【粧裕タン】DEATH NOTEのハァハァ小説【ミサタン】page.6

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1名無しさん@ピンキー
前スレ
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4スレ目
【粧裕タン】DEATH NOTEのハァハァ小説【ミサタン】page.4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116936970/

3スレ目
【粧裕タン】DEATH NOTEのハァハァ小説【ミサタン】page.3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098517663/

2スレ目
【粧裕タン】DEATH NOTEのハァハァ小説【ナオミタン】page.2
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087061084/

1スレ目
【粧裕タン】DEATH NOTEのハァハァ小説【ナオミタン】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078254095/


参考
DEATH NOTE過去ログ倉庫と関連スレッド一覧
http://www.geocities.jp/dn2ch/
http://www.geocities.jp/idle_dn/death/index.htm

保管庫
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/boycomic-jump6.html
2名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 23:09:55 ID:9uoOvfrl
久々にこの前来たら落ちててショックだった…
page5で次スレイラねって声もあったんで迷ったが、
まぁ昔の漫画でマターリやってるスレもある事だし最後頃はまた新しい神が降臨
してくれてた事もあって、取りあえず立ててみたんだが……
DEATH NOTEにまだ未練ある人は保守頼みます。
検索かけたら無かったんで立てたんだが……重複してないよな?
取りあえずageときます。
3名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 00:49:42 ID:C1dXD52F
>>1
乙!
正直俺も気になってたんだぜ。
立ててくれてトン!
4名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 03:28:40 ID:M7imzoMP
>>1
乙!!!!
復活してる!!
職人さん待ってるよノシ
5名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 11:15:20 ID:zn6yWogk
発見されやすいようにageておこう
6名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 12:40:10 ID:mrX1Imvv
>>1
7名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:41:38 ID:XvYUNzR2
>>1復活乙!
アニメもまだ放送中だしまた人が戻ってくるといいな
8名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 19:52:28 ID:FAi7TnsU
保守協力
9名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 13:18:54 ID:DI/8m2Nx
こんな人気漫画がなぜエロパロ落ちるのだ〜!
デスノハァハァまとめ見ると神がたくさんいるではないか。
皆さんの希望を聞きたい。

オイラは原作の雰囲気に近くてエロいの好きじゃ。
ニア×ハル や L×ミサ×月 は秀逸
変り種でL×京子も素敵な話ですたな。

10名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:27:58 ID:v7kBZ/bk
おー立ったか。
最近嵌ったからねえ
11名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 22:38:37 ID:qYH++Lwj
>>9
自分も原作に近い雰囲気のが好きだな

保管庫見るとまだ続きがありそうな所で切れてる作品がいくつかあるけど
もう作者さん来られないのだろうか…
とりあえず目立つようにage
12前237:2007/06/10(日) 01:28:14 ID:8i3ZYKv8
>1さん 
スレ立て乙でした。
前スレが落ちる前から書いてた話、投下してみます。
またもや長いんだが、保守がてらっつーことで。
L×京子を書いてみたんだがネ申の影響があって、何となくノリが似てしまってスマソです(爆

では興味のある方だけドゾー。
無けりゃスルーで頼みます。

13L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:29:21 ID:8i3ZYKv8

今日こそは、と思った。
いつもは超高級なリムジンに乗って帰宅する彼。
いつもいつも、話し掛けたいと思っては、その機会を逃す彼女。
このチャンスを、いつも夢見ていた。
今日に限って、何故徒歩?とも思ったけれど、それはそれ。
千載一遇のこのチャンス、絶対逃したくはない。
でも、やっぱり勇気が出せず、なかなか話しかけられないでいる彼女。
所々に存在する木の影に身を潜め、彼の後ろ姿を密やかに眺める。
そうして彼が少し遠くなると、また彼女は足音を消しながらこそこそと
木から木――時には電柱や喫茶店等の看板の後ろへと渡り歩いていた。
街行く人たちが訝しげに彼女を見ている事にさえも、彼女は気がつかない。
心臓が高鳴るのを押さえ、今度こそ――と思ったとき。
彼がおもむろにジーンズのポケットから携帯を取り出し、ボタンを操作している。
メールでも打っているのだろうか?誰に?もしかして――恋人に!?
あらぬ考えに、彼女は頭を金属バットで殴られたような衝撃を受けたが、
いやいや、まだそうと決まったわけでは無いのだから、と瞬時に立ち直る。
――が。
そんな葛藤を繰り返している間に、彼の姿がいつの間にか消えていた。
彼女は焦ったが、曲がり角が見えたため、そこを曲がったのだと容易に想像がついた。
急いで道を曲がると、そこに彼の姿は無く――
「――ちょっと、いいかな?」
後ろから声を掛けられ、彼女は眼鏡越しの丸い目を更に丸くして、恐る恐る後ろを振り向く――と。
「え…!?貴方は…!」
「こんにちは。君、東大生だよね?」
「は……はい…。…夜神…君?」
何と、今年の新入生、東大トップ通過の夜神月である。
何故、彼が自分に…?
驚きを隠せない様子の彼女に、もう一人の東大生トップが足音も立てずに近づいていく。

14L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:32:39 ID:8i3ZYKv8

「夜神君、ありがとうございます」
「ひゃっ!!?」
突然の、声。
聞き間違えるはずもない。先程まで自分が追いかけていた人物の声が、耳元に降ってきたのだ。
バサ、と思わず手に持っていた手提げ袋を落とし、身を強張らせた。
「…そんなに驚かなくても。貴女も私をつけていたんですから、お互い様でしょう。」
「え…!?え!?」
思わぬ彼の台詞に、彼女の頭は完全にパニックに陥ってしまった。
――ばれていた?尾行していたのが?えええええ!?
「ち、違うの、流河君!別につけてたわけじゃ…!!これは、その…!」
必死に言い訳をしようとしていたが、うまく言葉にはなってくれない。
その挙動不審さは、まさに図星を付かれた時に人が見せる、それであった。
「東大に入ってからのこの十日間、どうも誰かに見られているような気配を
感じていました。何となく、女性のような気がしていたんですが、それを
月君に話したら『まさか流河に限って』とか『何かの間違いだろう』とか
失礼極まりない事を言われまして。ね、月君、本当だったでしょう?」
「…まぁ、確かに。」
彼女はぐうの音も出ない程の衝撃に、ただ呆然と立ち尽くすだけである。
眼鏡越しの目は、心なしか赤くなっているように見える。
――最初から気付かれていたなんて…そんな…!
「それで私が尾行されている、と言う事実を月君に納得して頂く為に、
今回は月君に貴女を逆尾行してもらいました。――手提げ、落ちてますがいいんですか?」
「え…きゃ、きゃああああ!?流河君、だめっ…!」
手提げ袋を拾おうとする流河を確認し、彼女はある事実に思い至り彼を止めようとしたのだが。
「……何です、これは?」
手提げ袋から滑るようにその存在を覗かせるテキスト類――に混じって、ピンク色の大学ノート。
ご丁寧に題名までついている。それは決して勉強に使う目的ではない事は明らかだった。

15L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:34:48 ID:8i3ZYKv8

☆流河君観察ノート☆

4月 5日

今日は念願だった東大の入学式。
そこで、とっても素敵な男性を見つけたの。
何とこの東大トップの成績で入った、流河秀樹君。
壇上の上に立ってスピーチをしている彼を見ていると、何だか胸がドキドキしちゃった。


少し猫背で、髪はばさついていて、目の下には濃い隈が出来ていて、
いかにも奇才って感じの流河君。
気になって、彼を目で追っていたら、リムジンでの帰宅!
もしかしてすごいお金持ちなのかしら。
明日も会いたいな♪

4月 7日

人だかりが出来ていたので友達と一緒にテニスコートを覗いてみると、
そこには昨日壇上でスピーチをしていたあの二人が、テニスの試合をしていた!
それも二人ともすっごく上手で、特にあの流河君のかっこよさにびっくり!
素敵だったなぁ。
Jrチャンピオンだった夜神君と互角以上の試合をするなんて…
でも流河君に関する事は何一つわからなかったらしくって、すっごい残念。
試合の後、私は帰るふりをして二人の後を追いかけてみたら、
お洒落な喫茶店に入って何かを話していたけど、何を話しているかまでは
聞こえなくて残念…。二人とも携帯電話で誰かと話した後、
急いで喫茶店から出て行っちゃったし…。
追っかけたかったけど、結局また例のリムジンに二人で乗って帰ってしまった…。
何か緊迫した感じだったけど……あの二人仲良いのかな?

16L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:36:56 ID:8i3ZYKv8

4月10日

今日も流河君に声を掛けられなかった。
友達は「どこがいいの!?」と言うけれど、私には彼以上に素敵な人が
この東大でも今のところ見つけられない。
彼はあの時以来、学校に来たりこなかったりが続いているけれど、
私は何とか彼の事が知りたくて、彼の姿を見つけると引き寄せられるように
彼を目で追ったり時には彼の講義を受けている教室まで付いて行ったり……
椅子の座り方が変わってて、でもそこがたまらない。
彼を眺めているとすごく幸せ……写メールに彼の姿を映したいけど、
ばれたら感じ悪いから取りあえず保留。
今日は流河君はお昼にチョコレートの詰め合わせやチョココロネに
イチゴジャムをつけて食べていた。かなりの甘党みたい。


4月14日

今日こそは、と思い彼が赤門まで歩いていくのを早足で追いかけて行ったけれど、
結局間に合わず、また彼はリムジンに乗って帰って行った。
私って何て勇気が無いのかしら。明日こそは、頑張らなくちゃ。
ちなみに今日彼は一人で校庭のベンチで本を読んでいた。
本の持ち方がまたすごく変わっていて、まるで本を摘むように持っていた。
何て不思議な人なのだろう。
何の本までかはわからなかったけれど、何となく彼が読んでいる本は難しそう。
お昼にはたっぷりと生クリームののったケーキを食べていた。
ああ、彼と仲良くなれたら私が彼の好きなケーキを作ってあげるのに……


17L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:38:29 ID:8i3ZYKv8


「………ストーカー…ですか?」
「………間違いないな」
「違いますっっっ!!!」
京子は急いで流河の手の中の日記をひったくるようにして取り返す。
顔は完全に熱くなっている。おそらく今の自分の顔は、かつて39度の高熱を
出した中学ニ年のあの冬の日よりも赤いに違いない。
いやいやいや、そんな事よりも。
読まれた。読まれてしまった。私の淡い恋心を綴った日記を。
流河君に見られ、挙句の果てにストーカー扱い……!!
「違うの、違うの!私、本当にただ流河君に話しかけたかっただけで…!
でもいっつも流河君車で帰っちゃうし……だから……」
最後はほぼ涙声だった。
眼鏡越しの所為なのか、それとも元々なのか、その丸い瞳は
うるうると涙で滲みかけていた。
「……しかし、だからと言って……あの尾行の仕方じゃ、
僕らだったからよかったものの…警察に捕まってもおかしくなかったと思うんだけど…」
「そうですね。あれだけ怪しいステップで尾行されてしまっては、
90%の人間はどん引きだと思います。」
「……ごめんなさい……私…流河君の事がもっと知りたくて……それで……」
それ以上は言葉に出なかった。
何て事だろう。あれ程想っていた相手と、こんなに近くで話をしていると言うのに。
その話の内容たるや、自分へのストーカー容疑………
彼女の心は雨でどしゃ降りだった。彼らの一言一言が、雨どころか槍のように
ぐさぐさと心に突き刺さる。
今日はいつになく晴天で、雲一つないさわやかな青空だと言うのに。
――ああ、私の馬鹿。私の馬鹿ぁぁ!勇気が無かったばっかりに、こんな事に…!
「流河、そろそろ許してあげてもいいんじゃ無いか?
彼女だって、別に悪気があったわけじゃないんだから……」
月の言葉に、彼女の心に僅かに日差しがさしてきた。
槍が降り止み、取りあえず小雨程度にまでは心が回復した瞬間。

18L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:39:54 ID:8i3ZYKv8

「――しかし、ストーカーは犯罪です。」
流河の一言が、今度こそ彼女を奈落の底へと突き落とした。
もう、立ち直れない……彼女は思った。
好きな人に嫌われた上、押されたのは犯罪者の烙印……
一生背負っていかなければならない重い十字架……
ああ、いっそキラに殺された方がマシかも知れない……。
精一杯堪えていた涙が、一気に零れ落ちる。
「ううっ……ごめんなさいっ……ごめんなさい……」
泣いて謝る彼女に、流河はやれやれ、と言った表情で溜め息をついた。
そんな流河に月はひそひそと囁く。
「おい、流河言いすぎだぞ…。かわいそうじゃないか、彼女だって流河の
事が好きでやった事じゃないか。それに……」
お前だって十分僕のストーカーじゃないか、と心の中で呟いた。
「月君は優しいですね。しかし、私はダメです。問題は私の立場上の都合です。
確かに一般人に私の正体を調べ上げる事はほぼ
100%無理でしょうが、あの日記に書いてあったように彼女は私たちの
後をつけていたようです。もし話が聞かれでもしたらどうするんです?
まして、このまま行為がエスカレートして、盗聴でもされたら?
そう考えたら、彼女にはここではっきりと教えてあげた方がいいんです。
それに次にまた人を好きになった時、また同じ行動を取った場合
間違いなく100%の確率でふられます。」
……確かに。流河の言っている事は正論だ、と月は思った。
しかし捜査の為とはいえ盗聴・盗撮・ストーカー行為が当たり前の
流河――Lにそう言われてもいまいち釈然としないものがあったりする。
それにしても、なかなか泣き止まない彼女が少々不憫な気がしてならないが…。
「――しかし、確かに私も大人気は無かったかもしれません。
月君、後は私が彼女に話をつけますので、先に帰っていて下さい。」
「……それはいいが……大丈夫なのか?流河…」
「大丈夫です、いくらなんでも女性に刺されたりはしませんよ?私こう見えて
結構強いですから。」
「いや……そう言う意味じゃなくて……」
いっそ刺されてくれた方がこっちとしては助かるんだが……と内心思った月だったが。

「あんまり苛めるなよ…?」
「……月君は私を悪魔みたいに思ってるんですか?」

19L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:41:45 ID:8i3ZYKv8


*****

「もう落ち着きましたか?」
「……は…はい……」
東大から少し離れた公園のベンチで、彼女は流河と並んで座っていた。
相変わらずの彼独特の座り方。
いつもは遠目でしか見た事がなかったその座り方を、今自分はこんなに間近に見つめている……。
その事実に、彼女は胸がドキドキしてきた。
あんなに言われても、やはりまだ自分は流河を好きなのだ。
改めて、実感した。
このストーカー疑惑さえなければ、これが自分が勇気を出して話しかけていった結果なら、
どんなに幸せだった事だろう。
そう思うと、また後悔の念が彼女の涙を誘う。
「ああ、もう泣かなくていいです。別に怒ってはいませんから。
別に警察に突きつけようなんて思ってないですし。――ただ。」
「……?」
怒っていない、と彼は言った。それに僅かに安堵したのも束の間。
「私の事は、諦めたほうがいいと思いますよ?」
再び、槍である。それもどしゃ降りである。さっきまでの気分の高揚も
再び奈落の底である。
「や、……やっぱり、迷惑…ですよね……こんな…美人でも無い女に…つきまとわれて…!」
もう涙も出なかった。声が震えて、自虐的マイナス思考へどこまでも突き進んでいく。

「…いえ、貴女が美人とか美人で無いとかそういう問題じゃありません。
私自身が、今は女性と付き合っている場合で無い、ということです」
「え…?」
一瞬気休めの言葉かとも思ったが、流河の台詞は淡々としていながらどことなく深みがあって、
嘘を言っているようには思えなかった。

20L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:43:01 ID:8i3ZYKv8

「で、貴女は、私のどこが好きなんです?」
「……え?」
突拍子もなく聞かれた流河の問い。
それも、彼への想いを。
彼女は身体が燃え上がる程の熱を感じ、いたたまれない気分で口元を覆った。
「答えて下さい。私のどこがいいんですか?」
「そっ……それは…!」
言わなくちゃ。絶対にこれは答えなきゃ…!ちゃんと、自分の言葉で伝えなくては。
「…ぜ……全部……デス……」
これは、本当だ。彼の猫背なところも、ばさばさの黒髪も、人と少し行動が違うところも、
目の下の濃い隈も、親指の爪を噛む仕草も、その座り方も、甘党なところも、全部。
とうとう、自分の口から言えた……!
「……嘘ですね」
彼の突き放した台詞に、彼女の頭は再びパニックになった。
――どうして、どうして!?自分が言えって言ったのに、勇気を出して言ったのに、何で
嘘だなんて言うの!?
「う、嘘なんかじゃ…!」
「貴女は、私の事を何も知りません。あくまで外見がたまたま貴女の趣味だったと
言うだけです。しかもまだったの十日。全部、なんてまったくの嘘です。」
あまりの流河の辛辣な言葉に、彼女は絶望を通り越して、今度はふつふつと
怒りが込み上げてきた。
――何よ、何よ…!だから、私は…!!
「そう、です…!私は……流河君の事…何にも…知らないから……!」
「?」
「だから、知りたいって思ったのに…!でも話し掛ける勇気も無かったから…
だからこんな事に……!でも、しょうがないじゃないっ!誰だって最初は
外見で判断するしかないじゃないの!それなのに……!」
嘘だ、なんて。あまりに残酷だ。大体、流河だって、自分の事を
何にも知らない癖に、わかったふりして『嘘』だなんて。あんまりだ、と彼女は思う。

21L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:44:11 ID:8i3ZYKv8

「……そんなに、私の事が知りたいんですか?」
当然だ。好きな人の事をもっと知りたい。好きな人と話したい、一緒に居たい。
そう思って当たり前じゃないんだろうか。
しかし、そんな思いは嗚咽となって、彼女の口から零れ出た。
「う、ぅっ……!」
流河は何とも言えない気分になり、さて、どうするかと親指の爪を噛みながら考える。
このまま立ち去ってもいいが、どうにも後味が悪い。
人を傷つけるのには慣れているが、少なくとも相手が自分に好意を持っている分、性質が悪い。
――諦めさすなら、徹底的にやってみるか?
「……わかりました。付き合いましょう。」
「……………………………………え?」
何て言った?今、彼は何と言った?
「貴女と、付き合うと言ったんです。」
嗚咽はぴたりと止まり、今度は彼の台詞の意味が理解出来なかった。
「ただし、今日一日だけです。今日一日で――貴女に私の事を
全部とは、決して無理ですが、出来る限りの事を知ってもらいましょう。
貴女にはそれで満足してもらいます。いいですね?」
いいですね、と言われても。一日限定って……それで彼の何がわかると言うのか。
たった一日。たったの……。
「でも……どうして……」
「確かに、私も貴女の事を何にも知らないのに言いすぎたと反省しています。
私も今日一日で、貴女の事をある程度理解したいと思っています。」
「で、でもそんな…!」
戸惑う。一日限定の付き合い。彼の意図が全く分からない。
これなら、潔くふってくれた方がいいような気もするのだが。
「どうします?私はどっちでも構いませんよ。私も暇じゃないもので。
後10秒以内で決めてください。10、9、8……」
「い、行きます!!行きますから!!」

22L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:45:20 ID:8i3ZYKv8


*****


馬鹿だなぁと、自分で思う。
勢いで一日限定の付き合いと言う彼の提案に乗ってしまったが、
逆にもっと好きになってしまったりしたら。
もっと、諦められなくなってしまったら。
「……どうしよう…」
「?どうしました?行きますよ?時間が勿体無いじゃないですか。一日しか無いんですから。」
促されるように、彼の横について歩く。
すぐ側に、彼の腕。猫背だが、背は間違いなく高い。
細身だが、虚弱というわけでもないように見える。
………ダメだ。
――やっぱり、もっと好きになっちゃうかも……。
心臓がドキドキして、何だかたまらない気分になる。これが、一日だけの幸せなんて…。
さっきまでとは、逆の意味で泣けてきそうである。
「そう言えば、名前聞いてませんでしたね。」
「え?え?」
「名前です。貴女の。」
そう言えば、名乗ってさえいなかったのだ。彼は東大トップ入学で入学式に
スピーチもした有名人。
当の自分は、特に目立つところの無い地味な一般東大生。
彼が知っているはずがなかった。
「ええと……京子…って言います…」
「京子さん、ですか。わかりました。」
淡々と、特に感動もなく。自分の中だけで納得して、消化していく彼。
今日一日だけ、と言った彼。もしかしたら明日になれば、
自分の名前さえ忘れられてしまっているのではないんだろうか。
――うう……やっぱり私達に、未来は無いのかしら……。
心で泣く彼女――京子を気に掛けもせず、流河は京子に尋ねた。
「貴女の家は、どこです?」
「…は?」
家?何故、いきなり家?
いや、まぁ、別に教えても不都合は無いけれど。しかしいつも彼の問いは突拍子が無くて、答えに戸惑う。

23L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:46:49 ID:8i3ZYKv8

「ここからは遠いんですか?」
「別に遠くは……ここからなら歩いて、2km位で……」
いつもは電車で東大近くの駅で降りて通学しているのだが、今日はそこそこの道程を
知らず知らずに歩いてきてしまっていたので、歩いても三十分かからない位である。
「そうですか。では、家族の方は家には?」
「?家族は…みんな働いていて多分夜まで戻らないと思いますけど…?」
自分の事を知りたい、と彼は言ったが。何だかピントがずれている気がする。
別に家族の事なんて、後回しでもいいような気がするのだが。
まずは趣味の話とか、好きなアイドルの話とか……そういう事から話していくものではないんだろうか。
「夜まで、戻りませんか。」
「…はい…」
しかも京子も付き合っているのに(一日限定とは言え)何故か敬語である。
いや、これは多分彼が敬語だからなのだろうが。
「丁度いいです。では、貴女の家に行きましょう。」
「……はぁ…?」
今、何だかとんでも無いことをさらりと丁寧に言わなかったか?この人は。
「2km位ならここから三十分かかりませんね。案内して下さい。」
「えええええぇぇ?!ちょっ…流河君!?何で…!」
「突然大きな声出さないでください。若い女性が、はしたないですよ?
ご家族の方かいらっしゃらないなら大丈夫でしょう。時間が惜しいので急ぎますね」
「ちょ、ちょっと…!!」
何コレ?コレ何?どういう事?
順番違くない?何故いきなり家?
普通なら、お洒落な喫茶店にでも入ってお茶飲んだり、ケーキ食べたりしながら
話して、映画とか行ったり、夕食を食べたり……って、そういうものじゃ無いんだろうか。
「って、流河君、待って!ダメだったら――!」

24L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:47:45 ID:8i3ZYKv8

*****


「綺麗な部屋ですね。私とは大違いです。」
「…そうですか」
機械的な『そうですか』、だった。
頭が呆然としていた。
何なのだろう、たった一日だけの付き合いで。しかもまだ彼の事を
何にも知らない状態で、いきなり家の、自分の部屋で二人っきりである。
何故こんな事になってしまったのだろう。どこからおかしかったのか。
いやきっと最初からおかしかったのだろうが、それにしても何をどう
間違えばこんな状態に陥るのだろう。
あれから引きずられるようにして彼に腕を掴まれ、無理矢理道案内をさせられて、
京子が止めるのも聞かずに家に踏み込まれて。
今はもう観念している状態だが、それにしても今から一体自分はどうなってしまうのだろう。
そんな不安が京子を襲った。
「何か甘いものはありますか?」
「え!?あ、ちょ、ちょっと待ってて……」
そうだ、まだお茶も出していなかった。突然の事で頭が混乱してはいたものの、
いくらなんでもお茶も出さないというのは失礼な話だ。
そう思い直し、いそいそと部屋から出て行き、台所に向かう。
お湯を沸かして、インスタントのコーヒーを淹れながら、思う。
――本当に、流河君が私の部屋に居るんだ……。
その事実に、顔がまた熱くなっていく。
しかも二人っきりで。初めて話をしたその日に。
こんな事が本当に起こり得るなんて、思いもしなかった。
部屋に帰るのが怖い反面、とは言えまさか自分が想像しているような事が
起こるというのも考えにくい。
たった一日の付き合いで、そこまでいくはずもない。
よく考えたら、確かにそうだ。
きっと、喫茶店なんかでは落ち着いて話も出来ないから、自分の家を選んだのかもしれない。
うんうんと一人で納得して、そう思えば心も幾らか軽くなってきた。
そうだ、何も怖がる事なんて無いのだ。
早く甘いものを持って行ってあげよう。そう思って京子は自分の部屋に戻って行った。

25L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:49:13 ID:8i3ZYKv8

……。
「あの…流河君…?」
部屋に戻った瞬間、京子は硬直した。
「はい?あ、すいません。このベッド、寝心地がよさそうだったもので、つい。」
信じられないものを見た気分だった。
流河が、自分のベッドに寝そべって本を読んでいたのだ。
ゆっくりと上半身を起こしながら、流河が続ける。
「ベッドで寝転がるなんて久しぶりです。しばらくの間、それどころじゃありませんでしたから。」
よいしょ、という感じの動作で流河がベッドから起き上がり、ベッドの上で例の座り方。
彼の重みを受け取って、ベッドがきし、と軋む。
「あの……遅くなってごめんなさい…」
目のやり場に困り、顔を背けながら、テーブルの上にコーヒーとお菓子を置く。
彼の顔がまともに見れなかった。
よりによってベッドの上で。何?変な事を考えているのは自分だけ?
彼に至っては極めて冷静である。まるでそんな事を考えているようにはとても見えない。
単に、自分が意識しすぎているだけなんだろうか。
「あ、…どうぞ…」
彼に食を促す。家にあった甘いものを目一杯用意してきたつもりである。
しかし。
「ええええ!?流河君、何…!?」
「何って…コーヒーに砂糖を入れているだけですが?」
何か問題でも?みたいな口振りだが、尋常な量で無いことは確かである。
5杯目、6杯目……って7杯目もですか!?
そこまでいくか、と言うほどの糖分である。
甘党なのは知っていたが、ここまでとは。
コーヒーは既にコーヒーではなく、ゾル状のわけのわからないモノへと変化している。
「私が甘党だと、知っていたはずでは?」
「そ、そうだけど……」
ここまでなんて、誰が想像つくだろうか。
しかもそれをおいしそうにずずっと啜っている。……ありえない。
その後も、持って来たお茶菓子を黙々と貪り続ける。
会話も無く、京子は流河の食べっぷりをただ呆然と見詰めているだけである。
「――ご馳走様でした。そう言えば、貴女は全然食べてませんが、よかったんですか?」
26L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:50:38 ID:8i3ZYKv8

今更である。
「あ、私は、お腹空いてなかったから……」
「そうですか。貴女の分まで食べてしまったのかと、心配しました。」
お昼ご飯は流河の尾行を決行した為に食べ損ねていたのだが、
それ以後に起こった様々な出来事のおかげで、何だか胸が一杯で別に食べたいとも思わなかった。
――流河君って…やっぱり変わってるかも……。
想像以上の変人ぶりに、京子は酷く戸惑った。
彼の考えている事も、未だに理解不能である。
今からどうしようか、迷っていた矢先。
「では、栄養も補給されたところで、そろそろ本題に入りましょうか。」
「…は?本題って…?」
「貴女、私の事が知りたかったんでしょう?」
「…?まぁ…」
「でしたら、お互いを知るのに一番手っ取り早い方法でいきましょう。
後悔しないで下さいね?」
「…?後悔って……。えっ…!!!?」
そう言って、突然腕を掴まれた。ぐい、と引っ張られるのに、京子は制止する間も無く。
「んっ…!?ん、んぅ…!!?」
これまでで、一番驚いた。反論する間さえ与えられない。
今日何度目かのパニックに陥ったが、それさえも息苦しさに取って代わられる。
流河の唇が、京子の唇を奪っていた。
「ん、ぁ……ふ、ぅ…!」
夢中で唇を離そうとするが、逃げようとしても執拗に追いかけてくる彼の唇。
両の腕は強く握られて、跳ね返す事も出来ない。
唇を強く奪われたまま、ベッドの上に押し倒され、ぎしと軋む。
舌が差し込まれ、京子は低く呻いたが、強引に口腔をなぞられ背筋がぞくりとする。
思わず上擦った声を上げた瞬間、見計らうように彼の舌が口内に侵入してきた。
「ふぁっ…ぁっ…」
流河の舌が執拗に京子の舌を舐め上げる。ざらりとした感触に、京子は眩暈さえも
感じる。しかしどこか甘ったるい――多分先程流河が甘いものを食べていた所為だろうが――
味が京子の舌を痺れさせる。
甘い、キスだった。
京子も思わず舌を伸ばし、彼の舌とコンタクトを取る。唾液の絡み合う音が、
淫らに響いた。
「あ、ふ……っ…!」
京子の息継ぎに甘い響きが混じり始めた頃、ようやく流河が唇を離す。
紅い京子の唇が、唾液で濡れ光っていた。
「りゅ、流河…君……!何っ…!」
唇が離れた瞬間、はっと我に返った京子が流河に抗議をする。
心臓は飛び出そうな位ドキドキしている。瞳は潤み、甘い痺れが口の中を支配して
呂律がうまく回らない。
「な、何でこんな事するのっ!離してっ!」
「……実は正直なところ、私はもう貴女にお教えすることが無かったりします。」
「な……何……」
「私の素性は、貴女にはお話出来ません。今の私の立場も、
貴女に教えていい事ではありません。しかし貴女は私の事が知りたいって言いました。
27L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:52:09 ID:8i3ZYKv8

「他に貴女に教えてあげられる事と言えば、私の身体位のものですから。」
「かっ…身体……!!」
開いた口が塞がらないとはこのことである。流河のいけしゃあしゃあとした物言いに、 京子は金魚の如く口をパクパクさせたが、言葉にはならなかった。
「貴女が悪いんですよ?私を好きになったりするから。
言っておきますが、私あんまり優しく出来る自信がないので、そこらへんは覚悟して下さい」
「や、やだーーーーー!!やめてやめてやめてやめてっ!!」
「やめませんって……言った側から後悔しないで下さい。
大丈夫ですよ、天井の染みを数える間に終わりますから。」
――天井の染みって…天井の染みって…!!まだ新築だから無いんですけどぉぉぉ!!

京子の心の突っ込みも虚しく、流河は悪びれる事も無く京子の首筋に唇を落とす。
「ひっ…!」
急な刺激に――自分で触れるのとはまた違う感触に、京子の身体がぞくりとする。
「ふぇぇぇ!!何す……!」
「……暴れないで下さい。私だって精一杯優しくしようとしているんですから。
しかし、私処女を相手にした事が無いのでわかりませんが、
初めてだと当然の反応かもしれません。ではこうしましょう。」
流河は京子の腕を頭上で一つにまとめ、片手で押さえ込む。
「え?え?!な、何っ!?」
「あんまり抵抗されると非常にやりにくいんです。
少しきついかもしれませんが、貴女の事を考えての事ですので、辛抱してください。」
28L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:53:45 ID:8i3ZYKv8

空いた方の手で、京子の着ていたブラウスのボタンを上から三つほど器用に外し、
それをたくし上げて京子の腕まで引き上げる。
「ぎゃああ!!やだ、何コレ!?やだってば!!」
中途半端にブラウスで腕を拘束され、ベッドにうつ伏せに押さえ込まれた。
何コレ、こんなのってアリ?っていうか、いきなり俗に言うSMってやつ?
などとパニックになりながら、京子は恐怖で泣きそうになりながらも流河を肩越しに睨みつけた。
「そんなに怖い顔をしないで下さい。あ、そう言えばこの体勢だと眼鏡が邪魔ですね。取りましょうか?」
それでももがく京子の身体を、流河は体重を掛けて押さえ込む。
腕は中途半端に不自由で、自分の上半身を支えるので目一杯の状態である。
――うう……私…もうダメかも…
こんな事になるなんて――いやちょっとは想像できていたがまさか本当に起こりうるなんて。
――男なんて、やっぱり皆狼なんだわ…!それを部屋に上げたりして…お母さんごめんなさぃぃ!!
後悔先に立たずとはこの事である。
『おとこはおーかみなっのーよっ♪きをつけなっさーい♪とっしごっろに、なあったなーら つっつっしっみなっさーい♪』
等と自分が生まれる前の流行歌が頭をぐるぐると回っていた。
観念してぎゅっと目を瞑った直後、自分の眼鏡が取り払われる感触がした。
「目、開けて下さい」
流河が囁く。京子は恐怖にかられながらも、ゆっくりと目を開いてみると。
明るくなった視界に、自分がいつも寝ているベッドの布団が目に入る。
いつも快眠を与えてくれるその布団を、今日ほど憎憎しく思ったことはない。
「こっちに顔、向けてください。ここからじゃ、よく見えません。」
流河が何がよく見えないと言ったのか、京子にはわからなかったが、
声の方向に顔を向けると、そこには流河の顔があった。
眼鏡が無いことで少しぼやけてはいたが、相変わらず
すっとぼけたような、何を考えているのかわからない表情。
感情が読み取れない目。
しかし京子の顔を見た瞬間、流河は訝しげに彼女に問いかけた。
「……何故、コンタクトにしないんですか?」
は?何故コンタクト?
「な…何……」
微かに震えた自分の声。情けなくて涙が出そうだった。
「何もこんな分厚い眼鏡を掛けなくても。コンタクトにした方が貴女はいいと思いますよ?」
「え?」
「貴女さっき自分は美人じゃないと言ってましたが、――いえ確かに
特別美人というわけではないですが、眼鏡をのけた方が器量がよく見えます。
考えてみて下さい。」
思いもかけない流河の言葉に、京子は胸がトクン、と疼いた。
こんな事を言われたのは初めてだ。そう言えば、今まで誰かの前で
眼鏡を外した事など無かったのだ。
実の両親ですら、この数年京子の素顔など見た事がないのではないだろうか。
「私の顔、見えてますか?」
流河の声が、先程よりも穏やかになった気がする。気のせいかもしれないが、
眼鏡を外された事で、視界が不自由になった分、その他の五感がしっかりと
働くようになったのかもしれない。
京子がコクン、と頷くと、流河は僅かに笑みを浮かべ、言う。
29L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:54:45 ID:8i3ZYKv8

「――では、貴女の事も、教えてもらいましょうか。」
「――っ!!」
声も出なかった。
流河の掌が、京子の背を撫ぜ上げたのだ。
素肌に触れられる感覚に、京子は震えた。
「力、もう少し抜いていた方が楽だと思いますよ?」
京子の柔らかな耳朶を軽く唇で挟み、低く囁かれるのに、
京子は息を呑んで、流河からもたらされる感覚に耐える。
流河の手が、焦らすように京子の背を上から下へと往復していた。
力を抜くどころか、身体はこの上なく強張って、男の愛撫を受け入れるどころではない。
流河の手が、ある一定の位置まで来たところで、ぴたりと止まる。
「……いい加減、これも邪魔ですね。取りますよ?」
「ひっ…!」
言うが早いか、流河はブラのホックを素早く外し、ひらりとそれを取り去った。
「あ……あ……」
羞恥のあまり、抗議の言葉さえ出せない京子を気にも掛けず、流河は
露わになった京子の膨らみに手を回す。
「あ、や、やだっ!」
ようやく拒絶の言葉が音となって京子の口から漏れた。
逃れたい一心で、支えていた上半身を出来るだけベッドに押し付けてそれを阻もうとする。
「そんな状態で抵抗しても無駄ですよ?――ほら。」
する、と流河の手が隙間から入り込んでくる。空気が動く気配と共に、
大きな掌が、ふわりと京子の乳房を包んだ。
「ひぁっ…!!!」
やんわりと揉まれ、京子の身体がびくりと震える。
恥辱に頭の中が真っ白になった。
――流河君が、私の……!――
流河はその大きさを確かめるように、やわやわと京子の乳房を弄っていた。
決して大きいとは言えない――だからと言って特別小さいわけでもない――
その膨らみは、流河の掌の中でその形を奇妙に変えていく。
その度、京子の口から悩ましげな溜め息が漏れた。
「あ……ふぅ……!」
甘い声だった。今まで出した事の無いような、自分の声で無いような、甘い声。

30L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:56:04 ID:8i3ZYKv8


――やだ、何、この声…――
まるで、自分がたまらなく淫らな女になってしまったような気分になる。
しかし、流河が優しく自分の胸を包み込む度、電流が走ったような感覚に襲われて、
甘い痺れが脳に届く。
そして、直結しているかのように、下半身が僅かだが疼き始めた。
「感度は――いいみたいですね。」
「…え?」
「ここは、どうでしょうか?」
「―――ひっ……!」
コリ、と既に固くしこった淡い飾りを、押しつぶすように摘み上げる。
身体の痺れが、大きくなった。
「あ、あっ……いやっ……!」
京子がふるふると身体を震わせる。その度、流河が触れている最中の京子の乳房も
それに合わせてぷるぷると震えている。
流河はニヤリ、と人の悪い笑みを浮かべて、弄る手を更に強めた。
「あああっ…!!」
――しまった――そう、京子は思った。
今度はごまかしようの無い、はっきりとした喘ぎ声だった。
よく、テレビドラマのベッドシーンで女優さんが出す、あの声である
(あいにく京子にアダルトビデオを見た経験は無いので、あくまでドラマ止まりである)。
「気持ちいい、ですか?」
流河がさも可笑しそうな声色で、からかうように京子に尋ねた。
「ち、ちが……」
首を振って、拒絶の意を見せる。そんなんじゃない、と自分自身にも言い聞かせるように。
「違うんですか?おかしいですね。では貴女の気持ちのいい所を、
もっと探してみましょうか。」
言いながら流河は京子の突起は片手で弄りながら、もう片方の手を
京子の乳房から下の部分へと撫ぜながら移動させていく。
「……っ…!」
唇を噛み締めて声が漏れるのを防ぐ京子を、流河は意地悪な笑みを
浮かべながら見詰めている。
さて、どこまでもつだろうか。
こういった理性が強く、内向的で強情なタイプに限って、いざその枷が
外れたときの反動が大きい。
口元を緩ませて、京子の腹部をゆっくりと撫ぜていく。

31L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:56:55 ID:8i3ZYKv8

「っ…!っぁ…!」
下腹部に流河の指先が触れた時、京子はこれまで味わった事の無い甘い疼きが、
内部からせり上げてくるのを感じた。
「まだ、悦くなりませんか?じゃあ、こうしましょうか。」
「あっ!ちょ、ちょっ……」
「蝶々がどうかしましたか?」
「そーじゃなくてっ!ちょ、やだっ…あっ…!」
蝶々は無いだろういくらなんでも。すっとぼけた流河の言葉に、突っ込みを入れる間も無く。
流河は京子のうなじから背中にかけて、吸い付くようなキスを落としていく。
「や、あ、ア……や……」
強く吸われ、時々痛みにも似た感覚が走ったが、それを通り越すと
痺れるような快感が肌を伝う。
吸われた部分が鬱血し、紅い痕が無数に増えていくのに、流河は満足気な笑みを
浮かべた。
「っ……っ…は、りゅう、が君……!」
身体に力が入らなくなった京子は、ようやく流河の愛撫を素直に受け入れていく。
下半身の疼きが切なくももどかしく、京子は泣きそうな声で流河を呼んだ。
そんな京子の様子を見て、流河は下腹部に回していた手を離し、
今度はロングスカートを脱がしていく。
「!!!!あ……あ…!!」
「……黒、ですか。見かけによらずなかなか……」
『なかなか』の次の言葉が気になる所だが、京子の頭の中は既に真っ白で、
流河の言葉など聞いちゃいない。
「しかし、上が白なのに対し下は黒とは、少々奇抜な組み合わせですね。
明日からは下着のコーディネートもしっかり勉強
した方がいいかと。ちなみに私は黒が………って、聞いてますか?」
――……もう、何か疲れた……。
京子の精神は既に満身創痍の状態である。
もう好きにして、状態である。
抵抗する気も失せているし、今更何を言われようと言い返す気力も無い。
少なくとも好きな男とベッドを共にしているという、他の女性からすれば
羨ましい状況であるにも関わらず、京子の心はブルーであった。
32L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:58:12 ID:8i3ZYKv8

――何これ…。何かこーゆーのってもっとこうロマンティックなもんじゃないの?
こう、こんなSMみたいなんじゃ無くて、女の方が初めてだったら
もっとそれなりのやり方ってものがあるんじゃないだろうか。
それがこの男の場合は甘い言葉どころか、意地悪ばかり言って、
こんな恥ずかしい格好させたり、無理矢理こんな事しようとしたり、
挙句自分の下着の好みを押し付けて来たり……。
「京子さん?」
「!」
初めて、『貴女』ではなく――『京子』と名前を呼ばれ、流河の方に目だけを向ける。
眼鏡がないせいで少し霞んだ視界に彼の顔が映った。
「大丈夫ですか?」
「………」
何を今更。本当に心配しているのかどうかもわからないその表情。
彼のいつもの表情だった。
いつも見ていた彼の顔。
感情が読み取れない、よくわからない彼の事。
何も知らない。まだ私は何も知らない。
こんな事する彼の意図も、私にはわからない。
「………」
彼と一緒に居れば居るほど、彼の事がわからなくなっていく。
こうやってくっついていても、彼の思考は相変わらず理解出来ない。
けど。
ドクン、ドクン、ドクン………
彼の心臓の音が、背中に直に伝わってくる。
彼の体温が、素肌に直接伝わってくる。
文字通り、彼は私に、身体そのものを教えてくれていた。
身体、を。
そこまで思い至り、かぁっと顔が熱くなった。
呆然自失状態から立ち直った瞬間でもあった。
「さぁ…どうしましょうか?今ならまだやめても…」
「――大丈夫……」

33L×京子@前237:2007/06/10(日) 01:59:27 ID:8i3ZYKv8

流河の言葉を遮って、ようやく京子が口を開く。
押し倒されてからは、拒絶の言葉と喘ぎしか漏らさなかった京子が
初めて肯定の言葉を口にする。
流河は京子の言葉の意味を少し考えて、再び問う。
「その大丈夫は、続けていい、と言う事でしょうか?」
京子はコクン、と頷いて肯定する。流河はそんな京子を見てしばし考えた後、
彼女から身体を離した。
「懲りない人ですね、貴女も。わかりました、ではとりあえず起きて下さい。」
「え?」
「起き上がって私の方へ向いて下さい。」
起き上がれと言われたが、身体にうまく力が入らない。
腕も、まだ半端に拘束されたままなので、両肘に精一杯の力を込めて、
京子はようやく身体を起こし、流河の方へ振り返った。
流河はそれを見届けると、自らのシャツを脱ぎ始めた。
「…!!」
京子はシャツの下から現れる流河の身体に目が釘付けになった。
心臓が五月蝿い程高鳴る。
脱いでしまったシャツを、ベッドの下にばさりと落とし、今度はジーンズのジッパーに
手をかける。
「!!?りゅ、流河君!?」
「何を驚いているんです。貴女私の事をもっと知りたいんでしょう?
だから教えてあげようとしているんです。」
「―――……!」
京子はたまらず息を呑んだ。
ジッパーを下げ終わり、トランクスと思わしき下着をずらすと、流河の
そそり立つ赤黒い怒張が取り出される。
初めて見る男のそれに、ごく、と喉が鳴るのが彼に聞こえてはいないかと
頭の隅で考えはしたが、それよりも何よりも、その信じられない光景から目が離せなかった。
何か保険体育の授業で男の生理現象についても習った事はあるが、
これがそういう事なのだと、改めて理解する。
心臓が飛び出そうな程高鳴っている。
食い入るように見詰めている自分が酷く嫌だったが、どうしても目線を逸らす事が出来なかった。

34L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:00:29 ID:8i3ZYKv8

「……意外と冷静ですね。もう少しリアクションを期待していたんですが。
まぁいいです。これ、舐めてみて下さい。」
「………はぁ?」
今、何て言った?何かまたしてもとんでも無いことをあたかも当然のようにさらりと丁寧に言わなかったかこの人は。
「だから、舐めて下さいと言ったんです。耳が遠いんですか?」
「ちょっ…ええええ!?」
無理だ、絶対無理だ。そんな恥ずかしい真似、まだこんな経験を一度も
した事が無い自分に、出来るわけ無い。つーかさせるなよそんな事。
「大声を出さないで下さい。何をそんなに驚いているんです?
これは貴女に私の事を知ってもらうのには欠かせない事だと思いますよ?」
「そそ、そんな…!でも、でも…!」
そそり立つ流河自身に目を向けると、処女である京子にとっては
舐めるどころか、触れることさえも躊躇われる卑猥でグロテスクなもののように思えた。
「や、やっぱり無理っ!出来ないよぉ……!」
泣き出しそうに京子が言うと、流河はやれやれと言った面持ちで京子を一瞥すると、
ひったくる様に京子の手首を掴んだ。
「や、ちょっ…!?」
「じれったいですね。言っておきますが、やめるのでしたらさっきのがラストチャンスでした。
もう今からは逃げようとしても逃がしませんから。――ほら。」
「――うわっ…!!」
掴んだ京子の手を自らのそそり立つ楔に添えさせる。
途端に、流河のそれがひくり、と震えた。
「あ……!!」
それはまるで生き物のように、どくん、どくんと脈打って、熱い体温に京子は眩暈を覚えた。
「どうです?怖い、ですか?」
いざ触れてみると、先程までの抵抗は感じない。
それどころか、好奇心の方が段々と強くなっていくのに、京子は酷く戸惑った。
「こ…怖くは……」
「そうですか。では掴んでみて下さい。」
「つ、掴むって…!」
「そっとですよ?あまり強くはしないで下さいね。一応生き物ですので。」
……一応って。一応って一体…。
今日何度目かの突っ込みをまたも心中に止め、彼の肉茎に目を向ける。
初めて触れる男のものに、京子の心臓は未だ落ち着く気配を見せない。
心臓がどきどきするのと重なるように、手が震える。

35L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:01:34 ID:8i3ZYKv8

一つ息を呑み込んで、京子はその震える掌で、包むように流河自身を握り締める。
「っ……」
「――!」
ふいに、流河が息を詰め、身体が反応するのを京子は見逃さなかった。
「りゅ、流河君?大丈夫?」
力を入れたわけではない。むしろ、摩るような手つきで握り込んだはずである。
痛みが走ったわけではないはずだ。
「……大丈夫です。続けて下さい。」
いつもよりも細めた目で、自身を掴む京子の手を見詰めている。
京子は彼に促されるまま、好奇心も手伝い彼の肉茎を撫ぜてみる。
「………!」
流河の顔つきが、にわかに変わる。
何かを我慢するかのように唇をきゅっと結び、眉を顰める。
流河のその表情がいつになく色っぽく見えて、京子は心臓のどきどきに
混じり、胸がきゅう、と掴まれたような感覚を覚えた。
――流河君って、こんな表情もするんだ……――
知らなかった。いつもすっとぼけた様な、どちらかと言うと間の抜けたような
表情ばかりが目に付いて、彼のこんな艶のある表情など見た事が無かったのだ。
もっと触れたら、もっと違う表情も見せてくれるのだろうか。
――知りたい。こうなったら、彼の色んな事を知ってみたい。
京子が流河自身に口付けたのは、そんな想いからだった。
「っ…!」
小さく呻く流河に、京子はたまらない気持ちになり、流河の先端をぺろ、と舐めてみた。

「………」
京子が固まる。
「……どうしました?」
固まってしまった京子を訝しげに見る流河。
「流…河君……その……」
口の中に妙な味が広がっている。ほんの少し先端に滲む先走りを舐めただけだと言うのに。
その味に酷く抵抗を感じた京子だったが、果たしてそれを言っていいものか悪いものか、言い惑っていた。
「……今酷く生殺しの気分なんですが。言いたい事があれば早く言って下さい。」
少し強い口調で言われ、京子は上目遣いで流河を一瞥した後、恐る恐る口を開いた。
「あの、…その……すっごく……変な味なんだけど……」
「………変な味、とは?」
どうやら怒ってはいないようだ。逆に聞き返されて、京子はどきどきしながら続けた。

36L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:03:16 ID:8i3ZYKv8

「いや…何か……苦いんだけど……」
言ってしまった直後、何だか妙に後悔する。
多分、それは流河が特別なわけでは無いのだろうに。少し傷つけただろうか。
「苦い、ですか」
成る程、と何故か妙に納得している流河を、京子が後ろめたそうに見詰め、謝罪の言葉を口にする。
「ご、ごめん、流河君!別に嫌ってわけじゃ無くて…」
「いえ、貴女のお陰で安心しました」
………はい?……安心?
「どこかで甘いものばかり食べていると、精液まで甘くなると言う話を聞いた事がありまして。
まさかとは思っていたのですが、やはり唯のデマか、もしくは私がまだその域に達していない
という事です。最初、変な味と言われ戸惑いましたが、苦いなら正常です。安心しました。」
「………………」
…や、糖尿じゃあるまいし……。
「どうしました?何か問題でも?」
「……流河君って……もしかして結構馬鹿…?」
「……そう言われたのは初めてですが、まさか貴女に言われるとは予想外でした。」
「……」
「……」
「……あの…続けた方がいいの?」
「……貴女このまま放置する気ですか?この状態結構辛いんですよ?」
それを物語るように、彼の先端がひくり、とその欲求の程を訴えていた。
――流河君って、結構かわいいかも……――
意外な一面を見たような気がして、京子は少し嬉しくなる。
気を取り直し、流河の肉茎にちゅ、と口付け、舌でちろちろと舐める。
「…っ…!」
再び彼が息を詰める。ほろ苦い味は相変わらず京子の味覚を刺激したが、
手の中で大きさを増していくのに、京子は夢中で流河のそれを弄る行為に没頭した。
手を動かし彼自身を擦り上げ、彼の先端を味わうように舐め続ける。
最初は抵抗があったその苦味も、慣れてくるとそれが当たり前のようになり、
次から次へと透明な液体が流れ出て、京子の唇を汚していく。
37L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:04:39 ID:8i3ZYKv8

「ふ……見かけによらず、っ…淫乱ですね。では、貴女のもそろそろ、ですか?」
「っ、あっ…!?やぁっ!」
流河は身体を反転させ、京子の下半身に顔を近づける。
「や、やだぁ、流河君!」
焦る京子を気にも留めず、京子共々倒れこみ、シックスナインの体勢にもっていく。
「や、や、ちょっ…待って…!」
「私ばかり攻められるのも悔しいものがあります。貴女も我慢出来ないでしょう?」
「我慢って、そんな……アっ!」
京子の下着をずらし、彼女の秘部に指を押し付けた。
「あ、あ……!」
初めて触れられる其処は、流河の指先をぬる、と飲み込んで、
微かな痛みと共にむず痒いような快感が走った。
「……濡れてますね。」
言われて、びくりと身体が強張った。再び羞恥心が沸き起こり、目を強く瞑る。
「もっと力抜いてください。」
「で、でも……」
「足、広げて…」
言いながら、流河は京子の腿を掴み、広げていく。
じわじわと其処が流河の目に晒されていくのに、京子はたまらなく恥ずかしかったが、
それは流河が京子の濡れたスリットを舌で舐め上げる事で、頭の隅へと追いやられた。
「あぁん!は、あ…!」
ぴちゃ、くちゅ……
ふるふると身体が震える。頭が真っ白になった。
――気持ちいい――
彼の舌が京子の内部を押し広げるように挿入され、膣壁を擦られる快感に、京子は支配されていく。
「や、っ……あ、…ぁ…」
「…京子さん。私を無視しないで下さい。」
流河の声に、京子はぼんやりと目を開くと、目の前にはジーンズから覗く流河自身があった。
それは猛る様にその存在を主張していて、京子は生唾を飲み込んでそれに見惚れた。
また、先程の高揚感が戻ってくる。
衝動に突き動かされるまま、流河のそれを口に咥える。
「っ…」
びくり、と流河の腰が引けて、それが合図に京子は流河自身を弄り始めた。
鈴口を舐め、裏筋を指先で撫ぜて、京子は思いつく限りの行為を試してみる。
それは稚拙で決して巧いとは言えないが、それでも、じわじわと流河を追いつめていった。

38L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:05:41 ID:8i3ZYKv8

流河は射精感を促されるのを堪え、京子への愛撫へと集中する。
薄い恥毛を掻き分けて、京子のひっそりと息づく肉芽を探し当て、それを咥える。
「あっ…!」
京子が震え、声を上げる。流河のものを手の中に収めたまま、その快感に耐える。
「…手、お留守になってますよ?」
意地悪く言う流河に、京子は僅かな反抗心が芽生え、流河にやり返す。
「っ……意外と勝気なんですね…」
京子が流河の筋に沿って、根元から鈴口までをじわじわと舐め上げる。
背筋がぞくり、と粟立って、快感をやり過ごすように流河が息を吐いた。
流河が京子の突起を弄ると、奥から大量の蜜が溢れ、流河の口を濡らしていく。
そしてその突起の下の、ジュリーピンクの割れ目の中に、指先をつぷ、と沈めていく。
「いっ……!」
「痛い、ですか?力入れすぎです。もう少し抜いて下さい。」
「だ、だめ、無理っ……!」
まだ指の節までしか入っていないにも関わらず、京子が苦痛を訴える。
「無理でもお願いします。あ、もう一つ。
貴女がどんなに痛くても私のは絶対に痛くしないで下さい。ましてや間違っても
噛み付いたりなんてしないように。では続けますよ?」
――あんたは鬼か!!?
淡々と好き勝手な事をいけしゃあしゃあとのたまう流河に流石にキレ気味の
京子だったが、あいにくそんな場合では無く。
「っう…!」
流河は気にせずに京子の蜜を指に絡め、泥濘の中に進入させていく。
きつい内部を慣らすように、指先で膣壁を押さえつけるような動きで京子を攻める。
「ぅあっ…!い、いぁ…!」
胎内の違和感に、京子は目にじんわりと涙を滲ませて耐える。
快感は特には感じず、まだ痛みの方が強い。
段々と不安になり、また痛いと言うのに特に気遣いを見せない流河に対して
少し腹が立ってきた事もあり、いっそ本当に噛み付いてやろうかとも思ったが、
それはそれで勇気が要る事なので、やめておいた。
代わりに、痛みをやり過ごすように流河の肉茎への愛撫を再開する。
流河は挿入する指の数を少しずつ増やしていき、その度に京子が
痛みを堪えるような声を上げ、自身への愛撫が一旦止まる。
慣れてくるとまた流河を攻め始め、流河は達してしまわないように下腹部に力を込める。

39L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:06:54 ID:8i3ZYKv8

そんな肉欲のシーソーゲームの繰り返しで、お互いに段々と追い詰められていく。
京子の方も絡む蜜の量が増え、どうやら感じるのは痛みだけでは無くなってきたようだった。
――そろそろ、か?――
最初に比べるとぎこちなさが無くなり、随分と巧くなったように思える京子に
少し名残惜しさを感じたが、だからと言ってゆっくりとしているわけにはいかない。
流河は指先を引き抜き、京子から身体を離す。
「流河君……ぎゃっ!?」
いきなり身体が離れるや京子に覆いかぶさる流河に、京子はかえるが潰れた様な声を上げる。
「りゅ、流河君!?何っ!?」
「今度こそ、力抜いて下さい。私もあまり手荒くはしたくありません。ほら、わかるでしょう?」
「!あ…」
ぬる、ぬると流河の先端が京子の入口を擦り付けた。
愛液が絡んだそれは、京子の割れ目をなぞるように上下する。
「あ、あ……!」
気持ちいい。たまらなく。指とも舌とも違う感触が、京子の疼きを強くする。
京子のブラウスのボタンを全て外し、ようやく京子を完全に解放してやると、
間髪入れずに京子の腕が流河の背に絡みついた。
「挿入ます」
「!っ痛っ…!やだ、いぁっ…!!」
さっきまでの快感が嘘のように、今度は激しい痛みが走る。
胎内を犯されていく感覚に伴う破瓜の激痛に、京子は涙を浮かべた。
「我慢して下さい。もう少し、ですから…っ…」
京子の首筋に口付けたり、肌を撫ぜたりしながら京子の緊張を解そうとしたが、
それでも痛みは消えないらしく、流河から身体を引き離そうとしている。
「ちょっ…逃げないで下さい。まだ途中ですよ?」
逃げようとする京子の腰を掴んで再び引き寄せる。
反動で、京子の胎内に流河自身が深く突き刺さった。
40L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:09:20 ID:8i3ZYKv8

「やぁぁぁ!や、だ……も、家、帰る…!」
「………はい?ここは貴女の家ですが……」
「……っ…で、でもぉ……」
「記憶の改ざんは勘弁して下さい。もう少ししたら、よくなります。動きますよ?」
「いっ…!」
流河が一度腰を引いて、再び京子の膣奥を突いた。
大きく見開かれた目から大粒の涙が零れる。
流河はそれを見て見ぬフリをして京子の胎内を犯し続けた。
「う、ぁ、…あ…」
断続的な痛みによって抵抗する気も無くし、次第に痛みごと受け入れるように
なっていく京子を見て取り、最初はゆっくりだった流河の動きが段々と激しくなっていく。
「んくっ、うぁ、いぁぁ…!」
眉を顰めて苦痛に耐える。しかしそれを繰り返すうちに、痛みとは違う感覚が芽生え始めた。
「あ、いぁ……はぁっ…ん……んっ…?」
ぞくっ、と背筋が寒くなる。奥の奥が、再び疼き始める。
「んっ…ふぁ…あ…っ…」
ようやく痛み以外の感覚が理解出来る。
胎内で脈打つ流河の熱――彼が、今自分の中に居るのだ。
「あ……流…河、君……!」
――私…本当に流河君と…!――
ぼやけた目で流河を見上げる。
目の前にある彼の顔。いつになく真剣で、少し苦しそうな彼の顔が。
口元だけで、にやり、と笑った。
ゾクゾクする。
それと直結しているのか、彼と繋がっている部分から大量の蜜が溢れ始める。
身体の奥が、昇華しきれないもどかしさを訴え、甘く疼く。
「――いきますよ?」
それが、彼の宣戦布告の言葉だった。

41L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:10:29 ID:8i3ZYKv8

「んぁ……はぁっ…ぁ、んぁ…は……」
突き上げられる度、あられない声が京子の唇から漏れる。
快感が痛みを凌駕して、彼女の膣奥に彼の肉茎がぶつかる度、
びりびりと痺れるように身体が痙攣し、彼を締め付けた。
くちくちと淫液が絡まる音が、流河の肉茎の抽出に合わせ、室内に響いた。
「あ、ぁぁ……ひぅ……!」
ずる、と自身を一旦ぎりぎりまで引き抜くと、とろりとした液が
流河の肉茎に追いすがるように糸を引く。
「あ、や、やぁ…っ…流…河…くんっ……」
「は……随分と…淫乱な人だ……初めての癖にこんなに、濡れて……大分よくなりましたか?」
流河の嘲笑うような言葉に、京子はいやいやと首を振る。
「ち、ちがっ……」
「そうですか…?その割には貴女のここは、…私を誘ってきてるみたいですが…」
きゅう、と彼の先端を咥え込み、痛い程に束縛する。
足りない。こんなのではとても足りない。欲しいのは、もっと。
「あ、やだ……やだぁ…っ…!」
「何がです?……ああ、貴女さっきまで随分後悔してましたよね。
やっぱり、また嫌になりましたか?このまま抜いてしまっても、私は構いませんよ?」
わかっている。これは罠だ。
何となく、今日彼とこんな事になってしまって、何となくだが彼の性格がわかってきた。
ここで本音を言ってしまえば彼の思う壺。彼を喜ばせるだけなのだ。それは非情に癪に障る。
わかっているけれど。…けれど。
「ぁあっ…!」
流河が結合部の上で、すっかり赤く熟れて膨れ上がった肉芽をぎゅっと摘む。
淫液を絡めた手でぬるぬるとそれを擦りながら、空いた指でその下の繋がった部分を撫ぜる。
「ぅああっ……だめぇ、も、お願…っ…」
限界だった。もう、これ以上は耐えられない。
42L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:11:09 ID:8i3ZYKv8

「……どうして、欲しいんですか?」
「っ…入れてっ…もっと、奥っ…うぁぁっ…!」
「京子さん。――私の事、もっと知りたいですか?」
「ひ、ぁぁ…ああぁぁっ!」
「どう、なんです?」
「っ……流河、く……知り、たっ…もっと、知りたい…っ…あ、ああ……」
京子の答えに、満足げな笑みを浮かべながら。
「――欲張りな、人ですね。――貴女も。」
子供をよしよしするように、京子のおかっぱ頭を撫ぜて――流河は再び、
京子の奥深くに自らを突き入れた。
「ああっ…はっ、あ、ん、んぁっ…あ!」
流河が腰の動きを早め、京子の中を容赦なくえぐる。
叩きつけるように奥を突くと、淫液が弾けるように飛び散る。
汗と淫液でぐちゃぐちゃになりながら、互いの身体を求め合う。
互いの絶頂も近い。
「あ、…は、もぅ、だめっ…どうしよ…私、私っ…」
こんなのは初めてだ。こんな快楽は知らない。
その果てに、一体自分はどうなってしまうのだろう。未知の恐怖に、京子は戸惑う。
「はっ……そのまま…呑まれてしまえばいいんですよ…………私も、もう……」
流河は京子に覆いかぶさり、一際腰の動きを早く、強めた。
先端でぐりぐりと京子の奥壁を突くと、京子の身体が弓なりに反る。
「あぁっ…!」
短い嬌声と共に、震える華奢な身体をシーツに縫いつけ、痙攣を繰り返す
胎内から自身を抜き取ると、京子の胸に白い欲望を吐き出した。


*****

――ガチャ

「!竜崎…随分遅かったな。何かあったのか?」
キラ事件捜査本部用に借りられた、あるホテルの一室。
キラ事件の捜査に携わっている数人の刑事と、夜神月が
あーでもない、こーでもないと、捜査を進めていた。
「すいません。予想外に手間取りまして。」
何事も無かったかのようにしれっとした態度の竜崎に、月がひそひそと小声で話し掛ける。
「竜崎、話は纏まったのか?」
「……纏まったようなそうでないような…少し微妙な感じになりました。」
「…微妙って何だ?彼女まだ諦めていないのか?」
「そうですね。多分。私もまだまだ甘いです。と言うか彼女もなかなかしぶとかったです。
あ、私が『L』だという事はもちろん知られてませんのでご安心を。」
本当は、もっと酷い事をするつもりだった。
途中で彼女が音を上げる位。大嫌いだと言われる位。
しかし、段々と女になっていく彼女に、自分自身がのめり込んでいったと言うのが敗因だろう。
「…女性は苦手です」
月にも聞こえるか聞こえないかの声で、『L』はそう呟いた。
43L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:12:26 ID:8i3ZYKv8

*****


「………」
自分の部屋の染みの無い天井を見上げながら、京子は呆然としていた。
あの後、流河は『用事があるから』と言って、身支度を整えるやいなや10分もせずにここから出て行った。
呆気に取られたのも束の間で、その後は家族が帰ってくるまでにと怒濤の如く
片付けに入り、シーツの洗濯やら何やら、気まずい思いをしながらもいつも通りの
態度で家族と夕食と摂ったりして、感傷に浸る間など無かったが、こうして
落ち着いて自分の部屋で居ると、今日の事がまるで夢じゃないのかと思えてくる。
――夢じゃない…よねぇ…――
下半身には、紛れも無くあの感覚が残っている。
それに伴い、喪失感のようなものが彼女を襲った。
――本当に、流河君と――
(ぎゃぁぁぁぁ!)
顔から火が出るとはこのことだろう。ようやく実感が湧いてきたのだ。
「私、本当に…!うわぁ……!」
どうしようか。いやどうもしようがないが、それよりも何よりも、今の今まで忘れていたが。
『付き合うのは今日限りです』
「……今日限りって……どうしよう……」
どうしようも無く、また好きになってしまったのに。
前以上に、多分。
きっと明日も彼の姿を見ると、いつもの如く、彼にストーカーと言わしめた
あの行為をしてしまいそうになるに違いない。
それに、彼を知れば知るほど謎は深まり、もっと彼の事を知りたくなっていく。
そんな事を徒然と考えていると、ふと机の上の鏡が目に入った。
何気なしにそれを覗き込んで、眼鏡を外してみると。
「…掛けない方が、やっぱりいいのかなぁ。」
本当にコンタクトにしてしまおうか。それに。
「下着も…黒がいいって言ってたっけ。」
今の今まで、気にした事も無かったのだが。
「お化粧とかもしたら、少しは綺麗に見えるかな?髪も少し伸ばしたりして…」
しばし考えた後、京子はにんまりと笑って。
「決ーめた!」
自分なりに思いっきり綺麗になって、そして今度こそ自分から声を掛けよう。
彼が、もう一日位付き合ってもいいと思える位。一日だけと言ったのを後悔する位に。
そう思った途端、急激な眠気が京子を襲った。
今日は本当に……疲れた…。
未だ彼の匂いが残っているような気がするそのベッドにゆっくりと倒れこんで。
京子は目を瞑って、心地よい眠りの世界へと入っていった。

END.
44L×京子@前237:2007/06/10(日) 02:15:46 ID:8i3ZYKv8
ハルジェバがなかなか書けない…どうも大人カプーを書くのが苦手らしい(泣
妄想は好きだが。

では新スレの発展を祈りつつ、職人さんの降臨を願いつつ、名無しに戻っときます。
45名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 08:33:41 ID:G5ROt+V5
>>44
うあああ!!GJGJ!!
朝から萌えました!
46名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 03:45:03 ID:lfSFUB7A
>>43(;´Д`)ハァハァえろかったです
47名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 20:06:00 ID:guT4AYzC
>>13-43
乙乙!読み応えあって面白かったよ!
最後の前向きな京子に萌えた( ゜∀゜)=3
ハルジェバも期待してるよー
48名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:31:14 ID:4VUyoA6M
>>44GJ!
L京子に萌えつつ保守
49名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:36:09 ID:EWaFkrTg
50名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 09:47:33 ID:iloirgL2
まとめ読んで来た
おハルってあれだけだっけ
51名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 09:49:01 ID:iloirgL2
やばい俺、IDが第二のLです
52名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:50:21 ID:TqAPQnNw
6/18は粧裕タンの誕生日だったよね
という訳で粧裕の幸せ話を物乞いしつつ保守
53名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:57:05 ID:yBhR96B6
ゲロ甘のまつさゆ書いてるから待ってておくれ
54名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 15:02:57 ID:j4oqGzUp
>>53
パンツ脱いで待ってる!
55名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 08:39:19 ID:QePg5HFv
裸ネクタイでまってるお!
56名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 09:40:03 ID:8eHikc0h
>>53
半身浴しながら待ってる!
57名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:09:53 ID:uD7GNlV4
ここで唐突に
相沢由美たん希望 とか言ってみる
58名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 11:21:49 ID:6enR/1AM
>>44
ハルジェバ激しく期待してますノシ
59名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 08:53:24 ID:CPxeO+Xw
誰か書いて
60名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 10:01:14 ID:jlYBm7Va
保守
61名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:17:04 ID:sOiY43EP
ほしゅ
62名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:32:07 ID:sOiY43EP
保管庫消えてる
63名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:58:50 ID:Ir/gVoAq
>>62ほんとだ
64名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 12:34:55 ID:W+XF2Ia0
なぜなんだー!
65名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 13:24:04 ID:e3iU/KbU
保管庫って2ちゃんねるエロパロSS保管庫の事だろ?
ttp://sslibrary.arings2.com/
ここから行けるよ
このページを登録してた方が間違いない。行くのに手間はかかるが。
66名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 13:33:39 ID:W+XF2Ia0
さんくす
67名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 15:59:58 ID:Y+BxkgPT
とんとんくす
68名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 20:22:26 ID:t5aeTGlq
ほしゅ
69名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 15:46:09 ID:pxkIbqj5
えと、保守代わりに生温い月×粧裕投下します。
70月×粧裕(1/3):2007/07/26(木) 15:48:23 ID:pxkIbqj5
ベッドが悲鳴をあげ、眼下に広がるは最愛の、紅潮した美しい裸体。
月は腰を振り、緩急をつけて抽出を繰り返す。
卑猥な音をたて、視界に入る体液は最早どちらのものか判別はつかない。
中には少し、紅いものも混ざっていた。
それは初めて快楽を貪った証だと、月は心中で口角を吊り上げた。

