スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part6

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547tyoujiya:2008/09/12(金) 19:15:30 ID:YIiPjlOA

今回はここまでです。
次回投下は多分連休明けです。
今後とも宜しくです。
548名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 20:43:24 ID:9O/GOhLL
>>tyoujiya氏
かつて憧れていた誠の「現実」を思い知らされた、乙女のやるせなさが伝わって
きます。原作やアニメでの暗黒面も、誠への想いが根底にありますからね。
それが誠本人によって無惨に打ち砕かれた悲しみは如何ばかりでしょうか。

刹那の動揺は恐らく、入学式に誠に助けてもらった事と関係があるんでしょうが、
乙女や言葉だけでなく、知らずに刹那も裏切っている誠の罪深さは計り知れません。
さて、いよいよ言葉の本領発揮ですかね。まさかの誠切りなるか?
549名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 20:53:45 ID:ZwJ3wUWq
>>547
いい話でした〜
多分この乙女はアニメの11話の心情なんでしょうね…

しかし刹那の言葉があれで終わりなんでしょうか?
まあ乙女SSだから主役はあくまでも乙女だし〜

いよいよ対決か〜こういう展開は結構珍しいかもしれない
言葉が誠を見限る…珍しい話…なんでしょうか?
次も楽しみにしています
550名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 21:57:28 ID:V2pxS7/s
>460
オチの付け方、タイトルの設定の仕方に、ニヤリとさせられました。

>547
アニメ版と比べ、1本芯が入った乙女は、切ないですが、
読みごたえがあります。
551名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 04:23:32 ID:5uJJwyU+
乙女の誠への追及内容は全てハッキリ言うべき事、確認すべき事で、
全部必要な台詞であるのだが、全部詰め込んで乙女が1人で言うと、
やっぱどうしても説明文っぽくなってしまうな…いや、必要な
台詞なのは十分承知してるし、原作やアニメではこういう心情の
説明部分が欠落してイライラしたもんだから、大切ではあるんだが…
552名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 10:05:32 ID:vYBCTztH
つかいい加減長すぎ
553名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 17:58:25 ID:wBoo/gil
何を今更
554名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 05:43:42 ID:wAR4MYKN
来実は場の空気を読まないようでいて、作品の空気を和ませますな。

>>548
>まさかの誠切りなるか?
次回言葉が懐から鋸を取り出すわけですね? わかりますw

>>551
でも他の人間にも追及を分担させるとフルボッコになりますな。

>>552
俺の予想では多分まだ10分の1くらいの筈だから、
あんたはもう読むのやめた法がいいよ。
555名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 00:07:16 ID:8z4McoKK
他人をレイプさせようとしてた連中が
正義派に鞍替えして好き放題ってのは
ある意味彼ららしいといえば彼ららしいけどw
556席替え:2008/09/15(月) 10:46:18 ID:r5ST89a0
スレに影響されてSS投下してみる。
こんなの初めてだからちょっと恥ずかしい気味。
反省も後悔もしない予定。


『席替え』

二学期の始業式も終わり、生徒は各々の教室へと戻る。
HRまではまだまだ時間があるはすだ。俺は欠伸をしながら外の風景を眺めていた。
泰介はというと、例の『おまじない』ってやつを実践するために
携帯のカメラで他クラスの女子を写真に収めるための旅に出た。
まだ戻ってきていないところを見ると全クラス回っているのかもしれない。
…〜っとまた欠伸が出た。眠い…窓際で最後列の俺の席はすぐに眠くなって困る。
とは言っても、嬉しい悲鳴というやつなのだが…。
教室に教師が戻ってくるまであと20分ほどだろうか。
それまでは暇なはず…だったのだが…
557席替え:2008/09/15(月) 10:46:48 ID:r5ST89a0

