ガンダムSEEDエロ総合スレ Part28

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1名無しさん@ピンキー
ガンダムSEEDとその続編DESTINYのエロ小説の総合スレです。
ここは読み手がリクをしたものを職人様が書く場ではありません。クレクレは(・∀・)帰れ!!
気に入らないカプやシチュは、徹底スルーが基本です。
雑談はほどほどに。考察やアンチは新シャア板http://mamono.2ch.net/shar/でどうぞ
職人さんに文句を言うのはやめましょう。 ただし801は全面禁止→http://yomi.bbspink.com/801/ へ。
ここで許されるカプは、ノーマルカプか百合だけです。
職人さんはタイトル欄か前書きとしてカプ名を入れてくれるとうれしい。

次スレは>>950を取った人が立てましょう。
※又はスレ容量が 500KB 近くになったら次スレを立てて下さい。

圧縮落ちの前スレ ガンダムSEEDエロ総合スレ Part27
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1208338615/

◆作者に無断で他板・他スレへの転載禁止◆
◆南極及び各保管サイトはそこのルールに従いましょう◆

Part1〜15スレ目まではここ http://kakolog.cun.jp/seed/
※Part16以降の過去ログ倉庫は現在ありません。何度質問されても無いものはありません。
2名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:41:15 ID:QmZXHF4X
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part26
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181573487/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part25
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157930791/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part24
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1146038448/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part23
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1136130870/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129903653/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part21
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125546449/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122734473/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part19
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120953172/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part18
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118503389/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116515923/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part16
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112278204/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part15
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109943322/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part14
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108000413/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part13
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106119158/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part12
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1102761177/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part11
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091438377/(dat落ち)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091438377/ ※何故か60まで読めるpieスレッド
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part10
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078391662/(dat落ち)
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part9
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074382296/(dat落ち)
3名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:42:35 ID:QmZXHF4X
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part8
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1071/10712/1071202685.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part7
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1069/10696/1069657864.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1067/10679/1067986563.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065351321.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10624/1062425345.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1059/10592/1059225815.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10546/1054652749.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1034/10347/1034752
4名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:44:30 ID:QmZXHF4X
◆↓お勧めしない雑談用例など

・クレクレ・キボン禁止
某さん来ないかなあ
○○×△△マダー
○○×△△有とか言ってみる

・イラネ禁止
○○×△△ありえない(投下直後)
○○×△△萌えね
○○×△△とか今更むなしくない?
○○×△△なんて捏造カプイラネ

・叩き考察は新シャアへ
○○×△△最近良いと思います!〜理由をレス(結局クレクレ・キボンに移行)
○○×△△ありえない〜理由をレス(結局イラネに移行)

・自治レスにキャラ名カプ名を含めるのは避けましょう。
「○○×△△イイ!嫌いならスルーしなよ」
→「○○×△△厨が○○×▲▲が出るたびにを叩いてたのは棚上げか?おめでたい」
エンドレスになる。

・書き手の誘い受けは、時間をかけて荒れる原因になるので控えましょう。
ここは職人の妄想をぶつける場所ですが、お茶会会場ではありません。
馴れ合いは外から見ていると痛々しく、スレを疲弊させます。
5種の奴がなかった…:2008/08/26(火) 00:48:28 ID:QmZXHF4X
というわけで、みんな楽しく
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしていってね!!!   <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
6名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:13:25 ID:yWNZUEkk
復活してた!ワクワクテカテカ
7名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 07:04:04 ID:/enngT+S
復活したところで投下がなくちゃあ・・・・・・
8名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 22:31:38 ID:yWNZUEkk
場所がなくちゃ投下も出来ないからな!(・∀・)保守保守〜
9名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 08:23:16 ID:xIxCSU1H
          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >   ゆっくりしていってね!!!   <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^--、
     _,. ---ァ‐_ニニ=ー          ,.-'"´      ::... `ヽ、
    , - '::ーr':/::::::::`丶丶、       ,/-::::   . ...:::: ´  ヽ::.:::.',
.   ,:'.:. ..: .: .:ヾ::::::、::. :. ::.::::ヽヾ:、     /   ./  :: : :::: . :. :.::ヽ::::.',
  /:::::::::::..:.: .: ::.:...::.\:::丶:::.::ヽ \   / . :::;:i、  :.::::::i;.::/l::ハ:.  ::::::;:: ',
  |:::::::::!:::::/!/__ヽヽ ヾヽ,rヽ:::::',ヽ   {l, :::::l::l_ヽ :::::ハ/__l__lイ ::::::::リ::'、
  l:::::::::!:::::|://'__` ヾ、 ヽィ=、!、::!:ト:',  ヽ :::ト (ヒ_] ` 、| ヒ_ン ).} l ::;イ}:::;ヽ、
  ',:::::r'l::::::! (ヒ_]     ヒ_ン |::::! :ト、   ', :l!""   ,___,   "" | .:/":::i;}
  '/|::ヽ',::::!'"    ,___,  " l::/|::! ヾ  l:::.',.    ヽ _ン    /::/z:::ル'
    Wヾ',::ヽヽ  ヽ _ン   イ:',l:!      |::|:|ヽ、       ,イ.:/|ノ‐'′
      ヽ::::ヽ,、 _____, ,.イ::、ヽl、     ヽl`  ー--─ ´   レ 
10名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 21:51:10 ID:2Zv06+Tx
ルナステ
11名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 06:51:46 ID:qWu5Xhk3
保守
12携帯から ◆tKb/nouJ.U :2008/08/30(土) 17:44:36 ID:d1/t+RVe
投稿したいところだけどプロバイダーが永久規制らしいorz
どこかあぷろだにでもアプしてスレの住人に投下してもらおうかと
13名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 20:30:20 ID:ZcpsCJS/
おお、それじゃあうpして連絡なさいな
そしたら普通にあげるから
14名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 23:28:08 ID:bpxViEAp
保守
15名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 14:17:13 ID:Su2LDMIS
ほす
16名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 15:12:20 ID:iwrmB3Pl
なんとなく書いてみました。投下します
17シンとメイリン:2008/09/02(火) 15:15:35 ID:iwrmB3Pl
「こんなことで……こんなことで俺はぁぁぁッ!!」
頭の中で種が弾けた。瞬時にして冴え渡る眼。研ぎ澄まされる感覚。

シンは見違える動きで巨大なMAを翻弄しつつ、ミネルバに怒鳴る。
「メイリン! デュートリオンビーム! レッグフライヤー!!」
「は、はいっ!」
メイリンの躊躇ったような声と同時に、シンは海面から飛び上がると、デュートリオンビームを受光した。
そのまま損傷した脚部を切り離し、新しく射出されたレッグフライヤーに換装する。
まるで新たな希望を体現するかのように色づいた機体。
シンはフルスロットルで巨大MAに接近する。
戸惑っている巨大MAの鉤爪からビームが発射されるが構わず、シンはシールドを掲げ、勢いを落とすどころかさらに加速した。
ビームを受けきった直後にシールドを投げ捨てると、シンはビームサーベルを抜きはなった。
「てやぁぁぁ!」
叫びと共に一閃した刃は、相手の巨大な体に吸い込まれた。
「メイリン! ソードシルエットだ!」
背後で爆散したMAには目もくれず、フォースシルエットをパージする。
新たに射出されたソードシルエット――背中に長大な二本の対艦刀を背負う――に換装すると、近くの敵艦隊に躍り掛かった。
どれくらいの時間が経ったのか、どれくらいの敵艦を屠ったかわからない。
気がつくと、スピーカーから帰投命令がでていた。


「すげーじゃんシン!」
「いやほんと、お前みたいなやつをスーパーエースっていうんだろうなぁ!」
「勲章もんだよぜってー! 赤服だし、マジのエリートパイロットだな!」
帰還したシンを待ちかまえていたのは、友人たちの温かい賞賛だった。
これだけの働きをもってすれば当然なのだろうが。
「いや、俺もよくわかんないんだけど……」
そんな友人たちに、シンは照れたように応じる。
実際シン自身が一番よくわからないのだ。
「シン! これ、タオルとドリンクだよ!」
そこへ、1人の赤髪の少女が割ってはいる。メイリン・ホークだった。
「……へ? あ、ああ、さんきゅ」
シンはぽかんとした表情でそれを受け取る。
「えへへ、それじゃ!」
メイリンはそれだけいうと、去っていった。
「……なんだ、あれ」
去っていくメイリンを呆然と見つめるシン。
今までこんなことは一度としてなかったし、ましてメイリンはシンを子供扱いしていたのだ。
「スーパーエース、勲章、エリートパイロット」
「へ?」
「メイリン、そういうのに憧れてるからなぁ」
アカデミーから一緒の友人はやれやれといった感じで肩をすくめる。
「えええっ!?」
「ま、がんばれよ」
友人たちはぽんとシンの肩をたたくと、持ち場に戻っていった。
18名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 15:16:55 ID:iwrmB3Pl
終わりです
多分続かない
そっこうで書いたんでおかしいとこあるかもですがご容赦くだせえ
19名無しさん@お腹いっぱい:2008/09/02(火) 17:01:45 ID:Su2LDMIS
エロスは(ry
20名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 22:48:21 ID:AT2ONxWg
とりあえずスレを長続きさせる努力をしてくれてありがとう
今後もがんばって投稿してくれ
できればエロありで
できないんならそれでもよし
21名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 22:50:15 ID:jvjqtMkz
続かないところがおかしい
22名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 23:44:58 ID:G/kFTzKc
新シャア板向きじゃね?
23名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 11:20:03 ID:6wHodBQr
女性キャラで立ちションやりそうなのは誰だと思う?
24名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 11:37:58 ID:0yOUTJpX



    ま   た   お   前   か

25名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 17:58:26 ID:U3QOtZm6
奴さんも帰ってきたか(呆
26名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 14:18:30 ID:fVJYHmnh
前に常夏×ステラのレイプ者を書いたものです
次も常夏を書きたいのですが、凌辱される相手は誰がいいですかね?
スメラギさんは00なので不可ですかね…
27名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 14:50:16 ID:6TQAbNdp
なーたんキボンヌ
28269:2008/09/06(土) 10:53:07 ID:gn6oJQOQ
>>1さん スレ立て感謝です。

みなさん、こんにちは。
序盤のみ、エロ無し、百合っぽいかんじ、ラクスメイン です。
趣味に合わない方はスルーよろしく。

投下

29269:2008/09/06(土) 10:53:44 ID:gn6oJQOQ
歌うこともままならない、毎日だった。
ラクスは大きな溜息をつき、書類だらけの机から顔をあげ窓の外を見た。
分厚いガラスの向こうには重く暗くのしかかるような雲と灰色にくすんだ町並みが広がっていた。
「気象管理センターもたまには予報を外せば良いのに・・・
もう三日もこのような雲ばかり見ているといい加減気分が晴れませんわ」
ラクスがプラントの評議会の最高責任者である議長に就任してはや1年、
地球及びプラントの政治経済もようやく安定し
そろそろその席を誰か信頼の置ける評議委員に譲り渡そうかと考えていた矢先、
プラント管轄のとあるコロニーで旧パトリック派による武力紛争が勃発したため
そのままなし崩しにラクスが議長として任期を無期限に延長させる羽目になっていたのだ。
30269:2008/09/06(土) 10:54:26 ID:gn6oJQOQ



「ある程度、地球とプラントの状況が落ち着いたから、どこかに部屋を借りようと思うんだ」
ザフトの制服を着たキラ・ヤマトが照れくさそうに笑いながらラクスに言った。
ラクスは驚いて目の前のキラを見つめ問いかける。
「まあ、ザフトの官舎では何か不便がありまして?不便があるのでしたらすぐに改善いたしますから、
どうぞおっしゃってくださいな」
驚いたように声をあげるラクスに向かいキラは慌てて手を振ってみせた。
「そうじゃないよ。じつはプラントに来る前から考えていたんだけど
ラクスの助けになりたくて、ぼくはザフトに入ったんだ」
キラの言葉にラクスはこくりと頷き、自分の胸の前で手を合わせ感謝の意を現した。
「ええ、わたくしの無理なお願いをきいてくださって、キラには本当に感謝しておりますわ」
キラは記憶を辿るように少しだけ遠い目をし、それから真っ直ぐにラクスの目を見て言葉を続ける。
「ラクスは平和な世界を取り戻すために、あれからずっと頑張ってきたよね。
地球もオーブが・・・カガリとアスランが頑張ってひとつにまとまってきているし
もうぼくがザフトにいる必要はない気がするんだよ」
穏やかなキラの言葉に、ラクスは微笑みながら頷いた。
初めてキラと出会い、そして別れたあのアークエンジェルでの日々・・・
優しくて恥ずかしがり屋の少年はプラント最強エースパイロットの賞賛よりも
静かで穏やかな毎日を何よりも愛するごく普通の少年のままだった。
31269:2008/09/06(土) 10:55:33 ID:gn6oJQOQ
「もともとキラは人との争い事はお好きではないですものね」
「だから近いうちにザフトを辞めようと思っているんだ。
ザフトを辞めて、もう一度勉強をやりなおしたいなって。
ぼくはもともとプログラミング畑の人間だし・・・そうなったらザフトの官舎にいる訳にもいかなくなるよね。
だったら早いうちに住む所だけでも決めておこうと思って」
ラクスもわかっていた。いつまでもキラの厚意に甘える訳にはいかない。
「キラ・・・・そうですね、わかりました。
国防委員会に除隊を申請しておきます。いままで本当に・・ありがとうございました」
そう言ってファイルの書類を取り出そうとするラクスの手をキラが押さえた。
「ねえ、ラクス」
「なんでしょう」
一呼吸置いて、キラが言った。
「ぼくと一緒に来て欲しい」
「キラ?」
おもいもかけないキラの言葉に、ラクスは信じられないといった表情でキラをみた。
「本当は今すぐきみを連れていきたいくらいなんだけど、
そんなことをしたら多分ぼくはプラントの歴史に名を残すほどの大悪人になりそうじゃない?
いくらフリーダムでもザフト全軍を一機で蹴散らすのはちょっとばかり骨が折れるけど
もちろん、ラクスがやれって言うならやってみせるけど」
キラが微笑みながらラクスの手を握った。
「ダメかな?」
32269:2008/09/06(土) 10:56:19 ID:gn6oJQOQ
ラクスの涙でキラの笑顔が滲む。
ラクスは誰かの幸せのためではなく、自分だけの幸せを手にする日が来るなんて考えた事も無かったのだ。
いや、考えてはいけないと自分自身に言いきかせていたのかもしれない。

でも。

「少し・・・少しだけ、時間をくださいな。わたくしを支えてくださった方々にお礼を言って、
いま、やり残した今の仕事を引き継いだら・・・すぐに、すぐにあなたの元へ参ります」
どちらからともなく腕を伸ばし、しっかりと抱擁すると自然と二人の顔に笑みが浮かんだ。
「ラクス・・・ありがとう」

33269:2008/09/06(土) 11:01:48 ID:gn6oJQOQ

「・・・・・・・・」
ラクスはもういちど、溜息をつく。
あの日の約束から半年が過ぎていた。
身辺整理に手を付けるか否かの時期に次々と問題が起こりキラの元に行くのがずるずると先延ばしにされているのだった。
「やっぱり、戻ろうか?」
週に一度の近況報告を兼ねた二人きりの逢瀬―――といっても通信スクリーン越しだが―――は
ここ数回、キラのこの言葉から始まっていた。
「いいえ、キラはもう新しい道を歩み始めているのですから、こちらのことは何も心配しないでください」
ラクスはその度に首を振り、微笑みながらその申し出を断り続けていた。
もう二度と、キラに軍服を着せるつもりは無い。

34269:2008/09/06(土) 11:02:33 ID:gn6oJQOQ



「・・・よろしくお願いしますね」
手を伸ばしインターフォンで暫く誰も取り次がないよう指示を出すと
ラクスは応接ソファに腰を下ろし、そのままだらりと身体を横たえた。
さすがにここ数日、体力的にも精神的にも疲れているのを自分自身感じていた。
辺境コロニーでの武力抗争はなんとか鎮圧の方向に進んで入る。
ただ、辺境における現プラント評議会への不満は目に見えない火種となり
あちこちに飛び火しているとの報告を受けているし、
闇ルートでジャンク屋から武器を調達した武装組織が未然に摘発されたというのも記憶に新しい。
「なぜ人は・・・・争いの・・・連鎖を・・―――」
ソファに横たわったまま、いつしかラクスは睡魔に引き込まれて行った。



35269:2008/09/06(土) 11:03:12 ID:gn6oJQOQ




胸苦しさに目を覚ましたラクスは闇の中から自分を見つめるスカイブルーの瞳に気がつき
慌てて目を見開いた。
「あ・・あなたは・・」
「ラクスさま、ご気分でも悪いのですか?」
寝起きの頭でも、その声が女性のものである事にラクスは少しだけ安堵する。
「わたくし・・・眠ってしまっていたのですね?」
「ええ、随分とお疲れのようでぐっすりとおやすみになられていました」
何故かひどく聞き憶えのある声と、それ以上に感じる違和感にラクスは相手の姿を捉えようと
必死になって暗闇に目を凝らしながら詰問した。
「・・・・あなた、どうやってわたくしの部屋に入ったのですか?
ここのセキュリティは万全の―――」
「お忘れですか?わたくしはもう一人のラクス・クラインなのよ」
「もうひとりの・・・わたくし・・・?」

―――もうひとりの―――ラクス―――
36269:2008/09/06(土) 11:03:54 ID:gn6oJQOQ

澄み切った青空のような大きな瞳。腰までかかる豊かな美しい長い髪。
陶器のように白い肌と若木のようにすらりと伸びた手足。

自分と瓜二つの姿の少女が至近距離から自分を見つめていた。
「あなた・・・ミーア・・・さん・・・?」
ラクスに名を呼ばれた少女は途端に太陽のような笑顔になり、横たわるラクスの首にしがみついてきた。
「憶えていてくださったの?わぁ、嬉しい!」
あまりのミーアの驚喜ぶりに面食らってしまったラクスは一瞬戸惑ったものの、
すぐに自分にしがみつくミーアを押し返し困惑した顔でミーアをまじまじと凝視した。
「でも・・・貴方はコペルニクスで亡くなったはず・・・」
「ふふふ」
ミーアはゆっくりとラクスの手を取り自分の口元に引き寄せた。
白く細い指を口に含み舌と唇とその感触を楽しむと、上目遣いでラクスの反応を伺う。
振り払おうにも身体が動かない。
「おっ・・おやめなさい!」
ラクスの全身は冷水を浴びせられたように鳥肌が立っている。
しかし、それをきっかけにラクスの体内の奥底にはねっとりとした澱が首をもたげ
次第にそれは大きなうねりとなり、ラクスの全身を揺さぶっていた。
「あらぁ、止めちゃっていいんですか?ラクスさま」
ミーアは薄く笑いながらラクスの白いスカートをまくりあげるとその脚を割るように自分の身体を入れた。
37269:2008/09/06(土) 11:04:37 ID:gn6oJQOQ
「やめて!ミーアさん!!」
「ラクスさまって下着の趣味は随分と過激なんですね。
こおんなちっちゃい布、感じたらすぐにびちょびちょになっちゃうでしょ?あらら、言ってる端から」
ラクスの両脚の付け根を覆う小さな布には薄っすらと染みが浮かび、
ほの暗いその中心部からは微かに蜜の匂いが滲み出していた。
「ラクスさま、最近恋人が遠くに行ってしまって欲求不満なんじゃないですか?」
クスクスと笑いながらミーアがラクスの湿った部分を指でなぞり、
ほんの少し固く尖り始めているクリトリスをきゅっと抓んでみせた。
「あんっ・・・ッ・・そんな・・」
「だってわたしはあなたの影、あなたの分身ですもの。
なんでも知っているわ・・・あなたが夜な夜な離れている恋人を想って独りでベッドで―――」
全身が羞恥で真っ赤になる。ラクスは悲痛な声で叫んでいた。
「やめて!」
「恥ずかしがらなくてもいいわ。ラクスさまだって人間だもの。
で、自慰に耽るラクスさまを見ていたらなんか可哀想になっちゃって。
ほらぁ、わたしが議長のラクスだった時、私生活も厳重に管理されていたから
男の子と遊ぶこともできなくて、わたし、本当に辛かったの。
仕方なく道具や自分の指で自分自身を慰めていたけれどそれって後からとぉーっても虚しくなるのよねぇ。
だから、今日はわたしがラクスさまに大サービスしちゃいます。
ずっとラクスさまや周りの人達を騙していたお詫びみたいなものね」
ミーアはそう言いながらもう片方の手でラクスの服の上からなだらかに盛り上がった胸の先端を
指先で強くつまみあげた。
38269:2008/09/06(土) 11:05:51 ID:gn6oJQOQ
「ラクスさま、乳首が固くなっていますよ?
うふふ、もしかしてわたしにいじめられるの、期待しているのかしら?」
顔にかかる長い髪をかき上げながらミーアは妖しく笑い、身動きのとれないラクスの唇に自分の唇を重ねた。
すぐさまミーアの舌がラクスの口腔に潜り込み怯えたように強張るラクスの舌に無理やり絡みつかせると
そのまま嬲るようにぐりぐりと捏ねくりまわした。
「ふ・・ふぁっ・・・うう・・・」
苦しげに眉を顰めもがくラクスに構わずミーアはラクスの髪を掴み
一層深く唇を重ね合わせ生暖かい唾液をラクスの咽喉に流し込む。
酸素が足りないのか、ラクスは目の前に白い靄がかかったような状態になり
次第に抵抗する気力も削り取られずるずるとミーアの口付けに流されるようになっていた。
ラクスの抵抗を制したと判断したミーアはようやくラクスの唇を解放し、
溢れ出た二人分の口元の唾液を手の甲で拭うと躊躇無くラクスの衣服を剥ぎ取った。
生まれたままの姿になったラクスにはもはや抵抗する気力も残っていない。
「ラクスさま・・・とても綺麗・・」
ミーアは猫のようにちろりと舌を出し、ラクスの胸の先端で震える桃色の突起をぺろりと舐めた。
「ああっ!」
たまらず甘い叫び声をあげるラクスをみつめながらミーアはゆっくりと自らの衣服を脱ぎはじめる。
「ラクスさまの声、とっても可愛い〜。もっともっと鳴かせてあげますからね。
あらら、もうこんなに濡れている・・・ラクスさま、もしかして後ろの穴も自己開発しているんじゃないですか?
うふふふ、わたし、もっともっとラクスさまのこと知りたくなって来ちゃった」

いつの間にか灰色の空から白い結晶が一片、二片と舞い降り、それはみるみるうちにプラントの街を覆いつくす。
音も光も途絶えた部屋で二つの細い影が蛇のように絡み合っていた。



・・・・・続く・・・・・
39269:2008/09/06(土) 11:06:32 ID:gn6oJQOQ
続きはまた後日。
ありがとうございました。
40名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 17:12:19 ID:vUK4q4ZE
ミアラク、初めて見た!ラクスのク○トリス…(;´Д`)ハァハァ
続き、楽しみにしてるよ〜
41269:2008/09/10(水) 08:22:35 ID:XjPi8gsS
みなさん、こんにちは。

先日の続き、ラクスとミーアの百合です。とりあえず保守がわりにエロパート少し。
自分はしばらく間が開くと思うので
もしも他に投下予定の方がいたらどうぞガンガン投下しちゃってください。

投下
42269:2008/09/10(水) 08:23:16 ID:XjPi8gsS
あの雪の日を境に、ラクスの毎日は激変したと言ってもよい。
コペルニクスで死んだはずのミーアはそれから度々ラクスの元に現れ
ラクスの肉体を辱め続けていたのだ。
不思議な事にミーアの姿はラクス以外の人間には見えていないらしく、
またミーアもそれを承知しているのかいないのか、あえて人前でラクスに手を出す事は無く
人払いされたラクスの部屋や誰もいない時間帯を狙って
どこからともなく現れ、ラクスとの情事を楽しんだ後、いつのまにかいなくなっているのだった。
「だって、ラクスさまのこんなにいやらしく乱れている姿を他の人に見せるなんて
勿体無いじゃないですか?これはわたしだけのお楽しみなんですよぉ」
無邪気に笑いながらミーアはラクスの秘所に差し込んだ男性器を模した玩具を
ぐりぐりと動かした。
「あああっ!や・・やめ・・っ!」
熱い坩堝を掻き回されてラクスは恥ずかしげもなく腰を振り声をあげた。
拒絶の言葉を吐いても身体は蜜を滴らせ悦んでいるのは
ラクス自身が承知していた。
ただ、こういう反応を見せればミーアは満足し、
更に濃厚な刺激を与えてくれるというのを学んでしまったから。
ラクスが羞恥の声をあげればあげるほど、ミーアはいろいろな道具や手段で
ラクスの快楽を炙り出してくれるのだ。
事実、ミーアの手によって開発されていったラクスの身体は
自身の自慰では全く達することができなくなってしまっていた。
「ミーアさん・・・お願い・・です・・・もう・・・やめて・・・」
涙を浮かべ息も絶え絶えにそう哀願するラクスだがその本心は真逆であり、
ミーアも十分理解した表情で頷くと楽すの秘所から
毒々しい色の玩具をずるりと引き抜いた。
43269:2008/09/10(水) 08:23:57 ID:XjPi8gsS
「んああっ・・ッ」
鼻に掛かった声でラクスが呻く。
名残惜しげにヒクつくラクスの女性器からは透明な汁がぽたりぽたりと滴り落ちた。
「あらやだ、ラクスさま、本当は抜かれたくなかったんじゃないですか?」
手にした玩具とラクスの秘所を見比べていたミーアが意地悪く囁いた。
「ラクスさまのココ、もっといじめて欲しかった〜って言っているみたい。
たくさん濡れてぴくぴくしちゃって、本当に可愛いわ。
あんまり可愛いから、次はどんな方法で遊んじゃおうかな」
ミーアは笑いながらラクスを抱きかかえると、背後にまわり
ラクスの膝に手を回し大きく脚を開かせる体位になった。
「ラクスさま、まだイってなかったでしょ?
お手伝いしますからラクスさまの好きなようにシてみせてください」
ミーアの言葉は甘い毒のようにラクスの耳に滑り込む。
同じ顔、同じ声が自分を苛む状況にラクスはそれだけで身体の奥が熱くなり
自然と敏感な部分がきゅうきゅうと刺激を欲して疼きだす。
「す・・好きなよう・・に・・?」
ミーアはラクスの首筋に息を吹きかけ、つつつと舌でうなじをなぞりあげた。
びくん、とラクスが震え、長い髪が生き物のようにうねりミーアの横顔に濃い影を作る。
背後からミーアがラクスの乳房を鷲掴みにし、両手乳房全体と固くなった先端を弄ぶ。
ミーアの手の中でラクスの果実のような乳首が痛いほど起立し
その表面をミーアの白い指先が何度も何度も行き来する。
その絶妙でもどかしい愛撫にラクスは途切れ途切れに呻き、身体を揺らした。
44269:2008/09/10(水) 08:24:38 ID:XjPi8gsS
「ああ、ラクスさまったらドキドキしているのね?
わたしと遊ぶのがそんなに嬉しいの?うれしい、ラクスさま、大好き!」
ミーアは天使のような笑みを浮かべながらラクスの手を掴み、
その手をラクス自身の両脚の間に押し付けた。
「さあラクスさま、ご自分の指で気持ちいいことしてみせてください。
発情した雌犬みたいに、自分の指で恥ずかしい穴をかきまわしてみせてよ。
お尻を振って何本もの指を咥えてみせなさいよ、さあ!」

45269:2008/09/10(水) 08:25:21 ID:XjPi8gsS
今日はここまで。続きはまた後日。

どうもありがとうございました。
46名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 20:44:57 ID:g7A3cQ/a
いいねいいねー!GJ!
手伝ってもらいながら自慰って初めて見たよ。いいな、このシチュエーション(*´Д`)
47名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 23:27:51 ID:O5cmOZAs
ISAP死ね
48名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 21:40:53 ID:b70XIOix
またシンカガ職人さん投下してくれたら嬉しい
49名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 21:00:33 ID:yIadIdaQ
シンカガほんと燃えなよな
50名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 23:23:47 ID:te72yEbZ
日本語でオケ
51名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 14:26:46 ID:Bfd+fhEv
hoshu
52名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 11:15:06 ID:s0MZjKJA
53名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 07:02:37 ID:Gt+70rnS
>>45
また投下してくれて嬉しいです
つづきまっています
54269:2008/09/28(日) 14:04:22 ID:YER3O2ya
みなさん、こんにちは。

先日の続き、ミーア×ラクス、ちびっとキラ×ラクスあり。
興味の無い人はスルーしてください。
投下。
55269:2008/09/28(日) 14:05:09 ID:YER3O2ya
強い口調でラクスを促しながら、ミーアは握ったラクスの手を
ぬるぬるとした汁にまみれたラクスの割れ目に押し付ける。
「み・・ミーアさん、そんなことわたくし・・ひっ!」
割れ目の中の尖った肉芽に指が当たり、ラクスは快感に身体を震わせた。
敏感な先端はすっかり皮を剥かれた状態で勃起しており
それは赤いグミの実のようにラクスの陰部を彩っている。
真っ白な土手の下にぱっくりと口を開けた 桃色の裂け目の中のちいさい突起に刺激を求め
ラクスの腰が本人の意思とは関係なくかくかくと揺れた。
56269:2008/09/28(日) 14:07:24 ID:YER3O2ya
「あんっ・・・あああっ」
敏感な実を弾かれてラクスはのけぞり声をあげる。
その途端、ラクスの秘所は飛沫を散らし 一瞬全身を硬直させたかと思うと
そのままその場に崩れ落ち全身を弛緩させた。
はあはあと荒い息をつき目に涙を浮かべるその姿を見下ろしていたミーアは 腹這いになり
ラクスの上に屈みこんで楽しくてたまらないといった様子で囁く。
「あら、ラクスさまイっちゃったの? 膣中を擦られるよりこっちを擦られるほうがいいんだ?
ふうん・・・それならもう男なんて必要ないですね?
女の子同士のほうがずうっと気持ちよくなれるって事でしょ」
ミーアの指先が達したばかりのラクスの秘所に差し込まれた。
「・・・!・・いやっ・・だめっ!わたくし・・イったばかりなのに・・!」
拒絶するラクスの言葉に耳も貸さず ミーアの指は熱く狭い穴の中に溢れ出るトロトロの蜜を掻き混ぜ
さらに奥の内壁をこじ開けんばかりに激しく指を動かした。

「ああッッ・・・また・・ッ!!また・・・イっちゃ・・ひっ!」

じゅぶっと淫らな水音を立てるたびにラクスの身体が仰け反り
中で蠢くミーアの指が千切れんばかりに締め付けられる。

「わたくし・・わたくし・・・ッ・・!キラ・・きて・・ッ!!」
57269:2008/09/28(日) 14:09:30 ID:YER3O2ya
こじ開けられた貝の口からは溶岩のように熱く粘ついた欲望が溢れだし ラクスは苦しい体勢のまま相手の唇を求めて顔をあげる。
ミーアは乞われるままに背後からラクスの唇を自分の唇で塞ぎつつ より激しく指でラクスを犯し続けた。

「んふぅ・・っ!」

舌が絡まり呼吸が止まる。
頭の中が白く弾けた瞬間、ラクスは失禁したかのように高く潮を吹きながら達していた。

生暖かい汁が青い血管の浮き出た白い太腿を汚し、牝の臭いがたち上る。
ラクスの荒い息遣いだけが事後の空間に響き渡った。
「あーあ」
ミーアに捕まれた手がいきなり解放され
背中に感じていたミーアの質量がなくなったので ラクスが恐る恐る振り返ると
いつの間にか服を着たミーアがつまらなそうな顔で立ち上がるところだった。
「み・・・ミーア・・さん・・?」
全身に力が入らない。
あれだけ激しく何度も達した後では指一本動かすのさえ億劫だったので
ラクスは力なく横たわったまま、目だけでミーアの姿を追った。
自分と同じ顔と声を持つ少女はまるで汚いものを見るかのように 全裸で横たわるラクスを見ながら言った。
58269:2008/09/28(日) 14:11:37 ID:YER3O2ya
「ラクスさま、最後にイクとき男の名前言いましたよね?もう、がっかりだわ。幻滅ぅ!
男なんて・・・散々わたしの事を利用して、たくさんのプロデューサー・・・ううん、それだけじゃない。
プラントの歌姫ラクス・クラインの勤めだってマネージャーに言いくるめられて偉そうな士官や議員たちに ありとあらゆる穴に汚い精液を注がれて、
最後には邪魔だからって捨てられて、もう、最悪。
わかる?無理やり飲まされるザーメンの味。吐く事もできず鼻をつままれてあのねばねばの臭いやつを飲まされる辛さ。
わたし、本物のラクスさまは男になんか目もくれずいつでも一人で戦う、 強くて凛々しい方だと思っていたのに・・
だからわたし、大好きなラクスさまの 癒しになろうと思ったのに。嘘つき。
大嫌いよ、あなたも、この世界も!」
ミーアはそう言うと、瞬きする間も無くその場から煙のように消えてしまった。

ラクスにはミーアとの情事が夢なのか現実なのかわからないままだった。
周囲の人間には誰一人ミーアの姿は見えておらず
ただラクスの陶磁器のような白い肌のあちらこちらにつけられた紅い愛撫の痕だけが
唯一彼女が存在していたという証なのだが それも日に日に薄くなっていき、
やがては日向に置いた雪片のように跡形もなく消えてしまっていた。

―――それ以来、ミーアがラクスの前に現れる事は無かった。

59269:2008/09/28(日) 14:13:08 ID:YER3O2ya
「―――ラクス、どうしたの?」
ラクスの柔らかい脇腹を両手で支えながらキラがラクスの顔を仰ぎ見た。
仰向けに横たわったキラの腰を跨ぎ大胆に腰をくねらせていたラクスが急に動きを止めた事を不審に思い
局部に集中していた意識を引き戻し、閉じていた目を開けてキラが問いかけたのだ。

