【エロより】ハーレムな小説を書くスレ【幸せ】 8P

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1名無しさん@ピンキー
オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。

基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
二股三股等、とにかく男一人が複数の女性と関係を持つ話もOKとします。

ネット小説等に関する情報交換も行っています。

(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)タイスキ
(・∀・)スキ ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・)スキ(´∀` )<ハーレムはいいぞ。語れ!
(・∀・)スキ(    ) \_____
(・∀・)スキ| | |  (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(_(_) (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)スキ

外部リンク集(保管庫付) ハーレム小説リンク集
ttp://marie.saiin.net/~mcharem/harem.htm
2名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 17:10:24 ID:4+V6Cbxj
■過去スレ
【モテモテ】ハーレムな小説を書くスレ【エロエロ】7P
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168178299/
【創作】ハーレムな小説を書くスレ【情報】 6P
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165242554/
【スキスキ】ハーレムな小説を書くスレ【独占】 5P
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161192290/
【男一人】ハーレムな小説を書くスレ【女複数】 4P
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158184572/
【男一人】ハーレムな小説を書くスレ【女複数】 3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150256162/
【3P】ハーレムな小説を書くスレ【二股】 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144805092/
【3P】ハーレムな小説を書くスレ【二股】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115014616/


■関連スレ
ハーレムゲー、女性同時多数シチュスレPart7
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1160038800/
エロ漫画小説板 主人公がモテモテな小説&漫画
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1015857415/
ラノベ界最強最大最高のハーレムとは
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1173202754/

■誘導用(似て非なる属性)
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ その32
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174106977/
●●寝取り・寝取られ総合スレ4●●
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164867401/
3名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 19:53:12 ID:xwAHa76Y
>>1乙カレー。

ところでレズカップルをカップルのままハーレムに入れるパターンってあまりないものなんですかね。
ガーディアンくらいしか知らないですが。
4名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 21:14:09 ID:+pu/8MG9
>>1乙。

>>3
リンク集を「レズ」で検索すればいくつか出てくるかと。
5名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:17:27 ID:83IAIX0m
_、_
| ,_ノ` ) ……  



   _、_
| ,_ノ` )b  ……ひっそりと保守、GJだ   
6名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 01:28:50 ID:U2zj/5uh
>>1乙です。

即死回避保守
7名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 01:31:05 ID:lthRMVCu
レズものを書いても、女一人が残りの女を総食いする話になってしまった俺が帰ってきました。
とりあえず>>1

8Pということは、女7人男一人だから、女は曜日替わりでローテーションかな?
8名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:08:44 ID:Yr6Al0bE
よ、曜日で振り分けだと?
つまり、




「あ〜!月子お姉ちゃんがなんでここにいるんですかぁ〜!」
「あらあら珊瑚ちゃん、もう日付は変わっているのよ?」
「そ、そうですけどぉ…」
「だからもう私の番なのよ?」
「わ、わかりましたぁ…ぐすっ…お、おやすみなさいですぅ…」
「あらあら、泣かないで珊瑚ちゃん、誰も出ていって、なんて言ってないでしょう?」
「ふぇ……?」
「二人で……ね?」
「は、ハイです!!!」

ガチャッ

「姉さん達だけなんてズルいよ!」
「まぁまぁ、落ち着けって水花。だけど…二人だけそうゆうのは確かに平等じゃないねぇ。なあ木目?」
「……(コクコク)」
「私も炎香姉さんや木目姉さんの言うとおりだと思いますわ!」
「わ、私は金ねぇやみんながシてるから仕方なく、だからね!」

「あらあら、水花ちゃんに炎香、木目ちゃんに金乃ちゃん、それに土筆ちゃんまで。
……どうする『年(とし)』ちゃん?」







スマン、調子に乗りすぎた……orz
9名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 17:35:52 ID:90gD8dq9
即死する?
10名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 17:42:47 ID:wbhIaU2a
ほしゅ
11名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 04:52:42 ID:qhPMkswl
 
12名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 15:22:22 ID:hloRDnGu
 ー射精会ー
「兄ちゃんいま暇?」
「あれ おまえ今日ガッコ休みか?」
「ま まあそんなとこだよ」
「何かあやしいな つうかおまえスカート短すぎだぞ」
「え マジ?パンツみえる?」
「ワカメちゃんばりに見えてんぞ」
「きゃーえっちーぃ!くいこんでた?みたいな」
「あほか」
「で あのさぁ 今 友達きてんだけど」
「ふーん 美咲ちゃん?」
「美咲とあと3人」
「ほー で何か貸してほしーの?」
「じゃなくてー兄ちゃんに会いたいってコいんの」
「え?何で?ダレ?」
「絵美っていう子で超かわいいよ」
「中2の女子が俺に何の用だ」
「ていうかみんなでこの部屋きていい?」
「何だよそれ いきなり」
「遊んでほしいんだって」
「断れよ 俺は今バガボンドを読んでるんだから」
「よいではないか かわいい妹の頼みでござるぞ あは」
「なんだよそれ」
「みんな入ってー!かもーん!」
「おい!ちょっと」
13名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 15:49:32 ID:hloRDnGu
「おにいちゃん 美咲ちゃんだよーん ひさしビシ!」
「おお元気だった?」
「お兄さん はじめまして 白戸絵美です」
「あ ども 由衣の兄の珍太郎です」
「えー!?チンタロー?うそーあははははは」
「うそうそ 健太郎です。よろしくね」
「お兄さん おもしろいですねかっこいいし」
「いやーそれにしても由衣の友達はみんなかわいいな」
「ちょっと兄ちゃん!それあたしはかわいくないってこと?」
「い いやそういう意味ではないが・・」
「あはは えっとこの2人は同じ学校の子です。今日は記録係としてお邪魔しました」
「見学?」
「はい ビデオ係と写真係です」
「何撮るの?」
「えーと あのちょっと言いにくいんですけど」
「なに?」
「お兄様の・・」
「?」
「絵美!あたし言ってあげようか?」
「由衣ちゃんいいの 自分で言いたいの」
「お兄様のタマキン・・いえ金玉を」
「え」
「お兄様の金玉から精子が出てくる瞬間を記録させてください!」
「おいおい なんだそりゃ」
「お兄さん 美咲からもお願い!あたしたち真剣なの」
「真剣って・・そんな事できないよ ありえないよ」
「ちょっと兄ちゃん 冷たい事言わないでよ 女の子がこんだけ決意して頼んでんだよ」
「決意って・・おいおい 君たち冗談きついな あはは」
「じゃあ わたしのまんこ見せますからいいですか?」
「わたしもまんこみせる!」
「わたしはおっぱいも見ていいです!」
「わたしはお兄さんの射精を促すように何でもします」
「美咲ちゃん・・」
「兄ちゃん!みんな兄ちゃんに挿入されてもいい覚悟ぐらいはあるよ」
「挿入って おいおい 落ち着けよ」






14名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 16:05:43 ID:hloRDnGu
「だからみんな男の性器を観察したいの 射精ってどういうものか肉眼で見たいの」
「そうなんです!どういう風に射出されるのかとか精液のあたたかさ・匂い・味とかも」
「知りたいんです!勃起したおちんちんもさわりたいし・・キャッ」
「・・・・」
「絵美は咥えたい咥えたいってうるさくて」
「やだもーばらさないでよ!美咲こそ」
「きゃーきゃー!ぶーぶーやめてーわかったごめん!言わないで」
「イメージ高めるためにお兄さんのテニスラケットかりてさー」
「え?おれのラケット 美咲ちゃん持ってたの?」
「すいません 黙って借りて・・でも汚しちゃって」
「そりゃそうよ そのラケットで毎日オナニーしてんだからさー」
「してない!してないよー どこまで入るか5、6回入れてみただけ!」
「だからグリップ部分が臭くなっちゃったんでしょ」
15名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 16:30:30 ID:hloRDnGu
「なんだかすごい事になってきたな」
「兄ちゃん いつまでかっこつけてんのよ」
「カッコつけてないよ 驚いてんだよ」
「どうすんの?断るの?5人の中学生の性器に同時に入れられるんだよ?」
「5人ておまえも入ってんの?」
「・・・・・私じゃ不服?」
「アホか 兄妹だろ!ありえないだろ普通」
「妊娠とかしなきゃ あまりカンケーなくない?」
「そういう問題か?」
「あのーあたし達 近親相姦についても研究してるんです」
「絵美ちゃん そんな事研究してんの?」
「はい 性欲の限界はどこにあるのかがテーマです」
「妹さんとは性交できませんか?」
「当たり前でしょ 妹だよ?」
「では由衣ちゃんが裸でオナニーしてても勃起しませんか?」
「しないよ」
「では証明してください」
「妹のまんこに指を入れても興奮しないんですね?」
「兄ちゃん ほら ここだよ 由衣のここを見て 割れてるの見えるでしょ?」

16名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 16:40:16 ID:hloRDnGu
「うわっ おいおいおい 丸見えだよ あはは しまえよ馬鹿」
「わたしのも見てくださいっ!恥ずかしいけど広げます!はい みえますか?」
「美咲ちゃんって!うわーちょっとやばいよこんなの」
「わたしのお尻もさわってください!大きくて恥ずかしいけど はいっ」
「私のおっぱいFカップだし乳首大きいから吸いやすいと思います はい どうですか?」
「兄ちゃん これでも勃起しないの?インポなの?」
「おまえら・・何だよいったい・・」
「あのー勃起したらみせてくださいますよね」
「・・・もうわけわからん はいはい勃ってるよ!」

17名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 16:57:12 ID:hloRDnGu
「ちょっとスエットパンツの上からさわらせてください」
「・・・どぞ」
「あ すごい!かたーい!あはは きゃー!かたーい」
「どれどれ?わーすげーでかくない?」
「私も私も!ここが玉袋?あー2つある!かわいーあはは」
「兄ちゃん あたしもいい?」
「好きにしろアホ」
「ここがサオでここが袋か 同時に持ってみるね」
「由衣なんか 馴れてない?」
「こうやってシゴキながら玉をもむといいって聞いたの」
「おまえ 一番くわしいな」
「みんな!パンツひきずりおろすよ せーの えい!」
「わっ ちょ おま」
「きゃー!棒がある〜何か棒がくっついてる〜」
「お腹にくっつきそうなくらい勃起してますね」
「みんなこんな角度なの?」
「しるか!」
「お兄さん ほんとはかなり興奮してんじゃないの? 何か出てるし」
「あ ほんとだ なにこれ?写真写真!あ マクロモードでね」
「がまん汁だよ これでも妊娠するらしいよ」
「へー 透明なんだ 白いのかと思ってた」
「なんかさー これってもしかして 包茎?なの?」
「そうだよ!ごめんね包茎で!日本人は多いの!」
「そうなんですか 私のクリトリスもふだんは皮をかぶってます」
「そ そうかい」
「さわってください」
 
18名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 18:39:09 ID:gGA7s5C6
シナリオか・・・これはこれでよし
19名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 21:35:13 ID:IIYvdBiG
会話文だけでもなんとかなるものなんだねえw
20名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 21:51:06 ID:ha/6STAw
会話文だけだと個人識別がしにくいのが難点だが。
21名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 21:56:10 ID:w9hvjGdr
>>20
じゃあ、論語に倣って

由衣曰く「兄ちゃんいま暇?」
健太郎曰く「あれ お前(略
22名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:50:18 ID:ha/6STAw
Xbox360のアイマスデモを見ていたんだがああいう風にプロデューサが皆を喰って
しまうハーレムもいいかもな。
男を知る事で出てくる色気ってのもあるだろーし。
「後宮学園」はどちらかといと学園の支配者というシチュエーションが先行してるから
もっと少人数で「とんこつスープ」になっているものが読んで見たい。
23名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 12:26:15 ID:7NE4jTUh
私のモノにならなくていい そばに居るだけでいい
アノコにもしも飽きたら すぐに呼び出して
壊れるくらいに抱きしめて


……まあハーレムかなあ
実際には呼び出される側だけどな
24名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 14:12:10 ID:PDxABrsc
キュンキュン氏のへたれエロ勇者の続きが読みたい。
25名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 19:47:08 ID:XtEU1XfB
>>23
それなんてrelations?

あずささんのブルマはガチ。
26名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:00:19 ID:g9i2ea5W
>>12-17
いい感じ
続き希望〜!
27Pakuri ◆96amd.H9cQ :2007/03/21(水) 23:21:25 ID:xR/0YWas
おばあちゃんが言ってた。
二次創作が嫌いな人はアイマスでNGワードかけてくれ、ってな。
28アイマス! ロリブルマー1:2007/03/21(水) 23:22:08 ID:xR/0YWas
「……と、いうわけで今回のミニコンサートで使う衣装は、これだ!!」
そういうと俺は堂々と衣装を取り出した。白いと黒のコントラストが美しい。
上は半袖、下は太ももギリギリという大胆なカットにより動きやすさを追求している。
さらにラインが一本有る以外は無地。コスト的にも最良の選択と言っても過言ではないだろう。
「って、何が『と、いうわけ』なのよ! どっからどう見ても体操着じゃない!」
甲高い声が俺の耳を貫く。
「体操着じゃない!『エクササイズウェア』だ!」
「どっちだっていいわよこの変態! ド変態! 変態老師(biantai laoshi)!」
俺の反駁にシャナ…… じゃなかった、伊織はそう当り散らした。
いくら顔が可愛くでおでこが広いからって言っていい事と悪い事がある。中国語で罵るなんてあんまりだ。
一体俺のこの衣装のチョイスの何が悪かったのか、十秒以内で説明してもらいたいもんだ。
「ねえねえ亜美〜、この服どう思う?」
「うーん、別に嫌じゃないけど、アイドルが着る服じゃないよね〜」
全く同じ声が両隣で俺の耳に届いてくる。
向かって左が亜美。右が真美だ。二人とも興味津々…… というより訝しそうにエクササイズウェアを見つめている。
「亜美と真美も嫌か?」
「だから〜、別に嫌じゃないけど〜」
嫌じゃないけど、と言いつつも口を尖がらせている。きっと心の中では嫌がっているのだろう。
だがしかし、今日この日(07/3/21)、その抵抗は許さない。許すわけに行かないのだ。
泣いてバショクを斬る。そんな気持ちだ。漢字は知らん。
「あのー、プロデューサー」
俺の背後からツインテールの少女が遠慮がちに声を掛けてきた。
「どうしたんだ? やよい」
「えーと…… コンサート終わったらこれ貰って帰ってもいいですか?」
「私の体操着、もう5年も使ってるからボロボロで……」
「お、OKだよ。もうどんどん持って帰っちゃってくれ」
「ホントですか!? うっうー! 有難うございますプロデューサー!」
29アイマス! ロリブルマー2:2007/03/21(水) 23:22:40 ID:xR/0YWas
……やよいの家はまさに火の車を具現化したような感じらしい。
お父さんは職を転々としており、彼女は四人の弟妹を抱えている。有る意味一家の大黒柱なのだ。
そんな彼女が裕福なわけもなく、最初は携帯電話すら持っていなかった。今は事務所から借りているはず。
ううっ、目から汗が。
「とにかくっ! 私はこんなの絶対に着ないからね! 何か別の持ってきなさいよ!」
「そんな…… 今日はミニコンサートだからこれしか用意してないんだよ、伊織」
「なな、なんですってー! 何考えてるのよ!」
伊織が烈火の如く怒り始める。全く困ったもんだこのわがままお嬢様にも。
うちの社長の親友の娘だかなんだか知らないが、本当になんとかならんものか。
まぁアレの時は…… いやいや、敢えて言う事でもないな。
「あれれ? やよいもう着替えちゃってるの?」
「え? うん。だってプロデューサー、ミニコンサートやったら体操着くれるっていうし」
「兄ちゃん。亜美達も着なきゃ駄目?」
「ああ、勿論だ。ユニットが別々の衣装だなんておかしいだろ。ほら、二人とも着替えるんだ」
「え〜、今日出るの亜美だけだから真美は着替えなくていいよね?」
「あー! 真美ずるい〜。真美も着替えなよ〜」
元気のいい双子は睨みあいながら着替える着替えないの論争を始めた。まぁ、結局は着てくれれば問題はない。
そして、今現在残る最後の砦は……
「なぁ、伊織。本当にこれしかないんだ。着替えてくれよ」
「い・や・よ!」
「おいおい、リーダーのお前が着替えなかったらどうするんだ」
「じゃあ私だけ今着てる普段着で出るわ。私の可愛さだったら十分過ぎる程だわ」
アイドル舐めんなよこのオデコ。
「頼むよ、伊織。俺を助けると思って」
「絶対に嫌!」
「そんなに起源損ねないでくれよ。それじゃステージにも上げられない…… そうだ。これでも飲んでくれ」
「あら気が利くじゃない。でも私が飲んだからと言ってそれを着るわけじゃ……」
30アイマス! ロリブルマー3:2007/03/21(水) 23:23:20 ID:xR/0YWas
ブシュー
トラップカードオープン! 景気のいい音が事務所に響く。
『The very shoken coke(よく振られたコーラ)』…… 流石の破壊力だぜ。伊織の普段着は茶色に染まってしまった。
時々自分の智謀知略に驚く。武力3知力8くらいで火計持ちとかだな! HAHAHAHAHAHAHAHAHAHOGUA!
「な、何をするんだ伊織…… っは!」
「ああああ、あんたって人はー!」
その瞬間、俺は確かに見た。伊織の後ろに何か別の姿を。あの赤毛はまさか……
「ねーねー真美、知ってる?」
「何が?」
「暴走のMAX版はエヴァが使徒を食べてるシーンをパクッたんだって」
「へ〜、亜美は物知りだね〜」


その後、伊織も仕方なく着替えステージに上がった。奥歯を二本犠牲にした甲斐があったという物だ。
そして、俺はというと……
「兄ちゃん〜、だから伊織の事怒らしちゃ駄目だって〜」
「いやぁ、ははは」
真美に怪我を治療してもらっていた。と言っても真美は不器用なので俺はまるでミイラみたいになっているが。
まさか伊織がスタンド持ちだとは思わなかった。しかもあんな凶暴で攻撃力の高い物だとは……
だが、まぁいい。俺の計画は完遂された。きっと三人は今頃ステージでアイドルオタ共に声援を受けまくっている事だろう。
「ところでさ、兄ちゃん」
「なんだい?」
「なんでよりによって体操着なの?」
「え、それは…… えーとゲイツポイント1000でブルマが……」
いやいや待て待て! たとえ相手が真美といえどもばらす訳にはいかない。今日のニコニコ動画はお祭りやでほんま。
「まぁ、あれだよ。四人とも健康的だろ? そういう健康的な美って奴を表現しようと思って」
「ふ〜ん。ま、いいや。包帯切れちゃった。どこにあるんだろ?」
そう言うと、真美はロッカーの上の包帯を取りに行った。手伝ってやりたいがそういうわけにもいかない。
まさか現実世界で紫色の炎に身を焼かれるとは。全身おおやけどだぜ! まぁ多分に誇張が含まれるけど。
予想通り、真美の身長じゃロッカーの上に届かないようだ。がんばって背伸びして取ろうとしてるが、少し足りない。
俺の視線は、右へ左へ。もちろん真美のブルマを視線で追っているのだ。
これ、これだよ。わかるか。素人共よ、わかるか。このヴィジュアル
右へ左へ彷徨うブルマ。ああ、君は一体どこへ行くのか。むしろ俺はどこへ行くんだ。
椅子に乗ってようやく取ってきた真美が戻ってくる。あとせめて数十分でいいから眺めていたかった……!
31アイマス! ロリブルマー4:2007/03/21(水) 23:23:56 ID:xR/0YWas
「兄ちゃん。今度は足だよー。足開いて」
「ああ、わかった」
俺はのっそり脚を開く。足もずたずただ。人間、人をここまで攻撃する
事が可能なのだ。
「真美、自分で兄ちゃんが何で今日の衣装体操着にしたか考えてみたんだー」
「どんなんだ?」
「それはねぇ〜。んっふっふ〜」
そう言うと真美は俺のズボンのチャックを手馴れた手つきで開き、ぺ○スを取り出した。
「こぉいう事して欲しかったんでしょ〜?」
「うわっ、おまえそんな突然!」
「だって兄ちゃん真美にやってほしくて体操着なんて用意したんでしょ? さっきだって真美のお尻ずっと見てたでしょ」
そのまま真美は俺の物に舌を這わせ始めた。体を重ねるのは初めてじゃない。
俺の弱い所もわかっている。裏筋を剃り上げるように舌の先端で辿る。
「よ、よくわかってるじゃないか」
「ぺろ…… んちゅう、えへへ、兄ちゃんの考えてる事なんて、ぷちゅ、簡単だもんねー」
俺がセクハラ目的で着せた事を承知しているにも関わらず、真美は俺にサービスしてくれる。
一度口を離すと、真美はまるでペットに頬ずりするかのような形で舐めてくる。
「兄ちゃんの溜まったの全部出さしてあげるからね〜。んっふっふ〜。んちゅ」
「ううっ」
少し苦しげにした俺を、真美は満足そうに見上げてくる。
真美のフェラは咥えるというよりも舐めしゃぶる、といった方がしっくりくる。
よく言う、キャンディを舐めるように、といった風だ。
いやらしい事をしているというのに、元気よくペロペロと真美はシャフトを舐める。
「真美…… かわいいよ」
「えへへ〜」
俺が頭を撫でてやると、真美は嬉しそうに顔を綻ばせる。そして、そのままより激しく舐めてきた。
ぺちゃ ぴちゃ ぺろぺろ
「んちゅう…… 兄ちゃん昨日オナニーしたでしょ」
32アイマス! ロリブルマー5:2007/03/21(水) 23:24:30 ID:xR/0YWas
「え、してない、よ」
「うっそー! 絶対嘘! せーえきの匂いするもん!」
否定した事を怒ったのか、真美はフェラの勢いを上げて来る。
子供らしくぷにぷにとした頬の内側が亀頭を擦ってくる。
かと思えば今度は口を離して舌の先端で鈴口を刺激してきた。
「あぁもう出そう」
「むっ、ダーメ!」
ようやく射精の時、かと思ったら真美は俺のペニスをきつく握り締め射精を止めて来た。
い、一体どういう事だ。今まで滅多にこんな事してこなかったのに。
「兄ちゃん、真美達に無理やりこんなかっこさせたから出させてあげませーん」
「え、そんな!」
「んっふっふ〜、こんな服着せるんだから〜」
真美は妖艶な笑みを浮かべると、ペニスをつかんで自分の胸の先端に這わせ始めた。
体操着のマットな質感と、真美の胸の柔らかさが同時に伝わってくる。
「真美……」
「ん…… ほらぁ、兄ちゃんみたいな変態はこういうのが気持ちいいんでしょ?」
「……これはこれで」
まるで優しく肌の上を擦られるような、じれったい感触。それが敏感な亀頭の上で起こっているのだ。
俺のぺニスはより一層怒張し少しでも大きくなって真美の胸を味わおうとしていた。
真美が胸にペニスを近づける度、柔らかい感触が俺の性感を高めていく。
だが、やはりこんなじれったい行為だけじゃ射精には至らない。俺はどうしても真美を直接感じたかった。
「真美、頼むよ」
「……もう、兄ちゃんったらしょうがないなぁ」
仕方なさそうに笑うと、真美は体操着の上を捲り上げた。
真美はブラジャーをつけておらず、ただ乳首の上にニプレスをつけているだけだった。
そして、胸を俺の口元へ持ってくる。
「剥がして? 兄ちゃん」
俺は口でニプレスをペリリと剥がしてやる。粘着質なテープのせいで、真美の乳首が少しだけ伸びる。
「んあ……」
甘い声で少しだけ喘ぐと、また俺のペニスの元へ戻っていく。当然、今度は直接乳首を擦りつける。
先走りがぬちょりと絡みつくが、真美は着にせず愛撫を続けた。
くにゅくにゅ ぷちゅ
少しの粘った音が、静かな控え室に響く。
33アイマス! ロリブルマー6:2007/03/21(水) 23:25:41 ID:xR/0YWas
「ま、真美。そろそろ頼むよ」
「しょうがないなぁ〜。あっ、真美後でパフェ食べたいなー」
「何だとっ!?」
「どうする? どうする兄ちゃん?」
いたずらっぽく微笑み、真美はより強く乳首を押し付けてくる。
「わかった! 後でおごってやるから!」
「約束だよ〜。ん…… ちゅっちゅっ」
軽く口の中に先端を含むと、真美は口内で俺の物を強く速く舐めてきた。
激しい動きに俺のペニスもついに解放された。

びゅっびゅるっびゅっ

「んんっ!! ……んううぅ〜」
真美は口を離さないで俺の精を全部口で受け止めた。そして、何の苦も無く全部嚥下していく。
むしろ、味わうように飲み下した後、いつもファンに向けているにへっとした笑いを向けてきた。
「んっふっふ〜、兄ちゃん。次は真美の番だよね?」
そう、笑顔はファンへの物そのものだが、目は淫蕩に染まっている。さっき俺の事を焦らしてきたが
本当は本人も我慢できないのだろう。そう思うと俺の息子もさらに猛ってきた。
「それじゃ真美、俺の上に……」
「うん」
頬を染めながら真美が俺の上に圧し掛かろうとした次の瞬間だった。
バタン、と控え室の扉が力強く開け放たれたのは。
「あああ、あんた達なにやってんのよー!!」
そこに居たのは勿論、俺の誇るアイドル三人だった…… とほほ。

「でぇ? あんたは一体私達にこんな服装させて何がしたかったの?」
「……ミニコンサートを大成功させてもらいたかっういてててて!」
俺はさっきの状態より、より一層束縛されていた。真美と二人の時はただ全身包帯なだけだったのだが
今の状態はまさに牢屋の篭女。両手は手近なポールに縛り付けられ、なんと素っ裸にされた下半身は伊織に踏みつけられていた。
「い、痛い! 痛いよ伊織!」
「うるっさい! しゃべるな! あんたなんか犬よ犬! ワンと泣きなさい!」
「いだだだっ、わ、ワンっ!」
34アイマス! ロリブルマー7:2007/03/21(水) 23:26:27 ID:xR/0YWas
情けない。1○歳になって俺は一体何をやっているんだ。というかやられているんだ。
俺の物を踏みつけている伊織は心底嬉しそうにしている。彼女のサド心に俺は火をつけてしまったのだろう。
ただそれでも、俺の体操着を着けていてくれてはいる所に愛情を感じる。
「なっにっニヤニヤしてんのよ!」
「いっだーっ!」
ごり、といった音と共に俺のペニスが踏みしだかれる。激痛が俺の背骨を突き抜けた。
だがそれでも俺の怒張は収まらず、むしろ強く自己主張をする。
自分の体重よりもむしろ強く押し返してくるペニスに、伊織は驚きを覚えたようだ。
「んんん〜っ! 亜美、真美! なんかこの変態、自己主張激しいから手伝って!」
「え? 何々〜? 亜美達何やればいいの?」
「一緒にこの変態ペニスを踏みつけるのよ! ほらっ!」
「え、ええっ!? それはちょっと……」
「うるっさいのよ!」
より一層、俺のペニスを本当に潰すかのような勢いで体重を掛けてくる。
今度はいつもの微笑みを浮かべながら亜美と真美が近づいてきた。
「あ、亜美。真美。お前達はこんな事……」
「兄ちゃん、気持ちよさそうだねー。亜美も交ざるよ〜」
「真美も交ざるよー」
俺は亜美と真美の手によってちんぐり返しの状態にされてしまった。かなり屈辱的なスタイルだ。
そして、亜美と真美が俺の睾丸一つ一つに足を当ててこね回してくる。
「ほらほらっ! こんな風にされても気持ちいいんでしょっ! 変態! ド変態! de変態!」
「兄ちゃん気持ちいい〜? 亜美達この靴下ずっと履いてたんだよ?」
亜美と真美は俺のお尻の後ろから、伊織は俺の頭側から押し付けるようにして踏みつけてくる。
踏んでいる、というより最早押し付けている格好だ。それでも気持ちいいと思ってしまう俺待ちガイル。
それに、このアングルからだと伊織のブルマが真下から見る事が出来る。絶好のロケーションだ。
だが、幸せも長くは続かなかった。俺が苦しそうにじゃなくてニヤニヤしている事に伊織が気付いたのだ。
「どこ見てるのよ!」
「べっ、別に……」
「正直に言いなさいよっ! 犬! この犬!」
より強く蹴り足が放たれる。っつーかもうこれはシュートだ。ペニスシュートとかそういうスポーツに違いない。
「ううっ、い、伊織のブルマを見てました」
35アイマス! ロリブルマー9:2007/03/21(水) 23:27:27 ID:xR/0YWas
伊織が驚愕の表情で俺を見る。そりゃそうだ。上半身は包帯塗れ、下半身は裸。しかも股間に一物。
……あれ? 俺変態じゃね? この格好変態じゃね? 現に伊織は何かに怯えるように後ずさりを始めた。
ならば、毒を食らわば皿までも。俺は一気に圧し掛かるように伊織の背後を取った。
「きゃあああっ! 何するのよっ!」
「うるさいっ、先に仕掛けてきたのはお前だろっ」
俺は暴れる伊織を無理やり押さえつけ、羽交い絞めにして伊織の薄い尻にペニスを擦り付ける。
熱さを感じたのか、伊織はより一層暴れ始めた。
「伊織ぃ〜、お前のせいでこんなに腫れ上がっちゃっただろ!」
「何よ! そんなの知らないわよ! あんたが変態なのが悪いんでしょ!?」
なんという暴言。これは間違いなく折檻の対象。血管ぶちきれた俺は足を絡めブルマをずらし、前戯無しで伊織に挿入した。
処女ではないが、まだ体の小さい伊織に俺の物はまだ大きく、相応の抵抗が返ってくる。
しかし、それでも彼女の中は既に湿り気を帯びており、彼女なりの受け入れ態勢は整っていたようだ。
ずぶぅ ずぶずぶ
「ふんぎぃっ!」
「なんだ、もう濡れてたんじゃないか伊織」
「そんなっ事っないわよっ!」
俺ははじめからハイペースに腰をぶつける事にした。あんなひどい事されたんだ、これぐらいやってもいいはず。
俺の体より全然軽い伊織が、俺の体重を受けきれるわけも無く、腰を叩きつけられるたびに苦しそうに身をよじる。
伊織の尻に何度も何度も腰がぶつかっていき、段々と赤くなっていく。
「ううっ、あうっ、うぎぃっ」
俺に羽交い絞めされているので、下手に喘ぎ声を漏らすと苦しいようだ。首の後ろで手を組んでいるのでのけぞる事もできない。
その上、性器以外への愛撫などほぼ皆無、というか全く無しなのだ。
内壁を擦られる快感より腕の締め付けや叩きつけられる腰の苦痛の方が上だろう。
「ごめんなさい、って言ったらやめてやってもいいぞ?」
「うぐぅっ、誰が言うっ、もんですかっ!」
目にいっぱい涙を溜めながら、伊織は大声で言った。しかし、それでも無理に俺を引き剥がそうとはしない。
……か、可愛い奴だ。耐え抜く事が一つの抵抗になると思っているに違いない。
それに比べて俺はどうだ。下半身露出で14歳の女の子に圧し掛かっている…… こ、これは。
俺は思い直し、彼女を拘束していた腕をはずした。
36アイマス! ロリブルマー8:2007/03/21(水) 23:28:38 ID:xR/0YWas
「ほーぅら見てみないよっ! どうやらまだ後悔してないみたいねっ。やよいっ!」
「え? 何ですか?」
「この変態プロデューサーの顔の上に乗っかってあげなさい!」
伊織女王様の勅令。おそらく町民ほども威厳の無いやよいが反抗する事は許されなかった。
申すわけなさげに、しかし嬉しそうにやよいが俺の上に乗っかってくる。
「プロデューサー…… すみません。でも私もちょっとうずうずするんです〜」
「……うん。いいよ。来な」
やよいが遠慮がちに、ゆっくり俺の顔の上に腰を下ろしてきた。下半身の刺激もやんでいないのにだ。
ふんわり、ブルマの柔らかさが唇と鼻に押し付けられる。ちょうど、やよいの女性器が口に、アナルが鼻に、だ。
「んんっ……」
いつも通り、控えめな喘ぎ声を漏らした。俺はもっとその声が聞きたくなって口から思い切り舌を伸ばす。
「あっんっ、ぷろでゅーさー……」
既にやよいの底は濡れていた。ぷちゅ…… という湿った音と俺の耳に届く。
俺は彼女をなんとかもっと気持ちよくしようと、顔全体を押し付け、舌を割れ目へ潜り込ませようとする。
俺の位置からでは見えないだろうが、おそらくやよいは顔をもっと紅潮させている事だろう。
「むーっ、幸せそうにしてるんじゃないわよっ!」
そんな俺とやよいの睦言に嫉妬心を燃やした伊織が俺のペニスを蹴る力を上げてくる。
呼応するように、亜美と真美も片足ではなく両足で俺の睾丸を転がし始めた。
今日二度目の快感がシャフトを昇ってくる。頭では何も考えられなくなり、俺は背を海老のようにしながら果てた。

びゅくびゅく びゅびゅびゅびゅ

「きゃっ!」
「わわっ!」
伊織と亜美、そして真美の声がする。俺のペニスは大声上げたかのように精液を撒き散らす。
精液は俺の腹部とやよいのブルマへ容赦なく降りかかった。っつーか俺の口にも…… うえ。
「ふ、ふふ…… こーんな事されてもイッちゃうんだから流石変態よね! 次はどうしてやろうかしら!」
どうしてやろうか? だと…… 舐めるなよこのオデコ! 1○歳の力を舐めるなぁぁぁ! 大学行ってません!
俺は意地と義理と根性と人情の力で無理やり手に巻きつけられた包帯を引きちぎった。自分でいうのもなんだがすごいパワー。
そして、そのままの勢いで思いっきり立ち上がる。俺の上に乗っかる形になっていたやよいは頭側へ投げ出される。
勢いに負けて、他の三人もその場でしりもちをつく形になってしまった。勿論、伊織も、だ。
「あたたた…… うわっ!?」
37アイマス! ロリブルマー9:2007/03/21(水) 23:29:33 ID:xR/0YWas
伊織が驚愕の表情で俺を見る。そりゃそうだ。上半身は包帯塗れ、下半身は裸。しかも股間に一物。
……あれ? 俺変態じゃね? この格好変態じゃね? 現に伊織は何かに怯えるように後ずさりを始めた。
ならば、毒を食らわば皿までも。俺は一気に圧し掛かるように伊織の背後を取った。
「きゃあああっ! 何するのよっ!」
「うるさいっ、先に仕掛けてきたのはお前だろっ」
俺は暴れる伊織を無理やり押さえつけ、羽交い絞めにして伊織の薄い尻にペニスを擦り付ける。
熱さを感じたのか、伊織はより一層暴れ始めた。
「伊織ぃ〜、お前のせいでこんなに腫れ上がっちゃっただろ!」
「何よ! そんなの知らないわよ! あんたが変態なのが悪いんでしょ!?」
なんという暴言。これは間違いなく折檻の対象。血管ぶちきれた俺は足を絡めブルマをずらし、前戯無しで伊織に挿入した。
処女ではないが、まだ体の小さい伊織に俺の物はまだ大きく、相応の抵抗が返ってくる。
しかし、それでも彼女の中は既に湿り気を帯びており、彼女なりの受け入れ態勢は整っていたようだ。
ずぶぅ ずぶずぶ
「ふんぎぃっ!」
「なんだ、もう濡れてたんじゃないか伊織」
「そんなっ事っないわよっ!」
俺ははじめからハイペースに腰をぶつける事にした。あんなひどい事されたんだ、これぐらいやってもいいはず。
俺の体より全然軽い伊織が、俺の体重を受けきれるわけも無く、腰を叩きつけられるたびに苦しそうに身をよじる。
伊織の尻に何度も何度も腰がぶつかっていき、段々と赤くなっていく。
「ううっ、あうっ、うぎぃっ」
俺に羽交い絞めされているので、下手に喘ぎ声を漏らすと苦しいようだ。首の後ろで手を組んでいるのでのけぞる事もできない。
その上、性器以外への愛撫などほぼ皆無、というか全く無しなのだ。
内壁を擦られる快感より腕の締め付けや叩きつけられる腰の苦痛の方が上だろう。
「ごめんなさい、って言ったらやめてやってもいいぞ?」
「うぐぅっ、誰が言うっ、もんですかっ!」
目にいっぱい涙を溜めながら、伊織は大声で言った。しかし、それでも無理に俺を引き剥がそうとはしない。
……か、可愛い奴だ。耐え抜く事が一つの抵抗になると思っているに違いない。
それに比べて俺はどうだ。下半身露出で14歳の女の子に圧し掛かっている…… こ、これは。
俺は思い直し、彼女を拘束していた腕をはずした。
38アイマス! ロリブルマー10:2007/03/21(水) 23:30:06 ID:xR/0YWas
「あぅ…… あぁら、もうおしまい? やっぱり変態プロデューサーはやる気がうむぅっ」
桜色の唇を、無理やり俺の口で塞ぐ。いきなりのキスに伊織は驚いていたが、すぐに舌を絡ませ始めた。
そして、俺は腰の動きを緩め、嬲るようにではなく中を抉るような腰使いへ変えた。
背を撫でられるようなじれったさを感じるのか、伊織もそれに合わせて腰を動かす。
「伊織、気持ちいいのか?」
「んちゅ…… べ、別に気持ちよくなんかあむぅ…… ん、ないわよ!」
「そんな真っ赤な顔ですごまれても」
「だ、誰の顔が真っ赤なのよっ! んあっ、そこ駄目ぇっ」
眉を八の字に顰め、伊織は喘ぐ。俺はラストスパートを掛けるために、伊織の体操着を捲くった。
彼女は既にブラジャーをつけておらず、二つの小さな蕾は快感に反応して強く自己主張していた。
強く抱きしめすぎないようにしながら、柔らかく摘むようにして刺激する。
「あっあっうあっうぅ〜」
「ほら、伊織、イッちゃいそうか?」
「いっイかない! 絶対に、ううっ、イかないんだからぁ〜!」
「でも伊織の中はこんなに、俺の締め付けてきてるよ」
「うっうるさいうるさいうるっさぁ〜い! 誰があんたのっ、変態チ○ポなんかでぇっ」
言葉とは裏腹に、伊織の声がどんどん大きくなっていく。
小さい体は何かに耐えるようにより小さくなり、顔もくしゃくしゃになっていく。
俺はまるで仲睦まじい恋人同士のように、柔らかく伊織を抱きしめると耳の後ろを舌でなぞった。
「!? ふぅうっ、あうっ、へ、変態の、変態のチ○ポなんかでぇっ、い、イッちゃううううぅぅ!」

どびゅっ どびゅびゅびゅびゅっ 

それが決め手となったのか、伊織は体をピーンと伸ばして昇天した。俺の腕の中でくたりと体を横たわらせ、完全に脱力している。
俺はゆっくりとペニスを引き抜いた。どろっとした精液が伊織の中から漏れでる。
わ、我ながら三回目なのに濃い。昨日一回したのになぁ……
なんにせよかなりの疲労感だ。もう無理。もう立てない。
「あ、あの、プロデューサー」
そんな明日のジョーな俺の背後から声が掛けられる。振り向くと…… そこにはやよいがいた。
「えと、私も我慢できなくなっちゃって……」
やよいは俺の精液で濡れたブルマを既に脱ぎ、上着をへそが見えるくらいの所まで持ち上げていた。
当然、彼女の下腹部が丸見えになっているわけで…… やよいのそこから、一本の汁が太ももに滴っていた。
ここまでやられては男がすたる、俺は
(作者が力尽きました・・全てを読むには雪歩の勇気が出る呪文を唱えてください)
39Pakuri ◆96amd.H9cQ :2007/03/21(水) 23:31:56 ID:xR/0YWas
アイマススレとハーレムスレどっちに投下しようか悩んでいた所
こっちでアイマスの話が出ていたので
「なんという運命、これは間違いなくこっちに投下」
と思ってこっちに投下しました、ってばっちゃが言ってた。
なんか9が二回投下されちゃってすみません。
40名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:39:31 ID:/E/dpVni
よし、尻を出せ
41名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 00:17:17 ID:PlLng1Hg
ーグロポップー
「ああ キンタマしゃぶりてー」
「もー美紀なにいってんのよー」
「とにかく玉袋をしゃぶりてー」
「わかったって!」
「精子のみてー」
「もーそんな事ばっかり言って」
「誰か口のなかに出してくんねーかなぁ」
「そんなおいしいの?」
「まずいよ くさいし きもい」
「じゃあ何で飲みたいの?」
「わっかんない 変態なんじゃないかなアタシ」
「昨日もオヤジの書斎でオナっちゃった」
「裸で?」
「うん きもいオヤジの万年筆つっこんじゃったし」
「お父さんきもいんでしょ?」
「超きもいよ くさいし」
「でもお父さん寝てる部屋に全裸で入ったんでしょ?」
「きもおやじに一番裸を見られたくないから」
「え?」
「逆に一番スリルあんじゃん そのスリルでマンコがぐしゅぐしゅ」
「もー美紀ったら」
「おやじの顔に裸でまたがるんだよ 鼻先ぎりぎりまで」
「そしたらこないだ 感じすぎて汁が垂れちゃってさー」
「えー!まじー?」
「オヤジの口に入っちゃった!あはは」
「やだー」
42名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 00:18:10 ID:PlLng1Hg
「むにゃむにゃとかいって飲んでやんの あたしのマン汁」
「ひえー」
「何かおもしろいからかなり垂らしてやったよ」
「なんかすごい話」
「祐子はオナニーすんの?」
「えー?し しないよーそんなの」
「正直にいえよーこいつーそのでか乳を揉むぞー」
「いやーん ホントにしないの」
「性欲たまんないの?」
「うーん 私ジローがいるから」
「ああ あの大きな?」
「そうそう ドーベルマンよ」
「え?ジローと毎晩やってんの?」
「まあ ジローが求めてくればね あは」
「犬かーやっぱバック専門?」
「ううん 正常位もできるよ」
「気持ちいい?」
「私的には最高ね」
「中で出させてるの?」
「もちろんすごい勢いで射精するよ」
「そっかークンニしてくれる?」
「それはねーほんとに上手なのよ それだけでいっちゃうもん」
「いいなークンニされたいなー」
「でも犬にやられてるって近所で噂されてて」
「みられたの?」
「あたし声がすごいのよ 叫びにちかいの」
「何て言うの?」
「ジローちゃん まんこ おまんこなめなめちて〜 あぁぁー おちんちんいれなちゃいねー」
「犬の精液飲んだことある?」
「わたし人間のは飲んだことないから」
「でも犬とはいえ子宮におもいきり射精されるのってきもちよさそー」
43名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 00:22:58 ID:H1B6tL7s
>>38
「このままじゃいけない、変わるの、雪歩っ
 ステージで、そんなにすくんでじゃダメなのっ
 時にはもっとシックに、時にはもっと大胆に
 水面を行く白鳥は足元必死だけど、
 いつかは華麗に羽ばたくのっ
 ミスミスミスタードリドリラー、がんばれ自分、負けるな自分っ!
 譜面は友達、こわくないっ!」
44名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 08:55:58 ID:nUvvmTI2
>>39
アイマススレから来ました
いや〜素晴らしいですね。ただ、登場人物が全てロリ……いや、なんでもないです

>>43
すごいなw
45名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 12:41:15 ID:u11daG5F
オードブルの次はメインディッシュが待っているもの
つまり次は765プロが誇る二大おねーさんの出番ですよ
と言ってみる

何はともあれ>>40、GJ!
46名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:57:20 ID:pPfvADA7
>>27
天道乙
47名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:15:24 ID:+I5xFZqk
媚獣の館更新しとる
48名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 01:15:57 ID:l8BDvC7p
リンク集のハーレムとは認めがたいモノのトコにある「性奴隷シリーズ」なんだが、
確かにntrレイプがあったり広告がウザかったりするんだが
それでも失格とするには、あまりに惜しい上質なハーレムを形成しているので
一度読んでもらいたい。

最近新作発掘できてないそこのアナタ、ちょっとチャレンジ汁(*゚□゚)/
49名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 05:53:31 ID:lSOIp1A+
広告がウザいっていうか、明らかに有料サイトへの釣りだろ、このサイト
50名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 08:06:26 ID:sl5ChezI
前スレ無事に埋まりました。ギリギリ1000でなく容量で。
職人様がた、お疲れ様でした。
51名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 08:30:12 ID:5eyuCfhT
宣伝ウザー
52名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 19:08:14 ID:HUkPTqsN
>>48
宣伝乙
53とくめー  ◆LVQtjIl3dk :2007/03/23(金) 19:47:44 ID:tHt25GWF
とくめーです。
多少、遅れましたが、スレ移行対応及びSS更新しました。

んで、キツネモノとみせかけてタヌキさんSSなんですが――
ねえ、こんなバカなもの書くのおっちゃんしかいませんよね!
もうおっちゃんのものだって前提で更新しちゃいましたよ。

ってか、キツネは「葛葉」から5人きっちり揃えてきたのに、
タヌキはユミちゃんか! だったら残りもタヌキにしようよ。
ユミ、ミシオ、サキ、モナティ……ごめん5人は無理かも。
54名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:03:55 ID:lAJyzLbW
ぷろっと

主人公は腕利きのガンマン(死語・・・か?)。
愛する者たちを守るため、悪漢から罪なき人々を守るため、今日も荒野と街を駆け巡る。
愛銃「ピースメーカー」を華麗に操り自らの信念(つーかハーレム作り?)に駆り立てられる
ままに・・・・。

主人公はとある大病院に勤める外科医。
また若いながらも卓越した執刀とその人柄からたくさんの女性が彼の周りに集まって
くる。そんな状況にもかかわらず彼は朴念仁であり・・・。

主人公は大手航空会社に勤めるパイロット。
以前は国際線で活躍していたがとある事情から今は地方を結ぶコミューター機に乗り込む
事に。それでも愛する人「たち」と共に働ける日々に感謝していた。
そんなある日彼が乗った飛行機のエンジンの1つが突然停止!
刻々と無常なまでに時間が過ぎる中で彼がとった行動とは・・・・。
55名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 09:14:52 ID:ymENPxOo
前スレ梅の人へ

グッジョブ!
タヌキの裕実ちゃんw

さりげなくデビルマンまで入ってるのには笑った
タヌキビームは熱光線、タヌキイヤーはタヌキ耳
56名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 12:24:10 ID:T5B1t6Xn
>>54
非常に野暮ったいこと言うのもなんなんだが、そういうのはプロットと言わずネタと言う。
57名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 15:43:47 ID:lAJyzLbW
>>56
そうか、まあ今回の場合は脳内変換でプロット=ネタとしておいてくれ。
58名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 16:41:57 ID:caD2Dz68
「先生、今日の勤務あけ、先生のおうちにお伺いしても良いですか?」

看護婦の前川君が、そう私に訊いてきた。彼女は明るい性格で、医師、患者を問わず人気がある。
湿っぽい病院がカラリと明るくなるのだから、非常に好ましい。
取り立てて用事もないので、彼女に頷いて返事をすると、彼女は真っ赤になってしまった。
風邪・・・かな?
私がそれを指摘すると、あわてて否定する。いかんな。
風邪はひきはじめが肝心、家でゆっくり休養してなさい、と私が彼女を諭すと、今度は蒼くなって否定する。
ますますいかんな。私は彼女に、くれぐれも、と念を押して、ちゃんと家で休むように言った。



「先生、今日は、何の日か、覚えていますか?」

術後、退院していた中学生の女の子、岸田さんが、私に話しかける。私は彼女の問いに、記憶の中を検索し、思い当たるものを探し出した。
3月24日、マネキンの日だ。
私は、わかってるよ、と答えると、彼女は嬉しそうに、ウン、ウンと頷いて、話を続けてきた。

「今日、先生の家に行きますから、一緒にお祝いしましょう!!」

そう言う彼女が嬉しそうなので、私はその申し出を了承した。
ああ、たぶん、さっきの前川君も、マネキンの日を祝いたかったのか。彼女も気の毒だが、健康第一、ゆっくり養生して欲しい。



「ねぇ、先生、今晩一緒に、お食事でもどう?」

同僚の医師、水無月君が私を誘ってきた。私が、今日は家でお祝いをすることになっているので、とその申し出を断ると、彼女は何とも微妙な風に表情を変えた。

「・・・じゃあ、そのお祝い、私もご一緒して良いかしら?」

なんだ、彼女もマネキンの日を祝いたいのか、こういうお祝いは、人数も多い方がいいだろう。私は彼女の申し出に、良いですよ、と答えた。

それにしても、みんな、マネキンが好きなんだなぁ。
女の子の憧れ、というヤツだろうか。



「なぁ、せんせい、『ぼくねんじん』って言葉、知ってるか?」

そんなやりとりを見ていた、待合室の患者、小学生の太郎君が私に訊いてきた。
その問いに、私は少し考え込む。
医大を主席で出た私だが、実は世界地理には疎いのだ。
私は太郎君に、もちろん知ってるよ、と見栄を張って答えた。家に帰ったら、早く調べておこう。
『ボクネン』なんていう国、聞いたことがない。リトアニアとか、その辺りにある国だろうか。



「うう、先生の誕生日に、療養を命じられるなんて・・・ちくしょー!・・・こっそりと押し掛けてやる」

「やった! 先生の誕生日に二人きり!! うふふ、今夜こそ先生にバージンを・・・」

「・・・ふふ、誰だか知らないけど、彼を先に落とすのはこの私なんだから! さて、悩殺ドレスで、プレゼントは、わ、た、し、とかせまっちゃうわよ〜!」


>>54
かように、朴念仁はハーレムを修羅場に変える可能性を強く孕んでおり、取り扱いには注意を要します。
59名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:29:13 ID:lAJyzLbW
>>58
とりあえずGJ!
そーかー朴念仁は駄目かー。
押しに弱いが面倒見は良い、とかの方がよいですかね>主人公
60名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:42:58 ID:Q9B9scmk
朴念仁は見ててイライラする読者もいるのでそういう意味でも取り扱いが難しい
61名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:50:59 ID:lAJyzLbW
ネタその2

主人公は鉄道マニアの青年。
地方への旅行がてらローカル線を乗り継ぎ途中の無人駅で途中下車しては周囲
の景色を楽しむといった事をしいた。
人里はなれた山間の無人駅に降り立った彼はうっかりその駅のベンチで居眠り
してしまい列車に乗り遅れてしまう。
日が落ち辺りが暗くなる中野宿を決意しつつあった彼の前に現れたのは一人の
少女、しかし彼女は実は・・・。

主人公はとある引越し会社の従業員。
その日も仕事先である一軒のお宅に向かう事になる。
順調に荷物の整理と梱包作業を続けていると座敷蔵の中から一枚の鏡(姿見)が見つかる
作りその物は素朴ではあるが何故かその鏡を気に入ってしまう主人公。
依頼主にそれを見せるが処分してかまわないとあっさり言われどうせ捨てるものならと
彼は鏡を貰い受ける事に。
実はその鏡には謎の力が秘められており・・・。

主人公はピアニスト。
音大を出てその能力を高く評価されていはしたものの知名度はまだまだであり日々の
暮らしを支えるためにバイトに明け暮れる毎日。
彼女を作る暇も無い日々だがある時知人の紹介でとあるピアノ教室の先生を務める
事になってしまう。
資産家の娘達が通うその教室で出会う女性(ヒト)達とは・・・。



62名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 19:10:31 ID:ahgq07CN
>>61
かつてフレデリック・ショパンという美男子ピアニストがいまして(略)
なお、シューマン、ブラームスの場合はNTRがからむので、お勧めしません。
63名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 19:45:15 ID:gDpl5UmM
>>61
その1もその2もすべて「主人公は〜」で統一されている件について。

普通読者が感情移入するべき主人公を一番先に考えるんだが、わたしゃシチュエーションを決めてから
主人公を決めるひねくれ者だから気になっただけだがw
64名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:16:05 ID:TEzS7Cl1
ネタにマジ突っ込みしてどうするw
65名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:11:16 ID:HVRcACCq
こちらもネタを考えているのだが
どうにも文章に出来ないので
今のノリに乗ってネタだけ 
彼女いない歴=人生の大学生 北道 自由
一人寂しくRPG○クールでメインキャラクターが女ばかりのRPGを創作して自己嫌悪に落ちいっていたら
なぜか自分の作ったRPG世界の中に入ってしまう
一応ゲームの製作者(神)であるためその力を使い自由は数々の美女、美少女と出会いながら気ままな旅をする
66名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:14:24 ID:NaYAtqo0
>>65
設定は多少違うが異世界勇者嫁。
67名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:23:02 ID:ds8c/G8Z
>>62
ハーレムといったらリストだろw
68名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:32:53 ID:KHZFYAho
んじゃあ、俺もネタを投下してみる。

主人公は、運が悪い。
それは、因果の極点、特異点ともいえる存在で、周囲から不幸を呼び寄せる体質なのだ。
そんな彼がある日、謎の女と出会う。

「さぁ、アンタの願いを言いなさい!」

彼女は、未来からやってきた『イマー人(じん)』と呼ばれる種族で、この時代にやってきて過去から未来を変え
ようとしているのだ。(この時代が変革の基点になっているのは、特異点である主人公が生きている時代だから)

願いを言わないまま、彼女が取り憑いてしまった主人公は、イマー人を追うD51型時間機関車に乗車を許され、
他の人間に取り憑いたイマー人を倒すことに。取り憑いた彼女も、主人公を気に入って、本来の目的を捨てて
主人公に協力する。

主人公だけではケンカは弱いのだが、彼に取り憑いたイマー人と合体することで、彼女の戦闘能力を借りて戦う
ことが出来る。(半ば乗っ取られ状態)

そして、特異点である彼に、第2、第3のイマー人が取り憑き、ハーレム状態に。
彼女たちは、時間機関車のなかでコーヒー飲んだりケンカしたりしながら過ごし、主人公がやってくると、ハーレムエッチ。


・・・ゴメン、ネタじゃなく、ただのパクリだ。
69名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 02:19:51 ID:KHZFYAho
>>65-66

じゃあ、こういうネタはどうだ。

割と寂しい性格だった彼は、自分の世界で身の回りにいる女の子、片思いの優等生や、世話焼きの幼馴染、
いじめられっこの自分を護ってくれていた武道娘などをゲームの登場人物に投影させてデザインしていく。
しかし、自分がゲームの中に直接入れるわけでもなく、モニター上のドットキャラ相手に、陳腐なご都合主義の
恋愛劇を演じさせることしかできなかった。
現実世界の女の子からは、恋愛対象の男性として扱われることなく、ゲームの世界に逃避する主人公。
まるで冴えない、ダメダメな主人公。

しかし、主人公にも、侮れないところがあった。

彼は、異常な『凝り性』で、『(自分のこと以外に対して)完璧主義』を主張する。
そして、データ収集と分析が得意なのだ。

ゲーム上のキャラクタに対して、ヒロインの性格、スリーサイズ、趣味、好物などを徹底して入力、反映させていく。
また、他の登場人物、村人や盗賊、悪党などにも、身の回りの実在人物を当てはめ、とことんデータを入力していく。

そしてそのデータが蓄積され、膨大なものになったとき、彼のコンピュータが異次元に存在する世界(仮に、アナザー
としておく)とリンクしてしまう。
(『アナザー』は、あらゆる世界に対してパラレルワールドとなり得る『雛形』ともいえる世界で、主人公の『世界創造』
 に対する情念が呼び寄せた)

アナザーは、主人公のパソコンから逆介入することで、この世界の情報をどんどん引き出し、それを元にゲーム世
界を模倣したパラレルワールドを作っていく。
つまり、この世界の人間がファンタジーRPGのキャラクターを演じる、異次元の世界が出来上がってしまったのだ。

主人公は、そんなことを知ることもなく、ゲームキャラを操作して冒険をし、ゲーム上のヒロイン達と恋愛ゲームを続
けていた。

そして、ある日、アナザーは、この世界と融合していく。

きっかけは、ゲーム上の主人公キャラと、ヒロインの一人、女戦士マリナ(現実世界の武道娘『茉莉那』がモチーフ)と
初エッチをするイベント。

「あー、俺も、マリナとエッチしたい。このゲームキャラじゃなく、俺がマリナを抱きたい!!」

そう強く願ったとき、アナザーが融合を開始。ゲーム上の主人公と現実の主人公が融合してしまう。
そして、彼と彼のパソコンを基点に、アナザーの住人達が少しずつ現実世界に現れていく。最初はマリナ。
マリナは主人公を、いままで恋してきたゲーム主人公と同一人物と認識しているので、その場で中断していた初エッ
チイベントを再開する。
70名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 02:20:47 ID:KHZFYAho

マリナはアナザーから現実世界に、完全な『移住』を果たした。新しい世界に戸惑いながらも、主人公と心を通わせ、
順応していく彼女。

そして、そんな時間経過の間にも、アナザーの融合は進んでいく。日常生活の中で、この世界が一瞬の間アナザー
と重なってしまう『ゆらぎ』の時間が頻繁に起こるようになってきた。
アナザーの中のモンスターがこの世界に現れる時間。いまはまだ主人公の身の回りにしか起こらないため、ゲーム
世界の能力を身につけた主人公と女戦士マリナがそれらを退治していく。

そして、ゆらぎによって現れるのはモンスターばかりではなく、ゲーム世界のヒロイン達も次々と現れる。
主人公は、一夫多妻を社会制度に据えた世界を創造していたため、次々と現れるヒロイン達と仲良くハーレムエッチ
を続ける。

そして、次の異変。
完全に融合してしまった主人公ほどではないが、現実世界のヒロイン達とアナザーのヒロイン達、その対をなす存在
の性格がリンクし始めた。
主人公のことを、恋愛感情まではいかないものの好ましく思っていた現実世界ヒロインが、アナザーのヒロインが主人
公に抱く恋愛感情に引っ張られ、みんなが主人公スキスキ状態に。


以下、お話の流れは、
・主人公とヒロイン達のエッチ。個別イベント。
  ex) 女戦士マリナの過去(主人公の創作)が、現実世界の茉莉那とリンクし、秘められたものへ。主人公は、彼女
     二人が共有するトラウマを探し出し、解決してやる。
  ex) 片思いの優等生明日香は、優等生を演じる自分が嫌い、自己嫌悪に陥っていた。明日香とリンクするアナザ
     ーのお姫様アスカも同じ。出会った彼女たちは、相手に自分を投影して、大喧嘩。主人公は彼女たちを説得し、
     自己嫌悪を和らげ、仲良くさせてやる。そして3pへ。

・主人公の成長
    ゲームの能力によって自分に自信を持てた彼が、あえてゲームの能力を使わないことで問題を解決、新しいヒ
    ロインを助け出す。


・果たして、この世界はどうなるのか。
  A・アナザーの浸食をくい止め、世界を分離。しかしアナザーのヒロイン達とは分かれることに。または、アナザーヒ
     ロインも現実世界に残る。
  B・現実世界とアナザーが完全に融合。混沌とした世界が出来上がるが、すべてのヒロインは主人公と共に暮らす。
  C・不安定。どちらの世界とも定まらず、ヒロイン達もすべて主人公の元に。

〜あたりで展開。


現実世界のヒロインと、異世界のヒロインがパラレル的な対関係にあるお話って、エロゲでいくつかあったよなぁ。
その両方を独り占めする、というのは、エロゲであった?
71名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 04:20:06 ID:3VZCP/03
>>70
ススキノハラの約束、Queenボンジョルの
ただどっちも最終的には片側固定だった気がする
72名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 11:04:48 ID:WBk6boxW
>>61
JR淫美線もあるし、ヒトネタできそうやね。
73名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 20:40:58 ID:O+hTNrFc
>>68
俺もあれはハーレムを連想してしまう。
主人公を気に入って、主人公の下に押し掛けてくる奴が最終的に4人
あいつの体は自分のものだといつも喧嘩
74名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:06:48 ID:oi1hvQUH
>>59
微妙に時機を逸したレスかもしれんが、ちと思った事があるんで。
朴念仁の主人公を実現するなら、女性達を団結させる、というのはどうだろう。
最初はライバルとして、相手を出し抜いて主人公を手に入れようとするんだが、
そのうちに同じ競技に人生を賭けてる仲間のような、奇妙な連帯感が生まれて
「誰が主人公を振り向かせるか」ではなく「皆協力して何とかして振り向かせよう」
に変わってしまう、て感じで。
まあこれはコメディ的で、どう頑張ってもシリアスにはなりそうにないが。
75名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 01:48:01 ID:bhV8Y9nY
 カーテンを締め切られ薄暗い室内に、十数名の人影が座っている。顔はぶっちゃけ見える――いや、見えないということ
にしておく。
 上座に座った――いわゆる議長席――、メガネをかけた少女が口を開く。顔はやはり見えない。あくまで見えない。
「本日皆さんに集まってもらったのは他でもありません。ターゲット『ボクネン』についてです」
 朗々と響くその声は、なんとも苦々しいものを含んでいた。
「ここにいる皆さんなら分かると思いますが、今までの『ボクネン』に対するアプローチはことごとく失敗しています。それが極
めて直接的なものだとしてもです。『ソトハネ』さんの観覧車事件、『ショッカク』さんの裸エプロン事件がそうです」
 議長役の少女の口に二つの名前があがる。室内のそこかしこから咳払いや舌打ちの音が聞こえる。
 十六ある人影のうち、ボブカットを外にはねさせた活発そうな少女と、髪が一房ぴょこんと飛び出しているロングの女性の
肩がぷるぷると震えだす。何かに耐えているようであった。
「これらのことから、『ボクネン』に対して、間接的、直接的に関わらず、何らかのアプローチをしても無駄だということが分か
ります」
 そう言う少女に対し、反論の声があがる。
「なんでしょうか、『スナオクール』さん?」
「そう結論付けるのは、まだ早いのではないか? まだあるだろう。例えば、真正面から告白してみるとか」
 ざわめく室内。だが、メガネの少女はそれに対してあっさりと言い放つ。
「無駄です。もう試しました」
 ざわめきが大きくなる室内。聞いてない、抜け駆け禁止という声が聞こえる。
「冗談と受け止められただけでした。正直、泣きそうになりましたね」
 ふっ、と自らを嘲笑うような笑みを浮かべる少女。だが、反論はまだ終わらない。
「事前の準備が足りなかっただけではないのか? もしくは、告白の仕方が遠回りすぎたとか――」
「準備が足りない? 一昨日ですよ、告白したのは。私がこれまでどれほど下準備してきたか貴女なら知っているでしょう? 
遠回り? そんなわけありますか。もうずばーっとストレートに行きましたよ! 私と結婚を前提にしたお付き合いをしてくだ
さい! これほどストレートな告白がありますかっ!」
 それまでの冷静さが嘘のように、激情を吐き出す少女。室内が静まり返る。
「はぁ、はぁ……とにかく、無駄です。無駄。アレは致命的に女心というものが分かってません。もしくは、絶望的なまでに女
性に対する興味がありません。『イモウト』さん、彼の部屋でその手の書籍を発見したことは?」
『イモウト』と呼ばれた三つ編みの少女は、突然のことにどもりながら答えた。
「いえ、その、あの、お、おに――あ、いえ、その、『ボクネン』の部屋にはそういう本はありませんでしたっ。や、や、や、家
捜しとかもしてみたんすけどっ、まったくっ」
「そうですか――やはり、女性にまったくといっていいほど興味が無いようですね」
 またもや騒然とする室内。こうなれば無理矢理、調教という手も等、不穏当な言葉も飛び交う。
「静粛に」
 メガネの少女がその言葉とともに机を強打する。それだけで、騒がしかった室内が静まり返った。
「無理矢理? 調教? 確かにアリですが、それは最後の手段です」
 アリなのかよ、というつっこみはどこからも出ない。むしろ、当然といった雰囲気ですらある。
「それよりも、女性に興味を持たせる試みを行うのが先です」
 どうやって、という声があがる。議長役の少女はメガネを中指で押し上げ、言った。
「一人で駄目なら、二人、三人です。とにかく、数に任せて四六時中女性を意識させるのです」
 少女の弁に熱が入り始める。それに伴い、室内の雰囲気もどこか浮ついたものになっていく。
「パンツもブラも、いくらでも見せて結構。むしろ裸もオーケーです。別にここにいる全員が裸エプロンで纏わりついても構い
ません」
 おおお、という歓声があがる。
「ただし、皆で行う以上成果は等分です。一人だけ美味しい思いをするのは無しです」
 突然冷静になって釘を刺す少女。しかし、そこかしこからは当たり前、何をいまさら、などという声があがる。
「ならオーケーです。皆で幸せになりましょう!」
 第一次ハーレム化宣言。それは後にそう呼ばれることになる、これからの壮絶な戦いの幕を上げる言葉だった。
76>>75:2007/03/26(月) 01:49:14 ID:bhV8Y9nY
>>74
こうですか? ちょっと自信ありませんっ!
77名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 07:48:00 ID:bnSPT+uw
そして一月後、その会議室には。
『おんな』としての自信を失った、屍のような彼女たちの姿があった。
78名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 07:54:34 ID:lfvGuWGz
ハーレム化失敗させてどうするw
79名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:13:43 ID:HiZ/kt6R
逆に考えるんだ
結局『雌』に目覚めちゃったと考えるんだ
80名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 10:06:18 ID:v7Vzn+Xk
>>79
お前はさっきまで百合板覗いてた俺をどうしたいんだ?
81名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 10:30:09 ID:oEBbp6ak
え、そっち?
逆レイープとか、逆ヨコシマン化じゃないの?

ちなみに百合にもハーレムってあるのか?
82名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 11:00:30 ID:/LNiK9NU
百合ハーレムって、ここではOKだっけ?
たくさんの子猫ちゃんと、君臨する女お・・・もといお姉様、とか。

>>75
ともあれ、楽しく読ませてもらった。
エロ描写も楽しいけど、シチュエーションそのものの面白さってのもあるよね。
エロなしでも、ハーレム物って色々あるし。

しかし、この『ボクネン』、フェラとかされても、
「そんなの舐めると汚いぞ?」
とか言い出しそうだ。
83名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 11:16:41 ID:bnSPT+uw
>>78
これがッ!!
これが逆境かッ!!

77のあと、立ち直った彼女達は、より強い闘志で立ち向かうんだよ、ボクネンに。
84名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 11:26:52 ID:4NcQOCwf
>>82

>1
>オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。

なんだから、男主人公がいなくて百合オンリーだとスレの趣旨からは外れる。
ハーレム内の女同士が百合関係にもあるってのは、定番のパターンの1つだが。
85名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 13:50:40 ID:qQFsgqvQ
ならば、『おとぼく』路線で

まぁ百合であろうと、独占ならば許せる者も居るはずだ
なぜならは『Gでもそん』の『ふたなり』がリンク集の片隅にそっと添えられているからな

無論、注意書きと回避用タイトル必須で
86名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 14:07:52 ID:skyVx8+b
>百合であろうと、独占ならば許せる者
いや、まあそこは個人の趣味だから居るには居るだろうけどさ。あくまでこのスレは

>1
>オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
なんだってば。

たしかこれになるまでにそれなりに話しあってなかったっけ?

