ひぐらしのなく頃に Part.7

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1名無しさん@ピンキー
『ひぐらしのなく頃に』のエロパロスレなのよ…くすくす。

☆過去スレ
【ひぐらしのなく頃に Part.6】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1172307120
【ひぐらしのなく頃に Part.5】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169552599/
【ひぐらしのなく頃に Part.4】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165148335/
【ひぐらしのなく頃に Part.3】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156953323/
【ひぐらしのなく頃に Part.2】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137410049/
【ひぐらしのなく頃に】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108430147/

☆まとめサイト
【エロパロ板 ひぐらしのなく頃に 保管庫】(現保管庫。誰か更新お願いします)
ttp://www16.atwiki.jp/when_they_cry/
【エロパロ板「ひぐらしのなく頃に」保管庫】(旧保管庫)
ttp://custody.hp.infoseek.co.jp/when_they_cry.html
2名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 02:25:47 ID:zTeOsUOG
SS投下されるまでの暇つぶしに。
非エロです。



「前原くんは知っているかしら?」
くすくすと鷹野さんが笑う。
「人を殺せる、ノート」
「・・・・・・人を殺せるノート・・・?」
「そう。デスノートというの・・・。オヤシロ様の祟りはね…全部デスノートによって引き
起こされたものなの」
鷹野さんは俄かには信じがたいようなことを言う。だが、この状況で……綿流しの夜に忍び込んだ祭具殿の中で、悪質なジョークを言うとは思えない。俺が何も返せずにいるのを確認するかのように間をおいてから、鷹野さんは先を続ける。
「殺したい人の名前、死因、死の状況をノートに書くとその通りになるのよ…。
 このノートを使って、雛見沢の誰かが……私は園崎家と踏んでいるんだけどね…
 村にとって都合の良い死を作っているのよ」
「う、嘘だッ!!…そんな…ノート……『在る』はずがないじゃないですか!」
俺は半ば狂気になって叫ぶ。叫ばずにはいられなかった。そんな非現実が認められないのと同時に…それが実在すれば奇妙な連続怪死事件の…説明がつくのではないか……そんな逆説した気持ちだった。
3名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 02:27:24 ID:zTeOsUOG
「あらあら…実物を見なければ信じることができないのかしら?」
くすくすと…鷹野さんが嘲笑う声が頭に響く。
「実はね、私……オヤシロ様の祟りを調べているうちに
 デ ス ノ ー ト の 一 部 を 入 手 し た の よ 」

「嘘だっ!!!!!」
そうだ!仮にノートが実在したとしても……それはオヤシロ様の祟りを起こした「犯人」が持っているはずじゃないか…。
鷹野さんが持っているはずがない。鷹野さんは俺をからかっているだけに違いない……。
そうだ、何を恐れているんだ前原圭一…KOOLになれ。
ここで怖がったら鷹野さんの思う壺だ…。
「これがね…そのデスノートの切れ端よ」
鷹野さんがハンドバックから取り出したものは、かなり年季の入った…何も書かれていない半紙で、二つに折った境目が破れそうになっていた。
「へぇ……こんなので人が殺せるんですか…。だったら試してみたいですね」
俺は鷹野さんに調子を合わせる。そもそもまだ何も書かれていないのに、これが人を殺せるなんて分かるはずがない。
よくよく考えれば、鷹野さんの話が全部でたらめであることが簡単にわかる。
「あれ、前原くんにも殺したい人がいるの?……だったら試してみてもいいのよ。…くすくす」
俺を怖がらせようとしてか、鷹野さんは不気味な笑い顔を浮かべる。だがもう引っかからない。
「良いんですか!…あ、ボールペンとか持ってませんか?」
俺も負けじと作り笑顔で鷹野さんに答える。ボールペンを受け取って、俺は半紙に何を書こうか考える。
どうせこんな紙切れじゃ何も起こらないんだ…。どうせなら起こりようが無いものを書いてやる。
えっと……確か「名前」「死因」「死の状況」だったよな…。祭具殿の壁を机代わりに、ボールペンを走らせる。


富 竹 ジ ロ ウ   出 血 多 量 死   自 ら 喉 を 掻 き 毟 っ て 死 亡



続く
4名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 07:36:39 ID:NspgDsFe
1乙なのですよー☆

>>3
ちょ、圭一ヒドスw
5名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 11:47:02 ID:BUYztHp3
そして富竹が鷹野の計画で死んだのをデスノートの力と誤解した圭一が
「俺は新世界の神になる!」と増長して新たな惨劇を次々と引き起こしていくんだな?


くわばらくわばら
6名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 12:56:20 ID:0JIQMdrU
あつかましいかもしれないが言わせてくれ
勝手に徹夜して待ってた俺が馬鹿なのは解ってるが言わせてくれ
 
飴渡し編が…読みたいです。
7 ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:28:39 ID:7G16qWOF
夏の終わりの続き、とは言ってもまだ完結はしてないんですがある程度まとまりつきました。
前スレの方が仰っていたように、こちらに投下する事に致しました。
稚拙な文章で申し訳ありませんが、お付き合い頂ければと思います。
8名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 13:29:02 ID:OXa/HL1r
>>1乙。
ここが新しいエロ見沢か…
9 ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:31:03 ID:7G16qWOF
―――――


「私を、感じたい…」
「ええ。…最初に言ったではありませんか、忘れてしまったんですの?」

 ちょっとムッとした顔で問い詰められる。今目の前にいる沙都子があられもない姿でいる事すら夢なんじゃないのかと
思えるくらい幸せな事がありすぎて、頭とか胸がいっぱいでパンクしちゃいそう。だから言い訳じゃないんだけどちょっと前の発言なんて
思い返すのもなんというか…自分の恥ずかしい発言を思い出すのと同時で出来れば思い出したくないんだけどそういえばそうだった、…ような気がする。

「…ほら、分かりますでしょう?」
「え?」

 部屋が暗かったおかげで悶々としている私に気づかなかったのかそっと、沙都子の柔らかい小さな手が重ねられる。
夏の暑さのせいか、はたまた目の前の幸せに戸惑っているのか手にはじんわりと汗が滲んでいて、ちょっと気持ち悪いけれど、
その手を掴まれそのまま沙都子の胸へと導かれる。

「ほら、分かりますでしょう?」
「なっ! ななななな何が!?」
「―ドキドキ、してます…でしょう…」
「…え、ぁ…」
「…感じませんか?」
「…ううん分かる、…そうね、すごくドキドキしてるわ」

 言葉の通り、沙都子の心臓はドクドクと早鐘を打っている。
 ――というか私の胸がさっき触っていたとは言え、こう素面の状態で沙都子の胸に触れているという事実で沙都子のよりも
破裂しそうな勢いで早鐘を打っているというのは秘密。

「梨花? 突然どうかしたんですの?」
「え、え? 何が…!?」
「どこか調子でも悪いんですの? …それとも私の裸改めて見たら貧相なものだな、って思ってるなんて事はありませんわよねえ?」
「ま、まさかそんな! 寧ろ私の身体の方が貧相で羨ましいくらい!! ただ…いきなりそんな事言われるなんて、びっくりしちゃって」
「ちょっと前の梨花はもう少し自分のする事に自信を持っていたような気がしましたけど…、鷹野さん達の一件があってから何かに
怯えるように生活しているんですのね」
「え…」
「梨花はもっと巍然とした態度でいてもらわないと、私もなんだか調子が狂ってしまいますわ」
「だ、だって…」

 見たことのある世界であれば誰だって巍然とした態度で物を言ったり、行動したりできると思う…けど今の今である世界は
今まで望んでいても見られなかった世界で、ましてや相手が沙都子ならある意味爆弾を抱えているようなものであって…
生きるか死ぬかの瀬戸際で…えっと、そのとにかく私は他の誰に対してもここまで怯えた事がないからそりゃ、沙都子が不思議に思う気持ちも分かる。
 でも沙都子が私の思いもしない事ばかりを私に与えてくれるから戸惑っちゃう自分だって…仕方ないと思うんだけどな。

「もう…、おかしな梨花ですこと。梨花から来ないんでしたら私から」
「それってどういう――」

 突然沙都子の両手が私の頬を包む。指先が耳にまで届きさわさわと動くものだから自然と首をすくませる。
肩が上がったためか両頬に添えた手は更に耳元へ押し上げられる。
 ――あ、私の耳に沙都子の指が入った。自分の指ではない異質な感覚にすら身体が火照るような刺激になり、
ゾクゾクという背中から来る快感と外界からの音が途切れてなんだか不思議な感覚へと追い込まれる。
 こんな暗闇の中で見つめられても輝きは失われずキラキラとしている瞳。月の光が窓から差し込み、それが瞳に反射してキラキラと綺麗。
それが幻想的で目を反らす事が出来ない…私を捉えるこの眼から逃れる事が出来ない。私の全てが沙都子から離れる事を望んでいない、
どんな些細な変化も見逃さないように。だから私も沙都子の緋色の瞳を見つめる。その輝きが睫毛に覆われると私の唇に柔らかい感触…優しい口付け。
10夏の終わり ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:40:32 ID:7G16qWOF
「ん、ぅ」

 柔らかさが気持ちよくて鼻にかかった声をつい出してしまう。
 ぴちゃ、くちゅ、ちゅぷと沙都子の唇が開く度、私の唇から離れるたびに透き通った水音がくぐもって聞こえる…。
あれなんか…変な、感じが…する―――…。

 それが何なのか分かるのは沙都子の舌をもっと深く味わいたくて顔を傾けた時、かさりと耳に違和感。
 ―そうだ、沙都子の指だ。…理解。だからこんなに私の口元で鳴っている水音が外からではなく内からの音で私の中に伝わってくるのか。
私の耳には沙都子と生まれる水音しか聞こえない。沙都子の舌が口内で暴れると私の頭のてっぺんまで響く、沙都子を感じる…今舌を吸われる、
柔らかい熱い塊に絡み取られて吸われ舐められる。
 ――ああだめ…なんかおかしくなっちゃいそう…あ、沙都子の甘い唾液が流れ込んできた、甘い…あ、あ…。
 目を瞑っているのに頭には白くちかちかとした光、腰が浮くような感覚がクる。全身がゾクゾクする。
 ――これ…、あぁ…あ…ダメ、頭…うま、くかいてんしてくレな…イ。ゃ、だめ、ダメだめ…だ、め――ッッ!



「…ぷはっ」
「ふ、ぁ…あ?」
「どうでしたか、梨花」
「え? …んぁ?」
「ちょっと、聞いてるんですの? 梨花ァ!?」

 あと一歩のところで、ちゅぽっという小気味のよい音と共にそれは途絶えた。
 頭がぼんやりする。絶頂寸前の余韻が残っているのか思考回路が少し鈍っている。もうちょっとでトびそうだった…
沙都子ちょっとテクニック凄すぎるんじゃない? …というよりも身体……辛いわね…。

「あ、あぁ…うん、すごい気持ちよかった…ありがとう沙都子」
「い…っいえ! そんなお礼を言われるほどの事でもございませんわ!梨花が喜んでくれるなら私はそれで充分嬉しいんですから!」
「…そう、ありがとう……」
「そ、それでそれで、あの…梨花? 」
「ん? 」
「…えっと、あの……その、この後はど、どうしたら…?」
「へ?」
「…お恥ずかしい話でありますが、私そういう知識があまりなくて…こ、この後どうしたらいいのか分からないんですのよ」
「ああ…そ、そうだったわね。ごめんなさい私だけ……」
「あ、別にそういうつもりで梨花に言ったのではありませんわ。まあ確かにいつもの梨花とは違う感じがして、
それはそれで新鮮で楽しいんですけれど…その、やっぱり……あの、身体がまだ熱いと言いますか……
ちょっとは落ち着いたんですけど、あのあの…今その梨花にキッ……キスをしてなんだかまた身体が火照ってしまったんですの。だからその…」
「ああもう分かった! 分かったわよ…だからお願い、そんな恥ずかしすぎて脳味噌がシュークリームになりそうなくらい甘いこと言わないで…
う、嬉しいけど…その恥ずかしい…」
「え、あ…と、そんなつもりではないんですけれど…ちゃんと伝えないとだめだと思って言ってるんですけど、
…そうですわね少し控えますわ」
「………………でも、たまには聞きたいから言ってくれてもいいわよ」

 私の思いがけない言葉に呆気に取られる沙都子。こんな拍子抜けした顔にはポカーンという音がよく似合う。

「……梨花って、随分と我侭なんですのね」
11夏の終わり ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:42:18 ID:7G16qWOF
―――――


「じゃあ…いくわよ?」
「え、ええ…お願いしますわ」

 やり方が分からないっていうんだったら仕方ない、本当のところ私の身体も大分刺激が欲しかったから
あのまま沙都子にシてもらいたかったというのもあったんだけど、この際もうどうでもよかった。
…いやどうでもよかったという言い方はあまりよろしくないわね、沙都子の火照った身体を先に慰めてあげる事の方が先決だと
苦渋を強いられながら決断したというのが正しいかしら。まあどちらにしても私の心は満たされるわけで、他の誰でもない沙都子のためだったら
これくらいの欲望を抑え付けられる事だって私には辛くない。だって…今日の今日までずっと抑え付けられていたんだから出来ないわけがない。
それに沙都子に触れられるのも当然気持ちいいけれど、逆に私が触れているのも気持ちいいし、私の手で乱れる沙都子が見れるのも嬉しかったので見本を示すと
いう感じで私が先鋒を切る事となった。

 ―という事で、もう一度最初から仕切り直し! なんてのもお互いに何だか気恥ずかしいので、とりあえず下に組み敷く沙都子の背中が畳の上とは言え痛まないように
敷き布団だけ敷いてその上に寝そべってもらうことにした。
 やっぱり裸を見られるのは恥ずかしいと言う沙都子のために明かりはここぞとばかりに輝いている満月の月明りだけ。綺麗ね。――なぁんて思って見惚れたら思い返したかのように
私だけ裸なんてずるいですわよ、なんていつもの沙都子の調子に言われてしまったので渋々沙都子より大分見劣りのある身体を披露する事になってしまった。

 梨花の身体は細くて、線が綺麗でいいですわね…と布団に寝そべる沙都子が羨みと慈しみのある表情を浮かべながら私の背中へ両腕を回す。
この表情は沙都子の好きな表情の中でもトップ3に入るくらいのもの、…そう悟史の事を思い出す時の顔だ。実の兄を思う沙都子の気持ちは親愛という言葉で成り立つというのに、
正直私は沙都子が悟史へ持つ特別なそれに対しても嫉妬した。私も沙都子の事を笑ってられないわね、きっと私の方がこの子よりももっともっと欲深い貪欲なモノなんだと思う。

 背中に回された両腕がするりと滑らかに弧を描く。ゾクリという感覚が全身に走る。――私ってこんなに感じやすいのかと危なく意識がそっちに集中しそうになるのをどうにか止めさせ、
意識を沙都子の身体へともっていく。先ほどみた感じだと秘所は大分濡れているのだが、初めては何分痛い。いや、ホント痛い。あの痛みを男性が経験すると失神するという話も
あるくらいだから女性は痛みに耐えながら生きているんだな。
 精神的にも肉体的にも何らかの形でたくさん傷をつけられてきた沙都子だからこそ、初めてだから、と言って強引に事を進めるのは気が引けた。
だから出来るだけそこへ向かう恐怖を取り除くため、そして私を感じさせるためにする事があった。 ……いや、さすがに女性のソコを舐めるのは初めてだから上手くいくか分からないけど、圭一にやってもらった時の事を思い出せばいいかもしれない。多分。
12夏の終わり ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:44:32 ID:7G16qWOF
「…みぃ、ボクはこれが初めてだから沙都子がちゃんと気持ちよくなってくれるかどうか分からないのです」
「え? でもさっき梨花―…」
「それは知識としてあるだけの話なのです、実際誰かと試した事はないのです」
「あ、それもそうですわね…」
「それとも沙都子はボクが他の誰かと経験してもらいたかったのですか?」
「……梨花」
「冗談なのですよ、ボクは沙都子以外の女の人は興味ないのです。にぱ〜☆」
「……あまり笑えない冗談ですわね…」

「――何か不思議な感じがしたら言って下さいなのです」
「不思議な感じ?」
「はい、気持ちいいのが続くと段々と自分の意思ではない何かが生まれてくる事があるのです」
「…それはどんなものなんですの?」
「みぃ☆それを言ったら沙都子はそれを意識してしまうから教えてあげません、なのですよ」
「…むぅ、よく解っていますわね」
「ボクは沙都子の事をずっと…ずっと見てきたのです、それくらいは解って当然なのです」
「…梨花」
「だから沙都子は……ボクの事だけ、を感じてくださいなのですよ」
「ええ、…梨花だけを感じさせて頂きますわ」

 ちゅ、と感謝の意で軽い口付けを沙都子に落とす。
 まだ完全に咲き誇っていない沙都子の花弁を下で花開くように恭しく舌で舐める。
女特有の匂いとは別に沙都子の甘い…ミルクのような落ち着かせる匂いがする。
その匂いに後押しされるように丁寧に丁寧に、花弁をなぞる。

「…ん、なんだか…くすぐっ、たいですわね…ふ…ふふ」
「まだまだ、これからなのですよ」

 さっきの嬌声は身体がそれに対応していたからの事でどんな刺激も快感になっていたのだけれど、
多少身体の火照りが落ち着いてしまったためか、まだ沙都子の身体では秘所への刺激も快感というより
先にくすぐったいという感覚に近い。身体の発育は良くてもそういうところは多分歳を重ねないと発達しないのか分からない。
…だって私と沙都子は同じ歳なんだから分かるわけもない。

「ふぁ…ぁ……」
「ん、ちゅ…どうですか? 沙都子…」
「はぅ…、ん…身体が…はぁっ、…熱くなってきまし…た…ゎ」
「いいのです…もっと、もっと熱くなるのですよ…」

 さっきまでは体温も特に変わりはなかったのだけど、段々と熱が帯びてきた。次第に沙都子の余裕もなくなり、
声が段々と艶めいた女の声になっていく。
 その声がもっと聞きたくて、もっと気持ちよくさせたくて舌を押し付けるようにして舐める。
…愛液の量も徐々に増えてきている、自分以外の女の人の味はこんなに魅力的なんだろうか?猫がミルクを舐めるように
一滴たりとも逃さないとばかりに舐め回し、花弁に吸い付き吸い上げる。
 ―じゅぷっ…ぢゅッ、ちゅぶぶ……ッッ!

「ひゃぁ…っ!やぁ…音、あ、恥ずかし、……んぁあああっ」
「沙都子のものですよ、ボクを感じている証拠なのです…もっと、声出していいのですよ」
「や、ぁあっ、だ、…めぇ」
「もう…止められないのですよ」
13夏の終わり ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:46:37 ID:7G16qWOF
 ――そう、止まる事なんて出来ない。先ほどは自分もしてもらいたいなんて思っていたけれど、
今は沙都子の匂いに、声に、温かさに中てられてしまって自分を止めれない。止める気なんて毛頭ない。
ただ…私は沙都子を、愛情を貪るだけ――!

「り、か…ああぁああ…ッッ!!」
「ん…沙都子…はぁッ、…どう?」
「あ、あ、…ああ!」

 もう言葉を発する余裕もなくなったのか、私の問いかけに反応が鈍くなった。返答の代わりに聞こえる嬌声が耳に心地いい。
たまに寝言でむにゃむにゃ言う声ですらドキリとした事がある沙都子の声が、まさかここまで色気の含んだ声になるなんて誰が想像出来るか
…きっと今この場で沙都子を啼かせている私だけしか分かるまい。
 ――他の誰にだって聞かせてやるもんか。

「沙都子、こっちはどう?ちょっと刺激が強いわよ」
「は…はひ、…ふあ、っ」

 性感高まる刺激を与え続けてくると秘所には存在を強くしてくるものが現れる。花弁の上にちょこんとある芽。
 まだ身体が温まってないと皮を被って保護しているのだけれど、血液が充満する事によってその主張は段々と
膨張していきいつしか張り詰めたものとなる。その肉芽を軽く舐めてあげる。

「ああああああっ!」
「沙都子、今のはクリトリスというところよ。気持ちいいでしょう?」
「はあっ!はあ…っ、す、ご…」
「ふふっもっとしてあげるからもっと啼いて感じて。私だけに聞かせて、沙都子の声…」
「ふああああん…っ、や、はぁあっ!」

 今まで感じた事のない強い刺激に沙都子は翻弄される。目線を上に沙都子の顔を見上げてみると
顔が桜色に染まり目には涙を浮かべてる。頭をいやいやと左右に振りながらも沙都子の印であるかのような
八重歯を見せるくらい大きく口を開け嬌声をあげている。――やばい、それを見ているだけでも頭おかしくなりそうかも。
 肉芽を舌で上下に、左右に、はたまたぐるりと円をかくように、優しく舐める。
感度がいいこの場所はあまりに強引過ぎると刺激が強すぎて痛みを伴う事がある。―というかあった。
だから出来るだけ優しく、自分の中の激情を少し抑えながらも熱を加えて舐めまわす。
14夏の終わり ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:48:01 ID:7G16qWOF
「んぁぁぁっ!な、…これ…梨、花ぁ…!!」
「なぁに沙都子…んむ」
「は、ぁ…頭、しろ…く、ぁあっあ、あ、ああああっ!」
「沙都子が私を感じてる証拠よ、怖くないわ…」
「や、あぁ…っ、はぅっ、あ、ぅ、ん…あ…だめ…ああ」

 刺激が強く、それに耐えよう逃れようとするのか無意識に私の舌から逃げようと沙都子の腰が跳ね踊る。
女の身体ってのは天邪鬼なもので、腰を振って刺激を貪ろうとするのにわざわざ自分から逃げてもっともっとと願う。
本当に勝手なものだ。
 ―今の沙都子は腰はおろか両脚ですら震えて跳ねて、身体が絶頂へ向けての準備が着実に進行していた。
とろとろと甘い匂いを発しながら溢れてくる泉の根源は初めてだというのに、ひくひくと収縮してその口に咥えるモノを
欲しがっている。…なんて淫猥なんだろう、この娘の…いや違う、女の淫奔さは。
 その貪淫の欲を今すぐにでも解消させてあげたいが、沙都子の身体への苦痛を出来るだけ緩和させたい…という気持ちは
どこへ行ったか、自分の手でもっともっと乱れた沙都子を見たい。感じさせたい。狂わせたい。啼かせたい。壊したい。
沙都子に…私だけの沙都子に私というものを刻み付けたいっ!私だけの私だけのワタシダケノ―…

「ああっ!、はあ…ぅ…ん、ぁ…んああああ」
「沙都子…沙都子…」
「り、ぃ…か…ああああ、だめ、何か…く、る…ふぅっ…ああ…んぁ」
「イって…、私の舌でイキなさい」
「や、梨花…! 梨花ぁああっ!!」
「……沙都子ッ!」

 初めての絶頂へ押し上げられる沙都子。経験した事のない宙に浮くような、身体の奥から突き上げられるような、
息の詰まるような感覚に晒され、不安の塊が沙都子を覆う。沙都子の間に入っている私の後頭部をかき抱き私が
今ここにいるという事で安堵感を得たのか嬌声は更に艶を増し大きくなる。
15夏の終わり ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:49:45 ID:7G16qWOF
  それに伴い私の舌から逃げられないように沙都子の両脚を空いてる両腕で押さえつけ、更に私の身体ももっと沙都子に近づける。
もう、沙都子は私から逃げられない――

「あ、や…ぁ…いやぁ! だめ、やぁ…怖い…ぅ、梨花…ぁっ!! 梨花ぁ! はぁ…梨花!」
「大丈夫…私がいる」
「んあ、あ、あ…ぁは…、な…か……来る…ああああ、ああっ」
「…イくのよ、沙都子」

 ―じゅるっという音と共に沙都子は今までにないくらいの声をあげる。

「ああっ! ん――ああぁああぁぁああああっっ!!!!」

 ――ビクビクビクッと身体が、四肢が跳ねる。達したのだ。
 はあはあという乱れた吐息の中に余韻が残っているのかまだ少し喘ぎが混ざる。

「は、ぁ…梨花…ん…」
「気持ちよかった?可愛かったわよ沙都子」
「は、恥ずかしかった…ですわ…はぁ、ぅ」
「そう、それは大変だったわね。…でも、これで終わりなんかじゃないわよ?」
「…へ? り、か…? …ふぅ」
「私の貴方への想い…これだけじゃ足りない。もっと…もっともっと…
もっと貴方の身体に私の存在を教えてあげるわ。一生忘れられないくらいに、私を感じさせてあげる。」
「…梨花…ぁ?」
「もう…止められない、止まらない。沙都子には私の全てをあげる、だから沙都子も私に全てを頂戴」


 ――私の中の、100年も眠っていた鬼が目覚めた気がした。
16夏の終わり ◆WXrg8pixkw :2007/03/15(木) 13:51:19 ID:7G16qWOF
以上ですー。
なんか突然専用ブラウザから書き込みが出来なくなってしまって少し時間がかかってしまいました。
申し訳ないです。
次回は開通とかそんなもんです、お付き合いいただきましてありがとうございましたっ!
17名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 13:59:00 ID:A/nSAtH7
今スレもSSでいっぱいになりますように
18名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 14:10:00 ID:BKwJsgDb
なんという良SS・・・
思わず読みふけってしてしまった
このスレも間違いなく神SS豊作
       
   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/
19名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 14:12:28 ID:ccZl1bV8
>>16
超GJ!!!!!
つつっ続きはまだかっっっっ!!!!!!!
20名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 17:46:17 ID:e9ZKctWB
梨花ちゃまは独占欲の固まりですね
21名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 18:21:38 ID:I1y+bTSg
>>1乙です



>>3そういう他作品ネタもなかなかいいな
22名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 19:02:29 ID:2/aEFHBp
>>16はうっ!心理描写が良いですね〜
GJです!続き待ってます
23名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 19:25:05 ID:NspgDsFe
職人さんへ

現在スレが加速しているため、wikiへの収録が追いついていない状況にあります。
可能であれば、職人さんにセルフ保管していただけるよう、お願いいたします。

(part6 502氏のレスより引用)

>・ページを新規作成
> ページタイトルを「作品名」にして本文にSSを貼る。<BR>とか不要。

>・SSリスト(総合)を開いて「編集」
> 一番下に
> -[[ 「作品名」 ]]
> を追加したら、プレビューして、おかしくなければ「更新」

>気が向いたら、作者リストとかカプ別リストとかにも手を加える感じで。

(引用終了)

上手くいかなかった場合、スレで保管依頼していただければ手の空いている住人が
やれると思いますので、とりあえずトライしてみてください。
24名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 19:30:50 ID:OMgmsjCh
>>16
GJ!!
沙都子が可愛すぎて困る
25名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 19:37:38 ID:2/aEFHBp
>>23次スレこそこれテンプレにしようぜ
26呼吸を止めて待っていて ◆Virgobc36M :2007/03/15(木) 21:48:28 ID:SEGOQDvn
今日はサトコゥーの日!
というわけで圭沙もの投下するぜ。



「夏は水面の乱反射!」

頭にシュノーケル、足に水かきとフル装備状態の圭一が、ポーズをキメながら叫ぶ。

「たまに思い出が始まったりもするいい季節!」

ビシシィッ! と背後に稲妻が出そうな程に勢いをつけてポーズをキメるのは、園崎魅音であった。その燃え具合たるや、そのまま「とうっ」とジャンプしてバッタ人間に変身しそうな程である。
と、二人はそこでポーズを解くと、感じ入ったようにうむうむと頷いた。

「地球が傾いてて本ッ当によかった……」



事の初めは夏休みも佳境に入った八月の半ば、部長園崎魅音の鶴の一声で、部活メンバー総出で海へと繰り出したのだった。……魅音本人は、煩わしい受験勉強を一時忘れたかったという思惑もあったのだが、それは魅音の胸の中で封印中である。
とまれ、その海は雛見沢からは電車をいくつか乗り継いで行く程遠くにあるため、旅の疲れにまみれていてもおかしくはないのだが、部活メンバーのバイタリティの前にはそんなものなどは無縁のもののようだ。
27名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 22:41:48 ID:SEGOQDvn
「よぉーし! みんな水着には着替えた? 準備体操はOK?」

一人ルパン水着着用の(背中が隠れるものがこれしかなかったらしい)魅音が、背後にいる着替えて整列した部活メンバーに告げる。

「と言うか、圭ちゃんとお姉が変なネタやってる間にみんな準備できてるんですよ?」

苦笑気味に告げる緑のビキニの詩音に、出鼻を挫かれたように、うっ、とのけぞる魅音。
閑話休題。

気を取り直すように咳払いすると、

「それじゃみんな、泳ぐよーっ!」

号令一下、わーっと思い思いの場所に駆けていく部活メンバー。

「はぅぅ〜〜っ!! カニさんもヤドカリさんも、みぃんなレナがお持ち帰りするんだよぅ!」

と、黄色い声を上げながら傍目にも凄まじい勢いで砂を掘るレナ。ちなみに水着は橙のパレオである。

「んー、いい風ですねえ。あ、葛西。日焼け止め塗ってもらえます?」

と、持参のパラソル&敷物を展開しながら、詩音。

「圭一さん、自由形200メートルで勝負ですわ! 私の勝ちなら沙都子のトラップ講座in海水浴を余すことなく受けてもらいますのよー!」
「面白え。手加減はしないぜ、沙都子。ちなみに俺が勝ったらK特製のカボチャ弁当をプレゼントフォーユーだ」
「な、なんで圭一さんそんなの用意してますのーっ!?」
「ふっふっふ、俺はお前のにーにーだからな。こんな事もあろうかと料理スキルを習得したのだ。バッチリ詩音のお墨付きももらってるぜ」
「くっ……ま、まあいいですわ。勝負はあそこに浮かんでるブイまで。いいですの!?」
「おっしゃー」
「では、よーいどん!」
28名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:04:55 ID:SEGOQDvn
ふう、と荷物を置いて、悟史(Tシャツにホットパンツ+麦わら帽子)は、うおお、と凱の声を上げながら海へ突撃していく二人を遠目に眺めて苦笑した。
1年以上も眠り続けていた自分。
目覚めた当初は、その間に沙都子を置き去りにしてしまった事を悔やんだりもしたが、あそこまで生き生きとしている沙都子を見ると、そんなものは杞憂であったようだ。
それには、やはり沙都子の傍らに自分の代わりとして居続けてくれた圭一の存在が大きいのだろう。

……でも、交際宣言までするのはどうかと思うけどなぁ……
主に年齢差とか。
むぅ、と唸って再び苦笑した悟史は、ふと脳裏に引っ掛かった疑問に首を傾げた。

(あれ? でも沙都子って確か……)

何だろう。何か重要なことを忘れてる気がするんだけど。
むぅ、と腕を組む悟史だったが、その答えはあっさりと示された。
29名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 20:31:26 ID:jS+ghSnY
うおおおという凱の声が聞こえてきそうな勢いで海に飛び込んでいった、沙都子と圭一の姿が突然波間に消える。
え、と驚く間もなく二人の姿は再び海面へと浮かび上がった。両手を振り回し、悲鳴をあげながらではあったが。

「「た、たすけてー」」
「ちょっ!? どうしたんだ、沙都子っ! 圭一!?」

慌てて海に向かって駆ける悟史と詩音。

「「溺れるぅぅ!」」

ずっこける二人。
悟史はそのままヘッドスライディングしていったが、詩音は顔から砂に突っ込みかけたところをギリギリ持ちこたえた。

「お、泳げないくせに飛び込むなー!」  

尤もであった。

「けほっ、けほっ。そ、そういえば私、泳げないんでしたわ」
「げほっ、げほっ。そういや俺、泳げないんだった」

砂浜にぺちゃりと大の字で横たわる二人。
つーか、飛び込む前に気づけ、二人とも。
30名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 20:32:27 ID:0J6hj3ja
えーと、これはまだ続くんだよ…な?
あまりにも唐突なブツ切りにちと驚いた。続き待ってるよ。

そしてここで言うのもなんだが、どなたか幸せな圭魅お願いします
憑落しでのあんまりな魅音の最期にすごくヘコんだんで、そんなの吹き飛ばすぐらいのラブラブ圭魅が読みたいです
31名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 20:34:35 ID:0J6hj3ja
うわあああよりにもよってこんなタイミングに書き込んじまったごめんなさいごめんなさいごめんなさい(ry
どうぞお気になさらずに続きをどうぞ!!!
32 ◆Virgobc36M :2007/03/16(金) 20:55:04 ID:jS+ghSnY
>>30
ごめん、寝オチした上に書き込むタイミングが掴めんかったのよorz
33呼吸を止めて待っていて ◆Virgobc36M :2007/03/16(金) 21:09:36 ID:jS+ghSnY
「ど、どこまでバカなんですか。あんたらは」

こめかみを揉みながら、怒り半分呆れ半分で呟く詩音。ちなみに、悟史は全身砂まみれでぜいぜいと息をついていた。

「にーにー、ありがとうですわ。死ぬかと思いましたわ……」
「うう、悟史は俺たちの命の恩人だぜ」
「……誉められてもあんまり嬉しくないことってあるんだね」

幸いにして、二人が溺れた場所は砂浜から十歩と離れておらず、悟史が浮き輪を投げることによって事なきを得たのだった。
そんな所で溺れる二人もどうかしているが。

34名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 21:25:39 ID:jS+ghSnY
そんなわけで、圭一と沙都子は膝程度の水位の潮溜まりでぱちゃぱちゃやるに留まっていた。

「そういえば、圭一さんって泳げなかったんですの?」
「ああ、まったくダメなんだよな。ビート板でバタ足やってても何故か身体が沈むし」

そうなんですの、と沙都子は頷きかけて、

「って、それならやる前にしっかり言ってくださいまし!」
「いやー、沙都子の勝負に気が行ってて、すっかり忘れてたぜ。ははは」
「忘れるなあー!」

へらへらと笑う圭一に、むきーと沙都子が怒鳴る。そもそも自分が持ちかけた勝負だということは彼女も忘れてるわけなのだが。


一方その頃。

「あぅ〜……」
「みぃ〜……」

ゴムボートを波間にぷかぷか浮かべて、そこでお昼寝できたらどんなにか気持いいだろうか、という羽入の提案に乗った羽入と梨花。
そんな二人は今、ゴムボートの上でうつらうつらと微睡んでいた。ちなみに、梨花は寝酒にとワインを持参したがったのだが、そこは羽入がやめてくれと泣きながら土下座して頼むので渋々それはとりやめた。

35名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 21:46:12 ID:jS+ghSnY
閑話休題。

「……あら?」

何気なくぱちゃぱちゃと水のかけ合いをしたり、水底のカニを探してみたりしていた二人だったが、ふと、沙都子が手を止めた。

「どうしたんだ? 沙都子」
「いえ……今何か聞こえませんでした?」

言われて、圭一は目を閉じて耳を澄ませてみた。しかし、聞こえてくるのはただ波のせせらぎだけである。

「……何も聞こえんぞ」
「うーん、なんだかあっちの方向から聞こえた気がしたのですけど……」

言って、人気のない岩場を指差す沙都子に、ふむ、と圭一は腕を組んだ。
沙都子の五感の良さは圭一も承知している。優れたトラップ技術には、見て聞いて触って状況を正しく認識する力が不可欠のものであるからだ。

「……うし。じゃあ行ってみっか」
36 ◆Virgobc36M :2007/03/16(金) 21:53:41 ID:jS+ghSnY
一旦ここまで。
次はエロに入るんでもう少し推敲して来るわ。

というか、寝オチで流れ止めちゃってすまんorz
前スレでもなんか心配させちゃった人いるみたいだし。
37名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 23:25:34 ID:z03KX5AC
中途ぐっじょーぶ!!
こういうまったりしてるのいいなー。
ゴムボート昼寝の梨花羽入激しくカワユス
圭沙で悟史もいて俺的にすっごい理想。

ここからどうエロに絡むか全く予想できないが全裸で待ってるぜ!
38名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 00:31:52 ID:WsMfRiOp
これはいい設定

372 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/03/17(土) 00:26:54 ID:bKh0Fv0A
澪の後はあそこまでやっちゃもうダメだろうが 祭の後はどうなんだろ
山狗の造反が大きい意味で表にでてないから、なんとかなりそうな気がしないでもない

魅音に惚れこんで詩音に対する葛西ポジションに納まったりできないかなぁ
39名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 00:50:44 ID:WsMfRiOp
そういや富竹は相当視力弱いんだよな
眼鏡外しただけで目隠しプレイとかできるんじゃないか?
40名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:00:06 ID:1oEhJKlj
メガネメガネ……
41名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:03:42 ID:V07KCdc6
>>38
小此木×魅音!?
ものすごくツボだ(*´Д`)
42名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:41:32 ID:tux9KFX2
>38
何かいいな。葛西と小此木が苦労話しているのが目に浮かぶw
43名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:49:27 ID:anFA6SRk
>>26みたいのは、元ネタをきちんと明かしたほうがいいんじゃないか?そうでもない?
好きな漫画だけに、説明入りまくりで少し雰囲気壊されたパロは微妙です・・・
44名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:11:31 ID:LOaLduiv
>>43
どっかで見たことある気はするんだけど、忘れたんだよな俺。
何のネタだったっけ?よかったら教えてくんない?

でもスレ違いかもだけど、ルパン水着とかスク水でないと刺青見えるよね?
罪滅し単行本裏の魅音ビキニはよかったのか……?

あー、やっと保管庫更新完了した。疲れた。
繰り返すけど、無題の解説(?)は個人の趣味でやってるから、気に入らな
ければ作者さんは好きなように消すか書き直すかして下さって結構です。
45名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:33:27 ID:Z6xTFb5R
>>44
背中の見える水着を着た魅音は、全て詩音の変装だとばっちゃが言ってたよ (・3・)
46名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:33:30 ID:VbgCXJ2i
>>44
保管庫が綺麗にまとまっててびっくりしたよ!乙!乙!

無題の解説は見やすくていいかもしれんね。
他の作品の解説とかもあったらそれはそれで面白いのかもしれんが。
47名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:53:08 ID:LOaLduiv
そう言ってもらえると、こっちとしても嬉しいやね。
疲れてるのに、何だか心地いいよ。

実を言うと未完作品に未完とか連載中とか書いたり、題名ついたやつにも
無題に書いたようなものを付けようかと思ったんだけど、さすがにそれやると
今後の更新がややこしくなりそうだから自粛させてもらった。
今の更新状況じゃ、とても追いつきそうにないと思ったんで……。
もう少しこまめに更新されるような状況になれば、また別かも知れないけど。
48名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 03:03:10 ID:PCGB66P0
>>44
羞晒し編で魅音は刺青が見えないように
ハイネックのチャイナ水着着てたよ
49名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 06:21:29 ID:PMJp3mB4
>>47
乙!
SSリスト総合がかなり見やすくなったね

あと無題の解説にも感謝!
自分も前々から無題をどう整理すればいいか悩んでたんでとても助かりました
最近更新休んでたんで、これからは自分もこまめに更新しようと思います
50名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 08:26:33 ID:B0k2WeEt
>>47
wiki見てきました。
お疲れ様でした、とても見やすかったです。
51名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 09:44:33 ID:B0k2WeEt
wikiも見やすくなったことだし、前スレを過去作品への感想で埋めようかと思ったら。

「ERROR:このスレッドは512kを超えているので書けません! 」

……がでちゃったよ。(ブラウザ表示は502 KB)
今スレもSS主体の圧迫進行だったら、470kbくらいで新スレ立てておいたほうがよさそう。
長文投下宣言があったら、さらに前倒しで。
52名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 13:59:52 ID:Yg43DPkR
きゅんきゅん☆
たかのんやっぱり好きだわ
スクラップ帳さえ奪えば富竹さん主動のセクロスができるはず…!

488:2007/03/17(土) 02:54:40.15 ID:Q2yOZMLS0
昼壊し編のよよよ可愛いな

「……ああもう! 不愉快だわ、本当に不愉快!
 …ジロウさんったら、あんな年下の子にデレデレして!
 そりゃあ確かに私は素直じゃないわよ?!
 ジロウさんに何か頼まれたらまずは断って意地悪してみたくなるもの!
 …でもね わかってほしいの、それは本当に好きだからこその
 裏返しなのよ?! そりゃあ私だってジロウさんが
 本当にどうしてもって言うなら、お仕事の服で被写体になってあげるのは
 構わないけれど、ああん、でもそんなの恥ずかしぃ!
 でもどうしてもって言うならってひィイイイィッ?! 聞いてたかしらッ?!」

ここは萌えざるを得ない
53名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 14:57:03 ID:Z/De7Eyu
         , -―-、__
       ,イ /  , ヽ `ヽ、
      / {  {  lヽ }  i  !_ さすらいの羽入に愛の手を
      /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ 僕をどこかのひぐらし関連スレへ送ってくださいです
      |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|
      {;;;;| {  _, "∠ノ |;;;/ お別れの時には何かお土産くださいなのです
      ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ
       ノ、_l/ノ ! />、│/ |   現在の所持品:真夏のオニ、暴君ハバネロ、
       / ,イ i// _イ / |   シュールストレミング、100万回生きたねこ、
     /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\ カップ麺トンコツショウガ味、沙都子の体の夜鳴き(梨花に没収)
   /  |-‐。‐-愛媛みかん..|  \ジュウシマツ和尚の遺影、コレクト700ひぐらしのなく頃に1BOX
       |: : : : : : :`:、     |   PS2版トミーのイケメン顔、このみのなく頃に.jpg 四星球
       | : : : : : : : :}      |    女体化大石 愛媛みかん 松屋のサラダ リンゴォ 美浜ちよ
      |           |   梨花ちゃまの処女膜 LOSTシーズン1のDVD全巻 羽入の角
                    近衛の0点のテスト用紙 BETAレーザー級 いすゞエルガミオ@KKK
54名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 15:18:40 ID:HPAstuQQ
>>53

つ韓国産キムチ
55名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 15:32:27 ID:ReSaFzgc
>>53
つ羽入のなく頃に




















.exe
56名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 16:22:01 ID:I0tgvACM
>>44
忘れたのかよwエクエルサーガだよ。
そのプールぎわの騒がしい描写は間違いないw
57名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:59:42 ID:qyhLy/IZ
真夏のオニ持たされてんのかよww
確かにアレは名作だからなぁ。あの本が自分を完全なる圭魅好きにさせたのは間違い無い。
58名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 18:40:33 ID:PCGB66P0
真夏のオニを初めて見た時の衝撃は一生忘れる事が出来ない
59名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 19:02:13 ID:4b8ZBm/0
真夏のオニはいいよな。きとえん最高w
魅音も圭一も表情がエロいし、キスシーン描写もうまくてたまらん。
60名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 20:08:06 ID:PMJp3mB4
633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 19:26:28 ID:UD13aCx3
二次小説書いてうpしてる人は後でいろいろ後悔とかしないのかな


なんていうか・・・現実に戻された感じだorz
61名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 20:21:38 ID:8ey9CLcK
俺もそれ見た。
後悔もたくさんある。けれど、それぐらい喜びも味わっていたはずだと信じたい。
後悔? そりゃもうな……ここで晒したものなんて、作品を通して自分の性癖だ
とか色んなことをばらしてないか? と我に返ると……。orz

>>56
そうだった、思い出した。エクセルサーガだわ。
結構初期の頃のネタだったはず。いや〜、思い出せてすっきりした。サンクス。
62名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 20:22:03 ID:jK4ZL1pw
今日、新しいノートPCを買いに行ったときに、
「リュックハード」と遭遇してしまい、
笑いそうになる。

さらに、久々にエロDVD(実写)を買おうとして、
なぜか魅音の顔が浮かんで買えなくなる。

俺はここに居すぎて頭がおかしくなってしまったようだ。
63名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 20:47:15 ID:V07KCdc6
>>48
あれはエロかったw普通に露出多いよりピンポイントでそそる
あの水着でプールプレイキボンヌ
64名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 20:56:23 ID:B0k2WeEt
>>60
正直、実名とセットの邪気眼よりは匿名エロの方が恥ずかしくない。
むかーしラノベの賞に送った中二病全開のやつ、下読みさんには
実名付きで読まれてるんだぜ……orz
65名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 21:21:25 ID:jK4ZL1pw
そういや俺、色々な小説賞(ラノベが主)に十回ぐらい投稿して、
一回も邪気眼設定っぽいのを使ったことが無かった……
もしかして、現代の創作者からすれば勿体ないのだろうか。

エロパロは最初恥ずかしかったけど、
皆からGJを受けてたら快感になってきたぜ!
俺も立派な変態さんだな!

orz
66名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 21:37:55 ID:B0k2WeEt
>>65
それ、世間様で言うところの「調教完了」では?w
67名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 21:42:57 ID:JUQ0NfR+
誰か携帯厨の俺のために亀田ハードとKハードと亀田×魅音をWIKIにやってください


携帯厨ですいません
68名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 21:52:51 ID:ReSaFzgc
>>65
むしろ書いていて新たに「目覚める」こともあるw
69名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 22:55:43 ID:JUQ0NfR+
今見たら更新されてた


ありがとうございます
70名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 23:29:44 ID:VbgCXJ2i
某百合好きな人ですけど、今更ながらひデブの勝利台詞をみて
今かいてる梨花沙都子終わったら三四×(女子キャラ)ってのも
案外いけるんじゃないかと思ったがあまり需要がないような気がしてならないというかwww

百合でネタが浮かびやすいのは魅音詩音、レナ魅音、レナ×梨花or沙都子
あとはアダルトチームですかね?…て百合自体あまり求められてないのかな。
もし百合ネタなら誰がいいのかな?とか聞いてみる!
71名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 23:37:30 ID:+NHzFADd
>>70百合SSは確かに少ないが需要は絶対にあるぞ!
つかずっと投下されるのを待ってたw
俺は魅音詩音が見たい。
72名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 23:39:53 ID:V07KCdc6
>>70
みよ×みおんコンビでッ!
頼みますんね
73名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 23:45:33 ID:ztjeBsg5
>>70
詩沙書いても最初反応が薄かったけど、
時を越えてGJをしてくれた人もいるので、
百合ネタはパルチザンみたいな地下組織が根強く要望してると思われます。

保険体育の覚えが悪い沙都子が放課後教室に呼び出される。
だが、それは三四の(ry
74名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 23:59:26 ID:PCGB66P0
背中の刺青関係で、是非鷹野×魅音を…。
原作での背中云々に不覚にもハァハァしてしまいましたので
75名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:16:34 ID:1byqmpcP
この流れでなぜか、
自分の部屋でちんちんを握ってつらそうな顔をしている圭ちゃん
の図が浮かんだ私をどうか叱ってください。
76名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:38:42 ID:4VaFzDg7
礼の流れで三四お姉様とレナ希望。
もしくはアニメパッケ絵の流れで魅音と詩音を希望。

過去倉庫見たら、なにげに百合SSって一割ぐらいあるんだよなこれが。
……ひょっとして、かな〜り百合って需要あるんじゃないか?
てか、このの住人って結構、百合「も」好きだろww?

>>75
むしろ君が思い浮かべた圭一の頭をかわいそかわいそ、となでなでしてあげたい。
無論、その前にオットセイは仕舞わせるが……。
77名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:46:43 ID:nGC6L+qF
百合が嫌いな男子なんかいませんッ!!
自家発電できなくて残念だが某スレから甜菜↓
78名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:47:14 ID:nGC6L+qF
はむ。
びくんと、魅音の身体が震える。
微かに開いた唇から心持ち出した舌を、レナの唇に食べられた。
「ん、んー……!」
そのまま中へと引き込まれ。レナが軽く舐めると、早速魅音が白旗を上げた。
「………ぅむ……んっ!ちょ、ちょっと待った、待って……!」
魅音の助けてコールにそれ以上深追いせず。
レナは興奮に少し上がった息遣いのまま、首を傾げてにっこりと笑う。
「魅ぃちゃんどうしたの?」
「やや、やっぱダメ、無理ー!」
魅音は真っ赤な顔で、レナの肩に手を置いて距離を取る。
「はぅ、……レナじゃ……イヤなのかな、……かな」
レナもまた赤くなったまま、悲しそうな表情で上目遣いに魅音を見て、次の言葉を待つ。
「そ、そうじゃなくて、こここれ、なっなんか生々しくて……こんな事やっぱり素面じゃ出来ないよぉ〜……!」
……。
魅音の言葉に、レナの内なるレナが。
は、………はうぅぅ〜〜〜〜〜〜〜!!!
かぁいいモードが、吼える!
はぅ、はうぅぅ〜〜☆みみみ、みっ魅ぃちゃんやっぱり、かかかぁいいよ〜〜〜〜〜〜!!!
やたらと恥ずかしがる魅音に内心激しくきゅんきゅんしながら、しかしそれを全く表には出さずにレナは優しく微笑んだ。
「……うん。いきなり、し、舌は早かったよね。じゃあゆっくり……ね」
既に逃げに入っている魅音に警戒されないように。……こういう所がレナの狡猾な部分である。
「あ、いや、も」
魅音が何か言いかけたが、最後まで言わせずレナは再び唇を触れさせた。
……どうせ、逃げ口上だ。
ぷに、ふにゅ。ぷにゅ。
軽く唇を合わせて押し付けて。
その互いの柔らかさに、押し殺した息遣いに徐々に魅音の思考が溶けてゆく。
魅音の緊張が和らいだ頃合を見て。
「魅ぃちゃん……ちょっともたれるね」
その言葉の意味が分からずに魅音はぼんやりとしたまま、ただ小さく、ん、と答えた。
返事を待ってレナの手が、そっと。
「……ぅ……?」
魅音が小さく、声を上げた。
「ちょ、レナ……」
「ん、なぁに?……ん、ふ」
「手、何……っ」
レナの手はそっと魅音の胸に掛かっていた。
柔らかい膨らみに細い指が沈み込み、制服の胸元にシワが入る。
「……もたれちゃダメ?だって、魅ぃちゃん背高いんだもん」
レナは顔を離して、不思議そうに首を傾げる。そこに先程のようななふざけた雰囲気はない。
もたれるって、……む、胸触られてたら、流石に恥ずかしいんだけど……っ。
そんな事を思いながら、でも言えずに視線を逃した先。足元を見れば、レナは確かに踵を浮かせている。
目の前の少女の中に理想の女の子像を見て、魅音は一瞬、何もかもを忘れ。
……やっぱり可愛い女の子って、こうだよね……。
レナに見惚れてしまった。
ちょっと、……いや、かなり羨ましい。
「魅ぃちゃん……」
魅音が油断した隙を突いて、レナは再び魅音の唇を奪った。
79名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:52:20 ID:lP+LyD/z
今日は私にとって記念日になるだろう
ずっと、興味があった園崎家頭主の刺青を生で拝見できるのだから

「三佐にこんな趣味があったなんて初耳ですんね。てっきり富竹二尉とできてるとばかり」
「クス。ジロウさんは魅力的よ?でもね。魅音ちゃんは…特別なの?」

というと鷹野は舌なめずりをする。それは、百戦錬磨のはずの小此木をひかせるほどの魔力があった


「は、はぁ。そうですか…」
「あなたにわかるかしら?わからないでしょうねぇ。クスクスクス」
「いや…まあここにいても邪魔ですんね。失礼します」

小此木は逃げるように鷹野の部屋から出ていった


「さてさて。これからどうしようかしらねぇ?」

ベッドの上でぐったりした魅音をみてそう呟く
80名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:54:33 ID:lP+LyD/z
あー、ごめんなさい。三四魅音書こうとしたら被った


続けてください私は後程続きを書きます
81名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:00:13 ID:nGC6L+qF
>>79
鷹魅キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いあいあ、こちらこそすみません
あれで終わりですので続きをお願いしますです
82名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:10:31 ID:lP+LyD/z
>>81すいません。わかりました。先に行きます
83名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:24:06 ID:lP+LyD/z
>>79


「さてと…これなら抵抗しないわよねさすがに」

魅音の両腕両足ををベッドにしっかりと縛り付けると魅音の頬を撫でる


「すべすべね。男勝りの子という印象だったけどちゃんと手入れしているようね」

魅音の上に馬乗りになり頬を撫でていると魅音が少しずつ目を覚ました


「あら?おはよう魅音ちゃん。私がわかるかしら?」
問いかけると魅音の顔に自らの顔を近付ける


「あ、ふぇ?た、鷹野さん?何をしてるんですか?」

クスクス。この子はカマトトぶってるのか本当にわからないのか…まあいいわ。夜はこれからよ
84名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:39:02 ID:lP+LyD/z
>>83


怪しく笑うと魅音の唇を奪う

「んんっ?」
「ファーストキスだったかしら?」
「くっ…」

魅音は悔しそうな顔をして目に涙を浮かべる。鷹野にはそれがとてつもなく快感に思えた


「前原君にあげるつもりだったのかしら?」
「そ、そんなこと…」
「あら違うの?じゃあ、私が貰っても問題はなかったわけね。いや、誰でもよかったのかしら?園崎家頭主ってもしかして淫乱なのかしら?」
「あんた…言っていいことと悪いこともわからないのかい?」


鷹野を睨み付けるその目はさっきまで涙を浮かべていた少女の目ではなく、園崎家頭主が持つ相手を飲み込む鷹の目そのものだった。鷹野は一瞬飲み込まれそうになる


「一度しか言いません。今ならまだ許します。これを外し私を解放しなさい。さもなくば…!」
「…さもなくば、何かしら?」
「園崎の者があなたをこの世の所業とは思えないくらいの拷問を与え、殺します」
85名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:52:39 ID:lP+LyD/z
>>84


一分ほど睨み合い。先に口を開いたのは鷹野だった


「ククククク。アーッハッハッハッハッ!今、あなたと私が対当の立場でいるなら私はあなたに従っていたでしょうね。けどね!」


魅音のポニーテールを掴む

「痛っ!」
「あなたはね。今は私に縛られているのよ!今は私が立場が上なの!わかるかしら?ねえ!」

それを乱暴に振り回す。


「痛い!ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
「ごめんなさい?そんなんで私の気が済むとでも?」

魅音の首を掴み力を加える

「な、なんでもします…許してください…」


魅音には先ほどまでの園崎家頭主としての威厳は全くなかった


「そうね。私は三四お姉様の奴隷です。なんでもするから、見捨てないでくださいと言ったら許してあげなくもないわね」

怪しく不気味な笑みを浮かべて魅音に囁く
86名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:02:16 ID:lQvSNkI1
wktk
87名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:03:57 ID:AhgCNOJ/
S鷹野んにM魅音…激しくwktk
88名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:07:22 ID:lP+LyD/z
>>85


「私は、三四お姉様の奴隷です…なんでもするから、見捨てないでください」

嗚咽交じりに、魅音はそれを口にした


「よく言えたわね。ご褒美よ」


というと再び唇を奪う。先ほどとは違う、舌と舌が絡み合うキスをする
魅音は最初、拒絶したが、無意味な抵抗であることに気付き鷹野の舌を受け入れた


「はぁ、はぁ」
「まだまだばてるには早いわよ」


そういうと魅音の上着を破り捨てる


「だ、ダメっ!!」
「何がダメなのかしら?こんなに濡らしてるくせに」

魅音の下着の中に手をいれ、愛液を手に付けて魅音の顔の前に差し出す。魅音は、呆然とするしかなかった

「大丈夫。私に任せれば、もっと気持ち良くなれるから」
「あ…」


ズボン、下着を脱がせていく。そこにさっきまでの凶暴性はなくなっていた。そして、秘部に触れる


「ん、あっ!」
「感じやすいのね。お姉さんがちゃんといかせてあげるからあげるから」
89名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:24:20 ID:lP+LyD/z
>>88


そう言うと、手の動きを加速させ更に魅音の秘部を刺激する


「いきそうかしら?魅音ちゃん?」
「鷹野さん、私、もうダメ!」
「さあ、いきなさい」
「あ、うわぁぁぁぁぁぁぁ!」



「こんなに潮ふくとはね。魅音ちゃん結構敏感なのね」
「こ、これは、その…」
「大丈夫よ。このことは二人だけの秘密…ね?」
「は、はい…あ、あの!鷹野さん」
「何?」
「また来ても…いいですか?」
「ええ…それと、鷹野さんじゃないわ」
「え?」
「三四さんって呼んで」

そう言うと魅音の額にキスをした


「わかりました。三四さん」
「楽しみにしてるわよ」



終われ
90名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:27:22 ID:lP+LyD/z
えー、そんなこんなな駄作ですが…読んでくれたらありがたいです


三四さん二重人格の気があるとはいえ変わりすぎだろブツブツ
91名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:29:29 ID:nGC6L+qF
>>89
思いもよらない純愛エンドw
でもほっとしたような…強引なスールの契りに萌えた
やっぱり魅音は妹の方が合ってるなw
グッジョブ!
92名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:36:59 ID:lP+LyD/z
>>91鬼畜エンドだとヘタレだから書いてて精神的に耐えられないことに気付いたw
93名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 10:40:08 ID:GzVwxFnG
みよ可愛いよみよ
94名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 13:34:46 ID:9vyoYsxj
未完の小説多いなぁ…
続きが気になるのに放置されてる話が多過ぎて、胸が張り裂けそうなんだが。
95名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 15:16:01 ID:h4MM0Q+k
カプ別、ジャンル別の更新進まないなあ。
どれが入っていてどれが入ってないのか分かんないから、一度、総合リストに
カプとジャンル、現在未完の説明付けてみた方がいいのかなあ?

それから総合リストをメモ帳にコピペして、リストごとに有無を比較して……
カプ別とかに無いヤツを更新していって……。
どう考えても大作業だなあオイ。orz
96名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 17:06:21 ID:k/nCiYnP
>>95
あ〜すまん
カプ別、ジャンル別の更新は俺がやっとくよ
勝手に細分化した手前自分のケツぐらい自分で吹かないとな

あと最近妙なSSやひぐらしと関係ないSSが保管庫に直接うpされてる気がするんだが?

目明し「変」ってダーク系非エロSSってここか前スレに投下されたっけ?
97名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 17:11:48 ID:Xo2CxCOw
目明し「変」は確か、前スレかと思われ。

ま、俺が前スレから覗き出した立場だから確証は無いが。
98 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/18(日) 17:55:36 ID:2i08OBIJ
あぅあぅ、「無題(悟×…) 」というのはボクの作品じゃないのです。
とか文句を言う前に、後で修正しておくですよ。

ちょっとノートの環境を整えたついでに、
四百字換算八ページほど(4レスほど)の短編が出来たので投下します。
エロ無しな上に、ものすごい微妙ですが……
伏線っぽいのを張りまくって全無視してるしw

タイトルは「僕は礼奈に恋をした」です。
99 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/18(日) 17:56:44 ID:2i08OBIJ
 僕は礼奈に恋をした

僕が一人の人間から目を離せなくなるというのは、初めてだった。
小学生のころからそんなに友達は多くなかった。
別に、少なかったわけでもないけど、僕の対人関係能力に関しては、
普通、いやそれ以下だったかもしれない。
それは、他人にそれほど執着することが無かったから。
今こうして友達として話している、佐藤も、友人として見る、というには抵抗があった。
出会って一週間だというのに、友達と呼ぶには失礼かもしれないという本、僕の独断によるものだけど。
佐藤は言った。
「ところで、シン。お前……なんだ、好きな子とか居るのか?」
佐藤がいやらしく笑う。
「え? す、好きな子?」
うろたえる僕に、太郎
――ちょっと可愛そうな名前だが、横山太郎という、川原のエロ本を投げてくるので有名な男――
が、ちゃちゃを入れる。
「赤くなんなって、わかってる、礼奈だろ? 竜宮礼奈」
「しっ、声でかいって……」
幸い、休み時間中だったので、あたりは騒がしかったから、僕たち三人以外には聞こえていなかったようだ。
「……まぁ、そうだよ」
「ほう、シンにしてはなかなか素直じゃないか……
俺は、あいつだよ、町嶋。お前んち、隣なんだろ?
今度会う口実作ってくれよ。
俺、礼奈に教科書貸したことあるからさ、お前よりちょっとは話やすいはずだぜ……交換な、交換」
つまり、佐藤は僕と仲がいい町嶋鏡子に用があるのであって、僕に用は無い……んだと思う。
僕が他人に執着しないというひとつの要因が、鏡子だった。
100 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/18(日) 17:57:38 ID:2i08OBIJ
僕にはんだよくわからないけど、
鏡子は僕以外の男からみたらやたら魅力的に見えるらしく、
僕に会う口実を作ってくれという奴が後を絶えなかったからだ。

一週間というのは、平均的なタイムだ。
でも、今回はちょっと違う。
以前までは僕の方にいいことなんか無くて、一方的にセッティングの要求をされるだけだったから。
小学生の癖にそんなことをたくらむ人間が多かったのは、僕にとって少々ショックだった。
もう大分なれてしまったけど。
「おいおい、俺は蚊帳の外かよ?」
「うっせー、お前はエロ本で、も投げて暮らしてろ」
「馬鹿、おまえらなぁ、あんなちっちゃいおっぱいのどこがいいんだよ? 男ならもっと大きいのを」
とりあえず、必要以上に大きい声で話す太郎を、僕たち二人は早急に無視した。
そのうちあだ名が決まるだろう。太郎じゃ可愛そうだ。

「善は急げだ、シン、今日の放課後いけるだろ? 早速礼奈とセッティングしてやる」
昼休み、いつものように席をあわせて弁当を食っていたときに、突如佐藤は肩をばんばんと叩いて言ってきた。
半ば忘れかけていたことを、突如として出されたことで、過剰な反応をしてしまう。
「きょ、今日って……確かに予定は無いけど……鏡子のほうは分からないよ?」
「俺は明日以降でもいいから。でも、竜宮は別だ。誰かに取られちまうぞ?」
「取られるってそんな……物みたいに……」
「確かになぁ、竜宮って可愛いもんなぁ」
太郎にそういわれて、なんとなくちらっと竜宮の方を見てしまう。
101 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/18(日) 17:58:31 ID:2i08OBIJ
女の子のグループを形成しており、視線さえ送りづらかったが、
和気あいあいとほかの女子と話をしていたのを見て、やっぱり可愛いと思った。
そう、可愛いと思ったんだ。
「んじゃあ、放課後、な」
そう言って、佐藤は飯を食べてすぐ、グラウンドのほうへと走っていった。
僕にもあれぐらいの元気があったら、こんなに意識する前に話しかけられているだろうか。
「俺もちょっと行ってくるわ」
結局最後は、僕一人で弁当を食べることになってしまった。

ただそばに居るだけで、どきどきしてしまう。こんなんじゃ駄目だ……
「……んで、こっちが信也、みんなシンって読んでる。覚えてくれた?」
「うん、みんな覚えたよ」
トリップしていた僕に、礼奈は笑顔を向けてくれた。
「そ、それでさ、今度みんなでボーリングいかない? 俺ら三人と、あと誰か連れてってさ」
佐藤もこういうことに慣れているわけじゃないんだろう。この言葉を言うのに、ずいぶん長い時間を費やしてしまった。
本当に……いい奴だ。
「うん、いいよ」
また、礼奈は笑顔を見せる。

 僕たちは、ボーリングに行ったり、学校の休み時間に普通に遊べるぐらいの仲になった。
鏡子と佐藤も同じ感じで、いちいち何があったとか報告してくる佐藤にイライラしながらも、
僕たちは、ずっと、仲が良かった。

ずっと……一ヶ月間だったけど。
十三年も生きていない僕たちにとって、その一ヶ月は、永遠だった。
102 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/18(日) 17:59:22 ID:2i08OBIJ
 「れ、礼奈、かふっ、れぃ、な」
「気安くその名前で呼ぶなぁぁッッ!!」
無慈悲な一撃が、僕の脳天を砕いた。
きっと血が出た。
もうこれは、決定的だ。
さっきのわき腹への一撃なんかとは比にもならないぐらいに、決定的な一撃。
「……礼、奈……僕を……信じて?」
僕は、礼奈に手を伸ばした。
礼奈の動きが一瞬だが、止まる。
なんとかその間に、倒れてしまった体を、上半身だけ起こした。
頭がやられていたせいか、体が思うように動かなかった。
「礼……奈……」
最後の一撃は、僕から少しの間、光を奪った。
痛みだけが広がる闇の中で、僕の罪を繰り返し、繰り返し、鈍った頭に言い聞かせる。
 僕は礼奈に恋をした。 
―完―
103 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/18(日) 18:02:34 ID:2i08OBIJ
つ、次こそはエロを……
いや、これにもオナニーシーンでも入れようかと思ったんですけど、
男のはじめてのオナニーシーンなんて……書いてたら吐血しそう。

では、wiki更新やってみます。
バックアップ取りながらやるので、
なんか珍妙なことになってたらつっこんでやってください。
104名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 18:33:35 ID:k/nCiYnP
カプ&ジャンル別リストを更新しました
ただ取りこぼしがあるかもしれないので、もし見つけた方はお手数ですが更新して下さい
105名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 18:36:30 ID:2i08OBIJ
俺もさっき更新してましたが、
やたら更新早くてビビリましたw
さっき投下したばっかりのものをいきなり追加してくれてるなんて……

とりあえず、更新方法は大体分かったので、
今後は更新にも参加したいと思います。
106名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 19:54:18 ID:nIr09j7A
>>96
目明し「変」は前スレに投下されてたよ。間違いない。
107名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 20:58:20 ID:k/nCiYnP
>>105
そうしてくれると助かります
あと遅れましたがGJ!

