これは他殺ではなくて、自殺に違いない!何となくこの状況を崩されたくないんだから、きっとそうなんだ!
もし、絵理に殺されるような事があるのならば、俺はこの乳で窒息死させられる事を胸を張って願い出る!
かっこ悪い自殺の方法かもしれないが、男子たるもの死に様はそうでなくてはならない!
…………今もそうなりかけてるんだけどね。その希望を絵理に伝えられないのが残念だ。
俺の方はハッキリ言ってこれ以上身体を動かすのは不可能な状態。
否!首は動かせる。絵理の乳に圧迫されてるとは言え、左右にグイグイと動かすことぐらいは。
「〜〜〜〜………ぅ〜〜〜」
「んんっ……ダメ……根元くん、顔動かさないでッ……ぁあッ……もう、もうっ……はぁ……やッ…」
視界も絵理の乳房で真っ暗にされてるから絵理の表情はうかがい知ることなんて出来ないけど、でも声から想像すると
顔中を羞恥と戸惑いで真っ赤にして、あの綺麗な目を潤ませて、汗ばんだ頬に髪を張りつかせて…。
だめだ、だめだ、本当に……絵理が葛城に悟られない様に物音を立てない様に必死に、さらに俺の顔に胸を、
そして間接的とはいえ箒の柄で大事な部分を責められてながらも俺の上からどこうとしてるのに…。
こうなったら、絵理に『無理しないでくれ』と何とか伝えられないもんかな…。
「う〜ん……絵理ちゃんも根元くんもいないし……ん〜………あ、もしもし、蛍だけど……」
葛城〜!まだロッカーの前に……。しかも携帯を取り出して会話を始めたらしい。
「ねえ、絵理ちゃんもう準備室にいなくなってたよ。根元くんとどこ行ったかわかる?……ん…え〜聞いてない〜……?
絵理ちゃん無しだと面白くないなぁ……」
「ん………はぁ………ま、まだ…………んっ……」
俺も絵理も、ロッカーの外にいる葛城の行動に気を配らねばならない。
葛城が出て行けばロッカーの扉を開けてこの無理な体勢を解く事が出来る。だがそんな願望など知る由もない葛城。
携帯を取り出して、おそらくさっきまで一緒に準備室にいた女子部員に電話をする葛城の様子に絵理が俺の上で震える。
「だって〜…絵理ちゃんって一緒にいると何かすっごく楽しくて幸せなんだし〜……へ?根元君との時間邪魔しちゃダメ?
え〜?根元くんと絵理ちゃんって出来てるの?って……ケーキって何?縛ってたって何?」
「〜〜〜〜ッ………!?」
「う、嘘ッ………やだ………そんな……誤解だってば……そんなッ……んっ……」
俺と絵理が密着したままほぼ同時に竦み上がる。どうやら電話に出てる女子部員、さっきの緊縛姿と手作りケーキの事を
口を滑らせたのか、話してしまったらしい。しかも、俺と絵理が完全に出来てるとの勘違いつきで…。
しかし、そうか……絵理と俺では不釣り合いかと思ってたけど、出来てると思う奴もいるんだなぁ…。
まぁ、本気で言ってるわけじゃなくて、葛城をからかってるだけなのかもしれないが。
そんな事を呼吸困難に陥りながら思う俺の上で、絵理が明らかに取り乱している。レア姿……というべきかな、見えないのが残念。
「え〜!そんな事……根元君にそんな積極性があったの?ウッソ〜……絵理ちゃんがそんなに進んでたなんて……」
「やだ……やだ……ぁあ……どうしよう……皆になんて言われちゃうの……誤解されちゃう……んっ…やッ…ぁ…」
ひょっとして絵理は、今すぐその勘違いと誤解を解きたいのかもしれない。それでいて見られたら困る恥ずかしい状況。
いつもの絵理ならもっとあっさりとその誤解を否定するんだろうけど、特殊な状況に置かれたせいで頭が回らないのか。
やっぱり、男としてこのまま放っておくわけにはいかないよな……絵理を何とか落ち着かせてやんなきゃ……
でも、相変わらず絵理の乳が俺がまともに喋る事も許さない状況。何か、絵理に愛撫…いや、合図を……!
そうだ、手の方は確かに限界だけど、動かせないわけじゃない……。指で字を書いて絵理に……あ、でもそれだと絵理に触って…。
ええい、この状況下でそんな事も言ってられないか。絵理の敏感な身体、その敏感さが俺の伝えたい事を読み取ってくれると信じる。
「んぅ……?ひゃッ…ん…や、やだ…止めて……根元くん……こんな時にっ…きゃッ…やぁあッ……」
片方の腕に力を込めて身体を支えながら、もう一方の手で絵理の背中に指を這わせる。
当然、何の事かわからずに、そのくすぐったさに俺の悪戯と思ったのか絵理が身悶えながら抗議する。
でも、ここで止めたら本当に悪戯になってしまう。だから、俺は構わずそのまま指を這わせる。
「い、悪戯は……根元くん……ずるい……っ……んんっ!」
悪戯でも、擽ってるわけでもないと伝えるために人差し指に力を込めると、一際大きく絵理の身体が震えあがる。
その分、俺の身体にも思いっきり絵理の肌が擦りつけられる。半端なく苦しいが、それ以上に気持ちいい。
「や、やめて……ぇ……えっ……?ぁ……根元くん………何……を……んん……」
『香春さん聞いて』と指で絵理の肌に平がなで何度か書きつけるとやっと絵理も俺が何かを書こうとしてるのに気付いた。
「んっ………ぁっ……はぁ……あっ……んふぅ……」
大人しくはなるが、俺の指の動きを意識してるのか、指で肌を触って擦り、離れる度に吐息を漏らし身体を震わせる。
一方、ロッカーの外で、まだ携帯電話で会話中の葛城。
「いいなぁ……私も絵理ちゃんの手作りケーキ、食べたかったなぁ……え?ふんふん…あ、そう、だね……私も…」
やっぱり絵理の手作りケーキを食べられなかったのを残念そうにしていながらも、怒ってはいない様だ。
『葛城とあの女子は特に仲がいいから、最初から冗談だから気にしないでいいよ』
本当はそうとは言い切れないけど、絵理と俺が緊縛プレイを出来るほど進んで無いのは事実だし…はァ……。
とは言え、それで絵理は少し落ち着いたのも確からしい。俺の上での身悶えが少し穏やかになる。
そして、次にはこのロッカー内での事について触れておかないとな。
「んっ……やッ……ま、また………?」
俺と絵理の間に挟まって、絵理の股間を責めている箒をまず上手くどかすには……。
「ん………これで、いい……?根元くん………んぅ………」
絵理が腰を持ち上げたのに合わせて、俺が何とか身体をかがませ絵理と俺の胴部分のスペースを空けると、箒が俺の上を
ススーッと滑り落ちて行き、そして刷毛の部分を下にして何とか大きな音を立てずにロッカーの床に落ちる。
そして、外の葛城の会話の方は。
「へぇ……二人前までは只で材料くれるって?そうだね、私もケーキ作って絵理ちゃんにプレゼントしちゃお!」
椅子を蹴る様な音が聞こえる。おそらく葛城が椅子から立ち上がったのか…よし、これならあと少し。
………あと少し何だけど……まだ俺の鼻とか口は殆ど絵理の乳に塞がれてしまっていて……早く、葛城、悪いけど部屋から…。
ええと、後、何を書けばいいんだ……いかん、もうすぐと思うと逆に気が緩んで息が苦しく……あ、でもここを出たらこの
密着も終わりにしないといけなくて残念で……いや、そうじゃなくて……そう、葛城が出て行ったと同時にロッカーを開ければ…
んん……脳に酸素がタリてないのカな……そ、ソウだ…絵理にそれを教えてヤラナイと……酸欠ッテこんなに目が回るんだにゃァ…
「よっし!さっきのアクセサリーとケーキで私は二点!根元君は一点!差、開いちゃお〜!」
バタン……タタタタタタタタ………………
兆度葛ギが出て行ったらし………絵理……悪イけど、ロッカ〜……開けて……
脳内をグルグルさせながら、その事を絵理に伝えようと絵理の身体に手を伸ばす。意識を失いかけた俺は自分が崩れかかって
絵理との密着が解けて距離があいてるのに気づかず、絵理の背中に字を書こうと手を伸ばしたのだが、それは背中に回らず
ぼんやり見える絵理の身体に手を適当に宛がう結果となってしまったらしい。
「んぅ………ぅぷっ………ぐッ………はぅっ………」
何文字かは書いたような、それが頭の中で思った事を書けてたのかは疑問だったけど……
「えっ……ひゃぁっ……!?根元くん、どこ、触ってッ……や、やめっ……えぇ…ちょ、っとっ!んっ…ひゃぅうッ…んふううぅっ…!」
絵理が何か反応して、思い切り震えていて……何を言っていたのかはわからないけど…取りあえずその姿は綺麗だった。
そして、意識が闇の中へ………………気絶って幸せなシチュエーションもあるもんだなぁ………
「………根元くん………大丈夫………根元くん………」
「ん………へ…………あ、あれ………何っ……う……頭、痛…………」
身体を揺り動かされて目を醒ます。目の前に映った天井に違和感を感じて、何かを考えようとするが……
はて……なんでこんな所で俺は寝てるんだ?俺は仮眠なんて取った記憶は無くて………
「頭が痛いのは酸欠状態になったせいよ………大丈夫……根元くん………」
ん……すこし顔をずらすと、絵理の顔が……あれ…俺は確か絵理と一緒に……そう、学祭で…今、準備室で……。
「っ!!?う、うおっ?!か、かわ、香春さんッ……えっと……あれ?だから…えっ…えっと……はっ………!?」
そうだ……確か絵理を強引にロッカーの中に連れ込んで隠れようとして、その後二人してバランスを崩し……!
「ご、ごめん……!香春さん……ん……うぷっ………」
そして今、俺は絵理に床で膝枕をされながら顔を覗きこまれているのだった。慌てて立ち上がろうとするのだが、
キュッと頭の奥に痛みが走ると同時に嫌な気分に襲われる。そんな俺の額に手を添える絵理。
絵理に膝枕して貰って、しかも優しく介抱されているんだが…何となく早く起き上がりたい気分だ。
さすがに今は下半身が元気に起き上がって来る事も無い。空気読んでるな、我が息子!