ついでにあそこのリンク集はあくまでとくめー様が好意で管理してる場所であって
ここのスレはまた別物だから
87名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 15:12:17 ID:8HUDgxz6
巨乳ハーレム小説でオススメを教えてくれ
88名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 15:17:17 ID:fPdgqyoz
>>87
巨乳といえばガーディアン
89名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 15:24:07 ID:QWi8iRrd
>>87
ハーレムでそこに注目したことはなかったが、
巨乳ヒロインの出るもので印象に残ってるのは女族隷属かな
90名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 15:37:19 ID:fPdgqyoz
たしかに女族隷属も巨乳揃いだったなぁ
91名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 16:45:42 ID:x7hY9hWz
>>86

>たしかこれになるまでにそれなりに話しあってなかったっけ?
いや全然。初代スレからこのまんま。
レズOKかどうかは、別に投稿がなかったので、
時折話題になりつつも結論が出ないままだらだらーっと続いてきた。
92名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 18:00:35 ID:4NcQOCwf
>>82
百合カップスレのほうじゃダメなの?
いちおう名前に「カップ」とはついてるけど
>とにかく百合ならいけいけOK!というスレッドです。
>創作パロディなんでもあり。
だそうだから、百合ハーレムものもありなんじゃない?
9382:2007/03/26(月) 18:03:50 ID:EBABnSxk
>>92
いや、別段、百合ハーレムを書こうというわけではなく、
>>80-81の流れを読んでいて、どうなのかな?って思っただけだから。
94名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 18:07:53 ID:4NcQOCwf
>>93
住人の許容範囲がどうこうというより、いちおうこのスレは初代から
「男一人対女複数」を前提にやってきてるんだから、それに外れるのは
スレ違いであって、テーマにそってるけど危険要素ありってのとはまた別かと
95名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 19:49:14 ID:Z7RE97TA
女族隷属も巨乳揃いだが、巨乳を活用した描写は異世界勇者の方が多い気がする。

ま、どっちも同じ作者だけどw
96名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 20:49:10 ID:P5JXKK0Y
つまりレズハーレム専用スレを別で立てれば良いわけだ
97名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 21:55:48 ID:EBABnSxk
妥協案(?)を探ってみる。
いや、スレの定義で揉めるつもりはないから、単なるネタだと思って欲しい。

お姉様「今日でわたくしのハーレムは解散いたします。わたくしはある殿方を愛してしまいました」
子猫A「そんなっ! お姉様っ!」
子猫B「私たちはいつまでもお姉様についていくと心に決めています」
子猫C「どうか、あたし達も連れて行ってください!」
お姉様「あなた達・・・お願い、聞き届けてちょうだい」
子猫A「いやですっ! お姉様」
子猫B「お姉様と一緒なら、私たち男の人を愛することだってできますっ!」
子猫C「そうです、お姉様の大切な人は私達にとっても大切な人です!」
お姉様「あ、あなた達・・・」

 ひしと抱き合う4人の少女。

お姉様「そういう訳でして、わたくし達四人であなた様に尽くそうと心に決めてまいりました」
ハーレム主「うぉうっ、ハーレムか!?」
98名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 23:01:43 ID:Q6g5xGBl
そして、その仔猫たちが、新たな仔猫たちをハーレムに引き込む。
さらに新しい仔猫たちが新しい仔猫たちを・・・。
こんな調子で増殖するレズ基盤ハーレム。
名付けて、ネズミ講ハーレム。
99名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 23:26:16 ID:bnSPT+uw
ネコなのにネズミとは、これいかに
100名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 23:45:29 ID:v7Vzn+Xk
ネコにネズミが噛みついた♪
あべこべだ ネコたたき♪
101名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 23:52:32 ID:LkMuhcZV
ねずみ講ハーレムって危ないんじゃないの?
なんで?危なくないよ

だって合法なの?
もちろん合法だよ

なんで?だってねずみ講式ということは洗脳してるんでしょ?
違うよ。全然違うよ。

でも、ねずみ講なんでしょ?
全然違うよ。全く関係ないよ。

へー、じゃあ、ねずみ講ハーレムとねずみ講の違いは何なの?
じゃあ、簡単に説明してあげるよ。まず、ねずみ講は非合法です。
お金だけの配当システムで売る商品が存在していないか、紙切れ一枚、ホームページだったりすんだ。
そのようなものを、ねずみ算式に広めていくところからねずみ講と言う名前がついたんだ。
これは非合法。捕まっちゃいます。
でもねずみ講ハーレムというのは自由意志が存在するんだ。自由意志のもとに広がっていくハーレムなんだよ。
102名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:19:50 ID:0VGddzqP
乙ボクのような実は男な百合系ならばハーレムの一種
そして97のようにまとめて面倒みるならばこれもハーレム
じゃあ組み合わせると?
主人公(男)に対して女として女子校に通うお姉さま(男)がBLで愛し合い妹たち(女)もセットでついてくる
う〜ん、これはハーレムなのだろうか?
乙ボクの瑞穂のような男ならばBLでもかまわないと思えてしまう。特に漫画版
103名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:21:32 ID:TZx4L/8F
>>101
マークパンサー
自重
104名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:42:36 ID:VJXWM3oQ
主人公はとある高校生の少年。
つい昨日晴れて幼馴染に告白しラブラブになっている時一台の暴走車が幼馴染
を跳ねようとする。
危ない!と思ったそのとき主人公が幼馴染を突き飛ばし入れ替わるように自分が
暴走車に突っ込んでしまう。
車はそのまま逃げさり、後には大量出血で瀕死の主人公が。
急いで救急車で運ばれるが主人公は分水嶺のぎりぎり手前といったご様子。
そんな彼の意識に何者かが語りかける、「力が欲しいか?、欲しいならばくれてやろう」、と。
105名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 01:01:21 ID:ZNR9pV26
幻聴が聞こえたが、少年はそのまま死亡。
しかし人を助けた甲斐あって閻魔様の判決は「ハーレム天国」ヒャッホウ!
106名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 02:01:30 ID:D8Nza+Ps
しかし、閻魔さまの片思いの天女に手を出してしまったことが逆鱗に触れ、地獄に落とされる。
そこで、虜にして天界から一緒に降りてきた天女達、さらに現地調達、鬼娘達でさらにハーレムを増大させた。
107名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 02:58:38 ID:COKdAmna
>>68
アレか。
アレでハーレム物やったら面白そうだな。
イージャンスゲージャン
108名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 03:43:11 ID:OYao8ob2
ハーレムの形成過程って雪球に似てるよな
109名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 04:12:36 ID:geHmMBG6
>>106
次は巡り巡って地上侵略で現世制覇?ハーレムで。
110名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 06:36:20 ID:RkxsoTAW
閻魔サマがスレンダーなロリ入った美少女で
主人公を引き止めるのに冤罪と部下を使った色仕掛けをする展開は駄目ですか先生
111名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 14:41:58 ID:ammIIthd
先生
>>110君の意見に意見です
部下はとりあえず
"ブリーチ"死神(骨は制服系もありか)"、"幽白"案内人や下手すると"だっちゃ"鬼娘
番外、業伝授〜出し抜く"伝説"的毒婦of地獄堕ち
どこまで行くのか楽しみだと思います

あと地獄の裁判官はあと9人居る事もたまに思い出してください
112名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 20:08:35 ID:19+98KzF
黄門じごく変。ハーレム版。
主人公覚一人にして、
蘭魔が閻魔大王役。
天界制圧は如来のマインドコントロールのせいで、
本心では覚を慕っている。
そして十王は全員おにゃのこ。
ついでに修羅王と助さんと弥七もおにゃのこでハーレム入りで、
じいさんだけじいさんのママでいいや。

……わかる年代の奴いんのかorz
113名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 20:18:42 ID:3XbWx8CY
>>112
こんなところで「黄門じごく変」なんて単語みることになるとは思わなかったゼ。
114名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 20:26:01 ID:dln0STjv
閻魔というと東方のヤマザナドゥしか浮かばない……
115名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 20:28:26 ID:z8bqou5W
>>112に対抗して、ガンホーガンズの皆さんがおにゃのこというのはどうだろう。(どうにもなるか)
116名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 20:51:00 ID:rgFomSr/
地獄の裁判官と聞くと「ギルティオアノットギルティ」と
馬鹿の一つ覚えのように繰り返した挙句
双子座弟に瞬殺されたムチにーちゃんを最初に思い出す。
オールTSなら男アテナ(アレス?)の女聖闘士ハーレムでいけるな。
ttp://www.gameking.com.cn/gk/dm/05/1/11/11053643.htm
117名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:04:28 ID:VJXWM3oQ
TSを許可してしまうと収拾がつかないんで俺はパスしたいな。
TSスレでハーレムというカテゴリーでやってくれ。
118名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:23:05 ID:i8OzgEio
閻魔といえば閻魔あい。
妖怪娘ハーレムがいいな。
119名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:26:46 ID:k4FCarjy
つまりは鬼太郎の出番だな!
120名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:33:20 ID:ammIIthd
117さんに部分的同意を
TSするのではなく元(生まれ)から逆転ずみは別腹であると念

紅一点に萌ゆるより黒一点(の座)に憧るる
愛〜忠誠心〜 メイド萌
121名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:53:50 ID:VJXWM3oQ
主人公は化学者。
知人の薬物学者の作った花粉症を抑制する新薬の臨床実験を自分が駆ってでる事に。
早速効果の程を確かめるべく薬を服用するが飲んでからしばらくすると突然意識を
失って倒れこんでしまう。
目が覚めた彼は自分の体の変調に気が付く、どうも彼が吐く息には特殊な興奮作用
があるらしい。この息を一定時間吸うと・・・・。

主人公はとある軍事企業が持つ私設軍隊の隊長。
その日も上司(企業の代理人)から命じられるままに秘密実験の後片付けを行う事に。
作業の最中に彼の視界に隅で動くものが。
不審者だと思った彼は銃を向けるがその視線の先にいたのは一人の女性だった。


122名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 00:32:03 ID:OMJ/sXaO
上はともかく下の方はどうハーレムにつながるか分からん
123名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 00:37:42 ID:6ehbCbnc
>>115
そんなタチ悪い兄弟喧嘩に巻き込まれてエグい殺され方するようなハーレムはイヤです。
124名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 01:02:04 ID:16hMK9yz
>>121
上は息ではないが今昔夜伽草子のシンノスケ警報発令!!だな。
とくめー氏のリンク集にあるからわかる。
125名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 14:57:13 ID:0ohLDFzP
不運キャラな主人公が罰ゲームで色々やってる内になぜかたこ足股を成功してしまう・・・だがそれがばれた!主人公は(自分の命を守るため)8人の身も心も落とすことに・・・きみは、生き延びることができるか

裏表の矯しい生徒会長な先輩が横領のために作った登山部。所属しているのは主人公、お嬢様(モドキ。指摘するとキレる)な同級生、
主人公の幼なじみにして今は会長の犬な無表情むすめ。主人公は幼なじみ提供の写真により言いなり・・入ろうとする他の生徒は
わざと告白させて振ったり覗きの濡れ衣着せたり。 予算のための活動はいつもは形式だけなのに、今回はFCというなのストーカーがいるために実行することに。
なし崩しに登山、準備してないので当然に遭難、そして食べたきのこはやばかった…
126名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 18:25:19 ID:SzEXejRU
好きなssも更新いつになるかわからないので欲望に負けて自分で
書き始めてしまった。でも、めちゃめちゃへたくそww
こんなの誰も読んでくれねーとか思いながら書いてる。
そのうちアップするので読んでくれ
127名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:41:31 ID:OMg8gR3O
投下の冒頭に属性表示を書いてくれ。
好きなジャンルなら、上手い下手はともかく、とりあえずは読むよ。
128名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:04:19 ID:BaIqIRDG
主人公はバイオリニスト。
だがただのバイオリン弾きではない、一度彼が楽器を手に取り弾き始めるとその音色
は聞く者の心を蕩けさせる魔法の音楽となる。
特に女性がその音色を耳にすれば・・・。
129名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:16:21 ID:23K30V6/
タイトルは「孕みカンタービレ」か。
130名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:31:59 ID:zJbloUH8
>>87
鳳神社は巨乳揃い
あとガーディアンもおっぱいいっぱい


さあ、みんなもあげるんだ!!!!!1
131名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:56:00 ID:fE+08B7Q
>>129
アダルトビデオにありそうで嫌だw
132名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:29:54 ID:rCsf+R9U
>>121
エロゲの「がくパラ!」が似たような感じ。
違うのは肉体強化薬を騙されて飲んで、体液の摂取(臭い含む)で発情する事。
しかも男女動物関係無くって設定がコメディ。中には冷却水経由でAIまでする。
男色獣姦は無いので一度お試しあれ。
>>128
昔、エロラノベに似たようなのがあったぞ。
普段はさえない学生だけど歌うと女を発情させ、
しかもスピーカーを通すと何故か効果倍増になる奴が。
確か、エロシーンでバックに自分の歌を流さないと女が燃えないので萎えたんだ。
133名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 04:07:28 ID:Fq+iylIx
>>132
「がくパラ!」を進めるときに忘れちゃ行けない一言があるだろ。
「複数プレイは大量にあるが、絵になってないのが大多数なので、想像力がないと苦労するぞ」
134名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 05:34:52 ID:fE+08B7Q
>>132
元の体質に戻るため色々頑張るストーリーのエロゲ…か
戻る必要性が感じられないのは何故だろう
135名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 05:38:50 ID:KeMT2nMP
主人公は図書館の書士。
毎日膨大な量の本の山と格闘し続ける日々だが彼にはある楽しみがあった。
それは自分と「愛しい女達」以外には誰もいない書庫にこもり愛の交歓を
行う事だった。

主人公は博物館で働く学芸員。
今日も夜遅くまで一人で残り研究成果と展示物の補修整理にあたる事に。
仕事がほぼ片付き終電も逃したので朝まで仮眠を取ろうと仮眠室へ向かう
途中に彼は「彼女達」と出会う。
136126:2007/03/29(木) 11:39:43 ID:/0WziYhi
なんか読んでくれる人が一人いるので
とりあえずちょっとアップしてみます。
本番なし口だけエロすくないです。
137126:2007/03/29(木) 11:41:04 ID:/0WziYhi
一目で高級車と分かる黒い車が、森の中を走って行く。
その車中には、運転手の他に一人の少年が乗っていた。

「あの、まだ時間かかりますか?」
「申し訳ございません、裕樹様。後5分程でございます。」
「そうですか。」
(まいったなー、車乗る前にジュース飲みすぎたかな)

少年の名は黒田裕樹(くろだひろき)14歳、中学2年生。
父はサラリーマン、母は主婦。至って普通の家庭に生まれたのだが、
つい先日、両親が事故で他界し天涯孤独の身になってしまった。
途方にくれていると、家にやってきたのが運転手の菊池瑞穂(きくちみずほ)
23歳。白いブラウスと黒いタイトスカートで身を包み、その胸元はブラウスでは
隠し切れない豊満な胸。腰はきゅっと細くお尻も丸い。髪はセミロングで顔は
トップモデルかという程の美貌であり、裕樹はまともに目を合わせることができなかった。
彼女が言うには母方の遠い親戚の一人が裕樹を養っても
良いと言ってくれているらしい。まだ中学生の裕樹は相談相手も居らず、
うんと言うしかなかった。周りの人達に挨拶もせずに
車に乗って親戚の所へ行く途中なのだ。

(あー、我慢できないよ。そこらで停めてもらうか)
「あの、すいませんが、ちょっと車を停めてもらえますか」
「どうかなさいましたか」
「ちょっとジュース飲みすぎちゃって・・・」
「承知しました」

車が停まり裕樹は急いで降り、ちょっと小走りに車から離れると道端の茂みに
向かって、小便をしだした。
(はーまいった。やばかったよ。でも気のせいかな、さっき車を停めてって
 言った時、菊池さんが笑ったような・・)
と、そんな事を考えながら放尿していた裕樹には後ろから近ずく瑞穂に気がつく
筈もなかった。
138126:2007/03/29(木) 11:42:55 ID:/0WziYhi
「裕樹様。」
びくっとする裕樹に背後から瑞穂がぴったりと引っ付く。
「なっ!なんですか」
驚く裕樹に瑞穂が平然と、
「おっしゃってくだされば、この瑞穂が処理をいたしましたのに」
「なっ!何言ってるんですか」
「いいえ、裕樹様。これからはこの瑞穂にお任せください」
そう言うと瑞穂は裕樹の陰茎を軽く握り、まだ放尿の続く陰茎を裕樹から奪う。
唖然とする裕樹を他所に瑞穂は放尿の終わった陰茎を軽く振り、そのまま口に含む。
「あぁ・・。なんでこんな事・・」
「ふふっ。裕樹様のもの・・・」
まだ尿が残る陰茎を瑞穂は躊躇いもなく口に含み綺麗にしていく。そして陰茎を
服の中にしまうと立ち上がり裕樹に向かって、
「奥様達がお待ちです。もうすぐですので参りましょう」
裕樹の手をとり車へ戻っていく。裕樹はまだショックで喋れないでいた。

(なんであんな事。人に触られるのも、女の人に見られるのも初めてだったなのに)
そんな事を考えているうちに車は大きな洋館へと着いた。車を降りてその洋館の
大きさに圧倒されている裕樹に向かって瑞穂は
「こちらでございます」
大きな扉を開けて待っている瑞穂の横を通るとテレビでしか見たことのない様な玄関だった。
(靴はどこで脱ぐんだろう)
そう思っていると
「裕樹様。こちらへどうぞ」
いつの間にか瑞穂が右側の扉を開け待っていた。その部屋へ入ると
「奥様を呼んで参りますので、お待ちください」
静かに扉がしまり瑞穂が出ていった。
(でっかい家だなー。母さんの親戚って言ってたけど、どんな人かな。
 優しい人ならいいけど。あー。なんか車に乗って疲れちゃった。ちょっと寝よ)
139126:2007/03/29(木) 11:44:34 ID:/0WziYhi
くちゅ、ちゅ、んちゅ、ぴちゃ。
(あれ、なんか。夢かな?下がむず痒いような・・。って夢じゃない!!)
裕樹が目を開けると赤のドレスに身を包んだ女性が陰茎を口いっぱいに含んでいた。
ちゅちゅう、くちゃ、ぷちゅ。
身動きした裕樹の様子に気づいたのか女性が上目遣いで見つめてきた。
「ふふっ。あん、もうちょっとね」
そう言うと女性は動きを早くしてきた。
口全体をすぼめ頭を激しく前後させ舌を亀頭にこすりつける。
「ああっ!出る。出る。出ちゃいますー」
「あん。出るのね。私の口に出すのね」
「ダメです。離してください。もう我慢がっ」
「いいのよ。私の口に出しなさい」
「ああーー!!」
びゅびゅっびゅううう!!!
ごくごくごくちゅー。
「たくさん出したのね。おいしかったわ。裕樹君」
「あっ、あのー。あなたは・・・」
「私の名前は一ノ宮遥(いちのみやはるか)あなたのお母様の親戚よ」
「じゃあ僕をここへ呼んでくれたのは・・」
「そう。わ・た・し」
言いながら裕樹の隣へ座る。歳は35歳ぐらいだろうか。黒髪を背中の中程まで伸ばしている。
赤いドレスから覗く胸は瑞穂よりも大きく主張しているのに腰は括れている。
そして胸に負けじとお尻も存在感を示している。
140126:2007/03/29(木) 11:46:52 ID:/0WziYhi
(すごい胸だ。また大きくなっちゃうよ)
「あらあら。どこを見ているのかしら」
そう軽く笑うと裕樹の股間に手を伸ばす。
「じゃあ説明しながら、こうしてあげる」
手を上下に揺すりながら遥は話し出した。
「私がこの家の主人よ。あなたの御両親が亡くなったと聞いて、あなたを引き取ることにしたの。
この家には私と娘が二人居るわ。後はあなたを迎えに行った執事兼秘書の瑞穂とメイドが三人。
男性はあなただけね。私達一ノ宮家は女しか生まれないの。だからあなたを跡取りとして
迎え入れたって訳。そして代々、一ノ宮家には不思議な力があって・・って聞いてるのかしら」
「ふぇ、はっはい聞いてましゅー」
「もう、だめねー。それじゃあ、ちゃんと聞けるようにしてあげる」
遥は手の動きを早くし口を亀頭に当て舌で刺激しだした。
しゅしゅしゅっ、ぺろぺろちゅ。
「あっもうダメでしゅ。もう出ちゃいましゅー」
ぴゅぴゅうううう!!
んちゅちゅちゅううう。
尿道に残った精子まで飲み干し、遥はにっこり笑って
「あん。良かったわ。おいし。これでお話し聞けるわね」
「ふぁふぁいい」
「あら、今度は疲れたみたいね。じゃあしばらくお休みなさい」
裕樹の肩を掴み自分の方へ倒すと頭を太ももに乗せそう優しく言った。
141126:2007/03/29(木) 11:49:09 ID:/0WziYhi
以上です。
初めて書いてみて、ここに降臨されるOUT氏や他みなさんの作者様の
書く苦しみがわかりました。
どんな感想でも結構ですのでお願いします。
142名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 20:22:20 ID:rgNe6u/o
なぁ、まとめサイトにあるゼリーな女の子って
ttp://www.asahi-net.or.jp/~sk5t-kwd/pl01.htm
にそっくりやと思うんやが
143名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 21:16:55 ID:Iq/gc7ZX
作者本人がそれに言及して気がするのだが
144名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:36:38 ID:rgNe6u/o
>>143 
どこで言及してる?
見直したが書いてなかった
145名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:57:36 ID:G4/b+7CT
まとめサイトで見てるんだもの
過去ログなんて持ってるわけ・・・
146名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:12:12 ID:NXlFBaoA
過去ログだってまとめサイトに
ttp://marie.saiin.net/~mcharem/haremlog7.htm
299から303にかけて見るとよいですよ
147名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:36:40 ID:uuOI/69E
7スレ目の、299、300、303。
ログは保管庫にある。
148名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:42:27 ID:K42WlYCl
この作品は、○○○のオマージュです。
くらいの注意書きを最後にでも付けるといいかもね。
149名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:14:25 ID:/3EJHpaU
>>126
続きが気になるなぁ。
特に娘二人とか、一宮家の秘密とか。
書くのは難しいものだけど、自分で言うほど酷い内容ではないと思うよ。
150名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:29:40 ID:AkaHBhSy
>>141
文章からしてSS自体を初投稿かな、お疲れ様。
主人公が跡取り息子に迎えられるハーレムは他所にも沢山あるだけに
展開にこの後悩むだろうな、連想するのは媚獣の館とか。

スレ的には投下作品が増えるのは大歓迎なので、頑張ってくれ
151名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:58:40 ID:Yv4fhgU0
ところで、449さんに質問があるのだが。

「新春ハーレム双六」読んでたら、「姉妹丼の心得5箇条」とあって、
「口に出された精液は、姉妹仲良く分けあうべし」
とあるんだけど、これって、オリジナル?
もしそうなら、残りの4つも教えて欲しいんだけど。
引用とかネタ元があるんなら教えて欲しい。
152名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 13:56:13 ID:RX2kCvXp
ここでハーレム小説の新規採掘でございます。
両方とも型月なのはご愛敬

【烈風の月】七歴史
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~retutuki/
月姫二次創作、エロ無し、長編
志貴が七夜のままだったらというIFストーリー
実質8人のハーレム
最強ものではあるが、オレ様にはあまりなっていないと思う。

NG要素は特になし

【Cocktail Bar [MOON TIME]】第一部「小鳥たちの哀歌」、第二部「P-MODEL」
月姫二次創作、かなり長編
既にハーレムが形成されているところから始まるが、内部不和により志貴が構成員たちの認識を拒むように。
構成員は再び認識してもらい愛してもらえるように、牝慰奴(メイド)となり、調教、調整を受けていくという話
ポイントは牝慰奴(メイド)と乳(ミルク)
膨乳、射乳、妊娠、ふたなり等オッパイスキーや孕ませ野郎には堪らない内容。
牝慰奴達が主人である志貴の為に体の改造、最適化に耐えていく姿がイイ!
ただ第一部終盤あたりからエロ率が低くなっていくのが残念
クロスキャラがぽちぽち小ネタ的に出てくるがハーレムには加わらない。

NG要素として、一部残酷描写、レイプ、輪姦等があるが、あまり気にはならなかった。
ちょっと志貴の独占欲が弱いのも問題か?本人が幸せならそれでいいというスタンス
153名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:04:39 ID:H4eQ2LjB
>>152
月姫カクテルの方はキャラヘイト寸前までやってたような気がしたが俺の思い出が間違ってるのかな?もう一度見てみるか
154名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:39:23 ID:dkMa4BcY
とりあえず月厨と勘違いされるからそういうネタばっかり持ってくるのはやめれ

まあ読んでみるが
155名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:51:35 ID:dcQuvckZ
というかよりによって月厨の間でも封印指定受けてるそれを持ってくるか
156名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 15:17:56 ID:hmERN4UZ
オリジナルでエロ梨なんだけれど、
ここの女王様に下克上はどうでっしゃろ?
ttp://yugudora.x0.com/novel/index.html
途中から妹が加わって晴夢要素が出てくる。

晴夢判断求む。
157名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 15:23:50 ID:SxyGakAn
は?
カクテルって、シエルが『シロウ』って名前の犬と結婚して獣人出産するアレのこと?
158名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 16:06:31 ID:kJ+82+n1
リンク集にある少女の性ってさ、ハーレムっぽくないって情報があったけど。
読んでみて、これハーレムじゃないなと思った。
主人公が最低ヤローなのはいいとして、調教していた女の子の一人が他の男と
セックスする描写がある。
ハーレムものとしてはこれ、アウトだと思うんだが。
159名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 21:14:09 ID:kMEnxmfq
>>156
女王様に下克上より、『兄さん、事件です』の方がハーレムっぽいんだけどどうだろう。
ヒロイン三人の仲があまりよくないけれど
160名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 21:43:57 ID:SxyGakAn
ttp://www.imgup.org/iup358944.png

貼ってみるテスツ
161名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 23:38:26 ID:JcSncqHh
多分そうだと思ってた
162名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 23:58:05 ID:iWVMQCsn
カクテルはハーレムでもあるが他の属性が
あとあれがヘイト寸前なら
『中出ししても堕ろさたから寸止め俺童貞』
も通るようないきおい
とりあえずネタバレ含む注釈(第一部)

人格及び生態改造(二時なのに名前位しかのらねえ)、強姦、サイパン系TRPGネタ、リョナ、TS、最強作者≒黒幕の一部(えたーわなるひーろーで外なる神)、秋葉が巨乳、むらかみ節、お隣もハーレム(正妻+奴隷型で、相互調教お手伝い)、お下げ渡し、
が平気なら超ハーレムです、私には無料ですが

僕はキリスト教の神様のハーレムっぷりにしっとしながら寝ますねノシ
163名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 00:07:04 ID:D3zYdocz
>>152
>>162
つまり、Cocktail Bar [MOON TIME]なる作品は、
まとめサイトで言うハーレム失格の“選定落ち”にあたるのかな
164名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 00:55:00 ID:ze1jYRpx
おれは、これを型月の二次創作と認めたくないし、
ハーレム作品とも認めたくない。
165名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 01:07:09 ID:TliDD8oT
週間少年チャンピオンの購買層を増やすべく、宣伝しとく。

今週発売分から新しい連載として始まった、『舞乙HIME・嵐』

テレビアニメでは女の子であったマシロ姫は、まんが版では男の子、おとボクパターン。

メインヒロイン3人、アリカ(天然)・ニナ(ツンデレ)・エルス(巨乳)は、マシロが女装した男だと知った上で、彼に仕えるオトメ達。
3人とも彼が好きなのだが、女の子の友情も大事に、抜け駆け禁止と言うことで、マシロ様協定を結び、3人一緒にマシロを護り、お世話することを誓う。

第1話からサービスシーンの連続で、マシロ君は鼻血吹きまくり。
そして新たなる敵(?)に首輪をはめられるヒロイン、マシロ君。



『祝・進級&入学グッズ大プレゼント!!』というふれこみで、仮面ライダー電王の電車セットをプレゼントする、わけの分からない魅力の雑誌です。
未読の方はとりあえず立ち読みから。
166名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 01:07:58 ID:cosQut3o
小説に辿り着くまでがやたら面倒だったから、
何か色々あったんだろうなぁと思った。
167名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 01:18:16 ID:BzCkR0Dp
>>163
ハーレムとかそういう以前に色々と問題のある作品なので、選定落ちにすらノミネートされてほしくない。
頼むから。
168449:2007/03/31(土) 01:34:11 ID:TliDD8oT
>>151
元ネタなし。タダのハッタリ。
残りの4つは、・・・姉妹丼好きの、あなたの心の中に刻まれているはず。
つまり、てきとーでGO!
169153:2007/03/31(土) 02:07:58 ID:9nfOt5O6
途中どころか1話途中まで見た時点で思い出した
どう考えても地雷って直感で逃げ出したんだった
1707の115:2007/03/31(土) 06:33:18 ID:VVQSuqCO
結構前なんですけど、かかせてもらった作品の続きを書いたのでのせます。

入れ替わり・MC
寝取り?の可能性がありますので、NGワードどうぞ。
171名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 06:33:59 ID:VVQSuqCO

登校中、立ちっぱなしのナニを何とかするために、通りがかったスーツ姿のキレイなお姉さんを魅了して2、3発おくちでしてもらった後、すっきりした顔で学校に到着した俺は、
やることやって落ち着いた頭で考える。目に付いた女を手当たり次第に犯ってしまおうと思っていたが、後々面倒だし、何よりエレガントではない。
淫魔であっても、上位魔族。魔族なりに華麗で上品に行かなくては。

午前中は獲物の情報収集。といってもクラスの男どもに聞いただけだが。大体の行動指針はできた。
適当に動いてもいいが、学園なんていう閉鎖的な空間ができてるんだ。丸ごとおいしくいただこう。
休み時間にクラスメートに聞いたところによると、学園には保健室というベッドが使える部屋があるらしい。コレは好都合だ。
座位や立位はまだなんとかなるが、やはりベッドがあったほうが色々やりやすい。とりあえずココでの拠点はそこにすることに決めた。
この学園には二つ保健室があって、一つ目は本校舎正面玄関横、二つ目は新校舎一Fにあり、第一保健室の校医は男、第二はまだ若い女医。
女医。いい響きだ。実にそそるものがある。
そのクラスメートにくわしく聞いてみると、この女医の名は谷原祥子(タニハラサチコ)25歳。面倒見のよい姉御肌の人物で、女子剣道部の顧問。
生徒にも慕われているらしい。
新校舎という、教室からは遠い立地条件の保健室だというのに、彼女を慕う生徒が男女問わずに色々相談を持ちかけてくるそうだ。
教師の中でもまだ年齢が近い方だということもあり。しっかりした頼れるお姉さんだと思われているのだろう。
外見は、黒髪ストレートが実によく似合う目鼻立ちのしっかりとしたスレンダー美人、だそうだ。
172名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 06:34:53 ID:VVQSuqCO
で、今昼休み。
場所、保健室。

「ああっ、あっ、すごいっ!、すごいですぅ!ひうっ……!中で大き……んぁっ!」

一年生の証である緑色のリボンをつけた少女が、俺の下で四つん這いになって、自慢の三つ編みを揺らしながら可愛い声でわななく。

「んああっ、あっ、んぅうう、イ、イキますっ!またイっちゃいますっ!あっ、あああっ、んふぅ!、あああああっっっーーー!!」

身体を一瞬震わせ、その後、脱力する少女。
彼女は悠美ちゃんというらしい。
俺が学園での最初のターゲット、保険医の谷原祥子を篭絡、性行為自体未経験な祥子をお尻10回イカせチャレンジ中、5回イった所でついに陥落、
お尻が気持ちいいと絶叫しながら腰を振り出したときに運悪く保健室に入ってきた少女が悠美だった。
驚く悠美。失礼しました、とあわててドアを閉めようとしたが、せっかくだから口封じもかねて第二のターゲットに。


「あら悠美ちゃん、もう限界? やっぱり保健室の常連だけあって、身体弱いのね」

荒い息をしながら、上半身は制服、下半身は裸という格好でベッドにうつぶせに倒れこんでいる悠美。
まあ初めてで何回もイカされればこうなるだろう。申し訳程度に膨らんだ胸を上下させているが、辛さはないはずだ。
聞いてはいないだろう悠美に言葉を投げかけながら、下着の上に白衣だけを着けた祥子が、俺の身体にもたれかかる。
彼女の格好は俺の趣味だ。

「キレイにして差し上げます」

そのまま身体を前に倒して俺の股間を舌で丁寧に舐める祥子。

「んっ、んぅ、ぷはぁっ、んんっ、んっんっ、むふぅっ」

初めてとは思えない見事な舌使いだ。
愚息についた血や粘液をすべて舌で絡めとり、おいしそうに飲み干す。

悠美のなかで達していなかった俺の愚息がより強くそそり立つ。

……祥子の前も頂くか。

そう思った俺が口を開こうとした時、祥子が悠美の隣のベッドに自ら四つん這いになりお尻を突き上げ、こちらを向いた。

「もう、我慢できません。どうか私の前も頂いてください、ご主人様」


今日の予定はすべてキャンセルだ。
俺は外が暗くなるまで祥子と悠美を上品とは呼べないほど、犯し続けたのだった。
173名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 06:35:36 ID:VVQSuqCO
あ、タイトルミスりましたごめんなさい。
短くてごめんなさい。
174名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 07:06:33 ID:ajqYo9GG
>>156
一応定義には合致してるから
俺はアリでいいと思うが
結構すんなり読めた

159のように『兄さん〜』の方がよりハーレム臭は強いとは思う
175名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 07:21:57 ID:WM1r75Wo
デビル17ってハーレムだよね
176名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 09:20:48 ID:NUFiz5q2
>>175
ホモも構成員だがなw
177名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 10:07:00 ID:sK2/+NZC
>>173
実は俺、ずっと続きを待ってたんだ
短くてもGJ!
178名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 11:26:43 ID:XwKNjbIi
>>173
GJ!!
179名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:24:36 ID:q3UBgbN9
>>177
なんか、死亡フラグに見える
180名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:32:37 ID:NeuVN+sC
>>173
GJ
描写は簡潔だがなんかエロいな
181名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 15:49:28 ID:D8KNe/3n
ゆみとさちこさんかぁ。
GJ!
182リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/01(日) 18:21:15 ID:Fic691KA
お久しぶりです。何か事故ったりスランプに陥ったりゲームに嵌ったりでご無沙汰してました。
良く考えればかなり久しぶりの書き込みですが、今はちょっとSS投下は無しで。やっとスランプ脱したので今書いてます。
早ければ今日、遅くとも4/3には第5話上げますので。お待たせの方やとくめー様に感謝と平謝りして届けます。
さて、執筆に戻りますか…
183リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/01(日) 18:21:49 ID:Fic691KA
すいません、sage忘れました。切腹。
184名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 18:25:49 ID:D8KNe/3n
当方も本日投下しようとしてたんですが、やはりここは復帰記念と言うことでお先にどうぞ。
楽しみにしておりますですよ。

>>切腹
偶然にも、こっちのネタでもある(笑)
185名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 18:28:10 ID:wJWlgiuj
>>184ー二行目二行目ー!
と言う事でカモーン
186名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:12:28 ID:AeLbtzRc
むしろ1行で殺してくれ
187リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/01(日) 19:27:01 ID:Fic691KA
くくくくく!書き上げるのは実は嘘で今日4/1エイプリルフールさげはははははー!
4/3までぇ?あと1年くらい正座して待ってな!









というのが嘘です。今日投下できないかもしれないので投下予定ある人からどうぞー。
188アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 19:56:56 ID:hMX2EseD
お久しぶりすぎてお忘れの方もいらっしゃるでしょうが、アカです。
クリスマスに投下するとか吹かしてましたが、卒研やら何やらで時間がとられ、書く意欲が減退しておりました。まあ、短いのは投下してたりしましたが。
この度以前予告していたお嬢様メイドモノが書きあがりましたので早速投下させていただきたく思います。
とりあえず>>184さんが投下してから投下するつもりですが、一応21時になったら投下し始めますのでご了承ください。
では。
189リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/01(日) 20:06:30 ID:Fic691KA
できましたー。と、言っても何やら立て込んでいるみたいですね。んー、21時からにしようと思ってましたがアカ・ソ・ノモノ氏とかち合ってしまうので。
お言葉に甘えさせてもらい今から投下させていただきます。今回は人数増えません。
では投下。
190リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/01(日) 20:07:50 ID:Fic691KA
はん。その程度の腕であたしに勝てると思ってたのかい?ちゃんちゃらおかしいね、出直してきな。え?なんで身体機能強化してんのに勝てないんだって?はっ。そんな後から突貫工事でつけたもんなんざあたしの腕の前じゃあただのオモチャさ。せいぜい悔しがりなよ。
…何も泣くことないじゃないか。あぁもうまったく。鬱陶しいからさっさと帰りなよ。負けたんだから。

…ハーレムとかじゃなくあたし一筋っていうなら…

あん?何も言ってないよ。さっさと帰れ。まったく。

…行っちゃった。…ばか。鈍感。スケベ。なんであたしがてめぇのことなんか気にしなくちゃいけないんだ。いい加減気付け、あほ。ハーレムばぁっっかにこだわりやがって。
…あたしが全員分愛してやるってのに。
えぇいもう、ちくしょう。酒だ酒。飲まなきゃやってられるか、ばーか。
191飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:08:53 ID:Fic691KA
ぃやっ、ぁ、もう、やめぇっ!』
「ふふふ…いつも冷静なレベがこんなに乱れるとはな…シンヤのもレベの声を聞いて、いつも以上に大きくなっているぞ?」
「………(戯)」
「ちょ、二人とも!そこをそんなに弄るんじゃありません!」
「拙者たちも忘れないで欲しいでござるよ〜」
「信也、気持ちいいか?」
さて。ルシアを抱いてから数日がたち。レベがオレ自身と繋がってるとダイレクトに快感が伝わることがまず判明した。
それから?まぁ、どうやらレベは皆に気に入られたようで。ちなみに今お風呂。前に二人後ろに二人でご奉仕を受けているオレ。ルシア、背中パイズリは反則デスヨ?
が。
『ふぁっ、や、んああああぁっ!』
…快感物質に弱いのかね、レベは。そういやアルコールの時もかなりぶっ壊れていたそうだし。もう敏感敏感、オレが一回イクまでにもう三回イッてるという塩梅。当然、レベがイッてもオレがイッているとは限らないわけで…
「ふふふ、レベはイッてしまったようだなぁ…だけどシンヤのここはまだかちかちだ」
「………(照)」
「せ、拙者にも信也殿の情けを頂きたいでござるよ〜…」
「そ、その、わ、私にもだな、し、信也のを…」
そりゃあ、ねぇ?もうオレ我慢できねっす。レベ〜?ごめんね?
「……そろそろオレは限界なんだが」
『っ…っぁ、だ、めぇ、まっ、て、ひぅっ!?』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふぁ…今日も一杯注ぎ込んでくれたな…」
「…っはぁ……」
「もぉ…おなかいっぱいでござるぅ…」
三人がぐったりしながら横たわっている。うむ。一人に三回はオレでもちょいとキツイかも。休肝日、というかなんというか、一日エッチせずにまたりと過ごす日作ろうかな〜?
「らめらぁっ、もぉゆるしてぇ!」
『ひぎぃっ!か、は、あ、ああああっ!』
と、今はルシアルシア。最初こそさすがに痛がっていたが、今ではすっかり敏感に。特に乳首が弱いらしい。というわけで。乳首攻めながら後ろからがんがん突いているわけです。後背位だとより高いっていうしね!妊娠する確率!
「乳首ぃっ!?乳首らめぇ!んあぁっ!?ぉか、おかしくなっひゃうっ!?」
「だ〜め。ルシアの分はあと二回残ってるんだから」
さすがに前に何回も射精してると長くもつのは当然で。ルシアにはもう一回目は注いであるんだけどね?
「ひあぁあっ?もぉ、もぉおなかいっぱいだからぁっ!そ、そんなにはいらなぁっ!?」
あー。我ながら爛れてるかも。
192飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:09:30 ID:Fic691KA
…最近あいつが来ない。一体何をやってるんだあいつは。三日と置かず挑戦してきたくせに。1週間。1週間だ。もう1週間もあいつの顔を見ていない。何をやってるんだ、まったく。
…怪我でもしたのか?いや、怪我ならすぐ治るし。
…もしかして、死んだのか?いや、あいつは殺しても死ぬような奴じゃないし。
…も、もしかして、他の誰かに勝った…認めるかっ!!あ、あんな弱っちい奴が勝てるはずもない!そんなはずねぇだろ!だからどっかいけこの妄想!
………こ、今度来た時は少しは優しくしてやろう。
ええい酒だ!飲まなきゃやってられるか!
193飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:10:12 ID:Fic691KA
「さーて、今日も良い天気だ!では挑戦しに行こうじゃないか!」
「………(疲)」
「シンヤは元気だな……」
「こ、腰が抜けて立てない…」
「皆ー、朝御飯できたでござるよー」
いやー、普通に動けてるのはすずだけか。流石だ忍の体力。
「……私達は今回留守番だな」
「………(頷)」
「……異議無し」
シェディ、麗文、ルシアはダウン。……ヤりすぎたか流石に。
これが若さゆえの過ちというものかっ!
『幾つ過ってきたのですかマスターは』
え?いっぱ〜い。
『可愛く言ってもごまかしようもありませんが』
いいの!気分なの!というかレベ、お前も元気なのな。
『ええ。私には肉体はありませんので。動作環境とすればマスターの肉体が健康であるかどうかです。そしてマスターの健康は最優先事項ですので自動的に私も最高環境での活動ができるようプログラムされています』
…なんか保護免疫やら寄生益虫のハイグレードみたいな…案外間違ってねぇか。
「次の人は誰であったでござろうかー?」
「……マリィよ、スズ。最後の一人でしょう?」
「………(震)」
「………クイックドロウが何よ、ジャックポットが何よ……」
「あ、あー!せ、拙者急に持病のしゃくが!」
「待たんか何だそれは!?」
何故にそんな怯えとるこの激烈戦闘能力保持者達っ!?
「うぅ…まりぃ殿は怖いでござるよー」
「……酒癖が悪いんだ、あの人は」
「………(怯)」
「……ライフルの事を侮辱してリボルバーで2km先の的に当てられるものですかー!」
ルシアが何か対抗心燃やしてるようだが。取り合えず了解した。
酒癖が悪く乱暴でがさつでガンマンプライドがチョモランマでトリガーが羽毛より軽いお人らしい。
……うわぁマジで死ぬかもしれねぇ。
『推定死亡確率は76.9875%台です』
うぼぁー!?
194飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:11:45 ID:Fic691KA
あ゛〜〜〜。
昨日飲み過ぎたか……
頭イテェ……
それもこれも来やしねぇあいつが悪いんだ。
畜生。またイラついてきた。
……の前に水だな。う゛あ゛〜〜、頭痛ぇー。
ゴキュッゴキュッゴキュッゴキュッ
っはぁ。二日酔いがすっぱり醒める薬も一緒にあるってーのが救いだな。
……ん?足音?
……あの野郎、やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっと来やがった!!
今までの鬱憤まずは晴らさせてもらうからな!まずは挨拶代わりだ喰らっとけ!
ガチャダキュゥン!!
「……あん?ガキ、テメェ誰だ」
195飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:13:02 ID:Fic691KA
うっわーですが挑戦しなければいけないわけでして。これも人のサガか!
『かみ は ばらばら に なった!』
ネタありがとうレベ。では行こうか。
「信也殿ー!やっぱりやめようでござるよー!」
「いやいや、ね?まぁ、ね?俺だって怖いんだ一緒に来て!?」
「信也殿は一人でもできる人でござるよー!今までだって一人で戦ってきたでござろー!?」
「今回は無理目!付添い人でいいから!マジで!」
と。宥めすかして(いやさ懇願して)一緒に来ました家の前に。目の前にはドア。さぁ、準備はOK!?行くぞ宣戦布告ー!
ガチャダキュゥン!
「す」
………音は一つでした。ええ。音は。ですが両頬、両耳、右と左の首筋に弾が『掠った』感触があります。
え?オレ死んでた?口が『すいませーん!宣戦布告しにきましたー!』の『す』で止まりました。
しかもテーブルの上で足組んで顔の上に帽子伏せてるけどもしかして見ないで撃ちやがりましたか!あと1mmッ!!あと1mmずれてたらぁぁぁっ!?
『正確には0.8745mmですね』
怖ぇ!!こんなリアルに『死』を体感したの初めてだよおい!?
と。その時。銃口が顔に伏せていた帽子を上げた。
其処に隠されていたのは鋭い青眼、艶やかな潤いを持った瑞々しい唇、すっと通った鼻筋。
ええ。文句無し特S級美人さんです。一瞬見惚れました。
いやキツイお姉さん系がツボだったりするんですよええ。いや俺のツボって広いけどねっ!?
『どこぞの小説の青い髪したピアス男並の広さですね』
……褒められた気がしません、先生。
で。そのキッツイ鋭い目が俺を見て。
「……あん?ガキ、テメェ誰だ」
怖っ!?いや凄みがっ!?棘がっ!?『お呼びじゃねぇんだとっとと失せろ』感がぁっ!?
「あああああいいいい、いや、あのですねっ!?」
「はっきり喋れや」
チャキ
「はいっ!!ですからその左手のは撃ち尽したからって右の方のリボルバー突きつけないでください二丁拳銃さんっ!?」
「………」
「きっかりはっきりしっかり全て吐くんでマジ勘弁してください」
情けないと思うか?今まで意地張ってたのに何格好悪ぃと思うか?じゃあお前変わってみろー!?『つまらねぇ事言ったら殺す』なんて目をした人に拳銃突きつけられてみろー!?
しかもその気だったら俺はもう6回死んでるんだぞー!?弱気にもなるわー!?
「さっさと喋りやがれ」
「はっ!畏まりました!」
「ま、まりぃ殿。そのー、お手柔らかに…いえ何でもないでござるよ」
こ、これが格の差かっ!!ええい言うさ!洗いざらい言っちゃいますさ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「………と、いうわけでして」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………
「……あn」
「それは本当か?」
「はっ!120%事実真実でございます!」
「……ふ」
何だ!?ほ、本能が!本能がヤバイと!逃げろと感じている!感じているが!
「……く」
体動かねぇえええええぇぇっ!?
「……う」
う、撃たれるっ!?
「うわああああぁぁぁああぁぁああぁあんっ!!!」
「……ハイ?」
思わず甲高い裏声出ちゃったよ、オレ。だっていきなり泣き出すんですもの。目の前の人。
「置いてっ!おいでいがれだぁああああぁぁっ!!」
「あのっ!?すいません信也君は状況がうわぁ危ねぇ銃口向けないで暴発するー!?」
196飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:13:36 ID:Fic691KA
置いて行かれた。置いて行かれた。置いて行かれたっ!!待ってたのに!ずっとずぅっと待ってたのにっ!!何で何で何で何で!!何で連れて行ってくれなかったんだよ!!
勝手に助けて勝手に救ったのに何で勝手にいなくなるんだ!!
何で『一緒に来る?』とも聞かないんだよ!!馬鹿野郎!!馬鹿野郎!大馬鹿!!
惚れてるんだぞ!好きなんだぞ!なのにっ!!
「大馬鹿ああああああぁぁぁっ!!!」
197飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:14:11 ID:Fic691KA
現状を説明しよう!今川信也は今一人でリビングにいる!終り!
『誰に説明してるのですか』
…いいじゃん。寂しいんだもん。なんとか泣き止ませて連れてきた(ここに途轍もない苦労があったと思え!!!!)けど引き篭って女性陣は総出で慰めに行ってますよ。えぇ。
どうやらマリィさん、恋する乙女さんだったらしいです。あの宇宙人に。
………………流石に目の前で正体も無く泣かれる程の恋心は踏めませんよ、うん。
198飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:14:59 ID:Fic691KA
あたしの産まれた街は掃き溜めだった。一日で10人。それを『今日は人死にが無かったな』で済ませる街だった。強くなければ生きていけなかった。弱い奴は食われ、犯され、殺されるだけだ。親父とお袋がそうだったから。
良くある話だ。市長という権力の座に目が眩み、奪おうとするのも。
良くある話だ。市長の一家を皆殺しにして街を力で支配し、掃き溜めに変えるのも。
……その当時、まだ7歳だったあたしは奇跡的に生きていた。
そして、名も知らない、一生名乗らなかった女ガンマンに拾われて。
強くなった。一日に10人撃ち殺したこともあった。
強くなった。女であることを捨てたから、男の格好をした。
強くなった。育ての親は、自分の手で殺した。
強くなった。あと殺してないのは今の市長だけだった。
街の奴らの目が鬱陶しかった。怯え、震え、力を持たない弱者共。
親の仇?知ったことか。弱かったから死んだだけだ。関係無いね。
親殺し?ハッ。決闘に親も子もあるか。
死に掛けて15年。育ての親を殺して2年経った頃。其処に『あいつ』が現れた。
間違いなく馬鹿だった。
マスターの真顔でミルクを頼み、一瓶飲み干したのが初めて見たあいつだった。
極めつけは、頭に銃口突きつけられてもなお、あたしに何の恐れも無く話しかけてきた事だ。頭がイカレてんのかと思っていたが、あたしの認識はその直後に変わった。
『今の市長に悪戯してみない?』
この街を牛耳ってるあの糞にたった二人で。
聞いた時。こいつの頭はイカレてると思うのではなく確信した。
『寝言は寝て言え。今ならサービスで永遠の眠りにつかせてやる』
そう言ったら奴は唇を尖らせて、じゃあ自分一人でやっちゃうさいいもーん。とかなんとか言いながら出て行った。
結果。
糞の恐怖は地に落ちた。
あいつは人が思いつく限りであろう程悪戯を繰り返した。なのに、絶対に捕まらない。
糞の家の床という床に油をまいて、護衛の男共に追いかけられていると思ったら、耄碌した婆とお茶を飲んでいたり。
賞金首張り紙を真似たただの『子供の悪口』を書いた、糞の顔写真付のポスターを家の塀に張りまくって、逃げていると思ったら路地裏の爺と賭けチェスをして惨敗したり。
それらを『一人の死者も出さずに』やっていやがった。
『悪戯で死人出しちゃったら悪戯じゃないじゃん?』
あいつはそう言っていた。毎日の様に酒場でミルクを頼み、毎日の様にあたしに話しかけ、毎日の様に悪戯に誘い、毎日の様に銃弾を頬に掠らせ逃げ帰る。
それを『毎日』にしてるあたしがいた。
その『毎日』の内。あいつが来ない日があった。いつもなら決まった時間に現れるはずのあいつが来なかった。あいつが来ないだけで。苛苛する自分に気付いた。
その次の日。とうとうドジを踏んだらしい。あいつが広場で縛り首になるという。市民は強制参加らしい。大方、見せしめだろう。自業自得だ。世の中で一番強い力、『数』には勝てない。
最後くらい、こっちが出向いてやろうと思って広場に行った。嘲笑うつもりだった。どうせテメェはこんなものなんだと。其処でくたばっておけと。
糞の声が響く中。あいつは殴られ蹴られぼろぼろになった有様で13階段を登る。間抜けな面だ。力を持たねぇ奴の末路があれだ。
最前列にガキがいた。土と血に汚れた人形を持った、7歳ぐらいのガキ。はん。テメェ辺りが人質に取られたから捕まったってことか。もしかしてその人形か?どっちにしろくだらねぇことで命落としたな。
糞の声が刑の執行を告げる。瘤と青痣に塗れたあいつの顔が、今にも泣きそうなガキを見つけ。
間抜けな顔で笑いやがった。
199飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:15:58 ID:Fic691KA
さーてどうっすっかねー?
『どうしようも無いかと』
……身も蓋も無いなレベさんや。
『方法がありませんもので。こちらからオーナーへと連絡を取ることは不可能です』
うだー。どーせいっちゅーねん。
『時間に任せてはいかがでしょう』
はー。それしか方法無いんかねぇ…
200飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:16:36 ID:Fic691KA
笑うのと足元の床が開くのは同時だった。私が抜くのと床が開くのも同時だった。
それで充分だった。
あいつは首が絞まることなく地面に落ちた。場は騒然とする。当たり前だろう。だが私はにぃっと笑い。
『テメェの悪戯。混ぜてもらおうか』
パーティーの始まり。
結果は死者0、負傷者38名、建物全損1件。糞は牢屋に入れられ、二度と出て来れない懲役を喰らった。
それがあたしの過去との決別であり決着だった。
あいつが一緒に来て欲しい場所がある、と言った時。あたしは女に戻った。
あいつがハーレムを夢見てると知った時。やっぱり女のままだった。
だから即座に銃弾を両耳と両頬に掠らせ。前と少し違う『毎日』が再開された。
201飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:17:18 ID:Fic691KA
『マスター』
んあ?何ですかレベ。今ご主人様はこの状況何とかしようという事に脳をフル回転させてありおりはべりいまそかり。
『とても空回ってます。それはともかく。オーナーからの跳空間通信です』
……タイミング計ってんのかあの宇宙人ー!?全員集めー!モニターに写せレベ!
『はい、畏まりました』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
というわけで全員集まりまして。モニターON!
ぴきゅーん
『はーい信也君元気かなー?君に力を預けた僕だよー最もまだ一人も落とせてなうわぁなんでそんな他にも人がいるのさ!?』
「いや、勝ったから」
『ぬぅわぁにいいいいぃぃぃぃぃぃぃっっ!!!????』
「〜〜〜〜〜っ!声デケェよもっと静かにしやがれ!!」
『馬鹿なっ!?本星から『任期20万1270年って1270万20年の間違いだったわ。いやーメンゴメンゴ(原文ママ)』っていうもうかっっっっるいノリな通達あったからふざけんなって思ったけどじゃあ諦めなくていいんだーと思って今帰ってきてる最中なのにっ!?』
「任期もテメェの話も長ぇよ!っていうかそんな昔からいたのかお前!?寿命幾つだー!?」
『平均寿命700億歳くらい』
「長すぎじゃー!?」
『僕も正直そう思う!』
と。その時。背後から膨大な気配。こ、こは何事ぞ!?
「……じゃあ、テメェは帰ってくるんだな?」
ひっ!?
「帰ってくるんだなっ!?」
『は、はいぃぃぃっ!その通りでありますマム!!』
いきなりペタンと座って。
「……良かった」
…………何でしょうか。こう、そう、こう、何というか。
ギャップ萌え?
『信也君、これは何事…?』
「いや、マリィさん。お前に惚れてたんだってー」
『………』
いや埴輪になってどうする。いやなるかもしれないがなってどーする。
『………』
「もしもーし。とりあえず声かけたら?」
『え?あ、うん。2日後には帰れるから』
「……待ってるからな。すぐ帰って来いよ」
『あ、うん』
あー、パニクってるパニクってる。聞いた話じゃさんざ馬鹿にされてたそうだからな。
ま、いいんじゃない?これで解決したし。まぁ、人は増えなかったけど、決めてる想いを踏み躙れる程オレも鬼畜じゃなかったってことで一つ。
202飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:17:59 ID:Fic691KA
だけどこの時オレは知らなかった。全員を何とかした後。何が待ってるかなんて。
離したくないものが手から零れ落ちるなんて。
オレは知らなかった。
203飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:19:01 ID:Fic691KA
〜宇宙船内〜
「ふぅ…」
僕は溜息をつく。マリィって僕を一番嫌ってるって思ってたんだけどなー。人ってわからないね。そんな予想外のハプニングがあったけど。
「……それでいいのかい?Revena−TypeDM1093α…いや」
その名前は適切ではない。『彼女』はもう既に。
「……それでいいのかい?『レベ』君」
呟きは宇宙の虚空に消えた。
204飛び道具の惑星 マリィ・ビルメットの場合:2007/04/01(日) 20:20:08 ID:Fic691KA
「ふわぁ…お早うー」
「お早う、シンヤ」
「……おはよう、信也さん」
「お早うでござるよー」
「お早う!信也!」
「あれ、レベの声がねぇな。いつもならリビングの端末と脳内に直接響くんだが」
「レベー?」
「……レベ?」
205飛び道具の惑星 次回予告:2007/04/01(日) 20:20:45 ID:Fic691KA
次回最終回。予告は僕だよー。2話連続予告役さあっはっはー!え?今回は敵データお見せできません?というかこれで終り?そんなっ!?出番!え?話の中にちゃんと出てたって?いや待ってよ!お願い待っ(ブツッ)
206リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/01(日) 20:21:51 ID:Fic691KA
今回は難産でした。ということで、次回『飛び道具の惑星』最終回。では、他の方々どうぞ。
207リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/01(日) 20:25:56 ID:Fic691KA
誤字発見。200のマリィ過去独白、一部一人称が『私』になってます。其処を『あたし』に直してください。
…他にもあるかもしれなくて恐ろしい。お手数おかけします。
208アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 21:18:04 ID:hMX2EseD
こんばんは。アカです。
21時になったので、投下させていただきます。
が、その前に、

トラップカード『エイプリルフール』オープン!!

今回投下する話はお嬢様メイドじゃなく>>75の続きだっ!
期待してた方、スミマセンッ!! orz
>>75がダメって方は『ボクネン』でNGワードよろしくお願いしますだよっ!!

※お嬢様メイドが書きあがっているのは本当です。明日辺り投下予定です。
※お騒がせして本当にすみませんでした orz
209アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 21:23:13 ID:hMX2EseD
 カーテンを締め切られ薄暗い室内に、十数名の人影が座っている。顔はやっぱり見える――いや、見えないということに
しておく。見えないのだ。な。
 上座に座った――いわゆる議長席――、メガネをかけた少女が口を開く。顔はやはり見えない。あくまで見えない。見え
ないのだ。な。
「これより、第三回『ボクネン』対策委員会を開催します」
 厳粛な空気の漂う室内に、少女の声が響く。
「では、前回議決された作戦の進捗状況および結果を報告してもらいます。まずは『イモウト』班、どうぞ」
 指名された三つ編みの少女は、どもりながら答えた。
「は、は、はいっ。わ、私の班では、おに――あ、いえ、ぼ、『ボクネン』の就寝中にベッドに潜入、む、胸や脚をせ、接触さ
せ、『ボクネン』のせ、せ、性欲をっ、し、刺激するという作戦を実行いたしまひたっ――あう」
 三つ編みの少女は最後の最後で噛んだことを悔やんだが、周りはそんな事を気にしてはいなかった。ちっ、といった舌打
ちの音や、う、羨ましいなどと言った声が、室内のそこかしこから聞こえてくる。
「静粛に」
 メガネの少女の決して大きくはないその言葉一つで、室内が静まり返る。
「どうぞ、続けてください」
「は、はいっ。それで、その、け、結果としては、し、失敗したと、思います」
「何故そう思うのですか?」
「は、はいっ。ベッドには、その、潜り込めたんですけど、その、あの、色々できたんですけど、おにいちゃ――い、いえ、
『ボクネン』が起きてから、その、お、お説教されて――」
「お説教?」
「はいっ。お、お前ももう子供じゃないんだからとか、いい歳した女の子がまったくとか、最近はお風呂入ろうって言わなくな
ったからちょっと寂しかったとか、まったくお前は甘えん坊だなとか、まあそこが可愛いんだけどなとか――」
「あー。いいです、もういいです。おなか一杯です」
 途中から顔を赤くして身体をくねらせ始めた三つ編みの少女に、うんざりとした顔でそう言うメガネの少女。他の面々も惚
気話を聞かされた独身女性のような顔をしている。あ、いや、顔は見えない。あくまでも見えないのだ。
「まったく、相変わらずの天然ですか。『ボクネン』は」
 室内のあちらこちらでため息。気を取り直して、議長役の少女は問いを発する。
「それで、具体的にどのようなことを?」
「へ? あ、あ、はいっ。あの、その、お、ぼ、『ボクネン』は、その、寝相が良くて、いつも仰向けで寝ています。その、その
時もそうで、それで、その、まず手始めに腕に抱きついて、む、胸を押し付けたりとか、あの、その、て、手を股に挟んだり
とかしました。それで、次は――」
「待て」
 銀縁メガネをきゅぴーんと光らせながら、どこか冷たい感じのする美貌の少女が声をあげる。
「は、はい、何でしょうか、『スナオクール』さん」
「手を股に挟んだ――だけではないだろう? 挟んで、どうした?」
『スナオクール』と呼ばれた少女だけでは無く室内の人間全員が、「誤魔化そうとしてんじゃねえぞ、きりきり吐けやごるぁ」
とでも言いそうな眼をしていた。もちろん、議長役のメガネの少女も同じだ。
「それだけでは、ないですよねぇ? 『イモウト』さん?」
210アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 21:24:17 ID:hMX2EseD
「あ、あうう。はいぃ」
「では、そこら辺も詳しくお願いします。もし今度誤魔化そうとしたら――」
「ひぃぃぃ。話します話しますぅ。てっ、手を股に挟んで、そしたらおにいちゃんの手がふとももの内側に触れて、それが凄く気持ち良くって、それで、その、がっ、我慢できなくなって、その――」
「その手を使ってオナニーした、と?」
『スナオクール』と呼ばれた銀縁メガネの少女が後を続ける。その言葉に真っ赤になる三つ編みの少女。
「直にか?」
『スナオクール』はいつでも直球である。
「は、はい……。も、もう我慢できなくて、それで、じ、直にあ、あ、アソコに擦り付けて、な、中に入れたりも――」
「気持ち良かったか?」
 やはり直球である。
「は、はい。とっても――」
「なるほど。うん。良く分かった。参考になる」
 何の参考だ、と突っ込む人間はいない。皆先ほどの三つ編み少女の話を聞いて顔を赤らめ、脚をもじもじさせている。それどころでは無いようだ。
「で、でー、その、それが一段落して、声は抑えてたけど結構動いて……だからおにいちゃん起きたと思ったんですけど、起きてなくて……だから、その、今度は上にこう、覆いかぶさるようにこう……」
 マウントポジションをとった、と言いたいらしい。室内の熱気は更に上がる。だが、誰も一言も喋らない。ごくり、と唾を飲み込む音が聞こえた。
「そ、その、あ、朝だったんで、そのなんていうか、あの、アレが――」
「勃っていたわけか」
 最早言うまでもないだろうが、『スナオクール』はいつでも直球である。
「は、はい……。その、それで、あの、それに気づいて、そして――」
 室内はまさに固唾を飲むよう。自らの痴態を説明する少女は、顔どころか全身真っ赤になっている。目尻に涙を溜め、今にも泣き出しそうだった。
 固形化してしまいそうな室内の空気に耐えられなくなったのか、手帳を片手に持ったショートカットの少女が立ち上がった。
211アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 21:27:03 ID:hMX2EseD
「さ、さささ最後まで逝っちゃいやがりましたかコノヤロー!」
「黙れ『ブンヤ』。今いいところなんだ」
「がふっ……カラ……テカ……」
 叫んだ次の瞬間、隣に座ったポニーテイルの少女に鳩尾を強打されて床に沈む『ブンヤ』。ポニーテイルの少女は『イモ
ウト』に先を促す。
「ひんっ……そ、それで、あの、た、たた、勃ったアレにあ、あ、あ、アソコを擦り付けてっ、あと、おにいちゃんの手を胸に
押し付けてお、おっぱい揉んだりっ! しましたっ!」
 勢いをつけて一気に吐き出す少女。その眦には表面張力の限界に挑戦するかのように涙が溜まっている。室内の熱気
は最高潮に達した。
「それでっ、おにいちゃんが起きたときはその途中でっ。手だっておっぱいに押し付けてたしアレだって擦り付けててっ。どう
見たってアレなのに、それなのにおにいちゃん、年上をからかうなとか年頃の娘がとかお説教し始めてっ。わたし、わたし
そんなに魅力ありませんかっ! 結局妹でしかありませんかっ!」
 とうとう泣き出してしまった少女。室内のあちらこちらから大丈夫、元気出して等といった声が聞こえてくる。
 メガネの少女が、優しい口調で問いかける。
「お説教をする時の『ボクネン』の表情は、どうでした?」
「うっぐ……えぐっ、ひんっ、か、変わってませんでしたぁ、全然、ぜんぜうあぅぅぅ……」
 傷を抉ったらしい。更に激しくなる嗚咽。
 先ほどの熱気とは逆に、しんみりとしてしまった室内。そんな雰囲気を吹き飛ばすように、メガネの少女の凛とした声が
響く。
「ありがとうございます、『イモウト』さん。今回は失敗に終わりましたが、何事も継続が大切です。きっと、きっといつか報わ
れる日が来ます」
 どこか自分に言い聞かせているかのような口調。そう、きっといつかは――。
 泣きながらも、しっかりと頷く三つ編みの少女。それに頷き返すメガネの少女。
「皆さんも、そうです。敵は強大です。ですが、必ず、必ず私達はこれを打ち破れることができると信じています。そう、必ず
あの『ボクネン』に、愛していると言わせてやるのです!」
 おおっ、と歓声。
「そして、言ってやるのです。私も、と! 皆さん、その時まで頑張りましょう!」
 室内に歓声が響く。戦いは、まだ、始まったばかり。
212アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 21:33:07 ID:hMX2EseD
すみません、タイトルを変えるの忘れてました orz
しかもあんまりエロくないです。以後気をつけます orz

『お嬢様メイド編』は明日の21時を予定しています。
こいつもあんまりエロくないです。では。

エロってなんだーっ!>orz
213名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 21:45:07 ID:dPnI9glx
>>212
GJ!