>>106
今確認しました
最近荒しや関係ないゾイドSSがあったりですっかり疑心暗鬼に・・・orz
作者さんすみません
108名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 21:57:09 ID:OrcnOpHY
>>103
乙かれー。

wikiはざっと見た感じ大丈夫でしたよ。
109名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:06:16 ID:lP+LyD/z
『大高ハード 』

秘匿捜査のために興宮署に向かう大高。
だが、それは大石達の巧妙な罠だった。

「大高君の純潔は私に汚される為に築いてきたんですからねぇ。んっふっふ!」 「いつもの力が出せれば…こんな大石なんかに…!」
「よかったじゃないですか うちの署長のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「んっふっふ! おい、興宮署の人間全員を召集しろ。みんなで気持ちよくしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「大石さんの生胸ゲットです!」
(まずい…!私のペニスばいんばいんになってるのを悟られたら…!)
「大高の生アナルを拝見してもいいかの?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じてしまう!」(ビクッビクッ
「おっと、亀頭に当たってしまったようです。甘い痺れがいつまでもとれない様ですね。んっふっふ!」
110名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:32:59 ID:NvbisVFG
ひぐらしってさ、キャラを愛してしまえば愛してしまうほど、プレイ出来なくなるゲームだよなァ
そのせいで、CS版はオリジナルシナリオ以外殆どできなかったorz
111名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 03:48:56 ID:g1YHqtc6
K「先に言っとく。俺はホモじゃない。・・・みんながレズだったからな。」
鬼「・・・れ、レズってわけじゃ・・・。」
K「毎日してたレズプレイ、隠してたろ?」
鬼「あ、それは・・・圭ちゃんを・・・、ん・・・。」
K「レズプレイに男はいらないってのか?!それが理由で俺だけホモ呼ばわりかよ?!」
鬼「いや、男はいらな・・・」

K「魅音に直に、レズ現場でレズプレイはしてなかったかって聞いたよな。
・・・魅音はレズじゃないって言ったじゃないか!!!レズプレイしてたのによ!!!変態野郎ッ!!!」
鬼「ご、ごめん・・・!!変態ってわけじゃ・・・、」
K「レズってのは男が嫌いなんだろ?そうだろ?!じゃお前らはホモじゃない!」
鬼「け・・・圭ちゃん・・・そんなのって・・・、」
魅音は股間をイジイジする。
心なしか気持ちよさそうだ。
いつもの魅音からは妄想できない。

K「ああそれに、先日の見舞いのエロ本、あれ、クオリティ高かったぜ。二度イキそうになった。
・・・買ったのはどっちだ?お前か?レナレナか?!」
鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私。」
あまりにあっさり認める。
この恥辱プレイに興奮を覚えずにはいられない。
K「親に見つかるかもしれなかったんだぞ。ホモにあんな真似するのかよ?!」
鬼「・・・そ、そんな・・・ちょっとしたホモSM本じゃん・・・。」
バカ笑いしながらどこか恍惚の表情を浮かべる魅音に、今さらながら恥ずかしさを隠せない。
K「あれがホモSM本で済むかよ?!?!」

俺は魅音の胸に手を伸ばし、揉みしだく!!
双頭ディルドーで挿すとか、そんなのとはジャンルが違うんだぞ!
ホモSM本だぞ!!ショタが見て・・・そっちの道に目覚めたら・・・どうなると思ってるんだよ?!
魅音は上気した息を吐きはぁはぁ言っている。
・・・もうそれは、俺のよく知っているレズレズ魅音ではなくなっていた。

K「とにかく。お前はホモじゃない。・・・ホモじゃないヤツのプレイを受けるいわれはない。
・・・俺のことは当分放置プレイしておいてもらうぜ。いいな。」
もう魅音はイキそうだった。
K「俺をイカせようとしても簡単にはイカないからな。お前らは最初から変態なんだ。
悟史をイカせたように、簡単にイカせられると思うなよ!!」
はっきりと言い切る。
ただの強がりだ。

K「俺も過去のレズプレイからお前らは元AV女優だって思ってる。現役の時から、
お前が及川奈央に指導してもらってたこともよく知ってる!そんな事で俺をイカし切れると思うなよ・・・いいな!!」
鬼「ど・・・どうして・・・及川さんの・・・ことまで・・・。」
魅音は体力を失い、余韻に浸るのみだった。
その時、向こうから沙都子達の喘ぎ声が聞こえてくる。
朝の乱交パーティーの時間だ。

K「行こうぜ。魅音がいないと、レナレナの相手がいないだろ。・・・?」
その時、初めて、魅音が吐息混じりに覚醒しているのを知った。
鬼「・・・う・・・レベル高いよ・・・圭ちゃん・・・、」
K「・・・・・・・魅、・・・・・・・」
もう一回イカせてやろうとするが、やめておく。
俺がイカせてやる必要はないのだ。
K「・・・俺、行くぜ。乱交パーティー、遅れるなよ。」

俺は覚醒する魅音を残し、会場へ向かうべく、息子を勃たす。
レズをイカせるのがこんなにも簡単だとは思わなかった。
その背後に、ぼそりと。・・・本当にぼそりと、その独り言が聞こえた。
鬼「私をイカせた責任取ってもらうからね」
K「・・・え、アルクェイド・・・?」
112名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 03:52:19 ID:g1YHqtc6
某所より甜菜
ひぐらしのエロパロってここ以外だと滅多にないよなぁ…
>>110
俺は新規シナリオこそまともに読めないw
113名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 09:51:35 ID:ePpGe8B+
誰か知恵先生のSSを書いてくれる勇者は居ない者だろうか?
できれば見てはならない物を運悪く目撃してしまった圭一が
頭の横に包丁突き立てられながら先生の物凄い怪力で押さえつけられて
逆レイプされる話とかだと色んな意味で至高
114名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 10:00:38 ID:e722ER0S
そこまでビジョンが出来上がってるなら自分で書けばいいと思うよ
115名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 10:25:04 ID:TgpqMMgq
>>111これはワロタ
116名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 19:31:38 ID:36YQFGRA
>>109
ちょ、巧妙な罠を仕掛けたはずの大石が生胸ゲットされてるw
117名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 21:27:05 ID:P4rAA16+
587:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/19(月) 01:17:46 ID:OY7Zs8fS [sage]
圭一のエプロンの脱がし方は神クラスと予想

会社から帰ってきた圭一は真っ先に
料理をしてるレナの傍にゆっくりと近づき
腰に手をかけて、レナが
「圭一くん……今はご飯作ってるんだよ……」
とか言っても圭一は無視して
「そんなのより、俺はレナを食べたい……」
とか言ってするするとエプロンのヒモをグリーンマイルのトムハンクスみたいにほどいて台所でアッー


誰かこれで書いてくれると俺や他の人が喜びます。
118名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 21:32:26 ID:7mA9I3kG
>>117
丁度圭レナのリクも(半ば無理やり)貰ってるし、
いっちょやってみます。
新婚さんの二人も書きたかったし。

その前に知恵先生のやつの続き書かないといけませんが。
119ちんぴらの日記 1/4:2007/03/19(月) 22:33:20 ID:KlMHzniC
 5月30日
約束を忘れてパチンコに行った。3万スッた
リナに怒鳴られ、口喧嘩になった
売り言葉に買い言葉で、日記を付けることになった
めんどうじゃが、あそこまで罵られては無視できんわ
意地でも三日坊主とは言わせんぞ
 
 6月3日
リナに食いついたカモが、ドツボにはまった
あと2〜3日すりゃ、追い込む頃合じゃろう
腕が鳴るわい

三日坊主どころか一日坊主になってしまった
これじゃダメや、こんどこそ続けにゃいかんけんの

 6月4日
リナが帰って来やーせん
おおかたカモの家に泊まりこんで、しっぽりやってるんじゃろう
それがあいつの仕事なんじゃか、なんかいらつくわい
まあええ、リナもリナでストレス溜まってるじゃろう
帰ってきたら、新しく用意したオモチャで、たっぷりと可愛がってやるけんの

 6月6日
まいったわ
昨日はエライ目にあった、リナは死ぬは、わしも殺されかけるわ、さんざんじゃった
ダチを連れて行ってなかったら今ごろわしも死んどっとたわー
リナがおらんくなったんはキツイが、わしに死姦の趣味はないしの
じゃが、金は入った。小娘も痛めつけた。リナのために買っといたオモチャも役に立った
良しとするかの

 6月7日
小娘は大丈夫じゃろうか?
あんときはドタマに来てたんで気にしなかったが、サツに駆け込まれるとマズイ
ま、わしは一〜二発殴って、ちょこっとおもちゃ使っただけ。廻したのはダチじゃから、わしは関係ないんじゃが・・・

 6月8日
サツが来る気配は無い
考えてみりゃ、小娘は小娘でリナの奴ば殺しとるから、サツに頼れるわけはないわいな
しかし、困った。リナの奴がおらんくなったせーで、部屋がかたづかん
店屋物ばっかじゃ不経済じゃしな、どうにかせんと

 6月10日
一年振りに雛見沢に帰ってきた。じゃが誰もおらんようだ
玉枝の奴はおっちんだ。悟史はいなくなったままじゃろう
あのガキ、沙都子っだか? どこいったんじゃろうな?
まあええ、村のもんに聞きゃ分かるこった

 6月11日
沙都子を見つけた。村のモンに聞かんですんだ
正直なとこ、村のモンとは関わりとーないから良かったわ
とりあえず、部屋の掃除をさせた
長くほったらかしてたようで、埃だらけだ、これも掃除をしとらん沙都子が悪いんじゃ
いろいろと、シツケをせにゃならんようじゃわ

120ちんぴらの日記 2/4:2007/03/19(月) 22:35:37 ID:KlMHzniC
 6月12日
通帳。そう、預金通帳だ。考えて見れば玉江もおっちんだ今、通帳さえ見つかれば
ダム騒動で兄貴が、国からせしめたワイロは、わしのモンじゃ
じゃが、ガキに聞いても知らないといいくさる
家の中にゃあるはずだ、探し回るとするかの

 6月14日
ひさしぶりにダチを呼んだ。通帳は見つからない
悟史の奴が持ち逃げしたのかもしれない。なら見つかるはずもない
ダチといっしょに麻雀をやった。5万負けた。ちきしょう
これもマズい茶を入れたガキのせいだ、おまえが責任とりやがれ

 6月15日
日記にも慣れた。リナもおっちんだ今、日記を見せる相手もおらん
しかも日記と言っても、そこらにあったノートに書いてる適当な奴だ
じゃが、もうすぐページも無くなることだし、なんとなく続けることにする

それはそうと、学校からの電話がウザイ
沙都子はダチの相手にいそがしんじゃ、学校なんぞいっとる暇はないわい
じゃが、児童虐待で通報されたらそれはそれで困る
十分に言い含めて明日、学校にいかせるか

 6月16日
沙都子の担任を名乗る女が来た
そういや学校にいかせるの忘れてたわ
というより、顔に痣つけたまま学校にやったらそれはそれで面倒な事になるんでやめたんじゃが・・・
来てしまったものはしょうがいないので家に上がらせ、ダチ特製の茶を飲ませる
しばらくしたらトイレに行きたいと言い始めたが、トイレは沙都子とダチが使用中
話も途中なんで、肩をつかんで座らせる
喚きながら暴れはじめたが話が終わってないと強引に座らせる
そしたらあんのじょう漏らしやがった、センコーの失禁なんざめったに見れるのもんじゃないのから、
ダチといっしょにはしゃぎ立てた
泣きを入れてきたので、トイレから沙都子を呼んで、先生を見せる
これで沙都子もセンコーなんざ、しょせん糞で頼りにならないと思い知ったじゃろ
泣きも入ったことだし、自宅訪問にまで来た先生の顔を立てて、明日は学校にいかせることにするかの


 6月17日
ガキは治りが早い。痣も目立たなくなったんで、学校にいかせた
学校も、もう騒がないじゃろ
それはそうと、もうすぐ綿流しがあるのお
ダチ誘っていってみるか?
121ちんぴらの日記 3/4:2007/03/19(月) 22:36:33 ID:KlMHzniC
 6月19日
やばいことになった
綿流しの祭りも中止になった
なんでこんなことになったんじゃろう?

昨日、ガキが一人、沙都子を尋ねて来た。追い返そうとしたがしつこかったんで家に入れた
そしたらいきなりスプレーを顔にぶっかけやがった
どういうつもりかしらないが、わしを殺しに来たようじゃ
不意を突かれたってもガキ殺されるほどわしはマヌケじゃない
勘に任せてドツイたら、上手く当たったらしく、動かなくなった
むかついたんでさらにケリをいれようとしたとこで、ダチに止められた
たしかに、さらに蹴ってたら、殺してたかもしれん。殺人犯にはなりとーない
ダチに感謝し、ガキをダチに譲った

ガキの喚く声を肴に酒を呑んでると、沙都子が買物から帰ってきた
そこで、そのガキが古手の頭首ってことが分かった
じょうだんじゃない、ただのガキならどうってことはないが、御三家の一人じゃないか
ガキ自体に力はないが、ガキに危害を加えたのが知られたら、村の有力者を軒並み敵に回すことになる
とりあえずダチとガキを放置して、沙都子連れて興宮の他のダチの家に逃げることにした

 6月20日
ダチも最初は嫌がったが、沙都子のガキもいっしょだと分かると快諾しやがった。現金な奴だ
雛見沢にゃもうかえれん。ここにも長くは居れん、どうすりゃいいんじゃろうか?

 6月21日
沙都子の姉を名乗る小娘が来た。
いきなりスタンガンを喰らわされた

目が覚めたら小娘が二人居た
まだ寝ボケてるのかと思ったが、どうやら現実で、そいつらは双子らしい
二人仲良くダチに廻されてた

ダチが言うには、わしが倒れた後、止めを刺そうとナイフを取りだそうとした所を取り押さえたらしい
で、しばらくすると、同じ顔した奴が尋ねてきたので、とりあええず、スタンガン食らわしたらしい
あとは姉妹仲良くおしおきしてたらしい

むかついたので、ダチにダチを呼ばせて、パーティーを開くことにした

稼ぐだけ稼いだあと、沙都子も混ぜようとしたら、片方は園崎家の時期頭首だと言いやがった
古手に続いて、こんどは園崎じゃと?
即座に沙都子を連れて、ダチの家から逃げ出す

逃げた後、ダチの家の方に向う、黒塗りの車数台とすれ違う
すれ違った車の中に葛西のツラがあった気がする

本気でやばい。やばすぎる

園埼組の息のかかってないカプセルホテルに逃げ込む
とりあえずは始発を待って・・・
東京にでも行くか? そこまでいけば園埼組の連中も何も出来まい
金はナントカある、通帳が見つからなかったのはくやしいが、今更戻れるはずもない

ええい、なんでわしがこんな目にあうんじゃ!、わしはただ楽に生きたいだけじゃのに!!!
122ちんぴらの日記 4/4:2007/03/19(月) 22:37:10 ID:KlMHzniC
 6月22日
神さんはわしの味方をしてくれたらしい

問題が全て解決した
詳細はしらんが、ガス災害とやらが雛見沢で起こったらしい
しかも、それにあの葛西も巻き込まれたっていうじゃないか
古手のガキも、園埼の小娘もまとめておっちんだ

オヤシロサマ、じゃったか? に感謝せにゃあかんね〜

 6月23日
沙都子の様子がおかしい
わしと違って、雛見沢にダチがおったようじゃからしょうがいないかもしれんが・・・ウザイ
メシも喰おうとしない

 6月27日
いいかげんメンドウになってきた。
だいたい、わしだって一連の騒ぎで、ダチは全滅したんじゃ、寂しいのはおまえだけじゃないわ

 7月1日
大災害の騒ぎもだいぶ落ちついてきた
沙都子も明るくなった

何がどーなったかしらんが、わしのことをにーにーと呼んで慕うようになった
最初からこういうふうに可愛げのあるとこ見せてりゃ、わしだって、
ちったー優しくしてやろうと言う気になるってもんだ

 7月7日
沙都子の興宮の学校への転入手続きが終わった
明日から学校も再開されるらしいので、それにあわせて登校させることにした
生活費も当面は困らない
被災者として登録できたんで、見舞金として結構な額が振り込まれることになった

ようやく運が向いてきたようじゃ

 7月27日
これが最後のページ。日記も今日で終わり
リナが生きてりゃ大威張で見せたんだが、まあしゃーないわな

沙都子がよく笑うようになった、わしもそれにつられて笑うようになった
下手にトラブル起こすと、見舞金が下りなくなるので、適当に回りに合わせたのがよかったらしい
新しい友人もできた、言葉遣いも少し正した、刺激は少ないが、酒は呑めるし金もある
こういう暮らしも、案外悪くないものだ


考えて見りゃ、沙都子は、あの人の子だ。兄貴には勿体無さ過ぎるほどのどえらい美人の娘だ
大きくなれば美人になるじゃろう、あと5〜6年ってとこじゃろうか??

わしの未来、バラ色じゃ!
123名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 22:42:53 ID:36YQFGRA
……鬱だ。
さとぅこぉー……。
124名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 22:43:40 ID:1MGzyYTk
みおんw
http://2ch.pop.tc/log/06/02/06/2011/1136266733.html#R419

419 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/20(金) 11:57:18 ID:Cly0uReC
魅音の命乞いを受けて 34が山狗達を満足させたら助けてやるよ
みたいな展開になって 次々と山狗達に陵辱される部活メンバーたち
34も見てたら疼いてきてそれに混ざります
そんで、さっさと死んで幽体となってたKはそれ見てムラムラとしてきて羽入襲うの
皆幸せになって雛見沢に平和が訪れる

ドーン
ひぐらしの鳴く頃に 完

みたいなエロ同人誰か描いてください
それだけが俺の望みです
125名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 22:54:09 ID:KlMHzniC
>>119-122
これは、てっぺい★のサイコロの出目全てが6だった世界の話

てっぺい★以外が不幸なのは仕様です
てっぺい★の方言がおかしいのも仕様です
てっぺい★とてっぺい☆は別人です

このあとてっぺい★は沙都子と共に仲良く平和に暮らして生きます

コノハナシハ、ハッピーエントド、デスヨ?
126名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 23:29:38 ID:Q0Utsdwi
ごめん。シンプルな文章で破壊力っていう意味では凄いと思うし狙いなんだ
ろうと思うが……鬱過ぎてヘタレな俺にゃ耐えられねぇやorz
コれもアル意味GJってイうコトな野化な?毛根なコメんと死か思い羽化ばナイ。

うん、ハッピー円怒deathヨね?クケケケケケケケケケケケケ……。
127名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 23:31:44 ID:tceeu/5j
素晴らしく鬱な展開にハァハァ
128名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 23:48:46 ID:FCFtwp1X
でも沙都子はある意味幸せなんだな…
129名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:00:36 ID:36YQFGRA
でも、将来的には妄想にーにーに喰われちゃって、その状態でも
幸福ワールドを維持するために新たな妄想を上書きして……。

……ジャンル「ほのぼの」にだけは登録しないでください。
それだけが俺の望みです。orz
130ネプチューンマン:2007/03/20(火) 00:20:05 ID:WZXSQxr+
エロネタ投下予告!
今からジャスト10分後!
貴様(>>113)のそのネタ
投下してくれる!!
131名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:26:06 ID:ICqaYRbJ
期待していいんかな
132ネプチューンマン:2007/03/20(火) 00:30:05 ID:WZXSQxr+
ネタなのでエロなし、というか寸止め。
その上無駄に長文なので、面倒な人はスルーしてください。
133ネタ:2007/03/20(火) 00:31:06 ID:WZXSQxr+
「あれ? そうえいば圭一くん、エプロンどうしたのかな、かな」
「えっ?」

レナに言われて、間抜けな俺は今更気づく。

今日は学校で調理実習の日だった。
学校には生徒全員分のエプロンなどあるはずも無いので
調理実習には各自エプロンを用意してくるように言われていたのだ。
当然、俺も前の日からしっかり用意していた……
と言いたいところだが
朝俺を迎えに来たレナに指摘されるまですっかり忘れてしまっていた。
時間も危ういと言うのに、あわててお袋に用意してもらったのを覚えている。

調理実習なんてものはもちろん毎日あるわけじゃない。
当日使用すればそれを持って帰らなくてはいけないのだが

「あれ……? 置いて来ちまったかな」

置いて来ちまったかな、も何も、答えは分かりきっていた。
エプロンや三角巾なんかは、学校の鞄とは別の袋に入れて持ち歩く。
当然、レナの手には鞄とは別に袋がある。
思い返せば、さっき分かれた魅音も持っていたような気がする。
にもかかわらず、それに気づかずレナと別れる場所まで来てしまった俺は
間抜けとしか言いようがなかった。
134ネタ:2007/03/20(火) 00:32:18 ID:WZXSQxr+
「しかたねえな。取りに帰るとするよ」

めんどくさそうに呟く俺に、レナが不安げな表情を浮かべる。

「でも圭一くん、もう暗くなるよ。明日の帰りにした方がいいんじゃないかな、かな」

レナが空を眺めながら、言う。つられるように、俺も空を眺める。
今日の放課後は部活も大盛り上がりだった。
となると、自然と終わる時間もいつもより遅くなってしまうわけで。
長くなってきた初夏の太陽も落ちかけ、あたりは暗くなり始めている。
このあたりは街灯なんかも少ない。
先が見えないほどではないが
真っ暗といって差し支えないぐらいには暗くなってしまう
俺もできれば取りに行きたくはないのだが。

「でもほら、朝レナに言われて急いで用意しただろ?
 あれ、お袋のエプロンなんだよ。今から探してたら間に合わないからって。
 朝あれだけ騒がせて、持って帰るの忘れたんじゃ、さすがにお袋に悪いしなぁ……」

ぶつぶつとぼやく俺に、レナが小さく笑いかける。

「な、なんだよ」
「あははは。ううん。なんでもないの。
 ただ、圭一くんそういうところ律儀だなって思って」

俺にはレナが何を面白がっているのか良く分からなかったが
レナが嬉しそうなので、まぁ、いいか。

「それじゃあ、悪いけど急がないと暗くなっちまうからな。
 急いで行ってくる」
「一人で大丈夫? 圭一くん。レナも一緒に行ったほうがいいと思うな」
「そりゃあ、ありがたいけどさ。一緒に行くと、どうしても時間かかっちまうし。
 やっぱ俺ひとりで行くよ。なんか気遣いを無駄にしたみたいで悪いな」

やんわりと断った俺のことを、まだレナは少し不安げに見ていたが
不意にふっと笑うと、俺に背中を向けた。肩越しに声をかけてくる。

「うん、分かった。じゃあレナは帰るね。
 何かあったら、すぐに大声出さないとダメだよ」

からかうように笑うレナに、反射的に冗談で返したくなるが、やめた。
これ以上続けていたら本当に暗くなってしまう。
俺はレナをいじりたい衝動をこらえて別れを告げると
小さくため息をついて来た道を引き返し始めた。
135ネタ:2007/03/20(火) 00:33:20 ID:WZXSQxr+
学校に着くころには、もう辺りは真っ暗だった。
あらためて見ると、夜の真っ暗な学校というのは不気味だ。
ホラー映画や怪談話の舞台なんかによくされているのも納得できる。
意識しだすと余計不気味になる気がして
頬を軽く叩いて無駄な考えを吹き飛ばす。

そうえいばこの時間でも扉は開くだろうか。
暗い道をわざわざ引き返して、開きませんでした、では笑い話にしかならない。
扉に手をかける。開いた。
自分でもよく分からないが、暗い学校に入るというのが後ろめたくて
扉は音がしないように静かに閉めた。

上履きに履き替え、俺は真っ直ぐに教室を目指す。
部活を始める前に、袋を教室でもてあそんでいたのを覚えている。
有るとすれば、無いはずも無いが。教室で間違いない。
誰も居ない廊下では、靴を鳴らすキュッキュッという音がやけに耳障りで
俺は音に敏感になっていた。だからこそ気づいたのだろう。
どこかから、押し殺したようなくぐもった声が聞こえてくる事に。

「……っ!」

思わず悲鳴を上げそうになる。
いや、上げなかったと言うより、上げられなかったと言った方が正確だろう。
突然驚かされた時というのは、絶叫などは出来ない。
体の中に、絶叫するほどの空気が入っていないからだ。
ホラー映画の絶叫シーンなんかは、インパクトを出すためにリアリティを捨てているのだ。

そんなくだらないことを考えているうちに、頭は落ち着きを取り戻していたようだった。
心臓はうるさいほどにばくばく言っているが、それだけだ。
深呼吸して、再び耳を澄ます。声はまだ続いていた。教室からのようだ。
136ネタ:2007/03/20(火) 00:34:20 ID:WZXSQxr+
と、その声が聞き覚えのあるものであることに気づく。
自分のクラスメートの女の子。
ひときわ高い声で騒ぐのでよく印象に残っている。
意識して聞けばそれは間違いなくその子のもので、疑念は確信へと変わった。

だが、分からない。
こんな外も真っ暗になるような時間に、小さな女の子が一体何を?
ごくり、と喉を鳴らす。
自分の中の反響音だと分かっているが、あまりのうるささに少しばかりあせった。

あせった? どうして? 俺は忘れ物を取りに来ただけだ。なぜ焦らなくちゃならない?
分かっている。見つかるのが怖いからだ。
なぜ足音を殺す? やましいことなんて無い。
自分の中で、意味の無い自問自答を繰り返す。結局俺は、足音を殺すことを選んだ。
教室の前まで。ゆっくり、ゆっくりと。足音を鳴らさないように歩く。
ここまで来れば、もう間違いない。教室から、クラスメートの子の声がしている。
息は荒く、どこか辛そうな声だ。
再びゆっくり徒歩を進め、ようやく教室の前までたどり着く。
ドアに手をかけようとした瞬間
俺はまるで電流でも流れたかのように、慌てて手を離す。

(何やってんだ、俺)

当然電流が流れていたわけなど無い。じゃあどうして?
疑念がわいたからだ。今までこの声はうめき声かと思っていた。だが違うんじゃないか?
これ、ひょっとして

(喘ぎ声……か?)
137ネタ:2007/03/20(火) 00:35:54 ID:WZXSQxr+
意識した瞬間、さっきより良くその声が染み透る気がした。
見れば、まるで誘うように教室の扉は隙間を空けてる。
再び、ごくりと喉を鳴らす。
気づいてしまえば、後はもう自然だった。
俺は、まるで吸い込まれるように隙間を覗き込み……

「っ!」

まるで弾かれた様にして身をよじった。
覗いたのは一瞬。だが、その光景は一瞬にして俺の目に焼きついた!
確かに居た! 女の子が居た! 間違いなく予想と同じ子だった!
そして、そして、誰かの膝の上に乗って、股を開いていた! 全裸で!

心臓が、張り裂けそうなほど高鳴っていた。
この時にはもう、俺は欲求に対してなすすべが無かった。
食い入るように教室の中をのぞく。

俺よりもずっと小さい子が、秘裂を弄られて、悩ましい声を上げていた。
その指の主は、少女が許しを懇願するような瞳を向けているにもかかわらず
手を休める気配は無かった。
甚振る様に、焦らす様に。
どうやら少女が絶頂に達しないように、巧みに愛撫しているようだ。
わずかな反射光に照らされて見える少女の顔は、汗やら涙やらでべたべたになっていた。
よほど長い間甚振られ続けているのだろう。
暗がりで細かいところが良く分からないのが悔やまれるが……

……そういえば、この子を膝の上に乗せているのは誰だ?
弄られている子ばかり見ていたが、弄っている側が誰かを確認していなかった。
背丈から見て、間違いなく大人だ。
こんな歳が一桁か二桁かも分からない子にこんな事をするのは、犯罪じゃないのか?
俺はそれが誰なのかを確認するために、ゆっくりと視界を上に持ち上げていく。
そして顔を確認する寸前、俺は気づいた。
少女を弄ぶ、細く繊細な指。どう見ても女の指だった。
そして、この学校に出入りことが出来る人間。
どう考えても一人しか居なかった。
そして、その女は
138ネタ:2007/03/20(火) 00:36:39 ID:WZXSQxr+
じっとこっちを睨み付けていた。

目が、合った。
139ネタ:2007/03/20(火) 00:37:28 ID:WZXSQxr+
「ひっ!」

その恐ろしい形相に圧され、俺は情けない悲鳴を上げて、ぺたりとしりもちをついた。
その女はじっと、おそらくずっと、俺が気づいていないだけでずっと!
こっちを睨んでいた!
あの女は! いや、もうあの女なんて言い方はよせ圭一!
よく知ってる人だろ! 認めたくないのは分かるがちゃんと認識しろ!
あの人は、あの人は……!

「知恵……先生?」

名前を口にした途端、全身の毛穴が開き、どうしようもない恐怖感が襲ってくるのが分かった。
あの世にも恐ろしい形相が忘れられない。怒っていた。じっと見ていた俺に怒りを感じていた!
俺は、あんな恐ろしい人の見てはいけないものを見てしまった! 気づかれた!

「う……うぅ……!!」

何も悪いことはしていないはずなのに、なぜ俺はこんなに恐れているんだ?
分かりきってる! 恐ろしいからだ! 先生が! だってあんな顔するなんて知らなかった!
あんなに怖い人だなんて知らなかった!!
ちょっと抜けてるけどしっかりした人じゃなかったのか!?
俺の勘違い……
あんな小さな女の子をもてあそんでいた! 俺を……俺を……

いや、本当に見られたのか? この暗がりで、わずかな隙間からのぞいている俺を?
ありえない。偶然目があったように見えたのかもしれない。
暗がりでそう錯覚したのかもしれない。いや、この暗さではそっちの方がよっぽど現実的だ。
そうさ、気づかれているはずが無い。

分かるはずも無い答えを求めて必死に考えをめぐらせているその時
こちらへ向かってくる足音に気づいた。
足音は二つ。俺がおびえている間に済ませることは済ましたらしい。
情けないことに脚が言うことを聞かなくなった俺は
這うようにして物陰に隠れた。
140ネタ:2007/03/20(火) 00:39:17 ID:WZXSQxr+
会話が聞こえる。
よく聞き取れないが、先生があの子をなじっているのが聞こえた。
断片的に聞こえるのは、家畜、変態、下らない玩具、等
とても好意的に解釈できる言葉ではなかった
やがてそれにも飽きたのか、ようやく人の歩く音が聞こえだす。

それは近づいて、近づいて

そして離れていった。
探し出されて何かをされるようなことは無かった。

「は、はぁ〜〜〜〜!!」

ようやく開放された安堵に、体の中の腐った空気を全て吐き出す。
足音はもう消えた。もうおびえることは無い。
さっさとエプロンを持って、家に帰ろう。
もう結構な時間のはずだ。急ごう。はやく帰りたい。
その帰りたいという一念に推されて、俺は妙に疲れてしまった体に活を入れる。
この異常な時間ともおさらばだ。あと一息で、今日一日も終わる……

が、立ち上がろうとした瞬間、頭の中に妙な引っ掛かりがあるのに気づく。
何か、何かがおかしい。
おかしいことだらけの、夢の中のように現実感の無い時間だったが
その中でも引っかかってどうしようもないこと。
気づかなければ良いのに、愚かな俺は気づいてしまった。
二人分の足音が聞こえてきて、俺は隠れて、その後しばらくして足音は遠ざかっていた……

一人分だけ。

俺は気づいていなかった。ずっと下を向いていたせいだろう。
俺を見下ろしている影が、いつの間にかそこにあったことを
俺は気づいていなかった。
141ネタ:2007/03/20(火) 00:40:37 ID:WZXSQxr+
その影の足が、まず視界に入った。
分かりきっているその人物の顔を確認するために、ゆっくりと上を見上げる。
足、脛、腿、腰、そこで、俺の首の動きは完全に止まった。
ある一点から、完全に目が離せなくなった。
だらりとぶら下げられている、その手の中にあるもの。
それから目が離せなくなっていた。
肉厚の、包丁だった。

「前原君」

そのあまりにも聞きなれた声で自分の名前を呼ばれて
自分でもおかしいほど、体がびくりと反応した。
もうどうしようもない。
返事をしようとするが、口の中がカラカラな上、喉が引きつった様になって声が出せない。

「ぁ……ぁ……」

必死で言い訳をしようと声をひねり出すが
完全に裏返った上に、意味を成さない声しか出なかった。

その影が、ゆっくりと、ゆらめいて

ガッ!

耳のすぐそばで。いや、耳のすぐそばの壁で、強烈な音。
恐る恐る音のした地点を確認すると
その壁からは、先ほどの肉厚の包丁が生えていた。
生えていた? 違う! ほ、ほ包丁が! 突き立てられてる! 俺のすぐそばに!!
142ネタ:2007/03/20(火) 00:42:03 ID:WZXSQxr+
「前原、君」

ゴム仕掛けのおもちゃのように、まるで弾かれたように前に顔を向ける。
少しでも不快にさせちゃいけない。呼ばれたら、すぐ聞ける体制にしなければ。
訳の分からない義務感が、俺を支配していた。
そこには、息の届きそうなほど近くに、笑顔の知恵先生の顔が有った。
恐ろしい笑顔だった。恐ろしい以外の言葉が見つからなかった。

「見ましたか?」
「な、なにを、です、か……」

反射的に聞き返してしまう。
馬鹿かよ圭一! もう完全に気づかれてる!
分かりきったこと聞き返して不快にさせてどうするよ!?
謝れ、謝らないと……!

「ぁ……ぅ……」

だが、まるでさっき馬鹿なことを聞き返してしまった口とは
別のものになってしまったように、何の言葉も出ようとはしなかった。

「聞きたいんですか? じゃあ、言います。前原君。
 さっき。私が。生徒と。まだ小さな女の子と。セックスしているのを。見ましたか」
143ネタ:2007/03/20(火) 00:43:32 ID:WZXSQxr+
あまりにも真っ直ぐすぎる最低の言葉に、意識が飛びかける。
今、こいつはなんていった? セックスしているのをみたか?
さっき目があったのを忘れたのか? 見ていないとでも思ってるのか!?
いや、違う。先生はこんなにも分かりやすく言っているじゃないか。
全て、忘れろ。いや、見なかったことにしろ。いや、無かったことにしろって。

俺は最初から見たかったわけじゃない!
俺が忘れ物を取に来た時に、あんなことをしているのが悪いんじゃないか!
そうさ、俺は無関係。絶対誰にも喋らない!
言うぞ……言うぞ……言って開放してもらうんだ!

「お、ぉお俺は何も見てません! 忘れ物、忘れ物を取りに来て、それで……
 ち、違う! そうじゃなくて……と、とにかく見てません!
 誰にも、絶対に言いません! 本当です! 喋りません! い、言わない! 言わない!」

必死でぶちまける。ひたすらぶちまける。
だが、ようやく言葉に出来た俺の必死の弁解を妨げるように
先生が俺の口元に手をかざす。
その表情は、笑ってはいたが、明らかに苛立っている表情だった。
つまり、俺の弁解は裏目に出てるって事で……

「言いません! 絶対! そもそも見たかったわけじゃない!
 偶然! 言う理由もないし! おれ、絶対言いません! だから……」

「前原君」

先生がぴしゃりと俺の言葉をさえぎる。
その顔には、もう隠そうともしない「不快」が張り付いていた。

「さっきから、本当にペラペラペラペラペラペラペラペラ。よく喋ることですね。
 そんな人が「言わない」なんていっても、先生安心できません」
「あっ……!!」
144ネタ:2007/03/20(火) 00:44:46 ID:WZXSQxr+
今更自分の口を押さえる。
最悪だ。
口外しないことを信じてもらわなきゃいけないのに、俺は何をやってるんだ……!
どんどん恐怖に歪んで行く俺とは対照的に、先生の表情はどんどん冷めていく。
やがて無表情になると、ため息をつきながら言った。

「いいですよ、もう。見ちゃったものはしょうがないですからね」

それは、あまりにも予想外の言葉。
仕方ないから、もういいって?
その言葉に、嘘はないようだった。

「じゃ、じゃあ……見逃して……」
「駄目です」

一瞬抱いた淡い期待も、あっさりと裏切られる。
先生は諦めた。見逃してもくれない。じゃあ、どうする?
決まっているじゃないか。先生が手に持っているものは何だ?
じゃあ、やっぱり、先生は俺を……!?

「前原君はおしゃべりですからね」

やる気……なのか?

「だから、前原君には喋れなくなってもらいます」

俺を……殺……

「うわああああああ!!」
145ネタ:2007/03/20(火) 00:45:58 ID:WZXSQxr+
叫んだ。内臓が全部口から飛び出してしまいそうなほどに、叫んだ。
もうやるしかない。毎日顔をあわせなきゃいけないんだ。
今逃げたって無駄だ。やるしかない!
俺は先生の包丁を奪い取ろうと手を伸ばす。
所詮女だ。もみ合いになれば俺の方が……
そう思った。
次の瞬間、俺の体はうつぶせにたたきつけられていた。

「ごふっ!」

訳の分からないうちに視界が廻って
胸と腹をしたたかに硬いタイルに打ち付けた。打ち付けられた。
体の中の空気が搾り出されて、漫画のような悲鳴を上げる。
抵抗しようにも、体が引きつって動かない。
それ以前に、女どころか、人間とは思えない力で押さえつけられて
抵抗すらさせてもらえそうに無い。

「ぁ……ぁ……ぅ……」

目を見開き、金魚のように口をパクパクさせて酸素を取り込もうとする。
だが、いくらでもあるはずの空気は、完全に不足している俺の体に入ってはこなかった。

「別に、死なせたりしませんよ」

耳元で、誰かがささやく。
誰か? 知恵先生に決まっているじゃないか。
答えようにも、息さえ出来ない。
だが、先生は聞かせたいだけのようだ。俺のことなど気にせず、続けてくる。
146ネタ:2007/03/20(火) 00:49:03 ID:WZXSQxr+
「先生はね、もう隠しませんけど、ちっちゃい女の子が大好きなんです。
 女の子を見ると、虐めたくて、辱めたくて、どうしようもなくなってしまうんです。
 だからね、少しずつ追い詰めて、追い詰めて。
 逃げられなくなったら、徹底的に虐めて、虐めて、おもちゃにしてるんですよ」

先生は、自分自身の言葉に陶酔しているようだった。
それは吐き気のする様な最低の言葉だったが、今の俺には言葉一つ返せそうに無い。
見えるはずの無い死角にある、先生のあの恐ろしい笑顔が見えたような気がした。

「前原君は男の子だけれど、先生、いつか虐めてあげたいなって思ってたんですよ。
 だから、さっき見られたときにもちょうどいい機会だと思ったんです。
 男の子の前原君を、女の子のように虐めるチャンスだなぁって。
 二度と男の子としてセックスできないように、調教してあげたいなって
 死なせたりしませんよ。でも、死ぬほど酷い目に合わされたら
 喋りたいだなんて心の底から思わなる。そう思いませんか?」
「あ……ぅ……」

ようやく呼吸が戻ってきたにもかかわらず
今度は恐怖で呼吸が出来なくなりそうだった。
先生と俺の体の接している部分から、体が凍りつくような恐怖。
それがじわじわと全身に広がりつつあった。

「前原君。今日前原君は、学校に忘れ物を取りに来て
 疲れて一息ついているうちに寝てしまいました。
 なので、私が保健室に運んで寝かせておきました。
 ご自宅には先生が電話しておきました。
 あんまり良く寝ているので、起きたらお家へ送ります。
 いえ、先生は今日は遅くまで学校に居るので心配要りません」

そこまで一気に喋ると、万力のような力で俺の腕を締め上げ
包丁の腹を頬に押し付けながら、腹の底まで響くような声で、言った。

「いいですね」

俺には、選択肢などありはしなかった。
147ネタ:2007/03/20(火) 00:51:12 ID:WZXSQxr+
以上です。
あくまでネタですんで
細かい間違いとか大きな間違いとか致命的な(ry
とかスルーしてもらえると助かります
148ネタ:2007/03/20(火) 00:52:54 ID:WZXSQxr+
×喋りたいだなんて心の底から思わなる
○喋りたいだなんて心の底から思わなくなる
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい(ry
149名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:57:31 ID:faAuNfGE
知恵先生こえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
150名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 02:05:17 ID:apdLS1xW
>>133-147リクエストしといて何だけど知恵先生最高だ。テラモエス
流石は致死性の毒ガス吸っても死なないどころか顔色一つ変えなさそうな先生だな
151名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 02:41:04 ID:kBCDUylq
これをSSにしたらカオスになりそうだw

687 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/03/20(火) 01:28:35 ID:42lFR2lf
高野式呼吸法を続けて僕も彼女が出来ました!
今では月収一千万で彼女と終末はいつも遊びにいっています。
教えてくれた高野先生にホント感謝しています。
ホント、知らない人は損しますよマジで。
152 ◆Virgobc36M :2007/03/20(火) 11:38:17 ID:r5BjnyI1
カサマツhajime11381にサトコゥー後半パートその1をうpしたよー。
153名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 11:45:45 ID:r5BjnyI1
うわ、メル欄がなんか文字化けしてるしorz

パスはsatoな。
ついでに、wikiにもアップしてみた。
154名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 13:53:25 ID:5KBpS83/
>>152-153
GJ!続きwktkしてるぜ!
最後に番外編というか別サイドでサトシオンを書いてくれると更にワッフル
155名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 14:49:57 ID:2vomJ6co
>>133-147
もはやホラー小説じゃねえか!!
知恵先生怖すぎにも程がある・・・・でもGJですた!
156名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 15:54:26 ID:mh7QWDzc
【ひぐらし】古手梨花スレ4【みぃ〜♪】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1169649537/

809 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/17(土) 13:36:44 ID:NtpgEZe2
親戚の子みてて思ったんだけど
梨花ちゃまお行儀とか凄いいいけど、ハンバーガー食べるのとか下手だったら萌える
「みぃ・・食べずづらいのです」
んで口の周りに付いたマヨネーズを指ですくってなめる沙都子

842 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/18(日) 13:41:26 ID:2zIyVzSR
>>809 遅レスだがSS考えてみた

「遅れて悪ぃー」
「全くだよ、圭ちゃんの優雅なお出かけの間おじさん達は寒空の下駆けずり回ってたんだから、
 罰ゲームの一つや二つや八つは覚悟して貰わないとねー!」
「おお? そんな事言う魅音にゃあ土産は不要かー?」
前原圭一は特徴的なデザインの紙袋を掲げる。
「わぁ、マクドナルドー」
昭和58年、すなわち1983年当時、マクドナルドは設立12年である。
ハンバーガーの価格は右肩上がりを続けており、
デフレーションによって落ち着いた現代からは想像もつかないことに、何と1つ180円する。
田舎の子供の口には入り難い。
「種類も色々揃えてきたぜー?」
ほれほれ、と圭一は魅音の前で紙袋を振る。
ザラザラとポテトがぶつかりあい、油の香ばしさが辺りに漂う。
「むぅぅ……」

「みー……(ど、どうしようどうしよう!? 圭一のバカ、100年間1度もそんなもの買ってこないでおいて
 いきなりぶっつけ本番で食べろっていうの!?
 食べ方知らないなんていったら絶対魅音に弄られる!!)」
圭一と魅音がじゃれあっている一方で、梨花は激しく懊悩していた。
「ど、どういたしましょう梨花!?
 ここは圭一さん達が食べるのを見てから……?」
仲間がいた。

後日談。
「いただきますなのです」
「あー……梨花ちゃん、ここではナイフとフォークでね」
「ええええ!?(それならなんだってこんな高そうな店でハンバーガーがオススメなんて言うのよ赤坂の馬鹿!)」
157名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:42:55 ID:JRDXwz9R
部活メンバーの言動が基本的に時代背景無視してるからたまに当時の状況踏まえたSSがくると逆に新鮮・・・っていうか和むw
158名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:53:39 ID:faAuNfGE
和んだけどレナの姿が見当たらないのは何故でしょうかね
159名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:56:25 ID:5KBpS83/
レナはキレるかお持ち帰りモードくらいしかやることなくなったからな
160名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:58:11 ID:ebRRFpqq
>>159
てめーは俺を怒らせた
161名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 18:37:17 ID:GdXVp0qd
>「わぁ、マクドナルドー」

これレナのセリフじゃないの?
162名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 20:05:35 ID:os92/kau
どS知恵先生ネタの人、GJ!
具体行為まで行かなくても、十分エロい。
163名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 20:18:20 ID:y07t17zg
ここで華麗に亀田×ショートケーキを希望
164 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/20(火) 20:49:26 ID:GW6cjSn2
沙都子は、必死に舐め取っていた。
「じゅ……んむ、にーにー、これ、舐めても舐めても先っちょからあふれ出てきまふわぁ」
悟史は苦悶の顔を浮かべながら、息を切らしている。
「はぁ、はぁ、おいしいかい……はぁ、沙都子……」
「おいひいでふわ……にーにー」
沙都子はいままで咥えていたものを、
急に握り締める。
「あふっ!」
沙都子が舐めていた先から、白濁した液が飛び出た。
「沙都子……勿体無いから……こぼさず飲むんだよ?」
息を切らしていた悟史は、
やっと落ち着いたのか、前かがみの姿勢をやめた。

「まだ残ってますわ」
ちゅるちゅると沙都子は、先端の穴から口をすぼめて

(続きを読むにはぶろっこりとかりふらわの違いを教えてくださいませ)
165名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 20:54:05 ID:faAuNfGE
『亀田ハード2 』

デコレーションのため厨房に向かうスポンジケーキ。
だが、それは亀田の巧妙な罠だった。

「少女の純潔は俺に汚される為に築いてきたんだよなぁ!」
「いつものチョコレートがあれば…こんなニキビ野球馬鹿なんかに…!」
「よかったじゃないか カカオ不足の店のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「おい、イチゴと生クリームを召集しろ。みんなで気持ちよくしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「福岡産のあまおうゲットだぜ!甘くてうまいぜッ!」
(まずい…!スポンジな砂糖の代わりに餡子を入れたのを悟られたら…!)
「雪印の生クリームを拝見してもいいよなぁ!?」
「こんな奴に…くやしい…! でも…おいしそう!」(ビクッビクッ
「おっと、ロウソクに当たってしまったようだ。甘い痺れがいつまでもとれない様だなぁッ!」
166名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 20:56:45 ID:os92/kau
>>164
……「何か」シリーズの気配を感じる。
食物オチじゃあるまいな?
信じるからな!?

<違い>
ぶろっこり:クリーム色で、いぼいぼした深海魚。煮付けると美味。
かりふらわ:緑色の果物。酸味が強いので、ジャムなどに加工する。
167名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 21:18:14 ID:lRRpX25M
カルピス味のチューペットだと予想。
168名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 21:43:38 ID:ckLbPaet
>>163
ほったらかしにしてたネタでちょうどいいのがあった。
>164の続きの後、題名が思い付いたら投下する。

>>164
ぶろっこり:ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフル
かりふらわ:わっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふる
169名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 21:46:53 ID:os92/kau
あ、そういえば、こんな状況下で落ちたっきりの鷹野×入江の人はどこへ?
ひっそり期待してたんだけど……orz
170名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 21:49:49 ID:0FXHOQMW
それに加えて夜犯し編も寸止め…あぅあぅあぅ
171名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 22:19:47 ID:JRDXwz9R
たとえ「何か」シリーズであっても全力でwktkするのが俺クオリティ
信じてるぞ!?

ぶろっこり:魚の煮汁を寒気で固めたもの。お年より向け。
かりふらわ:梨花ちゃまが裏山で育ててる花。赤坂向け。


ところで>>163のIDが07なのだが
172雛後:2007/03/20(火) 22:30:03 ID:pkppB4Od
何スレかぶりにこんにちは。

澪尽くしの圭梨の破壊力に惹かれてきて落ちてきた奈落の子です。

それは七月の午後のひと時、クラス全体での部活の時間。
今日も死屍累々の屍が築かれていた。
その惨劇は口にするのもおぞましい。

ある物は猫耳!首輪!尻尾!三点セットを完全装備をしているひとから
どこぞの変態のように布を頭に載せているような姿もいる。
そしてその皆が、次なる獲物を求めて怨嗟の声を上げている…。

そして。また一人。生贄が…。

「よし!これであっがりぃ!罰ゲームは梨花ちゃんだね」
レナの明るい声が響く。
梨花ちゃんはといえば少し青ざめているように見える。
無理も無い。俺だってそうだ。
この屍の群れを見てしまったら。
下級生は懲りるということを知らないのか相変わらず過激な内容を書き込んでいる。
ほとんどは自爆に近いだろう。
梨花ちゃんはやや震える手で手をくじの中に入れてがさごそと漁り、くじが現れる。

かさ、と音を立てて手の中のくじが開かれる。
『好きな人に口付けをする』



…とこんな感じで続けてほしい人はいるでしょうか?
173名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 22:47:12 ID:oVwGCBJB
わっふるわっふる
174真夜中の抱擁 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/20(火) 23:15:15 ID:pdlHvZHg
>>167
ひ、人様の思考を読むなんてずるいですわー!



先端の穴から口をすぼめて中身を全て吸い取った。
「にーにー、これ、なんていいますの?」
「棒アイス……だって」

本当は、駄菓子屋でも表示がなかったから、
なんていうのかは、悟史は分からなかった。
他のアイスに比べてずいぶん安かったし、
何より二つに分けて食べられるから選んだ。
悟史の手は、自然と沙都子のほうに少し多い方……
ビニールチューブの絞りがついてある方を差し出していた。
175真夜中の抱擁 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/20(火) 23:16:00 ID:pdlHvZHg

漠然とした不安の中、沙都子は目覚めた。
何か、大好きなものがあって、
それがなくなるような夢だったように思う。
少し胸がどきどきした。
沙都子は胸に手を当てる。

どきどき、どきどき。

確かに生きている証だった。
だから、何か分からないものが怖くて、怖くて。
沙都子は、横で眠る梨花の手を必死に握り締めていた。

「痛いのです……沙都子……くぁぁぁあ」
梨花が大きなあくびをする。
田舎の夜だから、そのかわいらしい音でさえよく響いた。
「ご、ごめんなさい、梨花……」
「どうかしましたですか?」
梨花が眠そうな目で沙都子を見つめる。
しかし、その瞳を、沙都子は受け止めなかった。
「夜が怖いですか?」
「……昔の夢を見ましたの」
176真夜中の抱擁 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/20(火) 23:16:48 ID:pdlHvZHg

漠然とした記憶ではなかった。
それは、確かにあった記憶。
優しかった兄の、優しい記憶。
「棒のアイスがあるでしょう?
ほら……あの二十円ぐらいで売ってるやつですわ」
「ありますね」
「それを……にーにーが溶けない様にって、
わざわざ走って買ってきてくれたんですの……
お使いの時に、少しずつおつりを誤魔化したお金ですわ」

きゅっと、また梨花の手が絞られる。
今度の梨花は、それを受け止めた。
だから、沙都子も私の瞳を受け止めて、
そう言いたかったのだろう。
「そうですか……沙都子、かわいそかわいそなのです」
梨花は転がって沙都子と密着する。
そのまま手を回し、ぽんぽんと背中を軽く叩いてやった。

「ねーむれー、ねーむれー、なのです」
子守唄を歌ってやる梨花……が、
もう片方の空いた手は、沙都子のわき腹をくすぐっていた。
「きゃはは、くすぐったいですわ、梨花!」
「やりましたですね、沙都子!
沙都子の弱いところは把握してますです!」
「あふっ! り、梨花、そこはやめてくださいませ!
そこはやめてくださいませ!」
177真夜中の抱擁 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/20(火) 23:17:41 ID:pdlHvZHg
夜中にじゃれあった二人は、
汗をかきながら、ぐったりとするまではしゃいだ。
「り、梨花……お胸をさするなんて酷いですわ」
「沙都子こそ……ボクのお尻をつねるなんて酷いのです」
そうして二人で、また笑う。

梨花は知っていた。
「今回」は……鉄平が来るのだ。
せめて自分の所にいる間ぐらい、
精一杯沙都子を愛したかった。

「梨花、ありがとうございます」
「どういたしまして、なのです」
そう言って、二人は手を繋ぐ。
二人の手は、明朝まで離れることはなかった。

真夜中の抱擁 ―完―
―皆殺し編へ続く―
178 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/20(火) 23:21:22 ID:pdlHvZHg
沙都子の日に出せなかったリベンジで、
軽くいってみました。
ある意味期待通りだったかな?w

最初に予定してたやつは、
祟編圭一×沙都子の「火垂るの墓」だったのですが、
途中で進まなくなったのでやめました。
やっぱり二次創作は軽くいくほうが楽しいですね。
179名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:21:30 ID:os92/kau
やっぱり食料オチかよ! ちくしょう!

……と思ったけど、梨×沙に萌えたから全然OK、GJ。
180名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:43:22 ID:+G8yEuim
アフターストーリー的な話でオリキャラも出るものを構想してるんだけど需要あるかな?
できるだけオナニー臭をとろうとは思うんだけど、嫌がる人もいると思うので確認で聞いてみる
181名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:43:56 ID:f1xnwcXe
>>149 >>150 >>155 >>162
トンクス。突貫工事のわりに反応良くて安心した。
気が向いたら、今度はエロ成分含有のネタでも持ってくるよ
182名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:59:10 ID:GdXVp0qd
>>180
個人的にオリキャラはアウト
ここは公式作家が降臨するほど開けてるスレだけど雛物ではないんだし
183名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:06:32 ID:zTzqtUMj
オリキャラは程度にも寄るとは思うが…
あくまでメインではないなら問題はそれほど大きくないんじゃないか
184180:2007/03/21(水) 00:08:16 ID:1ZmxYI1k
うぃ、了解wwww
まあ、お騒がせすまんね、よいお年をwww
185名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:14:29 ID:Ja5/hwi7
>>183
そりゃね
例えば「優勝者に天国を」で出てきたヘルスを経営する魅音のおじさんもオリキャラと言えばオリキャラだし

ただ前もって「オリキャラ出ます」って言ってる辺りメインの連中と深く関わるのでは?
しかもここはエロパロ板なんだから、それこそやる事はやるんじゃ?

ちなみに>>180はどんな感じのオリキャラ出すの?
186180:2007/03/21(水) 00:31:40 ID:1ZmxYI1k
ん?
舞台は平成19年の雛見沢、オリキャラは赤坂の子供(第二子で男)の予定だったんだが
187名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:36:13 ID:yU4J5QEs
よしこい
188名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:43:17 ID:Ja5/hwi7
現代ものか
>>183の言うとおりメインじゃないなければ・・・しかし赤坂子×梨花とかいう展開もありか???
正直俺だけじゃ判断できないね

でも安心したw
雛物の発掘に行く身だからオリキャラという言葉を聴くとどうしても
「賢二」やら「如月」とかの系統と思ってしまって

疑って悪かったよ
189180:2007/03/21(水) 00:47:56 ID:1ZmxYI1k
・・・・書きかけたの全部消しちまった件
また後日にでも投下するよwww
190名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:48:28 ID:K1YNy8MF
>>186
それ、オリキャラは彼一人だけなんだよね?
人妻となった梨花の家で下宿する赤坂の息子が、梨花に欲情してハァハァ
みたいなのなら……許容出来る気がする。
オリキャラならクララ☆もある意味そうだしなぁ……。
つか、言われるまで俺、オリキャラ出した意識無かったよ。

それはともかく、この話題が終わったら、K・亀田×ショートケーキのネタ
を投下させてもらいますです。
191名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:57:03 ID:Ja5/hwi7
>>189
うお・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさいry)
マジ軽率でした

>>190
クララ☆は女体化だから別ジャンルだと思うけどね
オリキャラも種類と役割で随分違う印象受けるからなぁ

しかしK・亀田×ショートケーキのネタとはまた恐ろしいw
192 ◆Jx7kndDbOU :2007/03/21(水) 01:06:24 ID:K1YNy8MF
いや、そんなに期待するような出来でもないよ?これ?
このネタかなり長い間放置プレイだったし……。

ともあれ、なんかこの話題も終わってたみたいだね。
んじゃ、いかせてもらいます。
193甘いメイド達との宴 ◆Jx7kndDbOU :2007/03/21(水) 01:08:31 ID:K1YNy8MF
エンジェルモートの一角。
俺、前原圭一ことKと、先ほどソウルブラザーの契りを交わした亀田君がそこにいた。
「K。ショートケーキです。……彼女をどうしてやりましょうか?」
俺達の前にそれぞれ彼女達が運ばれ、その身を案じてふるふると震えていた。
ささやかな装飾でありながら、それでいて清楚な美しさを兼ね備えた……そんなメイドを思わせる彼女達。
「くっくっくっ。…………決まっているだろう?」
俺は邪悪な笑みを浮かべた。
「……と、いいますと?」
ゆっくりと、その答えを言ってやる。
「…………眺めるんだよ…………」
「そ……そんな。それだけですか? K」
ふっ と軽く息を吐く。
「甘い。……甘いぞ亀田君。いきなり行為に走ってどうする? まずは彼女達を目で楽しむんだよ。ねっとりと……そしてじっとりとな……。君には分からないか? 彼女達が俺達の視線に恥ずかしがるその姿が……」
「いえ、分かります。……すいません。先走りすぎました」
「そう。……これはわびさびの問題なのだよ。ときには焦らすことも大切だ」
ふ……ふふふふふふふっ
そう、俺達には見えている。彼女達が羞恥に悶えるその姿が。
その姿を堪能し、俺はフォークを手にした。亀田君もそれに倣う。
そして、縁で彼女らをで優しく愛撫する。
ああっ いやっ いやいや……お願いですからそんなことしないで下さい。そんなところ触らないで下さい。
少しだけクリームをすくい取り、口へと運ぶ。
「ふふふっ。……見ろよ亀田君。彼女のこれを……こんなに甘くなってるぜ?」
「まったくです。見た目からは到底信じられませんね」
いや……やめて、そんなこと言わないで。お願いですから……。
「これなら、あっちの方も期待できそうだな……。亀田君」
「そうですね。K」
互いに頷く俺達。
まさか……そんな……それだけは、それだけはお許し下さい。
苺だけは勘弁して下さい。お願いします。
194甘いメイド達との宴 ◆Jx7kndDbOU :2007/03/21(水) 01:10:33 ID:K1YNy8MF
ざくっ
俺達は躊躇無く彼女らの苺を貫いた。
…………ああっ そんな……ひどい……苺はやめてって言ったのに……。
しかし俺達はそんな彼女らの泣き声には耳を貸さず、苺を口へと運んだ。
そして、真っ赤に熟れた苺を軽く舐める。
「いい舌触りだ。まったく、想像以上の味わいだよお前達は」
「そう、こんなに熟れた苺だ……正直言って持て余していたんじゃないのか?」
そんな……そんなことはありません。私達は決してそんな……ああっ。
じゅくっ
苺に歯をたて、咀嚼する。
「へぇ……ならここまで甘くしたたるこの蜜はどう説明するのかな? どんどん溢れて止まらなくなってるぞ?」
「そうそう。それに、そんな格好になって言っても、なんの説得力も無いんだよ」
俺と亀田君はそう言いながらあらためて彼女らを眺める。
そ……そんな…………それはご主人様達が無理矢理……。止めて下さい。くぼみを見ないで下さい。そんな……恥ずかしいですから……どうかお願いします。
そんな……いやっ……フォークで……フォークでくぼみを掻き回さないでっ。拡がってしまいますからっ……。く……うぅん。ダメ……ダメです。
「くっくっくっ……そんなこと言ってもだ。お前のここは既にこんなにもとろけ、ほぐれているぞ? 体は正直だなあ? へっへっへっ」
あうんっ……くっ……あぅあぅ。
「そしてさらにっ!!」
俺達の瞳が妖しく輝く。
え……ええっ? そ……そんなっ!? ひっ……。
しかし容赦なく俺達はフォークを構え……。
いやあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
ぱっくりと開いたくぼみにフォークを突き刺し、そしてその柔らかいボディにずぶずぶと埋め込んでいく……。
あ……あああっ……うっ……ううっ。お願いします……もう……嫌、もうこれ以上は……ゆる……して……下さい。
195甘いメイド達との宴 ◆Jx7kndDbOU :2007/03/21(水) 01:13:51 ID:K1YNy8MF
「ふっ 馬鹿言え。まだまだこれからだぜ?」
「そうそう。ここまできて止めることなんて出来ないっすよ?」
そう言って俺達はぐりぐりと彼女達の中を掻き回し、その肢体を口へと運び、思うさま味わっていく。
ひっ……ううっ……うっ…………うううっ。くうっんっ はうっ あああうううんっ
俺達の舌の上で、俺達の唾液にまみれ、彼女らは甘い刺激を伝えてくる。
きめ細やかで滑らかなそのスポンジは、期待を裏切ることなく美味であった。
彼女らを味わうたびに、俺達の脳も痺れ、熱く融けていく。
「ふはははははははっ。どうだ? 嬉しいだろう? 遠慮せずに正直に言ってもいいんだぜ?」
「くっくっくっ。もっとも、今さら否定なんか出来ないだろうがなぁ」
はい。……ひうっ。あっ……私……た……ちを……くっ……うううんっ。はふぅっ! あんっ! あああんっ!!
「ほらほらどうした? 早く言わないと、俺達はずっとこのままだぞ?」
「まあ、それでもいいっていうなら。俺達も構わないがなあ?」
ここで焦らすようにフォークで突くと、そこが彼女らの限界だった
食べてっ!! 私達を食べて下さいっ!! 私達を滅茶苦茶にしてえええぇぇぇっ!!
俺と亀田君はにやりと笑みを浮かべた。
「堕ちた……な」
「堕ちましたね。K」
なら、お望みのものをくれてやるっ!!
あっ ああああああっ!! はげ……しいっ!! 凄いっ! 凄すぎですぅっ! あふうっんっ うんっ!
欲望の赴くままに俺達は彼女らを貫き、しゃぶり、弄び、貪り……休み無く、そして余すところ無く彼女らを味わっていく……。
やがて、俺達の快感も限界に近付き……。
はっあああああああああああぁぁぁぁぁぁううううぅぅぅぅんんんっ!!
彼女達は「昇天」した。

しばしの間、俺達は余韻に浸り、天井を見上げていた。
「最高だったな、彼女達」
「ええ、最高でしたね。K」
はぁ と俺達は幸せな息を吐いた。
どちらともなく呟く。
『ごちそうさま』

―END―
196名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:15:23 ID:yU4J5QEs
リアルでこんなヤツラがいたら引くよなwwww
GJ。それと>>195のIDがK1である件
197名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:16:22 ID:1ZmxYI1k
あえてこの言葉で賛辞を送る。
>>195
きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
198 ◆Jx7kndDbOU :2007/03/21(水) 01:20:37 ID:K1YNy8MF
公式とかアンソロにも既に似たネタあるけど、
気にしないでくれると有り難いです。

それはともかく、もしお菓子を女の子に喩えるなら
パフェ:ゴージャスなお嬢様 or お姫様
レモンタルト:ボーイッシュなツンデレ
シュークリーム:スポーティな元気娘
白玉:無垢なロリっ娘
コーヒーゼリー:眼鏡な委員長 or 図書委員
葛切り:クールビューティ
だと自分は思います。
さすがに、あんなこと考えながら食べやしないけどね?
そりゃ少しは、自分が書いたショートケーキに興奮しちまったけどさ。orz
199名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:33:10 ID:Ja5/hwi7
これはまた凄まじい作品だwww
GJ!

早速更新します
200名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:44:05 ID:TE3+OZFG
俺が適当に書いた>>165との差が激しすぎる
これはいままでにないほどの神だわW
201名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 03:40:40 ID:gyxQpMvF
うはっこれは気色悪い男どもなのです。にぱー
202名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 03:57:16 ID:DP0iTgNX
翌日、部活メンバー全員に無視されるK。
203名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 07:17:17 ID:OKbNSRZV
某スレに投下した物ですが、こちらにも。
>>78の前後で圭魅前提のレナ魅(べろちゅまで)です。
スペースお借りします。
204練習:2007/03/21(水) 07:22:27 ID:OKbNSRZV
レナの手が、魅音の柔らかい胸に触れた。
赤くなってうろたえる魅音に、レナは笑い手を離し。
軽くふざけて緊張が解れた所で。
「じゃあ、しよっか?」
「あ、う、うん……っ」
レナの顔が近付いて、魅音は咄嗟に強く目を瞑る。
その初々しく可愛い反応に、レナはくすりと声に出さずに笑う。
……。
軽く、柔らかい物が唇に触れた。顔が知らずに赤くなる。
「魅ぃちゃん、柔らかい……」
顔を離して陶酔するように、レナが呟いた。
「……レ、レナぁ〜……!」
感想を口にするレナに、魅音は羞恥のあまり涙目になる。
「じゃあ次。口を開けて舌、出してくれるかな、かな?」
「え、えええ!?」
「魅ぃちゃん、れんしゅー」
「う、ぅぅぅ……」
助けを求めるように、魅音が小さく唸りながら潤んだ目でレナを見る。
あは。魅ぃちゃんすっごくかぁいい……ああ、詩ぃちゃんが魅ぃちゃんをいじる気持ち、分かるなぁ。
「レナも上手じゃないけど頑張るから、魅ぃちゃんも……」
レナの紅潮した頬。そうだ、こんな無茶なお願いをしたのは、自分の方だ。
「……ぅ、が、頑張る……」

>>78
205練習:2007/03/21(水) 07:24:55 ID:OKbNSRZV
レナの舌がゆっくりと唇を舐め。
魅音は思わずびくりと、それから逃げるように口を開いてしまった。勿論レナがそれを逃す筈もなく、そのままぬるりと入り込み互いの舌をくっつける。
魅音も先程のように、いきなり身体を離して終わらせるような事はなかったが。
「ん、んんっ」
口の中で何かを訴えながら、レナの濡れた舌から逃れようとする。
レナはふと、肩に違和感を感じて瞼を上げた。
……ぁ……。
きゅうっと、肩に置かれた魅音の手がレナの制服を強く握り締めている。真っ赤な顔で身を竦めて。
それが毛を逆立てる子猫のように見えて、レナは目を細めた。
……くすくす、……本当にかぁいいね、魅ぃちゃん……。
怯えた猫の前でねこじゃらしを振るように、レナは舌先で、微かに掠めさせくすぐるように魅音を誘う。

レナに口を塞がれ息も満足に出来ず、ましてや息継ぎなんて思いもよらず、ただ、思考が白く染まってゆく。
少し肩を震わせて、もう、何をどうしていいかも分からずに、ただレナに舐められる。
……身体の奥が……、少し熱い。
「はぁ……ね、魅ぃちゃんもレナに……して?二人で練習、しよ?」
レナは一度顔を離して、怯える幼い子供を安心させるように、至近距離で魅音に優しく微笑む。
はぁ……はぁ……ぁ……そう、だ…………れ、練習……れんしゅー……。
そしてまた息も整わないままに、思考も廻らないままに。レナの柔らかい唇に、唇を奪われた。
再び入り込み、触れ合わせて。濡れた生暖かい感触に口の中を探られ弄られる度に身体の内部まで、奥までもが暴かれてゆくようで。
熱……。
「ぁ……ん、ふ……」
熱に浮かされたようにぼんやりとしながらも、魅音からのたどたどしいキス。
ふるっ。
魅音に舐められ、レナは少し背を振るわせる。その稚拙な動きは、気持ちいい、には程遠いが。
何よりも魅音が応えて来た事が、レナの心に充足感と渇望をもたらした。
思わず手に力が篭りそうになり、意識して、柔らかい胸に置くだけに留める。
……ここで怯えさせては、元も子もない。

絡みつくレナの濡れた舌を恐る恐る舐め、なんとか動きに合わせようとするが、上手く出来ない。
とん、とんとん。
息苦しさにもう限界とばかりに、魅音がレナの肩を軽く叩く。
「っはぁ、は……レ…ナぁ……」
魅音自身は恐らく全くの無意識だろうが、その懇願するような甘い声に、ぞくりとレナの脊椎に微弱な電流が走る。
かぁいいな、魅ぃちゃん……うん、……このままでも、すっごくかぁいいんだけど。
レナの脳裏に歪んだ思考が、……嗜好が、過ぎる。
この奥手で可愛い少女を自分の手で、自分色に染めてしまいたい、独り占めしたいと。

……いつの間にか、魅音の一番近くという自分の立ち位置をあっさりと奪った、圭一や詩音を出し抜いてやりたい、と。

レナの心の奥底にそっと仕舞っていた微かな黒い感情が、今こうして魅音に名を呼ばれる事で肥大し、表にまであふれ出た。
あ、……そうだ。
レナはスカートのポケットを探り、指先に当たったそれを取り出した。
「魅ぃちゃん」
薄いビニール包装を開き飴玉を取り出して、どこか放心したように荒く息を吐く魅音の唇に押し付けた。
「ぁむっ?」
そしてそれを反対側から咥え、魅音へと押し込んだ。
……イチゴミルクの甘さ、飴の硬さ。次いで、柔らかく濡れたレナの舌を感じて。
魅音は何事が起こっているのか理解できず、目を白黒させる。
「んむっぅ、むー?」
レナも、今度は簡単には逃がさないように背伸びをして空いた片手を魅音の首に廻し、魅音の中でゆっくりと飴を転がす。
「ん、んぅーーっ!?」
漸く事態を把握した魅音が口の中で一際大きく、声を上げる。多分悲鳴だろう。
「みぃひゃ……ん、こく。……魅ぃちゃん、一緒に食べよ?」
少しだけ口を離してレナが優しく囁く。言葉を紡ぐ度に唇が唇を掠めて、恥ずかしい。
「ちょ、……っはぁ……なんか、へ、変態っぽく、ない……!?」
「でも、……これが分かりやすいと思うな。頑張ろ、ね?……上手に出来れば圭一君、喜ぶよ、きっと」
かぁああああ。
「え、あ、あの、いやっその」
圭一の名前に、途端にうろたえ出す魅音。レナは内心など全く見えない邪気のない笑顔で、魅音の口を塞いだ。
206練習:2007/03/21(水) 07:26:42 ID:OKbNSRZV
飴のせいか、激しくなったキスのせいか。
ちゅ、ちゅる、る。
口の端から水音が漏れて、恥ずかしさでおかしくなりそうだ。
飴を器用に転がしながら積極的に絡めてくるレナを受け止め、合わせて、流す。
逆に自分からも逃げた飴を追い、舌を探るように動かして。
魅音の動きが少し慣れてきた所で、レナは飴を舌に乗せ自分の中へと引き込んだ。
「……ぁ……」
戸惑う魅音の唇を舌先で軽くくすぐって、誘導する。
「………っ」
その意味を理解し、魅音は意を決して、レナへと舌を差し入れた。
レナに追いついて触れ、すっかりと小さくなった飴を探して、擦り絡める。
だが、魅音に出来たのはそこまでだった。
「……ん、は……はぅ、……」
軽く噛まれて、吸われて、擦られて、舐められる。
レナの遠慮のなくなった責めに、魅音はただ、逃げないでいるだけで精一杯だった。
……気持ちいいかどうかは、よく分からない。ただ……感想を言うなら、すごい、としかいえない。
こ、これ、本当に、キス……?こんなの、……出来るように……なるのかな……。
首に廻した手で距離を離させず、胸に置いた手は、そこをゆっくりと……意図を気付かれない程度に、撫でる。
時折力を込めると、魅音が微かに身体をこわばらせる。
も、だめ、だめだよ、これ……何が……なんだか…………なんか……レナの手も、熱い、し……。
もう、抵抗の意思をなくした魅音をチラリと見て、レナが嬉しそうに目を細める。
「魅ぃちゃん……ん、ちゅ、ちゅ」
それは、飴がなくなるまで続けられた。

口を離すと淡い銀糸が互いを繋ぎ、消える。
レナは口を離して、自分の顎まで伝った雫を手で拭うと、魅音に向かいにっこりと笑った。
「魅ぃちゃん、魅ぃちゃん?……零れちゃうよ、レナが綺麗にしてあげる……」
ただ荒く息をつく魅音の桜色の濡れた唇にぞくぞくしながら。
顎から、唇までを舐め上げる。……甘い。舌が走ると魅音の喉が震えたが、気にせず辿り着いた柔らかい軽く唇を吸って、顔を離した。
魅音は身体に灯った熱量を持て余し、ぼんやりとレナを見ていた。
いつものように優しい笑顔なのに、レナの熱を孕んだ瞳にサディスティックな色を感じ。一瞬、本気で目の前の少女が、分からなくなる。
…………れ、な……レナって……こんな顔、する子だっけ……?
顎を指で捕らえて、そっと上を向かせて。
つつー……。
今度は顎から、鎖骨まで伝った線を辿って下に降りて行く。
「ひゃ……ぅ……な……なに……っ」
少しシャツの襟元を押して、鎖骨に軽くキスをした。
薄く紅く色付いて、レナはうっとりとした表情を浮かべる。
レナの印。
お持ち帰りは我慢してあげるけど……今だけは、これが消えるまでは。魅ぃちゃんは、レナのだよ。

頬を紅く染めた魅音が自分の前に立った時、まさかこんな展開になるとは思いもしなかったが。
自分とキスして欲しい。
それが魅音の第一声だった。いきなりで予想外にも程がある言葉にレナは勿論驚いたが。
真っ赤になりながらも、恥ずかしさを堪えながらも。練習したいと言う魅音に、レナはつい、笑顔で応えてしまった。
……この奥手な少女がこんな突飛な行動に至った理由はどうせ、……鈍感で、デリカシーのない彼の為だろう。
そんな事はとっくに分かっていたが、ムッとしてしまう。
魅音には、周りから空気が読めないと言われる程、ピントのズレた所があるが。元々一生懸命で、何より一途なのだ。
こんなチャンスはもう、ないかもしれない。魅音から誘って来るなんて。女の子同士でキスなんて。
魅ぃちゃんにはその気はない。レナにだって、こんな事をしてるけど、本当にその気はない。
でも、……魅ぃちゃんなら、いやじゃない。……ううん。魅ぃちゃんとなら、いいよ。……大好きだから。
一番はレナだって、どこかで安心していたのに。あっさりと盗られてから気付いた、自分の気持ち。

レナは……圭一君ほど、甘くないよ……?