ミーアが消えてからすぐ、ラクスはプラント議長としての業務や権限を全て評議会に返上し、
まるで何者から逃げるかのようにほとんど身一つでキラの元に身を寄せていたのだった。
熱く締め付けるラクスの中で爆発寸前だったキラは快楽を中断されたためか、かなり不満げな声でラクスに言った。
「なんかさ、ラクスってこっちに来てからいつも上の空じゃない?
仕事は全て引き継いだんじゃなかったの?それとも他になにかあるの? ぼくとこうしているよりも大事なこと?」
キラの言葉にはっとしたラクスは慌てて首を振り、すまなさそうにキラの手を取り
自分とキラとが繋がっている箇所へとその手を導きながら艶めいた表情で告げる。
「キラを感じているこの瞬間より大事なことがあるなんて、そんなもの世界中探したってありませんわ。
さあキラ、ここも愛してくださいな・・・あなたの指でわたくしを・・・ああんっ」
ラクスの言葉が終わる前にキラはラクスの言わんとする事を理解し、
指の腹を使いラクスのクリトリスを刺激しながら大きく腰を使い下からラクスを突き始めた。
キラの動きに合わせてラクスも腰をくねらせ、 二人は目を閉じ互いの体温と息遣いを融合させる。
「いいっ・・! 奥に当たって・・ッ・・・!キラぁ・・・ッ・・そのまま・・中に・・!」
何事も無かったように愛し合う恋人達は終焉に向かい走り始めた。

ミーアの愛撫とは違うキラの熱さを胎内に感じながら ラクスは心の中でもしも再びミーアが現れたとき、
自分はあの身体と心を焦がす快感を拒めるだろうかと自問自答をしつつ
キラの注ぎ込む悦楽の波に身を投じるのだった。

―――自分とよく似た少女の視線を感じながら。





・・・・おわり・・・・

60269:2008/09/28(日) 14:14:45 ID:YER3O2ya
以上です。

どうもありがとうございました。
さようなら。
61名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 21:04:20 ID:FA0TbV4u
ミアラクGJ!!!!
62名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 08:31:16 ID:VWEkeuNr
GJ!!
63名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 22:07:07 ID:Wt1oyem+
シンカガ!シンカガ!!!!!!!
64名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 20:11:59 ID:bFCCs1cX
シン×セツコに萌えられない無能クズは人間の出来損ない。だから死ぬべき
65名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 05:57:18 ID:ZuPGDNUJ
上げ
66名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 08:28:21 ID:r0TODt33
ところでセツコって誰? そんなの種にいたっけ?
67名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 09:52:56 ID:FsAawIxf
>>66
あれだよ、オハジキ食べる子。
68名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 19:08:19 ID:YiMv/8Al
それ、最後にトラックで運ばれる死体の山の中から携帯握ってる腕が出てたりしね?
69名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 06:09:24 ID:PY/6Oefr
節子、それセツコちゃう、節子や
70名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 16:18:42 ID:/9NMtIpz
スパロボだろ
71名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 16:01:39 ID:6qKEUBvm
アスメイ
72保守 アス/シン×カガ-1:2008/11/21(金) 17:52:20 ID:SJiozFHW
公務で訪れていたプラントから地球へと帰還するシャトルが、途中で立ち往生を余儀なくされたのは、軌道上で輸送船の事故があったせいだった。けが人も出ているらしく、窓の外を見れば救護や機体、ジブリの回収などにあたっているモビルスーツがせわしなく行き来している。
カガリは死者が出ていなければいいがと思いながら窓の外へと視線を投げた。
その背後が少し騒がしくなりもう一度船内に目を戻すと、扉の向こうで事故の説明なのだろうか、現場の責任者らしき人物の声がして、
「え?」
カガリから思わず声が洩れる。
慌ててドアに駆け寄り、その間も外の声に耳を澄ませば疑念が確信に変わる。この声は、アスラン!
さすがに昔のように声に出してその名を呼びはしないが、逸って震える指は乱暴にそのドアの開ボタンを押した。
室外にいた全員の目が一斉にカガリを見る。
「ア…」
「ああ、カガリ様、後ほどご説明にあがるつもりでしたが」
そう言ったのは役人の一人。
そしてカガリの視線の先で会釈をする人物こそ、違う、いや違うのは髪の色だけで、やはりそれはアスランなのだった。
瞬間言葉を失ったカガリが、それでも、
「あ、ああ、説明は後で聞くが、…すまない、ちょっと人を払ってくれ」
しどろもどろに全員を見渡した。
そして、要領を得ない役人たちが顔を見合わせるなか、ようやくはっきりとした声で言う。
「彼は私の友人だ」
73保守 アス/シン×カガ-2:2008/11/21(金) 17:54:48 ID:SJiozFHW
いざ、室内に二人きりになると、カガリはまたしても言葉を逸してしまう。何年ぶりだ? 二年か、いや三年か? 言いたいことや言わなければならないことはフローアップしてそのままこぼれていってしまうので捕らえられないのだ。
ただ見つめ合うだけで、室外のざわめきばかりがさざ波のように寄せる。
それでも何か言わなければと、カガリは一番明らかな部分に触れた。
「アスラン、その髪は──」
するとアスランはふと頬を緩め、
「今はその名も違うがな」
と笑った。それは不思議なくらい自嘲でも恨み言でもないように聞こえた。
そして、
「久しぶりだな、カガリ」
アスランから名を呼ばれたことで、カガリの感情のたがは外れてしまった。
カガリはアスランに駆け寄り、その体にしがみつく。
「探したんだぞ、アスラン!いなくなったって聞いて、キラも…ラクスも」
アスランは熱を放つカガリの体をやさしく受け止め、少しのびた金色の髪に指をさし入れた。
「すまない、ひとりになって答えを探したかったんだ。青い言い方だが」
あの後、妹のメイリンから渡されたカガリとシンの情事を記録したチップに驚愕し、悲しみも諦めも、そしてそれから恐怖も、すべてを味わったルナマリアがとった行動は、けれどそれ以上はないほど理性的で決然としたものだった。
彼女はメイリンをたしなめ、アスランと引き離したのだ。
誰のためにもならない関係は清算されなければならなかった。二人が暮らしていた部屋は引き払わせたのだが、その渦中にアスランの行方は知れなくなってしまった。
彼の精神状態がきわめて不安定だったこともあり、ルナマリアはことの次第をラクスに報らせ、後のことを委ねた。
ありていに言えば色恋沙汰で、私も含め道を過ってしまった、妹の今後には私が責任をもちます、とルナマリアはそうラクスに謝罪したのだと、カガリはラクスに聞いた。
74保守 アス/シン×カガ-3:2008/11/21(金) 17:56:31 ID:SJiozFHW
「謝るのはわたしのほうだ、わたしは、…わたしは…っ」
「君の立場をよく理解しているつもりだった。
結果として俺の気持ちが君の足枷になっていたなんて」
アスランの腕の中で、カガリは何度も頭を振る。
足枷だなんて、そんな、そうじゃない、そうじゃないんだ、と。
ラクスがルナマリアから報らさせたというその内容、あの時のシンとの情事が
メイリンによって記録され、
アスランの手にも渡りそれが失踪の原因になったのだろうということを
ラクスの口から聞かされ、膝からくずおれ、震えを止められなかった自分を、
カガリは昨日のことのように思い出す。
「君は悪くない。君はやさしすぎたんだ、だから抗えなかった、それだけだ」
アスランの言葉に、カガリは少し体を固くした。わたしが、やさしい…?
するとカガリに呼応するかのようにカガリに回したアスランの腕にも力がこもる。
「そして君はその不毛な関係をまだ続けている」
はっとして思わず体を離そうとするカガリを、アスランの腕が阻む。
シンの顔がカガリの脳裏によみがえった。
たしかに近ごろカガリがオーブ軍籍の者と結婚するのではないかと、
どこからか漏れたのか単なる推測なのか噂が流れている。
不毛な関係、そうアスランは言った。
そうかも知れない、最初は異常な形で始まった関係だ。けれど今は…、今は?
戸惑うカガリの頬に、やわらかなアスランの頬が押し当てられた。
このまま少し顔の角度を変えれば、ほんの少しだけでも、そうすれば──
ふと、アスランの腕の力が緩み、ふわりと二人の間に空間ができた。
名残惜しさ、のようなものがそこに溜まる。
「アスラン…」
「俺は君のことを忘れようとしてた。でもできなかった。
俺が一人で君のことを思い続けるのは自由だろ?」
カガリは呆然として、ただ胸を、体を熱くした。
だから、アスランが踵を返し、懐かしい、あの涙が出るほどに温かなアスランの微笑みが
残像になってしまう瞬間には、思うより早くアスランの腕を掴んでいた。
75保守 アス/シン×カガ-4:2008/11/21(金) 17:57:19 ID:SJiozFHW
「わたしの、そうだ、連絡先を──変わったんだ、ちょっと待って」
そう言ってカガリが自分のプライベートナンバーを渡すと、アスランは少し驚いて、
それからまた静かな笑みを浮かべる。
「こんなことをされると、俺はまた君に迷惑をかけてしまうかもしれない」
「迷惑なわけがない!」
アスランはひとときカガリの瞳をひたと見つめ、そしてそれから身を翻した。
「れ、連絡してくれ!」
その背中に何と言えばいいのか分からないまでもカガリが声をかけると、アスランは歩を止めた。
止めて、背を向けたままで言う。
「あの指輪は──」
まだ持っているのかと訊ねたかったのか、けれどその先は続けずに、カガリの答えも待たずに
そのままアスランは部屋を出ていってしまった。
残されたカガリは今しがた目にやきつけた彼の背中を閉じ込めるように瞼を閉じて、
ひとつ、深く息を吐いた。
指輪ならまだ持っている。


現場に戻る途中、アスランは幾度もカガリとの会話を反芻していた。
この次会うことがあったなら言おうと思っていたことをちゃんと言うことができただろうか、
俺は上手く言えただろうか、と。
上手く?もちろん言えた。
君のことを思い続ける、か。
自分がまだあの頃と同じように俺に想われていると思ったのだとしたら、
いやおそらくそうだろうが、
「おめでたい女だ」
76保守 アス/シン×カガ-5:2008/11/21(金) 17:58:19 ID:SJiozFHW
「どうかしたのか?」
驚いたことに会うなりシンはカガリにそう問いかけた。
浮かない顔してるからさ、と続けるシンとカガリはそれだけの関係を重ねたということだ。
プラントで職務を得ていたオーブ出身者の帰国キャンペーンの第四次帰国団として帰国し、
現在はオーブ軍に在籍しているシンとカガリの逢瀬は、それからはもっぱらカガリの私邸。
シンはソファに腰かけてシンを見上げるカガリの横には座らず、後ろにまわってその腕を
カガリの首に回した。
暴発してはカガリに傷を残すシンの激情と、常軌を逸した情交と、けれどそれらは体を合わせ、
体温を馴染ませて交わるうちにすっかり形を変えていた。
シン自らの語った「憎しみ」と、カガリの欲した「憎しみの果て」は、まるで血管を切れば
赤い血が流れる、とでもいうように、いつの間にか二人の前に顕れて二人を温かく包んでいる。
元来まっすぐな気性のシンは、それをもう隠しもしない。
さすがに好きだとか愛してるだとかの言葉にすることはないが、そんなものはカガリの肌を
たどる指先にですら明らかだ。
シンはカガリの耳をその唇でやさしく挟む。彼の温かな息がかかった刹那、カガリは
知らず知らずのうちに強ばっていた心がほぐれてゆくのを感じた。
首に回されたシン腕に自分の手を重ねる。
「シャワー、浴びる?」
「ああ、うん」
カガリの手を引いて風呂場へ向かい、いつものようにカガリの服を脱がせてやったなら、
うんと小さい頃、まだ母さんと一緒に風呂に入っていた頃、こんなふうにマユの服も脱がせてやったな、と、
シンはいつも思い出す。違うのは、カガリがいつももじもじと恥ずかしげなところだ。
そうして全裸になったカガリが、今度はシンを脱がせる番だ。
少し背伸びをして腕を伸ばせば、乳房が少し上に持ち上がり、かがめばそれは重力に負ける。
シンがふと手ですくい上げると、カガリはもう!と目でたしなめた。
すっかり愉快になって、ちょうどトランクスを脱がせようとしていたカガリの頭がジャストな
位置にあるのをいいことに股間に押しつけると、不意打ちに驚きながらもカガリが上目遣いにもう?と
やっぱり目で訊ねるので、
「あはは、うそうそ!」
と、シンはカガリの手をひっぱって立たせ、浴室に入った。
77保守 アス/シン×カガ-6:2008/11/21(金) 17:59:26 ID:SJiozFHW
先にシャワーの前に立たせると、カガリの体が上気してゆく。
シンはボディソープを両の掌でかき混ぜて後ろからカガリの体に塗りたくった。
弾力のある乳房をわし掴みにして、乳首を指の間に挟むようにしてから揉みしだくと、
カガリの体から徐々に力が抜けてゆき、けれどそれと反比例するように乳首は固くなっていく。
「あ…」
カガリの吐息を合図のようにしてシンの手が下へと降りてゆく。
体の緩やかなカーヴをていねいに辿ってから、薄い茂みの中へと。
そして指先が花芯の先端に触れたなら、カガリの体は小さくはねて、
「あ、ふっ…」
抜けてゆく力に負けまいと、必死に体を捩ってシンの首に片方の腕を回してきた。
そんな体勢を取ったものだから、シャワーの湯は容赦なくカガリの顔にかかり、髪を濡らし、
顎をつき上げて薄く開いた瞼からその金色の瞳を、ともすると恨めしそうにも覗かせる
カガリの貌をひどく扇情的なものにした。
シンの指がカガリのクリトリスに塗りたくっているのは、ボディソープと、そしてカガリ自身から
あふれ出たものとが混じり合ったもの。シンの指はそこと裂け目を何度も往復したり、
立ち止まって捏ねたり、小さく弾いたりして確実にカガリを昇らせてゆく。
「あ…ああっ、ん…」
シンは喘ぐカガリの口を口で塞ぎ、固く屹立する自分のものをカガリのやわらかな尻に押し当て、
「ん、ん……んんーーっ」
大きな波にさらわれ腰を反らせて引きつるカガリを両腕でしっかりと抱きしめた。
「シン!」
一度達したカガリがまだボディソープの残るぬめる体でシンにしがみついてくるのに、
シンは笑顔で訊ねる。
「会いたかった?」
公務の忙しいカガリとシンとの逢瀬はひと月に一度ぐらい。近ごろそれが結婚の噂になりつつあることを
シンも知っている。そして実は、それもいいかも、とぼんやりとではあるが思ってもいる。
戦争で家族を喪い紆余曲折を経て故国オーブに戻った元ザフトのモビルスーツパイロットの
コーディネイター、などオーブの姫君の相手としては話題性もあってなかなかのものだろう、と。
だが、
「当たり前だろ」
シン自身をきゅっと握って、ちょっと拗ねたような口調で言うカガリの瞳に、
それとは分からないほどの何かが一瞬走ったのを、シンは見たように思う。
それでも、ねえ、これ今挿れてくれるの?という風に小首をかしげて目で問うカガリから
その違和感はすぐに消えてしまったので、シンはとりあえずカガリをバスタブの縁に座らせて、
「もうちょっと我慢しろよ、な?」
体を流してやった。
78保守 アス/シン×カガ-7:2008/11/21(金) 18:00:08 ID:SJiozFHW
シンが自分で体を洗っている間、カガリはその姿を見るともなしに見ながら、
アスランとの再会を思い出していた。もう一度会いたいとは確かに思っているが、
それは純粋な、こう言ってはなんだが責任感のようなものだと自分では思っているつもりだ。
例えば、今こうして過ごしているシンとの時間と同じような時間を、彼と過ごしたいとは思ってはいない、
…はずで、でもあの時もしもキスをしていたら、もしも彼が求めてきていたら自分は抗いきれただろうか?
カガリはふと、足の間に中指をもっていってみた。さっき達したばかりのカガリのクリトリスは
少し触れただけで電気が走ったようになり、今ゆるやかに脈動している膣内がいったい誰を求めているのか
わからなくなってしまいそうだ。
「カガリー」
シンが呼ぶ。シャンプーで泡だらけの髪を流してくれという合図だ。
「ああ、ちょっと待って」
自然と頬が緩んで、私はバカだな、とカガリは思う。
シンはいつだって正面から感情をぶつけてきてくれた、怒りも憎しみも、それから多分その先で
見つけたものも。驚くほど濁りのないシンの感情は、だからこそカガリに、カガリの心と体の隅々に
滞ることなくしみ通っていったのだ。
「なあ、シン?」
「うん?」
「シンって、なんか犬みたいだよな」
「犬ぅ?なんだよ、それ」
流れ落ちる泡をよけながら片目を開けてるさまも、
「ほら、なんかそういうとこも!」
カガリはかわいくてたまらない。
「わっかんねー!」
たち込める湯気の中に、シンとカガリの笑い声が重なって響いた。
79保守 アス/シン×カガ-8:2008/11/21(金) 18:01:00 ID:SJiozFHW
別に楽しい雰囲気の時に言ってしまえば軽く流せる、という計算がカガリにあったわけではない。
カガリの中では決着のついたことだからこそ、明日の天気を話題にするように、
「この間、輸送機の事故があって帰国のシャトルが遅れたことあっただろ?
あの時偶然アスランに会ったよ」
言い出したのだ。
「びっくりするだろ? 何年も行方がわからなかったのに、ほんとに偶然あんなところで会うんだから。
詳しくは聞かなかったけど今は民間のエマージェンシーサービスにいるみたいで──」
濡れた髪にバスローブのフードをかぶっていたので、カガリは背後から影が落ちてきているのに
気づくのに遅れた。はっとして振り返るとそこには厳しい目をしたシンがいた。
やましいところがあったのではなく、シンの形相にカガリはぎょっとしてしまった。
「なんですぐ言わなかったんだよ」
「えっ…」
「知らせる方法なんていくらだってあるだろ!なんで言わなかった!」
「だってそんな、何があったわけでもないのに」
「何がってなんだよ」
みるみる高ぶるシンは、さっきカガリの瞳をよぎった違和感を思い出した。
浮かない顔をしていたのも全部あいつのせいか、だとしたらもしかしたらカガリは──
「お前、何かあったらよかったって思ってたから俺に言えなかったんじゃないのか」
シンの勢いに気圧されてカガリが言葉を詰まらせてしまったのがいけなかった、シンの疑念は
増殖しはじめてしまう。ほらみろ、何も言えないってことは肯定だ、何があったわけでもない、
なんて、むしろ何かあったからこそそう言ってごまかそうとしたのかもしれない、と。
シンは自分でも自分を抑えきれなくなって、無言でカガリのバスローブの襟を引っ張って歩き出し、
「ちょ、…シ…ン…!」
ベッドに投げ飛ばした。勢い、カガリのバスローブは無様にはだける。その光景が過去の光景を
フラッシュバックさせなかったとは言い切れない、シンの中の眠っていた荒ぶるシンが目覚め、
恍惚を運んできた。
80保守 アス/シン×カガ-9:2008/11/21(金) 18:01:49 ID:SJiozFHW
「あいつ、お前になんて言ったんだ? あの時みたいにまた甘い言葉でも囁いたのかよ!」
カガリの脳裏にアスランの「俺が一人で君を思う分には──」という声がよみがえる。
シンと同じようにバカ正直なカガリはごまかすことができずに、やっぱり言葉を詰まらせてしまった。
「なんか言われたんだな、…ちくしょう、あいつ何をいまさら!」
ベッドの端に拳をたたきつけて膝を折るシンに、カガリは慌てて四つんばいで這い寄り、
「シン、ほんとに何もなかったんだ、懐かしかったから、でも、ただそれだけで──」
手を伸ばす。
「キスしたのか」
「してない、するわけが──」
するといきなりシンはカガリに覆い被さり、カガリを仰向けに転がしその両の腕を押さえつけて
ぶつけるように唇を重ねた。その衝撃でカガリの唇の内側が自分の歯に当たり切れてしまった。
むさぼるようにキスをするシンにもカガリの血の味がした。
「もう俺と会わないほうがいいって、そう思ってるんじゃないのか、アスランが帰ってきたなら
もう俺に用はないって」
カガリははっとして、その刹那激しい自己嫌悪に飲まれた。短いとはいえない時間をかけて通わせた心が、
シンとわたしの間には確かにあるのに、それはよくわかっていたはずなのに、どうしてわたしが
シンのことを想うのと同じぐらいシンもわたしのことを想ってくれているのだと信じることができないのか、と。どうしてわたしは目の前のシンにこんなさみしい瞳をさせてしまったんだろう、と。
「やっぱりあいつのほうがいいのかよ!」
「シン…」
カガリはゆっくりとシンの腕をどかせると、やさしく、できるだけやさしくシンの頭を胸に抱いた。
81保守 アス/シン×カガ-10:2008/11/21(金) 18:02:40 ID:SJiozFHW
「シン、そんなこと思ってるわけない」
「あいつには何もできやしない」
泣いてるような掠れてくぐもったシンの声がカガリの胸の真ん中に響く。
「できないよ」
「俺じゃなきゃだめなんだ」
「うん、シンじゃなきゃだめだ、アスランが何を言ってきたって関係ないよ」
「……」
「シン、お願い、わたしを信じてくれ」
カガリはシンの手を取って自分の乳房へと導いた。
「ほら、さわって。ね、舐めて、噛んでもいい」
言われてシンはその手でカガリの乳房のぬくもりを確かめてから、ゆるゆると唇を近づけた。
舌でその乳首をねぶるとすぐに固くなってくる。
「あ、…気持ちいいよ、シン、もっと吸って、…そ…う」
シンはカガリの言葉に後押しされ、そのままもう片方の手でカガリの中心をまさぐった。
指を挿れれば、確かに潤んで熱い。
「あ!…ん、シン、全部…好きに…し、て、シンだけだ、…から」
シンの胸にそれ以上に熱いものが沸き上がり、暴れる。
俺、だけ──
いつの間にか痛いほどに立ち上がっているシン自身をカガリにいざなわれ、シンはゆっくりと
カガリの中に腰を沈めた。
「…シ…ン…」
顔を上げれば、カガリは微笑みを浮かべていて、でもその瞳はうるうると形をゆがめている。
「もっと言えよ」
「あ、あんっ、…つ…突いて」
「もっと」
シンの抜き挿しに合わせて、カガリも、カガリの乳房も揺れる。
シンはカガリの両足を折って持ち上げた。淫らな肢体がシンの征服欲を満たしてゆく。
これは、この姿は俺だけのものだ、この声も、この体温も。
「ああっ、ん…あ、ふぅ…かき回し、て、シ…ン………シン!」
カガリが両手を宙に伸ばし、わずかに体を起きあがらせてシンを求めるので、シンはそれを
胸で抑えつけて背中に両手を回してやった。
胸を合わせるとカガリの登りつめてゆくリズムが鼓動とシンクロしているのがわかり、
唇を合わせるとまだ少し血の味がして、
「…あっ、あ、いく……シンっ!!」
カガリの声を聞き終えてから、シンもカガリの中に思い切り精を放った。
82保守 アス/シン×カガ-11:2008/11/21(金) 18:03:18 ID:SJiozFHW
そうして、乱れた息がようやくおさまったころカガリが、みんなも心配していたから
一応自分の連絡先をアスランに知らせたことをシンに伝えたが、シンはカガリの頭を自分の胸に
引き寄せてから、疑ってごめん、と言った。
カガリが離れていってしまう怖さが、あんなにも自分を混乱させるとはシン自身も予想して
いなかったことではある。
けれどもカガリはシンのこのぶれのない素直さが、何にも増して愛しい。
「だいたい、一生わたしを憎むって約束したはずだろう?」
カガリが笑ってシンに口づけると、シンは安心したように静かに目を閉じた。


つづく
83名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 14:54:53 ID:P8gUvzi1
>>82
GJ!!
84名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 01:59:58 ID:ZtPmoSfG
>>82
GJ!!
続きが読めるとは思ってなかったのですごい嬉しい!
85名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 21:20:40 ID:WxZqYE1O
>>82
GJ!
久々に覗いたら懐かしい話の続きが来ててビックリした
続きが楽しみ
86名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 17:08:55 ID:0s7V2frt
つづきがまちどおしい!
87名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 14:01:50 ID:fJOxR5Jw
だれか、シンメイお願いします
88名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 14:26:59 ID:O/r4BmFX
ガンダムSEED DESTINYでシンモテモテエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1228450892/

バカが何かしてるようだが
89名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 18:51:20 ID:YyZa5/U+
カガリ、シンどっちも変なファンしかいねえのかw
90名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 07:50:18 ID:r8kV00UD
というか種絡みだと儲もアンチもロクなのがいない
91名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 01:04:34 ID:TlA4vhEC
保管庫ってないんでしょうか?
92名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 01:16:39 ID:pwPvbM8i
>>91
>>1も読めん奴がSSなんて読めんだろ。
93名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 08:39:30 ID:uJYR2AiV
シンカガとイザカガまってます
94名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 16:42:30 ID:9yiZI0AR
シンルナ希望。ありそうでないから
95名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 18:00:19 ID:aPIwgAZj
9394は88立てた馬鹿だろ
96名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 19:12:03 ID:TW7ymruC
>>95
べつにどうでもいいかとw
つか、わざわざ話題にするなw
97名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 23:03:18 ID:x93aktDR
ごまかすなよ、バカやっておいて。
98名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 06:48:38 ID:GwodIYq8
>>97
はぁ?
相手して居着かれたらやっかいだからスルーしろといってるんだろうが
荒らしじゃねえなら、黙ってろ
99名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 11:17:37 ID:HlwZXoqR
カガリの股間にあるのは、形は「まんこ」だけど
「まんこ」ではなくて「まんこの形をしたちんちん」だと思う?
100名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 00:46:57 ID:KRd34oPj
フーン
101名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 13:40:23 ID:KiC0cXfy
アスミアでいっぽんかきます


ミーア「あ、あっ、アスラン」
アスラン「ミーア、もうだめだ…」
ミーア「あっ、イクっ!」


おわりです、さよなら
102名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 21:10:44 ID:B11t20I2
カガリに犯されるシンたん希望
103名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 15:20:19 ID:FIV6bNjm
シンカガの続きまだかな〜
104名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 12:12:49 ID:4oNSXe/o
公式カプのシン×セツコマダー?
105名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 03:11:40 ID:Mm3y52Kv
hosyu
106名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 15:00:20 ID:XxF1jiOC
戦死したと思われたアサギ・ジュリ・マユラの三人は
瀕死の重傷でパイロットとしては再起不能の傷だけど奇跡的に生存回収され

強硬派が牛耳っていた当時のザフトに捕らわれの身となり尋問と称した激しい陵辱の魔の手が迫るってのを妄想した事がある
107名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 06:03:27 ID:b/5hJMuv
シンカガは燃え&萌えた
続編よみたい
108名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 07:46:11 ID:xGUwC0dT
ロウ×ジュリなんて良い組み合わせがあるのにネタにされないのは何でだろ?
109名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 23:26:27 ID:T+jqcbFS
MXで再放送を見て、マリューさんのエロさにおっきおっき
110名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 07:00:57 ID:FNDeWehc
マリューさんって良くも悪くも相方が
同じ女性でかつコテコテの軍人で良識があるナタルさんだったから無事で済んだけど

下手な男が相方だったら調教してやるとか野心が芽生えそうなくらいのスタイルだよね
111名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 18:53:24 ID:qlcahlIq
カガリたんを調教してやりたい(*´д`)ハァハァ
112名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 22:52:00 ID:lqMBkNHV
マリューさんはこのCG集で妄想羽ばたきまくりなのだが、
文才が無いのでどうしようもない。

