1 :
名無しさん@ピンキー:
ここでは男の精液を吸って生きる淫魔・サキュバスを題材にした小説を投下していきましょう。
淫魔・サキュバスさえ出てくれば純愛、ファンタジーなどジャンルは不問。
スレ立て乙。
インキュバスは?
淫魔の定義知らんけど含まれるんじゃね?
5 :
誘導:2008/04/13(日) 12:09:35 ID:PtSEZrJc
これ以上細分化してどうすんだよ。人外スレでやれよ
なんでそんなもんが関係あるの?
いちおう分化とのことだったので、分離元のスレのURLを貼っておいただけだけど。
今該当スレを検索してみたけど
電波な羅列と無意味なAAしかhitしなかった
小説もないし、やっぱ無関係じゃん
>>11 今はまだ百レスほどだからね。SSの傾向については、前スレ以前を参照。
スレ立ての経過からしたら、姉妹スレなのは明らか。
>>1 「小説」と限定してしまうのはまずくないか?
ゲームや情報交換も含めたほうがいいんじゃないか?
淫魔と言われても定義が曖昧だが、
オカルト知識に縛られず、作者が各自勝手に自分の作品に合わせて設定を創作してOK?
例えば、「ちょっと特殊な病気の人間」なんていうサキュバスも創作の海の中にはいるわけで。
>>16 確かに定義に縛られすぎても作品のバリエーションが乏しくなるな。
とは言っても、ただの淫乱な女とは違う感じだし、
淫魔と言うくらいだから「妖しさ」は必要だと思う。
>>10 の言う分離元およびその過去スレの
30スレ以上、6年半にもおよぶ歴史において
登場した淫魔に、ただの一度たりとも
「妖しさ」なんぞ感じた事が無い件について
精液吸って生きてれば淫魔。
>>17 は本質突いてると思うよ
分離元が長年かけてはぐくんできた概念と
一般の人が淫魔と聞いてイメージするものとは
あまりにも違いすぎる
分離元から来た人がそのイメージで話書いても
そうでない人から見ればどう考えてもこんなの淫魔じゃない
恥かきたくなければやめといた方がいいよ
同じ板に立つスレとなった時点で
分離元に属するものではなく、同格なんだから
我が物顔なんかするわけにいかないだろう
>>1を見る限り
>>20が本質ついてるな。
>>17は自分の好みを言ってるだけ。
ま、最初の作品に登場した淫魔が後の流れ作るだろ。
重要なのは「死」だ!
枯れ果てるまで精液を吸い取る・・・このシチュを望む人間がどれほど多いか!
まずは、自分の理想とする淫魔像について熱く語るところから始めてみるかw
そのうち誰か拾ってくれるかもしれん。
エロゲに登場する淫魔は正直ヘタクソすぎる。
すぐに男にヒィヒィ言わされて垂らしこまれる体たらくで目に余る。
昨日まで童貞だった男なぞ、入れた瞬間射精射精射精射精で
汗ひとつかかず「ごちそうさま♪」って余裕の笑いを魅せるくらいでないと。
25 :
1:2008/04/14(月) 17:10:49 ID:JaWYwTWw
なおバトルファックスレの人間は立ち入り禁止でお願いします。
(主張するなってこと)
26 :
誘導:2008/04/14(月) 17:58:17 ID:bUy1luE7
>>25 バトルファックスレで登場した淫魔のことを話題にするのはOK?
他スレや商業作品で登場した淫魔の話題が可ならなんでBFスレのだけダメなのって話になるけど。
>>23 俺はその場で死ぬより、死ぬことも許されず、自我を奪われ改造されて永遠に精液を吐き出し続けるだけの
精液家畜にされるのも好きだ。
「お、俺をどうする気だ・・・」
「ふふ、知りたい?楽しいわよ。まず脳ミソをいじくるの。絶対に私達に逆らわないように。」
「な・・・!」
「年も取らないようにしてあげる。何があっても死なないように、大事に大事に可愛がってあげるわ。
人間は不老不死が好きなんでしょう?おめでとう!あははっ!」
「ひ、ひ・・・!」
「そして精液を作る機能だけに特化したザーメン家畜に改造するわ。
もう辛いことも苦しいことも無いの。そんなこと考えることもできなくなるわ。
永遠に私達のためにザーメンを吐き出し続けるの。」
「い、嫌だ・・・そんなの、絶対に嫌だ・・・!!」
「あらどうして?どんな苦難も苦痛も苦労も無い、快楽だけの世界に行けるのよ?
あなた達人間は、それを『天国』って呼ぶんじゃなかったかしら?」
「違う!そんな、そんなものが天国であるはずが・・・!ぐ、うああっ!」
「うふふ、人間は言うこととやることが違うって本当ね?天国の話を聞いただけでこんなに固くなっちゃって・・・」
「違う!違う違う違う!これは、これはお前が・・・!」
「ああ・・・あなたはもういいの。邪魔よ。私が用があるのはこっち。このカッチカチのオチンチンさんと、たっぷたぷのザーメン袋さん。
うふふ、素敵・・待っててね、私に出してくれたら、すぐに天国に連れて行ってあげるから・・・・」
「うううう・・・」
「あなたの人格にも主張にも人生にも、何の興味も無いの。用も無ければ興味も無いわ。もう黙ってくれないかしら?
どのみち一回でも私達淫魔の膣内に射精しちゃえば終わりなんだから。」
「お、俺は・・俺は・・・・う、うああ・・・うわあああああああっ!嫌だ!!嫌だ嫌だ嫌だぁああ!
俺には、俺にはまだやりたいことも、やらなきゃいけないことも沢山残ってるんだ!!」
「あらそう。良かったわね。ほら、早く出して・・・私のとろとろのヒダヒダを抉ってるオチンチンさん、どっぴゅんどっぴゅんザーメン出してぇ・・・」
「うわあああああああッ!嫌だ!死にたくない!消えたくない!俺は、俺は俺でいたい!俺は、俺は・・・あ、ああ、ああああああああっ!!!」
こんな感じな。フェイトさん!フェイトさん!!
あー俺も死亡よりペットにされるのがグっと来る。
コレットで何回ry
俺もだ
夫婦やカップルになったりするラブラブでもなく
搾り殺されるでもなく
チンコや精液気に入られて強制的に永遠生かされるみたいな
精液を食料としてればとりあえず淫魔だろ
どんなエンドにするかは作者次第
純愛ルートなら同棲、奴隷ルートなら男が飼育とかな
スレッドタイトルが淫魔とエッチする事だから、そこらへんはどうでも良いんじゃね?
『搾り殺される』ってあったなら、そうすべきなんだろうけれどさ。
>>31の言っている通り、精液を食料としていれば問題無いかな。
趣旨はシンプルにそれだけにして、それのアンチがブーブー言い始めたら本当にBFスレの二の舞になっちまうんだぜ。
食料度合いも自由でいいよな。
「無いと死ぬ」とか「たまに食うおやつ」とか。
ただ男の側の対抗手段として…
・堕ちないようひたすら耐える、逃げる…OK
・魔法、物理攻撃、神への祈り…OK
・逆に淫魔の方をイかせようとする…NG
といった感じだろうか
他にもパターンあるかな?
個人的には、いかに鍛えてようとも
人間ごときの愛撫なんかでわずかにでも感じたりするような存在を
淫魔と呼びたくはない
>>34 NGパターンでもやって見るものの太刀打ちできなくて絶望みたいなのはどうよ
>>34 うるせー
ごちゃごちゃいってる暇があるなら自分でSS書け
SSスレに設定厨は不必要
>>34 お前の好きなタイプのSS書く気なんて微塵もありませんので
まあ男がどう対応してどういう結果になるかは作者の腕の見せ所だし
ここでやいのやいの言うことじゃないだろう。それに反してるSSなんかが投下されにくくなっちまう。
とりあえずは淫魔でさえあれば。
「精液を搾るのが大好き、あるいはそういう本能を持つ異種族」ってことで良くない?
良くない。
異種族ってなんだよ。まるで認識が違う。
神悪魔みたいなもんじゃないのか。
ただ淫乱なだけの生物なら淫魔の意味がない
これだけは言える。
作風を狭める奴は素人
すげえところからこだわり持ってるんだな。
とりあえず人間では無いものってことでいいんじゃないの?ダメ?
淫魔の解釈は作者それぞれ違うんだからそれを楽しめる奴は楽しめばいいし
楽しめないなら楽しめる作品を待つなり、同じ価値観の作者を応援すればいいじゃない。
制限付けすぎると創作の余地も作品の投下も減るぞ。
>>41 生命元素関連因子欠損症の人間はダメですか?
まぁ半ば本気の冗談はさておき、
スレのルールは最初の段階できちんと決めておかないと後々の禍根になると思う。
人が少ないからって趣味の合わない人間を手当たり次第にかき集めても
後でケンカしはじめるだけだぜ。
ここは
>>1に明確な方針を打ち出して欲しいところだ。
>>1にトリをつけてもらって、
>>1の裁定をスレのルールとし遵守する。
>>1の裁定に従わない奴は他スレに移住するなり新スレを立てるなりAAを連張りするなりすればいい… というのはどうだろう。
まぁほんとただの思い付きだ。ウザかったら罵ってくれ。
ルールなんていらねぇ
R5S6BBQSが出ていけばすむ話
このまま
>>39の自分ルールと
>>44の自分ルールが激突してちゃ元スレと同じことの繰り返しじゃないか。
それを避けるためにもスレのルールを作った方はあった方がいいよ。
>>39的ガイドラインで、『狭い範囲の趣味が合う仲間が集うスレ』にするのか、
>>41的ガイドラインで、作者別の淫魔の定義に異議絶対禁止がルールの『なんでもありに特化されたスレ』にするのか。
厨じゃ無い自治ができるのはこの時期の
>>1だけだと思うんだよね。
とりあえず「既存のメディア(神話・ゲーム・文学その他)で淫魔・サキュバスが
どう描かれてるか」というところから考えるべきじゃないの?
それ以上の味付けは各作者次第でしょ。
各自の理想やBFスレでのありようはともかく全部保留して、
最大公約数の枠組みだけ決める方が安全かと。
>>45 こんなマイナースレにルールつけてさらに狭めてどうする?
オレと馬鹿くらべてないで馬鹿と作者を比べろよ
なんも+にならない馬鹿一人がスレに残るためにルール作るのか
このジャンルを愛する作者のために馬鹿を追い出すか?
俺の思う方針を箇条書きにする(ちなみに
>>25は俺じゃないからな)
・淫魔の定義の最低条件は、“精液を食料として好んで吸う”だけ。後の付け足しは作者ごとに違っていい。
・このスレでは淫魔が出るSSのみとする。ゲームやその他の話題は別の該当スレでどうぞ。
・BFスレのことを持ち出すのは極力避ける。
・悪魔天使スレ、人間以外のスレとも一線を画す。
これまでの流れを見ると、議論の観点が淫魔をどう犯すか、
淫魔に犯されたいかという嗜好になっているようだ。
それは作者ごとに違っていいだろ。
ただの人間が淫魔を犯してアンアン喘ぐ淫魔がいてもいい。
その逆に人間を飼う淫魔がいてもいい。
作者がどんな淫魔を書いて、それを住人がどう受け取るかで流れが決まるだろう。
今のところはこの方針を提言する。
>>49 いくつか疑問点が。
>このスレでは淫魔が出るSSのみとする。ゲームやその他の話題は別の該当スレでどうぞ。
分化しておきながらそれは無責任では?
BFスレからは淫魔系の作品が流れ込んでくるわけで、
SSだけではなく、淫魔が出てくるゲームや作品情報についても、受け入れるべきでは?
>BFスレのことを持ち出すのは極力避ける。
スレが進行するにつれて、BFスレとの異同が直ちに問題となるわけで、
話題として出るのは避けられないと思うんだが。
>悪魔天使スレ、人間以外のスレとも一線を画す。
一番上の定義で作者ごとに違っていいとしながら、「一線を画す」というのはどういうことを指してるの?
基本的には作者・住民ごとの自由という方針には同意だが、
それなら最後の文言はいらないのでは?
>>49 方針には全面的に従うが、一つ質問。
このスレの立ち位置をはっきりさせてくれないか?
具体的には、BFスレとの関連性を。ここはBFスレの隔離所なのか姉妹スレなのか関係無いのか。
>>39、
>>50がさらに別スレを立てることにもなりかねない流れだな。
その程度の乱立なら、2,3釘を刺されるだけで本気で消されたり荒らされたりことは無いだろうけど。
○淫魔が登場していれば小説、ゲーム、作品情報なんでもあり。
○BFスレの話題は、淫魔関連以外禁止。
○作者は自由に淫魔を設定して良いが、悪魔天使スレ・人外スレとの差別化はできるだけ意識すること。
ただし実際に投下された作品について、他者が作者の設定についてスレ違いを指摘することは禁止。
>>50の要望を受けたガイドラインはこんな感じになるかな?
個人的には、BFスレの分化スレとしての機能を最優先して欲しいけど
>>1が
>>1の趣味で立てたスレであるということの方が優先だし、とりあえず提案だけ。
スレタイに小説とあるけども
小説、と書いてあるから小説オンリーか。
ノベルゲー、とか作成したりする人もいるかもしれんかったら加えて欲しかったが、スレタイがそうなら仕方無いな。
でも、まぁ、親戚っつぅか関連っつぅか需要を求めている人たちの為にも、
作品を列挙するスレやなりきり系のスレも添付しといた方が良いんじゃないかね?
知っているのなら、スレ挙げとくけれどもどうだろう?
>>1さんよ、それぐらいの救助手段ならあっても良いと思うんだが、どうだろう?
さすがに某スレと住人層被ってるなあ
56 :
50:2008/04/15(火) 19:39:37 ID:cVakJZDv
>>52 うん、自分的にはそんな感じ。BFスレから淫魔関連を抱え込むわけだから、間口を広くしたほうがいいと思う。
ただ、
>>1さんがどういう意図で立てたかわからないので、判断待ちだけど。
>>56 >BFスレから淫魔関連を抱え込む
経緯を考えればそうなるだろうが、
>>1はBFスレとの断絶を匂わせてるんだよな・・・
このスレがBFスレの分化スレであるという前提で話してるが、それは早計じゃないか?
そうだとすると、あっちとも足並みそろえないといけないしな。
私見だがBFスレの隔離スレという扱いにすると、面倒が多いと思う。
それならなぜゲームがダメなのか?
これまでに投下された淫魔系作品はこちらで扱えるのか?
これからどちらかのスレに投下された作品の話題をもう一つのスレでしてもいいのか?(これは
>>1の方針と反する)
あとはまとめをどうするか、だな。作品が投下されれば保存庫が必要になる。あっちのまとめを利用できるかどうかは
今後の展開と
>>1の方針次第だな。
結局ここもあのアホスレと同じか
淫魔という言葉に、今度こそと期待した俺が間抜けだった
59 :
29:2008/04/15(火) 22:42:43 ID:3kTOEWMh
なんで自分の好みいっただけでこんなに煽りあいに移行できるんだよw
好きにやればいいだろうに。
人間(淫魔化のぞく)以外だったらなんだっていいだろ。
なんで朝鮮人は自分の都合、いや好みに合わないことは全部
日本の陰謀だの弾圧だのとにかく日本が悪いと喚くんだ?
自分の都合しか見えてないから何でもかんでも曲がって醜く見えるんだ
誤爆すいません
エロスレ見ながら嫌韓書き込みとか終わってんな
>>57 隔離スレだと言う気はないが、分化スレとして立てられた経緯は明らかで、
このスレを立ててしまった以上、向こうのスレで淫魔作品が追い出されるのは目に見えている。
受け皿になるのは方針云々ではなく、スレ立てに伴う義務だ。
まとめも利用できるように配慮したほうがいいだろうな。便宜上。
>このスレを立ててしまった以上、向こうのスレで淫魔作品が追い出されるのは目に見えている。
このスレに受け入れる義務もBFスレから追い出す権利も誰も持って無いから
スレを勝手に立てた1が削除依頼とBFスレに対する謝罪文
書いて終わりだろ
>>65 それはそうだが、向こうのスレの流れを見てると、淫魔BFは淫魔スレで、となりそうな流れ。
こういうスレを立てて、向こうにURLを貼った以上、もう賽は投げられたわけで、
「そんなつもりはなかった」というのは通らないと思うぞ。
提案に対して返答が無いなら、今のところ
>>49を遵守だな。
ゲーム・情報交換はダメでSSのみ。BFスレとは可能な限り無関係。
淫魔は妖しくなかろうが人間の愛撫で感じようが、精液を食料として好めばそれでよし。
人外スレと一線を画して違うのは、精液を食料として好む体質・病気の『人間』も可ってところかな?
ダメだなここもw
情報室から来ますた
今までの流れ見てると
>>5の人外系統スレに全部丸投げで問題無いような気がする。
この雰囲気を既存人外系スレに持ち込むのは勘弁。
自分勝手な馬鹿の意見をスルーできないとおわらねーぞ?
みんな言いたい放題、だがそれがいい
そこまで淫魔に対する情熱をそそげる事はすばらしいYO!
こんなこと繰り返してくうちに、誰かがひょこっとSS投下したりするもんだ
270 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 10:19:03 ID:brc3dhhp
だから文句言ってるやつは自分でかけない理由を言え
文句しか言えないID:brc3dhhpのSSマダー?
ID:2LvlDlJh=ID:brc3dhhp
279 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 17:28:09 ID:brc3dhhp
>>273 御託はいいからさっさと書け
御託はいいのでさっさと書いてください
某スレとは完全に決別した方がいいな
>>1から何もアクションが無いなら、
>>69が言っている通りでもう良いだろう。
ってか、まったりいこうぜ。まったりよ。
意見をぶつけるだけなら誰でも出来るんだぜ。
相手の意見を理解して、受け入れる事も大切なんだぜ?
両方見てる人多いだろうね
80 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 01:00:27 ID:tjNxnutx
age
『淫夢』
夜。
闇が深まり、住宅街から人の賑わいが消えてしまう。
勿論、ボクだってこんな時間になれば大人しく眠っている。
ボクの友達の中にはゲームやテレビ、長電話をしている人もいるみたいだけれどね。
でも、最近、おかしいんだ。
おかしい、って言うのは夜、眠っている時、エッチな夢を見てしまう事で…。
夢の中に出てくるお姉さんはとってもエッチでボクの身体を触ってきたり、口付けをしてきたり、舌を這わせてきたりする。
その暖かい感触はとても現実的で…そんな夢を見て、目覚めた後はパンツがかぴかぴになっていた。
ボクの身体、おかしくなっちゃったのかな…。
その事が最近、ボクの悩みです。
そして、ボクは今夜もそんなエッチな夢を見ていて…。
ふと、ボクは目を開ける。どうやら目を覚ましてしまったらしい。
ギシ…
ベッドが軋む音。
あれ、おかしいな。
目を覚ましたと思ったのに、目の前には綺麗なお姉さんがいて…。
青い髪に綺麗な赤の瞳。見つめられるだけでボクの頭の中はぼんやりとしてきて何も考えられなくなる。
肉感的な身体つきに露出度の高い、所々にファーの付いた衣装を纏っていた。
何よりも信じられないのは頭の上に山羊の角、そして背中には黒い翼生やしている事だった。
…ボク、まだ夢を見ているのかな?
お姉さんはベッドの上に乗り、四つん這いになってボクへと顔を近づけてくる。
そして…、
「うむっ!?」
突然、お姉さんがボクの唇を奪ってきた。
舌が入り込んできて、ボクの口の中をまさぐってくる。
暖かい舌の感触…あぁ、これって…夢の中より気持ち良い…。
「んぅ…うぅ…ふぅ……んっ!」
ボクの口の中を蹂躙しながら、お姉さんの身体がボクのぴったりと吸い付いてくる。
服越しでも分かる、ふくよかな乳房の感触。下に擦り付けてきて、おかしくなっちゃうよ…。
「ん…ふふふ…強い淫夢を見ていると思ったら、こんな可愛らしい子だったなんて…」
お姉さんの艶っぽい声がボクの耳朶を擽る。
「とっても美味しそう…ん、あぁ〜〜ん」
そして、ボクの耳の中に舌を挿し込んできて…ひゃ、ひゃああぁぁぁぁぁっっ!
「い、ひぁぁぁ……っ!や、耳の中…奥、入り込んで…んぅぅぅっっ!」
ぬるぬる舌が入ってくる!ボクの耳朶を這う舌の音で一杯になって…あ、あぁ…ボク、おかしくなって……!
それに何でこんなにも甘い匂いがするんだろう。
かいでいると頭の中がぼんやりしてきて…お、おちんちんが…ぱんぱんに腫れ上がっちゃう…!
「あぁ、もうエッチな所がこんなになっちゃって…でも、まだダ〜メ。もっと君の事、味わいたいから…良い子だから我慢してね…?」
お姉さんの甘い声が響いて、ボクの頭の中をグチャグチャにしていく。
優しくボクの頭を撫でてくれるけれど…おかしい。
こんなのは初めてだから上手く言えないけれど、お姉さんの目を見ていると、そう感じるんだ。
この人は優しくなんて全然無くって、獲物を狩る狩猟者の目で…何故だろう。こんなに気持ち良いのに…怖い!
その間もお姉さんの舌はボクの首筋を満遍なく舐めていき、パジャマのボタンを外していく。
ボクの上下に隆起する胸にも舌を這わせてくる。ボクの乳首をチロチロと転がして…んぅ…や、何、この気持ち!?
「あぁ…ひああぁぁぁっっっ」
ボクは余りの気持ちよさにあられもない声をあげる。
お姉さんは満足そうに口元を笑みで歪めて、一度、舌を離す。
「…ん…君の乳首、可愛いピンク。…こんな事されるの、初めてなんだね…?…可愛いなぁ、くすくす」
暫く乳首を弄んだ後、舌はゆっくりと下りていく。自然とお姉さんの身体も動くから乳房の感触が…あぁ、乳首の感触が素肌に伝わってくる。
「も、もう駄目…もっと…もっと気持ち良くして…はぁ……は、ぁ……っ」
下半身がぱんぱんに膨れ上がって痛い。何かを解き放ちたくて悲鳴をあげてるよぉ…。
苦しさに素直に声をあげる。
その声、身体の反応を楽しんでいるのかお姉さんの顔がニヤける。
「良い子だね…良い子にはご褒美をあげる。…ほら、腰をあげて…?」
お姉さんの言葉に誘われるがままにボクは腰を浮かせる。
そうすると、お姉さんがズボンの端を、はむっ、と咥えて引っ張り下ろしていく。
ボクの下着が露になると、その下着越しにボクのおちんちんに口付けを落としてくる。
あぁ…く、口付けだけじゃなくって、舌まで這わせてくる。
その感触を素肌で味わいたくって、ボクはがむしゃらに下着を脱ごうと手を動かすけれども、その手はお姉さんの手に抑え込まれた。
「ほら…勝手に動かしちゃ駄目。…んん〜〜、良い匂い。清童の匂いがするわ…。んふふ…じっくり、味わって食べてあげるからね…?」
食べる…お姉さんがおかしな言葉を口にした。
けれども、そんな事を気にしていられなかった。
これが夢でも良い。夢じゃ無くっても良い。気持ち良くなりたかった。この熱の衝動を抑え込まないとおかしくなりそうだった。
「…は、はやく…ひゃやく…もっと気持ち良くして…ひっ……んぅぅぅっ!」
あ、ああああぁぁぁっっっ!?
下着越しにボクのおちんちんを優しく噛まれた!?…あ、あぁ…気持ち良い、気持ち良いよぉ…!
お姉さんはボクのおちんちんをまるで玩具の様に弄んでくる。
噛み付いてきたり、舌を這わせたり、匂いをかいだり。
時折、悪戯をする様に下着の隙間から舌を這わせて、おちんちんを舐めたりもしてきた。
「可愛らしい反応。うふふ、大丈夫。私も満足したし…それじゃ、まずは出しちゃおうか?一番搾り、なんてね」
お姉さんがおかしそうに身体を揺らして笑う。
あぁ、ようやく気持ち良くなれる。ボクは待望していた事に待ちきれず腰を浮かした。
お姉さんはボクの期待に応える様に下着に手をかけ、脱がしてくれる。
下着から解放されたおちんちんを見て、目を細めた。
「ほら、先端からエッチな液が出てるよ…どうしたのかな、お漏らしかな?」
からかう様に語りかけながら、竿を包み込み上下に扱き始める。
あ、あぁ…気持ち良いけれど、恥ずかしい。ボク、おもらししてるんだ…っ!
「う、あぁ…言わないで…言わないでくださ…ひゃあぁぁっ!」
先端からはとめどもなく透明な液が滲み出してきてる。お、おしっこしている感触じゃないのに…。
優しく上下に扱きながら、時折、爪を立てたりしてくる。
「可愛い声出してる、まるで女の子みたいだね。…それじゃ、もっと気持ち良くしてあげる。…んぅ」
もっと気持ち良い事…?
不思議そうにお姉さんを見つめていると、お姉さんの唇から唾液が滴り落ちてきて…ボクのおちんちんを包み込んで…あ、あぁ…ぬるぬるする!
「滑りがもっと良くなっちゃった…気持ち良いでしょ?」
くすくす、と笑みを零しながらボクのおちんちんを上から下に…ぬるぬるって!あ、あぁ…おちんちんがひくひくしちゃう…おかしくなっちゃう!
「や、あぁ…気持ち良い…気持ち良いよ…ひゃあぁぁっっ!」
「もう…さっきから、それしか言わないんだから、くすくす…。まぁ、初めてなんだろうし仕方無いか。これは我慢出来ないと思うから…遠慮せずにイッちゃって良いよ。…それじゃ、いくね…?」
お姉さんの唇が、ボクの先端へと近づいてきて…ボクのを口に咥え込んでくる。
カリ首の部分まで咥え込んできたら、口の中で乱暴に舌を動かしてきて…擦り付けてきて…あ、あぁ、これは凄い!おちんちんの外だけじゃ中まで蹂躙されて…!本当に凄いよぉっ!
おかしくなっちゃう。身体の全ての感覚がおちんちんに集まってきて…おちんちんから出てくる!
「…あ、あぁ…駄目…ひ、あぁぁ…出てくる…出ちゃう…ああああぁぁぁぁぁぁっっっっ!!」
身体の中から漏れ出していく感覚。強烈な快楽がボクの脳に灼きつく。
お姉さんはボクのおちんちんから漏れ出たのを、あます事無く嚥下していき…出るのが終わった後、大事そうにボクのおちんちんを名残惜しそうに舌でペロペロと舐め始めた。
「ん〜〜…ザーメン、美味しい…あぁ、良い。良いなぁ。久しぶりに良質の精気を味わえたわ。…さて…それじゃ今度は下のお口で頂こうかな?」
そう言うとお姉さんは身体を起こしてきて、自分の下着に指を引っ掛けて引っ張り、おしっこをする部分をボクに見せてくる。
そこにはボクみたいなおちんちんは無くって、毛で覆われいて、蜜の様な液が滴り落ちてくる。
「ほら…私の中、こんなのになってるんだよ…?」
下着を引っ掛けていた指が蠢き、お姉さんの中へと入りこんでくる。
ぐちゅくちゅ。
響いてくる卑猥な水の音。
あぁ、ボク、あそこに食べられちゃうんだな…あの中はどんなに気持ち良いんだろう。
お姉さんはボクの腰の上に跨り直すと、ゆっくりと腰を下ろしていく。
「初めてで最後のエッチになっちゃうんだろうけれど…思いっきり気持ち良くしてあげるから。たくさん楽しんでね?」
「…へ?…初めてで…最後…?」
「…うん。だって君は私に食べられて死んじゃうんだから」
そんな、恐ろしい言葉を口にしながらも、お姉さんは満面の笑みを浮かべていた。
「あぁ。君みたいな子は知らないよね。私はサキュバスって言って…男の人の精気を吸い尽くして殺しちゃうんだよ?」
さらり、と当然の様な事の様に口にする。
「…お姉さんは…サキュバス…?」
「そう…サキュバス。人間じゃないんだよ」
その言葉を耳にして、恐怖を覚える。身体を襲っていた熱も少しだけれど去っていたのもあった。
このままじゃ殺されちゃう?信じられないけれど、ボクの中の本能がそうだと告げていた。
「…ひっ…!」
先端にお姉さんのぬめった肉の感触が伝わってくる。このままじゃ食べられちゃう。
し、死ぬのはヤだっ!
ボクはお姉さんを突き放そうと抑え込まれていた手を振り解いて、お姉さんを突き飛ばした!
「きゃっ」
お姉さんが驚いた様に声をあげ、後ろへと倒れこむ。
チャ、チャンスだ。ボクは慌てて立ち上がると、ベッドの上から逃げようとする。
けれども、中途半端に下ろされたズボンが邪魔して上手く動けない。
あ、あぁ…ズボンがおちんちんの先端にこすれて…ひぃ…!
「…女の子に酷い事しちゃ駄目だ、って言われた事無いのかな?」
背後から聞こえてくるのはお姉さんの怒気を孕んだ声。
こ、怖い…。に、逃げないと…逃げないと…!
ズボンをあげる事を忘れて、必死になってボクはドアの方へと逃げていく。
後、少し…後、もう少しでドアだ。いや、それよりも大声で叫べば、お父さん達が起きてきて助かるかもしれない。
「誰か…た、助け……っ!」
だ、駄目だ…気持ちよさがまだ抜け切ってなくって声が上手く出ないよ。
あぁ。そんな事をしている間にもお姉さんに身体を捕まれて…、
「大声を出しても無駄よ。結界を張っているから誰にも届かないわ。逃がすと思った?」
にこやかな声が投げかけられたんだ。
それとは反対に手には強い力が込められていて、女の人とは思えない力でボクの身体は無理矢理ベッドへと引きずり戻される。
「う、うわぁぁぁっっっっ!」
無理矢理、ベッドに押し倒されて跨られてしまう。
必死になってもがくけれども、今度はびくともしない。
「まったく…私が本気を出せば人間がかなう筈無いでしょう?…優しく、心地よく逝かせてあげようと思ったけれど、気が変わったわ」
あぁ…お姉さんの声は朗らかだけれど、目が怒っている。
ボクはどうなっちゃうんだろう。…怖くて、顔が恐怖に歪む。
「気持ちよさも度が過ぎれば地獄だって事、教えてあげる」
にやり、お姉さんは口端を吊り上げると、勢い良くボクのおちんちんをおしっこをする所で無理矢理入れてきた。
「あ、あああぁぁぁぁぁぁっっっ……ぅぅぅ!!」
お姉さんの中、とっても熱い…その熱でボクが溶けていきそうで、その肉の柔らかさでボクを締め付けてくる。
あぁ…なんて気持ち良いんだろう。駄目だ、また力が出なくなってきた…。
逃げる事さえ忘れてしまう。
「んふ…それじゃ動くから…たっぷり味わいなさい。死ぬまで狂う事も無いから、ね?」
そして、お姉さんの腰がボクの上でグラインドして…初めてお姉さんの言葉の意味を悟った。
「ひ、ぎ…いやああぁぁぁぁっっっっ!!??」
お姉さんが動き始めて感じる肉の感触が!中がざらついていて、襞みたいなのがボクを扱き、擦りあげていく!
思考が灼きつき壊れていき、精神が削られ、ボクが壊れていく。
「う、あぁぁ…や、やめ…やだ…まだ、死にたく…な、うあぁぁぁっっっ」
「だーめ。ほら、出して…私の中に出して…ザーメンたくっさん。たくっさん出して、ほら!全部搾り出してあげるから!!」
「ひ、ぃ…あぁ…また出る出ちゃう……!」
あがる悲鳴。あがる嬌声。
あぁ…お姉さんの宴は始まったばかりだ。宴のメインディッシュはボクで…食べられていく。
ボクのおちんちんから零れていくのはザーメンだけじゃない。
ザーメンと一緒にボクの精気が、生命が零れ落ちていく。全てお姉さんに吸われてしまう。
「ほら、まだ駄目。休ませてなんてあげないわ…よがり声をあげなさい。人形みたいにね」
お姉さんはボクにとって捕食者。お姉さんにとってボクは玩具にも等しいもので。
嬌声をあげるお姉さんの目は冷たい。対照的に身体は熱い。
あぁ…駄目だ…イッたばかりなのに、敏感になったおちんちんが耐え切れず、また…また出しちゃう。
「う、ひ、あぁぁぁっっっ!」
夜にボクの悲鳴がこだました。
どれだけの時間が経過したんだろう。
朝はまだ来ない。
ボクの身体の中から生命と言う生命がお姉さんの中へと流れ出していった。
もう指一本さえも動かせない。
声も出し切ってしまってかすれ声さえ出せないでいた。
身体は…どうなっているんだろう。見たくないし、見ようとも思わない。
今はただ、より瑞々しい肌となってボクの上で狂い、踊るお姉さんの姿を見ていたかった。
強い快楽を受け続けた身体はもうボロボロで、それでも送り続けられる限界を迎えつつあった。
「…あら?…もう終わりかしら?…でも、随分ともった方ね…ん…」
上下にゆれるお姉さんの身体。ふるり、とその身体が震えた。
「…あ…ぅ、あ……死にたく…な…ぃ……」
「そんな事言ってももう手遅れよ?放って置いても死んじゃうだけだし。…それに私、生命が燃え尽きる瞬間にイクのが一番好きなの、ごめんなさいね?」
お姉さんはそう言葉にすると、無邪気な笑みを浮かべた。
…あぁ、助からないんだ。
「や、だ…死にたく……」
「もうそろそろ私もイキそうだから…もう少しだけもってね」
ボクの都合などお構いなしにチュ、と口付けをしてきて最後とばかりに激しく腰を動かしてくる。
おちんちんはお姉さんの中でずっともみくちゃにされ続けているのに、これだけは今も元気だった。
あぁ、また快楽が送り込まれる。
その強い快楽を逃す事はもう出来ずに、最後のボク自身がおちんちんの一箇所へと集まっていく。
「んっ…そう…良いわ…イキそう、イク…あはっ、気持ち良い……っ!」
彼女の喘ぎ声が部屋に響き渡る。
「残念ね。惨めね…うふふ。恋も知らないで死んじゃうんだから。…それじゃ、ばいばい?」
お姉さんの邪悪で清らかな声が響き渡り、膣がより一層強まった。
そして、ボクはお姉さんの中へと流れ込んでいき、一つになって…溶かされ、消えていく。
「…ご馳走様」
最後に、妖艶な笑みを浮かべたお姉さんの言葉が響いた。
翌日、ある家屋にパトカーが集まっている。
鳴り響くサイレンの音。何事かあったのかと近隣の住人が集まってきていた。
その家から一人の老練の刑事が出てきた。
その顔には明らかに疲れの表情が浮かんでいる。
この家屋で、ある事件が起きた。
それは密室で少年の死体が発見された事だ。
だが、それは奇怪な事に少年はパジャマがはだけており、下半身を露にして、干からびて死んでいたのだ。
犯人と思しきものの体液、痕跡などは全く無い。
残っていた物と言えば、ただ部屋の中を漂う性臭と、僅かに鼻につく甘い香りのみ。
刑事は溜息を一つつく。
おそらくはこの事件は迷宮入りとなるだろう。
時折起こる人間の仕業とは思えぬ怪事件。
捜査は進まず、行き詰る。何の解決策さえ見つからぬ。まだ若い身空の少年に報いる事が出来ないのが、まだこんな歳になっても刑事にやり切れなさを感じさせた。
そして、刑事はまた溜息を一つつくのであった。
サキュバスとHなことをする小説スレ誕生記念って事で、
折角だから、オレは書いてみたぜ!
何つぅかオレが求めているの第一に妄想かき混ぜてみた。
これ一つ書き上げるのに要した時間は大体3時間半。
書き込み中、サーバが重たくなって風呂に入ったりしていたが、とりあえず完了だ!
誰か…オレの後に続く奴…後を…後を…頼む。
オレに続いて、サキュバス小説を書いてくれる人。
それだけが、私の望みです。
−−サキュバスの喘ぐ頃に
最後にとってつけた枯れ死設定がなければ淫魔である必要ゼロだな
隔離スレの隔離スレにはふさわしい出来栄えだ
しかもひぐらし厨かよ
>>81 GJ!
俺にはエロくて抜くことしかできませんでした
頭がおかしいやつがいますが、そんなやつのことは気にしないでください
>>81 GJ!エロ過ぎる
>>xo6xKHp4
自分現状のSSで満足しているので今のSS書きさんので満足できていない貴方が
貴方自身が満足できるSSを書けばいいかと思うのですがどうでしょうか?
私は今のSSで満足ですのでというか今の方たちよりいいSS書く自信がありませんので、
少なくともSS書きさんに意見できる立場ではないですね
>>90 現状も何もこれが来るまではSSなんてなかったじゃんwwwww
それまで文句しか言ってないんだから満足できてなかったんだよなwwwww
だから率先してお前が書くべきだったんだよwwwwww
それに某スレの馬鹿と勘違いしてるようだが別人だwwwww
俺はただお前をからかいたいだけだよwwwww
>>81 朝っぱらからありがとう。エロかった。
鬱陶しい荒れや見当違いの叩きが続くと思うけど
あなたには何の責任も無いし、むしろ褒め称えられるべきだ。
ふた開けてみれば結局ただの荒らしらしいので以下スルーで
ついにSSきたか('∀`)GJ
こんばんは、皆さん。
まずは小説を読んで頂き有難うございます。
読んで頂く事で小説と言う物は価値が生まれるものですからね。
オレの小説を読んで、つまらないと思った方、自分が未熟で申し訳ない。
オレの小説を読んで、良かったと言ってくれた方、『抜いた』が至上の褒め言葉です。
プライベートが忙しいもんで、これでまた一読者に戻る予定です。
気が向いた時には、今度はラブラブもんでも書いてみようかと考えています。
それでは、最後にもう一度。
有難うございましたー。
単 発 乙
粘着乙
こういう容赦無し系は嫌いじゃないぞ?
探してる小説があるんだが、誰か知らないだろうか?
内容がうろ覚えなんで、適当に箇条書き
・中世風ファンタジー?
・超人的主人公とヒロイン多数のハーレム物
・正体はのっぺらぼうの魔物がいる
・その魔物は相手の好きな人に化けて近づく
・何かの力によって正体を現すことがある
・ひそかに大量に世の中に入り込んでいる
・もちろんエロ小説
農家を訪れたら、夫に比べて不釣合いに若い、奥さんと自称する人物がいて
そいつは奥さんの若い頃の姿で…
切り殺したら中身がデロデロで魔物だって判明した、みたいなエピソードがあった
100 :
99:2008/04/28(月) 17:11:24 ID:04ozZRzW
すまん、ネット小説ね
皇帝陛下ですな
直江?
104 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 17:46:20 ID:xE2harQ5
hosu
布団の中はぬくぬくと気持良くて、タオル地のシーツと毛布と軽い羽毛の布団に挟まれているだけで幸せな気分になる。
寝付きのいい俺はそんな幸せを満喫する前にあっさりと眠りに落ちてしまって、少し惜しい気もしたりだとか。
ほっこりとした布団に鼻まで潜って俺は眠っている。なんだか解らないけれど、やらしい夢を見ていたような。グラビアアイドルのでかい乳だとか、その感触だとかの。
ふわりと耳元に息がかかる。背中に、布団の中味よりもなお温い感触がある。
横向きに寝ている俺の背中に当たる感触。ふにゅ、と柔らかいそれと、甘い匂いに、血が滾ってくるのが解る。寝間着代わりのTシャツから出ている腕にそろりと触れる暖かい指。腕をなで下ろし肋骨のあたりから脇腹を通って回った掌が、股間に触れる。
ガチガチに勃起したチンポに指が絡み付く。やんわりと握られ、俺は息を荒げる。
指でつくった輪がきゅっと締まり括れをこすり、ゆるみながら根元に降りる。もう片方の手は内股をなで、重力に従って垂れる袋を受け止める。柔らかく、睾丸を転がす様に揉む。
「うっ……」
思わず呻いた。朦朧とした意識の中で、下になった脇腹とシーツの間をどうやって腕が通っているのか、とか、ジャージとパンツはいつ脱いだのか、とか、そもそもその手は誰のものなのか、とか。そういった考えにまで、俺の意識は至らなかった。
ただ、反覚醒の茫洋とした意識の中で、快楽に息を吐く。
「ふっ……は………」
指は巧みに動き回る。まるでそれがひとつの生き物みたいに、根元から皮ごと握り込んで上下し、その間にも指がにじみ出る汁を亀頭に塗りたくり、小さな円を描く様に尿道口をなで回す。尾骨のあたりからもぞもぞと這い上がる感触。
浅いくの字にまげた身体の背中にひたりと寄り添う肌の気配。だんだん、その指がどんな風に動いているのか、何をされているのか解らなくなってくる。 呼吸がせわしなくなって。
ふと眼を覚ました、いつも通りの朝。時計の針は、目覚ましが鳴るより10分早い。苦い嫌悪感を伴って布団をめくり、パンツに手をやってみるが、そこに射精の残滓はなかった。ただ、気怠い脱力感があるだけで。
胸のあたりに黒いものが揺れていた。腰から下に心地よい重みとぬくもりを感じ、触れる髪の毛の先が裸の胸をさらさらと撫でる。ちゅぷっ、ちゅぱっ、と唇が吸い付いては離れるいやらしい音が小さく耳に届く。
唇が離れた時だけ、僅かに冷たくて、またぬるりと熱い感触が触れる。しゃぶられた乳首が小さく勃起しているのが解る。
「な……、ちょっ…と…」
誰何する自分の声がかすれるみたいに弱い。のしかかるそれを払いのけようとする手から逃れ、頭はするりと下がって、胸から腹へ、股間へ筋を引いた唾液の痕がひやりとする。上体は重さから解放されたけれど、両脚にはのっしりと明らかな重みが加わる。
浅ましくも既に勃起しているチンポが、ぬるっとした感触と共に熱に包まれて、俺は後頭部を枕に押し付けた。
「うぁっ…!…ぁ……!」
昨晩とは違い仰向けに寝ている俺のチンポをしゃぶる誰か。ぬるぬるとしたその感触は腰から砕けそうに気持ちいい。深く根元までが熱に埋まり、じゅぶっ、と水音を立てて頭が揺れ、強く吸われ粘膜で擦り上げられる快感。
ひんやりと冷たい空気を根元に感じながら、亀頭は熱く口腔に含まれたままぬろぬろと舌が這い回る。
「うっ……く…うっ……く…!」
股間にうずくまる頭を思わず押さえる。指の間に梳き入るしなやかな髪の毛の手触りすら感じられるのに、どこかぼんやりと輪郭を掴ませない気配。柔らかい唇が幾度も往復し、垂れた唾液が尻の方まで伝い落ちてくる生々しい感触。
快楽が、せりあがってくる。腰が震えるのを抑えられず、がくがくと突き上げるのを、ぐぷっぐぷっとくぐもった音を漏らしながら口腔が受けとめる。喉奥に当たってうごめく柔らかい粘膜に、俺は小さく呻きながら射精した。
硬直と吐息が交互に訪れ数度に分けて吐き出した精液を、じゅるじゅると啜り込み、嚥下する。こくっこくっと喉を鳴らす音が酷く淫猥で、背筋が粟立つ。
深い息を吐いて弛緩すると同時に、萎えたチンポを吐き出して、ふ、とそのその重みが消える間際に。ちらりと上げた小さな顔に二つの金の瞳が見えた、猫に似ていた。
だるい身体を引きずって、早々に布団に入る。期待がないといったら嘘になる、連日の淫夢の、あの猫のような金の瞳と、慄くような快楽に。
夢の中では確かに射精して、その後の虚脱感すらもありありと覚えているのに、目覚めれば何事もなかった様に、下着はさらりとしている。夢の中で満足してしまったのか、朝勃ちもしない。ただ、背骨にまとわりつくような疲れと食欲のなさから若干痩せてしまっただけで。
カサつく背中を掻きながら掛け布団を引き寄せ、身体を横たえればいつも通りに、あっというまに睡魔に引き込まれる。寝付きのよいのは相変わらずだが、布団の感触を楽しむよりは、今はその後見る夢のほうが大事だ。
気配が来た。甘い息があご先にかかり、柔らかく身体にかかる重み。そちらに意識を向けると、覗き込む金の瞳が見えた。猫の様に細めて笑う。
「……こんばんわ。また来たよ」
「うん。待ってた」
俺の腰をまたいで座る彼女の、恥丘の膨らみがもぞもぞと触れる。しゃり、と茂み同士が擦れ合った。布団はかぶっているのかいないのかよくわからない。寝巻き代わりのジャージも。そんなのはどうでもいい、意外に華奢なその白い裸体しか眼に入らない。
両手に抱き、なで回し、形のよい乳房を掌におさめ、柔らかく捏ねる。ピンクの乳首がふっくりと勃ちあがる。
首をもたげて吸い付くと、背筋を反らせて胸を突き出す様にする、しなやかな身体。 腰が浮き上がり圧迫感から解放されて、勃起したペニスが揺れる。
ひくんひくんと動くそれを、身体をまたぐ腰が少しだけ蠢いて、先端に酷く柔らかな感触をとらえた瞬間。
「ぅぁっ……」
喘いでいたのは俺の方だった。みっちりとした熱に包まれる感触。とろとろに柔らかく、それでいてきゅうきゅうと締め付け、酷く熱い。滑らかなのにつぶつぶとした感触のある粘膜が、ずりゅっずりゅっとチンポを擦る。
「ふぁっ……く……! すごい……!」
腰がとろけそうな感覚に、彼女を愛撫する余裕がない。後頭部を枕に押し付けて、俺は女みたいに声を上げて喘ぐのをこらえる事で精一杯だ。
見上げればのしかかる彼女の、艶かしい身体。信じられないくらい細く括れた腰なのに、尻はきゅっと上がっていて、形よく豊かな乳房が、動くごとにふるんふるんと揺れる。
細い腰がくねり、上下ではなく前後に酷く淫らに動いて、角度のずれた粘膜を強く擦り付け、ぐちゅっぐちゅっと淫猥な音が響く。
「うん、スゴイ。スゴイね。貴方の精液、美味しくて美味しくて。もっと欲しいの。ねぇ、もっとちょうだい?」
俺の頭の両脇に手をついて、猫の瞳が俺を覗き込む。甘ったるい声が囁き、耳の内側をぞくぞくとくすぐる様な錯覚。尾骨のあたりがうずき、背筋を幾度も震えが走る。
「ぅ……っく……うっ……っく!」
蕩けそうな快楽をせめて少しでも引き延ばしたくて、俺はただ歯を食い絞めて耐える。が、そんな事はおかまいなしに彼女は腰を振る。
その動きが激しくなる。汁がはぜて下腹を濡らす。締め付けが強くなる。俺を包む熱い襞がひくひくと蠢いて、まるでチンポを吸われる様な錯覚。
「ぅあああ……!ぁぁッ……!」
頭が白くなる。びくっ!びくっ!と腰が跳ねて彼女の身体ごと踊るのを、猫の様な金の瞳が嬉し気に細まる。駆け抜ける射精感は酷く長く続き、そして異常に気づく。がくがくと振る腰の痙攣が止まらない。
「ねぇ、美味しいよぅ。貴方の精液美味しいよぅ。もっとちょうだい? ねぇもっと。気持ちいいでしょ? 気持ち……」
甘い声すら遠くなる。延々と続く射精の感覚に気が狂いそうで、俺はただかすれた声を上げる。
「ぁ……ぁ……ぁ……ぁ……」
それはまるで全身すらも蕩かす様な快楽。唇がかさつき、ひび割れ、彼女の腕を掴む指すらもが細くなってゆくのを、俺は愉悦の波の中でぼんやりと見ていた。
GWなので俺が書いてみましたよ。
お粗末様だが楽しんでくれると嬉しい。
描写がイイね
GJ
GJ。夢魔って感じがするなあ。
GJ。
一発抜きました。
むちゃくちゃエロいな
GJ!!
勃起が止まらないw
ほす
一足遅れたけどGJ
これは…ごちそうさまでした
保守
次の淫魔をオナ禁しながら待ち
オナ禁なんてできねーよ、毎晩のように持っていかれるから…
少なくともオナニーはやってないからセーフ
硫化水素がTVを賑わせているが、どうせならサキュバス自殺とか
できればいいのにな。気持ちよく逝けて周囲に迷惑もかからず、
誰かのご飯にもなる。いいことづくめだ。
>>122 サキュバスは人類の天敵だ
貴様はもう、人間としての誇りを忘れてしまったのか!
麻薬にもそんな種類があるんじゃね?
使ったらイキ続けて廃人になるような物が。
125 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 20:37:50 ID:j1667cXk
hoshuage
126 :
名無し:2008/05/26(月) 01:13:04 ID:XZ3xnH4U
* 初登場
「またか・・・」
遠山金蔵刑事は、足元に転がる死体を見下ろし思わず顔を歪めた。
都内 自然公園
青い服を着た鑑識が走り回るなか、地面に出来損ないの魚みたいに転がる<それ>は、
今まで見た死体のどれよりも異様だった。死体は完全に枯れてミイラ化していた。生前、
余程怖い物を見たのだろう。眼球が飛び出さんばかりに見開かれている。
「やっこさんも身元は?」
横でハンカチで口を覆い、いまにも吐きそうな表情の青山刑事に尋ねた。
この程度のホトケさんで吐きそうになるとは情けない。俺なんかバラバラ死体やら腸剥き出しなんぞ、
若い頃は嫌になる程見たというのに・・・・・
「え・・えっと・・・運転免許によると青島輝真(21)・・・・。」
「青島!!あの・・青島か!?」
驚きを隠せない遠山を、全員が見る。
「誰です?」
「連続強姦魔・・・。指名手配されてる奴・・・・」
「こ、こいつが!?」
全員が驚いた表情で、死体を見る。
「そういえば、この事件の被害者は闇金とか筋者とか薬の売人だな・・・。」
また厄介な事になりそうだ・・・・
***
「ねぇ、小夏!?公園で何かあったのかな?警察の人が居るよ?」
歩の声に、小夏は公園を見る。黄色いテープが張られ、野次馬がいる。
それが何か、小夏は知っていた。この騒ぎの原因を造ったのは 誰あろう小夏本人なのだから・・・・。
「ほら、そんな事より早くしないと遅刻するよ。」
幼馴染というよりお母さんみたいな口調で言うと、学校に向う。
<続く>
続きは明日
127 :
名無し:2008/05/26(月) 06:57:07 ID:2FIQr0n1
小夏は、ごく普通の中学1年生だ。だが、幼馴染の歩さえ知らない秘密がある。
それは小夏がサキュバスだという事だ。正確にいえばサキュバスの母と人間の父の間に生まれたハーフである。
時々、夜中に<掃除>にいく。昨夜がそうだった・・・・・。
***
「ほ・・ほんとだよぉ!!け・・刑事さん!!ほんとに見たんだって!!」
廊下で誰かが騒いでいる。遠山が覗くと、廊下でホームレスだと判る老人が騒いでいる。
「どうしたんだ?」
ホームレスを落ち着かせようとする青山に尋ねた
「それが、この老人が羽根が生えた少女を現場で見たって・・・」
「何だ そりゃ!?」
羽根が?このじいさん、危ない薬遣ってんのか?
「ほ・・ホントだよ!!男に跨って犯してるのオラァ見たんだ!!」
<続く>
さぁ、早く幼ななじみが他の女の元へ行きそうになって
逃したくない一心(サキュバスの本能)で調教して奴隷化するだ
この幼なじみ女じゃね?
それはそれで構わないけど
130 :
名無し:2008/05/26(月) 19:12:10 ID:GUHb1b7k
* 残念、男の子です
wktkする…が、メル欄は釣りなのか
ほっしゅ淫魔
このジーさま、危ない薬物を遣っているのだろうか?遠山はマジマジと老人の瞳を見つめた。
どうやら薬の類ではないようだ。
「ほ、ほんとだって!!おらぁ見たんだぁぁぁぁぁッ!!」
「はいはい、判ったから・・・。」
***
小夏が家に帰ると、母親 舞が怖い顔をして待っていた。
「ねぇ小夏、昨日の夜 公園に<掃除>に出掛けたでしょ?」
「何、怒ってんの!?舞だって時々、掃除に行くジャン」
パパ(ちなみに人間の ごく普通の人)が出張で遠出してる夜は、ママは全裸で羽根を伸ばして(読んで字の如く)
掃除に出かける。
「何逆切れしてんの!?こんな近くで掃除したりしたら、サキュバスが居るってバレバレでしょ!?」
「舞は何時の時代の人間!?中世ヨーロッパ?今頃、サキュバスが実在するなんて、誰も思ってないから・・・。」
<続く>
>>133 おや、改造スレの大御所様でしたか。さて、この親子がどうなるのかとか
ミイラにならずに子供まで作ったパパは意外に大物なのかもとか、色々期待してます。
ところで小夏ちゃん
>「舞は何時の時代の人間!?中世ヨーロッパ?今頃、サキュバスが実在するなんて、誰も思ってないから・・・。」
君のお母さんは何時の時代以前に、人間ですらないでしょうが…と、重箱の隅をつついてみますw
135 :
名無し:2008/06/01(日) 02:05:28 ID:g7dEcaLq
「それが 居るのよ・・・・。サキュバスを専門に狩る奴等がね・・・・。」
小夏は驚いた。そいうのは遥か昔、居たとは聞いてたけど・・・・・。
「でも、アタシ達が<掃除>してるのって 悪い奴ジャン!!弱い人を食い物に
してる・・・・。舞もそうでしょ?」
その通りだ。自分も娘同様、襲う相手を悪人と決めている。人間界にながく居た
せいだろう。妙な正義感がついた。
「あの連中は、そんな事は関係ないの!!いい御近所でお掃除はしない。約束できる!?」
怖い顔にたじろぎ、思わず頷く。
<続く>
今の子は親を呼び捨てにするのか?けしからん!!
そこは…人類の道徳を押し付けちゃだめでしょ。つうか常習殺人犯に道徳を説いても
138 :
名無し:2008/06/01(日) 10:24:40 ID:yVUUhnyq
刑事は「現場100ぺん」という言葉がある。行き詰った時、現場に立ち戻ってみる。
そうすれば その時は見えなかった物が見えてくる事もある。
遠山もそうだ。
まだ 封鎖された現場を(気味悪がって誰も近づかないだけだが・・・)を這っている。
<きっと 何かある・・・・・。>
ふいに 何かに気がついた。
地面に奇怪な穴
”!?”
指で触れてみる。湿っていた。雨が降った訳ではないのに・・・・?
穴の横に落ちた落ち葉に小さな水の雫
道具で旨く吸い 瓶にいれた。
核心は無い。だが、何故か気になった。
****
小夏も母親 舞もサキュバスである。吸血鬼同様、精液を吸わなければ生きてい
けない。だがら、ある一定のルールを決めた。吸うのは悪党のみだ。
小夏が自分がサキュバスだと知ったのは小学4年生の時、川原で独り遊んでいる処を変質者
に襲われレイプされた。最初は泣き叫ぶのを無理矢理押し倒され圧し掛かれ犯されていたが、
最後は自分で跨って激しく腰を振っていた。
ミイラにした後、河のキラキラ輝く水面に放尿した時の快感を いまだ小夏は覚えている。
<続く>
取り敢えず完成してから投下しろよ。
ちまちまやられるのはウザい。
細切れ投下のたびにスレ上げられるのか…
メモ帳でまとめるべきだろう
某スレのようにそのうち「新作」とか言って
複数の作品を細切れ投下しはじめるに1000カノッサ
毎日コツコツ書いてるんだから、別にスレ上げられようが全くかまわん。
何週間も投下ない方がスレとしては不健全だしな。
とりあえず、さげたいのなら、全角じゃなくて半角でsageとメル欄にかくように。
某おにゃの子改造スレでそのやり方は通ったかもしれないが、普通では作品の日単位細切れ投下はよろしくない。
他の書き手から見たらスレを独占してるように見えるし、読み手にとっても短すぎて感想がつけにくい。
そんな書き方じゃ、この板ではいずれ叩かれるから、修正したほうが良いぞ、マジで。
ではブッタ切って投下。
問題の職人さんは、こんな風に投下した方がいいんじゃないかって
言われてるということで、参考にしていただければ幸い。
攻め攻めなサキュバスではないです、3P注意。
全4レス予定。
145 :
1:2008/06/01(日) 22:29:02 ID:zqwVbwnd
2コマ目終了のチャイムが鳴って約10分、ボロっちい学生食堂は空腹を
満たそうとする学生でがやざわと溢れ返っていた。
オレはようやく確保した席でカツカレーをがっつきながら、目の前で塩野菜
ラーメン(大盛)をすする篠田に訊いてみる。周囲に人間は多いが、互いに
関心など持っていない。一人で食事をしてよっぽど暇でもない限り、会話の
内容なんざ聞かないだろう。そして隣はどこかのゼミらしい集団だ。よし。
「なァお前さ、」
「ふぁん?」
篠田は麺すすりっぱで視線だけ寄越しやがる。マヌケ面だ。
「サキュバスって……いると思うか?」
……もとい。こんな質問、二流どころとはいえ仮にも学問と研究が本分の学府で
口にするオレのがよほどにマヌケだ。篠田はずるずると麺をすすり切り、もぐついて
飲み込んだ。
「そりゃどういう意味合いにおいてだ? キリスト教および類似する一神教における
性へのタブーを具現化したものとして? それとも教会の権威を高める悪魔と
しての側面か。あるいは夢精のメカニズムの理屈づけか?」
「常識的なお答えをありがとうよ。お前流に言うなら、生物種として存在するか
否かだ」
はっはっは。
乾いた笑いを交わして、篠田はつくづく可哀想なものを見る目をしやがった。
「二次元への愛を語るのは個人の自由だと思うが、エロゲにハマるのもほどほどに
しとけ?」
「妄想と現実の区別ぐらいついとるわバカにすんな!」
思わず大きい声を出し、オレはハッと我に返る。いくら騒がしいとはいえこれは
目立つ。誤魔化すように薄エグい緑茶(タダなので仕方ない)を飲み下し、オレは
今度こそ声をひそめた。
「オレだってまだ何が起こったんだかよくわかんねーんだよ! けど実際部屋に
いるんだから仕方ないだろ!」
「……サキュバスが?」
「サキュバスが」
「お前の部屋に?」
「オレの部屋に」
篠田はしばらく黙ってラーメンを食うに専念し、麺がのびる心配がなくなったところで
一口水を含んだ。
「えーと……事の真偽はともあれ、なんでそんな羨ましいことになった?」
羨ましいのかよ! 正直だな!
「あれか、セオリー通りゴミ捨て場かなんかで行き倒れてたのを拾ったか」
「アホかお前。人が倒れてたら119番はしても部屋に連れ帰ったりしねーよ普通」
「ごもっとも」
「ヤハオクで落札した」
「すんな! つかそれはマズいだろアウトだろ何やってんだヤハー!」
「オレも見つけたときはそう思った」
146 :
2:2008/06/01(日) 22:31:01 ID:zqwVbwnd
安いだけが取り柄のカレーを平らげて、オレはテーブルのベタつかない場所を
選び肘をつく。
「即決物件、写真なし。なんのイタズラだと思って、ちょうど暇だったし、スクショ
撮ってからとりあえず落としといて、通報してやんよとか思ったわけよ」
「本気で暇だな」
「うるせ。ところが、これが昨日になってマジにクール便で送られてきてやんの。
でっかい発泡スチロール開けたら、そこには冷えきった血の気のない女の子が」
「コワっ! キモっ!」
鳥肌立ったらしい腕をさする篠田に、オレはようやく自分が落ち着くのを感じて
いた。同意が得られるとはこんなにも心強いことだったのだ。なんか心理学で
やった気がする。持つべきものは友人だ。
「あんときゃ本気で通報物件かと思ったね……」
「いや通報物件だろ。ふつーに」
「だろ? そう思うだろ? けど動くんだよこれが。腰抜けた」
「…………」
篠田は黙り込み、やがてふぅと何かを吹っ切るように息を吐いた。
「うん、お前にしちゃ上出来の怪談だった」
「作り話にすんな! マジだって!」
「だってお前、仮に本当だとするわな。サキュバスって男の精吸って殺すんだろ。
お前ぴんぴんしてんじゃねーか。それとも何か? そんな据え膳で手ぇ出さなかった
のか馬鹿言うなもったいない」
「いやそれは」
オレは口ごもり、ぱんと両手を合わせて篠田を拝んだ。
「頼む! 助けると思ってオレんち来てくれ!」
*
「いやだ、篠田さんったら。卵を産ませるのにメンドリを殺したりしないでしょう?」
彼女は話を聞いてころころと笑った。ナントカいう画家の美人画に似ている。
真っ黒い髪がぱっつり肩口で切り揃えられ、同じく真っ黒な猫のような目、小さめの、
だが下唇がぽってりした口。首がすらりと長くて、全体に細っこい体、胸はそんなに
大きいわけじゃあないが、とろけるほど柔らかいことは昨日知らされた。ちょっと
癖になりそうな手触りの肌、実はどことなく初恋の人の面影があるのは、篠田には
内緒だ。
半日留守にしている間に、男一人暮らしのとっ散らかった部屋は片づけられ始めて
いる。手始めに溜まっていた洗濯物と流しの食器辺りが。
彼女はきゅっと赤い唇をすぼめた。尖らせた舌が裏スジを辿って、ぅ、と小さく呻いて
しまう。ちゅ、と軽く先端を吸い立てて、彼女は唾液の筋をつぅと伸ばし口を離す。
横髪を細い指で耳にかけた。ふふ、と小さく笑う。
147 :
3:2008/06/01(日) 22:32:24 ID:zqwVbwnd
「牛乳を搾る、牛でもいいですけど」
はぁ、と頷いた篠田は、彼女の腰を持ち上げ、ちょっと首を傾げた。
「つまり、あなたにとって人間は家畜だと」
「聞こえが悪いかもしれないけど、そうですね」
「部屋の掃除も飯作るのも、家畜の世話するのと一緒?」
「ええ。お百姓さんだってご自分の牛は大切にしますでしょう? 劣悪な環境じゃあ
美味しい乳がとれませんもの」
「ああ……言われてみれば。細胞の培養だって見方を変えれば、対象の環境を
整えるに腐心していることになるわけだ……。手掛ければ情も沸く」
「いや何納得してんだよお前」
「実際劣悪な環境だったし」
「注目するのはそこか、そこなのか!?」
ああん、と彼女は腰をくねらせて笑った。
「仲がよろしいのですね」
「ああ……まぁ」
「腐れ縁だよな。高校のときは仲が良かったわけじゃないけど」
「お前と穴兄弟になるとは思わなかった……」
「すまん。他に打ち明ける相手が思い浮かばなかった」
サキュバスに股間を舐められ扱かれる俺、そのサキュバスを後ろから攻めたてる
篠田、マヌケといえばこれほどマヌケな図もない。
低かった体温は、昨夜3発ばかり搾り取られたせいかすっかり人の体と変わらなく
なっている。さすがに今日は腰振るのは勘弁してくれ、とマグロを決め込んだオレを、
彼女はちょっと眉を下げた可愛らしい顔で受け入れると従順に小さな口にイチモツを
咥えた。
篠田は興味津々といった風情で彼女の体を撫で回している。
「人を模しているけれど、いわば、口が2つあるようなもの……なのかな?」
「さぁ……あんっ、ん、んふ、……よく、あっ、わかりませ……んんっ」
「脈はないんだ」
「ご、ご希望であれば……つくり、ますぅ……っ」
彼女は敏感に身悶える。実際に感じているのか、男を興奮させるための手管なのか
わからないが、桜色の肌をしっとり汗ばませ、黒々した目を潤ませて喘ぐ姿は実際
気持ちいい。つか篠田、お前冷静過ぎ。
「……ああ……っ!」
耐え切れなくなったらしい彼女は、オレのモノを放り出すと篠田を押し倒し、腹の上で
激しく腰をくねらせ始めた。
「主(ぬし)さま、ごめんなさい、ごめんなさい……」
「あー、いや。気にすんな」
啜り泣くような声音で謝られると、自分の女が、己の意思でないのに蹂躙され
感じさせられているようで、これもなかなかぐっとくる。ふむ、とオレは唸って、篠田を
跨いで彼女の背後に膝立ちになり、背後からその乳房をわしづかみにした。
「ひゃあんっ」
148 :
4:2008/06/01(日) 22:35:48 ID:zqwVbwnd
びくりと彼女の体が跳ね、咎めるように振り向くのを、そのまま唇を奪って
深く舌を差し入れる。思うように動けなくなった体が、それでも快楽を求めて
無理やりに揺れるのを見下ろした。ぴんと尖った乳首を指先でこねくり回す。
合わせた唇の中で舌を押さえると、嬌声が弾けられずに吐息になって、
もどかしそうに彼女は眉を寄せた。
「ぅお、締まった」
篠田が呟く。ぐちゅぐちゅと結合場所が鳴り、彼女の体が小刻みに震える。
背中にぐっと力が入ったところで唇を解放すると、高い鳴き声が細い喉を
ほとばしった。
「あっ、主さま、いじわる、いじわるぅぅぅっ! あんっ、お願い、ああ篠田さまぁっ、
おねがい、ああん、突いて、突いてぇっ!」
非難しながらも彼女の手はオレの手にかぶさるようにして柔らかな膨らみを
自在にもてあそび、しまりのなくなった口からよだれを零して涙をたたえる。
がくがくとオレの腕の中で細い体が弓なりにしなった。
「ああああああああ―――っ!」
*
「……あー、うん、まぁいいんじゃね?」
害もないようだし、と篠田はのんびり転がっている。
「もう数人ひっぱりこんだ方がいいのかな、お腹の具合的には?」
「さぁ、それは主さま次第で」
「え、オレ?」
彼女は小首を傾げてオレをうかがう。
「あの……前の主さまは、私を夜の街に出してお金を……」
「家事に夜に売春までか! 何その極楽生活!? 人間ダメんなっちまうぞ!」
「はい……」
彼女はしゅんと首をすくめる。
「それで、怒ったご家族に殺してやると脅されて、仮死状態で売られてしまいました」
「オクに出てた真相がそれか!」
ぽん、と篠田はオレの肩を叩いた。
「ま、しばらくはつきあってやるから。死なない程度で、良い方法考えようぜ」
ああ、ややこしいことになった。
他人に知られれば間違いなく贅沢だと罵られること間違いない、厄介な生活が始まった。
「手始めにお前、名前つけてやれよ。可哀想だろ」
「……あー、えーと……白いから雪?」
「安直ッ!」
「うっせー!」
おわり
乙です
ちょっとオク見にいてくる
>>148 GJすぎ!