エロってーのはな……

ラブだ!むしろラヴだ!
214名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 22:17:29 ID:D8KNe/3n
えー、皆様、お疲れさまです。

>>206
え・・・レベたん・・・。
最終回、刮目して待っております。

>>212
『イモウト』さん、かーいそう・・・。



当方>>58ですが、『ボクネン』には思うところあり、一つの決着をつけてみました。
その投下が>>75氏と被ってしまったのは、何とも奇妙な偶然で。

20kbありますので、少し間を空けます。明日朝出勤前の投下と言うことで。
(もし投下がなかったら、「遅刻ギリギリの起床で、トーストくわえながらダッシュで出勤したんだな、ヤツは」、と御納得下さい)
215アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 22:45:38 ID:hMX2EseD
>>214
締めはお任せしますっ!
一思いに、一思いに決着をお着けくださいっ!! orz

そういえば、エイプリルフールで嘘をついていいのは午前中のみだとか。
お詫びといってはなんですが、前々スレ(No.6)>>195-198の続きを投下します。
やっぱりエロは薄い(というかむしろ無い)ですが、ちょっとした気晴らしにでも……。
前々スレの奴がダメだという方は、「午前一時の気の迷い」でNGワードをお願いします。
216午前一時の気の迷い ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 22:47:12 ID:hMX2EseD
『んふぁん! あん! だ、だめ、おざわ、あん、さぁん!』
『ひぅ……そこ、弱いから、舐めちゃ、だめ――ひっ!?』
『あれ? 金剛ちゃん、ここも弱いんだ? こことか、ここもだよね?』
『ひあっ、あ、あ、だめ……!』
『敏感だね、金剛ちゃん。舐めがいがあるなあ』
『あん! あっ、あふっ、小沢さん、激し過ぎっ! あ、あ、ああああっ!?』
『や、んふっ!? ん、んん! んんんー!』
『ぷは、はあ……二人とも、ほんとに感じやすいねぇ。遺伝なのかな?』
『……今度は私が舐める』
『あ、私もぉ』
『へ? あっ、こ、金剛ちゃん、ちょっとまっ、榛名ちゃんも! っ! やめっ、そこはっ!』
『お返し』
『ん、あは、小沢さんの、中でまたおっきくなってきた』
『ん、どんどん責める』
『や、やめっ、うなじはっ! うなじだけはーっ!?』
「うな、じ……」
 スピーカーから流れてくる情事の音を聞きながら、一人の少女が机に突っ伏すように座っていた。
「兄さんは、うなじが弱点……?」
 少女の身体がぴくりと震えた。二度、三度。まるで痙攣しているかのように、少女の身体は小刻みに震えていた。
「兄さん、私も……」
 スピーカーから聞こえてくる嬌声と粘った水音に混じって、新たな水音が室内に響く。少女の震えはいっそう小刻みになっていた。
「兄さん、私はぁ、わたしはぁ……!」
 少女の名前は、小沢鳥海と言った。

 『隣の家の小沢さん 〜義妹鳥海編〜』
217午前一時の気の迷い ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 22:50:20 ID:hMX2EseD
 小沢鳥海の朝は早い。母親が父親の単身赴任についていってしまったため、家事の一切を行わなければならないから
だ。
 もっとも、今は自立して家を出ている三人の姉と比べ格段に家庭的な彼女にとって、別段苦になるような事でもなかっ
た。
「兄さーん。朝ご飯できましたよー」
 ドアを開ける。部屋に満ちる『兄さん』の匂い。
「っ……お、落ち着け私。すー、はー、すー……うう、逆効果」
 兄の匂いを嗅いで熱くなる胸――と下腹。うう、私ってこんなにいやらしかったっけ、と鳥海は少し落ち込んだ。
「い、いやいや、普通だよねっ。好きな人の部屋に上がったら皆こんな感じだよねっ」
 義理だから大丈夫だしねっ、と自分を励ます少女。と――
「好きな人?」
「うん、そう、好きな人っ」
「俺?」
「そうっ私は兄さんが――ふぇ?」
 愕然として振り向くと、そこには気まずそうに頭をかく『兄さん』の姿。主人公は間が悪い。最早お約束である。
「あーいや、なんていうか、盗み聞きする気は無かったんだぞ? でも聞こえちゃうのは仕方ないというか――」
 困惑した様子で言い訳を始める『兄さん』。何故言い訳をしているのか疑問だが、とにかく言い訳していた。
「あ、あ、あ、あ……」
 そんな兄の言い訳など、右の耳から入って左の耳から抜けていく状態の鳥海。鳥海の予定では、もう少しいい雰囲気の
中でカミングアウトして、そこからちょっとぎくしゃくして、でも最後にはちゃんと結ばれて――といった甘酸っぱい青春ラブス
トーリー的ストーリーを計画していた。決して、決してこんなラブコメっぽい展開ではない! 予想外にもほどがある!
 だが、この世界(板)は、鳥海に更に追い討ちをかける!
「だが、安心しろ! 兄さんちゃんと受け止めるぞ! 義理だし、大丈夫だ! ばっちこい!」
「ふえぇぇぇええ!?」
 驚く鳥海。そして、ばっちこいと言っておきながら、自ら襲い掛かる兄。あまりに急展開。
「あっ……きゃうん! に、にいさ、あうんっ!」
「鳥海……好きだ。愛してる」
「ちょっ、スカートの中に顔突っ込んだまま言う台詞ですか! あふんっ」
「高雄より愛宕より摩耶より、誰よりも愛してる。鳥海」
「あん、舐めちゃ、あううん! そ、そこダメぇっ! あああっ!」
「鳥海、可愛いよ鳥海……」
「あああぁぁぁぁぁっ……!」
 …………。
 じりりりりりりりりりり!
「はっ!」
 朝。けたたましい目覚ましの音に飛び起きる鳥海。
 辺りを見回すと、いつもの見慣れた自分の部屋。身体を見下ろすと、やはり見慣れたライトグレーのパジャマ。パンツが
塗れて気持ち悪いが、それはまああんな夢を見たから仕方ないことで――
「……夢オチ?」

夢オチ【ゆめオチ】
 俗に小説やドラマなどで,物語の主要な部分が「登場人物の見た夢だった」とする話の結び方。
 三省堂提供「デイリー 新語辞典」より

 夢オチだった。
218午前一時の気の迷い ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 22:50:58 ID:hMX2EseD
 小沢鳥海の朝は早い。母親が父親の単身赴任についていってしまったため、家事の一切を行わなければならないからだ。
 もっとも、今は自立して家を出ている三人の姉と比べ格段に家庭的な彼女にとって、別段苦になるような事でもなかった。
「兄さーん。朝ご飯できましたよー」
 ドアを開ける。部屋に満ちる『兄さん』の匂い。
「っ……お、落ち着け私。すー、はー、すー……うう、逆効果」
 兄の匂いを嗅いで熱くなる胸――と下腹。うう、私ってこんなにいやらしかったっけ、と鳥海は少し落ち込んだ。
「い、いやいや、仕方ないよね。あんな夢見たあとじゃあね!」
 言い訳をして、兄の寝顔を覗き込む。いつも優しい微笑みを浮かべている端整な顔は赤らみ、額には汗が浮かんでいた。
「? 熱でもあるのかな……?」
 心配する鳥海であったが、ここであることに気づく。
 ごそごそ、ごそごそ。
「…………」
 ごそごそと、布団が膨らんで動いていた。具体的には兄の腰付近が。
「…………」
 がばっ。布団をはぐ。そこには――
「へ?」
「んむ」
 朝の日の光に反応したか起立した兄の肉棒と、真っ裸でそれにしゃぶりつく隣の家の美人姉妹。
 ぶちっ。
 鳥海の中で何かが切れた。
「朝っぱらから爛れた性活してんじゃねえぞごらぁ!」
「ぐふぉうっ!」
 鳥海の夢はまだ遠い――。
219午前一時の気の迷い ◆TU/TSQeOhE :2007/04/01(日) 23:01:25 ID:hMX2EseD
ええ、その通り。これで終わりです。
ちょっとはエロあるんだろ、とか期待した方、すみませんでしたっ!! orz
本当は鳥海と主人公の甘酸っぱいラブストーリーを書きたかったんですが、気がついたらこんなことに…… orz
次はPOWかなあとか考えてますが、プリンスだからなぁ……と思案中。
巫(ryの間とか、他の作者様の間とかにでも投入するつもりです。
生暖かい眼で見守ってください orz
それでは、また明日21時に会いましょう。 prz
220名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 23:08:31 ID:7gq1TWUD
日本では4月1日全部って言うのが定着しちゃってるしそれでいいんじゃないですか?
本家本元は午前中だけですけど
221名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:00:06 ID:zoghpTo3
>>219
なんか作者テンションたけーなw
あんま飛ばすと引く人もいるぞ
でもGJ
222名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 14:46:57 ID:1rZon8x1
リジー氏、アカ・ソ・ノモノ氏、ぐっじょぶです。

レベ、どうなっちゃうんだろう……
223名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 23:31:48 ID:5lOliXJe
もう23時を30分は過ぎたのですが。
224アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/02(月) 23:52:26 ID:0C1tTmrD
こんばんは、アカです。
予告していたお嬢様メイドですが、>>214さんの投下後に投下させていただきたいと思います。
真に勝手な判断ですが、ご了承ください。

>>221
昨日は途中からアルコールが入り始めたので妙なテンションになっています。
今見直してみるとちょっと凹む…… orz
不快に思われた方、申し訳ありませんでした orz
225名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 00:05:42 ID:D3YyEfZv
2レスほど小ネタ落とさせていただきます。
エロは少なめ。
226名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 00:06:32 ID:D3YyEfZv
それなりに豪勢な部屋の一角にあるそれなりにでかいベッドの上で眠る少年が一人。
彼の名は松島康太(光宮学園2学年)。
松下グループ総帥、松下康一郎の息子である。
容姿端麗。
勉学、それなりに優秀。
スポーツ、球技以外は得意。
性格、人に好かれるたちだがやや難あり。
今日はそんな彼の一日をご紹介しよう。

午前6時
彼専属のメイドの一人が起こしに来る。
「ご主人様、起きてください」
10秒待ってもらい起床。
朝の挨拶を終え朝食の希望を伝え、朝の生理現象の始末を頼む。
蒼い瞳を伏せ、肩で切られた金髪をよけながら己のモノを飲み込むメアリ・パットンを眺めながら今朝のスケージュールを確認。

「朝食の用意が完了しました」
1分前には完全に蕩けきった顔で主人の精子を嚥下していた事など感じさせぬ表情で電話を受けたメアリに頷きつつ食堂へ。
午前6時15分、朝食。
メニューはトースト二枚、スクランブルエッグ、ベーコン3枚、
フルーツサラダ一皿、オレンジジュース。ポタージュスープ。
それらを食べきるとシャワーへ。
浴室で待機していたメアリに全身で洗われながらシャワーを浴び終え、自室へ。
クンニでイかされたせいで少々ふらついているメアリが用意した制服に着替え、歯磨き。
メアリと彼専属のメイドその2、エレーナ(本日は朝食、その他担当)
に優しく磨いてもらった後、二人にキスをして合格をもらう。

午前6時30分
彼専属執事(無論女性)が運転する車で学校へ向かう。
その道すがら、護衛として本来彼の隣に居るべきはずであるメアリを膝の上に置き、
バスト89の胸をメイド服越しに揉みまくる。

午前7時00分
学校到着。
息をあらげながら恨めしそうに彼を見るメアリの「いってらっしゃいませ」の声を受け校門をくぐる。

午前7時10分
なんとなく科学室到着。
彼の愛人その七を自称する平井まどか(3学年)が白衣を着たまま寝てたので起こす。
時間帯別の快楽の受け方の差異を調べる、とか言うまどかをバックで犯しながらHRの始まりを待つ。

午前7時45分
レポート書くから出てけと、股間から精子を溢れ出させながら言うまどかに追い出され、ぶらぶらとプールへ。
朝練を終えた水泳部の樋口沙耶(クラスメート)が見えたので更衣室でスク水レイププレイ。
いもより燃えた?と聞いて蹴り出される。
227名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 00:07:23 ID:D3YyEfZv
午前8時00分
教室到着。
休憩しつつHRを待つ。

午前8時30分
HR。
以降昼休みまで午前の授業。

午後12時10分
家庭科室へ。
功刀麻衣(1学年)が用意してくれたお弁当を食べ終えると、
そのまま裸エプロンで新婚さんごっこ。

午後1時10分
教室へ。
以降放課後まで午後の授業。

午後3時15分
日舞研究会の部室へ。
着物の松山由紀香(従姉)に膝枕をしてもらい甘えていると
松川美奈(双子姉 茶道部 従妹)、松川理奈(双子妹 華道部 従妹)が来たのでそのまま4Pへ。

午後5時20分
黒魔術研究会へ顔を出す。
両刀遣いの部長、泉鏡子がネコミミモードな格好で後輩(女子)やシスター見習いとお楽しみだったので撤退。
男で好きなのは君だけだよという、言霊が耳に届いたことに戦慄しつつ校門で待っていた迎えの車に乗る。

午後6時00分
屋敷へ到着。
自室で着替え、食堂へ。

午後6時15分
夕食。
メアリ、ナンシーらに食べさせてもらいながらつつがなく終了。

午後7時00分
大浴場へ。
メアリとナンシーに隅々まで洗ってもらいつつ二人を隅々まで洗う。

午後8時30分
自室で休憩、後予習復習開始、午後10時30分まで。


午後10時45分
「夜伽に来ちゃった」という由紀香にバーニング。
3Rこなして朝までおやすみ。

日によって細かな違いはあるが、これが松島康太の平凡な一日である。



えんどおぶてきすと
228名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:06:14 ID:x8gjZ1/P
つまりコレは目次な訳だな
GJと言いたい所だが本編がくるまで全裸で待たせていただく
229名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:06:48 ID:TNMmbpFR
主人公は異能の力を持った「能力者」。
その力は自らの掌に埋め込まれた第3の目に宿る。
邪眼と呼ばれる異能の力は他者を操り、記憶を飛ばすことすら可能である。
最も彼はそんな力を持っているものの小心者で根は優しい青年だ。

主人公は戦車兵(小隊長)。
現世とは異なる別世界である「そこ」では見渡す限りの大平原で熾烈な戦いが
繰り広げられていた。
彼自身も祖国の一員として戦地にやってきたわけだがどういうわけか彼が配属
されたのは彼以外の全ての隊員が女性という部隊だった。
しかも、彼女達の部隊は軍の極秘部隊だという、そんな彼女達には秘密の力が
あり彼はその力を制御できる唯一の人間だとその場で知らされたのだ。
果たして青年の運命は・・・
230名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:49:13 ID:RWWls6DI
こ、これは…

正座して続きを待ってます
…全裸で
231名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 04:17:23 ID:iRhPWst+
>>226のナショナルキッドに激しく期待しながらも、流れ仏契りで投下。
すいません、先ほど帰りました。
トーストくわえてダッシュしたのに、可愛い女子新入社員と曲がり角でぶつかったりしませんでしたし、
その出会いに嫉妬する幼馴染の同僚なんて、影も形も見えませんでした。



ミラクルテンション主人公押し倒されエロSSです。

硬い文章ばかり書いているとどうしてもその反動が出てアホSSが出来上がってしまう。このスレを欲望の捌け口
にしてしまい、申し訳なく思う反面、まぁいいかと開き直る。
男が受け身のエロが苦手、アホSSはお腹いっぱい、といった向きは、『仲良きことは・・・』でNG登録を推奨。
232『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:20:12 ID:iRhPWst+


「えー、このままでは、らちがあきません。そろそろ結論を出していかないといけません」

「そうですわね、そろそろ敵の主力艦隊が近づいて参りましたわ」

「そだねー、そろそろお肉が焦げちゃうし」

「首が〜っ!! 人形の首がない〜っ!?」



唐突で申し訳ない。
とある春の夜の出来事である。

仲の良いクラスメイトの4人が集まり、お茶とお菓子と楽しいおしゃべり。高校一年生だった彼女らも無事進級し、
二年生になる。春からの新しいクラスも、持ち上がり進級だから顔ぶれに変わりはない。新しい出会いこそない
ものの、馴染んだ顔ぶれとの楽しい学園生活が待っている。

その仲良し4人組、朝音(あさね)、響子(きょうこ)、飛鳥(あすか)、咲夜(さくや)は、春休みの余暇を利用して、
パジャマパーティーを開催したわけだ。
皆、年頃の少女らしく、色とりどりの可愛らしいパジャマに身を包んでいる。

「またこの顔ぶれというのも、変わり映えしませんわね」

お嬢育ちらしい堅い言葉遣いで皮肉を口にするものの、それですらまんざらでもなさそうな響子。
長い黒髪を上品にバレッタで止め、少し大人びた風貌の響子は、4人の中でも一番背が高く、身体のメリハリも
はっきりしている。

「けどさ、その分、気心も知れてるからさ、気兼ねしなくてい〜じゃん」

いつもニコニコ、悩み事なんか前世に置き忘れてきたかのようなお気楽娘、飛鳥の言葉は、皆の気分を前向きにする。
ショートカットの彼女。がさつとワイルド、線引きの難しい辺りのヘアスタイル。水泳部で鍛えている割に筋肉の少ない、
ほっそりとした手足と起伏の少ない体つき、少年と見まがうこともあり得るボーイッシュ。それが飛鳥という少女だ。

「いつまでも仲良し4人組、いいよねぇ〜」

ぽんやりと惚けた口調、おっとりした性格の咲夜は、いつでも幸せマイペース。
少し眠たげな瞼、軽くカールした髪、穏やかな笑みを浮かべ続ける風貌も相まって、彼女からは無垢な母性とで
も言うべき雰囲気を感じることが出来る。さらにそのスタイル、特に胸の辺り、その豊かさは4人の中で随一である。

「それじゃ、これからまた一年、よろしく、ということで!!」

元気さの象徴、ポニーテールを揺らしてその少女が言う。意志の力を目に宿す、いかにも委員長、風紀委員と
いった風貌の彼女。もちろん彼女も、年相応のスタイルを持っている魅力的な少女だ。
最後にその少女、みんなのリーダー格である朝音がとりまとめ、乾杯、とジュースの入ったグラスを掲げた。


それが、3日前の出来事である。


233『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:22:25 ID:iRhPWst+

最初は、この一年の思い出であるとか、部活のこと、進路のこと、テレビドラマのこと、新しいケータイのこと、
そんなとりとめのない、年頃の少女らしい話題に花が咲いた。

そして最初の夜も更けた頃、話題がお約束の、『好きな男の子』へと変わった。

「ウチのバイトに来てくれてる男のヒトがね、イ〜イ感じなんだよ!」

飛鳥の家はコンビニを経営しており、そのアルバイト店員の青年が、彼女の恋の相手のようだ。まじめで仕事
の要領も良く、入ってわずか一ヶ月もしない内にアルバイト達のチーフになってしまった。脳天気な彼女ともノリ
良く気が合い、友達のように接しているうちに、好きになってしまったのだという。

「わたしの好きな人はねぇ、ブラドの命の恩人さんなんだ〜」

ブラドと名付けられた黒いドーベルマン犬、それが咲夜の、幼い頃からの親友である。その彼が車に跳ねられ、
大怪我をしてしまったときに、傷ついた身体を抱えて獣医の元へ運んでくれた男性が、咲夜の思い人である。
その男性も動物好きで、獣医の卵であった。以後ご近所としてのおつきあいがあり、その中で恋心が芽生えた
らしい。

「私の場合、お見合い相手でしたの、彼。といっても結局、お見合い自体はいたしませんでしたけど・・・」

社長令嬢でもある響子には、たまに見合いの話がやってくる。幼い頃から両親の見栄につきあってきた彼女だが、
半年ほど前にケンカになり、とある金持ちの息子とのお見合いの席をサボタージュした。暇をつぶすべく街をぶら
ぶらとしていた響子が不良に絡まれているときに、実は同じような理由でお見合いを抜け出していた相手の男性
が助けてくれたのだ。二人とも見合い相手の顔を知らなかったから、後でそのことを知ったとき、響子はそれに
運命的なものを感じてしまった。

「あたしはずっと、幼馴染のお兄ちゃんが好きなの」

幼い頃からのピュアな想いを告白したのは朝音。一人っ子の朝音は、自分の家が持つ安アパートに彼女が小
さい頃から住み始めた、今年で大学生になるその幼馴染が兄代わりだった。朝音はその彼に対してそれなりに
長い年月を掛けて、異性としての恋愛感情を育てていった。もちろん、相手は朝音のことを妹のようにしか思っ
ていないことはわかっているのだが、それでも諦めることが出来ない。なんとか女性として認めて貰って、恋人に
なろうと奮闘中なのだ。

4人の少女が、それぞれ秘めた想いを語り出す。実は皆、片思いであり、好きな男性であっても恋人とは呼べない
関係にあるものだから、実に共感できた。
そして、それぞれの片思いの相手とうまく結ばれるための相談をしあい、拙いながらもアドバイスを交換しあった。
そうして夜も更け、朝になり、翌日の昼を過ぎても、その恋愛談義は続いた。

「うーん、なんだか違和感あるんだけど」
「確かに、何か引っかかりますわね」
「なんかモヤモヤする〜」
「おかしいよねぇ・・・」

徹夜の疲労感で頭もふらふらと。
それでも、真剣に話し合う少女達。
その中で、何か引っかかる違和感の正体。

「ねぇ、その、好きな男の人の名前って?」

朝音が、その違和感のしっぽを掴む。そういえばまだ、みんな、相手の名前を言っていなかった。
彼女の発言で、皆それぞれ違和感の正体に感づき始めた。

似ている。

そして、少女達は、いっせーのーせ、で、男の名前を口にした。

「「「「涼村暁(すずむら あきら)さん・くん・さま・にいさん」」」」
234『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:23:32 ID:iRhPWst+




そしてそれから、その日の夜、次の朝にかけて、仲良し4人組による初めての、盛大な口喧嘩が続けられた。
徹夜も続けて2連続、途中たまらずウトウトと船をこぎ始めるものも居たが、

「寝る子は、争奪戦から脱落よ」

という、半ば脅しにも似た言葉のやりとりに、なにくそと奮起して意識を保ち続けた。


変化があったのはそのあと。


2夜を過ごした朝、4人の中で誰が一番彼にふさわしいかと議論している最中、唐突に咲夜が泣き出し始めた。

「うええぇぇぇぇん、やっぱりみんな、仲良しがいいよぉ・・・・・・」

その訴えにみんなは冷や水を浴びせられ我に返った。そして、口喧嘩にヒートアップしていた自分を諫める。
泣きじゃくる咲夜を宥め、そして彼女たちは仲直りをすることを誓いあった。

ならば、意中の男性、涼村暁のことはどうなったかというと。

とりあえず、みんなで協定を結ぶことにした。その名もそのまんま、『涼村協定』。
主な内容は、

◎抜け駆け禁止。
◎喧嘩禁止。
◎進捗進展の虚偽なき報告義務。
◎必要に応じた相互協力義務。

・・・などとなっており、これらに背いたものは切腹、という、重い罰を科せられることが取り決められた。

それからの彼女たちは、同じ一人の男性を慕う仲間として語り合った。
そうやって、一人の男性について話し合ってみると、彼女たちの立ち位置は、実によく似ていた。出会いや関係
はそれぞれ異なるのだが、彼に恋をし、アプローチをしても叶わず、恋を実らせることが出来ないで居る、という
点だ。原因はもちろん彼女たちにもあるだろうが、やはり最大のものは、彼、涼村暁の朴念仁っぷりだ。友人関
係含む対人関係に関しても、疎いどころか良く気が回るのだが、こと女心、自分に向けられる好意に関しては、
とことん鈍かった。致命的だった。壊滅的だった。
4人の少女は、彼に向けて行ったアピールがことごとく失敗し、その境遇を同情し合うことで、より友情の結束を
固めていく。同病相憐れむ、とも言えるこの精神共有状態。彼女らはその団結で、どうしたら彼を振り向かせら
れるか、といった議題を真剣に話し合ったのだ。

そして、3夜目を迎えようとする頃合いまでその協議が続き、ほとんど一睡もしていない少女達の中にはしょっ
ちゅう、かっくんかっくんと船をこぎ出すものも居たが、

「寝る子は、協定違反で切腹よ」

などと半ば脅しに近い言葉に眠ることを許されず、なにくそと奮起して意識を保ち続けた。


そして3度目の朝を迎えた頃、冒頭の意味不明なセリフに戻る。
つまり、みんな寝不足によるハイな状態で、正常な意識を保っていなかったのだ。

235『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:25:45 ID:iRhPWst+

「う〜〜、でも、どうしよう、このままじゃ、村の井戸が干上がっちゃうよ」
「仕方ありませんわ、すぐにでもアメリカに協力を求め、ソビエトを牽制しましょう」
「そうだね、高温で肉の表面を焼いて、肉汁が流れ出すのを防がないとね」
「あうううう、人形の両手が右手だよぅ・・・」

そして窓を開けた朝音は、「神さまぁ、おねげぇですだぁ、村に雨を降らせてくんろ・・・」などと河童の雨乞いを
始め、響子はヘッドフォンとマイク(替わりのコロンのボトル)を持ち出し、「CQ、CQ、こちら東京ローズ」など
と意味不明の電波を発信し始め、飛鳥は「♪るねーっさーんす、情熱ゥ〜」などと鼻歌を歌い始めたかと思う
と急に、「俺は神様よ、そう、カレーの神様さ! クァーッカッカッカカカッ!!」と絶叫し、クマのぬいぐるみを
弄っていた咲夜はぶちぶちと毛をむしり続けていたかと思うと、「ハーイ、ボクの名前はチャッキー、よろしくね」
などと腹話術を始めたりする。

「よし!こうなったら、直訴だ!!」
「そうね、直接お上に訴えるしかないわね」
「一揆だっ! 一揆だっ!!」
「うおおおおおおーーーーーーっっ」

睡眠不足から来るハイテンションが、少女達の意識を一つにまとめ、あらぬ方向にトスを上げた。
そして少女達は、実に3日ぶりに家から出た。



所変わって、ここはとある安アパートの一室。

ぴーーーーー、とヤカンが蒸気の鳴き声を上げ、湯が沸いたことを知らせる。
コンロの安っぽいツマミをひねって火を落とした青年、涼村暁は、あらかじめ剥がしてあったカップラーメンの
縁より、しゅわしゅわと熱い湯を注いでいく。

そして待つこと3分。

「神様仏様、そして天国にいる安藤百福(あんどうももふく)さん、今日も美味しいカップラーメンをありがとう
 ございます。・・・・・・・では、いただきます!」

合掌といつものお祈りの後、ようやく暁はぺりぺりと残りの蓋を剥がし、中身をよくほぐした後、箸で麺を手繰り
あげた。
そして、ふーふーと少し温度を冷まし、いよいよいただきます、といったところで。

「「「「たのもーーーーーーっ!!!!」」」」

と部屋に乱入した朝音の跳び蹴りを食らって、暁は吹っ飛んだ。カップヌードルは響子が無事に確保したので、
被害はゼロだ。

彼女たちはパジャマパーティーを開催していた朝音の家から、そのとなりのアパートに住む暁の所までやって
きたのだ。
とりあえずシャワーを浴びては来たものの、なぜか皆パジャマに着替え直している。そんなカッコで、たとえ数十
メートルとはいえ昼日向の屋外を堂々と闊歩してきた辺りに、彼女らの正常な判断力の欠如具合が見て取れる。

そして、朝音と飛鳥が一緒になって腕ひしぎ逆十字固めやらアナコンダバイスやらで暁を締め上げる一方で、
響子と咲夜は彼の楽しみにしていた食事を横から平らげてしまった。

「抜け駆けは禁止、だけど先に進まないのもイヤ、となれば答えは一つ!!」
「ボヤボヤしてると、後ろからバッサリよ!!」
「ヤるんだったら、みんな一緒に!!」
「一心同体、少女隊!!」

絞め技、関節技に苦しみながらも理由を問う青年に、少女達は答えた。

わけがわからん、と青年は思った。
236『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:28:02 ID:iRhPWst+



暁は、大病院を経営する両親の元を離れ、昔から一人暮らしで生活をしている。最低限の生活費で借りた
アパートは朝音の両親が家主であり、いろいろと世話にもなった。生活費を稼ぐためにアルバイトを続け、
いまは飛鳥の家が経営するコンビニエンスストアで働きながら、獣医となるべく大学で勉強中であった。そ
して彼に知られぬよう実家の両親が仕組んだ見合い未遂の件で響子と出会い、動物の怪我を救った縁で
咲夜と出会う。

そして彼、涼村暁には、彼女たちと交際する、などといった下心がなかった。

あくまでも彼にとってこの少女達は、両親のお節介を嘆く同胞であり、同じ動物好き仲間であり、冗談にウけ
て笑い会う悪友であり、可愛い妹のような存在なのだ。

だから、そんな彼女たちに拘束され、荒縄やら手錠やらでベッドの上に縛り付けられている現状が、理解で
きなかった。

「ちょ、オマエら、これはいったい!?」

青年の、繰り返す問いかけにも少女達は聞く耳を持たない、というより、その答えが意味不明。徹夜続きの
ハイな頭で返される電波的な答えを正常に理解できるほど、暁は浮世離れしてはいない。

「さてそれじゃあ、始めますか」

朝音が腕を組んで、開催を宣言。何を? という暁の問いに、彼女たちはいう。

「スーパーグレートゴッドファイヤー処女贈呈式GX(ジーエックス)です!!」

少女達の盛り上がる意気が付け足した余分な修飾語をばらして、肝心な言葉だけに戻すと、『処女贈呈式』と
なる。さすがにそれくらいの言語解析ならば、いまの暁にも可能だ。

「ま、まて、それはまずいって!!」

あわてる青年を無視しながら、少女達はじゃんけんを開始した。どうやら順番を決めているらしい。

「ちょりゃーーーーっ!! 1番手ゲーーーーーット!!!」
「いやーーーーん、わたし2番〜〜」
「ぎゃーーーーー、3番、3番槍でござるーーーーーっ!!」
「4番・・・私の馬鹿!! なぜあの局面で、ハサミなんて出してしまったのかしら?!」

結果が出た。いま暁に聞こえる声は、徹夜で壊れた少女達の声であって、普段の口調と微妙に違っているため
に、何とも空気が掴みづらい。声音だけで判断すると、朝音が1番、咲夜2番、飛鳥が3番でビリは響子。もちろん
パニック状態の暁に、この順番の意味を吟味するような余裕などアリはしない。

「わ、おまえら、やめ、うわっ、まてえええええええぃ!!」

狼狽する暁を無視して、少女達は彼の服を脱がし始めた。ヤル気マンマンである。
腕と足を拘束されているためすべて脱衣させることは出来ないが、囚われの姫らしい露出具合にはなった。
ベッドの上に仰向けになって拘束された彼、そのズボンはベルトを外されパンツごと尻の下辺りまでずらされている。
そして4人の少女の瞳に、青年の性器が映る。
だが、彼のペニスは、もちろん勃起もしていない。女性に拘束されただけで興奮するような、ある種特殊な趣味を
持ち合わせていないらしい。
237『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:29:37 ID:iRhPWst+

「はて、暁兄さんのオットセイさん、元気がない」
「ふむ、スゴイと噂に聞く暁さまのジャパニーズコックも、これでは宝の持ち腐れだわ」
「いや、暁くんのコレを元気にそびえ立たせるのも、アタシたち乙女のつとめじゃん!」
「そう、いまこそ暁さんに友情の乙女パワーを見せる時だよ〜〜」

そう言い合って決意した少女達は、立ち上がり、皆一様に拳を掲げた。

「よーし、始めるぞーーーっ!」
「「「「応!!!!」」」」



「さてそれでは、まずは私から。よく見ててくださいましね、暁さま」

そういって、順位4位の響子が、着ていたパジャマのボタンに手を掛ける。ぷつりぷつりと小さな音を立てて解放
されていくボタン。首もとから下に向かって、露わになっていく下着、肌。

「どうですか? 色っぽいですか?」

そんな風に伺いながらのストリップ。周りの少女達も、雰囲気を高めるために声をそろえて『オリーブの首飾り』
を流したり、「踊り子さんには手を触れないでください〜」などと、拘束されて触りたくともさわれない暁を牽制した
りする。とうぜん、『オリーブの〜』は手品の定番BGMで、ストリップなら「ちょっとだけヨ?」の『タブー』だろ、とい
う暁のツッコミを誰も聞いてはいない。

その間にも響子はパジャマを脱ぎ捨て、白い清潔なレースのあしらわれた下着姿になった。

「すばらしい出来でしょう? この下着、デザイナーに作らせた、オリジナルですのよ?」

確かに、その豊満なボディーを美しく上品にまとめ上げるブラとショーツは、既製品では成し得ない良質の仕事
をしている。高校生ではあるが十分に成熟した女の魅力を持つ少女だ。

「あっ、隊長! 暁くんのオットセイが、むくり、と動きました!!」

飛鳥が、暁のペニスをつぶさに観察し、その興奮度合いを観察している。少女たちに性器を、じっ、と見つめられ
る、という状態にも、暁はビミョーな興奮状態を感じてしまう。なんとか理性を働かせて勃起を押さえようとしてい
るのだが、その鬩ぎ合いも徐々に劣勢へと遷移していく。
その動きを報告されて、隊長、つまり朝音が言った。

「うむ、つまり響子の下着姿は、暁兄さんの興奮度合いとしては『1ムクリ』と言ったところか」

自分の勃起度合いに、奇妙な単位をつけられても、困る、と暁は心で涙を流す。
現在、1ムクリは約10度くらいの角度で換算してください。

「ガチャピンと〜」「それはムック」「わんぱく大昔〜」「それはクムクム」「ジャングルブック〜」「それは少年モー
グリ」「・・・」「・・・・・・」・・・・・・・・・

延々とボケ続ける咲夜、延々とツッコミ続ける朝音、その二人を無視して暁のペニスを凝視する飛鳥という、
青年にとってはどうにも欲情を削ぐシチュエーションなのだが、それでも目の前の響子のストリップに気を奪わ
れ、葛藤は続いていく。

238『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:32:58 ID:iRhPWst+

「それではおまちかね、ですわ。初めて殿方にお見せする、自慢の全裸、しっかりと堪能してくださいまし」

ぷつり、とホックが外され、ふるん、と乳房が解放される。ボリュームがある割に垂れない乳房、つんと上を向く
乳首。その瑞々しさは、十代の若さの証。
するり、とシルクと肌がこすれる音を立て、脱ぎ去られていくショーツ。その下に隠されていた少女の土手は意
外に高く、そこを彩る若草も程良く茂っている。

最後の仕上げとばかりに、くるりと一回転、身を翻す響子。髪を留めていたバレッタを外し、ふわりと黒髪をなび
かせる。ぷるん、と気持ちよさそうな揺れを見せつけ、そしてきゅっ、と引き締まったヒップを踊らせ、青年の心を
掴む。

「おおっ、がんばりました響子選手、いまのは3ムクリ5ピクピクです!! 大健闘!!」

最後に全裸のまま、上品な礼をして響子は下がった。彼女と交代で、順位3位の飛鳥が文字通り躍り出る。

「んでは! スレンダーガール飛鳥ちゃんのスマートボデー、お楽しみあれ〜!!」

ばばっ、と布をはためかせ、くるりと一回り身を翻しただけで、パジャマの上着を脱ぎ去った。その勢いを殺さず
に床にころりと倒れた彼女、背中を支点にブレイクダンスの要領でコレまた一回転、そしてパジャマのズボンを
脱ぎ捨てた。遠心力で立ち上がる少女は、すでに下着のみの身軽さだ。この間わずか数秒。立ち上がり、そこ
で初めてぴたりと動きを止め、はいポーズ。

「Yes! 始めるよっ!! さぁ刮目せよ!!」

飾り気の少ないシンプルなショーツ、薄い胸にぴたりと張り付くスポーツブラ。部活で着用する競泳用水着のせ
いか、シーズンオフのこの時期でもうっすらと肌色の境界が見える。青いストライプの下着からしても、清涼感の
ある健康的なデザインだ。
そして飛鳥は、その下着すらも、あっさりと脱ぎ捨ててしまった。
惜しみなく投げ捨てられたその布きれが、ぱさ、ぱさりと落下する、暁の顔の上に。徹夜の間ずっと身につけて
いたものではない、断じて。先ほどのシャワーの後に身につけた新しい下着だ。それは暁にとって幸なのか不幸
なのかは知らないが、少なからず少女のぬくもりは伝わったようだ。

「あっ、2ムクリだよ〜! 飛鳥ちゃんのパンツ、2ムクリを記録しました、隊長〜」

飛鳥に変わって観察係をつとめる咲夜が嬉しそうに言う。隊長、つまり朝音がそれをうけて一言。

「なんと、暁兄さんには下着フェチの素養が。・・・でもまぁ、赦しましょう、あたしたちの暁兄さんだから」

何とも不名誉なレッテルを貼られ、よくわからない理由で赦されてしまった涼村暁21才。

「もー、パンツよりも中身!! こっち見てよ、暁くん!!」

飛鳥の呼びかけに、いじけ涙を浮かべていた暁は視線を向ける。
するとそこには、処女の尻と性器が。
暁に背中を向けて、思いっきり大前屈。立ったまま、尻だけを高く掲げるようにして前屈み。すると自然に、
太股の隙間から少女のスリットも、暁から見やすい位置に。

「これがバージンのワレメだよ! ちゃんと見える?!」

股の下、膝の間から顔を覗かせ、やんちゃな少年のような笑みを浮かべた。その表情こそ少年のそれだが、
いま明らかにされた股間のそれは、間違いなく少女の秘裂だ。どうやら暁の目に晒されたことで、おんなとし
てのスイッチが入ったらしく、とろとろと汁がこぼれだし、左右の太股に二筋のしずくが流れる。

「あは! アタシ濡れちゃってる!! もっと見て見てーっ!!」
239『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:34:52 ID:iRhPWst+

そして我慢できないのか、その姿勢を崩し、暁の正面を見た後、すとんと座ってM字開脚。
自分の太股を抱えるように伸ばした両手でもって、肉の薄いスリットを左右から大きく裂いた。

「ねぇ、暁くん、ちゃんと見てる? これからこのバージンマンコが、君のものになるんだぞー!」

ピンク色の粘膜が晒され、新たに大量の愛液がわき出した。

「はい、そこまで〜! 飛鳥ちゃん、記録5ムクリ!! 暁さんのオチンポ、だいぶまっすぐに立ってきましたよ?」

観察係の咲夜が言うとおり、暁の男性は二人の少女の裸体に反応し、力をみなぎらせ始めていた。息がかかる
ほど近くでその部分を眺めていた咲夜が立ち上がり、次の順番となる。
ゆるゆると、動きはトロく、機敏さが足りない。それでもその動き、一挙一動が、奇妙な艶となって暁の目を捕らえる。

「えへへ、暁さぁん、わたし、もう我慢できないから、さいしょっから全開でイキますね〜?」

普段の柔和な表情が、そのまま淫らな興奮に彩られている。咲夜はワンピースのように裾の長い上着をすっぽり
と頭から抜き去ると、薄いチェック柄の可愛い系の下着が姿を現す。しかし、彼女の胸を覆うのは子供っぽいデザ
インのブラではあるが、中身はどう見ても大人のそれである。フロントホックをぷつりと外すと、ぶるんと弾むよう
に特大の双球がこぼれ出た。

「おおっ、すごいぞ咲夜選手! きょにゅーのヒト揺れで暁兄さんのオチンポをピクつかせたっ!!」

朝音が暁のペニス観察。確かに凄い、圧巻のバストに、反応するのは男性としても致し方ないところ。だがそれ
を逐一報告されては、男として大変気恥ずかしい。

「暁さぁん、まだまだこんなもんじゃないですよぅ〜!!」

ゆら、ゆらと肩を揺らすたびに、ぶるん、ぶるん、と揺れる、乳。ショーツを脱ぐために前に屈めば、ぶるり、と
重力に従い、ショーツを脱ぎ捨てるために身を起せば、その上半身の動きに合わせて、ぶうんと跳ね上がる。
それでいて、年増女のようにだらりと醜く垂れたりしないで、真新しいゴムまりのように、ぼよんと美しい張りと
弾力を持つのだから、暁が心奪われるのも無理はない。

「わたし、これからハリきってオナニーしま〜っす!!」

ぺたん、と膝を突き、腰を前に突き出すように膝立ちした彼女。その姿勢のまま、言葉通り早速自慰を開始した。

「んは、はぁぁぁあん、暁さぁん、ちゃんと見てくれてますぅ? わたしのオナニー・・・」

くちゅ、ぷちゅ、と湿った音を立て、右手が股間をまさぐる。左手は自慢の巨乳を乱暴に掴み、指先で乳首を苛めだした。

「んんん、くん、あはぁ、こ、こうやって、暁さんのことを考えながらのオナニーが、毎日の日課なんですよ?」

右手の指先がスリットに沿って激しく前後し、ぬめる愛液を泡立たせる。その指の腹がクリトリスを押さえるたび
に、体をびくびくと震わせ、悩ましげにしゃくり上げる。

「まいにちまいにち、ん、は、はっ、だ、だいてほしいって思ってたのに、ぜんぜん気づいてくれないんだからぁ〜っ!」

膝立ちを維持できなくなり、どさりと倒れながらも、自分の身体をこね回す両の手の指は止まらない。床の上で、
芋虫のようにくねくねと身体を跳ねさせながらも、自慰行為は続く。
そしてとうとう、細い、だが強い悲鳴を上げて、彼女はアクメを迎えた。
つま先を強く折り曲げ、全身を快楽の大波に明け渡し、何度も何度も身体を震わせた。

240『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:38:06 ID:iRhPWst+



普段はにこやかな、おっとり少女の以外に激しいオナニーショーに、暁の自制も効かなくなっていった。アクメを
迎えたその痴態から目が離せない。少女に観察されているペニスにはどんどんと熱い血液が送られ、天を仰ぐ
ほどの強度を得るに至った。

「すごい、暁兄さんのオチンポ、ギンギンだよ!」

朝音が言うとおり、青年のペニスは完全に勃起した。若さ故の硬度、仰向けで横になる彼の怒張は、90度を超
え160度を振り切っているのにその角度を支え無しで保てるほどである。

「じゃあ次はわたし、暁兄さんのオチンポ、おしゃぶりしてあげる」

そして初めて、彼のペニスに少女の手が触れた。恐る恐るの指先、だが、彼女の肌が彼のペニスの温度に焼
かれると、迷いは消えた。

「あつい、暁兄さん、私たちでこんなに熱く、興奮してくれたんだね・・・」

指先だけでその熱さを愛おしんでいた彼女、それでは我慢できなくなり、ぎゅう、と掌全体を巻き付けるようにし
て握る。青年はその指の感触に、あらがう言葉を飲み込んだ。

「ああ、すてき、兄さん・・・私たちの女の子で興奮してくれたんだ、嬉しいよ、兄さん・・・」

頬ずりしていた朝音は、それでもその行為をやめず、べろりと出した舌の腹をペニスに擦りつけていく。自分の
唾液が自分の顔を汚すことも厭わず、ペニスを舐めることに夢中になっていく少女。青年は、自分が妹のように
可愛がっていた少女の、『おんな』の部分を見せつけられた。頭の中は、下半身から送られてくる刺激と、視覚
による興奮が勢力を増し、彼の理性をどんどんと追い込んでいく。

「ちょっと! じゃんけんで得たのはロストバージン一番槍の権利だけよ!! フェラチオ一人占めは、横暴だわ!」

そういって朝音を制したのは響子。一番先に肌を晒し、続く仲間達の痴態に身体を疼かせていたところにこの
越権行為。そしてその抗議に、咲夜、飛鳥も同調する。

「ずりぃ! 協定違反は切腹だぞ!?」
「そ〜だよ〜っ!! 何かするときは、みんな一緒って約束したはずだよ〜?!」

そうして、一本のペニスに4人の少女が群がり、東西南北を取り囲む。

「これが、暁様の勃起チンポ・・・さすがにウタマロですわ・・・・・・」

まずは響子が、暁の身体にまたがり、シックスナインの体勢でペニスに向かい合う。うっとりと、青年の男性に
酔いしれながら、そしてちゅうとキスをした。ペニスを挟んで東、西に向かい合う朝音と響子、そしてその南方か
ら飛鳥が顔を寄せてくる。

「すげー、暁くんのチンコ、血管浮きまくりでビクビクしてる・・・。いまからアタシ、このブっといチンコで犯され
 ちゃうんだ、バージン奪われちゃうんだ・・・」

これから自分を征服するオスの性器に、飛鳥は心を奪われてしまった。そして自分の大切なものを捧げる儀式
とも言うべきキスを、そのペニスに行う。

「はわ〜〜、素敵です〜。暁さん、わたし、このオチンチンに、わたしの全部を捧げちゃいます〜!」

青年の肉柱に、咲夜が忠誠を誓った。北方を彼女の舌が塞ぎ、青年のペニスはとうとう4人に包囲されてしまった。

ちゅぱ、れろぉ、「んんぁ、ブっといチンコ、おいしぃよぉ・・・・・・」ちゅぷ、ぼれ、にちゅ、ちゅぷ「んふ、はぁ、逞しくて、
素敵ですわ、ぼっきちんぽ、すてき・・・」じゅぱ、じゅちゅ、ぶちゅう、「キス、してる、舐めてる、しゃぶってる、あたし、
暁兄さんのオチンポにご奉仕してるぅ・・・」べろり、ちゅ、ぶちゅ、じゅるる「すごい、すごいの〜、止まらないの、暁
さんのオチンチンをなめなめしてるベロが、止まってくれないの〜っ!」べちゃ、くちゅ、じゅるじゅじゅぅーーーーっ・・・・・・・
241『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:40:24 ID:iRhPWst+

まるで、与えられた一本の餌に群がる動物のように、4人の少女は我を忘れて、青年のペニスをむさぼった。暁から
はその光景を直接見ることは出来ないものの、ペニスに与えられる刺激は並ではない。自分の顔にまたがった響子
の割れ目が押しつけられ、声も出せない。彼には、もう、少女達に淫らな行為をやめるよう説得する、などといった良
心のかけらも残っていなかった。
4人の少女達は、青年のペニスを四方から囲み、舌を、唇を、鼻を、頬を、その顔すべてをペニスに押しつけ、擦りつ
けていく。ただ舐めるだけのフェ
ラチオではなく、それはすでに、舌ズリ、唇ズリ、顔ズリと言える。とにかく、身動きの出来ない青年は、可憐な少女
たちの顔によってペニスを圧迫され続けていった。

「く、うああっ!!」

青年が呻いた。同時に、びゅる、びゅるっ、と勢いよく精液が吹き出した。

「きゃあ!」「でた!」「すごい!」「いっぱい!」

少女達が歓喜し、その吹き上げられる精液の噴水を受け止めていく。舌を、顔を、髪を、白いべとべとの液体が汚
していくのを、彼女たちは陶酔して受け入れていた。





「・・・・・・それじゃあ暁兄さん、・・・いくね?」

青年を4人がかりで射精に導いた後も、その粘液をさらなる潤滑液にくわえて、少女達は愛撫を続けた。青年の
ペニスは、射精直後こそわずかに力を失ったものの、それでも新たな刺激が絶え間なく送られ、ガチガチの勃起
を強いられた。
しばらくして気が済んだのか、準備良しと見たのか、彼女らは青年の股間から離れた。そしていよいよ、1番手の
朝音が、青年の腰にまたがった。十分に勃起した亀頭の先端が、少女の粘膜に触れる。朝音もまた、十分に膣
の入り口をほぐし、膣内を愛液で潤わせて、男を迎え入れる準備を済ませていた。

「・・・なぁ、朝音、・・・・・・本当にやるのか?」

最後の問いかけ。青年は、その言葉に、やめろ、という意味を含ませていない。いままで気持ちに気づいてや
れず、悪いことをした、と後悔する青年は、彼女たちが行う行為を受け入れるつもりで居る。しかし、こんな形で
良いのか? と問いかけているのだ。この拘束を解いてくれれば、ちゃんとした形で交わることが出来るのに、と。
しかし朝音は、はっきりと頷いた。

「うん、やるよ、このままで。これは、兄さんへの『罰』でもあるんだから」

拘束することが罰なのではない。

「いまの兄さんだったら、自由にしてもあたし達を抱いてくれるだろうってことはわかってる。・・・でも、それじゃあ
 ダメなんだ」

彼女の言葉を、引き続き彼の顔に跨って性器を押しつけながら、響子が継ぐ。

「今のままだったら、それはただ、エッチな雰囲気に流されてエッチなことをしてしまった、だけ。好きになって
 下さいますか?と訊ねたら、たぶん頷いてくださるのかもしれないけど」
「アタシたちは、その言葉を、ちゃんと聞きたいんだよ。ヤっちゃったからとにかく責任をとる、とかじゃなくてさ」
「だから、そんな安易に答えを出せないように、こうやって拘束してるんです〜。これからのエッチは、暁さん
 にとっては『不可抗力』なんですから〜」

飛鳥、咲夜も言葉を添え、彼に告げる。

青年に想いを告げ、そして彼に快楽を与える。
彼はその行為に酔い、想いを受け止めるかもしれない。
彼が望んでその身体を抱いてしまえば、彼にはもう、想いを受け止めるという選択肢しかない。
242『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:42:07 ID:iRhPWst+

だが、その行為が青年にとって不可抗力であるならば。
彼には、彼女たちの想いを拒む、という選択肢が『与えられてしまう』。
少女達の色香に惑わされて抱いてしまった、だから責任をとる、という安易な答えを許さないのだ。

この行為が終わった後、青年に向けられる問い。
「あなたは、私たちを愛しますか?」
その問いは青年に、朴念仁や優柔不断、上辺だけの優しさといった鎧ではぐらかすことを許さない。

自分たちの想いを、ちゃんと受け止めて、考えて、悩んで、そして答えを出せ、と。

それが彼に与えられた『罰』なのだ。



「・・・・・・わかったよ。怖いなぁ、女の子って」

青年は観念した。その言葉に朝音は、

「これに懲りたら、もう朴念仁はやめるように!!」

そういって、彼のペニスの上に、腰を落としていった。

「っ!!!」

短く、少女は呻いて、それでも動きを止めない。ず、ずる、ずぶ、ずぶずぶと、深く、膣の奥まで深く、
子宮に届くまで深く、男の性器を自分の胎内に飲み込んでいく。

「あ、く、はぁ、はいった、入ったよ? 暁兄さんのオチンポが、あたしの一番奥まで、入ったよ・・・」

暁のペニスは、硬く、狭い少女の膣に埋め込まれた。痛みをこらえる彼女を思えば、その痙攣によっ
て生み出される刺激を純粋に楽しむのに気が引けてしまう。だが彼の身体は正直に、彼女の膣襞が
わめき絡みつく快楽にのめり込んでいった。
青年の上に跨りながら、朝音は彼の胸の手を突いて身体を支える。そして、痛みをこらえながら、ゆっ
くりと腰を動かし始めた。

「ん! んん、・・・痛いけど、すっごい幸せだぁ・・・」

痛みにしかめた顔を笑顔で上書き。痛みに震える腰にも、少女の喜びの震えが混ざり始める。

くちゅ、ず、ず、ずず、・・・ずにゅぅぅぅぅ・・・

「んはぁっ、痛いけど、気持ちいい、これ、気持ちいい!」

痛みの中に混ざる女の性感、その割合が、腰を動かすたびに逆転していく。恐る恐る、ゆっくりだった
腰の上下が、次第に激しくなっていく。

「んは、は、は、はん、ああん、あは、す、すごい、これ、気持ちいい、いいよぅ!!」

もう、痛みは彼女にとって敵ではなく、自分の膣をえぐるペニスが与える、快感を高める為のスパイス
程度になった。彼女はもっと、その快感を得ようと、腰の動きをくねらせて、悩ましいものにしていく。

「暁兄さん、どうですかぁ? 気持ちいい? あたしのまんこ、気持ちいい?」

243『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:43:16 ID:iRhPWst+

響子の割れ目によって塞がれた口では、暁はその問いに答えられない。変わりに彼は、自らも腰を突き上げる
ようにして彼女の問いに答えた。

「すご、すごいっ!! にいさぁん、それすごい、すごいすごいすごいぃぃぃぃ!!!!!」

青年の腰の動きに合わせて、自らも腰を振る。亀頭が抜け落ちかけるほど引いたかと思えば、ばちん!と叩き
付けるように腰を打ち合う。その、膣とペニスのストロークを最大限に生かしたピストンは、お互いの性器を余す
ところ無くしごきあげ、こすり合う。

「あ、あ、だめ、だめ、にいさん、もうだめっ!!」

だめ、だめ、と否定の言葉を叫びながらも、腰の動きをやめることはせず、むしろピッチをあげていく。朝音の、
性感の上昇は止まらない。もちろん、暁のペニスも、限界に近づいていく。

「兄さん、このまま、このまま子宮に、たくさん、さっきの、精液、出して、くださいねぇっ!!」

二人の結合部から、白く泡だった愛液が動きに跳ねられ、飛び散る飛沫へと変わる。少女の破瓜の証が彼
の肉棒を伝い、シーツを染めていく。ぐちょぐちょと、そんな液体の湿った音が、ばしんばしんという肉のぶつ
かり合う音と混ざり、二人のセックスを生々しく盛り上げる。その音もいよいよ頂点に向かい、激しく、ピッチの
短いものに変わっていく。

「はやく、はやくっ、精液ちょうだいっ、ザーメン、ドロドロ、ネバネバのヤツ、たくさんたくさん、あたしの子宮に
出してっ!!出してぇーーーーーっっ!!!」

少女の絶叫、痙攣、収縮、そのすべてが強力な刺激となって、青年のペニスを射精に導いた。

びゅ、びゅくううううううううううううううううううっっっっ!!!!

「ひあああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!」

朝音は、何度も何度も脈打ち流し込まれる熱い液体を感じ、身をぶるっと震わせて、果てた。
力尽きてどさりと倒れ込む朝音。まさに文字通り力尽き、ずるりとペニスを吐き出してぐったりと意識を失う。
これは、セックスの絶頂による忘我ともとれるだろうが、むしろ、

3日ぶりに、ようやく眠った、ということなのかもしれない。

ともかく朝音は、破瓜の終えた割れ目からごぷりと精液をこぼし、そして幸せそうな寝顔で眠りについたのだった。






244『仲良きことは・・・』:2007/04/03(火) 04:44:06 ID:iRhPWst+

彼女たちが押し掛けてきてから、何時間経ったろうか。
少女達は、事前に決めた順番通り、彼のペニスに跨り、処女を捧げていった。そしてそれが終わると、すやすや
と幸せそうに眠りについた。
いま、暁はベッドに縛り付けられたまま、4人の全裸少女に添い寝されている。
そして、ようやく終えた性の宴の余韻を味わいながら、これからのことに思いを馳せ始めていた。

(・・・・・・ちゃんと、考えてやらないと)

そしてその彼も、これまでの疲労と、解けた緊張から、急激に眠気に襲われていった。


ぷるるるる・・・・・・

「・・・電話だ」

微睡みの中、青年はその音が、自分の部屋におかれた電話のものであることを理解した。取りたいとは思って
も、彼はこの通り拘束されている。
電話の主には申し訳ないが、居留守を使わせて貰うしかないな、と暁は思ったのだが。

電話機が、留守電の録音モードに変わった。

『・・・・・・涼村くん、いないの?
 いまから、そっちに行くから。
 みさ、さとこ、ことり、りんな、なみの、のえる、るーしー、しずか、それとアタシ、かなみの9人で、
 本日、(暁くんに想いをぶつける淑女同盟)を結成しましたんで。
 酒なんて、ちっとものんでません。飲んでないからね?
 とにかく、みんあでそっちに行って、お話ししたいことと、やっておきたいことがあるから。
 ・・・・・・逃げないでね♪』

そして、『ぴんぽーん』とドアベルが鳴る。

暁は、

「・・・どうして玄関から、わざわざ電話をかけてくるんだろーね?」

などと、軽いツッコミを口にした。

これから、彼の身に起こることを考えてみるに、それくらいの現実逃避は許されても良いだろう。

そして、がちゃりと、ドアが開く音がした。


END OF TEXT
245名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 04:45:02 ID:iRhPWst+
以上です。
一連の『朴念仁』絡みのネタに関して、当方このような見解で。
当然ヒロイン4人とも、『超・危険日』ですよ?


朝音、あさね、あさって、・・・無理がある、やはり。
まなびストレートは、『ながら見』するには良いアニメだと思いました。
246名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 04:45:18 ID:bWSg15W3
GJ!!
247名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 09:48:41 ID:H87AHGjB
ぐっじょぶ。
彼もこの先大変だね。
248名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 09:51:03 ID:HCpM1zJt
>>245
> みさ、さとこ、ことり、りんな、なみの、のえる、るーしー、しずか、それとアタシ、かなみ
あんた馬鹿だなあ、気づいてくれるかも分からんのに。
ちゃんと最後→最初にしてるのも馬鹿、いやあ俺は大好きだ。

作品は、短い中にしっかりハーレム感溢れてるのが素晴らしいっす。
ムクリって言葉が頭にこびり付いて、離れてくれん、どうしてくれよう!
249名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 12:00:24 ID:EuyA3Gc2
ぐっじょ。
4人と思ったら13人か。
にしても9人連続って無理なくね?w
250名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 12:33:29 ID:6BhUj0cH
ぐっじょ。
鯖じゃねえ。
251名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 12:39:10 ID:2TWlUtMD
Cursed White
4月1日 キツネツキsp2公開終了
キツネツキsp2は公開終了しました。
252名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 16:41:13 ID:x8gjZ1/P
>>251
擬人♀逆レスレのほうに書くべき、って言うか2chで書く必要すらないレスだと思われ
253名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 17:25:18 ID:pm3xWqGj
>>245
フェラシーンGOOD!!
俺の股間でも、12ムクリほど記録できた。
254名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 19:20:52 ID:EXSKrX14
50ムクリを記録。
一回転半しやがった・・・恐ろしい威力w
255アカ・ソ・ノモノ ◆TU/TSQeOhE :2007/04/03(火) 21:09:49 ID:cTQNovrt
こんばんは。>>245氏のGJぶりに水を注さないか気が気でない者です。
予告より一日遅れですが、『お嬢様メイド編』を投下いたします。
投下にあたって、皆様にご注意させていただきたいことがあります。なんか駄目そうだと思った方は、「巫女妹(中略)お嬢様メイド」でNG登録をお願いします。
1) 文が長いです。
2) あんまりエロくないです。
3) その上笑いどころもないです。
4) おまけに、お嬢様メイド編のはずなのに、妹が前に出すぎてます。
5) 私は理工系です。

※本作品のHシーンは基本的に3P以上(今回のは微妙ですが)です。ハーレム好きだけど一対一じゃないとヤダ! という方は、「巫女妹(中略)お嬢様メイド」でNG登録をお願いします。

皆様の、ほんの一時の楽しみになれますように。
256巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:10:52 ID:cTQNovrt
 俺は今、クローゼットの中にいる。
 え、何いきなり、とか思うかもしれない。が、そこは我慢して欲しい。この文だって、ノリと勢いだけで書いて――げふんげふん。
 まあとにかく。今、俺――赤沢宏は、クローゼットの中で息を潜めていた。
「ん……ふぁ……」
 何故こんなことをしているかと言うと、最近俺の布団からなんとなく女性っぽい匂いがするのを不思議に思ったからだ。
「んぁ……はぁはぁ……」
 まあ、匂いがすること自体は大して不思議なことでも無い。
 この家には女性が多いし、俺の部屋の掃除やらなんやらをやっているのも女性だからだ。ただ、その匂いがやたらと強いのが気になっただけだ。
「くぅん……ああんっ!」
 そう、気になっただけ。だから、まあ、なんだ。備えができてなかった。
「宏さま……ひろむさまぁっ!」
 俺のベッドの上で、紺色のワンピースと白いエプロン――まあ所謂メイド服。フレンチじゃないぞ、ヴィクトリアスタイルだぞ――を着た女性がびくびくと痙攣する。
 ワンピースの胸元は大きく開かれ、その豊満な乳房を惜しげもなく晒していた。
 左手は白く張った双丘の一つを掴み、右手は大きく捲り上げられたスカートの中に入れられている。
 先ほどまで響いていた嬌声は止み、荒い吐息だけが聞こえてくる。
「はぁはぁ……」
 くちゅり、と。スカートから取り出したずぶ濡れの右手をぼんやりと見つめていた彼女は、まるで何かに操られるようにその手を枕に擦り付けた。
「ふふ……うふふふふ……」
 ちょっ、この状況で笑うか?
 俺が少しばかり引いていると、彼女は何かに取り憑かれたように話し出した。
「ふふふ……こうしておけば、宏様は眠っている間に私の匂いを嗅ぐことになる。そうすれば、睡眠下での刷り込みにより、潜在意識で私を欲しがるようになる筈。ふふふ……うふふふふふふふ……」
 枕に自らの愛液を塗りこみながら、不気味に笑う女。えらい説明口調なのは、気にするところではないだろう。っていうか犯罪じゃないのか?
 いや、まあ、何にせよ、
「俺の周りに、まともな奴は居ないのか……?」
 数少ない――唯一とも言う――常識人であると信じていた専属メイドのご乱行に、俺はどこかにいるであろう神に向かってそう問いかけていた。
 まあもちろん、回答なんて無かった訳だが。