「魅ぃちゃん。もう一個、食べよっか?」
レナの柔らかい笑顔と、何でもない事のように告げる言葉に答えられず、ただ、魅音は近付く顔に、荒く息を付くのみだった。
207練習:2007/03/21(水) 07:29:16 ID:OKbNSRZV
そして、数日後。

圭一が手を頬に触れさせると、魅音は少し頬を赤らめて、瞼を降ろした。
軽いキスの後、……どうしても魅音が苦手がって進めなかった、ディープキスを挑戦して。
「……ぅ、ん、んん……」
うわ、……な、なんか、めちゃくちゃ上手くなってる……ッ。
「お前、……はぁ、はぁ、……な、なんか上手くなってないか……!?」
圭一の言葉に、魅音が顔を赤らめる。言うかどうしようかを躊躇った後。ぽつりと呟いた。
「…………そ、そりゃ……練習したもん……」
ガーーーーーーーーーーーーーン!!!
圭一は雷に打たれたように硬直して、微動だにしない。
「……け、圭ちゃん?な、何、どうしたの?おじさん、……なんか変な事言った?!」
ハッと我に返ると、圭一はもの凄い形相で、魅音の肩を掴んで揺する。
「れ、練習!?練習ってなんだ!?」
あああれか、定番のさくらんぼのヘタとかだよな、な!?人間相手などと、恐ろしい想像は口にしたくない。
「あわあわわ、ちょ、だ、だって…………圭ちゃん、ヘタだヘタだっていうじゃん!…………………それに」
うっかり余計な事まで言いそうになって、魅音は口を噤んだ。
「そ、それにって、なんだよ、おい!」
「…………ぅー」
魅音は小さく唸り、それきり黙り込んでしまう。
「魅音ッ!!」
何だよ、俺よりそいつがいいとか言うのか!?
「……そ、そういうのしたいって顔してるし、……私だって、…………圭ちゃんに…………よ、喜んで欲しかったし」
ずぎゅーーーん。
「………く……っ!」
相変わらず全くの無自覚のまま、魅音に激しく可愛い事を言われ。圭一は悶えながら、考える。
ズレてる。やっぱりこいつ、どこかが致命的にズレてる……!
喜んで欲しいって……そもそも方向性が全くの見当ハズレで大暴投&大暴走だろうが!
それでも……ただ、俺の為にってのは間違いないんだから、俺はこの憤りをどこにぶつければ……!?
くそ、くそぉおおお!誰だよ、俺の魅音に色々教えたヤツは!!やっぱり詩音か、詩音だな!?
普段オヤジくさい事を言いはするが、実は魅音はかなりの奥手で純情なのだ。
そんなのは付き合う前から、一人の女の子として好きになった頃から分かっていた。
俺だって経験なんてないけど、恥かしがりやの魅音程、ヘタレてもいない。
年頃の男相応に興味はあるし何より、こんな可愛い彼女がいたら、積極的にならない方が男としてどうかしてるってもんだぜ!
内心かなり穏やかでない圭一は、深呼吸して、なんとか平静を保とうとする。
「……俺の言い方が悪かったのは、謝る。……だからッお前なら、ヘタでも何でも嬉しいんだから!そういう事は今度から俺としろ、馬鹿!!」
……だからこそ、俺が手取り足取り、じっくりたっぷりと教えたかったのに……!!
「ぇ、ぁ……ふぇ…………ぅ、ぅん……」
圭一の内心など知らず、魅音は真っ赤になって、小さく頷いた。
程なくして、魅音はそれを心底後悔する事になるが、それはまた別の話。
208練習:2007/03/21(水) 07:30:16 ID:OKbNSRZV
……はぁ……。
圭一はもう何度目になるか分からない溜息を付いた。
あれから詩音を問い詰めてみたが、全く心当たりがないようで、逆に恐ろしい形相で色々と問い詰められてしまった。
それ以来やたらと俺と魅音が二人でいるのを邪魔してくる。……余計な事を言ったか、くそ。
今回詩音は関係ないみたいだが、ヤツは要注意だ。普段魅音でからかって遊んでいるくせに。魅音もからかわれて遊ばれてるくせに。
喧嘩ばかりしているようでも双子だからか、姉妹揃って……実はシスコンなんだよなぁ……。
「はぁ〜……!」
一際大きな溜息が出た。堂々巡りを繰り返す思考。
だが詩音以外で思い当たるヤツはいない。まさか男……ってこたぁ、ない……よな!?
「圭一君どうしたの?元気ないね」
「……あー……まぁ……」
レナは曖昧に答える圭一の表情を見て、口を開く。
「うーん。……すっごく楽しみにして、冷蔵庫に大事に取って時期を見ていたデザートが、気付いたら誰かに食べられてたって顔してるよ?」
いつもの事ながら、表情から随分と的確に心を読んでくる。なんて複雑かつ、分かりやすい顔をしてるんだ、俺は。
「……はぁ……まぁ、間違ってねえか……くそ、誰なんだよ〜……!!」
「うん、ごちそうさま☆」
「へ」
ぽかんと口を開けた圭一に、レナが不思議そうに首を傾げた。
「どうしたのかな、かな?」
「レ、レナ、お前今なんて……ッ!?」
……まさか。まさか!?
「はぅ〜〜レナ、何か言ったかな?かな?知らない、知〜らな〜い☆」
あははは、と楽しそうに笑いながらレナはそのまま走って逃げてしまう。圭一はただ、呆然とその背を見送った。
……灯台下暗し。
梨花が、そっと魂の抜けかけた圭一の頭に、魂を押し込むように撫でる。
「みー。かわいそ、かわいそなのです」
「……はっ、梨花ちゃん……っ」
我に返って慰められている事にほろりとしそうになるが、次の一言で、そんな気持ちはあっさりと引っ込んだ。
「魅ぃはへたくそでとてもかぁいいのです。寄り合いの後は、いつもボクがお持ち帰りなのですよ、くすくすくす!」
ガガーーーーーーーーーーーーーーーーーンン!!!!
「ま、まさか、まさかまさか梨花ちゃんもかぁああああッ!?」
圭一はここに来て初めて、敵の多さを知った。
梨花はいつもと違う表情で、口元を歪めて、ニヤリと嗤う。

「くすくすくす、圭一。……負け犬は犬小屋へ帰れ」

dead end.



……梨花のは勿論ブラフなのですよ、あぅあぅあぅ。
209名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 07:53:54 ID:3JG2Ayaw
GJ!!!
魅音の可愛さが犯罪級だったぜ…(´Д`;)ハアハア
そして圭魅にニヤニヤしてしまったw
210名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 09:13:51 ID:+eoB6ywt
>>172
どんと来い。期待してる。待ってます。

>>208
まさか、本当にこっちにも来てくれるとは……。
感謝感激なのですよ。GJでした。
211名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 14:36:42 ID:msXTiO/q
>>208GJ!魅ぃスレでもお世話になりましたねw
212名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 14:39:43 ID:msXTiO/q
連投すまん


オリキャラOKならいくつかやりたいネタがないこともない
213名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 14:46:17 ID:Ja5/hwi7
>>212
どんな感じのオリキャラ?
214名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 15:01:55 ID:msXTiO/q
>>213某ゲームの冬シーズン風に圭魅の娘



…と、魅音の婚約者って設定のお坊ちゃん
215名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 15:12:45 ID:f1mkwrN7
>>204-208
レ魅と同時に圭魅…これなんて天国
激しくGJ
216名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 15:30:02 ID:Ja5/hwi7
>>214
う〜ん・・・俺は>>182や185で軽率な発言をしてしまったから何とも言えないけど
それって完全なオリキャラ×魅音の娘ってこと?
217名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 15:30:41 ID:hNvTTYnr
>>214
個人的に。

圭魅の娘がエロヒロインなら、まずいらない。
魅音と婚約者は・・・かませ犬で描写がうすければアリ。
紹介されて初々しく恋を育む、とかいうのだとナシ。
218名無しさん@ピンキー :2007/03/21(水) 15:38:34 ID:urF//0KK
俺なら名前のあるオリキャラが出たら読み飛ばすな
219名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 15:56:12 ID:Ja5/hwi7
>>217
俺もそれくらいなら良いかな

何にしても話の内容が分からない以上判断は難しい
>>212は粗筋を頼む
220名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 16:54:50 ID:hNvTTYnr
>オリキャラ等、特殊シチュ含みのエロパロ

上で「ナシ」とか書いたけど、書いて投下すること自体は、問題ないと思う。
「事前に説明をつける」
これ注意してくれれば、IDでNGできるから。
オリキャラに限らず、陵辱ダメとか、百合ダメとか、趣味はいろいろあるんだし。

・スレに投下するとき、最初のレスで警告を入れておく。
・連載形式にするなら、タイトルかトリップでNG登録しやすくする。
・完全にスルーされても、へこんだとかの意思表示をしない。
・保管庫に収録するときはタイトル・ページ冒頭などに注意書きを入れる。

がしてあれば、四肢切断やスナッフポルノでもOKだと思う。

・住人は、NG指定できる専ブラを導入するか、読み飛ばしスキルを身に付ける。


エロパロ板のローカルルールで「1作品につき1スレ」って決まってるから
分割するわけにもいかないし(削除対象)、内部で住み分けすれば平和では?
221名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 16:57:51 ID:e559iwZk
事前に説明は必須だわな
自分はあってもいいとは思うが読む気まず起きないんでね
222名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 16:58:23 ID:h3oyZi+g
まあ投下前に一言断ってくれればいい。
他のスレも大体似たような扱いだし<オリキャラss
223名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:23:28 ID:NXqIDZHH
少々遅れて悪いですが、雛後氏ぜひ続けてつかぁさい!!
224名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:25:22 ID:Ja5/hwi7
>>182で言ったけど俺は正直オリキャラ否定派

確かに特殊シチュ等は嗜好の問題だし厳密言えばカップリングだって好き嫌いがある
でもそれとオリキャラは別問題だと思うんだよね
何より一番怖いのはオリキャラを容認した事によってこのスレが雛物のようなカオス空間になるんじゃないかって事
225名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:30:26 ID:52n791+X
まあレイプマン程度のオリキャラだったら許容範囲か?
226名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:34:41 ID:u7C0jCKm
魅音の婚約者ネタは個人的に凄く見てみたい。
こう、軽い見合い後本気になられてドタバタしつつも、結局は…みたいな感じなら。
227名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:44:35 ID:e559iwZk
オリキャラが雛物レベルにならないと信じてた。
……いや、信じてる。
今この瞬間だって、信じてる。
でも……薄々は気付いてる。
信じたいのは、認めたくないだけだからだ。
228名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:50:36 ID:TmvF7WQ8
圭魅の娘っ………?
魅音の婚約者………
雛物の…匂いがする
設定中に、ついてる…エロパロの、匂いを、つけたはずなのに…
雛物の…匂いがするッ! オリキャラの設定中から、雛物の匂いがするよッ!!
229名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:50:44 ID:otXamuVk
一人がオリキャラssを投下したからって、
「じゃあ俺も」ってな具合にオリキャラssの投下が増えるとも限らないけどな。

「オリキャラss」というだけで読まない(=興味ない)人も結構いるみたいだし…
そういうスレの空気(オリキャラssがあまり需要なさげなスレの空気)を読める職人ならば、
自然と投下を控えそうなものだが。  読み手に望まれていないものを投下する意味があるのか、と。

まあ書き手が何を優先するか、によるかな。
@「書きたいものを書いて、投下したいものを投下する」だけなら、読まれなくても気にしないだろうけれど、
ほとんどの職人はA「自分が書いたものを読んでもらいたい、そしてできれば感想もらいたい」と思ってるだろうし。

オリss投下する人は、Aが難しいという事を知っていればおkだろ。反応ゼロでも泣くな、と、まあそんな感じで。
230名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 18:00:18 ID:Ja5/hwi7
>>229
しかし反面オリキャラネタを暖めてきたけど今までは暗黙の了解で投下できなかったという未知の作家も居ると思う

まぁオリキャラ全てがダメとは言わないけどね
種類と役割によるよ
231名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 18:07:35 ID:hNvTTYnr
確かに、雛物はオリキャラ濃度の高さに挫折して参加をやめたが・・・。

あっちは、オリキャラよりも作者同士の馴れ合いが根本原因な気がする。
参加は完全登録制、感想は書き手同士のギブ&テイク。
テイクしたらギブしなきゃならん空気があるから、無理にでも肯定するし。
っていうか、触れずに済ませられなくて無理にオリキャラ褒めたことがある。

職人間の馴れ合い禁止の空気が徹底すれば、間接的な感想強要も発生しないと思う。

本キャラSSには「GJ」が大量だが、自分のオリキャラSSには「乙」さえ付かない。
その状況で書き続けられる人間はいないよ。
232名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 18:34:06 ID:ZdxcDTpK
>>231
一回俺も考えたなぁオリキャラもの。
知恵先生が雨に濡れた名無し少年を家にお持ち帰りしてお風呂でアッハーンなやつを。
233名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 18:36:47 ID:Ja5/hwi7
では>>220さえ守れば基本オリキャラSSは容認だが作家はそれ相応の覚悟を持っておけって事か
雛物のノリで来たら痛い目に遭うぞ・・・と
まぁ赤坂子も魅音娘もまだ内容を見てないから判断出来ないし

ただこれからは古参の人やオリキャラ・雛物嫌いの人にとって
「アレ?」っと思う組み合わせが増える事も覚悟しなきゃな

>>226>>228のように意見が違う場合もあるけど、これは嗜好の問題って事なのかな・・・

う〜んなんだかな
234名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 18:42:17 ID:u7C0jCKm
いや、かませ犬程度なら好きだよって意味。
例えば圭魅ネタだった時に途中婚約者現れて一悶着あるけども、
結局は圭魅に収まりましたよみたいな。
オリキャラにメインになられると苦手かな。
235名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 18:45:04 ID:yU4J5QEs
最後が上手く落ち着けばいいんじゃない?
ひぐらしの雰囲気が崩れすぎなければ俺は構わないよ。
236名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 19:08:32 ID:Ja5/hwi7
>>234
決め手は娘さんって事かw
それはそれで面白そう
237名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 19:11:08 ID:3TW20T4b
おれは>>232位ならOKだな
主要メンバーとの絡みがなくて
オリキャラが目立たなければそんなに文句ない

>>228
キモウト乙
238名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 19:20:42 ID:q5ykkH+a
「やめないで知恵先生」のオリキャラは見事だったな。
ストーリーの構成に一役買ってそれなりのキャラ付けもあるのにでしゃばりすぎてないっていう。
239名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 19:39:40 ID:ZdxcDTpK
>>238
え? 遠○志○じゃなかったの?w
240名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 19:41:31 ID:Wsz14aZm
嫌われる可能性のあるものと自分で判断した場合は、
やっぱり注意書きしとくべきじゃないかな。

問題は、それが自分で判断できない場合……だと思うんですけど、
これはもう、ちょっとでも不安要素があれば表示しておくか、
公開後のみんなの反応を見て、次回からは気をつけるか、ぐらいですかね。

しかし、みんなのオリキャラに対する抗体は、
相当なものですなw
みんなの過去に一体何があったのか、
想像できるけど、想像したくないw
241名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 19:44:14 ID:Ja5/hwi7
>>240
取りあえず雛物に行けばかなり鍛えられる
242名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:01:19 ID:hNvTTYnr
オリキャラ禁止をルール化した場合のデメリットが気になるんだ。

原作に存在はするけれど描写の無いキャラは自己解釈が強くなるし、
オリキャラ同然だから、と自主規制されかねない。
茨城の倉庫で友人×礼奈の陵辱ネタとか、赤坂×雪絵ネタとか。

雛物臭のするオリキャラが来たところで、警告文で即NGすれば害はないし。
243名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:07:27 ID:gRRLCNKp
>>208
超超GJ!
圭魅好きで百合好きな自分(女)なんだが
きゅんきゅんしまくった(*´Д`)ご馳走様w
244名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:09:31 ID:9I1IM2Bw
雛物って何だか分からない自分がいる……
まあ、直接投下するとかじゃなくてロダに上げる形ならあまり問題出なさそうなとは思う。
245名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:11:59 ID:Ja5/hwi7
>>242
う〜ん・・・ていうか正直そこら辺はオリキャラと考えてなかった
原作に設定があるって時点で「作者オリジナル」ってわけじゃないし

俺が思ってるオリキャラはいわゆる痛い奴
分かる人には分かる例としては「如月一矢」や「黒岩賢二」とかw

「禁止オリキャラ」の定義を統一した上での警告文は良いと思うんだけど
246名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:26:22 ID:CmM3N6Gu
別にオリキャラ投下おk。まず根本的に投下をできなくさせるなんてことは無理だし。
書き手のIDNGにすりゃあいいんだから簡単な話。
247名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:28:20 ID:3JG2Ayaw
>>245
うわ…そいつら知らないけど名前聞いただけで嫌な予感がムンムンする。

オリキャラは作者自身の自己投影があったりするから(もちろんそうじゃないものもあるけど)
まるでオナニーを見せつけられているようなむず痒い気分になる。
やめないで知恵先生やリトルデーモンみたいなのなら全然問題無しなんだがな。

実を言うと、僕は礼奈に恋をする、も自分は結構キツかった。
原作で名前の出てないキャラに勝手に名前を付けて動かすのもイライラしてしまう。
もうこれは病気とか過剰反応の域かもしれない。
まあそれだけ嫌いな人間もいるから注意書きは必須だよってことで。
248名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:29:19 ID:msXTiO/q
>>216最終的には圭魅ぃの予定。オリキャラは噛ませ犬


>>217全くエロくない。全然子供の予定。多少非現実的な方に飛ぶが…


恋を育むのはない圭魅路線だから


>>219
粗筋か


魅音が婚約者と見合いして梨花と詩音に焚き付けられた圭一が打ち壊すって感じ

無理があるのはわかってる
249名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:30:26 ID:msXTiO/q
>>216最終的には圭魅ぃの予定。オリキャラは噛ませ犬


>>217全くエロくない。全然子供の予定。多少非現実的な方に飛ぶが…


恋を育むのはない圭魅路線だから


>>219
粗筋か


魅音が婚約者と見合いして梨花と詩音に焚き付けられた圭一が打ち壊すって感じ

無理があるのはわかってる
250名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:33:03 ID:hNvTTYnr
>>245
・・・ああ。

何故だか、天性の暗殺者な美少年だったり、魅惑の美少女な退魔巫女だったり。
何故だか、転校初日から当然のように部活参加して1位をかっさらっていったり。
何故だか、梨花や沙都子を差し置いてレナのお持ち帰りターゲットに選ばれていたり。
いや、具体的にどのキャラのどこがとは言わないが。

うん、お前の気持ちは痛いほどわかる。
でも、IDをNGで対処できる気はする。
251名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:40:55 ID:u7C0jCKm
>>245
賢二キタコレwwwwwwww
俺としては話のスパイスになるなら少し位は良いんでないかと。
ただ、本キャラがメインな事前提かな。
此処は雛物じゃないんだし。
252名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:43:34 ID:u7C0jCKm
>>249
俺は読みたいです。
最終的に圭魅なのなら。
253名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:45:00 ID:3JG2Ayaw
>>248
む、自分はオリキャラ反対だと豪語した人間だが、おまえさんのその説明を見ると何だかときめいてきてしまったぞ
三度の飯より圭魅を好きな自分としては、ぜひ読んでみたい…!!
254名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:49:15 ID:Wsz14aZm
>>247
「僕は礼奈に恋をする」について

むぅ、そうでしたか。
今後は気をつけましょう……
たぶん、こういう流れでなければ言いづらかったことでしょう。
私も今考えれば、ひぐらしのキャラがちょい役(しかも悪役)で出てるような二次創作は、
原作に対する冒涜ですよね。

と、おそらくこんな感じで学習していけば問題ないかと思われます。
無いよね? 無いよね?
255名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:57:58 ID:Ja5/hwi7
>>247
その気持ち分かる
最後まで読んだらこんな話かって事で納得したけど初めは唖然としたよ
ただ今のところ流れ的に読み手がNG指定するって事で良いと思う

>>249
よし行け!そういう話なら大歓迎だ!

>>250
取りあえずそうしてみるよ
それでヤバくなったら他の対処法考えよう
256名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:59:06 ID:msXTiO/q
>>252マジですか。なら…頑張る




>>253ありがとう。結構な長編になりそうだがやってみようと思う



書く前は絶対に注意書きを書くので、ダメな人はNGで
257名無しさん@ピンキー :2007/03/21(水) 21:16:20 ID:urF//0KK
まあ、その、なんだ・・・・・・間違いなくリスク背負い込むことになるけどな、オリキャラ登場ものは
258名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 21:19:38 ID:d6TOl+uF
オリキャラどうでもいいからとりあえず圭レナください
259名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 21:25:51 ID:RX3qcID/
作品投下で伸びてるのかと思ったら・・・
260名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 21:53:43 ID:9y7o5GoM
オリキャラが出てくると、48時間以内にスレ住民全員がL5発症してしまうため、
そうなった場合は、スレごと処理する必要があります。

鷹野「面白くなってきたわね。小此木、オリキャラの設定考えてくれた?」
小此木「ええ、もちろん準備にぬかりはありません。
     雲雀13を、田中と言うオリキャラ名で登場させる予定です。
     キャラの設定は、北条沙都子萌えのストーカーという設定にする予定です。」
鷹野「ふふふ、雲雀13は、あれ以来、沙都子ちゃんのトラップの味が忘れられなかったみたいだから、ちょうどいいかもね。」
小此木「しかし、入江所長が、北条沙都子はメイドでないとダメだとひどく反対しておられます。」
鷹野「睡眠薬でも飲ませておきなさい。」
小此木「雲雀13は、北条沙都子とのトラッププレイを希望しているようですが・・・」
鷹野「トラッププレイ。いいわね。クスクス、じゃあ、そろそろスクラップ帳にネタを仕込もうかしら。」
小此木「それで、完成はいつの予定で?」
鷹野「明日中にはできる予定よ。オリキャラたっぷりの小説をね。
    明日は誰がキレて、誰が発症するのかしら、クスクスクス。」
261名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 22:04:23 ID:msXTiO/q
>>260ひばりんw楽しみにしてますんね
262名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 22:51:08 ID:f1mkwrN7
>>248
圭魅ならほのぼのでもレイプでもおkな俺的には
オリジナル含むのも最終的に元の鞘に収まるなら無問題です
がんがってくだせえ
263名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:16:25 ID:Pf9D3onx
226 : 絵本作家(福岡県) :2007/03/21(水) 02:13:20.68 ID:xjBHW5gy0
>>202
「あはは……らぶらぶ、らぶらぶ……じゃん」
魅音はあの場では陽気に振舞い、男女二組のカップルを執拗に茶化し
その仲を囃し立てる素振りをして、自分の気持ちを誤魔化していた。
邪魔をしたくないと言う事を口実に逃げ出し、今は狭い路地を歩いている。
「ふぅ…っ。みんな幸せ、なんだよ。親友だから、喜ぶべきだよ、魅音」
ゆっくりとした口調で自分に言い聞かせる。最後の方は消え入るように
フェードアウトしていき、静寂と交わった。開いた唇は塞がれないまま。
仮にも、心から好意を寄せていた男……。いや、「惚れていた男」に
目の前で妹に愛の告白され、そして今惚れている男も友人に愛の告白を
されている現場を学校で目撃した。その上に…、どちらもくっ付いてしまった。
「祝ってあげるべきだよ……祝って……。うん、うん……」
声が――震える。
眉根に自然と力が入り、眉は八の字になる。

……辛い……。

魅音は、自身の胸元に爪を立てた。
心が破裂する様な痛みを、肌の痛みで少しでも忘れさせようと。
下唇をきゅっと噛み、瞼を堅く閉じた。

薄汚い灰色の地面に、二つの染みが出来た。
264 ◆Virgobc36M :2007/03/21(水) 23:17:33 ID:ZdxcDTpK
wikiにサトコゥー完結編を入れといたよー。
なんつーか、エロのスイッチが入った沙都子はヤバい。本当にヤバい。
というわけで、レナと貝の触手プレイとか誰か書いてくださいお願いします(おい
265名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:27:07 ID:KYmfXvk5
>>264
GJ、楽しんで読ませてもらった!
・・・が、沙都子はスジじゃないのか?
何故あそこに毛が生えてるんだ?
いや、生えててもいいんだがやっぱり沙都子はスj(ry
266名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:29:52 ID:f1mkwrN7
>>263
単発もの?
切羽詰ってカワイソスなL5魅音に襲われたい(;´Д`)
性的な意味で。

>>264
GJ
まさにミスひぐらし
267 ◆Virgobc36M :2007/03/21(水) 23:31:55 ID:ZdxcDTpK
>>265
サトコゥーだって女になれば成長するのさ、いろいろと。
……すんませんぶっちゃけ何も考えずに書いてましたorz
268 ◆Virgobc36M :2007/03/22(木) 00:13:25 ID:etbaSgkB
というわけでスジに訂正しといた。
269名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 00:19:17 ID:8LX/qWMP
>>267
うおあ、マジでGJ!!
台詞丸々消すのかと思ってたらこう書き換えるとは
270名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 02:16:26 ID:ubByynMH
>>267いやぁすごい…マジでGJだ!
オチが素晴らし過ぎるww
サトコゥエロイよ〜
271名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 02:17:05 ID:ubByynMH
>>270
あれ、アンカ間違えた…>>264宛でした。
272名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 03:53:26 ID:X7XD7tLg
>>268
律儀さに泣いた、GJ

小此木魅音のえっちいのが読みたいです
273名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 06:43:31 ID:NBl49R68
>>272に同意。
あと詩ぃ魅ぃ百合も見たいなーとか言ってみる
274名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 11:14:52 ID:XNUP4k1m
>>254
この後、オリキャラ君が圭レナのかませ犬になると思ったのは俺だけでいい。
っていうか、誰か書いてくれないものか。
どうでもいいが、俺は魅詩よりレナ魅が好きだ。つまり、完全なレナ派。
275名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 13:49:27 ID:NBl49R68
レナ魅も大好きです。
つまり、完全な魅音派。
276名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 14:29:43 ID:B7H9vrKt
>>273
俺も詩ぃ魅ぃ百合は見たいなー。
277名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 16:59:48 ID:hY7yZe2t
たまには魅レナが見たいです。
つまり、完全なレナ派
278名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 17:58:25 ID:sKdIQ188
>>264
GJ!
最後の梨花と羽入も、まったりほのぼのしてていいな!


>小此木×魅音
既読かもしれないが、そのカップルのエロSS取り扱ってるサイトあるぞ。
さすがにアドレス貼るわけにはいかんので、
サーチ(「村」が入ってる方)に、キャラ名入れてAND検索でGO!
279名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 18:04:48 ID:9qQlokEx
おこのみおんはどう再会させるかが最大の難関
エロパロならその辺適当でいいのかもしれんが。
280名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 18:13:42 ID:X7XD7tLg
>>275>>277
どっちも見たいです
つまり、完全な百合派

>>278
いや、実はそこがきっかけで目覚めてしまったんだw
でもそこ以外にどう探してもなくてショボンヌ
281名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 18:32:41 ID:sKdIQ188
>>280
そうか。俺も、あそこ以外で取り扱ってのはみたことない。

祭囃しの後は東京にもどってごたごたしてるだろうし。
他編では任務の性質上、園崎の娘に手出しなんて目立つことできないだろうし。

本家の日本庭園の手入れに呼ばれた小此木造園。
お茶とおはぎを勧める魅音。
……みたいな非エロ光景しか浮かばない。

皆殺し編で死姦というのも、ちょっとなぁ……orz
282名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 19:19:13 ID:JfQZZTY3
祭り囃し編のゴタゴタで解雇された小此木。仕事がない小此木は仕事探しのため雛見沢へ向かう。そして、山狗を壊滅に追い込んだ子供たちのリーダー(魅音)との再会を果し、なんやかんやで魅音の付き人に。
283名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 19:31:08 ID:P2KCW+/n
小此木魅音か……
魅音受けはわりと何でもイケるクチのつもりだが、何せ小此木のビジュアルがなあ。
あの大石さえも二割増し男前に描かれてたCS版でも、小此木は敬遠球と言うより牽制球のアレだったし。
うーん、自分に暗示をかけてみたが無理だ萌えられん
284名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 19:34:31 ID:X7XD7tLg
>>282
敵方同士でないとなるとそんな感じになるなー

>>283
そんな貴方に祭囃子Ver小此木
285名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 21:18:18 ID:sKdIQ188
小此木はちょっとゴブリン似てるとは思うが、外見は許容範囲。

ただ、あいつは俺の嫁を泣かせたからなあ。
スクラップ帳をふみふみされている嫁に萌えたことは否定しないが、
こう……小此木には幸せにしてやりたいパッションが湧いてこない。
286 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/22(木) 21:40:04 ID:kgci04Ul
玄関を開けると、外に漂っていたのよりもさらに濃いシチューの匂いが漂ってきた。
なんとなく匂いで、これはウチから漂っているものなんだなと感じてはいたが、
本当にシチューだと知ると、なんだか心が通じたみたいでうれしかった。

「ただいまー、礼奈」
「お帰り、あなた」
礼奈がシチューをかき混ぜながら返事をした。

圭奈を出産してから一ヶ月。
辛い体を動かして、毎日毎日かいがいしく家事をしてくれたことを、
感謝したい。
俺の稼ぎが少ないことに、一言も文句を言わず、
礼奈は頑張ってくれている。

……のに。
俺は、汚れたやつなんだろうか。
礼奈の背中を見るたびに……欲情してしまう。
今まで後ろから、なんてしたことは無い。
礼奈が怖がるからだ。
いつも正面から向き合って、お互いを確かめ合うようにしていた。

「なぁ、礼奈……いや、レナ」
「ひゃ、な、何? あなた?」
「なんだ、その……昔みたいに、圭一くんって呼んでみてくれないか?」
俺は、背中から礼奈……いや、レナに抱きついて、
エプロンの肩紐を片方だけはずした。
「や、やめて、あな……ぃち君」
「何だって?」
俺はやっぱり汚れている。
こういうレナを見て、
意地悪したくなってしまう。
もう片方の肩紐をはずし、エプロンは最後の砦、腰紐だけを残し、
前がぺろんとめくれる形になってしまった。

「恥ずかしいよ……ぃち君だなんて……」
「なんでだよ? 俺はレナって、ちゃんと言えるぜ?」
レナの胸に

(さて、ここで問題です。レナの胸の感触を食べ物に例えると、一体何になるでしょう?)
287名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 21:45:39 ID:JPC9Blsh
プリン
マシュマロ
先端は小さなさくらんぼ



ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフ(ry
288名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:07:34 ID:XzMIoKGO
葛を使った和菓子
ワッフルワッフル
289名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:13:21 ID:JfQZZTY3
>>285まあ、あんときのみみみはかわいそうだったな

俺は小此木普通に好きだが
290名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:35:37 ID:hY7yZe2t
あんぱん

ワッフルワッフルワッフルフルフル
291名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:39:50 ID:etbaSgkB
かすたどん(カスタード入りのかるかん。鹿児島名物)
ローカルですまんがワッフルワッフル。
292名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:41:56 ID:X7XD7tLg
某ドラマCDより胸の感触

レナ…もち
魅音…マシュマロ
沙都子…プリン
梨花…ゼリー
293名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:44:09 ID:hY7yZe2t
どこのふしだらなCDですか
294名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:46:20 ID:vA5MCoSR
>魅音…マシュマロ
な、なんだってー!Ω ΩΩ
295名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:49:16 ID:X7XD7tLg
「ひぐらしのなく頃に」限定CD2006冬 〜鬼のいぬ間に〜
の湯けむり秘話だったかな

欲しかったけどゲットし損ねた代物ですわ
296名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:50:38 ID:hrAIWJGt
>>295
普通にまだメロンで売ってるぞw
297名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:54:02 ID:X7XD7tLg
>>296
うそwwwありがdwww
298名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:59:06 ID:8XHLLD7g
ワッフルワッフル
299名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:00:09 ID:8XHLLD7g
ワッフルワッフル
300名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:09:02 ID:yB5An+/V
301幸せのシチュー ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/22(木) 23:13:21 ID:cdiB/Nr5
>>290
あ、あんぱんw
>>296
うはw俺も買って来るw

ああ、アレだけ注意してたのに、
いきなりオリキャラ(圭一とレナの子供)出してしまった……orz

(続き)
レナの胸に、手を滑り込ませた。
昔、ちょうど手に収まるほどの大きさで、
とろけるように柔らかかったそれは、
今では固く大きくなっていた。

中に詰まっているものが違う。
今のレナは、一児の母なのだ。

「あっ……圭一くん! シチューが焦げちゃう!」
「やっと、呼んでくれたな」
じたばたともがくレナの口をふさぐように、キスを要求する。
無理やりなキスじゃない。
なんせ、後ろからなのだから、
レナが後ろを向かない限りできない。

レナの口の中に舌を突きいれ、
レナもそれに応えてくれた。
そして、レナのたった一つの憂慮すべき点である、
作りかけのシチューの火を消して……
そのまま俺たちは崩れ落ちた。
302幸せのシチュー ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/22(木) 23:13:52 ID:cdiB/Nr5
「レナ、レナ、いいだろ? 俺、ずっと、ずっと……」
「ごめん……私のせいだよね?」
レナが妊娠してから、ずっとレナを抱きしめていなかった。
「私が……その……手とかでしてあげたら……」
「俺……レナのいいつけ通り、一人でもしなかったんだぜ?
信じられるか? 十ヶ月も!」
「え、あはは、やだなぁ、アレ、冗談だったのに、きゃっ」

もう、胸なんかいじくるのはじれったい。
上のセーターやエプロンは脱がさず、
スカートの下のショーツだけ脱がし、
俺は、自分のいきり立ったものを取り出し、
レナの入り口へとあてがった。
「やっ……圭一くん……そんな濃いの入れたら、
また妊娠しちゃう……」
そんな台詞は、俺を加速させるだけだった。
「レナをもう一回妊娠させたい!」

思いっきりレナを抱きしめる。
それと同時に、俺のペニスがレナに侵入した。
「あふっ……け、いちく……出てる……」
情けないことに、入れた瞬間すさまじい快感と共に、
精液を放出してしまった。
一人の子供を生んだとは思えないそこは、
久しぶりの俺にはきつすぎた。
303幸せのシチュー ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/22(木) 23:14:46 ID:cdiB/Nr5

「このまま……もう一回!」
「あっ、だ、ダメだよ、圭一くん! シチューが、出来ないよ」
「俺はシチューも食べたいが、レナをそれ以上に食べたいんだよ」
そういって、セーターを半分だけ脱がし、
ブラも半分ずらしただけで、レナの胸にしゃぶりつく。
「やぁああっ、出ちゃうよ、圭一くん……あっ」
レナの乳首にしゃぶりついていると、
ほんのり甘い液体が口の中に広がった。

「け、圭一くん赤ちゃんみたい……よしよし」
そう言って、頭をなでなでするレナ。
それを聞いて、ちょっとムッときた俺は、
レナの中に力強く挿入した。
そのまま、レナに裏返ってもらう。
四つんばいの姿勢だ。

俺はレナに覆いかぶさり、
そのまま胸をもんだ。
「あぅ……胸ばっかり、いじめないで……」
「もっともっといじめてやる!」
膝をついてレナの尻を掴み、
そのまま動いた。
304幸せのシチュー ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/22(木) 23:15:45 ID:cdiB/Nr5
俺も初めての感覚に酔いしれる。
こんな姿勢のレナを、後ろから眺めるなんて初めてだ。
レナは四つんばいをやめ、
腕を崩している。
まるで、獣の交尾だった。

「レ、レナの好きな、猫さんみたいだな」
「に、にゃー、あはは、っ!」
俺の腰の動きが、勝手に加速する。
もう、意識は遠いどこかへ飛んでいた。

「あぅっ、激しいよ、圭一くん!」
服を着たまましているというのも手伝ってか、
俺の昂ぶりはすぐに上限まで達した。
だというのに、俺はまだ腰を振っていた。
「あぅ、出てる、け、いちくっ!」
レナが急に、くたっとなる。
「はっ、はっ……け……くん……はぁ……」
「レナ……」
二人とも安アパートの木造床のキッチンで、
板をぎしぎしと言わせながら、絡まりあった。
305幸せのシチュー ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/22(木) 23:16:39 ID:cdiB/Nr5
「ぁなた……のせいでシチュー冷めちゃったじゃない」
「う、ごめん、れ……な」
「うん? 誰に言ったの?」
なぜか、お互いが最初に、あなたやら礼奈やら言い始めた時みたいな、
微妙な恥ずかしさが漂う。
「れ、レナ」
「レナ? 誰かな? 誰かな? うふふ」
「あ、それ久しぶりに聞いた」
俺は、笑って誤魔化した。

「あなた、子供が生まれたら、もっと頑張ってくださいね。はい、シチュー」
「おう、そんときゃ、俺が社長だ」
「あはは、そんなところは変わってないね……」
「礼奈もな……」

そっと、レナが差し出したシチューを持つ手に、
自分の手を添える。
「いつか、家族四人でシチューを食おう。
そうすりゃ、食費も安上がりだ」
「ええ、もちろん」

レナ特製の貧乏シチューは、材料費わずか五百円ながら、
国家予算を出したって買えないレナの愛という食材のおかげで、
今日も俺の胃袋に好評だった。

幸せのシチュー ―完―
306 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/22(木) 23:22:36 ID:cdiB/Nr5
色々手抜きですみません。
迅速さを追求したら、どうしてもソ連製の武器みたいになってしまうんだ……

この前エロパロ書いてた途中で、
勝手にノートのウェブカメラが作動して、
悶える俺の顔が映った時は死にたくなった。
書いてる人は分かるかもしれないですけど、
キャラクターを書くという行為は、キャラクターに感情移入しなければいけないわけで……

ネットに繋がってたら、確実に変態扱いだなw
307名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:31:54 ID:X7XD7tLg
>>306
いやー、幸せそうでGJでした
308名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:32:54 ID:ZerL6FzH
GJ
309名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:48:26 ID:JPC9Blsh
>>264
GJ!沙都子イイ!
気になるのは詩音と悟史、それを見に行った魅音とレナだが…。
もっと気になるのは梨香ちゃんと羽入が助かったかどうかだ…




>>286
これまたGJ!
礼奈と圭一の幸せな家庭ですな…うん、羨ましい。
310名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:49:03 ID:sKdIQ188
>>289
小此木は本スレでも結構人気あるし、そっちが一般的な気もする。

俺、最近三四萌えが高じて富竹にまで萌え始めてる始末だし。
よく見たらさ、トミーって目元がぱっちりしてて可愛いくね?
三四が惚れるぐらいだし「眼鏡を外したら美人」とか、あの系統だよ。
……大丈夫か、俺?
トミーにはオットセイが生えてるんだぞ?


>>306
GJ!
しかし、授乳プレイとはまた、マニアックなw
311名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:02:00 ID:RLXRwAzD
>>306
GJ。うんうん。幸せそうで何より。ラブラブ圭レナをリクした人間としては
ホクホクなのですよ。

でも、ここで「すてきななまえ」で、一発受精だったのかなー?
などと考えるのは……俺だけかな?こう見えて実はまだ二人とも1*で……。
なんて若奥様なんだレナ。ハァハァ。
んでもって、これでレナが礼一を身籠もって……。
うーん。言ってて、オリキャラボーダーのような気がしてきた。

ちょっと話蒸し返して悪いけど、多分、本当にこのあたりがオリキャラのボーダーの様な気がする。
これで、圭奈とか礼一が全面にプッシュされたら俺はL5になると思う。
まあ、圭奈と礼一の子育て日記みたいのならOKだけど……。
312名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:20:45 ID:s3NIyjiO
>>306
GJ
なんか久しぶりにほのぼのした圭レナを見た気がした

>>311
今回のオリキャラは白に近いグレーってところだと思う
人によっては子供設定自体激しく嫌う者も居るが、まぁこのスレは比較的穏やかだから大丈夫だろう
313名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:23:40 ID:12Y5EA89
「すてきななまえ」の続きだったのか!!
なんつー素敵ラブラブ話なんですか
314名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:33:56 ID:df6Q6Gyb
>>306
百合CP至上主義ですが梨花沙都子の子供を考えて止まない私が来ましたよっ。
オリキャラで且つ子供だと安直な名前になってしまいがちなところがちょっと
勿体無いですけど、話はとても楽しめましたーっ!GJ!

さて、そろそろ夏の終わりを投下すべきかな?と思っているんですがどうでせう?
いい加減完結しなくてはと思いつつも梨花攻めもいいけど沙都子攻めも捨てられない!
と悶々としているんですが、今回は梨花攻めだけにしてまた今度別のシチュで
沙都子攻めとかでもいいかなーとかいう感じで、とりあえず23日中には
投下出来るようにしたいと思ってますー。毎度ひっぱってしまってごめんなさいー。
315名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:44:16 ID:b/T4Kk3V
GJ

ジロウさん可愛いよジロウさん
ガチで結婚したいが現実にはいないんだよな…
誰かお願いだから書いてください。それが私の願いです
316名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 01:04:01 ID:RDW7FI0u
>>310本スレは見ないからそれは知らなかった。むしろ嫌われてると思ってたよ。詩音スレで叩かれてたし

まあ…萌えるかは別としてトミーはいいと思うよ。ジホウなんて言われ方したりしてネタキャラな面もあるけど祭り囃し編ではやる時はやる男ってとこ見せたし
317 ◆Virgobc36M :2007/03/23(金) 01:26:07 ID:KVHA2T5/
>>306
ああっ、授乳プレイ取られたっ!(オイ
それはそれとしてGJ!
エロ書いてるときに悶えるのは痛いほどよくわかる。
俺もサトコゥーのエロパートを書いてた時は五分ごとに席を立ってフォォォォォ!!とか吠えてたからなw

318名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 02:50:24 ID:RSZOGrlO
>>314
夏の終わりの続き、激しく待ってる。もう、裸族もビックリなぐらい全裸でwktkしながら待ってる。
319名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 03:15:40 ID:Lm93R3FN
野外学習のような展開を望んでます
320名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 06:55:18 ID:PKhdKM9D
>>306
GJ!
幸せそうでよい
321名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 16:09:36 ID:jb25sILo
俺、今日誕生日なんだ

つーわけで、梨花物をプレゼントして(゚д゚ )ホスィ…
頼むよ、誕生日メールが某服屋からしか来ない俺を祝ってくれ
322名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 16:11:46 ID:q8TUAUtp
>>321
今日、誕生日なのか…おめでとう!
よし、俺がなにかプレゼントしよう!

これからバイトだから、今日の夜中を楽しみに待っててくれ
323名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 16:51:58 ID:jb25sILo
>>322
マジで?
言ってみるもんだなぁ
全裸で正座して待つわ
324 ◆Virgobc36M :2007/03/23(金) 17:57:49 ID:KVHA2T5/
>>323
「ところで>>323、一つ確認したいのだが。
別に――――梨花攻めであっても良いのだろう?」
325名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 17:58:01 ID:PSYzm3lq
>>321さん誕生日オメwwww
自分誕生日じゃないが>>322さんの投降を楽しみに待っている!

今更ながら小此木の話してあれなんだけど

魅音→圭一 設定の小此木×魅音が非常に見てみたい

326名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 18:07:23 ID:4TU+PXNT
>>323
誕生日おめ
俺も横から梨花物wktk

>>325
ソウルブラザー!
手練手管の小此木にそっち方面も指導してもらう魅音…ハァハァ
327名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 18:31:22 ID:uBepHncE
321へ。
お誕生日、おめでとうございます。突発&即興でよければ梨花物をささげたいと思います。
自分も三月が誕生日だし、親近感があってね。梨花×赤坂雪絵です(ええっ!)

レナキスの5スレ目633より。
328名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 18:38:18 ID:KVHA2T5/
えーと、質問。

「ぶちまけられてぇかぁぁぁぁっ!!」

の一連イベントって、園崎家であったんだったっけ?
329名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 18:46:41 ID:CWCOdLZu
>>328
目明し・スプレー・注射器・醤油をもらいに来たのですよ、にぱ〜。
330名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 18:49:13 ID:jb25sILo
>>324
梨花物なら何でもおkっす

>>327
職人さんktkr
お願いします

その他の方々もアリガトン
なんか思った以上に祝われてる(*'A`*)
このスレはサイコロの目が6しか出ない雛見沢ですね
331名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:28:25 ID:12Y5EA89
>>321
うるせー俺も誕生日じゃいッ!

昨日圭一レナのSSがきたのは俺への一日早い誕生日プレゼントだったのですね
332名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:30:52 ID:MB6nQD1U
今回も沢山のGJありがとう。
オリキャラもギリギリの線を行っていたようで、何より。
でも、サイレントマジョリティーも考慮して今度からオリキャラには細心の注意をはらいますん。

ああ、「すてきななまえ」覚えてくれてたんだ。
アレって、今思い出すとエロパロデビュー作なんですよね……
一体、俺はどんなペースで書いてんだw
きっと何かたまってるものがあったんだろう。
そうに違いない。

>>314
もう両方攻めでw
こう、あれですよ、途中で攻守が逆転するんですよ。
攻めてる途中でドジっちまって、守勢に転じるのは戦争ではよくあることです。
だから、そんな奇跡があってもいいと思うんです。
>>317
搾乳の予定はありませんでしたが、
例によって気まぐれで追加しました。
……でも、本当描写適当ですよね……
突貫工事はやっぱり作品に悪い。

梨花ちゃま天国が創生されそうな勢いですね。
今回の祭りには出店できそうにないですが、
皆と一緒に楽しませていただきます。

ところで、小此木×魅音ってかなりの確率で強姦チック、
というより、強姦になると思うんですけど、
>>325たちが望むカケラは和姦?
333名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:34:07 ID:1mdl9RGQ
み、魅音分が不足している…
詩魅百合でポロッと「お姉ちゃん」呼びしちゃう魅音が見たい…
い、妹な魅音が見た……い…


…………
334名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:37:51 ID:48ijFMT9
俺も詩音分が不足しています・・・
詩魅百合見たいです・・・・・・
335名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:41:51 ID:uBepHncE
ごめん、今度、悟史×詩音書く予定。お互いにブルマ着用プレイとか考えてる。
百合は今のところ、ネタが無いの。ごめんなさい。
336名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:44:47 ID:4TU+PXNT
>>332
搾乳万歳!
小此木魅音なら強姦でも和姦でも…!
wktkさせていただきます

>>333
妹魅音いいよな
素の受け体質が現れまくりでハァハァ
337名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:45:04 ID:PSYzm3lq
>>332

自分は小此木だったら和姦ものより強姦のほうが……

小此木→魅音→←圭一みたいな。

すまん

自分はもう

手遅れなところに来ているのかもしれない……

338( `ワ´) 1/3:2007/03/23(金) 20:52:46 ID:MvXlJxpU
梨花と別れ、にーにーが帰って来て、一年が立ちましたわ

にーにーも、わたくしの成長をよろこんでくださったですのよ
だから、梨花・・・。わたくしはもう、大丈夫ですことよ?

ブロッコリーとカリフラワーも、もう間違えたりしないですわ
お料理も、お洗濯も、お掃除も、一人でもちゃんとできるようになりましたわ
生活費だって、にーにーがちゃんと稼いできてくれますのよ?
ご近所付き合いも良好ですわ

でも、確かに、新しい学校に、わたくしは、まだ馴染めてませんわ
だって、そこには圭一さんような面白い人も、魅音さんのように楽しい人、レナさんのように優しい人も居ませんから・・・・・・
あ、でも心配しなくて大丈夫ですことよ? 

おーほほほっ、わたくしは、もう、そんなに弱くは無いですのよ?
それに、なによりもにーにーが居てくれるのですから――弱音なんて吐いたら笑われてしまいますわ

ごめんなさいね。梨花・・・・・・。あなたが居ないのに、わたくしは幸せを感じてるんですの

にーにーといっしょに旅行に行きました
にーにーといっしょに海にも行きました
にーにーといっしょにショッピングに行きました
にーにーといっしょに山にも行きました

色々ハプニングもありましたけど、とても楽しかったですわ〜
にーにーが何処か抜けてて、頼りないのは変わってませんでしたのよ?
サイフを忘れた時やはんこを忘れた時は大慌てでしたわ!

ねえ梨花、あなたと一緒に暮らしてた時も楽しかった。これは本当ですわよ?
でも、今は今で、日常の一つ一つが刺激的で楽しいんですの

にーにー に、お料理を作ってさし上げました
何度も失敗して、それでも頑張って作って、やっと美味しいと言われた時は嬉しくてドキドキがしましたわ

にーにーといっしょにお風呂に入りました
ちょっと恥ずかしかったけど、にーにーの背中が逞しくなってて、なぜかドキドキしましたわ

にーにーといっしょのお布団で寝ました
子供っぽいと思われてしまいそうですけど、にーにーの腕の中の方が安心して眠れますの

それに最近にーにーを見てると胸のドキドキが止まりませんの
圭一さんを見てた時もドキドキすることがありましたけど、それとは似てるような、でも、何か違うような不思議な感じですのよ
梨花なら分かるんでしょうね、きっと・・・・・・

そう、あんな事がなければ、梨花や圭一さん、ねーねーや魅音さんやレナさんたちと別れることもありませんでしたわね・・・・・・
でも、そのおかげで、わたくしが一人になった事を知ったにーにーが、
突然帰って来てくれたんですから、皮肉ですわね

ねえ梨花。わたくしはあなたのことは絶対忘れません。忘れるはずありませんことよ?
わたくしを心配してくれるのはありがたいんですけど、わたくしは大丈夫ですわ

それとも梨花――わたくしを恨んでるんですの?
一人だけ幸せに暮らしてるわたくしを?

わたくしとにーにーといっしょの時も、わたくし一人のときも
ただ、無言でぺたぺた、ぺたぺたと後ろから付いてきてるのは梨花なのでしょ?

わたくしの事を気遣ってるなら、その必要はありませんことよ?
でも、わたくしを恨んでるのなら・・・
339名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:53:16 ID:53qiyVPJ
魅音分か……ほったらかしになってるネタで圭一×魅音と魅音×圭一があるけど、
残りはえっちシーンだけのところで筆が止まってる。ごめんなさいです。
340( `ワ´) 2/3:2007/03/23(金) 20:54:04 ID:MvXlJxpU
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさ・・・
341( `ワ´) 3/3:2007/03/23(金) 20:54:42 ID:MvXlJxpU
あら? にーにーが呼んでますわ
それじゃ梨花。圭一さん、魅音さん、ねーねーにレナさん。岡村くんに冨田くん、知恵先生に校長先生、監督、そして村のみなさん
また、一年後に逢いに来ますわ

本当なら村に逢いにに行きたいんですけど、閉鎖はまだ解かれてませんからしょうがないですわよね・・・・・・

ああっ、にーにー! 待ってくださいましー!!





                                                  −雛見沢大災害被災者合同慰霊碑前にて−
342 ◆Virgobc36M :2007/03/23(金) 21:02:22 ID:KVHA2T5/
書いてる途中で急用が入ったのでとりあえず前半だけwikiにうpした。
エロまで逝けずに申し訳ないorz
343( `ワ´):2007/03/23(金) 21:19:21 ID:MvXlJxpU
>>338 >>340-341

ttp://www.07ch.net/up2/src/lena0006.jpg

にーにーとにーにーは別人です
出目6の世界です。雛見沢症候群は沈静化しています
L5なのは仕様です
首を掻き毟らないのは個人差があるからです
認識がおかしいのはL5だからです
梨花ちゃんはたぶんあの世で泣いてます
エロ分は脳内で補完してください

参考 >>125

ダカラ、コレハ、ハッピーエンド、デスヨ?
344名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:43:28 ID:53qiyVPJ
>>343
ごめんよ。途中で邪魔して。
あと、まあ……悪いけど、ぶっちゃけそのオチは読めてた。
だから今度は泣かない。

>>342
くぅっ……ここでかあっ!
最近、エロ成分に飢えてるのに……。こんなの、拷問だよう。orz
345名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:43:41 ID:uBepHncE
5スレ目633です。突発突貫で梨花物を書きました。レズでほんのり陵辱触手風味です。
苦手な方はスルーしてね。短いですが、どうぞ。
346名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:45:52 ID:uBepHncE
    絡みつくものよ



 月の光も差さぬ森の奥。古手梨花は木に吊り下げられていた。
「みー、一体何をするのです。降ろして欲しいのです!」
 なみだ目で訴える。両手は縛られている。黒い網目に束ねられた糸だ。
いや、それは糸ではない。髪だ。長いおさげの髪。うねうねと動いている。
「あらあらそれはこちらの方の台詞ではないかしら泥棒猫さん♪」
 お温和な笑みを浮かべている。見るものをほんわかとさせる。安らぎと
慈愛。癒しのイメージ。だけど違う。縛られた長いおさげの髪で梨花を
吊り上げる。優しい顔の奥に鬼が見える。
 赤坂雪絵。そう、赤坂衛の妻である。

 雛見沢の夏。赤坂一家がまた遊びに来た。娘の美雪もここが気に入ったみたいだ。
衛も普段の激務をのんびりとした田舎で過ごす事で疲れを癒そうとしていた。
 始めは近くの民宿に泊まろうと考えていた。けど、梨花から、
「それならうちに泊まるといいのです。みんな大歓迎なのです」
 と、言ってきた。普段住んでる倉庫ではない。本家を解放して、
赤坂一家を歓迎したのだ。
 あの、熱い一日。綿流し祭が始まる前に行なわれた攻防は今でも忘れられない。
梨花は運命の連鎖から解き放たれたのだ。その一端をになったのは赤坂衛だ。
園崎家で捕らえられ連れて行かれようとしたときに、颯爽と表れた衝撃と感動
は今でも忘れられない。思い出すと胸が熱くなる。その後、行なわれた綿流し祭で、
妻の雪絵の前でからかったのは冗談交じりの部分もあるが一抹の寂しさも含めている

自分の奥に赤坂衛に対する想いは確かにある。けれど、それは幸せな家庭をぶち壊して
までのし上がろうとする物ではない。純粋な感謝と憧れ交じりの発露なのだ。
他意はない。幾度となく赤坂衛も大切な妻を無くしてきた。ならば、掴み取った幸せを
大切にして欲しい。そう願うだけだ。

──なのに。
347名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:49:37 ID:uBepHncE
「この仕打ちは酷いのです」
 梨花の言葉にも雪絵は笑みを崩そうとしない。ただ、優しく見ている。
「──この雛見沢にも鬼の伝説があると聞きました」
 ゆっくりと雪絵は言った。
「村人には鬼の血が流れてるそうね」
 どういうイトがあるのだろう。分からない。
「梨花ちゃん。あなたはその古き血筋を伝える一家だとか」
 笑みの形が三日月になる。ぞっとする。
「ふふっ、あなたも同じなのよね。──だから、惹かれたのかしら?
 衛に」
 梨花の目が見開く。幸恵の言ったいる事はつまり──
「私もよ。私の一族も鬼の血に連なるの。つまり混血。聞いた事ない? 
遠野の事を?」
 ふふふっ、と笑みを浮かべる。梨花は分からない。聞いたこともない。だが、
この地にオヤシロさまが降臨している。ならば、他の地に同じような不可思議
な存在があったとしてもおかしくはない。理解は出来る。
「だから、何で、こんなことをするんです?」
 分からないのはその理由だ。梨花は赤坂一家にどーこーする気はない。
たまに衛をからかうかもしれないがそれだけだ。
「鬼というのね、思いが強いの。だから鬼なの。あなたは確かに今は
そう思っている。私たちを歓迎してくれている。だけど、成長したら
どうかしら? 大人になって、大きくなったら抑えられない。
そういうものなの」
 だからね、今から教えてあげる。衛が誰のものかを。
 梨花の頭の中に何かが響いた。同時に変化する。梨花を縛る髪の一部が
ほどけてほつれる。そのまま、梨花の体の一部に覆いかぶさる。
「──ああ、いや」
 梨花は今、大きめのパジャマを着込んでいる。だぶだぶでシンプルな紫色だ。
そのパジャマの中に髪が進入してくる。こそばゆい感覚が襲う。
肌に髪が走る。サラリさわりと撫でる。くつぐったい。びくりと跳ねる。
「さて、どうしようかしら」
 あごに手を当てて、雪絵は考え込む。今日の夕飯のメニューはなんにしようかしら?
と、同じ思考だ。
「痛いのはさすがにかわいそうよね」
 ちょっと、眉をひそめる。
「だから、快感に溺れさせましょう。優しく味わってあげますから安心してね」
 にっこりと微笑む。同時に髪は動く。
 髪の先端で撫でる。耳たぶを、ほおを、鼻を、唇を首筋を、乳首を、わき腹を、
へそを、太ももを、ふくらはぎを撫でる。同時に。
「あはっ、ははっ」
 こみ上げてきたのは笑い。こそばゆいから。ちょろちょろと撫でる。つんつんと
突付く。それだけだ。あくまで繊細に、あくまで優しく撫でていく。
「梨花ちゃんの性感はどこかしらね」
 わき腹だけを撫でた。びくっとした。へそを撫でた。勢いよく腹がひかれた。
太ももを撫でた。「……あっ」少し声が洩れた。頬を撫でた。顔がそむけられた。
耳たぶを撫でた。顔が赤く染まり、唇をかみ締めて耐えていた。首筋を撫でた。
さらに唇をかみ締める。雪絵の笑みが深くなる。乳首を撫でる。薄い胸板全体を撫でる。
毛筆のように。
「あっ、はぁ、あぁ」
 嬌声がこみ上げる。嫌悪も拒否感もない。ただ、反応してしまう。硬くて柔らかい
髪の毛先に反応してしまう。
「ふーん」
 雪絵はそれだけを言うと腕をくんで梨花を見つめる。パジャマの中でもぞもぞと
髪は蠢く。特に胸の辺り。髪の先端で乳首をつつき、胸を撫で、尖る乳首を髪で
縛って締め上げる
348名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:54:29 ID:uBepHncE
あっ、いゃっ、やぁっ、きゃっ、ダメ!」
 熱い息とともに梨花は反応する。拒絶する。こみ上げる快楽。流されそう
になる。だけど、耐える。それでも決壊しそうになる。
 髪は編み上げられる。唇のように。吸い付いていく。幼い梨花の乳首に。
音がした。空気を吸う音が。引っぱっていく。梨花の薄い胸板を強く。
「痛い、痛いのです」
 なみだ目で訴える。でも、聞こうとしない。その代わり優しく吸われて吐息
が洩れる。
「もう、服はいらないよね」
 雪絵がそういうと、髪は丁寧に梨花のパジャマのボタンを外す。はらりと
脱がされる。上半身が夜気にさらされる。
「でも、寒くないよね」
 髪で胸を揉みあげながら雪絵は言った。薄い胸板を髪が沢山束ねられて揉んでいく。
「小さくて揉みがいがないわね」
 自分の胸を軽く手で触りながら雪絵は言った。
「……うるさいのです。そっちだって魅音や詩音より無いのです。きっと、レナや沙都子
に追い抜かれてかわいそかわいそになるのです」
 梨花の言葉に雪絵は自分の胸を強く揉みながら、うふふふと笑う。同時に吊り下げられた
梨花がするすると地面に降りていく。けど、腕は縛られたままだ。
「面白い事を言うわね。そうね、協力してあげる。梨花ちゃんの胸が大きくなるように
たっぷりと揉んで上げるね」
 雪絵は梨花に近づくと直接胸を吸い、乳首を捻る。髪ではなく、暖かい手や熱い唇の
感触に梨花は身をよじる。
「ほんと、小さい胸ね。けど、梨花ちゃんは大きくなるのかしらね。このままでも十分可愛いけど」
 乳首をこねられ、突付かれ、舌でぺろりと舐められる。身をよじって逃げようとしても
逃げられない。ただ、もてあそばれる。
「知ってる? こういうのも気持ちいいのよ」
 雪絵は自らの服を脱いで胸をさらけ出す。小ぶりだがきれいな形をしている。
自らも興奮してるのか雪絵の乳首もそそり尖っている。
「……あっ」
 梨花は声を上げる。雪絵が近づき、自らの胸を梨花の胸に押し付ける。
柔らかい感触がする。そのままこする。二つの乳房が触れ、乳首をぶつけ合う。
「……どう? 結構いいでしょう」
 雪絵の頬は上気して赤くなる。陣わりとした熱が胸の奥に互いに生まれる。
「まどろっこしいところもあるけど、これがいいのよ。女の子の体は柔らかくて気持ちいいから」
 梨花は答えない。ただ、喘ぎ声を漏らすだけだ。
「そういえば、キスはしたことはあるのかしら」
 いうやいなや、雪絵はキスをする。そのまま梨花の口の仲を舌で嬲る。唾液を流しこみ、
舌と舌を絡める。梨花はただ、翻弄されていた。

349名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:55:18 ID:uBepHncE
「さて、そろそろメインデッシュね」
 雪絵はぺろりと自分の指を撫でる。視線は梨花の下半身に向けられる。長袖の
パジャマズボンを身に着けている。けど、今までの責めですっかり足に力はない。
髪でズボンは脱がされる。シンプルな白いショーツをはいている。びっりょリ濡れている。
太ももまでつたりてかっている。
「あら? あらあらあらはしたないわね」
 髪がショーツに向かう。筋にそってなで上げる。
「あぅっ」
 雪絵の指も向かう。秘裂というより筋を優しく撫でる。まずはふち。熱い感触が
ジンワリと来る。くちゅくちゅと音がする。嬲れば嬲るほど梨花の秘裂から液は
洩れでてくる。
 べったりと梨花の液にまみれた指を舐めた。
「そろそろ直接もいいわよね」
 ショーツを脱がせる。つーと液が垂れる。
「まずは髪で遊びましょう」
 秘裂の豆を髪で縛り捻る。髪の毛数本で秘裂を撫でる。幾本かを奥に入れる。
そのまま動かして嬲る。もはや、梨花はただ、声を上げる。ただ、叫ぶ。
拒絶ではない。苦痛ではない。快楽に翻弄されて声を張り上げる。雪絵も
ただ笑う。優しく妖しく。
 深夜の森で梨花の声を聞く人は誰もいなかった。
350名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:57:03 ID:uBepHncE
雪絵の足元で梨花は寝ている。ただ、荒い息を吐く。あれから徹底的に可愛がった。
「ふふっ、可愛いわね」
 始めは嫉妬だった。衛に熱い視線を送る小娘を少しお仕置きのつもりだった。けれど、溺れた。ドンドンとスイッチが入った。
攻めの一辺倒で少し物足りないのが残念のところか。
「また、可愛がってあげるね。……今度は冬にでも遊びにこようかしらね」
 そう言って、視線をそらしたとき、
「いいえ、今すぐ味あわせてあげるわ」
 と、声が響いた。
 何? と、思う間もなかった。首筋にちくりと痛みが走る。注射? 
認識するまもなく体から力が抜ける。
「遅かったわね」
 梨花が仁王立ちになる。その視線の先には不思議な格好の少女がいた。
角が生えている。
「あぅあぅ、隙が全く無かったのです」
 羽入だ。
「あら、そんなわけ無いでしょう」
 つかつか寄ると、梨花は羽入の股間の辺りを嬲る。
「あぅ」
 思わず洩れるのは熱い嬌声。
「ほら、こんなに濡れてる。羽入。あなた、自分を慰めていたわね」
 キツイ梨花の叱責に、
「あぅ、仕方ないのです。梨花と感覚がリンクしていて僕にも伝わって
くるのです」
 首をすぼめながら羽入は言い訳する。
「まあ、いいわ」
 梨花の視線は雪絵に向けられる。
「みー、雪絵。色々と教えてくれてとってもありがとうなのです。
これからたっぷりと御礼をしたいのです。受け取ってほしいのです」
 ニコニコと笑顔振りまきながら梨花は雪絵に近づいた。
「ほら、羽入。あなたも手伝いなさい」
 おずおずと羽入も近づいてきた。
「えっ? あのっ、そんな?」
 覆いかぶさろうとする影に雪絵は戸惑っていた。すぐに嬌声が
張り上げられる。けれど、深夜の森で聞くものは誰もいなかった
351名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:57:55 ID:uBepHncE


「衛さん」
 帰りの列車の中、何度も雪絵は雛見沢を振り返る。
「なんだい」
 娘の世話をしていた衛は顔を上げる。
「……また、ここに来ましょうね」
 ポツリと雪絵は言った。
「そうだな」
 衛はさわやかに答える。雪絵も雛見沢を気に入ってくれたようだ。
「ええ、また、梨花ちゃんに会いたいしね」
 頬を染めながら答えた雪絵の言葉は残念ながら衛の耳に届かなかった。



                                                     おわり。


嘘予告
梨花ちゃんのために雪絵はレッスンレッスン♪ 題材は愛する夫? 
次回、雪絵と衛と梨花と羽入で大乱交。でも、美雪ちゃんも見ている

よ。そして──

なお、嘘ですから。こんなの書きませんから。ごめんなさいー。

  
352名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:08:05 ID:RSZOGrlO
>>351
GJ!やられるだけじゃ無いのが、流石は魔女と言うところか…羽入ナイス。

続編、激しくキボン
353名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:15:27 ID:x9A01rMW
>>351
GJ!
百合分がっつり補給しました。
354名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:16:35 ID:x9A01rMW
……ところで、ID:MvXlJxpU氏は、ちんぴら日記の作者氏?
いや、(1/3)でそんな伏線を感じて思わず禁止IDに放り込んでしまった、
俺はチキンな>>123なわけだが、この禁止指定は解除しても平気か?
だれか、教えてくれ……。
355名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:25:12 ID:jb25sILo
>>342
続きも期待して待ってます

…全裸で

>>351
GGGGGGGJJJJJJJJ!!!!!!
これは見事に俺のツボを押さえたとしか言えないね
花丸あげちゃいます
356名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:34:06 ID:RSZOGrlO
>>354
ネタバレで申し訳ないが…ガチでチンピラ日記の続編。
沙都子視点で話は進む。


…幸せなんだよ…バッドエンドじゃ無いんだ……
357名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:50:03 ID:x9A01rMW
いっ、いやあぁ! らめ、らめえ!
さとぅこぉー、さとぅこぉー!!