ちょいロリっぽい淫魔は俺の大好物だ。
GJだ
続き物でもこういう風にやってくれるのが有り難いな
夜の街で身体まで売らされた挙げ句に転売される難儀な淫魔娘、オクで彼女を買ってしまう主人公、
なんだかんだと言いながらダチと穴兄弟になってしまう篠田、
3人ともマイペース過ぎてワロタ
とりあえずスカトロ出ない事を祈る
オクワロタwwwGJ
雪たんを皆で養うサクルにはどこで入れますか?
つ 入部届
途中まで篠田はぶっきら口調のおにゃのこだと思い込んでいた。
ついてた。
オク見てきたやつレス番号で腹筋な
サキュバスとセックスした男は皆死んでしまうと話ばっかりだったから、この話はマジよかった。
次もこんな話を期待してる。
サキュバス抱いて死ぬ話は読んだ後の後味が悪かったからなあ。
実際セックスした相手を死なせるのってすごい非効率なんだよな。
世の中性欲有り余らせてる輩は多いしそういう人達から少しずつ死なない程度に
効率よく精気を吸収してれば腹上死させるより何度も再利用できるからお得だと思う。
お気に入りの男を見つけたらその彼とも何度も楽しめるしね。
俺は
>>156とは全く逆の考えで、搾り殺すことにサキュバスの醍醐味を覚える
セックスした相手を殺すのは非効率とか、性欲を有り余らせてるとか、
そんなリアルな話を「サキュバス」というファンタジーの中に求めてはいけない
どっちもアリだよ、美味しくいただくよ! いや、いただかれるのか?
逆レイプ同然に人間は使い捨て状態で吸い尽くされるのもいいし、
ラブラブ和姦でエロカップルな話もいいと思うけどね。
160 :
157:2008/06/02(月) 16:22:03 ID:hFvjnffv
今自分のレスを読み返したんだが、なんと傲慢なことを書いてるんだろう('A`)ゴメン
ラブイチャは好きだけど吸い殺しこそサキュバスらしく興奮するわけであって、だけどたまには甘えてほしいわけであってすげー複雑
メイドサキュバスとかしょーもないの妄想したりするよな?
>>161 この際だ。吸い殺そうと思ったら相手は不死身の生命力の持ち主で…
……落ちは「食べ過ぎでお腹壊した」にすべきか「メタボなサキュバス」にしようか…
やはり吸い殺しがいい
ラブラブ和姦などヘドが出る
やはり吸い生かしがいい
双方好みのネタを執筆して投下するがよい
吸い殺しこそサキュバスらしいというが、原型の概要では夢の中で相手の性を夢精という形で奪うだけで殺すには至ってないぞ。
実際サキュバスがヒロインのエロマンガやゲームでは相手を吸い殺してるのは殆ど無かった。
このスレ以外にもサキュバスメインのエロ小説が投下されてるスレがあるが、そこでも吸い殺しじゃなかった。
吸い生かしのほうが話の続編も書き易いみたいだったし、自分も個人的に吸い生かしのほうに賛成。
そもそも相手が干乾びて死ぬまで精気を奪ういうツールはどこから来たのか気になる。
ツールじゃなくてルーツだった、すまん。
>>167 多分大昔にサキュバスの話を聞いた人が居てそいつが俺らみたいな奴だったんだろ
小説やゲームで吸い殺すとそこで話が終わっちゃうからな
だからこそこいゆうところでらぜひ吸い殺してほしい
170 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 09:57:19 ID:yfCCB61c
淫夢の中で精を吸い取られ続けて衰弱死するんだろ。
精気を根こそぎ吸い取るのが有名になったと言えば、映画スペースバンパイア(1985年)
じゃないかなあ、サキュバスものではないけど、夢の中で誘惑してくるとかそれらしいこと
はやってたし。ちなみに原作の小説は1975年刊行だったはず
李緑氏の一番最初のSSからして吸い殺し設定だったしな。
あれで定着したような気がする。そして608氏の淫魔ハンターがきて今に至る。
生殺与奪など、どうでもいい。
要はサキュバスが美味しそうに男から精を吸ってればそれだけで抜ける。
夜のスペルマ三分クッキング!!
まず下ごしらえに獲物を焦らします
焦らせば焦らすほど精気もおいしくなるのでよく焦らしておきましょう
よく焦らしたものがこちらです
成人男性:精が濃縮されており、美味です。
また体力もあるので、たくさん出してくれます。
未成年男児:非常に美味です。難点はすぐ死んでしまうこと。
生かさず殺さずの具合がとても難しい。
おじいさん:非常食。
ワインの講釈垂れるソムリエのようだ
つまり川島なおみは淫魔だと?
違うのか?
最近はオバンかもしれんが
禿げた頭をぺろぺろされちゃいます。
184 :
oniki:2008/06/09(月) 21:26:30 ID:hru532f+
亀の頭もぺろぺろされちゃいます。
>>184 とりあえず全部読ませてもらった
最初以外はあんまりエロくないけど流れとしては面白いと思った
なぜ男が縮むのか必要性が感じられなかった。
そういう性癖もアリちゃあアリだが。
俺も男が縮むのに違和感があったな。
サキュバスである必要性が感じられない。
小人妖精スレ住人の方がいいんじゃないか。
>>166 最近のエロゲとかマンガのサキュバスって邪悪さが足りないよね
人間滅ぼす勢いくらいでやってほしいわ
191 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 03:24:56 ID:Oda/ND65
>>166 ルーツか知らんけど
よく吸い殺しちゃうのはモリガンだと思ってたよ
ヴァンパイアハンターの勝ち台詞
tp://wonderhorse.fc2web.com/vh-morrigan.htm
↓このあたりが
Aああ……イイわ
あなたの生命で満たされていく……
C 奪ってあげる……あなたの全てを
G もう逃げられないのよ
さあ、死のくちづけを……
原型か……
あんまり夢のない話をすると娼婦に入れ込んだ偉いさんが社会的に、金銭的に衰弱死とかそんなんじゃねーかな。
もっと単純に嫁さんを悪魔と表現しただけと思う。結婚すれば分かる
吸い殺すのは、80年代から90年代の
ファンタジー系や悪魔退治系のゲームが発祥じゃないかな
>>193 同い年で結婚すると、男が性欲落ちてくるときに女はエッチしたい全盛期だからな。
疲れてるときも迫られるとたまらないよな。
どっかで昔見たんだが幼女に変身したサキュバスがリコン食べるやつがあってめちゃくちゃ抜けた
「おにいちゃんが望んだ小さな女の子のおまんこはどう?」
みたいな感じだった
該当作がたくさんあってそれじゃわかんね・・・
沢山あるならそれ全部教えてくれよ
いやこの人じゃなかった
っていうかどっかのスレで見たんだよね
hoshu
202 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 05:04:25 ID:/G3ybOvl
hosu
203 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 10:46:54 ID:ycioNIEx
淫魔・サキュバスになってHなことする小説
淫魔だぁ? ( ゚д゚)、ペッ
205 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:25:43 ID:jmCxmNNs
淫魔ってサキュバスじゃないの?違う?
サキュバスだぁ? ( ゚д゚)、ペッ
207 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 20:51:31 ID:nN60W2Tz
サキュバスって淫魔じゃないの?違う?
オマエラソロソロヤメテオケ
サキュバスとはラテン語で「下に横たわる者」意味するスクブスの英語読みなんだ
青臭い男の夢、それがサキュバス。
どっちかっていうと上に乗るイメージの方が強いよね
俺は横だけどなぁ
>>211 ちなみに「上に横たわる者」はインクブス
215 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 18:00:54 ID:+zXXDmXv
SS書きたい
216 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 22:37:46 ID:+5dDg28f
>>215 俺も書きたいけど、SSってどうやって書けばいいの?
この板にSS講座みたいのないのかね
>>217 書き手スレのテンプレとか見るといろいろある。
それと叩かれスレ(通称山田スレ)ではSSの悪いところを指摘してくれる。
wisperが見れない!大問題!
220 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 20:46:18 ID:yhswoXTo
昔みてたがURL忘れたわ
wisperさんで投稿させてもらってるジゼリナです。
皆さんこんばんは。
Wisperさん、数日前から見られませんね。なんなんでしょう・・
実は、管理人のレミングスさんとも連絡がとれない状態です。
生きてらっしゃるんだろうか・・。
wisperだよな?本当に見れないのか?
オレ普通に見れてるんだが、いやアーカイブとかじゃなくてさ。
アドレス変わったとかそういうんじゃないのか?
novelとbbsが見られない状況。
CGIサーバーが落ちてるように見えるけど・・・
>>222からは見えてるのか・・
私が見てるURLはえすろくえっくすびーとのところです。
222だがすまない
全面的に土下座したい心境だ
まさか見れない場所が限定されてるとは思わなかった……
ギャラリー見れたから安心してたよ
本当にすまない、オレも見れなかったよ(ガクッ
>>224 謝ることはないよ。
ここのSSはCGIで管理していたから、CGIスクリプトが置いてあるサーバーが
死ぬと何も読めなくなってしまう。
レミさんに連絡をとる努力をしてみよう・・
実は、ある作者さんの投稿も反映されていない状態なんだよね・・
うーむ・・
初めてジゼリナさん見た
やっぱサキュバススレにいるもんなんだね
>>226 お初です。今はここの姉妹スレのゲーム専用スレというところに出没して、
サキュバスのよさを宣伝してる。このスレの存在は昨日知ったという状況。
人間界育ちの純情サキュバス。
一人前になって、子宮に精液を飲ませてもらわないと生きていけないのに、
いやらしい事はしたくない。
でもお腹はすいて我慢出来ず、
幼馴染の、大好きな、でも告白出来ずにいる片思いの男の子の所へ、
涙目で、頬を染めて、訪れる。
そこまで構想してるんならやることは一つだろ?
サキュバスにより人間を滅ぼす災厄の権化として異世界に召還されたアキバ系の少年
人は失って初めてそれの大切さに気付くんだな・・・
235 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 04:20:19 ID:8twabxG0
wisper復活してるやん。管理人復帰したのかな。
236 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 23:31:08 ID:EL6ZUQr1
定期age
>>209 あれだろうかね。
男を誘惑してその気にさせて、組み敷かれて犯されているように見せながら実質は男を喰っている加害者としての存在というか。
238 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 02:18:10 ID:DOtNoOdX
若い騎士がただひとり生き残り捕虜になりなぶられるパターンがスキ
>>227 か弱い子を装って襲わせて心で「いただきま〜す♪」とほくそ笑むんですね
>>228 淫魔と人間のハーフってのはどうだろう。母親が淫魔に拉致監禁されて輪姦されまくって生まれた娘。
普段は貞淑な母だけど後遺症で定期的に色情狂になり、正気に戻ると自己嫌悪で涙する母。
そんな母を見て育った娘だから同じ体質の自分にものすごいコンプレックスを持っている。
誰かを好きになっても「これは恋じゃなくて淫魔としての本能なんだ」と自分に言い聞かせる。
顔を合わせただけで濡れてくる。話しかけられるとそれだけで絶頂しそうになる。
赤面症だといって誤魔化すが、ロングスカートの中は膝までびしょびしょ。それでも彼の前では我慢。
でも家に帰ると我慢出来ずにすぐさまオナニー。おかずは盗んできた想い人の下着かなにか。
自己嫌悪と羞恥心を誤魔化すように毎晩疲れ果てて気絶するまでオナニー。
泥のように眠る彼女の頬には涙の痕が‥‥みたいな。
そこまでシリアスにせんでも良かろ
まぁ好みの問題だが
>>240俺はいいと思うぞ、半分人間で人間として育ったら、普通自分を認められんわな。
自己否定型淫魔は初めてだと思うし、俺は読んでみたい。
なんか練習して書いてみたいんで
テーマくださいな
じゃあ一つ。
駆け出しの青年冒険者が、賞金目当てに淫魔を討伐する。
実力は上回ってるのに、経歴が未熟なせいで淫魔に誘惑され、逆に精気を差し出した話。
経歴?
(性)経験のことを言いたいんじゃないか
> 経歴
履歴書をサキュ姉さんに差し出して駄目出しされる青年冒険者が思い浮かんだ。
ここがあの淫魔のいるところか・・・
賞金100億の淫魔が棲むというこの洞窟。
最初は10万ぐらいの中級モンスターということだったが、
これまで多くの名のある冒険者が挑んだものの、
皆傷ひとつつけれずに帰ってくるため、
だんだんと賞金があがってきて気がつけばこんな値段になったらしい。
あんたもせいぜい骨抜きにされないように気をつけるんだなという
ギルドの親父の見送りの言葉に愛想笑いで返しながらきたが
そこまで強いモンスターだというのだろうか・・・
まぁいいさ、俺はいままでの腑抜けた冒険者とはちがう。
こんな依頼さっさとクリアして大金をいただくとするか・・・
しばらく進んでいくと広い部屋に出た。
そこには無駄に豪華な洞窟には場違いなベッドが。
そしてそこに腰掛けている一人の・・・いや一匹の淫魔。
こいつか・・・武器を構えつつ淫魔に近づく。淫魔もこちらに気づいたようだ。
「あら、討伐に来た子?じゃこっち来て座って。」
軽いなおい。
「履歴書もってきた?」
「ああ・・・これでいいのか?」
ギルドの親父に言われて用意しておいた自分のこれまでの冒険者としての経歴を書いた紙を渡す。
これがないと戦う前に消えてしまうらしいとのことだが・・・討伐相手に履歴書ねぇ・・・
「ふぅん・・・今年冒険者はじめたばっかなんだ・・・討伐歴無し・・・」
履歴書に目を通す淫魔。布を一枚服のように体にまいているが、
丈が短いせいで脚を組みかえるたびに股間の奥が見えそうだ。
「こ、これからなんだよ」
「あのさぁ・・・悪いんだけど初心者はお断りなんだよね〜」
また脚を組みかえる淫魔。
「な・・・なんでだよ」
「もうちょっと経験つんでからきてくんないとさぁこっちも楽しくないんだよね」
「そんなの今お前を倒せば!」
「ふぅ・・・あのね、君淫魔と戦った経験は?」
「・・・まだねえよ」
「じゃあさ、女性とセックスしたことは?」
「な、なんでそんなこと」
「動揺してるってことはまだないってことね」
ふぅとため息をつく淫魔。そこまで落胆するこたねーじゃん。
「あのねぇ、私にはね、賞金が100億もかかってんだよ?
それなのに冒険の経験もろくにない、それどころかエッチの経験もろくにないってさぁ、君淫魔なめてる?」
しゃべるたびにゆさゆさと揺れる胸。大きい・・・
「さっきから話してるのに人の目見ないでじろじろと体ばっか見てるし」
「な・・・」
違うと叫ぼうとするが淫魔の体から目が離せない。
「そんなに私の体がきになるの?」
わざとらしく脚を組み替えてみせる淫魔。
あの脚すべすべしてて・・・それにむちむちだ・・・
「まだ誘惑の魔法とかかけてないんだけど」
呆れたように声をかけてくるが耳に入ってこない。
食い入るように脚をみつめる。あぁ・・・あの脚に触りたい・・・
「ふぅ・・・私の脚そんなにきにいったの?」
脚をあげて冷めた目でこっちをみる淫魔。
あぁ・・・脚・・・むちむち・・・
ふらふらと吸い寄せられるように近づく。
「触りたい?」
目の前でゆらゆらと揺れる脚。触りたい!触りたい!
「ならさっさと早く脱ぎなさい」
いわれるがままに夢中で装備を捨て服を脱ぎ捨てる。
はぁ・・・早く・・・あの脚を・・・
履歴書を無理に入れてボケなのかガチなのか中途半端になってしまった
文章力鍛えて出直してくるわ('A`)
251 :
248:2008/07/31(木) 00:41:55 ID:k8wRCAGw
>>249 未熟さをネチネチ責められるシチュは嫌いじゃないが、本当に入れるとは…w
続きをのんびり待ってるよ。
どこの風俗面接だよwwww
冒険者の履歴書www
なんか変わった話だなと思いつつ、少し上のレスを読んでみた。
納得して、大いに笑たw
履歴書www
257 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 02:06:15 ID:zSFK3/YJ
保守
258 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 00:29:59 ID:2Iz+1opn
定期age
259 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 23:17:52 ID:bpWPsKEL
みんなは淫魔が女を犯してその女が淫魔になっちゃうって設定好き?好きならちょっと書きたいんだけど。
二次創作で淫魔が出る場合、ここか、その二次創作のスレかどっちを選べばいいかな
>>259 って色々考え込んでる内に神候補がw
オレもいいですよ、大歓迎ですたい。
まあ、そこに主人公が居て助ける筈だったのに、助けられなくて淫魔化した女に搾られるってのはもっと好物ですがw
>>261 基本的にどっちもいいかと思います。
あえていえば、比重がどっちに傾けているか、かな。
淫魔色が濃く出てくるのなら、ぜひこっちスレに。
>>261 基本的には該当二次スレがいいと思う。ただ荒れそうな要素入れるなら適当に空気読んで注意書きするとか他スレ行くとか構わず投下するとか。
265 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 07:23:52 ID:KEv8ltd+
>>260 >>262 おk。とりあえず出来た分だけ出すぜ。ジャンルは中世ファンタジーじみた物です。
266 :
プライドの高い女:2008/08/11(月) 07:31:26 ID:KEv8ltd+
ドサッ!
「うぅ…また負けたぁ…」
私は大の字になって後ろに倒れた。
「おい、もう止めようぜ。これで何試合したと思ってんだよ。」
そう言ってコイツは剣を鞘に入れようとする。
「うるさい!私が勝つまで何回でもやるのよ!」
「はぁ…お前何でそんなに俺に勝ちたいんだよ…。」
「アンタに成績でも魅力でも負けて…その上剣の腕でも負けてるなんて私のプライドが許さないのよ!」
「お前のプライドなんてしらねーよ。しかも何だよ魅力って…」
コイツは半分呆れた目で私を見る。それを見た私は無償に腹が立った。
「と、とにかく!私は全てにおいてアンタに負けてるのが嫌なの!分かったならさっさと準備しなさい!」
「あー分かった分かった。今日はもう遅いから明日また相手してやるよ。だから今日は帰ろーぜ?お前も疲れたろ。」
私は辺りを見渡した。確かにもう日が暮れていて、私のお腹の虫もすごい音で鳴いていた。
「う〜…。絶対よ!絶対明日にここに来なさいよ!来ないと絶対許さないんだから!」
「ハイハイ。…ったく、『絶対』を三回も使うほどくやしのかお前は」
「う…うるさい!明日は絶対負けないからね!!」
私がそう言うと、ソイツは少し笑って帰っていった。
267 :
プライドの高い女:2008/08/11(月) 07:46:09 ID:KEv8ltd+
「あ〜イライラするー!」
私は家に帰ると、やり場のない怒りをベットの枕にぶつけていた。
どうしてアイツに勝てないのだろう?なぜ何もかもアイツに負けているのだろう?考えれば考えるほど怒りが沸き上がり、そう考えてるうちに、どうして私はアイツに勝ちたいと思っているのだろう、と疑問が浮かんできた。
「ハァ…」
思えばアイツがこの町にくるまでは私が何でも一番だった。
学校の成績はもちろん、剣の腕前は男泣かせと言われるほどで、告白は毎日のようにされていた。
もう私に敵う人間なんてこの町にはいないと思っていた時に、ある家族がこの町にやって来た。
それがアイツの家族だったのだ。
奴は私の記録をことごとく破り去り、一気に人気者に上っていった。
それが気に食わなかった私は、アイツに挑戦状を叩き付けて、ものの見事に負けてしまってた。
「はぁ…」
私は二度目の溜息をついた。どうしても勝ちたい…。
あんな新参のボケェーっとした奴に全部負けたままなんて嫌だ。
そうじゃないと私には何も残らなくなってしまう。それだけは絶対に…
「そんなにあの人間に勝ちたい?」
私は予想もしない声に一瞬ビクッとなった。
そしてその瞬間、目に入ってきた物に驚きを隠せなかった。
268 :
プライドの高い女:2008/08/11(月) 07:49:25 ID:KEv8ltd+
「ひ…人が浮いてる!?」
そう、そのままの意味で人が浮いていた。
黒い目、紫色の髪、きわどい服に豊かな乳房、そして背中に付いてる黒い翼、それは人というより「悪魔」を連想させる姿だった。
「ねぇ、あなたは何でそんなにあの人間に勝ちたいの?」
悪魔は私にの元へと迎いながら私に問い始めた。
「あ…あなたには関係ないでしょ?…。」
私は弱々しくもその悪魔に抵抗の言葉の放った。
すると悪魔はクスクスと笑い、
「それが関係ない訳じゃないのよねぇ…。」
と言い出した。
「ど、どういう事?」
私は訳が分からくてその悪魔に言った。すると悪魔は私にこう言ったのだ。
「私が貴女の願い、叶えてあげてもいいのよ?」
269 :
プライドの高い女:2008/08/11(月) 07:53:16 ID:KEv8ltd+
「え?」
そう悪魔が言った時、私の思考が止まった。
…夢を叶える?私の?なんで?
「私が、あなたの願い、叶えて、ア・ゲ・ル。」
悪魔はいやらしくもう一度、その言葉を言った。
私は色々疑問が出てきたのだが、『夢を叶える』という彼女(悪魔)の言葉だけが強く印象に残ってしまい、ついこんな事を口走ってしまった。
「ど…どうやって!?」
すると彼女はニヤリと笑い、私に近付いてきた。
「あなたにはまだあの人間に負けてないものがある。でもこれを実行するにはあなたの身体をワタシに貸してくれないといけない。だからもしあなたが私に全てを委ねるというのならば、絶対にあの人間に勝たせてアゲル。」
彼女はそう言うと私の前に座り、私に答えを求める様に見つめてきた。
身体を委ねる…。
私にはその言葉の深い意味が理解出来ず、またどういうことをするのかも分からなかった。
しかしまだ私にもアイツに勝てるものがある。それを教えてくれるならば私はそれが悪魔でも構わないと思ってしまった。
そして私は決意してこう言った。
「か…身体を委ねます…。」
「ウフフ…。」
彼女はそう言うと私に抱き付き、
「ち、ちょっと何す「いいから黙ってなさい…」
私の唇を奪った。
270 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 08:00:53 ID:KEv8ltd+
今日はここまでです。
なんか…ゴメン。焦らしちやって。
携帯からだとこれが精一杯なんだ(′・ω・`)
続きが出来次第また書くね。
ここから女がサキュバスに身体をのっとられて、
エロエロな展開になるわけですね。
GJ 続き期待
乙。携帯でもsageられるはずだ。
乙さま
クールで凛々しく人情にも熱い女騎士。
そんな彼女は元気な弟や良き賢君の主、彼女を支える多くの市民などに囲まれ幸せな日々を送っていた。
そんな忙しくも充実した日々のとある日、主から行方不明者が多数出ている坑道への調査隊へ参加して欲しいと命が下る。
常々より市民から不安の声を聞いて苦々しく思っていた、彼女は渡りに船とばかりに快く引き受け調査へ向かうことになる。
士気も質も高い調査隊の中彼女は実力を買われ、先陣を切る班へ編入されることになる。
そして普段は一般の人々も多く出入りしており、威勢の良い掛け声や怒鳴り声も飛び交う坑道へと、
今は閉鎖されている坑道へと足を踏み入れていく。
常なら明るく平和的な坑道もどんよりと薄暗くそれ自体が魔物の様。
そんな中背後から突如として響く悲鳴。
咄嗟にそこへ首を向けた彼女が見た物とは……?。
そこで彼女が出会ってしまった最悪の悪魔とは―――
翌日、一人を除き調査隊が全滅したとの報告が主の下へ届いた。
主は驚いた、彼女は王国の中でもトップクラスの実力者であり、中には弟子入りを志願する若い者まで居るほどの強さだ。
その白く可憐な手から生まれる剣筋は舞にも似て剣姫とも呼ばれている。
そんな彼女が敗れる相手とは一体―――?
彼女の様態を気にかけながらも思案に耽る主とは別に、医務室で療養していた彼女を見舞っている弟。
そっと手を握り心配そうに見守っている中、ついに彼女が小さく呻き声を上げおずおずと目を開ける。
パッと今までとは一転、笑顔になる弟。そして細い手で緩やかに起き上がり、頭を振り意思がはっきりしてきた彼女。
その紅き瞳にも光が灯り、表情が元の優しく冷静な彼女へ戻っていく。
しかし―――普段道理に受け答えしながらも、その見つめる視線は淫欲に濁り、姉が無事であった事に喜ぶ弟を嘗め回すように。
そんな彼女の微笑みは獲物を目の前にした淫魔の笑みであった……。
>>住民達
正義感溢れるクールでカッコいいお姉様騎士→何らかの人外の生物に襲われる→美貌と美しい豊かな身体と剣を武器にし、
人を倒し犯す事を何よりの悦びとする淫魔へ→感染者が広がっていき王国が淫魔に乗っ取られる→ウマーくね?
迪ォ蜿医→迢舌b縺薙%縺ァ縺奇シォ縺ェ繧薙□繧阪≧縺具シ?
猫又と狐もここでおKなんだろうか?
狐は微妙だが猫又はWIKIで調べると夢魔の一種になってるんだ
妖怪スレにも此処にも該当するんよ
なら始まったばかりのこのスレのが敷居が低いかなぁとか思ったりして
いやいや、オレが専用スレって言ったのは動物娘スレの事だよ
以前あそこに猫やら狐やらって居たような気がする
って言っても無理にここから移動させることは無いかもな
まあ、明確なルールなんて無いしいいんじゃないか?
とりあえず、人間とのセックスが深く生存とかかわる生物ならなんでもOKでは。
別にセックスで殺す必要はないが、精気を吸い取るとかの設定が付いていれば、
猫又だろうがフランケンシュタインだろうが淫魔の一種。
>>282 はじめて見るサイトだけど、全体的には共感するものがあったな。
俺的には、このスレに該当かどうか判断しかねた。
ここのタイトルに淫魔って書いてあるが、ここは人外系全般OKと解釈してもいいんだろうか?
いいわけねーだろカス死ね
生きる!
俺の中では、こういうサキュバスかな。
男は、夢を見ていた。
好きな女性と裸で一緒に、泉で水浴びをしている夢だ。
見事な肢体を惜しげも無く晒す彼女。
腰まで水に浸かりながら、水を手ですくって掛け合う。
水は温かく、体にまとわりつく。
ぬる、、ぬる、、。
体に甘い感触が走る。
男は、夢の中で快感を感じていた。
ベッドの上の男は、意識が無いまま体をくねらせている。
男の下半身の上には、女が跨っている。
いや、女ではない。
もし人間の女なら、男はすぐに気がつくはずだ。
この女は、サキュバスなのだ。
男にいやらしい淫夢を見せて、男の精を奪いに来たのだ。
サキュバスは、男の服を少しはだけさせる。
男は淫夢に溺れて、目を覚ます様子は無い。
サキュバスは、ゆっくりと男の下半身に顔を埋めて行く。
じゅる。じゅる。じゅるじゅるじゅる。
妙に汁気のある音が、部屋に響く。
男は、悶え始める。
「あ、、。あぁぁ、、。」
男は、サキュバスの魔力で目を覚ます事はない。
ぬめぬめとしたサキュバスの口と舌が、男を犯して行く。
サキュバスの目が、男の悶える様子に細められる。
快感に苦しむ男の精は、サキュバスにとって至上の味なのだ。
じゅるじゅるじゅるっ!
サキュバスの首動きが激しくなる。
男の下半身を中心に、サキュバスの首はくねり、前後に激しく動く。
汁気の音が、次第に大きくなる。
じゅるじゅるじゅるじゅるっ!!
「あっ!!ああっ!」
男が大きく声をあげる。男の手が宙を動く。
男は、快感のあまり覚醒しようとしている。
じゅるっ!じゅる、、。
顔を上げたサキュバスの唇は、濡れて光っている。
「ふふふ。ご馳走様。」
サキュバスは、小さく言い残すと、羽根を広げて、重さがないように飛びあがった。
男の手が、サキュバスが直前までいた空間を払う。
スー、、。サキュバスは消えて見えなくなる。
「あ・・あぁ・・。」
男は、目を覚ます。
ベットリと濡れた不快感に、男は起きあがるのだった。
首動き?バリ島のダンスみたいなことか?
>>289 読んでくれてありがとう。誤字だった。
スレの流れに対して、文章で主張してみたかった。
何かよくわからん
もっと文章で表現してください
夢で云々みたいな、サキュバスならではの要素がほしい…って感じ?
某TSサイトでいいのが最近上がってた
>>293 むっ!
>>292 確かに「らしさ」を盛り込んで、普通の人外スレとの差別化をして欲しいとは思ってる。
でも、夢は必須という訳じゃないんだよね。たぶん。
自分のRPGのモンスターのサキュバスのイメージだと、こんな感じ。
薄暗いダンジョンの中、ランプの向こうに人の姿が見えた。
剣を鞘から抜いて、ゆっくりと近づいて行く。
暗闇に真っ白い人の姿が浮いて見える。
長い髪の毛を持つその姿は、、、女だ。
女は、美しい体を惜しげも無くさらしている。
サキュバスだ!サキュバスに間違いない。
サキュバスは、整った唇を半開きに開けて、舌をチロチロと動かして見せる。
その姿は、美しい人間の女にしか見えない。
しかし、こんなダンジョンの奥深くで、裸の人間の女が生きていられるはずが無いのだ。「ヤアーッ!」
サキュバスの目を見ないように懐に飛び込んで、一気に剣を振り下ろす。
ザクッ!!
肉を切り落とした手応えを感じる。ヤッタ!!
目を開けると、美しい白い手だけがその場所に落ちている。
「しまった!本体はどこだ!」
「ここよ。」
すぐ後から、ぞくっとするような女の声がした。
聞くだけで射精してしまいそうな、いやらしい女の声。
「あっ!」
股間に起こる感触に、体が折れる。
その折れる体を、女の腕が抱きとめる。
「敵は最後まで見ないと、ここでは生きられないわよ。」
女の唇が、耳を嬲る。
「ああっ!!」
体から力抜けて行く。
後から抱きつかれた女の腕を振り払う事ができない。
「よくも腕を切り落としてくれたわね。この代償は高いわよ。」
女が耳をしゃぶりながら言う。
もう抵抗ができなかった。力が残っていないのだ。
ズ、、ズズ、、。切り落としたはずのサキュバスの手が、ゆっくりと近づいて来る。
指を器用に動かして、這って来るのだ。
「くっ!魔物め!」
口では強がっていても、もう足が立っていられない。
そこまで力を抜かれてしまっていた。
女の腕に抱きかかえられるように床に座り込む。
「もう立っていられないの?。でも、まだ終わりじゃないわよ。」
ズズ、、ズ、、。女の腕が、股間の辺りにやって来た。
「あっ!!」
切り離した女の手、いやサキュバスの手が、股間を鷲掴みにする。
「少なくともこの腕を治す分は、吸わせてもらうわよ。」
「ああああっ!!」
サキュバスの手が、股間をいやらしく揉み解す。
「やめろぉ。」
口ではそう言っても、体は快感に反応してしまっている。
「体はこんなに反応しているわよ。」
サキュバスは、そう言いながら、抱いている方の手で器用に鎧を外しにかかる。
腰のベルト外されて、サキュバスは、足の指を器用に使い、ズボンを下げて行く。
「ふふふ。もうこんなに。」
サキュバスの笑われて、頭に血が昇るが、どうする事もできない。
切り離したサキュバスの手の指が、ゆっくりと折り曲げられて行く。
「あああっ!」
この世にあらざる快感が襲う。
「ああっ!!ああっ!!」
サキュバスの腕の中で、ただ小さく悶えるしかない。
「イクッ!!」
サキュバスの指が、器用に動いて先端を撫でまわす。
「あぁっ!やめて!やめて下さい!」
サキュバスに泣いて哀願するが、サキュバスは当然止めようとはしない。
「まだ腕を治すには足らないわよ。もっと、快感に泣き喚きなさい!」
「ああっ!!イイッ!!イクウッ!!イッチャウウウッ!!」
男の髪の毛が、徐々に白く変って行く。
サキュバスの指は、いやらしく蠢き続ける。
「あっ!気持ちいい!!イイッ!!ピギィッ!!」
男の口の端からは、涎が垂れている。
サキュバスが指を解いても、まだ男は悶え続けている。
サキュバスは、自分の切り離された腕を広い、切断面に押し付けた。
サキュバスは、繋がった腕を試すように回すと、涙を流しながら悶え続けている男を、見下して言う。
「吸い殻には、もう用は無いわね。」
繋がった手で長い自分の髪の毛を掻きあげると、背中の翼を広げてスーッとダンジョンの暗闇に消えて行く。
男は動けない体のまま、ダンジョンに残された。
その男の体を狙う魔物は、ダンジョンには、まだいくらでもいるのだ。
誤字チェックはしたけど、あったらごめん。
>サキュバスは、自分の切り離された腕を広い、切断面に押し付けた。
拾いが広いになってるね ↑
しかしこれはなかなか…ビクッ
純情な乙女を偽ったサキュバスに吸い尽くされたい
「お願い…やめて…」みたいな事言いつつ淫らな魔力で襲わせて干からびるまで繋がり続けるみたいな
よくわからんと思うけどつまり男が上位でやってるつもりでも結局は嵌められて食べられてるって感じ
『丘の上。月の見える草原で、愛しい貴方を待っています』
僕は何度も読み返したその文面の手紙を握り締め、指定された場所で周りを見渡した。
「来てくれたんですね……」
そこに待っていたのは手紙の主で、学園の誰もが憧れる生徒会長。
彼女はいつもの柔和な微笑みで、僕を出迎えてくれた。
「ど、どうして冴えない僕なんかに、こんな手紙を……?」
問いかけた僕に、彼女は近づいて来た。月光に、闇のような黒い髪が輝いている。
「私の目を見て答えて――私を、愛してくれる?」
彼女の瞳が、薄く紅の光を帯びていた。だけど、僕はその違和感に気付けない。
「うん……愛して、あげるよ……」
何か、頭にモヤがかかったような気分。何をしているのか、何を言っているのかも分からない。
一つだけ確かなことは、
目の前の『女』が、
愛しくて、愛しくて、
汚したくて堪らない――という事だけだった。
「――きゃ、きゃあっ!」
女をそのまま、草原に押し倒す。その悲鳴は、とてつもなく甘美に響いていた。
そして、制服を手で引きちぎる――ひ弱な僕が何故、こんな力を出せるのだろう。
でも、それもどうでもいい。露になった控えめな胸。
「や、やめてっ! 私はそういうつもりじゃ――」
うるさい。破った制服の一部を丸めて、女の口に詰め込む。
まだ少し騒いでいるが、それでもだいぶ収まっている。
僕はその胸にしゃぶりつき、桃色の突起がちぎれそうな程に噛み付いた。
「ひ、ひふぁいっ!」
左右に何度か同じ事をしている内に、僕のペニスは高ぶっていた。
涙ぐんだ目の前の女の瞳が、嗜虐心をくすぐる。
そして、下着を引き剥がす。ほのかに香る黒のパンティーは、わずかに湿っている。
「湿ってるじゃないか。それにこんな下着を履いて、期待してきてたんだろう?」
女は僕の言葉に首を横に振るが、そんな事はどうでもいい。
彼女の膣に、かるく指を入れる。そこは十分すぎるほどに濡れていた。
――やっぱり期待していたんじゃないか、この女。
僕は迷うことなく、滾る男性器を、膣へ一気に突き入れた。
「んーーっ!」
苦しそうに呻き、背筋を張る女。しかし、女性器はしっかりと奥まで受け止めている。
「ふ、ははっ! まさかアンタがこんな淫乱だったなんてなぁ!!」
腰を振る、振る、振る。淫らな水音が響く。それが何よりの証拠だろう。
女は首で必死にそれを否定しているが、既に肌は赤く高潮している。
「ああ、最高だ。この女は、僕の……いや、俺のものだ――」
私物には、マーキングをしなくてはいけない。
興奮が絶頂に達した俺は、膣の奥の奥――子宮口までペニスを突きいれる。
そして女は再び背筋をそらし――俺は、滾る精液を全て放出していた。
「う、ううっ……」
うめくような声で泣き始める女。その光景に、再び俺の欲望が掻き立てられる。
「これで終わりじゃないぜ……ひひっ」
そして再び、俺は激しく腰を振りたてる。
ただひたすらに、己の心を満たす為だけに。
「ひ……ひ、ひっ。ま……まだまだ……」
――あれから、何度射精したのだろう。
数えることすら面倒だった。ただひたすらに、俺は女に射精をし続けていた。
どくんっ!
「かは……っ」
再びの射精。だが、ほとんど精子など出ていない。
――しかし、そんな事は俺の知る由もなかった。
「……ご馳走様。貴方の精、悪くは無かったわよ」
女が何か、喋っている。そして、遠ざかる足音。
待てよ、まだ、俺は満たされちゃいない。
まだ、まだ俺は――。
……月明かりの下、カサカサに干からびたミイラのような男の姿が見えた。
その意味を理解する前に、俺の意識は夜の空に消えていった。
>>299 >>297じゃないけど。
15分くらいで書いた。何か色々とスマン。
>>303 オツカレー。俺の想像してたのとちょっと違ってた。
多分10行位でサクッ済ませるんだろうなーと思ってたよw。
>>304 うん、だからもう、何か色々と申し訳ない。
即興書きはやる分には面白いけど、こういう所に挙げる作品としてはアウトすぎるね。
今回のは特になんか色気も何もないし。
次からは自重。書くにしてもちゃんとやってみたいかな……。
っていうか10行じゃ何もできないと思うよ!
>>305 だが内容自体は良いものだったと思うぜ
少なくとも俺は興奮したぞ!
>>305 アウトなんて事は、全然無いと思ったけどなぁ。
まさか本当にSSが貼られるなんて思ってもみなかった。
そうコメントして貰えると嬉しいもんです。
ただ、一言。
次は賢者タイムに書くのはやめておく事にしますね!
濡れ場の描写的な意味で。
賢者タイムわらたw
でも15分でこれだけ書けるなんて凄いな
たぶんBFまとめに最近投稿してる人ですよね?
時間も文体もコメントも似てるし
違ったらアレだけど合ってたらこっちもたまには濃いお話を一発お願いしたいです
スレ違いですけど、あっちの淫魔BFも好きですよ
頑張ってください
SEXで殺されるとか衰弱させられるパターンの他に、半永久的に続行可能な
状態にされて、半永久的に身も心も快楽の虜にされるパターンも欲しいなあと。
>>309 まぁ色々とあった訳ですし、そういう事はあまり書かない方が良いのでは。
神様が降りて来てトランスできたら、頑張ってみますけれども。
まぁ稚拙な者ですし、あまり期待はせんといてください。
>>310 淫魔の魔力(など)で不死化、死にたくても死ねない〜ってなシチュだと幾つかありますよね。
純愛関係なのだけど、やっぱり淫魔(と人間)なので一方的に絞られる。
むりやり契約とか結ばされて、まるで家畜のように扱われ、蔑まれ絞られながらも悦んでしまう。
ある特定の時刻になると現れる淫魔に毎日吸われ、ついに逃げ出したものの捕まってしまい……。
他にも、精液で淫魔が生きながらえるなら、逆に愛液を舐めないと死んでしまう肉体に改造されるとか。
ぱっと考えただけでも、色々でてくるもんですね。淫魔さんはホンマ万能やで。
俺は純愛ものが好きだなぁ
バカップル作品はよく見るけど、そうじゃない奴が見てみたい
種族の違いとか絡めたちょっと切ない感じの・・・
プロの作品探せって話ですね、分かります
肉体は滅びても魂は束縛とかでもいいんじゃない?
肉体滅びたらサキュバスにとって無意味になっちゃうんじゃ
肉体滅びて魂は一緒にとか、それってバッドエンドじゃね?
純愛なら心なしか。
>>314じゃないけど淫魔が主体なんだし。
ここはひとつ、太陽の光を浴びると復活するが夜になると淫魔がすべてを吸い尽くして
元の木阿弥と言うプロメテウス状態とか。
あるいは、捧げる精を確保するため他の人間を襲うという吸血鬼映画状態とか
『夜、月の見える丘の上で会いましょう。返事はその時にするわ』
生徒皆が憧れる生徒会長。黒いロングヘアを翻し、凛とした雰囲気でそう告げてくる。
その光景を何度も脳内で再生しながら、僕、早瀬心太は急ぎ走っていた。
思えば、どれだけの努力があっただろう。特に染める気のなかった黒髪を、わざと校則で禁じられている色に染めて、注目してもらったりもした。
他にも、生徒会に加入してなんとか一緒に帰ろうとしたり。あわよくば、会長の家まで訪ねちゃおうとしたり。休みの日も、偶然を装って出会ったり――。
……あれ? なんか、僕ってストーカーみたいな気がしてきたぞ。でももう、今更、引き下がる事なんてできないんだ。
これまでの努力が今夜、結果を結ぶか否か。それだけが僕の今の心配だった。
「せ、せんぱい! 香凛せんぱーい!!」
人影が一つしかない、夜の丘。そこは静かで、まるで秘密の世界のようにも思えた。
竜胆香凛。名前の通り、凛とした雰囲気とうまく合わさった長身。どこを取ってもモデルに劣らないような綺麗な全身。
……いや、別に裸を拝んだ訳じゃあないけどね?
月明かりの下、会長の長い黒髪が光る姿は、僕には女神のように感じられた。
「ああ、早瀬君。ようやく来たか」
静かにそう告げてくる会長の姿は、どこか憂鬱気に映る。
「……さて、確かキミは私に、愛の告白をしたのだったな?」
真顔でそう、改めて言われる。耳の先まで真っ赤になるのを自分で実感する。
「あ、は、はい」
やっとそう僕が答えると、会長はすこし間を置き、溜息をついた。
「単刀直入に言おう。私は、人間ではない」
あまりに突拍子の無い言葉に、僕は首をかしげてしまう。
それを見た会長は、笑うでもなく、真剣な表情で言葉を続けた。
「私は『淫魔』なのだよ。聞いた事くらいはあるだろう?
――有り体に言えば、まぁ、何だ。エ、エッチな悪魔だ」
少しばかり恥じらいを見せる姿も新鮮だ……って、会長が、淫魔?
しかし、冗談をあまり言わない性格なのは理解していた。突然すぎる話だけども――。
その僕の心情が顔に出ていたのだろうか。会長は少しばかり悲しそうな顔をする。
「……いや、別に信じてもらえなくても構わない。ただ――」
瞬間、彼女の背中から、黒い翼のような、もやもやした何かが出現した。それが、おそらく会長が『淫魔』であるという証明なのだとすぐに理解していた。
「きっとキミのその気持ちも、一種の気の迷いのようなものだ。だから、私はキミの記憶を少しだけいじらせてもらう。私の事など、二度と好きにならないようにね」
そこまで言われ、流石の僕も冷や汗がでてきていた。並々ならぬ雰囲気。そして、会長の言葉は、ナイフのように鋭かったからだ。
冷ややかな口調になっていた会長の瞳が、紅に光る。それは一体、何なのか――。
「……終わったよ。これでキミは明日からまた、普通の学生だ」
誰かがそんな事を、頭の上で言っていた。ああ、草原に倒れているんだ。
「おやすみ。また明日、会おう」
――おやすみ。
僕は誰とも知らぬ相手に、そう答えていた。
夜中の草原で、一人で倒れている。あわや、行方不明として大騒ぎになる所だった。
そんな情けない出来事から何日か過ぎた、昼休みの事。
いつものように仲間内で集まって笑いながら、購買で買ったパンを食べる。
それが当たり前の光景で――どこか、不思議な違和感を感じていた。
「なー、心太。お前そういえば、アレはどうなったんだ?」
同じくパンをほお張っていた友人が、不意にそう問いかけてきた。アレとは何だろう。
「ああ、俺も気になってたんだ。ま、あの生徒会長だ。どうせふられたんだろ?」
なるほど。僕が生徒会長に、告白をしたことか――そう、僕は彼女に告白をしたんだ。
告白をした僕は、彼女と夜の丘で出会った。そして――。
「……ありがとう、二人とも。今度、ジュースの一本くらいおごるよ!」
そして、僕は一気に教室を飛び出した。
――残された二人は『はぁ?』と言った感じの表情をしていた。
320 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 10:14:25 ID:v8MXxsMb
『今日の夜。あの日と同じ、月の見える丘の上で待っています――貴方の心太より』
この間と同じシチュエーション。
違う事があるとすれば、待っていたのは会長ではなく僕だという事。
そして――、
「キミ、まさか記憶が戻ったのか?」
目の前の生徒会長が、非情に不機嫌な事である。少しばかり慌てつつも、静かに頷く。
会長はそれを見て、大きな溜息をついた。
「魔法が効き難い体質なのか、単純に思い込みの激しいバカなのか。
――次はもっと強力にかけさせてもらう。何かが起こっても、私は責任を取らない」
そして、この間と同じように、黒い翼が姿を現す。それを見て、僕は語りかけた。
「香凛先輩。そうやって近づいてくる人を拒絶して、何になるんですか?
僕の記憶を消して、次に言い寄ってくる人の記憶も消して……そんなの、悲しすぎると思いませんか?」
その言葉が、会長の何かに触れたのだろう。やや怒り気味の表情になり、
「キミに私の何が分かる? この忌まわしい体を持つ辛さは分からないだろう?」
そう捲くし立ててきた。僕は首を縦に振る事しかできない。
「例え人を好きになったとしても、その人と結ばれる事なんてできない。私はなるべく誰にも関わらず、一人で生きるしかない」
「でも! それは、違うと思います。現に香凛先輩は、皆から慕われている。それなのに、孤独に生きるだなんて――」
僕の言葉を最後まで聞かず、会長は鼻で軽く笑い飛ばした。
「そこまで言うなら、教えてあげるよ。私の言いたい事を。生と死の狭間で――ね」
そして、喜びとも悲しみともつかない、淫靡な表情でそう口にした。
直後、草原の上に、僕は押し倒されていた。目の前に迫るのは、秀麗な会長の顔。
それを確認した時には、馬乗りになった会長に唇を奪われていた。
ファーストキス。その余韻に浸る暇もなく、甘い舌が侵入してくる。
唾液と唇。舌と舌。色々なものが交じり合って立てる淫らな音は、僕を興奮の高みへと押し上げ続けていた。それでも会長は僕から顔を離さず、ねっとりとキスを続けてくる。
「気持ちよくて堪らない――って表情だね? でも、こんなのは優しい方さ……」
ようやく会長が離れる。光る口元を舌で舐めとりながら、初めての深いキスに朦朧としていた僕のズボンを、下ろしにかかっていた。
「か、香凛先輩。何を――」
期待と不安。次にされる事は、予測ができていた。
口先ばかりの制止など気にも留めず、そそり立ったペニスが姿を現す。皮の被ったそれを、清楚な唇が飲み込んでゆく。
「あ、ああ……」
その光景に、僕は目を離すことができなかった。憧れの会長が、汚い部分を咥える。しかも、舌か唇かそれ以外かよく分からないけれど、皮が剥かれて行く。
次いで襲い来る敏感な部分への刺激に、僕は腰を突き上げてしまっていた。
「んっ!」
会長はそのせいで一瞬だけ呻いたが、すぐに動きを再開した。本や動画で見て知っていた初めてのフェラチオは、オナニーなどとか比べ物にならない気持ちよさだった。
剥きあげられ、敏感な亀頭が熱い粘膜にやわらかく刺激される。カリ首に唇を押し付けるような動きをしつつ、何度も何度も会長が顔を上下させてくる。
「で、出ますっ!」
早すぎる。自分でも情けないと思っていた。でも、我慢などできるはずもなかった。
「――さて、と。それじゃそろそろ、本当の淫魔の恐ろしさを教えてあげよう」
二度の射精の余韻に浸る僕の前で、会長は制服のスカートの下から、薄手の黒い布を脱ぎ捨てた。下着なのだと、おぼろげに理解する。
「ほら、見なさい?」
会長は僕の顔をまたぎ、指で軽く膣口を開いて見せ付けてきた。湿ったピンク色の内壁が、呼吸をするかのように蠢いている。どこか気色悪いそれは――とても、淫らだった。
そして、未だに勃起しているペニスへと会長が跨る。先端が触れない程度に近づき、
「この膣こそ、私が淫魔である証。普通の恋愛など、できない証。ここに挿入すると、どんな人でも何度も射精して、狂ってしまうのよ。
あまりの気持ちよさに――ね」
言いながら、会長はゆるゆると腰を落としてくる。
まだ入り口だと言うのに、既に僕のペニスは悲鳴をあげていた。
「じらすのも可哀想よね。だから一気に――終わらせてあげる」
それを見て、会長は笑っていた。
無慈悲に叩きつけられるような、奥深くへの挿入。
僕は、声にならない悲鳴をあげていた。
あれから、どれくらいの時間が経ったのだろう。
会長は顔を上気させながら、腰を振りたてている。僕はその強烈な快楽に、脳を焼かれているような、苦痛に近い天国を味わっていた。
「……な、なんでキミはイかないのよっ……!」
だけど――僕はまだ、挿入してから一度も射精をしていなかった。
焦ったような会長の言葉に、僕はもう壊れかけていた頭を回して答える。
「か、会長の事が好きだから……僕が射精しなければ、人間と淫魔だって付き合える……なんて風には思ったりできませんか……?」
限界なんて、とっくの昔に超えていた。僕を支えているのは、ただ一念。
――生徒会長、竜胆香凛が好きだから、射精をしてはいけない。
もう磨り減りきったその意志だけが、僕の心を繋ぎとめていた。
ふいに、会長の腰の動きが止まった。焦点がやや定まらない瞳で見上げる。
「キミは……バカだね。そんな事の為に……」
泣いていた。笑顔で、泣いていた。
僕は起き上がろうとしたけれど、体に力が入らない。
宙を切る手を、小さな手が握り締め、引き上げてくれる。
「ありがとう、心太君――」
そして、静かなキス。優しい言葉に、僕の限界はあっさりと崩れ落ちていた。
「――キミのような強い意志があれば、わざわざ私を選ぶ事もないんじゃないか?」
月明かりの下、三度の射精で疲労困憊した僕は今、驚く事に会長の膝枕を受けていた。
柔らかな太ももの感触と、仄かな良い匂い。そして、眼前には恥ずかしそうに微笑む会長。まるで桃源郷のような状況である。
「そうかもしれませんね。でも、僕は会長が――いや、香凛が好きなんです」
目を見開く香凛。眉を顰めたり、顔を真っ赤にしたり、怒ったような表情になったり。
「い、いきなり名前で呼ぶだなんて、キミは失礼だ。だ、だから私も今度からはキミの事を、心太と呼ぶ事にする。いいね!?」
「えぇ〜、どうしようかなぁ〜」
僕たちは顔を見合わせて、笑っていた。
――確かに、淫魔である香凛と一緒に居るのは、大変かもしれない。
でも、僕は今、間違いなく幸せだった。
全てを見ていたお月様に誓う。
僕は、僕だけじゃなくて、香凛も必ず幸せにしてみせると。
1回ageちまってた。スマン……。
>>300辺りのリベンジ&純愛風味ver。
誤字脱字があったらゴメンね。
淫魔の定義、って難しいですね。
作者(俺)が淫魔として認めうる能力(今回で言うなら、命令支配する瞳と膣)があれば淫魔なのか。
それとも、翼に羽の定番じゃないとダメなのか。
後者じゃないと受け入れられない方には申し訳ないです。
まぁ、楽しんでいただければ嬉しく思います。
GJ!
…主人公の名前を「ところてん」と読んでしまったのは俺だけだろうかorz
>>326 ちゅるちゅると吸われてしまう身には、とても似合っている名前ですねw
な、名前の意図は『心が太い(折れない)』って意味だったのに!
名づけたのも俺だが、確かにトコロテンだと
>>326で気付いた
心太カワイソス
ここまで読んだらトコロテンで感動が半分以上吹き飛んだw
純愛っぽくてめっちゃ良かったです
ところてん噴いたwwwwGJ
他スレで悪いんだが、そういえば最近とある魔術スレで淫魔系の話が出てた
案外面白い進行しているから、本編を知らなくても楽しめると思うぜ
スレの上のほうでちょこっと話題になってるけど、スレ住民にとって淫魔ってどんなイメージ?
参考までに聞いてみたい
エロくて羽が生えてて尻尾がある、みたいな
とりあえず、スペルマごっくんと中出しで元気になる
いかがわしいことをしてこっちのレベルを下げてくる
トコロテン大好き
ふたなり淫魔の攻撃でトコロテン
角、翼、尻尾が生えてて女の子と、ところてんが大好き。
何で人外スレあるのにこんなスレ立ってんの?人が分散するじゃん
そんなありきたりな厨発言じゃ釣れないぜ?
ネタ振った俺も悪いが心太君ネタにされすぎワロタ
>>332 人間のせーしが主食の可愛いor美人の女魔。
>>336 俺もそっちの連想しかしない上に大好物なシチュだから困るんだぜ。
ふたなりは流石に人を選ぶと思う。
書くのであれば必ずNGワードか、他スレで書いてこっちに告知するかしたほうがいい。
サキュバスって夢魔と言うくらいだから、実体を持たず、犠牲者の夢の中にだけ登場するのが
古典的なタイプと思っていた。
女の子を犯すか他の淫魔と百合展開になるようなのが好きだな。
犯された女の子が淫魔になるシチュもあったら尚更。
ありがちなシチュだけど
気弱な女の子(人間)が友達(実はサキュバス)に恋愛相談
↓
悩みを解決するため友達が犯す→淫魔化
↓
大胆になった女の子好きな子にアタックするが、勢い余って吸い尽くす
みたいなの誰か書いてください><
おまえらそこまで考えたんなら自分で書いてみなよw
男が淫魔化させられるとかな。
女淫魔が愛する者に与えられる最大の物はやはり快楽。
しかし、人間の体では耐え切れないため、快楽を堪能させてやれるのはほんのわずかな
時間。それを超えると強すぎる快楽に肉体が耐えられず、快楽が快楽という形の苦痛と
なり、果ては衰弱や死亡を引き起こす。
そこで、淫魔との性交に耐えられるよう男も淫魔化。それも、女を襲う男淫魔とは別種の、
快楽を感じるための機能が人間はおろか通常の淫魔(男、女問わず)でさえ遥かに
超越してる上、どんなに激しい性交でも苦痛や悪寒を感じず、快楽や喜びだけが
生じるようになり、常に肉体も精神も最もSEXを楽しむのに適した状態がキープ
され、全身が性感帯化した上、性器も複数出現し、いくら搾り取られても平気。
唯一の欠点は全身の性感帯化と引き換えに体を自由に動かすのが困難になるため、
攻めに回れず受けオンリーになってしまう事…と、いう肉体に。
そして、淫魔化男を喜ばすために仲魔の女淫魔達を集め、大勢で群がり、
文字通り未来永劫の快楽を与え続けると……
くりすさん続き書かないのかな
サキュバスが男から精子を絞り取ろうとするんだけど
実はその男はハイパー絶倫で、逆にサキュバスがヒィヒィ言わされちゃうっていうのが好みです
サキュバスがひいひい言わされるってすげえな。
まさに淫魔ハンター。
淫魔って野生動物なら速攻で絶滅するよな、エサが偏り過ぎてる。
絶滅しないように頑張ってんじゃね?