組み敷かれ、艶やかな黒髪を振り乱した粧裕は、意味を成さない言葉を
発するばかり。
左手の、お互いに強く絡ませた指はそのままに、空いた手で
顔を背ける可愛い妹の顎を持ち上げ、正面を向かせた。

「粧裕…『月』っていってごらん。」

粧裕は激しい快感の前に、その要望に答える余裕がなかった。

自分はこんなにも乱れているのに、目の前の兄はなんと綺麗に微笑むのだろう。
そもそも、あの優しい兄と、どうして事に至ったのだろうかと
白みがけた思考の中で思いを巡らせた。


***
71月×粧裕(2/3):2007/07/26(木) 15:51:22 ID:pxkIbqj5
***



「これ、粧裕のじゃないか…仕方のない奴だ」

言葉とは裏腹で、無意識に憂いを帯びた表情になる。
月はリビングのソファーに掛けられた、淡いピンク色のカットソーを
そっと手にとり、階段を昇る。目的地は可愛い妹の部屋だ。

よく見慣れたドアをノックしようと空いた右手を曲げだとき、ドアが少し
開いている事に気付いた。
中からは小さな鈴をころがした様な心地よい声音が耳に届く。
どうやら妹は今、友達と電話中のようだ。

粧裕の注意が電話に注がれている事が少し残念に思いつつも、手にした
それをドアノブに掛けていこうとしたとき、それは耳に入った。

「うん、付き合ってるよ」

――思わず体を硬くした。そんな月を他所に会話は続く。

「うん?いい人だよ。――え〜恥ずかしいよ〜!
――えへへへ、それは内緒」

ここから顔が見えなくてもわかる。
眉間に皺を寄せたり、頬を染めて足をばたつかせたり。
どうやら意中の相手の話題に、妹は一喜一憂しているようだった。

いつかはこんな日が来る事など、機械的にわかっていた。
その頃にはこの淡い気持ちも、時間と共に解決してくれる筈だ。
――まだ先の話だと思っていた。
だがそれは、月自身にとっての都合のいい解釈だった。
そうとでも思わない限り、平静を装うには容易くないから。

その均衡が今、崩されようとしている。
月は自問自答した。
今、最愛の妹が見知らぬ男との逢瀬を目撃したら、自分は冷静で居られるのか?
答えはNOだ。
それ以上の事は想像する事すら体が拒否した。

やがて散漫した思考が一点に固まる。
丁度、妹の通話が終了したようだった。
今、この家には月と粧裕以外に誰も居ない。
72月×粧裕(3/3):2007/07/26(木) 15:53:19 ID:pxkIbqj5
「粧裕、入るよ。」
「わ!お兄ちゃん、どうしたの?」
やや強引に歩みを進める月。
兄の突然の来訪に、ベッドの上で寝転がっていた粧裕はびっくりして体を起す。

「これ、リビングに忘れてたぞ。」
「…あっ!ありがとう」
にししと照れ笑いを浮かべる妹を他所に、月は後ろ手でドアの鍵を静かに閉めた。

「どうした。何かいい事でもあったのか?」
手にしていたカットソーを手渡すと、言いながらベッドの上、妹の隣に腰を下ろす。
「えへっ。お兄ちゃんにはそう見える?」
照れて視線を彷徨わせる様は、まだ思考が見知らぬ男に注がれているようだった。

もじもじと頬を赤らめる粧裕の顔にかかった髪を横に掻き分け、
掌はそのまま小さな顔に吸い付くように沿わせせた。

「ああ、粧裕の事だったら何だってわかるよ。
 ――好きな奴でも出来たのか?」

恥ずかしがってこちらを見ようともしない妹の顔を、こちらへと上向かせた。
「お兄ちゃんには隠し事、できないなぁー」
申し訳なさそうに眉を顰めた眉間に、月は唇を寄せた。

「…お、お兄ちゃ…?」

「ふふっ。僕はね、粧裕に勉強を教えられるが、それ以外の事だって
 教える事は出来るんだよ。
 今、粧裕が興味あるのはそれ以外の事の方じゃないのかい?」

大きく見開かれた瞳を覗き込み、親指の腹で頬を撫でながらゆっくりと
諭すように言葉を重ねる。
一方、未だに状況が掴めていない粧裕は、敬愛する兄が何を云わんとしているのか
必死に答えを探すように細められ目を見詰め返す。
そしてだんだんと細く切れ長の目が近付いてきたかと思う頃には、
粧裕の小さな唇に、温かい兄のそれが覆い被さっていた。

月は頬に添えていた手を、体のラインに沿ってゆっくりと下へ辿ると、
首もとの服と肌の境――ギリギリ露出された鎖骨に長い指を這わせた。
唇を押し付けたままそっと粧裕を横たえ、隙だらけの可愛い妹を上から見下ろし。
衣服に手をかけた。


「僕が教えてあげるよ」



***

おわり。
職人さんの降臨を切実に祈ってます…!
73名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 20:29:56 ID:5w/Df18e
月粧裕好きなのですごくうれしい GJ!
74名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 21:34:50 ID:sR0vmw2j
>>72乙でしゅ!(;´Д`)ハァハァ
75名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:02:50 ID:McXou9ea
ほしゅ
76名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 09:13:09 ID:ZjchL423
需要あるか分からないけど、勝手にウェディ×L投下します。
77ウェディ×L@:2007/08/03(金) 09:20:23 ID:ZjchL423
キラ捜査本部の一室。
巨大な液晶画面と資料の山、複雑に繋がり合う電子機器の配線に囲まれながら、男は思考の海で溺れていた。
男の名はL。
Lは世界一と言っても過言ではない敏腕の探偵で、いまやその名前を知らない者はいないほどの存在である。
しかし、時としてその名前も肩書きも全く意味をなさない。
LはLである前に一人の男であり、その実体を知る者は誰もいないからだ。

十何時間にも渡る事件の考察にさすがに疲れを覚え、Lはギシリと音を立てて固い椅子にもたれた。
−このまま寝てしまってもいいが…と思いつつも、頭が妙に冴えたままで眠れない。
なぜだかその日は、変な事が起こるような予感がしていた。
Lは自分の能力を信用している。
行動力や推理力、そして科学的根拠のない動物的な勘でさえも。

ふいに、静まり返った本部室の外から、コツ、コツ、と誰かの足音が聞こえて来た。
(女の足音…弥か?いや違う、もっと狡猾な…)
Lが足音の主が誰かを判断したのと同時に、本部室のドアがサッと開いた。
78ウェディ×LA:2007/08/03(金) 09:24:53 ID:ZjchL423
「ようこそ、ウェディ」
「ふふ、さすがね、L。私が来るのはお見通しだったの?」
「いいえ」
足音の女はウェディ、彼女は稀代の大泥棒で、Lはその類い希な能力を買って協力要請し、今朝来日させたところだった。
「さすがなのは貴女ですよ。この部屋の入室パスワード、今朝貴女とアイバーが入ってから組み換えたんです。しかし一瞬で破られてしまった」
「よく言うわね。本当に入らせないつもりなら、もっと難解に出来たでしょう?私とスパイごっこでもして遊びたいのかしら」
ウェディは美しいブロンドをなびかせて、Lから少し離れた場所にあるソファーに腰かけた。
おもむろに煙草をくわえ火をつける。
コンピューターのデジタル時計は深夜1時を指している。

「…で、どういったご用件です?」
「…何か用件がないと、来ちゃいけないの?」
「…いいえ」
ウェディは細長い煙草を手に微笑んでみせるが、その表情はサングラスに隠れて読み取れない。
Lはやれやれ、とため息をついた。
ウェディはLと対等にやりあえる、むしろ時にはLを出し抜くことさえある数少ない人材だった。
稀代の大泥棒である彼女を探偵Lが捕まえられないのも、昔ある事件でLがどうしても手に入れることの出来なかった国家の機密ファイルを、
彼女の犯罪に今後一切目をつむるという条件で横流ししてもらったという過去があるからだ。
そんなわけでLはウェディを苦手としていたが、なぜだかウェディはLを気に入っていて、
何か事件があるたびにちょっかいを出してくるのだった。
79ウェディ×LB:2007/08/03(金) 09:29:18 ID:ZjchL423
「…しかし、用件がないというのは嘘でしょう。貴女のことだからどうせ報酬の上乗せとか、
そんな事を頼みに来たんだろうと思いましたよ。今回の事件はハイリスクですから」
「ご挨拶ね。でも、仕事の危険度なんて気にしたことないわ。潜入もスパイ活動も、私は趣味でやってるんだもの」
「結構なご趣味ですね。なら、今回の報酬は提示した額で我慢して下さいよ」
Lの物言いに、ウェディはくすくすと笑った。

「別に私、お金なんてもう要らないのよ。世界の名品と言われる名品は、もう所有済みだし。私が報酬でもらいたい物といえば…何かしらね…」
ウェディの話し方は自信満々だ。
しかし高慢ではなく、いきいきとしている。
Lはじっとウェディの口元を見つめた。
「…貴女なら、手に入れられない物なんてないでしょう。古代遺跡の宝物だって、アメリカ国家の最高機密だって。
貴女の欲しい物なんか、私に言われたって用意できませんよ」
Lはいつになくぶっきらぼうな口調で言った。
類い希な才能と頭脳を持ちながらも、Lとは違い自由気ままに生きるウェディは、この世界で唯一Lが劣等感を感じる相手だ。
80ウェディ×LC:2007/08/03(金) 09:35:05 ID:ZjchL423
そんなLの思考を知ってか知らずか、ウェディはきょとんとした顔で言う。
「そうかしら?どんな犯罪者だって聖母だって、女の欲しがる物なんてたかが知れてるわよ」
「女性が望む物ならなおさらでしょう。貴女は宝石もドレスも、それに似合う美貌も持っている。
これ以上何が欲しいんですか?もしかして、不老の薬とか?」
「失礼な人ね。本当に、あなたって…」
「何です?」
「それだけ何でもお見通しって顔をしてるのに、女心は分からないのね」
そう言ってため息をつくと、ウェディは煙草の火を消し、サングラスを外して机に置いた。
ガラス玉のような碧い瞳が露わになる。
普段女性の顔になどあまり興味のないLだが、この時ばかりはウェディから目が離せなくなった。
出来過ぎたフランス人形のように端正で美しいウェディの顔が、
自分だけをじっと見つめて扇情的に微笑んだからだった。
81ウェディ×LD:2007/08/03(金) 09:38:46 ID:ZjchL423
そこからは一瞬の出来事だった。
ウェディの美しさに気を取られた瞬間、気が付くとLの唇は彼女に奪われていた。
「…ん…」
挨拶代わりのキスじゃない、熱く情熱的で口内を探るようなキスに、Lは心底驚いた。
ウェディの唇が離れた瞬間に、思わず椅子にへたりこむ。
「いきなり何です…ちょっと冗談が過ぎるんじゃないですか?」
「ふふふ。驚かせてごめんなさい。でも、あなた私が欲しい物を知りたくない?」
「…何が目的なんです?」
訝しむLの目線に、ウェディはなおも微笑んだまま答える。
「女が欲しがる物なんてたかが知れてるって言ったでしょう?でもお金や自由なんか、私はもう要らないの」
ウェディは片手でLの尖った顎を持ち上げる。
「私がどうしても手に入れたいのは男の人よ。それも世界一の、名探偵さんをね」
「…ご冗談を。私をからかって遊びたいんでしょう?」
「いいえ。私、冗談でこんな事をする女じゃないわ。本気よ。
欲しい物はどんな手を使ってでも手に入れたいの。泥棒だから」
ウェディは強い目線でLを見つめ、両手でLの顔を包み、もう一度キスをした。
82ウェディ×LE:2007/08/03(金) 09:42:04 ID:ZjchL423
Lは何とかしなければいけない、と必死で考えながら、
頭の片隅で今日ずっと変な胸騒ぎがしていたことを思い出した。
予感は的中だ。予想もしていなかった内容だが。
「ウェディ変ですよ…お酒でも飲んだんですか?」
「素面よ、悪いけど。れっきとしたビジネスだもの。L、あなたの仕事を手伝う代わりに、あなたを頂くわ」
ウェディの真剣な表情に、Lはこれは何を言っても聞かない、絶望的な状況だと判断した。
そして冷静に思考する頭脳の傍らで、ウェディの甘い香りや唇の感触に、Lの男性としての本能が首をもたげる。
ああ、男と女というのは、どこまでも不合理な生き物だ。
「ウェディ、冷静になって下さい。どうしてなんです?
貴女のような美しい女性が、私なんかに執心するのは理解しかねます」
キスを必死で遮ってLが言うと、ウェディは楽しそうに笑った。
「L、あなたって本当に可愛いわ。あなたは十分にセクシーで魅力的よ、私がこんなに好きになってしまうくらい。
でも、自分ではそれに全く気がついてない所が、一番の魅力ね」
「…よく分かりません」
「ごめんね。でも私あなたが好きなの、それだけは分かって」
83ウェディ×LF:2007/08/03(金) 09:45:23 ID:ZjchL423
ウェディは真っ直ぐな瞳でLを見つめる。
ウェディの、今まで見たことのない少女のような可憐な表情に、Lの理性は大きく揺れた。
「…はい」
思わずそう答えてしまった事を、Lは少し後悔した。
ウェディはそれを同意と受け取り、行為はどんどんエスカレートしていく。
舌と舌を絡めるようなキスの中、ウェディの手はLの服の中に忍び込み、その下の肌をなで回す。
「駄目ですよ…」
その感触とキス、そしてブラウスからちらちらと覗くウェディの白い胸元に、Lの理性はどんどん決壊していく。
Lがなだめるように声をかけてもウェディは聞かず、その度にLの唇を無理やり塞ぐ。
甘くて頭の芯まで痺れるようなキスと、ウェディのなめらかな手の動きが、Lの下半身を熱くさせる。
「もう…知りませんよ」
どうしてこんな事になってしまったのか…記憶をかき集めても、熱い快感がそれを邪魔してバラバラにしてしまう。
もう、どうしようもない。
Lは覚悟を決めた。
84ウェディ×LG:2007/08/03(金) 09:48:31 ID:ZjchL423
本能に誘われるまま、Lはウェディの胸に手を伸ばして触れた。
そのうちに居ても立ってもいられなくなり、激しく胸をもみし抱く。
「…L?」
ウェディは多少びっくりしたようだった。
「言っておきますが、私も男ですから。どうなっても文句は言わないで下さい」
Lは立ち上がり、ウェディを抱き寄せたまま大きなソファーに倒れ込んだ。
ウェディは軽く声を上げたがLはお構いなしで、彼女の白い首筋を舐めながら胸を弄った。
「んっ…L…」
「何ですか?」
「…今だけは、探偵じゃない、一人の男になって…」
「最初から、そうですよ。ウェディ…貴女も一人の女でしょう?」
「ええ…」
Lがウェディのブラウスのボタンを外し、ブラジャーを押し上げると、形の良い乳房が露わになる。
Lは考える余裕もなく、淡い色の胸の突起を吸った。
「あぁっ…!!」
ウェディの体が快感に大きくのけぞり、Lの自身も窮屈に膨れ上がった。
85ウェディ×LH:2007/08/03(金) 09:51:37 ID:ZjchL423
胸を丁寧に舐めながら、Lは右手でウェディの太ももをゆっくりと撫で上げ、タイトスカートの中に侵入していく。
たどり着いた先はもう十分に濡れていて、Lはその状態に興奮し、ゆっくりと円を描くように下着の上から秘部を撫で回す。「…あぁ…あ、あ…L、だめ…」
「駄目じゃないでしょう?もう、準備万端のように見受けられますが」
Lは自分の高ぶりを悟られないように、わざと冷静な口調でウェディをからかった。
普段はなかなか説き伏すことの出来ない強気なウェディが、自分の下で別人のように可愛く喘いでいるのを見ると、身震いするほどの興奮が湧き上がる。
「あぁっ…L、私…もう、おかしくなりそう…」
胸の先端と濡れた秘部を同時に責められて、ウェディはどうしようもなく切なげな声を上げた。
「…そろそろ、ですかね?ウェディ。私にどうしてほしいんですか?」
Lが余裕の笑みでトレーナーを脱ぎ、デニムのジッパーに指をかけた所を、ウェディは見逃さなかった。
86ウェディ×LI:2007/08/03(金) 09:54:40 ID:ZjchL423
素早く起き上がったウェディはLを押し倒し、あっという間の形勢逆転にLは目をぱちくりさせた。
「ツメが甘いわね、名探偵さん」
デニムと下着を素早く脱がせ、全裸になったLに覆い被さり、ウェディは熱い愛撫を始めた。
「そんな…」
「Lは大人しくしてくれてたらいいわ。私、欲しい物は自分から奪いに行きたいの」
言い終わると同時にウェディはLの胸元を舐め、硬く立ち上がったペニスを優しく撫でさすった。
「…んっ…」
「素敵な体ね。我慢しなくていいのよ…」
優しく撫でたり激しく擦ったり、何回かLのペニスを弄ってから、ウェディはそれを口に含んだ。
「あぁっ…!」
熱く湿ったウェディの唇に執拗に舐め回され、Lは限界に達しそうになる。
「ん…本当に…貴女は策士ですね…」
ふ、と妖しく微笑んで、ウェディはLの耳に囁きかける。
「そろそろいいわよね?L…」
Lはなすすべもなく頷いた。
87ウェディ×LJ:2007/08/03(金) 09:57:21 ID:ZjchL423
Lがウェディの下着を脱がせると、彼女はスカートだけ履いたまま、Lの腰にまたがり、ゆっくりと体を沈めた。
ウェディの体がL自身を飲み込んで行く。
「あぁ…」
差し込む快感に顔を歪め、ゆったりと円を描くように、ウェディは腰を揺らした。
眉間に皺を寄せ、時折髪をかき上げながら快感をかみしめるその姿に、Lは虜になる。
「あ…あ…Lっ…」
「ウェディ…貴女やっぱり綺麗ですね。いいです…もっと…」
Lが下から激しく突き上げると、ウェディはそれに応えるように腰の動きを早めた。
肌と肌が擦れ合うみだらな音が響き、2人の息使いは荒くなる。
「L…あぁぁっ…!あん…っ!ああ…」
美しい金髪を振り乱し、白い肢体をのけぞらしてウェディは高まっていく。
ソファーがぎしぎしと軋む。
「あぁ…っ、あ…、私、もう…!」
「…んっ…ウェディ…もう、私もダメです…イキそう…あ…」
「L…!!ああっ…!」
ウェディが絶頂に達する瞬間に、Lはたまらず彼女の中に吐精した。
快感に体ががたがたと震える。
88ウェディ×LK:2007/08/03(金) 10:03:21 ID:ZjchL423
事を終え、着衣を整えるウェディを眺めながら、Lは複雑な気持ちを持てあましていた。
随分久しぶりのセックスだった。
それも、濃厚で甘い。
でも、どこか現実感が欠落している。
「…私、やっぱりからかわれていたんでしょうか」
ぼそりと呟いた一言に、ウェディがくるりと振り向いた。
「どうしてそう思うの?」
「いえ…どうしてこんな事になったのか…まだ、事態が飲み込めていなくて」
ウェディはふわりと笑って、うつむいたLの頬に触れた。
「単純なことよ。私はあなたが欲しかったから、あなたをもらったの。
あなたと私は探偵と泥棒である前に、ただの男と女だから」
「…なるほど。明快です」
「それじゃあ。さようなら」
ウェディはサングラスをかけ、いつもの調子で部屋を出て行こうとした。
しかし、その背中はどこか淋しげで、なおかつ強がっているようだった。
自分の洞察力には自信はあるが、女の気持ちだけは一生分からない、とLは心の中で苦笑する。
89ウェディ×LL:2007/08/03(金) 10:05:32 ID:ZjchL423
「ウェディ」
「…何?」
「…もしもの話ですけど」
Lはもぞもぞと話した。
「もしも、貴女がまた報酬の上乗せが欲しくなったら…今度はここじゃなくて、私の部屋へ。
あちらに入室する方がなかなか難しいとは思いますけど」
Lの言葉にウェディは一瞬驚き、その後とても綺麗に微笑んだ。
「ありがとう。あなたを盗むためなら、どんなセキュリティーも壊してみせるわ」
「それでこそ貴女ですね」
やわらかく抱きしめ合った後、ウェディは部屋を出て行った。
Lは椅子の上に座り、彼女が来る前と同じように思考の海に沈む。
しかし自分がLである前に一人の男であるという認識は、いくらか自分を楽にしてくれる。
そんな自由を与えてくれたことに、彼女は気付いているだろうか。


END
90ウェディ×L:2007/08/03(金) 10:09:18 ID:ZjchL423
以上です。
携帯からなので改行が変だったり、読みにくかったりするかもしれません。
お目汚し失礼しました。
91名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 19:13:44 ID:dt8mTtT7
>>89乙です!
92名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 19:53:45 ID:Hr2F4VYu
ウェディってありそうでなかった

次はウェディ×総一郎でどなたか
93名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 21:39:46 ID:k2hrljuP
>>90
乙です〜
面白かった!!
二人ともセリフがカコイー!!
94名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 15:34:51 ID:43Y4Flve
GJ!!よいものを読ませていただきました
95名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 21:04:41 ID:cxvHUSL/
GJGJGJ!!!すごいすごいすごい!!!
96名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 18:16:32 ID:YxkLATbL
ウエディ×L この組み合わせ好き!!
GJ!二人ともカッコイイし、素敵にエロいよ、プロの小説とかわらん!

97名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 18:26:26 ID:YxkLATbL
名探偵である前に一人の男ってのにグッときた!

デスノキャラ 特にLなんて普段から性的なものを匂わせないから
どーなってんのかと。
原作の雰囲気そのままにこういう話が読めてシャーワセ
 
これだからデスノエロパロはやめられまへんな!
98名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 02:24:25 ID:1i4XP+Dr
すすすすすすげーGJ!GJすぎる!
厭らしいだけのエロじゃないというか、かっこいいエロさというか
ウェディとLは英語で会話してるのか、とか色々考えて興奮した。
99名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 02:44:32 ID:2xKE5s5G
英語(;´Д`)ハァハァ
100名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 16:43:35 ID:5VP0gZCD
でも粧裕もそろそろ欲しいねー 月で
101名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:53:26 ID:okBmsjj7
照のエロが読みたいなあ
でも相手となる女性がいなさそうな…
102名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 05:02:32 ID:rahXPK9e
清美は?それかリドナー
103名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 16:32:41 ID:mXptasbE
前スレにあったな、照清。終わってないけどorz
京都組でミサも有りではないかと言ってみる。単にミサに飢えてるだけだが。
104名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 21:36:56 ID:w9VKKf0C
ミサ&模木さんってあったっけ?
なかったらキボンヌ。
105名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 22:45:14 ID:aKMvGRoC
照ミサもいいなあ!
京都弁でギシギシアンアン
106名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 08:33:38 ID:a5zUHqVZ
照:ええのんか?ここがええのんか?
ミ:か、堪忍しておくれやすぅ…あんさんを削除しますぇ?
107名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 09:49:00 ID:RWwpwdXe
>>106
吹いたwwwwでもミサの「堪忍しておくれやすぅ」には正直萌えた
照ミサ・模木ミサ書いてくれる神を地味に待ってる
108名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 11:37:34 ID:ILWZ9muZ
>>106(*´Д`)ハァハァ
笑える
109名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 22:22:42 ID:wFTntvHz
ちょww
関西弁だと他のキャラにならないか?
110名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 03:31:01 ID:a6Ks+yVS
キラの番組にて・・・
魅上「さて、みなさん」
一同(はまむらじゅん?)
111名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 23:24:53 ID:g0JJPM3P
ほしゅ
112名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 18:52:59 ID:0tmYMvtd
ハルに逆レイプされるニアかメロのSSがみたいというか
逆レイプは言いすぎたが…ハル攻めでみたいというか

あのナイスバデーにグングン迫られて
年下の男食っちゃうハルがみたいというか…
113名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 21:25:23 ID:PuQ1EUyL
メロに銃を突き付けられてるのに、
シーッて仕草のハル姉さんエロ過ぎる。

目の前でシャワー浴びてるのにその気にならないメロに腹が立ち、
逆に銃を突きつけてハルが股がり無理矢理…

妄想だけは得意なんだがw
114名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 03:05:02 ID:bz7L+DCd
>>112-113(*´Д`)ハァハァ
妄想は創作の第一歩です
5-939: 松田ミサとハル月ttp://eroparo.s13.dxbeat.com/sslibrary/d/deathnote113.htmlの続き、妄想しました
パラレル。ハルとL。色々と欲張った設定です↓もう百合でも何でも来いみたいな、すみません。


ミサは疑惑の一夜でLの子供を身ごもりますが、月の指示により孤児院に産み捨てます。
ミサとLの子L男はワイミーズハウスで幼少時を過ごします。
月の死後、ミサは松田と結婚し双子をもうけ、ライトと月恵と名付けます。
実は月の子種なのですが二人とも気付きません。
L男は自分の出自と二人の父親を知っています。
松田夫妻はL男も引き取り、友人の娘ハル子(粧裕がジェバンニと結婚して産んだ娘)もついでに育てています。
粧裕は貿易会社に入社し海外を飛び回る生活です。
大家族万歳な松田夫妻は更に子供を増やそうと計画しています。
ミサはタレント業を続け家計を支えています。
L男は新聞配達業と称し謎のアルバイトを始めています。秘密基地も構えたようです。
115子供達(ハルL):2007/08/18(土) 03:17:18 ID:bz7L+DCd
---------------------------------------------------------
事を終えるとハル子は放心したライトを抱き起こし軽く頬に唇を当てる。
そのまま髪を優しくなぜる。
「良い子ね…気持ちよかった?」と言うと、ライトは恥ずかしそうにこっくりと頷いた。
ハル子は裸で立ち上がった。
「じゃ洗ってあげるから、来なさい」
ライトは立ち上がろうとして「うっ」と呻いた。
下半身の奥に奇妙な痛みを感じたのだ。
「どうしたの?」
ライトは「何でもない」と言うと、少々妙な歩き方で風呂場へ歩いていった。
初めての射精に今まで使った事のない筋肉を使ったせいで、筋肉痛に似た痛みがライトの体の奥でしていたのだった。
---------------------------------------------------------
「ただいまー」
二人は家へ帰るとユニゾンで声をかけた。
一番に出迎えたL男は仏頂面で足の指を苛々と窄めては広げていた。
「…おかえり」
ライトにだけぼそりと言うとL男は奥へ入った。
戻った二人を加えて、家族は夕食を囲んだ。

ミサがハル子と月を見る。
「ふたりとも今日遅かったじゃん」
「二人でテニスしてたのよ」
「…うん」
しゃあしゃあと嘘を言うハル子に月が同意する。
「えー二人だけズルイ。何よ、こっちはお手伝いしてたのに」
月恵が膨れた。
「ライトったらもう筋肉痛なんだよw」
ハル子が笑いながらライトを見た。
「早っ」
松田は羨ましそうだ。
「若いもんねえw」
ミサが取りなす。
「はは…」
ライトは力無く笑った。
「ね、またしようね」
「うん」
ハル子が目元に艶っぽい笑みを含んでライトを見ると、ライトは恥ずかしげに微笑み返した。
「…」
L男は終始無言で、ドンブリの金時豆を一人で減らし続けた。
116子供達(ハルL):2007/08/18(土) 03:20:42 ID:bz7L+DCd
---------------------------------------------------------
家族全員が風呂を終え、寝室へと引き上げた深夜、
L男の部屋のドアがノックされた。
来るのが分かっていたように、すぐに開けるとハル子がバスローブ姿で佇んでいる。
「何か用ですか」
努めて平静にL男が聴く。
「用があるのはそっちじゃない?」
ハル子はすりぬけて勝手に部屋に入るとベッドに座った。
L男は嫌そうな顔で、薄暗い部屋の電気を点けた。
「ドアちゃんと閉めて」
L男はつい命令されるままに、ドアをきっちりと閉めた。
突然ハル子はバスローブを脱いだ。
下着を付けていない白い裸身は輝くような色香を撒き散らす。
「な、何です」
L男は狼狽えた。無意識にドアノブに手が掛かる。
「ちょっと、逃げないで」
ハル子が睨んだ。
立ち上がるとL男の手を掴む。
掴んだ手を血管の透けた乳房に導いて行くと、ふわりと押しつけた。
「…っ、なんですか」
「手、大きいのね」
「何」
「解らない?」
ハル子は艶っぽく微笑む。
柔らかい腕がL男の首に巻き付くと、唇を絡め取った。
L男の腕は自然にハル子の腰に回される。
ちゅっと浅いキスをすると、ハル子はL男をしげしげと凝視した。
「…で、何なんですか、あなた」
無言に耐えられずL男が尋ねた。
ハル子は彼女の裸身を猛るL男の下半身にぐいぐいと押しつけた。
「ふふ、私を満足させてくれたら教えてあげるわ」
117子供達(ハルL):2007/08/18(土) 03:25:02 ID:bz7L+DCd
L男はハル子を狭いベッドに押し倒した。
シャツを脱ぐと、寝そべったハル子は薄笑みを湛えて、のしかかってくるL男の体に触れた。
「裸を見るのは初めてね」
L男はハル子の首筋に顔を埋めた。
首筋から耳の裏、薄桃色の耳へと唇を這わせる。
ハル子はL男の首を抱くようにして、目を閉じた。
乳房にむしゃぶりつくとちゅぱちゅぱと乳首を舐め回す。
「っん、…あ」
ハル子は体を仰け反らせ、股を摺り合わせた。
L男は下半身も脱いで裸になった。猛る逸物が赤く聳える。
ハル子は薄目でL男を見ると自分で胸を愛撫し腰をくねらせた。
L男は殆ど怒りのような感情に任せ、ハル子の躯を撫で回した。
後ろから白いたわわな乳房を揉みしだき、肩やうなじに赤い斑点を散らして噛み付く。
ベッドに寝かせると、ピンク色の乳首を執拗に舐め回し、吸い上げた。
細く繊細そうに見える肢体にやや乱暴とも思える前戯に、ハル子は興奮し息を弾ませた。
「あっ…、ん…ん…ぁ」
L男はハル子の甘えるような声を初めて聴いた。
むっちりとした太股が耐えきれないというように徐々に開かれると、髪の色と同じ陰毛の間に卑猥な肉のの裂目が目に入る。
それはだらしなく蜜を垂らし、蠢き、挿れてくる肉の刺激を待ち受けていた。
L男は酷く情欲の高まるのを感じていた。
「入れて、ねぇ…お願い」
ハル子がL男に初めて懇願した。
自分で枕を腰に入れ、大股を開く。
L男は猛り狂う怒張をハル子に当てると、ゆっくりと押し入っていった。
暖かくぬめる襞が猛るL男の陰茎を涎を垂らして飲み込んでいく。
「あっ、…っん」
ハル子は押し開かれる甘い痺れに、頬を桜色に紅潮させ仰け反った。
L男は逸る心を押さえると、股ですっかり肉茎を銜え込んだハル子にのしかかった。
118子供達(ハルL):2007/08/18(土) 03:33:06 ID:bz7L+DCd
「で、何なんですか」
「んっ、まだ、満足させてもらって無いわ」
ハル子は腰を蠢かした。
次第にL男の息が乱れていく。
「早く…ねぇ、突いて、早く」
下半身を卑猥な動きで擦りつけ粘着音を出してハル子が先へと誘う。
L男は必死に頭を整理した。
「何回、あなたが、行けばいいんですか」
ハル子は動きを止め少し考え込んだ。
「……そうね…初めてだし。一回でいいわ。でも…随分冷たいのね、L」
また卑猥に腰を打ちつけて来る。くちゅくちゅと水音が漏れる。
「っ…何がです」
「私はあなたの事、凄く好きなのよ」
L男は耐えきれずハル子を突き始めた。
「あっ…、んっ、あ」
差し込まれる赤黒い肉茎の動きに合わせて、豊かな乳房が揺れ、くぐもった甘い喘ぎ声がハル子の喉から漏れる。
息を弾ませながら奥を突き続けると、ハル子はきつく背中を撓らせ腰に脚を絡めてくる。
「んっ…、ぁ…んっ、あっ、は…いくっ…いっちゃう」
ハル子は一瞬動きを止めると、体を痙攣させた。
L男は締め上げる膣の感触に耐えるように目を閉じた。
怒張を抜くと蜜が絡んで長い糸を引く。
「…L男?」
ハル子は不思議そうに見上げてくる。
「で、何なんですか」
ティッシュで自分を拭きながら訊く。
「あなたはいいの?」
「いいですよ。妊娠されても困りますし…」
ベッドの端に座ってそっぽを向く。
ハル子は起き上がった。
「大丈夫よ。ピル飲んでるから。ね」
後ろから抱きついてL男の首筋や肩に唇を這わせる。
背中に暖かい乳房が当たってくすぐったい。
119子供達(ハルL):2007/08/18(土) 03:40:17 ID:bz7L+DCd
萎えさせようと必死になっているL男のモノに血が集まる。
ハル子の手が怒張に伸びて軽く扱いた。
L男は振り返った。
ハル子の酷く艶っぽい唇を睨む。
「ちゃんと言って下さい。ライトにあんな事をした理由も」
「ちゃんとあなたも満足したら言うわ。…寝て」
促されるままベッドに入れ替わるように横たわる。
ハル子は腰に跨り、膨れあがった怒張を握ると突き刺し、ずぶずぶと体を沈み込ませた。
「んんっ、…あ、は…あっ、いいわL男」
尻を激しく上下させ、濡れて腫れ上がった膣へ自らピストンさせる。
ちゅ、ちゅく、という蜜の絡む音がする。
L男も息が上がって酷く刺激してくるハル子の腰を抑えるように掴んだ。
動きを封じられて、ハル子は深々と銜え込むと抉るように蠢かせた。
「っ…ん」
L男が息を吐く。
ハル子の白い指がL男の乳首を弄る。
「ねぇ、私知ってるのよ」
やっとそれらしい事を言い始めたハル子に荒い息で答える。
「ん、何を、です…」
「あなたが何者か。何のアルバイトしてるか。ライトくん達が何者か、調べたわ…。
それと、あなた、女は選ぶべきね」
ハル子は自分の乳首も弄りながら言った。
L男の目が見開かれた。
「…女の趣味は、あなたに関係あるんですか」
下から突き上げる。
「うん、…あ、あるわよ」
「何が望みなんですか」
睨み付けながら下から振動を加える。
「あ、ん…んっ、あっ」
L男はハル子を深く突くと、肩を抱き貫いたまま起き上がった。
「あ、んっ」
120子供達(ハルL):2007/08/18(土) 03:50:17 ID:bz7L+DCd
無理矢理体を離すと、膣液を垂らしながらよろけるハル子を引いて立たせ、壁に押しつけた。
「…痛いわ」
肩と顔を壁に押しつけられてハル子が言った。
「何が望みなんです」
髪を乱暴に掴む。
だがハル子は誘うように尻を突き出した。
「入れてよ」
L男は苛々してハル子の張りのあるプルンと突き出た腰を掴んで引き寄せた。
感情が入り交じって余計に情欲が高ぶる。
濡れてとろけた口に怒張をあてがい、蜜を絡めていくとハル子が切なげな吐息を吐いた。
ぐちゅりと押し入って行くと掴んだ腰が少し震える。
「ん」
そのままハル子を激しく突く。
ハル子は甘ったるい喘ぎ声を上げる。
「あっん、…っあん、いいっ…あっ、ん」
窮屈に狭まるハル子の穴がびくりと震えると、どくどくと収縮を始めた。
絶頂に構わずそのまま突き入れると溶けそうに甘く痺れ、引き抜く陰茎にまつわりつくように甘い肉が絡む。
「あ、だめ。あっ…ん、ああ、ね、…あ」
何度も責め立てて、L男は息をふっと止めて腰を震わせた。
ハル子の中に熱い精液を迸らせる。
いまだ脈打ち、卑猥な涎を垂らす肉の穴に白い液を送り込む。
まだL男の快感の止まらぬ内に、ハル子が首を向けて囁いた。
「あ…ねえ、私を仲間にしない?・・・体の相性も良いし」
L男は訳が分からなかった。
---------------------------------------------------------------------
おわりー
121名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 09:11:38 ID:FldYcgdF
>>114-120
GJ!おもしろかった!仕事前に良いもの読ませていただきました。
ハル子いいよハル子。
やっぱりハルにはあのナイスバデーで男を手玉にとっていただきたいね。
122名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 12:31:23 ID:cNzOQW+K
なんかすげーヘタクソでびびった
123名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 03:50:41 ID:AXdDmYD6
なんのためにこんな複雑な設定を考えたのかよくわからん
124名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 17:21:04 ID:DFK3rx56
そりゃハルに色々させるため
125名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 17:22:15 ID:DFK3rx56
122の字も綴り方も下手糞で驚愕
126名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 18:14:51 ID:RDFSgByd
>>125
本人乙^^
127名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 19:58:55 ID:DFK3rx56
本人さけど、エロパロってタチの悪い嫉妬深い書き手の方が幅聞かせてる感じ
悪所の一つだなきっと
^^ ←これは死語に近いんじゃないかな。失笑したわ。ではさようなら
128名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 22:06:23 ID:U7e97M7J
>>123
禿同…
パラレルにも程があるだろ
129名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 20:21:53 ID:x0G8XfOE
>>127
日本語でおk
130名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 22:38:42 ID:keNPkcBu
ハル分が足りません><
ハルメロハル、ハルジェバ投下してくれる神はおらんかのぉ・・・
131名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 18:08:07 ID:iUe1UsGt
保管庫にあった最初あたりのSSを見てみた
初代の松田粧裕に素直に萌えた…
未完だけどよみごたえあったなあ

あの頃はまさか松田が妙なスポットあびたりするとは思ってなかったw
132名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 16:21:36 ID:/wRDytxq
更新乙

L京子よかったです。
ますますLが好きになりました。

自分でも書いてみたいのでそのうちUPします!
133名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 17:18:30 ID:y76wGDZJ
期待!
134名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:15:48 ID:wD7NPCdz
更新乙
135名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:16:44 ID:wzKjnZ+V
>>128そんなこと言ってたら誰もこねー
136名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:07:17 ID:NL0GF0GU
ここを読んで刺激されちゃったので書こうと思います。

かなり稚拙になると思いますがLのエロ書こうと思います。


「サユリ」

私には母親も父親もいない。
寂しいと思ったことはない。
初めからいないからだ。
私には信頼できるワタリがいるから、寂しくない。

だが母親について考えない、といえば嘘になる。
私が食べている甘い菓子のように、その存在は甘い物なのだろうか?

☆☆☆


ワタリはある日病気になってしまった。しかし、たいしたことはない。
2週間の入院で済む。

代わりにワタリが手配したワタリの代理人はサユリという女性だった。
女性だからといって、取り立てて捜査に影響はない。

サユリは有能だった。
ワタリから私自身のすべてを引き継いできたようだ。
もし、なにかあったらワタリに電話しよう、という私の思いはよ余計だったようだ。
137名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:20:19 ID:NL0GF0GU
サユリはLの趣味でメイド服を着ている。
ワタリが極秘に英才教育を受けた女子をピックアップし
Lに合う人格者を探し出し、Lに合うように育てた。


私のフォローを全力でしてくれ、サユリのことを信じられた。
さすが、ワタリが手配しただけある。

2人は捜査上ホテルに泊り込むことになった。すでにテレビが6台と
ネット環境がそろっている。それにLが好きなお菓子も
たくさん準備してある。
サユリはLのフォローのため、背後から見守っている。
Lは密室殺人のトリックを暴くために画面に見入っている・・・。



138名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:28:44 ID:CWzAwAOV
場所はニューヨーク。
連続で4人が殺される密室殺人が起こった。
学生が4人でパーテイーをしているときに密室で変死した事件が起こり
それを暴くためにLが呼ばれた。
Lが呼ばれる規模の事件ではないが、犯人が声明文でLを名指しした。

L(私を名指しするとはいい度胸です。犯人を死刑台に送ってやります。)

Lの心はクールな外見とは裏腹に青く燃えていた。


☆☆☆

サユリ「L。私は始めてあなたの元に派遣されました。
    ワタリはいつもこんな状況のあなたをフォローしていたのですか?」

L「はい。サユリ。あなたはおびえているように見えます。
  捜査を外れてくださいといいたいところですが、お菓子がなくなっては
  私の思考能力が落ちます。お菓子の補充だけは忘れないでください。」 
139名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:43:02 ID:CWzAwAOV
サユリ「おびえているのではないんです。あなたはいつもつらい状況に
    いる人なんだってわかりました。」

L「そうです。」

Lはサユリが心を痛めていることを疎ましく思った。
捜査に対して雑念が生じるならば、母親のような母性は
やはり私には、必要ない。

サユリは孤独に事件に立ち向かう青年が悲哀に満ちていて、
それでいて切なく、とてもいとおしいと思った。
母親のような気持ちを抱いている。

犯人の姿を防犯ビデオで確認し、過去の犯罪履歴に照らし合わせ
て、Lは声明文を警察から受け取ってから、半日で事件の犯人を探し出した。

L「私が捕まえた凶悪犯です。私に恨みを持っての犯行です。」

サユリ(すごいわ。Lの推理を始めて目の当たりにした。)

Lは警察に捜査状況を説明し、事件の処理を警察に引き渡した。

L「せっかくきたんですから、ニューヨークを満喫しましょう。」
そういってLはバルコニーへ出た。

L「そのメイド服はワタリから支給されたものですね。私としてはスーツが
 望ましいですね。」

サユリ「なぜですか?」

L「私はメイド服に癒されてしまうんです。捜査上メリットがありません。」
140名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:51:51 ID:CWzAwAOV
サユリ「たまには癒されたっていいんじゃないですか?あなたと同い年の
    男子はそこまでストイックではないと思いますよ。」

サユリはバルコニーからニューヨーク市街を眺めるLの横顔を見た。
あどけない顔にクマが目立って、とても疲れている。

サユリの派遣期間はもうすぐ終わる。
恋しているわけじゃない。

サユリはLの手をつかんだ。

L「何ですか?」
Lはよろよろと歩いた。

サユリ「耳掻きしてあげます。ワタリからも頼まれているんです。
    花の水を取り替えたり、女性らしいことをしてほしいと。」
141名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:59:51 ID:CWzAwAOV

サユリはソファに座ってLの耳の穴の中を見た。
ふさがっていた。
Lは天才探偵といわれてはいるけれど、健康管理に関してはまったく無頓着のようだ。

サユリ「すごいですよ。これじゃあ耳が聞こえなくなります。」

サユリは手が器用なので上手にLの耳くそを取り出していった。
その大きさは両方でビービー弾の玉ぐらいになった。

L「ありがとうございます。」

Lは目を閉じてスースー寝てしまった。
サユリはとり終わった後を白い綿でクリクリしていた。

サユリの黒いスカートの上にLのよだれがたれていた。
142名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 13:07:44 ID:CWzAwAOV
Lは寝てしまったようだ。

Lの頭をそっとひざからクッションに移した。
サユリはそっと立って、お菓子の補充をしようとした。

L「サユリ。どこに行くんですか?」

眠りに入っていたと思ったLは起きた。
サユリの手首を掴んで言った。

サユリ「・・・・」

L「もうすこし、母親みたいなことしてください。」

サユリは微笑んだ。

サユリ「こんなメイド服着てるのにお母さんっぽくするのって、なんだか 
    おかしいですね。」

Lは寂しさを抱えている。

サユリはLに膝枕をしていいこいいこした。

143名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 13:22:21 ID:CWzAwAOV
Lはそれから一晩サユリのひざの上で死んだように眠ってしまった。
怜悧な探偵の姿はなくなって、親指をかんでいる。

サユリはLにいいこしながらネットをしていた。
そして耐えられなくなって座りながら寝てしまった。

☆☆☆

L「昨日はありがとうございます。安心してしまいました」

サユリ「寝顔かわいかったですよ。」

Lとサユリは故郷に帰って今日分かれる。
交代でワタリが退院する。

L「さあ、荷物をまとめてください。帰りましょう。」
サユリ「はい。」

2人は個人ジェットで極秘に帰国した。

サユリ「じゃあ、またいつか私が必要になったら呼んでください。」

サユリは歩いて駅に向かおうとした。

L「待ってください。サユリ、私とSEXしてみませんか?」
サユリ(はあ?)「なに言ってるんですか?」
L「あなたは私にとって必要な人です。私と付き合ってみませんか?」

サユリ「勘違いしないでください。私はワタリの与えられた任務を遂行しただけです。」

サユリはこういいつつ、Lに母性本能を激しく刺激されている自分を
ごまかせなかった。

L「あなたは私を好きです。だから今回の任務に就いたんじゃないんですか?」

サユリはLに憧れていた。
だから警察からワタリの養成する探偵集団に入ったのだ。


144名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 13:32:36 ID:Sjbf3L60
L「来て下さい」

サユリはLに手を引かれるまま、ラブホテルに入った。

L「こんなところにくるのは私も初めてです。」

ちゅ・・・Lがサユリにキスをした。

サユリは猫になめられたような気がした。
かわいい猫を抱きしめるみたいに、Lにやさしくしてあげたいとサユリは思った。

やさしくしたい。守ってあげたい。

Lはサユリを傷つけたいと思った。自分自身の持つ寂しさや
孤独をサユリに溶かしてほしい。

145名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 13:37:09 ID:Sjbf3L60

いいところで御免なさい!
エロシーンは気合入れて書きます。
近日アップします!
146名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 13:40:38 ID:D1U+lkJr
オリキャラの場合最初にオリキャラと書いて欲しい
147名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 17:44:33 ID:O1AI+nVI
うわ…
なんだよこのLオタ
メアリーキメエ
148名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 21:26:10 ID:Z8zDjbuj
かけはなれすぎてる件
149名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:08:15 ID:ON2e67bk
おまえらほんとに酷いなw
あと、原作沿い大好き?
そんな原作離れるとイヤスなら次の1にでも入れてると良いのでは
>>145とりあえずがんばれ・・・とか言っとく
150名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:24:42 ID:RQHdpYoz
原作沿いも何もオリキャラはねーだろ
誰だよサユリってw

今までこんなのなかったのにな
151名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:39:40 ID:MPdn6l4X
Lドリスレとかなかったっけ
そっちがよかったのでは
152名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:51:58 ID:ON2e67bk
流れて来た臭くはあるな
ココらあたりがいいんじゃ?
スレから追い出されたSSを投下するスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161043643/
【うpろだ】専用スレのないSS【代わり】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185814173/
153名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 11:12:47 ID:YnUS8D8B
なんか評判悪いんで書いて来たのUPしようか迷ってるんだけど・・。
かなり特殊みたいだし・・・はは・・。
154名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 11:15:46 ID:yImreVVX
勉強も置いといて書いてやったのになんだよw

サユリだめ?
155名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 11:48:58 ID:YnUS8D8B
何が嫌なのか書き込んでください
参考にするので。
156名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 12:31:52 ID:idfFa69D
ドリーム小説のまずいところは、作者の自己投影が感じられすぎる所
157名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 12:37:25 ID:idfFa69D
(とちゅうでかっこんじゃった)
私(=オリジナルキャラクター)と萌えキャラってことだろ。
書店で売ってる小説は、チェーン店のファミリーレストラン並に作者の直接臭が少ないと思う。
SSなど編集も何も他者の手を経ていないものは、書き手の何かキツいもんが来やすいけど、夢系は特に。
>>153上のレスの下側くらいでいいんじゃないのかな。
相応しい場所なら叩かれないんじゃねえの
サイトなんかだとドリーム小説も珍しくない感じあるけど
158名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 12:59:32 ID:qlozgLwk
つかスレチだろどう考えても。
個人的にサイトでもなんでも作って勝手にやってくれ。
文も下手だし話もキモい。
159名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 13:05:10 ID:idfFa69D
パラレルも過ぎると叩かれてるし、また叩かれるよ
夢系は読破がむずい
160名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 15:06:37 ID:xVHMgQvN
オリキャラはありだろ
ただ男のオリキャラがハルとかミサとか白湯とか犯すならね
何か根本から勘違いしてないか?
主役は女キャラだぞ
女キャラをオリにしてどうすんだ
夢小説書きたいならサイトでやれよ
オリの女キャラがやられてるの見たってちんこ立つわけねーだろ
161名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 15:10:01 ID:MPdn6l4X
とりあえず、>>152に貼るなら最初から貼ったらいいよ
162名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 16:05:54 ID:qlozgLwk
そうそう。腐女子は帰れってことだな。
163名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 16:44:41 ID:O8vNOM+J
>>160L視点で女やるのはありな訳?
164名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 16:45:26 ID:O8vNOM+J
つか男受けも考えないといけんとかそういうのか
イカ臭いスレだなw
165名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 17:13:38 ID:gqZqLYpz
駄目だコイツ早くなんとかしないと・・・
ここはデスノの女キャラがエロイ話を投下するスレな訳なんだが?
166名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 17:21:16 ID:laC4uw+I
>>165
ていうか自分もメリー?の含めて読めない奴ある
お話になるか、なりきれないか、何なんだろ。オナニー臭さの問題かな・・・
167名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:07:55 ID:gMawh9to
オリキャラが完全に悪いとは言わんが、普通にサユリの話はついていけない感
というか「勉強も置いといて書いてやった」っておいおい…
168名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:16:08 ID:qzy1VkI1
釣りじゃね?
169名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:42:49 ID:09YIdk7C
>>167
そんな事言ってオリキャラのドリーム話ばっか来たらどうするよ
170名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:46:07 ID:qzy1VkI1
>>160が全て
チンコがたたない話はスレチ
171名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:50:01 ID:OKnIiJxs
壮大な釣りに一票
172名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 00:36:30 ID:e+hsLqnQ
>>167あ、今気づいたw
つ・・・釣り!?Σ(゚д゚;)
173名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 01:11:02 ID:G9gKSHx2
ヒンt=ID
174名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 02:31:25 ID:sff9quFD
保管庫なくなってない?
175名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 04:25:38 ID:yHRT6YBw
176名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 15:10:19 ID:OJyzbAx+
白湯期待
177名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 00:18:21 ID:Kcdo32SM
火口×ミサきぼん
178名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 17:44:50 ID:jgEDvahe
>>175
どうもありがとう
>>1からちゃんと読んでなかったわ…
179名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 01:32:59 ID:t2kzJn1F
ドSな月とMな海砂希望です(*´∀`)
180名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 22:15:05 ID:Qod5Zumu
高様ものを…期待してるんだが駄目かな
181名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 22:24:05 ID:V5lT86wt
相手誰?
182名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 22:53:25 ID:u3IEMahi
高とミサのなら一瞬妄想したことある。ハルに見せながら。
Hな事に恐怖と羞恥を感じる高田に最強の低学歴ドキュン弥が自慰技巧の数々を試す
183名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 14:35:38 ID:s+Ol5Q2h
ここ百合あり?
184名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 16:57:28 ID:1DiViTUB
>>183
俺は大歓迎。誰か百合投下してくれ。
185名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:22:49 ID:+s/JtzH1
月に内緒で白湯とミサ(どっちがネコでも構わないさ)なら読んでみたい
186名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 12:21:20 ID:CBy6uARR
白湯なんていたっけか…?
187名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 19:55:01 ID:xBDIWBui
>>186
新世界の神の妹だよw
188名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:33:31 ID:JuAmABkU
百合いいよーいいよー
189名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 11:16:17 ID:c3xZEJTo
僕は自慰世界の神になる!
190名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 20:40:42 ID:zHIqal9g
>>182から高田は自慰世界の女神という伏線がおいしいな
191名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 12:08:20 ID:WmhN4u+/
百合なら高田×ハルが見たい
立場上高田に逆らえないハルを無理やり高田が弄ぶ
192名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 00:38:41 ID:AUJVmrkK
絶対月と白湯!
193名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 07:16:52 ID:SQ1bU0M9
百合で急に活気づいたな、ここwww
白湯&ミサ・高田&ハル・照&ミサ・模木&ミサのどれかが読みたいな
194名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 12:08:47 ID:lWgxi93c
高田ハルいいな〜。綺麗どころ同士で。
模木ミサもいい。振り回されて、ついにミサにキレる模木とか。
195名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 18:05:15 ID:zbZ+ogiy
モギミサ!!!!
それは考えたこともなかったんだぜ
196名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:36:17 ID:i0G9kZ8c
モナリザかとおもた
197名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 18:26:37 ID:NDVUUpgw
百合嫌いじゃないけど高様ものは相手野郎がいいなぁ
いないんだよな…月くらい?モブ?
198名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 19:16:13 ID:3eyXX6jk
直接会った人物なら魅上・メロ・模木
レスターも接触しようとしていたんだっけ?
199名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 21:07:53 ID:7bnpdSf/
けっこういるじゃn
200名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 07:45:34 ID:eD3mCyZi
高様と山元
201名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 11:28:38 ID:H0HCkn8w
高田はあんま人気ないみたいだし書いてくれる人も少ない希ガス
202名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 12:18:55 ID:0Dg37vGA
高様が脱いでるときに冷静でいられるメロはすごい
まあ、あんな状況でムラムラせんだろうけど
203名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 17:03:30 ID:0kbr1nR1
>>201
  / ̄ ̄'' -、
  (    / ) ヽ
  i r-,,,, /,,,, )    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( >| ●  ●//  / 私が人気ないってことはありません。
  `‐|   U  /ノ <  私が宣伝したデジカメは全部売れました。   
   \ ━ /    \  
   ((Οっ V>     \____________
    \  'oヽ
     |,,,,,,∧|
     /  ∧ \
   / / ヽ ヽ
   ト-<    |_/''┐
204名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 17:05:38 ID:0kbr1nR1

        / ̄ ̄ ̄丶
       /        ⌒丶       )ヽ__人__人__人__人__人__人____人____人__
      /          人 ヽ      )
    /         /     ヽ      ) 金利・手数料は負担するけど
    |       // //   |    <  送料・消費税はお前たちが負担!
    |    ∠ ∠_/ / 人 |      )  それがジャパネットたかた 
    丶 /⌒ヽ ゝ  /∠ ヽ |      )  
    /\  ( ●) ⌒ (●) ヽ     ノ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒Y
    |  ‖           ‖
    \_     /(__)\  |
      丶l            /            ,、‐''""''、
        ヽ   く二二ゝ /           ,、‐゙     ',
.   _,r''''''ー‐--\       丿         ,、-'"       j
  /   、 ,,,_ヾ ヽ───、;;;;;::.;、-'" ̄~~~゙゙゙"          /
 /   、` ~  ~゙''''''''''"~´  ゙'ソ.      ',        ....::::::::::::/
./   ... ´        .::::;/       ゙、..... ........:::::::::::::::::::::/
 '、:....:::::",         .:;rj゙         ゙、;;;;::::::::::::::::::;;;;、-''゙
.  ヽ;:::::"._      .:::i';/     ゙、      ゙、`~~~゙゙~ 、、、..,,_
.    ヽ、;;;;;>、:::...  ::::r'        ゙、     ゙、::::::         ヽ
       ',:::::::::゙i'r、;:::::::!.  ヽ      ゙、    .::〉::::::....      }
.       ',::  l:/;;;::゙'ーr゙、   ヽ    ゙.、.:::::;/'ー 、、;;;;____;;::、-'"
        }、 l:::::::~゙''''! i .........ヽ........:::::;r゙''"
        |  l::::::::::::::l  .〉、;;;;;;::、-'rーi''゙
205名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 17:16:44 ID:Yl1Z3Ofh
高田違い
206名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:33:42 ID:akXwDP1J
そういう意味か……
207名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 23:09:00 ID:nWCq5d9T
>>201
数コマキャラの京子のSSあるんだぞ
208名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 00:22:46 ID:BPHoT5r1
じゃひとりよがり今井と高田で
209名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:45:41 ID:a/M4fGLJ
 ( _(((((((((_ )
 |/ ~^^\)/^^~ ヽ|
  |  _ 《 _  |
 (|-(_//_)-(_//_)-|)
  |   厶、   |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  \ |||||||||||| /  <  つるの剛士は神
    \_~~~~_/     \_______
   /     \
   / /\   / ̄\
 _| ̄ ̄ \ /  ヽ \_
 \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)
  ||\            \
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  ||  ||          ||
210名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:57:09 ID:dJz4sJiG
>>207
一コマキャラのリンダにもあったんだぞ
211名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 08:02:01 ID:0/U7hK7b
リンダ、孤児院のセンセイか?
212名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 08:58:56 ID:DJj8vfdR
Lとリンダじゃなかった?あれは萌えたなー。
213名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 09:10:25 ID:0/U7hK7b
孤児院の廃墟で一発のやつか。ニアじゃなかったっけ?あれ?
214名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 09:59:37 ID:BvQJTDNa
Lリンダもニアリンダも両方あるよ。
215名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:24:21 ID:0/U7hK7b
そうか。とん
216名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 20:14:10 ID:9NlLwAkI
          ____
     ┌''" ̄ lIIIIIIIIIl †  ̄"''┐
 ┌ '''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~"''' ┐
  | r‐''''"¨ ̄ ̄|. [新快速]| ̄ ̄¨"''''ーi |
  | l  878M  |─_─‐_─|   JR   | |
  | l~ ̄ ̄ ̄ ̄| |「  ̄ ̄|| l ̄ ̄ ̄ ̄~| |
  | |        | ||     .|| |        | |
  | |,____,| ||     .|| |,____,| |
  | | ___ | |l______l| | ___ | |
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  |_[○l○]_.l |  _  | l._[○l○]_|  /
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.  |__二二二_」────l._二二二__|   \
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.   |    |_二二l口l二二_|    |
   |_____________|
     ―//――――\\―
    ―//――――――\\―
217名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 20:37:33 ID:zrEyDhDH
ひとりよがりと清楚高田ww
高田に妄想するひとりよがり…
って需要ないかw

218名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 20:41:39 ID:kny38uwi
今井の妄想の中ではセクスの意味も知らない高田 とかw
219名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 07:29:32 ID:VNqLByu/
清楚に見せかけて月を逆レイプする高田なんて
220名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 00:14:35 ID:L1EZU3gM
急激にリンダに萌えてきた
221名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 07:57:20 ID:lFNi8AaE
リンダのお尻に鼻をつっこんで嗅ぐメロ
222名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 16:58:30 ID:18vyhWcX
犬かw
223名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 17:39:23 ID:cMjWhP1M
as dogs lifeなんつー題名の映画があったような

メロに教えられたニアもリンダの尻を嗅いで詳細に分析し日記帳に書き留める。

「リンダの尻からはチーズ様臭気と少々の石鹸のにおい、尿の匂いも感じられる。
彼女は股間の洗浄に関してもっと注意を払うべきだ。
ただ注意を払わずとも誰に迷惑の及ぶものではない。
しかし臭気の確認の後、握り拳で殴られたのはメロのせいだろう。
メロは殴られなかったのに二人分の憎しみを感じた。
鼻を突っ込んだ際も尻を振られて鼻骨が折れるかと思った。
メロの言うことに惑わされぬようにしなければ」
224名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 18:18:53 ID:cMjWhP1M
そして、今度はリンダの乳を揉んだメロによって新情報がもたらされるのだった(以下略)。
225名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:06:50 ID:xpoVvtvn
「今日もメロが新たな情報を持ってきた。
女性を悦ばせる胸の揉み方だという。
先日彼には騙されてしまったので信じないようにはしているが、
正直なところ試したい気持ちでいっぱいだ。
確か…掌で力一杯押し潰すように揉み、
痣が付くぐらいに鷲掴みにすると
女性はみな悲鳴を上げるほど感じてしまうという。
そして、その痣がキスマークというのだとか。
…キスマーク?
口付けをしていないのにキスマークとはおかしな話だ。
だがいくらメロでも二度も嘘を吹き込むだろうか…?

真実を確かめる為、そして先日の謝罪も兼ね、
明日あたりリンダで試してみようと思う。」
226名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:24:45 ID:0kWzNeNA
リンダ逃げてw
227名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 00:24:16 ID:GpKLsNIh
復活を願って
228名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 00:36:02 ID:lHtucjyB
需要あるか分からないけど月×清美投下させてもらいます
大学生時代の話です
229月×清美 1/11:2007/09/17(月) 00:39:21 ID:lHtucjyB
高田清美は恋人の夜神月と肩を並べて講義を受けていた。
教授の説明を細かな字でノートに書き留めていく。
清美はそっと月の顔を盗み見た。
トップの成績で入学、端正で知的な顔立ちに運動神経も抜群とまさに完璧な人間。
そんな彼が自分の恋人であることに誇りを覚える。
じっと前の黒板に目を向けていた月が視線を清美に移した。
清美は慌てて見ていたことを隠すようにノートを取る作業に戻る。
月はそんな清美をしばらく見つめていたが、口元に笑みが浮かばせると
そっと清美の耳元に顔を寄せ囁いた。
「今日家に来ないか?」
「……!」
驚いて清美は月の方を再び見たが、彼は素知らぬふりで教授の話を聴いている。
ドキドキと胸が高鳴る。
家に誘われたのは付き合うようになってから初めてのことだった。
(ご家族に紹介してくれるつもりかしら。
それなら前もって言ってくれたら服装や化粧もっと気を遣ったのに…。
心の準備だってすぐには出来ないわ)
それでも月が家に呼んでくれたのは嬉しい。
清美は彼女らしくもなく心を弾ませ、
講義よりも月の家族への挨拶をどうするかで頭がいっぱいになってしまった。
230月×清美 2/11:2007/09/17(月) 00:40:13 ID:lHtucjyB
しかし月の家の近くまで来てから
「今日母さんは親戚に用事があって帰りが夜遅いんだ。
妹も友達の家で泊まり込みでテスト勉強するらしい。
僕らだけだから気楽にしてくれて構わないよ」
と言われ清美は二度目の驚きを受けた。
つまりもう日も暮れようという時間に一つ屋根の下月と二人きりになるわけだ。
今まで月とはキスまでしかしたことがなかった。
(もしかしたら今日はそれ以上…。
家の人がいないのを知っていて私を呼んだってことは
夜神君は最初からそのつもりだったのかしら)
そっと月の様子を窺うが彼はいつもと変わらない。
もちろん二人きりになったからといってそうなるとは限らないし、
仮になったとしても恋人同士何の問題もないのだが――。
「ここだよ」
月が家の前で足を止めた。
ドアを開けて清美が入るのを待っている。
「……」
清美は家へ上がるのにためらいを感じていた。
月にも誰にも言っていないが彼女はまだ未経験なのだ。
「どうかした高田さん?」
「い、いえ…」
(ここまで来て今更帰るなんて失礼よね。夜神君はそんなつもりないのかもしれないし…)
玄関に上がりそのままリビングへ通された。
231月×清美 3/11:2007/09/17(月) 00:41:50 ID:lHtucjyB
月がいれてくれた紅茶を飲みながら話をしているうちに
だんだんと清美の緊張は解れていった。
「キラの力は確かに驚異だわ。でも私は使い方を間違っているとは思わない。
悪人が粛清されることで実際に犯罪は減っているのだから」
話題は世間を最も騒がせているキラのことだ。
清美はキラに強く共感している。
犯罪者を裁く力を持った正義の神。
人々はその存在を畏れるより敬うべきとさえ思っている。
月は黙って清美の話に耳を傾けている。
清美はふと先ほどから自分ばかり喋っていることに気付いて咳払いした。
「ごめんなさい、つい興奮して…」
「いや、とても興味深かったよ」
「夜神君が初めてだわ。キラについて自分の気持ちを正直に話せたのは」
「嬉しいよ。僕の前ではいつでも本音を話してほしい。
高田さんのこと、もっと知っていきたいから。恋人として」
意味ありげな微笑とともに甘い言葉を言われて清美は頬を染めた。
月の顔が近付き目を閉じる。
今までのキスは触れる程度の優しいものだったが、今日の月は情熱的に何度も唇を重ねてくる。
舌を入れられ口腔を犯される。
「んっ…」
戸惑いながらも清美はそれに懸命に応えた。
232月×清美 4/11:2007/09/17(月) 00:45:20 ID:lHtucjyB
解放された時には清美の唇は唾液で濡れていた。
清美は荒い息を吐きながら月を見つめた。
月は優しい笑みをたたえたまま手を差し延べる。
一瞬躊躇したものの清美はその手に自分の手を重ねた。

場所を月の部屋に移して二人は再び唇を重ねていた。
月はそっと清美の体をベッドに横たえた。
抱きしめると腕の中の清美が緊張するのが分かる。
「高田さん、このまま…いい?」
清美は月を見上げた。
その表情にはわずかな怯え、そして決意が滲んでいる。
「いいわ。夜神君は私が認めた唯一の人だもの…」
本心だった。
『清美、これからの女性は外見だけではなく内面も磨かなくてはいけないのよ』
幼い頃から母に言い聞かされてきた言葉。
結婚して清美が生まれてからも家事と仕事を両立させている母の姿は
小さな清美の目にも輝いて見えた。
自分も母のような女性になりたい。
清美は勉学に励み料理や裁縫など家庭的なことも身につけた。
そうやってスキルを積み上げていくことが自分を高めるのだ。
才色兼備の清美は周囲から羨望の目で見られるようになった。
その視線は清美にとって心地良いものだった。
自分はそれだけ努力して成果を上げたのだから。
233月×清美 5/11:2007/09/17(月) 00:45:54 ID:lHtucjyB
しかし清美の美しさと優れた頭脳は男達との間に壁を作っていた。
澄ましていて近寄り難い。
そんなレッテルを貼られても清美は自分の姿勢を崩さなかった。
自分はそこらの頭も尻も軽い女達とは違うのだ。
(私は自分を安売りなんて絶対にしないわ)
そう自分に言い聞かせてきた。
それでも周りの仲睦まじい恋人達を羨ましいと思わないではなかった。
自分にもあんなふうに肩を並べて歩いたり話をしたり出来る相手がいたら――。
もちろんその相手は自分に相応しいレベルの男でなくてはいけない。
妥協して平凡な男と付き合うなど今までの努力が無駄になるような気がした。
清美はプライドと恋への憧れの狭間で揺れ動いていた。
そんな時出会ったのが月だったのだ。
「あなたを見て確信したわ。この人が私の待ち望んでいた相手…運命の人だって。
初めてだったのよ、私が自分から告白したのは…」
清美はすっかり少女のような甘い幻想に浸っていた。
目の前の男が自分の思っているような優しい誠実な男でないなどとは微塵も考えていない。
もちろん月に敢えてそれを教えてやるつもりなどなかったが。
234月×清美 6/11:2007/09/17(月) 00:46:49 ID:lHtucjyB
「高田さんのような女性にそう言ってもらえるなんて光栄だよ」
心にもない言葉を平気で紡ぎながら月は清美のブラウスに手をかけた。
ボタンを外されながら清美はベッドの上で体を硬直させていた。
覚悟を決めたとはいえやはり未知への恐怖は拭えない。
それを察して月は声をかけた。
「大丈夫だから、僕に任せて」
「え、ええ…」
(夜神君は経験あるのかしら…。高校の時から彼女がいたようだし)
月に経験があった方が安心して全て委ねられるのだが、
自分の前にいた恋人のことを考えるとあまり愉快ではない。
まさか月が今も自分と同時進行でミサや他の女性と付き合っているとは知らない清美だった。
そんなことを考えているうちに手際よく脱がせられ、清美は生まれたままの姿になった。
豊かな胸と引き締まった腰、肉づきのよい太腿。
今まで一度も男に触れられたことのない清らかな裸体に流石の月も感心した。
「綺麗だよ高田さん」
首筋から鎖骨にかけて吸い付いていく。
白い肌に赤い印が次々と刻まれる度に清美は吐息を漏らした。
月の唇が胸の先端を含み舌先でつつかれ、
もう片方は手のひらで捏ねるように揉まれる。
清美の乳房は月の手の中でくにゅりと形を変えた。
235月×清美 7/11:2007/09/17(月) 00:52:40 ID:lHtucjyB
「あっ…はぁ…ん」
自分の口から出る喘ぎ声に清美は戸惑っていた。
性行為など初めてなのに驚くほど感じてしまう。
そんな清美を観察するように月は愛撫を強くしていった。
乳首を指で押しつぶすように刺激し太腿に手を這わせる。
清美は下腹部が疼くのを感じた。
自慰さえしたことのない彼女にとってそれは初めての感覚で、
脚をもじもじさせているとそれに気付いた月が秘所に触れる。
そこはわずかに濡れていた。
触れられて初めて自分がそこを濡らしていたことに気付いた清美は動揺した。
経験はないが知識として性行為で女性はそこが濡れることは知っている。
しかし実際に自分がそうなって、おまけに月に触られるのはたまらなく恥ずかしい。
そんな彼女の気持ちを知ってか知らずか月は割れ目をなぞり淫核を摘む。
「あぁんっ!」
思わず切ない悲鳴を上げてしまい清美は慌てて口を手で塞いだ。
(やだ、初めてでこんなはしたない声を出してしまうなんて…)
恥ずかしいやら情けないならで何だか泣きたいような心境になる。
236月×清美 8/11:2007/09/17(月) 00:53:18 ID:lHtucjyB
しかしちゅぷ、と指が一本差し込まれ清美はそれどころではなくなった。
「ひっ…!」
グリグリと内壁を擦られ頭の中に霞がかかっていく。
月は清美の様子を見ながら指をもう一本増やし、中を掻き回した。
溢れる蜜が彼の手とシーツを濡らす。
もういいだろうと指を引き抜き月は自分も服を脱いだ。
彼の均整の取れた上半身に見とれた清美は、
しかしその下の凶悪に勃ち上がった男の欲望に目を奪われてしまった。
(こ、こんなのが私の中に…?)
快楽でほてった体が急激に冷めていく。
どう考えても無理だ。
こんなモノ入れたら絶対に裂けてしまう。
もしかしたら死んでしまうのでは?とさえ思う。
世の恋人や夫婦は本当にこんなことをしているのだろうか。
自分にはとても無理だ…。
思考が逃避の方向へ向かっている清美に構わず
月はゴムを被せるとぬるつく入口に自身の先端を押し当てた。
その感触に清美は我に返った。
「夜神君、待っ――」
しかし月は聞こえなかった振りをして自身を清美の中へ沈めていった。
新世界の神といえども男の本能には抗えない。
237月×清美 9/11:2007/09/17(月) 00:54:07 ID:lHtucjyB
「――っ!!」
ずぶずぶと奥へと性器が埋められ、声にならない悲鳴が清美の口から飛び出る。
指とは比べものにならない痛みと圧迫感に、
いつも取り澄ましている顔が苦痛で歪み涙がこぼれた。
「あっ…いや…いや抜いてぇっ!」
プライドも何もかもかなぐり捨てて清美は懇願した。
そんな清美を幼子をあやすように月は宥める。
「大丈夫だよ清美。血は出たけど少しだけだから」
耳たぶを舐め上げ、軽いキスを繰り返す。
「んっ…」
くすぐったそうに身をよじりながら清美は次第に落ち着きを取り戻した。
確かに痛いが裂けてはいないようだ。
もちろん死んでもいない。
月を見上げると優しい視線が返される。
「……」
取り乱したことが恥ずかしくなって清美は咳払いでごまかした。
「このまま続けても大丈夫?」
「…ええ」
本当はまだ怖かったが清美は頷いた。
「僕につかまっていいから」
そう言って月は清美の腕を自分の背に回した。
そして唇を重ねると腰をゆっくりと動かす。
238月×清美 10/11:2007/09/17(月) 00:59:07 ID:lHtucjyB
「ひぅっ…」
最初は痛みに耐えていた清美だったが、
挿入を繰り返すうちにだんだんと別の感覚が生まれてくるのが分かった。
擦れ合う部分からじわじわと湧き上がる熱。
それは痛みや苦しみよりも激しく、荒波のように清美の心を翻弄する。
清美はいつしか自分からも月を求めるように動いていた。
月の唇が冷たい笑みを浮かべているのにも気付かないほど夢中になっている。
月の方でも緩急をつけながら攻め立てて清美の反応を楽しんでいた。
動く度に絡みついてくる内部の感触がたまらない。
何より清楚高田などと言われている彼女を
こんなにも乱れさせることが出来るのは自分だけという優越感が彼を興奮させていた。
淫核を擦ると清美は体をくねらせて悶え一層締め付けが激しくなる。
乳房が揺れ汗が白い肌の上を飛び散る光景が美しい。
「くっ…」
限界を感じ始めた月は清美の体を抱えると乱暴に突き上げた。
「や、あぁー!」
頭の中が真っ白になり清美は意識を手放した。
239月×清美 11/11:2007/09/17(月) 01:06:07 ID:lHtucjyB
目を覚ますと体は綺麗に拭われていた。
ふと横を見るとちゃんと服を着た月が寝息を立てている。
先ほどの痴態を思い出し頬が熱くなる。
時計を見るともう家に帰らなければいけない時間だった。
清美は月を起こさないようベッドを降りると脱ぎ捨ててあった服を着た。
動くと腰やさっきまで月のモノを受け入れていた箇所が痛んだ。
寝ているので起こさずに帰ることを簡単にメモに書いて月の枕元に置く。
「夜神君、あなたは私に初めて愛し合うことの素晴らしさを教えてくれた。
体を繋げることがあんなに気持ちいいことだなんて初めて知ったわ。
やっぱりあなたは私が認めた運命の人だった…」
熱に浮かされたようにうっとりと呟くと清美は夜神家を後にした。

月はこの後Lに拘束されることになり清美と彼の関係は自然消滅するのだが、
満ち足りた想いで帰途につく清美はまだそのことを知らない。
そして彼女が自分が愛した男の正体を知るのは更に先のことになる。

(終)


かわいい高様を目指したんだけど微妙になってしまった
でも初めて高様書けて楽しかった!
ミサ凌辱も書きたいけど両親殺した強盗に…とか鬼畜すぎるかな?
240名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 03:35:20 ID:kH+z9CyM
マジでGJ!高田スキーにはたまらん!!
かわいすぎる…月がこれほどうらやましいと思ったことはねーよ…
241名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 08:50:36 ID:DRfjV+hK
面白かった
なんか集中して読んじまって、気づいたらもう終わりだった
GJだ!