ttp://maniax.dlsite.com/work/=/product_id/RJ040476.html
113名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 01:58:44 ID:hR7SI1+w
宣伝乙
114名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 02:05:20 ID:GnSD2jNO
>112意訳
「誰か書いて下さいお願いします」
115名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 11:00:42 ID:w4qyWBXr
>>110
まあ本放送中はそのナタルンに調教したりされたりする同人誌も多かったけどな
116名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:33:03 ID:g4xkr0JA
>>112
で、どれぐらい売れた?
117名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 15:58:00 ID:w4qyWBXr
>>112
種と関係無いけどこのサークルのカトレアママンは胸ちっちゃいな
おおかたグラビアか何か参考に描いてるから規格外サイズは対応し切れなかったんだろう
118保守 アス/シン×カガ-12:2009/01/16(金) 21:08:46 ID:2lpVyQI1
基地を出てすぐ、後ろに追いた車にシンは気づいていた。
やがて市街地へ入り、追けられているという確信に変わったところでバイクを路肩へ停めると、
果たして後ろの車も停車した。
中から出てきた男に、驚いたのはほんの一瞬だけ。
カガリから予備知識を得ていたのだから、こんな邂逅は茶番だ。
「久しぶりですね、アスラン」
シンが先手を打ったのは自分の優位性を見せつけたかったのかもしれない。
けれどアスランは片頬をわずかに上げただけ、シンの反応など意に介さぬ様子で、やあ、と言う。
「シンも元気そうで何よりだ。立ち話もなんだから乗らないか?」
「俺には話なんかありませんよ、第一バイクだし」
「久しぶりに会ったっていうのに随分だな、カガリの話でもする気はないか?」
カガリの名が出ることだってシンには予想できていた。だから、
「それこそあんたと話すことなんてない。あんたとカガリにはもう何のつながりもないじゃないか」
今一度アスランに思い知らせてやりたい気持ちで、シンは勢いづいた。
「振られた相手を忘れられなくてねじ込んでくるとは、あんたでもそんなみっともない真似をするんだな。
それともこの何年かで変わったってことか」
適度に揶揄したつもりだったが、シンの意に反してアスランは声を殺して短く笑った。
「そういうばか正直なところは変わってないな、シン。カガリにどう聞いたかは知らないが、
ことがそう簡単に済むとは思うな」
「…どういう意味だよ」
「ついてくれば分かる」
アスランがそう言い捨てて早々に車に乗り込もうとするので、シンは慌ててアスランの腕を取った。
「ちょっと待てよ!どういうことなんだ!」
「鐘は打てば響くってことだ。カガリならもう俺の部屋に着いたころかな」
「呼び出したのか!」
けれどアスランはそれには答えず、シンの手をゆっくり振りほどくと車に乗り込んみエンジンをかける。
慌てるシンの中で、まさかカガリがという思いと、もしかしてほんとうにカガリはという思いが黒い渦になる。
それでも躊躇なく車を発進させたアスランを追おうと自分もエンジンをかけた時には、
アスランがカガリを騙して呼びつけたに違いないと、カガリを信じる気持ちが勝っていた。
シンはアスランを追った。
119保守 アス/シン×カガ-13:2009/01/16(金) 21:11:05 ID:2lpVyQI1
あれきり口を開かないアスランの後を、シンもただ黙ってついてゆき、けれど着いたホテルの部屋の
ドアにアスランが手をかけた瞬間には、
──この中にカガリが…。
さすがにシンの心臓は強く跳ねた。が、
「?」
部屋の空気にはいささかの揺らぎもなく、そこにカガリはいなかった。
安堵と肩すかしを食らったような気持ちをないまぜに、アスランを振り返ったその瞬間、
「うっ!」
シンはみぞおちに強烈な衝撃を受け、体を二つに折ってくずおれてしまった。
残像のように目の前をよぎったのは薄笑いを浮かべたぼんやりとしたアスランの顔で、
虚を衝かれたシンの腕はあっという間に後ろ手にねじ上げられてしまう。と、今度は後頭部に鈍痛が走り、
脳が揺れてシンは気を失った。
体を拘束されたのが一瞬のできごとなら、シンが気を失っていたのも多分ほんの短い間だったろう。
気がつくと手錠をかけられた両手はタオル掛けに、脚は左右の転倒防止用手すりに一本ずつつながれたシンは、
ひんやりとしたバスタブの縁に座るようにして自由を奪われていた。視線の先には小型のモニターと、
それからゆらりと落ちてきた影は携帯電話を手にしたアスランのもの。
「カガリなら今からくる。大切な話があるからどうしても来て欲しいと頼んだよ」
アスランがそう言った瞬間、シンの携帯がポケットの中で震え、どきりとしたのと同時に殴られた頭がずきんと痛んだ。
コールは数回鳴り、一度切れた後に再び鳴った。そして、また切れて、次はさっきとは違う音が鳴って切れた。
メールだ、とシンはぼんやりと思う。
するとアスランが黙ってシンのポケットから携帯を取り出し、画面をシンに見せた。
「大事な人からの連絡のようだが」
カガリからだった。
「代わりに読んでやろう。──アスランから会いたいと電話がありました。大切な話らしく、
キラにも声をかけているとのこと。できれば一緒にきて欲しかったんだけど、連絡がつかないので。
後からでも来られたら来て。──だそうだ、ご丁寧に部屋番号もホテルの連絡先も書いてある」
「キラ・ヤマトも…?」
「来るわけないだろう、同窓会じゃないんだ、雁首そろえて楽しく過ごすための時間じゃない」
アスランの放ったシンの携帯は、シンの腹で一つバウンドしてから、耳障りな音を立ててバスタブに転がった。
120保守 アス/シン×カガ-14:2009/01/16(金) 21:12:52 ID:2lpVyQI1
「しかし、ちゃんとお前に連絡してくるとは俺が思っていたより身持ちが堅いようだな、カガリは。
お前の教育のたまものか?」
ようやく頭がはっきりしてきたシンは、その嘲るようなアスランの口調にかっとなった。
けれど、アスランの意図が分からないばかりか、体の自由を奪われていたのではどうすることもできない。
ただ一言、
「ばかにするな」
吐き捨てるに留めた。だがもちろん、手も足も出ないシンの言葉をアスランが気にするはずもない。
「ばかにしているわけじゃない。ただ、あんな異常な状態からいまだに関係が継続しているのが不思議なんだ。
よもや愛だとは言うまい?」
その言葉に燃えるような瞳を返すシンを見て、アスランはおや、と思う。
そして同時に少し認識を改める必要も考えた。カガリ本人にも言ったことだが、シンとカガリのこの不毛な関係は、
結婚間近かと世間で噂されているような微笑ましいものではなく、おもちゃを手に入れたシンがカガリを
脅迫し続けることで成り立っているのかもしれないと、アスランはその可能性を捨ててはいなかったのだ。
当然、長く関係を続けるうちに情がわいたとか、その程度のことならあり得ると、そう思ってはいたのだが、
「…俺たちは、…許し合ったんだ」
シンの言葉がアスランの胸に突き刺さった。ばかりでなく、アスランが意識の奥底に沈めておいた古い傷に届いてしまった。
「許し合っただと…?」
許し合う、とはあの時アスランとカガリが成そうとして成し得なかったことだ。
カガリはアスランの重荷である自分を、アスランはこの先ずっとオーブがカガリのすべてにおけるファーストプライオリティで
あり続けることを、言葉では許し認めても、それを絆に変えることができなかったのだ。
それなのに。
「俺たちはあんな風に始まったからこそお互いのことを一番わかり合ってる。憎しみも、弱さも、なにもかも二人で──」
「黙れ」
「黙らない。だいたい最初にあいつを見捨てたのはあんたのほうじゃないか、そりゃそうだよな、
あんたはプラントの人間だもんな。俺は違う、俺はオーブで生まれ育ったんだ、一時は迷いもあったけど、
あいつのこともオーブのことも見捨てられないってことが今はもう分かってる」
古い傷が開いてそこから沁みだしたものが、アスランの喉元までせり上がってくる。
これは、この感情は俺のなんだ?もう俺には必要のないものじゃなかったか。アスランはその不安を一蹴するようにシンを鼻で笑った。
「身動き取れない状況でずいぶん強気なことを言うじゃないか。お前の覚悟も自信もわかったよ、
それが今から崩れ去るところもじっくり見ればいい」
と、その時二人のやりとりを見ていたかのようなタイミングで部屋のチャイムが鳴った。
「来たようだな」
アスランは手早くタオルを捻ってシンにさるぐつわを噛ませると、さらにその耳にイヤホンを突っ込み、
「それだけカガリのことをわかっているなら、その情の深さも知ってるだろう?」
思わせぶりに言い残してバスルームを出ていく。その背中を為す術なく見送るシンは、怒りと焦りで体中の血という血が滾り、
脳も心臓も溶解してしまいそうだ。
カガリをどうするつもりだ!カガリに手を出すな!
121保守 アス/シン×カガ-15:2009/01/16(金) 21:14:52 ID:2lpVyQI1
ドアを開けるとそこには、SPを階下か屋外へ残してきたのだろうカガリが一人で立っていた。
緊張しているのかその表情は少し固い。
「きてくれてありがとう」
アスランが迎え入れるとカガリはその横を通り過ぎながら部屋へと足を踏み入れ、
すかさずキラは?と訊ねてくるので、遅れるらしいとアスランは平然と嘘を吐いた。
そしてそのまま後ろからカガリを抱きしめる。
「…アスラン?!」
驚いたカガリが動けないぐらいの、それは力強さで。
「ごめん、少しだけこのままでいさせてくれ」
アスランがそう言えば、カガリの体からはあっけなく強ばりが取れる。カガリにしてみれば今、この瞬間まで
アスランがどんな思いを抱えて生きてきたのか窺い知るよしもない。
ただ、こんな風に自分を抱きしめてくるということは、それが決して穏やかで幸せなものでなかったことだけは
容易に推測できる、それを無碍になどできようはずもないだけだ。
「カガリ…」
まして首の後ろでするアスランの声は泣きたくなるほど懐かしくて、こんなにもカガリを切なくさせる。
会えば、会ってしまえばこんな風になってしまうことも分かってはいた筈なのに。
「君は、…君が俺から逃げる必要なんてなかった」
そうだ、アスランはあの時の記録を聞いたのだった、とカガリはかあっとなる。
もしもアスランと再会することがあったら、何をどんな風に話せばいいのかと考えたことがないわけではないけれど
答えが出せずにいたことだ。
言葉を返すことのできないカガリに、アスランは、
「俺にだって覚悟はあったんだ、それを君は聞かないままに全ての責任を一人で背負い込んだ、
シンとあんなことになった責任も何もかも」
たたみかけるように言った。
けれどアスランの口から出たシンの名に、カガリはふと違う熱を心の真ん中に感じた。
今背中に感じている自分の熱ともアスランの熱ともつかない火傷しそうな熱さとは違う、まったく違うその熱は、
「…カガリ?」
カガリにアスランの腕をほどかせた。
そしてカガリはアスランに向き直り、伏せていた瞳をゆっくり上げると、ひたとアスランを見つめて言う。
「アスラン、もう私たちはあの頃の私たちじゃない」
意表を衝かれたアスランは慌てた。
「どうしてそんなこと言うんだカガリ!俺はずっと君のことを…」
それでもカガリは自分の腕をつかむアスランの手を、
「私たちは道を違えてしまった」
「カガリ…!」
もう取ろうとはしない。
122保守 アス/シン×カガ-16:2009/01/16(金) 21:16:36 ID:2lpVyQI1
アスランはずるり、とカガリから手を離し項垂れ、押し黙るしかなかった。
そしてしばらくの間溜まる無機質な沈黙の中でアスランを突き動かすのは、カガリが思い通りにならない苛立ちか、
それともシンへの嫉妬か、いやカガリが自分を拒絶することも端から織り込み済みだったとまだ持ち続けている強気なのか、
いずれにせよアスランは一変した勢いでカガリをベッドに押し倒した。
虚を衝かれたカガリからは息が漏れただけ。
けれども次の瞬間、アスランの瞳の色に今度は思わずその息を呑む。
それは過去に見知ったアスランの優しげなそれではなく、今にも相手の首筋を食いちぎらんばかりの獰猛な獣の目。
怯えるカガリを組み敷いたアスランは思わず低く笑う。
「…俺を拒絶するなんて確かにあの頃の君じゃない」
「ア…スラン…?」
「あの頃の君は恥ずかしそうに、でも嬉しそうに何度も何度も俺を受け入れた。俺との思い出が欲しかったと、
そうシンに言ったんだったな? 確かに君はそれで良かったんだろう、とりあえず思い出を手に入れて、
その後はシンとよろしくやって、それで全ての責任を取ったつもりでいたんだから」
「そんな…っ」
「俺への責任はどうだ」
「…え?」
「俺に対する責任も取れと言ってるんだ!」
全てを過去のことにしたかのようなカガリに無性に腹が立ち、アスランは思わずカガリの頬を張った。
力の加減などしていない。
カガリの顔は勢い角度を変え、金色の髪を散らし、みるみる頬を赤く染めた。
その色に激昂し、アスランの体に熱いものが滾る。
アスランは左手でカガリの両手を頭の上に押さえつけ、右手で乱暴にその服を開いた。
糊のきいたシャツからはボタンが飛んだかも知れない。
「…!」
露わになった二つの膨らみを覆うものも引き下げれば、白い乳房とピンクの突起が
コントラストを成してこぼれた。
アスランが高ぶりをままに、それを鷲掴んだなら掌からは柔らかさが、
ちょうど人差し指と中指の間に挟まった乳首からは硬さが伝わる。
123保守 アス/シン×カガ-17:2009/01/16(金) 21:18:29 ID:2lpVyQI1
「あれから俺が何を考えていたと思う?」
アスランは言葉をつなぎながら、カガリの答えなど待たずに一旦乳房から手を離すと、
「…なくしたものを数えあげたよ」
さらにカガリの服に手をかけた。
「ひとつひとつ、何度も何度も数えた」
淀みない動作であっという間にカガリの下半身は下着だけになり、
「…母親、父親、軍籍、生活、それから君と──おい、いつまでも横を向いてないで俺を見ろよ」
そしてそれすら躊躇なく剥ぎ取る。幾度となく思い返したカガリの肢体は今目の前に横たわり、強ばり、小さく震えている。
アスランはカガリの喉元に人差し指を突き立て、そこからまっすぐ下へとゆっくり直線を描く。
胸の谷間を通り、臍を過ぎ、
「──最後に俺自身」
言葉と同時にカガリの中に指を挿し入れた。狭くて熱い。カガリはまだアスランを見ずに、ただぎゅっと目をつぶり眉根を寄せた。
「たった6つ、それだけだ、それだけだけどそれが全てだろう?」
アスランはカガリの中で小さな円を描くように緩やかに指を動かす。膣壁を確かめるように何度かそれを繰り返すと、次は、
「ああ、命だけはこうして残ってる。生きてれば、生きてさえいれば、何もないところからでも生まれるものはあるってことだ、
何だと思う?」
押しつぶすようにして陰核を捕らえた。瞬間、カガリの体が引きつった。
「俺の場合は怒りだったよ。どうして、誰に俺はこんな目に遭わされたのかと。
だから取り戻せるものは取り戻してやろうと思った。復讐心とも言うかもな」
そこまで言うと、カガリと再会してからこっち被り続けていた仮面を脱ぎ捨てた心持ちで、アスランの心はすうっと軽くなった。
と同時にたまらなく愉快な気持ちがこみ上げてきて、こらえきれない笑いが溢れる。
「君はまだ俺が君のことを思い続けていると、本気で思っていたんだろうな、今の今まで」
アスランがカガリの陰核をこねくり回せば、カガリの体は小刻みに震え、その口からはこちらもまた
こらえきれない甘い吐息が漏れる。
「…ア、…アスランは…そんな風に人を、…人をだませるような人間じゃなかった」
「おめでたい上にばかな女だな君は、俺は俺自身をなくしたとさっき言っただろう、君があの頃の君じゃないように、
俺もあの頃の俺じゃないんだ」
「や…めて、お願い、アス…ラン」
やめての懇願に、アスランはふとその指を止めた。そしてカガリをうかがう。
「本当にやめて欲しい?」
カガリは荒い息をついているだけで返事はしない。いや、できないに違いない。
「ほら、今はやめないでと思ってるんだろ」
アスランがカガリの裂け目に指を伸ばせば、そこはやっぱり密やかに涙を流し始めていた。アスランの口の端が思わず上がる。
存分に蹂躙してやるつもりで来ているのだ、この明らかな手応えに不満なわけがない。
アスランは片手で器用に自分のベルトを外しスラックスを脱ぐ。
「乱暴なのが好きなんだよな?」
カガリはまなじりに涙を滲ませてふるふると首を振っているが、そんなこともちろん知ったことではない。
アスランは怒張した自身を取り出すやいなや、カガリに突き立てた。
未だ心の伴わないカガリのそこは、いい具合に窮屈だった。


つづく
124名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 08:59:01 ID:bP+hdAHH
待ってました!
アスラン下衆だな
125名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 12:18:38 ID:diTKNXTV
ミーアが外道な悪女キャラだったら
捕らえてバイブやローター責めにして悶えてるラクスに良い姿ねラクス・クラインとか
完膚無きまでに責め立てイっちゃいなさい堕ちなさい今日から私が本物のラクス・クラインよってペニスバンドでラクスにトドメをさしたり
色々と想像できたのに
126名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 15:40:07 ID:4jcszlou
アスシンカガ超萌えました!!
アスランはひどいけどなんか憎めない
それにしても毎回華麗な文章でつね
続きが楽しみだー!!
127名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 17:23:18 ID:SByPFT60
神来てた!
今回もどろっどろで面白かったです!
続き楽しみにしています
128名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 10:33:29 ID:K4UastPh
シンカガ職人氏最高!
129名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 08:59:40 ID:Hs1QSBfm
GJ!
しかし、このアスラン、キラに刺されそうだw
130名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 10:41:26 ID:rPmRJAkz
昔ここに投下された作品だと思うんだけど、
キララクでキラが結構鬼畜風味で
孤児院の子供達と食事中のラクスにバイブプレイとか
AAトイレでとか
AAの中の温泉?でとか
ラクスの個室でヤってたら嬌声を悲鳴と勘違いしたメイリンに見られるやつとか
同じ神の作品だったと思うんだが、今探しても何処にも見つからない
心当たりある人いる?
131名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 17:39:34 ID:4Cwr1G6T
無理矢理犯される清純派アイドルカガリたん(*´Д`)ハァハァ
132保守 アス/シン×カガ-18:2009/01/26(月) 14:29:16 ID:KIB1hguB
目の前の小さなモニターにカガリの姿がそれとは分からないほど小さく映り、
シンの中では絶望と、それを絶望なのだと認めたくない気持ちがせめぎ合う。
(カガリ!)
(…カガリ!)
声にならない声がバスルームに鈍く響き、けれどそれとは正反対に、耳に入れられたイヤホンからは
いやに鮮明な二人の声が聞こえる。
カガリの緊張した声と、白々しく嘘を吐くアスランの声だ。
と、いきなりモニターの中で二人の姿が重なり、シンの鼓動が強くなる。
少しだけこのままでいさせてくれだと?!
そんな風に言われてカガリが邪険にできるわけないことは、シンには嫌と言うほど分かっている。
何しろ自分の時がそうだったのだから。
あんなに酷いことをしたのにもかかわらず、カガリは俺を受け入れた、自分を憎めと言い、
そしてそれから俺の尖った感情をゆっくり時間をかけて丸く溶かしていってくれた、それがカガリだ、
カガリという女なんだ、と、シンの脳の裏側では今までシンの見たカガリの色んな表情が
フラッシュバックするけれども、もちろん両の目はモニターから離れることなく、
アスランとカガリの一挙一動を追っている。
昔あんなにも愛しく思っていた男に、今あんな風に後ろから抱きしめられて、
カガリは何を思っているんだろう、ただ懐かしく思うだけなのか、それとも、それとも…?
驚くほどゆっくりと不安の腕(かいな)がシンの首に伸びて来て力を込め始め、
シンが息苦しさを感じたその時、不意にアスランの口からシンの名が出た。
そして次の瞬間カガリのとった行動に、シンは本当に眼前が明るくなったと錯覚したほどだ。
私たちはもうあの頃の私たちじゃないというカガリの声を、そう、シンは視界が歪むほど嬉しく聞いた。
カガリは俺を裏切らない、カガリと俺の絆は簡単には切れやしないんだ、
その安堵感にひとつ瞬きをすれば、シンのまつ毛には涙の粒がいくつか留まった。
そうとも、アスランが自分にこんな仕打ちをしてまでカガリを求めた気持ちが、
心に幾分余裕のできた今ならわからないでもない。
何といっても、二人が別の道を行くそのきっかけの一つはシンが作ったのだし、
カガリの言うようにアスランとカガリの道はもう交わらないのだと思うと、
シンはざまあみろと嗤ってやるよりも、罪悪感も手伝ってか同情心がわいてしまう。
モニターの中のアスランは、より小さく、力無く映り、確かに憐れじゃないか。
この時ばかりはシンは自分が身の自由を奪われていることを忘れていた。
だが、アスランの低い笑い声が耳に入ってきた刹那、ぎくりとして全ての思考が立ち止まり、
ベッドのヘッドボード付近に仕込まれているらしいカメラによって、二人の姿が、
アスランがカガリを押し倒すその姿が急に大映しに目に飛び込んできたなら、
シンの体は爆ぜたように跳ねた。
133保守 アス/シン×カガ-19:2009/01/26(月) 14:30:15 ID:KIB1hguB
(カガリ!)
聞きたくもないアスランの声が否応なく流れ込んでくるにつれ、身動きが取れないことを
嫌というほど思い知り、猛る。
肉を打つ破裂音に、もがき、手錠が食い込む。
(やめろ!)
カガリの衣服が剥がれ、みるみるその肢体が露わになると目の前が赤くなった。
(やめろやめろやめろやめろ──!!!)
アスランの指がカガリの裸体を辿り、
(…逃げろ、カガリ!)
カガリの中心を捕らえ、
(ちくしょう!…ちくしょう!ちくしょう!)
アスランの笑い声とご託と、それにカガリの吐息が混ざれば、手首には幾筋もの傷ができ、血が滲む。
やがてむき出しになったアスランの赤黒い物が力無く拒絶するカガリを挿し貫いたなら、
(うあぁぁあああぁぁっっ!!!)
タオルを噛み、見開いた眼からは涙を流し、体を硬直させてシンは届かない声で吼えた。
吼えて、そしてちぎれろ、ちぎれろ、ちぎれろ!と念じながら手首を激しく引き抜こうとする。
誰か、誰かカガリを、カガリを助けてくれ!と気も狂わんばかりに繰り返す。
けれどもシンの狂気の祈りも虚しく、モニターの中のアスランは容赦なくカガリを突き上げる。
──「俺と、もっと、こうしたかったこと、思い出したか、カガリ」
ひと言、ひと言、そのリズムに合わせて突き上げる。
──「…や……め…て」
──「やめない、…なあ、…鳴けよ、鳴いてもいいんだぞ」
体液と空気の混じる音も溢れ返る。
──「お…ねが……い」
──「…君の中狭いな、シンと、やりまくってたくせに」
──「いや……い…や…やめ…」
アスランの手によってカガリの乳房は形を歪ませ、アスランの舌によってカガリの乳首は硬くなり、
──「すごい濡れてるぞカガリ、…俺をしっかり咥え込んでおいて、意地を張るなよ」
アスランによって脱がされた衣服で手を縛られ、アスランによって裏返され、アスランによって汗を浮かべ、
アスランによって肌を染め、アスランの動きで共に揺れ、アスランの指で、アスランの爪で、
アスランの肉棒で、アスランの、…アスランの……。
(ちが…う…、カガリは、……カガリは俺の、お…れ……の…)
虚脱し、暴れ続けた名残りに上がった呼吸だけが浅く繰り返される中、ただシンの目は自分の恋人が、
ふたりの幸せな将来を夢想すらした大切なひとが犯されるのを映し、その耳は声音を拾う。
とその時、確かに聞こえた。
──「…た…すけ……シ……」
シンの額の汗は、涙と混じってバスタブに虚しく落ちた。
134保守 アス/シン×カガ-20:2009/01/26(月) 14:31:57 ID:KIB1hguB
「今、何て言った?」
ぴたりと動きを止め、低く訊ねるアスランにカガリは答えない。
後ろから攻めたてていたのだから、その表情もアスランには見えない。
するとアスランはカガリの髪を掴んでぐいと引っ張り、
「何て言ったのかと聞いてるんだ!」
声を荒げた。後ろ手に両腕を縛られ、体を弓なりにしている上に顎を上げさせられたカガリは、
それでも頑として口を開かず、諦めたアスランは乱暴に手を放すと、
同時に自身をカガリの中からずるりと抜き、ひとつ鼻で笑った。
「余興がひとつあるんだがな、カガリ」
手早くクローゼットからバスローブを羽織ったアスランが、そう言い残してカガリの背後から
消えたかと思うと暫くして戻り、すると足下で急に聞き知った音がして、
カガリは膝をつき丸めたままでいた体をびくりと跳ねさせた。
アスランに脱がされた際に床に転がったカガリの携帯電話だ。
アスランは勿体ぶった様子でそれを拾い上げると、カガリの目の前に掲げた。
鳴り続ける携帯電話の向こうにはアスランの冷笑。
「王子様が助けにきてくれるかもしれないぞ」
思わずこぼれたシンに助けを乞うカガリの声を、アスランは聞こえていてわざと聞き返したのだ、
だからシンからの着信をそんな風に言うのだと悟り、ここへきてもなお、
優しかったアスランとはまるで別人のアスランの仕打ちに戸惑い、カガリは焦点の合いにくい目で携帯を見る。
「出るなら出ろよ」
そう言われて、すんなり出たところでシンに何と言えと? と、そんなカガリの胸中を読んだように、
「アスランに犯されました、助けてにきて、とでも言うか?」
アスランは下卑たことを言って通話ボタンを押してから、ベッドに頬を押しつけているカガリの前に携帯を置いた。
…シ…ン、……
「シン!」
何を言うか考えたわけでも決めたわけでもない、ただシンの名が口をついて出た。カガリの血を吐くよう
な咄嗟の心の叫びはシンの名、ただ愛しいひとの名なのだった。
けれども。
「もしもーし」
電話口と頭の後ろで同時に聞こえた声はアスランのものだ。
驚いたカガリが何とか頭を回すと、そこには確かにシンの携帯を手に薄笑いを浮かべているアスランがいた。
思わず息を呑んだカガリの瞳がみるみる大きく見開かれる。
その驚愕の表情に満足してアスランは、
「王子様はどこにいるんだろうな」
カガリの腕の戒めを解いた。
と、その刹那、カガリはシーツを引っ張って身に纏い、脱兎のごとくベッドから走り出る。
アスランは余興があると言って姿を消した、シンの携帯電話を取りに行ったのだろう、となればシンはここにいる、
そう瞬時に考えを巡らせたカガリが、途中足をもつれさせて壁にぶつかりながらも転がりこんだバスルームには果たして、
「あ…ぁ、…」
瞳の色をなくしたシンの縛り付けられた姿があった。
135保守 アス/シン×カガ-21:2009/01/26(月) 14:33:30 ID:KIB1hguB
体から力が抜けていくのを何とか留め、カガリはシンに駆け寄る。
シーツがドアに引っかかって破れ、裸体が半ば露わになるのを気にかける余裕もなく、
なぜだか急に眼が熱くなって目の前が見えにくくなるのも構わず。
「薬を使ったり痛めつけたりはしていない、趣味じゃないからな」
カガリが震える手でシンのさるぐつわを外そうとしている後ろで、悠然とアスランが言う。
「カ…ガ……リ」
やがてようやく口だけは自由になったシンから掠れた声がこぼれ、カガリは大粒の涙をシンの上に幾つも落とした。
そして視線をあげればそこには無惨に剥けて血を流す両の手首があり、思わずシンを庇うようにして
アスランに向き直れば、やはり愉快そうなアスランがコツンと壁を叩いてモニターを示した。
画面には散乱するカガリの衣服と、乱れたベッドはアスランによるあからさまな陵辱の跡。
「楽しめたか、シン?」
シンの震える唇からは言葉にならない息が小さく漏れる。
「これはまだ良心的なほうだろう? モニター越しじゃなかったら臨場感は半端じゃない。
あの時お前は俺の目の前でカガリを犯し俺を辱めた、その復讐だとしたら我ながらこれは甘いよ」
またしてもアスランの口から出た復讐の二文字に、カガリはもう許してくれという言葉を飲み込んだ。
よく知る人物が、優しくて誠実だった人が狂気の矛先を自分たちに向けている、
それはとりもなおさずそうさせた原因が自分たちにあるということなのだ、それがどうしようもない事実なのだから。
おそらくシンも同じように感じているだろうというカガリの予想は、けれど、
「…あんたは負けたんだ」
はずれた。
「何だと?」
「あんたは俺があの時カガリに抱いていた強い思いにも、…カガリの決意にも負けたんだ」
シンは決然と言ってのける。カガリが寒気を覚えたのは、シンの激しい気性に心揺さぶられたからなのか、
それともアスランの瞳に昏い影がよぎったのを見たからか。
「そこまで言うならその強い思いとやらを見せてもらおう。今ここで、俺の目の前で愛し合えばいい。
できたなら俺も考えを改めないでもない」
アスランは腕組みをして壁に寄りかかり、シンとカガリに暫しの猶予を与える。だが、はいそうですかと
二人が行為に及べるはずもなく、及ぶつもりもなく、逆にアスランの出方をうかがうような沈黙を作ったにすぎない。
「何してる、やらないのか?」
それでも続く沈黙にアスランは業を煮やし、二人に歩み寄るとカガリの腕を強く引いて立たせた。
「やめろ!」
思わず叫ぶシンの前で、よろけたカガリはアスランのいいように後ろから抱きかかえられ、
シーツを剥ぎ取られてしまった。
アスランは片手でカガリの腕の自由を奪い、もう片方の手でカガリの秘処に中指を入れる。
「…っ!」
「せっかく俺があたためといてやったのに」
そして何度か出し入れしてから引き抜き、その濡れて光る指先をシンに見せつけた。
「それとも他の男に抱かれた女への思いなどもう冷めたか?」
聞きたくなかった言葉に、カガリはシンの目を見ることができない。そうだ、もうこうなってしまった以上
アスランの言うようにシンがわたしに見切りをつけても不思議ではない、いや、何よりわたし自身に
負い目が生まれてしまった、こんなわたしがシンを求めていいはずもない、と、カガリの胸は張り裂けんばかりに疼き、
「シンを解放して」
シンの答えを聞くのが怖かったカガリは先走ってしまった。
136保守 アス/シン×カガ-22:2009/01/26(月) 14:34:34 ID:KIB1hguB
「カガリ!」
「お願いだから、シンを…」
俯いたまま力無く懇願するカガリを、しかしアスランは一笑に付した。
「どこまでもばかな女だな、どちらか一方でいいのなら俺だってこんな面倒なことをしやしない」
そう言ってアスランはカガリを自分に向き直らせると、その顎を鷲づかみにして言い放つ。
「咥えて勃たせて跨れ」
あまりに簡潔な命令ではあった。
「そ……、でき…な…い」
「できるとかできないとかの話じゃない。泣いて謝ればひょっとしたらシンは君のことを
許してくれるかも知れないぞ。何せ許すのは特技らしいからな」
「ふざけるな!」
シンの怒声を無視してアスランはカガリの耳元に口を寄せ、囁く。
「手錠のカギが欲しいんだろ」
魔法の言葉だった。その一言でカガリは、シンが自分の生活からいなくなり全てが終わってしまうだろうことを
針を呑む思いで自分自身にに言い聞かせ、ならば何がなんでも彼をこの狂った場から解放することだけは成さねばと、
そう強く思ったのだ。
そしてもちろん自分の言葉の効果を承知しているアスランが、もうカガリが逃げたり抗ったりすることはなかろうと
手を放せば、意図した通り、カガリはバスタブをまたいでシンの足の間に跪き、
「…シン、…ごめん、…ごめん…なさい、……ごめんな…さ…い」
「カガリやめろ、あいつの言うことなんて聞くな、カガリ!」
シンの目を見ないまま、ただごめんなさいを呪文のように繰り返しながら、彼の下半身の着衣を脱がせて一物を取り出した。
そしてまだ柔らかなそれを口に含み、舌を回しながら優しく吸う。
「カ、…カガリやめろ…」
けれど心の摩耗したシンのそれはなかなか勢いを得ない。カガリは辛抱強く愛撫を続けていたが、
やがて迎えるだろう別れという終局をどうしたって思わずにはいられず、結局、溢れだしてくるものを
止める手だてをなくしてしまった。勢いよく溢れだしたのは、シンとの思い出、シンの笑顔、抑えていた感情、そして涙。
シンはカガリの口内の温度が急に上がるのと、生温かいものが股間に幾つも落ちてくるのをほぼ同時に感じた。と、
「…カガリ……」
伏せていた目をようようシンに向けたカガリは、哀しみを湛えた金色の瞳を涙の海に浮かべ、
「シン…っ」
ついにはこらえきれずにシンに飛び込んでくるのだった。
シンの首にしがみつき、
「シ…ン、ごめ……、もう終……、わた…しの……嫌…いに」
言葉にならない言葉をしゃくり上げるカガリを、力いっぱい抱きしめてやりたいのにシンには今それができない。
抱きしめて、髪を撫で、キスをしてやりたいのにできない。
137保守 アス/シン×カガ-23:2009/01/26(月) 14:35:37 ID:KIB1hguB
「大丈夫、…カガリ、大丈夫だから」
シンはなんとしてでもカガリを安心させてやりたかった。カガリは悪くない、相手は畜生だ、
何があってもどんな傷をつけられても二人で治せばいい、俺に助けを求めるカガリの声を聞いた時に
心の底からそう思ったんだ、と、シンが正にそう言おうとした時に、しかし割って入ってきたのは、
「なにが大丈夫なんだか俺にはさっぱりだがな」
アスランの嘲笑だ。
今まで静観していたアスランが、不意に手を伸ばすとカガリの髪を掴みシンから引きはがす。
「やめろ!」
「そっちこそお涙頂戴のくだらんメロドラマはやめてもらおう。ちょっと冷静になって思い出してくれ、
こんなことになったそもそもの原因を」
アスランはこれ見よがしにカガリを後ろから抱きしめると、その肩に頭を乗せた。
「俺からいろいろと奪っていったその償いをしてもらおうってだけだ、簡単だろう?」
「…それなら、…それならカガリは関係ない!最初にカガリに手を出したのは俺だ、
カガリは被害者だったんだ!」
「最初はそうでも、最後には立派な共犯者になった。
大体お前に復讐するのに、お前の大事なものをスルーするまぬけがどこにいる。そうだな、でも──」
アスランはカガリの髪を優しく撫で、耳朶を甘く噛みながら囁くように言う。
「シンのが使い物にならなくて悲しいだろうから、君にはもう少しやさしくしてあげよう。
シンはもう俺に汚された君では勃たないそうだ」
「カガリ、違う!」
シンがもし本当にカガリに愛想を尽かしたのならば、もうアスランがカガリに何をしたところで
シンに対する復讐は成り立たなくなる、それを分かっているからアスランは、
「ほらよく見るんだカガリ」
カガリの乳房の重みを楽しむように両手で揉みしだき、指に挟んだ乳首を捏ね、
「俺にこんなことをされて、君はまだ目の前の男に愛されようなんて恥ずかしげもなく思えるか?」
カガリの負い目を刺激して絶望させようとする。
「聞くな、カガリ!」
「シ…ン…」
それからカガリの金色の茂みに手を伸ばし、指先でまず花芯のありかを確かめてから、
人差し指と薬指で器用に陰唇を左右に開き、中指をさし入れた。
「君のここはもうシンに触ってはもらえない」
くすり、と笑って内壁を押すように指を動かせば、その指の付け根が花芯に当たりリズミカルな刺激になる。
「あ…」
思わず漏れたカガリの声の甘さにシンは動揺した。と、それを抜かりなく見ていたアスランが、
「ああ、悲しくてここも泣き始めたみたいだ、シンにも見てもらうといい。いや、立ったままじゃ見にくいか」
ひょいとカガリを抱き上げると、カガリの膝の裏に腕を入れ、
「い、…いや…!」
子供に排尿を促すような格好で足を開かせて、シンが座るように縛り付けられているちょうど反対側のバスタブの縁に座らせた。
138保守 アス/シン×カガ-24:2009/01/26(月) 14:37:17 ID:KIB1hguB
シンに顔を見せられなくて背けるカガリとは反対に、羞恥も手伝っていっそう濡れそぼるカガリの秘処は
むき出しでひくひくと蠢き、やはり見ていられないシンも目を背けたなら、
「残念、シンはもう見るのも嫌らしい」
アスランは愉快そうにそう言ってバスタブを跨ぎ、躊躇なくカガリの前に屈んでその足の間に顔を近づける。
ちょうどシンに背中を向ける格好だ。
「これならもう見えないだろう、シン? さっき確かめさせてもらったが、
カガリのここはまだ綺麗だし良く締まる。なのにもう要らないとは、お前も欲がないな」
「…やめ…ろ…」
アスランの舌がカガリの裂け目を舐め上げた。ひっ、とカガリが息を呑む音に間髪入れず、
今度はアスランがカガリの花芯に口づけて、わざと音を立てて吸う。
「いやぁぁ…!」
「やめろーー!」
カガリの声とシンの声が重なってバスルームに虚しく響いた。
シンの目の前には無防備なアスランの背中があるというのに、文字通り手も足も出せない。
その屈辱は生身を炎に投げ入れられたかのようで、
「…う、あぁぁああぁぁ、カガリ!……カガリっ!」
苦悶の悲鳴はカガリの名になった。
その名を呼ぶことで、余計なことを排除して自分の中をカガリで満たそうと、そんな反応だったのかも知れない。
しかしそんなことには構わず、アスランはすっかり丸く膨らんだカガリの花芯を小さな舌の動きで攻め続ける。
声を立てまいと必死に堪えるカガリからは、けれどすすり泣きのような息づかいが漏れてしまうのは
どうにもできない。それに、体が意志と逆行してどんどん昇っていってしまうことも。
だめ、だめ、いっちゃう、だめ、ああ、もうだめだ、が、そう思った瞬間いきなり梯子は外された。
「カガリ」
痺れる脳に届いた声はアスランの声、そう昔聞いていたのと同じ懐かしくて優しい声音だ。
「おいでカガリ、俺の…カガリ」
アスランが両手でしっかりとカガリの顔を挟んで唇を合わせる。
アスランの舌がカガリの口をこじ開け、柔らかな舌を探し、捕らえてねぶったなら、アスランの熱い息と唾液が
カガリの中に流れ込んでくる。唇を離すと、混じり合った二人の唾液がきらめく糸になった。
アスランは黙ってカガリを抱きしめた。ただ、抱きしめて力を込めた。
これは誰? 荒い呼吸と鼓動がカガリの思考を乱す。その耳に今はシンの声も聞こえない。
アスランと自分の体温が混ざってカガリはますます混乱した。
自分を抱きしめているのはいったい誰なんだ…?
これが本当のアスランで、さっきまでのアスランはアスラン自身の作り出した虚像なのか?
だとしたら…。
でも…。
「あ…っ」
アスランの進入はいきなりで、滑らかだった。カガリの中が急激に熱を帯びる。
139保守 アス/シン×カガ-25:2009/01/26(月) 14:39:14 ID:KIB1hguB
「カガリ、もう俺と離れないでくれ、俺を…置いていくな」
アスランの切なげな言葉が嘘なのか真実なのか、もうカガリは判別することもできず、
ただ胸が痛くて、どうしようもなく痛くて滂沱の涙を曝す。
そしてゆっくりとアスランのリズムに飲み込まれてゆく。
「…カガ…リ……っ…く…カガリ…」
アスランの肉棒は小細工なしに動いてカガリの中心を擦り、
まるでそこから溶けて一つにでもなろうとでもしているようだった。
いや、事実カガリの体はそうなりかけている、抜き挿しされる度に新しい高みへと昇り、
アスランの肉棒の動きを逃さず感じようと膣全体でしっかりと包み込み、もっともっとと涎を垂らして。
それでもカガリの痛む胸の奥底から、小さな水泡がぷくりと一つ湧き上がった。
それは「ちがう」という単純な感覚で、次から次へと絶え間なく生まれては弾け、
あっという間にカガリを満たす。
ちがうちがうちがうちがう、この匂いも肌もリズムもちがう、今じゃない、過去のものだ、シン…、
シンじゃない!
「シ…ン!」
カガリは泣きながら両手を虚空へと伸ばした。
「カガリ!」
二人の呼びかわす声を聞いた刹那、突如よみがえった感情がアスランの中で暴発し、指を歪ませ
、その爪でカガリの背の皮膚を破った。
「!」
それに驚いたのは他ならぬアスランだ。
その捨てたはずの感情はまたしても、どうしてカガリは俺への気持ちを思い出さない!
どうして俺を受け入れない!どうして!と、アスランの中で苛立ち、暴れるのだ。
アスランは一旦カガリの中から自身を抜き、息を整えると、
「手錠のカギが欲しいのならおとなしく抱かれていればいいのに」
努めて平静に、なんとか感情を押し込めて冷笑を浮かべてみせた。
するとアスランの体が離れた瞬間に、カガリはアスランを押しのけて再びシンにしがみつき、
「シン、…シン!」
まるで穢れをはらってくれとでも言わんぱかりに口づけた。合わせた唇の下で、
「カガリ俺を信じろ、何も心配するな」
シンが確かな言葉をカガリに伝えれば、カガリは黙って何度も頷いた。
俺たちは許し合ったんだというシンの声がアスランの中に再び響いたが、それも無視してアスランは
やれやれという風に肩をすくめる。
「君も必死だなカガリ、もう少しでいきそうだったくせにそうやってごまかすのか」
アスランがシンに重なるカガリの背中に指で真っ直ぐ線を引けば、カガリの体はびくん、と弓なりに跳ねた。
「それなら心はそっち、体はこっちでいい」
言うが早いか、アスランはカガリの丸い尻を両手で引き寄せ、押さえつけると自身を突き立てた。