……OK、落ち着いた。
>>356氏ありがとう。
>作者氏、ごめん。チキンでごめん。
358名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:00:10 ID:F1H/aJoQ
魅音の発症話途中まで書いたんだが展開に悩む。
一応レナと圭一のセクロスシーンに遭遇しちゃった設定なんだが、

・興奮して自慰する魅音
・拘束したレナの前で圭一とズコバコ
・むしろ圭一ほっぽって魅レ

どれが良い?
359名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:02:40 ID:uBepHncE
三人でまとめてプレイを希望。
360名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:05:46 ID:4TU+PXNT
>>351
ガチ百合GJ
雪梨いいよ雪梨

>>358
どれも切ないな…
個人的にはどれも混ぜてレナとセクロス現場を目撃して発症、
翌日切羽詰って圭一を押し倒しちゃうってな感じのをキボン
魅音発症ってだけでめがっさ楽しみだw
361名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:10:01 ID:7Lsu2oz4
>>358
レナを拘束して、圭一にレナとの変態プレイを強要。かつ魅音もレナを攻める。

ちんぴら日記書いた作者さんってこのスレが初めて?
見てるなら答えて欲しい。保管庫の作者別にそう更新していいのか分からないから……。
362魅音発症の人:2007/03/23(金) 23:14:16 ID:F1H/aJoQ
全部入れれるようがんがる
ただスゲー長くなりそう
363 ◆Virgobc36M :2007/03/24(土) 00:21:42 ID:CrZKUZMb
少し時間ができたので、ちょっとだけ更新。
魅音より先に詩音の乳を書くことになるとはなー。
364名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:00:07 ID:NQfsBzCw
>>363
コミカルさに笑った。

魅音スレでエロパロSSが投下されてたんだけど、保管庫に入れていいかな?
あっちに投下した作者さん的にはOKっぽいんだけど…。
読んでない人が、保管庫に行って「こんなのいつ投下された」みたいになる
のがイヤだから一応訊いてみる。
365名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:06:29 ID:o0OQ45hP
>>364
最近魅音スレ良作多くて追いきれないw
なので俺としてはぜひ見たいお
366名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:12:08 ID:UW7A2x3Q
>>364
作者の許可が取れてるなら、こういう風に話題に出てる時点でOKだと思う
本当に良くわからんSSは何の宣告もなしにいきなり保管庫入りしてるし

何より俺も是非読みたい
367名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:17:31 ID:NQfsBzCw
うい、了解。
ちなみに、俺としては面白かったと思うよ。
上々の反応だったと向こうにも伝えとく。
368名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:21:29 ID:7S3XuoVJ
最近の魅音スレはSSも絵も職人さんがはりきり過ぎで嬉しい限りだw
此処も負けずに頑張るとしようぜ。
369名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:30:35 ID:H8iK7ouk
あまり他のスレと馴れ合うのは勘弁だが……ほら、このスレって他所と違って『 1 8 禁 』じゃん。
ここが知られれば知られるほど、厨も来やすくなるというか、某エロパロスレみたく荒れやすくなるというか……

そういう前例を作っちまうことで、今後このスレがどうなるか、みたいなことも考えて欲しかったり。
例えばアニキャラ板の梨花ちゃまスレなんかも、結構ssめいたものが投下されていて、
住人に受け入れられているけど、それを保管庫に載せるわけにゃいかないでしょ?

一つ、ssを載せることで、
「じゃあ■■スレの短編も載せちゃってもいい?」「いいんじゃね」みたいな流れになるかもしれない……どうなんだろうね。

あくまで>>1の保管庫は『このスレ(ひぐらしエロパロスレ)に投下されたssを保管するところ』なわけで……
できれば今回限りにしてほしい。
370( `ワ´):2007/03/24(土) 02:48:30 ID:bPcFQ2xj
>>361
悟史×・・・で、ワッフル貰えなかった可愛そうな子と、中の人は同じでつよ?
思い付きで、てきとーに書いたのを、てきとーなスレに、てきとーに投下してるだけなんで、保管もてきとーにどぞ

必要なら作者名も「てきとー」でw
371名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:54:51 ID:UW7A2x3Q
>>369
そこら辺は先のオリキャラ議論にも通じるものがあるね
一度容認したらどんどん加速していくというか

ただこのスレは他方と違って「開けてる」のが一つの持ち味だからなぁ
実際「練習」や「レナキス裏」など他所から帰化したような作品もあるわけだし
中々難しい問題
372名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 03:11:34 ID:wUq4nx8F
>>357氏…いやさ、ミスター。職人様には悪いが、そうやって素直に避けるのも、一つの勇気だと俺は思う。自分を恥ずべきでは無いさ、俺はお前の味方だ。











オチだけ言おう、沙都子はてっぺい★を悟史だと勘違いして幸せに暮らしたんだ。
373名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 03:41:09 ID:7S3XuoVJ
正直神経質過ぎるんじゃね?オリキャラ然り今回の事然り。
特に今回のはエロ有りだったし、良いじゃない。
最近はどこか閉鎖的で投下するのを躊躇ってしまうよ…。
374名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 04:08:17 ID:UW7A2x3Q
>>373
ぶっちゃけ白状すると俺も何回か他スレのエロパロ勝手に保管庫入れようとした事あったからなぁ
実際ただのネタとして消えていくには惜しい作品もあるし

でもカオス化するのは嫌だな
まぁ開けてるとはいえここの住人も変な作品は遠慮のないから大丈夫だと思うけど
375笑う鬼:2007/03/24(土) 08:33:46 ID:VQTYRWP4
魅音発症もの、途中まで投下します。
なんせエロパロなんて初めてなので、ぬるかったり文がおかしかったりしても気にしないでね。
376笑う鬼1:2007/03/24(土) 08:35:06 ID:VQTYRWP4
白い肌が、華奢な身体が、女の子らしいところが、羨ましかった。









「…おじさん、完璧に負けてるねぇ…」
私、―――園崎魅音は、そう呟いた。

視線の先にいるのはクラスメートの竜宮レナ。
かぁいいものが大好きで、料理が上手で、優しくて、しっかりしてて……
そして何より、圭ちゃんの心を射止める事が出来た女の子。

圭ちゃんとレナが付き合い始めてもうしばらく経つけど、未だに心の傷は癒えない。
2人が笑い合ってるのを見るたび心がチクチクと痛む。
性格が悪い、なんて自分でも思うけど、心の中の黒い感情は一度芽生えたらなかなか収まらないものだ。


ふとレナと交わした約束を思い出す。

¨どっちが選ばれても恨みっこ無し!正々堂々と勝負しようね!¨

その約束通り、私は正々堂々戦った。そして、敗れた。
圭ちゃんはレナを選んだのだ。
377笑う鬼2:2007/03/24(土) 08:36:26 ID:VQTYRWP4
…私は恋愛対象どころか、女の子としてさえも見てもらえなかった。


「…うん、大丈夫。気にしない、平気!」
そう自分に言い聞かせるように呟く。
辛くない、といえば嘘になる。
けど、圭ちゃんを好きなのと同じくらいレナも好きなのだから。


―――大丈夫。応援出来る。
うまく笑える。
今までのように、そしてこれからも普通に接する事が出来る。




…そう、思っていた。
あんな現場を見るまでは。
378笑う鬼3:2007/03/24(土) 08:37:06 ID:VQTYRWP4







その日は珍しく部活が無かった。
梨花ちゃんと沙都子が、夕飯の買い物をすると言ったからだ。
ちょうど私もバイトがあったから、ダッシュで帰った。
…レナと圭ちゃんを、置いて。






猛スピードで廊下を走り抜けて、階段を飛び降りて、下駄箱に上靴を押し込んで。
校門を出ようとしたちょうどその時、ふと鞄がいつもより軽い事に気付く。
……まさか。
ごそごそとカバンを探る。やっぱり無い。



「お弁当袋、置いてきちゃった…」
379笑う鬼4:2007/03/24(土) 08:37:54 ID:VQTYRWP4
ポツリと言葉を漏らす。
言ったところでどうにかなるわけでもなく、魅音は大きく溜め息を吐いた。

ああ、もう、せっかくここまで来たのに!
ぶつくさと文句を垂れながら魅音は回れ右をした。
このままでは完璧に遅刻だ。
詩音、怒るかな…そう思いながら教室のドアに手をかける。
と、そこでドアが少し開いてることに気づいた。

「もー、最後の人はドアくらいちゃんと………、…」



そこで見た光景。
最初はよく見えなかった。
それがだんだんと輪郭を帯びてくるにつれ、私の心臓の鼓動は速くなっていく。


「あ、ま、待って圭一く…ッ! は、ふ…っ…あうっ、あぁぁあぁあッ!!!」
「レナ、レナ、レナッ…!俺、も…出る……ッ!!」





一瞬にして頭が真っ白になった。
チカチカと、頭の中に閃光が走っている。

そこにいたのは顔を真っ赤にして小刻みに震えるレナと、無心に腰を降り続ける圭ちゃんだった。
380笑う鬼5:2007/03/24(土) 08:39:20 ID:VQTYRWP4


「あ、……  圭ちゃ… れ、な…?」

驚いた私の声も聞こえないほど2人は行為に没頭していた。
だらしなく口を開け涎を垂らすレナ。普段の清楚なあの子からは想像もつかないほどいやらしい顔。
それは圭ちゃんも同じで、2人して獣のように深く、深く、交わりあっている。
いけない事だとは分かっているが、目が反らせない。


「あ、ふ…」
くちゅり。
おもむろに自分の下着の中に手を入れた。
そこはほんのりと湿っていて、ずくずくと疼いている。
指を縦に擦るように数回往復しただけで、そこからは液が溢れてきた。
381笑う鬼6:2007/03/24(土) 08:42:54 ID:VQTYRWP4
「っふ、…… んっ…  ぁ」

あまり大きな声を出すと聞こえてしまう。
そう思い片手で口を塞いだ。くぐもった声がかすかに聞こえるが、あの2人にはきっと聞こえないだろう。

「ん、あふっ… は、ふぁ… っ」
そのうち秘部だけでは満足出来なくなり、同時に胸も弄った。
その大きい豊かな乳房に手を沿え、やわやわと揉みしだく。
時折固くいきり立った頂点をピンと指で弾くと、電撃でも走ったかのように身体を反らした。

「あぁう…  んぅ、 っ…!」
股間と胸をまさぐりながら、圭ちゃんとレナの嬌声をBGMに1人よがっている自分。
…無様だ。カッコ悪くて恥ずかしくて変態だ。…そして、何よりみじめ。
そんな状況にも関わらずこんなにも興奮してしまうなんて。

「あ、あぅ、…ん、ふぅ…っ!や、ダメ、止まんな…!」

だんだんと指が加速していく。止まらない止められない。
口を塞ぐのも忘れ、両手で乳首を強くつまむ。ねじる。ひっぱる。
ドア越しからレナの喘ぎ声が聞こえてきた。

「け、圭一くん、レナ、もうイくっ、イっちゃうッ、ッあぁ―――っ!!」
「ふぁぁああぁああっ!!!」
382笑う鬼7:2007/03/24(土) 08:43:35 ID:VQTYRWP4










イく、と言ったのはレナだったのだろうか、それとも私だったのだろうか。
どちらかは定かではないが、恐らく同時にイったのだろう。
壁にもたれてハァハァと息を荒げる。ひんやりしていて気持ちいい。
頭がボーっとする。廊下には小さな水溜りが出来ていた。


…やった。やってしまった。
圭ちゃんとレナ。2人がしているのに興奮したとはいえ、まさかこんなところで―――



「レナ、立てるか?」
「…うん、だいじょぶ… ありがと、圭一君」



「!」
やばい―――
圭一とレナが魅音のいるドアの方に向かってきた。
咄嗟に隠れ場所を探すが隠れようにも場所が無い。
魅音は隣の教室に飛び込んだ。ドアを閉める余裕なんてない。
かと言って今更閉めにもいけないので、必死に身を丸めて隠れた。見つかったらどうしよう…!
383笑う鬼8:2007/03/24(土) 08:44:25 ID:VQTYRWP4
「あったぜレナ。ホラよ」
「ありがと、圭一君」


…どうやら圭一たちは散らばった衣服を集めていただけらしい。
安堵の溜息が漏れた。
…何も隠れる事、なかったかな。
そろそろとドアから顔を出す。
…このまま流れで中へ入ってって、弁当袋を取れないだろうか。
おじさんモードで、ごめーん見ちゃったデヘヘ☆なノリでいけば、なんとか…



そう思い、魅音は教室をチラリとのぞく。
そこで見た光景に凍りついた。




お互い無言で、だけど微笑みを浮かべて心地良さそうに。
唇を重ね合わせ、ぴったりと抱きしめ合っている圭一とレナ。
2人は本当に幸せそうに寄り添いながら、笑っている。
言葉なんていらない。
気持ちが通じ合ってるもの。
……2人の顔が、そう言っている気がした。
384笑う鬼9:2007/03/24(土) 08:45:08 ID:VQTYRWP4



なんだ、最初から私の入る隙間なんてありゃしなかったんだ。




先程のシーンを見るのもなかなかキツいものではあったが、なんとか我慢する事が出来た。
…我慢するどころか2人をオカズに自慰までしてしまったぐらいだ。
だけど、今この目の前にある光景は……もう耐えられない。
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!

ぷつんと、何かが切れたような音がした。

なんで圭ちゃんとレナのこんなシーンを見なくちゃいけないの。なんで2人が愛し合っているところなんて見なくちゃいけないの!?
だいたい学校なんかでするのは間違ってる。私じゃなくて先生や他の生徒が通りかかったらどうするつもり?!
……ああそうか。レナの作戦なんだね。こうやって2人がバカみたいに夢中でセックスしてるところを見せつけて、公認のカップルになろうって魂胆?!
すごいねーレナは。策士だよホント、かなわないわ!
すごくて策士でずる賢くて、汚くて卑怯で浅ましい!
385笑う鬼10:2007/03/24(土) 08:47:19 ID:VQTYRWP4

くっくっく…。
気づけば自然に笑みがこみ上げてきた。
握りしめた拳に爪が食い込み、血が流れる。


そうだよ。
入り込む隙間が無いのなら。






………壊せばいい。
ただ、それだけのこと。









魅音は薄く微笑みを浮かべ、歩き出した。
………2人のいる教室へと。
386名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 11:33:40 ID:x2cyO4ER
魅音が発症するとは、なかなか面白い展開だ。
387名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 11:57:04 ID:e4t8auT1
やべぇ、新しい展開にwktkが止まらんのですが。
実はレナに総受けになってほしい俺にとってはまさに神作品。
けど、一つだけ……メール欄に半角でsageと入れたほうがいいよ。
388魅音発症の人:2007/03/24(土) 12:26:43 ID:VQTYRWP4
忘れてたwwすまん(´・ω・`)
今度から気をつけるよ。

それにしてもものすごく長くなりそうだ…
レナ総受けっぽく頑張ります
389名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 12:38:35 ID:B1AsGgJC
同じくレナ受け派として期待しております
390名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 12:41:24 ID:9TOzLt2B
ちょっと見てみたい

412 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/03/24(土) 12:29:24 ID:fbnMb8jh
鷹野より速いレナってこんな感じですか?

山狗のおじさんを打ち倒した時、視界の隅に鷹野さんの姿を見つけた。
拳銃のようなものをバッグから出そうとしていて、その目はまっすぐに圭一くんを見ている。
圭一くんを撃つ気だ!
「圭一くん伏せてッ!」
私は慌てて圭一くんに駆け寄り、擦れ違いざまに肘で圭一くんの額を押して地面に伏せさせる。
瞬時に目標が地上から消えたように見えた鷹野さんは、一瞬、唖然とする。
その隙を私は見逃さない。
でも、鷹野さんにこの位置から仕掛けるには、車が邪魔だ。
迂回していては鷹野さんは我に返ってしまうだろう。だから私は躊躇しない。
拳が砕けようと知ったことか!今この場を切り抜けなければ、竜宮レナは幸せになれないんだッ!
しばらく封印していた右の拳を、車のボディに叩き込むッ!
ボディが大きく凹み、ガラスが砕け散る。
降り注ぐ強化ガラス製の小さなサイコロに、思わず頭を庇っていた鷹野さんは目の前に立つ私を見て、銃を向けようとした。
その銃はSIG?!一気に頭の中が真っ白になる。
「はぅ〜SIGかあいいよぅ・・・お持ち帰りぃ!」
SIGの可愛い銃身を掴み、外側にぐいっと捻る。妙な感触がして、
「いだだだだだ!!!」
指を押さえて痛がる鷹野さんの顎を、私の膝が打上げた。

魅ぃちゃんと詩ぃちゃんが、気絶したおじさんたちと鷹野さんを数珠繋ぎにして、車の後部の牽引フックに縛り付けた。
何でそんなことをしているのかわからなかったけど、それはこの後の為だった。
車は壊れてしまって動かないけど、その後部は銃器で一杯だった。
魅ぃちゃんが咳払いを一つして、

「みんな傾注〜!このまま逃げて追いつかれると面倒だから、一太刀浴びせてから撤退するよ!
私と詩音は左右の畦道から。梨花と沙都子は車の陰からその軽機関銃で制圧射撃。
レナと圭ちゃんはあそこに見えるお稲荷さんのところから十字砲火。
良い?合図があるまで撃つんじゃないよ。早すぎると十字砲火にならないからね。
軽機の弾が減ってきたらもう一度合図をするから、そうしたらレナと圭ちゃんは下がってきて。
その間、梨花と沙都子はありったけの援護射撃。弾使い切っちゃっていいから。
私と詩音は、ここを離れる時、車のトランクに手榴弾を投げ込むのを忘れないこと。銃が向こうに渡ると厄介だしね。
その後は、年長組が交代でしんがりをしながら、私の家まで行く。いいね!」

体の小さな梨花ちゃんと沙都子ちゃんには、撤退戦のためにストック付のサブマシンガンを。
年長組は自動小銃と弾をありったけ。エッジのラインが可愛かったので、私は銃剣もつけた。
圭一くんと、お稲荷さんに走る。
圭一くん、額から血を流している。きっと山狗にやられたんだ。レナが後で絆創膏貼ってあげるからね☆
それにしても、今年の6月は最高だ。こうして大好きなみんなと二度目のお祭が出来るんだもの。
「さぁてレナ!いっちょ派手にぶちかますかぁ!」
「うん!私達は攻撃部隊だから、どっちが撃墜数多いか競争だね!」

ど〜ん
ひぐらしのなく頃に

こうですか?わかりません
391名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 12:55:04 ID:xuzrcvVh
>>390
レナが空気にならないエンドか
何でもアリな祭囃しを考えるとアリ…なのかもしれないw
392名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 13:13:35 ID:z333Xm89
>>391
そういや祭囃しのれなぱん→バスターホームランのコンボはスパロボのランページゴーストを彷彿とさせたなぁ。
いやまあ、ナンブ夫妻とは似ても似つかんのだけどね、圭一&レナはw
393名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:26:32 ID:1s4k7FiC
えー、ここでは三五一になるのかな。雪絵×梨花を書いたものです。
多くのお褒めの言葉を頂き、うれしく思います。とっぱつてきでざっと、
書いた作品でしたが気に入ってもらい何よりです。
今回の作品で一番困ったのは雪絵の口調。チャット仲間の方に相談して
漫画版などを参考に作り上げました。こんな感じでいいのかなー。

ちょこっと、話変わるけど、自分としての雑感として、オリキャラは使い方しだい。
かな。でも、やっぱり、ヒロインと絡まれるとなると少し考えるかな。
たとえば陵辱輪姦系でみんながヤられるのならともかく(ダーク系はスルー傾向だけど)
オリキャラに惚れて純愛となると、かなりの違和感というか、そういうのがでてくるね。
アクセントとしてならいいよ。当て馬とかね。まあ、難しい問題です。

他のスレの一八禁以外でも作品も読みたいところはあるのは本音かな。おもしろいとなれば特にね。
そういうのが埋もれていくのはなんかもったいないかも。ただ、やっぱり難しいのは確かだよねー。
そんなこんなの長文失礼でした。
394名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:31:35 ID:ZPMkA0Wt
最近こういう自分語り好きな人多いよな。
正直すごく苛立つ。
395名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:53:43 ID:9IUScdyt
>>394も自分語りの件について。
396名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:55:56 ID:XUSUFys2
>>393
雑談するときは完全な名無しになった方がいい。
(外部板ではあるけど、ここ2ch系なので)
作品の設定語りは、後書きで触れるくらいにしといたほうがいい。
気持ちは分かるが、ありがとうレスも付けない方が無難。


>>394
おまえの気持ちも分かるが、もうちょっと口当たり良く書いてくれ。
397名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 18:08:30 ID:1s4k7FiC
了解。失礼しました。
398名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 19:18:49 ID:nbaApP18
>>397
あー、まあ、みんなこういうのやって学んでいくものだしねー。
モニター前で凹んでるかどうかしらないけど、もしそうだとしてもあまり気に病まない方がいいよ?
今後気を付けてけばいいだけだし……。逆にこういうの見て他の職人さんも学んでいくと思うんだ。
あと、またエロパロネタがあったらじゃんじゃん投下よろしく。そのときは期待してる。
399名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 20:04:01 ID:YPIVcknL
いきなりですが皆殺し編IF書きます



山狗に追い詰められた部活メンバーの前に変なメーテル姿で鷹野が現れる


「久しぶり。月の綺麗な夜ね」
「鷹野…!」
「やっぱり鷹野さんだったんだね。私達をどうするつもり?」
「どうするって。わかるでしょう?」
歪んだ笑みを浮かべる


「殺すっていうのかい。上等だよ!」

鷹の目で山狗の隊員や鷹野を睨み付ける。鷹野は一瞬怯んだ風を見せるがすぐに平静を取り戻し


「ただ殺すのは、つまらないわよねぇ?」
注射器を取り出す


「それは…なんでございますの?」
「H174。いや、ジロウさんに使った薬と言えばわかるかしら?」


そういうと魅音の首筋に注射器を突き付ける


「ちょっと。嘘、やめ!」「魅音。くっ!やるなら私にやれ!この年増女!」
「ダメよ。あなたは園崎家頭主じゃない。鬼として村人を殺すのは園崎家頭主じゃないと」
「あんた…最初からそれが狙い?」
「違うわ梨花ちゃん。アナタ達のリーダーがあまりに生意気だから予定変更よ。さあ、覚悟はいいかしら?」
魅音の首に注射器の針を刺す


「へっ…」
「何がおかしいのかしら?前原君?」
「俺達の部長はな、そんなものに負けない。富竹さんがどうだったか知らねえけどな、魅音にそんなものが通用すると思うな!そうだろ魅音!」
「圭ちゃん…」



魅音に、H174が注射された
400皆殺しIF:2007/03/24(土) 20:25:45 ID:YPIVcknL
>>399




「ぐぎゃあぁぁぁ!ぎゃぁぁぁぁ!」
「…………………………」「魅音、頑張れ!負けるな!」
「お姉ならそんなもの打ち破れます!」
「魅ぃちゃんは強い人だよ。そんなものに負けない」
「魅音さんなら大丈夫ですわ!」
「魅ぃ。運命を打ち破る力を!」

「小此木、あれは本当にH174?」
「間違いなくそうですが…」
「なら何よあれは!」
「んなこと言われても困りますんね…」
「っ!」

魅音の近くへ行く


「魅音ちゃん!喉…痒くない?」
「ぐぎゃあぁぁぁ…って、え?痒くないけど…」


「奇跡だわ…」
「あぅあぅ。こんなの初めてなのですよ!」


「なんか…力が漲ってる気がする」
「山狗!園崎魅音を制圧しなさい!」


山狗の隊員達が魅音に襲い掛かる!
401名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 20:35:21 ID:J21HFhI0
ええい!澪尽くしの圭梨効果で祭りになるかと思いきやこのスルーっぷりはなんだ!?

ちくしょうめえええええ
402皆殺しIF:2007/03/24(土) 20:48:02 ID:YPIVcknL
>>400





しかし、今の魅音にとって山狗の隊員の動きは遅すぎた!


「こいつ化け物だ!」
「俺は知ってる…こいつが鬼って奴だ!」
「あんたらこの程度で特殊部隊の隊員やってんの?園崎組の組員に比べりゃ全然ヘタレだね!」


「隊長、こいつは一度引くべきかと」
「姫様がんなこと許すかよ…お前が行け。お前はあの地獄の卒業生だろうが。」

鶯1と魅音が対峙する


「隙が…ない?くそっ!あの地獄で習ったのはあくまで人間相手の戦術だぞ…化け物相手にどう戦えばいいんだ!」
「こないのかい?なら…!」
一瞬にして鶯1の背後に回る

「速い…がっ!」


首の骨を折った


「まさか、あの人がやられるなんて…」
「もうダメだ。俺達は全員食い殺されるんだ!」
「馬鹿なこと言うんじゃねえ!ったく。こうなったら俺が行くしかねえじゃねえかよ」


前に出るとインカムやらなにやら装備を外す
403376(魅音発症の人):2007/03/24(土) 20:57:17 ID:V0kPeEby
魅音発症話、出来た。
なんかぬるくて異様に長くて終わり方が無理矢理だが
まあ気にしないでくれ。
12時ごろ投下します
404皆殺しIF:2007/03/24(土) 21:14:18 ID:YPIVcknL
>>402



「いくぜ!」

目にも止まらぬ速さで魅音の顔面に拳を見舞う。ただそれは、目潰し程度の軽い攻撃

「うおぉぉぉっ!」

ガードが上がった…はずの腹に全力で拳を打ち込んだ…はずが直立不動の魅音の後ろに攻撃したはずの小此木が叩きつけられる!


「空気投げ…だと?」
「もう終わり?本当大したことないねえ」
「クソが!」


まぐれが二度も続くか!と思った小此木は全力で殴りかかる…しかし、結果は同じだった


「勝てるわけ…ねえよ」
「さあ、後は鷹野さんだけだね!」
「くっ…山狗が、こうも簡単に?」
「私の仲間を傷つけた罪は重いと知れ!」

鷹野の腹に全力の拳を打ち込む!
405名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:31:29 ID:QWowSzb5
裏返ったッッ!
406名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:32:19 ID:A3PEd5Ib
つーかこれ、エロなし?
407名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:42:16 ID:YPIVcknL
>>404




その後、鷹野と山狗を警察に突き出し、部活メンバーとも解散し詩音と園崎家に帰る途中


「詩音、私、もう…」
「どうしましたお姉…ってすごい熱じゃないですか!」
「喉…痒い…」
「な、あんたなにしてるんですか!」
喉を掻き毟りはじめるが詩音が止める


「詩音、助けて…」
「とにかく、診療所へ!」


「監督、魅音は…」
「かなり高いレベルでの発症が疑われます。当分入院して頂くことに…」
「そうですか…よろしくお願いします」
「ええ、必ず完治させてみせます」
「ありがとうございます、監督」
外へ出る



「ごめんね、詩音…」

誰に言うでもなく呟いた
408名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:43:58 ID:YPIVcknL
>>406残念ながら『なかった』



まずかったかな…?
409名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:44:22 ID:+3L2cZqB
もしかして、書きながら投下してる? 
なんでこれほど間隔が?
410名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:51:31 ID:TFvOgo1W
……
411名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:53:24 ID:XUSUFys2
>住人諸兄
何かトラブルかもしれないし、とりあえずIDをNGしておいたらどうだろう?
投下が終わったころを見計らって、NG解除すればいいじゃないか。

>ID:YPIVcknL氏
(投下中の横レスになったらごめん、謝る)
もしエロなしなら、公式に持って行ったほうがいいぞ。
412皆殺しIFエピローグ:2007/03/24(土) 21:56:34 ID:YPIVcknL
>>407



「魅音さん、時間です。…今日は少しハードですよ」「クックック、そーかい」「脅しじゃないですよ?」「はっ、愚問を」

頑張れ魅音このリハビリをやり遂げたら、大好きな部活が、大好きな圭ちゃんが待ってるから


「部長だからね」
413名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:56:44 ID:M2ZLlS0Q
>>408
一応ここは「エロパロ」スレなんで、原則としてエロ描写を加えなきゃならない。
エロなしなら、411の言う通り本家の魅ぃ掲示板に投下した方がいいよ。
414名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:59:30 ID:YPIVcknL
>>409書きながら



やけに長くなってしまった。急にこんなもの投下して今は反省している
415名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:02:56 ID:o0OQ45hP
ネタとしては悪くないけどここ向きじゃないねぇ

>>403
12時まで待ちきれないっ
全裸待機決定
416名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:06:14 ID:YPIVcknL
>>411>>413すまない…これから気を付ける
417名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:12:50 ID:kW3KloEe
この流れで何となくこれ思い出した。
ttp://ranobe.com/up/src/up180994.jpg
418名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:55:20 ID:EbONWoHi
レナが風邪引いて監督に薬をもらうんだけど
その薬の副作用が全身性感態になる薬で
レナが学校に来てから徐々に感じるようになったりして
圭一に頭なでられたりしたらビクンビクンなって
下校中にもなんとなくおかしいから圭一が家までおんぶして送ってる時も感じたりして
家についたらもう我慢が出来なくなりアッー

ってなる展開をタミフルのニュースを見て思いついた。
こういうのはレナじゃなくて魅音のほうが合ってる気がするけど
419名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:31:18 ID:UW7A2x3Q
一応過去にいくつか非エロ作品投下されてるわけだし
絶対エロ入れなきゃダメって訳じゃないと思うが

ただ内容は恋愛物か完全なネタ辺りが無難
420名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:32:32 ID:o0OQ45hP
>>418
レナVerと魅音Verどっちも見たい俺は末期
421名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:33:27 ID:XFRjW7WA
こういう場合、投下前に一言添えて欲しいわ。
あと書きながら投下はNGでしょ。
次の職人が投下できないし、読み手がレスしようにも終わったのか続いてるのかわからないもの。
422376(魅音発症の人):2007/03/24(土) 23:58:01 ID:V0kPeEby
今から続き投下します。
長くてすいません
423笑う鬼11:2007/03/24(土) 23:59:37 ID:V0kPeEby
最近、魅ぃちゃんの様子がおかしかった。


笑う時もどこかぎこちないし、元気が無い。
理由は分かっている。
…たぶん、私と圭一君の事。

魅ぃちゃんが圭一君を大好きなように、レナだって圭一君が大好き…ううん、愛してる。
だから、何も言えなかった。
励ます事も出来ない。
応援だって出来ない。
謝られたら余計に腹が立つだろう。
ただ、その事については触れず魅ぃちゃんの心の傷が癒えるのを待つだけ。


レナも魅ぃちゃんも、正々堂々と戦った。
それをふまえて圭一君はレナを選んでくれたのだし、魅ぃちゃんも言ったように
「どっちが勝っても恨みっこナシ」だ。
けど―――――
やっぱり魅ぃちゃんの前では、どこか引け目を感じてしまう。
やましい事なんてしてない。
だけど裏切り者と罵られるのが怖かった。


だから、こうして圭一君と2人っきりでいられる時間はとても落ち着く。
心の奥のモヤモヤとか、わだかまりとか、そういったものを全部忘れる事が出来た。
頭を撫でる手が好き。
サラサラの髪が好き。
優しげな瞳が好き。
ずっとこうしていたい―――
そんなレナの願いは、魅音の声によってにも遮られた。


424笑う鬼12:2007/03/25(日) 00:00:09 ID:V0kPeEby



「ひゅーひゅー、お二人さんアツいねぇ。おじさん妬けちゃうなぁ〜?」



魅音はニヤニヤと薄く笑いながらドアの前に立っていた。
…否、あれは笑ってると言っても良いのだろうか。
口だけは不気味につり上がっているが、その目は全く笑っていない。

「…魅ぃちゃん……」
「み、みみみみ魅音ッ!?お前、なんでここに!」


さーてね、と曖昧な返事を返し、魅音はつかつかと圭一たちの方へと近づいていった。
圭一は顔を真っ赤にして何かブツブツ呟いている。
この鈍感男―――魅音はありったけの憎しみをこめて圭一を睨むが、それすらも気付いていない。
レナにも皮肉を込めた視線を送ったが、目を反らされた。

「いやぁ、おじさん参っちゃったよ。忘れ物取りにきたら、二人がしっぽりやってんだもん。
ごめんだけど一部始終見せてもらったよ?悪いね〜!」
「んな、魅音、おま…ッ!!」
「…は、はぅ…魅ぃちゃん…」
顔を赤らめてうろたえる2人。
―――白々しいよ、レナ。
作戦なんでしょ?


425笑う鬼13:2007/03/25(日) 00:03:05 ID:2PseEDT6

「ふ…ふふふ……くっくっく、あーはっはっはっは!」

笑いが止まらない。なんて滑稽なのだろう。
圭ちゃんもレナも、そして私も。
そんな私をおかしく感じたのかレナと圭ちゃんが不思議そうに覗き込んできた。
蘇る、先ほどの光景。


「………すごかったよ〜?2人とも。
バカみたいに夢中でさ!圭ちゃんなんて腰振りまくりで動物みたいにサカってて!
レナもレナだよ、あんあん言っててバッカみたい。
あっははははおかしいねーおじさん傑作だわ!
ね、もっかいやらないの?やってよ、ねえ、ねえ、ねえ!!
ねえってば聞いてんのか2人ともォオオッ!!!!」

ガッシャァアアン!
そこらにあった机を蹴り飛ばす。
いきなりの事で二人は唖然としたが、すぐに我に返った圭ちゃんはかばうようにしてレナをぎゅっと抱きしめた。
それが余計に腹ただしくて、さらに椅子も投げ飛ばす。
ちょうどそれが頭にヒットしたらしく、圭ちゃんは呻いてずるりと倒れ込んだ。
額から血が流れている。良い気味だよ、私だってずっと血が流れているんだ。心の傷口から。


「圭一君、けーいちくんッ!?しっかりして……っ!
…ね、魅ぃちゃん…どうしちゃったの?らしくないよ…ねぇ、魅ぃちゃん…っ!」
レナが悲痛に訴えてくる。
うるさい。うるさいうるさいうるさいっ!!

「ねえレナ、らしくないって何?どうすれば私らしいわけ?
それに私は魅音じゃない!鬼、鬼なんだよぉお!!」

426笑う鬼14:2007/03/25(日) 00:04:10 ID:V0kPeEby
はあ、はあ、はあ。
肩で息をする。
振り回していた椅子を下ろし、へたりと座り込んだ。
圭ちゃんは相変わらずぐったりして動かない。でも死んではいないはずだ。
レナはもう先ほどのような悲痛な顔はしていない。
どちらかと言うと怒ったような顔だ。
ただ無言で圭ちゃんを抱きしめながら私を睨んでいる。

「ん〜?圭ちゃんが気絶したからって本性表すわけぇ?
女っておっかないね〜、おじさんには出来ない芸当だわ。あっはっは!」
「…違うよ魅ぃちゃん。魅ぃちゃんは間違ってる。
…圭一君が、好きなんでしょ?だったらこんなやり方…」
「うるさい、裏切り者は黙ってて!」

レナが裏切り者、という言葉にびくりと反応した。
先ほどまでの揺るがない瞳はもう無く、バツの悪そうな顔になっている。

「…ふーん、一応自覚はあるんだ?裏切った、ていう」
「…っ違うよ!!…魅ぃちゃんだって、言ったでしょ…?正々堂々と勝負しようって、だから……」
「嘘つき」

私は知ってる。
レナは圭ちゃんを誘って宝探しに行ったりピクニックをしたりしてた。2人きりで。
そんなの抜け駆けだ、ずるい…そう思ったけど、その時はぐっとこらえて何も言わなかった。
今思えばその時何か言っていれば未来が変わっていたかもしれない。
もしかしたらレナと圭ちゃんは付き合わなくて、私と圭ちゃんが付き合っていたかもしれないのだ。

そうだ。きっとそうだ。
本来ならば、圭ちゃんの隣にいるのはレナでなく私なんだ―――

黒い感情が渦巻く。
*してやろうか。いや、それは流石にまずいか。レナを*せば、圭ちゃんも*さなければならなくなる。
それよりもっと効果的で合理的な方法―――――



………あった。


にやりと微笑む。
ぐちゃぐちゃに汚してしまえばいい。私の手で。


427笑う鬼15:2007/03/25(日) 00:05:09 ID:DaK+noJa

そうと思いついたら話は早い。
レナは俯いて微かに震えていた。泣いているのだろうか?
いや、そんなはずはない。それもまた計算だ。圭ちゃんが起きた時、私を悪者にするための。

魅音は音も無くレナの後ろに回り込み、素早く腕をねじりあげた。
レナは一瞬の出来事に目を見開いたが、すぐにジタバタと暴れる。
いくら女同士といえど、体格、身長、経験のどれをとっても魅音にはかなわないレナはすぐに押さえこまれた。

「婆っちゃに教えこまれた技がこんなとこで役に立つなんてね〜」

ひゅうと口笛を吹きながら、そこらにあった縄でレナの手足を縛る。たぶん沙都子のトラップに使ったものだろう。
あっというまにレナは縛り上げられ、いわゆる“M字開脚”の格好になった。


「あれ、もしかしてパンツ濡れてる?おじさんの見間違いかなぁ〜?」
「…………っ……」

先ほどの圭一との行為が仇となったのだろう。
レナのそこはまだ熱を帯び、じんじんと疼いていた。

「ひあっ!?」


つ、と魅音がそこに触れる。
布越しにも関わらずそこは濡れていた。
「あはは、びしょびしょじゃん。淫乱だねぇ〜。あ、切るよ、これ邪魔だから」
ちゃき、とそこにハサミをあてがう。
歯の冷たい感覚にレナはびくりとはねた。
「や、切っちゃダメ、魅ぃちゃ…」
じゃきん。
レナの抗議もむなしく、秘部を隠していた布一枚はあっさりとはぎとられた。
レナの秘部が視線にさらされる。

「うわー、ひくひくしてるよ。おじさんカンドー」
「……ぁ、あう…見ないでぇ…………」

レナのソコは可愛らしいピンク色でひくひくと震えていた。
いやらしくダラダラと涎をたらしながら、ぷっくりとした肉芽が痛々しいほど赤く腫れ上がっている。

「おじさん、な〜んもしてないよ?…もしかして、見られてるだけで興奮しちゃ
った?視姦ってやつ!?あっははは!」
「……ふ、あ……っく」

顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに俯くレナ。
……本当、悔しいぐらい可愛いなあ。どう汚してやろうか、くっくっく!

「………、ぅ………」

と、そこで圭ちゃんがもぞもぞ動いた。
目を覚ましたらしい。
レナが顔を強ばらせる。
ちょうどいい。見せしめだ。

428笑う鬼16:2007/03/25(日) 00:06:42 ID:DaK+noJa

「圭ちゃん、お目覚めー?」
「……魅音…?…あれ、体が動かな……………レナ!?レナ、大丈夫か、レナ!?」
「…け……ぃち…く…」


ようやく自分の置かれている状況に気づいたらしい。
まーったく、レナレナうるさいなぁ圭ちゃんは。
わざとらしくため息をついてレナをチラリと見る。
レナは恥ずかしさのせいか、涙をポロポロと流していた。
――――ふん。被害者ぶってるんじゃないよ。私だって辛いのに。

「圭ちゃんはそこで見ときなよ。おじさんがたっぷりレナを虐めてあげるからさ!」
「魅音、やめろ、レナには何もするな!」

圭ちゃんの声を無視し、私はレナの制服に手をかける。
縛っているから脱がせない。
そんなのお構いなしに私はびりびりと引き裂いた。レナの白い肌が段々と露わになっていく。
…レナは、何も言わなかった。
ただ悲しそうに私を見つめていた。
その様子を見ていられないとばかりに圭ちゃんが叫ぶ。
「なぁ、どうしちゃったんだよ魅音……!
本当のお前はもっと、面白くて…良い奴で……俺の最高の友人じゃなかったのかよッ!?」

―――――最高の友人。
なんて素敵で、なんて残酷な響きなのだろう。
私は自嘲するように笑った。

「は、友人ねぇ…。言っとくけど圭ちゃん、私は圭ちゃんを最高の友人だなんて思った事、一度も無いよ」
「そんな、なんでだよ、なん…」


そこで圭ちゃんの言葉は途切れた。
………私が塞いだからだ。
圭ちゃんは驚いて目を見開く。レナは目を反らす。
私は唇の感触を充分に堪能してから、ゆっくりと唇を離した。
「……ずっと、好きだった。
“最高の友人”じゃなくて、“1人の女の子”として。」
「…、……みお………」



転校してきた時から、ずっとずっと、大好きだった。
429笑う鬼17:2007/03/25(日) 00:07:26 ID:DaK+noJa
「ごめん、魅音。俺、気付かなくて…でも……」
「おっと、勘違いしないで。圭ちゃんを好きだったのは確かに園崎魅音だけど、ここにいるのは鬼なんだから。
……鬼だから、あんたたちをめちゃくちゃにしてあげる」


私がそう言うと、圭ちゃんは、ひどくショックを受けたような顔をしていた。
今の私は園崎魅音じゃないとはいえ、圭ちゃんの事が好きじゃないと言えば嘘になる。
でもそれ以上に憎しみが大きかった。

そ、とブラ越しにレナの胸に触れる。
レナはかすかに声をあげるが、下を向いているため表情が見えない。
「うん、やっぱこれくらいの大きさが良いよね。おじさんくらいになると肩こるんだよ〜」
そう言いながらブラを上にずらす。
レナが小さく悲鳴を上げた。
生娘じゃあるまいし、今更純情ぶっても。

「は、ぁう、っふぅ…!」
「くっくっく、かぁいいねぇレナは!乳首立ってるよぉ?」
後ろから抱きしめるようにして、乳首をコリコリとつまむ。
片手をスカートの中に忍ばせた。パンツはさっき切り取られたので、秘部を守るものは何も無い。

くちゃ…
「うわー大洪水。レナ、興奮しすぎ!」
「あ、ダメ、魅ぃちゃんやめてぇっ!!あ、あ、あぁあああっ!!」
そこはしっかりと潤っていて、魅音の指をすんなりと受け入れた。
ぬぽぬぽと出し入れするいやらしい音が響く。
時折肉芽をつまんでやると、電撃でも走ったかのようにビクリとはねるのが面白い。
だんだんと指を加速していくにつれ、レナの嬌声が一層大きくなっていく。
後ろで圭ちゃんがやめろと叫んでいる気がした。

「さあさあさあッ、とっととイっちまいな、レナぁああッ!!!」
「あっ、いやっ、いやぁ、んあぁあああああっ!!!!」



430笑う鬼18:2007/03/25(日) 00:11:00 ID:DaK+noJa


ぷしゃあっ…
盛大に潮を噴いて、レナはイった。
レナはもう泣いていない。
呆然としながら、顔を赤らめてはぁはぁと息を荒げている。
私はその指をペロリと舐めて、レナの顎をくいと持ち上げた。

「気持ちよかった?
……………今度はレナが見る番だよ」
「…はっ、っは…ぁ…はぁ、…レナ…が…見る…?」
―――――まさか!

その言葉にレナは食いついてきた。
しきりにやめてと叫んでいる。
その言葉をやっぱり無視して私は圭ちゃんの元へと近づいていった。

「圭ちゃん、おまたせ。どうだった?好きな子の痴態を見た感想は。」
「………気分最悪だぜ。なぁ魅音、今からでも遅くない。こんな事、もう…」

あははだから私は魅音じゃないって。
そうケラケラと笑って圭ちゃんの股関に手を伸ばす。圭ちゃんは軽く呻いた。
そこは熱く、硬くなって、自己を主張している。

「この硬くなっているのは何かな?かな?…くっくっく!」
レナの口癖を真似てみた。圭ちゃんが顔を歪める。
「なんでだよ、魅音…」そう囁いた声が聞こえたが、おかまいなしに圭ちゃんに跨った。


カチャカチャとベルトを外す音、チャックを下げる音。
レナは極力見ないように目を瞑っていたが、それでも音だけはどうする事も出来なかった。


「おじさんもね、実はもうびしょびしょなんだ。
圭ちゃんも準備出来てるみたいだし………いくね?」
「やめ、魅音…!」



ずぶぶぶぶぅっ!!!



「うぁあ……っ!」
「あ、は…!圭ちゃんのおちんちん、おっきぃい…!あふっ、気持ち…あぁんっ!」

魅音は圭一の胸に手を起き、ゆるゆると腰を動かした。いわゆる騎乗位の体制だ。
腰を振る度に聞こえるいやらしい音にレナは顔をしかめる。
聞きたくない――――!

431笑う鬼19:2007/03/25(日) 00:11:56 ID:DaK+noJa
「あっ、ふぁ、んっ…すごい圭ちゃん、奥まで…奥まで来てるよぉおぉお!!!」
ずちゃ、にちゃ、といやらしい音が響く。
先ほどからレナの痴態を見せつけられていた圭一はもう限界だった。
「うぁ、ダメだ、魅音…ッ!やめろ、もう…!」
圭一は身を捩らせるが、魅音にのし掛かれてるために抜け出す事が出来ない。
それどころか魅音のナカをかき回すような形になってしまい、かえって快感が倍増してしまった。

「ぁっ、あ、っ…レナ、レナぁあっ!!」
「…ぁふっ、…ちょっとぉ……あんっ、今は…ん、…レナとじゃなく、て、…おじさんと……ぅあっ、…やってんで……しょっ!!!」


そうだ。
何かを思い出したかのように、魅音がイタズラに微笑む。
「ね、レナ。…おじさんね、今日、危険日なんだぁ…くっくっく。
……子供の名前、何にする?圭ちゃん」


それを聞いたレナは顔を真っ青にする。
レナだけでなく圭一もだった。
「いやぁぁあああぁあ!!!!魅ぃちゃんお願いだからやめてぇぇえええぇえ!!!!」
「っく、あっ、…魅……音っ、頼むから……やめっ……うああああぁあぁああああ!!」



ズン、と魅音が奥まで挿入したのと同時に圭一は果てた。
…レナはすすり泣いている。
魅音は荒い息を整えて、ちゅぷ…と圭一のソレを引き抜いた。
白い液体がつつ、と糸を引く。

「……っふふ……くく……あはははははははは!あっはははははははは!」
笑った。気が狂ったように笑った。おかしくて仕方なかった。



………これで圭ちゃんは私のもの。
もう誰にも渡さない。


432笑う鬼20:2007/03/25(日) 00:12:38 ID:DaK+noJa


最後に良い思いをさせてやるか、と魅音はすすり泣くレナの頭をひっつかみ、縄をほどいた。
乱暴にひきずって、圭ちゃんの前へ連れて行く。
縄をほどいても、もう抵抗する気力は無いようだ。ただ虚ろな目ですすり泣くのみ。

「………ほら。レナがだぁいすきな圭ちゃんのオットセイが目の前にあるよ?
くわえないの?いつもみたいにフェラしてあげなよ圭ちゃん喜ぶよぉ。
ホラ、早くぅ。レナってば。
早くしろって言ってんだろーが!!」
「んむ…っ…!」

レナの頭を圭ちゃんの股間に押し付けた。
最初はいやいやと頭を降っていたが、次第に舌をチロチロと動かして舐めあげていく。
やはり手慣れたものだ。
清純そうな顔して、娼婦のような事をやってのける。


そのうちに魅音はレナの背後に回り込み、固く立った乳首をこねくりまわしていた。
「圭ちゃんの舐めてココこんなに固くして、ホントにレナは変態だねぇ〜。
どう?乳首いじくられるの気持ちいいでしょ?」
「んむ、っは…ん、ぅ………」
ぺちゃ、ぴちゅ、ぴちゃ…
レナは一心不乱に圭一のものを舐めている。
いつの間にか圭一もレナの頭を抑え、ゆらゆらと腰を打ち付けていた。


「私は気持ちいいかどうか聞いてるのっ!!レナ、どっち!?」
ぎゅぅう、と乳首をありったけの力でひねりあげる。
あまりの痛さにレナは悲鳴をあげた。
「痛い!痛いよ魅ぃちゃん!
…気持ちいいです…!気持ちいいからお願い、やめ」
「やーめない」
よっ、と背後からレナを持ち上げる。子供にトイレをさせるような格好だ。

433笑う鬼21:2007/03/25(日) 00:13:17 ID:DaK+noJa


―――やっぱり華奢だなあ。軽いや。
私は女にしては力がある方だとは思っているけど、それにしても細すぎる。

そのままレナの入り口に圭ちゃんのアレをあてがった。
たっぷりと水気を帯びたソコは早く欲しいと言わんばかりにひくついている。
「れ、レナ…」
「圭一く…、」
魅音は焦らすように先っぽを擦り付け、ぬぷぬぷと出し入れした。もどかしい快感に圭一もレナも顔を歪める。

「…そんな、…先っぽだけなんて、魅ぃちゃ…ひゃああああああああっ!!??」



ずぶずぶずぶ…っ!!!

魅音が抱きかかえていた手を離したため、レナは自らの重みで深く沈んでいった。
それだけで達してしまったのか、レナはぴくりぴくりと軽く痙攣して圭一の胸にもたれかかる。
その尻をびしゃりと魅音が叩いた。

「あうっ!?」
「ほらほら休んじゃだめー!圭ちゃんイってないでしょー?はい腰振って!さあ、さあ!」


うう、と体を起こして腰をゆらゆらと揺らし始める。
最初はゆっくりだったスピードが徐々に激しくなっていき、圭一もレナもお互いを求め合いながら深く愛し合った。

「は、……レ、ナっ、…出る…っ!出すぞ、レナぁあ!!」
「圭一君っ、け…ぃちくっ、…圭一君、圭一君けーいち君…ッぁああああぁあ!!!!」

ドクン。
2人の体が大きくはねた。
レナがぐったりと倒れ込む。
今度は魅音も何もしなかった。




434笑う鬼22:2007/03/25(日) 00:13:49 ID:DaK+noJa



これからどうしようか―――
魅音はレナと圭一を見てつぶやいた。
地下祭具殿に2人を招待しようか。
身動き出来ないように四肢を切断するのも良いかもしれない。
そして思う存分めちゃめちゃにして、使いものにならなくなったら井戸に捨てれ
ばいいんだ。
レナには拷問してやろう。
爪を剥ぐぐらいじゃ生ぬるい―――もっと怖くて、苦しくて、うんと痛いやつ―――







「ごめ……ね、…魅ぃちゃん………」


そこでふと消え入るような声が聞こえ、振り向いた。
レナが圭ちゃんに体を支えてもらいながら、懸命にこちらに手を伸ばしている。


「………………何、レナ」
「だい、じょぶだから……ごめんね、…魅ぃちゃん…ごめんね……!」

レナは泣いていた。
めったに泣かないこの子の涙を見たのは今日何度目だろうか。


「謝らないでくんないかな。
なんかおじさんが悪いみたいじゃないのさー!」

私はからからと笑った。
レナはまだ泣いたままだ。
必死に手を伸ばして、私に触れようとしている。

「…やめてよ。偽善者ぶるつもり?
悪いけどおじさんはそんな作戦通じないよ。だって…」
「違うの」


レナの手が、私のスカートに触れる。
立ち上がる力も無いのだろう。
「…違わないよ」
「違う…!だって、」

レナはボロボロになりながらもこちらを見据え、涙をこぼしながら言った。



435笑う鬼23:2007/03/25(日) 00:14:54 ID:DaK+noJa





「だって魅ぃちゃん、さっきからずっと泣いてるよ…?」








「………はぁ?」

違う。
私は笑ってる。
おかしくて仕方ない。


……はず、なのに。
なぜか頬が温かかった。


「泣いてなんかないよ?面白いこと言うなあレナは!
そのネタもらっていい?おじさん今度の宴会で言おうかな、あっはっは!」
「……魅音」


ふざけた私を叱るように、圭ちゃんが低い声で私の名前を呼んだ。
…違うよ圭ちゃん。私、魅音じゃないよ。
私は………、鬼だよ。







「あは、ははは………あははははは、あーっはっはっはっはっはっはっはっはっ
は!!!あはははっあはっあははははは!!!!!!どうレナ、これでも泣いてるって言えるの!?
あははは、はは、は…っ…ははははははははははははは!!!!」


436笑う鬼24:2007/03/25(日) 00:16:01 ID:DaK+noJa


ぽたぽたと、涙が床に零れる音が聞こえる。
レナと圭ちゃんが何か言っているのが聞こえるが、それもおかまいなしに私は笑った。


悲しくなんかない。
切なくなんかない



だって私は、鬼だから。



ごめんね、レナ。
ごめんね、圭ちゃん。

















鬼は、今日も笑い続ける。
泣いている鬼なんて、いない。
437笑う鬼:2007/03/25(日) 00:17:24 ID:DaK+noJa
以上です。
なんか中途半端な終わり方…
お目汚し失礼しましたー!
438名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:19:03 ID:pHDS9HQL
GJ!!!!!1!!!!
439名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:21:29 ID:Scmep93K
>>437
乙!
こんな魅音初めて見た…くやしい…でも感じちゃうッ!(ビクビク
正直発症した魅音に逆レイプされたい
エロ切なくていいよいいよー
440名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:23:46 ID:bxqwmblW
>>437
全俺が泣いた
441名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:24:38 ID:uI1pLTMw
うおおおおおおっ!!!!GGGGGJJJJJっ!!!!
ここでおしまいなのが心底惜しいよーっ!!
我ながら鬼畜だと思うけど、泣いてるレナが可愛かった……。
レナを守ろうとする圭一が格好良かった。アンタ最高だよっ!!
442名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:35:11 ID:HkYj3Gss
これはGJと言わざるをえない
やはり受けのレナが好きなようだ
443437:2007/03/25(日) 00:35:25 ID:IHIzRmmx
読み返してみて早速間違い発見したorz
ところでWIKIにどうやってアップすれば良いのか分かんないんだけど、どうすればいい?
444名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:58:22 ID:uI1pLTMw
>>23を見てみてくれ。

新規ページの作り方
@:[新しいページ」をクリックしたら「ページ名決定してくれ」と言ってくる
A:タイトルをフォーム打ち込んだら(チェックはWikiモードのままでOK)「新規ページ作成」のボタンをクリック
B:下に出てくる空白にSSをコピペして、ついでに修正
C:「プレビュー」を押してチェック
D:問題なければ「投稿」を押す

編集の仕方
E:各SSリストを開き、そこで「編集」ボタンをクリック
F:下に出てくる文章の適当な箇所に

-[[作品タイトル(ページ名)]]

と入れる。

G:プレビューを見て問題なければ「投稿」して終了

何か失敗するかどうしても無理そうなら、そのときに言ってくれれば誰かしら対処しますのでご安心を。
445437:2007/03/25(日) 01:07:03 ID:IHIzRmmx
丁寧にありがとう!
頑張ってみるよ。


現在葛西×詩音を執筆中
どうやら自分は珍しいシチュや組み合わせが好きらしい
446名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 01:59:18 ID:Oc9aefrQ
な、なんだってー!?次は葛西詩音!?
私の好みを次々と…!