陵辱とかは最初に注意書きすればいい気がすんだけど、どうなんだ?
242名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 15:10:48 ID:emYu/oS0
>>239GJ!
注意書きがあればいんじゃね
そして>225もGJ!揉め揉むんだニア
243名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 07:57:45 ID:YFiV91sX
GJ!高田まさにこんな感じだ、なんか普通にかわいいわ
ありがとう!
あと、>>225はニア視点だったんだな。そっちの続きも気になります
244名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 08:08:29 ID:K0UhVvUF
リンダ試されまくりだな。耐えろw
245名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 16:58:57 ID:riGZz8eT
age
246名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:27:27 ID:aPXkFNjk
リンダきぼん
247サユリは釣りじゃない!:2007/09/19(水) 18:19:20 ID:7iG/9XrP
「サユリ」

Lは傷つけたい気持ちでいっぱいだった。
寂しさや悲しみをとかしたい。
サユリはLに抱きしめられ、Lのにおいをかいだ。
何も香水をつけていない。石鹸の香りもしない無臭だった。

L「顔を上げてください」

少しずつ顔がちかずいて来て、Lとサユリの唇が重なった。
抱きしめるLの胸が上下して、興奮している事実にサユリはしびれてしまった。
サユリはLが一歩ずつキスしながら迫ってくるのにあわせて、後ろへ下がると
やがてベットに寝かされた。コントロ−ラーの上に寝てしまい、スイッチが勝手に入って
証明が真っ赤になった。刺すような光が妖しい。
Lはサユリの顔を優しく丁寧に愛撫した。鼻の先、頬、まぶた、
唇は吸うように何度も口付けた。
さゆりはLの鎖骨をなぞったり、背中につかまったりして形を確認している。

L「サユリのことをきもちよくしてもいいですか?今回はあなたの性癖を
 しらべるためのSEXです。きちんと反応してくださいね。」

冷静なLなのに声がうわずっている。
Lはサユリを起こして、後ろに回って服の上からバストを触った。
サユリのDカップの胸はLの手の形になって、指の間で乳首をきゅっと掴れた時に
サユリは眉をしかめた。
サユリは体に力が入るのと反比例して、欲望がせりあがっていくのを感じた。
248サユリはLファン専用!:2007/09/19(水) 18:52:09 ID:7iG/9XrP
L「もうこれだけで感じてるんですか?早く食べてしまいたいです。」
サユリは恥ずかしさでいっぱいだった。
Lはメイド服の胸元から手を差し込んだ。
サユリは服を着ながらパンテイのなかがグショグショになってしまった。
L「こんなに恥ずかしい格好のメイドは初めて見ました。
 照れないでください。きれいな胸ですよ。」
そういいながらLはサユリを足で囲い込んで、乳首をもてあそんだ。
人差し指と親指で強くつまんでくりくりしたり、つばを付けてぐちゃぐちゃにして
Lはサユリの顔の変化を楽しそうにみている。
L「こっちを向いてください」
サユリの口にLの舌が押し込まれた。
甘いチュッパチャップスの味がサユリの中に広がった。
サユリを味わうようにLの舌はいやらしく動いた。

L「すぐに爆発しないでくださいね」

Lは人差し指をひとなめしてからサユリのパンテイの中に這うように入れた。
サ「あ!待ってください」
L「駄目ですよ。」
サ「あ!ん!・・・」
Lの指はサユリのそこに触れたとたん暴力的に動く。
サ「あ!ああ!駄目・・!」
L「こんなに濡らして、変態ですね。」
サ「もう本当にやめてください!イク・・・・。」
サユリの愛液を潤滑油にして細かく動く回るLの指先にサユリは
過敏に反応してしまう。

L「あなたの体はまるでショートケーキのようだ。」

Lは深く息しながら、ジーパンのボタンをはずして脱いだ。
L「できるところまででいいです。私のことも昨日みたいに癒してくれませんか?」
サユリはうなずいて、あおむけになったL
にまたがって耳にキスをした。
L「もっと下のほう・・・こんなに私は欲しがっているのにわかりませんか?」

Lはサユリの手を誘導した。サユリが人差し指と親指でつまむと
ピクン・・・とそこは動いた。
サユリはL自身を口に含んだ。
Lの体は張り詰めたように硬くなって、苦しそうな顔をする。
舌先に圧力をかけて先まで味わうとLはうめき声を上げた。
L「・・・あ!サユリ・・すごい圧力ですね・・・あ!」
Lはサユリの口の中に出してしまった。
L「予想外でした。あなたの口を汚してしまってすみません。」
サ「謝る必要はないです。」
少しだけ白けた空気が漂い、2人は笑い出したww
サユリは紅茶を入れた。
Lはそれに5個角砂糖を入れて飲み干した。

サユリはカラオケをセットして大塚愛のPEACH!を歌った。
ハートとお尻の歌。
今は性の対象だけどいつかはハートで愛されたい。
END

作者から忠告。
芸術は人の道ずれになる・・・ゲーテ エロに溺れるなかれ。SEXは遊びでやるな!
249名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 20:52:49 ID:qXcgjnhc
え、ええっと。
今日も暑かったね。
250名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 22:28:32 ID:7tEdpgBQ
とりあえず最後まで書きたかった、と
251名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 23:05:09 ID:3nEa5dWg
男はオナニーするけど、女もこういうの読んでオナニーしてんの?
エルに突っ込まれるの考えながらまんこに指突っ込んだりすんの?
252名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 23:20:43 ID:sh+U/UWr
>249暑かったね……
>251実につまらん、男臭い反応だ

>>248死ぬ気で読んだ。
小説風なのに脚本風に
L「ほにゃらら」となるのは何で

ちかずく→ちかづく
みちずれ→みちづれ

あと気になった部分は
サユリは
サユリは
サユリは

大塚愛?
前編数章もアレだったけどもっと酷い。中学生?
253名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 23:20:56 ID:7tEdpgBQ
読んで楽しむのみ
254名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:03:40 ID:M+9PY6in
失笑しか出ないわけだが…
>>251
無茶言うなよw
255名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 01:41:04 ID:sBQeHyNf
みんな誤解してるよ!
Lサユリの人は残暑に苦しむ住人達を涼しくしようと書いてくれたんだぞ!
256名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 02:39:22 ID:gcS3Qdtg
L「な・・・ナンダッテー!」
257名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 02:45:23 ID:NTq8BBTb
が…ま…
258名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 10:17:29 ID:iVNnsW4d
…ん……汁……
259名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:40:27 ID:zVTowlUe
サユリの作者だけどさーw
ここのやつ童貞でしょwwwwww
女の生態もわかってないみたいだし、おこちゃまOK?ってかんじwww

>>251
女の子もマスターベーションする子はするでしょう。
でもしない子はしない。個人差があってどっちがいいってわけじゃないよね

>>252
それはわいの自己投影じゃないからでしょう。
大塚愛はエロぃことばっかり考えてないで尊敬
されるようにまじめになりなさい!
というメッセージなんだよねwwwwwwww
260名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:13:33 ID:iVNnsW4d
>>259うわ、キッメェ……
本当に中学生みたいwwwwwwwwww
まともな中学生に悪いけど。
誘導も聞いてないじゃん?死ぬほど優しく誘導したのにww
大塚愛とか流行り歌を出されると、それに興味無いからアヘーン(゚д゚)ハァーン?て気分になるんだけど
つまり私は充分に「マジメ」なんだと思った。
伝わらないとメッセージとは言えない。何吐いてんだこいつって感じ……きめえー
ていうかこの座り心地の悪さは充分自己投影してるおかげww
こいつに関わった私の時間誰か返して!
261名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:49:05 ID:zVTowlUe
ここは私の居場所じゃないみたい。
パソコンのなかといえどここに着た私が悪かったね。
さいならw
だいたい顔も知らない人によく変なスレに誘導できるね。
モラルのかけらもないね。ここに来る時点でくされてるっつーの
本当に信用できないよ。
レス返してる時点でわたしよりお子ちゃま。
釣られてんなよwwwwwwww暇人。
262名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:50:06 ID:BMYRw08Y
まじめ度

大塚愛>エロパロー。
263名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:51:51 ID:M+9PY6in
>>259
自分の話が評価されなかったからって何騒いでんだ
話の出来がいい悪い以前に、文面からにじみでる礼儀のなさとガキ臭さが受け入れられてないんだよ
前の投下の時に「釣りか?」と言われたのは何でか自分で考えてみてくれ
264名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:54:26 ID:SgZ/WDSz
>>259
知らなかった…最近の厨房の夏休みって長いんだな。羨ましいよ。
265名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:55:00 ID:BMYRw08Y
何でここまでエロ小説ごときに熱くなってんの?ハッwwwwwwww
さいならっきょ

ぶううううううう!(VXガスwwwwww)
266名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 14:38:30 ID:B/yJkMJb
本人じゃないでしょ
267名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 15:07:26 ID:sBQeHyNf
ちゃんとしたSSの形になってないわ
文章は壊滅的だわ女がオリキャラだわ
住人を涼しくする分には最適な作品だったね

それはもういいとしてそろそろミサが読みたいなー
月以外の男に強引に抱かれて嫌がりながらも感じるミサ萌え
268名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 15:37:13 ID:JSt+c8VV
>>267
読んでばかりで書きもしないM野郎は一回自分で作ってみろよ。

それはもういいとしてそろそろミサが読みたいなー>>はあ?お嬢様お疲れww


269名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 15:40:40 ID:zVTowlUe
きもいきもいきもいきもいきもいきもい
きもいきもいきもいきもいきもいきもい
きもいきもいきもいきもいきもいきもい
きもいきもいきもいきもいきもいきもい
きもいきもいきもいきもいきもいきもい
270名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 15:47:19 ID:zVTowlUe
きもいきもいきもいきもいきもいきもい
271名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 16:17:57 ID:LSYrjOcd
なにこの流れwwwハライテエwwwwww
272名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 19:57:44 ID:kuJDsRxy
>>261やーい、ばーかw
273名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 19:58:15 ID:kuJDsRxy
私もサユリの作者です(ああっ死にそう……
274名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 14:37:19 ID:E1P8Sq9I
>>272
やーいアホ
275名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 14:57:50 ID:l4xN0HqI
書く阿呆に読む阿呆
同じ阿呆なら?
276名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 15:00:36 ID:yVnr+RbZ
由美たんの話マダー?
277名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 20:05:16 ID:rrTA6Lty
>>275ダンシング
由美たんって誰
278名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 20:18:13 ID:muADrdnv
相沢の娘
279名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 22:18:21 ID:JnO+Gk98
ああ!凄いニッチだな!
280名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 22:18:30 ID:Yl1qyk/v
相沢の娘にハアハアできるなんて上級者だな…
281名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 22:40:42 ID:TMKn/WQk
でもアニメの由美は可愛かったよ
ぱじゃま姿の小学生で
「お父さんおやすみ」つーの
282名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 12:34:51 ID:B4Kdeb/n
魅上のオナニーSS要る?
神(月)相手に勝手な想像で
「身も心も、私の全てを捧げたい…!」
って一人シコるのw
283名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 12:52:33 ID:K078XAzH
>>282
男が男のこと考えながらオナるSSなんているわけないだろとマジレス
284名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 13:24:29 ID:B3DOSPqw
どこかに需要はあるかも知れんがここではないな
285名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 15:40:13 ID:J0uIh8ya
じゃあ男が女にアナル責めされてるSSはいる?
286名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 23:54:42 ID:ugRZrFwe
男受け・ホモ物は基本的にいらん
287名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:47:40 ID:8A3JK9gp
>>239です
レスやアドバイスくれた皆さんありがとう
ミサ凌辱物投下します
強盗にレイプされる話なので苦手な人はスルーお願いします
また両親が殺されるシーンがあるのでそれも注意して下さい
288神の証明 1/13:2007/09/24(月) 00:52:33 ID:8A3JK9gp
髪を結って胸のリボンの位置を確かめる。
最後に鏡に映る自分にニッコリと笑いかけると向こうからも同じ笑顔が返ってきた。
毎晩たっぷり寝てるから肌の調子もいい。
幼い頃からお人形のようだと周囲にもてはやされていたミサだったが、
高校に入ってからはそれが顕著になっていた。
男子生徒は積極的にミサを誘ってくるし、
女子もどうしたらそんなに細く可愛くなれるのか真剣に聞いてくる。
可愛いと言ってもらえるのは嬉しい。
人の注目を浴びるのは楽しい。
この頃からミサはモデルになりたいと思うようになっていた。
「ミサ、早くご飯食べなさい」
「はーい」
母の声に答えるとミサは軽い足取りでキッチンに向かった。
「あれー?お父さんがこの時間にいるなんて珍しいね」
新聞を読んでいる父にミサは目を丸くした。
いつも父はミサが起きてくる前に出かける。
日曜日は遅くまで寝ているので一緒に朝食を食べることはまずなかった。
「ああ今日はゆっくりでいいんだ」
新聞から顔を上げた父親は制服姿のミサに眉を寄せた。
「そのスカート短すぎるだろう」
父親が言う通りミサのスカートは膝丈よりも上で白い太腿が見えてしまっている。
289神の証明 2/13:2007/09/24(月) 00:57:50 ID:8A3JK9gp
「今時の女子高生はみーんなこうだよ」
「だからってそんなに脚を露出させてみっともないだろう。
全く今の子は恥じらいがない」
ミサは肩を竦めた。
全く父親というものはどうしてこうも口うるさいのだろう。
話を遮るようにしてミサは箸を取った。
「お母さんご飯多すぎるよ。ミサ少食だって知ってるでしょ〜?」
「だから心配して多くしたんじゃない。あなた痩せすぎよ。貧血でも起こしたらどうするの」
今朝は父がいるせいか母まで口うるさい、とミサはうんざりした顔になった。
「痩せてる方がいいんだって。ミサはモデルになるんだから」
そう返してからミサはまずいと思った。
両親はミサがモデルを目指すのを反対してるのだ。
「何夢みたいなこと言ってるの。モデルになれる子なんて一握りなのよ。もっと現実を見なさい」
「仮になれたとしても業界は厳しいんだぞ。悪い男に騙されたらどうする」
早速二人のお小言が始まる。
いつもならハイハイと聞き流すのだが朝から二人に責められてミサの苛立ちも頂点に達した。
「あぁ、もううるさいなー!ミサの人生はミサの物なの!親のくせに娘の夢邪魔しないでよ!」
290神の証明 3/13:2007/09/24(月) 00:58:35 ID:8A3JK9gp
そう叫ぶとミサは鞄を持って両親の制止も聞かずに家を飛び出た。
その日ミサはムシャクシャした気持ちで一日中過ごした。
放課後学校が終わってもまっすぐ帰る気にならず、友人を誘ってカラオケに行った。
ソファーの上に立って声を張り上げて歌うと爽快な気分になれる。
ぶっ通しで5曲歌った後は流石に疲れて座り込む。
「どうしたの〜ミサ。今日なんかヤケになってない?」
友人がアイスティーの入ったグラスを渡してくれる。
それを飲みながらミサは両親への愚痴を話した。
「あ〜それはウザいわ。スカートの長さなんて自由でいいじゃん」
「そうそう!」
「将来のことだって親って勝手なことばっか言うよね。
目標は高く持てって言っておきながら、現実は甘くないだとかあんたは世の中ナメてるとか」
「そうそう!」
やっぱりこの友人は話が分かるとミサは強く同意した。
しかし友人はストローを噛みながら
「でもそんなふうにあれこれ言ってくれるのも親だけだよね」
「え?」
「他人だったらその子の服装や将来なんてどうだっていいわけじゃない。
親だから心配してくれてるわけでしょ」
「……」
ミサは黙って考えた。
291神の証明 4/13:2007/09/24(月) 00:59:17 ID:8A3JK9gp
確かに親は欝陶しくて、放っておいてほしいと思うこともある。
でも親にしてみれば自分の子どものことは何かと心配なのだろう。
『ミサ、人生は一度きりなんだ。後悔しないように慎重に考えなさい』
『ミサの笑顔はみんなを元気にするの。いつも笑顔を忘れちゃダメよ』
ミサは鞄から携帯を出した。
門限は6時なのにもう7時になろうとしている。
父親も帰っている時間だ。
いつもなら6時を過ぎれば母から電話が来るのに今日はそれがないということは、
朝のミサの態度を両親も怒っているのかもしれない。
ミサは立ち上がった。
「…帰ろうか」
ミサの気持ちを汲んでくれたのか友人は何も言わず頷いてくれた。

友人と別れた後ミサは走って家に向かった。
こんなに帰りが遅くなった娘を二人とも怒っているだろう。
きっと長い説教が待っている。
もしかしたら夕食抜きも覚悟しなければならない。
それでも素直に謝ろうとミサは思っていた。
今朝口答えしたこと、連絡もなしに門限を破ったこと――。
(それから、いつも心配掛けてごめんねって)
ミサは家のドアを開けた。
「ただいま!」
292神の証明 5/13:2007/09/24(月) 01:04:03 ID:8A3JK9gp
家の中から返事はなく、しんと静まり返っている。
しかし鍵は開いていたし電気もついているのだからいないはずはない。
相当怒っているようだとミサは覚悟して靴を脱いだ。
「遅くなってごめんなさい…」
リビングのドアを開けた瞬間ミサは息を呑んだ。
父と母が手足を縛られ猿轡をされて床に転がされている。
ミサの顔を見ると「んー!」と声を上げた。
「お父さん、お母さんどうしたの!?」
ミサは真っ青になって両親に縋り付いた。
ロープを解こうと手を掛ける。
「んん!んー!」
しかし両親は首を横に振って顎で外を指す。
どうやら逃げろと言っているようだ。
縛られている両親を見て逆上してしまったが、考えてみれば誰かが両親を襲ったわけだ。
そしてその誰かはまだ家の中に――。
突然肩を後ろから掴まれた。
「ひっ!!」
振り向くと男がニヤニヤと自分を見つめていた。
「君、この家の娘?娘?」
まだ二十代前半の痩せぎすの浅黒い男だ。
ミサが声も出せずにいると男は彼女の頬に手を伸ばした。
「高校生?可愛いな、可愛いね」
近付いてきた男の目は常軌を逸している。
293名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:05:34 ID:D1OkeEkP
支援いる?
294神の証明 6/13:2007/09/24(月) 01:06:00 ID:8A3JK9gp
恐怖に動けないでいると、父が男に体当たりした。
男が倒れ持っていた鞄から預金通帳や母のアクセサリーが飛び出した。
「お父さん!」
「んん!」
父は必死に視線でミサに逃げろと訴えてくる。
男は立ち上がるとその父を蹴り飛ばした。
「この芋虫が、芋虫の分際で!」
身動きできない父を何度も何度も蹴り続ける。
「やめてー!」
ミサは父の体に覆い被さった。
「お金ならあげる、警察にも言わない!だからもう出ていって!」
「そんなの、そんなの信用できない」
男はジャケットからナイフを取り出した。
銀色に輝く刃にミサはひっと声を上げた。
「全員、全員の口封じしなきゃ」
そう言うなりミサに向かってナイフを振り下ろす。
「きゃあーっ!」
しかし予期した衝撃は訪れなかった。
「……?」
恐る恐る目を開くと母が倒れていた。
その胸にはナイフが突き刺さっている。
ミサをかばったのだ。
「いやぁーっ!お母さんっ!」
ミサは母を抱き起こした。
母は苦しげに目を開けると、そっとミサの頭を撫でて微笑んだ。
そしてガクリと首を垂れ、そのまま動かなくなった。
295神の証明 7/13:2007/09/24(月) 01:07:23 ID:8A3JK9gp
「お母さん!お母さん死んじゃやだぁーっ!」
ミサは泣きじゃくり母を揺さぶった。
男は母の胸からナイフを抜き取ると父の首に当てた。
「!お父さ…」
「父親、父親を殺されたくなかったら言うことを聞け」
ミサは慌てて何度も頷いた。
自分が言うことを聞いて父が助かるなら何でもできる。
「何でもする。だからお父さんを助けて…」
「よし」
男は父から離れてミサの前に立ちはだかった。
ジ…とファスナーを下ろし性器を取り出すとミサの顔に突き付ける。
「しゃぶるんだ」
「……!!」
グロテスクなそれに奉仕しろと強要されてミサは絶句した。
派手な外見をしているが経験はないのだ。
いつか素敵な男の子と出会って愛し合う――そんな幼い夢を抱いていたのに、
まさか初めての性行為の相手が母を殺した強盗だなんて、あまりに悲惨だ。
しかし父の命がかかっている限り拒絶は許されない。
「…分かった。言う通りにするから…。でもお父さんの前では…。お願い、別の部屋で」
「ダメ、ダメだ。ここでしろ。でなきゃ殺す」
この男はミサの屈辱的な行為を父親に見せつけることで双方を苦しめたいらしい。
296名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:07:52 ID:D1OkeEkP
 
297神の証明 8/13:2007/09/24(月) 01:12:03 ID:8A3JK9gp
卑劣な奴だと唇を噛み締めるも、自分達が助かるか否かはこの男に掛かっている。
機嫌を損ねてはいけない。
ミサは覚悟を決めて父から顔を背けた。
震える手で男のモノを掴み、小さな舌でそっと舐める。
先走りの味が口に広がった。
(うぅ、気持ち悪い…)
吐きそうになりながらもミサは先端を咥えた。
亀頭部分に舌を絡め懸命に奉仕する。
しかし何分初めてのことなので疎く男にとってはなかなか快感に繋がらない。
苛立った男はミサの髪を掴むと強引に奥まで突っ込んだ。
「んぐっ!」
喉を突かれてミサは体を仰け反らせた。
男はミサの頭を固定し自分で腰を激しく動かした。
ミサの可憐な唇に男の醜悪な肉棒が何度も出入りする。
ミサは苦しげに眉を寄せ時折咳込むが、男はそんなことに構わず
ミサの温かい口内の感触に夢中になっている。
「ぎゃあっ!」
突然男が悲鳴を上げる。
今まで虫のように転がっていた父が、
いつの間にか猿轡を自力で外して男のふくらはぎに噛み付いていた。
父として娘が男に奉仕する姿をこれ以上見ていられなかったのだ。
298神の証明 9/13:2007/09/24(月) 01:13:20 ID:8A3JK9gp
「この、離せ!離せっ!」
男は下半身を出したままの間抜けな格好で父を振りほどこうともがいた。
しかし空いている方の足で踏みつけられても、父は男に食らいついて離さない。
ミサは胸が熱くなるのを感じた。
(お父さん、私を守るためにあんなに必死になってくれてる…)
母も刺されそうになった自分をかばってくれた。
こんな時に両親の愛の大きさを思い知らされる。
「畜生舐めやがって!」
男は獣のような叫び声を上げるとしまっていたナイフを取り出し父の背中に突き立てた。
「ぐぁぁっ!」
「やめてー!」
ミサは男に縋り付いたが弾き飛ばされてしまった。
男は何度も父の背中を刺す。
「…ミサ」
父は最期に娘に向かって手を伸ばすと事切れた。

「そんな…」
ミサは呆然と赤く染まった両親を見つめた。
夢の中にいる時のように頭が上手く働かない。
(お母さんが死んだ?お父さんも死んだ?何で、まだ今朝のこと謝ってないのに――)
くるりと男が振り返る。
その手の中にあるナイフが血に濡れて光るのを見た瞬間、
ミサの中で悲しみと怒りがマグマのように沸騰した。
299神の証明 10/13:2007/09/24(月) 01:14:16 ID:8A3JK9gp
「人殺し!よくもお父さんとお母さんを!絶対許さない!」
泣き喚いて掴みかかるも易々と押さえつけられてしまう。
「悪いのは君のお父さん。俺は君が言うことを聞けば助けるつもりだった。
約束破ったのは君のお父さん。俺は悪くない、悪くないんだ」
そう言うと男はミサの太腿に未だ剥き出しの自身を擦りつけた。
「ひっ!」
嫌悪感に身震いするも気丈に睨みつける。
「離しなさいよ人殺し!気持ち悪いのよ!」
その言葉に男の顔色が変わった。
ミサを壁に押し付けるとナイフを胸へ向ける。
(――殺されるんだ)
それもいいかも知れないとミサは思った。
命を投げ出して守ってくれた両親には申し訳ないが、
一人ぼっちで生き残るよりも一緒に死んだ方がいい。
(お父さん、お母さん。ミサも今行くね…)
ミサは静かな気持ちで死を受け入れようとした。
――ビリッ。
「!?」
しかしナイフはミサの制服を引き裂いただけだった。
友人と背伸びして買った黒い下着、それに包まれた白い膨らみが覗いている。
男はそれを見てすっかり欲情している。
ミサは絶望した。
この男は自分を楽に殺してはくれない。
好きなだけ嬲り辱めるつもりなのだ。
300名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:23:05 ID:D1OkeEkP
 
301神の証明 11/13:2007/09/24(月) 01:25:26 ID:8A3JK9gp
男はミサの下着を剥ぎ取るとささやかな胸を荒々しく掴んだ。
「あぁっ、痛い…」
恐怖で蚊の鳴くような悲鳴しか出ない。
両親を殺した男に犯されるなんて殺されるよりも残酷だ。
しかし抵抗したくとも体が言うことを聞いてくれない。
(助けて…お父さん。助けてお母さん…)
しかし父と母はもうミサを守ってはくれない。
二人とも逝ってしまった。
(こんなの酷い…)
男は小振りのミサの乳房を乱暴に捏ね回し、しゃぶりついている。
(ミサが何したって言うの。どうしてお父さんとお母さんが殺されなきゃならないの)
涙が頬を伝う。
今朝父に指摘された丈の短いスカートの中に男が手を突っ込んでくる。
下着の隙間から手を差し込み小さな丸い尻を撫でて滑らかな肌触りを楽しむと、
男は前の茂みを掻き分け秘裂をなぞった。
「やっ…」
ミサのか細い悲鳴がより男を刺激する。
花弁の中を掻き回し柔らかな肉を捏ねると指に蜜が絡みつく。
「気持ちいいのか?濡れてる、濡れてるぞ」
感じているのではなく内部を守ろうとする体の働きなのだが、
この男にそんな理屈が通じるはずもないとミサは顔を背けた。
302神の証明 12/13:2007/09/24(月) 01:26:47 ID:8A3JK9gp
(…誰か)
男の執拗な愛撫を受けながらミサは心の中で助けを求めた。
誰か助けてほしい。
この悪夢から救ってほしい。
(…神様)
カトリックなわけでもないし、いつも神に祈っているわけではない。
それでも本当に困った時や苦しい時、ミサは神に助けを求めた。
本当にいるかどうか分からない、でもいるならどうか助けてほしいと。
今までその願いが叶ったことはなかった。
その度に、助けを求める人は世界中にいるんだから神様も忙しいんだとミサは自分を納得させた。
でも今は、神が本当にいるなら世界中の全ての人よりも自分を優先してほしい。
今自分は心から助けを求めているのだ――。
男の肉棒が膣口に押し当てられてミサは心の中で叫んだ。
(神様助けてっ…!)
その瞬間、体を凄まじい痛みが襲った。
男の欲望が少女を貫き処女を奪ったのだ。
「あぁーっ!!」
ミサは身を捩って悲痛な叫び声を上げた。
膣内を強引に押し広げて肉竿が奥まで入ってくる。
男はミサの細い腰を抱えて本能の赴くままに突き上げた。
「あ、やぁ、いや…」
粘膜の擦れ合う音に耳を塞ぎたくなる。
男の背中越しに死体となった両親が倒れているのが見えてミサの視界はぼやけた。
痛みと圧迫感、そして何よりも深い悲しみと絶望がミサの胸を締め付けていた。
体の奥で男の欲望が弾けた瞬間、ミサは意識を飛ばした。
303神の証明 13/13:2007/09/24(月) 01:28:50 ID:8A3JK9gp
結果から言えば凌辱したことで満足した男がそのまま家を後にしたことでミサの命は助かり、
男は数日後ミサの証言で逮捕された。
しかし男は犯行を認めず、検察側もミサが事件後精神が錯乱状態にあったことを指摘し、
ミサの証言を鵜呑みにするのは危険だと訴えた。
親戚の家に引き取られたミサは心身に深い傷を負い、暗い絶望の中で日々を過ごしていた。
犯人に冤罪の話が出た時からミサは神を信じなくなった。
神がいるなら両親を殺し自分を犯したあの悪党を許すはずがないのだから。
(この世に神なんていない、いるのは醜い人間だけ…)
そんな時、まだ小さい従弟が新聞を持ってきた。
「お姉ちゃん、これ見て!」
ミサは言われるままに新聞を広げ、目を見開いた。
そこには犯人が独房で心臓麻痺で死んだと記されていた。
『キラの裁きか』と見出しがついている。
「キラ…」
それは近頃耳にするようになった名前だ。
犯罪者を心臓麻痺で殺す正義の神。
ミサはそれほど興味がなく事件があってからは忘れていた。
(犯人が死んだ。お父さんとお母さんを殺したあいつが…。キラが裁いてくれた)
ミサの頬を涙が伝った。
「どうしたのお姉ちゃん?悲しいの」
従弟が心配そうに顔を覗き込んでくる。
ミサは首を横に振った。
「違うよ、これは悲しいんじゃなくて嬉しい涙なの」
ミサは少年の頭を撫でた。
「神様はいる。それが分かって嬉しいの」
そう言ってミサは微笑んだ。
事件以来初めてのその笑顔は、彼女が心から救われたことの証だった。

(終)
304名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:30:49 ID:8A3JK9gp
以上です
長い割にエロ部分が少なくてごめん
それからD1OkeEkPさん支援ありがとうございました
305名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:38:52 ID:D1OkeEkP
ミサミサ…(´;ω;`)
306名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 02:10:46 ID:7n6RbXVs
乙!目から汗が・゜・(ノД`)・゜・
307名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 18:23:30 ID:euO6mlNb
308名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 18:46:32 ID:6u4pcBxr
期待age
309名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 19:29:02 ID:ljPXvSCs
age
310名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 20:19:44 ID:D1OkeEkP
>>307
あるんだw
いろんな嗜好の人がいるね
311名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 22:08:00 ID:US7xKViz
ミサかわいそす(;´Д⊂)
でも乙!!普通に真剣に読んじゃったよ
312名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 22:31:23 ID:lpTni3cM
乙!
悲しい話なのに制服姿のミサミサを想像してハァハァ…
313名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 08:39:39 ID:kUvWveBx
>>288がカワイソスで最後まで読めないがGJを捧げておく
314名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 20:10:47 ID:r7eRKEvl
話違ってごめんけど
デスノのコミックでメロの登場数が一番多い巻は何巻?
315名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 22:25:00 ID:uAqE2hFD
登場した7〜11巻のどれか
12巻じゃ死ぬし
316名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 13:17:27 ID:QeZ+B0a9
hoshu
317名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 19:44:29 ID:N4BFCxlQ
保守目的に今日書き上げたメロハル+マト投下〜

興味無い人はヌルーでおながいします


318メロハル+マト1:2007/09/30(日) 19:46:16 ID:N4BFCxlQ
「うわぁ、美人だなぁ」
昨日近くの本屋で買ってきた雑誌を捲りながら、
相棒のマットがある一ページで捲る指の動きを止めた

「人気側近ハル=リドナー……だってさ。すっげ〜美人だよ!」
マットは俺に見せびらかすように雑誌をちらつかせる

「メロも見てみなって、こんな人が護衛してるだなんてなんだかもったいないな〜」
タバコをふかしながら嬉しそうに近寄ってくるマットに俺は苦笑いする


マットから雑誌を受け取ると、俺は久しぶりに見るハルの顔写真に手を添えた
(そう言えばマットにはハルとの出来事をまだ話してはいなかったな……)
今まではそう言う話をするきっかけも無ければ、する必要も無いかと思っていた


「なっ?美人だろ」
マットは俺の顔を覗き込むようにして見ると俺のその先の答えを促した
「あぁそうだな、じゃあ今度会わせてやるよ」
どさっとベッドに倒れこみ両手を頭の後方で組むと、
俺は薄っすらと笑いを浮かべて目を瞑った

「えっ!本当?……ってお前また軽いジョークを!冗談キツイぜメロ」
半信半疑ながらもマットは俺の放った言葉に笑い、軽く聞き流した
319メロハル+マト2:2007/09/30(日) 19:49:27 ID:N4BFCxlQ

「久しぶりだな、ハル」


夜の街中に一際目立つ金髪の女を見つけ俺は声をかける
ビシッとスーツに身を固めた彼女は、以前会った時の艶かしい
雰囲気を完全に押し隠しているようだった


「メロ……ね?」

顔を確認せずとも俺の発する低い声で誰なのかが分かったハルは、
俺の顔を見ずそのまま真っ直ぐと歩いていく

態度とは裏腹にその声色は、
俺に対する緊張感を帯びているかの様だった
その腕を強引に掴むと俺はハルの顔を
自分の顔の前まで引き寄せた


「随分とつれないじゃないか。久しぶりに会ったってのによ」
俺はにやっと口角を上げる
久しぶりに間近で見るハルの表情は相変わらず険しかったが、
その瞳の奥に揺るぐ光を俺は見た気がした


俺はメモの書いてある紙を自らのポケットから取り出すと、
そのくしゃくしゃの紙をハルの胸ポケットに突っ込む

「何……?」
ハルは驚いた表情で俺とその胸ポケットを交互に見つめた

「そこに書いてあるマンションまで来い。強要はしない」
それだけ言い放つと俺は傍らに停めてあったバイクに乗り込み、
足早にその場から立ち去った
320メロハル+マト3:2007/09/30(日) 19:52:11 ID:N4BFCxlQ

――ピンポーン

インターホンを鳴り響く音が部屋を突き抜ける
ドアを開けると、そこには先程と同じ、
黒いスーツに身を包んだハルが立ち尽くしていた


「よう……まさか本当に来るとはな」
「……来ると思って呼んだんじゃないの?」
「ははっ、それもそうだな」
予想に反して素直に訪れたハルに俺は満足げな笑みを浮かべた


「メロ、誰〜?お客さん?」
部屋の奥からマットが眠たそうに欠伸をしながら
こちらに向かってきた

「うわっ!ハル=リドナー?あれ……本物だよな」
マットが目を擦り、夢では無いかと目を抉じ開ける

そこにある現実にマットは驚愕と歓喜の感情を浮かばせつつ、
高鳴る鼓動を抑えてハルに手をさし伸ばした


「え、えっと、初めまして俺マット。宜しく!」
「初めましてマット、宜しくね」

ハルはにっこりと微笑み差し出された手を握り返す


まじまじと見つめ未だ驚くマットに俺は得意げに自慢した
「こいつとはアメリカに居る時に知り合ってな。色々と世話になったんだぜ」
「へぇ〜そうなんだ。だからメロこの前あんな事言ったのか……」
マットが感心しながら笑う

「あ、ハルここじゃ何だろ?汚いけど奥にどうぞ」
「ありがとう」
マットはハルの手を優しく握るとその手を取って部屋の奥へと誘った
(全くこいつは綺麗な女を見ると目の色が変わるな……)
俺はそんなマットに半分呆れながらも二人の背中を追いながら後に続いた


321メロハル+マト4:2007/09/30(日) 19:55:44 ID:N4BFCxlQ

「ここに来たからには、それなりの覚悟を決めて来たわよ」

ハルは簡素なソファにスーツのジャケットを投げ足を組んで座ると、
その近くに座る俺に横目だけ向けた

「ほう、どんな覚悟だ?」
俺は分かりきった質問を投げかける

「愚問ね……若い男の子の部屋にわざわざ行くのよ?」
言わなくたって分かるでしょとハルはその後の言葉に付け加えると、
ソファに深くもたれ掛かり空を見上げる

「愚問愚答……お互い様じゃないか」
俺はハルに近づくと、深くもたれ掛かったハルの身体の上に跨った

正直日本に来てからは女を一度も抱いていない
俺が最後に抱いた女も確かハルだったな……


ハルの顔を上から見つめているとハルは俺の頬に
その柔らかな白い手をかけ唇を重ねてきた
薔薇色の柔らかな唇が重なり心地がいい

俺が舌を絡めるとそれを歓迎するかの様にハルも舌を絡め、
お互いの唾液が口内で混じ合う


ハルとのキスに夢中になっているとふと近くで、
マットが物欲しそうにこちらを見つめてくる事に気がついた

「お〜い、メロ。俺を忘れないでよ〜俺も混じりたいんだけど」
そう言うなりマットは俺とハルがもたれ掛かっているソファに
近づき上着を脱ぎだす


……ったく気がはえーな
少しはハルとのキスを楽しませろってんだ


「全くお前も気が早いな。誰もお前だけにやらせない等言ってないだろう」

そう言ってハルの顔を見ると、彼女も満更嫌では無いようだ
こくっと頷き火照った表情でマットを見つめた
322メロハル+マト5:2007/09/30(日) 20:00:55 ID:N4BFCxlQ

ハルのその艶っぽい表情を見たマットはそれだけで興奮を抑えきれず、
ハルの柔らかな半身に手をかけブラウスを脱がしていく


「そんな表情されちゃうと俺歯止めが利かなくなっちゃうよ?」

マットは露になったハルの豊かな胸のラインを沿う様にしてなぞり、
ブラジャーのホックを器用に外した

「うわ〜白くて大きいね!」

マットは完全に現れたその形の良い豊満なバストを手の平で揉み、
母に乳を求める子供の様にその桜色の乳房の先端に
ちゅうちゅうと吸い付いた
その刺激にハルは一瞬身体を仰け反らせる

「はっ……あぁっ!」
「感じてるんだ?可愛いなぁ」
乳首を尚も執拗に攻め立てハルの反応を見ながら、
マットはハルの乳首を甘噛みする
徐々に硬くなっていくハルの乳首にたっぷりと唾液をつけ、
乳房の周囲も舐めまわした



先程からマットの行為をただ見つめていた俺は徐々に興奮が高まっていき、
ハルの黒いスラックスを下にずらした
露になった下着の上から秘部の割れ目に沿って
指をねっとりと動かす
くちゅっと音がするそこはもう下着の上からでも十分に濡れていて、
俺はその感触に満足した

「あぁっ……メロ!!」
ハルは身体を捩じらせて感じている

「おね…がい……焦ら…さないで……」
ハルは長い睫毛を瞬きしながら、
憂いを帯びた目で俺を見つめてきた
その征服感に俺は更に気分を良くした

「何をして欲しいんだ?」
俺はわざと意地悪を言ってハルの羞恥心を高めさせる
「何だ?言ってみろよ」
下着の上から動かす指を更に早めると、
ハルは顔を歪ませ俺に哀願した

「指を……直接、挿れてぇ……っ!!」
「ククッ……仕方の無い女だ」

プライドの高いハルの哀願する姿に俺の興奮は更に高まり、
ハルの下着を完全に下にずらすと、
じっとりと濡れているその部分に指を這わせた

乱暴にその場所を掻きまわし
ぷくっと存在感を表しているハルのクリトリスを摘みあげる
「あんっ……ぃやぁ!はぁっ……」
ハルはあまりの快感に甘い嬌声を漏らした
323メロハル+マト6:2007/09/30(日) 20:04:37 ID:N4BFCxlQ

「俺はしゃぶってもらおっかな♪」
ハルの胸を弄んでいたマットは穿いているズボンのチャックを下に下ろすと、
既に興奮しきっている自身の肉棒をハルの口の中に押し付けた
その存在感にハルは一瞬噎せ返りそうになりながらも、
頭を上下に動かしてマットの肉棒を舐め始めた

「やべぇ……すっげー気持ちいい!」
マットはハルの頭を抱え込み口の奥深くまで肉棒を押し込み快感に溺れる
ハルは唾液をマットの肉棒にたっぷりと付けると、
裏筋から溝までぴちゃぴちゃと丁寧に舐め上げる
温かなで小刻みに動くハルの舌にマットは顔を歪ませた



それを余所に俺はハルを四つんばいにして腰を高く持ち上げさせた
俺の目の前にハルの秘部全体が露になる
ハルの秘部に顔を埋めると、すでに愛液でぐちょぐちょになっているそこを
素早い舌使いで舐め始める

ぴちゃぴちゃと俺の唾液とハルの愛液が混ざり合いいやらしい音を立てる
一心不乱にその部分を舐め続けていると、
ハルはマットの物を咥えながら苦しそうな声をあげる
「んんっ…!あぁ……」
感じながらもマットへの奉仕を止めない姿がなんだか可愛らしい


俺はハルから唇を離すと、もう既にはちきれんばかりにそそり立った
自らの肉棒を取り出し、ハルの秘部の入り口に押し当てた
そこから己の本能に任せて自身を一気にハルの中に沈めた

「あうぅ……あっあぁぁっ!!」
マットを舐め上げる口を一瞬止め、ハルは背中を反らせて尻を突き出した
ハルの中は熱くて締りが良く、俺は快感に顔を歪ませる
俺を支配する感覚の全てが肉棒に集中し、
押し寄せてくる快感にとろけてしまいそうな気がした
324メロハル+マト7:2007/09/30(日) 20:07:54 ID:N4BFCxlQ

ハルはマットの肉棒をしゃぶりながら、膣の中深くに入っている熱い
俺の肉棒の感覚に瞳を潤ます
そこから息つく間もなく腰を動かし始めると、
ハルは鳴くような嬌声を上げる
ぬち…っと性器と性器が抜き差しし合う度に
頭が真っ白になってしましそうだ

ハルのヒダが俺の肉棒の動きに合わせて包み込み耐え様のない快感が襲って来る
「あんっ…うんっ……あぁっ、あっ……!」
マットのを咥えているせいか声にならないような声だが、
そのハルの艶かしい鳴き声に俺の興奮もピークに達してくる


「あぁ!もう最高だよ、ハル〜!!」
ハルの口で扱かれているマットも限界が近いらしく
自らもハルの口の中で腰を動かし始めた

両穴を俺とマットの肉棒で占領されているハルは、口からは唾液を、
膣口からは愛液を垂れ流し一回突き上げる毎に悲鳴にも近い鳴き声をあげる
彼女の肉壁もきゅっと収縮をし始め、そろそろハル自身も
絶頂を迎えようとしていた

「うわぁぁ!もうダメだぁ、ハル出すよー!!」
「んんっ!……ふっ…はぁ……」
マットは一足早くハルの口内で限界を向かえ、
一気に彼女の口内に精を吐き出した

ハルはマットの精を飲み込みながら、
他にも増して甲高い嬌声をあげた
俺の腰の動きは緩やかさなど微塵も感じられない程、
激しさを増していく

ぬちっぬちっと粘着質な液体の音と、肌を打ち合う音が響き渡る
びくびくとハルの中で暴れまわる俺も
絶頂がもうすぐそこまで見えていた

「あっあぁ!!もっダメ……あんっ、いく……っ!」
「ぐあっ……うっ!……」
ハルの内壁が俺の肉棒をより一層締め付けた時俺も絶頂を迎え、
彼女の中に全てを吐き出した
325メロハル+マト8:2007/09/30(日) 20:09:25 ID:N4BFCxlQ

しばらく甘い余韻が残り俺はハルの中から自らを引き抜いた
結合部からはどろっと白い混濁液が出てきて、ハルの尻を汚していた



その後はマットと代わる代わるハルの中を犯し続け、
何度もハルの中で果てた


「やっぱりお前は最高だなハル」
行為をし終えハルの綺麗なブロンドの髪を撫でる
マットはすでに満足してしまったのか疲れ果てて眠っていた

「あなたたち若いから大変だったわよ」
ハルがクスリと笑ってみせた

俺はその笑顔を見て心から願う
(次はいつお前と会えるか分からないが、死なないでいろよ……)
胸のロザリオに願いながら俺はハルの肩を抱き寄せ眠りについた
326メロハル+マト:2007/09/30(日) 20:17:10 ID:N4BFCxlQ
ハルタンに大人の余裕を持たせようと思ったら見事に撃沈しますたorz
投稿に失敗して色々と読みにくい箇所も多々ありますがどうかご勘弁を…

前の様に沢山の神職人の光臨お待ちしています(´Д`*)
327名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 07:28:15 ID:VsA2qPl+
エロかった!GJ!
328名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 15:20:14 ID:xeoUJQWP

年上の綺麗なお姉さんいいね
329名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 18:26:50 ID:zI6iYn+3
>
330名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:11:58 ID:4GAfxZfH
>゜))))彡
331名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:22:15 ID:zI6iYn+3
>>326
すまんミスった

ハル年下の男子達を手玉に取ってていいよーハァハァ
332名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 10:03:38 ID:AavErB16
な…なんかエロさが半端なかったwwww乙でしたー
333名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 20:33:42 ID:fvyQ4TIs
>>326
マット可愛いなwww
乙でした!!
334名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 01:13:46 ID:b/7qG6k/
うん、なんかマットかわいいねw
ハル姉さんエロいよー!GJ!
335ニアとリンダ:2007/10/04(木) 12:51:08 ID:BF3SYP4U
自分>>220だけど、いきなりですがニアとリンダで書いたので投下させて下さい。
ワイミーズハウス時設定で。


イギリス・ウインチェスター郊外にあるワイミーズハウス。昼食の時間が終わり、子供達は思い思いに好きな事をしようと
食堂を出て散らばっていく。活動的な子供は院の庭でボール遊び、室内で遊ぶのが好きな子供はプレイルームでおままごとや玩具遊びだ。
室内で遊ぶのが好き、というより滅多に外に出ようとしない少年、ニアもそこに陣取っていた。
ハウスの中には複数のプレイルームがあるのだが、ニアは成績こそトップであるものの
いつも無口で無愛想なので他の子供達はなんとなく避け、彼とは別の部屋で遊ぶ事が多いのだ。
最も、そんな事を気にするニアではなかったし、そもそも避けられ気味な事に気付いているのかどうかが怪しかった。

その日もその部屋にはニア一人しかいなかった。
外に出ようと子供達の群れが移動する。大概の子供達は通路から室内にいるニアを一瞥しただけで
通り過ぎていくが、その中に勇敢にも彼に誘いの声をかける少女がいた。
「ニア たまには外で遊ぼー」
リンダである。彼女は院の中では年長であるためか、それとも生来の世話好きか、たまにこうして
外に出ようとしない少年を誘い出そうとするのだ。
「私はいいです」間髪入れずにニアが応える。話しかける相手の顔は見ていないが
声の主がリンダであるという事はわかっていた。というより、自分に話しかけるような女子は
一人しかいないのですぐにわかる。
そう、じゃまた今度ね、と彼女が屈託なく返す。彼女はよく自分を誘いはするものの
断ったらそれ以上の無理強いはしてこなかった(今のところその誘いに乗った事はないし
これからも恐らくないのだろうが)。あっさりしたものだ。
そういう所はありがたいと思った。
あいつはほっとけよリンダ、という他の子供の声がし、ガヤガヤと足音が遠ざかっていった。
336ニアとリンダ:2007/10/04(木) 13:19:47 ID:BF3SYP4U
一人しかいないプレイルームに、ぱちんぱちんとパズルのピースをはめる音が響く。
何度も同じパズルをやりこんでいるニアにとって仕上げるのは5分とかからない。
完成させてはひっくり返してバラし、また黙々とピースをはめていく。この繰り返しの作業に没頭していた。

どれくらいの時間が過ぎただろうか、パズルに集中していたニアは、
いつの間にか目の前に落ちている人影に気付かなかった。
「…何の用ですかリンダ。外にいたはずでは」顔を上げる。
「あら、こんにちはニア。パズルやっててくれていいわ。私の事は気にしないで」
そこには、外でボール遊びに興じていたはずのリンダがいた。いつの間にこの部屋に…というか
こんな至近距離に来なくてもいいじゃないか、と思った。体育座りになった彼女の膝の上には
スケッチブックが乗っていた。そういえば、彼女には絵の趣味があった気がする。
「今は絵を描く時間なの」リンダが言う。
「何もここでなくともいいでしょう。他にも空いてる部屋はある」
「ニアの傍は静かでいいのよ。気が散らないでしょ」
単純にニアはやかましくないから静かでいいという意味なのか、それともニアのいる部屋には
人が来ないから静かでいいという意味なのか、どちらのなのかはわからない。
まあ何でもいい、とニアは思った。
「今ニアを描いてるのよ」とリンダは笑った。
「人を勝手に描かないでください」了承なくモデルにされた事に不愉快さを顕わにしながら抗議の声を上げる。
「もう途中まで描いちゃったから無理よ。はい、もうじっとしてて」
ピチャリとはねつけまた鉛筆を走らせる彼女に、勝手なものだ、と内心ため息をつき
ニアはまたパズルを再開し始めた。モデルになるのを許したわけではないが、
自分としては邪魔されなければそれでいいのだ。どうせ休み時間はもうすぐ終わりだろうし
移動するのも面倒くさい。
しばし、パズルのぱちんぱちんという音に加え、鉛筆を走らせるしゅっしゅっという音が部屋に響いた。
337ニアとリンダ:2007/10/04(木) 13:43:24 ID:BF3SYP4U
絵を描きながら、リンダはおもむろにニアをまじまじと見る。そういえば、
まともに話した事もこんなに近くで見たのも初めてかもしれない。

ニアはいつもぶかぶかのパジャマをボタンを少しはずして着ているのでいつもやや前がはだけ気味だ。
背も小さくまだ幼い印象をうけるものの、首から肩にかけての線はやはり少年特有のもので
女の自分とは全然違うと思った。男の子だわ、と改めて実感してしまったのだ。
ふと、触りたい、とじいっと見つめてしまう。ニアはその視線に気付いていない。

「…ねえニア」「はい?」ニアは顔を上げる。
「こんな事したことある?」
何の話だ、と主語のない喋り方に苛付いたのもほんの一瞬。ニアの頬はリンダの両手にはさまれ、
その唇は彼女のそれでふさがれていた。
「???」角度を変えつつキスを続けるリンダにあ然としながらも何故かされるがままになっている自分がいた。
やがてリンダの唇は下に降りていき、ニアの首に吸い付いてくる。
「リンダ…何を…」珍しく動揺している声に悪戯心が芽生え、ちゅ、と強めに吸う。
痕に残ったらいいな、となんとなく思った。
一方のニアは、首元もさることながら触れているリンダのツインテールがくすぐったくてしょうがない。いやそれより
この状況を1回どうにかしなくてはならない。無理やりリンダの両肩を掴み
引き剥がした。パズルとスケッチブックはいつの間にか横に追いやられている。
「ある?」上目遣いになりリンダが言う。それが先程の質問だとやっと気付いた。
338ニアとリンダ:2007/10/04(木) 14:18:28 ID:BF3SYP4U
「ありませんが、いきなり何するんですか」
「私もないのよ。だけど、なんだかニアを見てたらしたくなっちゃったの。ニアはこういうの興味ない?」
なんともあけすけな言い方だが、彼女らしい気がした。「彼女らしさ」を語れるほど彼女を知っている訳ではなかったが、
不思議と、頭の足りないいやらしい女だとは思わなかった。
「…あなたと私は少なくともこんな事をするほど親しくないし接点もなかったと思うんですが。
ちなみに、私はあなたの事をなんとも思ってません」
「私もそこまでニアを愛してるって訳じゃないわ。でも、キスしたりハグしたりする位には好きよ」
どうもリンダの基準はわからない。
「その位の意識で誰彼かまわずする様な事ではないですね。誘ってると解釈されて何されても文句言えませんよ」
「誘ってるのよ?」
2人は見つめ合った。なんとも言えない間が空く。
「ごめんなさい。ニアが嫌ならもうやらないけど」リンダが肩をすくめる。無理強いをしないのはこの少女の長所だ。
それでもニアが何も言わないのを見て、立ち上がろうとする。断られるのは慣れっこだ…
が、その腕を意外に強い力でぐいと引っ張られた。
「興味ありますね。どういうものか一度やってみたい」
リンダはぱちぱちと瞬きしながら彼を見た。そう、ニアは大人しくはあるが決して気弱な性格ではないのだ。
だからこそそんな彼にいつも声をかけていたのかもしれない。
「初めてね。ニアが私の誘いに乗ってくれたの」リンダは笑った。
339ニアとリンダ:2007/10/04(木) 14:21:30 ID:BF3SYP4U
すいません、ダラダラと長くなりそうなので今日はここでとめたいと思います。
とんだ見切り発車ですみませんorz
適当に読んでくれたら嬉しいです。
340名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 08:04:38 ID:MJjqzfjR
続きまってます
341名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 08:19:10 ID:Z08z56/3
しっかりした話で、読み応えありました。
すごくいいです!続き熱望!
342ニアとリンダ:2007/10/06(土) 00:00:18 ID:u5zic5rW
>>340>>341レスありがとうございます。
あと、訂正箇所で>>336はピチャリ→ピシャリ です。すみません

では続き


「誰か来るでしょうか」
「もう午後の授業が始まるからここは大丈夫よ。2人でさぼっちゃいましょ」
しゃがみこみ、再びリンダはニアの頬を手で挟みさっきより深く口付けた。
今度は彼の方も積極的になったようだ。リンダが舌を入れると負けじと絡めてきた。
しばし、2人はキスに夢中になる。
「ん、んん……」苦しいのかニアが吐息を漏らした。その声に
リンダの下腹部にどくんとしたものが流れる。こんな感覚は初めてだった。
「ニアのそういう声…セクシーよ。もっと出して」思わず唇を離して言ったが、その台詞が
何かこの少年の癇に障ったようだ、いきなりリンダの首に強く吸い付いてきた。先程彼女がやった様に。
「ひゃああっっ!!」首を反らし悲鳴をあげる。その反応にニヤリと満足そうにニアが笑った。
結構負けず嫌いよね、と今度は口に出さずに思い、ニアのパジャマのボタンをはずしにかかった。
「触ってもいいよ」
リンダは右手でボタンをはずしつつ、左手でニアの手首を掴み自分の胸元に導いた。
そこには、いかにも発展途上だがしかし紛れもない柔らかな乳房があった。
343ニアとリンダ:2007/10/06(土) 00:30:49 ID:8hQn7K1N
パーカーごしにも、手のひらに感触が伝わってくる。そろそろと上からさすってみた。
彼女の胸は温かくて柔らかい。両手で揉んでみた。
「あ……っ」リンダが熱っぽく首を横に振った。
「ふーん、感じるんだ」自分はもう前を完全にはだけながら、しげしげと観察する様にニアが言った。
「何よ、意地悪ね」恥ずかしくなりリンダも返す。
「リンダ、自分で上を脱いでください。これ邪魔です」
確かにパジャマの彼とは違い、上からかぶる形のパーカーは自分で脱いだ方がいいと判断し
リンダは袖口から腕を抜き、首から脱ぎ捨てた。あと身に付けている物は
キャミソールとスポーツブラ、下はまだスカートだ。
「勝手がわからないので適当に脱がしますね」言うが早いか、キャミソールの下から
手を差し入れ、簡素な造りのブラごとぐいっと上にたくし上げる。
いきなり裸の胸を外気に晒された刺激と羞恥で乳房の中心がぽっちりと立ち上がった。
「ニアのえっち!」顔を真っ赤にしながらリンダは思わず前を隠した。
「何言ってるんですか今更」
邪魔くさそうにその手をどかし、芯を口に含んだ。
「あんっ…ニアっ…」
リンダは後ろに倒れ込み、自然ニアが押し倒す格好になる。
ふとリンダは、先程下腹部に感じたものがまた波のように押し寄せてきているのを感じた。
くすぐったいような、もどかしいような。思わず内股になり、生理現象を我慢している時のように
もぞもぞさせる。自分の腿にぶつかってくる様子にニアが気付いた。「どうしました?」
「わかんないけど、おかしいの」潤んだ目でニアを見たが、彼の体にも異変が
起きているのに気付いた。
344ニアとリンダ:2007/10/06(土) 01:08:05 ID:8hQn7K1N
「なにそれ…どうしちゃったのニア」
彼の下パジャマの中心は、明らかにふくらんでいる。
「多分これ、最後まで行かないと辛いでしょうね。…お互いに」そう言うと、
リンダのスカートとショーツを一気に下にさげた。一糸まとわぬとはこの事だ。
「ちょっとニア、さっきから脱がすの早いわよ!」照れ隠しなのは自分で百も承知でリンダが叫ぶ。
「もっと焦らした方が良かったですか、すみません」
悪びれず言うと、上は体にまとわり付かせた状態で自分のも下だけ下ろした。
初めて見る男性器が少女の目に映った。
「指、入れますよ」ニアの割と骨ばった指がリンダの中心の入り口に触った。
先程の胸への愛撫でそこは大分濡れている。くすぐるように、うかがうように、少しづつ指が入っていった。
「あ…ニア…やだ、やめてぇ、もう…やだあ…」
快楽を感じている自分を怖がるようにリンダが声をあげた。リンダの膣内の奥がひくひくと
動いてるのが見えた。そろそろいいんだろうか、とニアは彼女の太ももの裏を抑え、
大きく開かせた。少年少女のつたない性知識ながらも、これから2人が何をするのかは
本能で分かる。
「いいよ、ニア」怯えながらもリンダがこくりとうなづいた。それを合図に、ニアは
自分のモノを彼女の中に埋め込んでゆく。処女だからか、濡らしたとはいえ
やはり内部は狭かった。
「い、痛あああああい……っ!!!」リンダが今までで一番大きな悲鳴をあげた。
あまりの悲鳴に思わず進入を止めるニア。手加減する方法なんてわからないのだが…。
「もう、少し入ってるんですが…1回抜きますか?」
リンダはぶんぶんと首を振る。
345名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 01:30:14 ID:9W5QjRRR
前も思ったがなんでこんなに投下間隔あくんだ?
346ニアとリンダ:2007/10/06(土) 01:50:07 ID:8hQn7K1N
「嫌よ!!今抜かれたら痛いのまた始めからなんてやる気なくなっちゃうじゃないの!
いいから、このまま最後まで入れて…!」
健気なんだかなんだか分からないリンダだった。
「わかりました続けます。叫びそうになったら指を噛んでてください」
そう言うと、自分の人指し指を彼女の口にがぽっと突っ込んだ。

「んんんんんん………!!」ニアの肉棒が内側からリンダの膣内を押し広げていく度に、
がちがちと歯を食いしばり指を強く噛むリンダ。
中の締め付けも苦しいが、噛まれる指の痛さにやっぱり彼女の衣服でもくわえさせておけば
良かったとニアは思った。
そして、ようやく全部入り終わる。リンダは、一旦区切りたいのか、荒く息をつきながら
「動かさないでね、まだ…」と言った。まだ、とはいつまでなんだろう。
「結構難しい事を簡単に言いますね…」珍しく苦しそうにニアが呟く。
今日初めて見るものばかり。リンダは、ふふふ、とハイになった様な笑いをこぼした。
「どうしたんですか」
「やっぱり、おかしいなあと思って」「え?」
「私たち、そんなに仲良くないのに…こんな事やってるのが」
いつも他人を寄せ付けないニアと、こんなにぴったりと1mmのすき間もなくくっついているのが。
リンダがくつくつとお腹を動かすので、お互い余計に内と外が締め付けられる。

「いいんじゃないですか、過程はどうでも。少なくとも私はあなたの事が嫌いではありません。
親しくもない男と早まったと、あとで後悔されても知りません」
ニアが真っ直ぐに目を見て言う。それを聞き、リンダも嬉しそうにまた笑顔になった。
「いいわ、私、ニアが好き。私も、少なくとも今は世界で一番好きよ」
親兄弟のいない、この孤児院が世界の中心であるリンダにとって、それは確かに妥当な表現だったのかもしれない。

ニアがゆっくりと動き始める。こすりあげるうち彼女の内部は徐々に動きやすくなり
彼女の喘ぐ声にも痛みよりも快楽の色が多く混じってきた。限界が近いらしい。
「ああ…ああんっっあっ、に、あああっ…!!!」
えび反りになってびくんと撥ねるリンダと同時に、ニアも彼女の中に精を吐き出した。そのまま倒れこむ。
347ニアとリンダ:2007/10/06(土) 02:10:31 ID:8hQn7K1N
ふと、自分の上に乗る温かな重みでリンダは目を覚ました。視界一面にいきなり
ニアの銀髪が目に入る。どうやら2人で少し眠ってしまったらしい。リンダはぴたぴたとニアの頬を叩いた。
「ニア。ニーア。起きて。」不機嫌そうに彼が目を覚ました。

「ここ片付けて、シャワー浴びて、ひと眠りしましょうよ。疲れちゃった。ほら早く服着て」
てきぱきと指示をする彼女は、すっかりいつもの世話焼きなお姉さんといった風だ。
手早く雑巾を濡らしてきて、色々なもので汚れた床を拭いた。それから
のそのそとパジャマを着るニアを見て、手伝ってあげる、と前ボタンを閉め始める。
「自分で出来ます」
「遅いんだものニア」てきぱきとボタンを閉めていくリンダ。そんな彼女をぼーっと見ながら、色々ない混ぜになった感情を
ニアは抱いた。おせっかいだがしつこくはない、だけど強引。微妙に理解できないのは
女性だからか、彼女だからか。もっと親しくなれば分かるのだろうか。考えるのが面倒くさいので
思考を停止する。でも、たまになら話してもいいかもしれない。

ハウスの職員に見つからないように二人でこっそりとプレイルームを出る。
「ね、シャワー浴びたらニアの部屋に行っていい?せっかくだし、一人だと寂しいし」
「どうせ2人ともすぐに寝るじゃないですか」
「いいじゃないの。ピロートーク、ってやつよ」
はあ、と生返事をしながらニアは指で髪の毛をくるくるといじりだす。その指は、噛まれた痕で真っ赤なあざになっていた。

(終)
348ニアとリンダ:2007/10/06(土) 02:13:58 ID:8hQn7K1N
これで全部です。

すみません、自分がキー打つの遅くて時間かかっちゃいました。
長々と長文すみません。レスくれた方、ありがとうごさいました。
349名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 02:25:00 ID:wW7hjc7T
いやいやいやGJ!GJ!!
光景が目に浮かんだよ。
一コマキャラのリンダがこんなに萌えるだなんて。
ニアリンダ好きな組み合わせだわ。
350名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 04:33:49 ID:Ct9UGcgs
腐女子の臭いがする
351名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 06:53:51 ID:9W5QjRRR
ヲイヲイ、書きながら投下してるのか
352名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 08:33:22 ID:eA/dde2V
どうりで文が荒いわけだ
353名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 08:51:21 ID:BACizLag
ニア結構ワイルドだな。萌えた。乙!
354名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 10:48:49 ID:ZWlTrzNo
おお、朝から萌えてしまった

メモに書いてコピペするといいと思うよ
355名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 02:14:05 ID:BSEBpih7
GJ!!
みずみずしい感性です。

ニアが攻める図はなんかエロイ
356名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 21:51:44 ID:LJh/dv2M
乙!リンダ大胆でかわゆい
ニア物もめずらしい?ので面白かった
357名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 08:53:50 ID:yOjXyCZO
>>348
乙!非常に乙!ごちそうさまでした。

ニアとハルでエロいの考えようとしたら、
なぜか「ニアがはにかんでパイズリで終了」だった。
この組み合わせは自分の中でナシという事なのかもしれない。残念。
358名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 16:32:34 ID:MyYZhs7S
>>357
それ萌える。
戸惑うニアに微笑しながら覆い被さるハル。
パイズリされるもあまりの気持ち良さにあっという間にイッてしまう…
みたいな妄想が膨らむw
359名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 18:22:00 ID:66cDjgrb
パイズリいいなwww
360名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:38:46 ID:8NCbcn3Z
PINK板で本番ナシが容認されるとはw

SPK仮眠室(脳内設定スマソ)でしどけなく眠るリドナー。
交替を告げに訪れるニアは襟ぐりの深いカットソーから
垣間見えるリドナーの巨乳の谷間にドキドキ。時を忘れる。

「あの・・・襲うのか襲わないのか、そろそろ決めてもらえませんか?」
「リドナー・・・!起きていたのですか」
「顔の真ん前でハァハァされていたら、いくら疲れ切っていても目が覚めます。
 で、どうします?します?やめます?」
「リドナーは、どうしたいのですか?」
「慣れてなさそうな坊や相手のSEXは疲れそうだし、もうちょっと寝かせていただきたいところです」
「そうですか・・・(´・ω・`)」

しょげて立ち去ろうとするニアだったが、白く輝く巨乳に見せられ、結局動けず。
おずおずと手を伸ばして弾力を確かめようとするも、「慣れてなさそうな坊や」
扱いされては、その先に進めない。
リドナーが目を閉じたまま、クスリと笑う。
「ニアはおっぱいが好き?」
「はい」
即答である。照れるニアとそれを微笑みながら見守るリドナー。

「じゃ、ささっと済ませましょう」
「え・・・」
「ニア、こっちにいらっしゃい」
抱きすくめられ、パジャマを脱がされ、戸惑うニア。
そのギンギンに張り切っている器官に、たぷん、とリドナーの乳房が覆い被さった。
あ、柔らかい。温かくて・・・気持ちよすぎる。
そのほどよい重みだけで感極まりそうになるニアの上で、リドナーはゆっくりと
体を上下動しはじめた。
「こんなに固くしちゃって・・・思春期の男の子だからしょうがないかしら」
「あ、あの・・・仕事上の付き合いであるのに、こういう事はよくないかもしれません」
「仕事にさしさわりない程度に、留めましょう。もう・・・いっちゃう?」
「・・・はい。ごめんなさい」
「あやまる事なんてないの。いっぱい出すのよ」
「・・・はい・・・っ、出ます、あぁっ」
大人の女の色香に目眩すら覚えながら、ニアはとんでもない分量の精液を放出した。

リドナーがティッシュで丁寧に拭いてくれている最中も、ニアはくすぐったさで
体をひくつかせてしまった。
年上とはいえ、部下に笑われる。いや、それ以前に彼女の胸を借りて射精などしてしまった。
羞恥に頬染めるニアの髪を梳き、リドナーはパジャマをきせかけてくれた。
「仕事が落ち着いて、お互いその気だったら・・・その時は続き、しましょうか」
「はい」
またも即答である。はにかんでうつむくニアに軽く手を振り、リドナーは仮眠室から颯爽と立ち去った。

                                     おしまい
361名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 20:05:22 ID:V0kfW9hn
>>360
おおおおおぉぉぉーー

GJ
362名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 23:22:27 ID:2u/OWEc1
>>361
GJ!百戦錬磨のリドナーktkr
リドナーいいよな
こう、何でもさせてくれそうっていうかしてくれそうってか
363名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:28:10 ID:/QkDw901
>>360
GJ!GJ!!GJ!!!ハァハァしすぎて何回も読んだwパイズリだけで十分えろい。

ハルってカップリング多彩なキャラ?
ニアメロマットはもちろん、ジェバンニレスターもいけそうだし、
口を割らない模木にお色気で迫る…てのも面白そう。
364名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:40:35 ID:wFYjgK2Q
模木とはまた斬新な。肉弾戦の様相を呈する事が予想されるが、それもまたよし。
365名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 16:59:54 ID:gMlh/5vw
茂木とはまた斬新だなw
後個人的にはハルとジェバンニも普通にありだと思う
正にエリート美男美女って感じで絵になるしな
なんかハルジェバ書きたくなってきたw

マットは上のメロハルマトみたく美人なお姉さんにはとことん弱そうだ
366名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:27:32 ID:ti59l/vM
うん。やってるよ。間違いないって>ハル&ジェバ

>>365に期待。よろしくー。
367名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 01:15:05 ID:X94UpiKJ
うん、絶対やってるね、ハルジェバ。二人でニアの愚痴言ってそう。
「あなたと居られたらキラなんてどうでもいいの。」
「僕も同じさ。いつ殺されるか分からないんだ。だったらその時まで君と一緒に居たい…。」
とか美男美女特有の会話も交しちゃったりして。

>>365
楽しみに待ってます。
368名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 08:09:19 ID:KgBGrCUk
>>367
「やれやれ・・・今度は京都で気持ち悪い検事の尾行をしろとさ」
「私は東京で高慢ちきでいけすかない女アナウンサーの警備」
「・・・しばらく会えないね(抱擁)」
「・・・一生会えないかも(接吻)」
「・・・辛いよ(挿入)」
「・・・与えられた仕事を全うしましょう(絶頂)ね?(余韻)」
みたいな?