つづく
140名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 15:15:31 ID:a/p2R0Ld
GJでした
素晴らしすぎます!
141名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 15:43:02 ID:XvhKx61Q
カガリたんエロス!!!!!!!!
外道凸野郎を早くだるまにしてくれシン
142名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 17:13:57 ID:o4TuY1tU
いや、そこはキラとラクスもいれて3人でフルボッコでw
143名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 22:15:13 ID:QdArrkX/
GJです。
一気に読んでしまった。
迫力ありすぎ!!!
144名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 00:44:48 ID:eVI7GyTk
自分、昔のスレから読んでますが毎回話に引き込まれる!
それにしてもアスランの黒さ素晴らしいですね!でもやっぱり憎めない
続きが気になって仕方ない、それとアスランの髪の色が何色になったのかも気になります!
145名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 16:06:19 ID:1Drtbl+z
アスラン禿げたのかと思ってたぜw
修羅場待ってます
146保守 アス/シン×カガ-26:2009/01/30(金) 12:54:30 ID:5aN9n8uZ
「…っ!」
そして膣の襞一つひとつを味わい尽くそうとするようにゆっくりと腰を回す。
するとそこは嬉しそうに身震いして淫水を溢れさせる。
だめ、と気持ちいい、が目まぐるしく入れ替わり、それに呼応するかのように
カガリの中は収縮、と弛緩を繰り返す。
「あ…ふ……」
必死にシンにしがみつくカガリに、
「カガリ、俺を見ろ、カガリ…!」
シンは懸命に声をかけてその意識を保たせることしかできない。
女の体は防衛でも濡れるし、そうそう刺激に耐えられないこともシンは身をもって知っている、
だからこそ、はらわたの千切れる思いでカガリを呼ぶ。
だが、シンに呼ばれたカガリの目は潤み、金色の髪は乱れて貼りつき、
唇はもの言いたげに開いては我慢できない甘い吐息を漏らすので、
「…ちくしょう、…カガリっ!」
いつの間にかシンは自身を硬くしてしまった。
他の男にやられている自分の女が、こんなにもいやらしくて淫らな生き物だとは、
そうかあの時のアスランもそうだったのか、とシンは爛れた感情にすっかり侵食された。
もちろんカガリも自分の腹に屹立したシンが当たるのでそれを知り、
「シ…ン」
せめて、とでも思ったのか、それとも少しでもシンを感じていたかったのか、片方の手をそこへ下ろし優しく握る。
バスルーム全体が息苦しいほどの濃密で乱れた空気に満ち、それぞれの脳を甘く痺れさせた。
意図せずとも最初に箍を外したのは、
「シ、…ご…め…もう、だ…め…はぁ…、ああ…ん、…あぁっ」
堪えきれなくなったカガリだったかも知れない。
アスランは腰を回すのをやめ、最初は小さく、やがて大きくカガリを突き上げ始めた。
カガリの蜜はアスランの肉棒を濡らし、太腿から滴った。
「カガリ、いいよ、…すごくいい」
アスランとカガリは激しくぶつかり、肉の当たる音を響かせ、
「…カガリ…は…?…気持ちいいなら、いいって…言…えよ…」
「あぁ…ん…、あ…、い……」
アスランに突かれるカガリはシンの上であられもなく揺れる。
その共に揺れる乳房をシンは両手でしっかりと捕まえたいのに、それもできず、
ただ先走ってべたべたに濡れた自身を、
「カガ…リ、くわえ…て」
咥えてくれともつれる舌で懇願するのが精一杯だ。
こちらもやはり、せめてつながっていたいと、少しでも自分のほうに意識を分けて欲しいと、
そう切望してのことだったに違いない。
と、乞われたカガリが体をずらして、シンの先走りをまず舌の先できれいに舐めとり、
それからネジが入り込んでゆくように舌をくるくると回転させながらシンをすっかり口内に納めたら、
あとはアスランに突かれるそのリズムで頭は上下する。
147保守 アス/シン×カガ-27:2009/01/30(金) 12:55:46 ID:5aN9n8uZ
「あ、あ…カガリ…!」
上からも下からもぬかるみを歩くような音がして、前からも後ろからも名を呼ばれ、
カガリは頭の中も体もとろとろと溶け始めた。
「…う…く…、うぅ…」
シンを咥えたままで言葉にならない呻きを漏らし、カガリは片手を後ろへと回して
自分の尻をつかんでいるアスランの手を取ると、乳房へと導く。
悟ったアスランが乳首をこりこりとつまみながら、
「カガリ、いきたいのか?」
優しく訊ねれば、カガリは無言だったけれどその膣がきゅうっと締まった。
アスランはなるべくリズムを保って丁寧に、その先が奥まで届くようにカガリを突き、
さっきまで乳首を弄んでいた指を茂みの中の花芯へと移して確実にカガリを引き上げる。
「う…ん…んんっ…!」
「まだだ、まだいくな、もう少し我慢しろ…」
アスラン自身、早くいかせてくれとせがむように締まるカガリの中で果てるのを我慢するのは
至難の技だったが、まだもう少しこの時を、温かいカガリの中を味わっていたくて、
懸命に耐えながらカガリの襞を擦り、広げた。
だが我慢しろと言いながらより一層の快感を与えてくるなど、カガリにとっては酷でしかない。
いかせて、お願い、はすべて苦しげな呼気に代わり、カガリのその呼吸の速さでシンは、そうだ、
カガリがいつもいく時の感じだ、とカガリの絶頂が近いことを知る。
やがてシンを咥えているカガリの舌の回転が速まり、体が小刻みに震え、
「出…る!」
シンが精を放ったのが一瞬早かっただろうか、カガリは声もなくシン自身を離すと、
しかしシンの服を鷲づかみにして再びしがみつくと弓なりに体を反らせて達した。
直後に、
「…うっ…」
小さく呻いたアスランもカガリの中に放ち、達したカガリの収縮とアスランの脈動が重なって
大きなうねりとなったが、やがてそれらも心地よい脱力感に呑まれてゆく。
そしてシンもアスランも荒い息をつきながら、目の前のカガリが口からも膣からも、
白い液体を筋状に滴らせるさまを、茫漠たる思いで見た。
長いこと誰もが口を開かず、ただ温い汗が徐々に引いてゆくのを感じ、
けれどやおらアスランが視線を少しずらしたなら、さっき自分がつけた爪痕が八本、
カガリの白い背中にそこだけ赤く浮かび上がる。
そのじわりと沁みだした血を見つめるうち、気がつけばそのまま、
アスランはシンにしがみついたままのカガリの腰に腕を回し後ろから抱きしめていた。
そして、爪痕に唇を押し当てたなら、
「俺は…どこで間違ったんだ」
ふとこぼれたのは、アスランの理性の外からの声だったか。
けれどその言葉を聞いた瞬間、カガリの体からふっと力が抜けた。
やっぱりアスランの中に葛藤があるのだ、カガリがそう確信した瞬間だった。
148保守 アス/シン×カガ-28:2009/01/30(金) 12:57:17 ID:5aN9n8uZ
カガリは自分の腰に回されたアスランの手に、自分の手を重ねる。
思えば、いつも理知的だったアスランが復讐などという物騒な言葉に振り回されながらだとしても、
これ程の感情を発露させたのは初めてではなかったか。
間違った、とアスランは言うが、確かにあの頃のわたしたちは訳知り顔で背伸びをしていた。
だからわたしはアスランを解放したかったのだし、アスランはわたしにオーブとアスランを
天秤にかけさせまいとしたのだ。
そこにわたしたちの心はあったか?
がむしゃらに相手をもぎとろうとする情熱があったか?
わたしがシンに惹かれた理由はシンにそれがあったからじゃなかったか。
「カガリ…?」
カガリの両手の力がふと緩んで片手が離れていったことでカガリの中に揺らぎを感じたシンは慌てた。
怖れていたのはこれだ、目の前で自分の罪を認めて項垂れる人間を包み込もうとするカガリのやさしさだ、と。
「俺は、…俺は本当に君が、…君とオーブの……、…それなのに…」
「やめろアスラン、今さら何だ!」
ちゃんとした言葉にすらならないぶつ切りのアスランの吐露を、だからシンは強い語気で遮った。
それでもカガリに重なるアスランの体は急速に熱を帯び、
「俺が、…俺がシンと同じように君を憎めば君は俺を許すのか!許して受け入れてくれるのか!」
その叫びはまさに業火となり、カガリの体をその罪ごと灼き始めてしまう。
カガリは自分の足下に真っ暗な闇を見た。アスランの叫びはそこからのものだ、オーブという大義を盾に
身勝手に周りの人間に理解を求め続け、身を引くなどという綺麗事でひとりよがりにアスランを置き去りにし、
そして結局アスランの人生を狂わせた、これが罪でなくてなんだというのだ、と
「あ…あ…」
カガリからはもはや慚愧の声しか出ない。その刹那、ぽたり、と、それはただ一滴、
熱い雫が確かにカガリの背中に落ちた。
「!」
カガリははっとして思わず顔を上げ、けれどそれとほとんど同時にアスランはふわり、とカガリから離れてしまった。
「アスラン…!」
体をひねり、アスランのほうを向いたカガリだったが、伏せたアスランの顔は陰になりその表情は見えない。
ただアスランはローブの前を合わせ、おもむろに口を開いた。
「…ここからは真面目な話だ」
アスランの声はすっかり落ち着きを取り戻したかのような平坦なもので、
「君らはまだ知らないかもしれないが、戦後モルゲンレーテとモビルスーツ開発の技術協定を結んだ
ユーラシアと連邦のカンパニーのトップが近々変わる」
しかもその話題転換は至極いきなりだった。シンもカガリも戸惑いを隠せない。
149保守 アス/シン×カガ-29:2009/01/30(金) 12:58:32 ID:5aN9n8uZ
「戦後の復興も一段落ついたところで、次のビジネスチャンスを求めてのことだろうな。
復興に携わってきた人間が大量に失職したり、未だ繁殖の有効手段が見つからなかったりで、
あちこちで暴動が起きるほどプラントも情勢は不安定だ。
平和平和とばかの一つ覚えで唱えるばかりの女帝も頭を悩ませているだろうな。
当たり前だよ、理想一つですべての民の利益を購えるほど世の中は簡単じゃない」
「なんの話だ」
シンの言葉に、アスランはあからさまな笑みを浮かべてみせた。
「おいおい、頭を働かせろよ、戦争をしたい人間はいつの世もいなくならないってことだ」
二の句を継がないシンの前で、カガリは点を結ぼうとした。ユーラシアと連邦の話は聞き及んではいない、
ただ復興にてんやわんやだった頃と違い今は行き先を失った人もモビルスーツも確かに溢れていて
、戦争屋が動き出しそうな時期だということぐらいは分かっている。
「両カンパニーの新しいトップは鷹派なのか?」
カガリの問いにアスランは答えず、さらに話し続ける。
「意地汚い連中は自作自演も辞さないそうだ。
自分たちでテロを起こし、なし崩し的に戦争を始めるというちゃちなシナリオでも連中の懐は潤う。
問題はどこを標的にするかだ」
アスランの瞳がカガリを捕らえた。
重たい沈黙が、その答えだ。
「…どうしてオーブを!」
「目障りだからだ。高い技術力も、プラントとの癒着も、いろいろとな。
どこかでテロを起こしたのはオーブのテロ組織だった、あるいはオーブは秘密裏にとんでもない兵器を開発している、
それぐらいでもきっかけとしては十分だろう」
「あんたは何が言いたいんだ、単なる警告じゃないんだろう?!」
自国の危機に、シンが黙っていられる筈もない。けれどそれを見て、ついにアスランは低く笑い始めた。
「ヒントをやろう」
そして、じゅうぶん勿体ぶった間をとってから、言う。
「俺の父の凍結されていた資産は規定の年数を過ぎて解除されたよ」
カガリの頭が真っ白になり、視界がぐらり、と揺れた。
「勘違いするな、俺はカードを手に入れただけだ。そのカードをどう使うかはこれから決める。
いや、カガリが決めるんだ」
「…え?」
アスランはいま一度カガリの前に片膝をつくと、力無いカガリの手を取り、右手には手錠のカギを優しく握らせ、
そして左手には、
「…!」
その薬指に指輪をはめた。
カガリが今日アスランに返そうと持ってきていたもの、携帯電話と同時にカガリの服から転がり出たのを
いつの間にかアスランによって拾われたもの、だ。
「近いうちに側近と近縁を集めてくれ、正式に挨拶にいくから」
カガリがこの結婚の申し出を拒めばオーブを標的とした陰謀が発動すると、
そう、アスランの話は警告などではなく、脅迫なのだった。
150保守 アス/シン×カガ-30:2009/01/30(金) 12:59:45 ID:5aN9n8uZ
「な…」
「ア…スラ…ン、そんな、…そんな…っ!」
思わずカガリはアスランの手を握り返し、
「嘘だろう? オーブを、…民衆を人質に取るなんて、…嘘だって言ってくれアスラン!!」
叫び懇願する。するとアスランはどこまでも優しくカガリに微笑みかけ、
「俺が君を取り戻すために周到に準備したことをそんな風に言うな、カガリ、これは交渉だよ
、一国の首長がこんな単純な交渉で慌てちゃいけない」
あくまでも平然と言ってのけ、励ますようにカガリの肩に両手を置いた。
まさか、再会の時のあの輸送船の事故も仕組まれたことだったのかと、
まるでアスランの掌が自分の生気をそこから吸い取っているかのようで、カガリの気が遠くなる。
それからアスランは思い出したようにシンを見やり、
「ああそうだシン、カガリのことを諦めきれないっていうなら、…まあお前のことだから
そう簡単には引き下がらないだろうが、安心しろ、時々は貸してやるから」
屈辱的なことをさらり、と言った。
「き…さま…」
怒りに震え、食いしばった歯の間からしぼり出すようにシンは、けれどそれぐらいしか言葉にできない。
アスランはそんなシンを鼻で笑ってからカガリに目を戻し、カガリの髪に手を挿し入れ、
親指でゆっくりその頬を、瞼を撫でた。
「カガリ…三日以内に答えを出して連絡してくれ、待ってるから」
それから、呆然とアスランを見上げるカガリの金色の瞳の中に、ちゃんと自分が映っていることを確認してから立ち上がり、
「暫くラウンジにでも行ってくる。その間にこの部屋から出ていってくれ」
それだけ言うと、アスランはもう振り返りもせずにバスルームを後にした。
そして部屋に戻り、服を着け、しかしその時になってアスランはボタンをとめる自分の指が震えていることに気づいた。
長い時間をかけてここまできた。暴れ回るさまざまな感情を、怒りを糧にここまでたどり着いたのだ。
この震えは歓喜なのだ、アスランはそう思おうとした。
が、下半身に残るもの憂げな充足感と、鼻腔に残るカガリの匂いがアスランの意識をヴェールのように柔らかく覆う。
頭でいくら計算して、シミュレートしてもわかり得なかった生の感覚がそこにはあった。
体全体で感じたカガリの体温も、肌の質感も、乳房の重みも、カガリの中の温かさも。
ばかな、俺はそれら全てを取り戻したんだ、純粋な復讐心とそれを成すためだけにあの女を取り戻した、
そうだ、俺は勝ったんだと、いくら甘い感傷に引きずられるもう一人の自分を鼓舞したところで、
まだ自分が揺らぐのをアスランは止められない。
本当に全てを取り戻した、のか? あの真っ直ぐで、強い瞳の、屈託なく笑うカガリの、…そうだカガリの笑顔は…。
室内がぐにゃり、と歪んで曇った。
アスランは上を向いてそれを押しとどめると、歩き出す。
まだこれからだ、と自分に強く言い聞かせて、決然と。
151保守 アス/シン×カガ-31:2009/01/30(金) 13:01:21 ID:5aN9n8uZ
ドアの閉まる音がして、その音に殴られでもしたみたいにカガリははっと我に返った。
それでも、とても落ち着きを取り戻したとは言えず、
「…か、官邸に、…秘書室にも連絡して、ゆ、ユーラシアと連邦の──」
うわごとのように途切れ途切れに呟き、何度もカギを取り落としそうになりながらもシンの手錠を外すのがようやくだった。
「カガリ…!」
戒めを解かれ、ふらつくシンが抱きしめたカガリは氷点下の湖から上がったみたいにがたがたと震えていて、
けれど、
「カガリ、しっかりしろ、俺が──」
殺してやる、とそう言いかけ今にも走り出しそうなシンを、震える体のどこからそんな力が出たのか、
渾身の力で抱きしめ返してきて、
「できない」
と言った。あとは堰ききったように続けざまの、
「できない、だめ、追いかけても何もできない、アスランをあんな風にしたのはわたしだ、
彼の人生を狂わせた、わたしのせいなのに、だからわたしが責任を──」
それは混乱。
「カガリ!」
シンがもう一度しっかりとカガリを抱いて立たせると、その瞬間にカガリの中に残っていたアスランの精液がゆっくりと太腿を伝い、
それがカガリの感情を破裂させた。
だってあの時背中に落ちたのは、あれはアスランの涙だった、彼は、彼にはまだ迷いがある、
葛藤して、…アスランは今も苦しんでいるんだ、あんなにも苦しんでいるんだと、そう思ったならもう何もかもが堪えきれなくなり、
シンの腕の中でカガリは子供のように泣きじゃくり始めた。
「シ…ン、どうしよう、…やだ、もうやだ…よ、シン…!」
薬指の指輪からどんどんアスランの狂気が、苦悩が流れ込んでくるようだった。
「カガリ、大丈夫だよ、すぐにどうこうって話じゃない、なんとかしよう、カガリ」
シンはカガリの頭を抱き、背中をやさしく叩き、あやすように言葉を繋ぐ。
「あいつの言いなりにになんかなることない、なんか手があるはずだ、カガリ、しっかりして」
燃えるように熱いカガリの体に呼応するかのように、落ち着きを取り戻したシンの中にも怒りの炎がゆらぎ出す。
けれどもアスランの堕落に負い目があるのは確かで、自分のしでかしたことに同様の仕打ちが返ってきたのだという自覚もあり、
その炎は行き場を決めかねている。
殺してやりたい、でもそれでいいのか、そんなこと本当にできるのか、アスランが思い直すことはないのか、
俺を、俺たちを許すことはほんとうにないのか。
だが、ただ今は、
「シン…、シ…ン…」
自分の名を呼びながらしゃくり上げる腕の中の、この小さな生き物が愛しくてならないシンは、
カガリの傷を舐め癒すことだけを思う。
「カガリ俺と、…俺と結婚しようカガリ、一緒にいるから、俺がずっと一緒にいるから、な、
ほら、施設の子供を養子にしたっていい、きっと楽しいよ──」
ひんやりと冷たいバスルームの中で、そこだけ温度を上げて、シンとカガリは抱き合うことしかできなかった。




152シンカガファン:2009/01/30(金) 16:44:33 ID:UyBhCHRr
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
素晴らしい文章とストーリー!最高でした!!
カガリたんはシンとアスランどちらを選ぶ!?
つかこれで終わりなんですか?
是非とも続きをお願いします!!
この職人さんに映画の脚本書いてほしいかも
これ映画化でも無問題
153ありがとう:2009/01/30(金) 17:04:45 ID:5aN9n8uZ
人が少ない今こそこっそりお礼をば。
ほんっとに長々とおつきあいいただいて、
もう読んでくださった人には友だちになって貰いたいぐらい
励みだったし、感謝しかできないす。
154名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 17:31:42 ID:bxHE5x4s
汚い手を使ってでもカガリたんを手に入れたい凸
純粋にカガリたんを愛し誰にも渡したくないシン
カガリたんは誰の手を取るのか!?
俺も是非続きが見たい
職人あんた心の友だぜ
映画どころか種死まるごと闇に葬ってこれ地上波で放送して欲しかったくらい最高のストーリーだ
155名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 18:10:51 ID:ewbrl72i
超GJ!!前作のヘタレ凸がまさかこう来るとはw
男の意地的復讐に同情したくなるけど、
今さらアグレッシブになるならもっと早くなっとけww
と思わないでもない。

これは続編を期待してていいのかな?あるならwktkで待っております。
156名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 18:11:27 ID:/Lq3zXhS
相変わらずキラに刺されそうなアスランだなw
そいやこのSSのキラって何してたっけかw?
157名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 20:08:54 ID:kO5eGSNl
GJGJGJ!!
素晴らしすぎます!!
これで終わってしまうのですか?
続きが気になって妄想が止まりません!
お疲れ様でした
158名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 23:24:25 ID:0E28pVS4
>「俺が、…俺がシンと同じように君を憎めば君は俺を許すのか!許して受け入れてくれるのか!」

久々にキタ台詞だ
職人GJ
続きを待っている
159名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 00:08:11 ID:pgI1W/j6
ダコメイ
160名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 14:37:48 ID:B+59BovN
ネットリエロに堪能 そして只のエロじゃないところに感動 続き気になります! GJ!
161名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 15:26:44 ID:YYVUuonu
150
アホ
162アス/シン×カガ:2009/02/05(木) 15:33:16 ID:F2+oIBO0
すまん、終わりにするつもりだったけどやっぱ続き書かせてw
163名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 16:20:38 ID:XngQzxEU
勝手に投下すればいいと思うんだけど、
もしかしてブラウザで直接書いてるのか?
164名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 17:06:09 ID:F2+oIBO0
嘘つきました 自分書けません
165名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 20:26:06 ID:FOm6HNVC
マユとリュウタのロリショタカプはどうか
166名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 00:26:16 ID:S1GvOBJw
う〜〜〜ん
このアスランカガリと心中しそうな勢いだ
167名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 11:04:32 ID:6hKzYPS3
>>153
いつも萌え燃えで読ませて貰っています。
また気が向いたら、続き読ませてくださいね。

ところで貴職人様は何スレ目から光臨されていますか?
さかのぼって読みたいので、もしわかれば教えて頂けると嬉しいです。
168名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 20:21:30 ID:rxm46MjF
捕虜話しとか読んでみたいかも
アズラエルやエクステンデット攻めで…
169名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 16:28:12 ID:JLbqRb3s
>>168
カガリたん監禁ものもいいな
170名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 21:59:50 ID:o2pxxeVX
>>169
いいな。陵辱が似合う。
171保守 アス/シン×カガ 続き-1:2009/02/10(火) 16:32:50 ID:KcbAhbXn
「カガリ、すごく綺麗だよ、あの時とは比べものにならない」
そんな昔のことを思い出させるようなことを言っては、とたしなめるように
袖を小さく引っ張るラクスに、あ、そうかというように笑うキラのすみれ色の瞳は
どこまでも明るい。
「でも本当に綺麗ですわ」
すっかり身支度を終えたカガリは、確かに一度目の時よりは体つきも女らしくなり、
そのしっとりとした体の線はシンプルなドレスにより、いっそう美しく流れている。
髪をアップにしたうなじの後れ毛も長い睫毛も、細かな光を湛えて輝き、それは侵しがたい
ほどの気品で、いっそ神々しい花嫁だ。
「おめでとう、カガリ、しあわせになってね」
キラの優しい言葉は、カガリの静かな心に落ちて、じわり、と広がった。

*****
慌ただしく開いた閣議の最中にそのテロは起きた。
かねてから独立をめぐる紛争の絶えない地域でのテロだ、それ自体に意外性はなかった、
ただ独立推進派犯行組織の声明文が、その反対勢力である母体国家へのオーブからの
モビルスーツその他の技術提供即時停止を求める内容だったこと以外は。
無論、事実無根の話だ。
各国からホットラインも含め殺到する問い合わせにその旨を伝え、動じずに早々と
会見も行ったカガリが青ざめたのは、つまり、
「今回はそちらの発表を信じる、という形をとりますがね」
という大西洋連邦代表の一言だった。
結局、テロの実行犯は直後に逮捕され妄信的な犯行だったと決着したのだが、
「カガリ、大丈夫?」
カガリの血の気の引いた真っ白な顔色に驚いたキラが閣議再開前に駆け寄ってきた。
スーパーコーディネイターであるところの彼は軍に置いておくだけで十分脅威になるので、
ラクスのこともあり、プラント特使としてプラント在住の任に着かせていたのを
閣議にあたって帰国して貰ったのだが、キラにしてみれば久々に会ったカガリが
最初から元気がなかったのがここへ来て今にも倒れそうなので、もう黙っていられない。
「だ、…」
大丈夫だ、の一言さえも言えなくなっているカガリを支えるようにして、キラは閣議再開を
遅らせるようにと進言し、側近に伝えた。
172保守 アス/シン×カガ 続き-2:2009/02/10(火) 16:33:28 ID:KcbAhbXn
そうしてキラに連れていかれた控えの間の長椅子に、カガリは崩れるようにして倒れ込んだ。
カガリ…
大丈夫?…
どこか悪いの?…
キラの声が水中で聞いているかのように不鮮明で遠いのは、耳鳴りのせいなのか。
違う、これは紛れもない絶望だ。絶望が全身を冒し麻痺させているのだ。
突然カガリは身を二つに折り、空えづく。
「カガリ!」
苦しい息と、けれど何も食べていないせいで胃液の混じった苦い唾液しか出ない。
キラが相変わらずどこか遠くで誰かに水をもってきてくれと呼ばわっているのを
意識の外でぼんやりと聞きながら、カガリはシンの名を心の中で呼んだ。
何度も何度も、何度も、何度も呼び、やがてそれは絶叫になった。
声にならないシンの名は、カガリの神経をずたずたに裂く。
アスランの脅迫は本当だった。
与えられた三日という猶予を、閣議を開きたいからという理由でカガリは何とか一週間に延ばして貰い、
その間、至急の命で各地の諜報部員に調査に当たらせた結果、ユーラシア連邦と大西洋連邦の
件のカンパニーの新しいトップの名はアスラン・ザラではなく、それぞれ別の人間だった。
しかし、その裏側には確かに黒い影が蠢き、それがぼんやりとアスランを象る。
曰く、役員買収、友好的M&A──。それらが、もしくはそれら以外の何かがどのように成されたかは
判明しなかったものの、併せ考えてみれば、アスラン自らが言うように彼はカードを自由に切れる
権限を本当に手に入れたのだろう。
そして今回の、猶予期間にですら遂げられただめ押しのようなテロ。
死者24名、負傷者13名。
オーブが何を肯定しようと、否定しようと、あちら側はあちら側の都合のいいように解釈する、
次が同じように穏便に済むとは限らない、さしあたってそれが大西洋連邦からの警告というわけだ。
震えるカガリの体をさすり慌てるキラに、けれどカガリは何も言えない。言うつもりもない。
キラの親友のアスランは、今カガリを脅しているアスランとは別人だ。
アスランの狂気の人格は、カガリが創ったものなのだからキラにそれを一緒に背負えと
言えるわけもない。水くさいと、キラなら怒るかもしれなくても、だ。
(終わった…)
キラを弱々しく手で制し、
(…わたしとシンは──)
息を整えると、
(…終わったんだ……)
カガリは天を仰いだ。とめどもない涙がただ頬を伝った。
173保守 アス/シン×カガ 続き-3:2009/02/10(火) 16:34:50 ID:KcbAhbXn
顔を合わせて、けれども二人とも何も言えなかった。
交わす言葉がないのは、交わさねばならない言葉がわかりすぎていたからだ。
シンがカガリの手を取り、無言のままバルコニーに出るとベンチにまず自分が座り、
その足の間にカガリを座らせた。
そして二人合わせて二十本の指を、一本ずつ交互に、丁寧に絡めて手を繋ぐ。
庭を渡る風が頬を撫で、規則正しいシンの鼓動がカガリの背中を打つ。
力強くて、優しくて、こんなにも心安らぐ音をカガリは他に知らない。
目を閉じて身を任せるうち、シンの体温もカガリに伝わり、それが一つになった頃、
「……っ…」
堪えられない嗚咽がカガリから漏れた。
それでも二人に言葉はなく、シンが少し尖らせた舌先でカガリの涙をすくい続けるだけの、
ただただ静謐な時間。
あまりに心の震えが止まないものだから、やがてカガリは苦し紛れにシンの腕の中で体を回し、
両の手でその顔をやさしく挟んだ。
そこには赤い瞳が二つ。そうだ、この綺麗な赤色とここに宿る揺らぎのない魂を、
わたしは胸に刻まなければとカガリは思う。
と、そんなカガリの胸中を読んでか読まずか、カガリの瞳を逆に捕らえ、
しっかりと焦点を合わせるとシンはついに、
「思い出になんかしないからな」
口を開いた。開いてすぐ、カガリの手を取り直しベッドルームへと向かうと、
カガリをベッドに横たわらせ、その体を跨ぎ、服を脱がせ始める。
馴染みのある、愛してやまないカガリの白い肢体がベッドの上にくっきりと浮かび上がり、
シンはそれを暫く眺めてから、カガリ、と小さく呼んだ。
カガリからは逆光でシンの表情は見えない。が、
「俺は、二度と、大切なものは手…手放さないって、決めたんだ」
震えて掠れた声にすべてが明らかだ。
家族のことを思い出しているのかも知れない、そう思うとカガリはシンに呼びかける声、
そのたった二つの音すら詰まって声にできなかった。
「カガリは、あいつの…、あの時みたいに、思い出にして、お、俺の、俺の前から…
い、いなくなるつもり…で、も…」
たまらずカガリは起きあがり、シンを抱きしめる。骨が軋むほど抱きしめたなら、
その力でシンの慟哭が押し出された。
「俺は!俺は、…俺は…っ…うぅぅ、うあぁぁぁあああ…!」
勢い、シンはカガリを突き飛ばし、乱暴に自らの着衣を脱ぎ捨ててカガリに覆い被さると、
おそらくカガリと一つになりたいというそれだけがシンをその状態にしたのだろう、
いつの間にか硬くなった自身を乾いたカガリの入り口に押し当てた。
が、いきなりで力任せの挿入は上手くゆかず、何度か試みたところでカガリは開かない。
シンは五度目で止めると、
「大丈夫、…俺知ってるから、カガリが気持ちいいところ知ってるから」
まるで独り言のようにつぶやいて、カガリに泣き笑いのような笑顔を向けた。
174保守 アス/シン×カガ 続き-4:2009/02/10(火) 16:35:54 ID:KcbAhbXn
本当はそれだけでもうカガリは少し潤んだのだが、シンはいつもみたいに先ずカガリに口づける。
二人の舌は二匹の軟体動物のように絡まり合い、どちらのものともわからない唾液にまみれ、
お互いを味わう。温くてひどく甘いのは、
「…ぁ…ふ…」
そこに持て余すほどの想いがあるからだ。
シンがカガリの耳を甘噛みしながら、
「…ここと」
そう囁けば、吐息がカガリの首筋をかすめ、あっという間にカガリの体中の細胞が弛緩した。
カガリは思わずシンの頭を抱えたが、シンはそこからするりと抜け、
温かな掌でカガリの両肩を包むようにして押さえると、唇で左の乳首を、
「…こっち」
挟んだ。心臓に近いほうのカガリのそれは、刺激をダイレクトに秘処へと運ぶ。
シンの熱い舌が先端をつつき、まとわりつくようにねぶったなら、
もうパチパチと小さな火花がカガリの中で散って、中心がうるうると溢れる。
「あ…、シ…ン、わたしもう…」
濡れている、とは続けずに、けれどカガリが足をこすり合わせるように身を捩ると、
シンはその背中を支えるように捕らえてから、
「それからここも」
腰のちょうどくびれあたりを指先ですうっと撫でた。
「は…ぁん…!」
たまらずカガリはのけ反り、上ずった声を上げてしまう。
それどころか、続けざまにウィークポイントを攻められて、それがたかが三箇所なのに、
カガリの体の奥底からは悲鳴が上がった。
欲しい、もっと、と。
カガリの体はわかっているのだ、この先もっと気持ちいいことが待っていることを、
これ以上の快感がもうすぐシンによって与えられるということを。
カガリの両足が足に絡みついてきたのでシンはカガリを見上げた。
そこには濡れた瞳を妖しく光らせ、薄く開いた唇から浅い呼吸を繰り返す卑しくも美しい生き物がいた。
ああ、とシンは思う。
俺にはカガリのいない未来などない、と。
175保守 アス/シン×カガ 続き-5:2009/02/10(火) 16:36:54 ID:KcbAhbXn
シンがカガリの両足をやんわりとほどきつつ、薄い茂みに口づけ、舌で分け入ると、
「ぃや…あぁぁっ!」
頭の上から鋭いカガリの声が振ってきた。かまわずに尖らせた舌で花芯をつつくと、
「いや、…い…や、シン、やめて、ちが…う」
みるみるそれを膨らませるくせに、カガリは腰を左右に捩らせていやいやを繰り返す。
「違わない」
シンは獣が血をすするような音を立ててカガリの蜜を舐め、花芯を吸い上げ、ころがした。
「ち…がう、…だって、…あ、あぁぁ、あ…!」
するとカガリは体を小刻みに引きつらせ、それでもまだ違うと言う。
シンにも勿論わかっている、カガリは愛撫ではなくシンが欲しいのだ、
シン自身をその身に飲み込み、存分にしゃぶり尽くしたいのだ。
わかってる、俺だって、俺だってこんなに、と、シンはカガリの呼吸を測り、
カガリが昇りつめてしまう一歩、いや二歩手前で舌を止め上体を起こすと、
「…ぁ…は…っ…」
思わず浮いてしまったのだろうカガリの腰をしっかりと抱いて、
今度は何も妨げるものはなく、一気に奥まで貫いた。
「!」
カガリは長く苦しそうに息を吸い込むと、体中を硬直させて達した。
前後して膣内は激しく痙攣し、シンをきつく締め上げる。
「…う…」
思わず呻きながら、けれどシンはそのカガリの律動がたまらなく嬉しい。
なぜって、その律動ひとつひとつがカガリの歓び、カガリそのものなのだから。
だからシンはそのままカガリを抱きしめ、動かずにいた。
つながり、一つになっていることがこれ程までにシンを安心させる。
やがてあちら側から戻ってきたカガリが小さくシンを呼んだ。
「うん…もうちょっとこのまま…」
シンがたどたどしく応えるとその瞬間、びくん、とカガリの体が急に揺れたかと思うと、静かに震えだした。
「ちょっとじゃ…い…やだ、ずっと…、ずっとこのままが…い…い……」
また泣いて、ばかだなぁカガリは、俺、ちゃんと言ったのに、手放さないって言ったのに、
と心の中で呟いてひとり微笑むと、シンはカガリの首筋に唇を押し当て、
「ほら、ここも」
腰を少し引き、カガリの中の一番感じるところをペニスで擦ってやった。
膣壁の少し上のほう、ざらっとしたそこを。
「…っ…う」
途端に、泣いていたカガリが声を詰まらせ、また腰を跳ねさせる。
176保守 アス/シン×カガ 続き-6:2009/02/10(火) 16:37:42 ID:KcbAhbXn
「カガリ、泣くなよ、ほら、ここ気持ちいいんだろ?」
カガリはシンに腕も、脚も絡め、恥骨をこすりつけてきた。踝がシンの腰に当たっている。
「シン…あぁ…、シ…ン、う…ごい…て…」
「もう泣くなよ?」
「ん、…シ…ン、…シン、あ、あ……」
気が強いくせによく泣くカガリ、俺に甘えるようになったカガリ、初めて笑ってくれた時は嬉しかったな、
「カガリ…」
カガリの最初の男は俺だし、カガリをこんなふうにしたのも俺なんだからな──
「…カガリ…っ」
シンは思い切り腰を沈めた。二人ともまるでつながっている部分が、自分のもののような気すらする。
淫らな水音、昇るリズム、硬くて、柔らかくて、速くて、緩やかな…。
「…あ…ぁあ、あ…、あ…ぁ…ん……」
弱った獣のような声で喘ぐカガリをもっとよく見たくて、シンは体を入れ替えた。
カガリはそのシンの手を取り乳房にあてがうと、それを支えに腰を回し始める。
馴染みのあるシンの形だ、どこをどうすれば気持ちよくなれるかなんてカガリにはわかりきっているし、
既に気が変になりそうなぐらいよくて、まだ握ったままのシンの両の手首に指の跡をつけてしまいそうだ。
そうして暫くはシンの恥骨にクリトリスが当たるようにして小さく回していた腰を、
ちょうどいいところでカガリは抜き挿しに変えた。
痛いことも気持ちいいこともしてくれたシン、いつも真っ直ぐなシン、ほらそのしかめた顔…、
「あ…んっ、あぁ、…シ…ン…、シン…んっ…」
これも、ぜんぶシンに教わった、ふたりで覚えた──
「カガ…リ、お、れ…もう…」
カガリは優しくシンの腕を折らせ、前のめりに体を倒した。そのまま強く抱き合い、
ぶつけるように口を合わせ、互いの熱い息を奪ったなら、
「…い…く……あ…っ、ぁああ…あ!」
カガリの嬌声は唾液とともにシンに流れ込み、
「うっ」
シンは急激に狭まったカガリの中に思い切り放った。
177保守 アス/シン×カガ 続き-7:2009/02/10(火) 16:38:52 ID:KcbAhbXn
脳も下半身も痺れて、心地よく力が抜けていくなか、合わせた胸の間で潰れている
カガリの乳房の柔らかさと、汗ばんだカガリの体の重みを感じていたくて、
長いことカガリを抱きしめる腕をほどかずにいたシンだったが、
まだ息のおさまらないカガリをようやく解放すると、やさしく横たわらせた。
貼り付いた髪を分けてやると、カガリは金色の濡れた瞳でひたと見つめ返してきた。
びっくりするほど強い、まるでシンに挑むかのような瞳だった。
ああ、そうか、これはカガリの戦う意志なんだ、俺にも戦えと言っているのだとシンは合点する。
つまりは、離れられない、という当たり前の結論をシンもカガリもこの交わりで得ただけのこと。
おそらくシンは嫉妬で身も心もぼろぼろになるに違いない、そして、それでもシンにそれを要求するカガリは、
もう以前のカガリではない。
相手が傷つくところを見たくないなど欺瞞だ、重荷になりたくないなど逃げだ、互いにその覚悟があるのなら
傷ついても、傷つけても、互いにしがみつき、求め、与える、それこそがわたしがシンに教わったことだ、
シンとふたりで見つけた答えなんだ、とカガリはやっと気づいたのだ。
「カガリ…」
シンが笑みを浮かべる。
カガリも笑みを返す。
それがすべてだった。
178保守 アス/シン×カガ 続き-8:2009/02/10(火) 16:39:47 ID:KcbAhbXn
*****
さすがというべきかアスランの立ち居振る舞いは、優雅で堂に入ったものだった。
父の罪を贖罪すべく戦ったプラントの貴公子、などとオーブでももてはやされ、
ラクス・クラインの元婚約者であることや一時期カガリのボディガードをしていたことも
一大ロマンスの格好の材料となって、発表から婚儀への期間は駆け足だったにもかかわらず、
アスランはすっかり人気者になっていた。
加えて、より一層プラントとの融和が確固たるものになるとの期待感、
これで国民が沸き立たないはずがなく、気の早い世継ぎ問題すら持ち上がり、
騒然たることこの上ない。
つまりは、非の打ちどころのない結婚だ。
表向きは。
カガリが誓いの言葉を隣にいるアスランではなく、密やかにシンに立てたこと以外は。
そして、パレード、婚儀、晩餐会…、賑々しくて盛大な一連の行事から解放され、
アスランとカガリがふたりきりになったのは深夜を過ぎていた。
けれど、へとへとの体と張りつめっぱなしだった神経をようやく休められる、とはカガリはゆかない。
それどころか、昼間以上に緊張し、
「先にシャワーもらうぞ」
アスランがシャワーを浴びている間も動けず、
「おい、ずっと突っ立ってるつもりか、君もシャワー浴びてこいよ」
先に上がってきたアスランに促されシャワーを浴びても意識が定まらず、
結局バスルームを出てからも歩を進めることができなかった。
既にヘッドレストに上体を預け、ベッドに座っていたアスランはそのカガリの様子を笑った。
「初夜にそこまで緊張する花嫁も少ないだろうな」
仕方なくアスランが立ち上がって歩み寄り、カガリに手を伸ばせば案の定カガリの体はびくっ、と縮こまる。
勿論、今日この時までもアスランとの間に会話はあった。婚儀の相談、パレードの車内、晩餐会での談笑、
そのどれもをいたって普通の、いや仲むつまじい新郎新婦として微笑ましく見えるほどのやりとりだった。
おまけに、誓いのキスだってとにかくしたのだ。
だが、誰の目もなく、本当にふたりきりになった今は──
「俺に何をされるか、そんなに怖いか…」
アスランは答えもしないカガリの、緊張で冷たくなった手を引いてゆっくりと歩き出す。
そしてベッドに辿りついたなら、
「君と俺は晴れて夫婦になったんだ、することなんて決まってるだろう」
するり、とカガリのバスローブを床に落とした。
179保守 アス/シン×カガ 続き-9:2009/02/10(火) 16:40:28 ID:KcbAhbXn
布が肌をかすめてゆく刺激に少しだけぞくりとしたカガリは、けれど、アスランの予想に反して
下着を着けていなかった。
陶器のような白い肌、なだらかなカーヴ、ふたつの膨らみ、ピンク色の突起、金色の薄い茂み…。
驚いて、しばらく見とれ、それからアスランはくつくつと笑った。
「なんだ、わかってるんじゃないか」
言うが早いか自らもバスローブを脱いで再びベッドにもたれると、うって変わって厳しい目をカガリに向ける。
ままごとはここまでと言わんばかりのその目は、カガリに急激な喉の渇きを感じさせる。
「おいでカガリ」
カガリはベッドに上がり、アスランに示されるままアスランの脚の間に入り、アスランに導かれるまま
脚をM字に開き、両手を彼の首に回し、アスランと向かい合った。
そのカガリの素直な仕草に、なぜだかアスランはいたたまれなくなり、思わず部屋の照明を落とした。
光源はカーテンを透かして届く月明かりだけになり、それは無防備な股間を曝し、恥ずかしい格好を
させられているカガリにだけでなく、懲りずに揺れてしまうアスラン自身にも救いの薄闇となった。
カガリを強く抱きしめることで、そんな自分を振り払ったアスランは、だから、
「俺にどうして欲しい?」
カガリに冷然と訊ねる。
シャワーを浴びたばかりのしっとりとした肌と肌が合わさり、カガリの乳房が押しつぶされ、
だがカガリの股間に触れているアスラン自身はまだ柔らかい。
「体を売って君はオーブを救った、名実共にオーブの立派な女王だよ、その献身に対する俺からの
プレゼントだ、君の好きなやり方でしてやろう」
直に響くアスランの声は肋骨だけでなく、カガリの心までもを震わせる。
カガリにしてみれば、今日のアスランは言うまでもなく葛藤の中に垣間見える昔のアスランのほうではない。
一体どうしたらアスランは戻ってきてくれるんだろう、どの扉を開けば彼は、とは、あれから幾度ともなく
繰り返している難問だ。
「痛くされるのがいいか、やさしくされるのがいいか、上、下、前、後ろ、好きなのを選ぶといい、
それとも何か使って欲しい道具があるか?」
悩み迷った挙げ句カガリは、
「アスラン…」
アスランの顔を両手で挟んだ。仄暗い部屋の中で、顔の陰影だけが浮かび上がる。
「アスランを呼んでくれ、わたしはアスランと話したい」
180保守 アス/シン×カガ 続き-10:2009/02/10(火) 16:42:21 ID:KcbAhbXn
しかし、アスランはすぐさまそのカガリの手首を力強く掴んで、
「人を二重人格みたいな言うな」
カガリの要求を厳然と切って捨てた。
「それとも何か、そのアスランとならば君は喜んで寝るのか。
笑わせるな、それこそ君が置き去りにした男じゃないか」
カガリの手が怯むと同時に、アスランはカガリの手を払った。
「俺は君が心を開くまで君を抱かない、などと甘いことを言うつもりはない。
だがもうプレゼントはなしだ。早く俺が挿れられる状態にまで自分でしろ」
「ア…スラン…」
「どっちを呼んでいる?」
カガリはぎゅっと目をつぶり、右手を自分の中心へともってゆく。
指先で軽く擦れば電気が走ったようになるけれど、
心の伴わないそれはただの刺激でしかなく、とてもアスランの言うような状態になる気配はない。
声も出ないし、
「どうした、シンのことを考えても濡れないか」
その名を口に出されたなら尚更だ。
アスランは小さく笑うと、ふとカガリの髪に指を入れ、今度はうって変わって穏やかな声音でカガリを呼び、
いま一度その胸にカガリをかき抱いた。
「俺がいまどんなに君を抱きたいか、君はわかってない。体だけでいいから、俺に開いてくれ、カガリ」
そしてカガリに口づける。柔らかな舌はひどく念入りに動き回り、カガリの舌をやさしく撫で、
カガリの唾液を残さず飲み干そうとでもいうように吸う、長い長い口づけだった。
戸惑うカガリに、アスランはさらに優しい声で言う。
「あの時から、ずっとこの日を待ってたんだ」
あの時、とはいったいいつのことだろう、思い出にしようとしたあの初めての時か、それとも
照れながら指輪を贈ってくれた時か、初めてキスした時か…、思い出そうとしなくてもその場面場面の
アスランの表情が脳裏に浮かび、カガリの中で一本また一本と張りつめていた糸が切れていく。
と、同時に、
「カガリ…」
アスランの手が背中を降りてきて腰にさしかかったなら、そこは弱点だ、カガリの体はぴくん、と
反応してしまうし、アスランの唇が首筋、鎖骨、とやはり降りてきてゆるゆると左の乳首をふくめば、
もうカガリの中から拒む力は抜け果ててしまう。
ああ、わたしの体は──
アスランがカガリの中心に静かに触れる。
「…カガリ、…」
濡れていた。
「い…わないで」
わたしの体はどうして──!!