「まだ、立たないで………しばらくこのまま…………」
「………ぁ、ああ…香春さん、サンキュ………」
「……………………………」
「………………………………」
うわぁ……何と言うか、気まずい状況だな……お互いにとってかなり恥ずかしいと言うか何を切り出したらいいのか。
「ご、ゴメンね………香春さん……また、俺のドジに巻き込んじゃって……服に涎とかつかなかった?ゴメン、せっかくの服に……」
「っ……!そ、そんな事ない……ごめんなさい………変な風に取り乱したりしちゃって……」
絵理の胸に顔をうずめてしまった事…俺の上で身悶える姿を見せてしまった事……まだ、お互い出会って4回目だと言うのに。
ラブコメ漫画なら、フラグ成立と笑ってすまされるかもしれないが、これは現実だ。
「なんて言うか、香春さんの言うとおり葛城を脅かす事にしとけば良かったんだよな……本当に……」
「しょうがないわ……葛城さんが入って来た時、動ける状況じゃ……っ………」
それ以上の事は言い淀んでしまう。絵理が俺を見下ろす目を逸らして顔を赤くしてしまう。
本当に、今何を言い出しても絵理が恥ずかしがってしまうな……。悪気はないんだろうけど、俺の頭を載せる膝まで
モジモジと動かしているけど…はァ……と酸素を取り込みながらどんな事を喋ろうかと思うと、独特の香りが鼻をくすぐった。
美術部で使う油絵の具や、シンナー、二スの匂いでも無くて、絵理は香水の匂いが殆ど無い……。
……ひょっとして……この匂い……絵理の愛液の匂いじゃ……まさか、あの時最後に触った時って……
本当は言うべきじゃない事なのに、ついそれが口を出てしまう。
「そ、そのさ……俺最後、ぶっ倒れて目の前がおぼろげなんだけど……ひょっとして、変なところ…触っちゃった?」
「!?別にっ、そんな事……何も……変な事、考えないで、もうっ……」
俺の質問に、露骨に焦っているのが見てわかった。でも、もし俺の予想が正しくて、絵理から愛液の匂いがするのって…
絵理はひょっとしてイキかけてしまった……或いはイってしまったんだとしたら……。
ああ、俺は何て言う事を……まだ、絵理とは恋人関係どころか、完全にココロを許されていないのかもしれないのに…
どうしても、やむを得ないとは言え、絵理の背中に字を書いて事を知らせようと馴れ馴れしい事まで……。
と、取りあえず二人きりだと何を言い出してしまうかわからない!早く起きて、外に出よう。酸欠で気分が悪いとか関係無い。
「うッ……よっとッ……!と、とと……」
「あ……根元くん………まだ………」
「ううん、大丈夫だ、と思う……ここ、絵の具とかあれだから空気良くないかも……外の屋台に行こうよ……ほら!」
「ま、まって……その……あッ………ちょッ……あッ……!?」
絵理の手を取って立ち上がらせようとするのだが、はて……?俺の腕に力が入ってないのかもしれないが、それよりも
絵理がなかなか起き上がろうとしない。絵理の今までの行動からすると戸惑いながらも立ち上がりそうなもんだが。
「大丈夫?香春さん……ひょっとして、絵の具の匂いとか本気でヤバかった?立てる?っと……!」
「そうじゃなくて……ぁ、ああッ……きゃッ………!」
何とか腰をあがらせ起き上がらせるのだが、絵理が意外な事に立ちあがると同時に思い切りガクガク震えながら俺にしなだれかかった。
「わっ?香春さん……本当に、気分悪いの?」
「ち、違う……そうじゃない、の……その……」
「………ひょっとしてトイレ………ぁ、ごめん!変な事聞いて……!」
「そ、そうじゃなくて………もう……セクハラ………んん……」
絵理が尿意とかを我慢しているのならもっと切羽詰まった感じなのかもしれないが、どうも絵理の脚とか腰の動きが頼りない。
何か、昔腰を抜かしてしまった人を見た事があるけど……そんな動きに似ているけど、まさか絵理、腰が抜けて…!
「もしかして、香春さん腰に力が入らないの?」
「……………!そ、その…………それはっ………どう、して…………」
「いや………なんか見た感じがそう見えただけなんだけど………」
「違うわよ…………その………脚が、痺れてて………無理なポーズしてたから……それにあんなにくすぐったい事……」
「え……ごめん、無理に立たせて……歩ける?」
「ん……や、やだッ……触らなくてもいいから……」
絵理の脚の状態を見ようとした俺に絵理が思わず後ずさりかけるが、ハッとした表情でそれを中断する。
あれ…脚がしびれたりすればあんな動き方は出来ないと思うけど…。ひょっとして絵理……本当に腰が抜けてて、
それを脚が痺れた事にして誤魔化そうとしているんじゃ……でも腰が抜けてる事を誤魔化さないといけない理由って…
…………………………………まさか、まさか!絵理は俺が意識を失いかけた瞬間に、『イって』、『腰を抜かした』と言うのか…?
こっそり、絵理の太腿や内股の方に素早く視線を走らせると……あれ……所々塗装が薄くなってないか……。
俺の顔が当たっていたに違いない乳房の方は塗装が薄くなってる様子は無いのに。
内股や太股を伝った愛液が塗装部分にかかってしまったんじゃ……でも絵理のボディーペインティングの塗料は
汗とか、クリームとか少し位の水とか油には強いと思われたけど……。
意外な事に絵理自身の愛液が絵理のボディーペインティングを簡単に溶かしてしまうのか……?
615 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 20:38:33 ID:Fd2IZ/LS
あげ
でも…そう考えると、絵理の焦った様子も何となく納得できる。
愛液で薄くなった塗装が気になってむやみやたらと動き回る事が出来ないんだ。
最も今は腰が抜けているせいで、歩く事も出来ず、内股を見えにくく隠そうとする事で精一杯らしいが。
今なら、絵理はロクに抵抗も出来そうもなくて、それに彼女の得意なムエタイも使えそうに無いけど、ただ絵理の
表情を見ていると、とてもじゃないけど意地の悪い事をする気にはなれなかった。
この場でこのまま押し倒してしまうとか、力が出ない彼女を強引に引き回すような事は。
「………ごめんね、香春さん……どう?外の屋台どころか、展示見て回るのもキツい?」
「うん…………それに…………」
「その恰好、恥ずかしいのもう限界とか?」
「……………………そうかも…………」
モジッとしながら、顔を赤らめて自分の身体を抱きしめている絵理。
今日一日、この恰好でこの大学まで来てから、いろんな部屋に入る度に新しい視線を集めていたもんな……。
本当はもっといろいろ楽しみたかったけど、絵理の身体が、精神状態が持たないのじゃ仕方が無い。
無理強いしてわがままを通して嫌われては元も子もない。第一絵理は今日もかなり俺の都合に合わせてくれてたしな。
「どうする?さすがに夜はその恰好で歩いて帰るのは物騒だと思うし、また車で送ってくけど?」
今の絵理の恰好と状態では、夜道を一人で歩かせるのはすごく危険に思えてしょうがなかった。
「うん………帰りまで、悪いわね…………」
「じゃ、そう言う事だし……香春さん、ちょっといい……?」
「えっ………ま、まさか……ぇッ……、また……!?」
「大丈夫だよ、ここは裏口から出ればあの駐車場まで少ししか無いから人には出くわさないよ」
「だからって……!もうっ!………やっぱり、キミってムッツリよね…………」
動きの鈍い絵理に強引に詰め寄ると再びお姫様抱っこの要領で持ち上げてやる。ああ、たまらんなこの抱き心地……。
かなり慌てているが、力が入らないせいか殆ど抵抗は無い。
……悪いな、絵理……。実を言うと絵理を勝手に抱き上げるのに味をしめてしまったんだよ……。
でも……今日のコスプレ衣装のボディーペインティング、これで見納めになってしまうんだろうなぁ……残念だけど…。
俺の言ったとおり、準備室のある建物の裏口から抜けると、全く人に遭遇せずに駐車場に辿り着く。
絵理が座席に座るのを手を取って手伝いながら訪ねる。
「じゃ、香春さん…………座れる?脚の方、大丈夫……?」
「…うん、大丈夫…………根元くん………もし、呼びたければでいいけど、私の事、下の名前で呼んでもいいから……」
「えっ?!!ど、どうしたの?香春さん……いきなりどうして……」
「……覚えてないの?……さっき私の背中には絵理って書いてたのに」
「いっ?!あ、あれは、その、ほら下の名前の方が二文字で短いから……つい、無意識……じゃなくて」
「ん?ひょっとしてキミの深層心理?それとも邪な願望かしら?」
「そ、そんな事ないよ!いや、他にも名前で呼んでる奴いるし、そいつらの方がさ……あ、いや、その……ほ、本当に?」
「うん………そうしたければいいわよ……」
「〜〜〜〜……で、でも……その……実は俺、中学三年のころから女子をファーストネームで呼んだ事が無くって……」
「あら……そう?でもそう言う人以外と多いとは思うけど?」
「…………じゃ……その……え、絵理………さん……っ…明日もいいかな?今日は俺のドジに巻き込み過ぎだったし
香春…じゃなくて絵理さんもそんな恰好だから動ける範囲限られてた感じだったし……挽回させて欲しいんだけど」
「……う、うん……そのあんまり緊張しないでよ、名前くらいで……相手の方が恥ずかしくなるわよ………」
「い、いいの?!じゃ、明日は、迎えはどうする?また、車でいい?」
「明日は自分で来るわ……あ、でも……ムッツリは禁止だから………」
はァ……絵理が……ついに、ファーストネームを許してくれるとは………絵理の前ではしゃぎ過ぎるわけには行かないが
取りあえず絵理の目が無くなったら死ぬほどはしゃぎまくるとしよう……童貞臭いけどね……。
それに、あんだけドジに巻き込んで恥ずかしい目に遭わせてもほとんど起こってないなんて………。
ひょっとして……俺、絵理をオトす事期待してもいいのかなぁ……良し、明日はいい所見せるぞ!
今日はここまでです。感想、妄想、ネタお願いします。
ちょっとやりすぎ感もあるけど、まあ、スレの主旨もあるし
いつまでもジリジリとした展開もあれなので。
因みに学祭初日はこれで終了です
しかし、マエバリとニップレスの文章はまだ見れないのかな…
あ、それ俺だわ
何せ初めて書こうとしてるからちょっとね・・・
お蔵入りするかもしれない
これは素晴らしい展開
今回はかなり過激だな
無意識に生乳で責められる流れが最高だな
名前呼び許可とは、フラグ立ったね
腰の抜けた絵理をそのまま頂いちゃう展開も見てみたい物だ
でも手で撫でられただけでイったり、腰を抜かすってどんだけ敏感すぎるんだww
普通出会って4回目の男に背中に指で字を書かれたりすれば怒りそうだけどな
何で腕が立つのにあそこまで従順な性格なんだか
絵理の方も一応警戒中の根元に恥ずかしいと思ってる一面を次々見られたり、密着したりで、
焦り状態である反面、そんな姿を見せてしまう自分をおかしく思い、且つ根元にもっと心を開くべきなのか、
と自問自答し、それ故一日の大半を自らと根元の関係について意識してしまってる状態かと
624 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 18:09:33 ID:P/YLM9jM
絵里ちゃんここまで来たらボディペが完全に剥れた姿を根元に見られたら、どんな反応をしてくれるかな
肝腎なイベントを今まで思い付かなかった
大学の夏期休講等に根元が実家への帰省に絵理を連れてく(逆もアリ?)
それをお約束の様にど田舎にするか、或いは都会にするか、
夏祭りイベントもいけそうだな
まんまエロ恋愛ゲーみたいに
101&152様乙でした。
貴方様の作品に触発されて他の職人も来てくれればいいのに……。
絵理がバッチリ好みで性格のクォリティが高すぎだ
二日目はもっと絵理にタッチしまくって欲しい
二日目のボディペはどうなるんだろう
控えめなのか、それとも大胆なのか
2日目はハイキックイベント、SF研究会のイベントの兼ね合いがあるから、服装どうしようかな…
今までを見ても分かるかもしれないけど、絵理は無意識?にエロい服や露出の高い服のボディペインティングをする性格なので…
後、実家帰省イベントは場所がど田舎なら、夏祭りの他に
近くに海とか川とかがあって絵理の水着ボディペインティングを毎日チェンジしながら見放題とか
二人がくっついた後なら、屋外での露出エッチを子供集団に見つかりかけたり。
根元或いは絵理の家族構成も考えないと
ハイキックイベントは絵里視点で話を進めてみたらどう?