473、あなたが神か
447名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 02:26:15 ID:UFBuhIdz
最近は神の降臨が多くてイイ!
448名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 04:09:53 ID:uRguRq51
口調に違和感が…とかいいつつ素直な股間ww
449名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 04:47:50 ID:a0pl55uf
エロパロ書いたんで、投下させてもらいます。
なにぶん、エロパロを書くのは初めてなので、つまらなかったら
ごめんなさい。一応圭一×沙都子モノです。


「さあ沙都子、こっちの布団の上に仰向けになるんだ。」
「あ、あの・・・どうしてもやらなくちゃ駄目なんですの圭一さん?」
ここは前原屋敷の圭一の部屋。圭一は沙都子を連れ込んで、布団に寝るように促していた。
「なに言ってるんだよ。沙都子は俺のことが好きなんだろ?そう言ったよな?」
「そ、それはそうですけど・・・」
「だったら言うこと聞いてくれよ。な?」
「うう・・・分かりましたわ・・・」
沙都子は観念したかのようにおとなしく布団の上に仰向けになった。
圭一が園崎本家や村を説得して、沙都子を鉄平の元から救出してから数日後。
沙都子は以前から好意を寄せていた圭一に告白した。圭一はそれを快く受け入れた。
そして今日。圭一は二人になりたいと言って、沙都子を自分の部屋に連れ込んだ。
そして沙都子に身体を触らせてくれと頼み込んだのだ。
圭一は仰向けになった沙都子の足を開くと、スカートの中に頭を突っ込んだ。
「きゃっ!け、圭一さん・・・あの、せめてお風呂に入ってから・・・」
沙都子はそう懇願するが圭一は聞く耳を持たない。タイツを脱がすと、下着の上から
ゆっくりと秘所を撫で回し始めた。
「やっ、ああ・・・くふぅ・・・く、くすぐったいですわ。」
沙都子は甘い声を漏らす。圭一はひとしきり撫で回した後、臭いを嗅ぎ始めた。
「け、圭一さん、何をしてるんですの?臭いなんか嗅がないでくださいまし!」
「沙都子。お前のここ臭いがきついぞ。トイレの時、よく拭いてないいんじゃないか?」
「なっ!そんなことありませんわ。今日は体育が有ったから、汗をかいてしまったんです
 のよ。圭一さんもご存知でしょう?」
「それにしちゃあ臭いがきつすぎるぞ?こうなったら直接確かめてみるか。」
圭一はそう言うと沙都子の下着に手をかけた。沙都子の秘所があらわになる。
まだ恥毛が生えておらず、無防備な割れ目が晒されていた。
「あ、あんまり見ないでくださいまし・・・恥ずかしいですわ・・・」
「沙都子、お前やっぱりよく拭いてないだろ?パンツに染みが残ってるぞ。」
そう言って圭一は下着を広げて沙都子の前にかざしてみせた。それを見た沙都子は真っ赤に
なって怒鳴った。
450名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 04:48:38 ID:a0pl55uf
「ば、バカ!圭一さんのバカ!ヘンタイですわ。女の子の下着をそんな目で見るなんて!」
「なんとでも言えよ。俺はこういうのが好きなんだ。」
変態呼ばわりされても圭一は全く動じず、下着から手を離すと再び沙都子の股間に顔を埋めた。
「へへっ。じゃあメインディッシュといくかな。」
そう言って圭一はゆっくりと割れ目に下を這わせ始めた。
「ふっ、きゃはっ、ああ・・・駄目ですの・・・そんな所を舐めるなんて・・・汚いですわ・・・」
下着の上から撫で回されるのとは刺激も恥ずかしさも段違いだった。圭一はひとしきり舐めると、
割れ目を親指でゆっくりと開いた。小陰茎や尿道や膣口、クリトリスがあらわになる。自分でも
広げて見るなんて事をしない所を見られて沙都子は抗議の声を上げた。
「嫌あっ!ダメですの・・・広げないで・・・」
「何言ってるんだよ。俺達は恋人同士なんだろ。恋人どうしならこれが普通なんだよ。」
「そ、それはそうかもしれませんけど・・・や、やっぱり恥ずかしいですわ・・・」
「まあ我慢してろよ。そのうち気持ちよくなって、恥ずかしくなくなるからさ。っとこれが小陰茎だな。」
そう言って圭一は小陰茎を引っ張った。その途端、沙都子は悲鳴を上げた。
「い、痛い!ひ、引っ張らないで!痛いんですのぉ・・・」
「ああ、ワリィワリィ。じゃあこっちを触ってみるかな。」
「きゃっ!そ、そんなとこもっとダメですわ!不潔ですのよ!」
小陰茎から手を離して、圭一はアヌスを指でいじり始めた。
「沙都子。お前のケツ穴、シワが多いな。」
「な、何言ってますの圭一さんは?普通の人はそんな事気にしたりはしませんわ!圭一さんはやっぱりヘンタイですわ!」
「なんども言わせるなよ。俺はこういうのが好きなんだ。どれ、ちょっとシワの数を数えてみるかな。」
「やあっ、何考えてますの!圭一さんは。やめてくださいまし!」
圭一は沙都子の抗議を無視し、シワを数え始めた。
「じゅうろく、じゅうなな、じゅうはちっと・・・沙都子のケツ穴のシワは十八本だ!」
「そ、そんなコト聞いても嬉しくないですわ・・・」
「そんな事言って。沙都子、お前濡れてるぞ。」
「え?まさか・・・」
「まさかなもんか。ほら。」
圭一はそう言って沙都子の割れ目を人差し指で撫でた。その刺激に沙都子は甘い声を上げる。
「きゃふうっ、ああん・・・」
「ほら見ろよ。沙都子のマン汁だ。」
圭一は親指と人差し指で愛液を広げて見せた。愛液は糸を引いていた。
「シワを数えられて感じたのか?人を散々変態呼ばわりしといて、沙都子も立派な変態じゃないか。」
「ち、違いますわ。圭一さんが色々いじくるから・・・」
「まあいいや。さて、沙都子のマン汁はどんな味かなっと。」
圭一は再び沙都子の秘所に舌を這わせ始めた。なんだかんだ言って圭一との行為に高ぶっていた沙都子はそれまでより
激しい嬌声を上げはじめた。
451名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 04:49:43 ID:a0pl55uf
「ふうっ、きゃはっ・・・ムズムズしますわ・・・ああっ、圭一さん今の所もっと舐めてくださいですの・・・」
「おっ、だんだん乗って来たな。ようし。ここだな?ここがいいんだろ?」
「あっ、そ、そこですの。そこを舐められるとピリピリしてとっても気持ちいいですわ・・・」
「へえっ、沙都子はクリトリスが感じるんだな。よし!もっと責めてやるぜ。」
圭一はクリトリスへの責めをさらに激しくする。舌を尖らせ、執拗に突き舐めまわす。それに呼応して沙都子の喘ぎ声も
激しさをましていった。
「ああっ!いいですの・・・あんっ!やっ!・・・ああ、いいっ・・・凄いですわ・・・きゃっ!圭一さん何を?」
沙都子が驚いた刺激は、圭一がクリトリスの皮を剥いたものだった。普段から外気に晒されないそれが、丸見えになり、
ぷっくりとふくらんでいた。
「凄いぞ沙都子。充血して大きくなってる。知ってるか?皮を剥いたクリトリスの刺激は凄いんだぞ。」
「け、圭一さん、は、早くしてくださいまし。もう我慢できないんですのぉ!」
「分かってるって。さあ、行くぞ!」
沙都子の懇願する声を聞いた圭一は皮を剥かれたクリトリスにを舌で弾いた。その瞬間、沙都子が喘ぎ声を上げる。
「ふわぁっ!あああ・・・圭一さん・・・もっと、もっとぉ・・・もっと舐めてぇ・・・」
圭一は沙都子の懇願する声に応えて、執拗にクリトリスを責める。ぴちゃぴちゃという水音と、沙都子の喘ぎ声がより一層
圭一の加虐心を加速させた。
「どうだ沙都子?いきそうか?」
「ふぇっ?わ、わかりませんわ・・・わたくしまだイッた事ないんですの・・・けどなんだかお大事が熱くなってますわ。
 こんな事今までありませんでしたの・・・」
「じゃあこれでどうだ?」
圭一はそう言うとクリトリスを歯で噛んだ。途端に沙都子がそれまでにない嬌声を上げた。
「きゃあぁっ!ああっ・・・やあぁ・・・ああっ・・・な、何かくるぅっ!やああっ・・・」
沙都子はそう叫びながらビクンビクンと身体を痙攣させた。そして次の瞬間、沙都子の秘所から小水がほとばしった。
「だ、だめぇっ!圭一さん、見ちゃダメですのぉ・・・いやぁぁっ・・・」
嫌がる沙都子の声とは正反対に勢いよくほとばしった小水は止まる気配を見せなかった。その間沙都子は頬を染めて身体を
震わせていた。
「ふうっ・・・見ないでって言ったのに・・・うう・・・圭一さんのヘンタイ・・・ふわあああああん・・・」
絶頂に達して興奮が冷めると同時に、羞恥心が目覚めたのか沙都子は泣き出してしまった。
圭一はそんな沙都子を生唾をのんで見つめていた。その視線は愛液と小水で濡れた沙都子の秘所に注がれていた。
「な、なあ沙都子・・・」
「うう・・・ぐすっ・・・なんですの圭一さん・・・」
「俺・・・もう我慢できないんだ・・・いいよな?このまま最後まで・・・」
「な、何を言ってますの・・・圭一さん?」
沙都子の声を無視すると、圭一はズボンに手をかけ一気に下着ごと降ろした。圭一の限界まで膨張した性器が沙都子の目の前
に現れた。それを見た沙都子はヒッっと短い悲鳴を上げた。」
「け、圭一さん!今日は触るだけっていう約束でしたのよ?」
「沙都子のお漏らし姿がエロ過ぎるんだよ・・・大丈夫、こんだけ濡れてれば入るよ・・・」
そう言って圭一は沙都子の膝を掴んで、股を開かせると沙都子の性器に自分のを押し当てた。沙都子は堪らずに悲鳴を上げる。
「痛い!痛いですわ圭一さん・・・止めてくださいまし!そんな大きいの入りませ・・・きゃあっ!」
「よし。先っぽが入った。この調子だ沙都子。おとなしくしてろよ。」
沙都子の秘所に、亀頭の先端が少し入っていた。沙都子を激痛が襲う。遂に沙都子は耐え切れなくなった。
「ううう・・・痛い・・・痛いよぉ・・・もうやだあぁ・・・うわぁぁぁぁぁん・・・」
「こら、泣くな沙都子。もう少しで入るから大人しくしてろ!」
「うわぁぁぁぁん・・・にーにー、助けてよぉ・・・にーにー・・・痛いよぉぉぉ・・・」
泣きながら兄に助けを求める沙都子を尻目に、圭一は挿入しようとやっきになっていた。
「もう少し、もう少しで・・・ぐはっ・・・」
突然圭一は声を上げてそのまま、どさっと倒れこんだ。沙都子はそれに気づかず、しばらく泣きじゃくっていた。
「ううっ・・・ぐすっ・・・・?・・・圭一さん?・・・ああっ!」
泣き止んだ沙都子の目に飛び込んだのは、気絶した圭一と・・・・・
452名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 07:12:19 ID:byIG22q2
誰だよ!!あるいは何だよ!?!!
えぇい残念生殺されるとはこのことか
453名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 08:21:54 ID:q/6IVhSg
誰か読めるとは言え、生殺しとはやるじゃないか………勘弁して下さいよ、もう…。
454名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 09:06:19 ID:T16ecRPC
にーにー(鉄平)か、モデルを探し彷徨う伊知郎か
どっちかな
455名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 10:39:29 ID:DF3YGl8Y
>>420
普通だと思うぜ
456 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:10:23 ID:6XKGPIMg
練習を上げた者です。圭魅でエロが無性に書きたくなったので。
スペースお借りします。
457ホームワーク1 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:16:02 ID:6XKGPIMg
「うわーーーーーん、もういやだぁああああ!家に帰るーーー!!」
半分泣きの入った魅音の悲鳴を聞きながら、圭一は溜息を付いた。
泣きたいのはこっちだ。……なんで、なんでこんな事に。
圭一の思考は少し時間を遡る。

今日の授業が終わり、放課後。俺と魅音は揃って顔色を無くして職員室に立っていた。
二人揃って呼び出された時仲間達には生活指導だと囃し立てられて、俺達は顔を見合わせて赤面していたが。
それは杞憂で。
「明日までに提出。いいですね?」
目の前に立つ二人の顔を見比べて。知恵先生は、にこやかにそう宣言した。
てっきり、節度を持ったお付き合い云々のお説教が始まるかと思ったが、実際はそれ以上のピンチ。
……何の事かと言えば知恵先生が受験対策にと、魅音に日々手渡していたプリントの提出期限である。
明日提出。それが出来なければ、魅音は即刻部活を引退。後は受験勉強一色。
そう知恵先生が告げた時、俺達は目の前が真っ暗になった。……いや、魅音はただの自業自得だが。
こいつがいない部活は面白くない。
一つ年上の魅音は来年の春には、一足早く、この学校を卒業する。
だからこそこの限りある時間を、皆揃って少しでも長く遊んでいられるように。
知恵先生もその辺の事情を分かっているからこそ、俺にも声を掛けたのだろう。
そんな事から俺は、魅音の家庭教師の真似事をするハメに至ったのだった。
458ホームワーク2 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:18:14 ID:6XKGPIMg
学校での居残り勉強は、限界がある。
とりあえず場所を時間制限のない俺の部屋に移したが、19時を廻った辺りから魅音がそわそわとし始めた。
いい加減、集中力が途切れる頃だろう。当たり前だ。俺だってとっくに疲労困憊だ。
「あ、あのさ圭ちゃん、ばっちゃが待ってるから、後は帰ってやるよ!」 
あえて断言する。こいつは絶対にやらねえ。
「ほほう。面白い意見だな。……だが、今日お前には帰る場所がないぞ?」
魅音を一人で放って置いたらやるはずもないと踏んだ俺は、とっくに先手を打っている。
ていうか、一人でやれるなら最初からこんなに溜まるまで、プリントは積み上げられていない。
まだ手付かずの物も、ざっと見て30枚はある。
一日一枚知恵先生から渡されて。……うわ、こいつマジでこの一、二ヶ月程なにやってたんだ!?
大丈夫かよ受験生!!
そりゃ、流石にカレー以外の事象には温厚な知恵先生も、堪忍袋の緒が切れるという物だ。
俺は往生際の悪い魅音の目の前で、一階から持って上がって来た電話で、とある場所に電話をする。
「あ、もしもし。前原ですが……おう、すまん。……魅音」
訝しげな顔をする魅音に電話を突きつけると、魅音は受け取って耳を付ける。
「も、もしもし……?」
「はろろ〜ん☆」
魅音は咄嗟に電話から顔を離した。思わず切りたくなったようだ。
「こらー!お姉、電話切るなー!」
俺にまで聞こえるほどの音量で、詩音が叫んだ。流石双子、読まれている。
しぶしぶ電話に耳を付けて、魅音が口を開く。
「べ、別に切ろうとなんてしてないもん。……それより、何であんたが……」
「くっくっく。圭ちゃんから話は聞いてます。アリバイは完璧ですから今晩はたっぷり楽しんで下さいね☆」
変に気を回した詩音が、さも面白そうに魅音を追い詰める。
「はぁあ!?ち、違う、違うってば!あんた何か変な事考えてない!?い、いい!帰るからいいよぉー!!」
いつもと変わらないやりとりに見えるが、今日だけははっきりと分かる。今、魅音は全力で嫌がっている。
こいつはこの期に及んでまだ、回避策を模索しているのか。
「あ、もう本家には電話しちゃいましたから。私の立場って物をよ〜く考えて行動してくださいね?」
暗に、自分の顔を潰したらただじゃすまないと脅しを掛けてくる。それに魅音が逆らえる筈もない。
「し、詩音の馬鹿ぁーーーー!!鬼〜〜〜〜〜〜!!」
魅音の叫び声が楽しくてたまらないのか、詩音は上機嫌でまくし立てる。
「暗黒天使詩音ちゃんのご用命ありがとうございました☆ご利用は計画的に、ついでに避妊は忘れずに☆」
「ななな、何言ってんのさあんたはッ!?ほほ本当に違う、違うんだってばーーーーー!!」
「まぁまぁ、今更照れなくても。ともかくこれで貸し1ですからねー?あーっはっはっはっはっは!!」
魅音の叫び声もむなしく、詩音は受話器の向こうで高笑いをしながら、電話を切った。
つー、つー、つー……。
呆然とする魅音の肩をぽんと叩いて、圭一は。
びらり。
「ひっ」
プリントの束を、扇のように開いて、見せ付ける。
「さて。園崎魅音、……覚悟完了か?」
一応笑顔ではあるのだが、全く笑っていない、圭一の目。
「………ううう、圭ちゃんの、サディストぉ〜〜〜……!」
今にも泣きそうな顔で、魅音は白旗を揚げた。

それから先の展開は、苛烈を極めた。
何かと理由を付けて逃げようとする魅音の首根っこをひっつかまえて机に向かわせる。
魅音を見ていると勉強嫌いの子供に勉強させようという、世のお母さん方の悩みも分かるという物だ。
……あれ?なんで俺がお母さん?
ああ、お母さんと言えば。おなかすいたとか言い出した瞬簡に、豚骨しょうが味のカップラーメンを目の前にどんと置いた時の魅音の情けない顔は、俺的にここ最近の中でも一番のヒットだったりする。
そんなこんなを繰り広げながら、途中から魅音はハイになったのか、黙々と問題を解き始めた。
プリントの消費速度が格段に速くなる。
ヤケになって適当に書いているのかと心配したが、その認識は改められた。
おお、合ってる。やれば出来るじゃないか。
そう言おうとしたが、集中を途切れさせないように、声は掛けなかった。
459ホームワーク3 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:22:45 ID:6XKGPIMg
時計を見れば、23時を少し廻った所。
「……………………………………………………」
プリントの束を完遂させて、魅音は机に突っ伏して、眠ってしまったようだ。
……見ようによっては目を廻して気を失っているようにも、見えなくもない。
ぷしゅー……。
あ。頭から煙。
「まさか……今日中になんとかなるとは思ってなかったぜ……」
圭一自身、魅音の頑張りに素直に感心していた。
魅音の頭の回転は悪くない。
むしろ速いのだが、いかんせん、勉強と言う物の最初で躓いてしまっている口なのだ。
勉強=面白くない。
その図式の元、基礎の時点で放り出してしまっているのだから、手に負えない。
ここら辺の応用になると、魅音の中では既にこれらは日本語ですらないのだろう。
そこまで考えて、圭一は溜息を吐いた。
……いや、俺もかな〜〜り頑張ったよな。
そう、言葉の通じない魅音にまず通訳から始めているのだから。
出来た今だから思うが、魅音はともかく俺は完全な巻き添えじゃないか。……そう思うと面白くない。
まあ、例え勉強であれ、二人っきりって言葉に魅力がなかったかと言えば、嘘になるが。
ご褒美くらいあっても良さそうな物だ。
………ごく。
思わず喉がなる。目の前には、美味しそうなご褒美。
改めて今の状況を考えてみると。

俺の部屋に、二人きり。
魅音は寝ている。
親は帰ってこない。
魅音は詩音の家に泊まりに行っている事になっている。

………はぁ。
なんだこの、最高かつ最悪なシチュエーションは。
思わず溜息が出た。何が起こっても不思議でない状況で、何も起こらないどころか魅音は起きてこない。
圭一は小さい机の上で顔を付き合わせるようにして、机に肘を突いて魅音の寝顔を見ている。
………。
そういえば、魅音の寝顔なんて見た事がない。
意識した途端、静かに、心臓が速度を上げ始める。
なんていうのか、こう……こいつも女の子なんだよな……。
魅音が聞いたら怒りそうな感想だが、普段の萌え語りはどこへやら、圭一にはそれしか言葉が浮かばなかった。
勿論褒めてるつもりだ。
手を伸ばして前髪を軽く梳くと、さらりと指の合間を滑って逃げる。
その感触が少し指に気持ちよくて、何度も繰り返してしまう。
頭を撫でた事は何度もあるが、髪を意識して触れる事はなかった気がする。
起きねえかな、起きろよ、……起こしちまうか?

魅音と付き合いだして、二月程。
……こいつと、その。……そういう事をしたのは、つい最近で。更に言えば回数だって、片手程もない。
だから、……勿論今日だって、間に合わない量だと思いつつも心の片隅では、期待していた。
し、しょうがねえだろ!?こっちは健全な男子なんだ。
好きな子と二人っきり、ましてや自分の部屋にお持ち帰りしてたら誰だって期待するってもんだろ!?

淡い期待を抱きならが髪を梳き続けていると、ゆっくりと、魅音が瞼を上げた。
460ホームワーク4 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:25:06 ID:6XKGPIMg
机に突っ伏したまま俺を見て、魅音は暫くぼうっとしていたが。
我に返るなり、俺の顔から逃げるように慌てて起き上がって仰け反った。……おい、コラ。
「ね、寝てない、寝てないよ!?」
目がぐるぐるのまま寝ぼけた魅音が、慌てて起きているフリをしてシャーペンを握る。
「……ぶっ!」
あたふたと手を動かすその姿がおかしくて面白くて、笑ってしまった。
「くっくっく、もう終わってるって。大丈夫だ、お疲れさん!」
圭一の手が頭を撫でると、寝ぼけ魅音が大人しくなる。
「…………?」
ぼんやりと思考を巡らしているようだ。少ししてから本当に目が覚めたのか、魅音がきょとんとした顔をした。
「起きたか?」
「う、うん?えっと、圭ちゃんがなんで……」
だめだ、まだ呆けてる。頭に?マークが浮いているぞ、こいつ。
「寝ぼけてるみたいだから言うが、ここは俺の家で、お前は宿題を終わらせて、今日はお泊りだ。以上」
「あ、……そうだ、終わった……って、ええ!?お泊り!?なんでっ!?」
「お前、今日は家には帰れねえだろうが」
言いながら距離を詰める圭一に、魅音は顔が熱くなっていくのを自覚しながら、じりじりと後ずさりする。
「で、でも、詩音の所に泊めてもらうから……っ」
「じゃあ魅音、お前はこんな時間に一人で興宮まで走る気か?それとも、わざわざその為だけに迎えを呼ぶのか?何より、詩音が素直に泊めると思っているのか?」
圭一の手が、魅音の肩を掴む。
「じゃ、じゃあレナの所に転がり込んで……っ」
「普通寝てるだろ。こんな時間から行ったら迷惑だと思うぜ?」
ゆっくりと押し倒されて、魅音は硬直した。そのまま圭一は魅音の上に覆い被さって、体重を掛ける。
「わ、ま、待った待った!け、圭ちゃん重い……っ」
ハッと我に帰ったのか、魅音が俺の下でジタバタと暴れだす。
「魅音……ご褒美」
「へ!?な、何、何がっ!?」
押し倒されながらもまだ逃げようとする魅音の顔の横に手を付いて、圭一は至近距離からおねだりしてみる。
「俺、頑張ったぞ。ご褒美は?」
魅音が言葉の意味を理解して、赤い顔のまま大人しくなる。どうも魅音は圭一に甘えられると、弱い。
「あぅ……ご、ご褒美って言われても、あ、あげられる物なんて……、んっ」
ちゅ。
頬を赤くして、困惑した表情で口を開く、魅音のその言葉を遮る。
「……け、けいちゃぁああん!」
不意に降ってきたキスに、魅音が情けない声を上げるが、もう一回キス。
「ちょっ」
もう一回。
「ふぇ」
もう一回……今度は簡単には終わらせない。
「ふ、……んん」
諦めて瞼を閉じた魅音の頭を片手でいい子いい子しながら、舌で閉じられた唇を割り広げて進入する。
魅音と触れ合うと、ちゅ、と濡れた音がする。
そのまま、逃げようとする魅音を追いかけて深くまで入り込む。
「む、むぅ、ん〜〜っ」
息すら盗むように口を犯しながら、圭一の手は首筋から静かに魅音の大きな胸へと滑る。
魅音が緊張に身体を硬くするのを感じ、服の上からでも分かる程のその質量を、ゆっくりと押し上げ揉みほぐす。
ちゅ、ちゅぅ。
絡めて引き込んで。恥ずかしがって嫌がるのを知っていたが、魅音の舌を少し意地悪に音を立てて吸い上げる。
「ふ、ん、んんっ……むぅ……っ!」
そのくぐもった声すら、興奮を煽る。
その間も手は絶え間なく溢れるほどの胸を弄っていたが、服の上からではそろそろ物足りなくなってきた。
顔を上げて、魅音のネクタイを解き襟元を緩めると、ボタンを外してゆく。
461ホームワーク5 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:29:00 ID:6XKGPIMg
「……け、圭ちゃん……」
乱れた息を整えながら、魅音は圭一を見上げた。素肌が露になり、思わず身体を強張らせる。
「……どうした?」
「あ、あの、お風呂入りたいんだけど……っ」
胸を覆うブラジャーをたくし上げて、ぷるんと震える胸に手を添えた。
「……ああ、後でな。一緒に入ろう」
魅音の言葉の意味を理解しながらも、軽くかわす俺の冗談に、ボンっと、魅音は一瞬で茹で上がってしまった。
「ち、違うよぉ〜〜!!後じゃなくて今っていうか、なななんで一緒なの〜〜〜〜〜!?」
ウブなヤツめ。この際だから、後で本当に一緒に入るのもいいかもしれない。
と、いうか、是非とも一度はやってみたい。よし、決定!
「諦めろ。もう止まらん。風呂は後で……一緒に、な」
圭一の表情とその声に本気を見て、ひっ、と魅音が喉の奥で悲鳴を上げる。
「け、圭ちゃぁああん……!」
楽しみが一つ増えて、俄然ヤル気になった圭一は……いや勿論最初から思いっきりヤル気満々だったが。
魅音のキメの細かい肌の滑らかな質感に夢中になって、その丸い不思議な形を堪能するように掌を滑らせる。
少し力を込めると、指は容易く沈み込み、合間から豊かな胸が零れそうになる。
「や、ぁっ……ふぅ、……ぅぅ……」
魅音は少し感じているのか熱い息を零す。押し返してくる弾力がまた絶妙で、指が気持ちいい。
硬くなり始めている先端に指を添え、爪の先で痛くない程度に気をつけながら軽く掻いて、その手助けをしてやる。
「や、ゃぁ……ぁ、ぁ……っ」
先程までの優しい責めとは質の違う少し強い刺激から逃れようと、魅音が肩を竦めた。
圭一はぬるりと舌を這わせて、もう一方でさびしそうに揺れる先端も舐め上げる。
「ひゃぅ……っや、やだ、やだぁ!な、舐めないでよぉ……!」
風呂に入ってない事が気になるのか、魅音が泣きそうな声を上げる。
それにいたく興奮しつつ、舌でくにくにと潰すようにいじめた。
口の中で硬くなってゆくのを感じながら、唇で咥えて軽く噛む。
はぁ、はぁ……。
すっかりと硬く立ち上がったそこに満足して顔を離し身体を起こすと、片手で変わらず胸を責めながら、
空いた手を静かにスカートに滑り込ませ、太ももをそっと撫でた。
びくん。
「け、圭ちゃん!ま、待って、待って……っ」
捲し上げられた朱色のロングスカートから覗く眩しいほどの白くて長い足が、圭一の手を更に奥へとさそう。
掌全体で、足の内側を撫でさすりながら這い上がって行くと、途中で魅音の足に挟みこまれてしまった。
「魅音……力、抜いてくれ……」
くすぐったさと恥ずかしさに魅音は思わず足を閉じてしまう。
「……ぅ、ぅぅ……」
圭一の声に震えながら、軽く力を抜いて手を解放するが、恥ずかしさで我慢出来なくなってしまったのか、
再び閉じてしまう。
「……魅音……?」
呼びかける声にも真っ赤になって俯いたまま、小さく首を横に振る。
圭一は仕方なく、今度は谷間に合わせて指をつつつ、と滑らせる。そのままでも、行き着く先は一つ。
びくん。
突き当たりで指先を少し強く押し込みながら、下着の上から更に先に進もうという意思を見せる。
ぐりぐりと力を込め、指に弾力のある魅音の柔らかさと熱さを感じ、尚も押し付け、擦る。
「はぁ……はぁ……はぁ……っ」
期待に息が荒くなって。下着のふちを何度もなぞりながら、圭一は魅音の胸を揉みしだく。
「ぁっ……はぁ、……ぁあ……ぅ」
魅音もまた、息を荒げながら身悶える。自分と同じように、期待に震えているのだろうか。
圭一はそっと下着の脇から指を差し込んで見て、直接撫でると、魅音の膝がびくりと揺れた。
「……あ………」
そこはもう、少し濡れ始めているようで、ぬるりとした感触が指にまとわり付く。
「……ふ、ぁ…………」
圭一の上げた声に、魅音は耳まで赤くして泣きそうな顔をした。
462ホームワーク6 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:37:51 ID:6XKGPIMg
もしかして、これを知られるのを恥ずかしがっていたのか?考えて、圭一は顔が熱くなるのを自覚していた。
感じてくれているのが嬉しくて掬い取っては塗りたくり、くすぐり。圭一の指が少しずつ魅音の緊張をほぐしてゆく。
「はぁ……、ぁぅ……ん…………っ」
少しずつ溢れる液体の源泉を辿るように、狭いそこをかき分けて。
魅音が痛みを感じないように、許容範囲まで入れては抜き、指を濡らしては押し込みを何度も繰り返した。
指を根元まで差し入れると、魅音は腰を震わせて大きく息を吐いた。
「はぁ……っぁ、ぁあ……」
その表情に、痛みの色はなく。様子を見ながらゆっくりと出し入れを始めた。
胸を責める事も忘れ、次第にスムーズになる指の動きに、圭一は陶酔してゆく。
ちゅ、くちゅ、ちゅ。
きゅうっと指を締め付けてくる感触が、もうとっくに興奮しきっている圭一のモノに更に力を与える。
はぁ、はぁ、はぁ。
この先への期待に、息が荒い。
「ぁ、ふ、ふぁ……っ」
魅音が恥ずかしそうに、控えめに鳴く声に、自然と手の速度が上がる。
あ、なんかこの光景見た事があるような。こういうの、なんて言ったっけ……。
こんな状況で脳裏を掠めた感覚を反芻しながら、圭一は息を弾ませて、指を蠢かせる。
その度に、魅音もまた肩を震わせて熱い息を零した。
「圭ちゃん……」
俺の下で。熱の篭った声が、俺を呼ぶ。
……はぁ、はぁ、はぁ。
その声を聞くだけで、俺の荒い息が尚更荒くなる。
「もう、……もう無理ぃ……っ」
……くらっ。
魅音の口から漏れる滅多に聞けない甘い声に、懇願する声に。
思わず意識が遠のきそうになる。
それをぐっと堪えて。
「魅音……っ」
バンっ。
俺はいい加減我慢も限界で、魅音の顔の横に乱暴に手を付いた。
一筋の汗が額から顎へと伝い、落ちる。
「ふぇ……。……けい、ちゃぁん……」
ゆっくりと、魅音の潤んだ目が、俺を見上げる。
俺は赤い顔のまま、魅音へと顔を近付けて……軽く、口付ける。
そのまま唇を吸うと、魅音の中が、お返しとばかりに俺の指を締め付けて来た。
いつの間にか先程までの、一度通った道筋を追うようなおかしな感覚は消えていた。
にゅる、ぬ、ぬる、ちゅぷ。
指を少し速めて抜き差しさせると、淫らな水音が、俺の鼓膜と理性を打つ。
そのまま舌を差し入れて口も責めた。
「ん、んん、ん……っ」
魅音のくぐもった声に興奮して、俺は待ちきれずにたぎったモノを取り出して。自分の手で、慰め始める。
それはもう、とっくに先走りで濡れていて魅音に入りたくて震えている。
普段やっているように手でしごくと、不覚にも腰が震えた。
……ヤバい、いつもよりも全然いい。
予測以上の快感が、背筋を走る。いつもと違うのは、想像ではなく目の前で乱れている魅音の姿。
その声、熱、柔らかさ、甘い香り。何より、その表情。
その存在を感じるだけで、それだけで、こんなに感じてしまう。中にも入れてないのに先を感じるが、もう手は止められない。
圭一は頭の中で自分のモノと指を重ね合わせ、夢中で指で魅音の中をかき回した。
463ホームワーク7 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:40:33 ID:6XKGPIMg
「や、ぁ……っ!」
一層強い刺激に堪らず離れた口から、引いた唾液が互いを繋いで。それが消える前に、もう一度奪う。
「ふ、む、む、……ん〜…!!」
ぢゅ、ぢゅぷ、ぐちゅ、ちゅ、ちゅ。
その音が、圭一の手を加速させる。
で、出る、出る、出る……っ!!
全感覚を圭一の一挙手一投足に支配されて、圭一の中に引き込まれて逃げる事も出来ない魅音の舌を軽く噛む。
圭一の背が震えると同時に、びくりと、魅音の身体も震えた。
びゅる、るる…っ。
俺の先から弾ける様に放たれたどろりとした精液が、魅音のお腹に掛かり、その無垢な雪原のような白い肌を汚してゆく。
ぞく、ぞくん。
「は、はぁ、はぁ、み、魅音……っ」
その淫らな姿に興奮して、圭一は自分の中の滾りを最後の1滴まで搾り出すように擦り上げる。
圭一の声にうっすらと瞼を上げたと同時に、残滓が自分に向かって放たれるのが、魅音の目に映った。肌を打つ、熱い飛沫。
どくん。
「………ぁ……ぅ……」
それに、体の奥底からの衝動が身体を貫いて、魅音はぶるりと身体を震わせた。

……だめだ、こんなんじゃ全然足りねえ……っ。
半裸のまま、陶然として荒く呼吸をする度に、魅音の大きな胸が上下に揺れ、震える。
萎える事のない分身を掴んだまま、俺はズボンのポケットを探って、コンドームを取り出した。
まだまだ先程の余韻に浸ってとろとろと溢れる魅音の入り口を見ながら。
急かす気持ちを堪えつつ、それを付ける。
「………魅音っ」
閉じた脚を大きく開かせると、魅音が驚いたように身じろぎをした。
「……ぇ、…けい…ちゃ…はぁ、はぁ……ぇえ、な、何……っ」
もう終わった物と思っていたのか、無防備になっていた魅音は俺の腕に強制的に身体を開かされ。
その恥ずかしい格好に赤くなって、慌てて俺の胸を押そうと手を伸ばすが。
ぬぬぬっ。
俺の方が早かった。先端が、魅音の中にゆっくりと沈み込む。
「ぁ、あ……ぅ、ま、待って、まだ、まだ…………っ」
最後まで言わせずに、そのまま根元まで、侵入させた。
まだまだ経験も浅くてきついそこは、入れただけで終わってしまいそうな程、気持ちいい。

うぁ、これ、いい……っ。
入れただけで、動いてもいないのに。先程の余韻が圭一を襲う。
俺が全部を魅音にぶちまけたように。俺が魅音を欲しいと思っているように。
魅音の中もまた、痙攣するように脈打って、俺の全てを余さず受け止めようとしていた。
魅音が俺を欲しいと思ってくれている。
「魅音……っ」
そう思うと、尚更愛しさが込み上げて来て、胸が熱くなった。
動きたい気持ちを堪えて、魅音の責めを味わう。
「は、はぁ……っ」
魅音は突然の圭一の質量に、胸まで貫かれたような錯覚を覚えていた。
その息苦しさに浅い呼吸を繰り返し、身体の力を抜こうとする。
逆説的だが、それが尚更、無意識の内に圭一を締め付けてしまう。
圭一は焦れる気持ちを堪えながらも、先にイッてしまうと絶対に味わえないその快感を、堪能する。
「魅音、……お前の中、すっげえいい。分かるか?ひくひくして、締め付けて来てるぜ」
かぁあああ。
圭一の言葉に魅音はもうすっかりと赤い顔で、泣きそうな表情を見せる。
「そ、そんな事な……っ」
びく。
何かを言いかけた魅音の言葉を遮って、腰をぐん、と一つ強く押し付けた。
464ホームワーク8 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:42:33 ID:6XKGPIMg
脊椎を這い上がる快感に誘われて、そのまま強く腰を動かし始めると、魅音は苦しそうに眉根を寄せる。
「け、圭ちゃ、はぁ……ま、待って……!ホントに、本当に、苦しい、から……っ」
終わりのない快感に、魅音が息も絶え絶えに、圭一に訴える。
強い快感は、まだ不慣れな魅音には、きついようだ。
そうだ。思わず暴走したが、魅音も、俺と同じ程度の経験しかない。
俺は魅音の紅潮した頬を撫でて、目じりに浮いた涙を親指で拭う。
「悪い。……今度はゆっくり、するからな……」
軽く、鼻先にキスをして、安心させるように笑いかける。
「……っ、ん、……はぁ……っ」
胸のそこから熱い息を吐きながら、魅音は不安げな表情のまま、それでも一つこくりと、小さく頷いた。

ずず、ずずず。
ゆっくりと、ぎりぎりまで引き抜いてから。
ぬぬぬ。
再び、静かに沈めて行く。根元まで入ってしまうと、魅音の肩がびくりと跳ねる。
一回出した分、今回は少しは持ちそうだ。俺は奥まで貫いたままで、ゆっくりと身体を揺する。
「ぁ、や……っ」
魅音も、新たな感覚に身を竦ませて震えた。
俺の胸について、握り締められた手に力が篭るのが分かる。
ずずずず、ぬぬぬぷっ。
そして再びゆっくりと抜き差しする。緩やかな刺激にも関わらず、額から汗が伝う。
「ぁ、ぁあ、……っふ、ぅぅ…、……」
魅音は息とも声ともつかない熱っぽい吐息を零して、俺を受け止めようとしている。
その姿が、翻弄される細い身体がいじらしくて、震える唇に軽くキスをした。
思いっきり動けない焦れったさを紛らわそうと、手を柔らかい胸に指を這わせて。
硬く立ち上がった先端を指の腹でこしこしと、擦る。
「ぁぅ、や、それ、……っ」
魅音が微かに何かを訴えたが、構わずに掌全体で廻すように押し付け、撫でる。
「んん、ふぅ……ぁ、あぅ……」
魅音が甘い声を上げ、締め付けをきつくする。
こうしていると、普段気付かなかった魅音の反応がダイレクトに俺に返ってくる。
前から思っていたが、胸はやっぱり弱いようだ。……大きいのに、感度がいい。
緩やかに揺すりあげる度にぷるんぷるんと揺れて誘惑してくる、その魅惑的な膨らみに誘われるように、圭一は胸に顔を埋めた。その、男にはありえない未知の世界の柔らかさを肌で感じながら、顔を押し付けて、少し汗に濡れたその白い肌に舌を這わせる。
ずぬ、ぬぷぬぷ。
そのままゆっくりと腰を前後に動かしながら、魅音の胸にむしゃぶりついた。
465ホームワーク9 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:44:11 ID:6XKGPIMg
「……」
魅音の手が、そっと、俺の髪を撫でる。
胸の先端を咥えたまま視線だけを上げると、荒く息を付きながら、魅音は潤んだ瞳で俺を見上げている。
「はぁ……はぁ……圭ちゃん……つ、辛い……?」
圭一が口を離すと、そこから覗く赤い舌から、すっかりと立ち上がった胸の先端へと唾液がつぅ…っと、糸を引いて、掻き消える。
その直視し難い、恥ずかしい光景に魅音はめまいを覚えた。
「?何がだ?辛いのは、お前の方だろ?」
不思議そうな顔をする圭一に、魅音は赤くなる。
「そ、そうじゃなくて……ぁ、あのね……、もう、いいから……っ」
そこまで言って、魅音は言葉を止めた。
分かってない顔をしながら首を傾げる圭一に、魅音は恥ずかしさを堪えながら、仕方なく口を開く。
「……が、我慢してるみたいだし、……その、す、好きにして……ぃぃ…ょ…」
消え入りそうな声で真っ赤になった魅音の誘う言葉に、思わず、腰が震えた。
……くそ。可愛いヤツめ!
こいつ、この状況でその言葉の持つ意味、分かってない。絶対に分かってない。断言する!
「魅音……っ!」
そんな殺し文句を前にやりたい事は沢山あったが、悔しい事に圭一自身がもちそうになかった。
ただ、強く腰を押し付ける。
ずん。
「ひゃう……っ!」
身体の芯まで響く一撃に、魅音がびくりと身体を跳ねさせる。
ずん、ずず、ずぷ、じゅぷ。
動きが速くなると、さっきまでの余裕は嘘のように消えうせて、腰の辺りを痺れるような感覚が襲う。
うわ、も、もう少し、もう後ちょっとだけ……!
唐突に終わりが見えて、圭一は堪えるように、思わず手で弄んでいた魅音の柔らかい胸を握りつぶす。
ぎゅう。
「ぃっ………!」
突然与えられた痛みに苦しげに表情が歪むが、魅音はそれを拒みはしなかった。
圭一は限界がすぐそこにあるのを感じながら、少しでも長く魅音の中を感じていたいと腰を突き上げる。
「ぁ、ぁぅ、ふぁあっ……!」
魅音の方も余裕がないらしく、その声も、自然と大きくなる。
「ぁあ、あああっ!や、あぅ、……け、圭ちゃん、圭ちゃぁあん……!!」
魅音の手が俺を求めて、きゅうっと背を抱きしめる。それが何より嬉しくて、俺にあっさりとトドメを差した。
「は……っ、ぅ、ぁ……っ!魅音……!!」
せり上がって来る射精感に追われるように、最後に思い切り突き上げて。
暴発寸前のモノで魅音の奥を擦り上げると、ぶるっと、お互いの身体が大きく震えた。

一つに溶け合うような感覚の中、互いの視線が絡み。
どちらともなく、唇を合わせていた。


その後、結局お風呂も一緒に入って、魅音がのぼせるほど色々したが、それはこの際ご想像にお任せする。
466ホームワーク10 ◆yNb1.jMivk :2007/03/25(日) 15:49:03 ID:6XKGPIMg
二人して一つの布団に滑り込んで。
「………」
「………」
一緒に眠ると言うのは流石に初めてで、あれだけ色々したにも関わらず妙に照れる。
魅音も同じなのか、ただ寄り添うだけで、黙り込んでしまう。
暫くしてから、魅音の方から、沈黙を破った。
「………………圭ちゃん」
「ん、なんだ……?」
魅音が、頭を俺の胸に預けてくる。
それこそ、事の最中以外には全く甘えてくる事などない魅音にこんな事をされると、どきりとする。
女の子としての自分に自信がなくて、やたらと照れ屋で、本当に欲しい物を欲しいと言えない魅音。
その内、普段から甘えてくれるようになるんだろうか。

「……ごめん。これからは、もっと勉強、頑張る」
実は結構気にしていたのか、魅音が小さな声で囁く。それが可愛く見えて、圭一は魅音の頭を撫でた。
「おう、そうしてくれ。毎回こんなんじゃ、身が持たん……あ、いや、でもこれはこれで……」
圭一の言葉尻に、先程までの行為を思い出して魅音が真っ赤になった。
がばっと身体を起こして距離を取る。
「へ、変な事考えるなぁ、ばかぁーー!!そ、そもそも!ちょっとは圭ちゃんのせいでもあるんだからね!?」
「はぁ?な、なんでだよっ!?」
突然の魅音の責任転嫁に、圭一は驚いて声を上げる。
「だ、だって、だって……!つ、付き合い出してから圭ちゃんといると、すぐ、へ、変な事ばっかりするしっ!
勉強しようとしても、一人になったら、……ど、どうしても、色々思い出しちゃうしっ、集中なんて出来る訳ないでしょー!!」
コイツ一体、この二ヶ月程、何してたんだよ。
「……あ、あれ?……えーと」
た、確かに、さっきそんな事を思った気がする。え、あれ、俺達が付き合い始めたのも二ヶ月程前?
若干以上の心当たりに、圭一の視線が泳ぐ。
……いや、その。確かに最後までしたのは確かに最近だけど。
まあなんだ。……それだけが全てじゃないって言うか、そこまで至るための積み重ねが大事だという事で。
日々たゆまぬ努力をした、……ような気も、しなくも、なくも、なくも、ない。
「う、いや、その……」
基本的に、こいつはあまり俺のおねだりを拒否しない。
俺が望めば、困った顔をしながらも、泣きそうな顔をしながらも、うろたえながら、戸惑いながらも。
真っ赤になって、苦手なりに頑張って応えようとする。
それがまた可愛いから、ついついちょっかいを掛けてしまうのだが。
「………………」
今日だって、ついさっきだって。魅音は多少無理しても、俺の意思を受け入れようとする。
その懐の深さに、……いや、俺への想いの深さ、というのは流石に自惚れだろうか?
確かに、そういった部分に甘えていた事は否定しない。しないが―――。
色々と言い訳を考えていた圭一は、顔を赤くして、唇を尖らして上目遣いに睨んでいる魅音の。
素肌に俺のシャツという扇情的な姿に実は既にドキドキしながら、無理だろうなとは思いつつ。
「…………も、もう少し……我慢します」

その無言の訴えと可愛い仕草に、圭一はあっさりと折れたが。
その後、実行されたかは定かではない。

了。
467名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 16:07:40 ID:Scmep93K
>>457-466
一部の隙もない純愛エロスGJ!
男心をよく分かってるなぁ魅音はw
理想的すぎて僕のオットセイも暴発しそうです
風呂での様子も大変気になるところではあるが、
いやぁ、ゴチでしたw
468名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 16:13:48 ID:lPGZiOO8
甘甘トロトロだけどやりすぎでもなくて、すっごくよかった!
GJ!
469名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 16:26:01 ID:R1mnmjXR
神が!神が降臨なされた!!
超GJ。何ですかこのとろけそうに甘いエロは。幸せのあまり卒倒しそうだ!
本当に素張らしすぎる!マジでありがとうございました!
470名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 16:32:05 ID:linPUola
乙ですんね 幸せそうな圭一に全米が嫉妬
471名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 16:41:47 ID:m+ktzL3S
いや、満足ですわ。
ここの所結構変化球続いてたから、ファンディスクのアフターストーリーのようなこの展開に拍手。
472名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 16:49:04 ID:aLQFJQU8
マジ最高でした。GJ!!
濃厚でめちゃくちゃ萌えた。圭魅は本当にすばらしいと心の底から思ったよ。
やっぱりこういう甘いエロが一番好きだ。純愛万歳。
473名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 17:37:11 ID:83OEOf/N
もう、一言しかないね。最高です。とろけるほど甘いよ。

後、遅くなったけど、笑う鬼は悲しいけど良かった。

魅音分大補給です。
474名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 18:06:28 ID:crZsEH3A
上の方で言ってた(?)小此木×魅音できたけど、
また人死にが出るような奴になってしまった……

投下前に一言警告して、
八時ごろ投下しようと思います。
475名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 18:43:26 ID:MQLeSKVD
うぉおぉぉ!!!!
マジwktk
服脱いで待ってまっす!!!!
476名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 19:28:16 ID:JZ6PnbQM
>>466超GJ!最高の名作だわ
477名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 19:43:43 ID:IHIzRmmx
最近は投下が多くて良いな!
圭魅も圭沙都もGJ!!


ところで葛西×詩音完成したんだけど
キスのみの非エロになってしまった(´・ω・`)
478名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 19:45:49 ID:linPUola
問題ない
479 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:01:44 ID:D6jmkbNG
八時になりましたので投下します。
暴力的表現を多用しているので、
苦手な方はNG指定しておいてください。
長さはおおよそ11-12レスぐらいになります。
480決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:02:43 ID:D6jmkbNG
私が自分の弱さに後悔したのは、これで何度目だろうか?
確かに私は、初めて六月を超えた。
でも、これは私の望んだ七月ではなかった。
みんなが私を探してる。
私がみんなを求めてる。
人はきっと、寂しさで死ねる。

裏山の茂みの中、私は何度、こころの中で沙都子を呼んだだろう。
七月の猛暑、水は豊富にあったけど、
食料は底を尽きかけていた。
用意周到に一ヶ月の食料を用意していたけど、
一ヶ月生き延びたところで、
私はどうなるというのだろう。

そんな時、何度目かの私を呼ぶ声が聞こえた。
「梨花ちゃーん、おーい! 梨花ちゃーん!」
「梨花ぁ! 居ませんのー!」
「梨花ちゃん! 梨花ちゃん!」
「みんな! あっちのほうで何か動くのが居たよ!」
魅音の指示で、私とは逆の方向へと、
みんなが行ってしまう。
481決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:03:15 ID:D6jmkbNG
そう、それでいい。
もしかしたら……みんなの中にも、
私の殺害にかかわっている人が居るかもしれないのだ。
簡単には信じられない。

でも……私は、何かを期待して……みんなの居るほうへと、
そろりそろりと近づいていった。
そこには、作業服姿の男が数人と、
みんなが対峙していた。
魅音が代表して、何か話している。
私を見なかったか、ということだろう。

私は、さらに近づくことにした。
みんなの会話の内容が気になったからだ。
「そうか……お前たちも知らないということは、
どこに居るのかわかんねぇってことだな?」
「おじさんたち……なんで梨花ちゃんを探してるの?」
「おい、こいつら何か知ってるぞ。拘束しろ」
一番大柄な男がそう指示すると、
脇についた二人が、沙都子とレナを常人とは思えないすばやさで拘束した。
「痛っ! 何するの!」
魅音は一番大柄な男に取り押さえられ、
圭一は突然のことに固まっていた。
482決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:03:47 ID:D6jmkbNG
「あぁ? お前ら、本当は何か知ってんだろ?」
「ちょ、何言ってっ!」
「お、おい! やめろよ!」
圭一が魅音を抑えている男につかみかかろうとしたが、
足で軽く蹴られただけで、圭一は吹っ飛び、
背後に木に体を打ちつけ……そのまま、圭一はがっくりとうなだれた。

「きゃ、きゃああああああ!」
みんなが一斉に叫ぶ。
「縛っとけ」
後ろに控えた二人は、レナと沙都子をロープで拘束する。
「な、何をしますの!」
「何でこんなひどいことするの!」
口々に今の理不尽な状況に対する文句を言うが、
そんなものが届くはずも無かった。

「はっ……もうくるところまで来ちまったんだ。
姫さんはキレるし、俺たちはもう、組織の庇護も無いときた。
逆に番犬に追われる身よ……お前たち、その二人は好きにしていいぞ。
俺はこいつに尋問する。なぁ? 部長さんよ?」
「へい、わかりました」
レナと沙都子は、ロープで縛られたまま、担ぎ上げられた。
二人とももがくが、体格のいい男たちにとって、
拘束された少女の抵抗など、無いも同じだった。
483決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:04:18 ID:D6jmkbNG
魅音はただ、男をにらみつけている。
「おい、”部長”さんよ。俺たちは古手梨花を見つけて生きたまま連れて行けば、
とりあえず生活は安泰するんだ。
素直に口割ったほうがいいぜ。
今なら部下に中止させることもできる」
「……あんたら、何者?」
「質問してんのはこっちだよ……次は殴るぞ」
「殴ってみなよ!」
ぱん、という平手が炸裂する音が聞こえた。
顔を赤く腫らした魅音は、それでも男をにらんでいる。
「ほう、こいつは……なかなかだな」

男は、馬乗りの体制を止め、魅音の腕を極めたまま、
ロープを取り出して後ろ手に縛った。
「こっちも縛っとくか、よっ!」
男は懐からナイフを取り出し、少しあまった魅音のロープを断ち切った。
そして、そのあまりで圭一を縛り付ける。
ロープは、足と手を縛るのに十分な長さがあった。

「なぁ、あんたもこんな小さいとはいえ、
集団の長だろう? 悪いことはいわねぇ。
さっさと言え」
「だから、知らなッ」
また、平手が炸裂する。
後ろでに縛られているせいか、ろくに衝撃を和らげることもできず、
魅音は少しなみだ目になっていた。
でも、魅音はにらむのをやめない。
484決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:04:50 ID:D6jmkbNG
「お前……俺は一人だがな、向こうは四十人ぐらい居んだ。
めちゃくちゃになっちまうぜ?
あいつらも切羽詰ってる……抵抗はお勧めしない」
「だって、だって……本当に知らないんだもん」
まただ……
今度ばかりは、魅音もないてしまった。
「うぐっ……ひっく……なんで、こんな……ひっく……」
「もう、決めちまったんだ。お前らは場所を知っている。
その命令は覆せない」
魅音は芋虫のように、這って逃げようとする。
すかさず男はそれを捕まえ、近くの木へと投げつけた。
魅音が背中から木にぶつかるが、
手がクッションになったおかげか、気絶せずに済んだようだ。

「ひぃいいい、な、何、何?」
男が魅音の服を……ナイフで裂いた。
「これ以上辱めを受ける前に、降伏をお勧めする」
「こ、降伏します……だから、皆を助けて!」
「駄目だ。降伏した場合、長はこちら側に投降しなければならない。
虚を突かれるかもしれないからな」
男の口元が、いやらしくゆがんでいた。
「あっ、や、やめっ! ああっ!」
今度はゆっくり……魅音の胸を包む下着を裂く。
「なんだ……お前、中学生じゃねえのか? そこら辺の大人より大きいぜ?」
男は、口をゆがめたまま、魅音の胸を下から掬う。
魅音のやわらかい胸が、男の手の甲に乗るように変形した。

「あ、あ、あぅ……やめてください……やめてください……ひっく、
やめて……うっく……やめて……」
男はゆっくり魅音の胸をこね回す。
魅音は羞恥の表情を浮かべて、男から目を逸らした。
「ああ、てめぇ、好きな男でも居るのか?」
魅音は、黙ったままだった。
「おい、居るのかッ!?」
男が腕を振り上げた。
485決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:05:21 ID:D6jmkbNG
「ひっ、い、居ます……」
「誰だ……やつか?」
男は親指で、背後の圭一を指した。
魅音は、ただこくりと、首を縦に振る。
それを見届けると、魅音をその場に放っておいて、
圭一のほうへと歩き出した。

圭一は覚醒したばかりらしく、
状況を飲み込めないで居た。
ただ、男に引っ張られるのに抵抗していたが、
ずるずると引きずられてしまっていた。

「おい、こいつ、お前のことが好きなんだってよ!」
男は圭一の背中をばんとたたき、魅音を指差した。
「うっく……ひどい……」
「て、てめぇ! 魅音に何をしたッ!」
「あぁ? 見てわかんねぇ? レイプだよ。
お前の目の前で、こいつを犯してやるよ」
「んだとぉ!」

圭一は跳ね起きようとするが、芋虫みたいになった圭一には、
無理なことだった。
「ああ、そうだ、お前には準備をしてもらおう。
そうだな……こいつを舌だけでイカせられたなら、お前は解放してやろう」
男はそう言って、魅音の股の間に、圭一を無理やり引きずった。
「知ってるだろ? 女はここを舐められると、感じるんだ。
お前は何歳だったかな……まぁ、そういうことを知りたい盛りだろうな。
ありがたく思え」
486決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:05:52 ID:D6jmkbNG
男は魅音のスカートをまくりあげ、
下着をずらした。
魅音の大事な部分が、あらわになる。
「その話は……本当なんだな? 俺を解放するってのは……」
「ああ、だがな、こいつを口外しちゃなんねえぜ?
俺の仲間はたくさん居る。
こいつを通報したところで、まず助けは来ない。
反撃もやめときな。
俺は軍隊上がりだ。お前の細い首なんざ、一発でこうよッ!」

男は近く似合った木の枝を、ぽきりと折った。
それは、常人には折れるはずも無い、腕ほどもある太さの木だ。
「……わかった、魅音……ごめん」
圭一は、舌を突き出したが、届かない。
「お、わりいわりい」
男は圭一を、魅音に思いっきり接近させる。
ほとんど密着する状態だった。
圭一は、むさぼるように魅音を舐めた。

「け、圭ちゃッ! やめて、やめてょぉ……いやだよ、こんなの、こんなのぉぉぉ!
見ないで、見ないで、汚いよ! 舐めないで!
ねぇ、私はどうなってもいいから! やめさせて!」
魅音の必死の訴えを、男はにやにやした顔で黙殺した。
「魅音のここ……綺麗だ……」
「何言ってッ! 圭ちゃん! ああ、やめてぇ! やめてぇ!」
魅音は体をこわばらせ、圭一の顔をはさみこむような形になってしまった。
……魅音は、失禁してしまったのだ……
「かふっ……くふっ!」
至近距離で尿を浴びた圭一は、呼吸ができない。
魅音はただ、嗚咽とうめきをあわせて、
顔を上気させていた。
目から、しずくがぽろぽろと零れ落ちる。
「おっと、漏らしちまったか」
487決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:06:23 ID:D6jmkbNG
男は圭一の頭をつかんで、空気を確保してやった。
「ま、そろそろいいだろう」
男は圭一を放り投げ、圭一の拘束を解くべく圭一に近づいた。
「いいか、まっすぐ走れ。後ろを振り返るなよ。
ここで見ておく。変な真似はするな?」
圭一はただ、こくりと頷き、走っていった。

「さぁ、レイプってぐらいだから、入れないとな?」
「! や、やめっ!」
男はそれ以上何も言わず、いきり立ったものを魅音に突き立てた。
「痛っ! あああああああっ! 痛いぃ!」
魅音は泣き叫びながら、男の律動に身を任せた。
体から力が抜けきり、あごが開きっぱなしだった。
男の動きが、だんだん激しくなっていく。
「ひぃぃぃ! やめて、抜いてぇえ!」
魅音の秘所から流れ出る血液が、痛みを物語っていた。

やがて、男の律動が収まった。
「あっ……あ……ああ……」
魅音は、ただうつむいていた。
終わってしまったのだ。
私は、何にもできないまま、魅音の人生は終わってしまった。
女は殺さなくても、殺されるのに等しい行為がある。
それが、強姦だった。

「ふぅ、なかなか良かったぜ。あいつなら一瞬で終わってただろうな。
あっはっは! これで俺も最低の変態ヤローだ!」
男は雄たけびをあげ、魅音を突き放した。
瞳にはしずくをため、それが頬を伝う。
その時だった。
488決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:07:00 ID:D6jmkbNG
「こっちを向きやがれッ! クソ野郎!」
ぱすっ、という安っぽい音とともに射出された何かが、
男のむき出しの腕に当たる。
「ごぉっ!」
男は転がり、すぐに木の幹に隠れた。
圭一が、魅音の改造エアガンで射撃したのだ。
圭一が近づいていく。

「くそっ、てめぇ!」
男が木の枝を投げた。
圭一はそれに対して、エアガンで応射する。
「け……ちゃん?」
魅音がわずかに、つぶやいた。

私は何をしてるんだ?
私が何とかできるのは、
今この瞬間だけ。
この瞬間に腰を上げなければ、
私は一生ここで、泣きながら、死ぬことも許されずに生きていくのがふさわしい。

圭一が示してくれたじゃないか。
戦う方法を。
相手は人間なのだ。

圭一はさらに近づき、必中の一撃を叩き込もうとする。
私は、その極限の状態へと走りだしていった。
「て、てめぇ! どこに!」
「梨花ちゃん!」
私は、今飛び出すべきじゃなかったのかもしれない。
……圭一の……胸に……白刃が刺さっていた。
489決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:07:33 ID:D6jmkbNG
「か、かぁ……ぉぉおおお!」
圭一は胸のそれを抜き取り、
男に突き立てた。
「ぐぉぉっ! ……! ……!」
男ののどに刺さったそれが地面に落ちたとき、
男の首筋から噴水のような血が噴出した。

圭一はその場に座り込んで、
胸を押さえている。
「梨花ちゃ……よか、くふぅ!」
圭一は血を吐き出した。
「圭一! しゃべっちゃ駄目です!」
「も、おれ、だめだよ、梨花……ちゃ、今度は……最初から……言ってくれよな……
逃げる必要が……ある……なら……なか、ま……こふ」
圭一は……大きな血の塊を口から出して、息絶えた。

「圭……ちゃん……」
「行って来るですよ、魅音」
「梨花……ちゃん?」
うつろな目をした魅音は、私たちの名前をつぶやいた。
自分の起こした惨劇の……落とし前をつけに。
私は、ナイフと改造エアガンを持って、
レナと沙都子が連れて行かれた方向へと歩いていった。

それは、意外とすぐの場所だった。
男たちがかなり居たから、すぐに分かった。
ざっと見て、四十近い人間が居る。
その中心には……二人が居た。
たぶん、二人だ。
二人だった……ものだ……
490決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:08:06 ID:D6jmkbNG
沙都子とレナは、白濁にまみれて倒れこんでいた。
衣服はすべて近くに打ち捨てられ、
体中にあざを作り、
関節という関節は脱臼し、骨は折れ……
それでも男たちは、まだしつこくレナと沙都子を責め立てていた。

「おいおい、もうめくれあがってるぜ?」
「こいつ……十二歳ぐらいじゃねえの?」
「もうこんだけ入れたら年齢とか関係ねぇだろ」
「それもそうか」
最低で最悪の場所で、最低で最悪な会話をする男たちを、
私は気配を消して、狩っていく。

まず指を切断し、こちらに注意を向けた瞬間に、のどをかききる。
簡単な作業だった。
切れなくなったナイフはすぐに捨て、
新しいナイフを補給する。
五人もやっただろうか。
私は、取り押さえられていた。
491決意 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/25(日) 20:08:40 ID:D6jmkbNG
「てめぇっ! 何したかわかってんのか!」
「あんたらこそ、何したのかわかってるの?」
「おいおい、あんまり荒く扱うなよ?
まだのやつも居るんだ。
そいつを使わせてもらおうぜ?」
下品な笑いの輪唱がこだました。
こいつらは、仲間が死んでもどうでもいいのだろうか?

「隊長もいねぇ、番犬は追ってくる。
もう、俺たち死亡確実だよな」
「ああ、でもこいつを生きて連れて帰れば、
助かるかもしれねぇぜ?」
「じゃあ、死なない程度にやりますか」

「全員くたばれ。あいにく私は、死ぬのに慣れてるの」

私はわずかの隙に……自分ののどを引き裂いた。


暗い暗い、井戸の中。
上からは銃に取り付けられた電灯の光が、
底を突き刺すように降っていた。
「羽入、私は戦うわ。
あの時みたいに、逃げるのはもうごめんなの」
私のつぶやきに、羽入はこくりと頷いた。

決意―完―
492名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 20:33:53 ID:Scmep93K
と、言うのが前後したけど
>>449-451もGJ!何ともいえない後味がw
>>477もwktk

>>480-491
これはいい鬱展開
皆殺しなんて目じゃないぜ…
魅音を犯ったのが小此木だよな?
痛々しくもおっきしたw
みんなカワイソスだがGJ!
493名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 20:42:11 ID:0S8Jgo6/
>>491
こういうのも読み物と割り切って読めばいい作品だな
欝展開がなんとも言えない気分にさせてくれるぜ
494名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 21:29:58 ID:TqwQgSS3
>>491
俺なんておっきするどころか……、イっちまったぜ?いやマジで。
直接的なエロ描写は少ないのに。その分妄想が掻き立てられた。
自分の黒い部分を再確認させてくれたぜ。GJ。
495名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 21:40:53 ID:83OEOf/N
こういうのもひぐらしの魅力の一つと改めて認識。悔しいくらいいい作品です。
496437:2007/03/25(日) 22:38:41 ID:DaK+noJa
葛西×詩音出来たので投下します。
エロ無しでキスのみ。葛西の性格分からないorz
497葛西×詩音:2007/03/25(日) 22:40:33 ID:DaK+noJa



…最近の詩音はいつにもまして子供のようだと葛西は思う。



大人びた口調や容姿から勘違いされがちだが、本当は詩音だって年相応の少女なのだ。
家庭環境が家庭環境だっただけに、人一倍甘えたい意識が強いのだろう。
そんな時、いつも詩音は葛西に擦りよってくる。
葛西にとって詩音は実の娘、いやそれ以上の存在だ。
だからついつい可愛がってしまう。…葛西には娘はいないが、親バカとでも言うのだろうか。

にしても、最近の詩音は少しひどい。
ごはんを作れだの洗濯をしてくれだのそれくらいならまだ良いものの、しまいには着替えさせて体を拭いてときたものだ。
これには葛西も吹き出してしまった。
実の親子ほど年齢が離れていると言えども、詩音は体の発達が人一倍良い。それに茜さんにもよく似ている。
何か間違いがあってもおかしくは無いのだ。
…もちろん、万が一そんな事になればこの葛西、命をもって本家に償うつもりだが。

詩音は滅多に人を信用しない。
疑い深く用心深く、そしてしたたかだ。
だがそれがゆえに、一度“この人は安全だ”と認識してしまうと、とことん無防備になってしまう。
彼女はやり手だが、それでもこの世界の修羅場をいくつも潜り抜けてきた葛西にとっては詰めが甘い。

…このままでは変な輩に騙されてしまうかもしれない。
もしあの北条の息子が詩音さんを泣かせるような事をしたら、自分は……………


と、そこで葛西の思考は途切れた。
背中に温かい感触。
ぱたぱたと雫が垂れ、スーツが濡れていくのが分かった。
498葛西×詩音2:2007/03/25(日) 22:41:07 ID:DaK+noJa

「…どうしました、詩音さん」
「あら?バレちゃいました?
まあ私と葛西しかいないんだから、当然っちゃ当然ですね!」

私じゃなかったら幽霊しかいないじゃないですか、と朗らかに笑う詩音。
風呂上がりなのだろう、体が蒸気して熱い。抱きつかれている背中がしっとりと濡れていく。
このままでは風邪をひいてしまうとタオルを取りにいこうとするが、詩音はその間も葛西の背中にピットリと貼り付いて離れない。
葛西は「詩音さんの気が済むまで」としばらく立ち尽くしていたが、詩音はすりすりと頬を寄せるだけで動こうとはしなかった。


「…詩音さん、何か嫌な事でも?」
「いーえ。…あ、葛西、また飲みましたね。酒臭いです。
飲みすぎはダメって言ったじゃないですか!もしくは飲む時は私を誘う事!」
さらにぎゅううと強く抱きしめてくる詩音。動く気配は微塵もない。
葛西はふぅと溜め息を吐き、くるりと半回転した。
つまり、詩音と向き合う形になる。

「ぅわっ…!か、葛西!
それは反則ですって!」
「…詩音さん。本当にどうしました?」

じ、とサングラス越しに詩音を見つめる。
詩音は最初こそ気丈に睨み返していたが、だんだんと覇気を失い逃げるようにして目を反らした。
そして、ポツポツと絞り出すように言葉を発した。



「…………たの……」
「……すいません詩音さん、もう一度……」
「……わく……て…の…」

やはり二度目も聞こえない。
何度も聞くのは失礼かと思い葛西は押し黙った。
…と、詩音が俯いていた顔を上げ、いきなり葛西を押し倒した。
どさり。
崩れ落ちるような形で2人は倒れる。
すかさず詩音が馬乗りになり、ポカポカと葛西を軽く叩いた。葛西は抵抗せず、詩音のされるがままだ。


「……痛くありませんよ、詩音さん。やるなら本気で」
「ゆ、誘惑してたのって何回も言ってるじゃないですかっ!!ちゃんと耳の穴かっぽじってよーく聞いとけってんですよ!!!
だいたい葛西はいつもいつも…今まで私がどんだけ必死にアピールしてたか!!!」
「……………え、」

499葛西×詩音3:2007/03/25(日) 22:43:30 ID:DaK+noJa



葛西はその言葉に目が見開く。…最も、サングラスをかけているので分からないが。
「………誘惑?」
ええ、ええ、そうですよと詩音がムキになって叫ぶ。
顔を真っ赤にしながら、目尻にかすかに涙が浮かんでいた。


…最近の詩音さんの行動は甘えていたのではなく、誘惑をしていたのか。
葛西は納得した。
どうりで着替えやら入浴の手伝いやら求めてくるわけだ。

「なっ、なっ、なな何がおかしいんですか葛西ぃいぃ!!
わたっ、私が誘惑とかそんなにおかしいってんですか!?」
「いえ…」

こんなに必死になった詩音を見たのは何年ぶりだろうか。
すっかり興奮しきっている。
…昔から、こんな状態になった時の詩音の面倒を見るのはいつも自分だった。
だから、どうすれば良いのかはよく知っている。

葛西はゆっくりと上体を起こし、詩音の頭をそっと撫でた。
葛西の手は決して綺麗とは言えない。長い事この業界にいるせいで傷跡だらけだし、ゴツゴツしている。
…それでもその手は、小さい頃からずっと詩音を守ってきてくれた、本当に安らげるものだった。


「…へ、……ぁ……」
「…すいません、詩音さん。
決して面白いから笑ったのではなく…」
「………まぁ、…仕方ないですね………もう。」


ぷぅ、とむくれる詩音だが先ほどのように怒ってはいない。
いつもの小悪魔のような彼女からは想像もつかないような、可愛らしい顔をして
いた。…もちろん、普段も可愛らしいのだけれど。

500葛西×詩音4:2007/03/25(日) 22:44:30 ID:DaK+noJa


「……詩音さん、そろそろ…」
どいてくれますか、と言おうとしたその時。
にやり、と詩音が微笑んだ。
それと同時に何か温かく柔らかいもので唇を塞がれる。

「……、詩音さ」
「だーめ。…誘惑するって言ったじゃないですか。
ふふ、葛西。私のファーストキス、どうでした?」

ペロリと唇を舐める詩音。
さっきまでの顔はもう無い。
いつも魅音をからかっている時のような、悪戯好きの子供のような顔に戻っている。

ああ、やはり茜さんによく似ている…いや、そんな事言ってる場合じゃあない。

どうにかして止めさせなければいけない。
…自分は理性が強い方だが、何か間違いが起こってからでは遅いのだ。
だいたい詩音さんはあの北条の息子が好きだったのでは無かろうか。


「……ん、…む」
詩音が懸命にキスを続ける。
ちゅ、ちゅ…と軽く押しつけるように、何度も何度もそれを繰り返した。
何度も何度も………
何度も…………………………
…………………………。


唇にキス。
首もとにキス。
口の端にキス。


葛西はある事に気付いた。
………キスしかしていない。

501葛西×詩音5:2007/03/25(日) 22:45:25 ID:DaK+noJa
思えば詩音だってまだ中学生だ。
時代が時代、せいぜい中学生が知りうる性交渉の範囲はこの程度。
むしろここまで出来るのが驚きである。一体いつの間にこんな事を覚えたのか。


葛西はある事を思いついた。
少々強引だが、それが一番効果的な方法だろう。
そう思うやいなや、葛西はぐいと詩音を抱き寄せた。

「…ん、……んむぅっ!?は…ちゅ、……んん…っ」
さっきまでのついばむようなキスではなく、深く長いキス。
まさか葛西がこんな行動に出るとは思ってなかったのだろう。
詩音は驚いて離れようとしたが、頭を押さえ込まれそれすらも出来ない。
逃げ回る詩音の舌を捕らえては、軽く吸って噛む。
歯列をなぞってやると、詩音はぴくんぴくんとはねた。

「…ん、ふむ…ぅんっ、…んぁ…」

舌のぷにぷにとした感触が気持ちいい。
次第に詩音も舌を絡めるようになり、両腕を葛西の首に回しこむ。
とろんとした瞳で葛西を見つめる詩音は、たまらなく可愛い。


思う存分口内を犯し、ようやく唇を離した。
つつ、と唾液が糸をひく。

「…っぷは……っは、はぁ…
…あ!?ちょ、葛西、待っ…!」
風呂上がりだったため、キャミソールにホットパンツと楽な格好をしていたのが仇となったのか、詩音は簡単に衣服をめくりあげられた。
肌が葛西の視線に晒される。

「や、やめっ、葛西っ!待って!やめてください、葛西…!」
「やめません」

ジタバタする詩音をいとも簡単に押さえ込み、ぐいと脚を開かせる。
葛西は乱暴に上着を脱ぎ捨て、詩音にのしかかった。
502葛西×詩音6:2007/03/25(日) 22:47:28 ID:DaK+noJa

「じょっ、冗談ですよねっ…?!ね、葛西、すいません、謝るから、かさ…んっ…!」
「少し黙っていて下さい。
…誘ったのは詩音さんです。責任はきちんと取ってもらわなくては」


思いのほか騒ぐので、葛西は手で詩音の口を塞ぐ。
さっきまであんなに安心することが出来た手なのに、今はなんでこんなにも怖いのだろう、…と詩音は思った。


なんて乱暴な扱い。
私の言葉なんて聞いてくれやしない。
これじゃあまるでレイプじゃないか。




「…っく、ふ…ぅ……っ…、」

自然と涙がこぼれた。
―――――怖かった。

今まで葛西は、どんな嫌がる事も詩音が頼めばしてくれた。
逆に、詩音が嫌がる事は絶対にしなかった。

それが今どうだろう。
自分から誘ったとはいえ、無理矢理に押さえ込まれて、やめてと言ってもやめてくれず―――強姦と変わりないじゃないか。
目の前にいるのが葛西じゃなく、知らない男の人に見えた。
…と、口を塞いでいた手が離される。

「…っふ、えっく…葛西…、ごめ…なさ……ごめんなさ…っくや、め……っえ…」
「…………………」


ぱさり、と上着がかけられた。
ふわりと漂う酒とタバコの香り。
…葛西の匂いだ。
こんな状況にも関わらず詩音は安心してしまう。
葛西はそっと詩音の頬に触れ、額に軽くキスをした。

「…良いですか、詩音さん。
男を誘惑するってのは、こういう事なんです。
あなたが思っているよりもっと―――痛くて、怖くて、生々しい。」
「…っふ、…く………葛西、ごめ、なさ……
わたし、……ぅくっ、…」
503葛西×詩音7:2007/03/25(日) 22:48:18 ID:DaK+noJa


―――少しやりすぎたか。
葛西は自分の指を見つめる。
後で本家に行こう。指の一本や二本、ケジメをつけてもらわなくては自分の気がすまない。



「…いえ、分かってもらえれば良いんです。これに懲りたら、もうこんな事…」
「っく、…うっ…っく……く…っ…ぅ…っく……
く………………………………
くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけ!!!
………ってのは冗談で…、…
…ぐす、葛西、…すいませんでした。…ありがとうございます…」

詩音は涙を拭いながら、ぐちゃぐちゃになった衣服を整える。
冗談を言える元気があるなら大丈夫か、と葛西は重い腰を上げた。
今から本家に行ってこよう―――――と、その時。


がしり。
詩音に裾を掴まれる。

「……詩音さん?」
「…葛西、さっきは迷惑かけてすいません。反省してます。
…で、その……」


もじもじと、詩音が身をくねらすようにしてこちらを見上げる。
その頬は赤く染まり、心なしか息も荒い。


「…さっき、葛西があんな事したせいですよ?
あの、その……もう一回、さっきのやってくれません…?」







―――懲りてない。




………こりゃ、爪どころか臓器もいくつか持っていかれるかもしれない。
葛西はふっと微笑み、詩音の肩紐に手をかけた。



fin.
504437:2007/03/25(日) 22:50:21 ID:DaK+noJa
以上です。お目汚し失礼。

笑う鬼、保管庫にアップしたんだけど
一部なぜかフォントが大きくなってるorz
どうやっても直せないので、誰かよろしく頼む!ごめんなさい。
505名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 22:51:13 ID://PYH4nQ
>>504

ありがとう……。
葛西×詩音の人。

萌えた!
気付いた!
自分は無意識にこの二人に飢えていたんだ!