181保守 アス/シン×カガ 続き-11:2009/02/10(火) 16:43:29 ID:KcbAhbXn
くちゅ、と小さな音で鳴いてカガリの秘処はアスランの指を呑む。
あろうことか、逃がすまいと締め付ける。
思い出すな、アスランとの日々を思い出すな、といくら心で念じても叶わず、
自分の体がまったく言うことをきかないことにカガリの苛立ちはつのる。
けれどもその苛立ちは甘く湿ってもいて、昇らせろと焦れる体とシンクロする。
アスランの指がクリトリスを掠めるたびに震え、溢れる蜜で彼の指を濡らし、
早くもっと太いものをくれと逸る下半身とは反対に、もうだめ、とばかりに弓なりにしなって
弱々しく揺れるカガリの上半身をアスランはゆっくりと仰向きに横たえた。
そしてカガリの両脚を抱え、開かせ、
「…アス…ラ…ン」
ずぶり、と根元まで腰を沈める。
その快感はアスランの脊髄を走り、眉をしかめさせ、純粋な恍惚と征服欲の両方を混ぜ合わせた。
俺が甘い言葉で語ればカガリは落ちる、その事実をアスランは心の中で高笑う、
愚かな女だ、と。
が、それがまたしても意識の裏側にひっかかり、カガリの言うところのアスランを刺激するのも確かで、
「だからそれはどっちだ」
アスランはあえて自嘲気味に訊ねることで平静を保つ。
閉じたはずの傷から這い出たその存在を打ち消そうとするように、アスランは空の白むまでカガリを抱いた。


つづく
182名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 18:05:38 ID:rYV2+mZs
gj!
だめだこのアスランw
普通に死ねないの決定だな
183シンカガファン:2009/02/10(火) 18:19:30 ID:2PSJA+OR
きたきたきた!!
毎日ここに通って待ってたかいがありました!
興奮しながら夢中で読ませていただいてました!
カガリたんどっちと結婚?と思ったらアスランですか
でも結局アスランはカガリたんを忘れられてないんすよね
シンの今後が非常に気になります
続きも楽しみにしてます!
184名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 21:16:34 ID:xGHmbUuQ
待ってました!
今回はちゃんとつづくがあるからほっとしたw
しかしだんだんアスランが哀れになってきたぞ
シンはまさしく絶賛ブーメラン中
185名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 21:51:56 ID:Viv9m/KG
GJ!

何かわからないけどこのアスランは嫌いになれないな。哀れというかなんというか…幸せになって欲しい。
186名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 22:09:09 ID:8i4twH2n
アスカガもシンカガも好きだ
でも俺はアスランよりもシンにカガリたんを嫁がせてやりたい
187名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 22:44:44 ID:pjVVoZkI
職人GJ
やっぱりアスランかね
シンも面白いがこれまでの経緯や原因考えるとアスランに幸せになって欲しい
無印からの付き合いもあるしな
188名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 23:05:26 ID:ldLbArhc
GJ ! 3人ともせつなくてイイ!せつな萌え心にグッときます
続き待ってて良かった!
189名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 00:01:13 ID:xDGo0+Wt
ネ申が降臨されていた!
続きが読めて嬉しいです
GJすぎます!

デスティニーではアスランはメイリンと
くっつきそうだったから、こっちでは
二人共幸せになって頂きたいです
190名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 10:33:59 ID:qTypEXlQ
この物語はシンカガ+アスランだろうからカガリはシンを愛し続けてほしいかな
アスランはカガリ捨てて前作ではメイリンと住んでたくせに今更って気がしないでもない
てかシンかアスどっちか死にそうだ
191名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 11:40:44 ID:8EHTJDfo
何つーかアンチの嫉妬って隠しててもにじみでるのな

職人にはそういうのに歪まされず書ききって欲しい
192名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 14:28:02 ID:LdMYAY2M
まあ、強要してるわけじゃなし
職人の好きに書くでしょ
193名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 20:03:52 ID:KF/8UZz3
この職人さんのこの一連の話ではメイリン関係は同棲含めて
一応ケリついてるしその後は好きに書くだろうね
194名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 20:20:34 ID:qTypEXlQ
すんません全くアンチじゃありません
職人様、住人の皆様気に障ったらすみませんホント。
195名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 22:24:08 ID:ves9sMph
どんなオチでもおいしくいただくぜ。
これまででもうたくさん楽しませてもらった。
あとは神の好きなように突っ走ってもらいたい。

ですので、未完だけは勘弁して下さいこの通りです。
196名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 17:05:12 ID:Zi2vaFAA
カガリたんシン凸3人で同棲すればいい
カガリたんはいままでつらい思いを強いられてきたからこそ男2人で支えてやれ
197名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 10:16:16 ID:YEwRA+NN
キサカを忘れてやらないでください。
198保守 アス/シン×カガ 続き-12:2009/02/13(金) 18:22:20 ID:5ZmCmCOL
結局、交わりは別として、毎夜同じベッドで一緒に眠るという行為はアスランにとって誤算でしかなかった。
規則正しい寝息、匂い、寝返りで伝わる振動、何より少し手を伸ばしただけで触れるその温もり──
それは抗いがたい本能的な安心感だ。
夜中に不意に目覚めたアスランがこうして黙ってカガリを見つめるのも、もう何度目かのこと。
そうならざるを得なかったとは言え、夜の過ごし方に何とか馴れたカガリが
こんな風に自分の横で無防備に眠るさまが、アスランは愉快で、そして、
「……」
切ない。
俺はこのままだともたない、とアスランは思う。
カガリを取り戻した後は、それでもカガリを強請り続け、シンとカガリを苦しませ絶望の淵に追いやり、
屈辱的な屈服というものを味わわせてやろうと、まだこれからだ、まだ足りない、とそう思ってきた。
それなのに、カガリを抱くたびに心、というより魂が震えるのだ。
だけでなく、震えた魂が浄化されていくような奇妙な感覚にまでいつも襲われてしまう。
欲望を放つだけ放ってすっきりしたなどという単純なものでは決してない。
まだふた月あまりしか経っていないというのに、だ。
俺が望むものは、いったい何なんだ。
カガリの寝息はどこまでも安らかだというのに、アスランをひどく混乱させる。



「そろそろシンが恋しいか」
執務室に入ってくるなりアスランはそう訊いた。
カガリは書類から目を上げ、微かに笑みを浮かべただけで当たり前に答えない。
が、アスランの手にしている何やら丸められた筒状の紙を見て、目で問うと、
「ああこれか、ちょっと相談があってね」
アスランはそれを机の上にぽんと放り、そのままカガリの背後へと回った。
そして、カガリが体を翻してアスランを追うより早く、カガリを軽く羽交い締め、
右手でカガリのスラックスのボタンを外しジッパーを下げる。
「ア…スラン?!」
「ちょっと立ち上がってくれ」
アスランの声音がまるで湿っておらず、いたって平常のものだったので、最初は驚いたカガリも
素直に椅子を引いて立ち上がった。けれど、
「しばらく目をつぶって」
重なるアスランの要求はやはり普通ではなく、カガリの動悸が速まる。
それでも言われるがまま目を閉じると、案の定アスランの手がカガリのスラックスと下着を
膝まで下げた。
「…や…!」
「黙って」
すると丸出しの股間を曝させたまま、アスランは何やらごそごそしていたが、
やがてぬるり、としたものがカガリの裂け目に当てられ、それは一気にカガリの中へと侵入した。
「!」
199保守 アス/シン×カガ 続き-13:2009/02/13(金) 18:24:40 ID:5ZmCmCOL
アスランのものよりは一回り小さい、ごつごつとした明らかな異物。
これは、とカガリが思った刹那、モーター音もほとんどないままそれはカガリの中で小刻みに震え出し、
「…あ…ぅ…」
カガリは思わず前のめりに机に手をついてしまった。
そんなカガリをよそに、アスランは平然とカガリの下着とスラックスを元通りにする。
「あ、…と、とめて、…」
もう目を閉じてはいないカガリは机に手をついたまま、いやしがみついていると言ったほうがいい、
快感の波を作る振動に膝が折れないように必死だ。
リモコンバイブの先端はカガリの奥に届き、いつの間にアスランに操作されたか振動の仕方を変え、
今やうねるようにカガリの中で暴れている。
もちろんこんな道具を入れられたのは初めてで、その無慈悲ともいえる動きにカガリは
為す術もなくどんどん引きずりあげられ、
「あ…はぁ…ぃや……だ…め……あぁん…!」
とうとう普段は我慢してあまり出さずにいる喘ぎ声までアスランに聞かせてしまう。
ぞくり、としてアスランは、けれどスイッチを切った。
「ちゃんと作動したようでよかったよ」
突然動きを止められ、カガリがほっとしたかがっかりしたかと言うならば両方だ。
カガリの膣はひくひくと余韻で疼き、もっと、と確かにねだっている。
カガリは息を弾ませながらアスランに恨めしげな濡れた瞳を向けた。
するとアスランは笑みを返し、
「で、相談というのは君らふたりにだ」
などとしれっと言う。
ふたり?とカガリが怪訝に思ったなら、測ったようなタイミングで執務室のドアがノックされた。
「入ってくれ」
「失礼します」
ドアを開け敬礼をし、アスランが手を上げて制した後に休めの姿勢を取ったのはシンだった。
「いや、いいよ、この面子で堅苦しいことは抜きだ」
会いたい、会いたいと焦がれたシンの顔を、だがカガリはまともに見ることができない。
とりあえず息だけは整えなければ、と背筋を伸ばしたものの膝から下はまだ頼りないままだ。
一方シンは、おそらく理性を総動員して平静を保っているのだろう、不自然なほど軍人然とした
姿勢を崩さず、招かれるままアスランと並んだ。
「そろそろ俺も仕事を始めなければならなくてな、事情を知っているおふたりにアドバイスを
貰いたいんだ」
アスランがそう言って机の上で丸まったままだった紙を伸ばしたならば、それはあちこちに
書き込みのなされた世界地図だった。
200保守 アス/シン×カガ 続き-14:2009/02/13(金) 18:25:11 ID:5ZmCmCOL
アスランは小気味よく、
「分離独立運動でもめているここ、宗教対立で小競り合いの絶えないここ、軍部が幅をきかせているこの国、
同じく軍部ががんばっているが今にもクーデターが起きそうなこの国、…」
地図を次々と指さしてゆく。そして、
「どこがいい?」
訊ねた。
アスランの冷徹な眼はシンとカガリからこの件に関することも、二人が久々の再会にそれぞれ何を思っているのかも、
何ひとつ漏らさず読み取ろうとするように注がれている。
が、またしても二人からは沈黙しか得られず、
「オーブの身代わりだ、おいそれと結論は出せないだろうからよく相談するといい、俺は少しの間外そう」
アスランは言い残すともうドアへと向かい、
「あ、カガリ、着替えが必要ならば持って来させよう」
同時に例のスイッチを押してそのまま出ていった。
「…あ…」
途端にカガリの膝が、太腿が震える。
ひどい、こんな、と思考ですら途切れるカガリの様子は明らかにおかしくて、シンは再会を味わう間もなく、
「カガリ、どうかしたのか?」
慌てて駆け寄りその肩を抱く。
シンに触られただけで、カガリの体中に電流が走った。
カガリの中のそれは、その身を震えながらくねらせ、存分にカガリの膣壁を弄ぶ。
苦しげに息をつき、快感と欲望に必死の抵抗を試みるけれど、
「シ…ン、あ…ぁ…」
カガリの声はもう喘ぎ以外の何ものでもなく、結局その抵抗も虚しく、その上気した顔と潤んだ瞳で
シンに気取られてしまった。
「カガリまさか…」
シンがカガリの股間に手をやると、
「あ…んっ」
下着どころかスラックスまで湿らせるほどにぐしょぐしょだった。
アスランが着替えといったのはこれのことだったのかと気づき、けれどカガリが、
「シン…!」
抱きついてきたのでシンは反射的にカガリを抱きしめた。
「あ…あ……、我慢で…きな…」
「カガリいつもこんなこと──」
シンの問いに答えることもできず、体中から力が抜けていくのと反対に達してしまいそうな脚は引きつり始めていて、
カガリはふるふると首を振って否定するのが精一杯だ。
それよりも、…そんなことよりも、
「…シ…ンが…」
欲しい。
201保守 アス/シン×カガ 続き-15:2009/02/13(金) 18:25:45 ID:5ZmCmCOL
欲しい、欲しい、欲しい…!!
カガリの全身がシンのペニスを欲しがって泣き喚いている。
ばかみたいに欲望の虜になってしまった自分をカガリは消し去ってしまいたいけれど、
いまここにシンがいるのに、あれほど渇望した相手がいるのに、そんなことは到底無理だ。
だが身を震わせて自分を乞うているそんなカガリに、シンが何もしてやれないのも現実で、
「ちくしょう、カガリ…!」
苛立ちまぎれにシンはカガリに口づけ、しっかりとその腰を抱き寄せてやった。
と、カガリの股間にシンの硬くなったそれが当たり、もうカガリは我慢できず、
「…くふ…う…!」
シンの腕の中で達してしまった。
それでも満足できずにシンを濡れた瞳で見つめて欲しがるカガリは、シンが見たこともないほど貪欲だ。
シンとてどれほど再会を待っていたか、アスランとカガリの考えたくもないような行為を否が応にも想像し、
肉もはらわたも灼き尽くされるほどの激情をいつも身中のど真ん中に抱えていたのだ、挿れたい、
というシンの熱望は、そんな扇情的なカガリを前に暴れ回っている。
けれども、どちらの欲求にもその行き場はなく、そうすることしかできずに抱き合っているうち、
ガチャリ、と冷たい音が割り込み、中座していたアスランが戻ってきた。
「相談どころじゃなかったか?」
しかも、冷笑の向こうにはカガリの着替えを捧げるようにして持つ侍女の姿があり、
シンとカガリは慌てて離れる。
上気した顔、潤む瞳、乱れた髪、そのどれもをおそらく見て見ぬふりをして、侍女は、
「あ…あ、すまない」
なんとか返すカガリに着替えを渡すと、一礼して出て行った。
ここまできてもまだアスランはそのスイッチを切らない。いや、それどころか強めた。
「はっ…ん」
思わずカガリは受け取ったばかりの着替えを取り落として、そのまま膝をついてうずくまってしまう。
もうだめ、気が狂いそう…、と自分で自分の身をかき抱くカガリを、シンが庇うように膝をついて
手を伸ばせば、
「さ…わらな……いで…、いっ…ちゃう…」
カガリからは消え入りそうな小さな声が漏れた。
「こんなこと…っ」
伸ばして止めた手を握りしめアスランに向き直り、こんなカガリをおもちゃにするようなことを、
と言いかけるシンの声を、
「カガリは俺の妻だ、俺がどうしようと俺の自由だろう」
容赦なく遮ったアスランは、カガリの前にしゃがむと、さっきの質問を繰り返す。
「で、どこにする、カガリ、もう決めたか?」
「…だめ、アスラ…ン」
「何がだめなんだ」
「どこにも、…せ、…戦渦を…広げちゃ…」
カガリの必死の言葉に、アスランはなるほど、と言うようにわざとらしく数回頷いてから、
カガリと床の隙間に手を伸ばし、そのままカガリの太腿の間に差し入れた。
202保守 アス/シン×カガ 続き-16:2009/02/13(金) 18:27:22 ID:5ZmCmCOL
「あ…ぁ!」
カガリは自分の中がきゅんと締まるのを自覚して身震いする。
「ここをこんなに濡らして言ったにしては上出来だ。自国に被害が及ばない限りは
知らぬ存ぜぬを通す天晴れな理念だよ」
「ち…が…、…」
絶え絶えなカガリの言葉を、けれどアスランはそれ以上は待たずに、すっくと立ち上がる。
「よくわかった、シンもこの件はもうこれで終わりだ、下がってくれ」
そしてぴしゃりと言うが、シンが簡単に従うはずもない。
このまま、こんな状態のカガリを置いて出てゆくなどできるわけがない、と、
しかしその反抗的な目も当然のようにアスランには受け流されてしまう。
「大丈夫、カガリの欲しがっているものは俺が与える」
シンの中の嫉妬の業火は一瞬にして燃え広がった。
この後、こいつは、カガリに、…カガリに!
けれどこの消えることのない、身を滅ぼさんと燃えさかるこの激情の炎(ほむら)こそが、
「もう一度言おうか? カガリは俺の妻だ」
カガリが俺に耐えろと求めたものだ、とシンは歯をくいしばる。
覚悟ならあの時した。
ふたりでしたんだ。
シンが立ち上がるとその風圧がカガリを撫で、それはカガリにシンの想いを届け、
そしてまた今一度の覚悟をカガリに促した。
「失礼します!」
敬礼をしてシンは出てゆく。
シン、わたしが抱いて欲しいのはシンだよ、挿れて欲しいのはシンのだけだよ、
カガリがシンの足音を聞きながら高ぶる体に繰り返し言い聞かせたなら、
みるみるシンの手の感触が、シンの匂いが甦り、カガリの中でバイブはシンのペニスに
すり替わった。
「あ…あぁ…ん…ん!!」
とうとう達したカガリを、アスランは黙って足下に見下ろす。
カガリの甘く身を切るほどにやるせない声はアスランの胸に深く刺さり、気づけばアスランは
自らの爪で掌が破れるほどにその拳を握りしめていた。
203保守 アス/シン×カガ 続き-17:2009/02/13(金) 18:28:08 ID:5ZmCmCOL
オーブの身代わりは結局、クーデターの噂のある中央アジアの国に決まった。
もともとユーラシア連邦のバックアップで成立した国家なので、そちらの軍部にはユーラシアが、
そしてその国家転覆を目論む側には正しい民主国家成立を掲げる大西洋連邦がついた。
親の金で子供に喧嘩をさせるような茶番だが、ユーラシアと連邦それぞれにそれなりの利が出るまで
いたずらに引き延ばされることだろう。生かさず殺さずだ。
忸怩たる思いと無力感に苛まれるカガリを、それが世界の仕組みだよ、とアスランは言う。
「仕組みもなにも、人民がそこにいなければ始まらない、その命を──」
「それでもオーブは技術だけを売りつけて潤い、国際協力の名のもとにすら派兵は行わない」
「…それは…」
「見せかけの平和に悪のりした技術提携など、悪用される可能性を承知の上なんだから同罪だ」
わかっている、と俯き唇を噛みしめるカガリの姿を、アスランは暫く黙って見つめていた。
オーブが売れるのは技術だけだ、それをして何が悪いという強硬派や、
技術の平和利用に積極的でない諸国から孤立するのは得策ではないという中道派、その他老獪な
者どもを相手に、せめて均衡を保たせようと大西洋、ユーラシア双方のカンパニーと技術提携
したことが、カガリにできる精一杯だったことはアスランにも分かっている。
そしてだから俺はそれを利用したんだ、と振り返る。
「…わかってるん…だ」
カガリからもう一度、しぼり出すような小さな声が届くと、アスランは執務室を後にした。
204保守 アス/シン×カガ 続き-18:2009/02/13(金) 18:29:06 ID:5ZmCmCOL
それから何ヶ月かの間に数回、アスランはオーブを留守にした。
「シンに会いたければ、好きにするといい」
そう言い残されて、しかし最初はカガリも踏みとどまった。
言われて素直に従うには矜持が、夫の居ぬ間に不貞をとは倫理観がさすがに邪魔をしたからだ。
が、二度目は会いたいという気持ちにそれらはあっさり負けた。
ちょうど件の開戦後ということもあり、弱っていたのかも知れない。
さすがに私邸で、とはいかず、カガリはシンを執務室に呼び出した。
ドアが開き、そこにシンの姿を認めるや否やカガリはその胸に飛び込んだ。
抱きとめたシンも胸がいっぱいで何も言葉にできず、長いことふたりはその場で抱き合ったままでいた。
今こうしてお互いの体を実体として感じたなら、離れている間に考えていたあれやこれやは
すべて消え去ってしまうのだから不思議だ。
「シン…少し痩せた…」
「うん、カガリも」
恨み言だってあった筈だ、吐き出して聞いて欲しい心情だって数え切れないほどある筈なのに、
シンとカガリはただ会えて、互いに触れられることを歓び、それがしあわせだった。
「ここじゃ痛いかな」
カガリがわざと真面目くさって言うと、
「大丈夫だよ、俺が下になる」
シンも同じように答えるので、顔を見合わせてふたりは笑った。
笑ってそれから、長いキスをした。
舌も指も、絡められる部分は全部、そうだこのままほどけなくなればいいのに、と思いながら。
「カガリ…」
シンに呼ばれると、カガリの体中の細胞は緩む。
そうやって緩んでできた隙間という隙間にシンを迎え入れるのだ。
「シ…ン…」
身を預けるようにくたり、と力の抜けたカガリをシンがゆっくり床に寝かせると、
カガリはそのまま両手を宙に突き出す。
そこが、その頼りなげに細くて、でもしなやかで強いカガリの両腕の作る空間こそが
俺の居場所だ、とシンは思う。
ふとシンの視界がぼやけた。理屈抜きに嬉しくて。
205保守 アス/シン×カガ 続き-19:2009/02/13(金) 18:29:42 ID:5ZmCmCOL
「シン、ぎゅうってして」
言われた通りにしてやれば、カガリからくぅ、と小さな息が漏れる。
もう重なる体を隔てるものは邪魔でしかない。隙間もいらない。
シンとカガリは硬い床の上で、
「きて…」
柔らかで無垢なひとつの塊になった。
「あ、…カ…ガリ、俺、だめだ」
「…いい…よ、いっぱい出して」
久しぶりのカガリの中が良すぎてシンが早々に果てようと、
「シンの舐めさせて」
「…おいしい?」
「ん、…おい…ひい」
何をどんな風にしようと、
「上になる?」
「うん、…おっぱい触ってて」
「…カガリ、ちょっと顔あげて」
「……あ…だ、め…いま…あん…っ、い…きそう…!」
「いく時の顔…ちゃんと見せて」
「や…あぁ…ああぁ…ん…!」
満ち足りるということを知らず、ふたりは交わり、絡み合い、
「俺なんか今日ヘンかも」
「わたしも…」
微笑みを交わしては何度も、何度も求め合った。
この夜は温かな、正真正銘シンとカガリ、世界でたったふたりだけのものだった。
206保守 アス/シン×カガ 続き-19:2009/02/13(金) 18:30:03 ID:5ZmCmCOL
「あー、なんか食べ物持ってくれば良かったかなぁ。次はそうしよう、何がいい?」
「うーん、…ハンバーガー!」
「お、なんかお姫様っぽい発言」
「だってほんとに随分食べてないんだ」
「あはは、むくれるなってば、わかったわかった、この次絶対持ってくるよ」──
モニタをたたき落としたい衝動を抑えて、アスランはスイッチを消した。
指が、いや、体が震えている。
もう何も誤魔化せない、限界だ。
最初にシンを執務室に呼んでカガリと再会させたのも、こうしてなにがしかの行為が行われることを
予想して執務室を盗撮したのも、自分が求めるものを今いちど確認するためにしたことだったが、
結果は同じ、呆れるほどのこの、声も出せないほどの嫉妬だった。
シンがもし嫉妬に狂ってカガリをなじり、暴力じみたセックスを強要したりしたならばあるいは
アスランもまだ笑っていられたかも知れない。
けれどふたりは恨み言ひとつ漏らさず、ただ互いを慈しむようにして交わっていた。
カガリは俺の知らない顔でシンに甘え、俺の知らない声で笑っていた、
そしてシンは俺の名を出すこともなく、嫉妬するでもなく、そうだ、まるで俺の存在など
ないもののようにカガリをただ抱いていて、それはつまり、ふたりはふたりにしかできない方法で
時間と空間を共有していたということだ。
そう認めたとき、アスランの血という血が濁流となってアスランを飲み込んだ。
もはや自分で自分を騙すことができないと悟り、アスランはちらりと、俺は負けたのか、と思う。
俺はあいつに、シンにできていることができるだろうか。
例えばカガリがこの先ずっとシンに抱かれるとして、そこに生まれる精神を苛む感情をすべて抑え込み、
純粋にカガリを愛し続けることなどできるのか?
アスランは目を閉じて自分を探った。
怒りを、負の感情を糧にしてここまで来たはずの自分も、あの時以来閉じ込めたはずの、けれどずっとそこに
居た自分も。
そして、足掻く、と決めた。
アスランの体は今や嫉妬ではなく、胸に秘めたその悲痛な決意で小さく震えていた。