「えと、皆さん コッチ注目。」
なんだなんだとざわめきはじめるクラスメイト達。
クラス委員長である清浦が教壇に立って皆に話しかけているのに気づいた。
「刹那ぁ〜、バカ泰介だけ居ないよ〜?まったくあいつぅ、どこに行ったんだか!」
「なら光、探し(…フッ、)いや、いい。このまま進める。
(コホン)…新学期ということで席替えをします。異議がある方はどうぞ。」
その発言に教室が一瞬静かになった、がその直後
「ぅおおお〜〜っ、マジでか!ようやくコイツと離れられる〜!!」
「アタシも前からそう思ってたとこよ、フン!」
「うへ、前にだけはなりたくねーなぁ。」
「俺はなるべく前希望。最近、黒板見えなくてな。メガネとかはカンベンだし。」
「んじゃ前になったら交換してくれよ。」「OK。」
クラスメイトがそれぞれの意見を口にしたために一気に騒然となった。
「なぁなぁ清浦、先生には相談しなくていいのか?」
「ん、式の前に了承済み。」
と質問の相手に対してVサイン。
「で、方法はクジ?アミダ?それとも自由に取り合うとか?」
「ん、今の席に愛着や理由のある人には悪いから、希望者の席だけでやろうかと。」
「なるほどねぇ、希望者の具合を見てそのメンバーで決めるってコト?」
「ん、望まない席になるのは嫌でしょ?それじゃあ、席替えしたい人は挙手。」
558席替え:2008/09/15(月) 10:47:22 ID:r5ST89a0

…結果は半々ってところだった。もちろん俺は手を上げない。
「挙手した人は前に集まって。空いているとこで希望を採るから。」
「あっ、刹那!アホ泰介の席はどうするの?」
ふと見ると泰介の隣の席だった女子は嬉しそうな顔で教壇前に立っている。
「…ん、澤永はそのままってコトで。」
「(うへ、あいつの隣は死んでもイヤ。てか誰も座る人居ないって。)」
「(きっと触られたらニンシンしちゃう〜!)」
「(むしろアイツの席を移動させちゃえばイイのに。委員長も何考えてるんだか。)」
…俺は聞いてはいけないものを聞いてしまったみたいだ…。

「じゃあ空いている席で希望を採る。」
「私あそこ〜」「んじゃ俺は…」
どういうわけか皆の希望はある程度バラバラだったので、すんなり決まりそうだ。
俺の隣の席だった娘も希望した席に移動出来たらしい。荷物を取りに来たときに
「私、目が悪いから…伊藤の隣ってのも良かったんだけど…ごめんね。」
「そっか、勉強に差し支えるなら仕方がないよな。新しい席でも頑張れよ。」
「…うん、今までありがと!ぁ…その、伊藤?
もしも良かったら前みたくノートとか見せてあげるから…声かけてね?」
「おう、頼りにしてるよ。」
「う、うん♪」
妙に嬉しそうな顔をして行ってしまった。
そうですか、社交辞令ですね、わかります。
…ってか、わりと仲良くしてきたと思っていたのに、
そんな顔で席を離れるのを見ちゃうと、いくら俺でもちょっとショックだ。
559席替え:2008/09/15(月) 10:47:56 ID:r5ST89a0

(ハァ…)、え〜と、泰介の席は…というと予想通り埋まってなかったのだが、
「しょーがない、私がボケ泰介の隣に座るしかないかぁ!」
「え〜黒田ぁ、正気?熱でもあるんじゃないの?クスクス♪」
「なんか顔も赤いし〜?ってかそれ、何熱?ナニ熱ぅ〜?」
「し、仕方ないじゃん!…ぇと、誰もアイツの隣に座らなかったら
先生に咎められて今回の席替えがご破算にされちゃうかもだし!!」
「はいはい、そういうコトにしといてあげる♪」
「う〜、何でみんな笑ってるのよ〜!」
何か喋っているみたいだったが良くは聞こえない。でも黒田が座ることになったらしい。
良かったな、泰介。あの物好きが居なかったらお前、一人ぼっちの席だったぞ?

さて、教壇の前に残っているのは清浦と…西園寺の二人だけか。
それにしてもずいぶん揉めてるなぁ。
で、残りの空いている席は、っと…俺の隣と斜め前の席か。
斜め前は甘露寺の隣の席か…あいつら中がイイからどっちが座ってもいいじゃ…
あれ?何かおかしいぞ。
俺の隣がまだ空いてるってことは『俺』の隣だから揉めてるってことかな?
そのうえ泰介の隣よりも決めるのに時間がかかるってことは…。
…なるほど、そういうコトでしたか…orz
560席替え:2008/09/15(月) 10:48:34 ID:r5ST89a0