>>365
今からワクワクしてます。がんばってください。
369名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 22:38:24 ID:Ev1dgiXV
>>368
淡々としたエクスタシーだなw
不覚にも笑ってしまったw
370名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 12:37:51 ID:qQKlfnSl
ハルジェバ待ちしつつ、パイずり続きの乳フェチな妄想を一発。
「お姉さんと乳遊び〜ハルとニア深夜のじゃれ合い」
371ハルニア乳遊び:2007/10/13(土) 12:38:40 ID:qQKlfnSl
――このところ、ニアの様子がおかしい。
もともと変わり者だという事はリドナーも重々承知しているが、
パイずりでからかってやってからというもの、彼の焼け付くほど
熱い視線が、自分の胸に注がれているのをひしひしと感じるのだ。
食事中、ニアはリドナーに見とれてスープを零しまくる。
拭いてやろうとしてリドナーが傍で屈むと、今度は鼻血を吹く。
こんな事が続いては、業務に支障をきたしかねない。

できるだけ襟ぐりのつまった、素っ気ないシャツを着るように心がけて
みたものの、ニアの金色に輝く視線は、ひとたびリドナーの揺れる乳を
ロックオンしたら、10分以上離れる事はない。
ついさっきなど、フラフラと後をついて回ってきて困った。
二足歩行を忘れたのか面倒なのか、這い蹲って子犬のようについてくる。

朴念仁のレスターや、常時額に汗かいて余裕ゼロのジェバンニも、
いずれはハルとニアの関係に気付いてしまうかもしれない。
そうなる前になんとかしなければ――とリドナーは溜息をついた。
早い話が、「また溜まっちゃったみたいだし、一発抜いてやるか」という事だ。
372ハルニア乳遊び:2007/10/13(土) 12:39:22 ID:qQKlfnSl
「ニア・・・今夜お部屋に行っていいかしら」
仕事の合間を縫ってそっと耳元で囁くと、ニアの耳朶がぽうっと桃色に染まった。
言葉を発する余裕がないのか、ただ、こくんとうなずくのみ。
それからの数時間、彼は鬼神のように資料を読みこなし、ジェバンニに過酷な
業務を山ほど押しつけ、レスターと今後の捜査方針について激論を飛ばし、
やがて彼らを解放した。仕事は蔑ろにしないのである。
そして期待いっぱい胸いっぱいな表情で、リドナーを寝室へと招いた。

ぱふん。リドナーは立ち尽くしたニアを抱きしめ、両乳の間で窒息させかけてから、
白いくるくる巻き毛を指先でかき回す。
「一緒にお風呂に入りましょうよ」
「一人で入れます。私だって子供じゃないんですから」
「あら。大人同士で入るから楽しいのに」
「楽し・・・うっ!」
また鼻血だ。タラタラと流れる血は彼の真っ白なパジャマを汚し、リドナーの
ブラウスにも染みを付けた。
「ごめんなさい・・・」
「いいのよ。じゃ、これ洗っておくから、先にバスルームへ行っていて」
テキパキと上衣を脱がせ、入浴の手筈を整えてしまう。誘惑するお姉さんというより
だだっこの世話をするお母さん状態だが、衣類の応急処置を済ませる。
――さあ、坊やのお守りも手早く済ませましょう。
373ハルニア乳遊び:2007/10/13(土) 12:40:26 ID:qQKlfnSl
「ふふっ、お邪魔しまーす」
さすがに照れもあり、リドナーは少々おどけた口調で挨拶しつつ、バスルームへ入った。
すると、浴槽の中ではニアが息を荒げ、いきりたった陰茎をしごいていた。
「あっ、まだ入ってきちゃダメです!」
「私が洗濯している間、一人で楽しんでいたのね・・・ひどい」
「ズルをしようとしたわけではないのです。ただ私は・・・」
ひとまず先に出しておかないと、いてもたってもいられなかったのよね?
リドナーもそのへんの機微はわかっているのだが、あえてなじってみた。
「ほんと、つれない人なんだから。私は勝手にシャワーを浴びますから、
どうぞ気にせず続けてください」
しょげるニアを浴槽の隅っこへ追いやり、シャワーを浴びる。
豊満かつひきしまったボディが水を弾く。うつむくニアが上目遣いにチラチラと
それを見つめているのがわかり――リドナーはさらなる焦らしを思い付いた。
「ニア、髪はもう洗った?」
「え、まだです」
「洗ってあげましょう。こっちにいらっしゃい」
立ち上がるニアと真正面から向き合う。身長差のせいで、顔の真ん前に
丸くたわわな乳房が揺れる事となり、ニアは吸い寄せられるようにリドナーの
胸に顔を埋めかけた。
が、リドナーはスッと体をかわす。乳首の先で、ちょんとニアの鼻をつついた。
ニアは反射的に伸び上がり、リドナーの乳首に吸い付こうとする。が、かわされる。
――おっぱいで釣りしているみたい。この子、おもしろい!
つんと尖った桜色の乳首、柔らかそうな乳輪を前に、ニアは躍起になって顔を動かしていた。
運動神経が鈍いのか基礎体力がないのか、フラフラしている。
それが滑稽で愛くるしくて、リドナーはそのたわいない遊びに興じた。
374ハルニア乳遊び:2007/10/13(土) 12:41:38 ID:qQKlfnSl
やがて我に返ったのか、ニアがぎゅっと抱きついてきた。
最初からそうすればよかったのに、と呆れつつ、リドナーはニアの華奢な体を抱きしめる。
太腿のあたりに押しつけられた灼熱だけが、雄の勢いを感じさせる。
「ねえ、ニアって何歳なの?」
外見から察するに12歳前後だが、性欲は10代半ばから後半・・・アンバランスさが気になり、
つい訊いてしまう。するとニアは不機嫌丸出しの表情でリドナーを見上げた。
「別にいくつだっていいじゃないですか」
言い捨てるなり、目の前で揺れる乳房に吸い付く。待望の乳首に唇を重ねた。
「いたたっ、ちょっと、そんなに強く吸わないで」
私のおっぱいはマックシェイクじゃないのよ、このやんちゃ坊や!
「お願い、もっと優しくして・・・」
「ごめんなさい」
素直に謝り、ニアは唇を離した。と同時に股間の熱も少々収まる。こっちも素直だ。
上司としては理不尽かつふてぶてしく、最強にして最悪な存在であるが、裸で向き合うと
なかなかどうしてかわいい。ので、リドナーはもうちょっと構ってやりたくなった。

「私がやってみるから、同じようにしてちょうだい」
ニアを浴槽の中に座らせ、その隣に寄り添って彼の乳首を指先で弄ぶ。
粟粒のように小さく、余計な色素がほとんどない、子供っぽいそれをくすぐると、
ニアはクスクスと笑った。
「くすぐったいです・・・」
「ちょっとだけ我慢して。男の子も弄られているうちに、ここが感じるようになるから」
ニアが初めて見せた、無邪気な笑顔。
無垢な子供をエロの道に引きずり込むようで、リドナーの胸の奥で、
罪悪感がチクンと疼いた。が、今さらやめる気もない。
375ハルニア乳遊び:2007/10/13(土) 12:42:33 ID:qQKlfnSl
「くすぐっ・・・たい・・・」
「ほら、だいぶ固くなってきたわよ」
いつしか目を閉じ、意外に長い睫毛を震わせるニア。その乳首は、快感で固く凝っていた。
リドナーがふっくらとした唇を添えただけで、ニアの体はびくっと震えた。
「あっ・・・」
「くすぐったいの先に、気持ちいいがあるの」
「気持ち、いい・・・です」
甘えるように体をすりつける様子がいじらしく、リドナーも熱心に舌を使う。
ぷちっとした感触の男の子乳首だが、舌先でネロネロと転がすと、ニアは
敏感に反応してくれるのだ。
空いている方の乳首をちょんとつつき、ついでにちょっと強いめに抓ってみた。
「あっ、あうっ、あっ!」
ニアがガクガクと体を震わせた。リドナーは太腿にピショッと生温かいものが
かかるのを感じる。

「・・・出ちゃったの?」
「はい・・・出ちゃいました」
頬を紅潮させているニアだが、その瞳は暗い。タイミングを誤った己を責めているのか。
「ごめんなさい。つい熱中しちゃって・・・ちょっと教えるだけのはずだったのに」
「リドナーのせいではないです。私が年甲斐もなく興奮しすぎてしまったのです」
だからあんたいくつなのよ?とリドナーは気になってしょうがないのだったが、
ニアの股間を洗ってやりながら、フォローを続ける。
「でももうニアは上手にできるようになったでしょ?」
シャンプーを泡立てて髪に乗せてやりながら、たわわな胸をニアの顔の前に
持っていってやる。
ニアはうっとりとした表情で吸い付いてきた。今度は力加減を間違える事などなく、
巧みに唇ではさみ、生意気に舌など使ってきた。
「んっ・・・やだ・・・ほんとに上手・・・」
今、喘ぐのはリドナーの番だ。
376ハルニア乳遊び:2007/10/13(土) 12:44:08 ID:qQKlfnSl
髪を洗ってやるのはおざなりに済ませ、リドナーはニアの頭を抱きしめ、息を荒げる。
日頃おもちゃばかり弄っている、子供っぽい深爪気味の指先に乳首を弾かれ、
小娘のように嬌声をあげてしまうのだった。
「はぁ、あ、あっ・・・ニア・・・すごい・・・」
「ハル・・・好きだよ・・・大好き」
あらこの子、興が乗るとファーストネームで呼ぶんだ?
そもそもニアにファミリーネームってあるんだろうか?とリドナーは今さらな
疑問を抱くのだったが、もはやそんな事どうでもよくなっていた。
「お願い・・ニア・・・ちょうだい」
「・・・何を?」
「ふふっ・・・意地悪ね」
バスタブにニアの背を押しつけ、のしかかるようにして火照った女陰を押しつける。
「入れてぇっ・・・」
ニアの屹立の根本を握り、ぬらつく部分へねじ込もうとしたその時、
「ハル・・・っ、ご、ごめ」
弾けた。ドクンドクンと強い脈動と共に、白濁がハルの内腿を汚す。

「・・・私は、SEXに向いてないのかもしれないです」
二度も放出したせいか、ぐったり気味のニアは天井をみつめながら呟く。
その体を洗ってやりながら、リドナーは苦笑する。
「向き不向きなんてあるの?」
「私は・・・興奮しすぎです」
「嬉しいっ」
ぎゅっと抱きついてみる。ちょっとだけ乙女気分だ。
「嬉しい・・・ですか?最後までできないような坊や相手に」
「それだけ好いてもらえているような気がするもの」
頬にキスすると、ニアははにかんだように目をしばたたかせた。
377ハルニア乳遊び:2007/10/13(土) 12:48:12 ID:qQKlfnSl
「最初からスムーズにできる人なんていないわ」
そうでもないのだが、ここは言い切ってみるリドナーだった。
とりあえず毅然と言い切ると説得力が増す、というのが彼女の持論だ。
「リドナーも最初は、アクシデントがありましたか」
「まあ、それなりに。今思うとかわいいものだけど」
破瓜の瞬間、恐怖と痛みに大暴れし、相手が軽傷を負った。
リドナーの中では、甘酸っぱい思い出として処理されている。
「いくらニアが天才でも、こればっかりは勝手が違うでしょ」
「弱みを見せてしまいました」
「お互い様じゃない・・・私もさっき、かなり乱れてしまったし」
「本当に?あの、本気で乱れました?」
「疑り深いのね」
何でも疑ってかかるのは、この子の習い性なのだろうか?と思いながら、
リドナーはニアの手をとった。
「ほら、ね?」
ジューシーなぬめりが残る谷間に、導いてみる。ニアは一瞬硬直したが、
やがて、中指をぴこぴこと動かし始めた。
「ぬるぬるして、あったかい・・・これ・・・」
「本気。ニアに本気にさせられちゃった・・・」
「・・・ハル・・・!」
ニアが抱きついてきた。いよいよか?三発目も余裕の勢いだ。
リドナーは長い両脚でニアの体を絡め取り、いざ結ばれんとする。
その刹那、二人の視線が絡み合う。
378ハルニア乳遊び:2007/10/13(土) 12:51:15 ID:qQKlfnSl
「ニア!日本捜査本部から連絡が!」
――ジェバンニの声だ。絶妙のタイミングで登場と来たもんだ。
血相を変えてニアの私室のドアを叩いている気配がする。彼は常に必死。
そして夜半、ニアが密やかなお楽しみタイムを持っているなどと、
想像する余地を持たない。
「糞野郎・・・ロバに噛まれて死ね!朽ち果てろ!」
押し殺した声で理不尽に部下を罵り、ニアはすっくと立ち上がった。
反比例するかのように股間の彼自身は落ち着きを取り戻す。流石、というべきだろうか。
「リドナー、中途半端な状態であなたを放り出す事を詫びます。
しかしこの続きは必ず・・・近日中に!」
大急ぎで身支度をして飛び出すニアの背中を見送り、リドナーは溜息をつく。
ジェバンニにバレないよう、こっそりとこの部屋を抜け出し、
何喰わぬ顔をして捜査に加わるべきだが、少々気恥ずかしい。

そして、この続きはやっぱりキラ逮捕後まで取っておこうかなー、などと、
悪魔のような事を思い付いたりしてみるのだった。

                      ――おしまい――
379名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 12:58:52 ID:JtIx2qKV
焦らし上手め・・・!
ニア溜めすぎだろw
ハルの最初の相手カワイソス
380名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 22:42:44 ID:6BqETnG+
乙!ごちそうさま!おっぱい万歳!ハル万歳!
何度GJを言っても言い足りない。
ニアが羨ましいと思ったのは内緒。
381名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 09:18:46 ID:q8AN375M
GJ!
ニア、ハルのおっぱい大好き杉だろwwww
382名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 09:47:09 ID:xptg7uYY
ハルは足の指もほっそりとして長くて綺麗なので(原作バスルームシーン)
ニアはそっちの魅力にも気付いてあげてほしい。などと思う。
足コキ妄想が沸き起こりそうになったが、さすがにそれは自粛w
ジェバンニだったらありか?ってなぜジェバンニはMくさいのだろう・・・。

ちなみに、ニアが出会ったのがハルでなくてナオミだったら、
乳派でなく尻派だったり。
「ジーンズに包まれ、張りつめた尻・・・貧弱でなく大きすぎる事もない、
絶妙なバランス・・・ああ、たまりません」鼻血
383名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 10:24:55 ID:uaaGZqga
足コキも尻も有りじゃないか?
「な、なんです?リドナー」
「いつもおっぱいだと飽きると思って。たまには違うのもいいでしょ?」
「…その…なんだか足蹴にされているようで…あまり…(萎え気味)」
「…クスッ。やっぱり坊やね。メロはこうしてあげると喜んでたけど?」
「カチン(完全おっき)」ちょっと厳しいかw

ジェバンニは過酷な任務の任されぶりがMくさいのだと思う。
384365:2007/10/14(日) 15:08:48 ID:WFwdkq4+
>>378
乙!ハルさんエロいwww
やっぱハルは良いな


と言う事でハルジェバ完成したんで置いときますね
期待してくれた人ありがとん
期待にそえられるかわ分からんが一応投下
385ハルジェバ1:2007/10/14(日) 15:09:41 ID:WFwdkq4+
手が届きそうで届かない彼女。
そんなもどかしい思いで今日も仕事に勤しむ真面目な彼。
思いの女性は向かいのデスクでパソコンと睨めっこしながら密かにデスクの下に隠した
携帯でメールをしている。
――誰とメールしているんだろう?まさか……
大体予想はつく。
普段は堂々としている彼女があんなにコソコソと人目を気にしているのは。
あいつに違いない……
しかし聞くに聞けない。
予想している人物が的中してしまった時の自分の動揺を考える。
やっぱり聞きづらい。
あぁ、自分はなんてチキンな男なのだろう……もっと積極性があれば、とジェバンニは肩を落とし
溜息をつきながら思った。
386ハルジェバ2:2007/10/14(日) 15:10:37 ID:WFwdkq4+
彼は元FBI所属の優秀な捜査官だった。
まだ若くてハンサムなそのルックスと紳士的な性格の彼を周りの女性が
放っておくはずも無かった。
ハイスクール時代はバスケットボールもやっていてスポーツに関しても万能だった。
また趣味はボトルシップで手先も驚くほど器用だ。
家柄も良い。頭も良い。おまけに容姿端麗。
そんなジェバンニに周囲は羨望の眼差しを向け、また彼を尊敬した。
しかし彼自身は飾らない性格でその事を周囲に誇示し傲慢な態度を
見せる事などは全く無かった。
能力の高さの割りにいたって平凡な好青年で同性の友人達からの人望も篤かった。

だがそんなジェバンニにも悩みの種がある。
「なんで僕は恋に対してこんなにも積極性がないんだろう」
そう、ジェバンニは自他共に認めるチキン野郎の上、アメリカ人にしては珍しく
恋に関してはかなりの奥手なのだ。
普段は行動力もありそれなりに頼りになる男性ではある。
しかし本気で人を好きになってしまうと、好きになってしまった女性の前では
緊張して身体がつい強張ってしまう悪い癖が彼にはある。
その為好きな女性に対しても中々積極的な行動を取れないでいた。
彼は告白される事は多くても、自分から相手の女性にアプローチして恋愛に発展した
ケースはほとんど無い。
その上ジェバンニはかなりの硬派な上鈍感で一目惚れや同じ環境に居る女性を
好きになる事事態あまり無い事であった。
ジェバンニの恋人になった女性のほとんどは女性からのアプローチで成るもので、
その女性の必死の努力で彼自身も徐々にその女性にひかれていく……と言うケースが多かった。
387ハルジェバ3:2007/10/14(日) 15:11:20 ID:WFwdkq4+
そんな中意中の女性――ハル=リドナーと出会った。
彼女は元CIAに所属していたと言う非常に優秀な女性捜査官であった。
ブロンドの髪の毛に端整な顔立ち。
おまけにモデル顔負けの抜群のスタイルも兼ね備えた誰もが羨む
そのルックスを持ち合わせ、性格も社交的である。
また困難な状況下でも柔軟な発想が出来る上、女性ならではの気配りや
細かな配慮も出来る正に完璧な女性だ。

しかし先日そのハルがSPKに対する裏切りのような行動を取っていた。
SPKメンバー殺害の主犯とされていたメロと繋がりを持っていた上
情報まで渡していたと言うのだ。
この件はメロが直接SPK本部に彼女を人質に連れて来た事で判明した。
結果的にニアの計画通りの遂行でハルはこの件について深くは追求されなかったが、
ニアの信頼を著しく欠くものになってしまった。
しかしジェバンニにとって何よりも許せないのは結果はどうであれ
裏切った行為をしていたハルでは無くメロの方であった。
仲間を殺し愛する彼女を銃で脅した上、彼女と一週間も同棲していたと言う事実を後に聞かされ、
怒りと共にメロに対する深い羨望の念にジェバンニは駆られていた。
その上ハルは未だにメロとの連絡を断ち切ってはおらず、こうして度々人目を気にしては
メールや電話をする姿をジェバンニは見ていた。

――あぁ……憎き相手に愛しい彼女を弄ばれても僕には何も出来ないなんて……
ぼんやりと考え込み自分の不甲斐なさに項垂れていると、突然びゅっと顔面付近に
水をかけられた。
ジェバンニは突然の事に驚きはっとして顔を上げる。
視線を下にずらすとそこには水鉄砲を持って怪訝そうな顔をしながら
見上げてくるニアがいた。
水鉄砲を持っている当たり、彼がジェバンニ目掛けて水鉄砲を発射したようである。
「何サボってるんですか?」
ニアは髪の毛を指で弄りながら淡々と冷徹に言った。
「すみません、少し考え事をしてしまい……」
ジェバンニは少しはにかんで答えた。
388ハルジェバ4:2007/10/14(日) 15:12:01 ID:WFwdkq4+
そんな二人のやり取りを傍のデスクで見ていた女性――ハルは椅子から立ち上がり、
濡れたままのジェバンニに近づくとそっと刺繍の入ったハンカチを差し出した。
「はいこれ。風邪引くわよ」
ハルは少し眉尻をさげながらやんわりとした口調で彼に話しかけた。
憧れのハルが自分を気にかけてくれている……。
「リ、リドナー……すまない、ありがとう」
声が上擦り心臓が一気に跳ね上がる。
ハルのその優しさが堪らなく嬉しくてジェバンニは濡れた顔を少し
紅潮させ嬉しそうに笑みを浮かべた。

彼女の付けている香水の香りがふわっとする。それだけで頭が
くらくらしてしまいそうだった。
――いい香りだ……柑橘系の匂いだろうか?
強い香りの香水は鼻が捥げそうになるのだが、このぐらいさり気なくて
爽やかな香りの方が女性はよっぽど自然で魅力的に見えるものだ。
さすがリドナーはその辺も良く分かっている……とジェバンニは
濡れた顔を拭きながら一人感心して彼女を見た。
すると彼女もジェバンニの方に視線を向けやれやれと言った
表情で肩を竦め微笑んだ。

389ハルジェバ5:2007/10/14(日) 15:12:39 ID:WFwdkq4+
「リドナー、ジェバンニ、丁度良い。あなた方にはやって頂きたい事があります。」
ニアはその様子を横目で見ながら相変わらずの無機質な声質で言った。
「二人とも日本に行きますか?」
「えっ?」
「はい?」
急の申し出にジェバンニとハルは同時にニアの顔を見て呆気に取られた。
ニアは床に寝転びながらお気に入りの玩具で遊び、二人の表情を伺っている。
ニアの思いつき……と言うかやり方はいつも唐突なのだ。
その度に愚痴を言いたくなる衝動に駆られるが今回は違った。
ジェバンニの心に引っかかる”二人で日本に行く”と言うフレーズ。
――二人とも日本に行くという事はリドナーと二人で一緒に日本に行けと
言う事なのだろうか。
ジェバンニの心拍数が上がる。

もしかしてこれは人生最大のチャンスではないか。
あろう事か理不尽極まりないこの年下の上司が彼の恋を成就させるきっかけを
提供してくれている。
折角のチャンスを断るはずがない。否、どちらにしてもニアの性格上
どうせ断れない事は確かであろうが。
「僕は行きますよ」
ジェバンニは迷わずニアの質問に即答した。

先程とは打って変わったジェバンニの明るめの口調。
ニアはそれに表情を一瞬顰めた。
しかしそれも一瞬ですぐにまた元の人形のような顔に戻ると、
今度は視線をまだ返答していないハルに移した。
大きな眼で彼女の返答を催促する様にじっと見つめる。
「……私も行きます」
その眼力に返答すべき答えは一つであると悟ったハルは少し間を置いてから答えた。
「では決まりです。事はなるべく早いほうが良い。明日の東京行きの便で日本へ向かってください。」
そう言うと二アはおもむろにポケットから東京行きの便のチケットを二枚を差し出した。
「あちらに着いた際のホテル等も全て予約済みですので心配しないで下さい。」
「さすが二ア。事が早いですね」
ジェバンニは笑みを浮かべいつになく嬉々した様子だ。

「……随分機嫌が良いじゃないですか」
意気揚々と自分を褒めるジェバンニの姿などこれまで一度だって見たことも無い。
二アは不振そうにジェバンニの顔を見上げた。
「!……捜査の為とは言え日本は私の好きな国ですから行ける事が嬉しいんです」
本当はハルと二人っきりで日本に行ける事に喜びを感じているのだが、本心は心中にぎゅっと閉じ込め
ジェバンニは咄嗟の嘘で本心を隠した。
390ハルジェバ6:2007/10/14(日) 15:13:18 ID:WFwdkq4+
翌日アメリカを出発して日本のホテルに到着した二人はチェックインを済ませ二アに連絡を入れる。
画面上に移った二アは相変わらずこちらに興味が無さそうに愛用の玩具で一人遊んでいた。
「二ア無事にホテルには着きましたが……」
ハルは何か言いたげにその先の言葉を詰まらせた。
二アはハルからの連絡を確認すると感情も無く機械的に『はい』と答える。
『案外早く着いたんですね。で、何か問題でも?』
「あの……何故ホテルの部屋が一部屋しか予約されていないのですか?」
チェックイン時に何かの間違いでは無いかと思い良く調べてもらったのだが、
やはり部屋は一つしか予約されていなかった。
日本に来て早々の予想外の展開にハルは少々困惑していた。
『その日は生憎部屋がそちらの一部屋しか空いていなかったようなので仕方なくです』
二アは他人事のようにハルの質問に答え、モニターを直視せず玩具に夢中になっている。
「ですけど……」
『それに心配はいりません。あくまでも仮ですので数日経ったら他の場所へ移って頂きます』
二アは面倒くさそうに言い、仕事の報告やまた何かありましたら連絡を入れてくださいとだけ
付け足すとモニター画面から姿を消した。

「もう!だったら他のホテルを予約すれば良かったじゃない」
二アからの連絡を絶つとあまりにも彼の他人事で理不尽な言い方に
ハルは憤りを感じていた。
いくら同僚とは言え恋人でもない男女が同じホテルのおまけに同室で
数日過ごさねばならないのだ。
これでは仕事に支障が出てしまうかもしれないのにと
ハルは軽く溜息をつきながら思った。
391ハルジェバ7:2007/10/14(日) 15:13:50 ID:WFwdkq4+
一方でジェバンニはこの想定外の展開をとても快く思っていた。

――二ア……
あなたは天使……
まさかここまでナイスセッティングしてくれるとは
  日頃優秀な働きを見せる僕へのお礼ですか……

いつもは散々こき使ってくれている年下の上司が今のジェバンニに
とっては救世主にさえ思える。
ジェバンニはこの時初めて二アに感謝した。
いつもはその小さな身体を蹴飛ばしてやりたくなる程憎らしく
理不尽な彼ではあるが。
過程はどうであれ、ハルとこうして二人っきりになれた。
それだけでも今までの理不尽な二アの態度を水に流しても良いと思える。
普段職場では積極的にいけない彼にとっては願っても無いチャンスだ。
二人っきりならそれなりの雰囲気を作れば自分からだってアプローチ出来る……。
幸いここは中々グレードの良いホテルだ。後は自分の努力のみ。

「本当二アったらどうかしてるわ。あなただって私と同室だったら何かとやりずらいわよね」
ハルが溜息混じりに息を漏らし、苦笑いしながらジェバンニを見た。
「僕は別に。むしろ二アには感謝したいぐらいだよ」
「えっ……?」
表を突いて思っていた事が咄嗟に出てしまった。
不思議なぐらい自然と出てきた言葉にジェバンニは戸惑う。
今までこんな素直な言葉を面と向かって彼女に言えた事はない。
ジェバンニは慌てて言葉を言い換えた。
いきなりこれでは不自然すぎる。
「あっ、いや、君が僕と同室で嫌だと感じるなら僕は他のホテルに移ったっていいんだ」
ここはあえて謙遜した態度を取って紳士的な自分をアピールして見る。
もちろん本心の部分もあるが、少し引いて様子を見る……と言う
駆け引き的な部分もこの言葉の中の意味にはあった。

「ふふっ、あなたって相変わらず紳士的なのね。良いわよ別に。お金かかるしね」
控えめなジェバンニの態度にハルは少し苦笑いしたが、自分を思って
言ってくれた彼の紳士的な態度を素直に嬉しく思った。
「そうか良かった」
ジェバンニは爽やかに笑い綺麗な笑顔を作った。
しかしその笑顔の裏では発狂しそうな程の嬉しさが彼の中を駆け巡る。
「そうだ、そろそろ夕食時だしルームサービス頼まない?せっかくこうしてあなたと居るんだし、
夜景も綺麗だわ。シャンパンでも飲みながら……ね?」
ハルはそう言って笑うと窓辺に近づいて眼前一面に広がる夜景を見つめた。
「そうだね。じゃあ僕が頼んでおくよ」
お願い、とハルの声を確認すると、ジェバンニはルームサービスを頼むため
電話の受話器を取った。
392ハルジェバ8:2007/10/14(日) 15:15:38 ID:WFwdkq4+

――数十分後


用意された豪華なディナーを目の前に、ハルは二つのグラスに良く冷えた
シャンパンを注いだ。
透明なシャンパンが部屋の淡い光を反射して黄金色に輝いている。
シャンパンのグラスの一つをジェバンニに手渡すと、ハルは顔の前まで
そのグラスを持ち上げにこっと微笑む。

「それじゃ、これからの捜査の進展を祈って……乾杯」
「乾杯」

そう言うと二人はシャンパンのグラスをそっと合わせた。
重なり合ったグラスから透明な音色が響き渡る。
それを一口飲めば、甘くてちょっとほろ苦い大人の味が口いっぱいに広がる。
テーブルの傍にある窓からは大都会の夜景が一面に広がっている。
多彩な色に輝くネオンと赤く聳え立つタワーは自国の夜景に負けるとも劣らない。
美味しい料理に、素晴らしい夜景、そして何よりも目の前に座る美しい彼女。
まるで用意されたかの様な現実にジェバンニは酔いしれた。
料理を口に運びながら暫く二人っきりで他愛も無い会話に笑いあう。
「ん……ふふっジェバンニ、あなた二アの事そんな風に思ってたの?」
「二アは理不尽にも程があるよ。君もそう思わないか?」
「そうねあんなに可愛い顔してるのに……羊の皮を被った狼みたい」
「はは、二アの背中にはチャックでも付いていそうだな。今度良く見て見るよ」
ジェバンニの笑いにハルもつられる様に笑う。
二人は時間を忘れて二アの愚痴や普段思っていることなどを絶え間なく話し合う。
それと同時に会話の共をしているシャンパンを口に運ぶ回数も徐々に増えていった。
ハルもジェバンニも比較的酒には強い方であるのだが、話で盛り上がっている内に
既にシャンパンを三本も開けていた。
393ハルジェバ9:2007/10/14(日) 15:16:18 ID:WFwdkq4+
「リドナー、大丈夫かい?」
少々飲みすぎて頬を紅くしているハルの顔をジェバンニは心配そうに見つめる。
「大丈夫よ……私お酒は強いの。まだまだいけるわ」
先程からハルの呂律は少し覚束なくなり、シャンパンのグラスを飲み干す喉の動きは
止むどころか増す一方だ。
どうやら久しぶりの和やかな酒に羽目を外してしまっているらしい。
この辺で止めさせないと翌日の任務に支障が出ると感じたジェバンニは3本目のボトルを
飲み干した彼女にやんわりと忠告をした。
「明日は任務もあるしもうその辺でやめておいた方が良いよ。」
「ん……そうね、丁度良いし……」
そう言ってハルが椅子から立ち上がろうとすると、彼女の足元がふわっと揺れた。
「危ない!」
ジェバンニは咄嗟にハルの肩を支え、自らの胸に彼女を抱き寄せた。
初めて触れたハルの身体は驚くほど柔らかでその感触がジェバンニの身体中に伝わる。
鼓動が高まっていくのが分かる。

「失礼……ありがとう」
ジェバンニの胸から抜け出し一人で歩こうとするハルではあるが、酒のせいか焦点が定まらず
身体はまた倒れようとする。
それを賺さずジェバンニが受け止めると、彼女の耳元で囁く様に言った。
「無理しない方が良い。ベッドまで一緒に行こうか」
「そうね……お願い」
ハルの肩を支えながらベッドのある場所まで向かうと、ジェバンニは優しく彼女を
そのベッドの上に寝かしつけた。
「ありがとう……優しいのね」
酒に酔って上気した眼で自分を見上げてくる彼女。
思わず生唾を飲み込む。
そんな色香漂う表情で見つめられたら今にも理性がおかしくなってしまいそうだ。
おまけに目の前に居るのは自分が思いを寄せている憧れの女性。
尚且つ今部屋には二人っきりでおまけにベッドの上だ。
高鳴る鼓動と共にもっと彼女に触れたいと言う本能が自分の中から垣間見える。
しかし彼女は今酔っていて意識も正常であるかは分からない。
酔った相手に好きな事をするのは容易い物だが、同意も無くそんな事は出来ない。
男として最低の上、彼女の心を深く傷つけてしまう事になりかねない。

394ハルジェバ10:2007/10/14(日) 15:17:25 ID:WFwdkq4+
理性と欲望の狭間で葛藤する自分を抑えつけ、ジェバンニはハルに背を向けた。
「それじゃあ僕はソファで寝るから……お休みリドナー」
欲望を振り払いその場を立ち去ろうとジェバンニはベッドから立ち上がった。
すると後ろから柔らかな感触で背中を包まれて彼は思わず動けなくなる。
「行かないで……ジェバンニ」
ハルは鳴くような声で彼を引き止め、彼の広い背中に覆いかぶさる様に
ぴったりと抱きついている。
ジェバンニは背中から身体全体が熱くなっていくのを感じた。
「リドナーそんな事をされるともう歯止めがつかなく……」
「良いの。良いのよ。ジェバンニ……あなたを助けたい」
そう言うとハルはジェバンニの背中を捕らえている左手を下にずらすと、
ズボン越しに彼の股間に手を添えた。
そこからゆっくりと彼の自身を優しく触りだす。
彼女の予想外の行動にジェバンニは驚き、自身を弄るハルの左手を押さえて
彼女の方を振り返った。

「リ……リドナー、何を……」
「だからあなたを助けたいの。あなた自身、もうどうしようも無い状態でしょう?」
ハルは妖艶に笑いジェバンニの頬に手を添えた。
本当は今すぐにでも彼女を抱き寄せて繋がりたい。
しかしそれは彼女を傷つけてしまう行動にはならないのだろうか。
ハルの申し出にジェバンニは一瞬と惑うも、顔を赤らませて頬に添えられた
彼女の柔らかな手をそっと握り返した。
「リドナー、その……」
「こう言う時ぐらいハルって呼んで……ステファン」
ハルはにっこりと艶っぽく笑う。
「ハル……その、僕なんかで良いのかい?」
「やだわ、謙遜してるの?」
「いや……」
「ステファン、あなたって本当固いのね。嫌なら私から誘ったりしないでしょ?」
虚ろながらも怪しげな流し目でハルはジェバンニを見据えた。
酔っているとは言えハルにはちゃんと意識があった。
これは自らの意思でそう意思表示していると言う意味だ。
彼女の同意がある……。
ジェバンニにはもう己を抑える理由が無かった。
395ハルジェバ11:2007/10/14(日) 15:17:59 ID:WFwdkq4+
「――――っ!」
ジェバンニは息つく間もなくハルの柔らかな唇を塞いだ。
ハルをぎゅっと抱きしめると、彼女の口内に舌を差し出す。
ハルは差し出されたジェバンニの舌を優しく絡め取る。
角度を変え何度も何度も深いキスを交わしながらジェバンニはベッドの上に
ハルを押し倒した。
仰向けに倒れた彼女に覆いかぶさるように跨りながら首筋に唇を落とす。
舌で首筋から鎖骨辺りを丁寧になぞり彼女の白い首筋に少し強く吸い付くと
紅い印が浮かびあがった。
その少し強い刺激にハルは短くあっと声を上げ顎を仰け反らせた。
彼女の雪のように白い顔に紅潮した頬が良く映える。
「綺麗だ……ハル」
ハルのサラサラの髪を撫でながらジェバンニはうっとりとハルを見つめる。
普段は見せないハルの溢れる色香に自身の興奮は更に高まっていく。
ハル自身から漂う甘い香りと、彼女の上気した熱い吐息が彼の五感を刺激する。
もっと、もっと彼女の事が知りたくなった。
「君の事、もっと良く知りたい」
「えぇ。全部見せてあげる……来て」
ハルはジェバンニの胸に両腕を埋めとろんとした眼差しで彼を見つめ返した。
そしてゆっくりとした動きで彼のシャツのボタンを一つずつ外していく。
全てボタンを外し終えシャツを脱がすと、彼の引き締まった逞しい身体が露になった。
ハルは妖艶に微笑するとジェバンニの厚い胸板に自らの舌を這わせた。
ジェバンニの顔を見つめながらわざとちゅぱちゅぱと音を立てて彼の乳首の周りを舐め上げる。
中心の乳首に一瞬ちゅっと吸い付くいたかと思えば、またその周りを舐めあげ
ジェバンニを焦らせる。
その痺れそうな絶妙な舌使いにジェバンニは顔を歪め酔いしれた。
「くっ……ハル…!」
我慢出来ずにハルの動きを制すると、今度はジェバンニがハルの上着に手をかける。
ボタンを丁寧にゆっくりと外していくと、白いレースの下着に包まれた乳白色で
豊かな女性の象徴が顔を表す。
下着越しにそれを優しく揉みながら、その感触を確かめる。
暖かくて柔らかな二つの丘はジェバンニの手の形に合わせるように形を変える。
ハルの胸を優しく撫で上げる度にハルは上気した甘い声を上げた。
気持ち良いのだろうか……彼女の反応を確認しながらジェバンニは
胸への愛撫を続ける。
396ハルジェバ12:2007/10/14(日) 15:18:30 ID:WFwdkq4+
白い乳房を弄んでいると上端に自分がつけた印とは違う印が
ある事にジェバンニは気が付いた。
ふとその赤い印に指を落とす。
――これはまさか……あいつとの?
おそらくそうであろう現実に一気に目が覚める様な感じがした。
よりによって憎き相手は自分より逸早く彼女の身体を知っていた。
強い嫉妬の念がジェバンニの心を襲う。
激しい感情に苛まれた彼は力まかせにハルの豊かなバストを覆う
下着を完全に剥がし取った。
ふるんとハルの大きな胸がその衝動で揺れた。
そしてその乳房を両手で掴み少し強めに揉みながら先端で存在を主張している
桃色の乳首を強く吸い上げた。
吸い上げては周りの乳綸を舌で舐め、また指でも乳首を摘みながら刺激する。
ハルはその強めの刺激に身体を反らせた。
先程の優しく柔らかな彼の動きが打って変わって本能任せな動きに変わっている。
上気した眼で彼を見ると少し余裕を失っているジェバンニの姿が映った。

そんな彼にハルは顔を傾けた。
「はっ……ん、ステファン……どうしたの?」
ハルの問いかけに動かす舌と手を止めたジェバンニははっとしてハルの顔を見つめた。
今の自分の行動はいかにも自分らしからぬ性急な行動だった。
「すまない……ちょっと興奮しすぎたみたいだ」
ははっとジェバンニはおどけてはにかんだ。

――何を僕はそこまで気にしているのだろう。
  それこそ僕が変にあいつを意識しているみたいじゃないか。

ようやく叶ったこの幸せのひと時をおかしな嫉妬で台無しには出来ない。
今は愛するハルとこの甘くて貴重な時間を共有する事だけを考えればいいと
ジェバンニは強く自分に言い聞かせた。
397ハルジェバ13:2007/10/14(日) 15:19:25 ID:WFwdkq4+
「ステファン……ねぇ……」
ハルは甘えた声でジェバンニの首に腕を回して来た。
その仕草はとても可愛らしく、自分に何かを訴えたいようである。
「ん…?なんだいハル」
「もう……焦らさないでよ。分かるでしょ?」
ハルは顔を少し俯け眼だけをこちらに向けて微笑している。
その表情と先程から彼女の白い大腿の落ち着きが無いことに気が付いていたジェバンニは
ふと口角を上がらせた。
「あぁ、わかったよ。焦らさせてすまなかった」
彼女の下半身に下着越しから触れる。
そこはもうじっとりと湿っていて彼女の下着をたっぷりと濡らしていた。
指でハルの筋をなぞるように素早く手を動かす。
「やっ……あぁっ、気持ち良いわ……」
ハルは腰をくねらせて感じている。
堪らなくなってハルの下着を脱がすと既にそこはハルの愛液で溢れていて、
透明で粘りのある液体が糸を作っていた。
ゆっくりとその場所に触れると指先に暖かくぬるっとした感触が伝わり女の匂いが空に漂う。
ジェバンニの優しく細やかな指使いにハルは眼を瞑り身体全体で感じている。
ちゃんと自分の行為に興奮してくれているハルをジェバンニはこの上なく愛しく感じた。

「ハル、気持ち良いかい……?」
ハルの秘所を指の腹全体を使って上下に掻き回してやるとハルは悩ましげな甘い吐息を漏らした。
白い身体は全体的にピンクに染まっていき熱を帯びているようである。
「もちろん気持ち良いわ……この上なく、ね……あっぁ!」
ハルの秘所からは止め処なく愛液が溢れ続けジェバンニの指にねっとりと絡み付いていた。
彼女の瞳を覆う長い睫毛は自分の方を捉えて離さない。
その流し目にジェバンニ自身もそろそろ限界に来ていた。
「ハル……」
秘所を愛撫しながらジェバンニはハルの耳元で囁く。
「そろそろ、良いかな……?」
彼の熱い吐息がハルの耳元に吹きかかる。
ジェバンニの願いをハルが断る理由はもちろん無い。
彼女はこくっと小さく頷き艶かしく笑うと、足をM字に広げてジェバンニを
受け入れる体制を取った。
ジェバンニの目の前にハルの秘所全体が露になる。
彼は既に興奮してガチガチに固くなった自身を取り出した。
それをハルの性器の入り口近くに先端だけ押し当てる。
一気に挿入するのを我慢して入り口付近でくちゅくちゅとそれを動かしてハルを焦らせる。
焦らして中々挿入してこないジェバンニにハルはなんだかおかしくなってくすりと笑った。
「もっ……我慢しちゃって……」
「君だって……欲しいかい?」
「あなたは?挿れたいの?」
「あぁ、もちろんだよ」
「だったら早く挿れてよ……」
ハルは細くて長い足をジェバンニの腰に絡めつけ腰を僅かに動かして挿入を催促した。
398ハルジェバ14:2007/10/14(日) 15:20:38 ID:WFwdkq4+
焦らしたジェバンニももうこれ以上は男の本能に抗えず自身を彼女の中に
ゆっくりと沈めていく。
かなり大きめの肉棒がずぶずぶと自分の中に入っていく異物感にハルは思わず声を上げた。
ハルの中を圧迫するジェバンニ自身は驚く程熱を帯びている。
また覆いかぶさるジェバンニもハルの中の熱さと滑りけに顔を歪ませた。
全てが入り終わるのに時間は掛からなかったが、ジェバンニは愛しい彼女と初めて
繋がった喜びの余韻に暫く浸っていた。
ハルもそんな彼を慈しむ様な眼で見つめ、彼の背中に手を回し手の平全体で優しく摩った。

「ハル……動くよ」
そう言うとジェバンニは緩やかな動きで腰を動かし始めた。
腰を動かす度にハルの中はぎゅうぎゅうと彼自身を締め付ける。
「あっ、はぁ、あんっ……ステファン…!」
あまりの快感にハルは高い嬌声を上げ自らも腰を突き上げてジェバンニを求めた。
お互いに腰を動かし合う事でハルのより深い所までも刺激される。
柔らかで上質なベッドが二人の動きに合わせて上下に揺れている。
そのシーツは既にハルの愛液で濡れたシミを作っていた。
心も身体も深く求め合っている快感にジェバンニの気分は最高に高揚した。
「はっ、あぁっ、やん……あっ……」
またハルも深くて愛のあるセックスに興奮し、潤んだ瞳でジェバンニを見上げる。
見上げられたハルの艶やかな表情に男の本能が擽られる。

ジェバンニは耐え切れずそれまでしていた理性的で緩やかに突き動かしていた
腰の動きを改め性急な物に変えた。
そして尚も激しくのハルの中を弄る。
「ひゃっ、あっ……いっ、良いわ……んんっ、気持ち良い……」
「ハル……やっぱり君は綺麗だ……今の君も最高に美しい」
腰を激しく動かしながらジェバンニはハルの唇に深い口付けを落とした。
深くキスをし合いながらも全身で相手の熱を鼓動を感じる。

「あぁっ、ステファン……もっ、ダメッ……あっ、あぁぁイクッ――!」
ハルはジェバンニの背中に爪をたてると、自身を襲ってくる絶頂の波を待ち受けた。
きゅっとより一層ハルの中が締め付けられた瞬間彼女は絶頂に達した。
「うっ……あぁ…!ハル……!!」
またジェバンニの射精感もそれを機にピークに達し、彼女の中に精を出し尽くした。

399ハルジェバ14:2007/10/14(日) 15:21:20 ID:WFwdkq4+
暫く二人は抱き合ったまま興奮しきった身体を落ち着かせる。
ジェバンニはハルの髪を梳きながらお互いの鼓動が徐々に収まってきたのを感じた。
そう言えば最近はもうずっと女性を抱いていなかった。
随分と久しぶりのセックスでハルの中に精を出してしまった事にジェバンニは
自分を不甲斐なく思った。
「すまない……中に出してしまったね」
ジェバンニは申し訳なさそうにハルを見ながら謝罪した。

「あら、大丈夫よ。今日は危険日じゃ無いし」
ハルは優しく言って彼の不安を取り払ってやる。
しかし中出ししてしまった事への申し訳なさで眉尻を下げ情けない顔をしている彼。
そんなジェバンニにハルはどこまで律儀で真面目なのよ……と
半分心の中で笑いながら思った。
「それに……」
ハルは少し話しに間を置くと、くるっと身体を捩りジェバンニに背を向けた。
「もし万が一子供が出来てても私堕ろさないわ。あなたの子ならあなたの子として育てたい」
ハルは緩やかに身体を丸め照れを隠すように少し明るめの口調で話した。

その言葉を聞いたジェバンニは背後から彼女の柔らかな肉体をより一層強い力で抱き寄せた。
その暖かく包まれる逞しい身体の感触にハルは安らぎと安堵感を覚え、
回されたジェバンニの腕にそっと手を添えた。
「必ずキラを捕まえて共に生き残ろう」
ジェバンニの素直な思いにハルも頭を小さく縦に振って頷いた。
背中から感じるジェバンニがなんだかくすぐったい。
今までどんな女性にも感じたことの無い本当の愛をジェバンニはようやく
見つけた気がした。
そしてずっと言えなかった自分の本当の気持ちをハルの耳元でそっと囁いた。

「ハル……僕は心から君を愛してる」


                                     
                                   ――fin――
400あとがき:2007/10/14(日) 15:23:45 ID:WFwdkq4+
以上終わりです
あ、最後の数字14じゃなくて15ねorz

急激にハルジェバに萌えてノリで書いた物なんだが後悔はしてないw
二アの愚痴言ってるハルジェバとか大人な美男美女会話繰り広げてるハルジェバとか
萌えたんでちょっと使わせてもらいますたw
二人で同じ日本のホテルに居たコマから妄想を繰り広げてみた
読んでくれた人ありがとノシ
401名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 17:59:56 ID:xptg7uYY
乙乙乙乙乙!!
まだかまだかの期待に、見事応えてくださってありがとう!
ハルはもちろん、ジェバンニがいい。
そして、スレ住人の呟きに耳を傾け、しっかりネタにして
組み込んでくれているあなたが、誰より一番いい人だ!
402名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:03:56 ID:xptg7uYY
>>400
もう一度読み直して思ったが、ニアも結果的にいいやつだ。
本人、まるっきり意図してないと思うけど。
403名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:24:13 ID:d5uCzla5
ハルジェバキター!!
あなたが神か!
ジェバの内面をしっかり書いてるのは珍しいね!

それはさておきニアが二アになってることに気付いた
404名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:58:09 ID:uAmv/dlx
>>400
GJGJ!
仕事早いwwww
ハルとジェバ、あのコマに一緒にいるのを見たときから
やってるかもと思っていた。
405名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 00:11:25 ID:qeOYBs40
GGGGGJ!ハルジェバイイ!まさに神降臨!
映画のワンシーンみたい。絵になる二人だね。最後目頭熱くなりました。
これからまた読み返しますw
406名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 04:12:28 ID:B3pZ4vD5
>>378GJ!ジェバンニ必死w
>>399GJ!
407名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 01:38:25 ID:W7n9dEfn
ジェバンニって黒のボクサーパンツ履いてそう
408名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 09:04:52 ID:VNaJex3e
ハルジェバ超GJ!!
萌え死んだ
甘い大人な二人にドキドキです
409名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 07:00:59 ID:PddHdMKQ
ハルとレスターも想像できんこともないな
410名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 07:37:57 ID:XfOuBkxU
それこそ静かでオーソドックスな大人の恋愛、ってイメージ。
お忍びで箱根行っちゃったりして。

「・・・秘密を持ってしまいましたね」
「うむ。ジェバンニにはニアのお守り、いや警護を任せきりにしてしまった」
「お詫びに寄木細工でも買っていこうかしら・・・彼、ああいう細かいの好きでしょ」
「いや、箱根に行ったのがバレてはまずい。気が咎めるが、ここは知らんぷりだ」
「ふふ・・・悪い人w」

上司と部下OLの不倫旅行くせーなw
411名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 17:16:05 ID:Y7qR0Gqk
不倫旅行いいなーw箱根の温泉旅館でぜひ浴衣をはだけていただきたい
412名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 19:56:59 ID:/ZDKx5NZ
そりゃ、温泉と言ったら浴衣ですよ。
という事で書き始めたら、序盤説明だけでやたら長い。
反省しつつ、投下。
413レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 19:57:47 ID:/ZDKx5NZ
2010年2月、SPK一同はまだ日本にいた。各種後始末のためである。
「こんなところに長居は無用です。明後日には帰国しましょう」
自室での会議でニアはそう言い切り、部下を見回す。
「明日中に各自全ての残務を済ませてください。で、ジェバンニ」
ニアは漆黒の瞳で最も年若い部下を見つめる。
「明日私は富士急ハイランドに行き、実寸大ガンダムの視察を
しますので、同行願います」
「私がですか?」
ニアの世話はレスター指揮官の担当という不文律が・・・と言いたげに、
ジェバンニは視線を泳がせる。
「本来ならレスター指揮官に頼むところですが、現地でガンダムの採寸を
してもらうという計画ですので、あなたを指名しました。後で設計・
制作もしてもらわないといけませんし。現物を見た方がいいでしょう」
「私がガンダムを作るのですか!?」
「そうです。ではこれにて今日の会議は終了。解散」
打ちひしがれるジェバンニに声をかける事もできず、リドナーは
レスターとともに部屋を辞する。

「ニア・・・本気なのでしょうか?」
「冗談だろう。いくらジェバンニが有能とはいえ、ロボット工学に
までその能力が及んでいるとは思えん。その道のプロに頼んだ方が早い」
ニアが冗談なんて言うかしら?――ハルは疑念を打ち消す事ができない。
「ところでリドナー、残務は?」
「ありません。予備日として明日は待機いたします」
「日本観光でもしてきたらどうだ?」
いきなり本心を突かれた気がして、リドナーはその切れ長な瞳をかすかに見開いた。
414レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 19:58:50 ID:/ZDKx5NZ
リドナーは無類の風呂好きである。
そして高田の護衛についていた当時、同僚である大山に、箱根の某旅館の
素晴らしいもてなしについて、熱く語られていたのだった。
『昼食と個室付きで数時間休めるという、露天風呂満喫コースがあるのよ』
『アイドルタイムの客室を短時間で貸し出すのね?無駄がない事』
『そう。だから高級旅館なのに利用料は格安だし・・・それに』
大山はガタイに似合わぬつぶらな瞳をカッと見開いた。
『あの宿には、私の体格にも合う女物の浴衣が用意してある・・・!』
柔道の猛者である彼女は、普通の旅館の浴衣ではサイズが合わず、男性用の
素っ気ない浴衣しか着用できないのだと嘆いた。
『高田様が多忙を極めている今、私も休暇が取れずなかなか再訪する事は
できないけど、またいつか行くわ!絶対!』
『そう、楽しそうね。宿のアドレスを教えてもらえる?』
その場では本気で日帰り温泉に行く気などなかったが、同僚とうち解け合う
ための手段として、一応連絡先を控えておいた。

それが今、役に立つ時が来た!と密かに拳を握りしめていたのだった。
「指揮官がそうおっしゃるのなら、そうさせていただこうかと・・・」
「私も明日こっそりと、温泉に行こうなどと思っている。内緒だぞ」
キラ事件終焉で、レスターも気持ちが安らいでいるのだろうか。くだけた様子である。
「まあ、どちらに?」
「箱根だ。都内からそう離れるわけにはいかないからな」
「あの・・・箱根でいい露天風呂を知っています」
一人で個室貸し切りで豪華昼食、というのも侘びしい。豪華なだけに。
上司とはいえ、レスターは決して疎ましい存在ではない。
リドナーが同行を頼むと、レスターは快諾してくれた。
「では明朝早くに出発だ。手配を頼む」
「了解しました」
わーいわーい温泉だー。早く浴衣着てみたい!――などという浮かれ気分は
微塵も見せず、リドナーは自室に帰った。
415レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 20:00:26 ID:/ZDKx5NZ
昼前に目的の宿につき、二人はそれぞれ浴衣を選ぶ。
大山の言う通り、女性Lサイズの浴衣も種類が豊富である。
選びあぐねるリドナーの隣で、レスターはとっとと渋い縞模様の浴衣を
選び、男湯の暖簾をくぐっていった。
結局リドナーは艶やかな紅色の浴衣を選び、女湯へ。
他に客はなく、貸し切り状態の露天風呂を心ゆくまで楽しんだ後、
リドナーは予約していた部屋へ向かう。
すでに座卓の上に前菜が並び、レスターはあぐらをかいて待っていた。
「お待たせしました」
「女性は支度に時間がかかるものだから。髪を結ったのか」
「ええ、係の女性がやってくれました」
浴衣を用意してくれた係員の心遣いで着付けもしてもらい、
サービスで簪まで用意してもらえた。いたせりつくせりだ。
白くきめ細かいうなじを晒し、リドナーは座布団に正座する。
まさかレスターのようにあぐらをかくわけにはいかない。

日本酒を差しつ差されつお酌しあいながら味わい、和食に箸を付ける。
「この小さなお餅、色が華やかでかわいいですね」
「これは生麩だ。小麦粉のグルテンから作られている。もちもちして旨い」
博識なレスターと和食トーク・日本文化トークが弾む。
捜査中は必要以上の会話をする余地などなかった。
しかしひとたび仕事を離れると、レスターは大人の余裕を持つ熟年男性である。
「せっかくの雪見障子だ。開けないのはもったいないと思わないか?」
「雪見障子?」
「この障子は、下半分が開く――ほら」
レスターが窓辺に寄り、障子の下端に手をかける。すうっと下半分が上に
スライドし、ガラス窓から庭が見えた。
「あら、雪・・・」
「露天風呂から見えた空模様からして、そろそろかと思っていた」
窓の外には縁側があり、その向こうには雪景色の日本庭園。
もっと近くで眺めたくなり、リドナーはそっと立ち上がり、窓辺に寄ろうとした。
「うっ、ああっ!!!!!」
両脚の感覚がない。一歩踏み出すなりビリビリと痺れ、リドナーは派手に転倒した。
「大丈夫かっ!」
駈け寄るレスターに状況を伝える事ができないほど、リドナーは悶絶していた。
416レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 20:01:24 ID:/ZDKx5NZ
「まさか死神・・・!心臓麻痺か!」
レスターはリドナーを仰向けに転がし、畳の上で心臓マッサージを試みる。
違うんです!心臓も死神も関係ないです!脚が・・・!
慣れない正座をすると脚が痺れるなどという事を、リドナーは知らずにいた。
座った瞬間に少々苦しいな、という気はしたが、それがジャパニーズスタイル、
禅の心、と忍耐強い日本人の礼儀作法に則って無理をした。
レスターの分厚い掌が、情け容赦なく胸の中心部を押す。
指が乳房の際に食い込んでいるが、そんな事に気を留める気配すらなく、
彼は必死に部下の命を救おうとしていた。
「あっ、あの、脚・・・」
「・・・脚?ああ、そういえば君、正座してたな。痺れたのか」
レスターは途端に相好を崩し、リドナーの豊かな胸から手を離す。
「無理しなくていいのに。こういう場合、横座りでも失礼にはあたらない」
「痺れ・・・いえ・・・い、今は攣って、ます・・・み、右」
急にガンガン胸を押され、逃れようとしてもがいたせいか、痺れに加えて
こむら返りが加わり、リドナーの美脚は無惨に痙攣していた。
「ふくらはぎか。どれ、貸してごらん」
レスターは両手でリドナーの右脚を捧げ持つようにし、爪先を掴んでぐいっと
上に向けた。
「あいたっ」
「ちょっとだけ我慢してくれ。これで収まるはずだ」
瞬く間に治療を施され、リドナーはほっと一息ついた。
最悪・・・せっかくの温泉小旅行なのに、台無しになってしまったわ。
羞恥に頬染める彼女の前で、レスターもなぜか赤面していた。
「す、すまない・・・」
リドナーの胸元は豪快な心臓マッサージのせいではだけ、裾も
こむらがえり治療のためか、しどけなく乱れてしまっていた。
そして和服着用の作法として――リドナーは下着を身につけていなかった。
417レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 20:01:59 ID:/ZDKx5NZ
酔いも手伝い、リドナーの胸の鼓動が増す。
上司に対して、こんなはしたない姿を見せてしまうなんて、とんだ失態だわ!
慌てて身を起こすが、勢いをつけすぎてしまい、レスターの胸の中に
飛び込む形になってしまった。
温かく頼もしい、男の分厚い胸板。
もたれかかって、リドナーは一瞬陶然とする。
半裸状態でしなだれかかってきたリドナーの後れ毛を、レスターはその無骨な
指先でそっと掬った。
二人の視線が絡み合う。と、その瞬間唇が重なり、熱い舌と舌も絡み合っていった。
ひくにひけない男と女。そのまま重なり合い、互いの体に耽溺していった。
418名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 20:27:27 ID:MCCzHJzR
419名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 21:05:06 ID:hgdrpu6B
>>417
寸止め…(´・ω・`)
420レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 21:38:15 ID:/ZDKx5NZ
白く柔らかな膨らみを、ぎゅっとレスターが掴む。
反射的に身をすくませるリドナーをあやすように、
掌に包み込むようにして、ゆるく円を描くように揉みしだく。
ゆったりとしていて、巧みな愛撫だった。
今まで男性として意識をしていなかった、いかつい上司の指先や唇を
肌に受け、温泉や日本酒で火照っていたリドナーの体が別の熱を帯びる。
ぷくっと膨らんだ乳首を、レスターの舌が這う。
「ん、んっ」
我慢しきれず、リドナーの唇から喘ぎ声が漏れた。
忙しなく転がすような真似はせず、じっくりと舐めあげ、甘噛みし、
官能を高めていく老練の舌使いである。
「は、んっ、う・・・」
リドナーの指先は、レスターの撫でつけられた髪をかき乱すように、這う。

こっちの胸にも・・・あなたの唇をちょうだい。
そう声に出しておねだりをするほど、破廉恥な女にはなれない。
恥じらうリドナーのリクエストを察したのか、レスターの指が
もう片方の乳首を捉えた。
親指の腹でゆっくりと撫で上げ、人差し指と中指の間に挟んできゅっと摘む。
「あん、だめ・・・っ」
もうちょっと、あともうちょっとだけ強く弄ってほしい。
そう懇願したくてたまらないリドナーの気持ちを弄ぶかのように、
やわやわとした指遊びが続いた。
この人・・・私の気持ちなんて、全てお見通しで焦らしを楽しんでる・・・!
日頃のラブアフェアでは、むしろ相手の反応を見る余裕のあるリドナーだったが、
不意打ちのように始まってしまった熟年男性との行為では、翻弄される
ばかりになってしまった。
でもこういうの・・・嫌いじゃない、かも。
「あっ、あふっ・・・ん」
我慢が効かなくなり、自分の手で豊かな胸を揉みしだく。
はしたない。レスターがそんな様子を見ているのはわかってはいるが、もう止められない。
胸と連動して疼いている、密やかな部分に、レスターの指が及ぶ。
クリトリスを軽くくすぐられるだけで、リドナーのしなやかな腰が跳ねた。
421レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 22:12:14 ID:/ZDKx5NZ
「あっ・・・!」
お願い、そこを弄って。速い指使いで擦って、お願い・・・。
誘うように腰を使う。しかしレスターはリドナーのうなじにそっと
唇を這わせるばかり。指先は内腿に移動し、つうっと撫でている。
「んっ・・・レスター指揮官・・・っ」
「こういう時は、役職名を省いてもらえないか」
萎えてしまう、とでも言うように彼は苦笑する。萎えるどころか、
熱い器官はリドナーの太腿に押し当てられ、強く脈打っているが。
「申し訳、ありません」
「いや、部下の体に溺れる私が悪い」
軽く溜息をつきつつ、レスターの太い指が、ぐいっとリドナーの谷間を割った。
また、不意打ち・・・!
予期せぬところで、この男は大胆な愛撫をしかけてくる。
身を屈め、リドナーの両脚を割り込むようにしながら間に巨躯を滑り込ませる。
奥深く、甘くとろけるポイントを指先でつつきながら、舌では
小粒の果実をつつく。そして吸う。
「あぁんっ!やぁっ・・・あっ」
小娘のように鳴いてしまう自分を、もうリドナー自身止めることができなかった。
太く長い指に穿たれ、とろとろに溶けた部分から透明な液が流れ出す。
せっかく借りた浴衣が汚れてしまうかもしれない、という躊躇すら
吹き飛ばすほどの官能。
帯を解き放たれ、右手首と右足首を束ねて縛られてしまった。
あられない開脚状態のまま、リドナーは嬌声をあげ続けた。