つづく
207名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 20:15:44 ID:UMpBr1oF
神キテター!
誰も彼もが可哀想で愛おしいなー、この三人。
今回もエロくておもしろかった! GJ!
続きも楽しみにしてます
208名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 00:38:36 ID:tZ0tTpC1
物語の醍醐味って人間関係だと再確認
209名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 01:14:27 ID:GGtPU4bC
アスラン→カガリ←シン
二人の騎士に想いを寄せられる姫最高
210名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 03:13:01 ID:4zPjlatu
あすらんが変態プレイに目覚めたのかと思った(笑)
ドSかとおもいきや実はドMなあすらん(爆)
今回もGJでした 続きお待ちしてます
211シンカガファン:2009/02/14(土) 09:53:08 ID:eLZhVWw8
マイ神降臨してた!
プロ級というかこんなドキドキする小説は初めてです!
シンとカガリたんの愛は本物なんですね、良かった!
でもアスランは?
アスランがこの先どーなるかが心配です
212名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 17:54:58 ID:b6X8++EG
元々はアスカガから始まってここまで来たんだよな、アスランの心中は計り知れないくらいにキツイよな。アスランが憎んでも憎んでもなお愛しさを消せないカガリは、自分らを残酷に引き裂いたシンと愛を築いていて……とか本当にやるせないよな。
職人さん本当にgjです。
213名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 18:06:28 ID:KRWmRdNd
GJすぎますっ!
この作品は何スレ目から始まっているのでしょうか?
214名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 19:50:42 ID:HxVBRVYh
いつだっけ
もうかれこれ一年前とか?
最初から読んでない人は読んだほうがイイとおも
215名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 23:46:30 ID:tZ0tTpC1
23スレ目だっけ
それだけでオールOK
216名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 02:59:04 ID:2WSL4B3f
>>215
サンクス!読んでくるっ
217名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 08:49:01 ID:qqC2E/WU
もう2年以上前だったのか…
218名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 11:31:06 ID:2WSL4B3f
作者様のモチベーションに感謝!
219名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 15:54:24 ID:oANEPG17
作者様の他キャラの三角関係が見てみたい
特にアスキララク
220名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 21:57:42 ID:qqC2E/WU
特定アンチは分かりやすいな
221名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:24:52 ID:i9Lt+VVd
ゴリ腐以外はアンチ認定かよ
222名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:55:42 ID:tUH3AZcB
>>221
相手するなよw
223名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 23:12:56 ID:OUwA8rRs
ゴリ腐なんて言ってる時点でアウトだろ
新シャアであんだけなすりつけやってもまだ足りないのか
ここに持ち込むな
全く同じアンチ行為の流れで職人が来なくなったのに懲りないな
224名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 09:25:02 ID:XaV8N5k7
誰でもいいからアスキララク読みたいっていう希望ならまだ普通だったろうが
現在進行形でシンカガ書いてる人に限定してわざわざ言うあたりが
嫌らしく見えたんだろう
225名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 10:21:44 ID:PhG14R4i
>ゴリ腐なんて言ってる時点でアウトだろ

超禿同
226名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 12:05:26 ID:CUzisGMk
シンカガさんは、初登場から文章上手いと思ったが、
最近輪をかけて秀逸になってるな…。

他の作家さんたちも、また気軽にカモーン。
俺も何か書こうかな…脳内妄想を…。
227名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 14:18:33 ID:QaB9eXTU
新シャアで暴れているカガリアンチがここまで来たか
全くゴキブリ並の繁殖力だな
228名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 20:20:18 ID:CKCpvrVj
運命終わってもうかなり経つのに
まだ暴れてるアンチがいるのか…
ある意味すごいなw
その情熱を別のものに向ければいいのに
229名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 02:57:26 ID:p+vYfco2
良い小説読んだ後は、夢がウホホイなことになるw
230保守 アス/シン×カガ 最終回:2009/02/17(火) 12:41:46 ID:66ajWre2
物語を決着させようとしたら
エロ薄め、しかも後半数レスエロ無しに…
力不足です、すんません、予めご容赦を。
231保守 アス/シン×カガ 最終回-1:2009/02/17(火) 12:43:02 ID:66ajWre2
アスランが五回目にオーブを留守にした時は六日間の不在で、カガリはその二日目にシンと会った。
そしてプラントから急な通信が入ったのは最終日、今日まさにアスランが帰ってくるという日だった。
「ああ、キラ、どうかしたのか?」
いたって普通に笑顔でモニタの前に座ったカガリだったが、モニタのキラはにこりともせず、
「何やってるの、カガリ」
まるで地を這うような冷たい声音で言う。
「え…?」
重々しい沈黙が挟まり、否が応にも緊張感が高まった。
やがて、すみれ色の瞳をやや眇めたキラが低く、けれどはっきりと言った。
「キサカさんに聞いたんだ、キサカさんは侍従長から聞かされたって言ってた、
カガリがアスランのいない間にシンと会ってるって」
どくん、とひとつカガリの心臓が収縮し、それを合図のようにカガリの体は動けなくなった。
キラに言えること、言えないこと、さまざまな事柄はごちゃ混ぜになって巨大な波となり、
カガリを浚っていく。
「どうしてカガリ!いつからシンと?こんなこと許されると思ってるの?!」
いつからって、もう何年も前からだ、それもあんな形で始まったことだ、説明のしようなんかない、
許されるかだって? 許すって、いったいなにを、だれが、どんなふうに??
「僕はようやくカガリがアスランと結婚できて、ほんとうに何年か越しでようやく二人がしあわせに
なれたんだって嬉しかったのに、それなのに…」
そのしあわせな結婚がオーブを人質にとった脅迫だったなんて、それも言えないことなんだ。
シンとのことだってアスランは知っていて、でも──
無理なんだ、全部言えない、説明できない、と思わずキラから目そらし俯くカガリに、
モニタ越しのキラから投げられた言葉は、
「見損なったよカガリ」
それ以上はないだろう痛切な一言だった。
232保守 アス/シン×カガ 最終回-2:2009/02/17(火) 12:44:16 ID:66ajWre2
だがカガリを本当に漆黒の深淵へと突き落としたのは、続けてキラの口から語られた内容で、
「…アスランが戦災孤児たちの引受先斡旋に奔走したり、新しいプラント建設に向けて頑張ってるのに」
ゆっくりと顔を上げたカガリの瞳は、
「そのアスランを裏切るなんて、そんなことがよくできるねカガリ、アスランの気持ちを考えたら僕は──」
尋常ではない色をなしていた。
それに気づいたキラもこれには驚いて言葉を切り、たった今なじっていた相手だというのに反射的に
心配してしまう。
「カガリ…? どうしたの、カガリ?」
けれどカガリから反応はない。
「カガリ、まさか知らなかったの? カガリ!──」
カガリはまるで力の入らない指先で一方的に通信を切った。
不意に部屋の中の空気がひどく薄くなったように感じられて激しく喘いだなら、
焼け付くような塊が喉元にせり上がってきて、カガリはバスルームへと駆け込んだ。
自分の体も、意識も闇に溶けてしまったみたいに暗くて所在がない。
けれどやがてそれらはひとつに凝結して耳を聾する叫びを上げた。アスラン、と。
カガリは気づいてはいた、ここのところアスランの自分を抱く腕が何かを躊躇うようにやさしいことに。
もしかしたらあの、カガリの探していた扉が開きかけて、昔のアスランが顔を覗かせているのかもしれないと
思わないではなかったが、シンとの逢瀬に溺れていたカガリはそれをあえて看過してしまっていた。
そんなことがよくできるねカガリ──さっきのキラの言葉が甦る。
そうとも、わたしは何ということをしてしまったんだろう!
こんなこと許されると思ってるの──
許されない、いや、わたしがわたしを許せない!
カガリの中でアスランを叫ぶ声は響きあい、重なり続けている。
耳を塞いでうずくまるカガリに、
「…あ…あ…あぁああ…!!」
自らの慟哭は聞こえなかった。
233保守 アス/シン×カガ 最終回-3:2009/02/17(火) 12:46:55 ID:66ajWre2
帰宅したアスランの足取りはほんの少し重たかった。
帰りがけにキラが、カガリとはうまくやってる?などと訊いてきたりしたからだ。
思い出してアスランは小さく笑うと、寝室のドアを開ける。開けて、おや、と思う。
灯りが漏れていたからカガリが起きているのは分かっていたが、部屋の中がなんというか
妙な熱気に包まれているようで違和感があるのだ。
「ただいま」
とりあえず声をかけても、ベッドに腰掛けアスランに背を向けたままのカガリは
何も答えない。
「どうした、シンとケンカでもしたか?」
我ながら胸の痛い質問だ、などと思いながら上着を脱ぎつつアスランが言うと、
「アスランがわたしに何を望んでいるのか分からないんだ」
思いもよらなかったことをカガリが急に返すので、これはさすがに留守の間に何かあったな、と
アスランも思う。
「そのアスランっていうのは君の言う俺の別人格のほうか?」
アスランはカガリの横に腰掛け、ちょっとからかうように言ったのだが、
「もういい!!」
声を荒げたカガリが抱きついてきて、その勢いでそのまま押し倒されてしまったのには、
アスランも驚いた。
「もういいんだ、アスラン!」
見上げたカガリの目の縁が赤い。
何があってカガリは泣いて、俺が望むものが分からないなどと言うんだろう、と考えても
わからないアスランは、しかしぴりぴりとした危うさのようなものを感じて、
「そうか、シンに満足させてもらえなくて欲求不満なのか」
そこから逃げだそうとした。その危うさというのは、カガリが何か決定的なことを口にしそうな、
そしてそうなったら最後すべてが瓦解してしまいそうな、そういうもの。
「じゃあ目隠しをしてやろう、俺をシンだと思えばいい」
だからアスランはまたしても自虐的に言って、カガリの寝間着の腰紐をほどいて抜き取ると、
それをカガリの目に巻いた。
とはいえ、言葉にしてしまえばそれがまた自分を煽るのも事実で、カガリの袷を開いてその
体を見るなり、この体を今回もシンが抱いたのか、と嫉妬の炎が灯る。
その炎でカガリの体が火傷をしないように、アスランはそうっとカガリの乳暈を丸くなぞった。
そして軽く押しつけるようにして乳首をとらえ、小さく指を震わせてやると、カガリは密やかな吐息を漏らし、
驚いたことに両手を伸ばしてアスランを迎えるような仕草をした。
まさか本当に俺をシンだと思おうとしているのか、と炎の勢いを強めたアスランは
その両手を取り自分の指を絡め、カガリに口づける。
それから真珠のような小さな歯を舐め、柔らかな貝の身のような舌を味わっていると、
口を合わせたままの不明瞭な発音で、
「…アス…ラン」
カガリがシンではない、アスランの名を呼んだ。
234保守 アス/シン×カガ 最終回-4:2009/02/17(火) 12:48:10 ID:66ajWre2
なんだ、シンだと思おうとしているわけではないのか、それならばいつも通り過去の俺を相手にしているんだな、
とアスランが諦念の笑みを浮かべても、目隠しをされているカガリには見えない。
アスランはそのまま乳首をねぶりながら、カガリの体を満遍なく撫でる。
ほどよく弾力のある肌は、ことに太腿あたりは掌に吸い付くようで指先にすら甘い。
そこを十分堪能してからアスランがいよいよカガリの裂け目に指を這わせると、
ぬめぬめとその部分で舐めるようにしてカガリはアスランの指を誘(いざな)った。
中指を半ばまで挿し入れ、少し曲げ、そこだけ感触の違う部分を押すと、
「…こわ…れちゃう…」
とカガリが言った。
そりゃそうだろう、ここは感じる部分だと普段なら思う。けれど、今日は違った。
カガリの声音が湿って掠れていて、
「カガリ…?」
見ればカガリの目を覆うシルクの腰紐にはくっきりとふたつの染みがあったから。
「このまま…だと、アスラ…ンがこわれちゃ…う」
俺が?
なんだ、カガリは何を言っている?
「いつから、…いつ、ア、アスランは、…帰って…き…、わ…たしは、何も知らない…で、…」
アスランは目を閉じて大きく息を吸い込んだ。
さっきから感じていた危うさはこれだったか、と。
「キラから、聞い…たんだ、アスランが、…戦災孤児の引き受け先の斡旋……と、」
「…ああ、子供のできないコーディネイターにナチュラルの戦災孤児の里親になって貰ったり、
コーディネイターとナチュラルの婚姻斡旋みたいなことをする公益法人のバックアップをしてるんだ」
「あ…たらしいプラントも…」
「プラント、というか、構造はプラントでも建設区域はプラント群内でないものを、そうだな新しい雇用の拡大と
オーブの技術の平和利用に一役買えればと思って計画し始めた」
「そん…な両極端なこ…と…」
アスランが今説明したことと、大西洋・ユーラシアのカンパニーに戦争を起こさせていることはまったく逆の行為で、
そんなことを続けていたならアスランが崩壊してしまう、とそうカガリは言っているのだった。
235保守 アス/シン×カガ 最終回-5:2009/02/17(火) 12:49:41 ID:66ajWre2
「俺を心配して泣いてくれるのか?」
「…当たり前だ…っ」
アスランはカガリの上体を起こさせ、けれど目隠しは取らずにふわり、とカガリを胸に抱いた。
こんな情けない顔を見せるわけには、尚更ゆかないじゃないか。
思えばアスランが優しい言葉で語りかけさえすればいつもそれを受け入れるカガリは、
アスランが閉じ込めたはずの昔のアスランと、彼と過ごした日々をそれだけ大事にしていたということに他ならない。
どんな仕打ちをされても尚アスランの中の本物のアスランを、ずっと信じて続けていたということだ。
だがそんなこと、アスランとて本当はわかってはいたのだ。
「俺は、ばかだな…」
カガリはもう、胸が詰まって何も返せない。昔のように、今気づけただけでいい、などと軽々しくは決して。
「大人ぶって君の意見を尊重したつもりで、…君が指輪を外した時にどうして必ず迎えにゆくと言わなかったんだろう、
君と初めて…あのクライン邸での時もどうして一言、たった一言一緒にオーブへ帰ると言わなかったのか…。
ああ、あの時はちょっと君を驚かせたかったんだっけ、荷物をまとめて急に君のところへ行ったらびっくりするだろうと──」
カガリがアスランにしがみつくようにして泣いている、その体は驚くほど熱くて、
ああカガリは一人でいる間もこうして俺のために泣いていたのか、部屋の熱気はそれだったのかと、
アスランは自らの胸も熱くした。
「な…あ、カガリ、そうしてたら、…お…れたちは、ほんとうの夫婦に、…なれて…たかな」
嗚咽すら体中から絞り出しているのだろうカガリは、激しくその身を震わせ、アスランの骨という骨を軋ませる。
いや、部屋全体が軋んで悲鳴を上げているようにすらアスランには思えた。
「カガリ、…今日は、…今日だけは」
長い道のりだった。
ほんの少しタイミングを逸しただけで道を大きく違(たが)えてしまった二人の心が、ようやく触れ合い、溶け合った。
「…ア…スラ……ン…」
たとえそれがまた流血を伴って分離しなくてはならないものだったとしても。
カガリは自分で目隠しを外した。
そこには透き通った涙を流す碧色の瞳があった。
のぞき込むうち、その碧色は胸いっぱいに広がりカガリを満たす。
二人にはもう言葉はなく、ただ互いの名だけを交わしながら、想いも、体温も、体液も、何もかも、
互いが持てるものすべてを与え、奪い、分けた。
236保守 アス/シン×カガ 最終回-6:2009/02/17(火) 12:51:35 ID:66ajWre2
そうして朝を迎え、アスランはまだ気怠げに横たわるカガリの手に小型のチップを握らせた。
「それに今回の茶番劇の証拠が入っている。国際法廷…はあまり信用ならないから、別の方法で告発するといい」
驚いて飛び起きたカガリの目に映ったのは既に身支度を調えたアスランだった。
瞬時にアスランの意図を察したカガリは、慌てて寝間着を羽織りベッドを飛び出す。
アスランは、
「…ありがとう、カガリ」
出て行こうとしている、このチップとその命を引き換えにするつもりだ。
「アスラン!だめだ!」
青ざめたカガリがアスランの腕を掴む。と、アスランは穏やかな笑みを浮かべて
カガリを見た。
「大丈夫だ、カガリ、ヤキンで君に救われた命をみすみす捨てるような真似はしないと誓うよ。
なんとか逃げ回るさ」
無理だ、あれだけの組織を、いや国を相手にそんなことは不可能だ。
死ぬと、殺されるとわかっていてそんな風に笑うな!
カガリは素早くアスランとドアの間に体を割り込ませ、
「死なせない」
チップをぱきり、と折った。いささかの躊躇いもなかった。
「カガリ!」
こんなものとアスランの命が同等であっていい筈がない。
カガリはありったけの力でアスランを抱きしめる。
「お前はわたしが守る」
カガリからこぼれ出た懐かしいその呼び方に、アスランは思わず天を仰いだ。
「自国に被害が及ばない限り傍観を決め込むご立派な理念と、オーブのそれを言うのならそれでもいい、
オーブを守るように、私は大切な人を守る」
カガリの言葉はアスランの中に入り込み、その魂を両手で温かく包み込むと、アスランの視界を奪った。
アスランにとってはもうそれだけで十分だった、あれほど二人の間に立ちはだかったオーブという大きな存在と
アスランを同じようにに守ると、そうカガリが言ったのだから。
だからこそアスランは敢えて訊ねた、真っ向から、逃げることなく。
「君は俺にとどまれと、そんな残酷な命令をするのか」
する、とカガリは答えた。カガリもまた、逃げなかった。
アスランがとどまったならアスランもシンも、結局今まで通り辛い思いを強いられることになる、が、
耐えられなくなるか、嫌気がさすか、それらはアスランとシンが決めることで、カガリが決めることではない。
二人の情を逆手に取って開き直るか、と誰かに咎められてもかまわない、とカガリは思う。だって、
「命に優るものなんてないじゃないか」
アスランは頬を伝う涙をぬぐうより、応えるようにカガリにその腕を回す。
そして言った、
「俺が君を思い続けるのは自由だったな」
わざと再会の時と同じ台詞を、けれど今度は本心から。
カガリは小さく笑って、それから安堵したのだろうか、すうっと目の前が暗くなり、
「…?カガリ?」
アスランの腕の中で気を失った。
237保守 アス/シン×カガ 最終回-7:2009/02/17(火) 12:54:01 ID:66ajWre2
倒れたのは軽い貧血だったが、大事をとって検査をされたカガリが典医に告げられたのは、
「ご懐妊ですよ、カガリ様」
なんと妊娠の事実だった。
俄には信じられず、どこか他人事のように聞いていたカガリに次に訪れたのは、
当然のごとくパニックだ。
三ヶ月目に入りかけだと言われた、逆算したらいつになる、アスランが三度目に留守にした頃だ、
だとしたら?
シンとは最初は避妊をしていた時期もあったがなし崩し的に曖昧にしていた、
それで何年も特に何もなかったのに、いや、ナチュラルとコーディネイターなら、でも、
だとしたら?
そういえば最近食欲がなかった、いやちがう、だからそんなことより、そう、
どちらの子なんだ??
既に着床してしまっている受精卵をDNA鑑定することは可能なのか?
カガリは落ち着け、と自分に言い聞かせて数回深呼吸をした。
シンの子なら、彼は家族ができることを大喜びするにちがいない。
アスランの子なら、今アスランが手がけている事業にまたとない明るいニュースになる。
だけど、シンの子ならアスランは? アスランの子ならシンは? そして、わたしは?
これはわたしがふたりとの関係をこんなふうにしてしまったことへの罰なのか、とカガリは思い至って、
あわててそれを打ち消した。
何にせよ、生まれいずる命を罪や罰だと思ってはならない、それだけはだめだ、と。
そう思ったなら少しカガリの胆(はら)が座った。
発表等細かいことを相談しなければならないが今日のところはゆっくりしてくださいと
言い残した典医と入れ違いにアスランが入ってきた。
何をどう言えばいいのか分からなくてまごついているのだろうか、アスランは、
「…大丈夫だったのかな、昨日あんなに…」
昨夜の交わりのことをしどろもどろに心配する。
その様子がなんだかおかしくて、カガリはただにっこりと笑みを浮かべ、小さく頷いた。
すると、ほっとしたらしいアスランが傍らにきてカガリの頬に手を伸ばしたので、
カガリもそれに自分の手を重ねる。
「カガリ、俺は…君が俺に伴侶であり続けることを求めてくれた、それが──」
「…うん」
「それがすべてだから」
アスランの声はカガリにゆっくりと浸透して、カガリを内側からやさしく撫でた。
それがあまりに心地よくて、カガリは静かに目を閉じた。
238保守 アス/シン×カガ 最終回-8:2009/02/17(火) 12:56:01 ID:66ajWre2
アスランに呼び出されて執務室に入室したシンは、そこにカガリの姿がないことで少し怪訝に思った。
その様子があからさまだったのか、すぐさまアスランが、
「カガリなら屋敷で休んでいる」
と説明するが、それではまだシンは半分しか納得できず、ただ黙ってその先を待っていると、
少しだけ間をあけてからアスランは言った。
「妊娠したんだ、そろそろ三ヶ月目に入るらしい、もちろんどちらの子かはわからない」
驚いて、さすがにシンは言葉が出せない。
妊娠?そんな、まさか。
ざわざわとせり上がってくる不安や期待がないまぜとなった感情が、シンを混乱させる。
俺は今ちゃんと立っているのか、とそれすら覚束ない。
「シン、よく聞いてくれ。お前がどう思おうと、どんな覚悟をしようと、俺とカガリが結婚したことは
覆せない。分かっているだろうが、首長家の体裁を保つためにも、国家としても。
お前は本当にそれでいいんだな? 生まれてくる子がお前の子だったとしても、アスハ家の嫡男になる」
アスランは話しながらシンへと歩み寄る。
シンはその気配に神経を尖らせ、冷たくなった両の拳を握りしめた。
握りしめて、そして間合いに入ったアスランに、
「それともお前は、いずれカガリを連れて逃亡する気でもあるか、さもなくば俺を──」
「殺したいと思ってても俺はしない」
殴りかかることも掴みかかることもせず、ただアスランの言葉を引きちぎった。
「俺があんたを殺せばカガリが泣く。そんなことをした俺のために泣いて、多分あんたのためにも泣く。
だから俺はしない。カガリが泣くようなことは絶対にしない」
それはもうアスランの知るシンではまるでなかった。
「子供も、どっちの子でもどうでもいい、カガリが元気でちゃんと笑ってればいい、
それは俺にも笑えってことだから」
俺の逸した年月の間に、そうか、このふたりはこんな風にして絆を強くしたのか、と
アスランはここへきてようやく敗北を認めた。苦くて、でもどこか爽快な味だった。
239保守 アス/シン×カガ 最終回-9:2009/02/17(火) 12:59:25 ID:66ajWre2
「それは後でカガリに直接言うといい」
そう言って踵を返したアスランが、執務机の上にごとり、と置いたのは、
「モビルスーツに未練がないのなら、今日付けで俺とカガリのSPの任に着け」
ハンドガンと新しいID証と、そして記録チップ。
「カガリにも同じものを渡したが、これがあれば連邦とユーラシア両方を告発もできるし、
俺を闇に葬ることもできる」
もともと沢山コピーが存在し、どこにどれだけ配られたか分からない状況にしなければ
効果が薄れるものだ、カガリの割ったものが唯一ではない。
それをシンにも示して、アスランは続ける。
「俺はお前を許すとか、お前に許されるとか思っちゃいない。だが、お前だけが
辛い思いをしているなどとは思うなよ」
アスランが笑みを浮かべて言ったその一言は、アスランがもう正気で、やっぱりカガリを
求めているのだということをシンに確かに伝える。
そうして二人の間に横たわる空気の角が少し丸みを帯びたころ、アスランの凛とした瞳が
シンを捕らえなおした。
「俺の背中はお前に委ねる」
シンはアスランと瞳を重ねたままで静かに深く息を吸う。
それが何を意味するか、そしてアスランがどんな思いでそれを決意したか、痛いほど分かったから。
だから迷いなくシンも心を決める、アスランがすべてを認めたのならば、俺もそのアスランを認めようと。
シンは敬礼をすると、机の上からその一式を取り、もう一度敬礼をして、
「カガリの所に寄ってくれ」
アスランの声を背に部屋を出て行った。
見送るアスランの頬が少し緩む。
なるほどお前とカガリは今は強く結びついているかもしれない、だが、今後もそうであり続ける
保証はないぞ、だから、昨夜のカガリとのことはハンデとして貰っておこう、出遅れた俺に
それぐらいは許せよ、シン、と。


<エピローグ>

ようやく歩けるようになった小さな足はすぐにもつれ、ぺたん、と尻餅をつかせる。
アスランはその小さなかたまりを抱き上げた。
やわやわとした金色の髪と、
「だ…あ…」
「カガリは連邦に外交だ、暫くお留守番だな」
碧色の瞳。
「心配いらない、カガリはちゃんと守られてる、俺がいちばん信頼している男だよ」
アスランは数回高いたかいをしてやってから、きゃっきゃっと笑う彼をもういちど
やさしく抱きしめた。
お前は、俺の最初で最後の、最愛の女(ひと)の愛のあかしだ。
立派にオーブを継ぐ者になれ──
ひときわ高い子供の体温が、アスランの胸をいつも熱くさせる。
開け放した窓からすべり込むオーブの風は二人をやさしく撫で、また何処かへて渡っていった。


240名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 13:18:47 ID:6pgwKTwu
とりあえず完結乙
まあ、ちとオチがぬるい気もするけど、放り出さないで書いたことを褒めたい
おつかれさん
241sage:2009/02/17(火) 15:21:43 ID:Hnhc+04S
完結ありがとうございます!
アスランが報われて(自分解釈ですが)良かったです。今までの軌跡を考えると、シンだけではなくアスランも報われて欲しかったもので。
242シンカガファン:2009/02/17(火) 17:08:51 ID:CX/tMDd9
おつかれ様でした!このスレに毎日通っていたのもシンカガ職人様の小説を
読むためでしたが完結してしまいさみしかったりします…
子供はアスランの子なんですね!昔のアスランに戻って良かったです!
シンがちょっと不憫な?気もしますがとても楽しめました!!
次回作を期待してもいいですか(笑)
243名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 19:40:46 ID:DWigicK5
お疲れさまでした。
カガリの方から両方の手を取るというか離さない(笑)エンドですね
素敵ですカガリ様 とても漢らしいっス!
関係はドロドロなのにどこか爽やかなエンドでした GJ!
244名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 20:16:58 ID:CX4YV/9F
お疲れ様でした
オチがw
カガリはマクロ○Fのアルトだったのかw

冗談は置いといてどっちも手を離すと死にそうだから仕方がないのだろうか

>>235は本気で泣いた
いい小説をありがとう
245名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 21:55:48 ID:t5wtemXN
職人はどっちも死なせたくなかったんだなーとおもた
死なないならこのオチで自分は満足です
なんかこの先の波乱も妄想もできるしw

ともあれ、お疲れさまでした!ありがとう職人!
246名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:40:00 ID:OECvgsz/
お疲れ様でした!
いつかまた修羅場を待ってますw
247名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:50:12 ID:UQs66REl
お疲れ様でした
どろっどろだったのでバッドエンド(失礼)と思ってたのですが
オチが予想外で驚きました。とても好きです!
3人一緒にいる事で、この先各々の罪から目を背けられず辛い道のりになるんでしょうが
それを受け入れる覚悟の描写が3人とも素敵でした
素敵な作品ありがとうございます!
248名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:25:40 ID:R/TEPPx6
ちゃんと完結してくれてありがとう。
ラストまで読めてすごく嬉しい。
こんな優しいエンディングになるとは夢にも思ってなかったw
本当にGJ、乙でした。
249名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 22:31:46 ID:16nOJY/U
アスラク読みたいな
250名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 00:12:31 ID:eCFa4Sbe
職人来てた!
そして完結してた!
お疲れさまでした。
エロありだけど戦後設定で地に足がついたような迫力で引き込まれて読んでしまいました。
アスランやさぐれてただけでしたね。
愛は偉大ですわw

次回作もよろしくお願いしますw
251名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 12:31:10 ID:mWrwzWrP
>>239
すっごくGJ
ラストが予想に反して爽やかで…泣けた。いいどんでん返しでした。
多分カガリの子供はどちらの子とか鑑定もしないで3人の子供として可愛がられるのかな??って感じました。

できれば、貴職人さんのカガリ関係の話しまた読みたいです!

252名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 13:59:49 ID:drXzgtkO
赤ん坊に母乳あげるカガリたんを妄想w
253名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 21:24:41 ID:5NA3qPvw
>「な…あ、カガリ、そうしてたら、…お…れたちは、ほんとうの夫婦に、…なれて…たかな」
泣けた。驚かそうと思って黙ってたらその間にとかアスラン切なすぎ。

この職人さんの台詞回しとか好きだったし完結はかなり淋しい。
でも死人が出るかと思ってたから出なくてよかったw 希望のあるラストをありがとう。

>>251
鑑定せずとも金髪緑目だからアスランの子なんじゃね?
つうか可愛いよな、金髪緑目!
254名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 05:37:54 ID:GO4ARnUf
>>249
カガリの出ないSSに何の需要もないよ
255名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 07:05:22 ID:dKBu/h64
>>254
いいかげんエロだけがこのスレの正義だと理解しようぜ
〜は需要ないは煽りもならんぞw
256名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 11:54:59 ID:YuhdQS0f
あほにかまうなあほ
257名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 18:16:05 ID:UVil5Nrr
職人お疲れ様でした
3角関係の描写お上手ですね
次回作もできればトライアングラーな話が読みたいです
258名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 18:46:24 ID:hLPWbxUS
>>257
ルナマリアが歌うんですね、わかります。
259 ◆RX.N0dv0/c :2009/02/26(木) 11:02:07 ID:Ki9XAiOM
『Making love to Fllay Allster』



「ああッ!! キラぁ――ッ!」

フレイの露塗れの肉体は、僕の上でグラグラと揺れていた。
彼女の肉壷は焼けたように熱くなりながら僕の肉棒を締め付け、
快楽の蜜がネトネトと僕と彼女の間を割って入る。

「ああ……キラ、素敵」

僕は、丸々とした尻をたぱんたぱんと腰に打ち付ける彼女の姿を、熱っぽく見つめた。
フレイは僕の名前を何度も何度も囁いた。それはまるで命乞いをしているようだった。
結局、フレイにとって僕は“生命線”に過ぎない。こうして身体を僕に売ることで、
フレイは生命の安楽を代償として得ているのであった。
僕自身、それは安っぽい安楽に過ぎないことは知っていた。僕だって死ぬときは死ぬと
悟っていたからだった。
しかし、それでも彼女はこうして僕に乗って、僕に貪られ、僕に隅々まで犯されて、
そうまでするほどにフレイは彼女自身を愛し切っていたのだ。

僕は下から大きく突き上げた。あさましい巨大な肉棒がフレイの女陰に深々と
突き刺さる。当然、彼女の甘ったるい喘ぎは激しさを高めて、僕の胸に爪を立てた。

「き……キラッ! 急に……そんな!」

僕はフレイの声など耳に入れなかった。彼女のふっくらとした腰を強く掴むと、
まるで自分の身体が自分のものではないような錯覚を覚えるほど、力強く――
彼女の肉壷をグチュ、グチュ、と淫らな水音を奏でながら、突き立てていった。
僕はフレイに憤りを感じていた。
フレイは僕の憧れだった筈なのに、どうしてこうも苛立ちが募るのか。
まるで小ばかにしたような甲高い嬌声、くねくねと腰を動かす仕草も鼻につく。
僕はその理由などとうに分かっていた。
フレイを、軽蔑していたからだ。男に簡単に身体を売る売女だとは想像もしなかったからだ。
260 ◆RX.N0dv0/c :2009/02/26(木) 11:02:48 ID:Ki9XAiOM
「ん……ちゅっ、んは……」

フレイは僕に倒れ掛かると、僕の唇を奪った。
丁寧にケアされた皺一つ無い、プルプルと瑞々しく張った唇が僕を吸う。
キスの間に吐き出される甘い吐息を、僕の嗅覚が捉える。まるで脳が蕩けてしまいそうな
強い感覚だった。
僕も彼女の後ろ髪に手をやり、夢中でフレイの咥内を貪った。
フレイの心のうちを見て侮蔑に走る自分の心とは別に、少女にしては豊満すぎる
フレイの肉体に欲情する男としての本能も存在するのは、何か空しい感じがした。
左手で先述のように彼女の頭を抑え、右手で柔らかく揺れる乳房を強く押すように揉んだ。

「あふうぅ、ん……キラぁ……もっとやさしく」

「静かにして」

キスを終えて唇同士に唾液が粘りつく。そこで僕は言葉をようやく発した。
フレイは案の定不安そうな顔を浮かべる。まるで「貴方がいないと駄目なのよ」って
言っているように、同情を訴えかけてくるような顔で。
僕は彼女の言うことなど、最早聞きはしなかった。
聞けば不安になる。その唇から発せられる愛の言葉は、本心なのかと。
そうして僕は深い困惑に苛まれる。彼女の言葉を信じていいのか、悪いのか――。
だから、僕は彼女にそういった感情を一切抱かないように、常に心がけるようにした。
つまりフレイは、僕の最高の性玩具。
それ以上でも以下でもないと、目の前の肉体を見なすようになっていった。

一定のリズムで腰を突き出しながら、フレイの少しも黒ずんでいない桃色の乳首を
舌で包むように吸った。
彼女の喘ぎと共に、膣の深いところからどんどんと蜜が分泌されていくのが分かった。