>>354 そこはオスを”飼う”ようなシステムがあると妄想
人間牧場っていうとTOS思い出すが
今気付いたオス増やすのってメス増やすより効率悪いな!生産者は大変だ。
逆レイプ系SSだと淫魔の世界に連れ込まれた人間の男は強制的に性の尽きない体に
されて延々食料にされ続けるのを見るな。(限界の有無、快楽が苦痛化するか、快楽を
延々堪能させてもらえるかはそれぞれの設定で異なるけど)
359 :
サキュバス・カンパニー 精液牧場 1:2008/08/26(火) 16:14:30 ID:B8aVPf2e
その建物は街郊外の青々とした田畑が散在し、
所々に小さな森林が見える、山の裾野が近い場所にあった。
建物を外から見ると、3F建ての小さな工場に見えた。
社名の表示や、建物の存在意義を示す看板は存在しないため、
その建物の中身が何なのかは分からなかった。
辺りは広大な平地が広がる田畑の中に
ぽつぽつと民家が存在するだけの地域で、
特に建物の事を気にする近隣住民もいなかった。
透き通る青を宿した大空の下、
田舎道を走る一台の紅い車があった。
車内には女の姿が見える。
車窓からは両側にひたすら美しく輝く田畑が続いている。
女はハンドルを握り、サングラスを通してその光景を眺めている。
この街には不似合いな女だった。
年頃は20代後半。
髪は薄い茶色。
高くすらっとした身体に黒いパンツスーツを完璧に身にまとい、
手足はハンドルとアクセルに向かって長く伸びていた。
この街の住人ではなく、
都会でキャリアウーマンとして日々仕事をこなしていそうな、
そんな印象だった。
前方に建物が見えて来た。
女は月に一度、この建物を訪れる。
女は建物の前の土がむき出しになった広場に車を止めた。
ドアを開けて降りると、サングラスを外し建物を見上げる。
まつげが長く、切れ長の大きな瞳は髪の色と同じく茶色を帯び、
何か人間と異なる不可思議で妖しい印象を醸し出していた。
建物に向かって歩き、正面のドアを開けて中に入る。
右側には受付があり、一人の女がカウンターに置いた本を読んでいた。
女は本から目を上げ、ドアを閉める女を見て微笑んで言った。
「こんにちは、葉山さん」
葉山はカウンターに歩いていき、無表情で言った。
「食事に来たの」
受付の女は笑みを浮かべて言う。
「ここを訪れる人は皆さん、食事の御用です」
受付の女は30歳前くらいだろうか。
一見すると中小企業にいる、
少々歳をとった綺麗な事務職員といった風情だが、
女の浮かべる笑みはどこか妖しい雰囲気を持っていた。
「お仕事はお休みですか?」
事務員が横にあるパソコンのキーボードを叩きながら尋ねる。
「休みを取ったの。買収が大詰めの時期になってるから、
今休むのは都合が悪いのだけれど」
ディスプレイに表示された画面を見ながら受付の女がまた妖しく微笑む。
「生理的な欲求には逆らえませんからね、私たちは」
葉山はじろりと受付女性に目をやったが、すぐに目をそらした。
受付の女はカードキーを差し出した。
「3Fの203番です。ご希望通りのご用意がなされています」
「ありがとう」
葉山はそっけなく応えるとカードキーを受け取り
廊下をエレベーターに向かって歩き出した。
後ろから受付女性の声が追ってくる。
「ゆっくりお楽しみ下さい」
葉山は振り返らず、エレベーターのボタンを押した。
エレベーターが3階で止まり、葉山は薄暗い廊下に降りた。
廊下の両側には同じ様なドアがずっと奥まで並んでいた。
1階や建物周辺の明るく健康的な雰囲気とは異なり、
この階は禍々しい妖気が漂っていた。
廊下の広さの割に、天井に電灯は数個しか付いておらず、
弱々しく最低限視界が見える程度の光しか廊下に与えていなかった。
この階を特別異様な雰囲気にしているのは
低いうめき声だった。
それは廊下の両側の各ドアから響き出し、
廊下全体に充満していた。
右側の奥のドアから突然、ひときわ高い悲鳴が聞こえた。
そして突然ぷつりと悲鳴が消えた。
廊下に響く声は全て男性のものだった。
低いうめき声もあれば、甲高い異様な悲鳴もあり、
それらはしばらく続くと突然消え去り、
また別の部屋から響きだしてきた
うめき声や悲鳴がそれにとって替わった。
葉山は203号室に向かって歩き出した。
左側の奥の部屋だった。
暗い廊下を歩いていると、ちょうど右側の部屋208号室から
若い男性の泣き叫ぶ哀れな声が聞こえて来た。
「や、やめてくれ・・!も、もう、ゆ、許してくれ!!」
そして男の声は突然悲鳴の様な喘ぎ声に変わった。
「あ、あ、ああぁぁッ!!うわぁぁぁッッ!!!」
葉山はそれに対して特に何も反応せず、廊下を進んで行く。
左側の部屋のドアが開いた。
中から40代の美しい女性が現れた。
女は葉山に気付くと軽く頭を下げた。
葉山も軽く頭を下げて応じる。
女は美味なフランス料理を食した後の様に
満足そうな恍惚とした瞳を浮かべ、
手の甲で唇をぬぐった。
すれ違い様に、葉山は部屋の中を覗いた。
暗い部屋の中の光景がドアから差し込む光で少しだけ見えた。
ベッドの上に裸の男がうつ伏せになって倒れ込み、
ベッドの真横の床では同じく裸の男が絨毯に仰向けになっていた。
男は驚愕した様に大きく両眼を見開いていた。
仰向けになった男の横には、ここの職員の女性が2人佇み、
男を冷たい視線で見下ろしていた。
「これはダメね」
「ええ、死んでしまってるわ」
片方の女が顔を上げて言った。
「宮城さん、吸い過ぎですよ。殺してしまっては困ります」
宮城と呼ばれた女は照れた様に笑みを浮かべ、
「ごめんなさい。弁済はするわ。久しぶりだったから、荒っぽくいたぶり過ぎたかしら」
両手で口を抑えておかしそうに笑い、葉山に視線を送る。
宮城はそれに無表情で返し歩き続け、203号室のドアの前に立った。
簡素な作りのドアを見つめる。
周囲からは男達の痛々しい悲鳴や、事切れる寸前の様な喘ぎ声や溜息が聞こえる。
自分の生物としての性は受け止めているつもりだ。
幼少の頃から自分の種族が人間という別種族に対し、
ある種の優位に立つ攻撃性や能力を持ち、
彼らの生命によってのみ存続出来るのだという事実に
衝撃を受けつつも受け止めようと努力して来た。
しかし葉山の中には彼ら人間に対する罪悪感の様な物が消える事は無かった。
外見的には彼ら人間と寸分違わぬ容姿を持つのに、
己の生命を支える方法は大きく違った。
葉山達の種族の生命を存続させる栄養摂取の方法、
それは人間ーそれも男性に限定されるーの生態エネルギーだった。
そしてそれは性交渉によってのみ摂取された。
性交渉時に彼らが吐き出す精液こそが、
葉山達種族のエネルギー源だった。
葉山がドアのノブに手をかける。
葉山の中には確かに罪悪感があった。
しかし、ここの建物に来る度に、ここで男達の悲鳴を聞く度に、
彼らの生命エネルギーの匂いをかぐ度に、
葉山が心に感じるのは、この上無い喜び・うれしさだった。
ドアの中は、さっき覗いた部屋と同じ様な作りで
そこそこ高級なホテルの部屋の様に思えた。
しかしホテルと異なるのは、敷かれた絨毯の上にあるのがベッドだけ、
他に一切の調度品は無く、
つまり男性との性交渉、男性を犯す事にのみ用途が限定された部屋だった。
部屋の隅では20前後の男と、高校生くらいの男が裸で座り、小刻みに震えていた。
2人は怯えきった表情で部屋に入って来た葉山を見上げていた。
葉山は2人を見下ろすと、ドアを後ろ手に閉めた。
自動的にドアのロックがかかる。
部屋から出ると時は、部屋の壁に備え付けられた電話で
管理室に連絡し、ロックを開けて貰う仕組みだった。
獲物がー男達がー逃げ出すのを防止するためのシステムだった。
「あ、あなたも・・・、今までにここを訪れた女性達と同じ目的なのですか・・?」
高校生くらいの男が震えながら言った。
女性的な可愛らしい目鼻立ちの男だった。
もう1人は何か運動をしているのか、がっしりとした体つきで、
怯えた目で葉山を黙って見上げていた。
葉山はジャケットを脱いで、壁のフックにかけた。
そして白いブラウスのボタンをひとつひとつ外して行く。
高校生くらいの男は言った。
「・・・ここに連れてこられてから、ここを訪れる女性達に・・・、
その・・・何度も・・・、襲われました。あなたも・・・同じ目的なのですか?」
身体のがっしりした方の男が怯えた声を絞り出した。
「俺はここに昨日連れて来られた。でも、ここでどういう目に遭わされるかは
コイツから全部聞いた」
葉山は男達には何も応えず、ブラウスを壁に掛けて、
今度はスカートを脱ぎ始めた。
葉山の白い下着が露になる。
「僕は、・・・こんなことは間違ってると思うんです。
思い直して下さい・・・。あなたも人間の感情を持ってるんでしょう?」
「俺は大学ではラグビーをやってるんだ。いくら何でも女1人には負けん。
もしヘンなことをしてみろ、ボコボコにしてやるぞ!!」
葉山は背中を向けたまま、脱いだスカートを丁寧に折り畳んでいる。
「なぁ!聞いてんのかよ!!」
大学生の男が叫ぶ。
「あなた達、名前は?」
突然葉山が言葉を発した。
感情を交えないひんやりとした声だった。
2人はびくりとなって、顔を見合わせた。
20歳前後の男は黙ったままなので、
高校生くらいの男が応えた。
「・・・僕は磯崎信也、彼は川上栄一さんです」
葉山は返事をせず、背中を向けたままブラを取り始めた。
2人は恐怖を感じつつも葉山の白い背中に視線を捉えられる。
葉山はブラを絨毯に落とすとショーツを脱いだ。
豊かな肉付きの尻が露になった。
2人はごくりとつばを飲み込んだ。
葉山はゆっくり2人を振り返ると言った。
「はじめましょうか」
170cm以上はありそうな高い身長に長い手足、
余分な肉はついていないのに
乳房は豊かに丸みを帯びて盛り上がり、
陰毛は黒々と股の間を駆け登っていた。
葉山は2人に向かって1歩を踏み出した。
「サキュバス・カンパニー」。
それがこの会社の名前だった。
現在地球上に住む人類の5パーセントが葉山と同じ種族、
人類が伝承等で「サキュバス」と呼ぶ種族だった。
彼らはその栄養摂取の方法の特性上、
食品の入手に困難を持っていた。
無節操に男性の男を捉え補食するサキュバスもいたが、
それは人類に自分たち種族の存在を露見することに繋がりかねないし、
もしそうなれば彼らは熱烈な敵意を持って
自分たちサキュバスを排除しかねない。
ある時、世界中のサキュバスが集まり、
自分たちの食品確保の方法について話し合った。
そして各国の目立たぬ場所に「サキュバス・カンパニー」が設けられ、
自国のサキュバス達の食品供給を一手に引き受け始めたのだ。
組織に所属する職員である女性サキュバス達が様々な方法で男性を確保、
郊外の建物に拘束して飼育し、
会員である一般サキュバスは小額の会員費用で彼らを食することが許された。
しかし頻繁に男性を狩っては人間達の疑いを招きかねないので、
捉えた男性達は殺さない程度に、落命ギリギリまでエネルギーを吸い取り、
必要な者には治療を施して、
体力が回復した頃にまた食品として供され
何度も再利用がなされた。
万が一、男性を殺傷してしまった会員には新たな男性を捉えるための
手数料が要求された。
葉山の裸体が2人に近づいてくる。
<つづく>
と言う訳で、
読んで頂いた方、ありがとうございました!
ちょ
ここで終わり!?
なんという焦らし拷問
死んでしまうぞ!
>>350 「お母さん、お母さんって淫魔だよね?」
色気づいてきた娘が、ある日唐突に聞いてきた。
「何よ、今さら」
「で、お父さんは人間だよね?」
……これはもしや、この娘が生まれた時から恐れていた時がきたの?
「そ、そうよ…」
「淫魔って人間の男の人とえっちなことをするのが食事なんだよね。
ご飯食べるだけで赤ちゃん…あたしができちゃったりするの?」
ああ、魔王様。とうとうこの日が来たのですね。魔性の身として
最も恥ずかしい告白を愛しいわが子にしなければならぬ日が。
「普通はそんなことは無いわ。私もただご飯を食べるつもりでお父さんを襲ったの。
でも、お父さんの精気は底無しだった。吸っても吸っても終わらないの。
ついに私が限界に達してもお父さんは精気を押し付け続け…私の中で何かが壊れたわ。
そして、あなたを身ごもったの。ありえない妊娠ってことで、あの時は魔界中が上を下への大騒ぎ。
思い出すのも恥ずかしいわ」
あ、娘が頭を抱えてる。お腹を抱えて笑われるよりは良いかな?
「食べ過ぎて壊れて生まれたって、つまり…あたしって食あたりの産物?」
食中毒で妊娠かよw 産まれた娘もふびんだなあ
>>371 GJ。だがなんという寸止め…
サキュバスの互助組織ってのは面白いですね。
続きが楽しみです。
ところで、サイト紹介はOKなんだよね?
ttp://noma991.h.fc2.com/ SS倉庫の一番上と3番目。
ここ最近の淫魔談義にだいぶ合ってると思う。
知ってる人もいるだろうけど、このスレも一人歩きし始めてるようだし。
職人祭りじゃぁぁ
もまえらはロッテのおもちゃ読んでる?
ロッテのおもちゃ良いね。単行本しか追ってないけど。
なんかこうムズムズする感じが良い。
お腹の大きな妊婦が歩いている。
雪の降りつもる街のはずれ、行く当ても無く歩いている。
コートも羽織らず、歩いている。
凍える風に吹かれるまま振り返った妊婦は、いまだ少女と女の狭間にたゆたう様な、未
熟で儚い美しさに満ちていた。
妊婦はお腹を庇うように蹲り、血の気の無い白醒めた唇を開いた。
「パパの子だよ……ねぇ、どうして?……どうして忘れてしまったの?」
妊婦は蹲ったまま、眠るように息絶えた。
幻想的な悲劇はここまで。
街のはずれの森から、野生化した犬の姿が現れる。
一匹、二匹、三匹、………沢山。犬。犬。犬。犬。犬。犬。
噛み合い吠え合い群れながら、犬達は糧とするべく妊婦の身体を引き摺りだした。
死母の少女がもう何も映さない瞳でこちらを見据え、引き摺られながら、
パパの子だよ……ねぇ、どうして?……どうして忘れてしまったの?
言葉にはならず、唇の動きだけでそう言った。
実際は娘が言った言葉だけが事実で、他は後から人伝に聞いた話からの妄想である。
父親には覚えが無かった。
確かに自慢の愛娘であったが、色欲を孕んだ愛では無く、全く無償の愛であった。
娘を初めに貪ったのは犬ではなかった。
インクバスだったのだ。
インクバスは夢魔の一種で、“孕ませる対象が最も魅力的と感じる異性の姿”を模して
現れる。
娘は父親に情欲を抱いていた。
神父から夢魔の話を聞きその事を悟った父親は、シャベルを持って墓地を訪れた。
掘り返した娘の遺体は、多少の肉片を残し大部分は骨となっていた。
埋葬した時には犬に腹を裂かれ子宮を胎児毎食らわれ、そればかりか腕も足もほとんど
食われていたのだ。すべてが骨にならなかったのが不思議なくらいだ。
父親は蛆の沸いた娘の遺体を優しく抱いた。何度も何度も、残った肉片に擦り付け、骨
を愛撫し、慟哭し咽び泣きながら娘を抱いた。
一滴残らず精を絞り尽くし、父親は舌を噛み切った。
娘と朽ちられるならば本望であった……が、それが叶わぬ事を死に際に悟った。
「おじさん、良い趣味してるねぇ。ははははは」
娘の遺体が喋り、顎がカタカタ鳴った。笑っているように見える。
舌の切れ端の詰まった喉と、口中に溢れかえる自らの血に溺れながら、父親は神父の言
葉を思い出した。
夢魔には女性型も居て、サキュバスと呼ばれる。“精を吸う対象が最も魅力的だと思う
姿”をして、男の前に現れる。
薄れ行く意識の中で父親は、自分そっくりの“何か”が、娘の遺体に似た“何か”に向
け、ダンスに誘う様に、手を差し延べていたのを見た。
ホラ〜
3回くらい読み直してやっと理解したような気がする
1レスSSも面白そうだな……
世界中に謎のウィルスが蔓延し、
女性がすべてサキュバス化して数年が過ぎた。
世界中の男性達は次々にサキュバスに襲われて
生命エネルギーを抜かれ、その際の強烈すぎる快楽から
ミイラ化して植物人間になるか生命を落としていった。
生き残った男性達は地下シェルターに隠れ住み、
サキュバス達から身を隠して細々とその生を繋いでいる。
ある日私は同じシェルターに身を隠す若者エミールと
銃器屋から奪ったライフルをそれぞれ手に持ち、
シェルターから出て近くの廃墟となったスーパーへ
食料を探しに向かった。
私は缶詰コーナーに向かい、
エミールは生活用品コーナーへ向かった。
しばらく生活出来そうな量の食料品が手に入ったと思った私は
約束通り無線でエミールに連絡した。
「エミール、そっちはどうだ?そろそろ帰るか?」
応答が無い。
嫌な予感がした。
私はライフルを握り直すと、生活用品コーナーへ向かった。
ゆっくり歩を運ぶ私の耳に奇妙な音が聞こえる。
じゅる、じゅる、じゅる・・・。
その音の背後に別の音が聞こえる。
今にも消え入りそうな男の声だ。
私はライフルを構えると、生活用品コーナーへの角を曲がった。
絶句した。
3人の裸のサキュバスが、
衣類をはぎ取り素っ裸にしたエミールに
群がっていたのだ。
1人はエミールの股の上に乗ってゆっくり腰を振り、
2人目はエミールの口に吸い付き、
最後の一人はエミールの乳首を舐めながら
腰の下に手を差し込んで肛門に指を入れて動かしている。
「た、助けて・・・たすけ・・・」
エミールはビクビクと身体を震わせるだけですでに虫の声だ。
・・・こんな感じはどうでしょ?
いいじゃないか。スケベバイオ乙
エミールの息づかいと溜息が徐々に弱々しくなる。
私は震える手をなんとか制御し、
ライフルの照準をエミールの上で陶酔しきった表情で
腰を振り続けるサキュバスに合わせる。
エミールとは、まだウィルスが地球全土に
広がっていなかった頃、各国政府によって設立された
対サキュバス班(Counter Succubus Unit)の同僚だった。
その班も激しい闘いの中で、殆どの男性が
サキュバスによって快楽死させられ、
既に壊滅してしまった。
サキュバス達は厳しい生存競争を勝ち抜くため、
男を犯し殺す度に、
いかに効率的に男の性エネルギーと精子を得るかを
技術的に身につけていった。
彼女達は男性の最も弱い性感帯をいかに攻め、
彼らを絶頂に導くかを体得していた。
彼女達の繰り出す性技は通常の性行を
超えた快楽をもたらすものだったのだ。
腹上のサキュバスはただ腰を振るだけでは飽き足らなくまったのか、
エミールの足に片手を回し、
もう片方の手をエミールの首に回し、
エミールの身体を出来るだけ自分に引き寄せつつ、
トランポリンで跳ねるかの如く
激しい上下動を繰り返し始めた。
エミールがうめき声を上げる。
まさか書きながら投下してるのか
>>386 この人もうbfスレとは縁切りしてるし、このニ作品に限ればこのスレにストライクだし
俺は問題ないと思うが。
というか俺は
>>303がその人じゃないかと思ってたんだが、違ったんだな。
ノリで書いただけだし違うんだぜ
389 :
sage:2008/08/28(木) 18:08:56 ID:yFFBIkX/
少しネタ思いついたから書こうかと思うんだが
やっぱりスレ的っていうか淫魔って言う定義的には、基本自身が攻めて搾り取るのが正しい流れなのかねぇ?
精力が生命源だけど、行為が嫌だから泣く泣く…って流れはやっぱ需要あんまないだろうか?
すまない、馬鹿したorz
>>390 >>300 >>317 >>359 >>379 受け絞り、純愛風味、食事、ホラー調
未完結?なのも入れたらまだあるけど、今のレス300番台を軽く眺めても色々あるんだしいいんじゃないの
グロとかスカルとかの方向性で逸脱してなけりゃ大歓迎だ!
ロリのサキュバスって皆どうよ?あり?俺はエロい体つきしたお姉さんサキュバスのが好きだが
>>392 サキュバスは大人なお姉さんじゃなきゃ嫌だw
>>393 同意。
でもエロ漫画とかでは割とあるよな<ロリ淫魔
結構需要少ないんだな
俺は大好物です
396 :
390:2008/08/29(金) 10:35:35 ID:YrvCpjqZ
>>392〜394
やばい、今書いてるのが割りと近いんだw
スレチではないと思うけど、少数派だと投下しにくいなぁ…姉妹スレに落とした方がいいのかな?
淫魔の子は淫魔
子供のころからそうなんだからいてもいいじゃない
そこから大人っぽくなるのに何年かかるかわからないが
ロリなサキュバス…その昔、ヴァンパイアセイヴァーとかいう格闘ゲームが…
普段はツルペタロリだが獲物から精液を搾ると
爆乳ムチムチの大人サキュバスに急成長というのはどうかな。
膣も最初は人間でも有り得るレベルの名器だけど
成長するにつれて人外レベルの搾精マンコに変化していく感じで。
見るものにとってもっとも美しい姿で現れるって公式設定もあるから、ロリもありじゃね?
ロリっ娘淫魔に思いっきり上に立たれてやられるのも大好きな俺もいるんだぜ!
淫魔である限りどんなんでもいいと思うよ
ムチムチおねーさん淫魔に見初められて犯された上に
間に生まれた娘ロリ淫魔にも犯されるとか。
淫魔は単に交わった相手の精を吸い上げて殺すだけでなく、逆に淫魔側がこれで終わりと
判断するまでいつまでも延々精を尽きさせない能力があっても面白いな。
ヤり殺すも、際限無い快楽の旅路に誘うも自由自在
>>403 >>350→
>>373ときて
「今夜、あたしはお母さんを超える! お父さん、あなたを絞り尽くすことで!!」
「ああ、志が高いのは良いが、もう少しおっぱいが大きくなってからにしなさいね」
となるわけですか。
中学時代はオナ禁したら5日目辺りにはサキュバスに犯される夢を見て夢精していた俺。あの頃に戻りたい…
吸い取った量に応じて数日間だけ大人になれるロリ娘ってのがどこかであった
その日、祐(18歳、大学生)は何か気掛かりな夢に目を覚ました。寝苦しい夜だった。
「あああ、暑い…牛乳、牛乳…」
彼の言う牛乳とは、冷蔵庫で半分シャリシャリに凍らせた、夏限定彼限定の大好物だ。
「(ゴクッゴクッ)ぷはっ、やっぱゲリピー覚悟のキンッキンのガン冷え牛乳は最高だな
!さて寝るか」
牛乳が腹の中から身体を冷やし、祐は心地よくタオルケットにくるまった。
30分後、祐はまたしても目を覚ました。
《ボフゥ!》
「うぐはぁぁぁああ!」
い、息が…!息が出来ない……!
突如、祐のみぞおちに何かが突っ込んで来たのだ。
「ううう、ありがとうございますぅ!私のためにコップにこぉんなにザーメン溜めて置い
てくれるなんて…ど変態で性欲絶倫で彼女も居ない喪男なのは明らかですけど、その心意
気に感激ですぅ!」
「ふぐぅ!や、やめ、肺が押し潰され……!フヒュゥ……!」
「最近誰のところに行っても、ビョーキ気にしたりゲイだったり寝る前にオナニーしてカ
スカスだったりで、とってもお腹減ってたんですぅ…嗚呼、性情報の氾濫が憎い!あれで
すよね、NHKの爆笑!オンエアバトルみたいにオナネタになった人のもとにザーメンが
届くようなシステムがあれば、私喜んで2ちゃんでもPINK板でも顔晒しマン晒しなん
でもアリアリの女神やっちゃうのになぁ〜、はぁ……あれ、なんで口角から泡吹てるです
か?カニさんのマネ?」
「……(ガクッ)」
「きゃあ!し、しっかりしてくださいぃ!」
牛乳を精液と間違えちゃうおっちょこちょいサキュバスとの性活が始まった。
面白いお話ですが…摂取しても牛乳と気づかない貴様にサキュバスを名乗る
資格はない!
でも西洋の妖精伝承が強く残る地方では
淫魔除けに枕元や玄関先にミルクを入れた皿を
置いておくとそれを舐めて去っていくという。
このミルクに皿というのは元々はキリスト教以前の
習慣で家の精へのご褒美や妖精のイタズラ除けでもあるんだけど・・・
うわマジレス厨だ
キモ
俺の半端SSを弁護してくれた人にキモいとか言わないであげて…
ていうかまだ置いてあった牛乳を見ただけだったりするんよ。
飲んで気付いて逆レイプに行こうかと…
>>412 スルースルー
面白かったよ。無問題。
その様子だと続きがあるみたいだな
wktkしながら待ってるよ!
サキュバスのいないこの世に絶☆望
黒魔術やりゃ出てくるんちゃうん?
,'⌒,ー、 _ ,,.. X
〈∨⌒ /\__,,.. -‐ '' " _,,. ‐''´
〈\ _,,r'" 〉 // // . ‐''"
,ゝ `く/ / 〉 / ∧_,. r ''"
- - - -_,,.. ‐''" _,.〉 / / . {'⌒) ∠二二> - - - - - - -
_,.. ‐''" _,,,.. -{(⌒)、 r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} +
'-‐ '' " _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐' ;; ‐ -‐ _- ちょっくらとらのあな行って
- ‐_+ ;'" ,;'' ,'' ,;゙ ‐- ー_- ‐ 魔道書買ってくる
______,''___,;;"_;;__,,___________
///////////////////////
意外とメタルのライブとかにいそう
パンギャやってそう
魔道書買ってもダメ、まずはカトリックに改宗しなきゃ!そしたら、修行中に現われるから。
牛乳と精液を間違える淫魔って、某スレでえらい叩かれて去った人の小説にもあったな。
誰もとらのあなにはツッコミ無しかw
>>419 でも間違えるドジっ娘な淫魔って可愛いよね
人を吸い殺す一面とのギャップが更にいい
>>422 その淫魔にギャップは残念だがないぞ、俺が読んだSSの中で最弱の淫魔だ・・・・・
じゃあ牛乳置かれてるの見て「私とするのそんなに嫌?」って凹む淫魔とかは?
>>423 淫魔なのに人間にボロ負けするギャップは俺的に大変よろしゅうございました。
たいがいの住人のイメージとはかけ離れてるだろうけど
俺はああいうほのぼのしたのも好きだな。
逆転はもう嫌だ
逆転裁判
司法が許さん
バーローwwwww
何だこの流れw
まぁよくあることだ
職人光臨の黒魔術の儀式
よし俺が死んだら淫魔に必ず転生するから、そしたらみんなの前に現れる!
ちょっとそのための準備するから、だからみんなおれの口座にお金・・・・・サギとかじゃないんだ!ほんとに!
1111だ
淫魔とかサキュバスとか言えば、俺のような健全な男子にはもう、ある意味で憧れの存在だろう。もちろん、性的な意味で。
なんかもう、フェロモンムンムンなお姉さんが、夜半、ベッドに忍び込んできて。
『うふっ、あなたのその精液……搾り取ってあげるぅ……』
なんて言われた日にゃあ、もう、死んでもいいから、俺の童貞でも魂でも何でも食ってくれって感じ。いや、マジで。
ベッドで横になりながら、そんな綺麗なおねーさんにアレやコレやされちゃったりしてる妄想で俺が身悶えしていると、
カラカラカラ――。
窓が開く音がして、俺は全身が凍りつくような思いをした。
何しろ、ここは自室。俺の自室は二階にあるのだ。わざわざこんな所から入るなんて、煙突が見つからないサンタくらいのものじゃないだろうか。
――いや、そんな事はどうでもいいんだ。うん。
「誰だぁぁぁぁぁ!」
布団を跳ね飛ばし、出きる限りの恐ろしい剣幕で、小声で叫ぶ。なんてったって、大声で叫んだら近所迷惑だからな!
だが、
「え、あ、うそ、起きてるなんて……」
窓から侵入しようとしていたのは、唐草模様の風呂敷背負った男ではなく、高校生位の見た目の……物凄い美少女だった。
「見られちゃった……きゅう」
が、俺の様子に驚いたようで、失神した彼女は力なく後ろへと倒れてゆく。
「お、おい。死ぬって!」
なんとかギリギリで、彼女の手を掴む事に成功した。肩を次いで持ち上げると、柔らかな胸が押し付けられてくる。全身も華奢で、思わず抱きしめてしまいたくなる。
が、俺も男の子。ここで我慢せねば、一生消えないレッテルを貼られてしまうだろう。主に犯罪関係で。でも不可抗力な部分は、仕方ないよね!
「せ……き……しぼ……」
何事か呟いているが、まぁ、寝言みたいなもんだろう。
軽くスルーして、ベッドに彼女を俺は寝かせた。
「……さて、どうしたもんだろう?」
とりあえず、横になっている彼女を見る。服装は……なんというか、キワドイ。
ビリビリに切り裂かれたような、黒の全身タイツのような着衣。その上から、白いパーカーを羽織っている。なんというか、素っ裸よりエロい気がする。
容姿もスゴイ。学園のマドンナ〜とか普段から持て囃されてるような奴らと比べたら、月とスッポン。ツインテールの紅の髪色は、染めてるのとは違う違和感のない色合い。
大柄ではないが、胸はその衣服の下から主張する程のサイズ。大きすぎる訳でもなく、なんというか、俺の理想そのものである。
肌も白く、可愛らしい顔立ちは、どこかのモデルと言っても通ってしまうだろう。
――って、俺は何を冷静に分析してるんだっ!
「あのー、もしもーし」
相変わらず失神……いや、なんか熟睡している彼女に声をかける。だが、
「うるすぁーい!」
顔面にパンチ一発をお見舞いされて、屈み込んで俺は呻いていた。鼻血こそ出ていないが、痛い。
――えーと、どう考えても怪しい人ですよね? 放り出しても、怒られませんよね?
ある種の覚悟を固めて、俺は静かに寝息を立てている彼女の近寄った。無防備なその美貌が目の前にあり、健全な男子である俺は思わず生唾を飲んでしまう。
「あー、イカンイカン! こんな妖しい人とは関わらないに限るの!」
その、欲望じみた感情を振り切り、俺は彼女を抱き上げた。そこで、違和感。
――軽すぎ、じゃないか?
どう考えても、四十キロ以上はあるはずなのに、なんか風船でも抱いているような感覚。人間とは思えない。その不可解な気分に俺が首をひねっていると、
「あ……れ? こ、ここは……?」
少女が、目を覚ました。俺に抱きかかえられたまま。彼女は自分の状況を順番に把握し、とりあえず笑顔で敵意が無い事を示した俺に視線が映ると、
「な、な、な、なぁーー!」
ゴス、といい音を立てて俺の顔面に拳がめり込んでいた。完全なクリーンヒット。
――ああ、なんなんだこれは……。
ブラックアウトする世界の中で、俺はこの訳の解らない状況に毒を吐いていた。
目が覚めると俺は、ベッドの四隅に全身を縛られていた。
……って、何で縛られてるんじゃい!
「あ、目が覚めた?」
声のする方に顔を向けてみれば、やや吊り眼の、先ほどの少女が居た。ご丁寧にスナック菓子を貪りながら、フローリングに寝転がっている。くつろすぎだろ、オイ。
「えー、この状況について説明してもらいたい。三行くらいで」
「私はサキュバス。
キミから精気を絞ろうと思ったら、気付かれた。
だから、ちょっとお仕置きしようと思って縛った」
「簡潔にありがとう。――って、サキュバスだぁ!?」
サキュバスといえば、なんかセクシーなボンテージ系の衣装を纏って、翼と尻尾を生やした妖艶なお姉さんである。というか、俺の中での定義がそれだった。
なのに――。
「……何よ、そんなジロジロ見て。このお菓子は分けてあげないわよ?」
「いや、要らない。っていうか、元から俺の奴だ」
このふてぶてしい少女は、確かに可愛らしい美少女だけれど、俺のイメージとはかけ離れている。っていうか、これがサキュバスなんて認める理由が無い。
少女はその俺の視線の意味に気づいたようで、ふふん、と笑った。
「ああ、疑ってるって事? それじゃ、証拠を見せてあげるわよ――」
そう彼女が言った瞬間、パーカーを突き破って一対の黒翼が背中から現れた。それは、俺が思い描いていたサキュバス、というか悪魔の象徴的なもので――。
「あ〜っ、また服破っちゃった! 全く、アンタが疑い深いからよ!?」
「えええ!?」
その人外との出会いの感慨に浸る暇もなく、このドジ少女の逆ギレが、俺にぶつけられたのであった。
で、数分後。ようやく少女も落ち着いたようである。
「――そろそろ、この縛ってるのを解いてほしいんだけど」
相変わらず、ベッドの上に大の字になって俺は縛られていた。そんな俺に向かって、少女はニヤニヤとしながら近寄ってくる。思わず、ぞくりとしてしまった。
「これでいいのよ? だって、抵抗されたら……ねぇ?」
そして細い指先を押し付けながら、首元から下腹部へと蛇行しながら下りてゆく。歯がゆい感覚を与え続けるその先にあるのは、言うまでも無く俺の息子。
少女は下りる勢いそのまま、パンツの中まで手を忍び込ませ、ひんやりとした手でまだ立ってすらいないナニをぐにぐにと揉み扱き始めた。
「あら、声だしてもいいのよ? 我慢しちゃうなんて、可愛いわねー」
予測の範疇……いや、予想外の展開に、思わず声を上げてしまうところであった。女性に触れられた事など無い最も敏感な部分に、憧れのサキュバス……らしき少女が触れているのだ。
サキュバス……でも、俺のイメージとは違うよなぁ……。
「ちょ、ちょっと! なんで愛撫してるのに萎えはじめてんのよ!!」
どうやら息子も俺の心に同調してパワーを失っていったらしく、少女が狼狽している。俺は溜息をついてから、少女に向かってこう答えた。
「だって……お前、俺のサキュバスってイメージと違うんだもん……。なんかもっとこう、妖艶で、色気を振りまいてるような美女を想像したのに……」
もう彼女がサキュバスかどうかなんてのは二の次。俺にとって『美味しい状況』であるのだから、流されるべき! だとは思うのだけれど、それでも拘りはある。
だが、それが彼女には気に入らないようであった。こめかみを震わせ、無理な笑いをしている。
「へぇ……それじゃ、私がサキュバスだって理由、味合わせてあげるわよ……」
言うが早いか、少女は破れたパーカーを脱ぎ捨て、妙な色気のあるタイツ服の股間だけを横にずらした。毛のないそこにあるものは、本や動画でしか見た事の無いアレである。
「お、おおお……」
思わず、情けない声で感動をしてしまった。
「ふふん、もっと近くで見てもいいのよ……? って、縛ったままだったわね」
俺の言葉に気をよくしたのか、少女は得意げに、見下すような笑みを浮かべる。そしてベッドに縛られたままの俺の顔面に跨ってきた。
生唾を飲んでしまう。目の前にはいわゆるオマンコという奴があるわけで、しかもそれを魅せているのは自称サキュバスな美少女な訳で、匂いもなんだか良い香りで――。
「ひゃんっ!」
脳が命令するよりも早く、体は動いていた。動ける僅かな余裕を利用して、顔を彼女の秘部に近づける。貪るように吸い付くと、彼女は可愛らしい声をあげて悶えた。
だがすぐに元の小悪魔的表情に戻り、ニヤニヤとした笑顔になる。
「もー、そんなに吸いたいなら――」
「むぐっ!」
ぐり、と。少女は俺の顔面に、ゆっくり腰を下ろしてきたのだ。鼻も口も、彼女の愛液まみれになり、それでも俺は舌の動きをやめられなかった。
鼻を突く言い知れない香りを嗅いでいると、頭がぼんやりとしてくる。呼吸をする度に、脳を犯されているような、浮遊感にも似たそんな感覚。
目線を挙げれば、紅潮した様子で、嗜虐的な表情の彼女が居た。
「ほら、もっと吸いなさい? 犬みたいにね、あははっ♪」
俺は言われるがままに、初めて見る女性の秘部に、食いつくようにして愛撫を続けた。
数分だろうか、数十分だろうか。しばらくして、彼女は俺の顔から腰を離した。
「あら、ベットベトねー。ふふっ、可愛いわよ? なんてねー」
確かに俺の顔は、主に彼女の分泌液でぬるぬるの、ぬめぬめ。開放されたとは言え、まだ頭の中はあの甘いような麻薬のような、不思議な香りが残っている。
それをどうにかしようと深呼吸をしていると、
「あら、もう準備万端じゃない。これなら、こっちをぬらす必要もないわよね?」
俺に向けて形のいいお尻を向けながら、少女がそう問いかけてきた。準備万端というのはおそらく俺のペニスの事で、それが何の準備なのかといえば……思い当たるのは一つ。
彼女は立ち上がり、未だ身動きの取れない、直立した男性器に跨った。豊満な胸も、その突起も隠す様子すらなく、じっと俺の瞳を見つめてくる。
まるで『これから犯す』と宣言している、ような感じを俺は受けていた。
「挿れるわ……よっ!」
ずぶり、と粘着質な音を立てて、凶悪な一物が少女の膣に侵入する。だが、
「う……あ――」
どぷり。
「え?」
どぷ、どぷ。そんな擬音が聞えそうな音を立てながら、俺の腰は痙攣をしていた。
僅かな沈黙。次いで、少女がにこやかな笑顔で口を開く。
「こっの……○○○○!!」
「ひ、酷い! 確かにそうだけど、男の子にそれは酷い! ナイフより凶器だ!」
俺はもう涙目になりながら、必死に抗議していた。恥ずかしながら童貞である俺が、女体の神秘に抗う事ができるはずもなかったのだ。
しかも、自称とはいえサキュバスですよ! 耐えられるもんなんですか!?
「アンタはまだ三擦り半もいってないでしょーが! そんなの関係ないわよ!」
「こ、心を読むな! ええい、もう一発勝負だ! 畜生!」
そう、たとえ○○○○と言われようとも、まだ俺の息子は萎えてはいない。ならば、まだここから汚名を挽回するチャンスもある……!
「それを言うなら名誉挽回でしょ」
「だから心を読むなって!」
この他愛も無いやり取りに、少女は溜息をついた。
「……じゃ、行くわよ?」
けだるそうに、少女が再び、腰を下ろしてきた。最初の感想は、熱く、ぬるりとしたものだった。だが、すぐに内側の……おそらく襞が、ペニスに噛み付いてくる。
「お、おおう……」
妙な喘ぎ声を上げてしまったが、先ほどの……思い出したくもない射精がなければ、またすぐに出してしまっていた事だろう。いわゆるオナニーほどの強烈さはないが、まるで俺の弱点を解りきっているかのように責め立ててくる。
ぎゅっと締め上げて、先端に襞が絡みつく。裏筋にもぴったりと何かが張り付き、もしも腰を動かそうものなら、どうなるかは眼に見えていた。だが、
「それじゃ、動くわよ」
無常にも、少女は体を静かに上下させはじめる。カリ首や裏筋が擦れて、なんとかその刺激から気をそらそうと視線を上げると――。
ゆっさ、ゆっさ。おお、これは眼の保養……って、イカンイカン!
体格の割に巨乳なのは、やはり自称サキュバスだからなのか。うーむ、しかしこれはいいものだ……。窓から刺す月光に照らされた白肌は、神秘的に美しい。この胸は芸術品。
「……なぁにジロジロ見てんのよ。このスケベ」
「ス、スケベだと!? ……いや、正解だから別にいいや」
じとー、っと見られるが俺は気に介さない。だって男の子はスケベですから。多分。
「そんなに余裕があるならぁ……サキュバスの恐ろしさ、思い知らせてあげる♪」
心底楽しそうな表情で、彼女は腰を動かすペースを速めた!
水音と、肌と肌がぶつかる音。だがそんなのも耳に届かないくらい、俺は一気に追い詰められてゆく。
裏筋を嘗め回すように蠢く器官と、ピストンをさせられる度にカリ首が柔らかな壁にぶつかって、引っかかって、強烈すぎる刺激が脳天直撃。
強烈さに何度も何度も俺が腰を突き上げるような動作をすると、彼女は微笑んで、俺の耳元に唇を寄せた。
「ほら、出して……」
「……!」
今までにない優しい声色でそう呟かれ、ついに俺の堤防は崩れ落ちた。
びゅーっ、びゅっ、びゅっ、びゅーーーーっ!!!!
体を伝わってそう音が聞えるほどの射精。俺は背をのけぞらせ、腰を浮かせ、呼吸不足になりながら痙攣寸前の状態で、ただひたすらに精を吹き上げる。
あ、やばい。これは、やばい。なんていうか、やばい。
絶対に、おかしい量が出てる。なんとか結合部に視線をやると、膣に収まりきらなかった精液が溢れ、下腹部を汚し始めていた。自分でしていた時の量など全く話にならない。
びゅっ、びゅーっ!!!
それでも、射精は止まらない。喋ろうとしたが、口がうまく回らない。射精中のペニスに、何かが絡み付いてきた。長い舌のような、ぬめるそれがペニスに絡みつき、更に射精を促そうと扱き上げてくる。
びゅっ……びゅー……。
「……ま、この位で勘弁してあげるわ」
だが、その射精地獄はすぐに終わりを迎えた。少女が俺を解放したからだ。とは言っても、相変わらず縛られており、意識は半ば朦朧としている。体もどこか重たい。
サキュバスって、精気を吸うって言うけど……アレ、本当だったんだな……。
呆然とする俺を、ベッドに立って見下す少女。あれだけ膣出ししたというのに、最初にこぼれた分以外の精液はまったく流れ出る様子がない。
「どう? 私がサキュバスだって事、理解した?」
その問いかけに、俺は頷くしかなかった。
「……しかし、よくこれだけ出せたわねー。それに精の質も悪くないし……ス、スケベだし。ア、アンタ、私のペットにならない?」
なにやら顔を桃色にしながら、少女がそう問いかけてきた。俺は即座に、
「お……お断りします……」
そう答えた瞬間、足刀が俺の顔面にめりこんでいた。
――ああ、気絶するんだろうな……せめて、この拘束は外してほしかったのに……。
再び暗転する意識の中、そんなしょーもない事を考えていた。
……その後、何故かこの少女が家に住み着いたり、学校に来たりするのだが、そんなエロゲ的展開はまた別のお話――。
>>300辺りの人間です。
すいません、ギャグ調って書いたことがなかったので、書いてみたらエロ10%位になっちゃいました。
濃厚エロ作品が多いだけに、ほんと申し訳ない。
一応は見直したので大丈夫だとは思いますが、誤字脱字あったらゴメンね。
GJ
ところで、名誉は挽回するものじゃなくて‥回復するものだよね?
>>444 GJ
もっと書(ry…
面白かった
シリーズで是非
>>445 汚名挽回
名誉返上
類似品にご注意ください
テンポいいなぁ、GJ
続きあるなら俺も読んでみたい
ところで、赤ツインテでツン気味な女の子
某アリスのナリカを思い浮べたのは俺だけかな・・・
即興なだけに、思ったより好評なのは嬉しいもんだ
>>449 当たり
>汚名挽回
ジェリド・・・
長編だな
>>453 実際そんなもんなんじゃないですかね?
キャラのイメージを掴まないと、どうしようもないので。
俺の場合はゲームのキャラなどで『あ、これ気に入ったかも』みたいな容姿を利用する事が多かったり。
そういう事をしない場合のが多いんですけど、即興の場合は特に……以下略。
ここで少し話題になったロッテのおもちゃ買ってみた。
良いね。
ベンジョンソンも終わったんだ…
SS作者召喚の儀式を
そのためには生贄が必要かと
ならば俺が
いやいや俺が俺が
じゃあ俺も!
どうぞどうぞ
ええー?!
おいおい、よく考えろよ・・・
生贄が一人とは 限 ら な い ぜ ?
最近プレイしていたゲームで生贄の生首で魔方陣作って邪神呼び出すってのがあったけど
このスレ的には生贄の精液で魔方陣作って淫魔召喚って感じかな
精液にさそわれて、かごとつっかい棒の罠に引っかかる淫魔を想像した
>>467 しかもよく見たら精液じゃなくて牛乳だったりして
「だ、騙されたー!?やだぁ、ここ開けてよー!」
な淫魔か…
優しく手懐けるもよし、
閉じ込めていたずらするもよし。
悪魔って…
悪魔を犯して平気なの?
犯すことが願いじゃないなら、魂も持っていかれないだろ
保守
お腹すいたよぉ…白くて濃いのちょうだい…
つカルピス原液
好きなだけ飲むがいい
キャプチュー
淫魔保母「じゃあ私が牛乳で……たっくんが乳酸菌だとしようっ」
たっくん「え……?」
ギューーーー グチュグチュ……
淫魔保母「こうしてわたしたち、どんどんカルピスになっていくの」
たっくん「はぅ……き、きもちいい」
グチュグチュ……どぴゅっ
>>477 カルピスのCMは狙ってるなぁと思ってたけど、
その発想は無かったわ。サイコー
るふるんるふるんゆきうさぎ
>>437の続きもどき書いてます
が、即興書きから設定少し練ったので、キャラの雰囲気とか少しかわってるかも
まぁ(期待してる人がいるかは別にして)期待はずれでも勘弁してください
祝日記念で本当は午前中に書ききるつもりだったんですけどねー
所用でそれがままならなく……無念
さて、聞いて欲しいことがある。それは、簡潔に言うとこうだ。
『淫魔が我が家に住み着いた。しかも毎日、俺の精子を搾り取ってくる』
……おい、何でそんな人を憐れんだ目で見てるんだ。残念ながら、俺は正気だ。
まぁ、いいさ。それより聞いてくれ。
その淫魔。夜中に不法侵入をしかけてきたかと思ったら、人のことを拘束して、無理やり童貞を……。いや、それは気持ちよかったから別にいいんだが。そらもー滅茶苦茶に気持ちよくて、馬鹿馬鹿しくてもうオナニーなんてしてられない……って違う!
とにかく、その淫魔。俺の童貞を食ったばかりか、そのまま我が家に住み着いて、更に俺を『下僕』呼ばわりし始めたのだ!
申し遅れたが、俺の名前は平正 直助。人呼んでスケベ。まぁそう読めるから仕方ないし、実際にそうだから俺も否定はしていない。
で、だ。下僕? にされた俺も詳しくは知らないが、どうやらその淫魔である彼女。ミオ……ミオ、えーと。ミオ……名前はなんて言ったっけ――?
「ミオ=ソーティスって言ってるでしょうが! このド低脳!」
がっつーん、と目に星が散りそうな勢いで、俺の脳天に踵ストライク。
そ、そう。なんか勝手にこんな風に心を読んで、蹴っ飛ばしたりブン殴ったりして来るこの暴力女……ではなく可愛らしいお嬢さんは、ミオ=ソーティスと言って、淫魔の世界の次代女王候補らしい。
で、実際の女王を決める修行の為に、人間界での拠点と上質な精が必要なそうだ。これもよく分からないが、要するに、俺の……ほら、何ていうか……精液? が必要らしい。
「頬を赤らめるな、キモいっ!」
ずびしっ、とまた鋭い蹴りが脇腹に。人間ってスゴイネ。だんだん慣れてきたヨ。
……まぁ淫魔の世界なんて眉唾ものだけど、俺はそれに下僕として協力して、毎日彼女の精液を捧げたりする日々を送っているのだが――。
「うっ……! はぁ、はぁ……い、いくよ……ミオたん……!」
「『たん』とか言うな!」
自室のベッドに腰をかけた俺を見上げながら、ミオが睨み付けて来る。その眼前には、唾液にぬめる俺の息子。まだ日も上がったばかりの時刻だと言うのに、俺はこの強気そうな紅髪の少女の奉仕を受けて、その顔を盛大に汚したいという欲望に駆られていた。
「……ちょ、ちょっとした冗談だって。ミオ、そろそろ……」
ねちっこく延々と、既に二十分はフェラチオをされている。そろそろ俺のナニも、ふやけきって蕩けてしまうのではないだろうか。そんな心配をしてしまうくらい、俺はミオの手腕で焦らされ続けていた。
だが、懇願する俺を見て、彼女は不敵に笑う。こういう顔をする時は、大抵ロクでもないと、既に体感して理解している。内心で溜息。
「ふっふーん……どうしようかな。このまま生殺しでもいいんだけどねー。溜めに溜めて貰った方が、私としては嬉しいしー?」
言いながら、玉袋を手でやわやわと揉み扱いて来る。ペニスには全く触れる様子もない。おそらく軽くシェイクされればそれだけで射精できるというのに、限界まで張り詰めた男性器に刺激を加えるような様子は見えなかった。
――気持ちいい、気持ちいいのだが、もどかしい。
思わずなんか支離滅裂な一句を詠んでしまうほど、俺の状況は切迫しつつある。だって自他共に認めるスケベでエロスな俺が、こんな美少女に生殺しですよ!?
「そんな、ひどい……」
「誰もそんなイエスノー的なループ会話なんてしないわよ。っていうか、もっとしゃきっとしなさいよ。と言うよりもナヨナヨするな、キモい」
「そんな、ひどい……」
もう1回泣き真似をしてみたが、この鬼に通じる訳もなし。
「へー、鬼、ね。そう。じゃあ私は鬼だから――」
……あ、しまった。どうやら今の心を読んでいたらしい。
ミオの怒りの笑いに、俺のペニスは思わず縮こまってしまっていた。ミオはにこにこと笑みを浮かべながら、すっと立ち上がり離れていってしまう。そして、部屋を出る直前、
「焦らすくらい、普通よね。私、鬼なんだし。あ、そうそう。勝手に抜いたら――殺すわよ?」
「……サー、イェッサー」
有無を言わさぬその言葉に、俺は下半身丸出しのまま、思わず敬礼してしまっていた。
数時間後。俺は普段通り、一人の学生としての生活に戻っていた。昼休み、机に突っ伏しながら様々なことに頭をめぐらせる。
もう俺も高校三年生であり、まだ始まったばかりとは言え、そろそろ進路も考えなくてはならない。ならない時期のだが――。
「ええいっ、こんなモヤモヤした気分で考えられるかっ!」
瞬間、談笑していたクラスメート達の視線が自分に集中した事に気づくが、後の祭り。
心の叫びが口から出てしまった俺の事を見て、唖然としている。
「あ、はは……ま、気にしないでくれ……」
苦笑いと共に、俺は逃げ出すように教室を後にした。そのままの足で、屋上へと向かう。
「あー……い〜い風だ」
屋上から見上げる空は快晴で、春と夏の狭間の肌触りの良い風が吹いていた。
今の時期、ここは皆が昼食をとったり談笑したりで賑わうスポットで、俺も心安らぐ空間としてお気に入り……って、誰も居やしねぇ!
騒がしさと心地よさが混同しているはずの屋上。誰一人として居ないその空間には違和感があった。それに何よりも、風+女の子=定番のアクシデントが成り立たない。
「……あー。直助?」
四つん這いになって全身で落ち込みを表現する程、深い悲しみに包まれた俺。横からふと聞きなれた声が届き向き直ると、そこにはミオの姿があった。
しかも何故か、ここの制服である白と緑を基調にしたセーラー服。スカートとツインテールの髪を風になびかせながら、怒られた子供のような、どこか落ち着かない雰囲気。
そんな様子で立つ彼女は、なんというか、素っ裸とは違う妙な色気があると言うか……俺のエロスハートを刺激するものがあっ――。
「ごーーーるぁ! そのエロ思考から、少しは離れんかーい!!」
アーッ!
俺は綺麗に右回し蹴りを顔側面に受ける瞬間、紺色のスカートから覗いた白のパンティを見逃さなかっ……た……。
「――で、何の用だよ。そんな格好までしてさ」
奇跡的にたいしたダメージもなく、仕切りなおして彼女と会話する。『……直助。アンタって、不死身?』とか聞かれたが、ただエロの為ならタフになれる一介の男の子なのである。
俺の問いかけにしばらく沈黙をして、ばつが悪そうな表情を見せてから、ミオは静かに口を開いた。
「えーっと……ほら。私、ちょっと、短気だからさ。朝も、さっきもあんな事しちゃったし……」
本当にちょっとなのか? という所は突っ込まないで置くべきなのだろう。そんな俺の考えを知ってか知らずか、彼女は言葉を続ける。
「だから、ね。そのお詫びっていうか、何ていうか……その……」
そこまで言うと、頬をやや赤く染めて、俯き気味に指先を所在なさそうに弄りだす。普段の強気な様子からは考えられない可愛らしさがあった。
「うん。で?」
「――ここまで言ったら分かりなさいよ、このスケベ! バカ! スケベ!!」
「え、ええ? なんで怒られるっていうか、スケベって2回言う必要は!?」
顔を真っ赤にして怒涛のようにまくし立てるミオの勢いに、いつ拳やら足刀やらが飛んできてもおかしくないと身構えていたが、それはいつまでたっても訪れなかった。
少し落ち着いてくると、ミオが泣きそうな雰囲気になっていることは俺にも察せられた。ついさっきまで怒っていたのに、一体、どういう事なのだろう?
「あー、ミオ。何かよく分からんけど、俺が悪かった。すまん」
理由とかそういうのは分からなくても、女の子を泣かせる……ってのはダメだと思う。だから自然と、俺の口からはその言葉が出ていた。しかし、
「……アンタが謝ることじゃないでしょ、バカ」
ミオはすぐに雰囲気を取り戻し、ふたたび罵倒されてしまう。が、その語調は先ほどまでと違って優しいものだった。そして、彼女は大きく深呼吸をする。
「ほら、はやく済ませちゃいましょ。せっかく、人除けしてるんだし」
「いや、だから何を――」
その答えが来るよりも早く、ミオの唇がの眼前に迫っていた。
重なる唇。柔らかな感触と、仄かに香る女の子独特の良い匂い。しかも、キスをしている相手は、強気でがさつでどこか怖い所もあるが、間違いなく美少女。
状況を飲み込みきれず混乱する俺を尻目に、軽いキスだけで彼女は離れた。そして、普段通りの不敵な笑みを浮かべ、俺の腰元に屈みこんでくる。
「決まってるでしょ。こういう事……よ♪」
止める間もなかった。学生服のチャックをおろされ、まだ半立ち程度にも達していないペニスが外気に晒される。思わず周囲の目を気にしてしまったが、彼女が淫魔である証明の一つなのだろう。確かに人の気配はなく、遠目にも誰も見当たらなかった。
「ん……ちゅっ……」
「おふっ!」
そ、そそそそうこうしている間に、瞳を閉じたミオが、綺麗とは言いがたい俺のペニスに舌を伸ばしていた。唇でゆっくりと皮を剥き、舌で突き、ざらりとぬるぬるとした表面を擦り付けながら舐め上げてくる。
その粘着質な愛撫に、間をおかずして息子はどんどんと、天を突くように起き上がってゆく。それを追いかけるように、ミオの顔は上下して、舌は隅々まで責め立ててきた。
「ミ、ミオ……あんまり綺麗じゃない……ぞ……くっ!」
夜のシャワー後ならいざしらず、学校の昼休み。もちろん、何度かトイレにも行っているし、それなりに汗もかいている。だと言うのに、それを気にも留めず、ミオは熱心に舌を這わせていた。
だが、俺の言葉を受けてか一瞬だけそれを止め、顔をこちらに向けてにこりと笑う。
「だーいじょうぶよ。それに、こういうの……『そそる』んじゃないの?」
いや、でも、女の子にそんな汚い事をさせる訳には……。
「大正解だ。物凄く興奮する」
思わず、即答してしまっていた。ってか心と体が全く一致してないが、もう気持ちいいから良い事にしよう。うむ、ミオが問題ないなら俺はそれでいいじゃないか。
「アンタって面白いわねー……ちゅっ」
気をよくしたのか、くすくすとミオは再開する。
学校の昼休み。まだ、大量の生徒どころか教師達も校舎にはいる。そんな中、屋外で、見た目だけなら誰もが羨む様な美少女に口で奉仕させ……更には、色んなもので汚れた所を掃除させている。
これで興奮しない男がいるのか! いや、居ないと俺は断言する!!
「んっ……もう、十分みたいね。それじゃ、本格的に――」
俺の体は精神と同じくらい正直であった。完全に勃起したペニスに舌を這わせていたミオが、一度だけ口を離した。
そして、その小さな口を先端に近づけ、柔らかな唇を押し付けながらゆっくりと飲み込んでゆく――。
「……つぅ……!」
脳天に、電気が走ったような快楽。腰が震えそうになるのを堪える。
唇がゆっくりとペニスの外側を蹂躙しながら進み、先端は徐々に熱い粘膜と舌による二重の快楽に晒される。本当に腰が砕ける所であったが、なんとか耐えしのいだ。
だが、ふと下を見れば、ミオの紅の瞳が、何かを企んでいるような色をしていた。
瞬間、
「っ……!」
喉奥まで一気にペニスをくわえ込み、そして亀頭まで唇を戻す。舌を裏筋やカリ首にあてながら、少しばかり顔を旋回させるような動きを交えて、激しく前後させて来たのだ!
あまりに強烈な快楽に膝ががくがくと震え、思わずミオの頭を掴んでしまっていた。だが、力の入らない手でその動きが止められる訳もなく、むしろその動きが加速してゆく。
「ミ、ミオっ!」
我慢などできるはずもない。俺の上ずった叫びを耳にした彼女は更に奥までくわえ込み、律動するペニスを完全に口内粘膜で捉えたまま離さない。
射精された精液を彼女が嚥下するたびに、口腔がゆるやかに動いて更に快楽を与えてくる。そのせいで勢いはなかなか留まらず、まるでストローか何かのように精子をすい終わられた時には、俺はもう腰がたたず座り込んでしまっていた。
「ふふ、ごちそーさまっ。気持ちよかった?」
「み、みりゃ分かるだろ……」
俺は、そう答えるしかなかった。ああ、このまま眠って午後はさぼってしまいたい。
『あれ? 鍵、かかってないじゃん?』
『本当だ。おかしいね、確か今日は屋上、入れないはずなのに』
『でもラッキーかも? だってほら、一番乗りって事じゃん!』
ん? あれ? なんか、誰か入ってくる雰囲気のような――。
「……お、おい、ミオ。さっき、人除けがどーとか……」
唾液でぬめったままのペニスを急いでしまい、ズボンをはきなおす。少々気持ち悪いが、仕方ない。言葉を投げかけた先のミオは、後ろ頭をかるく掻きながら、
「あははー。私、魔法って苦手なんだよね。だから人除けも、不完全っていうか……」
「そっかー。こいつー。あははー。
――って、笑ってる場合じゃないわい! とりあえず、お前は目立つから隠れろ!」
明らかに不満そうな表情だったが、言われるがままに、人目につかない上部にある貯水タンクの方向へとミオは隠れた。程なくして、何人かの生徒達が入ってくる。俺の事を見て首をかしげていたが、特に気にもせず離れて言ってくれた。
俺は見つからぬよう、ミオの元へと急ぐ。そして、不満げな表情の彼女に問いかけた。
「お前、どういう事だよ。女王候補ってくらいなら、魔法でなんか色々できるんじゃないのか。耳が大きくなるとかは論外だぞ」
詰問に、彼女は平然と肩をすくめて答える。
「別に。苦手なだけで使えない訳じゃないし、今はそう必要にもならないわよ」
「いや。さっきのアレ、誰かに見られたら俺は折檻程度じゃすまないんだぞ!?」
よくても停学……いや、下手をしたら難癖つけられて退学なんて可能性も。どちらにしても、あまり学校に心地よくいられるとは思えない。
だが、
「別にいーじゃないの。バレなかったんだし、気持ちよかったでしょ?」
これである。ここがエッチな悪魔と人間の差というものなのだろうか。
「確かに、気持ちよかったですけどね。そういう問題じゃ……うう……なんで俺はこんな奴に……」
泣き真似をする俺を見て、彼女は溜息をついた。そして、口を開く。
「……じゃ、もう学校ではこういう事するの、やめる? そうすれば、安全だけど――」
「いや、是非やろう。またやろう。いつでもやろう」
リスクを恐れてエロが満足できる訳がないじゃないか。俺は何を考えていたんだ。これは健全な男子高校生としての欲望に従っているだけであり、決してやましい行為では――。
「そういうスケベでバカな所、私、嫌いじゃないわよ」
俺の内心の言い訳を見たのかどうかは分からないが、ミオは満足げに笑っていた。
>>437の改定連作ver……です……が……
今回の話だけ見ると、淫魔である必要が無かった気がする。猛省。
まぁ、そういう要素は次があればちゃんと絡んでくる予定なので、勘弁してください。
とりあえず、横長になっちゃうと見難いかなぁ。
マメに行分けしたほうがいいんだろうか。
批判とかそういうのも執筆能力の肥やしになるんで、感想つけてくださるなら好き勝手にお願いします。
では、この辺りで失礼。
読みやすくて良かったよ、乙。
個人的には、もうちょっと改行を小まめにして貰える方が嬉しい。
あとミオかわいいよミオ
リンドグレーンって女性だったんだな
>>490 ありがとうございますー
>>491 了解。
次があれば、スレッド投稿を意識して改行とか心がけますね。
ちなみにミオの名前の語源は分かるかなー……っとちょっとした遊び心。
もちろん。
「私を忘れないで」とは……案外ミオも寂しがり屋なのかな?w
どう見ても淫魔だからこそのシチュじゃないかGJ!
「いいですか?こう、薬指から順に重ねてギュッギュッとしてあげるんですよー。
牛さんも喜んでミルク出してくれますからねー」
「「「「「「「はーい!!」」」」」」
「んー!!!んー!!!」
「ほら、牛さんも気持ち良さそうでしょう?皆さんもこうやって喜ばせるんですよー。
はい、ではやってみたい人ー?」
「はーい」
「はい、分かりましたー。ではいいですか?ギュッギュッですよー」
「んしょんしょ……」
「んぅぅぅぅ!!」
「はい、よく出来ましたー。上手ですよー。ねー牛さん?」
「んんっ!!」
「えへへ、搾りたてって美味しいー♪」
「はいはい、喜んでますねー。ありがとうございましたー。では次の人ー?」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「はいはいはーい♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「あら、こんなにいっぱいですかー。よかったですねー牛さん♪まだまだ搾ってくれるみたいですよー?
嬉しいですよねー♪可愛がってる自分の教え子に搾られるのはー。ねえ―――先生?……くす、あはははは!!」
497 :
案内役の先生(?)の口調が:2008/09/26(金) 23:51:51 ID:pp8KWbMw
>496
「Kan○n」の倉田○祐理さんみたいな……
牛さん役先生は川○ 舞似か?
自分、サキュバスでお姫様(幼少)の話書いてるんですが、書きかけで止まってます。
こちらは、ある脳内SSの別ルート、アナザーサイド的な話が半熟状態。
しかも百合風味。日本一(ディスガイアとか出したトコ…この話はファントムブレイブだけど)系…
書くのも投下するのも場所が躊躇われる…
499 :
496:2008/09/27(土) 00:29:53 ID:zWzszlbB
>>497 イメージ的には「本来は牧場で牛の乳搾りを体験する授業だったはずが、
淫魔に乱入されて男子生徒は食べられて、女子生徒は暗示を掛けられて先生を牛だと思うようにされてそのままミルク搾りへ」
って感じだったんですが流石に短すぎてそこまでは読み取れないですね
こう何ていうか無自覚っていいなと思ってるので
……というか何かスレ違いのような話題ですね、受身系っぽくなってしまったんですがスレ的に大丈夫でしたか?
そのプロットなら男子生徒を食べる部分も希望したいw
女子高のかと思ったら共学だったのか
しかも先生は男
あー
サキュバス女教師、とかも良いな……
サキュバス母娘に公園で
「拾ってください」
なんて言われて
しかも
「養ってください」
とも言われてみたい
>>503 逆セクハラしまくる女教師と申したか
男子生徒の股間をふと撫でたり、女子生徒を発情させてエッチな方法で恋を実らせたり、
性教育は違和感が無いように魔法をかけて実践したり、学園に住み着いて好き勝手している教師だと
>>505 さあそのプロットをSSに昇華させる作業に戻るんだ
508 :
夢魔小公女(仮)執筆進行中です。:2008/09/28(日) 22:47:02 ID:9rS3cl6k
>497
ディスガイア1のPS2版だけは、私も途中まで、やりました。
良さげでしたが、長引きそうでプレイ継続は断念。
私のも百合交じりです。
>498
好みの2次創作系妄想に走ったレス返してしまって申し訳ない。
コー○ギ○スR2の最終回がある程度予想の範囲内とは言え、
実際に本編を見てみるといろいろショックで……
気を取り直して、今書きかけのSSからサキュバス母娘という
一点だけ該当する部分があるんで、明日以降先行で公開します。
母×娘(ヒロイン……相手が母親とは分からない)です。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
淫靡な朝のあえぎ声が、澱んだ空にこだまする。
リリス様のお庭に集う乙女たちが、今日も食虫花のような妖艶な笑顔で
奇妙にねじれた門をくぐり抜けていく。
腐り落ちる寸前のように熟れきった心身を包むのは、深い色の制服。
健康的な美しさなど漏れ出さぬように、
下着は見えそうで見えないギリギリに、劣情を誘うよう歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、露出狂に突然出くわしたとて
顔を赤らめてて走り去るなどといった、清楚な生徒など存在していようはずもない。
私立サキュバス女学園。
明治三十四年創立のこの学校は、もとは魔族の令嬢のためにつくられたという、
伝統あるサタニズム系お嬢さま学校である。
東京都下。武蔵野の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、魔王に見守られ、
幼稚舎から大学までの一環教育がうけられる乙女の園。
時代が移り変わり、元号がが明治から三回も改まった平成の今日でさえ、
十八年通い続ければ温室育ちの純粋培養淫魔が箱入りで出荷される、
という仕組みが未だに残っている貴重な学園である。
リリス様がみてる?
やべ 文字通り見てそう
マリア様は見られてる
生徒全部(ひょっとしたら職員も)淫魔の学校生活……想像困難だ。
給食と称して美少年が配られたりするのだろうか?
マリみてがそもそもソフトレズの小説だからな・・・
淫魔にしてみてもレズになっちまいそうなんだが
大丈夫、通ってる生徒の一人が実は女装少年でお姉様に見始められて入って
玩具にされてお弁当にされて苛められまくる展開なのさ
百合百合な淫魔姉妹が美少年を仲良く分け合えば良いじゃない(マリー
その闇サイトの話を聞いたのは会社帰りに
ぶらりと入った飲み屋でだった。
偶然隣に座った保険のセールスマンをやっているという、
妖しげな雰囲気の男が酒の肴した話だ。
「サキュバスのデリヘルがあるってご存知ですか?」
「サキュバス?」
なんでもサキュバスとは淫魔と呼ばれる魔物で、
男に究極の悶絶を与えて廃人に追いやり、
男の快楽を餌に生きる古代より言い伝えられる生き物なのだそうだ。
私は酔っぱらいの冗談として聞いていたが、
彼が「興味があったらここにアクセスしてみて下さい」と言って
残して行った、闇サイトのアドレスを記した紙片を見て、
軽い興味が湧いてくるのを感じた。
帰宅した私はPCの電源を入れ、そのサイトのアドレスを打ち込んだ。
禍々しいデザインのHPの画面が現れる。
「はじめてご利用される方に」という文字をクリックしてみた。
画面が切り替わり、注意事項を記した文章が現れた。
それによると、このサイトに自分の氏名や住所を入力すれば、
希望の日時に(ただそれは深夜に限られていた)、
好みのサキュバスが送られてくるのだそうだ。
費用は不要で、代金は利用者の生命エネルギー全て。
その代わりに究極の快楽を味わえるらしい。
そういうオカルト・プレーを専門とする普通のデリヘルなのか?