ぐちゅぐちゅと淫らがましい音を立てながら、指で犯され続け、
喘ぎでやがて喉も涸れた。
意識がぼうっとかすみはじめた頃、ぐいっと腰を持ち上げられる。
・・・来る・・・っ!
期待に息を荒げそうになるのを、着物の左袖を噛んで堪える。
ふっくらとした秘裂を割り込むようにしながら、レスターが怒張をねじ込んだ。
「いっ・・・あぁっ・・・っつ、う」
押し広げられる快感の隅に、かすかな痛み。それは新鮮な喜びでもあった。
壊れる・・・壊してくれる?
「きてっ・・・お願い・・・っ」
リドナーは自ら脚を大きく拡げ、彼を迎え入れ、呑み込んでいった。
422レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 22:13:56 ID:/ZDKx5NZ
また焦らされるのだろうか、と思いきや、最初から激しい抽送だった。
子宮の入口までズンズンと突かれ、リドナーの体は儚い人形のように揺れる。
雄の本能に突き動かされるような状態で、次第に意識が遠のいていく。
こんな激しいの、久しぶり?かも。
この1年以上、激務に集中して恋愛どころではなかった。
だからというわけではないが、リドナーは乱れた。突かれるままに喘いだ。
「あ、あっ、だめ・・・い、いくっ、はぅ、あぁっ!!」
絶頂を迎え、体をのけぞらせた瞬間。
レスターが大きな掌でぎゅっとリドナーの口元を押さえる。
「声が、大きい・・・人が来る」
でも、でもっ、こんなに気持ちよくしたのは、あなたじゃないですか!
言い返そうにも、声が出せない。

右手首の戒めを解かれた。今度は帯で猿ぐつわをされ、レスターの膝の上に座らされる。
座位だ。下から貫かれ、リドナーは再び背を反らせる。
猿ぐつわの端――帯の端を掴まれ、のけぞった姿勢のまま固定された。
背中を抱きかかえられているので、ひっくり返る事はないが、豊かな胸を
さらけ出したまま、レスターの前に突き出す形になってしまう。
いやっ・・・苦しい・・・それに、恥ずかしい。
抵抗の意を表すためにイヤイヤと首を振るが、解放してもらえない。
そればかりか、よりいっそう強く突かれ、乳首を吸われる。
この私が、こんな辱めを受けるなんて・・・翻弄されてしまうなんて。
過去にそんな目に遭わされた事はなかった。男は皆リドナーの足元に傅き、
宝石を扱うように憧憬の視線を向け、優しく接してきた。

でも、こういうの・・・やっぱり、嫌いじゃないかも・・・。
強大な存在に押し潰される。蹂躙される。
「うーっ!うっ、うぅん、うっ!!」
ぎゅうっと両脚でレスターの胴を締め上げるようにして、リドナーは絶頂を迎えた。
と同時に、体内を満たす、熱い雄のエキスを感じた。
423レスターとハルの秘密しっぽり温泉:2007/10/17(水) 22:40:49 ID:/ZDKx5NZ
ぎゅっと抱き寄せられ、リドナーの傘が落ちる。
後頭部を支える大きな手に引き寄せられるまま、仰向いてキス。
・・・踵がある靴を履いて、上向いてキスするのって何年ぶりだろう?。
長身の彼女にとって、それはまた、新鮮な喜びだった。
はき慣れない靴、いや下駄の鼻緒が素足に食い込んで痛い。冷たい。
でもそれすら気にならないほど、口づけに酔いしれた。

帰り道。レスターは寄木細工の店へ寄りたいと言いだした。
ハンドルを握るリドナーは、意外な提案に目を見開く。
「ニアたちにお土産ですか?」
「いや、それはまずいだろう。息子へのお土産を買おうと思っているんだ」
――やっぱり、結婚してるのね。そりゃ、そうか。
刹那の情交で、永遠の愛まで期待したわけではない。そんなおめでたい事はない。
でも、リドナーの心の奥は微かに痛んだ。
この件は胸に秘めておく。いや速やかに忘れる心づもりをする。
「もう2年近く会っていないんだが、私に似ず、細かい細工物を喜ぶ子でね」
「ふふっ、ジェバンニみたいですね」
「いやあ、ああいう男前ではない。だが心の優しい子で、新しいパパとも仲良く
やっているようだ」
「新しいパパ・・・?」
「前妻と離婚した際、息子の親権を持っていかれた。任務にかかりきりの私は、
養育者の資格がないという事だからしょうがないが・・・帰国したら、一人息子との
久々の面会をしても、バチは当たらないだろう」
「そういう事だったのですか・・・立ち入った事を聞いて、すみません」
「構わん」
立ち入りついでに、今現在独身かどうか、聞いてみたい気もする。
しかしそれもさもしいような、無粋な気がして、リドナーは結局何も言えないままだ。
ギアを握る左手に、ふとレスターの右手が重なる。
温かい。そして、頼もしい。
「その・・・一緒に土産を選んでもらえないだろうか?」
「はい、了解しました」
「ついでと言ってはなんだが・・・いや、やっぱりいい」
常になく口ごもるレスターに、リドナーはなぜか強く言い募ってしまう。
「そこまでおっしゃったなら、スパッとどうぞ」
「いや、ついででもなんでもないので。改めて言う」
ギアと一緒にリドナーの左手を握るレスターの指に、力が籠もった。
「帰国したら、また一緒にどこか行かないか?」
「・・・あなたがエスコートしてくださるのだったら、ぜひ」
淑女らしく答えつつ、的確に、大胆にハンドルを切る。曲がりくねった道を辿る。
キラ事件は終焉を迎えた。SPKもじきに解散する。
でも何か始まりそうな予感がする――リドナーの胸はやたらと高鳴るのだった。
424レスターとハルの秘密しっぽり温泉 [:2007/10/17(水) 22:45:24 ID:/ZDKx5NZ
すみません、コピペミス。
>>423の前に

身支度を調えた後、二人はふらりと庭園を散歩した。
特に先刻の行為について、言葉を交わす事はない。
「丹前を用意してもらって正解でしたね」
「しかし冷え込むな。そろそろ部屋に戻ろうか」
宿で借りた番傘をさして、池のほとりへ向かう。
湖面に消える雪を見つめるリドナーの腰に、レスターの逞しい腕が回された。

って入ります。gdgdでほんと申し訳ない。以上です。
425名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:49:00 ID:9jbdGV1P
GJ!乙です!これぞ大人のしっとりとしたエロですな。
二人の浴衣姿を妄想して萌え、息子に土産を買うレスターにも萌え。
外国人が浴衣で温泉て良いね。温泉行きたくなった。
しかしジェバのいつもの理不尽な扱いワロタwニアはガンダムに乗るつもりか。
426名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 21:03:59 ID:8cchjrHB
大人ですなー
427名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 22:46:09 ID:hK2bmHnD
>>423GJ
猿轡!猿轡!
428名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 08:24:00 ID:GSpUVLK/
最近春物が多くて良い流れだね
429名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 09:57:22 ID:vsOSlwi4
これでハルはSPK全制覇
430名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 21:06:40 ID:wJ7dqOX6
>>423GJ!!
ニアとか、大山とかの描写も細かいw
ガンダム吹いたwww
ハルは誰とやっても絵になるが下品にならないし
高田みたいな高慢じゃないしええわー
Sっぽいけど、高慢の種類がちがう?
って気がする。
431名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 09:57:21 ID:gk8QHuIO
ハルには大人ならではの余裕を感じる
なんて言うかどんな相手でも受け止めてあげられる様な母親的な感じ
だから誰としても絵になるんじゃまいか?
432名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 14:44:30 ID:NbtR+FgR
大人の余裕なら幸子はどうだ
433名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 21:12:55 ID:FVShkqdG
だれとよ
パパ?
434名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 22:20:28 ID:slcgUzNn
長官が誘拐される前に夜神家に来てる松田なら
それ以前にも後にも夜神家に来れそう
んで、ちょっと落ち込んでる幸子に天然すり寄り…はダメか
435名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 22:46:41 ID:hyS1+5vC
78年生まれの男と62年生まれの女(幸子さん、10/10生まれなんだね)か。
16歳違い。30男と46女。なんか生々しいなあ。
スーパーの社員さんと惣菜部のパートさんの過ちっぽい。

真性熟女萌えの人が気合い入れて書いたら、案外エロいのかも・・・?
436名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 04:13:51 ID:t9oQVWF8
モニターで夜神家を監視するLが幸子に…

嘘。ごめん。
437名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 04:51:34 ID:37l5FKZB
Lは熟女マニア
438名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 06:56:20 ID:iLhBIVrc
なんか無茶な流れが続いていてスリリングw
でも以前、伊出サユで名作があったから、ひょっとして・・・という期待もあったりして。
439名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 07:15:22 ID:zcBvSoag
L幸子は伝説だなあwww
440名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 21:38:16 ID:FgKav0oI
ちょwwおまwL幸子アリエナスw
でもちょっと読んでみたい気も
441名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 21:48:18 ID:mCXKRDrU
月で
442名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 23:46:53 ID:2yw+spb0
>>435
なんか昼メロみたい……
だが、あり得ないとも限らないな

実際、松田が幸子をほんの少しの間でも幸せにするなら…とか思ってしまった
443名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 07:41:51 ID:JVEJ7kPw
平日の午前中、資料を届けるために夜神家を訪ねる松田。
局長はすでに出勤しており、子供達はそれぞれ学校に。いるのは幸子だけ。
「わざわざ来ていただいたのに、ごめんなさいね。お茶でも召し上がってくださいな」
「いや、お気遣いなく。僕はどうもそそっかしくて」
幸子は年季の入った専業主婦。絶妙な濃度+温度のお茶を出してくる。
――落ち着きのある大人の女性っていいなあ。
僕みたいなのはこういう人をお嫁さんにすればいいんだろう。
でも縁があるのだろうか――などと溜息をつく松田。

茶を飲み終わり立ち上がる松田を見送ろうと、幸子も立ち上がる。
が、ふらつく。更年期障害で体が火照ってしまっているのだった。
「奥さん!大丈夫ですかっ?」
「なんでもないの・・・ごめんなさい」
松田は崩れ落ちる幸子を支え、ソファに寝かせてタオルで汗を拭いてやって、と介抱。
抱きかかえた時の意外なほどの軽さ、柔らかく華奢な肩の感触、熱い吐息。
上司の妻・正しき日本の専業主婦としか見ていなかった幸子に、松田は
ときめきを覚え始める。見つめ合う二人。

一方、幸子も久々に男の腕の中に抱かれ、その未熟でまっすぐな青年の熱さに
よろめいてしまいそうな自分を感じていた。
女として妻として母として、一段落終えようとしている時期に、最後の白日夢。
―――だめ、だめなの。私には夫と子供がいるのだから―――


ごめん、やっぱり無理('A`)
444名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 08:09:57 ID:myW/RKRM
おいおいw
若かった幸子と夜神パパの話でって思ったけどな
その頃は可愛かったとかで、パパももっと格好良くてさ
やっぱ、もえないけど
445名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 08:15:47 ID:JVEJ7kPw
夜神パパは最期の瞬間までかっこよかったぜ!

ただ、その愛妻とのほほえましく堅実な生活に萌えるかというと、萌えない。
多少は背徳の香りがほしい。
446名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 17:10:43 ID:blT0bX2D
>>443
ひそかに続き期待
447名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 19:15:25 ID:pThLcgtv
>抱きかかえた時の意外なほどの軽さ、柔らかく華奢な肩の感触

いくらなんでもあのずんぐりおばさんの絵からじゃ無理www
448名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 22:18:46 ID:Add6wG8A
>>443
乙!!
ワロタww
449名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 02:25:51 ID:o+pWQnm+
>>445こころ化。無理か…。ところで総一郎の大学時代って七十年代?

夜神総一郎。
数十年前は彼もまだ若かった。

たまたま覗いた部室での会話の切れ端が彼の胸に刺さった。
「幸っちゃん、告白されたんだって」
「え?恋人が出来たんでしょ?」
「学生結婚したって聞いたけど……」
口々に別の事を言う口さがない雀ども。
今はくたびれた主婦然としている幸子もその頃は若く、清楚で近寄りがたい雰囲気さえ醸し出していた。
股の緩い女、小難しい理論で武装したガチガチに頭の固い女ばかりの大学内で彼女を好ましく思うのは自分だけだと思っていた。
今も鋭い眼光に目の前のヤク中ファッションの女がどいた。
食堂へ場所を移しても貧乏揺すりが止まらない。
何を確かめ何をすべきか。
嫉妬と混乱の中かえってぼーっと枯れ葉を眺めていると背後から肩を叩かれた。

誰かつづけてくれ
450名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 03:29:16 ID:QO7r1KLb
>>449
じゃあテキトーに続き


振り返るとそこには幸子が居た。
「夜神くん、こんなところでどうしたの?」
心配そうに、だが優しい眼差しで彼を見つめている。
「さ、幸子さんっ?!」


やっぱ無理。
451名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 03:57:27 ID:o+pWQnm+
>>450とんとん。萌えないっていうか昭和が香る。色々無理だな。

総一郎の顔が瞬時に真っ赤に染まり、その次の瞬間真っ青になった。
「だいじょぶ?」
「ああっ」
頭の中はあの噂を問いただしたい気持ちで一杯だったが、口から出たのは総一郎自身にも意外な言葉だった。
「そ、そうだ。デートしませんか?」
キョトンとした様子も可愛らしくて総一郎は眩しそうに幸子を見たが、傍目にはガンを飛ばし脅しているようにも見えた。
「いいよ。今日は珍しい事ばっかり」
幸子は意味深な一言を付け加え微笑みながら承諾した。

その後数度デート、
思いあまった総一郎が幸子を自分の一人暮らしの部屋で押し倒し、あわわ、いいのよでエチー学生結婚までウンコしながら妄想
ビジュアルはサユとライトを足して割ったような清楚カワイイ風(まんだひさこも昔は美人だったんだぜ・・・)
今は激しく劣化しても特に奇麗にしないでまんま。
総一郎は目つきの悪いライトみたいの。
452名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 08:43:05 ID:ksA8d5x7
なにこの半泣きになりながら無理矢理リレーしていく感じw
乗るぜw

(ちなみに夜神パパは1955年生まれなので、1970年代に青春時代突入。
幸子さんは7歳年下。原作の設定的には、短大出たての幸子さんと、
警察官歴5年を迎えた夜神パパがお見合い結婚ってパターンか?
そして>>451、なぜまんだ?うんこをするとまんだを思う性癖でもあるのか)

>>451の「数度デート→意を決してアパートで押し倒し」の続き。

1977年、生真面目な総一郎は当然童貞である。
勢いで幸子を押し倒したものの、流れるような華麗なSEXなどできるわけはないのだった。
とりあえず、幸子の胸を揉む。と同時にキス。
キスをしていれば、照れた顔を見られずに済むし、なにより彼女の柔らかな
唇の感触が、総一郎は好きでたまらないのだった。
「私の事・・・好き?」
「ああ、好きだよ」
掌の下で、ふにゃっと柔らかい乳房が潰れる。と同時に幸子の小さな唇から
甘い吐息が漏れる。総一郎の中で、ずっと心に秘めていた言葉が飛び出す。
「好きだ。結婚しよう」
真面目すぎるのかそれゆえに性欲も募り気味なのか、よりによって彼は
プロポーズと初体験を一緒くたにして済ませようとしていた。

「嬉しい・・・っ」
幸子もあまり気にせず喜んでいる。緊張で舞い上がっているのか。
性急に幸子のブラウスを外す総一郎の手が震えている。
・・・彼のこんな表情、私しか知らない。
二枚目の彼がふと見せる狼狽を見るのは、幸子の密かな愉しみだったりするのだ。
「でも、お部屋が明るくて恥ずかしいの」
「あっ、ごめん。気が付かなくって」
総一郎はあたふたと部屋の明かりを消した。
窓から一筋差し込む街灯の光に、総一郎の切れ味鋭い横顔が照らされる。
これから、本当に誰も知らない彼の姿を、私だけが知るのね・・・。
自分の初めての表情も、相手に見られるという事を忘れ、幸子はときめいた。


朝から長文ですまん。
453名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 13:55:35 ID:yCbMO/vp
保管庫見れないのな
ハルメロハルでエロ書きたいんだけど
もしネタ被ってても別にいいか?
454名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 14:02:37 ID:SdtEQ4wE
455名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 16:15:55 ID:crUIJu3p
年齢差7歳というと、原作1部の粧裕と2部の月みたいな感じか>若き日の夜神夫妻
月が1986年生まれで、粧裕は3歳年下のはずだから。
その絵で想像すると、ちょっと背徳。
456名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 17:13:06 ID:8AUSqQfR
ちょwwwなにこの流れwww

>>453
うほっ
期待して待ってる
457名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 08:49:41 ID:qadjhIqW
>>454d
ハルメロゆっくりと執筆中なので気長に待っててくれ
458名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 21:48:36 ID:BE5bHU9z
リレーはどうなったwww
総一郎&幸子書いてくれた皆に乙! 本当に乙!!
459名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 07:32:06 ID:p871hGYO
そんじゃ月&粧裕の絵柄で妄想しつつ、苦し紛れに続ける>総一郎&幸子


くそまじめで、エロ本はもちろんピンク映画も見た事のない総一郎は、
そこから先、何をどうしていいかわからなかった。
こんな事なら、友人にストリップ鑑賞に誘われた時、ついていけばよかった。
せめてブルーフィルムぐらい見ればよかった・・・悔恨に歯がみする。

本当は幸子の乳首を口に含んで舌先でつついてみたい。
今まで保健体育の人体断面図↓でしか、女性器を見た事がないので、
http://health.goo.ne.jp/health/img/jintai/jin044.gif
正面から見た女性器というのがどういう状態なのか、じっくりと観察し、弄り回してみたい。
しかし、そんな事をして愛くるしい幸子を傷つけてしまうような事があったら
後悔してもしきれない。

股間の滾る肉棒は、収まるべき肉の鞘を探して脈打っている。
総一郎の我慢はもう限界に達していた。迷いのたがが弾け飛ぶ。
幸子のショーツを一気に引きずり降ろした。


ショーツじゃなくてズロースとか下履きの方がよかっただろうか?
・・・スキャンティ?パンティ?
460名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 13:05:41 ID:PJaVvAsc
パンティでいいと思う
461名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 16:34:15 ID:eogXY4Iq
パンツ?グンゼ確定。

幸子は緊張で体を強張らせている。
「総一郎さん」
耳をくすぐるような声音に総一郎は自分の性急さを少々恥ずかしく思ったが、そのまま幸子の上に抱き付いてしまう。
「幸子さん」
「幸子でいいわ」
抱き合っているとガチガチに強張った肩が弛緩していく。
「ごめんなさい、ちょっと重い…」
「あ!すみません」
体重をかけないように腕の下に敷くと幸子が総一郎の首筋に手を回した。
初めて見るような優しい表情で総一郎を見つめる。
ぽかんと見つめる総一郎を引き寄せると幸子は唇を重ねてきた。
幸子とのキスはさっき総一郎が淹れた渋すぎる緑茶が香るような気がした。

結局幸子との接合には都合六時間かかってしまった。
初体験どうしで、とにかく挿入する場所が分からない。
それらしき穴があったはいいが入らず、幸子が痛みを訴える。
総一郎は保健体育の断面図に憎悪を感じた。

途中から痛みのせいか涙を浮かべた幸子にギリギリと陰茎を捻り込んでいく。
「うっ…ん……」
ほんの少しめり込んだ所で幸子にキスをする。
泣きそうな顔も可愛らしくてエロティックで泣きながら下を向く幸子を無理に顔を上げさせてはへたくそなキスをした。
462名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 19:58:45 ID:OXmUnvcK
渋すぎ緑茶!6時間!断面図に憎悪!
おもしろすぎるw ついでになんか萌えてきたw
463名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 20:13:21 ID:PJaVvAsc
6時間ww

途中で休憩してお茶飲んでたりw
「ちょっとまって」とか言って「家庭の医学」読んだり
その間にさちこさん寝てたりw
464名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 20:18:58 ID:OXmUnvcK
6時間もかけて「それらしき穴」を間違えてたら、なおすごい。
さすがに幸子が拒絶するかな。
465名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 21:58:58 ID:Y3HIEwKz
「そこじゃなくて…」みたいに幸子から教えてもらえるかもしれないw
てかこの昭和の香りがする2人の性交は思ったより萌えるな
466名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 22:06:51 ID:aZpGijjb
半泣きリレーが素晴らしい展開にw
幸子のグンゼパンツは勿論ヘソが隠れるおばはんパンツだよね?
467名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 07:57:20 ID:DaEhDZH9
初めての痛みに涙ぐむ幸子だったが、総一郎にぎゅっと抱きしめられると
拒絶できなくなる。
いつかは体験する事。同じするなら自分を大切にしてくれる人と・・・。
そう思うと、ぎくしゃくしつつも必死に愛してくれる彼に、捧げるのが一番だと思えるのだ。
受け入れる姿勢はあられもなく両脚を開いた形となり、恥ずかしい。
でも、彼が満足してくれるまではがんばらなくっちゃ。
耐える幸子の目尻からこぼれる涙を、総一郎が指先で拭う。
「ごめん・・・」
「いいのよ。私、結構幸せな方だと思う」
心の底から、幸子はそう感じていた。

先端が収まった段階で、いよいよ我慢がきかなくなる総一郎。
振り幅を大きくしてしまうと、まだまだ狭い幸子の肉襞に負担がかかってしまう、
とわかっていながら、本能で腰が前後動するのを止められない。
ああ、これじゃまるでケダモノじゃないか――。
自己嫌悪に陥りつつも、両腕は自然と幸子を逃すまいと抱きすくめる。
制御しようにも、もう無理だった。熱くぬるついた肌に包み込まれる感触に魅了され、
総一郎は息を荒げて幸子を貫いた。
幸子の可憐な体が、びくん、と弓なりに反りかえる。
「あぁっ!」
「・・・好きだ・・・っ」
絞り出すような声と同時に、総一郎は果てた。

体の痛みを堪え、手早く身支度をし、血で汚れたシーツをつまみ洗いする幸子。
その後ろ姿はなんとも華奢で、少女っぽくて、総一郎の罪悪感は募るばかり。
男として、責任を取らねば。一生彼女を守り通し、世界一幸せにする。
そう心に誓った。

やがて二人は名実共に夫婦となり、1986年、待望の子宝に恵まれる。
初めての出産に耐え抜いた幸子は、テンションあがりっぱなし。
「この子は新世界の神になるかもしれないわ!ありきたりじゃなく、凝った名前にしましょう」
結果、大輔・達也・健太・拓也・・・あたりが標準とされた時代に、えらく突飛な名前の少年、
「月」と書いてライトが誕生する事となる。

なお、幸子は出産を機に5kg!9kg!12kg、と体重が増加していくわけだが、
家族を守り、職務に邁進する総一郎にとって、そんなの些細な事だから気にしないのだった。

――完――
468名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 08:02:59 ID:DaEhDZH9
勝手に終了させてすまん。

>>466
当然グンゼです。または福助。
昭和の慎ましい女に、足腰腹が冷えるレースのTバックパンツなんて、もってのほか。
469名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 08:22:45 ID:xp4dAyCA
スレの歴史に残る素晴らしいリレーだったよ
皆さんGJ
470名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 13:13:18 ID:MyLBs0+a
>>467完結おめ!d!
幸子太っちゃだめw
始めてから年齢差を無視した事に気付いた話だったが面白かった
471名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 13:24:34 ID:tnghHuMs
さっき久々にアニメ版のデスノートを見たのだが、
幸子さん、そんな太ってないよね。40代にしちゃマシな方。
中年太りっぽい事書いてしまい、すまん事した。

極端に若く見えるわけでもないし、華もないが、
充実した年のとり方している上品な婦人という感じ。
まさかこのスレをきっかけに、熟女脇キャラを見直す事になろうとは思わなんだ。
472名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 18:01:29 ID:Es44kFuz
たしか幸子たん、158センチ50キロだった気がする。
473名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 18:46:28 ID:X23RoPoH
>>472スレンダーじゃん!
474名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 19:05:49 ID:mmhBX46e
デスノの体重設定は色々と(ry
475名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 20:10:44 ID:BuG4Q1L/
その身長とおっぱいで52kgはないだろという人も(ry
476名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 20:26:06 ID:ZjSQ6nj1
顔のわりにはモデル体型の幸子!?

総一郎幸子の流れに乗っかって、ほんまのエロが来るまで賑やかし。
注意。
総一郎・死にネタ。悲しいだけ。
(オリキャラ…幸子の父母)
ほぼエロなし
477総一郎絶命:2007/10/28(日) 20:28:48 ID:ZjSQ6nj1
幸子の両親との初顔合わせの日。
総一郎は普段よりも一段と恐ろしい顔をして現れた。
深く眉間に皺が寄り、見えない炎のようなオーラで隣の犬が尻尾を巻いて退散した。
緊張で鬼のような総一郎に、幸子の品の良い父親と母親は少しだけ驚いた表情をした。
丁寧に挨拶をし手土産を渡すと、総一郎はまるでそうせねばならないといった決意を感じさせる声で鋭く叫んだ。
「お嬢さんを僕に下さい!」
そして勢いをつけて頭を下げ、ゴッと鈍い音を座敷に響かせた。
総一郎は目測を誤り座卓の角にぶつけ頭から血しぶきを上げた。

大した傷でもないわりに流血がひどかった事は覚えている。
汚した畳や座布団にまで謝りながら総一郎は家を出た。
頭をハンカチで押さえ、不思議そうな近所の奥さん連中に見守られながら幸子と一緒に徒歩で病院へ行った。
その傷は今も総一郎の髪の中に残る。
あれから傷の見える方向の横分けは出来なくなってしまったので、そのまま後ろに髪を撫でつける事が増えた。

幸子は布団の中で時々確かめるように総一郎の傷跡に触れた。
後から聞くと「怖い顔の男の人が好き」という酔狂な好みを持っていた。
あの穏やかで品のいい夫婦と親戚、兄弟姉妹の間からどうしてそのような趣味の女性が育つのか分からない。
しかし恐ろしげな目つきの男性を見ると胸がきゅんと締め付けられるらしい。
婚約期間中も盛ったように抱く総一郎の腕の中で、幸子は幸せそうだった。
「総一郎……さん、みんなに怖がられてたんだよ?」
「そ、そうか?」
考え事をしながら道を歩いていると、人混みがさーっと割れる事があった。
その時は歩きやすくなったなと思いながら人並みの真ん中を歩いた。
夏場アロハシャツを着ているとチンピラにお辞儀をされたこともあった。

幸子の父親は何故か対抗するように眉間に皺を寄せて恐ろしげな顔を作って総一郎に言った。
「幸せになってほしいと思って幸子と名付けた。幸せに、いや二人で幸せになってくれ」

警察に入り忙しい総一郎がある日帰ると荷造りの真っ最中だった。
「おい、何だこれは」
「あら、おかえりなさい。家を買ったのよ。次からは間違えないで"お家"に帰ってね、お父さん」
「んね!おとうさん!」
幸子の足下で小さい月がまとわりついて幸子の声真似をした。

引っ越して家を間違える事も無くなった頃、粧裕が生まれ、仕事はさらに忙しくなった。


緩やかに死の淵の端を歩む総一郎の目の前には、
多くの時間を費やし携わった事件の関係者犯人の顔などよりも、
少しの時間を過ごした家族との風景がアルバムを急いで繰るように表れては消えた。

目の前で月が泣いている。
……何だ、男の癖に泣き喚いてみっともない。
男はそうそう泣くもんじゃないと小学校に上がる前に言っただろう。
そう言ってやろうとして、口が重くて開かない事に気付いた。

視界がぼやけた。
記憶が混濁する。
そうだ、幸子の所に帰らねば。
478総一郎絶命:2007/10/28(日) 20:30:53 ID:ZjSQ6nj1
いつも総一郎を心配して、分からないように染めた髪からは知れないが、かなりの部分が白髪になっている。
帰った時のほっとした顔、傷を探っては見せる笑顔。
笑うとエクボが目立って若い頃の可愛らしい顔を彷彿とさせた。
……ああ、彼女はやはり幸子だ。
私の惚れたあの可愛らしい彼女だ。

子供はもう一人欲しいと言っていた。
「月は……いまいち顔が優しいからねえ」
「そんな理由か?!」
優しげな面差しの月より総一郎の険悪な容貌を濃く写した息子を目論んだようだが、娘の場合を考えていない。
が、警察官にするならそれも良いか?
だが、三人目をもうける暇も取れなかった。
「早くしないとさ、アガっちゃうのに……んもう……浮気しようかな……」
寝室でブツブツ言う幸子の声を子守歌にして寝入った事が何度かあった。

家の灯りが見える。
今日は間違えずに”お家”に帰ったぞ。
月と粧裕に自慢してやらないと。
何故か体が少し痛む。

……今は昭和何年だったろう?
天皇崩御があったから、もう平成か。
玄関ポーチの少しの段差が嫌に高い。
足を引きずって登りインターホンに手を伸ばす。
腕が上がりにくいが何とか押した。
もう年だからな、四十肩五十肩は仕方がない。
警察官として近年にない危険な仕事を負っていた。
無事な姿を見せることが何よりの土産だ。
早く。
パタパタとスリッパの足音が聞こえる。
なぜか月の泣き声が聞こえた。
粧裕は学習教材の付録が組み立てられないと言っては箱を開けただけで放り出したのに対し、
月はいつもきっちり作り、粧裕の分まで教えながら作り、年末には全部きっちり捨てた。
プロレスごっこと称してまた粧裕に股間を蹴られたのかもしれない。
急所を蹴るなと厳しく言っておかなくては。
長子らしい月と次子らしいちゃっかり者の粧裕と、幸子。
そこへ、何百回も何十回でも望む限り何度でも家に帰れると思っていた。
幸せにする、いや幸せに四人でなるはずだった家へ。

まだアイドルに熱を上げていた粧裕に幸子が聞いたそうだ。
「こんな子が好みなの?つきあうの?」
つきあえる訳が無いと、粧裕が吹き出した。
「だってカッコイイじゃん。でも結婚するなら、ちょっと顔の怖い人がいいな。便利じゃん?」
強面の警官が親父が番犬がわりに良いという言外の意味を汲まず総一郎は内心驚喜した。
幸子の難解な好みの遺伝子は確実に受け継がれている。
479総一郎絶命:2007/10/28(日) 20:35:21 ID:ZjSQ6nj1
川向こうで手を振るのは誰だろう?……幸子の両親だ。
高齢だった彼らが相次いで亡くなった時も、なかなか幸子の側に居てやれなかった。
温厚そうな父親は末っ子の幸子を嫁に出すつもりはないと出生時に病院で叫んだらしい。
お母さんが元気がない、好きだったテレビのファミリードラマを見ないと兄妹の拙い手紙が、警察の総一郎宛で届いた。。
詰めっきりだった現場から無理に帰ってみると、驚いた表情の幸子の頬がげっそりとこけていた。
幸せにすると義両親の墓前に誓った筈なのに……鼻の奥がツーンとなったのを風呂に入って誤魔化した。
あれから何とかそれも乗り切って幸子も元のようにふっくらとした。


「お父さん?おかえりなさーい」
また確かめもしないでチェーンを外している。
だが、別に間違いでも無し。
今日ぐらいは良いか。
鍵の開く音、ドアのノブを回す音が奇妙な感じに、ひどくゆっくり聞こえる。
ああ、帰って来た。
幸子。
――――あなたに、会いたかった。


総一郎の意識は途切れた。


「父さん!」
目の前で息子が泣いている。
バカだな、何度言えば分かるんだ。
男はそうそう泣くもんじゃない。
そのでかい図体でもう粧裕に虐められたんでもないだろう。
言ってやりたいのに、口が開かない。
口も手も体中が重い。
少し眠って起きたら又相手をしてやろう。
たしか先々週キャッチボールの約束をしたはずだ。
今度こそ約束通りに。


総一郎の意識はそこで深い闇に飲まれた。


「お帰りなさい!」
玄関まで走って飛び出した幸子は、何もない夕暮れの通りを見て一瞬呆けたように立ち尽くした。
「お母さん?」
奧から粧裕が出てくる。
最近は賑やかしに粧裕の友人を夕食に招くことも多いが、今日は二人ばかり。
冷たい風が吹き込んだ。
よく確かめてからドアを開けろと言われていたのを思い出し、慌てて戸を閉めた。
「なんだか、お父さんが帰って来たような気がして」
「やっだなー、ボケちゃ」
二人とも不安に少しの胸の痛みを感じながら明るく話す。
今は、月も父も家に居ない。
さっき物音がしてインターホンが鳴ったような気がした。
粧裕は聞こえなかったという。
「ほれはー、お向かいの家じゃないの?」
口一杯に粉吹き芋を頬張ったまま粧裕が言う。
「そうね」
女二人は膨れ上がる胸騒ぎを大量の湯豆腐に置き換えた。

『総一郎絶命』完

コワモテ好きは二代目はクリスチャンに出てきたキャラ…
480名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 21:30:08 ID:egs13PDv
>>479
乙GJ!
・゚・(ノД`)・゚・



481名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 21:32:57 ID:mmhBX46e
泣いた
482名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 22:23:14 ID:4IMXvz8A
>>479
・゚・(ノД`)・゚・
エロじゃないけど
総一郎と幸子の夫婦愛、月に対してどこまでも親父のままで逝く総一郎に泣いた…
483名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 00:54:46 ID:m35GkJLJ
総幸イイ!
484名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 01:31:02 ID:erS7akg4
泣いた
比喩でなく本当に今両目から水が垂れている
485名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 07:24:17 ID:0iCPTpgC
地道ながら懸命な夫婦愛、滲みるね・・・。
思いつきと勢いの悪乗りリレーで、フィナーレがこうなるなどと、誰が予想しただろうか!?
あんたすごいな>>479
486名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 21:00:08 ID:HM+JT+L3
厳かな総一郎祭りだったなw
487名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 21:03:07 ID:HM+JT+L3
笑いありエロあり涙あり…
いいなこのスレは
488メロハル:2007/10/30(火) 21:00:59 ID:+DQafJ9I
>>453だけどハルメロハル書けますた
一応メロハルってことにしとくか。
馴れ初めとかはどうしてもガイシュツのものとかぶっちゃうけど堪忍な

すばらしい総幸リレー小説の余韻に浸りつつ、
意地悪なお姉さまとツンデレ坊やのセフレ生活の序幕をドゾー

↓↓↓
第一夜


「ハル=リドナーだな」
自宅の玄関のドアを開けた途端のことだった。
後頭部に押し付けられた金属の感触に、
ハルは一寸驚くが動揺はせず、返事をした。
「ええ、そうだけど」
「おとなしく言う事を聞け。そうすれば手荒な真似はしない…」
そう言うと、男は板チョコをパキッとかじった。
ハルはその物騒な訪問者に抵抗することなく、彼をやすやすと迎え入れ、ドアを閉めた。

「あなた…メロね?」
姿は見ていないが、女の勘と、先ほどのチョコの音でハルは確信していた。
言い当てられた本人、メロは、
「分かっているなら話は早い」とでも言いたげに、ふんと鼻で笑った。
「SPKの持っている情報、ニアの考え、これからの動き…全て話してもらおうか」
「そうね…条件次第では、いいわ。でも、その前にシャワーくらい浴びさせてくれない?」

ハルは靴を脱ぐと、玄関に隣接したバスルームに入り、
メロの目の前でするするとコートや衣服を脱ぎだした。
下着まで全て、躊躇うことなく外した。メロにとってその行動は少し意外だった。
マフィアに居る娼婦なんかは別として、女というのは、
こうもたやすく初対面の男に全裸をさらすものだろうか。
ましてやこんな、銃を構えた殺人犯の目の前で。

「…条件次第だと?」
「タダってわけにはいかないでしょう?」
「報酬…か…ふん、言ってみろ」
「わからないの?」
ハルは初めてメロを真正面から見つめた。
ほんの数秒、沈黙の中で見つめ合う二人。
銃を持つメロの左手に、ハルはそっと自分の右手を沿わせ、
それをゆっくりと外側へと開かせる。その間も目線は外さない。
ハルは空いている左手でメロの右ほほを撫ぜた。
ここまで来ると、メロもハルのこの後の行動が読めてくる。
489メロハル:2007/10/30(火) 21:03:15 ID:+DQafJ9I
次の瞬間、ふ、と目を閉じながら、ハルは唇をメロのそれに重ねた。
ちゅっ、ちゅと表面を吸いながら角度を変え、擦り続ける。
ハルはそう安物の口紅を着けていたわけではないが、その執拗な摩擦に、
メロの口の周りが紅く汚されていく。
「ん、…」
薄く開いたメロの口の中へ、ハルは舌を滑り込ませ、
ご挨拶程度に一周その中を舐め、少量の唾液を送り込みながら、唇を離した。
すると、二人の唾液の混合した銀の糸がとろりと一瞬、形を作って消えた。

「そういうことか…」
情報や何かの代償に体を求められることは、これまでに何度もあった。
さすがに、ニアの部下までもがそんな要求をしてくるとは少し意外だったが。
「さ、あなたも服を脱いで、こっちへ来て」
「…いいだろう」
メロは銃を下げ、乱暴な手つきで服を脱いだ。
全裸になると、ハルをバスルームの壁に押し付け、下から睨みながら迫る。

「さっさと始めるぞ。奉仕するのは俺の方だ…どうされたいのか、言ってみろ」
「ふふふ、そんなに怖い顔しなくても…そうねぇ、優しく、キスしてもらおうかしら?」
メロにとっては、何もかも乱暴にするほうが性に合っていてやりやすかったのだが、
生憎ハルはそれと反対のものを求めてきた。
しかし、できないと言うのもメロのプライドが許さない。
「わかった。…目をつぶれ」
「はいはい…」
優しいキスなんて、したこともされたこともない。
いや、さっきハルにされたキスは、そう言えば優しかったかもしれない…。
メロは、ついさっきされたのと同じようなキスを心がけ、ハルに優しくキスをした。
ちゅっちゅと吸って、擦り合わせて、舌を入れて、唾液を送って、唇を離した後、
もう一度春の唇の表面を一回り舐めてやった。
「…これでいいのか」
「ん…いいわ」

ハルはメロの手を掴み、その手の平を自分の乳房の上に乗せて揉ませた。
更に、片方の脚をメロの脚に絡ませ、性器と性器を密着させる。
「このまま揉んでいて」
ハルは手を離すが、メロは言われたとおりに乳房を揉み続けた。
その乳房は力を込めると指の股から肉が溢れ、
更にそのまま押し付けると、強い弾力で跳ね返してくる。
490メロハル:2007/10/30(火) 21:04:47 ID:+DQafJ9I
その頂点にはピンク色の飾りが凛と艶めいていた。
ハルは腰をゆっくり上下に動かして、密着した性器を擦り合わせた。
メロの陰茎が少しずつ起き始めたのを確認し、くすっと笑う。
メロもそれを自覚し、少し悔しそうに、恥ずかしそうに、下を向く。
しかしその顎を掴まれ、上を向かせられると、メロは再びハルに唇を奪われた。
「んっ…!」
思わず、乳房を揉む手に力が入り、強く握った状態でその動きが止まった。
メロはハルに口と股間を同時に刺激され、陰茎は見る見る天を向き、
乳房を揉む手もやがて動き出し、体中が熱くなった。

いつしかメロはのけぞるような体勢で唇をいいようにされていた。
男女の逆転した身長差が、この行為の主導権をハルに与えたのだ。
ハルはメロの背中を支えながら、もう一方の手でメロの睾丸をころころともてあそび始めた。
「あっ…!んっ…」
「ん、いい子ね…」
ハルはメロの唇を解放し、息を荒げたその表情を見てにっこりと微笑んだ。
互いに乳房と睾丸を揉みながら、しばらく体を絡めあい、何度もキスを繰り返す。

「いいわ、メロ…ね、こっちも…」
ハルは、メロの空いている方の手を掴んで、今度は膣口へとそれを導いた。
更に中指を立たせ、中へ入れさせた。メロは抵抗せず、ハルの中で中指を屈伸させる。
「ん、ん、いいわ、もっと入れて…」
メロは人差し指も挿入して、更に奥へと潜り、ヌプヌプと音を立ててしごいた。
その音と感触に、ハルの股がそこそこ濡れ始めていることに気づく。
もっと濡れさせてやる、とメロは更に激しくハルを攻め、唇も奪った。
互いにむさぼり合うような口付け、そして互いの性器を手でいじりまわす。

「あ、は…メロ、ん、…」
「どうした?さっさと次の段階に行くぞ」
「ん…」
「前と後ろ、どちらか選べ」
「あなたは、どっちから入れたいの?」
「…?!」
濡れた目をしながらもからかうような口調でそう言ったハルに、メロは目を丸くした。
「…これは報酬としての行為だ、お前の…」
「あなたの好きなやり方で、してほしいのよ」
そう言って、ハルはちゅっとキスをして、小悪魔のような笑みを浮かべた。
メロは、困ってしまった。こんなことを言われたのは初めてだし、
どの体位が好きだとか意識したことは無かった。
けど、そう言われて考えてみると、メロは上に乗って犯すのが好きなような気がした。
あの体勢が一番支配欲を満たしてくれるのではと思ったのだ。
しかし、この場所はバスルーム。横になるわけにもいかない。
さて、どうするか…。
491メロハル:2007/10/30(火) 21:06:28 ID:+DQafJ9I
…と、じっくり考えてみたかったが、そんな余裕は無かった。
メロは、とにかく早く入れたかったし、黙ったメロの唇に、
ハルはいたずらのように絶えずキスをして急かすのだ。
「…面倒だ。このまま入れるぞ、脚を開け」
「ふふ、せっかちね」
「なっ…そ、そんなんじゃない!」
待ちきれないのを悟られたと思い、メロは顔を赤らめて反論した。
ハルは言われた通りに脚を開いて、めくれあがったヒダを露にした。
愛液で光をてかてかと反射するその入り口を見下ろし、メロは気づかれないように生唾を飲み込んだ。
陰茎の先端を押し付ける。が、そのとき。

「あ、待って」
「…なんだ?」
「入れる前に、舐めてくれるかしら」
「…ちっ、まったく…」
メロは早く入れたかったが、渋々しゃがんでハルの股間に顔を近づける。
舌先を潜らせてクリトリスを探し出し、それを徹底的にかわいがってやる。
「あ、あ、あん、すごいっ…上手…」
メロは更に激しく奉仕する。クンニもマフィアの女によくさせられた。
転がして、吸って、舐めて、弾いて…それを速い周期で何度も何度も繰り返す。
「ちょ、もう、あ、いいわぁっ…あん、だめっ…」
想像以上の快楽に、ハルはもう我を忘れそうだった。
やめて、と言いながら腰を揺らし、メロの奉仕を存分に愉しむ。
セックスがご無沙汰だったハルは、たまらずゴボ、ゴボっと液を放った。
メロはそれを指で拭い取ると、自分の陰茎にそれを塗りたくる。
更にその指を、ハルの目の前で舐めてから、ハルの膣口に挿入し、更に馴らした。

「入れるぞ、いいな」
「ん、あ…その前に一つだけ…」
「なんだ、言ってみろ」
ハルは再び小悪魔の笑みを浮かべて、耳元で囁いた。
「…中に出したら、ダメよ…」
「…!!」
「いいわね?」
「…そ、そんなこと、言われなくともっ…出すか!」
メロはかぁっと耳まで赤くなり、何だか分からないいらつきを
ごまかしたくて、すぐに陰茎を挿入した。
492メロハル:2007/10/30(火) 21:07:56 ID:+DQafJ9I
「ん、ぁぁあ、あ、ぁあん…」
「ふっ、ふっ、…」
メロは腰を上下に揺らし、ぱちゅん、ぱちゅんと音を立ててピストン運動を始めた。
盛りの付いた年頃のメロの陰茎は、ビンビンに熱く硬く猛り、
ご無沙汰のために狭まっていたハルの膣をぐいぐいと犯した。
「ああん、あん、おっきぃい…すごい、すごいわ、メロ、あ、もっと…!」
「ん、ふ、ふ、はぁっ、ふ、ふ、ふっ…」
結合は、かなりいい塩梅だった。
二人とも、これまでにしたどのセックスをも上回る快楽を得ていた。
二人の体の相性はこの上ないほどに、良かったのだ。
まさかこんな出会い方をした相手が、最高のセックスの相手だとは、皮肉なものだ。
程よい摩擦に濡れ具合、温度、におい、加速する腰の振り…。
二人の体と頭は絶頂へ向かってまっしぐらだった。
いつしか二人とも言葉は失い、吐息と喘ぎ声だけしか発さなくなった。

キラのことも、ニアのことも、
相手が誰であるかさえも忘れて、ただこのセックスに夢中になる。
ただその性器と性器が、至上の愛で結ばれている。
一生このまま腰を振っていたくなるほどの快楽だった。
「んっ…!あっ」
メロは、ふと我に返った。

まずい…―――出る!

「ぅあっ…!」
次の瞬間、メロはハルの膣の中に、ドクっ、ドクドクっ…と射精した。
「あぁんっ…!」
大量の精液を中に放たれたハルは、ほぼ同時に自身も絶頂を迎えた。

射精と共に二人は腰を止めて、しばらく息を整えた。
力が抜けて、ハルは背中の壁に寄りかかり、メロはそのハルに寄りかかった。
その胸元をハルの柔らかな乳房が受け止める。
しばらくの沈黙の後、先に口を開いたのは、ハルだった。
「うふふ…ダメって言ったのに」
「…う…」
「ほんと、悪い子ね…」
「…、すまない…」
メロは下を向いて膨れた。
その様子に、ハルは母性本能をくすぐられる。
「あら、かわいい顔するじゃない。子供みたい」
「こっ、子供扱いするな!」
「ふふ、そうね、あなたはもう立派なオトナだったわ…」
ハルは結ばれたままの下半身を僅かに揺らした。
ずっぷりと根元までメロの陰茎が挿し込まれたハルの膣。
互いにその結合を解こうとはせず、キスやら何やらしているうちに、
結局そのままもう一発メロが射精するに至った。
493メロハル:2007/10/30(火) 21:10:22 ID:+DQafJ9I
更にシャワーを浴びて互いの体を洗いながら、
その流れで今度は後ろから犯した。
バスルームを出たら、衣服は愚か下着をまとうこともなくそのままベッドへ直行し、
様々な体位でセックスをし続けた。
その間、メロは更に何回かの中出しをしてしまった。


そして、とうとう朝になってしまった。
ハルはいつもより肌が艶々としているように見える。
痛む股間もそうとは悟らせまいとする颯爽とした振る舞いで、
SPK本部へ出かける支度を済ませた。
「それじゃあ、行ってくるからいい子にしているのよ」
「おい!情報は…」
「もう時間だから、帰ったらたっぷりと…ね」
ハルはメロにチュっと軽いキスをして、踊るような足取りで玄関へ向かった。
情報をお預けにしていれば、帰りまでメロはここから出てはいかない。
もちろん、ハルは今夜もメロとセックスをするつもりだ。

「…結局子供扱いしているな、あの女…」
メロはハルがいなくなった途端、ようやく眠気に襲われた。
汗ばんだ自分の体、痛む腰。皺だらけの湿ったシーツをじっと見た。
「…くそ、こんなはずでは…」
と言いながらも、メロは満更ではなかった。
後ろ頭を掻いて欠伸をして、いつしかメロは眠りについた。

=END=
494名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 21:41:21 ID:scCLH8y2
グッジョ――ブ!!!!
やはりハル姐さん、女神だなあ。
495名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 22:09:13 ID:UOB6Qium
ハルさんカコイイ
496名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 22:50:17 ID:zLWLQEdr
GJ!エロいぞハル姐
第二夜も楽しみだ
497名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 23:08:47 ID:gmxa2Xj7
GJです!ハル最高!手玉に取られるメロもいいね。
498名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 23:16:27 ID:scCLH8y2
>>496
この際だから、第7夜までやってほしいよな。
499名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 23:48:11 ID:ldOEtJwK
GJ
手玉に取られてるw
500名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 10:04:41 ID:joY/Jk9R
GJ!!ハル姉いいよーハァハァ
何気に二人の身体の相性がぴったりな所に萌え
501名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 20:23:28 ID:4w7Mm1Yu
良スレage
502名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 00:21:52 ID:8eOqE+WZ
人戻ってきたな、いいことだ
503名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 09:42:15 ID:Dq4BzOKy
そう言えば最近あまり保管庫が更新されてないな
504名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 00:41:53 ID:OV60ttU2
保管庫の伊出サユは何回読んでも泣けてしまう。サユかわいいよサユ。
505名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:39:11 ID:Ii1e/VLw
ここにも伊出サユファンが!(*´∀`)人(´∀`*)ナカーマ
組み合わせの奇抜さに最初はびびったが、あれはホントいい!
506名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:40:06 ID:Ii1e/VLw
って、リアルタイムで読んだわけじゃないのだけど。
保管庫管理人さんのおかげで、後追いで読めた。
管理人さんに感謝です。
507名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 20:07:06 ID:X4kTvgmZ
保守
508名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:35:52 ID:cFRJmsrz
デスノは作品の関係上組み合わせが自由でいいな
相思相愛カップルが少なすぎるwwってのもあるけど、何でもござれだ
509名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 06:57:44 ID:rtG1Ui5m
井出サユなんてあるんだ
510名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 15:46:07 ID:RvI/GCXq
1から読み直してL京子にハァハァしてたのに頭の中にその光景を浮かべた瞬間
LがH2の島になって萎えた
511名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 09:28:44 ID:6ywbhpCO
保管庫久々に読み返してみたが
Lミサとメロハルに想像以上に萌えてしまった
512タカダキヨミとヤガミライト:2007/11/14(水) 05:12:42 ID:+meNuLaA
「今夜はあんまり時間がないんだ」
携帯電話の向こうの高田清美に夜神月は言った。
残念そうな息を吐くと清美は「そう。忙しいのね」と続けた。
最初にセックスしてからすぐに自分から乗ってくるほど淫乱になった清美が、今夜どんな反応をするかと月は一瞬考えたが、携帯電話を切るとそんなことを考えた事すらさっさと忘れてしまった。
 時間がないので先にシャワーを浴びてしまって書類を見ていると高田がやって来た。
「ごめんね。忙しいのに」
 コートを脱ぐとさっき一瞬テレビで見たような服を着ている。
「いや。こっちこそ……シャワー浴びる?」
 清美は普通の格好、月はガウンというはじめての奇妙な取り合わせに月が戸惑っていると、清美はスカートをたくし上げた。
 手入れされた肌はストッキング無しでもツルツルと光っている。
 びっくりして立ち尽くす月の前で清美は液の滴るパンティを下ろした。
 そして糸を引く粘液の源泉から、こぽっと音を立てて女性用バイブレーターを外し月の目の前に掲げて見せた。
「すぐ、挿れられるわ」
「っ……」
 月は仕事用の化粧もそのままに微笑む清美から卑猥な道具を奪うとベッドに押し倒した。
 いきなり舌を絡め合うような濃いキスを交わすと、淡い香水の香りと化粧品の発する脂粉の香りが月の鼻をくすぐる。
 もう充分に濡れている清美の脚を押し開くと新しく湧き出た愛液と、時間を経た女の体の匂いがする。
 服の下にはブラをつけておらず張り裂けそうな胸の頂上にぷつんと突起が浮き上がっていた。
「あぁ…ん……」
 いきり立った陰茎をゆっくりと清美の太股の間に沈め、親指で乳首の先を弾くと清美は甘く叫んだ。
 さっき取り澄ました顔でニュース原稿を読む清美をもっと見ておけば良かったと月は後悔した。
「こうして欲しいじゃないの、高田さん」
 中途半端に捲り上げたトップスの間から覗く豊満な乳房を揉みながら潤った孔をゆっくりと穿つ。
「いやぁ。や、」
 月より興奮している様子の清美は、明るい室内で白い首の筋を浮かせなから仰け反り腰を蠢かせた。
「あん。あっ、ああっ」
「高田さん、あんな物入れてどうしたの?」
「う……ああん……」
「言わないと出してあげないよ」
「あ…ぁ。お昼に我慢できなくなって……トイレで指で……それに時間」
「いやらしいね、清美は」
「んんっ」
 ずぶっと突き刺すと清美は包み込んだ肉を絞り上げた。
 高学歴の女は言葉責めに弱いのだろうか。
 ミサはここまで淫語に反応しない。
「それで、何回イったの?高田さん。まさか番組中にも挿れてた?」
 笑いながら言うと、締め上げる清美の膣の脈動の収まるのを待って掻き回す。
「はぁ……あ、はぁっ。夜神君……」
 キスを求めるようにしがみつく清美と舌を舐め合うようにキスを交わす。
 清美の耳を塞いでクチャクチャと粘着音を聞かせてキスをする。
「ぁあ―――」
 いつもならいくつか体位を変えて後背位で細い腰と振動で揺れる尻を見ながら射精するのだが。
「だめっ、夜神君……いく」
 小刻みな揺れに双丘を震わせながら清美が懇願してきた。
「ダメだよ……ん……清美、もっと楽しませてくれないと……」
「だめぇ……いっちゃう、いくぅ」
 眉根を寄せて頬を上気させた清美の顔を間近に見下ろしながら奧へぐいっと入り込む。
 ぬるぬると暖かく締め付ける清美の膣の上、腫れ上がった性器の少し大きめのクリトリスに擦り付けるように腰を蠢かせると啜り泣くような声を漏らし、清美は絶頂に達した。
513タカダキヨミとヤガミライト:2007/11/14(水) 05:17:21 ID:+meNuLaA
「ああ……良いよ、高田さん……」
 膣も肌もぐっしょりと汗をかいて、短い髪が清美の頬に張り付いている。
「どう?高田さんは」
 動きたくなるのを抑え、清美をほんの少し誘導してやると自分で淫らな言葉を発する。
「……夜神君。入ってる……夜神君の……おちんちん」
「どうして欲しいんだっけ?」
 ぎゅうぎゅうと締め付け汁を垂らす清美の体をパンパンに張った陰茎でゆっくりとなぞるように扱く。
「あ……だめえ……もっと」
「もっと?」
 清美は肉付きの良い脚を月の腰に絡めた。
 最近始めたというベリーダンスの動きなのか腰を器用にくねらせ、なかば月の体でオナニーをするようにグチャグチャと中を掻き回した。
 これには月の方が負けそうになる。
「っ……高田さん。」
 脚を外して大きく開かせると、月は激しく往復運動を始める。
 清美の甲高い喘ぎ声と、二人の荒い呼吸、パンパンと濡れた肉をぶつけ擦れ合う音が煌々と照った室内に響き渡る。
「ふ、あぅ……―――あぁ、いっちゃう、いやぁん、いっちゃう!」
 段々と脚に力が入って痙攣するようにひくつくと、孔が急激に収縮する。
 動きを止めた月は首を振って乱れる清美をベッドの上で何度も突いた。
「あ――ぁっん。……あ――」
 化粧の下で紅潮した顔は淫らで、さっきまでニュースに出ていた同じ女とは思えない。
 強烈な愛液の匂いと滴り、陰茎に吸い付く卑猥な粘膜の襞が次第に性感を高め射精感が近づいてくる。
「あ……いきそうだ……清美」
 さっきから乳を揉んで乳首を苛んでいるせいで清美は訳が解らなくなっているようだ。
 強く立った乳首を摘むと清美はやっと薄目を開け、またすぐにとろんと閉じた。
「ぁ―――あ……ああっ」
「良いよ、清美……吸い付いて、離れないよ。いやらしい……」
 奧を突くと清美の腰がピクンと跳ね長く深い絶頂に至った。
「んっ……ぐ。あ……」
 感じすぎたのかほとんど醜悪になりかけた顔で清美が唸る。
「あ…はぁ…」
 清美の中でパンパンに張った陰茎が耐えきれず精を放つ。
 持ち上がった細い腰がひくっと反応した。
 月は清美の股を抱きしめると奧へ奧へと種汁を注入する。
「……どう?」
 清美は何か応えようと声を発した。
「あ……あ……」
514タカダキヨミとヤガミライト:2007/11/14(水) 05:20:26 ID:+meNuLaA


 深い快感の余韻でボーっとした清美の側で月は寝転んでいた。
 借り物かもしれない服が皺になるとまずいので清美の服を脱がせ畳んだのも月だ。
「何回オナニーした?」
「一回……」
「イったのは?」
「……2回」
「清美のココは凄いね」
 まだ興奮を示す濡れた豆粒をなでると清美はぽってりとした唇を開き前歯を覗かせ、甘く吐息を吐いた。
「あ……やぁん」
「それとも、中で?」
 まだ月の形を残した部分に指が滑り込む。
「ゆ……指……」
「まだ、イきたい?」
 腕枕をすると月は薄い唇に笑みを浮かべた。
 清美は瞼を閉じてこくんと頷いた。
 清楚だ何だと崇められた清美が快感にここまで従順になるものなのか……。
「でも、……時間が」
「良いよ。予定は少し変える」
 クリトリスをいじりながら膣壁を擦ると清美は太股を開いて腰を浮かせた。
「あ……」
「あとで一緒にシャワーを浴びてそこで話をしよう」
 水を掻き出すような音をたてて清美の淫らな部分を刺激する。
「あっあっ……行くぅ……あっ」
 中を擦る刺激で清美はまた絶頂に達し月の指をピクピクと締め付ける。
 ピンク色に腫れた中を指で開くようにして広げて抜くと水気の多い液が玉を作って滴った。
「あ――」
 快感の頂点で緊張していた清美の体から徐々に力か抜ける。
 荒い呼吸が段々と静まっていく。
 月は指に絡んだ自分の精液混じりの水を拭き取った。
 性欲は満たされた。
 すっきりした頭で考えるべき事はいくつかある。
「先にお風呂に入る」
 清美は快感がまだ残っているまま頷いた。
 ……この分では予想よりも大分時間がかかりそうだ。
 部屋を出た後いかにも性行為後ですと言わんばかりの目つきではさすがにまずいが、取り巻き連中も薄々勘づいているんだろうし構わないか。
 月はベッドから立ち上がると落ちていたガウンを拾って立ち止まった。
 ベッドに裸で寝たままの清美を振り返る。
「ああ、そうだ。帰りも挿れて帰るんだよ」

515名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:09:29 ID:2bGMOVaL
http://www.vap.co.jp/jatw/
ミサミサのクリスマス
516名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 08:59:34 ID:vF5BzEqj
>>512
SM乙!取り澄ました女の秘めたる魔性、いいねー。
517名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 20:26:15 ID:ekEJZIgb
>>512
うはww高田エロいなw
518名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 22:02:13 ID:GODfWhAN
俺は高様が一番すきさ
519名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 01:42:10 ID:RN2saHtG
俺もれもー
520名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 02:13:30 ID:wmU48//p
ぎゃっ
521名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 11:58:59 ID:QWk8Mj/M
そろそろ月サユが見たくなってきたな
522名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 17:05:49 ID:Um4EdxmT
俺は百合が見たいな。デスノって何故か百合物少なすぎる。
523名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 17:15:28 ID:u7lEHnLm
なぜかって女キャラが少ないからに決まっているじゃないか
524名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 00:02:58 ID:78nNu3rJ
ミサ、高様、アフロの人の嫁と娘、美空、ウエデー、ワイミーズハウスの子供と使用人、幸子、さゆ
月がデートした娘(名前忘れた)、バスに乗ってた老婆、
他には?
525名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 00:09:51 ID:aBAcg9vJ
ハル、最後の女の子
526名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 00:33:48 ID:KBoS433N
皆あんまり接点ないなやっぱり。
ミサと誰かとかか
527名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 05:13:51 ID:FFyoC0n9
女の子他には京子とその友人がいる。脇役もいいとこだけどw

月を取り合ってミサ高、お互い彼女・妹という立場に嫉妬するミサ白湯
ぐらいしか百合の組み合わせ思い付かないなー
528名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 07:41:16 ID:3RnGAmWt
バスに乗ってた老婆までカウントしながら、京子とその友達を忘れる
>>524の偏りっぷりになんとも言えないものを感じるw

あ、ミサのマネージャーも女だっけ。あと高田の護衛(ハルの同僚に当たるゴツい子)。
529名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 08:24:28 ID:hcgwqeH1
ミサ・高様・ハルの密会でこの3人のレズも有りだと思った。
他はあとリンダがいるな。他の女と組み合わせるのは至難の業だが。
530名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 14:46:57 ID:4cYB7zFu
いやむしろ京子以前にハルを忘れてる>>524になんとも言えない気持ちになったw

531名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 15:12:12 ID:eeVwQ3yo
ごめんよw
ハルって見てあって思った
532名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 21:19:38 ID:vXlW4dAe
>>528
大山! 大山!
533名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 21:36:51 ID:VxzUyiE7
>>524
ミサの後輩、のりちゃんとか…
534名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 23:00:50 ID:KBoS433N
のりちゃんも結構かわいいよね。あ、あとミサのオカルト好きの関西の友達もいるぞ
>>532
大山とハルの絡みか…ww
535名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 02:50:53 ID:JADHPXxa
大山とハルの絡みは格闘技になりそうな予感。もはや国際試合。
536名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 07:21:58 ID:W5B8NQ8X
格闘能力と気迫の差でハルがタチ役か・・・ま、それはいいとして、貝合わせで悶えて恥じらう大山。
き、きつい・・・。のりちゃんとミサなら萌えるのに。なぜだ。

オカルトちゃんもはお泊まり会の弾みで、ってパターンでなんかありそう。
名前がわかればなあw
537名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 08:11:48 ID:0+Jy0UJ4
大山が攻められてるのを見るのはキツいものがあるw
むしろ一人だけ人気側近に成り上がったハルを大山が妬んでレイ-プとかだったらいける
技術は置いといて力だけなら大山の方が強そう
538名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 17:45:20 ID:JNXqFkGy
おまえらの妄想力に脱帽w
539名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 21:04:22 ID:WCTRdu26
大山の寝技で陥落するハルとか(大山の顔が思い出せんのだがw
のりちゃん看護婦プレイ
ミサを襲うハルとか
540名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 22:29:46 ID:hgcPVHvT
おい大山は決定事項か
んじゃ、高様の護衛4人と高様で5pできんじゃね

予想以上にキツいなw
541名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 22:53:02 ID:ZTZsc3wM
高様&ハルはどうよ?
清楚高田vsS女
542名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:57:53 ID:iuIP4AOo
高田の絶対的権力に逆らえないハルとか
他の護衛はブスばっかだからイラネw
543名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 01:57:41 ID:ja8JgKul
高様とハルいいね。美女同士で絵になる。
ほんと女王様にむりやり屈服させられる下僕みたいだけどw
544名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 16:24:35 ID:ph4TKDxC
女王高様に下僕ハル…いいな

「リドナー気持ち良くないの?ほらもっと声を出しなさい」
「はっ…あぁっ…はい高田様…」
「こんなものかしらね。さぁ今度はあなたが私を気持ちよくさせる番よ。舐めなさい」
「……はい…」
ピチャピチャ
「ん…リドナー全然気持ちよくないわ。もっと舌全体を使って」
「はい……申し訳ありません高田様」
(あぁ…この私がこんな女にこんな惨めな思いをするなんて…)

ニアのせいで浮かばれないハルw
545名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 16:42:29 ID:XSQalmJE
その頃ジェバンニはデスノート触って死ぬ思いをし、、
レスターはニアのお守り。誰が一番幸せなんだろうか?
とりあえず、ニアか。
546名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:56:58 ID:Vx4V5jrY
ハル本当に何でもいけるんだな…一体何モンだww
547名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 23:14:28 ID:roNG5B+Z
このスレの女神さ。
548名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 00:18:49 ID:7D30Qr09
>>544
続きが読みたいw
屈辱な感じのハルもいいじゃないか!
549名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 00:28:11 ID:BbuEzmBZ
高様月だけじゃ足りないのか?w
550名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 00:49:14 ID:4wxCpYAS
>>544
ウホッwこうなるのか
いいのう

てかニアのせいなんかいw
551544:2007/11/23(金) 16:24:05 ID:vTP8iC4Z
おk
じゃあ高様×ハルSSにしてみる
投下はいつになるか分からないが気長に待っていてくれ
552名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 11:49:24 ID:Xf5LJGhl
おお、百合みたいって言ってみて良かった。スゲェ盛り上がりww
>>551楽しみにしてる
553名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 19:08:10 ID:QGi31TLd
百合ネタで30レス行くとはw

ってことで>>551まったり待ってる
554名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:32:37 ID:2FhHwUjF
すんげー期待して待ってる!!!!!!
555名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 01:29:24 ID:xlCLfLhY
きよみいじり。夜神月と高田清美
556きよみいじり:2007/11/26(月) 01:33:03 ID:xlCLfLhY
 広いNHNビルの玄関ホールで、遠くから夜神月を見つけたのは高田清美の方が先だった。
「夜神君」
 ネットでいくつも画像が晒されている双つの丸い胸を細い腰の上で揺さぶりながら清美は小走りに来た。
 清美の大きな目は崇拝と恋心で奇妙な光を帯びていた。
「ああ、高田さん。久しぶり」
「久しぶり」
 誰かを待つ風情の月の斜め向かいに座ると清美は声をひそめた。
「どうしたの?」
「ここに用があってね。高田さんに会うとは思わなかったよ」
 コーヒーの香りが二人の間をよぎった。
 他人行儀に話す月に対し、清美は少し親しげに微笑した。
「私もびっくりした」
 月は高そうなブランド物のスカートから覗く細い太ももをちらりと眺めた。
 ほぼ毎晩月の精気を吸い取ってなお足りず、女子トイレで処理しているとベッドで言わせた事を思い出す。
 まさか常時挿れっぱなしということもないだろうが……。
「清美」
 小さく発した親しげな呼びかけに清美の潤んだ眼が月の指先から逸れ、端正な横顔に注がれる。
 月はよそを向いて他の人間に聞こえないようなごく小さな声で囁いた。
「今日は何回イったの?」
「……夜神君」
 非難がましい清美の声に、月はにっこりと微笑みを向けた。
「言わないと、今日は無しだよ」
 清美は驚いた表情をした。
 綺麗に塗られた爪を見せるように持っていた空の紙コップを机に置く。
 肉の薄い膝が微かに動くのを月は見逃さなかった。
「どうなの?」
 笑いながら少し語気を強めた月に、清美は視線を泳がせた。
「まだ……」
「いかせてあげようか?すぐ」
 冷ややかな笑いを含んだ月の声に清美は早くも期待で潤んだ瞳を向けて来た。
「………いいわよ。夜神君」
 立ち上がった高田は月の空の紙コップを奪い、捨てに行った。
 歩いていく清美の女性らしいカーブを描く後ろ姿を見ながら月は携帯電話を取り出した。
「すみません。急なんですが、少し……話を……はい」
 広いホールのソファーに姿勢良く座った月が目配せをしたのを確認すると清美はエレベーターに乗り込んだ。
557きよみいじり:2007/11/26(月) 01:38:21 ID:xlCLfLhY

 目立つ場を離れる時間を空け、落ち合う。
 月は廊下で待っていた。
 男女別ののゾーンの手前にほとんど男女素通しの洗面室がある。
 どちらにも誰も居ない事を確認した。
 清美が来るとすぐに男子トイレの個室に連れ込んだ。
「やだ……」
「何が?」
 すぐに舌を絡め合うとピチャピチャと音を立てる。
「ん、聞こえ…やぁん」
「聞こえやしないよ」
 ジャケットの下に手を入れ胸を揉みしだく。
 ブラ越しにもはっきりと勃起した乳首が月の指に当たった。
 くいっと押すとすぐに声にならない甘い呻き声が返ってくる。
 月自身も勃起しながら、キスを続けると服越しに清美の乳首をつねった。
「あ……」
「もうグチョグチョだろ?」
 スカートを捲り上げると太ももをさする。
「言ってごらん?清楚な高田さん」
 焦らすために耳にゆっくりと吹き込むと清美はもじもじと足を捩った。
「ここで入れるの?夜神君」
 ガーターベルトの上、淡い色のレースの下着が見えるように捲り上げると月は清美を後ろ向きにして抱きしめた。
 そこそこの広さがあるとはいえ狭苦しいトイレの個室の中。
 後ろから清美の服を開け、ブラのホックを外すと豊満な乳房を持ち上げ、撫で回す。
 清美は声を立てないようにしてはいるが、焦らし続ける月の指が刺激で固く縮こまった乳首にかかるとピクリと反応し、甘い吐息を吐いた。
「立ってるね」
「や…神……君」
 月も勃起した部分が清美の尻に埋まり込んで、腰が勝手に動く。
 首をねじって唇を合わせると、月は清美の外耳を噛んだ。
「う……ん、あぁん」
 ちろちろと舐める舌先と乳房をゆっくりともてあそぶ手の中で清美は時々身を捩るようにひくひくと反応する。
「清美」
 月の手の中で暖かい柔らかいものが反発し形を変える。
 固い乳首を指で挟みゆっくりと揉むと、清美はハァハァと荒い息をし時折ヒクリと震える。
「どう?」
「いやぁ……あぁっ、ああん」
 乳首をくりくりと強く苛むと清美は堪えきれず喘ぎ声を漏らす。
「聞こえるよ?高田さん」
「んっ。う……んん。やぁん……あぁっ。ん」
 月は頬に笑みを漏らした。
「ほら、聞こえちゃう。グチョグチョだろ?あそこ。自分で触るんだよ」
「自分で?」
「そうだよ」
 強く香る首筋を舐める。
 清美はマニキュアの光る指先を自分の濡れそぼった股間にあてがった。
「いつもやってるんだろ?やってみせてよ」
「いや……ぁ……」
 拒絶した雌犬の勃起した乳首に容赦なく爪が立てられ制裁が加えられた。
「ん、うんっんんっ」
「駄目だよ」
 ゆっくりと爪を放すときゅっと絞り上げる。
 月の猫撫で声が清美の体の奧に響く。
 清美は月の手の刺激を受け止めて、恍惚として目を閉じた。
「僕が、手伝ってあげるからさ」
「夜神君……」
「今日はまだなんだろ?清美。さあ」
 清美は下着を下ろした。
 上品な色の下着の内側にとろりと透明な糸を滴らせ、縦長のぬめりがたっぷりと乗っている。
「どう?高田さん。一杯だね」
558きよみいじり:2007/11/26(月) 01:43:08 ID:xlCLfLhY
「ん…んんっ」
 月が清美の乳首をリズミカルに弾く。
「いつもは?どうやってるの」
 清美のくびれた腰から尻へと、ゆっくりと撫でる。
「やってみせて?我慢できないんだろ?」
 清美は細長い指を控えめな陰毛の真ん中に滑り込ませた。
 愛液を指に乗せ勃起した陰核に塗り込む。
「あっ…はぁっ、あぁっ」
 月は乳首をこねながら、清美の首筋にキスをした。
「いいよ、清美」
「はっ…やぁ……」
 脚の間から透明な液がつーっと垂れ、ふとももに貼り付いた。
 清美はくちゅくちゅと陰核をいじりながら、段々と体を緊張させていき押し殺した息を吐くと体をびくんと震わせた。
「んっ……あ、」
「いつも、そうやってるんだ?」
 しばらく緊張したまま快感に耐える清美の耳をゆっくりと舐め上げる。
 軽く耳を噛んで舐めていると、尻から直に伝わっていた膣の緊張が緩み、清美の体からふうっと力が抜けていった。
「本当にそれだけ?」
「夜神君……」
「本当は中もいじってるんだろ?」
 月は清美のたわわな乳房を掴むと、指先で乳首を回してはこね始めた。
「ほら、一回じゃ駄目なんだろ、きよみ」
 股に当てたままの清美の手首がうねるように動いた。
「入れないの?」
「あの、夜神君……」
 月は勃起し続ける股間を清美の柔らかい尻の間で蠢かせた。
「あとで口でしてもらおうかな。おしゃぶりは好きだろ?清美」
 速度を上げた月の指先で清美が叫んだ。
「あ…ああぁ。やぁん」
 乳首から指を外し、乳房をゆっくりと撫で、肋骨の感触を確かめながら月は清美に優しく口付けをした。
「良いだろ?」
 清美の左手は既にせわしなく動き、月の言葉にゆっくりと中へと指を滑り込ませた。
「あっ……やぁ…、あっああん」
 淫らな声を抑える為に月が口を塞ぐと、清美はべろべろと指を舐めた。
「中、夜神君、あぁっあっ」
「中が?」
「入れっ…んっ」
 清美はクプッと卑猥な音を立てて指を出すと、キスをねだった。
 唇をすり合わせ舌を絡めながら乳首をきゅっとつねると、清美は虚ろな目つきで月を見つめたが、すぐに指を中へ戻し、
溢れ出す水を垂らしながら中をいじり始めた。
 忍び込んだ指先が奧を何度もなぞる。
 細い背中が撓りたわわな乳房が前に突き出る。
 ヒールを履いた足がよろけ、清美は壁に片手を突っ張った。
 月が乳首を横に縦に捏ね、アンバランスに乳房ごと左右違った方向へ揺らすと清美は面白いように反応し、
甲高いが小さな喘ぎを漏らした。
「ぁ…気持ち良い……あっ…いく」
 囁き声で清美が言うと月はバランスを崩しそうな清美の体を支えながら、乳首の先端を意地悪く擦った。
「気持ち良い?」
 極限まで緊張し反り返った清美の体がピクンと跳ねた。
「あ……はぁっ。ぁ」
 ガタガタと転びそうになる清美を月は抱きしめた。
 おそらく内部はドロドロに潤って、ビクビクと痙攣しているのだろう。
 酔ったように睫毛を閉じた清美の首を向かせ、唇を当てる。
 段々と感覚を長くしながら膣を収縮させる感触が服越しにも伝わってくる。
 月は快感に震える清美を腕の中でぎゅっと抱きしめた。
559きよみいじり:2007/11/26(月) 01:45:13 ID:xlCLfLhY

 その時、廊下から足音がした。

「静かにして」
 月は囁くと、まだ快感の尾を引いてビクンと腰を震わせる清美を拘束した。
 ……中年男性らしい咳払いが聞こえた。
 小用トイレを使うだけのようだ。
 月は清美のクリトリスへ手を伸ばした。
「だめ」
 囁き声で反発する清美の穴から潤沢に噴き出した液をゆっくりとなぞり、露出した陰核を摘んだ。
 清美が歯を食いしばる。
 月は清美の耳元で囁いた。
「かわいいよ」
 とくんと膣が小さく収縮した。
 放出する尿の音が終わり、男は歯磨きを始めたらしい。
 敏感な肉の芽をじっくりとなぶると、愛液の源を求めて月は指を清美の膣に突き入れた。
「っ……」
 声にならない呻きを発すると清美は手の甲を口に当てた。
「ここ、だね」
 風音のような声と、月の長い指が清美を刺激する。
 くちゅっと小さく粘液の音がした。
 男の鼻歌が聞こえる。
「……ん…っっ」
 月の指の節々に愛液が絡まった。
 強い匂いのする指を月は清美の口元に近づけた。
「舐めて」
 清美は大人しく月の指を口に含んだ。
 陰茎がわりに舐め回しているのが分かるように清美は舌を蠢かせた。
 月の手首を掴むと指を前後に動かしスライドさせ始める。
 清美の尻と服と下着に阻まれたペニスに血が流れ込み、硬度を上げる。
 月は指にフェラチオをし続ける清美の膨れ充血した股を手の平全体で包み込んだ。
 粘液の吸い付く感触を確かめるように指を差し込みながら奧を掻き回す。

 男がやっと出ていった。

 月は両手の指を清美の穴に入れると、柔らかい肉を横にくっと広げた。
「ぁ…っぅん、んっ」
「聞こえるよ」
「あっぁっ、入れて」
「駄目だね」
 露の溢れ出す清美の中の敏感に感じる部分を集中的に指で掻き出すと水っぽい音が響く。
 清美はビクンと震えると股で月の指をぎゅうぎゅうと締め付けた。
「あっ……あ、や…」
 太ももに月の手が這う。指を捕らえて離さないような収縮がゆっくりとしてくると、月は清美の穴から指を抜いた。
 指にたっぷりと絡まった愛液を清美に舐め取らせると、月は正面向きになり背広のベルトをゆるめた。
「次はこれだよ」
 チャックを開けパンパンになった陰茎を中から取り出すと、清美は吸い寄せられるようにうずくまりペロリと先走り汁を舐め回した。
「どう?高田さん」
「おいしい」
「舐めたいだろ?」
「はい」
 清美はペニスをゆっくりと扱き始める。
「良いね。全部残さず飲むんだよ」
「……はい」
 三度の快楽で染まった頬を嬉しげに歪めると、清美は大きな目を上目遣いに月と視線を絡ませ、
勃起したペニスを口の中に飲み込んだ。
560きよみいじり:2007/11/26(月) 01:51:35 ID:xlCLfLhY
「ん、いいよ……上手いよ……」
 裏筋をチロチロと舐め、舌全体で筋張ったペニスを舐め上げる。
 清美の唇に唾が溢れ啜り上げる音と、月の息づかいが荒く聞こえる。
 月は清美の型の崩れた髪を掻き回した。
 腰が疼いて立っているのもままならない。
 壁にもたれかかって清美にゆっくりと陰茎をしゃぶらせた。
「っ、あぁ…いい……」
 清美の開いた脚の間から透明な液が床に滴った。
 口の中で薄い先の皮膚が興奮で張り詰めていく。
「動かして。清美」
 合図に、清美が前後に激しく首を動かして扱き始める。
 吸い付きながら飲み込み、舌で舐め取りながら吐き出す。
 先から出た汁を清美が啜ると
「あ……ぐっ、あ、美味しいです……神…」
 何度も口に突き入れ、じゅるじゅると口から音を発すると月の腰がびくんと跳ねた。
 白い奔流が清美の喉に当たる。
「んん、んんん」
 清美は唸りながらそれを飲み込んだ。
 続いてびゅっと出た精液を口内に溜め清美は味わうようにしてから喉に送り込んだ。
「あ……清美……」
 敏感になった亀頭から滴る液を清美が口を開けて受け止める。
 亀頭の割れ目に伸ばした舌先が当たり、月はびくんと震えた。
 息を整える月のペニスから絞り出す液の最後の一滴まで清美は嬉しそうに舐め取った。
 狭い個室で身支度を整えると、月は出ようとする清美を抱きしめた。
 軽く唇を触れ合わせる。
「夜神君、時間は……時間はいいの?」
 明らかに快楽の余韻を顔色に残し、目はとろんと焦点が合っていない。
 月は彼女の履いたばかりの下着に手を突っ込んで尻を揉んだ。
「んっ……」
「これは汚れたからもう要らないね」
 ずり下げると、清美は不安そうな顔になる。
「夜神君?」
「脱ぐんだよ、高田さん」
 月は個室を出た。
 扉を押さえ無言で微笑みながら見る月の前で、清美は下着を下まで下ろすと踵から抜いた。
 差し出す月の手に愛液まみれの高価な下着が渡される。
 月はそれをゴミ箱に捨てた。
 心許ないといった表情の清美を振り返る。
「今日はそれで過ごすんだよ。ニュースも見ているからね、皆で」
561きよみいじり:2007/11/26(月) 01:52:54 ID:xlCLfLhY

「高様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!」
松田だけが嬉しそうに小さく叫んだ。
すぐに他の捜査員に小突かれる。
「あれ?」
松田が画面の高田を見て声を上げた。
「どうした」
「何かいつもと変わりましたね」
「そうか?」
伊出が不思議そうに首を伸ばしテレビを覗き込んだ。
松田が
「化粧がちょっと違うかな」
と言うと、他の捜査員から口々に声が上がる。
「そうか?」
「どっちにしろ、そこまでは関係ないだろ」
「いつもと変わらんだろ……」
膝丈のスカートに短めのジャケットで別のテーブルに移動する高田の姿が映った。
「あ、こけた……調子悪いのかなぁ」
松田が呟く。
月は腕組みをした。
「疲れてるみたいだったからね。凄い重圧だろうし」
松田はまだ納得が行かないのか食い入るようにテレビ画面を見ている。
「そっか、厚化粧なのかな?月君、無理しないようによろしく言っといてね」
「そうだね、伝えておくよ」
月は片頬で嗤うとすぐに顔を戻した。


きよみいじり 劇終
562名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 09:08:17 ID:j1Rg0WA0
きよみエロスに朝から大変な事になってますよ。>>561乙ですた。
シリアスでエンディングかと思いきや、
>「高様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!」
で吹いたw

ところで、このスレの総意的にはミサ×のりちゃん?のりちゃん×ミサ?
夜神夫妻半泣きリレーの感動が忘れられないまま、上記百合カプの
リレーなどどうかと思うのだが・・・。
(のりちゃんの名前は「のり」?「のりこ」?)
563名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 11:31:36 ID:q3DaSPCn
本番無しなのにすんげえエロい!淫乱女子アナめ…GJGJGJGJGJGJ!!!!!!!


>>562
先輩後輩てことでミサ×のりちゃん?
入れ替わる時の病院のトイレなんていいシチュエーションもあるじゃない
564名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 01:52:19 ID:06BHRXqt
おつ!高様ハァハァ
可愛いよフラフラ可愛いよ
入れてあげればいいのに
565名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 09:13:20 ID:vmw6rcpk
最近職人さん達また戻ってきたな
デスノスレは連載もアニメも終わったせいかあちこちで落ちてるがここは熱いな
566名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:08:22 ID:/4tBKESx
保守
567名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 01:16:36 ID:+6d8q67g
まとめサイト更新されてたね。
管理人さん、いつもありがとうございます。
568名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 13:05:34 ID:a9s1NDKl
期待保守
569名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 12:43:35 ID:N1i5r64M
どなたか投下頼む
570名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 23:11:59 ID:sCYsEUMQ
571名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 20:58:35 ID:g1iPelSM
しゅー
572名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 20:59:19 ID:g1iPelSM
まあ師走だからな
573名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:33:10 ID:MBJtWrYw
ほす
574名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 16:17:00 ID:/PSnl/JN
下がりすぎage
575名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 23:41:53 ID:eo8RmQKX
ageといいつつ下げてどうするw
576名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 12:26:26 ID:HukdH0Cv
過疎
577名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 15:26:48 ID:cX4usGzZ
映画で騒がれているのに
過疎
578名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:56:23 ID:9G3OQz5s
騒がれてないんじゃね?
だから過疎
579名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:36:02 ID:M+useQKk BE:412200656-2BP(1000)
hssh
580名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 16:09:36 ID:ygoHnjIF
久しぶりに来て見たら保守ばっかでワロタww
581名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 16:29:54 ID:4fzjaBEN
斜陽どころかもう夜?w
582名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 22:23:40 ID:H019f1Ln
先月の盛り上がりは何だったんだw
583名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 22:26:57 ID:H019f1Ln
いや9月〜10月頃か
早いものだな…今年ももう終わりだ
職人さんたちお疲れさま
年明けに期待
584名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 03:22:50 ID:PkXjsbKy
来年はLミサ読みたい

ミサは月よりLとの方が(カラダの)相性よさそうでエロそう。
585名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 13:25:57 ID:kiNyaxib
Lヲタ腐女子が何か言ってますw
586名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 15:20:26 ID:wRbyKTfK
悔しいが腐女子も結構投下してくれてんだよな、このスレ…。サユrryはどうでもいいが。
月よりLとの方が相性良さそうとか以前にミサのエロイのが見れれば何でも良いよ。
最近ミサ少なくてミサオタな俺涙目。
587名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 18:29:38 ID:d8T0Ly+B
Lミサで腐がオナってます
588名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 20:11:53 ID:1Gf+Fh8a
姫初めはミサ・清美・ハルの3Pでおながいしまつ
589名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 15:51:20 ID:XOttg0iP
Lミサ月ミサ両方すればいいじゃない
590名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 23:21:51 ID:JEQyxyE9
ミサのエロは愛がない方が逆に興奮する気がする
591名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 13:24:38 ID:fXuleZAU
ミサは亀甲縛りで月に「待て」をされてる希ガス
592名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 13:54:54 ID:W242AC1T
さて保守るか…下がりすぎあげ
593名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 14:08:26 ID:1ly9oiVF
>>592
といいつつ下げてどうするww
変りに保守あげ
594名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 14:32:53 ID:+Rjftl20
俺は高田清美が好きだ。ムチムチしちゃってて布一枚の時勃起した。
595名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 12:48:01 ID:Cy6yFMmw
高田清美いいよな…しんじゃうけど
596名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:22:53 ID:p1XrEmM3
ほしゅ
597名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 20:31:22 ID:olwIfBqL
SPK全制覇したハル姐さん
次は一気食いで。
598名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 21:51:42 ID:ytCZ3dYR
ハル姉はあのエロい身体でメロを初めとする男キャラを食い尽くせば良いと思うよ
599名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 12:13:57 ID:Thi0JEAb
過疎りすぎage
もうデスノ熱もとうに過ぎ去ったのか・・・?
600名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 16:05:17 ID:7oW30MKf
原作終了してからもうすぐ2年経つしな…
アニメでここを盛り上げる効果も出なかったな…腐のつく生き物なら増えたけど
601名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 01:03:51 ID:icFtdY4K
麩は増えたかどうか知らないんだが麩同士で潰し合って今じゃ2ちゃんもすっかりきれいに更地にって感じ。
602名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 19:31:48 ID:peFsOINQ
ナオミのエロパロって今までにあった?
あるなら読んでみたいんだけど…
603名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 21:40:16 ID:+zt7c0Ce
あるよ
長編もあるし
L相手のもある
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/contents/comic-deathnote.html
ここに過去の作品がある
604名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 01:23:51 ID:QhkdncDh
>>603
dクス!
605名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 01:10:16 ID:e9nP/PRV
ヅライト
ギャグ
606名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 01:11:39 ID:e9nP/PRV
 夜髪・・・いや夜神月と名探偵が傍目には親しげな様子で頭脳戦を繰り広げていた頃のお話である。

その日のLは何故か饒舌だった。
「私の知り合いに発明家がいるんです」
「へぇー。すごいね」
夜神少年は、さも感心したように頭を振って見せた。
Lは夜神少年の頭部をしげしげと眺めながら、チョコレートを頬張った
「それで……今世紀最大の発明をしたんですが、発表を諦めたんです」
「へぇー。何で?ていうか、何の発明?」
ごっくんと喉を鳴らし飲み物ごとチョコレートを飲み下すと、Lはゆっくりと口を開いた。

「毛生え薬です」

「毛?・・・毛だって?!」
夜神少年はサラサラの髪の毛を乱して興奮した。
世界のめーたんてーLは、春の蓬のようにフッサフサの髪を傾け、夜神月の頭部から目を逸らした。
「加齢による脱毛にも対応した完全な毛生え薬です。ですが危険なので封印しました」

夜神少年は早鐘のような動悸を抑えた。
(・・・落ち着け、こっ・・・これは罠だ!)
「危険?爆発でもするのか?でもせっかく研究したのに……勿体ないじゃないか。売れば大儲けだろう」
「知りませんか?世界的秘密結社・光頭会の過激派の事を。
命が幾つあったって足りませんよ。それに世界中のカツラメーカーの放った刺客。育毛剤メーカーも……彼は誰にも知られないようにデータを消し去りました、とさ」
まるで架空の話のように語り終えるとLは底意地の悪い目つきで少年を見上げた。
「ですが、私は知っているんです。ココに」
コツコツと指先を頭部に突き付けた。

夜神少年は既にLが何事かを挑んでいる事に気付いていた。
狼狽した少年の甲高い声が響いて、冷静そうな声が答える。

「へっ……へえ!でも竜崎には用が無いね。フサフサだし!?」
「そうです。私には用がありません」
「ぼっ僕にも用が無いね。勿体ないなあ!」
「そうですか?」
「何だ。僕の父さんを知っているだろう。フサフサだ!」
「どうでしょう?祖父、祖母、母方・・・」
夜神月は激昂の余り椅子を蹴り倒して立ち上がった。
それでも笑い話で済ませるべく狂気を含んだ凶暴な笑顔を作った。
「ははははは。僕がツっ……ツッ…ツルピカになった時は頼むよ、竜崎!」
Lは意味深に笑みを浮かべると目の前の容疑者の毛筋一つの動きすら見逃さないように、目を剥いた。
「そうですね、それまでは宝の持ち腐れですね」
夜神少年は貴重な頭皮の毛細血管がプッチンと切れる音を聞いた。


明くる日も夜神少年は洗面所の鏡に映る自分を見ながら、いっそ丸坊主にしてしまおうかと思い悩んでいた。
(駄目だ、こいつ・・・薄い。早く何とかしないと・・・
そうだ。Lに毛生え薬の調合法を書かせてから消す、これでいいじゃないか!)


 毛生え薬。
世紀の大発明、夜神月の救世主への絶望が彼の狂気を加速させたのかどうかは、定かでは無い。

607名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 01:32:23 ID:sttB05h5
wwwww
608名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 01:50:43 ID:yYQJC/Ly
もしもしここはエロパロ板ですよ
ワロタけどwww
609名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 02:00:34 ID:tNLpTXSh
あ、ゴメン。どこへ持っていくべきか悩んでつい
真実エロお待ちしています
610名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 09:10:59 ID:514MtrS6
ワロスw
こういう笑えるパロ主体のスレっていうとどこの板になるんだろ。
無性に読みたい。エロも好きだが。
611名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:11:14 ID:aoEeA5s9
リーブのニュースを見て居ても立ってもいられなくなってヅライト2
エロはほんの少し
612名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:13:01 ID:aoEeA5s9
 レムによってワタリとLがおっちんだ頃、夜神月少年の寝室に忍び込んだ者があった。
男に飢えたウェディであった。

少年の腰に跨り激しくズコバコするウェディとベロチューをしながら、夜神少年はふわふわした金髪の根元をチェックして満足していた。
(やっぱり根元まで金髪だな。海砂とは違う)

 監禁が解かれて会った海砂の髪の毛の根元まで金髪に染めてあったのは、Lの仕業だろう。
父親に銃口を向けられたりして取り紛れてしまったが、その事は時折夜神少年の腹の底を煮えたぎらせる。
(ビゲンじゃねーよ。ヘア・ダイだ。・・・髪が死ぬんだ!・・・)
「おおう!………ーおぅ」
ウェディが洋ピンエロビデオさながらの雄叫びを上げてケツを締まらせ肉棒を挟み込んだまま痙攣した。
「うわぁああああ」
夜神少年はイった。


 ウェディは事が終わると、
「キルシュ・ワイミーのすっごーい発明品よ」
と言って謎のチューブをくれた。

・・・ごくり。

 鏡の中にはまだサラサラヘアーと言い張れる髪の自分が居る。
チューブを手に取ると、夜神月は中身をちびちびと地肌に塗り混み始めた。
勝手に顔がほころんで歪む。
「これで・・・何も恐れるものは無い!フゥーハハハ!」



 同じ頃ウェディは自宅で同じクリームを腕に擦り込んでいた。
彼女の胸を少々の不安がかすめた。
「ライト君、早口の英語だったけど分かったかな?この永久脱毛クリームは凄いわー。」
613名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:13:52 ID:aoEeA5s9
 次の日夜神月は禅寺で座禅を組んでいた。

「ああ・・・色々あって、少し考えようと思ったんだ。大丈夫だよ父さん」
「そうか。色々あったからな」
 電話の向こうで心配そうな父親が携帯電話を切った。
しかしその頬には安堵の色があった。
「もし月君の頭が隔世遺伝に反してフサフサだったら、月君がキラと断定してください」
とLは言っていた。
そのために夜神総一郎の息子の頭皮チェックの眼は厳しかった。
「大丈夫だ。確実に息子はツルツルの道を歩んでいるよ・・・」

今、真実ツルツルになった月少年の頭部を知る者は全員頃される事になったかどうかは・・・あwせxdrcftvybふじmこ、lp。;@・:
614名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:14:35 ID:aoEeA5s9
ヅライト最終話
615名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:17:56 ID:aoEeA5s9
 これはLを継いだ夜神月とNことニアがイケズ合戦を繰り広げていた頃の話である。

 珍しく月はニアに世間話を仕掛けた。
「そうだN、キルシュ・ワイミーはどんな人物だったんだ?どんな物を発明してたんだっけ」
ニアはつまらなさそうに答えた。
「そーですね。普段はセバスちゃんって感じです。彼の最も有名な発明品は毛生え薬です」

ガタガタッ。
月は衝撃のあまり転び、頭がずれないように手で押さえていたため後ろに一回転していた。

「ライト!大丈夫?」
月にミサが駆け寄った。

 ニアは薄笑いを浮かべてL文字の画面を見ていた。
「どうしたんですか。驚きましたか?凄い発明ですからね」

「大丈夫だ・・・驚いてなんか無い。・・・凄い発明だね。本当なのか?」
「ええ。本当です。Jという部下に試してみましたが、心労のわりにフサフサですし。ソーブ22どころじゃありませんね。私も使ってみました」
 ニアはフワフワの髪の毛を指に巻き付け、月は生唾を飲み込んだ。
「効果があるんだ。すごい」
「ですが、私には不要な代物でした。フ サ フ サ で す か ら 」
(・・・嫌味な)
月は不快感も露わに顔を歪めた。
「それで光頭会の方は大丈夫なのか?」
「コウトウカイ?それは何ですか?」
「Lが・・・過激派が・・・毛生え薬を発明したと知れると危ないと・・・」

 一瞬の沈黙の後、ニアは鼻でいかにもバカにしたように笑った。
「担がれましたね」
ニアの返事に夜神少年は心中ぎゃふんと言っていたが持ちこたえた。
「うぐ・・う・・・売れば大金を稼げるのではないか?資金は必要だろう」
「ぶぅー……ぎゅっぎゅーん……失礼、ビジネスには興味はありませんね。世間話はこれくらいにしましょう、私も忙しい」
「・・・ああ」
カチッと旧式の扇風機を思わせるスイッチを押すと月は通信を切った。
616名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:21:01 ID:aoEeA5s9
「あんな事を言って大丈夫ですか、ニア」
ニアは尋ねた捜査官に向かうと飛行機を掲げた。
「大丈夫です。あれを送ってあげて下さい。セカンドLが喜ぶはずです」
ジェバンニは不必要にフサフサの黒髪を翻すと、ゆうパックを抱えた。
レスターが不安そうにしているのを見てニアは言葉を継いだ。
「大丈夫です。彼がフサフサになることはかえって周囲の不信を招くはずです」
ニアのポケットにLからの暑中見舞い「夜神月のいぢめ方」が入っていた事は誰も知らなかった。



 そして夜神月は真実のフサフサを手に入れた。
毎日が楽しくて仕方がない。
そんな彼の元へ海砂が訪れた。
「ライトー。はい郵便。ダイレクト・メールに成人式の案内。何これヒカリアタマ会だって!」
甲高い声で海砂が笑い出した。
「な・・・光頭会?」
奪うようにして見ると確かに光☆頭☆会とある。


 海砂を追い払うと、急いで封を切った。
封筒の中には便箋が入っていた。

『キラに対する要求。
キラは人類の禿げ人口比率に対し高い頻度でフサフサの犯罪者を苛烈に葬ってきた。
しかし昨今、その比率が逆転した。
キラはフサフサに甘くなった!
これは憂うべき事態である!
世界を光り輝くものにすべく光頭会はキラに要求する。
フサフサ男には苛烈な処断を求めるミ☆
アンド。キラ様も光頭会に入りませんか。永久名誉会員としてお迎え致しますミャハ☆』

 月は手紙を握りつぶした。
「ライトォー何て書いてあったの?」
「……ただのダイレクトメールだ」
夜神月は心中決心していた。
キラの処断の偏りを知り、キラの所在を知っている光頭会は危険すぎる。
(光頭会は葬る。僕になら・・・出来る)

 光頭会は過激派だけが不審な死を遂げた。
新聞の紙面には「光頭会過激派キラによる処断か?」の文字が踊る。
 それを見てニアが夜神月がキラとの確信を深めたかどうかは、定かでは無い。
617名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:21:47 ID:aoEeA5s9
ヅライト完
コラで見たいです…
618名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:25:42 ID:aoEeA5s9
>>615はよく見ると時期が合いませんです…失礼。
619名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 11:55:21 ID:b0jT133L
爆笑
ニア遊ぶなw
620名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 12:36:32 ID:9pmN/+tD
あげとく
621名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 00:21:32 ID:znGoNkVB
今週のリドリーが可愛すぎる
622名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 21:15:20 ID:d/TZmIR0
保守
623名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 21:45:00 ID:YrjUcH/s
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
624名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 08:46:29 ID:c5wMISOo
ハルが更に美しくなってて今週のジャンプはそれだけで満足だ
ニアハルでもメロハルでもハルもんが欲しい今日この頃
625名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 10:49:55 ID:P8UIFvlb
ハルもんしかないと思う今日この頃
しかしそれがいい
626名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 12:10:20 ID:/Y0rcYKu
読み切りで出てきた女キャラってハルだけだもんなあ。
ミードラもメスだが。
627名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 23:11:18 ID:AR11kMWg
じゃ、じゃあミードラ×リュークで
誰かお願いします!
628名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 23:29:14 ID:/Y0rcYKu
死神って交尾しないんじゃなかったか。
・・・プラトニック?

ミ「リュークにだけ、紅玉リンゴやるよ」
リ「え、それって・・・」
ミ「バカか!勘違いすんな。ノートのおもしろい使い方教えてくれた礼だ」
リ「なんだ、そうか」
ミ「しょげんな」
リ「しょげてはいないぜ。ん?なんか期待したのか?」
ミ「き、期待なんかしてないんだからねっ!」

ごめん、なんかもう無理。
頬赤らめてしっぽ振り振りかけていくミードラを想像したら、もう無理。
629名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 23:56:18 ID:uZ3ICv30
ここにきて、まさかのミードラ×リューク!
しかもミードラ、ツンデレかよww
630名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 08:58:22 ID:62DlZZgl
矢神線 筑豊平岡駅出発後の車窓(キハ95)

女子高生が「バイバーイ」と言うところから始まります。
エンジンをグイーンと唸らせながらじわりと起動。
ゆっくりと速度を上げ、60km/hほどでノッチオフし、惰行走行に移ります。
踏切を通過する際には、チンチンチン・・・という警報音がこだまします。
ガッタタンゴトン、、ガッタタンゴトンというレールの継ぎ目を刻むジョイント音が聞こえます。
631名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 03:52:19 ID:mD6FawpP
捜査員の外人女ってなんて名前だっけ?
632名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 08:37:41 ID:5N5AUHEp
ハル
このスレの女神
633読み切りハルとニアで妄想:2008/02/15(金) 09:50:54 ID:BwsZu02c
やけに陰茎が滾る。
感情にまで影響を及ぼしそうなほどしつこく続く、肉体の変化をニアは持てあましていた。
特定の女性捜査員の顔を思い浮かべると、その落ち着かない状態が始まってしまう。

「リドナー・・・なぜあなたは美しさを増して、私の元を再訪したのですか」

サラサラの金髪が自分に触れる事を思うだけで、頬が熱くなる。
タロットタワーで自分の周囲を固め、近寄る事を拒絶できたからよかったものの、
傍に寄ってこられたら、とんでもない事になってしまったかもしれない。

むぎゅ。
無意識に股間を握りしめてから、ニアは慌ててその手を離した。意味もなく振った。
Cキラ事件もなんとなく終わったようであるし、一捜査員の幻影などに惑わされている
よりもタロットタワー制作に集中すべき――そう思った瞬間。

『ニア、少しお時間いただけないですか?』

本人キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
鼓膜を心地よく震わせる、艶のある声。ニアの優秀な頭脳はリドナーの
あらゆる美麗ショットを脳内で再現する。
もともと、美しい女だった。そのうえ、愛くるしさまで加わって再び現れた。

「私も男のハシクレなのですが・・・彼女にそんな事を伝えるわけにはいかない」

ニアは心臓と生殖器の鼓動を押し隠し、彼女を執務室に招いた。
634読み切りハルとニアで妄想2:2008/02/15(金) 09:59:51 ID:BwsZu02c
「今度はどんな事件を持ち込むのです?」
「いえ、今日はプライベートで・・・」
リドナーは一瞬言いよどんだ。
「おいしいチョコレートを見つけたので、お持ちしたのです」

日付は2/14。バレンタインデー?
アメリカの習慣では男性が女性に花などを贈る日という事になっているが、
女性から男性へのプレゼントもないというわけではない、らしい。
しかしなぜリドナーが?
好意?・・・少なくても、悪意はないであろう。
しかし好意の質が問題だ。まあ、今後もしっかり推理してくれという挨拶であろう、と
ニアは判断する。

「そのへんに置いておいてください」
「はい。ではこれで・・・」
リドナーの声が微かに落胆したように感じてしまい、ニアはつい言葉を付け加える。
「タロットタワーを崩さずにここまで来られるのなら、来てみてください」

リドナーはソロソロと横歩き移動し、タロットタワーの中枢を目指してくる。
そのメリハリのある身体の稜線を横から確認するはめになり、ニアのときめきは増す。

「お疲れ様でした。まさか本当にタワーを倒さず来るとは。さすがです」
「ご褒美でも、いただけるのかしら?」

冷静な捜査員らしからぬ軽口に、ニアは耳を疑った。

「ご褒美・・・?」

ニアは床に座ったまま、リドナーを見上げている。
しかし、その艶やかな唇が降りてきた瞬間、膝立ちになってそれを迎えた。

これはご褒美を与えているのか、与えられているのか。
その謎は世界最高峰の頭脳をもってしても、解けなかった。
635読み切りハルとニアで妄想3:2008/02/15(金) 10:48:35 ID:BwsZu02c
ヌチュッ、と濡れた音を伴い、ニアのペニスはリドナーの奥深くへと呑み込まれた。
「・・・うっ」
「すみません、なんか、いきなりな感じで・・・あっ、あぁっ!ニア・・・っ」

唇が触れ合った瞬間、抱きしめあい、いつしかリドナーに跨られ、騎乗位が始まっていた。
流れるような所作というべきか、アメリカ人ならではの合理的かつ豪快な段取りというべきか。
いずれにせよ、ニアは敏感な部分を温かい粘膜で包み込まれ、すっかり身を委ねていた。

――これは気持ちがいい。今この時、リドナーを相手に体験する事ができてよかった。
ワイミーズハウスにいる時に知ってしまっていたら、推理に集中できないところだった――

22年に及ぶ清い暮らしに別れを告げる。リドナーの張りつめた太腿に食い込むほど
指を立て、いつしか自らも激しく腰を振る。

「あぁっ、ニアっ、すごい・・・熱い・・・っ」

このリズムと振り幅でいいのだろうか?
最も効率的な所作を追求したかったが、もはやそんな余裕はない。

「あの、リドナー、そろそろ終わりにしていいでしょうか」
「一緒に、いって・・・んっ、い、今ですっ・・・っ!」

ガクン、と崩れ落ち、覆い被さってきたリドナーを抱きしめ、ニアは最後の一撃を放った。


636読み切りハルとニアで妄想4:2008/02/15(金) 10:49:55 ID:BwsZu02c
「3年ぶりにあった貴方は凛々しく成長していて・・・それまではこんな形で意識した事、なかったのに」
「リドナー、あなたも以前とはまた違った雰囲気の美しさを発揮しています」
「・・・そうですか?」
「以前は厳しさが前面に出た美人顔でしたが、今はかわいい感じです」
「メイクの方法を変えたからかしら」
メイク方法で済まされるレベルの変貌ではない、とニアは鋭い鑑識眼で判断するのだったが、
小畑の絵柄の変化はリドナーの責任ではない。追求するのをやめた。

「タワー、倒れてしまいましたね。すみません」
「ああ、最後の方で私が下から突き上げた際、崩れました。あなたのせいではありません」

床に山をなすタロットタワーの残骸。
実際にはリドナーが跨って喘いだ瞬間に全て崩れ落ちたのだが、ニアも
それを責めるほど幼稚ではない。

「別のものを築く事ができたわけですから、タワー崩壊など大した犠牲ではないです」
「別のもの・・・」

2人の視線が絡んだ。
リドナーが瞼を閉じる。ニアは産まれて初めて、自分からキスをした。
推理がはまった時とはまた違った、しかし脳の芯が痺れるような快感と幸福感に浸った


                                          ――終了――
637名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 13:09:31 ID:mD6FawpP
>>632
さんくす。探したらハルの単独スレって無いんだな
638名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 18:29:44 ID:N1uDl+k4
ニア「今度はL。お前の番だぞ。」
L「いつもやらなければだめですか?」
夜神月「当たり前だろ!早くやれよL。」

ギンコ「Lさんには上手くやっているかな?でも、Lさんのことだからな、
もしかして・・・
あっ!?全部食べちゃった!!ほんの少しかじればよかったのだ。
そんなにたくさん食べたら、メロディーを奏でるどころか、ガス爆発を起こすぞ!」

L「ギンコさん、大変だよ、そろそろガスが出てきますから・・・」
ギンコ「仕方がない。出来るだけ少し出すんだよ。」L「ギンコさん、分かっていますよ。」

「♪うえのはつのやこうれっしゃをおりたときから〜 あおもりえきはゆきのなか〜♪」
ギンコ「だめだよ、もっとボリュームを絞って!」ニア「いやに雑音が入るな・・・」
ミサ「なにかにおわない?」ギンコ「もっともっと弁を閉める!」L「ううう〜もうだめだ!」バボン!

ニアと夜神月「ぶっとばしてやる!」バッボーン!!
夜神月「Lのやつ、スカンクみたいな逃げ方をして!」ニア「鼻が曲がるよ!!」

Lは音楽イモを食べ過ぎて、おならで空を飛んでいる。
「あああ〜 つがるかいきょう〜ふゆげ〜しき〜」というメロディーを奏でながら、
プップップーとおならをしながらヒューンと飛んでいく。
639名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 14:28:36 ID:FL4iTabL
>>633
GJ!久々にこのスレの潤いを感じた(´Д`*)ハァハァ


>>632
過去には何回か立てられてたんだが今は落ちたのかも
640名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 14:29:53 ID:FL4iTabL
アンカミスった
>>632>>637
641名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 22:17:17 ID:LNcCtaQR
>>636
GJGJ!
読み切りではハル姉さん若返ってたwww
ハル大好きだ!ニアに憶せず意見とか助言するし。
642名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 11:23:09 ID:6j+tMT8c
まあまあ棒

ギンコ
「大変だ!あれは怒りを静める道具では無くて、あくまでも怒りを飲み込ませて我慢させる為の道具なんだぞ。
つまり、やたらに大量の怒りを飲み込ませると、それがあふれてで大爆発を起こす。火山の噴火と同じだぞ。」

ニアにいたずらされて怒りを大量に飲まされた月はプスプスとなって今にも爆発しそうになっている。
ギンコ「ほら見なさい。見事に爆発寸前だ。広くて安全な場所に夜神さんを移した方がいい。」
そのとき、ニアが毛虫をぶら下げて月をからかったので、ギンコとLは思わず逃げる。
そのとき、夜神月はドッガーン!!と大爆発。
「あれだけのエネルギーを何かに使用できないのかな?」とつぶやくギンコ。
643名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 23:16:48 ID:Q75v51HD
総一郎と幸子のキボン
644名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 06:33:33 ID:fK+zUIcK
空飛ぶ薄手のじゅうたん(色は黒)

Lが生地を織って、すてきなタキシードを作ってしまう。
実はLはゴスロリバージョンの服装でみんなに見せびらかすつもりでいたのだ。
ギンコが気づいたときにはもう遅かった。
「月さん、いいですか。よく見張っていて、
[飛ぶ・浮かぶ・上がる]などの言葉が出ないようにしよう。」

後半にて・・・。
Lは「ドラえもんの歌」を鼻歌で歌いながら、パソコンを使っている。
しかし、「そーらをじゆうに、とびたいなあ〜」などと歌ってしまったため、
Lは部屋の中をビュンビュンと無造作に飛び回ることになってしまった。
L「ギンコさん!助けて!」ギンコ「まさか、[ドラえもんの歌]を歌ったな!早くタキシードを脱ぐんだ!」
645名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 05:06:13 ID:ObjcctnS
ハルニアえろす
イイ!
646名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 23:04:34 ID:Rffi7qkU
ほしゅ
647名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 16:54:45 ID:5ocwzez+
>>636小畑の絵柄の変化w。GJ!
648名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 17:55:30 ID:qSQ7Cp0y
ほす
649名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 15:15:34 ID:S+XzIOrs
ハァハァ
650名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 10:02:36 ID:IJ/JdBSH
盲腸線
盲腸線とは、起点、あるいは終点のどちらかに接続路線がない鉄道路線のことだ。
途中駅でほかの路線と接続している場合は盲腸線ではない(終着駅が盲腸駅の場合もあるが・・・)。

犬夜叉
・桔梗山線 ・十六夜線 ・琥珀線など

蟲師
・伊月線 ・蟲師港線 ・たたら渓谷鉄道.たたら渓谷線など

結界師
・烏山港線

DEATH NOTE
・松田線 ・蟲原線
651名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 15:11:41 ID:4BEBnohS
Lミサ読みたいよLミサ
652名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 15:14:02 ID:4BEBnohS
あげちまったー
すまんこ
653名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 04:42:42 ID:uuaF2oFh
上がっても華麗にヌルーされたな。スゲ
654名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 12:51:29 ID:AvDQQHGr
>>653
過疎地だからな
655名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:20:05 ID:zVjl7ggv
656名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 12:53:49 ID:LFzvDPFm
ほす
657名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 20:33:49 ID:Q29DKnd9
658名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:40:11 ID:ENSVKZI4
しゅっ
659名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 17:33:30 ID:vYA9Ksdc
なんという過疎・・・
660名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 00:28:17 ID:n7AHP4/B
>>603更新されてるなぁ
保管乙
661名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 08:38:57 ID:vjc8z9sU
最後のリンクがオナペット探偵団に繋がるのはサービスだろうか。
実写の女体で補完できるように。
662名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 23:53:56 ID:azRP2Ouc
過疎すぎるのに各キャラごとにスレがないものかとp2でピンク探してみた。
女体化スレしかなかったwwwwしかも結構SS投稿されている…。
663名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 00:18:48 ID:F5Z4VXaO
メロは男らしくなったがニアは逆に女っぽくなったからいけるかもしんない。

でも何でえっちねたにあんだろ。
664名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 09:26:12 ID:KXovjiPp
女体化は正直勘弁。男同士にしか見えん。

…なんて言ってられないほど過疎だなこのスレ。
665名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 09:42:57 ID:jDGO6cwU
女体化は俺も正直勘弁してほしい。元が男だしな…
つか本当に凄い過疎っぷりだな、ここ。次スレいらんな。
666名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 09:49:07 ID:R4bpqmEu
正直デスノは女結構いるのに何故かこっち方面はもりあがらんなw
月やLはあり得ないがニアメロの二人ならいけるかも…てそこまで努力する必要なかったw
667名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 11:51:29 ID:RG+2Clbx
>>663
IDがでるのとキャラサロンに既にスレがあるのとあくまで「ネタ」だからってことのよう
それよかメロの普通のエロ萌えスレがないのは不思議だ
Lと月はあったはず
668名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 12:06:40 ID:6G6nC3Ou
メロは出てきた当初ツンデレ少女妄想が激しかったからな。
今は読み切り効果でニアがもりがってる様だけど。
ミサミサの印象がなぜかエロくないのが敗因なんだろうか…。
ナオミもすぐ死んでしまったしなあ。
669名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 12:25:16 ID:C4GSzNCH
ミサと高田の何でもしそうな性奴隷っぷりはいいんだが、結局それだけなんだよね。
終わっても引きずって書くほど萌えないというか。
以前投下した俺が言ってみる。
670名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 13:14:16 ID:7nhF9sqh
そこでハル姉さんですよ
模木への拷問エロまだー?
671名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 18:43:23 ID:Zi+WAfMn
ニアのエロ絵板の貧乳っぷりに思わず反応しかけたorz
672名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:24:05 ID:3OsB7htn
TS小説だけど或る朝は俺のバイブル
というかここから道を踏み外したんだおれは
673名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:25:38 ID:K7muLuw/
メロの方はTSっぽいけど、ニアの方は本気っぽいな。
まあ成長後の絵が変わったしありかもなーと思いつつ、結構エロくてびびった。

>>670ハル姐さんの使い勝手っぷりは異常wwwww
674名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:51:05 ID:hDY6zzyT
>>670
模木か相沢でよろしく
675名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 00:23:45 ID:dyZbSs7j
二人同時というのはどうだ。

676名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 02:18:52 ID:HEJn6cHg
いいね!堅気な模木と熱血な相沢。
月を裏切れないがハルの甘〜い拷問に追い詰められ
勝手に体が反応してしまう二人。
目隠しされてる相沢はそそるものがあった。
脛毛にガムテープ貼りたい。
677名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 04:34:41 ID:oH0YR7uo
唐突にすね毛言うから別ジャンルの善行さんの爆笑イラ思い出して吹いた
月ハル(ハル月?)もいいなぁ
678名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 05:42:02 ID:c4I4di/5
最近ハルしか見てないからそろそろ他女キャラも見たいんだが…
なんて我侭言えない程投下ないな、ここ
679名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 07:51:25 ID:gPYNxOef
>>673ニアスレがみつからん。どこ?
680名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 08:01:02 ID:klPAHrzI
>>676
ハルの甘い拷問イイww
相沢は妻子の顔を思い出し罪悪感にかられながらだと尚良し
模木は…あれ?模木は毒男かww

しかしこの場合ニアの命令でやむを得ずorハルが自主的にやりたいかで印象変わるなw
681名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 15:28:02 ID:179nfSbz
ハルがやむを得ずなわけがない!
一連の話題に乗せて頂くと、幼女の前で美女に恥ずかしい責めされるのもいーな。
682名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 18:08:57 ID:1gJIRrp2
美女にエロ拷問されているのを冷たい視線で見ている幼女(;´Д`)ハアハア
683名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 18:49:35 ID:9+lv3Eda
幼女・・・相沢んちの娘?
相沢家食卓(夕餉のメニューはクリームシチューとエブフライとサラダ)
の横で繰り広げられる、ハルvs模木の肉弾絵巻。

「パパー、この人たち何してるの?」
「あなた・・・帰っていただいてよ」
「そういうわけにいかないんだ、わかってくれ(次は、俺の番なのか・・・!妻子の前で!」
684名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 20:02:50 ID:iSrLm2fc
普通ならこの板なら人妻が家族の前で…なのにww相沢へんなのに目覚めそうだなw
おかしすぎるw
幼女は流れ的にニアだろ。
読み切りの方がいけるが…
685名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 21:15:39 ID:R+fe5Ifi
幼女なニアいらね
686名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 21:16:35 ID:cPzG9kGJ
レズなら許す。ハルニアで(`・ω・´)
687名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:25:40 ID:TX26XTa8
それはそっち行けw

>人妻が家族の前で
相沢妻かぁ…
いえ、なんでもありません
688名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:29:37 ID:cPzG9kGJ
スレ教えてくれよニアっ子(;´Д`)
というか、相沢妻をレスタとジェバがはめて相沢は寸止めされながらハルに弄られている話ですか?
689名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:33:20 ID:9+lv3Eda
>>688
カオスw
その間、模木は相沢の娘2人のお守りか。
690名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:23:54 ID:9mVil1rV
691名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 08:12:34 ID:pwAiftoc
何か最近腐女子の匂いがするな、このスレ…
そろそろこのスレからもデスノからも卒業するか
692名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 12:58:16 ID:YrMb1a+y
辞めるときは見な無言で辞める。
構ってちゃんは腐と同じくらいウゼエ。>>691
693名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 13:10:13 ID:EPQCFoxq
上から目線な分、去ってく厨の方がウザさ倍増w
694名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 14:19:23 ID:tRGkEWq1
どっちもどっち
695名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 17:02:14 ID:eyvuL7nV
>>688
自分で探せよカス
>>690
ぴんくのスレを貼るな馬鹿
696名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 17:05:45 ID:eyvuL7nV
板違いしてた、ここもぴんくだった

まあここのスレは女キャラ中心なんだよ
697名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 18:16:50 ID:W4x+SUKx
ダサw
698名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 09:08:17 ID:6y4G3O7N
ニア「夜神さんったらまったくドジなんですから。
裸でトレーニングをやって風邪をひくなんて・・・。」

L「いたっ!誰かに身体を踏んづけられたような・・・。」
ギンコ「エアコンフォトで撮影したLの写真を踏まれたんだ。」

ブルンブルン・・・ブォーン・・・グシャングシャン!!
L「ぎゃぁあああ〜〜!車に轢かれた!轢かれた!」
ギンコ「早く写真を見つけないと、何か起こるかが分からないぞ。」
699名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 01:16:49 ID:pX/DV4Hc
牧場スレにもハル物あったし、最近本当にハル人気だねぇ
700名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 14:45:21 ID:2POqC4hN
牧場ってどこだ!kwsk
701名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 17:02:46 ID:HbRjB5q5
りんどう湖ファミリー牧場。
昔ばなしレススマソ。

小さい頃、父親と一緒に高速道路に乗って、那須町に着いた頃、
スプリンターのミッションから異音がし始め、牧場に行くのは諦め、
引き返したときに、ミッションが故障したのを覚えている。
当時は携帯電話も無く、JAFを呼ぶ手段が一般電話しか無かった時代。

懐かしい話だ。もう23年も前の話さ。
やっと走れたと思ったら、トランスミッションからガリガリという異音がしまくり、
5時間もかけて下都賀郡小金井に帰れたのはよかった。
702名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 17:07:52 ID:HbRjB5q5
私のスプリンターが故障したときのキーワード

・那須郡那須町のりんどう湖ファミリー牧場に向かおうとしたが、途中でトランスミッションがダウン。
・エンジンが止まったものの、バッテリーがあるため、カーステのカセットに入っていたポンキッキの歌がかかっていた。
・やっとこさ走行可能になったものの、トランスミッションからガリガリという変な異音がしまくり。
・翌日、園児だった私は歯科医院で虫歯の治療であった。同時に、スプリンターは修理に出している。
703名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 17:13:34 ID:jy5DNU24
いつものギンコキチか?
ちょっと聞きたいんだけどなんでドラえもんエピを好き漫画キャラ+ギンコにして投稿するの??
スルーが義務付けられているからいつも聞けずにモニョモニョしてる…
目的が知りたい…何故そんなギンコが好きなのか。
704名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 17:25:11 ID:IEjx+lQH
確かなのは 文 才 は ゼ ロ だって事だな。
自分でも面白いと思って書いてんの?
705名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 17:29:35 ID:jy5DNU24
やめろあおるな!過疎スレだからいいチャンスだろう。いっぺん話してみたいw
706名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 01:38:28 ID:3cPNejwd
なんだよ牧場でハル姐さんとかいうから、カウガールコスプレとか
そういう方向に行くのかと・・・。
雌牛コスだと一気に萎えた。オパイは一対でいい。
707名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 01:43:13 ID:LPCvjUBO
>カウガール

ショ、ショートパンツですか?
708名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 10:31:14 ID:NQQrS03I
>>703
蟲師のギンコはデスノのニアの大人版と言えるから。
709名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 10:41:07 ID:LPCvjUBO
いやわからん
710名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 13:05:11 ID:UbE0wNf8
牧場スレがわからん…教えてー
ギンコ似てないじゃんニアに…ギンコファンから見ると似てるのか…
結界師でもやってるよね、ちょっとかたってみそ。
711名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 13:12:34 ID:J66CfodG
マジレスしても意味ないぞ
712名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 13:14:41 ID:UbE0wNf8
いや、あまりにも広域に断続的に投下されているのでほんと知りたくて仕方ないんだ>ギンコキチ
本スレとかだとスルー推奨だけどここは過疎スレだからいっぺん語ってみたいと思って。
不思議に思わないか?ギンコキチ
713名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 13:17:56 ID:HPQia878
つかお前らが×××チチとチチをつけて呼んでいる事が不思議
714名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 13:18:52 ID:UbE0wNf8
チチってなんや
715名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 15:12:27 ID:JfIi1t1N
興味無いから召喚すな
716名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 19:37:51 ID:61Wy/yzy
つか

ギンコ

がわからん
717名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 11:59:34 ID:/zD2q1he
東応大のティーラウンジ。
休憩時間に友人と雑談している京子の声が聞こえた。
「夏休みになったら免許を取りたい」
京子の友人が恋人とドライブに行ったことから話が広がったらしい。
きゃいきゃいとはしゃぐ女子二人の近くでケーキを貪っていた竜崎が言った。
「作りましょうか?」
いきなり話に入ってきたその声に二人は振り向く。
友人はきょとんとした顔で、何を作るの?と聞くが、京子は的確に理解して顔をゆがめた。
「免許は作るものじゃなくて取得するものよ、竜崎君」
生真面目な京子に竜崎は黙りこむ。
二人が話題を変えたので、免許の話はそこで終わった。かと思われた。

***************

「わ…、何これ!?」

数日後。
京子は、見せたいものがあると言う竜崎に連れてこられたビルの中のある階を見て、目を丸くしていた。
そこには坂道や駐車場、踏切からカーブまでもが、ビルのワンフロアに存在していた。
「教習所です。夏休みは学生で混みますしね」
「ありがとう竜崎君。…じゃなくて!一体何なのよこれは!?」
「そこらへんはあまり気にしないように」
竜崎は京子の手を引きながら、用意された高級車に歩み寄った。
「学科のほうは一人でできるでしょうけど、実技は教えたほうが良いと思いまして」
「竜崎君が教えてくれるの?あなた運転できるの?」
「免許なんかなくてもカンでどこをどうすればいいかわかります」
「いや、それじゃだめだから」
「嘘ですよ、運転できます」
竜崎は運転席側に京子を誘導すると、車のキーを渡した。
たしか教習所に習いに行かなくても、実技と学科の試験だけで免許は取れたはず。
いまいち不安だったが、京子は時間の短縮ができることを素直に喜ぶことにした。
718名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:02:35 ID:/zD2q1he
竜崎がレクチャーを始める。
「ドアを開けるときは、人や周りの車に注意して、よく後方を確認して開けてください」
「はい」
言われたとおりに後方を確認してドアを開けると、竜崎も助手席側に移動して乗りこんだ。
「ミラーとシートの位置、背もたれの角度を調節してください」
京子は真剣な顔で指示に従った。
「ん、これでいいと思う」
「次に自分の体を拘束してください」
「は?…シートベルトを締めろってこと?」
「そうです。自分でベルトを締め、体の自由を奪ってください」
「……変なこと考えてないよね」
「失礼な。教えませんよ」
竜崎の言葉にムスっとしながらも京子はシートベルトを締めた。
助手席で膝を抱える竜崎はシートベルトなどする気配もなかったが、京子はつっこむのも面倒なので放っておく。

「右がもっとっ、左がもうだめっ、です」
「右がアクセル、左がブレーキね」
「最初はだめをしてください」
「…踏みました」
「穴に突き刺して回転させると反応します」
「キーを入れてエンジンをかける、と言って」
さっそく始まった竜崎のセクハラにため息をついた。
過剰に反応すると喜ぶだけ、という露出系痴漢に似た竜崎の思考に、京子は冷静に対処することにした。

キーを回すとぶるんっという音がして車のエンジンがかかる。
「自動で動きますので、だめをやめてください」
「オートマかぁ。せっかくだからミッションで取りたかったんだけど」
「棒をいじるあなたを見て、私が冷静でいられると思いますか?」
竜崎の言葉を無視してブレーキから足を離すと、車はクリープ現象で前に進みだした。
「まず慣すため、ゆっくりでいいので円を描くように動かしてください」
「ん、周回ね」
初めてなのに京子は器用に運転してみせた。うれしそうにぐるぐる周回する京子に竜崎は言う。
「さすが京子さん、お上手ですね。気持ちいいならもっと動かしてもいいんですよ」
「…別に気持ちよくないから」
「恥ずかしがらなくてもいいです、体は正直に動いてます」
「動いてるのは車!」
719名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:04:24 ID:/zD2q1he
コースを外れるように指示を出す。上り坂の途中で車を止め、エンジンを切らせた。
「気持ちよさそうなところ止めてすみません。でもじらすと京子さんの性感はアップします」
「坂道発進ね。どうやるの?」
「…ノリが悪いですね。でも私はこのくらいじゃ負けません」
「坂道発進はどうやるのかって聞いてるんだけど」
「だめをしてまた回転させます。だめをやめると後ろに下がっていくと思います」
「あ、ほんとだ」
「私が後背位で腰を引くと、京子さんもねだるように後ろに下がってきます」
ねだらない!と反論しそうになって京子は言葉を飲みこむ。
冷静に冷静に。反応すれば、この人を喜ばせるだけ。
「で、どうすればいいの」
「もっとぉ!とか、やめないでぇ!とか言ってもらえれば」
「坂道発進の話なんだけど」
「同じことですよ、すぐもっとをしてください」
京子はブレーキを離してアクセルを踏む。
が、強く踏みすぎて車は勢いよく前に進み、驚いた京子は急ブレーキをかけた。
一気に坂のてっぺんまで登ってしまった車が急停止し、ガクンッと前のめる。
京子はドキドキと心臓を鳴らしながらハンドルに顔をうずめ、はぁっと息を吐いた。
シートベルトをしていなかった竜崎が手をついて体を支えているのを見て、あわてて謝る。
「ご、ごめんっ、竜崎君だいじょうぶ!?」

「京子のいやらしいもっとに私の理性が切れて勢いよく腰を進めると、京子の体は頂点に達し、大きく揺れた」

「何のナレーションだ!!」
「京子は腕に顔をうずめ、悩ましげな息を吐く」
「うるさい!いやらしくないし悩ましげでもない!変なこと言わないで!!」
「これでわかりましたね、もっとはほどほどに」
竜崎がしれっとした顔で注意してくる。
京子は怒りに震えながら深呼吸をした。冷静に冷静に…。
だけど、この人の言動に最後まで冷静でいられたことはない。
「下りは後背位で突き入れたときと同じです。京子さんはねだるくせに、私が腰を押しつけると逃げようとします」
無視!無視しろ、あたし!京子は唇を噛んでセクハラに耐える。
露出系と共に、無抵抗でいるとつけあがる接触系痴漢の性質をもあわせ持つ竜崎が、うきうきとセクハラを続ける。
「そういうときは腰をつかんで抑えつけます。素直じゃない京子さんはやめてぇ!と言います。ま、私はやめませんけど」
「やめてよっ!」
「ほら、素直じゃない」
「素直に嫌がってるのよ!都合のいいようにとらないで!」
思わず反応してしまい、京子は心の中で悔しがった。とにかく無視するしかない。
下りはブレーキを離すと下がるってことでしょ、で、やめてぇ!だからだめってことでブレーキを踏む…っと。
竜崎語を頭の中で変換しながら車を動かす。車はのろのろと下まで降りた。
720名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:06:33 ID:/zD2q1he
「次は止める練習をしましょうか。ま、私を止められるとは思いませんけど」
「駐車ね。あそこ?」
さわやかに竜崎の言葉を流し、京子は車庫らしき場所へと向かう。
「本当は間に入るのもやったほうがいいんですが、私は好きではないです」
「縦列?したほうがいいでしょ」
「嫌です。京子さんは興味あるんですか?」
「やったほうがいいんじゃない?」
返事をすると竜崎は驚いたように京子を見た。
「私は京子さんと二人きりがいいです」
「…何の話……?」
「二人に挟まれたいなんて淫らですね。私のクローンでもいれば、前後から愛してあげられるんですが…」
「気持ち悪いこと言わないで」
「でもそうですね、京子さんが複数プレイに興味あるなら私、二人分がんばります!」
「まったくない!絶対やめて!」
京子はおそろしい計画を阻止しながら、車庫の前で車を止めた。

竜崎が車庫を指差しながら指示を出す。
「まず正常位で奥まで入れてみましょうか」
「前から駐車ね」
京子は竜崎の言葉をかわしながら車を動かす。
車の軌道をイメージしながら運転すると、一回で駐車を成功させた。
「入ったっ!」
「京子さんは本当に入れるの好きですねぇ」
「いいかげんにして。で?」
「一度全部抜きましょう。いえ、私は先端までしか抜きませんし、またすぐ入れるんで安心してください」
「黙れ」
京子はそろそろと車をバックさせた。
サイドミラーやバックミラーを見ながら、慎重に後退して車庫から車を出す。

「バックは怖いな…」

ハンドルさばきが逆になるし、後ろも見なくてはならない。
なにげなくつぶやいた京子の言葉に、竜崎はガタガタと震えだした。
「え…?どうしたの竜崎君」
「お、おそろしい…っ、かよわい子羊ちゃんアピールですか…?なんて技を覚えたんですか京子さん…!」
竜崎はどこぞの演劇漫画のように白目で、京子…おそろしい子…!とつぶやいている。
あなたの顔のほうがおそろしいよ、と京子は心の中でつっこむ。
「もうしわけありませんが、次はバックでお願いします。顔が見えないから怖いんですか?」
京子は無視してバックで駐車にとりかかった。
「怖いとか言われるとよけい興奮するんですけど。もう今夜はずっとバックですね」
「うるさいっ!絶対させないから!…あっ…危なかった……、お願いだからもう静かにしてよ…」
危うくハンドルを切り間違え、車庫にぶつけそうになる。
ふうっと息を吐き、運転を再開させようとすると竜崎が言った。
「イキそうになったんですか?」
「誰が!なんで!もう黙ってってば!!」
真っ赤になってうろたえる京子に竜崎は、早く入れてください、とそっけなく言った。
721名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:08:44 ID:/zD2q1he
動揺を抑えつつバックでの駐車を再開する。京子は集中して運転をした。
車輪止めに当たった軽い衝撃を感じ、竜崎の指示を待つ。
「一度エンジンを切ってください」
「はい」
「次にシートを一番後ろまで下げて」
「ん、…下げた」
まっとうな会話による竜崎の指示に、疑うことなく従っていく。
「シートベルトを外し、頭の上で両手で持ってください」
「こう?何の練習?」
竜崎は助手席から身を乗り出し、京子の頭上のシートベルトに手を伸ばした。

「カーセックスです」

言うが早いか、竜崎はシートベルトで京子の両手を拘束し、素早く金具に止める。
とっさのことに反応できないでいる京子に、竜崎はシートを倒して覆いかぶさった。
「や…、ちょ、やめ…っ!」
「天井も低く、狭い車内での行為にはコツがいりますので、練習が必要です」
「そんな練習はいらない!」
拘束を外そうと暴れるが、シートベルトは強く引くとロックされる。
両足の上に竜崎がまたがっているので思うように抵抗できない。
そうこうしているうちに竜崎は手際よく京子の服をはだけさせ、練習の準備を進めていく。
「大丈夫です、バックはしません。…最初は」
「最初は!?最初はって何!?」
「最終的には結合したまま運転ができるようにがんばりましょう」
「無理だから!…あっ…やっ、やだっ!」

京子の必死の抵抗もむなしく、竜崎はここへきてやっとまともなレクチャーを始めた。

「まず、凹凸物に注意」
「あんっ」
「濡れだしたらスリップ注意」
「や…っ」
「カーブに注意」
「んっ…」
「穴があいてたら慎重に」
「だ、め…っ…」
のけぞった白い首筋に舌を這わせつつ、竜崎は穴をふさいでいく。
京子の体にぶるぶるとエンジンがかかり始めた。
「あぁ、京子さん、だめですよ。スピード違反しそうです、コレ」
「やぁ…っ」
「こんなに濡れてスピード上げてたら事故りますよ」
「ふ、ぅ…ぁ、あ…」
「接触したりこすったり追突されたり」
「くっ…、もっ…んぁっ、もう…っ」
「車の危険性を身をもって感じてください。まず正面衝突から」
「アァーーッ!!」
前から勢いよくぶつけられ、京子は激しい衝撃に悲鳴をあげた。
竜崎は教官のくせに荒々しい運転をしながら京子に囁く。

「この調子なら免許なんかすぐに取得できますよ」

***************

いろいろあり、晴れて自由の身になった京子は、竜崎の言ったとおりスムーズに免許を取得できた。
それが竜崎のレッスンの成果なのか、京子の頭脳の結果なのかは不明である。
722名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:18:36 ID:/zD2q1he
終わりです。

が、竜崎君じゃなくて流河君でしたね。
723名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:30:41 ID:OGAhR+Ys
ドンマイ。
そしてGJ、そしてワロタww
例えがうますぎるww
724名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 14:13:28 ID:tO9plUyv
馬鹿wwww
GJ!
725名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 15:12:37 ID:hO+qO6HD
ナイス教官w エロ教習GJ!
乙ですた。
726名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 16:18:31 ID:9o3b/rTY
何気に神降臨w
乙!!
727名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 17:16:54 ID:8QoNXuT2
セクハラ教習ワロタ
728名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:52:33 ID:JrgbZfu/
なんかドリーム(笑)臭え
京子=自分のつもりで書いてるのがスケスケでキメエんだよ
729名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:05:14 ID:OGAhR+Ys
ドリーム(笑)とか読まないのでわかりません><
730名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:12:51 ID:JrgbZfu/
>>729
メアリーの方が分かりやすかったか?
自己投影する為のオリキャラ出すやつの事な
731名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 22:11:26 ID:x9spx0E4
変なのすぐ沸くけどGJwうめえw
一瞬ギンコの人かとオモタw
732名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 01:22:40 ID:moOK+WOL
ドリry読んだことあるけどんなことねーけどな。
>730は本物のドリryをしらんぞ。もっと読んでる最中に何だっけコレ感ある
733名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 01:36:39 ID:qgSxCq8i
別にドリーム臭もメアリ臭も感じないけどな。
京子のキャラが原作では固まってる程出てない分を膨らませ過ぎと
言いたいだけなのを、無理にこの2つを例にしてにこじつけた気がする。
734名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 01:45:02 ID:O67f6brw
Lファンで気に入らなかっただけだろうきっとw
735名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 02:07:14 ID:mIWFAIE7
京子のキャラ定まってないから
自己投影して書きやすいのかもね。
名前それこそ前あったサユリでもいい感じだし。
736名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 02:24:56 ID:d4L8gnBC
ま、確かにオリキャラっぽくはあるよな
名前の呼び方も違ってるし
そっちの方が致命的に萎えたw
737名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 02:42:13 ID:O67f6brw
萎えねっつの。本スレやキャラ萌えスレも荒れてるし、タイムスタンプ見たら、ひとりが巡回してるような気がしてきた。
738名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 02:48:50 ID:d4L8gnBC
俺は萎えたってだけの話だ
呼び方違ってて、名前京子じゃなくてもなんでもいいようなキャラだし
739名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 02:53:50 ID:qgSxCq8i
じゃあ京子じゃなかったら良かったのか、粧由とか清美とか
740名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 02:59:39 ID:d4L8gnBC
>>739
オリキャラで適当な名前でもいいようなって意味だ
一から十まで言わなきゃ分からんのかw
741名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 03:01:34 ID:qgSxCq8i
>>740
何でそんなにいらついてんの?
742名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 03:03:52 ID:O67f6brw
こんなんだから廃れるんだよ。
743名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 03:04:05 ID:d4L8gnBC
>>741
え?いらついてないぞ?
wってつけてるじゃないかw
744名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 03:04:33 ID:mIWFAIE7
いい加減庇護厨もうざいよ。
745名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 06:26:59 ID:moh27CKZ
あーなるほど。
流河君呼びも、メガネもおかっぱ描写も全くなくて、
京子をイメージさせるものが本当に「京子」って名前だけなんだな。
だからオリキャラって言われてるのか。

746名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 18:16:15 ID:sr7TOA7S
本当に京子なら逆に自分から迫っていきそうな気がする
イメージ的に
747名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:09:50 ID:WNvnJpon
>>745いやそんな描写無くても原作大好きでこのスレにまで来てる人なら判るだろうー
748名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:18:14 ID:bS4ggRg7
原作の京子が浮かぶかって言われたら全然浮かばないね

>>747
そりゃ名前が京子なんだから京子って判るでそ
>>745はそういう意味で言ってるんじゃない気がする
逆に名前なかったら誰か判らない

過去あった京子SSはよかったな
ちゃんと京子浮かぶし、こんな子かもって思えて面白かった
749名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:38:26 ID:+ZujZdd8
要は教習所ネタがやりたかっただけだろう
それとしては面白かったから自分としてはかまわない
750名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 11:28:10 ID:26H/kM5+
つか原作で性格不明の脇役女キャラはオリキャラ同然だろ
男キャラヲタの女によるメアリなわけだがw
どこで抜けと?
ああ男キャラの方なら別にオリキャラくさくてもいいとは思うけどな
ここは女キャラ主役だってことを忘れてるからうざいんだよ
751名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:27:54 ID:+ZujZdd8
そんなこと言ったらリンダたんは。
752名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 20:16:42 ID:c47+uHKi
電気蓄音機の増幅器と拡声器を用意。
「左信号、よし。右信号、よし。」
753名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 12:51:18 ID:LXmIzgF5
ええやないか。
京子っぽくなくても、オリキャラ風でも。
せっかくの久々の投下なんだから!