ついでに「くけけ」が不意打ちで、画面の前で笑っちゃったじゃないかw
506名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 22:56:46 ID://PYH4nQ
>>504

wikiのルール、
「行頭で * または * を記述すると、見出しになります。」
に引っかかってるみたいだね。
文章表現自体に手を入れないとだめなんで、作者氏自身にやってもらえないかな?
507名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 23:03:50 ID:UFBuhIdz
か・神が大勢。
しかも長編!!
みなさんGJです!!!!
508437:2007/03/25(日) 23:13:26 ID:IHIzRmmx
>>506
作者自身です。
葛西×詩音も書いたけど笑う鬼も書いたんだ(´ω`)
教えてくれてありがとう!
これから437に名前統一するよ
509名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 23:34:58 ID:Oc9aefrQ
葛西詩音GJ…!
詩音にゃ悪いがやっぱこの二人が一番好きだ…!
510 ◆Virgobc36M :2007/03/26(月) 00:13:43 ID:L8/f8U33
wikiをちょびっと更新。
早くこれ終わらせていい加減圭レナの方に着手しなければ……

ところでおまいらは親子丼と姉妹丼のどっちが好きかね?
511名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:18:37 ID:7mQtbXGM
両方混ぜるといいと思う
512名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:19:53 ID:MdrfDFKY
>親子丼
圭一パパ×圭一
513名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:33:40 ID:lB3U+KhA
えっ…
親子丼といえば
茜×魅音 なんじゃ…
514名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:34:24 ID:0uyEHJyS
なんか、この頃名作がラッシュのピストンパンチ連打状態。
詩音×葛西。よかったよー。

親子丼? 圭一×藍子さん? それとも、赤坂衛×美雪?
うわっ、成長した美雪に亡き妻の面影感じて襲う赤坂氏を幻想した。
こんなの誰も読まないよねー。

ちなみに梨花ママと梨花もちらりと浮かんだのは秘密ね。
515名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:35:30 ID:tAjKtmER
wikiの必要悪の続き読んで来た

梨花ちゃまアクティブだよ梨花ちゃま
516449:2007/03/26(月) 01:49:29 ID:4OqaKVTZ
>>449-451の続きです。

「ううん・・・」
圭一は目を覚ました。まだぼんやりとした頭で何がどうしたのかを考えた。
(確か・・・沙都子に入れようとしたんだよな・・・それで・・・何か強い衝撃が・・・)
そう考えながら辺りを見回す。自分の部屋ではない。薄暗くジメジメしたところだ。そこで鉄の台の様な物の上に寝かされていた。
身体を起こそうとするが、出来ないそこで圭一は自分の身体が拘束具で固定されてることに気づいた。

「な、何だよこれ!?何で俺縛られてるんだ?」
「あらぁ。お目覚めですかぁ?圭ちゃあん。」

聞き覚えのある声が聞こえる。声の主は詩音だった。

「なっ!?詩音、お前の仕業か?どういうことだ説明しろ!!」
「説明して欲しいのはこっちですよ。沙都子にスペシャルメニューを食べさせようと思って梨花ちゃまの所に行ったら、沙都子
 は圭ちゃんの家に行ったっていうじゃないですか。で、行ってみたら沙都子の泣き声が聞こえるもんだから、慌てて圭ちゃん
 の部屋に行ったら・・・」

詩音はそこで区切ると圭一の前髪をぐぃっと掴んで、ドスの効いた声で圭一に話しかけた。

「驚きましたよ・・・圭ちゃんが沙都子をレイプしてたんですから。で、咄嗟にスタンガンをお見舞いしたわけです。」
「ち、違うんだ詩音!誤解なんだ!沙都子とは・・・そう!合意なんだ。レイプじゃないんだよ!」
「はぁ?圭ちゃぁん・・・世の中舐めてますぅ?」

詩音はさらにキツイ声で圭一を攻め立てた。

「どこの世に泣いてる女の子を無理やり襲っておいて、合意だなんて言う人がいるんですか?」
「そ、それは・・・沙都子が始めてだったから泣き出し・・・」
「言い訳は結構。沙都子から全部聞きました。」

圭一はそれを聞くと観念したかの様に黙りこんだ。

「詩音・・・ここは一体何処なんだよ?それに・・・なんで俺は裸なんだ?」
「ここは園崎本家の地下壕ですよ。大変だったんですよぉ。お姉に見つからないように圭ちゃんを運び込むの。」
「で、裸の理由は?・・・」
「決まってるじゃないですか。お仕置きする為ですよ。」

圭一はそれを聞いて辺りを見回す。薄暗い明かりに照らされた地下壕は不気味な器具で埋め尽くされていた。それに気づくと、
圭一は大声で詩音に懇願した。
517449:2007/03/26(月) 01:52:27 ID:4OqaKVTZ
「し、詩音!俺が悪かった!もう沙都子にあんな事はしない。だから・・・」
「圭ちゃぁん・・・ほんっとに人生舐めてますね・・・私、沙都子から聞いてるんですよ。」

詩音は冷酷な目で圭一を見つめて喋っている。

「女の子の大事な所の臭いを嗅いで、臭いなんて言って、下着をおもちゃにして、挙句の果てにお尻の穴のシワを数えたぁ?
 何考えてるんですか!?恥ずかしくないんですか!?ああもう、沙都子、あなたも何か言ってやりなさい!」

詩音がそう言うと沙都子が暗闇から姿をあらわした。

「うう・・・ぐすっ・・・酷いですわ圭一さん・・・触るだけって言ってたのに、信じてたのに・・・うう・・・うわぁぁぁん」

圭一は泣き出した沙都子の方を見た。沙都子は全裸だった。おそらく、お漏らしで濡れた服で風邪をひいてはいけないと、詩音が
脱がしたのだろう。先ほどの行為では見えなかった胸があらわになっていた。小学生にしては大きめに膨らんだ乳房に、ピンク色
の乳首が二つ並んでいる。当然、性器も露出している。無毛な恥丘と一本のクレバスがそこにはあった。
と、沙都子の股間に目をやった圭一に異変が起こった。性器を目にしたことと、沙都子の泣き声を聞いたことで、さっきの痴態を
思い出したのだ。途端に圭一の性器は充血し、膨張していく。最初に沙都子が異変に気づいた。

「ふぇ?・・・圭一さん・・・なんですの?」
「ちょっと・・・圭ちゃん・・・何してるんです?」
「あ、いや・・・これはその・・・」

圭一は必死で弁解しようとする。だが詩音は聞く耳を持たなかった。

「この期に及んでおちんちんを大きくするなんて・・・反省の色全く無しですね。」
「うう・・・最低ですわ・・・圭一さん・・・」
「だ、だから、違うんだ!男には自然に・・・」
「言い訳をするなあっ!!」

詩音はそう叫ぶと、圭一の股間を思いっきり蹴り上げた。当然、靴を履いたままである。圭一は声にならない悲鳴を上げた。
しかし詩音は蹴りを緩めない。むしろ、威力が増していく。

「このっ!こんな汚い腐れチンポで、沙都子の大事な所を傷つけて!絶対に許さない!よくも私の大事な沙都子をぉぉ!!」

詩音は叫びながら圭一の股間を蹴り続け、しばらくすると疲れてきたのか、ゼイゼイと息をつき圭一から離れた。

「はぁっ、はぁっ・・・ふう、疲れた。沙都子、交代しましょう。今度はあなたが蹴りなさい。」
「へっ?わたくしがですの?・・・でも・・・」
「いいんですよ沙都子。圭ちゃんは沙都子の気持ちを利用して自分のスケベ心を満たそうとしたド変態なんですから。」

躊躇する沙都子を詩音は説得する。沙都子はしばらく戸惑っていたが、ニヤリとした表情を浮かべ喋りだした。

「そうですわね。圭一さんみたいなヘンタイにはこれくらいのお仕置きが必要でしてよ。覚悟なさいませ!圭一さん。」

圭一は沙都子の蹴りに備えて身構えた。だが圭一を襲ったのは痛みではなく、全く別の感覚だった。
518449:2007/03/26(月) 01:53:21 ID:4OqaKVTZ
(な、なんだコレは?き、気持ちいい・・・俺、沙都子にチンポ踏まれて感じてるのか?)

詩音と違い沙都子は裸足であった。当然、圭一の性器には沙都子の足裏のぷにぷにとした感触が直に加わってくる。
それに加え、沙都子が性器を踏みつける力は詩音と比べて微弱であった。足裏の感触と、適度な踏みつけ具合が圭一に
絶妙の快楽を与えていた。

(イカン!このままでは出てしまう。こんな変態的な行為で射精してしまったら、今度は何をやられるか・・・
 クールになれ・・・クールになるんだ前原圭一。そう、これはお仕置きなんだ。決して気持ちいい行為じゃないんだ。)
「をーっほっほっほっ。乙女の純情を踏みにじった罰ですわ!!えいっ、えいっ!」

沙都子の声で思考が中断された圭一は思わず沙都子を見た。すると足を上げた沙都子の姿が目に入った。当然沙都子の性器は
丸見えである。沙都子も男性器を踏みつけるという行為に興奮してるのか、クレバスはうっすらと愛液が糸を引いていた。
その光景と、沙都子の足踏みによる性器への快楽で、遂に圭一は絶頂に達した。

「う、うぉっ!で、出るっ!」
「きゃっ!な、なんですの?詩音さん、圭一さんのおちんちんから何か出てますのよ!」
「ええっ!?圭ちゃん・・・沙都子におちんちん踏まれて射精しちゃったんですか?」

詩音は信じられないといった顔で圭一を見た。

「うう・・・ち、違うんだ・・・これは不可抗力で・・・」
「圭ちゃん・・・本当に変態なんですね・・・」

詩音は心底呆れたといった表情で圭一を見つめた。そんな詩音に沙都子が訪ねる。

「ねえ詩音さん。この白いのなんでございますの?なんだか臭いし、足の裏がベトベトして気持ち悪いですわ・・・」
「ああ、これはですね、精液ですよ。これが赤ちゃんの素になるんです。」
「ええっ!?これが赤ちゃんの素になるんですの?こんな変な臭いなのに・・・」

沙都子は信じられないといった表情で足の裏に付いた精液をまじまじと見ていた。そして、沙都子は思い出したような顔で
詩音に再び問いかけた。

「あの、詩音さん。お手洗いは何処ですの?わたくし、おしっこがしたいんですの・・・」
「えっと。お手洗いは上の本宅にしかないんですよね。どうしよう・・・お姉に見つかっちゃ・・・」

詩音は何かを思いついたのか、途中で言葉を区切った。そして満面の笑みで沙都子に語った。

「沙都子・・・変態の圭ちゃんにとっておきのお仕置き思い付いちゃいました☆」
519名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 03:06:52 ID:dyjttI7n
>>518
K自業自得だなw
ともかく、詩ぃ&沙都子のどSっぷりに期待。

さて、今回はここで投下終了なのかな?
俺も三四×レナのネタを作って投下しようと思ってるが……
520名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 06:18:14 ID:xlHhTf+d
最近は神の降臨が多くて、俺のオットセイ★も凄い喜んでるわw


ってか、親子丼って親子(例えば魅音&茜)を食う=圭一×(茜+魅音)って方程式が成り立つ筈なんじゃ…?
姉妹だったら、圭一×(魅音+詩音)だと…違った?
521名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 07:07:39 ID:Qov0ELsg
もういっそ、圭一×(茜+魅音+詩音)でいいじゃん
522 ◆Virgobc36M :2007/03/26(月) 07:52:49 ID:otSp04MC
>>520
うん、正解。

>>521
無茶言うなーw。
いやこちとら無茶は歓迎ですが、園崎姉妹親子&圭一だとヤッてるシーンでどうしても一人余ってしまうからなぁ。
悟史を投入すると筋書きを大幅に変えなきゃならんし……
523名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 07:59:56 ID:wmkSEzF+
茜×圭一が見てみたいなあ…
皆編の***Yを圭一が園崎邸で打ち破った続きの設定とかで。
524名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:00:48 ID:wmkSEzF+
***Yじゃないね、***Zですorz
525 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:00:01 ID:85FICVG6
先日投下する予定でしたが延びてしまって申し訳ありません。
夏の終わり、完結しましたんで投下させていただきます。
あまりエロくないと思うんで、お楽しみ頂けるか分かりませんがお付き合いお願いいたします。
526 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:00:38 ID:85FICVG6
=====


TIPS 消えない印


人はこの世に生を受けてそれを天に返すまでにたくさんの罪を背負う。

例えば食だって。
生きていくためには食べなくてはいけない。
ものを食べるということは生命あるものの運命をそこで終わりにすること、即ち殺す事。
そして私たちは自分より弱い植物や動物を殺めて自分が生き長らえるようにと足掻く。
それは見苦しい事ではなく人が生を受けてからの「当然」の行為だ。
それが命を与えてくれた神への恩返しなのだとしたらどうだろう。
私はもっと食に対して特別な何かを見出すのだろうか。

ならば今私の手で抱かれているこの子だって。
私がこの手で彼女に傷をつけてしまう事、それは決して軽々しいものなんだというわけではなくて
もっともっと尊くて儚くて…とても重要なものだとしたら。
私はこの子に対して今まで以上の特別な何かを見出すのだろう。


=====
527 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:02:03 ID:85FICVG6
 陽も陰り外には丸い月、今日は満月だ。
 その神秘的な月光を浴びて私に覆い被さる梨花はとても綺麗で、まるでかぐや姫のようにも思えた。

「…だから沙都子も私に全てを頂戴」
「私の全て…?」
「そうよ、沙都子の全て。全部よ」

 ――今まで味わった事のない刺激で身体が熱く頭が朦朧としている。そんな中私は思う。
 梨花が私を欲してくれているのが嬉しい。私にあるものでよければなんだってあげたい。
梨花がそれを望むのならきっとこの命だって神に差し出すくらいに。
 そして梨花の全てだって私は欲しい。今まで一緒に過ごして来たけれど梨花は不思議な空間を
纏っていて本心を読み取らせないところがあった。だから行動が先読みできなくてトラップを仕掛
けることがなかなか困難だった。
 今の今だって普通に会話しているけれど梨花の口調がいつもと違う。いつもは私が言うのもなんだけど
少し変というか少し子供っぽい(そういう私も少し感化されているところはあるけれど)。
 それが悪いというわけではないし、それが梨花らしさでもあるけれど私が感じる不思議な空間と関係して
いるのかもしれない。だからそれが今の梨花を見ていつもある違和感がない事から、これが「不思議な空間」
の正体だったのではないかと思う。
 …もしかしてさっき梨花が衝動に任せた言葉の中にあった"100年"という年月に何か関係があるのかも
しれないんだとしたら、今まで出したくても出せなかった本当の梨花を今他でもない私に出してくれているって事で
つまり私は今この目の前にいる親友…いえ身を焦がすまでの愛しい人を受け入れるしか選択肢はない。

「ええ、梨花が欲しいものが私なら差し出さないワケありませんわ。」
「優しくなんか、しないんだから」
「いいですわ受けて立ちますわよ? 梨花が望む事は即ち私の望む事、拒絶なんてするわけありませんわ」
「…その言葉ちゃんと聞いたわよ」
「どうにも梨花は忘れっぽいので、ちゃぁんと心に刻み付けておいてくださいまし」

 月の光に照らされる梨花は口元だけで妖しく笑い、私の下腹部へと頭を再び沈める。
それと同時に黒くて艶のある髪の毛一本一本が肌に触れ、敷かれた白い布団へと広がった。
つい先刻頭を白く飛ばしてから梨花に触れられるところ全てが熱く悶える。身体の中心は梨花の唾液だけではない
私からの体液も混ざりそれを蒸発させるかの如くに火照っていて、まだ膣内がびくびくと脈動していて何かを受け入れたくて
動いているかのようにも感じる。その動きが内なる何かを誘っているかのようでぎゅっと力を込める。お尻の穴に力を入れると
その頼りない不安を少し紛らわすように膣内がきゅっとしまる感じがした。
528 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:03:32 ID:85FICVG6
 梨花の熱い吐息が濡れそぼった秘所にかかる度に言葉では言い表せない
不思議な感覚が背中を走り抜ける。さっきは与えられるものをただ感じていた
から、考えることなく声をあげてしまって今更ながらに少し恥ずかしさがこみ上げる。
触れられる嬉しさと優しさで胸が締め付けられて涙が零れてしまったけれど、
多分今からはきっと痛みが来るんだろうと理解していた。…それはねーねーを始めとする
女性陣に事前学習をしてもらったからで、初めての痛みは男の人は味わったら気を失うとかなんとか…。
 私は多分、梨花に与えられる快感もこれからきっと与えられるであろう痛みも忘れる事は
ないから逃げずにそれを受け入れなくてはいけない。梨花を私に刻み付ける事によって今日という日を、
梨花を忘れないだろう。
 ―くちゅ、という水音と共に熱い塊が身体に触れてまだ慣れない電気のような快感がほとばしる。

「っあ!」
「沙都子はここが好き?」
「…ぅあ…ぁあぁぁっ」
「聞こえないのかしら? …沙都子?」
「くぁ…! んんぅ…ッふあ」

 私の返事なんて待たずに"クリトリス"を刺激する梨花はなんだか楽しんでいる気がした。
 梨花の舌は右から左から丸く円を描くように、上下になぞるように、左右に弾くように舐める。
その度に私の身体は私の意識とは関係なく跳ねて踊り、梨花から与えられる刺激から逃げようと?
腰が浮いてしまうがすぐに蛇のようなしなやかな動きで私の両脚を絡め取られ、いやらしくまた…ねぶる。
 さっきの絶頂の余韻が全てなくなったわけではないのに刺激する梨花の攻めの手は衰えず、
寧ろさっきよりずっと熱く激しくなっていた。その激しさは私にとって心地よく梨花の一つ一つに翻弄される自分も嫌ではなかった。

 ――と膣口に優しいだけの感覚とは違うものがあてがわれる。…指?

「少しだけ…我慢してね」
「…大丈夫ですわ、これで私は梨花のものになりますのでしょう? ―なら堪え甲斐があるというものですわ」

 申し訳なさそうな、不安そうな言葉を放つと沈ませていた顔を上げて指をあてがったまま私の身体に覆い被さるようになる。
ほんの数分しか身体を離して梨花は私に触れていただけなのにやっと顔を近くで見られると思うと少し安心感があった。
 そんな梨花の顔はまだ少し不安の色が瞳の奥に隠されていて、少しでもその気持ちを拭い去りたくて優しく細い背中に両腕を回し、
まるで赤子をあやすようにゆっくりと撫でてあげると梨花の顔のこわばりが少し和らいだ。
 ありがとうと声に出さず口の動きだけで私に伝え、軽く口付けをすると同時に膣口にあった指先がゆるゆると縦にラインを引き始める。
くすぐったいとも気持ちいいとも言えない不思議な感覚に襲われて、自然と声にならない声が漏れてしまう。
 梨花の指がゆっくりと着実に私の中に入ってくる。―今のところまだ痛みはないけれど、やっぱり少し怖い。
無意識のうちに背中に回した手に力が入っていたのか手が汗ばんできた。そんな様子に気づいたのか片方の手で頭を撫でられる。

 ―ヂク…ッ

 あるところまで来ると突然下腹部からの刺激痛というよりかは鈍痛に襲われる。これが破瓜の痛みか。
 その情報が伝達すると途端に身体に震えが走る、怖い怖い怖いイタイコワイ痛い怖い…。
529 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:05:04 ID:85FICVG6
「―沙都子」
「…ッッ…へ、いきですわ…続けて下さいまし」
「…痛かったら爪立ててくれていいから、無理しないで…ね?」
「大丈夫ですわ、まだ途中なんでございましょう?」
「ん、まだ入り口からちょっとしか経ってない…もうしばらく奥までいくわ」
「でしたらもったいぶらずに早く入れてくださいましな」

 もったいぶらず、だなんて強気な言葉を吐き捨てるも正直なところ早くこの痛みから逃れたかった。
確かに梨花には大した事ないなんて言ってしまったものの、全然大した事なんかなくない。
寧ろとんでもないくらいに痛い。しかも今これだけの痛みがまだまだ序の口だなんて…
この先どれだけの痛みが私を襲うのか考えるだけでも寒気がする。だから早く、一秒でも早くこの痛みから解放されたい。

「わかったわ、沙都子…無理かもしれないけどあまり力入れないで」
「ホ…ほほほっそれは…なかなか難儀ですこと」
「良くなるまでちょっと時間がかかるから、それまでの辛抱よ」
「生憎私は痛い事には慣れてるんですのよ? そんな心配しないでよろしいのですわ」

 牽制の如くに頑張ってみるも襲い掛かる不安を拭い去れるわけではなく、
余計に膨張させているだけなのかもしれない。自分は強くなるんだ、強くなったんだ、
好きな人を受け入れられないわけなんかないんだ、だから怖くなんかない痛くても我慢できる、
耐えられる、今までで辛い事だって耐えてこれたからきっと大丈夫!梨花を信じていれば大丈夫。

「〜〜〜〜っ」
「…大丈夫?」
「〜なわけ…っありま…せんわよっっ」
「ごめん」

 ――痛い。想像を絶するくらいの痛さだ。身体が引き裂かれたように痛い。
叔父に殴られた時もここまで痛い事はなかった。あの時はこんな痛みよりも痛いものなんてないと思っていたけれど、
それを遥かに超える鈍痛。今指の進行度はどれくらいなんだろう?
 身体が次第に縮こまり、背中にある手に無意識のうちに力が篭る。
でも梨花に傷を付けたくなくて指の腹を背中に押し込むように梨花からもたらされる下腹部の痛みを訴えた。

「沙都子力抜いて…」
「くッ、――む、りィ…」
「あとちょっとだから、頑張って」
「ふ、ぅうぅっ…!了解、です…わぁ」

 ギリギリと中心から身体を引き裂かれる痛みに奥歯をかみ締める。強く強くかみ締めて頭が痛くなるくらいに堪える。
梨花を気遣い指の腹で押していた爪先ですらも気遣う余裕がなく、背中にギリリと爪を立て傷をつけてしまう。
申し訳ないけどそれは今は考えられなくて後に梨花が眠った後それを見て私は公開するのだけれど、
今は本当にそれどころじゃなくてただただ早くこの痛みがいつまで続くんだろうかとそれしか考えられない。ホント痛い。
 ――今この痛みが私が梨花の所有の証、だからこの今まで体験した事のない痛みは忘れてはいけないから私は受け入れるんだ。
負けるな!北条沙都子! …でも、やっぱり痛いですわ〜〜〜〜!!!!!
530 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:06:44 ID:85FICVG6
「――っぅうぅぅうう…ッ!!」
「…全部、入ったわよ沙都子」
「ぅぅ…で、も…まだ…痛いです、わ」
「今、解してあげるから―」

 ―ズキズキとヂクヂクが入り混じった刺激が断続的に送り込まれる。
解してくれる、なんて言っているけれど一体耐える以外にどうやってこれをどうにかするというのか、正直検討もつかない。
まだまだ引く気配のない痛みは私を苛ませ早く終わらないかという気持ちが先走る。まだか、まだかと思い馳せて届いたのは
するりと私の両腕から抜け出た梨花の熱く濡れそぼるぬるりとした舌の感触。
 まだ破瓜の痛みはあるものの、それでも先程味わった強烈な刺激をまた味わえるのかと思うと自然と胸が震えた。

「最初は少し痛むけど、多分大丈夫だと思うわ…」
「…は、やくぅ……お願いします、わ…ぁ」

 梨花の指が私の中で前後にゆっくりと蠢く度にズクッと鈍い痛みが走る。きつく閉じた目から涙が自然と零れた。
――私が泣いてしまってはまた梨花に言われてしまいますわね、なんてこんな時にそんな事を心配してしまう自分がなんだか
面白くて笑いがくつくつとこみ上げてくる。苦虫を噛み潰したような顔で痛みを堪えながら突然笑っている事が不思議で梨花に
変な顔をされてしまったけれど、きっと梨花の事を想って笑っているだなんて分からないんだろうなと考えるとそれすらも
面白くてまた笑いが喉奥からこみ上げてくる。

「ど、どうしたの沙都子」
「ふふ…何でもありま、せんですの、よ…っ」
「??」
「さ、私…を、痛みから解放してくれるんでございましょう?ふふふ」

 痛みで頭がいかれたのかもしれない。でもそれならそれでいい、梨花に狂ってしまったんだからあながち間違いではあるまい。
こんなに幸せな事なんてにーにーが帰ってくる以外何もないと思っていたから嬉しい、だからこの送り込まれる痛みも段々と愛着が沸いて来てしまう。
…始めの頃よりは大分痛みも引けてきたとは思うんだけど。
 敏感な芽が熱いものに覆われて、それと同時にもたらされる抗いようのない快楽で身体が一気に熱を帯び始めた。さっきも感じたけれどこの感覚は好き。
自分の身体なのにまるで他人の身体のように梨花にされる事一つ一つに反応してくれるための準備のようなもので今からまた、いかれた頭を更にいかれさせてくれる行為が始まる。
 指はまだ私の中を出入りしているけれど敏感な場所への刺激が功を奏してか先ほどよりもそっちに集中しなくなって段々と不思議な気持ちにしてくれる。
それを察しているかのように蛇のように妖しく蠢く2本の指は私の中をえぐるように動いたり広げるように動いたりと新たな感覚が私を襲う。――何…これ…?ゾクゾクする。

「ふあ…ぅん、あぁっ! く、ぁん」
「少し締め付け落ち着いてきたわ…もう少しよ」
「あああ、あ、ん…は、ッ」
「沙都子の中に私を感じるかしら?」
「…ええっ、ぁ、う……くぅッ…なんだか、不思議な、感じがします…ぁ」
「……いいわ」
「ひゃ……ぁああ、何…こ、れ…」

 ちょっと前に感じた膣内の何かを受け入れようと脈動が梨花の指によって解消される事となっていた。意識的に動かしているわけではない膣の内壁の蠢きは
梨花が私の中を行き来するタイミングとあわせてビクビクと動き、それが思いも寄らない快楽へと繋がる。何だろう、痛みが薄れる代わりに満足感が段々と溢れて来るようなそんな感じ。
凹凸の凹の方が梨花の指によって埋めてもらえた、と言えばしっくりくるのかもしれない。ジュルジュルと音を鳴らして肉芽への刺激も相俟って、痛みが快楽へ変わるのがなんだか
こそばゆくて腰がビクンッと跳ね上がる。だがその動きで指が予想外の刺激を膣内にもたらして、再度腰が跳ね上がる。私の身体が、私じゃない。
531 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:07:56 ID:85FICVG6
「はうっ……や、だぁ…! あっ」
「ん…ちゅ、痛くない?」
「はああっ! 気持ち、いい…ぁっ、やぁ…ッ」

 さっきも味わった腰の奥から何かがこみ上げてくる感覚が段々と濃厚と化す。
目を瞑っているのに目の前がなんだかチカチカし始め頭がぼんやりと靄のかかった状態になる。
全身にゾクゾクと与えられる快感の喜びを見せるかのように鳥肌が立ち体が震える。
私は声をあげて啼くことしか出来ない。

「ゃ、ああっ……ダメ…あ、あはぁ!」
「…何がだめなの?」
「あぅ…ッまた…頭、白…ク」
「また、イッちゃいそうなのね?」
「ふ、んんんっッ! ぁ、あ…梨花ッ!!」

 全身の感覚という感覚が下腹部のみに集まっているかのように、梨花が蠢くたびにズンと
腰や頭に気持ちよさが走る。つい先刻に声をあげるのが恥ずかしいなんて思いがどこへいったのか
気持ちよさが増すたびに声が大きく荒くなってしまう。
 もう上り詰めそうになっていたその時不意に梨花の指が左側の奥めいた部分を擦った。

「ひゃ、ぁあああぁあぁあっ!?」
「気持ちいい?」
「あああ、ん…! やあ、やぁ…ッだめ…そこ、だ、めえ…!」
「だめなの?さっきから擦り付けるように腰が動いてるわよ」
「や…! そんな事、はあぁっ言わない、でぇ…んぅ!」
「気持ちいいんでしょ、沙都子…いいわよもっと感じて」
「くぁあああっ……や、ら……めぇ…んんんん…ッあ、んぁ」
「ここと、ここ、一緒にしたら気持ちいいわよね…」
「ふああああん!! ら、めっ…おか、ヒ…くなり…そ…あぁぅっ」
「…なら、おかしくなってもらうわ」
「ぃや、あぁ……ぁや…ッああ、あああ…―ああああああああ!」

 身体が萎縮して一気に開放される。意志なんてそっちのけで身体が弓なりに反って
私の中に入っている梨花の指をぐっぐっと締め上げ、それすらも今この絶頂の快楽を長引かせる。
もう何もかもが気持ちよくておかしくなる。
 けれど梨花の攻めの手はとまることはない。絶頂後の敏感な膣内や肉芽を更に攻め立てる。もう…トマラナイ。

「あああっだめ! 梨花ぁ…!も、だ…め」
「聞こえないわ、ここはもっと欲しいって言ってる」
「や、ぁあああ…はぁッ、だめ…だめだめ…だめぇ…!!」
「私の全て受け入れてもらうわよ…」
「ンああああ、あああっ!! あぁ…っ」
「壊れても、ちゃんと面倒見てあげるわよ沙都子……ふふ」
「ああっ梨花…りか、りか…ッああ、…り、か…ぁぁああああ――――ッッ」


 きっと私は梨花にコロされル。
 ――快楽という名の狂気に。
532 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:10:23 ID:85FICVG6
―――――



 ―ブルルッという寒気と夜鳥の羽ばたく羽音で目が覚める。時刻は丑三つ時を過ぎたころだろうか?
窓の外を見れば月の輪郭がぼやけて心なしか明るい気がする。
 ゆっくりと起こさないように身体を起こすと、先ほどの攻めの余韻が腰にズンとくる。…ホントしぬかと思った。
あの後私は何回”イッ”たのか、正直数えられない。泣きながら止めたんだけど梨花もおかしくなってたし…
辛かったけど嬉しかったから、まあ…いいか。惚れた弱みってやつで。
 目線を下に落とすと口の淵に血がついている梨花が身体を起こす前の私に寄り添うように身を縮ませて眠っている。
多分破瓜の際に出た血が舐めあげたため口の端につきそのままなんだろう。見れば掛け布団が見事に
肌蹴ていてさすがにくっついて寝ているとは言え、やはりお互い裸だから外気に触れる部分は少し肌寒いものがあった。
 寝相の悪さを苦笑し蹴飛ばしてしまっていた掛け布団を足元から寝ている梨花の肩越しまで引き上げると、
フと背中にある傷が目に付いた。…じんわりと血が滲んでいるのは私が爪を立ててしまったから。
 …いつの頃だったか、私が祭具殿に忍び込んでしまって梨花が濡れ衣を着せられ父親に折檻されているのを見た。
私が悪かったのに梨花の父親の尋常じゃない形相を見て身体がすくみ、自分だと言い出せず私の代わりに泣きながら
背中を叩かれている梨花の謝る声が、辛そうな表情が忘れられなかった。
 横に眠る梨花の背中には年月が経って折檻の跡は残ってないけれど、軽く背中をさすり口付けを落とす。

「…ごめんなさいね、梨花」

 ―梨花の唇へまた一つ、口付けを落として眠りにつくのだった。



―――――
533 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:14:34 ID:85FICVG6
「おはようございますなのですよ」
「おはようございますですわー」

 小さい子の声に混ざって遠くからバタバタという足音と、悩みなんてなさそうな声が聞こえる。
 ガラッという音と共に魅音、レナ、そして圭一が入ってくる。今日もいつも通りの朝だ。

「おはよー二人とも朝から元気いいねー」
「今日は珍しく沙都子のトラップがなかったな…くそ変に身構えちまったぜ」
「をーほっほっほ! トラップは忘れた頃に張られるんですのよ、いつでもどこでも油断は
禁物なんですのよー!」
「くっくっく! 圭ちゃんのトラップにかかった姿はなかなか見ものだもんねえ〜?」
「あらぁ魅音さんもトラップマスターとしての片鱗があるんですもの、腕を磨いたらいいのではありません?」
「おまえらオレをダシに使うなぁああー!!!」

 ―いつもと変わらない風景。
 ―いつもと変わらない笑顔。
 もう二度と戻ってこないだろうと思っていたからこそそんないつもの日常風景に戻れて改めて幸せを感じていた。
…と、その輪から少し離れたところで圭一達を見守るような笑顔で立つレナと目が合った。

「みぃ? どうしたのですかレナ?」
「ん? ううん、なんでもないよ☆ふふふ」
「気持ち悪いレナなのですよ」
「あははごめんね、……でも良かったね梨花ちゃん」
「…え?」
「信じていて正解だったでしょ?」
「ど、どうしてそう思うのですか……?」
「どうしてだろうね?ふふふ、それは梨花ちゃん自身が気づかなくちゃだめなんじゃないかな? …かな?」
「みぃ〜…意地悪なのです」
「はぅ〜朝から梨花ちゃんに散々言われてるよぅ〜」

 私の言葉を濁すかのように圭一達の輪の中に入っていく。
 私が自分自身で気づかなくちゃいけないこと…?何かしら?沙都子の提案で圭一達には知らせないでおこう
って事だったから今まで通りに過ごしているし、それはいつもと変わらない事だったからものの数分しか
話してないレナに指摘されるくらいのことって一体何?こういう時のレナは勘が鋭いからもしかして当て推量で言っている
……なんてレナに限ってそういうことはなさそうだし、えええ? じゃあ一体何だって言うのよ!?
 一人悶々とレナの残した言葉を噛み砕いて理解しようとするも出来ない姿を見た圭一が疑問の声をあげる。

「なあレナ、お前なんか梨花ちゃんに言ったのか?」
「レナはな〜んにも知らないんだよっ! …だよっ☆」
「その割には大分楽しそうだなぁ…、それに沙都子だってなんかいつもと違うし」
「はう〜っ☆ それは乙女の秘密って事であまり深く追求したりしたらダメなんだよっ」
「乙女の秘密…ねぇ」
「くっくっく! 分かってないねぇ〜圭ちゃんは。梨花ちゃんと沙都子は一緒に暮らしてるんだよ?
…という事は昨日の夜に言えない何か―ぐあっ!?」

 勘がいいのかただのオヤジなのか、スパパパパーンという音の後にくわんっというタライの音。
RFIとタライトラップのコンボ…か、頭上ならまだしもれなぱんを食らってから仰向けに倒れた後に
落ちてくる顔面のたらいはさぞ痛かろう…南無〜♪

「…魅音、お前もそろそろ学べよ…」
「お、おじさんは……ただ……ぐふッ」

 魅音も、圭一も相変わらず。それを見る沙都子とレナも相変わらず。少し前と何も変わってない事が嬉しくて顔が綻ぶ。
仲間が笑顔の時間を過ごしてくれるのが嬉しい。そして沙都子が笑ってくれるのが嬉しい。
 沙都子が笑うと周りにも笑顔を与えてくれる、そんな沙都子はやっぱり太陽のようなもので私はその光を少しでもあやかりたくて
太陽を追いかける向日葵のようなものだな、なんて前にも思ったけど改めてそれを今感じた。

534 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:15:20 ID:85FICVG6
「みぃ☆沙都子はまるで太陽のようなのです」
「…どういう意味ですの?」
「言葉の通りの意味じゃないかな、かな?」
「沙都子はみんなを明るくしてくれるのですよ、にぱー☆」
「なら梨花ちゃんは月だな」
「…圭一?」
「沙都子が周りを明るくしてくれる太陽なら、梨花ちゃんは相対する月だろ?」
「わあ…なんだかロマンチックだねっ」
「え、で…でもボクは…」
「沙都子もそう思うだろ、なあ?」
「え、ええ…そうですわね暗闇に光る月の光で夜道を照らしてくれるんですわよね」
「そういう事だぜ、梨花ちゃん」
「夜に一人でも心細くないように、だねっ☆」

 ――なんて事なのかしら。また圭一に道を教えてもらえるなんて思いもしなかった
…やっぱり圭一は予想もつかないことをしてくれるから面白い。

「…ありがとう、ございますなのですよ」

 思いもがけない言葉で私の心のわだかまりがすっと解けていく。
実に晴れやかな気持ち。こんな想いをしたのはいつぶりだったのかと考えるのもバカらしいくらいに清々しい。
 今日からの生活は昨日よりもっともっと楽しく過ごせるだろう、ううん…過ごせるって分かっている。
だってみんながいるからきっと大丈夫だって信じてる。信じなくちゃ、始まらないんだもの。私がもし沙都子を
信じないでいたら今のような気持ちにはなれなかったかもしれない、沙都子が家を出て行くと言って諦めていたかもしれない。
 今の私には沙都子がいるから、幸せになれるって信じてる。

「さぁて、梨花ぁ?今日は私たちが日直ですわよ」
「みぃっ!花壇にお水をあげるのですよー」
「では皆様、お話中に申し訳ありませんけれど失礼致しますわね」
「おう、頑張って仕事を全うしてくるがいいぜ!」
「カレー菜園の方も忘れちゃだめなんだよ?…だよ☆」
「くっくっく、次回の部活でちゃんと利用できるようにやり忘れないでよ〜?」
「大丈夫なのです、沙都子がきちんと見ててくれているのです」
「梨花ぁ〜?先に行ってますわよー」


535 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:16:29 ID:85FICVG6
 気づけばドアの近くで沙都子がまだかと言わんばかりに背中を向けててくてくと先へ歩いていく。
 ――なんとなく奇妙な違和感を感じる、沙都子はこんなにも日直の仕事を進んでやるような子だった?
おかしい。いつもはどんなに急いでいても私を置いて先に行こうとしたりしない…なんで?どうして突然…?
 急ぎ足で沙都子の元へと行こうとすると、教室の入り口扉のガラスに自分の上半身がぼんやりと映し出される。
…レナが言うように私を見て沙都子との関係が分かったものなんて何もないのになんでレナは分かったんだろう?
やはり嘘を見抜ける力は――

 ――あ。

 気づいた時には沙都子には満面の勝利の笑み。…やられた。

「沙都子ーーーーっっ!!!」
「をーほっほっほ! 昨夜の仕返しですわーっ!」
「ちょっと…いつの間にこんな…!!!」
「知らぬが仏、ですわー☆」





 バタバタと楽しげに走り去っていく下級生達。台風が立ち去ったかのように静かになる上級生達。
 先ほどのれなぱん・タライトラップのコンボで気絶していた魅音が鼻をさすりながら起き上がると、
ぼんやりと下級生達の出て行った扉を向いたまま問いかける。

「なあ魅音、お前知ってるか?」
「…な、何を?」

「梨花ちゃんと沙都子の首元に痣があったの」
「……え?」

 薄く茶色がかった髪を揺らしながらレナはにこにこと微笑んでるだけだった。
 遠くから渦中の人物である梨花と沙都子の戯れる声がはしゃいで聞こえた。


 ――空は雲一つない晴天で、私たちの未来を象徴しているくらい。
例え多少の雲があっても吹き飛ばしてやる。
 今日は残暑が厳しい日になりそうだ。


<終わり>
536 ◆WXrg8pixkw :2007/03/26(月) 13:18:53 ID:85FICVG6
以上になります。
初めてのSSでしかもやたらと引っ張った割には非常に温いエロで申し訳ないです><
百合CP激推奨派のため百合モノばかりの投下になりますが、また見かけた際は
お付き合い頂けたらなと思います。
多分続編で沙都子攻めのを書く予定でありますが><

それでは読んでくださった方々ありがとうございました!
537名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 13:28:37 ID:xPoiC7X+
GJです!
幼女の百合はイイ!って思う俺はやはり変態なのか

澪尽くし編見てリナ(律子)×圭一の純愛とか思いついた俺は間違いなく異端
診療所に忍び込まずに道端に酔いつぶれているところを圭一が通りかかるなんて話
リナが救われてもいいじゃまいか・・・
538名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 13:30:15 ID:c5/Xgp+M
素晴らしい百合でした。全然ぬるくないです。
仲良い友達同士の百合とかもうホント最高ですよね。

良い百合の後に申し訳ないんですがこれから悪い百合を投下します。
気を付けて下さい
5391/5:2007/03/26(月) 13:31:04 ID:c5/Xgp+M
今からキモいのを投下します。
ダメだと思ったらとばして下さい。5レスあります


鷹野×入江


厚手の布、豪勢なフリルとレース、それでいて華美すぎないどこか禁欲的な感じさえする服。
メイド服を着た人物がベッドに座っているのを鏡で見る。似合わない。
見ていたくなくて視線を再びスカートに落とす。縫製の良い物だ。
生地も良い。レースも下品にならない程度に付いている。
その裾から覗く自分の足をたどる。
細いが女性らしさとはほど遠いその足に、入江はため息をついた。

この足がもう少し柔らかであれば…何度そう思った事だろうか。
黒いソックスに包まれたふくらはぎにそっと触れる。
足だけでない、腕も、胸も、女性らしい柔らかさからはかけ離れている。
この体が女性の様であれば…幼い頃から何度思っただろう、悔いただろう。
その度に自分の体を見てため息をつき、時には涙したのだった。

似合わない。似合っていない。
鏡の中に写る自分を横目で見てもう一度ため息をついた。

顔立ちは整っていて女性的な優しさをたたえているし、
色素の薄い髪の毛が流れるうなじや指先や繊細さは間違いなく女性の物なのだが
その体つきは女性の物である。と断言できるほど柔らかではない。
5402/5:2007/03/26(月) 13:32:43 ID:c5/Xgp+M
例えばこの胸。
豪勢なフリルに飾られた別珍の生地を撫でる。
膨らみのない平らな胸ではこの服は似合わない。
例えば鷹野の様に豊かな胸を禁欲的なこの衣装に隠すから良いのであって、
入江の膨らみのない胸では全く、滑稽ですらある。
生地の感触を楽しむように胸元に手を這わせる。
平らな胸ではあるが布越しに胸の突起が感じられる。
足に逆の手を這わせる。
女性らしい柔らかい曲線とは違う筋張った足。
黒いソックスに包まれてはいるが女性らしさは感じられない。
昔から、昔からこうだった。
骨と筋、手に伝わる感覚も柔らかい物ではない。
子供の頃から痩せ気味だった。食べても太らない体質なのだろうか、
羨ましがる女友達の豊かな体のラインをこっそり隠し見た学生時代の記憶が読みがえって来た。
太股も余り肉がない。筋っぽくガーターベルトが不釣り合いだ。
その奥、唯一自分が女性である証拠の器官に触れるとそこは既に潤っている様だった。

どうしてこうなのだろう。何度女性らしくなりたいと思ったか。
豊かな乳房や柔らかな尻に憧れ、その都度涙してきた。
女性らしくない自分を嫌い男らしく振る舞い研究に精を出した。
研究の分野では研究内容が重視され、自分の性別など誰も気にせず居心地が良かった。
もう、誰にも女性として見て欲しいと思わない様になっていた。
高ぶる熱は時々こうして自分で処理すれば良いのだから。

下着の上から濡れそぼった秘所をまさぐる。
滑りを使い秘裂に指を沿わせその奥を浅く抉る。
皮を上げ敏感な突起に触れると愛液がまたあふれ出した。
胸元のボタンを空けささやかな膨らみの上にある淡い色の乳首に触れると甘いしびれが走る。
幼女の未発達な胸の様な入江の乳首は酷く敏感だった。

診察用のベッドに座り、メイド服を着て自慰に耽っている己の姿を思うとまた一段と滑りが増した。
誰もいない深夜の診察所で淫猥な行為にふける自分。村の人間は想像しないだろう。
それ以前に皆自分を男だと思っているに違いない。
その自分がメイド服に身を包み患者用の寝台で自慰をしている興奮。
背徳感とも言える感覚に快感が増す。
5413/5:2007/03/26(月) 13:33:41 ID:c5/Xgp+M
「…っく…あ、ふ…」
食いしばっていた口元から吐息が漏れる。息が熱い。
右手で胸元をまさぐり、左手で秘裂を抉る。
人差し指でクリトリスを下からつつく様に刺激し、中指と薬指でぬかるんだ秘裂を擦る。
あふれ出した愛液を掬い肉の隙間にそっと指を進める。
第一関節まで差し入れると中は熱く濡れていて掻き回しても抵抗はない。
もう一本、指を差し入れ浅い位置で掻き回すと下半身に血が集まったような切ない感覚になる。
入江は我慢できなくなり胸を触っていた手を下に伸ばす。
もうスカートは乱れ、ガーターベルトと品のいい黒いストッキングに飾られた太股の辺りまで下着も下ろされていた。


「んっ…あっ…こんな…もう…っ」
堅く目を瞑り己の体だけに意識を集中させる。
刺激を与え続けたクリトリスは堅く勃起し、触れるだけで体が高ぶる。
胎内に二本の指を深く突き入れ限界はもうそこまで来ていた。
強い刺激を与えると切なくなり半身を起こしているのも辛くなる。
両手を太股で挟むように足に力を入れ胎内を抉り肉芽を抓む指に力を入れ、
絶頂はもうそこまで来ていた。
寝台の上で正座する様に座り、熱くなった体を絶頂に追いやる様に一気に責め立てる。
「あっ……っ…んっ…っ」

細い喉を逸らせ堅く目を瞑った。絶頂を迎えたのだ
体が少し震え、それから力が抜けた。
息を整え、酷く敏感になった体からのろのろと指を抜くと両の手ともぬらぬらとした液体で濡れそぼっていた。
ため息をつく。何だか分からないが罪悪感と、酷い虚脱感があった。
軽く頭を振り、シャワーでも浴びようと思考を切り替える。

「あら、もういいんですか、入江先生」

鷹野が扉の枠にもたれ掛かるようにして立っていた。
ねっとりとした視線が絡みつく。いつもの白衣に身を包んだ姿は美しかったが、
いつからいたのか、腕組みをして婉然と笑う様を入江は恐ろしいと感じた。


「勝手に入ってしまってすみません。何度も声かけたんですけど、夢中だったみたいで」
542四/5:2007/03/26(月) 13:34:59 ID:c5/Xgp+M
「た、鷹野さん…」
情けない事に声が上擦っていた。
そうだろう。誰だって自慰の現場を見られれば動揺する。
それが恋人や親しい者ならまだしも相手は同僚だ。それにここは診療所である。
診療所、そう何故今ここに鷹野がいるのだろうか。
「鷹野さんは、何故こんな時間に…?帰られたはずでは」
確か今日診療所を閉める際に鷹野は帰宅すると言っていた。
なにせ誰も残っていないのを確認して自慰行為を行っていたのだから。
入江の顔が赤くなる。
そうだ、自慰行為を見られていたのだ。
いつからかはわからないがあの様子だとしっかり見ていたのだろう。鷹野の顔が見られない。

「入江先生って、随分と素敵な声でいらっしゃるのね」
くすり、と小馬鹿にした様な声で言われ鷹野を見上げると楽しそうに笑っていた。
髪をかきあげる。長い髪がさらさらと流れる様子に思わず見とれる。
見られていた、聞かれていたと言う動揺よりも鷹野の女性らしい仕草に意識がいった

「あんな風に押さえた声も素敵。…興奮しちゃうわ」
笑うように細められていた目が薄く開き、唇が耳まで裂けたかの様に薄く開かれる。
剥き出しの腕に鳥肌が立つのが見ないでも分かった。
どんな口紅を使っているのだろう、舌なめずりをする鷹野の真っ赤な唇を肉厚の舌がなぞる様子は酷く淫猥で下品ですらあった。
ぬめぬめと光る唇を薄く開いてうっそりと笑う。

一歩、また一歩とこちらに歩いてくる。
ヒールがゴム張りの床を鳴らすくぐもった音を入江にはどこか他人事のように感じられた。
目の前に迫っている鷹野の行動がわからない事には対応もできない。
「た、鷹野さんっ」
ベッドの横に立たれ見下ろされると流石に焦る。一体どう言うつもりなのだ。
「あら、まだ分からないのかしら、そんな素敵な格好しておいて」
入江は自分の格好を再確認した。
はだけられた胸元にスカートはめくり上げられ太股までが露出されている。
丸まった下着が足首辺りに絡まっているこの状態では言い訳もできない。
尤も鷹野は随分と前から自分の自慰を見ていたようだから言い訳の余地もないのだろうが。
5435/5:2007/03/26(月) 13:35:55 ID:c5/Xgp+M
「もう満足してしまったかしら…まだだったら、私がしてあげても良いのよ」
屈んだ鷹野が耳元でささやくとそこからざわざわとした感覚が広がっていく。
先ほど吐き出したばかりの熱が集まっていくの感じた。
「た、鷹野さん、一体何の話をしてらっしゃるんですか…」
声のふるえは隠せなかった。鷹野が笑うと耳に息がかかり、髪の毛の流れる音が聞こえた。

「あら、そんな事もわからないのかしら、私がしてあげるって言ってるのよ」

耳に熱を感じた。鷹野はベッドに片手をつき入江の耳を犯す。
耳朶にそっと触れられ、柔らかい部分を唇ではまれる。舌でなぞられると体が震える。
邪魔なのか髪の毛をかき上げられる際に触れた爪の感触にまでゾクリとする。
「あっ…鷹野さんやめて下さいっ…」
鷹野の熱い舌が耳の奥深くまで進入してきた。
脳を直接犯される感覚。ぐちゃぐちゃと厭らしい音が鼓膜に響く
背筋に走る悪寒と紙一重の快感。両の手でシーツを掴むが体を起こしているのがやっとだった。

一体何故こんなことに、考えてみても答えは出ない。
ただ、股間がもう濡れて来ている事は確かだ。自分で触りたい。
しかしシーツを掴んでいないと体が崩れ落ちて仕舞いそうだった。
開きっぱなしになっていた口元から唾液がこぼれる。
「もう…やめて下さい…んっ…鷹野さん…っ」
濡れた音をさせて、耳が解放される。
額を当てる様にして見つめられる。
これほどに至近距離で鷹野を見たのは初めてだったが、整った造作を感じるより、
その奇妙な笑い顔に意識がいってしまう。背筋に冷たい物が伝った。
「本当に、やめて欲しいと思ってるのかしら」
綺麗な優しく指が頬から顎をたどり顔を持ち上げられる。

「一人で浅ましく声を上げていたあなたに私は必要なんじゃなくて?」

そう笑った鷹野の熱い舌に唇をなぞられる感触を、どこか他人事のように感じていた。
544名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 13:36:54 ID:c5/Xgp+M
ここで我に返った。

攻め鷹野はエロい事を伝えたかった。チンコを書きたくなかった。
後で後悔した。ごめんなさいごめんなさいごめんな

本当は詩×魅で
「あらーーおねえまた胸大きくなりましたーー?」
「双子なんだから変わらないって…ちょっとどこ触ってるの詩音!」
「恋する女の子は圭ちゃんの事を思うと切なくてすぐ胸が大きくなっちゃうんですもんねーーー」
「そ、そんな詩音だっておっきくなってるでしょ!」
「ええ、私は悟史君に恋してますからキュンキュン☆だからおねえも〜!」
「あわわ、やめてよ〜もう詩音きら〜い!」
キャッキャウフフ
みたいな百合とか
「ねぇ梨花、どうして圭一さんはあんなにエッチなんですかしら…」
「ボクが教えてあげましょうですか〜」
「け、結構ですわ!梨花の顔笑ってないですもの!」
「遠慮しなくていいのですよ〜ほら〜」
キャッキャウフフ
みたいな百合が好きなのでもっと増えると嬉しいです。
これを読んだあなた、どうか百合を。それだけが俺の望みです。
545 ◆JhuIKTo34Y :2007/03/26(月) 17:32:30 ID:AWfH+sw2
>>508
GJ!
笑う鬼2の見出しになってるところを、とりあえず行頭に「…」を入れて解除しました。
人様の文章に手を加えるのは心苦しいので、作者氏のイメージに合うように訂正してください。

あと、数字コテよりはトリップの方がおすすめです。
名前欄に「#(任意のパスワード)」で、対応した文字列が出るので本人証明になります。
ちなみに、この書き込みの名前欄は「#血針おはぎ」です。(漢字OK)



>>536
GJでした!
梨花沙都大好き。
沙都子攻め物も楽しみにしてます。



>>544
ちょ、ちょっと待った、女体化には、もっとわかりやす過ぎるぐらいの注意書きをプリーズ!

・・・でも、楽しめました。
クララに慣らされてしまった現在、入江京子さんは全然余裕です。
攻め鷹野いいよ攻め鷹野。正気に返らず突っ走ってくれたら良かったのに。

キャッキャウフフな百合物は無理だ。
むしろ、チンコ付き入江でこのシチュ書いてみたい・・・。
546 ◆JhuIKTo34Y :2007/03/26(月) 17:34:23 ID:AWfH+sw2
く・・・「Toみよ」が入ってるじゃないか、このトリ。
こっちを自トリにすれば良かったぜ・・・。
547名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 17:34:45 ID:xlHhTf+d
>>522
良かった、違ったら恥だとガクブルしてた。
ってか、素直に親子丼or姉妹丼楽しみにしてる。
548名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 17:51:29 ID:xlHhTf+d
もう、夏の終わりも女体化イリーも素敵だー

作者の方々、GGGJJJ!!
549名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 18:55:04 ID:lrtToMJ5
みんな乙なのです
食欲が減退するほどハァハァしちゃったぜ

>>546
これはいいトリップ
550 ◆Virgobc36M :2007/03/26(月) 20:30:03 ID:HJuPuq9E
(・3・)ノ
必要悪を更新したYOー。
551名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 20:54:34 ID:xlHhTf+d
うはw梨花ちゃん積極的っつーかハッスルし過ぎw
GJ、続きwktkしながら待ってる
552名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 20:57:02 ID:WU7+A1xo
死にたい人にお薦めの危険な村雛見沢

・部活メンバーの5人なら大丈夫だろうと思っていたらごつい体格の山狗20人に襲われた
・古手神社から徒歩十数分の路上で富竹が喉から血を流して倒れていた
・足音が一つ多いと思ったので後ろを振り返るとを悟史くんがいた
・車で犬飼俊樹くんを拉致した、というか拉致した後からダム工事中止を強要する
・防災倉庫が何者かに襲撃され、警官も一般人も全員殺された
・学校から家に帰るまでの2000mの間に鉈を持った少女に襲われた。
・住民の1/3が症候群経験者。しかもオヤシロ様がよそ者を寄せ付けるなといった伝説から「よそ者ほど危ない」
・「お醤油を貰ってきますです」といって出て行った梨花が戻ってこない
・「あまり使いたくないですが」と拳銃を持ってで出て行った警官二人が拳銃を持ったプロに半死半生の目に会わされた
・古手神社から半径200mは暴行にあう確率が150%。一度襲われてまた襲われる確率が50%の意味
・雛見沢における殺人事件は未知の薬物によるもの、証拠の注射器はこれです。
553名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 21:59:25 ID:tAjKtmER
>>550
まだ続くのか?続くのか?
wktkして待っててもいいんですか?
554名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 22:19:47 ID:5SLgl8kb
ホームワークって保管庫はいってない?
555 ◆eRDUfXaGp2 :2007/03/26(月) 22:58:28 ID:jxBkZwuT
葛西×詩音と笑う鬼書いた人です
トリップつけましたー
教えてくれてありがとう!
ここの住人たちは皆優しくて良いなあ(´ω`)
556名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 23:18:28 ID:0uyEHJyS
乙! そして、GJ! この頃の新作良作ラッシュは一体どういうことなんだろう。
誰か教えてー。
557名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:38:57 ID:4nlcJJsv
最期の悪あがきです。
558名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 05:52:07 ID:PsB91kB+
いえ、奇跡です。
559名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 08:09:58 ID:oSA1o/xv
連日連夜、6の目が連続している模様です。
そろそろ1の目の日々が始まるかもしれないと覚悟を……あれ?

あれ、あれ? こないだ受けた会社から採用通知キター!
なにこれなにこれ、なんの御利益?
このスレはマジに神のご加護があるのか?

ありがとう、あぅあぅ様!
560名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 10:48:46 ID:UxsojW3j
>>559おめでとう
561雛後:2007/03/27(火) 14:31:10 ID:ry4dA2gm
今から投下を行います。
圭×梨の導入編。 澪尽しの後を想定していますが少々ご都合展開。
それでもよろしければお口に合うか分かりませんが
召し上がれ。

エロまではまだ行かないです。
562雛後:2007/03/27(火) 14:34:57 ID:ry4dA2gm
…いつからだろう。
この胸がずきずきとした痛みを訴えるようになったのは。
…いつからだろう。
些細な事で、安らぎを感じるようになったのは。
気がつけば、私の中心にはあなたが居た。
けれど、あなたの中心には誰が居るの?
尋ねようとする度に、いくじのない私が表へ出てくる。
すっかり臆病になってしまった私をみて、貴女は笑うかしら?
それとも…。

……引き当てたのは、小さくてとても大きなきっかけ。



その日のゲームはクラス全体で行うようになって恒例のくじ引きで罰ゲームが決定するものだった。
一人、また一人と脱落者が生まれるたび、阿鼻叫喚の地獄絵図が展開される。
下級生は過激な罰ゲームを平気でくじのなかに混ぜ込んでくる。
女子はさすがに懲りるという事をしっているためか、罰ゲームの内容はおとなしくなる傾向があるが
男子は負けず嫌いな事が災いして次こそはとやや過激な罰ゲームが組まれることが多い。
大体は自分で引いて自爆しているようだが。

そして、私も何とか部活メンバー相手に善戦をしていたが、ここに来てとうとう罰ゲームの対象者に
なってしまった。
こうなってしまってはあきらめてくじを引くしかない。
自分の書いたものは自分に被害が無く、且つ相手に絶大なダメージを与えるようなものを選ぶ。
それが基本的な鉄則。
ただし、それを引き当てられるとは限らないのだ。
覚悟を決めて一枚の紙を引き抜く。
中身があらかじめ見えないようにすべておなじ四つ折にしてある紙を開いていく…。

『好きな人に口付けをする』

内容はもちろん公開しなければいけない。
しかし、公開しつつも何度も文章を読み返してみる。
そして、見つけなければいい一文を見つけてしまう。

『注:唇に。ディープに』

ビシッ
まるで空間が凍りついたような気がする。
足元から冷気が全身に絡み付いて体温を奪われていくような錯覚。
この文字を見るからには魅音の気がする。
おそらくは圭一か自分が罰ゲームになったらこれを引いて、
不可抗力という事で関係を進めてしまおうという作戦のように思える。
前回のデートで味を占めたのかもしれない。
「さーて、梨花ちゃん、その様子だとかなりごっつい罰ゲームを引いた見たいだねぇ
 くっくっく…、さあて。どんな中身なのか、発表してもらうよ!」
あ、と思うまもなく魅音が中身を確認する。ニヤリ、と笑みを浮かべて内容を読み上げる。
狼狽する私が冷静になる間もない。
「あー。これは梨花ちゃんにはちょーっとはやいかもねぇ。
 じゃあ、引きなおしってこと…「やりますです」」
引き直しをさせようとする魅音にきっぱりとした口調で割り込む。
周りからみれば、顔は真っ赤になっているかもしれない。
「え…でも…いいのかな?」
「…これはボクが引いた罰ゲームなのです。
 ボクだけ特別扱いで引き直しをするわけにはいかないのです」
そう、これは罰ゲームなのだ。自分に言い聞かせる。
私はすぐに一人の人物の顔を思い浮かべる。
この罰ゲームをするなら…。
563雛後:2007/03/27(火) 14:35:54 ID:ry4dA2gm
圭一しか居ない。
単純な消去法だ。
同世代のクラスメイトは真っ先に消去。
そういうことをするならもともとの部活メンバーがいい。
レナはお持ち帰りされてしまいそうなので却下。
魅音はこの手のことには弱そうだし却下。
沙都子は…受け入れてくれるかもしれないけれど
「親友」でありそういう対象に見たくない。
だから残るは圭一なのだ。

それに魅音がこんな手を使おうとしていたのはなんだかとても腹立たしかった。
自分でもなんでこんなに腹立たしいのかわからないけれど。
どきどきする心臓を押さえるようにして一度周囲を確かめて圭一の位置を確認する。
『これからキスをする』
そんな事を考えるとまともに顔を見られなくてすぐに視線は足元へ落ちてしまう。
一歩、足を踏み出すたびに緊張は高まっていく。
そして、圭一がここに居ることを確かめるように視線を上げて、にぱーと笑みを浮かべ…。
「え…、梨花ちゃ…」
「これは、ボクのファーストキスなのですよ…。だから、責任、取って欲しいのです」
小さく言えば、圭一に飛びつくように唇を重ねる。
魅音が後ろで「あーっ!あーっ!」などわめいている気がするけれど気にしない事にする。
心臓が早鐘を打っていてとても恥ずかしいけれど魅音にはむしろ見せ付けてやろうと、
そんなことすら考えてしまう。
どのくらいの時間の経過が過ぎ去ったのか、わからないくらいの間の後。
私はゆっくりと圭一の唇から離れる。
そして、目の前の圭一の顔を見る。
驚きと、困惑がありありと浮かぶ表情。
はっ、として全身がまた、冷気に包まれていく。
こんなことをして、圭一に嫌われたらどうしよう。
いや、圭一の事だ。
嫌うことはしないだろうけれど、今までのように馬鹿を言い合えないかもしれない。
そんなことになったら、と思うと体が震える。
熱が引いていくのと同時に、胸の痛みと、恐怖がどんどんわきあがっていく。

「り、梨花ちゃん…」
呆然とした圭一の呟きが、さらに体を寒くしていく…。
そして、私はこの場から…逃げ出した…。
564雛後:2007/03/27(火) 14:36:28 ID:ry4dA2gm
梨花ちゃんが走り出していった背中を、俺はしばらく呆然と見送るしかなかった。
普段の梨花ちゃんなら冗談だという一言もいってにぱーって笑って。
そして狼狽する姿を見る。そう思っていた。
でも、今日の反応はまるで違った。ということは少なくても冗談…は入っていたかもしれないけれど
それだけではないということ。
頭が冷えて冷静になってくると梨花ちゃんを放っておくわけには行かないと、教室を飛び出していく。
正直どんな顔をして応えればいいか俺にはわからない。
けれど、あのまま放っておくのはもっと拙い。

梨花ちゃんならこんなとき、どこに行く?
考えろ、今の梨花ちゃんの行動を…。
いつもの冗談で済ませなかったのだから、

……圭一…

耳に残る声…、どこかで聞いたことがあるような…。
だけど、以前はこの声に導かれて梨花ちゃんを見つけた。
今度も…そんな気がする…と声に導かれるように走っていく。
体育館裏の水のみ場。
俺が今から向かう先にはそれがある。

「梨花ちゃん!」
水のみ場のところでうずくまっていた梨花ちゃんを見つけたところで、
俺は思わず声をかけてしまった。
驚いたような、悲しそうな、そんな表情で俺を見て…、また逃げようとしている!?
させるわけには行かない、と梨花ちゃんにしがみついて体を抑える。
細い体を抑えるも、意外とある力で振りほどこうとされてしまう。
「梨花ちゃん、落ち着いてくれ」
「いや、離して、圭一っ」
どうしてこんなに必死でつかもうとしているのか。
ここで梨花ちゃんを離したらどこかに行ってしまいそうで俺も必死で抱きしめる。
ええっと、こんな風に暴れているときってどうすれば…

……キスでもしてあげればおとなしくなりますです。

また、頭の中に声が響くような気がする。
このまま梨花ちゃんの体力が尽きるのをまつ余裕もなく。
反射的に、抱きしめた梨花ちゃんの唇を奪う。
途端にびくん、と体が震えたのがわかった。
少しずつ落ち着いてきたのか力が抜けるのを感じた俺は、
ゆっくりと梨花ちゃんから離れる。
565雛後:2007/03/27(火) 14:36:58 ID:ry4dA2gm
「…梨花ちゃん」
梨花ちゃんの顔は涙でぬれていて、そして纏う空気が変わっている事に気が付く。
「…圭一、おかしいわよね。
 今まで、ずっと生きてきて、こんなことは無かったのに。
 いつもみたいに、笑おうとしたら怖くなって…。
 もし、圭一になんとも思われてなかったらって、それを確かめてしまうみたいで。
 自業自得なのに…」
ぽろぽろと涙をこぼしながら、梨花ちゃんの告白を聞いていく。
今まで気が付かなかった、いや、気が付こうとしていなかった心を聞いて、
自分の心にも気が付く。
「ごめんなさい。圭一。
 こんな形で気持ちを押し付けて。
 ごめんなさい、ごめんなさい…」
逃げるのをやめた代わりに涙をこぼす梨花ちゃんの体をゆっくりと抱きしめる。
梨花ちゃんも逆らわず、ゆっくりと抱き返してくる。
「…寧ろ謝るべきは俺のほうだと思う。
 誰かを選ぶことを無意識に避けてきたと思う。
 きっと、誰かを選んでしまったら、もう、戻れないから…」
「…圭一、多分、それは圭一の本心じゃない。
 ただ、私が今、自分で勝手に暴走して、思いを打ち明けて、同情的になっているだけ。
 圭一には魅音もいる、沙都子やレナもいる。
 だから…だから…」
梨花ちゃんがゆるく首をふる。
でも、その体は震えている。体温を分けるように抱きしめたまま。
腕の中のこの少女を幸せにする。
「俺は、梨花ちゃんが一番好きだ。
 レナも沙都子も、魅音も好きだけど、一番は梨花ちゃんなんだ。
 これはうそじゃない、信じて欲しい…」
他の皆には残酷に突き立てられる刃となりえる、選ぶ、という事。
「…圭一、わ、私…、私…」
体の振るえが大きくなっている。
しかし、離れようとせずにぎゅぅっと力を込めて抱きしめてくる。
「ごめんなさい、圭一。
 私、あなたにとてもひどい事を言わせたのに。
 それなのに、嬉しくて…」
梨花ちゃん顔の顔がこちらを向く。
「圭一、愛しています。こんなにひどい私を受け入れてくれますか?」
俺はその問いかけに口付けで応えた。
566雛後:2007/03/27(火) 14:38:39 ID:ry4dA2gm
「け、圭ちゃーん…」
びくっ!
二人が驚いたように声のした方をみる。
夢中で気がついていなかったが、やや離れたところにクラスメイトが勢ぞろいしていた。
昼ドラも真っ青な場面を全員に目撃された事になる。
血の気が引くとはまさにこの事か。
梨花ちゃんと慌てて距離をとるも、目の前には魅音、レナ、沙都子の三人…。
まず、レナの音速の一撃がほほを思いっきりひっぱたき、
魅音の平手が反対側の頬を倍加した威力でひっぱたかれ、
止めに沙都子の三段盥が頭を直撃する。
「圭一っ!?」
片手で梨花ちゃんを制止する。
激痛にもがいている俺に冷たい瞳をしたレナが…。
「…ね、レナの言ったとおりだったでしょ…?」
そのレナの瞳がやさしくなる。
「まさか、ここまで露骨な展開になるとは思いませんでしたわ」
「へ…?」
きょとん、としている梨花ちゃんと俺。
「いやー。熱かったねぇ。おじさんは半信半疑だったけどね。
 おじさん振られちゃったか…」
「…どういう…ことなのです?」
ふふふ、とレナが笑いながら。
「梨花ちゃんと圭一くんに素直になってもらう作戦だったんだよ。
 ここ何日かの二人を見てたらね。レナ気がついちゃった」
「ただ、私たちも圭一さんが好きでしたし。
 諦めるにしてもきっかけが必要でしたわ」
「だから、一計を案じて二人にくっついてもらおう、って事だね。
 おじさんたちを振った代償はでっかいよ〜?
 後で、エンジェルモートフルコースをご馳走してもらうからね!」
頬と、頭がずきずきと痛むが、レナたちの行動に目を点にしている俺たち。
ここで俺が殴られるのは仕方がないとも思ったが…。
「いいのか?」
少し、まじめな口調で問いを三人に向ける。
「もしも、二人が素直になったらこうしようって三人で決めてたからね」
レナが代表して口を開く。
沙都子も、魅音も同意するように頷き。
「と、言うわけで二人には誓いの言葉を述べてもらおうかね!」
「な、なにぃぃぃぃぃぃ!!」
顔が沸騰したのがわかった。
この、クラス全員の前で言うのか!?
いわなくちゃいけないのか!?
そう思って狼狽しているところに、梨花ちゃんが俺の手を握ってくる。
顔が、真っ赤になっているがこれは俺も変わらないだろう。
「あの、圭一…。ボクは、圭一のことをあ…愛して…います、です。
 これからも、側に居てくれますか?」
…梨花ちゃんは覚悟を決めたらしい。
ここで覚悟を決めなきゃ男じゃない!
「…俺も、えーと、その、なんだ。
 梨花ちゃんの事、あ…あ…愛してる。
 ずっと、幸せにするために側にいる」
「それじゃ、誓いのキスをしてくださいませ!」
「「なっ!?」」
俺と梨花ちゃんの声が重なる。
お互いの顔を見合わせてさらに赤くなる。
「あーら、先ほどは情熱的な口付けを交わしていたでは在りませんの。
 さきほどとなんら変わりはありませんでしてよ」
にやにやとした視線を感じる。ええい、ままよ!
なかばやけくそ気味に梨花ちゃんを抱き寄せ、そのまま唇を重ねる。
ぎゅっと抱きしめあう俺たちに、クラスの皆の歓声が上がった…。
567雛後:2007/03/27(火) 14:41:09 ID:ry4dA2gm
本日は此処まで。
次は蜂蜜を煮詰めたような展開を目指します。
他の神々の末席にでも置いての期待をしてくださいませ。
568名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 18:25:58 ID:7LNoxnlD
>>567
超GJ&乙です。

wktkして待っておりますぞ。
569449:2007/03/27(火) 18:58:03 ID:eBGNEcMT
続きです。

「うう・・・やっぱり恥ずかしいですわ、詩音さん・・・」

沙都子は圭一の顔面に和式便器で用を足すようにしゃがみこんでいた。
詩音の思いついたお仕置き。それは沙都子が圭一の顔に放尿するというモノだった。それを聞いた沙都子は真っ赤になって叫んだ。