「ああん……キラ、やっぱり……強くて大きくて……最高っ!」

「そろそろ、出すよ」
261 ◆RX.N0dv0/c :2009/02/26(木) 11:03:19 ID:Ki9XAiOM
肥大しきった僕の肉棒が音をあげた。フレイは頷き、先程よりも激しく尻を上下させ、
蜜まみれでテラテラに光った肉棒を見せ付けては覆い隠した。
僕も負けじと、彼女の腰に両手を移しなおして、腰と尻をばすんばすんと大きく打ちつけ
まるで物でも扱うかのように彼女の蜜塗れの媚肉でペニスを扱いた。

ズンッと大きく最深部まで亀頭を打ち付けると、根元をキュッと膣口が締め付けた。
微かな痛みも感じたが、その快楽は大きく、その衝動のまま一気に白濁を放出した。
ドクドクと輸精管から精が吹き出るのと、血液が一気に肉棒に流れ込んでいるのが分かる。

「あ……はぁ……! キラぁ……」

「くっ……!」

僕がコーディネーターだからなのかどうかは分からない。
僕は人一倍、射精するザーメンの量が多いらしい。マスターベーションの際にもあちこちに
飛び散ってティッシュで拭き取るのにも長い時間を費やす。
しかし最近はマスターベーションもしていない。なぜなら、最高の玩具がそこにあるから。
フレイの膣内に射精すれば、ザーメンは飛び散る心配も無く、彼女の子宮に向かうのである。
今回もまたそのようにして、睾丸に溜まるたっぷりのザーメンを彼女の中に吐き出していた。

「はぁ……はぁ……僕のが、いっぱい入ってるでしょ……?」

「うん、キラのが……あたしの中、に……いっぱいっ」

フレイは下腹に手を置いて、じんわりと感じる熱さに目を瞑って答えた。
もちろん、膣内射精は妊娠の危険性がある。しかし、僕はむしろそちらのほうが都合が
良かった。
262 ◆RX.N0dv0/c :2009/02/26(木) 11:03:44 ID:Ki9XAiOM
フレイが妊娠してしまうことで、僕から逃れられないようにしたかったのだ。
フレイに多くの疑念を抱き一歩距離を置きたい自分と、彼女みたいな都合の良い女を
誰の手にも渡したくない自分が拮抗しているのが、何だか滑稽に思える。
ペニスは、ヴァギナから抜かれた。
開放された肉棒の鈴口からはまだ白濁液がぷっくりと洩れている。

「さあ、フレイ……」

「うん……」

フレイは優しく頷いて、蜜塗れの僕のペニスを咥えて事後の掃除を始めた。
しかし、フレイの舌使いはだんだん巧みになっているようで、鈴口を穿られたり雁首を
舌先でくすぐられたりするだけで、僕は彼女の口の中にももう一回射精をしてしまった。



Fin
263名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 13:51:23 ID:mPCykBFM
ぱすんぱすんとgj!
264名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 22:39:48 ID:HNlMLvKR
無印のころはこの二人を見ていてはらはらしていた。
不安定なキラフレやっぱり萌える…!
265名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 16:06:00 ID:/jqjc/lR
キラフレと言えば本編終了後でキララク打ち出していた当時にやった
スペエディの追加映像がすごかったな
福田正気かと思ったもんだw
266 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/03(火) 05:13:47 ID:st4Dui81
『Making love to Miriallia Haw』



僕はミリアリアの部屋の前へと着ていた。

「ミリアリア、僕だよ。入るよ……」

部屋の扉は開いて、ミリアリアの眩しいくらいの笑顔がそこにはあった。
ミリアリアは僕の手をそっと取って、部屋の中へと引っ張っていった。
空調は廊下のそれより温かく、すこし体が火照ってしまうくらいの気温だった。

「キラ……ずっと待ってたのに、どうして早く来なかったの?」

ミリアリアは頬を膨らませて、僕を睨むように見つめた。
僕は僅かに苦笑して、ミリアリアと共にベットの脇に腰を落ち着かせた。
ミリアリアにはトールという恋人がいる。僕の昔からの友人でもある男。
そんな彼に、僕とミリアリアの関係を気づかせてはならないと、彼女に部屋に
来る際には十分に注意していた。
ミリアリアは僕の胸に頭を寄せる。シャンプーの良い香りが鼻腔を擽った。
そして僕は、彼女の頭をゆっくりと撫でて、肌理細やかな額に優しく唇を寄せた。

「フレイにバレると、面倒だし……君もトールに知られるのはイヤだろ?」

僕がそう言うと、ミリアリアはさらに深く顔を僕の身体に潜らせた。

「フレイと、エッチしてたの?」

胸にかかる吐息がやけに熱く感じた。僕は手を彼女の頭から背へと移して、
小さく頷く。僕の制服には、フレイの甘い香水の匂いをしっとりと纏わりついているのを、
僕自身も自覚していた。
ミリアリアは、僕の顔を見つめた。
どちらからともなく唇は触れ合い、潜めていた互いの舌は顔を出して絡み合う。
長く深いキスの間は、空調の微かな音が大きく響いているように感じる。
そしてゆっくりと離すと、一糸の唾が輝いて、ミリアリアの眼はトロンと熱を帯びていた。
フレイよりも若干ぎこちなさの感じる舌の動きではあったが、それでもトールという
男を知っているだけあって、何も知らない生娘のそれとは大きく異なった。
267 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/03(火) 05:14:16 ID:st4Dui81
「私とも……エッチ、しよ?」

僕は溢れ来る熱情を発散するように、ミリアリアをベットの上に押し倒した。
彼女の首筋をくすぐるように唇を這わせて、仰け反らせて主張し始めた白い喉を、
舌先で舐める。
すると、ミリアリアの甘い吐息で僕の髪をそよぐ。
そしてピンク色の女子制服のボタンを一つ一つ外すと、白いブラジャーが露になり、
ミリアリアの頬はうっすらと桃色に染まった。
僕は構わずブラジャーのホックをゆっくりと外して除くと、可愛らしい乳房が現れた。
白く真ん丸な乳房に、桃色で綺麗な円を描いている乳輪、そして性的興奮からツンと
尖りを見せている乳首さえも、まるで芸術作品のように僕には感じられた。
僕はその乳頭を、唾液を馴染ませた舌でしゃぶった。

「あ……うっ、あぅんっ」

ミリアリアの髪がベッドシーツによって捩れる。あの活発な少女でさえもセックスの際は
こうして雌猫のように熱い視線を注いで、ご主人の機嫌を伺ってくる。
それはフレイほど顕著ではなかったが、僕の征服欲を刺激するのには十分過ぎた。
僕はベルトを緩めてズボンからペニスを取り出した。
フレイとの事後にシャワーを浴びていなかった為、まだ亀頭や竿にはヌルヌルとした
精液やフレイの愛液が付着しており、それをミリアリアに掃除させたかったのだ。

「ほら、舐めて?」

僕がミリアリアの脇の間に膝を立て、ペニスを手で持ち、彼女の唇にくっつけた。
すると唇の間から小さな舌が先を覗かせて、チロチロと肉色の亀頭の上を這う。
くすぐったいような――それでいて強い快感に僕は思わず背中を仰け反らせた。

「気持ち、いい……?」

「うん、いいよ。だけどもっと咥えないとね」

僕はそう言って息を荒げながら、肘を立てて、ミリアリアの口目掛けて腰を振った。
ヴァギナにペニスを嵌めた状態のように、ミリアリアの口にそれを挿入して、
喉奥まで一気に至らせた。
ミリアリアの苦しそうな声に、僕はちらりと彼女の顔を見やるが、彼女の表情は
少しも苦渋の気を顕にしていない。むしろ嬉しそうに僕のペニスを頬張っているように
見えた。
舌が竿に絡みつき、咥内の壁は窄まって、すぐにでも射精したい気分になった僕は
彼女の口の中でのピストンを早めた。クチュクチュとした唾液の音が何とも艶かしい。
268 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/03(火) 05:14:45 ID:st4Dui81
ついに、絶頂のときが来た。
僕は勢い良く彼女の口からペニスを抜き取って、ミリアリアの幼い容貌にたっぷりと
濃いザーメンを発射した。ビタビタと濃い白濁は、ミリアリアの肌に乗るように付着する。
友人の大切なものを思いっきり汚す背徳の感情が、心地良い快楽としか認識できなかった。
はっきりとした輪郭の唇、尖り気味の顎、あまり高くない鼻、柔らかな頬――全てに
僕は白濁を塗りつけた。


僕は正常位でミリアリアを犯すことにした。
結合したお互いの肉体は、毛布で覆い隠されている。

「はぁ……んっ、やっぱり、トールのより……すごいぃっ」

薄い毛布が跳ねる程に激しいピストンで責める。僕はうっすらと笑みを浮かべながら、
彼女の膣奥を抉ってはまた差し込んでを繰り返し、空いた両手はぷるぷると揺れる乳肉を
抑える為に使った。
僕の太くて長く、勃起時は鉄のように硬くなる肉棒は、トールのそれよりは十分に満足
させられるようで、それから彼女は僕の虜になった。
僕はバチンバチンと大きな音を響かせながら、ミリアリアに意地悪を言いたくなった。

「このまま出しちゃったら、トールはどんな顔するかな?」

彼女は目をとろんとさせながら僕をじっと見つめる。おそらく僕の言葉が届いていないの
だろう。しかし、僕がもう一度言おうとした時、彼女は首を横に振った。

「ううん……中に欲しいの。キラのザーメン……たっくさん」

「赤ちゃんが出来ても、いいの?」

ミリアリアは沈黙する。唇を窄めて悩む仕草がとても愛しい。
僕は一度彼女の唇にキスをして、腰を振りながらもミリアリアの肉体を抱きしめた。

「分かった……中に出すよ。だけど妊娠したら、トールには『トールの子だよ』って言うんだよ?
君はトールの子だといいながら、僕の子を孕むんだ……ふふっ」

彼女が頷くと僕は最深部まで一気に突きこんで、絶頂を迎えた。
さっきと同じく半固形の白濁がドビュッドビュッと、ミリアリアの膣道を上って子宮を打ちつける。
僕の巨大な肉茎が、彼女の中で震えるたびに、彼女の肩もまたそれに反応して震える。
抱きしめ合いながら、深い口付けをした僕とミリアリアは、
そのままトールの事など考えもせずに、ただただ、夢の世界へと上っていくのであった。


Fin
269名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 10:18:17 ID:CfOz+iCl
さすがキラ、暴れとるな
Making loveシリーズで女全員抱くかw
GJ
270名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 15:19:11 ID:d9WP+DpY
次はマリューさん、そしてナタルさん、で、カガリ?
GJです!!
271名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 17:02:43 ID:8V0QAvyh
ミリアリア→マリュー
トール→フラガ大尉

に置換すればいいんじゃね。
272名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 21:54:30 ID:flnRtuAv
運命キラがメイリンをって展開もあるか?
273名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 22:03:32 ID:Y5e9EdN/
>>272
議長ラクスの眼を盗んでコッソリな女の子大好きキラさん

ネタじゃなくて可能性が高すぎw
274 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/04(水) 12:49:25 ID:y2SUQb7e
『Making love to Natarle Badgiruel』



「……それじゃ、ナタルさん。僕は部屋に戻ります」

「ああ……」

ベッドに横になりながら荒げた息遣いで、僕の言葉にナタルさんは返事をした。
薄紫色の口紅が輪郭を乱していて、僕との激しいキスの痕がはっきりと見て取れる。
僕はTシャツを身に着けて、制服に袖を通した。
顔を真っ赤にしながら僕を見つめるナタルさんの頬に、軽く口付けをして優しく微笑むと、
ナタルさんは呆れたように目を瞑った。

「まさか、六回も連続で……」

大きな溜息を漏らしながら、彼女は僕の精液が詰まったコンドームを眺める。
根元のほうを縛ってあるので零れることは無いが、六個のゴム全てにパンパンにザーメンが
詰まっている光景を目にすると、流石に僕も己の性欲に呆れてしまう。
ナタルさんは避妊に関しては、僕と同年代の女の子達とは違って厳しく、執拗にゴムの
着用を求めてきた。彼女曰く「未来も見据えられぬ男女が、安易に性交に及んではならない」
らしい。
本当は生でセックスをしたいが、ナタルさんに歯向かえばマリューさん以上の説教地獄を
味わわされてしまうことなど想像するに容易だ。
しかし、次第にナタルさんも僕の言うことに従順になってきたし、ゴム無しで挿入して思い切り
彼女の膣に僕のザーメンを射精するのも、決して遠い未来ではないような気がした。
それに、仮に叶わなかったとしても、フレイやミリアリアに好きなだけ射精すれば良いし、
最近ではカガリという女の子も乗船しているから、欲求不満に陥ることは無い。

僕はコンドームのビニールをゴミ箱へ捨てた。すると、そこから丁度良い具合に、
ナタルさんの大胆な脚と、そしてその最奥に位置する蜜塗れの花弁がよく見えた。
膣内射精をしたわけでもないのに、ピストン運動の摩擦によって蜜は泡立って、ザーメンの
ように白く濁った液が膣口付近に付着していた。

「あまり見るな……ヤマト。もう戻るのだろう?」

ナタルさんに制されるが、それでも僕は興味と好奇心からナタルさんの秘裂に吸い寄せられる
ようにベッドへと近づいて、脚をゆっくりと手で開きつつ顔をそこに近づけた。
275 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/04(水) 12:50:06 ID:y2SUQb7e
短く整った黒い陰毛に囲まれている中央の花からは、潮っぽく磯に似た香りが鼻につく。
激しい挿入を繰り返していたので、すっかり膣口は開いて、ヒクヒクと花弁全体を震わせていた。
僕は大きく舌を出して、ペロッと陰唇を這うように舐めた。

「あぅっ」

ナタルさんは綺麗な喘ぎ声を響かせた。
僕はまるで玩具を扱うように、舌先を丸めて尖らせ膣口を穿るようにクンニリングスを開始した。
サラサラした蜜が唾液と混ざって洪水状態となったヴァギナを、指の腹で擦ってはまた舐める。
膣口も挿入が待ちきれないようで、ヒクヒクと開閉を繰り返している。
これがあの厳格なナタルさんのヴァギナだとは、まだ信じられない心地がした。
僕は指で膣口をくすぐり、そのまま一気に挿入する。力をいれずともヌルッと膣に入り込んだ。

「んっ、ふう……」

「ナタルさん、またエッチな気分になりました……?」

「君がやったことだろう……んんっ」

自分のいやらしさを自覚したのか、ナタルさんの膣の入り口はキュンと窄まり、指が更に奥深い
膣肉へ埋め込まれていった。
根元まで指が入る頃には、少しだけ達してしまったのかナタルさんの身体が震えた。
僕はそんなナタルさんを愛しく感じ、膣の中に入った指を素早く動かしてザラザラした部分を
擦った。6回にも及ぶセックスは無駄では無かったようで、ナタルさんの最も気持ちよい部分のみを
責め立てるということも可能となった。

「はぁううっ、うん!」

ナタルさんの声が乱れ、意外にも豊満なその女体は捩れた。
しかし僕は躊躇することなく、クチュクチュと蜜を潤滑液として、指でそこを責め立てた。
そして、ついにナタルさんは大きな絶頂を迎えた。尿道口からは潮がピュッピュッと可愛らしく
吹き出て、挿入したまま膣圧に圧され気味の指に降りかかる。

ナタルさんのいつもならば在り得ない痴態に、僕の興奮は限界に達していた。
股間を見るとペニスはそそり立ち、透明な先汁が亀頭を覆っている。それなら選択肢は一つだった。
276 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/04(水) 12:51:11 ID:y2SUQb7e
僕はナタルさんに再び乗り、はだけた乳房を乱暴に揉んで、舌先で乳首を擽った。
フレイと同じくらいの大きさで、張りもあり、仰向けに寝ていてもその丘は崩れることは無い。
指でムニュッと押してみるとまるで吸い付いてくるようで、とても心地が良かった。
ナタルさんの喘ぎが僕を陶酔させ、気づけば自分のペニスを手にし彼女のヴァギナに宛がっていた。
もちろん、コンドームは1セット使い果たしてしまったので、挿入は生である。

「こ、こらっ、避妊はしなければ――」

「じゃあ、止めてもいいんですか? ナタルさんも……つらいでしょ?」

「それは……だな……」

僕の言葉に否定はしなかったので、僕は微かに笑みを浮かべ一気にペニスを突き入れた。
ゴムの感覚とはまるで違い、その温度も湿り気も襞の感触も、全てが鮮やかに伝わってくる。
締め付けてくる膣口が、剛直の根元を刺激し、僕はすぐにでもイキそうになってしまった。

「はは、ナタルさんのが、僕のを……いっぱい、締め付けてるよ」

「よ、余計なことを……! あ、ふぅ! はぁん! こら、激し……すぎる!」

きちんと整った黒い柳眉が悩ましげに顰められると、ナタルさんの「女」を見た気分に
なってくる。そして、更に彼女の奥深くに眠るセックス願望を、全て曝け出したくもなってきた。
ナタルさんの恍惚とした目つきに吸い込まれるように、僕は顔を近づけて深いキスをする。
彼女はこういう性格だから、最初はキスも僕が誘導してあげなければならないが、
セックスが盛り上がるにつれて、ナタルさんからも積極的に舌を絡ませるようになる。
何より彼女は、こうして挿入されながら抱きしめあって、深いキスするのが何より幸福を感じる
ようだった。

「んむっ……ちゅ……」

ミント系の香りが僕の鼻を擽り、ヌルヌルとナタルさんの舌が僕の歯に当たる。
目の前のナタルさんが微かに開けた目から、潤った瞳が見える。僕はナタルさんの頭を
撫でた。
7回目のセックス――ということもあり、彼女の呼吸はキスの最中も荒れていた。
おそらく疲労もかなり溜まっているだろう。事実、僕も最初のほうに比べれば腰の動きも
緩やかになりピストン運動の頻度も落ちていた。

「そろそろ、終わろうか。ナタルさん」

ナタルさんは唾液塗れの唇をぺろりと舌で舐めて、ゆっくりと僕から視線を外さず頷いた。
277 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/04(水) 12:51:45 ID:y2SUQb7e
僕は最後の力を振り絞るように、大きく腰を往復させて、膣口から亀頭が見えるくらいにまで
引いたかと思えば、ズパンッと彼女の子宮口にまでそれを貫かせた。
それを何度も何度も行っていくうちに、僕のペニスが熱くなっていくのが分かる。

「はぁ……はっ、外に……外……っ」

快楽の酔っているように見えても、やはり妊娠を抗う理性は残っているようだった。
しかし僕はこの際どうなっても良い気がした。僕の子を妊娠するナタルさんを想像するのも
面白い。
僕はナタルさんに向けてニッコリと微笑んで、容赦無く膣内に射精した。
中途半端に膣道に精を残すよりは、思いっきり子宮口の窄まりに鈴口をくっつけて、
子袋の中に大量のザーメンを射精したほうが気持ちとしては収まりがつく。
そう思った僕は彼女の奥の奥に大量に精を吐き出した。これまで6回もコンドームで避妊
し続けてきたのは何だったのだろうかと思うくらいに。
ナタルさんも子宮に迸る熱によって、またもエクスタシーを感じてしまったようだ。
身体を緊張させながら僕の腕をぎゅっと掴んで、まるで電気が走ったかのようにビクビクと震えた。

*

「――聞いているのか!? キラ・ヤマト!」

「はい……」

その後、僕は正座をさせられ長い説教を受けさせられた。
「だからセックスするのは嫌だった」とか、「今後の将来を考えているのか」だとか、
「私の言うことを聞かない者など、本来なら部下としても置いてはおけん」とか色々言われたが、
それでも最中に腹を擦ったりするなど、満更でもないようだった。
僕が俯きながら聞いていると、突然頬にナタルさんがキスをしてきた。

「……きちんと、責任は取ってもらうぞ」

ナタルさんの最後の妖艶とした笑みが、今まで受けたどんな叱咤よりも怖かった。



Fin
278名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 17:37:37 ID:jnE/GTDR
GJすぎる

カガリとも濃厚なの期待w
279名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 19:04:12 ID:NjDRV0x9
なんでここって前からカガリ希望のコメが多いんだろうか
キラ相手にまでそれを言い続けるのは理解出来ん
280名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 19:38:24 ID:LBoiA2q3
キラナタGJ!!

>>278もだけど○○希望系のコメはどれもうざい
>>1の2行目100回読めと
281名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 19:46:35 ID:8NBLAlxp
エロけりゃ姉弟だろうが何でもいいさ

このシリーズいいですね!
次はかんちょうさんかな?
282名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 19:47:26 ID:dYGL90Tg
これはなんというGJ
大人組好きだから嬉しい
283名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 20:56:16 ID:CWLdsb14
>>279
近親相姦属性があるからじゃないの

どっちにしろアンチコメうざい
ここはエロスレ
284名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 00:20:02 ID:3Y9XTHuP
カガリ好きじゃないから、たまにはカガリ以外がいいよ。
正直何でこんなにカガリ受けが多いのか不思議でしょうがない。
285名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 07:35:05 ID:mC5utoq+
>>284
下らん文句はいいから具体的なカプとシュチュを垂れ流せ
愚痴ってるだけじゃ望むものは得られんよ
286名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 08:10:19 ID:mNN4n27g
アンチなガキは巣に帰れアホが
職人が何投下しようが自由やんけ
287名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 16:50:41 ID:X/M/mT9r
>>1
> ここは読み手がリクをしたものを職人様が書く場ではありません。クレクレは(・∀・)帰れ!!
> 気に入らないカプやシチュは、徹底スルーが基本です。
> 雑談はほどほどに。考察やアンチは新シャア板http://mamono.2ch.net/shar/でどうぞ
> 職人さんに文句を言うのはやめましょう。
288名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 13:25:49 ID:OW47I6BC
クルーゼ「やはりナチュラルとはナチュラルにせんとなぁ」
フレイ「ちょっとヤダ、なんで私があんたなんかと、コーディネーターとしなきゃならないのよ」
フレイ「ちょっとヤダ!私…どんどんコーディネートされてく!」
289名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 20:15:53 ID:8we7NC4n
>>288
フイタw
290名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 20:43:02 ID:iSXpRFc+
ここって外伝のも大丈夫だよね?
ちょっと百合気味な、風花×樹里投下します。
アストレイ知らない人や百合嫌いな人はスルーしてくださいorz
291風花×樹里 1:2009/03/07(土) 20:44:15 ID:iSXpRFc+
「ふわぁ…っ」
「風花ちゃん、眠いの?もう寝る?」
「そうですね…今日は疲れましたし、お言葉に甘えます。お休みなさい」
「うん、おやすみ〜」

サーペントテールの遣いとしてリ・ホームにやってきた風花は、部屋が用意できるまでの間、樹里の部屋に居候する形となっていた。
歳も近く、また同性の方がいいだろうという事で、樹里も快く承諾したのだ。

風花がベッドで寝たのを確認した樹里は、再びパソコンのモニターに視線を戻した。
ネット上でジョージ・グレングッズの情報を探すのが、就寝前の彼女の日課なのだ。

「あ、これすっごおい!確保っと♪あれ、こっちは…」

ふと目に入ったURLを開くと、男と女がベッドの上で絡み合っている動画が再生された。

「な、なによコレ…でも、すっごぉい…」

アダルトサイトを開いてしまった事に気付いた樹里はすぐにウインドウを閉じようとするも、画面の中の情事から目を離せずにいた。

「うー…樹里さ、ん…」
「きゃっ!?…なんだ、驚かせないでよぉ」

風花の寝言で現実に引き戻された樹里は、すぐにパソコンの電源を落としベッドに潜った。
風花の体はまだ小さく、眠るには問題なかったが、目を閉じるとどうしても先程の映像がフラッシュバックしてしまう。
292風花×樹里 2:2009/03/07(土) 20:44:41 ID:iSXpRFc+
「…眠れないよぉ」
なんだか身体が火照っているような気もする。下腹部のあたりが熱く、顔も心なしか上気して。
同じ年代の少女よりもそういう事に疎い樹里でも、理解はしていた。この熱さを冷ます手段は、一つだけ。

「…ちょっとだけなら、大丈夫だよね…」

寝息を立てている風花を慎重に、起こさないようにベッドの端へ追いやり、自分も反対側の端に仰向けになった。
寝間着のパジャマを上にずらし、豊満なバストをブラ越しに撫でる。

「ん…」

眠っている風花を起こさないように、声はなるべく押さえる。
ブラ越しの刺激では物足りなくなり、ブラを脱ぎとって露になった乳首を直接指で摘む。

「あ…はぁ…」

責めるたびに、乳首が硬さを増していくのがわかる。そんな自分の身体をいやらしいと思いながらも、快感には抗う事が出来なかった。

「んんっ…あっ…!」

樹里は更なる快感を求め、片方の手を下半身へと向けた。パジャマの中に手を入れ、下着越しに割れ目をなぞる。

「っ!…ぅあ、ん!」

指を往復させる毎に下着は湿っていき、声が漏れるのを我慢する事も出来なくなっていた。

「はぁんっ…、あ、ああっ!」

足首の下着をずらし、ヴァギナを直接指で責める。溢れ出した愛液が指を汚すのも構わずに、快感を貪る。

「あ、やぁっ!も、イっちゃ、う…!っあ、んっ!」

びく、びくと小刻みに身体を震わせ、樹里は果てた。

「はぁっ、はぁっ…気持ちよかっ、た…♪」

肩で息をしながら、心地よい余韻に浸る。あとは乱れた服を整えて、すっきり眠ればいい。…はずだった。
293風花×樹里 3:2009/03/07(土) 20:45:34 ID:iSXpRFc+
「うーん…」
「ひゃあああっ!?」

眠っていたはずの風花が、突然体を起こした。
焦点の合わない目を擦りながら、樹里の方へ歩みよってくる。

「か、風花ちゃん、違うの、これはっ」
「お母さん…」
「…へ?」

樹里が必死に弁解しようとしていると、風花が樹里の胸へ飛び込んできた。
どうやら寝ぼけて母親のロレッタと寝ていると思い込んだようだった。

「でも、これじゃ服着れないなあ…どうしよ」
「お母さん…おっぱい」
「え?…んっ!」

拍子抜けした樹里の不意をつくように、風花が乳首へ吸い付いた。

「んむっ…お母さんっ…」
「ちょっと、あたしロレッタさんじゃなっ…あ!あ、んっ!」

他者との性行為の経験がない樹里にとって舌で乳首を責められるというのは初めてで、普段指で慰める時よりも強く感じてしまう。

「んっ、
「や、やめ…だ、めぇぇっ!」

これ以上の刺激にはもう耐えられないと思った樹里は、力を振り絞って風花の頭を引き離した。
が、風花はまだ寝ぼけたままで、今度は樹里の股間へ顔を近づけ、愛液を滴らせるヴァギナに舌を這わせる。

「れろっ…」
「ちょっと、風花ちゃ…っあぁぁっ!あ、や、ぁんっ!」

ヴァギナから与えられる激しい快感に、樹里は一方的に弄ばれる格好となった。
ろくな抵抗も出来ず、ただ喘ぐことしか出来ない。

「お母さんの、おいし…」
「やめ…っ!ダメ、だってぇっ!ひぁぁぁん!んぁぁっ!」

樹里の懇願を無視するかのように、風花は樹里を舌で責め続けた。
ヴァギナを這っていた舌がクリトリスに吸い付いた時、快感に耐えようと必死でシーツを掴んでいた樹里もついに陥落されてしまった。

「は、むっ…」
「あ、そこっ、や、め、あっ、ん!あん、あ、あっあぁイっちゃ、イク、ーーーーっっ!!」

風花の顔を汚すほどの愛液を吹き出して、樹里は果てると同時に気を失った。

翌朝、目を覚ました二人がどうなったかはまた別のお話。
294名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 20:46:14 ID:iSXpRFc+
以上で終わりです。スレ汚しスマソ
295名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 20:49:22 ID:iSXpRFc+
うおお誤字発見orz
2レス目、
×足首の下着
○下着を足首まで

なにやってんだ…OTL
296 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/08(日) 03:26:56 ID:1pzelsJQ
『Making love to Cagalli Yula Athha』



僕がトレーニングルームへと着くと、既にカガリはトレーニングに勤しんでいるようだった。
ダンベルを片手で持ち、それを上げ下げしている彼女の腕は細身だが程よく筋肉を帯びており、
白い肌からうっすらと汗が見えてきて、照明に反射してキラキラと輝いていた。

「お、キラ」

僕の姿に気づくと、カガリはダンベルを元の位置に片付け、僕のほうへと近づいてきた。
かなり運動をしていたのだろう。少し呼吸が荒れていて頬も少し赤みがかっている。
どことなく扇情的なカガリの表情は、僕の陰茎を勃起させる刺激となるのに十分だった。
思わず僕が少し前屈みになると、カガリは眉を顰めながら首を傾げる。
男性的な物言いと、中性的なその表情――しかし、目を少し下へと向けてやれば、
見事にタンクトップを盛り上げている二つの乳房。白い首筋から汗の雫が鎖骨へと零れ落ち、
その柔肉の谷間へと潜り込んでいる。ブラジャーをしていないのかタンクトップの膨らみの中央
にある可愛らしい突起も気にかかった。
僕は溢れ来る欲望のままに、カガリを抱きしめた。

「おい! キラ! な、何するんだっ……まったく」

ナチュラルの、それも女性であるというのに彼女の力は強く、抵抗しようと思えばいくらでも
出来るだろう。しかし彼女はその選択をしなかった。
僕は彼女が受け入れてくれたこととして、首筋の汗を吸うようにして唇をそこに押し付けた。

「はぅ……ん……やめろ、汗が……」

「カガリの、しょっぱくて美味しいよ……」

弱弱しい抵抗を力で抑えながら、僕はカガリの乳房を揉む。案の定下着の硬さは無い。
シャツ越しに乳頭を摘みながら、人差し指でくりくりと擦って挙句弾いてみる。
いつもは勇ましいカガリの声が、弱弱しい女性の声へと変化した。

「か、からかってるのか……!?」

カガリが頬を膨らませて僕を睨むが、僕はニッコリと笑顔を返すと彼女はまた眉間を顰めた。
僕は彼女の身体に密着したまま後ろへと回りこんで、カガリの金髪に鼻を押し付けながら、
またも乳房も――今度は掴みやすくなったので、荒々しく掌でゆっくりと捏ね回した。
297 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/08(日) 03:27:35 ID:1pzelsJQ
意外と彼女の乳房は大きい。
二つの乳を中央に寄せてそのまま手を離すと、ぷるんとシャツの中で踊る。

「こらっ、ん……っ、遊ぶな」

「だってカガリのおっぱいが……こんなに大きくて、エッチだから」

「お前、ここに何しに来たん――あんっ!」

口を封じるように、僕は強めに彼女の乳首を指で摘む。
そして別の手をシャツの中に忍ばせ、直にその乳房を掴んだ。元々の吸い付くような質感と
汗によって、掌との一体感が心地良かった。カガリと初めてセックスしたのは、
北アフリカの砂漠でのことだった。僕が初めて処女とのセックスを経験した思い出深いもの
でもあった。挿入しようとしても、なかなか膣が狭すぎて入らず、結局挿入行為に至ったのは、
クンニや乳房責めなどの前戯で何時間も費やしたあとだった。
しかし、それでも処女であるカガリは破爪の痛みに、涙を浮かべながら僕を恨めしそうに
見ていた。ようやく分泌した蜜と出血によって、ぬるぬると膣の中でペニスを動かせたことを
まだ鮮明に覚えている。
あれからカガリとは、数回ほどしかしていない。
しかし徐々に僕のペニスに慣れてきた彼女のヴァギナは、確実に僕に快感を与えるように
なっていった。

「キラ……何、ボーっとしてるんだ?」

僕はそこでようやく我に帰る。カガリが熱っぽい眼で振り返っていた。
誤魔化すように僕は彼女の舌に吸い付いた。「んむっ」とくぐもった声がカガリの口から出されるが
僕は気にせずに彼女の口の中をディープキスで犯していった。
そして、彼女のタンクトップシャツを捲り上げ、ぺろんと乳房を外気に晒すと、
持ち上げるようにしてムニュムニュと、柔らかで大きな乳房を性欲のままに揉み込んでいった。
すると彼女の身体から強張った緊張が解けて、僕の手の甲に優しく自分の手を置いた。

「んむっ……ん、ちゅ……キラ……」

暫く彼女とのキスを楽しみ、乳房の柔らかい心地に浸っていると、
僕はもう破裂しそうなほどに勃起した自分のペニスの存在に気づき、彼女の引き締まったヒップに
ズボン越しに擦り付けた。
僕はカガリの耳朶をそっと甘く噛み、静かに囁くように言った。
298 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/08(日) 03:28:21 ID:1pzelsJQ
「もう、挿れて……いい?」

「ここで、か……?」

カガリは不安そうな声で返答した。確かにこの場所ではすぐに見つかってしまうだろう。
だが、抑えきれない勃起は今すぐにでもカガリのヴァギナに入りたいようだった。
僕は自分のズボンのベルトを緩めて、腿辺りまで下げ、ビンビンに天を向いた剛直を曝け出す。
そしてカガリのズボンも後ろから手を回して緩め、同じように後ろから挿入できるくらいまでに
下着を含めて下ろしていく。
人の目がどうしても気になって、あまり大胆にズボンを下ろすことが出来ず、お互いの性器だけが
露になればそれで良かった。
胸を揉まれるのと、キスだけで随分と感じていたようで、まるでヴァギナが涎を垂らしているように、
愛液で陰唇がテラテラに輝いていた。

僕はゆっくりと肉棒を、その割れ目に擦り当てる。
丸いぷるぷるとしたお尻が微かに揺れた。膣口の小さい孔に、亀頭をあてがってそのまま腰を
押し出していった。ずっぷりと膣口に亀頭は飲み込まれていった。
初めてのセックスしたあの時が嘘のように、スムーズに膣道を肉棒は駆けていった。

「あんんんっ! んはぁ、キラ!」

「あまり大きな声はダメだよ、誰かに聞かれたら困るでしょ……? ほら、壁に手を着いて」

僕は彼女の髪を撫でながら諭すように言った。素直に、カガリは頷いた。
丸いお尻に飲み込まれていく自分の勃起を眺めながら、僕はカガリの膣内の襞をほぐしていく
ようにゆっくりとストロークを開始した。
亀頭の雁首がじわりじわりと熱い膣肉を引っ掻き、カガリの喘ぎを奏でてしまう。

「カガリのオマンコ……信じられないほど、気持ち良くなってるよ……」

僕はまたも彼女に密着して、わざと卑猥な言葉を用いながら耳元で囁く。
案の定、膣は窄まって僕の肉棒をキュンキュンと締め付けながら快感を与えていった。
カガリが無理に口を閉ざして、喘ぎ声を響かせないように努めているのを見ると、僕はなんだか
悪戯をしてみたくなり徐に彼女の尻をパンッと平手で叩いた。

「ひゃぅうん!! こ、こらぁっ!」

カガリが振り向いて僕を睨む。僕は彼女の眼を無視して、カガリの腰を両手で掴むと、
そのまま勢い良くピストン運動を始めた。カガリは突然の僕の行動に大きな眼を丸くしながら、
快感に打ち震える。カガリをこうして後ろからいじめるのは愉しかった。
299 ◆RX.N0dv0/c :2009/03/08(日) 03:28:48 ID:1pzelsJQ
すべすべとした尻に腰を打ちつけ、そのままグリグリと膣奥を亀頭で抉るようにして、
腰で円を描いていく。
パンッパンッという乾いた音と、膣と肉棒の摩擦によるクチュクチュっとした水音が
トレーニングルームに淫らに響き、僕とカガリの演奏が途中で止まぬように、僕は懸命に
腰を大きくストロークさせていった。

「カガリ……そろそろ、出すよ」

「あんっ! わか……わかった……んぁんっ! あはぁっ!」

血管の浮き出た黒くて太い僕のペニスが、彼女の蜜でヌラヌラに光っているのを眺めながら
僕は絶頂に向かって更に大きく腰を振って、パンパンッ!と彼女の尻を二度三度激しく
叩いた。

「あら……誰か、そこにいるの?」

僕が絶頂に達するその瞬間、扉の向こうから現れたのはマリューさんだった。
流石に僕も驚愕してしまうが、もはやその部屋に立ち込めた男と女の臭気と、尻を丸出しに
したカガリの中に僕が入っているその状況は、誤魔化しようが無い。
マリューさんもまずいものを見たような眼で、僕とカガリの痴態から視線をそらそうとした。

「艦長、これは……あんっ……!」

「う、くぅ……!」

ビュッ、ビュッ!とカガリの膣内に射精してしまい、精液の熱でカガリはまた短く嬌声を漏らす。
そして僕も射精のたびに腰を小刻みに震わせてしまう。カガリの尻と僕の腰を密着させながら
種付けしている姿はとても間抜けで、恥ずかしさがこみ上げた。
しかしこんな時ほど僕のペニスは、射精時間が長く、そしてザーメンの量も多い。
カガリの中に入りきらない白濁は彼女の金色の陰毛を通って、床へツーッと零れ落ちていった。
マリューさんは大袈裟に溜息を漏らしながら、

「……避妊は、ちゃんとしなさいね」

呆れたように、中出しをしている僕とカガリに言って、トレーニングルームから出て行った。



Fin
300名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 01:41:46 ID:48z2Wclf
乙であります!
301名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 03:49:09 ID:D/QJDbUJ
キラの性春ですね。分かりますww
次は誰が相手なのか、それともこの話にオチが来るのか、
楽しみに待ってます。
302名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 14:56:58 ID:6LJIyzMs
砂漠で既にそんな関係にあったのかこの2人!
GJです!
303名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 15:00:13 ID:yEdfHD/9
あるわけないだろ
304名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 06:10:42 ID:10DdxQ7j
やめろよ!キラ×カガリは!