754名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 18:51:11 ID:Ol060/o8
というかそもそも京子っぽいもリンダっぽいないし
755名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 22:24:46 ID:qE15BH4C
○ンコネタよりいいだろー
乙だよ。ホントに乙。
756名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 22:58:56 ID:s2Y7kpQd
もうちょい女キャラをイメージして書きゃよかったんじゃね
書いてるときちゃんと京子を思い浮かべながら書いたのか疑問だわ
たぶんLオタがL萌えで書いてるんだろうけど

アニメ見てたら総一郎ウエディがいい雰囲気だった
757名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:06:27 ID:xzN9UmWJ
銃うんぬんのところか。
総一郎は生真面目朴念仁というイメージなので、あえて浮気は考えずにいたが。

それにしてもリレーSSすごかったな。なんか懐かしい。
758名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:09:38 ID:9grhiQhk
>総一郎ウエディ

そこで寸止めですよ
759名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:16:14 ID:KrT5rb2p
原作でも気になるやり取りあったなあ。
「相変わらず固いのね」って、ウエディよほんの僅かな時間にそこ迄親父を
理解出来る程知る機会があったんか、と突っ込みを入れた記憶がある。
760名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:26:23 ID:xzN9UmWJ
ウエディが迫って、「もっと自分を大切にしなさい」と総一郎に諫められたとか。
でもそこで凹まないウエディ。
「ふふっ、お固いのね。そういうところがいいんだけど」
761名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:56:34 ID:KrT5rb2p
総「駄目だウエディ、こんな中年男じゃなくても君ならいくらでも…」
ウ「私はあなたが良いの、総一郎」
総「いけない、よしなさい」
ウ「浮気は奥さんに悪い?じゃあこれならどう?」
ウエディ、ソファーに総一郎を押し倒して上に重なる。
ウ「あなたは何もしなくて良いわ、それなら浮気した事にならないでしょう?」
総「ウ、ウエディ!」
妖艶な笑みを浮かべ総一郎から目を逸らさないまま、ウエディは徐々に下へ自分の体をずらして行く。

>>760を読んでここまで妄想した、反省はしてない
762名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 08:37:35 ID:U8Poiayi
同じアメリカ女でも、ハルは拒まれたら速やかに退くイメージ(無駄手間は避ける)。
ウエディは難攻不落の堅物を籠絡するために、かえっておもしろがりそう。


しなやかな身体にフィットする黒革のライダースーツ。その胸元をくつろげ、
ウエディはゆっくりとファスナーを下げていく。
目の前の総一郎に見せつけるように、焦らすように。
「悪ふざけはやめるんだ、ウエディ」
総一郎はウエディの白く輝く胸の谷間から目を背けるようにして呻く。
紳士である彼は女性であるウエディを突き飛ばすわけにもいかず、そっと押しのけようと
彼女の肩に手をかける。
その手を握りしめ、ウエディは自分の乳房へと導いた。
「大きさといい、柔らかさといい、貴方好みの逸品だと思うの。どう?」
――もっと見て、触って、味わってみたくはない?
サングラスをずらし、いたすらっぽい視線で総一郎の劣情を煽る。
熱く甘い罠をしかけた女は、獲物を前にして堪えきれず、鼻にかかった吐息をもらした。


>>761の前段階はこんな感じだろうか。
763名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:51:37 ID:DxHQTQ2I
教習所の話は前237さんの続きとして読むと楽しかったですよ。

>>762
あなたが神か…!
764名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 23:01:31 ID:863XHBsh
>>761だけどすげーすげーよ、こんな風に膨らましてくれて>>762d
自分はシチュを考えるのが精一杯で文章とか書けないからマジ尊敬する。

>ウエディは難攻不落の堅物を籠絡するために、かえっておもしろがりそう。
ウエディにとっちゃ夜神父は最高の獲物なんだな(*´Д`)ハァハァ
765名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 23:12:22 ID:PgXMy/6t
話変わったから流そうかと思ったけど、
まだ戻す人いるから俺も書いとく

京子の部分、最初自分の名前とか入れて書いてないか?
ここに投下する為に京子って名前に変えたような印象を受けた
それくらい京子のキャラが浅い
萌えアイテムの眼鏡の描写が皆無なのも非常に残念だ
京子は脇役すぎるから、誰かの言うようにオリキャラに近い分、
もっと原作の京子を思って書いて欲しかった
せっかく久しぶりの投下なのに、全く萌えないし面白くなかった
766名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 23:18:12 ID:wJtTQKmL
総一郎に窘められた後は、総一郎にどこか似たとこのある月に
仕掛けてくるとか
767名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 00:05:45 ID:wh1fG2gj
まとめると、腐臭は隠し切れないということです。
768名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 00:21:00 ID:dyAFfEmx
腐っても鯛!
腐臭はしてても、ノーマルカップリング!!

けど、Lは原作に近い方がエロくないか?
京子にセクハラで迫るLはやっぱドリー夢を基本構成にしていること
コレ否めない。

>>762
ウエディと総一郎は公式ガチだろ。ガモウの遊びゴコロw
二人はスン止めした仲なニオイが汁。
挿入2o位で幸子の顔が浮かんで、踏みとどまった総一郎。
769名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 07:37:14 ID:mcCcucXa
>>768
2mm!すごいな幸子の呪縛は。もとい、愛の力は。

ウエディは身体をずらし、火照った女陰を総一郎の股間に擦りつける。
ライダースーツ越しのもどかしさがたまらない。
「あ・・・固い。こっちも固いのね」
期待通りの大和男児の屹立に、ウエディの律動は止まらない。
「中年男だなんていって・・・壮年の男のアレって、好き」
「反応してしまったのは謝る。しかし君も自分を大切にしないと」
「大切な自分の欲するままに行動しているだけよ?」
性欲はもちろん、好奇心であちこちの男を食い散らかしてきたウエディである。
総一郎の狼狽など見て見ぬふりだった。素早く彼のベルトを外し、いきりたったモノを
目にするなりしゃぶりついた。
・・・雄の匂いに目眩を覚えそうになりながら、夢中で舌を使った。

>>766
ウエディならやりかねない。
770名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:15:07 ID:1PAnAB99
そうかSPKにハルがいるが日本にはウエディがいたんだな…!
というわけで769さん、続きを、続きを〜!!1!
771名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 06:41:47 ID:DT+PM/ft
大きさでは欧米男性のモノには及ばないものの、固さ、反り、そしてカリの張り具合に
おいて、総一郎の雄の証は群を抜いた男らしさを放っていた。
浮世絵のウタマロ・ペニスは伊達ではないのだ。
しかも、その素晴らしさに本人は無自覚。このところろくに使っていなかったのか、
ウエディが舌先でチロチロとなぞるだけで、血管をひくつかせる感度のよさを見せる。
じゅるっとすするのは、ウエディ自身の唾液か、総一郎の垂らす体液か。
「素敵よ・・・こんなにホットな宝物、盗まないわけにいかないじゃないの」
ウエディはサングラスを外し、上目遣いに総一郎を見た。
蠱惑的で大きな瞳に長い睫毛。この角度で見つめれば、どんな男も陥落する。
自分の見せ方、感じさせ方を熟知した夜の女神・ウエディは、舌先で総一郎の怒張を、
視線で彼の心をも絡め取ろうとしていた。

朴念仁の一穴男、総一郎は幸子の身体しか知らない。
フェラチオという行為があるのは職場でパラ見した週刊誌で知っていたのだが、
実際にそれを味わう事になったのは、幸子が長男を妊娠した後の事であった。
「お腹が張って辛い時でも、工夫して夫を満足させるのが妻の務めなんですって・・・」
主婦雑誌で得た知識だろうか、幸子は臨月間近の大きなお腹をかばいつつも、総一郎を誘った。
オレンジ色のミニ電球の明かりの下、おずおずと恥ずかしそうに、総一郎の股間に顔を寄せる。
「いいよ、そんな事しなくて。嫌だろ?」
「嫌・・・じゃないの。でも恥ずかしいから、あまり見ないで」
本で得た知識だけで、撫でたり舐めたりする幸子の愛技はまだるっこしい事
このうえなかったが、恥じらう新妻の所作に、総一郎は興奮し、すぐ果てた。
しかし幸子が照れるやら噎せるやら大変だったので、その後要求する事はついぞなく――20年以上が過ぎた。

20年以上前、それも夫以外の男を知らない貞淑な大和撫子のものとは
比べ物にならないほど、大胆にして緻密な愛技を受け、不覚にも総一郎は
拒絶を中断し、息を荒げてしまう。
772名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:48:06 ID:jzFh7OIJ
ウタマロ・ペニヌGJ!!!
773名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:27:20 ID:xbHLaxDg
わ、わっふるわっふる

ソウイチロウタン、アヤウシ…!!!
774名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 08:05:29 ID:ZRVcKiTP
総一郎ネタだし、リレーになるかと様子見してたんだけど、そうでもないようだ。
って事でこのまま進めます。


ベルベットの感触の舌にたっぷりと唾液をまとわせ、ウエディは総一郎の
剛直をより熱く固く育て上げていく。
カリを舌先で弾く弾力に酔い、ライダースーツに包まれた両脚の間をぐっしょりと濡らす。
――このすごいのが私の中に・・・早くちょうだいよ、ねえ。
総一郎の全てを口で受け止めるのも悪くないが、やはり逸品はヴァギナでいただくのが
一番・・・とウエディはフェラチオを中断し、脱衣にとりかかる。
汗で肌に貼り付く黒革。しめつけから解放される一瞬が心地よい。

と、その一瞬の隙をついて、総一郎はソファから身を翻した。
股間の熱を押さえつけ、速やかに下着の中にしまう。

幸子を裏切るわけにはいかない。

ウエディの舌技は滑らかで、彼女自身が艶めかしい牝そのものの色香を放っていた。
若い女体の弾力を感じ、相手から迫られ・・・という状況に甘えたくもなった。
しかし総一郎の心を占める女はただ1人、自分を信じて人生を捧げてくれた幸子だけ。
『あまり上手にできなくてごめんね。でもがんばるから』
拙い新妻の愛撫。それだけで十分だ。
775名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 08:07:32 ID:ZRVcKiTP
「ちょっと・・・!こんな状態の女を放っておく気?」
「もっと早く拒むべきだった。すまない。君に余計な気持ちを抱かせる隙が私にもあったのだろう」
ブロンドの若いスレンダー美女(しかもドロボウ)に迫られるなどと思いもせず、ただ総一郎は日々
職務に没頭していただけだった。
しかし女に恥をかかせるのは本意ではない。
白く輝く乳房やその先端の薄桃色の乳首の残像をから逃れるように、
視線を逸らしたまま部屋を出ようとする。
「いきなり迫ってしまったのは謝るわ・・・私、焦ってしまって」
消え入りそうな声が背後から聞こえてきた。
驕慢な雌豹が打ちひしがれている様を思うと、総一郎もそのままうち捨てていくわけにいかず、
優しい言葉でフォローしてやらねば、と思う。
しかし愁嘆場には慣れていない。何を言っていいのかわからない。
「あのね・・・」
「うん?」
振り返る、と一瞬にして唇を奪われた。
すでに着衣を整えたウエディは呼吸も乱さず触れるだけのキスを総一郎に施し、
サングラスをかけ直していた。
「今度はもっとスマートにいただくわ。がっつくのは私の流儀ではないもの」
サングラスを指先でわずかにずらし、ウインクをして寄越す。ブーツの踵を音高く鳴らし、
足早に去っていく後ろ姿は、颯爽としていた。
「今度と言われても・・・困るぞ」
ひとときの淫夢?を振り切るように強く頭を振り、乱れた前髪をなでつけてから、総一郎も部屋を出た。
愛妻・幸子に対して秘密を持ってしまった、罪悪感にかられながら。
776名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 16:07:15 ID:TKEFc6tG
くはぁ〜=3
グッジョブグッジョブ!!!
久々にスレに相応しいエロ来ました!ばんざ〜い
777名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 21:13:16 ID:ztD+gmdm
うはw
この組み合わせは一度ぜひ拝見したかったんだよね
GJGJ!
778名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:42:35 ID:xbHLaxDg
GJ!GJでした!
エロくて大胆で、ちょっと凹んだ後の立ち直りの早さもまた潔くてカコイイウエディ!
もしかして775さんは前にウエディ×Lを書いた人かな、
洗練された文章や完成度の高さに共通するものがあったから。
違ってたらごめんなさい、本当に乙でした!
779名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:30:49 ID:ZRVcKiTP
>>778
ウエディ&Lの方とは別人です。あの華麗なエロスは出せない。
今気付いたが>>768の2mmを生かせなかったのが悔しい・・・。
780名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 01:43:48 ID:4sFqib2y
投下だ〜
オレンジ色のミニ電球わろた
781名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:15:04 ID:s9mWdFYt
>>779
SSの神っぷりもさる事ながら、最初にちょっとした妄想が書き込まれて
そこから構想が膨らんで一つの話が出来上がっていく過程に感動した。
こんな事があるからこのスレやめられなす。
782名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 18:07:53 ID:Gr47kKT0
2o提案者768です
実際そこまでいって引き返される展開ってどうよ?
キレの悪いウンコみたくなりそうだ
783名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:45:25 ID:kyaLi5f6
>>782の「キレの悪いウンコ」を書いてみたw

『2mmの刹那』


年を重ねたとはいえ、まだまだ芯は硬い怒張をウェディに差し向けた。
しとどに濡れる蜜は薄明かりの下でも淫靡に煌き、開いて微かにヒク付く色付いた花弁は
蠱惑的に総一郎を誘う。
苦労した年月を思わせる筋張った右手が竿を其処へと進めていく。
ウェディに口淫を施された後の所為で欲望は既に限界に近かった。
鈴口からは我慢しきれなくなった涎が垂れ、呼吸は興奮により熱を帯びて虚へと放つ。
ちゅく…と微かな音をさせて総一郎の怒張がウェディの花弁に口吻ける。

「…ぁ」

吐息を零す気配を感じながら、総一郎はゆっくりと花弁に自身を擦り付けた。
柔らかく温かい滑った花弁はまるで総一郎を歓迎しているようで、吸い付いてくる感覚を
与えた。陰唇を広げるように数度擦れば、奥から更に蜜が溢れてきて興奮を誘う。
僅かに腰を進め、先端のスリットが花弁に隠れる。
だがそこで総一郎の動きが止まってしまう。ウェディに差し入れたのはたったの2mmだけ。
それでは挿入したとは言い難い。それでも陰唇を開いて先端を擦り付けた事は事実。
もう少しだけ腰を進めれば最高の悦楽に包まれる。分かってはいるが、総一郎の脳裏には
共に人生を歩んでくれている妻・幸子の姿が浮かんでいた。
一時期の欲望と衝動で20年近く連れ添った妻を裏切ることになる。それは総一郎の常識と
正義に反すること。
幸子に一世一代の決心と勇気で求婚した時に近いくらいの精神力で腰を退いた。
貫かれるのを期待していたウェディが半身を起こし、俯く総一郎を見つめる。
入り口2mmだったとしても、総一郎とここまで出来たのは奇跡だろう。
小さく息を漏らすウェディの気配を察して総一郎が小さく呟いた。
784名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:46:06 ID:kyaLi5f6
「すまない…私は妻を裏切れない…」
「分かってるわ。良いの…辛い思いをさせてごめんなさい」
「今夜の事は…その…」
「秘密にするわ。墓まで持っていく。秘密を共有するくらいなら良いでしょ?」

ウェディの言葉に小さく「うむ…」とだけ応えると、顔は伏せたままで服を着だした。
最後までは出来なかったけれど、堅物の総一郎を刹那だけでも篭絡出来た事、秘密を
共有できた事、それだけでも十分だった。
大人でありながらどこか純粋さを持つ総一郎が何だか可愛く見える。自分よりも遥かに
年上の男なのに。
何も言わずに総一郎は部屋を出て行ったが、気配という匂いを残していってくれた。
優しく男らしい真面目な雄の匂いを胸に仕舞い、細長く白い指はしとどに濡れる花弁へと
伸ばされていった…


総一郎も辛いけど、あの状態で放置されるウェディは可哀相だな。プライド傷付くだろ。
最近このスレを見付けてROMってて、うっかり初投下したのがおっさんSSってw
785名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:26:01 ID:YIxmqxUW
お見事!
>>783におっさん官能神の称号を!
>>782こと>>768は・・・2mmウンコ神の称号を。
786名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 22:17:28 ID:ClWB5ck2
>>784
なんか切ない><
787ウンコ神:2008/05/20(火) 01:57:33 ID:Z9IpAHzz
>>784 やった〜2o実現感謝!エロくて切ないのがまた!!
素晴らしい公式(に限りなく近い)SSだった!
プライド傷つけられたウエディだけど、このSSあっての
流れで『あいかわらず固いのね』とのセリフに繋がるわけだ!
一人納得
788名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 01:26:47 ID:uiPKXyAS
飲み物を取りに階下へと行き、トイレを前を通った時に不意に足が止まった。
何故だか分からない。直ぐに右足を踏み出そうとしたが、微かな音にその動きは停止した。
細長い水が溜まりに落ちる音。未成熟な身体から排出される薄い液体の奏でる旋律に、
月は無意識に聞き耳を立てていた。
水の音が止み、乾いた回転の音、そして何かに擦れる音。微かに聞こえる物音に神経が
集中していく。
たった一枚の木の板を挟んだ向こうに下半身を露わにした妹が居る。
今、もしも「間違えた」と言ってドアを開ければ、恥部を弄っている光景が拝めるだろう。
だがそれは出来ないこと。常識という障壁が月の理性にブレーキをかける。
衣擦れの音がして、廊下に癒着していた足がゆっくりと離れ出す。階段へと踏み出したところで
ドアの開いた音がして。

「あっ、お兄ちゃん!後で英語教えて〜」

無邪気な粧裕の声が月の鼓動を跳ねさせる。
立ち聞きしていたのはバレてなどいない。だが一瞬凍りつく心臓。
平静を装うって返事をすると、何事も無かったように部屋へと戻った。
ドアを閉めてやっと吐く溜息。加速していく鼓動を何とか落ち着かせ、机にマグカップを置きながら
視線を落とす。
引き出しに隠された危険な秘密。巧妙な鍵を使わなければ開かない場所。
ドサリと椅子に腰を下ろし、心と理性にも鍵が必要かもしれないと考えた時、ドアが明るくノック
された…

そんな妄想をしながら保守
789名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 02:42:44 ID:WhBTBP+w
ハァハァ(;´Д`)
790名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 22:24:56 ID:z59fBg7J
いっそ、あられもない姿でおぱんつの中を両手でいじっている粧裕発見で

「ん?」
 月はかさこそという音と小さな呼吸音に、小さく開けた座敷の奥の暗がりに目を凝らした。
妹の粧裕が座敷で寝てしまったのでタオルケットをかけてやり、それから庭に出た。
窓を開けているのは不用心だが出かける訳でもないし、近所は人目も多い。
窓くらい開けて出てもいい場所だ。
だが、粧裕は兄が遊びに出てしまったと思い、春先に覚えた手淫を始めたのだった。
月の視線をよそに足を庭に向けた粧裕は柔らかい指先を股の間に忍び込ませる。
 薄闇に白い足と下着がはっきりと見えた。

くちゅ

住宅街らしい物音に溢れた外からは聞き取れない筈なのに、月の耳に粧裕の淫汁が泡立つ音が聞こえた。
女児らしい白い下着に片手を突っ込み、陰部を弄ぶ指の動きで細い脚が大開きになっていく。
その畳と足の擦れるじりじりとした音が彼女の幼い性のエネルギーの高まりにも似ていた。

と妄想しつつおやすみ
791名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 22:50:12 ID:LZHVBmzh
お前ら俺を萌え殺す気だな



もっとお願いします!!!
792名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 20:45:11 ID:4XT+ah8M
TSスレでデスノのパロがあった。
なかなかエロで上手かったが、なぜ女のキャラが居るのにあえて…
793名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:34:55 ID:EdkZQDvQ
或る朝?それとも現行スレの奴か?
ちなみに俺の場合は男装美少女に萌えるからだ
794名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:30:09 ID:qPfj+YEl
いろんなシチュスレ掘ったらデスノキャラのも出てくるかな?
795名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 01:13:42 ID:WL9x3wSv
やっぱ出てくる時は出てくるだろうな
いいのあったら教えてほしいぐらい餓えてるし回るべきか
796名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:30:22 ID:3YyreqKM
ほ?
797名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 02:38:14 ID:rLUeKYof
粧裕たんお誕生日オメ保守

月から「大人になること」をプレゼントされ、一晩ずっとヤラれるとか萌える
798名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 04:14:33 ID:G4AawWck
ああそれいい粧裕たん萌える
799名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 08:44:46 ID:+6I9+Kot
月ミサよみてえええええ
800名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 18:39:24 ID:DxGiT4SZ
誘い受けすみません
11レスの月×粧裕物なのですがエロまでが長く、引かれそうに甘く追い出されに行こうか迷っております
こっちで構わないでしょうか?
801名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 18:46:40 ID:KyyEAmiF
過疎だし全然OKだよー!
スレ追いに行く必要なし!
待ってる。
802月×粧裕:2008/06/21(土) 21:45:04 ID:DxGiT4SZ
お邪魔します 地雷な部分などありましたらご容赦ください



「ええ?うそっ!ないっ、ないよっ!」

机の上に鞄の中身を引っくり返し、あたふたと課題のノートを探す。
「わ、忘れた…徹夜で頑張ったのに…しかもよりによって授業参観の日に限ってだよ…はぁ〜」
今から友人に写させてもらって間に合うだろうか、と考えて粧裕は思い留まる。
最近それをやると決まって、ある交換条件を出されるから嫌なのだ。
そしてそれは、現在の粧裕にとって、憧れの流河英樹に彼女が出来るより不愉快極まる事だった。

(そもそも、誰かさんが中学生なんか相手にする筈ないじゃんね)
そう思うたび何故か自分の胸の奥までちくりと痛むのは気のせいだろうか。

ともかく今はノートの問題が先決だ。
もう少し早く気付いてたら母にメールして届けて貰えたのに、もうとっくに家を出ている頃だろう。
(いっか…お母さんなら、お兄ちゃんには内緒にしてくれるだろうし…粧裕のヘマ)
今からやり直すのは時間的に無理だし、もう保護者も続々と教室に入ってくる。

その時だ。廊下から俄かに女生徒達のざわめく声が聞こえてきた。
(……?)
扉が開いて生徒の保護者であるらしい青年が教室に入ってくると、女子が黄色い悲鳴をあげた。

「嘘っ!粧裕のとこ今日お兄さんが来るんだったの?云ってよ!」
「う……ええ!?」
確かに戸口に立っているのは紛れもない自分の兄・夜神月だった。兄の出現に一番動転しているのは粧裕であった。
月は周囲の視線を気にもせず粧裕に歩み寄る。
「馬鹿。お前今朝ノート忘れたろ?」
粧裕のおでこを月がノートで軽くポンと叩く。
「うっ…?で、でも何でお兄ちゃんが…?大学は?」
「今日は休講。朝食の時に話したけど?」
「そ…そうだっけ?それでお母さんは…?一緒じゃないの?」
そう問われて月は少し困った顔をした。
「母さんは急用で来られなくなったから代わりに僕が来たんだよ」
「……ええええっ!?う…嘘でしょ〜?何でお兄ちゃん…!?」
すっかり混乱した粧裕は兄が一瞬ムッとした事には気付いていない。
自慢の兄の登場は嬉しいに決まっているが、兄ほど賢くない妹としては素直に喜んでもいられなかった。
そうと知らぬ月は、傍目には分からないが強かに気分を害していた。
803月×粧裕:2008/06/21(土) 21:46:29 ID:DxGiT4SZ
(ま…想像はしてたけど。こんなにがっかりされると軽く落ち込むな…兄なんて損なものだ)

月は溜め息を噛み殺し粧裕にいつもの彼らしい柔和な笑みを向けた。
「今回は僕で我慢しろ。母さんじゃなくて悪かったけど、僕も粧裕の雄姿を是非見たかったしね」

頭を撫でられ粧裕は頬を赤らめる。四つも離れてるせいか、たまに小さい子をあやすような兄の態度は最近粧裕には心臓に悪い。
照れを隠すように、粧裕は月の手を退けそっぽを向いた。
「お…お兄ちゃんは優秀だから参観される方だったとしても気楽だよね」
「そんな事はないよ。前にお前が母さんと見にきた時は僕だって緊張…」
「え?」
「…じゃなくて、心配しなくて大丈夫だよ。粧裕に不名誉な事は父さん達には黙っておくから」
月はわざと妹に不吉な予言をしてみせた。元気のない彼女をからかっているようだ。
「ひどーい、お兄ちゃん!今のは失礼じゃない?!」
「落ち着いてやれば粧裕なら大丈夫だ。昨日も遅くまで頑張ってたしな」
「あ……う、うん」

(知ってたんだ)
何故こんなに嬉しい気持ちになるのだろう。月が見ていてくれたら空も飛べるような気がする。
のは、中学生らしい妄想として。

ほどなくして担任が教室に入ってきて他の生徒達も席に戻る。
「じゃ僕は後ろで見てるから。頑張れよ」
「…うん!」他人の頑張れは鬱陶しいが月の頑張れはもっと頑張れるから不思議だ。
見ていてと云わなくても月はいつも見ていてくれる。粧裕が頑張り屋な性分なのはそのせいだろう。
(よーし!お兄ちゃんにいいトコ見せるぞー)
届けてもらったノートを勇んで開くと、あちこち月の字で訂正した箇所が見られた。
(ぎゃっ!)
恐々後ろを見ると兄は必死に笑いをこらえていた。
(とほほ…赤っ恥だよ…慣れてるけど…)
粧裕が再び前を向くと月は喉の奥でくっくっと笑った。
(お前は秀才でなんかなくたっていいんだ。この僕が補うから…いつだって…)


「は〜、嫌な予感してたけどホントに指されると思わなかったよ…」
帰宅した二人は月の部屋にいた。粧裕がベッドに寝そべっても今日の月は怒らない。
「ちゃんと答えられたじゃないか。かっこよかったぞ、粧裕」
兄の心からの労いに粧裕の返答はと云えば妙にいじけたものだった。
「お兄ちゃんが答え直しといてくれてたからね…。あんなのカンニングと一緒だよ」
意外にも気落ちしている粧裕に月は小さく肩をすくめた。
「…僕は余計な事したのか?」
「………」

正直のところ粧裕のこの反応は月には予想外だった。もっと喜んでもらえると思っていた、と月は思っていた。
804月×粧裕:2008/06/21(土) 21:47:54 ID:DxGiT4SZ
思えば最近の粧裕は自分に宿題を教わろうとして来ない。
それを妹の自立の表れとするならば兄としては喜ばしい事である。無論それは、ただの兄であればの話だ。

月にとって粧裕の兄離れは不愉快極まりない行いに他ならなかった。
「…お兄ちゃんの前で、だけ」
「え?」
「私はお兄ちゃんの前でだけカッコよければいいんだよ…お兄ちゃんの前でカッコつけなきゃ意味ないんだよ」
「…粧裕?」
「他の人の前でなんかっ…いくらカッコ悪くたっていいんだよ…!」
粧裕に飛び付かれて月の座った椅子が軋む。
「おい…粧裕」
「お兄ちゃんとしてじゃなく…お兄ちゃんが……好き」
月は一瞬思考が停止した。今…粧裕は何と云った?

「離せ…粧裕」
粧裕の身体がびくりと強張り、更に強くしがみ付いてくる。
「嫌」
「僕の頼みでもか?」
粧裕の迷いが伝わってくる。が、粧裕は月に抱きついたまま、かぶりを振った。
素直で聞き分けのいい粧裕が月の言い付けに背く事はそうそうない。
それ程までに自分を想っていると受け取れば、月にとって粧裕の反抗は悪いものではなかった。
自ら垣根を越えてきた妹に月はあくまで表向きは良識ある兄を演じる。

「麻疹に罹ったんだよ…粧裕は。大丈夫だ、それはいつか治るものだから」
自分を仰いだ粧裕の瞳は涙を溜めていた。
「そんなんじゃないもん…お兄ちゃんが好き…ずっと一生好きだもん」
もっと云ってくれ、と云ってしまいそうなのを月はこらえた。
「粧裕」
月の腕は支える程度に粧裕を抱き、声は宥め賺すように優しく落ち着いていた。
それが、まるで自分など兄には相手にされていないようで粧裕には辛かった。
「私じゃダメ…?妹だから?こんなに…お兄ちゃんが好きなのに?」
ああ、その目と台詞はマズいかもしれない、と月は思う。
「粧裕が、じゃなくて僕がダメなんだよ…僕じゃ逆立ちしたって粧裕のお婿さんにはなれないだろ?」
「……」
「粧裕にはもっと他にいい人が現れるよ。だから―」
唇が柔らかいものに塞がれ月はそれ以上続けられなくなった。

(…お兄ちゃん…)
月に引き剥がす気は更々ない。粧裕は息が続くまで頑張る気らしく、ただ唇を押しつけるだけのキスを続けている。
妹の方から…段取りを踏む手間が省けたと思いつつ、このまま傾れ込むべきか月は思案する。
粧裕はといえば、てっきり抵抗すると思っていた兄の無抵抗ぶりに内心で動揺していた。
妹の馬鹿さ加減に呆れ、リアクションすら起こしたくないのだろうか?
「……ぷはっ!…はぁはぁ…はぁ…」
805月×粧裕:2008/06/21(土) 21:49:20 ID:DxGiT4SZ
中学生の女子にしては悪くない肺活量なのだろう。だが、月は高校生でしかも男だ。
息ひとつ乱してない月の淡々とした顔に粧裕はパニックになった。
「…何か云って…お兄ちゃん」
「お前、ブラコンだったんだな…知らなかったよ」

いつもの癖で月は粧裕の頭を撫でた。妹の我儘を無条件で許すいつもの笑みで。
「やだ…子供扱いしないで!」
「じゃあ、どう扱って欲しいんだ」
云った後月はしまったと思った。つい、いつも女にしている調子で話してしまった。
大体中学生の粧裕にはまだ早すぎる。今自分が考えてしまっているような事は。
「…粧裕はお兄ちゃんの恋人になりたい」
「今だって恋人みたいなものじゃないか。僕にとって粧裕はこの世で一番大事な女の子だよ」
ふざけた訳ではないが、粧裕の顔にはありありと不満が描かれていた。
「本当の恋人にして」
「は…?」
粧裕が月の首に腕を絡み付け膝の上に乗ってくる。
対面した状態で月の太股の幅を跨いだので、ぴったりしたデニムのミニタイトが自然腰まで捲り上がった。
ジーパン越しに粧裕の一番柔らかな場所が密着してくると、月は自分の反応を感じて苦笑した。
他のガールフレンドとより、年端もいかない妹との方が興奮しているなんて。

「降りるんだ、粧裕」
妹が聞かないのを承知で月は嗜めた。彼の思い通りに粧裕は兄にかじりつき首を振る。
「お兄ちゃんが恋人にしてくれるまで離れない」
「…分かったよ。粧裕はたった今から僕の恋人だ。…これでいいか?」
我ながら自分の意地の悪さに月は吹き出しそうになる。粧裕が求めているのが上辺の言葉だけでない事など疾うに分かっている。

痺れをきらしたように粧裕は月のシャツのボタンに指をかけてきた。
「おい…」
「お兄ちゃんは女の子に恥かかせないと思ってたのに…もういいっ、してくれないなら私が…」
「…そんなにボクとセックスがしたいのか?粧裕は」
「えっ!?」
具体的な単語を出されて粧裕はあっさりとうろたえた。
「あのっ…その…」
「実の兄とだぞ?粧裕は堪えられるか?父さんや母さんの前で今まで通り振る舞えるか?僕は振る舞えるよ」
「…お兄ちゃ…」
「粧裕は僕とは違う。僕は粧裕が好きだから苦しめたくない。後悔して欲しくない。分かってくれ粧裕」
粧裕の答えは分かっていたし、そしてその通りの答えが返ってきた。
「…お兄ちゃんが好き好き好き…!お兄ちゃんへの想いより大事なものなんかない!粧裕の一生のお願いだからっ…!」
月の悪魔的な笑みは、抱き付いてる粧裕には見えなかった。
「…分かったよ粧裕」
806月×粧裕:2008/06/21(土) 21:50:49 ID:DxGiT4SZ
粧裕を抱き締めて唇を重ねる。初めての兄からの口づけに粧裕の胸は驚悸していた。
自分から押しつけた時も気持ちの良かった兄の唇が甘ったるく粧裕の唇を吸い、食んでくる。
(…やっぱ慣れてるっぽいや。…んっ!)
急に月の舌が入ってきて粧裕は緊張し身を強ばらせた。
兄でなければ気持ち悪ささえ覚えるその感触に戸惑う粧裕。
「気持ち悪いか?」
見透かされて粧裕はギクリとした。
「そんな事ない…こんなの初めてだから慣れてないだけ」
「あーんして舌出してみろ」
「あ…あーん」
云われるままに粧裕は素直に舌を出す。
「そのまま動くなよ…」
突き出た舌を月が口に含み、しゃぶってくる。
(ぶっ!?)
反射的に舌を引っ込めそうになるのを粧裕はかろうじてとどまった。
月の唇と舌、たまに歯の当たる感触が奇妙に心地いい。
「どうだ?」
「う、うん…気持ちいい」
「じゃあ今度は粧裕がしてくれ」
「…うん」
粧裕の小さな唇に月の舌を含むとすぐ口の中が一杯になった。
「ん…あむ…」
頭を動かし何度も口に出し入れしながら、しゃぶる。
「こう…でいいの?」
「うん。上手だ粧裕」
粧裕が知る訳はないが、女がフェラチオをする感じに良く似てる。
「キスは今のを互いにしあえばいいんだよ」
「ん…お兄ちゃ…」
唇を奪いながら月の手が粧裕の身体をまさぐる。
「あの…お兄…」
「粧裕は体温が高いな。すごくあったかい」
確かに兄の身体は粧裕には少しひんやりと感じられた。
すべらかに粧裕のノースリーブのボタンが外されていく。その様子を見守りながら
「お兄ちゃんは綺麗な手をしてるなぁ」などと心の内でぼんやり粧裕は考えていた。
スポーツブラ程度の備えかと思っていたら、思いの外粧裕は小洒落たブラジャーを着けていた。
純白に一部レースをあしらったそれは中学生の小遣いで買える代物じゃなさそうだ。
母さんが買ってやったのだろうかなどと考え、気が削げるので考えるのを止めた。
「子供っぽい…?」
月の視線を感じたのか粧裕がおずおずと訊ねてくる。
807月×粧裕:2008/06/21(土) 21:51:57 ID:DxGiT4SZ
「いや。大人っぽいよ」
嘘と本音の中間を適当に答えブラのホックに手を回す。
興奮より健康診断の延長のような気分になったが、上気した妹の頬に月も次第に昂ぶってくる。
「小さい?」
自分の胸を示して聞いてくる。いちいち訊ねてくる粧裕に月は苦笑する。

「心配する必要はないさ。粧裕はまだ成長期だし…それに」
「あっ…!?」
「僕が大きくしてやるよ」
左手で粧裕の背中を支え右手で小さな膨らみをすっぽりと包みこむ。
スレンダーな身体だが、女の子だけあって、たまらない柔らかさだった。
首筋を愛撫しながら徐々に粧裕の胸に顔をうずめ、乳輪を舌先でなぞってみる。
「ひゃ…くすぐったい」
「くすぐったい、だけか?」
粧裕の目を見ながら乳頭を舐めてやる。
「や…お兄ちゃん…が…そんな事しちゃ…」
「僕はいつも粧裕にいけない事したいと思ってるよ」
「ええ…!?」
想像から外れない反応は退屈だが、妹のみは例外だ。
マッサージするように乳房を丹念に揉みながら、固くなった乳首を軽く摘んでみる。
「はぅ…お兄ちゃん…」
「粧裕も、僕にされたかったのか?こういう事…?」
「え!」
「……はは」
こんな子供が兄を『おかず』にする筈がないか。そう月が思った時。
「…保健体育でアレを習った時は…頭の中でお兄ちゃんと……えっと…」

……本当か。僕が真っ先に候補に上がるのか。
月の瞳に妖しすぎる光が宿る。
「そうか…僕の事を思いながら…。どんな事したのかな…」
粧裕の背中に回した手が尻へと滑る。
「…?」
両手で粧裕の尻を掴み、自身の其処に引き寄せ押し付ける。
先刻から密着していたのが兄の股間だと、粧裕は今更に認識したようだった。
(あ…当たってる。お兄ちゃんの…)
心なしか月の腰が僅かに動いている気がする。
おろおろと粧裕は月の顔を見上げたが、兄はいつもの凛とした涼しい顔で自分を見やるばかりだった。
(き、気付いてないのかな…)
元の固さを知らないので月の物が固くなってるのかどうかは粧裕には分からない。
だが、兄が故意に擦り付けているとも知らず粧裕は兄の為に遠慮がちに身体を離そうとする。
「もっと僕に掴まらないと落ちるぞ」
「う…うん。でも…その…」
「そんなに僕の此処が気になるか?」
「!?」
月は淫猥な笑みを浮かべ粧裕の股に手を入れた。
下着の上からがっしりと幼い膨らみを包み込む。
「はわあっ!なっ…何を」
「何が、何をだ。頭の中では僕にされてたんだろう…?」
808月×粧裕:2008/06/21(土) 21:53:14 ID:DxGiT4SZ
月の指が更に柔肉に食い込む。粧裕はリンゴのように赤い顔を必死に振った。
「さ…されてないっ…されてないよっ!だって、そんなトコ触っちゃダメだし…」

ちょっと待て。触りも濡らしもしないで挿れたのか、こいつの頭ん中の僕は―?
女子中学生の脳構造は想像以上に難解かも知れない。月の眉間に複雑な皺ができた。
「…お兄ちゃん?そこ、あんまり触らないで欲しい…」
月の膝に座ったまま、床に届かない粧裕の脚が降りたそうにぷらぷら揺れる。
「行儀悪いぞ粧裕」
月と対面座位状態の粧裕は自分で股を閉じられない。口角を意地悪く跳ね上げながら月は粧裕を触り続ける。
「んぅ…」
月に触られるだけで、どくどくと内部で太い脈が打つのを粧裕は感じた。

優しい肌触りの中学生らしい簡素な綿の下着の中に月の手がゆっくり忍ぶ。

「…!」
驚いた粧裕が反射的に月の手首をガッと掴む。
「っ…?」
拍子に粧裕の手の甲が月のジーパンの膨らみに当たった。
充血しつつあった其処に思いがけず触れられ月は驚いたようだ。
「え?…ご、ごめん。私、何かした?」
「…いや」
粧裕の身体を抱きかかえスクと月が立ち上がる。
「ひゃ」
「軽いな。ちゃんと食べろよ」
箸より重い物を持った事がないような優美な兄に軽やかに抱き上げられ粧裕はドキドキしていた。
「お兄ちゃん…やっぱ王子様みたい」
「…止せよ、気持ち悪い」
「むぅ」
「でも…粧裕が望むなら僕は何にでもなってやるよ」
妹の残った衣類を脱がしながら月は他の人間には見せない顔を作ってみせた。
実の兄の笑顔にこんなに照れる妹など地球上で自分だけだろう。
「…お兄ちゃんは…脱がないの?」
「見たいのなら見せてやるぞ?」
「わっ!?」

シャツを脱ぎ捨て殊更に胸板を晒してみる。
(うわ〜、普通にアンアンとか載れるよ…お兄ちゃん)
我が兄ながら顔立ちの端正さとスタイルの良さは認めすぎる程認めているが、改めて見ると破壊力絶大である。
同じ遺伝子だし自分も将来化けたりするのだろうか、と粧裕は肢体をひた隠しながら密かに思った。
自身も全てを脱ぎ捨て、月がベッドに上がる。
手足が細く小柄な妹の身体に覆い被さると改めて背徳感に襲われた。
粧裕は嬉しそうに月の首に抱きつき自分からキスする。
「好きお兄ちゃん…お兄ちゃんの身体あったかい…」
「一応これでも血の通った人間だからね」
「?当たり前だよ。変なお兄ちゃん」
天井の辺りで起こった奇怪な笑い声は無論兄の方にしか聞こえない。

809月×粧裕:2008/06/21(土) 22:00:46 ID:DxGiT4SZ
ああ変さ。お前にこんな行為をしてしまえるんだから。

粧裕の太股を押し上げ、何も身につけてない場所を晒させる。
「ぎゃっ」
「見てもいいな?」
「…う、うん…びっくりしないでね」
拒んで兄に気が変わられても困る。鏡で見てびっくりした自分の物を粧裕は躊躇しながら兄に向かって突き付けた。

そこはアンダーヘアが生え始めたばかりの、まだまだ子供らしい性器だ。
柔軟な身体と股間接に比べ、花弁は貝のように口を閉じて兄の視線を入れさせない。

可愛いもんだ
爪を綺麗に切り揃えた月の長い指が亀裂を縦に滑る。
「んッ」
ぬるりとした感触が指に触れ月がほくそ笑む。
「少し濡れてるな」

ぬれてるの意味は分からなかったが兄の指を汚した事は見ていて分かった。
「ごめんなさいお兄ちゃん。粧裕ぬれちゃって…」
月の目が一瞬点になった事に粧裕は気付かない。

こいつ…たち悪いな

他愛無い妹の計算もしていない言葉に焦るなど、この男のプライドが傷つく。
「謝るな。僕はもっと粧裕に此処を濡らして欲しいんだ」
「う、うん…?でもどうやったらぬれるのか分かんないよ…」
「粧裕は何もしなくていいんだよ。全部僕がやるから」

それはそうだ。よく分からないが、ただ脚を開いて天井でも見ていれば良いような気がする。
月が聞いたら眉を顰めそうな事を粧裕は心で一人ごちた。
粧裕が見守る中、足の間にいた月が徐々に大切な場所に顔を近付けてくる。
「って…お兄ちゃん…!?」
兄の唇がさっき自分の唇にしたように、自分の股の間にキスする。
「うそっ!?やだやだやだお兄ちゃん汚いよ!!」
上品な月が、らしくない何かを啜るような下品な音を立てながら粧裕に答える。
「皆している事だよ。粧裕が知らないだけ。それに粧裕なら汚くなんかない」
「で…でも…保体では…教わらなかった…よ」
粧裕の内股がわなわなと震える。月の髪が時折肌をかすめるので、くすぐったい所為もあった。
「だから僕が教えてる。粧裕はいい子だから教え易いよ」
太股を押さえ、未熟な性器の中に舌を入れる。
「ううっ…あ…やん…」
兄の舌が這い回るたび生理の時のような、穴から何かが出てあそこがぬかるむ感じがした。
「私、なんかぬるぬるしてる…っ」
「粧裕の身体が準備してる証拠だよ。僕とひとつになる、な」
濡れた窪みを舌先でくすぐると粧裕の味が強く絡み付いた。
その愛液を舌でクリトリスに塗り付け、その後でまた残さず舐め取る。

810月×粧裕:2008/06/21(土) 22:02:09 ID:DxGiT4SZ
「ひゃあ…おにぃちゃん…やりすぎッ…」
「……まだやっ……何でもない」

粧裕の性器は多量の愛液で粘膜が濡れ光り、すっかり女を思わせた。
愛撫を施しながら月の方も気付けば直立し、棒と化している。
膣に指を挿れてみると、きつさは有るが内部の造りはもういっぱしの女の物だった。
「粧裕…僕はもう出来るけど、いいか?」
「……!」
必死にコクコク頷く粧裕。
「して…お兄ちゃん。ずっと好きだったよ…」
兄の隆々と怒張したペニスを目にしても粧裕に後戻りする気は全くない。

はぁ…とうとう僕は犯罪者だ……いや、今更な気もするが……
小さく溜め息をついて月は反り返った昂ぶりを妹の秘裂に押し付ける。
根元を持って幾度か先端を馴らす様に滑らせると、月の先走りが粧裕に塗り付けられ更に滑りが良くなった。
(お兄ちゃんの…何かつるつるしてる…?…つるっと入っちゃいそう…)
思った矢先に丸々とした亀頭が襞を分けて、つるりと膣口に潜り込んだ。
(いっっ!!)
想像以上の痛みに、思わず回避しようと粧裕の腰が無意識に逃げる。
「動くな粧裕。優しくするから」
「わ…分かってる…んだけど…っ」
ゆっくり優しくされても激痛には変わりない。
(けど…お兄ちゃんだも…平気…くぅっ!)
不規則な呼吸で粧裕は月に強くしがみついた。
「ひぐっ…ううっ…んく…はぁはぁ…いたた…」
「やめるか?」
「それは嫌!!」
あまりの大声にびっくりする月。
「やだ!大丈夫だから…最後までして…!」
「いいだろう」

端で見ている分には無理矢理に、月は猛り勃った象徴を粧裕の膣へとずりずり押し込めていく。
「ううっ…」
「多分これからが一番痛い。堪えてくれ」
「あはは。へっちゃら…だよ。お兄ちゃん」
しとどに額を濡らして、明らかに無理をして笑っている粧裕。
「怒っても泣き喚いてもいいんだよ。粧裕はそれだけのものを僕にくれてる」
「う…ん。でも本当に嬉しいから…痛いのだって…すっごく嬉しい…」

月は微笑で応え、勢いをつけて粧裕の守り続けてきた物を突き破った。

811月×粧裕:2008/06/21(土) 22:03:31 ID:DxGiT4SZ
「―――っ!!」

中学生の膣はキツくは有ったが短くはないらしい。膜を突破した月をきっちり根元まで受け入れている。
粧裕が頭を上げて、兄と繋がった部分を覗こうとするのを月が手伝ってやる。
「見えるか?全部入ってる」
「ん…やったね!」
男を求める様に吸い付く妹の物に、気取られぬ様に月は唇を噛む。
「お兄ちゃんと、したした、しちゃった…ああ、もお、どおしよう…」
挿入を完了しただけで自己完結する妹に困る月。
「これから動いたりするけど平気か?」
「ウン。粧裕も動く?」
「お前はいいよ。痛くて我慢できなかったら僕に云うんだ」
「はい、先生!」
「…余裕あるじゃないか。ほっとしたよ」
粧裕を抱き締めてキスしながら、まずはゆっくりと腰を揺する。
「んっ…」
徐々にスピードを上げて打ち付けると、同じ間隔で粧裕の唇から声が漏れた。
「あっあっ、んっんっんっ」
「っ…いいよ…粧裕…」
月の髪が揺れ汗が流れ落ちる。
「お兄ちゃん…の熱い…」
ごりごりとした固い竿が何度も粧裕のデリケートな膣内を横行する。
だが繰り返すうち、なぜか感じていた痛みと灼熱感が別の物に変わっていった。

「あぁん…はぁっ…やぁん…」
聞いた事のない自分の声と、ぐちゅぐちゅと部屋に響く猥雑な音。
「は…恥ずかしい…これが粧裕なの?やだよぅ…」
たまに子供じみた一人称になる。
「良かったじゃないか。砂漠より」
優しい兄のたまに見せる邪悪な一面を粧裕は気のせいだと思っている。
「僕に感じてくれる粧裕の方が僕は好きだ」
「うぎゃっ。恥ずかしい事ゆうし…」
(大体…お兄ちゃんだけ涼しい顔してさ)
もっと大人になったら、兄がドギマギするような女の人になれるのだろうか。
月の突き上げに揺られながら粧裕はそればかり考えていた。
「考え事してもいいけど…僕の事にしろよ?」
「ぶっ!」
「少し本気出すからな」

のんびりしてもいられず、月は少し抽送を激しくした。
「ひゃ…」
熱い陰茎が容赦なく膣を擦り、特に雁高の太い亀頭に中を掻かれるのは初めての粧裕にも心地よく感じられた。
「んん…おにぃちゃんの…太いぃ…」
「…それはどうも」
あまり深く考えないで云ってるのだろうと月は取り合わない。というか、本気に取ったら自分が負ける気がする。
「粧裕のも凄く気持ちいいよ」
「ぎゃあっ!」
粧裕は顔を押さえて嫌々をする。
「自分から…振った癖に…」
月の叱責も次第に途切れ途切れになってくる。
「お兄…ちゃん?」
812月×粧裕 終:2008/06/21(土) 22:07:26 ID:DxGiT4SZ
苦悶する月の頬を小さな手が撫でさする。
「お兄ちゃん…」
「心配しなくていい…イキそうなだけだから…」
「!!」
粧裕の赤面する様を見ながら月は愉しげに笑う。

「…中に出して」
月を見つめる粧裕の瞳は真剣そのものだった。
「駄目だ。それだけは聞けないよ」
「後悔しないから…」
「僕も後悔したくない」
「粧裕より世間体が大事…?」

なんだ…やっぱり分かってないのか

「馬鹿、粧裕が大事だからだ。分からないのか?」
「わかんないっ!」

この瞳をする時の妹の機嫌を取るのは結構骨が折れる。だが月が失敗した事は一度とて無い。

「今日は駄目。但し僕がいいと云った日ならいい。理解できたな?」
「う…うん!約束だよ!」

暗にこの関係を続けると取引したも同然だった。当初の予定が崩れが、この件に関しては構いはしない、と月は思う。


「はぁ…はぁ…お兄ちゃん…」
何度も粧裕に突き立て何度も行き止まりに突き当たる。
「お兄ちゃん…お兄ちゃん…お兄ちゃぁん…!!」
刹那、粧裕の指が月の腕に食い込み、身体が弓の様に仰け反った。

………!?
来ると思わなかった妹の痙攣に虚を衝かれた月だが、最後に一番奥まで深々と突いた後直ぐ様引き抜いて粧裕の腹上に射精した。

「うっ…ハァ…ハァ……粧裕?」
意識はない。いままでの行為が嘘の様な、子供と変わらないいつもの寝顔だった。
「……馬鹿粧裕」


手早く後始末をして、ぐったりした妹に着衣を身につけさせている途中。
「何だよ。その目は」
眠っている妹しか居ないその部屋で月は何者かに向かい毒づいた。
「……特別?そうかもね」
尚も独り言は続く。

「……凄く悪趣味な質問だな。それ」
暫しの間の後。

「例外はないよ。けど」
寝入った粧裕の顔を見やり、月は屈託なく笑う。

「粧裕が邪魔になる瞬間なんて来る訳がないよ、リューク」


以上です
有難うございました!
813名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 22:12:34 ID:KyyEAmiF
リアルタイムで読ませて貰った。乙!GJ!
やっぱ月さゆは良いな…
814名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:10:46 ID:fA++mH3A
GJ!!
物凄くよかったです月粧裕!
815名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 12:29:20 ID:ZBaYkQsM
>>802
GJ!
面白かった
可愛いまだ子供な粧裕と、ちょいキラ入った月がよかった
続編とか読んでみたい

816名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 15:27:34 ID:D3iKeuV+
>>802
超GJ!萌えた!
エロまでの流れは長く感じなかった。寧ろそれが良い感じだったよ。
月の心情とか凄く上手い。粧裕の無邪気さとか可愛くてたまらんw
是非また書いて欲しい。
817名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 16:31:18 ID:rih0N8K7
>>802
神GJ!!!!
何この良作!転げ回って萌えた!!
端々に見える月の黒さと粧裕たんの反応とか原作を地でいってて凄い
エロも濃かった ぜひまた読みたいです!
818名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 18:14:52 ID:jDMw2rkA
月粧裕好きだあああああ!!
元々月粧裕好きなんで楽しめたっていうのもあるが、
キャラの捕らえ方がすげえうまくて面白かった。
俺もこれ続きものにならんかな〜と微かに期待する。
ともあれGJ!!!
819月×粧 エロ無:2008/06/28(土) 20:11:06 ID:0Zad9mmJ
感想有難うございました 
全然続きじゃないですが以下、厨内容エロなし5レスいきます 
前回月を大学生にしたのは学校フケやすいからですが、ああ失敗したという話


それは夜神家に盗聴器及び監視カメラが仕掛けられた、あの五日間の事。


……ふざけやがって……

手段を選ばないLが遅かれ早かれ取ってくるであろう行動は読めていた。備えも既に済ませている。
日本警察の出方に今更驚きはしないが、たったひとつだけ、粧裕の事だけが冷静な仮面の下の月の心を乱す。

ただでさえ忌々しい存在であるLに、一番大切なものを汚されるかと思うと、月は元凶が自分である事も失念し憤りたくなった。

生まれて初めて、父さんの神経を疑うよ―

もっともらしい事をLに云われて丸め込まれる父ではないし、家族の潔白を信じたからこその苦渋の選択だったのだろう。

月の想像では、恐らくLなら父の決断を汲み夜神家に関しては父と自分の二人だけで監視を、とでも譲歩案を出しているのに違いない。
ロリコンかも分からない何人もの大人の刑事に妹を覗かれるよりは遥かにマシな環境に、現在の夜神家は置かれているのだろう。

だとしても虫酸が走る。
殺意を顔に出さない自信がなくなって、月は一先ずLの事を考えるのを止めた。

「ただいまー!」
階下からいつもの元気な声が聞こえてきて、月の表情が複雑なものに変わる。

いけない、Lに気取られる
カメラの存在に気付いている事をLに悟られる訳にはいかない。
不自然にレンズから粧裕を守ろうなど考えてはいけない。
だが、どのみちLはキラがどんなに巧く立ち回ろうと、盗撮に感付いた上の行動と決め付けて推論するのにか?

くそ、考えるな


「コンコン。お兄ちゃん、いますかー」
何故か口でノックする妹に心中で調子を狂わせながら月は扉を開けた。
「おかえり粧裕。何だ機嫌いい声で」
「えへへへ。じゃーん!英樹のニューシングルでーす!」
と、巷で人気の男性アイドルのCDを見せられた。

ああ、そう
「良かったな。でも月末に僕に泣き付くなよ」
「うぐ。い…いーんだもん。大丈夫だもん」
無駄(?)遣いを遠回しに指摘されて、しおしおと眉尻を下げて粧裕が去っていく。
「何だ。コンポ貸せって云いに来たんじゃないのか?」
「いーの?わーい、お邪魔しまーす」
「…全く」


一時間後、聞きたくもない楽曲をエンドレスで聞かされ続けて、月は妹にヘッドホンを使用させなかった事をそろそろ後悔していた。

失敗した
Lへの嫌がらせのつもりで粧裕にヘッドホンを付けさせなかったが、諸刃の何とかも良い所だ。
モニターの向こうで辟易しているLを想像するのは愉快ではあったが。
820月×粧:2008/06/28(土) 20:12:50 ID:0Zad9mmJ
「ほら、MDに落としたから後は自分の部屋で聞け」
「ありがと!お兄ちゃん!」
そんな奴の何処がいいんだか、と月は思ったが負け惜しみ臭いので口には出さなかった。

ふと、用が済んだ筈の粧裕がまごまごと立ち去る気配がないのに気付き月は不思議に思った。
「?まだ何か用か?」
「えっ?あ、うーん。えーと…」
「ああ、もしかして宿題?いいよ、持っておいで」
仕方ない奴だな、と月が大らかに笑っても、粧裕はそわそわしたまま動かない。
「粧裕?」
「あ、えーと、うん宿題ね宿題…。今日は出てないかな…あはは」
「?」
意味が分からない。怪しい粧裕の挙動に、月は今までの経験から類推し険しい顔で妹に訊ねた。
「…何か僕の物壊した?」
「ぶうっ!ち…違う違う!」
人聞きの悪すぎる兄の結論に粧裕は首が取れそうな程首を振った。
「じゃあ何」
「何って云われても…」
「面倒臭いな。分かる様に話せよ。用が済んだのに居るって事は、まだ僕に用があるんだろ?云いにくい事なのか?」
相変わらず矢継ぎ早な兄に粧裕はしどろもどろになった。
「それは…だ…だから別に用はないんだってば」

からかわれていると思い、月の口調がきつくなる。
「いい加減にしろよ。じゃあ用もないのに何で居るんだ」
「!」
粧裕は一瞬傷ついた顔をしたが、しょぼんとしたままポツリと呟いた。
「………居たいから」
「お前な、仕舞に僕も…」
怒るぞ、と云おうとしたその時。
「だって本当だもん!まだお兄ちゃんと居たい。別にお話してくれなくていいから……部屋に居るのも駄目?」
「………え」

頬の染まった粧裕を見て月は、やっと妹の駄々の理由を理解できた。
「…駄目じゃないけど…変な奴だな」
自分でも驚く程、妹に関心のない素っ気のない兄、の演技が出来た。
「えへへ」

想定外の粧裕の発言に面食らいながら、外向きは何ら普段と変わらぬ自分。

「だったら僕と何か話すか?」
「え…う、うん」
「何照れてるんだ」
「て…照れてないもん」
「そう?」

まるで初めて彼氏の部屋にでも来た様な初々しくて可愛い妹。
何だって、よりにもよってこんな状況の時なんだ、と月は溜め息を漏らさずにいられない。

「お兄ちゃん…あのね、実は昨日…」
「ん?ああ」
「粧裕がお風呂に入ってたら…ね」
「虫でも出たのか」
粧裕がぶんぶんと首を振る。その面持ちは嫌に真剣だ。
「何かね…その…誰かに覗かれてる気がしたの」

月と、夜神家から遠く離れたホテルの一室にいる約二名の呼吸が同時に止まった。
821月×粧:2008/06/28(土) 20:14:22 ID:0Zad9mmJ
「…それで?」

「まさか……お兄ちゃんが犯人じゃないよね?」
「………」
ショックと阿呆らしさで月は最早溜め息も出ない。

「そんな訳がある筈がないし、疑われて屈辱だよ」
大人気ないとは思ったが、完全に怒りを声に出してしまった。
全身冷気に包まれた兄に粧裕は、あわあわと釈明した。
「あの…違うの!お兄ちゃんだったらいいの!」
「だから、僕じゃないっ!」

ついムキになってしまい月は自分自身に舌打ちした。
「ごめんお兄ちゃん!だってだって…他の男の人だったらすごく嫌だし恐いし気持ち悪いから…お兄ちゃんだったら粧裕安心できるし…。
お兄ちゃんなら良かったのに…やだな他の人だったなんて…」
「………」

何か今、物凄い告白をされなかったか…僕は?
「とにかく、それは僕じゃない。でもきっと粧裕の気のせいだと思うよ」
「絶対違う!」
案外、感のいい妹に月は舌を巻いた。
いっそ粧裕にカメラを見つけさせて茶番を早く終わらせたい気持ちもあったが、
思春期の妹に風呂やトイレを覗かれていた事実を知らせるのも流石に酷だった。
元凶が自分であるなら尚更。

「落ち着け粧裕。考えてもみろ。うちの風呂の窓の造りで誰かが覗ける訳ないだろ。滑り出し窓で人間の頭なんか入らないし」
「……」
「あの幅に頭突っ込んで覗くなんて、よっぽど薄っぺらい人間でもなきゃ…」
「ぎゃー!!」

大きな悲鳴をあげ、がばっと粧裕が月に抱きつく。
「おい。何だよ突然」
「薄っぺらい人だよ!きっとあれ幽霊だったんだよー!薄っぺらい!!」

安心させてやるつもりが完全に裏目に出てしまった。
「馬鹿。幽霊なんて居る訳ないだろ」
「見えなかったけどいたもん!ほんとに視線感じたんだから!信じて!お兄ちゃん」
信じてるから始末に困ってるんだが
「疑ぐっちゃいない。でも僕は気のせいだと思うな」
しらじらしく云ってみるが粧裕はすっかりおののき動転していた。
「今まで『でた』ことなんてないのに…もう一人でお風呂入れないよぉ」
「…じゃ僕と入るか?」
無論月は冗談のつもりだった。
「本当!?よ…良かった〜」
「……いや、待て。今のは…」
神を見る様な粧裕のきらきらした瞳を見て月は続きが云えなくなった。

まあ、L達にだけ見せておくのも癪だし構わないか……
誰にも見えない角度で月は薄い笑いを浮かべた。

822月×粧:2008/06/28(土) 20:15:46 ID:0Zad9mmJ
「今日幽霊が出なかったら、もうお前とは入らないからな」
「うんうん、本当にありがとう。お兄ちゃん!」

脱衣所で話ながら粧裕がぽんぽん服を脱いでいく。
部屋では目が合っただけで赤くなっていたのに、変な所で無邪気な妹にやはりただのブラコンなのかと月はがっかりした。
まあ今の状況で下手に恥じらわれて、可笑しな気持ちにさせられても困るのだけど。
「わあ狭いねー。昔は二人でも広かったのに」
「そりゃあね」
気をつけないと粧裕の肩が触れそうだ。さりげなく月は一歩後退する。
目の前の妹の背中を見下ろしながら月は口には出せない事を思っていた。

…風呂に入る前なのに、いい匂いがするな…粧裕のヤツ…

粧裕が振り返り、隠せていない胸元が目に入った。
自分の視線には常に気をつけている。心で何を考えたとしても自分なら大丈夫だ。
「ほら、幽霊なんて居ないだろ」
「……何かが違うんだけどなぁ…うー」
「いいから、ほら。髪洗ってやる」
「ひゃ!」
急に触れられて粧裕の身体がピクンと跳ねた。

…馬鹿…変な反応するな…僕まで…

「何だよ?」と、月は努めて冷静に返す。
「ううん…」
「はい、座って」
「うん…」
なるたけ粧裕の身体がレンズに映らない様彼女の前に来る。腰にタオルを巻いてるので粧裕から月の局部は見えていない。
が月からは、それなりの光景が見える。
「…おい。ちゃんと前、隠せよ」
「いいじゃん。兄妹なんだから…隠すと余計恥ずかしくない?」
一理はある。
「別にいいけど。はぁ…こんな事父さんに知られたら僕の株は暴落だな」
「何で?そんなに変かなぁ。お兄ちゃんとお風呂入るの?」
「少なくとも僕は友達をなくしそうだけど」
「…粧裕がいればいーじゃん」
桜貝の様な唇をとがらせた甘え声は何処までが本気か計りかねる。
「はいはい。僕は粧裕が居ればいいです」
わざと棒読みにした台詞にも、粧裕は素直に喜んでいた。
「私もお兄ちゃんがいればいい」
「くっつくな。目つむってろ、シャンプー入るから」
「はーい」
目を閉じた粧裕の顔を見てる内、もし盗撮されてなかったら普通にキス位してたかも知れない、と月は思った。

823月×粧 終:2008/06/28(土) 20:21:50 ID:0Zad9mmJ
そして某ホテルの一室。

モニターを食い入る様に見つめ高級ブランドのチョコレートを食べながら、Lが隣にいる人物に声を掛けた。
「夜神さん」
「…何だ、竜崎」
「ご兄妹、仲いいですね」「……まあ」
「羨ましいです」
「…………」
性犯罪者でも見る様な目つきで総一郎に見られて、Lは眉―があればの話だが―を顰めた。
「嫌ですね。兄弟がいて羨ましいって事ですよ?」
「そ……そうか」
いっそ、この場に松田がいてくれたら、と総一郎は一瞬思ったが、気の迷いだと気付いて考えを改めた。

「…娘さん、完全に息子さんに恋してますね」
「……まさか」
「大丈夫です。あの頃の恋心など流行り病の様なものですから」
ちっとも安心できないのはこの男の誠意のない喋り方のせいだろうか。
「いや、案外本気なのは息子さんだったり」
「竜崎……冗談は程々にしておいてくれないか」
「私は冗談は嫌いです」
「………」

ホテルでの不毛な暗闘をモニターの中で戯れる兄妹は知る由もなかった。

「気持ちいい〜。お兄ちゃん、美容師になれるよー」
「あまり嬉しくないな」
「可愛い女の子の髪触りたい放題だよ?」
そんな僕でいいのか、お前は

「美容師にならなくても、好きな娘の髪は触れるからいいよ」
「………そう」
「…今みたいにね」
それは盗聴器でも拾えない微かな声だった。
「え?いま何て…?」
「口閉じてろ。お湯出すぞ」
「うっ、口に入った!」
「馬鹿」

浴室が湯気で満たされた一瞬、月は粧裕を引き寄せ抱き締めた。
「え……」
「おしまい」
何事もなかった様な月の表情に粧裕は戸惑う。
(今のって…………?)