「な、何を言ってますの!?そんな恥ずかしい事できるわけありませんわ!第一、わたくしのおしっこをかけても圭一さんは
 ヘンタイですから喜ぶだけでしてよ。お仕置きになりませんわ。」
「ちっちっちっ。分かってませんねえ沙都子は。いいですか。確かに圭ちゃんは変態ですから、沙都子のおしっこを浴びて、おち
 んちんをびんびんに勃起させるでしょうね。だけど・・・」

詩音はニヤリと笑った。沙都子は不思議そうな顔で詩音を見ている。

「いくら興奮しても、手足を縛られてるからおちんちんを触れない。ただ見るだけ。そうやって生殺しにするんです。」

それを聞いた沙都子は納得がいった表情で、笑みを浮かべた。

「すごいですわ詩音さん!こんなお仕置きを思いつくなんて!これなら圭一さんを懲らしめることができましてよ。」
「でしょう?じゃあ沙都子、やっそくやっちゃいなさい。」

そう言われた沙都子は意気揚々と圭一の顔面にしゃがみこんだ。しかし、いざやってみると圭一に性器や肛門を丸見えにしている
状態であり、さらにトイレ以外の場所で放尿するという背徳感と羞恥心で、沙都子はなかなか放尿できなかった。

「・・・ダメですわ・・・おしっこが出ませんわ・・・どうしましょう詩音さん?」
「そうですねえ・・・じゃあそのままオナニーしちゃったらどうです?」
「ふぇっ!?この状態でですの?」
「ええ。イッちゃえばおしっこ出るでしょう?」
「そ、それはそうかもしれませんけど・・・わたくしオナニーでイッたことがありませんのよ・・・」
「あら、そうなんですか?」

詩音は意外そうな表情で呟く。

「さっき圭一さんに舐めてもらって、初めてイッたんですの。とっても気持ち良かったですわ。」

先ほどの快感を思い出したのか、沙都子はウットリとした表情を浮かべていた。それを聞いた圭一はここぞとばかりに叫んだ。

「そ、それなら沙都子、俺がまた舐めてやるよ。だから・・・」
「変態は黙ってなさい。またスタンガン食らわせますよ。今度はその汚い腐れチンポにお見舞いしましょうか?」

詩音のドスの効いた冷酷な声に、圭一は一瞬で大人しくなった。

「初めての絶頂がこんな変態男相手なんてねぇ・・・仕方がないですね。私がオナニーでイクことが出来るように指導しましょう。
 沙都子、いつもはどんな風にオナニーしてるんですか?」

詩音の問いに沙都子は恥ずかしそうに答えた。
570449:2007/03/27(火) 18:59:37 ID:eBGNEcMT
「えっと・・・中指でお大事の割れ目を・・・こう・・・こするんですの。」
「ふんふん。基本ですねえ。で、他には?」
「それで、片方の手で・・・お、お尻の穴を撫で回すんですの・・・」
「え!?沙都子、オナニーでお尻の穴を触ってるんですかぁ?なんでです?」
「そ、それはあの・・・最初はお大事の中の方を触ろうとしたんですのよ。ですけど、とっても痛くって・・・だから、代わりに
 お尻の穴をいじってるんですのよ。こっちなら指を入れても痛くないし。」
「ふうん。なんか順番が逆な気が。まあいいです。沙都子、まずいつも通りにやってみてください。」
「わかりましたわ詩音さん。」

沙都子はそう言うと、右手の中指をクレバスに這わせ、上下させ始めた。同時に、左手の中指で肛門を撫で回す。すでに今までの
行為で十分高ぶってるらしく、早くもくちゅくちゅという水音と喘ぎ声が聞こえ始めた。

「ああ・・・うふぅ・・・やあっ・・・いいですわ・・・ふうぅぅ・・・やあんっ・・・」
「ねえ沙都子?何時ぐらいからオナニーし始めたんですか?」
「しょ、小学三年の冬から・・・あんっ・・・やはっ!」
「ええ!?そんな頃から?私よりずっと早いじゃないですか。で、それからずっと?梨花ちゃまの家に来てからも?」
「ええ・・・あっ・・・やっ・・・梨花に見つからないように・・・そっと・・・あんっ!・・・してるんですの・・・」

秘部を弄りながら詩音の質問に答える。そうしてるうちにクレバスは愛液で溢れ、圭一の顔面に滴り落ちていた。

「これだけ濡れれば大丈夫かな?沙都子、割れ目のとこ開いてみなさい。」
「こ、こうですの?」

沙都子は割れ目を中指と人差し指で開く。十分に潤った秘部があらわになる。圭一はごくりと生唾を飲んだ。

「まず穴の回りを触ってみなさい。十分に濡れてるから痛くないはず。」
「うんっ・・・ああ・・・ほんとですわ・・・やっ・・・痛くないですわ・・・」

沙都子は気持ちよさそうに、膣口を撫で回している。それを見た詩音は人差し指をそっと膣口に挿入した。その瞬間、ビクンと
沙都子の身体が痙攣する。

「きゃっ!だ、ダメですわ詩音さん。まだ怖いんですの・・・」
「大丈夫。こんなに濡れてるんですから。ほら。」

そう言って詩音は指をゆっくりと出し入れする。その刺激に沙都子が喘ぎだした。

571449:2007/03/27(火) 19:07:18 ID:eBGNEcMT
「ふわぁっ!・・・ああ・・・やはぁっ・・・痛くない・・・ひゃぁっ!・・・ああんっ・・・す、すご・・・い」
「ふふ・・・どうですか沙都子?イッちゃいそうですか?」
「ひゃぁっ・・・そ、それは・・・くふうっ!・・・ま、まだ・・・ひゃぁん!」
「まだこれじゃあイケないか・・・じゃあこれで!」

そう言うと詩音はクリトリスを指で摘んだ。その途端、沙都子は大きな嬌声をあげる。

「ああっ!や、だ、ダメですのぉ・・・やぁぁっ!・・・ひゃっ!ああんっ!」
「ふふふ・・・そろそろですね。えいっ☆」

詩音はトドメとばかりに沙都子のクリトリスを思いっきり捻った。十分に高ぶっていた沙都子は遂に絶頂に達した。

「ひっ!ひゃぁぁぁぁ!・・・ああ、やあっ!くふうっ・・・ふうんん・・・あ、ダメ・・・出ちゃう、出ちゃいますのぉぉぉ!!」

次の瞬間、沙都子の秘所から勢いよく小水がほとばしった。沙都子はウットリしながら放尿を続ける。

「ふうっ、いい・・・おしっこ・・・すごく・・・やはぁっ・・・あふっ・・・いいですの・・・」

放尿はしばらく続き、それを終えると沙都子はくたぁっと倒れこんだ。それを見た詩音はすかさず愛撫を再開する。

「ひゃっ!し、詩音さん、だ、ダメですのぉ・・・わたくし・・・イッたばか・・・ふぁぁぁっ、あんっ、いいっ!」
「ふふ。イッたばかりの時に弄くるとまた格別でしょう?」
「ひゃぃ・・・ひ、ひおんひゃん・・・もっひょぉぉ・・・ひへぇ・・・ひゃぁっ!」

沙都子は呂律が回らない状態になった。それでもなお詩音に求めてくる。詩音はそんな沙都子を愛撫しながら、圭一を見た。

「さあて。変態の圭ちゃんはどうしてますかねえ?」
572名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 20:14:14 ID:YiAENc6t
どうしてますん?
573名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:39:56 ID:n0bkieFU
その愚痴はひょっとしてギャグで言ってるのか?
574名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:56:52 ID:QGurUNKj
>>573
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……

ところで、レナ詩ぃって需要ありますかね?
この状態で投下していいのか微妙……というか、まだ完成してないのですが。
575名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:17:09 ID:n0bkieFU
投下予定しているものがスカトロじゃなければいただきますです
576名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:18:03 ID:QGurUNKj
さすがにスカトロじゃないですw
でも、自傷行為があります……
577名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:21:05 ID:n0bkieFU
程度によるだろうなー…
傘あたりにtxtでageてみたらどうだろう
578名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:22:06 ID:EaJT5fm8
よっぽどのことがない限りレナものは頂きます
579名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:23:52 ID:Wdv6wPg9
何でもいいから焦らさないでぇ!
580名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:25:20 ID:n0bkieFU
カッターまでだったらここに直接でいいと思うな、思うな
581名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:29:01 ID:oSA1o/xv
ここで、よっぽどのレナものを書こうとして挫折した作者が登場。

いや、蛆虫妄想×レナは、さすがに作者自身が発症しそうになったわ。
エロ(?)まで行ってないが、5時間ぐらいかけて書いた文章が
もったいなくてファイルは残してるけど、再利用できそうにもないなあ。
582名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:33:11 ID:EaJT5fm8
それはさすがにパスだわ・・・
583名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:37:33 ID:4qSPWsIL
なんてったって、ひぐらし自体が結構グロだからなあ。
ひぐらし好きな奴らは大抵のものには耐えられるんじゃないか?
自分はひぐらしに鍛えられたよ…
584名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:39:59 ID:QGurUNKj
とりあえず、自傷行為を示すのは一行だけなので、
ここに投下しようと思います。

今えろしーんの寸前なので、
今日中には投下できるかな。
さっぱりといけるかどうかによりますが、
5レスほどでカタがつくなら今日中に投下しますので、
しばしお待ちをー
585 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:34:02 ID:QGurUNKj
とりあえず完成しました。
痛いのは始めだけなので、
目をつぶって我慢しててくださいw

7-8レスほどです。
586綺麗な手 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:35:03 ID:QGurUNKj
私は、はやる気持ちを抑えながら、いつもの病室のドアを開けた。
そのカーテンの先には……悟史くんが居る。
悟史くんは、ベッドの上に身だけを起こし、監督と話をしていた。
問診というやつだろう。

「あの、監督……入っていいでしょうか?」
「いいですよ、詩音さん」
その言葉だけで胸が跳ねた。
一歩一歩慎重に、悟史くんを驚かさないように……

「さ、悟史くん……おはよう」
「……誰?」
少し、言葉に詰まる。
「詩音……園崎詩音、覚えてる?」
「……ああ、魅音の妹か」
なんとなく、記憶の中の悟史くんと違う。
でも、目の前のこの人は……間違いなく悟史くんだ。

「詩音さん、悟史くんは……少々記憶の混乱が見られますので、
今質問は控えてもらえますか?
記憶の程度を今分析していますので……」
監督が耳打ちした。
悟史くんはそれを不審に思うこともなく、
ただぼうっと空中を見つめていた。

「は、はい……また来ますね」
「ええ、ぜひ」
監督は笑顔で私を送り出してくれた。
本当は……私が今入ってきてはいけなかったのかもしれない。
そんな気持ちを胸の中に抑えつつ、
私は駆け出した。
587綺麗な手 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:35:43 ID:QGurUNKj
次の日に診療所へ向かうと、
私がいつも同じ時間に来るのが分かっている監督が、
診療所の前で待ち構えていた。
「あ、詩音さん……あの、悪いんですが」
「まだ無理なんですね、いえいえ、悟史くんに会えるんですから……ちょっとの間ぐらい我慢しますとも」
「……はい、すみません」
今度は私が、監督を笑顔で診療所へと送った。

次の日も……その次の日も。
私は、一ヶ月待った。
その時間は、私が今まで待った時間よりもはるかに長く感じられた。
それでも悟史くんが居ると分かった後の期間は、
どこか寄りかかるところが無かった今までよりも充実していた。

だから……
私は。

生まれて始めて、手首を切った。


「詩ぃちゃん……腕時計なんかしてたっけ?」
レナは、恐ろしいぐらい勘がいい子だ。
私を放課後の教室に呼びつけるなり、
そう言った。
「……ええ、確かに今日からしてますけど、
それが何か?」

「……ごめんね、ちょっと気になったの」
「何が……です?」
こちこちと、時計の針の音がうるさかった。
その音が、この長い静寂がそれほど長くないものだということを、
嫌というほど聞かせてくれる。
588綺麗な手 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:36:18 ID:QGurUNKj
「あの、レナ……帰りますよ?」
「詩ぃちゃん、これ見て?」
いつも手首を曲げているレナが、
私にはっきりと、私の手についたのと同じものを見せてきた。
「……あのね、こんなことするのは、何かあったからだよね?
レナ、相談に乗るよ?」
私は、恥ずかしさに頬を染めた。

一緒に戦い抜いた仲間じゃないか。
それなのに、私は自らを集団の少し外に置いていた。
悔しかった。
悟史くんに会えたのは……皆を信じたからなのに。
悔しくて悔しくて、手首を切った時には溢れなかったものが、
目からぽろぽろと零れ落ちる。

「し、詩ぃちゃん……」
レナは、おろおろとしつつも、ごく冷静にハンカチを差し出してくれた。
「悟史くんのこと?」
どきっとした。
この子の勘は……鋭すぎる。
「……って、言われたの」
「何?」
「近づくなって……うぇ、っ……うううう、うぁああああああ!!!」

レナはそんな取り乱した私を……包み込んでくれた。
「大丈夫だよ……悟史くん、居たんだよね?
どこかに行ったんじゃないんだよね?
じゃあ、大丈夫だよ?」
「うぇえ、うぅ、うぇえええ!!」

背中をぽんぽんと、レナは叩いてくれた。
「好きなだけ泣いて?
でも、その後は笑お?
だって、詩ぃちゃんは今幸せなんだもの。
意中の人が、ちょっと遠ざかっただけだから」
589綺麗な手 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:36:50 ID:QGurUNKj
レナの言っている意味が……心の奥に染み渡った。
レナの好きな圭ちゃんは、お姉を選んだから。

「……男の子なんて、この世にいくらでも居るよ」
本当は、自分だって泣きたいはずなのに。
私は自分がまた恥ずかしくなって……
また泣いた。
「それに……女の子が好きな……女の子だって居るんだよ?」

突如として、私はより強く抱きしめられるのを感じた。
レナの鼓動がすぐ近くにあって、
この世に存在するあらゆる音より大きく聞こえた。
「詩ぃちゃん……私、一杯慰めたよね?
だから……私も慰めてくれる?」
レナの手が、少しずつ下へと這っていく。

「れ、レナ……?」
私が信じられないものを見るかのような目でレナを見ると、
レナはびくっとして、すぐに手を引いた。
「ご、ごめ、わ、私……何してんだろ?」
「い、いいですよ……レナを、慰めますよ……
でも、私……どうしたらいいか」
「本当にいいの? 詩ぃちゃん?」
真っ赤になったレナの顔が、急にいとおしく感じた。
「……ぅん」

私は、机を掴んでお尻を突き出す形になった。
レナが後ろから、私の胸に手を回していた。
右手は胸に……左手は、太ももに。
「はっ……くっ、れ、レナぁ」
それだけの行為なのに、
私の腰は抜けそうになって、がくがくと震えていた。
「詩ぃちゃん、かぁいいよ」
レナが囁くように言った。
そのまま、みみたぶを噛んで来る。
「あぅっ!」
590綺麗な手 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:37:22 ID:QGurUNKj
「詩ぃちゃん、感じやすいんだね……もう、大変なことになってるよ?
もしかして、毎日毎日してたのかな?」
「れ、レナ……おじさんみたいです……はくっ!」
レナが首筋を撫でてきた。
もうどこを撫でられたって、
私の全ての皮膚は鋭敏になって、
下着がずれただけで体が痙攣するようになってしまった。

「じ、焦らさないでッ!」
「詩ぃちゃんずるいよ……私はまだ気持ちよくなってないのに」
そういうレナの目は、とろんとしていた。
「嘘でしょ、レナ……」
私は机に座り、レナを抱きしめた。
そのままレナとキスをする。
唇へのキスだ。
本で見たとおり、舌を突き出してみる。
レナはそれに応えて、舌を付き返してくれた。

「あむぅ……にゅ、ちゅりゅ」
声にならない声を、口の間から出す。
レナの顔は再び真っ赤になった。
すごく分かりやすい子だ。
「レナ……胸をいじったことはあります?」
「……ぅん」
「包皮を剥いたことは?」
「詩ぃちゃんも……おじさんみたいだよ?」
「質問に答えない悪い子は、全部やっちゃいます」

私は、口でレナの乳房を責めた。
右手はレナの左胸に。
左手はレナの秘所に。
「あっ、あぅ……はぅぅぅ、だっ、詩ぃちゃん、いっぺんにはダメェ!」
レナは……一瞬にしてイってしまった。
また私はキスをする。
レナが窒息しそうだったので、今度はすぐに口を離した。
はっ、はっと苦しそうに、レナは肩を上げ下げしていた。
591綺麗な手 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:38:05 ID:QGurUNKj
「し、詩ぃちゃんにも……しないとね?」
レナは恐ろしい回復速度で、
私を押し倒した。
「あ、レッ!」
私はレナに犯される様に、机に仰向けに寝そべる形になった。
目に見えるのは教室の天井じゃなく、一面のレナの顔。
私はまた、唇を奪われていた。
しかも今度は、私が一方的に責め立てられている。
レナの無秩序とも言える、
痙攣するような手が、私の大事なところで震えていた。
口をふさがれているから、息をすることもままならない。

レナがやっと口を離してくれた。
私は大きく息を吸う。
「詩ぃちゃん、悟史くんに沙都子ちゃんのこと頼まれてたんだよね?
沙都子ちゃん、近頃詩ぃちゃんが全然かまってくれないって、
私に泣きついてたよ?」
レナは責める手を止め、今度は言葉で責めてきた。
「ぇ……あ、だ、だって……沙都子はもう大丈夫……」
「嘘だ」
レナがそう囁きゆっくりゆっくり、手を動かす。
私の中に指を挿入しようかどうか、迷っているように。

「詩ぃちゃんは沙都子ちゃんのこと……頼まれてたんでしょ?」
「は、はぃ……沙都子のこと頼まれてましたぁぁあ……あぅっ!」
突如として、レナが私の中に指を入れた。
「れ、レナぁ……」
突然の衝撃に……私は失禁してしまった。
「ご、ごめ……ぐすっ、うう」
「わ、私こそ……ごめん、考えもなしに嫌なこと言っちゃって……」
592綺麗な手 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:38:39 ID:QGurUNKj
「ううん、私が悪いんです、悟史くんのことばっかり考えて、
沙都子のことをないがしろにしてたから……
私が悪いんですぅぅぅ……」
「詩ぃちゃんは悪くないよ……私のほうが悪いもん。
失恋したからって……詩ぃちゃんに当たって……
魅ぃちゃんに似てるからってね……」

私たちは、雑巾で後片付けをした。
なんだが自分が情けなくなってくる。
こんな年になって、おもらししてしまうなんて……
「あ、あの、レナッ……その、今度は」
「今度は無いよ、詩ぃちゃん。
今度は私も、いい男の子を見つけるんだ」
レナはそういって、笑ってみせた。

「じゃ、じゃあ、その時はダブルデートしましょ、
レナなら絶対見つかる! 圭ちゃんなんかより、
万倍いい男が見つかるよ!
だって……」
「あっ」
私は、レナの傷ついた手を取った。
「こんなに綺麗な手をしてる」
レナは、また赤面した。


リハビリ室は、突き当りを曲がったところ。
あらかじめ位置は把握していた。
そのドアを叩かず、私は元気に開けた。
「おっはよー、悟史くん! 監督!」
「あはは、元気ですねぇ、詩音さん」
「むぅ、詩音、ここは病院だよ?」
私は、あの後苦労しつつも、なんとか悟史くんと普通に接せるようになっていた。
「悟史くんも、元気ですねぇ、さっすが朝」
「ふぇ?」
悟史くんは、私の言葉に騙されて、下を向いた。
「ひっかかったー!」
「む、むぅ……」

いま思えば、悟史くんの変化なんて、一瞬のことだった。
私は悟史くんの外見を見て恋をしてたの?
違う。そうだよね? レナ?

私は、レナの醜いけども……お料理やお裁縫や、
その他の努力で何年も頑張った手を思い出した。

綺麗な手 ―完―
593 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:42:42 ID:QGurUNKj
百合は難しい……
男の感覚で書いたら、もう全てが幻想になっちゃって、
すごく稚拙に見えてしまう。

今度からもう、ノーマルカップルを書こう。
594名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:43:36 ID:3vWd7Yt3
>>593
GJ!
百合好きな自分からしてみれば嬉しい作品でした!
でも、個人的に気になったのが詩音がレナを呼ぶときは呼び捨てじゃなくて
レナさんという敬称があった方が臨場感というか雰囲気が合ったかもしれないデス。
また作品かいてください!
595 ◆DzyKP0eLn6 :2007/03/27(火) 23:48:07 ID:QGurUNKj
ああ……詩ぃちゃんってレナ「さん」呼びだったっけ……
ごめん、詩音への愛が足りなかった。
魅音がレナって読んでたから、普通に書いてしまった。
昔も同じようなことで悩んでたはずなのに。
596名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 00:29:42 ID:zeaMPtRx
>>567
あなたが私にとっての絶対神です

やっぱり梨花ちゃまは(・∀・)イイ!!
ベッタベタのあっまあまな展開に期待しているのですよ☆
597449:2007/03/28(水) 01:11:30 ID:RVlr1cjC
とりあえず自分が書いてるのは次の投稿で終わる予定です。
散々マニアックな事したんで最後くらいは普通のプレイで終わ
らすつもりです。もし自分のSSで気分を害した方がいたらすい
ませんでした。
598名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 02:37:02 ID:gB7Yodd4
>>597
確かにマニアックと言えばマニアックだけど、俺的にはそう描写もきつくなかったと思うからそれは大丈夫だと思う。
過去にもこういうネタは何回か出てるしねー。
内容も悪くなかったと思うし……。

それよりも、次からは続くなら続く、終わるなら終わると書いておいて欲しい。
いつからレスしていいから分かんないから……。
あと、マニアックだと自分でも思うなら投稿する前に一言注意書きをよろしく。
それだけが俺の望みです。

と、いうわけで、最終回に期待なのですよ。にぱー☆
599名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 02:54:14 ID:x5BQ6P/l
>>595
GJ
呼び名だけど、いっそ圭一が魅音を選んだ世界=澪尽し編後って事にすれば
詩音がレナを呼び捨てするのもありえるかも

たしか澪尽しでは個人的に遊ぶほどレナと詩音は仲良くなってたはずだし
600名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 03:03:19 ID:+lnl5k6L
>>598
>マニアックだと自分でも思うなら
自覚がないようなので仕方がないのですよ、にぱ〜☆
ttp://mimizun.com/search/perl/idsearch.pl
news4vip / rCU0pnuC0
601名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 11:10:35 ID:vW9p8HED
あはは、449はうっかり屋さんだな。
特定される情報出して関連スレで愚痴るなんて、ちょっと迂闊だぞ?
こいつぅ(*´∀`)=σ)´Д`) プニ

マジレスすると(>>598も言ってるけど)
・「続く」等の投下終了メッセージがないから、割り込みになりそうでレスできない。
・レスしようか迷っているうちに雑談が始まったりして、結果として放置。
(・このパターンが続くと作品自体が空気化して、完結してもレスゼロだったりする)

長編の分割投下はともかく、短編は完成させてから一気に投下した方がいいよ。
ある程度の分量がないと、感想も書きにくいし。
602449:2007/03/28(水) 15:27:00 ID:RVlr1cjC
ああなるほど。ちゃんと続くか終わるか書いとくべきだったんですね。
以後気をつけます。
603名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 15:48:58 ID:+fqSKhfj
女性がスカートを短くするということは、明らかにその中身を他者に見せるという方向へ向けた行為である。
それは間違いなく、パンツを見られることを許可する、または見られたいという自己顕示欲的心理の表れである。
率直に言えば、スカートを短くする女はスカート自体穿かずにパンツになればいいのである。
自ら意図的にパンツを見せようと努力しているにもかかわらず、それを隠すという矛盾した行為には疑問符をつけずにはいられない。
女性下着のコマーシャルにも同様のことが言える。
つまり、一般性の極めて高いテレビというメディアにおいて女性下着を露出するということは、男性にも見られてもかまわない、または見られたいという欲求を見事に露呈しているではないか。
したがって、見せたいのであれば、女性は日常を下着で過ごしてもかまわないはずである。
女性の下着を見られることの羞恥心は矛盾している。下着を露出したいという欲求があるのだから、見られたくないという主張は詭弁と言えよう。
女性は、パンツを見られたくないのならば徹底的にスカートを長くするべきであり、逆に見られたいのならばスカートを穿かずにパンツ一丁になればよい。
女性は一貫性のある主張をすべきである。
604名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 15:53:59 ID:8a7w8mGz
うんそうだね
605名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 16:24:46 ID:T0nSxXgO
長いスカートを下から徐々にめくり上げるのがいいんですよ、んっふっふ
恥ずかしがらせつつ焦らしながら少しずつ!これ大事!
606名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 16:26:07 ID:wgP3xflL
警部通報しました
607名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 16:34:39 ID:x5BQ6P/l
スカートは浪漫の世界だからなぁ
608名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 17:55:02 ID:Vl5P1Tqx
パンツだけ見せられても。
やっぱスカートがないと。
609名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 18:27:43 ID:pdQDYB2J
やっぱり透けスカート
610名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 18:29:05 ID:vW9p8HED
前スリットからのチラリズム最強説を推す。
611名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 18:46:22 ID:QxNHzLrX
「今日のスカートはスリット入りなのです。これで圭一も悩殺鼻血ぷしゅーなのです。にぱ〜☆」

「お、梨花ちゃん。スカートが破けちゃってるぜ。直してあげるから貸してみな」
612名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 19:02:10 ID:88DwGnxZ
絶対領域
613名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 19:06:25 ID:d12KxzZP
>>611
いらんとこでKOOL発揮かよwww
614名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 19:20:02 ID:8V/0ysbA
>>611
裁縫できるのかKww
615名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 20:53:18 ID:Jd+UZaaX
>>611
はぅー、梨花ちゃんとレナのスカート、お揃いなんだよ……

ちょ、ちょっと圭一くん? 何するの!
616名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:00:53 ID:8a7w8mGz
「そういえばレナのスカートも破れてるな。直してやりからちょっと貸してみろよ」


(レナはワンピースです)
617名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:15:07 ID:Jd+UZaaX
>>616
も、もっとエロいじゃないか!
618名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:24:06 ID:vW9p8HED
>>617
むしろ着せたまま縫う方がエロいと思うのは俺だけか?
こう、椅子に座らせて、足を開かせて、その間に入ってぬいぬいするんだよ。
619名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:35:55 ID:Jd+UZaaX
>>618
「はぅ、け、圭一くん? それ、その……そういうデザインなの……」
「ああ、そうか、ごめん」
「で、でも……レナ、これ縫った方がかぁいいと思うな、思うな!」
「おう、じゃあ今度縫ってやるよ……明日でいいか?」
「……きょ、今日がいいんだよ、だよ」
「しかたねぇなあ、じゃあ、家まで行くよ。着てたら縫えないだろ?」
「着てても縫える方法……レナ、知ってるよ……」

こうですか?
わかりません><
620名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:36:16 ID:8tlzN0Pw
しかし裁縫の腕前は間違いなくレナ>>>超えられない壁>>>圭一
よって逆にしてみよう
621名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:41:18 ID:8a7w8mGz
「レナ、帽子が破れてるぞ。直した方がいいぜ」
622名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:42:00 ID:Jd+UZaaX
>>620
「圭一くん、ズボンの前……破けてるよ? 太ももの辺り……」
「え? あ、本当だ」
「ちょっと待ってね」
「うお、レナ、お前いっつも針と糸持ってるの?」
「うん……魅ぃちゃんも持ってるんだよ、だよ?」
「魅音がねー……でもさ、これ、履いてたら縫えないよな?」
「う、うん……脱がないと……ダメだよね」
「そ、そうか……ま、母さんにでも」
「ダメだよ」
「ちょ、レナ、離せって」
「圭一くんのズボンは……レナが縫わないとダメなんだよ」

こうですか?
わかりません><
623名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:30:42 ID:88DwGnxZ
詩音のロングスカートのスリットを縫う展開の方が可能性としてはあるんじゃなかろうか
624名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:35:47 ID:yFFnnGPi
「あれ、詩音お前スカートやぶけてるじゃん。ほら」
「あら……本当ですねー。もう、これ高かったんですけど。」
「俺が縫ってやるよ。へへん、これでも俺は裁縫は得意なんでな。いいか?」
「……あー、ちょっと待っててください。準備してきます。」
「準備……?」

「……圭ちゃん、準備できましたー。」
「おう詩音。んじゃちょっと失礼するぞ。ちゃっちゃっちゃ」

「……くすくす。上手くいったか。さーて貸しは作ったしどうしようかなー?」

みたいなことになる可能性大
625名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:41:04 ID:8a7w8mGz
夢も希望も無いな
626名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:47:07 ID:yFFnnGPi
>>625

「……貸しはいいや。今突撃しちゃおう。その方が面白いし。
はろろーん圭ちゃん。ありゃお姉、私のかっこなんかして何やってるんです?」
「し、詩音ー!?ななななんであんたが出てくるの!」
「え、お、お前魅音!?え?でもさっきまで詩音だったはずじゃ……」
「準備ってのはこれですよ。お姉に服を貸したんです。だってお姉は圭ちゃんふが」
「詩音ー!そっそれ以上口を開いたら殺してやるー!!」
「……なんだ、魅音なのか」
「え?」
「…俺は詩音だから直してやろうって気になったのに」
「それって、どういう……」
「詩音…」
「圭ちゃん…」
(・3・)「あれれー?」
627名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:55:06 ID:yFFnnGPi
>>621
「レナ、処女膜が破れてるぞ。治した方がいいぜ」
「や、破ったのは誰かな、かな」
628名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:58:26 ID:Bku9G89W
>>626
「ふ、不潔ですッ!」
「ち、知恵先生!」
「不順異性交遊は許しません! 委員長、号令ッ!」
「オス! 先生、お疲れ様であります! オス! 号令言わせて貰います、オス!」
「起立! オイッ! そこのお前! どこ起立させてんだ!」
「み、魅音……あ、足でッ!」
「ちょっと、お姉、圭ちゃんが可愛そうじゃないですか!」
「委員長、しばらく使えないようにしてあげなさい」
「オス!」
「う、うぁあああああ!」
「やめて! お姉! なんでもします、なんでもしますから!」
「じゃあ一万回ごめんなさいって言ってみなよ」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
629名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:08:46 ID:8a7w8mGz
>>627
この後魅ぃちゃんに「圭ちゃんがレナを押し倒してキスしてセクロスしたよ」
って言われたけど、覚えていない。
630名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:12:55 ID:Bku9G89W
>>629
(・3・)<レナが圭ちゃんを押し倒してキスして魅音とセクロスしたよ。
631名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:16:11 ID:x5BQ6P/l
まぁ圭一は運命すら容易く破る男だからな
処女膜なんて朝飯前だろ
632名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:25:08 ID:Bku9G89W
>>631
誰が上手いこと(ry

しかし、スカートネタがここまで伸びるなんて……
みんな想像力が逞しいんだね。
633名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:41:23 ID:yFFnnGPi
>>631
俺のダージリンを返せ
634名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:46:28 ID:w+3vLrze
>>627
レナ「圭一くんは悪い子、邪悪で不潔ッ!」
梨花「圭一たちがやってはならないことをやったのは、この際、どうでもいいのです」
圭一「違う!違う!それは・・・タマタマなんだ!」
レナ「なにがタマタマなの?」
635名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:06:02 ID:88DwGnxZ
一二三四 富竹ORジロウOR時報ORトミー 高野
の検索結果のうち 日本語のページ 約 34 件

そうそう自分の好みのシチュのSSなんか転がってないか…
636名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:07:30 ID:T0nSxXgO
ひぐらしのエロパロはここ以外だと滅多にないよな
637名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:30:57 ID:Uv+QBTNq
ここは色んな話が読めて楽しいよ
公式も悪くはないけど、ギャグテイストのものが多いからなぁ…
638名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:33:56 ID:THuss+du
どうみてもこれからエロシーン突入なのに、そのまま終わっちゃうんだもんなぁw
639名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:56:34 ID:daN7LVZX
誰のどの作品が、なんとなく思い当たるなあそれww
640 ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:04:52 ID:CrdoTTgv
雑談中すまんです。
相も変わらず梨花と沙都子の百合SSがまた書き上がったんですけど
途中までですが投下しても大丈夫ですか?
また懲りずに微妙に長いんですけど…(汗
641名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:11:22 ID:daN7LVZX
お待ちしておりました。よろしくお願いしますです。
雑談中は、基本的にいつでも投下OKです。
642 ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:15:54 ID:CrdoTTgv
ありがとうございますー、それではお付き合いお願いします。
ネタ中に生理ネタが思いっきり出てきますんでそういうのが苦手な方はNGワードとやら?
に入れてもらえるといいかと思います。
643眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:17:21 ID:CrdoTTgv
 ある夏の終わりに沙都子と結ばれた。
 思いもしない未来に戸惑ったけれど、それでも沙都子と共に歩む毎日はそれまで以上にきらめいて見えた。
寝るのも惜しいくらいに一秒でも長く起きて沙都子と一緒に何かを過ごしていたかった。それは沙都子も同じ
だったのだろう、結ばれたあの日からというもの私たちはお互いの欲を満たすようにお互いを欲した。
 基本的に沙都子が極端な恥ずかしがりなのか、事に及ぼうとするともじもじとしてしまうため毎度の事とは言え
私は常々その些細な可愛らしさで簡単に理性を吹き飛ばして、沙都子を押し倒すという形が当たり前となっていた。
なので常に攻めの立場だったから沙都子が一方的に攻められて疲れて寝てしまうというのが普通だったし、
不満に感じる事はなく沙都子が私の手により日に日に開発されていくのを見守るのもまた一つの楽しみだった。

 今までの世界で稀な確率で起きていた事柄、―それは沙都子に初潮が訪れるという事。今回の世界、
つまり今私が生きている58年の夏を越えた世界ではその事柄は訪れてなくて、私より成長の早い沙都子の事だから
きっと早いうちに初潮を迎える事があるだろうと思っていた。
 繰り返される世界で沙都子が初潮を迎えた事は指折り数える程度だったけれど、その時期は大体統一されていて
学年が上がってすぐ…つまりは4月か5月にはもう既に大人の身体の準備が整い始めていた。…んだけど今回は
まだその予兆がないためなんとなく不思議な感じがする。まあ、輪廻の世界で私が死んでからすぐに来ていたのかも
しれないしそこは分からないけれど、今の世界では予想もつかない事ばかりが起こるのでもしかして私のほうが
早くきてしまうんじゃないか?と変な期待を抱いてしまっているのも否めない。――どうせ杞憂に終わるんだろうけど。
 前に沙都子は男性との性行為については私以外のほとんどの女から教育を受けていたと言っていたくらいだし、
多分女の身体についてだって教えてもらったりしてるんだろうから私が悶々と気を揉む事もあるまい。
確かに本当はそれは私が教えてあげたかったのもあるんだけど、別にそんな事で嫉妬なんかしてない。
するわけない、だって沙都子はもう心も身体も私だけのものなんだからそんな些細な事でやきもちなんか
妬いたりなんてしないんだから!……私ってこんなに独占欲強かったのね…。
644眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:18:44 ID:CrdoTTgv
***


 季節は初秋。瑞々しい緑で彩っていた草木も段々と秋めいた色に変わり、頬を撫でる風も心なしか
冷たく感じる今日この頃。時刻は14時過ぎて日差しも心地よく、お腹の具合も満腹で非常に眠気を
誘ってくれる素敵なお昼寝タイム…なわけなくていつもの教室でいつもの仲間と顔を合わせながらの授業中。
 ちらりと遠くを見れば魅音はゆらゆらと船を漕ぎ始めて、圭一はレナと仲良く勉強中…かしら?
レナの顔つき的にはかぁいいモードの片鱗が見える、って事は多分授業に関係ない雑談か。
そして私の隣には愛らしい眠気顔の沙都子が睡魔と闘いながら算数のドリルを解いている。
どう考えても贔屓目にしか聞こえないと思うけれど沙都子の表情は百面相かと思えるくらいにころころ変わり、
そのどれもが可愛いので沙都子を見ているのは全く飽きない。あーこの子が毎晩私に攻められて泣きながら
許しを請うているなんて、知ってる人いるわけない…わけじゃないんだった。
 事の発端は沙都子がつけたキスマークのトラップ。あれはトラップって呼べるのかそれすらも不思議なところだけれど、
まずレナには速攻見つけられちゃうし圭一に気づかれるわ、そうしたら仲間外れに怯える魅音は食いついてくるわで
結局暴露する羽目になってしまった。
 本当は誤魔化しきれるはずだったんだけど、ああいう時の沙都子は非常に狼狽しやすくて結局袋小路にあってしまったし
…まぁ仕方ないか。それに仲間内に知られていれば身内では厄介事は起きないだろうし、色々面倒な事があったらどうにかなるでしょう。
 ―不意にじーっと見る私の視線に気づいたのか沙都子が顔をあげて私に問いかける。

「梨花ぁ? ここの問題解けまして―…ってあら、真っ白じゃありませんの」
「み、みぃ〜! 今からやろうと思っていたところなのですよ」
「…全く、毎晩遅くまで起きてるから頭が上手く回転しないのではありませんの?」
「みー☆ 沙都子がもっともっとと強請った事を忘れるとは見上げた根性なのです」
「べっ、べべべべべ別に私は…ッ!」
「それが本当かどうか確かめるためにも、今夜は寝かせないのですよ☆」
「ひっ…り、梨花ぁ〜」

 この年頃にしては口達者な沙都子だけど沙都子の生きてる年齢より倍以上の長さを生きている私に
歯向かおうだなんて100年早いわよ。あうあうとどこかの神様みたいな口癖のような言葉を吐きながら涙目の沙都子は、
私の嗜虐心を刺激してしまうわけで、結局こんなやりとりが行われなくったって今夜も沙都子は私に泣かされる運命だろう。
今日は私に歯向かったって事で少し焦らしてあげるのもいいかもしれないわね――なんて悦に浸っていると日差しを遮る黒い影。
645眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:20:04 ID:CrdoTTgv
「今夜は、じゃなくて今夜も、の間違いじゃないのか?梨花ちゃん」
「はうぅ〜レナも、レナも混ざりたいなっ☆はうっ!」
「くっくっく! レナが混ざっちゃったらとんだ悲劇になっちゃうんじゃないの〜?」
「みぃっ! 沙都子には指一本触れさせませんなのですよ」

 今日も何も変わりなく楽しい毎日だ。魅音たちの机も持ってきてお弁当を食べる時と
同じように5人の机を合わせて圭一を中心としての自習を続行する。…そうでもしないと
知恵がでっかいコンパスとか三角定規やらT型定規やら色々用いて脅しにかかってくるし
…今やってるところは今まで習った事がないところだったので、圭一達に気軽に聞けると
いう利点もあって最近はこれが普通になってきている。
 この授業時間が残り何分残っているか分からないけど大好きな仲間達と過ごせるので
あればそれは何の苦にもならないんだからこれもまた不思議なものだ。とりあえず手始めに
目の前の算数ドリルをやっつけてしまうとするか。





 習わなかった事を学ぶのはとても楽しい。いつもいつも同じ内容の授業しか聞いてなかった
から勉強なんてする気にもならなかったけれど、今は何を見るにも聞くにもするにも楽しくて
こうやって教えてもらえるのも楽しい。

「うん、そうやって約分して…」
「みいー! 出来たのです」
「梨花ちゃんは覚えがいいからすぐ出来ちゃうね、はう〜」
「みぃっ☆」
「圭一くん、沙都子ちゃんの方は――」
「しーっ」
「…?どうしたのですか圭一」

 私はレナに、圭一は沙都子に、そして魅音はレナと圭一にという感じでいつも自習を行うのだが
大抵は沙都子の方が賢いため早めに終わらせて待っている事が多かった。まぁ、あれだけ想像も
しないトラップを思いつくのだからそりゃ私よりも脳の構造が少しは複雑に出来ているんだろう。
…の割りに約分ミスだったり漢字の書き間違えだったりとトラップ同様最後の詰めが甘いのはいつもの事だけど。
 実を言うと一人で沙都子に対抗心を燃やしていた私は沙都子より早く終わらせるという事に勉強の
やりがいを見出していた。しかも今日は私の得意な分数の計算だったから調子も良かったし今日こそは
勝ったなと鼻をならしてみたのだが――
646眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:21:17 ID:CrdoTTgv
「はぅ…、沙都子ちゃん寝ちゃってる…」
「ドリルはとっくに終わっていたんだけどな、どうも身体の調子が優れないって言って臥せってたらそのまま…」
「あはははー決しておじさんが解くの遅いっていうわけじゃないんだけどね〜」
「みー…朝は調子悪い素振りなんて見せなかったのです」
「うん…レナも沙都子ちゃんが具合悪いなんて気づかなかったくらいだよ」
「もうこの時間も終わりだろうし少し寝かせてやろうぜ」
「ね、ね! 圭ちゃん圭ちゃん、こっちってさ―…」
「心配しなくても大丈夫だよ、梨花ちゃん。何かあったら私たちもいるし監督達もいるんだから、ね?」
「…みぃ、ありがとうなのですよレナ」

 ――数分後圭一の言った通り授業終了の鐘が鳴った。沙都子は気だるそうに身体を起こし、
机を戻してまた机に突っ伏して寝てしまうのだった。





「さあさあ部活の時間だよー!」
「よーし魅音、この間の借りを返させてもらうぜっ!」
「くっくっく上等だよ圭ちゃん、この魅音様に適うと思ったら大間違いさっ!」
「はぅ〜レナも負けないんだよっ!監督全監修の元作られたメイド服を圭一くんに着させてお持ち帰りぃ〜☆」
「みぃーっ! ボクも負けて圭一にお持ち帰りされないように気をつけるのです」
「な、ななななんでオレが梨花ちゃんをお持ち帰りしなくちゃならないんだよっ!?」
「みぃ〜それは大人の事情というやつなのです、にぱー☆」
「り、梨花ちゃんと圭一くんの大人の事情…はぅ…」

 魅音のバイト事情だったりレナの宝探しだったり、圭一の家の事情だったりと何だかんだで延ばし延ばしに
なっていたため部活はしばらくお預け状態となっていた。そのおかげで沙都子と二人でいる時間が増えたから
それはそれで構わなかったのだけれど、昼過ぎからあまり元気がない沙都子を見ているのも正直少し辛かったので
この部活を機に少しは元気を出してくれたらいいなという願掛けもあった。

「あの…盛り上がっているところ大変申し訳ありませんけれど、私本日の部活お休みさせて頂きますわ」

 おずおずと自分の荷物を持ちながら訴える沙都子の申し出でその願掛けもものの数分で打ち砕かれてしまった。
ここにいる誰もが沙都子がきっとこう言い出すだろうと予想出来た事とは言えやはり落胆の色は隠せない。
部活はメンバー全員が揃っての行事だから例え自分抜きで気にしないでやってくれと言われても、
はいそうですかと言って行うわけではなかった。…となると、沙都子が休戦宣言しているという事は
今日の部活はお流れになってしまうんだろう。
647眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:22:23 ID:CrdoTTgv
「まだ体調優れないのかな…?かな?」
「ええ…大した事でもないとは思うんですけれど、万全の体勢で部活に望めないのも口惜しいですし」
「そうだよな、オレにこてんぱんにやられてからじゃ言い訳出来ないもんな」
「ほほほっ! 圭一さんに勝つ事はあっても負ける事なんてありませんのよ? 本日のところは次回に備えて
体力温存しておいてくださいまし」
「みぃー沙都子、帰る用意が出来たのですよ」
「あら…梨花は部活をなさってくださってても構わないんですのよ? 私ちゃんと一人で帰れますから」
「ボクと沙都子は地獄の底までお付き合いする仲なのです。離れたくても離れられないのですよ、にぱー☆」
「じゃ、じゃぁ沙都子ちゃんの事は梨花ちゃんにお任せしても大丈夫かな?…かな?」
「任せてくださいなのですよ、沙都子には指一本触れさせないのです」
「くっくっく! それは頼もしい限りだねぇ〜それじゃ梨花ちゃん沙都子の世話頼んだよ」
「沙都子も今日は早く寝るんだぞー」
「わざわざご丁寧に…、圭一さんこそ夜中に裸の女性が描かれた本なんて読まずに早く寝るんですのよっ」
「ぐ…っ何故それを…」
「をーほっほっほ! それでは皆さんごきげんあそばせ」
「また明日ー! なのです」

 教室を出るとそっと沙都子が手を寄せてくる。弱いところを見せたがらない沙都子が唯一私にだけ弱いところを
見せてくれる。その小さな心細い手を優しく包み手を繋ぎ昇降口を通り帰路へと向かう。沙都子の手はいつもより
何となく温かく感じた。ひょっとしたら熱があるのかもしれない、家に帰ったらすぐ布団敷いて寝せよう。


***


 家に帰ると急いで布団を敷いて沙都子を寝かしつける。沙都子は本当に大した事ありませんのよ、なんて世話を
焼く私に心配をかけさせまいと色々言い訳をするのだけれどそれに構わずお粥を作ったり、具合を聞いたりとなんだ
かんだしている間に気づけば夜にもなっていて、話し相手のいない食卓も味気なく、テレビを見ていても寝込んでいる
沙都子が心配で気が向かないため少し早いとは思ったけれど床につこうと決めた。
 襖をそっと開けて奥の部屋を覗いてみると隙間から入る光に気づいたのか沙都子がこっちを見てぎこちなく微笑む。
その笑顔にほっと一息つき並べた布団にするりと身体を潜り込ませた。ここ最近というもの布団を二間敷いていても
一つの布団で一緒に寝るのが普通だったから、こうやって一人で一つの布団を占領するといつもと違って少し寂しい感じがした。
――こんな事考えてるのはきっと私くらいよね、と乙女街道な思考に苦笑してしまう。
648眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:24:02 ID:CrdoTTgv
「梨花…今日は一緒の布団で寝ないんですの?」
「え?あ…、体調不良の沙都子にまでは手は出せないのです。だからボクは沙都子の寝顔を
遠くで眺めながら寝る事にしますです」
「…そうですの、…離れて眠るのは寂しいですわね……」
「沙都子? 心細いですか?」
「…ええきっとそうなんでしょうね、いつも一緒に寝ていたからなんだか少し…」
「だったら一緒に寝ましょうなのです」
「……いいんですの?」
「いいも悪いも沙都子の体調を気遣っての事なのです、だから沙都子が大丈夫ならボクも沙都子
と一緒に寝たいのですよ」
「ありがとうございますですわ、梨花」
「礼には及ばないのですよ、ボクも沙都子も同じ気持ちというだけの話なのです」
「そうですわね…」

 思いがけない沙都子の言葉に正直心が躍った。別に交わる事がなくたって一緒の布団で寝れる
というだけで嬉しい。きっと季節の変わり目からの影響で体調を崩してしまったんだろうし、明日も
まだ調子が悪かったら入江のところに行けばいい。最近例の症状は大分落ち着いてきているし2,3日も
ゆっくり休めばまた復活してくれるだろう。沙都子が元気になったら嫌っていうくらいまた愛してあげればいいだけの事
なんだから、今日はゆっくり沙都子を休ませてあげよう。
 もしかして…ひょっとするとここ最近の行為は少し激しすぎたのかもしれない、大体連日連夜だとさすがの沙都子も
身体にガタが来てしまうだろう。いくら求められているとは言え多少なりとも気遣いというものは必要よね、でも一度
イッちゃった後の沙都子の反応が私のツボをゴスゴスと刺激しすぎるから私も暴走しかけちゃうわけで…いや暴走して
しまうわけでついつい二度三度では飽き足らずそれ以上のものを与えてしまうのよね。あの快楽と辛さが入り混じった苦悶の
表情が何とも言えなくて、もっともっと見たくなっちゃうし、それに最近の沙都子は快感度数(造語)が明らかに上がっていて
何をしても感じちゃうし、やだやだなんて言いながら止めちゃうともっとしてくださいましなんて涙声で縋ってくるくらいなんだから
一概に私ばかりが悪いというわけではないのよね。…ってなんでこんな事で私いいわけじみた事言ってるのかしら、とりあえず
今日から沙都子が回復するまでは我慢するしかないわね。――うーんでも、沙都子と一緒に寝れるって分かっただけでここまで
テンションあがるなんて私も相当ゲンキンだったのね。また新たな自分の一面を知ったわ。

 沙都子の温もりのある布団へ身体を滑りこませる。私とは違う沙都子の匂いが鼻腔をくすぐっただけで胸が切なくきゅんっと鳴いてしまう。
きっと前よりももっともっと沙都子の事好きになってるんだろうな。
 いつもの癖で沙都子の方を向いて身体を寄せる。ちらりと上目遣いで沙都子を見ると…あら?この表情は――…
649眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:26:27 ID:CrdoTTgv
「…沙都子…どうしたのですか?」
「どうもしてないですわよ…」
「本当に? …ならどうして涙目なのですか?」
「そ、それはきっとあくびをしてしまったからですわね…」
「ふぅん…? …それならどうして沙都子のパジャマがこんなに乱れているのですか?」
「あ、暑くて…少しずらしてしまっただけですわ」
「暑い…? 沙都子、身体が熱いのですか?」
「…ん、え、あ…そうですわね、少し熱があるのかもしれませんわ」
「沙都子、手を出してください」
「え、ど、うしてですの?」
「もう一度言いますですよ? 沙都子、手を出してください」
「あ、あの…あの、梨花…」
「沙都子…手を出しなさい」
「……はい…」

 散々沙都子の表情は目に焼き付けているから大体この顔の時はこういう事を考えているな
というのは、なんとなく分かるようになっていた。私が勝手に百面相と称している沙都子の表情
はまだまだ見たことがないものもあるけれど今私の目の前に見える沙都子の顔、どう考えても
具合の悪い顔つきではない。これは寧ろ―…

「手、濡れてるわね」
「……あの、梨花…」
「沙都子、貴方具合が悪いんじゃなかったの? まさか嘘だったなんて言わないわよね?」
「具合が悪かったのは本当ですのよ、なんだか異様な眠気にとり付かれてしまって身体全体が
本当にだるくて腰もお腹も頭も痛かったんですの」
「じゃあなんでこんなことしてるわけ?」
「分からないんですの、身体が熱くて…梨花に触れてもらいたくてどうしようもなくなってしまったんですの」
「だからって…自分で自分を慰めるなんて…」
「……」
「沙都子の言ってくれた事は凄い嬉しいけれど、でも身体が本調子じゃないんだから少しは自粛しなさいよ…」
「…梨花、それじゃぁあの…私のお願い聞いていただけませんかしら」
「私に出来る事で沙都子の負担にならない事なら聞いてあげない事もないわよ」
「ええ、梨花にしか出来ない事ですから安心してくださいまし」
「…て、もしかして…沙都子あんた…!」
「…お願いします、私を抱いて下さいませんか」

 ――私の勘は大体当たる。それは一度見た世界の出来事だから。私は古手の巫女で
オヤシロ様の使いだから予知が出来るとまで思われている事もある。
 ――私の推測はまあまあ当たる。それは何回も繰り返した人生があったから。私は100年
生きた魔女だから外見の年齢とかけ離れた事も言える。
 ――私の沙都子論は結構当たる。それは私がずっとずっと沙都子を見続けていたから。
私は生まれてから沙都子だけを見て沙都子だけしか好きにならなかったから沙都子マニアという言葉も似合うだろう。

「…だからってホントにそう言ってくるとは思いもしなかったわ…」
「…だめ、ですの?」
「だ、ダメって言うわけじゃなくて、こっちからしてみればカモネギ状態だから全然オッケー寧ろご馳走様、
的な状況なのは確かよ?確かなんだけど…でも沙都子の身体の調子が悪いと言ってるんだからまた無理
させてしまう事もあるんだし…」
「でも私…梨花が…欲しいんですの」

 ――完全ノックアウトです。そんな涙目で頬染めて言われて断れる輩がいるだろうか?いるわけがあるまい。
 ということでそれでは古手梨花、参らせていただきます。
650眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/03/29(木) 01:28:01 ID:CrdoTTgv
と、とりあえず凄いもったいぶったところでぶった切りますー。
また1万文字書き溜まったら投下しにきます。
それでも続きが気になる方は沙都子の匂いを表現してください。
個人的にはミルク推奨。

いつも導入部分が長くなってすみません、それではお付き合い頂き感謝です。
651名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:29:48 ID:oMJuAjCl
最後の行吹いたw
百合苦手だからあんまり読んでないけどとってもおいしいワッフルをありがとう。
完結まで頑張ってくれ
652名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:47:21 ID:Uv+QBTNq
ラブラブで読んでるこっちまで幸せになったのですよ
653名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:16:16 ID:5dSmK/UH
百合スキーの俺には、嬉しい小説だ!
654名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 03:11:47 ID:THuss+du
>>650
ええもの見させてもらいやしたw

220 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/04(日) 01:59:53 ID:GOIusEa2
これを見て創作意欲が沸いた方。この辺りのネタを利用して投下してください、それだけg(ry
月刊スケジュール

3/4【魅×詩の日】【三四の日】

3/5【巫女の日】

3/07【魅×レナの日】

3/14【悟史の日】

3/15【沙都子の日】

3/26【魅×ジロウ】

3/28【みぃにぱ〜☆の日】

3/31【魅×みぃ(梨花)の日】

みぃにぱーの日は過ぎてしまったので、魅×みぃの日に期待
655名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 04:29:24 ID:jpz5CegQ
鷹野×圭一
は、どうだろうと考えた俺は何ですか?
これが実現したら、前フリはどうなるか、見てみたい気もする
656名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 09:42:31 ID:L08DV+BL
>>635
……おじいちゃんと三四さんとジロウさんの3P?
流石に、それはマニアックでは。

しかし、富三四SSって非エロでもあんまりないよな。
富竹が尻込みするぐらいベタベタに依存している鷹野が大好きなんだが。
……まあ、こっちはまだいい、一応同盟もあるし。

入江×沙都子も好きなんだが、どこまでも続く不毛の荒野って感じだ。
657名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 10:06:35 ID:2NEswCMD
よし…俺頑張って入江×沙都子と茜×圭一頑張る
658名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 10:48:50 ID:++PaIlRa
>>657
どんだけ頑張るんだw
659名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 13:31:07 ID:tliRp8rz
綿流し編での圭レナなんかを妄想する俺は確実に異端。
エロ切なく出来そうなのがなんとも言えない。
660名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:09:59 ID:2NEswCMD
茜×圭一書いた。拙い文章で今は反省している


四時頃から投下予定
661名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:26:21 ID:AeyMNwxp
>>656
単にみよちゃんと呼ばれて頭撫でられてビックリして
あぅあぅしつつも、癒されて落ち着き取り戻す展開が見たかった
一二三より小泉のおじいちゃんとの方が(ry 冗談ですごめんなさいw
662名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:28:08 ID:EbCqqQVR
>>659
いやそれがいい
663名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 15:00:21 ID:vwEXqHrW
>>660wktk
664茜×圭一:2007/03/29(木) 16:24:16 ID:2NEswCMD
遅くなりましたがそろそろ




「義母さん…やっぱりいけませんよこんなこと」
「大丈夫さね。魅音も鬼婆も今日は帰ってこないんだ。たまには親子水入らずで楽しもうじゃないか」


そういうと唇を重ねる


「義母さん…」

二人の舌が激しく絡み合う

「おやおや?もうこんなになってるのかい?」

圭一の股間に手を伸ばす。圭一のオットセイは既にはち切れんばかりに大きくなっていた


「義母さん…!そこはまずいっすよ!」
「そんなことないさ」
「でも…仮に義父さんにばれたら…」


仮にばれれば間違いなく二人ともけじめをつけることになるだろう。しかし茜はそんなこと関係ないとばかりに圭一のオットセイを口に含む


「義母さん!ああっ!もう!」


茜の老獪なテクニックで圭一はあっさり絶頂に達してしまう
665茜×圭一:2007/03/29(木) 16:26:14 ID:2NEswCMD
>>664







茜は圭一のそれを飲み込むと、着ているものを脱ぎはじめる


「義母さん…何を…」
「何をって、あんた自分だけ気持ち良くなって満足したつもりかい?」
「でもこれ以上は…」
「ここまできたんだ。いまさら変わらないって。覚悟を決めな」
「わかりました…」


そういうと茜の秘部を舐めはじめる


「んっ!」
「義母さん、濡れすぎですよ」
「はぁっ!はぁっ!ふん。生意気なことを。まだガキのくせに」
「ガキ?そのガキに触られてこんなに濡らしてる義母さんは相当な淫乱ですね?」
「んっ!この…言うじゃないか」
「ん?そろそろイキそうですか?どうぞイッちゃってください」
「あ、もう…」


盛大に潮を吹いて茜はイッた
666茜×圭一:2007/03/29(木) 16:28:37 ID:2NEswCMD
>>665



「圭一君、そろそろ…いいだろう?」
「ええ、いきますよ」


そういうと茜の中に自分のオットセイを挿入する


「あっ!圭一君…」
「か、義母さん…くっ!」
「もっと、もっと突いて!んっ!」
「うっ!義母さんの中良すぎて俺…もう!」
「そうかい!遠慮せずに中にきな!」
「わかりました。出します…!」


一気に腰の動きを加速し茜の中に出す


「よかったよ。圭一君」
「はぁ…」
「心配しすぎだよ。あたしたちが喋らなきゃばれないんだ」




終わり
667名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 16:30:00 ID:2NEswCMD
拙い文章で正直すまんかった
668名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 16:53:13 ID:L08DV+BL
>>661
そんな可愛いSS希望だったのか、悪い、マニアックだったのは俺の脳だ。



>>667
茜×圭一、お疲れさま。

入江×沙都子、期待してていいんだな?
この荒野に雨を降らせてくれるんだな。
669名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 19:12:16 ID:2NEswCMD
>>668茜×圭一以上に難しそうだが頑張ってみる
670名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 20:36:01 ID:lCEhk9h1
>>650
ワッフルワッフル。スプーン1杯のさとうとクリームが溶けてる人肌のミルクに、早春の梅のような紅色のにおいがほんのり混ざってる感じ。ワッフルワッフル

沙都子って重そうなイメージあるから心配だな。
梨花ちゃまいたわってあげてくれー。
671名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 20:38:23 ID:xInNrsHJ
>>654
き、君は魅ぃによってお風呂に沈められた梨花ちゃまが見たいのかッ!
672名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:20:31 ID:iDqtwpVv
>>671
見たくないと心の底から言い切れる人間は少ないと思う。
ええ、俺だって見たいですよっ!梨花ちゃまには悪いと思うけど、それでもオットセイが反応しちまうんだよう。orz
673名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:43:16 ID:hJeg0L6N
「あわあわーなのです、気持ちいいですか? 魅ぃ?」
「うん、上手いよ、梨花ちゃん」
「上手くないと金シール貰えないですよ」
「そうそう、もっと上手くなったら、借金どころかお金も貰えるからね」
「みぃ? どういうことなのですか?」
「うーん、男の人にこういうことしたらさ、
一杯お金が貰えるんだよ。
私は刺青があるから出来ないけど」
「みぃ……魅音かわいそかわいそなのです」

こうですか?
そういうお店に行ったことが無いのでわかりません><
674名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:48:29 ID:5dSmK/UH
刺青があるばかりに、そういうお店どころか
銭湯にも行けない魅音、カワイソスw
675名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:52:32 ID:hJeg0L6N
しかし、地の文入れなくても分かるもんですね。

クセでついつい地の文入れようとしてしまうけど、
小ネタぐらいなら地の文邪魔だし。

ところで雛見沢界隈には銭湯あるのだろうか。
輿宮だったらあるか。
676名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:52:35 ID:AeyMNwxp
鹿骨市内ならコネで入れそうだ
677名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:07:11 ID:hJeg0L6N
やっぱり圭ちゃん受け書いてる人間としては、
鷹圭は書いとくべきでしょうか。
ネタが湧いて出てきたんですけど、
>>672の股間のテントをがっかりさせて強制代執行させるという選択肢も……
678名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:08:13 ID:Ju45F1ox
俺と一緒に貸切で混浴するから平気だよ
679名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:43:40 ID:qesiGELm
いやいや俺が
680名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:05:11 ID:vru9lcET
>>677
じゃあ鷹悟はどうだ?L4にまで下がった少年の性欲チェックとか
681名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:10:05 ID:5B5nKupo
治療薬の副作用としてL5から落ち着く時に一時的に性欲うpの
海綿体膨張率のうpがあるわけだ
682名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:34:18 ID:di8fRXko
志村ー!沙都子沙都子!!
683名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 01:05:18 ID:i9ikj7F8
全身性感帯になる方が萌えるな俺は
>>418みたいな
684名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 01:26:37 ID:5B5nKupo
>>682
沙都子は運良く戻れて悟史は戻れてないってのがあるから
悟史の治療薬は沙都子のとは別モンになるだろ
685名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 02:56:34 ID:8sC/5Mo9
てっぺい☆×知恵留先生のSSを思いついたので、書いてみた。
ただし、エロというよりグロに近いかもしれないから注意。
686名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 02:58:18 ID:8sC/5Mo9
 血を噴出して崩れる男を前にして、知恵はじっと佇んでいる。その手は血塗れの包丁を握りしめ、まるで凶行の余韻を楽しむかのように、かすかに震えている。
 はぁっ、と恍惚の吐息を漏らす彼女は、今しがた自分の取った凶行を思い起こすと、凄惨な笑みを浮かべるのだった……。






「こんにちはぁ……北条さん、いらっしゃいませんか……!」

「なんじゃいね、おどれは。やかましか、とっとと失せぇ!!」

 知恵はこの日、大事な生徒である沙都子が、親権者であるらしい実の叔父に虐待を受けているという情報を確かめるため、北条家へ向かった。
 沙都子と特に親しい友人たちが、沙都子の叔父を殺害するなどと物騒な事を騒ぎ立てていたぐらいだから、それは間違いないであろうという予測は十分にしていた。
 しかし、日本は法治国家である。確たる証拠なしに闇雲な訴えを起こすわけには行かないのだ……そういう信念の元に、知恵は勇気を持って北条家へと向かった……はずだった。しかし。

 目の前に出てきた男、北条鉄平は、知恵がこの世で最も嫌悪する条件をいくつも兼ね備えているような人物であった。
 知恵は、その姿を見て震えた……それは、柄の悪い男に大声でまくし立てられる事に対する恐怖からではなく、彼女の価値観ではとても認める事のできない、醜悪な物体に対する憎悪の念による震えである。

 知恵は鉄平と相対するまでは、一個の良識ある大人として、そして生徒を導くべき教師としての使命感から、あくまで法治国家である日本の憲法と法律のルールに乗っ取って、この問題を解決するつもりでいた。

 そもそも沙都子の問題に関しては、雛見沢分校赴任当初からの課題だった。常に知恵を悩ませてきた最も大きな問題だったのだ……せっかく、時が和らげてくれたと感じた傷を、今更に蒸し返してくれた存在。
 つまり鉄平には、実をいえば圭一たちよりも遥かに恨みの感情を持っていたのだった。

 そんな鉄平と一つ言葉を交わすごとに、ぷつり、ぷつり、と張り詰めていた良識の袋を締める緒が千切れていく……。それでも知恵は良識を止めようと抵抗を試みる。
 
「私、雛見沢分校教論の知恵と申します……沙都子さんはいらっしゃいますか。今日、彼女が学校をお休みしましたけれど、連絡がなかったもので何かあったのかと思いお伺いさせていただきました。
 プリントとかをお渡ししたいので、少しだけ、お話をさせていただけませんか?」

「あぁん、ガッコのセンセぇ……?」

 いかにも、気に食わないといった風に語尾を上げて威嚇するような声を出す鉄平。知恵は食い下がるが、その反抗に激昂する鉄平は口汚い罵りを次々と知恵に浴びせていく。

 止めようとした良識が、音をたてて頭の外へ流れ出ていく……。


「すったらん……沙都子のやつは風邪で熱ぅ出しとるん! それくらい知っとけアホが!」

(嘘だ)

「……うんうん唸っとるんね! それを会わせられるかいボケ!」

(なら、朝に連絡を入れればいいでしょう)

「それにわしは忙しいんよ、木っ端役人の相手しとる暇はないんね!」

(忙しい? 仕事もロクにできない男のくせに)

「ったく、こんダラズが! つまらん事に手間ぁかけさせよって……!」

(つまらない、ですって?)