服装はリキッドラテックスでペイントするとか
リキッドラテックスって乾くと膜になる上に水にも強いんだよね
ハイキックの後大事な部分から少しずつ破れていくのか…
そそるが根元との密着は出来るんだろうか
密着を解く際にペリペリって破れて無残な格好に
根元は気付かないふりで通せる?けど、周りはどうするか…
規制に巻き込まれました
誰か文章プリーズ
みんなも規制中だったりする?
633 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 03:44:19 ID:yOh1dDmO
どうだろう。。。気長に待つよ。
また規制か…
しかしSF研究会のマシーンとなるとこんな感じか?
片方がゲームをプレイ、ダメージを食らったり、ミスをおかすとマッサージチェア改造マシーンに
色々くすぐられるのがもう一人と言う感じで
ゲームをプレイするのが勿論根元でマッサージチェアに座らされるのが絵理
SF研究会は絵理が被験者になるのを知り、その順番時にこっそり難易度を上げてしまうと
マッサージチェアの改造ギミックは羽根でくすぐるとかシリコンで撫でるとか生暖かい湿った空気を吹き付けたりすると
絵理を上手くマッサージチェア改造マシーンに誘導する手段がなかなか思い付かなくて
今、携帯のアプリケーションの女体クライマーにハマってるけど、これを何かに活かせないかな?
SF研究会とは別に
・ビルにいた猫達に飛びつかれる
・身体に虫が止まってパニックになる
・動物触れ合いイベントでのハプニング
こんな感じで使えそうだな
素肌に指で字を書くの、もっと使えないのか?
学祭のイベントのステージでクイズ大会でペア参加で!
虫は無農薬野菜販売イベントで野菜を持った時に青虫とかが絵理の身体にポトリと…
内面では大パニックだけど、涙目で根元に無言で助けを乞うとか。
背中に文字は衆人環視下でやったら絵理が恥ずかしがって、感じすぎる流れになるかもね
なまじ絵理が有名になったら根元と絵理の間に割り込もうとする輩が…
640 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 21:38:21 ID:jbEoFa1o
絵理ちゃんの大学での交友関係はどんなんだろ?
>>617 イッてしまうと腰が抜けて動けないのは賛否が分かれそうだが、俺は好きだな
642 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 07:03:27 ID:30aeN/Ew
愛液でボディペインティングの股間部位が薄くなったなら、それを視姦するのもやって欲しかった
ボディペインティングが上手くて裸に見えなくても、
絵の具が耐水性でちょっとやそっとじゃ落ちなくても、
ペンキ等をぶっかけられて一色にそまっちゃえば裸ってバレるよね'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
薄くなった塗装に気付かないふりしてのじっくり視姦はいつかやりたいね
ペンキってアソコに入っても大丈夫なんだろうか
それで思い付いたけど、学祭の期間中に絵理の大事な部分に砂粒が入ってしまい、痛いのを堪えながら根元に合わせて歩こうとする絵理と
それを何とか助けようとする根元とかどうだろう
後、文章はしばらく待ってて
粘膜への塗料はあまり良くないだろうね
そこはエロパロだし気にしなくていいと思うよ
尚、絵理がお姫様抱っこに対して抵抗出来てないのは、長身のせいでそんな経験が無いために抵抗の仕方がわからないと言う理由です
根元の方は味をしめ始めてます
しかしだからと言ってこれ以上ネタにしづらいかも…
何らかの理由で絶頂、腰が抜けた絵理が根元が側にいない所を、葛城や美術部員に見つかったらどうするんだろ
648 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 00:26:57 ID:sfi9KR8b
ハイキック待ち遠しいあげ
根元が再び絵理に絵のモデルを頼んだら周りにいた美術サークルの仲間が根元ばかりずるいと結局全員で絵理を描く事になるが
絵理は多くの視線に囲まれて落ち着かない、しかも視線を意識して変な気分になってしまい、
根元は絵理のボディペインティングがバレないか緊張しすぎて、ついうっかり再び絵理を全裸で描いてしまうと…
学祭だけじゃなくて様々なイベントで絵理が困るのを拝みたい
それ以前にパソコンがまだ規制中
文章もまだ未完成
誰か勝手に続けてもOKなので頼むわ…
腹もまだ不調…
本当にもう2、3個オリジナル文章欲しいよ
ボディペの続きは確かに色んなパターンが見たいかも
でもそろそろ512KBなりそうだが、次スレは誰がたてるんだ?
653 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 22:29:04 ID:tSpvmT+X
そもそもお題が難しいんだよ
でもボディペ娘の方は次スレが無いと容量が不足しそうだ
>>649のネタはあるいは学祭で展示している絵理の絵が評判になり、
臨時で絵理をモデルにデッサン教室を美術サークルの出し物の部屋で開くなんてのも考えてはいる
当然絵理は困るが、あくまで着衣のままでOKと説き伏せられ、デッサン開始
しかし開始数分もしない内に部屋は満室になり、絵理に客がにじり寄って来て…
人数が多すぎるために、なかなか休憩時間も挟んで貰えず、しかもタチの悪い客が『早く脱げ』と騒ぎ出し、窮地に立たされる絵理
見兼ねた根元(本音は絵理との時間を邪魔されて不満だから)がキレて、絵理を連れてキャンパスを逃げ回る展開など…
まあ多分書けないと思うけど。規制長そうだし
ぬぅ…一人だけの書き手に頼っていたこのスレの弱点が出てしまってるな…
俺……いまやってる仕事が一段落ついたら全裸SS書くんだ……
夏まで埋まってるけど……ハハ……
絵理が何らかの理由でボールとか林檎とか球状の物を沢山抱えてる
根元それを受け取る内に勢いに任せて絵理の乳を鷲掴み、とかは早い内にどっかに挿入したいシーンだな
小ネタはばらさなくてもいいです
659 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 01:12:12 ID:XVZljXX+
誰か何か書いてよ
もう一つの露出パロに追いつかれるぜ
>>657 ん、何かこのボールだけやけにデカいなぁ、しかも空気少ないのかやたら柔らかいぞ、香春さんも触ってみ?
とこんな感じで
規制解ける気配まだ無し
小ネタですまん
661 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 00:58:25 ID:fdSpG9pB
ボディペイント…前張り&ニップレス…ゆかりさん…
皆早く戻って来て
662 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 00:21:29 ID:2wFqDaz1
ハイキックイベント保守
よくわからんけど裸族のスレ?それとも全裸クスハ?
うちの人形はまっパにしてることが多いよ
服の色移りが気になるし着せるの面倒くさいから
>>664 いっそそれで文章書いて見たら?
例えば憧れのクラスメイトそっくりの人形を持ってる主人公
あらゆる服を着せて楽しんでるがやはり物足りない
そのある日、そのクラスメイトが人形に着せた服と似ているどころか全く同じ服を着て来る
最初は偶然と思うが、その状況が毎日続き…
思い立った主人公は人形をひん剥く事に
次の日、そのクラスメイトは…
と、こんなノリで
因みにまだまだ規制巻き込まれ中だよ、俺
学校中の女子の制服がその人形に着せた服の通りになるとかでも楽しそう
199X年、地球は、核の炎に包まれなかった。
それから時は流れて、西暦2110年。
地球は、温暖化現象により多くの国が水没し、全人口の80%が地球の外、宇宙コロニーへと移民していた。
この頃、地球人類の文化には大きな二つの革命が起こった。
一つは、前述の通り、宇宙科学の進歩である。宇宙コロニーを建造し、地球外へ生活圏を移したことだ。
もう一つが、人類が『衣服』という文化を捨てたことである。
その二つの革命は、共に同じ理由によるものだ。
温暖化により大陸の水没が危惧されたことが宇宙科学の進化を加速させたし、
地球の気温が軒並み上昇してしまったことによって人々はどんどんと薄着になっていった。
そして2110年においては、男女ともが全裸でいることがあたりまえの世界となった。
高校二年生である少女、小野田明美(あけみ)は、その日もまた、学校へ登校するために自宅を出た。
四月のこの日は新学期最初の日であり、二年生にあがったばかりの明美は、昨年とは違う、新しい制服で学校に向かった。
「今日から二年生かー。」
そういって明美は、自分の制服に手をやった。
高校二年生の少女らしい細い首、そこに一本のリボンが、チョーカーのように巻かれている。
これが、制服だ。
それ以外はもちろん、一枚も衣服をまとっていない。
足下は、学校指定のビーチサンダルを履いているため、裸足である。
同年代にしては豊満な胸を包むブラジャーや、少女の大事な部分を隠すショーツなども、ない。
全裸の少女が唯一身につける布地といえば、子の制服であるリボン一本なのだ。
このリボンには、その色や柄、結び方などの情報によって学校や学年などが判別できるようになっている。
ひと昔の、全身に着込んでいた制服一式が持つ情報量を、この一本で済ませているのだ。
「アケミ、おはよー!」
道の角を曲がったところで、友人の春子に出会った。
彼女も、おそろいの新しい制服姿だ。
「今日も暑いねー。」
そういって明美が、首のリボンを、暑苦しそうにひらひらと揺らす。
「もう、こんな暑苦しい制服、だるいよねぇ?」
同じように春子も、いまにもリボンをほどいてしまうくらいに引っ張った。
そして二人は道を同じくして歩き出した。
明美は、同年代の少女たちに比べて比較的背も高く、体つきも豊満だ。
ブラジャーをしない胸は、歩くたびにゆさゆさと揺れて、熱気でじっとりと汗をかいている。
半勃起状態の乳首、そしてうっすらと桜色の乳輪など、男子生徒からも人気のある美少女だ。
そしてもちろんショーツなどはいていない腰に至っては、持ち上がるように締まったお尻の形もよい。
淫卓にはきれいなダイヤ型の陰毛が生えそろい、身だしなみの上品さをうかがわせる。
彼女の割れ目はやや下付で、普通に歩いている分にはその割れ目が人目につくことがない。
対して春子は、背こそ並ではあるものの、あまり身体の起伏に恵まれてはいなかった。
胸のふくらみも、歩いて揺れるほどのボリュームがない。
また、やや陥没気味の乳首は、彼女のコンプレックスでもある。
しかし、それでいても清楚な美しさがあるため、明美に劣らぬ人気者であった。
ちなみに彼女はやや上付の性器を持っているため、ただ立っているだけでその縦筋の端を覗くことができる。
陰毛も、おしゃれに関心の高い女の子らしく、最近の流行に手入れがしてあった。
「そういえば、もう新入生って入ってるんだったっけ?」
春子がそんな話題を振ってきた。
彼女が言うとおり、今年の新入生は昨日入学式を終えており、この通学路にもちらちらと姿を見かけることができる。
数日前まで中学生だった新一年生は、まだまだ子供っぽさの残る裸体に、学年のわかるリボンの制服を緊張して付けている。
そんな彼女らを見て春子と明美は、そういえば私たちも一年前はあんな風にかたっ苦しくリボン付けてたよねぇ、と笑いあった。
「アケミはあした、レクリエーションで新体操やるんだよね?」
まぁね、と明美が答える。ややうんざりとした口調だ。
「部の代表で演技をするのはいいんだけど、レクリエーションには男子もいるじゃない?