今私が勤める会社は経営悪化で、周囲の人間も次々に
リストラに会い、残された人間も次は自分では?
と戦々恐々とした日々を送っていた。
私も日増しに強くなるストレスに晒され、
少しくらい羽目を外すのもいいだろうと思い、契約する事にした。
契約の項目を見ると、まずは好みのサキュバスを
選べという指示があった。
読み進めるうちに私の中に一抹の不安が巻き起こった。
もし本当のサキュバスなら?いや、そんな馬鹿な。
そう思わせるほど、説明が詳細かつリアルなのだ。
私は念のために、10代半ばの若いサキュバスを選んだ。
小柄で華奢な少女だった。
もし本当のサキュバスだったとしても、まだ若いサキュバスなら
生命を吸い取る力もまだそんなに発達していないだろう。
何かあっても、腕づくでも倒せるはずだ。
私は契約を済ませ、その日が来るのを待った。
ワッフルワッフル
馬鹿な男だ・・・
眼前に現れた少女は、私が抱いていた
サキュバスのイメージとは大きく異なった。
まだ幼さの残る顔は、街角で見かける
ごてごてと化粧した女子高生とは違って化粧気は無く、
眉の手入れもまだ不器用な感があり、
髪は肩まで素朴に流れていた。
磨けば光る顔立ちの少女と言えた。
大きな瞳で私を上目遣いに見つめる少女を部屋に招き入れ、
私はしげしげと少女を観察した。
身長は150cmほど。華奢な体を覆う
学生服の胸元になだらかに盛り上がった胸の形が見えた。
こんな少女がサキュバスの訳が無い。
万が一サキュバスであったとしても、この少女なら
赤子の首をひねる様に容易に打ち倒せるだろう。
少女はほとんど何も喋らなかった。
こうやって送られてくるのは初めてで、名は「サキ」と言った。
私は寝室に招き入れると少女の制服のボタンを外した。
少女は俯き、緊張して震えている。
私は汚れを知る前の少女を汚すことに興奮した。
ベッドの上で私と向かい合わせに、両膝の上にサキを座らせた。
淡い桃色の乳輪に吸い付くとサキは身体をのけぞらせた。
「あ、ああっ・・」
私は少女の乳首を吸い、舌先で転がした。
私は柔らかく軟性に富んだサキの身体を持ち上げ、
少女の股の間を私の屹立したそれの上にゆっくり降ろす。
「いっ、あ、ああっ!」
私のそれが、サキの踏みにじられた事が無い穴へと侵入した。
湿り気を帯びたそこは、私のそれを包み込み心地よい圧力を加えた。
私は腰を振り、次々にサキの股に腰を打ち付けた。
「い、あ、あ、ああ、ああっ!」
サキは私の首に抱きつき、何とか私の送り込む刺激に耐えている。
私の胸には、サキの形がいいが成長途中の胸が柔らかく当たり、
私が動く度にサキの乳首が私の胸でこすれた。
私のそれは締まりの良い穴の壁で激しい摩擦に合い、
爆発へと向かった。
私は動きを激しくすると、少女の中に最初の精液を放った。
悲鳴を上げる少女。
私の動きが止まると同時に、サキは私の肩にうなだれた。
しかし私は少女を許さなかった。
すぐさま動きを再開し、少女の身内に私のそれを出し入れした。
驚いた様にサキは悲鳴を上げ、少女はまた刺激に翻弄された。
そうやって私は何度かの吐精をした後、
さすがに一息を入れようとサキの身体を離そうとした。
その時、サキの腕が私の首に強く抱き付いた。
驚いた私は、腕の中にいるサキの顔を見た。
私の背筋に冷たい物が走った。
「もう、終わり?私はまだまだ食べ足りないわ」
少女とは思えない力だった。サキは両足を私の腰に巻き付けた。
そして私の顔を赤い舌でゆっくりと淫微に舐め上げた。
「もっと快楽を分かち合いましょうよ。もっともっと
あげるわ、この世では味わえないくらいの快楽を」
罠に落ちた。
私がそれを悟った瞬間だった。
ん? ひとまずストップか?
続き期待期待
こういうシチュ待ってた
騙されて一度挿れたら二度と抜けないとか最高
そこからはまさに快楽地獄だった。
なんとか少女の身体を私から引き離そうとするのだが、
これ以上無い強さで私の身体を締め付ける
サキの腕と足は全くビクともしない。
そしてその姿勢のままサキは激しい上下動を繰り返す。
私は呻き声を上げようとするが、
サキの口に覆われた私の口から全く声は漏れ出ない。
サキは唇で私の口を強引にこじ開けると
唾液で湿った舌を私の口内に侵入させた。
私は舌を動かして侵入してきたサキの舌に対して防戦を試みるが、
サキは私の舌のあらゆる部位を正確に舐め、刺激を加え、
私の舌はあえなく10代半ばの少女に屈服したのだった。
性行為を始めてからずっと彼女の穴に埋没し、
挿入されたままの私のそれは、彼女の愛液と上下動で
モミクチャにされ、あらゆる方向に翻弄される中で
それしかすることが出来ない器官であるかの様に精を吐きに吐いた。
徐々に私の抵抗する力も衰えてくる。
手足を力なく垂らしたまま、10代の少女の動く振動に合わせて
手足や身体をぶらぶらと揺り動かすだけで、
目は力なく見開かれ、首は後ろに倒れて揺れていた。
私のそれが彼女が思った様に立たなくなると、サキは私をベッドに
寝かせ、それに吸い付き、針の如く尖らせた舌先で
それの下部を素早く何度も擦り上げた。
しばらくするとそれは強制的に屹立させられ、また彼女の中で
締め付けられ翻弄され、なけなしの精を吐き出す道具と化した。
3日後、連続する性交の中で私の意識は途絶えた。
それでも性交を続行する10代半ばの少女の腕の中で
私は完全に彼女に性と精を与える機能を持つのみの物体となり、
7日後、私の生命は途絶えた。
彼女は私がこと切れたのに気付くと、私の頬を両手で包んで持ち上げ、
玩具に飽きた子供の様に、私の顔をベッドに押し倒した。
私の生命機能を停止した身体はぐたりとベッドに倒れ込んだ。
そして彼女はあらゆる液体で湿った股の間をティッシュで
拭うと、下着をはき制服を身にまとい、
ドアを開けて部屋から出て行った。
サキュバスは存在する。
それはウブな女子高生など、一見無害な容姿に身をやつし、
男性の精液と快楽を切望し、悶え苦しむ男性の姿に
嗜虐的喜びを見いだす。
私はまんまと彼女達種族の手に落ちた。
快楽による苦しみというものが
この世に存在するということを思い知った。
これ以上サキュバスによる男性諸氏の快楽死を出さないため、
また一時の快楽を求めるあまり死に至った
自らの悔恨の念に報いるため、
日々多数の人間が読むと言われるこのスレッドを借り、
読者諸氏に注意を喚起するものである。
それでもサキュバスによってのみ得られる極上の快楽を
求める人間も存在するかも知れない。
そんな人間は、場末で地味に営業する飲み屋で
話し掛けてくる妖しげな保険のセールスマンを探す事だ。
彼がこの世ならざる快楽への道標となるであろう。
しかしその後の結末は、私と同じものであることを認識されたい。
<END>
ということは、書き込んでいるあなたは幽…霊…
東埼橋っていう地名ならあるんだなw
なんて斬新な終わり方なんだ!
サキュバス・カンパニーの続きが気になる件について
書きっぱなしジャーマン
ところで妖しげなセールスマンってやっぱりドーン!とか言い出したりする?
「サキュバス売るよ!!」
ゆっくり気持ちよくなってね!!
半身でいいなら売るよ
半身は右左?上下?
やっぱり全身がいいな…
>>535 ワロタww
まっぷたつ かよ(°A°;
下半身さえあればいい!!
嘘、やっぱ可愛い子と見つめられながら吸われたいよ
>>537 そこはあれですよ。吸われていくうちに上半身が生えてきて
完成したところで口づけされたら、その時があなたの最期…
ちょ、それテラホラーw
オナホールに擬態した淫魔の幼体が精を啜るにつれ段々育っていくとか。
>>540 精が足りないと、ょぅι゛ょな淫魔になってしまうのですね。
色気不足で栄養が足りず、更に発育不良に悩むのか
あるいは特殊な趣味の精を吸いまくって、栄養が偏るのか…
要約すれば下半身だけの淫魔が騎乗位で搾りまくるんですね。
または首だけの淫魔がペニスに吸い付いて離れないとか。
淫魔はプラナリアですか。
ある程度精を蓄積したら、上下に分裂して増える……ムウ、萌えないなぁ。
そこはやっぱり孕んで産んであっというまに成長して・・・
真面目な(?)話
淫魔育成みたいなネタはありだよなぁ〜
しかし、サキュバスはどのように生まれるんだろう?
>>373みたいなギャグな誕生が一般的とは思えないし、やはり分裂して増えるのか?
その辺が固まらないとスタートが書けない…
>>547 個人的には人間の淫気が凝り固まって出来たと思っている。
549 :
描写を前提に生殖方法を考えてみる。:2008/10/06(月) 22:11:36 ID:IzT5qpI0
>547
インキュバスの場合には、伝説で人間との混血児が
生まれたという話があるんで、その応用で、人間の女性の
それに独自解釈を混ぜつつ、準拠しようかと考えてます。
(人間との混血ではありませんが)
>サキュバスじゃないけど、ファンタジー世界亜人種の生殖方法の例として
N○Kでやってた「ヤ○モン」の「魔女の森の魔女は単為生殖で、
女王(母)の腹からヤダ○ンが産まれてきた訳ではない」みたいな記述を、ロマンアルバムで
読んだ記憶が ……
サキュバス自体は子を生せないという説もあるので、
魔術で増える(増やしてもらう)というのもありかも知れませんね。
繁殖方法を考えなくて良い方向性としては
1 拾った子が淫魔だった。始末するのも忍びないので必死に育てることにした
2 何かの事情で他種族(多分人間)から淫魔にクラスチェンジしてしまった子を
一人前の淫魔に養成する
あたりかな? 数百人の精を吸い取って力を蓄えたら分裂するというコースも捨てがたいが
あまり生態に踏み込みすぎると自爆しそうだし。
キリスト教的には堕天使の一種なんか喃?
良くわからない……
そういや
アーサー王伝説の魔術師マーリンは夢魔の子とかいう話もあったっけか
澁澤龍彦だったか種村季弘だったか
サキュバス男から集めた精液をインキュバスが女に注入する、とか書いてたような覚えが
なんと、マーリンから色々教え込まれたセイバーが淫魔のように士郎から搾り取ると申しますか
分かります分かります
俺、どうしてもサキュバスをサンキュバスって読んでしまう。
九州のバスが乗り放題になりそうだなw
>>551 男から集めた精液を女に注入するというのは、インキュバスの伝説の中で一番主流のものだよね。
位置づけ的には、サキュバスやインキュバスは悪魔というより、悪しき精霊、悪霊といった類のものだと思う。
ブラウニーとかと似たようなイメージでとらえられていたんじゃないかな。
原点は、ディオニュソス信仰とか狂宴的祭典のような、性愛領域と密接に結びついた異教を攻撃するために、
教会が作り出したものじゃないかなと思う。
実際、サキュバスに対する教会の対応マニュアルみたいなのもあって、
サキュバスと夢で交わったものが宗教裁判で裁かれた例もある。
告解でサキュバスと性交した場合、罪を浄化するために、水とパンだけで数ヶ月程度の間、過ごさねばならなかった。
それにしても、澁澤とか、あの時代の教養人は、なんでエロに対する造詣が深いんだろう?
謎だ。
そうだねー、来歴的には
古い精霊、妖精、小さな神の末裔的な側面はありそうな気はするなぁ
ユング先生あたりは
「中世の民衆はキリスト教の皮だけをかぶせた異教徒だった(超意訳)」
とか良く言ってるしなぁ〜
……えーと、ここはなんのスレだったっけか?
いんじゃね?
職人の創作意欲を出すための事だと思えば
スマソ、誤爆です…
言われなきゃ誤爆とは思わなかったな
ビンの中に詰められた小さなサキュバスが
ある日突然送りつけられてくるんですね、わかります
>>558 誤爆かよww
気づかないわw
そろそろ投下こね〜かな〜…
投下します。
○| ̄|_ =3 プッ
てめぇは俺を怒らせた
百合+淫魔化でSS書くかい?
ぜひ、お願いします
もしも、ロリな淫魔だったら泣いて喜ぶよ
いや、ロリじゃなくても見たいですけど
本当よろしく
ロリ淫魔が純潔なお姉さんを犯す
こうですね、解ります。
昔どっかのサイトで見た、木の中に連れ込まれて逃げようとしても
連れ戻されて一生吸われるって言う小説が思いだせん
>>569 wisperのドリアードって小説じゃない?
573 :
幻惑の書:2008/10/14(火) 00:21:17 ID:nFKfHH2i
小悪魔的な女の子も可愛いですが、大人の悪魔に惑わされたい。
そう思って書きました。読んでいただければ光栄です。
「くそっ!!図られた!!」
俺はエドウィン。かつて王国軍の魔道軍の騎士隊の隊長だった。
幼い頃から魔法の勉強をし、人々の平和を乱す魔王軍と戦ってきたつもりだった。
そして隊長に登りつめ日夜、命を懸けて戦っていた。
その中でも、魔王軍の魔道部隊を率いるサキュバスはかなりの難敵だった。
私と何度も交戦したのだが、いまだに決着がつかなかった。
とどめを刺そうとしたところとで邪魔が入ったり、
逆に刺されようとしたところを戦友に助けられたり、
本当にいいライバルだった。
だが、そんな栄光はもう過去のものだった。
574 :
幻惑の書:2008/10/14(火) 00:22:05 ID:nFKfHH2i
俺はいま牢獄に居る。なんでも魔王軍と内通していたことの疑いを掛けられたらしい。
俺は名ばかりの裁判にかけられ、魔法を封じられ、
今、俺は牢獄に居る。
あと三日で俺は処刑されるそうだ。
俺はいままで人間のために尽くしてきた。
魔王軍との争いに巻き込まれて行方不明になった幼馴染のような悲劇を
もう増やさないようにするためにも。
だが、平民上がりの騎士を嫌っていた貴族も多いのだろう。
事実、俺の命令に従うのを嫌がっていた兵士も居た。
そして、そんなやつは真っ先に死んでいった。
俺が手を下した訳じゃない。
サキュバスはそんなに甘いやつじゃなかった。
お互いに次々と魔道師を殺され、殺していったのだ。
それくらいに実力は切迫していた。
たぶん俺が処刑されたあとには貴族のボンボンが俺の後任になる。
そして、すぐにあいつに殺されるだろう。
バカな奴だ。そして、バカな国だ。
なにが悲しいのだろうか?なにが苦しいのだろうか?
もうこうしていてもしかたがないではないか。
どうせ俺がなんと言っても容疑が晴れることはないし、
処刑も避けられないのだ。
もう俺は眠ることにした。どうせ考えたって苦しいだけだ。
そして俺は夢の中に入り込んだ。
575 :
幻惑の書:2008/10/14(火) 00:23:19 ID:nFKfHH2i
だが、意識は続いている。
なるほど。どうやら俺はほんのひと時の安らぎさえも得ることは出来ないらしい。
俺は嘲笑した。
夢の中を見渡すと、そこにはもう一人の女が居た。
黒い牛の皮で出来た派手で露出度の高い服。
脚線美を覆う、黒い網タイツ。
しかし、それとは対照的な驚くほどの白い肌。
そして高貴さを感じさせる端正な顔立ち。
かなり洗練された美女だった。
だが俺はその美女になんの感慨も抱かない。
なぜならこいつは敵の魔道将軍サキュバスだからである。
サキュバスは人の夢に入り込む力がある。
しかし、本来なら魔力の高い俺はサキュバスの進入を拒めるのである。
だが、魔法を封じられた今の俺では簡単に入られてしまう。
そして生命の与奪権はサキュバスにあるのである。
「俺の夢になんの用だ!!暗殺か?なら無駄足だったな。」
「あぁ人間。知っているぞ。お前は濡れ衣を着せられて三日後に処刑されるようだな。
まさか私とお前の決着がこんな形でつくとは思わなかったぞ!?」
サキュバスの方はクククッっと笑っていた。
「なにか遺言はないか?聞くだけなら、なんでも聞いてやるぞ?
私が迷惑しない範囲なら実現もしてやろう。
例えば、お前の後任を血祭りに上げ悪夢の祭壇にささげるのがいいか?、
それとも生きながらにして火あぶりにするか?それとも家族だけは見逃して欲しいか?
それとも最後に私の裸が見たいか?困ったなぁ〜。でも頼まれたら見せてやら無くもないぞ?」
胸を隠す素振りをしながら、ニタニタ笑いを浮かべるサキュバスに俺は怒りを感じた。
「俺には家族も恋人もいない!!幼馴染さえもお前ら悪魔が奪い去ったんだ!!」
俺は怒りのあまり、サキュバスに掴みかかろうとした。
が、サキュバスは俺の手を掴むと自分の胸元に持っていった。
勢いで、つい揉んでしまう。
大きくって柔らか…!!
ダメだっ。そうやって俺に欲情させ、魔力を吸い取る。
それがあいつの手だ。こいつの目的は俺の魔力だったのだ。
そんな俺を見ながらサキュバスの方は余裕そうな顔をしながら、
「はっはっは。すまんな人間。気にしていることを言って。
だが恋人すらいないとは、さてはお前は童貞か?」
「うるさいっ!!お前には関係ないことだ!!」
「おぉ、荒っぽいなぁ…。溜まってるんじゃないか?
人生の最後にお前の童貞を捨てさせてやろうと遠い遠い魔界からはるばるやって来たのに。」
「むっ…。」
熱くなってはやつの思う壺である。
ここは冷静にいこう。
冷静に、冷静に。
あらためて女としてのサキュバスを見つめてみる。
食い込みのきついハイレグにいまにも零れそうな胸。
おまけに各所から見えている白い肌。
予想以上の体つきだ。
いかんいかん。
576 :
幻惑の書:2008/10/14(火) 00:24:16 ID:nFKfHH2i
「どうせ俺はお前は魔王軍の内通者だ。なら一発ヤッて私に魔力を捧げてみないか?
お前の敵討ちに有効に使わせてもらうぞ?」
確かに俺は内通者だ。ヤッても罰は当たらないだろう。
サキュバスの身体はそれほどに魅力的だった。
「それとも魔王軍に降伏するか?そうしたら私直属の部下にしてやろう。
待遇は要相談だな。世界の半分はさすがに無理だが、
3食、お酒つき。昼寝もないが私がときどき一緒に寝てやろう。
どうだ?悪い話ではなかろう。死刑囚?
ハッ〜ハッハッハッハッハッハッハ。」
その言葉を聴いて、俺は少し考えてしまう。
もしかしたら、そこは俺を暖かく迎えてくれるかもしれない。
少なくともこの牢獄よりマシだということだけは分かる。
また、あのサキュバスも味方になれば案外いいやつだということを俺は知っている。
あいつの言葉は挑発的だが、俺を騙す意図はない。
いずれ処刑される俺に騙す価値など皆無だし、
魔力などあのバカの部隊からあまりあるほど手に入るだろう。
もしかしたら、今の言葉だってあいつの仏心かもしれない。
いかん!!
俺は何を考えているんだ!!
危うくサキュバスの口車にのせられるところだった。
俺は何を失おうと騎士の誇りだけは失うわけにはいかないのである。
死んだ幼馴染のためにも…。
「ダメだ!!俺は濡れ衣を着せられても騎士だ!!俺は自分の信念を貫く!!」
「やれやれ、男のツンデレはみっともないぞ?もうちょっと素直になったらどうだ?ほれっ!!」
「おのれっ!!うわぁぁ!!」
ウインクしたサキュバスの瞳から魔力が迸る。やつの得意な魔法の「魅了」だ。
魔力の充実した普段なら余裕で対抗できる。だが今は違う。
俺は簡単にやつの魅了にかかってしまったのだった。
そして俺は無意識のうちに抑えていた欲求に抗えなくなってしまった。
577 :
幻惑の書:2008/10/14(火) 00:25:26 ID:nFKfHH2i
モミタイ
ミタイ
ズリオロシタイ
オンナ
ヌガシタイ!!
ミセロ!!
理性が失せた俺の手は、わきわきといやらしい動きをしながら
サキュバスの服の部分に両指をかける。
やわらかい感触とサキュバスの肌触りがとても心地よい。
「だっ!!だめだっ!!相手はあれでも女なんだ!!そんなことしたらっ!!」
俺は理性で必死に押しとどめようとするが、サキュバスの方も瞳に力を込める。
その差は歴然だった…。
そして、俺は圧倒的な乳房で支えられただけの布を一気に捲り上げた。
ぽよんっ
あっけなく曝される乳房。
「ほぅ…。なかなか勢いのある脱がしっぷりじゃないか。」
どうせ不特定多数の男性と交わっているんだろうから黒ずんでいて汚いんだろうという予想に反して
サキュバスの乳首は、鮮やかなピンク色をしていた。乳輪の大きさも完璧である。
ただ残念なことはそれが勃起していなかったことだけである。
「どうだ。奇麗だろ?最後にいいものを見たなぁ!?人間。」
乳房を曝されたというのにサキュバスのほうは全くをもって冷静でいた。
「……。」
片方で、俺は人生で初めて見た女の生乳の美しさに言葉が出ないでいた…。
まじまじと欲望の赴くままに、サキュバスのおっぱいを見つめる俺。
相手の方は、ニヤニヤしながら俺を観察していた。
なんだか全てがどううでもよくなってきた。
もうこのままでいいかもしれない…。
そう思った俺はサキュバスの魅了に落ちていった…。
578 :
幻惑の書:2008/10/14(火) 00:29:07 ID:nFKfHH2i
投下終了です。
大人のお姉さんって素敵ですよね。
最近、やたら見かけなくなりましたが。
当然、まだ続きますよ。
リアルタイムで見れちゃったよラッキーw
俺ロリサキュ派だけど正統派サキュバスもやっぱいいよね
>>578 これは良い展開!続き待ってます。
大人のお姉さんハァハァ
もう少し改行してくれたほうが読みやすいかな
でもGJ!続き楽しみにしてる
みじけえよバカ!
なんで一番いい所で寸止めするんだよアホ!
俺にワクワク感を抱かせやがって!淫魔に搾り取られて逝けばいいのに!
続きをお待ちしております。
>>578 GJ
このまま1ヶ月とか待たされたら風邪引いて死ぬから覚悟しとけよっ…!!
期待してスクロールしたら続きは後でとかマジ生殺しなんだが!?
俺の理論ではサキュバスというのは魅了フェロモンを纏っていて、獲物は老若男女問わず吸い寄せられていく。
高位の淫魔になるほど、そのフェロモンは強くなる。
この前提で、高位の淫魔の家系に生まれた落ちこぼれサキュバス(淫魔の癖にウブ、貞淑)の話はどうだろう?
本人は全然その気はないのに周りは皆、強烈なフェロモンに当てられて襲い掛かるわけだ。
レイプ風味なサキュバスエロストーリーが味わえる。
レイプスレ池
俺の理論ではショタというのは魅了フェロモンを纏っていて、狩人は老若男女問わず吸い寄せられていく。
高レベルのショタになるほど、そのフェロモンは強くなる。
この前提で、高レベルのショタの家系に生まれた落ちこぼれショタ(男の癖にウブ、貞淑)の話はどうだろう?
本人は全然その気はないのに周りは皆、強烈なフェロモンに当てられて襲い掛かるわけだ。
逆レイプ風味なショタエロストーリーが味わえる
つまりこうか
いや、真面目な話別にどっちもアリだろw
589 :
夢魔小公女(サキュバス・プリンセス)チトニア:2008/10/15(水) 23:09:12 ID:KY5jXtov
>S○文庫の「小○星のプリンセス」を読んで、あまりの描写の上手さに
衝撃を受けましたが、割り切って投下します。
※幼少です。アダルト変身とかしません。
エロ以外にもグロ描写とかいろいろ混じってます、注意!
夢魔小公女(サキュバス・プリンセス)チトニア@
薄暗い森の中、愛らしい童顔を恍惚に歪めた半裸の少女が
荒い息をしながら佇んでいた。ターコイズ色の輝きを持つ
タレ目のつぶらな瞳が潤みを帯びている。ショートボブの上部に
キク科の花を思わせる放射状に跳ねたくせっ毛を持つ橙色の髪が
汗でベットリと濡れ、額に張り付いていた。
「はああっ……んんっ!」
「あふっ、あっ、はあっ……何が……どうなって」
ほんの少し赤みの差した小さな唇から、発情期の小動物を思わせる
喘ぎ声に混じって呟きが漏れる。その口の周りには、白濁液やどす
黒い血糊の膜がうっすらと張り付いていた。
学校で男女を問わず、同級生から『洗濯板』とたびたび揶揄される
凹凸が乏しい胸がふるふると揺れ、小さな身体が小刻みに震えた。
若草色の股布の前部に舟形の染みが滲み、縦一文字の割れ目が透けて見える。
丸みがまだそれほどはっきりとしていないお尻の付け根からは、尻尾が、
そして鎖骨がむき出しになった背中には一対の蝙蝠の翼が生えていた。
少女は確かに魔族だが、身体にこのようなものは現れたことは無かった。
頭の中がくらくらするのを辛抱して、辺りを見渡すと、ボロ布を纏った
数匹の醜い小鬼達が、剣の柄を肉で作ったような下半身の逸物をさらけ
出して倒れていた。そのいずれもが、少女の口に付着しているのと同じ
白濁と少女の唾液で濡れ、中には先端や根元から荒々しく切断されているのも混じっている。
「そうだ、私、こいつらに襲われて……」
「何やっても倒せなかったのに、私にこんな力が……ある……なんて」
「さ、さっきみたいにおちんちん噛み千切っちゃったら、いくら
倒せても、せい液吸いとれなくなるから、丁寧にそうっとやらないと
……だめっ、力が……抜ける……ああっ!」
どさっと、倒れ伏せるものの、四肢をふんばり、起き上がろうとする。
「はあっ、はあっ……
どうして今の姿になったかも、どうやって倒したかは覚えていない。
ただ、精を吸い取らなければ、力尽きて、自分を襲った小鬼どもと
同じ運命を辿ることになるというのだけは、未知の力が示す本能で、
分かる。
気力を振り絞り、四つんばいになり、這って、横たわるゴブリンのペニス
に顔を近づける。
同性のクラスメイトとの話でも、少し性的な話題が絡むとひいてしまう自分が
隠語を口に出し、こんなことを……
「んんっ!」
何度目かのフェラチオに入ろうとしたまさにその時、
「姫様、姫様!」
頭に女性の声が響く。
目を覚ますと、実の姉のように慣れ親しんだ侍女頭の顔がすぐ、そばに見えた。
してる時は
「あんっいいよぉ…好き好きもっとしてえ!!」
みたいな感じで凄い愛でてくれるけど出なくなって死にそうになったら
「ねぇ早く出してえ………もしかしてもう出ないの?じゃあもういらないバイバイ」
ってぽい捨てるサキュバスの小説誰かもっとお願いします><
最後は食べかすみたいなのお願いします><
お姉さん風なサキュバスに男性器を何て呼ばせればいいかな?
おちんぽ?おちんちん?チンポ?
イービルソード
>>591 むしろ逆の方が好き
最中は冷たいが終わったら愛でてくれるんだぜ?
そうぞうしたらどっちもイイ……
淫魔さいこー
>>596 逆って言うと。
する前は、
「ふふ、あなたたち人間は、私たちの食料なの。
さあ、さっさと食べられなさいな」
で、終わったあと
「素敵。ねぇ。もっとしてくれる? あなたの言うことなら、何でも聞いちゃう」
じゃないねゴメン。
「ねぇ早く出して、出しなさいってば。もうだめなの?」
「し、しぬって、マジで」
「もう。ほんっっっと、困った人ね。
じゃあ、魔法で回復させてあげるから、あと10回、いいわよね?」
こんな感じか。何かツンデレになりそうな気がするな。
>>598 サキュバス調教パターンか……
ありだな
若奥様サキュバス
奥様は淫魔
すでにどこかのサイトにありそうなもんだが
サキュバス女子高生と同棲、ラブラブ。
子供を作ったらどんどん増えて、世界滅亡。
>>601 オープニング・ナレーション、つくっときました
---
奥様の名前は『インマ』
そしてダンナ様の名前は『ダーリン』
極(ごく)普通の二人は極普通の恋をし極普通の結婚をしました
でもただ一つ違っていたのは『奥様はマゾ』だったのです
この流れは投下していいの?
どんとこい!
>>603 俺としては「奥様はマゾ」より「旦那様はマゾ」の方が読みたいな
そういや奥様は淫魔だったのに、どうしていつの間に奥様はマゾになってんだ
どうでもいいけど奥様はマゾとかAVとかで絶対使い古されてるだろうなw
マジレスすると元ネタが「奥様は魔女」だからじゃないかな?
自分的にはその設定だと娘の方が好きだったが…
>>608 チミはマゾな淫魔奥様の良さがなんも分かっちゃいねえ
流れに逆らうようで申し訳ないですが投下します
――209X年。
世界は淫魔の影に包まれた。
女は犯され、男は奴隷となり、あらゆる国々が壊滅したかに見えた。
だが、人類は死滅していなかった。
そこに一人の男が立ち向かった。
後の英雄、リィア・ナード・レイ氏である。
レイ氏はたった一人で淫魔達と立ち向かい、彼女達の女王ともいうべきサキュバスに対し、共存を訴えた。
そして長い恐怖の時代は終わり、世界はまた平穏を取り戻した……
「今日も一日疲れたな……」
一人ごちて部屋の照明を消し、床に就く。
僕には嫁も、彼女も、居ないが、それなりに今の生活に満足している。
一昔前なら、常に淫魔の恐怖に怯える生活だっただけに、今の平和な生活は幸せといえる。
この国の風土が良かったのか、淫魔に会ってすぐに、死ぬほど犯されることもなかったが、
淫魔達の目に留まれば、たちまち犯され、運が悪ければ、そのまま家畜にされる者さえいた。
今でも、サキュバスによる逆レイプはあるが、当時ほどじゃない。
現に僕や、僕の周りではそういったことは、今じゃ起きていない。
そして僕は今日一日の疲れを癒すため、布団の中に入った。
……入ってすぐに違和感を感じた。
布団の中に、誰かがいるような温もり。
慌てて布団から飛び退き、明かりを点けて、見る。
間違いなく、誰かがそこにいる。
布団を捲ると、そこには見知らぬ美女がいた。
「誰?ど、どうやって入ったの?」
恐る恐る尋ねてみた。
恐らく、彼女はサキュバスだろう、でなければ、こんな非常識なことはない。
「ずっと待っていたわよ、さあ気持ちいいことしましょう」
僕の質問には答えず誘う。
きっとどうあっても、僕は彼女に犯される。
犯された上で、僕がどうされるのかわからない。
今は、人間と淫魔が共存している世の中とはいえ、性奴隷にされるかもしれない
ましてや、ここは僕の家の中、外からじゃ様子はわからない。
誰も助けてくれそうにない。
恐怖に慄き、歩が後ろに進む。
「そんなに怖がらなくていいのよ。ただ気持ちいいだけだから」
布団から起き上がり、僕に近づいてくる。
その立ち姿は、すらっとしたスタイルで、背は高く、胸は大きく、腰はくびれている。
そして何より、衣服が卑猥だった。
ブラジャーと呼べるものかわからないが、胸当ては下乳を支えているだけ。
ショーツに至っては性器が丸見えだった。
ゆっくり僕との間合いを詰めていく。
逃げ出そうと思えば、その場しのぎ程度に逃げれたのかもしれない。
でも彼女から目を離せなかった。
後ろへ下がるうちに、壁際に追い詰められていた。
追い詰めた僕の肩を抱き、そのまま口づけする。
いきなりだったけど、不思議と嫌じゃなかった。
僕の口の中に、舌が割って入ってくる。
歯茎や、歯の裏側を舐め、そして僕の舌に絡ませる。
そうしているうちに、頭がぽぅとしてきた。
無理やりなはずなのに、何故か優しく感じるキス。
唇が離れる際、一本、糸を引いた。
そして彼女は優しく微笑み、口を開く。
「二人で、一緒に気持ちよくなろう」
さっきまで、あんなに怖かったのに、今は不思議と安心していた。
それから僕は、彼女にされるがまま寝巻きを脱がされ、布団の上で仰向けに寝かされた。
右手の親指と人差し指で輪を作り、扱きながら、鈴口を舐める。
今までこんな経験はなかったからこそ、ものすごく感じる。
「指と舌、どっちがきもちいい?」
「ど、どっちも気持ちいい…」
答えになってない筈なのに、彼女はうれしそうにする。
「じゃあ、これはどうかなあ?」
大きく口を開け、僕のモノを頬張る。
根元まで飲み込むフェラ。
ジョボジュボと、いやらしい音をたてながら、上下のスロートを始める。
口腔内では、舌が亀頭だけでなく、竿全体も舐めましている。
その上吸い上げられているから、たまったものではない。
いつの間にか、両手で彼女の頭を、押さえつけるようにしていた。
「イ、イクよ」
喉奥にまで突き刺すように、ドピュドピュ射精した。
出された精液をゴクゴクと、喉を鳴らしながら嚥下する。
「あん、すっごく濃くてプリプリしておいしい……。でも了承も得ずにお口に出しちゃうなんて、悪い子ね」
出したにも関わらず僕のモノはまだ固いままだった。
「悪い子にはお仕置きしないと」
彼女はすごくうれしそうに言った。
僕もまた、何かを期待していた。
「サキュバスの尻尾って、何に使うか知ってる?」
先が三角形になった尻尾を、僕に見せながら尋ねた。
僕は検討もつかず、首を横に振った。
「うふふふ、私の場合はね、こう使うの」
三角形の先が大きく開き、そのまま、まだいきり立った僕のモノを捕える。
ズルズルと根元まで飲み込まれる。
ゴムが張り付いているような感触、でも特に気持ちいいわけじゃない。
「尻尾で犯されて中だししたかった?でもごめんね、これは搾精器官じゃないから」
少し残念な反面、ちょっと安心した。
「これの使い方はね…んっ、あん」
彼女が喘ぎだすと、生暖かい水みたいなのが、僕のモノにかかった。
その液体を浴びていると、熱くなってくる。
「このまま尿道も通って中からおちんぽを私のものにしちゃうからね」
「お姉さんの……ものに……?」
「そう、私専用おちんぽになるのよ」
液体が尿道を通って、中に入ってくる。
段々おちんぽが、中から熱くなってきた。
お姉さんのものになると思うと、うれしくて、ぞくぞくする。
「そろそろいいかな?」
尻尾から出されたおちんぽは、てかてかと光ってた。
「ねえ、私のおっぱい……好き?」
コクンと、頷く。
「うれしい。じゃあおっぱいでしてあげるね」
お姉さんの大きなおっぱいで、やさしく挟まれる。
おっぱいの中に埋もれて、おちんぽは先っぽしか見えない。
そこを指先でちょん、と触られると体中に電気が走った。
さっきまでと感度が全然違う。
「あはは、もう感じちゃってるんだ。これからもっと気持ちよくさせてあげるからね」
柔らかくて吸い付くようなおっぱいが両サイドから押しつぶしてくる。
僕のおちんぽの形に合わせるように、ぐにゃぐにゃと変形しながら、圧力をかけたかと思うと、戻り際に亀頭のエラ部分をやさしくひっかく。
これを何度も何度も繰り返される。
「お姉さん…僕、もうでちゃいそう…」
「もっと我慢して、そしたらもっと気持ちよくなれるから」
「もう無理だよ。このまま出したいよ」
「もう……しょうがない子ね」
おちんぽがおっぱいから開放される。
このまま出させてくれると思っただけに、少し戸惑った。
「君が出していい場所は、私のおまんこだけ」
人差し指と中指で入口を開いて見せる。
その途端、今すぐに入れたい衝動に駆られる。
「出したかったら…ちゃーんとお願いしないとだめよ」
「お姉さんのおまんこの中で出させてください…」
「んー、どうしよっかな?そんなに出したくないようなお願いの仕方だけど…」
なんだかお姉さんが意地悪だ。
「お願いします、お姉さんのおまんこの中でどぴゅどぴゅ出させてください」
「ま、いっか。じゃあ入れてあげるね」
ゆっくりと腰を降ろし、お姉さんの中に、飲み込まれていく。
暖かくて、気持ちいい。
「さあ、いっぱい射精してね」
その言葉に導かれるように、いっぱい出た。
「こんなにいっぱい……うれしいわ。でも、まだ出し足りないんじゃない?それに、まだガチガチよ?」
軽く締め付けながら問いかける。
その気持ちよさに、思わず頷いてしまった。
「じゃあ、もっと出させてあげるわね」
そういうと、お姉さんは僕の胸に手を乗せて、腰を動かした。
暖かくて、ねっとりした感触で、お姉さんの中で溶けてしまいそうになる。
その上、上下に扱くから、気持ちよすぎる。
それは、未知の感覚だった。
さっきまでは、ただ咥えているだけだったのに、今は搾り取ろうとしている。
襞が僕のおちんぽに絡み付いて、快感を送り続けてくる。
その度に僕も、僕のおちんぽも喜んでしまう。
「好きぃ……もっと気持ちよくさせて!もっと僕のことを食べて!」
「私に食べられたいんだ。じゃあ……身も心も私のものになってくれる?」
「なるなる、なります!お姉さんのものになります!」
「じゃあアナタは私の何?」
「僕はお姉さん専用奴隷ちんぽです!お姉さん専用の射精奴隷です!」
今までの動きに、強い収縮運動が加わる。
膣が搾り取ろうとしてる。
お姉さんは、僕の答えが嬉しかったのか、妖艶に笑う。
お姉さんの腰の動きが、どんどんいやらしいものになっていく。
その激しく艶かしい搾精に僕は、爆ぜた。
魂まで抜けるんじゃないかと思うほどの射精だった。
「いっぱい出してくれて、ありがとう」
僕の頭をやさしく撫でてくれる。
疲労しきって、体を動かすのも、ままならない。
明日動けるのだろうか。
さっきまで射精することしか頭になかったのが、今は嘘の様に、冷静だった。
「明日も、明後日も、これからずっと、よろしくね」
「毎日こんなのが続くの?」
ちょっと勘弁してもらいたいと、続けようとしたのを喉元で止めた。
「大丈夫よ、だって私の体、癖になっちゃったでしょ?」
「うん、たしかに」
「それなら、もっと濃くてもっといっぱい出せるようにしてあげるから。その頃には今日くらいじゃ物足りなくなっちゃうわよ。」
それはちょっと……いや、だいぶ怖い。
思わず身を捩じらした。
「うふふふふふ。大事に育ててあげるからね。」
以上です
育てるだの何だの言ってますが続きや後日的な話はありません
このサキュバスの母親とかふたなりの妹とかリィア・ナード・レイ氏がどのような交渉を行ったのかとか
色々考えましたが話がまとまりませんでした
乙!
>>620 GJすぎるw
搾精器官という単語は某もんむすサイトに出入りしてる人だろw
>>623 それってあかなめとかアルラウネみたいな妖怪も一緒に掲載されてるあのサイト?
>>624 【児玉清】
そのと〜〜り!
確認してみましょう。
モンスター娘百覧は、とろとろ氏が管理人のM男系のアダルト小説サイト。
多種多様なモンスター娘に男が搾精される小説が掲載され、
もちろんサキュバスが登場するお話も多くあります。
今年でサイト開設3年を越え、
アナザー百覧という投稿ページには多くの作者のモン娘の話もあります。
というわけで、正解はモンスター娘百覧でございました。お゛み゛ご゛と゛
ただ更新が1ヶ月ありません
>>625 サキュバス物では無いが三日前に更新されたぞ
∧_∧ ┌────────────
◯( ´∀` )◯ < 僕は、リル・マンティスちゃん!
\ / └────────────
_/ __ \_
(_/ \_)
lll
投下がなさすぎて
>>629がスレチに走り出したorz
モンスター娘百乱とか巣とか色々読んだがどれも描写とか同じような気がしてきた
一応淫魔じゃね?
描写が同じだからとして何が問題なんでしょうね
>>631 似たシチュエーションを書いてるサイト見て何言ってんだ?w
635 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 09:41:00 ID:qWtg2+iX
ほ
636 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 16:08:06 ID:Unx3LD9e
>>578の続きはまだですか?
そろそろ風邪をひきそうです。
637 :
幻惑の書:2008/10/31(金) 21:04:49 ID:bPoFpj2I
「どうした?人間。やめろと言っていたから魅了は解いてやったが、
どうして私の胸をまじまじと見つめているのだ?」
「!!」
どうやら、Hの駆け引きは相手の方が何枚も上手だった。
ついさっきの行動は相手の魔法のせいだったが、
これはどうやら自分の意志らしい。
俺はこの時ほど自分の欲望がどうしようもないものだと思ったことはない。
だが、見つめるなというのも無理な話であろう。
「見たいか?」
満面の笑みで聞いてくるサキュバス。
「見ない。絶対に。」
俺は目を背けた。せめて抵抗できるうちは騎士らしくありたいと思う。
だが、気にならないというわけではない。
ときどきチラっとあっちの方を向いてしまう。
鮮やかなピンク色を見るたびに、俺の精神は高揚していった。
「そうか。興味が無いのか…。非常に残念だ。
だが、興味が無いならしかたないな。」
そう言うなり、サキュバスは自分の胸を手で隠した。
さっきの丸出しよりいやらしさが数段と上がっている。
しかも大きすぎる胸が手からはみだしてるのがけしからん。
「なんだ、興味が無いのだろう?
どうしてそんなに恨めしそうな顔をする?
見せて欲しいなら頼めばいいだろう?
お願いします。お姉さま、本当は美女の裸が大好きです。
手で隠さないで見せてくださいと。」
「ぐぬぬ…。」
俺は完全にサキュバスに背を向ける。
これ以上、奴のペースで物事を進ませないためにも…。
だが、後ろから声がする。
「お〜い、人間?にんげ〜ん?下も脱いだけど、こっちを向いてくれないか?」
638 :
幻惑の書:2008/10/31(金) 21:05:55 ID:bPoFpj2I
あからさまな発言をするサキュバス。
これは絶対に罠だ。
だが、後ろが気にならないという訳ではない…。
しかも、こうやって敵に背を向けているというのも不安だ。
後ろからあいつに何をされるかわかったものじゃない。
そう思った俺は後ろを振り向いた。
後ろには胸を隠しているサキュバスがいる。
「人間。脱いでなくて残念だったな。」
「期待してない…。」
まぁ、そんなことだろうとは思っていた。
「だが、脱げといわれたら脱ぐぞ?
さすがに童貞のまま、死んでしまうのは哀れだからな。」
「ふん…。」
俺は再び後ろを向いた。もう振り向くものか。
そう思った矢先である…。
ふにゅ…。
何か柔らかいものが俺に押し付けられる…。
「!!」
「はっはっは。人間。さっきは悪かったな。
だが、ここまでからかいがいのある人間はそうはいない。
どうだ?柔らかいだろ。なんたって自慢の一品だからな。」
「ほっといてくれ…。」
俺は手を振りほどいて、そう言い放った。
すると、サキュバスは俺の両手を掴んで自分の乳房に押し当てた!!
「なっ!!なにをする!!」
不意の出来事と生乳の感触にびっくりする俺。
「これで元気が出たか?人間。」
俺は胸から手を離した。揉んだ感触がまだ残る。
「出るわけないだろ…。」
どうせ三日後に俺は処刑されるんだから。
「そうか…。まぁいい。投降の件、考えておけよ?
アレは少し本気だから。」
「俺は最後まで騎士だ!!味方を裏切るような真似はしない!!」
「そう…、だろうな。今はそれでいい。あと二日残ってるからな。さてと…。」
ギュッ ギュッ
俺にずり下ろされた着衣に、大きな胸を無理やり押し込むサキュバス。
胸が大きいのも苦労するんだな。
…。
いかん。つい、見とれてしまった。
「人間。今日はここまでにしておこう。さらばだっ。」
俺の視線を釘付けにしたのが嬉しかったのか、
サキュバスは笑顔で去っていった。
「二度と来るな!!」
俺は立ち去るサキュバスに対して叫んだ。たぶん無駄だろう。
そして、一人になってまた考え始めた。
果たして、俺はどうなるのだろうか。
人は死んだ後にどうなるのだろうか?
そして、名誉を守って死ぬことに意味はあるのだろうか…?
こうして俺の夜は明けていった…。
639 :
幻惑の書:2008/10/31(金) 21:16:06 ID:bPoFpj2I
どうもいろいろ忙しくて、執筆が遅れてすみませんでした。
まだ続きますので気長に待ってください。
それでは失礼します。
640 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 22:12:30 ID:2oLFxMNp
次の日に来てくれるとは思わなかった。
期待してます。
気長に待ってってことだからパンツはいとこ。
GJだぜ。
続きも期待してるよ。
超乙だぜ
643 :
キングコンブ:2008/11/03(月) 00:42:47 ID:+5y78uOd
処女作です。
色々と至らぬところもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
「はぁ・・・」
今日もまたこの部屋に帰ってきた。かれこれ一ヶ月になるだろうか。
もはや自分の部屋といってもいい、ネットカフェの一室。
これといって取り柄も無い私は、身の回りに起こるあらゆる出来事に絶望していた。
明日誰にも迷惑をかけぬよう、ここから離れて自分の人生を終えようと考えていた。
「ふぅ、俺の人生30年、女には特に縁がなかったよなぁ・・・」
そう思いながら、ソファに深く座るといつの間にか眠っていたらしい。
「お前か・・・?我を呼んだのは?」
ふと、声が聞こえた。
「誰?」
目を開けようとするが、目が開かない。
それなのに目の前には悪魔のような格好をした妖美な女が立っている。
いや、夢にしては生々しい。肌には生ぬるい空気を感じ、
彼女の呼吸はまるで自分の呼吸のような妙な一体感を感じる。
「リリスという。お前は明日死ぬのだろう?」
「なぜ、それを・・・!!うっ!!」
身体の自由が利かない。頭に直接声が響く。
「くくく・・・。お前は選ばれたのだ・・・。ようこそ、最期の快楽へ。」
そういいながらリリスが右手を上げると、私の衣服が消えた。
「お前の股間があまりにも苦しそうなのでな。」
彼女のいうとおり、彼のモノは完全に勃っていた。それもそのはず、リリスは私がもっとも性的に理想とする姿をしていた。
ぷっくりと膨らんだ乳輪に豊満な胸。くびれたウェストに不釣合いな尻。これらを覆い隠す薄手の布切れ。
「くくく、触る前からコレでは・・・すぐに死ぬことはできぬようだな。」
「どういう・・・意味だ?」
「お前はすべての精液を我に捧げて死ぬことになっている。なかなか尽きそうないではないか。」
そういいながら、リリスは接吻した。この世のキスとは思えぬほど生暖かく、鼓動が早まる。
その瞬間私のモノはドクドクと精液を吐き出した。
644 :
キングコンブ:2008/11/03(月) 00:43:24 ID:+5y78uOd
「もう、一回目か・・・。」
そういいながらリリスは唇で精液を吸い取っていく。
不思議なことに敏感なはずの股間に不快感はまったく無い。
それどころか、またこみ上げてくるのだ。
「うっ・・・!!」
続けざまに二発。自分のモノを咥えるのを止め
「くくく・・・。半分ほどか・・・」
と言った。私の思考能力はもうほとんど無かった。
「我がこのように巨乳の姿で現れたのは、お前の趣味のようだな」
リリスはそう言うと、乳房の間に自分のモノを挟みこんだ。
「二発ももらい、少々疲れた。挟んだままにしておるから、自分でなんとかしてみるがいい。」
そういうが、身体が金縛りにあったように硬直してどうにもならない。
それなのに、リリスが吐き出す精液のにおいの混じった息を身体に吹きかけられるたびに股間に快楽が集中する。
もだえ苦しむように、股間に力を込めたその瞬間、三度目の射精をしてしまった。
「ふふふ、くっくっく、あーはっはっは!」
頭の中に声が響く。
「胸に挟んでおるだけで、いきおったわ!」
それでも、まるで衰えないモノを握り、リリスは嬉々として自分の股間に導いていく。
リリスの股間はまるで別の生き物のように甘い汁を垂れ、ゆっくりとうごめいている。
「最後は直接、吸ってやろう。無くなるまでな!」
そういいながら、リリスは自分にまたがると、腰をゆっくりとグラインドさせていく。
「う・・ああ・・・」
腰が行き来するたびに、射精するのだ。
止まらない。
「お・・・まえは・・・サキュ・・・バス?」
全身が膣の中にあるような錯覚を覚える。
そして、感覚のすべてが溶けていった。
・・・・
「こっちだって!」
「ガヤガヤ・・・。」
「なんだ、この部屋。うわっ、臭っせ!このジーさん。精子まみれで死んでるぜ!」
・サキュバス母娘丼
・クイズ サキュバス25
・人工淫魔
・カジノ サキュバス
・サキュバスといっしょ
・サキュバスメーカー
・こんな淫魔がいたら僕はもう…!
・ポケットサキュバス
・人妻サキュバス百貨店
・人妻サキュバス喫茶
>>634-644 (・∀・)イインジャナーイ
>>645 サキュバス25ってどんなんだよ!って思った。
ポケットサキュバスは、いいな。
サトシが、水淫魔、炎淫魔、草淫魔から1匹選んで旅をするんだろ。
穴を掘るは、M男属性には、こうかばつぐんに違いない。
野生のM2が現れた!
↓
サトシは(精を搾られて)目の前が真っ暗になった!
こうですか、わかりません
ええと、よく分かりませんが…突然美人が出現して
「私と契約しろ」
「悪魔? 代償は魂ってヤツ」
「微妙に違う。私は淫魔、お前が私の望むだけ精を与える限り、私はお前の望みを叶えよう。
お前が枯れ果てるその時まで」
まあ、3日もすれば大抵の人間は枯れ果てるけど、そんなこと教える必要はないわね。と
心の内で笑う淫魔。だが、彼女は知らなかった。彼女が契約を持ちかけた男は…底なしであることを。
651 :
人工淫魔ってことなら……:2008/11/06(木) 23:32:09 ID:dFhaa670
「〜チトニア」の続きがなかなか書きあがらないので、
前に書きかけだった人工淫魔ものをとりあえず載せておきます。
人工淫魔 浴精の雛鳩
霧深い森の中を、人影がふらふらと歩いている。
胸と腰に微々たるものながら凹凸のある丸みを帯びた
150センチぎりぎりあるかないかという小柄な体、
若い…というよりも幼い少女のようだ。
東の空からうっすらと光が射して来る、もう夜明け前だ。
人工とはいえ、魔族として生を受けた少女に
その木漏れ日は決して心地良いものでは無い。
傷口から流れ出している紫色の血液がこの娘が
人外の存在だということを示していた。
亜麻色の髪は艶を失い、愛らしい声色で、しかし息も絶え絶えに右手の手甲に付いた
水晶玉に呼びかける少女。
「はぁっ、はぁっ、こ、こちら、スクァーブ(子鳩)06…
作戦本部、お、応答を…だめ、通信が…途絶えて…、せめてダメージチェックだけでも…、はあうっ!」
だが、その残酷な結果に表情が曇る。
小隊からはぐれ、雑魚とはいえ、
単独で数多くのモンスターと戦うことになり、肉弾戦用とはほど遠い仕様の
その幼い容姿の体は本来の精液収集も
ままならぬ内に魔力、体力を浪費してしまった。
四肢を露出した水着のようなスーツに、
アーミーナイフを思わせるギザギザのついた刃が3連になっている手甲を
両手に装備している。
「はあっ、はあっ、んしょっ…」両手のパタを外し、
タンキニ状のスーツのパンツをずりおろし、
片足に引っ掛けて、木の幹にもたれるように両手の平をついて
足を開いて眉間に皺を寄せ、
人工淫魔少女の顔が苦痛に歪む。
「はっ、排卵剤の効き目が今頃…んっ、あっ、やあああああっん!!」
ぶちゅぶちゅ…ぷっしやああああっ!
最初に数匹小魚の影が絞り出されるように、
膣から躍り出ると、
続けて堰を切ったかのように滝壺と化した淫猥な音を伴い、
吸収した精液と毒々しい色のメダカほどの
大きさのドジョウに似た魚の群れが吐き出された。
06の胎内に巣くっていた寄生魚の体表液、
彼女が戦った魔物の牡どもから吸い上げた精液、
そして彼女自身の子宮から漏れでた愛液、そういった
ヌルヌルと雑多な体液の混合物を嫌な
湿り気を帯びて少女の秘処をべっとりと濡らす。
「あうっ……はあっ、はあっ」ぐったりとし、へなへなと力無くその場にしゃがみこんだ。
「はあっ、はあっ、はあっ……こっ、こんな状態でまた敵にでも
襲われたら……くうっ!ああっ!」
小柄な身体がバタッと仰向けに倒れた。今にも意識が飛んでいってしまいそうだ。
「“錬淫の花園”に比べたらこっ、こんなの……ああうっ!」
催淫性の植物が無数に植えられた訓練場の名を口にし、気力を奮い立たせようとするが、
うまく行かない。
せっかく数十匹の初の獲物からかき集めた力を使い果たしつつある彼女に
さらなる危機が迫っていた。
Web小説でさあ。主人公は触るだけで逝かせられる手と
入れるだけで逝かせられるちんこをもってて淫魔やら
学校の女の子やらをいかせまくる長編を昔見たんだけど
どこにあるかしらん?
サキュ「精力を搾り尽くす前に一つだけ願いを叶えてあげる」
男「精力を無尽蔵に」
ムッハー
>>654 おーこれだぁ、高校生のころこんなんばっか読んでた気がする。
これはヒドイなw
Sの妄想はスゴイぜ
数字に対する異様なまでの情熱がたまらんよなw
リアルでのイジめられっ子が考えそうな小説だな
ってのは定番の煽り文句だけど、これほどまでにこの言葉がマッチする作品は初めてだw
処女淫魔が道程をお菓子て
そのまま幸せに暮らすみたいの読みたい
てか悪魔でも妖精でも
人間と子孫を残せる時点で
生物学的には種は同じってこと?
それともそんなのを超越してる存在?
>>656 甘いな。同級生や先生や淫魔を乳奴隷にして調子に乗ってた主人公を、
高位の淫魔や性天使がフルボッコにするのが最高にそそる作品。
ブラバスターだと、主人公の厨性能がいくぶんマシになって、変わりに淫魔の性能がアップしてる。
M的にはこっちのほうがおすすめ。
なお、ネット版には、搾られすぎて主人公が廃人になりかけるシチュもある。
>>659 それは小説の設定次第じゃね。
そういう質問すると解説厨が、インキュバスになって云々とか言い出す予感。
幸せに暮らす小説があってもいいよね。
例えば、裸エプロンで洗い物してて、後から 犯されちゃうのとかさ。
>>660 搾られすぎて主人公が廃人になりかけるシチュもある。
kwsk
第二巻のラストがそういう展開。ただし、搾るのは淫魔ではなく性天使。
いたるところに淫魔の反撃が入ってるので、SにもMにもお勧めできる。
ただし、長いのと、おっぱいシチュだけの小説なので、だんだん飽きてくる。
>>663 感謝!寝る前に読もうっと。いい夢見れそうだ。
ねぇ、大きさいくつなの?
そこはブラバスター出すからネット更新やめたんだよな
更新開始した頃からずっと読んでたのに
まさかここで見るとは…w
お借りします
「課外実習」
すっかり日も暗くなった時間帯
町の片隅にある少し大きめの廃墟に、大勢の男達が集まり始めていた。
廃墟の前には赤いスーツを着た初老の男がたっており、訪れた男達から金をもらい廃墟の中へと通していく。
そして男達の訪れが途絶えると、男は金を入れた袋を肩に抱え廃墟へと入っていった。
廃墟の中は外見のボロさとは裏腹に、それなりに綺麗にされていた。
廃墟の一番広い部屋、その部屋の真ん中付近にロープが張られ、片側に男達は集められていた。
暗い部屋には男達の小さなざわめきだけが聞こえている。
ガチャッ
そんな暗い部屋にランプの灯りを持った一人の男が入ってきた。
赤いスーツを来た初老の男は、男達の前に立つ。
白い口髭をいじりながら、かぶっていた赤いシルクハットを取り一礼した。
「ようこそ、皆様。
今日はおいでいただきありがとうございます。
支配人のボロンゾと申します。
では時間もありますので準備に入らせていただきます」
帽子を深くかぶりなおすと、ボロンゾは軽く手を叩いた。
すると暗い部屋に明かりが灯る。
「おぉ」
「はじまった」
部屋の中に期待に満ちたざわめきが広がる。
そして隣の部屋から6人の若い女達が入ってきた。
全員扇情的な赤い下着姿で、目の細かい網タイツとガーターベルトをつけている。
東洋人に白人、黒人と人種は様々で、どの女性も並外れて美しく妖艶だった。
「はあぁ……」
「ほぉ……」
そんな美しい女性達に、男達は前かがみになり、ため息を吐く。
準備は続き、ガラガラと音を立て隣の部屋から台のような物が、
女性に押されて運ばれてきた。
高さは膝のあたり、横幅は2mくらいの大きさの台には黒い布がかけられている。
ボロンゾはおもむろに布を掴むと、サッと引きはがした。
「おぉぉ……」
「おお!」
部屋内に男達のざわめく声が響く。
布がはずされた台は透明の大きな容器だった。
その箱の中にはぐちゃぐちゃと音をたてて、何百もの触手が蠢いている。
箱の上部には大きめの板が置かれており、板の中央には小さな穴と大きな穴が開いていた。
男達は息を荒くして、容器の中の触手を見ている。
色とりどりの触手は、複雑に絡み合い時折先端からドボッと音をたてて粘液を吐き出していた。
「でははじめさせていただきます」
ボロンゾのその言葉が合図なのか、壁際に並んでいた女性の中の一人が男達の前に進み出る。
そっと手を扇情的に唇に添えると、男達に向ってウィンクした後投げキッスをした。
踊り子は年の頃は二十歳くらい、ウェーブのかかった長い黒髪を揺らしている。
胸はツンと張り出して、下着をきつそうに押し上げており、歩くたびにプルプルと上下した。
下半身には赤い下着を履き、赤いガーターベルトを装着しており、
踊り子は見せ付けるように長い脚を伸ばして見せる。
「す……すげぇ胸だ」
「いい女だ……」
男達の呟きが部屋の所々で洩れ聞こえる。
踊り子は男達の呟きに満足したのか、笑みを浮かべるとその場でクルッと回転し、踊り始めた。
男達を挑発するように前のめりに体を倒し、胸をよせて谷間を作る。
長い脚を横に伸ばし、股間を広げて下着に皺をつくり撫でるように手を添えてみせ、
男達の生唾を誘った。
そして踊り子は踊りながら、備え付けられた足場を使い台に乗ると、腰を前後に振って男達を挑発する。
「いいぞーっ!」
「ひゅーっ!」
「た、たまらねぇ」
男達はその光景に、口々に囃したて声援を送る。
踊り子は男達の声援にウィンクすると、脚をM字に開き腰を落として上半身を後ろに倒す。。
左手を後ろにまわして後ろに倒した体を支えると、踊り子は右手で下着をクイックイッと何度も撫でる。
そして人差し指と薬指で下着の皺を伸ばして、下にある股間の筋を浮かせ、
中指をクイッと曲げて下着に埋め込む。
踊り子は窮屈な姿勢ながらも、淫靡な笑みは絶やさず、男達をしっかりと見つめ続けていた。
埋め込まれた中指を何度もグリグリと回し続けていると、指の辺りがじっとりと色が変色する。
変色した染みはどんどん広がり、徐々に押し込まれた指を濡らし始めた。
「ふふふ……」
踊り子は指を離すと、下着の縁に手をそえて、グィッとずらしてしまう。
下着の下からは割り開かれた秘唇が顔をだした。
そこはすでにぬかるんでおり、今にも愛液が滴りそうだ。
ゴクッ
その淫靡な光景に男達は一様に喉を鳴らした。
そして牝の臭いに触手達も反応をみせ、一際太い触手が小さな穴からズルッと顔を出す。
矢じりのような先端がふらふらと、なにかを探すように揺れている。
踊り子は揺れていた触手を右手でギュッと掴むと、割り開かれた秘唇へと導いていく。
掴まれた触手は秘唇の穴を見つけると、先端をむけて大きく傘を開いて突進した。
ズルウウルルルッ
「あはぁぁぁぁぁっ!」
静まり返った部屋内に、触手が潜り込む音と踊り子の嬌声が響き渡った。
踊り子はヒクヒクしながら、ゆっくりと腰を降ろし、板にあいた大きな穴へとお尻を入れる。
ズボッとお尻が穴にはまり、容器に溜まっていた触手達が一斉にお尻へと殺到した。
「あはあぁっぁっ! あぁぁぁっ! くぅぅっう!」
踊り子のお尻の穴に何本もの細い触手が潜り込み、激しく腸壁をこそぎ取るように暴れまわる。
「ひぃぃっ! おくっ……ひぃぃぃっ!
あぁ! あんっ! はいってくるぅぅっぅっ!」
派手な嬌声をあげ、踊り子は喉を仰け反らせると股間に当てていた手を背後に回し体を支えた。
秘唇に潜り込んだ触手は、右に左に激しい突きこみを胎内に撃ち込んでいく。
男達からは踊り子の秘唇がめいいっぱい割り開かれ、犯されているのが丸見えだった。
そして透明の容器の中、穴に嵌ったお尻には大量の触手が群がっている。
ジュプジュプと響く突きこみの音、ゴボゴボと音が響く容器内。
男達の喉を鳴らす音と荒い息を吐く音。
傍らにならぶ女達の小さな微笑む声、そして踊り子の嬌声。
部屋内の淫靡な空気は濃密さを増していく。
「あはあぁぁっ! いいひぃぃっ!」
踊り子の声はさらに激しさを増し、触手が大量に潜り込んだお腹はボコボコと膨れる。
それが胎内で触手が暴れまわっているのを連想させ、男達は興奮を隠しきれなかった。
「す……すげぇぇ……」
「父さん……あれ大丈夫なの?」
「はぁ……オレもいれてぇ」
男達の中にはまだ少年くらいの年の子供もまぎれており、踊り子の痴態を息を呑んで見守っている。
その手は隣の父親風の男の服の袖を、痛いほどきつく握り締めていた。
「ああぁっ! いいんっ……んんっ」
ガクガクと踊り子の体が小刻みに震え始める。
上下させていた腰の動きは止まり、踊り子は天を仰いでかすれた悲鳴を上げていた。
胎内と腸内を動き回る触手の動きは、踊り子へトドメをさすように勢いを増していく。
「こ、壊れちゃう……」
少年は触手の動きの激しさに、思わず呟いていた。
「いぐぅっ! ああぁぁぁっ! もう……いぐぅぅっ!」
見守る男達の前で、踊り子は頂点に達しようとしている。
踊り子が激しい痙攣を見せると、野太い触手も動きを止めてビクビクと激しく股間で震えた。
ドクドクドクドクッ!