「おぉ! ぼさっとしてぇ聞いとんのかぁ、おぁぁ!?」

(…………)
687名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:00:35 ID:8sC/5Mo9
 そして鉄平の口から再びダラズの言葉が飛び出た時、最後の良識の緒がプツン、と途切れる音が聞こえた気がした。
 知恵は連日の沙都子の問題で緊張状態に陥っていた精神が、逆に異様なまでにおだやかなものへと転じていくのを感じながら、しかし、ふつふつと黒い欲望の火が爆ぜていく感覚を覚える。

 生徒たちの言う通り、殺してしまえ、と悪意がささやく。

 普段の知恵なら何を恐ろしい事を、と一蹴するはず思考が、今は不思議と心地がよい……それどころか、汚いごみを掃除するのと同じように、鉄平というごみを血みどろにしてゆく想像上の自分がとても魅力的に見える。

(ああ、そうか。簡単な事……コレは人間じゃない……。そうだ、そうだ。北条家というのは、ごみ扱いだったじゃないか……村人だけじゃなくて、私の大事な仕事も邪魔してくれる、粗大ごみ。
 ……何を今まで遠慮していのだろう。ごみなんだから、どのようにしても構わない。目障りなら、殺してしまうのが良い)

 歪む思考が知恵の精神を掌握する。とどまっていた良識は全て押し流され、それを抱えていた部分すらも総動員して鉄平を殺害するための手段が計算されて、次々と浮かんでは消えていく。

 しかし、体力で勝る男を力ずくでどうにかするには無理がある……油断を誘わないとならない。なぜかいらいらして妙な痒みが走る首筋を掻き毟ると、ふと一つのアイデアが頭に浮かぶ。

(そうだ、このスケベそうな男なら)

 知恵は色仕掛けを企んだ。間違いない選択であろう……基本的に男は色魔なのだ。そして幸い、というべきかどうかは解らないが、知恵は容姿については自信があった。
 うまく迫れば、この程度の男なら簡単に落ちてくれるだろう。気があるそぶりを見せて、寝技でも使えば隙が生まれるはずだ。

 そうと決まれば話は早い……知恵は瞳の奥に黒い火を宿すと、わずかに頭を下げて表情を作って、再び鉄平の視線へと顔をさらす。それでも他人の心の機敏など髪の毛一本ほどにも介さない、この男にはまったく感づかれなかったようだ。
 知恵は純白のワンピースのネックに手を掛けて、ぐいっとずり下げると、あいも変わらずわめき散らす鉄平に向かって、

「もちろん……タダで上がらせろ、なんて言いませんよ」

 と、豊かな胸の谷間を見せて鉄平ににじり寄る。

「わからんダラズやなぁ……! ん……ほ、ほぉぉ?」

 するとやはり、下半身と脳が直結している様な男なのだろう。色のある仕草を見せた途端、その態度が豹変する。知恵はしてやったりとばかりに微笑むと鉄平に、どうですか? と問う。

「ん……まぁ、センセがそこまで言うんなら、しゃあないわなぁ……せやけど、実は沙都子の奴は今、いないんね。買いも……ちゃう、診療所や。さっき診療所へ連れてったん。藪医者めが時間かかる抜かしよってん、一回帰ってきたんね」

 さきほどまであんなに拒絶していたくせに、若いオンナを家にあげるなら悪くないとばかりに、見え見えどころか先ほどの証言と矛盾している嘘をつらつらと並べ立てる鉄平に、知恵はさらに黒い火を燃え上がらせる鉄平。

 普段の知恵なら、たとえその話が真実としても、保護者が病気の子供を施設に一人置いて帰ってくるとはどういう了見か、と怒鳴ってやりたい気持ちを抑えるのに必死だった事だろう。
 しかし、もはやそんな事はどうでも良い。今の知恵は沙都子の様子を確認するのではなく、鉄平をこの世から消し去る事が目的なのだから。ゆえに彼女はそんな感情を一切、顔には出さず、逆に鉄平の論調に合わせるかの如くしらっと言いはなつ。

「そうですか……お迎えにいくまで、中で待たせてもらってもよろしいでしょうか?」
688名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:03:57 ID:8sC/5Mo9
 勘の良い……いや、勘が良くなくとも常識的な人間なら、知恵の言う事に矛盾を感じるはずだろう。沙都子に用事があるなら、直接診療所へ出向けば良い話なのだから。
 だが、知恵に擦り寄られて鼻の下を伸ばしている鉄平は、そんな破綻した論理すらも欲望を満たしたいがため、自分の有利な様に解釈していく。

「おぉおぉ、わしも今帰ったばかりなんね、まぁだ時間もかかりよるわなぁ……そいで良ければ待っとれ」
「では、お言葉に甘えて……」

 にやにやとしている鉄平を連れ立って知恵は北条家へと足を踏み入れた。広い家ではあるが、どうやら沙都子が居ないのは事実の様だった。といっても、診療所へ連れて行ったというのは嘘だろう……さきほど言いかけた通り、幼い彼女を使い走りにしているに違いなかった。
 鉄平に誘われて居間へ案内される間、知恵は後の展開をだいたい、あらすじ立てていた。内容としては、こうだ。

 鉄平の目的は、あわよくばうまい事して知恵の肢体を貪ってやろう、という事に違いない。そうであるなら、こちらがその企みに乗じてやればいい……とはいえ、あまりに明け透けでは、さしもの鉄平にも怪しまれる恐れがある。

 そこでまずは、適当に沙都子の事を気にかけるふりをして、会話を成り立たせていく……そうこうしている内に、会話のベクトルを自分の方に向けさせて旦那なり、彼氏なりと死別したとか、失恋したとかで傷心している最中だと伝えるのだ。
 もちろんブラフだが、そう言う事で鉄平の「あわよくば」の目論見を加速させてやるのが目的だ。雛見沢唯一の教師として、それなりに名前が知られてしまっているので、旦那よりは彼氏の方が信憑性があっていいだろう。

 ここまで行ったら後は、実は男日照りしている……とでも言えば、獣欲を最大に刺激できるだろう。まるで三流のアダルト小説じみた、お粗末な筋立てだが、この男相手のお膳立てとしては十分だ。
 話が佳境に入る頃には沙都子の事などはすっかり忘れて、自分に掛かりきりになっているはずだ。

 後はこちらも多少、損害を被らねばならない。この醜悪な生き物と同じ空間にいるだけでも吐き気がするのに、それに抱かれようとするのは相当に勇気のいる事だが、しかし、そうすれば最大の油断を生み出す事ができる。
 どんな生き物も情事の最中ほど無防備になる時間は無いのだから。

 そして、頃合を見計らって……。









「んっんんっんぅっ……」

 汚く散らかされた居間に、これまた掃除もせずに敷かれたままの布団の上で知恵は産まれたままの姿となり、同じく裸一貫になった鉄平の上に乗った形で、そのやや肥えた体に赤い舌をつつつ、と走らせる。
 下腹部から胸にかけて丁寧に舐め回しながら、空いた手は大きく反り返ったペニスの根元にぶら下がる睾丸をやわやわと揉みしだいていた。

 対する鉄平はあまり経験豊富では無い知恵の初々しさが新鮮なのか、女教師と寝るというシチュエーションに燃えるのか、はたまたその両方か……ともかく女を抱く事だけは慣れきった彼にしては、いつになく興奮した様子だった。

 案の定、鉄平は知恵の怪しげな誘いにまんまと乗ってくれた。ちょっと頬を紅潮させて、しな垂れかかってやっただけで、もうその気なのだ。知恵はなるほど、男を手玉に取りたがる女の気持ちも解らなくもないな、と思ったが、相手が鉄平ではその楽しみも激減だ。
 そして切なげな目で鉄平を見つめるふりをしながら、さきほど目をつけておいた凶器になりそうな物をちらりと見やる。

(果物ナイフ……か。ふ、ふ、ふ……)

 恐らくは、リンゴでも沙都子に剥かせたのだろう、赤い皮がそこかしこに散らばっていた。
 ともかくは、殺傷能力に秀でた凶器が手の届く範囲に置いてあったわけだ。まさしくおあつらえ向きだと言える。後は、なんとかして鉄平の油断を誘って首を掻き切ってやればいいだけだ。

(それまでは、かりそめの馴れ合いを演じるのも悪くはないわ)

 知恵は心でほくそ笑むと、改めて鉄平に媚びを売るかのような表情を浮かべて甘い声をあげる。
689名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:07:07 ID:8sC/5Mo9
「んんぅ……鉄平さん、逞しいんですね。特に、ココとかぁ……」
「おおぅ。わしのソレに満足せん女はおらんねぇ。えっへっへ……」
「私も、満足させてくださるのかしら。ふふふ……サービスしますね」

 ちゅぷっと舌を放して上体を反らすと、そのまま鉄平の下半身へと頭をスライドさせる。すると目の前に、確かに逞しいといえるペニスが激しい自己主張をしながら知恵を挑発していた。洗っていないのか、異様な臭いが鼻につく。
 知恵は、これをナイフで切断したらどうなるだろう……と妄想しながら生ぬるい息を吐きかけると、亀頭をぬちゃぬちゃとねぶりまわし、
適当に唾液に塗れたところで口を大きく開くと、いきり立つペニスを飲み込んでいく。

「うぅん……あむ、むむ、むう」
「センセ、清純そうな顔して激しいねぇ……前の彼氏にもこんな事しとったんかぁ?」

 ムードもへったくれもない鉄平の言葉に、知恵は内心で毒づきながらストロークを加速させる。そもそも鉄平が雛見沢にやってきたということは、噂の愛人に捨てられでもしたのだろう。
 どうせ、溜まっているのだろうから、さっさと一発出させて大人しくさせてやろう、と目論む。

 案の定、鉄平は知恵が少し激しく愛してやると、あっけなく精をその口の中へ放った。断りなしにいきなりだったので、少しむせたが吐き出さずに全て飲み込んでやる。

(どうせあと少しで消える命だから、今の内にくだらない征服欲でも満たしてあげます。ふふふ……)

 鉄平も若くはないので、さすがに一発放った直後に再び襲いかかってくる様な事はなかった。こうなれば、若い知恵の方にイニシアチブがある……。
 鉄平を休ませるつもりもない彼女は、今度はその大きな乳房で萎えた鉄平のペニスを挟み込むと、無理やり奮い立たせようと擦り上げる。

「まだ休むには早いですよ……ほぉら、勃たせてください。私、もう濡れちゃってるんですからぁ……」

 それは効を成して、誘惑の言葉と乳房で刺激を与えるたびに、ペニスは硬度を取り戻していく。胸の中で再び熱をもっていくのを確認すると、知恵はわざとらしい笑みを浮かべて鉄平に口付けするとペニスを数度しごいて、

「素敵……ふふ、もう我慢できません。入れさせてもらいますね」

 と、赤くした顔で言いながら腰をペニスの上に持ってくると、ゆっくりと高度を下げていく……。やがて、知恵の秘裂にあてがわれたペニスが、ずぶりとその中へと飲み込まれていった。
 先ほどまでの威勢はどこへやら、鉄平はうぅ、と呻くと与えられる快楽に身を任せて腰を振り始める。それに気をよくした知恵は、鉄平の上で激しく上下しながら言葉で彼を責めていく。

「うふうふ、意外に可愛いんですね鉄平さん」
「こ、こんダラズが……ガキでないんじゃ、猿みたいにすりゃええってもんじゃ、ないんね」
「私、鉄平さんみたいに経験豊富じゃ無いんです。全部吸い取とるまで、止めませんよ……ふふふ」
「かーっ……しばらく来ない内に、とんだ淫乱教師がおったもんね」
「うふふふふ……」

 六月らしく湿気った空気をさらにじめじめとさせて、知恵は組み敷いた鉄平を思うがままに貪っていく。
 鉄平というろくでなしのごみを弄ぶ感覚が楽しくて仕方が無い……こんなに浅ましい欲望が自身の内に潜んでいたのかと驚きながらも、後に待つ血の祭りに胸を高鳴らせ、あられもない声をあげてよがり狂う。

「あんっ、あひっ、ひいっ、うぅっ」
「くっウウ……センセ、ちょい待っ」
「ンン……! だ、だぁめ。うふうふふ止めてあげないあげません、あなたは懺悔でも……してなさい!」
「だ、だめじゃ……うぐっ、出る」

 何かに憑かれたかのように、ひたすら腰を振りたくる知恵に、いよいよ根を上げ始めた鉄平が二回目の射精感を覚える。さすがに子供はまずいと思って知恵を除けようとするが、しかし彼女の細い体からは想像もできない怪力で押さえつけられてしまう。
 その間もなお、知恵は尻を何度も鉄平に押し付けて、彼の体液を貪ろうとする。

 この時、知恵の脳裏には恐ろしい想像が映写されていた。

(この男の子供を引裂いてやるのも面白い)
690名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:08:50 ID:8sC/5Mo9
 そんな知恵の黒い欲望などつゆ知らず、ついに堪え切れなくなった鉄平は知恵の中に勢い良く子種となる精液を噴出し始めた。知恵は熱いモノが下腹部に流れ込んでくるのを感じて、
大嫌いな汚物にまみれる妙なおぞましさから来る恍惚感を味わいながら、彼女もまた絶頂を迎える。
 お互いにかすかに痙攣しながら、獣の様な結合の余韻に浸る。

 だが、知恵は意識をやってしまっている訳ではない。この後に、最高のメインディッシュが待っているのだから……知恵は力尽き、鉄平の上へ倒れこみながら、さっと右腕を翻して目をつけておいた果物ナイフへ手を伸ばす。

 荒く息をしている鉄平の首に、ナイフを持っていない方の左腕を回すと、抱きつくふりをして、首を動かせない様に固定する。目を逸らさない様に、鉄平に微笑みながらキスをねだると、激しく舌を絡ませてその意識をかく乱する。

 そして、音も無しにナイフを持ったもう片方の腕を鉄平の首筋へと近づけていく……。

「ンっ……うふ、とっても……気持ちよかったですよ」
「そ、そうじゃろう……」

「えぇ…………ゴミにしては」

 その呟きと共に、右腕がぐわっと動くとナイフが鉄平の首へと突き刺さる。突然の知恵の豹変に何が起こったのかも解らずに、遅れて走る首への激痛に鉄平は鶏をシメたかの様な、奇怪な絶叫をあげて暴れようとするが、
知恵は落ち着いて刺さったナイフをそのままぐるりとねじ回すと、力ずくで真横に引裂いていく。硬い肉を調理する時の様な、ぐりぐりとした感触が知恵の手にはしる。

 鉄平の絶叫は、すぐに喉からごぼごぼと吐き出される真っ赤な血へと変わり、布団の上を鮮血に染めていく。むわっと吐き気を催す鉄分の悪臭が辺りに広がり、知恵もまた返り血を裸身に浴びるが、臆すること無く念入りに首を切断していく……。

「ひ、ひひ、ひ」

 しかし大量の血を浴びて錯乱したのか、知恵は空気が漏れる様な奇妙な笑いを漏らす。もし、その表情を普段の知恵を知る他人が見れば悪鬼の様なそれに恐れおののいた事だろう。
 そして、血と油に邪魔をされて果物ナイフは完全に首を切断するまではいかなかったが、満足のいくまでナイフを走らせる頃には、鉄平は痙攣するだけの肉塊と化していた。
691名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:11:23 ID:8sC/5Mo9
 血液でぬるぬるになった手で、それでも首筋を掻きながら、おもむろに立ち上がって鉄平の骸を見下ろす。すると、

「これも、もう要りませんね」

 そういって、足で先ほどまで自分を貫いていた鉄平のペニスを踏み下ろす。ペニスが破裂して潰れる、
ぐちゃりとした嫌な感触を確かめると満足げに頷いて、数歩引き下がった。

 首から血を噴出して崩れる鉄平を前にして、じっと佇む知恵。その手は血塗れの包丁を握りしめ、まるで凶行の余韻を楽しむかのように、かすかに震えていた。
 はぁっ、と恍惚の吐息を漏らす彼女は、今しがた自分の取った凶行を思い起こすと、凄惨な笑みを浮かべる。

 しかし……


 その後ろから、がしゃがしゃと騒々しい音が知恵の耳に入る。ふっと振り向くと、

「ぃぃぃ……ひぃぃぃい……!!」

「あら、北条さん……」

 いつの間にか、腰を抜かしたのかその場にへたり込んで動けない沙都子が居た。
 見れば、左右に大きなスーパーのビニール袋から、様々な商品がぶちまけられていた。先ほどの音の正体は、これだろう。

 しかし知恵は、殺害の現場を見られたというより、新たな標的を見つけたといわんばかりに、
猛禽類の様な目で沙都子を捕らえると、口だけ笑ったまま彼女へ近づいていく。

 沙都子が恐怖のあまりに泣き叫ぶが、知恵は無言でその細い首にゆっくりと血塗れの手をかけていく……。


 ――ソウ ホウジョウハ ゴミ。



SSタイトル「知恵発症」

END
692名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:37:02 ID:1zmbOSxj
これは久々に名作といえる
GJ!
693名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 04:58:49 ID:A05OT9Ln
発症ものもいいんね。
694 ◆o2UNZnwfxA :2007/03/30(金) 06:02:35 ID:SwSb77ER
亀田×(ケーキ)×魅音。

ケーキで女体盛りです。
亀田も魅音も変態プレイにノリノリです。

最終的にほぼカップル成立なので、苦手な方は全力でスルーしてください。
IDかトリップのNG登録を推奨します。

※客観的に見ると、行為自体は薄いです。
胸元は舐めていますが、乳すら揉んでません。脱衣もなしです。
フェチ気味な方なら楽しめます。
695 ◆o2UNZnwfxA :2007/03/30(金) 06:03:28 ID:SwSb77ER

結局のところ、魅音は詩音に甘かった。

風邪を引いているというのに、少年野球チームのマネージャーをしに行くといって
きかない詩音の代わりに、魅音はベンチで記録付けをやっている。
なぜか隣には亀田がいた。
「んー、6−7でうちの勝ちっすね。」
「いやー、6−6で引き分けでしょ?」
本当は6−5で雛見沢ファイターズの勝ちだと言いたかった魅音だが、現在の試合の
流れからは引き分けが濃厚だった。
「いくらなんでも、タイタンズの逆転勝利はないでしょ。」
大抵のことなら、魅音は人並み以上に器用にこなせる。
日頃たいして野球に興味のない彼女ではあったが、試合の流れはほぼ掴めているつもりだった。

亀田が、どこか優越感を含んだ笑みを浮かべる。
「魅音さん、今日は臨時でしょう? メンバーの実力が掴み切れてない。」
「はぁ? それを言うならあんただって、毎回タイタンズを見に来てる訳じゃないでしょ。」
「まあ、俺はシロートじゃありませんから。」
かちんときた。
「…へぇ、言ってくれるじゃない。」
不敵な笑みに、亀田は鼻先で笑って返す。
「言ってくれてるのは、魅音さんの方じゃ? 左腕の亀田を舐めてもらっちゃ困ります。」
「ふーん? …賭ける? 引き分けだったら、高校で一日、語尾に『だにゃー』を付けること。」
ぷちぷちとニキビの浮いた体格の良い男子高校生が、語尾に『だにゃー』。
えもいわれぬ破壊力のある絵面だった。
「いいっすよ?」
亀田はあっさりと了承する。

「じゃあ、俺の読みが当たってたら…モート服でケーキ皿になってください。」
「…はいっ!?」
魅音は声をひっくり返らせて、亀田の方を向いた。
「…くっ、ははは。」
亀田はおかしそうに笑い始めた。
「いやー、Kの言う通りっすね?」
にやにやと笑いながら魅音を見下ろす。
「強気に見えて、その実、メンバーで一番逆境に弱い。って。」
魅音の顔がどんどん赤くなる。
(か、からかわれた…?)
正に『こんな奴に…くやしいっ!』という心境だ。
「何の話? おじさん、別に、動揺とかしてないけど?」
頬から赤みが抜けていないことに気付かず、余裕のある口ぶりを装っている。
そんな魅音の態度に亀田の笑いが納まるはずはなく、彼は腹を抱えて肩を震わせた。
「…いーよ、お皿でしょ? ケーキでもプリンでも盛りつけてやろうじゃないの。」
意地になった小学生のような口調に、亀田が少々笑いを引っ込める。
「いや、いいっすよ? そうだなー、俺が勝ったら、魅音さんも語尾に…。」
「ケーキ皿で結構!」
代案を出そうとした亀田を、魅音がやけっぱちに拒絶した。
696 ◆o2UNZnwfxA :2007/03/30(金) 06:04:11 ID:SwSb77ER

試合は魅音の読み通りに進んだ。
終盤にさしかかった段階で、スコアボードは6−5。
「あ、一応聞いとくけど、このまま終わったら、罰ゲームはお流れでいいよね?」
「っすね。まあ、こっちが勝ちますけど。」
「にゃーにゃー言わせるの、すっごく楽しみー。」
「皿になってもらうのは、流石に気が引けるんすけどねー。」
次が最後の一球。
打席に立ったタイタンズ選手は真剣な顔でピッチャーを睨んでいる。
(ホームランはない。ヒットがそれて、キャッチ、ランナーが一人滑り込み)
カン!
魅音の眼前で、彼女が予想した通りの光景が展開された。
ファイターズ選手が、その身体能力を活かした早さで走り込み、球を捕らえ…。
(嘘!)
投げようとして取り落とした。
慌てて拾い上げ送球したが、タイタンズの選手がホームを踏むのには間に合わない。
「あの5番の投げ込み練習が足りてないのに…気付いてなかったんすね。」
落とすとまでは予想しなかったけど、と亀田が呟く。
「ファイターズは、技術より身体能力で乗り切ってますからね。選手の癖を掴んだら、あとは…。」
「日曜は?」
「…はい?」
「次の日曜、私の家でいい? ケーキはあんたが用意して。」
魅音はまっすぐに前を見つめたまま、亀田を見ようともしなかった。
耳まで真っ赤で、そんなに恥ずかしいのなら断ればいいのに、と彼は思った。

部活外の事とはいえ、一度決めた罰ゲームを覆すのは魅音の呻吟が許さない。
(た、たかがお皿じゃない。有田焼にできることが、私にできないっていうの!?)
女体盛り、という単語が頭をかすめた。
ぼふっと頭から煙が出た…ような気がした。
(だ、だ、だ、大丈夫。さいわい婆っちゃは出かけてるし、目撃される危険は…)
広い家に二人きり、という言葉が頭をかすめた。
(い、いや、いくらなんでも興宮の人間が園崎家で狼藉は…)
…念のため、詩音を呼ぼうか? 考えたところでチャイムが鳴った。
タイムアップ。
(…確かに、私って逆境では頭の働かなくなるタイプなのかも)
抵抗感を振り払うように、魅音は勢いよく玄関に向かった。

「…。」
ケーキの箱を手に、亀田は呆然としていた。
「い、いらっしゃい…。」
エンジェルモートの制服に身を包み、頬を染めてうつむいている魅音に…。
「って、そんな格好で出てくるもんじゃないっす!」
挙動不審にあたりを見回し、逃げ込むように魅音の背を押した。
「な、なんでもう着替えてるんすか?」
「え? だ、だって、来てから待たせるのも悪いかなって。」
「そんなところに気を回さないで欲しいっす!」
この服装を指定したのは亀田なのに、と釈然としないものを感じながら、
魅音は彼を客間に案内した。
697 ◆o2UNZnwfxA :2007/03/30(金) 06:05:07 ID:SwSb77ER

エンジェルモートの制服は、きわどいデザインの割には肌の露出は少ない。
胸元から肩、背中上部、スカートとニーソックスの隙間、あとは手首から先ぐらいだ。

うつぶせにして背中に乗せるか、いっそ両手で受けてもらってお茶を濁すか。
亀田が考えていると、魅音がウエットペーパーで胸元を拭き始めた。
プラスチックの容器には大きく『除菌』と書いてある。
思考が停止する、という感覚を亀田は生まれて初めて理解した気がした。
胸元を拭き終わった魅音は、卓に上体を横たえた。
「ど、どうぞ。」
…胸元を皿にしろ、という意思表示だろう。
(いやいやいやいやいやなんで普通にそこなんすか!?)
亀田は雛見沢分校の罰ゲームの熾烈さを甘くみていた。
スクール水着で下校。犬耳首輪付きで商店街までお買い物。そういったことが
ごくごく標準的に行われている中で『皿になれ』と言われて、手を差し出して
終わらせよう、などと考えるはずがなかった。
「…あの、早くすませて欲しいんだけど。」
魅音が両目をぎゅっと閉じて、恥ずかしそうに訴える。
「え? あ、はい…。」

どうしてこんなことになってしまったのだろう?
亀田は、なんだか自分の方が羞恥系の罰ゲームを受けている気分だった。
「…あの、タルトとムースとシューがあるんですが、どれに?」
「そ、そんなの自分で決めてよ!」
緊張からか、魅音は叫ぶように言った。
そして、小さくうめいてから、ささやくように続ける。
「…でも、柔らかいのにしてくれると、嬉しい。」
亀田はケーキ箱の中を凝視し、チョコレートのムースケーキを選択した。

小さな丸形にふわふわのスポンジケーキを敷き、こっくりとした茶色のムースを
流しこんで固めたケーキだ。薄いハート型のチョコレートが飾ってある。
それは、言ってみれば、魔性のゴスロリ少女。
触れれば壊れてしまいそうな繊細さで、その実、男を虜にして放さない濃厚さを持っている。

亀田はケーキからフィルムとホイルをはがし、魅音の胸元に置いた。
「んっ!」
魅音は小さく震え、うっすらと目を開けて置かれた物を確認した。
呼吸に上下する胸の動きに合わせて、ムースケーキがふるふると揺れる。

亀田は眼前の光景に、電撃に打たれたような衝撃を受けていた。
「少女 on the 少女…。」
感嘆の声が口をつく。
理解した。
自分は野球のエースになるために生まれてきたのではなかった。
少女に少女を乗せるために生まれてきたのだ。

時間よ止まれ、お前は美しい。
698 ◆o2UNZnwfxA :2007/03/30(金) 06:05:59 ID:SwSb77ER

亀田の恍惚の時間は、他ならぬ少女の声によって破られた。
「…あの、食べないの?」
「た、食べ、食べても?」
「…なんで疑問系? 早く、食べちゃってよぉ…。」
懇願するような声音に、亀田の脳髄を衝撃が駆け抜ける。
早く少女を食べてしまえと、少女が急かしている。
某フリーカメラマン並に清らかな体を保有している彼にとっては、もはや禁断の領域だった。
「…い、いただきます。」
スプーンを取り、魅音の肌を傷つけないように注意しながらゴスロリ少女に差し入れる。
すくい取った物を、そっと口に運んだ。
亀田の口中でゴスロリ少女が溶けた。深い苦みと、それを補ってあまりある、重みを
感じさせるまでの甘さ。息苦しいほどのカカオの芳香が亀田を蹂躙する。
『…ねえ、あたしって美味しいでしょ?』
否定の言葉が返る可能性を微塵も考えていない、傲慢なまでの自信。
彼女の味は、それを許すだけの力を持っていた。

彼女に誘われるまま、亀田は大胆にスプーンを進めた。
「ん…。」
バランスの崩れたケーキが、ぺちゃり、と胸の上に倒れ込む。
「ひゃん!」
冷たく濡れたムースの感触に、魅音が悲鳴を上げた。
魅音の上に倒れたゴスロリ少女は、体温にとろけて肌の上を流れ始めた。
「ふぁ…やぁ。」
流れる感触に、魅音はくすぐったそうに身をよじる。
倒錯的な光景に、亀田は感動すら覚えた。
魅音を汚していくゴスロリ少女、それを今から汚す自分。
(俺、生まれてきて良かったっす!!!)
欲望に身を任せて、亀田はチョコレートムースケーキを完食した。

ほう、と安堵のため息をついた魅音の胸元に、亀田が口を付けた。
「え? ええええええ!?」
ぴちゃぴちゃと無心に、彼の舌がチョコレートムースの流れた跡をたどっていく。
「…あ、あのさ、お皿を舐めるのは行儀悪いんじゃないかなって、んん、ん…。」
先ほどのムースとは違う、熱くぬめる感触。
男の顔が間近にあり肌を舐められる、という初めての状況に、魅音はパニック寸前だ。
「大丈夫、誰も見てないっす。…お代わりしても?」
「…い、いよ。」
部長として、ここは立派に皿を勤め上げようと思った。
(平常心、へーじょーしん!)
心の中で繰り返す。
(私は有田焼! 備前焼! 美濃焼!)

亀田はバナナクリームタルトを取り出した。
大きな丸いタルト型で焼いた台に生のスライスバナナとクリームを詰め、六等分に
切り分けた形状をしている。
それは、言ってみれば、カナダの片田舎の牧場で育った純朴な少女。
バナナの断面の点々はさながら少女が気にしているソバカスのようで、控えめな
ホイップクリームの縁取りは、お下げに結んだ白リボンのようだ。
699 ◆o2UNZnwfxA :2007/03/30(金) 06:07:12 ID:SwSb77ER

丸いタルトを放射状に六等分すると、その先端角度は60度である。
60度。
それは、計算し尽くされた角度といってもいい。
「ん…。」
タルトの先端角は、魅音の胸の谷間にぴったりと納まった。
(…It's、パーフェクト!)
はじめからそこに存在していたかのように、魅音とタルトは見事に調和していた。

角度60度の奇跡。
亀田は震える手で、スプーンを掴んだ。
バターの香るクッキー生地。バナナの甘さはどこか気弱なところがあり、融和すべき
クリームもまた、初雪のように儚い口溶けだった。
バナナの香りとクリームのミルク香が、少女のあどけなさを際立たせる。
『…あの、わたしで満足できますか?』
そうであればいい、と願うような、どこまでも自信のない態度。
自分の持つ魅力に気付いてすらいない、そんな彼女が愛おしい。

「ん、ぅう。」
しっとりと湿ったクッキー生地と、スプーンの冷たい感触に魅音は翻弄された。
(え? なんで、私、たかがケーキに…)
タルトの乗せられている箇所に意識が集中する。
もう、タルトのことしか考えられない。
「あ…さくって、してる…。」
「この店のタルトは最高なんすよ。」
口元に付いたクリームを拭おうともせず、亀田が答えた。
彼はタルトの陵辱が終わると、クッキー生地の欠片が落ちたままの胸元に
シュークリームを乗せた。
柔らかな感触に、魅音が切なげなため息をつく。

シュークリームは、言ってみれば…。

亀田は、そこに少女の姿を見いだすことができなかった。
シュークリームは少女ではない…これは、神の食べ物だ。
天恵のごとく、彼は理解した。
…あるいはどこからか、毒電波が飛んできたのかもしれない。

完成されたフォルム、内包するクリームの重さを感じさせない軽やかなシュー皮の質感。
振りかけられた粉砂糖の白は、神聖さの象徴だ。
店頭では何の変哲もなかったシュークリームが、雛見沢に来る事によって聖別された。

亀田の喉がごくりと鳴った。
これはもはや神域だった。
神域を、侵す。
700 ◆o2UNZnwfxA :2007/03/30(金) 06:08:19 ID:SwSb77ER

恐怖と興奮に、亀田は震えた。
魅音が潤んだ目で彼を見上げる。
彼女は何も言わなかった。けれど亀田には、彼女の望んでいることが分かった。
その手にしたスプーンで、脆いシュー皮を突き破れと。
限界まで張り詰めているカスタードを、胸元にぶちまけろと。
ほとんど命令するような切実さで懇願していた。
応えるように、亀田のスプーンが閃く。
「ああっ!」

切り裂かれたシュー皮から、一呼吸遅れてカスタードがあふれ出た。
「ひゃ、あ、つめたぁ…。」
流れる速度はムースの比ではない。
とろとろと肌を覆われる感覚に魅音が喘ぐ。
スプーンでカスタードをすくっていては、到底間に合わない早さだ。
二口目で、亀田はスプーンを捨てた。
胸の上に覆いかぶさり、シュークリームに口をつける。
カスタードをすするじゅるじゅるという音に、魅音は顔を赤くした。
「は、あう…、やあ。」
シュークリーム越しの口の動きに、びくりと反応してしまう。
中身をすすり終えると、亀田はシュー皮をくわえた。
シュー皮が引っ張られて、カスタード越しに肌の上を擦る。
「あ! ふぅ、ん…。」

シュー皮を完食すると、亀田は魅音の肌の上のカスタードを舐め始めた。
魅音は手を口に押し当てて、声を殺そうとしている。
「ん…んん。」
亀田はカスタードの広がった範囲にくまなく舌を這わせた。
胸の上のから鎖骨のくぼみ、首のあたりまで…。
魅音の肌はどこもきめ細かく柔らかで、マシュマロに似た舌触りだった。
「…ふう、ごちそうさまっした。」
「ふえ? …あ、おそまつさまでした。」
カスタードを舐め終わった亀田は体を起こし、魅音の手を取って卓から下ろさせた。

しばしの沈黙の後、高揚から冷めた二人の顔が赤く染まった。
「お、おそまつさまってのも変だったね私が作ったわけでもないのに…。」
魅音は糖分の残る胸元をウエットペーパーで拭きながら、早口で言った。
「い、いや、結構なお手前で。」
亀田も訳の分からない感想を口走る。
「あ、ゴミは…。」
「捨てとくから、そのへんに置いといて。」
「はい。じゃ、じゃあケーキも食べたんで、これで…。」
「あ、あの!」
魅音の声が、帰ろうとした亀田を引き留めた。
「はい?」
彼女は向こうを向いたままだったが、耳の色から未だ赤面していることは疑いがない。
「…あの、亀田くん、この服…好きなの?」
質問の意図が掴めず、亀田は困惑する。
こんな気恥ずかしい状況下で、好きだと即答するのも気が引けた。
「…嫌いでは、ないっすね。」
「じゃ、じゃあ。…これ着ていったら、また、お皿にしてくれる?」
絞り出すような魅音の言葉に、亀田はノックアウトされた。

<終>
701現在464KB ◆o2UNZnwfxA :2007/03/30(金) 06:11:01 ID:SwSb77ER
以上です、お疲れさまでした。

前作への感想ありがとうございました。ノシ
702名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 09:10:15 ID:WLMkqhnK
>>701
アホすぎるwwwwwwwwww
でも、これはこれでかなりアリかもしれんな。
703名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 11:14:28 ID:TPWld3Nw
何でもいいから、沢山書いてよ。
704名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 11:20:26 ID:TPWld3Nw
>>701
とても笑えるww
こんな感じでも、アリだな
705名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 12:29:30 ID:i9ikj7F8
俺の中に亀魅が開拓された
706名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:00:18 ID:4Vg+Of7t
これは私が学生のころ、友達(Nちゃん)から聞いた実話です。
Nちゃんの小学校から付き合いのある友達「魅音ちゃん(仮名)」が体験した、本人にとってはすごく辛くて悲しい話。
魅音ちゃんは小学校に上がる前にお父さんを亡くしてしまい、
お母さんはその後再婚もせずに働きまくって魅音ちゃんを高校はもちろん、大学にまで入れてくれました。
でも、無理がたたって倒れてしまいました。
それでも身体が良くなるとまた働きはじめて、そしてまた倒れて…。そんなことを繰り返しているうちについに起き上がれない身体になってしまいました。
そして自分がもう長くないと悟ったお母さんはお守りを1つ魅音ちゃんに手渡し、
「ごめんね魅音。ひとりでも頑張るんだよ。でも、どうしても辛かったり耐えられなくなったらこのお守りを開けなさい」と言いました。
しばらくしてお母さんは亡くなってしまいました。魅音ちゃんはお母さんに貰ったお守りをお風呂に入るとき以外は肌身離さず持ち歩いていました。
あるとき友達(Nちゃん達)とプールに行ったとき更衣室で魅音ちゃんのお守りの話になり、中を見てみようということになったそうです。
最初は断った魅音ちゃんもお母さんが亡くなってからだいぶ経っていたこともありまあいいかと思ってお守りの中をのぞいてみました。
するとそこには1枚の紙が折り畳んで入っていました。なんだこれだけ?と拍子抜けした魅音ちゃんがその紙を取りだして開いてみると。
そこには…震えた文字で































「魅音、死ね」と書かれていました。

707名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:10:17 ID:A05OT9Ln
空気読めの間違いじゃね
708名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:31:44 ID:jnlR/QTc
>>707
激しく同意
709名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:46:29 ID:9PZGMgKA
>>705
オカ板の某サイトからコピペしてきたのかよ。
もっとひぐらしにマッチしたエピソードを探してこいよ、空気嫁ねー奴だな。
710名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 16:57:17 ID:+Ue6DEYy
今日は初めて見るカップリングが多いなw

>>691
GJ!
発症とエロスはいい具合にマッチするよなw

>>695-700
うおおおおおおおお
夢にまで見た亀魅が!
まさか魅音が押し気味で行くとは…逆パターンとばかりw
ネ申と呼ばせてくれ
超GJ!
711名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 17:18:19 ID:Z8uOnZap
>>710
すっげぇぇぇぇぇ。
誰も予想しえなかった取り合わせに、ギャグとエロスの見事な融合。
いいもん読ませてもらいました。GJ!

712名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 19:44:34 ID:O+B5BM7p
>>621
確かにonepieceだw
713名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 22:49:59 ID:cvzDmmtW
危険! 快感! ナタオナニー
714名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 03:07:06 ID:zT6zNoLz
あぅあぅ…魅音さんの母乳プレイが見たかとです…
715名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 05:30:43 ID:KADXVXUw
あぅあぅ…詩魅のラブラブ百合が見たかとです…
716名無しさん@ピンキー :2007/03/31(土) 08:59:17 ID:ySVoQC3a
羽入が夢に出てきたぜ
ネチョい内容ではなかったが
717名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 10:02:08 ID:5mGiV3Un
>>691
GJ!
知恵先生エロいよ。

>>701
これまたGJ!
誰かと思ったら「何か」の人かw


今スレも加速が激しいな。
週末投下予定の職人さんが多いようだったら、新スレ作成も視野に入れた方がよさげ。

>>23
>>444
をベースに、テンプレを追加しないか?
718名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 10:02:28 ID:Zn56y97J
このスレ見て、自分でもSS書きたくなって、書いてるんだけど、SS書くのって難しいね。
だんだん文章がメチャクチャになっていくよ・・・orz
719名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 14:58:25 ID:5mGiV3Un
>>718
っ「書き上げてすぐ投下せずに一週間寝かせてから見直しする」
頑張れ、それは神へと至る道だ。


-------------------
とりあえず合成して、テンプレ試作してみた。
↓たたき台にしてくれ。


作品を投下される職人さんへ

現在スレが加速しているため、wikiへの収録が追いついていない状況にあります。
可能であれば、職人さんにセルフ保管していただけるよう、お願いいたします。


<作品ページを新規作成 >

新規ページの作り方
@:[新しいページ」をクリックしたら「ページ名決定してくれ」と言ってくる
A:タイトルをフォーム打ち込んだら(チェックはWikiモードのままでOK)「新規ページ作成」のボタンをクリック
B:下に出てくる空白にSSをコピペして、ついでに修正
C:「プレビュー」を押してチェック
D:問題なければ「投稿」を押す


<各SSリストを開いて編集」>

編集の仕方
E:各SSリストを開き、そこで「編集」ボタンをクリック
F:下に出てくる文章の適当な箇所に

-[[作品タイトル(ページ名)]]

と入れる。

G:プレビューを見て問題なければ「投稿」して終了


何か失敗するかどうしても無理そうなら、そのときに言ってくれれば誰かしら対処しますのでご安心を。
720名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 16:21:27 ID:iIXixIyY
>>718
誤字脱字とかなら保管庫編集で修正する事も出来るから
現にそうやって直してる人もいるし
721名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 18:37:02 ID:WL9wnWTD
>>718
誰もがそこから始まるものだしねー。
「最初の部分なら上手く書けるのにー」というなら、その部分のイメージを崩さないよう、書き足した分をこまめに修正していけばいいと思う。
物語が出来上がるにつれて参考に出来る部分が増えるから、段々書きやすくなってくる。
新たな神の誕生を心待ちにしています。

>>719
「ページ名決定してくれ」→「新しいページ名を入力して下さい」
編集の仕方→編集の仕方(SS本文の修正も同様)

自分でやっといて何だけど、テンプレが今夜の話題になりそうなら、今夜の投下は自粛して次スレまで待った方がいいかな?
20kbなもんで、結構ぎりぎりかもしんない。
722名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 18:42:45 ID:vmhnNKkG
そうだな。現在、471kb。
次スレ立ってから投下したほうがええかもな。


で、次スレのテンプレだが、
>>1はいつも通り、>>2>>719の案を修正したものを貼ればおkだろ。
723名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 18:51:15 ID:IFS5mXjh
724名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 19:52:39 ID:5mGiV3Un
>>721
テキストで20kbっても、実際投下するともっと容量使うからな。
(名前や時刻の表示とか、見えない改行タグとかで膨れるらしい)

明日休みだし、721で出た案を反映させてスレ立て行ってみる。
初スレ立てなんで、不具合があったら許してくれ。
725名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 19:56:51 ID:5mGiV3Un
新スレ『ひぐらしのなく頃に Part.8』
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175338446/l50
726名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 20:02:00 ID:5mGiV3Un
スレ立てって、これでいいのかな?
新テンプレは大丈夫だと思うけど、何かあったらまた意見下さい。
727名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 20:38:29 ID:P5fayb1h
>>726
乙です。
私がどうと言えることではないですが、
恐らく良かったと推測します。
728名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:41:06 ID:5mGiV3Un
では、バイト数の大きい新作は次スレにお願いします>職人様
512kbで計算すると、多分、足りません。
(備考:前スレは実質502kbで死亡したようです)

……加速についていけずにレスできなかった作品への感想など、埋めがてらに。
729名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:43:32 ID:5mGiV3Un
『ネタ』(知恵×圭一)>>132

グッジョブ、名のあるSS書きさんとお見受けした。

M気質にクリティカルヒットだ。
圭一、うらやましくないけどうらやましい。
顔の横に刃物ぶっさし、ピンとこなかったけど実際に読むと良シチュだ。
730名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:46:53 ID:5mGiV3Un
『練習』>>203

レナ魅! レナ魅!
さらに圭魅で、詩魅で、とにかく魅音は愛されてるな。
というか、魅音は誰が相手でも受け受けしいな。

この魅音なら、梨花ちゃんに喰われてても不思議はないよ。
731名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:51:00 ID:5mGiV3Un
『葛西×詩音』>>496

GJ!
空回りしてる女の子と鈍感なおっさんというシチュは大好きだ。

茜さんはともかく、悟史きゅんきゅんは障害だな……。
いやサトシオンも好きなんだけど。
732名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:53:38 ID:5mGiV3Un
『鷹野×入江』>>539

巨乳×大人貧乳……なんだこの破壊力は。
普通に女入江に萌えてしまって、かなりの敗北感だ。でも萌え。

巨乳ナース×貧乳眼鏡メイド……ああ、なぜイリーは女じゃないんだ。
そういや、初めて入江の立ち絵見たとき、女だと思って喜んだっけ……。
733名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:58:48 ID:5mGiV3Un
『祭具殿の秘め事』

羽入萌え、鷹野萌え、という供給枯渇地帯への援助物資。
……というのを抜きにしても、がっつりエロスが読み応え充分。

はにゅーエロ可愛いよ、はにゅー。ハァハァ
たかのんエロ凛々しいよ、たかのん。ハァハァ
734名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:00:43 ID:5mGiV3Un
『鉄×リ』

恋愛感情はないけど暴力的でもなくて、スレでは珍しいタイプ。
こういう娼婦っぽいプレイって、リナ以外がやると不自然になるんじゃないか、ってぐらい相性がいい。

後ろめたい感じもなく両人気持ち良さそうで、初めて「リナとエロエロしてみたい」って思った。
いや、その後には地獄が待っているわけだが。
735名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:04:36 ID:5mGiV3Un
感想がないのに耐えかねて、って好きサイトが閉じたんだ。
ささやかだけど、職人さんへのエールを送っておく。

もっと送りたいが、明日は休日出勤だ畜生。
残ってたらまた語りにくるからな。

諸兄も好き職人さんに愛を語っておけ、消えてから後悔しても遅いぞ!
736名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:08:49 ID:P5fayb1h
>>735
上の作品は書いてないけど、
あなたは素晴らしいことをやった!

きっと上のを書いた作者さんたちは、
もう一作書く意欲がわきましたですよ。
737名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:31:18 ID:dF/vsNQF
自分のはこのスレじゃなく相当前のやつだけど、言ってもらえて意欲湧いたよー。
721でも言ったけど、今日か明日あたり、出させてもらうよ。

それはともかく
雛後(過去にあった圭一×梨花のオープニングかな?)
449:圭一×沙都子
眠れぬ夜に
茜×圭一
が保管庫に入ってないみたいだから、勝手かもしれないけど入れておきます。

最初の方のデスノートネタはどうしよ?
738名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:33:40 ID:7BCvIqWf
>>735
俺はなかなか投下できないし、前々スレくらいから途中で止まってるし、
その作品が望まれてないのかな。と思ってたが、キミのおかげで少しやる気が出た。

かなーりうれしかったと言っておくw
739名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 23:00:50 ID:nU3OoGxK
>>735に便乗して俺も言っとく。


完結したSSを書いた職人様方、本当に皆様素敵な作品を書き、素直に凄いと思います。
これからも素敵なSSを書いて下さい。楽しみに待っています。

未完のSSを書いた職人様方、続きをずっと楽しみに待っております。
身体に気を付け、無理をせぬよう体調と予定と相談しながら、またこれからも執筆して下さい。本当に楽しみに待っております。


そして、全ての職人様方へ。
もう何を言って良いか判りませんが、本当に皆様素敵な作品を有難う御座います。
今までも、これからも、ずっと楽しく読ませて戴きます。
740名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 23:28:13 ID:oJ6l8Kw7
感想とか応援っていうのはさ、名指しで具体的に言われるのが一番嬉しいんだよね。
741名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:42:58 ID:ILwUU/om
新ためて見ると今回は新しいカップリングが多かったな
圭一レナ好きとしては少し悲しかったが、
こういう変化にとんだのも面白いな
742名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:51:46 ID:kIW5bDHE
滅茶苦茶マイナーなんでしょうが・・・私は圭一×梨花が一番好きだ
雛後氏の甘々なSSには正直身悶えさせてもらっている

いや、ホント楽しみにしてます
743名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 01:48:21 ID:O2qYjuZf
>>742
よう俺
744名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 02:08:49 ID:Bgpb/lB/
圭一×梨花はマイナーじゃないよ
最近は少なくなってるけど以前は(祭囃子が出る前)今のレナとタメ張るくらい
圭一とのカップリング作品は多かった
745名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 02:28:27 ID:wjdUaY/k
罪滅し〜皆殺しの流れで増えてきていたからね。
まぁ、祭囃しが(ry


本スレでも圭梨の人たちの悲鳴が木霊してたなぁ…
746名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 09:40:08 ID:Bs8utfOc
自分も便乗。
『馬竹だよ竹馬だよ(略』に萌えまくりました。
エロと笑いと切なさとあたたかさが素晴らしいです。
トミーかわいいよトミー!
作者様ありがとうです。
747名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 10:52:03 ID:5j+Occ4Q
>>745
澪尽しなら圭一×梨花復活も不可能じゃないと思う
748名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 11:14:32 ID:8JuBf85U
               _____
            _,/. . . . . . . . .  ̄ヽ、
           /. . /. . . . . ._._. . . . . . . ..\
          /. . . . .|. . . . \ . .\ . . .\. . ハ
         //. .| . .l . . . . . .ヽ . . ヽ. . . ヽ\!
        /;;;;;;|、. ヽ. .ヽ . . . . . . }. . . .} . . ..',;;;;;\
        /;;;;;;;;|. 丶_,>ヘ . . . . .メー- 、!. .l. . l;;;;;;;;;ヘ
        |;;;;;;;;;ゝ、.´ヘィ==、ヽ,. ./y===、. . |. .|;;;;;;;;;;;;|  
        |;;;;;;∧. . .|〈弋_リ  ソ. 弋_リ 〉./. /ヘ ;;;; |    
        ヘ;;;;{ .ヽ. .ヘ ー  ,   ー イ././..!. .};;;/    
        ヾゝ へ._._>//  ,、 ///∠イ. . .| /イ    雑談でもいいから、
            |. .. ヽ、       イ | !. . . l. . .|    埋めてほしいのですよ…あぅ…
        _   / _/__//l` ー  ′   \\ `ヽ   
       (_//   {{ ┴、   /--| ̄`ヽン´
           /     `             i
            |    〉           〈  |
            |  /            `、 |
           |  | :o;.     i  、    :;o:.} |      
          |  ヽ、   ノ   ヽ    ノ |    
            l    |  ̄´      ` T^! ,.
749名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:33:03 ID:NhkQnuS4
>>747
魅音がものっそい邪魔だがな
澪尽しのストレートに告白するんじゃなく外堀から埋めていくやり方は普通に卑怯だと思った
750名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:48:04 ID:OKppvvIP
( ・3・) 会則第2条! 勝つ為にはあらゆる努力をすることが義務付けられてるんだよ〜
751名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:48:13 ID:ILwUU/om
直接アピールしてきたレナがかわいそうすぎます><
752名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:56:54 ID:NhkQnuS4
>>750
         , -―――- 、  
  _____, /        ヽ.  
  | ):i  / レ'´ ̄ ̄ ̄`ヽ、  \
  |( :i ┼ァ'゙/ ハ  /^'ーヘ  `ー-x〉
  | ):i |/ /レVノヽl  ヽ、レリ| l Y    <さすが魅ぃちゃん、良いこと言うね!
  |( :i |jハルi{ ○::::::::::○ /イ |、 | 
 └‐rt′ヽ:ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃jノ八
   /⌒ヽ_>八  ゝ._)   j /⌒i
    \ /:::::| ノ>,、 __, イァ/  // 
  .  /:::::/レ/ ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ 
    `ヽ< _/   ヾ∨:::/ヾ:::彡' 
753名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 13:13:57 ID:31PHBf4S
つーか、パーティのとこであれだけレナが怒ってるくせに、それでラストに
身を引いてるのが違和感なんだよなー。
レナなら、魅音と正々堂々と三角関係を演じると思うんだけどな?

澪尽しの圭梨フラグは認められるんだけど圭魅フラグだけは鼻に付く。

実は前にも言っているんだけど、もう一度言いたい。
「笑う鬼」よかったです。受けレナって最高です。
754名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 13:15:21 ID:V4EYxhgL
    , -‐―――‐-、
  / ___      〉
 |/_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、
  ∨/ / /ル‐、ヽ、 } } l
  | i l // -‐  ソ リノノ
  | l l l -‐‐  ‐- .レノ  はぅ…
  | ト八"  r┐  ノハ
  リ八 .ゝ、__ _ ,イルノ
    (_/⌒ヽフ、/⌒ヽ
     | 人ノし'ゝ人ノし'
    人_ノ、  \ノ
    , -‐―――‐-、
  / ___      〉
 |/_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、
  ∨/ / /ル‐、ヽ、 } } l
  | i l // ノ   ソ リノノ
  | l l l ==  = .レノ  はぅ〜
  | ト八""  r┐ "ノハ  圭一くん可愛いよ〜
  リ八 .ゝ、__ _ ,イルノ  お持ち帰り〜
    (_/⌒ヽフ、/⌒ヽ
     | 人ノし'ゝ人ノし'
    人_ノ、  \ノ
    , -‐―――‐-、
  / ___      〉
 |/_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、
  ∨/ / /ル‐、ヽ、 } } l
  | i l // ‐-  ソ リノノ
  | l l l -‐‐  ‐- レノ  どうして魅ぃちゃんが彼女ぶってるのかな、かな。
  | ト八   _  ノハ
  リ八 .ゝ、__ _ ,イルノ
    (_/⌒ヽフ、/⌒ヽ
     | 人ノし'ゝ人ノし'
    人_ノ、  \ノ
    , -‐―――‐-、
  / ___      〉
 |/_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、
  ∨/ / /ル‐、ヽ、 } } l
  | i l // \ , ソ リノノ
  | l l l <( )> <()>レノ  はうッ!!!
  | ト八  ┌┐ ノハ
  リ八 .ゝ、.└┘イルノ
    (_/⌒ヽフ、/⌒ヽ
     | 人ノし'ゝ人ノし'
    人_ノ、  \ノ
    , -‐―――‐-、
  / ___      〉
 |/_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、
  ∨/ / /ル‐、ヽ、 } } l
  | i l // ⌒  ソ リノノ
  | l l l <( )> <()>レノ  あはははははははははははは
  | ト八  r─┐ ノハ  お持ち帰RYYYYYYYYYYYY!!!
  リ八 .ゝ、_` .´.イルノ
    (_/⌒ヽフ、/⌒ヽ
     | 人ノし'ゝ人ノし'
    人_ノ、  \ノ
755名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 13:16:44 ID:msvuFWaa
あれ俺がいる……お前宇宙人だろ。
756名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 13:21:15 ID:bXiPdEKD
正直圭レナ厨がいい加減ウザイ。
原作は圭レナ寄りなんだからそろそろ落ち着けよ。
と澪尽しで梨花ちゃまに萌えた圭梨派の俺が言ってみる。
757名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 13:22:04 ID:m+aOCPA6
いい加減ウザいって程の事言ってないだろ。
お前が落ち着け。
758名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 13:36:39 ID:4ZBzPnyF
あぅあぅあぅ!
みんな喧嘩しちゃだめなのです!
オヤシロさまはそんなこと望んじゃいないのです!
ボクの声を聞いてくださいです……

あぅあぅあぅチーン
聞こえたらもう見境無くなってると断定します。
759名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 13:57:59 ID:b16Fe/Gl
圭レナ厨うざいに同意。
澪で魅音が優遇されてたのにレナ厨がショック受けたように
昼壊しやひデブで圭レナ確定してたのにショック受けた人間だっているんだよ。
公式は圭レナなんだからCSが圭魅寄りだったことぐらい大目に見ろ。ぐちぐちこんなとこで言ってんな。
760名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:01:22 ID:m+aOCPA6
大目に見ろと言う人間がうざいと言ってどうする。
お前もぐちぐち言ってんじゃん。気持ち悪い。
761名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:24:29 ID:b16Fe/Gl
大目に見ろと言っている対象が違う。
762名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:28:38 ID:UNx6Rttd
だいたい相手は厨呼ばわりで自分は派とかおめでたいな
763名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:30:57 ID:31PHBf4S
あのー? この炎上って俺のせい? あんまりレナ厨の自覚は無いんだけど。

別に俺、圭魅が嫌だなんて思っちゃいないよ? 綿の圭魅フラグは全然OKだし
デイブレイクも圭魅ルートが出ても無問題だと思う。むしろ圭レナエンドと
同じくらいの勢いでいけと思ってるぐらいだ。

言い方悪かったかもしれないけど、澪が圭レナじゃないからどうだっていう
んじゃなくて、澪のレナの行動に違和感を感じさせるような、圭魅フラグの
成立のさせ方ってのに首を傾げただけだよ。
まあ、昼壊しでも澪でも圭一が鈍感野郎だから、あれはフラグ成立してるの
か? とも思っているんだが……。
764名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:36:04 ID:31PHBf4S
ごめん、ラスト言い間違えた。フラグ成立じゃなくて「カプ確定してるのか?」だった。
765名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 16:04:59 ID:7v9LK4Yv
わざわざウザいって主張するやつがウザい。
766名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 16:07:14 ID:g9uX4+bf
何にせよ各々でカケラ紡ぎすれば済むこと。
それよりトミーが機関車になったのって、みみみみがメーテルであることに掛けているのかどうかを話し合おう。
767名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 16:11:41 ID:XyE8Jkjv
誰々が邪魔だとか、ウザイだとかそういう言い方は止めろって…。
そんな愚痴は仲間内だけで言ってろよ。
此処はどのカップリングにも開かれた場なんだから、
そんな書き込みしたら荒れる事位分かるだろ。
768名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 16:22:48 ID:5RJXzL80
カプ話で荒れるのは嫌だ
769名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 16:57:45 ID:TAmh1PR7
      , -―-、__
    ,イ /  , ヽ `ヽ、
   / {  {  lヽ }  i  !_
   /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ
   |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|  埋めついでに、
   {;;;;| {"" _,"" ∠ノ |;;;/  シュークリームを献上するのですww
   ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ  
    ノノl<。>´フヽ.l/ | 
    //イ くへゝ イ_/l / | 
   J `7l  :|   :l` ノ / 八
770名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 17:36:53 ID:ds4Q+s/5
         fニ. 丶、           __,. イ  j.|
         |   \ 丶、       /      | |
         |    \ `ー:'': : : : /        ||
         |    , - ', -: ´: ヽ: : /: ヽ: ::ヽ、 .| .|
         | /: :/: :/:/ヽl/:i: : i: : ヽ:ヽ: ヽ| |
         レ/: ::/:/: /: :/:/:|:/::|::i: |: i :ヽi: ヽ::l |   
         イ: ::/::i: i |: i:|:/゙゙ ´'|_」_|i::|:::i|:i:: ヽ/ヽ、   
         |:i: :|: l: :,rl7´「i`   ´リ:/`ト、i:|:i i: :|:|: : ヽ   バケモノー!
         |::i::|: |: / ,r - 、   r‐-、/イ:i |:i:l: :|イ: : :|
         ヾ|ヾ:|:小 , ,  、    , , /;i:l: i:l: :|: : i: |
           ヾ|l::ハ    r―‐i   /:/: /イ/i: :i::i:|
             ヾハヽ 、ヽ ノ  ,/イ/ミレ: i: :i :i|
                 > - <  イ    |: i: i: :|
            r´ ̄ ̄イ.r´ ヽ ̄ニニト 、 |: :i i i:|
           /-ヽ; ; ; /``-イ‐ ´; ; ; ; ; ;;ヽ|: :i:i:i::|
    __    /´  |:ヾ; ;ト-イ; ; ; ; ;__,, - ---|::i: |:i: |
  /   \ /|    ヾゝ-イ, -  ̄/ |     |::i:|: i: |
 /      V、ハ   r‐´::ゝ/` - イ , - ‐ - 、 |i:i|: i||:|
 l       ト ヾ` /: : :_/|     /     ヽ_リ|| :i|.|:|
 ヽl    ,- ' ヽ/   ̄ ヾ:/  ‐ - ( i      l;;;|: /| |:|
   ヽ-t ´   ./            ヽ     ノ7:/::| |:|
     ヽ、 /, 7⌒ ヽ 、_       fー― イ / |::| リ
      ヽti ./、    ´ ` - 、    ト、   /   リ
        //; ;`; ;― ― ―´` -t:! ` ´
       //; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ロ; ; ;| |
       トi、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; _l l
771名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 18:02:33 ID:NhkQnuS4
>>763
言いたいことは大体わかる
澪尽しっていうかCSは圭魅のやり方が強引すぎて鼻につくんだよね
その一方でレナをただのキチガイみたいに扱ってるから「何この魅音贔屓」って空気がある
自分の好きなキャラを持ち上げるために他キャラを貶めるのは
クリエイターとしてクズの証だということをライターはわかっていたのだろうか
772名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 18:05:16 ID:ds4Q+s/5
         //
        /-‐'―‐‐- 、
      />‐      \_
     / ∠/-=<__, -、 .fハ
.     / 〃´ \| /    || |   「澪尽しのライター*ね!」ってことですわー!
    /   {  ヘ  フ__  ゞj
   ,イ    、ゝ一' |\∠‐' .リ
 /      ヽ 、_,, ィ"   /
'´           ` ー‐―<、
 |,   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄/
  /
773名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:16:31 ID:pO/UpcTh
      , -―-、__
    ,イ /  , ヽ `ヽ、
   / {  {  lヽ }  i  !_
   /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ
   |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|   あうあうw
   {;;;;| {"" _,"" ∠ノ |;;;/  
   ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ   
    ノノl<。>´フヽ.l/ |  
    //イ くへゝ イ_/l / | 
   J `7l  :|   :l` ノ / 八 
774名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:18:53 ID:pO/UpcTh
   /             ト、r、      ヽェー '"´
  /        !        ト、; ;:i       \
  l     l    |    メ,   !  |   l      ヽ
  |  |    !   ト、  / !  !   l  /   ヽ   !
  l  l   |   | |,.-‐l' |  | `'メ、 ,イ   |   |、  |
  ヽ  ヽ   ト、   lヘ   ! l / // !  /   ! |  !
  ヽ  ヽ  ヽ\ ヽ,\! l/     | /|  / ! /
   \  \  >t,≧彡     ミ三/,.イl |  /  / はぅ〜!!!!!
     ヽ   `7l |ヽ〃       〃 } ||メ/     埋めちゃうよぅ…
      } !  { l l !    _ ,.   /  ! `ヽ、   
      从__ l|ヽ  ヽ  `ー ' _, イ   /、   ヽ
        `ト, \  `.!'ー-ァ' ´ {´  /-、_ヽ   ヽ
         __,. >、〉  iヽ ト'^ヽl  |--、``ヽ,  !
        /-‐- 、!  ! Y´:ヽ,.:ヽ, ヽ,/~ヽ、 ヽ |
       /     |  |  ト : : |: : :ヽ、 ヽ、 ヽ リ
775名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:20:39 ID:pO/UpcTh
     /    /     ヽ    \       \
   /   .  /     \ \.    \   ヽ.  ヘ ̄` 、
   /   /  ,       ヽ  ヽ    ヽ  ヽ  ヘ:.:. : : :\
  //  ./  .i   i      ハ  .iゝ'   i.  ヘ  ハ:.:.:.:. : : :ヽ
  .〃   ,   丶  、     ,,lX´l ヽ   l   i  i:.:.:.:.:. : : :.i
 //   l   ー-ヽ--ヽ、  ー'' ,lrニニi―、/.i   l  l:.:.:.:.:.:. : :.l
./:.i    ! ヽ、   Xニ、ヾヽ  '/f lイ:::`ト/Y.l   /  ト:.:.:.:.:.: : :l
f:.:.l   l   `i/rニi::ヽヾ、ヽ. / ト-'::-:'::}  / U /   ハ:.:.:.:. : :l  あぅっ!?
i :.ハ.   l   /l ト-':::::i,   l/ '' ¨ ̄ ̄`/ ./  /  i:.:.:.: :/   
l: :.:.ヽ  .lヽ、 `、 弋>''  ノ       ∠ ィ´  /l.  /:. : /
ヘ: :.:.:.\ V l`ー -` ´     __ , - ' ¨ヽ /_ .. イ´  i /:.:/,
 ヽ:.:.:.:.:i >' l  l l    r‐''__ ,, ‐'' ¨´ ー/  l   y:./  ヘ
   \:.:ヽ. > 、ヘヽ、   `''´       / ト 、. i  ーヘ    ヽ
    /ヽヽ'  `ソ i `> - .... __ . ''   lソ ヘ ',   ヘ
   /  / `  /  l  {  〈|       〃  \_   ヘ
 /  /    /  l  ノ  ヾ、、    //    / ` ー- ...\
776名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:21:27 ID:0bYreohV
>>766
個人的に、本家メーテルのポイントはロングロングな帽子だと思ってるので、
黒幕服は鷹野オリジナルだと認識してる。
となると「トミーが機関車になって主張したのは何か?」という問題が湧いてくる。
気弱に見えてもベッドの中ではすごいんです、というアピールだと解釈した。
777名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:21:29 ID:pO/UpcTh
うまった
778名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:22:07 ID:0bYreohV
埋まるまで、いけるとこまでいくさ。

ーーーーーーーーーーーーー


『ひぐらしのなく頃に 外典・花散し編 作者:ガチャ玉 氏 沙都子×梨花』

最終行で判明する衝撃の真実。   →    <<未完>>

……これから……これからって所で。
正直、完結してない作品は心証が三割減なんだが、それを割引いても良作だ、くやしい。
文章やシチュが好みです。かなり古い作品なんで……完結は諦めてます。
779名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:23:58 ID:0bYreohV
『レナ、初めてだから……』

タイトルから「初々しい処女喪失ネタかな?」と思って開いたから笑った。

っていうか、うめえ。
状況説明どころか心理描写さえないのに、レナの台詞だけで完全に成立してる。

S気質とかぁいいモードの混在がカオスで最高でした。
780名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:24:30 ID:pO/UpcTh
ちんちんの大きさなら、


大石>赤坂>富竹>>小此木>竜騎士>イリー>>>>>>>>圭一>悟史
781名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:25:11 ID:pO/UpcTh
どうだ?
782名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:31:05 ID:0bYreohV
>>781
一番左に鉄平を入れたい。
というか、竜騎士はその位置でいいのか?
783名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:31:43 ID:0bYreohV
『輿宮エ*本事情』

笑った。とにかく笑った。
あちこちに盛り込まれた小ネタがたまらない。
カップリングなど些細な問題だ、と思わされるだけのパワーがある。

本当の冒険野郎は作者氏だ。
784名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:34:11 ID:0bYreohV
『死者の時間』

行ったときにはもう投票終わってたんだけど、初稿に一票。

二人の衣装設定の説明にもぐっと来たけど、なでなでの使い方がツボだった。
沙都子かわいいよ沙都子。
救いのない世界観が、切なくていい。
785名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:46:12 ID:0bYreohV
『無題(茜×悟史)』

茜さんにスパンキング。

その発想はなかったわ、まじで。
詩音の母親だけど、魅音の母親でもあるんだもんな、受け属性もあるはずだわ。
詩音も加わって3Pもいいな、とか思った。
786名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:53:02 ID:0bYreohV
『羽入X圭一』

文体の軽さが内容に合ってていいと思った。

羽入ー、それ性犯罪。あ、でも神だからいいのか。
オヤシロさま、レナレナとか魅ぃちゃんのとこも襲撃してください。
大穴で鷹野とかいってくれると、狂喜します。
787名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:01:02 ID:0bYreohV
『レナ×魅音』

サイズの合わないスクール水着って、いいですね。

まったりしたレナ魅は、本当にエロ和む。
ごめん圭ちゃん、圭魅も圭レナも嫌いじゃないんだが、3Pより百合の方が好きだ。
もう、際限なくいつまでも延々とエロエロしていられる感じが好きなんだ。
788名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:04:27 ID:0bYreohV
流石にストックしてた感想下書きが尽きた。
では、今スレはこのあたりで撤退する。

来スレ終盤では大々的に感想大会開けたらいいな。
789名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:04:41 ID:dumjxqYq
んじゃ俺も……

『おおいし☆×圭一』

クララ初登場の伝説のSS。今の加速よりは遅いものの、発表後にまたたく
間にスレが埋まった当時の様子はまさに皆殺し編でした。
あまりのカオスっぷりにL5発症者が続出。
あのインパクトは今でも忘れられません。
790名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:07:45 ID:0bYreohV
あ、おおいし☆も良かった。
基本、作者氏が文章上手いから、破壊力増大だったよな。
女体化してるのに、腹をすぱーんと叩いたり、
なかなか突っ切れるレベルじゃないよな。
791名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:14:24 ID:dumjxqYq
『アナザー鬼隠し』

レナの心情の変化に堪らないものがありました。
二人のあの後がどうなったのか、ついつい考えてしまいます。

ONE STEP×STEP シリーズもいつか出して下さい。
てーか、後で保管庫編集し直しておきます。
792名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:16:17 ID:g9uX4+bf
じゃあ自分は『ホームワーク』で。

あまりに王道、あまりにありきたりッ!!
だがそれが良い、破壊力抜群すぎる!王道を歩めるのは王者のみッ!!
ここまでクリティカルな逸品にささげるのはただ一言、はう〜、お〜持ち帰り〜!
793名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:22:24 ID:dumjxqYq
『葛西×詩音のまったり顔射ものっぽい…何か』

一生懸命考えたけど、全然真相を思い付くことが出来ませんでした。
難易度は最悪。推理に至ることすら出来ません。
詩音の特訓は果たして成功するのか? そのたびにあんなエロシチュが?
てか、葛西さんの健康が心配だ…。
794名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:38:33 ID:dumjxqYq
あー、自分もそろそろ撤退。

『呼吸を止めて待っていて』の作者氏の軽快な文章と展開って、
目指したいんだけどなかなか上手く真似出来ないんだよねー。
まあ、独自のものを書いてくしかないんだけどさ…。
残り二つの作品が完結する日を楽しみにしてます。
795名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:46:28 ID:XyE8Jkjv
綿流しシリーズの人の文章が大好きだ。
続き待ってます。ずっと待ってます。
796名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 21:53:33 ID:Y3I/s5T6
      , -―-、__
     ,イ /  , ヽ `ヽ、
    / {  {  lヽ }  i  !_
    /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ.
    |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|
    {;;;;| {  _, "∠ノ |;;;/
   (⌒)ゝ、 _ , イノ(⌒)  次スレでもがんばるのですよ
    lヽ!rイ/ノ ! />、,!/ヽ  
    !:.:.:ヽイ l i// /{}.:.:.:.:.!
    |:.:.:.:/! / /  /{}.:.:.:.:.:.:|
797名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 21:54:05 ID:Y3I/s5T6
      , -―-、__
     ,イ /  , ヽ `ヽ、
    / {  {  lヽ }  i  !_
    /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ.
    |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|
    {;;;;| {  _, "∠ノ |;;;/
   (⌒)ゝ、 _ , イノ(⌒)  あう!
    lヽ!rイ/ノ ! />、,!/ヽ   
    !:.:.:ヽイ l i// /{}.:.:.:.:.!
    |:.:.:.:/! / /  /{}.:.:.:.:.:.:|
798名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 21:55:22 ID:Y3I/s5T6
      , -―-、__
     ,イ /  , ヽ `ヽ、
    / {  {  lヽ }  i  !_
    /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ.
    |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|
    {;;;;| {  _, "∠ノ |;;;/  うほっ
   (⌒)ゝ、 _ , イノ(⌒)  
    lヽ!rイ/ノ ! />、,!/ヽ  
    !:.:.:ヽイ l i// /{}.:.:.:.:.!
    |:.:.:.:/! / /  /{}.:.:.:.:.:.:|
799名無しさん@ピンキー
      , -―-、__
     ,イ /  , ヽ `ヽ、
    / {  {  lヽ }  i  !_
    /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ.
    |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|
    {;;;;| {  _, "∠ノ |;;;/  あうっまぶしっ
   (⌒)ゝ、 _ , イノ(⌒)  
    lヽ!rイ/ノ ! />、,!/ヽ  
    !:.:.:ヽイ l i// /{}.:.:.:.:.!
    |:.:.:.:/! / /  /{}.:.:.:.:.:.:|