二人は"姉弟"なんだよ!
305名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 06:56:30 ID:CVw8a+ay
エロパロでなにいってんだかw
嫌なネタはスルーかNGしろよ
306名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 08:36:00 ID:6mK5fQcj
古代の王族なんかは兄妹、姉弟との婚姻は当然だったんだぞ!
307名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 14:07:09 ID:6NRySv5P
古代と真逆だろ
308名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 07:07:54 ID:43feNTdf
神話とかね
309名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 08:04:03 ID:ngpkDz20
上げ
310名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 08:53:11 ID:q8L1bABT
┐(´ー`)┌
311名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 07:49:51 ID:t2Qkoqmp
保守
312名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 17:14:17 ID:PYsFmNu/
花粉症が酷い
313名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 17:23:49 ID:x4Pmmixc
ディアミリエロ希望

♪〜エーロッスマーン〜
314名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 07:56:21 ID:786Cupo6
神こないかな
315名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 21:15:56 ID:1yKtFlyA
キラルナって出てた?見たことないんだけど
316名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 14:09:19 ID:urZ2qcKg
ほしゅー
317名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 09:46:29 ID:nes2cNsU
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239770078/
318名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 11:49:58 ID:KzCiapKB
ほしゅ
319名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 17:07:40 ID:td7/MwwZ
過去ログが見れんな……
320名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 22:23:14 ID:k25Z0Avb
保守
321名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 18:56:32 ID:bOFCE3Il
イザーク×ラクスが見たい
322名無しさん?:2009/05/02(土) 19:32:10 ID:6zE1T4q1
初めまして、以前「カガリ輪姦」というカガリが救命ポッドで輪姦される小説を読んで、
お気に入りに入れたのですが、見れなくなってしまいました。
誰かリンクを貼っていただけないでしょうか?
323名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:26:06 ID:ViSLQpl0
>>322
それ南極に転載されてた気がする
partいくつかわかる?
324名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 21:22:02 ID:PKZhAomw
王道アスカガだな
325名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 08:38:17 ID:5eszHt8e
保守
326名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 21:49:29 ID:oV7deRaU
アス/シン×カガ職人の次回作マダー?
327名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 18:18:37 ID:HlLeKV3S
保守!!
328名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 10:04:02 ID:38vyBMI/
カガリがズボンのチャック開いて立ちションするSS希望!
(カガリなら似合いそう・・・)
329名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 10:44:00 ID:CQc8W2CM
小便厨はいったい何年粘着しているんだ
330立ちション書いてみた:2009/06/04(木) 18:01:19 ID:H44IoQss
アスランと別れてすぐにカガリは走り出し、茂みへ隠れた
ずっと我慢していたオシッコをするためだ
(もれるもれる漏れちゃう―――!!)
ベルトを緩め、カーゴパンツとショーツを膝まで下げたところでカガリの膀胱は爆発してしまう
あっと思ったカガリは男が立ちションするよううに、股関を前へ突き出してみたが
やはり彼女は女の子…尿はダラダラと太ももを伝って流れ落ち、衣服をぬらしてしまった
「あ…」
せっかく乾いたのに、また乾かさなければならない
幸いアスランもいなくなったしキラもまだ来る気配がないので、
カガリは再び洞窟へ戻り、濡れたカーゴパンツとショーツを木の枝に干し、下半身を露出したまま洞窟の中へ入った
「……」
薄暗い洞窟の中で、カガリに卑猥な気持ちが目覚めてしまう
誰もいないんだしいいよな…
カガリは軽い気持ちで股の間をいじくり始めてしまった
「あ…ン」

しかし、その姿を、何故か洞窟に戻ってきたアスランに全て見られていたことをカガリは知らなかった

おわり
331名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 18:53:08 ID:38vyBMI/
>>330
お漏らしだったらラクスのほうが似合う

たぶん、アスランは知らないふりをするだろうね
332名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 20:54:23 ID:1r0rvfiO
別にカガリ・アスランでなくてもいい、首挿げ替えものだな。
333名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 21:16:33 ID:38vyBMI/
むしろラクス・キラのほうがいいような気がする
ズボンのチャック開いて立ちションするならカガリが最適だと思うけど
334名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 21:01:41 ID:Q1vdSwXX
ルナマリアがザフト赤服のスカート捲って
パンツの股の部分ずらして立ちションするSS希望!
335名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 21:44:56 ID:B/2ZCC15
330の名前と衣装を挿げ替えすりゃいい。
336立ちション姉妹:2009/06/06(土) 10:56:07 ID:VqT3c4rd
軍というものは圧倒的に男が多く、必然的に男子便所が多い
なので女性軍人はいつもトイレで苦労していた
ルナマリアもそのひとりだ
「やだ、どうしよう…トイレ行きたいけど女子トイレないじゃない」
男子便所を覗くと誰もいないようだ
我慢できなくなったルナマリアは、何を思ったか立ちションすることを選んだ
実は彼女はこんな時の為に部屋で立ちションの練習を重ねていたのだ
練習の成果もあり美しい弧を描き、彼女は見事に立ちションをやってのけた
もちろんスカートもパンツも全く濡れてはいない
気をよくしたルナマリアは妹のメイリンにも立ちションを習得させ、姉妹が男性軍人に混じって立ちションする姿はもうザフトでは見慣れた光景となった

おわり
337名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 11:45:15 ID:ELq81cCd
>>336
これは短編ながら、かなり妄想する余地の多い作品だと思う(その点では良作とも言える)

軍に女性が少ないから女子トイレが無いというのは、辻褄が合う設定だし
ルナマリアが立ちションするのは理に適ってるかもしれない
338名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 18:17:22 ID:4BaIa1Vl
もうこのスレ落として、小便スレとしてスタートすりゃいい。
339名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 12:01:05 ID:KdgKHkwf
保守
340名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 16:43:10 ID:FYM7YaxF
age
341名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 00:48:52 ID:SU964cYy
342名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 18:42:54 ID:vPmJyPVR
保管サイトみれなくないか?
343名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 08:18:26 ID:xDzuOuHI
ほしゅー
344サナ:2009/07/24(金) 23:50:37 ID:EVCIGIJb


 アスカガキラで書かせて
 いただきます!!
345サナ:2009/07/25(土) 00:18:29 ID:WM1F5nqa

 オーブにて・・・
コンコン・・・
「失礼します 代表」
「あー・・・
 それやめてくれないか、嫌なの知ってるだろ?」

「ですが・・・」

アスランはその先を言わなかった
言ったらカガリの怒りをくらうとこだった

「分かったよ・・・カガリ」
「よし!!それでいい で?
 なんだったけ?」
「ああ 今度キラがここへ来るらしい」
「ほんとか?!でもラクスは・・?」
「まだプラントの治安が良くないらしい」

 ラクスがプラントの政治を行ってもうかれこれ
4か月はたっていたがまだギルバート派もいるらしく
反発が起こっていた

「じゃあキラはまだあっちにいた方がいいんじゃ」
「キラも相当働いて疲れているらしい
 それをみてラクスがしばらくオーブでやすませたほうが
 いいといったそうだ」

カガリはキラが疲れを他人に見せたのは
ずいぶん前っだたなと思いだす
その時 コンコン・・

「いいぞ」
「失礼します。カガリ様
 玄関に妙な小包が・・・」

メイドがその小包をもって聞きに来たのだ
「貸して」 ひょいとその小包を取るアスラン
すっと包み紙を外すと
中に入っていのは時限爆弾だった
「どけっカガリ!!」

部屋の窓から思いっきり外に投げる
ドォォォン!!!!!
「う・・」
「大丈夫か?」

アスランはカガリを
守っていた メイドはというと時限爆弾を
見た瞬間反射的に部屋から逃げ出していた

幸いなことに二人ともけがはなかった
ふとアスランがカガリに抱きつく
「良かった、カガリ」

カガリは予想もしない事にパニックになっている
「ちょっ・・アスラン・・?」


346サナ:2009/07/25(土) 00:29:25 ID:WM1F5nqa
「ここは危険ださっきの爆発で
 どこももろくなっていつ崩れてもおかしくない
 ひとまずおれの家に行こう。キラには後で言っておくよ」
「あ・・うん」

ひょいとカガリをお姫様抱っこする
「ちょっア、アスラン?!」
「女の子なんだからおとなしくしてて
 それにガラスの破片で足でも切ってごらん
 キラに殺されてしまうよ。ね?お姫様」

カガリは何か言いたげだったが
アスランはかまわずベランダに出る

「え?!お前なにする気?!」

そのままぴょんっと飛び降りる
普通なら骨がポキッと折れてしまうのだが
幼いころから訓練されてきたコーディネーターなだけあって
無事に着地した

「お前、本当にめちゃくちゃだな」
「カガリに言われたくないよ」
347サナ:2009/07/25(土) 00:38:59 ID:WM1F5nqa
ごもっともな事を言われ
言い返せない するとカシャカシャと
カメラフラッシュがくる

「お、おろせアスラン」
「だーめ、言ったでしょ?
 大事なお姫様なんだから」

カガリはこれから寝る予定で靴は履いていなかった
さっきの爆発について聞きに来た記者はその光景を見て
「アスハ代表とはどういった御関係で?!」
記者がすかさず塀の隙間から聞いてくる

「ただのボディガードです」と営業スマイルで言い返す
カガリもそのとうりすぎて何も言い返せない
そのままカガリはアスランの車に乗せられ
アスラン邸へいった
348サナ:2009/07/25(土) 00:48:05 ID:WM1F5nqa
追いかけてくる記者をアスランは
お得意の反射神経でどんどん引き離し
もう記者たちの車は見えない
「どうやら引きはなせたようだな」

そのままアスラン宅に着く が
車が門に入り、アスランがカガリにキスを
した瞬間また眩しいほどのシャッター音とフラッシュ
がくる

「どうやらまちぶせされていたらしいな」
やれやれとあすらんが言う
「あいつらに付き合っていたらきりがない
行こう」

カガリを家の中に入れる
記者たちはなかでするのでは・・?
と中の様子を撮ろうとする
349サナ:2009/07/25(土) 01:01:16 ID:WM1F5nqa
「どうにかできないのか?
あいつら・・」
「カガリとしてるとこ撮らせたら
帰ってくれるかもよ?」
アスランは優しくもエロティックな
笑顔で見つめる

まだカガリとアスランはキスまでしかいってなかった
ぐいっ!!とカガリを引き寄せる

「もう離さない」
「アスラン・・」カガリも相手の背中に
手を回す

そしてキスをする

「んっ・・・んあ・・ん・」
互いの舌をからませるそのままソファに倒す
「あ・・アスラン?」
その時

プルルルルル・・・プルルルルル・・・
電話が鳴る
仕方なくアスランがでる

「はい もしもし」
「アスラン?!!」
受話器の向こうからはカガリの兄、
そして小さいころからの友達 キラ・ヤマトだった
「ニュース見て・・・大丈夫?!」
「ああ。俺もカガリも大丈夫だ」
350サナ:2009/07/25(土) 01:04:45 ID:WM1F5nqa
「良かった・・・じゃあカガリ
のことお願いしてもいい?アスラン」
「ああ、いいぞ」
そして電話を切る

「アスラン・・?」
「なんでもない」そう言って
カガリに抱きつく優しく包むように・・・・
351サナ:2009/07/25(土) 11:11:47 ID:/OhRU3E1
ふと窓の外に目を向けると
カメラマン・記者がいた

「もうすぐキラがプラントを出るころだな」
「何時ぐらいにつくんだ?」
「そうだなあと5時間ぐらいかな
お姫様♪」
どうやらアスランはこの状況を楽しんでいるようだ
「だから、それやめろって・・・」
「それまでどっか行く?」
「海がいい」

近くにある海へ行くことに
そしてなぜかアスランにこれに着替えるように言われた
「え・・・これ」なんとそれは
ワンピースだったアスランに「着替えたくないなら
無理矢理でも着させるよ」といわれたので仕方なく着替えた

「オトリを使ってるから
ここの近くにはいないよ」
「そうか、ありがとう」
「どういたしましてお姫様」
「もう!!知らない!!」
靴を脱ぎ裸足で海に入る

「アスランお前も来たらどうだ?」
「いいよ俺は・・・」
そう言った瞬間海水をかけられた

ビチャ!!
「・・・・・」何も言わずに顔面にかけられた
海水をぬぐう
「あ・・怒っちゃた?」
ヤバイと思いアスランに近づく
352サナ:2009/07/25(土) 11:24:48 ID:/OhRU3E1
「ゴ・・・ゴメン」
「やだ」さらりと言いカガリを
お姫様抱っこする
「だっ、だからやめろって」
「本当にそう思ってる?」
「うっ・・それはその・・・・」

クスッとアスランが笑う
その優しく包むような笑顔にカガリは弱い
そのままヤシの木の下に行く
そしてそのまま押し倒す

「うわっな、何を」
「カガリもう俺・・・我慢できないよ」
「ちょ待っ」

アスランが強引にキスをする
353サナ:2009/07/25(土) 11:34:49 ID:/OhRU3E1
「んっ・・・んん」
アスランの舌が静かにカガリの口に侵入する
!!「んんん・・ア・アスラン」
名前を呼ばれ離れる
「何?可愛いカガリ」
そのままアスランの指がワンピースの中に侵入する
そのままショーツの上から
秘部を触る

「もうこんなに濡れて・・・
もしかしてさっきのキスでもう感じてた?」
「そ・・そんなこと・・・・」
「あ、今ウソついたお仕置きだな」

きゅっとクリを触る
「ああっ!!」
354サナ:2009/07/25(土) 11:42:52 ID:/OhRU3E1
「なんだかんだ言って結局感じてるじゃないか」
そのままクリを刺激し
カガリをいじめる

「はっ・・・あん」
するとまた良いとこで携帯に電話がかかる
出てみると、どうやらオトリだということがバレ、
今二人がいる海に向かっているらしい

それを聞いたアスランの目に
悪だくみの色が浮かぶ

「じゃあ、あいつらに撮ってもらえばいい
そしたらいつでもどこでもやれる」
「そんな!!」
「冗談」ほっとしたが今ここでやってしまいたかった
355サナ:2009/07/25(土) 20:27:58 ID:h2p2BLxI
「さあ、行こう。早く行かないと来ちゃうよ?」
スッと手をさし出す
「あ、こっちの方がいい?」
お姫様抱っこをする
「うわっ、お・・重くないのかよ」
「全然。軽いよ」

ちゅっとカガリのおでこにキスする
「ア、アスラン」
「いいだろ?これくらい
ずっとガマンしてきたんだから」

ずっとMS隊隊長・カガリのボディガード
としていたためなかなか二人になれずにいた

「え・・(ガマンって・・)」
カガリをお姫様抱っこしたまま
車を置いた所へ戻る


356サナ:2009/07/25(土) 20:38:34 ID:h2p2BLxI
車に乗るとサイドミラーには
記者やカメラマンの乗っている車が見える

「いくぞ」そういうとアスランはアクセルを踏む
制限速度ギリギリのスピードで
車たちを引き離す カガリはアスランがいつも以上に
カッコよく見える

そう思っているうちにアスラン宅につく
「さあ、お姫様♪」
「だからやめろって」

ここはアスラン宅の地下の駐車場
ここにはだれもいない めったに帰ってくることは
ないため、家政婦も雇っていない
やりたいほうだいだ
357サナ:2009/07/25(土) 20:51:10 ID:h2p2BLxI
でも回りの電灯は薄暗く
カガリはぼんやり見えるくらだ
こんなとこでやるとろくなことに
ならない事をアスランは知っている

そしてもうすぐキラも来る
来たら一緒にカガリを犯せばいい
カガリの手を取り連れてゆく

そのままリビングに連れて来た
キラが来るまであと20分

358サナ:2009/07/25(土) 21:00:15 ID:h2p2BLxI
「カガリ汗かいただろう
風呂にはいってこいよ湯いれてるから」
「ありがとう」
何度かここにきていて、着替えはある
その着替えを持って風呂に入りに行く


。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
これからキラでて来ます!!
アスランばっか出てる・・・・
359サナ:2009/07/25(土) 21:50:38 ID:h2p2BLxI
シャアアア・・・
「はぁ・・・」
そこまでアスランは我慢していたのだろうか
じゃあさっきのキスも・・・・・

キュッ シャワーを止めて
湯船に浸かる

ちょうどそのころ
キラが来た

「やあ アスラン久しぶり」
「ああ 久しぶりだなキラ」
360サナ:2009/07/25(土) 23:15:22 ID:GtvRu543
「カガリは?」
「風呂だ」
「じゃあお邪魔する?」
「いいな」

二人はソ〜っと風呂場に忍び寄る
カガリは二人が来ていることなど知らずに
湯船に浸かっている

バサッ ジィィ・・カチャ
服を脱いでいる風呂場には換気扇が回っていて
カガリには二人が話している声も
脱ぐ音も聞こえない

「アスランエロい事考えてるでしょ」
「お前もだろキラ」
二人の物は大きく立派にそそり立っている
361サナ:2009/07/25(土) 23:25:06 ID:GtvRu543
二人が乱入すると丁度カガリが
背伸びをしている時だった
二人が入ってきたこと気がつき
あわてて胸を隠す

だが二人に見られてしまった
「ちょと!!何勝手に入ってきてんだよ!!」
「隠さなくてもいいのに」
キラが残念そうに言う
「女の子なんだから
もうちょっと可愛くいえないのか?」
「余計なお世話だ!それより早く
出て行ってくれ」

二人はやれやれと顔を合わせる
「じゃあカガリ、出ていく前に相手してよ」
「そうだぞカガリのせいでこんなのになったんだからな」
二人は大きくなった物を見せる

362サナ:2009/07/25(土) 23:36:41 ID:GtvRu543
「自分たちで処理しろ!!」
「冷たいなー」
「まあ無理やりってのもそそるがな」
キラはカガリの後ろへ
アスランはカガリの前へ

「おい!!お前らいいかげんに・・」
その先の言葉はキラがカガリの胸の突起を
いじくったためさえぎられた

「うぁ・・はあん・・」
「じゃあキラお前は後ろ俺は前どっちも未使用だ」
「ラッキー☆僕前より後ろ派なこと覚えてくれたんだね」
二人が話している間にもう
カガリの下は洪水になっている

「お・・お前ら、いいか・・げんに、しろ」
「あーだからだめだってそういう物の言い方」
「カガリは俺たちの事嫌いなのか?」
「嫌いなんかじゃ・・・」
「じゃあやってもいいね」
!!!カガリはまんまとアスランの罠にかかってしまった
363サナ:2009/07/25(土) 23:56:23 ID:GtvRu543
アスランはカガリを抱き上げて浴槽から床に移す
カガリをキラの目の前に下ろす
そのままカガリの足を開き秘部をペロっと舐める

「ふあぁ!んんっ・・や、やめ・・て」
「こんなに感じてるのに?」
そう言ってキラはカガリのお尻の穴に
薬を塗って入れやすくする
「アスラン後ろもういいよ」
「分かった」 グイッと引っ張られる
キラにお尻を向け四つんばいになるそして
口の中にアスランの大きくなった物が入る
「!?ん・・・んあ」
「ちゃんと舐めないと後で痛い目にあうよ?」
「じゃあ先にいくね」

ズブッとカガリのお尻の穴にキラの
大きい物が侵入する
364サナ:2009/07/26(日) 00:05:09 ID:EnKrvhc/
「うあっ・・・スゴクうまいよカガリ・・っ」
アスランが耐えきれず甘い吐息を出す
「こっちもすごい・・・締め付けが」
「んっ!んあ・・・あん」

キラの動くスピードが徐々に速くなってゆく
その動きによりカガリも動くカガリの舌とキラの与える
動きの振動により、快楽がアスランにくる

「うっ・・はぁ・・はぁ・・カガリ・・・」
365サナ:2009/07/26(日) 08:06:00 ID:6eR7IrRH
「カガリちょと出血ぎみだけど大丈夫?」
「んっんんーーー」
駄目だと言いたかったがアスランに頭を押さえられてちゃんと話せない
「大丈夫だそうだ」
「そっかならいいね♪
ちゃんとアスランも僕が来るまで待っててくれてたし」

!?じゃあ仕組まれてたってことか?!

キラは1段と動きを速くする
それは自分とカガリとアスランの三人の快楽がますことを意味している
「うあっ、くっ・・」
「キッツ・・」
「うー・・んっ、んん」

「もうだめだ出る・・!!」
「俺もだ一緒に出そうちゃんと受け止めろよカガリ せーの」

366サナ:2009/07/26(日) 08:16:36 ID:6eR7IrRH
ドピュ!!
カガリの中に苦みをおびた液が流れてくる
特に最近生殺しだったアスランの液は
多かった。その大量の液は全部飲み込めず
だらしなく口からもれている

「あーあ、全部飲み込めなかったな」
「でもまあカガリもイケたみたいだし?
じゃあこれからお仕置きでもする?」
「今俺も考えてた」
カガリは二人の腕の中でビクン、ビクンと震えている
「じゃあやり終わったら考えよう」
「そうだな」

キラはそのままでアスランがカガリの秘部へ行く
「!!ちょと!!お前」
「力抜いてろよ・・」

ズズ・・カガリの中にアスランが侵入する

367サナ:2009/07/26(日) 08:22:53 ID:6eR7IrRH
「いっ、痛い・・うあ」
「カガリ初めてだから狭くてアスランの
入りにくいんじゃない?」
「いいさどっちにしろいずれはやるんだし」

「もう・・・やめて・・」
「いやいや言ってるけどもう2/3入ってるよ」
キラが体を斜めにしながら言う
 
まくが破られるそこから少し出血する
「しめつけが凄い・・」
368名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 10:42:42 ID:LAsuDNag
つづきは?
369サナ:2009/08/04(火) 22:23:10 ID:vf7ARu+k
つづきは
今考え中です

何かいいアイディア
ありません?
370名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 00:21:42 ID:XB90QciN
Gジェネやってるとやっぱ種キャラはエロいと再認識する
371名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 10:13:10 ID:aiAlymNi
しんかがきぼん
ラクカガも
37217:2009/08/20(木) 13:01:46 ID:ulxUQqyn
えと、今更ですが>>17の続きです。一年いじょうぶりにガンダム小説書きたくなったんで復活しますた。
あと新シャア向きって言われてるのがなんか悔しいんで路線変更してかきます
37317:2009/08/20(木) 17:45:50 ID:qdxNV5Ml
「お疲れ様! 今日もかっこよかったよ!」
メイリンは向日葵のような笑顔を咲かせて、シンに飛びついた。
「・・・・・・ん、ああ」
「はい、タオルとドリンクね」
「お、サンキュ」
帰投したシンの出迎えは、あの日以降メイリンの役割になっていた。
当初は気恥ずかしさからか違和感からか戸惑っていたシンも、それを習慣として受け入れるようになった。
本来は、オペレーターであるメイリンが持ち場を簡単に離れるのは許されないことなのだろうが、シンに心の安らぎを!
というメイリンの主張が通って、特別に許可されていた。
それからというもの、メイリンの中でシンへの距離がぐっと縮まったのだった。
そして変化はもう一つあった。
「おいメイリン、少しは自重したらどうだ? シンも疲れているはずだ」
レイがいつものように淡々とした口調で忠告するが、メイリンは聞く耳をもたない。
「……何? 私は艦長から許可されたからやってるんだよ? いくら赤といっても、邪魔はしないでほしいな」
シンに向ける表情とはまったく違う、無機質な仮面を連想させるような冷たい瞳で、レイを睨む。
「……なんだと?」
そう、シンへの距離が縮まったのと相対的に、それ以外の者に対して、時に冷酷とさえいえる言葉をはくようになった。
「お、おいメイリン、いくらなんでもそんな言い方……」
シンがあわてて間に割って入ろうとするが、そんなシンに、メイリンは瞳を潤ませて抗議する。
「じゃあ、シンは迷惑だったの? 私はシンと一緒にいたかっただけなのに……」
胸……というほど明らかな膨らみがあるわけではないが、胸に当たる部分を腕に押し付け、シンに迫った。
アカデミー以来の付き合いなので、シンが本質的に優しいことを知っているのだ。
「い、いや迷惑ってわけじゃないけど……わ、悪かったよ! だから泣くなって!!」
案の定、シンは慌てふためき全くの無力と化した。
いわゆる、必殺泣き落としというやつだ。シンは妹系に弱い!!これも調査済みである。
「えへへ。ありがと」
シンが抵抗できないのをいいことに、メイリンはさらにシンにすり寄る。
が、その体を何者かが後ろから強く引っ張る。
「あんた最近何迷惑かけすぎ。それにシンもシンで。しっかりだめっていいなさいよ」
「ちょ、ちょっと! お姉ちゃん!?」
文句を言いたげにルナマリアを睨むが、そこは姉と妹。歴然とした力の差が存在する。
「はいはい。レイもシンもいくわよ」
ルナマリアはシンの首根っこをつかむと、ずるずると強引に連行する。
「わ、わり! またなメイリン!!」
その後ろ姿を、メイリンはうらめしそうにいつまでも見つめていた。
その瞳に映るものがなんなのか、このときは、まだ誰にもわからなかった。
37417:2009/08/20(木) 17:46:42 ID:qdxNV5Ml
ごめんなさい偉そうにいったわりに衝動でかいちゃいました
また気分が乗ればきます
ノシ
375名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 23:35:37 ID:GPquEhfo
新シャア向きなのもさることながら、「一年いじょうぶり」じゃないだろと思ったり。
376名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 02:20:02 ID:tXjC++GS
今の住人層から見てカガリの出ないSS
書くぐらいなら書かないほうがいいぞ
377名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 11:37:45 ID:KfkjYtCu
んな事ねーよ
シンメイ期待してるぜ
378名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 12:52:02 ID:5kkDxqF6
久しぶりに来てみれば
随分と幼稚なスレになったものだなw
379名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 13:18:47 ID:vEYe5D9G

16 名無しさん@ピンキー sage 2008/09/02(火) 15:12:20 ID:iwrmB3Pl
なんとなく書いてみました。投下します

17 シンとメイリン sage 2008/09/02(火) 15:15:35 ID:iwrmB3Pl

372 17 sage 2009/08/20(木) 13:01:46 ID:ulxUQqyn
えと、今更ですが>>17の続きです。一年いじょうぶりにガンダム小説書きたくなったんで復活しますた。
あと新シャア向きって言われてるのがなんか悔しいんで路線変更してかきます
---------------------

「一年いじょうぶり」といい、余計なことを書きすぎるんだよな。
38017:2009/08/21(金) 15:03:54 ID:m9H+apl/
うはwww
確かに一年以上ぶりってのは間違いましたサーセンwwwwww
>>376
御忠告ありがとうございます
>>378
幼稚でサーセンwwwwwwww
381名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 17:11:07 ID:oVlH5i7Z
これに凝りずまた投下してくれ
エロを
382名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 17:17:51 ID:/RbFb9FX
カガリのいないSSも大歓迎だぜ!
383名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 20:50:30 ID:5FOvlOZ6
>>381
エロは投下してないわけだから「また」にはならないんじゃないかな。
384名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 15:11:30 ID:hP/iAeI9
ったくアンチがキモイスレになっちまったな
新シャアも精神年齢が厨ばっかだし
385名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 01:37:26 ID:bhjNJMbt
カガリ必須なんだ・・・
難しいんだね
386名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 22:01:23 ID:K8NiIr7x
いやいや、カガリ以外のキャラも大歓迎だ!
387名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 01:30:40 ID:/QZiwUB3
むしろカガリ以外が読みたい…
388名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 18:16:54 ID:XEixmqCl
自分で書いてみれば?
389名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 23:38:40 ID:plRLVBS+
クレクレ厨ってさ傾向はっきりしてるよね
390名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 00:04:47 ID:QzbseF3M
おんなじ人なんじゃない?w
391名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 12:46:55 ID:AK0Gt+6V
どう見ても同一人物です。
392名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 22:28:48 ID:hjC6teAf
カガリファンは自給自足で頑張ってるから偉いよね
393名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 20:57:49 ID:WxtLTXGn
カガリ話が多いのは同人界見りゃはっきりしてんだろうに
394名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 00:05:04 ID:kRQOXrp/
保守
395名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 21:11:34 ID:D6mbCEvo
保守ついでに

全長13m ただし刀身はわずか60cm ドイツの大学が“本物”の「ビームサーベル」開発に成功
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news7/1250777745/
396名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 19:33:57 ID:6MWxKLA5
あげ
397名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 09:26:30 ID:D0nTXDIS
保守
398名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 10:33:42 ID:ad3MYRMI
保守!
399名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 08:53:03 ID:kvwweHTj
保守
400麗羅:2009/11/04(水) 13:28:27 ID:ZMZwzO+u
死百、いただきます。
401名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 16:45:55 ID:6mB4BALW
保守
402名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 20:36:26 ID:QWuzgZtj
保守
403名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 05:52:38 ID:n2YXhIq+
保守
404名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 16:16:03 ID:X5+V/s3v
>>230-239
昨日初めてこのスレ見つけて、
このシリーズ一気読みして泣いた・・・
すごい今更だけど、素晴らしい小説をありがとう職人さん
405名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 03:43:54 ID:A7wjsM+e
保守
406名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 12:09:16 ID:e0fEj4XH
保守
407名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 20:11:08 ID:VzAq7om1
保守
408名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 20:13:22 ID:Zj+UV+Dq
元旦ほしゅ
409名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 02:29:34 ID:yzbbcBkm
まとめサイトってないのか……。
ちょい残念。
ていうか過疎ってるな。
410名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 08:36:33 ID:9basftr9
保守
411名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 04:06:58 ID:0N78oMzg
412名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 18:51:03 ID:CGYeoxiK
ステラはシンのところへ通い妻してて
アウルスティングはお兄ちゃんキャラとしてステラを案じる。
基本的には二人の中を応援、というかステラには幸せになってほしいけど、
シン憎しの気持ちもお兄ちゃん的には残ってて……

なーんてドタバタ劇を妄想した。
過去にありそうだがな。文章化は未定
413名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 08:32:50 ID:0fuRB1bq
「ステラ、今日もあいつのところに行ってきたのか? 」
ステラの兄貴分のスティングが、心配そうな顔つきでステラに尋ねる。
「お前、もう少し僕たちの迷惑も考えろよな? ただでさえ危なっかしいんだからさぁ」
同じく兄貴分のアウルも、迷惑そうな口ぶりで――事実迷惑なのだが――ステラをいさめる。
あまり物事に執着しない彼らだったが、ステラのことになると、一転して必要以上に案じてしまうのであった。
両親や兄弟がいない彼らにとっては、この3人こそが世界であり、線だったのだ。
「あいつじゃない。シン」
そんな二人の心配もなんのその。ステラは、スティングをキッと睨むと、不満げに言葉を漏らした。
「あ、ああ、悪い。そうだったな」
スティングはバツが悪そうにステラから目をそらすと、奥のほうに消えていった。

「あーあ、やってらんねー」
はぁ、とため息をもらすと、アウルもスティングと同じく奥のほうに消えてしまった。
アウルもアウルで、シンのことになると言葉尻一つを捕まえて、必死になるステラが面白くなかった。

むろん、かといって彼らがステラの幸せを願っていないかといえば、そうではない。
当然彼らはステラに幸せになってほしいと願っているし、そのためには、シンが必要不可欠な存在である
ということは、理解しているのだ。
しかし、頭ではわかっていても、納得できないこともあるのが人間というものだ。
いわば、娘をどこぞの男に取られてしまう父親のような、そんな気持ちが二人の中に渦巻いているのだった。

>>412
勝手にぱくってすまそ><


続かない。
414名無しさん@ピンキー
あんた最高だ
ぜひつづけてくれ