最前列にいた男達には、踊り子の胎内に注がれる音がはっきりと聞こえた。
踊り子の胎内に触手の精が注がれている。
ドクッドクッと触手が震える度に、踊り子の秘唇から白い粘液がドロッと溢れ出た。
「はぁ……はぁ……んんっ」
数分続いた射精が終わると、踊り子はゆっくりと上半身を起こした。
全身を汗に濡らし、蕩けた目で男達を見ると扇情的に髪をかきあげる。
汗で張り付いた髪がいやらしく、男達はそれだけで無意識のうちに腰を引く事になった。
踊り子は両手を伸ばし、胎内に埋まった触手を掴む。
そして見せ付けるように、大げさに胎内から力を失った触手を引き抜いた。
ズボッ! ゴポッゴポッ……
ズボッと音と共に胎内の触手が引き抜かれると、秘唇の奥から大量の粘液が溢れ容器内に零れ落ちていく。
触手の蓋が外れたため、胎内にとどまっていた粘液が一気にあふれ出していく。
「んんっ……すごい量」
踊り子は掴んだ触手を口元にもっていくと、先端にこびりついた粘液を舐めはじめた。
「ぴちゃっ……んっ……くちゅ……はぁ……んんっ」
触手の先端を隅々まで嘗め回すと、男達に向けて触手をふらふらと見せつける。
そして触手を小さな穴へと戻した。
「ふふふ……」
そして踊り子は脚に力をいれて、ゆっくりと大きな穴から腰をあげる。
踊り子が腰をあげると、踊り子の下半身には何十という触手が芋づるのように連なっていた。
その先端は踊り子のアヌスに潜り込んでおり、グチュグチュと音を立てている。
「はぁ……んんっ……」
踊り子はその場で回転し、男達に背後を向けると前かがみになった。
突き出されたお尻には、いまだに触手が大量に埋まっておりアヌスははちきれそうなほど広がっている。
「おおぉぉ……」
「すげえぇ……」
「あんなに入るのか」
背後からお尻に手が伸ばされ、アヌスに埋まった触手が掴まれる。
踊り子は男達から顔が見えなくならないように注意しながら、手で一本一本触手を引き抜いていった。
ボトボトっと次々と触手が引き抜かれ、深々と奥を犯していた最後の一本が引き抜かれると、
踊り子のアヌスはぱっくりと開ききっていた。
ピンク色の腸壁がぐねぐねと蠢き、触手に注がれたであろう粘液を滴らせている。
「もっとみてぇ……」
そんな男の声が聞こえたのだろうか。
踊り子は前屈みになっていた体を起こすと、男達に向き直った。
そして男達に見せ付けるように、腰を振りながら近づいていく。
男達が手を伸ばせば届きそうな所まで来ると、踊り子は背中を向けて上半身を倒す。
男達の前に形のいいお尻が突き出され、ヒクつくアナルが丸見えになっていた。
踊り子は右手を秘唇に、左手をアナルへとまわす。
そして指を2本差し入れて、穴を広げて見せた。
割り開かれて2つの穴は薄いピンク色を露出し、奥のヒダがぐねぐねと蠢いている。
踊り子がかき回すように動かす度に、奥へと誘い込むように波打った。
男達は折り重なるように踊り子へ顔を近づけ、穴が開かんばかりに凝視する。
ふわっと男達の鼻腔を、甘い香りがくすぐった。
踊り子の体臭と触手の粘液の香りが一層強くなり、部屋内に充満していく。
「ふふふっ……」
踊り子は存分に男達に存分に股間を見せ付けると、上半身を起こして、くるっとその場で一回転する。
そしてお尻を振りながら、ゆっくりと触手溜めに再び近づいた。
触手溜めの蓋は踊り子が男達に近づいている間にはずされており、
横になっていた容器は縦へと動かされていた。
踊り子は触手溜めの前まで来ると振り返り、男達に見せ付けるように片足をそっと触手溜めに差し入れた。
「んんんっ……」
踊り子は熱にうなされたような笑みを浮かべ、ぐねぐねと触手を弄ぶように脚でかき混ぜる。
部屋内にグチャグチャとかき混ぜる水音が大きく響き、触手の粘液の甘い香りが広がっていった。
踊り子はかき混ぜるのをやめると、今度は残っていた片足を触手溜めへと差し入れる。
「ふふふ……んんっ」
足に絡みつく触手の感触に、踊り子は頬を染めて小さな声をあげる。
そしてゆっくりと腰を降ろし、触手の中へと身を投じた。
踊り子の体はすぐに全身を触手に覆われ、嬲られ貪られる。
「あはぁぁっ! いいひぃっ! もっと、もっとぉぉっ!」
グチャグチャと激しい水音と共に踊り子の嬌声が響いていく。
「も……もう我慢できねぇ……」
「はぁ……まだなのか……」
「うぅっ……でちまいそうだ」
パンッパンッ!
男達の興奮が限界に近づいていたその時、ボロンゾが手を叩いた。
男達は一斉にボロンゾの方へと顔を向ける。
「それでは次に入ります」
その言葉を待っていたかのように、いままで側に控えていた5人の女達が、
男達の前へ並んだ。
そして跪くと、5人は大きく口を開けて舌を突き出した。
「さぁさぁ……我慢できない方、一回20です。
20だせば、彼女達のお口にだせますよ
それ以外でこの部屋で出せば罰金になります。
ご注意を」
女達の側で支配人はそう言いながら、手を叩いた。
「おおぉぉ、まってたぜぇ!」
「早く頼む、もう我慢できねぇ!」
「あぁぁ、1回じゃ足りねえ、3回分払うぜ」
男達は我先にと支配人のもとに駆け寄り、金を渡していく。
そして金を渡した男達は好みの女の前へと並ぶと、次々と口にペニスをくわえ込ませていった。
「んんんっ! んぐぅ」
「あ……んんっ」
「んんっ……あん……」
部屋内に淫靡な音が響きあい、それにつられるように見ていただけだった男達も支配人に金を渡していく。
男達は興奮のためかあっという間に、女達の口内へと精液を注ぎ込んでいく。
我慢していた男も、女達の手馴れた妙技の前にあっという間に屈していった。
射精による満足感だけでなく、妖艶な女達への征服感までも実感させられ、男達は1度だけでなく、
2度3度と列に並んでいく。
「あはぁ……ありがとうございます。 んんっ」
「すご……お口いっぱい……です」
「んんぐっ……んんっ」
女達の口に次々を注ぎ込まれる精液。
男達は一様に、触手に犯される踊り子を凝視し、ひざまづく女の頭を掴むと激しく腰を振る。
そして数分で耐え切れずに、口内へと吐き出していった。
女達は放たれる精を啜りのみ、一滴残らず胃の中に収めていく。
満足した男達は一人、また一人列の後方で見物人に変わり、乱れ狂う踊り子を見つめる。
そんな列の後方で、中年の男に連れられた少年が、戸惑いながら女達の痴態を見ていた。
少年は男の影に隠れ、少なくなっていく列をおどおどと見ている。
「ほれ、行ってこい。 金は払ってある」
「う、うん……」
少年は男に強く背中を押され、おずおずと自分の好みの女の列に並んだ。
列は少しずつ前に進み、ようやく少年の番が訪れる。
少年は顔を真っ赤にしながらも、ズボンの紐をはずしズボンを引き下ろした。
プルンとまだ皮がむけていないペニスが女の前に突き出される。
これから行われる事への期待感に、ペニスはガチガチに硬く反り返り脈動していた。
「はぁ……すごい……」
女はそのペニスを優しく掴むと、皮のかぶった先端に舌を這わせた。
「あぁぁ、うあっぁあ……」
生暖かい息と、熱い舌の感触に少年は必死に顔をこわばらせ、下半身の快感に耐える。
「たまってる……ふふ……」
女はペニスの皮に舌を這わせ、たまったカスを舐めとっていった。
上目づかいに少年を見上げ、伸ばした舌を見せ付けるように動かしていく。
そして女は少年のペニスの皮を優しく、一気にむきあげた。
「うはあぁぁぁ……あぁぁ」
初めての快感に、少年は思わず腰を引く。
「だめよ、にげちゃ……」
しかし女はそんな少年の腰を両手で抱くと、喉の奥までペニスを一息に飲み込んだ。
生暖かい感覚にペニス全体が包み込まれ、少年は快感に身を震わせる。
そして震えるお尻に指を添えると、すぼまった穴を指でぐりぐりと揉みほぐした。
「あぁぁっ! ふわぁぁっ……だめ、でちゃう」
少年は強すぎる快感に、体を震えさせあっという間に精をほとばしらせた。
「んぐっ……んんっ……」
濃い精液を女はものともせず、一滴残らず飲み干してしまう。
喉がゴクゴクと動き、女はうっとりと目を蕩けさせていた。
女は全て飲み干した後も、ペニスから口を離さずモゴモゴと味わうように舌を動かしている。
「ほほほ、若いという事はいいもんですな。
少年にサービスです。
もう一回抜いてあげなさい」
ボロンゾは震える少年を見ながら、女にそう命じると、女は少し嬉しそうに頷き、
再び激しく顔を降り始めた。
「坊主、がんばれよ」
「よかったな。坊主」
「もう一発濃いのをだしてやれ」
周りの男達もにやにやと笑みを浮かべながら、少年を囃し立てる。
男達は皆、少年を見ながら自分がはじめてここに来た時の事を思い出していた。
少年は顔を真っ赤にしながらも、女の頭を掴み腰を前後に動かしていく。
女の舌にペニスを擦られ、少年は腰が蕩けそうな快感に襲われていた。
「すごいぃ……ぬめぬめで……んんっ……」
「んんっ……ちゅっ……ぷはぁ……んぬっ」
女は徐々に口奉仕に夢中になってきたのか、少年のお尻をギュッと強く握る。
頭は前後に激しく振られ、少年のペニスが女の口へと何度も飲み込まれていく。
女はわざと派手に音を立てて、きつくペニスを吸いたてた。
頬を窄めさせ、舌は淫らにペニスの幹を舐めたてる。
「うあぁあぁぁっ! あぁぁぁっ!」
少年は女の子供相手にはハードすぎる超絶的な技巧に、腰を震わせて叫んでいた。
「でるぅぅ……んあぁぁぁっ! で、でぁ……あっぁぁっ!」」
少年は体を震わせ、女の頭をぎゅっと掴むと口内に射精した。
2度目とは思えないほどの濃い精液が、女の喉を何度も叩く。
女は驚いた表情を浮かべながらも、一滴残らず飲み干してしまった。
「はぁ……はぁ………」
少年は全てを出し尽くすと、フラッと体を揺らし後ろに倒れていく。
慌てて父親が後ろから抱えると、その腕の中で寝息を立て始めた。
「まったく……」
父親はあきれた表情を浮かべて、少年を抱きかかえて後方へと下がっていった。
少年が攻められている間も、女達の奉仕は続き男達は次々に精を放っていく。
そんな中、少年に精を注がれた女だけは、少しけだるそうに奉仕の動きを鈍らせていた。
触手溜めの中で嬲られている踊り子は、嬲られながらも冷静な目線を男達に隠れて女に向けている。
踊り子と、部屋の隅にいたボロンゾの視線が絡み合うと、踊り子は触手達の中で派手に身悶えた。
「あぁぁああっ! いいいひぃぃっ!
いくいくいくぅっ! あはぁぁぁぁっ!」
踊り子は突然大きな声をあげ、激しく体を痙攣させ絶頂を告げる。
絡みついた触手からは、大量の粘液がほとばしり、踊り子の胎内や全身に噴きかけていった。
「おぉぉ!」
「んんっ! んぐうぅっ!」
女の口に突っ込んでいた男達も、踊り子の淫靡な声につられて大量の精を注ぎ込んだ。
パンパンッ
それと同時に軽く2度手を叩く音が部屋に響きわたった。
いつのまにかボロンゾは触手溜めの隣に立ち、男達の方を見ている。
「今日はこれまでです。
明日が最終日になります。
明日は入場料が600、中では1回100になりますが
たっぷりとサービスさせていただきますよ
よろしくおねがいします」
ボロンゾはいやらしい笑みを浮かべて、そう言って深々と頭をさげた。
男達は文句も言わずおとなしく列から外れると、はずしていたベルトを締めなおし、
一人、また一人と満足した笑みを浮かべて部屋をでていく。
ポンッ!
全ての男達が部屋をでると、ボロンゾは両手を大きく一叩きした。
すると触手溜めにたまっていた触手達が容器から這い出て、部屋内へとあふれ出す。
触手達は部屋内に飛び散っていた粘液を一滴残らず吸い取りはじめた。
男達に奉仕していた女達は、頬を染めてふらふらと立ち上がり隣の部屋へと移動していく。
少年の相手をした女にいたっては、他の女に肩を貸してもらわなければ動けない状態だった。
「ふうぅ……」
踊り子はいつの間にか、触手溜めの中から出ていて腰に手を置き仁王立ちしていた。
去っていく女達を見ながら、ぐったりと疲れた表情を見せている。
「綺麗にしておくれ……」
踊り子がそうつぶやくと、部屋を掃除していた触手達が踊りこの体に絡みつく。
そして丁寧に全身にこびりついた粘液を吸い尽くしていった。
あっというまに踊り子の体や、床の粘液全てを吸い尽くした触手は、また容器の中へと戻っていく。
「ありがとさん、ふぅ」
踊り子は体が綺麗になったのを確認すると、首をコキコキと鳴らしながら隣の部屋へ移った女達を追いかけた。
「明日の準備はあとでしますかねぇ」
ボロンゾは呟くと床に置いてあった蓋を拾い、触手溜めの容器の蓋を閉める。
そしてカーテンをかけて押しながら、隣の部屋へと移動した。
「んっ? どうしました?」
ボロンゾが部屋に戻ると、あの少年の精を口で受けていた女が全身をがんじがらめされて床に転がされていた。
女はうめき声をあげ、体を激しく揺さぶっている。
「あの坊やの濃いのを2発受けて、我慢がきかなくなったのさ。
まぁ、男達の前で羽をださなかったのはほめてあげれるけどね」
踊り子はイスに座り、プカプカとタバコをふかせてそう言った。
踊り子の言うとおり、床に転がっている女は背中からコウモリのような羽をはやしている。
黒い羽はバタバタと激しく扇がれ、大きな音を立てていた。
部屋には一緒に口奉仕していた女達が、ぐったりとうつむいて体を震わせている。
皆、お腹を押さえて、熱い息をはぁはぁと吐いていた。
「たったあれだけの精でこの有様じゃまだまだだね」
踊り子はやれやれといった表情で、両手をあげて首を振った。
「いえいえ、初めての口精で誰一人枯らせる事なく終わらせるのは、
あなたの教えがいいからですよ、ウィズ。
さすがサキュバスマスターですね」
「よしてくれよ、その名前は……。
ただの長生きなサキュバスなだけさ。
まぁあの濃い奴を初めてで口に受けながらも、その後ちゃんと口精できてたみたいだし。
合格としておくかね、補修つきで」
ウィズと呼ばれた踊り子は、机の上においてあった書類を手に取ると、クルクルと丸を書いていく。
その書類には「口精実習」と題が打ってあった。
今日行われていたものは、魔界のサキュバスの為の実習だった。
年に数人生まれるサキュバスに、人間から殺さない程度に精を奪う方法を指南する。
それがウィズの仕事だった。
そして5人の女達は去年産まれたサキュバス達だ。
生まれたてのサキュバスは物心がつくと、ウィズの元に預けられて精の吸い方を教えられる。
人間界で目立ちすぎ、他の魔族や人間達に教われないよう力をつけるまで、
ひっそりと生き抜く術を教えるのだ。
そして今日初めて、人間の男性から本物の精を口から吸う授業を行った。
何度も何度も人間の精力にあわせた触手で練習をしていたが、やはり実習となると吸いすぎてしまったようだ。
特に少年の若くて濃い精を吸ったサキュバスは、興奮で擬態を隠す事もできなくなるほど我を忘れていた。
ウィズは書類に全てのチェックを入れ終わると、気だるそうに立ち上がる。
「やれやれ、しょうがないね」
そして暴れまわる教え子の側に近寄ると、その顔を掴み唇を奪った。
「うぅぅっ! うぐぅっぅっ!」
「んんっ……」
暴れていた女は、次第にウィズの腕の中でぐったりと体を弛緩させる。
動かなくなった女からウィズは離れると、唾液で濡れた唇をぬぐった。
「こりゃまた濃いねぇ、ひよっこじゃ我を忘れるのも無理はない」
ウィズはボロンゾにそう笑いかけると、体を少し前かがみにして背中に力を入れる。
するとウィズの背中からズルッと音と共に、コウモリのような羽が飛び出した。
「さて明日の準備をしないとねぇ。
今日の様子じゃ明日の交精実習は不安だよ。
あたしゃ……はぁ」
ウィズはため息をつくと、手を空中に翳し、数度円を書くように回した。
すると円の中に黒い影が生まれ、ゆっくりと広がっていく。
「ほら、さっさと教室に戻りな。
帰ったら明日の交精実習のために補修だ。
明日ヘマをするわけにはいかないからね」
ウィズの言葉を聞いて、うつむいていたサキュバス達は重い腰をあげると、
倒れていた仲間を担ぎあげて穴の中へと入っていった。
全てのサキュバス達が穴の中へと移動したのを確認し、ウィズはボロンゾの側によるとその頬に口付けた。
「じゃ、ボロンゾ。また明日よろしく頼む」
ウィズは手を振りながら、自分も穴の中へと飛び込んでいく。
穴はウィズの姿が見えなくなると、ゆっくりと狭まり消えていった。
「さて、明日の準備をしなくてはいけませんねぇ」
ボロンゾはそういって、会場となる広間へと歩いていった。
おわり
触手スレよりこちらむきかと思ったのでこちらに投下させてもらいました。
いい教師
興奮した!あると思う。
GJ!!
682 :
幻惑の書:2008/11/13(木) 20:51:33 ID:8y5N3nAp
どうもお久しぶりです。続編を投下します。
どうかお付き合いください。
明日に俺は処刑される。だから、今日が俺の最後の一日である。
死にたくないとは、もはや思わなかった。
誰が俺を嵌めたかなんてのも実は興味がなかった。
俺の興味は情けないことにサキュバスが今日、来るか、来ないかに向けられていた。
昨日見た、あのバストが忘れられない訳ではない。
あいつは俺の唯一の理解者だったからだ。
昨日、二度と来るななんて言わなければよかった。
そう後悔していたところである。
ん?誰か来た様だ。
そう思ったら、来たのは俺の後任のフォーリル卿と、軍事大臣の娘のグリン姫である。
グリン姫といえば、軍では憧れのアイドルのような女性である。
それに引き換えフォーリル卿は、たいした能力もないくせに、
プライドだけは高い最悪な奴だ。どうせ俺を見下しにきたのであろう。
「下品な庶民の分際で騎士を気取り、魔族に寝返った恥知らずめ」
「本当、最悪ですわ」
「明日、お前は処刑される。命乞いはしないのかね」
「……」
何も言い返す気にはなれなかった。
言い返しても、見苦しいだけだったからだ。
「そうか。汚らしいやつめ。安心しろ。
お前の肩入れした魔族は私の軍が八つ裂きにしてやる。
魔族に味方した己の愚かな判断を悔やむがいい」
「まぁ、頼もしいわ」
「は〜はっはっはっはっ」
もはや、なにもかもに希望が見出せない。
そうやって、牢獄の中で最後の一日が過ぎた頃であった…。
683 :
幻惑の書:2008/11/13(木) 20:54:08 ID:8y5N3nAp
「人間。来るなといわれたがまた来てやったぞ」
俺の夢の中に再び、サキュバスがやってきたのである。
「また来たのか。懲りないやつめ」
「まぁ、最後の日だからな。今日は特別サービスだ。
お前の命令を出来る限り、聞いてやろう。
中出しでもパイズリでもフェラチオでも好きなことをしてやるぞ?」
「……」
「わが心そこに在らずという奴か、人間。お前を嵌めた奴を知りたくないか?」
サキュバスはニンマリ笑いを浮かべている。
「どうせ、フォーリルの奴が賄賂でも送ったのだろう。興味がない」
と、俺は言い放つ。
すると、サキュバスはこれでもかってほどに声を上げて大笑いを始めたのだ。
「人間。本当にそう思っているのか?」
「あぁ。思っているが何か?」
「お人よしにも程があるんじゃないか?くっくっく。いや、失礼」
「何が言いたい!!」
「お前の冤罪を直接でっち上げたのはフォーリルじゃない。」
「誰だというんだ!!」
「あのグリンという女だ。なにしろ、父親に密告したらしいからな。」
「なんだとっ!!口を慎め!!」
俺は怒りのあまり、サキュバスの首輪を吊るし上げる。
だが、相手は平気な顔をしていた。
あの高名なグリン姫がそんなことをするはずが…。
「人間。認めたくないだろうが事実だ。証拠も見せてやろう…」
そう言って、サキュバスは呪文を唱える。
すると、スクリーンが俺の前に映し出された。
そのスクリーンにはフォーリルとグリンの様子が映し出されていた。
「あら、今夜も私を選んでくださるの?嬉しいわ」
「あぁ。俺はお前を愛してるからな。それで、あの平民騎士はどうなった?」
「お父様に密告したわ。魔族と裏で通じてるって」
「それでいい。愛してるぞ、グリン」
「あぁ〜ん」
684 :
幻惑の書:2008/11/13(木) 20:55:20 ID:8y5N3nAp
あまりにも非情な受け入れがたい事実。
「嘘だっ!!」
「事実だ。受け入れろ、人間。この呪文は捏造に多大な労力を使う。
それに、今の魔力のないお前だって真贋を見極めることは出来るだろ?」
「……」
確かにサキュバスの言うとおりだった。
俺の人生はくだらないあんなやつらの為に終わるのだろうか…。
「人間、今からでも遅くない。
今から私がお前に魔力を貸してやる。それで脱出しろ」
「駄目だっ。そうしたら本当に魔族と密通していたことになる」
「密通すればいいじゃないか。なんだかんだで、お前は我が部隊では人気者なんだぞ?」
「駄目だ…」
「強情な奴だな、お前という奴は」
「まぁな」
「人間。どうしてお前はそこまで強情でいられるのだ?
死ぬ前に聞いておきたいのだが。」
「……、サキュバス。お前は最後でいい理解者でいてくれた。
俺が魔族だったら間違いなくお前に惚れていた。」
「そうして何人の男が精気を奪われていったことか」
「茶化すな。それで最後に聞いて欲しいことがある」
「なんだ?」
「この話を聞いたら黙って、俺を抱いてくれ。分かったな」
「あぁ。分かった」
俺は過去の話をした。よほど親しい人でなければしない過去の話を…。
「俺には幼馴染がいた。そいつは魔族に殺され、村は魔族に全滅させられた。
だから俺はこんな悲劇を繰り返さないために騎士になった。
もうあいつのような犠牲はださない…と」
言ったとおり、サキュバスは大きい胸で俺のことを抱きとめてくれた。
それは優しくって、柔らかかった…。
「人間。よく頑張ったな。お前は人間にしてはすごい奴だ。
よし、死ぬ前に名前を聞いてやろう。
そして、私が強敵だったお前のことを語り継いでやる。どうだ?」
「エドウィン、俺はエドウィンだ」
「エドウィン?」
サキュバスが聞き返す。
「そうだ。俺はエドウィンだが?」
俺が言い返すと、サキュバスの態度が明らかに変わる。
今までは柔らかそうだったのに、急に荒立ちはじめた。
「そうか。その名前を聞いては殺すわけにはいかなくなったな。
そして…、あいつらも生かしとくわけにはいかなくなった。
すまないが、少し眠ってもらうぞ?」
「やめっ!!」
逃れようとする俺に無理やりキスをするサキュバス。
必死に抵抗する俺に舌を絡ませていく。
なんだか、力がどんどん抜けていくような気がする…。
こうして、俺の意識はなくなっていった。
「悪いな、人間。だが強情なお前が悪いのだぞ?」
これが俺が聞いた最後の声だった。
685 :
幻惑の書:2008/11/13(木) 20:56:56 ID:8y5N3nAp
そして、数時間後。
「ん!?ここはどこだ!!」
俺が目を覚ましたのは処刑場だった。
だが、周りにいる連中は明らかに魔族だ。人間じゃない。
しかもどれも有名な将軍ばかりだった。
俺が寝ている間に、何か一騒動あったようだ。
その中にサキュバスがいた。いつになく真面目な顔をしていた。
そしてサキュバスは少女の姿をした魔族にに報告をしていた。
だがその少女の魔族は、このなかで一番強い魔力を持っていた。
俺なんかでは比べ物にならない魔力を…。
「ついにやりました。魔王様。
我が軍に甚大な被害を与えた人間をついに生け捕りにしました。」
「なるほど。褒美が欲しいの?」
「はい。」
「他にも言いたい事がありそうですが?」
「ふふっ。そうですね、捕らえた人間の件ですが、
私の自由にさせて貰えないでしょうか?」
「なんで?」
「こやつは人間の割に高い魔力を持っています。
調教を施して精神を歪ませれば、きっと我々の心強い味方となるでしょう。」
「そう?あなたには調教が楽しみのように見えるけど?」
「あっはっは。バレてしまってはしょうがないな。さすがは魔王様といったところか。」
なに、こいつが魔王だと…。
俺達人間は、こんな少女の率いる軍隊に存亡を賭けていただと言うのか!?
だが、俺の口は動かなかった。きっちりと処刑台にくくりつけてあったのだ。
「いいでしょう。しっかりと調教を施すのですよ?あとやりすぎて殺さないように。」
「前者は約束しきれるが、後者は難しいな。善処しよう。」
「ふふふっ。あなたは相変わらずね。」
「魔王様っ。あの人間を処刑しないでよろしいのでしょうか?」
真面目な騎士といった感じの女魔族が魔王に進言している。
「大丈夫でしょ。」
魔王はそれ吹く風かと言っている感じである。
「それでは、魔王様。この人間をもって帰ってもよろしいでしょうか?」
「えぇ。成果を楽しみにしていますわ。」
「あぁ、死なせない程度に努力はするさ。」
「それでは、解散!!」
魔王の号令で各将軍はみなこの場を去っていった。
そして、俺のいる処刑台はゴーレムによって運ばれていった。
なんで自分はこんなことになっているのだろうか?
そして、俺はこれからどうなるのだろうか…?
686 :
幻惑の書:2008/11/13(木) 20:57:38 ID:8y5N3nAp
今回はここまでです。
次はやっと本番です。お楽しみに。
>次はやっと本番です。お楽しみに。
泣いた。
GJ!
やっほおー 続きがきた!!
面白かったです。GJ!!!
690 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 04:27:43 ID:JhZ3rd3/
エッチ抜きにしても続きが楽しみです!
昔我が家の魔王様って小説ネットで読んだんだけど今どっかで見れる?
694 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 02:58:21 ID:IWzO6/Ae
ほしゅ
695 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 11:52:24 ID:5q3p3imn
せーえき、せーえきほしゅいよぅ! せーえきくれないとしんじゃうぅぅぅ!!
ドMなロリっ娘サキュバス調教も良いと思うんだ。
落ちる前に保守しておく
投下も無いしサキュバスさっちゃんでも読もう…
俺はオレたまでも読むわ・・・
話普通に面白い
オレたま最初の巻のコスプレ悪魔がよかった
誰か一番抜ける淫魔小説教えて><
シャンブロウ
淫魔の経営学だっけ?
古典ですな
でも「美女ありき」の方が好き
クリスマス時のサキュバスってどうなんだろうと思う
聖なる夜的に嫌悪してると見せかけて、実は餌取り放題(性なる夜的に)でまんざらでもないとかいいよなあ
クリスマスプレゼントに契約の指輪や首輪を贈ったり
小説じゃないが淫魔物のドラマCDってのは有りじゃないのか
今日DLMで発売されたスライムのやつとか
今日DLMで発売されたスライムのやつを知らないせいか何が言いたいのかわからない
ドラマCDつーか淫語ボイスな
実際DLサイトだと淫魔もの多いよな
スライムのは百覧のところのね
自分が西洋で言うところのサキュバスなる存在だと
母親に明かされたのは17歳の春でした。庭の梅の木が色づき、
池の水面にその姿を鮮やかに写していたのを覚えています。
自分の本性を知った翌日は、学校で友人達と語らっていても
上の空で、自分が男性の精を吸う事によってしか生きられない
存在だということに、言い様の無い衝撃を受けておりました。
しかし己の本質が封じられていた封を切ったかの如く、
己の中の、男性の精を狂おしく求める本流の様な衝動が
激しく溢れ出すのも感じておりました。
学生帽を斜に被った青年、茨木幸之助が私の最初の相手でした。
犠牲者と書かず、相手と表記するのは、
己の本質を認めつつも私に精を差し出すことになった青年への
憐憫の念が伴うからかも知れません。
私は茨木青年を街はずれの草むらへと誘いました。青年は
私の唐突な誘いに最初はいぶかしんでおりましたが、途中から私が
互いの肉体を合わす事を欲していることに気付いたようで、
この年頃の青年にありがちな欲情に燃えた赤い目をしていました。
茨木青年は私を草むらへ押さえつけると、私の服を
はぎ取り始めました。私は茨木青年の熱く荒い息を感じながら、
母が口にした「人間の生命を奪う事に罪悪を感じる事は無い」
という言葉を思い出しておりました。
私は茨木青年を横に押し倒し、青年の口に唇を合わせました。
その結果は母の言う通りでした。我々の種族には人間の男性への
愛撫や性交を、通常の人間の女性がする快楽の数十倍にして
もたらす能力があるらしいのです。
彼らの精を効率よく啜るための我々種族の才能でした。
青年は目を見開き、悲鳴を上げました。
私は青年の衣服を丁寧に脱がせ始めました。
青年はあまりの快楽に立ち上がる事も出来ず、
私の下でわなわなと震えていました。
私は自分の下着を下ろし、自分以外の人間には見せない部分を
茨木青年のそそり立った部分にあてがい、それを一気に飲み込み
ました。後は夢中でした。
私は青年の生の最後の一滴までも搾り取るかの様に、
激しく腰を動かし続けました。
その後の男性との性交において、いつも思うのですが、
人間族の男性達はこの時とてもいびつで不思議な顔をします。
生きる事を求めて泣き叫びつつも、あまりの快楽にむせび泣くのです。
茨木青年の生が残り少なくなり、彼は私に憐れみを請いましたが、
私は青年のその表情をまじまじと観察しながら、
彼を最後の絶頂へと導きました。
性交が終わった時、陽光はススキ野の向こうに暮れ始めていました。
私は骨と皮だけになった青年を見下ろしながら衣服を着ると、
草原を後にしました。
豆腐屋のラッパの音を聞きながら私は自宅へと帰りました。
母はまるで私の初めての性交の一部始終を見ていたかの様に
妖しげな笑みを浮かべ、三和土の上で私を待っていました。
「食事にしましょう。今度は膣じゃなく、胃で消化する食事に」
ここから、私たち一族「佐紀場家(さきばけ)」の
本質と運命に従った物語が始まるのです。
続きは別の機会に。
ほほぅ。シブイイ!(・∀・)
GJ!なかなか渋い作風だね。
このスレで言うのもあれだが、和風美少女というスレは結構寂れていて、
ぜひそっちにも何か書いてほしいが
>>713 GJ!
漱石のような文章が上手い。エロにも合うんだな、こういう文体。
それが和風な雰囲気とサキュバスの家系と結びついているのも面白いよー
GJ!
これはエロゲの題材に使っていいと思うw
718 :
幻惑の書:2008/12/05(金) 21:26:13 ID:QapLC+vD
どもです。
どこで区切っていいかも分からずに、
結局は投稿が遅れてしまってすみませんでした。
それでは投稿します。
ゴーレムは俺を運搬し終えたらしい。
「褒美だ。今日は機嫌がいい」
サキュバスは、ゴーレムに俺を部屋に運ばせるとそいつに人形を投げて渡した。
ゴーレムは嬉しそうに去っていった。
そして、俺の口に巻かれているロープを外した。
「どうして俺をわざわざ捕らえた!!」
「さぁな。女の行動は常にミステリアスなものだ。
行動が欲望に直接的な女に魅力はない」
「そんな話はしていない!!」
「おっと。起きたばかりだったなぁ、人間。朝勃ちを静めてやろか?」
「くっ!!」
どうやら、人間の意志はときどき体に勝てないことがあるらしい。
俺の意思とは反対に、俺のアレは元気そうである。
「遠慮するな。私とお前の仲だろう。口と胸どっちがいいか?」
「ふざけるなっ、俺はお前と恋仲になった憶えはない!!やめっ!!」
「ふふっ、ならどちらも試してみるか」
サキュバスは俺のズボンのチャックをずり下ろすと、
俺のアレを取り出した。
当然、女に見せるのは始めてである。
サキュバスの言うとおり、ギンギンに立っていてかなり恥ずかしい。
「見るなっ!!」
「いいじゃないか。一昨日は私のおっぱいを丸出しにして喜んでいたじゃないか」
男慣れしているのか、サキュバスは俺のアレをペロペロ舐め始めた。
歴戦の舌使いは、着実に俺に快感を与えてくれる。
柔らかい唇での甘噛みをするのもこの世のものとは思えなかった
当然、そんな経験のない俺は与えられる快楽になすがままになっている。
「やっ、やめろっ!!」
そんな俺の言葉とは裏腹に元気になっていく俺のアレ。
静めるつもりが逆効果になっている。
「そうか。口より胸がいいか。確かにお前はおっぱいフェチだったなぁ」
「誰がおっぱいフェチだっ!!」
「認めろ。そして素直になれ。ほらっ、証拠だ」
ぽよんっ
サキュバスは惜しげもなく自分の服をずり下ろす。
露になる大きい乳房。形も整ってとても綺麗だ。
少なからず、触ってみたいと思ってしまう。
「分かっている。皆まで言うな。私はお前の良き理解者だからな。
これであそこをすりすりして欲しいのだろう?
安心しろ。私にだって慈悲くらいある」
「違う!!」
そういいながら必死にジタバタと抵抗する俺に、
サキュバスは俺のアソコに胸をすりよせる。
だが、悪い気分はしない。あいつの胸は優しくて、柔らかかった…。
そして、簡単に気が抜けた俺は簡単に射精してしまった。
でかいおっぱいはもろに精液を被ってしまう。
719 :
幻惑の書:2008/12/05(金) 21:27:43 ID:QapLC+vD
「エドウィンといったな。満足か?」
「……」
「そうか、そういえばそうだったな。手が使えないのは不便だなぁ。
だが、安心しろ。私はお前の望むことくらい全て熟知している。」
「だから違う!!」
そう言うなり、サキュバスは俺の手の辺りに自分の胸をもってきた。
「満足するまで揉むといい。落ち着くぞ?」
「……」
「冗談だ。人間、何か聞きたいことがあるんじゃないか?」
「冗談で胸を男に見せびらかせれるお前が信じられない」
「慣れだ。エドウィン、お前の質問に答えるが?」
そうニンマリ笑うとサキュバスは手ブラで胸を隠した。
俺は完全に奴の遊び道具にされている。男として悔しい…。
だが、気を取り直して聞いてみることにする。
「なぜ俺を捕獲した。あのまま放っておいても死んだはずなのに」
「そうだな…。」
「言えないのか?」
俺の質問を聞くとサキュバスは考え出したようだ。
そして、自分のしている石の指輪をみせる。
花の彫刻なのだが、俺はそれに見覚えがあった。
それは俺が最後の日にリィナに作ってあげた花の指輪と同じものだった…。
「まさか!!そんなバカなっ。リィナは死んだはずだっ!!そんな訳がないっ!!」
「エドウィン。一人の女の子の話をしよう」
「……」
「昔、ある一人の女の子がいた。そいつは奇跡的に生き延びることができた。
だが女の子は一人で生きていくことはできない。
それを見かねた、あるインキュバスがその子を引き取った。
そのインキュバスは妻のサキュバスと共にその子を育てたそうだ。
そして魔界の瘴気に長い間、触れていた女の子は…」
「サキュバスになったんだな。リィナ」
「ご名答だ、エドウィン。会いたかった。」
「俺もだ。」
リィナは俺に抱きついてくる。俺も抱き返したいが、体は動かなかった。
「しっかし、死んだ幼馴染のために騎士になったのに、
その幼馴染と殺し合いとは運命は皮肉なものだな」
「もう言うな。俺はお前にこんな形でも生きて、
また会えた事に感謝をしているんだから。それと…」
「?」
「おっぱい、見えてるぞ」
語るのに夢中になっていたリィナは、
自分の胸を隠し忘れていることに気がついていなかった。
「おっと」
だが、動じないで隠すリィナ。
その辺はサキュバスになってしまったのだろう。
720 :
幻惑の書:2008/12/05(金) 21:29:51 ID:QapLC+vD
「エドウィン。前に聞いた問いだが、気は変わったかね?」
「……」
「お前はあっちから裏切られた。そして、大切な幼馴染は魔族陣営だ。
もうお前には人間に尽くす義務はないし、裏切っても幼馴染に恥じることはない。
そもそも、幼馴染が恥知らずのアパズレ女になってしまったからな。はっはっはっ」
「あぁ。俺をお前の騎士にしてほしい。昔は守れなかったが、今は違う。
今度こそ、お前を守り抜いてみせる。」
「いいだろう。あと、私はお前に一つ謝らなくてはならないことがある。」
「なんだ?あのとき思いっきり殺そうとしていたことか?」
「違う。もっと大切なことだ。」
「大切なこと?」
「あぁ。実は、私はお前がエドウィンだと知る前から好きだった。
多分、エドウィンじゃなくても告白して好きだと言って、拉致していただろうな…。
それに関して謝りたかった。別の男に気持ちが心から傾いた私を許してくれるか?」
「何、言ってるんだよ。俺は俺だろ?」
「だが、お前は私に心を傾けなかった。
お前は最後までリィナを愛してくれていた。違うか?」
「いや、そんなことはない。あのまま続いていたら俺も嘆願してただろうさ。
サキュバス。最後に一回、お前とやらせてくれ…と」
「エドウィン、お前は昔から変わらないな。
優しくてお人よしで、そしてどこか抜けている」
「ひどいなぁ……」
「だから私はあの二人を許さない。そんなお前を靴で踏みにじったのだから」
リィナは殺気立った。昨日のあの時と同じ表情だった。
そこまで俺を愛しているということなのだろうか?
だとしたら、リィナも心の奥底では変わってないのかもしれないな…。
721 :
幻惑の書:2008/12/05(金) 21:31:06 ID:QapLC+vD
「それで、エドウィン。私と寝てみないか?」
「えっ!?」
「私はサキュバスだ。もう何人もの男が私の体の上を通り過ぎた。
今更、お前にだけ抱かせないというのは不公平というものだろ?」
「でも…」
「安心しろ。経験豊富な私がしっかりと教えてやる。」
「えっ!!」
「縄は解けている筈だ。ささっ、ベッドに行こうか?」
「おっ、おい、リィナ!!」
いつの間にか縄はほどけていたらしい。
だが、まだ魔力は戻らない。だから俺は強引にベッドに連れて行かれる。
リィナはこころなしか嬉しそうだった。
そして、リィナは着ているレオタードを脱ぎ捨てた。
レオタードの下から現れるガーターベルトと、派手な黒の紐で留められたショーツ。
こころなしか布面積も小さく、隙間からいろいろ見える。
完全にサキュバスになっていた幼馴染の艶姿に俺はハッと息を呑んだ。
「エドウィン、まだ始まったばかりだぞ?」
「うるさい……」
「さて、下着を脱ぐのを手伝ってくれないか?」
ゴクッ
「俺がリィナの下着を脱がす!?」
「あぁ。好きな脱がし方で構わない。ずり下ろすのがいいか、
それとも紐を解くのがいいか、選ぶがいい。」
もういままでサキュバスの幻惑攻撃に惑わされっぱなしの俺に理性は残っていなかった。
あるのは、早くリィナと一つになりたいという気持ちだけだった。
するするっ すとんっ
俺はリィナの腰にある左右の紐を一気に解いた。
するりと脱げ落ちるリィナのショーツ。
俺はショーツが床に落ちるまでの一部始終を見ていた。
リィナのショーツはふわふわと落ちながら、床に柔らかい音をたてて着地した。
それを見たリィナは、
「ほう。下着フェチでもあるのか。好きならたくさん余ってるから一枚くれてやろうか?」
「いらない!!」
「そうか。で、お前も脱いだらどうだ?」
「うっ、うるさ、やめっ!!」
俺の服の下に手を入れてくるリィナ。
リィナの手馴れた手つきで俺もリィナと同じ格好にされる。
なんだか恥ずかしい。
リィナは意地悪な目つきをしながら俺の方を見ている。
一糸纏わぬ自分の裸体を隠す気は全くないようだった。
722 :
幻惑の書:2008/12/05(金) 21:33:00 ID:QapLC+vD
そう思っていると俺はリィナに押し倒され、ベッドに倒れこまさせる。
「ささっ、こんなに立派なおっぱいがお前の前にあるんだ。
両手で揉んでやることが敬意を払うことだと思わないか?」
「いままでの仕返しだ。思いっきり揉んでやる!!」
そう言うと俺はリィナの背後を取って二つのおっぱいに手を掛ける。
もみゅ もみゅ
大きくってとてもさわり心地がいい。いつまでも揉んでいたい気分だ。
そう思うと、俺はリィナのおっぱいを上下に動かす。
そして、下乳をギュッ、ギュッと締め付けてみる。
「本当に好きだなぁ。幼馴染が巨乳に育ってよかったな?」
「……」
「本当に素直になれない奴だなぁ。愛してるの一言も出ないのか」
「ごめん」
「気にするな。ベッドのそんな言葉はむなしいだけだ。
さぁ、前戯も終わったし本番といこうか?」
「あぁ、頼む。」
リィナは俺の方を向くと俺はリィナの秘所に自分の性器をペッティングした。
始めのうちは固まったアレでリィナの秘所をツンツンと突くだけだったのだが。
「もう頃合だ。入れていいぞ」
「なぁ、精気とか取られたりしないような?」
「安心しろ。お前を殺しはしない。それくらいは加減できる」
「信じるぞ」
「あぁ」
俺はリィナの上に乗る。
そしてリィナの秘所を一気に突き刺した。
男性経験の豊富さからリィナの秘所はガバガバなのかと思っていたが、
予想に反してリィナの秘所はガバガバではなく、かなりきつく締まっていた。
「おまえ、もしかして経験少ない?」
「違うな。私の種族のは特別製なんだ。ヤッても次の日には元の細さに戻る。
それが性を搾り取る相手に対する礼儀というものだろう?」
「そうだったのか…。処女は?」
「それは諦めてくれ。申し訳ないな」
「あぁ。お前と生きてこうしていられるだけでも幸せだからな」
「言ってくれるな」
腰を上手にリズミカルに振るリィナ。
俺にも快楽が上手に伝わってくる。
「何をやっている。上下に動かないのか?」
「すまない」
「気にするな。誰もが始めは童貞なんだから」
「むっ」
言われたからにはやってやろうじゃないか。
こうして俺はリィナの膣で激しい上下運動を繰り返した。
723 :
幻惑の書:2008/12/05(金) 21:33:36 ID:QapLC+vD
「おっ、おいっ!!エドウィン、暴れるな!!」
少し動揺するリィナ。
なかなか締め付けが気持ちいいじゃないか。
当然、両手はリィナのおっきなおっぱいだ。
「へへっ。いままでのお返しだ!!」
「やめろっ、調子に乗るな!!やめっ」
「すげぇな。おいっ。おっ、おっ!!」
リィナの膣は想像以上のものだった。
ヒダヒダが俺のアレを締め付けるのだが、それがかなり気持ちいい。
しかも奥へ奥へグイグイ食い込んでいく。
「あっ、あっ、あっ、あっ!!」
しかしそこから引き抜こうとするところで俺の限界が来てしまった。
俺はリィナの中で思いっきり出してしまったのである。
なんだか申し訳の無い気分になってくる。
「ごめん」
「だから調子に乗るなといったんだ」
「大丈夫か?」
「平気だ。サキュバスはこんなことでは子供を孕んだりはしない。
さっき出したものは私の栄養分になるだけだ。
しかし、よくも一人で楽しんでくれたな?」
ジト目でこっちを睨んでくるリィナ。
「ごめんってば」
「しょうがないな、許してやろう。
次は二人で楽しもうな?」
「あぁ。約束する」
そう言うとリィナは俺に抱きついてきた。
温かいリィナの体温。
「エドウィン。幼い頃からずっと好きだった。愛してる」
「リィナ。俺もだ」
リィナは俺にキスをしてくる。
724 :
幻惑の書:2008/12/05(金) 21:34:14 ID:QapLC+vD
だが舌が入っていなかった。
「なんで舌を入れないんだ?」
「舌を入れると純粋さが薄くなる。他の男とするときはたいてい舌を入れてるからな」
「なるほど」
「後、どうしても言いたいことがある。
まぁ、これでは言い訳にしかならないだろうがな」
「なんだ?」
「私とHをして生きていた男はこの世に二人しかいない。
後は全部、精気を吸い尽くされて死んでいる」
「!!、まさかお前、そこまで……」
サキュバスになってもリィナはリィナだった。
心までは相手の男に捧げてなかったのである。
だが残りの一人が気になるのだが……
「一人はおまえ、後の一人は……」
ゴクリ
「父上だ。私達サキュバス、インキュバスは幼い頃に、男なら母親、女なら父親から精気を貰う。
だから私の初体験、いやサキュバスの初体験は父親になる。」
「そ…そうか……」
リィナの初体験は父親か……。
つかリィナってもしかしてかなり貞淑?
と思っていると
「これだけはどうしても言っておきたかった。
しょうもない話をしたな」
「リィナ……」
「ん?」
「愛してる」
「そうか…おっ!!」
いきなりリィナが声を上げる。
それもそのはず俺が裸のリィナに奇襲をかけたのだから。
まずは手始めにおっぱいと秘所を手でまさぐってみることにする。
相手も結構、気持ちよさそうだった。
「はっはっは。懲りない人間め。サキュバスにHで敵う訳がなかろうに」
「やってみないと分からないだろ?」
「そうだな」
こうして俺達は一晩中愛し合った。
これからどんな事があろうとも俺はリィナを守るつもりだ。
今度こそ、絶対に!!
「ふっ、ふぉっ!!」
「はっはっは、甘いなエドウィン!!安心しろ、何度でもイカせてやるぞ?」
「くっ、くそ〜!!」
725 :
幻惑の書:2008/12/05(金) 21:36:52 ID:QapLC+vD
どもです。
一見、終わりに見えますがぜんぜん終わりではありません。
次回はこの母にして、この娘ありという母親と
ロリロリ(死語?)な妹と想像を絶する父親がが出てきます。
それではいつになるか分かりませんがよろしくお願いします。
超キター
凄い!
物凄く読みごたえがありました!
GJ!