『あやつりメイド』
257巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:14:02 ID:cTQNovrt
 文月奈菜さんは俺専属メイドである。
 いや、別に雇ったわけじゃない。まあ、今は雇っているということになるんだが、少なくとも積極的に雇った訳じゃない。
 今我が家には奈菜さんともう一人お手伝いさんがいるが、別に豪邸というわけではない。普通だ。普通。二階建ての建売
住宅だ。
 なのに何故メイドが二人もいるかというと――成り行きとしか言いようが無い。
 奈菜さんの場合、父親の会社が多額の借金を抱えて倒産し、そのショックで父親が死去。母親は若い燕と一緒にどろ
ん。
 家屋敷を売り払ってなんとか父親の借金は返したものの、今度は失踪した母親がどこかで作った一千万の借金が出て
きた。
 何もかも売ってしまってどうすることもできない奈菜さん。だったら身体を売ればいいとヤのつく自営業の方々に連れ去ら
れそうになったところに俺がやってきた、というわけだ。
 ここは見てみぬ振りをするのが最善の選択肢だったのかもしれないが、そのときの俺はそれも夢見が悪いと思って、せ
めて事情だけでもと聞いてみたのだった。
 で、事情を聞いて、うーむと唸っていたところ、ヤのつく職業のおっさんが、「何だ坊主、そんな顔して、何か文句でもあん
のか? 別にお前が払ったっていいんだぜ?」とか哂いながら言ったもんだから、むかついて、「そうなんですか? じゃあ
これ」と言って何故か持っていた一千万の札束を鞄から取り出し、おっさんに手渡したのだった。
 いや、別にどっかから盗ってきたわけじゃないぞ? 妹が昼飯代とか言って渡してきたのだ。あの妹はたまにこういうこと
をするから困る。
 あー、で、そして、札束数えながら唖然とするおっさんたちを尻目に、やっぱり唖然としている奈菜さんの手を引っ張って
家に連れてきた、というわけだ。
258巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:16:27 ID:cTQNovrt
 うーん、懐かしい。
 あの頃の奈菜さんは、こう、お嬢様然としていて、なんというか、こう、爽やかなエロスというか、そういうもんがあったわけだ。周りに居ないタイプだから、最初は結構ドキドキしたものだった。
 今となっては――、
「んはぁ……宏様ぁ、はやく、はやくくださぁい……」
 ただのエロスに成り果てているからなあ……。
「あら、自分からおねだりなんて、はしたない。まったく、所詮は雌犬ですか?」
「ああっ……そうですぅ、私ははしたない雌犬ですぅ……」
「あらあら……。どう思います、兄様? いっそメイドじゃなくてペットにしてしまいますか?」
 奈菜さんは何気にMでかつ変態プレイもアリな人だから、この変態妹と抜群に相性が良い。
「ふぁ、んあぁっ! な、棗様、そ、そんなに乱暴に揉んでは――あああっ!」
「ふふふふ、私自慢の媚薬です。どうです? 効くでしょう?」
「あ、あ、ああぁっ!!」
「くすくす……またイっちゃいました? 堪え性の無い人ですねえ……くすくす」
 怖い。怖いぞ。
 絵面的には美女と美少女の、それはもう堪らんですよ的な光景な訳だが、実際その中に身を置いている俺としては、魔女達の黒ミサにでくわしてしまった一般人のような心境である。
 と、とりあえず、止めるか。止まるのか?
「な、棗、そこら辺でそろそろ……」
「嫌です」
 止まりませんでした。
「まったく、兄様は女の人に甘すぎです。激甘です。そんなだから、いっつも厄介ごとに巻き込まれるんですよ」
 そうだな。もう少し強かったら、お前を真人間にしてやれるのかもな……。
「私としては、もう少し強気に責めて欲しいです。もっと、こう、髪を掴んで無理矢理しゃぶらせるとか」
259巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:17:31 ID:cTQNovrt
 ごめん、無理だわ。もうなんか戻せる気がしないわ。
「大体、これは私の薬品庫から『お薬』を盗もうとした罰なんですよ? 兄様も人事じゃないんですから、もう少しやる気を出してもらわないと困ります!」
「いや、でもな、何か気が乗らないというか……それに、俺の部屋に盗られて困るようなものは無いし――」
「そういう意味ではありません。いいですか、盗まれそうになった薬は、所謂惚れ薬、という奴です。効果は――分かりますよね? 使う相手も、もちろん」
「そういう意味かよっ! っていうか何でお前がそんなものを――いや、言うな。怖いから。何となく予想はつく」
 相変わらず謎な妹だ。
「まったく――この雌犬は以前から暗示とかサブリミナルとか怪しい媚薬とかを試してたんですよ、知ってましたか?」
「いや、そんなことやってたのか知らな――いや、一回見たことあるな。アレか。あと、ナチュラルに雌犬とか言うな」
「雌犬は雌犬です。本人も肯定しているんですから、もう思う存分躾けてください。あ、鞭とか使いますか?」
「使わん。痛いのは嫌いだ。するのもされるのもな。あと、躾ってなんだ、躾って」
 鞭使いますかとか、年頃の娘が言う台詞じゃないよなあと俺が頭を痛めていると、この常識外れの妹は可愛らしく首を傾げて、
「だって、この雌犬は兄様の専属メイドでしょう? でしたら、お兄様が飼い主では?」
 とか、もう本当に可愛らしい抱きしめたくなるような仕草で、思わず張っ倒したくなるようなことをほざいてくれた。
260巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:18:37 ID:cTQNovrt
「いや、おかしいだろ、それは? そんなことは――いや、そうなのか? それでいいのか?」
 奈菜さんの雇い主は俺だし、忠誠を誓っているのも多分俺。もし仮に奈菜さんを雌犬だと定義した場合、飼い主になる条件を持った奴は俺くらいで――いや、まて、良いのか、この考え方?
「くっ、反論したいが、できない。間違っていると思っているのに間違ったところを見つけられない。もどかしい……」
「ふふふ……では、兄様が飼い主ということでいいですね? どうやらこの雌犬も待ちきれないようですし……」
 そう言って示した先には、半泣きで自分を慰めている奈菜さんの姿。俺の視線が向いているのに気づいたのか、媚びた笑みを浮かべる。
「さあ、兄様?」
 ぽん、と手渡される鞭。俺はそれを部屋の隅に投げ捨て、奈菜さんに近づく。と、奈菜さんが飛びついてきた。
「宏様、宏さまぁ……」
「うわっ、んんっ!?」
 うわ言のように俺の名前を呼びながら纏わりついてくる奈菜さん。そのまま、上機嫌の犬のように俺の顔を舐め始めた。
「ちょっ、奈菜さん!? んむぅ、は、んんんっ」
 特に口周りを重点的に舐めてくる奈菜さんの頭を撫でてやりながら、どうしたもんかと考えていると、
「あらあら、本当に雌犬ですねぇ……くすくす」
 いつの間に近づいたのか、俺の背中にぺったりと張り付いた棗が心底楽しそうに言った。弾力のある双球の感触。
「楽しそうだな……んっ!」
 奈菜さんを首筋の方へ導いてやり、会話の自由を確保する。替わりに、無防備な首筋を好き勝手舐められることになったが。
 俺の今にもため息をつきそうな言葉に、我が妹は奈菜さんとは逆の首筋を舐めながら答えた。
「当たり前です……他人相手とはいえ、兄様がご主人様をするんですよ? ああっ……考えただけでも、もうっ……!」
 感極まった声とともに震える妹。まさか、考えるだけでイッたのか?
「はあはあ……兄様、私もペットにしていただけませんか? 雌犬は奈菜さんに任せるとして、私は雌猫で……はあはあ……」
「へ、変態かお前は。そんなことできるわけ――っあ! 奈菜さん、いきなり激しすぎ……っ!」
 妖しげな吐息を耳に吐きかける変態妹に気をとられていると、股間に強烈な快感が走った。
 下を見ると、尻を上げた四つん這い状態の奈菜さんが、手を使わずに口だけで俺の肉棒を愛撫していた。
261巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:19:09 ID:cTQNovrt
「んふぅ、んっ、んっ、んっ、んんぅ」
 じゅぶ、じゅぼという水音が聞こえてくるほど激しいディープスロートに、はき出したくなる欲求が高まる。
「っ……くあっ……!」
「はあはあ……ふ、ふふふ、良いです兄様、その表情……最高です……はあはあ」
 耳元で囁かれる艶めいた言葉にぞくぞくする。押し付けられていた柔らかいモノが上下に動き始めた。柔らかい中にある硬い感触に気分が昂ぶる。
「っ、で、出るっ……!」
 俺のそんな切羽詰った声に応えるように、深く咥えこむ奈菜さん。棗の方は俺の胸に手を這わせながら耳を甘噛みしてくる。
「くああ……」
 喉まで届くほど深く咥え込まれたまま強く吸い上げられ、耳の穴に舌を差し込まれる。胸に加えられる微妙な刺激と、背中に感じる胸の弾力と乳首の硬さに昂ぶらされ。高く持ち上げられ誘うように揺れる奈菜さんの腰の動きに興奮する。
「っ、あぁっ!」
 絶え間なく襲ってくる快感に耐え切れず、俺は奈菜さんの咥内に遠慮の欠片も無く精液を吐き出した。
「っはあ、はあ……っくぅ!?」
「あ、奈菜さん、飲み込むのは待ってください」
 じゅるじゅると尿道に残っていたものまで吸い込んでご満悦な表情を浮かべている奈菜さんに、未だに俺の胸を弄っていた棗が待ったをかけた。
 快楽でぼんやりとしている頭で、はて、なんだろうかと思っていると、
「独り占めはずるいですから、ちょっと分けてくださいね」
 とかなんとか場違いなほど朗らかに言いながら、我が家の変態妹は、奈菜さんの唇にむしゃぶりついた。
「んんっ! んん……んぅ……むーっ!」
「んちゅ、ん、んく、ぷはぁ。うふふ、兄様の味、やっぱり最高です」
 とろんと眼を垂れ下げて、幸せそうに言う妹。折角のご馳走を盗られた奈菜さんは、それを恨めしそうに睨み付けている。
「ううー……くぅーん」
 諦めたのか目線を外し、しょんぼりした様子でこちらを見つめる奈菜さん。その姿が捨てられた子犬のようで、俺はついついおいでおいでとやってしまう。
 くっ、可愛いのが悪いんだ。
「くぅーん、くぅーん……」
 子犬のように鳴きながら、やはり子犬のように甘えてくる。これは、あれか。さっきの雌犬の続きか?
 頭を撫でてやると、甘えた鳴き声をあげながら首筋に頬を擦り付けてくる。あー可愛いと思う反面、俺の胸板で押しつぶされる柔らかくて大きな双球の感触と、擦り付けられるこれまた柔らかい太股の感触に、またアレが大きくなってくる。
262巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:19:49 ID:cTQNovrt
「くぅーん? くぅん、くぅん」
 だんだんと自己主張を強めていくアレに気づいたのか、それはもう嬉しそうに満面の笑みを浮かべる奈菜さん。
「はっ、はっ、はっ、くうぅん」
 俺の首筋に顔を埋めたまま、奈菜さんは体重をかけて俺を押し倒しにくる。特に拒む理由も無いのでそのまま押し倒される俺。
「はあ、はあ、くーん」
 奈菜さんは俺の首筋に舌を這わせながら、俺のモノを受け入れるために腰を上げる。奈菜さんの柔らかい下腹部に押しつぶされていたソレは、重石が取り除かれるとぴんと直立した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
 震える吐息が、奈菜さんが極度の興奮状態にあることを教えてくれる。顔は嬉しそうに笑ったままだが、眼だけはひどく真剣で、笑っていない。
 先端が奈菜さんのソコに触れる。膝まで垂れるほどの愛液。このまま腰を下ろせば、俺のソレは大した抵抗も無く奈菜さんの奥まで貫くだろう。
 そして、奈菜さんが腰を下ろ――
「控えなさい、この雌犬」
「きゃんっ!」
 そうとして、我が愛すべき変態妹に痛烈なスパンキングをくらい吹き飛んだ。
 ここまで来てそれかよ! と文句の一つでも言いたかったが、この特殊性癖持ち妹の鋭い眼差しを見て断念した。やばい。割と本気で怒ってらっしゃる。
「く、くぅーん」
 蹴られた尻を撫でながら、こちらを恨めしげな眼で見る奈菜さん。そんな奈菜さんに、我が妹は怒りの声を挙げた。
「度を弁えなさいこの雌犬。ご主人様の上に乗ってお情けを受けようなど言語道断。騎乗位や正常位は人間様のやることです。雌犬は雌犬らしく後配位でお情けを受けなさい」
 ちょっ、なに言ってんの。俺は思った。相変わらず凄いことを言う妹だ。俺はそんなこと欠片も望んでないっつーのに。
 そんな俺の内心を嘲笑うかのように、我が家のぶっ飛んだ妹は、自らの美学と感性に則った雌犬のマナーを奈菜さんに指導し始める。
263巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:21:55 ID:cTQNovrt
「ほら、その汚らしいお尻をこちらに向けなさい……また蹴られたいのですか? ――よろしい。では、ソレを高く上げて―
―上げ過ぎです。上半身は伏せて――そうです。ふふふ、では、自分で広げてみなさい。そうそう、いいですよ、これで貴
女も立派な雌犬ですね、ふふふふふ」
 妖しく笑う棗。高く掲げられた奈菜さんの尻に顔を寄せ、奈菜さんが自ら広げた秘部に指を潜り込ませる。
「うああっ……」
「くすくす……まだ薬が抜けてませんでしたか」
 わざとらしくそう言いながら、指で奈菜さんの中を掻き回す。
「あんっ、あっ、あああっ!」
「あら、先ほどの犬の真似はどうしました?」
「わ、わんっ、わんっ、きゃ、きゃぅっ、きゃんっ!」
「くすくす……もう良いですよ、兄様」
 満足したのか、そう言って指を引き抜く棗。直前でお預けされたのもあって、俺のアレはまだ勢いを失っていなかった。
「……良いのか?」
「何を疑ってるんですか? 良いに決まってるじゃないですか。これは兄様の犬ですよ?」
「……いや、もういいか。分かった。入れるぞ?」
 ここでやったら飼い主決定だよなあとか、こんなアブノーマルなプレイに興奮するなんて、俺はノーマルな筈なのにっと
か、色々と俺の中で葛藤があった訳だが、まあ結局若さには勝てず、奈菜さんの尻に手を這わせた。
「わおぉぉん」
 それだけで、奈菜さんは切なげな声と共に身体を震わせた。どうやら軽くイッたらしい。
264巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:22:54 ID:cTQNovrt
「大丈夫? 入れるよ?」
「くぅーん」
 俺の問いかけに、奈菜さんは甘えた声で鳴いて腰を擦り付けてくる。
 一旦腰を引き、ペニスを奈菜さんの秘所にあてがう。それだけでも、奈菜さんは快楽に染まった大きな息を吐きだした。棒の先端に吸い付いてくる秘唇の感触に背筋がぞくぞくする。
「入れ――」
「ちょっと待ってください」
 ――またか。
 いざ腰を突き出そうという所で割り込んできた妹を睨む。
「なんだよ?」
「駄目です。そんな普通の後配位の格好じゃあ駄目です。ここは圧し掛かるようにするか、もしくは押さえつけるようにするかのどちらかでお願いします」
 こいつはどこかのAV監督か?
 いいですね、お願いしますよ、とかなんとか言っている変人妹に、心の中で至極真っ当な突込みを入れながら、俺は止めていた腰を進めていく。
「っあ、あああっ」
 ちなみに、俺は圧し掛かる方を選択した。これなら、まあ、普通の後配位に見えないことも無いからだ。妹の話を無視するという選択肢は最初から無い。おそらく、俺が死ぬまで無いだろう。
 そんな理不尽な現実を忘れるため、俺はがむしゃらに腰を振りたくる。
「わ、わんっ、ああっ、あんっ、あ、あ、わんっ、あっ、くぅん、あ、ああああっ!」
 何とか犬の真似を続けようとする奈菜さんだったが、激しい刺激にそれどころではないらしい。背筋がこわばり、中はぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
「ひ、ひぐっ、あっ、あっ、ああああっ! うあ、あんっ、ぐしゅ、うああああっ!」
 あまりに激し過ぎる刺激に泣き出してしまった奈菜さん。泣きじゃくりながら腰を動かす奈菜さんを、しっかりと抱きしめる。
「っ、だ、出すよ、奈菜さん。中で、いい?」
「うわんっ、わんっ!」
 俺の問いかけに、恐らくOKという意味だろう鳴き声を返す奈菜さん。
 ラストスパートとばかりに小刻みに腰を動かしながら、ちらりと横に視線を奔らせると、そこには我が妹君がだらしない笑みを浮かべてながらこちらを凝視していた。
「さ、最高です……これは、いい……」
 大好物を前にした子供のような表情で呟く妹。相変わらず変態チックな性癖である。
 まあ、そんなことはさておいて。
 吐き出したい欲求が堪えられないほど昂まった俺は、奈菜さんの中深くに突き入れる。ぴったりと俺の腰と奈菜さんの尻が合わさった状態で、俺は堪えていたものを解き放った。
「っく、ああ……」
「ふあぁぁぁぁ……」
 柔らかい奈菜さんの身体を抱きしめながら、二度三度と腰を振るわせる。一度出したにも関わらず勢い良く飛び出る精液に、奈菜さんは腰をぶるぶると振るわせた。
「っあ、はあ、はあ、良かったです、奈菜さん」
 汗と涎と涙でぐちゃぐちゃになっている奈菜さんの顔をぺろりと舐める。
「くぅーん」
 奈菜さんは、甘えた声で鳴いた。
265巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:24:21 ID:cTQNovrt
 とある日曜日の昼下がり。
 俺は奈菜さんと二人、居間で紅茶を飲んでいた。
 特に話はしない。どちらもあまり自分から話すほうではない。それがお互い分かっているから、沈黙もあまり辛いものではなかった。
 ふと思いついた疑問を、特に考えもせず口に出してみる。
「そういえば、惚れ薬を盗もうとしたのって、何で?」
 俺は可愛いものが好きだ。そして、奈菜さんは可愛い。
 今まで恋愛感情らしきものは抱いたことはないが、可愛いものへの対応は、人に言わせると恋人に対するそれらしい。なら、別に奈菜さんは惚れ薬など盗まなくても良かったのではないだろうか?
 小首を傾げながら言う俺を困ったように見つめながら、奈菜さんは答えた。
「だって、宏様は大切な人ですもの」
 だから、自分のモノにしなければならない。自分から離れられないようにしなければならない。でなければ、いなくなってしまう。母のように。
「……ごめん」
「いえいえ。良いんですよ? それに、今の私は宏様のペットですから。宏様は、ペットを途中で捨てるような人ではないですものね?」
 両手で頬を隠しながら、身体をくねらせる奈菜さん。先ほどまでのシリアスが台無しだった。
266巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:26:47 ID:cTQNovrt
「そうだ、宏様。私からも質問が」
「ん? 何?」
「私のこと、好きですか?」
「好きだよ」
 何を今更。さっき好きだって言ったばかりじゃないか。
「では、棗様のことは?」
「好きだよ。あの変態チックなところは治してほしいけど」
「絹様のことは?」
「好きだよ。酔ったら殴ってくるのは治してほしいけど」
「早苗様のことは?」
「好きだよ。あんぱん食わせようとしてくるのは治してほしいけど」
「では、誰が一番好きですか?」
「皆同じくらい好きだよ。一番なんて決められない」
「そうですか……やっぱり、無駄でしたね」
「?」
「なんでもありません。紅茶、もう一杯いかがです?」
 後になって分かったことだが、この時の紅茶の中に、奈菜さんが盗もうとした我が妹謹製の『惚れ薬』が入っていたらしい。どうせ使っても無駄ですよ、と妹に渡されたそうだ。
 この時はそんなことなど知りようも無かったから、素直に紅茶のお代わりを貰った。
「ん、ありがとう」
「いえいえ、私は宏様の雌犬ですから」
「……雌犬と紅茶のお代わりにどんな関係が」
「くすくす、お礼なんて必要無いということです。ペットがご主人様のお世話をするのは当然の事ですからね」
 爽やかに笑ってそんなことを言う奈菜さんに、何となく照れくさくなってそっぽを向く。
「……そりゃどうも」
 頬を掻きながらぼそりと呟いたその言葉に、奈菜さんは一言、
「わんっ♪」
 と返事をした。

 今度犬耳を買って来ようと、切実にそう思った日曜日の出来事だった。

END OF FANTASY
267巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:35:41 ID:cTQNovrt
以上です。
『あやつりメイド』とか銘打った割にはあやつってません orz
本当は主人公を暗示とか薬とかで惑わせる某割烹着的メイドだったんですが、妹を出そうと思った瞬間こんな事に orz
自分で考えておいてアレですけど、キャラが奔り過ぎと反省しています orz
次はジャンキー幼馴染で学校編を予定しています。
それでは、またいつかこのスレで。
以下、出演予定
・ジャンキー(菓子パンの方のアンパンで)幼馴染
・暴力姉
・お嬢様借金メイド (美少女執事付)
・ひきこもり僕っ娘居候
・自己啓発セミナー通いのいじめられっ娘
・金髪ツンデレお嬢様
268名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 22:47:12 ID:iRhPWst+
あー、いい感じの依存具合、GJですた。
269名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 01:25:13 ID:Bfw1KjKo
>>205
単にメンドくさくなっただけだろ
270名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 02:27:43 ID:+WV/Un1v
なんかScript1有料化したみたいだな
久しぶりに行って読もうとしたら、サンプルしか読めなくなってた・・・
271アニメだいすき!復活祈願 ◆ANIME4TPg6 :2007/04/04(水) 03:15:49 ID:yfrcGeSj
>>270
アーカイブにゴーゴー
272名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 07:24:51 ID:XN4bezM9
>>267
GJ
つづき楽しみにしてる

お嬢様の借金が完済してて残念だと思うのは何故だろう
性格に節約貧乏キャラを期待してたからか
273zeroカワイソ(´・ω・) ス:2007/04/04(水) 22:46:14 ID:Ap0g/y8r
274名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 01:26:53 ID:1n0i+P2R
>>273
ん?
このスレ見てる誰かが
山田ウイルス(であってたっけ?)感染してるってことかな?
275名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 11:23:44 ID:QYbgRaB7
他の子に病気が移ったら大変だから自分は大丈夫とか思わないで各自病気のチェックは怠ったらいけないよ?
ハーレムの主として
276名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 15:46:41 ID:3bKRO1iF
新作ラッシュの割にレス少なめだなぁ
規制とかで人が少ないの?
277とくめー  ◆kQ3xyEet9c :2007/04/05(木) 21:31:52 ID:ldTLLpOu
新作ラッシュだからじゃないですか。
私もまだ落ち着いて読んでませんし(更新したのに!)
278名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:14:29 ID:0ntNjsTO
>>276
投稿作を週末にわくわくして読む→レスするタイミングを逃す
こんなしょぼーんパターンに該当するのが俺。

そう言えば、たまたま見てた深夜アニメ「ながされて藍蘭島」の第一回が
女性しかいない孤島に漂流した主人公という、あまりにも王道のハーレム展開で笑った。
ハーレム好きなら誰もが一度夢想するネタを真正面からアニメにされると逆に清々しい。

……原作が、少年ガンガンてのが信じられないけど。
279名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:25:10 ID:EFk0eZn+
作者様達乙

>>278
最近のガンガンは色々と間違えてるからな・・・まともに少年まんがしてるのは鋼のくらいか?今はパワードに移籍したが、「妖幻の血」ってよんでみ?話はともかく絵がマジエロい
ちなみに藍蘭島は確か現時点で9人の筈。属性も豊富・・・最近はなんか手抜き感漂うが(チャイナ娘の次が侍娘だったし
280名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 01:29:52 ID:4W8rYXXf
>>279
少年誌より青年誌の漫画の方が少年漫画らしくなってるんだよな。
少年誌の漫画が青年誌っぽくなってるし。
前者の代表例はウィード。少年誌の王道パターンな話だった記憶がある。だいぶ前に漫喫で読んだうろ覚えの記憶だが。
後者はToLOVEるとかか?ジャンプから「少年マンガ」が消えて久しい。
281名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:38:40 ID:mr23unc2
ウィードみたいなのは、ようするに少年誌の一線を退いた人が
居場所を確保したってだけだからちょっと違うんじゃないか?
コミックバンチとかといっしょで
282名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:35:23 ID:0/x+iya0
ttp://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032701.html
AVと同じことしたかった…小4男児が同級生を暴行

最近の少年はエッチなんですよ
283名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 08:10:53 ID:TqMal1Oj
>280
ワンピースとかモロに少年漫画じゃね
スレ関係ないけど
284名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 09:38:15 ID:ZBHySo0n
せめてハーレムに絡めて話をしようぜ。
285名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 11:06:27 ID:yXHe1RB8
船って密室的な空間はハーレムに打って付け。
286名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 12:22:33 ID:XwF58fuX
なるほど、海賊になった主人公が仲間探しながら世界の海を冒険するも、仲間になったのははなぜかみんなおにゃのこと。
287名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 12:30:08 ID:aGBx/TQs
ゾロ子
288名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 13:16:26 ID:uAzusEUx
ナルトのハーレムの術でハーレム気分?
289名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 13:38:23 ID:mr23unc2
ウヌ、私はハーレムの王様になるのだ!
290名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 13:45:05 ID:a2ACCXIM
精通もマダなガキんちょは黙ってなさい。
291名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 22:32:58 ID:ZBHySo0n
今度発売の増刊少年サンデーに、年下女の子たちと男主人公一人がチームになってサッカーする読み切りが掲載されるよ。
292名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 23:01:41 ID:9JaoxM0W
幻惑のセルバン子
衝撃のアルベル子
赤影子
激動たるカワラザ子
素晴らしきヒィッツカラル子
白昼の残子
直系の怒子
命の鐘の十常子
暮れなずむ幽子
混世魔王・樊子

によるハーレム
293名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 23:29:52 ID:4W8rYXXf
>>283
まだジャンプが少年誌だった頃から続いてるからかもな。
ここ二、三年の内に始まった物は少年漫画じゃない。
294名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:43:02 ID:tAOi7y+F
>>292
「全ては、私達の○○のために!」ってわけか。
295名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:50:58 ID:E6KOlMRd
>>292
GUN-HO-GUNSや十本刀を改変すると……?
296名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:29:33 ID:0P8nB3sb
一本のペニスに4人の女の子が取り囲んでフェラチオする技の名前を、
『東西南北中央不敗』にするべきか、『デスクロス・フォーメーション(ガイキング)』にするべきか、
最後まで迷った優柔不断な449です。(挨拶)
(東西南北で女の子の位置を示してるのがその名残。だって、中央にブラックホールを発生させるんだよ?フェラチオ向きじゃね?)

読んでくれた方、感想くれた方、どうもありがとうございます。読みにくかったですよね?スイマセン。

次はたぶん、『傷痕』が来る予定。


>>292
主人公は、たぐいまれなる味覚の持ち主で、全国の食品業界の半分を占める『味大王グループ』の総帥でもある若者。

彼の屋敷には、『味大王料理会』のそれぞれの部門を束ねる責任者、美少女料理人達が控えている。
そして彼に毎日美味を提供し、なおかつその身体でもって奉仕をするのだ。
そして、彼が見つけた新たなハーレム構成員は、下町の定食屋を切り盛りする美少女、『ミス味っ娘』こと、味吉陽子だ!

他にもライバル達が現れては、料理勝負に負けて配下(ハーレム構成員)になっていく。

肉料理の天才、小西和子
「アタシが作る肉料理が美味いだと? そんなこと、当たり前! 当たり前!! 当たり前!!!」

カレーの天才、堺一美
「ワイのカレーに、かなうヤツなんかおらへんのや!!」

などなど。

主人公、味大王こと村田君の屋敷は、とある事情でしょっちゅう爆発する。


・・・と、監督つながりで、料理人ハーレムを提案してみる。
297名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:58:02 ID:I6j6wETZ
合間合間にちょっとしたハーレム豆知識を解説するコーナーが挟まるんだよねw
298名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 02:22:05 ID:TZ85wQx/
さむらいうさぎは良い少年漫画だとうわさされているぞ
299名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 03:46:34 ID:YkxasW44
とらぶるはモロ王道の少年漫画じゃん
300名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 04:03:40 ID:5pAf9wcq
>>295
だからそんな血生臭いハーレム嫌だってww
何にせよお前さんとは良い酒が呑めそうだ。

>>296
449叔父さん、お帰りなさい!(甥っ子姪っ子に好かれる面倒見の良い大人に駆け寄る子どものイメージで)
(姪っ子は棒姉妹、甥っ子は叔父さんに感化されハーレムを夢見る)
(こんなイメージが浮かぶ俺はなかなかこのスレに毒されている)

>>298
今のジャンプでは異色な存在だがな。
これを機に軌道修正してもらいたい。

>>299
少年漫画は普通読んでても勃ったりしない。
301名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 04:14:32 ID:D2OSV14i
微エロは元々ジャンプに用意されてた枠じゃない?
エロもまた古今の少年が求めるものだろう
302名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 04:40:01 ID:AxgcxevI
今のジャンプには何か足りない、
なんか微妙に世間ズレをして素直じゃなくなった少年のよう
303名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 06:01:44 ID:T3BcJmxi
今のジャンプに足りないのは漢分だ。
男塾や北斗の拳のような
304名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 06:11:05 ID:YkxasW44
ジャンプどころかコロコロやボンボンにだってエロいのあっただろ・・・
つか、あんたにとって少年漫画とはなんなのかね?
PTAご推薦の教育漫画のことか?
305名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 07:24:53 ID:CNDmbxjq
ここではなすことじゃないっしょ。
どうだろうとね。
努力してハーレムに引っ掛けて話してる人は別ね。
306名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 08:40:20 ID:UMkIEsPu
大老・知子
老中・影子
御典医・臓露子
衛兵隊長・ボル子
御側役・ライ子
戦術鬼総支配・血ドクロ
理系総支配・我利礼子

不退転ハーレム軍団
307名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 08:58:38 ID:0P8nB3sb
>>306
主人公の着る鎧には、昔死んじゃった女の子の幽霊がたくさん宿っていて、
戦闘中も萌えボイスでささやきかけてくれる。
308名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 10:00:57 ID:OZ50wFxn
>>306
それだと内臓や血が飛び散るハーレムやんけw
309名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 10:28:07 ID:0uuJ5k4R
>>295
もなみ・ザ・ゲイル
元気すぎる体育会系女の子。ごっつい腕輪がチャームポイント。
舞・ザ・EGマイン
極度の照れ屋で、いつも巨大なクス球状の気ぐるみをかぶってる不思議ちゃん。もちろん主人公相手は別。
登美江・ザ・サイクロプス
ものもらいで片目に眼帯。趣味は催眠術。
玲於奈・ザ・パペットマスター
人形遊びが趣味のひきこもり気味少女。もちろん主人公相手は別。
乙子・ザ・パニッシャー
通称二子。主人公といつも一緒で何かと世話をやく。なぜか黒い背広をいつも着ている修道院の娘。
ミストレスC
乙子と美利絵の育ての親である修道院の主。病身で車椅子利用。
穂波・ザ・ガントレット
弾丸のような俊足の陸上部所属。敦子と仲がいい。
敦子・ザ・ホーンフリーク
苗字は中谷。吹奏楽部所属。サクソフォンの名手。穂波と仲がいい。
黒江・ザ・ナインライヴス
9人姉妹の長女。背が高く頑丈。
礼瑛・ザ・ブレード
剣道部所属。「間違った武士道」を貫くサムライ。
美利絵・ザ・ダブルファング
乙子と共に修道院で育つ。泣き虫で引っ込み思案のMだが、実は二重人格の持ち主。
明日乃・ザ・トライパニッシャー・オブ・デス
美利絵の影の人格。どS。彼女が表に出ると、髪が逆立ち外見もやや変わる。
紗枝・ザ・ビースト
動物を飼うのが趣味な少女。虫が大好き。
江礼奈・ザ・クリムゾンネイル
マニキュア屋の一人娘。何故かいつも男装で、女性呼ばわりされると無視する。
麗奈・ブルーサマーズ
裁縫屋の娘で糸の扱いにかけては天下一品。

主人公は「不殺(精子を無駄にしてはいけません)」をモットーにする、
人間台風と呼ばれた男。
二卵性双生児のツンデレ姉が居て、主人公の決意を揺るがすべく、
次々とガンホーガンズを送り込んでは、彼のハーレムに取り込まれてしまい、
「何でアタシに手を出さないのよ!」とハンカチをかみ絞ってます。
310名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 12:58:49 ID:FuUb4QTE
エリーシア戦記更新してた、最近早いな。
311名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 16:24:29 ID:5pAf9wcq
>>301
アレは「微」というレベルではない。
十分実用に足る。

>>304
おにゃのこの裸を描いてもエロくない作家が描く熱い漢達の戦い。
ユンボル好きだってのに。

>>309
最終回の感動の余韻をブチ壊しにしおって。
312名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 20:00:05 ID:Qs9194qM
ぷろっと

時は19世紀英国。
主人公は紅茶などを扱う商会の主。
倫敦(ロンドン)郊外に建つ洋館に2人のメイドと共に暮らしている。
本業は貿易商だが、彼は趣味で探偵の真似事も行っていた。
元々は道楽からやっている仕事ではあったが最近はタダで話だけ
でも聞いてくれるという妙な評判が立ち彼の元には一風変わった依頼が
やってくるようになっていた・・・・。

主人公は地方都市にある私立高校に勤める常勤講師。
専門は地学だが、何の因果か水泳部の顧問も勤めていた。
弱小ではあるものの部員(全員女子)のやる気だけは旺盛だった。
そんな彼女達が試合前になって突然ナイーブになってしまう。
それを見た主人公は・・・。
313名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 20:59:45 ID:MPUk7wOM
・・・で隠した部分を書かんとプロットにならないじゃないかw
314名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 22:56:55 ID:JZYPxIXV
>>311
ま、友情・努力・勝利のジャンプ三大要素はほぼ死滅したってことで
そのことはもう、どうでも良いじゃないか
315名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 23:53:36 ID:HqmHtgH+
友情で友子は浮かんだが努力と勝利は名前にしにくい
316名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 00:03:53 ID:LiIPMVBx
それぞれ飛翔、弾倉、日曜、王者の異名を持つ女の子のハーレム

飛翔が一番ナイスバディ、でもちょっと腐女子っぽかったりオタっぽかったり
弾倉は飛翔についでいい体、ただし近年方向性がちょっとアレでナニ
日曜は標準的、でもって若干迷走中
王者はつるぺた、しかしその思想は狂人
317名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 00:27:56 ID:aQ7vi/R+
集英社(ジャンプ)
 昔は情熱的なスポーツ少女だったが、挫折を経験して刹那的になり、あれこれと手を出してみている。
 才能はある子なのでいろんな分野で成功しているが、当人はあまりしっくりいっていないようだ。
講談社(マガジン)
 昔は不良だったが、主人公と出会ってからはぶりっ子に。あまり似合っていない。
小学館(サンデー)
 保育園でボランティアをしている専門学校生のお姉さん。
 明るく気さくで頼りになるお姉さん。でもエッチにはちょっと消極的。
秋田書店(チャンピオン)
 ゴーイングマイウェイのヘンな子。ひたすら主人公を振り回す。
 マガジンと同様、元ヤン。物事を気合でどうにかしようとする傾向がある。

エニックス(ガンガン)
 ヘンな子パート2。性格は非常に飽きっぽく、すぐに好みがかわる。
 よく小動物とかを拾ってきている…がちゃんと育っているかは定かではない。
エースとか(角川)
 実家はお金持ち。当人は無能、困るとすぐ実家に頼り、実家の援助で贅沢をしている。
318名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 00:57:04 ID:ze9AADPW
>>316
マガジンは「雑誌」の方じゃないか?
319名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 01:23:19 ID:pbqXnNFA
それを言うなら「飛翔」じゃなくて「跳躍」じゃねーかと
320名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 09:15:00 ID:EnUTmQZM
昔からエロラブコメはあったし、その辺には別に抵抗ないかな<ジャンプ

ところで、最近シスプリアニメ第一期を見返して、同居ハーレムはやっぱりいいよなと思った。
掃除やらクリスマスの準備やらを皆で一緒にやってるシーンとか物凄い楽しそう。
321名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 10:19:18 ID:FODS4wi1
ハーレムアニメはハピレスが好きだったなアドバンスまでだが
322名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 10:19:45 ID:Hcpn9BG1
漫画誌擬人化スレでもできそうないきおいだなw
けっこうみんな家族多いし
323名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 12:12:36 ID:8nKe3aP2
>>317
かつて五大少年誌の一角だった画報社は…
324名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 20:47:22 ID:FrimowLq
>>245
遅ればせながらGJ!
てか、獣医志望の兄さんの名前に吹いたw
偶然だろうけど、この名前をこの板で見ようとはw
325名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 21:05:07 ID:EnJ43xZF
偶然なわきゃーない。
449氏、かなり特撮好きみたいだからな。
ハーレム双六の主人公がいきなりカーンデジファーと話し出した時には、マジ吹いたからなw
326名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 22:40:05 ID:ze9AADPW
漫画好きだったら「西根公輝」だったかもな。




あそぼ
327名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 23:03:47 ID:0yQjWL61
ぷろっとが駄目と書かれたのでネタ

主人公はマッドサイエンティスト。
脳波で会話する万能翻訳機械や怪しいほれ薬まで様々なモノを作ったりもしていた。
ある日時空移動跳躍機(ぶっちゃけタイムマシン)を作り出し様々な時間軸に旅に出る
主人公。
ある時は中世暗黒時代のヨーロッパで冤罪により火あぶりにされそうになった少女
を助けたり、古代ローマ帝国時代の思い怪我を負った剣闘士奴隷の美女を救ったり、
故国が滅亡したペルシアのお姫様を悪漢の手から救い出したり色んなことをしている
うちに善意から救い出したはずの彼女達に好かれていく主人公。
そんな彼の前に時空警察の魔の手が迫る・・・・。
328名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 23:19:45 ID:rZGllZxP
ネタ

主人公はとあるアフリカ出身のレーシングチームのコーチ。
そのチームは女性5人で世界グランプリーのレースに参加しているものの、
負け続きなために急遽主人公をコーチとして雇う。
そのご、紆余曲折がありなんとか優勝を手にする。
そして主人公が仲間内だけのパーティに出席している最中に飲み物を飲むと
ふと気を失ってしまう。

気が付くとそこには裸の5人の少女達がいた。
329名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 23:40:07 ID:ze9AADPW
>>327
要はワールドヒーローズか。
330名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 23:40:31 ID:1gpXMViI
ふと、ウル○ラ兄弟ならぬ、姉妹ハーレムとか頭によぎった。
331名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 01:20:40 ID:SnFtLEYb
はないちもんめで絶対勝てる能力
332名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 01:22:34 ID:k6oBc7FW
政党を擬人化してハーレム内権力闘争を
333名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 01:29:47 ID:FvY1Ilcm
社民党がリアル過ぎてひく
334名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 01:52:05 ID:FU7xLTS8
>>327
大昔にバーディーソフト辺りから似たようなエロゲの出てなかったっけか?
335名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 01:53:13 ID:CCbWRZ+2
>>296
全部ジャン子がぶち壊しにしてしまうに一票
336名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 07:56:09 ID:hDq0gBDO
ジャン子ならツンデレだろ。
337名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 09:34:00 ID:d+Gsuwy5
主人公・日本一(ひのもと はじめ)を巡って、
12人の女の子が争奪戦を行うハーレム。
3Pでその日はどっちがよかったかの、リーグ戦を行って、
最終的にその年の日本一の恋人の座を射止めることができる。

たまにオールスターで大乱交とかもする。

争奪戦系もハーレムの範疇に含むかね?
338名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 10:16:37 ID:hDq0gBDO
>>337
その争奪戦がスポーツライクで、ライバル意識はあってもギスギスした修羅場じゃなければ、ギリギリでハーレムかな?
339名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 10:18:48 ID:QRXG1sAT
>>328
ビークスパイダーなあいつか、何でかビークスパイダーだけ無駄に6台も持ってたな
340名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 11:48:36 ID:vSfBoYNT
>>337
ドロドロしたものにならないんならおkじゃね
341名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 12:54:27 ID:CCbWRZ+2
>>337
リンク集には修羅場スレの保管庫もあるでよー
342名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 13:17:34 ID:jbdD5F0j
>>337
争奪戦の上で、最終的にハーレムになれば

争奪戦だけだと最終的に一人になっちゃうんで、負けたおにゃのこにもフォローがほしいのじゃよ
343名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 13:55:32 ID:r2iXMC7e
要はこの台詞だ。

「みんなで幸せになろうよ」
344名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 19:56:23 ID:Coxi4Ztr
>>342
争奪戦が終わっても、韓国娘と中国娘と台湾娘が出てくるから、気にするな。
たまにアメリカ娘も来るぞ。

実は、キューバ娘がすごいらしいが、箱入り娘なので、接触する機会が少ないのが難。
345名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 20:20:09 ID:OOio46bu
>>342
オーストラリア娘も中々だと聞いております
346名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 21:02:36 ID:c0az+sln
ユーゴスラビア娘は獲得に難儀しそうだな
347名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 21:39:10 ID:6t8jpMwK
ごめん、今更309に笑ったw
348名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 22:35:22 ID:oNlzLxcy
>>334
それはハート電子産業(現インターハート)
が出した「ギディ」というソフトではないだろうか?

タイムマシンを手に入れた主人公が
火あぶりにされそうになった少女(ジャンヌ・ダルク)
ペルシャじゃ無いが故国が滅亡したお姫様(クレオパトラ)
等を助けてハーレムを作り上げていた。剣闘士はいなかったが
349名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 22:55:16 ID:tdYHsy7M
>>337
日野公子
西田玲於奈
福岡貴子
千葉真理
バーバラ=折口
鷲津神楽

中田竜子
阪野大河
横瀬星美
読野うさぎ
夜久つばめ
広島恋

んーむ,太平洋アパートの5号室6号室が苦しいなっと。
350名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 22:56:02 ID:9JvuopKQ
ネタだのプロットだのいいながら出だしだけ書いてる香具師は
もうちょっと読める長さか面白さにしてから落としてくれないか…。
351名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 00:46:16 ID:S3g9SseN
せっかくネタがでてるから、>>309を皆で書くというのはどうだろう。
352名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 00:55:58 ID:38aNaBWb
面白いじゃん
353名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 00:56:55 ID:38aNaBWb
おおっとアンカー書き忘れた
>>350

って、今時「香具師」かよ…
354名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 03:02:19 ID:GbK9KC9d
>>348
あーソレだw
タイムマシンがバスになってるやつ

続編がショボ目なRPGでアレだったけど、女の子がずらーっと主人公の後ろを列なして移動するのはウケた
355名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 04:02:12 ID:zCJ589Dy
>>350
文句があるならアンタが書け。
356名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 07:41:55 ID:pBeENLTa
既存のものを無理やりハーレムっぽく書かれるのもいい加減、閉口気味だ。
設定だけ書き連ねないでくれ。
俺個人の意見としては惑星ハーレムとかあそこらへんでもうごちそうさま。
雑誌擬人化とか○○四天王みたいのまでハーレムにしなくていいよもう。
そんなの擬人化っていう仕様が見えたらわざわざ書くまでもないことでしょうに。
357名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 11:49:25 ID:YTWJ9xdg
一行で書けよ、自分が気に入らない話はするなって。
358名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 17:55:33 ID:sXJHQTUR
少なくともこのスレは
オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
なはずなんだが。
ネタだのプロットだのの設定だけ書いて楽しんでる奴は何がしたいんだ?
情報交換にすらなってない、ただの雑談スレにしてもしょうがなくないか?
359名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 18:14:45 ID:JKqlu55H
>>358
「誰かがボクのネタを気に入って一本書いてくれるかも!」
とか思ってるんじゃね?
あるいは
「くっ・・・こんなに面白いネタを思いついたのに俺には筆力が無い・・・プロットだけでも発表しちゃえ」
かも試練
360名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 20:52:01 ID:g+QlY30t
雑談してもいいじゃないか
小さなネタから作品が生まれてくる事だってあるかもしれん
面白くないと思っても面白いと思っている奴がいるかもしれん
本当に誰も必要としてなければスルーされてそのうち消えるさ
361名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 20:52:29 ID:YTWJ9xdg
>>359
実際そこから出てきた作品もあるしな。
変な自治は過疎るだけだ、それで投下される作品が増える訳じゃあるまいし。
362姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:38:32 ID:CrIslp5K
血のつながらない、姉妹母ものです。
短編です。

バカテイスト 主人公振り回され系
エロはいと薄し。

投下させていただきます。
363姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:40:03 ID:CrIslp5K
「しーん、買い物手伝えー!」
 授業が終わりそそくさと帰ろうとしていた榊伸一(さかき・しんいち)に、地獄の呼び声が掛かった。
「……ちっ、来るのが早い」
 伸一はダッシュで廊下を走り始めたが、敵は伸一以上に足が速かった。
 1階の廊下に降りたところで、彼の背中に重く柔らかいものがのしかかる。
「降りろ、真琴!」
「照れるな照れるなって。まあ、わたしの身体を充分に味わってよ」
 言葉とともに伸一の腰にすらりとした足が巻き付く。
 背中にも柔らかな感触が押しつけられたので伸一はあせって身体を揺らすが、背中に張り付いた女

は取れなかった。
「くっつくなー!」
「じっとしててよ! しんはね、もてないんだから、真琴エキスを補充してあげないと、他の女の子

を襲っちゃうんだからね!」
「うるさい! 姉に補給されてもうれしくない! 女の子も襲わない!!」
「もう、血がつながらない姉なんだから、ほんとはうれしいくせに。しんはむっつりスケベだね」
「あー、うるさいうるさい! 今すぐ降りないとくっつき禁止にするぞ! 3、2、1」
 すぐに背中が軽くなったので、伸一は振り返った。
 黒くつややかな長い髪、透き通りながらもくるくると愛らしい表情を彩る瞳と、少し低めの鼻筋、

小さめの桜色の唇。
 健康な血色に彩られた顔に、それが美しく並び、制服に覆われた小柄でスリムな身体と調和を保っ

ていた。
 そのため自称の美少女という言葉も全く嫌みではない。
 それが伸一の、血のつながらない姉、真琴(まこと)だった。
364姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:41:31 ID:CrIslp5K
「……しん! 姉弟のふれあいを絶とうだなんて……。もう……照れ屋さん☆」
 衝撃を受けたふりをして、三秒で立ち直った姉に、伸一の力が抜けた。あまつさえ……
「……そう、そうなのね。しんはこの美しい姉に対して欲情しているのね? わかる! わかるわ!」
 自分で自分の肩を抱いて、くねくねしながら妄想に浸る真琴に、伸一の神経は焼き切れて、うなだれるしか無かった。
「しかたないのね、この美しさが罪というなら、しん! 私はその欲情、受け止めてあげる。さあ、来て!!」
 そういうと真琴は、顔を上気させながら妖しい笑みを浮かべ、胸の前で手を広げた。
 ギャラリーの馬鹿を見る目で、伸一にやるせない疲れがにじみ出す。
「……あのなぁ。……頼むから……頼むから女としてまともな言動をしてくれ」
 心の底から絞り出された伸一の言葉に、ギャラリーは同情と賛同の雰囲気を醸し出した。だが、誰も言葉にはしない。
 榊家にはアンタッチャブル、それがこの学校の掟だからだ。
「さあ! しんのどろどろした欲望を、気が済むまで私にぶっかけるのよ!」
 突然、真琴の後から彼女の頭に竹刀袋に入ったままの竹刀が振り下ろされた。
 気持ちよいほどいい音がして、中に入っている「みそ」の容量の少なさが心配された。
「兄さん、発情した悪い女は退治しました。さあ、帰りましょう」
365姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:43:27 ID:CrIslp5K
 頭を抱えてうずくまる真琴を、背後から現れた女は、まるで道ばたのあらゴミでも見つめるような態度で見つめながら言った。
「あー、美琴。なんかすごくいい音がした気がするが……」
「煩悩と邪欲を滅する時に出る破邪の清音です。兄さんが気にすることはありません」
 さらりと無表情に姉を切り捨てたのは、榊美琴(さかき・みこと)。
 伸一のやはり血のつながらない妹で、真琴の実の妹である。
 こちらは姉とは対照的なクールビューティだった。
 肩で切りそろえられたショートカットに日本人形を思わせる、切れ長の目と端正な顔立ちが映えてている。表情も顔立ちにふさわしく、冷たさを感じるくらい乏しかった。
 女性としては長身なため、男装させれば宝塚でも行けそうだが、唯一その胸だけは他の女性を嘆かせるほど豊かに性的魅力を主張している。
 美琴は実の姉にもはや視線すら向けなかった。
 彼女は姉を完全に無視して、伸一の側に寄り彼の左腕をとった。
 そして彼女の大きな胸の間にあからさまに深く挟み込んで抱きしめると、伸一を引きずって歩き出した。
 真琴の方を心配げにみていた伸一は、そのままずるずると引きずられて退場し、頭を抱える真琴だけが残される。
「……、み、こ、とぉ!! わたしのしんをとるなぁ!」
 突然、真琴が立ち上がると、二人を追いかけて走り出した。
 見ていたギャラリーの心に、不毛さだけを残して、寸劇は終わった。
366姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:44:46 ID:CrIslp5K
 M高校の榊姉弟は、成績の優秀さと、それに似合わない奇行から、学校中知らない者はいない。
 まず、榊真琴は、問題児だった。
 成績は全科目で良く、女子レスリング部の副主将も努めている、優秀な女である。
 性格は明るく社交的。マイナー競技である部を引っ張っているのはひとえに彼女の性格である。
 その美貌と能力で、伸一がいなければ、学校のアイドルは間違いなかっただろう。
 しかし伸一が近くに存在すると、真琴は過剰かつ良識を超越したスキンシップで問題児に墜ちた。
 ある時など37才独身の国語担当女教師の目の前で無理矢理伸一にディープキスを敢行した。
 そのため、初め激怒していた教師は、次に姉弟という事実に驚愕し、そして。
「姉弟でキスをしてはいけないという校則はありませんから」
 という真琴のしれっとした答えに、卒倒した。いまもその教師は現場復帰していない。

 次に、榊美琴も、問題児だった。
 やはり成績は姉と同様全科目で良く、剣道部で男子を抑えてトップに立つほどの腕前だった。
 性格は姉と違い、寡黙な一匹狼で、協調性は無かったが。
 もっとも宝塚ちっくな容姿でエス傾向のある女生徒には密かに人気である。
 それだけなら、さほど問題ではない。
 彼女は伸一に近づく女を、片っ端から押しのけ、威嚇し、遠ざけた。
 抗議する女生徒には、鉄面皮で黙殺した。
 そして、伸一に姉弟でのいちゃつきを止めるように指導していた37才独身国語担当女教師も犠牲となった。
 美琴と女教師のやりとりがどんなものであったのかは分からない。
 ただ、伸一がぽつりと一言だけもらしたそうである。
「俺、男で良かったよ」と。
 37才独身国語担当女教師の、病休はいまも続いている。

 そして榊伸一。彼は犠牲者で幸福者で、騒動の中心である。
 女子からは同情を、男子からはやっかみを、教師からは困惑をうけていた。
 彼の過激な姉妹のために、姉妹を除く全女生徒は、伸一に対しアンタッチャブル協定をひいた。
 それにより伸一に関する全ては姉妹か男子生徒を通してなされることになった。
 それを知った伸一は、声もなくシャープペンシルを取り落としたと言う。
367姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:47:55 ID:CrIslp5K
 家に帰ると、伸一は部屋に直行した。
 といっても伸一に個室は与えられていない。
 要求はしたし部屋もあるが、姉妹の強硬な反対と泣き落とし、脅迫によって、実現しなかった。
 だから姉妹と未だ同室である。
 そのため、ついてきた真琴や美琴が、着替えをはじめると、即座にカーテンをしめた。
 このカーテン、決して閉め忘れてはならない。榊家検定試験に出る所である。
 ちなみに閉めなかったらどうなるか? 約3ヶ月前の騒動をお見せしよう。
 
 始まりは全裸になった真琴の突撃である。
 伸一の名前を呼んで全力で抱きついた。
 次に下着一枚の美琴が、真琴を引きはがさそうと飛び込んできたのである。
 この時伸一はあられもない姿の美少女達に揉まれている訳だが、端から見るほど幸せではない。
 発情した雌野獣達の死闘は、胸!とか尻!とか太股!の感触を味わう暇を与えない。
 噛みつきとか引っ掻きとか頭突きとか肘撃ちとか首締めの巻き添えはたっぷり来るが。
「くっくっく、美琴ぉ、寝技でわたしに勝てると思ったぁ?」
「うぁ、……駄目っ、そこは兄さんに……ああっ、…はぅ……こうな……ったら」
 さらに絡み合った姉妹の中で真琴の手と唇がどう動いたのか、伸一が見ることは無かった。
 ただ姉妹レズ? という文字が脳裏に瞬いたと思ったら、伸一は美琴の胸に顔を抱きしめられていた。
 そしてそのまま彼は妹の胸で窒息し天国を見た。
368姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:49:09 ID:CrIslp5K
 もちろんカーテンを閉めても、そちらを見てはいけない。
 スケベ、エッチと罵声が飛ぶ……ような平和さを伸一は夢想したりもする。
 無論、現実は違う。
「見たいの? ついでに触る?」
 と脱いで寝技に持ち込もうとする真琴と、
「私だけを見てください、兄さん」
 と、首を脱臼させてでも己に向けようとする美琴による、公開処刑が行われる。
 伸一に出来ることは、即座に机に座り、復習をはじめることだった。
 勉強中であれば、姉妹は仕掛けてこない。
 勉強中に仕掛けたものは、母によって伸一との接触禁止のおしおきをされるからである。
 一番最近では半年前にそれをやった美琴が、わずか2日間の接触禁止に泣き叫んで許しを求めていた。
 だから、今や数学と物理は、伸一から悩みを忘れさせてくれるパラダイスだった。
 ちなみに国語や英語は、愛とか結婚とかのテーマが入ってくることがあり、駄目である。
 保健体育は、……できれば関わりたくない。
 そうして、夕食までの時間を、伸一は平穏無事に過ごせた。
369姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:50:49 ID:CrIslp5K
 夕食で大事なことは、心を凍らせることである。
 恥ずかしいとか思ってはいけない。自分でやろうとも思ってはいけない。
 そして自分用の箸やスプーンを探してはいけない。
 以前、耐えきれず伸一は自分の箸を持ちだした。
 数秒で美琴に取り押さえられた後、伸一の右手は美琴の左手に握られて、
「これで兄さんはすっと私と一緒です」
 と頬を赤らめて言われた。
 もちろん、真琴が黙っているわけがない。
 彼女は即座に伸一の膝に飛び乗り、口移しで料理を与えることにした。
 伸一の左手はもちろん真琴の胸に押し当てられていた。
 さすがに二人とも母親に叱られて止めたが、箸は返してもらえなかった。
 だから今でも伸一は
「しん、はい、あーん」
「兄さん、さあ、どうぞ」
 左右から突き出された料理を食べるのみである。

 入浴をする際には、決して忘れてはならないアイテムがある。
 俗に言う突っ張り棒といわれるものである。
 これで扉を固定するのを忘れれば、悲劇が起こるのである。
 風呂のドアについているちゃちな鍵は、美琴によって破壊され、役に立たなくなって久しい。
 ちなみに悲劇とは、伸一が前を洗われて肛門まで指を入れられた事件である。
 犯人曰く、身も心もすっきりして欲しかったと事だった。
 鍵を破壊して伸一を助けた守護者は、「兄さんを汚す女は殺す」である。
 その後数日、伸一が帰宅拒否して外泊を重ねたため、
「次はボディ洗いにしよう」
「次やったら、本当に殺す」
 という決着?がついたと聞く。
370姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:52:38 ID:CrIslp5K
 寝る前の服装レギュレーションは最重要課題である。なぜなら姉弟は皆で一緒に一つのベッドに寝るからである。
 だから、伸一の強い主張によりネグリジェ、男物のワイシャツ、ブルマー、メイド服、バニー、下着のみ、全裸は禁止であった。
「姉さん、下着外しは違反です。ブラをつけてください」
「寝るときにつけると窮屈なんだよぉ」
「ふっ、Bカップで何いってるんだか。……まぁ小さい上に垂れると、見せられなくなりますけどね」
 美琴が、そういって口の端だけで笑うと、真琴は即死した。
「ぢ、ぢぐじょぉぉぉ! しーん、美琴がいじめるよぉ」
「待てぇ、乳の話題を俺に振るな! 俺のところにくるなぁ!」
「姉さん! また、どさくさに紛れて兄さんにくっつく!」
「美琴ぉ! 胸が大きいマグロも、テクに優れた飛び魚には勝てないのよ!」
「誰がマグロですか! 兄さん! 胸が大きくてもいいですよね? 兄さん!」
 まさにバトルが始まろうとしたところで、姉妹の頭に衝撃が走った。グーで殴られたのだ。
「……まったく夜も遅いのに、毎日毎日同じ事繰り返して!」
 それは彼女らの母親、綾子(あやこ)だった。
 伸一の父の再婚相手であり、血のつながらない母である。
 綾子のネグリジェ姿は、年齢以上に若くみえる綾子をより扇情的に彩っていた。
 野獣姉妹は、その姿に危険の臭いを嗅ぎ取って、争いを止めた。
「「お母さん!」」
 平和をもたらす存在が現れたことで伸一は胸をなで下ろしていた。
 もっとも、それはいささか早すぎたのだが。
「伸一君、いらっしゃい」
「は?」
「ママと一緒に寝ましょう」
「はい?」
「「ちょっとお母さん!」」
 姉妹の叫びがあがる。
「何よ。私だって伸一君をだっこしたいわ。男の子って体温高いからくっつくと気持ち良いのよぉ」
「駄目よ、お母さん」
「却下です、お母さん」
「二人とも! じゃますると、小遣いゼロ。……伸一君もママと一緒に寝てくれないと、お小遣い減っちゃうぞ?」
 それだけで全員の動きが止り、決着はついた。
 この家での絶対者は、いつも母であった。
371姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 21:55:11 ID:CrIslp5K
 30分後、伸一は綾子の寝室で胸に抱きしめられていた。
「……あの、綾子さん?」
 頬を頬ですりあげられ、微妙な手つきで体中をなでられ、そしてとどめに伸一の顔を胸に埋められては、寝られるはずもなかった。
「うふふ、若いっていいわね。肌もすべすべでにおいも……。食べちゃおうかな?」
「……マジで勘弁してください」
「……あらあら、どうしようかしら?」
 そして、
「あ〜け〜て〜!」
「い〜れ〜て〜!」
 部屋の外には、仲間はずれな雌猫二匹。
「「おかーさーん、おねがいだからー!」」
  かくして榊家の一日は終わる。
End
372名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 22:00:42 ID:pGFzuLOS
GJ。
父親はどうしてるんだろうか……。
373姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/10(火) 22:08:38 ID:CrIslp5K
以上で終了。 駄文失礼。
374名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 22:15:48 ID:zCJ589Dy
GJ。
本当に・・・親父はどうなっているんだろうw

雑談も禁止、ネタを書くのにもいちいち自治厨がでしゃばるようだとスレの未来
も暗いな・・・・。
「必要は発明の母」とも言うがちょっとした思い付きやネタが作品になる事もあるのにな。
自分の気に食わない書き込みがあるならスルーすりゃいいのに。
375名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 22:35:00 ID:4BhCXeEI
>>362
GJ

ちなみに俺も、ネタも雑談もOKだけど、このスレで言うところのプロットはちょっと引く。
筆力とか言わないから、冒頭だけで投げっぱなすのは勘弁してほしい。
376名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 22:36:36 ID:GsZC7PMC
書きたいという思いがやむにやまれずとか、
その場のノリと勢いで、とかいうんじゃないもんな、アレは。
計画的かつ継続的に書き捨てるのはやめてほしい。
377名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 22:42:20 ID:Bim34DKN
>>373
GUJです! 何だか幸せなハーレムですなぁ。是非続きを書いて下さいー!!
378名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 23:21:29 ID:4oOIsD+o
>>372>>374
パパはね…お星様になったんだよ。いや、そうじゃないとマズイのでは?
379名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 23:26:47 ID:185piUM9
シス×みこってゲームも妹*2+母なのに親父は存在自体無かったなぁ
というのをふと思い出した
380名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 00:16:12 ID:3/sSFA5W
親父は単身赴任・・・なのかもしらん。
海外出張でアルゼンチンとかナー。
381名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 01:36:12 ID:+E8Y70NE
>>380
一瞬「海外出張でアンデルセン」に見えた。
あんな不死身神父は一人で十分。
382名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 06:24:17 ID:XzDZ3ISg
伸一の父親と綾子さんが結婚するが、しばらくして父死亡。

その後、伸一と綾子さんが結婚して、姉妹の父親になる。


・・・・・・ってゆーのは、法律上ダメなんだっけ?
383名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 06:26:06 ID:ErN1hckc
ごめん。自治厨とかそういうつもりはなかったんだが、
まあたしかにそうみえる。
まあ俺みたいに嫌がってる奴もいるから自重してくれ。
雰囲気わるくしてすまんな。
384名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 06:55:26 ID:LEyCgMfR
息子ラヴに覚醒めモロッコへ
家に入れてもらえずストーカー状の幸薄そうな美女となる父
とかな、
PS.
母(への恐怖)により接近出来ず姉妹による近接防衛体制の為本編へ出られないのであった
385名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 06:57:27 ID:XzDZ3ISg
TSは微妙。
386名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 07:17:34 ID:ADu0FlqV
姉妹と弟は血が繋がってないんだよな?

ならいっそ母も母親と言うのは名目上で、何らかの事情で姉妹と弟引き取って育てているけど実は独身とか。
387名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 16:28:59 ID:LEyCgMfR
美人のカマは姉妹を(付け入らせないために)ハッスル(さんぴ)させるただの踏みだい

いや普通の女は構成員に引き込め他の♂は邪魔だミタクモナイ
へたれホモかなら無害なギャグ要因となりえるか(例:EVA系の馬鹿ヲル)、とかな

まぁ作者じゃないのでいいかげん消えておく
388名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 16:55:22 ID:GioNkCD6
CNN.co.jp : 妻2人のケンカ仲裁で「3人目案」口走り、逆襲で負傷 ? - こぼれ話
ttp://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200704100019.html
389名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:23:24 ID:fcyfUsoG
>>383
三行目の時点で全く反省が見られないw
390名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 01:01:36 ID:p48exdsZ
まったく懲りてないなこいつw
391名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 02:04:14 ID:JaVIFIMv
>373
GJ!
なんかこの話読んでたら、勝手な想像がぽこぽこと。
伸一には実は以前気になる女の子が居て、けど今の状況で半ば諦めていた。
相手の女の子も実は伸一に憧れているけど、姉妹と自分を比べて憧れだけで止めようとしている。
けれどある時ふとしたことで二人が接近する機会が訪れ――

で、その後その子とその親友までを巻き込んだどたばたラブコメ系ハーレム・・・・・・とか。
もちろん伸一は姉妹のことも心の底では好きなので、その子とだけくっつくなんてことはなし。

>386
いや、すでに話の中で父親の再婚相手、と書いているから、それは無理だろう。
だからここは、何らかの事情で書類上婚姻を結ぶことになった、という設定はどうか。
父親は綾子に手を出すつもりはなく、彼女の事情を察し、救いの手をさしのべた漢。
綾子は彼に感謝と恩義を抱きながら、愛してしまったのは息子の伸一、とか。

久しぶりに顔を合わせるも、綾子はどことなく後ろめたい気持ちでいる。
そんな綾子に彼は言うんだ。
「・・・・・・わかっている。お前はお前の好きなように生きると良い」

で、その優しい言葉に、涙を流しながら喜びと申し訳なさで涙を流す綾子が思い浮かんだ。


ごめん。ちょっと暴走した。
392名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 02:06:36 ID:JaVIFIMv
暴走した上に書き間違えた。涙流しすぎ。
393名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 02:06:45 ID:1bLDzjIN
>>391
むしろ親父に俺が惚れそうだ
394名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 10:44:37 ID:UFC6LC9g
>>391
でもまぁ、あんまりやりすぎると、職人さんのSSを他人が改変してるみたいになるから、ほどほどにな。

その妄想を活かして、自分でSS書くのがベター。
リスペクトだと最初に断ればモアベター。
395名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:30:09 ID:t5RpvH9L
ハーレム小説保管庫がおかしくなっているのは、うちだけか?
396名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:39:48 ID:dLoQgCS/
あー、なんかこっちも保管庫がおかしくなってるような。
上の過去スレのとこが8割ぐらい占めるフレームになってて、
スクロールバーがついてないもんだから、
下の各作品とこが見られない。
397とくめ:2007/04/13(金) 00:45:04 ID:CvOhTDVu
あー、はい、右上にインデックスを設置したことに伴う
タグの閉じ忘れ…じゃなくて「閉じ過ぎ」でした。
現在は訂正済みです。
398名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:47:51 ID:dLoQgCS/
直りますた。
早いっすねw
399名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 21:32:00 ID:D13xe+9z
版権のキャラを集めてハーレムとか駄目か?
400名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 21:52:39 ID:0bTwBhSu
それはまずいと思う。
401名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 22:06:24 ID:wuDmG2oe
それなりにある話だし別にまずくないんじゃね
402名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 22:21:01 ID:T3SY3N4m
普通の作品よりはハードル高いだろうけど
まあ、力量次第だと思う
403名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 22:33:12 ID:hfIPO1Gi
ハーレムの主が誰なのかが問題だな
主人公も版権キャラ(というか主人公)ならよくあるハーレム二次創作だけど、
主人公がオリキャラだったりしたら痛いじゃすまんぞ
404名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 22:48:53 ID:kEM9kNN8
版権キャラのハーレムはキャラクターの動かし方が難しいうえにオリジナルキャラが
出てくると話が混乱して作者の自己満足で終わっちゃう事があるからな。
まあ、そういうの読んでも全然OK平気だぜ!ってな人なら大丈夫だろうが。

原作中にヒロイン達と接点を持ちうる特定の男性キャラがいない状態でオリジナル主人公
(当然男)を出してハーレム作成っていうのなら作者の力量次第でカバーできるがすでに
男性キャラがいてヒロインと接点を持ちうる可能性がある場合は難しいな。
例えば「マリア様が見ている」みたいな作品でオリジナル男性キャラを出してハーレム
を作ってしまうというのは作者次第だが出来るだろうな。
405名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 23:29:39 ID:8gDnxVws
仮にヒロインA、Bとして。
主人公×A
主人公×B
という話を作ってる途中なんだが(A側の話にBは登場しない。B側はその逆)、主人公×A×Bみたいに合わせたものも作ろうと思う
やはり主人公×A×Bしか投稿してはいけないだろうか?
406名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 23:38:29 ID:S3N/QJau
それって主人公がAやBを落としていって3Pすることもあるっていう普通のハーレム話なんじゃないか?
407名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 23:51:31 ID:vniB1s/m
主人公×A、主人公×Bがハーレムを作る過程なら問題ないけれど、
ギャルゲーで言うAシナリオ、Bシナリオ、ハーレムシナリオにようにそれぞれ独立しているのだったらちょっと微妙かも?

でも、別に投稿してはいけないということはないとも思う。
408名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 00:44:57 ID:nqKJ6Q4Z
説明不足スマソ
407氏の感じ。
そんな大層なもんでもないが。
409名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 00:46:18 ID:jpq5K+2K
でもまあ常識的に考えて
主人公×Aと主人公×Bで独立してたらハーレムじゃないわな
それはただの普通のカップルだと
410名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 00:56:39 ID:WWaEM+u7
いや、二股かけているひどい主人公では?
411名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 00:58:16 ID:nqKJ6Q4Z
そうだよな。
いや、別のところに投稿というのもややこしい気がして。
それにパソが無い身としてはエロパロ板保管庫では厳しいからまとめて貰えればと思って。
取り敢えずなんか方法考えます。
412とくめー ◆kQ3xyEet9c :2007/04/14(土) 01:27:22 ID:chT+U55X
マルチヒロインはモノハーレムではありませんねー。
これをハーレムと認めてしまうと、世のエロゲは全部ハーレムになってしまいます(笑

個別シナリオとハーレムシナリオのある作品を、個別エンドもまとめて保管しろ、
というのなら、保管庫管理人としては、別に問題なく承りますが――
いいんでげすか? うちのサイトは、多分wiki系をのぞけば、
もっともケータイに厳しい保管庫のひとつですよ。
200kb全部まとめて1ファイルー、とか。

あと、今回の場合そちらの希望に沿う解決策かはわかりませんが、
当スレには避難所というか、補助掲示板というものがございます。
そーゆーのもひとつの解決案ではあるかと。
エロパロ板から出ると、どうしても感想は付きにくくなりますけどね。

http://jbbs.livedoor.jp/otaku/8110/
413名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 01:34:47 ID:nqKJ6Q4Z
取り敢えずハーレムだけ投下します。まだしばらくかかるかもしれませんが。
ただ文を統合して少し弄っただけなんで。
お騒がせして申し訳ありませんでした。
414名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 11:37:46 ID:h5Eal4M2
>>316
ちょっと借りる。
415名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 13:34:27 ID:/3IvmV5S
>>403
エロ勇者や飛び道具の惑星の主人公のようにごく普通の青年がなんらかのきっかけで別の世界に行ってしまって
っていう設定は?

だめか
416名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 14:01:07 ID:r2LIaLtG
そういやもうエロ勇者の続きはないんだろか・・・・・・
417名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 14:41:56 ID:miz8riy1
しつこい粘着も付いて、ウオッチスレまで立ったくらいだから、気を使ってここには戻りづらいんじゃないか?
418名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 17:18:10 ID:glMs5e2e
>>417
ウォッチスレまで立てた馬鹿がいたのか。
初めて知った。
419姉妹丼は甘くない? ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/14(土) 17:26:39 ID:lEjWdWFF
ご要望がありました、父はどうなってるんだ? 回答編。

以前気になる女の子もいた、を加えて、美人のオカマは出番無しで
ジャンクフード風味満載にて、まずは前編、ご賞味のほどを。

エロはさらに薄味で、すまんこってす。
とくめー様、毎度管理ご苦労様です。素早い収載、まことにありがとうございます。
420おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/14(土) 17:29:01 ID:lEjWdWFF
「頃合いも良いことだし、離婚ということにしたい。そして伸一に戻ってきてもらう」
 伸一の父は、開口一番、そういった。

 初夏の土曜日、朝、平和そのものの住宅街に突然ヘリの爆音が鳴り響いた。
 窓を開けて空を眺めた、真琴が大声で叫んだ。
「ねぇ、なんかおじいさんとメイドが玄関の前に降りてきたよ」
「なに? うるさすぎて聞こえない」
 しかし真琴の言葉は爆音によって伸一には届かない。
「なんて朝から迷惑な」 
 顔をしかめた美琴のつぶやきもかき消された。
 伸一は窓に寄ると、真琴の隣から首を出した
 真琴の指さす先には、ヘリコプターから降ろされた、揺れるロープ。
 そのロープを、場違いで派手なひらひらした服を着た人物が降りていた。
 ランペリングというのか、その人物は短時間で小柄な人間を抱えてロープを降りきる。
 服に似合わず鮮やかな技術だった。
 そして命綱をそれぞれ外していたのだろうか、しばらくすると小柄な人物が手を挙げると爆音は急速に遠ざかりはじめる。
「見て見て。やっぱ、メイドだよぉ」
「それとスーツを来た老人の男」
 真琴と美琴の報告に、伸一は半信半疑で降り立った人物を観察し、絶句した。
「あのな、どこの世界にヘリで降りてくるメイドが……、メイド……詩乃?」
「しん?」
 突然出された女の名に、真琴の声に険が混じり、美琴の眉がひそめられた。
 だが伸一はそれに気付かなかった。いや、気付く余裕が無かった。
「……嘘だろ? あれは……あれは、……親父!」
421おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/14(土) 17:29:43 ID:lEjWdWFF
 それで、伸一の家は大騒動になった。
 女達が化粧に突入したのだ。
 3人それぞれ鏡の前でファンデや乳液やらと格闘をはじめ、化粧が終わったものも着るもので悩みまくっている有様である。
 そのため、伸一が父とメイドを客間に招き入れ、お茶をだすことになった。
 今、父はメイドを侍らせて、ただ静かに茶をすすっていた。
 禿げあがった頭、鋭そうな目に、意地を表す口元。小さな身体を地味だが高級そうなスーツに包んでいる。
 名を榊剛伸(さかき・たけのぶ)といい、かくしゃくとしているためにもう少し若く見られるが、もう85才にもなる
 一見したところでは、ただの小柄で愛嬌に満ちた老人に過ぎない。
 しかしこの身体と頭脳で、太平洋戦争の激戦地を生き延び、戦後は町工場を世界に名だたる企業にのし上げた。
 今では榊グループという旧財閥に匹敵する企業グループのトップである。
 私生活も派手で、富士樹海の中にあると言われる豪邸や十数人にも及ぶ愛人は知る人ぞ知るである。
 しかしながら、広告会社を支配する力が榊剛伸を一貫して表舞台から隠し続けていた。

 伸一がこうして父と間近に対するのも実に久しぶりだった。
 一番最近は、高校入学の報告だから、1年以上前になる。その時はわずか3分の会談だった。
 掛けられた言葉は、「そうか、よくやった。これからも励め」だけだった。
 だから、伸一にとって父は遠い存在だった。
 そして父の横に立つメイドの視線も気になっていた。
 カチューシャで止められた黒髪はつややかでさらりと長く、目は知性を湛えて意志の強さをきらめきに宿している。
 鼻から口元は綺麗に筋が通って整っており、桜色の唇は上品にその存在を主張している。
 惜しむらくは眼鏡であった。銀縁で鋭いフレームが目元から優しさを奪っていた。
 胸元が強調されるメイド服の胸は、そこそこに盛り上がりを見せて、袖から見える手元は白く長い指を有していた。
 このメイド、幸村詩乃(ゆきむら・しの)との出会いは、もうかなり昔になる。
 伸一の実母、美鈴は、父と一緒に住むことは無かった。父から冷遇されていたのではない。
 むしろ、二人は30才以上の年の差でも熱愛と言えただろう。
 だが、母は榊の本家本宅を嫌い、高校教師という仕事を愛していた。
 だから伸一は、あまり父と馴染みがなかった。母はそのことを時々伸一にわびていた。
 だが、伸一にはそれはどうでも良いことだった。綾子がいて、真琴も美琴もいたから、寂しいと思う暇がなかった。
 そして母の死後、伸一は父に引き取られて短期間だけ榊の本家に住んだ。
 本家では誰も表面上は伸一に優しかったが、父は無論忙しく、伸一は一人で遊ぶことが多かった。
 詩乃は、いつのまにか伸一の側にいた。おそらく孤独な伸一をみかねて、父が付けたのだろうと伸一は推測している。
 いずれにせよ、それから詩乃は伸一の孤独を忘れさせる貴重な存在だった。
 伸一にとって会ったばかりの詩乃は、姉という感じだった。
 口やかましく手を洗え、うがいをしろ、行儀良く食べろなどなど、弟扱いされていたことばかり伸一は覚えている。
 後に伸一が本家を出ても、本家を訪れたときは詩乃と遊んだ。というか遊んでもらった。
 交わす言葉が減ったのは、この2〜3年。詩乃が綺麗になり過ぎて、伸一にはまぶしかったからに過ぎない。
 遠くから伸一を見る詩乃の寂しそうな顔に罪悪感を覚えていたけれども、もう一緒に遊ぶ年でも無かった。
 だから、こうして今間近で向かい合うと、気まずさがこみ上げ、詩乃と視線を合わすのもおっくうだった。
422おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/14(土) 17:31:16 ID:lEjWdWFF
 綾子と姉妹が居間に帰ってきた。わずかな時間で化粧は完璧になっている。
 ほんとうに単刀直入に剛伸は、要件を切り出した。
 離婚、そして伸一の引き取りである。
「伸一をここまで育てていただき、この榊剛伸、心からお礼を申し上げる。
 しかし綾子さん、もう伸一も大人になりました。このじじいとの結婚を続ける意味もなかろうかと思います」
 その言葉に綾子は肩をふるわせただけだった。
「ごらんの通り、わしはもういつ死んでもおかしくない身。しかし同時にわしは榊グループを率いております。
 今、わしが死んで、綾子さんが未亡人になれば、綾子さんは醜い財産争いに必ず巻き込まれます」
 そういって親父は茶をすすった。
「自分で言うのも何ですが、わしの財産は、女一人を殺しても充分におつりが来ます。
 そして世の中には、はした金で人を殺すバカがごまんとおります。……じじいの言葉、わかりますな?」
 かすかに綾子さんは頷いた。
「伸一は仕方がありません。こやつは榊家の男です。
 この詩乃を初めとして、信頼できるものに伸一を任せる他はありますまい。
 それで殺されるなら、この老いぼれも運がないとあきらめます」
「なっ! 親父!」
「静かにしておれ。……ですが綾子さん、あんたは部外者です。そして恩があります。
 あんたやそこの可愛らしいお嬢さん方に累が及ぶのは、わしにはどうにも忍びない。
 そこで、そろそろ榊と縁を切るのが良いとわしは思っとります。
 言っておきますが、この剛伸、金が惜しくて申しておるのではありませんぞ。
 生きていくのに充分な金なら、すぐにでも差し上げましょう。
 ですが、あんたに何かあったら、わしは死んだ美鈴に申し訳が立たん。
 死に損ないの老いぼれの最後の頼みと思って、どうかこらえてくだされ」
 そうやって机に手をついて剛伸は頭を下げた。
 そんな父の姿を、はじめて見て、伸一は心底驚いていた。
 剛伸は、軽々しく頭を下げる男では決してなかった。むしろ短躯に自尊心を山ほど詰めた男だった。
「頭を上げてください。……元々、伸一君を手元に置いておきたくて、とんでもないわがままを承知でお願いしたことです」
「いやいや、20代のギャルにプロポーズされるなど、良い冥途の土産になりましたぞ。
 それに伸一を守るためには、結婚しか仕方がありませなんだ。親権で争えば、綾子さんには勝ち目はありませんでしたからな。
 周りのものも偽装を見抜いておりましたが、それでも籍を入れれば、この通り、誰にも手出しができません」
「……ほんと、榊グループの会長と存じてあげておれば、もう少し良いドレスを来て結婚をお願いしましたのに」
 綾子の言葉に、剛伸は呵々大笑したが、それもすぐに収めて真顔になった。
「いやいや。……しかしそれもわしが生きておる間だけです。どうか分かってくだされ」
 一つ頷くと、綾子は深々と頭を下げた。
「ええ。形式だけとはいえ、……全く至らない悪い妻でありました。おっしゃるとおりにいたします」
423おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/14(土) 17:32:58 ID:lEjWdWFF
「勝手ばかり言ってほんとうにすまんです。
 ですが、綾子さんは若く美しい。あんたを本当に愛する男もすぐに出てくることでしょう。
 伸一のために、あんたの貴重な時間をこれ以上割くわけにはいきません。美鈴に怒られてしまいます
 良い人がおったら、是非わしにも声を掛けてくだされ。
 再婚なさるときはこの剛伸、一肌脱がせてもらいますぞ」
「はい、ありがとうございます。
 ただ……伸一君とは親子でなくなってももう少し一緒に居させていただきたきたく……」
「……う、うむぅ」
 腕を組んで迷い出す剛伸を、しかしメイドが遮った。
「なりません」
「詩乃!」
「いいえ、大旦那様。詩乃は伸一様にお仕えする身です。ですから言わせていただきます。
 伸一様はすぐに、こんな家からお出になるべきです」
 その言葉で綾子の眉がぴくりと動いた。伸一は、何かが綾子の虎の尾を踏んだ時だと思った。
 無言で控えている姉妹も、なにか悟ったらしい。
「……詩乃さん……とかおっしゃいましたね。
 確かに榊本家に比べれば、吹けば飛ぶようなあばら屋でございます。
 ですが、私は人様に、こんな、などと言われる覚えはございません」
 高温で青く燃える炎の様な言葉であったが、詩乃の言葉はそれよりも冷たかった。
「私は何も金銭の多寡や、富貴で申し上げている訳ではありません。
 ……伸一様に良くない影響があるからこそ、ご忠告申し上げております」
 眼鏡の位置を人差し指でくいとなおしながら、詩乃は続けた。
「そう例えば……、長女真琴さん」
「あたしぃ?」
 素っ頓狂な声で真琴が自分を指さした。
「真琴さんは、公衆の面前にも関わらず、伸一様相手に淫らな言動を何度となく続けました。、
 あげくには、伸一様に無理矢理接吻をして、ごちそうさまなどといったかと」
 真琴は脂汗を流して、口笛など吹いてごまかそうとしていた。
 綾子さんは頭をおさえており、美琴は「エロバカマコト、死ね」などとつぶやいていた。
「それから、次女美琴さん」
「はっはい!」
 突然詩乃の矛先が向いて美琴はわたついた。
「失礼ながら、日記を読ませていただきました」
 なぜか美琴が蒼白になり、真琴がにやにや笑い出す
「今日も兄さんはかっこいい。うざい姉がまとわりつくが、私が退治した。
 早く兄さんと二人っきりになりたい、そして兄さんの手で愛されたい。
 兄さんに全てを捧げて、兄さんの子供を産んで、兄さんのパンツ洗って暮らしたい」
 伸一は茶を盛大に吹き、綾子はこめかみを押さえていた。
 美琴は真っ赤になって、頭から湯気を吐いてへたり込み、真琴は腹を抱えて笑っている。
「まったく、血がつながっていないとはいえ、姉弟同然に育ってきたのに、これはいったいどういうことです!
 これでは、伸一様が近親相姦嗜好の変態になってしまいます」
「誰が近親相姦嗜好だよ!」
 伸一の抗議に詩乃の眼鏡がきらりと光った。
「失礼ながら、伸一様についても調べさせていただきました。これは物置部屋にあった本です。
 姉萌え 〜姉さんが大好きな僕
 いけない妹遊戯
 母と姉と妹と僕 〜禁断の家族愛
 これはいったいどういうことです?」
424おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/14(土) 17:35:03 ID:lEjWdWFF
 見るもあらわなエロ本を掲げられて、しかし伸一の態度はおかしかった。
 うろたえなかったのだ。もちろん開き直った訳でもない。反応は、困惑だった。
「……俺、そんな本、持ってた覚えが無いんだけど?」
「とぼけないでください。伸一様は、その物置部屋で……慰めて……」
 追求していた詩乃の顔が赤く染まり、伸一も照れた。
「いや、その、それはそうなんだけど……あの、……巨乳天国とかナース物語とかはどこに?」
 違和感が多量に含まれた沈黙が降りた。
「だって、これ伸一様の……」
 ふるふると首を横にふる伸一。
 詩乃が何気なく姉妹達に視線を走らせると、なぜか彼女らは視線をそらした。
 どこか引っかかるような感じがして、詩乃は小首をかしげた。
 それを見た伸一が電光石火の勢いで姉妹達に向き直った。
「おーまーえーらー!」
「あ、姉萌えはぁ、名作なんだよぉ! この可愛い弟を包み込む甘い優しさとかぁ」
「……兄さん、妹は絶対です」
 伸一と詩乃は言いようのない疲れを感じて、がっくりとうなだれた。
「はは。伸一、愉快なお嬢さん達に囲まれて、楽しそうだの」
「……教育の不行き届き、誠に申し訳ありません」
 剛伸が乾いた笑いを発し、綾子さんがペコペコと頭を下げていたりする。
「……とにかく、伸一様がこの家に居続けることは、私が許しません」
 それでも態勢を立て直した詩乃が、伸一の顔を見据えてきっぱりと言い切った。
「本家なんかやだよ。だいたい、突然やってきて、勝手に決めて……」
「そうそう、意地悪眼鏡メイドにいじめ倒されて、しんがはげちゃうよ。十円はげとか作ってね。
 あーんなのより、私がいーっぱい、上から……下も、ぜーんぶ面倒見ちゃうから」
 伸一に抱きついて、真琴がまくし立てる。そして何か思いついた様に笑った。
「……それにぃ、離婚したら、しんとは姉弟じゃなくなるんだよ! しん、これで結婚できるね!」
 はっとした顔をして、美琴も真琴の反対側からしんに抱きつく。
「兄さん……今度は二人だけで家族です。やっとバカエロマコトから解放されるんですね」
 なぜか、綾子までにこにことしてそれを見ていた。
 しかしいきなり異次元ラブ時空を発生させる姉妹を見て、詩乃のこめかみに血管が浮き、眼鏡がギラリと光った。
「大旦那様! よろしいですね!」
「……本気でやるのか? なにも今すぐでなくても……」
「よろしいですね!!」
 もぐもぐと口ごもった剛伸を、刺し殺さんばかりの目つきで詩乃が脅迫した。
 剛伸は、詩乃の目を見ると、ため息をついて、小さく頷いた。
「詩乃はどうも伸一のことになるとむきになりおる。残してくるべきだったかのぉ」
 そんなつぶやきを無視して、詩乃は取り出した無線機に向かって叫んだ。
「ブラックメイド隊、やれ!!」
425おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/14(土) 17:36:25 ID:lEjWdWFF
 途端、家中に、黒一色のメイド服を来た少女達が涌いた。
 家具の物陰から、カーペットの下から、カーテンの影から、天井にも姿を出した。
「やだぁ、なんかごきぶりみたい!」
「……オオクロゴキブリの雌」
 姉妹の情け容赦ない批評に、近くにいた黒いメイド服の少女が泣き出しそうな顔をする。
 彼女ら自身でも自覚しているらしかったが、仕事は確実だった。
「だから俺は行かない……って、うわ、やめろって、……降りろー!」
 ゴキブリにたかられるように、伸一は無数の黒メイドがたかられていた。
 足に、手に、腹に、首に、黒いメイド服がはいずり回って、それが去った後、伸一はぐるぐる巻きに縛られていた。
 ぐいとヒモをひかれ、バランスを崩して、後向きに数歩歩く。
 後頭部が柔らかいなにかに抱きとめられ、メイド服の袖に包まれたしなやかな手が胸に巻き付いて、伸一を固定した。
 見上げると、つややかな髪と、眼鏡の奥の目が目に入った。なぜか詩乃は、幸せそうに微笑んでいる。
 と、詩乃は顔を上げ、無線機に指令を下した。
「目標は確保した。追撃を警戒しつつ、撤収せよ」
「追撃ってなによ?」
「詩乃主任、愛しの伸一様を取り返したから、興奮してるのよ」
「そこの黒メイド達! 私語は禁止!」
 仕事は果たしているがいまいちやる気が見られない黒メイド達であった。
 いや、剛伸ですらため息をついており、一人詩乃だけが、張り切っていた。
「はーなーせー!」
「……私を縛っていいのは兄さんだけ」
 真琴、美琴の姉妹も黒メイド達にたかられて、じたばたと暴れている。
「ごめんなさい。お詫びといっては何ですがこれ八軒堂の芋ようかんと抹茶アイスクリームです」
 姉妹を押さえつけている側で黒メイドの一人が、包みを取り出した。
 途端に真琴の目が輝き、動きが止まる。
「知ってる。有名なお店じゃない、ホントにいいの?」
「はい、できたてなんで早めにお召し上がりください」
「……俺は羊羹で売られるのか……」
 がっくりとうなだれる伸一を、詩乃はさらにしっかりと抱きかかえる。
「伸一様、お察しします。ですが、これからは詩乃が伸一様をお支えいたします」
 やがてヘリの爆音が近づいてきた。
 その時、綾子が伸一に近寄ってきた。不思議と黒メイドに押さえつけられていない。
 というか、綾子の周りにいた黒メイド達は、なぜか頬を赤らめて座り込んでいる。
「伸一君、私が貴方のお母さんでなくなっても、ここは貴方の家で、私は貴方の家族。
 真琴や美琴が姉弟でなくなっても、やっぱり家族。
 絶対に忘れないで。私達はもう一度家族になるから。だからすぐに帰ってくるわよね」
「しん、浮気してもいいからすぐ帰ってきてね」
「浮気はいやです。でも兄さん、……待ってます」
 綾子の言葉に真琴と美琴が言葉を続け、綾子は微笑んで伸一にウィンクをしてみせた。
 その後、綾子が続けて何を語ったのかは、伸一にはもう分からなかった。ヘリが家の真上に来たからだ。
 ただ綾子が頬を赤らめ、何かを伝えようとする姿は美しかった。
 伸一が玄関から連れ出されヘリに引っ張り上げられると、3人が家から出てきたのがわかった。
「真琴! 美琴! 綾子さん! 嫌だ! 待ってくれ! 頼むから!」
「収容完了。本部に帰還します」
「了解」
 伸一の叫びは、任務を遂行する簡潔なやりとりの前にあっさりと弾かれた。

 ゆっくりと懐かしい家が遠ざかっていき、愛しい人々が見えなくなっていく。
 家が小さくなり、航空写真のような風景となる。もう人は見えず、自動車が光る点になった。
「大丈夫ですから。……伸一様には詩乃がついていますから。これからずっと詩乃が……」
 飛び続けるヘリの中で、詩乃はそっと寄り添ったが、伸一は家の方を見つめ続け振り返ることは無かった。
426おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/14(土) 17:38:35 ID:lEjWdWFF
 ということで、前編終了です。 急ごしらえの設定なんで、つっこみはお手やらかによろしくです。
 前作のGJ、いただいた皆様、ありがとうございました。励みになったので、続編をお送りさせていただきました。
427名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 20:56:03 ID:sHyKoHyp
(´・ω・)bよくやったGJ
428名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 02:01:17 ID:24N/rop7
妹どもなにをやっているwwww
吹きました。いや最高
429名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 03:04:12 ID:1NW3XjgV
パンツを洗う妹、というところで、なぜか、
押入にため込まれたシマ柄のサルマタをみて愕然とする図を幻視した。

「兄さん、サルマタケの栽培は程々に・・・」

gj!
430名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 04:26:32 ID:vo9oUP5W
GJ!といわせていただこう。
素晴らしい出来栄えだ、ウォル(ry
431名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 08:28:54 ID:muSm3jlI
GJ!!

当然黒メイド隊も全て名有りキャラでお手付きになるんだよな?
432名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 14:58:43 ID:4LICczjN
GJだぜ!

そんなもれはネタ投下

人とエルフが共存し、獣人と対立する世界。
人の王国のなりかけ騎士団長として生きる主人公は5年前、ただの団員であった時、獣人達に輪姦されそうになっていた幼いエルフの娘2人を助けた過去があった。
そんな記憶も薄れるある日、どうしても主人公をお手伝いしたいと申し出るエルフを雇ったと聞き、挨拶をしに行った主人公が見たものは、メイド服に身を包むエルフの少女2人だった…
だがここで事件勃発
兼ねてから主人公の身の回りの世話をする幼なじみがご乱心…主人公は別の戦乱に巻き込まれていく…
433名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 15:27:37 ID:1T2W+alQ
頭の悪いネタもどきなんてチラシの裏にでも書いてろ
434名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:50:52 ID:ShJhUT+Y
度々人事不詳の寝ぼけ眼で執務室へくる後継者に姉御肌の先代騎士団長が酒場に連れて行く
疲れた主人公は姉御の広い懐で目覚める

ペットの獣娘の発情期
で鳶が油揚げ、漁師の蛤パターンで増えてラストは姫様かいっそのこと女神まで行きましょうか
435名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 22:00:29 ID:XE2rO4yC
そーなると、頭の悪いアホネタ系も書き辛くなるなぁ。
436名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 22:14:21 ID:ShJhUT+Y
ネタが悪いのではない、無為な投下が悪いのでは?と
空気読んで話題の転換のための合いの手たれ!と

ブツブツ細々張り出すのはスレ違わね?依頼スレじゃねーべと
最近こんなのはどうかなんてすらの付かないからスレにストレスが溜まるんだ!
とマジレス
437名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 22:19:52 ID:aaelkosI
日本語でおk
438名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 22:41:17 ID:7EzwMTRo
まあ、ネタと称して半端な物を書くなという事だろう。
そこまで細かく考えてるなら自分で書く努力をしろ。
あまり細かく書かれてると妄想の余地が無くなる。
439名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 22:47:13 ID:euHFaXIV
ネタ投下が全て悪いんじゃなくて、
投げやりでぶつ斬りな垂れ流しがいけないわけ。

ハーレム好きとしての熱い思いも感じなければ、
そこから話が広がっていく可能性も極めて低い。

18禁なんだから、他者の存在を自覚してくれ。
440名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 23:22:30 ID:jJQZUE0g
ネタの断片だけが出たならそこからネタを膨らませて、
そのうちどこかの神が話を書いてくれるかも、と展開が広がる可能性もあるが、
そこまで煮詰めた設定だけ丸投げされても

ど う す れ ば い い ん だ

としか反応しようがないじゃないか。
441名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 23:41:24 ID:1NW3XjgV
たぶん、自分で書くつもりなんだよ、きっと。
「おもいコンだら!?」とかで、後になってちょっと書き進めてみた、みたいな。
442名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:04:00 ID:V2BYqbTE
無視すれば良いだけのことにいちいち噛み付くなよ
いいかげんウザイぞ
443名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:45:54 ID:A7ww8jtz
ハーレム好きたるものサバンナの大草原より広く、マリアナ海溝よりも深い器を持たないとダメなのねー
444名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:47:10 ID:GfWuSuYY
ここも腐ってきた。
445名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 03:15:53 ID:sx2p3oli
>>443
同意。
マイノリティを迫害しちゃいけないよ。
そういう方向性もやっぱり大事だとリアルで実感中。
446名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 03:29:18 ID:3yXNFb4F
なんか変な流れ。

とにかく、>>426はGJ。
姉妹が完全な仲良しではなく、少なくとも表面的は対立してる辺り、面白くて良い。

やはり、メイド部隊は、色によって役割分担されているのだろうか。

黒=隠密、黒子的役割
あとは赤、青、白があって、
オヤジ(ジイサン)近衛のメイドは赤色か金色。
みたいな。
447名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 11:07:56 ID:DSGGSGXO
爺さん格好良いな

父親の護衛などは長年仕えた執事軍団+黒服のほうが似合いそうだ。
執事と家政婦は年季入りでもいいが
メイドは眼鏡のハイミス(ツン熟女)位まででお婆さんは俺無理

て事でメイドの適齢期ってどの辺かね?
448名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 11:51:12 ID:vAgr6Hhj
天使のしっぽエロパロスレにハーレムSSあり

保管庫
ttp://khrj.cool.ne.jp/download/ss/

一連の「モモいじめ」シリーズがハーレム5p

サルのモモ(小学3年生)
キツネのアカネ(小学6年生)
キンギョのラン(中学3年生)
ヘビのユキ(高校3年生)



「ナイトメア」が、ロリ4p本番無しオーラルメイン

サルのモモ(小学3年生)
イヌのナナ(小学2年生)
カエルのルル(小学1年生)
449名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:51:55 ID:Hp+n9Xn3
>>447
個人的には他所の男と結婚した辺り>限界
ご主人様とケコーン及び一生添い遂げるというパターンなら死が二人を別つまで。
450名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 23:26:51 ID:NriLIQDc
クロスッ! アクセルーッッッ!!!
451名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 01:11:21 ID:ZZhI/YP1
投下して頂くだけでありがたい
無償で投下してくれるんだから
452リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/17(火) 07:16:34 ID:VedQUOaZ
スレの皆様方がプロット投下やめろと言っていますが、すみませんが投下。
『とあるお城に寝呆すけ一人』プロットなのですが、時間的にも文の量的に自分が書くのは果てしなく厳しいので、誰かにバトンタッチしたいかと。
なんならリレー形式でも。取りあえず投下。
プロット
1・ブランドンとリューイの交尾シーンから再開。ナレーションは変わらずブランドン。一回膣内射精、犬科の動物は射精した後抜けなくなっちゃうのでそうしている間にカメラ、城にキュー
2・入ってきたのはミナであった。勿論ミルは何だかんだでベッド(棺桶?)の中に引っ張り込んで愛撫。ちなみにその間フォルの上で腰が止まらないレミを描写。
3・ミナ、暴走。逆にミルを押し倒しイカせる。主にミルの持ってた張り型で。レミ、膣内射精を受けて失神。ミナに交代。
4・ミナ暴走中…かと思いきや逆襲のミル。自分に入ってた張り型でミナのアナルを攻める。ミナ、フォルとミルでサンドイッチ。3人同時昇天。
5・3人がくたくたになっている所、フォル起きる。まだびんびん。その時丁度のタイミングでメリーが来る。起きたのはメリーが来た為か。
6・メリーとたっぷり濃厚膣内射精。3人娘も当てられてさぁ全員で、という所にヴァンパイアハンター(男)襲来。同時にブランドン達も来訪。
7・どたばた大乱闘…かと思いきやこの男、ゲイ。魅了にかかっちゃった。目をハートマークにしてルパンダイブするが4人娘4プラトンアタックでお星様に。
8・ブランドンが入室。お茶会スタート…と思いきやフォルが座ると同時に目を開けながら寝る。ブランドン、脳天に一撃。フォル泣く。ミナ慌てる。ミル笑ってる。レミ憤慨(駄犬呼ばわり)。
  恒例ブランドンVSレミ口喧嘩勃発。メリー微笑みながらそれを見て、エンド。

ヒューミッシュ・ゲテンボウト 21歳 男 ヴァンパイアハンター
口を開かなければ見目麗しい金髪碧眼の青年。開けば脅威のオネエ言葉が紡がれる真性なゲイ。
ヴァンパイアハンターの中でも上位30位くらいには喰いこむくらいの実力者。性格はアレだが。
武器は法儀礼済みの白木の杭、銀の釘、聖水、教会の十字架を鋳溶かし十字架型に誂えた法儀礼済みバスタードソード。
ちなみにノンケの吸血鬼だって食っちゃう。滅ぼすけど。
セリフ
「あ〜らイ・イ・オ・ト・コ(はぁと)」
「あぁんもぅ、イ・ケ・ズゥ〜(はぁと)」
「アタシはもう一度帰ってくるわー!あいるびーばーっく!(きらーん)」

こんな感じです。えー、これ前に投稿した時も書きましたが本当に他の人の手に任せようかと。
書いてくれる奇特な方がいれば、なのですが。
453名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 08:14:12 ID:fJJlzrcc
分ってるな?今すぐお前が書け。お前が、だ。
454リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/17(火) 08:46:15 ID:VedQUOaZ
諸君 私はハーレムが好きだ
諸君 私はハーレムが好きだ
諸君 私はハーレムが大好きだ

大人数ハーレムが好きだ 少人数ハーレムが好きだ
精神操作ハーレムが好きだ ゲロ甘ハーレムが好きだ
鬼畜ハーレムが好きだ 現代風ハーレムが好きだ
和風ハーレムが好きだ 洋風ハーレムが好きだ
近未来風ハーレムが好きだ

部屋で パソコンの前で
モニターの中で 脳内で
一人で 複数人で
紙の上で データの中で
スレの中で 心の中で

この地上で行われる ありとあらゆるハーレム創作が大好きだ

尻をならべたハーレム構成員の中に一斉発射し びゅるびゅるという音と共に種付けするのが好きだ
眦(まなじり)から雫を零すハーレム構成員が 『もうお腹一杯なのぉ…』と媚びながら言った時など心がおどる

主人公の化身 の88mm が 新たに構成員に加える女の中に『自分の物だ』とマーキングするのが好きだ
嬌声を上げて 受け入れる女に 『お前も愛してる。皆で幸せになろう』と言った時など胸がすくような気持ちだった

ハーレムの構成員がじゃれあっているのを見るのが好きだ
構成員になったばかりのものが 既にイキ終えた先輩を 何度も何度も刺激している様など感動すら覚える
455リジー ◆UnHgHejTyo :2007/04/17(火) 08:47:18 ID:VedQUOaZ
ツンデレの女達を快楽で酔わせてデレを引き出していく様などはもうたまらない
泣き喘ぐツンデレ達が 主人公の突き出した腰とともに 絶頂の喘ぎ声を上げ デレデレとされるのも最高だ

誘い受けの女達が 『お姉さんに任せなさい』というセリフで健気にも誘ってきたのを
主砲から発射された約1億〜4億のタマに 理性ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

肉棒を構成員に滅茶苦茶にされるのが好きだ
自分の言うことを聞くはずの女達に蹂躙され 犯され枯れていく様は とてもとても悲しいものだ

構成員の全員に無理矢理レイプされるのが好きだ
まだ満足していない女達に追われ スネーク並みの隠れんぼをするのは屈辱の極みだ

諸君 私はハーレムを 地獄の様なハーレムを望んでいる
諸君 私と共にここにあるハーレムスレ住人諸君
君達は一体 何を望んでいる?

更なるハーレムを望むか?
情け容赦のない 糞の様なハーレムを望むか?
肉欲色欲の限りを尽くし 桃色世界の精子を絞る 嵐の様なハーレムを望むか?

 「 ハーレム!! ハーレム!! ハーレム!! 」

よろしい  ならばハーレムだ

我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だがこの暗いネットの海で8スレもの間 堪え続けてきた我々に ただのハーレムでは もはや足りない!!

大ハーレムを!! 一心不乱の大ハーレムを!!

我らはわずかに1000レス 千人に満たぬ住人にすぎない
だが諸君は 一騎当千 の妄想持ち(ふるつわもの)だ と私は信仰している
ならば我らは 諸君と私で総妄想100万と1人の妄想集団となる

我々をネットの彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろ し 眼を 開けさせ思い出させよう
連中に快楽の味を思い出させてやる
連中に我々の妄想を思い出させてやる

天と地のはざまには 奴らの妄想では思いもよらない事があることを思い出させてやる

1000レスの住人 のハーレム妄想で
世界を萌やし尽くしてやる

「ハーレムスレ SS作者よりスレ全住民へ」

第八次 ハーレム妄想具現化 状況を開始せよ

征くぞ 諸君

どうやら頭が春仕様のようです。ご勘弁を。
456名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 18:18:47 ID:NtoSVVZf
ttp://ameblo.jp/yukiyu/entry-10015998395.html
こんな壮大なハーレムを作れる男になりたいものだ。
457名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 20:29:32 ID:ZZhI/YP1
元魔法使いの象さんはハーレム作ってるんだったよな……(#^ω^)ビキビキ
皆のものー!象狩りだぁ!
458名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 12:34:14 ID:Ov33/+gu
歓楽のハレムに繋がらないな。
459名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 13:27:05 ID:pDd1qs2k
サーバー停止中だからな。
ついでに言えば、「MILK HAREM」も同様。
460名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 16:37:15 ID:CMXxuh2W
歓楽のハレム:ttp://harem.free100.tv/
MILK HAREM:ttp://milkhrlm.free100.tv/
461名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:32:27 ID:v5MbI4/r
意見交換が鈍ってきたせいか過疎ってきたな・・・。
ネタ投稿禁止になってから気軽に意見や妄想もかけなくなって寂しいや。
462名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:00:46 ID:RoyFvA1b
既出だったらすまんが、PiPi's Worldのリレー>官能>ファンタジー
>アマゾネスの奴隷が受身系ハーレムだと思った
463名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:08:43 ID:Ly7X1WyW
設定作るところまで作った上で丸投げなんて発展性のない代物でどうやって意見交換しろと……
464名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:17:46 ID:GS0EiHsQ
>>462
MooLich様のリンクページでお勧めになってるな
前のお勧めだった性交女学院は好みに合わなかったがアマゾネスは良い
465名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:40:18 ID:gUhXDf7k
別に、ネタ投稿が禁止になったわけじゃない。
設定作るところまで作った上での丸投げでも、すべてが『発展性がない』というわけでもない。

みんなが気軽に書いていけばいいだろうに。




このスレで出た雑談ネタを少々拝借して、他のスレで書いてます。
ハーレムになったら、読んでみてくださいな。
466名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 01:01:50 ID:nL4SbceX
エロシーンはなしなんだが、
ここの、『××パフォーマンス♪』はどうだろう。
ttp://www.geocities.jp/kuropenhome/index.html
467名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 02:40:28 ID:J5frfIHJ
>>466
100以上あるファイルを読んで確かめろと? 誰が?
468名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 03:48:00 ID:LQ7kkeAY
そりゃ敷居を上げようとしたら過疎るに決まってるわな
冗談を言えるくらいの余裕が無いと
469名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 06:37:27 ID:SQhqmhWP
プロットの投下は「俺が嫌いだからやめろ」なんて
発展性のカケラもないことを主張できる仕切りたがりが
二人以上いるとは思いたくないんだけど。
470おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:18:16 ID:qJwd3MLt
前回GJくれたかたありがとうございました。

まだ最後まで至りませんが、分量多めになったので、アップします。
471おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:19:15 ID:qJwd3MLt
「けっ、よくもまぁ、そこまで身体を磨きたくったなぁ、詩乃。
 そんなにあの男が好きか?」
 男の声に詩乃は黙ってうつむいていた。
 メイドの制服とは違う、明らかに見せるために作られた薄い服を詩乃は身につけていた。
 肩も太股も腹部もあらわで、布自体も薄く半ば透けている。
 その透けて見える肌は艶光り、男を蕩けさせる淫蕩さを、ごく自然に放っていた。
「さすが『先生』だな。ほらよ、薬だ。使いどころを間違うなよ」
 差し出された小さな錠剤に、しかし詩乃はすぐ手を出さなかった。
「どうした? 罪悪感が残っているのか? だがこいつで、あの小僧を確実にものにできるんだぜ。
 充分に満足させてからこいつを飲ませて、小僧を『先生』に渡せば、後は永遠におまえのものだ。
 愛しい伸一は、おまえを好き好き大好きになって、死ぬまで可愛がってくれる。
 そんでもって、ちょこっと俺達の言うことに素直になって、俺達もうれしくなるわけだが」
 その言葉におずおずと詩乃の手が伸ばされる。
 その遅さに待ちきれず、いらだたしげに男が詩乃の手をとると、薬を手のひらに押し込む。
「……忘れるなよ。おれがいなければ、おまえは伸一に会えなかったんだ。
 そればかりか、おまえがしくじっても、伸一の担当に戻れたのは、俺がおかげだぞ。
 つまり、俺はおまえの恩人で恋のキューピッドですらあるわけよ。
 それだけのことをしてやったんだから、ちょいと俺の頼みを聞いてもらうぐらいはしてもらうぜ」
 それでも詩乃はうつむいたままだった。
「おい、分かってるのか? おまえの伸一を狙っているのは、なにもおまえだけじゃないんだぜ。
 他の女に盗られてから泣きついても、どうしようもないんだぜ?」
 その言葉に詩乃はびくんと肩をふるわせ、やがてかすかに頷いた。
472おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:20:18 ID:qJwd3MLt
 伸一は、宅配貨物のように扱われた。
 紐でぐるぐる巻きのまま、ヘリから降ろされ、蛍光灯がまぶしいばかりの白い建物の中を警備員に台車で運ばれた。
 ついた部屋はこれまた殺風景な寝室で、サイドボード付きのベッドとエアコンしかない。
 部屋で紐は切ってほどかれたが、そのまま服と下着まで剥かれ、タオル一枚のみ与えられて、閉じこめられた。
 本家に行くんじゃなかったのか? とも考えたが、質問をさせる暇もなく、服を脱がせた警備員は去った。
 何がなんだかわからないうちに時間がたって、伸一は次第に不審を覚えだした。
 部屋を歩き回って確かめる。部屋はベッドとシャワーだけ付いている簡素な浴室以外は何もなかった。
 窓も無く、扉は開かない。
 昔、本家から脱走した前科があるから、閉じこめられるのはいいとしても、服を与えないのはどういうことだろうか?
 それとも剛伸に何か意図があるのだろうか?
 伸一がそんなことを考えていた時、かすかな音がした。
 扉が開いて、白い女が立っていたのだ。
 正しくは、すけすけの服を着て、ぬけそうな程白くきれいな肌をした、詩乃だった。
「伸一様、ご奉仕させていただきます」
「……、え? ちょっと、マジ? ……ちょっと待ったぁ!」
 だが詩乃は待たなかった。歩み寄るその体には、透ける夜着を通して下半身の陰りすらみえる。
 伸一の顔が、火にあぶられたように熱くなり、勝手に体が後じさってしまった。
 詩乃が、眼鏡を外してサイドボードに置いた。ほのかに紅潮した優しい目が現れる。
 きれいだ、と伸一は思った。
 下ろされた長い髪、細く柔らかそうな手足、目が吸い寄せられる曲線、そして何かを一心に想うその顔。
 だから伸一は詩乃がベッドにあがり、覆い被さって、顔を近づけてくるまで呆けていた。
「伸一様……」
 かすかなつぶやきとともに、詩乃が唇を伸一の唇に押しつけていた。
 しびれが走るほど柔らかいものが、伸一の唇をついばみ、吸って、なめ回す。
 それだけで伸一の背に電流が走り、股間が痛いほどはち切った。
 柔らかく細い指が伸一のそれぞれの腕をまさぐり、手のひらに至った。
 温かく柔らかな手のひらが重ねられ、指が絡み合う。
 胸に柔らかい丸みが押しつけられ、その真ん中が甘く伸一をつついた。
 唇がまさぐられる間に、いきりたったものに熱いぬるみがすりつけられる。
 熱く柔らかい肉が、伸一の体に吸い付くように密着し、まきついた。
 それと共に、ぽつぽつと伸一の頬に、熱い滴がしたたった。
 唇を放して上げた詩乃の顔に、涙が流れている。
「詩乃……どうして?」
「……やっと、やっとお帰りになられました。詩乃は……詩乃は……」
 そこで感極まったように嗚咽を始め、伸一は困惑して無言で髪を撫でた。
 もちろん、伸一に女を効果的に慰めるスキルなど無い。
 自由になった手で出来ることしただけだった。
「伸一様は、詩乃のこと、お嫌いなのでしょう? でも、それでも詩乃は……」
「はい? なんでそうなるの?」     
 伸一の言葉で、詩乃の目に恨みがましい光が宿り、手の甲に詩乃の爪が食い込む。 
「……伸一様は詩乃を避けていらっしゃいました」
473おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:21:25 ID:qJwd3MLt
「あー、思わず避けちゃったけど、嫌いというわけではなくて、なんていうか……」
 歯切れの悪い返事で、詩乃の目に再び涙が盛り上がり、伸一はあせった。
「嫌いじゃないって、本当に! 嘘じゃないよ!」
 詩乃の疑わしそうな目が、伸一に刺さった。
「……だってさ、詩乃が綺麗で緊張するし、伸一『様』とか言われると照れるし、怒って睨んでるし」
 照れながらごにょごにょとつぶやく伸一を、詩乃がじっと見つめていた。
「……それに好きな人がいるって聞いたから、近寄ると詩乃に迷惑だと思ったし……」
 詩乃が狐につままれたような顔をした。
「私に……詩乃に好きな人?」
「うん。綾子さんが、詩乃を見て、恋をすると女は綺麗になるわねって言ったんだよ。
 だから、好きな人がいるなら、俺が近づいて勘違いされると詩乃に悪いなって思って」
 それを聞いた詩乃が、盛大に長い長いため息をついた。
 そして脱力したようにうつむいて身体を震わせる。
「……詩乃? ……んぐぅ!」
 その姿をいぶかしげに見ていた伸一は、突然詩乃に唇を奪われた。
 伸一の唇をうねる舌がこじ開け、歯列をなめ回すと、歯の間に滑り込んだ。
 そのまま口の中をつつきまわって伸一の舌にからみつく。
 伸一のわき出る唾液を詩乃はなんのためらいもなくすすり、唇をさらに押しつけた。
 それどころか頭を固定し、離さないとでも言わんばかりに、伸一は口をむさぼられ続けた。
 口内のむずがゆくしびれるような気持ちよさと息苦しさで、伸一が何も考えられなくなった頃、唇が離される。
「……本当に伸一様は、悪いお方です」
 伸一は抗議しようとしたが、詩乃に股間の起ったものを握られ、声を無くした。
 詩乃の頭が微笑みを残して、伸一の股間に下がる。
 嘘だろ、と伸一が心で叫んだ瞬間、先端が包まれ、ねっとりしたものがまきついた。
 背筋を悪寒のような快感が走って目が眩み、伸一は知らずにのけぞる。
「し、詩乃、……き、汚い、から、そん…なことは」
 答えは無いどころか、竿の中程にぬるりとした感触が走った。
 伸一が目をやると、詩乃は愛おしむように幹に舌を這わせ、先端をついばんでいた。
 視線があうと、詩乃が目だけでいたずらっぽく笑う。
 竿の裏側をゆっくりとなめあげられ、伸一は目の奥で火花が散るのを感じた。
 声も出せずに息を荒げている間にも、股間ではぞくぞくする刺激が走る。
 貯まっていたものが上がり、竿の中程に集まった。
「伸一様、おちんちんぴくぴくしてます。……楽にしてあげますね」
 その言葉の直後、尿道口にぬめる舌が突き刺さった。
 腰が浮き、うめきが漏れて、一瞬目の前が白くなる。
 脈動とともに、下半身がしびれ、力が抜けていった。
 思考が止まる。伸一は腰が妙に軽いことをなんとなく不思議に感じていた。
 こくんとかすかな音がして、伸一は何気なくそちらをみた。
 涙目になりながら何かを飲み下している詩乃がいた。
 喉をさすり、何度も何度も嚥下して、ねばっこそうな何かをやっとのことで飲み干す。
「……詩乃! の、飲んじゃった?」
 もう一度こくりと喉を鳴らしてから彼女は頷いた。
「伸一様のものは……こぼしたくないですから」
 その言葉で、伸一は、詩乃をどうしようもなく抱きしめたくなり、押し倒した。
 彼女があげた小さな悲鳴はすぐに消え、甘い吐息になった。
474おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:22:19 ID:qJwd3MLt
「伸一はどうしている?」
 ヘリで帰宅し、自らの執務室で少し書類を片づけると剛伸は、訪ねた。
 傍らにたたずむのは執事、そう古風な燕尾服で正装した銀髪長身の老執事であった。
 その執事が小首を傾げた。
「旦那様、伸一様は別宅にお連れすると、旦那様からの御伝言を承っておりますが?」
 その言葉に剛伸は目を剥いた。
「何? 聞いておらん! そんな命令はだしておらんぞ!」
 執事の目が光る。声がわずかに低くなった。
「まことでございますか? お忘れになったということはございませんか?」
「まだぼけてはおらんぞ、小林! 伸一は、詩乃とともにここに連れてくるつもりだった」
「……、旦那様、失礼いたします」
 そういうと執事は古風な黒電話でどこかに連絡した。
 十分後、保安部という名札をつけたカミソリのような印象の男が現れた。
「現在確認中ではありますが、事故の可能性はほぼゼロです。誘拐されたと見て良いでしょう」
 その言葉に剛伸は、めまいを覚え、力無く椅子に座り込んだ。
「なんてことだ。……わしとしたことが……」
「レーダー記録の調査、幸村詩乃の背景洗い直し 黒メイド隊への事情聴取を指示しました。
 しかし結果がでるまではまだ時間がかかります」
「旦那様、まんまといっぱい食らいましたようで。
 賊共は、おそらく旦那様の離婚の通知とともに実行に移すべく準備をしておったのでしょうな」
「私もその見解に同意します。失礼ながら離婚するまでは奥様が五十%、伸一様が十%の相続です。
 しかし離婚なされば伸一様の相続分は二十%になり、影響力は段違いです。
 幸村の事も考えれば、今回の事件はかなり周到に計画が立てられていたと考えるべきです」
「仕掛けてくるのはわかっておったわ。だから、ヘリに黒メイド隊まで使ったのだぞ!」
 自らの重大な失策に苦虫をかみつぶしながら、剛伸は反論したが、執事は冷静に事実を指摘する。
「本家に入れば、手を出しにくくなりますからな、わずかなチャンスを賊共は狙ったのでしょうな」
「そしてグループ関連の施設に軟禁したと思われます。調査部に命じて、グループ各施設を監視させます」
 雷雲が立ちこめてきたような思いを剛伸は感じた。それでも最悪の結果を口に出せたのは、剛伸の強さだと言えよう。
「……伸一は殺されるのか?」
「その可能性は低いかと。ただし人格の方までは保証できません。操り人形で十分ですから」
 かみそりのような男が、わずかに痛ましげな表情をした。
「……頼む、なんとか見つけだしてくれ」
「全力を尽くします」
 もはやそのときの剛伸は、当代の英傑ではなく、身内を案ずるただの老人でしかなかった。
475おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:23:08 ID:qJwd3MLt
 詩乃の夜着は、伸一によって脱がされベッドの隅に放置されていた。
 伸一は詩乃の胸を責めていた。
 乳房を眺め、頂点の突起を口に含む。
 もう片方の乳房も欲しくなって、手で被い、乳首を指で挟んだ。
 詩乃の胸は、おそらくは美琴ほど大きくはなかっただろう。
 それでもその感触と丸みは、渇きと愛おしさと安堵をごっちゃにして伸一に感じさせた。
 乳首を吸って、舌で転がし、軽く歯を立てて、舌で乳房の中に埋めてやる。
 指で挟んでこすり、先端を指の腹でなでて、つまみ上げてほんとに少しだけ爪を立てた。
 そのたびに彼女の身体が、小刻みに震えた。
 それが可愛くてもっといじめたくて、乳首をなぶって、乳房を柔らかく揉む。
 そっと詩乃の顔を見ると、親指を噛んで必死に声をあげるのを耐えていた。
 少し悔しいので、少し大きくなった乳首を舌でつついて、頂上のわずかなすぼまりに舌を突き立てた。
 身体が大きく震えて、詩乃の足がもぞもぞ動いた。
 空いた手を背中から尻、そして太股に滑らせて、温かい内股に差し込む。
 詩乃は抵抗しなかった。滑らかで柔らかな内股の中で、そこは熱くぬめっていた。
 伸一は興奮に駆られて、熱いぬるみの中心部に触れる。
 詩乃が小さく痛みを訴えて、手からわずかに逃げた。
「痛かった? ごめん」
 首を横に振る詩乃を見ながら、伸一は羽毛を撫でるように優しく触れた。
 指の腹でゆっくりと秘裂をなぞり、ひだをたどりながら、より熱い部分を目指す。
 腹側に指をなで上げて、左右のひだがつながる部分で小さな盛り上がりを感じた。
 慎重にゆっくりと指をなぞらせると。詩乃の声が漏れた。
 指を背中側に滑らせ、穴の感触を見つけた。
 ほんの指先だけ穴に指を入れて、中をすり上げながら、ゆっくりと出し入れした。
 詩乃の体が反り返り、押し殺したあえぎ声が漏れる。
 体を起こした伸一が、詩乃の足の方にまわった。
「詩乃、見ても……いいよね?」
 伸一の問いに答えはなかったが、足がわずかに広げられる。
 吸い付くような太股に感動しながら、伸一は彼女の足を広げた。
 薄く細い陰毛の林の下に、薄桃色の花芯が濡れ光って息づいていた。
 ほんの十秒にも満たない時間であったが、詩乃は凝視に堪えられなかった。
「……伸一様、その……恥ずかしい……」
「あ……う、ごめん」
 謝りながらも伸一は、秘芯に顔を寄せて、舌でなめ上げた。
「ひゃぁん!」
 悲鳴があがり、太股が伸一の顔を締め付けた。
 緩むのをまって、今度は舌でつついた。小さな固まりが感じられて、そこをつついてなめる。
「はぁうぅ」
 目の前が腰がはねて、伸一をそそらせた。今度はひだを唇ですいて、豆をついばんだ。
 弾む腰を抱えて固定し、舌のざらざらを押しつけるようになめ上げて、舌の先でなめおろす。
 そのまま、膣の入り口に舌をおろし、そこで舌を踊らせた。
 伸一は嬌声のようなあえぎ声をあげさせながら秘芯を責め続けた。
 そして満足したときには、顔は愛液でてかり、肉棒は痛いほど反り返って腹を打った。
「伸一様、……詩乃で、……詩乃で、全てをお忘れください……」
 詩乃が手を広げ、伸一を待った。下半身は耐えきれないほどせっぱ詰まっていた。
 このまま行ってしまっても何も問題ない……はずだった。
476おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:25:08 ID:qJwd3MLt
(しん、浮気してもいいからすぐ帰ってきてね)
 その顔は、笑っていたのに寂しげだった。
(浮気はいやです。でも兄さん、……待ってます)
 その顔は、一途な思いにあふれていた。
(絶対に忘れないで。私達はもう一度家族になるから。だからすぐに帰ってくるわよね)
 その顔は、帰ってきてくれることを確信していた。
 ちくん。
 胸の奥を小さな針が刺した。
 忘れていいのか? 伸一の頭の中で誰かが警告した。
 おかしくないか? 何か、変じゃないか? 同じ声がさらにささやいた。
 桃色に濁った脳の中で、真琴や美琴、綾子さんの心配そうな顔が浮かんだ。

 ふるいつきたいほど魅力的で愛おしい女が、全てをさらして待っている。
 だけど……、
(捕まえられて、閉じこめられて、女が誘ったので、SEXしました? 俺って馬鹿?)
「伸一……さま?」
 呼ぶ声で伸一は我に返った。身を起こした詩乃が、腕で胸を被って伸一を見つめていた
 その姿だけでもたちまち理性が溶けてしまいそうだった。それでも……。
「……忘れる? どうして?」
「え? 伸一様、どうされたのですか?」
「真琴や美琴、綾子さんを忘れなければいけないの?」
「……伸一様、そんなことはどうでもいいのですよ、さぁ」
 その言葉で伸一に、現実感が急速に舞い戻ってきた。
「……そろそろ着替えをくれないかな? タオル一枚じゃね」
 おどけてタオルを持ち上げたが、詩乃は一瞬目を伏せた。それが伸一を確信させた。
「……伸一様、お召し物は洗濯中ですから、それまでは詩乃でお楽しみください」
 着替えもくれない。
 伸一は、舌打ちをしたい気分に囚われた。父に良いようにされている自分が腹立たしかった。
 こうやっている詩乃すら、父の差し金だということに、悲しい気分になる。
「なあ、詩乃はどうしてこんなことを? ……気持ちはうれしいんだけどね」
「伸一様、何をおっしゃってるんです? 詩乃は伸一様をずっとお慕い申し上げておりました!」
 それを言う詩乃の目に曇りはなくて、伸一は信じたい気持ちに駆られた。
 何もかも忘れて、押し倒して入れてしまえば、楽になれるだろうという確信があった。
 でももう、それが出来ない自分に気がついてしまっていた。 
「……ごめん、ちょっと親父と話したい」
 その言葉で詩乃は奇妙な反応を示した。なぜかうろたえたのだ。
「……大旦那様は、いまお忙しいとのことですから、私がお伝えいたしますわ」
 違和感があった。何か、大きな間違いをしているような気分。
「じゃあ、親父と電話でいいから話をさせてくれ」
「……」
「執事の小林さんにでもいい」
 詩乃は答えなかった。ただ、否定するように首を振っただけだった。
「どういうことだ?」
「やれやれ小僧。素直に詩乃とやってれば、極楽だったのによ。人の好意をわからねぇ奴だぜ」
 答えは、知らない男の声で、部屋の入り口からもたらされた。
477おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:27:16 ID:qJwd3MLt
 その男を表現するには、崩れたという雰囲気がふさわしい、伸一はそう思った。
 若い頃はさぞかしもてただろうという端正な面影を残している。
 だが、嫌な目をしていた。嬲ることが好きそうなくせに卑屈さを感じさせた。
 髪の毛もまとめているが、若白髪が汚く交じり、口元も下卑てにやにや笑い、歯はヤニだらけ。
 スーツは、良い物なんだろうけどどうみてもチンピラのような着こなしでしかない。
 ネックレスや指輪が、それをさらに下品に際だたせている。 
「さすが腐ってもじじいの息子か? それともインポなのかぁ?」
 男は何がおかしいのか笑いはじめる。その笑い声すら下品だった。
「まあ、でもどっちだっていいよなぁ。おめぇはもうすぐぶっ壊れちまうんだからよ」
 剣呑な内容に、伸一は男を無言でにらんだ。
「へへ、怖いのかよ? やってれば、極楽気分のまま壊してやれたんだぜ。
 止めたのはおめぇの責任だろ?」
 そういうと男は詩乃に歩み寄り、何の前触れもなく彼女を平手で殴り飛ばした。
 女に対する手加減も容赦も見られない不快感だけを催す殴打で、詩乃はベッドに倒れ伏した。
「けっ、童貞小僧も満足させられない役立たずが。おい、その役立たずのマンコはよく濡らしておけ。
 後で『先生』の相手をしてもらうんだからな」
 そういうと髪の毛をもつと、詩乃を引きずりはじめた。詩乃から弱々しい悲鳴があがる。
 その惨さに耐えかねて、伸一は口を開いた。
「……もうそれくらいでいいだろ? ……それより、俺がどうなるかもう少し聞かせてくれ」
 目の前の男を八つ裂きにしてやりたい、目をえぐり取って泣き叫ばしてやりたい。
 そういう性欲よりも強い、身体が震える程の衝動に襲われ、伸一は腕を掴んで耐えた。
 かろうじて冷静で居られたのは、父とその部下の人達による教育のおかげだった。
 伸一にとって誘拐は常にあり得ること。捕まったら、穏やかにできるだけ話をしろ。
 激昂してはいけない。情報をできるだけ引き出せと。
「ああ? くくく、知ってどうするんだよ? てめぇには関係ねぇよ」
「……悪かった。そうだな、俺にはどうでもいいことだった」
「あん? なんでぇ。聞きたいんじゃねぇのかよ?」
「いや、怖くなるからやめるよ……」
 そうやって、視線を落として恐怖に怯える演技をした。
「けけ、そう言われると教えてやりたくなるぜ」
 誘いにのった男が、近寄ってきて伸一の顎を掴んで上を向かせた。
「いいか、もうすぐな、ロシアからえらーい『先生』が来るんだ。
 『先生』はな、KGBで催眠や尋問、人格改造をずっと専門にやってきた人なわけよ。
 やりすぎて、大統領に睨まれるくらいにな。
 その『先生』におまえの心を改造してもらうわけよ。俺達の友達になるようにな」
 状況の危険さがわかり、伸一は倒れてしまいたくなる気分になった。
「……当然、親父はしらない?」
「あのぼけじじいが知るわけないだろ。おまえを掠め取られたことだって気がついてないかもな。
 へへへ、いい気分だぜ! じじいがくたばれば、俺達の時代だからなぁ」
 その時、詩乃がよろよろと起き上がり、伸一の名を呼んだ。それをみた男の顔が残忍に歪む。
478おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:28:11 ID:qJwd3MLt
「良いことを教えてやろうか。……こいつも『先生』の作品なんだよ」
 そういうと詩乃の背後にまわり、髪を引っ張って上を向かせた。
「もともとこいつはおまえが好きだったからな。それを強化してやった。
 心からおまえを愛しているだろ? だから、じじいも保安部も簡単にだませたぜ。
 なんでおまえがはまらなかったのかが不思議だがな。
 嘘だと思うなら、夜に呼んでみろよ。毎晩毎晩こいつはおまえの名を呼んでオナるんだぜ。
 けけけ、おまえを連れてきていいって許可を出したときは、しょんべん漏らしていきやがった。
 まあ、でも、これからは俺達の便所だがよ」
「伸一様ぁ」
 詩乃がそれでも伸一の名を呼び、赤くはれた頬に涙が流れる。
 目が眩むほどの怒りが伸一を灼いた。腰が思わず浮いて、そして腕を血が出るほど握りしめて耐えた。
「けけ、こいつは腰抜けの童貞野郎にはもったいなかったなぁ」
 男が、詩乃の乳房をわし掴むと、詩乃の顔が苦痛に歪む。
 それで伸一に忍耐は切れた。
「きさまぁ!」
 笑う男に、飛びかかって殴りつける。だが二発ほど殴ったところで 伸一の目に火花が飛び散って倒れた。
 顔に熱いところがあり、じわじわと痛みが出てくる。
 駆けつけてきた警備員に殴られたと伸一が理解するまで時間が掛かった。
「おい小僧、大人に対する礼儀というものを教えてやるぜ」
 両脇の警備員に腕を抱えられて、伸一は立たせられた。
 男が拳を伸一の腹に突き立てる。熱い固まりが腹に何度も何度も突き刺さり、伸一は吐いた、
「けっ、精神操作のためとはいえ、顔を殴れないのがむかつくぜ。おい、詩乃、ついてこい」
 二人が出て行く気配を感じながら、放り出された伸一は身じろぎ一つできなかった。
479おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 09:28:43 ID:qJwd3MLt
「御報告します」
「……」
 寡黙に座り込んだ剛伸に、保安部の男が声をかける。返事はなかったがそのまま報告を続けた。
「犯人グループの狙いが掴めたと思います」
「続けてくれ」
「公安の友人からの情報ですが、注意すべき人物が成田に降り立ったとのことです。
 ヒュードル・ニコライビッチ・ベランスキー。
 『先生』と呼ばれるKGB出身でマインドコントロールのプロです」
「……人格は保証できない……そう言うことか?」
「はい。殺せば無意味ですから。ここまでは予想通りです。
 現在彼を追尾中ですが、すぐに目的地に向かうそぶりはありません。
 逆監視と追尾阻止の準備をしているのだろうと思います」
「……空港に集められるだけの人員を送れ。素人で良い。露骨に大勢で監視させろ」
「……公安が怒りそうですな」
「嫌がらせだ。店では万引きの濡れ衣を着せろ。タクシーに乗ったら、死なない程度にぶつけろ。
 列車では痴漢と騒ぎ立てさせろ。売り子はコーヒーをぶっかけろ。
 それで時間稼ぎが出来る」
「……わかりました。派手にやらせます。それともう一つ」
「なんだ?」
「黒メイド隊がおもしろい動きをしております」
「ほう? 聞かせてもらおう」
 剛伸の問いにカミソリのような印象を与える保安部の男は、ニヤリと意味ありげに笑った。
「綾子様並びにお嬢様方と接触し、移動を開始しました。ヘリからの望遠映像です」
 そういうとPCを操作し、壁面のスクリーンに映像が浮かぶ。
 夕暮れの高速道路を四駆が走っていた。運転席には綾子がいる。後部座席には木刀を持った美琴。
 そしてグローブにブーツ、レオタードとタイツ、その上に革のジャケットを羽織ったレスリングスタイルの真琴がいる。
 だがそれだけではない。黒メイド達が助手席と後部座席、荷室に詰め込まれて窮屈そうに収まっている。
 そして四駆の周りにはスクーターに二人のりした黒メイド達が何組も一緒に走っていたりする。
 だれも険しい顔で、真正面を凝視して、一心に車を、バイクを走らせていた。
「これはどういうことだ?」
「まだ、確定情報ではありません。しかし報告によると彼女らは伸一様の居場所を掴んだようです」
「なに!」
「愛は偉大ですな。私は綾子様達という要素を見落としていたようです」
 海が割れるかのように一般車が綾子達を急ハンドルで避けていき、空いた路面を彼女らは驀進した。
 そのワルキューレ達の騎行を見ているうちに、剛伸は笑い出した。
 晴れ晴れと呵々大笑する傍らで、保安部の男も笑みを浮かべていた。
「……というわけで、保安部は、勇敢なる乙女達の援護にまわります」
「よかろう! 我がグループの全力をもって、支援せよ!」
480おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 10:15:49 ID:qJwd3MLt
 伸一の腹を灼熱の蛇がはい回っていた。
 吐けないのは吐き気が続く苦しみと、臓器があげる悲鳴のようなじくじくした痛みが合唱していた。
 寄せては返す波のように痛みと苦しみが訪れ、やがて我慢できる痛みになったとき、意識が暗転した。
 再び意識を取り戻したとき、痛みはかなり引いていた。
 人の気配に頭を巡らせると、側には眼鏡をつけた詩乃がいた。メイド服も着ている。
 あの男に叩かれた彼女の左頬が少し赤かった。
「水をお持ちしました」
 ポットと汗をかいたグラスが、サイドボードに置かれていた。
「さぁ、伸一様」
 グラスに水が注がれ、伸一に差し出される。
「せっかくだけど、いらない。……何を入れられているか、わからないからな」
 その言葉に詩乃がうつむいた。
「……伸一様が悪いのです。伸一様が詩乃に冷たくされるから……」
「詩乃?」
「伸一様の味方は詩乃だけですのに……。ばかな伸一様」
 詩乃は顔を上げてクスクスと笑った。その目が異様な光を宿し始める。
「伸一様があの女達のところに帰ってどうしようというのです?
 大旦那様と偽装結婚していたあのおばさんを、離婚してもお母さん代わりにするのですか?」
「……母代わりに育ててもらったんだ。それのどこが悪い?」
「残酷な伸一様。あのおばさんは、まだ三十台の女盛りなのですよ。
 昔は、親権が無いのに伸一様を引き取ろうとして、誘拐犯にすら成りかかったのですよ。
 それで二十四歳だったのに親権のために五十歳も年上の大旦那様に自分で結婚申し込んで」
(いやいや、二十台のギャルにプロポーズされるなど、良い冥途の土産になりましたぞ)
 不意に父の言葉がよみがえった。
「女の幸せを捨てて、おじいさんに結婚を申し込んで、自分の子供でもない男を育てて。
 離婚してもまだ構ってっておっしゃる伸一様は、ほんとうに残酷」
 その言葉が心に重く響いた。だがそんな伸一を気にもとめず詩乃は続けた。
「それに、あの姉妹。伸一様はどっちを選ぶのです?」
「……え?」
「姉にしろ妹にしろ、選ばれなかった方は傷つくでしょうね。姉妹なのに自分は不幸で相手は幸福で。
 それを姉妹が会うたびに思い知らされて。ずっと家族としてつきあわなければならなくて」
 それは伸一が無意識に感じていたことだった。だからはっきりと言われてそのやっかいさが身にしみた。
「伸一様はね、あの女達の一人しか幸福に出来なくて、後の二人を不幸に突き落とすのですわ。
 なのに、無邪気に俺は帰りたいって、ほんとうに酷いお方」
 そういうと詩乃はさもおかしそうにくすくすと笑い続けた。
「でも、詩乃はそんな伸一様でも愛して差し上げますわ。だから、伸一様を救ってさしあげたのに」
「……救う?」
「ええ。伸一様はあの家にいたらきっと不幸になるから、連れだして差し上げたのです。
 ……だから全てを忘れてくださいって言ったのに」
 伸一は視界がぐるぐるまわるような気分におそわれていた。
 帰るべき家が、綾子の犠牲で成り立ち、しかも自分がいつか姉妹を選べば、不幸をまき散らす。
 混乱しながらも、伸一は詩乃の言葉が正しいことを理解していた。
 やがて伸一は座っていられなくなって、ベッドに倒れ込んだ。
 知らぬ間に涙を流し、茫然自失とする伸一に、詩乃はそっと幸せそうに寄り添った、
「……でも詩乃だけは伸一様を愛しています」
481おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 10:16:26 ID:qJwd3MLt
 詩乃を殴った下品な男は電話をしながら下品にいらだっていた。
「いつまで待たせるんだ。こっちはもうとっくに準備できてるんだぞ!
 じじいだって馬鹿じゃない。いつ嗅ぎつけてくるか、わからねーんだよ!」
 だが電話の相手は感情を出さないようだった。
「妨害工作? ちっ! それでどうすりゃいい? わかった」
 電話を乱暴に切る。
 時間的には、榊グループの保安部が動いていると考えるべきだった。
 保安部はあくまでも民間の警備会社に過ぎない。それにもかかわらず薄ら寒い噂は絶えない。
 そして榊剛伸は、残忍ではない。だが、必要なときには冷酷非情であった。
 そのことを彼はその身で知り抜いている。
 そして彼がこうしてここにいられるのは、電話の相手のおかげである。
「へへっ、じじいめ、そう簡単にいくと思うなよ」
 そう笑う彼は知らなかった。剛伸より恐い者達が迫ってきていることを。
 もっとも知っても彼は鼻で笑い飛ばしたであろう。
482おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 10:17:54 ID:qJwd3MLt
 ふと誰かの気配で伸一は目が覚めた。
 体を起こして辺りを眺めるが室内には誰もいなかった。詩乃もどこかに行っている。
 気のせいか。そう思い、ベッドに倒れ込んだ。
 伸一の心に穴が空いていた。帰るべき理由がないから、脱出しようとする気力もわかない。
 抵抗しようとする気も無かった。
「はは、精神改造か……。楽になれるならそれもいいかもな」
 それは自嘲混じりの独白のつもりだった。答など期待していなかった。
「あ〜あ、しんがまた妙なことを考えて落ち込んでるよ」
「……姉さんと違ってデリケートだから」
「……真琴達の声が聞こえるよ。俺も相当参ってるんだなぁ」
 その途端、伸一の腹に息が止まるような衝撃が襲い、もだえ苦しんだ。
「愛のボディスラムぅ! そのまま感動に満ちた再会のキィ〜ス!」
 視界に突然真琴の顔がドアップで入ってきて、そのまま急接近。唇に柔らかいものが押しつけられる。
 なぜか舌まで入ってきて、たっぷりと伸一の舌をねぶられた。
 ごんと鈍い音がして、キスが突然終わる。
「バカエロマコトはいらないから。 ……兄さん、やっと会えた」
 真琴の顔が押しのけられ、美琴に頭を抱えられて、やっぱりキス。舌も控えめに入れられた。
 思い入れをたっぷりと唇と舌に載せて、美琴は伸一を味わい、やがて離れた。
「……」
 伸一が何か言おうとしているのに言葉にならないのを見て、真琴はわかったようにうなづいた。
「なんでここに? どうやって? て言うんでしょ。時間無いから簡単に言うね。
 しんが行っちゃって、がっかりしてぼーっとしてたら、あの黒メイドさん達がまた来たわけ。
 それでしんがさらわれちゃったって言うから、お母さんが切れちゃって」
「大変でした。黒メイドの人があやうく絞首刑でした。私もあんなに怒ったお母さんは久しぶりです」
「それでね、仕方ないからぁ、私達のとっておきを出したわけ」
 真琴が取り出したのは、伸一が真琴にもらったお守りだった。 
「これね、私と美琴のお小遣いで買ったんだ。伸一の居場所がわかるんだよ」
 お守り袋の中から、チップと思われる薄い長方形のプラスチックが現れる。
「……一つ聞いて良いか? 俺に秘密だったのはなぜ?」
「えへっ、浮気防止だよぅ」
「姉さん以外の泥棒猫を追い払うためです」
「おまえらな!」
「まーまー。これも切ない女心なんだよぉ」
「兄さんを追いかけて、遠くから見つめるというのも、萌えますから」
 さらりと犯罪チックなことを言われたような気もするが、伸一は事情を飲み込んだ。
「……じゃあ、綾子さんも?」
「うん、来てる。でも、すっごくいらいらしてるから」
「へ? なんか信じられないな」
「お母さんは兄さんを愛してますから」
「ははは」
 伸一が笑ったのを、姉妹は複雑そうに眺めたが、もちろん伸一は気付いていなかった。
「お話し中申し訳ありません。そろそろ脱出をお願いします」
 見ると黒メイドの一人が控えていた。
483おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 10:18:53 ID:qJwd3MLt
「待て、貴様ら!」
「しんと私の愛の逃避行を邪魔しないでっ」
 そこは研究室のような建物だった。
 捕らえられていた部屋が殺風景でも一応人間の部屋であったのに、外はさらに無機質であった。
 白い壁、白さが取り柄の蛍光灯、人との対話を拒む機械類、区切る意味しかない窓ガラス。
 白衣を着た人間がいたら似合うのだが、実際は警棒を構える警備員しかいなかった。
 その警備員に真琴が華麗な跳躍で飛びつき、体重差もものともせず押し倒して、締め落とした。
 応援に駆けつけようとしたもう一人は木刀をもって仁王立ちした美琴に阻まれ、喉への突き一本で倒れた。
「兄さんと逃げるって……素敵」
 ついてきていた黒メイドが目を丸くしてそれを見守る。
「……あの方達、素人ですよね?」
「日々の姉妹喧嘩で培った技だと思う。……でどっち?」 
 その言葉に我に返った黒メイドは、右に曲がると走り出し、そして出てきた相手とぶつかった。
 短い悲鳴が二つ上がり、伸一は目を見張った。
「詩乃!」
「……、その女達と行ってしまうのですか?」
 尻餅をついていた詩乃は、伸一と姉妹を見ると、その目に、先ほどの暗い光を宿らせた。
 そして立ちすくむ伸一に立ち上がって近寄ると、抱きついて低く笑った。
「行かせませんわ。伸一様は詩乃とずっと一緒。その女達と一緒にいると伸一様が不幸になっちゃう」
「何言ってるのよ!
「でたらめはやめて」
「動かないで!」
 引き剥がそうとする姉妹が、伸一の首で光る金属の輝きに立ち止まる。
 詩乃が危険な笑みを浮かべてナイフを突きつけていた。
「伸一様のためですよ。伸一様は一人しか幸せにできないのです。
 ……三人もかわいい人を連れていても、二人は不幸が約束されてるのですよ」
 何か狂ったものを含ませて詩乃はクスクスと笑った。 
「詩乃は申しましたのに。伸一様が悪いのですよ。……女の子に酷い事する伸一様には、お仕置きが必要ですよね」
 ナイフが首に押し当てられる。
「さあ、詩乃に謝って、詩乃と一緒に行くとおっしゃってください」
 伸一は答えなかった。ただ詩乃の手をもって、自分の首にゆっくりとさらにナイフを食い込ませただけだった。
「しん!」
「兄さんっ!」
「「……っ!」」
 首に赤い線が生まれ、赤い玉が大きくなり、滴となって流れ始めた。
484名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 10:20:31 ID:wHP85jDM
タイトル通り姉妹メインで進むようですね。
メイドの扱いが個人的にちょっと相容れないものがありますが一応GJです。
485おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 10:20:32 ID:qJwd3MLt
「……詩乃が好きになった男はさ、ナイフで脅されたら、姉弟でも放り出すような男なのか?」
 詩乃は目を見張っていた。
「……詩乃はさ、誘惑されたり脅されたら、好きな女でも簡単に忘れられる男がいいのか?」
 そして体を小刻みにふるわせ始める。
「……俺が詩乃を愛しても、別の女が忘れてよと誘惑したら、詩乃の事を忘れてしまっていいのか?」
 ナイフが澄んだ音をたてて床に落ちた。
「詩乃には悪いことをした。詩乃の言うことが正しいのもわかっている。
 でも、今は……今はこいつらと一緒にここを出なきゃいけないんだ」
 詩乃の目から大粒の滴が滴り、すぐに頬を伝う流れとなった。
「でも、ま、詩乃もつれて行くけどね」
 詩乃の泣き顔が驚いた顔に変わるまでに、伸一は詩乃の腕を掴んでいた。
「さ、行くぞ!」
 そして詩乃を連れて走り始める。
「なんでよー! なんでそんな女連れて行くわけ?」
「兄さん、血が! 首に! 血がとまんない!」
「……。はっ! まってくださーい!」
 真琴と美琴が追いかけ始め、呆けていた黒メイドが慌てて走り出した。
「ははーん、さてはこの人と浮気したでしょ! 臭いでわかるもんね」
 真琴が走りながら、伸一の耳を引っ張った。
「に、兄さん! ……わ、私という者がありながら!」
 反対側の美琴が、木刀を構える。
 詩乃は驚いた表情のまま、機械的に走っていた。
「いだだだ! ……なんて鋭い……、じゃなくて、最後まではしなかった! 本当だよ!」
「む、じゃあ、途中まではしたんだ! ひどいひどいひどいひどいよぉ!」
 伸一の言い訳に、手をばたばたふりながら、真琴は抗議した。当然走りながらなので、器用である。
「兄さん、……帰ったら臭い落ちるまで私が洗います。いいですね!」
 美琴は泣きながら木刀を振り回して叫ぶので、さっきのナイフより危なかった。
「痴話喧嘩はやめてくださーい!」
 もちろん黒メイドの抗議には誰も耳を貸さない。
「それに詩乃を連れていく理由があるんだよ!」
「うわきものぉ!」
「不潔です!」
 二人の錯乱ぶりに、現れた警備員はまわれ右して消えた。
 黒メイドは、ヤヴァイオーラが二人から出ていたからだと後に語った。
 五人は、喧嘩しながら階段を走り降り、角を曲がり、小さな鉄製の扉を開けた。
 風が吹き抜け、夜の冷気と山の臭い皆を撫でた。
 屋内の光に慣れた目は、未だ辺りを一面の闇としか認識できなかい。
 空には満天の星が輝いている。空高くに丸い月があった。
486おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 10:23:07 ID:qJwd3MLt
「綾子様が待っているはずですが……」
 黒メイドがつぶやく。辺りをうかがいながら、五人はそろそろと出口を出て歩いた。
 突如、物陰から伸一に襲いかかる影があった。対応する間も無く、伸一は影に捕らえられる。
「伸一君! 伸一君なのね!」
 気がつくと懐かしい声と臭い、そして温かな柔らかみに彼は埋まっていた
「綾子……さん?」
「あぁ……!」
 言葉にならない思いを込めて、綾子は伸一を抱きしめていた。
「誘導完了ですぅ」
「オッケー。じゃあみんな、伸一様ゲットバックしたから、作戦中の子は、もうさっさと逃げちゃいなさーい!」
「はーい」「りょかーい」
 表れた黒メイド達が無線で会話しながら走り回る間、綾子は伸一を無言のまま放さなかった。
「お母さん、まだ終わった訳じゃないから」
「早く逃げないと」
 おずおずと掛けられる真琴と美琴の声に、綾子はようやく伸一を離した。
「さ、伸一君、行きましょうか。……その子は?」
 月明かりの中で綾子は詩乃をみて、いぶかしげな顔をした。
「……俺のわがままなんだけど、ここから一緒に逃がして欲しいんだ」
「ふーん。誘惑されて情が移ったから?」
「なっ!」
 さらりと爆弾発言されて、伸一は絶句した
「伸一君の身体からその子の臭いがするわよ。抱き合ってたんでしょ?」
 真琴、美琴が伸一を睨み、綾子も笑顔を作りながらも目は笑っていない。
「……あー、……はい。最後まではしませんでしたけど、……その、……そうです。
 でも、詩乃も犠牲者なんです。俺を好きになるように精神改造うけちゃって。
 それに用が済んだら慰みものにするって男がいってましたし。
 ……ははっ、これって情もちょっと移っちゃってますよね。
 だけど、こいつもここからだけは逃がしてやりたいんです。後は俺がなんとかしますから」
「伸一……様?」
 壊れた機械の様に詩乃は無表情だった。
「我ながら偽善者って思うよ。もう本当の意味で詩乃を幸せにしてやれないのにさ……。
 でも俺のために人生を壊されてしまった人がいることを知ってしまったから。
 そのうえでそんな人を放置できるほど、……俺は強くないよ」
 少し続いた重苦しい無言を、綾子のため息が破った。
「……やっぱり美鈴先生の血……なのねぇ。
 美鈴先生もね、知ってしまったから放ってはおけないって、言っていた」
「母さんが?」
「それで、お腹が大きくなった私を助けてくれたんだし……、仕方ないか。
 さ、時間無駄になったわ。さっさと車の所にいくわよ」
「えー、許しちゃうの!」
「真琴! 好きな人の心からの言葉を信じられないなら、伸一君から離れなさい」
「うそうそ。ちょっとしんを困らせたかったのー」
「姉さんは、疑り深い悪い女ですから」
 女達が車の方に駆けていき、詩乃と伸一だけが残った。
「……なぜ?」
「俺は偽善者でエゴイストなだけ」
 伸一は憮然とそれだけ答えると、詩乃の手をとり、女達を追って駆けだした。
 詩乃の顔に笑顔が浮かぶ。媚びも憂いも無い、子供のように純粋な笑顔が伸一の背に向けられた。
487おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/20(金) 10:24:26 ID:qJwd3MLt
以上 一応終わりです。
488名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 13:21:10 ID:nYw2gNJX
GJ GJ GJ
489名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 15:11:01 ID:wi3C4j0F
GJっす。

あとは全員集合ハーレムセクス。
490名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 18:07:56 ID:TviWDW4s
GJ
プロットの投下をして、それを基に何か発展性のある話があるならいいけど
現状のネタとか言ってる丸投げには全くその先がないから反対だな
正直雑誌の擬人化とかの辺りの流れは何がしたいのか解らん
491名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 18:34:54 ID:sffnpffF
まぁなんだ、ハーレムスレの住人なら心を広くもっていこうぜってことだ
492名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 19:29:17 ID:wi3C4j0F
>>雑誌の擬人化
ヒロインの個性を雑誌の特徴からオマージュ
彼女たちに好かれる主人公は、どんな奴?
ストーリーは?

>>丸投げ
べつに、投下されたネタの一から十まで使う必要はない。
おもしろいと思うところがあれば、部分だけ摘んで妄想すればいい。


ネタも丸投げプロットも、受け取り方しだいでいくらでも妄想できて楽しいと思うけど。
そんなふうに楽しめない?
493名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 19:56:58 ID:44YAIqyV
いくら味付けを変えても、毎日牛丼ばかり食べていたら飽きてこないか?

つまりはそういうことだと思う。たまに食べるから美味しさが際立つわけで。
……自炊派の独り言だけど。
494名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 20:33:53 ID:7a8X2iEK
そこまでネタ作ったならお前が書けよ、という物を投下する奴って、
他の誰かに自分のネタで書いてくれって言ってるのと同じだろ。
それって選択肢を限定しているじゃないか。

ハーレムとは複数の選択肢なくして成立しないものだろ?
495名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:06:07 ID:nL4SbceX
>>471-487
GJ!

まぁまぁ、どうしてもネタが嫌な人はスルーしとけばいいじゃない。
面白さのツボは人それぞれだし、全面禁止しちゃったら出てくるものも出なくなっちゃうよ。

俺もエロなしもので紹介ひとつ。
ttp://kikousi-r.hp.infoseek.co.jp/index.htm
ここの春に来た妹がハーレム風味。
一応恋人はいるんだけど、義妹と幼なじみ、先輩とで取り合い状態。
496名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:06:12 ID:0A1VYMaz
間違いなく言えるのは、
プロットだけ書いてる人間の方が、
それに文句言ってる人間よりはよっぽど発展性があるってことだ。
497名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:14:27 ID:n4YYl9Eh
リンク集のTableタグが再現できる環境って……
どのブラウザもしくは設定で見れんの?
498名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 22:16:24 ID:oejwVzjg
>>487
寸止めじらしプレイGJ!
エロ大盛り姉妹丼ヤンデレ冥途付がくるのまってるw
499名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 22:30:07 ID:LQ7kkeAY
実質、雑談も禁止になるな
500名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 23:30:11 ID:+9LaxYbT
>>487
GJ!
ヤンデレ依存気味なメイドと姉妹&義母とのエロエロを待っているぜ。

雑談も禁止、ネタを放り投げるのも禁止ってそりゃどこの社会主義国家だ?
俺にしてみたら丸投げだろうと多少いい加減だろうとスレの潤滑油になりそうな
意見まで潰すような奴のほうがよっぽど悪だと思うがな。
もうちょっと他者の意見に寛容にならんと出る物も出ないぞ。
「俺はアンタの意見には反対だがアンタがそういった意見を持ち発言する事は否定しない」
くらいは言える心持がないなら自分でスレ作ってそこで話してればいいしな。

501名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 23:38:24 ID:VcVBDiW8
単にプロットにやる気が感じられないからだと思うぞ。
502名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 00:24:48 ID:I1rca9Jx
皆スルー能力をみにつけようぜ。
503名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 00:47:37 ID:MsMDuRCs
ネタはともかく、
いつのまに雑談禁止ってことになったんだ
504名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 02:12:36 ID:AL12DtfM
ハーレム主になるには大きな器が必要だからな
アンチもアンチアンチもまた許容できるようにならなければ
505名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 02:51:05 ID:xkeh0UbJ
ハーレム物とは、女性が惚れざるを得ない主人公の魅力を書く事なり
506名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 03:28:40 ID:oyjlw0h1
阿保どもが…

勃起できればそれでいいと何故分からんッ!?
507名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 04:29:28 ID:VvCp0cHD
501に同意

こんなネタ・こんなストーリーだからと言う理由で俺たちは読んでいるわけじゃない。
そこに魂を揺さぶる黄金郷!ハーレムがあるからだっ!
ネタ・プロット大いに結構、そこに魂の感じさせればそれはありだ!

擬人化はいいじゃないか!
お前らにもなけなしの小遣いで週刊誌を買っていた時代があったはずだ!
場所に困るかもしれない、面白い漫画が多くないかもしれない、それでも…手元にいて欲しい。
それが女の子なら、なおよしっ!むしろそれこそがグッジョブ!
色々な漫画を読みたい(女の子が欲しい)、けど場所が無い(愛しきれないかもしれない)
それでも、出来るならっ…出来るならっ……!!
そういった苦悩とそれに勝りうる情熱を感じられなかったとでも言うのかっ!!?

…ただ、毎週増えてくのは勘弁してください。
部屋の隅に積み重なった一度愛した子にうるうる見つめられたくないし、
ちり紙交換のトラックに積み重なった子を見るのもいやだっ!

プロットは、ものによるなぁ…
一時期あったプロローグのみ書かれてもパトスが感じられない。
>>492の言う面白いところがあればまだしもテンプレが多すぎて正直微妙。
508名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 04:31:19 ID:IUDwE7Am
>>506
謙虚だなぁ、俺は最後までヌかないと気がすまないぞ?
509名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 07:16:29 ID:JtHRp4LM
まあなんつーか
何事も程々に。
どっちかってーとおれは何でそんなに攻撃的なのかが不思議だ。
お互いにちょっと我慢すればいいじゃん。
プロット少し乗るくらいなら我慢する。
プロットを思いついても、書く前に「最近そういう書き込み多いなー」とおもったら自重する。

これでいいじゃん。
510名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 10:46:56 ID:QX/FXXGP
プロットそのものにより「俺の妄想どうよ?萌えるだろ?だからコイツで話し書きな!」


って考えが透けて見えるのはムカつく

まぁ、「女の子を独占したい!」って思ってる時点でハーレム好きなんて大なり小なり、
意識的無意識的に自己中心的なんでしょうがないところはあるがな
511名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 11:51:52 ID:ExzEIAuN
話そのものを途中まで書いて「もうむりぽ」「つづき だれか たのむ」ならまだいいけど、
プロットっていうかあそこまで固められてると感情移入できなくて書けないってのが正直なところ
512名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 13:15:28 ID:AL12DtfM
つまりハーレムは無形文化財ってことだな(違う
513名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 14:06:50 ID:1fZCv2i1
「無形文化財でもあるハーレム道、第38代継承者、七史様ですね。
 私は、桃板晴子と申します。
 是非、私にハーレム道をご教示いただきたく、参り越してきました」

「だが断る。俺は単なる学生なんだから」
 その言葉を後ろにたった数多くの女達が遮る。

「七史様! なんと意気地のない! ハーレム道を求めて来た女は、
 その場で押し倒し、奥義と七史様の如意棒で至高の快楽を与えて
 ハーレム道の深き喜びを与えるのが、継承者たるものの努めでは
 ありませぬか」
「あのな、その通りやってきた結果が、今じゃ朝から晩まで吸い取られて、煙も
でねぇ有様だろが!」
「修行が足りませぬ。晴子とかいいましたね。
 ハーレムの教え その1、
 立たぬ立たぬは工夫が足りぬ。立たぬなら立つまでしようご奉仕を!
 さあ、おやりなさい!」
「おやりなさいじゃねー! もう出ねぇよ!」
「教えその2  去る男は押し倒し、来る男も押し倒す。逃がしては成りませぬ!」
 逃げる七史を多数の女が追いかける。

 その場にいた文部科学省の役人は、ハーレム道に対して次世代への継承困難と
 メモするのであった。 
514名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 14:14:36 ID:OYD14aR3
>>513
>その場にいた文部科学省の役人
こいつも女でハーレムに参加だろうが、普通は
515名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 16:11:19 ID:Fx7DlsEs
妹の名前は、桃板鯖子ってのでどう?
516名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 23:25:05 ID:yWn/NF2K
ここまで「スルーすればいいだけジャン」でFA出てるのにグチグチ五月蝿いスレは初めて見た
517名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 00:26:38 ID:KFE/7pHk
もっと色んなスレを見ろ。
518名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 00:29:52 ID:FPmQRE8e
中途半端な「ネタ」を書き込まれても、「そこまで固めてるなら自分で頑張んなさいよ」と言いたくなる。
いいとこ取りして新しく作るにしても、元が半端だからロクな事にならない。
「頑張れと言われても書けない」って奴は、だいたいが「文章力無い」とかの、「今現在の自分の能力からの推測」に過ぎない理由で逃げている。
未来の可能性を全て投げ捨てて逃げに走るって意味では、いじめ自殺と何ら変わらない。
無論、いじめ自殺の方が深刻な問題である事は理解しているし、これはあくまでたとえだが。
文章力は訓練すればある程度は身につくし、有無を言わさず新たな書き手を叩き出すスレなんてこの板に無いんだから。
人間は唯一、日々学び、進化する可能性を秘めた生き物なんだから、その可能性を捨てるな。
519名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 00:46:37 ID:2nMGkowb
自分では何一つ生み出せない仕切りたがりにとっとといなくなって欲しいから
プロットだけの投稿大歓迎って気分になってきたな。
520名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:08:19 ID:U0dsx6FV
>>いいとこ取りして新しく作るにしても、元が半端だからロクな事にならない。

可能性を捨てるな。
521名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:12:31 ID:tgqgOErf
>>518
その理論からいくと、逆に
ネタを書き込むなって発言こそが真の悪になるぞ
522名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:43:37 ID:CuzKGVXP
まあなんつーかこの流れはあれだなどちらにしろSSもプロットも投下しにくいふいんきになってるのは確か
プロットだけ作って「えー皆そこまで言うならSS書いてみようかな」と背中押してくれるのを待ってるような気もするんだ
あと、SS書きの風上に置かせてもらってる者からすれば、プロット投下はスルーか刺激を受けるかのどちらかなんで、特に反対してる人間はいないと思うぞい
523チラシの裏:2007/04/22(日) 01:44:59 ID:sQF3nSW5
弄る余地のある“ネタ”なら歓迎するけど・・・ね

一時、チョコチョコきてた
序盤のあらすじって言うか設定っていうか
“本編は99%かかれないであろう予告編”を投下されても
・・・これを読んで、一体どうすればいいんだろう・・・
と思うことはある
524名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:48:48 ID:CuzKGVXP
あーけど自分の妄想を一番具現化できるのは自分だけということを知った方がいいのも確かかな
人に任せて後悔するよりも己の全力でもって是に当たれ。ただし、他のものは賞賛こそすれ貶すのは見当違い
プロットからSS書いて「違う、こんなんじゃないんだ」とか投下した奴がいうのはまた別の問題なので割愛な
525名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:53:38 ID:BEpa6/y7
誰でも思いつく変なプロットでも似たようなのでも投下されたら
同じようなのをきちんとストーリーで作ってても投下しにくいだろ
526名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:56:43 ID:tgqgOErf
だから読まなきゃいいんだろ?
527名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 02:03:46 ID:ER1+PJeH
投下しにくいかどうかなんて、それこそ作家に聞いてみないとわからんぜ。
528名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 04:30:36 ID:M07jFma3
姉妹丼、最初ドタバタ系のラブコメかと思っていたら邪気眼系だったとはな。
メイドがでてきた時、「S系メイドキタコレ」と喜んでしまった反動か知らんが、今回の話は寝取られ臭く感じてしまってかなり萎えた。
久しぶりに会った幼なじみが実はヤリマンになってた的な気持ち悪さ。
マジ気分悪い

ワガママだが注意書きがほしかった
529おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/22(日) 04:38:36 ID:SZCBEc62
>>528
 苦情了解しました。 今後のアップを中止します。
 とくめー様は申し訳ありませんが、保管庫からの削除をお願いします。
 大変お騒がせしました。
530名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 04:54:59 ID:0JHG4R/a
ちょっと待った!早まっちゃいかん!
あれだけたくさんのGJレスが付いたのにたった1つ否定レスが付いただけで
いきなり削除なんて早計にも程がある!そんな事いってたらこの世に
創作物なんか1つも存在できなくなるぞ!否定的意見の全く無い創作物なんざ
この世に存在しないんだ!
531名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 05:58:13 ID:cKrDJX1q
俺たちのGJは職人さんの心には届かなかったってことだな・・・(´;ω;`)
532名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 06:16:05 ID:qQstypZl
>>528
作品の展開が好みに合わなかったというのは仕方がない
スルーするために注意書きが欲しいというのもわかる
でもちょっと書き込みにトゲがありすぎだ
否定的な批判じゃなくてもう少し建設的な批判しれ

>>作者へ
たった一つの批判的な意見で極端に走り過ぎだ
528も書くなとまでは言ってない。ちょっと邪気眼な展開が好みに合わないから注意書きが欲しかったと言ってるだけだ
ちなみに俺自身はこうした展開も楽しんでる
あと、匿名掲示板とはいえ、一旦作品を公開した以上、作者には作品を完結させる責任があることもわかってくれ
中途半端で投げられるのが読者にとっては一番痛い
533名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 06:19:08 ID:DnbwWvJU
たくさんのGJも一つのクレームには勝てないこともある
だがちょっと作者は性急な気がする


ネタ投下に関しては何も言わないが、続きを書いてほしかったらもっと『出来の悪い』ものを書いてくれ
設定が穴だらけとか、背景があんまり明確じゃないとか
最近のやつは俺達はお前の依頼で動くエージェントじゃねーぞって思わせるのばっか
534名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 11:07:59 ID:znRxa43j
>>528
>マジ気分悪い
お前の顔の方がキモイだろ
存在自体が迷惑なんで回線切って首吊って氏んでください
535名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 13:14:31 ID:y3TiTpkx
>>528程度の感想にこんな過剰反応するなら2chなんてやめちまえ。
>>529も、支持してくれてる人だってたくさんいるんだから、別に書くのやめたり保管庫から削除なんてする必要ないだろう。
中には合わない人もそりゃいるさ。
536名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 14:25:08 ID:Wn7T/ikw
とりあえず、否定的意見ひとつで削除依頼するのは早急すぎると思う。
私は面白かったので、是非続けてほしい。
537名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 16:40:04 ID:CqZVYDLX
>>466
今頃読んだが、結構な学園型ハーレムの模様。と言うか、完璧にモテモテ。
これはハーレムモノとして良作かも。
ただ、更新が長い間されていないようなのがネックか。
538名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 19:53:44 ID:AfMxE7Hx
俺も出来れば注意書きはして欲しかった派だ。事前に分かればダメージ受ける前にNG指定できるからさ。
極度の独占厨である俺にはこの程度の展開も許容出来なかった。
しかし>>528だって辞めろとまでは言ってないだろ。ハーレム好きと一言に言ってもそれぞれ好みがあるわけで
そりゃ中には肌に合わない奴が居るんだよ、ってことも知って欲しいとも思う。

ただ、批判された以上に続き読みたいっつてんだから、ある程度の支持は得てるんだろ。
それをたかが一レスの批判で辞めるなんてのはもったいないだろ。
批判された以上にあんたの続きを待ってる人が居るんだからさ、もっと自信持てよ。
539名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 20:41:38 ID:iITPZgm1
>>535はやめろっていったり
書くのやめる必要がないってことは
2ch以外で書けってことか?

俺も過剰反応だと思うがその批判うけて
作者がもうUPするのやめるっていうんだから
しかたない
注意書きとはいうが作者は自分では
十分独占厨の要望に
応えるものと思ってたかもしれない品
客観的な判断は実際にUPしないとわからないんだし
540名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 20:53:10 ID:6W4uLVbv
>>529に届け我が思い!!
541名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 20:58:50 ID:sQF3nSW5
528のレスによって529がハーレムを作りそうな勢いですね
良いことです

まあ、姉妹丼やめるのはもったいないと思うし、やめないで欲しいとも思うね
すべては作者様の胸三寸ですが
542名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 21:03:14 ID:hEB/udK/
そういや、昔449氏のSSがアンカー忘れて寝とられになった時ももめたよなぁ
543名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 21:42:27 ID:XfxLOgAQ
まぁあれは正直揉めても仕方なかった…良い教訓だと
544名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 22:35:59 ID:U0dsx6FV
まだその話題引きずられるのか・・・。
545名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 22:58:15 ID:zi5DTDEZ
いっそのこと通り魔的に投下して逃げちゃう、とか。
546名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 23:42:04 ID:sQF3nSW5
天才現る
547名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 23:49:46 ID:oW0wEPha
>>545
初めてSS投下した時、反応が怖くてしばらくスレ見られなかったこと思い出した。
1週間くらい経ってから恐る恐る見に行ったらGJて書かれてて安心したけどw
548484:2007/04/23(月) 00:36:34 ID:sVzna4lU
10時過ぎにコメント入れたらリロード忘れて思いっきりお話をぶった切ってしまった484です。
その節は作者様には大変申し訳なかったと思います。すいません。

その時書いたようにスレの範囲内だとは思いますがメイドの件は事前注意があると親切だったと思います。
私としてもちょっと厳しいものがあったので>528の憤りもいくらかはわかってしまうものですから。
確かに>528はキツイ言葉を使っていて言い過ぎだとは思いますがオープンな場ですから色々な人がいます。
>528も言葉は悪いですが注意書きの要求(しかも我侭と断った上で)でやめろとまでは言っていません。
容れるべきは容れ、無視するところは無視して今後も続けていただければと思います。
もちろん作者様の意向が最優先なのではありますが。
549名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 04:57:15 ID:sKdqYFnB
いや、なあ、俺にはわからないんだが
>>528は「注意書きが欲しい」と言ったのに
なんで>>529は「削除する」と言い出したんだ…?

何か要望を受けているようで全く受けてないという、ものすげえ変な流れだぞ
誰もその事については何も言わないし
550名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 04:59:34 ID:sKdqYFnB
殆ど誰も、だったごめん
551名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 05:11:04 ID:mToqOyfx
要望にしては、>>528はトゲがあり過ぎだろう。
モチベーション下がって、作者さんが連載止めちゃうのも無理はない。
同時にこの程度の批判はこれからもあるだろうから
引き止めても無駄だろうなぁとも思う。
552名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 06:46:18 ID:x6qq9ZD4
たまに無駄に悪意を振りまく書き方するやつがいるよなあ
534とか。
553名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 07:17:45 ID:1d/YodRf
補助掲示板のやりとりも原因だろうね。

あと、>>542>>543、いい加減そのことを引き合いに出すのはやめてやれ。
554名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 20:39:22 ID:xTIvgNIg
内部抗争しているスレほど見苦しいものは無いから我慢できなくなってきた。

ハーレムは争いをせずに和気藹々とが基本。
でないとハーレム神から神罰が下るぞ。

>>揉めている方々全員
PINKちゃんねるは18歳未満立ち入り禁止なんで18歳以上として適度な度量とスルー力を持ちましょう。

>>529
2chでは書き手はタフにが基本です。もっと心をタフにしてこれからも頑張って下さい
555名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 20:40:10 ID:xTIvgNIg
下げ忘れスマソ
556 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/23(月) 20:58:49 ID:h4+L8LM6
>>554  続きのエロパートを書いている最中です。 (綾子さんとのところです)
 ここにアップするかはともかく、書くことは投げ出しておりません。
557名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 21:08:40 ID:isF3KrWh
流れぶった切って紹介。
ttp://you16.web.fc2.com/untitled.htm
ここの「ゼロの使い魔・2回目」が現状ハーレムっぽい。
二次創作でエロなしなのでそういうの駄目な人はスルーで。
558名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 22:19:00 ID:G4YLoHwk
>>557
流れぶった切った割に繋がらない件
559名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 22:29:53 ID:8ONCS8NU
みんなシリアスし過ぎ。
マターリ進行でスルー力をつけようぜw
560名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 22:41:36 ID:B1BUaiWq
>>558
さっきまで読めたのに次ぎ読もうと思ったら繋がらなくなった(´・ω・`)
561名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 22:57:52 ID:06rG0FXB
ちょw>>557は結構気に入っていたのにwww消されてるwwwww
562名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 23:23:27 ID:2psDu/iD
つか、ヘイトと飽きたらポイで有名なU16かよw
563名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 23:43:24 ID:pTgZWPF1
>>557

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは「ゼロの使い魔・2回目」の1話を読み、
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        続けて2話を読もうと思ったらいつのまにか消えていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
564名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 00:03:08 ID:0xIdFxxz
保存する前に消えちまったか…
誰か俺の持っている改訂前のデータと交換しないか?
565名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 00:20:42 ID:GMuEvYtN
もう見れないと思ったらGoogleキャッシュでまだ見れたwa
566おかわり!姉妹丼 ◆U5oiU4.Zk6 :2007/04/24(火) 03:03:19 ID:Ng6tFjXu
スレから追い出されたSSを投下するスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161043643/

139-149に、完結編を投下しておきました。

完結の義務は果たさせていただきました。

なお、前の発言で保管庫収載への削除を求めましたが、撤回しておきます。

保管庫への収載は、誤字脱字改行の修正を除いて、改変しない限り自由とします。
注意書きは当方で付ける予定はありませんが、保管庫の方で付けるのは自由です。

では、皆様、ごきげんよう。
567名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 04:40:53 ID:m/ylmfi9
何というかそのなんだ

まぁとりあえず乙
568名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 06:10:37 ID:d9K9VhZn
そうか
569名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 10:56:41 ID:RZdPtfAK
蝶乙!!
また気が向いたら
570名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 11:08:45 ID:Uebeb7KQ
GJ

けど警察を頼れない理由はよくわからなかった。
571名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 12:28:09 ID:4frOy4fx
>>565
どうやって見れました?
どうも上手く見れない…
572名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 13:00:24 ID:P8AtzOB5
乙です

面白いから気が向いたときに顔出してください
573名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 17:30:57 ID:j+dVzMqS
いや誰も追い出してはいないと思うが
574名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 22:11:10 ID:A8JvAKtK
つか、なんか殺伐しすぎ。
575名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 22:50:25 ID:RU4eamTv
困った時はダジャレを言えば場が和むってばっちゃが言ってた
576名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 23:27:07 ID:UbLF+IHA
殺伐としたスレに鋼の救世主登場!

−− えい!−−

「救世主さんは、切られて痛くないんですか?」
え…あ…痛い。めっちゃ痛い。でも、俺、救世主だから

−− えい!−−

「救世主さん、かわいそう。傷口嘗めてあげたら直るかな?」
え…あ…ちょ…
「ぺろぺろ」
あ…気持ちいい

−− えい!−−

「救世主さんの傷口、甘いんですね」
あ…うん。基本的に羊羹だから。
いや、今の無し。取消し。俺は鋼の救世主。
I am the bone of my steel. 全身全霊、燃えさかる超合金製だ!

−− えい! −−

「強がっちゃって!もう手加減しませんよ」
あ、そこを舐められると…あqwsでrftgyふじこ!!!!!
「ほら、このあたり、どうかしら?」
!!!!!!

−− 私も舐めていいかな? −−
「うん、私が右側から舐めるから、あなたは左側からね」
−− こうですか?わかりません −−
「とっても上手よ。ほら、救世主さん、こんなに気持ち良さそう」

577名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:34:03 ID:2Nfy6jO/
結局のとこSSを書いても誰も見ないんじゃないかという気持ちにさせられる雰囲気である
のが寂れる原因だな。
ネタでもいいから書き込んでくれれば空気が変わるのに。
自分の都合のいい文だけ読めばいいのになー。
578名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:40:07 ID:Rdyt1bzG
いや、そうやって蒸し返ししない方が良いんじゃね?
579名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:45:15 ID:f2QAAlry
>>576
ようかんマンうめぇw
580名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:21:10 ID:FuJSNpNP
この前クリようかん食べたら、大きめのクリがたくさんあって、全部食べるのに難儀したよ。

やけに卑猥。
581名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:33:46 ID:9gwK3GCM
えらいお得だw
俺は口の中で転がしてから甘咬みして崩すのが好きだ。
582名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:58:35 ID:alLowTkr
妹「ああもう沢山。このスレと来たら陰核の事ばかり。
  得意げな顔をして髷を動かしている。こんなスレの血を引く自分が憎い」

兄「4レスだったぞ。安いものだな、クリと言うのは」

妹「卑猥にすぎる。スレはどうなってしまうのか」






                                もっとやってもっとやって〜
583名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 01:37:09 ID:Q5f/FcVA
>>582
ンフハハハハハハ!!!!
なぁぁにを勘違いしているのかねキミィィィ!!??
我々は「栗羊羹」の話をしているのであってェェ、そんな卑猥な事は誰も話しておらんなぁぁぁぁ!!
おぉっとぉ、もしかして本当に卑猥なのは、君の方じゃないかなぁぁぁぁ!!??
それはちょっとばかり問題じゃないかなぁぁぁぁ!!??
ンフハハハハハハ!!!!
584名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 06:34:44 ID:YpruU/yt
ネタといいつつプロットを投下する者は理解していなかったのだ
その行為で痛手を受ける未発表作が有ることを

容赦ないネタ談義が幾つもの作品を潰したことを

ネタ、プロットは執筆依頼にならぬよう注意しよう、
(多くの)職人は注文があまりお好きでない。
しかしながら(多くの)職人は雑談中に生まれ降臨する。
何事もバランスとタイミングだ
585名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 07:59:07 ID:TqDqWQ+w
落ち着きかけた流れを蒸し返す奴って、立派な荒らしだよね。
586名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 08:06:52 ID:vEKjMRH/
ですよねー^^
587名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 13:29:28 ID:OwoiU77h
OUTさんのサイトの更新が止まってもうそろそろ1ヶ月。
新生活で忙しいのだろうなぁと思うものの、
もうそろそろガーディアンや教室の新作が読みたかったり。
588名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 20:46:17 ID:UzsGsCJY
ID:YpruU/ytをNG登録した
589名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 21:03:34 ID:3ngs+y4z
>>588
この仕切り厨くんは同じIDで書き込んだことがないから、
それは意味がないと思う。
590名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 21:06:49 ID:vEKjMRH/
>>588
名無しさん@ピンキーをNGにすれば良いと思うよ!
591名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 21:50:20 ID:SsG2Bkoc
10年くらい前、『全国制服美少女グランプリ』って企画のCG集があった。
このスレで知ってる人は、どれくらいいるんだろう?

何が言いたいのかというと、
全国から集まった美少女コンテスト上位者を一人占めできるハーレムって良いよな、と。
592名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 23:32:36 ID:ALgevuFD
あったな
っつーか総集編のCDまだあったわ
7名×5地区で35人分、499点のCG集のやつ
593名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 06:13:51 ID:b1vWTW2y
594名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 08:37:50 ID:RUWsL7xI
>>593
571じゃないが礼を言わせてもらうわ
これはいいハーレム><

閉鎖してしまったのがおしいね
595名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 11:50:56 ID:OnRoPZo0
大丈夫だあの作者は引退歴1出戻りで
あの作品も突如として削除〜書き直しだった
その時も話がこの辺りでしたよ?
596名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 13:47:50 ID:zSmmXAyo
>>594
サーバートラブルか何かで閉鎖じゃないみたいよ。
ただ全データが消えちゃったらしく、復旧待ち
リニューアルを考えてるそうな。
597名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 15:23:00 ID:N53J6+0X
リンク集にあった天魔のアニメ小説が閉鎖しとった
598名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 16:38:45 ID:V8pAio6o
なるほど、バックアップ取ってなかったのか
599名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 19:39:23 ID:ePm5bUSc
>>595
で、一度書き直しだすと新規更新は絶望的となるのがU16クオリティw
600565:2007/04/28(土) 00:46:56 ID:Zz1q2EhT
>>571
返答遅れた。
自分の方法はGoogleツールバー付属の機能「このページのキャッシュ」での確認。
でも>>593の方が余計なツールを入れない分いいかもしれない。

そんな事を言っている内に復活の気配が…
601名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 06:17:53 ID:buNnmwRf
今見たら目次と一話復帰してるね
602名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 18:29:27 ID:dWSJsmWw
>>591
問題はどうやってその集まった美少女をハーレムの一員に加えるかだな。
603名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 19:04:30 ID:9M3hx4DP
1.業界大物プロデューサー(つんく♂型)
2.主催プロダクション社長(ジャニ)
3.会場に立てこもる犯人(ストックホルム系)
4.魔法の言葉(懲りないな)

とりあえず四択
604名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 19:45:02 ID:kyT9Y2nC
作者とはまったく別人だがコレのモーニングフェラ部分だけ書いてみたんだ。
ttp://marie.saiin.net/~mcharem/08_226.htm

文章の上手下手はさておき、他人が人様の作品に乗っかるのは
スレの禁忌にひっかかりそうで怖い。


そこで皆あるいは作者様の意見を聞いてみたいんだ。
果たしてここで投下してよいものかどうか。

ま、駄目なら駄目で漏れのおなにゅ帳に留まるんだけどね。
605名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 20:07:28 ID:dWSJsmWw
>>603
3.だと学園ソドムっぽくなるので俺はやだなぁ(主観)。
順当に行くと1.2.4か・・・。
606名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 20:13:07 ID:JQZgxyr4
5、コンテストスタッフのバイト君てのはないのか
607591:2007/04/28(土) 22:05:07 ID:2KJVogGV
俺が考えてたのは基本的に>>606に近いカメラスタッフなんだ。
各地区代表の7人がサイパンロケに行って、帰りの船が遭難、無人島に流されて・・・程度の、超・ご都合設定だった。

ちなみにメンツだが、関西代表の榊原千春は外せない。
608名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 22:24:00 ID:8CSmXGyi
>>603
3.の変形で、人質になった美少女達を、見た目は地味だが凄腕のSAT隊員が
カコヨク救出して、メロメロになった美少女達に追い回されるといった
ベタな展開を希望。
609名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 22:32:57 ID:2KJVogGV
>>608
どうせなら、いつもクリスマスに災難に遭う刑事がカコヨク救出。
610名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:18:08 ID:DRbUS7fK
>>609
そーなると、主人公の生え際が年々危険になりそうでw
611名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:51:59 ID:kyT9Y2nC
>>609
映画だと自分の嫁さんだけど、小説だと自分の娘だよな。
(1作目しか読んでないけど)

そうなるとちょっとガクブル…。
612赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/04/29(日) 00:05:07 ID:JRIER5m2
流れをぶった切って小説を投下します。全三話で今回は一話です。まだエロなし。
煮詰まった連載の息抜きとして本能の赴くまま書いたものなので、文章構成や描写はメチャクチャですが流れで読んでいただけたらと思います。
613ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/04/29(日) 00:06:25 ID:JRIER5m2
 ぎゅるるるるるん。
 真昼間の工事現場は土煙が舞いドリルの音が響く。
 筋肉質の男たちが黄色いヒヤリハットを頭に被って白いタンクトップをぬらしている。そして額に落ちる汗をぬぐおうともせず汗砂袋や鉄骨を担いで砂舞う砂利道を右へ左へ走っているのだ。
 毎日の資金をその足を稼いで生き続ける日雇い労働者の男たち。歳も40歳から60歳になるという者まで。
 しかし、皆が様々な現場から流れてきた肉体労働のプロばかりであった。
 そんな男たちの中。一人だけ、現場に似つかわしくないほどの中肉中背の小さな少年が混じっていた。
 肉体を磨き上げた男たちの間を縫って、自分の全てを力を込めて砂の沢山乗ったネコ車を押している。その腕はまだ細身でなかなか上手く運べていない。
 しかし、気力と真面目さだけは人一倍強いようで、なんど転んでも誰の邪魔にもならぬように起き上がり、現場を走る。
 ようやく砂を運び込むとすぐさまネコ車を押して引き返し、持ち場へ戻った後シャベルを使って砂を掘り出す。それをネコ車に乗せるとまた走り出した。
 朝から続くこの往復をこの少年は泣き言一つ言わず延々と続けているのである。
「おい、わけぇの! まだ入って日が浅いのによう頑張るのぅ!」
 鉄骨を髭面の男が少年を見て、豪快に笑って話しかける。
「ええっ、はい。この砂、あっちでいいんですね!?」
 少年も辛い現場に似合わない笑顔で返す。まるで働くのが楽しくてしょうがないといった振る舞いに髭面の男は好感を持って、また笑う。
「おう、持ってってくれっちゃ! それが終わったら休憩とっていいけぇ!」
「はいっ。ありがとうございますっ!!」
 この少年が現場に入って2週間。
 給料の高さに釣られてここに来る学生は数多いが、皆あまりのキツさに2日で逃げていくものが多い。
 そんな中この少年だけは、文句も泣き言も言わず、2週間も朝から夕方まで現場を全力で走り回っているのであった。
 当初は、すぐやめていく若者に悪感を持っていた現場の古株たちから、偏見の目で見られていた少年だったが、
 さすがに一週間も続くとなると、感情も変わってくる。今では少年の健気で真面目な姿に皆好感を抱き、少年は現場のアイドルとなっていた。

 休憩を取っている少年に先ほどの髭面の男が近づいてきた。どうやらこの男も休憩らしい。
 やかんの蓋で麦茶をすすりながら、自分の息子ほどの少年にニカニカと笑いながら話しかける。
「しかし、お前ももう2週間か。お前みたいな若いやつが2週間も続くなんざ、ここに居る奴ら、だーれも思っちょらんかったわ」
「えへへ。そうですか?」
「どうだ、調子は?」
「まずまずです」
 少年はくすぐったそうに体を捩じらせて笑う。その手にある可愛らしい弁当箱の包みを髭面の男が見つけた。
「それにしてもいつもいつもかわいらしい弁当をもってくるのぉ」
「はい。いつも作ってくれるんです」
「コレか?」
 小指を立てる男に少年は恥ずかしそうに顔を赤らめて頷いた。
「はははっ。ええのうええのう」
 そう言って男は少年のすぐ隣に腰を下ろす。男が持っている包みを開けると赤ん坊の頭ほどもあるまん丸のお握りが三つも並んでいた。
「いつもいつも、このお弁当を食べているときが幸せなんです」
「そうかそうか。お前、若いのによくしっかりしとるわ。多分、その弁当のおかげなんやろうな。お前が泣き言も言わず現場で走れるのは」
「はい。これ食べてると疲れも吹っ飛んで頑張ろうって思うんです」
 少年は自分の弁当箱に視線を落とした。シャケの切り身と三色で分けられたふりかけごはん。
そして、醤油味・塩味・砂糖味の三種類の卵焼き。卵焼きだけで三種類もあるのである。
「いやぁ〜。若い! いいなぁ若さっちゅーもんは! それにお前は男や! さぞかし、お前に愛されとる女は幸せなんじゃろうなぁ」
「えへへっ、だといいですけど」
「お前もそいつのことめっちゃ好きやろ?」
 少年は自信なさげに笑っていた。しかし、男の単刀直入な質問、「そいつのことを愛しているか?」という質問には間髪入れずにすぐに本心から答えた。
「ええ、全員大好きですっ!」
「……ん、全員…?」
「はい?」
614ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/04/29(日) 00:09:05 ID:CNLpWhIZ
 少年の名前は西村隆という名前であった。

 日も沈み始め、夕闇があたりを包み始めたごろ。
「よーし、今日の仕事は終わりだ。さっさと帰れ」
 ようやく、隆は辛い労働から解放された。
 手には日当であるくしゃくしゃの千円札の束が数枚。泥が付いている。大事に持っておかないと。
「ありがとうございますっ」
「明日も早いからゆっくり休めよ!」
 親方から豪快に背中を叩かれて、隆はととととバランスを崩しながら現場を出てゆく。まだまだ夜の仕事があるのだろう。入れ替わりに筋肉質な男たちが作業着を着て、現場へ入っていく。
 ふぅ。現場から離れ、歩く少年。現場ではずっと走りこんでいた足だったが、疲れていないわけではなかった。というよりもうすでにボロボロである。
 歩くごとにRPGの毒の沼のごとく体力が削られ、足の痛みがぎしりぎしりと脳へうずく。ふらりふらりとまっすぐに歩けず、壁に手をやり一歩一歩苦しげに進む。
「……うぎぃ。この痛みはやっぱり慣れない……」
 現場では泣き言は言わない。しかし、それは現場の中だけで一人になれば体や言葉は正直であった。
 足の関節がカタカタを音を立てている。腰もなんだか大事なネジが数本ぐらいはずれてそうだ。体重が数割増しで重くなった? いや、重力がつよくなった?
 意識も遠く気が付けば、地面の石ころに足をかけてしまい、つんのめるように転びそうになったところで。
「タカシっ。あぶねぇぞっ」
 ぼふり。
 背中から体を抱かれ、体の反転が止められた。
 はっと気が付くと、白い綺麗な腕ががっしりと自分のわきの下に手を回されて掴まれているのが見える。この腕に支えられて落下を阻止されたようだ。
「タカシっ。おつかれだな」
 ハスキーボイスで声をかけられて、隆はふりかえってにへらと力無く笑う。ここでの力無くは揶揄ではない。
 隆の腕を掴んで支えていたのは、オレンジのシャツにGパンというラフな出で立ちの美女だった。ショートカットに切られた髪で目元をきりりと釣りあがっていて活動的な印象を受ける。
 むにゅりと柔らかな感触が隆の後頭部を触る。美女は隆の笑顔にむかってにぃっと白い歯を見せた。
「なっちゃんこそ、おつかれ」
「おうっ、おつかれ」
 なっちゃんと呼ばれた美女はぐりぐりと胸を押し付けるようにして隆を可愛がる。
 美女の名前は花火夏江。隆からはなっちゃんと呼ばれていた。少なくとも二人は5歳ほども年齢が違うが、ふたりのお互いへの言葉遣いはとてもフランクであった。
 なっちゃんは隆を掴んでいた腕を離す。隆をきちんと自立して立たせると、今度は隆の肩の上へ腕を回し首にするりと抱いた。
 彼女の身長は隆より一回りも大きく、彼女が隆に抱きつくとこのように胸元に隆の頭がきてしまうのだ。つまり、二人でキスする場合は隆は上を向かなければならず、なっちゃんはすこしかがまなければいけないのである。
 そんな感じなので、この状態ではちょうど隆の後頭部に夏江が自分の胸をおしつけた形となっているのである。
 ちなみに夏江の胸はそれなりに豊満で、隆は後頭部にモロにふにゅりと押し上げるような柔らかい感触を受けてしまう。
 少し前の隆なら、ここで真っ赤になって離れてしまうのだが、もうイロイロ慣れたのとそんな抵抗する力が残って無いので。
隆はそのまま柔らかなクッションに頭を埋めたまま、美女と帰り道を歩くのであった。
 人通りは少ないので誰の目も気にせず密着したまま歩く。二人でどちらもお互いの柔らかさを楽しみながら歩く。
「そういえば、なっちゃん。今日は早いんだね」
「いやぁー、それがな。レジ打ち。クビになったわ」
「またぁ? ランちゃんに怒られるよ」
「だって、あの店の店長あたしのケツ触ってきやがってさ。これでも二回ガマンしたんだよ? 調子に乗って三回目をやってきたときキレちゃって……」
「かかと落とし?」
「いや、大雪山おろし」
「できるのっ!?」
615ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/04/29(日) 00:09:36 ID:CNLpWhIZ
 思わず足を止めてしまい、おっとっとと後ろで抱きついたまま歩いていた夏江の胸が後頭部に一段と押し付けられる。
「あっはっは。で、ボコボコにしちゃったら、何も知らない副店長が来てクビって言われてさ。あたしこんな所二度と来るかぁー!って叫んで帰っちゃった」
 多分、その店長もボコボコにしちゃったんだろうなぁ……と思いつつ、隆はまた歩き始めた。同じく夏江も隆に合わせて歩き始める。
「まったく。夫持ちをセクハラするとはなんてヤツだろうねぇ。訴えてやればいくらかお金が入ってくるかしら?」
「訴えるのにもお金が居るんだよ」
「え、そうなのか。じゃあやめた」
「ところで……なっちゃん」
「なぁに。隆ぃ?」
「一応二日間は働いたんだからその分のお給料は?」
 今度は夏江が足を止める番だった。
「……………そういえば、一週間の現金渡しだったわ。あそこのバイト。給料もらいそこねちゃった……」
「………またかぁ」
 夏江はバイトをするが、持ち前の短気さや女なのに男以上の男らしさが障害となり、誰もが羨むような美貌でもすぐに手を出す投げる毒づくモノ壊す等の行動によって、ほとんど三日ほどでクビになってしまうのである。
 そして、ほとんどが給料をもらい損ねてしまうのだ。
「ありゃりゃ。うーん。またタカシに迷惑かける形になっちゃったね」
「別にいいよ。本当ならボクがみんなを養える分だけ稼がなきゃいけないんだから」
 夫として、と隆は続けた。
 夫。そう、隆はこの美女の夫なのである。戸籍上は違うが、二人の関係は夫婦といっても過言ではないほど強い。それがあるからこそ、二人はお互いを妻・夫と言い合っているのである。
 まぁ、隆の場合、妻と言い合う相手はあと二人いるわけだが……。
 しかし、夫として妻を養おうと決意を込めて言う隆を夏江は、肩に回した腕をぎゅっと抱いて優しげに耳元でささやきかけた。
「無理するなって。あんたが体を壊したらどうしようもないんだから」
「……うん。わかってるよ」
「蘭は家の事で精一杯だし、るるはあんなんだし……。あたしもタカシを楽にしてあげたいのよ」
「……ありがとう、なっちゃん」
「その言葉を家で待っている蘭とるるにも言ってあげてね」
「うん」
 鉄橋を渡って、公園を通り過ぎて、歩いて歩いて。
夜の闇が辺りを覆い始め街頭の電気が白く光り始めた頃。
二人の目の前に見えてきたのは今にも崩れそうな木造二階建てのアパートだった。表札には何十年も前に掘られたと思われる『くじけ荘』との文字が。
 六畳一間風呂なしトイレ共同の格安中の格安物件。不動産でも「こんなところ客に案内したら『てめぇふざけてんのか』とマジギレされるわっ!」と言ってしまうほどのボロ屋敷。
 入っている住人も倉庫として使っていたりとおおよそ人が住めるような場所ではない。
 しかし、これが隆と妻の夏江。そして同じく妻の蘭とるるの四人が、一つ屋根の下、夫婦生活をしている愛の巣なのであった。
(続きます)
616ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/04/29(日) 00:11:08 ID:CNLpWhIZ
ハーレムスレに小説を投稿するのが夢でした。
テーマは仲良くしながらの貧乏ハーレム生活です。
GW中にすべてやり終えるつもりですので、短期間だけよろしくおねがいします。
617名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 00:12:46 ID:oUKTSZqu
夢は、叶えたら終わりなんじゃない、叶え続けることが夢なんだ!
・・・つことで、続き楽しみにしてます!!
618名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 00:23:13 ID:+OF+7s3X
いいよいいよ。
えらく引き込まれる感じです。

あ、>>604の人へ。
作者ですが、私自身は何も問題ないです。
619名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:03:43 ID:cljkTmt/
ガテン系のガッツとパワーがハーレムの皆を満足させる!
期待してるヨ。
620名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:08:44 ID:c2k+cMeN
続きが楽しみな1発目ですね。GJですよ。
ただ誤字脱字と思われるところが何箇所かあったので注意すると良いかもです。
621名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:14:22 ID:24G0kUjr
>>616
いらっしゃいまし。
貧乏でも頑張るハーレム主、いい男だねえ。
学部時代に「六畳一間風呂なしトイレ共同」とリアルに被る境遇にいた俺としては、
ただただ応援したくなる主人公だ!

アパート名、ひどいな。涙出た
622604:2007/04/29(日) 01:26:29 ID:cljkTmt/
>>618
作者様直々のご回答ありがとうございます。

盛り上がりをぶった切るようだけど、短いんでちょっと投下します。
623604:2007/04/29(日) 01:34:11 ID:cljkTmt/
松島康太の目覚め(1/2)

「ご主人様、起きてください」
身体が優しく揺すられ、耳元で囁く声に目が覚める。
「ん……。あと10秒だけ」
のろのろと上半身を起こして伸びをする。
「んー!おはよう、メアリ。今日も綺麗だね」
傍らで微笑むのはメアリ・パットン。
澄んだ蒼い瞳に輝く金髪をボブカットにした俺の専属メイドの一人だ。
「おはようございます、ご主人様」
大人4人が余裕で眠れるベッドのため、必然的に上がって腰掛ける形となる。
メアリに蒸しタオルで顔を拭いてもらいながら朝食スタイルを伝える。
「昨日は確か中華だったね。今日は洋風で頼むよ」
「畏まりました」
ベッド脇の内線で朝食のメニューを伝えるメアリの口元が目に入り、健康な男子の生理現象は更に促進されてしまった。
「今日も、お願いできるかな?」
受話器を置いたメアリの手を股間に導く。
「もちろんですわ。朝一番の濃いのを味わえるのは専属メイドの特権ですから」
メアリはパジャマの上から朝のこわばりに頬を摺り寄せた後、きゅっと軽く握って数回しごく。
「昨晩は私とナンシーにあんなに注いで下さったのに…。」
軽く腰を上げると阿吽の呼吸で下半身を露出させてくれた。
ちゅっ。
亀頭に軽くキスをした後に満遍なく舌を這わせ、雁首の段差を舌で弾いて高めてくれる。
いつものようにベッドサイドに置いてある手帳でスケジュールを確認するのだが、ついついメアリを見つめてしまう。
「ふふ…」
盗み見しているのはいつものことなので、フェラチオしているのがよく見えるように顔を傾け、蒼い瞳で見上げてくる。
しなやかに動く舌とふっくらと柔らかい唇を竿に沿って幾度も這わせる。
裏筋に舌で唾液を塗りたくり、わざとチュパチュパと音を立てて吸い付き、視覚も聴覚も愉しませてくれるのを忘れない。
624604:2007/04/29(日) 01:36:36 ID:cljkTmt/
松島康太の目覚め(2/2)

肩で切り揃えられた金髪のボブをかき上げて美貌を見せられると、慣れ親しんでいるというのに今でも胸が高鳴ってしまう。
びくん。
「感じてくださって嬉しいですわ。もっとサービスしちゃいます」
思わずひくついたペニスに蒼い瞳を伏せて微笑んだ後、いよいよ口に含んで一気に根元まで飲み込んだ。
柔らかい唇が雁首を締め付け、舌が亀頭を舐り、喉奥で締め付けられる。
「うぅ…」
ここに及んでついに声が漏れてしまうと、蕩けた瞳で見つめながらストロークを速くする。
強めに吸い上げると同時に睾丸を優しく揉んで竿もしごいてきた。
ご褒美も兼ねて優しく頭を撫で、綺麗な金髪を梳いてあげると、うっとりとした様子を見せる。
口での奉仕だけで感じているのだろうか、メアリの目尻がトロリと下がり、腰をモジつかせている。
ディープスロートの合間に鈴口に舌が集中し始めると、射精欲求がグングンと高まってきた。
「そろそろ…」
専属メイドなのは伊達ではなく、イくタイミングも完全に把握している。
「ご主人様の一番絞り、メアリに飲ませてくださいませ」
蟻の門渡りをくすぐりながらそう言うと、喉奥深くまで咥え込んで強く吸い上げられた。
ぢゅるるるっ!
「っ、出る……!」
ずびゅっずびゅっびゅるっ!
直接見ているわけでもないのに朝イチの濃くて粘りのある精液が噴出するのがわかる。
「ん、んく、ん、んう…」
口中に溜め込んだ白濁を転がして堪能した後、こくこくと喉を鳴らして嚥下してするメアリ。
「いっぱい…、射精していただき、ありがとうございます……」
紅潮してほぅっと蕩けた表情を浮かべているメアリの頭を優しく撫でる。
「ありがとう。朝から気持ちよくしてくれて嬉しいよ」
彼女たち専属メイドのモーニングフェラは、常に最高の目覚ましを与えてくれる。
今日もイイ一日になりそうだ。


End of Text
625604:2007/04/29(日) 01:43:26 ID:cljkTmt/
専属メイドのメアリの仕草にキてしまって、ついつい書き殴っちまいました。
スレに反しちゃうので登校直前(エレーナ登場)までは頑張って書きたいと思いまつ。

では暫しお待ちを…。
626名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 10:57:28 ID:86hRYo90
>>608
SATかー、それもいいかもな。
SAT隊員は匿名扱いになっているから例え救助された人間であっても名前や所属も
教えられないのが通例だからリアルヒーローという扱いかもな。

>>609
あの主人公は苦労人気質になりそうだw
627名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 11:22:13 ID:86hRYo90
>>626
訂正
×あの主人公は苦労人気質になりそうだw
○あの主人公と同じだと苦労人気質になりそうだw
628名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 11:38:28 ID:dnBVGwAx
死ぬほど辛い主人公だとハーレムにならん恐れが・・・
たしか有能妻に愛想尽かされて,離婚されてしまったはず。

かわりに娘が出てくるようだが。
629名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 14:23:59 ID:0Mo4ZaA2
なんだか新作ラッシュで嬉しい悲鳴。
しかも全部俺の大好物なラブラブ物。

>>616
誤字脱字がいくつかあるけどGreat Job!
主人公がショタに見える俺は終わってますか。
そして>>617の言葉に感動した。

>>625
萌え死にそうなので早めにお願いします。

4.0のエンディングでもあの曲使うのかね。
結構好きな曲なんだが。
630名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 15:14:43 ID:kbLiMRmS
萎え注意


>>619
>ガテン系のガッツとパワーがハーレムの皆

男の子にヲンナが群がっててな〜



みんなタカさん

(((゜д゜;)))
631名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 17:08:27 ID:0Mo4ZaA2
>>630
ダンディー鷹山さん?
632名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 20:50:20 ID:EjVceP5i
ここのスレの求めているモノとはちょっと方向性が違うかもしれないけど、
個人的には気に入ったので、一応紹介してみる。

華の残照 ダークサイド
ttp://f52.aaa.livedoor.jp/~pomatylv/
「逆行系主人公無敵主義SS」シリーズ。

GS美神の二次創作で、主人公の属性はタイトル通り。
原作開始初期の横島が神であろうと悪魔であろうと問題ないくらいの力と知識を手に入れて、
煩悩の赴くままに原作女性キャラを襲いまくるという内容。

文珠という便利アイテムを使ってるために、「MC」にカテゴリされるかもしれない。
とにかく最初は相手の意思なんてお構いなしに襲いかかって、快楽堕ちさせてハーレムに組み込んでる。
自分の体の一部を触手化させて複数プレイもアリ。

個人的には、横島が非常に横島らしい性格しているので好感度でした。
633名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 04:14:45 ID:zrMf3SaO
1〜4
ttp://a-kiba.com/contents/ero/harem/1.html

ttp://a-kiba.com/contents/ero/harem/

こういうのって、商業的に成功してるんだろうか?

tp://a-kiba.com/contents/ero/
では、リンクからはずされているので、もうすぐ消えると思うが。
634名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 09:17:53 ID:Yz3/94Vb
>>633
ちゃんとタイトル書こう。
「ハーレムハウス」序章
父親が養子を作りまくって出来た家族、その父親が死んで、たった一人の男になった長男の主人公。
頭身低めのキャラでミニ挿し絵付き。
続きは有料の電子書籍で。

『商業的に』成功してるとは思えないなぁ。
作者さんも、じゅうぶんな小遣い稼ぎにはなるだろうけど、これで飯が食えてるとは思えないし。

635名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 20:21:43 ID:HMxZTqff
GWだからか書き込みが少なくてちょっと寂しいな。

ふと、思ったんだけどハーレムを構成している女の子の一人が食べ物屋だったり
するとそれが縁で仲良くなったりする女の子とかが出てきそうだよな。
例えばラーメン屋の屋台でふらりと立ち寄った女の子と話が弾んで・・・とか。
いや、ただ単に俺がラーメンが好きだからというだけなんだけどな。
勿論、うどんも好きだしたこ焼きやお好み焼きも好きだがな、個人的にはもんじゃ焼き
はちょっと・・・だけど。
636名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 20:38:00 ID:O+uYoOw9
いや、それは食べ物屋に限ったもんでもないと思う。
例えば学生だったらクラスメイトの友達が遊びに来て、とか。
どれだけハーレムを広げられるかは作者のキャパ次第な気がする。
637名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 20:45:02 ID:8P8SvB16
機会だけなら自治会や中老会、老人会にゲートボール愛好会だって良いんだぜ?

ボランティアで運営の手伝いに行った主人公が、さまざまなタイプの老女達にもみくちゃにされるとか……。
638名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 20:58:26 ID:HMxZTqff
>>637
ネタかもしれないがそんなシチュエーションは嫌だw

>>636
確かにキャパシティの問題だからそれはそれでと切り分けるべきだろうな。
年上好み向けだったら公園デビューで知り合った人妻や未亡人、最近なら旦那のDV
が原因で別れた母子家庭というのもアリかもしれんけど。
出会いの場というのが合コンでも確かに成立するんだよなぁ。
639名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 21:12:27 ID:vjUidpon
>>637
どうして、「美人介護福祉士達にチヤホヤされるボケ老人(もちろん絶倫)」設定にしないんだ?
遺産目的とか、そういうのは無しで。
640名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 21:23:13 ID:nXdkBLtz
読者が感情移入するには、ジジィはハードル高めだから。
641名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 21:43:16 ID:mCPvELNY
>>635
君はもんじゃ焼きの何が気に入らないのかね?
見た目か?
外見が吐瀉物に似ているからか?
物事を外見だけで判断する輩にハーレムを持つ資格は無い!!
642名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 21:43:25 ID:H3V/vR03
金持ちの爺に後継者扱いされてハーレムが転がり込んでくるパターンのほうが多い気がするな。
643名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 21:54:58 ID:dh3G7nI5
小公子+ハーレム=ウマー かな?
644名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 22:28:46 ID:3gPVezsp
老人を騙して女も遺産を掠め取るようなピカレスクロマンをキボンヌ!
645名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:05:08 ID:pqA+g9MX
関西人(三重だけど)にはもんじゃ焼はちょっと…
和食はどう?
646名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:11:07 ID:3gPVezsp
関西系の人ってもんじゃ焼きは駄目なんだ…。
じゃぁ茶屋とか甘味処の娘さんとかどうかな?

はんなりとした京都弁だったりなんかして、
ついでに茶道部だったりして、芋づる式に入れ喰いとか。
647名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:16:44 ID:J40gPNUi
茶道部と言えば茶室、茶室と言えば密室、つまり…
648名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:17:30 ID:EgulVnzo
>>641
違うっ!
白ご飯に合うか合わないか、それだけだっ!!
649名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 01:21:27 ID:n95BupOK
行動力と勇気に満ち溢れた果断即決の少年が、方々に優しくするうち
自然発生的に複数の女の子と仲良くなるんだが
そのうち自責の念に耐えかねて自殺したらそれはハーレムと呼べるかどうか
650名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 02:05:40 ID:FhTaWFNJ
男1人だとチソチソが1本しかないから、やっぱ同時に数人の女性と、
となると女性に順番を待ってもらったり、待ってる間レズらせるとか、そういう感じになるんだよな。
あるいは、チソチソを入れてる間、手でやったげてガマンしてもらうとか。

かといって、男複数女性複数だと、普通の乱交になっちゃうし、なんか独占欲が満たされないから嫌だ。
他人に汚させたくないし。

となると、後はもうファンタジー路線で主人公を触手持ちにでもするしか、解決方法が無い。
651名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 02:10:06 ID:OAegQ3xc
何度も言うが、必ずしも複数プレイに走る必要性は無いわけで……
652名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 02:41:18 ID:z4FfTaf4
それに必ずしも入れなければならないワケでもない。
653名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 02:41:51 ID:s2QtZsvA
レズらせて勝手に盛り上がって「主人公以外でイっちゃう〜」蝶お奨め
654名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 02:49:03 ID:RsqmZeWG
つ[分身の術]
655名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 03:11:02 ID:FhTaWFNJ
やるからには、やっぱり入れたいよ。
NTRは嫌だし。
656名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 03:11:52 ID:7YKNDRC0
忍者の里で頭領が特訓と称してくの一とやりまくり、任務に出すのが惜しくなって
独り占めにしてしまうハーレムとか
657名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 03:18:45 ID:OAegQ3xc
入れない=NTRがよう分からん……。

同時にやらなきゃ良いだけだしょ?
どうして複数プレイに他の男を持ってくるって発想が出てきたのか、その辺kwsk

658名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 03:43:05 ID:Jz2DcgRH
女なんかが一回寝ただけでどうこうってのは良くある台詞だが、
挿入による征服感ってのはあるな。初めてなら尚更。

入れない=NTRは説明されんと判らんが、説明されれば納得できるかもしれないw
659名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 06:23:42 ID:w3+ZHC1Q
>>655じゃないが、


やるからには、入れて女も満足させたい。

だけど自分のチンコは一本だから、同時に入れるのは不可能。


かといって自分のチンコ以外のもの(バイブ、レズなど)で女が絶頂してしまうのも、女が

主人公のチンコ<バイブやレズ

みたいに思い始めそうで、いやだ。
もしそうなると、女は主人公をそれほど求めることはせず、バイブやレズに夢中になりかねない。
女の気持ちが主人公以外のものに向けられるのは、NTRの始まり。

以上のことをまとめて。
女をフィニッシュさせるのは主人公のチンコでないと駄目。それ以外はNTRだ。

こういうことでは?
660名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 06:37:14 ID:w3+ZHC1Q
あと、必ずしも同時に絶頂させる必要はないだろうけど、作劇の構成としては、同時絶頂は派手でまとまりがいいと思う。

3P限定だが、二人を抱き合わせ交互に挿入したあと、フィニッシュは二人のマンコに挟まれてピストン、
同時クリ責めで3人一緒に絶頂、ってのがエロゲエロ漫画によくあるし。
661名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 06:40:22 ID:xZkgkIFf
なるほど…結論へのいたり方はともかく、
中身は大体理解した、また共感できるw
662名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 09:08:09 ID:w3AuOSeI
同時プレイじゃなくても毎晩毎晩何人も満足させるとなったら
主人公が超絶倫人じゃないと無理だよな
SFやファンタジー的な設定の話ならいいんだが
普通の現代物だとそのあたりも難しい
663名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 09:14:53 ID:QuilmypV
別に現代物だろうが主人公が超絶倫なのは問題ないとは思うけど。
そもそもハーレム自体が現代物では不自然に当たるし、
そこに絶倫程度の不自然さを加えた所でその作中では寧ろ自然になる気もー。



りやる話ネタだtだと、以前色々事件があった時に雑誌で、
そういうハーレム生活をした人の実体験(無論事実かは不明)レポートとかでは、
大体最後にヤりすぎで体壊して女も逃げるパターンだった。
664名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 11:10:28 ID:cU1GewC+
技術で補うorおにゃのこ同士もそれなりに

経験豊富なお姉さまがハーレム管理を……って大奥みたいなもんか
665名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 18:19:46 ID:mIXS/+c3
チンコが数本あれば良いだけじゃん
666名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 18:38:47 ID:FhTaWFNJ
・最初の女性をハーレムに入れる。
       ↓
・2人目、3人目と増やしていく。
       ↓
・これぐらいでもうそろそろいいかなと思いつつも、4人目、5人目と増やしていく。
       ↓
・もう十分だと思うんだが、女の子が勝手に6人目、7人目と増やしていく。
       ↓
・気が付くと10人以上の大所帯になっていて、なかなかローテーションが回ってこない女の子がの機嫌が悪くなる。
       ↓
・知らない間に他の男も混ざるようになってくる。
       ↓
・結局ただの乱交になってしまい、失意のまま主人公は去る。


ああ、嫌な流れだ・・・。

667名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 18:44:49 ID:e9WNqd+X
主人公が触手を生やすタイプはどうだろう?
あんま化け物化け物してるとふつうに触手物になっちゃうから匙加減が難しいだろうけどどこまでOKなんだろう。

1、完全に触手化(あくまで一人として)
2、顔とか一部だけ残して怪物化
3、体の一部(腕とか)が触手に変化する
4、どこからともなく生える
5、ちんこ触手

無論これに加えて意識、感覚がどうとか調教か和姦かとかあるけど。
とりあえず形態だけ、どうよ?
668名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:14:58 ID:w3+ZHC1Q
6・荒縄に『氣』を通わせて、触手のように操る。

てのはど?
フツーの触手のようなヌルヌル感はないが、緊縛の雰囲気も出る。
あくまでも道具だから射精はしないが。
かなりの特殊能力だから、これに嵌まった女が他になびく可能性も少ない。
669名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:28:03 ID:/+DPpCAf
>>641
俺も関西人(兵庫県民)だから駄目なだけだ。
というかその言い方だと関西人の大部分に喧嘩売っているように見えるぞw
670名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:34:40 ID:/+DPpCAf
>>667
なんかT-RPGの「デモンパラサイト」みたいだな。
まあ、触手ならサイバーパンク物で特殊なサイボーグ触手というのでもいけるかもな。
人工筋肉を内蔵し、先端の穴から特殊な潤滑液をだせるという仕様のとか。
671名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:07:33 ID:2kPVgXQi
サイバーパンクならベタに電脳フ○ックという手が。これなら何人でも同時
プレイOKだし。それともスーパーサイボーグで加速状態で分身の術とか。
あと超能力とか気の力でなどなど。
物理的に触手生やしちゃうと違うスレの領分になりそうだし。
672名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:30:25 ID:QuilmypV
どう考えても電脳の方が領分が違うww
673名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:35:08 ID:u90ldZ04
>>667
基本女性が感じてる描写が好きだからハーレム的状況は好きだけど実際のプレイとしては
2〜4Pぐらいが一番あってる。
でもたまの妄想で多人数プレイにいい能力は何かと考えることがある。

自分としては「触手」は「自分の体」と認識できないのでパス。
「気」で相手を感じさせるとかも直接的な接触がないと物足りない。
ハーレム内の女性にちんちん生やすのも自分的にはNG。

等々、色々考えた結果自分に一番あってたのは『ハナハナの実』だった。
あれって生やした器官の感覚は自分の物だしね。
674名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:45:03 ID:vCmaEwu6
「お芝居で恋人同士を演じたふたりがいつの間にか本当の恋人同士に」という話があるけど
「お芝居でハーレムを作ってみたらいつの間にか本当のハーレムに」というのは





無理か
675名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:58:10 ID:w3+ZHC1Q
あきらめたら、そこで終わりだ。
676名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 23:16:08 ID:mIXS/+c3
>>669
しかも同郷だけど俺はもんじゃ焼き好きだぜ
677赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/02(水) 00:18:47 ID:nJzpkkUe
投下します。
678ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/02(水) 00:19:28 ID:nJzpkkUe
 日当たりの悪いボロボロの狭くて暗い廊下を歩いて、二人は奥の自分たちの部屋へ歩く。横に並べるほど廊下は広くないので、縦に並んで歩いている。
 夏江と隆の体はもう離れていた。
 各部屋各部屋、ほとんどの部屋が倉庫として使われているので人の気配はまったく無い。まさに幽霊アパートだ。
唯一奥にある隆の部屋とその向かい隣にある隣人の部屋だけが、ドアの隙間から明かりを漏らしていた。
「あ、珍しい。五十嵐さんが来てる」
 向かい隣の部屋の住人は御回利光という、イラストレーターだ。普段はここからかなり離れたところにある高級マンションにオフィスを構えているが、締め切り直前となると何故か度々ここへ逃げ込んでくるのである。
「本当だわ。また締め切りに追われてるんでしょうね」
「どうする? 久しぶりだし挨拶しとこっか?」
「別にいいでしょ。目に蜘蛛を飼ってる状態で用も無くお邪魔されたら向こうもこっちも迷惑じゃない」
「そうだね」
 それに、あんまり話したこと無いしなぁ。美人な人だったけど。
とりあえず、隆は心の中で「がんばれ」と応援していおいた。
 そうして、二人はもう一つの光を漏らす部屋の前へやってくる。部屋のドアには同居人である妻の達筆な字で「愛の巣」と書かれてあったかまぼこの板がセロハンテープで貼り付けてあった。
「なんか、BARの店名みたいだね……」
「あいつ、また勝手にこんなもん書きやがって……」
 隆はまたかと頭を抑え、夏江は呆れて頭をポリポリと掻く。ちなみに一昨日は「蜜月空間」だった。どういう意味だ。
 二人は顔を見合わせため息をつくと、自分たちの部屋の戸(引き戸)に手をかけて、がらりと開けた。
「おかえりなさいませ。隆様」
 開けた途端、とても綺麗で艶やかな声が足元から響いた。
 視線を落とすと、白の割烹着姿の女性が三つ指を付いて二人の目の前にひざまずいていた。男としては最上級の位に入る出迎えである。
 女性がゆっくりと顔を上げる。さらりさらりと流れる絹のような黒髪を割るようにして超絶な美貌を持った白い顔が二人を見上げた。
 まるで人形のように整った顔立ちに優しげで母性を感じさせるぱっちりとした瞳。ピンク色の唇は厚く、ぽってりとした口元が彼女の艶やかさを際立てていた。
 彼女の名前は水車蘭。隆の同居人であり妻だ。
「ただいま。蘭」
「今日もお勤めご苦労様でした。妻であるわたくし蘭は隆様のお帰りを心よりお待ちしてました。隆様も本日は私のために身を粉にして働いてらっしゃってお疲れでしょう、わたくしが精一杯癒させていただきます」
「う、うん」
「それでは隆様。ご飯にしますか? 湯浴みにしますか? それとも……わ・た・し?」
「それよりも、蘭。アンタ、また部屋の戸にこんなん付けたわね」
 ひざまずく蘭に夏江が戸に貼ってあった『愛の巣』(かまぼこの板)を剥がして、眼前を見せ付ける。
「あら。夏江さんもおかえりなさい。今日はお早いですね」
「うん。帰ったわよ。で、コレ」
 蘭は『愛の巣』(かまぼこの板)を受け取とると、くるくると360度回転させて全ての方向から板を見定めて……
「これが何か?」
「毎度毎度変なもの貼るんじゃないのっ!」
「ですけど。私たちにとってはこの六畳一間はまさに愛の巣ではないですか」
「それはあってるけど、貼る理由がわかんないわよ!」
「ええ、でもやはり表札というものはアパートの入り口だけではなく部屋自体にも付けるべきですし……」
「だぁーかぁーらぁー!」
 脳の回転が遅いのか蘭は夏江の言っていることが割りと理解できずポケポケと妙な会話のボールを投げ返す。そんな蘭に夏江は心底呆れたように一から説明していく。
 ちなみにこの説明は二日前もやっていた。
 二人ががみがみと話しているうちに、隆は蘭の間をすり抜けて部屋へ入る。
ボロい六畳一間の畳張りの部屋は、天井にある小さな蛍光灯のみの光で照らされていた。部屋にあるものは昭和の香りが漂う小さな丸いちゃぶ台と、四段タンス。押入れのふすまはところどころが剥げていて、表面に書かれた日本画が黄ばんでしまっている。
すぐ横の備え付けの簡易キッチンには少しヒビが入った炊飯器と冷蔵庫、大きな木のタライ、そして蘭が先ほどまで料理をしていたであろう熱せられたフライパンが蓋をされて、火の無いコンロにかけられていた。
奥にはテレビが斜めに置かれていた。ゴミ捨て場で拾ってきた14インチのボロいテレビでチャンネルが3つしかかからない(NHK総合・NHK教育・TBS)シロモノである。もちろんリモコンはなし。
679ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/02(水) 00:20:13 ID:nJzpkkUe
そんなわびしい部屋の奥の隅っこに少女が一人、がちゃがちゃと静かにプレステ2のコントローラーを動かしていた。
画面では体中に赤い刺青をした白いムキムキの筋肉男が鎖の付いた剣を両手に持って異形の敵をぎったんばったんぶちのめしている。いま、ゴルゴンの頭を掴んでねじ切った。画面が謎の液体で赤く染まる。
 コンボを決めたり、相手を掴んだりとかなりアクション製の高い難しいゲームを無表情でプレイしているのが。この部屋の同居人であり隆の妻の交通るるであった
「るる。ただいま」
「………」
るるは隆を一瞥すると、すぐに視線をゲームに戻した。またもや画面の中で殺戮が繰り返される。
 黒に青を混ぜたような色をしたグレーの髪の毛でふわりふわりと風で舞ったようにくるりんとクセ毛(アホ毛?)が上へ伸びている。隆より一切年下で、体つきもまだ幼さが抜けていない。
 容姿端麗でクールな横顔は、貴族のやり手お嬢様のようにきりりと引き締まっている。
「あ」
 そんな彼女が、操作していたゲームキャラクターが壁や地面から飛び出してきた針に突かれて絶命した。画面に赤い字でDEADと出てくる。
 彼女は無言でプレステ2の電源を切った。
「おわり?」
「うん」
 コントローラーを外しぐるぐる巻く。コード類も引き抜いて、ゲーム機を邪魔にならないところへ置く。
 そして全てを片付けると、
「おかえりぃ」
 ようやく隆を出迎える言葉を放つと、先ほどとはうって変わった笑顔で頬をピンク色に染めてるるは隆に正面から抱きついた。
 腕を広げて、隆の胸に自分の小さな体を預けるように体をぶつける。隆の背中に腕を回すと、そのまま隆の胸に自分の顔をまるでネコのように摺り寄せる。
「るる。僕、汗臭いよ?」
 さすがに、タンクトップが吸収した汗は乾いているが、今日一日ずっと隆の肌に張り付いてたものである。臭いは相当なものだ。
 しかしるるは、顔を押し付けたままふるふると首を振る。
「いい。隆の香りだもん」
 それだけ呟くと、るるはさらにぐいぐいと顔を押し付けた。くすぐったい感触。ボディランゲージは口下手で普段感情を表に出さないるるの愛情表現だ。
 蘭のような媚びるような口調や仕草ができないと自覚しているので、こうやって抱きついたりはぐはぐしたりぐいぐいしたりと動物のような愛の示しかたしかしないのである。
 それを知っているからこそ、隆は顔を押し付けるるるの頭に優しく手を這わせて、可愛がるように撫でてあげる。
「ん〜……♪」
 隆の手のひらがるるのつむじを撫でる度にるるは気持ちよさそうに、くぐもった声をあげていた。本当にネコである。
「ああっ。るるっ。なに抜け駆けしているのですか!」
 そんな抱き合う二人に、先ほどまで夏江と云々はなしていた蘭が気付いた。
 玄関で正座していた足を崩して、立ち上がるととてとてと玄関から部屋へ入ってくる。後ろからかまぼこの板を持った夏江も続いた。
「隆様はおつかれなのですっ。お離れくださいっ。ただでさえ私だって隆様とべたべたしたいのを我慢してご奉仕していますのに……」
 蘭は顔を赤く染めてるるに責めるように言うが、るるはあっちの方向を向いてそのまま隆の胸に収まったまま離れようとしなかった。
「るる! ほら、夏江さんも何か言ってください」
「いいじゃない。いつものことなんだし」
 蘭は困った顔で夏江に加勢するように話を降るが、帰ってくるまでの間ですでに隆分を十分に補充していた夏江はひらひらと手を振って、ちゃぶ台の前に座る。
 座ったな杖はううんと大きく背伸びをした。背筋と共にシャツも伸びて、彼女のフロントにあるつんと張った胸が強調されて浮き出る。
「それにアンタはいつも隆の体を洗ってるじゃない」
「そ、そうですけどっ」
 さらに夏江にそう続けられて、蘭が顔を赤くして納得いかないと言った風もごりもごりと口を閉じてしまった。
「べー……」
 隆の胸に顔をうずめるるるが蘭に見えないように小さく舌を出した。隆はそれを見て咎めるようにぺしりと軽くるるのおでこを叩く。むぅとるるはむずがゆいように呻いて、恨めしそうに隆を見つめた。
680ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/02(水) 00:20:56 ID:nJzpkkUe
 その視線から逃れるように隆は顔を上げると、キッチンにあるフライパンが目についた。そういえば、さっきから胃がぎゅるりと音を立てている。
「それよりも、蘭。ご飯にしようよ。おなか空いちゃったし」
「え? あ、はいっ」
 隆に言われて、蘭は慌てて立ち上がると、キッチンへと音も立てずに急いだ。

 今日もらった給料を、蘭が生活費として管理しているお札も入る猫型の貯金箱に差し込む。
 蘭は隆と夏江、そしてるる。三人の共同生活での掃除洗濯炊事などなどの家事全てをまかなっていた。
 この家では蘭が大蔵省であり、この猫型の貯金箱が隆たちの全財産なのである。これを触って良いのは家主である隆と蘭だけであった。
「今日のご飯はニラ玉ですー」
「ニラ玉ってなにさ?」
「カニ玉のカニをニラにした料理です。今日はニラが安かったのでぇ♪」
「ふーん……」
 蘭が大きな皿に盛られた料理をちゃぶ台の中央に置いた。まんまるの黄色い月のような玉子に刻んだニラが散らされている。
ちゃぶ台の上には全員分の箸と茶碗が東西南北四方に置かれていた。茶碗は100円ショップで並んでいるような小さな安物で、箸なんと何度も洗って繰り返し使われている割り箸である。
 そしてさらにこの家では全員の個別のお皿というものは無い。
 全員が真ん中に置かれた一つのお皿を全員で取り合う方式なのだ。だいいち全員分のお皿なんて置くスペースはこのちゃぶ台には無い。
 狭さと経済的事情を考えるとこの食事の形が最適なのである。なので隆たちの夕食は全員揃ってから食べるのが定例なのだ。
「いただきます」
「「「いただきます」」」
 家主の声で全員が手を合わせて、合掌。北を隆として右回りに夏江、蘭、るると囲む。
「さぁ、食べよう」
 全員で真ん中のおかずを箸でつっついて食べる。薄暗い明かりの中でおかずはコレと沢庵のみというわびしい食事だ。
「もぐもぐっ、やっぱり蘭の料理は旨いっ」
「お褒めに預かり光栄ですわ」
「るる、あんた何も役に立ってないんだから料理ぐらい蘭に教わりなさいよ」
「……夏江だって役に立ってないよ」
「なによ。あたしはいつもバイトしてるじゃないっ。どこが役に立ってないのよ!」
「給料もらう前にクビになっちゃうじゃん……」
「くっ、何もしないアンタよりかはマシでしょ!!」
「なっちゃん。落ち着いて」
 夏江が思わず立ち上がりそうになったところを、隆がぽんぽんと肩を叩いて抑える。それだけで、夏江は立てた膝を落としてあぐらをかいて座る。
「夏江さん、るるさん。わたしたちは今のところ隆様一人で支えてもらっているのは事実ですから、どちらも喧嘩はやめましょう」
 蘭がポケポケと二人をたしなめる。この妻の中で年齢はちょうど真ん中なのだが、彼女が一番冷静である。というかこのなかのお母さん役をあえてかっているといったほうがいいかもしれない。
 ぱくりと、玉子をご飯に載せて食べていると、ふと横から箸が伸びてきた。
 もぐもぐと咀嚼をしながら横を向くと、るるが自らの割り箸に沢庵を挟んでくいとこちらに向けている。
「なぁに?」
「ん」
 るるはそれだけ言うと、主張を押し切るようにまたぐいとたくあんを押し付けた。口元に触れる。
「ん、ん」
「あーん?」
「ん、ん」
 こくこく。
「はい、あーん」
 ぱくり。
「ん」
 るるは満足そうに頷くと、自分の位置まで戻っていった。

681ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/02(水) 00:21:31 ID:nJzpkkUe
「あ、ずるっ」
 それを見て対抗心を燃やすのは夏江である。
「ほらほら、あたしもっ。タカシっ」
 夏江は乗り出すようにして、四つんばいにタカシのほうへ向くと、自分の割り箸を隆に向けて突き出した。
「タカシ。あたしもあーんっ」
「う、うんっ」
 隆が口をあける。しかし、ただ口をあけただけでは夏江は入れてくれない。
「あーんって言って」
「あーん」
 どうやら、夏江は隆が口を開けてあーんと言ってくれることが嬉しいようだ。雛鳥に餌を上げている親鳥の気分みたいなものだろうか。
「もう、可愛いっ」
 夏江は珍しく少女のような声ではしゃぐと、隆の口に箸を運んだ。
 そしてその様子を見ていたのが、隆の正面に座っている割烹着姿の蘭である。もぐもぐと二人にあーんされたモノを咀嚼している隆をじっと見つめている。
 その視線に隆が気付くと、蘭はもじもじといったふうに顔を俯かせた。
「どうしたの? 蘭」
「あ、あの……」
 隆が声をかけると、上目遣いに隆を見つめてもごもごと口ごもる。その可愛い視線にどきりとする。いつも母性を感じさせてくれる顔が少し赤い。
「皆さんがやるんでしたら……、わたしも……」
 どうやら、蘭は二人が隆にやった「あーん」がやりたいようだった。
 しかし、いつも淑女として振舞っている蘭にはすこし抵抗があるみたいで、なにかと恥ずかしがっている。そのわりには部屋に「愛の巣」とかけたりしていたが。
「はしたない女と思わないでいただけますか?」
「え、えっと」
「やりたいならやればいいじゃない。アンタも」
 夏江が珍しく援護する。自分はすでに「あーん」をやったのでもう満足らしい。
「隆様……」
「ねぇ、蘭」
「え、はい?」
「蘭の方にあるニラ玉が食べたいな」
 隆の隣でるるがナイスと親指を立てた。
「は、はいっ。じゃあ私が蘭様に食べさせて差し上げます!」
 蘭の目が歓喜にきらりと光った。うれしそうに頬を緩ませて、蘭は食事中だというのに立ち上がる。
 そして、蘭は自分のほうのニラ玉をを摘まみじゅるりと口へ含んだ。十分に咀嚼しねばりねばりと玉子が唾液と混ざって甘くなってきたところで、四つんばいのまま這い、隆の隣までやってくると、
「では、口移しで……」
「「待て!!」」
 夏江と隆の二人に止められ、るるにスリッパではたかれてしまった。
(続く)
682赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/02(水) 00:22:36 ID:nJzpkkUe
次回でエロ行きますが、本番は誰か漏れると思います。ようやく全員だしました。
誰でエロするか決めてないので、皆さんが好きなキャラ言ってくだされば、そのキャラ中心でいく予定です。

ネタを思いついたら、小説を書いたこと無くても書いてみよう。台本調でも私らはいくらでも妄想できます。
683名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 00:32:53 ID:lwAIHR6m
>>674
ストーカーに付きまとわれて困った女の子が、知り合いのカップルの男のほうに偽装恋人になってもらう。
ところが、ストーカーもそのカップルが付き合ってることを知っていて、信じようとしない。
女の子が「恥ずかしいから内緒だったけど、私達は3Pしてるの」と言い訳。
ストーカーが「証拠を見せろ」というので、カップルの女の方を呼び出して、
大急ぎで状況を説明し、ラブホテルの一室に3人で入る。
「これ以上は見せない」「いや見せろ」とストーカーとホテルの部屋の前で口論。
そのまま、ストーカーがすぐ外に陣取った状態で、部屋に閉じ込められる3人。
「どうやって誤魔化すんだ?」「ソレっぽい声を上げるとか」「そもそも、3人ってどうやるのよ?」
「そりゃあ、こういう感じでだな」「ええっ、ソレは恥ずかしいよ」
「ちょっと待って。何もマジでやらなくてもいいんでしょ、誤魔化す方法を考えましょうよ」
「そ、そうだよな」「う、うん、そうよね」
「えーーーーっと、顔が赤くて、少しフラフラしてればいいんだから、お酒飲むって言うのはどう?」
「なるほど」「そ、そうしましょう」
酔った勢いで、そのまま3P

というネタを思いついたんだが、書いていい?
684名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 00:35:23 ID:YWM2wg1U
>>682
GJ!!
こういう愛おしい空気は大好きなので、じゃんじゃんやって下せえ!

あと、野暮な話なんだが、>>681
「は、はいっ。じゃあ私が蘭様に食べさせて差し上げます!」
って所の蘭様ってのは隆様の誤字?
話が繋がってないような気がしたんだが。
685名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 00:36:44 ID:YWM2wg1U
>>683
是非とも!

あ、連投スマソ
686名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 00:43:49 ID:OEz1hZKH
>>682
和やかでいいなぁ。続き期待ですよ!

>>683
是非とも。
687名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 00:45:28 ID:6ZNpLxmT
>>684
そのストーカーがレズビアンなら4pが楽しめる。
688名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 00:56:45 ID:R2XskjyW
GJ!!
それでも少しは誤字脱字が減ったように思う
689名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 02:57:05 ID:zJ3MvOF5
>>682
ラブラブで暖かな、良い家族だなあ。
GJ!
ただ、やはりまだ誤字脱字があるので、書いた後に少し間を置いて推敲を重ねると吉。

あと、これだけは言わせてくれ。

God of Warはガチ。ガチで神ゲー。
690名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 06:36:37 ID:zexrBrqC
誤字脱字は、書いた本人が気付いて後から恥ずかしい思いをしているはずなので、
殊更指摘して傷に触れるのはやめてあげたほうが。


俺が投下した時は誰も指摘しなかったんで、みんな生暖かく見守ってくれてるんだと思った。
691名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 09:33:56 ID:oQNAHgxw
>>682
好きなキャラ? 無論、全員に決まってるだろう! いや、忘れてくれ。


>>690
そうだな、ここはひとつ、ハーレム嗜好者らしく寛容に見守ってやろうぜ。
しつこいのは宜しくない。
誤字脱字の修正に協力してあげたい人は、
せっかくハーレム補助板があるんだからそこに書き込んであげたらいいかと。

SS修正・改訂・追加用スレッド
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8110/1171153485/
692名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 12:58:20 ID:FgBSTFEZ
確かにあまりしつこいのはあれだが、別に誤字指摘するのはいいんじゃ
作者が気付いてない場合もあるし、
他のスレで普通に行われてるようなことにまで規制かけることはないかと
693名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 14:28:04 ID:OEz1hZKH
>>690は、別に規制をかけたつもりじゃないよ。
ただ、何人もの感想の中で連続して触れてやる必要はないと思った。
話の内容に関わる誤字は、他の読者のためにも必要だろうけど。
数が多ければ、それこそ補助掲示板で。

あんまり引きずると、『気楽に投下』の敷居が高くなってしまうので、この話題は終わりにしたい。
694名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 14:33:39 ID:OEz1hZKH
終わりにしたいといっていてナンだけど、

当方の投下にも、後から気付く誤字脱字がたくさんあって、かなり恥ずかしい。
なんべんか読み直して、数は減ってるんだけど、あるんだよねぇ。

補助掲示板に修正依頼したら、けっこう膨大な数になり、
とくめー氏にかなりの負担をかけてしまうので、放置を決め込んでます(笑)
695名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 19:16:08 ID:eituUZ8R
GWも半ばという事でちょっと別な話題をば。

ハーレムを構成している女性が作る生まれ故郷の味というかその地方独特
の食べ物とか風習とかも話の種になりそうだなや。

後は定番だけどハーレムのみんなでどこかへお出かけ系のお話とか。
お金が無いハーレムや学生ハーレムとかなら商店街や電気屋、紳士服店の福引で
海外(国内)旅行とかそんなのもシチュエーションが変わって楽しそうだよな。

696名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 19:26:00 ID:N6tTjjbd
つまり日本風の女性がところてんを出したら、
他の女性が「これおやつじゃないよ!」って切れる話とか。
アメリカ風の女性が料理作ったら、「これカロリー高すぎだろ!」って怒る話とか。


前者はこの前テレ東の番組でやってた。
697名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 19:40:50 ID:L9yN+zQl
>>695
プレイヤーのせつなさが炸裂したアレを思い出した…うつだつってkる
698名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 23:27:09 ID:ajIJqe7q
僕の朝はいつも和食だ、奥さんは毎朝お味噌汁を作るものだと主張しているからだ。
しかしながら諸般の事情によりお味噌汁はお猪口に近い器で沢山出される。

これも愛が試される瞬間だ、なんたってみんな期待に満ちた瞳で観ているのだから。


なんて出だしでリレー小説我が家の味噌汁で女の子を表現&いちゃ付け!
なんて考えた、楽しめるか?
やるなら別の場所が良いだろうか?

無駄に悩むぜ!
699味噌汁ぷろろーぐ:2007/05/03(木) 02:03:16 ID:UOsVY6VI
・・・・・・状況だけ聞けばなんて幸せなヤツなんだろう、と思うだろうか。
たくさんの奥さん候補が愛情をこめて朝飯をつくってくれるなんて、とか。

ああ、そうだ。僕は幸せ者さ。
目の前に並んだ味噌汁はみんながつくってくれたもので。
つくってくれたみんなは時々互いの間で火花を散らしていて。
こっちを見つめる瞳に鬼気迫るような念すらこめていて。
くわえて器の幾つかは食物ではありえない色と匂いが立ちこめていて。
なんだかよくわからない物体が台所に運ばれるのを見ていたけど、たったそれだけだ。
たいしたことはない。
僕は幸せ者なんだっ!

「・・・・・・・・・・・・ごくり」

音を立てて生唾を飲みながら、なんとなく手の甲で額を拭う。
なぜだかびっしょりと濡れていた。
雪の振る外を眺めながら呟く。

「・・・・・・暑いな、今日は」

「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」

呟きに返ってくる言葉はない。
みんな真剣だ。
時間を稼ぐのももう限界だろう。
助けを求める思考も終わりにするべきか。
そもそもこれらの味噌汁に手をつけないという選択肢はない。
何故ならこれらには――彼女たちの想いがこめられているから。
愛情だけじゃない。
それぞれ、色んなことを想ってつくってくれたのだろう。
それを受け止めるのが、僕の誠意だ。
覚悟を決めて、始めようじゃないか――。

ゆっくりと、手を伸ばす。
手にとった器は――

<つづく>

とりあえずぷろろーぐ。
こうやっとけばみんな話の順番とか気にせず書けるかい?
ここからは味噌汁<・・・・・・の場合>ってタイトルでわけるとかどない?
700名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:13:44 ID:yALGRG/5
>>699
リレーは途中で誰かの投下があった時に雲散霧消しやすいから避けたいのだがな。
701名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 04:37:24 ID:fZ8mX6Ox
またリレーは投下させにくいふいんきになりがちだな。

とくめー氏におすがりして彼の補助掲示板の別スレで等と愚考する。
ただ容量とか負担かけそうで……
702とくめー  ◆kQ3xyEet9c :2007/05/03(木) 06:13:29 ID:ifA5VziF
補助掲示板は、したらばのレンタル掲示板で、
1000スレッド分のログを保持することができます。
ま、リレーの10や20であっぷあっぷってことはありません。

保管庫収録の際にはもちろん労力と容量を食いますが、
作業はどうせ暇な時までsuspendしておきますし、
まだ80MBばかし残っているのでそうそう使い切ることはないでしょう。

そーゆーわけなんで、補助掲示板を使うのでしたら、どうぞご自由に。
スレ住人の皆様の判断にお任せするです。
703味噌汁<篠崎苗の場合>:2007/05/03(木) 09:47:48 ID:J+ASrzWE
――苗ちゃんの。
 なんで!? っていわんばかりのみんなの視線が突き刺さる。当人はというと、さっきまで固唾を呑んでたくせして
「当然です!」といわんばかりのニタリ笑いを浮かべてる。えー、その、なんというんですかね。あごに手の甲をあてる
そのポーズはやめたほうがいいよって前にも言ったと思うんだけど。どうもそんな存念は吹き飛んでおいでのご様子…。
 ていうかさ。ご期待に添えないようで申し訳ないんだけども。僕はこれを「おいしそう」だから選んだ
わけではないんですね。理由としては真逆でして。
「ちなみに」
「はい!」
 やめてその花開く満面の笑顔やめて。ほんとにもう理由が理由なんで死にたくなります。勘弁してください。
「…ん、いや、あのね? えー。その、さあ」
「はい!」
 僕の頭を抱える内心など知ったこっちゃねえだろう、実に花丸満点の明るさで苗ちゃんがいう。僕はズキズキと
悲鳴をあげる心を叱咤しながら、一つの疑問を提示した。
「なんで、緑色なの」
 本当に声を絞り出すような僕の様子に気づかないのか、あえてスルーしてるのか。
 応えた彼女の言葉ときたら振るってたね!
「メロン果汁100%ですから」
 ズガッシャーン。
 苗ちゃんの後ろに控えてたみんなが盛大に畳へヘッドバッドした。僕は、ぎりちょん持ちこたえた。
 そっかあ! ははははは道理で甘くってフルーティーな香りが立ち上ってると思ったよ、こいつぁゴージャス!
 待てや何をするつもりだ僕のミギー。「それ」を縁側から庭に放り投げるなんてとんでもない。僕の明日を奪う気か。
「さ、お召し上がりになってください」
 なんてのたまう彼女の目元はピンク色に染まっててちょっとエッチぃ。僕も一瞬、状況を忘れて彼女の昨夜の痴態を
脳裏に描いてしまう。願わくば、あの瞬間へ時よ戻れ。

 彼女は篠崎苗。ご町内でも有名な名士の娘さんで、手入れの行き届きまくった人形のようなセミロングのストレート
ヘアがまぶしい18歳のご令嬢だ。肌も透き通るような白さで、体中どこもかしこも白粉を塗ったよう、なんてことを
知ったのは房中でのことなわけですが。
 あまりに整いすぎて、あまりに生気の感じられないその肢体が、お嬢様ご本人はお気に召さないのだろう、か?
とにかく彼女はすさまじいまでフルーツマニアで、三食を産地直送の高級フルーツで賄っているというのは、界隈でも
家族以外は僕らしか知るまい事実である。
 当然のように彼女が料理などしてくれるときはフルーツ盛り合わせしか出てこない。まあ、料理の心得などお嬢様
らしくこれっぱかしないらしいんだけど、それ以前の問題ですよね。ええ、わかってます。
 そんな彼女にとって、この朝の『味噌汁勝負』は鬼門もいいところだったろう。誰にとっての鬼門かは、あえて
触れるまい。ていうかだから僕は嫌だっていったんだよ。いや言ったかな? 多分言ったと思うんだけどな。…ああ
優柔不断のわが身が恨めしい…。
 まあそんな、予想できた通りの結末を、僕はテーブルに突っ伏す形で迎えているのだttぶおええええ
704味噌汁<篠崎苗の場合>:2007/05/03(木) 09:51:11 ID:J+ASrzWE
こんな感じ?とか書いてたらとくめーさんきてたw
ちょっと早まったな、すまぬ
705味噌汁<御前崎若菜の場合>:2007/05/03(木) 10:36:08 ID:KryHqEBu
「本当にするの?」

「女に二言はありません! ささ、熱いうちに!」

「じゃあ・・・」

じゅ。

「あ、熱いーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」



御前崎若菜、ワカメ味噌汁失敗。
内股および陰部火傷、全治一週間。
706味噌汁<石川五子の場合>:2007/05/03(木) 11:22:23 ID:rw3FiOSg
「あれ、どうしたの真っ青になって?」

「ちょっと味付けを間違えたの思い出したから、作り直してくるわ。」

風呂場に消えていく五子であった。
707名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 11:23:00 ID:QKP5qmif
にゅにゅっとスクロールして最初に目に付いたのが

>ヘアがまぶしい18歳

な俺はおわっとるwwwwww
708味噌汁〈田倉 美女のターン〉:2007/05/03(木) 18:40:42 ID:fZ8mX6Ox
ー^)『やると思いましたわお姉さま』

「次は私がわかめ味噌汁ですわっ、えぃっ」

ボトリ
その瞬間部屋に生臭い臭いがひろがった

「サァ召し上がれ?宮崎名物冷やし汁ですわ!」

「み、みこちゃん『これ、つみれだよね水分は…ゆ、床に広がって』…」

「私の若鮎のような脚に見とれずどうぞ?」

「う、えぃやっ」
『ぽっこりとしたイカ腹に当たっああ股の隙間につみれがって』
「かっ水っ『味噌の固まりだって鰯の頭がっ』」

「冷やし汁ってすりおろして創るから刃物も火も使えない私向けでしたわっ、まぁまだ若布汁にならず若芽汁でしたけどっ」

以下極めて日常的な大惨事
709名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 20:03:10 ID:BfgSu9BD
うどんが食べたい・・・。
710<岩川成海の場合>:2007/05/03(木) 21:28:42 ID:E2+pmHui
「味噌汁うどんです、どうぞ」
「えっ?」
「『うどんが食べたい』って言いましたよね。どうぞ」
「で、でも……」
「大丈夫です、どうぞ」
「わ、わかったよ……」

彼女も勧めてくれるし、見た目そう不味そうでもなかったので、とりあえず飲んでみるか。
「あ、美味しい」
「でしょー!」
僕の言葉に、成海ちゃんは満面の笑顔を見せてくれた。
うん、味噌汁も笑顔もいいね。

でも、喜んでばかりもいられない。
まだまだ怪しいかったり美味しそうだったりする味噌汁が並んでるわけで。

そして、僕は覚悟を決めて次を選ぶのだった。
711名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:34:19 ID:dfAR2IGW
ほら、まる一日止まっちゃったじゃないかっ!!
712名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:34:52 ID:2YSTPq2C
話し変わるけど、ハーレム物って未完が多いよな〜
特に1人か2人として、さあ次がハーレム!ってとこでとまるよねw
この話はまだ続きを期待してていんだろうか?ってなってちょっと困る
713名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:47:26 ID:9iPaYi8X
作るのは大変なのよ。
まして多人数ともなるとどういうキャラにするか、
どうやって絡ませるかとか…。
そして出力には倍以上の入力が必要なわけで。

ちなみに俺は挫折したクチなんで作者さんには
心から素直にスゲーとしか言い様がない。

そんなわけでこのスレの作者様たち、頑張ってください。
714赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/05(土) 00:53:26 ID:8Gys2SP3
とりあえず続き。半分まで。
715赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/05(土) 00:55:32 ID:8Gys2SP3


 さて、食事も終わると隆は風呂に入る。
 いくら十代のズボラさを持っていたとしても、あんなに汗をかいた状態で風呂にも入らず眠るということを隆は容認できない。健康にも衛生にも悪いしね。
 が、ここは風呂無しのアパート。風呂桶なんてものは存在しなかった。
「隆様。お背中をお流しします。こちらへどうぞ」
 銭湯はここから歩いて数分のところにいくつもあるが、近頃の銭湯は一人入浴するだけでも隆の家の夕食分ほどの値段がかかる。
 いまのところ、この家族は隆の肉体労働の給料でしか収入が無いので、この銭湯一回だけでもかなりの財政を圧迫してしまうのである。
 さすがに、女の子三人は一日でも風呂に入らないなんてことは承知できないので、彼女たちは隆は銭湯へ向かわせていた。
 そして、対する自分はコレである。
「うん」
 隆は服を脱いで下着も脱いでバスタオル一枚になると、玄関のドアの前に置かれた大きなタライへ向かった。タオル一枚のままの隆をるるがじっと見ていたが隆は何も言わなかった。
 このタライは直系一メートルほどの大きなタライで、この洗濯機も無い家では、蘭による昔ながらの洗濯板を使った洗濯で大活躍している。
 そして、このタライこそが隆の風呂なのだ。
 というより、湯浴み、である。
 ぬるめのお湯が張ったタライに足を入れて、ゆっくりと座る。ちゃぷるという水音が気持ちいい。さすがに肩や腰まで湯に浸かることはできないが、目いっぱい疲れた後のこのリラックスした湯浴みは隆にとっては格別だった。
「では隆様、お体を洗わせていただきます」
 すぐ横で割烹着を腕まくりした蘭がひざまずいて、タオル片手にこちらに向いて笑いかける。
「ああ、頼むよ」
 隆がそう返すと、蘭は失礼しますと言って、隆の背中を優しく濡れたタオルを肌におしつけて拭き始める。右へ左へ背中を流れる蘭を手。
 ごしごしっと力強く、時にはゆるやかに動く腕に隆は体を預けていた。
 隆の体を洗う役は蘭がほかの誰もを押し付けて自分でやると言った仕事だ。彼女はこの仕事が一番好きらしく、全員でご飯を食べ終えるとすぐに隆に「湯浴みは?」と聞いてくるのである。
 そんな蘭の様子が可愛くて、隆は好きだった。
 肩や首元をタオルが這い、背中全体全てを拭き洗われてゆく。
「隆様、次は前です。こちらを向いてください」
 蘭は自然な口調で言うが、隆はさすがに恥ずかしくなって止める。
「いいよ、前は自分でやるから。タオル頂戴」
「……むぅ、わかりました」
 不満げだったが、蘭はこの妻たちの中でも妙に素直なのである。口答えせずに隆にタオルを渡してくれた。
 しかし、自分でごしごしと洗っているとじぃっと蘭の視線がこちらへ向いていることがなんとなくわかる。
「ら、蘭……なんで見てるの?」
「もし、どこかおかゆいところあればおかきいたしますが……」
 振り向いてみると、両手をわきわきと動かしている蘭が、頬を少しピンクに染めて呟く。なんとなく手持ち無沙汰のようだったので隆はなにかしてもらえないかと考える。
「それじゃあさ。疲れてるから……肩、揉んでくれないかな?」
 そう頼むと、
「は、はいっ!」
 蘭は瞳を目いっぱい輝かせて返事をした。隆の肩を細い指で優しく包むと、独特の指使いで刺激をしてくれる。
 肉体労働でこりにこっていた肩が凍らせたゼリーが口の中でとろけるように柔らかくなっていく。ふにりふにりと気持ちよさに湯の中で隆は眠たくなってきた。
 しかし隆をそう簡単にこの娘たちが寝させてくれるわけは無い。蘭の後ろから夏江がニヤニヤしながらやってきた。
「ターカシッ、そんなところで寝るんじゃないわよ」
 そういわれて、隆ははっとなる。首だけ振り向くと、スウェット姿の夏江が一枚の紙を持って立っていた。隆を見下ろすように笑う。
「今日も?」
 隆がおずおずと聞くと、夏江と蘭はもちろんと言った風に頷いた。このくじはこの家では恒例であった。
 夏江が持っていた紙にはあみだくじが書かれてあった。三本の線が引かれてそこに右へ左への平行線が各所に埋められている。
 上は右からハートマークに囲まれた番号が振り分けられており、下のほうは折り目で何が書いてあるのか隠されている。
716ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/05(土) 00:56:18 ID:8Gys2SP3
「隆、どーれだ?」
 この折り目の裏には実は彼女たちの名前が書かれてある。夏江・蘭・るるの名前が並んでいるはずなのだ。
「……じゃあ。三番」
「おっけー」
 夏江が楽しげに笑うと、上から右へ左へじぐざぐと指を動かし始める。先ほどまで肩をもんでいた蘭も、肩にかけた手を止めて右へ左へ動く指をじっと視線で追っていた。
 気がつけば、部屋の中でドリームキャストのローラーブレードで町に落書きするゲームをプレイしていたるるも、傍によって来てじぃっと顔を出してくじを見つめている。
 ふんふんふん〜♪と進められる指がついに下まで届いた。
 ぺろりと夏江が紙をめくる。
 そこにはハートマークに包まれて『夏江』と書かれてあった。

「やったぁぁぁっ!!」
「あらら、やっぱり三日連続はナシですか……」
「……ふんっ」

 一喜一憂する女の子たち。
 夏江は飛び上がるほど喜び、蘭はしょんぼりと肩をすぼめる。るるは不機嫌そうに鼻を鳴らすと、ゲームの中のシブヤチョウへ戻っていった。
「えへへっ。隆っ。今日はあたしだからねっ!」
「う、うん」
 はしゃぎまわる夏江
 そう、このくじは三人娘たちによる『隆っ、今日は誰と相手するの?』の相手役決めくじなのであった。
「あたち、6日間おあずけ……」
 るるは恨めしそうに夏江を見る。
「順番にすると忘れるから、完全確率にしようって言い出したのはどこの誰だっけぇ?」
 しかし、夏江はくじを見せ付けるようにひらりひらりとさせると勝ち誇ったような顔でるるに笑う。
 その笑顔にるるはさらにぶすっとむくれて睨んだ。
 なんだか、二人の間に陰険な雰囲気が流れる。蘭は二人のにらみ合いを無視するかのように隆の背中だけを熱心に洗っている。
「え、えっと」
 ただでさえ湿っぽい部屋の中がさらに湿っぽくなってきたような気がする。そんな雰囲気を打破しようと隆は背中を流されている状態で口を開いた。
「あ、あ、明日はお休みだからさ。み、みんなででも大丈夫っ!!」
 ……もちろん明日は朝七時集合の現場出勤である。
 そのことは蘭もわかっていた。しかし、
「「「本当!!??」」」
 全員の声がハモった。
「え、あ……」
「明日はお休みなのですね!?」
「うっそ、早くそれ言ってよ」
「いちゃいちゃ……」
 夏江は興奮して鼻息を荒くし、蘭はぽわぽわぽわと頬を両手で押さえてうっとりと微笑み、るるはにんまりとした顔でくすくすと笑う。
 隆は今言ったことを激しく後悔した。

717ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/05(土) 00:57:23 ID:8Gys2SP3


 湯浴みを済ませてトランクスとシャツだけの姿になれば、あとは眠るだけである。
 が、この家はいつも眠る前に大仕事があるのであった。しかも今日は大仕事中の大仕事である。
 六畳一間の床には白い布団がマットのように並べられて敷き詰められていた。布団は三つ枕は四つ。さすがに布団一つで枕四つの展開も考えていたのだがさすがに狭すぎるのでコレで勘弁してもらいたい。
 隆がふにゃりと足を崩して布団の中央に座り込む。
 そこへ、三人の美女が囲んだ。
「えへへへへっ。一応くじではあたしだったんだから最初はあたしだもんね」
 夏江はピンク色のタンクトップとホットパンツ姿で隆の右腕に抱きついた。夜のときにしか使えないようなレース状の下着は金欠のため買えない。そのせいで彼女の下着はいつでも色気の無い灰色である。
しかし、それでも艶やかに見えるのは天性の美貌と彼女の持つ肌の麗しさかもしれない。そしてそれを癖無くアピールすることも無くにっかりと明るく天真爛漫に笑う彼女はそれだけで魅力的だった。
「隆様、不束者ですが今晩もよろしくお願いします…」
 蘭が優雅な動作でにじり寄ると、三つ指をついて一礼をする。彼女は薄く柔らかい布一枚に包まれていた。俗に言う襦袢というヤツである。派手な赤い布に包まれた胸元から見える白い谷間がぷるるんと揺れる。この襦袢は一張羅であったりする。
 その大きな胸はブラの支えを受けず、重力によって下を向いている。ロケット型というのであろうか、楕円にみえる球体が遊ぶように弾んでいた。
 そのまま蘭は隆の右腕へ、自らの肢体を伝えるように体をくっつけた。
「ん」
 るる。彼女はその一言で十分だった。右と左、両腕をすでに取られているため、彼女は正面から隆に抱きつく。蘭のような優雅な動作も、夏江のようなリップサービスも、情緒もへったくれもない。
 しかし、それだからこそ、るるなのである。彼女はピンク色のネグリジェだったが、何か似合っていなかった。
 隆の体に二人分の体重が預けられ、そして正面からるるの小さな矮躯が押さつけられる。
 仕事で酷使した両足が痛いが……、全員に愛され抱かれている、この幸福感が疲れと体中の痛みを癒してくれている……と思いたい。
 三人の重さで右へ左へ隆の体は揺れて、最後には背中からどさりと倒れこんだ。それにつられて三人もどさりと布団に横になる。
「えへへ、じゃあ今日も頑張ろうね」
 夏江の言葉を合図に、蘭とるるが動き出した。
「ちゅぅ」
 右腕から伸びた夏江の腕が隆の頭を掴み抱くと、隆の唇に夏江の柔らかな唇が押し付けられた。唇の感覚にぷるんとした感触。
「むちゅるちゅる」
 そのままの勢いで、隆の口の中へ夏江の舌がもぐりこんだ。夏江の触手のように蠢く舌が口内を這う。 息継ぎも摺るときも唇は重なったまま。隆の歯や頬の内側がまるで歯ブラシのように夏江の舌でごしごしと磨かれていった。
「じゅるっじゅるっじゅる」
「う、ううん、うううん」
 右へ左へ。隆もそれに答えるように自らの舌を絡めさせる。二人で舌を重なり合わせ、交わらせ、そして今度は夏江の口の中へお互いの舌が移動する。夏江は誰かに見せ付けるように唾液の水温を響かせていた。
 それに伴い、隆も負けるかと音を立ててお互いを吸いあう。じわりじわりと口から伝えられる唾液の汁が二人の喉に溜まっていく。
 隆はそれをごきゅりと飲み込む。夏江の味。あまでんぷん。
718ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/05(土) 00:59:10 ID:8Gys2SP3
「えへへ、じゅるり、タカシの唾液、じゅる、おいしぃ」
 夏江はまるで美味しいジュースを飲んでいるかのようにごきゅごきゅと隆の唾液を飲んでいた。唇が結合された二人。舌同士も接吻をしているようだった。
 と、そこへ。
「ん、んっ」
 るるが、唇を重ねあう隆のすぐ脇から現れると、二人のキスしている結合部分に自分の唇を押し付けた。
「ん!」
「んじゅっ。じゅる、あらぁ、るるもぉ?」
「んっ!」
 夏江の言葉に肯定するように、るるも小さな唇から舌を出して二人の口元へもぐりこませた。トリプルキス。
 トライアングルのように三人の唾液が渡りあい、橋のように糸で繋げられる。じゅるりじゅるりという音がさらに重奏を加えて部屋の中へ響いていく。
 そんな二人を横目で見ながら、左腕を掴んでいた蘭がふふふ、と笑うと自分は隆の下半身へ移動する。襦袢の帯をするすると緩めて、白い絹のような肩をさらす。
そして、二人とのキスに夢中になっている隆のトランクスの前まで顔を近づけた。隆の下半身のアレはトランクス越しからくっきりと存在を主張して膨らんでいた。
「ふふふ。いま楽にしますわ」
 蘭は息を吹きかけるようにささやくと、繊細な指使いでトランクスを掴み、前割りから隆のアレを探った。
「うぉっ!」
 隆のアレに蘭の指が触れた瞬間。隆は刺激に声を漏らすが、
「じゅっるるるるる」
「べたべたべた……」
 二人との唾液交換ですぐに唇をふさがれる。
蘭の指が優しく慈しむように隆のアレの先端部分を摘まんだ。そしてそのまま、外へ引っ張られる。トランクスの間から隆のアレがびぃんと飛び出した。
 外気に晒されてたアレは先端がじんわりと潤んでいる。
「わぁ……いつ見ても、ご立派です」
 ぎんぎんと脈打つアレをすぐ眼前で目を輝かせながら蘭が嬉しげに声を上げた。
 自分のアレを眼前で見られ、さらに褒められるという状態になんともいえない羞恥が隆を襲ってくる。そのせいか隆のアレはさらなる膨張を見せた。
「じゅるり、じゅるり」
 キスする相手が二人居るため、下の様子はよく見えない。しかし蘭が自分のアレをまじまじと見ていることはなんとなく分かる。水音が三人の間でずっと響いていた。
「それでは隆様。私めのこのお口で隆様の……お、おちんぽぅをパクってさせていただきます」
 その言葉だけ、隆の耳に届いた。
 次の瞬間。

 パクっ。、

 下半身が温かい肉袋で包まれた。
(続く)
719赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/05(土) 01:01:20 ID:8Gys2SP3
女の子の名前の元ネタは新潟のマスコットキャラからです。
エロシーンもハーレムエロも書くのは初めてですが次回で一応終了させます。
早ければ明日にでも投下しますのでお楽しみに。

……ぶっちゃけ誤字とかですが、みなさんにはイロイロと流れで読んでいただければと思います。
720名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 01:23:45 ID:9iPaYi8X
GJ!大いにGJ!
いい感じにらぶらぶでGJ!
721名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 10:46:02 ID:0JN6o1tH
昨日、親戚の子らを連れてUSJ行ってきたんだけどああいうとこってハーレム
向きのシチュエーションがいっぱいだよな。
ジョーズのアトラクション(120分待ち)に乗ってきたが水辺側に座るとモロに水
を被るから濡れまくるし、何より一応ホラーものなわけだから抱きつき放題だしな。
ジュラシックパーク(220分待ち)とかああいうのはどうかわからんが。

722名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 10:49:52 ID:0JN6o1tH
>>719
赤いハパさんGJ!
いいなぁ、貧しくともらぶらぶ感があって和むなぁ。
723名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 17:19:51 ID:+4su/zkr
なんと!?
721はおにゃのこが濡れ透けになったりキャアキャア叫んで抱きつかれたり、
キャッキャッウフフなシチュを堪能したというのか!

「子ら」だからまんまハーレムじゃないか!
充実したGWでウラヤマスィ…。
724名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 17:40:13 ID:82q3UD37
逆に考えるんだ。
一緒にUSJに行ったのは男のコだけど俺達の脳内には女のコがいっぱい、こう考えるんだ。
725名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 20:06:44 ID:UkotH/k0
>>650-673

このあたりの一部分、他スレへの投下のネタに使っても良い?
726名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 20:07:18 ID:0JN6o1tH
>>723
残念ながら一緒に行った子の一人は男の子ですねん(´・ω・`)
もう一人一緒に行った子は女の子だけどまだ小2だったからそーいうんは全く感じなかった
し、その子は「キャアキャア」言ってたけど怖がると言うより楽しんでいる感じだったねぇ。

親戚の子らの中でも俺と遊んでくれる子は少なくなってきたとしみじみ感じたGWですた。
少子化の影響かねぇ・・・・・ヽ(´ー`)ノ
727名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 00:15:52 ID:nRaEF2pQ
>>719
GJ!
貧しくともラブラブで暖かで幸せそうな、良い家族だなあ。優しい旦那さんだ。

>>726
お疲れ様です。
120分とか220分とか、待つ時間じゃない。
728赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/06(日) 00:24:08 ID:Qwaw8qCJ
投下します。
729ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/06(日) 00:25:08 ID:Qwaw8qCJ


 蘭は隆の股の間に顔をつっこんで、間で自己主張しているアレを根本までくわえ込んでいた。
「もぶっ、もぶっ。ふふふふふふ」
 くわえ込んだアレをゆっくりと口元から抜いてゆくと、唾液にまぶされた隆のアレがねばぁりと出てくる。そして先端を見せずにまた深くまで押し込んでいった。
 口の中で蘭の蛞蝓のような舌が、隆の敏感な部分の穴を押し分けるようにほじくってくる。その刺激に隆の体は刺激にびくりとはねてしまう。それでも頭は二人に押さえ込まれたまま。
「ちゅるんっ。蘭さま、いきなりパクっは刺激が強すぎでしたか?」
 蘭は隆のアレから口を離した。蘭のぷっくりした口から怒張が顔を掠めるようにびゅんっと飛び出した。その勢いで先走りの汁と唾液がアレから飛び蘭の顔に少々かかる。
それをぬぐおうともせず、汁が垂れた顔で蘭は恍惚そうな表情をしたまま上目遣いで隆に聞く。
「ちょ、ま、んっ」
「んー、んー、んーっっ」
 いつのまにかるるが夏江の腕を振りほどいて、隆の唇を独占した。
「ちゅるちゅるちゅる。隆ぃ、すき、すき、しゅき、しゅき、しゅき!」
 うわ言に用に繰り返しなが小鳥が啄ばむような口付けを口、鼻、目、おでこに降らせる。
「ちょ、ちょっと。るる! まいっか。じゃああたしはこっち貰うわね」
 夏江が隆のシャツに手をかけた。くるりくるりと裾をまくっていき、隆のへそ、おなかを外気へ晒していった。そして首元までシャツを捲り上げると、小さな隆の乳首がふたつ。
 まるで鉱山に埋まっていた宝石を発見したように夏江は意地悪く笑むうと、先ほどまでキスしていた口で今度は隆の乳首を責めだした。
「い、いたいっ。ちょ、やめ、じゅる、じゅるる」
 夏江はいつのまにか全裸だった。そして隆の胸へ体をあわせ、片方の隆の乳首を口で、そしてもう片方の乳首を指でつまんだ。
「えへへ。やっぱり隆のココ、あたしすっげぇツボなのよ」
 頭はるる。上半身は夏江。下半身は蘭。三人が各場所で全力で愛をぶつけてくる。
「隆様、私のお胸。お楽しみくださいませ」
 襦袢が脱げて、メロンのような大きな胸を晒し、両手で上向きに支えた蘭が隆のアレの眼前で息を吹きかけた。
 そして、自分の豊満な胸で隆のアレを包み込む。
「んおっわっ。柔らかぃ……」
 突然下半身に覆われる安心感にも似た柔らかさ。
「んしょ、んしょ」
 しかし、その安心感はすぐさま快感へと変化する。蘭が隆のアレを挟んだ後、自分の胸をぐねりぐねりとこねくり回し、やわらかな自分の胸を通して隆のアレに快楽を与えようとする。
「わぅ、わぅっ、わぅぅ」
 左右から蘭が胸を押しつぶし、上下する。唾液で濡れて抵抗が少なくなっている隆のアレは簡単に肉の塊に抜かれ隆は腰が砕けそうになった。
 信じられないほどの圧迫でぎゅうぎゅうと締め付け、捏ね上げられる。根本から擦られ、アレの先端は大きな胸の谷間からひょっこり苦しそうに顔を出していた。
「隆様、いいですか? 気持ちいいですか? 私のお胸……」
「いいよぅ、いいよぅ、いいょうっ。う、じゅる、じゅるるるる」
 あまりの快感に声を上げる隆だったが、顔中をついばんでいたるるに唇をまたふさがれた。るるはムカっとしたような表情で唇を押し付けている。
 そんな隆の声を聴いて、対抗心を燃やすわけでもなくにんまりしたのは、乳首の周りを唾液でびしゃびしゃにしている夏江だった。
「ふーん。隆はいつもいつも蘭におっぱいでごしごしされるのが好きねぇ」
 彼女は乳首の周りで唾液を伸ばしていた舌をするすると下ろしていく。へそを挨拶するように通っていき、蘭の双球に挟まれてその口から涙を流している隆のアレの先端までやってきた。
「ふふふ。可愛い」
730ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/06(日) 00:26:41 ID:Qwaw8qCJ
 夏江はにっこりと笑うと、胸を動かしている蘭にアイコンタクトする。蘭もその視線の答えに頷くと、自らの胸を捏ねて胸の間から飛び出した先端をもっと晒す。
 蘭の白い谷間に埋まっている隆の赤黒いアレ。夏江はそこに顔を伸ばすと、真っ赤な舌を出して。
 ぺろり。
 むにゅぅ。
「うひぃぃっ」
 ぺろぺろぺろぺろ。
 びたんびたんびたんっ
「いいっ、ひぃいぃっ!」
 べたぁー。
 むにゅぅぅぅぅ。
 鈴口を舌でほじくるように押さえつけられ、竿部分は柔らかなマシュマロで摺られる。優しく柔らかで激しい刺激に下半身とびくりびくりと反応してどうしようもない。
 しかし彼女たちは愛撫を止めない。
 ふと、正面でキスの嵐を降らせていたるるが突然、接吻をやめる。
「……るるも…」
「え、ちょっとっ、るる!」
「あら、るるも来たの?」
「ふふふ。では皆さんでご奉仕しましょうか」
 ようやく口元が開放された隆だった。が、三人組の会話に何か不穏なものを感じ制止の言葉をかけようとした。
 しかし、それよりも早く三人娘は行動を開始していたのである。蘭が谷間から隆のアレを解放した瞬間である。
「あーんっ」
「しゃぶる…」
「れろれろれろ…」
 三人が一斉に隆の股間にそそりたつ肉のタワーにむしゃぶりついたのだ。

 じゅるりびじゅびじゅずぽずぽちゅるるるるっ!

 俗に言う、トリプルフェラチオである。
「んああっ ああぁぁああっ」
 夏江が先端の部分をくわえ込み、裏のスジの部分を舌先でちょんちょんと刺激させ、るるが竿の肉感部分を焼き鳥のように横から加え上下へ上下させる。そして蘭はアレのすぐ下に垂れ下がっていた隆のふぐりをすべて口の中へ納めこんだ。
「だ、だめだよっ。三人一斉ってっ。やめ、やめて、やめぇぇ!」
「だぁめ。今日はお祭りなんだからね」
 愛撫を開始した三人はもはや隆の命令なぞ聞く耳を持たない。
 夏江の舌と唇でぶっぽぶっぽと音をたてられるアレの先端部分は、もう隆の頭の中の感覚メーターをぐちゃぐちゃに狂わすほどの快感で、小さな鈴口から先走りの汁を放ちながらなんどもパクパクさせている。
「隆の生きてる音がするよ…。凄い……苦しそうに脈打ってる……びくんっびくんって」
 竿をシコシコシコと小さな口で刷り上げるるるが、どくんどくんと血液が流動する隆のアレを愛おしそうに頬ずりをした。
「もふふ。隆様のおちんぽぉ、ふっごく素敵でもふぅ……隆様のもふぅ、おたまたまの袋様から赤ちゃんの元を送り出しまふぅ……」
 ふぐりを口に含んだまま嬉しそうにしゃべる蘭の口の動きがすでに隆にとっては致死量の快楽であった。大きな袋のなかの精巣を蘭はコリコリと弄ぶ。
 隆が寝転んだまま下半身のほうを見てみても三人の頭で自分のアレがまったく確認できない。しかし、下半身から伝わる快感はこの世のものとは思えないほど濃厚で贅沢で快感だった。
「うううっ。や、やばいぃ。そ、そろそろ」
 先ほどからずっと限界だったが、我慢に我慢を重ねていた。彼にとってこの射精はとてつもなく貴重なものなのであった。
何故なら彼は毎日の激務(昼の)で体は常にボロボロなのだ。そんな彼が夜の生活でも若さに任せて働けるかといわれればNOである。しかし、それでも三人を満足させてあげなければ、夫として妻に申し訳が立たない。
 そのために、彼は体中の力を絞りに絞って毎日の受精を行っているのだ。彼は一晩で二回が限度だった。
 が、今彼はここでその貴重な一回を開放してしまいそうなのであった。
「やばいよ、やばいっ。そろそろ、出るから! 出るから! 出るからぁ!!」
 隆は「そろそろ出るから、ちゃんとしかるべきところに愛を注ぎあおう」という意味で叫んだつもりだった。
 が、しかし。明日は休みと聞いていて、すべての相手に平等に愛を注いでもらえると思い込んでいる三人は隆の意図をまったく汲み取らなかった。
 三人は口・舌をいっそう激しく動かして、隆のアレに射精を促す愛撫を音を立てて続けたのであった。

 ぶぱっぶぽっぶぱっ じゅこじゅこじゅこじゅこっ もぎゅもぎゅっもぎゅっもぎゅっ
731ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/06(日) 00:28:24 ID:Qwaw8qCJ
「いいよっ。出して! 出してよ! あたしたちに、タカシの白いのっ、頂戴ぃぃぃ!」
 先端を咥え込んで唇で空気の音を響かせながら抜き上げる夏江が叫ぶ。
「出す……!」
 唾液まみれの口を離し、自分の両手で隆のアレを掴み込みそのまま勢いよくハンドシェイクさせるるるが芯の通った声で言う。
「出すのですかぁ……? 隆様ぁ、おねがぃしますぅっ……はやくぅ、はやくぅ、隆様の、おちんぽぉから、白くて粘っこい幸せ赤ちゃんのもと、いっぱいいっぱい出してくださいませぇっ」
 蘭は普段の淑女ぷりから想像もできないほどの淫乱な言葉遣いで懇願すると、ふぐりから口から放し自分の手でわきわきとさせて、夏江とるるがむしゃぶりついているアレに、わくわくした顔を近づけた。
「だ、だめっ。みんなやめてぇ、みんなぁぁぁぁぁぁ」
「んーっ!」
 るるのシェイクハンドで隆の最後の堤防が崩された。
「でるぅぅぅぅっっ!」

 どびゅるっ! びゅびゅるっ びゅるびゅるっ びびゅる!

 隆のアレから白い液がまっすぐ上空へ噴き上がった。その量は一発目ということもあり大量だ。
「きゃぁっ」
「んーー〜〜〜っっ」
「わぁぁ、でましたぁぁ。隆様の幸せ赤ちゃんのもとぉぉ」
 むしゃぶりついていた全員が歓喜の声をあげた。その三人の美貌に落ちてきたゼリー状の粘っこい精液が均等に降り注ぐ。

 びちゃ、びちゃびちゃっ。

「あんっ、あんっ、あっついぃぃ」
 恍惚の表情で夏江は落ちてきた精液を顔面で受け止める。
「んっ」
るるも目をつぶって、隆の精液を静かに顔でびちゃりと受け止めた。
「ひゃぁぁ、あっついですぅ、白いの、白いの、隆様の赤ちゃんのもとぉ、ごきゅってさせてくださぁい、うんっんっんっごきゅ! う〜んっ」
 一人うるさかったのが蘭である。蘭は隆のアレから飛び出す前から口を半開きにしていて、口で受け止める気満々だったのだ。そのせいか落ちてきた精液を見事に口の中でキャッチする。
「ん、んぅぅ、出ちゃった……」

 どくっどくっ……。

 射精が止まり、独特のにおいが部屋に充満する。暗い部屋の中で隆の呼吸の音が静かに聞こえる。
「えへへ。いっぱいいっぱいかけられちゃった」
 夏江が顔中にかかった精液を指でとると、それをねばぁりと弄び口の中へ。そのままごきゅんと一飲みした。
るるは、顔中の精液はそのままに、夏江の髪の毛についた精液を口で啄ばみとる。夏江も別に怒るわけでもなく、髪の毛をちゅうちゅうと吸うるるに頭を任せていた。
「るる。くすぐったいっての」
「我慢して、隆のせーえき……とってあげるから」
「あんたが好きなんでしょう」
 二人が笑いあう。こんなときぐらいしか二人は仲良く出来ないのか。
「ああぁ、隆様のぉ、赤ちゃんのもとぉ、いいにおぉいでどろどろでぇぇ、もぎゅもぎゅぅ……うん、ううん、あぁおいしぃぃ……」
 蘭は結構異常だった。顔に乗った精液のドロドロさ、熱、匂いを顔全体で楽しみ、口へおちた精液は何度も何度も咀嚼して、本当においしそうに飲み込む。
 キラキラと光る汁にまぶされて、恍惚に顔を歪ませていた。
「……こいつはエッチの時だけ別人ねぇ」
「人なんてそんなもの……」
 るると夏江は一人狂ったように精液で遊んでいる蘭を見て、ふたりでくすくすと笑いあった。
732ハーレムは常に貧乏!? ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/06(日) 00:30:12 ID:Qwaw8qCJ
「ん、あのー。みんな……」
 射精して数分。ようやくねっころがって息を整えていた隆が口を開いた。
「なぁに、タカシ? いいわよ休んで」
「え?」
 隆が頭をあげると、隆の横で寄り添うように夏江がにっこりと微笑んでいた。るるにとってもらった後でもちゃんとタオルで拭き取ったからか顔中にかかった精液はもう無い。
 るると蘭も二人で下半身から昇ってきて隆の隣に同じように寄り添う。そのついでに隆のズボンをずるずると引き上げてくれた。アレが再びトランクスの中にしまわれる。
 るるは隆の右腕に、蘭はるるの後ろへ蘭と同じく寄り添った。るるは蘭の胸を枕にするようにしている。まるで親子のようだった。ちょうど、隆は三人に添い寝された状態で横になっている。
「アンタ、明日が休みなワケないでしょ。あたし達の喧嘩止めたいからあんな出任せ言っちゃって」
「うんうん。無茶」
 夏江とるるが両サイドから呆れたように言った。
「え、もしかして、明日休みって嘘ですか?」
 一人蘭だけが、目を丸くしている。
「……うん、嘘だよ。明日も朝から仕事……」
「やっぱり」
 隆がすぐに嘘を認めて白状すると、るるがため息をついて答えた。
「もう、いつもいつもあたし達の相手ばかりでごめんね。毎日お仕事大変なのに、あたしたち隆に毎晩何回もやらせちゃうから……。だから今日はあたしたちを満足させなくていいわよ」
「私たちは、隆のそばに居るだけで十分だから」
 夏江の手が伸びて隆の頬を撫でた。
「なっちゃん。るる……」
 だから、三人はずっと愛撫を続けていたのかと気付く。いつもなら、三人にめがけて顔にかけるなんてもったいないと言ってあんまりやらなかったから妙だとは思っていたが……。
「だから隆も今日みたいにできるなんて言って無理しちゃダメだからね」
「う、うんっ」
「それに隆がいないとあたしたち生活できない……」
 るるも手を伸ばして隆の頬を撫でた、二人に頬を撫でられている状況。なんだか王様になった気分だ。いや、というか自分は確実に王様だ。
「ふふふ。だから今日はこれでおしまいっ。たまにはみんなでゆっくり寝るだけでもいいでしょ」
「そ、そうですね。いつもイカされていつのまにか寝ていましたから……」
 蘭が同意する。しかし、こいつら結構贅沢に隆を使っている。隆も毎晩本気で大変だ。
「そのかわり、あさっての休日は一日中いちゃいちゃさせてもらうから、そのつもりでね!」
「うんっ」
 夏江の言葉に隆は力強く頷いた。あさっては愛の日。心の中でハートマークがふわふわと湧いてきて、隆の心を幸せの色に染める。まったく、自分は可愛い妻たちに囲まれて最高だ。
「あは、あはは、あははははははは」
 気がつけば隆は自然に笑っていた。
「えへへへ」
「くすくす……」
「ふふふふっ」
 夏江も蘭もるるもつられて笑う。笑いあう。狭くて暗い部屋の中で四人の笑い声が響きあう。とても幸せに満ちた四重奏だった。
「じゃあ、みんなまた明日。お休みだね」
「うん、お休み。なっちゃん」
「おやすみ」
「ごゆっくりお休みなさいませ、隆様」
「うん、蘭もお休み」
「……グッナイ」
「いい夢を、るる」
 四人がお互いの肌を感じながら、目を閉じた。
 全員が同じ夢を見そうなほどくっついて布団の中に丸まって、眠りの世界へ落ちていく。

 くじけ荘の六畳一間の小さな部屋。ボロく、日は当たらず、風呂もない。底辺中の底辺で貧乏生活を送りながら生きている彼女たちの毎日は満足いかないことばかりだが。
 確実に幸せに満ちていた。

「……あーあ、せっかくあたし当たったのになぁ。コレ明日に繰越できない?」
「ダメ」
「やっぱりかぁ。あーあ、やっぱり愛されたいよう。口だけじゃやだよう。中までして欲しいよう」
「往生際が悪い……」
「と、こ、ろ、で、あんたの後ろでずっと一人エッチしている蘭を止めてくれないかしら」
「もごもごぉっ、もごぉ、もごもごぉ、たかしさまぁ、もごぉぉっ」←枕で口を押さえてる。
「無理。すでにスイッチはいっちゃってるからしばらく止まらない。でも隆を襲おうとしたら全力で止めるから安心して」
「……はぁ、隆も暢気ねぇ。あたしたちが毎日どれくらい我慢してるか、分かって欲しいわぁ」
「ZZZZ…」
 そんな秘密の会話も露知らず、隆の幸せな夜は更けていくのであった。
(終わり)
733赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/06(日) 00:31:03 ID:Qwaw8qCJ
 おしまいです。
 すいませんっ。本番はナシですっ! ごめんなさいっ!
 なにぶんエロシーンは初めてなので、各所エロリッチさんとか参考にしています。
 息抜きに書いたつもりでしたが、気がつけば結構な量になってしまい驚き。GWこればっかりでした。

ハーレム設定とか考えるのも面白いですが、それでSSも書いてみるのも面白いですよ。
小説なんて書いたこと無くても大丈夫っ! ハーレム妄想さえはいっていればどんな文でもおかずになりますから!

というわけで、ハーレムスレ支援のための小説でした。

いつか時間ができれば本番入りの続編も作ってみようと思います。では。
734名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 00:48:05 ID:VlozJpCD
GJとしかいえない
735名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 07:09:42 ID:72XRAeBp
>>733
大変おいしくいただきました。
続編、新作お待ちしておりますです
736名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 07:46:31 ID:ON3Sk8JB
>>733
GJ!!
やっぱり純愛は良い
737名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 17:07:35 ID:nRaEF2pQ
>>733
GJ!
嫁さんたちに物凄く愛されてるな。
そして嫁さんたちを物凄く愛してる。
主人公が幸せすぎて嫉妬した。
738名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:17:55 ID:uj4e1cfu
現実的に考えると貧乏でもハーレムを作るためにはやっぱり生活費をどうするかが
問題だよなぁ。やっぱり基本はある程度の自給自足か?
関西だとちょっと田舎(滋賀とか奈良とか三重だろうか)に行けばまだ土地も安いし農地
とか確保できるしなぁ。
東京や関東だとどの辺りなんかはわからん(´・ω・`)
739名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:23:53 ID:bbc66p15
ハーレムのおにゃのこたちに養ってもらうというヒモな手もあるが、ちょっと情けないよなぁ
あるいは折衷案として共働きとかか?
740名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:42:07 ID:eQwQ1vhO
ぬぅ
MILK HAREMとE=M^Cが見れん…
E=M^Cはサイト自体は開けるんだがリンクが…
741名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 20:12:47 ID:kgiU/2qc
>>740
ドッチも普通に入れるが。
MILK HAREM のURLが最近代わったのは知ってる?
ttp://milkhrlm.free100.tv/
E=MC^2 といえば、NOVELの全作品一覧が消えて、作者別のindex だけになってるが、微妙に読みにくい。
742名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 20:23:09 ID:uj4e1cfu
海で自給自足というのもいいかもしれません。
親や祖父母の遺産を使ってハーレム構築の為に瀬戸内海の無人島を買い取るとか。
743名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 20:49:14 ID:hnE93Ope
GAIA小説広場の発明・ざ・わーるど だけ、表示回数の桁が違う…
みんな、頻繁に覗いているのか?
それとも、ハーレム小説リンク集の宣伝効果高いのか?

744名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 20:55:30 ID:1Cne/ap0
>>740
ちょっと前にあそこのサーバのドメイン名が急に変更になったらしい
同じとこを使ってるサイトさんがのきなみURL変更になったんだが
ドメイン名の変更にタイムラグがなかったらしく旧URLに
誘導ページを作るとか、そういう手段がとれなかったみたい
745名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:09:35 ID:TrAavPPN
ニコニコのよくばりサボテン動画がすばらしい
746名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:12:38 ID:XHUK6fb8
>>743

途中で読むのが耐え切れなくなったからよう分からんけれど、単純に人気が有るんじゃないの?
やたらと理想郷でもプッシュされてるし、名前も良く目にするし……。

747名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:25:38 ID:Al79OeTn
>>746
人気もあるだろうし、更新頻度が高いから俺もちょくちょくチェックしてるな。
748名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:31:42 ID:eQwQ1vhO
>>741
thx。MILKの方は普通に見れるようになったぜ
しかしE=MCが・・
トップページしか見れずあらゆるリンクが表示されね('A`)
749名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:32:22 ID:eQwQ1vhO
おっと
>>744もありがとう
750(age):2007/05/06(日) 21:34:26 ID:HWR5gKDm
http://tool-4net/?id=kotonohakan&pn=0 言ノ葉館の完結小説「ご主人様はメイドさん」がハーレム。
自分でうまくかけたのか疑問なので行き方を説明すると、
萌駅→小説のみ→言ノ葉館で出ます。
751名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:56:51 ID:uj4e1cfu
遊園地を経営している主人公とそこで働いていたり、知り合った子等とハーレム
作ったりするという妄想が。
いや、ゲームの「テーマパーク」を遊んでいて思いついただけなんですけどね(´・ω・`)
752名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 23:37:29 ID:nRaEF2pQ
>>750
お前、ここ(エロパロ板)は初めてか?
力抜けよ。

URLがおかしなことになってるぞ。
ttp://tool-4.net/?id=kotonohakan&pn=0
が正解。
753名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 00:41:01 ID:BiZL5Em0
「ご主人様はメイドさん」
一話前編を読んだ感想
ハネムーンサラダのパクりじゃねーの?
754名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 01:27:49 ID:IROnQsyv
>>753
中編からは違ってるみたい
ただ前編のあまりのシンクロ率に噴いた二宮ひかるファン
それ以外にもいろいろネタを仕込んでいるようで…
通なら解る面白ネタってよりは、パクリにしか見えなくてどっと疲れた
755名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 01:59:34 ID:tNGIdX5o
今書いてる作品ができたら投下してみたいが
いかんせん長い……
分けてならOK?
756名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 02:25:00 ID:bjmeulWN
保管庫には100KBこえてなお未完なんて作品が転がってるけど、それより長い? 
757名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 02:37:51 ID:tNGIdX5o
んー、とりあえず書けてから考えますorz
758名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 09:20:25 ID:esUNE+Fc
>>754
マジで二宮ひかるファンなら噴くほどハネサラだな。
759名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 15:32:18 ID:5WVA0zwT
なんだかんだで750レス越えてるんだね。
今スレは1000行きそうだ。
760名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 21:25:35 ID:Ro931h+T
流れを切ってすまないが誰か「天魔のアニメ小説」のバックアップ取った人いない?
久しぶりに行ってみたら閉鎖してて、保存しとけばよかったとかなりへこんでる。
誰か力をかしてください。なにか情報を持ってる人でもいいんで。
761名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 21:38:16 ID:QP6Na5Kz
ホームページよ よみがえれで検索
762760:2007/05/08(火) 22:15:42 ID:Ro931h+T
>>761
アーカイブの事かな?試してみたんだけど、エンコードを変える以前にページ自体が開けなかった
763名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 22:39:14 ID:QP6Na5Kz
じゃあスレタイで探索願で検索かけてそのスレで聞いてみたらどうだろ?
764名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 01:17:11 ID:yAI+GPol
>>762
060520更新分までなら持ってるが、(おそらく)お目当てのSSは、
ラスト1,2話ほど足りてなかった、ぐは。
それでも良いなら 傘 shichi32218.zip passはメル欄
765名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 04:07:08 ID:9U4MDFZG
>>762
以前閉鎖と聞いてアーカイブとGoogleキャッシュからかき集めたファイル。
小説本編しか入ってないので>>764とあわせて補完してくれ。
パスは「harem」

ttp://www8.axfc.net/uploader/15/so/N15_24356.zip.html
766名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 06:14:13 ID:yAI+GPol
>>765
補足サンクス。
足りなかった話数分、htmlを少しいじくってから>>764のアーカイブにまとめた修正ver.もあげとく。

傘 shichi32240.zip passは同じ
767760:2007/05/09(水) 08:19:08 ID:eLIkyTFO
>>764-766
みんなありがと、本当に感謝してます
768名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 14:50:11 ID:+Ok7KzU3
>>764-766 761,763
此処は優しさハーレムですね

と、それとは別に天魔さんの参加したガン種の情報もその保存物に入ってます?
ってかあれはハーレムでしたっけ?
769760:2007/05/09(水) 18:13:36 ID:eLIkyTFO
>>761=763氏が抜けてた。親身になってくれてとても感謝してます。抜けててごめんね763氏
>>768
チラッと確認してみたけど見当たらなかった。でも「seed if 」で検索するとCGを作った人のHPがでるよ
770名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 00:30:36 ID:lGP7RLXv
何気にROM住人が多いんだな、と>>766へのアクセス数を見て思った

オンライン小説の保存作業をしたくなる流れだな、これは
キャッシュが消えて、アーカイブサイトに何故か残っていない場合、
打つ手がほとんどないし
771名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 02:44:50 ID:5OYttBhA
小説って名前のフォルダあるんだけど
サイズをみたら、2.12 GB……
半分がエヴァSSだ……

昔は(テレホ時代)落として読んでたからね
チリも積もれば何とやらで、2GB……
772名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 06:31:08 ID:RLXknX4y
>>771
完結してるの全部うp
773名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 07:12:52 ID:46EcqeAB
>>772
あつかましいのもほどがある
774名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 09:52:49 ID:6+KQ2zTm
D.N.A.とか……
いきなりだったもんなぁ、閉鎖
775名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 14:53:15 ID:tY75PlbV
よくみると、もうスレが440KBだな。そろそろ次スレを考える時期か。

なんか、新しい関連スレとかないの?
776名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 08:15:50 ID:7H9Po5ff
梨でいいんじゃね?


セガサターンのゲーム「ドラゴンフォース」やってたら、つい主力が女だらけになってた。
各キャラが引き連れる100人程のチビキャラも、みんな女に見えてくるから不思議。

このてのゲームで、人材をスカウトして軍隊を編成してると、
いつも男主人公の元に女戦士や女魔法使いを集めたハーレム部隊をつくってしまう。
777名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 12:34:10 ID:gn5ldZQf
FFTで汎用♀キャラ×3+アグリアスのみでプレイしてますが何か

勿論ジョブは弓使い、風水士などビジュアル重視で( ´ー`)y--┛~~
778名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 12:45:39 ID:ZwFPINuH
ドラクエ3で勇者以外は女三人にするのはデフォだよな?
779名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 13:10:07 ID:FX8LuN0v
俺は勇者は女で仲間に1人だけ男を入れるぜ
780名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 13:41:17 ID:tDmk2+BU
俺もそれで僧侶系だけいつも男
781名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 15:09:43 ID:j6Bt/fBb
>>778
勇者、武道家、僧侶、遊び人(賢者)

がデフォだった
だがドラクエ3のおんにゃのこは魅力的で選ぶのが難しい
782名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 18:56:23 ID:GzRCnGfD
勇者、僧侶(賢者)、遊び人(賢者)、遊び人(賢者)
もちろん勇者以外みんなおにゃのこ。
783名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:32:12 ID:1wReFivu
FF5はデフォでハーレムパーティーになったな
あと、フリーゲームだがネフェシエルとか
784名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 20:05:44 ID:6ew4DjbX
>>781
ドラクエ3は7人くらいでPT組みたいと思ってしまう
785名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 20:31:47 ID:bBvwT6ci
昔は何にも考えてなかったけど、
今ドラクエ3をやったら、あぶない水着を着せたいけど、村人達にも見られてるんじゃないか?
とか思って複雑な気分になりそうだな。
786名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 21:13:42 ID:QTyexGAZ
俺のFF5なんて『コルナゴの壷』は『ラミア』が常に入ってて『ランプ』は『シヴァ』が待機状態よ!


初めてやってたときはシヴァがタコに見えてたがな
787名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 23:32:56 ID:pW5ZXwJP
昔は普通の男女混成パーティーだったけど
今ドラクエ3とかやったら間違いなくハーレムパーティーだな
788名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 23:45:15 ID:cAxIksCn
……小3の時点で、ドラクエ3は男勇者以外、全員女にしてました。すみません。
それだけに、商人を村に残すイベントはやるせなかったなあ。
あの牢屋をぶちやぶるイベントがないか、必死に探した気がする
789名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 23:46:58 ID:CSabtKQK
タクティクスオウガやFFTでハーレムプレイ。
790名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 00:29:37 ID:xj8QZmcg
>>776>>779が自分と同じ行動でビックリ。

でも、サガシリーズだと普通に男女混成に……
791名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 01:44:03 ID:G62kNEZ/
戦国ランスは全員女武将ってデフォだよな?
でも鬼畜王と違ってハーレムっぽくない…。
792名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 02:14:47 ID:OsBZ07G8
ディスガイアでも♀キャラのみ使用
793名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 04:10:56 ID:+SaJ1xM0
>>788
うちの商人も女の子の筈だったけ村長になったとたんどなぜかヒゲ生えちゃって・・・
794名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 05:16:16 ID:OsBZ07G8
一人しか愛しちゃいけないって誰が決めたんだい?
そう、誰も決めてないんだよ!
795名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 05:19:59 ID:lnH8BSUG
>>793
主人公への操を守るため、付け髭で男装してる。

俺は、そういう設定を造って、自分を納得させた。
796名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 10:00:28 ID:Wog8gdw0
>>795
男装ってエジプトの女性ファラオみたいだな。
797名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 11:02:24 ID:+Pax2/fP
>>788
「どうせ別れるなら」と商人の名前を
「 バ カ ヅ ラ 」
にして、町の名前が悲しい事になった事を思い出した。
798名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 12:15:29 ID:CViaGYCh
>>792

俺もそうだった。
六週目あたりでリセットしてからアーチャーと侍、僧侶を即効で作り、
バールはラハール、フロン、バステト×2、天使兵×2で倒した。
799名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 13:16:38 ID:nFs3SJ/N
ゲームはプレイ中どんなに苦労しようが必ずハーレム。
800名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:25:33 ID:PFWnyY2h
WIZでも一人目以外みんな女にしていた記憶が。
801名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:34:18 ID:iHrkX9gB
敵だったけど、羨ましく感じたティアリングのグエンカオス
802名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:51:02 ID:WezGZjnb
オルロワのハーレム乗っ取りのためアセルスは必ず妖魔end……
いまだに、人間と半妖エンド見てない orz
803名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 18:52:56 ID:qu01orj6
ガーディアンのサイトの文字化けが最近ひどい…
なんでだろ
804名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 19:39:25 ID:lnH8BSUG
そんなことを言うためにわざわざageるのは何故?
805名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 19:43:36 ID:G62kNEZ/
ウチは別に文字化けないけど?
806名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 20:48:19 ID:iHrkX9gB
携帯で見てるからジャマイカ
807名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:22:00 ID:ZHAEqDSF
サイトが何も変えてないのに急に表示がおかしくなった場合
100%閲覧者のPCがおかしくなっただけ
808名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:39:33 ID:whnq9uNU
ここはハーレム作品の話題をするスレであって、PC初心者のトラ窓スレではない。
このスレのリンク集や保管庫の話ならまだしも、他のサイトの不具合を報告されてもなぁ。

たびたびそんなレスを見かけるが、実際覗いてみて何も異常がなかったりすると、
「もしかしてサイト管理者が、カウンタまわしたいだけとちゃうか?」
とか勘ぐってしまう。

俺もヤな性格だな。
809ケイン:2007/05/13(日) 02:41:55 ID:2YK0oVpB
ある家庭に強姦魔が押し入り、夫を縛りつけ、妻を犯しぬく。
犯された妻は次第に快楽に溺れ、旦那のふがいない態度に強姦魔の虜に。
夫はペニスを切られ、強姦魔と妻の間に出来た娘が大きくなった頃事故死、
その家庭に戻った強姦魔は、娘の女子寮を襲い自らのハーレムを築き上げる。
そしてその中の一人に刺されて死亡。
話は強姦魔が作った娘の弟と母との近親相姦へ。
って話、知りませんか??
810名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 03:52:44 ID:0HERb142
>>809
知ってるよ。でもあれって寝取られメインだからハーレムのくだりはさらっと
説明だけだよね。
確かサイト名は・・・と、そんなことより髪切った?
811名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 06:52:58 ID:MNWcsdwE
たしかに、作品紹介の属性表示は、(寝取られ 中出し 調教 去勢 母娘 妊娠)であり、ハーレム描写はほとんどないね。
おまけにそのハーレムも、男を殺した女を他の女達がリンチにかけたりと、陰湿なものだし。

俺はそれをハーレムと認めてないから、悪いけど教えられないな。
普通に捜索願スレに行った方がいい。
つーか、ageるなよ。
812赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/13(日) 22:53:33 ID:oudxXwLB
なんか、ハーレムスレに行ったげてと言われたのでもう一作かいてみることにしました。
シミゲーパーティを女子で固めたことは私もあるので、そんな感じなヤツを作ってみようと思った。
ただほとんどそういうのは書いたこと無いので、見たいシチュとかキャラとかあれば講釈をお願いします。
813名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 22:34:16 ID:CvJpu6O1
●●●バーク
814名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 23:08:08 ID:v1a8OogN
うーん・・講釈できるほどそんな慣れてないですからねえw
このスレでは鬼畜だとあまりウケてない印象ありますが
815名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 23:16:52 ID:EAxT0TZy
シミゲーとはなんでありますか?
816名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 23:41:51 ID:v1a8OogN
勘だけどシミュレーションゲーム。他にシミから始まるジャンルは無いハズだしな
817名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 00:12:29 ID:w0e3isVF
神様主導系だと古いところでは、ポピュラスとかブラック&ホワイトだなー>SLG
文明発展系だとエイジオブエンパイアもシヴィライゼーションシリーズになるかねぇ。

神様だと主人公がある日突然なんらかの神格をもらうというパターンか。
818名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 00:57:22 ID:LRMSndAf
自分を崇拝の対象とする世界を手に入れるわけか。
819名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 01:27:53 ID:GmATFvzX
神様ものだと、アリスの守り神様みたいに、だれかの運命を好き放題いぢってハーレムにするとか。
あのソフト自体はハーレムものじゃないけどw

>818
某ヴァチカンの神様
全世界の修道女がみーんなオレの嫁www
820名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 01:34:58 ID:rpA4HHDl
>>819

ちょ、おまwwwwテンプルナイトに消されるぞwwwww
821名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 02:05:17 ID:Bdt8Kzui
シミュレート系ならあえて顔ありキャラではなく汎用♀キャラハーレムを推奨するね!
822名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 06:14:52 ID:wOCha/Fh
戦国ランス?
鬼畜王と比べて戦国はハーレム色は減ったね。まぁゲームはどちらも好きだし戦国の
ランスは昔と比べてだいぶん和姦好きになってキャラモノとしても好きだけど。
823名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 10:46:48 ID:TWrECI0l
戦国ランス?

あぁあの理不尽寝取られ物か
824名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 18:37:10 ID:Wdad/kBE
450kb! ってわけで次スレについて。
825名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 18:38:33 ID:Wdad/kBE
■過去スレ
【エロより】ハーレムな小説を書くスレ【幸せ】 8P
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174204650/
【モテモテ】ハーレムな小説を書くスレ【エロエロ】7P
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168178299/
【創作】ハーレムな小説を書くスレ【情報】 6P
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826赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/16(水) 23:01:38 ID:Ev9DBJZc
つーわけで全3話のうち1話を投下。
エロは次回する予定。
827赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/16(水) 23:03:49 ID:Ev9DBJZc
 ある王国の執務室にて。
 王子ガベロンは困っていた。
 ガベロンはまだ20歳である。小国とはいえ大勢の民を抱えるこの国を治めるにはあまりにも若い。
 じゃらじゃらと神々しく煌びやかな服をまとっているが、歳相応の顔つきは威厳など微塵も感じさせないほどユルく、物事の理を見据えなければならぬ目はとろんとタレていて、王子というより田舎の大学生のような風貌であった。
 そんなヘタレたような王子ガベロンに、2人の美女たちが真剣な顔をして執務室の地図を掴んで詰め寄っている。
「殿下、いまこそ決断のときなのです!」
「あのさぁ、やっぱり進軍しなきゃダメかな……?」
「「ダメです」」
 美女二人の声がきれいにハモった。
「ネギラ国で革命が起ころうとしている今、攻め込むタイミングはこの時しかないのです!」
 一番長身の美女が強い口調で机を叩く。ドンっという音に思わずガベロンは首をすくめてしまう。
「で、でも。ネギラ国は昔いろいろと懇意にしてもらったし……。なんかいい気分しないでしょ、ガーネット」
「なにを言っているのですか! 懇意にしてもらったのは先代の話! いまの殿下には関係の無いことです!」
 ガーネットと呼ばれた美女がさらに机を叩いて言い放つ。
細く長い眉を長睫毛と大きな瞳は釣り目型で責任感の強さを感じさせる。整った鼻筋と薄くルージュを引いた赤い唇と透明感のある白い肌。
金糸のように細く長い髪の毛は後ろで一つに結ばれて、腰までふさふさと伸びている。
ぱっちりと着込んだ真紅の詰襟にはキラキラと光る勲章が何個も重ねてつけられており、胸の辺りはまるでスイカを詰めたようにこんもりと膨らんでいた。彼女の立ち振る舞いと格好はまさに参謀総長といった風貌だ。
「でもさぁ……。やっぱり戦争なんて民は喜ばないし……」
 押されながらもなんとか反論しようとガベロンは口を挟むが……、
「閣下」
 ガーネットのすぐ横で口を真一文字に結んでいた美女が冷たい声をだしてそれを遮る。
「現在の調査では、わが国の国家支持率は92%です。国の兵士募集はすでに何千人もの応募が殺到しております。なお、国民への戦争支持率も日に日に上がっております。これをどうぞ」
 彼女が出した紙には、三つのグラフが記されており、国家支持率・兵士志願者数・戦争支持率はすべて比例するように右肩上がりに大きく昇っていた。
 さぁーっとガベロンの顔が青くなる。
「う、うーんうーん。でもさ、ジェシカ。まだまだ反対する人もいるってことじゃないか。一応少数の意見も聞くことが国を延命させる秘訣だって父上が……」
 よく言えば優しい人。悪く言えばヘタレ。ガベロンはそういう王子だった。
「………」
「うっ…」
 この青髪の美女、ジェシカに無言で睨まれると途端にガベロンは口をつぐんでしまう。彼女の持つ独特の雰囲気と視線に一気に飲まれてしまうのだ。
 さきほどのガーネットを炎とするなら、彼女、ジェシカは氷という印象だろうか。白いというより青みがかかっているようなひんやりとした肌をした美女で、ショートカットの髪の毛と、人の心の奥まで見透かすような緑の瞳が特徴的だ。
 ガーネットとは正反対に碧色に光る服装はところどころにプロテクターで固められており、豊満な胸元にはちりりんと鳴る小さな鈴がつけられていた。、
「少数意見だとしても、今の時期に大きく領土を取っておかなければ、来たる戦乱の年から我が国家が生き延びるすべは無いのです」
「そうですっ。殿下もそれは知っているでしょう!」
 ジェシカの言葉にガーネットも口を大きく開いて、ガベロンに詰め寄ってゆく。ガベロンは戦争へ行く前から戦々恐々だった。
 しかし、無理もない。なぜならガベロンが統治する国は戦争という政治策から離れてはや数十年たっている。この王子をはじめ国民の大部分が戦争という言葉から代を変えて離れているのだ。
 しかも、ガベロンはまだ国を継いで半年あまり。まだ右も左もよくわかってないままなのである。
 だが、彼は知っている。もうすぐこの大陸の地図を大きく変えるほどの戦争が起こるということを。そして、その災厄に対向するにはこの目の前に居る美女達二人に任せるしかないということを。
「……わ、わかったよぅ」
 二人の怖い顔にみつめられ、しぶしぶと了承の声を出す。親にも殴られたことはないし、この二人にも殴られたこと無いのにガベロンが多少涙目なのはご愛嬌だ。
 そう言って返事するや否や、ジェシカが脇に抱えていた大量の厚い書類をどんっと執務机に置いた。そして、すぐさま、ガーネットにペンを握らされる。
「うひっ」
828赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/16(水) 23:04:41 ID:Ev9DBJZc
「では、全ての書類にサインをしてください」
「うー……、またこれかぁ……」
 戦争というヤツは面倒くさいことこの上ない。毎度毎度この二人が他国への侵略(進出)を計画する度に、こんなにもの書類を書かされるのだ。
 これのせいで一日の職務時間の三分の一は終わっちゃうんだよなぁ……と愚痴がこぼれそうになるが、黙っておく。この大量の書類もガベロンの戦争への意欲を激減させる原因だった。
「こことここは何を書けばいいの?」
「閣下の名前と生年月日を」
 生年月日なんて何が必要になるのだろう。しかし、彼女の作る書類は戦争をスムーズにかつ穴無く進めるためのモノなので、戦争初心者であるガベロンは素直に従わざるをえない。
 コレも国を存続させるためと、ガベロンはため息をつきながら書類にサインを入れていく。一枚、二枚、三枚、今何時? 四時です。五枚、六枚……。
「閣下、一枚飛ばしています」
「……バレた……?」
「殿下」
 ちゃきんと耳元で音がする。冷や汗がたらりと落ちる。気がつけば高速の速さでいつのまにか、ガベロンの右の耳元に剣先が突き付けられていた。
 剣の元をつつつと視線を辿っていくと、真剣な顔でこちらを睨みつけているガーベットの腕へと続いていた。
「真面目にやってください。我々は殿下とこの国のためにやっていることなのですよ? その書類一枚で一体どれほどの民が助かるかご存知なのですか?」
 自分の耳を切り落としたりはしないと分かっていながらも、剣先を突きつけられるのは怖くてしょうがない。
「わ、わ、わっ。ごめんごめんよ! やるっ。やるって!」
「でしたら、早く指を動かしてください。このままのペースでは日が暮れますので」
 剣を突きつけられている横で、ジェシカが無表情のまま、さらにどんっと書類の束を置いてきた。
「え、えーっと。ジェシカ。この追加はなに……?」
「閣下がご出陣するための書類です」
「え」
 思わずペンが止まった。
「動かしてください」
「う、うんっ」
 ジェシカに睨まれて、ガベロンは急いでペンを動かす。にじんでしまったが、数をこなさなければならないので、書き直しはしない。
「ね、ねぇ……。出陣ってまさか」
 ペンを動かしながらも、ガベロンはなんとか聞き出そうと口を開く。
「また、僕も出なきゃいけないの……?」
「当然ですっ」
 ガーネットがふんと鼻を鳴らしてさも当たり前のように答えた。ジェシカもこくこくと頷く。
「うへぇ……」
 ガベロンは思わずペンを落としそうになった。
「またあれやるんだ……」
「演説は私が考えましたから、来週までに覚えておくようにしてくださいっ」
 ぺらりと書類の束の一番下には、ガーネットが作った戦意高揚の演説文がびっしりと書かれている紙が…。難しい単語や言い回しが並ぶが、言葉にした時のかっこよさは何物にも負けていない、炎のような熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い文章。
 しかも、なげぇ。
「……酷だよ」
「じゃあやめますか? しかしそれだと民の戦争意欲にも影響しますので、5年後この国が存続している確率は22.12%まで落ちますが」
 ジェシカの真実しか言わない口で言われると、どうしようもなかった。
「わかったよ。行くよ! 行けばいいんだろ!!」
 やけくその口でガベロンは叫んだ。
 途端。
「やったぁぁぁーーーー!!」
「わぁーーーーい!!」
 執務室の外から何人もの黄色い歓声があがった。
 思わず、ドアへ視線を向ける。瞬間。
 どちゃどちゃどちゃ。
 執務室のドアが圧力に耐えられず、大きく開いたのだ。そこから何人もの人間が押し込まれてくる。
 ガベロンの周りの全ての世話をする、世話役兼護衛でもある、ガベロン親衛隊の女の子たちだった。
「「あ」」
 ガベロンと、流れ込んできた親衛隊員たちの目があった。 いつでも動けるようにと、ぴっちりとした戦闘服に身を包んだ軽装の親衛隊たち。
 どうやら、ドア越しに聞き耳を立てて執務室での会話を聞いていたらしい。執務室の前に常に居る守衛の女の子もなだれ込んできてるので、確実にこいつもグルである。
「お前ら! なにをやっとるかぁー!」
 ガーネットが腰に挿した長剣短剣全て抜き取って積み重なった親衛隊員たちに吠えた。
「きゃぁー、逃げろぉ!」
「ひぃぃっ!!」
829赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/16(水) 23:06:17 ID:Ev9DBJZc
 慌てて、飛び起きて執務室から逃げていく女の子たち。全員が脱兎の勢いで逃げ出す中、ある一人は余裕そうに逃げながらガベロンに向かって叫んでいた。
「あー、閣下ぁ! 出陣の際はこのルリを是非登用くださいませー♪ よろしくお願いしまーす♪」
「ちょっ、アンタ抜け駆け!!」
「ほら、飛んできたよ。ガーネット様の投げた短剣が!」
「きゃぁぁぁ!!」
 どたどたどたと、足音が遠ざかっていき。執務室の廊下の前は一気に人気がなくなってしまった。
「まったく、あやつらにも困ったものだ」
 ガーネットが投げた短剣をそのままに、ぷりぷりと怒りながら腕を組んで頭を傾ける。
「そうだよ。なんで僕と戦争に行くのが好きなんだろう……」
 釣られてガベロンも腕を組んでため息をついた。
「……でも、あの娘達は優秀です。ガベロン様のためなら平気で命を投げ出す覚悟です」
 ジェシカは安心させるように言ったのだろうが、ガベロンにとってはかえって心労にダメージカウンターを乗っちゃう事実だ。
「はぁ……」
「では、ガベロン様。手を動かしてください。あとこれだけです」
「はーい……」
 二人に監視されながら、ガベロンはもくもくと書類を書き続けるのだった。



 きっかけは、眠っていたただのガラクタだった。
 先代が病死し、20にも満たない若さで即位したガベロンはのんびりとした日々を送っていた。
 政治や仕事は大臣や摂政がほとんどやってくれるので、やることといえば毎日城の中をふらふらと散歩することだけだったのだ。
 しかし、彼はふとしたきっかけであるものを手に入れる。
 城下町で話題の人生ゲームとやらが、王国の城にもないかと宝物庫をいろいろと探りこんでいたところ。
 何気なしにとったランプを擦ると……。
「お呼びですかご主人様?」
 なんと、身の丈4メートルもあろうかという大きな緑色の肌をした魔人が現れたのだ。
 突然自分よりもはるかに強そうな大男の出現にびっくりして、腰が砕けてしまったガベロンだったが、魔人はそれを優しく立ち上がらせると、魔法で椅子を出しガベロンを座らせてくれた。
「……意外と優しいんだね……」
 魔人は照れくさそうに笑った。
 魔人は高らかに宣言する。どんな願いでも3つだけ叶えてやろう、理由は聞くな。と。
 耳を疑ったガベロンだったが、根が単純なガベロンはすぐさま魔人の言葉に飛びついた。
 とりあえず、一つ目の願いは何がいいかと考えて。そういえば自分はまだ王になったばかりだと思い出す。魔人にこの国の未来を問うたのである。
 魔人は大きく頷くと、厳かに語り始めた。
「五年後、滅びる」
 とても短かった。
830赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/16(水) 23:06:59 ID:Ev9DBJZc
「な、なんでさ!? やっぱり僕がなんか変な政策とかしちゃったとか!?」
「それもあるが……。端折れば、五年後にある大国に植民地として攻め取られるのだ」
 ガベロンは泣きそうになった。もうすこし詳しく聞けば、どうやら五年後この大陸で大規模な戦争が起こるらしい。ほとんどの国が攻め取られていき、最終的には大陸に存在する国はたった4つになってしまうということ。
「なんとかできないかな!? そうだ、願いで僕の国を戦争で滅びなくしてよ!」
 ガベロンのふたつめの願いに魔人は大きく頷いた。だが、すこし面倒くさそうな顔になる。
 ガベロンの顔がまた不安げに歪んだ。魔人がまたもや話し始める。5年後の大戦はあまりにも大規模なもので、魔人の力では戦争の結果を変えるということは出来ないというのだ。それほどまでに大きい戦争なのである。
「じゃ、じゃあどうするのさ!」
「……良い手がある」
 そう言って魔人ふんぬと魔法をこねくると。ふたつの燃える炎の玉が出現する。それは魂だった。ガベロンの周りを赤と青の意思を持った炎の玉が浮かんでいる。
 戦争の結果をすぐに変えるのは難しい。しかし、今のまだ戦争のせの字さえ、臭わせていない時期ならばまだ生き残るアテはある。
 魔人がとった策は、軍神を呼び出して国自体の力を強固にして大戦に望むという方法だった。そしてこの魂は軍神の魂。これを使えばすぐさま戦争にも耐えうるほどの国家を作り上げることが出来るだろう…と魔人は満足げに頷いたのだった。
 ふるふると揺れる炎に目を奪われるガベロン。
「では、最後の願いを……」
 最後、ガベロンはここでつまった。自分は王子だ。欲しいものはほとんど手に入る。そうだ、と手を打った。
「可愛い可愛い僕の結婚相手!」
 王子としての発言としては若干おかしい。
「いかほど欲しいか?」
 魔人の返答はもっとおかしかった。
「まぁ、多ければ多いほどいいけど……」
 心得た、と魔人の言葉を最後に。ぷっつりとガベロンの意識は途絶えた。

 気がつけば、宝物庫で気を失っていた。誰かに揺り起こされて目を覚ます。あれは夢かとガベロンが思ったそのとき。
「閣下」
「殿下」
 よく見ると、今起こしてくれたのは、城ではまったく見たこともない美女二人だったのだ。
 え、なに? と混乱する。そんなガベロンを前に二人が
「私はガーネット」
「私はジェシカ」
「「我々は貴方様の雌奴隷でございます。存分に御使いくださいませ」」
 魔人は軍神の魂を美女に乗り移らせ、それを彼への結婚相手へとしたのである。
 ここから、彼の戦争がはじまったのである。いろんな意味の戦争が。
(続きます)
831赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/16(水) 23:09:50 ID:Ev9DBJZc
タイトルつけ忘れ「ハーレム隊進撃中」でいこうと思います。

ディスガイアでハーレムパーティばっかつくるのと、SFCの半熟英雄で主人公部隊だけ一般兵士が女性ばかりだったことから、妄想を膨らましました。
設定はめちゃくちゃ雑に作っているのでそこらへんは突っ込まないで、雰囲気で読み取ってください。
832名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 23:12:56 ID:AKgEDFE8
うぇーい!超期待!乙!
833名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 03:33:49 ID:hR34qCH6
これは超期待
こんな話大好きなんだよね。

作者乙
834名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 04:31:00 ID:mA6jIpYO
>831
なんというSLGJ!!
続きwktkしてまってる。

名前と生年月日書かされるところで、婚姻届を想像したモレは負け組
835名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 06:33:23 ID:BuepuNvs
GJ!
あと何気に出てきた時そばネタが不意打ちで吹いたw
836名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 11:39:25 ID:UPnWvOWb
GJ!!
これは期待大!
837名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 15:51:53 ID:A1TosgAF
赤パパ氏GJ!

>>834
婚姻届けか……俺もだ!
838名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 19:04:47 ID:lzomYbcU
「いくさは他家に任せておけ。幸いなるハプスブルクよ汝は結婚せよ」
神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世



「余人は戦い、汝幸いなるハプスブルグはまぐわるべし」
とも伝えられる。
839名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 02:05:01 ID:HZYBWXqn
>>831
俺アンタの大ファンだw
ダメージカウンターってポケモンカードかよw
期待してるぜ!!

>>834>>837
同志たちよ!!
840名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 19:05:14 ID:gD8KdCiG
「X,Y,Zで最後の事件」が繋がらん。
閉鎖かもしれん…
841名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 21:35:12 ID:Ov7A6AgO
ヘタレ勇者って止まってるのかな?

所でガーディアンの作者さんって国家組織嫌いなのかなーと思ったりする
武器を持つ国家公務員が此処に一人・・・
842とくめー  ◆kQ3xyEet9c :2007/05/18(金) 21:40:10 ID:Nw0EFt2C
そりゃ一夫多妻制度を認めない国の官憲などハーレマーにとっては敵でしょう。

アッラーフアクバル!
843名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 21:44:26 ID:7HBEVST3
>840
鯖自体に繋がらんから閉鎖じゃなさそう。
844名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 22:05:38 ID:8AG25mNB
ガーディアンが一向に更新されないのは仕様なんだろうか・・・・・・
845名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 22:16:21 ID:sjH26n85
>>841
あの話で味方の国家組織なんかだしたら人数的にパンクしかねないし、
交流とかやってるとエロに持って行くための文章量がとられるし。
ここはややへたれ気味の斬られ役にして唯Tsueeeeeee!!の演出に役だってもらおう。

って判断じゃないか?作者じゃないから当てずっぽうだが。
846名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 02:52:47 ID:+37eo30H
「御堂明、君を非婚の容疑で逮捕する。……まったく25才にもなってまだ童貞だと?
女を馬鹿にしているのか? 貴様が10年以上女とふれあいをしなかったために、
孤独と寂しさを味わった女が何人いると思っている?
 男の義務は、できるだけ多数の女を愛することだ。それが良識ある男というものだろ」
「……やかましい! 結婚も恋愛もくそくらえだ。男も自由に生きる権利がある。
 一人で静かな生活を送っても良いんだ! 種馬として吸い尽くされることのどこが男の幸せか!」
「よくほざいたな。警察では覚悟しておけ。おまえのような甘ったれの男には、女のすばらしさを
身体で教えてまっとうな男にしてやるからな。150年も前もの非婚思想などにかぶれるとは、馬鹿め」
 そういうと婦警はにやにやと笑い、俺をパトカーに押し込んだ。

 昔は良かった。150年前はパラダイスだっただろう。その頃はなんと男が女より多かったという。
 なんと男は女と結婚できないと悩んだというから、信じられない。
 まあ、しかしそんな悩みは些細なものだ。ノーベル医学賞受賞者によって、男性用の経口性欲調整剤
 ジェントリックスが開発され、性犯罪が激減したのが、100年前。
 なのにその頃から男性犯罪戦争原因説という犯罪や戦争が男性の存在によってより強化増加するという
 説が唱えられ、男性減数政策がとられた。
 これにより恒星間移民や火星、月など内惑星植民計画によって、男性の7割が地球を去った。
 残った男性は出生男性減数処置が適応されたのが80年前。
 だけど各国政府の思惑を越えて、ジェントリックスと男性減数処置が効いて、我が国の男性出生数が0になったのが50年前。
 そりゃそうで、ジェントリックスを一つ飲めば、一週間は性欲と完全におさらばできる。
 ナイスバディの女が、距離5cmでおいでおいでしても、余裕で数学の問題が解けるというご機嫌な代物だ。
 もう今じゃ麻薬よりも厳しく取り締まられているが、あれは飲めばもやもやが晴れて楽になれる良い薬なのだ。
 人口維持ラインを割って焦った政府が、体外受精による人工的な男性数回復処置を執りだしたのが40年前。
 今じゃ男なんて種馬になりはてている。娯楽がSEXと恋愛と結婚しかなく、文化がないくだらない世界になりはてているのが今。
 火星では、絵や映画だけで幸せになれ、娯楽はあふれるほどあり、女とつきあわなくても自由に生きていけるそうだ。
 いつか火星に行く。俺は昔からそう決意していた。

「で、婦警さん。なんで制服をぬぐんだい?」
「取調室のエアコンは壊れていてな。貴様も脱いだ方が良いぞ」
「……ふん、早速かい」
「童貞を味わえなければ、警察などやめているよ。……私の前の上司はな、やはり貴様のような奴を捕まえたんだ。
 それでな、取り調べ室に不埒ものを連れ込んで、100時間は出てこなかった。
 だがな出てきたときはカツ丼を口移しで食べさせる仲になっていて、。あげくに数ヶ月後その男と妊婦用ウェディングドレスを
 着て署内を練り歩いたときには、私も悔しさに身もだえしたものだ」
「……」
「警部、私もお手伝いしますよ。三人で幸せになりましょう」
「ああ。早く結婚して栄転しような。さあ、女の身体で天国を味わおうな」
 婦警はそういうと俺をずるずると引っ張って取調室に引きずり込まれ、自由への扉が俺の目前で閉じていった。

End


847名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 03:08:41 ID:GPtAss98
Σ(・ε・;) 終るのかよ!?

だがGJ
848名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 06:09:39 ID:JvMVN9SA
女性上位はこの場合萎える
849名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 08:31:18 ID:hhsTu7dL
俺は萎えない
850名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 10:59:22 ID:b+US0nFr
ヒント・下克上等
851名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 12:56:15 ID:xaXMnwuj
女性上位ハーレムも好物であります
852名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 13:11:55 ID:WVL+7LiX
次に出てきた時に立場が逆転していれば私は一向に構わんッッッ
853名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 02:00:09 ID:yjq6hZTU
10台の男性から性欲を除去すれば偏差値が10程度は軽く上昇するだろうからな。
854名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 02:40:37 ID:F6rGcAIX
俺も全然かまわねぇ
てか地球上に存在してる男性の数が女性より圧倒的に少ないってのがいいね

ってか月や火星に移住させられたのは男性のみ?子孫は残せるのだろうか
855名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 05:05:55 ID:j40JBvPs
何よりも「カツ丼口移し」に意識がいった俺は変わり者
856名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 11:45:46 ID:x8DESqoG
>854
クローンという手法。
というか体細胞クローンが可能な技術を持っている事が前提だが。
男性の遺伝子というのはXYで女性はXXなんだが元々人間は女性として作り出された後
に生殖ホルモンの影響で男性になるそーな。
女性もある程度の人数もしくは卵子(100人くらい?)を確保しておきそれを利用する方法
もあるだろーが倫理的にはアウトじゃろうな。
857名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 13:35:46 ID:rg2xjcwu
妊婦用ウェディングドレスに興奮した俺は駄目人間
858名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 16:03:19 ID:tJVoHVPt
クローンによる生殖じゃ遺伝的揺らぎが無くなって、いずれ絶滅必至だな。
月や火星の未来はお先真っ暗だ。
859名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 16:10:56 ID:KMzOiRTF
立場は逆だがセイバーマリオネットと一緒だな
あれは最後の女だったが
入れ替えれば最後の男でも出来るはず・・・・
860名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 20:45:24 ID:dFcYyDTa
>>858
方針転換後に女性も送り込まれているかも知れん。
すべてが国民に知らされているとは限らんし

まあ一種の棄民政策だからどういでもいいのかもしれんが。
861名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 21:29:01 ID:x8DESqoG
棄民政策で恒星間宇宙船を作る事は多分無いだろうから(技術面と費用面で)移住
させるなら火星が第一候補だな。
橋頭堡を作る意味では月面が一番だけどクローン以前の問題で重力と生物の遺伝子
に有害な宇宙放射線があるから永住には向いていない。

遺伝子いじくって宇宙放射線にある程度耐性がある人類とかそのカップルを作って
殖民させる方法はあるが。
幸い、精子は凍結保存が行いやすいからもし、先発隊とし人間を別の惑星なり系外惑星
へ送り込むならハーレムも良いだろうな。
十五少年漂流記ならぬ「十五少女(+1男)漂流記」とか。
送り込まれる男としては一見美少年だけど実は全身義体で脳と生殖機能以外は全部
サイボーグでもって中身は特殊部隊隊員というのもありうるが。

862名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 21:45:50 ID:bPti9Z7b
それなんて公安9課
863名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 22:00:17 ID:044luhIN
いっそ異星人ハーレムを提唱したい。
864名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 23:35:26 ID:ECnGdYE5
 未だに名前も知らない「警部」と呼ばれる婦警が、俺の上に崩れ落ちた。
 騎乗位で腰を振りまくったあげく、よだれを垂らし白目を剥きながら達したからだった。
 「巡査」と呼ばれていた若い方の婦警は、俺の腕を抱き込んで幸せそうに眠っている。
 「警部」はしばらく荒い息をついていたが、やがて俺の唇に彼女の唇を重ね、満足そうに息をついた。
「……あきらぁ、愛してるぅ」
 すでにぐだぐだだった。彼女たちがやりたい放題をやってくれたからである。
 取り調べ室に連れ込まれると、彼女らは服を脱いだ。それはいい。
 警察に捕まった時点で自分の意志に反して搾り取られることは覚悟していたからだ。
 ところが警察の巧妙な「取り調べ」は、俺の考えをことごとく上回った。

 制服を脱いだ彼女たちは、俺の目の前でなぜか水着に着替えた。
 それは俺が学生の時に学校で使用していた指定の女性用水着だった。俗に言うスクール水着という奴だ。
 デザインは野暮ったく色気のかけらもないはずだが、婦警らが着るとなぜか倒錯した感じがあった。
「……なぜ水着?」
 彼女らはそれに答えず、椅子に座るといきなり自分の胸と股間を触りだした。
「……御堂、御堂。こんなに好きなのに……。もう手がとまらないよぅ」
「御堂先輩ぃ、いやらしい子でごめんなさいぃ。でも、先輩のことを考えるとぉ、とまんなくなっちゃうんですぅ」
 当然のことながら、俺は両手両足がそれぞれ手錠で椅子につながれて、立ち去ることが出来なかった。
 呆然とその光景に見とれているとき、すでに打たれた興奮剤が効いてきていた。
 彼女らは俺の名を絶叫しながら自慰で何度も果てた。
 顔を精一杯そらしたが、彼女らの痴態で俺はすでに術中に落ちていた。

 俺の目の前で散々勝手に絶頂に達した彼女たちは、次に中世ヨーロッパの女中服に着替えた。
 そして、なぜか俺を突然ご主人様ぁと呼び始めると、ご奉仕しますぅなどといいながら、変なことをし始めた。
 手始めは、飯を彼女らの手によって食べさせられ、さらに途中から口移しになった。
 あからさまにわざとらしく茶が股間にこぼされ、わざとらしく謝罪しながらタオルでいやらしくこすりたてられた。
 しかしその場では射精までしてもらえず生殺しで我慢させられた。もちろん彼女たちがいやらしく笑っていたのは言うまでもない。
 さらに恐ろしいことに、尿意を催したところ、尿瓶を股間に押しつけられ、見られながら排尿する羽目になった。
 これにより人としての大事な何かを壊されたときには、興奮剤がご機嫌に効いていた。
865名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 23:37:27 ID:ECnGdYE5
 その後はなぜか取調室に併設されている浴室に連れ込まれた。
 そして彼女らは自分の身体をスポンジに見立てて俺の身体をこすりまわり、わけのわからないままに彼女らの中に出した。
 何発か出して萎えると、胸や口や太股で起たせられた。
 そして俺の口は声を漏らすことも出来ずにもう一人の女にもてあそばれ、乳首や肛門すら愛撫され吸われた。
 この時すでに彼女らは、愛しているだの、好きだのという言葉を俺の名前と共に叫びまくっていた。

 そして今、二人の女はようやく満足したらしかった。
「ねぇ、あきらぁ、良かっただろ? これからもいっぱいご奉仕してやるから、結婚しないか?」
 さすがに興奮剤でいってしまっていた俺の頭も、結婚という単語で我に返った。
「はぁはぁはぁ……。結婚なんていやだ……」
「ほんとに、あきらは照れ屋さんだな。 じゃあ、次はアナルで締めてやろうか? それとも私達のレズゴッコみてみるか?
 あ、ダブルパイズリのほうがいいな?」
「……なにされたって、結婚なんかしないから……」
「……ふーん、そうか。ま、時間はいっぱいあるし、あきらならきっとわかってくれるさ。
 じゃあちょっと休んだらまた私の中にだしてみようか」
 そういうと余裕の笑いを浮かべて、「警部」は俺の股間をもてあそんだ。
 浴室の扉が突然開いたのはこの時である。  

「被疑者に対して違法な取り調べが行われている疑いがあります。あなた方はすぐに御堂さんから離れなさい」
 見ると入り口には、高級なスーツを来た頭の良さそうな女がいた。
「あんた、誰?」
 と警部が聞いた。退く気は全くなくて、むしろ俺の顔に胸に抱きしめて、私のものと身体で主張している。
「弁護士の朽ア竹音です。……今すぐ離れたほうがいいわよ。でないと酷いから」
「ふん、どうするつもりだ?」
「採卵場送りはどうかしら? あなた方なら採卵用の金属棒でも気持ちよくなることができるでしょ?」
「……ふざけるな! あきらは、私が捕まえたんだ。結婚して毎日毎日あきらに出してもらってあきらの子を産むんだ!」
 弁護士が指を鳴らすと、婦警がどやどやと入ってきて銃を構えた。
 それをみて「警部」と、目を覚ましていた「巡査」は、しばし呆然として、やがて俺にしがみついて大声で泣き始めた。  
866名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 23:38:11 ID:ECnGdYE5
終わり
867名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 00:07:48 ID:3MjS6DtC
え?!まさにクライマックスやん!ワッフルか!ワッフルが欲しいのか!!
868名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 00:11:54 ID:W672BqlB
wattle! wattle!
869名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 00:29:27 ID:gDk6s/hq
478KB、容量制限間近にて新スレを立てた。

【一夫】ハーレムな小説を書くスレ【多妻】 9P
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1179674895/
870名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 02:20:03 ID:UAlVmXqx
おお、ガーディアンが復活しておる。
871名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 08:03:31 ID:mR4hgBxl
499さん来ないな。今回は埋めネタ無し?
いつも楽しみにしてるんだけど。
872名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 03:26:38 ID:aWmZPizL
まだ慌てるような時間じゃない
873名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 09:46:08 ID:UhB2cp1O
他のスレに投下された宇宙人もの激甘SS、トリを見たら449氏だった。
874名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 12:56:58 ID:JvT7kVxo
>>873
kwsk
875名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 21:31:04 ID:UhB2cp1O
かーいい幽霊スレの「謎の怪獣キチ」と続編の「蛇足」
876名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 22:53:22 ID:JvT7kVxo
>>875
thx!
877名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 07:07:55 ID:Cg8nL13Q
>>871
ごめん、今回は何も用意してませんです。
878名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 11:58:51 ID:jHBnwvmX
>>877
工工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
879名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 17:40:41 ID:uQaqrjcP
>>877
でっちあげてくれよ(´・ω・`)
880名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 00:21:04 ID:d+YT5SDj
ハーレム隊進撃中の次の話が投下されてないか毎日確認しにきてる同志はどれくらいいるのかな?
881名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 10:14:50 ID:p+IXTBRC
882名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 22:06:40 ID:c4xXimbe
>>880
ここにいるぞ同胞よ
新スレにも投下される気配すらないからしょんぼりしとる
883名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 22:46:53 ID:0ePqYUmK
Пノシ
も一人いるよ
待ちきれずに自作作成始めたよ
884名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 23:43:58 ID:pPqwuv+Q
ハーレム隊進撃中やヘタレエロ勇者や異世界勇者みたいなベターな感じなのが好きなんだけど中々ないな・・・
885赤パパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/05/26(土) 23:57:54 ID:1j8rCKrk
進撃中は明日投下できればと思います。書いたら続けてもう一作ハーレム小説作ろうと思いますが、
@貧乏ハーレム(風呂ver) Aサキュハーレム Bヲタ少女ハーレム
どれから行きましょう?
886名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 00:49:16 ID:3KHNsD9/
ハーレムモノはキャライメージかためるのが大変だから、
続編がいちばん気楽に読めるかな。
887名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 02:13:04 ID:T6kFg4wv
Aサキュパスハーレム

明日はおとなしくPCの前で正座してまってます(`・ω・´)
888名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 03:03:01 ID:IDjLaWVb
>>887
あれっ? すでに俺が書き込んでる?ww

もう一本だったらサキュハーレムがいいかもー

これから全裸で正座して待ってる
889名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 06:15:56 ID:afvMequI
読んだことないシチュなので不人気承知でBを押してみる
890名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 09:38:08 ID:S25LBGWM
>>884
ベタな感じなのかベター(better)な感じなのか、どっちなんだろ。
もし後者なら、すげぇ不愉快なレスだ。
俺の邪推だとは思うけど。
891名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 12:01:59 ID:WfxmT5hD
>>890
穿ちすぎだろう。ここの住人の傾向を考えても
関西とかベタァみたいな感じで発音する場合もあるし
892名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 14:46:15 ID:uwHhM0Zp
>>890
どんだけ意地悪なんだよ
893名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 15:22:35 ID:S25LBGWM
確かに意地悪だな、スマンかった。
気持ちがすさんでるからなのかもしれん。
894名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 18:14:51 ID:WhoTe6Pa
↑お前の半生が知りたいw
895名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 22:56:46 ID:D9waZkeE
>>894
レス番から察してやれよ…
896名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 00:51:01 ID:PaFDRyop
8P目の方を一時間毎に確認に来て本日の投下は無理だったのか
と思ってたら9P目の方に投下されてたのに今頃気づいた(´・ω:;.:...
897名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 03:21:33 ID:aQnnYQ3B
betterだったとしても、それの一体何が不愉快にさせるのか全くわかりゃん…
898名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 06:54:30 ID:zS7nREfq
そりゃあんた、そのベターな作品の中に、俺のSSが含まれてないからですよ、ははは・・・。
このスレの中で、自分のSSを楽しんでくれた人がどれくらいいるんだろうか、なんてことにウジウジ悩んでる最中だったからさ。


つわけで、みっともないのを白状したところで、撤退します。
いままでありがとう。
899名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 08:14:09 ID:JI4QSEyR
>>898
撤退じゃなくて、自粛とかはどう?
環境が変わったり、気分が落ち着いたりしてまた書きたくなったときに、自分の発言に首絞められて二の足を踏むのもなんだしね。

ヘタレと言われればその通りだろうけど、それは個人の全否定じゃない。
気楽に行くべきだよ。
900名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 18:32:28 ID:2PJZvSmo
あ〜
901名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 01:07:48 ID:V/iitueO
誰か埋めネタ投稿しない?
902名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 01:30:31 ID:631TXBNL
>>901
どうぞどうぞ
903名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 16:00:55 ID:2E47KVFv
904名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:14:27 ID:tASBYa3K
905名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:20:54 ID:AZ8BiTjt
906名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 03:41:46 ID:cYhtxHfc
907名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 07:33:50 ID:zruRbraF
908名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 08:17:42 ID:YQOX0X1A
909名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 09:32:50 ID:iprishTM
910名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 11:17:56 ID:tASBYa3K
911名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 11:45:31 ID:++E7UBNM
912名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 12:47:44 ID:sPzP3IJM
埋めネタ。
ファンタジー世界でハーレムというとエルフやらお姫様やら魔族やらモンスターやらが定番だが、
個人的には装備してる伝説の武器防具類までインテリジェントマジックアイテムというのが見てみたい。

・忠誠心厚い武人タイプの『伝説の剣』
・おっとり天然お姉さんな『伝説の鎧』
・素直クールで魔法的補佐もしてくれる『伝説の兜(サークレットとかでもおk)』
・自爆系ツンデレお嬢な『伝説の盾』
・無邪気&小悪魔な『伝説の篭手(双子)』

こんな感じの伝説の武具娘達を装備した勇者のハーレムひとり旅とか。

剣「主、この辺りは危険な怪物が多く出ると聞いております、お気をつけ下さい」
鎧「大丈夫よ〜剣ちゃん〜。ご主人様は私がしっかり御守りするから〜」
兜「念のため、妾が《警戒》の呪文をかけておこう……探索でなければ、《転移》を使うのだが」
盾「ふんっ、アンタはあたし達がついてなきゃ勇者だなんて胸張っていられないんだからねっ!
  ……ま、まぁ死んじゃったりしたらあたしの伝説に傷が付くから、守ってはあげるけどっ……」
右篭手「にひひっ、まったく盾は素直じゃないなぁ〜。
     大丈夫だよお兄ちゃん、どんな怪物が出てきてもボク達がやっつけてあげるからねっ」
左篭手「そのかわり〜、怪物やっつけたら、ご褒美にボク達を可愛がって、ね?」
盾「ちょっとぉ!?アンタ達なに抜け駆けしようとっ……なっなによっ、あたしは別に羨ましくなんかっ」
剣「本当に素直でないな、お前は……主、夜伽ならば是非それがしに」
鎧「添い寝でしたら〜、私が致しますよ〜」
兜「野営の心配は無用だ。ちゃんと《一夜宮殿》の呪文は準備してある」
右篭手「くふふふっ……じゃあ、今夜もみんなでご奉仕だねっ」
左篭手「お兄ちゃんにご奉仕ごほーしー」
盾「ちょ、アンタ達っ!?」

勇者「お前ら、俺は今この国を苦しめてる邪悪なドラゴンのねぐらを探してるって理解してますか?」

そしてドラゴン(牝)を屈服させ騎竜としてハーレムに加えるとか、そんな展開。
913名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 12:59:39 ID:sPzP3IJM
ああ、記述忘れ。
どれも人間形態になれるか、もしくは人型の分身を生み出せるってことで。
流石に知性持ってるだけの武器防具相手にギシアン妄想するのは無理。
914名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 13:32:31 ID:O1N/0v22
一瞬ビビったじゃないかw
915名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 14:11:37 ID:dAk8Zuu0
>>912
エロいインテリジェントソードとかはまさに、Mooさんの所でやってるけど
これは有りそうで無い設定だな。まだ足回りや懐剣、綿入れとかも入れられそうだし
面白いかも
>>913
そっちはそっちで新機軸だなw
916名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 16:10:32 ID:2iVE7uM4
>>912 GJ!


その発想はなかったわw
ゼロの使い魔のデルフがおにゃのこになった感じか
917名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 16:55:48 ID:fOUaug6g
鬼畜王ランスの日光さんみたいな感じだな
918名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 17:28:42 ID:Tb1boNnc
>>912
所謂“委員長タイプ”のマジックマントも加えてくれ!
919名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 17:39:45 ID:UtFZfLIb
TODのソード擬人化みたいだな
920名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 17:39:57 ID:eTAhYfa7
なんだかグランディークを髣髴とさせるなw
921名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 18:49:06 ID:R62aeGki
うん
922名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 19:02:45 ID:CiWBBAMM
俺は宝貝を連想してしまったよなまたさう
923名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 19:37:20 ID:eWPCYZcX
>>913
やべぇ…普通に武具とギシアンしてるの想像して興奮してた…
924名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 19:38:20 ID:tASBYa3K
某管理局の白い悪魔のレイハさん……
なのはの為に、せっせと女の子を落として行く
フェイトは、進んで落ちそうな気がするがな。

これじゃ百合ハーレムになっちゃうか
925名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 22:22:41 ID:eW9CFhPG
防具がおにゃのこなのは好いけど、
どーしても剣はフタナリって印象が抜けん、というか復活したw
先週までエルリックサガ読んでたせいだなw
926名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:08:29 ID:S1cHsTj3
下手するとメガブレイドになっちゃうしなあ。
せっかくキムタカのエロ絵なんだからかけよラモス
927名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:17:51 ID:3FowOcwg
既に落ちた「化け物を犯す少女」スレに剣があったなぁ……。

ハァハァ
928名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:08:39 ID:uhDifoei
また明日からハーレムの女の子にドピュドピュ中出しする仕事が始まるお……(AA略)
929名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 11:45:54 ID:WC0RkBTf
>>928
その仕事僕にも紹介してください
930名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 11:59:06 ID:UZPWAbZ0
ずっと前にwizスレでコッズの擬人化を見た気がする -more-
931名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 13:32:55 ID:dKnuHZXR
>>928
その仕事にあのAAは相応しくないww
それとも嬉し泣きか?
932名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 21:14:24 ID:jyaJm12d
>931
毎日10回は搾り取られていればそのうち泣きが入ると思うぞw
933名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 21:36:15 ID:yT3iCymH
赤玉
934名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 22:03:23 ID:5nBhfJem
935名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 02:43:35 ID:O0TGJAZm
>>934
一応個人サイトなんだからさ……。
俺が言ってる事、わかるだろ?
936名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:07:27 ID:HJT37ol5
937名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 03:09:30 ID:1knnO1dd
938名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 06:23:55 ID:t5D2790h
939名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 02:15:57 ID:Yc4qoYa6
とりあえず埋めようぜ
ハーレムといえばネギま
940名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 06:00:06 ID:ryh/mibf
天地無用だ
941名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 07:52:06 ID:zvzoo69m
そういえば皆はエロゲーやる時、まず初めに個別エンドを見てからハーレムルートに行く派?とっととハーレムルートに行っちゃう派?
942名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 08:03:13 ID:Dedg/lSl
ハーレムルートは全キャラクリア前提の某格ゲーのようなものをしてからとりあえず無駄な抵抗は諦めて個別ルート回るようにしている俺攻略サイト見ない派
943名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:58:37 ID:omXOKFcF
覚悟のススメ式の強化外骨格中身がエロ女!

幸せな靴(M女なので踏まれてヨロコブ)とか

変なものしか浮かばない俺はBADENDから始まります
944名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 22:22:27 ID:fN9uJ4dv
落書館が消えてる……。orz
945名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 22:49:15 ID:TLi69rmi
一時休業らしいからその内復活するんじゃない?
前もそうだったし、気長に待てば
946名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 23:20:36 ID:fN9uJ4dv
そうしますか……。
947名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 00:50:14 ID:pGbzSFXa
埋め
948名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 02:44:37 ID:kaVS/Sd+
949名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 04:24:20 ID:rHgCOcrF
950名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 07:41:01 ID:w3GrUoFA
951名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 07:56:39 ID:l7nTgAFD
952名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 08:24:58 ID:x2JuE2Gd
953名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 10:11:35 ID:Ay6cv2Jb
954名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 10:25:43 ID:kn03OFCF
ぬ…?
955名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 10:53:10 ID:GK2PzkCT
956名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 15:01:54 ID:J2bRFRA+
957名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 15:28:24 ID:nLDs/Wva
958名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 19:05:47 ID:XHKw90fo
959名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 19:52:46 ID:kaVS/Sd+
960名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:09:00 ID:xtrk8k1M
おまえらこのまま1000まで逝くつもりか。
961名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:17:18 ID:h8LKgIbp
7kb埋まるのと、30レス埋まるのどっちが早いんだろ。
962名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 21:56:38 ID:1Gd7wXL9
出しすぎると赤玉出るっていう迷信を信じてる人手を挙げて
963名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:40:29 ID:IsNT4WOO
試したけど何もでなくなっただけだよ
964名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:53:41 ID:oRThTv7+
>>963
相手がいたのか?
それとも一人でしたのか?
965名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 02:49:35 ID:Pe3ntn/s
相手がいるのにこんな所でハーレムハァハァしてると思うのか?
966名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 16:34:53 ID:30g7p9XK
双子の姉妹に告白された。
迷ったので「両方」と答えたらOKもらえた。

双子の家に招待された。
いってみたら双子にそっくりな女の子が二人いた。
双子は実は四つ子だったらしい。

四人に揃って「つきあって」と言われたので快くOKした。
今は5Pハーレムだ。
967名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 17:43:02 ID:1FLIJfSh
続きを期待してもいいのかい?
968名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 09:48:56 ID:ivIgf8Qb
あい
969名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 14:15:49 ID:xuVekmUt
うめ
970名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 21:36:54 ID:re8MD6mH
がき
971名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 23:03:54 ID:wymY8kOw
ええい、>>966の続きまだかぁああああぐはっ
972名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 23:44:32 ID:rOLJWHGR
ぽす
973名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 09:05:50 ID:R6WuSavA
このまま淡々と埋められるくらいなら、
なにかネタを書きたいところだが、
特に思い浮かばない……

誰かいいネタありませんか?
974名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 16:30:48 ID:cYzDRhCz
バーサーカーソウル
モンスターカードを引く度に追加セックスができる
975名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 01:16:20 ID:SssFcfGz
発動条件として今までの人生全てを捨て
新たな人生を歩む。
976名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 01:37:20 ID:a1w5jNIt
ハーレム少女「全てを捨てた者こそ、全てを手に入れる事が出来る…それが、あたしがハーレムに入り知ったただ一つの事…彼等はその資格を得た」
977名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 10:51:34 ID:DT49bXN6
王様「さあいくぜ!まず一枚目!ドロー、モンスターカード、クイーンズナイト。ハーレム追加」
和美「ああん」
王様「二枚目ドロー!黒き森のウイッチ!」
照子「あ…ああん!」
王様「三枚ドロー!どれもモンスターカード」
晶「あん」
幸江「いやん」
千歳「うふん」
王様「全てドロー!全部モンスターカード」
恵理「やん」
優里「えん」
明日香「おん」
早苗「かん」
凛「きん」
詩織「くん」
里美「けん」
留衣「こん」
美香「さん」
由香「しん」
紗織「すん」
美鈴「せん」
桜「そん」
麗「たん」
千明「ちん」
王様「無くてもドロー!モンスターカー……」
黎香「もうやめてぇ!ハーレムに入っていない女の子の数は0よ」
王様「MA☆NA☆SE!墓地からドロー!モンスターカード」
和葉「………」
弥生「わかってたんでしょう。世界中の全ての女の子をハーレムに入れればこれ以上ハーレムを拡大する事はできないって」
王様「うわああああああああああ!!!!!!!!新しい女は!新しい女はどこだあぁぁぁ!!!」
葉月「かわいそうな王様……」
978名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 15:29:01 ID:Ties4TgB
これは酷いハーレム王w
979名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:53:53 ID:AA4Uebwm
産め!



と見せかけた埋め、というオチかと思ったのだが。
980埋めネタ『光の巨人姉妹』エロはないよ:2007/06/14(木) 03:05:09 ID:dhtnqWxA
「いま、地球は無差別にエネルギーと資源を掠奪する円盤生物に狙われているのだ」

そんな懐かしのTVアニメみたいなことを、俺の目の前にいる光の塊が口にした。

「円盤生物の技術レベルは極めて高く、既にタイプ2文明に達しています」

夜道を歩いていた俺の前に突然現れた光の塊。その中から、別の声がする。
いや……この光の塊は、そもそもひとつなんかじゃない。
いくつもの塊の集合体なんだ。

「それ故、外宇宙航行技術も持たに殆どの文明は惑星ごと滅ぼされている」
「私達の星もまた、その円盤生物に襲撃され、滅ぼされてしまいました。しかし……」
「「滅ぼされる直前に、私達は奴らに対抗する技術を手に入れたんだ」」
「それは人を一種のエネルギー……高次精神生命体へと人工進化させる技術」
「これにより、我ら姉妹は奴ら円盤生物に対抗しうる存在――『光の巨人』へと生まれ変わった」
「ですが、その代償として、私達がこの宇宙に留まるには炭素生命の媒介が必要になったのです」
「私達は円盤生物と戦い、この惑星を守りたい。私達と同じものを二度と出さぬ為に」
「その為に……この星の住人として、貴方に協力をして欲しいのです」
「どうか、我々の依代となり、我々に貴殿の命の欠片を注いで欲しい」
「私達と共に」
「この星を守るため……戦って欲しいのだ」

突然こんなこと言われて、頷くヤツがいたらそいつはどうかしてる。
絶対にまともじゃない。
だから、俺はクールに、クレバーに尋ねた。

「協力って……戦うって、どういう風に?」

「貴殿自身が戦う必要はない。実際に円盤生物と戦うのは我々姉妹だ」
「貴方にお願いしたいのは、私達高次精神生命体のこの次元における宿となることです」
「私達は貴方の脳に間借りし、貴方の肉体と媒介にこの次元に具現化します」
「そしてその間、定期的に私達に命を分け与えてもらいます」
「貴様には我らを留めおく宿、そして我らに活力を与える贄となってもらうのだ……この惑星の為に」

なるほど。やっぱりまともじゃない。
命なんて早々分け与えられるモノじゃないし、脳を使われるなんてごめんだ。

「……安心して下さい。貴方の脳へ負担はかけませんし……」

断ろうとした俺を遮り、不意に、光の塊が分裂した。

「それに……命を分けていただく際には、貴方にとってもっとも好ましい方法をお取りします……」

光の塊のひとつが、ゆっくりと姿を変えていく。
眩い光が細長く伸び、先が枝分かれし……そして、俺の目の前に。
銀の髪と琥珀の瞳、透き通るような白い肌をした、とびっきりのナイスバディ美女が現れた。

「この姿で。貴方の知識で言う『セックス』と言う方法で……私達姉妹に、精液という命を分けて下さい」
「我々からも、頼もう……この惑星をざっとスキャンしたが、我々に命を分け与えられる者……」
「「……『適合者』は、お兄さんしかいないみたいなんだよね」」

口々にいいながら、他の光の塊も人の姿に変わっていく。
銀髪で琥珀の瞳をした――ただし、肌の色は白だったり褐色だったりする――美少女&美女に。
つまりあれか。俺はこれから、君達全員を『地球の為』と言いつつ抱けるわけですか?

「どうでしょう……? 私達の宿主となり、貴方の命を分けて下さいませんか……?」

こんな状況、絶対にまともじゃない。頷くヤツはどうかしてる。そう――俺は、どうかしてる。
はっきり判るよう、大きく頷きながら……俺は、まず誰から戴こうかと美女達を品定めしていた――。
981名無しさん@ピンキー
うわああああああああああああああああああああああああ
なんて期待したい書き捨てwwwww