「夜神さん……今の見えました?」
「いや……」
「私もです」
「ちなみに…今のが見えたとして、キラ捜査と何か関係が…?」
「いえ…単に濡れ場の様に見えたので興味が湧いただけです」
「り…竜崎!」
「冗談です」
「…………」

冗談は嫌いだが、矛盾した事を云うのは嫌いじゃないらしい。
「お嬢さん可愛いですね」「……」
よく分からないが月に粧裕の身辺の警護を頼みたくなる総一郎であった。


以上 お粗末さまでした
824名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:15:47 ID:7uSacRZQ
>>819
乙、そしてGJ!
相変わらず粧裕が可愛い。月が抱き締めたくなるのも分かる…くそっw
月の心情もやっぱ上手いです。エロ無しでも面白かった!
825名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:21:55 ID:41FALsMV
やっべおもしれーw
すっげ集中して読んじまったw
粧裕可愛いなー可愛いなーなんか嬉しくなっちまうな
前も思ったけど、月や粧裕の行動それやりそーとか、考えそーとかいうの多いんだよな
超GJ!!
826名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 03:03:11 ID:pcNV9hDS
>>819
ものすごく面白かったですGJ!
いいなあ月粧裕
面白くて声に出して笑ってましたw
827名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 09:50:25 ID:4NLFFydP
月サユすごく良かったんだけど
ぜんぜん話のキモではない「薄っぺらい人」が異常なほど自分のツボにはまって
思い出すたびに吹いてしまう。
「薄っぺらい!」 だめだ。笑ってしまう。
828名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:19:42 ID:SMpRAx6n
>>823
GJ!
やっぱりあなたの月粧裕最高だ
エロはなかったけど、いい年した兄妹が一緒に風呂入るってエロスだ
面白かった
829名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 19:14:59 ID:MxDW6oQ+
自分しか居ない部屋で視線を感じる日が何日か続いて、その日も布団の中でやはり視線を感じる
何となく見た方向にタンスがあって、じっと目をこらすと、タンスと壁の僅かな隙間から厚さ3ミリの女が、こっちを…
ていう都市伝説?が薄っぺらの元ネタですw
皆さん感想ほんと凄く嬉しいです
両想いは書けば書く程キャラが崩壊するので自重しつつ、またの機会がありましたら宜しくお付き合いの程
830名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:18:01 ID:YDw6i1ro
>>823
Lの「羨ましいです」を想像したら吹いたw
831名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:41:00 ID:xoPp+6eF
キャラ崩壊どころか原作キャラまんまでびっくりするぞ
誰か言ってた言葉借りるがキャラの捕らえ方がうまい
この月粧裕かなりツボ
甘いのにくどくないところが好きだ

832名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 12:46:05 ID:EMxJSkLZ
>>Lは眉―があればの話だが―

そういえば顔が初めて出た頃はあったけど
いつの間にかなくなったな。
833名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:05:18 ID:ALQrgwaR
>>832
抜けたんじゃね?髪が抜けるんじゃなく眉毛が抜ける
Lならなんでもありだろw

粧裕は最初から生えてないけどな!
下の毛が
834名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 11:16:27 ID:Af4tYqAp
はいはい、ワロスワロス
835名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:03:06 ID:TJ6r4oGl
気分を害させたようでスマン。保守のつもりだったんだ
小説投下しようとしたけど止めるな。気をつけるよ
836名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 01:26:12 ID:VdrzKDHw
かまってちゃんかよウザー
837名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 15:53:03 ID:vgyLsax/
失礼します。苦手な方いたらスルーでお願いします。
「月←粧裕」で自慰表現アリ。微エロ。台詞少な目。

『至純の芽吹き』


学校では習わないこと。
何でも知っている兄にも教わらなかったこと。
息衝くものには必ず備わっている機能…本能…それが今の粧裕を突き動かしているもの。

お風呂上り、省エネを気取って窓を開けたままで火照る身体を解放していた。
風で戦ぐレースのカーテンが障壁となって外からは室内の様子は一切見えない。
ごく当たり前のことだが、それは粧裕の全てを解き放つ条件に都合が良かった。
暑いから、その理由だけで湯上りにバスタオルを巻いたままで自室へと戻ってきた。
母親は友人との長電話に夢中で背中を向けている。兄は自室から出て来る気配すら無く、粧裕は羞恥を
感じる前に自室へと戻れた。それが開放感に拍車を掛けていたのかもしれない。
ある程度の火照りが取れた頃、惚ける頭でバスタオルの戒めを解き出す。外側に巻かれたそれはやはり
きつく、力の入らない指にはもどかしさすら感じるくらいのものだった。
それが面倒になったのか、片足を上げてタオルを捲らせ、そのまま前を肌蹴させて。
自然の風に触れる感触は心地良く、ふぅと小さく息を吐いた。
まだ幼さを残す肢体は滑らかで、入浴剤の効果で肌が滑々しているように感じられた。その滑らかさを
自然に楽しみ、肌蹴た前を這っていき。
申し訳程度に膨らむ胸に手が着いたら大きさを確かめるように撫で出して。
力の戻った手は今度は容易に戒めを解き、ベッドに寝転ぶ姿態は煌々と照らす照明の下に曝け出された。

「せめて85は欲しいなぁ…」
838『至純の芽吹き』2:2008/07/06(日) 15:54:06 ID:vgyLsax/
ぽつりと呟いた言葉は未来への憧れを示すもの。
放っておけば成長するだろうが、夢を見るのは乙女ならば当然のことで。
さわさわと何となく撫でていた手が胸の頂点に座する小さな果実に触れた。瞬間ぴくりと肩が跳ねる。
人差し指の腹でくにくにと潰すように弄ってみればジーンとした痺れを感じて。その感覚が何なのか分から
ないまま続けていればピンと立つ桃色の突起。
片手で触っているだけでは足りなくなったのか、両手で片方ずつの突起を弄り出す。
落ち着きかけていた鼓動が再び加速をし始めたが、それを認識することは出来ずに。
弄っているのは両方の胸の筈なのに、粧裕は別の場所がむず痒くなっているのに気付く。それがどこなのか
分からず、探るようにして右手がそろそろと下りていく。
夕食後のデザートも平らげた腹を過ぎ、臍に着くがまだ遠い気がして。もっと下へと下りる手がなだらかな
丘を撫でる。すべらかな肌には初毛すら無く。
…と、割れ目に指が滑り込んだ途端、全身が跳ねた。何故そうなったのか、単なる興味が後押しをして
再び指は割れ目に沿って下りていく。
柔らかな谷間の奥が痺れているような感覚。そんな場所には触れたこと無いので、何がどうなって痺れて
いるのかは分からない。
ただ保健体育で習ったことが思い出される。触ってはいけない訳ではないが、秘密の場所には変わりなく。
禁忌感すら思わせることが少女としての興味を加速させ、人差し指と中指を使って左右に拡げてみた。
初めて空気に晒すような感覚。当然と言えば当然で、初めてという感覚は粧裕を昂揚させるには十分な
切欠でもあった。
最初は広げているだけで満足だと思った。なのにまた痺れを感じてしまう。身体が次の何かを求めている
ような。
どうすればいいのか分からなかったが、取り敢えず触れればどうしたいのかが答えとして出るだろうと
単純に考えて。
人差し指はそのままに、薬指を中指の代わりにして左右に広げる役目を渡し、自由になった中指で小さ
過ぎる花弁の奥へと割り込ませた。

「どこ、かな……ここ?うん、ここかも…ふっん」
839『至純の芽吹き』3:2008/07/06(日) 15:54:47 ID:vgyLsax/
中指の腹に小さな突起が触れる。触った瞬間ビリッとした電気のような感覚がそこから走り、刹那の恐怖を
感じた。
もうそこで止めても良かった。だが恐怖よりも好奇心が先行し、中指は容赦無く包皮を剥き幼い淫核を突付
きだす。
自分の身体なのだから容赦などしないのだろうが、粧裕の場合は未熟な故の暴挙だろう。
だがその行動は粧裕に強い感覚を与える結果となる。
指先に感じる突起が乳首のそれと似ていることから同じように弄り出せば、ビリビリとした感覚が続け様に
襲う。その感覚がどう意味なのか分からないが、指を止めることは出来なくて。
くにくにと弄っていれば鼓動は加速し、息遣いは段々と乱れてくる。それはとてもいけないことをしているような
思いに駆られる一歩だったが、動きはやはり止められず。
上下に擦り続けていたがつるんと弾かれ、その直ぐ下の部分に指が触れる。そうなってみて初めて自分が
濡れていることに気付いた。
性行為をする際に身体を防御する役目を担っている粘液が分泌される…授業で聞いたことがリフレイン
され、これがそうなのか、と思った。
ぬるぬるとする感触が嫌悪には感じず、遊ぶようにして塗り拡げてみれば淫核にまでそれは着き、新たな
感覚を粧裕に齎した。

乾いた指で弄っていた時はビリビリとした感覚。
濡れた指で触れれば痺れに近いそれに確実な快感が上乗せされる。
こうなってしまえば指はもう止められなくなっていた。
両足を左右に開き、右足のみ膝を立てて。左足は曲げたままでだらしなくベットに横たえる姿勢を取った。
解放された身体に同調するように粧裕の幼い性も花開いていく。
乱れる呼吸に小さな声が混じっているが、今の粧裕にそれを認識できるだけの余裕は無く、指の動きに
合わせて紡ぎ出されていくだけになってしまう。
擦り続けていれば摩擦で蜜は乾いてしまうが、粧裕は本能でその度に入り口へと指をやり、新たな愛液を
補充しては再び淫核の愛撫を続けていた。
段々と激しくなる指に合わせてくちゅくちゅとしたいやらしい水音が静かな室内に谺し、それが更に粧裕の
未熟な情欲を刺激する。
自ら奏でる淫猥な旋律に素直な快感の声を重ね、加速的に絶頂への階段を登っていく。
840『至純の芽吹き』4:2008/07/06(日) 15:55:41 ID:vgyLsax/
「あっあん…やぁ、どうし、よぅ…止まら、なぃ…お、兄…ちゃ。…んっう、あっ…ひゃうんっ」

頭が真っ白になり快感に従順に従っていると不意に兄を呼んでしまった。
いつも頼りになる大好きな兄…月。自慢でもある兄に家族に向けるものとは違う感情を抱いているのに最近
気付いたばかりで、それを自らに突き付けるようにして再び震える声で兄へと発して。
名前を呼べば自然と脳裏にその姿が浮かび出す。穏やかに微笑みかけてくる秀麗な兄は、粧裕の頭の中で
優しく名を囁いてくれた。
その瞬間、何か大きな波が粧裕を襲い、激しい衝撃という名の悦楽が全身を包み込んだ。ビクビクと跳ねる
身体は初めての絶頂を迎えた証。

「んっん、あっ…やああっ!お兄、ちゃ…あぁん」

快感の波に咆げた声は再び兄を呼ぶ言葉。もしかしたら隣室で受験勉強をしているだろう月に聞こえて
しまいそうなくらいで。
頭ではそれを分かっているのに、止めるだけの技量も余裕も粧裕は持ち合わせていない。
もし後で部屋に尋ねてきたら、虫が出たとでも誤魔化そう。
余韻で惚ける頭でそれだけをやっと浮かべると大きく息を吐いた。まだまだ整わない呼吸だが、自然の流れに
任せ霞む瞳を虚へと向けた。
春の芽吹きにゆっくりと溶け出す雪のように、なだらかな感覚で昂揚は落ち着いてきて。
意識して呼吸を整えようと深呼吸をすればくしゃみが口を突く。いくら7月になったとはいえ、全裸で夜風を
浴びていれば当然のこと。
未だ気怠さの名残を感じていたが風邪を引いては困るので、肘を支えにしてゆらりと半身を起こした。
一度そこで息をついてからベッドの上に胡坐を掻くようにして座り、天井を仰ぐ。
少し冷え始めた太腿を撫で、視線がそれを追いかける。先程まで散々弄っていた秘処に指を伸ばして。
果てた直後の淫核は驚くくらいに敏感になっていて、触れることすら恐怖を感じた。
そこを避けて入り口に触れた時、まるでおもらしでもしたのかと疑うくらいにぐしょぐしょに濡れていて。
指先に纏う滑りを意識すると急に羞恥と罪悪感が包み込む。
無意識にしていたとはいえ名前も知らない行為をし、世界が至純に染まるような果てる感覚に耽ってしまった。
841『至純の芽吹き』5:2008/07/06(日) 15:56:59 ID:vgyLsax/
いけないことなのかもしれない。きっとクラスでこんなことをしたのは自分だけだろう。誰にも言えない秘密を
持ったことが怖かったが、とても心地良かったのは事実。相反する感覚に戸惑いながらも、粧裕は一つの
確信を抱いていた。
心に灯る幼い恋心。それは先程した自慰よりも許されないものだと無意識に解っていたが、それこそ
止める気の無い感情だった。兄、月に向ける未熟な恋は伝えることなど出来ないかもしれない、それでも
大切に育みたいもので。
幼い心で決意した想いとは裏腹に、自信無さげな声が小さく呟いた。

「…いけないこと、しちゃった…」

呟かれた音が夜風に乗り部屋の出入り口へと吹き抜ける。
粧裕は気付いていなかったが扉は僅かだけ開いており、暗い廊下に光が投げ出されていた。
その先に、佇み一部始終を見ていた兄が居たなど、知る由も無いままで……

…終了…
お粗末様でした。
842名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 06:36:25 ID:u/Q0PEaH
読みづらい
843名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 15:31:55 ID:ndBgr568
乙だけど、名無し妹の一人エッチとして読めちゃうな。キャラらしさを旨味とする人には受けないとオモ。
844名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 15:37:27 ID:Zs5j9cQT
ドリームというヤツか。
ふつうに読んでいたので意外だった。
845名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 07:01:21 ID:C5uZBx8f
なんか厳しくてワロタ
入れ食いマンセースレかと思いきや、みんな思い入れ強いんだな。
ここのスレの人たちはGJが熱くて
感想とかきちんとくれるし良いスレだ。
ここには投下したこと無いけどうらやましいぜ。
まぁ自分の書いた物がそれだけ感想書きたくなる気持ちが沸き上がるほどのクオリティーじゃないだけなんだろうが…
やっぱり職人の餌は読み手の感想なんだよな。
はー、なんかやる気が…orz
846名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 08:37:46 ID:Izsf8p9N
ウザ
847名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 08:59:40 ID:jfW5FMCU
>>845
誘いうけ満載の自分語りなんか同人板でやれよ腐臭えんだよ
848名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 09:40:01 ID:E5S3WypR
腐じゃねえよ。
通りがかっただけだ。あまり反応が…だったからな。
849名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 21:16:50 ID:UZ1lu3jn
乙です。
別に普通に四だけど
扱いの差にびっくりした
850名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 22:01:06 ID:Hd9i6P2v
だって気持ち悪いし
851名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 22:42:28 ID:ZovDmx9X
そうかなぁ?
852名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:26:30 ID:NuLEGhxG
前にあった月粧裕が上手過ぎたから仕方ないんじゃね?
853名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:29:13 ID:ni0n0aWA
投下多いのは何よりです 腐と云ったら薄っぺらいの人も充分腐くさいし
854名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:49:18 ID:Izsf8p9N
腐が書いてもいいと思うが文章に腐の悪いところが出てるとガッカリだな
しかも上手な月粧裕から流れにのろうとした感じがガッカリだた
855名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:34:37 ID:rIh5L+2D
おいおい…
只でさえ過疎なスレに投下してくれたんだから文句言うなよ
856名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:37:11 ID:su4BRp+a
>流れにのろうとした感じ
住人が多いと踏んだから投下したんじゃね?
じゃなきゃ薄っぺらの次に投下しようは思わねえだろ、あの程度で
857名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 02:00:09 ID:LNq1+l4X
自分はいいと思ったけど余韻が残っていたのかなだったら
858名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 03:03:41 ID:CjD+40w4
誤爆、書きスレ乙。反省の色なしだな。
859名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 11:19:08 ID:Lwvrz+O/
反省ってなんだ?
つーか、確かにかなり良作だったけど文章、構成、作品的に絶賛されるほど神だとは思わなかったけどな?>つきさゆ
すごいGJの嵐に引き気味でromってた。
あくまでも内容の話な。
860名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 12:23:58 ID:8g/s7666
俺は>>788が好きだ。あと2mmの人の作風。
861名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:36:55 ID:CYB5Kz/I
流れに乗る事自体別にいいんじゃね?
つか投下してくれた奴に差を露骨につけんなよ

好みじゃなかったらスルーしとけと
男キャラメインで描いたなら文句言われるのは当然だけど
そうでないのに腐だのドリ臭いだのどんだけ
そんなんだからこのスレ過疎るんだろうな
862名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:42:18 ID:1i1+PcCJ
悲しいことにエロパロの二次スレは全体的にそんな感じさ…。
いや、二次に限らず読み手は神様な風潮だしな…。
863名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:50:42 ID:RALLI1s+
>>861に全面同意。
だが>>845みたいな内容は完全にスレ違い、書き手スレかチラシの裏で吐き出せばと思う。
864名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:55:06 ID:AXF6QcjR
何言っても一言いいたいヤツは言う。無駄無駄。
自分のスルースキルを磨くしかない。
865名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 15:12:42 ID:RWqHtBhg
最近845のようなネトっとした男のレスをよく見る。特に書き手
男子たるものレスターのようにたくましく生きなくてはならない
つまり何がいいたいかというとレスター×清美がみたい
と言うよりSPK×清美か
SPKの三人は色々凄そうだ
866名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 02:04:14 ID:/aSinCgZ
近日中に投下を考えてる方居ますか?
居たらご予定聞かせてください
867名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 21:56:24 ID:/aSinCgZ
誰も居ないようなので投下しようと思いましたが前の方々ほど上手くないし、月粧由ばかり続くのもあれなので止めますね
868名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 01:16:42 ID:V1V3w4b6
好きなように投下すれば良いんじゃね?自分は月粧裕好きだから読みたいけどw
上手・下手は気にすんな。それよりも誘い受けっぽい文は嫌われるから、そっちを
気をつけた方がいいぞ
869名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 01:26:13 ID:wwgaUH8m
せっかく気を使って止めるって言ってくれてるんだから
クレクレするのはどうかと思う
これで投下したらほんとに誘いうけ乙だし
870名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 01:52:08 ID:V1V3w4b6
浅はかなレスだった、スマン
>>866-867もスマン
871名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 06:47:33 ID:dA6z9EFd
気持ち悪いほど誘いうけじゃないか
釣りだろ
872名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 13:35:52 ID:ZBh0szt6
誘い受けきもい同意だがここの投下師叩き過剰だから
誘い受けしたくなる気持ちわからんでもないwww
まあ好きにすればいいんじゃね
873名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 14:13:27 ID:Ic0zcsi4
むしろ誘い受けすると必ず叩かれるということを覚えた方がいい
874名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 14:19:05 ID:XeKbV1k3
語りもなー
腐っぽいヤツ多い。だからドリとか言われちゃうのかね
875名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 11:27:05 ID:4rSQpNC+
腐臭いかは置いといて
誘いうけしてないでまずは投下してくれって事だな
876名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 16:24:02 ID:Ily8iZFZ
だな
予告→数時間後投下…だと誘い受けに見えるし
注意書き程度の予告→直後に投下…ならいいと思う

ともあれ、管理人さん乙!
877名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 09:20:13 ID:c4nKc4mi
まとめ更新されているね。管理人さんありがとうございます。
総一郎vsウエディは・・・リレーまとめるの大変なんだろう。
878名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 22:20:34 ID:7QTZoJ1/
やたら誘い受け叩きする奴こそ腐なんだけどな
879名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 23:42:58 ID:+pqIhk8A
いちいち話を蒸し返すな
880名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:30:15 ID:WG8V0FUo
管理人さんお疲れ様です
及び、ROMのイタタ自家発電を保管くださり(ギャフン昨日気付いた)有難うございます
ついでなので云っちまえ 旱樹の名前間違えてすみませんでしたチクショー
ファン歴だけは長いので悔しい

突然ですがニアハル貼ります 読み切りの部屋の設定です
萌え重視厨内容(書いてるのは男性なので、あくまで厨)

スルースキル上級者の皆様と評価してくれた方のお蔭で楽しく貼らせて戴けました 何かすみません

以下11レスいきます 苦手でなければお付き合いください
881名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:33:07 ID:WG8V0FUo
それはまるでガウディの建築物を思わせる壮麗な眺めだった。

何の変哲もない紙片を芸術の域にまで昇華させた荘厳な造形美が部屋中を埋め尽くす様に広がる。
既に大人の身の丈にまで届くタロットタワーの都市の遥か中央部にその少年は独り座していた。

故意なのか、他人を拒絶する様に砦を周囲に築いた少年は、ハルにとって物理的にも心理的にも酷く遠い。
どうやって中に入ろうかと思案するハルに、ニアは視線も向けず抑揚のない声で告げる。
「前にも云いましたが、崩したら本気で怒りますよ」

最近、拒絶の度合いが増した。
ハルは困り顔を表に出し、その場の空気さえ動かさぬ様にそっと後ずさる。
キラが世を去ってから三年の月日が経ち、あの時の線の細い少年は今や青年へと成長を遂げていた。
だが、線の細さと声質は未だ少年の頃のまま変わりはなく、精神面に至ってはよりその傾向が顕著といえた。

ニアに冷遇され、ハルはこのタワーをわざと崩したらどうなるだろう、などと幼稚な意地悪をつい考えてしまっていた。
ジェバンニからは、以前より表情が和らいだと指摘される彼女だが、それは単に子供っぽくなった証拠かもしれない。
意地悪をした所でニアの関心をひく所か口も利いて貰えなくなるのが関の山だろうに。
らしくない低劣な自分を知らされる度ハルは益々ニアとどう接していいか分からなくなっていた。

「…で、今日は何です」
急な声に、はじかれる様にニアを仰ぐが、彼はやはりハルを見てはいない。
云われて、ニアとの私的な接見をレスターが認める様な事情をハルは持たない事に気付いた。
会うに足る理由すら用意して来なかった事に、ハル自身驚いて返答に窮する。
「…分かりません」
正直に答えたハルに、ぴた、とカードを摘んだ細い指が止まる。

「私に何故会いに来たのか分からない、と?」
いつもなら黙殺するのに、とハルは少しだけ驚いた。
「…はい。気付いたら此処に足が向かってました」
「来て貰ってもお茶も出せません。用が無いのならお引き取りを」

にべもないニアの言葉が、ここ最近ハルには胸が切なくて仕方ない。
「私が居ては邪魔ですか?タワーは決して崩しませんから」
切迫した状況以外で食い下がるとは自分の知るリドナーらしくない、とニアは思った。
が、思い詰めた彼女に対しニアの言動はこの上なくストレートだった。
「邪魔ではありませんが迷惑です」

882名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:34:06 ID:WG8V0FUo
相変わらず加減のない人だ、とハルは苦笑する。内心では実は相当傷ついたが、ニアに悪気はない筈だし最もな言い分だった。

「分かりました…少し自惚れていたので残念です。まだ私に気を許しては戴けていないのですね」
「……逆です」
「え?」
「ここ最近、貴女が居ると私は集中力がなくなる事に気付きました。恥ずかしい事に三年以上も一緒に居て、です」

ニアの云わんとしている事は正しくハルには伝わらなかった。
自分が彼の集中の妨げになる事をするなど有り得ない事だ、と彼女は困惑している。
「すみませんニア。私の何がいけなかったのでしょうか?仰ってくだされば今すぐに改善します」

(そう来ますか)
自分の言葉はネガティブな意味でリドナーに伝わったらしい。
一瞬の不注意で手懸けていたタワーがばらばらと崩れ、今し方出来たニアの眉間の皺が一層濃さを増した。

「…鈍いんですね、貴女」
「は?」
「そうですね…何がいけないと云うなら…全てです」

云いたくはないが、心臓麻痺を起こすかと思った。
僭越な考えかも知れないがこの少年にそこまで嫌われる事をした記憶がない。
どちらかと云えば、むしろ憎からず想われたくて砕心してきたつもりなのに。

「全て…ですか」
ニアの前でここまで落胆した溜め息をついたのは初めてかも知れない。
姿勢のいい肩をがくりと落としたハルにニアは不審そうに訊ねる。
「何故落ち込むんです」
聞かれると余計落ち込みたくなるのだが流石はニア、気付く気配はない。

「全てが嫌いと云われて平気な人間は居ません…いえ、平気で居なければ職業柄いけないのでしょうが」
「……私は嫌いなんて云いましたか」
「え…ええ。私の全てがいけないと」
「いけないと嫌いとでは意味が違いますし、少なくとも私は違う意味で両者を使い分けます」
違う意味でも似たものではないかとハルは思い、そしてそれはしっかりニアに伝わった。
ニアは指摘は止めておき、かわりに長袖から覗く指でしなやかに塔を示す。
「……そこのタワー」
「?こちら、でしょうか?」
「はい、それです。一番の自信作です。順番を付けるとすれば、そしてそれに意味があればの話ですが」
「はあ」
「壊していいですよ」
「………は!?」

ハルの頭が今までの会話を反芻し混乱する。この少年の突飛な発言は珍しくないが、論理的に破綻していた事はない。
「ニア…何を」
「壊さないんですか」
「当たり前です!」
「何故」

883名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:35:17 ID:WG8V0FUo
本当に答えなければ分からないのだろうか。
喧嘩を売られてる気がしてハルは口をつぐむ。返答が来ないのでニアは勝手に続けた。
「これを壊していいと云われたら、大抵の人間は口では遠慮しながらも快感を覚えると思います。リドナーは違うのですか」

婉曲にその他大勢の人間と一緒にされてハルは深く傷ついた。
「一緒にしないでください。ニアの大切な物を私が壊せると貴方は本気で?」
「私の」
復唱されてハルは言葉に詰まった。いつの間にか頬は熱を持っている。
そんなハルを何処までも冷静な視線で見つめ、ニアは知らずに彼女を急き立てていた。
「ニアの大切な物を壊したり出来ません。けれど…けれどそれは」
「…?はい」
「上司に対して不敬だからではなく、大切な人の悲しむ顔を見たくはないからです」
「……」
聞きながらニアは髪をくるくる弄んでいる。
想いを告げたつもりだが恐らく伝わってはいないのだろうとハルは思うが特に不満はなかった。だが。

「有難うございます、リドナー。それから、すみませんでした」
「…あの」
「礼は貴女から伺った今の気持ちに対して。詫びは無理を云って貴女を困らせてしまった事に」
「い…いいえ…そんな」

よく分からないが先刻より数倍思いやりのある言葉だった。
「ニア、何故あんな事を云ったのです?」
「あんな事、とは」
「一番お気に入りのタワーを壊していいなんて」
「……近道に思えました」

答えて貰ったのに、やはり分からない。
ハルのけぶる様な長い睫毛が謎にしばたくのを見てニアが問う。
「もっと分かり易く云いますか」
「はい…すみませんが出来れば」
ニアから小さな溜め息が聞こえた気がした。

「私にとってリドナー、貴女はこのタワーを崩させても許せる特別な人。当然…そんな貴女を私が嫌っている筈がない」
「………!?」

ハルはニアを凝視した。空耳かと思ったが、今確かにこの耳ではっきり聞いた。
「賢明な貴女が何故そんな事も分からないのか、私の方が知りたい」
「……」
「分かったらお引き取りを…」

884名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:38:19 ID:WG8V0FUo
仮にも上司であり、懸想しても望みのなかった相手から、あろう事か否定ではない答えが返ってきたのだ。
長い恋愛期間であれば尚更の事、分別を持たなくてはならないと思うのに。

「…好きですニア。貴方に触れたい」
ニアの肩が僅かに反応した気がした。
「私はそちらに行けません。リドナーも多分無理でしょう。人の通行を考慮しませんでしたから」
残念そうなニアの表情がハルの迷いを取り去った。
「ニアが来いと云って下さるなら、一枚たりとも決して崩さずに私はそちらへ行けます。信じてください」
「…そうですか。では……来てください、リドナー」

他の者には不可能な事を即興で有言実行出来る時点で、やはり彼女を一番有能な部下と呼ばざるを得ない。
(本当に来るとは……思ってましたけど…ね)
自分より長身で表面のおうとつも著しい人が何故あの細い道を通り抜けられるのか、とニアは興味深げにハルを見ている。
「どうかしましたか?ニア」
そうっと横に座り、初めて会った時よりあどけなくなった瞳でハルが覗き込む。
履いていたヒールは脱ぎ捨ててきたらしく、ストッキングの足が行儀よく並んでいる。
ニアはいつもの片膝を立てた座り方のまま、隣のハルを観察した。
男が放っておかないこの女性は先刻自分を好きだと云った。

「リドナー」
「は…はい」
「来てくれて嬉しいです」
「……ニア!」

抱き締めたのはハルの方だった。
21歳とは思えぬ華奢な少年の身体が、モデルと見紛う美女の肢体に大切にいだかれる。
攻守が逆では、と思いつつ嫌な気はしないのでニアはハルに身を委ねたままでいた。
柔らかくきつさのない、鼻腔をくすぐる彼女の甘い香りを自分でも気付かぬ内に無意識に吸い込む。

「ニア…私で良いですか?」
耳元でハルの優しい声がした。少し申し訳ない様な声音なのは、つまらない事を気にしての事だろう。
「貴女が良いです」
「す…少しでも嫌だと思ったら云ってください」
「大丈夫です。子供じゃありません」

その特異な立場と中性的な外見のせいか不可侵な存在に思えるニア。
だが、サナトリウムにでも居そうな病弱に見える少年は、身体的には全く健康な成人男子の筈だった。
正直ハルの目にはとてもそうは見えなかったが。

「所作が良く分かりません。教えてもらえますか?」
いつもの業務口調で云われてハルはニアと自分の目的が合致しているか心配になる。
「は、はい…」
「よろしくお願いします」
「……私を困らせてます?ニア」
顔を寄せ、じっと覗き込む様はニアをどきりとさせる。いつも見下ろされているハルの顔が同じ高さにあるのは新鮮だった。
人の顔の美醜を気にしないニアだが、このひとは間近で見てもやはり美人だと、しみじみ思う。

885名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:40:29 ID:WG8V0FUo
頬にニアの指が触れる。彼が自分から人に触れるのを見たのは初めての気がする。

いつも体温のない玩具に、否、自己の体温しか残らない物に触れているニアには、人の温もりと感触が珍しい様だ。
最後に人に触れたのは、旅客機搭乗の際に乗務員の女性やレスターから手を引かれたのを除けばワイミーズハウス以来かもしれない。

「困らせているつもりは有りません。ですが、あなた方の困り顔を見るのは嫌いじゃないです」
先刻の質問に答える。ジェバンニやレスターが聞いたら眉間に渓谷が出来そうだ。
「ニア、私はいいですが…あまり彼らをいじめないでくださいね」
苦笑するハルの首に手を添えニアが引き寄せる。思いの外強い力にハルは驚いた。
「いいんです。いつも彼らは役得してるんですから」
「役得?」
優秀で慧敏な女部下は上司の嫉妬には全く疎かった。
「……もう、いいです」
首に絡んだニアの腕に力がこもる。
「あっ」
ハルの髪がニアの頬をかすめて揺れる。幼子がぬいぐるみをひしと抱く様にニアはハルを固く抱き締めた。
「ニ…ア」
「力、強いですか」
「いえ…」
「女性の身体は柔らかいですね。心地良いです」
「…此処が一番柔らかいんですよ。ニア」

綺麗に爪を手入れした優美な指が少年の手を豊かな胸元へと導く。
スーツの中に引き入れられたニアの手が、薄手のブラウスの上からバストに押し付けられた。
「…はい、本当に」
自分から力を込めずとも不可抗力的に指が柔らかな双房に沈む。
「大きいですね」
「宜しければ直に触りますか…?」

ニアがコクと頷くのでハルは一旦ニアの手を離し、ジャケットを脱いでブラウスのボタンを外していく。
凝視に近い視線で見つめてくるのはニアらしいと云って良いのか。
羞恥心より、右も左も分からない子供に何をしているんだろうという気持ちに近い罪悪感がハルの心に浮かんだ。

ブラウスをはだけ後ろ手でブラジャーのホックを外し、間をもたせて上にたくし上げる。
ぷるんと生の乳房が揺れるのを見てもニアの表情はまるで普段と変わらない。
「どうでしょう?」
「はい、綺麗です」
「…ええと…良ければ、もっと砕けて戴いても…」
「早く揉みたいです」
真顔すぎて突っ込んでいいのか分からない。
「構いませんよ…ニア」

886名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:41:37 ID:WG8V0FUo
流れる様にブラウスとブラジャーを脱ぎ落とし、ニアに寄り添う。
立て膝を少し崩してニアもハルの方を向いた。
すぐに艶のある瞳に囚われ、若き至高の天才の瞳に興味とは違う炎が灯る。

下着の支えがなくとも美しい形をキープした乳房は瑞々しく張りがあり、下半球の丸みは芸術に等しい。
中央の突起と乳輪は小さすぎず、綺麗だが淡すぎない濃さの色も男にはそそるかも知れない。

ひたり、と片方の丸みをニアが優しく包む。
「…っ」
生の柔らかさに驚いたニアはハルが小さく息を洩らした事には気付かない。
いつも、どちらかというと硬質の玩具ばかり弄っているニアにとってハルの乳房の弾力と吸い付く様な肌触りは異質だった。
指が恐い程めり込む柔らかさなのに、どれだけ押しても瞬時に戻ってくる肉の反発は合点がいかない。
気付けば両手でニアはハルの双房を鷲掴みにしていた。
「大変面白いです」
「っ…そう、ですか…?」
最初から遠慮なしに揉みしだかれてハルは少し恥ずかしそうに、自身の胸を見守る。
目の前が蔭り、ふいと顔を上げると触れそうな距離にニアの顔があった。

「……!」
一回り近く歳の離れた、しかも女性経験の乏しそうな青年に、明らかに自分の方が緊張し意識していた。
「気持ちいいです、リドナー」
ぷるぷると上下左右に弾む乳房の突起がニアの指の股で不慮にこすれる。
「んっ…ニア…」
「……」
何となく気付いて、白い丘の固くなった先端をそっと摘む。
「は…っ」
「嫌ですか」
「いいえ…違います。続けてください」
ハルの瞳は優しく何処か熱を帯びていた。
「はい。思ってたよりふにふにしてますね。赤子が噛んだりするんですよね。平気なものなのですか?」
指先でハルの乳首を捏ねながらニアが問う。

「…平気なものなのかは、まだ経験ないので…。……まさかニア、私に子供居ると思ってます?」
ニアはきょとんとして何やらもごもごした。
「……居ても私はリドナーが…」
「とても嬉しいんですけど、素直に喜べません…それに最後聞こえませんでした…」
「何度も云うと安いので嫌です」

ふいと視線を逸らす姿が可愛くて抱き締めたい、と云ったらこの人は多分嫌な顔をするのだろうな、とハルは思った。

887名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:42:59 ID:WG8V0FUo
「私は女性ですから良いですよね。ニアが好きです」
「貴女が性差を振りかざすなんて一生無いと思ってました」
「心配しないで。嫌なら、もうしませんから」
「はい。…でも、嫌じゃないからまたされる事になりますね」
「え?」
「何でもありません」

視線が交錯し同時に寄せあった唇がゆっくりと重ねられる。
しっとりと潤った両の唇は甘い菓子を食べた後の様な風味がしたが、どちらの所為なのかは分からなかった。
唇を吸いながらニアの手がハルの耳をかすめ彼女の後頭部へと回る。
いつも触っている自分の猫っ毛とは異なる、さらさらの真直ぐな髪が指の間を優しくくすぐり擦り抜けた。

頭部を固定されたハルの唇に、偏食の舌が求愛する様に滑り込んでくる。
互いに見つめ合い蛇の様に絡み合う舌は熱く、二人の吐息はそれ以上に熱かった。
頭を押さえたニアの強い力と口内を動き回る舌にハルは驚かざるを得なかった。
「っ…ふ…ニア…」
ハルに制され離れた唇が糸を引く。グロスを塗った様な唇はニアも同じだ。
「何ですか」
「…その、経験あったんですね。てっきり貴方はキスもまだだと私ったら…」
「まだです。少なくとも好きな女の方とは」

好きではない方とは何かあったのだろうか、などとハルは思ったが当然沈黙を守った。
「そうでしたか」
「したい事を…してるだけです。嫌なら今云ってください。今ならむかつくだけで済みます…」

ハルは暫し目を点にした後ふっ、と吹いた。無理強いをしない、との意味合いを何て言葉で表わすのか。
「してくださいニア。私も望んでいた事…」
ニアを掻き抱き、自分ごともつれる様に倒れこむ。
「リドナー…」
彼女を下にして何度もキスをしながら青年の唇がハルの頬から耳元へと移る。
色白の肌が上気してほんのりとピンクに染まる中、ニアの触れた耳が何処よりも赤い。
ぬるりと耳孔に舌が忍びハルはビクリと跳ねた。
「あ…」
「よく、してるから」
「は?ええと…何を?」
「内緒話です」
「内緒話?」
ち、と至近距離で舌打ちが聞こえた気がするのは気のせいだろうか。
SPKのメンバーと何事か耳打ちしている光景を何度も目にしたのをニアは云っていたりする。
「…もういいです」
「それ、さっきも云いませんでした?ニア」
「云わせてるのは誰です」
ハルの眉が八の字になるのでニアはもう言及しない事にした。
「貴女が私の物になれば…多分スッとしますから、それで手を打ちます」
「よくわかりません、ニア」
「いいんです」

888名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:43:52 ID:WG8V0FUo
消毒する様に耳を舐め回していた舌が、あごのラインを伝い首筋を下りていく。
胸元に辿り着くと山脈を縫ってニアの唇と舌が這う。
自身の白い肌は跡が残りやすい事をハルは知っているが、ニアの強い吸引にも困りはしない。
そのまま敏感な突起に触れられたいと思って見ているとニアと目があった。
ニアは長い睫毛の下からハルを見やり、形のいい唇から子供の様な赤い舌を伸ばして乳首を舐めた。

「あっ…ニア…っ…」
赤らむハルをよそにニアは乳房を掴み、貪る様に二つの山頂を交互に吸い上げた。
「ああ…い…っ…」
強めに吸ったが痛いのとは違うらしい、とニアは悟る。
薄紅色の輪状部を口に含み口内で突起を舌先でこねくり回すとハルはきゅっと唇を噛んだ。

胸だけでそういう顔をするなら
長袖を引きずった手がタイトスカートの中に潜り込み下着に掛けられるとハルの膝が跳ねた。
「…すみません、まだでしたか」
「そうではなくて…自分で脱ぎますね」

何となく残念そうな顔をするも、ニアも思い出した様にもぞもぞと自身の服のボタンを外していく。
「ニアはいいですよ」
「?はあ」
中途半端にボタンのはだけた、ただのだらしのない姿でニアはハルを見守った。
スカートに手を入れてストッキングごと自身の下着を下ろす。濡れているのをニアに悟られぬ様に手早く足首から抜き取った。
すぐに知られてしまうと分かっていても嗜みの様なものだろうか。
「どうぞ…ニア」
再び床にしゃがんでスカートを捲り、肉感的な太股を悩ましげに開いた。

その様子だけで男性は股間が隆起しそうだが、ニアの反応は恐ろしく平静だった。

「初めて見ます。本の図解と一緒ですね」
まあ、いいけど、と思いつつ、
「そう思いますけど…他の女性の時には云わない方がいいですよ」とハル。
ニアは自身を棚に上げて思い切り不機嫌を訴えた。
「……やっぱり貴女、相当鈍いですね。無神経です、しっ」
「え?…あっ」
語尾と同時に太股の間に割り込んだニアが、ぺたりとハルの秘所に手を密着させた。
「あっ…」
彼のあの手に包まれ土手を撫でられただけで、湿り気が増し痺れる様だ。
ハルの視界にニアのだらりとした長袖が入り気になった。
「ニア、あの…袖口が汚れます」
「……」
ニアの指が更に深く割れ目に分け入ってきてハルを探る。
「んっ…ニア…?聞いてます?」
「うるさいです…分かりました。手でするなと云うなら、こうです」
白い脚が担がれて、指とは違う生温かな感触がその場所を訪れた。

889名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:44:44 ID:WG8V0FUo
「ニ、ニア…ッ!?」
「知らないと思ったら大間違いです」

自分の股に少年が顔をうずめていると知りハルは動揺の声をあげた。
制する間もなく子供の様な唇が秘唇を啄み、すぐに舌が抉じ入れられる。
「に、ニアっ本当に…ああ…」
口淫を拒もうとしていた気持ちが霜の様に溶けてしまう。端から嫌な訳がないのだ。
柔らかな舌が襞の中を掻き回しただけで、気付けば会陰から尻にまで生温かいものが伝うのを感じた。
濡れた秘裂をニアはそのままの表情で、指を使ってパクリと開く。
(ああ…)
充血した生々しい女の肉をこの少年に見られているかと思うと、居たたまれない一方で心は官能に震えてしまう。
ゆとりのないハルは、ニアが不自然な姿勢で自身の脚の付け根を気にしているのには気付かない。
ニアは鈍い痛みをやり過ごしながら、知識と照らしてハルの佇まいを観察し、女性の一番敏感な区画に近付き舌先で舐めた。

「あん…っ!」
「そんな大きな声出すと」
「す、すみません…んんッ、でも…!貴方にそんな所を…はぁ…」
すっかり顔を出したそれに執拗に舌を這わされて、ハルの自制心と太股が弛緩していく。
「いえ。声を出して戴くのはいいんですが、良いとこで邪魔が入りそうなので…間の悪そうな人も居ますし」
便宜上、固有名詞は控える。
「…そうですね…」
顔を上げたニアとハルの目がかちりと合う。

「邪魔が入る前、の方がいいですよね」とニア。
「…はい。ニアは如何ですか?お手伝いしますか?」
何を、と突っ込む者は居なかった。
「いえ行けます。とっくです」

皺だらけなのに真っ白なせいか、いつも清潔に見えるズボンをずり下げてニアが取り出す。
「失礼します」
ハルに覆い被さり白い股の間に割って入る。
「ニアも…感じてくださってたんですね…良かった」
準備の完了した彼の物が目に入ってハルはホッとした様に微笑んだ。
「不能と思ってましたか」
「ふふ、少し。だってニアに性欲があるなんて誰も信じませんよ」
「要らぬお世話です」

憮然とした表情とは違いニアは優しくハルに唇を重ねてくる。
「ニア…」
「このままで良いのですか、リドナー」
「はい。今日は心配いりません…来てください」

890名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:46:00 ID:WG8V0FUo
こくりと頷き、ニアは直立した物を無理矢理横に倒してハルの入り口と位置をあわせる。
ぬめった膣口に先端を押し当てるが滑ってバネの様にペニスがまた垂直に戻った。
何となく不様だ、とニアは思ったが、ハルはと云えば若く不慣れな少年を見ているのは全く悪い気はしなかった。

「案外、難しい、もの、ですね」
「ニア、もう少し下です。そう…そこ……はんっ」
やきもきしたニアが強く腰を突いた時に照準が合って、勢いをつけて全長がハルに突き刺さった。
根元まで未知の感触に襲われニアの面貌が歪む。
「入りました。すごい、ですね」
「ああ…ニア…いいです…」
はちきれそうに膨張した彼を確かに内に感じて、ハルは酔い痴れる。
求めていた人の固い圧迫が窮屈な膣壁を押し返し時折跳ねる様にびくびくと震えた。
「ああっ…いけませんニア…」
「ちょっと…貴女こそ、そんなに締め…?」
はしっ、と自分のシャツを掴むハルが少女の様で、ニアの歓心をくすぐった。

ハルの横に手をついてニアはゆっくり繋がった場所を動かし始める。
「あっ、ニア…んっ…あぅ…」
「気持ちいいです。貴女の」
「ニア…私もです」
「動き方これで良いですか」
「はい」

ニアは動きながら、挿入っている所を真上からじっくりと観察した。すれすれまで抜いて、再び突き当たるまで埋没させるのを繰り返す。
そうしている内、ゆっくり出し入れしていたのが、無意識に勝手にスピードがついてきた。
「…っ…っ…」
「ニアぁ…はっ、はん、ああ…」
「リドナー、どうしましょう。溶けそうです」
「まあ、もう…ニアったら」
「だって本当です」
ニアの開いた胸元にハルが触れると、しっとりと汗ばみを感じた。
この人でも汗などかくのだな、とハルはやたら、しみじみした気持ちになった。

何度も出入りして飛び散った愛液が二人の服と床を濡らしていたが、ハルにはもう何も考えられなかった。
「ニア嬉しいです…お願い、もっと…」
「いえ、もう、かなりやばいんですが……私」
ニアが奥歯を噛む。
射精感を忘れようと萎えそうな事を考えてみるが、目の前で乱れる部下と、現実のまぎれもない快感の前には無力だった。

「……すみません、リドナー。出そう、です」
ニアの動きが激しくなって衣擦れと肉のぶつかる音が大きくなった。
「はい…私も、もう…。いつでもどうぞ…」
「有難うございます………ハル」
「あ……」

最後のニアの突きの後、ハルは一番深い場所に待ちわびた温もりが注ぎ込まれるのを感じた。

891名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:49:59 ID:WG8V0FUo
射出が終わり、ニアは繋がったままハルの上に倒れこんだ。
(最高でした…動けません…でも重いですよね)

「…ニア…」
優しく受けとめハルは宝物の様に彼を抱き締める。
恋人というより、どうも母か姉の抱擁に思えるのはニアの思い過しだろうか。
「今抜きます」
「慌てなくていいですよ?」
まだ余韻に浸っていたくて名残惜しそうなハルに
「慌ててなんていません」と、ニアは何やら急に素っ気ない。
ペニスを引き抜き、拭きもしないでズボンに収めている。
つうっ、と二人を繋いだ白い糸がハルの太股や彼の服に少量付着した。

「やだ。ニアったら、いま服に…」
「私の服なんてどうでもいいです。白いし分かりゃしません」
と、おもむろに自分の袖口でハルの後始末をしだす。
「ちょっ、なんて事するんです?そんな事しなくていいですから…ああ、汚れてしまいました」
ニアはムスッとしたまま「ハンカチ持ってないんです私」とだけ告げた。

「…私との、何かまずかったでしょうか?後悔している…とか?」
つい聞いてしまったハルだが、一気に変わったニアの顔色には気付かなかった。
「ご冗談を。まずい所か…」
「え?」
「こっちの話です。リドナーは最近私を詮索しすぎです」

ファミリーネームに戻ったのに直ぐ様気付いてハルは控えめに突っ込んだ。
「ずっと呼んでくださいとは云いませんけど、二人きりの時は、その」
「私は、そう呼びたい時は何処であろうと、誰が居ようとそう呼びます。貴女が困っても知りません」
「何怒ってるんですか?」
ハルは単刀直入に聞いてみた。自分の下着を穿くのもそっちのけで、ニアの着衣を整えながら。

「…それです」
「え?どれです?」
「幼児扱いするのは止めてください」
云いながら、ボタンを留めているハルの手をぺしっ、と払い落とす。

「よ、幼児扱いなんてしていません」
困惑したハルの顔を「どの口で云うか」と云いたげにニアは睨んでいる。

「わ…分かりました、もうしませんから。でも、じゃあどう貴方を扱ったら良いのでしょう?」
「……そうですね。差し当たっては」
と、ハルの腕を掴み、勢いよく引き寄せる。
「えっ、あ…」

後ろから抱き締めてくるニアの身体は先刻より大きく感じられた。

「これからは二人の時は………と呼んでください」

あの日、YB倉庫で魅上にノートに書かれた名前を、ニアはハルの耳元で小さく囁いた。


以上です。有難うございました! 姉さん別人すぎ…
892ニアハル 終:2008/07/14(月) 14:59:17 ID:WG8V0FUo
タイトル思い切り忘れてました レス無駄遣いしてすみません
893名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 15:28:54 ID:1bJKswAd
おお!!ニアハルGJGJ!!
しっかり萌えを頂いたよ(´Д`*)
最後の終わり方も最高だな
ニアの前では控えめになっちゃうハル姉さん可愛いw
894名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:54:42 ID:zV9zDqOo
面白かった!
エロもよかった
何よりキャラまんまだった
ニアとハルの表情とか目に浮かぶ
超GJ!
895名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 01:16:53 ID:2V1++0Hj
>>892
GJ!
ぶっちゃけ可愛い系キャラが好きなんで最初斜め読みだったんだが
会話が面白かったんでちゃんと読んでみたがよかったわ
姐さん系キャラがちょこちょこ見せる可愛さっつーのも結構いいもんだな
896名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 11:37:13 ID:dqxUtA/K
会話うまいよな。
うまいっていうか、そのキャラらしいセリフがツボだ。
>>892GJ!
897名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 12:02:23 ID:F/Y6fb5z
>>892

GJ!!
キャラの書き方もいいけど話が超好み 面白くてスラスラ読めた
原作が言いそうな台詞でエロい事もしっかりやってて、エロパロでは当たり前だけど何か感心する
会話は秀逸だが時々無性に突っ込みたくて仕方ないw 妄想が膨らむ良い作品でした
898名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 12:57:55 ID:p0VzVLPx
ここは書き手は名無しがデフォかな
それもいいな
899名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 10:56:48 ID:eaVQ4r99
>>880の、全何レスいきます、とか口上を真似て成り済まして投下したらいいんじゃね?
またあの腐女子かキメッと弾かれる可能性もあるがw
900名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 17:33:05 ID:AIvJNGwr
>>899の所為でその口上が使い難くなるだろ
色んな意味があってその口上を使ってるんだから、制限させるようなことは言うなよ
901名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:35:34 ID:3ORm4muL
面倒なのでこっちに書きます

誤スレ等でフルボッコされてるのを最近知りました(自分が)

投下して評価されて何故悪し様に罵られるのか…考えましたが腐女子臭いからですね ごめんなさい
でも証明しようがありません

保管庫の最近の月粧裕2作(自慰じゃない奴)最新のニアハル良ければ削除してやってください 素より収めて戴く出来でもなし

自分の投下に牽制をしたい人がいると知った以上、過疎スレの投下にそない必死になりません

ニアハルの人ネタかぶってごめんなさい でもあそこで云ったが本当にパクってないから
一番好きなカプ投下しなくて正解でした 月粧裕ニアハルは嫌いになっても(ry

ずっと投下なかったから職人さん居ないと思ったら一杯いるみたいで嬉しいです
駄文ROMの出る幕は終わり 本物の職人さんの投下期待しています だからもう他スレで吠えないでね
902名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 01:02:58 ID:dLQfKSfZ
マジかい
あんま気にすんなよ
作品投下時は叩きなかったのにな
自慰ものの時巻き込むように叩いてるやつはいたが
903名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 01:09:39 ID:GTii3SEn
>>901
他のスレ見てないから何が何だか分からない
パクッたとかそんな事も言われたのか?が、そうじゃないと胸を張って言えるなら
そんなに気にしなくて良いと思うが
904名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 01:12:35 ID:I1U56ayo
なんだそのオチスレみたいなの…あるのかよ
>>901さん気にするな…と言っても無理だろうけど、見ないようにしなよ
叩きたい奴はどんなものでも叩くんだから

一つの作品を作り出す苦労を知らないから叩けるんだよな…
905名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 01:51:29 ID:eqsV+NsC
よくわからないが>>901=>>880=>>802なんだよね?
話がごっちゃになっているってことはないか?
真実潔白ならあまり気にする必要は無いと思うがな
でもカップリングに優劣があるのは心の中にしまっておけよー

粧裕自慰ネタのヤツの腐臭さは論外だが
906名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 02:57:29 ID:I1U56ayo
>>837ってそんな腐臭いか?
盛り上がりに欠ける話だとは思ったけどな
907名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 16:39:40 ID:2R6fQKmn
>>901
の好きカプさえ良ければ月サユや
ニアハルはどうでもいいやと言う精神にの方に引いたわ、最低だな。
908名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 17:33:24 ID:FXmWd0DV
901も905も907も言い分は分からんでもないが一言多い。
しかし腐臭いの基準が分からないわ
気に入らない=腐臭いは論外だし
スルーできないならこうゆうのが腐臭いテンプレでも作ってくれ
でなきゃ投下者はSS何書いても腐臭いに等しいんじゃない?

しかしpinkにも作品の癌オチスレ?があんのかよ…
こっちで叩かれなくてもあっちで叩かれるなんて
909名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 17:47:11 ID:f0DuKDFT
「狙って誤爆するスレ」だろー?
910名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 18:20:53 ID:FXmWd0DV
そうなのか?
どうも
911名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 19:56:35 ID:GOtN920K
L、カップリングレンジまで達する帯域は狭い。
ギンコ、カップリングレンジまで達する帯域は広く、Lと比較して逆の特性。

トルクコンバーターは回転数が上がると、今度はトルクは増大せず、
単なる"フルード・カップリング(流体継手)"の役割しか果たさなくなる。
912名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 20:06:42 ID:GOtN920K
トルクコンバーターはポンプインペラーが回っているが、
タービンランナーが強い負荷で止まっている状態をストール状態という。

この状態では、当然、内部のミッションオイルは空転状態で、熱に変換されている。
例えば、Lの4段型トルクコンバーターでは、ストールするまでの回転数が低く、
推理エンジンの中高速回転域のトルクを引き出せる性質を持っている。
低速域でのストールトルク比は高い。Lの推理エンジンは出力が低く、
低い回転数でもストールトルク比が高いトルコンを使用しているので、
低速域でもずば抜けた推理力が出せる。ただし、速度が乗ってきたときには、
内部損失が大きくなり、推理力は急激に下がってしまうという特性を持つ。


一方、蟲師のギンコの2段型トルクコンバーターはストールするまでの回転数が低く、
推理エンジンの最高回転域のトルクを引き出せる性質を持っている。
低速域でのストールトルク比は逆に低い。ギンコの方は少しでも大きなストールトルク比を
稼ごうとするため、出来るだけ推理エンジンを高回転まで回さなければ推理は出来ない。
ただし、中高速域を重視した推理機構であり、速度が乗ってきたときの推理力からは、
Lと比較して大きく逆転していくという特性を持つ。時速50キロ域での推理力では、
Lの約900キリに対しギンコは約1,240キリと逆転しており、中高速域を重視した特性が現れている。
913名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 20:21:46 ID:3ORm4muL
メシア出現 腐の話はもういいよ
914名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 08:08:42 ID:RJEiZawt
ギンコ久々にきたなwww
月←粧裕の続きマダー。
なぜ誰も続き期待しないのか解らん。えちーかったのに
915名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 08:54:01 ID:Rr/cCCpR
月←粧裕はドリっぽくてキモかったからなあ
916名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 22:28:26 ID:hPcAbP+t
「月←粧裕」って、初H・お風呂?それとも自慰粧裕?
別にどっちもドリとは思わんかったが…

>>915
貶したいだけならチラ裏にでも書いてろ
917名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 02:44:47 ID:oIkynPTw
ドリもまったく腐もわかりませーん☆
いやあ詳しいですね!
918名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 12:46:29 ID:nSC2xVWa
どちらもおいしくいただきました☆
919名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 14:10:58 ID:n+Q3Sou6
つーかキャラまんまって毎回書いてる人居たけど、キャラまんまだったか…?
特にリド姉さんは軽く嫌いになりかけた。
本編のガッと押し倒して妖艶な笑みで腰振りたくりそうなリド姉さんカムバック。
920名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 14:16:51 ID:oIkynPTw
つかキャラまんまってw
人によってキャラ解釈も好みも違うんスから無理ッスよ
原作者じゃあるまいし
921名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 15:06:32 ID:+BGV3f5d
うむ 良い流れだ
922名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 16:14:10 ID:3SlWcUwt
ナンダコレ。ツマンネ。
ナオミレイが読みたひよ。
923名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 17:27:14 ID:c7TrMVhW
もうあと80で新スレだし、仕切り直し。
女少ないわけではないのになあ。
924名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 19:42:45 ID:DtrIJMnG
ドリなんて言われたらみんなそう見えてきてしまう…
書いてる人にしか判らない罠!
925名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 01:27:51 ID:ty7B0wS4
ナオミレイは映画のようなエチをしていそうだ
926名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 13:26:54 ID:AcRkKP/d
リド姉と聞いてリドリーを連想した俺は異端
ところで次スレっているのか?
927名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 16:19:29 ID:2gJny/T0
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203951960/l50
ジャンプ総合エロパロスレ

ここで様子を見たら?
もしかしたらなにげに見に来て再燃してくれる人もいるかもしれないし、盛り上がりそうだったら立てればいい。
いまちょっと不穏で離れ気味だし丁度良いかなと。
928名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 22:53:25 ID:7Vgspd1g
読んで来たけど、それも手かもな。
929名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 04:27:38 ID:56PrX7Vl
ハルとジェバンニ
ハルが年上だっけ?
超短編
930タイム・リミット:2008/07/21(月) 04:34:39 ID:56PrX7Vl
 偶然同じエレベーターに乗り合わせるのは久しぶりだった。
エレベーターの箱の中にいたハルを見て、ついジェバンニの頬に笑みが浮かんだが、
ドアが閉まりきる迄リドナーはそっぽを向いたままだった。
「リドナー?元気?」
「元気よ」
「……閉まったよ」
胸に抱えた書類鞄を挟んでハルとジェバンニはごく軽いキスを交わした。

 FBI捜査官である二人は顔見知りであったもののチームを組んだのは二代目Lのもとが初めてだった。
その頃は忙しさに紛れて休憩中に理不尽な上司をネタにコーヒーをすするのがせいぜいだったが、
FBIの方へ復帰してからもその習慣は続き、やっと関係がコーヒーからキスへ進展した所だ。
ハルの降りる階はジェバンニの降りる上階よりも早く着く事は承知だった。
彼は宿題はさっさと済ませる方だった。

「今日晩来ない?」
何度目かの誘いだったのでジェバンニは今日も軽く受け流されるものと予想していた。
が、ハルは即答した。
「いいわよ」
鉄の壁から背を起こして彼女はジェバンニのびっくりした顔を真似て薄青い目を見開いた。
「びっくりしてる?うちに来ても良いけど。徒歩圏内だし」
「ああ……そうだね。細かいことは又メールに。いい?」
「いいわ」
ジェバンニがもう一度キスをしようと顔を近づけるとハルは金色の睫毛を伏せたが、
彼の唇にハルの薔薇色に塗られた唇は接触することは出来なかった。
キスに至る寸前、ハルは彼の唇に人差し指を当てて制すると、年下の青年を見上げた。
彼の当惑は目の色に表れていたがハルは静かに言い放った。
「ルージュは拭ってから出るのよ」
 目の端に彼女の降りる階のランプが灯ったのが見えた。

 やや旧式な音がしてエレベーターのドアが開いた。
「じゃ、又」
鞄を抱いたハルはやや視線を残したままスーツ姿も凛々しい後ろ姿を見せ、立ち去る。
ハンカチで唇を拭う最中に流し目を食らったジェバンニは、ドアが閉まると火照る頬を掌でぴしゃんと叩いた。
しかしごく軽いものだったはずのキスの感触は一日中消えてはくれなかった。

タイム・リミットおわり
931名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 08:23:21 ID:EJXU2xJG
リド姉GJ
いいねw
932名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 14:04:15 ID:EvNSUpEO
大人な2人Gj
リドナーとレスターも見てみたい。コレはジェバンニと反対にリドナーからのアプローチになるのかな。

>>927賛成。宣伝もかねてしばらく居たらいい。
そこなら無駄なあおりレスや自演もなり潜めるだろ。
933名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 16:32:20 ID:QcJX6Tug
うほっGJ!
家に行った後の続きが気になります
934名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 18:01:48 ID:gkNByg43
あの二人はアメリカ映画の男女のようだ
いや実際そうなんだけど
935名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 21:44:47 ID:Ofv7RhJQ
次スレ欲し(ry
936名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:25:59 ID:6sBBkjkr
次スレ欲(ry
937名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:32:03 ID:frh8OhzW
判りやすい自演厨もだけど
こんなやつがいるからシバラクあっちで頭冷やして夏のSP後に立て直すのはどうか。宣伝もかねてw


602 名無しさん@ピンキー sage 2008/07/16(水) 21:59:18 ID:eaVQ4r99
ちなみに全てとは云わないが、認定厨は書き手の恐れがある 某スレで証明した
つーか認定厨こそ腐女子かもなぁ
腐女子に罪はないが自慰ネタで滑って俺を巻き込んだヤツはマジで殺したい
938名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 12:07:01 ID:QFVp49g7
>>930

GJ! 大人の雰囲気全開でイーヨイーヨ
939名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 23:27:44 ID:GqXyrm1o
>>937のコピペ発言にドン引きした
SSがどんなに良くても「殺したい」はねーよ。中身は最低だな

ところで粧裕ミサ粧裕が好きなのだが、百合萌えしてる奴はいないのか
940名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 00:26:04 ID:ENqrUvX9
>937のコピペって月サユの人か?
941名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 03:09:43 ID:MMAqLWBZ
本人だよ あれでも押さえて書いたんだが

コピペさんには私の書いた他の誤爆と私宛ての誤爆も是非あわせて貼ってほしいものだが、スレ無駄遣いも甚だしいね

折角空気を変えてくれる投下があっても腐ネタで蒸し返す人は、悪いがまともな意見でも嵐としか思わない

>>901で書いてる通り牽制せんでももう投下しないから必死にならないで欲しい 誰かは何となく分かっとく

あと>>899は自演じゃないよ 800の月サユ書いた人とバレる形で誤爆したIDをわざと使ってるんだから
その意図を読んでもらえていない事に驚く…
その他のレスを云ってるならマジで知らない…恐すぎるんだが

自分は2cm辺からのROMなので連休中、やっと現行を1から読ませて貰った
誘い受け糞作品にしちゃ確かに他の人より寛大な扱いを受けた方だと思いました

自分はもう他板に居る方が多いので安心して平和にやってください
942名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 05:43:43 ID:QmOZ9V+y
うーん、変わった人だ。
943名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:05:51 ID:m3c0mxUA
自分語り入れば入るほどドツボだというに〜
944名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:22:10 ID:aBUpEY8o
>>941
イ多
>あわせて貼ってほしい
自分でやれ

>嵐としか思わない
と、至極まともなことを言ってるのに、「殺したい」発言がある所為でそれも薄れる
その下の行では誘い受けにも取れること言ってるし。エスパーだがなw

>>941は>>802->>819で、>>837を殺したいほど憎んでいるとww
945名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:23:38 ID:m3c0mxUA
触るなっつの
946名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 23:10:12 ID:/t4uijBQ
もう、このスレも容量485なんだな
次スレはとりあえずジャンプスレに統合でいいのか?
SPの日程が正式に発表されたら立て直すかー
947名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 08:09:17 ID:meh8T3T6
>>901の本命カプが気になる
誤爆に書いといて
948名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 13:21:05 ID:M6LvUrkO
901の時点もうイタタじゃん
949名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 14:14:16 ID:U/E0j9uy
黙って消えれば良いものをいちいち長文で自分語りで誘いうけするやつって何なの?馬鹿なの?
950名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 17:10:45 ID:QviGn161
SPの日程正式発表されたよ
8/22 PM9:03〜 金ロー
951名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 20:04:33 ID:GMNk7ZBM
おー!
また3事官なのかな?
んで次スレどうする?
952名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 22:07:29 ID:V9cSZd0z
>>946でいーんじゃない
953名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 23:12:09 ID:sKax8NcH
ジャンプスレに統合って事?それで自分もおk

954名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 01:20:17 ID:akA0p3Kj
ちょい寂しいけどリライトあたりでまた立てるよね
955名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 01:49:48 ID:VFkHNS++
ちょっとした小ネタとか、雑談的なこととかもしたいしな…
やっぱ単独スレ欲しいよ
956名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 03:17:47 ID:Qy2dgWz7
雑談なんて漫画かアニメの本スレですればいいだろ
エロパロは未だに6スレしか進んでないのに立てても無駄
荒れる可能性もあるしこのまま綺麗に終わったほうがいい
957名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 03:36:59 ID:O4Ve2cIT
とりあえずジャンプスレに収納されてみようよ。
ここ最近アイタタ事件や煽り等でにぎわっていたけど、元々落ちそうなぐらい過疎スレだったんだから。
>>795-796見ろ!15日もあいてるw
一端あっち行って、乗っ取りそうになったら立てればいい。
余所でデスノのエロ話展開するの恥ずかしい〜なんて女子供みたいな事言わないよな?
958名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 11:36:44 ID:mBy+Gub9
下半身スレがあるし
959名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 12:19:15 ID:XUWSErSl
それしらんーおしえれ!
960名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 13:27:53 ID:VFkHNS++
>>956
このスレ的な雑談に決まってるだろjk

下半身スレたまに見るが、喪と腐しか居ないぞ…
最初は真面目な考察だったんだがなw
961名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 14:27:33 ID:lRIM0KU2
腐は判るが藻がわからん
まあいいか
とリアえず、次スレどーすんねん
962名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 16:17:54 ID:dAw02Pf6
一旦ジャンプスレになんだろ?
963名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 16:48:25 ID:VFkHNS++
喪→喪女。夢厨が多い。デスノにおいてはL(ワイミ)ヲタが特に多い

ところで…ジャンプスレが見付からないのだが
964名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 17:15:03 ID:0VIAjrNS
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203951960/l50

ジャンプ総合エロパロスレ

ここだな。sp後に立て直すか?
965名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 17:59:30 ID:VFkHNS++
>>964
d!

SP後なら需要も増えるだろ
ネグリジェミサが見れればw
966名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 18:02:20 ID:GF1dtLew
SP後に探しに来る人達のために前日か当日のチョイ前ぐらいに立て直すか。
また盛り上がるといいね
967名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 20:41:27 ID:GWba7WRt
下半身スレ見てきたんだが……………




あそこで呟くぐらいならジャンプスレでやらせて貰うわ……ww
968名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 02:14:15 ID:Qy6eDUKg
下半身は喪女が自分らのスレでエロ話をされたくないので勝手に避難所にしたって聞いた
969名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 09:21:00 ID:j1mYvnfY
喪に比べたら腐なんて可愛いモンだと言うことが判った
コレからは腐に寛大になるわ
ドリは喪な
970名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 12:30:50 ID:833eivtb
今誰もいないし今度はこっちでのっとって…
使わせてもらってもかまわないと思うんだが
971名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 14:25:29 ID:NrUL3Ygq
じゃあ先陣切って書いてくるわ
972名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 21:52:30 ID:v7GkDLjd
973名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 21:53:05 ID:v7GkDLjd
974名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 21:53:31 ID:v7GkDLjd
975名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 08:39:55 ID:OJvAkDDM
埋めんでも
とーいうかでっかいAA一個で容量オーバーになるんでね
976名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 11:32:30 ID:TylKKJj6
umeeeeeeeeeeee
977名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 11:55:42 ID:gEvWwf3G
ジャンプスレは過疎過ぎて速攻乗っ取りそうだし、SPもあることだしやっぱり立てておくか…?
978名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 13:11:27 ID:LXgjIwd/
>>977
賛成

ジャンプスレって>>964だよな?
話せる空気じゃないし、話せても乗っ取りそうで気が引ける
いつ話が出る・出せる不安定な状態より、新スレでまったり待つのがいいかもな
979名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 13:53:50 ID:dJZrlPdD
全部埋まる頃にはどうせSPも始まってるよな
と言う事で次スレ賛成ノシ
980名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 14:23:44 ID:8maVyTpe
SPで盛り上がることを祈ってご祝儀
つ一票
981名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 02:53:06 ID:B5fpfeWB
そだな
982名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 03:10:21 ID:k8zpBAos
すんげぇー遅レスだが今更牧場スレのリドナーを読んできた

どっかにとっつかまって多人数に性奴隷にされながらも心が折れないリドナーみたいなのが読みたい
心の底から読みたい
マーシャルローという映画見てたんだが、CIAの女スパイが仕事の為なら誰とでも寝るなんて言っていて興奮した。
983名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 09:34:13 ID:E0LWVVip
産め
984名無しさん@ピンキー
>>982
ハルはヤリマンなのかwww