前振り長かった分、その前振り部分のストーリーも気になるが
いきなりエロ三昧ktkr
いいぞもっとやれ、GJでした
729 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 08:18:24 ID:IM/Rxogf
あげ
廃れるかと思ったら良作者続出で吹いた
731 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 00:47:36 ID:1Vn5eUNJ
主題:悪堕ち
世界:RPG世界もの
吸い殺し:無し
コメディ・ギャグ:無し
残虐グロ描写:一部あり
エロ:多めにしたつもり
ラブ度:実は結構甘いかも
732 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 00:51:55 ID:1Vn5eUNJ
その世界は、魔王がよみがえった世界。
魔王によって魔が呼び出され、世界に魔が満ちた世界。
その中でのある勇者と言われた男の仲間の話。
「この探索が終わったら……パーティから抜けるか」
ルースは、何気なく小さくつぶやいてから、慌てて後を見回した。
幸い後をついてくる仲間達はつぶやきを聞いていなかったようだった。
光石が天井に埋め込まれたほの暗い迷宮の中で振り返ったルースに仲間達はそれぞれ怪訝な顔を返す。
「何やってるのよ! ちゃんと前を注意しなさい! この馬鹿」
後のほうの女魔術師が、険悪な顔でわめき立て、ルースはうんざりして前に向いた。
「まあまあ、ルースは後が気になったんだと思うよ」
「勇者様がそうおっしゃるならぁ、それでいいですぅ」
ルースに対するものとは違う媚びを含んだ猫なで声を女魔法使いは発した。相手が勇者だからだった。
この女魔術師はレティという。童顔の上に背が低く、顔の造作は整っているものの、年齢以上に幼く見える。
栗色の髪に垂れ目がちな目は、幼い印象を強調してしまい、スタイルも成熟とはほど遠い。
能力的には水準レベルだが、ルースはどうも機転が利かないと感じていた。オマケにすぐに口悪く罵る。
ルースにしてみれば、パーティの仲間でなければ、近づかないタイプの女だった。
ただしレティも勇者が目当てで来たのだから、一緒のパーティになったのは、運が悪いと言えるとルースは考えている。
「注意散漫なルースもルースですけど、いちいち怒鳴るレティもレティね」
底意地の悪さを含んだ女の声がそれにかぶさる。
「あたしはルースのへまで死にたくないだけ。なんならマーナがルースに代わってあげたらぁ?」
「対集団火炎魔法が得意という割には相手を五匹しか焼けないような未熟な魔法使いが大きな口を叩くわね」
「まぁまぁ」
「二人ともうるさい」
女魔術師レティに絡んだのは、女僧侶マーナ。瓜実顔で目も少しつり上がり気味だが、きつめの美人といえば美人だ。
やせ気味で長身、金髪で美人なので押し出しはきく。神殿なんかの説法ではそれで通してきたのだろうとルースの想像である。
性格は、こっちもレティに負けず劣らずきつく、レティと違う陰性のいやらしさがあるようにルースは感じていた。
傍観者的な見方であげ足をとるのが得意だが、能力はといえば、口よりは劣る。標準よりは少し上だがというのがルースの評価。
やはりルースにとっては普通なら近づかないタイプの女で、同じパーティになったのは互いに不幸だとルースは思っている。
言い争いを切り捨てるような言い方で封じたのは、女戦士シェリー。
大柄でグラマラス、戦士という荒い仕事でも、女らしい面はちゃんと見せる、いい女だとルースは評価している。
性格も落ち着いて、軽挙妄動しないところにルースは安心感を感じている。ただし咄嗟の時には遅れるきらいがあるとも見ている。
ルースは彼女にそれなりの好意を感じていた。それが今までこのパーティに止まっていた理由だった。
まぁまぁと取りなしているのは、勇者の男、メロウ。
ルースを誘った男。貴公子然の振る舞いと、それを裏付ける甘く整った顔で、剣術もそこそこ。
それが王族や貴族に好まれて、いつしか彼は勇者と言うことになった。
ルースとメロウだけの時や、シェリーが加わっただけの時は、大きく意見が違わなかった。
だからメロウがリーダーでうまくいったのだが、小娘達が入ってからは、判断がぶれるようになってきている。
そう、ルースは感じていた。
本質的に悪人ではないのだが、ここ一番の決断力にかけるところと、周囲に流されてしまうところが、最近目立っていた。
最近は彼の判断に頷けないことが増え、ルースはパーティを抜けることを本気で検討していた。
733 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 00:53:58 ID:1Vn5eUNJ
そして、ルースは盗賊だった。
鍵開けから罠の設置解除、投げナイフや弓矢での援護、場合によっては忍び寄っての一撃必殺もできる。
故郷の盗賊ギルドでは、トップクラスの腕前だった。貴族直属の諜報員をやっていたくらいである。
彼が盗賊ギルドで一流に成れたのは、容姿が平凡であるからだ。
鋭い眼光も鍛え上げた筋肉も隠すことが出来て、隠してしまえば平凡な若い男に成れきれた。
目立つことは死、彼は師匠の教えを忠実に実行し、それを結実させることができた。
それで生き残ってこれたと信じている。
そんなルースが魔王を倒す勇者のパーティに加わったのは、勇者の誘いがあったからだった。
故郷の街が魔王の軍勢にやられてしまった時、属していた貴族もまた滅びてしまい、ルースは途方に暮れていた。
そんな彼を、その時はたった一人だった勇者メロウが誘ったのだ。
その後、二人で各地を渡り歩き、魔王軍に対するレジスタンスに加わって戦った。
そのうちに二人は魔王軍に対する遊撃隊のような役目を担うようになった。
シェリーやマーナ、レティが加わり、魔王軍の拠点に潜入したり、小部隊を撃退したり、強行偵察をしたりするようになった。
その遊撃隊の働きは、戦況に少しずつ影響を与え、ルース達は魔王を倒す勇者一行に祭り上げられていった。
けれども皮肉なことに、勇者達が有名になるにつれて、パーティの不協和音がルースにとって耐えられないものになっていった。
今、彼らは迷宮を探索していた。魔王軍でも特にやっかいな人魔軍団の拠点という話だったからだ。
魔王軍には、獣魔軍団、死霊軍団など、怪物の性質によって分けられている。
その中でも人魔軍団とは、人に化けられる、人と変わらない姿を持った怪物達の集まりとされている。
人狼や吸血鬼、淫魔などが主で、力押しではもう一つだが、絡め手、謀略、諜報では一級品の実力をもっていた。
そういう連中に対して、力押しは良い計略の的になるため、彼らのような少数精鋭が派遣されることとなった。
734 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 00:55:10 ID:1Vn5eUNJ
石畳が続く薄明るい迷宮の通路で、敵のものと思われる粘つく視線を感じ、ルースは軽く小弓をひいた。
ルースの動作を見て、女戦士と勇者が剣を構える。
「いるの?」
女魔術師の問いにルースは応えない。すぐ近くにいることはわかっているからだ。
「レティ、詠唱の準備を」
「はぁい」
「鈍いわね、早くしたらどう?」
勇者の指示に甘い声で返事をする女魔法使い。それを揶揄している女僧侶。
ルースにはそれらがどうにももどかしかった。
貴族に仕えてた時に組んだ老魔道師は、魔力こそ普通だったが、詠唱の速さ、そして状況判断の確かさは絶品だったことを思い出していた。
こういう状況では既に全体防御の魔法を気取られるぬように詠唱し始めていたものだった。
いるの? などという愚問など、あの老人は一切発しなかった。
やはり潮時なのかもな、徐々に高まる緊張とは別に、ルースの中で静かにつぶやく誰かがいた。
視界に入った何かに、ルースは素早く射かけた。
矢が突き立つ音の前には小刀を抜いて躍りかかる。
二呼吸遅れてわき出た怪物達に、呼吸四つ分遅れて勇者が突進した。
女戦士が剣を振り上げたのは、さらに一呼吸後だった。
相手はビホルダーだった。
その巨大な目に矢が刺さってのたうち回るのを横目に、ルースは駆けた。
二呼吸でもう一匹の懐に潜り込む。慌てたように動きを止めたビホルダーの目に小剣を深々と突き立てた。
ビボルダーの悲鳴とこちらに走ってくる女戦士の足音を聞きながら、こちらに魔法を飛ばそうとしているもう一匹を見た。
魔法の援護はまだ来なかった。詠唱はさっき始まったところだった。
小剣を抜くと後ろ向きに飛んで距離を取りながら、息を止めて顔を覆う。
突然焼け付くような熱さと痛みが体中にわいた。火球の魔法を食らったのだ。
焦げる匂いをまき散らしながら床に転がって火を消し、ついでに投げナイフを飛ばす。
見事に三匹目のビホルダーの目に刺さって悲鳴をあげさせたところで、矢に貫かれた一匹目のビホルダーが勇者の斬撃で息絶えた。
ルースは起きあがって走り出すと、勇者を目くらましにして気配を消す。火傷の痛みは無理矢理頭から追い出した。
四匹目のビホルダーの後に回り込んだところで、女戦士が小剣に刺された二匹目のビホルダーを二つに切り下ろした。
混戦になってきたためか、ビホルダー達はその巨大な目にも関わらず、ルースを見失っていた。
うごめく異形の背後から忍び足でしのびより、一番後列のビホルダーに近寄る。
ようやく味方の魔法が飛んできて三匹目のビホルダーを燃え上がらせた。だが、まだそのビホルダーは倒れなかった。
女魔術師の詰めの甘さに歯噛みしながら、ルースは目の前のビホルダーを背後から渾身の力で刺し貫いた。
ひと震えだけしてビホルダーが力を失い、その隣のビホルダーが慌てたようにルースに振り返った。
怯えたのだろうか? 振り返ったビホルダーは仲間ごとルースに向かって魔法を飛ばした。
ルースは串刺しにしたビホルダーを盾にして、そのまま相手に突進した。
小剣の先に手応えが返る。回復魔法はまだ来なかった。
勇者が燃え上がったビホルダーにとどめをさした。
駆けつけた女戦士が、ルースによって田楽刺しにされた二体のビホルダーをまとめて切り捨てた。
残りの二体が形勢不利を悟って慌てて逃げ始める。
ルースの方に向いた二体を、再度唱えられた火炎の魔法が包み、今度こそ焼き尽くされる。
炎の燃えさかる音と共に、怪物達がうごめく音は途絶えた。醜い手足が火にあぶられてはぜる音だけが響く。
戦闘が終わり、静寂が迷宮に戻り始めた。回復魔法はついに間に合うことはなかった。
735 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 00:56:29 ID:1Vn5eUNJ
へへー、あたし二体。勇者様も二体。活躍活躍」
相好を崩して勇者にしなだれかかる女魔法使いをにらみつけながら女僧侶は回復呪文をルースに唱えた。
集中が乱れている呪文など、効果は知れていた。ルースの体からは痛みがいっこうにひかない。
「ありがとう。もういいよ」
ルースの言葉と共に女僧侶はルースの状態を確認もせず身を翻して走り去り、勇者と女魔法使いの中に割って入っていった。
「……あまり治ってないようだが、大丈夫か?」
女戦士が心配そうに見つめるのをルースは制した。
「呪文が唱えられる回数には限界がある。無駄遣いはできない」
そう言うと回復薬を取り出し、ルースは飲み干した。
それでやっと黒こげの皮膚がはがれ落ち、ピンク色の地肌が現れてくる。
「すまない。もう少しうまくフォローが出来ていたら……」
「早さが違いすぎるのだから連携は難しい。それにビホルダー全部に呪文を唱えられたらこちらがやばい。
俺がかき回すしか無かった。シェリーはきっちりととどめをさしてくれるので充分だ」
ルースはうつむく女戦士の肩を一つ叩く。
だがそんな女戦士も、勇者からねぎらいの言葉を掛けると、顔を輝かせて笑い、頬を赤らめた。
ルースはため息をついたが、気を取り直した。
「この探索で最後だ。……いちいち気にしてもな」
そういうと、勇者達から少し離れた物陰に姿を潜ませ、携帯食料をかじる。焼けこげた肌がまだ少しうずいていた。
736 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 00:58:46 ID:1Vn5eUNJ
迷宮の最深部は、ホールになっていた。
巣くっていた怪物達は、ルース達の先制であっけなくたおれていった。
増援を警戒して、辺りを見回すルースとは裏腹に、他のメンバーはホールの突き当たりにある扉に無造作に向かった。
罠もなく奇襲もなく、ルースだけを残して、勇者達が扉の前にたどり着いた。
その扉は怪物達が守ろうとしていた扉だった。
勇者が扉の取っ手を何度が押したり引いたりして、開かないことを確かめる。
「何やってるの! こっちに来てこの扉を早く開けなさい!」
女僧侶が厳しい声でルースを呼んだ。
小さくため息をついて、ルースは慎重に床を調べながら扉に近づいた。
「ぐずぐずしないでよ! やる気無いの?」
「ルース、急ごう」
いらだった女魔術師をなだめもせず、勇者が扉を指し示す。
「……メロウ、少しうまくいきすぎている気がするんだ」
「だが、このホールの作りからすれば、扉の向こうは小さな部屋だろう?」
「強敵がいる気配はあまりないが?」
勇者と女戦士の言葉に、ルースは首を振った。
「まだ下層があるかもしれないし、特殊な罠かもしれない」
「下なんて無いわよ! 魔法で下を探っても土の感触しかないの! ここが一番奥なの!」
「ぐずぐず言わずに、ドロボウは鍵を開けてればいいの。判断は勇者様がするから」
女魔術師がヒステリーを起こして叫び、女僧侶が軽蔑の色を浮かべてルースの懸念を切り捨てた。
「ルース、君は少し臆病すぎるな」
勇者が、その端正な顔にさわやかな笑いを浮かべて揶揄したことで、ルースの中の何かが折れた。
ルースはそれ以上、何も言わずに、扉の鍵穴に向かい、鍵開けを差し込んだ。
五秒で高い金属音がして、鍵が開くと、ルースは後に大きく下がった。
対照的に勇者達は無造作に扉の中に入ろうとして、そして突然立ち止まった。
人影が一つ、開いた扉から出てきたのだ。
ルースがそれを見てさらに後にさがり、ホールの出口を確認する。扉は開いたままだった。
人影は人間の女のようだった。
ただし、恐ろしく妖艶で美しい。唇は赤く濡れ、瞳は大きく切れ長で、瞳は吸い込まれそうに黒かった。
髪の毛は闇色の川のごとくさらりと流れるように腰まで伸ばされている。
その頭を折れそうな細い首が支え、なまめかしさを感じる細い鎖骨に続く。
胸は、はち切れんばかりの曲線を描いて虚空に突き出され、白く柔らかく重く、歩みと共にゆさゆさと揺れた。
その胸から下は急速に細くなり、臓物が入っていないかのような腰のくびれにいたる。
白い腹はぶさいくに膨らむことなく、滑らかさをもって陰部に続いた。
逆三角形の黒い布におおわれた股間から、食欲さえ感じさせる白くはち切った太股が生えて、鋭くしまった足首に続いた。
つまり人間離れしたスタイルを胸と腰だけ黒い小さな布で隠し、王侯貴族の妻女よりも妖艶でかつ清楚な容貌もつ美しい女が扉から歩いて出てきたのだ。
勇者達はそれを呆然と見送り、そして我に返って近寄った。ただ一人、ルースだけが離れて小弓に矢を密かにつがえた。
「あ、あの、あなたはこんなところで何をしてたんですか?」
剣も構えず勇者が女の肩に手をかけた。
女が立ち止まる。その唇が笑いの形につり上がった。
「これが噂の勇者とはな……」
女の手が勇者の股間に伸びる。次の瞬間、勇者が股間を押さえて崩れ落ちる。
見ていた女戦士、女魔術師、女僧侶が呆然と立ちすくんだ。
737 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:01:47 ID:1Vn5eUNJ
「逃げろ! メロウを連れて逃げるんだ!」
言葉と共に女の肩に矢が突き立つ。ルースが叫びながら次の矢をつがえる。
はじかれたように、女魔術師と女僧侶が、謎の女に背を向けて駆けだした。
「ほう。少しは出来る奴もいるか」
謎の女が無造作に肩の矢を引き抜いた。血が少し流れてすぐに止まる。女の視線の先でルースが小弓を引き絞る。
女の背からコウモリのごとく羽が生えて、瞬時に飛び上がった。その下をさらなる矢が空しく通り過ぎる。
ルースは弓を捨て、投げナイフを構えた。
だが飛び上がった女は、逃げる女魔術師と女僧侶を空中から捉え、二本の白い腕で彼女達の胸をそれぞれ軽くつかむ。
二色の甘やかな叫びが上がり、女魔術師と女僧侶がへたり込んだ。謎の女の口の端がさらにつり上がった。
そこに銀色の輝きを曳いてナイフが飛んだ。
うるさそうにナイフを払いのけた女は小剣を構えて眼前に飛び上がってくるルースをみて驚いたように後退した。
小剣は空を切ったが、羽をはやした女はホールの奥で態勢を立て直していた。
しなやかに着地したルースは倒れた二人の女に振り返ることなく、しかし確実に守る位置に移動して、敵をにらみつける。
「二人は、大丈夫なのか?」
「おそらく多少吸われただけだ。立て!」
勇者を担いで走る女戦士の声に、ルースは応え、女魔術師と女僧侶に近寄って足で蹴った。
それで二人の焦点を失っていた目に光が戻る。
「いたっ!」
「何すんのよ!」
「立って走れ! 扉まで!」
「い、言われなくたって」
「もう少し優しくしなさい!」
口だけは威勢良く、しかしふらつきながらヨタヨタと二人が走り始める。
勇者を担いだ女戦士も決して走るのが早いとは言えなかった。
戻ってくる女戦士をカバーするべく、ルースは前に進み出て小剣を構えた。
「相手はサッキュバス一体だ。俺がくい止めるからこの部屋を抜けて態勢を立て直せ!」
そう叫ぶルースに女戦士が返事を返す。
だが叫んだ後、ルースは声を失っていた。
空中で邪悪に笑うサッキュバスが指を鳴らすと、新たな影が小部屋へ通じる扉から湧いた。
同じように羽をはやした女達がさらに六体。
いずれも、魅惑的で巨大な胸、限界まで引き絞られたような腰、そして魅力的に伸びる太股がある。
髪の毛こそ、黒から金銀、赤に茶、短髪に長髪とさまざまだったが、しかし顔は赤すぎる唇を初めとして一様に言いしれぬ妖艶さをたたえていた。
「くくく、すまぬな。歓迎の数が足りなかったようで」
初めのサッキュバスと同じように笑いながら、出てきたサッキュバス達がゆっくりと近寄り始める。
その前に空中にいたサッキュバスが舞い降りた。
ルースが一瞬、後に視線を流す。女二人は姿を消して、勇者をかついだ女戦士がもう少しで出口にたどり着きそうだった。
だが魔法や僧侶呪文の詠唱はない。逃げるだけかと、ルースは思わず舌打ちを小さく走らせる。
「薄情なものだな。魔術の援護も無しとはな」
先頭のサッキュバスがさらに笑う。
「レディーファーストって奴かなって」
ルースが軽口を叩きながらじりじりと下がった。敵と会話しているのは時間稼ぎに過ぎない。
「無駄なことだ」
サッキュバス達が笑いながら飛び上がる。
構わずルースは後を向き、全力で走った。
738 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:05:34 ID:1Vn5eUNJ
そして勇者と彼を担いで走る女戦士ごと全力で体でぶち当たった。
最後に見えたのは驚愕に満ちた女戦士の顔。そのまま女戦士と勇者が扉の向こうに消える。
ルースの背中を火のような痛みが何度も走り、たまらず床を転がった。
同時に重々しい軋みが響き、通路とホールを隔てる扉が閉まり始める。
閉まりかける扉に気付いたルースが隙間に飛び込もうとして、サッキュバスから横殴りの一撃を受け、扉に叩きつけられた。
咳込みながらルースが立ち上がったとき、扉は最後の音をたてて、無情に閉まった。
大きな音と共に扉が完全に閉じて、残響がホールにこだました後、わずかな間静寂がホールに落ちた。
ホールにいる人間は一人だけとなった。残りは魔物だけ。
背中から流れ落ちた血が滴って、水音をたてる。
やがてサッキュバス達が低く笑いはじめた。笑い声がホールにこだまし、ルースを包む。
赤い爪が長く伸び、鈎爪のようになった手をサッキュバス達は見せびらかすように振った。
ルースの背中をえぐった爪を舌で淫靡になめ回すサッキュバスもいた。
ルースが閉まった扉の真ん中に横ずさる。
心に貯まった澱がふっと消えたようにルースは感じていた。
女魔術師や女僧侶に対する不快感も、勇者に対するもどかしさも全て消え去っていた。
「けなげなことだな?」
絶対の優位に立った者達が見せる余裕で、先頭に立ったサッキュバスがルースに笑いかけた。
ルースは答えず、左手で懐を探っていた。手にしたのは愛用のピッキングツール。
「人間、今、そこをどけば吸い殺すだけで済ませてやろう。
我々全員で与えてやろう。女では決して味わえぬ最高の快感と安らぎをな。
赤子のように乳を吸いながら、いかなる苦痛も恐れもなく、眠るように命の火を吸ってやるぞ?」
サッキュバス達が己の胸を持ち上げて、あるいは揺すり、あるいはおのが胸の先端をなめ回した。
股間に指を差し込んで見せつけるようにかき回す者達もいた。
スールは釘付けになりそうな視線を引き剥がして、ピッキングツールを握った手に集中した。
手の動きを知られぬようにそろそろと後にまわし、扉の鍵穴にピッキングツールを入れた。
そっと、音を立てないように鍵穴をほじくり返す。
「どうした? そこをどかねば、楽に死ねなくなるぞ?」
猫が鼠をいたぶる笑いで、先頭のサッキュバスは再度ルースを促した。
煽るように自らの巨大な胸を持ち上げて、見せつけるようにいやらしくもみたてた。
聞くだけでそそり立ちそうな吐息も漏らす。
だがルースはそれを意識から振り払って左手を動かした。
努力は実った。手応えと共に大きな金属歯車がかみ合う音が扉から発せられる。
「おまえ、何をしている!」
その言葉と共に一匹のサッキュバスが詠唱を始めると、その手の上で火の玉が揺らいだ。
施錠されたのを確認し、ルースはピッキングツールを渾身の力で突き入れてねじった。
音を立ててピッキングツールが折れ、短い柄だけが手に残る。
その手をルースは音をたてて迫る火の玉にかざした。
肉が焼ける音がして、ルースが苦鳴を漏らす。
やがて左手が消し炭になったが、ルースは扉の前から動かなかった。
脂汗を浮かべ、荒い息をつきながら、ルースは残った右手で小剣を構えなおした。
「……何のつもりだ?」
ようやく笑いを消して、先頭のサッキュバスが厳しい声でたずねた。
「……スカウトは……パーティを罠から守るのが役目」
痛みのもたらす脂汗がルースの頬を流れ落ちる。目だけが力を失わず光っていた。
「だが俺は、小さな喧嘩を嫌がって……流されるまま罠を自ら発動させた」
額の汗をぬぐうべき左手は、もう役目を果たせず黒く固まったままだった。
「自分で自分に腹立たしさを感じる。……だからせめて、あいつらは逃がす。
……ははっ、今、鍵を掛けて、鍵穴をふさいだ。もう少しここで俺と踊ってもらう!」
「やれ!」
ルースの言葉が終わる前に、先頭のサッキュバスの号令が下り、サッキュバス達が一斉にルースに襲いかかる。
そして、サッキュバスによる襲撃は三度行われた。
739 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:07:58 ID:1Vn5eUNJ
三度目の戦いが終わった後、ルースの命は正しく風前の灯火であった。
小剣はすでに折れていた。短剣は欠け、それを操る右腕は無数の切り傷で真っ赤だった。
足もまた赤く染まり、足下には血だまりができていた。
顔も、頬、鼻に傷が刻まれ、血が滴り落ちていた。
何より既に自力で立つことが難しくなり、サッキュバス達が距離を取ると扉に背中を預けていた。
息は荒い息が治まることなく続き、足は力を失いかけて小刻みに震えていた。
もはや子供の一押しで倒れ伏すような状態だった。
だが、その戦果の代償としてサッキュバス達も無傷ではなかった。
小剣を足に貫き通されたもの、投げナイフを乳房につきたてられたもの。
命令を下す先頭のサッキュバスをのぞいて、誰もが傷を負い、荒い息を吐いて、ルースを恐れの入り交じった目でみていた。
「なぜ、倒れぬのでありましょう?」
「狂戦士なのでしょうか?」
「もう一度、もう一度機会をお与え下さい!」
口々に訴えるサッキュバスの中で、指揮官のサッキュバスは目を閉じて静かに熟考していた。
やがて、ゆっくりと瞳を開き、そのサッキュバスは命令を発した。
「距離をとって包囲せよ」
抗弁しようとしたサッキュバス達も指揮官の強い決意を見て、それに従った。
そしてルースはサッキュバス達が彼を遠巻きに包囲したことをしって覚悟を決めた。
魔術での遠距離包囲攻撃に対して為すすべはなかったのだ。
だがいつまでたっても詠唱は始まらず、やがてただ一人、命令を下していた最初のサッキュバスが歩み寄ってくるのに気がついた。
サッキュバスは無造作に距離を詰め、腕を伸ばせば届くか届かないかの距離で立ち止まった。
「もう一度言おう。今すぐそこを開ければ、おまえを至福の中で吸い殺してやろう。
おまえ達の神が騙る天上の楽園よりも穏やかで優しく喜びに満ちた死を与えてやろう」
ルースはふらつく足を踏みしめ、鉄サビの味がする赤いつばを地面に吐いただけだった。
「くそくらえ。好きになぶり殺すがいい」
その言葉共ににやりと笑ったルースは、しかしサッキュバスの変化をみて、驚きを覚えた。
「そうか、では、我らのところに堕ちてもらおう。……魂が堕ちて、おまえがおまえ達の神の愛を失っても安心するが良い。
魔界の女たる我らが、おまえと共に有ろう。おまえが人という人に憎まれ恐れられても、我らがおまえを愛そう。
魔界の女、我らサッキュバスの愛は、闇のごとく濃く、闇のごとく温かく、闇のごとくあまねく包み、
闇のごとく優しく、闇のごとく醜さを隠すであろう」
「……何を言っている?」
サッッキュバスは笑っていた。それは決してただの邪悪な笑いではなかった。
それは心の底からの喜びを表しながらも、心をとろけさせ、堕とし、蠱惑し、そして男には決して抗いきれない、闇の女の輝くような闇い笑いだった。
気がつくとサッキュバスは手の届くところに歩み寄っていた。
本能的な危機感に突き動かされて、ルースは欠けた短剣で力の限り突く。
だがその攻撃は女の繊手にあっけなく払われて終わった。空を切った腕から視線を戻すとサッキュバスはまさに目前にいた。
「名を聞いておこう」
「……ルース」
「我が名はラミィ。ルース、おまえは過った。我らを通せばおまえは人として死ねたであろう。だが……」
気がつくと、サッキュバスの唇が重ねられ、腕が首に巻き付いてた。
吸われたという自覚は無かった。一瞬で痛みも苦しみも吹き飛び、ルースの世界が真っ白になっただけだった。
そしてサッキュバスの輝くようなとろけるような笑顔が、突然浮かんで弾けるように消えた。
740 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:11:12 ID:1Vn5eUNJ
猫がミルクを舐めていた。何匹もの猫が皿に集まってミルクを舐めていた。
一生懸命、目を輝かせ、小さな舌を出して、淫靡な水音をたてて、猫がミルクを舐めていた。
ふと、猫がこちらを振り向く。猫の姿が、人へと変わる。
妖艶な笑いを浮かべ、こうもりのごとき羽と細く黒い尻尾を生やした女の姿に変わる。
猫だった女が、にやりと笑い、その牙を剥きだして……。
そこでルースは目を覚ました。目に入った天井は石造り。未だに迷宮の中だった。
体中の感覚は無いが、痛みも無かった。手も足も首も口も動かすことはできなかった。
動くのは目のみ。そして耳からは、複数の動物が何かを舐めすするような音がひっきりなしに入ってきた。
突然、眼前に女の顔が現れる。驚かなかったのは、ルースが意識を取り戻したばかりだったからに過ぎない。
「起きたようだな」
それはルースに口づけしたサッキュバスの指揮官、……ラミィと名乗った女だった。
ルースは声を出そうとしたが、やはり目以外は全く動かなかった。
ルースの目の動きでラミィはルースが混乱していることを察知したようだった。
「おまえは一度死にかけてよみがえった。体が動かないのはそのためだ。そのうち回復してくれば、手足も動くようになる。
だが、これをさらに七度は繰り返すことになるがな」
ラミィの顔には敵意も戦意もなく、ただサッキュバスとは思えないほど真摯な光が目に浮かんでいるだけだった。
理解不能だとの思いを込めて、ルースはラミィを睨んだ。
だがルースの目を意に介さず、ラミィはルースに顔を近づける。
唇が重ねられて、舌が滑り込んで来る。固まったように動かないルースの舌にからみついて、愛しげになめ回すと唾液を吸った。
「少し回復したか? わずかだが精をおまえに戻してやった」
やがて唇を離すと、すこし上気した顔でラミィがささやいた。糸を引いた唾液をすすり、見せつけるように舌で唇をなめ回す。
凍り付いたように動かなかった口と首が動いた。出た声は老人のごとくかすれている。
「……どうして……俺は……生きている?」
ラミィはまた妖艶な笑いを浮かべた。
「吸い尽くして殺しなどしない。……もっとも死の手前までは行ってもらうがな」
「……どういう……ことだ?」
「堕ちてもらうといったはずだ。……おまえを淫魔に堕とす」
愕然として目を剥くルースにラミィは満足げな顔をする。
「我らサッキュバスは魔王の魔力によってこの世に呼ばれ、命のままに人を吸い殺してきた」
ラミィがまた顔を近づけ、ルースの唇を舌でなぞった。
白い滑らかな頬がルースの頬をくすぐり、甘い匂いで鼻腔が満たされ、ルースは知らず陶然とした気分になる。
「だが魔力によってこの世に縛り付けられ、魔王の命で便利に使われ、寄る辺なく同胞のみと身を寄せ合う心細さが、人であるおまえにわかるか?」
ラミィが頬に舌を泳がせ、白い腕でルースの頭をかき抱いた。
「我らにも頼り愛すべき存在が必要だった。淫魔の男が。……我らは準備を重ねて待った。
時は来て、魔力は満ち、後は依り代が現れるのみであった。……ルース、それがおまえだ」
唇が激しく押しつけられ、再び入り込んだ舌がルースの口内を蹂躙する。
痺れるような快感が湧いて、ルースはうめくことしか出来なかった。
「おまえが我らにたやすく屈する者であれば、吸い殺すだけだった。途中でくじける者であってもな。
だが、あのような小物を逃がすために、あそこまで頑張るとはな。……濡れたぞ」
唇を離すとラミィは、股間に手を滑らせ、その魅惑的な陰部を覆う布の中に指を滑らせた。
布の下で指の形のふくらみがうごめくと共に、また違った小さな水音がわき起こる。
「……殺せ」
「言われなくても、六度は死の手前まで吸ってやろう。七度目は、人であるべき残ったもの全て吸い尽くそう。
その間におまえの中に淫魔の精が入り込み、おまえは人であることを止めていく。
最後に蘇ったときは、おまえはインキュバス・ロードとなり、我ら魔界の女を娶るものとなるだろう」
そう語るラミィの目が赤光を帯び、血のごとき赤き唇から、小さな牙が現れた。
「……くぅ」
「はははははは、逃げられるものなら逃げてみよ。魔界の女の愛から、いかなる男も逃げられぬ」
741 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:13:24 ID:1Vn5eUNJ
首をもちあげようとしたルースの前で、ラミィは両腕をルースの前の白く巨大な何かの中心に差し入れた。
……それは三つの尻だった。腕に太腿を巻き付け、肩に女陰を食い込ませた尻が、両側に二つ。
その尻から伸びる太腿と両腋でそれぞれ絡み合いながら、ルースの胸を挟み込んで、胸の中央に女陰を押しつけて尻がうごめいていた。
全て、サッキュバス特有の尾がついている。
「なっ! ……これは?」
ルースの両腕を抱え込んでとりついたサッキュバス達がそれぞれ指や手のひらを舐めしゃぶっていた。
黒こげになった左腕さえ、潤んだ目で舐めて吸い、その豊満な胸に押しつけては挟み、そしてまた耐えきれぬ様子でしゃぶった。
ルースの胸に尻をのせているサッキュバスは、押しつけた女陰を小刻みにこすりつけ、小刻みに尻をゆらしていた。
そしてルースの股間に向けた上半身では、白く滑らかで巨大な胸の中に萎えたルースの肉棒を収めている。
満足げに、そして愛おしげに肉棒をこすり乳房に埋め込むと、自らの胸の谷間に顔をつっこみ、舌を伸ばして思う存分舐めすすっていた。
どのサッキュバスも血や煤や汚れがつくことを気にするどころか、その白き肌に自らこすりつけるがごとくの勢いだった。
その尻に、ラミィは手を伸ばし、女陰や肛門に指をこすりつけ差し込んで嬲る。
ラミィの愛撫に、甘い嬌声が湧いて、耐えきれぬようにサッキュバス達が尻を振った。
「くくく、だがこの尻、よかろう? 顔を埋めて柔肉を味わいたくはないか? ……どれもおまえのものだ」
嬌声を上げる女達が淫靡に手や股間を舐める音を高めながら、女陰をさらにルースの肩や胸にこすりつけていた。
力が入らない体をなんとか動かそうともがくルースの背後から、さらなる女の頭が現れた。これもサッキュバスだった。
「無駄なことはおよしくださいな」
背中から回された女の手が、ルースの乳首をやわやわとさすり、つまんだ。
それだけなのに感覚を無くしたはずの体に快感が走る。女の唇がルースの耳をはさんでしゃぶると、ルースは震えた。
背中では大きく柔らかい双乳がつぶれてはりつき、その中心で固い乳首がこすりつけられ、尻にもぬるつく女陰が押し当てられていた。
足を見ると、両足それぞれにサッキュバスがとりつき、やはりルースの太腿に女陰こすりつけながら、足の指を丹念にしゃぶり吸っている。
ルースは手も足も胸も背中も、全てサッキュバスがとりついているのを知った。
そこは、ルース達が入ろうとしていたホールの突き当たりにあった小部屋だった。
中には転移魔法陣と、ベッドがあった。
ただし、何人もが同時に寝ることが出来る上にクッションが心地よく効いた最上級の大きなベッドである。
ルースはその上で、サッキュバス達にからみつかれていた。
側から見れば奇妙な白い肉の固まりを着ているようにしか見えなかっただろう。
だがサッキュバス達は一心不乱にルースの体を舐めていた。
ルースの背中に張り付いたサッキュバスはルースと胸にとりついたサッキュバスの二人分の重みに耐えながらですらあった。
742 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:15:37 ID:1Vn5eUNJ
呆然とするルースに、全身の感覚がよみがえり始める。
股間も足も手も背中も、体のあらゆるところが温かく柔らかい肉に包まれ、舐められていた。
痛みを訴える傷口ですら、舐められると痺れるような快感に変わった。
そしてこすりつけられる柔肉と接した皮膚が、舐められた傷口が、吸われた指や耳が、途端にルースの頭に快美を送りつけた。
総毛立つような快感の中でルースは叫び、その叫びもラミィの三度目のキスでふさがれ、口内の快感に変わった。
脳裏で快感に絶叫すると、ルースのものが瞬時にそそり立ち、精液が駆けめぐった。
何の妨げもなく、精液が先端から噴出し、噴出しているところをさらに吸われた。
体の中の何かが吸い取られるような感覚におののきながら、噴出は止まらなかった。
否、止まろうとしたところ、絶妙なタイミングで強く巧みに吸われ、柔肉に埋め込まれてこすられて、放出は勢いを取り戻してしまう。。
助けを求める声を接吻で封じられながら、さらにルースは放った。
意識が飛びかけたところで、唐突に放出が止まる。感覚が戻ったはずの手足が、あまりの放出によって痺れていた。
「ふふ、ルース、まだまだ始めたばかりではないか。おまえの一物を女に埋めてすらおらんぞ」
見ると胸にのっていたサッキュバスがいなくなっていた。
その代わり、ラミィに後ろから抱きすくめられたサッキュバスが股間の上にいた。
栗色の毛に、垂れ目気味の優しい顔立ちをしたサッキュバスだった。体全体も柔らかそうな印象があった。
「ミューラ、おまえも待ちこがれたか?」
「ラミィ様ぁ」
ラミィの左手によって、ミューラと呼ばれたサッキュバスの爆乳が揉まれてやわやわと形を変える。
乳首に伸びた指が、固くしこったそれをはさんでねじるとミューラは首をのけぞらせた。
その間にもラミィの右手がミューラの股間で蠢き、ラミィの舌がミューラのとがった耳に差し込まれる。
「ミューラ、ルースにおまえを焼き付けよ。……二度と離れられないほどの快楽でな」
「はい、ラミィ様」
腰をくねらせてラミィの愛撫に酔っていたミューラが、その言葉で垂れ気味の目を輝かせた。
ラミィが手を放すと、ミューラは近寄って、ルースの腰にまたがった。
萎えてはいたが未だ少しずつ精液を吐き出している肉棒を、ミューラは萎えたままで己の女陰にあてがった。
それだけでルースの体を電撃のような快感が走り、ルースはうめいた。
「萎えたくらいで終わりではないぞ」
ラミィの言葉とともに、ルースの肉棒がそのままミューラの女陰に飲み込まれる。
「くぁぁぁ、そんな、な、中でしゃぶられて……」
「ルース様、ほら、お出しなさいな」
ルースを飲み込んだ女陰が、口のごとく動いて、肉棒を温かく包んでしごいた。
その絶妙さになすすべなく肉棒を立たせ、ルースは耐えきれず腰を振った。
「あうっ」
その動きが一時止まり、前よりも強く再開される。ルースは肛門に潜り込む指を感じていた。
背中に張り付いたサッキュバスだった。
「ホホホ、もっと固く立たせてさしあげます」
止めようとしても穴が空いた袋のごとく精液が出て行き、腰が独りでに動いた。
その動きを操るかのごとくに、肛門で入れられた指が蠢く。
たまらず放った叫びは、ミューラと背後のサッキュバスに舌を絡められ、容易に封じられた。
前も後ろも上も下も絡め取られ、ルースはただ震えて放つだけとなった。
割り込んできたラミィがルースの乳首を舐めながら、反対側の乳首をミューラの乳首とこすりあわせた。
再びルースから四肢の感覚が失われ、冷たさに取って代わっていった。
やがて体も冷えていき、別の生きもののごとく精を放ち続ける肉棒をのぞいて感覚が消える。
(死ぬ……のか)
目の前がすぅっと暗くなり、意識が混濁を始めた。
唇に固くしこったものが押し込まれ、ぼんやりとしたままそれを吸うと、甘やかな味が口に広がり、それが体に沁みていった。
ルースは本能のままそれを吸った後、やがて意識を無くした。
743 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:18:13 ID:1Vn5eUNJ
そしてまた目が覚めると、眼前を白く柔らかい肉が塞いでいた。
口の中の甘く弾力のある肉を無意識に吸うと、またも甘い味が広がる。
「フフ、無心に乳を吸う男はいつ見てもかわいいものだな。ホラ、こちらもあるぞ」
白い肉が遠ざかり、ラミィの顔が現れる。その顔はなぜか慈愛に満ちた表情だった。サッキュバスなのにその表情は違和感がない。
ルースがそんなことを思っていると、またもや大きく白く気持ちの良い弾力を持った肉が押しつけられた。
唇にはまた乳首が滑り込まされ、ルースは何も考えずにただ吸った。
甘い何かが喉を伝って体の中に入り込み、何かが抜けたどこかにはまりこむと、そこが酷く冷えて痛んだが、やがてすぐに痛みが消えて温かくなっていった。
「さてこれからは二度目だ。まずはおまえの左腕をなおしてやろう」
ラミィの言葉と共に乳房が離れていく。それをぼんやりとルースは見ていると、手が背後から伸びて頭が左腕の方に向かされた。
「我らの秘術、とくとごらんくださいまし」
背後からのささやきとともに耳がまたしゃぶられ、乳首がいじられる。ルースは湧いてくる快感にただ小さく身をよじるしかできなかった。
見ると黒こげになった左腕が解放されていた。
しかしとりついていたサッキュバスは大股を広げ、自らの女陰に黒い焦げになった拳を押し当てていた。
一流の画家が描いたような整った顔にかかる金色の髪がゆらゆらとゆれる。
体は出るところはすさまじく飛び出ているが引っ込むところも壮絶に出ているため、グラマラスでありながら太っている印象は全くなかった。
性欲はおろか食欲すらをそそる太腿の間の下の毛も金色で、色素の薄い綺麗な女陰に、黒い焼けこげた醜い拳が何度も押し当てられた
左手はまるっきり動かなかった。先ほど感覚が戻ってきたときさえ、痛みしか無かった。
炭が脱落したところから覗いている白いものは骨だった。皮膚が見えているところも無惨にケロイドになっている。
左腕以外は、とりついたサッキュバスが一心不乱にルースの体を舐めているのは変わらなかった。
胸と右肩に白く大きな尻が揺れながら乗っているのも変わらない。
左腕のサッキュバスは拳を女陰に押し当て、押し込もうとしたがさすがに入ることはなかった。
数度試み失敗すると、そのサッキュバスはルースの左の拳を持ち上げ、舌を這わせ始めた。
彼女は拳を丹念に舐めながら、ルースの左手の指を一本一本伸ばしていく。
「ぐぅっ!」
左手から電撃のような痛みが次々と走り、ルースはうめいた。
「痛むか? すぐに楽にしてやる」
いつの間にかラミィが左手のサッキュバスの隣に座り、ルースの左手を舐め始める。
黒こげになって骨すら見えている指一本一本をまるで陰茎のように口に含み、舌をからめた。
隣のサッキュバスもまたラミィに頬を寄せて指を含み吸った。
しびれるような痛みが小さくなり、肌を粟つかせるような快感に変わって、ルースは背筋をぞっとさせた。
「ラミィ様、準備が整ったようです」
ルースの背後のサッキュバスが上にずれてルースの後頭部を己の胸の谷間に挟み込んだ。
ラミィが場所を空け、左腕のサッキュバスが妖しく笑う。
指が伸びた左手を再び彼女は股間に押し当てた。相変わらず指はぴくりとも動かせない。
なのに感覚だけがよみがえっていた。中指の指先がぬるりと温かい肉に包まれる。
指に巻き付き、舐めるかのようにうごめく肉が指を奥に引き込み、他の指も次々に肉に包まれていく。
引っかかっていた親指がずるりと飲み込まれていくと、左手が手首を越えてサッキュバスの中に飲み込まれた。
左手をくわえ込んだサッキュバスは悩ましげな息をつきながら、腰をくねらせた。
そうして彼女の中に飲み込まれた左手は、女の肉によって陰茎のごとく巻き付かれしゃぶられていた。
手のはずなのに、左手に陰茎を舐められるがごとき快感が湧く。
射精に至らぬ陰茎を延々と嬲られるような感覚に、ルースはたまらず声を放った。
「出したいか、ルース? 命枯れるまで出すがいい」
すでにそそり立っていた本物の肉棒も既にミューラとラミィが舌で好き放題に嬲っていた。
声も出せずに絶頂に至り、精液が天高く噴出して、ルースはどこに残っていたのかと自分の事ながらあきれた。
744 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:20:26 ID:1Vn5eUNJ
「メルーザ、おまえも吸うがいい」
「はい、ラミィ様」
左手をくわえ込んだサッキュバスが、そのまま顔を股間に伸ばし、噴出する精液を浴びながら肉棒をくわえ込む。
メルーザと呼ばれたサッキュバスは、肉棒を無造作に根元まで飲み込んだ。唇がきっちりと肉棒の根元まで覆っていた。
喉の奥にあたり吐いてしまうのではないかと思えたが、苦痛の色一つ浮かべず、むしろ至福の表情で口を動かした。
「おまえが守った女達は、こんなことをおまえにしたか?」
ラミィが美しい顔に自信を滲ませて挑むような目つきで、ルースに尋ねる。
ミューラは舌を伸ばして睾丸をもてあそび、背後のサッキュバスはルースの頭を挟み込んだ乳房でゆるゆるとルースを愛撫している。
ルースの脳裏に女戦士シェリーの顔が浮かんだ。
「ふふ、そうだ。おまえをこんなに愛することが出来るのは、我らだけだ」
陰茎に舌が巻き付いてなめ回し、睾丸の中まで空になりそうな勢いで肉棒が吸われた。
腰がだらしなく痙攣して、左手にかきむしりたいほどの快感が走り回り、精液が勢いをまして、サッキュバスの口内でしぶいた。
その様子を見て、ラミィが満足そうな笑みを浮かべ、赤い舌で自らの唇をなめ回した。
「勇者などとくだらぬ者達の集まりと思っていたが……魔王軍で話題になるだけのことはある。おまえが真の勇者だったのだな」
震える腰と気が狂ったように押し寄せる快楽の中で、かろうじてルースは反論した。それは残された意地だった。
「……おれは……ただの……盗賊……」
「どちらにしても同じ事。おまえがいないあやつらなど、いつでも容易く討てる。……それに」
ラミィが手を伸ばし、メルーザの膣に差し込まれていたルースの左手を抜いた。
愛液に濡れ光っている手は、傷一つない女のような滑らかな手だった。火傷以前の傷も、修練で出来たタコですら無い。
「あ、ああああ、うわあああああああああああ」
ルースの意志に従って、左手の指は間違いなく動き、その事実にルースは驚愕した。
例え回復魔法でも、ここまでの損傷は、最上級レベルの呪文が必要だった。
そしてそんな呪文を使えるものは大陸でも本当に一握りで、そんな呪文の実際を見ることなどまず無かった。
ルースは思わずメルーザを見ようとして、メルーザが肉棒を口から離し、腰の上にまたがろうとしていたのに気付いた。
何の心の準備もなく、精液をふきだし続ける肉棒がメルーザの中にくわえ込まれ、ルースの脳天にまで衝撃が走った。
目もくらむような快楽が肉棒から駆け上り、目がかすんだ。
「それに、今度おまえは、我らと共にある」
胸の上に乗ったミューラがメルーザとルースのつながった部分に舌を這わせた。
メルーザはその舌ごと陰茎をくわえ込んで腰を振り、ルースの口が背後のサッキュバスに塞がれる。
「さて、直した左腕のできばえを確かめさせたもらおう」
あまりの快楽に体を振るわせることしか出来なくなったルースを愛おしそうに眺めながら、ラミィはルースの左手を自らの胸に導いた。
白さと柔らかさと曲線がどれも男を即座に狂わせるレベルで完成された巨大で張りのある乳房に、左手を埋め込んで、今度はラミィが体を震わせた。
「……で、でかした、メルーザ」
息を荒げながら押し当てた手で乳首をこすりあげると、ラミィは先ほどよりも激しく体を震わせた。
「この左手はキクぞ」
「はぁぁ、あ、ありがとう……うんんん、はあああ、ございますぅぅぅぅ、うぁぁぁぁ、中にぃ、注ぎ込まれるぅぅぅ」
答えたメルーザもまた快楽に狂い、金色の髪を振り乱して懸命に腰をふるだけで精一杯になっていた。
顔を赤らめ、余裕を無くしたラミィが、先ほどまでのメルーザのごとく左手を耐えかねたかのようにもどかしげに女陰に入れる。
入れた瞬間にラミィは痙攣してはね飛び、ルースの左腕にしがみつくと左手をまるで肉棒のように扱って腰を振り始めた。
そんな姿ももはや遠くなり、心の中に残された動物じみた衝動のままにメルーザの奥まで突き入れる。
やがて肉棒が爆ぜたように精液を撒き散らし、刈り取られたようにルースは意識を失った。
745 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:21:47 ID:1Vn5eUNJ
そしてまたもやルースは乳房を口に押し入れられ、得体の知れない母乳をのまされて目を覚ます。
「おはよう。さて三回目だな」
ラミィの言葉に、とまどいも驚愕も減ったが、うんざりした気分はあった。
なのに……それなのに自分のどこかがサッキュバスと交われることを喜んでいて、ルースは愕然としていた。
そんな心とは無関係にルースの快楽地獄は続いた。
ルースの足の指を女陰にくわえ込んだ長い銀髪と黒いショートヘアの二人のサッキュバスが、足の指でルースの肉棒をしごいた。
四本の足で、締め付けこすりあげ尿道口をくじり、ルースはあっという間に射精した。
精液を吹き出した肉棒をサッキュバス達はレズビアンのごとく足を絡ませて互いの女陰で挟み込みこすりあげた。
挿入していないにも関わらず、からみつくヒダに快楽が増し、精液を吹き出す勢いが強まった。
たまらずに入れさせて欲しいとルースが懇願すると、サッキュバス全員が融けた顔で微笑んだ。
肉棒が長い銀髪をしたサッキュバスの肉に包まれると同時に、ルースの口にまた乳房が突き入れられた。
精液をだらしなく出しながらサッキュバスのミルクを飲み、ルースは腰を振りながら気絶をした。
四度目に起こされれば、今度はオナニーショーだった。
先ほどルースと交わらなかった黒髪でショートヘアのサッキュバスが、今度はルースに肉棒を奥まで入れた。
それから寝そべって快感に浸っていた長い銀髪のサッキュバスを後ろから抱きかかえた。
ミューラやメルーザも銀髪のサッキュバスに寄りそい、ルースに見せつけながら三人で仲間を愛撫した。
背後の黒髪でショートヘアのサッキュバスが爆乳を鷲掴みにしてもみまわせば、ミューラが銀髪で彩られた女陰に舌を泳がせ、メルーザは肛門に指を突き入れた。
責められたサッキュバスは銀髪も体も黒い尻尾も振り乱してもだえた後、後ろのサッキュバスから何かをささやかれ、自分で胸と女陰をいじりだした。
「はああ、欲しいぃぃぃ、くださぁぃぃぃ、お、おねがいぃぃぃ」
愛液を飛ばして自らを慰めていたサッキュバスがやがて股間をルースの間近でうごめかせた。
「ルース、おまえは残酷な奴だな。これほどにおまえを欲しがっているというのに、まだお預けなのか?」
ラミィがニヤニヤと笑いながら、もだえるサッキュバスの乳首をひねる。
快感に痙攣するサッキュバスの姿に、ルースはまだわずかに残っていた理性を吹き飛ばし、目の前の女陰に顔を埋めた。
同時に肉棒を収めていたサッキュバスが腰の動きを激しくして、ルースは女の股間に顔を埋めながら死の一歩手前まで落ちた。
五度目は肛門責めだった。
仰向けになった蛙のごとく、尻肉を割られて肛門を舌で貫かれながら、肉棒もまたサッキュバスの膣で自在にしゃぶられた。
腸を長い舌で舐めあげられて、痛みを覚えるほどはちきった肉棒は、前立腺を舐めあげてこする舌によって何度も爆発した。
絶叫をあげ涙を流してサッキュバスの中に放つ。
サッキュバスが入れ替わり立ち替わりルースに乗って、ルースにとっては苦痛に近い射精を受けて、満足げな表情を顔に浮かべた。
何も感じることができなくなったルースは、糸が切れるように意識を失った。
そして六回目は右腕だった。
左手と同じように右手もサッキュバスの陰部に差し込まれ、引き抜かれたときは傷やシミ、タコが消えて、女のような美しい手になった。
そして右手を押し当てたサッキュバスは、ラミィよりも激しくもだえ、ルースの右手を使って自慰を始めた。
「右手も成功だな。ふふ、わかるか? その両腕は女であれば人もサッキュバスも、吸血族も生ける死者も、すべてに快感を与える。
その指で人間の女の股をくじるだけで、腰を抜かし、小便を漏らす。……おまえの体が徐々に淫魔に変わって行っているのだ」
ラミィの言葉と共に、サッキュバスの女達が一斉にルースへのしかかった。
腰にまたがり肉棒を飲み込んだサッキュバスを押しのけようと手を突き出すと、その手が巨大な胸に埋まったサッキュバスは狂乱した。
愛液を垂れ流し、表情を呆けさせながら、女陰の肉だけが搾り取るように蠢き、ルースはたまらず放った。
フラフラになったサッキュバスを押しのけて、新たにまたがったサッキュバスはルースの両腕を胸にこすりつける。
またもや嬌声と共に、ルースの肉棒は耐えられない締め付けをされて、我慢のしようもなく射精する。
それを繰り返し、またがったサッキュバスの胸を揉みしだき、うごめく膣に全力で突き入れながら、ルースの意識は落ちた。
746 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:25:04 ID:1Vn5eUNJ
「それでは最後の仕上げと参ろうではないか」
そして七回目。サッキュバス達は全てルースから離れていた。ラミィがベッドに倒れているルースを見下ろしながら宣言した。
それを聞きながら、ルースは心のどこかでもう一度まとわりつかれて、柔肉の中に埋まって、限りなく出したいという気持ちが湧いたのを感じた。
すでにまともにものを考える気力は失われている。逃げようなどと思いもしなかった。
ラミィの側にいた青い髪のサッキュバスが、秘所に自らの指を突き入れ、中をまさぐった。自慰ではなかった。
そのはずなのにサッキュバスは悩ましい声をあげながら、腰をくねらせ続けた。
やがて水っけの覆い泥沼を踏むような音と主に、サッキュバスの女陰から何かが生えた。
その影はさらに長さと太さを増して、まるで太く長い陰茎のような形をとった。
「ふむ、充分に育ったな」
女陰から生えたように屹立した陰茎を、しかしラミィは野菜でも収穫するかのように、手を掛ける。
わずかなひねりで陰茎はサッキュバスの股間から水音と共に外れた。
「!?」
驚きで目を見張るルースにラミィは極上の微笑みで笑いかけた。
「勘違いするな。これは元からおまえに使う予定のものだ。こいつの中で育てていただけだ」
精巧な張型のようにみえるそれをもって、ラミィがルースに近づく。
「わかるか? これこそがインキュバスの本体。だがこの一物だけでは、女の肉の中以外は数日としてもたん。
しかし、これを儀式を施した男に付けて融合させれば、淫魔の男がよみがえる」
その言葉で情動が消えていたルースの心に言いしれぬ恐怖が湧きあがった。
「……よせ、頼むから……」
「痛みはない。自意識も消えぬ。ただ、この一物で射精すれば、淫魔として生まれ変わり、我らの伴侶となるだけだ」
「……嫌だ……」
首を振り後じさるルースにラミィはどこか悲しげに言った。
「あの時、間違ったと言ったはずだ。素直に吸い殺されておけば、魂を堕とさずに済んだ」
「……シェリー、シェリー……」
ルースは女戦士の名を呼ぶ。来るはずのない、彼を愛さず勇者を愛した女の名を。
「間違うな。おまえを愛するのは我らだけ。実らない思いも私が吸って、忘れさせてやろう」
747 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:26:00 ID:1Vn5eUNJ
ゆっくりと近づいたラミィが、怯えるルースを胸に抱き取る。
それだけでルースの目が混濁し、震えながらラミィの乳房に顔をすりつける。
ラミィがうなだれた肉棒の上から、インキュバスの本体をかぶせた。
ラミィ以外のサッキュバスがルースとラミィを囲んだ六芒星の位置に立った。
すぐに綺麗にハモった呪文が流れ始め、部屋の至る所に描かれた魔法陣が浮かび上がった。
魔法陣の輝きはすぐに小部屋を越えて、外のホールに至り、床も壁も天井も魔力の輝きで満たされた。
ルースの股間で、大きな陰茎の形をしたインキュバスの本体が、融合を始めた。
触手のような血管が本体からルースの皮下を走り、本体から伸びた皮膚が、ルースの皮膚に重なり一体化する。
闇の魔力の輝きがルースの体を駆けめぐって、首を昇り、頬を走って目に飛び込んだ。
壊れかけた人形のごとき、不自然な痙攣を繰り返して、ルースの体は反り返った。
ラミィはルースを六芒星の真ん中に横たえた。その間にもルースは痙攣を繰り返して、病的に震えている。
ラミィがルースの腰をまたいで立った。
こうもりのごとき羽が広がり、目が魔の赤光を帯びる。それでも目に浮かんだ色は喜びだった。
輝く六芒星の中で、ラミィがゆっくりと、インキュバスの本体という陰茎にルースの方を向いて腰を下ろす。
入れただけで強い快感が湧くのか、ラミィの顔が快美に歪んだ。
それでもラミィはそれをゆっくりと最後まで収めた。
「ルース、そなたのものも、一緒に……」
ラミィが陰茎の根元をさする。すると、入れた陰茎と、睾丸の間の何も無い皮膚から、ルース本来の肉棒が現れた。
それを愛しげに握ると、ラミィは自らの肛門に肉棒を押し入れていった。
二本の肉棒を受け入れ満足げに息を吐くと、ラミシは上体を倒した。
重く柔らかに揺れる胸肉をルースの胸に押しつけ、声なき叫びに開いたルースの口に唇を重ねた。
やがてラミィの腰が動き始める。
ラミィは顔を歪ませながらも声をあげず、ルースの口を吸いながら腰を振った。
ルースの肉棒がラミィの腸の中に止めどもなく精を放ち、ラミィの目が喜びに融けた。
そのうちインキュバスの本体も太さを増し、ひくひくと動いてラミィの中をこすりあげる。
快感のあまりに叫ぶかわりに口づけした唇から、唾が飛ぶ。それでも腰は動きを止めなかった。
ラミィがルースの頭をかき抱き、ルースの腕もまたラミィ体をしっかりと抱いた。
「ルース! おまえを……愛……して……いる」
ついに子宮を満たす熱く思い感触に、ラミィの目が見開かれる。
ルースが白目を向いて動きを止め、ただ二つの陰茎だけが拍動を続けてラミィの中に精液を送り出していた。
748 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:27:46 ID:1Vn5eUNJ
美しい川の側に王城がある小さな王国に勇者達が極秘に呼ばれたのは三日前の事だった。
「妻や娘がおかしいのだ」
年老いた王は苦悩に満ちた顔をした。政略結婚により、三〇歳も下の妻をもらったため、王妃は若く美しい。
そして亡くなった先の王妃との間に出来た王女も、まだ十代半ばであった。
「浮気調査に私達を使うなって」
「三〇歳違いじゃねー」
「そうと決まったわけじゃないぞ」
いつものごとく軽い調子で女魔術師が軽口を発し、女僧侶が混ぜっ返す。
女戦士が二人をいさめるものいつもと同じ。
勇者はそんな三人を案じていた。
長年組んでいた盗賊をあの迷宮で失ってから、仕事がうまくいかないことが多くなったのだ。
初めの臨時雇いの盗賊は、宝箱から通路からろくに罠の解除もできず、ミスで発動させてパーティを危険にさらした。
次の盗賊は、戦闘になるとからっきしだった。
二人とも解雇し、盗賊なしで行動せざるを得なかった。
盗賊ギルドに紹介を依頼しても、彼のような盗賊がそういういるわけないと木で鼻をくくったようなあしらいを受けた。
そして、怪我が増え、宝箱は開けられず、出費が増え、依頼の失敗が増えて、評判が落ちた。
そう言う状況でなんとかまわしてもらえたのがこんな仕事だった。少し前までのネームバリューが効いただけだった。
なのに、三人は変わらなかった。
勇者は、パーティの背中を守る人間を失ったことを痛感していた。
しかし自らに好感を抱いてくれる女達に、厳しいことを言うのはためらわれた。
結局、きっといつか勇者のパーティに腕の良い盗賊が参加してくれるはずという結論にしか至らない。それが最近の勇者の悩みだった。
「何か変な声が聞こえない?」
その夜、一行は王女や王妃のいるあたりを巡回していた
女僧侶が声をあげたのはそんなときである。
そして長い悲鳴のような、泣き声のような声がかすかに響き、勇者達は一つうなずくと声の方に走った。
749 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:29:41 ID:1Vn5eUNJ
王妃の部屋からは、外からでもわかるような妖気があふれていた。
非礼で首が飛びかねないことを承知しながら、勇者はノックもせず、部屋に飛び込み、三人もそれに続いた。
出迎えたのは、妖しい美貌と人間離れしたスタイルの美女達と、それに犯されている侍女や乳母、女官達だった。
「ほう、こんなところで出会うとはな」
中央の椅子の上で、背後から裸の王女の胸を揉み、股間に手を差し込んでいた女が、顔をあげた。
「貴様、あの迷宮のサッキュバス!」
「いかにも」
それだけをいうと、サッキュバスは勇者達に興味を無くしたように、王女の首に舌を這わせた。
「ああ、ラミィお姉様ぁ、やめないでぇ」
王女は抵抗するどころか喜びの表情で、サッキュバスの手を股間に導き入れた。
「ふふ、ここが良いか?」
サッキュバスの手の動きで、王女はピンと背をそらせながら体を紅潮させる。
他のサッキュバスも勇者達など意に介さず、女達に股間をすりつけ、陰部を舐めすすり、指を差し入れた。
愛撫を受けた女達が、すすり泣き、声を放って、サッキュバス達にしがみつく。
「その人達から離れろ! 今、ルースの敵をとってやる」
その名前に、サッキュバスのとがった耳がぴくりと動いた。
「ほう、ルースの敵?」
「知らないとは言わせない。あの迷宮で俺達を逃がすためにおまえ達に殺された奴だ!」
「ふーむ」
勇者の詰問に緊張感の無い返事をしたサッキュバスの口が邪悪な笑いでつりあがった。
「それは、こんな男か?」
その声と共に、男の影が立ち上がる。犬のごとく四つんばいになって、後ろから貫かれている王妃と共に。
「なっ、なんだとぉ!」
「うそぉ!」
「そんな!」
「馬鹿なっ!」
四つの声が上がるのを一切無視して、ルースは王妃に肉棒を打ち込んだ。
「う、うあぁぁぁ、また、いきます、いくぅ、いくぅぅぅ、いっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
王妃の正装のまま、口の端から涎を垂らし、王妃は叫んだ。
「ああ。俺も出すぞ」
「おぉぉぉぉぉぉ、うみますぅぅぅぅ、あなたさまのこぉぉぉどもぉぉぉぉぉぉ」
それだけを言うと王妃の目が白目を剥き、四つんばいがくずれ、地面に尻を丸出しにして横たわった。
その背に、外れた肉棒から噴出する精液が降りかかった。
人ではあり得ないほどの大量の精液を倒れた王妃に掛けて射精が止まるが、肉棒は硬さも反り返りも一切変わらない。
「ル、ルース、おまえは!」
「あ、あんた、なにしてんのよ!」
「いったい、どういうつもり!」
「何があったんだ!」
「黙れ」
口々に叫ぶ勇者達を、ルースの声が断ち切った。かつての彼にはあり得ない、魔性がその声にはあった。
「今、出て行けば、見逃してやろう」
それだけを言うと、ルースはサッキュバスにせめられている王女に近づいた。
「王女よ、ルースがおまえを犯したいそうだ」
サッキュバスの言葉に、王女は怯え一つ見せなかった。
「インキュバス様ぁぁぁ、私にも子供をぉぉぉぉ」
「ルース、おまえ……。どうして」
王女の言葉を遮って、女戦士が涙を浮かべながら、剣を振りかぶってルースに襲いかかった。
だが女戦士の渾身の振り下ろしは、ただ一本の短剣で、しかも片手で止められていた。
750 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:31:16 ID:1Vn5eUNJ
「ふむ、かつては犯したいほど恋いこがれていたが、……今となってはつまらんな」
「いったであろう。我らの方が良い女だと」
女戦士を一瞥して、ルースはつぶやき、楽しげにサッキュバスが答えた。
大剣と短剣の均衡状態は、ルースが無造作に短剣を押すと、あっけなくくずれ、女戦士は容易く押し戻されよろけた。
それを見た勇者達は愕然として、パニックに陥った。
女魔術師が混乱しながら詠唱を進める。
「馬鹿! こんなところで、火球の術なんて……」
女僧侶の制止も聞かず、揺らめく火の玉が生み出され、ルースに向かって飛んだ。
外れれば、後ろにいる王家の女達が重傷を負うことがわかり、勇者の顔が青くなる。
だが、恐るべき火球は、目にもとまらない短剣さばきに断ち切られ、四散した。
短剣によって火球が切り裂かれたとわかったのは、サッキュバス達と女戦士だけだった。
突然消え去った火球に女魔術師が唖然とするのを尻目に、女僧侶が真空魔法を唱えた。
ルースは避けなかった。真空がルースの体を切り刻み、……かすり傷ほどの傷だけ残して消えた。
「そ、そんな」
「雷撃魔法!」
勇者の詠唱はさすがに早く、指先から紫電がルースに向けて走った。
しかしこれも届かなかった。すかさず投げられた投げナイフが、紫電の軌道を歪め、壁に焦げ跡を作るにとどまったのだ。
「相変わらず、状況判断が悪いな。こういうときは衛兵を呼んで、数でなだれ込み壁代わりにして、人質の救出を優先するのが常道だ」
呆然とする勇者達に、ルースが語る。
「まあ、そんなことが出来るとは思わないが。とはいえ、これ以上放っておくのもうっとおしいな。相手をしてやろう」
その言葉と共に屹立していた肉棒が、手を触れずに細くなってくねり、ズボンの中に勝手に戻る。
「ば、化け物!」
「あなた、魔に魂を!」
「ああ。あの女達のパートナーになった」
その言葉と共に、サッキュバス達が低く歌うように笑い始めた。
「おまえ達、結局ルースの努力を無駄にしたな。魂を魔に堕としてまで、おまえ達を守ったというのに」
サッキュバスの言葉で、勇者達は何が起こったのを理解した。
「ルース、おまえは過った」
「ああ、ラミィ。俺は過ったらしい。だが後悔はしていない。インキュバスも悪くない」
「そうだ、魔界の女の愛は、闇より深く、呪いよりも強い」
ルースの顔にようやく表情らしいものが浮かぶ。それは邪悪だが、悲しみに満ちた訣別の笑い。
「さらばだ、俺の悲しき過去よ」
勇者達はただ、かつての仲間の姿をした異形が迫ってくるのを、見ているしか出来なかった。
751 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:32:47 ID:1Vn5eUNJ
美しい川の側にあった小さな王国は滅びた。
城の内部からあふれ出た死霊と生ける死者に混乱し、呼吸をあわせた魔王軍の襲来で、過去の歴史となった。
そんな王国があった森の外れを男女二人が何か追われるように走っていく。
「メロウ、走れ! あいつらが来る!」
「なぜだ? どうしてこんなことになったんだ?」
「あの迷宮、あのホールで、ルースの警告を聞いていれば……」
女戦士の悔恨も、勇者には届かない。勇者はただ嘆くだけだった。
「メロウ、私はおまえの側にいる。最後までいるから」
「……どうしてこんなことに」
その悲嘆にかぶって、勇者の名を呼ぶ声がする。
「勇者様ぁー」
「メロウー」
その声に、二人は怯え再び走り出す。
「なぜだ、レティ! どうしてなんだ、マーナ!」
泣きながら走る勇者の横を、女戦士は悲しみに捉えられながら、口を結んで走った。
彼らの走り去った跡を、追いかける影が二つ。
一つは魔術師のローブを羽織り、もう一つは神官衣をまとっている。
だが、その背からはこうもりのような羽が生え、可憐な唇からは牙がはみ出している。
何よりもその尻からは、黒い尻尾が生えていた。
二つの影は楽しげに話ながら追いかける。
「勇者様を捕まえても、吸い尽くしちゃ駄目よ」
「それはこっちのセリフ。シェリーなら吸っちゃっていいけど」
「ええー、筋肉女を吸ってもうれしくなーい」
「じゃあ、ルース様にさし上げちゃったら?」
「それ、ナイスアイデア。そしたらぁ、勇者様ぁぁぁ、まってぇぇぇ」
「メロウーー、待ってよぉぉぉ。気持ちいいこといっぱいしようぉぉ」
暗い森の中、追われる影と追う影。やがて出てきた霧が全てを隠し、ある勇者の伝記はここで終わる。
Fin
752 :
魂堕とし:2008/12/15(月) 01:33:56 ID:1Vn5eUNJ
投下終了
NGはID:1Vn5eUNJで
GJ!!
リアルタイムでいいもの見たぜ!!
エロよりもシュチュエーションに興奮したぜ!!
うう長かった・・・精魂尽き果てた・・・・・・
けどおもしろくてエロかったGJ
大長編だな。
756 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 17:02:40 ID:LZzsArNW
グッジョブでした!
おおー! 面白かったよ!!
ルースみたいな格好良い男は久しぶりに見たぜ。暗いエンディングだけど、後味は悪くないのは良
凄くよかった。感動した。ダークヒーロー万歳!!
気になる部分も多少あるけど(誤字とか)、あまり気にならないレベルで文章がまとまっていて読みやすい。
悪堕ちスレ住人も兼ねている身としては、魔術師と僧侶の堕落も見てみたいなぁとか言ってみるテスト。
僧侶と魔法使いはほんとスイーツ(笑)だったな
戦士はかなりマシだったが
性格悪い僧侶と魔法使いがかっこいいルースにやられて、かなりすっきりできたw
やっぱこういう展開には爽快感があっていいよね。
偶然だろうけど俺も悪堕ちスレを兼ねているが、今度は主人公女の淫魔化が見たいと言ってみるテスト
僧侶と魔法使いの淫魔化描写希望
おおっ、素晴らしかった!! ありがとう。
魔王に囚われた王女を許嫁の勇者が救出に行ったらとっくに淫魔化していて、
逆に勇者をエロエロの罠に嵌める話を希望、と言ってみるテスト。
あ、今作の続きなら、「滅びた王国の王女が生き残っていて助けを求めて
いる」という嘘で他国の王子や勇者を誘き出して食べちゃう流れとか。
>>752 乙
ラミィカワイイヨラミィ
エロもおっぱい成分多くある意味ハーレム展開なのが凄くイイ!
前立腺責めイイ!
ストーリー超よかった
こんなにすっきりするBADENDはなかなかない
>>752 最高に面白かった! GJ!!
魔法使いと僧侶が後悔するシーンとか悪落ちシーンなかったせいか
最後までぶっ通しでビッチで勝ち組に見えてきたw
サキュバス化する前に魔族に輪姦されまくったと想像して中和するぜ。
なんだ、ただのネ申か
769 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 02:16:29 ID:Zr7AKi4c
あげ
さっきゅんは結構人気あるジャンルと思ってるんだけど結構過疎ってるんだよなあ
俺ももっと需要があるスレだと思うんだがな。
とは言っても、一次スレで勢い3.0前後なら、上々の部類に入るのか?
まあ歴史が浅いから、まだ定着していない部分があるだろう。
来年のこのスレの住人次第だ
人外スレあるからな
tes
774 :
エロ無し習作:2008/12/27(土) 04:28:12 ID:MWAJlcC/
「お姉ちゃんそんなトコでなにしてんの」
多めに見積もっても十代に届くかどうか、という幼げな姿の少女が屈託なく私に話しかけてきた。
月明かりに照らされた深夜の、郊外に位置する電波塔のさらに一番上。
文字通り羽を休めている私に驚きもせず平然と声をかけるということは、彼女も人外か。
私と同じ所まで羽を使って飛んできた少女は、見る者の心を無防備にさせるような愛くるしい笑みを浮かべていた。
しかし、彼女が身に着けている、いかにも女の子らしい衣服は無残なまでに破かれていた。
さらに、露わになった胸や秘裂には、私から見てもただならぬ量の白濁がぬらぬらと光っており、
口からも精液の臭いをさせている。まあ、私も一狩り終えたため大差ないものだったが。
いかに人外であろうと、レイプされて笑ってはいられまい。
同属か。
「あんたもサキュバスね?見た目の割には随分と盛ってるじゃない」
「うん、オジさん5人も食べちゃった」
サキュバスは人間の男の精気を糧としており、その捕食行為の結果、相手を死に至らしめてしまう。
大方、望外の美少女を貪ったロリコン親爺どもも、
まさか快楽の果てに死が待っているとは思いもしなかったに違いない。
「あのね、最初はぁ、わざと抵抗してあげてね・・」
よほど今日の収穫に満足したのだろう。
幼女といってもいい仲間は嬉しそうに狩りの詳細を話し始めた。
しかし、私にとってはどうでもいいことだ。
適当に相槌を打ちながらも、私は先程からの思索へと意識を埋没させていった。
私、否サキュバスとは何者なのだろうか。
都合の良いまでに男の欲望と合致しているところから考えるに、
欲求不満の男の妄想が実体化したものではあるのだろう。
だとするならば、発生源と同じもの、すなわち男の性欲を求め、それを糧とすることにも頷ける。
ということは、今目の前にいる少女も、誰かが求めた結果幼い容姿で発生したのだろう。
では、私も・・・?
この世の中に、この体、この心を持った「私」を望み、「出産」してくれた人がどこかに存在する?
会いたい。
会って、愛してあげたい。
だって私は、そのために生まれたんでしょう?
死と引き換えの快楽しか持ち寄れないけど。
だからこそ、一生懸命、全身全霊で愛してあげる。
だから、生まれた意味を全うさせて・・・。
気づいてしまったからには、ただ食い、死なせるだけの存在なんて、空虚なだけ。
「最後にはおしりも2人同時に突いてもら・・って、全然聞いてないじゃない」
「あ、ゴメンね?」
ついつい相槌を忘れていたようだ。私は心がこもってないことを自覚しつつ一応謝罪を伝えた。
「ね、お姉ちゃんとデザート食べにいかない?」
「えっ、もう結構お腹いっぱいだけど・・ま、いっか」
私とて既に満腹ではあったが、幼い仲間とともに街へと飛翔を始めた。
「・・・待っててね、お父さん」
それが誰なのかは分からない。それを探す術もおそらく存在しない。
しかし、これから先少しでも多くの男を、それも全身全霊で愛してやればいつかは彼を悦ばせられるのではないか。
そう思った途端、単なる捕食対象ではなくなった彼らに、会いたくなったのだ。
キテル
うるっと来た
なんか新鮮だった
お前ら超自分好みのサキュバスの奴隷になれるんならいくら払う?
奴隷にされるって事は一生飼われるか、すぐあの世去きでしょ?
これからの人生気にしなくていいんだから全財産は払う
「おい、あの女が手ごろなんじゃないか?」
俺はススキの群生の向こう側の砂利道を、とぼとぼと歩く少女を
舌なめずりして見つめながら言った。
隣で小藤(こどう)が緊張した面持ちで首を振る。
「いや、マズいだろ、兵藤(ひょうどう)。
あの子はまだ高校生みたいじゃないか」
「バカ、だからイイんだろう。まだ汚れを知らない白い肌を
俺たちの唾液と精液でグショグショにしてやろうぜ」
俺と小藤は大学の医学部の同級生だ。
日々の勉学から来る重圧の発散に、俺と小藤が計画したのは、
町外れの工場跡地を通る小道で待ち伏せ、
近隣の学校からの家路に付く女を襲う事だった。
計画を俺が話した時には、欲望を目に浮かべて喜んでいた小藤だが、
いざ実行の段階になると、不安と恐怖に震えている。
「ほら、行くぞ!」
そう言って俺はススキ野から飛び出した。小藤も後に続く。
女は恐怖に悲鳴も上がらない様だった。
ススキ野に引きづり込んで、女を押し倒して俺が上に乗ると、
小藤は女の両腕を押さえつけた。
「いや、お願い、やめて!!やめて下さい!!」
女の必死の懇願が、俺の欲情を更に燃え立たせた。
スカートと下着をはぎ取ると、女の美しい陰毛が現れた。
俺は自身のズボンの下で主張する陰部を取り出すと、
女の陰部にあてがい、待ちきれずにそれを挿入した。
女がバタつく。「あぁぁぁぁぁっ!!お願い!!やめて!!」
俺は小藤に替わって女の両腕を押さえつけ、腰を激しく前後に振った。
今まで経験した事が無い様な女の膣内の締め付けに、
俺の陰部には早くも射精感がこみ上げて来た。
小藤は横で女の学生鞄を漁り、学生証を見ている。
「この女、城北高校の学生だ。」
「ハァハァ・・・、あ、あの・・・、坊ちゃん、嬢ちゃんが
集まる学校か?」
俺は息を切らせながら尋ねる。
「ああ。名前は・・・さきばれいみ・・・佐紀場鈴美だとさ」
私が町外れの工場跡地を通りかかった時です。2人の男達が
ススキ野に隠れて、道行く女を襲おうと待ち構えているが見えました。
荒涼とした夕暮れの光の中、彼らの湿気た欲情の匂いが
感じ取れました。
彼らは私が気付いていないと思ったのでしょう。
ススキの群生の間から情欲に満ちた目でこちらを
一心に見つめていました。
告白すると、私は男性を襲った事が数度あります。
しかし襲われるのがどういった心境になるのか、
まだ味わった事がありませんでした。
そういった好奇心もあり、私は素直に彼らに
襲われてみることにしました。
私を押し倒すと、男は慌てきった表情で、自分の屹立したものを
ズボンから取り出し、私の中に挿入して来ました。
もう1人の男は、私の腕を両手で押さえていました。
私の上に覆いかぶさった男は、自分のそれをあらん限りのスピードで
出し入れしていました。私は自分の持つ能力の一部を解放し、
私の膣の中のそれを締め付けてみました。
男は苦悶の表情を見せ、うめき声を上げました。
なるほど、男性に襲われるとはこういう感情になるものなのですね。
私はある種の屈辱を覚えました。
それは私の家系の血統、つまり人間の男性の精液と快楽を
啜って生きるという血ではなく、
女性としての血がそう感じさせるようでした。
男性に支配され、自分の身体を性玩具に使われる屈辱・・・。
男性に襲われた多くの女性がこういった屈辱を感じて来たのでしょう。
そう思うと、私は彼らに怒りを感じました。
そして2人に一矢報いることにしたのです。
突然兵藤が悲鳴を上げた。
「ぎゃあああ、やめて!!!やめて下さい!!!お願い!!!」
さっきまで女が叫んでいた台詞を今度は兵藤が上げ始めた。
それも必死の形相で。
「助けて、助けてくれ!!小藤!!!」
僕が呆然としていると、兵藤の下にいた佐紀場という名の女が
両足を兵藤の腰に巻き付け、腰をぬらぬらと上下させ始めた。
「出して。もっと出して。あなたの精液を全て吸い取ってあげる」
「ぎゃああ!!!!イク!!!!イっちゃうう!!!!!」
叫び続ける兵藤。
鈴美と兵藤の接合部では、物凄い量の精液が鈴美の体内に
流れ出している様だった。吸い取りきれない一部は溢れ出し、
地面に垂れて小さな水たまりを作っている。
兵藤は激しく痙攣し、一度絶頂に辿り着くと、次の瞬間には再びまた
絶頂に導かれて女の体内にすべてを放出していた。
「ぐ、ぐが、ぐがぁぁ・・・」
突然兵藤は奇妙な呻き声を漏らすと、女の上に突っ伏して倒れた。
それでも鈴美はしばらく腰を使っていたが、兵藤が完全に
事切れてしまったのを知ると、兵藤を軽く押しのけ
ゆっくりと立ち上がった。
「ふー・・・、濃い精液だったわ」
彼女の太ももを兵藤から吸い取った精液が流れる。
「さて・・・」
鈴美はこちらを見ると、僕の方に歩を進めた。
「ま、待って!待ってくれ!襲おうと言ったのは兵藤だ。
僕は奴の誘いに乗っただけで、何もしていない!!」
鈴美はゆっくりと俺の前にしゃがむと、その白く細い両手を
俺の首に回して、長いまつげに飾られた美しい瞳で僕を見つめ、
唇を僕の顔に近づけた。
「もう、遅いの・・・」
鈴美の舌が僕の唇を無理矢理こじ開け、中に侵入して来た。
鈴美に口を覆われているので、くぐもった悲鳴しか出ないが、
彼女の舌は的確に俺の舌を捉え、俺の舌を翻弄した。
その快楽は人間の耐えうる快楽を軽く超えた人外のもだった。
鈴美の口から大量の唾液が流れ込み、俺の胃に流れた。
そこからも更なる快楽が生まれ、全身を駆け巡った。
いつの間にか、鈴美は俺のズボンをズラして一物を取り出し、
口は俺の唇を吸ったまま、下半身では俺の一物を
自分の体内に取り込んで行った。
「う、ううう!!!!!ううううう!!!」
俺は隙間無く密閉された口から、奇妙な呻き声を漏らす。
口から溢れ出した唾液が顎を伝う。
舌から来る快楽はほんの序の口だった。下腹部から来る快楽は
体内で核融合が起こったかの様だった。
鈴美はこれ以上無いくらいの力で俺の首を抱きしめ、
俺の舌を翻弄しつつ、身体を激しく上下させた。
俺は数秒おきに射精し、絶え間なく彼女の膣内に精液を供給していた。
意識が途絶えた。
しかし礼美はそれでも身体を上下させるのを辞めなかった。
人間と言うのは、なんと脆い生き物なのでしょうか。
私のもたらした、ほんの僅かな快楽ですら
それを受け止めることが出来ず、快楽悶絶に死んでしまうのです。
もとはと言えば、自分から求めた筈の種類の快楽ではありませんか?