こっちが真面目に演技しても、男子はヤラシイ目でしか見ないから、いやなのよ。」
「まぁたしかにねー。アケミみたいな美人がおっぱい揺らして動いてたら、男は絶対エロい気分になるって。」
「もう、憂鬱だなぁ。」
ふっくらとした唇をつんと突き出す姿はまるで子供のようなのだが、その身体はもう大人のものに近い。
確かに、これほど育った女性の肉体が、音楽に合わせて新体操の演技を繰り広げれば、世の男性は興奮ものだ。
足を高く上げたり、大きく開いたりすれば、下着も何も付けていない股間はくっきりと目立つし、男たちの視線も集中する。
「いっそ、『レオタード』ってやつ、着てみたら?」
春子が冷やかしの言葉。
「ば、バカいわないでよ! あんな恥ずかしいかっこ、できるわけないじゃない!!」
二人は先日図書館にて、自由研究の課題として新体操の歴史を調べていた。
その際、大昔の新体操選手が身につける、『レオタード』なる服装を見つけたのだ。
「昔の人って、身体にあんな布きれを付けて、恥ずかしくなかったのかしら?」
未完!
すごく好みです! GJ!
全裸生活文明でも陰毛の手入れ等で結局流行に左右されたり
全裸生活が平気でも男子にじろじろ見られるのはイヤというのはそれっぽいですね。
ひょっとしたらあくまで男子の視線そのものがイヤなだけで
全開の股間を晒すのは平気だったりしそうです。
生理用品はタンポンオンリーでヒモのかわりに
ケータイストラップみたいのをぶらさげてたりして。
「魔法の鍵」の投稿小説Skinny-dip middle school もよかったなあ。
>>665 その調子でアイディア誘発頼む
きっと誰か書く!
>>667 未来では男が極端に少なくなるんじゃないかな?
人口抑制策の産み分けで男が3割方多くなってしまったらしいけど、確かに男女比が偏れば人口は減る
女性の感覚では「魅力的な男」は少ないし、機械化が進めば男手も要らなくなるし
戦争とか殺し合いを避けるためにも男の数を減らしたほうがいい
>>667、668
いい話だね
野郎共も裸となると、ヒロインの性的魅力が高い、野郎共勃起、ヒロインはそれが恥ずかしい&周りの女友達にからかわれるとかそう言うのが包み隠せなくなるわけか…
俺も規制解けるまでに文章描き進めないとな…
673 :
101&152:2010/03/29(月) 18:24:42 ID:dkR0ez8W
名前書き忘れそしてageる
人形ネタは本気で他力本願にしちゃお
674 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 00:52:51 ID:mNbs2FE4
期待
服を着てる時はブス、無能になってしまう呪いをかけられた魔法少女モノとかは
力を使うにはストリップで裸にならないといけないと
本当にブスになると言うより、ブスに見えてしまうだけでも良いと思う
そして変身後の真の姿をクラス一のモテモテ男に見られて一目ぼれされると
絵理が調教中の未来(callingスレの未来)を見掛ける様な事があればやっぱ助けるのが自然か
そしてムラムラした根元は鬼畜化
>>668 GJ!
すごく好みのシチュエーション。
続き期待です。
絵理さんを絵具の筆のフサで責めてみたい
誰でも気軽にライブ配信と視聴が無料で
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684 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 01:01:22 ID:PABHqDNx
ageハイキックまだ?
いつになったら規制解除されるんだ
これじゃSS投下もできないじゃないの
>>667のようなお話では、裸に慣れてしまい
男子生徒が簡単にムラムラとなるはずはない、
と無粋なツッコミを入れてみる。
→こう考えるんだ、男は生まれた瞬間から服文化圏に運ばれてそこで育ち、高校から…
とも思ったが、逆に暴走しすぎて収拾つかなくなりそうw
>裸に慣れてしまい男子生徒が簡単にムラムラとなるはずはない、
裸族の男が股間につけるチンコケースは
ボッキチンコを人前にさらさないようにするため。
実在する裸族の男がうっかりボッキしても困らないよう気をつけてるくらいだから
裸に慣れたらムラムラしないなんてのは机上の空論
ごめん、言葉が間違ってた。
はずはない、なんてことはないやなあ。ヘテロな生き物である以上。
ただ、服文化→いきなり裸にくらべ、発情度合いが若干低くなるんじゃないカナとは思う。
大体、全然ムラムラしないなら生殖不可となり絶滅するってのw
689 :
667:2010/05/20(木) 00:01:41 ID:lBTRvewG
>>686 男のチンコがどうのこうのは、どうでもいい話かな。
まぁでも、突っ込まれたので適当に考えてみる。
チンコの文化なんかどうでもいいと思われる方は、以下の設定はスルーで。
この世界の一般的な男は、半勃起状態がデフォルト。
町を歩く市民、満員電車で吊革につかまる男性なども、当然みんな半勃起。
もちろん、相手の女性の容姿が劣っている場合などは性欲の対象にならないし、仕事に集中しているときや、考え事をしているときは、勃起していないことが多い。
裸を見て異性を意識することは当たり前のことなので、半勃起状態のペニスではそれほど女性も文句は言わない。
完全勃起状態になることもある程度は仕方がないと思われているが、そのあたり、いちおう思春期の女は嫌うこともある。
故に同世代の男子も、女の子に嫌われたくないと考えて、完全勃起することを恥ずかしがったりする者も多い。
この世界の男子便所は、我々の世界に比べて個室が多く設置されていることが多い。
理由はもちろん、緊急措置として、手っ取り早く『抜く』ために。
女の子も、男性経験の有無などによって、チンコに対する意識も異なる。
処女の女の子などは、自分を見てすぐに性的意識を増大させる(ムラムラする)男を嫌う傾向にある。
男性経験を経てそれなりに男とつきあう機会が増えてくると逆に、自分を見てチンコを完全勃起させる男がいると喜んだりする。
(男を勃起させることができるのは、いい女のバロメータである、という考え方)
このあたりの女性の意識に関しては、一般的に彼女らが娯楽として読む『少女漫画』などに傾向をうかがうことができる。
低年齢の女児が読む漫画では、ヒロインが恋する王子様のペニスは描かれないこともある。(性的未成熟)
小学生高学年〜中学生が読むような漫画では、ペニスは描かれることが一般的だが、まったく勃起していない。(プラトニック尊重)
それよりも読者年齢層があがるにつれ、ペニスは半勃起状態であったり、勃起状態が描かれたりもする。(リアリティ重視)
男がヒロインに愛の告白をするときのペニスがどうなっているかで、読者層が別れるとも言われている。
完全勃起状態で女に告白する場面などは、昔はレディースコミックの領分であったが、最近では過激なティーンズコミックなどでも散見されるようになった。
ちなみに、熱血系の少年漫画の主人公は、たとえ子供であっても完全勃起がデフォである。
敵を殴りつける拳をにぎるときにチンコが萎えているのは、リアリティがないからと言われている。
以下、さらにどうでもいい話。
明美が片思いしているイケメン生徒会長は、そのペニスが完全勃起したところを誰も見たことがないと言われる堅物。
(半勃起状態ではあるので、通常に性欲はあるといわれている。)
明美も含め、多くの女子生徒が彼にアタックするが玉砕。
ある日、生徒会室に書類を届けに来た明美の裸を見て、生徒会長は完全勃起してしまう。
その原因は、彼女のクラスメイトが悪戯で書いた、彼女の身体への『落書き』だった。
実は、彼は倒錯性愛者で、普通の裸では興奮できず、ボディペインティングや着衣状態に興奮する性癖を持っていたのだ。
彼の秘密を知った明美は、彼に愛してもらおうと必死でその性癖に応えようとする。
この世界では、全裸が一般的なので、布なんかで肌を隠したりする方が恥ずかしい。
生徒会長との初デートには、ショーツをはいた状態で連れ出され、明美はあまりの恥ずかしさに「お願いですから、パンツ脱がさせてください・・・」と涙目で懇願する始末。
だんだんとエスカレートして。
ニップルカバー(乳首だけを隠す布きれ)を付けさせられて町中を歩かされたり、肌にいやらしい落書きをされて夜の繁華街を歩かされたりと。
その後、明美自身もこの性癖に目覚めて、生徒会長と幸せなカップルになりましたとさ。
全裸世界の『逆』露出プレイって、読んでる我々からしたらあまりおもしろくないよなぁ。
>>689 >肌にいやらしい落書きをされて
「ヤリマン」「肉便器」とかじゃなくて、いかにも服みたいなペイントをするのが「いやらしい」んだろうなw
少女漫画の分析w
ニップルカバーって、乳首にゴムとかリボンで布をかぶせて乳輪を隠すやつだよね。
エロマンガではみたことあるけど、実物とか写真なんかは見たことないな。
股割れパンツや穴開きブラなんかの肝心な所が丸出しの下着は
「セクシーファッション」としてギリギリ受け入れられてて
肝心な所は隠してるビキニは変態しか着ないのかもw
このスレ投下用に書き始めたら、寝取り孕ませ絶倫ハーレム馬鹿話とどんどんいろんな要素が強くなってきて、収拾がつかなくなってきた。
困った。
南国の無人島で全裸生活をする話なんだけど、オチは島から出て日常生活に戻るから『常に』というスレタイから外れることになってしまう。
難しいなぁ。
オチなんか無しで島から出ないまま「続く!」で終わらしていいのよ
全裸ファッションが浸透していく。
(1日1人全裸娘が増える)
ただし自分以外全員女
もう少しでハイキック繰り出すシーンまで書き上げれそうだけど、自宅、ネカフェまで規制中だから書き込む手段無し
といいながら、書いてるのは、携帯書き込みなん?