誠がひっそりと悲しんでいたころ、教壇前には二人しか残っていなかった。
一人は西園寺世界。そしてもう一人は…
「…世界、どっちの席にするの?」
「え〜っと、どうしようかなぁ…最前列からいきなり最後列ってのもねぇ…。」
「なら私が伊藤の隣ね。それじゃぁ…」
「わ〜っ!待って待って!!もうチョット考えさせてよ、やっぱ最後列って魅力的だし?」
「ふう…世界、早く決めて。」
ため息をつく少女の名前は清浦刹那。
クラス委員長ということもあり、今回の席替えではテキパキと皆をまとめてきた。
残るは二席だけだというのに、なかなか決まらないので困った顔をしている。
そもそも今回の席替えは世界から提案されたものだったのだ。

〜始業式が始まる前…
「刹那ぁ、二学期になったんだし、席替えしてみない?」
「ん、いいけど…先生に聞いてみる。」
「ありがと〜刹那ぁ!やっぱ持つべきものは権力のある友ね♪」
「で、世界はどのあたりを希望してるの?」
「ん〜やっぱ後ろっちゃ後ろよねぇ。最前列にも飽きたなぁ〜なんて♪」
「ふむ、ならなるべく問題が出ない様に考慮したやり方を考えてみる。」
「どんな風に?」
「席替えしたい人だけを集めてその人達だけで席替えをする。」
「なるほど〜。伊藤はあの席のままがイイって言うだろうしねぇ。」
「(なんでそこで伊藤?)…クラスの皆がどの辺りに座りたいかの予想は付いてる。
…ちなみに伊藤の隣の娘は目が悪いからきっと前列に移動するはず。」
「へぇ、そうなんだぁ。刹那の采配なら他のみんなから伊藤の隣を守れるよね?
そして自分が上手くそこに座れるように仕向けれるもんね。いいなぁ〜最後列。」
「仕向けるだなんて人聞きが悪い。…でも、あの場所はキープする。」
「いよっ!刹那さん、おヌシもワルよのぉ〜クックック♪」
「…それじゃ先生に了承してもらいに行ってくる。」
「あ、いいよいいよ、私が頼んでくる。刹那にまかせっきりじゃ悪いしね♪」
「ならお願いする。私はもう少し計算してみ…」
「せ〜んせっ!あのですねぇ〜…」
「…世界…」
561席替え:2008/09/15(月) 10:49:33 ID:r5ST89a0

〜そして現在…
「世界、どっちの席にするか決まった?」
「う、う〜ん…でも刹那、伊藤の隣に行きたかったんでしょ?」
「私はいいの。世界が好きな席を選んで。」
「え〜、でもそれじゃぁ…刹那が先に決めてよぉ。」
「…私はクラス委員長だから誰にも不平や不満が出ないようにするの。」
「むぅ〜…あ、ならジャンケンで勝った方が先に決めるっていうのはどう?」
「(ハァ)…さいしょはぐー…」
「じゃ〜ん ケーンッ! ポンヌァアリャアアァッッッッ!!!!!」
世界の手はまるでその掛け声が込められているかのごとく強く握り締められていた。
そして刹那の手は…大きく広げられた形。
「…あ、アハハ…私の負…けだね…。」
がっくりと肩を落とす世界。
一方無表情とも思える刹那は、すたすたと元の席に戻って荷物を運び始めた。
世界はふらふらとした足取りで元の席に戻る。その席の新しい住人から
「あれ西園寺、チョット顔色悪いんじゃない?」
と言われるが、軽く会釈してから自分の荷物をまとめ、歩き始めた。
うつむいて溜息混じりに新しい席へと向かう世界。
そして永い旅の終着点には先客が居た。
「ぇえ?せ…つな?だって…この席は…」
「…世界は私に先に決めてと言った。ジャンケンでも私が勝った。
不満が出ないようにするとも言った。だから私が望む席を選んだ。ただ、それだけ。」
「ぅ、うんっ!ぁ…ありがとう、刹那…。」
「ん、早く席について。そろそろ先生も来r…」
と、そのとき『ガラガラーッ』と扉が開く音がする。
「ぉおあぁっ!?なんで俺の隣に黒田がっ…ってゆーか俺抜きで席替えするなよ〜!!」
「こぉんのエロ泰介!あたしが隣で何が文句あるっていうの〜!?」
「…刹那…?」
「…ん、忘れてた。」
結局不満は出てしまった。たった一人ではあるが…
562席替え:2008/09/15(月) 10:50:37 ID:r5ST89a0

俺は窓から外の景色を眺めていた。
あれ?青空ってこんなに汚いものだったっけ…。
心からそう思ったのは人生で初めてかもしれない。
泰介の席の隣には黒田が座っている。
あれほどまでにボロクソに言われていた泰介の隣ですら埋まったというのに
…俺の隣の席は最後まで残されたというのが現実だ。
なるほど、俺への悪口は『口に出すことすらおぞましい』ってことだったんだ。
そういやさっきまで隣に居た娘も席替えをするのが嬉しそうな顔をしていたなぁ。
そりゃそうだよなぁ…。泰介の場合は『触られると妊娠』だもの。
俺だったらきっと『同じ空気を吸うだけで妊娠』ってとこだろうな、あはは。
…おk、理解した。よし、明日から学校休もうっと…

「い〜と〜おっ♪今日から私が隣だよっ!ヨロシクね♪」
「さ、西園寺…お前、どうしてここに!?」
「?…席替えしたからじゃない?どうしてそんなことを聞くの?」
「い、いや俺に近づくと…その…お前まで…」
「何かおかしいよ伊藤、熱でもあるの?」
そう言って西園寺が俺のおでこに手を当ててきた…。
(あ、暖かい…。これが…人のぬくもり?)
「熱は無いみたいだね…ってうわ、ナニ?伊藤、泣い…てるの?」
やばい、うるっときたみたいだ。俺は慌てて顔を背けて涙を拭う。
「ち、ちがう!その…ありがとうな西園寺、心配してくれて。」 
「う、うん…。何か悩み事でもあるの?その…良かったら私が聞いてあげよっか?」
「あ、いや…その、西園寺はどうしてこの席に?」
「どうしてって…後ろの席だとラクそうだし、伊藤の隣って面白そうだしね♪」
「そうか…ありがとう。ありがとう西園寺…お前が隣で…嬉しいよ。」
「(えっ?…それって…)う、うん私も…その、嬉しいな。ウフ…ウフフ。」
俺はまた外の景色を眺めてみた。
あぁ、青空って本当に綺麗だなぁ…
心からそう思ったのは人生で初めてかもしれない。

その後、一連の妄想劇を西園寺に話したら大きな声で笑って否定してくれた。
無事に(?)席替えも終わり、西園寺に喋ったことについて口止しようとすると、
「食券一週間分ってとこかな♪」
「了解です。」当分買い食いの類は自粛するはめになりそうだ。


END
563名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 11:51:45 ID:+fhw7xZv
>556
乙彼
こーゆーほのぼのした話もいいもんさね

誠の一連の妄想劇と健気すぎる刹那が好い
564名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 15:45:31 ID:qagm9B+E
>556
最初から誠に世界への好意が生まれてるのと、前の席に甘露寺&刹那という
状況だと、誠が言葉と接触する余地なさそうだなあ。
後ろの席で「4組の桂さんが云々」みたいな会話しても、耳ざとく聞いてた甘露寺が
「桂?やめなやめな、あいつは・・・」とか言い出しそうだし。
565名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 19:12:45 ID:pOSLwJwL
>>席替え
やっぱ泰介はこういう扱いの時が輝く(笑)。ひでー言われようだが、
あながち間違いでもないしねえ。
原作・アニメ共に誠は構ってちゃんではないけど、微妙に被害妄想はいってる
誠も情けなくて良いですね。これだと3組内の幸せで閉じたワールドのまま
進むのかな?
566tyoujiya:2008/09/15(月) 19:52:09 ID:qagm9B+E

どうもです。
乙女SS
>>546 の続き投下します。
567tyoujiya:2008/09/15(月) 19:55:21 ID:qagm9B+E

桂がまずその言葉を向けた相手は、しかし伊藤ではなかった。

「西園寺さん、あなたもこちらに来てください」
「え?」
桂が発した要求に、ずっと押し黙って俯いていた西園寺が反応する。
「こっちに来てくださいと言ったんです。
 それとも西園寺さんは、誠くんを私から奪うことは出来ても、
 その程度の頼みを聞いてくれることは出来ませんか?」
その言葉は何処か桂らしからぬ棘のある言い方ではありながら、同時に厳しさをも感じさせ、
西園寺はまるで逆らうことを許されないように
ゆっくりとした足取りでこちらに歩いてきて伊藤の横に立った。

寄り添うようにして立つ伊藤と西園寺を見つめる桂の瞳は、先程と同じ厳しさを漂わせながら、
それ以上に悲しさに彩られているように見えた。
その桂が口を開く。
「誠くん・・ 西園寺さん・・」
「言葉・・・」
「桂・・さん・・」
「私は馬鹿じゃありませんから、今までの話で大体の事は理解したつもりです。
 それでも・・最後に一つだけ確認させてください」
「あ・・ああ・・」
「・・・・」

「私は、、もう・・・誠くんの彼女ではないんですね?」
「あ・・・・」
「西園寺さん、あなたが誠くんの彼女なんですね?」
「・・・・」

静かだが、返答の拒否を許さないかのような厳しさを含んだ桂の問いに
伊藤と西園寺は、目を伏せたまま無言で頷く。
そんな2人の様子を、先程からの厳しくも悲しい瞳で見つめる桂は、
僅かな沈黙の後に口を開いた。
568tyoujiya:2008/09/15(月) 19:56:33 ID:qagm9B+E

「そうですか・・・わかりました。
 なぜ? ・・・って言いたいところですが、それに答えてもらっても、
 きっともう誠くんの気持ちは戻らないんでしょうね・・」
「・・・・・」
「ただ、私はずっと信じてました。
 私は誠くんの彼女だって・・・。
 西園寺さんは大切な友達だって・・・」
「・・・・・」
「でもお二人は、本当の事を言わずにごまかし続けることで
 その私の気持ちをずっと裏切っていたんですね?」
「・・・・・」
「もう・・お二人は、私の言葉に答えてさえくれないんですね・・。
 なら、それでもいいです。
 でも・・私も人形じゃないから、傷つきもすれば怒りもするんですよ」

はっきりと・・しかし静かな口調で綴られる桂の言葉は、伊藤たちを責めているというよりは、
むしろ悲しさを訴えているかのようだった。
しかしそれでも、伊藤も西園寺もそんな桂に何も答えることはなく、
ただ俯いて押し黙っていた。
そして・・

私も人形じゃないから、傷つきもすれば怒りもするんですよ

その桂の言葉は私の心をも刺した。
そうなんだ。桂は人形じゃない。
そんなこと、あたり前のはずなのに、
私だってその桂を今まで平気で傷つけて、傷ついた桂を見て笑って、
そして・・ひどく残酷なやり方で汚そうとさえしたんだ。
その事実が私を苛む一方で、目の前では桂が最後の決着をつけようとしていた。
569tyoujiya:2008/09/15(月) 19:57:28 ID:qagm9B+E

「だから・・・これくらいはさせてください」
そう桂が言うや・・・

ばしぃっ!!

ばしぃっ!!

2つの音が響き、伊藤と西園寺が顔を押さえていた。
桂が平手で二人の頬を打ったのだ。
私は・・いや、そこにいる全員がその光景を呆然と見詰めていた。

「卑怯者・・」
桂は静かにそう伊藤たちに言い放つ。
その言葉に伊藤と西園寺は、はっとして桂を見るが、
桂はその2人に背を向けて
「さようなら、西園寺さん・・。さようなら、まこ・・伊藤くん」
そう言ってこちらに歩き出した。
さっきまで「誠くん」と呼んでいた桂に「伊藤くん」と呼ばれた伊藤は
打たれた頬を押さえながらただ呆然とその背中を見詰めていた。

「桂・・・」
私は桂にかける言葉の見つからないまま、ただその名を呼ぶ。
桂はそれに応えるように、こちらに淋しげな微笑みと共に一礼をして・・
「あ・・」
しかしそのまま私の前を通り過ぎ、校庭の方へ歩いていった。
私はその背を見送りただ立ち尽くす。
570tyoujiya:2008/09/15(月) 19:58:02 ID:qagm9B+E

その時、誰かが泣き出すような声が聞こえた。
見ると西園寺が顔を手で覆って泣いており、
伊藤がその身体を支えるように背中を抱き、清浦が慰めるように何か語りかけていた。
だが、それを見る私の気持ちは、何処か白けたものだった。
そして、先程まであんなに西園寺を庇っていた黒田と七海もまた、
伊藤たちから距離をおき、何処か冷めたような目でその様子を見つめていた。

私は、再び校庭の方に目を向けるが、桂の姿はもう見えなかった。
その時・・
「追わないの?」
背後からのその声に振り向くと、みなみ、夏美、来実が立っていた。
声はみなみだった。そして・・
「行ってあげなよ」
夏美もそう言い、来実もまた私を促すように無言で頷く。
「乙女だって、桂の側にいてあげたいんでしょ?
 それに・・桂をこのまま一人にしておく気?」
そのみなみの言葉に・・いや、3人に向けて私は強く頷くと、
私は身を翻し足早に駆け出していた。

その時、再び背後で誰かが泣き出す声がし、私は足をとめて振り返る。
見ると夏美が泣きながらしゃがみこんでおり、みなみと来実がそれを気遣うようにしていた。
いや、気遣っている来実もまた泣き出しそうな顔をしていた。
私は気になったが、その私の視線に気がついたみなみの
「いいから早く行って」と言いたげな眼差しに、再び身を翻し駆け出した。
そう。今は桂の側に行ってあげたい。
何をしてあげられるか、どう声をかけていいかさえまだわからないけど・・。

そして私は駆けながら、誰にも聞こえないような小さな声で呟いた。
「伊藤・・・さよなら・・」
それは伊藤に対するというよリ、私自身がずっと抱いてきた恋心に対する別れの言葉だった。

571tyoujiya:2008/09/15(月) 19:58:33 ID:qagm9B+E

校庭に出ると、既にフォークダンスも後夜祭も終わっていた。
さっきまで大勢いた人も、後片付けをする実行委員以外殆んどいなくなっていた。
しかし、そのおかげで桂の姿はすぐに見つかった。

桂は私に背を向けた恰好で、既に火の消されたキャンプファイヤーの櫓をじっと見つめていた。
その姿はひどく淋しげで・・悲しげで・・
私はかける言葉も見つからないまま、ゆっくりと桂へ近づいて行く。
その時・・
「加藤さん・・」
桂はこちらへ振り返らぬまま、私の名を呼んだ。
「走ってきたんですか? 息が乱れてますよ」
そう言われて気がつく。確かに私の息はあがっていた。
そっか。それで桂は背後の私に気がついたのか。
そして桂は、いまだ振り返らぬまま、こんなことを訊いてきた。
「加藤さんも、まこ・・伊藤くんとフォークダンス、踊りたかったですよね?」
淋しげなその声に、私は今の桂の気持ちを理解したような気がした。

そうだよね。伊藤と・・フォークダンス踊りたかったよね?
いや、学園祭だって・・一緒に回りたかったよね?

桂の言うとおり、私もそれを願っていたけど、
私は最初からきっと駄目だろうって半分以上諦めていた。
でも、桂は違う。
桂の中では、自分はさっきまで伊藤の彼女だったんだ。
だから桂は、きっと伊藤は自分を迎えに来てくれると信じて・・・でも・・・。

と、桂がこちらを振り返りながら言った。

「加藤さん、ちょっとつきあってくれますか?」

572tyoujiya:2008/09/15(月) 20:01:10 ID:qagm9B+E

今回はここまでです。
>>551 氏が指摘されたとおり、乙女が言うべきことを全部言っちゃったもんだから、
言葉的決着はやけにあっさりになりました。

本作自体が長すぎという指摘もありましたが、流石にもうゴールを見据えながら書いてます。

て言うか
>>554
>俺の予想では多分まだ10分の1くらいの筈だから
・・って、自分を殺す気ですかw

そんなわけで、もうしばらくお付き合いいただけると嬉しいです。
573名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:14:04 ID:pOSLwJwL
>>tyoujiya氏
おつかれ様です。原作やアニメでもこういう方向でケジメつけれたら、
言葉の株は更に上がったでしょうね。そうならないからこその
スクールデイズとも言えますが。 このワールドの言葉も強い、けど悲しい。
ユーザーが知ってるルートよりは遥かにましな選択しましたけど、
後味悪いなあ…… 乙女や言葉はもちろんですが、この苦い経験は誠と世界も
きちんと受けとめ、乗り越えてほしいです。
574名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 22:15:41 ID:HAzB8iWs
2スレ目あたりで誠世界言葉の3P書いたものだが
その続き物で今度は刹那も加わって誠が3人に
ラブラブしつつ搾り取られるSS考えてるんだが
投下OK?

でも、今、ネット環境ないから何時になるかわかんないけどwwwwww
575名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 22:55:42 ID:fHx5ML0/
>tyoujiya氏
乙です。四角関係がきっちりけじめついてて何よりです。
…相変わらず世界にはむかつきますが。
泣きたいのは乙女や言葉だというのに…。
個人的に3組のその後の関係も書いてくれると嬉しいです。

>573
というか、誠と世界がきっちりケジメをつけてれば
言葉も酷い目に遭わなかったわけで…。
576名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 02:06:38 ID:0w6XZg9R
キャラ崩壊の真髄をみたきがする
577名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 03:32:33 ID:DAxH0aDe
>572
GJでした。

> 言葉的決着
こういう展開は分岐ルートならではの醍醐味ですねぇ。
あっさり目ではあるかもですが「いかにも言葉らしい」終わらせ方だったと思います。
そして、次の場面が気になる引き。
次回も楽しみです。

> ゴールを見据えながら書いてます。
百里の道程を行くに九十九里をもって半ばとす。
この分岐ルートがどんな結末を迎えるのか、実際にエンドマークが打たれるまで期待してワクワクしてしまうのはスクイズという題材のせいでしょうか?
ともあれ、ゴール目指して頑張ってください。
578名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 04:32:09 ID:fufjnTZZ
あれ?
480KB超えてる?
579名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 09:37:08 ID:+KfdkS+y
なるほど。言葉に味方が出来るか否かで、こうもStoryが変わってくるのね。
しかも、誠と世界の駄目ぽさが露見するし。

刹那の胸中も複雑だろうね。
知らないうちに「言葉察知警報機」として世界に利用されて、
しかも、その利用目的は屋上でギリギリまでHするためだし。
金メッキの友情は剥がれる運命なのかな?
580名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 09:44:18 ID:k2X0nrQ/
ここ最近続けてスレを立てていたものです。
ROM専に戻ってまして、来訪頻度が下がっておりますので見過ごすかもしれません。
次にSS落とす人かその直後の人くらいでスレ立ててくださいね。
(10KBくらいまだあるので 今のペースだとまだはやそう)
よろしくお願いします。
581名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 18:33:46 ID:fufjnTZZ
>>574
是非投下願います!
582名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:13:20 ID:qTwFDIqV
>>575
一応、原作の言葉よりのルートで
ケジメをつけてから世界と付き合うルートもあるけどな(ポルナレフルート)。
そしてそのまま世界よりに進めると「鮮血の結末」が待っている罠。
「永遠に」でも手遅れだが一応ケジメをつけている。
583名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 17:47:12 ID:h9kTT+dL
スクイズほど極妻用語の「決着(ケジメと読む)」が似合うモノは他にない
584名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 20:24:04 ID:zdpaNG/M
原作で、最速かつ最低なケジメ付けが、学園祭での受付場だな。
泰介より先んじて乙女達を制止して「世界が好きなんだ」を選択して言葉を切ったはいいが、
その舌の根も乾かぬうちに休憩所で言葉と交尾して「ビデオテープ」
あとは言葉に流されるも、もう一度言葉を切ったら「永遠に」END。
ケジメつけても駄目じゃん。
585名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 21:19:57 ID:f81g0qYo
しかも終始一貫
「俺と世界は悪くない。空気読んであきらめない言葉がうざい。
言葉のせいで堂々と愛し合えない俺と世界がかわいそう」
って態度を崩さないからな。
ポルナレフでも永遠にルートでも。
586名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 19:05:27 ID:bOuPTfBv
>>572
すばらしい内容でした。tyoujiyaさん、お疲れ様です。
どんなに壊れても誠だけは決して見限らない言葉ですから、この展開を書くのに相当な覚悟があったのではないでしょうか?
(こんなの言葉様じゃない!と思う人もいそうですし)
2人は鋸どころかビンタ程度ですみましたが、こうした現実的でリアリティな重みと痛みのあるスクイズもいいなと感じます。

いつものようにリクエスト・希望展開としては、
光と七海が世界に幻滅して絶交したとしても、刹那だけは世界を見捨てないでほしいです。
敢えて世界を突き放して、自分がいなくなる事で自らの過ちを自覚させるのを待ち、悔い改めて改心するのを確認したら戻ってくるというのが、
本来の良心を持つ刹那らしいと思います。
乙女と言葉もそれまでの因縁がありますから、安直に友達になったという終わり方にせず、少しずつ“普通”の関係を築き直していくというのが希望です。
乙女と3馬鹿が変わりすぎという意見も書いてあったので、彼女達にもなにか贖罪の行動を取ってほしいです。
そして言葉も無条件に受け入れるのではなく(友達と思っていた世界に裏切られた直後なので)、疑うとかと少し違いますが、もう少し多面的に人と接するように成長するとか…
あとは元凶3人に与えられる罰でしょうか。泰介は未遂とは言え強姦ですから良くても退学、逮捕の可能性もあるでしょう。
誠と世界も、もしかしたら退学するかもしれません(もしかしたら乙女自身が、けじめをとって退学するかも)。ただ、誠と世界にとっては
退学=学園内で白い目で見続けられるから逃げるみたいにもとらえられますし、刹那もそんな世界を見たくないでしょう。
私としては、やはりこの2人には生き恥をさらし続ける事でいい方向に変わってほしいですね。
そしてやはり最後に、(今回はそうでもありませんでしたが)みなみが神視点になった種明かしをしてほしいです。

いよいよ佳境に入りますが、次回の連載も楽しみにしているのでがんばってください。
587名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 22:00:43 ID:OK1B5rtg
中学の時、七海と言葉が仲良かったら高校でイジメなんてなかったんだろうなぁ
588名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 22:40:25 ID:buih9aEH
つうか言葉への偏見やイジメがブス女の僻み嫉妬と
わからないのかコイツらは?あるいは自覚ないのか?
589名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 20:08:18 ID:NXd5aTk7
>587
そのifを描いたのが、PS2版の付録「Valentine Days」なんだろうなぁ。
言葉が七海・乙女・光(及び世界・刹那)らを温泉に招待なんて本編じゃ考えられない。
590tyoujiya:2008/09/21(日) 18:05:53 ID:R8Lw+yOK
どうもです。乙女SSの続き投下しようと思い、残り容量が不安なので
新スレッド立てようとしたら

エラーメッセージ:「新このホストでは、しばらくスレッドが立てられません。

と出てしまいました。

そんなわけで、誰か代わりに立ててくれると助かります。

ちなみに以下のようなカンジで立てようとしました。

     *          *

スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part7

もしかしたらあり得たかもしれない物語。
ひょっとしたら辿り着けたかもしれない結末。
そうした幾つもの可能性が重なり合ってるのがSchool Daysです。
そこで、スクイズで可能だったと思われる展開を自由な発想でSSにしてみませんか。
もちろん、Over flow関連作全てが「あり得た可能性」に含まれるので他作もアリです。

(前スレ)
スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part6
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1214095427/l50

<乙女との約束だからね>
次スレは980レス、480KB超えたら立てるの。
荒らしはスルーよ。 みんな仲良く、いじめなんてしちゃ駄目よ。
だ・・誰よ、お前が言うななんて言ってるのは? うっさいわね!
基本的にsage推奨だからメール欄にしっかりsageって入れなさいよ。
べ・・別にあんたのために言ってるんじゃないわよ。
以上の事はこのスレの約束事なんだからね。きちんと守りなさいよ!


     *          *

これをそのまま使ってもらってもいいですし、その辺は任せますので、どなたか宜しくお願いします。
591名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 19:34:11 ID:xls7qiae
>590
試してみましょう
592名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 19:41:03 ID:xls7qiae
>590
いよいよクライマックスですなぁ
場は何とか用意できましたので存分にブチ撒けられませい

スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221993335/l50

しかしながら不覚をとりもうした
テンプレは>1と>2に分割すべきでござった……コトノハ様の鋸の錆になってきます
593tyoujiya:2008/09/21(日) 20:32:13 ID:R8Lw+yOK
>>592 さま
ありがとうございました。
早速投下させていただきました。

他のみなさまも、次スレにおいてももうしばらく
乙女SSを宜しくです。
594名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 22:08:51 ID:qoz+OO5n
立てたら埋めろよ
行儀悪いな
595名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 10:20:41 ID:UAOxj1LI
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596名無しさん@ピンキー
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