私はミイラの様になって草むらに横たわった男達を見下ろしながら、
下着とスカートを履くと、死体を背にして歩き出し、
自宅へと向かしました。
帰宅すると母が 妖しげな笑みを浮かべて、
三和土の上で私を待っていました。
「お帰りなさい・・・。あら、外食して来たのね?
あなたが帰宅する頃には食事の準備が出来てると言った筈なのに」
私は靴を脱ぎながら言った。
「大丈夫よ、お母様。たいした食事は食べてないから。」
その時、私は自分の学生靴の上に精液がこびり付いているのに
気が付きました。
どちらの男性の精液なのだろう?
私はそれをぬぐうと、三和土に上がり、自分の部屋に向かいました。
続編物です。
前作は
>>712です。
小藤視点の文章で、一人称の表記が統一されてなかったですね。
「僕」で一貫しようとしていたのですが。
失礼しました。
三和土とか書いてあるのを見て、先の人だと思った。
素晴らしい!
犯していると思ったら犯し返されて、代償を命で払うというのはサキュバスならではですね。
人の姿をしているのに、人(男)という生き物を客観的に眺めているところも人外ならでは。
続きを待ってます。
787 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 23:33:50 ID:2baflb5k
あげ
魂堕としの続編的作品です。
世界と時間はつながっていますが、主人公が変わります。
主題:復讐
悪堕ち:サッキュバスに堕ちちゃいます。
世界:RPG世界もの
吸い殺し:少しだけ
コメディ・ギャグ:ちょっと
残虐グロ描写:終盤に多め
エロ:多めにしたつもり
ラブ度:結構甘いけどハーレム
120kbと長いのですので、分けて投下します。
NGはタイトル「魔術師とサッキュバスと復讐と」で
お願いします。
その世界は、魔王がよみがえった世界。
魔王によって魔が呼び出され、世界に魔が満ちた世界。
今夜は、ある魔術師の話。
女同士で濃厚なキスをしていた。唾液を吸い合い、舌を絡ませ合う淫靡なキスだ。
しかも三人で、なおかつ上半身は裸で、まちまちな大きさの胸をよせあってこすりあっている。
「……邪魔をいたしましたようで……」
「構わない」
ベナンがテントに入り返事が返ってから、さらにゆっくりと十回は息ができるほどの時間が経って、ようやく唇が離れた。
ただし、一人だけ。
真ん中にいた女騎士が唇を離しても、護衛の女戦士と女僧侶はベナンに構わず唇をむさぼりあっていた。
ベナンは、視線を虚空にさまよわせ、女達の痴態を視界にいれないようにした。
そんな彼を、女騎士は嘲笑の目で眺める。
女騎士の目に気付き、ベナンは大きく息を吐いて、気を落ち着けた。
ベナンには、これが挑発らしいことはわかったが、その理由がわからなかった。
とはいえ、当人に聞くのも愚かしい話だった。きっとまともに答えてもらえないという確信があった。
ベナンは表情を消し、脳裏に呪文と魔法陣を思い浮かべて、目の前の痴態を頭から押し出す。
魔法陣が幻視できるほどになって、ようやく頭と目に理性と冷徹さが蘇ってきた。
言うべきことを舌にのせる。
「後、二階ほど下れば、目的地だろうと思います。その下に構造物の存在は感知しませんので。
それと……」
「入るよっ……げっ!」
テントに入ってきた女盗賊が、驚きの表情をした後、不快害虫をみつけたような顔になった。
「リオン、報告だけをお願いします……」
女盗賊は彼を睨んだが、やがて苦い汁を飲み下すような顔でうなずいた。
「下に降りる階段があったよ。変な罠はなさそうだった。怪物もいなさそうだったし、降りるのなら今だと思うよ」
「そうか」
報告を聞いて、そっけない返事をすると女騎士は、キスしていた二人の女の頭を、自らの胸に抱き寄せる。
ようやく唇を離した二人は、間髪入れず女騎士の両乳首にそれぞれ吸い付いた。
ベナンはその光景を視界に入れないようにして頭を丁寧に下げた。
「……外に出てますので、出発の準備が出来ましたら呼んで下さい」
そのままローブを翻しながら後ろを向いて、テントをでようとする。
その背中に声がかかった。
「女がこれほどの姿をさらしているのに、すごすごと引き下がるとは、貴公には男のものがついているのか?」
「それは酷というもの。セルディア様のお体に男が触れたならば、例え『タワー』の魔術師とてただでは済みませぬ」
「フフフ、それにセルディア様が手を振るだけでベナンが吹き飛んでしまいますわ。押し倒すなんてとてもとても」
誹謗に構わず彼は外にでる。女盗賊はすでにでていた。
背後であえぎ声と嬌声があがり始めるのを聞いて、彼は足早にそこを離れた。
ベナンは、魔術師だった。『タワー』、魔術師協会に所属している生粋の魔術師である。
外見は、穏和な風采のあがらない青年でしかない。
ぼさっと伸ばした黒髪、並の身長に肉付きの悪いやせっぽちの体。実用本位で見栄えの悪い魔術師ローブ。
顔は、整ってはいるが、印象には残らない。
ただ、目だけは決して目の前のことだけを追っているわけではない深く遠くを見ている色があった。
「きもー! うげー! 何が男のものがついているか、よ! 男だって、きんもい女にさわりたくないっての。
露出癖と同性愛と乱交趣味で、女として詰んでるってーの」
そして隣で吐きそうな顔をして、嫌悪感を吐き散らしているのは、リオン・ネーズ。
盗賊ギルドより派遣された女スカウトで、実際は年若い少女である。
外見はオレンジ色の長い髪を活動に向くようにポニーテールでくくり、細く長い手足と少女特有の華奢でスリムな体をしている。
顔は、大きな丸い目とソバカス、すこし丸い鼻が、未完の美しさと、何より明るさや屈託のなさを周囲に見せていた。
性格は外見を裏切らず、陽性の気質と快活さ、真面目さがあったが、明るすぎて少しばかり演技しているような感じもあった。
「ベナン、あんたもさ、いわっれぱなしじゃなくて、あなたには一切興味ありませんってぐらい、言い返しなさいよ?」
そういうリオンの目には、いつもの明るい光とはちがって、少しばかり怒りの色があった。
「リオン、ここは迷宮です。迷宮の中で仲間と争うものは、死にます」
「そんな事はわかってるけどさ」
「それに騎士団とは団員同士の同性愛で互いの絆を強くし、戦う力を高める、そういうものです。
私達とは、違う論理があるのです」
リオンの憤懣とは対照的に、ベナンは冷静だった。事情を分析し、女盗賊の説得まで行っている。
「でも、あんなこと言われて……。おらー、男の本気見せてやるぜーって押し倒そうと思わない?」
「思いませんよ。だいたい私の腕力では彼女らの言うとおり、斬られるか、はね飛ばされるかです。
それに少なからずの不心得者の男が、仲間の女性を襲うから、聖処女竜騎士団のような集まりが出来るのです」
「うーー」
あくまで冷静なベナンの態度にやり場のない憤懣が募ったようで、リオンは唇をかんだ。
「リオン、私を気遣ってくれるその心だけで充分ありがたいのです。それと彼女達とはこの探索限りの仲間と言うことも忘れてはなりません。
探索もあと少しなのです。あなたは、無用な対立を避け、いずれ現れるあなたの魂の仲間となれる人たちのためにこの探索から生きて戻るべきでしょう」
そういうとベナンはリオンのオレンジ色の頭に、優しく手を置いた。
ベナンの茫洋とした表情が、この時ばかりは温かい笑みを浮かべ、それでようやくリオンの顔に笑顔が戻った。
「そういうベナンはさ、パーティに入らないの?」
「私には研究があります。そのためにありとあらゆる場所に行く必要があります。
危険ばかりで何の得にもならない場所、お金にならない碑文、他の人には役に立たない遺跡、遺物。
そう言うもの探すのに、他の人は巻き込めないのです。だから私はいつでも探索を行う集まりへ臨時参加をするのです。
途中で出会い、目的地が近ければ、分岐点まで道行きを共にし、分岐点につけば、笑って別れる。それが私のやり方です」
「……それってさ、なんか寂しいよね?」
「普通の人にはそうでしょう。リオンにもすすめません。ですが、私は慣れているのです」
再び遠くを見るような目に戻ったベナンを見て、リオンの目が一瞬だけ暗く翳り、それを払うように笑顔を浮かべた。
「さーってと、あの変態騎士達がそろそろ満足して準備整うころだよね。あたいも準備しよーっと」
「リオン、変態騎士ではなく、ミルドレッダ卿です。普段から言葉に気をつけなければ肝心な時に言い間違います」
「はいはい、若年寄のベナン。あんまり小言ばっかり言ってると早く老けるから気をつけなよ」
リオンは舌を出して自分の装備のところに戻っていく。
ベナンは何も言わなかった。彼は茫洋とした表情のまま、手早く出立の準備を始めていた。
「居るよ」
「こちらでも感知しました。六匹」
迷宮の通路を進んでいる時、リオンが突然ささやいたが、間髪入れずベナンも応えた。
盗賊と魔術師のささやきで、女騎士と女護衛戦士が剣を構え、女僧侶が真空魔法の詠唱を開始した。
その速さと連携は、さすがに騎士団での鍛錬をうかがわせる。
紋章が入った女騎士の美麗な鎧は、魔法合金製で、軽さと堅牢さを両立した逸品だ。
それを身につけているが騎士セルディア・デュ・ミルドレッダ。
ミルドレッダ男爵の娘にして、聖処女竜騎士団員。
なめらかな瓜実顔に豪奢で流れるような腰までの黒髪、気品と威厳と美しさが鼎立した黒い瞳。
滑らかで筋の通った鼻から、厚めの赤き唇には、成熟した色気と高貴さが同居している。
あくまでも白いのど首を越えて、胸は上品な大きさでとどまり、腰は筋肉によって絞られて戦うものとして緩みがないことを示している。
甲冑に覆われた足は長く美しく伸びており、マントを羽織ったたたずまいは伝説の女英雄とすらいえる。
その横に美しい影のように寄り添う護衛戦士がいる。
ディーナ・アルス。
夜空の星を流したような銀髪にカミソリのような鋭さを持つ碧の目。
口元も堅く引き締められていて、それでいて氷細工のような、あるいは高価な刃物のような美しさがある。
仕えるセルディアよりは大きめの胸から、やはり緩みがない締まった腰に至り、同じようにスラリと長い足がある。
輝く王者の黒と忠誠心厚き剣の銀ともいうべき、この二人が並び立つ姿は、確かにとても絵になる光景だとベナンは思っている。
そして銀の護衛戦士の反対側から輝ける黒騎士を守るのが金の女僧侶がいる。
フィリア・ノウツ。
けぶるように細く長いプラチナブロンドの髪の下に、清楚さと優しさに満ちた美貌。
目は透き通るような薄い青で、大きく美しい瞳が、それだけでも聖少女の品格をかもしだしていた。
鼻はあくまでも主張しすぎずたおやかで、唇は少女そのもののように桜色で小さい。
折れそうに細い首から、わずかに盛り上がった胸元を過ぎ、腕でつかめそうな細身のまま腰に至る。
足もまた折れそうに細く、神に仕える聖少女の印象をまったく裏切らない。
薄暗い迷宮でも目立つ女三人が駆けだしていくのを見て、ベナンはすでに始めていた詠唱を続けた。
怪物が姿を現すと同時に、ベナンは呪文を唱え終える。
「眠れ」
それは初等魔術。探索にでる魔術師がまず身につける魔法だが、力有る怪物にはなかなか効かない魔法だった。
現れた怪物、キマイラ達はその詠唱を知って、小さく嘲笑した。素人めと楽しげに罵ったキメラもいた。
そうして、驚く暇もなく意識を失った。
対抗できて眠らなかったわずか二匹のみが仲間達の昏倒を見て愕然とする。
慌てて、口から炎を吐こうとしてさらに驚くことになった。
剣を構えて突進する人間が、無数にいたのだ。
よく見れば黒髪の騎士と銀髪の戦士の幻が数限りなく作り出されているだけという事がわかっただろう。
だが影まで付けられた精巧きわまりない幻影達の突進は、キマイラ達にパニックを起こさせるのに充分だった。
炎を幅広く吐いてなぎ払ったところで、思ってもみない方向から剣が振るわれる。
一匹は驚愕のまま輪切りにされ、もう一匹は真空魔法で切り刻まれた後、事態を理解する間もなく首を全てはねとばされた。
眠ったキマイラ達もまた、永遠に目を覚ますことなかった。
幻影が消えていき、騎士と戦士の姿が一つを残して消え失せる。そして眠ったキマイラに小剣をつきたてた盗賊の姿も現れた。
「キマイラ六匹が一撃って……」
リオンは信じられないという風に首を振る。
先ほどは魔術師を挑発してけなしていた三人も複雑な表情を浮かべ、後方にたたずむベナンをそっと盗み見た。
彼らは探索を重ねているから知っている。
この幻影も初等レベルの魔法のはずだった。敵を欺き狙いを逸らす目的で光球や荒い幻影を作る魔法のはずである。
だが、ここまで精緻で数多く幻影を作り操る魔術師に、リオンも女騎士達も出会ったことは無かった。
さらに驚くべき事に、ここまでベナンは高等魔術をほとんど使わなかった。
誰もが知っていて、ちょっと学べば使える初等魔術を、類例のない精度と技術で振るってきただけである。
初等魔法のみの使用で魔力を温存しているはずなのに、騎士達も盗賊もここまでの戦闘があきれるほど容易にすすんだことを感じていた。
例えば出会ったゴーレムや巨人、巨大甲虫は、あきれるほどのろくなったあげくにバターのように切り裂けた。
またあるいは毒蜂やニンジャゾンビの危険な攻撃が、かすり傷ですんだどころか、自身でも信じられない程の素早い反撃が出来た。
無限に死者を呼ぶ死人使いは、魔法を封じられたあげく、自ら呼んだ死者をベナンに混乱させられて、その死者に食われ自滅した。
女騎士も女戦士も女僧侶も女盗賊も、この迷宮に入ってからは完全な状態の敵と死力を尽くして戦う機会を無くしていた。
ベナンによって眠り込んだり、後を向いたり、混乱したり、魔術を封じられたりした敵を屠って行くだけだったのだ。
にも関わらずベナンは、初対面の時と変わらなかった。
あくまでも低姿勢のまま、感情をあまり見せず、どこか遠くを見ているような目をしていたのだ。
「気に食わぬ」
「何かお気に障ったのでしたら、申し訳ありません」
戦闘後、女騎士の目に浮かんだ恐れや気まずさ、それを誤魔化す虚勢に気づかないふりをして、ベナンは簡単に謝った。
それはベナンの習い性だった。彼はいつも臨時雇いであり、一時のみの客人であり、『タワー』でさえ、いつかは出て行く仮住まいだった。
ベナンは誇りなど度外視して対立を避けるきらいがあった。
それを卑屈さと、ある種のよそよそしさと欺瞞、信頼に値しないという態度ととる人たちがいる。
ベナンはそのことを知っていたが、気にしなかった。そういう人間とはすぐ別れてきたからである。
ベナンにとっては、女騎士達も、女盗賊さえ、いずれ別れる、過ぎゆく風景に過ぎなかったからだ。
つまるところ、ベナンのような単独探索者(ソロ)と、同性愛まで至る友愛で結びついた騎士団の違いは埋められないとベナンは考えていた。
まして聖処女竜騎士団は、男性嫌悪の裏返しで、男を侮蔑する女尊男卑の思想に歪む傾向がある。
女尊男卑を打ち砕きながら、挑発に対しても卑屈なまでに低姿勢を保ち続ければ、女騎士達だって複雑におもうものはあるだろうことはベナンにも理解できていた。
それでもベナンもまだ若いとは言える年だった。違う自分を見せるほど世慣れてもいず、柔軟性があるわけでもない。
ベナンもまた他者に低姿勢でありながら心的交流を断つという、自分のやり方を押し通しているに過ぎなかった。
それを論理ではあらず皮膚感覚で察知したのだろうか。
謝るベナンの左頬が高く鳴る。
女僧侶が平手で張ったのだ。
「あなたはなぜそのように、セルディア様のお心を考えず、心のこもらない虚礼ばかりを行うのですかっ!
きちんと許しを乞い、どこが悪いのかをご指導いただかなければ、人の絆というものは成り立ちません!」
「申し訳ありませんでした。考えが至りませんでした」
涙を溜め、たおやかなプラチナブロンドの髪を振るわせてまで、女僧侶は怒っていた。
だがベナンの態度は代わらなかった。むしろ、女僧侶の言葉をそのまま受け取り、膝をついてさらに謝った。
「……貴公には、男として、魔術師として……いや、人として、誇りというものが無いのか?」
やはり複雑なそして不快げな顔つきで、銀の戦士は鋭い目をさらに鋭くして罵った。
ベナンはただ表情を消して、再度謝っただけだった。
「申し訳ありません」
彼に態度を変える理由は無かった。
女騎士達にも彼の心に届く言葉を持たず、何より彼女達自身がベナンとの真の交流を望んでいなかった。
女僧侶の行動は、いらだちと恐れから起こされたものに過ぎない。
だからベナンは、簡潔な謝罪の言葉のみを口にした。
「もう、いいかげんにしなよ!」
「黙れ、盗賊」
「やるっていうの?」
女盗賊は仲裁を女戦士に拒否され、憤激した。それをベナンはいさめた。
「リオン、迷宮で仲間内の争いを起こすものは死にます。私は大丈夫ですから、落ち着いてください。
ディーナ殿もセルディア様の任務を完遂させるためには、リオンの力が必要です。どうか自重を」
「くっ」
「ふん」
悔しげに唇を噛む銀の戦士と顔を背ける女盗賊を見て、さすがに女騎士も気を取り直したようだった。
「もうよい、ディーナ。フィリアもだ。……ベナン、貴公は……」
その先を女騎士は続けなかった。しばらく迷ったあげく、続けずきびすを返したのだ。
「今のは忘れよ。……先を急ぐぞ。この探索はサッキュバス討伐が目的だが、そのサッキュバスとは出会っておらぬ」
歩き出す三人を女盗賊とベナンは無言で追った。
扉をわずかに開けても、中に何も気配は無かった。
そこは迷宮の最下階、中央部あたりにある小さな部屋。
一同が扉を開けてぞろぞろと入っていく。
「行き止まりのようですね」
「隠し扉とかもないよ?」
なんの変哲もない壁が三方に続くのを見て、ベナンがつぶやく。壁を盗賊がざっと調べていき、そう宣言した。
「そうか」
その言葉と共に女騎士達はおかしな行動をした。
女戦士が剣を抜き、女僧侶もメイスを構えたのである。ベナンに向かって。
「……何をしているのですか?」
「魔術師ベナンは、迷宮の最下層で怪物に襲われ、武運つたなく死んだ。そう言うことになる」
銀の戦士ディーナが、悪意の笑いを浮かべながら、宣言した。
ベナンの目にやるせない光が落ちた。それでも表情も態度を変えないまま、ベナンの発する気だけが鋭く変化していく。
「ベナン・ヴァン・シュライデル・ルダイン殿、お覚悟を」
「……滅びた王国の王位継承権に何の意味があると……」
王族特有の四つづりの名を告げられて、ベナンは瞑目した。
美しい川の側にあった小さな王国。半年ほど前に滅んだその国の王家の血をベナンはひいていた。
ただし庶子であり、母の身分も低く、順当に行けば王位継承の目はなかった。
それでもお家騒動の暗闘があり、彼は若いうちから「タワー」に身を預けられたのである。
陰湿な悪意と差別、暗殺騒ぎ、利用しようと近づく人々から解放されて、ベナンは魔術に専念した。
ただ争いを避ける性質は、王宮で殺されないための処世術だったが、『タワー』に入る頃には既に習い性となってしまっていた。
『タワー』に生息する奇人変揃いの魔術師達との生活でも、その習い性が矯正されることはなかった。
「それにしても、私一人を殺すのに、手間をかけるものですね」
「ベナン殿の死におかしな点がありますと、困る方がいらっしゃるのですよ」
金の僧侶フィリアが、にこやかな笑いを浮かべながら言った。やはりその目には侮蔑が浮かんでいる。
「ですから、探索が困難で死体の回収も難しい迷宮の最下層でベナン殿にお亡くなりになっていただけると、万事うまく参るのです」
金の僧侶は表情でだけ悲しげな顔をしてみせた。目は変わらず笑っている。
「……なるほど、セルディア様、いろいろとなされておられたのはこのためでございましたか」
ベナンの言葉に、後ろめたさを伴った表情で女騎士はうなずいた。
「貴公は恐るべき魔術師となられていた。ゆえに誘惑して貴公が襲ってくれば正当防衛で殺そうとしたのだ。
なのに、貴公の自制は並はずれていて、正直、自分の女としての魅力に自信を失ったぐらいだ」
「……だから待ちきれなくなった?」
剣をぬかず、ただ腕を組み沈痛な表情で語る女騎士はしかし、卑劣な謀殺を好んではいなかった。
「聖処女竜騎士団もいろいろと高貴な方々からの支援を受けている。そういう方からの強いご要望には逆らえないのだ。無様なことだが。
……だが、今は言える。貴公とは真の意味での信頼に結ばれたパーティを組みたかったと心から思っている。
貴公と共に戦えたことは、騎士として大いに誇りにできることであった。
それと共に女として、貴公に行った侮辱の数々、ここにわびよう。貴公は真の誇り高き男だった。本当にすまない」
ベナンに頭を下げる女騎士に銀髪の女戦士が、不満をしめした。
「お優しすぎます、セルディア様。こやつとて、所詮は薄汚い男に過ぎません。少しばかり魔術に長けているだけではありませんか。
聖処女竜騎士団所属の正騎士ともあろうかたが、男に頭を下げるなどと……」
苦々しげに銀色の頭を振った女戦士が、目配せをした。
突然、ベナンの背中に熱い感触が走った。
振り返ったベナンの目に、嫌らしい笑いを浮かべたリオンが、刃になにか黒いものが塗られた短剣を、背中に突き立てていた。
「……あなたも……ですか」
ぐりと刃がねじられ、背中に焼けるような熱い感触が広がる。
「我慢したんだよ? あんたに媚びを売って仲間のふりするたびに寒気がするのをさ」
悪意で瞳孔が開いた目に嘲笑の光を揺らし、リオンは楽しげに喉を鳴らした。
「……だからさ、今、こうやって、おまえに刃を突き立ててねじるだけで、あたし、いきそうなんだ」
融けた顔に侮蔑と憎悪を混ぜて、リオンは唇の端をつり上げ笑い続けた。
「痛いでしょ? 悲しいでしょ? 悔しいでしょ? 泣いて許しを請う? それとも悔しくて吠える? でも早く死んでね、負け犬」
さらに刃がひねられ、やがて嫌な音と共に引き抜かれる。
血に染められた刃はベナンのローブで拭いて、鞘にしまう。そして女盗賊は女僧侶に走り寄ると抱きついた。
「どう、フィリア? 私の演技は?」
「最高でしたわ。少し嫉妬してしまうぐらい」
とても綺麗な笑顔を浮かべながらフィリアがリオンを抱き寄せ、リオンは顔を輝かせて、フィリアと口づけをする。
淫靡な音を立てながら、状況を忘れて唇をむさぼる二人を、女戦士は笑いながら、そして女騎士は憂鬱な顔を崩さず見ていた。
そんな女達の一瞬の弛緩をベナンは見逃さなかった。
彼は師にもっともしごかれた術を詠唱し始める。
それは正規の術を大胆に省略し、早さと簡便性と低魔力を追求したものである。
片手を失おうと、腰から下が無くなろうと、杖すら無くなろうと、発動できるように、かつて厳しく修練させられた呪文だ。
修行中は理不尽に思ったこともあったが、探索に出て、ベナンはその術の威力を思い知った。
詠唱に気付いた女戦士が、渾身の力と速度で、彼に突きかかる。
迫ってくる剣先を凝視しながら、ベナンは緊急転移呪文の最後の呪文を詠唱した。
「虚空よ、我をいざなえ!」
ベナンの視界に光が満ちあふれ、裏切った女達も、無慈悲な石造りの壁も、全てがまばゆい光に覆われ始める。
剣先がベナンに届いた瞬間、ベナンをなじみの浮遊感が襲い、視界はこの世のものでない暗黒に閉ざされた。
銀髪の女戦士の剣は、先端にローブの切れ端だけを残して、魔術師が消えた空間を空しくえぐった。
「おのれ!」
「往生際がわるいですね」
「これだから男って醜いよね」
悔しさを表す女戦士、機嫌を悪くする女僧侶と女盗賊を見ながら、セルディアは彼女らに気取られるぬようそっとため息をついた。
鎧の紋章を音を立てぬようにそっと抑える。
剣に純潔と正義を捧げたはずだった。なのに、これはどういうことなんだろうかと、そう思わざるを得なかった。
挑発したときに見た彼の目を思い出す。どこか遠くを見ているような澄んだ目。深い色をたたえた目。
彼女達に裏切られてもその目がそれでもなお憎しみの色を浮かべなかった事に、彼女は胸をさすような痛みを覚えていた。
「何をやっているのだろうな、私は」
慨嘆する彼女に気づかず、ディーナが話しかける。
「セルディア様、あの男を追わねばなりませぬ!」
「リオンが毒刃を使ったのであろう? それほど保ちはしないはずだ。焦る必要はない」
「しばらくすればのたうち回って泡を吹きながら死にますよ。セルディア様のおっしゃるとおり、ゆっくりと探せばいいんです」
「歩く死者になってるかもしれませんわね」
クスクスと笑う女僧侶は、再び女盗賊と抱き合って舌を絡める。
それを見てセルディアは、自分たちが酷く醜い存在であるような感じに囚われた。
こみ上げる自己嫌悪感を我慢して、セルディアは歩き始める。
「あの詠唱ではそう遠くに飛べないだろう。この階から虱潰しで探す」
「はっ! 行くぞ、フィリア、リオン」
女騎士の憂鬱を知らず、女戦士は狩りの悦びを顔に浮かべていた。
女騎士は、それもまた醜く感じ始めていた。
緊急転移魔法はごく短距離のみを跳ぶ。ただ少し時間を稼ぎ、迷宮の外、土の中に飛び出さなければいいのだ。
だが運が悪いとはこの事だった。
転移先には、明らかに人でない者達が多数いた。女性の体と背中のこうもりのような羽根、そして黒く長い尻尾。
空間状況が安定し、再度の詠唱を試みようとしたときには、体が異様に暑苦しく、喉が詰まって呼吸ができず、手足がどうしようもなく震えて力が入らなくなっていた。
ベナンは詠唱の途中で芋が詰まった袋のごとく音を立てて倒れ、そのまま仰向けに寝転がる。
寄ってきたのがサッキュバスだと気付き、ベナンは毒に苦しみながらも苦笑いした。
(女に殺されかかり、女のようなものに殺される……か)
何匹ものサッキュバスが彼を取り囲んで眺めていた。
手足が意志に寄らず、勝手に痙攣し、それでも必死に胸をかきむしってあえぐ。口の端から涎とわずかに赤い泡が吹き出した。
取り囲んだサッキュバスは彼を眺めるだけ。
ベナンはとどめをさして欲しいと痛切に願いながら、意識を徐々に失っていった。
最後に、懐かしい乳兄弟だった優しい女の顔が浮かぶ。
「……エイダ」
名をぽつりとつぶやき、彼は体を痙攣させながら気を失った。
本日はここまで、
投下は数日かけて行う予定です。
うおぉ……リアルタイムGJ!!
ちょっと前作と大筋が似通っているのが気になるけど、この先の展開が気になるところはすっごく嬉しいなぁ。
安直なパターンなら乳兄弟はサキュバスになってて……な感じか。
予想を裏切ってくれることに大いに期待。
……でも、全部で120kbともなると次スレを考えなくちゃいけませんなぁ。
スレ立て当初はどうなることかと思ったけど…案外すんなり使い切った感がある。
主人公が男か女かも最初の項にプラスするといいかもね!
ともあれGJ!
名前のせいでゾマホンをイメージした
いいねぇ、GJ。
俺はむしろ安直な方がいいな。
まぁその辺は次の投稿を楽しみにしてるよ。
txtうpって手もあるかもね
>>796 相変わらず主人公がカッコイイ
今回真性レズPTからどういう風にハーレムになるかゾクゾクするわ
本当にこのスレで読ませてもらっていいのかと思う程、読み応えのある小説だなぁ、続きを期待してます
第二夜 続き
長いのでNGはタイトルで。
「何をしている? 人間共がこの階をうろついているのだぞ! 迎撃態勢に移れ!」
サッキュバスを率いるサッキュバス・クイーンのラミィは、いらだっていた。
ある国を滅ぼしたことで仲間を増やせたのだが、統制する苦労が増えたのだ。
さらに現在、キマイラを一撃で葬り去った手練れ達が侵入したのを知り、焦燥に身を焼いていた。
そんなところに、張りつめて待機しているはずの仲間達が緊張感無く一カ所に集まっているのをみて、ラミィはきれたのだ。
ラミィの怒声で蜘蛛の子を散らすようにサッキュバス達が逃げ去り、中心に必死で何かをしているサッキュバスと倒れた人間だけが残った。
「? ……エイダ、おまえは何をやっている?」
そのサッキュバスはラミィの質問に答えなかった。
長く艶やかな黒髪と、それに飾られる整っているがどこか優しいが少し弱気そうな顔、目は垂れ気味で、鼻も低いが口も小さいのでかわいさがあった。
しかし今はその優しい顔に必死の決意が浮かんでいる。
人間にしては充分大きいが、サッキュバスとしては少し小さめな胸をゆらしながら、彼女は単純な動作を繰り返していた。
うつぶせになって倒れている男の背の傷に口を付けてすすっては、少し離れたところにすすったものを吐き出す、それを何度となく行っていた。
サッキュバス達がラミィに逆らうことは普通起こらない。だからラミィには分かった。
エイダというそのサッキュバスがラミィに逆らったのではなく、ただ単に必死なあまり聞いていないことに。
涙を浮かべ嗚咽をこらえて、傷口からわき出るどす黒い血をすすり、すぐに離れたところに吐き捨てる。
「ベナン! ダメ! 頑張って!」
死を予感させるような痙攣を繰り返す男に、エイダを声をかけ、また傷口に口を付けようとした。
そんなエイダの肩に手をやって、ラミィは押しとどめた。
「それ以上やると、血を失いすぎてその人間は死ぬぞ? そろそろ血止めをせねばならん」
ラミィを見上げたエイダの目に、涙が盛り上がる。
「ラミィ様、お願いです! ベナンを! この人を助けてください!」
ラミィの顔に困惑が浮かぶ。
男を吸い殺す事や魅了して言いなりにすること、戦うことには慣れていたが、傷ついた人間を助けることは彼女の能力の範疇外だったからだ。
しかし幸いにも彼女には、最近獲得した頼もしい相棒がいた。
「ルース! ……任せた」
入ってきた男――外見はどこにでもいるような冴えない男だった――に近寄ると、ラミィはにこやかに肩を叩く。
男は、元人間で、探索者としてラミィ達に敵対する立場の人間だった。
訳あって、ラミィの手でインキュバスロードとして堕とされたが、その境遇をルースは受け入れていた。
ラミィからやっかいごとを丸投げされたルースは肩をすくめると、倒れているベナンの前に落ち着き払ってひざまずいた。
子細に傷口を確かめると、湧き水を持ってこさせて丹念に傷を洗う。
「エイダ、髪の毛をよこせ」
引き抜いた細く長い毛を、水でしごくと、取り出した木綿針に髪の毛を通し。傷口を荒っぽくざくざくと縫った。
「メルーザ、治癒魔法をかけてくれ」
縫い終わるとルースは、後方で様子を眺めている金色の髪をもったサッキュバスを手招きして呼ぶ。
そのサッキュバスが治癒魔法を唱えている間、男はベナンのローブについた黒い汚れを注視していた。
やがて傷がふさがり、傷口からわき出る血が止まる。
「ふむ、さすがルースだ。私の目に狂いはないな」
「人を呼びつけて、何をさせるかと思ったら」
なぜか豊かな胸を反らして自慢げなラミィに、ルースはため息をつきながら小さくつぶやく。
「まあ、そういうな」
耳ざとくつぶやきを聞き止めたラミィがいたずらっぽい顔をしながら、立ち上がったルースに体をからみつかせ、胸を押し当てた。
「私はこういう事なら得意なのだが、怪我を治すとかは、苦手なんだ。……礼はこの体と楽しい奉仕でどうだ?」
ペロリとルースの頬を舐めあげ、股間をなで上げるラミィに、ルースは苦笑しながらラミィの胸に手を伸ばして揉みしだいた。
「あまり派手に吸わないでくれよ。……ところで、あの汚れ、麻子菱の毒だぞ」
表情を変えて続けたルースの言葉にどういうことだと言わんばかりにラミィは首をかしげる。そうしながら胸を這っているルースの手を谷間に挟み込んだ。
「この毒は人間しか使わない。……つまりあの男は、仲間にやられたということになる」
胸からはみ出たルースの指を舐めようとしていたラミィが、思わずルースを見上げた。
「どういうことだ?」
「それを聞き出すのは、おまえ達の仕事」
ルースの言葉でルースに向けられていたラミィの目が、倒れたベナンに心配そうに寄り添うエイダへと向けられる。
「ふむ。……エイダ、わかっているな? 幸い、人間であったときのおまえとその男は縁があるのだろう? うまく聞き出せ」
「ら、ラミィ様?」
「聞き出せなければ、私が直々にその男を尋問して吸い殺す☆」
にっこりと明るく脅迫するラミィに、エイダが全身を振るわせながら肯いた。
そのエイダに小さな黒い粒が投げられ、あわててエイダは受け止めた。
「解毒剤だ。毒がぬけないことには、しゃべることも満足にできん」
ラミィの胸から手を抜いたルースが背を向けてエイダに手を振る。そして彼は、金髪のメルーザを引き寄せて歩き去った。
「吸っても良いが、吸い殺すのはできるだけ我慢しろ」
それを見送りながら、ラミィはエイダになおも注意を与える、
「す、吸い殺しません!」
「なりてたのサッキュバスは皆そう言う。だがな、顔見知りの男の精液は、キクぞ。特に……好いておった相手ならば、なおさらな」
顔を寄せてきたラミィがにやりと笑った。
「下腹がたまらなく熱くなって、止まらなくなる。男のモノが中で脈打つだけでシビレが走る。
どうにも愛しくたまらなくなって、いつまでも中に収めていたくなる。中で出される度にサッキュバスとしての喜びが湧く。
あえぐ男の唇をむさぼり、男の手足に己の手足を絡ませ、しこった胸を男の胸でほぐしながら、腹に男のものを限りなく受け止める。
……人間の女では決して味わえぬ魔界の喜びに酔いしれて、成り立てはついつい男を吸い殺してしまうのだ。
サッキュバスは、男を殺すほど愛してしまう業深き魔よ。……ゆえにどうしても吸い殺しそうなら、いきさつを聞き出した後にしておけよ」
その言葉と共に、ラミィは顔を引き、きびすを返して歩き出す。
「他の者どもは、侵入者に備えよ! 気を抜くな!」
他のサッキュバス達の返事が響く中、エイダは去りゆくラミィの背と解毒剤と苦悶に歪むベナンの顔を交互に見比べていた。
目が覚めると、ベナンは酷い気分に襲われた。
体の節々が痛み、喉はやたらと渇いてひりついていた。体は気持ち悪い汗にまみれていて、背中でうずくような痛みが続いていた。
「生き……延びた?」
それでもそれは現実だった。押し寄せる不快な感覚がまぎれもなく現実であることをベナンに告げていた。
「ベナン?」
彼を呼ぶ声がして、ベナンは視界の端で自分を見ている人物に気づいた。
そこはベッドが置かれただけの石造りで殺風景な部屋だった。六人入ったらちょうど良いというような広さだった。
そのベッドの横にじっと座っている人物がいる。
「エイ……ダ?」
ベナンはその優しい顔を知っている。知っているがそれは人間のはずだった。羽根を生やしていたりはしなかった。
人間の時の彼女は、ベナンより二つ下の乳兄弟の女だった。
冷たい王宮から難を逃れて移ってきた乳母の家で彼女と初めて会ったときのことを思い出す。
彼女は乳母がベナンを紹介している間、ずっと乳母のスカートに隠れていた。
引っ込み思案でおとなしくだけど優しく気だての良い黒髪の少女とは、年月と共に本当の兄妹のようになった。
ベナンが『タワー』に移されても、乳母の家だけは度々おとずれた。
そしてベナンが乳母の家に寄るたびに、エイダは美しく育っていた。
地味な少女だったエイダが、花が咲くように清楚で美しい働き者の少女になり、ベナンの目にまぶしくなっていった。
だが、ベナンに彼女と結ばれる未来はあり得なかった。
王位継承権が問題ではなかった。王位継承権が引き寄せる悪意が問題だったのだ。
ベナンは、暗殺と戦っていた。
やられる一歩手前の時も、返り討ちにしたことも、暗殺を命じた人間に剣を突きつけたこともあった。
だが、暗殺を試みられることは止まず、ベナンは、愛しき人たちを巻き込むことを怖れた。
ベナンは思いを押し込め、愛しき人からも友人達からも身を引いて、魔術に全てをうちこんだ。
婚約の便りが届き、ベナンは祝福の返信を書いて、かつての思いを心のさらなる奥の奥にしまい込んだのは最近の話だ。
そのはずだった。
なのに懐かしい少女の形をしたサッキュバスが、眼前にいて、変わらぬ声で彼を呼んだ。
「うそ……だ。エイダは……もうすぐ結婚して……幸せになる……はず」
そのサッキュバスはベナンのつぶやきに悲しげな顔をして、首を振った。
「何もかもみんな、なくなっちゃった。彼も母さんも死んで、私……サッキュバスにされちゃった」
「あ……あ……」
信じたくはなかったが真実であることをベナンの心のどこかがわかっていた。
魔に王国が滅ぼされた後、ベナンは魔の闊歩する旧領土内になんとか潜り込んだことがあった。
瓦礫と死体が転がる夜道を隠れるようにして歩み、たどり着いたなつかしき乳母の家は、完全な廃墟になっていた。
なのに死体がないから死んではいないはずと、ベナンはその時自らをごまかした。真実を知りたくなかったのだ。
知らず、ベナンの目から涙が流れ落ちる。
仲間に裏切られ、帰る場所を無くし、愛しい人々を失って、残ったのは魔術と滅んだ国の王位継承権ごときにしつこく命をつけねらう者だけ。
嗚咽もせず、まばたきもせず、ベナンはただ静かに涙を流し続けた。
そんなベナンの手がそっと握られる。
横たわるベナンの横に座っていたエイダと名乗るサッキュバスが、身を乗り出しベナンを抱きしめた。
「でも良かった。こうしてベナンにまた会えた。サッキュバスになってもベナンに会うことができた」
乳母の胸を思い出す温かさに包まれ、ベナンはただ取り返しのつかなさに泣いた。
「エイダ……ごめん。……エイダ」
魔物はずなのに、ベナンを抱きしめる腕は滑らかで、昔と変わらぬぬくもりがベナンの体を包む。
「いいの。もう、いいの」
優しい瞳でサッキュバスは首を振ると、ベナンに唇を重ねた。
舌をそっと絡める優しいキスに、ベナンはまた涙を流す。
「そうか。僕は、死ぬんだね。……でもエイダに殺されるなら……うれしいよ。
どうか、最後までエイダの姿のままで……僕を死なせてくれ」
「私は、本物のエイダよ。殺したりなんかするわけないわ。やっと思いがかなうのに」
戸惑うベナンにエイダはもう一度唇を重ねる。
サッキュバスの舌が、口の中にある全てを舐め吸い回って、ベナンの舌に絡まった。
ベナンは口からわき出る快感におののいた。
魔術と探索と孤立のみに彩られた「タワー」以降のベナンの人生に、女という要素は無かった。
女を買うこともなく、女に愛を告げることもせず、わき出る欲望は魔術と薬と意志で抑え込んでベナンは過ごした。
だから、ベナンに男としてのプライドなぞ存在しなかった。彼が求めたのは魔術師としての自分だけ。
そんなベナンが始めて与えられる感覚に、戸惑い怖れていた。
首を振ってエイダの口をもぎはなすと、ベナンは身を少し起こして後ずさった。
「エ、エイダ?」
そんな彼に、目を喜びに融かしたサッキュバスが迫った。
「ベナン、怖がらないで。ほら」
ベナンの手がとられ、サッキュバスの胸に押し当てられる。
ベナンの手から背に快感が走った。
泣き出したくなるような柔らかさ、懐かしさすら感じる弾力、そして指に優しくからみつく白い肉。
手が張り付いたように放せなくなり、そんなベナンの顔を見て、サッキュバスは誇りとうれしさを溶かし込んで笑う。
「これからは、これはベナンのだよ」
サッキュバスは凍り付いたように動きを止めたベナンのもう一方の手をとり、空いた胸に導いた。
ベナンの両手が埋まると、サッキュバスはびくりと震え、甘い吐息と声を吐き出す。
「たまらない。ベナンが私を、求めてくれている」
サッキュバスの濡れた瞳からベナンは目が離せなくなっていた。
妖しい目に突き動かされて、思わず指を動かし、その感触に白く脳髄を灼かれてベナンはうめく。
サッキュバスの手がベナンの着衣を脱がしていき、ベナンのたくましいとは言えない体が現れる。
それでもサッキュバスは悩ましい吐息を漏らして、胸をすりつけ、首筋に舌を這わせた。
「ベナン、ベナン! 私のベナン。……寂しかった。いつかきっとベナンが迎えに来てくれると思ってたのに」
「……エイダ」
サッキュバスが彼の名を呼びながら、体をまさぐり、ズボンを下ろしていく。
ベナンの脳裏で小さな声が、このエイダは化け物だ、目を覚ませとささやいていた。
だが、既に彼の心は折れていた。裏切られる前から疲れてはいたが、裏切られて、何かが折れていた。
彼をつけねらうひどく粘ついた悪意、冷酷だった王宮、続けてきた隠忍自重、断ってきた人の交わり。
澱のように疲れがたまり、ベナンに対する手は込んでいるがげすな殺し方が、最後の何かを折った。
「エイダァッ!」
死の甘やかさと安らぎに心を浸らせながら、彼はサッキュバスを抱き寄せる。
サッキュバスの胸を覆うわずかな布をはぎ取り、現れた乳首に、無心に子供のごとく吸い付いた。
顔を押しつけ目を閉じて、幼くして別れた母を思い出すかのように、サッキュバスの胸を愛した。
その頭を紅潮した顔のエイダがかき抱く。
ベナンのズボンをはぎ取ると、色の薄い陰茎が立ち上がった。
青臭い匂いにサッキュバスの体が喜びに震える。
「ベナン、初めて?」
「……」
否定の答がないことに、エイダの顔が一層の喜びで輝く。
エイダは何かに突き動かされて、天をつく陰茎の上に腰を定めた。
自らの陰部を覆う布をはぎ取ることすらせず、ずらすだけで済ませて、食らうがごとく腰を一気にさげる。
ベナンと相対して座るがごとき体勢で、尻を男の腰に淫猥にめり込ませ、陰茎全てを飲み込んでなお女陰をベナンの根元の肌にこすりつける。
女の経験が無いベナンにたまろうはずがなかった。もっとも経験があっても同じだったはずだ。
熱く淫靡にからみつくサッキュバスの中が二度ほど彼の陰茎を舐めあげ締め上げただけで、ベナンはたまらず放った。
小さく叫び、射精感を感じながら、ベナンは腰を振った。
だが何より狂ったのは、エイダだった。
快楽が腹から脳にダイレクトに突き刺さってエイダの中で暴れ狂った。
だが脳だけが狂ったのではなく下腹も狂っていた。
意図せずにエイダの女陰は、ベナンを吸い続けた。膣は喜びのあまりベナンの陰茎と融合しかねないほどに巻き付いてうごめいた。
ぐにょりと下腹で子宮が動いただけで、愛液が噴いて声が漏れた。背骨を絶え間なく快感が昇降した。
足も手も勝手にベナンに巻き付けて、抱きしめた。
頭はと言えば、息をすることも忘れて絶叫し、脳裏で絶え間なく破裂する白い火花に目がくらみ、自分にはまりこんでいる陰茎がどうしようもなく愛しくなった。
「ベナン!好きぃ! 放さない! 絶対に放さない!」
エイダにはそれが人であった頃の感情なのか、サッキュバスとしての感情なのかわからなかった。
ただわかっているのは、この男を決して離さないことであり、こんなに素晴らしいベナンの子種を、一滴残らず自分の体に収めることだった。
今、ベナンの子種を取ろうとするものがいたら、大悪魔だってエイダは引き裂くつもりだった。
長く黒い尻尾もあますところなくベナンの体に巻き付かせて、意識せぬままベナンの肛門をつつき、優しくもぐりこませる。
萎えかけていたベナンの陰茎が、前立腺をつつかれて、中で硬さを取り戻し、エイダの体はさらなる喜悦にたたき込まれた。
震えるように内臓を突き上げるベナンの動きが愛おしかった。
胸に吸い付いて懸命に吸いたてるベナンが、たまらなく愛おしかった。
のしかかってくるベナンにあわせて、エイダは下になって背中を付け、羽根を精一杯伸ばした。
「エイダ……ごめん……また……また……」
くぐもった水音を響かせながら腰を打ち込んでいたベナンが、顔をしかめて、体を震わせる。
中で出される感覚とともに、またもや下腹部に熱い快感が爆発的にわき起こって、脳天まで揺すられる。
「ベナン、ベナン、ベナーーーーーーーーーーーン」
エイダは手をベナンの背中にまわして全力で抱きつき、足をベナンの足に蛇のように絡ませた。
そしてその大きく広げた羽根でベナンを余すところ無く包み込み、二人は黒い固まりになった。
下腹が自分の意志とは無関係に蠢き、ベナンの精を吸い、陰茎を絞っては嬲り、喜びにうねっていた。
吸われていくベナンの目が焦点を失い、声を失った口はただエイダの名の形に動かすのみとなる。
その口が欲しくなって、また自分の体を這い回っていないことにかすかな不満も覚えて、エイダはまた口づけをした。
ベナンの全てはエイダのものだった。
ベナンが苦しげに腰を動かし、体を震わせて精を放つのをみて、魂の底から満足を覚えた。
自らの皮膚という皮膚がベナンの体に吸い付くのを感じて、自らの中にベナンを溶かし込みたいと思った。
だからベナンの全部を吸おうと思った。
体も命も魂も感情も快楽も、全部を腹の中に吸い込んで、永遠にベナンと共に生きようと思った。
青白い顔で震えながら射精するベナンに、エイダは魂からの喜びに震える笑顔をみせた。
「ベナン、私の中に来て」
その言葉と共にひときわ強く、エイダの肌が、胸が、唇が、子宮が、膣が、尾が、羽根が、手足が、ベナンを吸った。
エイダの中でごぼりという感触がすると共に、ベナンが白目を向いて、体から急速に力が抜けていく。
対照的にエイダの体には、はじけそうな喜びと快楽が走り、その中で一つになれるという達成感がわき起こった。
「ベナン、愛しているよ」
それは意志ではなく、体と魂が言わせてつぶやきだった。
紛れもないサッキュバスの笑いを浮かべて、エイダはもっとも愛しい男の残り全てを吸い始めて……
支援
頭を全力で殴られ、目から火花が散った。間をおかず誰かにベナンを引きはがされて、エイダの腕の中に冷たい空気が流れ込む。
「馬鹿者! 吸い殺す前に事情を聞き出せと、あれほどいったであろうが!」
頭に残る鈍い痛みと引きはがされた寂寥感に戸惑いながら、エイダは己を殴った人物を見上げた。
怒りと呆れをない交ぜにしたラミィが、腕を組んで憤然とエイダを見下ろしていた。
「あー、ラミィ様、こりゃ駄目です。逝っちゃってこそいませんけど、根こそぎ吸われて、重症です」
お供のサッキュバスが引きはがされたベナンを調べて報告するのを聞いて、エイダは弾かれたように体を起こした。
「え? そ、そんな、まさか」
「何がまさかだ。おまえが自分でやったのであろうが」
二人の視線の先で、死人同様の肌色でピクリとも動かない魔術師が横たわっていた。かろうじてしている息ですら時々止まりかけている。
「ベ、ベナン! しっかりしてぇぇぇぇ! ごめんなささーーーい」
ベナンに駆け寄って揺すぶるエイダにラミィは肩をすくめる。
「まったくこれだから成り立ては目が放せん」
「どうだ? ……その様子では失敗したか」
声と共に扉を開けて、ルースが入ってくる。
「ああ。案の定だ」
「何が案の定だ。淫魔というのは、吸い殺すしかできん馬鹿揃いなのか?」
ラミィの言葉に、ルースでも他のサッキュバスでもない、しゃがれた老人のような声が悪態をついた。
「ルース?」
「キマイラ達だ」
ルースの目配せと共に、のっそりと小山のような大きさの獅子と山羊と蛇の合成生物が入ってきた。
それだけでいきなり部屋は狭くなった。
「言っておくが、まだ殺してはおらんぞ」
見上げるラミィの抗弁にキマイラは鼻で笑った。
「口がきけぬのであれば同じことじゃろが」
「いずれ時間がたてば、回復する。それよりもこんなところまで来るとは、どうかしたのか?」
非を認めず傲岸に言い返すラミィにキマイラは獅子の顔を歪ませた。
それを見て、ルースが助け船をだした。
「侵入者がかなり弱体化した。今はコカトリスに手間取っている。キマイラ殿は理由を知りたがっている」
「それで?」
「同胞を六人も一気に屠ってくれたときと、今との違いは一つ、魔術師が居ないと言うことなのじゃ」
そう言うと、キマイラはエイダに抱き起こされた魔術師をみた。
「あれが?」
「そのようじゃな」
何とも気まずい雰囲気が流れる。エイダが怯えた顔でキマイラとラミィとルースを交互に見た。
「ま、仕方あるまい。死んではおらんのだからなんとでもなる」
ラミィの鉄面皮な放言に、キマイラは嫌みで返した。
「わしらとしては、早く理由をはっきりさせたいのじゃ。魔術師が原因と決め込んで、またあんな被害を出すのはごめんなのじゃよ。
ま、お主らができんというのなら、吸血族に頼むわい」
「なんといった、キマイラ殿?」
「お主らにできんのなら、あの死にかけの魔術師をわしらに渡せ。吸血族にしもべにしてもらえば死にかけでも問題はないからな」
「……あのきざったらしい「蚊とんぼ」どもに出来るのは、トマトジュースの味見と貴族ごっこだけだ。
どうせ頼んでも、まずい人間を吸いたくないとか、美少年しかいやだとか、いけ好かない貴族言葉とでかい態度で戯言抜かすだけだろう。
それともキマイラ殿はいぬっころのように奴らのわがままの相手するのが好きだとでも?」
ラミィの口からすらすら出てくる吸血族への罵倒に、キマイラはすこしたじろいだ。
彼らから見れば、サッキュバスもヴァンパイヤも似たような生きものだったのだ。
「まあ、キマイラ殿、まるきり手がないわけでもない。それで我らが駄目ならば、キマイラ殿の思うようになさればよいと思うが?」
険悪な雰囲気になったラミィとキマイラにルースが割って入った。
「ふむ、インキュバスに堕とす? 死に近い今なら出来なくはないか。だが枷はどうする?」
「エイダを斎主にたてればそれが枷になるだろう? 幸い、侵入者の進みは相当に落ちている。儀式をやっても間に合うんじゃないか?」
キマイラが引き下がって去った後、ルースとラミィで手早く打ち合わせが行われた。
きらりと目を光らせたラミィが、エイダに向いた。
「……失敗を取り返してもらうぞ? 出来なければ、あの男を私直々に吸い殺す。私への愛を誓わせて、おまえの記憶なぞ快楽で彼方に吹き飛ばしてな」
「は、はい、ラミィ様」
「ふん、運が良かったな。あれをインキュバスにすれば、おまえ達は滅びるまで共にいられる。……そう言うのを魔界の絆というのだ。
全てに見離され、魂が魔に堕ちてもなお、やさしい闇でつながる愛のことだ。……魔界の女なら誰でもあこがれる」
それだけを言うと、ラミィはエイダに背を向けた。
「儀式補助を行うものをこれから呼ぶ。手が離せないものはその旨を申告しろ!」
指示を出しながら、去っていく後ろ姿を見て、エイダは深々と頭を下げ、そして膝の上に横たえたベナンに長い口づけをした。
マンティコアが屍をさらしたその側で、女達は荒い息をついていた。
金髪の僧侶が苦痛に顔を歪ませながら、全員に治癒魔法を掛けていく。
銀髪の女戦士は剣にすがって、水を飲んでいる。
オレンジ色の髪の女盗賊が、重い足取りで矢と投げナイフを拾い集めていた。
そして黒髪の女騎士は呆然とマンティコアを眺めている。
「たった一匹でこれとはな……」
しくじりがあったわけでも重大な不運があったわけでもない。
ただひたすらに相手が固く敏捷でやっかいな魔法を唱えてきただけだった。
「撤退が必要か……」
「しかし……セルディア様、……奴の死体を……確認……しませんと」
息を整えようとしながら上申するディーナは、しかし誰がどう見ても限界だった。
セルディアを見る女僧侶フィリアの顔も、魔力が残り少なくなっているために、青くやつれ気味だ。
明るく快活な女盗賊リオンですら、口数が少なく重苦しい表情をしている。
パーティの誰もが痛感していながら、あえて口に出さない事があった。
それをセルディアは、少しだけ喜ばしく思うと共に、大いに悔いてもいた。
(ベナン、貴公がいてくれればな)
謀殺までしておいて勝手すぎるその思いにセルディアは自嘲の笑みで唇を歪める。
迷宮内で仲間と争う者は死ぬ、そんなベナンの言葉を痛切に思いだした。
依頼主はベナンの首を要求していた。
だがそれを求めてこれ以上このフロアをさまようのは危険だった。
セルディアの心が決まる。
「……残念だが、これ以上は無理だ。この扉を開けて見つからなければ、一旦ここを出よう。
そして魔術師を加えて、もう一度探索に来ようではないか」
「……このフロアのレベルに対応できる魔術師に心当たりあるのですか?」
リオンの言葉に、セルディアは首を横に振った。
「それも残念だが、今は無いな。しかしこのままでは全滅する」
「仕方ありませんね。撤退すべき時に撤退する勇気も必要です」
金髪の女僧侶がため息をつきながら言うと、銀髪の女戦士が唇をかんだ。
「よし、小休止を四半刻。その後に扉を開け、結果がどうあれ、帰る」
セルディアの指示に誰もが肯き、次の瞬間、背を向けていたセルディアを除いた三人が目を見張った。
振り返ったセルディアの視線の向こう、薄暗い通路にローブをまとった魔術師がいた。
やぼったい黒髪、高くも低くもない背に、やせぎすな体。
そして茫洋としてとらえどころのない目。それは確かに少し前まで彼女達の後ろにいた魔術師だった。
悠然と魔術師は歩み寄って、彼女達はさらに驚くことになる。
翼をはやした女達、サッキュバスが魔術師を取り巻き、迷宮の闇の向こうから爛々と目を光らせていたのだ。
「……ベ、ベナン!」
女騎士の驚きの叫びに、魔術師は立ち止まり、無言で深々と一礼をした。その所作は以前と何ら変わらない。
「それは、その魔物達はなんなのだ!」
二十は超える数、おそらく三十も超えようとする人数のサッキュバスが嘲笑の笑いを浮かべて女騎士達を取り巻いていた。
詠唱をするでなく、爪をのばして振るうわけでもない。
サッキュバス達は緊張を全く見せずに腕を組み、壁にもたれ、仲間に寄りかかっている
およそ敵対しているものが遭遇したとは思えない弛緩した態度だった。
一つだけ共通しているのは、目に玩弄の光を浮かべていること。
どのサッキュバスも女騎士達をいつでもどうにとでもできるといわんばかりににやついていた。
茫然自失から立ち直り、女騎士の一行がそれぞれ武器を構えても、サッキュバス達はなんら態度を変えなかった。
「ベナン! 答えよ! これはどういうことだ!」
「……セルディア様、お選び下さい」
ぼそっとつぶやくベナンの声も以前と変わらない。胸元の鈎裂きはディーナの突きによるものだろう。
「武器を捨てて降るか、それともここで死ぬか」
驚愕が女騎士達を打ち、すぐに怒りが取って代わった。
「この死に損ないの裏切り者がぁ!」
剣を振り上げて渾身の突進を、銀の女戦士は敢行した。
女騎士達に息を飲ませた突撃速度は、だがベナンの手で光球が輝くのを見て、悲鳴と絶望にかわった。
ディーナの姿が光球に飲み込まれ、中空に跳ね上げられる。
迷宮の天井に激突して、ボロクズのように地面に落ち、動きを止めた。
「……ディ、ディーナぁぁぁぁ」
女僧侶が悲鳴を上げながら、神罰の呪文をつむぐ。それは習得にかなりの修行を必要とする僧侶攻撃呪文だった。
だが、詠唱は突然とぎれた。
それに気付かず、金髪の女僧侶は声なきまま唱えきり、当然発動に失敗した。
驚きで声を上げようとして、ようやく自らだけ音を無くしたのに気付く。
女僧侶は呆然とした顔で何かをつぶやいたが、それも誰にも聞こえなかった。
女盗賊が姿を消しても、サッキュバスも魔術師も、なんら変わった動きをしなかった。
だからリオンは嗜虐の笑みを浮かべ、陰に隠れて魔術師に背後から近寄っていた。
バックアタックは彼女の師にあたる男に、もっとも褒められた技術だった。
やがて眼前にローブ姿の背中が迫り、リオンの笑みが深くなる。
けれどもその笑みはすぐに消えた。あとわずかというところで足が動かなくなったのだ。
「そう、あなたがベナンを刺したんだ?」
魔術師の側にいた黒髪で優しい顔のサッキュバスが、女盗賊に振り返った。浮かんでいたのは優しく邪悪な闇の微笑み。
近寄ってきたサッキュバスの細く白い指が動けない彼女のオレンジ色の髪をもてあそび、手櫛ですいていく。
恐怖に駆られ、短剣を振り回そうとして、リオンは手まで動かなくなっていることに気付き、腕をみた。
凍り付いていた。
足から肩まで白く濁った氷が分厚く張り付いていた。その氷が彼女の肩を這い昇り、鎖骨を埋め、首を取り巻いた。
「た、助けて……寒いよ、……助けて、ベナン」
白い息を吐き、引きつった笑顔を浮かべながらあがった命乞いが、唐突に終わる。氷が頭の先まで覆い尽くしていた。
サッキュバスが、凍り付いて中空で固定されたリオンの髪の毛をピィンと指で弾いた。
「ベナンの優しさに感謝してね? つららで串刺しもできたのよ?」
その間、魔術師は一切振り返らなかった。
そして仲間達がやられていくのを、セルディアは呆然と見ていた。
呪文を封じられた女僧侶が、メイスをもって駆け出し、極太の雷撃呪文に直撃され、静かに倒れ伏した。
「……ふ、復讐だと……言うのか」
セルディアの声が、構えた剣と同様に、だらしなく震えた。
だが魔術師の言葉は淡々とつむがれた。
「武器を捨てて降るか、それとも死か」
暫時の沈黙後、セルディアは叫びだした。
「頼む! ディーナやフィリアは助けてやってくれ! 私はどうなってもいい!」
感情を見せなかった魔術師が、戸惑ったような沈黙を返す。それをセルディアは好意的反応ととった。
「私はこの者達を愛している! 初陣から共に戦ってきた者達なのだ! 復讐というなら私を好きにするが良い!」
セルディアは剣を捨てた。魔法合金製の鎧を外し、籠手も具足も外した。
下着同然の姿になって、魔術師がなんの反応も示さないのを見て、彼女はさらに手を動かした。
服を全て脱ぎ、局所も胸も隠さず、ベナンの前に立ちはだかる。
その顔には女としての計算と好意と捨て身が入り交じっていた。
「私をおまえのものにするがいい! 戦場で負けた女の処遇を知らぬほど子供ではない」
誇らしげに胸を持ち上げ、淫靡な表情を作ってから、魔術師のほうを見て、セルディアは衝撃を受けた。
魔術師が既に背を向けていたのだ。
彼女に興味を示したふうもなく、その手に黒い髪のサッキュバスを抱き寄せて、去っていくところだった。
「ベナン!」
「ベナンくんはこれからエイダちゃんとしっぽりお楽しみタイムなわけ」
叫んだセルディアの前に、サッキュバス達が押し寄せる。
「女の子が大好きなんだって?」
「女の子は射精してくれないからつまんないだけど、まあベナンくんが言うから遊んであげるよ」
「ね、おちんぽ付ける気はない? ふたなりになって男も女も楽しむのって面白いよ?」
「馬鹿ねぇ、この娘はちんぽ嫌いなんだから、女の子といちゃついてるんでしょ」
「ひぃ!」
悲鳴をあげて下がろうとして、セルディアは柔らかい肉に押し返された。
振り返ると、そこにもサッキュバスがいた。
「まあ、まずは指でたのしもーよ」
その言葉と共に、胸がつかまれ、膣に持ち主が別々の人差し指が数本差し入れられた。
肛門にも複数の指が入り込み、口にも指が突き入れられ、へそにも指が押し入れられる。
濡れていないから痛いはずなのに、複数の手で胸が揉みしだかれ、体の中で縦横無尽に指を動かされ、セルディアは瞬時に達した。
「やだー、おしっこもらしてるー」
「やっぱ、女の子大好きなんだねー」
「女の子同士はいっぱい楽しめるんだから、これぐらいで終わりじゃないよね」
目を魔性の光で光らせてセルディアを嬲るサッキュバスに囲まれながら、セルディアの意識はとぎれていった。
しえん入ります?