「あー、南国の島、いいよねー! 人が誰もいないから、すっぽんぽんでも恥ずかしくないし!!」
「まぁ、流れ着いたのは私たち女の子だけだからね。」
「クラスメイト丸ごと流されて十五人、そのまんま『十五少女漂流記』だもんね!」
「でも、『15少年漂流記』のほうは、別に全裸じゃなかったよ?」
「いいじゃん、暑いんだから!!」
少女たちは、自分たち以外に誰もいない無人島で、帰れないかもしれないという現実から逃避するように、全裸で島暮らしを楽しんでいました。
テレビ東京系。
「空から南国を見てみよう」
くもみ「あっ、くもじい、あれみてください!」
くもじい「なんじゃ、くもみ、そうぞうしい」
くもみ「あの島の砂浜で、全裸の女の子がたくさんいますよ!?」
くもじい「な、なんじゃと! ほんとじゃ、素っ裸の女の子が、たくさんおるわ!!」
くもじい「たしか、この島じゃったよな・・・。くもじいじゃ!」
女の子「あっ、こんにちは!」
くもじい「なんでおぬしらは、素っ裸なんじゃ?」
女の子「船が遭難して、この島に流されちゃったんですよ。」
くもじい「それはたいへんじゃな。」
くもじい「ワシももう少し、あの島におりたかったわい。」
くもみ「くもじい、スケベですよ。」
くもじい「うむむ、とにかく、寄り道してしまったわい、もとのコースに戻るぞ!」
くもみ「はい!」
いいんだよ、わかる人だけわかってくれればいいんだ。
>>699 自転者に乗る時とトイレに入る時だけ全裸って、それだとスレタイにそぐわないか。
くもじいなら
くもじい「そんなバカな…ほ、本当じゃ!!」
っていってほしいんです><
空から全裸を見てみよう
>>616の続き
「おい、根元、大丈夫か……?」
「眼の下凄いクマだけど、寝不足なの?」
「ん……あ、いや……そんな事ないけど………」
大学祭二日目の朝、美術部準備室での打ち合わせだったのだが。
元々ここまで打ち合わせをするほどの展示では無かったのだが、俺の描いた絵理の裸婦画の評判が初日からかなり評判だったせいか
多くなった客をさばく為の手順の説明とかが必要になったとかで朝早くから呼び出されているのだが。
俺、あんまり寝てないんだよ……。学祭初日からいろんなハプニングがあって。
言うまでもなく絵理との事であるが。
まさしくセクシーさを強調するコスプレのボディーペインティングをして現れた昨日の絵理。
丁度大事な部分の真上に跨られる展開になったり、絵理の巨乳を顔面に押し付けられたり、絵理を亀甲縛りにしたりで。
絵理をあのビルのまえまで送って行って、家に帰った後になって何とか押さえていた興奮が止まらなくなって……。
あの時点で絵理に手を出してしまっていたらどうなっていたか、絵理に幻滅されなかったか……。
絵理の肌や肉の感触や息遣いや可愛い仕草が何度もフラッシュバックし続けてて、それは結局オカズになった事は言うまでも無く。
家に帰ってから食事もそこそこに、一晩中ずっと……。絵理……勝手にオカズにしてゴメンよ……。
「お前、根元まさか絵理ちゃんと何か楽しい事してたんじゃないだろうな?」
「あ、そう言えば根元君、昨日ここで……」
「あの後絵理ちゃんとどうしたんだよ?」
「あ〜……何にもないって……香春さんに失礼だろ?」
「え〜〜?何、私の絵理ちゃんに根元君何かしたんでしょ?」
「おい、お前ら何の話してるんだよ?!もっと詳しく……!」
「これ見よがしに絵理ちゃんを連れ回してるし、あんなエロい格好までさせてよ……」
「え?あれアニ研の人に頼まれたって言ってたけど?」
自分でも明らかに様子が異常になっている俺を不審に思った葛城や、亀甲縛りの現場を目撃してた連中が
俺と絵理の間に何かあったんじゃないかと勘ぐり、騒ぎ立てると俺と絵理の間に嫉妬する連中や、興味津々な女子部員までもが
興味を持って騒ぎ出す始末だ。お前ら、俺の絵理はそんなふしだらじゃないぞ……。
「……ええと、まあ、とにかく……!根元、お前のエロ画がやたら客を集めてるから、取りあえず客が多くなったら
絵の前の客を誘導して室内にいる時間を短縮してもらわないといけないんだが………お前ら、聞いてるか?」
「そうそう……根元君ったら、絵のモデルの絵理ちゃん連れ回してばっかいるから、結構噂になってんのよね……」
「あ、昨日のアレ!お前香春ちゃんに何て格好させてるんだよ!?」
「確か根元君の友人のアニ研の子に頼まれたって言ってたよね〜」
「なあ、葛城ぃ……本当に頼むから昨日取ってた絵理ちゃんの写メ、俺にもくれよ〜……」
「駄目〜。私と絵理ちゃんの親友の証だもん」
「そういや根元、結局今日は絵理ちゃん連れてきてんのかよ?」
「ん……あ〜……今日はまだ来てない……一応来るって言ってたけど……さっき電話もあったし……」
「おいおい、根元、ちゃんと家までお持ち帰りしないといかんだろ?」
「ってか根元今日当番あるだろ?昨日もだけど」
「じゃ、その間絵理ちゃんはフリー?成程、成程………」
「駄目〜絵理ちゃんは私と学祭回るの〜」
まあ、俺が描いた絵理の裸婦画がこの朝早くからの集合の原因となっているだけあって、話題は絵理の事になりがち。
はァ………それにしても絵理の昨日のボディペは本当に最高のエロさだったよなあ……。
ツイスターゲームであんなに際どいポーズを取ったりして、それを皆が生唾を飲んで興奮して見つめていて…。
絵理の美肌、美脚、美巨乳……まだ俺の物になったってわけじゃないんだけど、それ故に興奮してしまう。
悶々として昨日の晩もろくに眠っていないのだが、絵理の妄想だけはどうにも止まらない。
ああ、絵理……今日もきっとボディーペインティングなんだよね……。そうでなきゃ主旨にそわない。
頭の中で絵理の事ばかり考えてると、昨日絵理が帰り際に『名前呼び』を許してくれた事を思い出す。
照れくさいなぁ……今日顔を合わせたらどうやって声をかけて名前を呼んでみようか……。
「なんか、根元の奴すごいニヤニヤしてるんすけど………」
「ねえ、本当に絵理ちゃんと何かあったの?白状しなさい!」
「ん……あ…だから、何にもないって……ホント……へへへ……」
「嘘つけ、このやろ〜!」
………コンコン………
「昨日この部屋で絵理ちゃんの事、縄で縛ってたくせに〜」
……コンッ……………
昨日の手品を失敗してロープでがんじがらめになってしまった絵理をこの部屋に連れて来た時の事を
目撃していた女子部員の一人が笑いながらツッ込んで来たのだが。
あれ…今この部屋のドアを遠慮がちにたたく音が一瞬………。そう思ってドアの方を見た。
だが、部員の殆どは女子の言い放った冗談半分のセリフを聞き逃す事は無かった。
『はあッ!?』
素っ頓狂な声を一斉にあげる男子全員と一部の女子部員。
「な、何だよ、いきなり一斉にまとめて声出しやがって……」
「何だじゃねぇよ、お前縛ってたって、絵理ちゃん縛ったって、おまっ………」
「何でそんな羨まし……って何この部屋でそんな事してやがんだよ!」
「ちょっと待てっ……何、誤解をしてんだよ?」
「え〜本当に誤解?飲み会の時はあんなに初々しい感じだったのに、そこまでデキてるの?」
「根元君にそう言う趣味があるってのは違和感ないけど、香春さんがね………」
「ウッソー!?絵理ちゃん、根元君なんかと!ねえ、昨日私の前で様子おかしかったのって〜!」
「いや、あれは手品サークルの展示でちぃっとばかしミスしただけだって……!いてッ…小突くなよ!」
情報が端的過ぎるからか、俺が絵理を縛ってしまったのは事実だからか、俺の言い分がかき消されがちだ。
おのれ、余計な発言をした女子部員……。俺がそっちを見たら目を逸らす。自分でもヤブヘビと思ってるみたいだ。
もう一人昨日絵理緊縛現場を見た男子部員はいた筈だが、そいつはまだこの部屋に来ていない。
まあ、最もそいつが来てもうまく誤解を解く手助けをしてくれるとは思えないが。
「おい、畑山、せっかく昨日香春さんの手作りケーキわけてやったのに、ちゃんと説明……!」
そう言いかけて慌てて言葉を中断する俺。こんな状況でこの事はヤバい。
「えっ、おい、ケーキって何だよ!しかも手作りって!」
「あ〜もう、根元君ってばずるい〜!絵理ちゃん独占しっぱなし〜!」
「この野郎!一人でホント美味しい所持ってきやがって!」
「だいたい、俺らの所にも絵理ちゃん連れてこいよ!」
「部長!悔しいので根元の当番増やして下さいよ!」
「根元、その間は香春さんは俺に任せろ。その後も任せろ」
「ああ、もう何が何だか…………」
思わず頭を抱える。全く、昨日今日といろいろ興奮しすぎで寝不足だと言うのに……。
第一、絵理と俺がまだ恋人関係になって無いからと言って、自分達にも絵理を落とすチャンスがあるなんて錯覚されたら困る。
「ったく、なんで俺が香春さんを狙ってるのが問題ありみたいな事言ってるんだ?」
「え〜、根元君、やっぱりこの学祭で香春さん本気で落としたいって思ってるんだ〜」
「釣りあわね〜!」
「お前も根元の事言えるほどじゃねえだろ」
「で、今どれっ位絵理ちゃんと進んでるんだよ?もうやっちまったりしたのか?」
「ちょっと、何下品な事聞いてんのよ?で、キスとかはどうなの?」
「それっ位進んでるだろ?でなきゃ、あんなすげえ絵を描かせてはくれないって」
「お前ら、いい加減にしろよ、まあ、そりゃもっと香春さんといい関係になりたいけど、彼女はそんな人じゃ……」
そんなバカ騒ぎをしている真っ最中だった。
「あ、絵理ちゃん、ちぃっす!あれ、今日根元と一緒にいるんじゃないの?あ、部室遠慮せずに入れば?」
「え……あ…………お早う………」
絵理の名前を呼ぶ声と、困ったようなあの声。一人は昨日絵理のケーキの分け前にありついた男子部員。
そしてもう一つの声は聞き間違えようが無い。
一目散に俺はドアに向って行きそのまま開け放つと。ドアの前に、気まずそうな顔をしてる絵理が立っていた。
絵理の姿を見た途端に一遍に目が覚めたような気分に…半分しか開いて無かった目が全開きになる。
「あ………おはよう…!…かわ……え、絵理さん………」
「えっと…………おはよう…………」
「ひょっとして……結構前から………………来てたりした……?」
「!!………い、今来たところだけど……」
「あ、絵理ちゃ〜ん、待ってたよ!おはよ!」
「ねえ、部室入ってよ、大歓迎だからさ!」
「えっと………ぁ……その…おはよう、ございます………」
俺と絵理のやりとりの事が全く聞こえて無かったのか、絵理を手招きする部員一同。
「ひょっとして、話聞こえてた?」
「え………は、話って、何の事………?」
絶対、ドアの前で困って固まってたんだな、と明らかにわかる様子で俺から目を逸らそうとする。
あんな会話をこれから部屋の中に入ろうとしている本人の前で展開していれば仕方無いんだけどな。
しかしまあ……今日の恰好と来たら……昨日のエロコスよりもさらに露出度が高い。
いつも全裸ボディーペインティングで俺の前に現れてるから本当はいつでも露出度100%だが、今日は肌色率が半端無い。
「うっわー!香春さん、大胆なカッコ!」
「かっくい〜!」
数人の部員が準備室の中から見える絵理の衣装に驚いて声をあげる。
太股から脛までほぼ丸出しのショートなジーンズ…しかもかなりのローライズ……。
さらに凄いのは上半身。胸しか隠して無いのかよ……。ストラップが無いから、肩や鎖骨が丸見えだ。美味しそうだなぁ…。
あと胸の谷間も。思わずあの谷間にライターの一本でも挟ませたくなる位だ。
上も下もポロリと行きそうな程だが、寧ろ絵理に限ってそれは起こり得ない。
見ようによっては殆ど水着みたいな恰好だ。今日はこの恰好で一日通すのか?そして俺はこの恰好の絵理と一日…。
「あ、え、絵理さん……昨日のそれ、付けてくれてたんだ。良かった、気に行ってくれたんだ…」
絵理の白い首とくびれた腰には昨日俺のプレゼントしたチョーカーと鎖のアクセサリが取り付けられていた。
昨日のコスプレだと多少バランスが悪かったかも知れないが、今日の格好には良く似合っている。
「そんなに喜ばないでよ……ただ、今日の服装に合うかと思って……」
照れたように身体を揺らす絵理。それに合わせて揺れる美巨乳。
ううん、当然なんだけど、今日の格好も、ボディーペインティングなんだ。相変わらずの技術力。
でも今日のはやたらと肌色率が高すぎる。眩しさすら感じる位に。
あくまで外出用の普段着だと言っても通用する格好なんだけど、絶対昨日のコスプレより目立つ。
俺の視界にとってまさしくロイヤルゼリー級の栄養分だけど……過剰摂取しちゃいそう。
何か羽織るものでもあればいいんだけどね。
「根元くん……どうしたの?」
「あ、いや……絵理さん……普段着姿三回目だけど……いっつもそういう系統の格好なんだね……」
最初にあった時や飲み会の時でも絵理の格好はセクシー系だとは思ってたけど、そう言わずにはいられなかった。
ボディーペインティングだからフワフワした格好やゆったりした服なんて演出できないのもあるんだろうけど。
露出度の高い姿でのボディーペインティングでもそのありがたみが失われないとは、流石は絵理だ。
「や、やだ……根元くん……普通の格好してるだけなのに……そんなにじっくり見ないでよ……」
「………普通の格好してるだけでもハマりすぎに似合ってるな……」
「えっ……な、何言って………」
「あ、ごめん……何しろ二日連続で結構寝不足なんだ……」
マズイマズイ……視界はハッキリ醒めて来てるが頭の中は半分以上眠ってるような状態だ。
うっかり口を滑らせて余計な事や絵理を恥ずかしがらせる事を言いかねないな、この状態じゃ。
「もう……ちゃんと朝ご飯、取って来たの?髪もぼさぼさだし、すごいクマよ?」
「いやぁ……それが、全然……てか昨日の晩からあんまり食事が通らない様な……」
理由は絵理との接近とか密着とか乳プレスとか……。
「はあ……相変わらずよね、根元くんって……そんな事だろうと思ってたわ……」
呆れたように言いながら何か包みをを取り出す絵理。あれ?あの大きさはもしかして……
「あ、あれ……絵理さん………これって………もしかして……」
「根元くん、どうせちゃんと食事とか取って無さそうだから……その…お弁当なんだけど………」
「ええ?ま、マジ?何で?ってかいいのッ?!あ、ありがと、絵理さん!」
「ちょ、ちょっと……そんなに大げさに喜ばないでよ……根元くん昨日だってお昼食べに行くとか言っといて結局……」
「いや、そうなんだけどさ!らっき〜!またあのお弁当食えるんだ、嬉しいなぁ……で、それで……急にお腹空いてきたな…
ね、今から食っちゃってもいい?俺が食ってる間、部屋に入って待っててよ」
「えっ……それはちょっと……だって……その……」
困っている絵理。ああ、そう言えば初めてお弁当くれた時俺が食ってる現場からは逃げちゃったんだよな。
ケーキの時は割と普通だったのに、お弁当レベルになると恥ずかしいんだろうなぁ……。
ううん、弁当の中身が楽しみだなあ……どんなメニューが入ってるんだろう。一品一品、絵理の前で心をこめて食ってやろう。
だが。そんな羨ましい光景と面白いやりとりを部員仲間は放っておいてくれない。
「ね〜も〜と〜!お前、ちゃっかり何自分だけ弁当受け取って……」
「は?」
「お前、この前香春ちゃんの弁当食ったんだよな?しかもケーキも!じゃあ、俺らにも分け前寄こせ!」
準備室の中から絵理と俺のやりとりを観察していた男子部員が俺が弁当を受け取ったのを見逃さず騒ぎ立ててきた。
「ちょっと待て、俺は朝飯も食ってないし……ってかこう言う時他人の弁当にたかるのは問題あるだろ?」
「ええい、うるさい!お前ばっかり絵理ちゃんと一緒にいやがって……お前の仕事時間位絵理ちゃん寄こせよ」
「失敬だなあ、寄こせよって……絵理さん恥ずかしがってんだろ?第一絵理さん他所の大学なのに、遊びに来てくれてんだし」
「あ、ちょっと待て、お前いつの間に絵理ちゃん名前呼びしてんだよ!」
「ねえ、絵理ちゃん、昨日のエッチな恰好って……ひょっとして根元に何かされた?」
「え……ちょッ…そうじゃなくて……………あれは頼まれて………」
「頼まれたって、おい、根元やっぱりお前あんな恰好させてたんじゃねえか」
男子部員だけならまだしも。
「根元君、いいなぁ……。アタシも絵理ちゃんのお弁当欲しい〜。ねえ、私にも一口〜…」
「あ……葛城さん、お早う……」
「おはよ、絵理ちゃん。あ〜、絵理ちゃん昨日のネコミミ付けてない〜……」
「あ、それそれ!昨日葛城写真見せるだけで全然転送してくれなくてさ!俺らも生で見たいな!」
「そうそう、あれ表情が最高に良かったんだよなぁ」
「ああ、あれ。根元君が絵理ちゃんに『にゃん』って言わせたんだよ」
「あッ、こら……葛城、違うぞ……」
俺は葛城がなかなか絵理から離れないので妥協案を出しただけなんだが。
「お〜い……根元くぅ〜ん?お前、ちょっと美人の彼女連れてるからって飛ばしすぎじゃないか?」
「よおし、そう言うわけで俺達が根元の魔の手から絵理ちゃんとお弁当を救出するぜッ!」
「あ、私達にも分けて。昨日の絵理ちゃんのケーキ、ホント美味しかったのよ〜」
「何だよ、それ……まるっきり言いがかりじゃん!」
「あ、絵理ちゃん、一昨日はごめんね〜。アタシ、絵理ちゃんの肩揉んだたつもりだったんだけど、別の所揉んじゃってたって
聞いたから〜……今日はちゃんとオッパイマッサージしてあげる〜……。」
「やだッ……!、葛城さん……え…ちょっと………冗談……よね……?え……ぇッ……?」
「大丈夫、大丈夫。私、オッパイマッサージ、肩揉むのより得意だからさ」
「そうじゃなくって……その……皆見てるのに……」
絵理が顔を赤くしながら、胸元を腕で隠すようにしながら後ずさる。
数人の男子部員と手をワキワキさせた葛城が俺と絵理にじりじりと近づいて来る。
ビキニ水着みたいな上半身の絵理の姿にムラムラとしてしまったんだろうなあ、やっぱり。
取りあえず、葛城は本気なのは間違いなさそうだ。止めろよ、周りの連中。それとも、また絵理が乳を揉まれる光景を期待してるのか。
男子部員の方は本気かどうかはともかく……この流れで行くと、悠々と絵理の弁当を味わう事は出来そうもない。
男子達に妥協してお弁当分けてやる様な事をすれば、俺の食い分が間違いなく少なくなる。十分の一かそれ以下に。
礼儀的に考えれば分けてやる事も考えないといけないが、でも絵理に対する筋も通さないとな。
今日の仕事のローテーションはもうとっくに確認済み。
それに、絵理……。じりじりと心底嬉しそうに近寄って来る葛城に対してどう反応すればいいのか困ってる。
「絵理ちゃん、今日の服、すっごくエッチだよね。それってアタシなら触ってもいいんだよね、うふ……」
「っ………………!」
絵理の今日の服装もエロい事自体は認めざるを得ないが、乳揉みはそうそう認可出来るもんじゃない。ここはやはり連れ逃げを決行するか。
「取りあえず、お弁当本当にありがとう、絵理さん。ここじゃ喰いづらそうだから、場所移そうか?」
「う、うん……でも……」
「………葛城、本気みたいだよ………今日の服装だと、俺的にも目のやり場に困るんだ……」
「えっ?やだ……根元くん……そんな風に見ないで……」
「はは、ごめん……じゃあ、俺の担当まで時間あるから、案内がてら場所探そうよ」
「あ、ちょっと……根元くん……もう……」
強引に絵理の手を引っ張るが、絵理の方は部員連中に対する挨拶が粗雑では無いかと気を使ってしまっている。
「それとも、俺がまた絵理さんの事持ち運んだ方がいい…って……痛ててっ……」
「蒸し返さないでよ、その事は………もぅっ!」
昨日のお姫様だっこでの絵理の移送の事に触れる俺の頬を絵理が抓った。はあ……やっぱり絵理のお仕置きは痛いけど心地いいな。
「あ、おい根元!絵理ちゃんとお弁当置いてけよ!」
「根元、テメ〜!今日の仕事増やしちまうぞ!」
「ははは、聞こえんなぁ!後で仕事増やそうなんて、却下だ!」
「あー、絵理ちゃ〜ん、待ってよ!私も行く〜!」
「あ、蛍!アンタ今日アサイチで当番だってのわかってるの?昨日私と交替だったでしょ?絵理ちゃんの追っかけは後よ」
「根元くーん……また絵理ちゃんを縛ったりしちゃダメよー……」
準備室前から絵理の手を引いて急いで撤退する俺の背中に部員連中の声がぶつけられた。
「根元くん……いいの?話は終わってたの………?」
「あ、うん。どうも俺の描いた絵が評判いいらしくってさ……それで展示室の人員整理で話があっただけだから」
「絵って……もしかして、その……私の………」
「もしかしなくても、あの絵の事だよ。ははは、案外香春……じゃなくて絵理さん一日で有名になっちゃったかも」
「やだ、そんな……どうしよう……根元くん………」
俺が冗談めかして言うと真に受けた絵理が立ち止まってしまう。
絵の内容がわりとエロい裸婦画だけに仕方無いけど、どちらにしても絵理の今日の格好もエロくて注目を浴びそうなんだよな。
「ああ、ごめん……でも大丈夫だよ、その辺は俺がフォローしとくから」
「でも……フォローってどんな……」
「いや、絵理さんあの時水着着てたってちゃんと皆に……痛っ……」
「水着の事も言わないでよ……あの絵殆ど根元くんの想像じゃない……」
「ええ?じゃ、俺の脳内彼女とか、妄想の産物とか言わないとダメ?」
「そうしてくれると私も楽なんだけど……」
「え〜?何かそれって俺が変態っぽくない?」
「あら、違ってるの?」
「あ、ひどいなぁ、絵理さん……ムッツリ呼ばわりに加えて変態疑惑までかけるなんて」
ふぅ……やっと絵理が楽しそうに笑ってくれた。でも、本当二人の時には良い表情を見せてくれるなぁ。
「まぁ、いいや……とにかく、お弁当頂かないと……夏場だから早く食べないとね。どこで食おうかなぁ……」
「え?今から……?」
「ああ、まだ今の時間は一般の入場時間じゃないから、外のベンチとか空いてそうだからそこ行こうよ」
「で、でも……私はちゃんと朝食摂ってきたから……」
「絵理さん、弁当の感想ぐらい聞いてってよ……ってか普通逆じゃない?」
「それはそうだけど………でも…根元くん…ぁ……ちょっと………んっ………」
躊躇する絵理だが、こう言う場合は強引に行かせて貰おう。
今日の最初のプレイは絵理の手作り弁当を絵理の目の前で美味そうに喰う様を見せるプレイだ。
絵理を本気で狙ってるんだから、俺が絵理の手料理を喜んで食ってる事はちゃんと伝えないといけないし、何より……
今まで彼女の手作り弁当を彼女と並んで食ってる連中を見てそれとなく羨ましく思ってた事もあるしな。
だが今日は最高の彼女(候補)と最高の弁当で皆にそれを自慢する時だ。
ほっぺたについたご飯粒を絵理が取ってくれたりは……しそうも無いけどな……。
「ん……今日も快晴だね。結構寝不足だから、目が痛いや……」
「大丈夫?根元くん……」
「ん、ああ、朝食食べたら目がすっきりすると思うからさ……ほら、アソコ……今はまだ一般来訪少ないからあそこにしようよ」
「え……う、うん…………」
絵理を伴って大学図書館前の芝生にあるベンチに移動すると腰をかける。
ここは日当たりもいいし、みんな良く利用しているベンチなので落ち葉や砂埃も積もって汚れてるような事は無い。
すでに初日の朝に殆どの展示や屋台のセッティングは終わってるので展示する側の学生もまばらに通過するぐらいだ。
「へへへ……じゃ、早速お弁当拝見しちゃお。いいよね……」
「……うん………」
俺から少し距離を置いて隣に座ってる絵理が赤くなった顔を逸らした。
「うわぁ……ご飯、五目ご飯じゃん…美味そう…俺、五目ご飯大好物なんだ!これ、香春さん煮つけの方からやったの?」
「市販の五目の元は具が少ないから………」
「しかも、オカズ……筑前煮と海老フライ……マッシュポテト…にサラダに卵焼き…これ、作るに手間食うやつ殆どじゃん」
いや、絵理がいちいち手間のかかる物を俺の弁当のために作ってくれるとは本当にありがたい限りだ。
「本当にありがと、絵理さん!俺久しぶりにこんな豪華な朝飯食う気がするよ、ホント美味そうだよ!」
「…ッ……だ、だから……朝食用じゃなくてお昼用だってば……もう……」
「はァ……学祭って展示する側だと何かと面倒だと思ったけど今年の学祭は最高だなぁ……」
「や、やだ……根元くん、声大きい……。それに、今日少し変………」
絵理が片手を頬に当てて赤くなった顔を隠しながら俺の様子を心配そうにちらっと伺っている。
すまん、絵理……これが徹夜で寝不足続きになった時の俺の異常なテンションなんだ。
絵理の方はかなり周囲の様子を気にしている様子だが、俺と恋人同士と思われるのが恥ずかしいのか、或いはそんなイチャつきが照れくさいのか。
俺の意見を言わせてもらえば絶対に周囲から時々感じる視線は絵理の肌色率の高さが原因だと思う。
まあ、いい……まずは五目飯からいただいて見るか。
「じゃあ、いただっきまーす……ん…もぐ……んー………」
「……………ぁ…………」
「うわ、香春……じゃあなくて絵理さん、これマジ美味いよ……!何か手作りの味なんだけど、食ってて妙に落ち着くのにその何て言うか……
これ、お袋の味って奴?ダシもしっかり効いてるし、味付けも最高じゃん……!」
「な、何言ってるのよ……普通に作っただけなのに……」
「いや、本当だって!ん、これ、いくらでも入りそうだな……。最早コンビニ弁当なんてこの弁当の後には食えないよ!」
「もう……根元くん、大げさすぎるわよ……それに、もう少し静かに……」
本当に美味いのだから、誉めちぎるしか無いのだが、絵理の方は相当恥ずかしがっている。
あ……絵理が恥ずかしがって身を縮ませると、それとは逆に腕で巨乳がぐっと強調されてしまっている。
はぁ……あの巨乳も美味しそうだよなぁ……。昨日の乳プレスは気持ち良かったが、流石に舌を出して舐めるわけにはいかなかったし。
弁当に夢中になっていながらもついついその乳房の変形ぶりを目で追いかけてしまう。
せめて今日の間に絵理が俺の腕に掴まって来てあの乳房を俺の腕に押し付けて来ながら一緒に歩く位には発展できないかなぁ…。
絵理の性格から考えてみればそんな行為をいきなり自分から実行してくれるとは到底思えないけどな。
「………根元くん……どうしたの……何か嫌いなものあったなら別に残しても……」
「え?ああ、いやそうじゃなくて……何て言うか柔らかいなあと思ってさ」
マズイマズイ…どうもまだ寝ぼけているせいか絵理の身体を観察するとかなり不自然に黙ってしまっているらしい。
「柔らかい?筑前煮、煮込み過ぎたかしら……」
「あ、悪い意味じゃなくて、下の上でとろける様な感じで美味しいと」
「そう……ありがと……」
あ、でも……柔らかくて口の上でとろけそうな感触なのって絵理の乳房も案外同じなのかも……
っていかんいかん……考えてみれば今日は俺の服装にも問題が一つあった。
昨日のジーンズと違って今日のズボンは昨日より柔らかい布地で出来ている。下半身が元気になればそれを上手く隠せるとは思えない。
今日は出来る限りエロい妄想は控えたい所なんだけど、絵理の格好がそれを許してくれるかどうか。
そうこうして絵理と会話しながら弁当を喰らっていたんだが、思ったより多くの人間が俺と絵理の腰かけるベンチに注目している。
「……おい、あの娘……あれ、昨日エロいコスプレしてた娘じゃねえ?」
「横で弁当食ってる奴カレシか?クソ、こんな時間から何見せつけてんだ」
「でも、あの人本当にエッチな服着てるわよね……モデルか何かやってるのかしら」
どうも思っている以上に絵理が目立ってしまっているらしい。オマケ扱いの俺の方も。
あ、何人かの男子学生がどうも不自然にこのベンチの前の方で行ったり来たりを繰り返している。
絵理の方を何度も何度もチラ見を繰り返している。
あいつら……ひょっとして絵理の身体を観察しているのか?おのれ、子供っぽい手段を……。
確かに絵理の今日の下半身の格好はよくよく眼をこらせば太股のさらに上の方にある部分、
上半身は胸の谷間とかを覗けるかもしれない恰好…のボディペだ。
あの距離ではわかるわけではないが、あんな連中に絵理の秘密を知られてしまうのは困る。
それに考えてみれば俺が弁当食うの待ってる間は絵理の方も手持ち無沙汰だ。
周囲からの視線が集まってくればどうしてもその事を気にしなければならなくなるだろう。
ここは、今日のコースでも相談しながら意識を逸らして貰うとしよう。
「昨日は俺らの展示のある建物ばっか見てたからさ、今日は外の展示見て回ろうよ。」
「うん……」
「この大学の学祭、だいたい真ん中の二日目にいろんな屋外展示が盛況になるからさ」
準備の忙しい初日と後片付けの忙しい最終日よりも二日目はいろんなイベントを催し安いんだ。
それに……絵理とせっかくデート同然に学祭を楽しんでるだし、絵理のボディペ観察をもっと楽しむには
屋外展示の方が面白そうな事が多そうな気がする。
「ほんと、今日はいい天気だけど……絵理さん、その……そのカッコで大丈夫?日焼けとかは平気?」
「え、平気、だけど……私、夏場は結構日に焼けてるんだけど……ってやだ…そんな風に見ないでよ……」
絵理が顔をカァッと赤くしながら自分の身体を抱きしめた。
あちゃぁ……さっき準備室で部員連中にセクシーとかエッチぃ格好とか言われたのが少し響いてるかな…。
でも、今こんなに色の白い絵理が、もうすぐ健康的に日焼けするのかぁ……
そうなってくると、塗装の下はどんな感じに焼けていくんだろう。
「根元くん……また何かムッツリな事、考えてない?」
「んっ……ごほっ、げふッ……!?いや、いやそうじゃなくて……つい絵理さんとプールとか、海とか行けたらいいなって考えて」
ご飯を食みながら思わず悦に入ってた最中に、鋭い指摘を受けた俺は思わず咳込んで頭の奥の事を漏らしてしまう。
「もう……根元くんって……ムッツリどころか本当に……私に何を期待してるのよ……」
「え……やっぱりちょっと行き過ぎな希望だった?って、あ、いやいや、そうじゃなくてさっ…ん…ゴホっ……」
「もう……私……飲み物買ってくるからっ………!」
「あ、ちょっと……絵理さっ……んっ……ふッ……」
「むせる様な食べ方しちゃダメよ……まったく………」
この空気がむずがゆくて居心地が悪かったのと、ご飯を喉に詰まらせている俺に呆れた絵理が乳房を揺らしながらベンチを立ちあがる。
「お茶とかでいいでしょ?」
「あ、うん……ごめん、絵理さん………」
本当、絵理って面倒見がいい性格だよな……。そう思いながら絵理の後姿を目で追いかける。
スク水のボディペの時も、あの美脚は丸出しだったが、今日のボディぺで見ると違った感慨がある。
あの後ろ姿で長い髪の下からいきなり綺麗な白い脚が覗いてるのを見れば、誰もが皆見入ってしまうだろうな……。
当然正面から見た姿も綺麗だ。胸の谷間やお臍、肩や鎖骨……。
まだ、人はそんなに多くないが、それ故に絵理の姿はインパクト大だ。彼女に声をかける男もいるかも知れない。
でも、そんな男共が絵理に声をかけるチャンスを窺いながら絵理の後を尾行してたとしても俺の所に来る絵理。
そいつらが絵理が彼氏持ちだと勘違いしてがっかりしたらいい気分だな……。本当に勘違いなのがあれだけど
絵理と始めて会った時、雨が降りそうだから、傘に入れながら家の近くまで送るためだったとは言え、何で絵理は俺を冷たくあしらったりしなかったんだろう。
いや、彼女はクールに見えるけど、口数もそんなに多くないだけで冷たいわけじゃないからだろうけど…。
それでも、こうして俺の誘いに応じてくれていて、しかも結構な回数のハプニングに見舞われても怒る様な事も無く…。
絵理と出会ってからというもの。ハッキリ言って俺はすごく幸せだよな……
出会ってからの日数はまだ浅いと思うし、自分でも浮かれすぎだと思ってるがこの気持は抑えられない。
そして、絵理の素敵すぎる秘密。どうやって打ち明けたらいいんだろうか、絵理本人に。
もし、秘密を知っている事をはっきり打ち明けた後でも俺を絵理が受け入れてくれると言うのなら……
あんな事やこんな事、そして俺のリクエストするボディペをさせてくれるんだろうか……
でも、俺最初は絵理の事を脅してみたいと思ってたんだ……。
始めて会った雨の日にボディーペインティングの事を絵理に関係無く話題に出した時の絵理の狼狽を隠そうとする表情が
何とも魅力的だった事を覚えている。今では俺にある程度心を開いてはいる様子だが、あの表情はあの時、俺を警戒していたからこそ。
今までは絵理のボディペに気付かない振りをしていたけど、今日以降もそうするべきなんだろうか。
絵理と今までみたいに偶然?密着してしまう様な事があった時、絵理の服の感触がおかしい事をほのめかしたら、絵理はどうするだろう。
絵理と一緒に学祭を回れるのは確かに幸せだが、何かもう少しイタズラをしてみたい気もする。
今までの密着事件がほとんど予想だにしないハプニングだっただけに、俺も100パー楽しめたわけじゃない。
いや、でももし嫌われたりしたら嫌だ…でも何か俺自身の望む展開があっても……
絵理の美味い弁当を頬張りながら思案を巡らせる。
「よお、根元!何だ、こんな所で豪勢な弁当くってるじゃん」
「ん?なんだ、本田か……」
「昨日はサンキューな。で、それ、お前の手作りか?けっこうマメだったのか、根元……」
「いや、違う。これ。香春さんの手作り弁当。どうだ、いいだろ?」
「あッ、てめ……そんな良い物を……なあ、おい、俺にも卵焼き一つくれ……!っ…て、今日も彼女来てるのか?」
「おい、最後の一切れ…………まぁ、いい……来てるけど、今日はもうコスプレ無しだからな」
「そりゃわかってるって、でもあのコス衣装の方は今日は持って来てたりしねぇ?」
「いや、違うけど……って何だよ、あの服に用があるのか?」
絵理の服って一回一回ボディーペインティングでそう見せてるだけだから、脱いだ服なんてもんは無いんだよな。
あれを貸してくれなんて言われたらさすがに絵理も困るだろう。
「いやあ、それがさぁ……昨日の根元の彼女の格好、ものすげえ評判でさ…『あの衣装売ってくれ』って
持ちかけて来る奴までいてさ……何しろ彼女の写真とかも無いからさ……」
「まさか、俺に絵理さんにあの服くれってお願いしろとか言うんじゃないだろうな」
「あ、よくわかったじゃん。駄目?ってかやっぱ根元が貰うのか」
「休んだ奴の衣装、香春さんが昨日の朝返しただろ?あれを使えよ」
「いや、それじゃ絶対に偽物だってバレるだろ?あのナイスバディにピッチリなのがいいんだよ!」
「おま……香春さんどういう目で見てんだよ……」
「あ、根元、お前はそう言う目で見てないのかなぁ……まあ自分の顔はわからないよな……ひひ」
「う、うるせえな……その事香春さんにいちいち言うんじゃねえぞ……ってか……卵焼きだけじゃねえのかい?」
「ああ、クソうめェ……彼女マジでいい娘すぎねえ?あんだけ美人でしかも気配り上手で……」
「……………」
絵理の事を高評価されるのは当然いい気分なのだが、それでいて心に浮かぶ嫉妬の気持ち。
絵理自身はわりとクールに男共をあしらってるのだが、俺を利用して近づいてくれば本当は人の良い絵理が
うっかり心を許してしまうなんて事に……いやいや、絵理を信用しなくては……!
「そんなにムスっとするなって……いいとは思うけど、根元の彼女だもんな、横取りはしないよ」
「いや、まだ……俺達……」
まだ胸を張って絵理を俺のモノだと言い張れる段階にはなってないのが残念なところだ。
「そうそう、それで彼女、あんだけセクシーな恰好してたのがすげえ評判になってさ、しかも俺らの出し物見に来た
報道部の奴が、彼女にインタビューしようって騒いでやがったんだよ、マジで」
「はァ?報道部って……そりゃ……まずいじゃねえか」
実は俺らの大学にいる報道部は以外と性質が悪いという評判だ。
どうも部を立上げた奴がバラエティー番組至上主義みたいなノリがあって、ウケさえすれば何でもいいと本気で思ってるとか。
女子学生にセクハラまがいの質問をしたり、やたらとうるさいレポーター。
作品の展示に必要以上にさわったり、お客さんの進路を塞いでしまったり。マイクを向けられた人は問答無用で質問に答えないといけないと思ってたり。
毎年開かれる学祭の時にも、来賓のお客さんから、アレを何とかして欲しいと苦情が出る事もある位に。
学生達の方は普段はそれを客観的に見てる時や被害にあった時は報道部を非難しているが、いざ報道を視聴する側になると
報道部を応援する様な事があったりするので、なかなか報道部が自粛しようとしないと言う事になっているのだ。
俺は大学の中でこれと言って目立つような魅力も無いからこれと言って被害は受けた事は無いのだが。
「昨日は根元が彼女いきなりかっさらってったんで報道部の連中、彼女捕まえられなかったからよ、今日も来てるなら気をつけろよ」
「おいおい……報道部って特に真ん中の日に一番うるさくなるって話じゃねえか!?」
「あ、根元、何だいきなり……!おおい!」
「……本田、とりあえず香春さんここに来たらここで携帯入れる様に言っといてくれ!」
「オッケー……ておい、俺らもうすぐ展示だからって……おォい?弁当忘れてるぞ!」
「残りはやる!100グラム当たり千円な!」
こうしてはいられない。絵理が一人でいると心配だ。ナンパ男よりも遥かに性質が悪い報道部では。
しかし弁当食って本田と会話してる間にだいぶ外賓が増えてきたな……。小さな子供を連れた親子連れの姿もチラホラと見える。
たしか、さっきのベンチから一番近い自販機の場所は中央食堂前の広場の所だな。
「あ、絵理………いた………あ………!」
自販機のある方向へ近づいて行った俺が見たのは、報道部に捕まってしまっている絵理の姿であった。
マイクを持ったレポーター役の学生が絵理に馴れ馴れしく詰め寄って、しかも報道部の連中が自販機の前で囲いを作っている。
「………ちょっと………困るから………」
「いいからいいから、はい、カメラの方見て………カメラちゃんと彼女映して……いや、セクシーな恰好ですね〜」
「ッ………!私、人待たせてるから……ちょっと……勝手に………!」
絵理の抗議の視線を無視して絵理の身体を足元から舐めるように映そうと詰め寄るデジタルビデオを持つ学生。
カメラはまずい……!さらにデジタルビデオなんて!絵理の秘密がばれるきっかけになりかねない。
ビデオに収めた映像を編集する際に、絵理の服が不自然だと思う奴が出るかも知れない。
乳の揺れ具合や、すぐにはわかりにくい胸の先端やなだらかな下腹部を映像に収められたりしたら…。
豊かな胸を覆う服の先端の突起がボタンや飾りでは無いとばれるかも知れない。
股間部分の服の筋に見えるのが彼女の大事な部分であると気付いてしまうかもしれない。
絵理は報道部を振り切って逃げだしたいのだろうが、その方向を悉く報道部員が塞いでしまっている。
全く、男子学生はともかく、女子学生の報道部員は絵理が嫌がってる事ぐらい考慮しろ、同性として!
「この大学では、毎年イケてる女の子をリポートする事になってるんですよ〜。どうですか、この学祭の感想は?」
「…………………」
絵理が不快な思いをしている事を全く考慮しないマイクを持った男子学生。ああ、本当に腹が立つ。俺の絵理に気安く話しかけるな。
「それと、昨日アニメ研究会の出し物でセクシーなコスプレをしてたのはキミでしょ?良かったらあの恰好になってくれない?ああ、着替えの場所はあるからさ」
「あれは……頼まれただけだから……、っ……いい加減にッ………」
「しかし、本当ナイスなバディーだよね〜。ひょっとしてあんな風に、今もだけどセクシーな衣装着て興奮しちゃうタイプ?
それとも役になりきっちゃったりするのかな?」
「そんな、事無い………」
レポーター役が詰め寄るのに合わせてカメラの奴も絵理の顔を覗き込もうとする。
その遠慮の無さに絵理が思わず眉間に皺をよせる。
「ああ、せっかくカメラ向けてんだし……もう一度最初っから……ほら笑って笑って!睨んじゃ駄目だって!ね?」
「……………本当に……いい加減に………」
絵理が本気で怒っているのも無視して一方的に話を進めようとする報道部。
報道部以外にも周りの連中が美人の絵理が困惑している様子を眺めている。
この状況では絵理も力づくで脱出しづらいだろう。絵理の性格を考えれば暴力的な手段に出る事は無いだろうし。
「ああ、仕方無いな……おい、お前ら、彼女笑わせてやって!」
「はいはい〜。ほらほら、もっとスマイルスマイル!カメラ撮ってやってるのにそんな顔しちゃダメでしょ」
「もっと口角あげて。あ、ひょっとしてくすぐったりしてもいい?」
「……ッ……………」
スタッフ役の部員が絵理に近づこうとする。ええい、もう……本当に!自重しろお前ら!
絵理に心を開いてもらうには誠意が大事なんだぞ!俺が言っても説得力無いけど!
「うわッ!?な、何だお前?今インタビューの真っ最中だぞ、後にしろ!」
「うるせっ、どけコノヤロっ!」
「おい、何だ……ちゃんと壁作っとけ……」
「ぐはっ……こいついきなり蹴るな!」
「絵理さんッ………!こっち………!」
「ぁ……根元くん………?」
壁の中でも弱そうな部分を突き飛ばし脛を蹴って無理矢理壁をこじ開けてやる。
リポーター役の学生が怪訝な顔をしてこちらを見、振り返った絵理に驚きとともに安堵の表情が浮かぶ。
う〜ん、これって……絵理はある程度俺の事を頼りにしてくれてるのか……とニヤけてる暇は無い。
「おい、お前今撮影する所だ、後にしろ!」
「ほら、下がって下がって!」
その前に無理矢理立ちはだかろうとする報道部員。本当に男女共に嫌な連中だ。
「うるさい!ほら絵理さん、早く行こうよ!」
「え?あ、うん!」
絵理に向って手を伸ばすと駆け寄ってきた絵理がその手を握ってきた。
絵理の掌の感触……考えてみればこれが初めての本格的な感触だ。今までは遠慮がちに服の裾を引っ張って来たり、
或いは俺が強引に絵理の手首を掴んで連れ回してた感じだったから。
「絵理さん、ごめん!本田の奴から報道部が絵理さん探してるって聞いてそれで……」
「いいの……ありがと………」
俺の手を握って絵理が安心しているのが伝わってくる。そうだな、ここは俺が毅然としないと。
「ちょっと、アンタ、インタビューの途中だから、彼氏だか何か知らないけど、ほらあっち行って!」
「まったく、最初からまた撮り直しかよ……」
「ほら、離れて離れて……」
報道部の雑魚学生達が俺にカメラの前から動いて絵理を手放させようとしてくるが、ここで従うわけにもいかない。
これは俺が絵理と釣り合うだけの価値があるかどうかを自分で問う事になるのだ。
「うるさいな、いいか!彼女は他所の大学の人なんだ!学祭で他所の大学の人に迷惑かけるな!」
「あれ、キミやっぱり彼女の彼氏?そうかそうか、じゃあ、彼女の事説得して、ああ、あと彼女の事いろいろ教えてくれない?」
「いい加減にしろ!説得云々以前に香春さんはこう言うのが嫌いなの!だから教えないよ!」
「へぇ……“かわら”っていうのか〜で、どこの大学?この県出身?」
「だから教えないって言ってるだろ!?ほら、行こう。絵理さん」
「あッ……ぇ……根元くん………ぁ………う、うん………あ……ひゃぁっ……」
俺の剣幕に驚いている様子の絵理を力強く自分の方へ引き寄せ、肩を掴んで抱き寄せる様にこの場から去る事にする。
生肩を触られた事で驚いた絵理が身体をビクンと震わせるが今はそれを気にしてる暇は無い。
「下の名前は“えり”っと………っておい!勝手に連れてくなよ!おい、スタッフ!その二人止めて!」
「何だ、お前ら!どけ!彼女はこれから予定があるの!」
スタッフ役の学生達が俺達を止めようとするのを威嚇して振り払う。
「絵理さん、取りあえず、準備室いったん行こうか……」
「うん………」
「くそ、逃がすか……!おい、カメラ役、早く……皆、その二人を捕まえるぞ!」
「ああ、本当しつこいな……まったく……」
報道部の性質の悪さと執拗ぶりに閉口する。そりゃ絵理は誰もが興味を持つ程の逸材だけどよ……。
「うわ……何だ……なんか始まったのか?」
「ああ、また報道部……毎年毎年いい加減にしてほしいわよね……」
大人数で俺達の後を強引について来ようとする報道部に周囲の連中も驚いて道を開けて来る。