本日はここまで。
投下GJ
黒いは暗いはで絶望的な作品だというのに、いや、それゆえに引き付けられるものがある。
あなたが神、いや、悪魔か!?
なんと言うか……魔界の絆と言う言葉が、
妙にやさしく響いてる感じがするな。
投下GJ
エイダ暴走娘っぷりとルースとラミィのラブラブっぷりで話の重さがかなり緩和されとるますの
ルースはインキュバスになっても苦労人性が抜けないなw
GJ
これ以上の言葉は見つからないよ
GJ
このスレ的には主人公とパートナーが堕ちるのが
ハッピーエンドになるんだなw
GJ
俺この話好きだなぁ
エロパロ板はたまに神が光臨なさる
続きに期待GJ!
GJ
盗賊ざまあwww
盗賊は髪はじかれて粉々になったの?
爽快爽快
騎士以外の女3人ざまぁ…
ってスレ住人みんな黒すぎだろwww
まぁ俺もそんなサキュバススレが大好きなんだが
ラミィとルースがラブラブなのが嬉しい
前回のもそうだけどエロ以外も深く描写されてるから、すごく楽しめる
中出しされるとますます愛しくなるっていう設定がツボだ
エイダかわいいよエイダ
八千発吸った頃からもっと愛しくなぁった。
一億と二千発吸っても愛してるぅ。
愛しさ故に総て自分の中に取り込む
何その俺のサキュバス理想像www 愛を以て男を吸い殺すとか壺過ぎますから。
超Good Job!
才能に嫉妬
一見黒いけど基本的に酷い目に遭った挙句に
あるのかないのか微妙な尊厳すらブチ砕かれるのが
アホなスイーツなんで暗さはさほど感じずに痛快ですらあるな
第3夜いきます。NGはタイトルで。
GJたくさんありがとうございました。
暗いが少しばかり広めの部屋には、毛足が長い獣毛のカーペットが敷かれ、ばかでかいベッドがあった。十人はゆうに寝られる大きさである。
そのベッドの上で女の肉の塊がうごめいていた。暗い中で蝋燭の光に、汗が浮いた女の肌が照らされ影を作る。
複数の尻、複数の乳房、複数の太腿に複数の腕。十数人はいるサッキュバスが四人の女に体全てを密着させてひたすらに犯していた。
指を入れ、乳房を押しつけてこすり、太腿で挟み、足で刺激した。
舌はサッキュバスも人間も区別せずに舐めあげ、唇は吐息とよがり声をひっきりなしにあげている。
人間の女達は悲鳴をあげ、体を震わせ、小便をもらしては、のけぞって絶頂に何度もたっした。
それを何度も何度も続け、失神しても新たな快楽で起こされることを繰り返す。
射精が無い永劫の快楽がなおも続くかと思われたとき、変化が起こった。
部屋の扉が開いたのである。
魔術師が入ってくると、サッキュバス達は鳥が一斉に飛び立つように舞い上がり、魔術師に群がった。
ベッドには愛液と唾液で顔も体も濡れ光らせ、髪の毛まで濡れそぼった、女騎士達が取り残される。
放り出された彼女は、安堵の表情を浮かべて、力なく自らの体を横たえた。
サッキュバス達は、魔術師を取り囲んで、体をこすりつけながら口々に訴えた。
「ベナンくん、ごほうび! ラミィ様の命令で媚薬も塗り込んどいたよ」
「そうそう、頑張ったんだから、エイダばっかりかわいがってないで、私もごほうび」
「ねぇ、せめてあの娘達にちんぽつけてよ。精液ないと、欲求不満でおかしくなるよ。いつまでも終わらないし」
「私は作り物のちんぽよりベナンくんの生ちんぽでどくどくだしてくれたほうがいいなぁ」
「うん、それ賛成」
口々に訴えるサッキュバスにベナンは優しい笑顔を見せ、頭をなでてていった。
「すいません。なんかキマイラさん達と調整が手間どっちゃったらしくて」
「おまえ達! ろくに働きもしないくせに、精液ねだろうって根性がさもしいぞ」
相変わらず謝るベナンの後ろからラミィがやってきて、群がってくるサッキュバス達を一睨みした。
「だってぇ、精液もらえないとしんじゃいますぅ」
「もー、力でませーん」
「女の相手って退屈ですぅ。男プリーズ!」
「えーい、うるさい! もう少しまたんか!」
きれたラミィの一喝に、サッキュバス達が散り散りになり、遠巻きにラミィとベナンをうかがう。
それを完璧に無視して、ラミィはそのままのびてしまった女達の前に歩み寄った。
「で、どうするつもりだ? これ」
ラミィは入り口のベナンを見ると、顎で女達を指し示す。
「殺したくはないのですが……」
「殺されかかったのに? おまえも酔狂な奴だ。それともこの女達の誰かに、惚れておるのか?」
「いえ。ただ、やり残した事があるのです。そのために彼女達には手伝ってもらえるとありがたいだけで」
にやつくラミィにベナンは真顔で否定した。
「やり残したこと?」
「ええ」
ベナンがセルディアに歩み寄って助け起こす。
目から光を失い半覚醒の状態でセルディアはベナンのなすがままに抱き起こされた。
「それで迷っているのですが、堕とさないならば、この人達をキマイラに譲らなければいけないのですね」
「奴らは犯して奴隷にして引き回して見せしめにしたいと言っておった。
しかし別に生かしておくことにこだわる必要はないぞ。復讐で殺しても問題はない。
新鮮で損壊が少ない死体は人気が高いのだ。霊を喚んで死姦で遊べるからな」
ベナンがため息をついた。
「やはり、堕としたほうがいいのですか?」
「するのは構わんが、私とルースは手伝わないぞ。こいつらを堕とすことは、今、必須ではないからな」
ラミィのすげない言葉にもう一度ベナンはため息をついた。
「つまり、やるなら私が彼女達を引き受けろと」
「当たり前だ。最近、私も忙しくて、ルースとあまり楽しめてないのだ。なのにどうして必要のない『娘』を増やさねばならん?
ルースや私の『娘』はもういらん。さっきの通り、手も回らんしな。
むしろ、おまえをインキュバスにしたのだから、おまえの『娘』にしてもらわんとこっちが困る」
ラミィはそういうとウィンクした。。
「まあ、インキュバスに成り立ての男は、皆臆病だよ。人間の考え方が抜けないからな。だがおまえはもはや人間ではない。
望むならこの女どもにおまえをインキュバスの力で焼き付けてやればいい」
「ラミィ様?」
にやりと笑いながら、ラミィは寝転がる女達をみつめた。
話ながらも手を休めないベナンによって、彼女達はベッドの端に寄せられ、着ていた衣類を上から掛けられて、局所と胸を隠されている。
「男が醜い、男が嫌いと言っておった女達だ。二度と人間の男と出来ないようにインキュバスの呪いを刻め。
そうすれば、少なくとも、人間の男相手の処女は、守られるぞ? それでこやつらの望みも叶うというものだ」
「無茶苦茶ですよ、ラミィ様」
あきれながら言うベナンにラミィはあざ笑った。
「無茶苦茶なものか。なんなら魔界の雌ナメクジをあそこに入れてやってもいいんだぞ?
そうすれば男相手の処女を守るのも簡単なものだ。尻の穴にいれておけば水代わりの女の液と餌になる糞があるしな。
休みなく楽しめて、男いらずで、文句も言わずに奉仕してくれる。人間なら干涸らびるまでナメクジと遊べるな」
なにげにひどすぎることをさらっと語るラミィを、ベナンは驚きの目で見守り、やがて顔を引き締めた。
「……それがサッキュバス流の解決法というわけですか?」
「ああ。男いらずの女が増えれば、我らのところにより多くの男がまわってくる。ベナンもそこにいる奴らの相手をしてやることができる。
すると欲求不満の『娘』が減り、命令を聞いてくれるようになり、私は楽になるというわけだな」
ラミィはそういいながら四方からベナンをうかがうサッキュバスをぐるっと眺め回した。
ベナンもまた彼を遠くから物欲しげに眺めるサッキュバス達をしばらく見て、やがてポツリとつぶやいた。
「すみません、彼女達をどうするか、もう少し考える時間を下さい」
「ふふっ、まあそんなに真面目に考えずに、インキュバスの力、存分に楽しめ。やればわかるものだ」
ラミィはにやつきながら、悩むベナンの肩を力強く叩く
ベナンはただ困ったような顔を続けた。
四人が横たわっているところから少し離れてベナンはベッドの上に座り、しばし逡巡していた。
ラミィとサッキュバス達は既に去っている。
寝息以外物音一つしない部屋の中で、ベナンは腕を組んで考え続けていた。
ベナンの背を音を立てないように入ってきたエイダがそっと抱いた。
「その人たちの意志を無視して犯すのが嫌?」
「……インキュバスとしては失格だろうけどね、人の時のやり方とか考え方はそんな急には変わらないよ」
「ベナンは優しいね。……じゃあね、私が魅了して操って、外に放り出してあげようか?」
「エイダ?」
「ラミィ様には私が謝っておくから。ああ見えても結構話わかってくれるのよ。それに、この人達のことどうでもよさそうだし」
エイダがふっと笑みをこぼし、すぐに真顔にもどる。
「でもラミィ様から聞いたんだけど、ベナンはやり残した事に、この人達を使うんだって?
ね、それってそんなに悩んでまで、どうしてもしなければいけないこと?」
その言葉にベナンの顔がこの時ばかりは厳しくなった。
「……やらない方がいいかもしれない……そんなことだよ」
「ベナンが望むなら、私の出来ることはなんだってしてあげる。だから……一人で悩まないで、ね?」
背後から顔を寄せたエイダがベナンに唇を重ねる。
「エイダ……また、君の中に入りたい。君に包まれたいんだ」
疲れた顔でベナンはエイダの舌を無心に吸った。
「うん、もう私はベナンのモノだから」
エイダはベナンの前に仰向けに寝転がると、両手を伸ばしてベナンを誘う。
すぐに服を脱いだベナンは、エイダの腕の中に滑り込み、唇を重ねた。
そのまま前戯など全くなしで、ベナンの長大で太いものが、エイダの中に押し込まれていく。
インキュバスにさせられて、陰茎は凶悪な外見を持つようになったが、エイダへは微塵も痛みを与えることはなかった。
形を変え、膣の粘膜を柔らかく押しながら、まるで形が整えられたようにはまりこむ。
「あはぁ、ベナンのが私の中にもどってきたぁ」
入れただけなのにすでに融けきった目で、エイダはベナンを抱きしめた。
ベナンは腰をあえて動かさずに、エイダを抱き上げて、対面座位の形にうつった。
エイダの羽根が広がり、ベナンの背を覆う。
いっしんに口づけを交わしながら、二人は腕で足で羽根で固く抱き合い、柔らかで豊満な胸が男の胸板につぶれながら密着する。
「エイダ、もっと奥に入りたい」
「うん、全部、奥まで」
膣の中で肉棒がさらに伸びた。湾曲する膣壁に沿って、一度も擦られたことのない粘膜を撫でるように伸びる。
長さの関係で普通であればいかなる肉棒も蹂躙できない真の意味での処女壁である奥の壁を、ベナンの陰茎は優しく丁寧にこすりあげながら伸びていった。
「うあ……ほぉぉぁぁぁ、お、奥がぁぁ……あついぃぃぃぃぃ」
目を見開き首をのけぞらせたエイダの口の端から涎が銀色の糸を引いて滴った。
しかし本人の状態とは関係なく、伸びていく陰茎を引き留めようとせんばかりに、膣壁がぞうきんを絞るようにからみつき、ベナンに腰が抜けそうな快楽を送り込む。
「ぜ、全部、エイダの全部を……」
自らを引き絞る膣壁に逆らって陰茎は伸び、先端で子宮口を軽く叩くところまで達し、ついにそこまでの全ての膣の空間を埋めた。
「ベナン……直接……かけて……」
腰を一度も動かしていないにも関わらず、二人の腰はエイダの愛液で濡れそぼり、二人とも荒い息をして全身を紅潮させていた。
「愛してる! エイダっ!」
名状しがたい侵入感、腹の奥まで犯された実感をエイダに与えながら、陰茎先端が子宮口を押し開けてかり首をこじ入れ、しぶくような勢いで子宮に精液がぶちまける。
「……くぁっ……かっ……はっ……」
エイダが白目を向く。腹と脳裏が白い爆発したような快感に襲われたのだ。
喘ぎ声どころか、息すら出来ずに、体を震わせ続ける。
射精はえんえんと続いた。次から次へと噴出する精液が、子宮の天井にぶっかけられ、快楽の爆発は一つ一つが認識できないまま連続して続き、やがてエイダは意識をホワイトアウトさせた。
やがて射精が止まり、陰茎は子宮口にはまりこんだまま少しだけ柔らかくなった。
幸せそうに気絶したエイダをベナンは丁寧に寝かし、陰茎を抜かないまま髪をなで、エイダに体重を掛けないように側に寝ころんだ。
がさりと物音がしたのは、そんな時である。
ベナンが見上げた先に、セルディアがベッド上に膝立ちでいた。全裸でサッキュバス達の体液で皮膚をてからせたまま、だが目だけが暗い光を宿していた。
「その女を抱いて、私を抱かなかったのは、私が抱くに値せぬ女だからなのか?」
開口一番に出た言葉はそれで、ベナンは驚いてエイダから離れて身を起こした。
「覚悟を決めた敗者を自ら蹂躙する気もないほど、私を蔑み、嫌っているのか?」
「何を言っているのです? あなたを陵辱して私に何の得があるというのですか?」
ベナンは当惑していた。迷いの原因をセルディア自身が否定してしまい、とても心外だった。
「あなた達は、私をそして男性を嫌悪しています。聖処女竜騎士団に属していることもあります。だから彼女らに任せたのです。
殺されかかったとしても、私があなたを犯すことは、やりすぎです。そんな復讐は誰も幸せにしません。
むしろ痛みを与えず殺す方がまだ慈悲があるのではないですか?」
ベナンは初めて真剣に向き合って、セルディアに説いた。卑屈さも対立を回避する逃げも忘れて、セルディアの暗い目を見据えて語った。
「それに殺されかかるのは、初めてではありません。復讐したこともです。だから私は知っています。
怒りに駆られて復讐しても、残るのは何もありません。それどころか間違った復讐ややりすぎた復讐は、新たな怨恨を産むだけです。
セルディア様達は、失礼ですがただの手先です。剣を捨てさせ、やる気を失わせれば、それでいいのです。犯すことも殺すことも余計なのです」
語るベナンの目に、再び疲労と空しさが漂い、それを見ていたセルディアの目から暗い色が落ちて、そして優しい色が浮かび始める。
「……セルディア様、私を死んだことにして、騎士団にお帰り下さい。首が欲しいというなら、そこらの死体から似たようなものを持たせます。
それで、全てを忘れて終わりにしましょう。私もあなた達を忘れます」
ベナンは口を閉じて、セルディアを見つめて、そしてまたもや驚く。
いつも厳しかったり表情を消していたり嘲笑を浮かべていたりしていたセルディアが、透明で憑き物が落ちたような笑みを浮かべていたのだ。
「私は、あなたに完全に負けた」
セルディアは、ベナンの顔が触れんばかりの距離に近寄って、真正面に座った。
「何もかも負けた。誇りも度量も技術も女としても」
「セルディア様?」
「騎士が謀殺の手伝いなどと、命を受けた私が馬鹿だった。女の体で誘って事を終わらせようとしたのはもっと愚かだった。
だが、ベナン殿」
セルディアの微笑みが、より優しくなった。だが妖艶な色も混じり出す。
「私はあなたに忘れられたくはない。忘れて終わりにされれば騎士として女として、立つ瀬がなくなる」
「セルディ……」
ベナンの唇にセルディアの唇が重ねられ、そのままベナンはゆっくりと押し倒された。
柔らかくしがみつくセルディアにベナンは呆然としたまま、されるがままになった。
「私には手も触れず、あの女にだけ心を寄せて、忘れて済ませようなどと……、それでは私が惨めすぎる。
ベナン殿は、人として魔術師として確かに優れておるが、女の扱いはご存じないな」
唇を離したセルディアが、ベナンに甘い恨み言を言うのをベナンは信じられない気分で聞いた。
思わず罠を疑い、ベナンは厳しい目でセルディアの体や辺りを見回す。それを見てセルディアは笑った。
「ふふふ、そんなに身構えなくてもいい。確かに今回も色仕掛けだが……」
言葉を止め、ベナンの手を股間に導く。そこは既に潤みきり、滴りさえしていた。
「挑発ではなく、……本気だ」
挑むような目つきで迫るセルディアにベナンは焦った。
「セ、セルディア様! お待ち下さい! 今の私は、人ではありません。インキュバスなのです」
ベナンの言葉で、セルディアの顔がぴたりと止まり、ベナンは内心で安堵した。
「あの毒刃は、確かに効いて私の命を奪いかけたのです。
それをエイダが、――サッキュバスなのですが――、私をインキュバスに堕とす事で助けてくれたのです。
だから私と交われば、セルディア様もサッキュバスに堕ちます。ご好意は嬉しいのですが……」
実を言えば、相手をサッキュバスに堕とさないやり方にベナンはまだ自信が持てなかった。
成り立ての上に女性経験が少ないベナンは、対象への影響を「魅了」から、「堕とす」までを使いこなせる自信に乏しかった。
ラミィが楽しめという意味は、ベナンのインキュバスとしての力の使い方をマスターしろという意味もあった。
セルディアはベナンの言葉を聞いてしばらくの間、そのままでなにか考えていたが、やがて一つ短くため息をつく。
「今さら人の身のまま、騎士団に戻ってなんになる。……また、新たな汚れ仕事を押しつけられるだけであろうよ」
「セルディア様?」
「あなたが言ったではないか、我らはただの手先と」
ベナンは、セルディアの目に自嘲と悲しみの光が宿ったように思った。
「その通り、駒だ。我らは便利な捨て駒だ。……それでも騎士団と、誓って掲げた剣のために戦ったが……。
そのあげくが、魔術師一人を色仕掛けでたぶらかし、謀殺する任務だ」
一滴、セルディアの頬を涙が伝う。
「ベナン殿、どうか、敗者に慈悲を。……淫魔に堕ちてもよい。……いや、私にはそれがふさわしい」
また一筋涙が伝い、やがてそれは小さな流れとなって、ベナンに滴り落ちる。
わずかな沈黙の時間を挟んで、ベナンは指でセルディアの涙を拭くと、体を入れ替えて、セルディアを組み敷いた。
「セルディア・デュ・ミルドレッダ……、私はあなたを蔑んだことも醜いと思ったこともありません。
ただ、世には触れるのがためらわれる美しさというものがあります。
決して、蔑んでいるわけでも、嫌ってるわけでもなく、ただただ触れて損ないたくないがゆえに触れるのをためらうのです。
はっきり言えば私は臆病なのです。だから何も出来なかっただけです。……でももうためらいません。あなたを奪います」
「あ、あああああ、ベナァァァァァァン」
ベナンの目に、覚悟と喜びとそして優しい獣をみて、セルディアは泣いた。
「先に謝っておきます。私はインキュバスとして未熟ですから、与える快楽の手加減が出来ません」
その言葉と共にセルディアの局部に太く固く熱いものが滑り込んだ。
「あああああ、やっとぉぉ、やっとぉぉぉぉぉ」
男を知らないはずの膣を満たしていく肉に、セルディアは涙を流して歓喜した。
その肉がずるりとうごきながら、さらに奥に入ってくねり、媚薬によって無性に熱くうずいてたところをごそりと削りこそげ落とした。
途端にセルディアの頭の奥で、無音の炸裂が起きた。
女陰の中でベナンが動いてくねる度に、背筋を雷が昇降し、腰が跳ねて、意識せず体が反り返った。
「ひぃぃあああああ、うわぁぁぁぁぁ、くるぅぅぅぅぅぅ、ふかいのがぁぁぁぁぁ」
快感によって瞬時に宙に浮いたセルディアの意識に、分厚く巨大な暗黒がせまった。それはかつてないオルガスムズの塊だった。
「こわいのぉぉぉぉ、変になるぅぅぅぅ、なっちゃうぅぅ、こわれるこわれるこわれるぅぅぅぅ、ああああああああああああああ」
セルディアの意識の外で反射的に足の指が強く曲げられ、手が硬く握りしめられる。
足首も肘も脱臼しそうなほど伸ばされ、ベナンの腰に巻き付いた足が痛みを感じるほど締め付けた。
美しい黒い瞳の瞳孔がすっと縮まり、顔から表情が消える。愛液が小便のごとく吹き出て、ベナンの股間を濡らした。
反り返った体から唐突に力が抜け、ベッドに倒れ込む。
力なく横たわるセルディアの体からサッキュバスの証である黒い羽根や尻尾は出てこず、ベナンは安堵のため息をついた。
そして陰茎を抜こうとして、腰にしっかりと巻き付いたセルディアの足が離れていないのに気付いた。
そっと外そうと試みたが、足はがっちりとベナンの腰を締め付け、容易に外れない。
「ん、これは……」
困ったベナンの腕が引かれて、ベナンはベッドに倒れ込んだ。
「ベナン様は何をしておられるのだ?」
「え?」
ベッドに寝ころんだベナンの目の前で黒髪黒目の麗人が笑う。
「まだ、私の中に放っておられないではないか? サッキュバスにもなっていないが?」
「……セルディア様?」
「セルディアと呼んでいただきたい。……様を付けられると、距離を置かれているようで胸が痛む」
「……あの?」
「私の子宮は、ベナン様の征服に値せぬのか? サッキュバスにするに値せぬか?」
「……どうしたのですか?」
尋ねるベナンの胸を、セルディアは上目遣いでもじもじと指でついた。
ベナンはそれを何か妙にかわいく感じてしまい、倒錯感に囚われる。そんなベナンに構わずセルディアは言葉を続けた。
「ベナン様以外は……どうでもよくなってしまった」
「……はい?」
「なにか、立ちこめていた重い雲が去り、晴れ渡った空のような気分なのだ。私は本当にくだらないものに囚われていた。
ベナン様に、誠心誠意お仕えする、それだけで充分なのだと気付いたのだ。なのにベナン様は、まだ私に冷たい」
「え、ええ?」
「わ、私の胸を好きに嬲り、腹の中に思う存分出していただけないのは、私への罰なのだろうか?」
「罰? そ、そんなことは。……どうしたというのです?」
セルディアの唐突な変化に戸惑い、ベナンは魔術や呪術の痕跡を探った。だがなにもない。
「そうか、ベナン様はまだ私を信用されておられぬのだな。……だが、無理もない。我らのしたことを考えれば……」
セルディアは、体を起こすとベナンの上に乗り、上体を倒して、足をベナンの足に絡ませた。
そしてベナンの胸の上にそっと頭をのせ、幸せそうに目を閉じ、語り始めた。
「ベナン様、私はあなたを怖れ、しかし頼っていたのだ」
その語り口は、様づけ以外はいつものセルディアだった。ベナンは黙って腕でセルディアをそっと抱いた。
「初めて会ったときは、こんな任務、すぐに片がつくと思っていた」
『タワー』で紹介されたとき、彼女達は顔で笑いながら、目が笑っていなかったことをベナンは思い出していた。
別にどうってことはなかった。信頼とは、術をつむいで作るもので、外見で作るものではないと信じているからだ。
「迷宮の中層に入って、気がついた。剣の走りが格別冴えたわけでもないのに、魔物を容易に倒せることに」
魔術師とは、元来そうあるべきだ。ベナンは心の中でつぶやいた。
生き延びるための、魔術の使い方というものがある。魔術師が死ぬときは、魔術の過信が原因だと師は常々語っていた。
例えば派手な魔法は反撃を集めてしまう。協調を欠けば、魔術師は魔物に対して裸同然の状態になる。
魔法を無効化する方法は珍しいものではなく、魔法を跳ね返す術すらも存在する。
ゆえに術は、仲間の剣を鋭くし、守りを厚くし、動きを速くし、敵に全力を出させないことを優先する。
敵を倒すためではなく、ミスや不幸な偶然を乗り越えて、仲間を生き延びさせ、自分も生き延びるのが、目的なのだと。
例えどんなに膨大な魔力があろうとも、このことを意識して術をつむぐべし。
それが魔術師の心得と、師はこの言葉を事あるごとに繰り返し、ベナンは修行でこれを血肉とした。
だが師の方針は一定の支持を集めるも少数派ではある。なぜなら世間から評価されにくいからである。
世間は、派手な魔法で敵を一掃する魔術師を好む。わかってくれるのは、剣をふるう玄人のみ。
色々と苦労をしていると思われるこんな女騎士のような人たちだ。
「それに気付き戦っていくと、いままで戦ってきたどんな時よりも、安心することが出来た。
守られている感覚が、とても嬉しくて、そして……怖かった」
セルディアが言葉を切った。
「あなたを殺さなければいけなかったから」
ベナンは何も言わなかった。
「このような恐るべき術者を怒らせれば、我々は殺される。かといって殺さなければ、我々が……」
「まさか命をなさざれば死あるのみ、ですか?」
こっくりとセルディアはうなずいた。
「聖処女竜騎士団などどいっても、内部は我らに謀殺の命を下すほど腐っている。正義、団結、純潔の誓いが聞いて呆れる。
だがそれが現実で、命に違えば、難癖を付けられ、死地におくられるか、自害を強いられる。
それでも私だけが死ぬのならまだいい。だが、ディーナとフィリアは、死なせたくなかった」
「ディーナさんが言ってました。絆があると」
「うむ。だからベナン様、あなたを軽蔑して殺そうと思った。卑しい醜い男だと断じて殺そうと思った。
卑怯な殺し方をしなければならなかったから、あなたに憎まれ軽蔑され、我らもあなたを死んで当然の男として殺したかった。
……尊敬すべき、そして愛するにふさわしい男と認めれば、殺せなくなる。
あなたを認めれば、我らこそが真に卑しい女達であることに耐えられなくなる。だから、だから!」
ベナンは自らの胸にまた熱い滴が滴るのを感じた。そっとかわいそうな女騎士の頭をなでる。発すべき言葉はない。
「……でも、もうそんなことはいい。やっとこうして抱き合える。
あなたがサッキュバスのものになってしまった時には、絶望したけれども、でも……こうして抱いてくれて……ありがとう。
私はあなたのものだ。偉大なる魔導師殿。純潔と共に……体の全てを捧げる。
私の腹をあなたで満たしてくれ。私はあなた共に闇に堕ちたい」
その言葉と共にセルディアの胸がベナンの手に覆われて、セルディアは心が喜びに満ちるのを知った。
はまりこんだ陰茎が優しく強くセルディアの中で動き出す。
先ほどとはまったく違う優しく温かな快感が、腹と胸から足へ手へ広がり、脳髄に染み渡っていく。
声を上げるよりも唇を重ねたくなって、ベナンの首を抱きながら、舌を絡ませあう。
ベナンの上でセルディアの腰がはげしく踊った。
だが、足も手も胸も唇も、そして見つめ合った目も離れることはない。
セルディアは自らの中が奥の奥までベナンに肉で満たされていく事に、激しく喜びながら安堵した。
脳裏を快感に灼かれながら、手足も胸も腰も温かいものがあふれ、魂が満たされていく喜びをセルディアは初めて知りつつあった。
セルディアの子宮口をベナンの陰茎が貫いた時、彼女は頭も体も心も魂も全てが白く燃え上がる感覚に襲われた。
やがて、奥の奥まではまりこんだベナンがぶるりと震え、セルデイアの膣と子宮を揺らす。
来ると彼女が思った瞬間、ベナンの体液がしぶき、子宮の壁を叩いた。
熱く言葉に出来ない快楽と幸せが、セルディアの下腹で無数にはじけ、染み通っていく。
快感にむせび泣く声がでたことすら自覚できなかった。喜びの涙が滝のように滴ったことなど知ろうはずもなかった。
ましてや、背から黒い羽根が生えたことも、尻から黒い尾が伸びたことも、犬歯が牙のように尖ったこともわかろうはずもない。
ただ温かさは限りなく温かく、満たされるべきは、どこまでも満たされ、
……そうしてやっと、セルディア・デュ・ミルドレッダは、自分が居るべき場所に行き着いたことを知った。
「セルディア様に何をしたぁぁぁぁ!」
「セルディア様ぁ!」
抱き合って満足げに体をすり寄せるセルディアの髪を手で撫でていたベナンは、いきなりむしゃぶりつかれた。
セルディアにではない。
それは銀髪の女戦士ディーナとすけるような金髪の女僧侶フィリアにである。
腰も定まらずよろめきながら近寄って、倒れ込みつつ、それでも彼女達はなんとかセルディアを突き飛ばして、ベナンから引きはがした。
だが、後が続かない。サッキュバスに塗られた媚薬が効いていた。
目だけを敵意に光らせて、やっとのことで体を起こし、二人の女はベナンをにらみつける。全裸であることも忘れて。
少し驚いたベナンは、だがすぐに落ち着きを取り戻し、二人を落ち着いた目で見据えた。
「……彼女は……彼女には堕ちていただきました」
少しだけ言いよどんだ後、ベナンはかすかに口を歪ませて、言い切った。
女二人の目が怒りでつり上がり、そしていきなり快楽で融ける。
翼を仕舞って外見は人間に戻ったセルディアが背後から両腕で二人のそれぞれの胸を覆ったのだ。
セルディアがどのように手を動かしたかはわからない。だが、ディーナとフィリアは魔法にかかったように顔を紅潮させ体をくねらせてもだえた。
「心配するな。私はおまえ達を見捨てたりしない。ほら、こんなに愛おしいぞ」
セルディアはのけぞったディーナの胸の先端をついばみ、フィリアの股間に手を差し入れる。
「はぁぁぁぁぁ、セルディア様ぁぁぁぁぁぁ」
「セルディア様、ひゃああんん、セルディア様ぁぁぁぁぁぁ」
泣きながら二人の女は体をくねらせ続け、そんな彼女らにセルディアは手で愛撫を行いながら、両方にキスを降らせていく。
ベナンの目から緊張が消えて、苦笑いが浮かぶ。
「じゃあ、セルディア様?」
「セルディアだ。……どうしてそんなに水くさい呼び方をするのだ?」
ディーナやフィリアと戯れていたセルディアが、ベナンの呼びかけ一つに、本気で傷ついた目をして、にらみ返した。
「あ、えーと、せ、せ、……そのセルディア?」
「はい、ベナン様?」
頬を染めてなにかもじもじをセルディアは返事をした。しかも両脇の女達への愛撫はいっこうに止めずにである。
ベナンはわき上がるむずがゆさを必死に押さえ込んで、ぎこちない笑顔を浮かべた。
「ディーナさんとフィリアさんはお任せしてよいですね。私は……」
「だめだ! ベナン様、この娘達も私と同じに」
ベナンの額をたらーりと冷や汗が流れ落ちる。
精力に不安とかそういうものではなく、ディーナやフィリアのこれまでの態度を考えての話だった。
自らを心底嫌っていそうな女を犯すというのは、ベナンにとっては苦行である。
ベナンの征服欲は、魔術や未知の事柄などに向き、サディズムは女を喜びでとことんまで舞いあげる方に向いていた。
泣いて嫌がる女をどうにかする、そういう性癖をベナンは持ち合わせていなかった。
だからこそ、インキュバスになったのに、セルディアを犯す前に悩むようなインキュバスとしてはおかしな神経をしているのである。
黙り込んだベナンを見てセルディアが興味深げに笑い、二人から手を離した。
「あああ、セルディア様ぁぁぁ」
「いやですぅぅぅ、どうしてぇぇぇ」
突然の中断で苦しむ二人にセルディアは悲しげな顔を見せた。
「すまぬ。だがベナン様が、おまえ達はいらぬとおっしゃられる。私だけでよいと」
途端に、とんでもなく凶悪な視線がベナンを射抜いた。
「ラメインの砂漠も、リングラーの激戦も私はセルディア様にお供したというのに!」
「全てが凍り付いた冬のルーデンでも私達は体を寄せ合って生き延びました」
「「なのに、なぜ、私達がここで捨てられるのですか?」」
二人の声が重なって、ベナンの耳を貫く。その怒気にベナンは顔をしかめたが、セルディアは気にした風もなく受け流した。
「仕方あるまい。ベナン様はおまえ達を好いておられぬ」
セルディアの説明に銀と金の女のすごい目付きが、一転して優しくなった、表面だけ。
ベナンにとっては、余計に嫌な目だった。
「ベナン様はなにか考え違いをしておられる」
「ほんとうに」
そういうと女二人が笑顔を浮かべ、寄ってくる。ベナンはぜんぜん嬉しくなかった。
「お三方に絆があるのはわかりますが、堕とすことは別問題です。
セルディアは特別です。お気持ちを頂きましたから。答えなきゃいけないと思いましたから」
その言葉で二人はぴたりと止まり、泣きそうな顔でセルディアに振り返った。
「ベナン様は律儀だな。側女の一人や二人構わないと思うのだが?」
セルディアが少し困ったといわんばかりの顔をする。
「その一人や二人の側女の子供だった私は苦労しています。
王であればまだしも、一介の男が、気持ちがあるならともかく、軽い気持ちでそういうものを作るべきではないでしょう」
そう言いながらベナンはセルディアと交わす会話の奇妙さに倒錯した気分を感じていた。
これではどっちがインキュバスなのかわからない。
「ともかく……」
「この者達もベナン様に対する気持ちはあるぞ?」
頭を振って会話を打ち切ろうとしたベナンをセルディアは遮った。
「ディーナ、おまえはベナン様に挑発した後に限って、よく乱れていたな?」
二人の後ろからセルディアの手が尻を滑り降りて、女陰をおおった。
派手な水音が上がり、銀髪の女戦士の顔一面が紅潮する。
「ベナン様に無理矢理されるところを思っていたのか?」
顔をそむけた動作とは逆に、股間から銀の筋を引いて太腿を滴が垂れ落ちていく。
「抗うことも出来ずに組み敷かれて、叫びをあげて、そう、私もおまえと共に、犯されて……」
水音が重く淫らになり、ディーナはただ尻を振るわせながら、なすがままになっている。
セルディアがそれを満足そうに確認すると、呆然としているベナンをちらりと見て、フィリアに目を移す。
「フィリア、おまえも挑発を嫌がらなかった。むしろ襲われそうな役目を良く引き受けていた」
うつむくフィリアの顔はすでに紅潮している。
「ベナン様をよく口でけなしたが、しかしベナン様を避けないどころか、ベナン様の近くにいることが多かったな?」
「ああっ、そ、それは」
女僧侶は首をふってイヤイヤした。金髪が顔にまきつきさらさらと流れる。
「そして、ベナン様の着替えをいつも見ていた」
「え?」
フィリアの股間でも水音が湧き、ベナンは思わぬ事を指摘されて、まじまじとフィリアを見た。
直視されたフィリアは顔を手で覆ってしまったが、股間でうごめくセルディアの手ははねのけられなかった。
「私もだが、この者達は男に慣れていない。なのに今回のような仕事になって、いろいろとあなたに過剰反応をしてしまった。
……私の未熟故だ」
セルディアがベナンに頭を下げる。
「ディーナ、フィリア。私がついている。そしてベナン様ならなにも問題はない。魂が震えるような快楽を下さる」
そうして頭をあげた後、セルディアが二人の手を己の股間に導いて触れさせると、二人の目が驚きに丸くなった。ベタベタに濡れ、滴りさえしていたのだ。
「……三人で愛されて、三人で快楽に溶けよう。ベナン様の魔術に守られ、ベナン様の懐で三人固まって眠りにつこう。
ずっと、三人で……」
ぞくりとベナンの背になにかが走った。女達のどろどろに溶けきった目がベナンを捉えたからだ。
ベナンが事態の理解に努めようとしている間に、寄ってきた女達の手がベナンを捉え、またもベッドに押し倒される。
「ちょ、ちょっと!」
「我らは色々と非礼なことをした。ご奉仕で少しなりとお返しをしなければな」
「……先ほどからずっと気になっておりました。これがセルディア様の中で……」
「こんなに熱くて、こんなに太くて……すごく長い」
いつのまにか、ベナンの陰茎が再び立ち上がっていた。そしてディーナの言葉に自らがずっと全裸であったことにベナンは気付かされる。
ベナンを押し倒した三人が、ベナンの下半身に顔を集めた。
まず真ん中のセルディアがなんの迷いもなく、先端を口に含みなめ回す。嫌悪どころか陶酔の表情を浮かべていた。
そのセルディアの唇にキスをするかのようにディーナとフィリアが唇を寄せ、セルディアの唇ごと先端を含んだ。
ディープキスとフェラチオをごったまぜにしたような動きで三枚の舌が陰茎と女の唇をはいずり回った。
そんな二人の様子に満足したらしくセルディアが笑みを浮かべ、またもや両脇の女達の尻に手を伸ばす。
淫靡な水音が先ほどより深く激しく起こり、女達は腰を振りたくってもだえる。
そして女達も小さな声を漏らし、一心不乱に陰茎と唇と舌をまとめて舐めあげながら、それぞれセルディアの尻に手をのばした。
やがて三つの尻を激しく震わせながら、尻の間から起こる盛大に水音が鳴り響くようになった。
「くうっ……、どうしても……三人一緒に堕ちたい……というのですか?」
責めれて快感に煽られながら、ベナンは三人を見つめる。
答は、完全にただれて溶けきった目だった。
ベナンの迷いは消えた。
セルディアがディーナを背後から羽交い締めにした。といってもディーナは潤んだ目でされるがままであったが。
仰向けに寝ころんだセルディアの上でディーナもまた仰向けになって腕をおさえられ、セルディアがからみつかせた足で太腿を大きく開脚させられていた。
「これでもう、おまえはベナン様にされるがまま」
耳元でセルディアにささやかれると、ディーナは頬を染めた。しかし抗おうとは決してしない。
それどころか、胸を這ったベナンの舌に体をびくつかせて、小さく喘ぐ。
側に座って反対側の胸を舌で責めていたフィリアが、そのまま舌を滑らせ、ベナンの舌に自身の舌を絡ませながらベナンが愛撫していた乳首を一緒になって舐めた。
二枚の舌による攻めで、ディーナははや、腰をがくつかせた。
サッキュバスに塗り込まれた媚薬が、ディーナを限界付近までに追いやっていたこともあった。
時間をあまりおかず、ディーナが泣き叫び始めた。自らの虚を満たして欲しいと泣いて乞うたのである。
「ディーナ、あなたがこんなにかわいい人だとは知りませんでした」
ベナンの言葉と共に、ディーナの望んでいたものが入ってくる。
陰茎を一度も入れたことのなかったはずなのに、自らの中を優しく熱く固く押し広げられる感覚だけでディーナは絶頂に達した。
それが指ではとうてい届かない奥まで入り込んでくるので、腰がたまらなくうごいてなすすべもなく再度絶頂に至った。
入ってきたものが、敏感すぎる膣壁を、特に叫び出しそうな快感が走るざらつく特別なところを、こそぎあげて出入りすると、ディーナは訳がわからなくなった。
下腹で、腰で、背筋で、胸で、脇腹で、熱い快感が生まれて消えないまま次の快感がおおいかぶさり、大波となってディーナを翻弄した。
そんな銀髪のディーナをうらやましそうに見ながら、ディーナの脇腹を舐めていたフィリアは、突然腰を抱えられた。
見るとベナンがフィリアの腰を持ち上げ、フィリアの体をディーナをまたがせて、うつぶせにかぶせるように置いた。
尻をベナンに向けて、ディーナの上にのったフィリアは惑乱する銀髪の戦士に唇を奪われる。
テクニックもなにもなく舌をいれて吸うディーナに応えながら、後ろを確認しようとして、フィリアもまた貫かれた。
毛ほどの痛みもなく、ただ入るべきところに入り、埋まるべきところを埋める、そういった当然さで、肉はフィリアの中に入ってきた。
訳のわからないまま、フィリアは爆発した快感に背をのけぞらせて、目を見開き歯を食いしばった。
「いろいろと情けないですが、これでもインキュバスですので」
ベナンが笑う。それは覚悟を決めた笑い。そして新しい術を始めてみせるときのはにかみの笑い。
股間から二本目の陰茎が生え、フィリアを貫いていた。さらに三本目が生え、ディーナの尻の下に潜っていく。
「あああああ、入ってくるぅ、そんなぁぁ、何かがはいってくるぅぅぅぅぅ」
ディーナを満足そうに、そして切なさそうに見ていたセルディアが、顎をのけぞらして喘いだ。
もう一度自らを満たしてくれることを切望していたセルディアの中に、ベナンの肉が滑り込んだのだ。
またもや湧いた充実感と喜びと快感がセルディアの疑問を押し流していく。
「……あなた方三人を、……私で……つなぎました」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「ひぃぁぁぁぁぁかかかか」
言葉と共に、三人の中にはまりこんだ肉が同時にずるりと奥まで突き入れられ、女達は綺麗に揃って声をあげた。
妙なる楽器のごとく、ベナンの腰の動きでリズムをとって、揃って声をあげていく。
「あなた方の……三人の絆を……犯しますから」
女達がその言葉で、耐えきれぬように互いの体を固く固く抱き合う。
涙を流し、だけど心の底から安心した表情で、快楽に身を任せて、体をうごめかせる。
「ディーナ、はぁぁぁ……フィリア……くはぁぁぁぁ、ずっとずっと……はぁ……ベナン様と共に……」
「うれしいぃぃぃ、ディーナとぉぉぉぉ、セルディア様とぉぉぉ、ベナン様にぃぃぃ繋がれたのぉぉぉ」
「繋がれたままぁぁぁぁぁ、一緒にぃぃぃぃ、堕ちますぅぅぅぅぅ」
ベナンは三人の尻を抱え、奥の奥まで突き込み、三人の中でベナンの肉が奥まで伸びる。
満たされた上にさらに満たされることを知って、二人の顔が未知の快感へのおそれで歪む。
そんな二人をセルディアが抱きしめた。
さらなる突き込みで、ベナンの肉は、同時に三人の子宮口にはまりこんだ。
「うはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「あああああああああああああああ」
「またぁぁぁ、またほしぃぃぃぃぃぃぃ」
どくんと一つ大きな拍動を下腹で感じた後、下腹の中で爆発するぬくみと快感で三人は狂乱した。
ディーナは白目を剥いて、声もなく体を震わせ、そのまま気を失った。
フィリアは、ディーナの腕を血が出るほど握りしめた後、そのまま固まって気絶した。
セルディアは、おこりのように体を不定期に震わせ、涎を垂らしながら眠った。
やがてフィリアの背が破れ、黒い羽根が広がる。ディーナの背からも黒い羽根が生え、セルディアの羽根と絡まった。
尾は、すでに他の二本とからみついて、よじった一本の紐のごとくベナンの腰に巻き付いている。
ベナンは尾をゆったりともてあそびながら、女達の子宮にただひたすら精液を注いだ。
丸みを帯びた女達の尻を愛で、背中や二の腕に舌を這わせながら、拍動のままに精液を撒き続けた。
陰茎の拍動が小さくなっても女達の髪をいじりながら、悠然と女達の中に止まった。
最後の拍動からしばらく経って、ようやく陰茎を引き抜き、女達から離れる。
「ごめんよ」
そう言うとベナンは振り返り、後ろに静かに控えていたエイダにキスをした。
「……少し妬けるわ」
ベナンは弁解せず、エイダを抱き寄せると丁寧にキスをした。
そして、その隣に無言で座っていた少女、リオンに目を向けた。
しえん
「あたしを犯す? それとも殺す?」
全裸であったがリオンは悪びれることなく、ベナンの目をまっすぐ見据えて言った。
「いいえ。あなたは逃がしてあげます。どこへでも行くといいでしょう」
ベナンは首を振った。
「お人好しだね。あんたを騙して信用させた上に背後から毒剣で刺したのよ?」
「それであなたを殺せば、あるいは犯せば、私にとって何かの帳尻が合うとでも?」
斜に構えた笑みを浮かべて言い切ったリオンにベナンは逆に尋ねた。
リオンの顔がこわばり暫時沈黙がおちる。
やがて頭をうなだれさせたリオンから小さな声が漏れてきた。
「復讐……したいとか思わない?」
「あなたもしょせん、暗殺の道具です。道具を壊しても暗殺者は別の道具を探すだけです」
ベナンの身も蓋もない言葉に、怒りを浮かべたリオンの顔があがる。
「わ、私だって好きで道具をやってるんじゃない!」
「でしょうね。使い捨て扱いでしたから」
残酷すぎるベナンの言葉に側にいたエイダのほうが悲しそうな顔をした。リオンはただまたうつむいただけ。
「念のために確かめておきますが、盗賊ギルドからの派遣というのは嘘ですね?」
またもや落ちた沈黙に臆することなく淡々とベナンは話を進める。
「元ギルドに属していた探索者くずれのクソ野郎に仕込まれただけ。仕込まれついでに犯されたけどね」
「だから、彼女達とは違い、あなたは男を知って本当に男を憎んでいるんですね」
眠っている三人をちらりと見てベナンは続けた。
こくりとリオンは肯いた。
「……ちなみに聞いておきますが、その男とは髭を生やしたキザな中年男だったりはしないですね?
少年も少女もどっちも好きな上に、彼らを痛めつけるのが好きで、おまけにある女侯爵の愛人でもあるという」
ベナンの言葉を聞いていたリオンの目がまん丸に見開かれる。
それは、言葉以上に雄弁な返事だった。
「なるほど、それで彼に指示されたのですね。
親しげに近づいて背後から刺せと。間抜けでお人好しの魔術師だから、多少術がうまくても怯えるなと」
続くベナンの言葉にリオンはただ息を呑むだけだった。
そのベナンの目に、また疲労感がたゆとう。怒りを欠いた憂いと悔いと疲れは魔術師を老けたように見せた。
「ならば、私があなたに刺されるのは、……やっぱり甘さのせいというわけですね」
深々と重いため息をベナンは吐いた。エイダがベナンに寄り添い、そっと手を握る。
「あ、あのクズ野郎を……」
「知っています。彼の睾丸が片方つぶれているのはご存じですか?」
驚きに口を震わせるリオンに、ベナンは憂鬱な光を目に漂わせながら、力なく笑った。
「タワーに行く前、私が握りつぶしました。彼は私の母の弟でして、王族を犯してみたいと私を襲ってきた時にやりました」
エイダとリオンの顔に驚愕の表情が浮かぶ。それに構わずベナンは続けた。
「愛人の女侯爵には、私より三つ下の息子がいます。その息子は私より少しだけ王位継承順位が低いのです。
それが酷く気に入らなかったようで、王宮にいた頃は卑しい女の息子といって虐められたものです。
その通りだったので誰も助けてくれませんでしたけども。
ところがどう転んだのか、……母に似て、顔だけはよろしかったからでしょうね。
叔父上が女侯爵に取り入りまして、私は和解という名目で女侯爵の屋敷に連れ込まれました。
後はリオンにはわかるでしょう?」
呆然とした顔のままリオンは力なくうなずいた。
「犯される寸前で、エイダのお母さんの連絡で助けが来ました。たぶんそこで私は一生分の運を使い果たしたんですね。
素っ裸で私を押し倒していた叔父は、助けに来た戦士に剣を突きつけられて硬直しました。
その時、やるべきではなかったですが、私はここぞとばかり復讐をしました。幼く無謀で我慢が足りませんでした。
母の弟だから命まではとれなかったんですけど、全てに怒っていたのです。
私は命乞いをする叔父の睾丸を蹴り潰したのです。今思えば、中途半端でやる必要のない復讐でした。
それ以来、彼らは逆恨みをして、私を何度か暗殺しに来ました。暗殺者を返り討ちしたことだってあります。でも、なんにも変わりません。
命を狙い返したこともあります。叔父が土下座して許しを乞うた一週間後に、送り込まれてきた暗殺者が無関係な人まで巻き込みました。
国が滅びたら滅びたで、ここぞとばかりに暗殺者を送り込んできました。
女侯爵の息子を王家の血筋をひく正当な後継者として立てたんで、私が邪魔になって、余計に本気になったんですね。
私も気をつけていたつもりですが、まさか迷宮の探索途中で謀殺を試みるとは思いませんでした」
ベナンが言葉を切ってリオンをあらためて見据えた。
「結局、彼女達もあなたも、元から捨て駒だったんですよ。……いや、彼らにとっては自分以外はみな誰も捨て駒ですけどね。
……探索もせず、戦にも加わらないから、こんな馬鹿な手まで……。他国の下級貴族の身内まで巻き込むなんて
ほんとうに、彼らは……。ここまで愚かだとは……。叔父上、ヴェスティエ侯爵……」
ベナンは額を押さえて嘆く。その言葉にエイダの眉が動いた。
「ヴェスティエ侯爵……。そう、だったんだ。……だからなんだね」
「エイダ?」
ベナンとリオンが、涙を流し始めたサッキュバスの顔を驚いてみた。
「魔が襲ってきたあの日、近所の人を率いて町を脱出しようとした母を、侯爵の家来が邪魔したわ。
侯爵の脱出の盾になれ。時間稼ぎなれって。下賤なものは高貴な我々のために死ぬのが最上の奉公だと。
抗議した母を、女侯爵の部下が無礼討ちにして、私達は逃げ遅れて……」
涙しながらたんたんと語るエイダを見ながら、顔を蒼白にしたリオンが首を横に振る。
「あ、あたしはただ、成功すれば、もうあの野郎の相手をしなくていいって言うから……」
ベナンとエイダの目に、炎のような怒りはない。どうしようもない悲痛が有っただけだった。
「それで、あなたはサッキュバスになったんですね」
エイダはうなずいた。
言葉にならない悲哀がベナンとエイダに流れ、やがてベナンの声に厳しさが表れ始めた。
「復讐に意味など無いと思っていました。復讐しても何も生まないってわかっていました。
でも、復讐が頭から離れないのです。あの時、命を捨ててでも叔父と女侯爵をこの手で殺したかった。
エイダ、それが私のやり残したことです」
「なるほどな」
突如扉の方から声がした。それは不敵な笑みを浮かべて半分ほど開いた扉に寄りかかったラミィだった。
「たいした紳士だ、ベナン。復讐の制限は確かに必要なことだ。やりすぎの復讐は身を滅ぼす。その通りだ」
話を切り、ラミィは笑みを深くした。
「だが、魔と人はいくさの最中。敵を殲滅することは復讐ではない。人に魔の恐怖を刻み、気概をへし折るのは、魔の正義だ。
それにそのようなクズは、我らが名をあげるのに絶好のカモだ。存分にやるがいい」
「ラミィ様……」
呆然とするベナンにラミィは真顔で断言する。
「もし、おまえがやらぬというなら、私がやる。老若男女一切構わず吸い尽くし、恐怖の伝説を作って見せてやる。
なに、男を吸いたくてうずうずしているのは、そこに山ほどいるからな。どうする?」
ラミィの指す扉の開いた隙間からは、サッキュバス達の爛々と光る目が無数にあった。
ベナンはしばし驚いていたが、やがて決意の色を浮かべて首を横に振った。
「いいえ。これは私の復讐です。ラミィ様といえど、これだけは決して譲れません」
それは対立を避けてきたベナンの本当に久しぶりの対決と拒否だった。
だが、ラミィは怒りも不快感も表さなかった。ただ満足げな笑いを浮かべただけである。
「よかろう。指揮はおまえがとれ。魔術の極意、特等席で見せてもらうとする」
それだけを言うと、ラミィは出て行き、扉が閉まる。
沈黙が落ち、やがてベナンがポツリとつぶやいた。
「リオン、あなたはどこへでも行きなさい。もう語るべき事はありません」
「次に会えば、女のあなたでも命尽きるまで犯して吸うわ。行って全てを忘れて修道院でも入りなさい」
わずかに敵意が籠もった固い声でエイダが続け、二人が立ち上がる。
目覚めていた三人のサッキュバス達が二人に寄り添う。
甘いときは過ぎたとばかりに、五人は無言で戦意をみなぎらしながら、服をまとっていった。
そして着終わった五人の淫魔がリオンに目も向けもせず部屋を出て行こうとして、リオンはたまらず叫んだ。
「待って、お願い! あたしにも、あたしにも何かできることを手伝わせて!」
魔術師が振り返りもせずにつぶやく。
「これからは悪夢の時間です。淫魔ならぬ人の身で出来ることはありません」
「じゃあ、あたしも犯してサッキュバスにして! あたしだけが、罪を償うことも復讐することも出来ないなんてイヤだ!」
「リオン、これまであなたは男に復讐してきたじゃない」
金髪の女僧侶だったサッキュバスが笑う。
「淫魔に堕ちて、なんの罪を償う?」
銀髪の女戦士だったサッキュバスが嘲る。
「我らは愛と絆で再び結ばれた。だからベナン様の赴くところに我らも赴くだけのこと。だがリオン、おまえには何がある?」
黒髪の女騎士だったサッキュバスが、鋭く問う。
リオンは大きく深呼吸して目を閉じた。サッキュバス達は、影のごとく静かに答を待った。
やがてゆっくりとリオンの目が開けられる。
「あたしの復讐、間違っていた。ベナンに氷づけにされて、ベナンに暗殺の道具って言われて気がついた。
あたしが男を憎み、ベナンを男だからって刺したことが、それ自体があいつの思い通りになっていることだってわかった」
「それで?」
エイダが続きをうながした。
「あたしの復讐はベナンを愛すること、愛して守って幸せになること。
償いはサッキュバスになること。男を憎みながら男を受け入れて殺すサッキュバスがあたしにはお似合い。
だから、ベナン」
再びリオンは、目を閉じ、手を組んで、審判を待った。
「あたしを、堕として」
リオンは、なんの曇りもない心で待った。いつも心にわだかまった悲しみと自己否定が嘘のように消え去っていた。
不意にすぐ前からベナンの声がした。
「リオン、男を憎んでいてはサッキュバスにはなれませんよ。サッキュバスは人間の女より激しく深く男を愛する魔界の女だそうです。
……そしてあなたに言われて私も気付きました。私のあなたへの復讐は、男を憎む心にこそ行うことを。
陳腐な言い方でしょうが、悦びを教えましょう。そして堕ちたのなら、共に征きましょう」
目を開けたリオンの前にいたのは、茫洋とした目の優しい魔術師。
そして誇り高き女騎士が気品有る笑顔を浮かべ、銀髪の女戦士が怜悧ながら爽やかな目で彼女をみつめている。
金髪の女僧侶は慈愛を込めて微笑み、黒髪の女性は優しい顔でベナンに寄り添っていた。
リオンは自らをベッドに倒すベナンの手に嫌悪を感じなかった。
優しく重ねられる唇に安堵すら感じた。固くこわばった何かがほぐれていき、解放感をかんじていた。
胸を這う手が、柔らかな快感を呼び起こした。自らの乳房を嫌っていた心がいつの間にか消えていた。
胸の先端がそっと吸われ、驚くほどの悦びが体にあふれ、涙すらにじむ。
彼女は、男以上に自分の女である体を嫌っていた。けれども、今は女であることを許せた。
胸を吸うベナンを見ていると胸の中に温かいものが湧いた。愛しいんだと自覚するとさらに温かくなった。
「ベナン、かわいいね」
「抱きしめたくなるでしょ、おっぱいを吸ってるベナンを見てると」
優しい黒髪のサッキュバスが寄ってきて、そう言いながらベナンの頭をなでた。
リオンは肯いて、ベナンの頭を胸に抱く。
ぞくぞくするような愛しさがさらに湧いて背筋を降り、リオンの股間を熱くした。
リオンはその初めての感覚におののいた。
ベナンの手が脇腹をくだる。またぞくぞくするような感覚が湧いてリオンは身をよじった。
脇腹の手が舌に代わり、ベナンの頭が降りていく。
股間を熱くする感覚が続くようになり、とろりと何かがこぼれるような感覚をリオンは股間で覚えた。
(濡れ……た?)
その感覚が消えぬ間に、ベナンの手が股間を這い始めた。
思わず足を閉じようとして、鋭い快感がわきおこり、反射的に足が開いた。
一番敏感なところに舌が這い、ついばまれて吸われた。
胸のほうに伸びてきた両手が、胸をおおい、乳首をつまむ。
「つぁっ! ……ふわぁぁぁぁん」
声が漏れるともうどうしようもなくなった。
股間の舌に操られるように腰が浮いて震えてしまい、乳首をもてあそぶ手によって容易に太腿が動いてしまう。
「ああああん、っはうぅぅぅ、……ひゃぅん、……あんあんあんああああん」
音を立てて愛液をともに陰核が吸われ、リオンの頭が白いスペークを起こす。
「あはあ、あああああいいぃぃぃぃぃぃぃぃ」
叫びと共に腰が跳ね上がって、踊り狂い、唐突に落ちた。
全身が脱力し、荒い息をつくしかできないリオンの頭がベナンに優しくなでられる。
「リオン、あなたを堕としますから」
再び、この上なく優しいキスが与えられる。入ってくる舌ですらゆっくりと丁寧で、リオンはもどかしくなり、舌を自分から重ねた。
そんなリオンの中を肉がスムーズにゆっくりと埋めていく。
それはリオンを奪った男とは全く違う、気遣いと愛にあふれた熱い肉だった。
膣が震えるような熱い感触があふれ出て、下腹を浸し、脊髄を駆け上って、濃密な快楽の頭への噴出となった。
いつもの冷え冷えとしたおぞましさではない、腹の底からの熱い歓喜はリオンの心の何かを粉々に打ち砕き、それすらも快感に加わって昇っていく。
リオンは何かを叫び涙を流し続け、ともすれば力が抜けそうな手足で自らを抱く男にしがみつく。
男の裸の背にひきつれた傷跡が触れた。リオンは自らが付けたものだとなぜかわかった。
快感の中で、ひときわ熱い本当の悔恨が燃え上がった。涙が熱さを増して流れ落ちる。
いつしか叫びは謝罪の繰り返しになり、それに応えるかのように三度目のキスが与えられる。
リオンの中が全部ぎちぎちに埋められて、リオンは燃え上がって壊れた。
リオンの腹の中で熱く優しい波がぶちまけられ、リオンは心地よく引き裂かれる。
おぞましい汚液だったはずのものが、体を隅々まで浸していく熱い海となり、それだけでリオンは再び昇った。
腹から押し寄せる熱い波に何度も繰り返し昇り、やがてリオンは幼子だったとき以来久しぶりに、何の憂いも忘れて、男に抱かれて眠りについた。
黒い羽根と細く黒い尻尾を生やしたのを気にもとめずに。
今日はこれでおしまい。
次回で最後ですが、スレ容量が足りないと思います。
次スレ又は、投下にふさわしいスレを探して投下いたします。
GJでした!
しかし、盗賊も堕ちたはいいけど、余計負い目を背負い続けないといけないような・・・
罰と言えば罰なのかねぇ
GJ
続きがwktkです。
アパーム。次スレもってこい。
それはそうとGJだぜ。
>>856 乙!
褒美としてラミィ様の娘の一人をお持ち帰りしていいぞ!
いや、
>>856は乙だが・・・
このスレ後100以上も残ってるんだがどうする気だ・・・
GJ
ご馳走様でした
容量ってのがあってだな
魔術師と〜の人も
>>856もGJ!!
ラミィの言動にどこぞの真紅の魔術師を連想した。
……なるほど、ルースも苦労するわけだ。
>>858は容量の意味を知るまでロムっといたほうがいい
や、容量が足りないのは分かるわ
このスレを放置して移住するのか、それとも埋めきるかって話だよ
GJ!
ところであと12kって何文字分くらい?
もう残り6kbくらいだぞ?
ひらがな1文字(要は全角)で2バイト……だったっけ?
邪神様が降臨なされた!
なんかダークに幸せというか、堕ちるとこまで堕ちても幸せでないけれど
それでも全員やっと何かから開放されたというか、まあエロイから万事よし!
アニメ化希望
ゲーム化希望
個人的にはもうしばらく楽しみたいから
埋めずにしばらく放置しておいてくれると嬉しい。
●買えない貧乏人だし、落ちちゃうと携帯から読む手段が
格段に減る。
>>870 おまいもGJだ。
序盤、中盤、駄目押しと、なんか野球みたいな進行具合だったなぁ。
>>869 俺の使ってる携帯専ブラはurlさえ正確に分かれば過去ログ読める。
873 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 00:45:29 ID:rZSFYZTH
泣いた
すごい!きてる!うれしょん!
自信ないけど書いていい?
書いていい?なんて聞きたくない。
俺が見たいのは、お前が書いたSSだ
でも容量ないんだし、次スレのが安心じゃないかな
前半こっち、後半次スレってなったら見づらいし
>>852 GJ!GJ!
エロのはずなのにそれ以外で引き込まれるぜw
投下GJ
女騎士達は予想通りな展開だったが盗賊の絡ませ方がいいですね
筋が通ったハーレムはたまらん
次スレに、残りを全て投下いたしました。
どうぞお楽しみ下さい。
エイダがいつキレるかビクビクしながら読んでしまった
まぁ埋め小ネタを作りにくいスレなのは確かだがな
分散さえしなければ放置でも問題はないと思う
あるいは新しいSSを途中までここに投下してもらうとか
すまんリロ忘れた
正直、サキュバスは幼馴染でした的展開は萎えるし、それをシリーズにしてこうとか・・・
消えろカス
構ってちゃんなんだからスルーしとけ
そうだったな
邪神さまの話はWIZを元にしてるっぽいなぁ…好みだ
>>886 話が中二病臭くなってきたのは事実 別にアンチな意見でもなかろう
どう思うかは個々人の勝手だが、軽々しく事実とか言われてもね
意見持つのは勝手だが軽々しく中ニとか言うのは頂けんな
世の中にはサキュバスという設定自体が中ニと考える人もまったく思わない人もいるんだし、
アンチ云々じゃなくそんな酷い言い方ではなんのためにここにいるの?って話になる
新スレには持ち込まないでおこうな
だからスルーしとけって・・・
まあ埋めには丁度良いというものだ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
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|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =